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大中華世界的話題

3321名無しさん:2012/04/12(木) 23:18:53
◇日本政府「権力集中回避か」

 日本政府は、金正恩氏の「総書記」就任はない、との情報を事前につかんでいた。政府高官は「父親の金正日氏の代わりは務まらないからだ。若年の正恩氏に権力を持たせすぎてはいけないという指導部の判断も働いたのではないか」との見方を示した。

 ただ、別の政府関係者は「正恩体制は安定している。正恩氏を支える高齢の軍幹部が勇退し、世代交代が発生するまで正恩体制は揺らがない」と分析。「第1書記」という名称が正恩氏の権威を弱めることにはならないとの認識を示した。

 北朝鮮がミサイル発射に対する国際社会の批判への対抗手段として核実験を強行すれば、国際環境を一層厳しくするのは必至。日本政府は、米中露韓の4カ国との連携を密にし「金正恩指導部の動向を憂慮をもって見守っている」(外務省幹部)状況だ。【中川佳昭】

◇権力継承の手続き完了

 韓国国防研究院の白承周(ペク・スンジュ)安保戦略研究センター長 金正恩氏は朝鮮労働党総書記にという予測も多かったが、第1書記職の就任にとどまった。父の故正日氏への忠誠心や遠慮する姿勢を示し、孝行息子を演じてみせる狙いもあるだろう。しかし、既に総書記や国防委員長の役割を事実上果たしているので、何の問題もない。権力継承の党内手続きが、ほぼ完了したともみられる。今後は革命第1、2世代の子供が登用されるいわば北朝鮮式世代交代が起こる可能性が高いだろう。

 ◇金総書記の枠組み維持

 礒崎敦仁・慶応大専任講師(北朝鮮政治) 急ピッチで物事が進んでいる側面と前例踏襲のミックスが今回の特徴だ。準備期間を経た金正日総書記でさえ、3年間の喪が明けてから総書記を継いだが、金正恩氏は(金正日氏の死後4カ月で)党のトップに立った。一方、金正恩氏に党の最高位を与えて既成事実化し、党の盤石化を図った。金総書記が父の死去直後に遺訓を掲げたのも同じで、あらゆる意味で前例踏襲だ。これで金総書記が築いた枠組みが維持される可能性が高くなったといえる。

◇金正恩第1書記主な発言録

 北朝鮮の公式報道などで紹介された金正恩氏の主な発言。人民や軍人に対する優しさや温かさを強調している。

▼「敵が(ミサイルを)迎撃すれば、戦争を決心していた」(09年4月のミサイル発射に立ち会った際の発言)

▼「金正日総書記の映像が出るたびに涙が止まらなかった。大きな力を得た」(1月2日報道。ウンハス管弦楽団の新年音楽会を鑑賞して)

▼「人民が楽しみにして訪れる所なので、買い物客の便宜を最大限にはかれるよう建設しなければならない」(1月11日報道。平壌市内の食肉店建設現場で)

▼「しっかりと食べさせなければならない。本を贈り、知識も与えなければならない」(1月20日報道、空軍部隊を視察し、兵士の生活状況について)

▼「前線に居る将軍(金正日総書記)を待ち、母と共に明かした2月のあの夜を忘れられません」(2月13日付労働新聞が叙事詩の中で紹介した正恩氏の言葉)

▼「誠意はありがたいが、この問題は誠意だけを受け取って断る」(2月14日、白米100トンを銅像建設現場で働く軍人のために拠出すると提案した満浦市民への返信)


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