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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

2984チバQ:2016/02/01(月) 22:44:00
http://www.sankei.com/world/news/160201/wor1602010027-n1.html
2016.2.1 19:11
【米大統領選】
最初の党員集会に強烈な自負 アイオワ州など序盤戦がなぜ重要?

 「アイオワには国の進路を正しく定めるという聖なる責任がある」。11月の米大統領選に向けた指名候補選びの初戦、アイオワ州党員集会を翌日に控えた1月31日、州都デモインで開かれた共和党候補の集会で壇上の中年女性が声を張り上げた。こうした州民の強烈な自負がアイオワの政治風土を形作っている。(デモイン 加納宏幸)

 アイオワ州党員集会は1972年から全米で最初に開かれているが、その価値が注目されるようになったのは76年の大統領選だ。ジョージア州知事を務めたがほとんど知名度のなかった民主党のカーター元大統領が「支持なし」に次ぐ2位となり、第2戦のニューハンプシャー州予備選も制して大統領への道を開いた。

 指名候補を選出する党の全国大会に送り込まれる代議員数は多くはないが、民主、共和両党の候補はアイオワ州での勝利が全米での勢いにつながると考え、党員集会を前にたびたび足を運ぶようになった。陣営はテレビやラジオのCMにも大量の資金を投入する。

 地元の政治学者は「大統領候補との近さ、広告への接触の多さが、両党支持層の政治意識を両極化させている」という。

 2008年の大統領選では、クリントン前国務長官に比べリベラル色の強い黒人候補だったオバマ米大統領を選んだ。また、共和党では党員集会参加者の半数以上を占めるキリスト教福音派など「宗教保守」が強く、08年のハッカビー元アーカンソー州知事、12年にはサントラム元上院議員が勝利する原動力となった。

 次に控えるニューハンプシャー州は比較的穏健な地盤で、アイオワ州との両方かいずれかで勝利することが重要だ。1972年以来、双方を落としながら指名獲得、大統領就任につなげたのはクリントン元大統領しかいない。

2986チバQ:2016/02/02(火) 19:38:22
http://www.asahi.com/articles/ASJ217K48J21UHBI043.html
アイオワ州、民主は「事実上の引き分け」 米メディア
デモイン〈米アイオワ州〉=佐藤武嗣2016年2月2日15時16分
 米大統領選の本格的な幕開けとなる、民主、共和各党の候補者選びが1日夜(日本時間2日午前)、アイオワ州党員集会で始まった。民主党はクリントン前国務長官(68)とサンダース上院議員(74)が大激戦で、開票率が95%を超えても横一線となっている。米CNNやワシントン・ポスト紙は「事実上の引き分け」と報じた。8年ぶりの政権奪還を目指す共和党は、クルーズ上院議員(45)がトランプ氏(69)、ルビオ上院議員(44)を破り、接戦を制した。

党員集会は、民主、共和各党が州内計約1700の地区で一斉に実施した。

 民主党によれば、9割以上の地区で集計を終え、クリントン氏とサンダース氏が共に支持者獲得数でほぼ横一線で大激戦を演じた。

 米国初の女性大統領を目指すクリントン氏は、ファーストレディーや国務長官を務め、「ホワイトハウス入りした初日から準備と覚悟ができている」と経験と実績を強調。最近は医療保険制度改革などオバマ政権の路線継承を訴える。

 2008年の大統領選に出馬した際は優位とされながらアイオワ州でオバマ氏に敗れ、その後撤退。今回も「初戦」を落とせば、その後の選挙戦に影響しかねず、同州で集中的に選挙運動を重ねてきた。

 これに対し、左派のサンダース氏は、ウォール街と政治の癒着を指摘し、米社会で広がる貧富の格差是正や公立大授業料無償化、国民皆保険の導入など、既存の制度を大胆に変える「政治革命」を訴えてきた。

 出馬表明時は支持率が1桁台だったが、草の根運動が浸透。「変革」に共鳴した若者を中心に支持が急速に広がり、民主党支持層の間では、45歳未満からの支持率が7割を超える。

 一方、共和党は、保守強硬派のクルーズ氏がトランプ氏やルビオ氏を破った。

 クルーズ氏は保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)から支持され、保守強硬派としてしばしば共和党執行部とも対立。「小さな政府」を目指すべきだとし、医療保険制度の拡充や、オバマ政権を弱腰外交だと批判。「イスラム国」(IS)を「じゅうたん爆撃」で壊滅させると主張してきた。

 これに対し、実業家のトランプ氏は政治経験がなく、既存政治を批判して「偉大な米国の復活」を主張。メキシコからの不法移民を問題視し、メキシコとの国境に「万里の長城」を構築し、数百万人を強制送還すると公約。日本や中国との貿易不均衡是正を掲げ、環太平洋経済連携協定(TPP)にも反対する。

 「アウトサイダー」(非主流派)とされる2人に対し、主流派にも一定の支持のあるルビオ上院議員も善戦した。(デモイン〈米アイオワ州〉=佐藤武嗣)

■主要候補の支持者獲得率

【民主党】(候補者数計3人)

クリントン前国務長官(68)    49.8%

サンダース上院議員(74)     49.6%

(アイオワ州民主党の発表。集計が終わった地区の割合は95%)

【共和党】(候補者数計12人)

クルーズ上院議員(45)      27.7%

トランプ氏(69)         24.3%

ルビオ上院議員(44)       23.1%

カーソン氏(64)          9.3%

ポール上院議員(53)        4.5%

ブッシュ元フロリダ州知事(62)   2.8%

(アイオワ州共和党の発表。開票率は99%)

     ◇

 〈アイオワ州党員集会〉 民主、共和両党は、7月の全国党大会で大統領選候補者を指名するための代議員を州単位で選ぶ。多くの州では党員による投票で決める「予備選」を実施するが、一部の州では、党員が実際に地区ごとに集まり、討議を通じて立候補予定者ごとの代議員の配分を決める「党員集会」を実施する。アイオワ州の党員集会は、全米で最初に行われ、今後の選挙戦を左右するとされ、注目されている。

2987チバQ:2016/02/02(火) 19:40:13
http://www.sankei.com/world/news/160202/wor1602020046-n1.html
2016.2.2 17:34
【米大統領選】
アイオワ州党員集会、日本とは異質の投票風景 民主の集計方法、支持候補ごとに党員をグループ分け 共和は投票用紙に記入
 米中西部アイオワ州で1日に行われた、大統領選の候補指名に向けた共和、民主両党の党員集会の会場は、接戦を反映して熱気に満ち、日本の選挙ではみられない「お祭り騒ぎ」ぶりと、政治に対する有権者の関与の深さを印象づけた。(デモイン 青木伸行、加納宏幸)

 州都デモイン市内の州立歴史博物館。第47、48、55の3地区に所属する両党の党員が、党別にそれぞれ3つ設けられた部屋やフロアに分かれて集まり、午後7時過ぎに集会が始まった。

 1階にある、まるで学校の教室のような一室があてがわれた民主党の第47地区の小さな部屋は、160人以上の党員で埋め尽くされた。

 登録されている党員は約800人。集会が始まる前、責任者は「実際に参加するのは登録された党員の10〜15%でしょう」と予測していたが、蓋を開けてみると2割程度に上り、驚きを隠せない様子だった。

 「クリントン氏支持はこっちに座って。サンダース支持は向こう。オマリー氏の支持者はそっちへ」

 責任者の誘導でたちまち3つのグループができ、頭数がひとりひとり数えられていく。結果はクリントン氏79人、サンダース氏77人、オマリー氏8人。

 だが、これで終わらなかった。規定により、“投票率”が15%に満たなかったオマリー氏の支持者は、クリントン、サンダース氏の支持に回るか、事実上の棄権をしなければならない。

 そこからクリントン、サンダース両グループから猛烈な勧誘が始まった。

 「クリントン氏はまさに変革の人です」

 「本当の変革を求めるのであれば、サンダース氏を支持してほしい」 

 手招きや拍手も交え、オマリー氏の支持者を呼び込もうと懸命だ。同氏の支持者に加え、クリントン、サンダース両氏のどちらを支持するか揺れていた党員の移動もあり、最終結果はサンダース氏が84人に増え、83人のクリントン氏をわずか“1票差”で逆転した。

 共和党の風景は民主党と異なる。まず、各候補の陣営のスタッフがそれぞれ数分間、「トランプ氏は特殊な利益との関係がなく日本、メキシコ、中国に対する手ごわい交渉と駆け引きができる」「クルーズ氏は合衆国憲法の擁護者だ」などと演説した。その後、党員は支持者の名前を用紙に記入し、「ポスト」と書かれた投票箱に投じた。

 両党ともに大接戦となった党員集会。民主党の会場の一室には、「今回初めて参加しました」という市民権を持つ26歳の日本人男性の姿も。この男性は「お祭り騒ぎで、有権者ひとりひとりの政治に対する参加意識と自覚が、日本とはまったく違います」と話していた。

2988チバQ:2016/02/02(火) 19:41:02
http://www.sankei.com/world/news/160202/wor1602020050-n1.html
2016.2.2 18:19
【米大統領選】
トランプ氏、無難戦略が裏目に クリントン氏の優勢動かず 米バージニア大のコンディク氏

反応

反応


1日、米アイオワ州デモインで支持者が集まった会場を離れるトランプ氏と妻(ロイター=共同)
1日、米アイオワ州デモインで支持者が集まった会場を離れるトランプ氏と妻(ロイター=共同)
 ■米バージニア大政治センターのカイル・コンディク氏の話

 トランプ氏には落胆の一夜となった。アイオワ州で好まれる地道な草の根の選挙運動をせず、攻撃対象になるのを恐れて直前の討論会を欠席するなど無難な戦略に走った。常に勝利を語ってきただけに、初戦のつまずきが世論に与える影響は大きい。ニューハンプシャー州で勝たなければ、困難な展開になる。

 クリントン氏にとっても、(民主党支持層の中では)サンダース氏を支えるリベラルな白人有権者が主流な土地で健闘したといえる。今後も民主党は接戦が予想されるが、選挙戦はクリントン氏に有利な州に移っていく。最終的な優勢は動かないだろう。クリントン氏の懸念材料は(私用メール問題などの)スキャンダル。真の敵はサンダース氏ではなく、米連邦捜査局(FBI)だ。(共同)

2989チバQ:2016/02/02(火) 19:43:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160202-00000571-san-n_ame
米大統領選 クルーズ氏勝利の背景に「宗教保守」 トランプ氏の空中戦に対抗
産経新聞 2月2日(火)18時53分配信

 【デモイン(米アイオワ州)ワシントン=加納宏幸】共和党のクルーズ上院議員はアイオワ州党員集会で不動産王、トランプ氏を破った直後、「草の根にとっての勝利であり、全アイオワ、全米の勇気ある保守主義者にとっての勝利だ」と宣言した。キリスト教福音派をはじめとする草の根の「宗教保守」の支持が、トランプ氏の空中戦に対抗する原動力となった。

 クルーズ氏の勝利に道を付けた影の立役者はオバマ大統領、そして政権に妥協的な姿勢を取る共和党の議会指導者らエスタブリッシュメント(主流派)だ。

 「アイオワは今晩、共和党の大統領候補がメディアやワシントンのエスタブリッシュメントに選ばれるものではないと通告した」

 クルーズ氏は1日夜の勝利宣言でこう述べた。ルビオ上院議員、ブッシュ元フロリダ州知事ら「穏健派」を好む主流派を牽制(けんせい)したのは明らかだった。

 2012年、保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の後押しで議席を得たクルーズ氏の政治経歴は、オバマ氏や共和党主流派との戦いといえる。

 クルーズ氏を一躍有名にしたのは13年9月、医療保険制度改革(オバマケア)に反対する21時間以上のフィリバスター(議事妨害)演説だ。名門プリンストン大学のディベート・チームで全米チャンピオンになったことのあるよどみのない弁論の矛先は、予算をめぐってオバマ氏と妥協するベイナー前下院議長ら共和党の“身内”にも向かった。

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)への絨毯爆撃を主張し、キューバ移民の子としてカナダで生まれながら移民政策の厳格化を唱えるところはトランプ氏に近く、一時は共同歩調を取った。

 トランプ氏との違いは人工妊娠中絶や同性婚など宗教観が絡む問題への反対姿勢だ。党員集会前日、クルーズ氏の集会に出た女性(50)は「トランプ氏は中絶に賛成したが、クルーズ氏はプロライフ(生命尊重)の立場を明確にしている」と支持理由を語った。

 アイオワ州は共和党支持層の過半数が福音派の保守地盤。クルーズ陣営は約1万2千人のボランティアを動員し、一日当たり2千軒を訪問する徹底的な「どぶ板選挙」を展開。候補自身も州内99郡の全てに足を運び、支持を固めた。

 クルーズ氏としてはアイオワ州での勝利を地元テキサス州を始め宗教保守の強い南部諸州での戦いにつなげたい考えだ。

2990とはずがたり:2016/02/02(火) 19:48:44
アイオワ州、民主は「事実上の引き分け」 米メディア
http://www.asahi.com/articles/ASJ217K48J21UHBI043.html
デモイン〈米アイオワ州〉=佐藤武嗣2016年2月2日15時16分

 米大統領選の本格的な幕開けとなる、民主、共和各党の候補者選びが1日夜(日本時間2日午前)、アイオワ州党員集会で始まった。民主党はクリントン前国務長官(68)とサンダース上院議員(74)が大激戦で、開票率が95%を超えても横一線となっている。米CNNやワシントン・ポスト紙は「事実上の引き分け」と報じた。8年ぶりの政権奪還を目指す共和党は、クルーズ上院議員(45)がトランプ氏(69)、ルビオ上院議員(44)を破り、接戦を制した。

 党員集会は、民主、共和各党が州内計約1700の地区で一斉に実施した。

 民主党によれば、9割以上の地区で集計を終え、クリントン氏とサンダース氏が共に支持者獲得数でほぼ横一線で大激戦を演じた。

 米国初の女性大統領を目指すクリントン氏は、ファーストレディーや国務長官を務め、「ホワイトハウス入りした初日から準備と覚悟ができている」と経験と実績を強調。最近は医療保険制度改革などオバマ政権の路線継承を訴える。

 2008年の大統領選に出馬した際は優位とされながらアイオワ州でオバマ氏に敗れ、その後撤退。今回も「初戦」を落とせば、その後の選挙戦に影響しかねず、同州で集中的に選挙運動を重ねてきた。

 これに対し、左派のサンダース氏は、ウォール街と政治の癒着を指摘し、米社会で広がる貧富の格差是正や公立大授業料無償化、国民皆保険の導入など、既存の制度を大胆に変える「政治革命」を訴えてきた。

 出馬表明時は支持率が1桁台だったが、草の根運動が浸透。「変革」に共鳴した若者を中心に支持が急速に広がり、民主党支持層の間では、45歳未満からの支持率が7割を超える。

 一方、共和党は、保守強硬派のクルーズ氏がトランプ氏やルビオ氏を破った。

 クルーズ氏は保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)から支持され、保守強硬派としてしばしば共和党執行部とも対立。「小さな政府」を目指すべきだとし、医療保険制度の拡充や、オバマ政権を弱腰外交だと批判。「イスラム国」(IS)を「じゅうたん爆撃」で壊滅させると主張してきた。

 これに対し、実業家のトランプ氏は政治経験がなく、既存政治を批判して「偉大な米国の復活」を主張。メキシコからの不法移民を問題視し、メキシコとの国境に「万里の長城」を構築し、数百万人を強制送還すると公約。日本や中国との貿易不均衡是正を掲げ、環太平洋経済連携協定(TPP)にも反対する。

 「アウトサイダー」(非主流派)とされる2人に対し、主流派にも一定の支持のあるルビオ上院議員も善戦した。(デモイン〈米アイオワ州〉=佐藤武嗣)

■主要候補の支持者獲得率
【民主党】(候補者数計3人)
クリントン前国務長官(68)    49.8%
サンダース上院議員(74)     49.6%
(アイオワ州民主党の発表。集計が終わった地区の割合は95%)

【共和党】(候補者数計12人)
クルーズ上院議員(45)      27.7%
トランプ氏(69)         24.3%
ルビオ上院議員(44)       23.1%
カーソン氏(64)          9.3%
ポール上院議員(53)        4.5%
ブッシュ元フロリダ州知事(62)   2.8%
(アイオワ州共和党の発表。開票率は99%)
     ◇
 〈アイオワ州党員集会〉 民主、共和両党は、7月の全国党大会で大統領選候補者を指名するための代議員を州単位で選ぶ。多くの州では党員による投票で決める「予備選」を実施するが、一部の州では、党員が実際に地区ごとに集まり、討議を通じて立候補予定者ごとの代議員の配分を決める「党員集会」を実施する。アイオワ州の党員集会は、全米で最初に行われ、今後の選挙戦を左右するとされ、注目されている。

2992チバQ:2016/02/02(火) 19:50:26
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1602020055.html
【米大統領選】波乱の幕開け告げるアイオワ州党員集会 民主、共和両党で非主流派が“本命”を揺るがす

19:34産経新聞

 【デモイン=青木伸行】米アイオワ州で開かれた大統領選の党員集会で、民主党は「本命」のヒラリー・クリントン氏がバーニー・サンダース氏を相手に予想以上に苦戦した。共和党もテッド・クルーズ氏、ドナルド・トランプ氏という「非主流派」が上位を占めるなど混戦模様で、波乱含みの選挙戦を象徴する幕開けとなった。

 「ため息をつき、ホッとし、安心した」

 クリントン氏は1日夜、州都デモイン市内で支持者を前に、「当確」が出るのを待たずに“勝利宣言”とも受け取れる発言をした。

 サンダース氏も「事実上引き分けのようだ」と述べた。公式集計で両者の差はないに等しい。サンダース氏が追い上げた要因は、アイオワ州における民主党の主要な支持基盤であるリベラル層と、若年層の支持にあったとみられている。

 クリントン氏も“左旋回”を見せ、リベラル層の取り込みに躍起となったが、「超リベラル」なサンダース氏をしのぐほどまでリベラル層を引き込むには至らなかったようだ。

 クリントン氏は2008年大統領選でのアイオワ州党員集会では3位に終わっただけに、今回の結果は“善戦”といえなくもない。

 ただ問題なのは、若年層の支持を極端に得られなかったことだ。CNNテレビの出口調査では、17歳から29歳の84%がサンダース氏を支持し、クリントン氏は14%にすぎない。

 デモインの党員集会で、サンダース氏を支持した19歳の男性は「ヒラリーよりも、サンダース氏の方が信頼できる」と話した。

 とりわけ若年層の間にはクリントン氏に代表されるエスタブリッシュメント(主流派)層への不信感が根強い。国務長官在任中の公務に私的な電子メールアカウントを使っていた問題が影響した可能性もある。

 一方、党員集会でクリントン氏を熱烈に支持した40歳代の女性は「サンダース氏はリベラルの代表のように言われるけど、ヒラリーだってリベラルです」と反論。9日に予備選が行われるニューハンプシャー州はよりリベラル色が強く、世論調査ではサンダース氏がリードする。クリントン氏は引き続き「左旋回」姿勢を維持するとみられる。

 だが、バージニア大学のラリー・サバト教授は「クリントン氏はアイオワ、ニューハンプシャー両州で苦戦しても、現在のスタンスを変えないことが勝利への道だ」と指摘する。さらなる左傾化は逆に中間層などの離反を招き、全国レベルでの首位の維持にも影響しかねないというわけだ。

 ニューハンプシャー州に続くサウスカロライナ、ネバダ両州ではクリントン氏が優勢で、山場は10州以上の予備選・党員集会が集中する3月1日の「スーパーチューズデー」となりそうだ。

 一方の共和党は、アイオワで2位に終わったトランプ氏がニューハンプシャー州では高支持率を維持。アイオワで同氏に肉薄する3位と健闘したマルコ・ルビオ氏ら「党主流派」候補も巻き返しを伺っている。

2993チバQ:2016/02/02(火) 19:54:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160202-00000079-reut-n_ame
焦点:米アイオワ州党員集会、ルビオ氏躍進で共和党本流に弾み
ロイター 2月2日(火)19時17分配信

焦点:米アイオワ州党員集会、ルビオ氏躍進で共和党本流に弾み
 2月2日、米大統領選に向けた候補者指名争いの初戦となった1日のアイオワ州党員集会では、共和党で3位につけたマルコ・ルビオ上院議員も、強力な勝者といえる。ルビオ氏と家族、同州デモインで1日撮影(2016年 ロイター/Aaron P. Bernstein)
[デモイン(米アイオワ州) 2日 ロイター] - 米大統領選に向けた候補者指名争いの初戦となった1日のアイオワ州党員集会で、共和党はテッド・クルーズ上院議員が不動産王ドナルド・トランプ氏を破り勝利したが、3位につけた同党の本流(エスタブリッシュメント)候補マルコ・ルビオ上院議員も、強力な勝者といえる。

過去数カ月間、共和党の候補指名争いはクルーズ氏とトランプ氏の焦土戦術が目立ち、より穏健な候補らは苦戦を強いられてきた。

党指導部が勝者を長く待ち望むなか、1日の党員集会でルビオ氏が上位に浮上した。

得票率はクルーズ氏が28%、トランプ氏は24%。ルビオ氏は23%で両氏とわずかな差となった。

ルビオ氏は、最終結果発表後「決して起こらないと言われていたことが今起きている」と述べた。

候補指名争いは間違いなく新たな局面を迎えた。

アイオワ州共和党の元政治ディレクター、クレイグ・ロビンソン氏は「三つどもえのレースになっている」と指摘した。

ロビンソン氏ら同州の政治評論家は、ルビオ氏がトランプ、クルーズ両氏に水をあけられ、おそらく15─18%程度の得票率に終わると予想していたため、ルビオ氏の躍進は衝撃を与えた。

アイオワ州デモインの共和党ストラテジスト、ダグラス・グロース氏は、同州で3位につけたことはルビオ氏が党の本流である「エスタブリッシュメントの総意を得た候補であること」を示すと指摘した。

ルビオ氏はアイオワ州での選挙遊説で、クルーズ氏やトランプ氏同様に、過激派組織「イスラム国」や移民問題、医療保険改革法(オバマケア)などについて非難した。

しかしそれは、より楽観的で開放的なメッセージを通じてだった。

キューバ系移民の息子として生まれ、米国で育った同氏は、選挙に勝利した場合、初のヒスパニック系大統領となる。

ルビオ氏はこの週末、党員集会を控えた最後の選挙運動で、「怒りだけでは不十分だ。怒りは計画でも解決策でもない」と有権者に呼びかけた。

党員集会でルビオ氏を支持した有権者らは、ロイターに対し、同氏のポジティブなメッセージに共鳴したとし、同氏を、民主党の有力候補ヒラリー・クリントン氏に対抗する最も強力な候補とみなしていることを明らかにした。

アイオワ州クライブのKevin Huerkampさんは「私は実際に変化をもたらしてくれる誰かを探していた。マルコ・ルビオ氏がその人物だと思う」と語った。

選挙結果によると、ルビオ氏は都市部のデモイン、アイオワ市、ダベンポートで、クルーズ、トランプ両氏を抑えた。このことはフロリダやオハイオなど人口の多い州で今後、ルビオ氏が成功を収める可能性を示唆している。

(James Oliphant記者 翻訳:佐藤久仁子 編集:加藤京子)

2994チバQ:2016/02/02(火) 20:36:28
http://www.sankei.com/world/news/160202/wor1602020057-n1.html
2016.2.2 19:53
【米大統領選】
アイオワ州党員集会、民主党はクリントン陣営が勝利宣言 共和はクルーズ氏、3位ルビオ氏はトランプ氏に肉薄

 【デモイン(米アイオワ州)=加納宏幸】11月8日の米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いの初戦、アイオワ州党員集会が1日夜、州内約1700カ所の会場で実施され、民主党はクリントン前国務長官(68)の陣営が2日未明に勝利宣言した。得票率の差は1ポイント未満の接戦になった。

 共和党はクルーズ上院議員(45)が不動産王、トランプ氏(69)を破って勝利し、ルビオ上院議員(44)もトランプ氏に肉薄して3位に付けた。上位3人はいずれも20%台で4位の神経外科医カーソン氏(64)と差を付けた。今後は三つどもえの展開になる可能性がある。

 民主党の発表によると、2日午前4時(日本時間同日午後7時。集計率99%)時点でクリントン氏と無所属のサンダース上院議員(74)の得票率の差は0・3ポイントだった。AP通信によると1つの会場から結果報告がなく全ての集計が終わっていない。

 女性初の大統領を目指すクリントン氏はオバマ政権の継承を訴え、世論調査で全国の首位。アイオワ州では若年層の支持を集めるサンダース氏に肉薄された。

 共和党は信教の自由を訴えるクルーズ氏が組織選挙を展開。保守的なキリスト教福音派の影響力が強いことが有利に働いたとみられる。トランプ氏は一歩及ばなかったが、強硬保守派の2人が上位を占めた。

 民主党のオマリー前メリーランド州知事、共和党のハッカービー元アーカンソー州知事は1日、アイオワ州での惨敗を受け、選挙戦から撤退した。

 予備選・党員集会の第2戦は2月9日のニューハンプシャー州予備選。今年6月まで順次、各州や自治領などで開催され、7月の党全国大会で候補に投票する「代議員」の獲得を競う。過半数を得た候補が正式に党の指名を受け、11月8日の本選に臨む。

2995チバQ:2016/02/02(火) 20:37:03
http://www.sankei.com/world/news/160202/wor1602020058-n1.html
2016.2.2 20:05
【米大統領選】
民主・サンダース氏、ブレない「民主社会主義者」 “異色”最高齢の候補、支持者は若者

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1日、米アイオワ州デモインで開かれた民主党の党員集会でスピーチするサンダース上院議員(ロイター)
1日、米アイオワ州デモインで開かれた民主党の党員集会でスピーチするサンダース上院議員(ロイター)
 民主党のアイオワ州党員集会で、最有力のクリントン前国務長官(68)相手に大接戦を演じたサンダース上院議員(74)。「無所属」で「民主社会主義者」を標榜(ひょうぼう)する異色候補の躍進に注目が集まった。

 「今夜アイオワで政治革命が始まった」。1日深夜、同州デモインでサンダース氏が支持者を前にこう呼びかけると、会場を埋め尽くした若者から熱狂的な歓声がわき起こった。

 主要候補者の中で最も高齢のサンダース氏だが、主な支持層は若者だ。「政府は一握りの億万長者のものではない」とウォール街を批判。富裕層増税や公立大学の無償化などの訴えに、格差社会の是正を求める若者層が共鳴し、草の根運動で選挙戦を展開している。

 ポーランドからのユダヤ系移民の父を持つ。20〜30代にはベトナム反戦運動など左派政治運動に傾注し、1981年から米東部バーモント州バーリントン市長を8年務めた。

 その後、同州選出の連邦下院議員に8回当選し、2007年に上院議員に転身。10年12月には減税措置の延長をめぐって8時間半にわたる演説を行い、注目を集めた。無所属議員として25年間のキャリアを持ち、時代に左右されない政策判断が売り物だ。

 重要施策に「選挙資金制度の改革」を掲げ、平均27ドル(約3200円)の小口献金に頼る。ただ、黒人や中南米系など白人以外に支持が広がっておらず、今後どこまで浸透できるかは未知数だ。(上塚真由)

2996チバQ:2016/02/03(水) 22:52:52
http://www.sankei.com/world/news/160203/wor1602030037-n1.html
2016.2.3 21:48
【米大統領選】
第2戦もはやヒートアップ 撤退との虚偽情報に謝罪、コイントスでの勝敗には不満

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米大統領選の主な日程
米大統領選の主な日程
 【ワシントン=小雲規生】米大統領選に向けた候補指名争いの初戦となった1日のアイオワ州での党員集会を終えた各候補者は2日、休む間もなく予備選が9日に行われる第2戦のニューハンプシャー州での追い込みに入った。各候補はライバルの牽制やアイオワでの投票結果への疑念などを口にし、選挙戦は一段とヒートアップしている。

 「ニューハンプシャーはアイオワよりも自分に向いている」。アイオワ州での共和党の党員集会で2位に終わった不動産王、ドナルド・トランプ氏は2日の記者会見で、結果を今後にひきずるとの懸念を躍起になって否定。メディアが3位のマルコ・ルビオ上院議員を勝者扱いしていることにも、不満をぶちまけた。

 一方、トランプ氏をおさえて勝利したテッド・クルーズ上院議員はCNNテレビに「この勢いで指名を勝ち取る」と気勢を上げたが、勇み足も。クルーズ氏の陣営が1日、ライバル候補の元神経外科医、ベン・カーソン氏が撤退するとの虚偽の情報を流したことが判明したためだ。クルーズ氏は慌てて謝罪し、ニューハンプシャーの予備選への影響を抑えようと懸命だ。

 一方、ヒラリー・クリントン前国務長官とバーニー・サンダース上院議員が大接戦を演じたアイオワ州の民主党は2日、クリントン氏が勝者だと正式に発表。クリントン氏はCNNに「とても興奮している」と喜びをあらわにした。

 しかしABCテレビによると、各候補への支持が拮抗した場合にコインの裏表で勝敗を決める規則について不満もくすぶっている。アイオワでは複数の会場でクリントン氏側がコイントスで勝利した。サンダース氏は2日、記者団に対して「民主主義を実現するのに最善の方法ではない」と述べ、結果に異議を唱える可能性を否定しなかった。

2997チバQ:2016/02/03(水) 22:53:31
http://www.sankei.com/world/news/160202/wor1602020070-n1.html
2016.2.2 22:15
【米大統領選】
大接戦でコイントスも アイオワ民主党員集会 少なくとも5会場で実施

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1日、米アイオワ州デモインの教会で開かれた民主党の党員集会で、出席者の数を確認する担当者(中央)(共同)
1日、米アイオワ州デモインの教会で開かれた民主党の党員集会で、出席者の数を確認する担当者(中央)(共同)
 米大統領選で候補指名争いの初戦となったアイオワ州の民主党党員集会で、クリントン前国務長官とサンダース上院議員が大接戦となったため、一部の会場で勝敗を決めるためにコイントスが行われた。地元紙などが2日報じた。

 報道によると、党の規則では、候補を支持する人がほぼ同数などの条件がそろった場合、割り当てられる代議員の最後の1人をどの候補が獲得するかを、コイントスで決める。コイントスが実施されたのは州都デモインなどにある少なくとも5つの会場で、全てをクリントン氏が勝ち取ったという。(共同)

2998チバQ:2016/02/03(水) 22:53:51
http://www.sankei.com/world/news/160202/wor1602020062-n1.html
2016.2.2 20:56
【米大統領選】
党員集会、州ごとに異なる選挙方式 クリントン氏VSサンダース氏、「オマリー票」が影響か

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1日、米アイオワ州デモインで、集まった支持者に笑顔を見せるヒラリー・クリントン前国務長官(右)と夫のビル・クリントン元大統領(ロイター)
1日、米アイオワ州デモインで、集まった支持者に笑顔を見せるヒラリー・クリントン前国務長官(右)と夫のビル・クリントン元大統領(ロイター)
 党員集会は、11月の米大統領選挙の本選に出馬する民主、共和両党の候補者を選ぶ党内手続きの一つ。両党は、州・地域ごとに党員集会または予備選挙を実施し、州・地域に割り振られた代議員の獲得数を競う。過半数の代議員を獲得した人物が7月の党大会で本選候補に指名される。

 党員集会は選挙区や市町村ごとに学校や公民館などで開かれ、事前登録した党員が、各陣営関係者の演説などを踏まえ、支持する候補者を決める。その方式は話し合いや挙手、投票など、両党間で異なり、同じ党でも州によって違う。

 アイオワ州の党員集会で共和党は投票方式を採用。一方、民主党は、各会場で支持候補ごとにグループを作り、対立候補の支持者や支持候補が決まっていない党員らを自らのグループに引き入れるアピールを展開する。15%以下の支持しか得られなかった候補の支持者は、他候補の支持に回るか、棄権する。

 クリントン氏とサンダース氏との間で接戦となったアイオワ州での民主党の党員集会は、支持が低迷したオマリー前メリーランド州知事の支持者の動向が勝敗を分けた可能性がある。

2999チバQ:2016/02/03(水) 23:08:03
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160203/k10010395261000.html
米大統領選候補者選び ニューハンプシャー州も激戦か
2月3日 7時08分

米大統領選候補者選び ニューハンプシャー州も激戦か
アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの幕開けとなったアイオワ州の党員集会で、共和党はクルーズ上院議員が、また民主党はクリントン前国務長官がそれぞれ勝利したものの、候補者の間で大きな差は開かず、今月9日に行われる東部ニューハンプシャー州の予備選挙も激しい戦いとなりそうです。
ことし11月のアメリカ大統領選挙に向けてアイオワ州の党員集会が1日に行われ、このうち与党・民主党は、女性初の大統領を目指すクリントン前国務長官が49.8%の支持を、また「民主社会主義者」を名乗り格差の是正を前面に掲げるサンダース上院議員が49.6%の支持をそれぞれ獲得し、僅か0.2ポイントの差でクリントン氏が逃げきりました。
一方、政権奪還を目指す野党・共和党は、保守強硬派のクルーズ上院議員が27.6%の支持を、過激な発言を繰り返す不動産王のトランプ氏が24.3%の支持をそれぞれ獲得し、クルーズ上院議員が初戦を制しました。また、若手のホープとされるルビオ上院議員が23.1%の支持を獲得し、2位のトランプ氏に1.2ポイント差に迫りました。
両党の候補者選びの次の舞台は、今月9日に予備選挙が行われるニューハンプシャー州です。アイオワ州では候補者の間で大きな差は開かなかったことから、ニューハンプシャー州でも激しい戦いとなりそうで、クリントン氏やトランプ氏の戦いぶりが注目されます。
米メディアの分析は
今回の結果について、アメリカの有力紙、ワシントン・ポストは、候補者を「勝者」と「敗者」に分けて分析しています。
共和党については、勝利を確実にしたクルーズ上院議員と、3位につけたルビオ上院議員を「勝者」に、そしてトランプ氏を「敗者」に分類しています。このうちクルーズ氏については、「クルーズ氏と彼のチームは最良の組織を作り、南部的かつ社会保守的な考えに合致して勝利した」として、クルーズ氏がキリスト教の価値観を重んじる保守派の支持を固めたと分析しています。また、ルビオ氏については、「多くの人が予想したとおり、共和党主流派の最も強い候補として浮上した。2位のトランプ氏に迫る結果は1週間前には想像もつかなかった」として、善戦したと伝えています。
一方、「敗者」としたトランプ氏については、「かろうじて2位につけた。世論調査の支持率が実際の票に結びつくのかという疑問はさらに大きくなった」としています。
また、民主党については、勝利を宣言したクリントン前国務長官と、サンダース上院議員の双方を「勝者」と位置づけました。このうちクリントン氏については「序盤の2州両州での敗北を回避することができた」としたほか、サンダース氏については「今夜起きたことほど、ニューハンプシャー州で起きる出来事に影響を及ぼすことはない。支持者は活気づき、かつてなく戦う価値を感じるだろう」と伝えています。
また、ニューヨーク・タイムズは、民主党の党員集会について「戦いは互角だった」としたうえで、「クリントン氏にとって、理想的ではないが容認できる結果だ」として、全米レベルでは支持率が高いクリントン氏が依然最有力候補であるという見方を示しました。
一方、サンダース氏については2008年にオバマ大統領がアイオワ州でクリントン氏に勝利したような結果は残せず、指名争いを勝ち抜けるような機運がまだ高まっていないと分析しています。

3000チバQ:2016/02/03(水) 23:20:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160203-00000067-san-n_ame
2016米大統領選 民主党 大接戦、コイントスで「決着」
産経新聞 2月3日(水)7時55分配信

2016米大統領選 民主党 大接戦、コイントスで「決着」
アイオワ州党員集会 主要候補の得票率(写真:産経新聞)
 アイオワ州で開かれた民主党の党員集会で、大接戦を展開したクリントン氏とサンダース氏の両陣営が、州都デモインなどにある少なくとも6つの会場でコインの裏表で勝敗を決めるコイントスを行った。いずれもクリントン氏側が勝ち、同氏が僅差で勝利を得る結果につながったという。

 党員集会は選挙区や市町村ごとに学校や公民館などで開かれ、事前登録した党員が、各陣営関係者の演説などを踏まえ、話し合いや挙手、投票などで支持する候補者を決める。

 アイオワ州では、共和党は投票方式を採用しているが、民主党は各会場で支持候補ごとにグループを作り、対立候補の支持者や支持候補が決まっていない党員らを自らのグループに引き入れるアピールを展開する。

 地元紙などによると、同党の規則では、各候補を支持する人々がほぼ同数となった場合などに限り、どちらが代議員を獲得するかをコイントスで決める。ネット上では、クリントン氏の「強運」ぶりに驚嘆が広がったほか、「文字通り、カネで選挙が左右された」との冗談も飛び交った。(ワシントン支局)

3001チバQ:2016/02/03(水) 23:20:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160203-00000064-san-n_ame&pos=1
2016米大統領選 トランプ旋風、空回り 伸びぬ票、世論調査とズレ
産経新聞 2月3日(水)7時55分配信

2016米大統領選 トランプ旋風、空回り 伸びぬ票、世論調査とズレ
大統領選共和党支持者の傾向(写真:産経新聞)
 【デモイン(米アイオワ州)=青木伸行】米アイオワ州で1日に開かれた共和党の党員集会は、政治の門外漢であるトランプ氏による「トランプ現象」が“本物”かどうかを占う試金石として注目されていた。

 名だたる政治アナリストは昨年、「トランプ旋風は秋には収束する」「年末には撤退するだろう」と予想していたが、年が明けても勢いが衰えないまま、重要な初戦に突入した。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の事前世論調査でトランプ氏の支持率は33・2%。追い上げるクルーズ氏に6・5ポイント差に迫られながらも首位を保っていた。

 結果はクルーズ氏の得票率は27・6%、トランプ氏は24・3%。トランプ氏は逆転された上、実際の得票率は世論調査の支持率とは大きな違いを見せた。

 政治アナリストや、同氏を毛嫌いする共和党員は「口先だけで支持を表明している者も多いのでは。世論調査と投票行動との間には乖離(かいり)があるのではないか」(クルーズ陣営)と期待を込めて語り、“いちるの望み”を託していた。

 トランプ氏は今回、そうした期待を裏切ることなく敗北した。「トランプ氏に核のボタンを委ねていいのか」といったブレーキが、いざ投票となり働いたものとみられる。

 トランプ氏の支持者は既存の政治と政治家にお灸(きゅう)を据えようとしているだけなのか、劇的な政治の転換を本気で望んでいるのか-。こうした問いへの答えも、アイオワ州に限ってみれば前者だったといえよう。

 米国社会の観点からみると、トランプ現象の根底には、リベラルと保守の対立の先鋭化という潮流が横たわっている。米国社会はリベラル化の傾向にあり、これに対する保守層の鬱積した危機感と不満の矛先は、共和党の穏健な主流派や既存の政治家に向けられ、その反動としてトランプ氏の支持率を押し上げてきた。

 アイオワ州は選挙結果が民主、共和両党に揺れ動く「スイング・ステート」で、両党の支持者の比率も半々と極めて拮抗(きっこう)している。共和党では保守層、民主党では白人のリベラル層が多く、保守とリベラルの対立の先鋭化という米国社会の縮図だったといえる。

 そうした構図の中、分散する共和党の保守票の一部がトランプ氏から“離反”したとみられることは同氏には打撃で、他州での予備選・党員集会にも響きそうだ。

3002チバQ:2016/02/03(水) 23:21:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160203-00000066-san-n_ame&pos=3
2016米大統領選 共和党 主流派ルビオ氏、肉薄3位
産経新聞 2月3日(水)7時55分配信

2016米大統領選 共和党 主流派ルビオ氏、肉薄3位
大統領選共和党支持者の傾向(写真:産経新聞)
 【デモイン=加納宏幸】米大統領選で共和党主流派の候補が軒並み苦戦する中、ルビオ上院議員にとっては候補指名争いの初戦、アイオワ州党員集会でクルーズ上院議員、不動産王トランプ氏に迫ることが11月8日の本選までの長期戦略を成功させる必須条件だった。トランプ氏に肉薄する3位に付けたことで、主流派の代表候補として認知されることになる。

 「私が指名候補になったとき、民主党の指名候補がクリントン前国務長官であってもサンダース上院議員であっても必ず打ち破ることができる」

 ルビオ氏は1日夜、支持者にデモインでこう訴えると、9日に実施される第2戦のニューハンプシャー州予備選に備えて同州入りした。世論調査によると同州では同じ主流派のケーシック・オハイオ州知事、ブッシュ元フロリダ州知事が比較的好調だ。フロリダ州選出のルビオ氏は同州で予備選が行われる3月15日までの「サバイバル戦略」を描く。

 2月の序盤4州、3月1日の「スーパー・チューズデー」では代議員が候補に比例配分されるため大きく差が付きにくく、首位になれないまでも着実に代議員数を重ねて上位を確保。1位の候補が州の代議員を全て獲得する「勝者総取り」が認められる3月15日以降、フロリダ州を跳躍板に勝負をかける考えだ。その頃までには、民主党も指名候補が固まっている可能性が高い。

 ルビオ氏は中国や北朝鮮を厳しく批判し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)を日本領と明言。世界における米国の軍事的な役割を前面に打ち出している。共和党のライバルとの間で、外交経験を売りにするクリントン氏と「最高司令官」の座を競うには誰がふさわしいかという論戦に持ち込む狙いがあるとみられる。

3003チバQ:2016/02/04(木) 00:03:46
http://mainichi.jp/articles/20160203/k00/00m/030/060000c
米大統領選
支持者、引き抜き合戦…民主・党員集会

毎日新聞2016年2月2日 21時25分(最終更新 2月3日 01時22分)
 【デモイン長野宏美】米アイオワ州デモインの高校で開かれた民主党の党員集会は参加希望者の行列が途切れず、開始時間を30分以上過ぎて始まった。参加者は候補者の名前が印刷された紙を壁に貼り、支持する候補ごとに3カ所に分かれて陣取った。この地区の参加者は273人。ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の支持者は女性や中高年が多く、落ち着いた雰囲気。一方のバーニー・サンダース上院議員(74)の陣地は大学生ら若者が占め、開始前から「バーニー、バーニー」と気勢を上げた。

手拍子と歓声で勧誘

 サンダース氏を支持する百貨店勤務のザック・スタンさん(23)は大学生の妹から「公立大学の無料化などを訴える革新的な政治家がいる」と勧められ、一家4人でファンになった。だが、ネブラスカ州の大学に通う妹は授業があり、父は深夜勤務で参加できず、母メラニーさん(55)と2人で2時間以上前に会場に入った。

 午後7時半過ぎ、開始の宣言に続き、各候補の支持者の代表が1分間の応援演説。サンダース氏の支持者は「お金ではない政治を」と訴えた。一方、クリントン氏の支持者は国務長官としての実績を強調した。

 民主党の党員集会では、支持者の数に応じて代議員が割り振られるが、全体の15%に満たないと、別候補へのくら替えを迫られる。司会者が「20分決断の時間を与える。15%をクリアするには(全参加者273人の15%)41人必要だ」と15%ラインを宣言した。

 挙手による集計を終え、3番手のマーティン・オマリー前メリーランド州知事(53)の支持者は22人と15%に届かなかった。クリントン氏とサンダース氏の両陣営による引き抜き合戦が始まった。サンダース氏の陣地にいた女性から「あなたたちは終わりだ」と鋭い声が飛ぶ。オマリー支持者たちの表情が凍り付いた。このままでは自分たちの陣営にくら替えしてもらえない。焦った他のサンダース支持者たちは口々に謝罪。「バーニーはオマリーが必要だ」と手拍子と歓声で勧誘を始めた。

 オマリー支持者のうち、5、6人がサンダース陣営に加わると大きな拍手が起きた。数人はクリントン陣営に。6、7人は「オマリー支持を貫きたい」と移動しなかった。

 最終的に代議員の数に関係する代表選びは、171人の支持を集めたサンダース氏が4人、85人が支持したクリントン氏が2人を獲得。約1時間半の集会は拍手で幕を閉じた。前日にクリントン氏支持を決めた店員のエミー・バーマンさん(25)は「経験と実行力が決め手になった。大統領候補の話を聞く機会もあり、民主的でいい制度だ」と語った。

3004チバQ:2016/02/04(木) 00:05:04
http://mainichi.jp/articles/20160204/k00/00m/030/037000c
米大統領選
共和、生き残りへ3氏「背水の陣」

毎日新聞2016年2月3日 19時10分(最終更新 2月3日 23時44分)
 【デモイン(米中西部アイオワ州)及川正也】11月の米大統領選に向けた民主、共和両党の大統領候補指名争いは2日、最初の一般投票による予備選が9日に実施される北東部ニューハンプシャー州へと舞台が移った。共和党では1日のアイオワ州党員集会で不調に終わった候補者たちが背水の陣で臨む。

 起死回生を狙うのは、アイオワ州の「トップ3」を追うジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(53)の「現元知事トリオ」だ。

 「彼らはまだテストされた経験がない」。前日からニューハンプシャー州入りしていたブッシュ氏は2日、アイオワ州党員集会で上位3位に入ったテッド・クルーズ上院議員(45)、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)、マルコ・ルビオ上院議員(44)を批判。フロリダ州知事として実績をあげたブッシュ氏が政治経歴のないトランプ氏と、ともに初当選議員のクルーズ、ルビオ両氏の経験不足を突き、支持を訴えた。

 ニューハンプシャー州の世論調査でトランプ氏ら3氏に次ぎブッシュ氏と4位を争うケーシック氏は、アイオワでの戦いを捨てて前倒しで同州入り。2日も「結果を出す準備はできている」と財政健全化を果たした実績を強調。同州を重視するクリスティー氏も「トランプ列車は失速した」と、トランプ氏らの追い落としを狙った。

 生き残りをかける3氏のうち、ブッシュ氏はアイオワ州党員集会で6位、ケーシック氏8位、クリスティー氏10位とふるわなかった。トランプ氏に加え、ルビオ氏が躍進したことで逆転の壁はさらに高くなっている。

 迎え撃つ立場になったルビオ氏の陣営スポークスマンは2日、ブッシュ氏ら3氏について「ニューハンプシャー州で勝てなければ、その先はない」と、撤退含みの展開になると強調。一方、アイオワの勝者クルーズ氏はブッシュ氏らへの反撃よりトランプ、ルビオ両氏を振り切ろうと躍起だ。2日、大きな争点となっている不法移民対策に寛容だとしてルビオ氏に「共和党のオバマ大統領」とレッテルを貼り、イメージダウンを狙った。

 波乱が起きたアイオワ州の結果や、巻き返しを狙うブッシュ氏ら3氏の猛攻などで「投票まで1週間の支持率は、浮き沈みや入れ替わりが激しいジェットコースター状態」(米NBCテレビ)になりそうだ。

3005チバQ:2016/02/04(木) 01:37:19
1102 チバQ 2016/02/03(水) 23:39:42
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/world/fuji-frn1602030006.html
敗北したトランプ氏に“逆転カード”はあるか 来週負けると米大統領選は大波乱

17:01夕刊フジ

 米大統領選で、民主、共和両党の候補指名争いの初戦となった1日のアイオワ州党員集会は、想定外の結果で終わった。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)は僅差で勝利したが、共和党指名争いで先頭を走ってきた不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は、テッド・クルーズ上院議員(45)に敗北した。今後、トランプ氏は巻き返せるのか。

 「2位で終わった。言いたいのは本当に光栄だということだ。テッド(クルーズ氏)を祝福したい」「アイオワの人々を愛している」

 トランプ氏は1日夜、支持者を前にこう敗北を宣言した。

 これまで、トランプ氏は、他の候補者を厳しい言葉で批判したり、イスラム教徒への過激な発言で注目されてきた。だが、この日の3分ほどの演説では、そうした姿勢は影を潜めた。

 アイオワ州は、共和党支持層の過半数が福音派という保守地盤だ。保守強硬派であるクルーズ氏は、約1万2000人のボランティアを動員し、一日あたり2000軒を訪問する徹底的な「どぶ板選挙」を展開して、トランプ氏の空中戦に勝利した。

 マルコ・ルビオ上院議員も、トランプ氏に肉薄する3位に付け、主流派の代表候補として存在感を示した。

 トランプ氏は今後、どう選挙戦を戦うのか。

 国際政治学者の藤井厳喜氏は「トランプ氏がまだ、共和党指名争いの先頭を走っているのは間違いないが、来週のニューハンプシャー州で負けると大波乱となる。ブッシュ元大統領は1988年の大統領選で、アイオワ州で負けたが、ニューハンプシャー州で勝利し、大統領になった。トランプ氏としては、ここでリーダーシップを発揮して、陣営を立て直せるかどうかだ。過激な発言は今まで通りだろうが、最近、小さな集会を多数こなして選挙民に直接訴えていると聞く。この試練を乗り越えられるか注目される」と語っている。

3006チバQ:2016/02/04(木) 20:51:56
http://www.asahi.com/articles/ASJ244JXTJ24UHBI010.html
共和党のポール氏とサントラム氏が撤退 米大統領選
ニューヨーク=金成隆一2016年2月4日19時05分
 米大統領選のアイオワ州党員集会の結果を受け、共和党のランド・ポール上院議員(53)とリック・サントラム元上院議員(57)は3日、指名獲得争いからの撤退を表明した。党員集会での支持者獲得率はポール氏が4・5%(候補者12人中5位)、サントラム氏が1%(同11位)で、いずれも低迷していた。


 ポール氏は声明で「撤退するが、戦いは終わっていない」と述べ、上院議員として再選をめざす意向を示した。小さな政府をめざす姿勢でリバタリアニズム(自由至上主義)や保守系草の根の「ティーパーティー(茶会)」からの一定の支持を集めてきたが、政府による個人情報の収集強化に反対する訴えなどが、手厚いテロ対策を求める世論に十分に浸透しなかったとみられている。

 一方、サントラム氏はテレビ番組で撤退表明。その上で「新世代で国を統合できる人」として、マルコ・ルビオ氏(44)への支持を表明した。サントラム氏は2012年の同州の党員集会では宗教保守派の支持を集めて1位。今回約23%の支持を集め、上院議員テッド・クルーズ氏、実業家ドナルド・トランプ氏に次ぐ3位に入ったルビオ氏には追い風になりそうだ。(ニューヨーク=金成隆一)

3007チバQ:2016/02/07(日) 17:13:47
http://mainichi.jp/articles/20160206/k00/00m/030/081000c
米大統領選
共和、ルビオ氏が急伸

毎日新聞2016年2月5日 20時45分(最終更新 2月6日 00時59分)

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた共和党の候補指名争いで、1日のアイオワ州党員集会の後に行われた複数の世論調査の結果が4日、発表された。マルコ・ルビオ上院議員(44)が支持率を伸ばし、党員集会を制した保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)と2位の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)との「三つどもえ」の構図が浮き上がってきた。

 民間調査会社「パブリック・ポリシー・ポーリング」の調査(2、3日実施)では、全米レベルで支持率首位を走っているトランプ氏の支持率は、昨年12月調査から9ポイント減って25%。一方、クルーズ氏は3ポイント増、ルビオ氏は8ポイント増でともに21%とし、トランプ氏に4ポイント差に迫った。


 一方、CNNテレビなどが第2戦の舞台となる東部ニューハンプシャー州を対象に行った調査(2〜4日実施)では、ルビオ氏は集会直前より7ポイント増の18%で、クルーズ氏をかわして2位に浮上。トランプ氏は集会直前と変わらず29%だった。

 ルビオ氏は同党主流派が推している。党員集会では、事前の世論調査の支持率を大幅に上回る23%の得票率を獲得。多数いる主流派候補の中で頭一つ抜け出したことから、主流派支持層の期待がルビオ氏に集中し始めているとみられる。

3008チバQ:2016/02/07(日) 17:14:26
http://mainichi.jp/articles/20160206/k00/00m/030/080000c
米大統領選
民主2氏、イメージ争い

毎日新聞2016年2月5日 20時44分(最終更新 2月5日 22時43分)

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた候補指名争いの第2戦となるニューハンプシャー州予備選を9日に控え、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)とバーニー・サンダース上院議員(74)によるテレビ討論会が4日、同州で開かれた。「『体制派』対『反体制派』」の構図を作りたいサンダース氏に対し、これを否定して「実績と政策の実現可能性」に焦点を当てたいクリントン氏が反撃し、火花を散らした。

 「クリントン氏はエスタブリッシュメント(体制派)を代表しているが、私は普通の米国人を代表している」。サンダース氏は、クリントン氏が自分や自分を支持するリベラル層や若者たちとは異なる立ち位置にいると再三印象付けようとした。クリントン氏が「進歩派」を自称することについても、かつて「穏健派」と表現していた発言を持ち出して否定した。

 これに対し、クリントン氏は「私を体制派とみなしているのは一人だけだ」と反論。サンダース氏が、金融業界(ウォール街)からクリントン氏側への資金提供に触れ、同氏は中間層や労働者家族に必要な変化をもたらすことはできないと批判すると、「あなたや陣営がやってきた巧妙なレッテル貼りはやめる時だ。政策課題への見解の違いについて話そう」と強い口調でまくし立てた。

 候補指名争いは、1日のアイオワ州党員集会後、マーティン・オマリー前メリーランド州知事(53)が撤退し、一騎打ちになった。クリントン氏は党員集会でまさかの大接戦に持ち込まれた。

 また、各紙世論調査によると、ニューハンプシャー州ではサンダース氏が大差でリードしている。過去の討論会では泰然自若と構えていたクリントン氏だが、今回は厳しい反撃や攻勢が目立った。

3009チバQ:2016/02/07(日) 23:50:51
http://www.afpbb.com/articles/-/3075893
トランプ氏の「不可解」な髪形、カリスマ美容師たちも困惑
2016年02月05日 15:53 発信地:ワシントンD.C./米国
【2月5日 AFP】あれは、いわゆるバーコードヘア?それとも現代アート?あるいは、カワウソのしっぽとトウモロコシのひげを掛け合わせたもの──?

 米大統領選で共和党候補指名争いに加わっているドナルド・トランプ(Donald Trump)氏のトレードマークとなっている「ヘルメットヘア」には、トップスタイリストらも首をかしげ、毒舌を浴びせている。

 額から前へ垂れ下がり、色は季節や照明によってカナリアイエローから黄褐色まで変化するそのヘアスタイルは、トランプ氏の代名詞となるほど広く認知され、英経済誌エコノミスト(Economist)の表紙まで飾った。

「ワシントン、問題が発生した…」という見出しの下に使われたのは、ヘリコプターがトランプ氏のヘルメットヘアをつり下げながらホワイトハウス(White House)上空を飛ぶユーモラスなコラージュだ。

 セレブたちのヘアメークを担当するスタイリストらも、この髪形には「問題あり」だとAFPに語っている。トランプ氏の髪は「カワウソのしっぽとトウモロコシのひげを掛け合わせたもの」だと冗談を飛ばしたのは、タレントのキム・カーダシアン(Kim Kardashian)やモデルのアレッサンドラ・アンブロジオ(Alessandra Ambrosio)らを顧客に抱えるフランス人ヘアスタイリスト、フレデリック・メヌトリエ(Frederic Mennetrier)氏だ。

 色はどうだろうか。「一言で表すなら『抽象的』。コンテンポラリーアートだね」とメヌトリエ氏。「いろんなものを想像させる。彼の狙いだけは想像もつかないが」

 女優のユマ・サーマン(Uma Thurman)やナオミ・ワッツ(Naomi Watts)のヘアを手掛けるステファヌ・ボダン(Stephane Bodin)氏も、トランプ氏の「卵の黄身色の髪」は「悪趣味の極み」と同調している。

 トランプ氏の髪は(あるいは「トランプ氏に髪がないことは」と言うべきかもしれないが)、何十年も前から同氏が気にしてきていることのようだ。

 非公認の伝記によると、1991年に離婚した元妻イバナ(Ivana Trump)さんとトランプ氏は1989年、同氏の髪がきっかけでもめたらしい。イバナさんが薦めた薄毛治療のためのスカルプリダクション(頭皮縮小)手術の執刀医が、施術に失敗したのだとか。

 イバナさんのヘアを長年手掛けてきたルイス・リカリ(Louis Licari)氏の言葉を信じるなら、結果トランプ氏は植毛を受ける羽目に陥ったという。

■ヘア論争を自ら利用も

 うわさ話はさて置いても、トランプ氏が自身の「ヘア論争」を有利に使う手を心得ているのは確かだ。同氏は恥じる様子もなく、「見た目はいまいちかもしれないが、これは地毛だ」と主張している。

 それを実証するため、昨夏サウスカロライナ(South Carolina)州で開かれた選挙集会では、支持者の一人をステージ上に呼び、至近距離から頭を見せて確認させるというパフォーマンスまでやってみせた。これもトランプ氏がメディアを熟知しており、人々に親近感を湧かせる能力の持ち主であることを示すエピソードの一つといえる。

 そこまでやったにもかかわらず、「ヘア論争」は収まるところを知らない。俳優ダスティン・ホフマンやロック歌手のブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)をはじめ、数々のセレブのヘアを担当してきたクリストフ(Cristophe)氏は、「地毛だと思う。だからこそなでつけているんだろう」と話している。(c)AFP/Sébastien BLANC

3010チバQ:2016/02/08(月) 20:35:15
http://mainichi.jp/articles/20160209/k00/00m/030/061000c
米大統領選
共和ブッシュ氏、保守穏健派として再評価

毎日新聞2016年2月8日 20時22分(最終更新 2月8日 20時22分)
 【ナシュア(米ニューハンプシャー州)及川正也】米大統領選の共和党候補指名争いで、支持率低迷にあえぐジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)がじわりと支持を広げている。大統領経験者の父と兄を持つ出自が反体制派の攻撃の的となってきたが、保守穏健派の象徴として再評価されているようだ。9日のニューハンプシャー州予備選で上位に食い込み、長期戦に持ち込みたい構えだ。

 予備選を2日後に控えた7日、小学校体育館での演説会で、万雷の拍手と歓声がわいた場面が2回あった。

 「就任初日にオバマ大統領を非難しないと誓う。兄がたたかれたことにはうんざりした。同じことはしない」

 「ドナルド・トランプは戦争捕虜ら米国のヒーローを敗残者だと言ったが、あなたこそ敗者だ」

 わずか15分の演説だったが、不動産王トランプ氏(69)への敵意をあらわにした場面では聴衆が総立ちとなった。「彼は誠実で、謙虚だ」。定年後の生活を送るポール・バンさんは目を細める。ジェブ氏の父と兄にも投票した「ブッシュ・マニア」だ。「王朝とか体制派は関係ない。人柄で選んできた」とバンさんは言う。

 会場に詰めかけた7割ほどが年配の家族連れ。若者が放つ熱気はないが、同じ共和党支持者でも、メキシコ系移民を犯罪者扱いし、イスラム教徒を入国させないというトランプ氏の過激な主張に顔をしかめる人々だ。

 7日発表のマンモス大調査では、1月に4%だった同州内の支持率が13%に急伸。マルコ・ルビオ上院議員(44)と同率3位で並んだ。昨年春は支持率トップだったが、トランプ氏の登場で急落し、低迷が続いただけに陣営は自信を強めている。同州では母バーバラさん(90)が遊説に同席するなどブッシュ家総動員の応援態勢だ。

 支持拡大は共和党内だけではない。ブッシュ氏の演説を初めて聴いたマーク・ワッサーマンさん(69)は「とても印象深かった。保守的だが極めて中道だ」と話す。自身は民主党リベラル派というが、民主党候補のクリントン前国務長官(68)、サンダース上院議員(74)とも不満だといい、「今回はまだ民主党か共和党か決めていない」と打ち明けた。

 演説のほとんどをテロやロシアなど外交問題に割き、「強い指導者」を演出した。しかし、45分続いた質疑応答では、教育や医療が質問の大半を占め、生活への関心が際立った。「弱者対策にどこまで本気なのか」との共和党への不満も根強くあり、有権者との温度差は穏健派のブッシュ氏も例外ではない。

 1970年代以降、現職大統領を除いて初戦アイオワと第2戦ニューハンプシャーを制して指名を得た候補者は共和党にはいない。ブッシュ氏は「ニューハンプシャー予備選は、選挙戦をリセットさせる傾向がある」と巻き返しにかける。ブッシュ氏は第3戦の南部初の予備選サウスカロライナ州(20日)でも善戦しており、3月1日の「スーパーチューズデー」を戦い抜き、ルビオ氏との地元フロリダ決戦(3月15日)での決着を目指す。

3011チバQ:2016/02/08(月) 20:35:44
http://mainichi.jp/articles/20160209/k00/00m/030/057000c
米大統領選
両党初戦2位が優勢 9日ニューハンプシャー

毎日新聞2016年2月8日 20時12分(最終更新 2月8日 20時12分)
 【ポーツマス(米東部ニューハンプシャー州)西田進一郎】11月の米大統領選に向けた共和、民主両党の候補指名争いで第2戦となるニューハンプシャー州予備選は9日、投開票される。世論調査では、ともに初戦のアイオワ州で2位に終わった共和党の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)と、民主党のバーニー・サンダース上院議員(74)が優勢だ。2人が雪辱を果たせば、両党の指名争いは混戦が続くことになりそうだ。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた直近の世論調査平均値によると、共和党はトランプ氏が31.3%と首位で、2位は初戦でトランプ氏に迫る3位に食い込んだ主流派のマルコ・ルビオ上院議員(44)で15.1%。初戦を制した保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)は11.9%と伸び悩んでいる。

 米調査会社ギャラップの調査では、ニューハンプシャー州は隣接するバーモント州と並んで全米で最も宗教色の薄い州との結果が出た。保守的なキリスト教福音派の力が強く、福音派に浸透したクルーズ氏が勝利を収めたアイオワ州とは状況が異なる。

 また、大規模集会やテレビ出演など「空中戦」に頼って初戦を落としたトランプ氏は、小規模の会合や支持者との交流など「地上戦」を増やしている。さらに、主流派のホープとして支持率を上げているルビオ氏は、大統領選から撤退したボビー・ジンダル前ルイジアナ州知事(44)の支持も獲得。ニューハンプシャー州でも躍進すれば主流派候補の一本化に向けた流れが出てくる可能性がある。

 一方、一騎打ちの民主党は、サンダース氏が53.6%で、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)に13.2ポイントの差を付けている。バーモント州選出のサンダース氏にとってニューハンプシャー州は「地元」だ。サンダース氏は7日、同州ポーツマスで約1000人を集めて演説し、「問題は、我々が億万長者たちと戦い、政府は皆のもので、ひと握りの富裕層だけのものではないと言う勇気があるかだ」と語り、「政治革命」を呼びかけた。

 これに対し、クリントン氏はリベラル層へのアピールを強めるとともに、サンダース氏の政策を実現不可能だと批判して自らの実績を強調する戦略に出ている。第3戦以降の州では優勢だが、序盤で「弱さ」が露呈することは避けたいところだ。

3012チバQ:2016/02/08(月) 20:39:36
http://www.sankei.com/world/news/160208/wor1602080022-n1.html
2016.2.8 10:56
【米大統領選】
クリントン氏が予備選最前線を一時離脱 フリント水道水被害を視察し「道徳にもとる」 非白人層へのアピールか?

中西部ミシガン州フリントを訪問したクリントン氏(中央)=7日(AP)
 米大統領選の民主党最有力候補、クリントン前国務長官が7日、水道水汚染による健康被害が問題になっている中西部ミシガン州フリントを訪問した。指名争い第2戦のニューハンプシャー州予備選を9日に控えているにもかかわらず、選挙の最前線を一時離脱した。米メディアが伝えた。

 フリントは黒人住民が多数を占めている。州当局による汚染への対応の遅れが指摘されており、クリントン氏は問題の背景に人種差別があるとの立場を示している。訪問の背景には、先を見据えて全米の非白人層にアピールする狙いもありそうだ。

 地元市長の招きに応じてフリントを訪れたクリントン氏は「単に容認できないとか、間違っているとかという次元では済まない。フリントで起きていることは道徳にもとる」と述べ、問題解決に向けた財政支援を訴えた。(共同)

3013チバQ:2016/02/09(火) 23:08:28
http://mainichi.jp/articles/20160210/k00/00m/030/061000c
米大統領選
共和ルビオ氏、「新星」と脚光 NH州予備選

毎日新聞2016年2月9日 20時21分(最終更新 2月9日 21時09分)
 【ナシュア(米東部ニューハンプシャー州)及川正也】9日投開票される米大統領選ニューハンプシャー州予備選で、初戦アイオワ州で頭角を現した共和党のマルコ・ルビオ上院議員(44)が「新星」として脚光を浴びている。ここで上位を維持し、強みの南部州に舞台が移る今後の選挙戦で躍進を狙う。州議会議員からのたたき上げで中間層の支持がある一方、最年少にもかかわらず若者の支持はいま一つ。期待と不安が交錯する。

 「この国を一つにする必要がある。大統領になったら、私のことを嫌いな人々を含め、すべての米国民のために働く」。8日夜、ナシュア短大体育館での演説で「意見の違いを超えて米国に奉仕する」という持論を繰り返した。

 両親はキューバ移民。父はバーテンダー、母はホテルの清掃をしてルビオ氏を育てた。「両親のようにテーブルやホテルの部屋をきれいにする人たちにメッセージを届けたい」。苦労人の言葉に拍手が湧いた。苦学して上院議員に上り詰めた「アメリカンドリーム」の体現者だ。

 「彼の移民政策は典型的な保守派の主張とは違う」とニューハンプシャー州在住のジョー・メイナッシュ氏(49)は言う。ルビオ氏は不法移民に市民権取得の道を開く移民制度改革法案の超党派上院立案者グループの一人。修正を経て上院を通過するが、下院では廃案になった。

 メイナッシュ氏が指摘するように、ルビオ氏の移民政策はトランプ氏らの攻撃の標的となっている。ルビオ氏はオバマ政権の外交・国内政策を厳しく批判するが、共和党支持者の移民流入に対する「怒り」を吸収するには至っていない。

 「経験がない」。演説会開始前、こう叫んだ男性が退場させられる場面があった。地方議員から中央政権に転じたが、上院議員は1期生。現職知事などの対立候補は「責任ある決定を経験していない」と批判する。

 8日発表の米CNNなどの同州世論調査で2位。別の調査で2位となったジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)と並んでトランプ氏を追う。

 一方、CNN調査では18〜34歳の支持は14%にとどまり、トランプ氏(30%)の半分もない。手だれの政治家からは「経験不足」を突かれる。強烈な個性に欠けるルビオ氏のジレンマだ。

 それでも米メディアの解説者らは「2位に食い込めば、本命候補の一角に躍り出る」とみている。ブッシュ氏同様にフロリダ州が地盤で南部州に強い。南部決戦を前にブッシュ氏との争いも隠れた焦点になりそうだ。

3014チバQ:2016/02/09(火) 23:10:34
http://www.sankei.com/world/news/160209/wor1602090058-n1.html
2016.2.9 17:20
【米大統領選】
共和党候補のマルコ・ルビオ上院議員44歳は、クリントン氏打倒の「切り札」となりえるのか?

 米大統領選に向けた民主、共和両党の指名候補選びが始まった。民主党はよほどのスキャンダルがなければヒラリー・クリントン前国務長官(68)が11月8日の本選に歩を進めそうだ。一方の共和党では、好調だった不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の前に「エレクタビリティー」(electability、当選可能性)という壁が立ちはだかり、選挙戦がにわかに面白くなってきた。

エレクタビリティーの壁

 共和党の候補指名争いは1日夜、アイオワ州党員集会で投じられた「一票」で始まった。州都デモインの会場に集まった党員の手には既定の投票用紙だけではなく、コピー用紙をちぎったような紙片も。ここに候補の名前を記入し、郵便物の配送に使われる箱に投じた。世界最強の米軍最高司令官(大統領)を目指す戦いの幕開けとしては、実に素朴だ。

 集会の開始宣言を前に、教室のような部屋に詰めかけた150人ほどの党員の間を、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)陣営の若い運動員がせわしなく動き回っていた。

 「ヘイ、俺を説得してみろよ!」。投票を待つ党員が、「Jeb!」と大きくプリントされたTシャツ姿の運動員を冷やかす。党員は運動員の「ブッシュさんは素晴らしい人」というほめ言葉をうなずきながら聞いていたが、もらったTシャツやバッジを党員がその場で身に着けることはなかった。

 集会が始まると、各陣営の支持者が椅子の上に立ち上がって数分ずつ投票を呼び掛ける。

 「クリントン氏がルビオ氏を強く攻撃しているのは、彼女にとり最も手ごわい候補だからだ。ルビオ氏でなければ民主党を打倒することはできない」

 マルコ・ルビオ上院議員(44)を支持する男性がこう訴えた。ルビオ陣営はクリントン氏に勝ちうる候補として売り込んでいる。デモインなど都市部でのルビオ氏躍進の背景には、党員たちが本選をにらみエレクタビリティーを真剣に考えたという事情があった。

民主党に勝てる候補

 アイオワ州予備選は事前の予想ではトランプ氏と、この州で根強い「宗教保守」から支持されるテッド・クルーズ上院議員(45)の一騎打ちと目されていた。ふたを開けるとクルーズ氏が首位で、2位のトランプ氏にルビオ氏が肉薄。代議員(30人)の獲得数はクルーズ氏の8人に対し、トランプ、ルビオ両氏がともに7人で並んだ。

 「私が指名候補になったとき、民主党の指名候補がクリントン氏であってもサンダース上院議員であっても必ず打ち破ることができる」

3015チバQ:2016/02/09(火) 23:10:52
 ルビオ氏は党員集会終了後の1日夜、デモインでこう宣言した。米CNNテレビの集会参加者に対する調査によると、候補の資質として「勝つことができること」を挙げた党員のうち44%がルビオ氏を支持し、トランプ氏24%、クルーズ氏22%を大きく上回っていた。

 第2戦のニューハンプシャー州予備選(9日)など序盤4州での戦いや3月1日の「スーパー・チューズデー」に向けて、ルビオ氏がエレクタビリティーのある候補として浮上したのは間違いない。米メディアはルビオ氏をアイオワ州での「真の勝者」とたたえている。

主流派を糾合する存在

 両親がキューバからの移民というマイノリティー(少数派)の出身、上院議員1期目、そして演説のうまさ-。ルビオ氏のプロフィルは誰かと重なり合う。民主党のバラク・オバマ米大統領(54)だ。オバマ氏も2008年のアイオワ州党員集会でクリントン氏を破ったことで、黒人であることや経験不足から来るエレクタビリティーへの不安を弱めることに成功し、その後の戦いにつなげていった経緯がある。

 もちろん、ルビオ氏は世界を指導する米国の役割を重視する視点から、「世界の警察官」を放棄したオバマ氏を批判するなど主義主張は完全に異なる。また、クリントン氏に代表される主流派に戦いを挑んだオバマ氏に対し、ルビオ氏はむしろトランプ、クルーズ両氏のような「非主流派」の台頭を不安視する主流派を糾合する存在になる可能性が大きい。

 44歳のルビオ氏は、68歳のクリントン氏との戦いを見据えて、「新世代のリーダー」であることを強調している。経験不足に関する他陣営からの批判をはね返し、「党を団結させる」(ルビオ氏)ようなメッセージを打ち出せるかどうかがエレクタビリティーを現実化する上で鍵となる。

(ワシントン支局 加納宏幸)

3016チバQ:2016/02/09(火) 23:12:32
http://www.cnn.co.jp/usa/35077574.html
ブルームバーグ氏、大統領選への出馬検討を明言
2016.02.09 Tue posted at 09:31 JST

(CNN) 11月の米大統領選に無所属で立候補する可能性が取り沙汰されてきたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長が、出馬を検討していることを自身で初めて明言した。
英経済紙フィナンシャル・タイムズとのインタビューで、出馬の可能性についての質問に「あらゆる選択肢を検討している」と答え、「候補者たちの発言や予備選での有権者の行動を注視している」と語った。そのうえで、本格的な選挙戦を展開するには3月第1週までに届け出を済ませなければならないとの認識を改めて示した。
ブルームバーグ氏はまた、「議論のレベルがどうしようもないほど低い。有権者に対する侮辱だ」と述べ、国民にふさわしいのは「はるかにまとも」な選挙戦だと主張した。
同氏が大統領選出馬を検討していることを、自身の口で確認したのはこれが初めて。

米紙ニューヨーク・タイムズは先月、同氏が無所属での出馬を検討中だと伝え、その理由として共和党でドナルド・トランプ氏が優位に立ち、民主党ではバーニー・サンダース氏の躍進をヒラリー・クリントン氏が阻止できていないという現状に対する懸念を挙げていた。
トランプ氏とサンダース氏はどちらも初戦アイオワ州の党員集会では2位にとどまったが、第2戦となるニューハンプシャー州の世論調査ではそれぞれトップを独走している。
ブルームバーグ氏は穏健な実業家として、無所属で立候補する構え。財政保守主義の一方で、銃規制や環境問題ではリベラルな立場を取る。390億ドル(約4兆5000億円)に上る資産のうち10億ドル余りを投じ、自己資産で選挙戦に臨むと予想される。

3017チバQ:2016/02/09(火) 23:18:34
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1602090065.html
【米大統領選】共和党、主流派争い熾烈、民主党はお膝元、サンダース氏に勢い 第2戦、ニューハンプシャー州予備選9日に投開票

22:49産経新聞

 11月の米大統領選に向けた候補指名争いの第2戦、ニューハンプシャー州予備選が9日、投開票される。民主党はバーニー・サンダース上院議員(74)、共和党は不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の「非主流派」が優勢だ。1日に実施されたアイオワ州党員集会に続き、候補のその後の勢いを左右する重要な一戦で、結果に注目が集まる。(米ニューハンプシャー州ナシュア 加納宏幸)

 ●共和党は、主流派がつぶしあい

 共和党は3割の支持率があるトランプ氏をともに10%台のマルコ・ルビオ上院議員(44)、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)、アイオワ州でトランプ氏を破ったテッド・クルーズ上院議員(45)、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の4人が追う。穏健な保守地盤の同州で「主流派」の争いは熾(し)烈(れつ)だった。

 トランプ氏は「あなたが会社を持っていたら決してブッシュ氏を雇わないだろう。だだっ子みたいだ」とけなした。主流派の象徴であるブッシュ氏を批判し、支持を引き付ける狙いがあるとみられる。アイオワ州でトランプ氏が敗れたのは「空中戦」の限界だった。その教訓から小規模な集会を開いて巻き返しに躍起だ。

 トランプ、クルーズ両氏に比べて穏健なルビオ、ケーシック、ブッシュ各氏が善戦するとみられるが、アイオワ州でトランプ氏と僅差の3位に付けて注目されたルビオ氏は州知事経験者から「経験不足」を理由に集中砲火を浴びる。

 「勝利して共和党を統一しなければならない」。ナシュアの集会でこう語ったルビオ氏が主流派を糾合する存在になれるかは9日の戦いにかかっている。

 ●サンダース氏の勢い阻止できるか 民主党

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最近世論調査平均値によるとニューハンプシャー州で民主党はサンダース氏がヒラリー・クリントン前国務長官(68)を10ポイント以上リードしている。サンダース氏はアイオワ州で0・2ポイントの僅差で敗れたが、ニューハンプシャー州のリベラルな土地柄に加え、隣接するバーモント州選出であることは同氏にとり有利に働くとみられる。

 「皆さんに支援してほしい。そして、政治革命に加わってもらいたい」

 サンダース氏は8日、ナシュアでの集会で聴衆に訴えた。州内での「最後の訴え」で同氏はクリントン氏を念頭にウォール街からの巨額の献金を批判した。

 これに対し、クリントン氏は、サンダース氏も党の機関を通じてウォール街から間接的に資金を受け取っているとして反撃した。

 クリントン氏は第3戦のネバダ州党員集会(20日)以降は選挙戦を優位に運ぶ見通しだが、米キニピアック大学による最新世論調査では全米でもサンダース氏に2ポイント差に迫られたとの結果が出た。夫の元大統領もニューハンプシャー州入りし、ファーストレディーや国務長官の経験を訴えた。

     ?

 【用語解説】ニューハンプシャー州予備選 

 米大統領選の民主、共和両党の候補指名争いで全米の最初に行われる選挙。アイオワ州党員集会に続いて実施され、両州が序盤戦として定着した1976年以来、クリントン元大統領(92年、民主)を除く全指名候補がいずれか、もしくは両方の州を制してきたため、乱立する候補を絞り込む効果も持つ。有権者が予備選当日に民主、共和両党に登録して投票できるため、有権者の4割を占める無党派層の動向で、両党の選挙結果が大きく左右される特徴がある。

3018チバQ:2016/02/10(水) 00:20:37
http://www.zakzak.co.jp/zakjyo/zkj-news/news/20160209/zkj1602091140001-n1.htm
《zak女の雄叫び お題は「冷」》米大統領選で“場外戦”不動産王に冷たい視線を送る歌姫 (1/2ページ)
2016.02.09
11月の大統領選に向け、米国は民主、共和両党の候補指名争いがヒートアップしている。とりわけ話題を振りまいているのが、共和党の不動産王、ドナルド・トランプ氏だ。

 イスラム教徒の入国禁止など過激な発言で物議を醸しているが、7日現在、共和党指名争いで支持率はトップ。トランプ氏の人気がどこまで持続するのかが最大の関心事の一つとなっている。

 ところが、トランプ氏はセレブからはめっぽう人気がない。このほど、トランプ氏に「NO」を突きつけたのが、世界的に人気のある英歌手のアデルだ。

 トランプ氏はこれまでアデルの「ローリング・イン・ザ・ディープ」や「スカイフォール」を選挙集会などで使用。アデルのファンからは抗議が殺到し、広報担当者は、1日付の英インディペンデント紙(電子版)で、「アデルはいかなる政治活動にも楽曲の使用を許可していない」と表明した。

 トランプ氏はアデルのコンサートに通う姿が目撃されており、ファンであることは知られた事実。「アデルの方はファンではないようだ」(米紙)などと皮肉混じりに報じられた。

 ところが、当のトランプ氏は抗議を受けた後の集会でもアデルの楽曲を使用し続けており、聞く耳を持っていない。ただ、米メディアによると、歌姫と不動産王のバトルは、不動産王に軍配が上がるようだ。

選挙集会での楽曲使用は、アーティスト本人に許可を取る必要はなく、ライセンスエージェントが包括的に管理しているという。エージェントは申請があれば拒否できない。つまり、アーティストは自身の政治信条と異なる候補者であっても、集会での楽曲使用を止めることは難しいというのが、報じられている見解だ。

 米大統領選で「音楽」は、重要な要素となる。民主党の指名獲得を目指すヒラリー・クリントン前国務長官は、選挙キャンペーンでどんな曲を流せば効果的なのか、コンサルタント会社に9000ドル(約105万円)を支払い、プレーリストを作成した。

 14曲から成るプレーリストを見ると面白い。米メディアの分析によると、中南米系を動員する曲として、ジェニファー・ロペスの「レッツ・ゲット・ラウド」、女性のパワーを伝える曲として、ケイティ・ペリーの「ロワー」など、有権者の特性を緻密に分析し、選曲されたという。

 トランプ氏をめぐっては、エアロスミスのスティーヴン・タイラーなども楽曲を使用され、抗議の意を示している。批判を受ければ受けるほど、支持率を伸ばしてきたトランプ氏。今回の歌姫とのバトルはどう影響するのだろうか。(M)

                  ◇

 入社して15年、新たな分野に挑戦中のアラフォー記者。

                  ◇

 【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。2月のお題は「冷」です。

3019とはずがたり:2016/02/10(水) 12:22:06

民主サンダース氏勝利、第2戦/共和トランプ氏、ともに反主流派
http://www.shikoku-np.co.jp/national/main/20160210000047
2016/02/10 11:08

 【マンチェスター(米東部ニューハンプシャー州)共同】米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争い第2戦、ニューハンプシャー州予備選が9日行われ、米メディアによると、民主のサンダース上院議員(74)と共和の実業家トランプ氏(69)がそれぞれ初勝利した。両氏は党内の反主流派。既存の政治の打破を掲げ、社会の現状に不満を持つ有権者の共感を集めた。

 初戦のアイオワ州党員集会と勝者が分かれたことで、指名争いの行方は不透明感を増した。焦点は20日の西部ネバダ州の民主党党員集会、南部サウスカロライナ州の共和党予備選に移る。

3021チバQ:2016/02/11(木) 08:50:47
http://www.sankei.com/world/news/160210/wor1602100053-n1.html
2016.2.10 22:04
【米大統領選】
「大丈夫かい」不動産王のトランプや元ファーストレディーも“どぶ板”選挙戦?

 ニューハンプシャー州内の投票所では、日本とほとんど変わらない投票風景が見られた。違いは、主要候補者が投票日の当日に投票所を訪れ、有権者に最後まで支持を呼びかけていたことだ。

 共和党のドナルド・トランプ氏はマンチェスター市内の2カ所の投票所を訪れ、「大丈夫かい」と声をかけた。

 民主党のヒラリー・クリントン氏はデリー市内の中学校で、共和党候補のカーリー・フィオリーナ氏の夫と遭遇。「これって驚きじゃない? カーリーによろしく」と言うと、有権者と握手し笑顔を振りまいた。

 ナシュア市内の小学校では、有権者が名前、住所などを確認し受け付けを済ませると、党ごとに異なる投票用紙をもらい、カーテンで仕切られた投票ボックスの中へ。投票用紙には各候補者の名前が印刷されており、その右端にある楕円(だえん)形のマークを黒く塗りつぶす。

 それを投票箱ならぬ投票機に挿入する。自動的に誰に投票したかが記録され、カウントされる仕組みだ。

 「忙しくて、てんてこ舞いです」とは女性スタッフ。マンチェスター市内の投票所でも、スタッフの一人が「今までにない高い投票率です」と話した。

 イラクなどに従軍した元海兵隊員の男性(29、共和党員)は「直前まで誰に入れるか迷った」と言う。こうした有権者も少なくなかったようだ。(ナシュア 青木伸行、加納宏幸)

3022チバQ:2016/02/11(木) 08:52:12
http://www.sankei.com/world/news/160210/wor1602100041-n1.html
2016.2.10 19:19
【米大統領選】
トランプ氏に対抗 共和党主流派が望み 共和党指名候補争いは長期化の様相
 米大統領選の共和党候補、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)がニューハンプシャー州予備選で2位に付けたことで「主流派」同士の戦いは長期化する可能性が出てきた。息を吹き返した「非主流派」の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)に対し、誰が主流派代表の座を占めるかは混沌としている。(ニューハンプシャー州ナシュア 加納宏幸)

 「今晩、ネガティブ・キャンペーンの闇に光が差した。皆さんがそれを起こしてくれたのです」

 ケーシック氏は9日夜、州都コンコードでの集会でこう語った。候補同士のつぶし合いの様相を呈している選挙戦からは一線を引いてきた同氏は、トランプ氏らを念頭に「私たちは米国が抱える問題を過激に走ることなく解決しなければならない」と付け加えた。

 州知事として80億ドル(約9150億円)の財政赤字を黒字に改善させた財政保守主義者。下院軍事委員会に長く所属し、予算委員長も務めた経歴から安全保障には造詣が深い。昨年11月には中国の東シナ海進出に対抗するため在沖縄米軍の増強を主張。ある知日派は「日本が歓迎すべき大統領候補の一人」と語る。

 政策実現のためには民主党との協力もいとわない実務派であることもあり、“トランプ旋風”の下では日が当たらなかった。しかし、穏健な保守地盤のニューハンプシャー州予備選で躍進し、上位争いに名乗りを上げた形となった。

 予備選では、1日のアイオワ州党員集会で3位に付けたマルコ・ルビオ上院議員(44)が主流派を糾合する形で淘汰(とうた)の流れができるとみられていた。しかし、6日の討論会で他候補から定型のセリフを繰り返していると批判されたことが「経験不足」との指摘を裏付ける形となり、予備選直前に失速した。

 これによりケーシック、ルビオ両氏、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の主流派3人と、強硬保守派のテッド・クルーズ上院議員(45)が今後の予備選・党員集会に望みをつなぐ形となった。

 指名候補を正式に選出するため7月に行われる共和党全国大会への代議員数は、ルビオ、ブッシュ両氏の地盤フロリダ州が99人、ケーシック氏が知事を務めるオハイオ州は66人と多い。しかも予備選はいずれも勝者総取り方式が始まる3月15日に実施される。地元での巻き返しを目指し、生き残りをかけた争いは熾烈(しれつ)を極めそうだ。

3023チバQ:2016/02/11(木) 08:55:40
http://www.sankei.com/world/news/160210/wor1602100045-n1.html
2016.2.10 20:14
【米大統領選】
クリントン氏、想定外の惨敗 無党派層取り込めず
 民主党のニューハンプシャー州予備選で、クリントン前国務長官が直前世論調査での支持率の差約13ポイント(リアル・クリア・ポリティクス調べ)を大きく上回る約20ポイント差をつけられてサンダース上院議員に敗れたことは、あらかじめ敗北を覚悟していたクリントン陣営にとっても想定外だったとみられる。クリントン氏は1日のアイオワ州党員集会で事実上の引き分けに終わるなど順調な滑り出しだったとは言えず、20日のネバダ州党員集会での巻き返しが必須となっている。

 クリントン氏は9日夜、ニューハンプシャー州南部マンチェスター市内での“敗北集会”に、夫のクリントン元大統領、娘のチェルシーさんを伴い登壇した。

 「まだニューハンプシャーを愛している。残るすべての州の票のために戦う」


 サンダース氏は自らを「民主社会主義者」と称する超リベラル派だが、クリントン氏はオバマ大統領に比べても「中道寄り」とみられている。

 それだけにクリントン氏は、リベラル色が強いアイオワ州と、サンダース氏の地元バーモント州の隣にあって同氏有利とされたニューハンプシャー州を1勝1敗で「何とかしのいだ」(政治アナリスト)との見方もできなくもない。

 7月の全国党大会に送り込む代議員の獲得数は今のところ、両州を合わせクリントン氏36人以上、サンダース氏34人以上(暫定)。だが、クリントン氏が最終的に指名を獲得するとの見方はなお根強い。ネバダ州以降、10州以上の予備選・党員集会が集中する3月1日の「スーパーチューズデー」にかけ、中道穏健派や非白人層の票などが期待できるクリントン氏に有利な州が続くためだ。世論調査でも優勢となっている。

 また、民主党は各州の予備選・党員集会で決まる代議員とは別に、上下両院議員や党幹部で構成される「特別代議員」の枠を設けている。特別代議員はそれぞれ独自の判断で支持を決めることができ、候補者による働きかけがモノをいう。AP通信による、クリントン氏は少なくとも392人を固め、40人前後のサンダース氏に大差をつけている。

 ただ、今回の民主党の予備選では、直前まで態度を決めていなかった約4割の無党派層のうち7割以上がサンダース氏に投票。クリントン氏はアイオワ州と同様、若年層の支持を集められず、今後に大きな課題を残した。(ナシュア=米ニューハンプシャー州 青木伸行)

3024チバQ:2016/02/11(木) 09:13:59
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160210k0000e030205000c.html
<米大統領選>既成政治に強い不満 ニューハンプシャー

02月10日 13:07毎日新聞

<米大統領選>既成政治に強い不満 ニューハンプシャー
ニューハンプシャー州
(毎日新聞)
 11月の米大統領選に向けた民主、共和両党の大統領候補指名争いで、9日に米ニューハンプシャー州で実施された予備選は、共和党の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)、民主党のバーニー・サンダース上院議員(74)がそれぞれ勝利した。いずれも党派内の非主流派で、有権者の「既成政治」への強い不満や怒りが爆発した形だ。両氏の支持者らは「反体制のうねりを起こす」と気勢を上げた。

 ◇共和

 9日夜、「トランプ勝利」を米メディアが一斉に報じると、マンチェスター郊外の結婚式場に設けられたトランプ陣営の集会場は拍手と歓声に包まれた。笑顔を見せたジェイ・リザールさん(45)は「彼は正直で信念の男だ」と興奮気味に語った。前日の大雪が積もり、凍える寒さの中、場外に入場を待つ数百メートルの列ができる人気ぶり。勝利宣言でトランプ氏は「とてもすばらしい」と場内を見渡し、支持者は「USA」の連呼で応えた。

 対テロ戦で活路を見いだせないオバマ政権に対抗し、「強いアメリカを取り戻す」と繰り返し訴えたトランプ氏。リザールさんは「彼はビジネス界の成功者でもあり、アメリカの立て直しに必要だ」と指摘。米メディアもこぞって「力強さを証明し、(大統領としての)資質に対する疑問を封じた」などと解説した。

 トランプ氏は初戦アイオワ州党員集会で、保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)に敗れ、穏健派マルコ・ルビオ上院議員(44)にも迫られた。今回の予備選で敗れれば「勢いを失う」と危機感を強め、正念場の戦いに臨んだ。

 アイオワ州でテレビ中心の選挙運動が上滑りに終わったトランプ氏は、戦術を転換。ニューハンプシャー州ではレストランを回り、一人ひとりと握手する「ドブ板」選挙を展開した。事前の世論調査では、支持率で2位集団を15ポイント以上引き離す独走状態だった。それでも8日夜は大雪の中、スポーツ競技場に5000人を集め、「何があっても投票に行ってほしい」と引き締めた。

 ニューハンプシャー州は予備選の投票総数について2008年を上回る55万人と予測していた。「4割を超す無党派層の動向が勝敗を決める」(米メディア)とされ、無党派の支持が高かったトランプ氏を後押ししたようだ。

 トランプ氏は10日、南部初の予備選が20日に行われるサウスカロライナ州で集会を開く予定。クルーズ、ルビオ両氏やジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)ら南部州に強い候補を相手に戦いを挑む。【マンチェスター(米東部ニューハンプシャー州)及川正也】

3025チバQ:2016/02/11(木) 09:14:18
◇民主

 「巨大なお金に支配される社会を変えてほしい。彼ならできる」。サンダース氏の「当選確実」が伝わると、コンコードの集会場でケイ・クッシュマンさん(73)は両手の拳に力を込めた。クリントン氏の敗北宣言に続きサンダース氏が会場に姿を見せると、興奮は最高潮に。拍手と歓声、足を踏み鳴らす音は鳴りやまない。「サンキュー、ニューハンプシャー」。同氏が演説を始めると、声が聞こえなくなるほどの歓声が大波のように巻き起こった。

 プラカードを掲げて喜ぶエミリー・ミネリーさん(18)は「本当にうれしい。政治革命をやってほしい」と興奮した様子。サンダース氏のプレートを手に、音楽に合わせて踊りだしたり、抱き合ったりして喜ぶ若者たちも。映画ロッキーのテーマ曲が流れると、「バーニー」コールが次々起こった。

 サンダース氏は昨年4月に立候補を表明した時、わずか数%の支持率にとどまり、「本命候補」のヒラリー・クリントン前国務長官(68)とは50ポイント以上の差があった。ニューハンプシャー州と隣接するバーモント州選出という「地の利」があったにせよ、同氏に勝ったことはサンダース氏はもちろん、陣営や支持者にとって大きな価値がある。

 ボランティアでサンダース氏を支援した大学生のファロン・アンドリューさん(19)は「私たちは革命を起こせる。(候補)指名獲得はもちろん、本選でも勝って米国を変えて」と期待を込めた。

 サンダース氏は経済格差の是正を中心に、公立大学の授業料無償化や国民皆保険の導入、富裕層への増税などを掲げる。その政策には「非現実的」との批判がつきまとい、外交・安全保障面での知識不足を指摘する声もある。それでも、多額の学生ローンを背負って就職ができず、「不満」を募らせる若者たちを中心に賛同者が広がった。

 7日の集会に参加したステファニー・ロックさん(25)もその一人だ。6万ドル(約690万円)の学生ローンを抱え、卒業したものの職が見つからない。「どうやって返せばいいの? 社会を変えなくちゃおかしい」と語る。【コンコード(ニューハンプシャー州)西田進一郎】

3026チバQ:2016/02/11(木) 09:29:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160211-00000082-san-n_ame
米大統領選 共和、主流派争い大混戦 ニューハンプシャー州予備選
産経新聞 2月11日(木)7時55分配信

米大統領選 共和、主流派争い大混戦 ニューハンプシャー州予備選
米大統領選の主な日程(写真:産経新聞)
 ■保守地盤で光明、ケーシック氏2位躍進

 米大統領選の共和党候補、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)がニューハンプシャー州予備選で2位に付けたことで「主流派」同士の戦いは長期化する可能性が出てきた。息を吹き返した「非主流派」の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)に対し、誰が主流派代表の座を占めるかは混沌(こんとん)としている。(ニューハンプシャー州ナシュア 加納宏幸)

 「今晩、ネガティブキャンペーンの闇に光が差した。皆さんがそれを起こしてくれたのです」

 ケーシック氏は9日夜、州都コンコードでの集会でこう語った。候補同士のつぶし合いの様相を呈している選挙戦からは一線を引いてきた同氏は、トランプ氏らを念頭に「私たちは米国が抱える問題を過激に走ることなく解決しなければならない」と付け加えた。

 州知事として80億ドル(約9150億円)の財政赤字を黒字に改善させた財政保守主義者。下院軍事委員会に長く所属し、予算委員長も務めた経歴から安全保障には造詣が深い。昨年11月には中国の東シナ海進出に対抗するため在沖縄米軍の増強を主張。ある知日派は「日本が歓迎すべき大統領候補の一人」と語る。

 政策実現のためには民主党との協力もいとわない実務派であることもあり、“トランプ旋風”の下では日が当たらなかった。しかし、穏健な保守地盤のニューハンプシャー州予備選で躍進し、上位争いに名乗りを上げた形となった。

 予備選では、1日のアイオワ州党員集会で3位に付けたマルコ・ルビオ上院議員(44)が主流派を糾合する形で淘汰(とうた)の流れができるとみられていた。しかし、6日の討論会で他候補から定型のセリフを繰り返していると批判されたことが「経験不足」との指摘を裏付ける形となり、予備選直前に失速した。

 これによりケーシック、ルビオ両氏、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の主流派3人と、強硬保守派のテッド・クルーズ上院議員(45)が今後の予備選・党員集会に望みをつなぐ形となった。

 指名候補を正式に選出するため7月に行われる共和党全国大会への代議員数は、ルビオ、ブッシュ両氏の地盤フロリダ州が99人、ケーシック氏が知事を務めるオハイオ州は66人と多い。しかも予備選はいずれも勝者総取り方式が始まる3月15日に実施される。地元での巻き返しを目指し、生き残りをかけた争いは熾烈(しれつ)を極めそうだ。

3027チバQ:2016/02/11(木) 09:30:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160211-00000080-san-n_ame
米大統領選 異端トランプ氏、正統の兆し!?
産経新聞 2月11日(木)7時55分配信

米大統領選 異端トランプ氏、正統の兆し!?
クリントン氏 トランプ氏(写真:産経新聞)
 ■「空中戦」から「どぶ板」に転換

 ■穏健・保守層の支持急伸

 米大統領選の共和党候補指名争いで不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)がニューハンプシャー州予備選を制した。穏健な保守地盤でその過激な主張が受け入れられたことは、異端が正統として扱われ始めたことを意味する。米国ではトランプ氏がレーガン元大統領と同じ「グレート・コミュニケーター」(対話の名手)なのかという論争も起きている。(米ニューハンプシャー州マンチェスター 加納宏幸)

 トランプ氏の演説は有権者の怒りに火をつけ、キャッチフレーズの「米国を再び偉大にする」ことが必要だと聴く者に信じ込ませるのが特徴だ。

 「貿易で中国、日本、メキシコを打ち負かす。米国のカネを奪うどんな国もやっつけるんだ。そんなことは二度と起こさせない」

 ニューハンプシャー州での勝利を受けトランプ氏は9日夜、マンチェスターで顔を真っ赤にして支持者らにこう演説した。昨年6月の出馬表明から何度も繰り返しているセリフだが、いつも会場は沸く。

 「メキシコ人は強姦(ごうかん)犯だ」「不法移民が来ないよう米南部国境に万里の長城を築いて建設費をメキシコに払わせる」「イスラム教徒を入国禁止にする」-。こうした過激な発言のたびにトランプ氏は共和党の鬼っ子扱いされてきた。

 「トランプは怪物なのかもしれない。だが、共和党主流派こそが彼を生み出したフランケンシュタイン博士だ」。民主党の戦略家、ポール・ベガラ氏は昨年12月、ワシントン・ポスト紙でこう評した。

 ◆オバマ政権へ不満

 オバマ政権の7年間で、共和党支持者は暮らし向きが良くなっていないと感じている。米ギャラップ社が1月に実施した世論調査では66%がこう答え、逆に71%が「良くなった」と答えた民主党支持層と二極化していた。予算編成でオバマ米大統領と妥協する議会指導者ら主流派への不満が「怪物」を生む素地を作りだしたといえる。

 ニューハンプシャー州ウィンダムで9日、トランプ氏に投票したコンサルタント、トーマス・ダロイさん(52)は「政治屋のせいで米国はもはや偉大な国ではなくなった。トランプ氏は経済を立て直す偉大な指導者だ」と語った。

 米CNNテレビが9日に実施した同州での出口調査は、「怪物」が「本物」になる兆しを物語る。

 穏健な保守層からの人気は低いと目されていたが、強硬保守、保守、穏健の各層で他候補を上回る支持を獲得。「当選可能性」を重視するとした回答者からの支持は首位のマルコ・ルビオ上院議員(44)=33%=に迫る29%だった。

 今月1日に実施された初戦、アイオワ州党員集会での敗北を機に選挙戦略を見直したことが幅広い層からの支持につながった。メディアを通じて支持を高める「空中戦」から戸別訪問を中心とした「どぶ板選挙」に転換したのだ。

 ◆「対話の名手」論争

 「この1週間の“地上戦”から多くのことを学ばせてもらったよ」

 トランプ氏は勝利演説で満面の笑みを浮かべた。全米の知名度を得るきっかけとなったリアリティー番組「アプレンティス」でもトランプ氏は出演のたびに視聴率を気にして次の戦略を練り、派手好きなセレブという自らのイメージを「実業家」へと転換させることができた。戦略の見直しは今回も成功した。

 メディアはトランプ氏の運動員が雪の中を歩き、有権者に支持を訴える様子をこぞって報じた。暴言や粗野な振る舞いが注目され、有権者の支持を集めていくトランプ氏を、予備選の動向を伝えたテレビ番組の出演者は苦笑しながら「もしかしてグレート・コミュニケーター?」と語った。

 俳優出身で、元祖「対話の名手」のレーガン氏は1980年大統領選で、アイオワ州でブッシュ元大統領に僅差で敗れて2位になった後、ニューハンプシャー州で圧勝し、大統領への道筋を付けた。保守層の怒りをエネルギーに変えるトランプ氏と前向きなメッセージを送ったレーガン氏は根本的に異なるが、進撃が止まる気配はない。

 「サウスカロライナに行って勝利するぞ!」。トランプ氏はニューハンプシャー州での勝利演説をこう締めくくった。

3028とはずがたり:2016/02/11(木) 19:14:18

米司法省がファーガソン市を提訴、黒人射殺めぐる警察改革拒否で
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%B1%B3%E5%8F%B8%E6%B3%95%E7%9C%81%E3%81%8C%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%82%BD%E3%83%B3%E5%B8%82%E3%82%92%E6%8F%90%E8%A8%B4%E3%80%81%E9%BB%92%E4%BA%BA%E5%B0%84%E6%AE%BA%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8B%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E6%94%B9%E9%9D%A9%E6%8B%92%E5%90%A6%E3%81%A7/ar-BBpnizM
AFPBB News
3 時間前

【AFP=時事】米司法省は10日、武器を持っていなかった黒人青年マイケル・ブラウン(Michael Brown)さんが白人警官に射殺された事件を受けてまとめられた警察改革案の受け入れをミズーリ(Missouri)州ファーガソン(Ferguson)の市議会が否決したことを受け、同市を提訴すると発表した。

 ロレッタ・リンチ(Loretta Lynch)司法長官は、記者会見で「深く失望した」と表明。「ファーガソン市は、前進する真の機会を得たにもかかわらず、後退する道を選んだ」と批判した。

 2014年にファーガソン市で起きたブラウンさん射殺事件では、数週間にわたって抗議行動が続き、ときに暴徒化。人種問題と米警察当局の対応をめぐり、全米で議論を巻き起こした。

 事件後の米連邦当局の調査では、ファーガソン市で定型化した人種差別がまん延し、憲法上の市民の権利が侵害されている事例が複数認められた。このため同市は、市警組織と裁判所の改革を迫られていた。

 必要とされる改革の概要が記された131ページに及ぶ同意判決文書は、リンチ司法長官によれば、半年以上かけて「忍耐強く行われた交渉」の末にまとめられたもの。だが、ファーガソン市議会は9日、潜在コストの削減を理由に、賛成6票、反対0票で文書を交渉の場に差し戻すと決定した。

3029名無しさん:2016/02/11(木) 21:15:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160211-00000001-wordleaf-n_ame
トランプ氏にサンダース氏 「異端」が躍進する米大統領選
THE PAGE 2月11日(木)10時0分配信

 第2戦までを終えた米大統領選の候補指名争いには、ある異変があります。アイオワで勝利した共和党のクルーズ氏、今回のニューハンプシャーを制した共和党のトランプ氏、民主党のサンダース氏。彼らはそれぞれの党でメインストリームの政治家ではなく「非主流派」の存在です。彼らは、より保守寄り、よりリベラル寄りに先鋭的な立場を掲げ、お互いに距離があることも特徴です。なぜ両極端で、異端な彼らが支持を集めるのか。アメリカ研究が専門の慶應義塾大学SFC教授、渡辺靖氏に寄稿してもらいました。

「主流派」と「非主流派」とは?
 米大統領選に向けた候補指名争いの第2戦となるニューハンプシャー州の予備選は、共和党ではドナルド・トランプ氏、民主党ではバーニー・サンダース氏が勝利。「非主流派」の躍進が目立つ今回の大統領選を象徴する結果となった。

 そもそも「主流派」「非主流派」とは何か?

 アメリカは「自由」を非常に重んじる社会である。それゆえ政府の介入にはもともと懐疑的な傾向がある。こうした政治風土にあって、より「小さな政府」を掲げ、減税や規制緩和、市場競争、教会の役割などを重視するが保守政党である共和党だ。逆に、自由放任はかえって人々を不幸=不自由にするとして、より「大きな政府」を掲げ、社会的弱者の権利擁護や格差是正を重視するのがリベラル政党である民主党だ。

 共和党の「主流派」はジェブ・ブッシュ氏、ジョン・ケーシック氏、クリス・クリスティー氏、マルコ・ルビオ氏などである。「非主流派」はさらに2つに分かれ、前回のアイオワ州の党員集会で勝利を収めたテッド・クルーズ氏のような「保守強硬派」がその1つである。キリスト教保守派(福音派)や経済保守派(茶会=ティーパーティ派)などの支持が厚い。もう1つはトランプ氏のような「アウトサイダー派」である。政治経験は皆無で、2009年までは民主党員だった。

 かたや、民主党の「主流派」はヒラリー・クリントン氏であり、「非主流派」はサンダース氏である。サンダース氏は「反戦平和主義者」や「民主社会主義者」を自認し、大手金融機関の解体、公立大学の授業料無償化、国民皆保険の導入などを掲げている。クリントン氏がイラク戦争を支持し、ウォール街(金融業界)と関係が深い点を攻撃しており、かつての「ウォール街を占拠せよ」運動などとも親和性が高い。

 では、なぜ「非主流派」がこれほどまでに注目を集めるのか。

3030名無しさん:2016/02/11(木) 21:27:18
>>3029

アメリカでも縮小する「ミドルクラス」
 その背景としては、実質賃金の伸び悩み、格差拡大、ミドルクラスの縮小、党派対立の激化、人種対立の再燃などの国内問題、そしてテロの恐怖から中東情勢の混乱、中国や北朝鮮による挑発を前にしたアメリカの威信の揺らぎなどの国際情勢がある。こうした難題が山積するなか、アメリカ人の7割近くが「アメリカは間違った方向に進んでいる」と感じている。オバマ大統領の支持率も約45%とさえないが、議会の支持率は約13%とかつてないほど低い。「既存の政治家にはもはや現状打破など期待できない」「ワシントン(=中央政界)は馴れ合いと既得権益の世界と化している」という閉塞感が「非主流派」への追い風となっている。

 さらに言えば、「オバマ的なるもの」への反動もあるだろう。8年前に「1つのアメリカ」を掲げて当選したオバマ大統領は共和・民主両党の和合と妥協を求めたが、結果的に、双方の不満を高め、皮肉にも党派対立を深め、ワシントンの機能不全を招いた面もある。そうした理性的な歩み寄りの姿勢そのものが説得力を失い、むしろ旗幟を鮮明にし、「敵」と対峙する姿勢が歓迎されるムードが広がっている。

トランプは「反知性主義」なのか
 共和党側の「トランプ旋風」は白人低所得者層(プア・ホワイト)の支持を原動力にしている。「移民を入国させないため、メキシコとの国境に万里の長城を作り、費用をメキシコにもたせる」「イスラム教との入国を禁止すべきだ」「大統領初日に中国を為替操作国に指定する」「TPPには反対」「富裕層への減税措置を撤廃する」「社会保障制度は守る」といった公約は「主流派」の主張から大きく外れるが、プア・ホワイトの心を勝ち取るものである。

 そして、さらに大切なのは、過激な言動を繰り返し、ときに候補者討論会への参加を取りやめるなどの、ワシントンの政治家の常識を覆すトランプ氏の型破りの振る舞いがマイナスどころか「彼こそは大胆な変革をもたらしてくれる」とプラスに受け止められがちな点だ。主要メディアそのものが「旧弊したワシントンの一部」と見なされており、メディアがトランプ氏を叩けば叩くほど彼の支持率は高くなってゆく。

 加えて、日本から「トランプ旋風」を理解するうえで忘れてはならないのは、トランプ氏がアメリカのビジネスマンの典型的な交渉スタイルを体現している点だ。例えば、はじめに大胆な条件を出す(つまり大風呂敷を広げる)ことでアジェンダを設定してしまい、そこから徐々に落とし所を探ってゆくという手法だ。あるいは、ときに交渉のテーブルは蹴っ飛ばして退席し、タフな交渉者であることを印象付けるという手法だ。

 移民をめぐる発言や討論会への対応などはこうした(トランプ氏が慣れしたんできた)スタイルを踏襲したものであるとも考えられる。日頃、アメリカのビジネスマンと接点が薄い日本の学者や記者はトランプ氏を「反知性主義」の権化であるかのように描きがちだが、そうしたレッテルを貼ることこそ「反知性主義」かもしれないという自省は持っていて良いだろう(『トランプ自伝 不動産王にビジネスを学ぶ』(原題Trump: The Art of the Deal)、1987年)は参考になる)。

3031名無しさん:2016/02/11(木) 21:28:00
>>3030

オバマより先鋭的な「サンダース旋風」
 かたや、民主党側の「サンダース旋風」は大学生など若者の支持を原動力にしている。アメリカの大学進学率はこの四半世紀で約50%から約75%に急伸している(日本は約40%から約50%へと増加)。ただ、4年制大卒者の半数近くがかつて高卒者を対象にした仕事に就いているというデータもあるほど、雇用条件は悪化している。つまり「大卒」はかつての「高卒」と同程度の意味しか持たなくなっている。加えて、大学の授業料は高騰し、私立では年間3万5000ドル〜5万ドル、州立でも年間1万5000ドル程度となっている。ローンを抱えいいる学生も多い。

 一攫千金や立身出世という言葉に象徴されるアメリカン・ドリームはおろか、親の代と同水準の暮らし向きを維持することすら困難になりつつある。サンダースは遊説先で自らの躍進を「政治革命」と称しているが、大学のキャンパスを席巻する「サンダース旋風」は、8年前の「オバマ旋風」ほどの広がりはないが、より先鋭的な印象を受ける。

サンダースとトランプの間の「距離」
 言うまでもなく、「サンダース旋風」と「トランプ旋風」の間には大きな距離がある。ただ、どちらもミドルクラスの窮状感や閉塞感を追い風にしている点は同じである。その点は「ウォール街を占拠せよ」運動と「茶会」運動の構図と良く似ている。「ウォール街を占拠せよ」運動は批判の矛先を大企業、すなわち「ビッグ・ガバメント」に、「茶会」運動は批判の矛先を「大きな政府」、すなわち「ビッグ・ガバメント」に向けていた。

 ただ、どちらの運動もアメリカの民主主義が自分たちの手の届かない勢力に牛耳られているのでないかというミドルクラスの怒りを原動力にしていた。「反主流派」の躍進が注目される今回のニューハンプシャー州の予備選だが、少なくともその予兆は数年前からあったのである。

■渡辺靖(わたなべ・やすし) 1967年生まれ。1997年ハーバード大学より博士号(社会人類学)取得、2005年より現職。主著に『アフター・アメリカ』(慶應義塾大学出版会、サントリー学芸賞受賞)、『アメリカのジレンマ』(NHK出版)、『沈まぬアメリカ』(新潮社)など

3032チバQ:2016/02/12(金) 19:39:41
http://www.sankei.com/world/news/160212/wor1602120001-n1.html
2016.2.12 16:30
【米大統領選】
ブルームバーグ前NY市長は台風の目になるか? メリハリ効いた実務手腕 リベラル社会政策&保守的外交に待望論絶えず

 先週半ばの国連本部。潘基文事務総長の隣に座った白髪の男性が満面の笑みを浮かべていた。前ニューヨーク市長で総合情報通信社ブルームバーグの創業トップ、マイケル・ブルームバーグ氏である。

 国連で開いていたのは、地球温暖化といった気候変動リスクをどう運用方針に反映させるかを話し合う投資家会合。ブルームバーグ氏は主賓だった。同氏いわく、「政策は小さな積み重ねで動く」。温室効果ガスを排出する企業に対する情報開示を各国政府に求めるなど、世界中で流行している「地球温暖化を防止する投資家活動」を支持した。

 専門的な分野だが、多くの記者が会合を傍聴していた。「ブルームバーグ氏が無所属で米大統領選への出馬を検討している」との記事が1月下旬に出てから、本人が初めて公の場に顔を出したからだ。

 一連の報道を見る限り、「出馬観測」の精度は高そうだ。投資家会合と同じ日に、ブルームバーグ社のワシントン支局では、「(利益相反で)果敢な取材ができなくなる」と政治部長が辞表を出している。

 「こんなニュースを待っていた」。ニューヨークのクイーンズ地区で生まれ育った自営業者のティム・リーさんは、「出馬観測」に大喜びだ。

 ニューヨーク市長を務めた2002〜13年は、「交通渋滞の解消から教育制度改革まで、メリハリの利いた実務手腕を発揮した」(リーさん)。オバマ政権で国防長官を務めたチャック・ヘーゲル元上院議員など、政界でもブルームバーグ氏の出馬を支持する声が出ている。

 ニューヨークの記者交流会では最近、就職活動中の元ブルームバーグ社記者が目立つ。同氏がブルームバーグ社に復帰した14年、最初に手掛けたのが組織改革。「『私がいない間に規律が緩んだ』と人員削減などのリストラにいそしんだ」(元同社記者)。社員に対する口癖は、「ユア・ジョブ・イズ・オン・ザ・ライン(君は仕事を失うリスクがある)」だそうだ。

 リベラル色の強い社会政策で知られるブルームバーグ氏だが、経済政策は保守本流。小さな政府、規制緩和が信条で、資本主義が物差しである。

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 外交政策も保守色が強い。中東政策では親イスラエルで知られ、オバマ政権によるイラン核合意に批判的な論文を掲載した。モザイク模様の信条なのだ。当初は民主党員だったが、ニューヨーク市長選を機に共和党にくら替えしている。

 1912年のセオドア・ルーズベルトや68年のジョージ・ウォレスなど、2大政党制が確立してからの米国では、「第3の軸」として大統領選に出馬して勝った候補者はいない。ブルームバーグ氏が歴史に挑もうとするのはなぜか?

 共和党では右派のトランプ氏とクルーズ上院議員、民主党では左派のサンダース上院議員が勢いを増している。底流にあるのは、ブッシュ家やクリントン家といった支配階級への反発だ。

 強敵で中道寄りのクリントン前国務長官がサンダース議員に敗退すれば、ブルームバーグ氏に勝機が舞い降りる。2大政党の支持層が左右に拡散したところで中間層を取り込むのだ。ニューヨーク市民は、出馬の有無を決めるという3月上旬が待ち遠しい。(ニューヨーク駐在編集委員 松浦肇)

3033チバQ:2016/02/12(金) 19:40:17
http://www.sankei.com/world/news/160212/wor1602120034-n1.html
2016.2.12 17:05
【米大統領選】
ヒラリーVSサンダース、マイノリティーに照準 民主党討論会、経済格差や人種差別是正を訴え

 【ワシントン=青木伸行】民主党の大統領候補指名を争うヒラリー・クリントン前国務長官(68)と、バーニー・サンダース上院議員(74)は11日、中西部ウィスコンシン州で開かれた討論会に臨み、黒人、ヒスパニック(中南米系)のマイノリティー(人種的少数派)に、経済格差や人種差別の是正などを競って訴えた。

 サンダース氏が大差で勝利したニューハンプシャー州予備選(9日)に続き、20日に中南米系が多いネバダ州で党員集会、27日には黒人が多いサウスカロライナ州で予備選が開かれる。

 このため討論会で両氏はマイノリティー票の取り込みを狙った。世論調査で両州でリードしているクリントン氏は「アフリカ系(黒人)は雇用、教育、住宅供給、刑事司法制度で差別に直面している。これらの問題を是正するために大統領になる」と強調。「黒人初の大統領としてオバマ氏が推進する移民制度改革を、強く支持する」と述べた。

 これに対し、サンダース氏も「アフリカ、中南米系は低い賃金と高い失業率に苦しんでおり、職業訓練などにもっと投資をすべきだ。刑事司法制度の改革も必要だ」と指摘。「そのためにもエスタブリッシュメント(支配階級)によるこれまでの経済と政治を改革し、国民融和を図る」と訴えた。

 NBCテレビなどの全国調査によると、クリントン氏は1月末の時点で黒人の74%の支持を得ており、17%のサンダースを大きく引き離している。クリントン氏は今回の討論会当日には、連邦議会の黒人議員有志団体「ブラックコーカス」の支持を得た。中南米系の支持も厚い。

 一方、白人票を基盤とするサンダース氏は10日、ニューヨークで黒人運動の有力指導者シャープトン師と会談し、支持を求めた。だが、同師は近くクリントン氏とも会う予定で、態度を明確にしなかった。

 民主党の予備選・党員集会で決められる代議員総数は4763人で、指名獲得に必要な過半数は2382人。CNNテレビによると、これまでの代議員獲得数(特別代議員を含む)はクリントン氏431人、サンダース氏52人。

3034チバQ:2016/02/12(金) 19:41:55
http://www.sankei.com/world/news/160212/wor1602120036-n1.html
2016.2.12 17:46
【ポトマック通信】
“暴言王”VSクリントン、娘たちの戦いは…
 家族への感謝を口にするという当たり前のことが「心境の変化」としてニュースになってしまうのは暴言王ならではだろう。9日、米大統領選の共和党候補指名争いでニューハンプシャー州予備選を制した不動産王、トランプ氏は勝利演説で家族の名前を一人一人挙げていった。

 「イヴァンカは今日、7カ所も投票所を回ってくれた」。自らの不動産会社で副社長を務める娘、イヴァンカさん(34)はとりわけ目に入れても痛くない様子で、隣に立たせてその働きをほめた。

 ファッションモデルとしても知られるイヴァンカさんが投票所で父への支持を呼びかけると聞いて、カメラを持って同州ウィンダムの高校まで車を飛ばした。残念ながら厳重なガードで肉声には触れられなかったが、真剣な表情で有権者の言葉に耳を傾ける様子は父親とは対照的だった。

 大統領選は家族ぐるみの総力戦だ。イヴァンカさんの親友で、民主党候補クリントン前国務長官の娘、チェルシーさん(35)も、父の元大統領とともに応援で全米を駆け回っている。母のライバルである上院議員をうっかり「サンダース大統領」と呼んでニュースになってしまった。

 2人の娘を持つ父として、大統領候補の「娘たちの戦い」にも注目していきたい。(加納宏幸)

3035チバQ:2016/02/13(土) 11:07:19
主流派:ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事  マルコ・ルビオ上院議員  マルコ・ルビオ上院議員
保守・強硬派:ドナルド・トランプ氏 テッド・クルーズ上院議員
あとは、ベン・カーソンが残ってるのかな?最近報道されないけど

http://www.sankei.com/world/news/160213/wor1602130022-n1.html
2016.2.13 09:54
【米大統領選】
ギルモア元バージニア州知事が撤退 アイオワではわずか12票 混戦の共和党候補は6人に絞られ
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選に向けた共和党候補指名争いに加わっていたジム・ギルモア元バージニア州知事(66)は12日、選挙戦から撤退すると発表した。

 これまでの獲得票は1日のアイオワ州党員集会で12票、9日のニューハンプシャー州予備選で133票にとどまり、討論会に出る資格も得られなかった。

 最大で17人の混戦になっていた共和党の候補は6人に絞られた。

3036名無しさん:2016/02/14(日) 12:07:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016021400022
尖閣国有化で危機感=緊張緩和へ対応急ぐ-米政府

 【ワシントン時事】日本政府が2012年9月に沖縄県・尖閣諸島を国有化した後、米政府が急速な日中関係悪化に危機感を募らせ、緊張緩和に向けて対応を急いでいた実態が、米国務省が13日公表したクリントン前国務長官のメールで浮き彫りになった。

 それによると、キャンベル国務次官補(当時)は12年10月2日、「日本・中国」と題したメールをクリントン長官(同)に送信。「摩擦が長引けば地域の安定を害すると分かっていながら、中国と日本は態度を硬化させつつある」と懸念を示し、「双方の顔が立つ繊細な外交」を進める必要性を強調した。 
 具体的には「調停者になることを避けつつ積極的な努力を示す」ため、元政府高官らからなる小規模な超党派グループを両国に派遣することを提唱。「急いで決める必要がある。スピードが不可欠だ」と決断を促した。クリントン氏は6分後に返信し、「前に進めるべきだ。ドニロン大統領補佐官に提案したら、前向きだった」と伝えた。
 キャンベル氏は超党派グループの人選もメールに記しているが、個人名は白く塗りつぶされ、判読できない。ただ、同年10月10日には故ダニエル・イノウエ上院議員が訪日して野田佳彦首相(当時)と会談し、国有化について意見交換している。
 メールの公開はクリントン氏が私用メールを公務に使用していた問題が発覚したことを受けた措置。国務省は月内に全メールの公表を終える予定だが、公開されるたびにメールの一部が機密指定を受けて非公開となっており、大統領選でクリントン氏の打撃になる可能性もある。(2016/02/14-08:50)

3037名無しさん:2016/02/14(日) 12:41:55
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160214-00011085-forbes-bus_all
「怒りの選挙」で誰がアメリカ大統領に?
Forbes JAPAN 2月14日(日)12時31分配信

19カ国「Forbes」編集長に聞く「日本人への注文」

スティーブ・フォーブス編集長が読む2016年の世界
「起業家精神」で日本経済は甦る

クリミア危機にギリシャ選挙、そして移民問題。2015年、世界は大きく揺れた。「経済予測家」として知られる本誌のUS版編集長に15年を総括してもらった。

2015年の世界経済をひと言で振り返るのならば、「失望」だ。

中国経済は明らかに問題を抱えており、日本も景気後退している。アメリカの経済はもう7年近く停滞している。ブラジルをはじめとしたラテンアメリカ諸国もコモディティ価格の下落に苦しんでいる。辛うじてヨーロッパだけが堅調だ。いわば、打率2割台で低迷している野球チームみたいなもので、希望が感じられない。

経済でもう一つ注意すべき点は、連邦準備制度理事会(FRB)、日本銀行、欧州中央銀行(ECB)をはじめとした「中央銀行」による金融政策の迷走だ。

金融緩和は本来、景気刺激策。ところが現実には金融市場を歪め、景気を悪化させている。金利を抑えれば、市場は正常に機能しない。価格統制と同じで、市場を歪める恐れがある。

政治に目を向ければ、ヨーロッパの「移民問題」がある。これは、アメリカが国際情勢に積極的に関与しない場合にどうなるかを顕著に表している。

オバマ政権はリビアのカダフィ政権を追放することに成功したものの、部族間の抗争の激化やテロリストの台頭を招いた。これがシリアへの内戦にもつながり、難民がヨーロッパに雪崩(なだ)れ込む事態になっている。

クリミア問題では、ロシアに対して強い態度を示すことができなかったために、中東問題でも付け入る隙を与えてしまった。

南シナ海の南沙諸島問題も本質は同じだ。アメリカはようやく中国が造成した人工島の「領海」内に海軍を派遣したが、より頻繁に巡視活動を行い、国際法を盾に係争水域であることを主張しなくてはならない。

よくない外交にはそれなりの結果がついて回り、それがひいては反貿易や外国人差別など、政治経済に悪影響を及ぼす。アメリカが外交に対して消極的になると、悪い結果になりがちだ。

3038名無しさん:2016/02/14(日) 12:42:06
>>3037

米国民にとっての怒りの選挙

政治経済の両面で振るわないことから、16年に大統領選を控えるアメリカでは、有権者が政治に対して失望している。

その結果、不満の意思を示すために彼らはアウトサイダーを支持している。暴言で話題になっている共和党候補のドナルド・トランプへの支持もその一例だ。

民主党ではバーモント州知事のバーニー・サンダースが躍進しているが、彼は筋金入りの共産主義者である。当選するとは思えないが、重要なのは彼が支持されている点だ。すなわち、左派の支持者にも怒りや不満が溜まっていることを意味している。

なんといっても、サンダースは冷戦最中の80年代にソ連(当時)の首都モスクワに新婚旅行へ行ったような男である。しかも誘拐されたわけではなく、自ら喜んで行ったのだから驚きだ。同じ敵国でも、せめて太陽とビーチがあるキューバにすればよかったのに、と思う。かなり風変わりな人物だが、それが今では民主党支持者の3分の1から支持されているという。それほどに有権者は怒っている。

民主党からはおそらくヒラリー・クリントン前国務長官が候補者指名争いに勝利するだろう。共和党は、テッド・クルーズ上院議員やマルコ・ルビオ上院議員が要注目だ。ただ、波乱含みで伏兵の台頭もあり得る。ここにきて、ニュージャージー州知事のクリス・クリスティもにわかに注目を浴びている。安易な予測は禁物だが、16年大統領選では共和党にも勝機はあるのではないだろうか。

とはいえ、どの候補が選ばれるかはフタを開けてみないとわからない。候補者も多く、各候補とも資金が豊富。12年の大統領選とは異なり、熾烈(しれつ)なものとなるのは間違いない。少なくとも、16年の2月頃まで候補者の大きなふるい落としはないだろう。

日本復活の切り札とは

日本経済の復活も16年の世界経済を占ううえで、大きな焦点となる。日本は、20年近く金利を抑えてきたが、あまり効果がないこともわかってきた。

円安も経済によいとは言い難い。そもそも、通貨の切り下げは「フールズ・ゴールド(黄鉄鉱)」のようなもの。体重計の目盛りをいじれば、体重が減ったように見えるが実際は違うのと同じだ。

時計が時間を計るのと同じで、お金とは、モノやサービスの適正価値を測るモノサシにほかならない。行きすぎた金融操作は、市場に悪影響を及ぼす。

確かに、短期的には一部の産業を利するかもしれない。しかし、ダメージを受ける産業があるのも事実。それは結果として、経済成長を損ねることになる。

私のささやかな願いは、安倍晋三政権が金融政策に頼るのではなく、真の経済成長を促す税率の引き下げや構造改革を進めることだ。すでに、14年の消費税増税による購買意欲の衰退は教訓となっているはず。所得税率も高すぎる。日本は50〜60年代に頻繁に税率を引き下げ、それが奏功した。歴史から学べることもあるのではないだろうか。

日本にはグローバル企業が数多くあり、国民の教育水準は高く、勤労意欲も高い。それでもかなりのポテンシャルを秘めながら、それを十分に生かせていない。

だからこそ、円安や過度の金融緩和をやめ、税率を引き下げ、財政支出を削ることが必要だ。新規参入しやすいように構造改革を進め、女性やシルバー世代の労働市場への参加を促す?。

構造改革を進めると、起業家が生まれやすくなるという利点がある。これは単に経済回復ということに留まらず、日本を完全に復活させることにもつながる。

70年代、多くのアメリカ人はアップルやマイクロソフトといった企業を知らなかった。でも、そうしたスタートアップは、いまや誰もが知るグローバル企業へと成長した。

日本にもそれができないわけがない。


STEVE FORBES / スティーブ・フォーブス
フォーブス メディア会長兼主筆。1947年、ニュージャージー州生まれ。「経済予測家」としても著名で、翌年の予測が最も正確なジャーナリストに贈られる「クリスタルアウル賞」を4度受賞。96年と2000年の米大統領選に共和党から立候補している。

Steve Forbes

3039とはずがたり:2016/02/14(日) 18:40:18

クリントン氏を米下院黒人議員団が支持、南部予備選に弾み
27日のサウスカロライナ以降、人種構成が多様な州へ進むクリントンへ強力な支援に
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/02/post-4521.php
2016年2月13日(土)13時13分

 米大統領選の民主党有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官は11日、米下院の黒人議員団から支持の表明を受けた。黒人票がカギを握る南部サウスカロライナ州での予備選を前に、クリントン陣営の士気を高める表明となった。

「クリントン氏はリーダーとしての技量を発揮してきた。様々な任務を経て、国政の最高責任者に就く準備は整った」と、支持を表明した同議員団のG.K.バターフィールド下院議員は述べた。

 9日に開催されたニューハンプシャー州予備選でバーニー・サンダース上院議員に惜敗し、選挙戦の立て直しを図るクリントン氏にとって、同議員団からの支持表明は重要なものとなる。

 今月27日に行われる予備選の開催地、サウスカロライナ州は黒人票が有権者層の主要な一角を占めており、民主党候補者にとって同有権者層からの支持は今後、選挙戦が人種構成が多様な州へとすすむにつれ、重要性が増すものと見られている。

[ワシントン 11日 ロイター]

3040とはずがたり:2016/02/14(日) 19:07:54
トランプ氏に集中砲火=共和候補、第3戦前に討論会―米大統領選
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160214X683.html
16:53時事通信【EPA=時事】

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補によるテレビ討論会が13日、指名争いの第3戦の舞台となるサウスカロライナ州で行われた。第2戦のニューハンプシャー州予備選で圧勝した不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の勢いを止めるため、他の候補はトランプ氏に激しい集中砲火を浴びせた。

 「トランプ氏はリベラルだ」。初戦のアイオワ州の勝者、テッド・クルーズ上院議員(45)は、トランプ氏は保守とは言えないと力説した。サウスカロライナ州の世論調査でトランプ氏は首位。「第3戦も落とせば勢いを止められなくなる」(米メディア)との焦りが背景にある。

 「クルーズ氏は最大のうそつきだ。嫌なやつだ」と反撃に出たトランプ氏に対し、クルーズ氏は「大人は他人の発言を邪魔しない」と皮肉り、「トランプ氏は生涯を通じてリベラル(の政治家)を支えてきた」と畳み掛けた。

 ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)は「トランプ氏は侮辱で指名を得ようとしている」と批判。トランプ氏が「ブッシュ氏の兄の時代に世界貿易センタービルは(米同時テロで)崩壊した」とブッシュ前大統領に矛先を向けると、今度はマルコ・ルビオ上院議員(44)が「ブッシュ前大統領は米国を守った」と反論した。

3041とはずがたり:2016/02/14(日) 19:15:40

クリントン氏、「守れぬ約束」批判=民主候補がテレビ討論会-米大統領選
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201602/2016021200067

 【ワシントン時事】米大統領選に向けて民主党の指名を争う候補者2人のテレビ討論会が11日、ウィスコンシン州で開かれた。9日のニューハンプシャー州予備選はバーニー・サンダース上院議員(74)の圧勝に終わっており、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)は第3戦となる20日のネバダ州党員集会を前に「サンダース氏は守れない公約を掲げている」と批判した。
 クリントン氏は、サンダース氏が主張する公立大学無償化や国民皆保険について「政府が約40%大きくなる」と指摘。「サンダース氏が挙げている数字では計算が合わない。国民に正直に言うべきだ」と強調した。サンダース氏は「あなたはまだホワイトハウスに入ったわけではない」と述べ、実現不可能とは言えないと反論した。(2016/02/12-12:51)

3042とはずがたり:2016/02/15(月) 16:06:13

どんな衣装だったんだ?!

邦人殺害で問題発言、市長辞意=抗議が殺到―トリニダード・トバゴ
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/608/d35344936aff766588af4eb2bdf362de.html
(時事通信) 10:03

 【サンパウロ時事】カリブ海の島国トリニダード・トバゴで音楽家の長木谷麻美さん(30)が殺害された事件で、首都ポートオブスペインのキー市長が13日、長木谷さんにも被害の責任があったかのような発言をした責任を取り、辞意を表明した。トリニダード・ガーディアン紙(電子版)など複数のメディアが14日報じた。

 市長は10日、長木谷さんが被害に遭った際にカーニバルの衣装を着ていたことに触れ、「女性は乱暴されないように自ら身を守る責任がある」と発言。被害者にも非があると受け取れる言い方をした。

 市民や女性団体は「犠牲者への冒涜(ぼうとく)を許すな」と激しく抗議し、市長辞任を求めて署名活動を展開。市長は言葉尻を捉えられたと釈明する一方、「不快感を与えた方に謝罪する」との声明を発表したが、市民らの怒りは収まらなかった。

3043チバQ:2016/02/15(月) 22:47:33
http://www.sankei.com/world/news/160214/wor1602140035-n1.html
2016.2.15 06:30
【米大統領選】
暴言王・トランプ氏がブッシュ前大統領に噛みつき、聴衆からブーイング 「イラク派兵は過ちだった…」

【ワシントン=加納宏幸】米大統領選に向けた共和党候補指名争いの第3戦となる20日の南部サウスカロライナ州予備選を前に、候補討論会が13日、同州で開かれた。序盤2州の戦いで候補は6人に絞り込まれ、主流派と非主流派の応酬は先鋭化。イラク戦争の是非や移民制度改革をめぐり議論を戦わせた。

 当初は本命視されながら苦戦しているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)は15日、サウスカロライナ州で兄の前大統領の応援を受ける。非主流派の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は前大統領による2003年のイラク開戦を批判した。

 「前大統領は過ちを犯した。(米軍が)イラクに行くべきではなかった。中東を不安定にさせた」

 トランプ氏は主流派が推すブッシュ氏を前大統領に見立てて、たたみかけるように批判した。

 ブッシュ氏は「トランプ氏がリアリティー番組を作っているときに、兄は米国を安全にするための機構を作っていた」と反論したが、トランプ氏は01年9月11日の米中枢同時テロがブッシュ前政権下で起きたとし、安全は守られなかったと強弁し、聴衆からブーイングを受けていた。

 これまでの2戦が行われたアイオワ、ニューハンプシャー両州に比べて人種の多様性が高いサウスカロライナ州では争点の中で移民問題の比重が大きい。ここでも非主流派は主流派を激しく攻撃した。

 トランプ氏がブッシュ氏を不法移民の問題に関して「最も弱い」候補であると断じれば、強硬保守の論客、テッド・クルーズ上院議員(45)は主流派のマルコ・ルビオ上院議員(44)を「オバマ米大統領の違法な(不法移民に対する)恩赦を撤回しないと言った」と批判した。

 これに対し、ルビオ氏はクルーズ陣営がアイオワ州党員集会の直前に元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)が撤退するとの虚偽の情報を流したことを引き合いに出して、「クルーズ氏は嘘ばかりついている」と述べた。

 サウスカロライナ州はキリスト教福音派、保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)の影響力が強いが、クルーズ氏が勝利した初戦アイオワ州党員集会ほど強硬保守を選ぶ傾向は強くないとされる。

 12年を除き、1980年以来、サウスカロライナ州で勝利した候補が指名候補になってきた。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最近の世論調査平均値ではトランプ氏が35・3%でリード。クルーズ氏16%、ルビオ氏14%、ブッシュ氏11・3%、ケーシック氏11%、ベン・カーソン氏4%と続く。

3044チバQ:2016/02/15(月) 22:48:19
http://www.sankei.com/world/news/160212/wor1602120001-n1.html
2016.2.15 07:00
【米大統領選】
ブルームバーグ前NY市長は台風の目になるか? メリハリ利いた実務手腕 リベラル社会政策&保守的外交に待望論絶えず

 先週半ばの国連本部。潘基文事務総長の隣に座った白髪の男性が満面の笑みを浮かべていた。前ニューヨーク市長で総合情報通信社ブルームバーグの創業トップ、マイケル・ブルームバーグ氏である。

 国連で開いていたのは、地球温暖化といった気候変動リスクをどう運用方針に反映させるかを話し合う投資家会合。ブルームバーグ氏は主賓だった。同氏いわく、「政策は小さな積み重ねで動く」。温室効果ガスを排出する企業に対する情報開示を各国政府に求めるなど、世界中で流行している「地球温暖化を防止する投資家活動」を支持した。

 専門的な分野だが、多くの記者が会合を傍聴していた。「ブルームバーグ氏が無所属で米大統領選への出馬を検討している」との記事が1月下旬に出てから、本人が初めて公の場に顔を出したからだ。

 一連の報道を見る限り、「出馬観測」の精度は高そうだ。投資家会合と同じ日に、ブルームバーグ社のワシントン支局では、「(利益相反で)果敢な取材ができなくなる」と政治部長が辞表を出している。

 「こんなニュースを待っていた」。ニューヨークのクイーンズ地区で生まれ育った自営業者のティム・リーさんは、「出馬観測」に大喜びだ。

 ニューヨーク市長を務めた2002〜13年は、「交通渋滞の解消から教育制度改革まで、メリハリの利いた実務手腕を発揮した」(リーさん)。オバマ政権で国防長官を務めたチャック・ヘーゲル元上院議員など、政界でもブルームバーグ氏の出馬を支持する声が出ている。

 ニューヨークの記者交流会では最近、就職活動中の元ブルームバーグ社記者が目立つ。同氏がブルームバーグ社に復帰した14年、最初に手掛けたのが組織改革。「『私がいない間に規律が緩んだ』と人員削減などのリストラにいそしんだ」(元同社記者)。社員に対する口癖は、「ユア・ジョブ・イズ・オン・ザ・ライン(君は仕事を失うリスクがある)」だそうだ。

 リベラル色の強い社会政策で知られるブルームバーグ氏だが、経済政策は保守本流。小さな政府、規制緩和が信条で、資本主義が物差しである。

 外交政策も保守色が強い。中東政策では親イスラエルで知られ、オバマ政権によるイラン核合意に批判的な論文を掲載した。モザイク模様の信条なのだ。当初は民主党員だったが、ニューヨーク市長選を機に共和党にくら替えしている。

 1912年のセオドア・ルーズベルトや68年のジョージ・ウォレスなど、2大政党制が確立してからの米国では、「第3の軸」として大統領選に出馬して勝った候補者はいない。ブルームバーグ氏が歴史に挑もうとするのはなぜか?

 共和党では右派のトランプ氏とクルーズ上院議員、民主党では左派のサンダース上院議員が勢いを増している。底流にあるのは、ブッシュ家やクリントン家といった支配階級への反発だ。

 強敵で中道寄りのクリントン前国務長官がサンダース議員に敗退すれば、ブルームバーグ氏に勝機が舞い降りる。2大政党の支持層が左右に拡散したところで中間層を取り込むのだ。ニューヨーク市民は、出馬の有無を決めるという3月上旬が待ち遠しい。(ニューヨーク駐在編集委員 松浦肇)

3045チバQ:2016/02/15(月) 22:49:14
http://www.sankei.com/world/news/160215/wor1602150017-n1.html
2016.2.15 19:02

ビヨンセさん演出が波紋 スーパーボウルのパフォーマンス、「政治的」と保守系から批判…背景に差別問題

スーパーボウルのハーフタイムショーに出演したビヨンセさん=7日、米サンタクララ(ロイター=共同)
スーパーボウルのハーフタイムショーに出演したビヨンセさん=7日、米サンタクララ(ロイター=共同)
 米国の人気黒人女性歌手ビヨンセさんが、プロフットボールの祭典「スーパーボウル」で見せたパフォーマンスを、保守系メディアや政治家が「政治的」と批判し波紋が広がっている。過激な公民権運動を想起させる演出のためで、背景には米国の根深い黒人差別問題が横たわっている。

 ハーフタイムショーでビヨンセさんが従えた数十人の女性ダンサーは、黒ずくめの衣装。アフロヘアの頭に載せた黒いベレー帽は、1960〜70年代に急進的な黒人解放闘争を展開した政治組織「ブラックパンサー党」のトレードマーク。

 今年で50回目を迎えたスーパーボウルは、ベイエリアと呼ばれるカリフォルニア州北部のサンタクララで7日行われた。ブラックパンサーが結成されたのも約50年前のベイエリア。ビヨンセさんのスタイリストは、黒人女性の強さと連帯意識を表現しようとビヨンセさんが意図的にブラックパンサーをモチーフにしたと述べた。(共同)

3046チバQ:2016/02/15(月) 22:49:50
http://www.sankei.com/west/news/160214/wst1602140006-n1.html
2016.2.14 17:00
【艶!スポーツ】
ハイレグ、網タイツだけじゃない…スーパーボウルのショーで「ビヨンセ」が込めた思いとは

 7日に行われた第50回スーパーボウルの米国内のテレビ視聴者数が、テレビ番組史上3位の1億1190万人を記録したという。注目度の高さから試合当日が「事実上の祝日」となり、入手困難なチケットは数十万円まで高騰。30秒間のスポットCM料金は500万ドル(約6億円)に達する。

 そんな米国最大のスポーツイベントは試合以外にも見どころがたくさんある。

 そのひとつが、ハーフタイムショー。今回はグラミー賞バンドの「コールドプレイ」やブルーノ・マーズらが出演したが、最も妖艶な“異彩”を放っていたのは2013年以来の登場となったビヨンセだった。

 「最もホットな女性」「最も才能に溢れたシンガーソングライター」「伝説的なディーヴァ」などの異名を持つ歌姫。1981年9月4日生まれの34歳だが、黒革のジャケットに、ハイレグの網タイツ姿で会場を席巻し、リズムに乗って踊る観客たちの動きで、スタンドが揺れるほどの盛り上がりとなったという。

 歌ったのは新曲「フォーメーション」。AFP通信によると、ミュージックビデオには過去2年間の警察による黒人殺害事件の数々がちりばめられており、会場でビヨンセとダンサーらが拳を突き上げたパフォーマンスが黒人民族主義組織「ブラックパンサー党」の敬礼に相当するとの非難の声が一部で上がった。一方で、ビヨンセに勇気づけられたとするネットユーザーもいるという。

 過去には、ジャネット・ジャクソンが胸を露出するハプニングがあったり、ローリング・ストーンズの過激な歌詞が放送で一部カットされたり…と何かと注目を集めるハーフタイムショー。今年は衣装だけでなく、大会後の騒動も含め、ビヨンセが主役の座を奪ったと言えるかもしれない。

3047チバQ:2016/02/15(月) 23:07:13
http://mainichi.jp/articles/20160215/k00/00e/030/119000c
米連邦最高裁
スカリア判事が死去 後任巡り駆け引き

毎日新聞2016年2月15日 10時56分(最終更新 2月15日 10時56分)
 【ワシントン西田進一郎】米連邦最高裁のアントニン・スカリア判事が13日、滞在先の南部テキサス州で死去した。79歳だった。地元メディアは死因を心臓発作だと報じている。スカリア氏は最高裁長官を含む判事9人の中で保守派の代表格として知られた。最高裁判事は保守派とリベラル派が拮抗(きっこう)。オバマ大統領が後任にリベラル派を指名しても、上院多数派の野党・共和党は承認しない見通しで、後任を巡る駆け引きが始まった。

 最高裁判事は基本的に終身制で、スカリア氏は1986年、当時のレーガン大統領の指名を受けて就任。自己防衛のために個人が自宅で銃を所持することの合法性が争われた訴訟で、所持を認める多数派の判決文を書いた。また、同性婚を認めた判決や医療保険制度改革(オバマケア)の合法性を認めた判決では反対意見を述べた。

 スカリア氏を含めた判事の構成は、保守寄りの中道派1人、保守派とリベラル派が4人ずつ。同性婚や人工妊娠中絶の是非など世論を二分する訴訟では5対4で決まることが多い。誰が後任に就くかは、最高裁の方向性や米国の政治・社会に大きな影響を与える。

 大統領の指名を受け上院が承認する仕組みだが、多数を占める共和党はリベラル派の就任に反対。共和党上院トップのミッチ・マコネル院内総務は「次の大統領になるまで判事の補充をすべきではない」との声明を出し、オバマ大統領をけん制した。

3048とはずがたり:2016/02/16(火) 18:15:25

2016年02月16日 16:17短縮 URL
米国の不動産王で、大統領選挙における共和党候補として名乗りを上げているドナルド・トランプ氏は、ロシアに対する自分の愛を認めた。トランプ氏は「自分は、他の共和党大統領候補よりも、はるかにうまく、ロシア政府と作業する事ができるだろう」と述べた。
http://jp.sputniknews.com/us/20160216/1619654.html

トランプ氏は、サウスカロライナ州での記者会見で、共和党の大統領候補を目指しているライバル、ルビオ上院議員やクルーズ上院議員と自分とを比較して、次のように述べた―

「ああした人達が、プーチン氏とうまく交渉できるとは見ていない。生じてしまった馬鹿げたあらゆる事の後で、ロシアと良い関係を維持しようとする事に、何も悪い事など無い。ロシアとの間で、貿易分野における、よい合意の数々を作成するつもりだ。」
なおトランプ氏は、これまでも何度となく、ロシア政府との協力を支持してきた。

米国大統領選挙は、今年11月に実施される。

3049チバQ:2016/02/16(火) 18:36:12
http://www.sankei.com/world/news/160216/wor1602160041-n1.html
2016.2.16 14:07
【米大統領選】
ブッシュ前大統領が弟応援 低迷打開目指す


 米大統領選で共和党の指名獲得を目指すジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)の応援のため、兄のブッシュ前大統領(69)が15日、南部サウスカロライナ州で演説した。

 前大統領は支持率が低迷する弟について「偉大な大統領に必要な経験と資質を備えている」と称賛。「米国の市民が怒りや不満を覚えているのは分かるが、不満をたきつけるような人は大統領として望ましくない」と強調した。

 イラク戦争で信頼を失った前大統領に対する市民の見方は今も複雑。演説がジェブ氏の後押しになるかどうかは不透明だ。

 ブッシュ前大統領は既にテレビの選挙CMには出演していたが、聴衆を前にした応援演説は初めて。2009年1月にオバマ大統領にホワイトハウスを明け渡した後、政治に関して発言することがほとんどなかっただけに、米メディアも大きく取り上げた。共和党の指名争いでは、支持率首位の実業家トランプ氏が、前大統領の実績を擁護するジェブ氏を攻撃。(共同)

3050チバQ:2016/02/16(火) 18:45:26
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/160216/cpd1602160500004-n1.htm
最高裁人事で米議会対立 後任判事承認、共和党「選挙後」主張
2016.2.16 05:00
 米連邦最高裁のアントニン・スカリア判事の死去に伴う後任人事をめぐり、民主党と共和党の対立が深まっている。後任の指名には上院の承認が必要だが、多数を占める共和党の指導部は2016年の選挙後まで取り上げないと表明。これに対し民主党側は、オバマ大統領が指名する候補の承認投票を議会は行うべきだと訴えた。

 大統領選で民主党候補指名の獲得を目指すヒラリー・クリントン前国務長官は、オバマ大統領の任期は来年1月まで残っており「判事指名はオバマ氏の仕事だ。上院は承認採決の責任がある」とコメントした。

 クリントン氏と民主党候補指名を争うバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)はCBSの番組「フェース・ザ・ネーション」で、最高裁判事候補の採決を拒否するのは「理解に苦しむ」と述べ、「オバマ大統領に反対する共和党の議事進行妨害が信じられないほどの前例のない水準に強まっている証拠だ」と指摘した。

 9人の判事で構成される最高裁は保守派5人、リベラル派4人だったが、保守的立場だったスカリア判事の死去で4対4となり、中絶や移民といった米国で最も議論を呼ぶ法律問題の一部に直ちに影響が及ぶ見通し。

 スカリア判事は13日、テキサス州西部のリゾートで死亡しているのが見つかった。79歳だった。共和党のマコネル上院院内総務は「次期最高裁判事の人選については米国民が発言権を持つべきだ。従って新しい大統領が就任するまでは空席を埋めるべきではない」との声明を発表。一方、オバマ大統領は同日、ためらわずに後任を指名すると表明した。(ブルームバーグ Todd Shields)

3051とはずがたり:2016/02/16(火) 19:39:18
なるほどw
併し上院で拒否権持ってるみたいだけど。。

【オピニオン】共和党、最高裁判事の死で酔いは覚めるか
http://jp.wsj.com/articles/SB11865717880025093900504581544093742996016?mod=WSJJP_hpp_LEFTTopStoriesFirst
By ALLYSIA FINLEY
2016 年 2 月 16 日 18:04 JST

 米連邦最高裁のアントニン・スカリア判事の死去によって、大統領選は一段と緊張感を増している。ここに希望の兆しがあるとすれば、それは恐らく保守派がようやく酔いを覚まし、「最も保守的な」候補者か、自制のきかない(または節度のない)候補者を(共和党指名の大統領選候補者として)選ぶという自滅的衝動に駆られるのをやめるかもしれないことだ。彼らはようやく「本選挙で勝てる見込み」がいかに重要かに気づき、マルコ・ルビオ・フロリダ州上院議員にあらためて目を向ける可能性がある。

 ニューハンプシャー州予備選でのさえない戦...

3052チバQ:2016/02/17(水) 21:21:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160217-00000544-san-n_ame
馬に「無慈悲」? どうなるNY名物馬車…協議決裂で当面存続
産経新聞 2月17日(水)17時12分配信

馬に「無慈悲」? どうなるNY名物馬車…協議決裂で当面存続
米ニューヨーク市は観光名物の馬車の存続問題で揺れている(黒沢潤撮影)(写真:産経新聞)
 【ニューヨーク=黒沢潤】廃止か存続かで揺れている米ニューヨーク市名物の観光馬車が、当面は現状の規模のまま存続する見通しとなった。デブラシオ市長が2014年、馬の取り扱いが「無慈悲」であるとして3年以内に禁止する方針を打ち出したのを受け、市側と馬車業界団体が妥協策を探っていたが決裂し、結論が先延ばしされた。

 市側と馬車業界団体は今月上旬までに、セントラルパーク周辺を行き交う馬車を現在の220台から95台に削減する妥協案で合意した。馬が疲弊しないよう、1日の稼働数を最大75台に抑えるほか、市側が厩舎(きょうしゃ)の改築に2千万ドル(約21億円)を拠出するといった内容も盛り込まれた。

 しかし、同案を議会で採決にかける直前、馬車業界団体が「将来に自信を持てない」と翻意。市長派の市議会民主党陣営からも業界への同調者が多数現れ、議会での採決が急遽(きゅうきょ)、中止された。

 13年の市長選の際、デブラシオ氏は動物愛護団体からの支持を得て当選した。馬車廃止を望む動物愛護の活動家からは多額の寄付を受けている。一方、市民や観光客の間では、馬車存続を望む声が強いという。

3053チバQ:2016/02/17(水) 21:48:13
http://www.sankei.com/world/news/160217/wor1602170006-n1.html
2016.2.17 16:40

駐米中国大使館の住所「劉暁波プラザ1番地」に 大統領は拒否権行使と米国務省 投獄中の民主活動家命名法案、上院可決に中国猛反発
(1/2ページ)

 【ワシントン=加納宏幸】米上院が首都ワシントンの中国大使館前をノーベル平和賞受賞者で投獄中の民主化活動家、劉暁波氏にちなんで「劉暁波プラザ」に改称する法案が可決したことについて、米国務省のトナー副報道官は16日の記者会見で改称に慎重な考えを示した。下院で法案が可決しても、オバマ米大統領が拒否権を使うとの見解を明らかにした。

 法案が成立すれば、中国大使館の住所は「劉暁波プラザ1番地」となる見通し。中国外務省の洪磊報道官は16日の定例記者会見で「断固として反対する。法案が成立すれば深刻な結果を招く」と非難している。

 トナー氏は「中国には人権尊重の責務を果たし、他の政治犯と同様に劉氏の釈放を強く求め続けている」と強調した。その一方で、改称に関しては「目標達成のために効果的とはいえない。この種の立法活動はわれわれの取り組みを困難にさせる」と述べた。

 法案は中国に人権状況の改善を促すため米大統領選の共和党候補で強硬保守派のクルーズ上院議員が提出。同党候補で対中強硬派のルビオ上院議員も共同提案者になっている。12日に全会一致で可決され、下院に送られた。成立には下院での可決後、大統領の署名が必要となる。

 米国では1980年代、旧ソ連の抑圧に抗議するため、ワシントンの旧ソ連大使館前の通りがノーベル平和賞を受けた人権活動家の名にちなみ「アンドレイ・サハロフ・プラザ」に改称された例がある。

3054名無しさん:2016/02/17(水) 23:59:42
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1602/17/news102.html
銃乱射犯のiPhoneパスコードを総当たりへ──米判事、Appleに「10回ミスでデータ消去」機能のオフ命じる
銃乱射犯のiPhoneに侵入するため、パスコード入力を10回間違えるとデータが消去されるiOSの機能をオフにするよう、米判事がAppleに命じた。

 米判事は2月16日、Appleに対し、捜査当局が銃乱射犯のiPhoneに侵入するため、パスコード入力を10回間違えるとデータが消去されるiOSの機能をオフにするよう命じた。捜査当局は、入力可能なパスコードを全て試す「総当たり」でロックを突破可能になるという。米メディアが報じている。

 このiPhoneは、昨年12月2日にカリフォルニア州サンベルナルディーノの福祉施設で起きた銃乱射事件の容疑者が持っていたiPhone 5c。事件では乱射犯によって14人が殺害され、乱射犯の夫婦2人も射殺された。

 米連邦捜査局(FBI)の幹部は先週、捜査の重要な手がかりがiPhoneに残されている可能性があるものの、iPhoneのロック機能のためアクセスできていないことを明らかにしていた。

 報道によると、Appleは「捜査当局を支援できる独自の技術的手段」を持っているが、任意の提供を拒否したという。このため米判事はAppleに対し、捜査を支援する「合理的な技術的手段」の提供を命令。データの暗号化を解除するのではなく、パスコード入力を10回ミスするとデータを全消去する機能の回避手段を提供するよう命じているという。

 Washington Postによると、捜査当局が「ブルートフォース」、つまりパスコードの総当たりでロックを突破することができるようになる。

 Appleは昨年、別の事件で問題になったiPhoneに対し、「いったんロックされたiPhoneのデータは、パスコードを知らない限りAppleでも取り出す手段はない」と回答。「iOS 8とそれ以降を搭載するデバイスでは、Appleはデータを取り出す技術的な能力を持っていない」という。

 背景の1つには、ユーザーデータの秘匿をめぐって米テクノロジー企業と米政府との間で繰り広げられている綱引きがある。iPhoneに捜査当局がアクセスできるようなバックドアの設置にAppleは一貫して反対している。

3055チバQ:2016/02/18(木) 22:40:54
http://mainichi.jp/articles/20160219/k00/00m/030/088000c
米大統領選
共和、中傷合戦過熱 トランプ氏とクルーズ氏

毎日新聞2016年2月18日 21時04分(最終更新 2月18日 21時04分)
 【コロンビア(米サウスカロライナ州)西田進一郎】米大統領選に向けた共和党候補指名争いは20日、南部の初戦サウスカロライナ州予備選を迎える。アイオワ州党員集会を制したテッド・クルーズ上院議員(45)と、ニューハンプシャー州予備選で勝利した不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が火花を散らす。トランプ氏が訴訟をちらつかせれば、クルーズ氏は受けて立つ構えをみせるなど、中傷合戦がエスカレートしている。

 「ドナルド、この広告が中傷だと主張して訴訟を起こしたいなら起こせばいい」

 クルーズ氏は17日、サウスカロライナ州セネカで記者会見し、自身の選挙広告の正当性を主張した。広告は、トランプ氏が1999年のテレビ番組で人工妊娠中絶に賛成の立場を示した映像を含む。トランプ氏は、広告には「うそ」や「中傷」が含まれており、放映を停止しなければ提訴するとの警告状を送っていた。

 サウスカロライナ州には、キリスト教の伝統的価値観を重視する保守的な住民が多い。クルーズ氏はトランプ氏優位の流れを変えようと、同氏は人工妊娠中絶などに前向きな「保守的ではない」人物だと主張している。

 一方、トランプ氏は「提訴には正当性がある」と改めて警告し、「同様に、生まれながらのカナダ人であるクルーズ上院議員に関して訴訟を起こしたければ、私はそうする」との声明を発表。カナダ生まれのクルーズ氏に米大統領の資格があるのかと改めて問題提起し、自らが訴訟を起こす可能性に言及した。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した直近の世論調査平均値によると、州内の支持率はトランプ氏が34.5%でリードし、クルーズ氏が17.3%、マルコ・ルビオ上院議員(44)が16.8%で追う展開だ。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが17日に発表した全米規模の世論調査では、党内支持率で前月比7ポイント減の26%だったトランプ氏に代わり、クルーズ氏が8ポイント増の28%で首位に浮上。昨年11月初めに発表された調査以来、約3カ月半ぶりにトランプ氏が首位の座を降りた。

3056チバQ:2016/02/18(木) 22:58:42
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160219k0000m030088000c.html
<米大統領選>共和、中傷合戦過熱 トランプ氏とクルーズ氏

21:04毎日新聞

 【コロンビア(米サウスカロライナ州)西田進一郎】米大統領選に向けた共和党候補指名争いは20日、南部の初戦サウスカロライナ州予備選を迎える。アイオワ州党員集会を制したテッド・クルーズ上院議員(45)と、ニューハンプシャー州予備選で勝利した不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が火花を散らす。トランプ氏が訴訟をちらつかせれば、クルーズ氏は受けて立つ構えをみせるなど、中傷合戦がエスカレートしている。

 「ドナルド、この広告が中傷だと主張して訴訟を起こしたいなら起こせばいい」

 クルーズ氏は17日、サウスカロライナ州セネカで記者会見し、自身の選挙広告の正当性を主張した。広告は、トランプ氏が1999年のテレビ番組で人工妊娠中絶に賛成の立場を示した映像を含む。トランプ氏は、広告には「うそ」や「中傷」が含まれており、放映を停止しなければ提訴するとの警告状を送っていた。

 サウスカロライナ州には、キリスト教の伝統的価値観を重視する保守的な住民が多い。クルーズ氏はトランプ氏優位の流れを変えようと、同氏は人工妊娠中絶などに前向きな「保守的ではない」人物だと主張している。

 一方、トランプ氏は「提訴には正当性がある」と改めて警告し、「同様に、生まれながらのカナダ人であるクルーズ上院議員に関して訴訟を起こしたければ、私はそうする」との声明を発表。カナダ生まれのクルーズ氏に米大統領の資格があるのかと改めて問題提起し、自らが訴訟を起こす可能性に言及した。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した直近の世論調査平均値によると、州内の支持率はトランプ氏が34.5%でリードし、クルーズ氏が17.3%、マルコ・ルビオ上院議員(44)が16.8%で追う展開だ。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが17日に発表した全米規模の世論調査では、党内支持率で前月比7ポイント減の26%だったトランプ氏に代わり、クルーズ氏が8ポイント増の28%で首位に浮上。昨年11月初めに発表された調査以来、約3カ月半ぶりにトランプ氏が首位の座を降りた。

3057チバQ:2016/02/18(木) 23:44:40
http://www.sankei.com/world/news/160218/wor1602180027-n1.html
2016.2.18 11:20
【米大統領選】
民主党第3戦は接戦か ネバダ州世論調査


クリントン前米国務長官(左、UPI=共同)、サンダース米上院議員(ゲッティ=共同)
クリントン前米国務長官(左、UPI=共同)、サンダース米上院議員(ゲッティ=共同)
 米CNNテレビは17日、大統領選の民主党候補者選び第3戦が20日に行われる西部ネバダ州で、クリントン前国務長官とサンダース上院議員の支持率がほぼ拮抗しているとの世論調査結果を伝えた。

 調査は10〜15日に実施。両者の支持率はクリントン氏が48%、サンダース氏が47%だった。昨年10月の調査に比べてクリントン氏は2ポイント低下したのに対し、サンダース氏は13ポイント上昇した。

これまでクリントン氏は非白人層の支持でサンダース氏を上回っているとされ、ヒスパニック(中南米系)が多いネバダでは有利とみられていた。今回、サンダース氏の猛追が裏付けられた。

 指名争い序盤の2戦を終え、2人は1勝1敗。クリントン氏は全米レベルで優位を維持しているが、第3戦を落とせば指名争いは混迷しそうだ。(共同)

3058チバQ:2016/02/18(木) 23:51:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160218-00000041-reut-n_ame
オバマ米大統領、3月にもキューバ訪問の可能性=関係筋
ロイター 2月18日(木)10時25分配信

オバマ米大統領、3月にもキューバ訪問の可能性=関係筋
 2月17日、オバマ米大統領は3月にもキューバを訪問する準備を進めている。関係筋が同日明らかにした。写真はカリフォルニア州で16日撮影(2016年 ロイター/Kevin Lamarque)
[ワシントン 17日 ロイター] - オバマ米大統領は3月にもキューバを訪問する準備を進めている。関係筋が17日明らかにした。

オバマ大統領は昨年12月、ヤフーニュースとのインタビューで、2016年のキューバ訪問に意欲を表明。両国関係の進展と、反体制派との会談実現を条件に挙げていた。

米当局者は「大統領は条件が整えば訪問したいと話している」と述べた。

両国は2014年12月に国交正常化交渉を開始すると発表。54年ぶりに国交を回復した。

*内容とカテゴリーを追加します。

3059チバQ:2016/02/18(木) 23:58:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2016021800226
人気知事がルビオ氏支持=米大統領選


 【ワシントン時事】米共和党のニッキー・ヘイリー・サウスカロライナ州知事(44)は17日、大統領選の共和党指名争いでマルコ・ルビオ上院議員(44)を支持すると表明した。
 ヘイリー氏は州内で高い人気を誇る女性知事で、共和党の副大統領候補としても名前が取り沙汰されている。ヘイリー氏の支持は20日の同州予備選に向け、ルビオ氏の追い風になりそうだ。(2016/02/18-10:22)

3060チバQ:2016/02/19(金) 20:58:44
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160219k0000e030209000c.html
<米大統領選>ルビオ氏、ブッシュ氏正念場

12:17毎日新聞

<米大統領選>ルビオ氏、ブッシュ氏正念場
対話集会で支持者らに向けて演説するブッシュ元フロリダ州知事=米南部サウスカロライナ州コロンビアで2016年2月18日、西田進一郎撮影
(毎日新聞)
 ◇サウスカロライナ予備選

 【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)西田進一郎】米大統領選に向けた共和党候補指名争いの「第3戦」となる20日のサウスカロライナ州予備選を前に、党主流派候補の2人が生き残りをかけて戦っている。勢いづくマルコ・ルビオ上院議員(44)に対し、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)はやや押され気味だ。

 「マルコ・ルビオを(大統領に)選べば、米国の毎日が素晴らしいものになる」。同州チェーピンの集会で17日、ニッキー・ヘイリー州知事(44)が支持を表明した。インド移民の両親を持つ女性知事で、共和党期待の若手として全米での知名度も急上昇中だ。ルビオ氏は満面の笑みを浮かべて知事の発言に拍手を送った。

 ルビオ氏は主流派を糾合する軸になるとみられたが、ニューハンプシャー州予備選で5位に沈んだ。サウスカロライナ州で知事の支持を受け、反転攻勢を狙う。

 ともに若手であるキューバ系のルビオ氏とインド系の知事の連携は、人種的な多様性があるサウスカロライナ州に加え、その先の予備選・党員集会にも好影響が見込める。集会参加者のゲイリー・レメンスナイダーさん(54)は「2位に食い込める可能性がある」と期待を込めた。

 一方、ブッシュ氏は、米軍最高司令官としての適格性と、大統領を輩出するブッシュ家を前面に出して必死に巻き返しを図る。

 18日に州都コロンビアで開いた対話集会では、退役軍人のリンゼー・グラム上院議員(60)が「ルビオは大統領の準備ができていないが、ブッシュはできている」と紹介。ブッシュ氏は「米軍を再建すると誓う」と宣言し、聴衆から大きな拍手を浴びた。同州は八つの米軍基地があり、軍との結びつきが強い。

 昨年6月の立候補表明以降控えてきたブッシュ家のアピールも全面解禁。兄のジョージ・W・ブッシュ前大統領(69)は15日、退任後初めて選挙の応援演説に立った。ただ、イラク戦争開戦を決断した兄への米国民の厳しい見方もあり、効果は不透明だ。支持者のタラ・シッピーさん(38)は、「とにかく経験や責任感に焦点があたるようになれば、状況は変わってくると期待している」ともどかしげに語った。

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3061チバQ:2016/02/19(金) 21:19:33
http://mainichi.jp/articles/20160220/k00/00m/030/100000c
米大統領選
民主クリントン氏ピンチ 全米支持率2位

毎日新聞2016年2月19日 21時01分(最終更新 2月19日 21時17分)
サンダース上院議員が首位に

 【ラスベガス(米ネバダ州)長野宏美】米FOXニュースは18日、米大統領選の民主党候補指名争いの全米支持率で、バーニー・サンダース上院議員(74)が47%、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が44%という世論調査結果を発表した。昨年4月に出馬表明したサンダース氏が首位になるのは初めて。西部の初戦となるネバダ州の党員集会を20日に控え、クリントン陣営には厳しい結果だ。

 政治専門サイトの集計する世論調査の平均値では依然としてクリントン氏が優勢。NBCなどが18日発表した調査でもクリントン氏が53%で、サンダース氏の42%を上回る。だが、1カ月前の調査では25ポイントあったリードが11ポイント差に縮まった。

 初戦のアイオワ州で善戦し、2戦目のニューハンプシャー州で圧勝したサンダース氏が勢いに乗っているのは明確だ。

 ネバダ州の党員集会を2日後に控え、両者はラスベガスで開かれたテレビ局「MSNBC」主催の対話集会に出演。州内の有権者の17%がヒスパニック系であることを意識する両者は、不法移民の合法化につながる移民制度改革に最優先で取り組むと訴えた。

 サンダース氏は「移民制度改革法案を通過させるため全力を尽くし、市民権獲得に道を開く」と強調したが、実現時期を問われると「独裁者ではないので議会と協調しなければならない」と慎重姿勢を見せた。一方、クリントン氏は就任100日以内の法案提出を約束。これまでより踏み込んだ発言でサンダース氏との違いを見せようと攻勢に出た。

 ネバダ州ではヒスパニックに人気の高いクリントン氏が有利とみられていた。だが、サンダース氏は若者を取り込んで支持を広げている。

 運転手のブライアン・アリアスさん(22)は米国生まれだが、母親はホンジュラスからの不法移民で5年前に合法的な滞在資格を得た。母はクリントン氏を応援するが、ブライアンさんと兄(23)はサンダース氏支持だ。

 ブライアンさんは、「サンダース氏は数十年、同じことを言い続けていて信用できる。ヒラリー(クリントン氏)は一貫性がない」と強調。「サンダース氏の方が移民や平等な社会のことを考えていると母にも薦めている」と話した。

3062チバQ:2016/02/19(金) 21:20:16
http://mainichi.jp/articles/20160219/k00/00e/030/177000c
ローマ法王
「キリスト教徒ではない」…トランプ氏を批判

毎日新聞2016年2月19日 10時54分(最終更新 2月19日 12時43分)
 【ローマ福島良典、コロンビア(米南部サウスカロライナ州)西田進一郎】キリスト教カトリック教会のトップであるフランシスコ・ローマ法王(79)は18日、移民政策で「壁を作ることだけを考えている人はキリスト教徒ではない」と述べ、米大統領選の共和党指名候補選びで不法移民の入国阻止と国外追放を主張する不動産王ドナルド・トランプ氏(69)を批判した。トランプ氏は猛反発している。

 法王はキューバ、メキシコ歴訪の帰路、特別機中で記者団の質問に答えた。メキシコとの国境沿いに2500キロの壁を建設し、1100万人の不法移民を国外追放したいと表明したトランプ氏について、「米国のカトリック信徒はこのような人物に投票できるか」と質問が出た。

 法王は「投票するかしないか、どう助言するかという問いについては、私は関わらない」としながらも、「どこにであれ、壁を作ることだけを考え、橋を作ろうとしない人物はキリスト教徒ではない」「そのようなことを言ったのであれば、その男性はキリスト教徒ではない」と繰り返した。

 トランプ氏は18日、選挙運動中の南部サウスカロライナ州でさっそく反論。「宗教指導者が個人の信仰を疑問視するのはみっともない」と法王を非難した。また、自分が大統領になれば、「キリスト教が常に攻撃を受け、弱体化させられるようなことはさせない」と述べ、バチカンが過激派組織「イスラム国」(IS)に攻撃された場合という例を持ち出して、「トランプ氏が大統領だったらこんなことは起こらなかったのにと、法王が願い、祈ることになると断言できる」とも語った。

 法王は南米アルゼンチンに移住したイタリア系移民家族の出身。2013年3月の就任以来、社会的弱者に寄り添う「貧者の教会」路線を掲げ、難民・移民への支援を呼びかけている。今回のメキシコ訪問では、米国との国境を訪れ、ミサをささげた。

 法王はまた、他者との「出会いと対話」を重視。これまでも、「壁を崩壊させることのできる『出会いの文化』を広めよう」「橋は他者に手を差し伸べ、平和を助ける。人々を分け隔てる壁は崩れ去る運命だ」などと「橋と壁」のたとえを多用してきた。

3063チバQ:2016/02/19(金) 21:25:52
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160219X416.html
トランプ氏は「キリスト教徒にあらず」=移民防止の「壁建設」批判―ローマ法王

06:49時事通信

 【ベルリン、ワシントン時事】フランシスコ・ローマ法王は18日、米大統領選の共和党候補指名を目指す不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が、不法移民流入防止のため米メキシコ国境への壁建設を唱えていることに関し、「キリスト教徒ではない」と厳しく批判した。

 これに対し、トランプ氏は「宗教指導者が人の信仰に疑問を投げ掛けるのは、恥ずべきことだ」と猛反発。異例の応酬が、指名争いの行方に影響を与える可能性もある。

 AFP通信などによると、法王はメキシコ訪問から戻る機中、記者団に「架け橋ではなく、壁を築こうとする者はキリスト教徒ではない」と指摘。有権者の投票行動には介入しないとしつつ、「もし彼(トランプ氏)がそのようなことを言ったのなら、キリスト教徒ではない」と強調した。

 米メディアが発言を速報すると、集会に出席していたトランプ氏はすぐさま反論。自身が大統領に就任しなければ、バチカンが過激派組織「イスラム国」(IS)の攻撃を受けることもあり得るとした上で、「攻撃されたとき、法王はトランプ氏が大統領だったら良かったのにと思うだろう」と豪語した。

3064チバQ:2016/02/21(日) 10:15:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160221-00000023-jij-n_ame
民主クリントン氏が2勝目=西部ネバダ州党員集会―米大統領選
時事通信 2月21日(日)8時29分配信

 【ワシントン時事】米大統領選の候補者指名争いは20日、民主党が第3戦で西部初のネバダ州党員集会を開いた。
 ヒラリー・クリントン前国務長官(68)とバーニー・サンダース上院議員(74)の一騎打ちで、クリントン氏が勝利し、1日の初戦アイオワ州党員集会に続いて2勝目を挙げた。
 クリントン氏は、ネバダ州ラスベガスで支持者を前に演説し、「ありがとうネバダ」と勝利宣言。「(勝てるかどうか)疑う人もいたかもしれないが、われわれは少しも疑わなかった。厳しいレースを戦い抜いたサンダース議員をたたえたい」と述べた。
 約1700ある地区の82%が開票した段階で、得票率はクリントン氏が52.1%、サンダース氏が47.8%。クリントン氏はこれで2勝1敗となった。
 ただ、アイオワでは辛勝、2戦目のニューハンプシャー州予備選(9日)では大差の敗北だった。サンダース氏は全国支持率でもクリントン氏を追い上げており、今後も激戦が続くとみられる。
 一方、共和党も20日、第3戦で南部初の予備選をサウスカロライナ州で実施した。不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が優勢で、テッド・クルーズ上院議員(45)やマルコ・ルビオ上院議員(44)が続いている。同日夜(日本時間21日午前)に投票が締め切られ、開票に入った。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160221-00000005-jij_afp-int
クリントン、トランプ両氏が勝利確実 米大統領選指名争い3戦目
AFP=時事 2月21日(日)9時34分配信

クリントン、トランプ両氏が勝利確実 米大統領選指名争い3戦目
米ネバダ州の民主党党員集会で勝利し、夫のビル・クリントン元大統領(右から2人目)と共に支持者の前に現れて手を振るヒラリー・クリントン前国務長官(右、2016年2月20日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)米大統領選の候補者指名争いは20日、民主党が西部初の党員集会をネバダ(Nevada)州で行った。CNNやFOXニュース(Fox News)、NBCニュース(NBC News)は、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官がバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員を抑えて勝利することが確実になったと伝えた。

 米メディアによると、集計率が80%を超えた段階で、クリントン氏は52.1%の支持を獲得し、サンダース氏の47.8%を上回っている。

 一方、共和党は、南部初の予備選をサウスカロライナ(South Carolina)州で実施した。 投票は午後7時(日本時間21日午前9時)に締め切られ、その後開票が始まった。

 FOXニュースとNBCニュースは、最有力とみられていた不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が勝利を確実にし、 テッド・クルーズ(Ted Cruz)上院議員とマルコ・ルビオ(Marco Rubio)上院議員が2位を争っていると伝えた。対立候補との差を広げたいトランプ氏にとっては大きな勝利になる。

 大接戦で予想外の展開となっている両党の指名争いは、いずれもこの日が3戦目だった。【翻訳編集】 AFPBB News

3065チバQ:2016/02/21(日) 10:23:09
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160221k0000m030052000c.html
<米大統領選>存在感増すヒスパニック…ネバダ民主集会直前

02月20日 21:25毎日新聞

<米大統領選>存在感増すヒスパニック…ネバダ民主集会直前
ヒスパニック系移民の応援演説を受けたヒラリー・クリントン氏(中央)=米ネバダ州ラスベガスで2016年2月19日、長野宏美撮影
(毎日新聞)
 【ラスベガス(米ネバダ州)長野宏美】米大統領選で民主党の党員集会が20日に開かれるネバダ州では、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)とバーニー・サンダース上院議員(74)の支持率が伯仲し、激戦が予想される。現地ではヒスパニック系の不法移民の子どもたちが選挙応援に加わり、存在感を増している。

 ◇不法移民の子が選挙応援

 「不法移民は日陰の存在。改革のため、声を上げて影響力を見せたかった」。サンダース陣営でボランティアをしている大学生のカサンドラ・アルバレスさん(22)の両親はメキシコからの不法移民。2012年の大統領令で合法的に米国滞在資格を得た不法移民の子ども「ドリーマーズ」の一人だ。投票権はないが、戸別訪問やソーシャルメディアなどを通じて、サンダース氏の魅力を訴えている。

 サンダース氏を支持するドリーマーズの18日の集会には50人以上が集まった。高校生のペドロ・デュランさん(18)は「ヒラリーがヒスパニックに人気があるのは移民に優しかった夫の影響と知名度のおかげ。バーニーを知ると彼を支持する人が多い。彼は本物の改革者だ」と語った。

 一方、同州のドリーマーズの活動家9人は今月初め、クリントン氏支持を表明した。ラスベガスで19日に開かれたクリントン氏の集会でも、ヒスパニック系の若い女性が「ヒラリーは私たち(ヒスパニック)の高等教育を前進させた」と強調した。

 高校生のアンディ・バラホナさん(18)はロサンゼルスから駆けつけた。エルサルバドルからの不法移民だった父はアンディさんが2歳の時に強制送還され、昨年亡くなった。友人の多くは公立大学無償化を掲げるサンダース氏に引かれているが、「ヒラリーは実行力がある」と支持する。

 同州のヒスパニックの有権者は1994年は5%だったが、現在は17%に増加。そのうち約45%を80年代から00年代前半に生まれた若者が占め、彼らの動向が注目されている。

3066とはずがたり:2016/02/21(日) 13:55:01
ブッシュの撤退はいいこんだ。ブッシュと聞くだけで不愉快になる。

ブッシュ氏、無念の撤退=「名門」も挽回ならず―米共和予備選
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/862/fa2dbf4c502114009a093d73112eaf77.html
(時事通信) 13:02

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)は20日、予備選が実施された南部サウスカロライナ州で支持者を前に演説し、選挙運動を中止すると発表した。今回の予備選でも上位に入れず、無念の撤退となった。

 ブッシュ氏は演説で、これまでの選挙運動に誇りを持っていると強調しつつ、「しかし、私は(有権者の)決定を尊重する。そして今夜、選挙運動を中止する」と宣言した。今後の選挙戦については「強い保守の共和党指導者がホワイトハウスを勝ち取れる」と期待を込めた。

 大統領経験者の父と兄を持つブッシュ氏は最近、兄のブッシュ前大統領や元大統領夫人で母のバーバラさんも動員し、「名門」の看板を掲げて戦った。しかし、挽回はかなわなかった。

共和党指名争い、トランプ氏が2連勝 米大統領選予備選
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ2P2FBKJ2PUHBI00F.html
09:56朝日新聞

 米大統領選の共和党候補者指名に向けた同党サウスカロライナ州予備選が20日にあり、実業家のトランプ氏(69)の勝利が確実となった。同氏は9日のニューハンプシャー州予備選に続き、2連勝。指名獲得の本命候補としての地歩を固めた格好だ。

 AP通信の独自集計によると、開票率約1%で、トランプ氏が34%強の得票で勝利を確実にした。トランプ氏に続き、クルーズ、ルビオ両上院議員が約2割の票を得て、競い合っている。

 トランプ氏はニューハンプシャー州に続き、2位に大差をつけて連勝する見通し。保守色の強い米南部でも勝利したことで、今後の選挙戦も優位に進めるとみられる。(コロンビア〈米サウスカロライナ州〉=佐藤武嗣)

民主クリントン氏が2勝目=共和トランプ氏も連勝―ブッシュ氏は撤退・米大統領選
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160221X683.html
12:27時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の候補者指名争いは20日、第3戦で民主党がネバダ州党員集会、共和党がサウスカロライナ州予備選をそれぞれ実施した。民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)、共和党は不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が、いずれも2勝目を挙げた。結果を受け、共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)が選挙戦からの撤退を発表した。

 民主党はクリントン氏とバーニー・サンダース上院議員(74)の一騎打ち。クリントン氏はネバダ州ラスベガスで支持者を前に演説し、「(勝てるかどうか)疑う人もいたかもしれないが、われわれは少しも疑わなかった」と勝利宣言した。

 西部で初のネバダ党員集会では、約1700ある地区の88%が開票した段階で、得票率はクリントン氏が52.6%、サンダース氏が47.4%となった。

 クリントン氏はこれで2勝1敗だが、1日のアイオワ州党員集会では辛勝、2戦目のニューハンプシャー州予備選(9日)では大差の敗北だった。サンダース氏は全国支持率でもクリントン氏を追い上げており、今後も激戦が続くとみられる。

 南部で初めてのサウスカロライナ予備選で、共和党のトランプ氏はニューハンプシャーに続く連勝となった。演説したトランプ氏は「国のために勝利の道を進み始める」と誓った。

3067チバQ:2016/02/22(月) 01:20:30
http://www.asahi.com/articles/ASJ2P4JTDJ2PUHBI010.html
撤退のブッシュ氏、うっすらと涙 守勢に回った選挙戦
コロンビア〈米サウスカロライナ州〉=奥寺淳、佐藤武嗣2016年2月21日20時32分
父子で大統領を務めた「名門政治一家」出身として万全の態勢で大統領選に臨んだジェブ・ブッシュ氏が20日、撤退に追い込まれた。自ら知事を務めたフロリダ州予備選を戦う前のあっけない幕切れは、共和党主流派への世論の風当たりの強さを象徴している。

「この国を結束させるために選挙を戦ってきたことを誇りに思うが、(アイオワ州からの)人々が示した意思を尊重したい。今晩撤退することにする」

 ブッシュ氏はサウスカロライナ州予備選の開票が半分進んだところで会場のホテルに姿をみせ、支持者にこう語りかけた。突然の撤退宣言に、支持者から「ノー」と嘆息まじりの声。ブッシュ氏も一瞬声を詰まらせながら「ありがとう」。支持者からの拍手が20秒近く続くと、目にうっすらと涙を浮かべた。

 圧倒的な資金力と支持母体、知名度がありながら、ブッシュ氏の選挙戦は大きく揺れ動いた。

 イラク戦争への厭戦(えんせん)機運が強い世論を意識し、昨年6月に出馬表明した際は父や兄のジョージ・W・ブッシュ氏の姿もなく「ブッシュ家」を封印。「自分は自分自身だ」と独自色を出そうと躍起になったが、インタビューでイラク戦争の是非を聞かれ、発言は二転三転。メディアから「基本的な質問に、準備もできていない」と酷評された。

3068チバQ:2016/02/22(月) 01:21:12
http://www.sankei.com/world/news/160221/wor1602210030-n1.html
016.2.21 20:24
【米大統領選】
若年層ソッポ…クリントン氏また苦戦 「ブッシュ王朝」は敗退 既存政治への嫌悪直撃

 【ラスベガス=加納宏幸、ワシントン=青木伸行】米大統領選に向けた候補者指名争いで、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官がまた大苦戦。共和党はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が選挙戦から脱落した。両者に共通するのは、既存政治に対する有権者の根強い嫌悪感だ。

 クリントン氏は、バーニー・サンダース上院議員に大差で敗れた9日のニューハンプシャー州予備選と同じく、若年層からの支持や信頼度の低さが響いた。

 クリントン氏はラスベガスの高級ホテルでの勝利宣言でサンダース陣営に参じた有権者に呼びかけた。

 「向こう側の若者たちに、あなたたちが直面していることを分かっていると言いたい。大学を出るのに巨額のローンを抱えるのでは、学費を安くするだけでは足りないでしょう」

 サンダース氏による公立大学の授業料無料化や国民皆保険の主張は若者を引き付けている。党員集会参加者に対するCNNテレビの調査によると、30歳未満の層でクリントン氏は14%の支持しか得られず、82%のサンダース氏に大きく水を空けられていた。

 同調査では25%が候補の「誠実さや信頼度」を最重視すると答えたが、これを理由にクリントン氏に投票したのは12%だけ。既存の政治やウォール街に近い「主流派」のイメージが影響しているとみられる。

 勝利宣言でサンダース氏を念頭に「単一争点の国ではない」と述べ、総合力を誇ったクリントン氏。ファーストレディーや国務長官の「経験」を上回るメッセージを打ち出せるかが、本選をにらんだ課題となる。

 「異端児」のドナルド・トランプ氏の旋風を真正面から受け、「ブッシュ王朝」が敗退した-。当初は共和党の最有力候補と目されたブッシュ氏の撤退は、エスタブリッシュメント(支配階級)と、既存の政治に対する国民の嫌悪感を象徴している。

 序盤の3戦で下位に低迷したブッシュ氏は「この国に結束と、確実な道筋をもたらすために戦ってきたが、及ばなかった」と、選挙戦に終止符を打った。

 昨年6月、フロリダ州マイアミで「この国の未来の指揮を執る」と、出馬を宣言した当時は、知名度と人脈、資金力の高さが強みとみられていた。

 父と兄が大統領経験者という毛並みの良さは逆に、「3度目のブッシュ時代」への既視感を伴った嫌悪感を、有権者の間に抱かせた。それをあおり立てたのがトランプ旋風だった。

 ブッシュ氏は「王朝」のイメージを払拭しようと、「ジェブらしさ」を打ち出そうとはした。しかし、それは穏健路線そのもので、オバマ政治への反動から保守化を強める共和党内にあって、埋没した感がある。

 予備選の直前にブッシュ氏は、イラク戦争に踏み切り米国に後遺症をもたらした兄を、応援演説のため初めて登壇させた。この「王朝の負の遺産」ともいえる微妙な存在を表舞台に引き出し、「強い保守」を印象づけようとしたことは、最後の賭けだったようだ。

3069チバQ:2016/02/22(月) 01:21:41
http://mainichi.jp/articles/20160222/k00/00m/030/043000c
米大統領選
トランプ氏、指名獲得へ前進 南部初戦で勝利

毎日新聞2016年2月21日 19時33分(最終更新 2月21日 21時10分)
 【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)西田進一郎】20日の共和党サウスカロライナ州予備選で、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が保守的な南部で初戦をつかみ、指名獲得に向け大きく前進した。対抗勢力では、保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)をかわしたマルコ・ルビオ上院議員(44)が主流派を糾合して対抗軸を作ることができるかが焦点だ。

 「(次の)ネバダ州、(3月1日の)スーパーチューズデーでも大きな勝利を収め、終わらせよう」。トランプ氏は勝利演説で、サウスカロライナ州で勝った勢いを維持し、10以上の州で予備選・党員集会が開かれるスーパーチューズデーで指名獲得にめどを付けたい考えを示した。

 サウスカロライナ州は黒人や保守的なキリスト教福音派が多い。トランプ氏はリベラルな北東部ニューハンプシャー州で勝っており、リベラルと保守両方の州で勝利できることを証明したことになる。

 出口調査では、連邦政府に不満や怒りを感じると答えた投票者は92%に上った。「共和党に裏切られたと感じる」と答えた人も53%に上り、既成政治・共和党主流派への怒りがトランプ氏への投票につながった。また、イスラム教徒の一時入国禁止についても、投票者の73%が賛成と回答しており、トランプ氏の過激な姿勢が受け入れられたとみられる。

 一方、ルビオ氏は、若手の地元有力上下両院議員や人気があるインド系女性知事のニッキー・ヘイリー知事(44)から直前に支持表明を取り付けて猛追し、2位につけた。出口調査では、直前に投票先を決めた人のうち3割がルビオ氏に投票したと答えており、こうした支持表明が後押しになったようだ。

 同じ主流派でフロリダ州を地盤とするジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)の撤退も追い風だ。ルビオ氏陣営の集会で開票速報を見守ったカート・アーノルドさん(52)は「非常に勢いが出てきた意味のある2位で、主張が似ているブッシュ氏の支持層の獲得も見込める」と語る。

 ルビオ氏は支持者を前に「今夜からは(指名争いは)3人の争いになる。そして候補指名を勝ち取るのは私たちだ」と語った。

 三つどもえの一角、保守強硬派のクルーズ氏は、トランプ氏に勝ったアイオワ州と同様、1万人規模のボランティアが戸別訪問などを繰り返す「どぶ板」選挙も展開したが、伸びなかった。キリスト教福音派を中核とした宗教票を軸に、地元テキサス州を含めた南部で先行しようという戦略は揺らぎつつある。

3070チバQ:2016/02/22(月) 01:22:46
http://mainichi.jp/articles/20160222/k00/00m/030/027000c
米大統領選
ブッシュ氏、無念の撤退

毎日新聞2016年2月21日 18時38分(最終更新 2月21日 18時38分)
 【コロンビア西田進一郎】「アイオワとニューハンプシャー、サウスカロライナの人々は意思を示した。私はその決定を尊重する。今夜、選挙運動を中断する」。米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)は20日、サウスカロライナ州予備選で惨敗する見通しになったことを受け、「撤退」を発表した。続投を望む支持者から「ノー」と声が上がると、一瞬声を詰まらせ、無念さをにじませた。

 ブッシュ氏は大統領経験者の父と兄を持ち、知事としての実績でも知られる。2014年12月に立候補への意欲を示して以降、約半年間は党内支持率でほぼ首位を走り、最有力候補だった。民主党からはヒラリー・クリントン前国務長官(68)が立候補を表明し、身内に大統領を持つ「王朝対決か」ともささやかれた。

 しかし、兄が始めたイラク戦争への国民の厳しい目や「ブッシュ家で3人目」という反感が足を引っ張り、さらに15年夏に立候補表明した不動産王ドナルド・トランプ氏(69)から既成政治に対する不満の矛先にすえられ、支持率が急落。今月始まった党員集会・予備選でも低迷していた。

3071チバQ:2016/02/22(月) 01:25:12
http://mainichi.jp/articles/20160222/k00/00m/030/026000c
米大統領選
クリントン氏とトランプ氏が2勝目 第3戦

毎日新聞2016年2月21日 18時35分(最終更新 2月21日 21時11分)
 【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)西田進一郎、ラスベガス(西部ネバダ州)長野宏美】米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いの第3戦としてネバダ州で民主党党員集会、サウスカロライナ州で共和党予備選が20日、行われた。民主党は、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)がバーニー・サンダース上院議員(74)を降し、2勝目を挙げた。一方、共和党は不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が東部ニューハンプシャー州に続き連勝。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)が選挙戦からの撤退を発表した。

 クリントン氏は初戦のアイオワ州党員集会に続く2勝目で、ニューハンプシャー州予備選で圧勝して勢いに乗るサンダース氏を食い止めるうえで重要な勝利になった。

 一方、サウスカロライナ州はキリスト教の伝統的価値観を重視する「バイブルベルト」。共和党予備選では、南部の戦いを占う指標とされ、同州の勝者は1980年以降、1回を除いて最終的に党の指名を得てきた。

 トランプ氏は、序盤3州の2州で勝ち、混戦から抜け出す足がかりを作った。また、主流派のマルコ・ルビオ上院議員(44)が、保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)をかわして2位に入った。主流派のブッシュ氏の撤退も支持票がルビオ氏に回るため追い風になるとみられる。

 民主党は27日にサウスカロライナ州予備選、共和党は23日にネバダ州党員集会がある。その後、予備選・党員集会が集中し、序盤戦の山場となる3月1日のスーパーチューズデーを迎える。

各候補者の得票率

【民主党・ネバダ州党員集会】

クリントン氏 52.7%

サンダース氏 47.2%

      集計率96%

【共和党・サウスカロライナ州予備選】

トランプ氏  32.5%

ルビオ氏   22.5%

クルーズ氏  22.3%

ブッシュ氏   7.8%

ケーシック氏  7.6%

カーソン氏   7.2%

     集計率100%

(日本時間21日午後9時現在、米CNNより)

3072チバQ:2016/02/22(月) 21:22:40
http://mainichi.jp/articles/20160223/k00/00m/030/077000c
米大統領選
序盤3州、想定外の激戦

毎日新聞2016年2月22日 21時00分(最終更新 2月22日 21時00分)
 米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いの序盤3州で、共和党は不動産王ドナルド・トランプ氏(69)、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)がそれぞれ2勝した。トランプ氏が幅広い支持を集めることも、クリントン氏が厳しい戦いを強いられることも数カ月前には想定すらされなかった展開だ。各候補は、両党が10州以上で同時に予備選・党員集会を行う3月1日の「スーパーチューズデー」に向けて熱い戦いを続けている。【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)西田進一郎、ラスベガス(西部ネバダ州)長野宏美】

共和 「怒りや不満」力に

 「(11月の本選で戦うのは)ヒラリーと私だろう。ものすごい投票率になる」

 共和党のサウスカロライナ州予備選から一夜明けた21日。米CNNのインタビューに応じたトランプ氏は自信をみなぎらせた。

 自信の裏には、性別や年齢層などにとらわれない支持の広がりがある。同州予備選の出口調査では、自分を「穏健派」「やや保守的」と答えた人たちのそれぞれ約35%から支持を得て首位だった。そのうえ「非常に保守的」層でも保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)に6ポイント差の29%まで迫った。さらに、無党派と答えた投票者でも33%を獲得してトップだった。

 原動力は既成政治への怒りと不満だ。連邦政府に怒りを感じる層の44%、不満を感じる層の25%が支持した。物議を醸したイスラム教徒の一時入国禁止案も、投票者の7割超が支持した。選挙戦術も、初戦アイオワ州党員集会での教訓を踏まえ、ボランティアを動員した戸別訪問など「どぶ板」選挙も取り入れるなど「進化」している。

 一方、主流派のマルコ・ルビオ上院議員(44)は、初戦のアイオワとサウスカロライナの両州で直前の追い込みによって都市部を制した。両州とも、「本選で勝てる候補」を重視する人たちの中での支持は他の候補を圧倒。無党派層の取り込みが期待できる主流派の軸になりつつある。まず、撤退したジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)の支持層を引き付ける必要がある。

 クルーズ氏は、保守的なキリスト教福音派の支持を基盤に初戦のアイオワを制した。だが、サウスカロライナではトランプ氏に切り崩された。中でも福音派の支持率で2位に沈んだのは痛い。宗教票や保守層を軸に南部で有利に戦いを進めるためには、まず足元を固め直すことが急務だ。

民主 「経験」VS「信頼性」

 クリントン氏は21日、CNNのインタビューで「私は常に人々の生活を変えるために戦っている」と述べ、自らを信頼に値する人物だと強調した。

 意識しているのは、序盤3州での出口調査だろう。

 NBCテレビの出口調査によると、3州とも、選択の基準に「信頼」を挙げた人の8割以上がサンダース氏に投票した。一方、「本選で勝てるか」を基準にした人の8割、「経験」とした人の9割がクリントン氏だった。

 民主党では、クリントン氏が従来の民主党支持者や高齢者らの支持を得て2勝1敗でリード。サンダース氏は若者やヒスパニック系らの支持をどうやって票に結びつけるかがカギとなる。

 話し合いを経てから投票などをするため拘束時間が長い党員集会と、投票に行くだけの予備選という方式の違いも大きい。

 党員集会だったネバダ州では、44歳以下の72%がサンダース氏、45歳以上の66%がクリントン氏を支持した。だが、投票率は前者が37%、後者が63%。結果は、45歳以上から支持されたクリントン氏の勝利だった。

 一方、予備選だったニューハンプシャー州では無党派層を取り込みやすかった。隣接するバーモント州選出で地の利があったこともあり、サンダース氏が圧勝した。

 今後の焦点は少数派が多い南部など。クリントン氏はネバダ州で黒人票の76%を得て圧倒。若年層が多いヒスパニックは53%がサンダース氏を支持した。

 サンダース氏は21日のCNNインタビューで「多くの黒人やヒスパニックが服役を強いられる刑事司法制度は崩壊しているというメッセージを聞いてくれるはずだ」と期待感を表明した。

3073チバQ:2016/02/22(月) 22:17:24
http://www.sankei.com/world/news/160222/wor1602220047-n1.html
2016.2.22 21:18
【米大統領選】
スーパーチューズデーにらみ共和党三つどもえ激戦 ルビオ氏反攻なるか
 【ラスベガス(米西部ネバダ州)=加納宏幸】米大統領選の候補指名争いは23日の共和党ネバダ州党員集会、27日の民主党サウスカロライナ州予備選で序盤の戦いが終わる。候補たちは21日、指名候補を選出する代議員全体の約4分の1を決める3月1日のスーパーチューズデーをにらんだ運動を展開した。共和党は不動産王、トランプ氏(69)を若手2人が追う三つどもえの戦いが長期化しそうだ。

 ニューハンプシャー州に続き第3戦のサウスカロライナ州予備選を制して勢いに乗るトランプ氏は21日、ジョージア州で集会を開いた後、ネバダ州へ。サウスカロライナ州で2位に付けたルビオ上院議員(44)もテネシー、アーカンソーの両州を経てネバダ州入りした。経由地はいずれもスーパーチューズデーに予備選がある。

 穏健派のブッシュ元フロリダ州知事が撤退したことで、支持者や選挙資金の上積みを期待するルビオ氏は、テネシー州で記者団に「指名候補になったら必ず共和党を統一し、成長させる」と述べた。CBSテレビの番組ではトランプ氏のキャッチフレーズを挙げて「大統領を目指すなら『米国を再び偉大にする』と言うだけでなく、どう政策を実現するか説明すべきだ」と批判した。

 初戦のアイオワ州党員集会で勝利しながらサウスカロライナ州ではルビオ氏と僅差の3位だったクルーズ上院議員(45)は21日、ネバダ州パーランプでピックアップトラックの荷台に立って演説し、銃規制に反対する考えを強調。盛大な歓声に包まれた。

 クルーズ氏も、同氏を「嘘つき」と決めつけているトランプ氏を、「本質的な議論をしたくないから『嘘つき』などと言っている」とこき下ろした。

 ルビオ氏は米議会主流派やビジネス界を中心とする穏健保守、クルーズ氏はキリスト教福音派や保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)などの強硬保守に支持を広げたい考え。ブッシュ氏の撤退でルビオ氏が勢いを増しそうだが、いずれの保守層からも支持を吸収するトランプ氏をどう攻略するかが課題だ。

3074チバQ:2016/02/22(月) 22:17:55
http://www.sankei.com/world/news/160222/wor1602220006-n1.html

2016.2.22 00:33
【米大統領選】
「怒れる有権者」のトランプ旋風に待った…共和党主流派、ついに一本化へ動く
 【ワシントン=青木伸行】米大統領選の候補者指名争いで、共和党のドナルド・トランプ氏は、20日のサウスカロライナ州予備選を制し、ニューハンプシャー州に続き連勝を飾った。23日のネバダ州党員集会も制する勢いだ。ただ、主流派のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が撤退するなど、これまで分散していた主流派への支持票が収斂(しゅうれん)されていくにつれ、トランプ氏の勢いに今後、陰りが生じることも予想される。

 「今夜は特別な夜だ!」

 連勝による党候補指名獲得への手応え、天王山である「スーパーチューズデー」(3月1日)への展望、ブッシュ氏の撤退…。トランプ氏の勝利宣言の言葉には、さまざまな思いが込められていたようだ。

 共和党の牙城であるサウスカロライナ州は、宗教右派色が極めて濃い。世論調査機関ギャラップなどによると、共和党員の6割以上が、プロテスタントの一派である「福音派」だ。

 CNNの出口調査では、福音派の33%がトランプ氏に一票を投じ、福音派を支持母体の一つとするテッド・クルーズ上院議員(27%)は後塵(こうじん)を拝した。

 予備選の直前には、ローマ法王がトランプ氏を「キリスト教徒ではない」と非難し、同氏が法王を逆批判。有権者の投票行動への影響も注目されたが、カトリックとプロテスタントとの違いが、影響を軽微なものにしたとみられる。

 同州はまた、草の根保守運動「ティーパーティー」(茶会)の拠点の一つでもある。だが、茶会が後押しするクルーズ氏とマルコ・ルビオ上院議員の保守層からの得票率は、それぞれ26%と22%で、トランプ氏(33%)に及ばなかった。

 穏健派や無党派層などのトランプ氏への支持も、他候補をしのいだ。最大の勝因はしかし、既存の政治と主流派に不満を抱く「怒れる有権者」の4割以上が、同氏を支えたことだ。

 一方、主流派の支持票はブッシュ、ルビオ、ジョン・ケーシック(オハイオ州知事)の3氏に分散されてきた。ブッシュ氏の撤退は、やはりフロリダ州を地盤とするルビオ氏の求心力を高め、ブッシュ氏の支持票の多くが、同州を筆頭にルビオ氏に流れるとみられている。ブッシュ氏と同様、支持率の低迷にあえぐケーシック氏が今後、仮に撤退すれば、ルビオ氏にはさらに追い風になり得る。主流派の支持票の「一本化」は、トランプ氏にとり嫌な展開に違いない。

3075チバQ:2016/02/22(月) 22:25:18
1223 :チバQ :2016/02/22(月) 22:18:32
http://www.sankei.com/world/news/160221/wor1602210036-n1.html
2016.2.21 21:52
【米大統領選】
「サンダース革命」に追い風 「分かりやすさ」で若者・中南米系取り込み…親の世代は疑問視も

 【ラスベガス=加納宏幸】米大統領選の民主党候補指名争いでバーニー・サンダース上院議員(74)の主張が若者を引き付けている。一騎打ちを繰り広げるヒラリー・クリントン前国務長官(68)の支持基盤とされてきたヒスパニック(中南米系)の過半数も、「政治革命」を掲げるサンダース氏を支持した。

 サンダース氏は20日、ネバダ州党員集会を受け、ラスベガス郊外のヘンダーソンで「金融業界、政界、メディア界のエスタブリッシュメント(主流派)と戦うことは簡単ではない。だが、私たちに追い風が吹いているのは明らかだ」と敗戦演説を締めくくった。

 民主社会主義者を自任するサンダース氏の主張は、富裕層の富を中間層や貧困層に移転させるという分かりやすさが特徴だ。そのためクリントン氏への金融界からの巨額献金を糾弾し、オバマ米大統領が進める環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)も雇用の喪失につながるとして容赦なく批判する。そのポピュリズムは、共和党での「トランプ現象」にも通じる。

 20日の党員集会。ラスベガスのホテルに設けられた会場に、メキシコ出身のオネシモ・ムニョスさん(55)は近隣の高級ホテルから調理服で駆け付けた。「大企業を代表するクリントン氏では何も変えられない。国民皆保険や最低賃金引き上げを目指すサンダース氏は全ての米国人を代表している」と語る。

 「過激なアイデアへの準備はいいか?」。党員集会の前夜、サンダース氏がヘンダーソンでの集まりで問うと、若者が目立つ聴衆から喝采が起こった。

 中米エクアドル出身の母を持つ女子大生、ジェイド・フットさん(19)もその中の一人。冷戦後に生まれ、社会主義に否定的な印象は持っていない。

 「社会主義は共産主義と違い、全ての人に利益をもたらす。社会保障も社会主義のプログラムだということをみんな忘れている」

 サンダース氏も「キューバやベネズエラではなくデンマークやスウェーデンのような(福祉)国家」を目指すと説明。理想の大統領は社会保障を含むニューディール政策を進めたフランクリン・ルーズベルトだ。

 ただ、ジェイドさんの母、エリーナさん(49)は娘の熱中ぶりがちょっと心配だ。「大学を無料になんてできる? 娘の決定は尊重するけど…」とつぶやいた。

3076チバQ:2016/02/22(月) 22:26:27
http://www.sankei.com/world/news/160221/wor1602210002-n1.html
2016.2.21 19:00

米最高裁判事の死に“陰謀説” トランプ氏も反応、一部で「オバマ氏が黒幕」の声まで

 米テキサス州のリゾートホテルで13日に急逝した米連邦最高裁のアントニン・スカリア判事=写真(ロイター)=が、何者かに殺害されたとする“陰謀説”が米国内で飛び交っている。発見時の枕の位置がおかしいという証言と、司法の重要人物の変死なのに、地元判事が司法解剖は不要と判断したことが、話を大きくしているようだ。スカリア氏は、民主党オバマ政権の重要政策差し止めの判断をしたこともあり、“オバマ氏による暗殺説”まで飛び出す状態だ。

 ■トランプ氏「真実味ある」

 複数の米メディアは、スカリア氏は79歳と高齢で、高血圧や心臓の持病があり、死因は心臓まひとする医師の見解を報じていた。しかし、スカリア氏が滞在したホテルのオーナー、ジョン・ポインデクスター氏が地元紙の取材に答えた一言が“陰謀説”のきっかけとなった。

 「発見時、横たわったスカリア氏の頭頂部とヘッドボートの間に枕が置かれていた」

 ポインデクスター氏は、米紙ニューヨーク・タイムズにも「全くしわのないシーツの上で、手を組んだ状態だった」などと証言した。このため、枕を使って殺害されたという声が上がり始めた。

 これに加えて、地元判事が即座に「司法解剖の必要なし」と判断したことで“陰謀説”に拍車がかかった。最高裁判事といえば、司法の中枢に身を置く人物。捜査経験を持つウィリアム・リッチー氏は「司法解剖をしなかったのは驚きだ。葬儀までまだ時間がある。専門家に調べさせるべきだ」と指摘する。

 また、CNN(電子版)によると、ジョージ・ワシントン大の法学者、ジョナサン教授は「最高裁判事という重要人物の司法解剖が行われず、現場へ行った保安官の電話報告で死亡確認をしたことに驚いている」と話した。

 “陰謀説”には、激しい米大統領候補指名争いを続ける不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)も反応。「枕が顔の上にあった」とラジオ番組で語り、“陰謀説”には真実味があるとの考えを示した。また、この番組の司会者で保守派のマイケル・サベージ氏も「ケネディ大統領暗殺事件を調べたような調査委員会を設置すべきだ」と主張した。

 ■「オバマ氏が黒幕」も

 スカリア氏は1986年、レーガン大統領の指名で、最高裁判事に就任。9人の最高裁判事の最古参で、銃保有の権利を支持する一方、同性婚や人工中絶に反対するなど、最も保守的といわれ、リベラルな民主党オバマ政権にとって、目の上のたんこぶのような存在だった。急逝の4日前には、二酸化炭素(CO2)排出量を2030年までに05年比32%削減する「クリーン・パワー・プラン」の実施を一時差し止める判断を示した。

 このプランは、民主党オバマ政権が掲げる重要政策の一つだったこともあり、“オバマ氏による暗殺説”が生まれたようだ。
 さらに“陰謀説”は拡大を続け、インターネット上では、米中央情報局(CIA)が「心臓まひを起こさせる特殊銃を使って暗殺した」と言及するサイトもあるという。

 捜査当局は、室内に事件性をうかがわせる痕跡などはなかったという。さらに、CNNに対して「捜査員なら睡眠中に死亡したか、枕で窒息させられたか、現場を見れば区別はつく」と“陰謀説”を一蹴する。

 保守派を代表するスカリア氏の死去で、最高裁はリベラル派、保守派とも4人となった。この微妙なパワーバランスが生んだ“陰謀説”の闇は、なお深い。(SANKEI EXPRESS)

3077チバQ:2016/02/22(月) 22:51:47
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160222k0000e030182000c.html
<米大統領選>トランプ氏が大差リード 序盤3州獲得代議員

11:56毎日新聞

<米大統領選>トランプ氏が大差リード 序盤3州獲得代議員
共和党・主要候補の獲得代議員数(21日時点)
(毎日新聞)
 ◇共和党サウスカロライナ州予備選 代議員50人全員獲得

 【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)西田進一郎】米大統領選に向けた20日の共和党サウスカロライナ州予備選を制した不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が、同州の代議員50人全員を獲得した。序盤2州は得票率に応じて代議員が比例配分されたが、同州は「勝者総取り」方式。トランプ氏は獲得代議員数でも2位以下を大きく引き離した。

 共和党の代議員は2472人おり、各候補は過半数の獲得を目指す。同州には50人が割り当てられ、州全体の得票数1位の候補と、七つある連邦下院議員選挙区ごとの1位の候補が代議員を獲得するする仕組み。

 トランプ氏は州全体だけでなく、選挙区単位でも全勝した。獲得代議員数を67人に伸ばし、11人のテッド・クルーズ上院議員(45)、10人のマルコ・ルビオ上院議員(44)らを引き離した。

 ただ、序盤3州で決まったのは代議員全体の約4%にあたる103人にすぎない。序盤の山場はテキサス州(代議員数155人)など11州で予備選・党員集会がある3月1日の「スーパーチューズデー」だ。この日は代議員全体の約4分の1にあたる595人の配分が決まる。

 さらに、15日には勝者総取り方式のフロリダ州(同99人)、オハイオ州(同66人)などで予備選・党員集会があり、ここが指名獲得に向けた分かれ道になりそうだ。

3078とはずがたり:2016/02/23(火) 11:45:02
>一般論では「若者が政治に関心を抱き、参加するのは良い事」なのだろうが、Bernie Brosを目撃した今は、疑問を感じずにはいられない。
>妥協を許さない「オール・オア・ナッシング」の理想を貫けば、社会は機能しなくなるし、戦争を回避することもできない。
正論だけど,若者達の絶望をちゃんと汲み取れないと駄目である様に思える。トランプとサンダースに両極に分裂したアメリカ非体制派の絶望の渕は深い。。

ウォール街が富を独占してゐると云う批判は真っ当に思えるけど,ウォール街が富を産みだしてもその他の部門でも豊かに暮らせれば良いんだけどそうなってないのが不満の源泉であろう。今の100倍ぐらいの人間が金融で鞘の争奪戦に参戦すれば配分はまともになるのかねぇ?それでもやっぱり成功するのは一握りで今と変わらない?

中産階級は産革前後では商工業者が,王侯貴族と農民の間に出来て,黄金の20年代以降は工場労働者がその階層として社会の中庸と安定性を担ってきたが,現代に於いてはその工場労働社会層が社会のサービス化に伴って解体しつつあるのに対して新しい中間層が育ってない苦しみがある。その苦しみが終わった後に国民皆ウォール街ビジネスマン化か国民皆IT起業家化に拠って金融かITで年収2千万稼ぐのが中産階級になる…かな??

サンダース旋風の裏にある異様なヒラリー・バッシング
実現困難なサンダースの公約に共感してヒラリーを敵視する「バーニー・ブラザーズ」とは
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/02/post-4539.php
2016年2月17日(水)15時30分
渡辺由佳里(エッセイスト)

 2008年の大統領選挙では、若者たちがバラク・オバマを熱狂的に支持した。共和党のブッシュ大統領(当時)が始めたイラク戦争が泥沼化し、膠着状態に陥った連邦議会への不信が高まるなか、黒人で、新人上院議員のオバマは、「政治と国を変えてくれる救世主」としてすがりつくのに最適の人物だった。当時若者の間では、アメリカの古い世代とその価値観を否定する行為として、フェイスブックの名前のミドルネームをオバマにならって「フセイン」にするのが「かっこいい」こととして流行った。

 今回2016年の大統領予備選挙で、リベラルな若者たちから熱狂的に支持されているのは、自称「民主的社会主義者」のバーニー・サンダースだ。昨年大統領選への出馬を発表したときには、メディアから「絶対に勝ち目はない」と笑い者にすらされていたサンダースだが、今月9日のニューハンプシャー州予備選では、ヒラリー・クリントンに支持率で25ポイントの大差をつけて圧勝した。

 この珍現象を可能にしたのは、ちょうど大学生くらいの年代の若者たちだ。

 連邦議会の議員としては、ヒラリーより長いキャリアを持ち、しかも6歳も年上の74歳の白人のサンダースを、なぜ若者が支持するのだろうか?

 アメリカでも不思議に思われているこの現象を、ニューハンプシャー予備選の取材を通して体感してきた。

 予備選の投票の4日前、バーニーとヒラリーの両候補が講演する民主党のイベントが開催された。会場前では、マイナス10度の厳しい寒さにもかかわらず、候補のボランティアたちがプラカードを持って立っていた。

 ここまではよくある風景だが、会場入り口に近づくと大音響で音楽が流れている。「政治イベントにしては現代的でヒップな曲だな」と思い見てみると、録音ではなく、テントでDJがプレイしている。テントにはサンダースの愛称「バーニー」と書いてあり、その前で若い女性がフラフープを回しながら腰をくねらせて踊っている。

「どこかで見たような風景だ」と思って、すぐに気付いた。ロックコンサート、それもグレイトフル・デッドのコンサートだ。

 グレイトフル・デッドは、1960〜70年代にかけて流行ったヒッピー文化とカウンターカルチャーを代表するロックバンド。この時代の若者はベトナム戦争で政府への不信感を募らせ、既成の社会体制を否定して新しい価値観を見出そうとしていた。それがカウンターカルチャーであり、ヒッピー・ムーブメントだった。

3079とはずがたり:2016/02/23(火) 11:45:14

 サンダースの支持者は、他の候補と比べると圧倒的に若者が多い。「民主的社会主義」の理念でアメリカの政治を根本的に変えることを約束するサンダースは、現代の若者にとっては「反体制」の指導者であり、21世紀のカウンターカルチャーのリーダーとみなされている。

 もちろん違いはある。20世紀のカウンターカルチャーの背景にはベトナム戦争があったが、徴兵制度がない今の若者にとって、泥沼化しているイラク戦争はさほど身近なものではない。それよりも、値上がりを続ける大学の授業料と就職難のほうが肌で感じる切実な問題なのだ。

 トップ大学の学費は年間500万円を超え、学費ローンという借金を抱える大学卒業生は半数以上。卒業時点での借金の平均は現時点で500万円程度だという。しかも、アメリカでは、四年制の大学を卒業しただけでは高給の職には就けない。「海洋生物学を学んだのに、それを活かすためには大学院に行く必要があり、その資金を貯める就職先がない」と嘆く若者や、「非営利団体での仕事は楽しいけれど、給料が安いのでローンを返せない」とぼやく若者が筆者の知り合いにも沢山いる。しかも彼らは、アメリカでは収入が上位10%に属する中産階級の子弟なのだ。

 国民の収入格差は、現代アメリカが抱える深刻な問題だ。上位0.1%に属する少数の金持ちが持つ富は、下方90%が持つ富の合計と等しく 、70年代にはアメリカの過半数だった「中産階級」(調査機関ピュー研究所の定義では、国民の平均年収の3分の2から2倍の収入がある層) が消えつつある。

 サンダースは、大衆の心をとらえやすく、覚えやすいようにするためだろう、「99% vs 1%」という数字を使っている。不公平な時代に生まれたことに憤る若者たちにアピールするのが、サンダースの「近年では、経済がもたらす新たな収入の99%は、上位1%に行っている」 というスピーチと、次のような公約だ。

・大学の学費を無料にする
・北欧のように国民全員が無料で医療を受けられるようにする
・中産階級から搾取して富を独占するウォール街を解体し、収入と富の平等を図る

 60年代の若者の敵は、戦争や人種差別を続ける政府だった。サンダースを支持する現代の若者の最大の敵は「上位1%に属する大富豪」であり、その1%を独占する「ウォール街」だ。このあたりは、2011年の「ウォール街を占拠せよ(Occupy Wall Street)」運動の流れを受け継いでいる。

 彼らは、共和党候補だけでなく、サンダースのライバルであるヒラリーと、ヒラリーを応援する政治家も、上位1%を支える「体制」側の敵とみなしている。ニューハンプシャー州マンチェスター市で開催された民主党のディナーイベントで、それは如実に見て取れた。

 イベント会場は、ふだんはアイスホッケーの試合が行われるアリーナで、面白いことに、バーニーとヒラリーの双方の支持者が、対戦するホッケーチームを応援するファンのように、ステージを挟んで左右に綺麗に分かれて座っていた。

 ヒラリー応援団には、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)活動家、人権理事会(HRC)、家族計画連盟(Planned Parenthood Federation)といった支援団体のメンバーが目立ち、まとまった感じだった。

 一方のサンダース応援団は若者が多いが、60〜70歳くらいの年配の人が結構混じっている。彼らも、かつてはジャック・ケルアックの本をベルボトムのジーンズのお尻のポケットにつっこみ、ウッドストックや反戦運動に出かけた若者たちなのだろう。

 大学の学費を無料にするためには、巨額な資金が必要だ。医療費もそうだ。「ではその資金はどこから持ってくるのか?」という人々の疑問に対して、サンダース陣営からは「ウォール街から」という答えが戻ってくる。

3080とはずがたり:2016/02/23(火) 11:45:32
>>3078-3080

 シンプルな回答にサンダース支持者は満足しているようだが、少しでも現実的になれば、それが不可能なことは明らかだ。彼らが望むとおりウォール街を解体して搾取しても、経済の混乱を引き起こすだけで国民全員に無料で大学教育と医療を与えることはできない。サンダースが成功例として挙げる北欧諸国は租税や消費税が高いが、彼らはアメリカの税金が上がるのは断固として反対のようだ。トップ1%の金持ちが下方99%のコストを払えばいいと信じている。

 サンダース信奉者たちは、「タダ」を実現するコストについては考えない。

 さらに、60年代ヒッピーの合言葉は「ラブ&ピース」だったが、サンダース支持者たちは、どちらかというと「ラブ」よりも「ヘイト(憎しみ)」の方が強いようだ。

「大学の学費を無料にする」というサンダースの政策に対して、ヒラリーは「私とバーニーが求めることは同じ。けれども、私は現実主義者。できることしか約束しない」と反論するが、サンダースの支持者は許さない。理想主義者の彼らは、少しでも「体制」の臭いがするものを徹底的に攻撃する。

 女性で民主党全国委員長のデビー・ワッサーマン・シュルツがスピーチを始めると、すぐにあちこちからヤジが飛び始めた。私は偶然サンダース応援側の席に座っていたのだが、大声でヤジやブーイングをしているのは、私の周囲にいる若い男性たちばかりだ。

 席を2つ挟んだ右手の男性は、サンダースの名前をネオンのように光らせたプラカードを胸に掲げ、「You suck!(おまえは最低だ!)」とひっきりなしに大声で叫び続けている 。

 これがメディアで噂の「Bernie Bros(バーニー・ブラザーズ)」だ。

 サンダース支持者のなかには、ソーシャルメディアやニュースメディアのコメント欄に人格攻撃に近いヒラリー批判を書きこみ、それに反論する女性がいれば、「自分のほうが正しい」という独善的な態度でその女性まで攻撃する若い男性が増えている。彼らは「Bernie Bros」と呼ばれ、インターネットでは以前から話題になっていた。

 メディアでは「そういう人がいても、少数だけ。それで苦情を言うヒラリー陣営は大げさ」と捉えていたが、このイベントでヤジを飛ばす若い男は少数ではない。

 元女性州知事で現職上院議員のジーン・シャヒーンがヒラリー支持表明のスピーチをしている最中も、ブーイングや大声のヤジは続いた。

 60歳くらいのサンダース支持者の女性が、見るに見かねて前に座っている若者に注意したところ、彼は顔を真っ赤にして「憲法修正第1条で保障された表現の自由を知らないのか? 僕には発言の自由がある!」と、注意した女性に向かって怒鳴り始めた。

 共和党候補のトランプのイベントでも、応援にかけつけた政治家に悪態をつく支持者がいたが、態度の悪さでは、サンダース支持者はトランプ・ファンと同等だ。

 Bernie Brosを見ていると、どうやら「革命」を口実にして、「体制」を象徴するヒラリーやその支持者を血祭りにあげることで自己満足に浸っている若い男性が少なくないようだ。

 一般論では「若者が政治に関心を抱き、参加するのは良い事」なのだろうが、Bernie Brosを目撃した今は、疑問を感じずにはいられない。

 妥協を許さない「オール・オア・ナッシング」の理想を貫けば、社会は機能しなくなるし、戦争を回避することもできない。ヒラリーを叩きのめして、11月の本選で共和党候補を勝たせれば、極右の最高裁判事を任命し、「女性が中絶を選ぶ権利」や「同性婚の権利」が撤回される可能性もある。その危険を訴えるLGBTや人権理事会のメンバーからの意見には、サンダースの熱狂的支持者は耳を傾けようとはしない。

 そんな若者たちが、「票」という武器を手にしてソーシャルメディアで仲間に「革命」を呼びかける現状こそが、アメリカの民主主義の危機なのかもしれない。

3081チバQ:2016/02/23(火) 23:28:37
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160223k0000e030206000c.html
<米大統領選>クルーズ氏が広報担当解雇

11:17毎日新聞

<米大統領選>クルーズ氏が広報担当解雇
広報担当の解雇について報道陣に弁明するテッド・クルーズ上院議員(中央)=米ネバダ州ラスベガスで2016年2月22日、長野宏美撮影
(毎日新聞)
 【ラスベガス(ネバダ州)長野宏美】米大統領選の共和党候補者指名争いで、ネバダ州党員集会を翌日に控えた22日、テッド・クルーズ上院議員(45)が側近の広報担当を解雇した。中傷合戦が過熱する中、マルコ・ルビオ上院議員(44)が聖書を侮辱したと受け取れるビデオをソーシャルメディアで公表したことが原因。クルーズ氏はアイオワ州党員集会の際に、元神経外科医のベン・カーソン氏(64)は近く撤退すると陣営が虚偽の情報を流して支持を働きかけたことで「うそつき」「汚い」との批判を受けていた。

 クルーズ氏はラスベガスで報道陣に「この選挙戦は最高基準で高潔に行われることを明言する。この件は大きな間違いだった」と弁明した。広報担当はフェイスブックで「不正確な話を載せたことをルビオ氏に謝罪したい」と謝った。度重なる虚偽情報の流布で、信頼失墜につながりかねないだけに、早期収束を狙ったとみられる。

 ルビオ氏を支持する共和党のジェームズ・リッシュ上院議員はCNNテレビに出演し、「クルーズ陣営はウソを言い続けている。これはこの陣営の体質だ。大統領選に名乗りを上げた候補者は誠実な選挙運動をする必要がある」と批判した。

 共和党の指名争いは不動産王ドナルド・トランプ氏(69)がサウスカロライナ州を制し、首位を走っている。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)が撤退し、上位3候補の争いが激化するとみられ、対トランプ氏の座をルビオ氏とクルーズ氏が激しく争っている。

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3082チバQ:2016/02/23(火) 23:28:53
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1602230064.html
【米大統領選】23日、ネバダ州で共和党党員集会 トランプ氏10ポイント以上リード、ルビオ氏ら若手どう対抗

20:09産経新聞

 【ラスベガス(米西部ネバダ州)=加納宏幸】米大統領選に向けた共和党の候補指名争いは23日、ネバダ州で党員集会が行われ、1日のアイオワ州党員集会で始まった序盤4州の戦いを終える。ブッシュ元フロリダ州知事の撤退で主流派の支持は穏健保守の若手ホープ、ルビオ上院議員(44)に集中。非主流派の不動産王、トランプ氏(69)や強硬保守のクルーズ上院議員(45)はルビオ氏を守旧派の代表として攻撃している。

 1日のアイオワ州党員集会を皮切りとするサバイバルレースで、候補は12人から5人に絞り込まれた。

 世論調査によると、ネバダ州の党員集会はトランプ氏が10ポイント以上リードしているとみられている。予備選・党員集会が集中する3月1日の「スーパーチューズデー」を前に、トランプ氏の勢いを若手2人が止められるかどうかを占う重要な戦いとなる。

 これまでブッシュ氏を後押ししてきた元大統領候補のドール元上院議員は22日、ルビオ氏への支持を表明。ハッチンソン・アーカンソー州知事や上下両院議員も新たにルビオ氏の支援に加わった。ブッシュ氏に流れ込んでいたビジネス界からの献金もルビオ氏にシフトしている。

 これに対し、トランプ氏はラスベガスで1万人近くの聴衆を前に演説し、巨額献金に支配された政治から「この国を取り戻す」と牽制。クルーズ氏に関しても「キリスト教福音派の支持を得られないのは彼が嘘つきだからだ」と批判した。

 クルーズ氏は22日、ルビオ氏が聖書を軽んじているとする虚偽の情報に基づく広告を作ったとして広報責任者を解雇。行き過ぎた他陣営攻撃に批判も出ているが、それでも同氏はラスベガスで、ルビオ氏を現状維持を重んじる政治家であるとして批判した。

3083チバQ:2016/02/24(水) 23:25:32
http://www.sankei.com/world/news/160224/wor1602240029-n1.html
2016.2.24 14:52
【米大統領選】
トランプ氏が3連勝 共和党第4戦 ネバダ州党員集会で 「スーパーチューズデー」に弾み
 【ワシントン=小雲規生】米大統領選に向けた共和党の候補指名争いの第4戦、ネバダ州党員集会が23日行われ、米主要メディアによると、非主流派の不動産王、トランプ氏の勝利が確実となった。

 トランプ氏は1日のアイオワ州党員集会で始まった序盤4州の戦いで3勝したことになり、予備選・党員集会が集中する3月1日の「スーパーチューズデー」に向けて弾みをつけた。

 米CNNによると、集計率7%の段階で、得票率はトランプ氏が41・9%でトップ。穏健保守派のルビオ上院議員が25%、強硬保守派のクルーズ上院議員が21・8%と続いた。また、元神経外科医のカーソン氏は7・2%、ケーシック・オハイオ州知事は3・8%。

 トランプ氏、ルビオ氏、クルーズ氏による三つどもえの争いが注目されたが、事前の世論調査でリードしていたトランプ氏が圧勝。穏健派から支持されていたブッシュ元フロリダ州知事は20日に選挙戦から撤退し、各候補の得票率がこれまでの選挙戦とは大きく異なる結果になる可能性も指摘されていた。


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