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仙台・宮城・陸奥
2759
:
荷主研究者
:2017/02/18(土) 21:36:16
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00415005?isReadConfirmed=true
2017/1/27 05:00 日刊工業新聞
「東北発 素材技術先導プロ」、高効率モーター用など事業化 5年の成果報告
地域中小も連携、拠点づくり進む
合同シンポジウムで5年間の成果を報告
東北大学を拠点に、東北地域が強みとする素材関連技術で新産業創出に取り組む「東北発 素材技術先導プロジェクト」が3月末で5年間の事業を終える。東日本大震災の復興予算によって2012年度にスタート。「超低摩擦技術領域」「超低損失磁心材料技術領域」「希少元素高効率抽出技術領域」の3分野でそれぞれ拠点形成が進んだ。各領域は今後も継続した取り組みを視野に入れている。(山形支局長・大矢修一)
1月19日、東京都内のホテルで5年間の事業を総括する3技術領域合同のシンポジウムが開かれた。今回が5回目で、これまでの研究開発成果をはじめ、地域連携の取り組みが報告された。冒頭あいさつで東北大学の矢島敬雅理事は「事業化への拠点形成が進んだ」と先端研究による復興への歩みを強調した。
【産学ベンチャー】
各技術領域は、それぞれ省エネや環境分野への貢献など東北の素材産業の発展に向けた事業を進めた。超低損失磁心材料技術領域(研究代表=牧野彰宏東北大教授)では、牧野教授らが開発したナノ(ナノは10億分の1)結晶軟磁性合金「ナノメット」を用い、パナソニックと共同で、従来より電力効率が3・1%向上したモーターを開発。今後、冷蔵庫などへの搭載を計画している。
15年11月には東北大発ベンチャー企業「東北マグネット インスティテュート」(仙台市青葉区)を設立。東北大などが出資するベンチャーキャピタル(VC)とアルプス電気など民間5社が組んで立ち上げた。出口戦略となる新会社が、今後の事業化を引き継ぐ構えだ。
【ネジ供給に知見】
複雑な摩擦現象の制御により、機械システムのエネルギー効率向上などにつなげる研究を進めた超低摩擦技術領域(研究代表=栗原和枝東北大教授)。同領域では機械、材料、計測の研究者をはじめ、自動車メーカーなど産業界の技術者が研究拠点を形成した。
同領域では地域企業との連携も進んでいる。例えば大武・ルート工業(岩手県一関市)との連携では、1ミリメートル以下の小径ネジを供給する汎用機の市場投入に向けて、同領域の知見を役立てた。栗原教授は「東北にはもともと高い技術を持つ企業が多い」と今後も摩擦研究の拠点を継続させ、地域との連携強化も見込む。
【廃基板から資源】
循環型社会システム構築をサポートする新リサイクルプロセス技術の拠点形成を進めた希少元素高効率抽出技術領域(研究代表=中村崇東北大教授)では、復興に向けた地域との連携が進んだ。宮城県とは東北大、地元のリサイクル業者が組んで、17年度から電子機器などの廃基板を中心としたリサイクル産業の創生を目指す事業が計画されている。
東日本大震災から間もなく丸6年。東北発 素材技術先導プロジェクトで生まれた成果は地域の財産であり、成果を活用した新産業の成長で、将来の雇用創出が期待されている。
(2017/1/27 05:00)
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