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商業・流通

2471チバQ:2014/05/31(土) 19:57:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140531-00000123-san-soci

「W杯」使えないなら…“おやじイレブン”で勝負 ブラジル大会に向け客つかめ

産経新聞 5月31日(土)14時49分配信







「W杯」使えないなら…“おやじイレブン”で勝負 ブラジル大会に向け客つかめ


「W杯」と銘打てない中、国旗がモチーフの下着を並べてワールドなイメージを演出し商戦に臨む=31日午前、大阪市中央区の高島屋大阪店(写真:産経新聞)


 開幕が間近に迫ったサッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会に向けた商戦が盛り上がっている。国際サッカー連盟(FIFA)が公式スポンサー以外の「W杯」の文字やロゴを使った便乗商法を禁止していることから、各百貨店などでは直接連想させる表現を避けるなど、工夫を重ねている。例えば、サッカーがイメージできるよう11人の男性バイヤーらによる「おやじイレブン」が商品を薦めるフェアなど、4年に1度の商機をつかもうとアイデアを繰り出している。

 「『ワールドカップ』は使えないですから…」。大阪・梅田の阪神百貨店の広報担当者は苦笑する。

 FIFAは日本の特許庁に「ワールドカップ」といった文字やロゴを、知的財産として商標登録している。高額なライセンス料を払っているスポンサーの権利を守るためで、名称やロゴを使って便乗商法を行うことを禁じている。

 ただ、大手広告代理店、電通によると、2006年のW杯ドイツ大会の日本経済への波及効果は4759億円で、百貨店業界にとっては大きな商機。世間がW杯で盛り上がる中、巨大なビジネスチャンスをみすみす逃すわけにはいかない。

 そこで阪神百貨店が考えたのは「サッカー人気にあやかる」(広報担当)という作戦。Jリーグを意識した「米(ベイ)リーグ」とのネーミングをひねり出し、米をテーマにした総菜や菓子を集めたフェアを開催(6月3日まで)。さらに翌4日からは、食品担当の男性バイヤーら11人が“おやじイレブン”を結成し、父の日にプレゼントされたい商品をパンフレットなどで提案する企画をスタートさせる。

 また、高島屋大阪店が考えた突破口は「ワールド」。出場国の国旗をモチーフにした数種類のボクサーパンツを肌着売り場に並べ、“ワールドな”雰囲気を演出している。

 一方、大丸心斎橋店では本格的な関連企画は特に準備していない。広報担当者は「やりたいんですけど、制約の中ではなかなか難しい」と漏らす。

 これらに対し「ワールドカップ」の名称で大々的にアピールするのは阪急百貨店梅田本店だ。

 同店は今回、FIFAの公式スポンサーであるアディダス社の期間限定ショップの誘致に成功。6月4日から「アディダス2014 FIFAワールドカップブラジルスタジアム」と称した特設売り場を設置して、大会ロゴ入りのバッグやTシャツ、同社製の各国代表のレプリカユニホームなどを販売する。

 さらに日本代表の初戦となる6月15日のコートジボワール戦では、店内でパブリックビューイングも開催する(観覧募集は終了)。

 同店でもこれまでは制約のある中で商戦を展開してきただけに、スポーツ用品の担当者は「今回の企画は、大手を振って『ワールドカップのイベント』として宣伝できる。必ず集客につなげたい」と意気込んでいる。

 ■便乗すれば提訴の恐れ 柔軟対応 求める声も

 W杯に絡み、スポンサー以外の企業などが便乗商法を行うとどうなるのか。専門家によると、知的財産権を侵害されたなどとして、FIFAから裁判を起こされる可能性もあるという。

 知的財産権に詳しい平野恵稔(しげとし)弁護士(大阪弁護士会)は「大会直前や開催期間は、スポンサーにとって最も権利の価値が高まる稼ぎどきになる。そのメリットを守るためにも、これから本番に向けFIFAは厳しい姿勢で臨むはず」と指摘する。

 こうした事情から、ある百貨店の関係者は「仮に裁判を起こされたら、どれほどの額を請求されるのか分からない」と恐れている。

 一方、スポーツイベントに詳しい関西大の黒田勇教授(スポーツ社会学)はW杯の現状について「財源の確保を重視するあまり、スポンサーのための大会のようになってしまっていて、広くみんなで大会を盛り上げにくい側面もある」と分析。「FIFAには柔軟な姿勢で対応してもらいたい」と話した。

2472とはずがたり:2014/06/01(日) 19:41:04

東洋経済オンライン
2014年05月31日09時01分
ファミマは、なぜ異業種と融合を加速するのか ドラッグストア、カラオケ、外食にJA全農まで
http://news.livedoor.com/article/detail/8888354/

次の提携相手は全国農業協同組合連合会(JA全農)だった。ファミリーマートはJA全農の展開する食品スーパー「Aコープ」との融合店を出す。5月28日に会見を行ったファミマの中山勇社長は、「質のよい農産物を取り扱うことで、差別化につなげたい」と意気込みを示した。まずは愛媛県にあるAコープを改装し、31日に1号店をオープンした。

新型店には通常のコンビニ商品のほか、各地の生鮮品やJAオリジナル商品も取りそろえる。売り場面積は一般的なコンビニより広く(約280平方メートル)、第1号店には26席のイートインコーナーも設置する。

ファミマとしては、「これまでは広すぎてコンビニには向かなかった場所にも出店ができる」(中山社長)というメリットを見出した。今後はJAの扱う農作物を原料とした商品開発や、移動販売にも共同で取り組む。改装や新規出店を含めて、早期に30店ほどの拡大を目指す方針だ。

■農協とは長い付き合い
「コンビニと農協」は、変わった組み合わせのようにも見えるが、実は両者の関係は深い。ファミマではこれまで、長野や新潟など全国各地にある単体の農協と組んで店舗運営を行ってきた実績がある(現在10組合、約30店)。今回、中山社長がこうした取り組みを全国に広げたいと考え、提携を持ちかけたという。

JAグループが経営するAコープは763店舗、売上高は約4085億円(2013年3月期)。今回のファミマの提案は渡りに船だったようで、「過疎化などで段々と運営が厳しくなっている地方店舗の復活のきっかけにしたい」(JA全農の鈴木盛夫常務理事)と期待を寄せる。 
 
 これまで複数のドラッグストアや調剤薬局、関西が地盤のスーパー「イズミヤ」との一体型店舗を展開してきたファミマ。今年に入ってからも、カラオケ店を運営する第一興商や、飲食店を営むフジオフードシステムとの提携を相次ぎ発表している。今後こうした一体型店舗を5年後には3000店へ拡大し(4月末時点でファミマの国内店舗数は10635店)、差別化を図りたいとしている。

■過去最高の新規出店を予定
他業態との提携も積極的だが、ファミマ自身の出店攻勢にも余念がない。中山社長は昨年12月のインタビューで「向こう2年間は景気がいいはずだから、店舗を増やすなら今しかない」と述べていた。実際、今期は1600店と過去最高の新規出店を予定(前期1355店)している。「いろんなサービスを揃え、すき間なく提供できるようにしていきたい」と言う中山社長。今後もコンビニとの相性がよく”化学反応”が起こせるような業態探しが続きそうだ。

2474とはずがたり:2014/06/11(水) 00:11:52
>>2473-2474
すべてができる、「レア免許」

 商店主は閉店まで30年以上、酒屋を経営していた。免許は商売を始めた頃に取得したもので、正確には分からないが少なくとも昭和年代であることは間違いない。

 実は平成元年6月より前に取得された免許には、先ほど触れた「一般」や「通販」の区別がない。つまり、それ以前の免許を保有している者は、店頭でも通信販売でも、合法的にすべての酒類を売ることができる。むろんビール類もだ。

 こうした実質的に「無制限」の免許を新たに取得することは、現行ではできない。もし今から、大手のビールなども含めて酒類を全国に通信販売したいのならば、アマゾンのように古い免許の取得者を探し、それを活用するしかない。

 だがこれは、口で言うほど簡単なことではない。酒類の免許は個人または法人に認められるが、個人で免許を取得している場合はそれを他人が活用することはできない。法人であれば、経営者の変更ということで対応できるため、法人化している事業者で、かつ、その会社を実質的に手放してくれるオーナーを探す必要がある。

 酒類販売を巡っては、2001年と2003年に免許を交付する際の「距離基準」と「人口基準」がそれぞれ撤廃され、酒販は原則自由化された。だがそれ以前は、コンビニエンスストアなどが酒類の販売権を巡って免許の争奪戦を展開。当時は免許を実質的に“販売”する仲介事業者もあり、多くの保有者がそうした参入事業者に自らの免許を譲り渡した経緯もある。

 アマゾンにとって、自ら酒類を販売する際に、需要の大きいビール類を販売できないことは到底認められないことだったのだろう。だからこそ、新たに「通販免許」を取得するのではなく、わざわざ昔の免許を探す道を選んだ。しかしさすがの彼らも、条件に当てはまる事業者を自力で探すことは難しかったようだ。そこで頼ったのが、食品卸大手の国分だったらしい。

 老舗の卸である国分のネットワークを使えば、条件に合う事業者を探せるに違いない。アマゾンが別の事業者にもアプローチした可能性はあるが、少なくとも最終的にアマゾンの“取引相手”となったのは、国分関係者が仲介した、件の埼玉の商店主だった。

 元来、食品卸は大手であっても経常利益率が1%に満たないケースが多いほど薄利。ましてや小売り用の酒は、若年層のアルコール離れもあって厳しい逆風が吹き続けている。そうした状況の中で「今後の伸びしろを考えれば、ネットの販路は卸として外せないチャネル」(業界関係者)でもある。別の関係者は、「国分はアマゾンと酒類で取引している卸3社の中の1社」と証言する。

セブンはグループ内で「調達」

 ネットでビールを含む酒類を販売している大手事業者は、アマゾンだけではない。流通2強のセブン&アイ・ホールディングスやイオンもそうだ。

 セブン&アイの場合、同社のネット通販サイト「セブンネットショッピング」では、酒類の販売者は傘下のイトーヨーカ堂となっている。表示されている住所は、東京都千代田区の、グループの本社ビルと同じ場所だ。

 同社グループ広報によると、セブンは1968年に開業したイトーヨーカドーの「西新井店」の免許を、2007年に本社ビルに移転した。むろん、古い免許ですべての種類の酒を通販するためだ。

 古い免許を入手できれば、新規の免許取得者にはできないことができる。アマゾンやヨーカドーの例が示すのは、現行の酒類免許制度の欠陥だ。インターネットでの商取引がますます増える中で、現行制度の「抜け道」を通れた一部の企業だけが、規制なく商品を販売できる現状は、公正な競争環境とは言い難い。

 「価格競争が極めて激しいビール類は、いずれにせよ中小規模の事業者が手掛けるメリットのない商材。大手ばかりがネットで販売できたとしても、不利益を主張する事業者はいないのでは」(酒類販売関係者)との見方もある。だがそれは結果論であって、制度上の不備を正当化する理由にはならない。

 アマゾンのような新規参入事業者がこのような形で免許を確保せざるを得ないのは、合法の範囲とはいえ、やはり自然なこととは言えない。また一方で、やりようによっては合法の範囲で「何でも売れる」免許を獲得できるのに、真面目な新規事業者が正面から免許を申請すると、事業範囲に制限がかかるのも、健全とはいえない。

 アマゾンというネット界からきた「黒船」は、実に様々な場面で既存の社会制度に疑問を投げかける。それが発するメッセージは、きちんと受け止められなければならない。

2475チバQ:2014/06/12(木) 21:19:02
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20140612-OYT8T50030.html?from=yartcl_popin
虎ノ門ヒルズに「トラのもん」誕生
2014年06月12日 11時34分
開業を迎えた虎ノ門ヒルズのエントランスにお目見えした「トラのもん」 都心の新しいランドマークで、都道環状2号線の直上に建設された超高層ビル「虎ノ門ヒルズ」(東京都港区、地上52階)が11日午前、開業した。

 オープンと同時に訪れた一般客らの目を引いたのが、ヒルズのキャラクター「トラのもん」の模型。一見して「ドラえもん」そっくりだが、体は真っ白で耳がある。家族連れや若い女性らが次々と記念撮影し、一躍人気者となっていた。

 トラのもんは、森ビルと藤子プロの共同制作。森ビルによると、100年後の未来からやってきたネコ型ビジネスロボットで、ドラえもんと同じ工場で作られた。頭や胴体、長いしっぽに黒いしま模様がある。

 2階飲食店ゾーンに置かれた模型は身長約140センチの実物大で、森ビルには、「グッズは売っているのか」などという問い合わせが寄せられている。現在のところ、トラのもんグッズ販売については検討中という。

2014年06月12日 11時34分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2476チバQ:2014/06/17(火) 22:02:59
http://diamond.jp/articles/-/54008
バーバリーの撤退で深まる
地方百貨店の苦悩
――週刊ダイヤモンド6月7日号特集「百貨店包囲網」より特別公開 「三陽商会がバーバリーから契約を打ち切られ、撤退するらしい」。今春、百貨店業界を駆け巡ったうわさに、特に同ブランドを頼みの綱とする地方百貨店は騒然となった。「週刊ダイヤモンド」6月7日号特集「百貨店包囲網」から特別公開する記事でお伝えしよう。


バーバリー・ブルーレ−ベルの店舗。中国人にも人気で、地方百貨店にとって頼みの綱だ
Photo by Yasuhisa Tajima
 今春、あるうわさが百貨店業界を駆け巡った。「三陽商会がバーバリーから契約を打ち切られ、撤退するらしい」。衝撃を受けた地方百貨店の担当者は、すぐさま確認に走った。

 三陽商会は1965年にバーバリーのコートの輸入を開始。70年からはライセンス契約を結んで、日本国内向けにコートやスーツの企画から生産、販売まで進めてきた。

 しかし2012年の秋ごろ、バーバリー側が高級ブランドとしての地位を確立するため、世界統一の商品を展開したいとの意向を伝えてくる。両社は交渉を続けてきたがまとまらず、15年6月をもってライセンス契約は終了することになった。

 これにより、困ったのが百貨店だ。というのも、三陽商会は百貨店を中心に300店以上の店舗を展開しており、「バーバリーは非常に人気が高く、売り場には必ず欲しいブランド」(地方百貨店幹部)だからだ。

 中でも、三陽商会とバーバリーが共同開発した日本独自のブランド、「バーバリー・ブルーレーベル」「バーバリー・ブラックレーベル」はまさに“ドル箱”。サイズはもちろんデザインも日本人仕様となっており、人気が高いのだ。

 この両ブランド、実は地方で売れている。店舗別売り上げの上位には、金沢市の大和や福岡市の岩田屋など、地方百貨店がずらりと顔をそろえる。それでなくても、地方百貨店は人気商品の確保が難しい中で、安定的に収益をたたき出す「頼みの綱」(同)だったというわけだ。

 三陽商会によれば、両ブランド共に「バーバリー」の冠は外すものの、店舗は継続していく方針というが、地方百貨店の心は穏やかではない。

(週刊ダイヤモンド編集部)

2477荷主研究者:2014/06/21(土) 16:15:15

http://kumanichi.com/news/local/main/20140512002.xhtml
2014年05月12日 熊本日日新聞
ダイエー下通店閉店 多くの客、別れ惜しむ

店のシャッターが下りる中、買い物客らに頭を下げるダイエー熊本下通店の従業員ら=11日夕、熊本市中央区の下通アーケード(宮崎あずさ)

ダイエー熊本下通店が閉店し、大勢の買い物客らにあいさつする従業員たち=11日午後6時50分ごろ、熊本市(谷川剛)

 熊本市中央区のダイエー熊本下通店が11日、再開発に伴い閉店した。6月にも解体工事が始まり、2016年秋には跡地を含めた一帯に複合商業施設がオープンする。かつては「中心商店街のランドマーク」として栄え、死者104人を出した旧大洋デパート火災の現場ともなった建物は、約60年の歴史に幕を下ろす。

 旧ユニードが出資した熊本城屋を経て、同店は1995年9月にオープン。地下1階、地上8階の建物は、1952年開業の旧大洋デパート時代からのもので、60年以上が経過。耐震基準を満たしていないため、補強工事か、建て替えが迫られていた。

 売り上げも低迷が続き、同店の14年2月期の売上高は約21億円。ピーク時から半減した。こうした状況を受け、ダイエー(東京)は昨年、地元デベロッパーの南栄開発(同市)に土地とともに売却することを決定。引き渡しは今月30日で、新施設はファッションなど物販中心のビルになる予定。

 最終日のこの日は、顧客や最終セールに駆け付けた客で終日にぎわい、精算を待つ客が列をつくったため午後6時の閉店予定が45分オーバー。「長い間、お疲れさまでした」と別れを惜しむ客もいた。閉店後、多くの客が下通入り口で見守る中、赤澤敏彦店長は「18年間、地域のみなさんに支えられてきた。新たな商業施設で再度オープンするので、今後ともよろしくお願いします」と述べ、従業員約60人と頭を下げた。(飛松佐和子)

2478チバQ:2014/06/21(土) 21:39:18
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140621/biz14062108540008-n1.htm
 消費堅調 増税の影響和らぐ コンビニは前年並み 百貨店は大幅改善

2014.6.21 08:54 (1/2ページ)


 小売りの現場で、4月の消費税増税に伴う反動減からの回復が鮮明になってきた。日本フランチャイズチェーン協会が20日発表した全国コンビニエンスストアの5月の既存店売上高はほぼ前年並みとなり、前年同月比2・2%減だった4月からさらに減少幅が縮小。内閣府が同日公表した「消費税率引き上げ後の消費動向」の6月第2週調査の結果でも、消費の回復ぶりが確認された。

 コンビニの5月既存店売上高は前年同月比0・8%の微減。増税前のたばこの買い置き需要の反動の影響が残るものの、それ以外の品目では「前年を上回る水準」(大手コンビニ幹部)まで回復している。

 5月の全国百貨店の売上高も前年同月比4・2%減と、4月の12・0%減から大幅に改善した。足元でピークを迎えつつあるお中元商戦では「増税の影響は全く見られない」(高島屋の亀岡恒方日本橋店長)との強気の声も聞かれる。

 実際、キリンビールは20日、ギフト用の「一番搾りプレミアム」の中元販売目標を2倍に上方修正。アサヒビールも中元向けは前年同期比2割増のペースで、小路明善社長は「年間のビール消費全体を底支えする」との見通しを示す。

 内閣府によると6月第2週の消費動向では、生鮮食品を除く飲食料品が前年同期比2・7%減と、第1週の5・1%減から改善。大手スーパーでは「前年よりも価格帯を引き上げたランドセルが、高いものから先に売れる。消費者マインドはすでに改善している」(イトーヨーカ堂の戸井和久社長)との見方も出ている。

 こうした動きから、第一生命経済研究所の高橋大輝副主任エコノミストは「増税の影響も徐々に和らいでいる。懸念されていた個人消費の腰折れリスクは小さい」と分析している。

2479とはずがたり:2014/06/26(木) 14:11:51
ユニクロ、インド進出へ 柳井会長、モディ首相に伝達
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASG6T5PY0G6TULFA028.html
朝日新聞2014年6月26日(木)09:30

 衣料専門店「ユニクロ」を展開しているファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は25日、インドに進出する考えを同国政府に伝えた。インドに出店し、製品調達・生産を行うという。人口12億人超の巨大市場の取り込みを目指す。

 柳井氏は同日、インドの首都ニューデリーでモディ首相やシタラマン商工相らと相次いで会談し、こうした方針を伝えた。朝日新聞の取材で、「インド進出を本格化させるということか」との質問に対し「そう受け取っていただいていい」と話した。

 柳井氏と会談したガングワル繊維担当相は取材に対し「好意的な話だった。5月に(経済志向の)モディ政権が発足して以来、日本からのインドへの投資の関心は高まっている」と、ユニクロ進出を歓迎する意向を示した。

2480とはずがたり:2014/07/02(水) 13:12:51

イオンがカンボジアにモール1号店 フン・セン首相招き開店式典
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140630/biz14063019260017-n1.htm
2014.6.30 19:26

 イオンは30日、経済成長が続くカンボジアで第1号店となるショッピングモールを、首都プノンペンの中心部で正式オープンした。開店記念式典にはフン・セン首相や同国を訪問した岸田文雄外相も出席した。

 「イオンモールプノンペン」は地上5階建て、延べ床面積約10万8千平方メートルの大型店舗で、総投資額は約200億円。総合スーパーのほか約190の専門店などで構成、大型のシネコン(複合型映画館)やアイススケートリンクも備える。

 21日からプレオープンし、週末の28、29の両日は1日約10万人強が訪れた。イオンの岡田元也社長は式典で「カンボジアに根差し、最も愛される小売業を目指す」とあいさつした。カンボジアでは5店舗程度の展開を見込んでいる。

 フン・セン首相は「イオンの投資はカンボジア経済の潜在力を示すものだ。これを機にさらに多くの日本企業が進出してくれるよう望む」と訴えた。(共同)

2481とはずがたり:2014/07/02(水) 13:14:46

イオン社長「ダイエーは首都圏と京阪神に再編」
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140528/biz14052812500039-n1.htm
2014.5.28 12:50

 イオンの岡田元也社長は28日、千葉市で開かれた株主総会で、傘下のダイエーに関し、首都圏と京阪神地域の食品事業に集中していく方針を表明した。岡田氏は「イオンもダイエーも元の姿をとどめないところまで改革する」と述べた。「イオンとダイエーはそれぞれの事業領域でナンバーワンを目指さなければならない」とも強調した。

 首都圏と京阪神地域以外の店舗は再編を進め、営業地域が重複するイオン店舗との統廃合も視野に入れる考えを示したとみられる。北海道、九州は「イオンと一緒に再編していきたい」とした。

 ダイエーの従業員の雇用を確保しながら改革を進める考えも示した。

2482とはずがたり:2014/07/02(水) 13:39:22
>>2461>>2464等で貼り付け済みの記事だが>>2481の「イオンもダイエーも元の姿をとどめないところまで改革する」を受けて再掲

>首都圏内での出店が遅れているイオン>>2131
だそうで,丸紅とぶち上げた首都圏スーパー構想も
>>2220では
>吹けど踊らず。イオン・丸紅の”再編構想”イオン、丸紅主導の構想に食品スーパーは距離を置く
となってたけど1年近く経ってやっと実現ということか。

イオンやダイエーもガラガラポンして参加させる可能性も有るのかな?もともとジャスコは各スーパーの連合体だし。

2020年に1兆円1千店体制に 首都圏のイオン系食品スーパー3社統合を発表
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140519/biz14051918420014-n1.htm
2014.5.19 18:42

 イオンと丸紅は、出資する食品スーパー3社を経営統合させることで合意したと19日午後、発表した。イオンの100%子会社であるマックスバリュ関東と、首都圏を地盤とするマルエツ、茨城県を中心に展開するカスミの3社で、「首都圏におけるスーパーマーケット連合(首都圏SM連合)」を来年3月に発足させる。

 前期(2014年2月期)の期末時点での3社の単純合計は、売上高が約5800億円、店舗数が約450店の体制だが、これを2020年をめどに、1兆円、1千店舗と倍増を目指す。

 同日会見したイオンの岡田元也社長は、統合で基盤を強化し、「新しい便利さの競争に勝ち抜く」と語った。

 実施する経営統合によって、商品調達や物流などでの連携を強化。イオンのプライベートブランド(PB、自主企画)商品を各社で販売する一方、PBの商品化ではマルエツとカスミのノウハウを取り入れる。また物流、IT(情報技術)の活用や電子マネーなども共通化して、コスト削減や営業力強化などの相乗効果を生み出す。

 統合形態は、まずマックスバリュ関東、マルエツ、カスミの3社が株式移転方式で共同持ち株会社を設立。マルエツに約3割出資する丸紅と、イオンが共同出資会社を設立し、持ち株会社の過半数を出資すると同時に、持ち株会社を上場させる方針だ。共同出資会社はイオンが過半数を出資する。

 統合後もそれぞれの会社は存続し、既存ブランドでの営業を継続する。カスミの小濱裕正会長は「イオンのインフラを活用しての効率化と、その上で、各社の地域に根ざした独自性を確保する」と狙いを説明した。

2483チバQ:2014/07/03(木) 19:35:39
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140701/bsd1407011815014-n1.htm
大阪の百貨店、6月は苦戦 ハルカス近鉄は伸び率縮小、阪急梅田本店などマイナス2014.7.1 18:15

 大阪の主要百貨店は1日、6月の売上高(速報値)を発表した。あべのハルカスに入る近鉄百貨店本店(大阪市阿倍野区)は前年同月比約12%の増収だった。5月は旧店舗に比べ約45%増だったが、昨年6月13日に現在の売り場の約7割が先行開業したため、増床効果が薄れた。来店客数は約20%増えた。

 阪急百貨店梅田本店(同市北区)は前年同月比3・8%減と2カ月ぶりマイナスとなった。昨年6月末に開催したセールを7月にずらしたことが響いた。

 大丸梅田店(同)は婦人服などが苦戦し、4・3%減に減収幅が拡大。高島屋大阪店(同市中央区)は月末からセールを開始、売上高が1・1%減と5月より縮小した。

2484とはずがたり:2014/07/04(金) 18:16:50
>第2の志摩スペイン村との懸念も
やばいねぇ・・

あべのハルカス、百貨店に早くも黄色信号?苦戦で社長更迭、「ただの通過点」の懸念も
ビジネスジャーナル 2014年7月2日 00時03分 (2014年7月2日 13時41分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140702/Bizjournal_201407_post_5281.html

 日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)が全面開業して約3カ月が経過した。近畿日本鉄道(以下、近鉄)が運営するあべのハルカスには、全面開業した3月7日から5月31日までの間で約1124万人が訪れた。年間来場者数4740万人という目標を1%程度上回る1日平均13万人の人出となり、まずまずの結果となった。
 しかし、全面開業から3月31日までの25日間の来場者が1日当たり14万人強を集めていた当初の勢いは鈍化してきている。1000万人の達成は76日目で、東京スカイツリータウン(59日目)を下回るペースだった。
 来場者数の内訳は、売り場面積が10万平方メートルと日本最大規模の百貨店「あべのハルカス近鉄本店」が974万人、展望台「ハルカス300」が70万人、レストランが人気の大阪マリオット都ホテルが19万人、あべのハルカス美術館が8万人など。展望台は週末を中心に当日券の購入待ちが1時間以上になる人気ぶりだ。
 あべのハルカスは地下5階。地上60階建てで、高さ300メートル。「ハルカス」というネーミングは「心を晴れ晴れさせる」という意味の古語「晴るかす」に由来する。総事業費は1300億円で、10年1月に着工し、12年8月には横浜ランドマークタワー(296メートル)を抜き国内で最も高いビルとなった。13年6月に部分開業し、14年3月に全面開業の運びとなった。
 あべのハルカスが立地する大阪の阿倍野・天王寺エリアは梅田や難波に比べて魅力的な商業施設がなかった。近鉄沿線の人口が減少するなか、オフィスも入る巨大駅ビルの建設で、近鉄は沿線の魅力アップを狙う。

●苦戦のあべのハルカス近鉄本店
 しかし、こうした狙いとは裏腹に、百貨店であるあべのハルカス近鉄本店は苦戦を強いられている。全面開業から5月末までに974万人が訪れたが、15年2月期の年間来館者の目標は4500万人、1日当たり12万人なのに対して実績は同11万人で下振れした。ゴールデンウィーク期間中は5月4日に20万人が来館し、1日としては過去最高の入館者数を記録したが、開業時の目新しさが薄れるとともに消費増税の影響もあり、客足は伸びなかった。
 近鉄が展開する近鉄百貨店全体の14年2月期連結決算の売上高は前期比2.3%増の2770億円、本業のもうけを示す営業利益は11.7%減の30億円だったが、13年6月に先行開業したあべのハルカス近鉄本店の苦戦が原因だ。

2485とはずがたり:2014/07/04(金) 18:17:12
>>2484-2485

部分開業後の13年10月、同店の14年2月期の通期売上高(専門店部分を含む)の目標を1040億円から1000億円に下方修正したが、実績は1000億円を下回る923億円だった。全面開業した3月は消費増税前の駆け込み需要で宝飾品などの売れ行きが伸び、売上高は前年同月の2倍だった。その反動で4月の売上高は同5割増にとどまった。
 開業効果が薄れるにつれて、来客数は今後さらに落ち込むとみられているが、親会社の近鉄は売上目標を達成できなかった近鉄百貨店の飯田圭児社長を更迭し、5月22日付けで高松啓二副社長を社長に昇格させた。新経営トップの喫緊の課題は、ハルカス本店のテコ入れだ。同店の売上高は近鉄百貨店全体の売り上げの約33%を占めるだけに影響は大きい。
 ハルカス本店の15年2月期の売り上げ目標は1450億円と12年3月期(790億円)の2倍近くであり、この目標の必達が新社長の使命となる。
 天王寺・阿倍野地区の1日の乗降客数は77万人で梅田地区の220万人の3分の1、難波・心斎橋地区の110万人にも大きく水をあけられている。大阪ではここ数年、百貨店がひしめき合う梅田地区で三越伊勢丹やグランフロントが開業し、商業施設の一極集中が加速している。開業効果が薄れれば、阿倍野はこれまでのように「通過点になってしまう」(百貨店業界関係者)との指摘もある。

●第2の志摩スペイン村との懸念も
 近鉄は神社・仏閣を抱える奈良と伊勢へのアクセス向上を目的に設立された企業で、「観光鉄道」の名残は今もある。近鉄の14年3月期の連結決算は純利益が前期比23%増の245億円と過去最高を更新した。伊勢神宮の20年に1度の式年遷宮の効果で、観光特急「しまかぜ」の予約が取れないほどの人気となり、22年ぶりに旅客人員が前年度実績を上回ったことが収益を押し上げた。
 その近鉄が運営する志摩スペイン村は、総合保養施設整備法(通称・リゾート法)の施行に合わせて策定された三重サンベルトゾーン構想に基づき、大阪難波を起点とする電車の終点にあたる志摩に、複合リゾート施設として1994年4月に建設された。テーマパーク、ホテル、温泉で構成される。開業にあたり志摩線の複線化、志摩磯部駅および鵜方駅の改良、新型特急「伊勢志摩ライナー」などに合計480億円を近鉄は投じており、志摩スペイン村の初期投資と合わせて1280億円を投下した。

 開業1年目には426万人の入園があったが、その後は減少の一途をたどり赤字経営が続いた。そのため近鉄は06年、志摩スペイン村の資産を買い上げて減損処理を行い、旧会社と新会社に分離する支援策を実施。新たに設立された運営会社の志摩スペイン村が、近鉄グループのレジャー事業を担当する近鉄レジャーサービスから営業を全面委託される形態に移行している。これにより志摩スペイン村の業績が近鉄本体の決算に直接、影響しないかたちになった。
 志摩スペイン村は、近鉄には喉に刺さった骨のようなものだ。期せずして、スペイン村への投資額と、あべのハルカスへのそれがほぼ同額なこともあり、市場関係者の間では「あべのハルカスは第2の志摩スペイン村になる」との懸念も広がっている。
(文=編集部)

2486荷主研究者:2014/07/05(土) 15:36:04

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/20140528000129
2014/05/28 09:33 四国新聞
イオンが複合商業施設整備へ/宇多津ビブレ跡地

 2月末で閉店した香川県宇多津町の大型量販店「宇多津ビブレ」の跡地に、ビブレを運営していたイオングループがスーパーを核とした複合型の商業施設を整備する方針を固めたことが27日、分かった。大半の建物は解体し、新たな施設を建設する。併設していた映画館は残す方向で検討している。オープン時期は未定。

 宇多津ビブレは1994年に開業。各種専門店と食品売り場を備え、シネコン(複合型映画館)やホテルも併設。宇多津町臨海地区のにぎわいの中心としての役割を担った。

 しかし、小売業界の競争激化で売り上げが低迷し、マイカル(2001年に経営破綻)から経営を引き継いだイオンリテール(千葉市)は今年2月末での閉店を決定。映画館「イオンシネマ宇多津」も3月に閉館した。

 施設の跡地利用を検討していたイオンは、グループ内で小規模ショッピングセンターの開発を行うイオンタウン(同)がデベロッパーとなり、複数の店舗を集めた複合型施設に衣替えすることを決めた。

 核テナントとしてスーパーを誘致するほか、衣料品や飲食など複数の専門店をそろえたい考えだ。映画館は存続を望む地元の声にも配慮して残すとみられる。

 既存施設のうち、映画館と立体駐車場を除いた建物は6月中旬にも解体工事に着手。詳しい店舗構成などを決めた上で、早期のオープンを目指す。

2487荷主研究者:2014/07/11(金) 00:10:07

http://kumanichi.com/news/local/main/20140619002.xhtml
2014年06月19日 熊本日日新聞
熊本駅周辺、通行量が増加傾向 熊本市など調査

夕方になり、通勤・通学の人たちが行き交うJR熊本駅の東口=18日午後、熊本市西区(谷川剛)

 熊本市と熊本商工会議所は昨年10月に実施した市内商店街の通行量調査をまとめた。このうちJR熊本駅(西区春日)周辺2地点の合計は2011年3月の九州新幹線の全線開業以降、駅利用者が増えたことなどを背景に増加傾向が続いている。

 駅東口側の正面出口前と、くまもと森都心プラザ側の2地点の通行量は12年度調査に比べて2・9%増の1万9305人。一方、今回新たに調査地点に加えた西口出口前は1万6380人だった。

 東口側2地点の通行量は11年度から調査時期が変わって単純比較しにくいが、▽10年度6970人▽11年度1万2510人▽12年度1万8768人−で推移。九州新幹線の全線開業以降伸びが顕著だ。

 市商工振興課はその要因として駅の乗降客数の増加を挙げる。市によると、同駅の1日平均の乗降客は全線開業前の5年間が2万〜2万1千人台で推移していたのに対し、11年度は2万4831人、12年度は2万5532人、13年度は2万6995人と増えている。

 市電熊本駅前電停の乗降客も同様の傾向だ。市交通局が毎年10月の1日間実施している乗降客調査によると、10年度は5162人だったが、13年度は6811人で3割以上多かった。

 駅周辺に専門学校が新規立地するなどしており、「駅周辺の開発も伸びの要因ではないか」と同局電車課。今後、JR九州の駅ビル開発などが控えており、さらに人の流れが変わりそうだ。(内田裕之)

2488荷主研究者:2014/07/11(金) 00:18:07
>>2224 >>2336
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20140614/CK2014061402000023.html
2014年6月14日 中日新聞
店舗面積を3倍に 松本カタクラモール再開発

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/PK2014061302100172_size0.jpg

 松本市中央の大規模商業施設「松本カタクラモール」一帯の再開発計画について、イオンモール(千葉市)が具体的な計画を初めて松本市に示し、市が十三日の市議会経済環境委員協議会で報告した。開発後の店舗面積は現在の約三倍の約四万一千平方メートルになる。

 計画によると、既存の施設と駐車場を合わせた敷地に、四階建て延べ約十一万平方メートルの商業施設を建設。生物科学研究所などがある南側に、二階建ての棟が複数軒を連ねる延べ約一万三千五百平方メートルの商業施設を建てる。これらの施設は立体駐車場を備える。全駐車台数は平面駐車場を含め二千四百八十台。

 地域住民から保存活用の声が上がっていた肌着製造販売「カフラス」と生物科学研究所の事務所棟は、解体せずに耐震工事をして活用するという。

 これまで市はイオン側に「松本らしい開発」「適正規模」「回遊性」に配慮した開発を要請しており、イオン側は「市民が懸念するような大型にならない」と示していた。

 議員からは「大規模という印象を受ける。その割に駐車台数が少なくて渋滞が懸念される」との意見が出た。

具体的な再開発計画が初めて示された松本カタクラモール=昨年4月、松本市で、本社ヘリ「まなづる」から

 菅谷昭市長は「全体的により詳しい計画内容について資料提供を求め、商業者や地元の皆さまのご意見を踏まえて協議してまいります」とコメントを出した。

 大規模な施設を各地で展開するイオンモールが昨年五月、片倉工業(東京)から松本カタクラモール一帯を賃借することを発表。二〇一六年の開業を目指している。

(北村希)

2490チバQ:2014/07/13(日) 19:37:27
http://www.asahi.com/articles/ASG6K443DG6KUCVL00D.html
バーバリー、直営店のみ販売へ 消費者に困惑広がる
編集委員・高橋牧子
2014年7月12日18時15分

契約解消の記者会見場には、三陽商会が今後力を入れる自社の「100年コート」が展示されていた
Ads by Google  あのチェック柄に代わる服や小物は見つかるのか。英国の高級ブランド・バーバリーと日本の三陽商会などとのライセンス契約が来年の春夏物で終わる。流通を担ってきた百貨店や世代を超えて愛好してきた消費者に困惑が広がっている。

 40年以上に及ぶ契約の解消で、三陽商会による紳士・婦人服ブランド「バーバリーロンドン」が消える。若者向けの「ブルーレーベル」などもバーバリーの名が使えなくなる。来秋以降、国内のバーバリー製品は直輸入品のみとなり、英国本社が管轄する直営店などでしか売られなくなる。

 こうした高級化・直営路線について、同社アジアパシフィック担当のパスカル・ペリエCEOは「日本は世界有数のラグジュアリー市場。アジアから富裕層の買い物客も増えており、旗艦店などを通した直営輸入事業は過去2年間に他市場を上回る伸び。今後も成長が期待できる」。

 日本で海外ブランドのライセンス生産が盛んになったのは1970年代。だが90年代以降は、高級イメージを徹底したい各ブランドの意向で、契約は徐々に解消されてきた。矢野経済研究所によると、この10年間で国内のライセンス生産ブランド品の小売市場規模は3割以上減り、約1兆3千億円にまで落ち込んだ。

2491とはずがたり:2014/07/16(水) 13:32:13
サンクスとサーKの統合も出来なかったし売却はやむを得ないね。

サークルK売却、競合の複数企業に打診…ユニー
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20140716-567-OYT1T50016.html?fr=rk
読売新聞2014年7月16日(水)08:49

 ユニーグループ・ホールディングスが、傘下のコンビニエンスストア業界4位「サークルKサンクス」の売却を検討していることが分かった。

 セブン―イレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマートの3強に対し、店舗数で劣るサークルKサンクスは苦戦を強いられている。コンビニ業界の大型再編に発展する可能性がある。

 関係者によると、ユニーは、競合する複数の企業に、サークルKサンクスの売却について水面下で打診を始めた。売却先は未定だが、売却額は1000億円規模に上るとみられる。

 サークルKサンクスは2004年、サークルKの運営会社とサンクスの運営会社などが合併して誕生した。

 今年6月末時点で約6300店舗あるが、年間1000店規模で出店を繰り返すセブンやファミマなどに水をあけられ、業績も低迷していた。

2492チバQ:2014/07/16(水) 19:01:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00050016-yom-bus_all
サークルK売却、競合の複数企業に打診…ユニー
読売新聞 7月16日(水)8時49分配信

 ユニーグループ・ホールディングスが、傘下のコンビニエンスストア業界4位「サークルKサンクス」の売却を検討していることが分かった。

 セブン―イレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマートの3強に対し、店舗数で劣るサークルKサンクスは苦戦を強いられている。コンビニ業界の大型再編に発展する可能性がある。

 関係者によると、ユニーは、競合する複数の企業に、サークルKサンクスの売却について水面下で打診を始めた。売却先は未定だが、売却額は1000億円規模に上るとみられる。

 サークルKサンクスは2004年、サークルKの運営会社とサンクスの運営会社などが合併して誕生した。

 今年6月末時点で約6300店舗あるが、年間1000店規模で出店を繰り返すセブンやファミマなどに水をあけられ、業績も低迷していた。

2493とはずがたり:2014/07/17(木) 11:11:10

<ローソン>成城石井買収の方針 500億円規模
毎日新聞社 2014年7月17日 01時19分 (2014年7月17日 09時45分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20140717/Mainichi_20140717k0000m020179000c.html

 コンビニエンスストア国内2位のローソンは16日、首都圏などで高級スーパーを展開する成城石井を買収する方針を固めた。成城石井を保有する投資ファンド、丸の内キャピタルと500億円規模で買収交渉を進めており、8月末にも内定する見通しだ。三越伊勢丹ホールディングス(HD)傘下の高級スーパー事業「クイーンズ伊勢丹」の買収も検討しており、成城石井の買収を完了したうえで交渉を本格化させるとみられる。ローソンはコンビニ事業で培ったノウハウを生かし、高級スーパーに本格参入する。

 丸の内キャピタルは2011年、レックス・ホールディングスから成城石井を買収。今春から売却相手を探していた。一時、三越伊勢丹HDも買収に名乗りを上げていたが、本業の百貨店事業などに集中するため、買収を断念した模様だ。

 コンビニは全国で5万店舗を超え、飽和状態に近づきつつある。ローソンは、従来型のコンビニに加えて、生鮮食品を豊富に扱う「ローソンストア100」や、主に若い女性向けの高級商品を扱う「ナチュラルローソン」などの独自色を出し、店舗を拡大してきた。今年2月にはコンビニより店舗面積が広く、魚なども取り扱う小型スーパー「ローソンマート」の展開も始めている。

 ローソンは、今後も高成長を続けるためにはさらなる多角化が必要と判断、高級スーパー買収に動いた。成城石井は、高級総菜や輸入ワインなどの品ぞろえが豊富で、首都圏を中心に約120店舗を展開している。駅構内などの小型店が多いことから、小型のコンビニと運営ノウハウを共有するなど相乗効果が大きいと判断した。

 一方、三越伊勢丹HDは、本業の百貨店事業に加えて、雑貨や食品を扱う小型店舗に経営資源を集中させている。クイーンズ伊勢丹は、東京都内を中心に約20店舗を展開しているが、赤字続きで大きな経営課題となっていた。ローソンによる買収計画が実現すれば、首都圏を中心とした小売業の大規模な再編につながる可能性もある。【神崎修一、種市房子】

 ◇ローソン

 1975年、ダイエーの100%子会社として設立された「ダイエーローソン」が前身で、同年6月、大阪府内に第1号店を開店。ダイエーの経営悪化に伴い、三菱商事が株を買い増し、2001年筆頭株主となった。14年2月期の連結売上高は4852億円、営業利益は681億円。国内店舗数は1万1873店、海外店舗数は498店(今年6月末現在)。

2494荷主研究者:2014/07/17(木) 23:29:16

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/543550.html
2014年06/05 06:55 北海道新聞
丸井今井「総合的品ぞろえ」/札幌三越「上質」 差別化へ大改装に着手

 札幌丸井三越(札幌)は6月から、運営する百貨店「丸井今井札幌本店」と「札幌三越」の大規模改装に着手した。両店の役割を明確にして他店との違いを打ち出すため、2015年の新装開業までにテナントを大幅に入れ替える。フロア構成の詳細は今後詰めるが、丸井今井では北海道らしさや総合的な品ぞろえを追求し、三越ではより上質な商品を多く並べて得意客との関係を強化する方針だ。

 大規模改装は、札幌丸井三越が11年に発足し両店を一体運営する体制ができてから初めて。両店は札幌・大通地区で近接していることから、役割分担の明確化が課題となっていた。

 丸井今井は、親・本人・子の3世代に来店してもらえる百貨店を目指し、これまでよりも幅広い用途や価格帯の商品をそろえる。また、札幌本店近くで運営する道産食品店「きたキッチン」が好調であることを受け、衣料品や化粧品でも道産品を充実させる。

 一方、商品へのこだわりを持つ得意客を多く抱える三越では、顧客満足度を高めるため、より上質な商品の品ぞろえを増やすなどして、「顧客との一対一の関係を強化したい」(同社)という。(経済部 幸坂浩、佐藤木郎)<北海道新聞6月5日朝刊掲載>

2495荷主研究者:2014/07/17(木) 23:42:51

http://www.kanaloco.jp/article/73449/cms_id/87794
2014.06.24 03:00:00 神奈川新聞
アゼリアが大規模改修へ 川崎駅東口苦戦で巻き返し 食品スーパー導入

リニューアル後のイメージ(川崎アゼリア提供)

 JR川崎駅東口の地下商店街「川崎アゼリア」(川崎市川崎区)が来年、1986年の開業以来初となる大規模リニューアルを行う。30〜40代の女性やビジネスマンらをターゲットに、新たに食品スーパーなどを導入する計画。2006年に「ラゾーナ川崎プラザ」が同駅西口に開業するなど東口は苦戦を強いられており、改装を機に巻き返しを図りたい考えだ。ただ、テナントの一部はリニューアルに伴う退去を求められているといい、計画の白紙撤回を求める声も上がっている。

 アゼリアは1986年10月1日、駅前玄関口のイメージアップと商業活性化を目的に誕生した。店舗面積は1万平方メートルを超え、現在は飲食やファッション衣料、雑貨店など約150店舗が営業している。

 今回のリニューアル計画を打ち出した最大要因は、アゼリアを取り巻く環境の変化だ。

 開業から28年。売り上げは91年度の240億円をピークに減り続け、2012年度には140億円にまで落ち込んだ。運営する川崎アゼリアは「開業から四半世紀が過ぎたが、レベルアップする川崎商業の中で、『変わらぬアゼリア』は取り残されている」と分析する。

 リニューアル後のターゲットは、駅周辺を利用する30〜40代の女性やビジネスマンらに設定。「広場&食物販」「飲食」「ファッション&利便」の3ゾーン別に、15年7月から16年春にかけ順次開業する。食品スーパーのほか、総菜や生鮮専門店などを導入する予定で、同社は「駅東口の玄関口に位置する立地的優位性を生かし、日々買い物を楽しんでもらえる施設を目指したい」としている。

 同社は市や県、京急電鉄などが出資する第三セクター。

【神奈川新聞】

2496チバQ:2014/07/21(月) 21:15:44
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140715_15024.html
浴衣男子じわり増加 仙台の百貨店、売り上げ好調

中野さんが見立てた浴衣を試着する加賀さん(中央)。男性の愛好家が増えつつある 本格的な夏を前に、仙台圏で浴衣を好む若い男性がじわりと増えている。いつもと違う自分を演出したり、「一緒に浴衣姿になりたい」と女性に促されたり。仙台市内の百貨店では男性用浴衣の販売が好調で、今風の着こなしを提案している。新しい自分を見つけたいと思うのは記者も同じ。「浴衣男子」の浸透ぶりを探った。(報道部・氏家清志)

 「洋服に比べると軽くて肌触りがいい」
 今月上旬、仙台市中心部の和文化好きが集い、着付け教室も兼ねるカフェ「梅らぶ」。初めて浴衣に袖を通したゲストハウス経営加賀真輝さん(32)=青葉区=は、着心地の良さに驚いた。
 白地に紺色のシンプルな柄を気に入った加賀さんは「洋服姿とは違う自分だけど、しっくりくる」と笑う。
 妻の敬子さん(37)から「この夏は夫婦で浴衣に挑戦しよう」と誘われたのがきっかけ。敬子さんは「男らしくて格好いい。一緒に街を歩きたい」と夫の姿に満足げだった。
 梅らぶのオーナー中野由美さん(46)は「妻や彼女に勧められるなど、一緒に浴衣を着たいと思って来店する若い男性が多い」と説明する。
 男性の着付けは浴衣を羽織り、腰ひもと帯を巻くだけと簡単だ。「気軽に着られて男前を上げられる。『男子浴衣』は断然お勧めです」と言う。
 男性の注目が集まる状況を好機と捉え、市内の百貨店は着こなしの情報を発信している。
 仙台三越は7日、浴衣のファッションショーを初めて開いた。披露した浴衣11着のうち、男性用はほぼ半数の5着を占めた。オリジナルデザインの浴衣の下にジーンズを履き、帯の代わりにベルトを使った斬新なアイデアを披露した。
 ショーを企画した呉服担当の石原成司マネジャー(46)は「浴衣の敷居を低くしてカジュアルな着こなしを提案したかった」と狙いを明かす。
 仙台三越では売上高が2011年から2年連続で1.5倍ずつ増えた。売り場面積を3倍に広げ、生地の柄などを増やして商品数を3倍にした。
 藤崎では13年の売上高が10年の1.3倍と順調に伸びた。呉服担当の舟橋寿子さん(33)は「コスプレ感覚で非日常の空間を楽しみたいのではないか」と、人気の理由を分析する。
 浴衣の普及を目指す日本浴衣文化協会(東京)の伴智之代表(37)は「男性浴衣を扱うインターネットの店が増え、身近な存在になってきている。おしゃれ着として定着してほしい」と手応えを感じている。

2497とはずがたり:2014/07/23(水) 12:59:14
2014年01月16日 09時18分 更新
ご一緒に“おでん”いかがですか:
もう振込用紙を持って来ないで! コンビニが「収納代行」を止めたい理由
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1401/16/news019.html

「電気・水道・ガス・電話などの利用料金はコンビニで振り込んでいる」という人も多いだろう。しかしこの「収納代行」……とにかく面倒で、コンビニオーナーだけでなく本部も「止めたい」と思っているのではないだろうか。

[川乃もりや,Business Media 誠]
 コンビニ本部で社員をして10年余り、いわゆるスーパーバイザーなるものを経験し、何を思ったか、独立オーナーに転身した。齢40にして、自分の仕事についての足跡を残したくなり、仕事の合間に誠ブログ「とあるコンビニオーナーの経営談議」を始める。
 旅行とお酒が大好きだが、コンビニ経営をしていると、なかなか旅行に行く時間がとれない。その一方で、アルコールの量は増えるばかり。


 コンビニが扱うサービスは、どこまで広がっていくのだろうか。「収納代行」という業務は、コンビニの価値を大きく変えることになった。コンビニが、買い物をするだけの場所ではなくなったからだ。それまで、電気・水道・ガス・電話代は銀行や郵便局といった金融機関で振り込まなければいけなかった。しかし多くの人が「お金を振り込むだけなのに長時間待たされる……」といった不満を感じていた。

 それが、近くのコンビニでわずか数分、いや数十秒待つだけで処理できるようになった。しかしここ数年、「収納代行業務を止めよう」という動きがあるのだ。その理由として「もうからない」ことを挙げる人がいるが、意味は少し違う。収納代行業務は手数料商売で、1つの取り引きで数十円の収入がある。なので「もうからない」という表現は、少し誤解を生む。

 「もうからない」のではなく、「収入に対してリスクが高い」と言ったほうがしっくりくる。どんなリスクがあるかというと、「受付漏れ」による損失だ。受付のピークは毎月15日から25日かけて。その間、1人で数件の受付をこなしていくわけだが、年に数件受付漏れが発生するのだ。どういう事態になるかというと、領収書はお客さんに渡っているが、料金はもらっていないことになる。

 以前は、店の控えにお客さんの情報が印字されていたが、昨今の個人情報規制によって、店でお客さん情報を管理することができなくなっている。結果、「払った」「いや払わなかった」の水掛け論になってしまう。当然、領収書を出している側が不利になるので、店が立て替える形になるのだ。残念ながら、回収できる見込みはほぼゼロ。店側のミスなので、仕方がない部分もあるが、それでも収納代行業務をしている以上、ミスはなくならない。

収納代行を止めたい理由

 もう1つ、収納代行を止めたい理由がある。それは、受付後の処理が大変なのだ。

 受付件数のピークは、1日に100件を超える。店側は膨大な伝票を処理する必要があるが、最終的には機械でなく、手作業で行わなければいけない。それが終わればやれやれ……というわけではなく、次に、本部がその書類を突き合わせなければいけないのだ。

 店と本部の膨大な作業量を人件費に換算すると、手数料収入が割に合わなくなってきている。水道代を支払うついでにジュースでも買うか……という人が多ければいいのだが、最近は水道代だけ支払って、店を後にする人が増えてきているのだ。

2498とはずがたり:2014/07/23(水) 12:59:38
>>2497-2498

 収納代行業務が店だけの負担であれば、本部は見て見ないフリをするだろう。しかし本部での処理が必要なので、人件費が負担になってくる。昨今の「収納代行を止めたい」という流れは、店側というよりも本部側の意向が強いのだ。

コンビニの本音

 コンビニの本音は、ズバリこうだ。「収納代行はコンビニ以外のところがやってほしい」――。

 最近は「クレジット払いのみ」というサービスも出てきている。利用者側も「クレジットカードで支払ったほうがポイントが付くので、メリットが大きい」と感じているのではないだろうか。電気・水道・ガス・電話……もろもろの支払いはクレジットで、という流れが主流になると、コンビニでの「収納代行」業務は役目を終えるだろう。

 コンビニで扱うサービスは増えるばかり……と思っている人が多いかもしれないが、実は終了したサービスもある。例えば、写真印刷サービスだ。指摘されて「そーいえばあったなあ」と思い出した人も多いだろう。デジカメを利用する人が増えたので、写真現像の受付は終了したが、今ではコピー機でプリントできるようになっている。写真現像のように、収納代行も将来的には形を変えるのかもしれない。

「コンビニATM」が出現

 コンビニが「収納代行」を行うようになって、お客さんのコンビニ利用法が大きく変化した。同じように大きな変化をもたらしたのが、「コンビニATM」の出現だ。

 銀行の窓口取引時間は「午後3時まで」(一部例外あり)。「お金を振り込みたいのに、仕事があってできない。なぜ銀行の窓口は午後3時までなの?」――こんな不満を感じている人も多いはず。ライフスタイルの変化などから、銀行は使い勝手の悪いモノになっていたのだ。

 24時間営業のコンビニにATMを設置することで、現代人のライフスタイルをバックアップすることになった。ただ、注意も必要。取引銀行や取引内容によって、稼働時間に違いがある。なぜ稼働時間が違うのかというと、“ATMはコンビニに置いているだけ”だから。つまり、コンビニ内にあるATMは銀行の「出張所」扱いなのだ。

 コピー機にしてもFAXにしても、店が管理しているが、ATMだけは、手を触れてはいけない。お金の補充からナニからナニまで、銀行から委託された警備会社が対応する。

 例えば、キャッシュカードが機械に吸い込まれ、取り出せなくなるケースがある。当然、お客さんから「どうにかなりませんか?」と頼まれるのだが、コンビニのスタッフが機械をこじあけて、カードを取り出すことはできない。お客さんに事情を説明して、警備員がやって来るまで待ってもらわなければいけないのだ。

 コンビニはこれまで、さまざまなサービスを取り込みながら、お客さんの来店動機を変化させてきた。昨年「コンビニコーヒー」がヒットしたが(関連記事)、やり方次第ではコンビニの店舗レイアウトを大きく変化させるかもしれない。

 また都内では、喫煙所をコンビニに併設する動きも出てきている(今はまだコンビニに併設というよりビルの喫煙所がコンビニに寄り添っているという形であるが)。

 10年後のコンビニは、どんな形になっているのだろうか。これまでの歴史を振り返ると、かなり変化しているはずだ。

2499とはずがたり:2014/07/23(水) 13:59:24

2014.7.23 12:45
期限切れ鶏肉使用 「中国で信頼できる相手探す」ファミマ社長
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/140723/ecn14072312450015-n1.html

 ファミリーマートの中山勇社長は23日、使用期限の切れた鶏肉の問題に関し、東京都内で記者団の取材に応じ「信頼関係を裏切られた。国内ではお客さまの信頼を裏切った。大変申し訳ない」と謝罪した。 また、「さらにチェックを重ね、安心できる商品を提供していきたい」と強調。今後の中国企業との取引に関し「中国だから輸入しないということはない。信頼できるパートナーを見つける努力をする」と述べた。

 ファミリーマートは、使用期限切れの鶏肉を供給していた上海福喜食品から「ガーリックナゲット」用に輸入。今年7月から問題の鶏肉を使用した食品を販売していた。

2500とはずがたり:2014/07/24(木) 22:04:20

>流通会社のCPオールはタイ全土でコンビニエンスストア「セブン−イレブン」を約6800店展開している。
伊藤忠はファミマなのにねじれてるやん。

<伊藤忠>タイ財閥と提携…株式持ち合い、食料・流通で協業
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20140725k0000m020088000c.html
毎日新聞2014年7月24日(木)21:16

 伊藤忠商事は24日、タイ最大手の財閥系企業チャロン・ポカパン(CP)グループと相互に出資し合う資本業務提携を結んだと発表した。同グループは子会社などを通じ伊藤忠株4.9%を約1000億円で取得し、大株主となる。伊藤忠側もCPグループ企業に資本参加する。日本の大手商社がアジア企業との株式持ち合いに踏み込むのは異例。食料、流通などの非資源分野で協業を進め、高成長が続くアジア市場でのビジネス展開を加速する。【神崎修一、松倉佑輔】

  契約調印のためタイを訪れている岡藤正広社長に代わり、東京都内で記者会見した伊藤忠の高柳浩二専務は「CPはアジア有数の大手コングロマリット(複合企業体)。アジア地域での収益拡大、グローバル化が進む」と提携効果に強い期待を示した。

 CPは世界でも有数の飼料事業などを有し、年間売上高は約4兆円。タイやベトナム、中国などでコンビニエンスストアや金融、医薬品など関連会社を展開する。伊藤忠もコンビニ大手、ファミリーマートの筆頭株主となるなど非資源分野を強みとしており、事業の融和性が高いと判断、昨年11月から提携交渉を進めてきた。

 近く伊藤忠が実施する第三者割当増資をCPグループの中核子会社が引き受ける。同社と日本政策投資銀行が折半出資する投資事業組合も0.9%分を取得し、計4.9%をCP側が握る。

 年間連結売上高14兆円超と規模では大きく上回る伊藤忠が、CP側の出資を受け入れることで、事業パートナーとしての立場を明確にする。伊藤忠もCPのグループ会社の株式25%を取得する形で約870億円を出資する。

 日本の大手商社が高い利益が見込める資源権益の確保に走る中、伊藤忠は食料、繊維など非資源ビジネスを成長の柱に掲げ、2013年4月に世界的な果物ブランド、ドールの主要事業を1300億円で買収するなど、大規模なM&A(企業の合併・買収)を続けてきた。資源ビジネスの収益が国際市況により大きく変動するのに対し、非資源分野は安定した収益が見込めるためだ。

 非資源分野は小売り拠点の確保など実際の事業会社の経営にかかわる必要があり、有力な協業相手の確保が必要だ。CPとの提携により、同社がアジア各国に持つ拠点を足場にできるようになる。

 ◇チャロン・ポカパン・グループ◇

  中国華僑の謝兄弟が1921年にバンコクで始めた種専門の園芸店が発祥のタイ最大の企業グループ。「農業・食料」「小売り・流通」「通信」が中核事業で、オートバイ生産や不動産業も手がける。傘下に約300社の企業があり、2013年のグループ売上高は410億ドル(約4兆1000億円)。従業員数は約30万人。CPフーズは種や飼料販売のほか養鶏や生産加工も手がけ、アジア最大規模。流通会社のCPオールはタイ全土でコンビニエンスストア「セブン−イレブン」を約6800店展開している。中国では外国企業として最も早い1979年に農業事業に進出。現在はスーパーマーケット事業などを手がける。

2501チバQ:2014/07/31(木) 21:31:53
http://mainichi.jp/select/news/20140801k0000m020060000c.html
渋谷駅:東口に230メートル高層ビル 2020年完成
毎日新聞 2014年07月31日 20時29分(最終更新 07月31日 20時34分)


「都内で最も高い駅ビル」として31日着工した渋谷駅東棟(中央左)の完成模型。周辺の白く光るビルが全て新設される。左端が渋谷ヒカリエ、手前がハチ公像のある西口駅前広場
拡大写真 渋谷駅周辺で進む再開発の核となる「渋谷駅街区東棟」の起工式が31日、現地で行われた。現在のJR駅東口に地上46階、地下7階建て、高さ約230メートルのオフィス・商業ビルを造り、隣接する渋谷ヒカリエより約50メートル高い「都内で最も高い駅ビルになる」という。

 完成は東京五輪に合わせて2020年の予定。JRの駅ホームが2階に入る中央棟(地上10階、地下2階)と西棟(地上13階、地下5階)も27年に完成する。事業主体は東急電鉄、JR東日本、東京メトロの3社。

 さらに旧東横線跡地にホテルなどが入る「渋谷駅南街区」(地上34階)、東急プラザなどを建て替えた「道玄坂1丁目駅前地区」(地上17階、地下5階)の各高層ビルも18年度に開業予定のほか、玉川通りをはさんで駅南西側の「渋谷駅桜丘口地区」にA1棟(地上36階、地下5階)、B棟(地上32階、地下2階)など住宅複合ビル群が20年をめどに誕生する。

 渋谷駅周辺はIT企業が集中し、オフィスの空室率が全国一低いという。東急電鉄は「東棟」を中心にオフィスを大量供給し、世界のIT産業の拠点「ビットバレー2.0」化を目指す。一方で、ハチ公像のある西口駅前広場とスクランブル交差点を維持し、「外国客に人気のある『日本のタイムズスクエア』の魅力を高めていきたい」(広報部)という。【山田大輔】

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2502チバQ:2014/08/19(火) 20:57:45
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140817/kmt14081702130003-n1.htm
熊本・県民百貨店、来年2月末で閉店
2014.8.17 02:13
 九州産交グループ(熊本市)が進める熊本市中央区桜町の再開発事業で、再開発ビルへの入居を断念していた県民百貨店(同市)は、営業継続を断念し、来年2月28日に閉店する方針を明らかにした。正社員約120人を含む従業員約300人は全員解雇する。今後、市や経済団体に従業員の再就職支援を求める。

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2503とはずがたり:2014/08/20(水) 12:49:09
ユニーが中国製PBを国内製造に切り替え 来年2月までに26品目
ttp://sankei.jp.msn.com/economy/news/140819/biz14081919590023-n1.htm
2014.8.19 19:59

 ユニーグループ・ホールディングスは19日、日本マクドナルドなどで中国の食品会社の期限切れ食肉が使われていた問題を受け、中国から輸入しているプライベートブランド(PB)商品26品目の製造・加工を、来年2月をめどに原則として国内に切り替える方針を示した。

 ユニーグループのPB商品は約1600品目に上り、そのうち中国で製造しているのは、水煮野菜や冷凍食品、菓子などがある。中国製以外のPBの原材料や原産地の表示に関しても、分かりやすくなるよう改善を検討している。

 同社の梅本稔取締役執行役員は本部で開いた記者会見で「店頭で『中国の商品なのか』と尋ねるお客様が多い」と述べ、消費者間で食への不信感が高まっていることを、今回の対応の理由に挙げた。

 梅本氏は国内生産に変更した場合、価格が高くなり「実際にお客様に買っていただける価格でなくなる商品も多い」と指摘した。

ユニーグループが高級PB商品を倍増へ 来年2月までに40品目
ttp://sankei.jp.msn.com/economy/news/140819/biz14081918290017-n1.htm
2014.8.19 18:29

 ユニーグループ・ホールディングスは19日、高級志向のプライベートブランド(PB)商品「プライムワン こだわりの贅沢」シリーズを、来年2月までに現在の約2倍の40品目に増やすと発表した。

 利益率が高いPBの品ぞろえを強化して収益拡大を目指す。19日には「こだわりの贅沢ミルク」(298円)など8品目をグループのコンビニ、サークルKサンクスで発売した。21日からはアピタ、ピアゴなどのスーパーでも販売を始める。

ユニーの3−5月期は大幅減益 各業態振るわず最終益71%減の6億円に
ttp://sankei.jp.msn.com/economy/news/140703/biz14070320130021-n1.htm
2014.7.3 20:13

 流通大手のユニーグループ・ホールディングスが3日発表した今3−5月期連結決算は、主力全事業の営業不振に特別損失が重なり、最終利益は前年同期比71.5%減の6億円と大幅な減益になった。業績悪化の責任を取り、会長、社長は20%の減額とするなど、役員報酬を7月から来年5月まで減額する。

 売上高にあたる営業収益は、1.5%増の2499億円だった。営業利益は23.5%減ながら52億円を確保した。

 事業別営業損益ではスーパーなど総合小売業が23億円、サークルKサンクスによるコンビニエンスストア事業が25億円、金融業は7億円とそろって前年同期より減少。さらに専門店事業も5億円の赤字と損失が拡大した。

 特別損失は、コンビニ事業で土地価格の下落や閉店による減損損失42億円を計上した。この結果、稼ぎ頭のコンビニ事業も実質赤字転落した。

 15年2月期の業績予想は、売上高1兆535億円、最終利益120億円を見込んでいる。

2504チバQ:2014/08/21(木) 23:21:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140821-00000097-san-soci
旧そごうの水島広雄元会長死去 102歳 日本一から破綻へ
産経新聞 8月21日(木)7時55分配信

旧そごうの水島広雄元会長(写真:産経新聞)
 平成12年に経営破綻した大手百貨店、旧そごうの元会長の水島広雄(みずしま・ひろお)氏が7月28日、心不全のため死去していたことが、20日わかった。102歳。京都府出身。葬儀・告別式はすでに近親者で行った。

 水島氏は昭和33年、日本興業銀行から大阪の老舗百貨店、そごうの副社長に就任。37年に社長になった後、興銀や日本長期信用銀行などからの融資をもとに拡大路線をしき、全国に店舗を展開した。

 強力なリーダーシップのもと中堅百貨店のそごうを売上高日本一の百貨店に成長させたが、バブル崩壊による金融不況で資金繰りが悪化。経営責任を問われ、平成12年4月に会長を辞任した。同年7月、グループ22社が1兆8700億円もの負債を抱え、民事再生法の適用を申請し、事実上倒産した。

 水島氏はそごう破綻直後、私財の差し押さえを免れるため約1億5600万円を隠したとして、強制執行妨害罪に問われ、18年有罪が確定。同年、旧日本長期信用銀行と締結した債務の連帯保証など約226億円の負債を抱え、破産した。

2505チバQ:2014/08/26(火) 01:06:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140825-00010000-chibatopi-l12
<千葉市自転車貸出>良心前提が…乗り捨て多発 都内で発見の例も 赤字見通しで有料化+本人確認へ
ちばとぴ by 千葉日報 8月25日(月)12時20分配信

「マックル」事業で貸し出される自転車。9月から運営形態を変える
 千葉市と市観光協会は9月1日から、美浜区の幕張新都心で「マックル」の愛称で取り組んでいる自転車貸し出し事業の社会実験の運営形態を変える。100円を預かるデポジット方式による無料貸し出しを取りやめ、1日200円の有料制とし、利用者の本人確認も行う。台数や発着拠点となるポート数も減らす。広告が思うように集まらず赤字に陥る見通しになった上、乗り捨ても多発しているためだ。

 昨年12月〜来年3月の実験期間の事業費を当初3400万円と見込み、自転車に掲示する広告収入で全額を賄う計画だった。しかし、実際の収入はイオンモールなどからの2600万円にとどまり、新たな協賛企業の獲得も難しいことから、800万円の赤字が出る公算が大きくなっていた。

 新たな運営形態では、自転車を100台から40台に減少。7カ所あったポートも、イオンモール幕張新都心や幕張メッセなどを廃止し、JR海浜幕張駅前広場の2カ所のみにする。事業規模の縮小で事業費を2700万円に圧縮し、うち100万円を利用料で賄う。

 従来の利用方法は、ポートで100円をコインロックに入れて自転車を解錠し、目的地のポートまで乗って自転車返却後に施錠すると返金される仕組みだった。9月からは同駅構内の幕張観光情報センターで、身分証などを示した上で利用料を支払うと、自転車の鍵が渡される。

 市観光協会によると、乗り捨ては月を追うごとに増え、回収した台数は7月に111台。終日行方不明だった自転車も多く、7月は1日平均36・3台に上った。東京都品川区のJR大崎駅近くで放置されていた例もあったという。本人確認をしないなど利用者の良心を前提とし、使いやすさを第一にした仕組みだったが、上手く機能しなかった。

 一方で利用ニーズは高まっていた。6月に実施した調査では、平日の18日の1台当たりの回転率は3・7回、日曜の22日は4・6回で、2月に調査した平日の2・6回、日曜の3・8回より伸びた。

 広告協賛が見通し以下だったことについて同協会の金沢真佐郎専務理事は「営業努力が足りなかった。広告料でも企業と折り合わなかった」と説明している。広告は1台に付き2カ所掲出スペースがあり、1カ所の料金は月額1万円という設定だった。

2506チバQ:2014/08/26(火) 12:49:12
デシポット100円って仕組みがバカだし、、、

2507チバQ:2014/08/26(火) 21:46:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140826-00000501-san-bus_all
ハルカス近鉄、全面開業から半年でてこ入れ 女性向け専門店街改修へ
産経新聞 8月26日(火)10時30分配信

集客の目玉に据えた若い女性向け専門店街「ソラハ」の不振がハルカス不調の大きな要因という(写真:産経新聞)
 近鉄百貨店が、旗艦店である「あべのハルカス」に入る本店の平成27年2月期の売上高目標を大幅に下方修正した。集客の目玉に据えた若い女性向け専門店街「ソラハ」の不振が大きな要因だ。同社は売り場の一部改装に乗り出すが、3月の全面開業から半年足らずでの軌道修正。近鉄本店の浮沈はハルカス全体の集客に大きな影響を及ぼすだけに、立て直しが急務だ。

 8月中旬のある平日。夏休み中ということもあり、本店は家族連れらでにぎわいを見せていた。ただ、ソラハは他の売り場に比べて閑散としていた。ターゲットにする20代を中心とした若い女性客の姿は少なく、むしろ一角にある甘味処でくつろぐ年配客が目立つ。

 買い物に来ていた大阪市阿倍野区の会社員、添田理恵さん(35)は「案内が少なく、初めて来る人にはソラハの場所はわかりにくい」と話した。品ぞろえを充実させたものの、店内での顧客誘導のまずさなどが客足を遠ざけたようだ。

 近鉄百貨店の高松啓二社長は「雰囲気や音楽など、若い女性が好むような演出も不十分だった。来店客を呼び込む仕掛けが必要だ」と指摘。数千万円を投じ、9月中旬の完成をめどにソラハの改修に踏み切る。

 来店客が多い2階の入り口からソラハへつながる通路を、3本から2本に減らすと同時に幅を約1メートル拡張して約2・5メートルにする。通路入り口にはゲート看板も設置する。地下の食料品売り場も、商品がより選びやすくなるように見直すことを検討している。

 旗艦店で短期間のうちに売り場を見直すという異例の展開となったのは、本店がつまずけばグループ全体の経営戦略にも狂いが生じかねないという危機感があるからだ。

 近鉄百貨店を傘下に持つ近畿日本鉄道は来年4月に純粋持ち株会社に移行し、各事業の連携を強化する。その試金石が1300億円もの巨費を投じ、ホテルや百貨店などが入居するハルカスだ。「失敗は許されない」(近鉄幹部)プロジェクトで、近鉄百貨店が高い売上高目標を掲げた背景にはこうした事情も透けてみえる。(中村智隆、中山玲子)

2508チバQ:2014/08/26(火) 21:50:30
http://news.livedoor.com/article/detail/9167065/

ビジネスジャーナル
2014年08月21日01時00分 三越、なぜ独り勝ち?百貨店、好調の一極化鮮明、業界全体は長期低迷の兆しも

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 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は羽田空港国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング、成田国際空港(NAA)の100%子会社で免税店を手掛けるNAAリテイリングと組んで、三越銀座店に空港型免税店を開設する。

 通常の免税店は消費税のみが免除されるが、空港型では消費税のみならず、関税や酒税、たばこ税も対象になり、空港内にある免税店と同じだ。3社は9月に合弁会社を設立する。新会社の資本金は1000万円で出資比率は空港ビルが45%、三越伊勢丹HDとNAAリテが27.5%ずつだ。2015年秋に三越銀座店8階に出店し、売り場面積は3300平方メートル。品揃えは高級ブランドや宝飾品、時計、化粧品などが予定されており、初年度の売り上げは100億円、翌年度は130億円を目指す。

 今回の免税店出店は、20年開催の東京五輪に備えたもので、三越伊勢丹HDは「訪日観光客をもてなすインフラ」の整備と説明している。空港内の免税店では買い物する側は時間が足りず、店舗側は展示する商品が限られていた。広い売り場面積と滞在時間の長さが見込める空港型免税店を街中に展開することによって、新たな観光需要を掘り起こす。

 三越伊勢丹HDの大西洋社長によると、三越銀座店の年間売上高は700億円。外国人客は7〜8%で、客単価は7000円から8000円。8階に免税店を入れることで単価の倍増を見込む。大西社長は「世界のギンザの銀座4丁目の角に立地する以上、将来は年商1000億円を目指す」としている。

 消費増税の反動から各百貨店の売上高が前年同月比で落ち込むなか、外国人観光客の追い風が吹く三越銀座店の7月の売上高は6.0%増と、18カ月連続で前年実績を上回った。同店における外国人の消費意欲の旺盛さについて、「週刊東洋経済」(東洋経済新報社/8月9・16日号)は次のように紹介している。

「7月末、35度を超す猛暑だったにもかかわらず、三越銀座店の婦人服売り場では毛皮のムートンコートが売られていた。これは全館での催事『ぎんざみやげ』の一環で、今年から外国人観光客向けにそろえた専門商品だ。昨年の同催事では免税売上高が前年比3倍に拡大。今年は外国人観光客専用のカタログを作成した」

2509チバQ:2014/08/26(火) 21:51:12
●明暗分けた外国人観光客の取り込み
 外国人観光客が三越伊勢丹HDの独り勝ちをもたらした。主要4百貨店の7月の売上高(速報)によると三越伊勢丹HDは前年同月比0.9%増で4カ月ぶりにプラスとなり、4月の消費税率引き上げ後、初めて前年実績を上回った。一方、J.フロントリテイリングの大丸松坂屋百貨店は3.0%減、高島屋は4.3%減、セブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武は2.7%減だった。

 三越伊勢丹HDは夏のセールスを7月中旬から始め、気温が上昇した7月下旬に大きく売り上げを伸ばした。他の3社はセールを6月下旬に始めたが、7月中旬には天候が崩れた日が多かったこともあって販売が伸びなかった。


 この差の要因となったのが外国人観光客である。三越伊勢丹HDは外国人観光客が多い三越銀座店が前年比プラスを続けているほか、主力の伊勢丹新宿本店も0.2%増と前年実績を上回り、首都圏の三越伊勢丹HDの合計で0.9%増となった。首都圏の堅調ぶりが全社の売り上げを押し上げた。

 外国人観光客の比率が高い店舗は、いずれも好調だった。J.フロントの大丸東京店は2.5%増と3カ月連続で売り上げが増加。高島屋新宿店も0.2%増と前年を上回った。

 三越伊勢丹HDは12年から免税手続き世界最大手、グローバルブルー(スイス)と提携して、伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店に免税店を設けた。他社に先駆けて外国人観光客の呼び込みに取り組んできたことが実を結んだ。10月からは規制緩和が貢献する。従来1店舗当たりの最低購入額は1万円だったが5000円に引き下げられ、免税対象品目も拡大される。

 百貨店各社は外国人観光客をいかに取り込むかが勝負となった。ただし、これは東京の銀座、新宿など外国人観光客が多い街に立地する店舗に限られる。外国人観光客の下支えがない地方百貨店は深刻だ。三越伊勢丹グループである九州最大の百貨店、岩田屋三越(福岡市)は4.7%減、J.フロント傘下の大丸札幌店(北海道)は1.7%減。7月についても、他の地方百貨店は苦戦が続いている。

 百貨店各社は消費増税の反動減は6月に底を打ち、7月からプラスに転じると予測していたが期待外れに終わった。元気なのは銀座と新宿の百貨店だけで、ほかは総崩れだ。
97年の消費増税後、百貨店の売り上げが前年を下回る状況が15年間続いた。今回の増税でも、長期低迷に陥る兆しが出始めている。
(文=編集部)

2510チバQ:2014/08/26(火) 21:54:30
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140822/bsd1408221137013-n1.htm
“ハルカス効果”見込んだほどはなく…近鉄「高すぎた」売上高目標を下方修正へ2014.8.22 05:05


日本一の高層ビル「あべのハルカス」(本社ヘリから志儀駒貴撮影)【拡大】
 近鉄百貨店が日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)に入る本店の売上高目標(平成26年3月〜15年2月)を、1450億円から下方修正する検討に入ったことが21日分かった。4月の消費税増税後、高額商品などの売り上げが伸び悩み、若い女性向け専門店街「ソラハ」も苦戦しているためだ。9月にも修正発表、100億円超の大幅引き下げとなる見通し。関係者は「目標が高すぎた」としている。

 近鉄本店は25年6月に店舗の約7割が先行開業し14年3月に全面開業。売上高目標は、入居する専門店などの売上高をそのまま足した取扱高ベース。前年度の923億円の1・5倍超という強気の数字を掲げた。

 消費税増税前の3月は駆け込み需要もあり、ハルカスができる前の旧店舗に比べ売上高が倍増したが、4月から勢いが鈍っていた。

2511チバQ:2014/09/01(月) 22:59:35
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140901/biz14090115560012-n1.htm
ハルカス来館者、目標の「1日平均13万人」には届かず 全面開業からほぼ半年
2014.9.1 15:56
 近畿日本鉄道は1日、日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)が全面開業した3月7日から8月31日までの178日間で、展望台や百貨店などの合計来館者数が約2220万人だったと発表した。1日平均の来館者数は約12万4千人で、目標の約13万人を下回った。

 施設別にみると、展望台は約141万人が訪れ、1日平均約8千人と好調を維持している。近鉄百貨店本店には約1889万人が来店した。大阪マリオット都ホテルは約38万人、美術館は約17万人だった。

2514荷主研究者:2014/09/06(土) 22:06:42

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/548992.html
2014年07/03 07:01、07/03 11:47 北海道新聞
女性「3世代」向け充実、札幌・大通活性化へ 丸井別館跡賃借でアイン基本合意

 調剤薬局最大手のアインファーマシーズ(札幌)は2日、8月に閉館する「丸井今井札幌本店大通別館」(札幌市中央区)の全館を賃借することでビル所有者と基本合意したことを明らかにした。来年秋に新業態のドラッグストアを核とする女性向け複合商業ビルとして開業する。札幌・大通地区ではここ数年、活性化につながる投資が相次いでおり、同ビルの開業で一段とにぎわいが増しそうだ。

 同社はこれまで、商業ビルなどにテナントとして出店することはあったが、自ら複合商業ビルの運営に乗り出すのは初めて。同ビルは「キレイ3世代」をテーマとし、美や健康に関心がある幅広い世代の女性客の獲得を目指す。

 全10フロアのうち数フロアを占める核テナントは、同社が全国展開するドラッグストア「アインズ&トルペ」を改良した店にする考え。これまでは若い女性向けにスキンケア商品や化粧品などを充実させてきたが、同ビルでは過去最大の店舗面積を確保できるため、高齢層向けの商品やカウンセリングにも力を入れ、新たな顧客層を開拓する。

 残るフロアには、雑貨店や飲食店、女性専用スポーツジムなどを誘致する方針で、同社は「道内初進出の店も含め、女性に人気のあるテナントを入れたい」としている。

 同ビルは地下2階地上8階建て延べ1万3900平方メートルで、アインは2日、所有者のエス・テー・ビー興発(札幌)と全館を賃借することに合意。条件などの詳細は今後詰める。<北海道新聞7月3日朝刊掲載>

2517チバQ:2014/09/20(土) 23:25:16
http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20140920000135
再生なるか、ピエリ守山 他にない店で立地不利打開へ印刷用画面を開く

装いも新たになるピエリ守山の内装イメージ図 12月中旬のリニューアルオープンが決まった大型商業施設「ピエリ守山」(守山市今浜町)。同種の施設の進出が相次いで集客が伸びず、今年2月の休館前にはテナントが次々に撤退、がらんとした館内の様子が「明るい廃墟(はいきょ)」とインターネット上で話題になった。リニューアルでにぎわいを取り戻せるか。地元の商業関係者からも「市北部活性化のきっかけになれば」と期待が高まっている。

 「県内でここにしかない店舗をそろえて独自性を打ち出せば、客足は見込める」。大阪市の不動産会社サムティが12日発表したリニューアル計画。県初出店となるスウェーデンのカジュアル衣料品「H&M」など若者に人気の外資系ファストファッションブランドの名前がずらりと並び、担当者は再生へ自信を見せた。

 ピエリは2008年9月、大阪市の別の不動産会社が開業した。約180店舗が入居し、年間来場者数900万人、売上高180億円を見込んだが、同年11月にイオンモール草津(草津市)とフォレオ大津一里山(大津市)、10年7月には三井アウトレットパーク滋賀竜王(竜王町)もオープン。集客に苦しみ、テナントの撤退が止まらず、所有会社も転々とした。

 守山商工会議所の清原健会頭は「中心市街地の活性化は進んだが、市北部地域の活性化はピエリの休業で止まっていた。ピエリが北の玄関口としてにぎわうことが市全体の経済発展に欠かせない」と再生計画に期待する。宮本和宏市長も9月市議会で「琵琶湖周遊の観光拠点として連携できれば。市も可能な限り協力したい」と述べた。

 ただ、大津市側からは有料の琵琶湖大橋を渡らなければ来られないなど、立地面の不利な条件は変わらない。一方、名神高速道路の竜王インターチェンジに近い三井アウトレットパーク滋賀竜王は昨年7月に増床、当初目標の260億円を上回る年間売上高を維持するなど好調で、担当者は「さらに幅広い世代に人気のブランドをそろえ、360億円前後の売り上げを目指す」とする。

 リニューアル後の核となる「H&M」も11月末、京都市に国内最大級の旗艦店を開店予定で、滋賀の客が流れる可能性もある。

 サムティは琵琶湖岸の立地を逆に生かし、他の施設にはないアウトドアスポーツの体験施設を併設する計画だ。すぐ南側には昨年9月、リゾート型ホテルがオープンするなど新しい動きもあり、豊かな自然や景観をアピールポイントに「リゾートの雰囲気の中でショッピングを楽しめる施設」を目指す。

 現在、ピエリでは外観やテナントごとの内装工事が進む。3カ所だった入り口を6カ所にし、施設の利便性も高める計画だ。

2520荷主研究者:2014/09/23(火) 16:58:50

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20140731302.htm
2014年7月31日03時28分 北國新聞
「北陸初」のブランド続々 金沢の百貨店・専門店が秋の改装で

 金沢市内の百貨店や専門店が今秋の改装で、北陸初登場となるファッションブランドを投入する動きが強まっている。売り場を広めに確保したり、催事スペースを併設した新業態店にするなど、集客力を高める仕掛けも多いようだ。来年は北陸新幹線金沢開業、小矢 部市内でアウトレットモールの北陸1号店開業を控えており、金沢商圏にとって「試練の年」。買い物客を圏外に吸い取られるストロー現象を抑えようと、各店の攻防戦が始まった。

 秋の改装の目玉として、香林坊大和は9月11日に「アーバンリサーチ」、金沢フォーラスは9月初旬に「ポータークラシック」を導入する。いずれも北陸初出店となる。アーバンリサーチの売り場面積は、香林坊大和のファッションフロアでは最大となる約270 平方メートルで、全国の店舗の中でも広めという。ポータークラシックは銀座本店並みとなる「国内最大級」の広さと商品数を予定する。

 「アーバンリサーチ」は複数のブランドから選抜した商品を並べるセレクト店。カジュアル系ファッションを中心に、通勤にも適した「きれいめファッション」も扱う。そのほか、バッグやアクセサリー、化粧品など、生活のあらゆるシーンで使える商品を提案する 。輸入品も扱い、価格帯は百貨店としては値ごろなものからやや高めまで幅広く設定する。香林坊大和では女性向けを扱う。30代前後のアラサー世代を中心に、「百貨店の次世代客層を取り込む」(販売促進部)狙いだ。

 金沢市中心部ではここ数年、香林坊ラモーダのセレクト店「ビームス」「ジャーナルスタンダード」など、セレクト店の集積が進んでいる。アーバンリサーチの出店に伴い、セレクト店を好むアラサー世代が複数の店を行き来できる環境が整えば、街中のさらなるに ぎわい創出も期待できる。

 「ポータークラシック」は、国内最高級の道着生地をジャケットやベストに仕上げた「KENDO」シリーズなど国内外で注目を集めている。日本で受け継がれてきた物づくりにこだわった商品を展開。男性向けファッションが主流となるが、男女兼用で使えるバッ グや小物も扱う。金沢は銀座本店、新宿、福岡に続く出店となる。

 売り場にはギャラリースペースを併設し、毎月異なるテーマの商品を展示販売する。また、客自身が商品にプリントや刺しゅうを施す「カスタム・スクール」も企画している。

 金沢フォーラスでは、こうしたスペースを併設する店舗は初めて。催事を通じて新たな客層の取り込みを狙い、新幹線時代へ生き残る店づくりを急ぐ。

2521荷主研究者:2014/09/23(火) 17:01:34

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20140801105.htm
2014年8月1日02時44分 北國新聞
まちなか通行量2割増 昨年10月、金沢市調査

休日の通行者が増えている中心市街地の商業地=7月、片町1丁目

 市中心市街地の主要商業地を休日に通った歩行者と自転車に乗った人の数が、昨年10月の調査で、前年比20・7%増の1日当たり10万9964人となったことが31日、市と市商店街連盟の調査で分かった。市は市街地に進出した人気セレクトショップの集客力に加え、景気の持ち直し傾向で、まちなかを回遊する買い物客が増えたとみている。

 市が市議会総務常任委員会で報告した。調査は昨年10月13日に金沢駅、横安江町、武蔵、近江町市場、香林坊、片町、竪町の10地点で行い、人数を合計した。

 歩行者と自転車による通行者が前年対比で最も伸びた地点は横安江町の78・5%増で、武蔵が42・6%増、金沢駅前(金沢フォーラス前)が40・5%増、香林坊(アトリオ前)が36・9%増で続いた。

 市は、調査日は武蔵と片町の両地区で、むさし山海まつり(北國新聞社など主催)と5タウンズフェスタ・片町ホコ天(本社特別協力)が初めて同時開催されたことが、まちなかの人出に拍車を掛けたと分析しており、担当者は「イベント効果に加え、香林坊ラモーダが商業拠点として定着し、香林坊、片町、竪町を巡る買い者客が増えた」(企画調整課 )と話した。

 通行人数はラモーダが開業した2011年が11万3千人だったが、12年は反動で9万1千人に減っていた。11年以前は調査地点が少ないものの、過去5年は増加傾向となっていた。

 市は、2012年から5カ年の中心市街地活性化基本計画で、主要商業地での休日1日当たり通行人数の16年度目標値を、11万5千人(北陸新幹線の開業効果を除く)に設定した。再開発事業や商業店舗の出店増加で、目標を達成できるとみている。

 総務常任委で市は、中心市街地活性化基本計画の進ちょく状況を示した。昨年の中心市街地の社会動態は81人の転入超過で、2年連続のプラスとなった。前年は115人の転入超過で、目標値の35人を大きく上回っている。観光施設の利用者数は3・6%増の573万4千人だった。同計画に新規事業を追加し、国から変更認定を受けた。

 来年3月から約1年間、金沢井波線を通る路線バスの運行実験が行われる。南砺市による実験でJR金沢駅と福光駅を結び、沿線住民の利便性を向上させる。

 加越能バス(高岡市)が委託を受け、路線バスを運行する。金沢市内のバス停留所は「金沢駅西口」「若松西」「金沢大学中央」の3カ所が予定されている。

2523チバQ:2014/10/01(水) 23:20:13
http://mainichi.jp/select/news/20141002k0000m020121000c.html
免税対象拡大:景気厳しい中…外国人観光客に集まる期待
毎日新聞 2014年10月01日 21時23分(最終更新 10月01日 22時37分)

 外国人観光客向けの消費税の免税対象が1日、これまでの家電製品や衣料品などから食料品や化粧品などを含む全品目に拡大した。国内市場が縮小する中、小売業界や化粧品メーカーなどは新たな商機到来と見て、さまざまな対策に乗り出した。

 東京都中央区の百貨店、三越銀座店では1日、新しい免税制度をアピールするイメージキャラクター「ハローキティ」が外国人客を出迎えた。昼前には免税カウンターに外国人約20人が行列を作る盛況ぶり。同店で人気の抹茶や和菓子、高級化粧品が免税対象になり、外国人の来店が増加した。

 親会社の三越伊勢丹ホールディングス(HD)は来店増に備え、免税手続きを簡易に済ませる端末を増やして対応した。同社の石塚邦雄会長は同日、報道陣に対し「日本製商品のニーズは大きい。(免税対象の拡大をきっかけに)免税分の売り上げを今の2倍にしたい」と意気込んだ。

 高島屋は9月29日、新宿店にイスラム教徒のための「祈とう室」を設置した。マレーシアやインドネシアの観光客が増えているためだ。

 免税対象が広がったことで、既に外国人から人気が高い化粧品やチョコレート菓子、抹茶などの引き合いもいっそう強まりそうだ。これらの商品を扱う量販店や化粧品メーカーも外国人客の取り込みに力を入れる。

 ディスカウントストア大手ドン・キホーテは、各店舗と通訳の拠点をタブレット端末「iPad」でつなげるテレビ電話システムを設置した。新宿店の一室に英語、中国語、韓国語、タイ語の通訳が常駐。通訳がいない店に外国人が来た場合、テレビ電話を通じて買い物案内する。

 資生堂も英語、中国語、タイ語に対応したタブレット端末を全国の百貨店十数店に導入した。美容の専門知識をもつビューティーコンサルタントが端末を使いながら外国人の肌の悩みをチェックし、客にとって最適な化粧品を紹介する。単に語学ができる通訳を配置するのではなく、美容の専門家が直接アドバイスして商品を薦めることで、帰国後もリピーターを増やし、将来の売り上げ増につなげようとの狙いだ。

 政府観光局によると、2013年度の訪日客は前年度比24%増の1036万人で、初めて1000万人を突破した。今年4〜6月の訪日外国人1人当たりの旅行支出額も前年同期比5.7%増の14万3942円と過去最高を記録、外国人の消費増に期待が高まっている。【種市房子、松倉佑輔、宇田川恵】
◇外国人向け消費税免税制度

 外国人旅行者が土産品などとして商品を国外に持ち帰る場合、消費税を免除する制度。旅行者は免税カウンターで領収書とパスポート、ビザを提示し、必要書類とともに申告すると、消費税分の現金が返ってくる。

 これまでは家電や衣料品、バッグなどを対象に、1店1日1万円超の買い物でのみ免除されていた。しかし政府は外国人観光誘致の一環として消費税法を改正。10月1日から新たに酒や食品、化粧品、薬品に対象を拡大したうえ、適用額の下限も5000円超に引き下げた。小売りや旅行会社などで作るジャパンショッピングツーリズム協会の試算では、外国人旅行者の買い物消費額(2013年で4000億円以上)を300億〜450億円押し上げる効果がある。

2524とはずがたり:2014/10/07(火) 19:24:28
ローソン、成城石井を買収 ドタバタ交渉の“舞台裏”
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20141006/Diamond_60105.html
ダイヤモンド・オンライン 2014年10月6日 09時00分 (2014年10月7日 18時57分 更新)

 コンビニエンスストア大手のローソンが、高級スーパーを展開する成城石井を買収する。しかし、その道筋は平たんではなかった。
「期限のない入札なんて聞いたことがない」
 今年8月下旬、ローソンのある幹部はこうぼやいていた。
「550億円まで出す」。ローソンが取締役会でそう決めたのは8月5日のこと。すぐさま成城石井の全株式を保有する投資ファンド、丸の内キャピタルの入札に参加したものの、いつまでたっても結果が明らかにされなかったからだ。
 入札が不調に終わった理由は単純明快。丸の内キャピタルが望む金額に達していなかったからだ。
 関係者によると、丸の内キャピタルが当初想定していた売却額は650億〜700億円。2011年5月に成城石井を買収した際の金額が約420億円だったから、「かなり強気だ」(関係者)との見方がもっぱらだった。
 それだけに、ローソンはもちろん、やはり入札に参加した三越伊勢丹ホールディングスの提示額も想定から懸け離れたものだった。
 もくろみが外れた丸の内キャピタルは、売却額をつり上げる「カード」を切る。成城石井の新規株式公開(IPO)の検討に本格的に着手したのだ。だが、こちらも丸の内キャピタルが願ったほどの値は付かず、関係者の間では、「ローソンは株式公開後に底値で買った方が得なのではないか」と軽口をたたかれる始末だった。
 そうした経緯を経て、丸の内キャピタルは9月に入り再度ローソンと価格交渉を行い、結局、8月の取締役会の段階で決めていた上限額で、売却交渉はまとまった。
三菱系の出来レース?
 ローソンは、買収総額約550億円のうち363億円で株式を取得し、残りは負債の相殺などに充てる予定だ。
 ローソン幹部は、成城石井について「スーパーというよりも、小商圏型の製造小売業というコンビニに近い業態」と説明。買収後も成城石井の屋号を残す他、商品構成や体制には手を付けず、仕入れの一本化も考えていないという。
 この幹部は「成城石井が好調なうちは特段手を付ける必要はない」と説明し、コンビニで培った店舗開発のノウハウや顧客分析などで後方支援し、さらに“稼げる体質”に改善すると強調する。だが、何を目指しての買収だったのか、業界関係者は首をかしげる。
 丸の内キャピタルはローソンの大株主の三菱商事と、三菱UFJ証券ホールディングスが50%ずつ出資する三菱系の投資ファンドである。
 そのため、ある業界関係者は「成城石井の負債をローソンに付け替え、三菱グループ全体でハッピーになろうという出来レースではないか」と冷ややかに見る。
 果たしてローソンは成城石井をさらに成長させることができるか。「高い買い物」との批判を浴びぬよう、力量が試されている。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 大矢博之)

2525とはずがたり:2014/10/08(水) 07:54:08

新店名は「西武そごう」 統合後初の連名、川崎に小型店
http://www.asahi.com/articles/ASGB74HKGGB7ULFA013.html?iref=com_alist_6_03
北川慧一2014年10月8日06時51分

 両方のいいとこ取り――。百貨店大手のそごう・西武が、11月に川崎市に出す新店の名前に「西武そごう」と付ける。今ある店は「そごう」「西武」のどちらか。2003年の経営統合以来、旧2社の両方の名前をつけた店は初めてだ。

 新店は高層マンションが立ち並ぶ、人気エリア・武蔵小杉に出す小型店。武蔵小杉は、そごう横浜店と西武渋谷店のほぼ中間にある。「連名」にしたのは、両方の知名度を生かすためだという。

 親会社のセブン&アイ・ホールディングスの商業施設、グランツリー武蔵小杉(約3万7千平方メートル、地上4階地下2階)の2階に入る。独自開発の雑貨や衣料品のほかカジュアル衣料のブランドも扱う見込み。

2526とはずがたり:2014/10/08(水) 13:09:50

【経済Q&A】
スーパー なぜ苦戦? 買い物多様化対応できず
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/economic_confe/list/CK2014092502000149.html
2014年9月25日

 イオンが傘下のダイエーを完全子会社化して、経営を立て直すと発表した。厳しい経営は、ダイエーだけでなく、衣料品や日用品をそろえた総合スーパーでも同じだ。なぜ苦戦を強いられているのか。 (白山泉)
 Q ダイエーの赤字が減らないのはなぜか。
 A ダイエーの特長だった、駅から主に徒歩五分圏内という立地が逆風になったことが理由の一つだ。ダイエーは「団塊世代を中心に、ダイエーでないと買えない総菜など独自の商品開発」(広報)を進めてきた。スーパーは生鮮食品に対する消費者の信頼感を得ているが、実は売り上げの規模に比べてもうけは少ない。一方で駅前ではコンビニエンスストアやドラッグストアが増え、逆に激戦区になっていた。
 Q ダイエーの親会社のイオンや、イトーヨーカドーを展開するセブン&アイ・ホールディングスも厳しいのか。
 A 両社ともスーパーの分野は黒字になっている。だが、大きなもうけは出ていない。イオンの場合、二〇一四年二月期決算は総合スーパー事業が売上高の半分を占めたが、もうけを示す営業利益では二割程度しかない。利益を支えているのは、ショッピングセンターの開発や賃貸を行うデベロッパー部門とクレジットカードや銀行などの金融部門で、両方で全体の約半分を占めている。
 セブン&アイも、スーパーストア事業は営業利益の一割弱にとどまり、76%はコンビニ部門が占めている。
 Q 衣料も日用品もそろえる総合スーパーは事業の中核にならないのか。
 A 現状のままでは厳しそうだ。ある関係者は「一九七〇〜八〇年代は大量に作って陳列すれば、自然と売れていた」と話している。今はユニクロやヤマダ電機、ニトリのように専門店が台頭し、買い物ができる場所も多様化して、競争も激しくなっている。今は総合スーパーが「専門店を超えるサービスを提供できていない」(関係者)状況だ。イオンが発表した新たな戦略は、こうした状況を打開する狙いがある。
 Q スーパー業界はどうやって利益をあげていくのか。
 A スーパーの価格設定の自由度が高く、広告宣伝費などのコストが抑えられることから利益を出しやすい自社開発品のプライベートブランド(PB)に力を入れていくことになるだろう。「PBの支持率が上がれば選ぶ店が決まっていく」(スーパー関係者)からだ。食べ物や味覚のニーズの変化をどれだけ早くつかんで、それに合った商品を提供できるかにかかっていそうだ。

2527とはずがたり:2014/10/09(木) 18:46:48

消える“ダイエー”…岡田イオン社長が再生機構に恨み節のワケ
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20141006530.html
産経新聞2014年10月9日(木)11:07

 イオンが、ダイエーの完全子会社化を決定し、平成30年度をめどにダイエーの屋号が消える。完全子会社化を発表した9月24日のイオンの記者会見で、イオンの岡田元也社長が、かつてのダイエー支援者である産業再生機構に対し、「(機構の)再建策は無謀だった」と批判を繰り広げた。異例の再生機構批判は、意に反してダイエー“消滅”を選択せざるを得なかった岡田社長の苦しい胸中を示している。

 24日の会見は異例ずくめだった。

 イオンによるダイエーの完全子会社化は、秋分の日のだった23日の朝刊で、日本経済新聞がスクープしたことで明るみに出た。同日、イオンやダイエーもその事実関係を認め、24日朝刊では他紙も一斉に追随。ただ、この時点では完全子会社化だけで、店舗名のダイエーが“消滅”することは、どこも想定していなかった。

 前日に事実が明るみに出ながら、会見開始時間は夕方6時から。その上、開始時間になってから、15分の延期が担当者から告げられた。

 6時18分。岡田社長、ダイエーの村井正平社長が会見場に入り、会見が始まった。記者には資料などは配られず、一方的に岡田社長が口頭で説明する。スライドで5年後にダイエーが黒字転換し、売上高に対する営業利益を3%に引き上げるなどの数値目標が打ち出されたが、ダイエーの屋号をなくすことには、直接的な言及はなかった。

 岡田社長の説明後、質疑応答の中で、経営再建策の具体的な内容が明らかになり始める。九州や北海道のダイエー店舗は、イオンの関係会社に移管することや、都市部については「イオンフードスタイルストア(仮称)」ブランドで展開することなどが少しずつだが、4〜5人の記者の質問で、確認されていく。

 「結局ダイエーの屋号が(国内から)なくなるのか」という、会見開始から約40分過ぎた段階での質問に岡田社長がこう答える。

 「Eコマース(電子商取引)との戦いでは、ブランディングが重要だ。多数の店舗ブランドに分かれていることは不利になる。イオングループ全体での屋号整理の段階だ」と前置きした上で、「ダイエーという会社は残るが、ダイエーの屋号はなくなる」と、ダイエー“消滅”をやっと口にした。

2528とはずがたり:2014/10/09(木) 18:47:12
>>2527-2528
 株式交換方式による完全子会社化は、ダイエーの株主が保有する株券の電子データがイオン株に変わるだけともいえる。しかし、屋号の消滅は「小売業日本一」「流通の革命児」、さらにかつてのプロ野球球団のオーナーといった戦後の日本の流通産業を代表するブランドがなくなることを意味し、完全子会社化とは、とらえ方はまったく異なる次元になる。

 今回、スクープの翌日の遅い時間に会見が設定されたこと、なおかつ15分間の延期となったのは、ダイエー消滅をどのように表現するのか、調整に時間がかかったためだという。

 かつてのイオンにとって、ダイエーは先駆者であり、ライバルであり、日本の流通革新の“盟友”でもあった。イオンの関係者は「岡田社長は、積極的にダイエー消滅を口にすることができなかった」と解説する。ある小売りトップも「岡田さんは、ダイエーブランドに強い思いがあるはず」と、心中を察する。

 ただ、イオングループの中長期的なブランド戦略を立てる中、赤字を続けるダイエーに対し屋号を残して店舗を存続させる選択肢は徐々に狭まっていった。結果的に、思い入れのある“ダイエー消滅”を、岡田社長自らが判断しなくてはならない状況に追い込まれた。

 そこで出てくるのが、イオンが支援する前にダイエー再建に取り組んだ再生機構への“恨み節”だ。

 ダイエーは過剰債務問題から、平成16年産業再生機構に救済を求めた。さらに18年に丸紅が同機構からダイエーを買収。19年には丸紅が保有するダイエー株の一部をイオンに売却し、以降、丸紅とイオンが共同でダイエー再建を進めていた。だが、「どちらが再建の主導をとるのか、責任が不明確」(岡田社長)だったとして、イオンは昨年8月、44%の株式を保有する筆頭株主となり、イオンが明確な主導権を持って再建に乗り出した。

 岡田社長は機構の取り組みを「安易なテナント導入、形だけの人件費削減だった」とこき下ろす。実際に、「売却できるものはすべて売却して借金の返済にあて、結果的にはダイエーの良さを生かせない状況」(イオン幹部)に追い込まれた。

 ダイエーの店舗の6割は駅至近という好立地にある。支援に乗り出したイオンは当初、単なる改装ではなく、集合住宅やオフィス、商業施設もセットしたような再開発の核にすることも検討。

 だが、土地についてはすでに、再生機構の支援を受けていた期間に売却されているケースも多く、再開発は事実上かなわなかった。結局、一般的な店舗改装のレベルでしか対応できないなど再建に大きな制約があった。「成功の種」をすでに奪い取られていたとの認識は、イオン関係者に根強い。

 ライバルのセブン&アイ・ホールディングスの村田紀敏社長は「市場の変化に対応することが流通の経営の基本」と指摘する。ダイエー“消滅”は「寂しいことだが、変化に対応できなかった。仕方がない面もある」と語る。

 ダイエーを完全子会社化するイオンは、名実ともに大規模型の流通の先駆者の役割を継承する。変化に対応できなかったダイエーを“消滅”させたことは、変化に対応できなければ、イオンもダイエーと同じ道を歩むことになる。岡田社長が自分自身に、こう刻みつけているようにみえる。(平尾孝)

2529とはずがたり:2014/10/10(金) 12:51:17

セブン、ローソンは最高益、ファミマは消費税影響で減益に 中間決算で明暗
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20141008594.html
産経新聞2014年10月8日(水)19:57

 コンビニエンスストア大手3社の2014年8月中間決算が出そろった。セブン−イレブン・ジャパンとローソンの2社は、いれたてコーヒーや総菜といった採算のいい商品が好調で、いずれも本業のもうけを示す営業利益が過去最高を更新した。一方、ファミリーマートは、消費税率引き上げ後の消費回復の遅れが直撃して1割以上の営業減益に沈み、ほかの2社と明暗を分けた。

 セブンは営業利益が前年同期比4%増で、中間決算としては2年連続の最高益となった。

 いれたてコーヒー「セブンカフェ」が人気で、店舗あたりの1日の販売量が、3月の107杯から、8月は120杯へ増加。プライベートブランド(PB、自主企画)の8割を入れ替えたことも奏功した。「消費者が、高品質の商品を求めるようになっている」(セブン&アイ・ホールディングスの村田紀敏社長)ことに対応した。

 ローソンは店内で調理するコロッケなどの総菜や、いれたてコーヒーが好調。消費税増税後のたばこ販売減や、「夏場の悪天候で消費が弱かった」(玉塚元一社長)ことによる飲料、デザートの低迷をカバーし、営業利益は8年連続で過去最高となった。

 一方、ファミリーマートもPBの拡充などを進めたものの、たばこの販売減などを補いきれず、営業減益に。最終利益は韓国子会社の売却益が押し上げ過去最高だった。

 8日の決算会見にのぞんだ中山勇社長は「想定以上に消費の回復は鈍化している」とした上で、「景気の状況はよくなくても、いい商品は売れる。品質に磨きをかけてゆくことが重要だ」と話した。

2530チバQ:2014/10/14(火) 22:25:55
http://www.asahi.com/articles/ASGBB4G97GBBULFA015.html
消費格差、大都市と地方で鮮明に 小売り中間決算
神沢和敬、村上晃一 吉田拓史、北川慧一2014年10月14日08時40分

 大都市と地方で、消費回復の足取りに開きが出ている。安倍政権になって進んだ円安と株高の恩恵を受けやすい大都市では、4月に消費税率が8%に上がったあとも、価格が高めの商品がよく売れる。一方、消費の冷え込みが目立つ地域は地方に多い。スーパーや百貨店の2014年3〜8月期決算で鮮明になった。

 週末の午後、東京・代々木上原にある食品スーパー「マルエツ」では、ホテル勤めの会社員の男性(56)がサーロインステーキ用の鹿児島和牛195グラムを買った。勤め先は円安効果もあって外国人観光客らでにぎわっており、「景気の回復を実感している」と話す。

 東京、神奈川、千葉、埼玉を中心に約270店あるマルエツでは、100グラム200円ほどの安い輸入肉と2千円前後のブランド牛が、ともによく売れる。

2531チバQ:2014/10/15(水) 23:01:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141015-00050079-yom-bus_all
三陽商会、英バーバリーの後継ブランド発表
読売新聞 10月15日(水)18時4分配信

三陽商会、英バーバリーの後継ブランド発表
三陽商会が発表した新ブランド「マッキントッシュ ロンドン」の試作品(15日、東京都港区で)
 アパレル大手の三陽商会は15日、新ブランド「マッキントッシュ ロンドン」を来年秋から発売し、来年6月でライセンス契約が切れる英バーバリーの後継ブランドに位置づけると発表した。

 2018年の売上高200億円を目指す。

 英高級コートブランドのマッキントッシュグループと今年2月に5年間のライセンス契約を結んだ。百貨店などで展開するバーバリーの店舗のうち7割に当たる200店を「マッキントッシュ ロンドン」に切り替える。

 主力品は12万〜14万円のコート。「国内工場で縫製するなど品質を追求した商品」(三陽商会)で、杉浦昌彦社長は15日の試作モデルの発表会で、「マッキントッシュをバーバリーに代わる事業に育てたい」と述べた。

2533チバQ:2014/10/20(月) 22:32:36
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20141018/CK2014101802000133.html?ref=rank
160店舗、映画館やバーベキューも イオン木更津 18日オープン

2014年10月18日


報道陣に公開された店内=木更津市で
写真
 イオンモール木更津(木更津市築地)が18日、オープンする。敷地面積は約28万3500平方メートル、延べ床面積約9万平方メートルで、地上2階建て(一部3階建て)。駐車場は約4000台、駐輪場は約850台を収容する。
 店舗は約160店で食品や衣料品の店、飲食店、シネマコンプレックスが入り、敷地内にはバーベキューフィールドなどのレジャー施設もある。1階の広場には、港町木更津をイメージし、「(街に)定着する」という意味で、錨(いかり)のモニュメントを置いた。
 山下啓次ゼネラルマネージャーは「房総半島の新しい観光名所になれば」と期待している。 (北浜修)

2534とはずがたり:2014/10/21(火) 18:52:34
セブンイレブン敗訴確定=加盟店の値下げ妨害―最高裁
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-141015X767.html
時事通信2014年10月15日(水)17:27

 コンビニエンスストアのセブン―イレブン・ジャパンに廃棄前の弁当などを値下げする「見切り販売」を妨害され損害を受けたとして、加盟店オーナー4人が同社に計約1億3900万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(大橋正春裁判長)は14日付で、賠償を命じた東京高裁判決に対する同社の上告を退ける決定をした。

 原告らも賠償増額を求めて上告していたが、第3小法廷は同日付で退ける決定をし、計約1140万円の支払いを命じた高裁判決が確定した。

 高裁は昨年8月の判決で、同社従業員が原告らに対し、見切り販売をしたら加盟店契約を更新できないことを示唆したなどと指摘し、妨害行為を認めた。

 公正取引委員会は2009年、見切り販売を制限したとして、独禁法違反(優越的地位の乱用)で同社に排除措置命令を出していた。

2535チバQ:2014/10/23(木) 21:01:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20141023/CK2014102302000156.html?ref=rank
商業施設「アトレ」来秋開業 JR浦和駅 高架下整備

2014年10月23日


商業施設の完成予想図=JR東日本大宮支社提供
写真
 JR東日本大宮支社は、浦和駅の高架下に新たな商業施設を整備し、グループ会社の「アトレ」として開業させる。駅北側には新たな改札口も設置。来年秋に開業する予定という。
 整備するのは浦和駅高架下の七百六十五メートル区間で、北、中央、南の三エリアを設ける。北エリアにはカフェや雑貨店などが入店、駅型保育園もできる。中央エリアにはスーパーやレストランなど、南エリアには四十台分の駐車場、六十台分の駐輪場が新設される。
 新たな改札口はICカード専用で、北エリアに設置。北エリアのさらに大宮駅側には約四百五十台分の駐輪場も新たに設けられる。
 同社は当初、来年春までに開業を目指していたが、計画を先送りした。「復興需要や東京五輪開催の決定で工事費が高騰し、コストダウンの検討に時間がかかった」としている。
 さいたま市は、JR東日本の整備に合わせて、新たに二十四時間通行可能な東西連絡通路を整備する。 (岡本太)

2536荷主研究者:2014/10/26(日) 16:57:40

http://www.at-s.com/news/detail/1174123782.html
2014/9/17 14:20 静岡新聞
沼津出店続々、巻き返し好機 にぎわい、雇用創出期待

オープン前から買い物客の列ができたユニクロ沼津店=12日、沼津市

 沼津市で大型商業施設や専門店の開業、出店計画が相次いでいる。周辺地域からの集客や販売促進を狙った新たな商業施設の誕生により、地域の都市的な魅力の向上や、雇用の創出などに期待が寄せられている。 

 三井不動産が市内に計画する大型商業施設「ららぽーと」。計画では広域集客性などをキーワードに約200店のテナントが入る。市は市全体に経済効果をもたらすとして、建設予定地の市街化調整区域の開発規制を緩和する方針。同社は「計画実現に向けて、行政や地権者と協議を進めていく」(担当者)。

 カジュアル衣料品店「ユニクロ」と姉妹ブランド「ジーユー」が一緒になった路面店では全国初の店舗が12日、沼津市寿町にオープンした。1階のユニクロ、2階のジーユーともフロアは約1500平方メートルで県内最大級の店舗。ユニクロ沼津店の松山秀和店長(33)は「買い回りのしやすさやサービスを向上させ、半径40キロ以内の人たちをターゲットに、全世代が楽しめる店舗を目指したい」と意気込む。

 エンチョーは来春にも沼津市松長に建築金物や道具・工具の専門店「ハードストック」を開店する。県東部では初。業者や個人事業主に加え、手作りの工作などDIYの高まりもあって一般消費者のニーズにも応え、富士など周辺地域からの集客も狙う。

 ニトリは同市西沢田に沼津店を11月中旬にオープンする予定。県内のドミナント(地域占有)化戦略として、国道1号沿いにある富士店と三島店の間で候補地を探していた。担当者は「県東部は地域資源が多く、地の利にも恵まれている。交通インフラも整備されつつあり、潜在力を有している」と期待する。

◇「商都」の潜在力注目
 沼津市内で相次ぐ商業施設の開業や出店計画。昨年の西武沼津店の閉店などマイナスの話題が多かっただけに、市内の経済関係者は県東部の「商都」再生への期待を込め、動向に注目している。

 市によると、市内の年間商品販売額は1991年の1兆2212億円をピークに、2007年には7922億円へと減った。

 市商工振興課は旧西武沼津店の跡地利用も早く決まったことも挙げ、「沼津の潜在力は下がっていない」とみる。

 沼津商工会議所の市川厚会頭は「沼津が再び見直された。地域経済活性化につなげないといけない」と歓迎する。中心商店街の関係者も沼津への流入人口が増えると受け止める一方、「商店街の衰退は地方が抱える悩み。買い物客の流出は心配」と懸念も示した。

 企業経営研究所の中山勝常務理事は「消費者が潜在的に抱く精神的、社会的価値が付加された商品提供につながる。沼津の商業に不足している部分を補えられれば、経済発展のチャンスにもなる」と分析する。

2537チバQ:2014/10/26(日) 23:12:59
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014102602000061.html
2014年10月26日 朝刊


町工場、パート主婦不足深刻に 相次ぐ大型量販店進出で
 東海地方の都市近郊で、大型量販店の進出が相次ぎ、パート主婦の人手不足感が強まっている。中小の製造業者は求人に応募がなかったり、ベテランの技能者が離職したりするケースが続出。量販店が示す高い賃金に対抗して地場の業者も賃上げをするなど、人材確保に向けた消耗戦が続く。

 「主婦はどこに消えたのだろう」。三重県北部の自動車部品製造会社社長(39)は首をかしげる。完成品を検査する三十〜五十代のパート女性を昨年から急に採用できなくなったためだ。

 採用難の大きな原因と考えられるのが、昨年十一月に開業した近くの大型ショッピングセンター。八万四千平方メートルの総合スーパーに加え、映画館や百五十の専門店がある。時給千円を出す店もあったため、この会社は対抗して従業員の時給を八百八十円から九百六十円に引き上げた。

 月百万円を投じて求人広告を出すものの、空振りに終わることが多い。部品の輸出は伸びているが、パート従業員は六十人程度で頭打ち。面接に一人も来ない月もあり、社長は「求人費がかさむ」と嘆く。

 人材雇用サービスのリクルートジョブズ(東京)が実施した東海(愛知、三重、岐阜、静岡県)のアルバイト・パート募集時の平均時給調査では、今年九月は九百円。二年前の八百九十円、昨年の八百九十七円から徐々に上がっている。

 海鮮せんべいのスギ製菓(愛知県碧南市)は、二百五十人余りの従業員のうち半数以上がパート女性。十人以上の追加採用を目指すが、周辺のドラッグストアやホームセンターの開業で応募が減っている。消費税増税の反動減も収まり、販売拡大が見込めるところに、水を差された格好だ。

 「今いるパートさんが、他の会社に移ったら大変」と杉浦敏夫社長(41)。親善旅行を開くなど職場の融和でつなぎ留めに力を注ぐ。

 岐阜県美濃地方でも、複合商業施設の開業でレジ打ちなどの需要が急伸。ある縫製工場では、下請けのミシン裁縫職人が「量販店の賃金の方が高い」として廃業する例が相次ぐ。工場の経営者は「熟練職人がいなくなれば、商売の屋台骨が揺らぐ」と明かす。

 こうした人手不足の背景には、東海地方での小売りの大手資本の活発な設備投資があるようだ。日銀名古屋支店の調査によると、リーマン・ショック直前の二〇〇七年度の投資額を一〇〇とした場合、小売業を含む非製造業の一四年度計画は一〇七で、製造業の六七を大きく引き離す。

(経済部・小柳悠志)

2538チバQ:2014/10/28(火) 01:02:53
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141026-00000001-biz_fsi-nb
コンビニ出店計画で格差鮮明 好調セブン1600店新設、ファミマは下方修正
SankeiBiz 2014/10/27 08:15
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コンビニ各社の出店にも差が出てきた。写真は都内のファミリーマート
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 消費税増税後の販売回復にもたつく中、国内コンビニエンスストア大手の出店計画に違いが生じてきた。2015年2月期は、最大手セブン−イレブン・ジャパンが計画通り、1600店舗を新設する見込みに対し、ファミリーマートは店舗の不採算化を避けるため計画を下方修正。ミニストップは初めて総店舗数を減らす。店舗拡大を通じたコンビニの成長戦略は転換点を迎えている。
 「採算性を重視し、通期の出店計画を1600から1300に修正した」。今月8日に開いた14年8月中間決算の会見で、ファミリーマートの中山勇社長はこう話した。
 同社の中間決算は、増税後のたばこ販売の落ち込みなどで営業減益を余儀なくされた。店舗の開発費用も「敷金の上昇などでかさむようになっている」という。「コンビニ事業はまだ成長できる」との見方から積極出店の姿勢は変えないが、本部経費のカットなどを進めながら出店審査を厳しくする。
 一方、総店舗数が減るのはミニストップ。出店数は横ばいだが閉店数が増える。中間決算は営業減益となるなど苦しく、ドラッグストアチェーンとの提携解消でドラッグストアとの融合店が減ることも響く。同じく営業減益のサークルKサンクスも、総店舗数が3年ぶりに減少に転じる。
 気を吐くのがセブン。大量出店を計画通りこなし、15年春には未進出だった4県の一つ、高知県にも出店する。強みはプライベートブランド(PB、自主企画)やいれたてコーヒーといった人気商品を持つこと。コンビニで唯一、増税後も既存店売上高の前年比プラスが続き、中間決算は最高益となった。
 コーヒーや総菜が人気で、最高益だったローソンも1030店を出す。ただ大量出店で不採算店を抱えた過去の経験から「過度な出店競争には走らない」(玉塚元一社長)とし、商品強化などを着実に進める。
 コンビニは店舗網の拡大を続けてきた。9月時点では5万1363店と、飽和状態とされる5万店を超えた。消費低迷が続けば出店しても売り上げは伸びず、逆に不採算店の大量閉鎖や人員削減に追い込まれることも予想される。
 ローソンが不振の中堅ポプラと資本業務提携するなどの動きもあり「業界再編が加速する」(コンビニ関係者)との声も強くなっている。

2540チバQ:2014/11/05(水) 21:14:07
http://www.sankei.com/west/news/141105/wst1411050072-n1.html
2014.11.5 18:41

「ハルカス」の百貨店苦戦…「近鉄」が売上高下方修正 当初目標約2割下回る






近鉄百貨店の本店が入る「あべのハルカス」=6月、大阪市阿倍野区で共同通信社ヘリから
 近畿日本鉄道は5日、平成26年9月中間連結決算の業績予想を修正し、売上高を従来の6180億円から5943億円に引き下げた。日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)に中核施設として入る近鉄百貨店本店が苦戦し、売り上げが目標を下回ったことが響いた。

 本店は全面開業から半年(26年3〜8月)の売上高(取扱高ベース)が570億円にとどまり、当初目標を約2割下回った。食料品や紳士服の売り場を改装し、巻き返しを図る。

 一方で純利益は、グループ会社で国際物流を扱う近鉄エクスプレスの持ち株比率を約41%から約44%に高めたことなどから、従来予想の100億円から143億円に上方修正した。

2541チバQ:2014/11/16(日) 11:28:07
http://mainichi.jp/select/news/20141114k0000m020130000c.html
JR大阪三越伊勢丹:ルクア1100に 来春改装後の名称
毎日新聞 2014年11月13日 23時59分

 JR西日本SC開発は13日、JR大阪駅ビルの百貨店「JR大阪三越伊勢丹」の来春の改装後の名称を「ルクア1100(イーレ)」とすると発表した。百貨店部分は従来の4割に縮小し、幅広い価格帯の専門店約150店が入る。隣接する専門店街「ルクア」と合わせて「ルクアosaka」と総称する。

 新名称は専門店街の「専(千)」と百貨店の「百」を合わせ、ドイツ語で「あなたの」を意味する「イーレ」と読ませる。専門店と百貨店の強みを合わせた店を目指す。ルクアの対象は20代後半〜30代前半の女性だが、イーレは30〜40代を中心に幅広い年代の男女の取り込みを図る。専門店には関西初出店の高級セレクトショップ「ナノ・ユニバース ライブラリー」やファストファッション大手の「フォーエバー21」などが入る。百貨店部分は靴や化粧品など八つの売り場を展開する。

 JR大阪三越伊勢丹は2011年春に開業したが、販売不振で今年7月に飲食店街などを除いて閉鎖。「三越」と「伊勢丹」の両ブランドを冠した唯一の店名をやめ、ルクアとの一体運営で再起を図る。【岡奈津希】

2542荷主研究者:2014/11/16(日) 15:50:48

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/561297.html
2014年09/06 16:00 北海道新聞
旧グルメシティ五稜郭店ビル 地上部分の解体終了 新ビル、16年12月完成へ

更地になった旧グルメシティ五稜郭店の跡地=5日、函館市本町(国政崇撮影)

 【函館】2016年3月の北海道新幹線開業に合わせて再開発される、旧グルメシティ五稜郭店ビル(函館市本町)の地上部分の解体が終わった。09年の閉店後、空き店舗の状態が続いていただけに、市民からは「早く完成してほしい」と期待の声が上がっている。新しいビルは16年12月に完成する予定。

 同店ビルの再開発は、函館市の中心市街地活性化計画で、JR函館駅前・大門地区の和光ビル再開発と並ぶ目玉事業に位置付けられている。地上19階地下1階建て、高さ72メートルで、完成すれば市内最高層のビルとなる。地下1階では食料品を販売する計画で、地上1〜3階は雑貨店や衣料品店を誘致。4階は公益施設、5〜19階は計74戸のマンションとする。

 今年3月から解体に着手した。今後は地下部分の整備を行い、12月にビルの建設を開始する。

 解体されたビルは前身のスーパーも含めて約40年間営業していただけに、かつての利用者は新しい商業施設の完成を待ち望んでいる。同ビル跡地前でバスを待っていた市内日乃出町の無職坂田智恵子さん(48)は「小さい頃からよく買い物に来ていたので、完成が楽しみ。若い人が集まり、マチの活気を取り戻すビルになってほしい」と工事の様子を見つめた。

 同店ビルの再開発を手掛けるNAアーバンデベロップメント(函館)の布村隆二社長は解体工事の進行状況について「無事故で順調」とし、商業施設などのテナントについては「交渉中だが、感触は上々。函館の皆さんが喜ぶ施設にしたい」と話した。(和賀豊)

2545荷主研究者:2014/11/30(日) 11:24:07

http://yamagata-np.jp/news/201411/07/kj_2014110700141.php
2014年11月07日13:02 山形新聞
アズ七日町に藤崎、来春ごろ出店 常設小型店

藤崎が小型店出店の準備を進めていることが分かった「アズ七日町」。右奥は地元百貨店の大沼山形本店=山形市七日町1丁目

 百貨店の藤崎(仙台市)が、山形市七日町1丁目の複合ビル「アズ七日町」1階に常設小型店の出店準備を進めていることが、6日までに複数の関係者の話で分かった。来春ごろのオープンを目指しているという。

 関係者によると、藤崎は今年春ごろから複数の候補地を対象に、山形市内での出店を模索してきたという。現在、アズ七日町の1階で営業している一部テナントには、ビルを運営する七日町再開発ビル側から店舗移転の打診があったといい、テナント側はすでに移転に応じることを決めている。フロアの半分程度を藤崎が借りるとみられる。

 藤崎は1819年創業。資本金4億円。2013年度の連結売上高は450億8700万円、純利益は5億3700万円で、東北の百貨店の中ではトップの売上高を誇る。本店のほか、青森県を除く東北各県に小型店やギフトショップ、外商用の営業店などを展開。本県内では山形市と鶴岡市に外商用営業店を開設している。

 山形市の中心市街地には、大沼山形本店と十字屋山形店の二つの既存百貨店に加え、今年3月には仙台三越(仙台市)の小型店がオープンしている。新たに藤崎の店舗も開設されれば百貨店関連は4店となる。既存店の中には、顧客の奪い合いが激化することを懸念する向きがある一方、県都中心部の魅力が高まることで仙台圏に流れていた消費者の地元回帰につながり、全体の集客力が増すことを期待する声も多い。

 アズ七日町は1〜3階がショッピングゾーン、4〜8階は山形市中央公民館が入居する複合ビル。

 藤崎の担当者は「山形出店を検討しているのは間違いないが、現段階で正式に決まったものはなく、時期が来たら発表する」としている。

2547チバQ:2014/11/30(日) 21:11:39
http://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/feature/CO012171/20141126-OYTAT50061.html
巨艦の衝撃 イオンモール岡山開業
駅前に来た“黒船” 「街一つ作る」地元攻勢
2014年11月27日 05時00分

表町商店街が市民会館の誘致を目指す千日前地区。往時のにぎわいを取り戻す模索が続く(岡山市北区で)

 若い頃の師走の風景は、記憶の中にしか残っていない。岡山市北区の表町商店街。「昔は忙しくて、年末には5人もアルバイトを雇っていたのに……」。雑貨店を営む男性(75)は往時の人波を懐かしんだ。

 軒を連ねる店舗の約2割がシャッターを閉め、かつてのにぎわいはない。創業約70年の店内には自分1人しかおらず、会社員の長男(44)は青森県で働いている。「おやじから託された店だが、客が増えそうにないのに、息子に継いでくれなんて言えないよ」

 「黒船だ」。同商店街連盟の大開博之理事長(57)がそう表現するイオンモール岡山は、同社が初めて中心市街地の駅前に開業する大規模店。「他県に事例がなく、影響が予測できない」と打ち明ける。

■  □

 商店街再興の好例として、全国の注目を集める地区がある。高松市の丸亀町商店街だ。商店主の主導で2006年以降、三つの複合施設をオープン。土、日曜には約2万8000人(2012年)が訪れ、05年の3倍近くになった。

 1994年に着手した当時、空洞化の進む中心市街地の活性化が目的だった。その後、「ゆめタウン高松」「イオンモール高松」など“巨艦”の進出攻勢にさらされたが、各施設はマンション、医療機関、ホテルなどと組み合わせ、多彩なニーズに応えることで客の心をつかんだ。

 根底にあるのは、「ここで生活したいと思わせる街づくり」。徒歩圏内で生活必需品を買いそろえられ、病気にかかれば診察に行ける。そんな街なら中心市街地に人は戻ってくると考えたと、同商店街振興組合の古川康造理事長(57)は説明する。

 「大企業にそのまま勝負を挑んでも勝ち目はない。商店街に一つの街を作るくらいの気持ちがなければ生き残れない」と強調する。

□  ■

 表町商店街でも今年2月、再開発準備組合を設立。移転が計画されている市民会館(北区丸の内)を千日前地区に誘致しようと、市に要望している。「実現すれば、新しい人の流れを生み出せる」と商店主らは期待を寄せる。

 また、9〜10月には、商店主がそれぞれの店で、着物のたたみ方や魚の調理法などを客に指導する「まちゼミ」を開催。天満屋岡山店と連携したイベントも実現させた。大開理事長は「相手は大企業だが、やれることは何でもやる」と力を込める。反転攻勢は緒についたばかりだ。

2014年11月27日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2548チバQ:2014/11/30(日) 21:12:31
http://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/feature/CO012171/20141127-OYTAT50060.html
巨艦の衝撃 イオンモール岡山開業
人手不足の大波
2014年11月28日 05時00分

「スタッフ急募」の貼り紙。深刻な人手不足の解決策は見つからない(岡山市北区で)=画像は一部加工しています

 ◇賃上げ・福利厚生限界

 岡山市中心部のコンビニエンスストアで、店長の男性(35)は勤務表を見つめて頭を抱えた。クリスマス、年末の商戦で28人は必要なのに、従業員は25人しかいない。

 求人を出しても10月以降は応募が途絶えた。時給を20円上げて740円にしても、問い合わせはない。人出が足りず、欠勤者が出た時、休日でも男性がカバーするなど綱渡りが続く。

 男性の脳裏には、イオンモール岡山がインターネットに出した従業員募集のサイトがよぎった。カフェ風の休憩室、女性用化粧室、マッサージ器を備えたリラックスルーム……。「到底太刀打ちできない」。ため息が漏れた。

■  □

 景気の回復基調により、デフレ時代の安価な人件費で雇用を確保してきた小売りや外食産業などで、人出不足が深刻化している。県内も例外ではなく、約4000人の雇用を打ち出しているイオンモール岡山の進出が、その傾向に拍車をかけている。

 県内の9月の有効求人倍率は1・36倍(全国平均1・09倍)で全国5位。前月比0・05ポイント減だが、昨年9月から1・3〜1・5倍を維持している。特に岡山市中心部などは1・6倍の“超売り手市場”だ。

□  ■

 新規採用が困難な中、労働環境の改善で従業員を囲い込む動きが進む。天満屋岡山店は4月、従業員食堂を刷新。8年ぶりに契約社員約500人の賃金を見直し、営業スタッフは3000〜1万2000円、事務スタッフは3000円アップした。

 ただ、ハローワーク岡山の磯部美行・雇用開発部長は「イオンモールは独自に求人募集をしており、有効求人倍率には反映されない。実際の人手不足はもっと深刻なはずだ」と指摘する。

 コンビニの男性店長も打ち明ける。「うちのような店は大手と違い、福利厚生や賃上げに限界がある。現状でどこまで持ちこたえられるか……」

2014年11月28日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2549チバQ:2014/11/30(日) 21:12:58
http://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/feature/CO012171/20141128-OYTAT50054.html
巨艦の衝撃 イオンモール岡山開業
人の流れつかめ
2014年11月29日 05時00分

「弱虫ペダル」とのタイアップで話題を呼んだももちゃり。周辺に人の流れを作る原動力となるか(岡山市北区で)

 ◇“街の足”自転車に期待

 〈一強他弱〉という言葉が脳裏をよぎる。JR岡山駅と地下で直結するイオンモール岡山に人が集中し、周辺が埋没するのではないか――。「“逆空洞化”だけは避けたい」。岡山市の幹部は漏らす。

 地価の下落などで、全国的に都心回帰が進む。郊外に広大な駐車場を備えた店を出してきたイオンも、都心部の駅前に進出しつつある。岡山もその一つだ。

 週末にマイカーで訪れる家族連れのほか、通勤通学途中の会社員や学生、車を運転できない高齢者ら幅広い層を取り込める。商圏は県全域の約80万世帯計約192万人をうたう。

 「郊外型じゃないからチャンスになる」。市幹部は言い切る。「車代わりの足を提供すれば、人の流れが分散する」。その足になるのが市のコミュニティーサイクル「ももちゃり」だ。

■  □

 「ももちゃりとか使うことないなと思ってたけど使う時が来たか……」

 累計発行部数1000万部以上の漫画が原作のアニメ「弱虫ペダル」。ファンの情報サイトが9月、ももちゃりに関する書き込みで盛り上がった。

 自転車競技部の仲間とインターハイで頂点を目指す高校生が主人公。自転車つながりで市が10月、オリジナルグッズが当たるスタンプ&クイズラリーを始めるからだった。

 9月から休日の1日平均利用は2倍前後に増え、10月は443回に。キャラクターを描いた1000個限定のエコバッグは開始早々になくなった。ももちゃりへの関心を引こうという市のもくろみは当たったかに見える一方、「一過性にすぎない」と冷めた声も聞かれる。

□  ■

 利用者を対象にした市のアンケートで、平日の目的は「通勤・通学」が71%を占め、休日でも「買い物」は40%にとどまった。駅からイオンに流れる客を周辺に分散させるには、ほど遠い数字だ。

 プレオープンの29日、市は「ポート」と呼ぶももちゃり置き場を近くに開設。さらに、岡山後楽園近くの門前町・出石町など7か所にも設け、イオンと結ぶ新たなルートとして定着させたいという。

 岡山後楽園近くで手作り陶器などを販売する山本薫さん(49)は、ももちゃりに期待を寄せ、「周辺の店舗と合同でイベントを開くなどし、面白いまちがあると知ってもらうようにしなければ」と語る。

 「交通、商業など個別の課題に対応するのではなく、次世代に向けて岡山をどんな街にしたいのか、総合的なデザインが必要だ」。三村聡・岡山大教授(コミュニティー政策)も指摘する。イオンが見込む年間2000万人の来客者の争奪戦が始まった。

 (この連載は大谷雄一、楢崎基弘が担当しました)

2014年11月29日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2550とはずがたり:2014/12/05(金) 11:34:02
ミスド高いしねー。この記事だと値下げには繋がらないと観測してるけど。。

ドーナツ戦争仕掛けたセブンの脅威 ミスドの戦略は?コーヒー戦争で惨敗のマックの蹉跌
ビジネスジャーナル 2014年12月5日 06時08分 (2014年12月5日 11時20分 更新)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1058022702/1353-1354n

●ドーナツの本格的な販売に乗り出すセブン

 11月27日、コンビニエンスストアチェーン最大手セブン-イレブンは来年から本格的にドーナツの販売に乗り出すことを発表した。これまで特定の店舗で試験的に販売を行い動向を注視してきたが、関西地区のある店舗では1日に1000個も売り上げるなど好調なことから、順次取り扱いを拡大し、来年夏までには全国の1万7000を超える店舗に導入することを決定した。

 ドーナツはレジ横のカウンターに鮮度を保つための専用機を設置。精算の際についで買いを促す仕掛けで販売増を目論む。また、専用機の上には「セブンカフェと一緒にどうぞ」というメッセージと共にコーヒーカップを置き、ドーナツと相性の良いコーヒーの購入を勧めるなど、今や主力の戦略商品となった淹れ立てコーヒーとの相乗効果でさらなる売り上げアップを見込む。

 このセブンのドーナツ販売の参入により予想されるのが、他のコンビニやドーナツ専門店を巻き込んだ競争激化だ。

 セブンが淹れ立てコーヒー「セブンカフェ」の販売を開始した2013年には、業界の垣根を超えてコーヒー戦争が勃発。セブンカフェが1年で約5億杯を売り上げる大ヒット商品となった影響で、マクドナルドや缶コーヒーメーカーは顧客を奪われ苦戦を強いられることになった。

 一方で、セブンの攻勢をものともせずに、共にコーヒーブームを牽引したのがスターバックスなどのコーヒー専門店。コンビニコーヒーの爆発的なヒットに伴い、コーヒー市場の裾野が広がり、より本格的なコーヒーが飲みたいという顧客のニーズの高まりに応えることによって成長につなげてきた。

 このような13年から起こったコーヒー戦争と同じような展開が、今度はドーナツ市場で繰り広げられることは想像に難くない。

ドーナツ市場で支配的なリーダーの地位にあるミスタードーナツにとっても、相手がコンビニ業界のリーダーで飛ぶ鳥を落とす勢いのセブンでは脅威を感じざるを得ないだろう。店舗の規模でみれば、ミスタードーナツの1350店(14年3月末現在)に対してセブンは10倍以上の1万7177店(同11月末現在)。売り上げに至っては1030億円に対して3兆8000億円と実に38倍もの開きがあるのだ。

 セブンは、自社の強みである規模の大きさをフル活用してドーナツを大量生産することで、コストを抑えることも可能になり、低価格を武器に市場を切り崩すこともできるだろう。実際にセブンのドーナツ販売価格は、6種類のうち5種類が100円、そして1種類が130円と、ミスタードーナツの同様の商品よりも若干安い価格設定で、顧客を奪おうという戦略が見て取れる。

 新製品を市場に投入する際には早期に利益を上げるために相対的に高い価格を設定するスキミング・プライシングと、早期に高いマーケットシェアの獲得を図るために相対的に安い価格を設定するペネトレーション・プライシングがあるが、セブンは後者を選択し、一気に業界でのポジションを固めていこうという作戦なのだ。

 やはり、ドーナツ専門店として顧客の信頼を獲得してきたミスタードーナツは、価格で対抗するのではなくスターバックスが成功したように専門店ならではのクオリティの高さを武器に、セブンでドーナツの良さに目覚めた顧客を呼び込む戦略が賢い選択といえる。

2552とはずがたり:2014/12/09(火) 13:40:02
ドラッグストア業界にイオン・ショック 奇策でマツキヨ抜き首位奪還 業界再編加速か
ビジネスジャーナル 2014年12月9日 06時08分 (2014年12月9日 13時30分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20141209/Bizjournal_mixi201412_post-2138.html

 オーバーストア状態といわれて久しいドラッグストア業界においてM&A(合併・買収)の動きが強まる中、ついに流通大手イオンが首位奪取に動いた。

 イオンはグループのドラッグストア4社を2015年9月に統合すると発表。まずイオンが224億円を上限にTOB(株式公開買い付け)を実施し、ウエルシアホールディングス(14年8月期売上高3607億円)を子会社にする。次いで、ウエルシアが株式交換方式によりハックドラッグを運営するCFSコーポレーション(14年2月期売上高1175億円)、タキヤ(同243億円)、シミズ薬品(同107億円)を完全子会社にする。売上高の単純合計は5132億円となり、マツモトキヨシホールディングス(14年3月期売上高4953億円)を抜いて一気に業界首位に浮上する。

 ウエルシアとCFSの統合についてイオンの岡田元也社長は会見で「両社の強みである調剤事業に着目した。専門性の高い調剤薬局併設店舗を拡充する」と、その狙いを述べた。ウエルシアは埼玉県を地盤に郊外型店舗のノウハウを持っているが、都心の小型店は得意ではなかった。一方、CFSは神奈川県を中心に都心型の店舗運営ノウハウを持ち、統合すれば郊外型と都心型の補完ができる。両社に共通しているのは、調剤や化粧品のカウンセリング営業に強みを持つことだ。

 イオンは経営統合により、ウエルシアの業界最高水準の併設率を誇る調剤薬局を手中に収めることになる。調剤薬局を併設したドラッグストアの経営モデルを完成させ、日本一のドラッグストアチェーンの確立を目指すと宣言した。

 イオンは以前から米国最大のドラッグストア、ウォルグリーンの日本版を目指してきた。ウォルグリーンはドラッグストアと調剤薬局を併設しているのが特徴で、ほとんどの店舗は薬局、化粧品のカウンターを持つ。職場健康センター、在宅医療施設、がん治療薬など高額な薬品を扱うスペシャリティ薬局、医薬品のメールオーダーサービスなども運営しており、子会社のクリニックはウォルグリーンの店内で営業している。

 イオンは、ウォルグリーンをモデルに調剤薬局を併設したドラッグストアを拠点に、すでに始めている医薬品宅配サービスの充実のほか、地域医療への参画、高齢者専用マンションや介護関連事業に進出するとみられている。

●群雄割拠の勢力図、カギ握るツルハの動き

 イオンの経営統合が計画通りに行われれば、約20年ぶりに業界の首位が交代する。だが、首位に立ったとしても、その座は安泰とはいえない。いったんはマツモトキヨシを抜くとはいえドラッグストア業界は売上高3000億〜4000億円台の企業がひしめき合い、毎年順位が目まぐるしく交代する群雄割拠の状態が続いている。また、経営統合する4社の営業利益は単純合計で年間166億円。マツモトキヨシの224億円だけでなく、売上高が4478億円(14年3月期)で業界2位のサンドラッグの280億円にも及ばない。

 今回の統合で業界が注目していたのは、イオンが13%を出資するツルハホールディングスが加わるかどうかという点だったが、結局参加しなかった。ツルハは北海道を起点に徐々に南下しており、現在東日本に勢力を拡大中だ。14年5月期の連結売上高は前期比13%増の3884億円で業界3位。営業利益は9%増の241億円でマツモトキヨシを上回る。ツルハがイオン連合に合流すれば売上高は9000億円を超え、営業利益は400億円超のダントツで業界トップのチェーンが誕生する。

 会見でツルハについて聞かれた岡田社長は「(ツルハの鶴羽樹会長は)第一級の経営者であることは間違いない。敬意を持って、これからも接していきたい」と慎重に言葉を選んだ。

 日本チェーンドラッグストア協会がまとめたドラックストアの13年度総売上高は、6兆97億円。コンビニの9.4兆円に及ばないものの、調剤薬局(市場規模5兆円)と合わせるとコンビニを上回る。利益率の高い調剤事業の取り込みを目指すイオンが仕掛けた経営統合は、今後の業界勢力図にどのような影響を与えるのか。「新たな業界再編が進む可能性も高い」(業界関係者)との見方も強く、しばらくは目が離せない状況が続く。
(文=編集部)

2553とはずがたり:2014/12/20(土) 09:02:19
盛り上がってますねぇ,イオン岡山

イオン岡山対応 金曜夜に臨時列車
http://news.goo.ne.jp/article/sanyo/region/sanyo-30350241.html
山陽新聞2014年12月9日(火)22:41

 JR西日本岡山支社は9日、イオンモール岡山(岡山市北区下石井)開業に伴う列車の混雑に対応するため、金曜日の12、19、26日に岡山発の臨時列車3本を増発すると発表した。
 同モール開業後、JR岡山駅の利用者は通常の4〜5割増。忘年会シーズンとも重なることから帰宅時間帯に合わせて運行する。
 3本は、山陽線が午後9時22分岡山発—9時39分倉敷着と9時32分岡山発—9時50分瀬戸着、瀬戸大橋線が11時2分岡山発—11時22分茶屋町着。いずれも各駅停車。

イオン開業で岡山駅乗降6千人増
http://news.goo.ne.jp/article/sanyo/region/sanyo-30448531.html
山陽新聞2014年12月19日(金)23:10

 JR西日本岡山支社は19日、岡山駅南の大型商業施設「イオンモール岡山」開業後、在来線を中心とする近距離(100キロ以内)切符の売り上げが好調で、1日平均12万人が利用するとされる岡山駅の乗降者数が6千人増えたことを明らかにした。
 岡山支社によると、乗降者数は平日で4千人、休日で8千人増え、臨時駐車場がある北長瀬駅(岡山市北区)でも1・8倍となった。1〜17日の近距離切符の売り上げも、前年同期から9・3%アップした。
 この日会見した中村圭二郎支社長は「イオンが11月末にソフトオープンして以降、岡山駅の利用は好調。伸び幅は想定の範囲内で、店舗周辺の交通混雑を避けようと、鉄道を利用する人が多かったためでは」と述べた。
 また、開業に合わせてバリアフリー化工事を進めていた岡山駅構内2カ所のエレベーターが完成したことも報告。瀬戸大橋・宇野線ホームが20日から、津山・吉備線ホームは26日から利用できるという。

2554荷主研究者:2014/12/21(日) 20:09:25

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201412/0007557570.shtml
2014/12/4 23:59 神戸新聞
ヤマトヤシキが経営再建策発表 私的整理の申請受理

ヤマトヤシキ加古川店=加古川市加古川町篠原町

 姫路市の老舗百貨店ヤマトヤシキは4日、私的整理の一種である「事業再生ADR」を国認定の第三者機関に申請し、受理されたと正式発表した。同社は5年連続の最終赤字を計上して債務超過に陥っており、投資ファンドの下で経営再建を目指す。姫路、加古川両店のてこ入れなどで2017年2月期に黒字化する考えだ。

 支援を求めた投資ファンドは、三井住友銀行グループのSMBCベンチャーキャピタルなどが出資する「マイルストーンターンアラウンドマネジメント」(東京、MTM)。MTMはこれまでに滋賀県や盛岡市の商業施設の再建を手掛けた。

 取引金融機関の合意が得られれば、創業家の米田徳夫会長(71)と米田譲社長(39)は退任。MTMから新社長を迎える。早ければ本年度中に新たな経営体制がスタートする。

 再建の柱は老朽化した姫路店の大規模改装で、食品などの品ぞろえを強化する。加古川店には若者向けの新ブランドを導入する。両店とも商品構成や販売方法などを見直して集客力を高める。

 米田家が所有する株式はMTMに無償譲渡。MTMを引受先とする第三者割当増資で資金調達する。負債総額は約65億円で、金融機関などに債務免除を要請する。従業員約310人は継続雇用し、屋号も変えない。(土井秀人、末永陽子、安藤文暁)

2555チバQ:2014/12/23(火) 11:58:04
http://www.sankei.com/west/news/141223/wst1412230001-n1.html
2014.12.23 11:00
【ビジネスの裏側】
あべのハルカス“非常事態” 展望台と百貨店で際立つ明暗…負けられない近鉄 “総力戦”で巻き返し





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入居する近鉄百貨店本店が不振に苦しむ「あべのハルカス」=大阪市阿倍野区(本社ヘリから)
 関西活性化の起爆剤と期待され、3月に全面開業した日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)が中核施設の近鉄百貨店本店の不振に苦しんでいる。運営する近畿日本鉄道はハルカスの平成27年3月期の売上高予想の下方修正し、グループ全体の業績予想も引き下げる非常事態に発展した。ただ、ハルカス内を見渡せば、最上層の展望台は想定以上のペースで集客し、オフィスやホテルだって好調だ。反転攻勢は“店子同士”の連携でどれだけ効果的に百貨店に客を呼び込めるかにかかっている。(中村智隆)

近鉄本店→ハルカス→近鉄の“下方修正ドミノ”

 近鉄百貨店本店では、集客の目玉として期待された若い女性向けのファッション専門店街「ソラハ」などが苦戦を強いられ、全面開業半年の売上高が570億円にとどまり、当初目標を約2割下回った。ある近鉄百幹部は「開業当初からの宣伝広告で(来店客が売り場を見つけにくくなる)ミスリードがあった」などと反省の弁を語る。

 これが影響して、近鉄百は8月に本店の平成27年2月期の売上高目標を当初より280億円少ない1170億円に下方修正した。近鉄本店はハルカスの売り上げの9割以上を稼ぎ出すと期待される中核施設のため近鉄も11月にハルカスの27年3月期の売上高予想を当初より250億円少ない1280億円に引き下げざるを得なかった。

 しかし事態はこれでは収まらない。

 近鉄が1300億円の巨費を投じたハルカスは「命運をかけて取り組む事業」(関係者)で、グループ全体の経営に影響する。ハルカスの想定外の不振で、近鉄はグループの27年3月期の売上高予想を従来より250億円低い1兆2650億円に引き下げることになった。

売り場てこ入れも、店舗過剰で暗雲

 しかし近鉄百貨店本店も手をこまねいている訳ではない。

 巻き返しに向け9月には他の売り場からソラハに向かう通路を広げるなど店内の一部改装を実施。食料品売り場も見直し、「来店客増につながっている」(近鉄百)と、一定の効果は上がっているようだ。

 近鉄百の高松啓二社長は「課題は回遊性。店内のどこに何があるか分かりにくいという声もあった。(案内表示の設置など)ソラハと同じような投資を順次やっていく」と強調し、今後は紳士服売り場の通路改装なども順次進める。

 とはいえ、大阪は阪急百貨店梅田本店(同市北区)や高島屋大阪店(同市中央区)など、百貨店がひしめくオーバーストア(店舗過剰)の状態にある。近鉄本店は今後、開業効果が薄れて注目度が落ちてくるのは避けられず、激戦の中でどれだけ顧客を囲い込めるかは不透明だ。

“オールハルカス”

 そんななか百貨店以外に目を転じると光明もある。ハルカス最上階にある展望台では11月下旬に来場者数が200万人を突破した。近鉄は年間で180万人の来場を見込んでおり、予想を大きく上回るペースだ。北海道や沖縄など全国からの来訪があるといい、「大阪の新名所」として浸透しつつある。

 また、オフィスゾーンは企業のほか、医療施設や大学のサテライトキャンパスなどで入居率はすでに9割を超える。ハルカスに入る高級ホテル、大阪マリオット都ホテルは外国人観光客らでにぎわっており、客室稼働率が約8割で推移するなど好調だ。

 近鉄百貨店本店がてこ入れを進めると同時に、集客が好調な他の施設とうまく連携を深められれば、効果的に来店客を呼び込むことができる−。近鉄が期待するのは“オールハルカス”の突破力だ。

 ホテルの宿泊客には百貨店で購入した品物を客室に届けたり、早朝の展望台を無料招待したりと連携の動きはあるが、近鉄グループ関係者は「さらにハルカスを訪れる人たちを百貨店に呼び込む連携策を考えていきたい」と力を込める。

 最大の書き入れ時である年末商戦はすでに佳境を迎えている。近鉄は来年4月に純粋持ち株会社に移行し各事業の連携を強化する構えだ。百貨店を中心として展望台やホテル、オフィスなどが同居するハルカスはその試金石ともいえる。

 ハルカスの浮上に向けた“負けられない戦い”に臨む近鉄グループは総合力が試されている。

2556名無しさん:2014/12/23(火) 13:04:45
http://www.chibanippo.co.jp/news/economics/231653
開業1年で3100万人 「体験型」、イベントも奏功 イオンモール幕張新都心

2014年12月23日 12:52

 イオンモールは22日までに、昨年12月20日に開業した「イオンモール幕張新都心」(千葉市美浜区)の1年間の来店者数が約3100万人だったことを明らかにした。3千万〜3500万人とした当初目標に達した。同社広報は「店舗全体で取り組んだ『体験型』のモールづくりが支持を受けた。数多くの集客イベントも奏功した」としている。

 同モールはイオン本社のお膝元に位置。約19万平方メートルの広大な敷地に、四つのモール(店舗面積計約13万平方メートル)を配し、「旗艦店」として他のモールにはないさまざまな実験的な取り組みを展開している。

 その一つが「体験型」を売りにしたモールづくり。施設面では子ども向け職業体験施設「カンドゥー」や「よしもと幕張イオンモール劇場」、フットサルコートやボルダリング施設などを各所に配置。さらにモール内外を使い、タレントやスポーツ選手らを招いた各種イベントも充実させたことが奏功し、家族連れやシニア世代、スポーツ愛好家など幅広い世代やファン層の誘客につながった。

 現在も来店者のうち、初来店者の割合は全体の2割前後で、標準的なモールの5%前後を大きく上回る。同社広報は「2回、3回と来てもらえるための取り組みを進めていきたい」と話す。四つあるモール間の回遊性を高めたり、近隣の幕張メッセやQVCマリンフィールドと連携した集客策の強化に力を入れる。

2557チバQ:2014/12/23(火) 15:26:49
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20141220-OYS1T50019.html
九州・沖縄の百貨店売上、福岡のみ好調
2014年12月20日
 日本百貨店協会は19日、11月の百貨店売上高を発表した。九州・沖縄は、前年同月比1・3%減の473億円と3か月連続で前年を割り込んだ。沖縄三越が9月末に閉店したうえ、平均気温が高めに推移して冬物衣料などの販売が苦戦した。

 福岡市内(4店)は3・2%増の179億円と2か月連続で前年実績を上回った。外国人観光客向けの免税品販売が好調で化粧品(12・1%増)や高級ブランドのバッグなどを含む身の回り品(7・1%増)などが伸びた。プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの日本一セールに加え、岩田屋本店や博多大丸の改装や福岡パルコ新館の開業などで、「天神地区全体の集客力アップにつながった」(岩田屋三越)とみられる。

 福岡市以外(15店)は沖縄三越を除く既存店ベースで比較すると、1・9%減の294億円と8か月連続のマイナス。衣料品(4・9%減)や高額品(6・5%減)は振るわなかった。

2559荷主研究者:2014/12/27(土) 15:04:11

http://www.at-s.com/news/detail/1174149616.html
2014/12/11 14:25 静岡新聞
浜松の松菱新館、来春解体へ 複合ビル建設検討

解体の方針が決まった旧松菱新館(矢印)=10月3日、浜松市中区(本社ヘリジェリコ1号から)

 浜松市の不動産開発業アサヒコーポレーションは11日、所有する旧百貨店松菱の新館(同市中区鍛冶町)について、来年3月ごろから解体工事に着手する方針を明らかにした。具体的な跡地利用は未定だが、隣接する松菱本館跡地と合わせた約4600平方メートルの敷地に、商業施設とオフィスビルなどを組み合わせた5?8階程度の複合ビル建設を検討しているという。

 新館は1992年完成で、鉄筋コンクリート地上10階地下2階建て。2001年の松菱経営破綻後はほとんど使用されていない。

 アサヒコーポレーションは建設コスト高騰を背景に新館を改修して再利用することを検討したが、水道や電気設備の老朽化などで改修費が7億?8億円に上ることや、視察に訪れた企業関係者から「天井が低く使いにくい」などの指摘を受けたため断念した。

 解体工事は3月ごろから半年程度を要する見通し。新ビルについて同社は「身の丈に合った再開発を目指す」とし、商業施設の核となるテナント入居のめどが立った段階で建設に踏み切る。「来年末か、再来年春には着工したい」としている。オフィス部分に関しては東京の大手企業から支店を出したい旨の打診があるという。

 松菱の01年の経営破綻後、跡地などをアサヒコーポレーションが取得。中心商業地に位置するため、同社と市が百貨店大丸の誘致などを目指したが、実現しなかった。本館は11年に解体され、空き地状態となっている。

2560とはずがたり:2014/12/28(日) 20:46:13

消える看板、残る遺伝子 ダイエー、26日に上場廃止
http://www.asahi.com/articles/ASGDT43B2GDTULFA00D.html?iref=comtop_6_05
吉田拓史 田幸香純、山本精作
2014年12月26日05時34分

 ダイエーの株式上場が26日に廃止される。店の名前も2019年2月末をめどになくなる。創業から半世紀余りでの「消滅」は、ダイエーの広めた総合スーパーが、小売りの主役の座を失ったことを象徴する。それでも「流通革命」の遺伝子は残る。

 大阪証券取引所の第2部に上場したのは1971年だった。スーパーの上場は初めて。ピーク時に3兆2千億円あった売上高は、2015年2月期に4分の1まで縮む見通しだ。

 「時代にあう業態を開発してきたダイエーのフロンティア精神は10年以上、枯渇している」。イオン出身の村井正平・現社長はそう断言する。これまではダイエーに一定の独自性があったが、来年1月1日にイオンの完全子会社になる。ダイエーの看板も順次下ろし、イオンの「食品売り場改革」の先駆けになる。

2562荷主研究者:2014/12/31(水) 15:58:26

http://kumanichi.com/news/local/main/20141229002.xhtml
2014年12月29日 熊本日日新聞
熊本駅ビル建設、開発手続き着手へ JR九州

 JR九州(福岡市)の青柳俊彦社長は28日までに、熊本市西区春日のJR熊本駅に計画する駅ビル開発について、2015年中に都市計画法に基づく開発手続きに入る方針を固めた。手続きは床面積が1万平方メートルを超える商業施設の開発を視野に入れており、早ければ本年度中にも熊本市と事前協議に着手、基本構想を策定する。

 開発予定地は都市計画法で「準工業地域」に指定されており、さらに市の条例で1万平方メートル超の大規模集客施設の建設が規制されている。

 青柳社長は「今のままではできることが限られる」として、準工業地域から「商業地域」への変更を市に届け出る意向を表明。手続きには開発の具体的な概要を市に示す必要があるため、「本年度中にも基本構想をまとめたい」としている。

 同社は複合商業施設「アミュプラザ」を博多駅や鹿児島中央駅などで展開しており、青柳社長は「(内容を)具体的に決めていないが、一番得意な駅ビルで勝負したい」として、商業機能を中心とした開発を示唆。「政令指定都市の熊本市にふさわしい、もう一つの核をつくりたい」と述べた。

 熊本駅ビルの建設予定地は、駅周辺で進んでいる鹿児島線などの高架化事業に伴って発生する0番線ホームの跡地や駅前のホテル敷地など計約3ヘクタール。

 市は変更手続きに要する期間を「2年程度」と見込むが、07年に都計法が改正されて以降、市が準工業地域を商業地域に変更した事例はない。協議次第では長引く可能性もある。

 駅ビル開発は同社が13年末に表明。高架化が終了する18年度末の事業着手、20〜21年度の完成を目指す。(九重陽平)

2563とはずがたり:2015/01/06(火) 10:35:48
ファミマ派の俺だけど大丈夫かね??(`・ω・´)

ファミマ、ニーズ無視の異常な積極出店の危うさ 3強内で唯一減益の独り負け、3位固定か
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20150106/Bizjournal_mixi201501_post-2287.html
ビジネスジャーナル 2015年1月6日 06時09分 (2015年1月6日 10時20分 更新)

 コンビニエンスストア業界は、2013年あたりから「大手5社」から「3強時代」へ突入したといわれている。だが、早くもその3強の間で収益格差が広がり、順位が固定化しつつあるようだ。

 日本フランチャイズチェーン協会が昨年11月20日に発表した「JFAコンビニエンスストア統計調査月報」によると、昨年10月度の前年同月比既存店売上高は7カ月連続のマイナス、来店客数は同8カ月連続のマイナスになるなど、コンビニ業界の厳しい状況をうかがわせている。ただし、平均客単価は2カ月ぶりに前年同月比プラスに転じ、明るい兆しも見せている。

 そんな業界の3強の直近業績に目を転じると、1位のセブン-イレブン(以下、セブン)と2位のローソンは厳しい市場環境の中で営業利益増を達成したが、3位のファミリーマート(以下、ファミマ)は営業減益に陥った。

 大手コンビニ各社が昨年10月に発表した14年度中間期連結決算(3-8月)を見てみると、セブンの売上高は前期比7.1%増の1兆3680億円、営業利益は同6.3%増の1369億円。ローソンの売上高は前期比2.5%減の2419億円、営業利益は同12.3%増の400億円。ファミマの売上高は前期比5.3%増の1843億円、営業利益は同15.8%減の214億円。各社が同期決算発表時に示した通期業績予想からも、ファミマの3位固定化がうかがえる。

 そのファミマの中山勇社長は決算発表の席上、「業績は想定以上に厳しい結果だった」と危機感をあらわにした。積極出店の効果で売上高は前期比5.3%増になったものの、その出店コスト増が利益を押し下げ、営業利益は同15.8%減となり、期初計画の262億円を20%近くも下回った。これに伴い、通期予想も下方修正。売上高は前期比9.3%増の3779億円(期初予想3863億円)、営業利益は同7.6%減の400億円(同460億円)へ引き下げた。営業減益は10年2月期以来5期ぶりの見通しだ。

●背伸びした積極出店

 コンビニ3強の中でファミマが独り負けした主因は、「背伸びした積極出店にある」(流通業界関係者)といわれている。

「競争が最終局面に入ってきた。これから大手同士の潰し合いが始まる。そこから生き残るためには、今期が『次の10年を決める勝負の年』だ」と、新社長に就任して3カ月足らずの中山氏が積極出店加速を宣言したのは、13年4月の同年2月期決算発表の席上だった。14年2月期中に前期新規出店数1.7倍増の1500店を出店する計画を明らかにし、「新規出店を加速できるよう店舗開発部署を独立させ、今期から開発本部に格上げした。人員も50人増強した」と語った。

 さらに昨年4月の14年2月期決算説明会では、15年度中に前期を上回る1600店を出店する計画を示し、中山社長は「当社は『本気で勝ちにゆく挑戦者』。クオリティで業界ナンバーワンを目指す」と語った。

 だが、13年度中の出店数は1355店に終わった。14年度中の1600店の出店計画も、上半期の実績は597店。中山氏は昨年10月8日の中間期決算発表の席上、同年度中の出店計画を1600店から300店減の1300店へ下方修正した。

2564とはずがたり:2015/01/06(火) 10:36:14
>>2563-2564
 中山氏が13年1月の社長就任以来、積極出店の旗を掲げてきたのは、「コンビニは成長産業。次の10年に向けて出店を加速しなければ、優良な立地を他社に先取りされる。今は既存店をじっくりと育てる時期ではない」との認識からだった。だが積極出店は出店費を急増させ、「想像もしなかった出店費の重さにファミマが音を上げ、急遽出店計画を下方修正した」(前出関係者)という。

●計画達成ありきの出店攻勢

 ファミマ関係者は、出店費が急増したのは「セブンと真っ向勝負をした結果」と胸を張る。優良出店地をめぐりセブンとの陣取り合戦が激化したため賃料が上がり、1店舗当たりの平均出店費が13年度は4700万円だったものが、14年度上期は5200万円と11%近くアップしたと説明する。
 
 だがファミマよりハイペースで出店を続けているセブン関係者からは「出店費が重い」との声は聞こえてこない。この違いはどこからきているのか。

 ローカルチェーンを展開する中堅コンビニ関係者は「ファミマは、我々地元の業者でも採算が合わない立地にも平気で進出してくる。賃料も相手の言いなり。とにかく立地確保最優先という感じだ。出店計画数を達成するため、相当無理をしているようだ」と指摘する。

 また、不動産業界関係者は「ファミマとセブンの物件争いは聞いたことがない」と、まずセブンとの陣取り合戦説を否定する。その上で「ファミマは地方都市でも駅前などの一等地で物件が競合すると、直ちに相場より2〜3倍の賃料を提示して、それを押さえてしまう」と話す。そこには「ニーズがあるから出店する」ではなく「計画達成のために出店する」との姿勢が見られる。こうした無理な積極出店が、出店費急増の要因といえそうだ。

●新店舗の売り上げ不振

 それだけではない。流通業界関係者は「無理な出店が、新店舗の売り上げ不振を招いている」と指摘する。実際、ファミマが積極出店に転じた13年2月期の新店日販(新規開店から1年以内の店舗の、1日当たり平均売上高)は、前期の52.1万円から42.9万円へ9.2万円も急減。14年2月期は44.0万円、15年2月期上期は46.0万円と回復傾向が見られるものの、12年2月期の52.1万円まではほど遠い。

 これについてはファミマも「12年度からの積極出店で新店が急増した結果、販促が追い付かず、これらの店舗の売り上げが計画より低いのは事実」と認め、「(積極出店のため)それまで当社とほとんど縁のなかった地方都市にも出店した。そうした店は他社よりも知名度が低いので、今までの経験則通りには売り上げが伸びず、採算分岐点に達するまで時間がかかっている」と、売り上げ不振の理由を釈明している。それにもかかわらず、「来期は既存店強化と新店立地のバランスを見ながら出店を行う」(同社)と、ペースを落としながらも積極出店の旗を降ろす気配はない。

 ファミマ関係者は「コンビニは生活インフラの1つ。まだまだ成長し続ける。そんな中で、業界3位の店舗数ではインフラとしての価値がない」と語る。そこにはチェーン規模でセブンに追いつき追い越せの気概が感じられ、「3位固定化」など到底容認できるものではないとの危機感が感じられる。しかし、証券アナリストの一人は「ファミマの無理な出店が、将来の大量閉店や人員リストラを呼び寄せる要因につながる」と心配する。

「競争が最終局面に入ってきた。これから大手同士の潰し合いが始まる」と覚悟を示す中山社長。同社が「潰される側」にならないためにも、積極出店戦略の練り直しが必要な時期にきているのかもしれない。
(文=福井晋/フリーライター)

2565とはずがたり:2015/01/07(水) 11:48:37

淡路島で最大規模のスーパー、(株)リベラルスーパーチェーンが破産申請へ
http://news.goo.ne.jp/article/tsr_net/business/tsr_net-6098.html
TSR速報2014年12月15日(月)15:40

 (株)リベラルスーパーチェーン(TSR企業コード:660266857、洲本市納222−1、設立昭和46年12月、資本金9900万円、中村正義社長、従業員44名)は12月14日、事業を停止し、清水良寛弁護士(弁護士法人淀屋橋・山上合同、大阪市中央区北浜3−6−13、電話06−6202−3355)ほか2名に一任、破産申請の準備に入った。
 負債総額は約25億3600万円(平成26年3月期決算時点)。

 (株)リベラル(TSR企業コード:660078007、洲本市納222−1、設立昭和24年8月、資本金6300万円、中村正義社長)が運営していた「淡路主婦の店」の業務を移管する形で、昭和46年12月1日付で設立された。「リベラル」の店舗名でスーパーマーケット業務を展開し、長年に亘る事業実績等を背景に地元・淡路島内では圧倒的な知名度および顧客基盤を構築。高額所得法人の常連企業でもあり、ピーク時の平成6年3月期には売上高約82億9100万円を計上していた。
 しかし、近年では淡路島島内への大手資本系列店の進出などで競合は激化し、業績は後退推移をたどってきた。不採算店舗の閉鎖や取引金融機関への返済猶予等を受けていた中で、25年3月に外部から新代表を招いて店舗運営の立て直し等に取り組んだが難航。さらに26年8月に現社長が就任して経営立て直しに注力してきたが、支え切れず今般の措置となった。
 なお、一部運営店舗に関しては、同業者が引き継ぐ予定とも聞かれる。

スーパー三正閉店、破産へ/板柳
http://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-30480492.html
東奥日報2014年12月24日(水)08:44

 民事再生による経営再建を目指していた「スーパー三正」(板柳町、三上正明社長)は23日までに事業を停止し、破産手続きの準備に入った。同社によると、負債総額は約2億円。申請手続きを小林弘卓弁護士(東京)に一任した。同社は板柳町と弘前市岩木地区でスーパー2店舗を経営していたが、20日に岩木店、21日に同町の本店を閉店した。【写真説明】今月21日で閉店した板柳町の「スーパー三正」本店

2566とはずがたり:2015/01/14(水) 17:29:21
これだけ効率経営なら明白に他社よりも安いんかね??それなら安かろう悪かろう戦略も一つの見識である。

ヤマダ電機店員がヒドすぎる?会計途中にいなくなり客放置、質問すると10分待たされる
http://biz-journal.jp/2015/01/post_8544.html
文=東賢志/A4studio

「日経ビジネス」(日経BP社/2014年11月3日号)の特集『2014年版アフターサービスランキング・家電量販店部門』にて、ワースト1位という不名誉な称号を8年連続で獲ってしまったヤマダ電機。このランキングの作成は日経BPコンサルティングのインターネット調査システムを用いて、14年7月〜8月に実施。「相談窓口、所在地など問い合わせ先のわかりやすさ」「店頭などでの担当者の対応の丁寧さ」など、数項目のアンケート調査の上で順位付けされたものだ。ヤマダとしては、同社より売上高で劣るヨドバシカメラやビックカメラなどの競合他社が名を連ねる中で10社中10位という不本意な結果となっている。
 そもそも、ヤマダが家電量販店の最大手と呼ばれ始めたのは02年頃。売上高で当時トップだったコジマを抜き、05年2月に専門量販店として日本初の売上高1兆円を達成。しかし、残念ながら売上高に比例するようにユーザーからの悪評も噴出しているようだ。

●フロアの店員不足

 そこで同ランキング3位のヨドバシカメラ、5位のビックカメラ、そしてヤマダの実際の店舗売り場を比較するために、今回は「ヨドバシカメラ・マルチメディア新宿東口」「ビックカメラ新宿東口店」「ヤマダ電機LABI新宿東口館」の3店舗に足を運んで覆面調査を実施した。各店舗の主にデジカメ、薄型テレビ、家庭消耗品コーナーを回ってみると、ヤマダが最下位となってしまう要因が見えてきた。
 まず第一に気になったのは、他2店舗に比べ、ヤマダの店員数が異様に少なかったこと。ヨドバシカメラとビックカメラではワンフロアにつきレジ要員を除いて20人以上のスタッフを確認できたが、同程度の規模のフロアながらヤマダではその半分以下の10人弱。蛍光灯などの消耗品コーナーでは明るさの違いを尋ねようとした際、他2店舗ではその売り場から概ね10歩以内に店員が立っているという環境だったのに対し、ヤマダでは近くに店員がいないためレジまでわざわざ赴く必要があった。
 デジカメコーナーも他2店舗はコーナー内にスタッフが4〜5人は立っていたが、ヤマダでは状況によっては0人の時も。加えてフロア入り口にて“本日のお買い得品”などを口頭で知らせる係員がいたのは3店舗共通だったが、ヤマダのみ発声者から熱意が感じられず非常に事務的な印象を覚えた。

●戻ってこない担当者

 また、テレビ売り場にて20代とおぼしき男性店員に質問したところわからないことがあったようで、別の店員を呼びに走ったのだが、結局、別店員が現れるまで10分以上も待たされるハメに。もちろん記者が訪れた店舗、日時がたまたまそうであっただけの可能性も否定できないが、家電量販店巡りが好きでさまざまな店舗に足繁く通うという都内在住の30代男性も、こんなちょっとしたトラブルを話してくれた。

「都内のヤマダのある店舗では、とても大きいフロアなのにレジが3つしかなく、しかもそのうちの1つは商品を自宅へ配送する客専用なので、持ち帰り客用は2つ。私が行った時には平日にもかかわらず15人以上の客がレジの前に並んでいました。我慢しながら並んで自分の順番になったのですが、会計途中に担当者が別の店員に呼ばれてしばらく戻ってこない。ようやく帰ってきたと思ったら、今度は『ポイントカードが新しくなりまして……』と申し込み用紙を渡されるなどの非常識な対応に、不愉快な思いをしましたね」
 他2店舗と比較してみた結果、ヤマダだけが店員不足という状況が否めず、大きなマイナスポイントに感じられた。昨年は「ブラック企業大賞2014」(運営:ブラック企業大賞企画委員会)という、こちらも不名誉な冠を獲っているヤマダだけに、社内マネジメント的に根本的な原因があると考えられなくもない。
 14年3月期決算で売上高1兆8900億円を超えたヤマダ。「他社よりも高い金額ならば、お安くします!」との謳い文句はありがたいが、今年は心機一転、社内体制を見直すべきではと考えるのは、余計なお世話だろうか。
(文=東賢志/A4studio)

2568チバQ:2015/01/14(水) 22:14:58
http://www.asahi.com/articles/ASH1G5DC2H1GPLFA008.html
ハルカス本店、売上高は目標下回る 近鉄百貨店
2015年1月14日20時22分

 近鉄百貨店は14日、あべのハルカス本店(大阪市阿倍野区)の昨年3〜11月(9カ月間)の売上高が818億円で、目標を下回ったことを明らかにした。ハルカス本店は昨年3月に全面開業したが、若者向けの衣料などが振るわず、苦戦が続いている。

 ハルカス本店の昨年3月から1年間の売り上げ目標は当初、1450億円だったが、昨年8月に1170億円に下げた。昨年3〜11月の目標額は公表していないが、「若干下回った」(広報)という。昨秋以降、改装した売り場などは好調だったが、10月の台風が影響した、としている。

 この日発表した近鉄百貨店全体の2014年3〜11月期決算は、売上高が前年同期比3・3%増の2042億円、純損益は6億円の赤字(前年同期は13億円の赤字)だった。

2569とはずがたり:2015/01/16(金) 09:28:31
ファミマは店長の判断で安売りできるんだな。

ファミリーマート「1店だけ」の半額セール 買い物客詰めかけ棚は次々と空っぽに
http://news.livedoor.com/article/detail/9678133/
2015年1月15日 18時13分 J-CASTニュース

(略)

ファミマ本部は「店のオーナー独自の判断と理解」
実際に店を訪れたという報告は、ほかにもツイッター上で見られる。「半額セール」の張り紙の写真や、レジにたどり着くまで「30人待ち」だったとの体験談、また1月15日に買い物に行ったというユーザーは、「飲み物、雑誌しか残ってなかった」とツイートしていた。見ると投稿された店内とみられる写真には、すっかり空になっている棚やガラスケースが複数並ぶ様子が写し出されていた。この種の写真は続々とアップされている。セールは1月16日までと張りだされているが、この後に商品が補充されていなければ事実上終了となりそうな勢いだ。

今回の大特売は、「おでん安売り」のようにファミマ本部が企画して全国各店で一斉に行われるものとは違う。ファミマ広報部に電話取材すると、「店のオーナーが独自の判断で実施しているものと理解しています」とコメントした。本部の指示ではなく、オーナー自らセールを実施しても問題はないようだ。

2570とはずがたり:2015/01/22(木) 14:38:01

ジャパネットたかた 名物社長が退任 長男へバトン(15/01/16)
https://www.youtube.com/watch?v=p9mNPa3Y7VI&feature=em-hot


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