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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

2741荷主研究者:2017/01/22(日) 17:43:32

http://mainichi.jp/articles/20170113/ddl/k05/040/188000c
2017年1月13日 毎日新聞 地方版
線路はつづくよ とうほく鉄道物語/9 JR仙石線・宮城野原駅 宮城県 楽天カラーお出迎え

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170113mainichi01.JPG
楽天イーグルスのチームカラー・クリムゾンレッドのJR宮城野原駅=仙台市宮城野区で、三浦研吾撮影

宮城野原駅の地図

野球盛り上げる数々の「仕掛け」

 東北唯一のプロ野球球団「東北楽天ゴールデンイーグルス」のユニホームを着た親子連れや若者が次々とホームに降り立つ。構内を流れる球団歌「羽ばたけ楽天イーグルス」を聞きながら、子供たちが球場めがけて元気よく駆け出していった。

 ここは仙台市宮城野区のJR宮城野原駅。楽天のホーム球場「コボスタ宮城」(今年からコボパーク宮城に改称)の最寄り駅として知られる。JR東日本はこの駅を「ベースボールステーション」と位置付け、プロ野球を盛り上げるさまざまな「仕掛け」を施している。

 まず目に付くのが、駅構内の色。楽天のチームカラーであるクリムゾンレッドで統一され、マスコットキャラクターのクラッチとクラッチーナのイラストが随所に描かれている。出入り口も楽天カラーで、ヘルメットのモニュメントもある。JR東日本によると、同社管内で駅舎がプロ野球のチームカラーになっているのは宮城野原駅だけ。以前は水色だったが、球団創立に合わせて2005年に塗り替えたという。担当者は「地域社会への貢献の一環として駅の装飾などをしている。球場を訪れるファンの気分が盛り上がれば」と話す。

 球団歌が駅の発車メロディーとなったのは5年後の10年。メロディーの長さは約7秒で、楽天を身近に感じてほしいとの思いから実現した。同じように発車メロディーに採用されているのは、巨人(中央線・水道橋駅)、千葉ロッテ(京葉線・海浜幕張駅)に次いで3駅目という。他に横浜DeNA(根岸線・関内駅)もある。

 当時、宮城野原駅を管轄していた陸前原ノ町駅長を務めた宮城県野球協会の内海利彦会長(64)は「球場は、子供から大人までみんなが楽しめるボールパーク。発車メロディーもファンに長く使われ、駅のヘルメットなどの装飾も楽しんでくれればうれしい」とPRする。

 こうした取り組みもあり、楽天の名前は着実に浸透している。駅の1日平均乗車人員も、05年度に前年度比約800人増の約5600人となり、楽天が日本一になった13年度以降は毎年6000人を超えている。14年以降3年連続でBクラスと成績は振るわないが、本拠地での1軍の観客動員数は、16年シーズンが151万人と過去最高を記録した。楽天野球団の担当者は「いろいろな人に応援していただき大変ありがたい」と話す。

 東北の地にプロ野球球団が誕生して13年目。地域を挙げて「おらが球団」を温かく見守り続ける。【三浦研吾】=つづく

 ■メモ JR宮城野原駅
 1926年に私鉄の駅として開業、44年に国有化される。2005年3月30日に、楽天仕様に改装。10年3月26日から球団歌の発車メロディーを採用している。15年度の1日平均乗客数は6279人。球場まで徒歩約5分。近くには、仙台市陸上競技場や仙台育英高校宮城野校舎がある。

2742荷主研究者:2017/01/22(日) 18:09:31
>>2055
http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=17730
2017/1/17日刊建設新聞 宮城版
鋼8径間でプロポ公告 仙台南部道路・広瀬大橋のII期線 業務規模3900万円(NEXCO東日本)

 NEXCO東日本東北支社は16日、仙台南部道路に付加車線を建設するため、広瀬大橋基本設計業務の公募型プロポーザルを公告した。2月13日まで参加表明を受け付ける。業務規模は3900万円で、鋼8径間連続鈑げた橋の上部工基本設計と下部工・基礎工の詳細設計をまとめる。施工時期は30〜31年度の見通し。

 履行場所は、仙台南部道路の長町インターチェンジ(IC)と今泉IC区間。同社は、対面通行区間の広瀬大橋上り線に全幅20mの新橋りょうを架設し、追い越し車線を設置する。26年度に概略検討に着手し、いであ(東京都港区)が業務をまとめている。

 プロポの業務では、鋼8径間連続鈑げた橋の上部工基本設計と、下部工・基礎工の詳細設計をまとめる。履行期間は300日。構造物の基礎調査は、帝国コンサルタント(本社・福井県)が担当し、新橋梁の設計に向けたボーリング調査、解析調査などをまとめた。

 参加資格は、同社「橋梁設計」の認定事業者で、鋼連続鈑桁橋の基本・詳細設計の業務実績などを要件にする。技術提案の提出者には3者を選定。2者以下の場合は追加選定し、3月17日まで提案書を受け付け、同21日のヒアリングを経て事業者を特定する。

 橋りょうII期線の施工は、広瀬川の増水期を避けるため下部工工事、上部工工事とも30〜31年度で計画。広瀬川に架ける仮桟橋は各年12〜3月、橋脚掘削部の土留工や締め切りは各年10月〜6月の非出水期で検討を進める。

 既設の広瀬大橋は、国施行で架設された。同線は、東北縦貫自動車道の仙台南ICから仙台東道路を結ぶ全長約12kmの自動車専用道路で、幅員は全幅20mの2車線構造。県道路公社が整備・管理していたが25年7月に同社へ移管されている。

 4車線化区間は、長町IC〜今泉IC区間の約3kmで、道路の詳細設計は千代田コンサルタント(本社・東京都北区)が担当した。同区間にII期線が設置されれば仙台若林ジャンクションまでが4車化される。

2743荷主研究者:2017/01/22(日) 18:14:23

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2017/01/17 建設新聞
積水ハウス「通町1丁目計画」の建設 仙台市青葉区通町・広建設計に設計委託
RC・B1/24F約1.1万㎡92戸で計画

 積水ハウス東京マンション事業部(東京都新宿区西新宿1の20の2 梶芳樹事業部長)は仙台市青葉区通町に「通町1丁目計画」(仮称)の建設を計画しており、広建設計(東京都豊島区)に設計を委託している。

 建設用地は仙台市青葉区通町1の203の3ほか地内で、敷地面積は1488.04㎡。計画では、ここにRC・B1/24F延べ1万0825.31㎡の共同住宅(分譲マンション)を建設するもので、内部には92戸を設ける。

 今後は施工者選定などを進め2017年12月の着工、20年1月末の完成を予定している。

2017/01/17付一面に掲載。

2744荷主研究者:2017/02/01(水) 23:33:41

http://www.nikkan.co.jp/articles/view/00413580?isReadConfirmed=true
2017/1/17 05:00 日刊工業新聞
日本公庫、東北大の研究事業化で連携 覚書を更新

【仙台】日本政策金融公庫仙台支店は16日、東北大学と「産学連携の協力推進に関する覚書」を更新したと発表した。東北大の研究シーズと日本公庫の取引先が持つ技術のマッチング、取引先からの技術相談、情報提供などで連携する。2007年に国民生活金融公庫仙台支店と東北大が同様の覚書を結んでいた。政策金融機関の統合により、3事業(国民生活事業、中小企業事業、農林水産事業)が覚書を更新し、東日本大震災からの復興に向けた地域課題の解決と人材育成を進める。

(2017/1/17 05:00)

2745荷主研究者:2017/02/01(水) 23:49:18

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170118_12007.html
2017年01月18日水曜日 河北新報
<スカイマーク>仙台-神戸 7月から再開

仙台空港=2016年6月3日

 中堅航空会社のスカイマーク(東京)が仙台-神戸線を7月に再開する方針を固めたことが17日、分かった。業績が改善したためで1日2往復となる見通し。経営破綻後、撤退路線の再開は初めて。路線再開を含む新たな運行計画を19日に国土交通省に申請する。

 同社は2013年4月に仙台-札幌(新千歳)、仙台-福岡の両路線を開設して仙台に就航。14年4月、仙台-神戸線の運航を始めた。

 その後、巨額投資の失敗などで15年1月に民事再生法の適用を東京地裁に申請して経営破綻。路線縮小に踏み切り、仙台-福岡と仙台-札幌の両路線は同3月に撤退。仙台-神戸線も同10月に廃止し、仙台空港から完全撤退した。

 リストラや原油価格の下落による燃料費の大幅減などで、16年3月期決算(単体)は本業のもうけを示す営業損益が15億円となって黒字に転換。同時に民事再生法の手続きも終えた。

 仙台空港を運営する仙台国際空港(名取市)の担当者は「仙台-神戸線の搭乗率は悪くなかった。仙台空港が、関西以西と東北を結ぶゲートウエーとして、より重要な役割を担うことになる」と再開に期待した。

2746荷主研究者:2017/02/01(水) 23:49:52

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170118_13002.html
2017年01月18日水曜日 河北新報
<世界地震工学会議>仙台20年開催を正式発表

 仙台市は17日、世界各国の地震関連の専門家が4年ごとに集う大型国際会議「第17回世界地震工学会議」が2020年9月、市内で開かれると正式発表した。

 奥山恵美子市長は同日の定例記者会見で、東日本大震災の被災地での開催について「(復興五輪を理念に掲げる)東京五輪・パラリンピックの時期とも近く、大変意義深い」と強調。「スケールの大きい会議だ。仙台の防災の取り組みを関係機関と連携して発信したい」と期待感を示した。

 会議と連動した市のイベントに関しては「開催地として市民の参画は欠かせない」と述べ、市民参加型のイベント実施などを検討する考えを明らかにした。

 市によると、会議は青葉区の仙台国際センターや東北大百周年記念会館川内萩ホールで開催。国際地震工学会の加盟国を中心に約80の国と地域から約3000人が参加する。

2747荷主研究者:2017/02/12(日) 10:59:08

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170120_12028.html
2017年01月20日金曜日 河北新報
<仙台港>国際コンテナ最多更新

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170120kahoku01.JPG

 仙台港で2016年に取り扱われた国際コンテナ貨物量が、2年連続で過去最多を更新したことが19日、分かった。海外直行船と、京浜経由で国際線に積み替えるフィーダー船の定期船が1航路ずつ増え、利便性が高まった効果が表れた。

 県の速報値では、16年の取扱量は約24万6000個(20フィートコンテナ換算)に達した。東日本大震災前の水準を超え、過去最多だった15年(22万5259個)を約2万個上回った。

 仙台港の国際コンテナ貨物取扱量は、震災があった11年に前年比55%減の9万6528個に大きく落ち込んだ後、復旧復興事業に伴ってV字回復を果たした。

 16年2月に内航フィーダー船が1航路、同4月には韓国・釜山港を直接結ぶコンテナ船が新たに就航。定期便は直行9航路、フィーダー9航路で過去最多となった。

 輸出入品目は復興需要が大きい建材のほか、農水産物、家電、自動車部品などが増えたとみられる。県の担当者は「ポートセールスに努め、一層の利便性向上に取り組む」と話す。

2748荷主研究者:2017/02/12(日) 11:02:05
>>2669
http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=17747
2017/1/20 日刊建設新聞 宮城版
片平エンジで追加調査 仙台東道路の整備実現へ(県)

 県土木部道路課は、仙台の中心部と東部地区を結ぶ自動車専用道路「仙台東道路」の整備に向け、新たな調査業務を片平エンジニアリング(東北支店・仙台市青葉区)に委託し、道路利用者へのアンケートなどを進める。同社はこれまでも仙台東道路の検討調査を請け負っており、業務の一貫性を保つため、26日に追加調査を随意契約する。県は年度内に仙台東部地区道路ネットワーク検討会(座長・久保田裕県土木部次長)の第4回会合を開き、理想的な道路ネットワークのあり方を提案する。

 県が構想する仙台東道路は、仙台市中心部から仙台東部道路までを結ぶ総延長7kmの自動車専用道路。仙台市内の渋滞解消や物流面の強化、観光振興だけでなく、宮城野原地区に設ける広域防災拠点の機能強化を視野に入れており、防災機能も含めた理想的な道路のあり方を検討している。

 道路新設に向けては、仙台東部地区道路ネットワーク検討調査業務を26年度にパシフィクコンサルタンツ(東北支社・仙台市青葉区)、27年度に片平エンジニアリングに委託。地域の現況や交通量・交通状況、県と仙台市の震災復興計画を踏まえた将来道路網の見直し・需要予測などを調査してきた。

 昨年11月には、村井嘉浩知事と仙台市の稲葉信義副市長が、石井啓一国交相に対し、仙台東部地区の道路網強化を要望し、自動車専用道路の計画策定を求めた。

 仙台東部地区では、三陸沿岸道路の延伸整備や、常磐自動車道の4車線化が進み、交通量の増大が予想されている。仙台東道路は地域高規格道路に指定されているが、具体化に至っておらず、渋滞による道路交通の阻害が課題になっている。

 国土交通省仙台河川国道事務所でも、昨年8月に仙台都市圏の道路整備計画検討業務を日本工営(仙台支店・仙台市青葉区)に委託しており、仙台の都心部と東部地区を結ぶ幹線道路の概略計画などを検討している。

 県土木部道路課では、仙台東道路を実際にどこの機関が整備することになるかまだ分からないとしながらも、必要な道路と考えているため、今後も情報収集や調査検討を進めつつ、国に対しては引き続き要望していく考えだ。

 27日に随意契約する予定の追加業務では、道路利用者の動向を把握するため、新たにアンケートやインタビューなどを実施し、利用実態を調べる。履行期間は3月27日まで。この調査経過は第4回目の仙台東部地区道路ネットワーク検討会に報告する予定だ。

 同検討会では、仙台東部地区と仙台都市圏の交通道路網を検証・検討している。構成メンバーは、県や仙台市、東北地方整備局、NEXCO東日本の職員。事業規模や事業主体、設置ルートなどの具体的な検討は、別の協議組織を立ち上げて進めることになる。

2749荷主研究者:2017/02/12(日) 11:12:00
>>2702
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170121_11023.html
2017年01月21日土曜日 河北新報
<東北大>「雨宮」建物解体4月に着手

 東北大雨宮キャンパス(仙台市青葉区)の移転に伴う再開発計画で、東北大がキャンパス内の建物の解体工事を4月に着手することが20日、分かった。大正期の旧制二高(現東北大)時代から残る守衛所や赤れんが塀は、他のキャンパスへの移設を検討する。

 東北大によると、工期は4月1日〜11月30日。来年2月に計画主体のイオンモール(千葉市)に敷地を引き渡す予定。事業費は約13億2800万円で、キャンパスの敷地9.3ヘクタールのうち約100棟(総建築面積約1万4000平方メートル)の建物を解体する。

 守衛所などに関しては「歴史的遺産」と位置付け、保存する方向で調整する。当初計画では、記念碑や記念樹など16件の保存対象物に含まれていなかった。

 キャンパス内に約2800本ある樹木について、東北大の担当者は「適切な緑化保存が図られるよう、イオン側ときちんと話を進めていきたい」と話す。

 雨宮キャンパスは、東北大が2013年10月に実施した入札で、イオンモールが約220億円で落札。土地引き渡し後は商業施設や医療・福祉施設と集合住宅が整備される予定。イオンは商業施設の開業時期を明らかにしていないが、関係者によると、20年以降を目指しているという。

2750荷主研究者:2017/02/12(日) 11:12:42

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170121_11040.html
2017年01月21日土曜日 河北新報
要望20年ついに「多賀城交番」駅前へ

2月から多賀城交番となる駅前警察官立ち寄り所

 宮城県警塩釜署管内で最も大きい交番「多賀城交番」(多賀城市)が、2月1日に現在地から約600メートル離れたJR仙石線多賀城駅前に移転する。防犯上の観点から20年以上にわたって市が要望してきた場所で、悲願の移転が実現する。

 新交番は、駅前再開発に伴い、2014年に同市中央3丁目に新設された市所有の警察官立ち寄り所を活用する。敷地面積約290平方メートル、木造2階で延べ床面積217平方メートルで、県内の交番では最大規模の広さ。現在地と同じく塩釜署管内の交番で最も多い署員16人が勤務することになる。

 市は、JR多賀城駅周辺で自転車盗などの路上犯罪が多発していたことから、防犯上の観点から1993年に県警に対して駅前への交番設置を求めた。以降、要請活動を続け、01年には将来の交番設置を見据えて、駅前に警察官立ち寄り所を設置していた。菊地健次郎市長は「長年の要請活動が実を結び、ありがたい。市民も心強く思っている」と歓迎する。

 現在の多賀城交番は、1978年に国道45号沿いに設置された。県警は、駅前を中心とした都市開発が進んだことや被災地の復興工事に伴う事件事故の多発、長年の地域住民の要望を受けて移転を決めた。

2751荷主研究者:2017/02/12(日) 11:23:50

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170123_13001.html
2017年01月23日月曜日 河北新報
<国道286号>冬期難所バイパス化 完成28年

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170123kahoku01.JPG

 仙台、山形両市を結ぶ国道286号で、冬期間の難所となっている仙台市と宮城県川崎町の境界付近のバイパス化に市と県が着手した。2028年ごろの完成を目指す。移動の安全が確保されれば、仙山圏交流の一層の促進が期待される。

 バイパスの予定区間は太白区坪沼-川崎町支倉間の約2.7キロ。現在の道路は急勾配と急カーブが連続しており、北側に二つのトンネルと三つの橋を含む道路を新設する。事業費は80億円程度を見込む。

 仙台市域の約1.4キロは市が、川崎町域の約1.3キロは県が建設する。片側1車線で、幅3.5メートルの歩道も整備する。測量や地質調査、詳細設計を経て、19年度をめどに用地交渉と工事に着手する方針。

 国道286号は笹谷街道として知られ、工事区間の近くに国営みちのく杜の湖畔公園(川崎町)や秋保温泉(太白区)がある。山形自動車道が並行しており、バイパス化で仙台-山形間のアクセスの選択肢が広がるほか、土砂災害の被害防止効果も見込まれる。

 県大河原土木事務所の吉田光浩技術次長は「バイパスが完成すれば走りやすくなり、スリップ事故の危険も解消できる」と話した。

2752荷主研究者:2017/02/12(日) 11:29:32

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170124_11033.html
2017年01月24日火曜日 河北新報
<15年国勢調査>女川の人口減少率全国2位

 宮城県は23日、2015年国勢調査(10月1日現在)の確定人口を発表した。人口は233万3899人で、10年の前回調査より1万4266人(0.6%)減少。市町村別の減少率では東日本大震災の被災地が全国上位を占めた。

 県人口の減少は3回連続で、減少率は1920年の調査開始以来、最大となった。男女別では男性が114万167人、女性が119万3732人だった。

 年齢別では65歳以上の老齢人口が58万8240人で全体の25.7%となり、初めて4分の1を超えた。15〜64歳の生産年齢人口は141万322人(61.7%)、15歳未満の年少人口は28万6003人(12.5%)だった。

 市町村別では9市町村で増加し、26市町で減少した。増加率は大和町が13.5%で全国3位、富谷町(現富谷市)が9.7%で13位。減少率は37.0%の女川町が全国で2番目に高く、南三陸町(29.0%)が3番目、山元町(26.3%)が5番目になるなど、震災の影響が色濃く表れた。

 一般世帯数は94万4720世帯で、4万2858世帯(4.8%)増加した。1世帯当たりの人数は2.4人で、前回の2.6人より減少。県内在住の外国人は前回比1622人増の1万3989人だった。

2753荷主研究者:2017/02/12(日) 11:30:23

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170124_11041.html
2017年01月24日火曜日 河北新報
仙台市本庁舎建て替えへ 外部検討委を設置

仙台市が建て替えの方針を固めた市役所本庁舎=仙台市青葉区国分町3丁目

 仙台市は老朽化が著しい市役所本庁舎を建て替える方針を固めた。築50年が過ぎて建物も設備も劣化が深刻なため、改修では将来的に十分な安全性を確保できないと判断した。早期着手が必要とみており、新年度に外部の有識者による検討委員会を設置し、新庁舎の基本構想の策定に入る。

 新庁舎の建設場所は未定だが、奥山恵美子市長は昨年10月の定例記者会見で「新たに土地を購入するゆとりはない」と述べており、現地での建て替えが最有力とみられる。

 現在の本庁舎は1965年に完成した。市が昨年1月にまとめた劣化診断では、空調の配管や屋内消火栓、消火水槽に腐食や水漏れが指摘された。昨年11月には、使われている鉄筋コンクリートの耐用年数が残り13〜14年になっているとの調査結果も出た。

 本庁舎は2004年に当時の藤井黎市長が建て替えを表明したが、その後、財源不足を理由に断念。建て替え目的の基金も廃止し、耐震改修を行い使用を続ける方針に切り替えた経緯がある。市は老朽化の進行を受けて本年度、内部で新たな対応方針を検討していた。

 市はまた、整備検討中の音楽ホールを巡り、新年度から規模や立地に関する本格的な議論を始める方針も固めた。有識者を交え、まちづくりの観点からもホールの在り方を話し合う。議論を踏まえ、整備の可否を最終判断する。

 音楽ホールは地元経済団体などが2000席規模の施設の整備を求めている。奥山市長は4日の年頭記者会見で「必要性の緊急度が違う」と説明し、本庁舎建て替えの判断を優先させる可能性を示唆していた。

 いずれの方針も、2月9日開会予定の市議会2月定例会で奥山市長が正式表明する。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170125_11019.html
2017年01月25日水曜日 河北新報
<仙台新庁舎>市長「現在地で建て替え検討」

仙台市が建て替えの方針を固めた市役所本庁舎=仙台市青葉区国分町3丁目

 仙台市の奥山恵美子市長は24日の定例記者会見で、老朽化した市役所本庁舎を建て替える方針を正式に表明した。新庁舎の建設場所に関しては、適当な広さの市有地がほかにないことなどから「現時点では現在地の方向性が強いと思う」と述べた。

 市は改修も選択肢に検討してきたが、奥山氏は「(改修では)何年か後に再び建て替えの議論になる。費用対効果が低い」と説明した。市の調査では、設備機器の更新と鉄筋コンクリートの老朽化対策を同時に実施すれば100億円近くかかるが、利用期間をどれだけ延ばせるかは不明との結果が出た。

 新年度予算案に建て替えの基本構想策定に要する経費を計上する方針を示す一方、建て替えの財源については「何らかの積み立てを考えているが、その規模や期間はもう少し検討したい」と述べるにとどめた。

 本庁舎周辺に点在する分庁舎の集約にも言及し、「市民に分かりにくく、業務上もデメリットがある。集約できるに越したことはない」と前向きな姿勢を見せた。整備を検討中の音楽ホールを本庁舎と合築する可能性を問われ、「熟度の低い事業に合わせると、新庁舎の建設が遅れる」と否定的な見解を示した。

2754荷主研究者:2017/02/12(日) 11:31:36

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170125_11038.html
2017年01月25日水曜日 河北新報
<仙台市長施政方針>定禅寺通街並み再構築

光のページェントが開幕し、優しい光に包まれたケヤキ並木=2016年12月9日午後5時50分ごろ、仙台市青葉区の定禅寺通

 仙台市の奥山恵美子市長が市議会2月定例会で表明する新年度施政方針の骨子が24日、分かった。市中心部の定禅寺通を都市ブランドの柱に据えて街並みの再構築を目指すなど、東日本大震災で後手に回っていたまちづくりや地域課題の解決に力点を置く。

 8月に任期満了を迎える奥山氏の2期目最後の施政方針は新年度、「仙台らしさで挑む、まちづくり推進の年」を掲げる。現在はJR仙台駅前に集中する人の流れを定禅寺通周辺にも呼び込むため、道路空間の作り替えに着手し、魅力アップを図る。整備検討中の音楽ホールも、まちづくりの観点から立地場所や規模を議論する。

 宮城野区鶴ケ谷、太白区八木山などの古い団地や市西部など人口減少や高齢化が特に進む地区ごとに、市民やNPO、民間事業者と協働で課題解決を図るプロジェクトも始める。コーディネート役を担う区役所の人員体制も強化する。

 昨年11月に山形市と結んだ包括連携協定に基づき、ドローン関連の起業支援やJR仙山線開業80周年記念イベントを通じ、仙山圏の活性化に取り組む。東北観光の入り口としての役割を高めるため、仙台駅周辺の観光バス乗り場の集約などの検討に入る。

 震災の津波で被災した東部地域の防災集団移転跡地は、市民や事業者の提案を踏まえて活用を進める。震災遺構の旧荒浜小(若林区)は新年度に一般公開を始める。老朽化した市役所本庁舎の建て替え方針も説明する。

2755荷主研究者:2017/02/12(日) 11:32:04

http://yamagata-np.jp/news/201701/25/kj_2017012500624.php
2017年01月25日11:03 山形新聞
酒田・鶴岡-仙台空港間バス、4月1日開始 1日2往復運行

 酒田・鶴岡と仙台空港を結ぶ高速バスの運行を始める方針を示していた庄内交通(鶴岡市)は24日、運行開始日を4月1日とすることを明らかにした。1日2往復の運行。所要時間は酒田市の酒田庄交バスターミナル(BT)から3時間50分、鶴岡市のエスモールBTから3時間を見込む。

 今月20日付で路線運行の認可を受けた。酒田、鶴岡の主要停留所を回り、鶴岡インターチェンジ(IC)を経由し仙台空港に直結する。運賃は片道で酒田市内からが3500円、鶴岡市内からが3300円でともに小学生以下は半額。往復割引は乗車日を含め10日以内の利用などが条件で酒田市内6500円、鶴岡市内6100円に設定した。車両は40人乗り。予約が必要だが、空席があれば当日の乗車も受け入れる。

 本県内の停留所は酒田庄交BT、イオン酒田南店、エスモールBT、庄内観光物産館、高速道本線上の庄内あさひバスストップの5カ所。ダイヤは酒田庄交BT発は午前7時20分、午後2時50分。仙台空港発は午前9時20分、午後3時半。インバウンド拡大に加え、市民の利便性向上を目的に新たな路線運行に乗り出した。

 同社は「1社単独運行の強みを生かし、今後の利用状況をみてダイヤ変更にも柔軟に対応したい」とする。大阪線の高速バス運行も申請中で、5月の連休前を予定している。

2756荷主研究者:2017/02/12(日) 11:44:51

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170126_12024.html
2017年01月26日木曜日 河北新報
仙台港を東北観光の拠点に 官民組織設立へ

東北観光の拠点を目指し、官民連合組織が設立される仙台港周辺エリア=仙台市宮城野区

 仙台港(仙台市宮城野区)を東北観光の拠点に育て上げようと、港エリアの立地企業を中核とする官民連合組織「仙台港周辺地域賑(にぎ)わい創出コンソーシアム(仮称)」が4月中旬に設立されることが25日、分かった。屋内外の周辺施設を活用し、各団体が連携して集客イベントを開催するなどまちづくりの司令塔役を目指す。

 仙台港周辺では今年、米国の大型クルーズ船「セレブリティ・ミレニアム」が4月29日に寄港するなど、大きな動きが相次ぐ。9月7〜11日には「和牛のオリンピック」と称される全国和牛能力共進会宮城大会が夢メッセみやぎである。

 周辺の企業や県、市は「観光地としてアピールする好機」(県企業局)と捉え、結成の機運が高まった。三井アウトレットパーク仙台港を運営する三井不動産、仙台うみの杜水族館を経営する仙台水族館開発、キリンビール仙台工場、東北博報堂など会員13団体で構成。県、仙台市、東北経済連合会など4団体が特別会員として加わる。

 当面の活動期間は3年間で、活動資金として各企業が年5万円を拠出。県と市は2017年度限定で各50万円を支出し、ともに17年度一般会計当初予算案に関連費を計上する見通し。

 初年度はクルーズ船寄港と共進会開催に合わせ、周辺の公園や商業施設で記念イベントを企画する。仙台市中心部で開かれる「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」(9月)や「みちのくYOSAKOIまつり」(10月)のサテライト会場となるように関係者に働き掛ける。

 将来は各種イベントの開催のほか、港を拠点に仙台空港や松島湾を結ぶ観光ルートの設定、大型客船のさらなる誘致に取り組む。

 県によると、仙台港周辺には仙台うみの杜水族館などに年間約450万人の観光客、買い物客が訪れており、集客拠点としての存在感は年々高まっている。

 コンソーシアムに参加する三井不動産の伊藤昇東北支店長は「仙台港は東北観光の入り口となる潜在力が眠っている。官民で知恵を出し合い、付加価値を掘り起こしたい」と話す。

2757とはずがたり:2017/02/15(水) 07:18:55
むむぅ。
日本が観光地として厭きられた頃に東北売り出せば良いかも。

2017.02.12
東北地方、観光で「圧倒的な一人負け」深刻化…「単なる北海道の玄関」化の懸念も
http://biz-journal.jp/2017/02/post_17994.html
文=小川裕夫/フリーランスライター

 人気ゲームアプリ「ポケモンGO」と宮城県がコラボして昨年11月に開催されたイベントは、期間中にポケモントレーナー約10万人が同県の石巻市を訪れることとなり、約20億円の経済効果を生み出したといわれる。東日本大震災から5年。同イベントは東日本大震災の復興支援を目的としたもので、特に震災後に産業の衰退が著しい東北地方にとっては大きな福音をもたらした。
 それでも自治体関係者の顔色は、決して良いとはいえない。というのも、東北地方はどこの市町村も少子高齢化が急速に進展しており、人口減少は待ったなしの状態にあるからだ。
 人口減少・少子高齢化は東北地方に限らず、どこの地方も抱える問題であるが、東北地方では深刻な課題と受け止められている。その理由は、定住人口の減少で既存の産業が衰退しているだけでなく、新たな産業の柱と期待されている観光業が盛り上がっていないからだ。今般、日本各地で観光業が成長産業と注目されているが、東北だけは観光業が奮っていない。
 政府は観光業、特に訪日外国人観光客を増やそうと躍起になっている。これらは実際に数字としても表れてきており、2016(平成28)年の年間訪日外国人観光客数は2000万人を突破。政府の数値目標は、上方修正されるほどだった。改めて、政府は20年までに訪日外国人観光客数の目標を4000万人、30年までに6000万人と設定している。
 増える外国人観光客は東京や大阪・京都といった日本を代表する大都市のみならず、北海道や沖縄といった観光地でも見かけるようになった。それどころか、日本人でも足を向けないような地方都市にも外国人観光客は足を運び、意外な地域が人気を博すこともある。

震災の爪跡

 しかし、東北だけは事情が異なる。これまで東北地方の観光客が少ない理由は、震災による影響や東京電力福島第一原発事故によるネガティブなイメージが原因だとされてきた。実際、震災発生直後の11年に宮城県の観光客数は4316万人まで落ち込んでいる。前年の観光客数が6129万人だから、約7割まで減少したことになる。特に観光客数の減少が顕著なのは気仙沼市・石巻市といった沿岸部で、震災発生直後は平年の3割まで減少するというほどの落ち込みぶりだった。現在、気仙沼市・石巻市などの観光客数はようやく震災前の7割までに回復した。

東北を訪れる観光客の減少理由は、震災や原発事故の影響ばかりではない。確かに現在も東北地方は震災の爪跡が残り、原発事故の風評被害も絶えない。そうしたマイナス要因を差し引いても、東北地方の観光客数はほかの地域よりも圧倒的に少ない。杜の都・仙台を擁する宮城県でさえも、訪日外国人の延べ宿泊者数は年間16万人(2015年)。これは47都道府県中32位に当たる。

2758とはずがたり:2017/02/15(水) 07:19:20
>>2757-2758
LCC就航に期待かかる

 実は観光業界において、東北は国会議員や市区町村長をはじめ、観光関係者から“東北一人負け”と認識されていた。ある地方自治体関係者は、東北の観光事情をこう漏らす。
「訪日外国人に人気が高いのは、東京―大阪間のゴールデンルートですが、最近はゴールデンルートが定番化しすぎてしまい、訪日外国人観光客のリピーターはゴールデンルートから足を延ばして北陸や九州などに行くことが多いようです。訪日外国人観光客といっても、多くを占めるのは中国・韓国・台湾・香港。それらの国々の観光客から人気になっているのは九州です。人気の理由はいろいろありますが、距離が近いということも一因です。一方、東北は東アジアからだと羽田・成田から新幹線を使うのが一般的なアクセス方法でした。そうした乗り換えの手間、交通の便の悪さが響いて敬遠されていたのです」
 東北一人負け状態に、政府も危機感を強くしている。昨年1月、政府は「東北観光アドバイザー会議」を設置。東北へ観光客を誘致するように取り組んでいる。そして昨年6月、仙台空港と台湾・桃園空港間でLCCが就航し、ようやく東北にも追い風が吹き始めたようにみえる。
「LCCが仙台空港に就航することで、台湾から多くの観光客が来ることは確かでしょう。しかし、そのまま東北を素通りして北海道に行ってしまう可能性もある。北海道はシンガポールやタイ、インドネシア、台湾から人気が高いエリアです。『LCCが就航した』というだけであぐらをかいていれば、仙台空港は単なる北海道の玄関になってしまうのです」(前出・自治体関係者)
 今般、外国人観光客は日本経済を支える貴重な存在にまでなり、地方都市においては地域再生の救世主ともいわれるようになった。東北地方はこうした外国人観光客をうまく取り込めておらず、まだ課題を残したままだ。さらに観光業を活性化させて、東北は東日本大震災から完全復活を遂げることはできるのだろうか。
(文=小川裕夫/フリーランスライター)

2759荷主研究者:2017/02/18(土) 21:36:16

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00415005?isReadConfirmed=true
2017/1/27 05:00 日刊工業新聞
「東北発 素材技術先導プロ」、高効率モーター用など事業化 5年の成果報告

地域中小も連携、拠点づくり進む

合同シンポジウムで5年間の成果を報告

 東北大学を拠点に、東北地域が強みとする素材関連技術で新産業創出に取り組む「東北発 素材技術先導プロジェクト」が3月末で5年間の事業を終える。東日本大震災の復興予算によって2012年度にスタート。「超低摩擦技術領域」「超低損失磁心材料技術領域」「希少元素高効率抽出技術領域」の3分野でそれぞれ拠点形成が進んだ。各領域は今後も継続した取り組みを視野に入れている。(山形支局長・大矢修一)

 1月19日、東京都内のホテルで5年間の事業を総括する3技術領域合同のシンポジウムが開かれた。今回が5回目で、これまでの研究開発成果をはじめ、地域連携の取り組みが報告された。冒頭あいさつで東北大学の矢島敬雅理事は「事業化への拠点形成が進んだ」と先端研究による復興への歩みを強調した。

【産学ベンチャー】
 各技術領域は、それぞれ省エネや環境分野への貢献など東北の素材産業の発展に向けた事業を進めた。超低損失磁心材料技術領域(研究代表=牧野彰宏東北大教授)では、牧野教授らが開発したナノ(ナノは10億分の1)結晶軟磁性合金「ナノメット」を用い、パナソニックと共同で、従来より電力効率が3・1%向上したモーターを開発。今後、冷蔵庫などへの搭載を計画している。

 15年11月には東北大発ベンチャー企業「東北マグネット インスティテュート」(仙台市青葉区)を設立。東北大などが出資するベンチャーキャピタル(VC)とアルプス電気など民間5社が組んで立ち上げた。出口戦略となる新会社が、今後の事業化を引き継ぐ構えだ。

【ネジ供給に知見】
 複雑な摩擦現象の制御により、機械システムのエネルギー効率向上などにつなげる研究を進めた超低摩擦技術領域(研究代表=栗原和枝東北大教授)。同領域では機械、材料、計測の研究者をはじめ、自動車メーカーなど産業界の技術者が研究拠点を形成した。

 同領域では地域企業との連携も進んでいる。例えば大武・ルート工業(岩手県一関市)との連携では、1ミリメートル以下の小径ネジを供給する汎用機の市場投入に向けて、同領域の知見を役立てた。栗原教授は「東北にはもともと高い技術を持つ企業が多い」と今後も摩擦研究の拠点を継続させ、地域との連携強化も見込む。

【廃基板から資源】
 循環型社会システム構築をサポートする新リサイクルプロセス技術の拠点形成を進めた希少元素高効率抽出技術領域(研究代表=中村崇東北大教授)では、復興に向けた地域との連携が進んだ。宮城県とは東北大、地元のリサイクル業者が組んで、17年度から電子機器などの廃基板を中心としたリサイクル産業の創生を目指す事業が計画されている。

 東日本大震災から間もなく丸6年。東北発 素材技術先導プロジェクトで生まれた成果は地域の財産であり、成果を活用した新産業の成長で、将来の雇用創出が期待されている。

(2017/1/27 05:00)

2760荷主研究者:2017/02/18(土) 21:36:59

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170128_11011.html
2017年01月28日土曜日 河北新報
あすと長町仮設跡地が住宅・商業地に

仮設住宅が解体され、更地となった敷地=仙台市太白区あすと長町3丁目

 東日本大震災の被災者が暮らした仙台市最大のプレハブ仮設住宅「あすと長町仮設住宅」(太白区)の跡地が、住宅地や商業地に生まれ変わる。住みやすい街づくりを進めるため、市は大規模施設に用途を限っていた規制を外し、一戸建て住宅や個人商店などの建設を促す。

 跡地は約2万3700平方メートルで、JR東北線の長町駅と太子堂駅の中間付近にある。東側約3分の2を鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)、残りを都市再生機構(同)がそれぞれ所有する。2月に借り主の県から返還された後、両機構がデベロッパーなどに売却する見込み。

 跡地を含む周辺地域に関する市の計画は、これまで1区画当たり「2000平方メートル以上」という開発条件を付し、大規模商業施設や大型マンションしか建てられなかった。昨年11月の市都市計画審議会で跡地部分に関する条件を見直し、北側のパチンコ店に面した部分を除き、1区画当たりの開発条件を「165平方メートル以上」に変更した。

 市都市計画課の千葉幸喜課長は「近隣では既に大型の商業施設やマンションが立ち並んでいる。今後は小さな商店や一戸建て住宅、共同住宅の集積が地域に資すると判断した」と説明する。

 あすと長町仮設住宅は市内で最も早い2011年4月に、県が37棟233戸を整備。12年3月のピーク時は220世帯444人が入居していた。16年8月に最後の世帯が退去し、12月に解体が完了した。

2761荷主研究者:2017/02/18(土) 21:50:31
>>2625 >>2674
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170130_11025.html
2017年01月30日月曜日 河北新報
<富谷新交通システム>構想から一歩踏み出せ

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170130kahoku01.JPG
富谷、仙台両市を結ぶ道路で交通渋滞が深刻な地点の一つ、仙台市泉区の将監トンネル付近。朝のラッシュに悪天候が重なると、渋滞はさらに激しくなる

 政治家の公約は重い。未達成だったり住民への説明がないまま修正したりするなら、次の選挙で厳しい審判を受ける。では、富谷市内と仙台市地下鉄南北線泉中央駅を結ぶライトレール(次世代型路面電車、LRT)構想を2015年に掲げた若生裕俊富谷市長の場合はどうか。2月に1期目の折り返しを迎えるのに具体像はいまだ見えず、住民のざわめきが聞こえてきそうだ。

 若生市長がLRT構想を打ち出した狙いは「仙台市との間で生じる慢性的な交通渋滞の解消」にある。だが、課題の解決に向けてこれまで取り組んできた内容に、住民は合格点を付けないだろう。

 関連する政策はいくつか着手した。昨年10月の市制移行に合わせ、富谷市は仙台市発行のICカード乗車券イクスカを活用できる高齢者・障害者向け外出支援交通乗車証「とみぱす」を導入した。富谷市役所と泉中央駅との間を民間バスで結ぶ実証実験にも乗り出した。

 だが、肝心の通勤通学ラッシュ時の対策や、LRTを含む新公共交通システム事業計画の推進については「専門コンサルタントに調査を依頼した」段階。いまだ内向きの議論にとどまっている。

 コンサルは15年度、準備調査として(1)地下鉄南北線の延長(2)LRT整備(3)路線バスの強化-の3案を比べた。3案はあくまでコンサルが仮定した対策だが、比較の結果は当然ながら「渋滞緩和にはコストを度外視すれば地下鉄延長が最も効果が高い。導入コストを抑えるなら路線バス強化に軍配が上がる」となった。

 16年度は「技術的部分も含めた深掘り」(若生市長)として追加の調査を依頼しており、3月までに報告を受ける。新年度には報告を基に新公共交通システム事業の検討を加速させるとしているが、計画がどこまで具体化するか不透明な部分が多い。

 構想提示から2年を経ても浮かんでこない具体像。市長の周辺からは「富谷市が独断で先走ると仙台市や宮城県に誤解を与え、構想が立ちゆかなくなるとの懸念があり、市長は慎重になっている」との声が漏れる。

 だが一方、市長が具体像を示さないため、住民の間で「富谷に地下鉄が来るらしい」と期待交じりのうわさが先行している。駅のない富谷市にとって朝夕の渋滞解消に加え、住民の鉄道への渇望は潜在的に高い。市長公約が誤った情報として独り歩きする状況は軽視できない。

 宮城大の徳永幸之教授(交通計画)は「富谷市は既に自動車社会を前提とした街並みが出来上がっている。LRTや地下鉄といった駅や専用道路を整備すればかえって渋滞を招き、まちづくりの障害になることもあり得る」と指摘。「慎重な議論と将来を見据えた長期的な視点が不可欠だ」と訴える。

 若生市長は「任期中に新公共交通システム事業の計画策定までたどり着きたい」と意欲を見せるが、長い道のりになるのは必至だ。

 5万超の人口を擁し、市として再出発を果たした今こそ内向きの議論から一歩踏み出す好機だ。住民との対話や仙台市、宮城県、国との協議といった外向きの議論に切り替えていくべきではないか。(泉支局・北條哲広)

[ライトレール構想]若生裕俊富谷市長が2015年2月の町長選(当時)で打ち出した構想。ライトレールは欧米などで導入されている軽量級の都市鉄道で、本格的な鉄道整備より低コストでバスより輸送力が大きい。環境負荷も少ないのが特長。国内では江ノ島電鉄(神奈川県藤沢市)、富山ライトレール(富山市)など7路線がある。

2763荷主研究者:2017/02/18(土) 22:02:10
>>2510
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170201_13045.html
2017年02月01日水曜日 河北新報
<仙台ギグス>5月開業 荒井駅前ライブホール

奥山市長(中央)に立地表明書を手渡すギグスの島貫社長(右)

 仙台市は31日、若林区の市地下鉄東西線荒井駅前の集客施設「アライライブホール(仮称)」が5月3日にオープンすると発表した。核となるホールを「仙台ギグス」と名付け、飲食店など10店が入るテナントエリアも設ける。

 市役所で立地表明式があり、ホール部分の運営会社ギグスの島貫秀行社長が「宮城以外の東北5県からも来場者を呼び込みたい」と強調。奥山恵美子市長は「発展する東部地域に楽しい施設ができるのはうれしい。5月の大型連休はともに盛り上げたい」と話した。

 オープン日はこけら落としとして、宮城広瀬高OBらでつくるパフォーマンス集団「白A」の公演が開かれる。アライライブホールは電気設備業の産電工業(泉区)が約13億円で整備。立ち見で最大1560人を収容できる。

2764荷主研究者:2017/02/18(土) 22:02:41

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170201_13022.html
2017年02月01日水曜日 河北新報
<仙台地下鉄>2年連続の赤字見通し

 仙台市の2017年度の地下鉄事業が42億円の純損失を見込み、2年連続の赤字となる見通しであることが31日、市が公表した高速鉄道事業会計の当初予算案で分かった。東西線の減価償却費が主な要因で、東西線の赤字が南北線の黒字を帳消しにする形だ。

 東西線の1日当たり平均利用者数見込みは定期利用の伸びを反映し、現在の5万7000人を16年度の2月補正予算で5万9000人に上方修正した上で、17年度は6万2000人とさらに上積みする。

 高速鉄道建設基金には、同会計への貸し付け返還分の103億円を2月補正予算で積み戻し、さらに17年度に17億円を積み立てる。同基金の17年度末残高は584億円となる見込み。

 奥山恵美子市長は記者会見で「徐々に利用者が増えている。沿線開発や学校などへの利用の働き掛けを強めていきたい」と述べた。

2765荷主研究者:2017/02/18(土) 22:18:26
>>2452
http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2017/02/03 建設新聞
ダイユーエイト・仙台茂庭店の新築 仙台市太白区茂庭 1F延べ5206㎡
丸伸・阿部JVで8月下旬の完成めざす

 ダイユーエイト(福島市太平寺堰ノ上58 浅倉俊一代表取締役社長)は、仙台市太白区茂庭にダイユーエイト仙台茂庭店の新築を計画しており、丸伸建設・阿部建設JVの施工を決めた。

 建設用地は、組合施行で造成工事が進む仙台市太白区茂庭土地区画整理事業8街区地内の敷地3万2924㎡の一角。計画によると、ここにS1F延べ5206.4㎡のホームセンターを建設するもの。

 近く着工し、8月下旬の完成を予定している。設計は丸伸建設(山形県村山市)が担当した。

 なお、同敷地内ではフォレストモール(東京都新宿区)がスーパーマーケット棟(施工=ナカノフドー建設・阿部建設JV、設計=アール)の新築を行っており、核テナントとしてヨークベニマルが入居するほか複数のテナントが出店する。

2017/02/03付一面に掲載。

2766荷主研究者:2017/02/18(土) 22:28:10

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170206_13037.html
2017年02月06日月曜日 河北新報
<仙台青葉通>工事で撤去 杜の都の象徴復活

ケヤキの根元に土をかける奥山市長(左)ら

地下鉄工事に伴い一時撤去されたケヤキを復活させた植樹式=2017年2月5日午前10時20分ごろ、仙台市青葉区の青葉通

 仙台市地下鉄東西線の建設工事に伴い一時撤去されていた青葉通(青葉区)のケヤキを復活させる植樹式が5日、藤崎本館前であった。青葉通沿いの企業や町内会など「青葉通まちづくり協議会」が主催した。

 協議会の藤﨑三郎助会長が「杜の都のシンボルロードとして青葉通がさらに良い景観になることを期待する」とあいさつ。奥山恵美子市長や東二番丁小の児童ら計約20人が、あらかじめクレーンで植えられた樹齢20年、高さ9メートル、幹回り約60センチのケヤキの根元にスコップで土をかけた。

 ケヤキ並木の復元は、市が進める青葉通再整備事業の一環。撤去した44本中39本を中央分離帯や歩道に植え直す計画で、うち13本は東西線大町西公園駅付近で2015年2月に植栽が完了した。今回の5本を含む残り26本は年内に植え終える予定。

2768荷主研究者:2017/02/18(土) 22:36:17

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2017/02/07 建設新聞
仙台市若林区荒井 堀江格士・しま子氏 東西線荒井駅前・共同住宅付商業ビルの新築
8F延べ4984㎡ 大成ハウジングで4月着工

 堀江格士・しま子氏(仙台市若林区)は、仙台市若林区荒井に共同住宅付き商業ビルの新築を計画しており、大成ハウジングの設計・施工を決定した。

 建設用地は、仙台市地下鉄東西線荒井駅前バスプールの東側となる仙台市若林区荒井字沓形8の1ほか(荒井東土地区画整理事業施行地区内6街区1画地ほか)地内の敷地2602.74㎡。

 計画ではここに共同住宅49戸と店舗、事務所を配置したRC8F延べ4984.66㎡の共同住宅付き商業ビルを建設する。

 4月中旬にも着工し、完成は2018年3月末を予定している。

2017/02/07付一面に掲載。

2769荷主研究者:2017/02/26(日) 17:26:33

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2017/02/08 建設新聞
仙台市都市計画審議会 仙台市都市計画審議会を開催
道路の変更、下水道の変更など

 仙台市都市計画審議会は7日、仙塩広域都市計画における道路の変更、下水道の変更、区域区分の見直しに係る仙台市案の3議案について審議し、下水道の変更と区域区分の見直しに係る仙台市案は原案通り承認されたが、道路の変更は継続審議となった。

 道路の変更は、都市計画道路宮沢根白石線および七北田実沢線の一部区間、根白石線の全区間で、これら3区画は泉パークタウン第6住区開発計画の区域内に位置してている。3区間については、2011年に行った都市計画網の全市見直しにおいて、周辺の都市計画道路廃止に伴い幹線道路網としての機能は無くなったものの、泉パークタウンの開発計画に必要な区間として都市計画道路の計画を継続する区間としていた。

 その後、開発事業者である三菱地所から近年の社会情勢の変化等を踏まえ自然と調和した住環境の整備を図り、より自然環境に配慮した開発計画とするため、区域内の道路計画を大幅に変更する提案がなされた。

 その結果、今後3路線の区間についてさらなる市街化は見込めず都市計画道路として位置付ける必要性が低いことから廃止とすることとしたもの。

 具体的な廃止部分は、宮沢根白石線が根白石字針生山、原田、銅谷明神下、青笹山の一部を通る延長約1326m。七北田実沢線が根白石字陰沼、行木沢東、針生山、針生山ノ内樫山、行木沢、上田堤頭東、上田堤下、上田西、青笹山、姥懐前の各一部を通る延長約1720m。根白石線が根白石字上田、養賢堂、上田西、姥懐前下、姥懐前、姥懐、青笹山の各一部を通る延長約1130m。

 下水道の変更は、泉区根白石にある針生山ポンプ場を廃止する。同ポンプ場は泉パークタウン第6住区開発計画の区域内において造成地の一部の地盤が低いことからポンプ場で汚水をくみ上げて排水するため都市計画決定したが、当該開発の変更に伴う造成地盤の高さの見直しにより、汚水を自然流下で排水することが可能となったため廃止するもの(域区分の見直しに係る仙台市案については1面に掲載)。

2017/02/08付宮城面に掲載。

2770荷主研究者:2017/02/26(日) 17:27:49

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170208_13034.html
2017年02月08日水曜日 河北新報
仙台愛子地区に集客施設計画 温泉や宿泊機能

 仙台市青葉区愛子地区で温泉や宿泊、物販の機能を備えた集客施設の立地計画が進められていることが7日、分かった。実現すれば山形市などからの誘客も見込まれ、市西部の観光拠点になると期待される。

 7日あった市都市計画審議会で、市が予定地を市街化区域に編入する方針を示した。集客施設の予定地は地図の通り。青葉区宮城総合支所に隣接する水田約17.2ヘクタールで、JR仙山線愛子駅の南約600メートルに位置する。

 土地利用計画によると、国道48号の南側に温泉、宿泊、観光物産、体験型飲食などの施設整備を予定。北側にはスポーツジムやブックカフェなどを設ける。地権者でつくる土地区画整理組合が事業主体となる。

 市街化区域への編入案は、県都市計画審議会などを経て正式決定される。組合は2021年ごろの事業開始を目指す。市都市計画課は「道の駅のような観光物産施設ができれば、愛子地区の交流機能が強化される」と話す。

 審議会では、宮城野区岩切の約52.7ヘクタールに運輸倉庫や配送センターを集積する計画も説明された。国道4号と県道仙台松島線(利府街道)の交差点に隣接し、JR仙台貨物ターミナル駅の予定地北側に位置する。

 また、仙台工業団地(若林区)の移転用地として計画されている若林区六丁目の約11.3ヘクタールを市街化区域に編入する区分変更も示された。

2771荷主研究者:2017/02/26(日) 17:28:20

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170209_13008.html
2017年02月09日木曜日 河北新報
<仙台市バス>経営黄信号 健全化団体転落も

仙台市地下鉄東西線薬師堂駅のバスプールに入る市バス。東西線開業に伴い再編された多くの路線で利用が低迷する

 仙台市交通局の路線バス事業に黄信号がともっている。2015年度末に約5億円だった単年度赤字は、市地下鉄東西線開業などの影響で16年度末に約12億円へ拡大する見通しで、経営健全化団体への転落が現実味を帯びてきた。人件費や管理費のさらなる節減は限界に近く、「聖域」と言われる路線縮小や減便が避けられない状況だ。

 市自動車運送事業(バス事業)の営業収益に占める資金不足額の割合(資金不足比率)は、15年度末で6.6%。16年度末に11.9%、17年度末は17.2%に高まると見込む。20%を超えると、バス事業は財政健全化法が定める経営健全化団体となる。

 西城正美市交通事業管理者は「数年以内に20%を超える恐れがある。経営状況は非常に厳しく、必要な手だてを講じなければならない」と危機感を隠さない。

 経営健全化団体に転落すると健全化計画を策定し、実施状況を毎年度公表する義務が生じる。計画を達成できなければ国から勧告を受け、運賃引き上げなどにつながる可能性がある。

 市交通局によると、1日当たり乗客数は1980年の約30万1000人をピークに減り続け、17年度見込みは10万3000人。起点から終点までの平均乗客数を示す平均乗車密度は9.5人(15年度)で、公営バスのある川崎など6政令市平均の12.8人(14年度、仙台市を除く)を下回る。

 バス事業の失速は予想された事態でもある。15年12月に市地下鉄東西線が開業し、南北線とつくる鉄軌道の十字交通軸が整った。バスは東西線開業に伴う路線再編で地下鉄の補完的役割となり、「確実な収益が期待できるのは北西部の青葉区中山方面ぐらい」(交通局の担当者)になった。

 東日本大震災の影響もある。津波を受けた沿岸部の路線は乗客がいないバスが目立ち、沿岸部の若林区荒浜方面に向かう東西線荒井駅発南長沼行きの平均乗車密度は1.2人(16年10月)にとどまる。

 交通局は91年度から市バスの経営改善に取り組んでいる。路線網の半分の運行管理を宮城交通やJRバス東北に委託し、正職員の運転手を減らして人件費を抑制するなどしてきたが、費用の圧縮も限界に達しつつあるという。

 市民の利便性に配慮し、交通局は路線網や便数の維持に努めてきたが、西城管理者は「赤字体質を改善するため、利用状況に応じたサービス供給量の検討に踏み込む」と話す。

[メモ]仙台市バス事業の財政状況は、2016年度2月補正後予算で事業費約117億円に対し、営業収益は約72億円。市一般会計からの補助金約30億円などを加えても、約12億円の単年度赤字が生じる。累積赤字は約60億円の見通し。事業費の内訳は運送経費約53億円、人件費約48億円など。

2772荷主研究者:2017/02/26(日) 17:29:07

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170210_12036.html
2017年02月10日金曜日 河北新報
仙台を「日本一の起業の街」に

「DA・TE・APPS!」でダウンロード数を競うゲームアプリ3作の各デモ画面

 仙台市は、起業支援イベントを市内で集中的に展開する「仙台アントレプレナーウイーク(起業家週間)」を19日まで開催している。市全体で起業文化を盛り上げ、「日本一起業しやすいまち」の実現を目指す。

 メインイベントは、12日のシンポジウム「仙台・フォー・スタートアップス!」。東北6県の起業家が事業内容などをプレゼンテーションし、入場者の「共感カード」の得票数に応じて賞金を分け合う。入場者が事業への参加や支援をカードで申し出る試みも行い、起業家の人脈や商機の拡大を図る。

 12日はほかに発展途上国の素材や生産方法を生かした服飾ブランド「マザーハウス」(東京)の山口絵理子代表の基調講演もある。

 19日にはゲームアプリコンテスト「DA・TE・APPS!」を開催。仙台市内の専門学校代表の3チームが昨年8月から開発を続け、今年1月に発売したアプリの2月18日までのダウンロード数を競う企画の結果が発表される。東北の学生が自作アプリをプレゼンし、賞金を争うコーナーもある。

 アントレプレナーウイークは昨年に続き2回目。仙台にとどまらず、東北6県の起業家や支援者らが交流する貴重な場になりつつある。市地域産業支援課は「起業家が国内外から集まり、学生は新しい試みに挑戦できる街という雰囲気をつくっていきたい」と話す。詳細は公式ウェブサイトで確認できる。

 連絡先は同課022(214)1003。

2773荷主研究者:2017/02/26(日) 17:31:43

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170214_12007.html
2017年02月14日火曜日 河北新報
<宮城交通>路線バス 25年ぶり値上げ

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170214kahoku01.JPG

 宮城交通(仙台市)とミヤコーバス(同)は13日、国土交通省に路線バスの運賃引き上げを申請した。初乗り運賃は20円アップの150円で、平均引き上げ率は約7%。7月1日実施を予定する。消費税率変更に伴う改定を除き、値上げは1992年以来25年ぶり。

 現行130〜320円の区間は20円、330〜410円は30円、420〜890円は40円、900円以上は30円それぞれ引き上げる。仙台市内の100円区間は据え置く。主な区間の現行運賃と新運賃は表の通り。

 仙台市内の路線は、これまで市交通局の運賃に合わせてきた。値上げ以降は自社の賃率に改めるため、多くの路線で仙台市バスより料金が高くなる。遠距離路線は負担軽減のため引き上げ幅を抑制した。

 宮城交通グループの路線バスは少子高齢化と人口減により利用者減少が続く。仙台市と周辺部で運行する宮城交通は15年度、乗り合いバス事業で1億800万円の赤字を計上。郡部を中心に走るミヤコーバスも3億3600万円の赤字となっている。

 宮城交通の担当者は「25年間運賃を据え置いてきたが、経営環境は一段と厳しさを増している。路線バス事業を安定的に継続していくためにも値上げ申請に踏み切った」と話した。

2774荷主研究者:2017/02/26(日) 17:32:07

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170214_11037.html
2017年02月14日火曜日 河北新報
仙台市歴史的公文書センター 旧校舎に開設へ

 仙台市は、歴史的価値のある公文書を知的財産として保存し、市民の閲覧を可能にする「歴史的公文書センター(仮称)」を青葉区の旧貝森小校舎に開設する方針を決めた。校舎を改修して再利用し、2020年度のオープンを目指す。

 保存対象は市の規定で決められた最長30年の保存期間を満了し、歴史的価値があると認めた公文書。市博物館が市史編さんのため1991〜2014年度に収集した文書や写真のほか古い教科書、将来的には東日本大震災に関する会議録なども対象となる見通し。

 公文書管理法は公文書を国民共有の知的資源と位置付け、地方自治体に保存や管理を求めている。全国20政令市では、札幌や広島など7市が既に公文書館を設置している。

 貝森小は15年3月で閉校となり、市は住民らの意見を聞きながら跡地利活用の協議を続けてきた。校庭と体育館は17年度から近隣の仙台高の施設に転用し、プール跡地には民設民営の障害者生活介護事業所が19年度に開設される。

2775荷主研究者:2017/02/26(日) 17:37:20

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170215_12029.html
2017年02月15日水曜日 河北新報
<仙台空港>日本海へ一直線 4月から高速バス

 庄内交通(山形県鶴岡市)が路線開設の方針を打ち出していた酒田、鶴岡両市と仙台空港を直結する高速バスの運行計画が固まった。庄内地域へのインバウンド(訪日外国人旅行者)需要の取り込みを目指す。

 運行開始は4月1日。定員36人の大型バスを1日2往復させる。酒田市の酒田庄交バスターミナル発は午前7時20分と午後2時50分の2本、鶴岡市のエスモールバスターミナルや庄内観光物産館を経由する。仙台空港発は午前9時20分と午後3時半。

 酒田-仙台空港の所要時間は片道3時間50分程度で運賃は片道大人3500円、小学生以下1750円。往復では6500円に割引(大人のみ)となる。全席指定。当日空席がある場合、予約なしで乗車できる。

 仙台空港を結ぶ高速バスに関しては、山交バス(山形市)と宮城交通(仙台市)が4月21日から、JR山形駅発着の便を1日4往復運行する計画を明らかにしている。所要時間は約1時間20分。料金は片道大人1500円、小学生以下750円。

2776荷主研究者:2017/02/26(日) 17:37:51

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2017/02/15 建設新聞
仙台市青葉区 野村不動産仙台支店
分譲マンション・二日町計画の新築計画 RC15F延べ8202㎡ 創建設計で実施案

 野村不動産仙台支店(仙台市青葉区中央1の2の3 大矢寛之支店長)は、仙台市青葉区での分譲マンション開発事業となる「二日町計画」(仮称)について、創建設計で実施案の作成を進めている。

 建設場所は、仙台市青葉区二日町14の1ほか地内の敷地面積1578.27㎡で、地下鉄南北線の北四番丁駅からほど近い都心型立地。

 施設規模はRC15F延べ8202.45㎡で、総戸数98戸の分譲住宅を建設するもの。

 4月中旬頃の着工、2019年3月末の完成を予定している。

2017/02/15付一面に掲載。

2780とはずがたり:2017/03/12(日) 13:28:35
【東日本大震災6年】トヨタ、東北「第3の国内拠点」に復興を駆動 「モノづくり力」向上に貢献
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1703110014
03月11日 11:24産経新聞

 東日本大震災から6年を迎え、被災した東北地方の経済復興が進んでいる。牽引(けんいん)する自動車産業では、トヨタ自動車が東北を中部、九州に次ぐ「第3の国内拠点」に位置付け、小型車生産を広げている。部品調達や人材育成でモノづくり力の向上に貢献し、さらなる復興を目指す。(会田聡)
                   ◇
 震災翌年の平成24年1月。トヨタの白根武史専務役員(現トヨタ自動車東日本社長)が、宮城県栗原市の織元、千葉孝機業場を視察に訪れた。トヨタグループの創始者、豊田佐吉発明の動力織機(大正4年製)が地元の「若柳地織」を織り出していたからだ。

 3代目の千葉孝順さんは動力織機を組み直す修業を経験し、震災後も被害を免れた織機の手入れを怠らず、柔らかな独特の風合いの若柳地織の伝統を守り続けた。白根氏は「使う道具は自分で理解するのが保全の基本。東北の伝統工芸に、モノづくりの原点を学んだ」と振り返る。

 トヨタは震災後、東北を小型車製造の中心拠点と位置付け、グループのセントラル自動車など3社を統合してトヨタ自動車東日本を平成24年7月に発足。東北では岩手、宮城両県に3拠点を構え、静岡県の拠点も含め年間計50万台強を生産する。

 競争力の源泉は、モノづくりの伝統を引き継ぐ人材だ。統合後の岩手工場では、バンパーの塗装工程で塗料の付着率を9割まで引き上げる手法を工場生え抜き従業員が考案。現場の発想で塗料の無駄を減らし、コスト削減につなげた。白根氏は「粘り強い人が多い。モノづくりに適している」と話す。

 統合前から岩手でつくる小型ハイブリッド車(HV)「アクア」などに加え、27年に小型ミニバン「シエンタ」、昨年12月には小型スポーツ用多目的車(SUV)「C?HR」と生産車種を拡大。東北の1次、2次仕入れ先の生産拠点は約140と23年から4割増えた。長年取引がある中部や関東の仕入れ先が中心だが、「地場企業から部品の構成部材を調達している。サプライチェーン(部品調達網)が広がっている」(白根氏)。

 東北経済産業局によると、自動車など「輸送用機械器具製造業」の26年の東北出荷額は1兆5526億円と震災前から約3割増えた。トヨタ自動車東日本は9月に岩手、宮城大和両工場に企業内保育所を設置する計画だ。
                   ◇
 ■企業内訓練校で人材育成

 トヨタ自動車東日本は東北でモノづくり人材の育成にも取り組んでいる。平成25年に東北唯一の企業内訓練校「トヨタ東日本学園」を開設し、年間約20人を育成。地元企業から中・短期の研修も受け入れ、モノづくりを担う中核人材の拡大を進めている。

 1年間のコースは授業のうち約6割を技能実習が占める。電子回路の仕組みや機械構造など実践的な内容のほか、山形県天童市の将棋駒など東北地方の伝統工芸を現地で学ぶ。海外研修やトヨタ工業学園(愛知県)との合同研修もある。生徒20人のうち5人ほどを地元企業から受け入れ、東北のモノづくり力底上げを図る。企業向けに保全技術者の技能を学ぶ2カ月のコースや、溶接など個別技術の1週間研修も用意している。

 学園からは7日に卒業したばかりの4期生を含め、これまでに約80人が巣立ち、企業からの中・短期研修生も含めると約350人が学んだ。トヨタ自動車東日本に入社する生徒と地元企業を担う人材が交流する場にもなっており、野中敏行学園長は「学舎として東北のモノづくりネットワークを広げたい」と意気込む。

2781荷主研究者:2017/03/12(日) 18:57:48

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170220_12034.html
2017年02月20日月曜日 河北新報
<仙台空港民営化半年>二次交通積極PR必要

会津若松行きの高速バス。乗客はまばらだ=10日

 仙台空港は、昨年7月の民営化から半年余りが過ぎた。格安航空会社(LCC)が就航した台湾便を中心に海外からの利用は増加。二次交通の整備も進み、福島・会津若松、松島・平泉などへの高速バス路線が次々と開設されている。だが、バスの乗車率は低く積極的なプロモーションは急務だ。航路の維持に不可欠な日本から海外への利用客数を伸ばす努力も求められる。(報道部=安住健郎)

 週末を前にした今月10日の仙台空港は1階の到着口こそ混み合っていたが、外のバス停は閑散としていた。午後1時55分発の福島・会津若松行きは、乗客がわずか6人。出張で札幌市から福島市に向かう男性会社員(34)は「同僚に聞くまで存在を知らなかった。便利だし、もっと宣伝すればいいのに」と首をひねった。

 バスは昨年11月に運行を始め、JR福島駅-空港間を1時間55分で結ぶ。所要時間は新幹線利用より30〜40分程度長いとはいえ、運賃は1500円で乗り換えもない。荷物を抱えた旅行客には便利なはずだが、「利用者は1便当たり多くても10人ほど」(仙台空港)。今年1月に開設された松島と平泉を結ぶ周遊バスも低迷が続いている。

 その根底にはPR不足がある。仙台空港を運営する仙台国際空港(名取市)の岡崎克彦取締役営業推進部長は「バス路線の認可の関係上、空港として告知を始めたのは運行開始から。事前にできなかったのが痛かった」と話す。松島・平泉線は空港のホームページを見ても外国語のページがない。知らずに素通りする外国人観光客も多いのではないか。

 今年1月の国際線旅客数は2万5000人で昨年から倍増した。中国の正月に当たる春節(今年は1月28日)では、LCCのタイガーエア台湾が毎日臨時便を運航し、空港は外国人観光客であふれた。

 海外を旅した経験がある人なら誰でも感じたことがあると思うが、初めての地で不安なのは目的地までの足だ。安心して東北を旅してもらうための第一歩は、分かりやすい情報の提供だろう。

 二次交通の整備などで空港の利便性を高め、インバウンド(訪日外国人旅行者)を呼び込むと同時にアウトバウンド、つまり海外へ向かう日本人客を増やすことも忘れてはならない。

 外務省によると、人口1000人当たりのパスポート取得数(2015年)は宮城県が158枚で全国31位、福島は37位。山形、岩手も40位台で、残念ながら東北からのアウトバウンドの動きは今も鈍い。

 LCCの就航で海外旅行はより身近になった。台北線の最も安いチケットは7000円台。新幹線で東京に行くよりも安く本場の小籠包が食べられる時代だ。7月には国内LCCのピーチが仙台を拠点化し、国際線を就航させる方針。選択肢はますます増える。

 「交流人口の拡大」という言葉をよく耳にする。インとアウトという双方向の流れがあってこそ交流は成り立つ。自治体も含め空港や航空会社、旅行業者が一体となって需要を掘り起こす取り組みが不可欠だ。

[仙台空港の二次交通]JR福島駅経由会津若松行きの高速バスは1日3往復。松島海岸行きは1日5便で、うち1便は平泉に、うち2便は奥松島にそれぞれ乗り換えなしで向かう。安比高原(八幡平市)や蔵王温泉(山形市)、遠刈田温泉(宮城県蔵王町)行きのバスもある。3月からJR東日本のダイヤ改正に合わせてアクセス線(仙台空港-仙台)が3往復増便されるほか、4月からは酒田、鶴岡両市や山形市と空港を結ぶバス路線が開設される。

2782荷主研究者:2017/03/12(日) 18:58:39

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170220_13022.html
2017年02月20日月曜日 河北新報
「仙台直通の快速列車を」 気仙沼で署名活動

仙台-気仙沼間の直通快速列車運行を求めて行われた署名活動

 三陸沿岸の住民らでつくる「三陸沿岸を鉄路でつなぐ連絡協議会」が19日、JR大船渡線を経由した仙台-気仙沼間の直通快速列車の運行実現を求め、宮城県気仙沼市のイオン気仙沼店前で署名活動をした。

 冷たい風に小雪が舞う中、協議会の内海勝行事務局長らが市民に「仙台と結ぶ直通列車は、市民の利便性を飛躍的に高める」と訴えた。買い物客は「ぜひ、直通を実現してほしい。応援しています」などと応じていた。

 協議会では1万人を目標に4月末まで署名活動を続ける。

 大船渡線と気仙沼線の一部区間は東日本大震災後、バス高速輸送システム(BRT)で運行されている。内海事務局長は「直通列車の運行実現を第一歩に、将来の全線鉄路復旧に向けて、息の長い取り組みをしていきたい」と話していた。

2783荷主研究者:2017/03/12(日) 18:59:09

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170221_11030.html
2017年02月21日火曜日 河北新報
<青葉山公園センター>歴史・自然の調和が柱

仙台市役所本庁舎=2016年11月17日

 仙台市は、青葉区追廻地区に整備する青葉山公園の公園センター(仮称)の基本計画案をまとめた。7月ごろまでに基本設計者を選定し、2021年3月の完成を目指す。

 計画案では、仙台城跡の歴史的風情が感じられ、青葉山の豊かな自然と調和した施設デザインを目標とした。広瀬川に架かる大橋からの眺望を重視し、現代の仙台の街に溶け込む施設にするとの考え方も示した。

 公園センターは青葉山公園(広さ42万平方メートル)の東側の2200〜2500平方メートルに建設する。情報発信の「楽しむ」、飲食・休憩の「憩う」、体験・交流の「集う」の三つの機能を担い、芝生広場やカフェテラス、庭園なども整備する。

 3月までに基本計画を決定し、8月に施設や広場の基本設計を始める。着工は18年12月の予定。

 市有識者懇話会(座長・本江正茂東北大大学院工学研究科准教授)が16年12月、センターの機能やデザインコンセプトを奥山恵美子市長に提言した。

 市公園課の岡田真之課長は「仙台の自然、歴史を代表する青葉山公園の魅力や価値を高められるセンターにしたい」と話した。

2784荷主研究者:2017/03/12(日) 19:03:47
>>2336
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00418487?isReadConfirmed=true
2017/2/24 05:00 日刊工業新聞
大和ハウス工業、東北大発ベンチャーに出資

 大和ハウス工業は東北大学発のベンチャー企業で、介護機器メーカーのTESS(仙台市宮城野区)に資本参加した。第三者割当増資に応じて2億円を出資し、株式持ち分比率の12%を取得。4月からTESSが開発・製造する足こぎ車いす「COGY(コギー)」の販売を始める。総販売代理店として、年150台の販売目標を設定した。新商品の共同開発も視野に入れる。

(2017/2/24 05:00)

2785荷主研究者:2017/03/12(日) 19:06:17

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170224_13068.html
2017年02月24日金曜日 河北新報
荒井駅へ1km好立地 農地の宅地化加速

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170224kahoku02.JPG

荒井南(写真左奥の住宅街)に隣接する土地区画整理事業予定地=仙台市若林区長喜城

 仙台市若林区長喜城(ちょうきじょう)の農地を宅地化する計画が進んでいる。市地下鉄東西線荒井駅の南西約1キロにあり、新興住宅地「荒井南」に隣接する好立地が後押しする。土地区画整理組合が主体となり、2019年の分譲開始を目標に約300人が住む街の実現を目指す。

 長喜城は屋敷林の「居久根(いぐね)」が残る地域として知られる。土地利用計画によると、長喜城東部の水田や畑地約4.4ヘクタールを宅地造成する。60〜65坪の宅地約100区画に加え、高齢者福祉施設と医療モールを誘致する。

 周辺には七郷中や七郷小、七郷市民センター、スーパーなどが集まる。仙台東部道路の仙台東インターチェンジ、国道4号仙台バイパスにも近い。

 近隣では東日本大震災以降、荒井東、荒井南、荒井西の各土地区画整理事業が本格化。災害公営住宅を含め、多くの被災者が移り住んだ。

 こうした環境の変化もあって宅地化の動きが加速し、16年8月に地権者8人による土地区画整理事業の発起人会が発足。今月上旬の市都市計画審議会で、市街化区域への編入案が承認された。県都市計画審議会の審査を経て、19年にも分譲を始める。

 発起人会の庄子喜元代表は「長喜城はほとんど雪が積もらず、冬も過ごしやすい。荒井南とも調和した閑静な街にしたい」と話す。

2786荷主研究者:2017/03/12(日) 19:15:03

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170227_12036.html
2017年02月27日月曜日 河北新報
<さくら野百貨店仙台>自己破産 負債31億円

自己破産を申請したエマルシェが経営するさくら野百貨店仙台店=27日午前10時15分ごろ

 さくら野百貨店仙台店(仙台市青葉区)を経営するエマルシェ(同)は27日、仙台地裁に自己破産を申請し、破産手続き開始の決定を受けた。売り上げ減少が主因。代理人の弁護士によると負債額は約31億円で、社員やパートなどの従業員約120人は26日に全員解雇された。

 食料品など自前の売り場は閉鎖した。ドコモショップなどのテナントは営業を続けている。午前10時から取引先など債権者への説明会が市内で開かれ、約200人が出席した。青森、岩手両県にあるさくら野百貨店は青森市の別会社が経営している。

 東京商工リサーチ東北支社などによると、2006年2月期に193億2600万円の売り上げがあったが、郊外や近隣店舗との競争が激化。人気ブランド「H&M」などテナント誘致に力を入れたが業績悪化に歯止めがかからず、16年2月期の売り上げは79億3900万円まで落ち込み、4期連続の赤字となった。

 同社は1946年創業の丸光(仙台市青葉区)が前身。78年に丸光など東北の百貨店5社が経営統合して百貨店連合を設立。大手スーパー、マイカル(旧ニチイ)傘下として「ダックシティ」「ダックビブレ」と社名を変更しながら東北で6店舗を経営した。

 01年9月に経営悪化から民事再生法適用を申請。02年9月からさくら野百貨店に社名変更して再スタートを切った。05年4月に青森、北上など5店舗の経営を別会社に譲渡。10年8月からエマルシェとしてJR仙台駅前にある仙台店のみを経営していた。

 安藤俊社長は「ご迷惑をお掛けするお客さま、お取引先さまに心からおわびを申し上げます。70年の歴史のあるさくら野百貨店仙台店をこのような形で閉じることについては痛恨の極みというほかありません」とのコメントを出した。

2787荷主研究者:2017/03/12(日) 19:21:55

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170228_12030.html
2017年02月28日火曜日 河北新報
<さくら野仙台破産>駅前競争激化耐え切れず

 JR仙台駅前唯一のデパート、さくら野百貨店仙台店(仙台市青葉区)の運営会社エマルシェ(同)が27日、自己破産手続きに入り、丸光時代から続く約70年の歴史に終止符を打った。親会社の変遷や民事再生による再建など不安定な経営基盤の中で生き残りを図ってきたが、駅前に相次いで進出した大型商業施設との競争などに耐え切れず、閉店を余儀なくされた。

 さくら野仙台店は民事再生後の2002年、仙台ビブレから店名を変えて再出発した。しかし資金繰りの苦しさから店内の改装がままならず、雑貨や衣料品など直営の売り場の拡充も思うように進まなかった。

 事態打開のため、同店は駅前の一等地にある立地を生かし、店舗敷地内をテナントとして貸し出す方針を取り入れた。2階には海外衣料ブランド「H&M」、6、7階には中古書籍販売「ブックオフ」が入居。若者の来店は増えたが、百貨店が持つ高級感などブランド力は逆に低下。全体の底上げにつながらなかった。

 昨春には1階正面に入っていた大手アパレル「ユナイテッドアローズ」が撤退し、駅前のエスパル仙台本館に移転。その後に入ったのは携帯電話販売店となり、仙台の商店関係者からは「百貨店なのか分からなくなっている」との声も出ていた。

 売上高は年々減少し、11年2月期には100億円台を割り込み、16年2月期は79億3900万円まで落ち込んで、4期連続の赤字決算となった。

 昨年4月には東京のファンド会社が経営権を取得したが、業績悪化に歯止めがかからなかった。関係者によると、17年2月期の売上高は前年比で2割近い減少になるとみられている。

 宮城県内の百貨店は、仙台三越と藤崎の2社のみになる。仙台三越の渡辺憲一社長は「仙台には百貨店文化が残り、3社が競合している状況は望ましいと考えていた。それだけに今回の決定は寂しい」と語った。

 藤崎の小野寺宣克常務は「閉店は非常に残念。地方百貨店は経営が厳しいと言われるが、信用や価値をどう高めていくべきかが問われている」と強調した。

2788荷主研究者:2017/03/12(日) 19:22:30

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170228_12029.html
2017年02月28日火曜日 河北新報
<さくら野仙台破産>突然の閉店 利用客驚き

店先に張り出された「閉店のお知らせ」を見詰める買い物客。突然の閉店に驚きの声が上がった=27日午前10時50分ごろ、仙台市青葉区

 70年の歴史に突然の幕を下ろした仙台市青葉区のさくら野百貨店仙台店では27日、何も知らされていない主婦やお年寄りらが朝から買い物に訪れた。店舗の入り口には「閉店のお知らせ」が張り出され、長年親しまれたデパートの閉店に利用客には驚きや戸惑いが広がった。

 1階の靴売り場をよく利用したという青葉区の主婦金田清子さん(74)は「店が閉まっていたので何があったのかと思ったら、閉店の文字。仙台駅前の一等地の店が突然閉店するなんて」と驚いていた。

 入り口近くでは、警備員に「食品売り場は営業しているのか」「古本店には行けるのか」と尋ねる人もいて、店の状況に困惑していた。

 足しげく訪れた人たちからは惜しむ声が上がった。同区の中嶋正子さん(72)は「地下の食品売り場で購入すると配送してくれたので利用してきた。親しんだ百貨店だったのに」と残念がった。

 別の主婦(83)は「(1946年営業開始の)丸光デパートの時から通い、仙台駅前に来た時はいつも立ち寄った。なじみの店がなくなるのは寂しい」と話した。

2789荷主研究者:2017/03/12(日) 19:23:04

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170228_12010.html
2017年02月28日火曜日 河北新報
ヱヴァ手掛けたアニメ制作会社 仙台進出

立地表明書を奥山市長(右)に手渡す小石川社長

 映画「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」や「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」のCGアニメーションを制作したサブリメイション(東京)は27日、仙台市中心部に4月、スタジオを新設すると表明した。小石川淳社長が市役所で奥山恵美子市長に立地表明書を手渡した。アニメ制作会社が仙台市に進出するのは初めて。

 新年度は10人程度で業務を始め、5年後に地元採用で50人体制を目指す。当面は東京で受注した業務を分担するが、将来的には仙台で企画したアニメの制作も視野に入れる。

 小石川社長は気仙沼市出身で東北工大卒。「専門学校や大学と連携し、アニメ制作を学んだ学生が即戦力として働けるようにしたい」と強調。奥山市長は「仙台発の新たなアニメを期待している」と話した。

2790荷主研究者:2017/03/12(日) 19:33:27

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170301_11032.html
2017年03月01日水曜日 河北新報
<仙台駅>西口バスプールに車いす用昇降機

バス乗降場につながる階段に設置された車いす用昇降機

 仙台市はJR仙台駅西口バスプールの改修工事に伴ってエレベーター2基を一時撤去し、車いす用の昇降機をペデストリアンデッキとバス乗降場を結ぶ階段2カ所に設置した。市は障害者やベビーカー利用者など階段の上り下りが困難な人に利用を呼び掛けている。

 昇降機を利用するには、階段上下のインターホンで係員を呼び、操作を依頼する。利用時間は平日午前6時半〜午後11時40分、土日祝日は午前6時50分〜午後10時40分。

 改修工事は、エレベーターと地下道を通って地下鉄仙台駅に行けるようバリアフリー化する。バスの乗降場も増やす。バスの運行時間外の夜間に施工し、2019年度に完成予定。2基のエレベーターは18年10月までの使用再開を目指す。

 市北道路建設課の担当者は「しばらく不便をお掛けするが、係員が近くに待機しているので気軽に呼んでほしい」と話している。

2791荷主研究者:2017/03/12(日) 19:33:55

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170302_12040.html
2017年03月02日木曜日 河北新報
<エリクソン>技術系拠点 仙台に6月開設

 スウェーデン通信大手エリクソンの日本法人エリクソン・ジャパン(東京)が6月、JR仙台駅周辺に通信事業者向けインフラ構築などを担う拠点「エリクソン仙台」を開設することが1日、分かった。

 初年度は従業員100人で運営し、2年後に220人体制を目指す。通信事業者向けの通信インフラの構築や運用、保守などサービスの技術系拠点となる。市役所で7日に立地表明式があり、日本法人の野崎哲社長が詳細を明らかにする。

 市内では昨年12月、日本IBM(東京)がIT技術者数で少なくとも300人規模を目指す拠点を新設。大型のIT系拠点の設置が続いている。

2792荷主研究者:2017/03/19(日) 11:20:23

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170301_12028.html
2017年03月01日水曜日 河北新報
<さくら野仙台破産>解雇通知「言葉失った」

慌ただしく商品の搬出作業が続けられる店舗内=28日午前10時15分ごろ、さくら野百貨店仙台店

 さくら野百貨店仙台店(仙台市青葉区)の運営会社エマルシェ(同)が27日、自己破産手続きの開始決定を受け、約70年の歴史に幕を閉じた。突然の閉店に解雇された従業員は言葉を失い、取引先の多くは債権回収ができない状況に陥った。JR仙台駅前の一等地に起きた破綻劇。その余波が地域経済に与える影響は大きい。

◎創業70年に幕(上)悲嘆

<見通し不透明>
 自己破産から一夜明けた28日。2階フロアの約半分を占める海外アパレル「H&M」は、午前10時から通常営業を始めた。若い女性を中心に人が集まる光景はこれまでと変わらない。

 H&M以外の2階フロアは別世界だ。さくら野仙台店の直営テナントでは、スタッフらが在庫品の搬出作業に追われた。

 婦人服ブランドの従業員女性(48)は、午前9時半からスタッフ5人と作業に当たった。来店客の迷惑にならないように搬出時間は制限されている。「5日間で搬出を終えたいが、可能かどうか」。女性は不安げにつぶやいた。

 H&Mのほか、1階のドコモショップ、5階のICI石井スポーツ、6.7階のブックオフなど直営以外の10店は営業を継続しているが、見通しは不透明だ。

 ブックオフの小林慶祐店長(37)は「市内で一番大きい店で従業員も多い。可能な限り営業を続ける。ただ、いつまで続けられるか分からないという不安はある」と話す。

 商品を納入した取引業者への影響も大きい。3月8日までに商品を搬出するよう求められているが、回収することができるのは、契約上の所有権が残る商品に限られ、それ以外は破産管財人に差し押さえられる。

 差し押さえた商品の売却代金は債権者約480人に配分されるが、関係者は「大きな収益は期待できず、債権者の取り分はほんのわずかだろう」と明かす。

 自己破産の影響をあまり受けないのは、中高生の学生服の発注事業ぐらいで、藤崎に引き継ぐ方向だ。

<「申し訳ない」>
 さくら野仙台店は2002年、民事再生後に再出発したものの、再建途上の信用面の不安もあり、メインバンクを持てなかった。資金繰りに窮し、約31億円の負債を抱えながら自己破産を選択した。

 関係者によると、従業員約120人に解雇通知が出されたのは自己破産前日の26日夜。ある従業員は「誰もが寝耳に水で言葉を失った」と振り返る。

 一部の従業員は残務処理のため出勤を続ける。「申し訳ない。申し訳ない」。エマルシェの安藤俊社長は28日、従業員に頭を下げながら店舗内を回った。婦人服担当の女性は「商品の返品作業が終わったら、新しい仕事を探さないといけない」とうなだれた。

2793荷主研究者:2017/03/19(日) 11:20:55

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170302_12023.html
2017年03月02日木曜日 河北新報
<さくら野仙台破産>権利複雑 再開発の壁に

旧東洋ビル跡地(左)の商業ビル建設が続く中で、さくら野百貨店仙台店が破綻した

 さくら野百貨店仙台店(仙台市青葉区)の運営会社エマルシェ(同)が27日、自己破産手続きの開始決定を受け、約70年の歴史に幕を閉じた。突然の閉店に解雇された従業員は言葉を失い、取引先の多くは債権回収ができない状況に陥った。JR仙台駅前の一等地に起きた破綻劇。その余波が地域経済に与える影響は大きい。

◎創業70年に幕(下)暗雲 

「目玉施設を」

 JR仙台駅西口周辺は昨年、活況を呈した。3月にエスパル仙台東館、7月には仙台パルコ2が相次いで開業。大型商業施設の誕生で求心力を増したエリアだが、さくら野百貨店仙台店の破綻でにわかに暗雲が立ち込めてきた。

 二つの商業施設の効果で、仙台駅・東西自由通路の通行量は大幅に増えた。これに対し、さくら野仙台店付近の再開発は思うように進まず、駅周辺でも二極化がささやかれる。

 隣接し、2015年3月に閉館した旧仙台東洋ビルの跡地には地上10階、地下1階の商業ビルが建設中だ。量販店のドン・キホーテなどが入るとみられるが、工期完了は来年2月末と約1年先になる。

 さくら野仙台店向かいの仙台ホテル跡地も本格的な再開発へ向けた動きは見えてこない。オリックス不動産が11年に複合飲食施設「EDEN(エデン)」をオープンさせたが、あくまでも「暫定」営業だ。

 さくら野仙台店に近い名掛丁商店街振興組合の高橋昭行理事(49)は「商店街活性化のためにも、近辺に目玉となる商業施設が必要」と顔を曇らす。

超一等地に穴

 さくら野仙台店前の「青葉通」は60年連続で東北の路線価トップを誇る。それだけに不動産、デベロッパー関係者は再開発の行方に注目するが、一筋縄では行かない事情が絡む。

 敷地内は十数の土地区画に分かれ、所有者は複数いる。建物も同様で、加えて店舗部分は複数のビルをつなぎ合わせた複雑な構造になっており、「使い勝手が悪い」(市内の不動産関係者)と指摘されている。

 帝国データバンク仙台支店の紺野啓二情報部長補佐は「土地や建物を巡る当事者が多く、権利関係が複雑なのが仙台店の特徴。再開発の可能性が高まるが、調整には時間がかかるだろう」と解説する。

 テナントだけの営業では所有者は十分な賃料を得られない。破綻を機に、再開発ムードの高まりに期待する声もある。商店街の関係者は「具体的な再開発計画が出てくれば、反対は出ないだろう」と読む。

 仙台市中心部は週末ごとに他県ナンバーの車が列を成す。「仙台の顔」とも言える超一等地に大きな穴が開いた。「空洞化が長期に及ぶのは絶対に避けたい」。仙台商工会議所幹部のうめきにも似た一言が、事態の深刻さを物語っている。

2794荷主研究者:2017/03/19(日) 11:38:58

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2017/03/06 建設新聞
TKPSPV-1 アパG事務所で設計中 仙台市名掛丁・アパホテル仙台駅北の新築
S13F延べ7107㎡、18年8月末の完成めざす

 貸会議室事業やホテル内宴会場の運営を全国展開しているTKPの関連会社となるTKPSPV-1(東京都新宿区市谷八幡町8 金光達成代表取締役社長)は、東北初のホテル開発プロジェクトとして仙台市宮城野区名掛丁にアパホテル(仙台駅北)(仮称)の新築を計画しており、アパマンションアパグループ一級建築士事務所(金沢市)で設計を進めている。

 建設用地は、JR仙台駅北側の徒歩圏に位置する仙台市宮城野区名掛丁201の1地内の1290.58㎡で、現在はコインパーキングとして利用しているところ。計画によると、ここにS造13F延べ7107・97㎡の施設を建設。内部にはホテルや集会場、飲食店を設ける予定となっている。

 今後、施工者選定に着手し、5月中旬の着工、2018年8月末の完成をめざすとしている。

 今回のホテル開発プロジェクトは仙台市内にあるTKPの貸会議施設と連動し、会議や研修と宿泊を効率的に利便性高く利用できるハイブリッド型宿泊施設の提供をめざすもので、ビジネス客からインバウンドの需要まで幅広いニーズの取り込みを見込んでいる。

※建設予定の現況。(クリックで拡大)
2017/03/06付一面に掲載。

2795荷主研究者:2017/03/19(日) 11:41:58

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2017/03/07 建設新聞
MULプロパティ・仙台市太白区富沢駅西 商業施設「アクロスプラザ富沢西」の新築
8月末の完成へ大和ハウス工業が設計・施工

 三菱UFJリースが100㌫出資する不動産リースのMULプロパティ(名古屋市中区丸の内3の22の24 葛谷悦敏代表取締役社長)は、仙台市太白区の富沢駅西土地区画整理地内に商業施設「アクロスプラザ富沢西」(仮称)の新築を計画しており、大和ハウス工業の設計・施工で着工した。

 建設用地は、組合施行で造成工事が進む富沢駅西土地区画整理事業53街区51の一部地内となる仙台市太白区富田鍛冶屋敷16の1ほか地内。敷地北側は都市計画道路富沢山田線沿いに面しているところ。計画によると、ここに商業施設を整備するとし、物販店舗(ビデオレンタル)となるA棟がS1F延べ3924.13㎡、複合店舗として飲食店舗、展示場、歯科医院が入居するB棟がS1F延べ632.7㎡、飲食店舗となるD棟がS1F延べ364.95㎡、複合店舗(飲食店舗、美容室、フィットネス、事務所)のF棟がS1F延べ1033.63㎡、物品販売業を営む店舗となるG棟がS1F延べ917.27㎡、同じくI棟がS1F延べ336㎡、同じくJ棟がS1F1458.14㎡。このほかにも複数棟の建設を予定している。

 完成は施設ごとに異なるが8月末の全体完成をめざすとしている。

 富沢駅西土地区画整理事業は、仙台市地下鉄南北線富沢駅から西に約1㎞の徒歩圏に位置し、地区内人口は2500人で850戸を想定している。区画整理地内には商業施設のほか医療・老人福祉施設として社会福祉法人・ノテ福祉会による特別養護老人ホームや老人保健福祉施設の整備のほか仙台市太白区富沢地区からの広南病院の移転計画、また、子育て施設として社会福祉法人・愛光福祉会による認可保育所新築などさまざまな施設建設が進んでいる。

2017/03/07付一面に掲載。

2796荷主研究者:2017/03/19(日) 11:45:17

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170307_13026.html
2017年03月07日火曜日 河北新報
<震災6年 まち再生>域内人口格差広がる

住宅の建築ラッシュに沸く新蛇田地区。郵便局やスーパーなども間もなくオープンし、活気を帯びる

 東日本大震災の津波被害を受けた岩手、宮城、福島の被災3県の沿岸部は、まち再生の取り組みが正念場を迎えている。中心市街地を造り直す大規模な土地区画整理事業は道半ば。現地再建への戸惑い、廃業の危機、地域格差など課題は山積する。震災から6年を迎える被災地の今を追う。

◎正念場迎える被災地(5)宮城県石巻市

 「季節ごとの行事があったらいい」「子どもが集まるイベントをしたい」

 石巻市の新蛇田地区で2月中旬、自治会設立に向けた会合があった。どのように住民同士の交流を深めるか。住民らが活発に意見を交わした。

 三陸自動車道の石巻河南インターチェンジに近く、商業施設などの集積が進む石巻市郊外に、真新しい住宅や災害公営住宅が並ぶ。

<3300人が移住>
 新蛇田地区は東日本大震災に伴う土地区画整理事業により、田園に誕生した新市街地だ。津波で被災した沿岸部の住民を吸い寄せている。計画によると施工面積は46.5ヘクタール。一戸建て住宅730戸、災害公営住宅535戸が整備される。計1265戸、約3300人が移り住む。

 規模が大きく、自治会は地区を四つに分けて編成する予定。設立に向けた会合には、先行する北東エリアの住民が集まった。

 参加した会社役員上村博也さん(70)は、まちの将来像を見据えた話に希望を膨らませた。「新市街地はキャンバスに例えれば、まだ真っさらな状態。どういう地域を描いていくか、楽しみだ」

 同じ市内で対照的なのは甚大な被害を受けた半島部。2015年国勢調査で人口は雄勝が震災前(10年)と比べ74.44%減の1021、牡鹿が43.35%減の2448、北上が34.64%減の2430。主に震災後の流出が深刻さを増す。

 北上地区の拠点となる集団移転団地「にっこり団地」は、そのあおりを受ける。33区画の自主再建向け宅地が昨年4月までに整備されたが、今も9区画が空いている。

 「当初はもっと希望者が多かった。整備区画は次第に減り、それでも空きが出る」。団地の住民有志の会メンバー、会社員鈴木健仁さん(62)は寂しげだ。

<若者内陸へ>
 拍車を掛けた一因は、12年末に受け付けが始まった「がけ地近接等危険住宅移転事業」と鈴木さんはみる。5戸以上の集団移転の要件を満たさない個別移転にも転居費などが助成される制度。地区外で働く若い世代を中心に住宅を内陸に構えた。13年に団地の計画変更があり、完成が約1年遅れたのも響いたという。

 鈴木さんは「被災者個人にとっては選択肢が増えて良い事業も、まちづくりを考える上ではつらい」と指摘する。

 半島部に限らず、市中心部に近い新門脇地区も著しい人口減に直面する。復興事業に伴い生じる市域内の人口格差は広がる一方だ。

 地区では、土地区画整理事業で造成した250戸分の宅地引き渡しの9割が終わった。ただ大半の宅地は空き地のまま。昨年11〜12月に入居が始まった2カ所の災害公営住宅に125戸が入居したが、震災前の地区の規模にはほど遠い。

 町内会長の本間英一さん(68)は「土地を売らず残している人もいる。いつか家を建てて住んでほしい」といちるの望みを懸ける。

(石巻総局・鈴木拓也)

2797荷主研究者:2017/03/19(日) 11:50:02

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170308_12009.html
2017年03月08日水曜日 河北新報
<エリクソン>新通信システム設計 仙台進出

立地表明書を奥山恵美子市長に手渡す野崎社長(右)

 スウェーデン通信大手エリクソンの日本法人エリクソン・ジャパン(東京)は7日、通信事業者向けのインフラ構築や運用を担う拠点「エリクソン仙台」をJR仙台駅東口に開設すると発表した。エリクソンの長期戦略の一環として、高速データ通信を可能とする第5世代移動通信システム(5G)の導入に向けたネットワーク設計も行う。

 エリクソン仙台は6月に業務を始め、2019年に正社員のIT技術者220人体制を目指す。国内の技術系拠点は500人程度が在籍する横浜市に次いで2カ所目で、仙台への拠点開設で日本法人の技術者数が4割ほど増強される。

 市役所での立地表明式で野崎哲社長は「5GやIoT(モノのインターネット)サービスの推進には優秀な日本人技術者が多く必要だ。仙台では質の高い人材を採用できる」と話した。

 エリクソンは世界有数の通信インフラ業者で、日本法人によると、世界の携帯電話契約75億件の3割の利用を支える。国内でも携帯電話大手3社と取引する。

2798荷主研究者:2017/03/19(日) 11:50:55

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170308_12008.html
2017年03月08日水曜日 河北新報
<東京エレク宮城>半導体安定供給へ新物流棟

本社敷地内に建設する物流棟(右下)の完成イメージ

 半導体製造装置の東京エレクトロン宮城(宮城県大和町)は、本社敷地内に新たな物流棟を建設する。半導体需要の高まりを受けて部品を保管、供給する設備を増強し、生産効率を高める。8日に着工し、12月の完成を目指す。

 物流棟は鉄骨2階で、延べ床面積は2万5338平方メートル。事務棟や生産棟の北側に建設する。既存の物流設備の約2倍の規模となり、部品を安定的に調達することで出荷までにかかる時間を短縮させる。

 IoT(モノのインターネット)の進展などで半導体需要は高まっており、同社ではフル生産が続く。市場の成長が見込まれることから、昨年夏に新施設の建設を決めた。

 現地で7日にあった起工式で、北山博文社長は「部品調達の安定化に必要な施設だ。中長期的には生産量を現状の1.5倍に増やしたい」と語った。

2799荷主研究者:2017/03/19(日) 11:51:23

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170308_12007.html
2017年03月08日水曜日 河北新報
<ILC>スロベニア企業 宮城進出

コージーラボは世界各地の加速器プロジェクトで制御システムを手掛けている(同社ホームページから)

ILCなど加速器プロジェクトに向けて、宮城進出の意義を説明する黒川CEO

 超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」など、東北各地で進む加速器プロジェクトの実現をにらみ、大型物理実験施設向けの制御システムを手掛けるスロベニアの「コージーラボ」日本法人が2月、多賀城市のみやぎ復興パークに茨城県から移転入居した。各プロジェクトの情報収集をしながら、東北大や地元企業との連携を進める。

 大型加速器施設は、数百万点の機器を統一的にコントロールする高度な制御技術が必要となる。コージーラボは2001年、スロベニアの大学発ベンチャーとして設立。スイスの欧州合同原子核研究所(CERN)、日本の高エネルギー加速器研究機構(KEK、茨城県つくば市)など世界各地の加速器プロジェクトにシステムを提供してきた。

 移転の決め手は、東北で機運が高まる加速器計画。ILCは岩手、宮城両県にまたがる北上山地が候補地で、30年ごろの完成を目指す。東北放射光施設は実現に向けた産学の動きが本格化。青森県六ケ所村には国際熱核融合実験炉(ITER)材料照射施設の計画が進む。

 アジア担当副社長で日本法人CEOの黒川真一氏(70)=KEK名誉教授=は「ILCは世界の物理学に必要なプロジェクトであり、日本の責任は大きい。東北放射光施設も実現の見込みが高い」と語る。国内外の加速器計画に関わり、05〜07年に国際組織のILC運営委員会委員長を務めた経歴を持つ。

 黒川氏は昨年春からコージーラボのマーク・プレスコ社長と何度も宮城県を訪れ、交通アクセスの良さや東北経済連合会のバックアップもあり、茨城県東海村から2月2日付で移転登記した。5人程度のスタッフが常駐する。

 黒川氏は「大型施設の『神経』を制御する高度な技術で、ILCでも役割を果たせる。地元企業とは周辺機器との接続部分の標準化などで連携できる」と話す。将来は東北大など地元の人材を集めたい考えだ。

2800荷主研究者:2017/03/19(日) 11:57:13

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170309_12003.html
2017年03月09日木曜日 河北新報
<大和ハウス>仙台港に大型物流センター

最大4社が利用できる大和ハウスの物流センター=仙台市宮城野区港4丁目

 大和ハウス工業(東京)の大型物流センター「DPL仙台港」が今月、仙台市宮城野区の仙台港近くに完成する。延べ床面積約6万7000平方メートルは東北最大級。最大4社が入居できるマルチテナント型の施設となっている。

 敷地は約5万9000平方メートルで鉄骨2階。東日本大震災級の津波にも耐えられるよう、1階の床高は3.5メートルかさ上げした。

 全4区画で、各区画は1、2階を一つの会社が使う仕様となっている。天井高は6メートル。1区画当たりの倉庫面積は約1万4600〜1万6300平方メートル。

 積み下ろしの際に天候の影響を受けないよう、センターの中央を幅13.5メートルの「中車路」が通る。トラックバース(待機場所)は4区画合わせて10トン車98台分を用意した。既に地元の運送会社が1区画を使う契約を結ぶ予定だという。

 現地で8日、報道関係者に施設が公開された。同社の手塚公英Dプロジェクト推進室長は「仙台港へのアクセスの良さから立地を決めた。仙台圏の物流は名古屋、福岡と同規模。センター建設のニーズは強く感じている」と話した。

 同社はほかに、仙台空港近辺など仙台圏の3カ所で物流センターの建設を計画している。

2801荷主研究者:2017/03/19(日) 19:52:16

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170310_12019.html
2017年03月10日金曜日 河北新報
被災地の物流拠点に 仙台・岩切で整備計画

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170310kahoku01.JPG

配送センターなどが計画される土地区画整理事業予定地=仙台市宮城野区岩切今市東

 仙台市宮城野区岩切で大規模物流拠点の整備構想が進んでいる。JR仙台貨物ターミナル駅(宮城野区宮城野)の岩切地区への移転計画を受け、近くの水田を土地区画整理事業で造成する。東日本大震災の被災地を含む仙台圏の新たな物流拠点の要とするべく、2020年ごろからの造成を目指している。

 地権者らの土地利用計画によると、今市地区とJR東北線の間の農地や宅地など計52.7ヘクタールを市街化区域に編入。県道仙台松島線(利府街道)の南側を中心に計8街区の流通業務地区を整備し、配送センターを置く。

 貨物駅のそばに物流拠点を配置することで相乗効果を見込む。北側にはスーパーマーケットや福祉施設、保育園を配置予定で、近隣の居住環境の向上が期待される。予定地は国道4号仙台バイパスに接し、三陸自動車道や仙台港へのアクセスも優れている。

 JR貨物は20年度、東北線の南側で新貨物駅の業務を始める予定。地権者は移転計画を契機に農地の転用を検討してきた。当初は宅地造成を目指したが、旅客駅の周辺1キロ圏に宅地開発を限定する市の方針に合致せず、道路ネットワークを生かした業務対象の土地利用に方針転換した。

 整備に伴い、交通量が増加している県道仙台松島線のさらなる混雑が懸念されるため、土地区画整理事業で県道に右折車線を新設する。南東の仙台港方面から流通業務地区に直接入る専用道路も計画する。市街化区域への編入は、来年6月の県都市計画審議会などを経て正式に決まる。

 岩切地区は七北田川の水運も含め、歴史的に交通の要衝となってきた。地権者でつくる世話人会の高野秀策代表は「地域の特性を生かしてきれいな街を造り、子孫に残したい」と話す。

2802荷主研究者:2017/03/19(日) 22:01:52
>>2420
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170314_13016.html
2017年03月14日火曜日 河北新報
<仙台東部道>名取中央スマートIC18日開通

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170314kahoku02.JPG

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170314kahoku01.JPG
建設中の名取中央スマートIC。左奥にイオンモール名取が見える=2月(東日本高速道路仙台工事事務所提供)

 宮城県名取市と東日本高速道路が整備を進めた仙台東部道路の名取中央スマートインターチェンジ(IC)が18日、開通する。仙台空港や大型商業施設のイオンモール名取に近く、東日本大震災からの経済復興や物流の向上が期待される。

 ICは2015年12月着工、事業費は約27億円。名取ICと仙台空港ICの間に位置し、自動料金収受システム(ETC)搭載車が利用できる。

 市は空港周辺地区を「生業再生・交流エリア」と位置付け、企業誘致などを目指している。名取中央スマートIC開通で、同エリアから仙台方面へは約2分の時間短縮効果があるという。

 市西部からスマートIC北側のイオンモールに至る県道大手町下増田線も25日に全線開通。買い物やレジャーなどの広域移動が促進され、地域活性化につながると見込まれる。

 市と同社は18日午前、現地で開通式を実施。一般車両の通行は午後3時を予定している。

2803荷主研究者:2017/03/19(日) 22:07:02

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2017/03/16 建設新聞
三幸学園「仙台8号館」の新築計画 宮城野区車町にS8F3865㎡を想定
18年3月の完成へウイングスペースで設計

 学校法人・三幸学園(東京都文京区本郷3の23の16 昼間一彦理事長)は、仙台市宮城野区車町に「三幸学園仙台8号館」(仮称)の新築を計画しており、ウイングスペース一級建築士事務所(東京都港区)に設計を委託している。

 建設用地は、仙台市宮城野区車町102の2ほか地内の694.32㎡で、国道45号沿いの東北新幹線高架橋との交差部東側に位置するプリンスホテル東口跡地。現在、ホテル施設の解体作業を行っているところ。

 計画によると、ここにS8F延べ3865.07㎡の専修学校を建設するもの。近く施工者を選定し5月初旬の着工、完成は2018年3月末を予定している。

2017/03/16付一面に掲載。

2804荷主研究者:2017/03/26(日) 12:12:12

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170317_12016.html
2017年03月17日金曜日 河北新報
<JR東>農産物直売所 仙台駅前に8月開設

JRアグリ仙台が仙台駅近くに開設する直売所のイメージ

 JR東日本が地元農業者や食品加工業者と設立した新会社、JRアグリ仙台(仙台市)は16日、仙台市内の農地を借りてコメや野菜を生産し、仙台駅近くにレストランを併設した直売所を8月にも開設して販売を始めると発表した。

 アグリ仙台は、JR東のほか、納豆製造販売の川口納豆(栗原市)や乳製品製造販売の蔵王酪農センター(宮城県蔵王町)、仙台市若林区の専業農家遠藤耕太氏らの出資で1月に設立された。

 遠藤氏の畑と水田計80アールを借り上げ、コメやリーフレタス、ニンジンなどを栽培する。直売所の建設予定地は青葉区中央1丁目のホテルメトロポリタン仙台の南側。農産物は首都圏のJRの駅でも販売する。初年度の売り上げ目標は1億7000万円。

 今後は出資者の協力を得て生産物を使った商品開発も進める。南東北でさらに直売所の開設を目指す。

 仙台市内で記者会見した笠原治アグリ仙台社長は「生産から商品開発、直売所の一体的な経営により、出口のある農業を展開したい」と抱負を語った。

 JR東が農業者と提携し設立した法人には、トマト栽培のJRとまとランドいわきファーム(いわき市)、酒米栽培のJR新潟ファーム(新潟市)がある。

2805荷主研究者:2017/03/26(日) 12:13:08

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170317_12014.html
2017年03月17日金曜日 河北新報
<さくら野仙台破産>運営会社4月末完全撤退

自己破産を申請したさくら野百貨店仙台店=2月27日、仙台市青葉区

 さくら野百貨店仙台店(仙台市青葉区)の運営会社エマルシェ(同)が自己破産した問題で、同社が4月末でビル管理などの業務から完全撤退することが16日、分かった。現在も営業を続けているテナント10店は5月以降、ビルの所有者と契約して営業を継続するか、契約せずに退去するかの決断が迫られる。

 エマルシェは複数のビル所有者とビル全体の賃貸契約を結んだ上で、テナントに貸し出している。

 関係者によると、エマルシェの破産管財人が9日、テナント10店を対象に説明会を開き、今後のビル運営などを説明。破産後も続けているビル管理などの業務を4月末で完全撤退する考えを示した。

 その上で5月以降はビル所有者との話し合いで、営業を続けるかどうかを判断するようテナント側に求めた。ビル内の電気やガス、水道などのインフラ面の説明はなかったという。

 6、7階で営業する中古書籍類販売「ブックオフ」の担当者は「撤退後のビル所有者との交渉は本社が対応するが、現段階では4月末で営業を終えることは考えていない。順調に営業を続けているので、困惑している」と話した。

 関係者によると、一部のテナントは4月末での営業終了を検討しているという。破産管財人を務める弁護士の事務所は取材に「何も答えられない」と話した。

2806荷主研究者:2017/03/26(日) 12:15:40

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170317_12027.html
2017年03月17日金曜日 河北新報
さくら野仙台破産に続き 駅前商業ビル解体へ

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170317kahoku02.JPG

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170317kahoku01.JPG
テナントが7月末までの退去を求められているGSビル=仙台市青葉区

 JR仙台駅西口前の商業ビル「GSビル」(仙台市青葉区中央1丁目)を所有、管理するオリックス不動産(東京)が、ビル内の飲食店などテナントに7月末までの退去を求めていることが16日、分かった。オリックスはテナント退去後に建物を取り壊す方針だが、撤去には最低でも1年以上かかるとみられる。駅前では、同じく一等地に立つさくら野百貨店仙台店が先月破綻しており、空洞化の懸念が強まりそうだ。

 関係者によると、オリックスは当初、来年1月末までの営業を認める予定だった。しかし、仙台市が今年1月に公表した大規模建築物の耐震診断で、GSビルは震度6強〜7程度で倒壊または崩壊する危険性があると診断された。オリックスは安全面などを考慮し7月末までの退去を求めた。

 GSビルは地上一部8階、地下2階で、敷地面積は約1030平方メートル。1957年に建設された日乃出興業ビルが前身で、2003年にパチンコ店経営の大成商事(山形市)が買収。08年、建物と土地がオリックス不動産に売却された。現在はドラッグストアや飲食店などが入る。

 退去を求められた飲食店の関係者は「予定前の退去は営業面で困る。ただ、安全面を考慮すれば、オリックス側の要望も無視できない」と話した。

 オリックスはGSビル近くの青葉区中央3丁目に、地上8階、地下1階の「仙台南町通商業ビル(仮称)」を建設中。来年1月末の開業を計画し、GSビル内の一部店舗が移る予定だ。所有する複合商業施設「EDEN(エデン)」については、隣接するGSビルとの一体開発を視野に入れてきたが、計画は進んでいない。

 オリックス本社のグループ広報部は「GSビルは耐震強度の問題があるので、テナントと交渉しているのは事実」と話した。

2808荷主研究者:2017/03/26(日) 12:25:44

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170318_12004.html
2017年03月18日土曜日 河北新報
<仙台空港アクセス線>輸送力向上へ期待

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170318kahoku02.JPG

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アクセス線から降り、空港に向かう乗客=13日午後、名取市の仙台空港駅

 JR仙台駅と仙台空港を結ぶ宮城県の第三セクター鉄道「仙台空港アクセス線」が18日、開業から満10年を迎える。完全民営化された仙台空港の路線拡大に伴って輸送力向上への期待は高まるが、開業時から続く赤字体質が新たな設備投資を妨げている。交流人口の拡大を支えるインフラとして、さらなる快走を図る知恵が問われる。(報道部・片桐大介)

 仙台空港アクセス線は4日から普通列車2往復と快速1往復を増便した。仙台空港を運営する仙台国際空港(名取市)の幹部は「現有車両と設備で最大限努力してもらった。今後は先行投資を含めた利便性向上をお願いしたい」と話し、一層のダイヤ改善を促す。

 2016年度の空港の旅客数は318万人(見込み)。同社は空港運営権の獲得時に掲げた20年度410万人、44年度550万人の目標達成に向け、全力を挙げている。増やした旅客をリピーターにつなげるには、空港からの2次交通の改善が不可欠になる。

 現状では、発車時刻が30分以上間隔が空く時間帯がある。旅客機到着時間が重なる時はトランクを抱えた乗客で混み合い、仙台空港駅のホームで乗客が寒風にさらされることもある。

 空港会社を設立した中心企業は大手私鉄の東急電鉄(東京)だ。空港会社幹部は「交通手段は客が利便性で選ぶ時代。客を失わないように、待たずに乗れる安心感が必要」と助言する。

 一方、アクセス線を運行する仙台空港鉄道(名取市)の渋谷浩社長は「さらなる運行本数の増発、車両増加は難しい」と説明する。

 開業時から続く単年度赤字は16年度も1億8200万円を見込む。累積赤字はなお70億円程度残り、積極的な先行投資は難しい状況にある。名取-仙台空港駅間の平均乗車率は28%(15年度)で、乗客がまばらな時間帯も多い。

 空港需要と沿線開発の影響で乗客数=グラフ=は伸びるとみられるが、「開業10年を経て、車両の検査や修繕の費用がかかる」(渋谷社長)こともあり、現有資産でしのぐ構えだ。

 県は、仙台空港鉄道と仙台国際空港にJR東日本を交えた4者協議で運行改善を検討する。遠藤信哉土木部長は「使い勝手の良い2次交通となるよう、長期的には新たな投資も必要になると考えている」と話す。

2809荷主研究者:2017/03/26(日) 12:30:45

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170321_13022.html
2017年03月21日火曜日 河北新報
<三陸沿岸道>志津川-南三陸海岸が開通

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170321kahoku01.JPG

南三陸海岸ICの利用開始をテープカットで祝う関係者=20日午後2時45分ごろ、宮城県南三陸町

 東日本大震災の復興道路として国が整備を進める三陸沿岸道路のうち、宮城県南三陸町の志津川インターチェンジ(IC)-南三陸海岸IC間の3キロが20日、開通した。現地で記念式典があり、住民らは復興の加速へ期待を寄せた。

 同区間は震災直前の2011年3月に着工。2カ所の橋と3本のトンネルを含む。総事業費は約110億円。南三陸海岸ICは南三陸病院や魚市場に近く、緊急搬送時間の短縮や水産物の輸送効率化が図れる。

 式典には約200人が出席。三陸道延伸に向けて活動する地元の団体「気仙沼・本吉リアスハイウェイ女性の集い委員会」に参加する同町歌津の会社員佐藤ふく子さん(64)は「産業の底上げと人口減少の歯止めに期待したい。震災前のような町に復興するよう見守りたい」と述べた。

 国は20年度までに仙台港北IC(仙台市)-八戸JCT間の359キロを開通させる。南三陸海岸IC-歌津IC間4.2キロは新年度中に開通する予定。

2810荷主研究者:2017/03/26(日) 12:36:59

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170322_13018.html
2017年03月22日水曜日 河北新報
<公示地価>トップ10に仙台東西線沿線7地点

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170322kahoku02.JPG

住宅地の地価上昇率で全国1位となった仙台市若林区白萩町周辺。市地下鉄東西線薬師堂駅に隣接する

 21日発表された公示地価(1月1日現在)で、住宅地上昇率の全国上位10地点に、仙台市地下鉄東西線(2015年12月に開業)の沿線7地点が入った。仙台駅から東の薬師堂、連坊、卸町の各駅周辺が1〜4位を独占するなど、計6地点がランクイン。西では国際センター駅最寄りの地点が8位となり、東西ともに開業効果が表れた。

 全国トップの若林区白萩町は薬師堂駅に近接し、1年間で地価が12.3%上昇した。空き地となった60〜70坪程度の敷地を2区画に分割して、建物込みで1区画当たり約3500万円で売り出されている。

 敷地を分割するのは、もともとの広さでは高額になるためだ。白萩町内会の野沢徳行会長は「半分の敷地でも、もともとの広さの約10年前の価格より高い。東西線開業後、人通りも3倍になった」と変化に驚く。

 東西線開業を機に新居を構える新住民が続々現れ、「この1年間に15世帯増えた」(野沢会長)という。

 全国2位は連坊2丁目(上昇率11.1%)、3位は大和町3丁目(11.0%)、4位は一本杉町(同)と、上位を若林区内が占めた。

 西山敦不動産鑑定士(仙台市)は「薬師堂駅から路線バスで10分圏まで波及効果がある。建て替えや新住民が増え、若林区は若返りが進む」と指摘する。

 全国8位の青葉区川内明神横丁(上昇率10.1%)は国際センター駅まで徒歩約10分、仙台駅にも15分程度と利便性が高い。川内町内会は30代の夫婦が子どもと共に移り住むなど、この2年間で72世帯増えた。

 木村俊一会長は「古い建物が多いので、さらに建て替えが進むだろう」と予想している。

2811荷主研究者:2017/03/26(日) 12:39:57

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170324_12002.html
2017年03月24日金曜日 河北新報
<エスパル仙台東館>成城石井6月オープン

「青の葉デイリーマーケット」の完成予想図

 仙台ターミナルビル(仙台市)は22日、JR仙台駅の駅ビル「エスパル仙台東館」を増床し、6月1日にオープンすると発表した。世界の厳選食材を販売する高級スーパー「成城石井」が東北に初出店するほか、仙台市宮城野区の人気ラーメン店「本竈(ほんかまど)」も店を構える。

 増床部分は、駅東口に6月19日開業するホテルメトロポリタン仙台イーストの1、2階部分。店舗面積は1300平方メートルで17店が入居する。1階は本竈のほか、プロ野球東北楽天のグッズショップやピザ店、カフェが入る。

 2階は「青の葉デイリーマーケット」と名付けられ、成城石井のほか、茶漬けの専門店「だし茶漬け えん」などが東北初出店。他に中華やイタリアンの総菜店、ドラッグストアが開店する。

 仙台ターミナルビルの担当者は「デリ(総菜店)やグロサリー(食品・雑貨店)などお客さまのニーズに応える店をそろえた。ぜひ多くの方に利用してほしい」と話した。

2812とはずがたり:2017/04/02(日) 19:51:15
福島県の地理的中心地は郡山である。
会津若松と平と福島のバランスを取って郡山遷都もあり☆が持論の副県都推し(浜松・松本・四日市・高岡・八戸等には頑張って欲しい。)の俺♪

【郡山】JR郡山駅前に「複合商業施設」オープン 9テナント出店
http://www.minyu-net.com/tourist/naka/FM20170217-149800.php
2017年02月17日

 郡山市のJR郡山駅前にビジネスホテル「ダイワロイネットホテル郡山駅前」を核とした複合商業施設が16日、オープンした。初日から多くの市民が詰め掛け、生まれ変わった郡山の新たな顔の門出を祝った。関係者は"商都郡山"の地域活性化に向けた一歩を踏み出した。

 複合商業施設は、旧丸井郡山店跡地に建設され、鉄骨地上13階建て。1〜3階には9テナントが出店した。「にぎわいの創出」をコンセプトに、金融機関やコンビニ、飲食店、美容室など多彩な業種が営業を開始した。「魚力寿司」「牛たん炭焼 利久」「ニャーヴェトナム」の3店舗は県内初出店。「牛たん炭焼 利久」には市民の長い行列ができ、牛タンの本場の味を楽しんでいた。

 同ホテルは大和ハウス工業グループのダイワロイヤルが全国展開している都市型ビジネスホテル。県内初進出で、全国45店舗目。4階以上がホテルで、4階にフロントと会議室、5〜13階が客室。客室数は216室、最大442人が収容できる。シングルタイプのスタンダードをはじめ、7種類の部屋タイプを設けた。料金は曜日などで変動するが、スタンダードは7500円から。朝食は、テナントのニャーヴェトナムの和洋ベトナム料理をビュッフェ形式で味わえる。

 初日は神事が行われ、ダイワロイヤルの原田健社長、品川萬里市長、滝田康雄郡山商工会議所会頭らが玉串をささげ、関係者がテープカットした。同ホテルの木原克彦支配人は「地域の皆さんと協調しながら、郡山駅前の活性化に向けて歩んでいく」と話した。

 問い合わせは同ホテル(電話024・927・4855)へ。

2813荷主研究者:2017/04/09(日) 22:44:39

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170325_13045.html
2017年03月25日土曜日 河北新報
<養賢堂>学都の礎 勾当台公園に説明板

設置された養賢堂の説明板

県庁として使用されていた養賢堂の講堂(1935年ごろ撮影。仙台市博物館提供)

 仙台市教委は仙台藩校「養賢堂」跡地に当たる青葉区の勾当台公園に、説明板を設置した。多くの藩士の子弟を教育した国内屈指の藩校に思いをはせてもらおうと、市民や観光客にアピールするのが狙いだ。

 説明板は宮城県議会棟西側の林子平像近くに23日に設置。現在の地図に養賢堂跡を重ね合わせた平面図を掲示した。市役所と勾当台公園市民広場の間を通る「表小路」が養賢堂の表門に通じていることが確認できる。

 1736年に5代藩主伊達吉村が前身の学問所を現在の木町通小(青葉区)周辺に設置。60年に7代藩主重村が現在の勾当台公園内に移設した。1809年に学頭に就いた儒学者の大槻平泉が算術や蘭学などの科目を増やし、施設を拡充。平泉の子の習斎はロシア語を学ぶ洋学科を増設し、国内有数の規模を誇る藩校となった。

 養賢堂の講堂は明治維新後に県庁として使用されたが、1945年の仙台空襲で焼失した。市文化財課の担当者は「今年は藩祖伊達政宗の生誕450年。養賢堂や政宗がつくった城下の移り変わりを、多くの市民に知ってほしい」と話す。

 市文化財課は毎年、市文化財や歴史的に重要な施設の跡地の説明板を整備している。

2814荷主研究者:2017/04/09(日) 22:53:49
>>2722
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170326_13045.html
2017年03月26日日曜日 河北新報
復興に弾み 県道大手町下増田線が全線開通

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170326kahoku01.JPG

沿線住民らが飛ばした風船の下で渡り初めをする車両

 宮城県と名取市が整備を進めてきた同市の県道大手町下増田線の全線開通を祝う式典が25日、現地であった。沿岸部の同塩釜亘理線と内陸部の同仙台館腰線をつなぐ東西交通軸で、市中心部の渋滞解消や災害時の物資輸送道などとしての役割が期待される。

 全長4.2キロの大手町下増田線のうち、今回開通したのはJR東北線や旧国道4号などをまたぐ名取中央高架橋を含む約1キロ区間。内陸側の増田西地区などから大型商業施設のイオンモール名取などへのアクセスが容易になる。事業費は約120億円。

 式では山田司郎名取市長が「踏切による慢性的な渋滞が緩和され、災害時の物資輸送路ともなる。東日本大震災からの復興に弾みがつく」と述べた。

 沿線住民らが開通を祝って色とりどりの風船を飛ばしたほか、関係車両による渡り初めが行われた。

2815荷主研究者:2017/04/09(日) 22:55:10

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170326_13032.html
2017年03月26日日曜日 河北新報
<宮城野橋>東西つなぐ大動脈期待

宮城野橋の完成を祝って渡り初めをする地区住民ら

 仙台市青葉区中央1丁目と宮城野区名掛丁を結ぶ市道元寺小路福室線の宮城野橋上り線工事が完了し、開通を前に渡り初めの式典(実行委員会主催)が25日、現地であった。地区住民を先頭に、奥山恵美子市長ら出席者約200人が歩いて完成を祝った。

 式典で奥山市長は「『X橋』の愛称で市民に親しまれてきた宮城野橋が生まれ変わった。東西両地域一体となった発展が期待できる。仙台のこれからの街づくりをけん引していく交通の大動脈となるだろう」と祝辞を述べた。

 宮城野橋は2010年12月に着工、約6年3カ月かけて完成した。全長193メートル、幅34.3メートルで、事業費は48億円。26日午前11時の開通後約1カ月間は、中央分離帯などの設置工事のため上り2車線、下り1車線の通行規制が敷かれる。工事完了後は片側3車線通行となる。

2816荷主研究者:2017/04/09(日) 22:59:26

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170328_12002.html
2017年03月28日火曜日 河北新報
<さくら野仙台破産>突然の破綻劇 影響続く

4月末までの営業終了を検討しているICI石井スポーツ仙台さくら野店

 さくら野百貨店仙台店(仙台市青葉区)の運営会社エマルシェ(同)が自己破産して27日で1カ月となった。店舗閉店後も営業を続けるテナントの中には、撤退方針を固めたところも出始めた。解雇された元従業員は再就職探しに奔走、突然の破綻劇の影響が続く。

■テナント
 エマルシェ側は4月末で管財業務を終える考えで、営業中のテナント10店にそれまでの退去を要求。一部テナントは撤退を決めた。

 5階のICI石井スポーツ(東京)は同時期までに営業を終える方針。17日から閉店セールを始めた。担当者は「破産管財人から求められ、4月末までに退去するつもりで進める」と話す。JR仙台駅西口周辺で移転先を探し、営業を継続する方向だ。

 1階の伊藤豆屋(仙台市)は、建物所有者から5月下旬まで営業可能と告げられた。同時期まで営業するが、それ以降は電気が止まる可能性が高く、担当者は「退去するしかない」と冷静に話した。

 2階の海外アパレル「H&M」や6、7階に入る中古書籍類販売のブックオフは未定。ブックオフの担当者は「管財人らの意向は聞いているが、できれば営業を続けたい」と強調する。

■元従業員
 元従業員約120人の多くは、店内の整理や財務処理などを終え、再就職先を求めて活動している。

 元従業員らでつくるエマルシェさくら野労働組合(組合員108人)によると、求人は流通、サービス業を中心に約500社に上る。27日現在、組合員の女性11人が再就職を決めた。大半が藤崎と仙台三越だった。

 岩本貴信委員長(43)は「仕事面で安心できる同業という点が大きかった。両社に受け入れてもらい感謝している」と話す。

 大半が正社員だった男性従業員約20人は苦戦している。約500社の求人は正社員採用がほとんどない。岩本氏は「男性社員の多くは家族を抱え、正社員での採用を希望している。組合としても支援していきたい」と語った。

■債権者・取引先
 東京商工リサーチ東北支社によると、未払い賃料の債権者を除く債権額100万円以上の業者168社のうち、半数近くがアパレル関連だった。

 168社中、東北支社に企業情報がある152社を分析した。業種別は「繊維・衣服等卸売業」が36社で最多。「繊維・衣服・身の回り品小売業」「繊維工業」が各19社。3業種ともアパレル関連業で、全体の48.7%を占めた。3業種の債権額は計約2億7400万だった。

 債権者の本社所在地は東京が68社でトップ。宮城27社、大阪18社が続いた。

 債権者の一人で仙台市若林区の婦人服卸売業の担当者は「売上金が満額入ってくるとは考えにくい。さくら野百貨店と長い付き合いだったが、計画性を感じる破産で複雑な感情を引きずっている」と話した。

2817荷主研究者:2017/04/09(日) 23:00:48

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170329_12003.html
2017年03月29日水曜日 河北新報
<宮城交通>25年ぶり値上げ 運転手不足響く

仙台市内を走る宮城交通の路線バス。仙台市バス(後方)とは運転手の待遇に差があり、人手不足が慢性化している

 宮城交通(仙台市)とミヤコーバス(同)は2月、国土交通省に路線バスの運賃引き上げを申請した。認可を得られれば7月1日から平均で約7%値上げする。消費税率変更に伴う改定を除けば25年ぶりとなる値上げの背景には、慢性化した運転手不足がある。常時募集を続けるが、競合する仙台市交通局との待遇差もあって採用は進まず、経営に悪影響を与えている。(報道部・安住健郎)

<1日10人が不足>
 仙台市太白区の宮城交通仙台営業所。バス73両、運転手約90人の同社最大規模の営業所だが、小梨寛文助役(43)は運転手不足という深刻な悩みを抱える。

 所内の掲示板に翌々週の不足分を張り出す時はいつもゆううつだ。「1日当たり10人前後足りない。休日を返上してくれる社員を募るしかない」。集まらなければ貸し切りバスの運転手を当てる。内勤の運行管理者はもちろん、営業所ナンバー2の小梨助役が駆り出されることもある。

 「あと10人ほど運転手がいると助かるんですけどね」と小梨助役。加藤悟司取締役総務部長は「運転手不足は全営業所に共通する悩み」と打ち明ける。

 宮交グループの運転手は現在約1000人。2012年のピークから約1割減った。平均年齢は50歳前後と高齢化が進む。

 路線バス運転に必要な大型2種免許取得費用の貸与など支援制度を拡充しているが、採用者数は年々減っている。営業エリアがかぶる市交通局との給与格差が一因だ。

<年収は6〜7割>
 市交通局によると、市バス運転手の平均年収は約690万円(平均53.7歳)。宮城交通は「その6〜7割程度」(加藤取締役)にとどまる。「市から30億円の補助金が入っている交通局とは土俵が違う」と幹部からは恨み節も聞こえる。

 運転手不足は経営に暗い影を落とす。路線バスは少子高齢化と人口減で利用者が減少し、赤字が続く。これまでは高収益の高速バスや貸し切りバスの利益で穴埋めしてきた。

 近年は運転手不足で頼みの貸し切りバスなどが思うように運行できない。12年に約70%だった貸し切りバスの稼働率は16年に約25%まで低下。高速バスは14年度に成田空港線や大阪線などを相次いで運休させた。

 宮交は路線バス値上げによる増収を運転手の待遇改善や新車両への投資に充てる方針。値上げを巡り、国交省が仙台市で8日に開いた公聴会の席上、同社の青沼正喜社長は「被災地を含めたお客さまに負担増を強いるのは申し訳ないが、地域の足を守るためにご理解いただきたい」と訴えた。

2818荷主研究者:2017/04/09(日) 23:07:59

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170330_13063.html
2017年03月30日木曜日 河北新報
<仙台東西線>青葉山駅 乗り継ぎ便利に

バス専用進入口が設けられた青葉山駅バス乗降場

 仙台市地下鉄東西線の青葉山駅ロータリーに路線バスの乗降場が完成し、4月1日に運用を始める。駅周辺に青葉山キャンパスが広がる東北大と市交通局が共同で整備した。道路の渋滞緩和と事故防止、地下鉄とバスの乗り継ぎの際の利便性向上が期待される。

 乗降場は、青葉山駅南1出口前のロータリーに「青葉山駅」と「災害科学国際研究所前」の2停留所を集約して新「青葉山駅」として設置。これまでは付近の市道交差点近くの歩道上4カ所に停留所の標識柱が分散していた。乗降場は4カ所のほぼ中間点にある。

 東北大は、バス専用の進入口などを青葉山駅のロータリーに造り、交通局が市バスの標識柱や屋根、ベンチを設置した。太白区の八木山動物公園駅と青葉区荒巻青葉の青葉台を結ぶ路線バスが経由する。

 青葉山駅西側に東北大農学部が全面移転する1日以降に交通量の増加が見込まれる一方、カーブや坂で見通しが悪く、安全性の確保が課題となっていた。

 東北大の担当者は「乗降場が市道から外れることで、バス停車時に後方の車両が止まる必要がなくなる」と、円滑な通行への効果を期待。交通局の菅沢勇自動車部長は「地下鉄とバスの乗り換え時の動線が改善する」と強調する。

 青葉山駅は、2015年12月の東西線開業から1年間の乗客数が1日平均約2600人。開業前の需要予測に対する利用実績は36.2%と、全13駅で最も低かった。市交通局はバスとの乗り継ぎの利便性が向上することで、地下鉄利用にも好影響が出ることを期待している。

2819荷主研究者:2017/04/29(土) 21:35:26

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170323_73040.html
2017年03月23日木曜日 河北新報
<東北大>合格者 宮城トップ280人

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20170323kahoku01.JPG

 東北大は22日、経済学部と理学部で実施した2017年度一般入試後期日程の合格者を発表した。88人の募集人員に490人が受験し、107人が合格した。実質倍率は前年を1.1ポイント下回る4.6倍だった。

 前・後期合わせた一般入試の合格者は2021人。出身高校の所在地に基づく都道府県別合格者数は表の通り。宮城の280人が最多で全体の13.9%を占めた。次いで東京197人、埼玉119人、福島108人、茨城107人の順となった。

 東北6県の合格者は694人(前年659人)で、全体に占める割合は34.3%(同32.3%)だった。

2820荷主研究者:2017/04/29(土) 21:37:54
>>2508
http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2017/03/31 建設新聞
東日本放送・本社社屋の移転新築計画
用地は仙台市あすと長町の約6600㎡ 21年度竣工へ山下PMCに基本構想委託

 東日本放送(仙台市青葉区双葉ヶ丘2の9の1 佐藤吉雄代表取締役社長)は、仙台市太白区あすと長町に本社社屋の移転新築を計画しており、山下ピー・エム・コンサルタンツに基本構想を委託した。

 計画によると、現社屋が築後25年を経過し老朽化が著しいほか、4Kテレビなどに対応した放送設備の更新にも対応するため新社屋を建設するもの。

 建設用地は仙台市立病院南側に位置し、あすと長町大通り沿いに面した仙台市太白区あすと長町1の3の4地内の約6600㎡。同区画はゼビオアリーナ仙台や同社が佐藤工業から2016年10月に命名権を取得したあすと長町スポーツパーク(名称=KHB東日本放送ぐりりスポーツパーク)がある大規模集客施設地区の一角となっている。

 今後、建設スケジュールや建物の計画概要を策定し、放送設備の更新時期に合わせ2021年度の竣工を予定している。

 同社は、1975年に宮城県で第4番目の民放テレビ局として仙台市青葉区上杉2丁目に開局、その後、業務の多様化に伴い91年に現在の青葉区双葉ヶ丘2丁目に移転している。現社屋の規模はSRC5F延べ5961.2㎡で、内部には大型スタジオのほか調整室、機械室、事務室などを設けている。

2017/03/31付一面に掲載。

2821荷主研究者:2017/04/29(土) 21:40:52

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170402_13019.html
2017年04月02日日曜日 河北新報
<常磐道>山元南スマートICが開通

テープカットで開通を祝う関係者

 東日本高速道路と宮城県山元町が建設を進めてきた常磐自動車道山元南スマートインターチェンジ(IC)が1日、開通した。町が東日本大震災被災者の移転先として整備した新市街地「新坂元駅周辺地区」や地区内に整備予定の産直施設、角田、丸森両市町の一部に近く、県南の交流人口拡大や企業進出などが期待される。

 現地で行われた開通式で、関係者がスマートIC入り口でテープカットをし、くす玉を開いて開通を祝った。斎藤俊夫町長は「坂元地区への企業誘致や交流人口確保など地域振興の起爆剤となることが大いに期待される」と述べた。

 スマートICは2016年1月着工で、事業費は23億1000万円。山元ICの南8.3キロ、新地IC(福島県新地町)の北6.5キロに位置する。自動料金収受システム(ETC)搭載車が利用できる。

2822荷主研究者:2017/04/29(土) 21:41:20

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170402_12031.html
2017年04月02日日曜日 河北新報
角田と仙台結ぶ高速バス出発 路線開設式

角田-仙台線の第1便に乗り込む乗客たち

 福島県南相馬市のバス会社「東北アクセス」が1日、宮城県角田市と仙台市を結ぶ高速バス路線を開設した。第1便に合わせて出発式が行われ、運転手ら12人が安全運行を祈った。

 路線は1日2往復。角田市梶賀の同社宮城営業所から常磐自動車道、仙台東部道路を経由してJR仙台駅東口まで49.4キロを約1時間で結ぶ。片道800円(4歳〜小学生400円)。

 第1便には17人が乗り込んだ。遠藤竜太郎社長(52)は「地域に根差した路線を開設できてうれしい。通勤通学の足を確保し、人口流出の防止に一役買いたい」と述べた。

 同社は角田-仙台線を含む高速バス3路線と、南相馬市内の路線バスを運行する。東日本大震災で阿武隈急行が角田-槻木駅間の運転を約1カ月見合わせた際、同社が角田-仙台間の臨時バスを運行し、今回の定期路線開設に至った。

2823荷主研究者:2017/04/29(土) 21:49:17

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170403_11031.html
2017年04月03日月曜日 河北新報
<仙台音楽ホール>市中心部軸に整備検討

 仙台市が検討する音楽ホール整備で、立地場所の選定に広域的な集客力や街のにぎわいづくりを重視する評価基準を設けることが2日、市から調査を委託された民間シンクタンクの報告書で分かった。市は本年度から有識者を交えてホールの在り方を議論するが、立地場所は市中心部を軸に検討が進む可能性が高い。

 報告書は立地場所の選定基準として、文化政策とまちづくりの両面の視点を持つよう指摘。クラシック音楽にとどまらず多様な芸術を体験できると同時に、広域から来館者が訪れる魅力を持ち、飲食や買い物で街中を回遊できるような在り方を提言した。都市機能が集約した市中心部を想定したとみられる。

 ホールの役割として、社会問題に文化や芸術からアプローチし、全市民を巻き込む重要性を強調。成長著しいライブエンターテインメント市場を取り込む都市戦略にも期待を示した。

 報告書を受け、市は有識者らの会議でホールの特性や規模、立地場所を決める方針。

2824荷主研究者:2017/04/29(土) 21:53:49

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2017/04/05 建設新聞
仙台市若林区卸町・イオンリテール
イオン仙台卸町ショッピングセンターの新築 S6F約4.5万㎡、福田組の設計・施工決まる

 イオンリテール(千葉市美浜区中瀬1の5の1 岡崎双一代表取締役社長)は、仙台市若林区卸町に大型商業施設となるイオン仙台卸町ショッピングセンター(仮称)の新築を計画しており、福田組の実施設計・施工を決めた。

 イオンリテールのイオン仙台卸町ショッピングセンターは、県道荒浜原町線沿いの旧キリンパークプラザ跡地と隣接する卸町藤原屋ビルの跡地となる仙台市若林区卸町1丁目1地内の1万9234.9㎡を建設用地に、S6F延べ約4万7500㎡の商業施設を建設。

 内部にはイオンを核店舗に複数の専門店が入居する。そのほかに本体および屋上部に駐車場を整備する。基本設計は久米設計が担当した。

 着工は設計が完了する8月を予定、工期は18カ月を想定している。

 なお、同施設建設に向け仙台市の東西線沿線都市計画提案制度を活用した提案を行っており、敷地内に駐輪場の整備や公開空地の設定を行うことで、対象用地における仙台市の地区計画の規制による店舗面積1万㎡以下を約3万㎡に緩和する。

※施設位置図(クリックで拡大)
2017/04/05付一面に掲載。

2825荷主研究者:2017/04/29(土) 21:56:06

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170406_13025.html
2017年04月06日木曜日 河北新報
<広域防災拠点>貨物駅移転 住民らに不安

住民説明会で環境影響評価の結果を聞く住民ら

 宮城県広域防災拠点の整備に伴って仙台市宮城野区岩切地区に移転するJR仙台貨物ターミナル駅を巡り、周辺住民が不安を募らせている。「騒音が激しくならないか」「周辺道路が渋滞する」との声が上がっており、県、市、JR貨物に対策を求めている。

 JR貨物主催の住民説明会が3月15日夜、岩切地区であり、約100人が集まった。同社は新ターミナル駅周辺の道路を改良する計画を説明。ターミナル稼働後の騒音に関しては「基準を下回る」などと環境影響評価の結果を示した。

 住民は県道仙台松島線(利府街道)の渋滞を懸念し、「道路拡幅や国道4号バイパスにつながる新たな道路が必要だ」と要望した。県の担当者は「拡幅は市と協議中」と説明し、市は「(新たな道路の)予定はない」と拒否した。

 会場からは「現状でも列車のブレーキ音が激しい。騒音予測は十分なのか」「県は広域防災拠点整備を急がず、地元が納得するまで貨物駅は移転すべきではない」との意見も出た。

 JR貨物は「稼働後に事後評価も行う。予測と大きく異なれば、それなりに対処する」と理解を求めた。

 地元の今市上区町内会の高野秀策会長は「迷惑施設との認識を持つ住民は少なくない。県や市は、お金がかかっても周辺対策を進めてほしい」と訴える。

 JR貨物は今年12月にも着工する見通し。敷地面積は22.6ヘクタールで、20年度に利用を始める。県は現在の貨物駅敷地17.7ヘクタールに広域防災拠点を建設。20年度に一部利用を開始する。

2826荷主研究者:2017/04/29(土) 21:57:24

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170406_12022.html
2017年04月06日木曜日 河北新報
東北の地銀 証券子会社開設の動き

営業開始に先立ち、七十七証券の関係者らが本店前でテープカットした=5日午前8時55分ごろ、仙台市青葉区

 東北の地方銀行で証券子会社をつくる動きが出ている。七十七銀行は「七十七証券」を設立し、仙台市内で5日、営業を開始。東邦銀行は昨年4月、「とうほう証券」を開設させた。出口の見えない低金利時代、利回りに優れた資産運用を求める顧客が増えたことに加え、地方を覆う人口減で本業の収益力の維持が厳しい事情が背景にある。

 「資産運用のニーズは多様化している。希望に合う金融商品の情報を丁寧に提供したい」。青葉区の七十七証券本社前で5日、テープカットに臨んだ鈴木勇社長は意気込みを語った。

 同社の業務は、七十七銀から紹介を受けた顧客への販売が中心。株式や投資信託、国内外の債券など専門性の高い金融商品を扱う。2019年度には預かり資産残高1000億円、単年度黒字化を目指す。

 とうほう証券は4支店1営業所体制でスタート。営業企画部は「滑り出しは順調。ミドルリスク・ミドルリターンの商品を中心に販売が伸びている」と話す。利用客の多くは東邦銀の紹介で来店する。顧客からは「大手の証券会社より相談しやすい」と好評だという。

 地銀の証券子会社設立は全国で相次いでおり、七十七銀は19行目。本業は低金利で貸出金利息や有価証券利息が減り、マイナス金利政策で国債運用も難しい。

 七十七証券の鈴木社長は「金利差がない世界で銀行業を続けるのは厳しい」と説明。証券ビジネス拡大で手数料収入を確保し、利益につなげたい考えだ。

 大手証券会社にとっては新たなライバルとなる。ある支店担当者は「東北では地銀の知名度と信頼感が証券会社より高い」と警戒しつつ、「専門知識や情報量に大きな差がある」と冷静に構える。

 証券子会社設立の動きが東北で広がるかどうかは未知数だ。東北中位の地銀は、自行の可能性については否定的だ。「経営規模を踏まえると、人や費用を投じるメリットは少ないのではないか」(担当者)と話す。

 みずほ総合研究所の大木剛上席主任研究員は「銀行の顧客をつなぎ留め、さらに新規開拓する必要がある。専門知識の豊富な人材をそろえ、いかに顧客本位の提案ができるかが重要になる」と指摘する。

2827荷主研究者:2017/04/29(土) 22:00:02
>>2824
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170408_12045.html
2017年04月08日土曜日 河北新報
<イオン>仙台・卸町に大型商業施設

 イオングループの事業会社、イオンリテール(千葉市)が仙台市若林区卸町1丁目に大型商業施設の出店を計画していることが7日、分かった。名称は「イオン仙台卸町ショッピングセンター(SC、仮称)」。建物の着工時期は今年8月を予定している。工期は約1年半を見込む。

 出店が計画されているのは市地下鉄東西線の卸町駅付近で、業務用酒類卸業カネサ藤原屋(仙台市)の旧本部営業センターなどの跡地。約1万9000平方メートルの敷地に鉄筋6階、店舗面積約4万8000平方メートルの施設を建設する。駐車場も整備する。

 関係者によると、仙台卸町SCには他のイオンの大型施設と同様、イオンを核店舗に専門店が複数入店する。イオンリテールが運営する大型スーパーの市内への出店は、宮城野区のイオン仙台幸町店などを含め5店舗目。イオングループは青葉区の旧東北大雨宮キャンパス跡地にも大型商業施設の出店を計画している。

 仙台卸町SCについて、運営するイオンリテール東北カンパニー(同)の担当者は「現段階ではコメントできない」と話した。

2828荷主研究者:2017/04/29(土) 22:08:02

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170411_12069.html
2017年04月11日火曜日 河北新報
<ピーチ>仙台-台北線 今夏就航へ

仙台空港=2016年6月3日

 格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪)が今夏の仙台空港拠点化に合わせ、台北線を新設する方針を固めたことが10日、分かった。週4往復となる見通し。国内のLCCが仙台空港から国際線を就航させるのは初めて。同社は札幌線を同時に就航させる検討も進めている。

 仙台空港の台北線は現在、台湾の航空2社が週8便を運航している。中国の正月に当たる春節の連休(今年は1月27日〜2月2日)にはLCCのタイガーエア台湾が毎日臨時便を運航するなど、台湾人観光客を中心に高い搭乗率が続く。ピーチの参入で、東北への誘客に弾みがつきそうだ。

 ピーチは2013年4月に仙台に就航。仙台-関西空港を毎日2往復している。同社は今夏から仙台空港を関西、那覇に次ぐ第三の拠点とする方針を示していた。路線拡充に備え、昨年11月には欧州航空機大手エアバスから航空機13機を購入する契約を結んだ。

 仙台空港は昨年7月に完全民営化され、LCCを中心に新規路線の誘致を進めてきた。17年度は20億円を投資して、LCC専用の旅客搭乗棟(ピア棟)を整備する方針。

2829とはずがたり:2017/05/06(土) 07:02:30
県工事、増える低入札 復興需要減り受注競争
https://news.goo.ne.jp/article/iwate/business/iwate-82926388.html
05月05日 11:56岩手日報

 東日本大震災の復興工事がピークを過ぎ、県発注工事の受注競争が高まっている。震災後に課題となっていた入札不調が改善に向かう一方、基準価格を下回る低入札が増えてきた。今後は復興需要の先細りが見込まれ、工事量が急減すれば企業倒産や地域経済悪化などのリスクが高まる恐れがある。このため、県は受注価格の引き上げに向けて基準を見直す方向で検討に乗り出した。  県総務室によると、低入札の発生率は2011年度36・7%、12年度30・4%、13年度26・7%、14年度22・3%、15年度33・8%、16年度12月末現在が38・8%と近年増加傾向にある。  県建設業協会の藤沢邦雄常務理事は「工事量が減り、資金繰りのために受注価格を低くしてでも取りにいかざるを得ないのではないか」と推測する。復興の遅れにつながる入札不調は13?14年度の21%から15年度以降は9%程度に改善した一方で、業者間の競争が生まれている。   県発注工事の発注額(随意契約含む)は10年度の429億円に対し、ピーク時の13年度に1822億円まで激増。その後は14年度1669億円、15年度1463億円と減少が続く。17年度は台風10号災害の復旧工事が本格化するが、復興の進展に伴う工事量の減少は避けられず、徐々に震災前水準に戻る見通しだ。

2830荷主研究者:2017/05/06(土) 21:49:37

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170412_13014.html
2017年04月12日水曜日 河北新報
<放射光施設>東北大に建設 諮問委が答申

東北放射光施設のイメージ図。1周約340メートルのリング型実験施設のほか研究棟などが整備される

 東北に次世代型放射光施設の実現を目指す産学連携組織「光科学イノベーションセンター」の建設地選定諮問委員会は11日、建設地を東北大青葉山新キャンパス(仙台市青葉区)とする審査結果を答申した。センターは13日の臨時理事会で正式決定する見通し。

 建設地は青葉山キャンパス南隣にあるゴルフ場跡地の新キャンパスの一部約6万6000平方メートル。地盤の安定性に加え、東京から2時間未満という交通アクセス、理・工・農・医分野にまたがる東北大研究機関との連携、産業集積の可能性など全7項目で高評価を得て、「最適地」と判断された。土地は正式決定後、東北大から借り受ける方針。

 諮問委は2月から検討を進めてきた。委員長の福山秀敏東京理科大教授(元東大物性研究所長)は「東北大には世界的な研究の蓄積があり、施設の目的となる産学連携が迅速に展開できる。アクセスも重要な要素だった」と説明した。

 答申は、他候補地の宮城県丸森、松島、大郷3町について「産業集積の具体的ビジョンが課題」などと指摘。青森県むつ小川原開発地区(六ケ所村、三沢市)はアクセスが難点とした。

 建設地を巡っては2015年6月、東北7国立大による推進会議の第三者委員会が3町に絞った経緯がある。東北大は今回選ばれた土地の約100メートル西の敷地約5万平方メートルを提示し、狭さや地形的な課題を指摘されて落選。その後諮問委の要請を受けて再検討し、より広い土地を提示した。

 今後、センターは放射光施設計画を進める国に働き掛け18年度着工、20年完成を目指す。建設費約300億円は全額を国の復興予算に頼る方針から民間資金の調達に転換。1口5000万円の出資要請に内諾を含め四十数社が応じる意向だという。

 センターの高田昌樹理事長(東北大総長特別補佐)は「答申を重く受け止める。建設地が明確になれば企業参画の加速が期待できる。他の候補地とも協力し実現を目指す」と話した。

2831荷主研究者:2017/05/06(土) 21:50:15
>>2830
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170412_13013.html
2017年04月12日水曜日 河北新報
<放射光施設>「利用者重視」決め手に

 【解説】東北の産学連携で実現を目指す先端研究施設「東北放射光施設」の建設地が、東北大青葉山新キャンパスに事実上決まった。物質を原子レベルで解析し、新技術や新製品開発につなげる施設への期待は大きい。選定の背景には資金調達の枠組みの変更と、研究者や企業など利用者重視への転換があった。

 東北の7国立大と6県、経済界は当初、建設費の約300億円全額を国の東日本大震災復興予算で賄う方針だった。復興・創生期間(2016〜20年度)への移行に伴い自治体の財政負担が生じ、宮城県などの姿勢が後退。計画は一時、足踏みを強いられた。

 東北の産学は戦略を変えた。学術、産業競争力の維持向上の観点から次世代型施設の建設を望む経団連や大手企業、研究機関を巻き込んで資金を集める民間主導の枠組みを構築。国の予算だけに頼る方針を改めた。

 稼働20年になる国内最高性能の放射光施設「スプリング8」(兵庫県)はアクセスの悪さが指摘される。民間主導により「性能だけでなく、使われてこその施設」(研究者)とのユーザー重視に軸足が移り、産学連携とアクセスに優れた東北大の選定につながった。

 18年度着工、20年度完成の目標が迫る。建設地と資金調達だけでなく、計画で掲げた「産学共創」の理念を、選外の候補地も含めてどう具体化するか。国の計画に乗るための正念場はこれからだ。(報道部・村上浩康)

2833荷主研究者:2017/05/06(土) 22:15:01

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170415_13028.html
2017年04月15日土曜日 河北新報
<三陸道>4車線化 混雑解消に効果

 東北地方整備局仙台河川国道事務所などは、三陸沿岸道の鳴瀬奥松島インターチェンジ(IC)-石巻女川IC間(14.4キロ)と、仙台港北IC-利府中IC間(7.8キロ)の4車線化に伴い、通過時間が計11分短縮され、混雑が解消されたとの効果分析を公表した。

 2015年10月に4車線化された鳴瀬奥松島-石巻女川間は通過時間が平均16分から9分に、16年3月の仙台港北-利府中間は9分から5分にそれぞれ短縮。平均速度も朝夕のピーク時で54〜64キロ向上した。

 1日平均の通行量は、矢本-石巻港IC間が3万3800台(14年)から3万9000台(16年)に増加。「1以下」で混雑せず円滑な走行が可能とする「混雑度」は1.86から0.66に改善された。

 仙台港北IC-利府ジャンクション(JCT)間も、通行量が3万5000台(15年)から3万8200台(16年)に増えたのに対し、混雑度は2.86から0.65に低下した。

 仙台河川国道事務所は「時間短縮と混雑解消が図られ、高速バスや物流などの利便性向上につながっている」と話した。

2835荷主研究者:2017/05/06(土) 22:39:32

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170420_12032.html
2017年04月20日木曜日 河北新報
日本生命グループ 仙台でシステム開発

 日本生命グループのニッセイ情報テクノロジー(東京)が5月上旬、仙台市青葉区一番町にシステム開発拠点「仙台開発センター」を開設することが19日、分かった。同社が東京圏や大阪圏以外にシステム開発拠点を設置するのは初めてという。

 開発センターでは企業向け団体保険に関する事務のシステム開発を手掛ける。同社は2013年6月、団体保険の事務処理を担う「仙台事務サービスセンター」を、開発センターが入居予定のビル内に開設しており、一体的な業務運営を目指す。従業員は約30人の予定。開設に当たり、仙台市の企業立地促進助成金を活用する。25日に市役所で立地表明式がある。

2838荷主研究者:2017/05/14(日) 10:39:59

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170423_12037.html
2017年04月23日日曜日 河北新報
<仙台空港アクセス線>利用客最多344万人

 仙台空港アクセス線の2016年度利用客数(速報値)が344万6990人(前年度比2.3%増)を記録し、5年連続で過去最多を更新したことが21日、県のまとめで分かった。

 仙台空港鉄道(名取市)が運営する名取-仙台空港間3駅の乗降客数を集計した。駅別では仙台空港170万9557人(3.0%増)、美田園50万1129人(0.7%増)、杜せきのした123万6304人(1.9%増)だった。

 台北線とソウル線の増便に伴い、空港利用者が増えたことが主な要因。杜せきのした駅近くの商業施設も増加を後押しした。

 県空港臨空地域課は「格安航空会社(LCC)利用者は鉄道を利用する傾向が強い。LCCのピーチ・アビエーション(大阪)が今夏、仙台空港を拠点化するのに合わせ、さらなる増加が期待できる」と話した。

 仙台空港の16年度利用者も、前年度比1.6%増の316万3757人(速報値)。国際線は40.8%増の22万5471人で好調だったが、国内線はスカイマーク(東京)が15年に神戸線を撤退した影響が続き、0.5%減の293万8286人にとどまった。

2839荷主研究者:2017/05/14(日) 10:48:54
>>2836
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170425_12008.html
2017年04月25日火曜日 河北新報
藤崎と仙台三越がコラボ 駅前商圏に対抗

藤崎本館

仙台三越

 藤崎と仙台三越は5月3〜7日、両社が一押しの商品やサービスを宣伝し合うコラボ企画「杜の都の百貨店決戦 藤崎VS三越 青葉の陣」を実施する。仙台パルコ2など大型商業施設の開業で活気づくJR仙台駅前商圏に対抗し、老舗百貨店の魅力を発信する相乗効果で一番町商店街を盛り上げる。

 企画のメインは婦人服や紳士服、雑貨の商品提案対決。婦人服は、藤崎本館2階のセレクトショップ「ブーケブラン」と、仙台三越本館2階の「ニューヨークランウェイ」が自慢の商品を売り込み、人気投票を行う。

 訪れた客には相手方の商品をPRする。両社が互いの商品を宣伝する試みは初めて。

 それぞれのリビング商品を使った料理実演対決なども開催。共通の新聞折り込みチラシを作り、自社の一押し商品に加え、代表的な販売員を紹介する。

 両社の担当者は「さくら野百貨店仙台店の破綻などで仙台圏の百貨店は沈滞気味に見られがち。改めて百貨店の魅力を紹介し、仙台駅前の商業施設に負けないように頑張りたい」と意気込む。

 コラボ企画の展開は今年1月、営業担当トップを務める藤崎の小野寺宣克常務と仙台三越の伊集院徹哉取締役が話し合って決めた。

 小野寺常務は「対決を通して、百貨店の面白さや楽しさを知ってほしい。勝つまで戦い続ける」と宣言。伊集院取締役は「商品だけでなく、文化、サービスなど百貨店を丸ごと楽しんでほしい」と意気込む。


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