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大中華世界的話題

3265チバQ:2012/04/03(火) 19:48:21
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/04/03/20120403ddm007030126000c.html
北朝鮮:金正恩氏、4カ月で体制確立 政権安定、内外に誇示か
 【北京・米村耕一】北朝鮮が朝鮮労働党代表者会の開催日を11日と公表したことで、新指導者の金正恩(キムジョンウン)氏による権力継承に向けた日程がおおむね明らかになった。父の故金正日(キムジョンイル)総書記が故金日成(キムイルソン)国家主席の死後、最高指導者としての地位の完成に4年余りをかけたことに比べ、わずか4カ月間という短い期間で正恩体制が確立することになる。

 金総書記は94年7月の金主席死去後3年間喪に服し、党総書記に推戴されたのは97年。さらに「国家の最高ポスト」と宣言して国防委員長に再選されたのは翌98年だった。

 一方、正恩氏は4月11日の党代表者会で党総書記、13日の最高人民会議では国防委員長などの国家機関最高ポストに就任する可能性が高い。正恩体制が実質的な権力だけでなく、最高位固めを急ぐのは、正恩氏が20代後半と若く、また国際情勢や国内の経済環境の変化が早い中で、内外に体制の安定を示す必要があるためだ。

 党代表者会は朝鮮労働党規約で「党大会と党大会の間に開催される」と規定された大会で、党中央委員の選出など幹部人事や党の路線問題などを議論する。これまでに、1958年と66年、そして正恩氏の後継者としての立場が固まった10年9月と3回しか開かれていない。

毎日新聞 2012年4月3日 東京朝刊

3266チバQ:2012/04/03(火) 19:57:46
http://mainichi.jp/select/world/news/20120403ddm007030105000c.html
韓国総選挙:政府の尾行、盗聴で与野党攻防 暴露文書めぐり
 【ソウル西脇真一】総選挙の投票を11日に控えた韓国で、反政府的な企業家や労働組合などを対象とした韓国政府首相室による民間人の違法調査問題があらためてクローズアップされ、最大野党、民主統合党が攻勢に出ている。政府や調査への関与を疑われる青瓦台(大統領府)は「民主統合党と関係の深い盧武鉉(ノムヒョン)前政権時代もやっていた」などと対抗し、非難の応酬となっている。

 発端は、韓国放送公社(KBS)の労組などが29日、首相室の「公職倫理支援官室」が作成した調査報告など2619件を暴露したこと。

 支援官室の業務対象は公務員ら公職者で、その綱紀粛正を目的としている。ところが韓国メディアによると、暴露文書から李明博(イミョンバク)大統領の実兄議員を批判した議員や、政権寄りの社長の就任に反対した放送局の労組など広範囲に監視していたことが判明。また、公職者の調査では尾行や盗聴までしていた疑いや、「BH(ブルーハウス=青瓦台)下命」と記した文書もあるため、青瓦台が指示した疑いも浮上した。

 このため、民主統合党の韓明淑(ハンミョンスク)代表は2日、遊説先の仁川で「(不法に)民間人まで調査し、盗聴する政権は審判しなければならない」と、批判のボルテージを上げた。

 一方、首相室や青瓦台も1日、相次いで記者会見し、暴露文書の8割以上は韓代表が首相を務めた盧前政権時代に作成されたものだと指摘。その中にも労組の闘争動向などがあると「反撃」した。

 また「過去の政権でも、支援官室と同じ機能を果たした『調査審議室』が、政界や民間人らに対する報告をしてきた」と強調。その「報告」が手元にあることも明らかにし、野党をけん制した。

 暴露資料は元々、検察当局が10年に企業家を違法調査していた疑いで支援官室を強制捜査し、その際に押収したものだった。

毎日新聞 2012年4月3日 東京朝刊

3267チバQ:2012/04/04(水) 23:00:44
http://japanese.joins.com/article/852/149852.html?servcode=200&sectcode=200
韓国総選挙まであと1週間 第1党争いで大接戦
2012年04月04日14時53分
[ⓒ聯合ニュース] comment4mixihatena0 【ソウル聯合ニュース】4月11日投開票の韓国総選挙(国会議員総選挙、300議席)が1週間後に迫った。12月に実施される大統領選の前哨戦とされており、第1党の座をかけ大接戦の様相を呈している。選挙結果は今後の政局を大きく左右すると予想される。

 選挙情勢は「朴槿恵(パク・クンヘ)VS盧武鉉(ノ・ムヒョン)」の対決構図となっている。与党セヌリ党の地盤である釜山と慶尚南道で盧武鉉前大統領系の人材が大挙立候補したほか、韓米自由貿易協定(FTA)や済州海軍基地建設などの政策をめぐり、セヌリ党の党運営にあたる朴党非常対策委員と盧前大統領の側近で最大野党、民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)最高顧問、韓明淑(ハン・ミョンスク)代表らが激しい舌戦を繰り広げている。

 民主統合党は国政破綻に対する「李明博(イ・ミョンバク)・朴槿恵政権」の共同責任を前面に打ち出し、民間人への不法査察問題などを攻撃材料に「政権審判」を訴えている。一方、セヌリ党は野党側が「理念闘争」に走っていると批判している。

 選挙情勢は今なお混迷の度を深めているが、不法査察問題を機に、民主統合党がやや優勢だと、専門家たちはみている。

 勝負の分かれ目は首都圏になると予想される。全体の地域選挙区(246)の45.5%を占める首都圏では112議席を争う。与野党の支持率は伯仲しており、50カ所以上が数千票の差で勝負が決まるとの見方が出ている。

 首都圏以外の地域では民主統合党が釜山で文在寅氏を含め3人以上の当選者を出せるか、セヌリ党が民主統合党の地盤の全羅道で議席を確保できるかなどが注目されている。また、統合進歩党が20議席以上を確保し、初の院内交渉団体となるかも見どころだ。

 民主統合党は140議席以上を目標にしているとされる。第1党確保は視野に入ったが、過半数獲得は難しいというのが大方の見方だ。

 セヌリ党は2004年の盧武鉉政権下で行われた第17代総選挙で、逆風下にありながら確保した121議席を下回れば、「敗北」と認識するムードだ。そうなれば、京畿道の金文洙(キム・ムンス)知事や鄭夢準(チョン・モンジュン)元同党代表が朴氏に対する責任論を提起し、大統領選への出馬に乗り出す可能性もある。

 与野党は不法査察の波紋や無党派層、若い世代、ソーシャルネットワークサービス(SNS)のほか、国民に人気の高い元IT企業家、安哲秀(アン・チョルス)氏らが選挙結果に影響を与える要因とみている。

3268チバQ:2012/04/04(水) 23:02:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012040400498
正恩氏、現実無視の指示乱発=幹部は戦々恐々−北朝鮮
 【ソウル時事】4日付の韓国紙・東亜日報は、政府筋の話として、北朝鮮の金正恩氏が現実を考慮しないむちゃな指示を出すなど、問題が頻発していると伝えた。幹部らは、統治経験がないという正恩氏のコンプレックスを逆なでしてはいけないと気を使い、うかつに反対意見を出せないという。
 同筋によると、正恩氏は1月、北朝鮮住民の外貨使用を禁じる措置を取った。北朝鮮は2009年11月のデノミ(貨幣呼称単位の変更)失敗で経済の混乱を招いており、正恩氏の措置に関し「デノミ以後の市場の状況を全く分かっていない」との不満の声が上がった。さらに2月、電力と食料が不足しているとの報告を受けた正恩氏は、現実を考慮しないまま「無条件で供給を正常化しろ」と怒り出したという。(2012/04/04-14:19)

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3269チバQ:2012/04/04(水) 23:31:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120404/kor12040422170002-n1.htm
北朝鮮「謎の休日」は…墓参りの清明節
2012.4.4 22:16
 北朝鮮で昨年末、今年のカレンダーに4月4日が公休日として表示されていることが分かり、さまざまな臆測を呼んでいたが、朝鮮中央テレビは4日、この日が先祖の墓参りなどをする「清明の日だ」と公式に説明した。ラヂオプレス(RP)が伝えた。

 同テレビは「この日は先祖の墓の手入れをするほか、昔から種まきなどを始めた。勤勉な民族性が反映されている」と説明。金正日総書記は生前、「民俗的節句も祝い、民族固有の文化を生かすべきだ」と述べたとされ、RPは、この発言に従って清明節が公休日に追加されたとみている。

 突然の「4月4日」の公休日指定をめぐっては、日韓で「金正恩氏の指導者就任に関連した特別日では」などの見方がなされていた。

3270チバQ:2012/04/04(水) 23:32:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120404/asi12040422290003-n1.htm
テイン・セイン大統領 ミャンマー補選乗り切る 与党内は惨敗に怒り 
2012.4.4 22:24 (1/2ページ)

4日、プノンペンで行われたASEAN首脳会議に出席するミャンマーのテイン・セイン大統領。制裁解除を求める議長声明を引き出した(AP)
 【ヤンゴン=青木伸行】東南アジア諸国連合(ASEAN)は4日の首脳会議で、ミャンマーの連邦議会補欠選挙が「自由」「公正」だったとして、すべてのミャンマー制裁を即時解除するよう要請した。同国のテイン・セイン大統領にとり、今回の補選は国際社会に民主化の進展を誇示し、欧米による制裁を解除・緩和するうえで重要な分岐点だった。どうにか乗り切った格好の大統領だが、国内では与党の惨敗が波紋を呼んでいる。

 3月のある日。補選の投票が迫り、与党・連邦団結発展党(USDP)の幹部が、首都ネピドーのテイン・セイン大統領のもとを訪れた。

 「大統領、USDPは苦しい情勢です。公務員は給与の引き上げにもかかわらず、『安い』と不満をもっており、政府内からですらNLD(野党・国民民主連盟)に投票する者が出そうです。わが党に投票するよう指示を出してください」

 USDPは当初、45議席を争う補選に、「30対15」でNLDに勝てると読んでいたという。だが、雲行きが怪しくなっていく。

 政府は3月14日、全公務員に4月から生活費手当として、日本円にして約3千円を支給すると発表していた。汚職撲滅と行政の効率化のためだけではない。物価上昇で公務員の間に募る不満を押さえ込み、選挙戦の引き締めを図ることが、隠された狙いだった。

 だが、かつてUSDPの党首でもあった大統領は、幹部の要請をはねつける。

 「それはできない。そんなことをすれば国際的に非難を浴び、自分の政治的な死につながる」

 大統領の真意を、消息筋は「自ら選挙の自由、公正を損なえば、国際社会が民主化に疑問の目を向け、経済制裁の解除が後退してしまう」と代弁する。このエピソードは、大統領がいかに国際社会の目を強く意識し、経済制裁解除を希求しているかを物語る。

 大統領は、外資を呼び込み、経済制裁解除にも備える措置として、補選当日から公定、実勢両レートが併存する二重為替相場を廃止し、実勢レートに一本化した。外国企業に対する免税措置期間の延長など、新外国投資法も導入する。

 連邦議会関係者は「輸出入と投資を促進するうえで、米国の経済制裁によりドル決済ができないことが最大のネックだ。制裁解除を求める大きな理由も、そこにある」と話す。

 こうしてみると、補選は経済の発展、改革のうえで極めて重要だったのだ。

 補選が終わるや、大統領はカンボジアのプノンペンへ飛んだ。ASEAN首脳会議で、補選の「自由、公正」を強調し、全面的な支持を取りつけた。

 だが、国内では、1議席と惨敗したUSDPなどの怒りが、大統領に向けられている。同党関係者は「3つの怒りがある。大統領への怒り、NLDと支持者への怒り、そして(NLD党首の)アウン・サン・スー・チーばかりを報じるメディアへの怒りだ」と明かした。

3271チバQ:2012/04/04(水) 23:40:08
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20120405k0000m030064000c.html
ミャンマー:ASEANが制裁解除要請 未開市場へ投資熱
 「最後の未開拓市場」と呼ばれるミャンマーへの投資拡大に各国が動き出している。4日閉幕した東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が、ミャンマーに経済制裁を科す欧米各国に対し、制裁解除を呼びかける声明を採択したのも、先進国の支援でミャンマー国内の投資環境の整備を加速させる狙いがある。豊富な天然資源と、安価な労働力を持つミャンマーにASEANだけでなく、日本も熱い視線を注いでいる。

 各国がミャンマーに関心を示す中、隣国タイは欧米諸国の経済制裁の中、いち早く投資を行っている。

 「以前の状況とは大違いだ」と、タイの建設コンサルティング会社「PSKコンサルタンツ」のキーラティ社長(34)は話す。同社はタイからインド洋に面するミャンマー南部の都市ダウェーにつながる高速道路などの整備計画の調査を行っている。

 先月、3年ぶりにミャンマーを訪れ、「ブーム」を肌で感じたという。ミャンマー発着の飛行機や、ホテルはビジネスマンで満員で、都市部の地価は数年前に比べ5〜10倍上昇していた。

 豊富な天然資源と人件費の安さから、ミャンマーは高い潜在能力を持つ。タイやシンガポール、マレーシアなどASEAN各国は、旧軍事政権の民主化勢力弾圧を批判して経済制裁を続けた米欧とは一線を画し、ミャンマーに投資を続けてきた。しかし、巨額な資金を必要とするインフラ整備が遅れており、投資環境も整っていなかった。

 経済制裁解除に向けての環境作りが進む中、ダウェーの大規模湾岸開発計画は、とりわけ注目度が高い。バンコクの西約350キロに位置し、遠回りとなるマラッカ海峡を通らないで済むインド洋への玄関口になるからだ。タイだけでなく、周辺国にも大きな輸出拠点になる。計画はタイ最大手の建設会社が進め、大型船舶が接岸できる水深の港を掘り、周辺に発電所や石油精製施設、工業団地などを配置する。

 しかし、最大のネックは開発資金で、開発も計画通りに進んでいない。地元紙によると、事業継続には今年中に125億ドル(約1兆円)以上の融資が必要とされる。タイ政府も全面支援を表明し、日本など各国に投資を呼びかけているが、総額500億ドルともされる資金調達は難航している。地域の経済発展の起爆剤として大きな注目を集めながら、実際の投資には結びついてこなかったため、関係者は経済制裁解除が投資の呼び水となることに期待を寄せる。

 キーラティ社長も制裁解除が前提としながら、「タイは他国に先駆けてミャンマーに投資しており、地理的にも有利。経済発展で大きな見返りを得られるはずだ」と期待する。

 アジア経済研究所の工藤年博主任研究員は「ASEANがEUや米国など域外先進国と経済連携交渉を進める上で、制裁下にあるミャンマーの存在がネックになっていた。制裁が解除されれば、全体のパイも増え、域内の経済も活発化する」と話す。【坂井隆之、バンコク岩佐淳士】

3272チバQ:2012/04/04(水) 23:40:29
 ◇日本企業も続々参入
 3月9〜11日、ヤンゴン市の高級ホテルで開かれた日本製品の展示会。日本製品を売り込もうと、日本貿易振興機構(ジェトロ)が主催し、家電、食品、化粧品のメーカーなど計45社が参加した。来場者数は延べ1万人余り。化粧品や日用品のブースには行列ができ、ジェトロの担当者は「日本製品に対する信頼を感じた」と話す。

 ジェトロのヤンゴン事務所を昨年4〜12月に訪ねた日本企業関係者は、前年同期比5割増の294組にのぼった。現地進出を目指す日本企業に当座の拠点として使ってもらう「レンタルオフィス」を近く開設。企業側の情報収集や準備作業を支援する。

 具体的な動きも目立ち始めた。大手商社の双日はヤンゴンなど2カ所で工業団地建設を検討中。家電や繊維、自動車など数十社程度の日系企業の入居を見込む。中堅音響機器メーカーのフォスター電機(東京都昭島市)は6月にも、スピーカー部品の生産拠点をヤンゴンに設ける。婦人服製造小売り大手ハニーズ(福島県いわき市)も3月、ヤンゴンに新工場を設立し、今月下旬にも稼働させる。人件費の低いミャンマーでコスト抑制を狙う。

 味の素は消費市場として注目する。当局の規制で00年から休眠状態だった現地法人の事業再開がこのほど認められた。タイの工場からうま味調味料を輸入、包装し、ミャンマー国内で販売する考えだ。

 ◇政府の支援も本格化へ
 日本政府は、4月21日に行う日ミャンマー首脳会談で、ヤンゴン近郊の経済特区ティラワの開発を後押しする方針を打ち出す。87年以来凍結していた円借款の再開方針を受けて可能となった。地理的条件の良い経済特区開発に積極的に関わることで、日本企業の進出を支援する。

 ミャンマーに対してはこれまで、貧困対策を中心に支援してきたが、玄葉光一郎外相は4日の記者会見で「援助方針の見直しを指示しており、今まさに具体化しようとしているところだ」と説明。ミャンマー経済の底上げが、日本企業のチャンスにもつながると見て、円借款を活用したインフラ整備を本格化させる。【高橋慶浩、大久保陽一、横田愛】

 【ことば】対ミャンマー制裁

 国民民主連盟(NLD)が圧勝した90年の総選挙結果を軍事政権が無視したり、民主化運動を弾圧したりしたことなどを理由に、米国や欧州連合(EU)などが90年代から実施している。特に03年のアウンサンスーチーさん拘束後に制定された米国のミャンマー制裁法は、ミャンマー製品の全面輸入禁止、ドル送金の禁止、政権高官の対外資産凍結など厳しい内容で、ミャンマー経済に大きな打撃を与えた。

毎日新聞 2012年4月4日 20時40分(最終更新 4月4日 22時27分)

3273名無しさん:2012/04/04(水) 23:49:41
http://www.afpbb.com/article/politics/2869515/8734100?utm_source=google&utm_medium=news&utm_campaign=recommend-rss
連邦議員になるスー・チーさん、日常的課題に追われる?専門家
2012年04月04日 18:03 発信地:バンコク/タイ
【4月4日 AFP】1日に行われたミャンマー連邦議会の補欠選挙で当選した民主化運動の指導者、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さん(66)に大きな期待が集まっている。しかし専門家たちは、スー・チーさんが大きな政治目標ではなく、もっと日常的な課題に取り組まざるを得なくなるかもしれないと語っている。

 軍事政権に対する反体制派の精神的支柱であってきたスー・チーさんはこれから、農民を助け、投資を促進し、軍政の下で約50年に及んだ誤った経済政策からミャンマーを脱出させ、発展させるために、かつての敵ともテーブルに着かねばならないだろう。

 香港大学(University of Hong Kong)のルノー・エグレトー(Renaud Egreteau)准教授(政治学)は「大臣としてであれ、一般議員としてであれ、政治的な駆け引きをする余地は、在野の反対派だったときよりも小さくなるだろう」と語る。

 スー・チーさんが率いる国民民主連盟(National League for Democracy、NLD)が今回の補選で争われた44議席を全て獲得したとしても、軍を後ろ盾に議会で圧倒的な議席を持つ与党・連邦団結発展党(Union Solidarity and Development Party、USDP)の優位は揺るがない。さらに議会の議席の4分の1は、選挙で選ばれたのではない軍高官で占められている。

 しかし20年ぶりの総選挙が行われてからこの半年で、国家予算や医療、中国のエネルギープロジェクトなど多岐にわたる問題を扱ってきた連邦議会にスー・チーさんは初めて議席を持つことになる。

 タイのシンクタンク「Vahu Development Institute」のミャンマー専門家、アウン・ナイン・ウー(Aung Naing Oo)氏は「USDPが支配する現在の議会は非常にエネルギッシュで、この1年で素晴らしい成果を上げてきた。だが議会が取り組む課題は、一般国民が心配するきわめて日常的な問題だ」と言う。そしてスー・チーさんは選挙運動中は民主主義や憲法改正などの大きなテーマをうたってきたが、それよりもむしろ毎日の問題に取り組まなければならないだろうと指摘する。「わが国にとって最も重要なのは経済だが、アウン・サン・スー・チーには経済の実績がない」

■入閣はありか?

 スー・チーさんが政府の要職に就くのかどうかも大きな問題だ。1月、ナイ・ジン・ラット(Nay Zin Latt)大統領顧問はAFPに対し、スー・チーさんが閣僚として指名される可能性はあると語っていた。しかしそうした可能性に言及した政府高官は他にいない上、スー・チーさん本人も3月30日、大臣就任を打診されても、それを受ければ法律上、議席をあきらめなければならないので入閣する意志はないと話している。

 もっともスー・チーさんが、例えば国内の民族紛争などを担当する何らかの役割を引き受けようとする可能性はある。
 
 アウン・ナイン・ウー氏は、どのような役割を選ぶにせよ、スー・チーさんは自分の名声や影響力を用いるだろうが、信念を変えようとしない不屈の性格が問題となる恐れもあると指摘する。「彼女の個性や意思の強さは、一部の人々にとって諸刃の剣のようなものだ。彼女自身が問題になる恐れもある。議会にせよ政府内にせよ、未知の大海の中でどのようにうまく自分らしさを出していくか、それが鍵になるだろう」

 過去にはスー・チーさんが軍政に譲歩しなかったことが、野党と軍政の行き詰まりを招いたと批判されたこともあった。

 しかし、スー・チーさんを政敵と捉えていたタン・シュエ(Than Shwe)前国家平和発展評議会(SPDC)議長は1年前にその地位を退き、新世代の指導部はスー・チーさんにより好意的な姿勢を取っている。

 タイ・チュラロンコン大学(Chulalongkorn University)の政治学者Thitinan Pongsudhirak氏は、「いかなる民主主義も1人の人間の周りに形作られるものではない」と言う。「スー・チーさん個人だけに焦点を合わせるところから、彼女の支持者や彼女を補佐する人たち、彼女の政党、そして与党や現政権を含めたミャンマーの民主主義機構へと考えを広げるところへシフトする必要がある」(c)AFP/Didier Lauras

3274チバQ:2012/04/05(木) 00:02:25
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012040402000099.html
「軍関係者も陰で応援」 当選のNLD元政治犯語る
2012年4月4日 朝刊

3日、ヤンゴンで、インタビューに応じる補選に当選したNLDメンバーの元政治犯、ピョー・ミン・テインさん=寺岡秀樹撮影


 【ヤンゴン=寺岡秀樹】ミャンマー連邦議会の補欠選挙で、圧倒的な勝利を収めたアウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)。ヤンゴンの選挙区で当選したピョー・ミン・テインさん(42)は、人生の三分の一を刑務所で過ごした元政治犯だ。三日、本紙の取材に応じ「国会で真実が勝利すると信じている」と意気込んだ。

 大学二年だった一九九一年、反政府運動に参加して懲役七年の判決を受けた。服役してからも刑務所から手紙を出したなどとして刑期が延長された。釈放されたのは二〇〇五年のことだった。

 刑務所の待遇はひどかった。独房に閉じ込められ、食事はほとんどお湯に近いスープだけのことが多かった。「この国をアメリカや日本のような先進国にしたいという思いがあったから耐えられた」と振り返る。

 スー・チー氏が一〇年に自宅軟禁から解放されたのを機に、NLDに入党。民主化の大切さを市民に啓発していたところ尊敬するスー・チー氏から、出馬するよう頼まれた。

 「選挙区では軍関係者も陰で応援してくれた。いろいろな制約から与党に票を投じたようだ」。選挙に圧勝したものの、NLDは国会では少数派。ピョーさんは「重要なのは数ではなく質だ。国民の支持を得ながら選挙公約を実行する」と力を込めた。テイン・セイン大統領については「彼は改革を望んでいる。われわれは後押しする」と話した。

 スー・チー氏と同じように民主化を願い続けた人生。「政治家になれるとは思ってもみなかった。責任の重大さを自覚している」

3275チバQ:2012/04/05(木) 00:03:20
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120404/mcb1204040505023-n1.htm
ミャンマー 与野党連携カギ2012.4.4 05:00
 1日に投開票されたミャンマー連邦議会補欠選挙(45議席)で、民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チーさん率いる国民民主連盟(NLD)が圧勝したが、他派との連携に失敗した場合、反改革強硬派の動きが活発化する危険性があるとの懸念が識者の間で出ている。

 NLDは補選で44候補のうち43候補が当選したと発表したものの、ミャンマー連邦上・下院(総定数664)の80%を与党・連邦団結発展党(USDP)と軍人が占めており、NLDの議席は10%未満となる。

 シンガポールにある東南アジア研究所(ISEAS)客員研究員、マイケル・モンテサノ氏は、トゥラ・シュエ・マン下院議長について、「優秀な顧問団を抱え、非常に活動的。議会の最大限の活用に関心があるのは明白だ」と指摘。NLD議員が他党議員との関係を議会で構築できるかが重要と語った。

 「ミャンマーネットワーク」会長のデレク・トンキン氏も、特にUSDPとの関係を築くことが、アウン・サン・スー・チーさんにとって最初の課題だとしたうえで、「保守派や強硬派が権力を握り、これまでの成果が全て覆される事態をわれわれは望んでいない」と述べた。

 今回の補選を受け、欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表の報道官は2日、EUの対ミャンマー経済制裁緩和の是非を23日の外相理事会で協議するとの見通しを示した。(ブルームバーグ Daniel Ten Kate)

3276名無しさん:2012/04/05(木) 00:12:25
http://www.cnn.co.jp/world/30006126.html
艾未未氏、自宅に実況カメラを設置 当局の監視を皮肉る
2012.04.04 Wed posted at: 20:15 JST
香港(CNN) 中国の著名芸術家で人権活動家の艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏(54)がこのほど、自宅に自ら実況カメラを設置した。当局による24時間態勢の監視に対し、皮肉を込めた一策だという。

艾氏が昨年、北京の空港で当局に拘束されてからちょうど1年がたつ。3カ月後に身柄は釈放されたものの、脱税容疑で多額の追徴金を言い渡された。

「私の生活は監視の目に囲まれている。電話やコンピューターを監視され、事務所を捜索され、私自身も毎日尾行される。家の前にも監視カメラがある」と、同氏は語る。「それなら自分でもカメラを設置して、私の活動がだれにでも見えるようにしてはどうかと思い立った。そうすれば、当局側にも少しは透明性が期待できるのではないだろうか」

自宅のコンピューターやベッド、中庭に向けた4台のカメラから24時間、専用ウェブサイトを通して実況映像が配信される。サイトはツイッターとも連動していて、同氏の発想や姿勢をたたえる支持者らのメッセージが絶え間なく流れている。

3277チバQ:2012/04/05(木) 22:53:04
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2012/04/70034.php
スー・チー氏の野党圧勝、与党は15年総選挙へ「戦々恐々」
2012年04月05日(木)17時45分
[ヤンゴン 5日 ロイター] ミャンマー連邦議会補選で、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏(66)率いる野党・国民民主連盟(NLD)が大勝。対照的に大敗を喫した旧軍事政権系の与党・連邦団結発展党(USDP)は、戦略の見直しを迫られている。

ミャンマーは2015年に次期総選挙を控える。USDPは、さらなる議席減を防ぐため、党の再生を目指しており、軍事政権が長年にわたって抑圧してきた民主的・大衆的な考えを取り入れる可能性も出てきている。

USDP候補として、スー・チー氏と同じ選挙区から出馬して落選した元軍人のソエ・ミン氏(49)は、「軍人が戦いのあと、自らの姿勢を見直すことは自然なこと。われわれは修正すべきことを修正し、決断すべきことを決断していく」と、次の決戦を見据えて語った。

USDPのテーウ事務局長も「われわれに弱点があるかどうか当然見直すべきだ。国民に政策を知ってもらう必要がある」と、米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の現地語版で強調している。

「ミャンマーの変化は早過ぎではないか」。1日の補選では、NLDが改選45議席中43議席を獲得する圧勝。与党やスー・チー氏を2010年11月まで自宅軟禁下に置いていた元軍司令官らに、このような厄介な問いを投げ掛ける結果となった。また、補選で争われた議席は全体の7%に過ぎないが、NLDの勝利は国民が抱く民主化への期待と同時に、軍の政治参加への拒絶反応が鮮明になった。

<軍に対する宣戦布告>

スー・チー氏が掲げる重要施策の一つは、議席の4分の1を軍人枠に割り当てた憲法の改正だ。3月30日の会見では、「この国の改革は、彼らに対する改革を意味する」ということを軍が理解すべきだと訴えた。

一方、軍のミン・アウン・フライン総司令官は、憲法は政治的なリーダーシップを軍に保証するもので、保護されるべきだと主張。しかし、スー・チー氏の訴えは、これまで国の中心人物であるとの認識を抱いていた軍人らを慌てさせている。

軍事枠議員の1人はロイターに対し、「楽観的とは言えない。落胆している」と心情を吐露。「軍に対する戦争が宣言されたと考える者も出てきている。軍人議員の多くにとって、彼女(スー・チー氏)のスローガンは、今すぐにでも兵舎に戻れと脅されているのに等しい」と話す。

最も可能性の高いシナリオは、混乱を避け改革を継続させるため、軍、USDP、スー・チー氏の間で調整が行われること。ミャンマーは、海外からの投資拡大に向け、経済制裁解除への動きを進めている。そのため、2015年の総選挙後に連立政権が樹立されることが、情勢安定化には最も望ましいとの見方が広がっている。

タイのシンクタンクの専門家、アウン・ナイン・ウー氏も「連立政権の可能性が高い」とした上で、「重要人物の間で協議が行われるだろう。国家建設では失敗の歴史があり、誰も旧来の方法に逆戻りしたいとは思っていない」と指摘した。

3278チバQ:2012/04/05(木) 23:02:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012040502000096.html?ref=rank
ASEAN ミャンマー支援採択
2012年4月5日 朝刊

 【バンコク=杉谷剛】カンボジアの首都プノンペンで開かれていた東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議は四日、欧米によるミャンマーへの経済制裁の即時解除などを求める議長声明を採択し、閉幕した。最大の懸案となっていた南シナ海の領有権問題では、各国の中国への対応に隔たりがあり、具体的な進展は得られなかった。

 AFP通信によると、南シナ海で中国と激しく領有権を争うフィリピンやベトナムは、紛争解決のために法的拘束力を持つ「南シナ海行動規範」の制定を強く主張。規範の草案策定段階から中国が参加することに反対を表明し、タイも賛成した。だが、議長国のカンボジアは中国を参加させたい意向で、双方の溝は埋まらず、草案策定に向けた進展はみられなかった。

 声明は結局、紛争の平和的解決をうたった二〇〇二年策定の南シナ海行動宣言の「重要性を再確認する」にとどまり、加盟国の足並みの乱れが浮き彫りになった。

 各国は一五年のASEAN共同体発足を前に、ミャンマーの経済発展の遅れを懸念しており、会議では協力してミャンマーを支援することで一致。同国の補欠選挙は「自由で公正に行われた」と評価し、声明で「経済制裁の解除はミャンマーの民主化と経済発展に寄与する」と強調した。

 北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルの発射計画では、フィリピン領内に破片落下の恐れがあり、各国は「北朝鮮に自制を求める」と決議した。

3279チバQ:2012/04/06(金) 23:17:44
http://mainichi.jp/select/news/20120407k0000m030046000c.html
中国:保守サイト一斉に閉鎖…薄氏解任後の混乱抑制
毎日新聞 2012年04月06日 20時40分(最終更新 04月06日 21時44分)

 【北京・工藤哲】中国重慶市の共産党委員会書記を解任された薄熙来氏(62)を支持してきた保守系(左派)ウェブサイト「烏有之郷(ユートピア)」など複数のサイトが6日から一斉に閉鎖された。中国当局は、薄氏に関するインターネット上の情報を遮断する言論統制で、解任に伴う混乱を抑える狙いとみられる。

 「烏有之郷」などには、中国共産党の次期最高指導部入りを目指していた薄氏を擁護する意見が多数、投稿されてきた。現在、サイトは閲覧できないが、運営者が書いたとみられる談話が掲載されている。

 談話によると、北京市公安局などが「サイトの内容は憲法に違反し、国の指導者を悪意を持って攻撃し、秋の共産党大会の情報をみだりに流した」と批判し、「6日正午から1カ月間の閉鎖」を通告してきたという。サイトには「具体的な憲法違反の証拠を示すよう(当局に)求めたが、話し合いは打ち切られた」と書き込まれている。

3280チバQ:2012/04/06(金) 23:18:28
http://www.worldtimes.co.jp/w/korea/korea2/ku120406.html
保守の牙城・釜山に異変?−韓国総選挙
与党・朴槿恵氏5回目の訪問へ
 長く圧倒的な保守支持の土地柄として知られてきた韓国南東部の釜山市。だが今回の総選挙では左派系野党がその厚い壁に風穴を開けつつある。釜山で何が起きているのか現地ルポする。
(釜山・上田勇実、写真も)
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有権者と握手を交わすセヌリ党の孫受祚候補(左)=4日、釜山市沙上区
有権者と話を交わす民主統合党の文在寅候補(右)=3日、釜山市沙上区
 今回の総選挙は首都圏をはじめ大混戦模様で、選挙戦終盤に入り各党とも浮動票をターゲットに遊説活動などに総力を挙げているが、単純な票取り計算とは別の意味で注目を集めている選挙区がある。釜山だ。
 ここは前回の2008年総選挙で2選を果たした第1野党・民主統合党の趙慶泰議員(沙下区乙)を除けば、全てが与党セヌリ党(旧ハンナラ党)の地盤。だが今回、有力な大統領候補の一人に数えられている民主統合党の文在寅・盧武鉉財団理事長(59)が与党現職の不出馬宣言を契機に沙上区に出馬したことで様相が変わった。

 民主統合党釜山市党の朴鍾萬事務処長はこう指摘する。

 「地域経済が期待したほど活性化せず、有権者には保守支持への疲労感や失望感がある。その半面、盧武鉉前大統領の国政運営への評価は釜山でも肯定的。盧前大統領と同様に弁護士時代に釜山で活動し、盧政権で大統領秘書室長を務めた文候補が好感を持たれるのは自然のことだ」

 沙上区で有権者に聞くと「公認さえもらえば当選と考えてきたセヌリ党候補ではなく、今回は文在寅候補に入れる」(60代男性商店主)、「心の中では保守を応援してきたが、投票所にはずっと行かなかった。でも文候補なら物価を下げてくれそうなので投票する」(30代主婦)など、確かに与党に手厳しい声が返ってきた。

 文候補の対抗馬で20代の女性として脚光を浴びたセヌリ党の孫受祚候補(26)は、若さが売りものだが、公言した内容を破り支持率が伸び悩んでいる。市場でのあいさつ回りでは有権者と交わす言葉数も少なく、信頼回復には時間がかかりそうだった。

 釜山には東西地域格差の問題があり、今回、民主統合党は開発が遅れ、反政府感情が比較的強い西部を重点的に攻略。ここに文候補をはじめ俳優出身で熱烈な盧武鉉ファンである党最高委員の文盛瑾候補や盧政権時代の青瓦台秘書官など、盧前大統領の「効果」にあやかるような候補たちを次々に投入した。市西部を流れる洛東江に沿った地域であるため「洛東江ベルト」と称し、ここでの必勝を目指している。

 直近の世論調査によると文・趙両候補が大差で優勢、文盛瑾候補も僅差ながらリード。民主統合党が釜山での勝利宣言のラインとみなす4〜5議席に手が届く可能性も出てきた。

 保守の牙城に風穴を開けようという左派系野党の善戦ぶりに与党も危機感を抱いているようだ。勝って当然の釜山では「18議席のうち3議席失ったら負け」(崔炳文セヌリ党釜山市党広報部長)だ。総選挙の陣頭指揮に立つ朴槿恵元セヌリ党非常対策委員長(60)は、2月末以降既に4回も釜山を訪問し、今週末には最後の訪問で応援遊説をすると予想されている。

 朴委員長が応援遊説した選挙区では、その直後の候補支持率が数%上昇するという「絶大な影響力」が証明済みだ。ただ、ここまで肩入れするのは「自分の大統領選にとっても釜山で議席を失うのは致命的とみているから」とする見方もある。

3281チバQ:2012/04/08(日) 19:19:33
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120407/kor12040708540001-n1.htm
保守牙城の釜山に異変 「盧武鉉の風」再び
2012.4.7 08:49 (1/2ページ)

有権者と握手するセヌリ党の孫受祚候補(左)(加藤達也撮影)
 11日投開票の韓国総選挙は、各地で与野党が接戦を展開する中、終盤を迎える。今回特に注目されているのが、韓国第2の都市、南東部の釜山だ。伝統的に圧倒的な保守地盤だったが、盧武鉉(ノムヒョン)前政権の流れをくむ最大野党・民主統合党が、かつて盧武鉉前大統領を支え12月の次期大統領選挙の有力候補に挙げられる候補らを大量投入。“盧武鉉の風”で与党・セヌリ党を揺さぶっている。(釜山 加藤達也)


女刺客


「がんばります。よろしくお願いします」

 4日午後2時。幅5メートルほどの曲がりくねった路地の両側に海産物、日用品や食品を扱う店が軒を連ねる釜山市沙上(ササン)の旧毛羅市場に、女性の声が響く。セヌリ党の孫受祚(ソンスジョ)候補(27)だ。

 「女刺客」。身長155センチと小柄で若い孫氏を、韓国メディアは、2009年の衆院選で自民党の久間章生元防衛相を破った民主党の福田衣里子氏になぞらえてこう呼ぶ。

 長らく“保守王国”と呼ばれてきた釜山・慶尚南道地域。しかし、2002年の大統領選で地元出身の革新系候補、盧武鉉氏が当選し、全国的な“盧武鉉フィーバー”が起きた。現在は市内18の選挙区のうち、民主統合党の現有議席は趙慶泰(チョギョンテ)氏のただ1つ。保守の地盤は依然、守られている。

 ただ、今回の選挙で、様相は変わった。民主統合党は、盧前大統領の秘書室長で次期大統領選の有力候補と目される弁護士、文在寅(ムンジェイン)氏(59)を沙上選挙区に投入、セヌリ党が送り込んだ「女刺客」を上回る勢いで、趙慶泰氏に続く釜山の2議席目をほぼ固めている。

 民主統合党釜山支党の朴鍾萬事務処長は「暮らしを苦しくした現政権への怒りと、釜山でも評価が高い盧武鉉政権にかかわった候補なら変えてくれるかもしれない−という期待感が追い風」と分析する。2議席に加え「接戦の5選挙区で1つでも上乗せしたい」と自信を見せる。


生活悪化


韓国では、ウォン安などで輸出型大企業を優先した李明博政権の経済政策の結果、物価高と生活水準の悪化が進んだとして批判が噴出。選挙戦では与野党ともに責任追及と、福祉や生活者重視の政策への転換を訴えている。

 釜山では地域の両極化が際立っている。海水浴場で知られる海雲台(ヘウンデ)など、80階を超す超高層マンションが林立し繁栄する東部に比べ、西部の河川、洛東江沿いは「開発から取り残された負け組地帯」(地元商店主)だ。文、孫両氏が激突する沙上はその中心に近い。

 3日夕、沙上の商店街に文氏の姿があった。保守の土地柄、名刺を差し出す運動員を無視する住民もいるが、文氏の著書を手にサインを求める人も目立った。20〜60代の幅広い層に受け入れられているようだ。花卉店経営の60代男性は「これまでハンナラ(現セヌリ)党に入れてきたが、文氏に入れる」と言う。

 セヌリ党釜山支党の崔炳文広報部長は「民主統合党の優勢は現政権の失政の余波。取りこぼしを2議席に抑えたいが、市民の選択ならば反省し刷新しなければ」と危機感を隠さない。

3282チバQ:2012/04/08(日) 19:21:07
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012040702000097.html
弾圧と闘い夢結実 結成24年ミャンマーNLD
2012年4月7日 朝刊

4日、ヤンゴン市内のNLD本部で、結成以来の党員であるナイン・ナインさん(左)と、入党したばかりのリン・サンダー・トゥンさん=寺岡秀樹撮影


 【ヤンゴン=寺岡秀樹】ミャンマーの連邦議会補選で圧勝したアウン・サン・スー・チー氏(66)率いる国民民主連盟(NLD)。一九八八年の結成から二十四年。軍事政権の弾圧と闘い続けた歴史だった。最近は若者の入党も増え、新たな時代を迎えた。

 「当局は令状なしにメンバーの身柄を次々と拘束した」。結成当時からの党員で、ヤンゴン管区議長のナイン・ナインさん(71)は九〇年の総選挙を振り返った。

 選挙でNLDは勝ったが軍政は政権を渡さず、ナインさんを含む百人以上の身柄を拘束した。それ以降、軍政は、事あるごとにNLDの活動を妨害。今のテイン・セイン政権下でも党幹部らは尾行や監視を受けた。

 結成当初からの党員の平均年齢は約六十五歳。それでも屈しなかったのは、スー・チー氏に負うところが大きい。ナインさんは「この国に変革をもたらす能力を備えた人」と手放しで称賛した。

 NLDは二〇一〇年の総選挙をボイコット。軍政に有利な選挙制度に反発したためだが、一部メンバーは参加を主張し、別政党を立ち上げた。民主化運動が下火になるともささやかれたが、補選では全国で圧倒的な支持を受けた。選対本部長のニャン・ウィンさん(69)は「民主化実現に向けた大きな転機になる」と胸を張った。

 最近は政府の締め付けが緩くなったこともあり若者の入党が増えている。「スー・チーさんが大好きだし、NLDは正しいと信じている」と今年入党した女性のリン・サンダー・トゥンさん(18)。「党員のこれまでの苦労があるからこそ、今のNLDがある。私たちはその思いを引き継いでいきたい」

3283チバQ:2012/04/08(日) 20:25:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120407-00000018-rcdc-cn
異常状態のネット検閲、垣間見える中国共産党内部の権力闘争―中国
Record China 4月7日(土)20時51分配信


拡大写真
6日、BBC中国語版は記事「ネット封鎖と解禁が暴露した、中国共産党内部の激烈な権力闘争」を掲載した。写真は中国マイクロブログ大手・新浪微博の通知。3月31日から4月3日にかけ、デマ排除のためコメント機能が停止された。

2012年4月6日、BBC中国語版は記事「ネット封鎖と解禁が暴露した、中国共産党内部の激烈な権力闘争」を掲載した。

【その他の写真】

先日、王立軍(ワン・リージュン)前重慶市副市長が米領事館に逃げ込む事件が起きて以来、中国のネット検閲は異常状態に突入している。天安門事件、趙紫陽、法輪功などこれまで検閲対象だった語句が一時的に検索可能になった。また薄煕来(ボー・シーライ)前重慶市党委書記をめぐるさまざまな推測がネットにあふれ、その後の厳しい取り締まりへとつながった。

こうしたネット検閲のほつれは断続的に繰り返されている。4月6日には「生きた人間からの臓器摘出」関連の情報がネットで表示されるようになった。その多くは法輪功関連の情報だ。

北米華字ニュースサイト・博訊網は、ネット検閲のほつれは薄煕来氏に近い勢力による反撃だとの北京消息筋の情報を報じている。北京在住の政治学者・陳子明(チェン・ズーミン)氏も同様の意見だ。別のアナリストもまた、中国のネット検閲の異常現象は中国共産党内部の権力闘争が日増しに激しくなり、しかも以前のように隠されなくなったことの現れではないかと指摘している。(翻訳・編集/KT)

3284名無しさん:2012/04/08(日) 20:25:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120407-00000042-mai-cn
<中国>薄熙来氏解任騒動、臆測呼ぶ英国人の死
毎日新聞 4月7日(土)13時23分配信

 【北京・工藤哲】中国の最高指導部入りを目指していた中国重慶市トップで共産党委員会書記を解任された薄熙来(はく・きらい)氏(62)の騒動で、薄氏の家族との関係が深かったとされる英国人の死因を巡り、謎が深まっている。一連の騒動の引き金になった可能性もあり、欧米メディアの関心を呼んでいる。英国政府は死因の真相解明を中国政府に求めるなど、中英の外交関係に影響する可能性もある。

 不審な死が伝えられているのは、英国人の男性ビジネスマン、ネイル・ヘイウッド氏(41)。昨年11月に重慶市内のホテルで死亡した。米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、ヘイウッド氏は英国の情報機関とつながりのあるビジネス情報企業で勤務し、薄氏の大連市長時代(1993〜2001年)から親交を持っていた。

 ヘイウッド氏が、薄氏の息子の英国留学の世話をしたことから一家と関係が急速に深まり、弁護士の資格を持つ薄氏の妻と、ビジネス上の関係を持つようになった。薄氏の政治的地位が上がると、妻はヘイウッド氏に、薄一家へ公私にわたる忠誠を示すよう要求、中国人の妻と離婚するよう迫った。しかし、ヘイウッド氏は拒んだため、妻との関係が急速に悪化。ヘイウッド氏は死亡前の数カ月、知人に身の危険を訴えていたという。

 死因について、当局は当初、アルコールの過度の摂取としていた。しかし、ヘイウッド氏の酒量は少なかったことから、副市長で薄氏の側近だった王立軍(おう・りつぐん)氏が、死因について毒殺との見方を示し、ヘイウッド氏と妻とのトラブルについて薄氏に苦言を呈し、両者の関係が悪化。王氏はその後、四川省成都市の米総領事館に駆け込み、騒動が表面化した。

 ヘイウッド氏の死因の調査状況について、米メディアなどは強い関心を示し、中国外務省の記者会見で再三質問をしているが、外務省の報道官は毎回回答を避けている。

 また、中国紙は今月、建材や金融、プロサッカー事業などを幅広く手がけ薄氏と関係が深い大連市の実業家が中央規律検査委員会の調査を受けていると伝えた。この実業家は、かつて富豪の10傑にも入ったことがある。

 ◇米総領事館駆け込み事件

 中国重慶市トップだった薄熙来氏の元腹心で重慶市の王立軍副市長が2月2日、兼務していた公安局長を解任され、4日後に四川省成都の米総領事館に駆け込んだ。薄氏は秋の共産党大会で最高指導部入りを目指していたが、3月15日、共産党委書記を突然解任された。政府は薄氏支持の保守系サイトを削除するなど神経をとがらせている。

3285チバQ:2012/04/09(月) 18:53:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120409-00000009-yonh-kr
総選挙まで2日 勝負どころ・首都圏攻略に総力戦
聯合ニュース 4月9日(月)11時59分配信

 【ソウル聯合ニュース】韓国総選挙(国会議員選挙、11日投開票)を2日後に控え、与野各党が勝負の行方を左右する首都圏の攻略に総力を挙げている。
 与党セヌリ党の選挙対策委員長を務める朴槿恵(パク・クンヘ)非常対策委員長は9日、ソウル市の永登浦や陽川をはじめ、京畿道、仁川市の計11選挙区で支持を訴える。
 最大野党の民主統合党は、韓明淑(ハン・ミョンスク)代表がソウル市の松坡や冠岳などのほか、京畿道、仁川市、忠清南道の16区で応援演説に立つ。孫鶴圭(ソン・ハクキュ)常任顧問もソウル市と京畿道を回る。
 首都圏には有権者の半分以上が居住。全選挙区数の45.5%にあたる112区がある。このうち約50区が激戦区となっている。

3286チバQ:2012/04/09(月) 21:29:06
>>3226-3227>>3232>>3239-3241>>3253>>3279>>3283-3284
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120409/chn12040909260000-n1.htm
薄氏解任劇「点と線」結ぶ妻 変死英国人と愛人関係?
2012.4.9 09:21 (1/3ページ)[アジア・オセアニア]
 今秋の党大会で指導部が交代する中国の政界を揺るがす、重慶市トップの薄(はく)煕(き)来(らい)共産党委員会書記(62)の解任問題。真相が明かされず、臆測が臆測を生んでいるが、ここにきて薄氏の妻で弁護士の谷開来氏(51)が疑惑の中心に浮上してきた。親交の深かった英国人ビジネスマンの不審死や、弁護士の地位を利用した不正疑惑との関連が取り沙汰され、薄氏の解任に関係している可能性が高い。

 共同通信によると、昨年11月、英国人ビジネスマンが重慶市のホテルで死亡しているのが見つかった。中国人の妻を持つニール・ヘイウッド氏=当時(41)。公安(警察)当局は過度のアルコール摂取が死因と判断して検視もせずに火葬したが、ヘイウッド氏は禁酒主義者であったことから不審死の疑いが出た。


隠蔽図り圧力か


 

 ヘイウッド氏は薄氏が遼寧省大連市長を務めていた1990年代に大連市で谷氏と知り合い、薄氏の息子、瓜瓜氏(24)=現在は米ハーバード大学院生=の家庭教師をしたり、英オックスフォード大学への留学を世話したりする中で谷氏と親交を深めた。だが、ヘイウッド氏の死去数カ月前から2人の関係は悪化。米紙ウォールストリート・ジャーナルなどによると、ビジネス上のトラブルとの見方のほか、抜き差しならぬ愛人関係がこじれたとの情報もあり、ヘイウッド氏は周囲に「身の危険」を打ち明けていたという。

 王立軍・元重慶市副市長の米国総領事館駆け込み事件をめぐる党の暫定報告書は、薄氏が「家族の関わる事件の隠蔽(いんぺい)を図り、王氏に圧力をかけた」ことが事件のきっかけだったと指摘しており、谷氏がヘイウッド氏の不審死に関わっていた可能性がある。疑惑について公安局長として部下から報告を受けた王氏は、ヘイウッド氏の死因は毒殺と確信し、1月下旬に薄氏に「あなたの家族が関わる重大事件があり、捜査員がプレッシャーを感じて辞職を申し出ている。適切に処理してほしい」と報告したとされる。

 2月になって薄氏は王氏の公安局長の職を解くとともに、側近らを動員し家族の捜査に関わった捜査員らを次々と拘束しており、王氏は薄氏の隠蔽工作に身の危険を感じ、米総領事館を訪れて亡命申請をしたという筋書きが浮ぶ。


「威光で顧問料集め」


 

 「私も妻も、いかなる個人的な財産も持っていない」。解任される前の記者会見で薄氏は訴えたが、大連市長時代の薄氏の醜聞を報道したことなどから国家機密漏洩(ろうえい)罪で服役した香港紙、文匯報の元大連駐在記者、姜維平氏=カナダ在住=は「全くのうそ」と言い切る。谷氏は北京で弁護士28人を擁する開来法律事務所の所長を務めるが、姜氏は「(谷氏は)法廷には全く姿を現さない弁護士。専ら夫の威光を借り、企業から顧問料名目で多額の現金を集めていた」と指摘する。昨年には、息子の瓜瓜氏が米国で真っ赤なフェラーリを乗り回していると香港紙で報じられ、国民のひんしゅくを買っている。

 今回の「事件」を、胡(こ)錦(きん)濤(とう)国家主席(69)を中心とした共産主義青年団派は、薄氏が中心人物である太子党(党高級幹部の子弟グループ)派の弱体化に利用した。ただ、中国指導部はほぼ例外なく、役得ビジネスなど皆すねに傷を持っているのが実態だ。薄氏の解任後、谷氏も拘束され、夫と同様に当局の調査を受けているとされるが、権力闘争の中で共青団派が探る落としどころが注目される。



 米総領事館駆け込み事件 中国・重慶市は2月初め、市トップの薄煕来共産党委員会書記の側近で、暴力団一掃に取り組んだ王立軍副市長について、兼任していた公安局長を解任する人事を発表。直後の2月6日に王氏が四川省成都の米総領事館に駆け込んでいたことが判明、王氏の亡命申請説が出た。王氏は中国当局による説得の末、総領事館を出たが、その後、当局の取り調べを受けているとされる。最高指導部である党政治局常務委員会入りが有力視されていた薄氏は3月15日、解任が発表された。王氏が総領事館へ駆け込んだ理由や薄氏が解任された理由は明かされていない。(SANKEI EXPRESS)

3287チバQ:2012/04/09(月) 21:57:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120409/chn12040917540002-n1.htm
民進党主席選の候補者届け出始まる 台湾
2012.4.9 17:53
 5月27日に投開票される台湾の最大野党、民主進歩党(民進党)の主席選に向けて9日、立候補者の届け出が同党本部で始まり、元台南県長(県知事)の蘇煥智氏が登録した。受け付けは13日までで、元行政院長(首相)の蘇貞昌氏や、元行政院副院長の呉栄義氏らが出馬の意向を示している。(台北 吉村剛史)

3288チバQ:2012/04/09(月) 21:58:32
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120409-OYT1T00936.htm
正恩氏、最高権力ポストへ…重要行事週間幕開け


北朝鮮
 【ソウル=中川孝之】北朝鮮で、朝鮮労働党の重要行事などが集中する1週間が幕を開けた。

 金正恩(キムジョンウン)氏(29)が、父の金正日(キムジョンイル)総書記死去で空いた最高権力ポストに就く見通しで、祖父の金日成(キムイルソン)主席の生誕100年記念行事が締めくくりとなる。

 人工衛星打ち上げと称して12〜16日に行うと予告した長距離弾道ミサイル発射も国威発揚の狙いがある。

 朝鮮中央通信は9日、党代表者会(11日)を前に各地方の出席者が平壌入りしていると報じ、国営メディアは「正恩体制確立」キャンペーンを始めている。

 代表者会は、1980年を最後に開かれていない党大会に代わる党最重要会議で、党機関紙の労働新聞が「(正恩氏を)党の首位に頂く」と主張するなど、正恩氏が総書記や党中央軍事委員会委員長に就任するとの見方が強まっている。

(2012年4月9日21時13分 読売新聞)

3289とはずがたり:2012/04/10(火) 17:30:11

「正恩氏を党の首位に」=総書記就任示唆か−北朝鮮機関紙
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012040500370

 【ソウル時事】朝鮮通信(東京)によると、北朝鮮労働党機関紙・労働新聞(電子版)は5日、党代表者会に関する社説で、「金正恩同志を党の首位に頂いて、わが党を組織的、思想的に強化するのは、主体、先軍革命偉業の勝利のための決定的保証となる」と言及した。
 労働党規約では「総書記は党の首班」と規定されており、11日の党代表者会で正恩氏が党総書記に就任することを示唆した可能性がある。(2012/04/05-11:35)

3290チバQ:2012/04/10(火) 21:51:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120410/kor12041018140013-n1.htm
「北」情勢にも大きな影響 韓国総選挙、保守の危機
2012.4.10 18:13 (1/2ページ)

総選挙で遊説するセヌリ党の朴槿恵選挙対策委員長(左)と民主統合党の韓明淑代表=10日、ソウル(共同)
 【ソウル=黒田勝弘】韓国の総選挙は11日、与野党接戦が伝えられる中、投票が行われる。野党陣営が勝利した場合、今後の韓国と北朝鮮の関係や日米韓協力体制など、朝鮮半島情勢にも重大な影響が予想される。

 韓国での親北・左派勢力の野党勝利は、金日成誕生100年で金正恩体制固めを急ぐ北朝鮮に対する“祝賀メッセージ”になる。年末の大統領選でも親北・左派勢力による政権奪回につながる可能性が強く、保守陣営には危機感が高まっている。

 与野党は選挙最終日の10日、地域区246議席の半分近い112議席を占め、勝敗の決め手になるソウル首都圏で遊説合戦を展開した。とくに与党セヌリ党(旧ハンナラ党)は朴槿恵選対委員長を先頭に巻き返しに必死だが、北朝鮮は彼女を「極悪な対決狂信者」(9日の労働新聞)と名指しの非難を繰り返し、こちらは野党支援に懸命だ。

 韓国国会はこれまで保守のセヌリ党が過半数を占めてきた。しかし各世論調査によると今回、過半数(151議席)割れは確実な情勢。代わって最大野党の民主統合党が第1党になり、協力関係にある急進派の統合進歩党を合わせた野党陣営が過半数を占める勢いだ。

 選挙では“ロケット打ち上げ”など北朝鮮問題や外交問題はほとんど争点になっていない。辛うじて米韓自由貿易協定(FTA)をめぐって賛成の与党と反対の野党が対立している。

 しかし野党陣営はもともと、反米・反日・親北の色合いが強い。とくに対北朝鮮政策では金大中・盧武鉉政権を受け継ぎ支援・協力・交流推進を強く主張。北朝鮮による韓国哨戒艦撃沈や延坪島砲撃などの“軍事挑発”についても、北朝鮮と対話しない李明博政権に責任があるとしてきた。

 日米など国際社会による対北制裁にも批判的だ。

 李明博政権の任期は実質的には大統領選がある年末までだが、国会が野党過半数になった場合、政権運営はマヒ状態となる。野党陣営は米韓FTA破棄・再交渉を主張しており対米関係悪化は避けられない。北朝鮮をめぐる日米韓協力体制も足を引っ張られそうだ。

 保守派は今回の選挙で保守系諸派が乱立し、保守票が分散することにもイラ立ちがある。野党陣営が統一候補など選挙協力で接戦に勝とうとしているのとは対照的で、危機感は深い。

3291チバQ:2012/04/10(火) 21:51:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120410/kor12041000270002-n1.htm
韓国総選挙 11日投開票 与野党激戦、過半数困難
2012.4.10 00:25 (1/2ページ)[韓国]

韓国総選挙の不在者投票をする軍人ら=5日午前、ソウル市内(共同)
 【ソウル=加藤達也】12月の大統領選の前哨戦とされる韓国の総選挙(定数300、小選挙区246、比例54)は11日、投開票される。保守系与党のセヌリ党(旧ハンナラ党)と最大野党の民主統合党(旧民主党)は選挙戦終盤を迎え、各地で接戦を展開している。投票は午前6時から午後6時まで全国1万3470カ所で行われ、深夜には大勢が判明する見通し。

 小選挙区にはセヌリ党から230人、民主統合党から210人が出馬、無所属や少数政党候補と約4200万人の有権者に信を問う。

 選挙戦では与野党とも、国民の貧富の格差を広げたたとして李明博政権への批判を展開、福祉推進などを公約に掲げる。中盤に入り国務総理室による組織的な国民監視・調査疑惑が発覚。現政権、盧武鉉前政権の関与が明るみに出て、情勢は一層混迷している。

 9日付の韓国紙、中央日報の世論調査では、支持率はセヌリ党30%、民主統合党29%と拮抗(きっこう)している。しかし、セヌリ党は現有165議席を大幅に割り込む見通しで、民主統合党とともに単独過半数の確保は困難な状況だ。このため選挙後の国会では、二大政党がともに無所属や少数政党との連立や政策協調を模索することになりそうだ。

 一方、有権者の間では既成政党離れや政治への不信が進んでおり、投票率にも注目が集まる。20〜40代では簡易ブログのツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で投票を誘い合わす傾向が強く、選挙結果への影響も関心を集めている。

3292チバQ:2012/04/10(火) 21:52:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120410-00000071-reut-int
焦点:韓国総選挙、ツイッター世代の後押しで野党勝利の可能性も
ロイター 4月10日(火)14時27分配信


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4月9日、韓国で11日投開票される総選挙は、世論調査では与野党が接戦を繰り広げると予想されているが、40歳代未満の若者やソーシャルメディアの後押しを受けた野党の左派勢力が勝利を収める可能性も。写真はツイッターの画面。2009年10月撮影(2012年 ロイター/Mario Anzuoni)

[ソウル 9日 ロイター] 韓国で11日投開票される総選挙は、世論調査では与野党が接戦を繰り広げているとされる。しかし蓋を開けてみれば、40歳代未満の若者やソーシャルメディアの後押しを受けた野党の左派勢力が、予想外の勝利を収める可能性がある。

従来の世論調査は固定電話所有者の意見を反映しているが、韓国で有権者人口の37%を占める20歳代と30歳代で固定電話を使っている人はごくわずかだ。

固定電話よりもサムスンの「ギャラクシー」や米アップルの「iPhone(アイフォーン)」といったスマートフォン(多機能携帯電話)を使うような若い世代は、総じてリベラル思考で、スマートフォンを通じてインターネットで意見を表明したり、広めることが多い。

政権与党で保守勢力のセヌリ党(旧ハンナラ党)がネットでの不人気を挽回するために起用したコンピューター専門家のLee Jun-seokさん(27歳)は「ネットで表明される意見では、われわれに好意的なのが約2割で、残り8割は反対派。何かセヌリ党を擁護する発言をすれば、すぐに叩かれるような状況だ」と話した。

短文投稿サイトのツイッターにおいて、人気政治家ベスト5は左派が独占。ウェブサイトのコリアンツイーターズ・コムによると、保守勢力で最有力の次期大統領候補である朴槿恵氏の人気は第8位にとどまっている。

3月26日─30日に行われた従来の方法に基づく世論調査によると、与党支持が39.8%だったのに対して、最大野党の民主統合党支持が30.5%、同党と連立を組む統合進歩党が8.1%となった。

こうした世論調査では、昨年末に野党より支持率が低かった与党が勢力を盛り返したことがうかがえるが、それは誤りだと専門家は主張する。

調査機関コリア・ソサエティ・オピニオン・インスティテュートのYoon Hee-woong氏は「無作為抽出方式による固定電話での調査は、若者や帰宅が遅い勤労者、固定電話回線のない世帯を対象外にしている」と述べた。

一方、韓国は中国に次ぐ世界第2位のブログ大国であり、シンガポール経営大学の調査では、ツイッターの使用頻度は世界平均の2倍に達している。そして韓国政府は現在、ソーシャルメディアによる選挙運動を解禁しているので、ツイッターなどのソーシャルメディアは大きな影響力を持っている。

ツイッターにおける左派の有力発信者グループの1人で、約29万人のフォロワーを抱えるコメディアン、金美花(キム・ミファ)さん(47歳)は「ツイッターではわれわれは会話の花を咲かせているが、これは規制できない類のことだ」と語る。

昨年行われた首都ソウルの市長選においては、無所属の朴元淳(パク・ウォンスン)氏が保守勢力の牙城を突き崩して当選したが、キムさんなどの有力発信者が勝利に貢献した。

3293チバQ:2012/04/10(火) 21:53:11
<主流メディアへの対抗勢力>

ソーシャルメディアは、韓国経済を牛耳るいくつかの巨大複合企業にほぼ支配されている主流メディアへの対抗勢力という役割も果たしている。

このソーシャルメディアが、所得格差拡大などの問題を懸念している若い有権者を、米韓自由貿易協定への反対や大企業への規制を標榜する民主統合党の下に結集させる可能性がある。

野党側がソウル市長選で若い有権者を動かすことに成功したのを目の当たりにして動揺した与党は、ソーシャルメディアに適応する資質を高めようという対抗策を打ち出したが、苦戦をなめている。

その与党に起用されたコンピューター専門家のLeeさんは、ツイッターがこれほど利用されている理由の一つとして、投稿文字数140字という制限が、英語よりもいろいろ書き込める韓国語に合っている点を挙げた。

Leeさんは「英語では基本的に、(投稿動画サイトの)ユーチューブをチェックしてと誰かに伝えることしかできないが、韓国語なら投稿内容だけでなく、感想まで書くこともできる」と指摘した。

<影響力は増大の一途>

今回の総選挙は、12月に予定される大統領選挙の実質的な予行演習と言える。本番の大統領選では、ツイッターを利用する左派がネット空間から実際の政治権力の場へとつながる鍵を開けることができるかどうかが試されるだろう。

朴元淳ソウル市長の側近で、現在は市長の新たなメディア戦略について助言を行っているYu Chang-ju氏は、12月の大統領選挙までにツイッター利用者は倍増して約1000万人と、全人口のほぼ5分の1に達すると予想している。

嶺南大学のHuh Chang-deog教授(社会学)は「ツイッターは多くの穏健な韓国人にとって、富裕層や現政権、与党に対して怒りの矛先を向けるための一つの手段だ。今年の選挙は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の利用者と、それ以外の人々の対決になるだろう」と述べた。

コメディアンの金美花さんは、ツイッターには政治家の評判を一瞬にして高めたり、逆にがた落ちさせる力があると主張する。

金さんは「政治家はSNSにより大きな恐れを抱くようになり、発言や行動に注意するだろう」と語った上で、昨年の「アラブの春」をもたらす役割を果たしたチュニジアにおける抗議行動に触れて「わたしが希望しているのは、ツイッターを通じて『ジャスミン革命』のような大きな社会変革が起きることだ」と話している。

(Jack Kim、Ju-min Park 記者)

3294名無しさん:2012/04/10(火) 22:20:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120410-00000095-mai-int
<北朝鮮>高揚感広がる…国家的重要行事続く
毎日新聞 4月10日(火)21時4分配信

 【北京・米村耕一】北朝鮮では11日の朝鮮労働党代表者会や12〜16日予告の「人工衛星打ち上げ」に続き、13日には最高人民会議(国会)、15日の金日成(キム・イルソン)国家主席生誕100周年と国家的重要行事が控える。新指導者の金正恩(キム・ジョンウン)氏が党や国の最重要ポストに就任する見通しとなり、北朝鮮では日増しに高揚感が広がっている。

 10日付党機関紙「労働新聞」は1面トップで、9日に平壌で開かれた金主席と金正日総書記の大きなモザイク壁画の完工式を大きく取り上げた。

 代表者会で正恩氏が総書記に就任した後、最高人民会議では国家機構トップである国防委員長に就く可能性が高く、金総書記死去以後続けられた権力継承作業が大きな節目を迎えることになる。

 代表者会では、正恩氏の側近人事も発表される可能性が高く、既に国営メディアの報道でも党内序列の変動が示唆されている。

 ラヂオプレス(東京)によると、朝鮮中央放送が10日に金総書記の国防委員長就任19周年記念中央報告大会の出席者名簿を読み上げた際、崔竜海(チェ・リョンヘ)書記が3番目、金正角(キム・ジョンガク)軍総政治局第1副局長が5番目に登場した。昨年12月19日に公表された金総書記の葬儀委員会名簿の序列では、崔竜海氏は18番目、金正角氏は24番目だったため、今回の代表者会を前に党内序列が大幅に変更された可能性がある。

 代表者会開催は10年9月以来。党の重要人事を決める党大会は80年10月以来開かれておらず、今後は代表者会が取って代わる可能性もある。

 一連の行事を締めくくる生誕100周年記念日の前後には、芸術祭典などの行事が計画されており、北朝鮮国内は祝賀ムード一色になるとみられる。朝鮮中央通信は9日、祝典や芸術祭典に参加する各国の代表団や、芸術団、サーカス団が相次いで平壌に到着したと報じた。15日の祝典には日本からも100人近くが参加するとされている。

3295名無しさん:2012/04/10(火) 22:24:53
>>1817>>1855
>>1864
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120410-00000155-jij-int
崔竜海氏の序列、一気に昇格=党代表者会で重責か―北朝鮮
時事通信 4月10日(火)21時56分配信

 【ソウル時事】北朝鮮メディアは10日、平壌で9日に行われた金正日総書記の国防委員長就任19周年の中央報告大会を伝える報道で、崔竜海党書記(政治局員候補)(62)を金永南最高人民会議常任委員長、崔永林首相に次ぐ3番目に紹介した。金永南、崔永林両氏と、4番目に紹介された李英鎬軍総参謀長はいずれも序列2〜4位の政治局常務委員で、崔竜海氏の扱いは破格。11日の労働党代表者会で常務委員など重責に就く可能性がある。
 韓国の鄭成長・世宗研究所首席研究委員は「政治局常務委員に内定していなければ、このような序列は考えにくい」と指摘した。
 崔竜海氏は2010年9月の党代表者会で、党書記、政治局員候補、党中央軍事委員に抜てきされた。故金総書記の義弟、張成沢国防委員会副委員長と近く、党でのキーマンとみられてきた。勤労団体担当の書記として、金日成社会主義青年同盟などへの指導を通じて正恩体制確立に寄与してきたとされる。

3296チバQ:2012/04/11(水) 07:29:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012041100008
薄熙来氏が完全失脚=前重慶トップ、政治局員解任−英国人死亡、妻に殺人容疑・中国
 【北京時事】中国共産党中央は、3月に重慶市党委員会書記の職を解かれた薄熙来氏(62)が重大な規律違反に関与したとして政治局員と中央委員の職務を停止し、事実上解任した。国営新華社通信が10日夜伝えた。今秋の共産党大会で最高指導部・政治局常務委員会入りが有力だった薄氏は完全に失脚。党中央規律検査委員会が薄氏の汚職などを本格調査する方針で、薄氏の政治生命は絶たれることになった。
 薄氏の妻で弁護士の谷開来氏についても、英国人男性の死亡事件に関わった疑いが浮上。中国公安当局は故意殺人容疑が固まったとして司法機関に送致した。
 薄氏は、元腹心の王立軍前副市長が2月初旬に米総領事館に駆け込んだことへの指導責任を問われたとみられる。党中央は、王氏が機密情報を米側に提供したことを重視しているもようだ。(2012/04/11-01:11)


http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012041100059
薄氏、妻への捜査妨害の疑い=夫婦で利権得るも転落−中国
 【北京時事】中国重慶市トップの共産党委員会書記を解任され、10日に党政治局員の職務停止も公表された薄熙来氏(62)は、英国人殺害容疑が持たれた妻で弁護士の谷開来容疑者に対する捜査を妨害した疑いでも党中央規律検査委員会の調査を受けることになった。エリートコースを歩んだ夫妻は互いを利用しながら利権を掌中にしていったが、夫の最高指導部入りは実現せず、転落した。
 谷容疑者は1960年、軍幹部の五女として生まれ、北京大学で国際政治を学び、弁護士となった。副首相を務めた父を持ち、北京大で学んだ後、遼寧省の県幹部をしていた薄氏と84年に知り合って結婚。薄氏は再婚だったが、2人は87年に男児をもうけ、谷容疑者は名前の「開莱」を夫に合わせて「開来」に改めた。
 薄氏はその後、大連市長で頭角を現して遼寧省長、商務相と出世の階段を上り、2007年に念願の党政治局員となり、重慶市党委書記に就任。大連や北京で法律事務所を開業していた谷容疑者は、企業から多額の顧問料を得ていたが、弁護士の地位や夫の権勢を利用した不正だった疑いが持たれている。(2012/04/11-04:59)

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3297チバQ:2012/04/11(水) 07:29:43
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120411/chn12041101370002-n1.htm
標的は薄煕来氏本人 国際問題に発展も
2012.4.11 01:36
 【北京=川越一】中国の次世代指導者の一人とされていた元重慶市トップの薄煕来氏が10日、市共産党委員会書記を解任されたのに続き、党中央政治局員などの資格も停止された。同日、妻の谷開来氏らが、英国人男性の殺害に関わった疑いが発覚。当局の“標的”が薄氏本人であることは、想像に難くない。

 昨年11月、重慶市内のホテルで不審な死を遂げた英国人男性、ヘイウッド氏の死因はアルコールの過剰摂取とされ、検死解剖もせずに火葬されていた。国営新華社通信によると、公安当局は同氏の死因について再捜査した結果、「他殺」と断定。各種の証拠から、谷氏らが、殺害に関与していた疑いが強まった。「ヘイウッド氏と谷氏の間で経済的利益に関する矛盾が激化していた」としている。

 英政府からも要請があった再調査の決め手となったのは、四川省成都市の米国総領事館に駆け込み、薄氏解任の発端を作った元側近の王立軍氏の証言。王氏が薄氏に毒殺との見解を示した後、両者の関係が悪化したとされる。

 公安当局は「中国は社会主義法治国家であり、誰であろうと法律に違反すれば法に従い処分を受ける」と強調。薄氏に司法の手が伸びることを示唆している。薄氏の政治生命を絶つために“真相”を公表した形だが、これにより党内闘争は、国際問題にも発展する様相を帯びてきた。

3298チバQ:2012/04/11(水) 07:30:45
http://mainichi.jp/select/news/20120411k0000m030123000c.html
中国:薄熙来氏が完全失脚…党政治局委員の職務停止
毎日新聞 2012年04月11日 00時32分(最終更新 04月11日 01時18分)

【北京・成沢健一、工藤哲】中国国営新華社通信は10日、共産党中央が、重慶市トップの党委書記を3月に解任された薄熙来(はく・きらい)氏(62)に重大な規律違反があったとして、党政治局委員と党中央委員の職務を停止したと伝えた。党規律検査委員会が調査を進めているとしており、事実上の解任によって薄氏は完全に失脚することになる。

 薄氏を巡っては、自身の妻やかつて勤務した大連市の有力財界人が汚職疑惑で党規律検査委員会から調査を受けていると伝えられていた。妻と関係が深かった英国人ビジネスマンが11月に重慶市内のホテルで死亡しており、側近だった王立軍副市長兼公安局長(当時)が薄氏の妻が関与している可能性を薄氏に報告したところ、薄氏が激怒したという。2月2日に公安局長を解任され、身の危険を感じた王氏は4日後に四川省成都の米総領事館に駆け込んだとされる。

 新華社は職務停止の理由を明らかにしていないが、党関係者によると、10日に出された党の内部通知では英国人の不審死を巡って薄氏と妻が取った対応や中央の許可を経ずに王氏を公安局長から解任したことを問題視しているという。薄氏は秋の共産党大会で最高指導部を構成する政治局常務委員(現在は9人)入りを目指していたが、完全失脚によってその可能性は途絶えたことになる。

 薄氏が3月15日に重慶市党委書記を解任されてから、インターネット上では薄氏を支持する意見も伝えられ、党中央はネット規制を強化していた。薄氏の党の職務を停止することで、政治的影響力を抑え、事態を沈静化させる狙いがあるとみられる。

 89年の天安門事件以降、政治局委員の不祥事による解任としては、陳希同・北京市党委書記(95年)や陳良宇・上海市党委書記(06年)のケースがある。

3300チバQ:2012/04/11(水) 22:39:47
>>3286>>3296-3298
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120411-00000087-mai-cn
<中国>薄熙来氏の職務停止「人民日報」が支持の論評
毎日新聞 4月11日(水)20時16分配信

 【北京・成沢健一】中国共産党機関紙「人民日報」は11日、重大な規律違反があったとして薄熙来前重慶市党委書記の党政治局委員などの職務停止が決まったことを受け、「党中央の正しい決定を断固として擁護する」と題する論評を掲載した。秋の党大会で最高指導部入りを目指していた有力政治家の失脚に加え、親族による殺人容疑も浮上する異常事態に発展した中、当局が党の求心力維持に腐心していることをうかがわせた。

 論評は、薄氏の側近だった前副市長が米総領事館に駆け込んだことについて「国内外に悪影響を与えた重大な政治事件」と指摘した。薄氏の妻らが関与したとされる英国人ビジネスマンの殺害については「党と国家指導者の親族と身辺の従業員による重大な刑事事件」と位置づけた。

 その上で、薄氏の規律違反に関して「党と国家のイメージを大きく損ねた」と批判し、「胡錦濤同志(国家主席)を総書記とする党中央が果断な決定を下した。法律の前に特殊な公民はおらず、党内では法律をしのぐ特殊な党員は許されない」と強調した。

 中国版ツイッター「微博」では関連ニュースへのコメントの書き込みが一時できなくなり、当局は薄氏の失脚による動揺や党への批判が広がることを警戒している模様だ。11日付の中国紙「北京日報」によると、北京市内では10日夜、各区で緊急幹部会議が開かれ、中央の決定を支持し、安定と団結を維持することを確認した。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120411-00000146-yom-int
胡主席、院政へ?重慶市トップの政治生命絶つ
読売新聞 4月11日(水)11時32分配信

 【北京=関泰晴】中国の胡錦濤(フージンタオ)政権は10日、重慶市トップの共産党委員会書記を解任された薄煕来(ボーシーライ)氏の妻の殺人容疑を公表したうえ、薄氏の党政治局員と中央委員の職務を停止し、保守派を中心に擁護論もあったとされる薄氏の政治生命を完全に絶つ措置に出た。

 今秋の第18回共産党大会で党総書記を引退する胡氏は、薄氏を巡る一連の問題の処理を通じて影響力を温存し、「院政」を敷く構えだ。

 薄氏は3月15日の重慶市党委書記解任後、北京市内にとどまり、側近だった王立軍・前重慶市公安局長が2月に四川省成都市の米総領事館に駆け込んだ事件を巡る経緯について監督責任を問われ、党規律検査部門の取り調べを受けていた。

 王氏は、薄氏の妻、谷開来容疑者とビジネス上の関係のあった英国人実業家ニール・ヘイウッド氏の不審死などについて証言。ただ、薄氏は疑惑を一貫して否定したうえ、党内でも薄氏に対し、保守派を中心に一部で擁護論も出ていたという。 最終更新:4月11日(水)11時32分

3301名無しさん:2012/04/11(水) 22:40:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120411/chn12041116160005-n1.htm
中国重慶で大規模デモ 治安部隊出動、負傷者も
2012.4.11 16:15 [中国]

中国版ツイッターに投稿された重慶市での10日夜の住民デモと治安部隊を撮影したとされる画像。11日夕には当局によって削除された(河崎真澄撮影)
 中国重慶市●江区で10日、住民ら数千人が医療保障政策などへの不満を訴えるデモを実施した。千人規模の治安部隊が出動し、一部の住民が負傷した。香港メディアなどが11日伝えた。同区当局者も同日、共同通信に対し「詳細は分からないが、(デモは)あった」と話した。

 中国共産党は10日、規律違反で薄煕来前重慶市党委員会書記への本格調査着手を発表したばかり。デモと薄氏の一連の問題とは関係ないとみられるが、中国当局は動揺が広がるのを抑える目的で、インターネット上からデモの情報を削除するなどの対応を取っている。

 香港メディアなどによると、●江区は昨年、●江県と万盛区が合併して発足。旧万盛区の住民らが10日午後、合併後に医療関連手当などが減ったとしてデモ行進を開始。治安部隊が催涙弾を発射し、デモ参加者らを排除したという。(共同)

●=基の土が糸

3302チバQ:2012/04/11(水) 22:41:23
>>3295-3296
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012041102000094.html
北総書記就任へ足場固め 側近の序列急上昇
2012年4月11日 朝刊

 【ソウル=辻渕智之】北朝鮮では、十一日に首都平壌で朝鮮労働党代表者会が開かれるのを前に崔竜海(チェリョンヘ)党書記(62)ら、金正恩(キムジョンウン)氏(29)側近の党内序列が急上昇しているもようだ。代表者会では正恩氏の党総書記就任が見込まれ、崔氏らが政治局常務委員などに昇格するかが焦点だ。

 労働党機関紙、労働新聞は十日、前日開かれた政治集会の参加者で崔書記の名を三番目に報じた。故金正日(キムジョンイル)総書記の告別式参列者名の二十一番目から急上昇。代表者会で、一九五〇年代生まれで初の政治局常務委員に抜てきされる展望だ。

 現在三人の政治局常務委員は党の最高指導部。崔書記は、正恩氏の義理の叔父で党内で絶大な権威を誇る張成沢(チャンソンテク)氏(66)と近いともされる。正恩新体制下の党で実権をめぐる勢力再編の動きが出る可能性もある。

 崔書記はかつて青年組織の長を務め、韓国・世宗研究所の鄭成長(チョンソンジャン)首席研究委員によると、最近は青年、勤労団体を通して青年層や住民を正恩氏支持に誘導する役割を担ってきた。今回の名前紹介は、正恩氏最側近の李英鎬(リヨンホ)軍総参謀長(69)より一つ前だった。

 序列上昇を示すように、朝鮮中央通信は十日夜、崔書記に朝鮮人民軍次帥の称号が授与されたと伝えた。

 鄭研究委員は「崔書記の常務委員任命は、党と社会に世代交代の風を起こすのに大きな影響を及ぼす」と予測。崔書記の出身母体が青年組織のため、正恩氏が若い世代を重視する政治姿勢を印象づける狙いも指摘する。

 今回の名前紹介では、正恩氏が権力基盤とする軍の人事権を握って後継作業を補佐する金正覚(キムジョンガク)・軍総政治局第一副局長(70)が五番目、金元弘(キムウォンホン)・同局組織担当副局長も二十番目で従来よりも大きく前進した。金正覚氏は十日夜の報道で人民武力部長(国防相に相当)の肩書で報じられ、政治局常務委員入りの可能性がある。

 正恩氏が十三日の最高人民会議で国防委員長か、国防委員会に代わる新しい国家機関の長に就けば、党、軍、国家機関の三大権力すべてのトップを占め、名実ともに最高指導者となる。

3303チバQ:2012/04/11(水) 22:42:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120411/kor12041101280000-n1.htm
序列3位に一気に上昇の崔竜海書記 金正覚氏は人民武力部長
2012.4.11 01:28
 北朝鮮で9日開かれた金正日(キムジョンイル)総書記国防委員長就任19周年の中央報告大会で、総書記の告別式で序列21位だった崔竜海(チェリョンヘ)朝鮮労働党書記が序列3位として紹介された。また、人民武力部長(国防相に相当)が金永春(ヨンチュン)氏から金正覚(ジョンガク)朝鮮人民軍総政治局第1副局長(次帥)に交代していることも分かった。

 国営朝鮮中央放送などの10日の報道としてラヂオプレス(RP)が伝えた。

 崔書記は新指導者、金正恩(ジョンウン)氏の後見役を務める張成沢(チャンソンテク)国防委副委員長が率いた社会主義労働青年同盟(社労青)の責任者を長年務め、「張氏の右腕」とされる。左遷にも遭ったが、張氏の権力固めとともに出世の階段を駆け上がった。日韓の専門家の中では「慎重な張氏は自分が前面に出ずに腹心を上位に就け、人事のバランスを取っている」との見方がある。

 さらに崔書記を押し上げたのが「革命血統」だ。父は金日成(イルソン)主席と抗日ゲリラ戦を戦った崔玄(ヒョン)元人民武力部長で、正恩体制が「革命第2世代」で固められていることを象徴している。朝鮮中央通信は10日、崔書記に次帥の称号が授与されたとも報道。11日の党代表者会で政治局常務委員などに抜擢される可能性もある。

 一方、金正覚氏が指揮する総政治局は軍将校まで監視する機関で、正恩氏の反対勢力排除に動いたとされる。正覚氏は告別式で金総書記の霊柩車を囲んだ7人の1人で、正恩氏直属の側近として軍の要職就任が有力視されていた。(桜井紀雄)

3304チバQ:2012/04/11(水) 22:43:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012041100747
金正恩氏、「第1書記」に=正日氏は「永遠の総書記」−北朝鮮
 【ソウル時事】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の平壌で11日、労働党代表者会が開かれ、最高指導者の金正恩氏(29)が新たな党最高ポストの「第1書記」に就任した。昨年12月に死去した父の金正日総書記については、「永遠の総書記」とすることを決定。正恩氏を党のトップとする新たな体制が正式にスタートした。
 北朝鮮では「建国の父」金日成主席が1994年7月に死去した後も、金総書記が国家主席ポストを継承せず、金日成氏を「永遠の国家主席」としたことがある。今回もこの前例を踏襲し、金総書記を「永遠の総書記」として偶像化した上で、党規約を改正し、新たに第1書記のポストを設けたとみられる。
 同通信は正恩氏の第1書記就任について「金総書記の遺訓に従った」としている。(2012/04/11-21:18

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20120411-00000050-ann-int
金正恩氏が“第1書記”に 総書記でない理由とは
テレビ朝日系(ANN) 4月11日(水)20時13分配信

 北朝鮮の国営通信が11日午後、金正恩(キム・ジョンウン)氏を朝鮮労働党の「第1書記」に、金正日総書記については「永遠の総書記」としてあがめると決めたと報じました。

 (柳井隆史記者報告)
 (Q.正恩氏が総書記ではなく第1書記になった意味は?)
 父親の栄光はそのまま残して、自分はその後継者として通していく姿勢を示した形になりました。これは、金総書記が主席ポストを父親の金日成(キム・イルソン)氏の永遠のポストとして残し、自分は主席職に就かなかったことと良く似ています。こういう形を取ることで、自分は偉大な金総書記を永遠に尊敬している、父親の政治を引き継いでいくんだというイメージを国民にアピールし、より後継者としての立場を強める狙いがあるものとみられます。韓国の統一省によりますと、北朝鮮には第1書記というポストはこれまでありませんでした。実質的には、今回の人事で党のトップに立ったわけで、金正恩体制を固める人事が発表されたということになります。北朝鮮の国営メディアは、重大放送を行うと予告しました。金正恩時代を印象づける形で、今回の人事が大々的に報道される可能性があります。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2012

3305チバQ:2012/04/11(水) 22:45:15
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012041100683
与党第1党の勢い=野党過半数確保も微妙−韓国総選挙
 【ソウル時事】韓国で11日に行われた総選挙は開票作業に入った。小選挙区246、比例代表54議席の計300議席で争われ、KBSテレビによると、開票率31.2%の段階で、与党セヌリ党が127選挙区、最大野党の民主統合党が106選挙区で、それぞれリード。比例代表は未定だが、与党が第1党を確保する勢いだ。
 少数野党の統合進歩党は5選挙区で優位。民主統合党と統合進歩党の野党連合で過半数を確保できるかも焦点だが、微妙な情勢だ。
 与党は、現有議席を下回るのは確実だが、李明博政権のレームダック(死に体)化で逆風だっただけに、第1党を確保すれば「勝利」と評価できる。選挙戦を陣頭指揮した次期大統領最有力候補の朴槿恵中央選対委員長にとっては、12月の大統領選に向けて弾みがつく。(2012/04/11-22:12)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120411-00000094-mai-kr
<韓国総選挙>与党・セヌリ党と野党・民主統合党が大接戦
毎日新聞 4月11日(水)20時43分配信

 【ソウル澤田克己】李明博(イ・ミョンバク)大統領の後任を選ぶ年末の大統領選の前しょう戦となる韓国総選挙(定数300)は11日、投開票された。韓国のテレビ各局が行った出口調査に基づく議席予測は、保守与党セヌリ党(旧ハンナラ党)と最大野党・民主統合党がともに130〜150程度という大接戦となっている。

 KBSテレビは、セヌリ党の方が若干上回りそうだと予測している。ただ、民主統合党と選挙協力した統合進歩党が10議席台の見通しで、両党を合計するとセヌリ党を上回る可能性がある。セヌリ党は、首都ソウルで鄭夢準(チョン・モンジュン)元代表ら複数の大物議員が苦戦している他、地盤の釜山でも複数の選挙区で接戦に持ち込まれている。

 投票率は54.3%(中央選管暫定集計)。史上最低を記録した前回08年総選挙の46.1%を大きく上回ったが、前々回04年総選挙の60.6%には及ばなかった。

 民主統合党の有力な大統領候補で、釜山の選挙区に出馬した文在寅(ムン・ジェイン)氏は当選が有力。セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)非常対策委員長と民主統合党の韓明淑(ハン・ミョンスク)代表は、いずれも比例代表の当選圏内にいる。

 セヌリ党は昨年10月末のソウル市長選で野党系無所属候補に惨敗して以降、大統領選の最有力候補である朴氏の主導で大胆な政策見直しを進め、「脱李明博路線」をアピールしてきた。今回接戦に持ち込んだだけでも「大きな成果」(セヌリ党関係者)で、朴氏は党内の足場をさらに固めたといえる。ただ、大票田の首都圏での苦戦を不安要因だと指摘する声も出ている。

 一方、民主統合党は釜山での善戦で、大統領選へ向けた文氏の足場を固めることにつながりそうだ。国会では統合進歩党と連携して主導権確保を狙う。ただ、一時は単独過半数獲得も期待されていただけに、韓代表の責任論が出て党内が混乱する恐れもある。

3306チバQ:2012/04/11(水) 22:45:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120411-00000036-yonh-kr
セヌリが首都圏で苦戦 民主統合と大接戦=総選挙
聯合ニュース 4月11日(水)20時2分配信

【ソウル聯合ニュース】11日に投票が実施された第19代総選挙(国会議員総選挙、300議席)で、与党・セヌリ党と最大野党・民主統合党が第1党をめぐり大接戦となっているもようだ。
 民主党統合はソウルと京畿道、仁川など首都圏で躍進したほか、セヌリ党のお膝元の釜山でも善戦したと分析される。セヌリ党は江原道と忠清道で優勢と予測された。
 セヌリ党では、ソウルで出馬した主要候補の洪準杓(ホン・ジュンピョ)、鄭夢準(チョン・モンジュン)、・権寧世(クォン・ヨンセ) 、鄭斗彦(チョン・ドゥオン)ら主要候補が苦戦しており、当落が注目される。
 投票締め切り後、放送3社が発表した出口調査結果は、KBSが▼セヌリ党131〜147議席▼民主統合党131〜146議席▼統合進歩党12〜18議席、MBCが▼セヌリ党130〜153議席▼民主統合党128〜148議席▼統合進歩党11〜17議席、SBSが▼セヌリ党126〜151議席▼民主統合党128〜150議席▼統合進歩党10〜21議席――となっている。
 MBCは、セヌリ党や自由先進党、国民の考えなどの保守政党が合計134〜157議席、民主党統合や統合進歩党、進歩新党など進歩政党は140〜162議席と予想。その場合、韓国国会は「野大与小」となる。
 KBSは、選挙区別に▼ソウル・東大門乙で洪準杓(セヌリ党)42.6%、閔丙ドゥ(ミン・ビョンドゥ、民主統合党)55.6%▼ソウル・銅雀乙で鄭夢準(セヌリ党)47.9%、李啓安(イ・ゲアン、民主統合党)47.0%▼ソウル・永登浦乙で権寧世(セヌリ党)46.6%、辛京ミン(シン・ギョンミン、民主統合党)53.4%――などと分析した。
mgk1202@yna.co.kr

3308チバQ:2012/04/11(水) 22:58:22
>>2391>>2995
http://japanese.joins.com/article/271/150271.html?servcode=200&sectcode=200
セヌリ・洪準杓氏が政界引退宣言 出口調査結果受け
2012年04月11日20時30分
[ⓒ聯合ニュース] comment0mixihatena0 【ソウル聯合ニュース】与党・セヌリ党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)議員が11日、政界引退を宣言した。

 洪議員は同日投票が実施された第19代総選挙(国会議員総選挙、300議席)で、ソウル・東大門乙から出馬した。投票締め切り後に放送3社が発表した出口調査で、最大野党・民主統合党の閔丙ドゥ(ミン・ビョンドゥ)候補に水をあけられたことが分かると、ツイッターで「30年間の公職生活を終える」とつぶやいた。また、支援者と党員に感謝の言葉を述べた。

3309チバQ:2012/04/11(水) 23:14:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120411/chn12041121560007-n1.htm
薄煕来氏失脚 粛清、新たな抗争の火種にも
2012.4.11 21:55 (1/2ページ)[中国]

全人代の開幕式に出席した薄煕来氏=3月、北京の人民大会堂(共同)
 【北京=矢板明夫】中国共産党内の権力闘争に敗れた薄煕来氏は今後、刑事事件の被告として裁かれる可能性が大きい。「水に落ちた犬はたたけ」ということわざがあるように、失脚した政治家の報復を恐れて二度と復活できないように徹底的に打ち倒すのが党内の伝統だ。

 薄氏の周辺者や支持者に対し汚職などを名目に粛清が行われるとみられるが、大きな影響力と豊富な人脈を持つ薄氏だけに、どこまで波及するかが注目される。対応を一歩でも誤れば、新たな抗争の火種になりかねない。

 共産党筋によると、薄氏の身柄はすでに胡錦濤国家主席の腹心の張慶黎氏がトップを務める河北省の北部にある施設に移されたとの情報がある。

 北京から薄氏を離したのは党内の有力者との連絡を絶つことが目的で、施設周辺には武装警察による厳重な警戒態勢が取られているという。薄氏に近いとうわさされた一部の軍指導者はすでに更迭されたとの情報も11日にインターネットで出回り始めた。

 薄氏の失脚には、権力闘争と路線闘争の2つの側面がある。胡錦濤派は今秋に開かれる第18回党大会を控え、高級幹部子弟で構成され、人事面で競合する「太子党」のエース格の薄氏を排除した。

 重慶で革命歌斉唱などの政治運動を主導した薄氏が取った毛沢東時代の政治手法が現執行部が推進する改革開放を中心としたトウ小平路線と矛盾していることも原因の一つだ。

 江沢民前国家主席が率いるグループはこれまでに薄氏と良好な関係にあったが、その政治路線を応援しているわけではない。今回は中立の立場を取っている。薄氏後任の重慶市トップに胡錦濤派ではなく、江派の主要メンバーの張徳江副首相が送られたのは中立する派閥の主導でよりスムーズに事態収拾を図るためと指摘する声がある。

 一方、薄氏と同じく太子党に属する習近平国家副主席にとっては、派閥内の最大のライバルが消えたことで、今後太子党をまとめやすくなった側面はある。現在の党内には、薄氏を守ろうとする主要勢力は存在しない。

 しかし、江沢民派も習氏も今後の成り行きを見極めたい思惑がある。特に習氏の場合、自らの支持基盤は薄氏と重なる部分が大きく、胡派による粛清の範囲が拡大すれば、自らへのダメージも大きくなる。そうした展開になれば、江派と提携して反撃に出る可能性もある。

3310チバQ:2012/04/11(水) 23:15:33
>>2833>>3150
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120411/asi12041114190001-n1.htm
アロヨ前大統領、無罪主張 通信事業めぐる汚職
2012.4.11 14:18
 フィリピンのブロードバンド回線網構築事業をめぐり、収賄罪に問われたアロヨ前大統領らの罪状認否公判が11日、マニラ首都圏にある公務員犯罪特別裁判所で開かれ、アロヨ氏は無罪を主張した。同じ罪に問われたアロヨ氏の夫ホセミゲル氏らも出廷し、起訴内容を否定した。

 起訴内容によると、アロヨ氏は大統領在任中、中国系企業からブロードバンド網の構築をめぐり、多額の賄賂を受け取ったとされる。この事業は結局、頓挫した。

 アロヨ氏は2007年の上院選をめぐり、側近の与党議員を当選させるため得票結果を改ざんした罪でも起訴され、別の裁判所で公判中。(共同)

3311チバQ:2012/04/12(木) 00:08:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120411/kor12041123540016-n1.htm
基盤の弱さ、経済難 軍強硬路線への出帆
2012.4.11 23:53
 北朝鮮で11日に開かれた朝鮮労働党代表者会で、金正恩(キム・ジョン・ウン)氏が新たな最高ポストである党第1書記に就任した。同会で何度も強調されたのは、金正日(キム・ジョン・イル)総書記が残した軍事優先の「先軍」路線と遺訓。権力基盤は盤石とはいえず、数少ない側近が政権を固める。最重要課題に掲げた食糧問題は好転の兆しもない。「強盛国家」の号令とはかけ離れた現実の中、先軍と遺訓をよりどころに金第1書記体制が出帆する。

 ラヂオプレス(RP)によると、国営、朝鮮中央テレビは11日、金正恩第1書記が、金日成(キム・イル・ソン)主席と金総書記の遺体が安置された平壌の錦繍山太陽宮殿を代表者会の参加者とともに訪れた様子を放映した。

 軍服姿で金第1書記の左隣に立ったのは、10日に党内序列3位で次帥への昇格が判明した崔竜海(チェ・リョン・ヘ)氏だった。北朝鮮メディアの報道から崔氏は朝鮮人民軍総政治局長に就任していたことも明らかになった。

 崔氏は、金第1書記の叔父で内政外交を掌握する張成沢(チャン・ソン・テク)国防副委員長の「右腕」とされる。父は金主席、金総書記2代に忠誠を尽くした崔玄(チェ・ヒョン)元人民武力部長で「革命血統」が保証された「革命第2世代」の代表格として知られる。

 崔氏の重用ぶりは後見役としての張氏の威光と、裏切ることのない革命第2世代の起用で政権を維持していることを印象付けた。

 さらに注目されるのが、崔氏が就任した総政治局長というポストだ。総政治局は軍団から中隊まで要員を派遣し、将校らの一挙手一投足を監視する。

 第1副局長としてこれまで組織を率い、3代世襲への反対勢力の芽を摘んできたとされるのが金正覚(キム・ジョン・ガク)氏だ。“手足”として、軍内にさほど基盤がなかった金第1書記の軍掌握に道を開いたともいえる。正覚氏は人民武力部長への昇格が確認されており、金第1書記がいかに同局を重視しているかが分かる。

 ただ、張氏や革命第2世代、総政治局による監視に頼らざるを得ない実態に日韓の専門家からは「権力基盤が弱い表れだ」との見方が上がる。

 「強盛国家」の前提に掲げてきた経済問題は、解決の見通しがない。韓国銀行が昨年11月に発表した2010年の北朝鮮経済の推定成長率は前年比0・5%減で2年連続のマイナスだ。

 金第1書記が金総書記死去以来、最重要課題に掲げてきた食糧問題は好転するどころか、ミサイル発射予告によって国際的な支援の道を閉ざす結果を生んだ。

 金正恩政権の維持を保障するのは、現在のところ、軍と核ミサイル開発に依存した「先軍」路線しかない。このため、核実験などさらなる強硬策に出る可能性が高い。(桜井紀雄)

3312チバQ:2012/04/12(木) 22:17:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012041200086
与党の過半数が確定=民主は127議席にとどまる−韓国総選挙
 【ソウル時事】11日投票の韓国総選挙は12日未明に開票が終わり、小選挙区246、比例代表54の300議席が全て確定した。過半数に届かず与野党接戦という事前の予想に反して、与党セヌリ党は小選挙区127、比例代表25議席の計152議席を獲得し、過半数を制した。改選前の162議席は下回ったものの、完勝となった。(2012/04/12-08:08

http://japanese.joins.com/article/280/150280.html?servcode=200&sectcode=200
各党の重鎮落選 議員交代率は62%=韓国総選挙
2012年04月12日02時48分
[ⓒ聯合ニュース] comment3mixihatena0 【ソウル聯合ニュース】11日に投票が行われた第19代総選挙(国会議員総選挙、定数300)では、与野党の重鎮の落選が相次いだ。国会議員の交代率は小選挙区基準で約62%に達する見通しだ。

 与党セヌリ党では6選を目指した洪思徳(ホン・サドク)候補や洪準杓(ホン・ジュンピョ)前党代表、権寧世(クォン・ヨンセ)党事務総長らが落選した。

 最大野党・民主統合党では前回の大統領選に出馬した鄭東泳(チョン・ドンヨン)候補や千正培(チョン・ジョンベ)元法務部長官が議席確保に失敗した。自由先進党の沈大平(シム・デピョン)代表も落選した。

 セヌリ党は172人の現役議員のうち55人が、民主統合党は現役議員87人のうち45人が今回の選挙で当選を果たした。

3313チバQ:2012/04/12(木) 22:19:43
http://japanese.joins.com/article/296/150296.html?servcode=200&sectcode=200
<韓国総選挙>与党が過半数確保、朴槿恵大勢論にも弾み
2012年04月12日09時52分
[ⓒ 中央日報日本語版] comment2mixihatena0 .
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セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)非常対策委員長(左から2番目)。
与党セヌリ党が11日に行われた第19代国会議員総選挙で、自力で全300議席のうち過半数となる152議席(比例代表25議席)を確保し勝利した。最大野党の民主統合党は127議席(比例代表21議席)、統合進歩党は13議席(6議席)、自由先進党は5議席(2議席)、その他無所属は3議席となった。

これに伴い、セヌリ党は党内最大有力者で有力次期大統領候補の朴槿恵(パク・クンヘ)非常対策委員長を中心にしたいわゆる「朴槿恵大勢論」をさらに強固にしながら年末の大統領選挙まで政局主導権を維持していけることになった。

これに対し、野党陣営連帯を通じ過半数の議席を確保するのに失敗した民主統合党などでは指導部引責論などの後遺症が激しくなる見通しだ。 .

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120412/kor12041209470003-n1.htm
脱北者初の国会議員誕生 南北和解訴える元活動家も
2012.4.12 09:44

 11日の韓国総選挙では、北朝鮮からの亡命者で、同国の体制批判を行ってきた趙明哲氏(53)が保守与党セヌリ党から当選。北朝鮮脱出住民(脱北者)で初の韓国国会議員が誕生した。

 一方で南北和解を訴える元学生活動家で、最大野党・民主統合党の女性候補の林秀卿さん(43)も当選し、北朝鮮をめぐり対照的な立場の新人が国会入りを果たすことになった。

 2人とも比例代表候補。趙氏はセヌリ党の名簿4位で当初から当選確実圏内だったが、林さんは民主統合党の名簿21位と順位は高くなく、同党が予想外に苦戦したことからぎりぎりで滑り込んだ。(共同)

3314チバQ:2012/04/12(木) 22:21:26
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/12/2012041201166.html
総選挙:第1党狙った野党・民主党、敗北に衝撃

11日午後、民主統合党の永登浦党本部に設けられた選挙状況室で、やや硬い表情でテレビ局の出口調査結果を見守る韓明淑代表や党指導部メンバー。/写真=チョ・インウォン記者
 11日午後5時55分。ソウル市永登浦区にある野党・民主統合党(以下、民主党)本部ビルの総合状況室ではエアコンや扇風機がつけられるほど熱気がこもった状態だった。だが、午後6時に与党セヌリ党が第1党を取るだろうというテレビ局の出口調査結果が発表されると、あちこちから「何だって」「え?」というため息が漏れた。


 韓明淑(ハン・ミョンスク)民主党代表や朴仙淑(パク・ソンスク)選挙対策本部長ら指導部は硬い表情で画面を凝視するだけで、微動だにしなかった。接戦は覚悟の上だったが、無念そうな表情がありありとうかがえた。


 しかし「統合進歩党の予想議席を合わせれば、過半数に達する」という話が出ると、会場では拍手と歓声が沸き起こった。韓代表も一瞬笑顔になり、朴選対本部長に耳打ちして地域別の出口調査結果を見守った。


 そして、ソウルをはじめとする全国のかなり多くの地域で、民主党候補が票を取ったとの話が流れると、党幹部らは(予想以上の善戦に)驚きを隠せない様子だった。ソウル鍾路選挙区の丁世均(チョン・セギュン)候補、永登浦乙選挙区のシン・ギョンミン候補、広津甲選挙区のキム・ハンギル候補が優勢という速報が流れると歓声が湧き起こった。


 選挙速報をテレビで見守っていた代表や指導部は約5分後「最後まで結果を見守ろう」と言って席を外した。


 民主党は、30−50カ所で接戦を繰り広げると予想されていた首都圏地域の、かなり多くの選挙区で「小差で優勢」ということが分かると「うまくいけば過半数も行けるのでは」という希望的観測を出した。ソウル銅雀乙選挙区の李啓安(イ・ゲアン)候補がセヌリ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)候補と接戦を繰り広げ、冠岳乙選挙区で統合進歩党のイ・サンギュ候補が優勢だと伝えられると、あちこちから「やった」という声が上がった。だが、発言が物議を醸したソウル蘆原甲選挙区のキム・ヨンミン候補が5%以上劣勢と分かった時はささやき声だけになった。


一方、釜山沙上選挙区の文在寅(ムン・ジェイン)候補と沙下乙選挙区の趙慶泰(チョ・ギョンテ)候補が大差でリードし、北・江西乙選挙区の文盛瑾(ムン・ソングン)候補と慶尚南道金海乙選挙区のキム・ギョンス候補が接戦を繰り広げたことから、釜山地域での善戦が予想されると、党幹部らは「釜山5議席」と気勢を上げた。江原道・忠清道地域では苦戦していたが、それほど失望している様子はなかった。


 ところが、時間がたつにつれ、状況室のムードは暗くなっていった。接戦を繰り広げていた選挙区で負けが目立ち始め、釜山でもわずかな差ながら敗北というニュースが相次いで報じられたためだ。


 特にセヌリ党が江原道を席巻し、忠清道でも大躍進を果たして単独で過半数に迫ると、党幹部らの表情は深刻に。韓代表ら指導部は午後10時を過ぎても党本部ビルに姿を現さなかった。


 ある関係者は、二転三転する開票状況を見て「あそこで勝てば(セヌリ党の)過半数を阻止できるのに…」と嘆いた。翌12日午前0時過ぎにはセヌリ党の過半数が有力になり、韓代表の責任論まで飛び出した。


 一方、ソウル市銅雀区にある統合進歩党本部ビルの雰囲気は悪くなかった。ソウル蘆原丙選挙区の魯会燦(ノ・フェチャン)候補、冠岳乙選挙区のイ・サンギュ候補の当選が確定した上、恩平乙選挙区の千皓宣(チョン・ホソン)候補、京畿道高陽市徳陽甲選挙区のシム・サンジョン候補が夜遅くまで競り合ったからだ。


 さらに、全羅南道順天・谷城選挙区の金先東(キム・ソンドン)候補と光州西区乙選挙区のオ・ビョンユン候補が当選すると、党本部は2人の名前を繰り返して歓喜の声を上げた。しかし、同党のホームグラウンドというべき蔚山市・馬山市の候補者は開票当初から後れを取り、落選が確定すると党幹部らは原因の分析に努めていた。


朴国熙(パク・ククヒ)記者

3315チバQ:2012/04/12(木) 22:22:13
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/12/2012041201284.html
総選挙:民主党、親盧派が最大勢力に

イ・ヘチャン氏、丁世均氏、チョン・ヘチョル氏、イ・ヨンソプ氏、朴範界氏(左から)
 一時は非主流派を自認していた親盧派(故・盧武鉉〈ノ・ムヒョン〉前大統領に近い勢力)が、11日の韓国第19代総選挙で野党陣営の最大勢力に浮上した。


 親盧派は2010年の統一地方選挙で安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道知事、李光宰(イ・グァンジェ)江原道知事、金斗官(キム・ドゥグァン)慶尚南道知事、宋永吉(ソン・ヨンギル)仁川市長らを当選させ、復活に向けて歩み始めた。今年1月15日に行われた民主統合党(民主党)の党大会では韓明淑(ハン・ミョンスク)氏を代表に据え、党内の主流派に台頭した。続く今回の総選挙では、文在寅(ムン・ジェイン)常任顧問を筆頭に多数の候補者が当選し、名実共に復活を果たした。


 文在寅氏、韓明淑氏、イ・ヘチャン氏の3人は今後、党内親盧派の求心的な役割を果たす見通しだ。この勢いに乗り、文顧問を前面に出して12月の大統領選挙に向けた動きを本格化するとみられる。


 親盧派の主軸ともいえる、盧武鉉政権時の大統領府(青瓦台)高官のうち、総選挙で当選したのは文顧問をはじめ10人余りに上る。文顧問の後任として大統領府の民情首席秘書官を務めたチョン・ヘチョル氏(安山・常緑区甲)をはじめ、元人事首席秘書官の朴南春(パク・ナムチュン)氏(仁川・南洞区甲)、元法務秘書官の朴範界(パク・ポムゲ)氏(大田・西区乙)、大統領府の春秋館館長を務めた徐瑛教(ソ・ヨンギョ)氏(ソウル・中浪区甲)などが、今回の選挙で初当選した。また、徐瑛教氏の前任の春秋館長、金玄(キム・ヒョン)選挙対策委員会スポークスマンも比例代表で当選を果たした。


 さらに、親盧派の重鎮となるイ・ヘチャン元首相が世宗特別自治市、丁世均(チョン・セギュン)元代表がソウル・鍾路区、元政務首席秘書官の柳寅泰(ユ・インテ)氏がソウル・道峰区乙でそれぞれ当選を果たした。盧武鉉政権の初代秘書室長を務めた文喜相(ムン・ヒサン)議員は京畿・議政府市甲で5選を果たし、国会議長候補に浮上している。光州・光山区乙で再選に成功したイ・ヨンソプ党政策委員会議長も、盧武鉉政権で大統領府首席秘書官を務めた。


このほか、親盧派のムン・サングン氏、チェ・インホ氏、田載秀(チョン・ジェス)氏、キム・ギョンス氏などが、当選は果たせなかったものの釜山・慶尚南道地域で善戦。最終的に、盧前大統領と関係の深い政治家だけで約30人が国会に進出した。


 昨年末の民主統合党結成に加わった親野党団体の関係者も、広義では親盧派に分類される。京畿・軍浦市で当選した李学永(イ・ハクヨン)元韓国YMCA事務総長、京畿道の義王市・果川市で当選した宋皓彰(ソン・ホチャン)氏などだ。


 親盧派は年末に迫った大統領選挙に向け、孫鶴圭(ソン・ハッキュ)元代表の支持グループ、党内の湖南(全羅道)勢力、統合進歩党の勢力などと激しい大統領候補争いを繰り広げる見通しだ。


 一方、民主党の主流派だった湖南勢力は、今回の総選挙を経て朴智元(パク・チウォン)元院内代表を中心に再編される見通しだ。鄭東泳(チョン・ドンヨン)常任顧問や李康来(イ・ガンレ)議員らがそろって落選し、湖南の大物政治家では朴元院内代表が唯一当選した格好だ。


 湖南出身の政治家の間ではこれまで「親盧派や市民・社会団体の関係者が多数入党したため、湖南が党の中心から締め出された」と、疎外感を訴える声が多かった。朴元院内代表はそうした湖南勢力をまとめながら、国や党のトップを狙う可能性もある。


 また、湖南勢力の一部が、韓明淑代表など現在の党指導部に選挙の責任を問うことも考えられる。党の主導権をめぐり、親盧派と争う可能性もあるということだ。


黄大振(ファン・デジン)記者

3316名無しさん:2012/04/12(木) 22:22:46
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/12/2012041200831.html
総選挙:「野党候補の弱者侮辱発言が与党を躍進させた」

ソウル蘆原甲選挙区から出馬した民主統合党のキム・ヨンミン候補(右)。蘆原区孔陵洞で投票を終えた直後、ナッコムスのメンバーであるキム・オジュン氏(中央)とチュ・ジンウ氏から激励を受けている。11日午前撮影。/写真提供=NEWSIS
 ソウル蘆原甲選挙区から出馬するも落選した野党・民主統合党のキム・ヨンミン候補は11日午後9時ごろ、インターネット放送「ナヌン・コムスダ(私は小ざかしいの意、通称ナッコムス)」のファンが集まるソウル市鍾路区恵化洞のコーヒーショップに姿を現した。キム候補は「非常に興味深い経験ができた。小さな失敗はより大きな成功のための踏み石になると信じる」と述べた。ファンたちはこの日、深夜までテレビの選挙放送を見守った。またナッコムスの共同司会者であるキム・オジュン氏とチュ・ジンウ氏も夜遅くこのコーヒーショップに姿を見せた。


 キム候補は「気持ちはすっきりした。どうもありがとう」「勝つとすればそれは奇跡だった。(与党)セヌリ党、李明博(イ・ミョンバク)政権、韓国プロテスタント教会が妨害してくるのだから、勝てる商売などない」「1人がボコボコにされてもビクともしなければ、次の大統領選挙で勝つことのできるスタミナ、胆力、忍耐力などが備わるのではないかと思う」などと述べた。


 選挙直前まで大きな問題となった「侮辱発言」について、キム候補は「侮辱発言が自分の記憶の中に残っていたとすれば、政治の世界に飛び込む前にあらかじめ議論していたはずだが、自分もよく分からなかった」「もう過ぎたことだから、取り返すことはできない」と述べた。


 投票日当日の午後6時ごろ、KBS・MBC・SBSの三つの放送局がいずれも出口調査でキム候補の落選を予想すると、ナッコムスの支持者を中心にネットでは「出口調査に反映されない午後5時以降に若い有権者が多く投票したので、逆転もあり得る」「若い有権者たちは、出口調査で“セヌリ党に投票した”と反対のことを話していた」などの書き込みやうわさ話が相次いだ。


 しかしキム候補の落選が確実となり、当初の予想を覆してセヌリ党の善戦が報じられると、ネットには「キム・ヨンミン候補が40%以上の得票率を記録したこと自体が恥だ。キム・ヨンミン候補はセヌリ党が第1党となる最高の功労者だ」などの書き込みも相次いだ。


鄭漢国(チョン・ハングク)記者

3317名無しさん:2012/04/12(木) 22:24:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120412/kor12041221430012-n1.htm
「朴効果だ」初の女性大統領へ前進
2012.4.12 21:41 (1/2ページ)

記者会見するセヌリ党の朴槿恵選挙対策委員長=12日午前、ソウルの党本部(共同)
【ソウル=黒田勝弘】韓国総選挙での与党セヌリ党の勝利は「朴(パク)槿(ク)恵(ネ)の勝利」といわれている。「危機に陥ると朴槿恵が救世主になる」という与党の“選挙神話”が今回も実証された。

 朴槿恵・非常対策委員長(60)およびセヌリ党にとって今回の勝利は起死回生に等しい。とくに「初の女性大統領」を狙う朴氏は背水の陣だった。負ければその座は遠ざかる。

 与党は一時は「第二党へ転落か」とさえ言われたがフタを開けてみると「単独過半数維持」という予想外の逆転勝利だった。その勝利は誰もが「朴槿恵効果だ」と話している。

 12月の大統領選挙まであと8カ月。これで次期大統領候補としての地位は固まった。後は今回の流れを本番に向けどう持続し広げるか。

 彼女は周知のように故朴正(チョン)煕(ヒ)大統領の長女。1974年、母の陸(ユク)英(ヨン)修(ス)夫人が亡くなった後、父が亡くなる79年まで大統領夫人の役割を務めた。若いころからファーストレディーを経験し、誰と会っても物おじしないハラができており、品位もある。

 政治家経歴は14年。党代表なども経験し、彼女が選挙応援に出かけると必ず票が集まるという人気は今も続いている。

 この背景には、父母をともに政治的暗殺事件で亡くしたという“数奇な人生”に対する同情、韓国発展の基礎を築いた父、および国民的人気のあった母に対する人々の郷愁などがある。

 しかし近年は“親の七光”から脱し、政治家として「約束は守る」「原則重視」「ブレない姿勢」が高く評価されている。著書でも小泉純一郎元首相の座右の銘という「無信不立(信無くば立たず)」を紹介し、政治の信頼性を強調している(邦訳『絶望は私を鍛え、希望は私を動かす』晩聲社刊から)。

 しかし「初の女性大統領誕生」はまだ不透明だ。総選挙の勝利にもかかわらず与野あるいは保革、左右の得票率はほぼ拮(きっ)抗(こう)し、大票田の首都ソウルでは野党に後れをとっている。若い世代にその“魅力”をどう分かってもらうかが最大課題といわれる。

3318チバQ:2012/04/12(木) 22:33:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120412-00000119-mai-cn
<中国>薄熙来氏の刑事責任焦点 共産党「殺人関与」指摘
毎日新聞 4月12日(木)22時22分配信

 【北京・工藤哲】中国共産党が、薄熙来(はく・きらい)前重慶市党委書記(62)の政治局委員などの職務停止決定と妻らの英国人殺人容疑を公表したことを巡り、薄氏本人に対する刑事責任追及を含めた処分が注目されている。有力政治家が殺人事件に関係して責任を問われれば国内外に与える衝撃は計り知れない。また、胡錦濤指導部は薄氏の擁護論も存在する中、影響力を排除する必要もあり、難しい判断を迫られている。

 党関係者によると、薄氏は河北省の保養地、北戴河(ほく・たいが)で殺人事件を巡り、党中央規律検査委員会の取り調べを受けている。重慶のホテルで昨年11月に英国人のニール・ヘイウッド氏(当時41歳)が死亡した事件で、薄氏は妻で弁護士の谷開来(こく・かいらい)容疑者が関与している可能性を、側近だった王立軍氏から報告を受け、逆に激怒して王氏の公安局長の職を解いたとされる。

 党の10日の発表までは、身の危険を感じ米総領事館に王氏が駆け込んだ2月の騒動に関して、管理責任が問われているとみられていた。だが、10日の党の発表は、薄氏の妻と使用人が英国人殺害に関与したと指摘。王氏の解任が捜査妨害に当たるとして、当局が薄氏の刑事責任を追及するとの見方も出ている。

 薄氏の妻、谷容疑者は1960年生まれで、父親は軍幹部だった谷景生氏。北京大学を卒業し、弁護士となった。遼寧省の地方幹部だった薄氏と84年に知り合い結婚。薄氏は再婚だった。

 谷容疑者は大連で法律事務所を構え、100以上の企業の法律顧問を務めた。かつては米国の民事訴訟で勝訴した経験を持ち、中国で最も有能な弁護士の一人として名を連ねたこともある。

 香港メディアなどは、谷容疑者がシンガポールの永住権を持ち、薄氏が重慶で集めた10億元(約130億円)の資産の管理にも関わっていたと伝えている。ただ、数年前に汚職疑惑が取りざたされてから谷容疑者はノイローゼ気味で、周囲の人物を疑う面もあったとの情報もある。

3319チバQ:2012/04/12(木) 22:33:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120412-00000114-mai-int
<北朝鮮>正恩体制の布陣固まる 治安機関トップ交代
毎日新聞 4月12日(木)22時2分配信

 【北京・米村耕一】北朝鮮の朝鮮労働党代表者会(11日)では、新指導者の金正恩(キム・ジョンウン)氏の党第1書記就任とともに党指導部人事も発表され、正恩新体制の布陣が明らかになった。加えて、体制を支える治安機関のトップも交代したことも新たに判明した。13日には最高人民会議(国会)が開かれ、今度は金第1書記が国家機構トップである国防委員長を継承するかが焦点となる。祖父・金日成(キム・イルソン)国家主席の生誕100年を15日に控え、新体制固めが急ピッチで進む。

 今回の人事で特に注目されるのは、党政治局員候補から党最高指導部である党政治局常務委員に2段階昇格した崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮人民軍総政治局長。父親は、抗日パルチザンとして金主席とともに戦った元人民武力相の崔賢(チェ・ヒョン)氏(故人)。建国時から指導者と近い関係にあったエリート一族の出身だ。

 軍歴はあるものの、経歴の大半は党の青年組織「金日成社会主義青年同盟」第1書記、黄海北道(ファン・ヘプクド)党責任書記など党関連の職務が長かった。そのため、崔竜海氏が軍総政治局長に就くのも異例だといえ、金第1書記を支える重要な役割を期待されているようだ。

 北朝鮮情勢に詳しい関係者によると、北朝鮮国民の間では最近、軍幹部が外貨稼ぎ事業の多くを独占しているとの不満が広がっている。今年2月には外貨稼ぎ事業の責任者が不正を働いたとして銃殺される事件も起きた。崔竜海氏は党による軍の管理強化を任される可能性がある。12日付朝鮮労働党機関紙「労働新聞」によると、崔竜海氏は代表者会で「われわれ人民軍は首領の軍隊、党の軍隊、最高司令官の軍隊としての革命的性格を永遠に固守する」とあいさつした。

 一方、今回の人事で政治局員に昇格した金元弘(キム・ウォンホン)氏と李明秀(リ・ミョンス)氏が、それぞれ国家安全保衛部(秘密警察)部長、人民保安部(日本の警察に近い治安機関)部長を兼任していることも分かった。二つの治安機関は正恩体制を支える核心に当たる組織で、この2人も新体制の中心人物といえる。

 これに対し、金第1書記の後見人とされる叔父の張成沢(チャンソンテク)国防副委員長は、政治局員候補から政治局員に昇格するにとどまった。妻で金正日(キム・ジョンイル)総書記の実妹、金慶喜(キム・ギョンヒ)氏も書記となり、指導部の前面には出ない形で金第1書記を補佐するとみられる。

3320チバQ:2012/04/12(木) 23:18:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120412-00000011-mai-int
<北朝鮮>正恩氏「第1書記」は事実上の党トップ
毎日新聞 4月12日(木)2時31分配信


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金正恩氏

 北朝鮮の朝鮮労働党代表者会で新指導者の金正恩(キム・ジョンウン)氏が就任したのは、金正日(キム・ジョンイル)氏の「後継総書記」ではなく、新設の職責である「第1書記」だった。権力基盤が十分でない正恩氏が金総書記と同じポストを継承するわけにはいかない−−との判断から、正恩氏を含む党最高指導部が集団指導体制を念頭に「党を率いる書記数人の中のナンバーワン」との意味合いをもたせることで、党のトップとした形といえる。【大貫智子、北京・米村耕一】

【写真・図説特集】各地に設置されたPAC3、「衛星」への対処方法、落下予定海域など

 「全党員、人民軍将兵、人民たちの絶対的な支持と信頼の表明だ」。北朝鮮国営の朝鮮中央通信は11日夕、金総書記の遺訓に従って、正恩氏が第1書記に「推挙」されたことを伝えた。

 「第1書記」という聞き慣れないポスト名にかかわらず、北朝鮮では正恩氏が既に「絶対的な存在」であることには変わりはないようだ。北朝鮮情勢に詳しい中国・遼寧社会科学院朝鮮韓国研究センターの呂超主任は「第1書記は党の実質的なトップであり、これで党と軍の最高職を獲得した。13日の最高人民会議(国会)で国家機関での最高職がそろえば、中国の国家主席と対等な立場となる」と位置づける。

 父親のポストを永久欠番にして継承せず、あくまでも父親への忠誠心を前面に押し出した正恩氏。金総書記が金日成(キム・イルソン)国家主席の死去後に「国家主席」を永久欠番にしたのと同じプロセスだ。

 ただ、金主席が94年に死去した後、金正日氏は直ちに後継ポストにはつかず、3年3カ月もの間、沈黙を保った。金主席の後継指名を受けていたものの、当時は「苦難の行軍」と呼ばれる時期で、大規模水害による食糧難のために大量の餓死者が出ていた。また、金正日氏の場合、金主席の側近の支持を取り付ける一方、義弟らライバルを粛清して、70年代から基盤を固めていたという経緯もある。

 後継プロセスの中で党内での権威が全く揺るがなかった金総書記に比べ、正恩氏の技量は不明。当面は祖父や父親の威厳を借りながら、叔父で実力者の張成沢(チャン・ソンテク)国防副委員長や、叔母で金総書記の妹金慶喜(キム・ギョンヒ)氏ら後見人に支えられる国家運営を進めるしかない。総書記を引き継げなかったのには「自前の側近を持っていないので、自分の路線を打ち出す力はまだないから」(北朝鮮の内政事情に詳しい中国人研究者)という背景もあるようだ。

 経済難が極限化する北朝鮮。国民には、国際感覚を持つ正恩氏への期待感から、正恩氏が開放的な経済改革などを断行するとの見方も少なくない。ただ、当分の間は、金総書記と同様、中国式の「改革開放」路線とは一線を画した経済政策を続けるとみられる。

 また、対外政策についても、平岩俊司・関西学院大教授(現代朝鮮論)は「金正日氏の遺訓を利用するということは、対外政策も従来と大きく変わらないとみられ、弾道ミサイル発射(北朝鮮は「人工衛星打ち上げ」と主張)に続き、核実験を実施する可能性があり、関係国は対応を迫られる」と警告する。

3321名無しさん:2012/04/12(木) 23:18:53
◇日本政府「権力集中回避か」

 日本政府は、金正恩氏の「総書記」就任はない、との情報を事前につかんでいた。政府高官は「父親の金正日氏の代わりは務まらないからだ。若年の正恩氏に権力を持たせすぎてはいけないという指導部の判断も働いたのではないか」との見方を示した。

 ただ、別の政府関係者は「正恩体制は安定している。正恩氏を支える高齢の軍幹部が勇退し、世代交代が発生するまで正恩体制は揺らがない」と分析。「第1書記」という名称が正恩氏の権威を弱めることにはならないとの認識を示した。

 北朝鮮がミサイル発射に対する国際社会の批判への対抗手段として核実験を強行すれば、国際環境を一層厳しくするのは必至。日本政府は、米中露韓の4カ国との連携を密にし「金正恩指導部の動向を憂慮をもって見守っている」(外務省幹部)状況だ。【中川佳昭】

◇権力継承の手続き完了

 韓国国防研究院の白承周(ペク・スンジュ)安保戦略研究センター長 金正恩氏は朝鮮労働党総書記にという予測も多かったが、第1書記職の就任にとどまった。父の故正日氏への忠誠心や遠慮する姿勢を示し、孝行息子を演じてみせる狙いもあるだろう。しかし、既に総書記や国防委員長の役割を事実上果たしているので、何の問題もない。権力継承の党内手続きが、ほぼ完了したともみられる。今後は革命第1、2世代の子供が登用されるいわば北朝鮮式世代交代が起こる可能性が高いだろう。

 ◇金総書記の枠組み維持

 礒崎敦仁・慶応大専任講師(北朝鮮政治) 急ピッチで物事が進んでいる側面と前例踏襲のミックスが今回の特徴だ。準備期間を経た金正日総書記でさえ、3年間の喪が明けてから総書記を継いだが、金正恩氏は(金正日氏の死後4カ月で)党のトップに立った。一方、金正恩氏に党の最高位を与えて既成事実化し、党の盤石化を図った。金総書記が父の死去直後に遺訓を掲げたのも同じで、あらゆる意味で前例踏襲だ。これで金総書記が築いた枠組みが維持される可能性が高くなったといえる。

◇金正恩第1書記主な発言録

 北朝鮮の公式報道などで紹介された金正恩氏の主な発言。人民や軍人に対する優しさや温かさを強調している。

▼「敵が(ミサイルを)迎撃すれば、戦争を決心していた」(09年4月のミサイル発射に立ち会った際の発言)

▼「金正日総書記の映像が出るたびに涙が止まらなかった。大きな力を得た」(1月2日報道。ウンハス管弦楽団の新年音楽会を鑑賞して)

▼「人民が楽しみにして訪れる所なので、買い物客の便宜を最大限にはかれるよう建設しなければならない」(1月11日報道。平壌市内の食肉店建設現場で)

▼「しっかりと食べさせなければならない。本を贈り、知識も与えなければならない」(1月20日報道、空軍部隊を視察し、兵士の生活状況について)

▼「前線に居る将軍(金正日総書記)を待ち、母と共に明かした2月のあの夜を忘れられません」(2月13日付労働新聞が叙事詩の中で紹介した正恩氏の言葉)

▼「誠意はありがたいが、この問題は誠意だけを受け取って断る」(2月14日、白米100トンを銅像建設現場で働く軍人のために拠出すると提案した満浦市民への返信)

3322とはずがたり:2012/04/13(金) 09:55:05

北ミサイル、1分以上飛行し4個に分解…防衛省
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120413-OYT1T00166.htm?from=top

 北朝鮮が発射予告をしていた長距離弾道ミサイルについて、田中防衛相は13日午前8時24分ごろ、防衛省内で記者会見し、「7時40分ごろ、北朝鮮から何らかの飛翔体が発射されたとの情報を得た。飛翔体は1分以上飛行し、洋上に落下した模様であります。我が国領域への影響は一切ありません」と話した。

 また防衛省幹部は「失敗ではないか」と語った。

 防衛省などによると、ミサイルは北朝鮮北西部の東倉里
トンチャンリ
から南方向に発射された後、1分以上飛行して、4個に分かれ、朝鮮半島西側の黄海に落ちたとみられる。上空120キロ・メートルまで上昇した。米軍の早期警戒衛星や自衛隊のレーダーなどの情報をもとに、日本政府が発表した。発射したミサイルの数は不明。

(2012年4月13日09時10分 読売新聞)

北のミサイル失敗、空中分解して海に落下…CNN
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899562/news/20120413-OYT1T00167.htm

 【ソウル=中川孝之、ワシントン=山口香子】韓国国防省報道官は13日午前8時35分、記者会見し、北朝鮮が午前7時39分頃に長距離ミサイルを発射したものの、「数分後、数個に分離して墜落したとみられる。結果的に失敗したと推定される」と述べた。

(2012年4月13日08時58分 読売新聞)

3323チバQ:2012/04/13(金) 21:35:51
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120413-OYT1T01034.htm
モンゴル前大統領、汚職の疑いで逮捕
 【北京=関泰晴】ウランバートル発の新華社電によると、モンゴルの国家汚職対策局は13日、エンフバヤル前大統領を汚職の疑いで逮捕した。


 具体的な容疑の内容は明らかにされていないが、関係者によると、同氏については不正蓄財や違法献金などの疑惑も出ていた。同氏は、旧共産党系の人民革命党の党首や首相、国会議長、大統領を歴任した実力者で、6月の総選挙で首相に返り咲く可能性も取りざたされていた。

(2012年4月13日21時29分 読売新聞)

3324チバQ:2012/04/13(金) 21:38:05
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2012/04/13/0900000000AJP20120413004900882.HTML
韓国最大野党代表 総選挙敗北の引責で辞任 2012/04/13 17:21 KST文字拡大 文字縮小印刷 【ソウル聯合ニュース】韓国最大野党、民主統合党の韓明淑(ハン・ミョンスク)代表は13日、総選挙(11日投開票、定数300)で敗北した責任を取り党代表を辞任した。

 党本部で会見を行った韓氏は「変化を求めた国民の思いに応えることができなかった。大きな責任を感じている」と語った。

 選挙前の情勢分析などで、民主統合党は与党セヌリ党を抑えて第1党になると予想されていた。しかし、127議席を獲得するにとどまり、セヌリ党派が過半数を超える152議席を獲得した。

3325チバQ:2012/04/13(金) 21:40:53
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/13/2012041301148.html
総選挙:民主党内紛、韓明淑代表に引責辞任要求

野党・民主統合党の韓明淑代表は12日、総選挙の主な当選者と共にソウル市銅雀区の戦没者慰霊施設、国立顕忠院を訪れた。韓代表に対しては、総選挙敗北の責任を取り、辞任すべきだとの意見が出ている。/写真=李徳熏(イ・ドクフン)記者
 野党・民主統合党では、11日に行われた総選挙で敗北したことを受け、党内で対立が高まっている。韓明淑(ハン・ミョンスク)代表に辞任を求める声が公然と飛び出し、12日夜には緊急最高委員会議も開かれた。


■親盧系と非盧系の対立


 党内の主流派で、故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に近い「親盧派」は、年末に控える大統領選を前に、現指導部が早期に党内を収拾、安定させるべきだと主張している。しかし、全羅道を中心とする「非盧派」は、与党セヌリ党に単独過半数獲得を許した責任を取り、韓代表は辞任すべきとの立場だ。


 非盧派は今回の総選挙を「敗北」と受け止めている。朴智元(パク・チウォン)最高委員は12日、ラジオ番組に出演し「選挙では民主統合党が事実上敗北した。韓代表は辞任せざるを得ず、それが責任だ」と述べた。朴最高委員はまた「民主党は選挙で勝とうとせず、柿の木の下で柿が落ちるのを待ってばかりだった。私は自ら指導部としての責任を取る」と辞意を表明した。


 李仁栄(イ・インヨン)最高委員もツイッターに「韓代表が辞任すれば、同時に辞任する意思がある。二度とないチャンスを逃した。とても憤っている」と書き込んだ。朴映宣(パク・ヨンソン)最高委員は、公の場での発言こそなかったが、党指導部がどんな形であれ、責任を取る姿勢を示すべきとの立場とされる。


 韓代表に対する辞任要求は、民主統合党の伝統的な地盤である全羅道を中心に広がっている。チャン・ソンミン元議員は「韓代表は比例代表議員も辞退し、政界を引退すべきだ」と主張した。


■院内代表交代し、非常対策委体制移行か


 しかし、親盧派を中心とする党主流派は、大統領選を控え、現指導部が退陣するのは好ましくないとの立場だ。主流派の当選者は「4カ月後には大統領選の候補者を選出し、選挙対策委員会を中心とする体制に移行しなければならない。現在、非常対策委員会の設置を議論するのは適切ではない」と述べた。


 韓代表が辞任した場合、党大会での代表選挙で2位となった文盛瑾(ムン・ソングン)最高委員が代表職を引き継がなければならないが、文最高委員は今回の総選挙で落選したため、適任ではないとの見方が優勢だ。

3326名無しさん:2012/04/13(金) 21:41:12
3位だった朴映宣最高委員は、総選挙前の公認プロセスに問題点があると指摘し、既に辞任を宣言した。このため、韓代表が辞任した場合、後任は4位の朴智元最高委員、5位の李仁栄最高委員までが視野に入る。また、党綱領によると、代表が辞任した場合には、2カ月以内に党大会を開くことになっている。後任代表は党大会の管理者となる。


 しかし、前回党大会を開いてから3カ月しか経過しておらず、大統領選候補を選ぶ際に再び党大会を開かなければならないことが障害だ。韓代表が辞任した上で、6月に大統領選候補を選ぶ党大会を開く案、韓代表体制を維持し、7−8月に大統領選候補を選ぶ案などが浮上している。


 韓代表陣営の関係者は「韓代表は何とかして辞任したがっている。しかし、大統領選候補の選出時期と直結する問題である以上、韓代表が勝手に決められる問題ではない」と述べた。大統領選候補さえ決まれば、韓代表の去就はどちらでもよいとの立場だ。民主統合党が13日、大統領選候補者を含む常任顧問団会議を開くのもそのためだ。


■親盧派「党安定が優先」


 親盧派など党主流派は、韓代表留任論に傾いている。文在寅(ムン・ジェイン)顧問と近い党関係者は「韓代表本人は辞任したいだろうが、大統領選という大きな戦いが残っている以上、党を早期に安定されることが重要だ」と語った。


 親盧派は今回の総選挙に対する見方からして、非盧派とは異なる。親盧派の当選者は「選挙結果を見ると、小選挙区全体の得票数では、民主統合党がセヌリ党に勝った。この程度ならば、大統領選、政権交代に希望を与えるものではないか」と指摘した。ほかの主流派当選者は「金大中(キム・デジュン)政権下では70議席余りにすぎなかった。野党勢力全体で140議席は少ない数ではない」と述べた。


 党内では親盧派と非盧派の対立が、大統領選への準備と重なり、党の路線争いに発展するのではないかとの見方も出ている。非盧派は統合進歩党との選挙共闘で、民主統合党の政策と路線がかなり左傾化したが、大統領選に向けては、中道方向に修正が必要との立場だ。これに対し、親盧派は統合進歩党との選挙共闘を今後も維持すべきとの立場だ。


黄大振(ファン・デジン)記者

3327チバQ:2012/04/13(金) 21:41:34
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/13/2012041301079.html
大統領選:3度目の挑戦、朴槿恵氏の戦略と課題
「国民が与えてくれた最後のチャンス」 背水の陣の覚悟

 与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)非常対策委員長は、第19代国会議員総選挙翌日の12日、大統領選挙に向けて襟を正した。


 朴槿恵氏は記者会見で「セヌリ党が再び旧態に復すれば歴史の罪人になるという覚悟で新たにスタートする。国民はセヌリ党に最後のチャンスを与えてくださった」と述べた。背水の陣との覚悟があるからだろう。「これまで党は非常対策委員会体制で運営されてきたが、今後は新指導部を結成し、党をトップ体制で運営していく」と述べたのは、ほかの人物に党を任せ、自分は大統領選挙に専念するという意味に受け取れる。事実上の大統領選レースを開始したというわけだ。


 朴槿恵氏が同日の会見で垣間見せた大統領選挙の戦略は二つある。一つ目は民生政治だ。「二度と国民の生活と関係のないことで時間を無駄にしたくない。国民に約束したことを実践し、その結果で評価されたい」。朴槿恵氏は違法査察防止法の制定を例示した。民間人違法査察をめぐる疑惑に対し根本的な対策を立てるということだ。また「国民統合により100%の大韓民国を作る。われわれは全ての世代、階層を尊重する」とも語った。


 民生政治については、朴槿恵氏の言葉通り実践されるかが評価されることになるが、国民統合についてはどれだけ成し遂げられるかが朴槿恵氏にとって最大の課題だ。今回の選挙で同氏はあらためて「選挙の女王」であることを証明したが、これまでの大統領選挙では明らかに限界を露呈した。地域別に見ると首都圏、世代別に見ると20−30代、理念別に見ると中道・進歩層が朴槿恵氏にそっぽを向いていることが分かる。釜山での政党支持率が51%にとどまっていることも解決すべき課題だ。今後のライバルとなる安哲秀(アン・チョルス)ソウル融合科学技術大学院長、文在寅(ムン・ジェイン)民主統合党常任顧問、金斗官(キム・ドゥグァン)慶尚南道知事も釜山・慶尚南道の出身者だ。


 朴槿恵氏の側近は「朴槿恵氏自身、今回の国会議員総選挙での勝利が大統領選での勝利を保証するものではないことは、誰よりもよく知っている」と話す。朴槿恵氏は同日昼、簡易投稿サイト「ツイッター」で「選挙時、移動中の車内でばかり食事を取っていたが、昨日ようやく家で揺られることなく食事をしたら、かえって目まいがした。先の見えない道を行くのは本当に大変だった」とつぶやいた。大統領選挙への道のりは、総選挙よりもはるかに先が見えない可能性が高い。朴槿恵氏に近い、いわゆる「親朴派」の関係者は「大統領選挙を前に『152席』はかえってあだになるかもしれない。今後いわゆる『朴槿恵大勢論』という言葉も使わないだろう」と述べた。


 親朴派の李恵薫(イ・ヘフン)氏は「『約束を守る人』という信頼のイメージが朴槿恵氏の最大の財産」と語ったが、カ・サンジュン檀国大学教授は「融通が利かないというイメージは朴槿恵氏の弱点」と語った。政治家としての長所と短所が誰よりもはっきりとしている朴槿恵氏は、深い霧の中で自らの道を切り開き、3回目の大統領選挙に挑む。同氏は「今回が最後の挑戦」と表明している。


崔宰赫(チェ・ジェヒョク)記者

3328チバQ:2012/04/13(金) 21:42:15
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/13/2012041301066.html
総選挙:保守と進歩の得票率が拮抗

 11日の韓国総選挙で実施された比例代表選出のための「政党投票」で、有権者の票は保守と進歩に真っ二つに分かれた。総選挙では与党セヌリ党が過半数の議席を獲得し、勝利を手にしたが、12月の大統領選挙で与党側と野党側がそれぞれ団結し、一騎打ちで争った場合、文字通り薄氷の戦いが展開されると予想される。


■「大統領選の大接戦」を予告する総選挙得票率


 中央選挙管理委員会が12日までに集計したところによると、総選挙の政党投票ではセヌリ党が42.8%、自由先進党が3.2%、ハンナラ党(旧・嶺南新党自由平和党)が0.9%、国民の考えが0.7%、親朴連合が0.6%と、保守系の政党が48.2%の得票率を記録した。これに対し進歩系政党の得票率は、民主統合党(民主党)が36.5%、統合進歩党が10.3%、進歩新党が1.1%、創造韓国党が0.4%、正統民主党が0.2%の計48.5%となった。分類が難しい小規模10政党の得票率は3.3%だった。保守系と進歩系の得票率が、48%対48%で拮抗(きっこう)している状態だ。


 故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の弾劾訴追案が可決された直後に行われた2004年の総選挙では、保守系政党の得票率38.6%に対し、進歩系政党は58.4%を獲得した。李明博(イ・ミョンバク)大統領の当選から4カ月後に行われた08年の総選挙では、保守系政党が57.5%で進歩系政党の37.6%を上回ったが、今回の総選挙では支持が二分した。


 専門家たちは、与党候補と野党連帯の候補が各地で一騎打ちを繰り広げた昨年4月の再・補欠選挙では、慶尚南道・金海、江原、蔚山、京畿道・盆唐の全選挙区で51対49となり勝敗が分かれたように、与野党候補の一騎打ちではどちらが勝つにしても接戦になると予想している。


 だが、保守陣営は進歩陣営に比べ団結力が弱いため、48対48でも保守陣営がやや不利といえる。ソウル大学の康元沢(カン・ウォンテク)教授は「今回の比例代表選出のための政党投票の結果は、8カ月後に迫った大統領選挙での与野党対決の構図を予見させるものだ。12月の大統領選が今回の総選挙と同じパターンになれば、1−2ポイント差で勝敗が決まる激しい戦いが展開されるだろう」と語った。



■候補の得票数は野党連帯が優勢


 各選挙区の候補への投票では、過半数の議席を獲得したセヌリ党の候補が、民主党候補に比べ全国で116万票多く獲得した。各選挙区の国会議員候補の得票数を政党別に見ると、有効投票数2154万5326票のうち、セヌリ党候補は43.3%の932万4911票、民主党候補は37.9%の815万6045票をそれぞれ獲得した。


 だが、選挙で野党連帯を組んだ民主党と統合進歩党(6%、129万1306票)候補の得票数を合わせると944万7351票で、セヌリ党を12万2440票上回る。セヌリ党の議席数は152議席と、民主党(127議席)と統合進歩党(13議席)の合計より12議席多いが、候補の得票数は野党連帯を下回るというわけだ。こうした要因も、年末の大統領選で保守陣営にとって不利に働く可能性が大きい。


■大統領選にらみ合従連衡を模索する与野党


 このように、1−2ポイント差で勝敗が分かれる状況の中、セヌリ党も民主党も何とかして「友軍」を迎え入れ、大統領選での勝利を狙うものとみられる。民主党は「統合進歩党に10議席を譲った」と言われるほど心血を注いだ野党陣営の連帯を、どうにかして大統領選まで維持しようとするだろう。また、総選挙で当選者を出せなかった進歩系政党、進歩新党の勢力も吸収しようとする可能性が高い。


 一方、セヌリ党内部では「国会第4党に後退した自由先進党と手を組むべきだ」とする意見が多い。また、保守系政党、国民の考え党員の支援を受ける案も検討されている。


洪永林(ホン・ヨンリム)記者

3329チバQ:2012/04/13(金) 21:46:23
http://mainichi.jp/opinion/news/20120413ddm003030167000c.html
クローズアップ2012:韓国総選挙、与党過半数 李政権と距離、奏功 「格差不満」の受け皿に
毎日新聞 2012年04月13日 東京朝刊


拡大写真 11日の韓国総選挙(定数300)は、与党セヌリ党(旧ハンナラ党)が152議席を獲得して単独過半数を維持した。一時は大敗を予想されたが、不人気の李明博(イミョンバク)政権と決別して「暮らし重視」に転換する党改革が奏功した。事実上の党トップで、改革を主導した朴槿恵(パククンヘ)非常対策委員長は今後、12月の大統領選へ向けた動きを本格化させることになる。【ソウル西脇真一、澤田克己】

 朴氏は12日午前の記者会見で「セヌリ党を信じてくれた国民に感謝する」と言った後、すぐ「(現政権発足直後の前回08年総選挙から)4年間、国民のみなさんを失望させてきた」と続け、「暮らし重視」の公約を守ると約束した。

 韓国銀行によると、所得の40%超を借金返済に充てる世帯が昨年は全体の9・9%。韓国政府系シンクタンクの試算では、90年代半ばに8%以下だった都市勤労者世帯の相対的貧困率は、09年に11・4%に達している。

 12日夕、ソウル中心部・明洞にある多重債務者を救済する準政府機関「信用回復委員会」。ひっきりなしに訪れる人々の相談に乗っていた職員の李昌仁(イチャンイン)さん(43)は「終身雇用を期待できるのは公的機関だけ。民間にいる同年代の友人は、いつまで会社にいられるか危機感を持っている」と話す。

 相談に来る人には、子供の学費がかかる40代後半に職を失って借金をし始めた人も少なくない。李さんは「物価上昇率に所得増加が追いついていない。生活苦から借金をして、返済のために新たな借金をする悪循環に陥る人が多い」と話す。

 韓国経済は昨年も3・6%の成長率を記録するなど好調に見えるが、国内では「輸出企業がもうかるだけで国民に恩恵はない」という不満が強かった。朴氏も「国民は(成長を)実感できていない」と批判する。

 昨年は、来年2月の任期切れを前に李大統領周辺のスキャンダルが次々と暴露され、政権の求心力は低下。逆風下の昨年10月のソウル市長選で与党候補が惨敗した。そこで李政権下で党内非主流派を貫いてきた朴氏に党再建が託された。

 党代表辞任を受け、非常対策委員長という肩書で党の全権を掌握した朴氏は「大企業や金持ちにやさしい」党のイメージを「庶民の暮らし重視」に変えた。外部からスカウトした人材を中心とする非常対策委員会を足場に、党内の抵抗を排除し改革を強行したのだ。今年2月には党名を「ハンナラ(一つの国)」から「セヌリ(新しい社会)」へ刷新した。

「脱李明博路線」の改革について、非常対策委に諮問委員として加わった中央大(ソウル)の張勲(チャンフン)教授は「党の路線を中道保守に移した」と評価。一方で、進歩派政党との選挙協力を意識した民主統合党が本来より左寄りの政策に走ったため、中道志向の有権者がセヌリ党に集中、予想外の勝利につながったのだろうと分析している。

 ◇北朝鮮、争点にならず
 韓国の選挙では、北朝鮮を巡る直前の動きが「北風」と呼ばれて結果に影響を与えることがあった。かつては、北朝鮮が挑発的行動を取ると危機意識を強めた韓国の保守派が団結して保守政党が有利だった。最近は逆に、緊張の高まりを嫌う人々が対話路線の進歩派政党に流れるという構図が定着していた。

 ただ今回は、北朝鮮による「衛星」発射予告が大きなニュースとなったものの、選挙戦ではまったく争点にならなかった。

 北朝鮮問題で厳しい論陣を張る保守系紙「朝鮮日報」が4日、「北朝鮮のミサイルを見てみないふりをする与野党は恥を知れ」という社説を掲げたほどだ。

 北朝鮮政治を専門とする北韓大学院大学の柳吉在(リュギルジェ)教授は「有権者の意識の中で韓国の国内政治と北朝鮮問題はリンクしなくなっている」と指摘した。

 ◇「朴氏銘柄」ストップ高 大統領選に直結

 一方、前評判の高かった民主統合党には疲労感が漂う。朴智元(パクチウォン)最高委員は12日、「事実上の敗北。指導部の辞職は避けられない」と語った。自身が選挙区から出馬した文氏については「セヌリ党の朴氏のように大統領選をにらんだ全国遊説をせず、発信力が弱い」との指摘もある。もう一人の有力候補である安氏は、今回の選挙では「投票へ行こう」と呼びかけるにとどめ、政治的発言を封じた。その安氏が今後どう出るかで野党側の構図はがらりと変わる。ある韓国紙記者は「民主統合党は強力なリーダーシップの下、態勢立て直しや候補選定を急がねばならない」と語る。

3330チバQ:2012/04/13(金) 21:48:58
http://japanese.joins.com/article/410/150410.html?servcode=500&sectcode=500
金敬姫・張成沢を「ナンバー2」に置いて金正恩体制強化
2012年04月13日15時38分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment5mixihatena0
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金正恩の叔母の金敬姫(キム・ギョンヒ)。
11日の北朝鮮党代表者会で見られた党指導部人事は、当分は体制の安定化に力を注ぐという金正恩(キム・ジョンウン)の構想を表している。 金正恩はこの日、党の主要政策路線を決定する政治局常務委員会と委員、候補委員と、政策を執行する党の秘書に対する人事を行った。

まず叔母の金敬姫(キム・ギョンヒ)とその夫の張成沢(チャン・ソンテク)を、党の組織指導部を掌握し、ナンバー2の地位である組織担当秘書と政治局委員にそれぞれ布陣させ、体制を強化した。 またこの日、権力核心部に入った12人のうち9人を監察・公安と組織を担当する軍総政治局長、行政部長(公安担当)、国家安全保衛部の責任者らで構成した。 監視と公安機能を強化したのだ。

金日成(キム・イルソン)の右腕として活動した崔賢(チェ・ヒョン)の息子の崔竜海(チェ・ヨンへ)総政治局長は、党政治局常務委員に選出された。 パルチザンの象徴を前面に配置し、世代交代と正統性の確保という二兎を追ったのだ。 これは張成沢に対する牽制の意味もある。 崔竜海は、常務委員だった金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、崔永林(チェ・ヨンリム)内閣首相、李英浩(リ・ヨンホ)総参謀長、この日常務委員長になった金正恩と北朝鮮のすべての国政について議論をして決めることになる。 李明秀(リ・ミョンス)人民保安部長と張成沢行政部長兼国防委副委員長、金元弘(キム・ウォンホン)国家安全保衛部長、玄哲海(ヒョン・チョルへ)人民武力部第1副部長(組織担当)など、北朝鮮の代表的な公安機関責任者らは政治局会議に出席し、発言権を持つ政治局委員になった。

リ・ビョンサム人民内務軍(国境警備隊)政治局長とチョ・ヨンジュン党組織指導部第1副部長は政治局会議参加権がある政治局候補委員に選出された。 当分は体制の安定化に力を注ぐ人的構成を整えたのだ。 さらに北朝鮮で最高の英雄と考えられているパルチザンの呉仲洽(オ・ジュンフプ)の甥・呉克烈(オ・グクリョル)国防委副委員長を候補委員に配置し、元老に対する優遇と正統性を支える装置を設けた。 経済再建のための経済担当者の場合、郭範基(クァク・ボムギ)党中央委秘書と盧斗哲(ロ・ドゥチョル)内閣副総理兼国家計画委員長だけだった。

3331チバQ:2012/04/13(金) 21:49:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120413-00000084-san-int
朝鮮労働党人事 恐怖政治、派閥に配慮…権力基盤脆弱「いずれ破局」
産経新聞 4月13日(金)7時55分配信


拡大写真
新たに判明した金正恩氏側近の主な人事(写真:産経新聞)

 北朝鮮の朝鮮労働党代表者会と前後して判明した新たな人事は、金正恩第1書記体制の特徴とともに、その限界をも浮かび上がらせた。一つは圧力と恐怖で体制引き締めを図る監視機関関係者の重用だ。その一方で権力分散と派閥均衡志向ものぞかせる。権力基盤の弱さからくる内向きな布陣といえ、「いずれは破局を迎える」との見方もある。

 北朝鮮メディアの報道から、11日の党代表者会で党指導部の政治局員に選出された金元弘(キム・ウォンホン)氏が国家安全保衛部長に就任していたことが12日、分かった。

 国家安全保衛部は政治犯を取り締まる秘密警察。北朝鮮では金正恩第1書記が後継者として登場した時期に脱北者や市場の摘発が強化されたが、威力を振るったのがこの組織だ。金第1書記の功績作りのため、デノミネーション(通貨呼称単位切り下げ)などの経済政策が実施されたものの、混乱と反発を招いた。これを監視網による力で黙らせてきたのが保衛部だった。

 金正日総書記時代は総書記直轄の組織で、部長は空席とされた。そのポストに起用したのが、金総書記、金第1書記父子の現地視察への同行を重ねてきた忠臣の金元弘氏だった。組織強化といえる半面、金第1書記に指揮権を渡さないことをも意味し、全権力を掌握してきた金総書記との違いを浮き彫りにしている。

 朝鮮人民軍将校らを監視する軍総政治局を率いた金正覚(ジョンガク)氏や、一般警察として住民を取り締まる人民保安部長の李明秀(リ・ミョンス)氏も政治局員に抜擢(ばってき)された。恐怖政治で反対勢力の芽を摘んできた功績への論功行賞とも受け止められる。

 一方、金第1書記の叔父で実質ナンバー2とされる張成沢(チャン・ソンテク)氏は政治局員への昇格にとどまった。

 代わりに張氏の右腕とされる崔竜海(チェ・リョンヘ)氏が、格が上の政治局常務委員に取り立てられた。

 北朝鮮政治に詳しい李英和(ヨンファ)関西大教授は「張氏に権力が集中すれば他の勢力が黙っていない。体制の不安定化を避けるリスクヘッジといえる」と分析する。軍部内で金第1書記の側近グループとは距離があるとされる玄哲海(ヒョン・チョルヘ)氏や呉克烈(オ・グンニョル)氏らも、政治局員や政治局員候補に選出された。

 李教授は「権力分散と派閥均衡だけに配慮していては新しい方針を打ち出せず、いずれ破綻する。新体制は結束しているようで権力闘争の火種を内在している」と話す。(桜井紀雄)

3332チバQ:2012/04/13(金) 21:50:26
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/korea/556150/
金正恩氏 軍事委員長にも就任 権力継承さらに進む
配信元:
2012/04/12 22:33更新
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.記事本文 【ソウル=加藤達也】北朝鮮の朝鮮中央放送は12日、前日の朝鮮労働党代表者会で党トップの第1書記に推戴(すいたい)された新指導者、金正恩氏が党中央軍事委員会委員長と党政治局常務委員にも推戴されたと報じた。いずれも昨年12月に死去した金正日総書記が就任していたポストで、権力継承がさらに進んだことになる。

 平壌では13日、最高人民会議(国会に相当)が開催される。すでに朝鮮人民軍最高司令官と党第1書記の地位を占めている金正恩氏が、国家機構の最高位である国防委員長にも就任するのかが焦点となる。総書記の職位同様、国防委員長を“永久欠番”にするとの見方もある。

 また朝鮮中央通信によると、11日の党代表者会では党規約が改正され、これまで「金日成主席の党」とされていた規定を「金日成主席と金正日総書記の党」に改めた。さらに、新設された第1書記に関し、「党の首班であり、党を代表する」などと定められた。

3333チバQ:2012/04/13(金) 21:52:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120413/kor12041311220024-n1.htm
金正恩新政権に打撃 軍事路線に傷
2012.4.13 11:21 [核・ミサイル事情]

平壌市内に設置されたプレスセンターで、長距離弾道ミサイル発射について北朝鮮関係者(左下)に説明を求める記者ら=13日朝(共同)
 北朝鮮が「人工衛星」と称して国際社会の警告を無視してまで長距離弾道ミサイル発射を強行したのは、新指導者として朝鮮労働党第1書記に就任したばかりの金正恩氏を権威付けする「祝砲」にする狙いがあった。唯一といえる国威発揚の手段だっただけに、発射失敗が正恩新政権に与える打撃は計り知れない。

 「人工衛星打ち上げ」について北朝鮮は「国の経済的、科学的潜在力の総称だ。わが祖国は100%自分の力と技術で(衛星保有国の)前列に堂々と立った」(7日付「労働新聞」)と位置づけていた。

 「核とミサイル」は北朝鮮の生き残りをかけた唯一無比の武器で最強の外交カードだった。核弾頭を付けた米本土に届く長距離弾道ミサイルを完成させれば、米国から体制保障と大型経済支援を獲得する対米交渉ができると踏んでいた。それだけに今回、外国メディアまで入れて公開していた打ち上げの失敗で、北朝鮮の軍事路線は大きく傷ついた格好だ。

 北朝鮮は、1980年代から本格化させた核とミサイル開発で金正日時代に2度の核実験を実現。「核保有国」も名乗ってきた。

 北朝鮮は今回の発射を金総書記の「遺訓」と強調。金日成生誕100年の祝賀行事の一環として、その披露を行うことが「宿願」だった。約10年間をかけて建設した最新式の東倉里基地を初めて使用し、海外メディアに「衛星」を見学させたのも、金総書記時代とは異なる「正恩新時代」をアピールするためだった。

 金正恩政権は、ミサイル発射凍結も含む米朝合意の発表から2週後に発射を予告。主役交代で北朝鮮の路線転換を期待した国際社会を失望させた。発射は失敗したが、打ち上げ自体が国連安保理決議違反だけに、北朝鮮のいっそうの孤立は避けられない。

3334チバQ:2012/04/13(金) 21:53:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120413/chn12041317070003-n1.htm
民進党主席選に計5人が立候補 台湾
2012.4.13 17:06
 台湾の最大野党、民主進歩党(民進党)の主席選の立候補者の届け出が13日、締め切られ、元行政院長(首相に相当)の蘇貞昌氏をはじめ、元立法委員(国会議員)の蔡同栄氏、元桃園県長(県知事)の許信良氏ら計5人が登録した。資格審査や候補番号の抽選を経て、5月27日に投開票される(台北 吉村剛史)

3336チバQ:2012/04/14(土) 13:43:46
■通貨危機がきっかけ

 「1997年のアジア通貨危機を機に韓国が文化輸出を通じて経済を立て直すソフト・パワー戦略に目覚めたためです」。経済産業省の渡辺哲也・クリエイティブ産業課長(クール・ジャパン海外戦略室長)はこう説明する。

 当時の金大中大統領が文化産業を21世紀の基幹産業にすることを宣言し、官民一体の「クール・コリア戦略」を推進。政府のコンテンツ関連予算を99年度以降、大幅に増やし、98年度で文化関連全体に占める割合が2.2%だったのを99年度には11.7%、2000年度には15.3%に上昇させた。

 「デザイン振興院」や「コンテンツ振興院」を設立し、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)を通じた海外市場の獲得支援策も強化(図2)。こうした積極策が奏功し、2000年からの4年間で日本、中国、香港、台湾向けのコンテンツ輸出が0.36億ドルから5倍の1.8億ドルに増えたという。




 「日本と違い、韓国は国内市場が小さい。海外市場に打って出るしかない」。韓国のこんな強い危機感から、日本は韓国にソフト・パワー戦略で先行され、分野によっては韓流の後じんを拝しているというわけだ。

 2011年度の日韓のクリエーティブ関連の政府予算額を比較すると、韓国は日本の2倍超。コンテンツ関連予算の規模は日本の約8倍にのぼり、かなり大きな差がついている(図3)。こうした官民一体の支援体制が韓流人気を後押ししている。

3337チバQ:2012/04/14(土) 13:44:05
 韓流には次のような明確な国家戦略が込められているとされる。

 (1)映画やドラマなど大衆文化の流行→(2)大衆文化とスターに連携した商品・サービスの購買→(3)生活用品、電子製品など韓国製品の購買→(4)文化、ライフスタイルなど韓国全般への好感――の4段階を経て、ブームが持続・拡大し、より大きな経済的な利益が得られるという考え方だ(図4)。

 韓流ブームは1990年代後半に中国、台湾でドラマから火がつき、日本ではドラマ「冬のソナタ」のヒットが起爆剤になった。こうした韓流ブームは香港、メキシコなどを経て、モンゴル、インドなどにも広がっているという(図5)。

 背景には、日本のコンテンツの価格上昇や香港映画の衰退などの追い風もあったようだ。

3338チバQ:2012/04/14(土) 17:37:47
http://www.asahi.com/international/update/0414/TKY201204130782.html
2012年4月14日2時1分
台湾民進党、主席選に5氏届け出
 台湾の最大野党、民進党の主席選挙の立候補受け付けが13日締め切られ、5人が届け出を済ませた。1月の総統選に敗れた蔡英文氏の主席辞任に伴うもので、5月27日に党員による選挙で新主席が選ばれる。

 立候補したのは元台南県長の蘇煥智氏(55)、元行政院長(首相)の蘇貞昌氏(64)、元行政院副院長(副首相)の呉栄義氏(72)、元党主席の許信良氏(70)、前立法委員(国会議員)の蔡同栄氏(76)。70歳代が3人いて、最有力とみられる蘇貞昌氏もすでに党主席を経験した古い世代。中堅世代は蘇煥智氏しか出ておらず、党内の人材難を示している。

 総統選後、馬英九(マー・インチウ)・国民党政権が米国産牛肉の輸入規制緩和や電力料金引き上げなど争点になる政策を相次ぎ打ち出したのに対し、民進党は有効な攻撃ができていない。当面は党の態勢を立て直したうえで2014年の地方選に臨み、16年の総統選へ足がかりをつくるのが新主席の仕事となる。(台北=村上太輝夫)

3339チバQ:2012/04/14(土) 23:55:55
http://mainichi.jp/select/news/20120414k0000e030157000c.html
北朝鮮:新国防委員に崔竜海軍総政治局長ら3氏
毎日新聞 2012年04月14日 11時58分(最終更新 04月14日 12時50分)


崔竜海氏=朝鮮中央通信・朝鮮通信
拡大写真 【北京・米村耕一】北朝鮮の朝鮮中央通信は14日、平壌で13日開かれた最高人民会議で決まった国防委員会人事を報じた。崔竜海(チェ・リョンヘ)軍総政治局長、金元弘(キム・ウォンホン)国家安全保衛部長、李明秀(リ・ミョンス)人民保安相が新たに国防委員に就任した。最高人民会議では金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記が国防委員会第1委員長に就任している。

 11日の朝鮮労働党代表者会で、政治局常務委員、党中央軍事委員会副委員長に就任した崔軍総政治局長は党、国家機関、軍のすべてで枢要なポストに就いたことになり、金正恩氏を支える側近の中核であることが確認された。

 従来の国防委員会メンバーは禹東則(ウ・ドンチュク)国家安全保衛部第1副部長を除き留任した。禹氏は解任されたものとみられる。

 今回の国防委員会人事で、崔軍総政治局長、金正角(キム・ジョンガク)人民武力相、張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長などの側近の大半が党政治局、党中央軍事委員会、国防委員会に重複して籍を置いていることが明瞭になった。3機関が金正恩体制の中核的な役割を果たすとみられる。

 また、朝鮮中央通信は今回の最高人民会議の憲法修正で、国防委員会第1委員長が「国家の最高指導者」と位置づけられていることも伝えた。

3340チバQ:2012/04/14(土) 23:58:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120414/kor12041412460009-n1.htm
金正恩体制「カギ握る3側近」崔竜海・金元弘・李明秀
2012.4.14 12:45 [北朝鮮]
 【ソウル=加藤達也】13日に開かれた北朝鮮の最高人民会議(国会に相当)で、崔竜海軍総政治局長ら金正恩第1書記の側近3人が国家最高機関の国防委員会委員に抜擢(ばってき)された。3人はいずれも党代表者会で党中枢の政治局常務委員となっており、金正恩新体制を支える顔ぶれが確定した。

 崔総政治局長は、金第1書記の叔父、張成沢国防委副委員長が率いた社会主義労働青年同盟(社労青)の責任者として長年、張氏に仕えた「張氏の右腕」だ。

 金正日総書記の健康が深刻化し正恩体制への移行準備が急がれる中で存在感を増した張氏に引き上げられて出世した。崔氏は11日の党代表者会で政治局員の張氏を飛び越し党政治局常務委員入り。党中央軍事委員会の副委員長にもなった。すでに軍の反乱の芽を摘む総政治局長にも就任しており、党、軍、国家機関の要職を兼任する最側近となった。

 国防委員にはまた、金元弘国家安全保衛部長と李明秀人民保安部長も抜擢された。保衛部は体制批判などの政治犯を取り締まる秘密警察、保安部は警察に相当する。いずれも新体制下での動揺を抑える役割が期待されているとみられ、国民監視による恐怖支配も継承した正恩氏の統治スタイルが反映された形だ。

3341チバQ:2012/04/15(日) 00:01:25
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012041400006
崔竜海氏、軍ナンバー2か=北朝鮮
 【ソウル時事】北朝鮮の平壌で13日行われた金日成主席と金正日労働党総書記の銅像除幕式で、朝鮮人民軍の崔竜海・総政治局長(党政治局常務委員)が金正恩第1書記の右隣に並んで立ち、最高司令官の正恩氏に次ぐ軍ナンバー2として処遇されていることが分かった。
 11日の党代表者会で党最高指導部の政治局常務委員に抜てきされた崔氏は、今月から軍部を実質的に管理する軍総政治局長を務めているほか、7日には次帥の軍称号を与えられるなど躍進しており、正恩体制のキーマンと言える。
 崔氏の隣には李英鎬・軍総参謀長(同)、その隣には人民武力相に最近就任した金正角氏が立った。(2012/04/14-00:16)


http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012041400096
崔竜海氏ら国防委入り=小幅人事、世代交代なし−北朝鮮
 【ソウル時事】北朝鮮で13日開催された最高人民会議で、国防委員会などの人事が行われ、崔竜海軍総政治局長(労働党政治局常務委員)、金元弘国家安全保衛部長、李明秀人民保安相の3人が新たに国防委員に起用された。ただ、従来のメンバーはほとんど留任。呉克烈副委員長ら金正日総書記時代からの高齢幹部もそのままで、世代交代は図られなかった。朝鮮中央通信が14日、伝えた。
 2010年9月と今月11日の党代表者会で、人事補充など党の立て直しが図られており、金正恩体制では党が中心的な権力機構になるとみられている。国防委の刷新が見送られたことで、国防委が今後形骸化する可能性がある。(2012/04/14-09:06)

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3342名無しさん:2012/04/15(日) 21:28:01
http://www.asahi.com/international/update/0414/TKY201204140344.html
モンゴル前大統領、汚職容疑で逮捕 総選挙に影響も関連トピックス総選挙
 モンゴル汚職対策当局は13日、人民革命党首のエンフバヤル前大統領(53)を汚職容疑で逮捕した。同党は反発しており、6月の総選挙を控え政争の激化を懸念する声も高まっている。

 同局によると、エンフバヤル氏は、家族が公営ホテルを不正買収した問題に関与したり、京都の仏教団体が寄付した放送機材を私物化したりした疑いがある。

 モンゴル国民大会議(国会)の総選挙が6月にあり、人民革命党は「エンフバヤル氏の復活を阻む政略だ」などとし、各地で抗議集会を開いている。

3343チバQ:2012/04/16(月) 00:35:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120415/kor12041521300010-n1.htm
【正恩新体制】
閲兵式で分かった最新序列 党・軍・国家・親族で体制固める 
2012.4.15 21:25

15日、平壌で開かれた金日成主席生誕100年の慶祝閲兵式で、ひな壇に立ち側近らと拍手をする金正恩第1書記(左から2人目)のテレビ映像(AP)
 金日成(キムイルソン)主席生誕100年の慶祝閲兵式で、金正恩(ジョンウン)第1書記とともにひな壇に並んだ党、軍、国家の幹部の映像から金正恩体制の最新序列が分かった。

 壇中央に立つ金第1書記の向かって右側には、金永南(ヨンナム)・最高人民会議常任委委員長と崔永林(チェヨンリム)首相が、左側には崔竜海(リョンヘ)・軍総政治局長、李英浩(リヨンホ)・軍総参謀長、金正覚(ジョンガク)・人民武力部長ら軍の最高幹部が立った。

 崔竜海氏は、昨年12月末の金正日(ジョンイル)総書記の中央追悼大会で金第1書記から12人目に、金正覚氏は8人目に並んだ。崔竜海氏は11日の党代表者会で政治局常務委員に昇格し、金正覚氏は最近、人民武力部長に就任しており、金正恩政権での重用度が再確認された。

 また、右側4人目には、金正日総書記の実妹で金第1書記の叔母、金敬姫(ギョンヒ)書記が、左側5人目には叔父で金敬姫氏の夫の張成沢(チャンソンテク)国防委副委員長の姿が見られた。若い金第1書記を親族が支える、という当局の意図がうかがえる。

 一方、軍幹部らが整列した左側の8人目には、かつて失脚説のあった呉克烈(オグンニョル)国防委副委員長が並んだ。金総書記の中央追悼大会でも序列が大幅に上昇しており、健在が確認された。(名村隆寛)

3344チバQ:2012/04/16(月) 00:36:37
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=050000&biid=2012041254978
金正恩氏、金正覚次帥を人民武力部長に 総参謀長の李英浩をけん制か


APRIL 12, 2012 03:03

北朝鮮が労働党代表者会を控えて、金正覚(キム・ジョンガク)次帥を人民武力部長に抜擢したのは、金正式(キム・ジョンウン)氏流の「けん制とバランス」の人事スタイルと解釈されている。側近だが、誰にも全権を与えない独裁国家特有の用心術でもある。金正恩氏としては、軍部の崔側近である李英浩(イ・ヨンホ)人民軍総参謀長を頼りにしながらも、権力が過度に集中しないよう管理しなければならないからだ。


北朝鮮で総参謀長は、実際に部隊を動かして軍事作戦を指揮する軍令権を行使する。それに対して、人民武力部長には作戦権限がない。補給などの後方支援や行政を担当する軍政権が与えられているだけだ。権力は銃口から出るだけに、総参謀長の権限の方が強い。


今後、金正覚は単なる人民武力部長に止まらないと見られている。20007年から軍総政治局の第1副局長を務め、病気に煩っていた故趙明祿(チョ・ミョンロク)次帥に代わって、事実上総政治局長の役割を果たしてきた。


総政治局は、軍幹部たちの政党活動に対する監視や人事などを通じて、金正恩氏の指導体系を樹立する権力の中枢組織だ。総政治局は、金正恩氏が後継者に公式化された2010年9月、党代表者会で党規約の改正を通じて、党中央委員会の部署と同じ権能が与えられるなど権限が大幅に強化された。


さらに、金正覚は昨年12月、故金正日(キム・ジョンイル)総書記の葬儀車を護衛した「7人」の一人で、今年2月に金正恩氏が断行した初の人事で、李英浩と同じ階級である次帥に昇格した。強力な政治力を背景にした人民武力部長が誕生したのだ。


統一研究院の全賢俊(チョン・ヒョンジュン)主任研究委員は、「何でもないポストも、力を持った人が就けばパワーのあるポストになる」と言い、「金正覚と李英浩を、それぞれ中核ポストに抜擢し、『けん制とバランス』を図りながら、必要なときは力を合わせるという多元的な布石と見られる」と分析した。


これに加えて、人民軍次帥に昇格した崔龍海(チェ・リョンヘ)党書記と玄哲海(ヒョン・チョルヘ)国防委員会局長まで中核のポストに抜擢すれば、権力は3分割され、さらに多元化することになる。世宗(セジョン)研究所の鄭成長(チョン・ソンジャン)首席研究委員は、「軍総参謀長と人民武力部長、軍総政治局長は、金正恩氏の軍指導体系の3大軸だ」と話した。

3345チバQ:2012/04/16(月) 20:55:48
http://mainichi.jp/select/news/20120417k0000m030041000c.html
台湾:中国人妻の政党、16年国会議員選に候補者擁立準備
毎日新聞 2012年04月16日 19時07分(最終更新 04月16日 19時23分)


中華生産党の青色の党旗は「すべての中華民族は青空の下で生きている」という意味だと説明をする盧月香主席=台湾・台北市内で、大谷麻由美撮影 【台北・大谷麻由美】台湾人と結婚した中国人妻が10年2月に台湾で設立した政党「中華生産党」が活動を活発化させている。盧月香(ろ・げつこう)・同党主席(47)は毎日新聞のインタビューに「16年の立法委員(国会議員)選挙で、候補者擁立に向けて準備している」と初めて明らかにした。台湾で増え続ける中国人妻は、賃金などで不平等な待遇を受けており、不満の声は大きくなっている。一方、中台関係の密接化に伴い、拡大する中国の影響力に警戒する台湾人は多く、候補者擁立は敏感な問題だ。

 −−中華生産党の現状は。

 ■党員は設立当初の約200人から約2万1000人に増え、今も増え続けている。党は中国と幅広い交流も行っているが、活動の中心は中国人妻の台湾での待遇改善だ。私は台湾人の夫と92年に結婚、93年に来台した。中国人妻は「金稼ぎに来ただけ」「スパイ」と見なされるのはざらだ。訴えるにも組織的でないと関心を寄せてもらえないため政党を設立した。

 −−台湾人と中国人の夫婦は昨年末で累計約28万6000組、毎年約1万2000組が誕生している。盧主席のように定住資格を取って台湾での選挙権を持つ中国人は約8万7000人に上る。

 ■台湾人と中国人の夫婦は今後も増え続け、その子供たちを含めると近い将来、我々は一大勢力となる。月給は台湾人の半分強で、最低賃金レベルだ。台湾では、中国で得た教師や弁護士など各種資格が認められず、力を発揮できない。子供の待遇を含め、次の世代のためにも平等を勝ち取らなければならない。

 −−中国から党への支援はあるか。

 ■中国共産党の地下政党と見られることはあるが、中国からの支援は受けていない。我々は「将来は必ず統一すべきだ」とは主張していない。「台湾は中国の一部である」という概念の下、両岸(中台)は今、協力と平和的な発展を進める時だ。

..

3346チバQ:2012/04/16(月) 22:32:19
http://japanese.joins.com/article/524/150524.html?servcode=200&sectcode=200
安哲秀氏が大統領選出馬決心? 新聞報道で政界に波紋
2012年04月16日18時05分
[ⓒ聯合ニュース] comment0mixihatena0 【ソウル聯合ニュース】ベンチャー起業家出身で若者や無党派層から人気の安哲秀(アン・チョルス)ソウル大学融合科学技術大学院長の大統領選挙(12月19日実施)出馬をめぐり、政界がざわついている。

 その引き金となったのは、安院長が4月11日の総選挙(国会議員選挙)前に野党の重鎮と非公開で会合し、大統領選出馬の意向を明かすとともに選挙陣営への参加を求めたとする16日付の全国紙報道だ。

 同紙は、安院長がこの野党関係者を含め数人に対し、選挙陣営の役割を果たすフォーラムの設立計画を公開したほか、政策公約を具体化するシンクタンクの設置案も明らかにしたと報じた。

 総選挙を経て与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)非常対策委員長の大統領選出馬に弾みがついたなか、突如として安院長が立候補を決意したとの見方が提起され、与野党ともに選挙戦略の見直しを迫られることになった。

 こうした報道に対し、安院長側は16日午前現在、肯定も否定もしていない。安院長が設立したセキュリティーソリューション企業のアンラボ(安哲秀研究所)関係者は同日、聯合ニュースの電話取材に対し「出馬を決めたとの説については何も知らない。アンラボと安院長の活動は徹底的に線引きされている」と話した。

 最大野党・民主統合党内で安院長と親しいとされる金孝錫(キム・ヒョソク)国会議員は、聯合ニュースに対し「政界進出や大統領選出馬の話は聞いたことがない」としている。

 総選挙前から党の公認候補選びに加わるよう求めてきた民主統合党関係者らは、やや当惑しながらも、同党入党後に大統領選挙の候補者選びに合流するよう、あらためて安院長に呼び掛けている。

 丁世均(チョン・セギュン)同党常任顧問はSBSラジオとのインタビューで「安院長は国民から非常に好感を持たれているだけに、民主統合党に入党し、党内の大統領選候補者たちと競い合うのが望ましい」と述べた。

 これに対し、セヌリ党は総選挙の勝利で朴槿恵委員長の大統領選出馬に追い風が吹いたためか、安院長の動きに注目しながらも意識的に無視している様子だ。

 だが、同党の李漢久(イ・ハング)国会議員は平和放送とのインタビューで「安院長は各地の大学を回りながら若者のために一生懸命やっているが、問題解決能力を持ち合わせているのか、どんな考えを持っているのかは分からない」と批判した。

 専門家らも、大統領選に向けた安院長の動きを注視している。社会世論調査研究所のユン・ヒウン室長は「野党寄りとみられる安院長は、政治変化を熱望する有権者層を取り込みながら、従来の野党支持層と進歩系の支持層まで吸収することも考えられ、野党のほかの立候補者より高い支持を得る可能性もある」と評価した。

3347チバQ:2012/04/16(月) 22:34:42
>>3088>>3097>>>3175>>3197>>3200-3202
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120416/asi12041618030004-n1.htm
国民的人気のルアク氏vs組織票のルオロ氏、東ティモール大統領選が決選投票
2012.4.16 18:02

 【シンガポール=青木伸行】東ティモールの大統領選挙の決選投票が16日、行われた。タウル・マタン・ルアク前軍司令官(55)と、最大野党・東ティモール独立革命戦線(フレティリン)のルオロ党首(57)との争い。情勢は拮抗(きっこう)している。即日開票され、大勢は数日で判明する見通し。

 第1回投票(3月17日)では、当選に必要な過半数を獲得した候補者がおらず、ルオロ氏(得票率28・8%)とルアク氏(25・7%)の上位2人による決選投票となった。

 ともに独立闘争を戦った元ゲリラ兵である両氏による決選投票の基本構図は、与党・再建国民会議(CNRT)対フレティリン。ルアク氏は、独立闘争を指揮した国民的英雄のグスマン首相と、同氏が率いるCNRTの後押しを受けた。

 一方、フレティリンを基盤とするルオロ氏に対しては、グスマン氏と距離を置き第1回投票で3位にとどまり敗退した、ラモス・ホルタ大統領が支持に回った。ラサマ国会議長ら他の大統領選候補者のほとんども、ルオロ陣営につき、ルアク氏を支持したのはグテレス副首相だけだった。

 こうした合従連衡の構図から、組織票のうえでは「ルオロ氏がやや優勢」(消息筋)との観測もある。だが、政党をもたないホルタ氏の影響力は限定的だとみられ、ルオロ氏支持ながらも自主投票とした民主党(PD)の一部の票が、ルアク氏に回る可能性も指摘されている。

 それ以上に大きな要因は、ルオロ氏とは対照的に、ルアク氏と後ろ盾のグスマン氏が国民に絶大な人気があることだ。「二者択一となると、国民はルアク氏を選ぶ」(別の消息筋)との見方は根強い。最終的には浮動票の行方が勝敗を決するとみられる。

3348チバQ:2012/04/16(月) 22:35:46
http://mainichi.jp/select/news/20120417k0000m030101000c.html
東ティモール大統領選:上位2候補で決選投票
毎日新聞 2012年04月16日 21時16分(最終更新 04月16日 21時22分)


東ティモールの首都ディリで、大統領選の決選投票を行う女性=2012年4月16日、AP 【ジャカルタ佐藤賢二郎】5月に独立10年を迎える東ティモールで16日、3月に実施された大統領選の上位2候補による決選投票が行われた。いずれもインドネシアからの独立戦争を戦った元ゲリラ兵士で、大勢判明は17日以降になる見通し。

 決選投票は最大野党・東ティモール独立革命戦線(フレティリン)のルオロ党首(57)と、グスマン現首相(65)が支持するタウル・マタン・ルアク前軍司令官(55)の争い。ノーベル平和賞受賞者で初回投票で3位だったラモス・ホルタ大統領(62)に代わる「国の顔」が誕生するが、両者とも政治手腕は未知数で、貧困や汚職問題の悪化を懸念する声も出ている。

 初代国会議長を務めたルオロ氏は、有権者の3割弱とされるフレティリンの組織票を核に、浮動票の獲得を目指した。長年、軍のトップを務めたルアク氏は「独立の英雄」グスマン氏の支持層に加え、若年層への支持拡大を図った。

. 国家収入の95%を石油やガスなどの天然資源に依存する同国は、1次産業以外に主要産業が無く、インフラや雇用創出につながる産業基盤の整備が急務。失業率は若年層の4割に達し、大統領選でも貧困対策が最大の争点となった。インドネシアの植民地時代から続く官僚の汚職問題も深刻だが、グスマン現政権は対策に消極的で、ホルタ大統領はその姿勢を繰り返し批判してきた。

 東ティモール問題に詳しい大阪大学大学院の松野明久教授は「ホルタ(大統領)の離脱で政権のブレーキ役がいなくなり、政策のバランスが悪化する恐れがある」と指摘する。国外で独立闘争を支援し、国際的な政治感覚を持つホルタ氏に対し、グスマン氏や決選投票に残った2候補の活動は国内に限られる。「国際政治や民主主義の感覚の欠如が『ばらまき型』政治を助長する危険がある」と松野教授は懸念する。

3349チバQ:2012/04/17(火) 00:21:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120416/asi12041623290007-n1.htm
東ティモール大統領選、ルアク前軍司令官が当選確実…バランス感覚で国民人気
2012.4.16 23:19 (1/2ページ)

 タウル・マタン・ルアク氏(AP)
 【シンガポール=青木伸行】東ティモールの大統領選挙の決選投開票が16日、行われ、連立与党の中核を担うタウル・マタン・ルアク前軍司令官(55)が最大野党・東ティモール独立革命戦線(フレティリン)のルオロ党首(57)を大幅にリード、当選が確実になった。

 第1回投票(3月17日)では、当選に必要な過半数を獲得した候補者がおらず、ルオロ氏とルアク氏の上位2人による決選投票となった。

 ともに独立闘争を戦った元ゲリラ兵である両氏による決選投票は、与党・再建国民会議(CNRT)対フレティリンの構図。ルアク氏はCNRTの後押しを受け、独立闘争を指揮した国民的英雄で絶大な人気があるグスマン首相との親密ぶりをアピールして支持を広げた。

 一方、フレティリンを基盤とするルオロ氏は、ラモス・ホルタ大統領やラサマ国会議長ら他の大統領選候補者のほとんどが陣営につくなど組織票をまとめたが、浮動票に支持が浸透しなかったとみられる。

    ◇

 現首相のグスマン氏とともに、20年以上に及ぶインドネシア軍との壮絶な独立闘争、ゲリラ戦を、東ティモール民族解放軍(FALINTIL)の最後の司令官などとして、山岳部で繰り広げた。「英雄」の一人として、また軍人らしからぬバランス感覚と人柄の良さで人気がある。

 額の右、左の脇腹には砲弾の破片が埋まったまま。昨年9月、首都ディリで産経新聞とのインタビューで「夢は、この国の経済などの発展と安定に貢献し続けること。時間は要するだろう。だが、次の10年をみてほしい。われわれは日本人のように懸命に働く」と語っていた。

 1956年10月生まれ。イザベル夫人との間に娘2人、息子1人がいる。

3350チバQ:2012/04/17(火) 00:23:04
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20120414/frn1204141441002-n1.htm
北朝鮮ミサイル“失敗3人組”銃殺刑も!冷徹な金正恩“血の粛清”2012.04.14


正恩氏(右)の血の粛清が始まるのか。不穏な空気に包まれる北朝鮮(ロイター)【拡大】
 人工衛星と主張する長距離弾道ミサイルの発射が失敗に終わった北朝鮮。金正恩氏による新体制の権威づけに失敗した北では、関係者に対する制裁の嵐が吹き荒れそうだ。専門家は「ミサイル開発を主導した朝鮮労働党幹部3人の失脚は免れない」と指摘。新指導者になって以降、正恩氏は、不祥事をおかした高官らを迫撃砲などで次々と処刑しているだけに今回も血の粛清は避けられそうにない。

 15日の金日成生誕100年行事の“祝砲”としての意味合いもあったミサイル実験。

 新体制発足後初めての大事業が失敗に終わり、正恩氏は、失った威信の回復を早急に行わなければならなくなった。

 関係者の粛清が始まるのは確実で、戦犯候補の筆頭として名前が挙がっているのが、朝鮮労働党のテクノクラート(技術官僚)、「3人組」と称されるミサイル開発の責任者たちだ。

 拓殖大学国際開発研究所の客員研究員・高永●(=吉を2つヨコに並べる)(コウ・ヨンチョル)氏は「党官僚で国防委員もつとめる朴道春、朱圭昌、白世鳳の3氏。正恩氏に抜擢された背広組で、予算面から実務面までミサイル開発の全てを仕切ってきました」と話す。

 総責任者の朴氏は、兵器調達を担当する党軍需秘書と党中央軍事委員長を兼務。朱氏はミサイルの開発・実行を担当する党機械工業部長、生産責任者の白氏は第2経済委員長を務める。

 彼らはこのミサイル発射実験のため、2月に正恩氏の側近に抜擢。国家の威信をかけた大事業実現のための切り札として期待された。

 だが、実験が失敗に終わったいま、待ち受ける運命は過酷そのものだ。

 「首領の顔に泥を塗ったわけですから、クビが飛ぶのは確実。そればかりか、銃殺刑に処される可能性もある」(高氏)

 金正日総書記の体制下では、政策失敗の度に容赦ない粛清が行われてきた。2010年には、北が前年の09年に行ったデノミネーション(通貨単位の切り下げ)の失敗の責任を問われ、党計画財政部の朴南基部長ら党幹部2人が、平壌市内で銃殺刑に処されている。

 正恩氏もすでに父譲りの冷酷さを発揮している。

 「昨年12月から1月にかけて軍の高官を次々に処刑。“犠牲者”はすでに2ケタに達している。金正日総書記の服喪期間中に不祥事をおかした高官の1人には、『髪の毛1本も残すな』と指示。迫撃砲の着弾地点に立たせる残虐な方法で公開処刑した」(韓国消息筋)

 一方、今回のミサイル実験失敗に際しては、北の官製メディア「朝鮮中央通信」が「実験は失敗した」と異例の発表を行ったことも話題になった。

 その背景について、北の内情に詳しい早稲田大国際教養学部の重村智計教授は、「現在、北には多くの中国人が流入してきている。彼らによって中国経由の情報がもたらされるため、以前のように情報統制が取りにくくなっている」と指摘。

 この事情を踏まえ、「これまで政策失敗のたびに常套句としてきた『米国・韓国の妨害』という言い訳も通用しにくい。『政権を貶めるための反正恩派の策略ではないか』との陰謀論も出てくる可能性があり、(そうなれば)粛清が加速する」と解説する。

 北に、再び血の雨が降ることになるのか。

3351チバQ:2012/04/17(火) 21:08:32
>>3347-3349
http://mainichi.jp/select/news/20120417k0000e030213000c.html
東ティモール:ルアク氏が当選確実…大統領選
毎日新聞 2012年04月17日 12時21分(最終更新 04月17日 17時53分)


東ティモール大統領選で当選が確実になったルアク氏=ロイター
拡大写真 【ジャカルタ佐藤賢二郎】16日の東ティモール大統領選の決選投票で、グスマン首相(65)が支持した前軍司令官のタウル・マタン・ルアク氏(55)の勝利が確実となった。大統領は国民統合の象徴で権限は大きくないが、今年7月の総選挙でグスマン氏率いる東ティモール再建国民会議(CNRT)に追い風になるとみられる。

 グスマン政権の路線が強化されることになり、今後は国連東ティモール統合支援団(UNMIT)撤退後の治安対策やASEAN(東南アジア諸国連合)加盟問題に対してグスマン首相の手腕が一層試されることになる。

 選挙管理委員会の発表によると、開票率約60%の時点でルアク氏の得票率は約61%。最大野党・東ティモール独立革命戦線(フレティリン)のルオロ党首(57)は約39%にとどまり、ルアク氏の当選が確実になった。

 独立後2回目となる今回の大統領選では「独立の英雄」グスマン首相が、再選を目指した盟友ラモス・ホルタ大統領(62)ではなく、独立闘争を共に戦った元部下で若者を中心に人気の高いルアク氏を支持。有力な支持基盤を持たないホルタ氏は初回投票で敗れ、グスマン人気に後押しされたルアク氏の支持が浸透した。

 グスマン氏とホルタ氏は独立後、首相、外相(のち大統領)として国造りを主導したが、近年はホルタ氏が汚職問題などでグスマン政権を批判していた。

3352チバQ:2012/04/17(火) 21:10:13
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2012041700010
ルアク氏の当選確実=与党に弾み−東ティモール大統領選
 【ディリ時事】16日実施の東ティモール大統領選の決選投票は同日、開票・集計作業に入り、選管当局の暫定集計によれば、開票率約85%時点でグスマン首相の支持を得たタウル・マタン・ルアク前軍司令官(55)が得票率約60%と、対立候補の最大野党・東ティモール独立革命戦線(フレティリン)のルオロ党首(57)の同約40%を大きくリード。ルアク氏の当選が確実となった。
 大統領は国民統合の象徴で、権限は大きくないが、大統領選は7月実施の議会選の前哨戦とされており、ルアク氏の当確により、グスマン首相率いる与党、東ティモール再建国民会議(CNRT)の勢いに弾みがつきそうだ。(2012/04/17-01:02


http://www.asahi.com/international/update/0416/TKY201204160628.html
2012年4月17日0時32分
東ティモール大統領選、ルアク氏の当選確実ディリ市内で投票するルアク氏=16日、郷富佐子撮影


 東ティモールの大統領選挙の決選投票が16日あり、即日開票が始まった。中間集計などから、グスマオ首相率いる東ティモール再建国民会議(CNRT)が支持するルアク前軍司令官(55)の当選が確実になった。

 選挙管理委員会が同日夜に発表した開票率約90%時点の集計ではルアク氏の得票率は約60%。最大野党の東ティモール独立革命戦線(フレティリン)のル・オロ党首(57)は約40%。第1回投票ではそれぞれ26%と29%だったが、現職のホルタ大統領ら落選候補の票がルアク氏に流れたようだ。

 ルアク氏は無所属で立候補したが、独立闘争時代の英雄で国民的な人気があるグスマオ首相の支持を得て勝機をつかんだ。16日午前、朝日新聞との会見で「シャナナ(グスマオ氏)とは36年間もつきあってきた。同じ考えを持ち、常に関係は深い」と語った。

 ルアク氏の勝利で、政治の実権を握る首相ポストをグスマオ氏が継続するのは確実視されている。首相は国会で過半数を占める政党か連立政党から指名されるが、大統領が各政党と協議して任命する。

3353チバQ:2012/04/17(火) 21:23:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120417/kor12041707570002-n1.htm
韓国総選挙 罵詈雑言どこ吹く風の勝利
2012.4.17 07:55 (1/2ページ)

韓国総選挙で11日、出口調査の勝利結果に笑顔を見せた与党セヌリ党の朴槿恵非常対策委員長(右)(ロイター)
 韓国で11日行われた総選挙でまれにみる逆風の中、朴槿恵(パク・クネ)氏率いる与党セヌリ党が過半数を維持し勝利した。北朝鮮が新指導者、金正恩(キム・ジョンウン)氏が朝鮮労働党第1書記に就任した党代表者会を同じ日にぶつけ、失敗に終わった長距離弾道ミサイル発射が迫る中で行われた点でも異例の選挙戦となった。北朝鮮問題はどう影響したのか。

 正恩政権は韓国与党に対する批判キャンペーンで臨んだ。北朝鮮に厳しい姿勢を貫く李明博(イ・ミョンバク)政権が親北野党政権に変わってこそ活路が開けるからだ。

 北朝鮮国営朝鮮中央放送は選挙前日の10日、「南朝鮮の同胞が総選挙で李明博逆賊一味を一掃する意志の下、反李明博、反セヌリ党闘争に乗り出していることは極めて正当だ」と野党にエールを送った。目立ったのが朴氏への個人攻撃だ。平壌放送は9日、朴氏を「北南関係改善と祖国統一を望まない極悪な反共和国(北朝鮮)対決狂信者だ」と非難した。

 一方、緊迫した北朝鮮情勢にあっても韓国では、対北政策がほとんど争点にならなかった。有力紙朝鮮日報(電子版、4日)は社説で「与党も野党も北朝鮮のミサイル問題に相変わらず口を閉ざしている」と憂えた。同紙は「セヌリ党は『安全保障問題を選挙に利用している』と攻撃されないよう、(最大野党の)民主統合党は進歩新党との連帯に配慮するため、北朝鮮を公に批判できない」と指摘した。民主統合党は反李政権包囲網を築くために親北志向の強い統合進歩党と選挙協力をしていた。

 李政権は金銭をめぐる政治スキャンダルに見舞われ、セヌリ党は北朝鮮に構っていられない状況に置かれていた。党を指揮する朴氏も「非常対策委員長」の肩書で選挙に臨んだ。政府による反対派への盗聴疑惑まで浮上し、与党は定数300議席に対し「100議席に届かない」との見通しだった。

 予想を覆す与党勝利に朝鮮日報(電子版、12日)は「『現政権に対する審判』より『危険な野党の過半数獲得を阻止』」と分析した。有権者は、民主統合党が打ち出した米韓自由貿易協定(FTA)破棄と済州島海軍基地の建設見直しという外交・安保を揺るがす主張を「危険」とみなしたという。

 東亜日報(同)は社説で、両政策とも同党が「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で推進した」にもかかわらず「発言を翻したことが国民の不信を買った」と指摘。「多数の国民が統合進歩党の従北(朝鮮)主義と反米の理念闘争に背を背けている」と選挙協力が裏目に出た点も挙げた。与野党とも外交や対北政策を争点にしなくとも、有権者は政策の違いをよく見極めていたわけだ。

 背水の陣で挑んだ朴氏の姿勢も共感されたとみられ、朝鮮日報(同)は「躍進は、セヌリ党ではなく『朴槿恵』に一票を投じたためだ」との声を紹介した。少なくとも正恩政権が連呼した罵詈(ばり)雑言に耳を貸す有権者がほとんどいなかったことは確かなようだ。

3354チバQ:2012/04/18(水) 22:38:07
http://www.asahi.com/international/update/0418/TKY201204180231.html
サムスン、お家騒動泥沼化 後継ぎ「一文も出さぬ」
 韓国のサムスングループの創業者の遺産をめぐる争いが泥沼化している。事業を継いだ三男を相手に、長男らが「隠していた父の遺産を分けろ」と約1兆ウォン(約707億円)の支払いを求めて提訴。一方、三男は「一文も出すつもりはない」とはねつけている。

 最初に訴訟を起こしたのは、1987年に亡くなったグループ創業者の故・李秉●(イ・ビョンチョル=●は吉ふたつ)氏の長男・孟熙(メンヒ)氏(80)。「父親が第三者名義で信託していた財産の存在を最近まで知らせず、勝手に名義を変えていた」と主張し、法定相続分として約7100億ウォンの支払いを求めて2月に裁判を起こした。創業者の次女と、次男(故人)の遺族も相次いで提訴、支払い要求は総額約1兆ウォンに達した。

 これに対し、父からグループ経営を継いだ現会長の李健熙(イ・ゴンヒ)氏(70)が17日、記者団との質疑で「今は一文も出すつもりはない。先代が会長だった時に財産分割され、みんな金を持っている」と述べ、徹底抗戦の構えをみせた。

3355チバQ:2012/04/19(木) 21:36:58
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/19/2012041900762.html
性的暴行疑惑の当選者が与党を離党
論文盗作疑惑の当選者は離党拒否、党は自発的な離党求める

キム・ヒョンテ氏(左)と文大成氏
 今月11日の国会議員総選挙で当選しながら、実弟の妻に対する性的暴行疑惑が浮上しているキム・ヒョンテ氏(慶尚北道浦項市北区・鬱陵郡選挙区)が18日、与党セヌリ党を離党した。一方、論文盗作疑惑が浮上し、キム氏と共に離党することが予想されていた文大成(ムン・デソン)氏(釜山市沙下区甲選挙区)はこの日午後「離党しない」と表明した。


 だが同党は、文氏の問題をこれ以上先延ばしにはできないと判断し、19日に行われる非常対策委員会の会議で除名や党員資格剥奪の措置について話し合う意向を固めた。イ・サンイル・スポークスマンは18日夜「本人が(党に対し)離党の意思を伝え、党としては自発的に離党するものと把握していた。しかし、離党しないと表明したため、党内は混乱している。文氏は朴槿恵(パク・クンヘ)非常対策委員長を裏切るのではなく、自ら責任ある行動を取るよう望む」と語った。事実上、自発的な離党を要求したというわけだ。


 文氏はこの日午後、記者たちと会った際に離党しない意向を表明し「朴槿恵委員長が、国民大による調査の結果を受けて(党としての制裁措置の可否を)決定すると言っているが、私がセヌリ党や朴委員長を裏切る行動を取っていいというのか」と語った。文氏はこれに先立ち、離党の意向を固め、記者会見を予定していたが、急きょ中止された。


 一方、キム氏はこの日、報道資料を通じ「家庭内の不幸な出来事で、これ以上党や朴槿恵・非常対策委員長に迷惑をかけないため、離党することにした。わいせつ行為なのか否かについては、司法当局の調査によって明らかになるだろう」と語った。セヌリ党は17日夜、キム氏に対し「容認できない事件だと判断している」として「党倫理委員会を招集し、除名や党員資格剥奪を含むあらゆる措置を検討する」との方針を打ち出していた。


金時現(キム・シヒョン)記者

3356チバQ:2012/04/19(木) 21:43:30
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/297920
外国人差別ネットで横行 韓国
2012年4月19日 00:12 カテゴリー:アジア・世界
 【ソウル神屋由紀子】韓国で女性が殺された事件の容疑者が中国出身の朝鮮族の男だったのをきっかけに、インターネット上で外国人差別を助長する書き込みが急増。11日の総選挙で初当選を果たしたフィリピン出身の女性も中傷を受け、政府系の放送通信審議委員会が問題サイトの削除要求など対策に乗り出した。

 殺人事件は1日、ソウル近郊の水原(スウォン)で発生。刑事が現場に到着したとき、既に女性は殺され、容疑者が遺体を切断していた。警察の怠慢捜査と同時に、残忍な犯行が注目を浴び、ネットで「朝鮮族は臭い」「追放すべきだ」などと朝鮮族を中傷する書き込みが相次いだ。

 フィリピン出身の女性は夫が韓国人で、韓国籍を取得した外国出身者で初の国会議員として話題になった。ところが「売られて結婚したやつが政治家になるのか」などとネットで攻撃を受けた。

 後を絶たない差別的な書き込みに、放送通信審議委は17日、「外国人嫌悪症が深刻で、外国人労働者差別が拡大している」との見解を発表。地域差別を含め既に6件に削除を求めたとし、サイトの監視を強化する方針を打ち出した。ただ、削除要請には法的拘束力はなく、沈静化に効果があるかどうかは未知数。

 韓国には中国東北部から朝鮮族の出稼ぎ労働者が多く、約21万人が居住。国際結婚は農村を中心に増加し、新婚カップルの1割を占めている。

=2012/04/19付 西日本新聞朝刊=

3357チバQ:2012/04/19(木) 21:45:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120419/kor12041914250006-n1.htm
「事実の通りに発表しろ」 正恩氏の指示で失敗認める 訪朝の教授が語る
2012.4.19 14:24

金正恩第1書記(ロイター)
 北朝鮮を最近訪問した米ジョージア大の朴漢植教授は韓国紙の中央日報に対し、北朝鮮が人工衛星と主張する長距離弾道ミサイル発射の失敗を認めたのは、金正恩第1書記の直接の指示に基づくものだったと北朝鮮当局者から聞いたと述べた。19日付の同紙が報じた。

 朴教授が同紙に語ったところによると、正恩氏の側近らは「失敗を発表すれば(外国に対し)恥ずかしくないだろうか」としていたが、正恩氏が「事実の通りに発表しろ」と指示したという。

 朴教授は50回以上の訪朝歴があり、北朝鮮当局と深い関係を築いているとされる。(共同)

3358チバQ:2012/04/19(木) 21:46:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120419/asi12041910350002-n1.htm
虐待死など絶えぬトラブル マレーシアの外国人メイド待遇問題
2012.4.19 10:21 (1/4ページ)

住宅街近くの商業ビルに掲げられたメイド仲介斡旋業者の看板。住み込みから、パートタイム、家事の補助内容など目的に合わせてメイドを選べる=クアラルンプール郊外
 夜明け前、家人が寝静まっているうちから室内清掃を始め、家族全員の食事を作り、洗濯や洗車、庭掃除など家事全般を一日中ほとんど休む間もなく就寝前の夜遅くまでこなし、家庭環境によっては育児や老人の介護、病人の看病もする−。

 これが、マレーシアの標準家庭に住み込みで雇われたメイド(家政婦)の毎日だ。

 近年は外国人のメイドが雇われることも多く、生活習慣や食事、言葉の違いなどから、メイドの雇用に関するさまざまな問題点がこれまでにも繰り返し取り上げられてきた。しかし、メイドの需要は大きく、マレーシア社会にとっては必要不可欠な労働力でもある。


虐待死で国際問題


 外国人メイドの雇用は、人的資源省が認可するマレーシア外国人メイド仲介斡旋(あっせん)業者協会(PAPA)に加盟する業者からの紹介が一般的だ。インドネシア人の人気がとくに高い。マレーシアは国民の約7割をイスラム教徒が占め、インドネシアもイスラム信者が多く、マレー語とインドネシア語には類似性があり、日常のコミュニケーションが取りやすいからだ。2009年にはインドネシア人メイドの数が20万人以上に達した。

 メイドの労働条件は個々の雇用主によって大きく異なる。課される仕事の種類や内容は雇用主次第ともいえる状況だ。たとえば、自宅の用事が済むと兄弟・親戚の家に出向いて掃除するよう指示されるケースや、飲食店を経営する雇用主が店頭での接客から皿洗い、雑用まで強要することもある。労働条件については、雇用主と仲介斡旋業者との間で取り決めが事前に交わされているものの、雇用主による無法状態ともいえる条件下で過重労働を強いられるメイドの存在も明らかになっている。20歳前後の若い地方出身者も多いため、最新の家電製品の操作方法がわからず、各家庭で異なる料理の味や調理法などに慣れるのは容易ではない。

 雇用主とメイドとのトラブルは絶えず、ついには雇用主の虐待でメイドが命を落とす痛ましい事件も発生した。この虐待死事件を重くみたインドネシア政府は09年6月、抗議措置としてマレーシアへのメイド派遣を凍結し、現在に至っている。これ以降、カンボジア人メイドの数が急増し、およそ5万人に達したが、昨年10月にはカンボジア政府も同じ理由からメイドの派遣を停止した。


一般家庭にストレス


 外国人メイドへの依存度が高いマレーシアの家庭にとっては大きな打撃だ。パートタイムや週1、2回勤務などの工夫がみられるものの、家事全般をメイドに依存するマレーシア人家庭の間で不満の声が上がり、政府は早急な対応を迫られている。

3359チバQ:2012/04/19(木) 21:47:11
 政府は、就労再開を求めてインドネシア政府と両国首脳レベルでの交渉を重ね、メイド就労に関する覚書締結に向けて努力を続けてきた。内容は、週1回の休日の義務付けやメイドのパスポート所持の権利を認めるほか、給与は仲介斡旋業者を経由せず本人の銀行口座への振り込みとするなど、おもに就労条件の整備に焦点が当てられた。

 しかし、最低賃金制度の導入については合意に至らず、昨年5月の交渉は決裂した。続く10月には、マレーシアのナジブ首相がインドネシアのユドヨノ大統領との定期会談の席で、雇用側のメイドの保護義務を主軸とした雇用整備と対策本部の設置に合意、11年12月からの就労禁止措置の撤回と解除が正式に発表された。

 ところが、メイドの到着は今年2月下旬、3月初旬と延期され、現在は4月下旬が有力との見通しが出ている。

 派遣再開を控え、インドネシア政府はメイド希望者を対象に、(1)料理(2)ベビーシッター(3)老人介護(4)家事−のプログラムで構成する研修を自国で実施している。インドネシア側が最低賃金として合意した月給600〜700リンギット(約1万6000〜1万9000円)は、これら研修内容のうち1つの任務に対する手当であり、複数なら1000リンギット以上になるとの見解を政府が発表した。

 これに対し、マレーシア国内では議論が再燃、合意内容への懸念が広がっている。政府が和解策を検討する一方で、3月末にミャンマーを公式訪問したナジブ首相は、ミャンマー政府にメイドの受け入れを提案し、今後、両国間で話し合いを進めることを約束した。

 インドネシア人メイドは、中東アラブ諸国からのイスラム教徒が増加する香港やシンガポールといった給与水準が高い国での求人が増えている。これまでのように、隣国のマレーシアだけが働き先ではない。

 “選ばれる側”となったマレーシアは、諸問題を解決し、また新たに派遣されてくる国からのメイドをスムーズに受け入れるための体制を整えていく必要がある。(在マレーシア・ジャーナリスト 大野素子)(SankeiBiz)

3360チバQ:2012/04/19(木) 21:53:19
>>3300-3301>>3309>>3318
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120419-OYT1T00289.htm?from=top&from=hochi
「2人で押さえ口から毒薬」重慶・英国人殺害
 【北京=加藤隆則】薄煕来(ボーシーライ)前重慶市共産党委書記が関与した英国人実業家殺人事件は、権力のチェック機能を欠いた一党独裁の横暴を余すところなくあぶり出した。


 文化大革命を思わせる法治不在の政治がまかり通った「独立王国」・重慶で起きた前代未聞の不祥事は、党に重い課題を突き付けている。

 「毒入りの飲み物を飲ませたが吐き出したため、2人は力ずくで押さえつけ、口から毒薬を流し込んだ」

 ある党幹部は、事件が公になった今月10日、小会議室で部下たちにこう語った。薄氏の妻、谷開来容疑者と薄氏の使用人、張暁軍容疑者が共謀し、2011年11月、同市内のホテルで、薄夫妻と親しかった英国人実業家ニール・ヘイウッド氏を殺害した事件の経緯説明だ。

 携帯の電源は切るよう命じられ、メモを取ることも許されない異例の会議だった。薄氏は2年間に及ぶ「打黒(暴力団排除)」運動で5700人以上を摘発した実績を誇ったが、会議参加者の一人は「やくざ以上のやくざだ」と耳を疑った。ミステリー小説の筋書きを読み上げるように、幹部の説明は続いた。

 「ヘイウッドが吐き出した物を重慶市公安局副局長の郭維国が回収して保管し、それが今回の決定的な証拠になった。(米総領事館に逃げ込んだ前同市公安局長の)王立軍は真相解明への協力で功績を上げたと評価されている」

 確かに、王氏が米総領事館に殺人疑惑を漏らし、それを欧米メディアが報じなければ、中国当局が再捜査に乗り出したかどうかは疑わしい。薄氏の専横ぶりは公然の秘密だったからだ。

(2012年4月19日10時52分 読売新聞)

3361チバQ:2012/04/19(木) 21:54:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120418/erp12041820130004-n1.htm
中国での英国人殺人事件 英政府、調査依頼を強調
2012.4.18 20:11 (1/2ページ)[中国]
 【ロンドン=木村正人】中国の重慶市党委員会書記を解任された薄煕来氏の妻が英国人実業家殺害への関与を疑われている事件について、英政府の対応が遅れたと批判されているヘイグ英外相は17日、英下院で「2月以降、4度にわたって中国当局に捜査を申し入れた」と弁明した。その一方で事件を把握するのに3カ月を要した英情報局秘密情報部(MI6)を叱責、経緯の洗い直しを命じた。

 同外相の説明によると、英国人実業家ニール・ヘイウッド氏が重慶市のホテルで遺体で発見された翌日の昨年11月15日、中国側から「急性アルコール中毒死」と説明を受けた。英外交官も立ち会って同氏の遺体は火葬にされた。

 今年1月18日、「同氏は禁酒主義者で死因は疑わしい」との噂が重慶市の英国人社会から英外務省に寄せられた。しかしヘイグ外相が事件を知ったのは、薄氏の側近だった王立軍元重慶市副市長が米国総領事館に「ヘイウッド氏の死には疑惑がある」と駆け込んだ翌日の2月7日。

 同月15日に駐中英国大使代理が中国外務省高官に殺害容疑での捜査開始を申し入れるなど計4回にわたって中国当局に要請した。

 キャメロン英首相は17日、訪英中の李長春・中国共産党政治局常務委員と会談した際、殺害事件の調査について「必要な支援」を提供する用意があると伝えた。李氏は踏み込んだ発言はしなかったという。

 火葬の当日、ヘイウッド氏の友人や同僚から検視を求める声が上がっていたのに、訪中していたブラウン英外務担当閣外相がパンダと記念撮影していた能天気ぶりが批判を浴びている。

 ヘイウッド氏が元MI6情報員が中国で設立したコンサルティング会社の依頼で働くこともあったため、外相が事件を知らされるまで3カ月もかかるのは遅すぎるとキャメロン首相もMI6を厳しく叱責したという。

 英紙の報道では、薄氏の妻、谷開来容疑者が海外の隠し資産をめぐりヘイウッド氏とトラブルになりシアン化物で殺害した疑いが浮上しているが、「政治的魔女狩りを避けるため裁判の公開を求める」(英紙フィナンシャル・タイムズ)との声が上がっている。

3362チバQ:2012/04/20(金) 21:56:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120420/chn12042021240002-n1.htm
権力闘争の犠牲に? 薄煕来・前重慶市党委書記失脚 英国人実業家の謎
2012.4.20 21:24 (1/2ページ)

2007年1月18日、北京の葬儀場で、父親の薄一波元副首相の遺影の前に立つ薄煕来氏(右)と煕来氏の長男の瓜瓜氏(ロイター)
 【北京=矢板明夫】中国共産党内の権力闘争に敗れて失脚した薄煕来・前重慶市党委書記にからみ、薄氏の妻が殺害に関与したとされる英国人実業家の不審死について、さまざまな情報が錯綜(さくそう)している。一家の不正蓄財を知る人物として胡錦濤指導部が薄氏打倒の突破口にしようとしたとの見方が浮上、「権力闘争に巻き込まれた犠牲者」と指摘する党関係者もいる。謎めいた男性の死の真相に迫る。

 この英国人男性は北京などで投資顧問会社を経営し、昨年11月に重慶市のホテルで遺体で発見されたニール・ヘイウッド氏=当時(41)。薄氏の妻、谷開来容疑者が殺人容疑で司法機関に送致された。

 ヘイウッド氏を知る北京のビジネス関係者などによれば、英ロンドンの裕福な家庭に生まれた同氏は大学卒業後、英国議会職員などを経て1990年代初めに北京に留学した。当時、大連市長として外国からの投資を積極的に呼び込んでいた薄氏に対し「英国の企業を紹介する」との手紙を送ったことが薄家との付き合いの始まりだったという。

 英メディアは、ヘイウッド氏とMI6(英情報局秘密情報部)との関係を指摘するが、共産党筋は「プロのスパイではなく、薄氏との関係が親密になったことで、英国の情報機関が接近してきた」と明かす。

 ヘイウッド氏は、谷容疑者から子息の瓜瓜氏の教育問題で相談を受けていたことから関係が急接近したという。英国で広い人脈を持つヘイウッド氏は、中学生だった瓜瓜氏の英ハーロー校への入学を斡旋(あっせん)した。ヘイウッド氏の母校でもあるハーロー校はチャーチル元首相ら多くの有名人が卒業した名門校で、入学が難しいとされる。

 また、薄家は口利きなどで80億元(約1040億円)もの資産を不正に蓄財したとされ、ヘイウッド氏はその一部を海外に移す仕事に関わっていたという。

 一方、ヘイウッド氏の殺害事件を捜査しようとしたのが薄氏の元側近の王立軍氏だ。薄氏から重慶市公安局長を解任された王氏が米総領事館に駆け込んだことが、薄氏失脚に至る一連の事件の引き金となった。

 欧米メディアは、ヘイウッド氏殺害のきっかけとして、谷容疑者とビジネス方針や利益分配をめぐり対立したことを挙げるが、あまりに不可解だ。ある共産党筋は、共産党中央規律委員会が昨年夏以降、ヘイウッド氏と複数回接触したことを証言。詳細は不明だが、政治路線で対立する薄氏打倒を目指した胡錦濤指導部がヘイウッド氏を突破口に薄氏の腐敗問題にメスを入れようとした可能性がある。

 薄家は内情を知りすぎたヘイウッド氏を口封じしようとしたのか。

3363チバQ:2012/04/20(金) 21:57:15
http://www.asahi.com/international/update/0420/TKY201204200001.html
2012年4月20日8時2分
薄氏長男、華麗なる留学 ハーバード大から姿消す?ネット上に出回る薄瓜瓜氏の写真。留学生活の放蕩(ほうとう)ぶりを示すものと受け止められている

2007年、北京で撮影された薄熙来氏(右)と薄瓜瓜氏。背景にあるのは薄熙来氏の父親、故・薄一波元副首相の写真=ロイター

2009年、重慶のコンサート会場に姿を見せた薄瓜瓜氏(右)=ロイター

薄瓜瓜氏が住む高級マンション=マサチューセッツ州ケンブリッジ、中井大助撮影


 中国・重慶市の共産党委員会書記だった薄熙来(ポー・シーライ)氏が失脚し、妻の谷開来(クー・カイライ)容疑者も殺人容疑で拘束された問題で、米・ハーバード大学院に留学中の夫妻の長男、薄瓜瓜(ポー・コワコワ)氏(24)の動向が注目を集めている。派手な私生活で知られた「赤い貴公子」は、両親の問題が発覚した後、公の場から姿が見えなくなった。

 ボストン郊外ケンブリッジのハーバード大学から、徒歩で数分。薄瓜瓜氏が住む高級マンションがあった。家賃はワンルームでも月額2300ドルから。フィットネスジムもあるといい、瓜瓜氏の裕福な留学生活を感じさせる。

 ハーバード大学院で行政を研究する瓜瓜氏は、全世界から学生が集まる名門のケネディスクールの修士課程に在籍中。5月に修了予定だが、現在は学校に姿を見せていないという。マンションのフロント係は朝日新聞の取材に「一切コメントしない」と語った。

 英デーリー・テレグラフ紙によると、父、薄熙来氏の失脚の直後の12日夜、制服姿の男性に付き添われ、マンションから離れたという。同紙は「米当局に保護を求めた可能性が高い」と書いたが、米メディアによると、米国務省の広報担当者はこれを否定し、「知る限り、まだハーバードにいるはずだ」と語った。

 瓜瓜氏は12歳の時に、英国の名門校で、年間約3万ポンド(約400万円)の学費がかかるハロー校に入学。母親の谷開来容疑者が殺害した疑いがもたれている英国人のニール・ヘイウッド氏が仲介をしたとされる。

 同校を卒業後、オックスフォード大に進学した。さらに2010年には、学費と「質素な生活費」だけで、年間7万ドル(約570万円)かかるというハーバード大学院へと進んだ。

3364チバQ:2012/04/20(金) 22:03:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120420-00000093-mai-int
<ミャンマー>スーチー氏ら初登院見送りも 憲法宣誓拒否で
毎日新聞 4月20日(金)21時7分配信


拡大写真
ミャンマーの民主化運動指導者アウンサンスーチー氏

 【バンコク岩佐淳士】下院議員に初当選したミャンマーの民主化運動指導者アウンサンスーチー氏が議員就任時に「憲法を守る」と宣誓することを拒否している問題で、憲法裁判所が宣誓内容を変更するよう求めたスーチー氏の要求を却下したことが分かった。スーチー氏率いる「国民民主連盟(NLD)」のニャンウィン報道官が20日、報道陣に明らかにした。スーチー氏は宣誓を断固拒否しており、スーチー氏らNLDの当選者が23日の国会初登院を見送る可能性が高まった。

 宣誓は憲法改正を訴えて当選したスーチー氏の公約と矛盾する。このため、スーチー氏はテインセイン大統領との会談などで政府側に内容の変更を求めていたが、文言は憲法の条文に定められており、要求は認められなかった。ニャンウィン報道官が19日に首都ネピドーの憲法裁判所を訪れ説明を受けたという。

 NLDはテインセイン大統領に変更を求める文書を提出する予定だが、大統領は24日まで訪日中で、初登院までに変更が実現するのは難しいとみられる。

 報道官は「憲法裁判所の判断には納得できない点がある。スーチー氏らが23日に初登院しない可能性は高い」と話した。

 現憲法は旧軍事政権下の08年に制定。議員の4分の1を軍推薦枠とするなど軍人優位の政治体制を「恒久化」し、民主化勢力からの批判が根強い。このため、スーチー氏は現状を「軍に支配された見せかけの民主主義」と批判し、選挙期間中も憲法改正を訴えてきた。スーチー氏にとって自身の選挙公約に反する宣誓は受け入れられないが、一方で憲法の条文を変更するのは容易ではない。スーチー氏とテインセイン政権との間で妥協点が見いだされるかどうかは不透明だ。


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