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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

2206チバQ:2014/11/26(水) 21:45:52
http://mainichi.jp/select/news/20141126k0000e030193000c.html
米黒人青年射殺:「顔を殴られ発砲」不起訴の白人警官証言
毎日新聞 2014年11月26日 11時59分(最終更新 11月26日 16時54分)

検察当局が公表したダレン・ウィルソン氏の写真=ロイター
検察当局が公表したダレン・ウィルソン氏の写真=ロイター
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 【ワシントン及川正也】「悪魔のよう(な表情)だった」「5歳児がハルク・ホーガン(巨漢の元米プロレスラー)をつかまえるようなものだった」。米ミズーリ州ファーガソンで黒人青年マイケル・ブラウンさんが銃撃で死亡した事件で、発砲した白人警官のダレン・ウィルソン氏(28)の大陪審証言を検察当局が公表した。敵意を示し、大柄なブラウンさんを制止するためのやむを得ない措置だったとする証言だが、目撃者の証言との食い違いも指摘されている。

 証言は、事件が起きた8月9日から約1カ月後の9月16日に行われた。証言によると、路上を歩いていたブラウンさんと友人を、運転中だった警察車両から呼び止めた際、ブラウンさんは挑発的だったという。車両の窓越しに言い争いになり、ブラウンさんに顔を殴られ、拳銃を奪われそうになったため車内から2発発砲。逃げるブラウンさんを追いかけたが、途中でブラウンさんが振り向き、声を上げて走ってきたため連射したという。

 現場検証や検視結果によると、警官の拳銃や制服からはブラウンさんのDNAが検出された。車内から発砲した2発のうち1発がブラウンさんの右手に当たったとみられ、車内には血痕があった。また、事件直後に病院に運ばれた警官の顔には打撲傷が確認され、いずれも警官の証言と合致している。

 ただ、目撃者の中には逃げるブラウンさんを背後から撃ったとの証言や、最後にブラウンさんが向かってくる際に手を上げて降伏の態度を示していたなどの証言もある。ブラウンさんの体には右手から右胸、のど、頭部にかけて9カ所に銃創があり、いずれも前方から受けていた。大陪審は24日、過剰防衛も含めて不起訴を評決している。警官は25日、米ABCテレビに「頭の中は自分の命(を守ること)でいっぱいだった」と話した。

2207チバQ:2014/11/27(木) 21:59:22
http://www.asahi.com/articles/ASGCW3WJLGCWUHBI00P.html
米国の次期国防長官、後任候補が相次ぎ辞退
ワシントン=大島隆2014年11月27日17時22分

 米国で、辞任が決まったヘーゲル国防長官の後任候補が相次いで辞退を表明している。ヘーゲル氏辞任の背景にホワイトハウスと国防総省の不協和音があったうえ、オバマ大統領の任期が残り2年間となっている時期だけに、候補者が政権入りに慎重になっているようだ。

 ロイター通信などによると、有力候補の一人とされていたフロノイ元国防次官は、オバマ大統領と電話で話し、育児など家庭の事情を理由に辞退したという。同じく有力とみられていた民主党のジャック・リード上院議員も上院議員にとどまる意向を明らかにした。

 政治ニュースサイト「ポリティコ」は元政府高官の話として、フロノイ氏は次期大統領選挙でクリントン前国務長官が勝利すれば、国防長官に指名される可能性があるため、見送ったという見方を伝えている。

2208チバQ:2014/11/27(木) 22:02:35
http://www.sankei.com/world/news/141127/wor1411270018-n1.html
2014.11.27 10:30
【黒人少年射殺】
米ミズーリ州暴動 怒る黒人「人種戦争だ」

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25日、米ミズーリ州ファーガソンで、発煙筒が投げつけられた警察車両を確認する警官ら (AP)
窓ガラス割られた店、白煙上げる美容院…

 窓ガラスが粉々に割られた中国料理店。放火されて崩れ落ち、白煙を上げる美容院。黒人少年を射殺した白人警官が不起訴処分となり、住民と警官隊が激しく衝突した米中西部ミズーリ州ファーガソンに25日、入った。今年8月の暴動直後を上回る惨状をさらす街で、黒人住民らは司法や警察への不信感を口にした。

 「黒人少年が命を落としたのに、白人警官におとがめがないとは悲しいことだ。アフリカから奴隷として米大陸に連れてこられた黒人の悲しい歴史に、悲劇の物語が加わった」

 損保会社経営のデオン・ロス氏(41)が語るように、白人9人、黒人3人という構成の大陪審が24日に下した判断への批判が渦巻く。宗教関係者のコリー・ベル氏(23)も、「私たち黒人への“人種戦争”に等しい」と、吐き捨てるように語った。

白人の割合多い警察

 不満の矛先は、黒人が街の人口の約65%を占めながら、白人の割合が多い地元警察にも向けられる。

 BMWを運転していた3年前、盗んだと疑われて白人警官に停車を命じられ、銃を突き付けられたという40代の黒人男性は、「運転手が黒人男性なら盗んだと疑われ、黒人女性なら売春でもうけたカネで買ったと疑われる」と強調。「元警官だった私ですら屈辱的な扱いを受ける」と警察への不信感を隠さなかった。

 警察署近くの商店で略奪が起き、5軒以上の建物が放火されたことには「絶対許されない」(音楽家のミリヤード・スミスさん)との意見もあるが、動員された700人もの州兵が阻止に動かなかったことについては、「一部の卑劣な黒人の悪行を、黒人全体の問題として世界に知らせようとしている」(女性市民)といぶかる向きもある。

 米紙ニューヨーク・タイムズによれば、黒人少年を射殺した白人警官が同僚とひっそり結婚式を挙げていたことが最近発覚。ディオンネ・レイさん(33)は、「大陪審が方針を決定する直前の時期の結婚とは…。人命を奪ったことを何とも思っていない」と声を荒らげた。

 現場周辺で、黒人少年を射殺した警官を支持する白人女性、ジャッキー・エドルマンさん(26)と出会った。少年が歩道を歩くよう注意された後に撃たれたのを受け、「市民は規則を守るべきだ」と話した。

「自ら努力し改善を」

 黒人住民の生活を改善すべきだとの声が上がるが、選挙を通じて自分たちの要求を実現させようという機運は広がらず、今月の中間選挙が特に注目されることもなかったようだ。

 地元の少年バスケットボールチームのフレッド・ロビンソン監督(54)は「黒人の親は子供のバスケの試合には駆けつける。だが学校のPTA会合には4、5人集まるだけだ。教育を大事にし、民主主義の重要性について学ぶ必要がある」と訴える。エドルマンさんも「ここは共産主義国家ではなく自由主義国家。問題を解決するなら(投票などを通じて)自ら努力すべきだ」と強調した。(ファーガソン 黒沢潤)

2209チバQ:2014/11/27(木) 22:05:40
>>662
http://www.sankei.com/world/news/141127/wor1411270034-n1.html
2014.11.27 16:52

「最強の女性経営者」米大統領選出馬検討 米紙報道






2002年12月、西垣浩司・NEC社長(右)と握手するカーリー・フィオリーナ・ヒューレット・パッカード会長(肩書はいずれも当時)=ロイター
 米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の元最高経営責任者、カーリー・フィオリーナ氏(60)が、2016年次期大統領選で共和党からの出馬を検討していることが分かった。26日付のワシントン・ポスト紙が伝えた。

 かつて「最強の女性経営者」と称されたフィオリーナ氏は、女性の社会進出の象徴として知名度が高い。次期大統領選の共和党候補指名争いは混戦模様だが有力な女性は見当たらず、出馬すれば注目を集める存在になりそうだ。

 同紙によると、フィオリーナ氏は12月から来年1月にかけて大統領選の重要州であるアイオワやニューハンプシャーを訪れ、出馬準備を本格化させる。アイオワ州の支持者には「新しい局面」に入ると伝え、出馬を示唆しているという。

 フィオリーナ氏は08年大統領選で共和党候補だったマケイン上院議員の選対幹部を務め、10年には自ら連邦上院選に出馬したが敗北した。(共同)

2210チバQ:2014/11/27(木) 22:29:05
http://www.sankei.com/world/news/141127/wor1411270061-n1.html
2014.11.27 22:24
【次期米大統領選】
クリントン氏高まる期待 支持率トップ、資金既に13億円…政治経歴、反発招く恐れも





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 【ワシントン=加納宏幸】2016年の米大統領選をにらんだ動きが与党民主党で出始めた。大本命と目されるヒラリー・クリントン前国務長官は沈黙を守っているが、支持団体はニューヨークで会合を開いて選挙戦略を練った。このほか、初めての「大統領候補」による出馬表明も発表された。オバマ米大統領の支持率の低迷が続く中、「ポスト・オバマ」をめぐる論争が活発化しそうだ。

 「大統領選は非常に困難な戦いとなるだろう。(共和党の)ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は手ごわい候補者となる」

 クリントン氏の大統領就任を目指す団体「レディー・フォー・ヒラリー」が21日、ニューヨークのホテルで開いた会合の後、08年大統領選でクリントン氏の選挙対策を仕切ったハロルド・イッキス氏が語った。

 米MSNBCテレビが伝えたもので、同団体は1100万ドル(約13億円)近くの資金や、約300万人の支持者を集めたという。

 民主党ではジム・ウェッブ元上院議員(68)が19日、大統領選の立候補に向けて準備委員会を設立したと発表。政治家では初めての具体的な動きだ。

 米世論調査会社ラスムセンが25日発表した調査では、民主党支持層の62%がクリントン氏を支持。エリザベス・ウォーレン上院議員(17%)やバイデン副大統領(7%)、ウェッブ氏(2%)、オマリー・メリーランド州知事(同)らを大きく引き離した。

 オバマ氏は23日放映のテレビ番組で、「クリントン氏は偉大な大統領になり得る。彼女は全てにおいて私に同意しているわけではないが」と答えた。「米国人は新車の匂いを求めている」とも述べた。

 ただ、民主党内では、クリントン氏の「走行記録」が大統領選でアキレス腱(けん)になるとの見方が強い。12年にリビア東部ベンガジで起きた米領事館襲撃事件の「情報隠(いん)蔽(ぺい)」疑惑では、国務長官としての責任を問われた。政治経歴の長さや金融業界との近さが「反ワシントン」「反ウォール街」の感情が強い支持層の反感を招く可能性もある。

2211チバQ:2014/11/30(日) 22:29:43
http://mainichi.jp/select/news/20141130k0000e030128000c.html
米国:黒人青年射殺の警官辞職「同僚に迷惑掛けられない」
毎日新聞 2014年11月30日 11時28分

 AP通信などは29日、米ミズーリ州ファーガソンの黒人青年を射殺したが、大陪審で不起訴となった白人警察官ダレン・ウィルソン氏(28)が辞職したと伝えた。同州セントルイスの地元紙によると、辞職しない場合の脅迫が市警にあり、ウィルソン氏は「同僚らに迷惑を掛けられない」と語った。

 セントルイス郡大陪審は24日に不起訴決定を出した。ウィルソン氏は25日のABCテレビのインタビューで「良心のとがめはない」と自らの正当防衛を主張していた。

 一方、不起訴に反発する市民150人が29日、抗議のため徒歩での行進を始めた。(ニューヨーク共同)

2212チバQ:2014/12/03(水) 22:58:09
http://www.afpbb.com/articles/-/3033063
オバマ氏の娘をネットで批判、米議員の広報担当に非難殺到
2014年11月30日 20:22 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月30日 AFP】米下院議員の広報担当の女性が、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の娘2人を批判する文章をフェイスブック(Facebook)に投稿したことで各方面の反発を招き、ネット上で辞任を求める声に直面している。

 矛先を向けられているのは、米テネシー(Tennessee)州選出で共和党のスティーブン・フィンチャー(Stephen Fincher)下院議員の広報担当を務めているエリザベス・ローテン(Elizabeth Lauten)氏。ローテン氏は自身のフェイスブックのページに、父親のオバマ氏と26日に公の行事に出席した娘のマリア(Malia)さん(16)とサーシャ(Sasha)さん(13)がつまらなそうにしていたと書き込み、2人に対して「もう少し上品にしたらどうなの。少なくとも自分の役割をわきまえるように」と忠告した。この投稿は削除されたものの、スクリーンショットがネット上に拡散している。

 マリアさんとサーシャさんは感謝祭前日の26日、首都ワシントン(Washington D.C.)のホワイトハウス(White House)で毎年恒例となっている七面鳥に「恩赦」を与える式典で、退屈そうな表情でオバマ氏の後方に立っていた。式典では2羽が恩赦対象に選ばれ、食卓に上る運命を逃れた。

 式典での2人の表情をめぐるコメントは面白おかしい内容が主流だったが、ローテン氏のコメントはより辛辣(しんらつ)だった。同氏はフェイスブックの投稿で「よく考えてみれば、あなた方のご両親はご自分の立場、ひいては国をあまり重く見ていない。だからあなた方は『良き見本』の方面で若干恵まれていない」などと述べるとともに、ホワイトハウスにいることを重く受け止め、場にふさわしい服を着るよう付け加えた。これは、2人のスカート丈が短かかったことに言及したとみられている。

 この書き込みは短文投稿サイト「ツイッター(Twitter)」などで直ちに猛反発を呼び、ローテン氏が書き込みを削除し陳謝した後も、同氏に広報担当辞任を求める声が相次いだ。

 ローテン氏はフェイスブックに「長い時間祈り、両親と話し、ネット上の投稿を読み返した後、自分の言葉がいかに人を傷つける内容だったかがよく分かった」と投稿。この書き込みも、同氏が自身のページを非公開とする前に広く拡散した。同氏は「わたしの発言で傷ついたり、不快な思いをした方々全員におわびしたい。今回の経験を教訓として成長すると約束します」と付け加えた。

 弁護士でテレビパーソナリティーのスター・ジョーンズ(Star Jones)氏は、この陳謝を評価しなかった一人だ。ジョーンズ氏は「悪趣味な人々をこれまで見てきたが、米大統領の子どもを批判した点で#ElizabethLautenほどひどい人物はめったにいない」とコメントした。

 ツィッター上ではローテン氏の辞任を求める「#FireElizabethLauten(エリザベス・ローテンをクビにしろ)」のハッシュタグが広がり、同氏の上司であるフィンチャー議員に宛てたツイートが殺到している。(c)AFP

2213チバQ:2014/12/07(日) 19:12:20
http://www.sankei.com/world/news/141207/wor1412070037-n1.html
2014.12.7 18:41
【白人警官不起訴】
「3カ月に14回の職務質問」根強い黒人差別に広がるデモ 陪審員は“雑談・携帯”で大陪審制へも不満

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 【ニューヨーク=黒沢潤】米ニューヨークや中西部ミズーリ州ファーガソンで、丸腰の黒人住民を死亡させた白人警官が不起訴となったことを受け、黒人住民らによる抗議デモが全米各地で相次いでいる。米社会に根強く残る人種差別や大陪審制度への不信感、経済格差といった問題が背景にありそうだ。

 「私は警察から3カ月間で14回も職務質問されたことがある。皮膚の色が黒くないあなたに、この屈辱は分かるまい」。ファーガソンの音楽家、ミリヤード・スミスさん(32)は苦渋の表情で語った。米国では犯罪率の高い黒人が職質対象になりがちとはいえ、真面目に暮らす一般人までが警察から差別的な扱いを受けることへの不満は強い。

 ミズーリ州当局によれば、黒人運転者が車内捜索を受ける例は白人の12倍に上る。米各地では、交通違反の罰金が自治体財政を支える例も多いが、ファーガソンでは、黒人が乗る車が中央ラインを少しはみ出しただけで罰金を取られるなど、「完全に警察の“標的”となっている」(黒人男性)との嘆きも聞かれる。

 米西部コロラド州デンバー近郊では2012年夏、白人の大学院生が銃を乱射し、死者12人を含む約70人を死傷させる事件があったが、大学院生は警察に射殺されなかった。現場は映画館で今回と状況は違うものの、ニューヨークのデモに参加した黒人男性(45)は「彼が白人だから射殺されなかったのだ」と、“解説”してみせた。

 黒人の間では、大陪審制度への不満も強い。一般的に、警察と良好な関係を保ちたい検察は、警官に不利な証拠を大陪審に提示することを避ける傾向にあるといわれる。また、一般市民の陪審員で構成される大陪審は、「検察の意向を単に承認するだけの“ゴム印”のような存在」(司法関係筋)とも指摘される。

 米紙デーリー・ニューズによれば、ニューヨークの大陪審では、市警が内規で禁じた首絞めが行われたことを示すとするビデオ映像を撮影したラムジー・オルタさん(22)が証言したが、陪審員は雑談したり、携帯電話をいじったりして、最初から「不起訴ありき」の姿勢だったという。

 黒人のオバマ大統領が08年に当選してから6年が過ぎたが、今回の抗議デモでは、白人と黒人の経済格差が縮小しないことへの不満も吹き出した。ニューヨークの黒人男性(23)は「オバマは、黒人の血が流れているというだけの白人の“傀儡(かいらい)”大統領だ。到底、私たちの味方ではない」と切り捨てた。

      ◇

【用語解説】大陪審

 一般市民から無作為で選ばれた陪審員20人前後で構成され、起訴するかどうかの判断を下す。検察の判断だけで起訴される事態を防ぐ狙いがある。審理は原則、非公開。陪審員は検察が呼んだ証人に質問するほか、検察が提示した証拠を吟味する。

2214チバQ:2014/12/07(日) 19:13:46
http://www.sankei.com/world/news/141207/wor1412070017-n1.html

2014.12.7 14:28
【米中間選挙】
共和下院が戦後最大勢力に、民主は上院も敗北 ルイジアナ決選投票






6日、米ルイジアナ州ニューオーリンズで、敗北を宣言する民主党現職のランドリュー上院議員(UPI=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙(11月4日投開票)は6日、上院選で唯一議席が固まっていなかった米南部ルイジアナ州の決選投票が実施され、共和党新人のカシディ下院議員が、民主党現職のランドリュー上院議員を破って当選を確実にした。これにより1月に招集される新議会の上院(定数100)の勢力は共和54、民主(無所属含む)46で確定した。米メディアが一斉に報じた。

 共和党が現有45議席を9議席増やす躍進を遂げたことにより、オバマ米大統領との対決姿勢をさらに強めるものとみられる。

 与党・民主党のランドリュー氏は最近、カナダのオイルサンド(油砂)から採取された原油を米南部に運ぶパイプライン「キーストーンXL」の建設を承認する法案を主導したが否決された。南部では建設への期待が大きく、これによって逆風を受けたとされる。

 同州では下院の2選挙区でも決選投票が行われた。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、いずれも共和党候補が当選を確実にした。共和党は下院(定数435)で、第二次大戦後では1946年に並ぶ246議席を確保することになった。

2215チバQ:2014/12/08(月) 20:45:58
http://mainichi.jp/select/news/20141209k0000m030056000c.html
米黒人射殺:デモ暴徒化、逮捕者も 加州で拡大の恐れ
毎日新聞 2014年12月08日 20時23分

 【ロサンゼルス堀山明子】白人警官が黒人容疑者を死亡させた事件で全米に抗議デモが広がる中、西部カリフォルニア州サンフランシスコと近郊のオークランドやバークリーで7日夜、デモ隊の一部が暴徒化して警察と衝突、複数の逮捕者が出た。衝突は前日に引き続き発生しており今後、拡大する可能性もある。

 オークランドでは7日午後10時ごろ、市民数百人が高速道路を封鎖して抗議デモを始めた。一部がパトカーに放火しようとしたり、投石を始めたりしたため、警察は催涙ガスで応戦した。

 バークリーで同日午後5時すぎ、50人がカリフォルニア大から出発して市街を練り歩き、デモ参加者は500人に膨らんだ。一部が商店に投石を始め、市警によると、暴徒化を止めようとした市民1人がハンマーで殴られ負傷したという。地元テレビによると、数人の逮捕者が出た模様。バークリーでは6日深夜にも、一部のデモ隊が商店の窓ガラスを割るなど破壊活動を行い、デモ参加者6人が逮捕された。警官ら4人も負傷したという。

2216チバQ:2014/12/08(月) 22:22:19
http://www.afpbb.com/articles/-/3033515
クリーブランド警察で「行き過ぎた力」の行使が常態化、米司法省調査
2014年12月05日 15:04 発信地:ニューヨーク/米国

【12月5日 AFP】警察官が黒人容疑者を死なせる事件が相次ぎ全米で批判が高まる中、エリック・ホルダー(Eric Holder)司法長官は4日、オハイオ(Ohio)州クリーブランド(Cleveland)で警察が公務執行の際に「行き過ぎた力」の行使が常態化しているとの司法省の調査報告を発表した。

 米国では、ミズーリ(Missouri)州の大陪審が黒人青年を射殺した白人警官について不起訴とする判断を下したのに続き、ニューヨーク(New York)でも3日、たばこの違法販売の容疑で黒人男性を逮捕する際に首を絞めて男性を死亡させた白人警官について、地元の大陪審は起訴しない決定を下し、大規模な抗議が広がっている。

 こうした中で発表された報告書は、1年半前から司法省が行っていた調査の結果をまとめたもの。ホルダー長官は「クリーブランド警察当局において、『過度な武力』を行使することがパターン化・慣例化していると信じる妥当な理由があるとの結論に達した」と説明。「組織的な欠陥だ。説明責任が不十分で、訓練や装備にも不備がある。政策は非効果的で、社会との関わり方も不適切だ」と批判した。

 クリーブランドでは先月22日、模造銃を手に公園で遊んでいた黒人少年が、通報を受けて駆け付けた警察官に射殺される事件が起きたが、警察官は現場到着から数秒のうちに発砲していたことが現場の防犯カメラ映像で明らかになっている。(c)AFP/Jennie MATTHEW

2217チバQ:2014/12/09(火) 20:38:44
http://www.sankei.com/world/news/141209/wor1412090030-n1.html
2014.12.9 20:30
【米大統領選】
「伝説」のフィオリーナ氏ら女性候補の名前続々

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 2016年の米大統領選に向け、候補者と目される女性の名前が続々浮上している。本命視される民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)に対抗できるとして、共和党からは米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏(60)が出馬準備を開始。ほかにも女性議員らの名前が挙がる。いずれの党も次期大統領選では女性票を重視する方針で、「女性候補」の動きから目が離せない。(ワシントン 加納宏幸)

 米通信社ブルームバーグが8日発表した世論調査によると、大統領候補に取り沙汰される7人のうち、「大統領として好ましい人物は」との質問で最多の52%を集めたのはクリントン氏だった。2位以下はバイデン副大統領(民主)45%、ロムニー前マサチューセッツ州知事(共和)43%、クリスティー・ニュージャージー州知事(同)36%−と続いた。

 共和党では、近く出馬について判断するとしているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事も含め10数人の名前が挙がっているが、いずれも男性。そんな中、フィオリーナ氏の出馬準備が報じられ注目を集めている。

 フィオリーナ氏は小さな不動産会社の受付係からITブームに乗ってHPのCEOに登り詰めた人物で、「伝説的な経営者」「最もパワフルな女性」などさまざまな呼び名を持つ。最近のテレビ番組で、大統領選出馬を「考えなければいけない」と語り、有力支持者と相談しているという。

 共和党は11月の中間選挙で、伝統的に民主党に集まる女性票の獲得を重視したが、出口調査での支持は民主52%、共和47%と差をつけられ、独身女性では60%が民主支持だった。フィオリーナ氏が大統領選に挑戦すれば、キャリア女性層を取り込める可能性がある。

 このほか、出馬を否定しているが、民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員(65)と、12年大統領選の共和党候補の一人だったミシェル・バックマン下院議員(58)が話題になっている。

2218チバQ:2014/12/10(水) 21:55:22
http://www.sankei.com/world/news/141210/wor1412100048-n1.html
2014.12.10 21:02

米議会、予算法案で合意 政府機関の閉鎖回避へ

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 【ワシントン=小雲規生】米政府の現在の暫定予算が期限切れとなる11日を控えて議会の民主、共和両党は9日、2015会計年度(14年10月〜15年9月)の予算法案で合意した。両党は11日中の法案成立を目指しており、予算の期限切れによる政府機関閉鎖は回避される見通しとなった。

 予算法案は総額約1兆ドル(約120兆円)で、政府の大部分に15年9月までの運営を認める。大半の項目で前会計年度なみの予算を維持する一方、西アフリカでのエボラ出血熱対策や、中東でのイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」との戦いに関する予算を増額した。

 またオバマ大統領が大統領令で移民制度改革を進めていることに反発する共和党の主張により、移民制度を管轄する国土安全保障省の予算は2月後半までの暫定予算とした。9月までの予算は共和党が上下両院で多数派となる来年以降の議会で改めて審議する。

 上院歳出委員会のミカルスキー委員長(民主)と下院歳出委員会のロジャーズ委員長(共和)は合意後の共同声明で、上下両院の多数派が異なる「ねじれ」状態のなかでは妥協が必要だとし、予算法案は双方が歩み寄った成果であることを強調した。

 ただ、共和党内の強硬派は予算法案に対し、オバマ氏による移民制度改革を阻止する内容が十分ではないと反発している。両党指導部は法案成立に自信をみせているが審議難航の可能性も考慮し、暫定予算を数日間延長する措置もとられる。

2219チバQ:2014/12/10(水) 21:56:05
http://www.sankei.com/world/news/141210/wor1412100043-n1.html
2014.12.10 20:10
【CIA「拷問」報告書】
オバマ政権と共和党の間に「新たな軋轢」 対テロ戦にも微妙な影

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米上院で9日、CIAの拷問に関する報告書について説明する情報特別委員会のファインスタイン委員長(ロイター)
 【ワシントン=青木伸行】CIAによる過酷な尋問の実態を批判した報告書の公表は、オバマ大統領・民主党と共和党との間に新たな軋轢(あつれき)を生んでいる。

 特別委員会が調査に乗り出したのは、過酷な尋問がつまびらかになった後の2009年3月。内部文書など600万点以上の証拠を調べた末に作成した報告書は、6700ページにおよぶ。

 報告書は12年12月に議会で承認されたが、非公開扱いとなり今回、約520ページの要約版として公表された。背景には人権と人道問題を重視するオバマ氏が、過酷な尋問に反対し、公表を求めていたことがある。

 オバマ氏は09年1月の就任直後から、ブッシュ前政権が残したイラク、アフガニスタンという「負の遺産」の清算に主眼を置いた。米国が租借し、テロ容疑者が収容されているグアンタナモ米軍基地の閉鎖も、公約にしている。報告書の公表は清算の一環だ。

 報告書は民主党だけでまとめられた。共和党も当初は参加していたが、意見の対立から離脱した。理由は民主党の姿勢が、CIAとブッシュ前政権に極めて批判的だという点に尽きる。

 こうした経緯から公表に対し共和党は、マコネル上院院内総務らが「イデオロギー的な動機によるもので、出来事を歪曲(わいきょく)している」と反発している。

 さらに、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」などとの対テロ戦が続く状況下で、尋問の実態が公表されればテロ組織が報復しかねず、米国人をはじめとする人質にも危害が及ぶとの懸念が、反発を増幅させた。

 そうした危惧(きぐ)は政権内にも存在し、アーネスト大統領報道官は「世界の米政府施設や米国民を危険にさらす可能性がある」と認めている。政府が在外公館や米軍基地に、テロへの警戒を指示したのもこのためだ。

 報告書の公表は、オバマ政権・民主党と共和党との対立を助長しているうえ、CIAの士気の低下を招きうるという点でも、対テロ戦に微妙な影響を与えることが考えられる。

2220チバQ:2014/12/11(木) 21:41:33
http://mainichi.jp/select/news/20141212k0000m030067000c.html
米国:黒人死亡で抗議広がる…学生、スポーツ界も参加
毎日新聞 2014年12月11日 20時15分(最終更新 12月11日 21時11分)
【ニューヨーク田中義郎】白人警官が黒人の容疑者らを死亡させながら不起訴となる事件が相次ぐ米国で、抗議活動は医学生やプロスポーツ選手に広がっている。

 ハーバード大やオハイオ州立大、ノースカロライナ大など全米70の大学で10日、医学部の学生ら数百人が床に寝転んで死んだふりをする「ダイ・イン」に参加。「人命を軽んじるのは間違い」と抗議した。

 スポーツ界ではスター選手が敏感に反応。プロバスケットボール(NBA)では8日、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズ選手(29)が「I can’t breathe(息ができない)」と書かれたTシャツを着て練習。ニューヨークで白人警官に首を絞められて死亡した黒人男性の最後の言葉で、反人種差別を訴えた。

 プロフットボールリーグ(NFL)でも、ミズーリ州セントルイスに本拠地を置くラムズの5選手が11月31日の試合で「撃たないで」を意味する両手を上げるポーズで入場した。

 選手の一人は「平和的に抗議ができるという若い人々へのメッセージだ」と話した。

2221チバQ:2014/12/14(日) 11:43:15
http://www.sankei.com/world/news/141207/wor1412070016-n1.html
2014.12.14 11:00
【アメリカを読む】
「女性」がキーワードの次期大統領選 「クリントン」「反ウォール街」「HP元CEO」の“女性模様”





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 2016年米大統領選への正式な立候補表明はいつか? 民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)の決断を全米が固唾をのんで見守るのを横目に、一人の女性が共和党からの出馬準備を進めている。米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏(60)だ。

「伝説的な経営者」

 小さな不動産会社の受付係からそのキャリアを始め、ITブームに乗ってHPのCEOに登り詰めた。「伝説的な経営者」「最もパワフルな女性」−。華々しい呼び名を持つフィオリーナ氏は、周囲の期待を感じているという。最近、NBCテレビの番組で大統領選への出馬について聞かれ、こう答えた。

 「何度も何度も聞かれれば、立ち止まって考えなければいけないでしょうね」

 すでに、有力支持者と相談を始め、アイオワ、ニューハンプシャーなど予備選の序盤で鍵を握る州の訪問も予定する。正式に立候補を表明すれば注目されそうだが、その経歴には「傷」も付いている。

 保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の躍進で共和党が勝利した10年の中間選挙で、カリフォルニア州から連邦上院選に立候補した同じ女性の民主党のバーバラ・ボクサー上院議員(74)に10ポイントの差を付けられて敗れたのだ。

 ただ、共和党ではジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)、ランド・ポール上院議員(51)ら十数人が大統領候補として取り沙汰されているもののいずれも男性だ。フィオリーナ氏が戦いに加われば、共和党内で女性政策の議論を活発化させる触媒になりそうだ。

共和党の泣き所

 ワシントン・ポスト紙はフィオリーナ氏の出馬準備を伝える記事で「民主党からクリントン氏の立候補が予想されることを考えれば、女性が大統領選に参戦することは共和党の役に立つだろう」との共和党関係者の見方を伝えている。

 共和党全国委員会は12年大統領選でミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(67)がバラク・オバマ大統領(53)に敗れたのを教訓に、選挙戦略を徹底的に検証した。黒人やヒスパニック(中南米系)などのマイノリティー(少数派)や若者からの支持の弱さに加え、共和党が抱える「女性問題」が浮き彫りになった。

 12年大統領選の出口調査によると、男性の支持政党は共和党52%、民主党45%だったが、女性では民主党55%、共和党44%と対照的な結果が出た。特に独身女性の民主党支持は顕著で、既婚女性の支持は46%で共和党への支持(53%)を下回っていたのに対し、独身では67%が民主党を支持していた。人工妊娠中絶に否定的な共和党の姿勢が、独身女性から忌避されているとみられている。

 今回の中間選挙では、女性の政党支持は民主党52%、共和党47%と12年大統領選に比べて共和党への支持が強まっているものの、独身女性だけ見ると依然、民主党支持が60%に上っていた。この層を引き付ける政策を打ち出せるかが民主党にとっても共和党にとっても次期大統領選でカギとなる。

ウィメノミクスを評価

 クリントン氏は10月30日、1カ月余り前にニューヨークで安倍晋三首相(60)と会談したことを、ワシントンのジョージタウン大学で開かれた経済分野における女性の活躍に関するシンポジウムで紹介した。

 「安倍首相は日本経済を再起動させるために最善の取り得る道は、教養があり革新的な女性をもっと労働力とすることだと言って(首相に)選ばれました。彼はそれをウィメノミクスと呼んでいます」

 安倍政権が「女性が輝く社会」を掲げて女性の活躍を重視する政策を進めていることを、クリントン氏が取り上げるのはこれが初めてではない。日本の女性の社会進出を阻む障害に触れ、「米国にも障害がある」と訴えるのがパターンだ。

 そのクリントン氏にとり「障害」となりそうなのが、エリザベス・ウォーレン上院議員(65)だ。大統領選への出馬を否定しているが消費者保護の立場から「反ウォール街」を鮮明にし、コアなリベラル派からの人気が高い。金融業界との結び付きが強いクリントン氏とは対照的だ。

 次期大統領選では「女性」がキーワードとなるだろう。クリントン、ウォーレン両氏はもちろん、今のところ有力視されていないが共和党のフィオリーナ氏の動向に注目したい。(ワシントン支局 加納宏幸)

2222チバQ:2014/12/16(火) 21:33:33
http://mainichi.jp/feature/news/20141217k0000m030088000c.html
米大統領選:指名レース幕開け 候補者「民主は、共和は」
毎日新聞 2014年12月16日 21時17分

 ◇民主はクリントン氏に知名度、共和は混戦、ブッシュ氏に注目
 2016年の米次期大統領選まで2年を切った。オバマ大統領が立候補せず現職がいない「オープンシート」で、民主、共和両党の大統領候補指名争いの幕が事実上切って落とされた。民主党ではヒラリー・クリントン前国務長官(67)が圧倒的な知名度を誇るが、リベラル層に別の候補を推す動きがある。一方、混戦の共和党は「ブッシュ家の三男」ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)に注目が集まり始めている。

 「今大統領選があれば、クリントン氏がいずれの共和党有力候補にも勝つ」。米ブルームバーグが今月初旬に実施した世論調査では、クリントン氏が共和党候補5人にいずれも6〜13ポイント差をつけた。

 クリントン氏は実績、知名度ともに抜群だ。女性関連のイベントに数多く出演して女性たちの強い支持を集め、「初の女性大統領」との機運も高い。11月にはオバマ大統領の移民制度改革について「大統領の決断を支持する」と表明するなど政治的な動きも強めている。ただ、立候補の決断は年明けから春ごろにずれ込む見通しだ。政治資金集めも短期間にできるため、早く表明して「標的」となる必要はないとの計算があるとみられる。

 党内の中道、右派の支持を得るクリントン氏に対し、リベラル系の支持を集めるのがエリザベス・ウォーレン上院議員だ。本人は「立候補しない」と明言するが、オバマ氏の大統領選スタッフらがウォーレン氏に立候補を求める政治団体に加入した。このほか、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設見直し案を提言したことがあるジム・ウェッブ元上院議員は立候補を検討する準備委員会を設立した。

 一方の中核候補がいない共和党。「パターンに従う必要はない。大改造を、変化を恐れるな」。ブッシュ元フロリダ州知事は15日、南部サウスカロライナ州の大学で演説した。今月初旬に立候補について「間もなく決断する」と発言しただけに、演説には前向きで意欲的な言葉が多かった。

 過去25年にわたってオバマ大統領を除けばクリントン、ブッシュ両家が大統領を務めてきたため、父と兄に続く「ブッシュ家3人目」への批判もある。しかし、妻がメキシコ出身で自身もスペイン語に堪能。8年ぶりのホワイトハウス奪還に不可欠な幅広い支持が見込める。

 知名度を上げているのは元脳神経外科医のベン・カーソン氏だ。アフリカ系米国人の貧しい家庭に生まれ、クラスの劣等生から医師になった「アメリカンドリーム」の体現者。10日のワシントン・ポスト紙のインタビューで「非常に真剣に(立候補を)考えていることは疑いがない」と語った。

 ここにきて注目を集めているのが、かつて「最強の女性経営者」と言われたコンピューター大手の元最高経営責任者、カーリー・フィオリーナ氏だ。来年1月にアイオワ州で開かれる同党の大統領候補らが集まる会合への出席を決め、立候補に向けた準備に入った。

 さまざまな動きがある同党だが、CNNテレビが2日に発表した世論調査で首位だったのは「今回は出ない」と明言している12年大統領選候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事だった。「本命不在」ぶりを象徴している。【コロンビア(サウスカロライナ州)西田進一郎】

2223チバQ:2014/12/17(水) 20:39:42
http://www.asahi.com/articles/ASGDK1VVSGDKUHBI002.html
ブッシュ前大統領の実弟、事実上の出馬表明 米大統領選
ワシントン=小林哲2014年12月17日17時21分
ジェブ・ブッシュ氏=AFP時事

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 2016年の米大統領選挙に、ブッシュ前大統領の弟で元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏(61)=共和党=が、「可能性を積極的に探ることにした」などと事実上の出馬を表明した。共和党の複数の政治家や、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)も近く出馬表明するとみられており、次期大統領をめぐる闘いの序盤戦は、年明けから本格化しそうだ。

 ブッシュ氏はフェイスブックの声明で、来年1月にも政治資金集めの母体となる政治活動委員会を立ち上げ、全米各地で「米国が直面する最も重大な課題」について対話集会を開くと表明。事実上の選挙キャンペーンに乗り出すとみられる。

 ブッシュ氏は今月上旬、米紙主催のシンポジウムで、「自分がいい候補か悪い候補かわからないが、どうすれば共和党候補が勝てるかは知っているつもりだ」などと述べ、民主党のオバマ政権からの政権奪還に意欲をみせていた。

 ブッシュ氏は、父と兄が元大統領というブッシュ家の知名度に加え、州知事を2期務めた実績や、夫人がメキシコ出身でヒスパニック系の支持が期待できることが強み。だが、ブッシュ家から3人目の大統領を出すことには反発もある。

 共和党ではほかに、前回の大統領選で副大統領候補に抜擢(ばってき)されたポール・ライアン下院議員、ランド・ポール上院議員、ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事らの出馬が取り沙汰されている。

 また、前回の大統領選でオバマ氏に敗れたミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事に再挑戦を期待する声も根強い。保守系「フォックス・ニュース」のコメンテーターを務めていたアフリカ系で医師のベン・カーソン氏も、出馬に意欲的で、最近のCNNの調査では、共和党支持者の支持でロムニー氏に次ぐ2位に付けた。

 ただ、ブルームバーグの最近の世論調査では、クリントン氏が民主党候補として出馬し、現時点で大統領選になった場合、いずれの共和党候補にも大差を付けて勝利するとの結果が出た。いまも人気が高いビル・クリントン元大統領のファーストレディーとして活躍し、国務長官としても実績を残したヒラリー氏の知名度は圧倒的で、現時点ではかなり優位に立つ。(ワシントン=小林哲)

2224とはずがたり:2014/12/18(木) 22:29:19
チェンジだねぇ

2014.12.18 02:53
米、キューバと国交正常化交渉 大使館開設へ 半世紀の政策転換
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/141218/wor14121802530007-n1.html




 【ワシントン=青木伸行】オバマ米大統領は17日、ホワイトハウスで声明を発表し、1961年から断交してきたキューバとの国交正常化交渉を始める方針を示した。両国は大使館を数カ月以内に開設し、銀行や貿易取引の正常化を話し合うことでも合意した。米国はキューバに対するテロ支援国家指定の解除も検討する。

 62年の「キューバ危機」で、米国と旧ソ連の核戦争の瀬戸際にまで追い込まれた両国関係は、歴史的な転換点を迎える。

 オバマ氏は声明で、「50年にわたる政策を継続しても、(これまでと)異なる成果は期待できない」と述べ、孤立政策が機能しておらず、積極的な関与政策への転換が不可欠だとの認識を示した。

 ホワイトハウスによると、両国は来年1月、ハバナで局長級の国交正常化交渉を始める。経済制裁の段階的な解除を柱に、渡航制限の緩和など人的交流の強化も検討する。

 ロイター通信によると、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長も同時刻に首都ハバナで演説した。

 キューバ政府は17日、発表に先立ち、スパイ容疑で2009年から拘束してきた米国人男性、アラン・グロス氏(65)を解放した。米政府高官によると、両国政府はローマ法王フランシスコやカナダ政府の仲介で、13年6月から秘密裏に接触を続けてきた。オバマ氏とラウル・カストロ氏は16日、電話会談した。

2225チバQ:2014/12/18(木) 22:57:47
http://mainichi.jp/select/news/20141219k0000m030095000c.html
米国:中間選挙の全議席確定
毎日新聞 2014年12月18日 21時19分

 【ワシントン西田進一郎】11月の米中間選挙で大接戦のため唯一結果が確定していなかったアリゾナ州の下院議席は17日、再集計の結果、野党・共和党候補の勝利が確定した。来年1月6日から始まる新議会での下院(定数435)の新勢力は、共和党が247議席、与党・民主党が188議席。共和党はトルーマン大統領時代の1946年に獲得した第二次世界大戦後の最多議席246を更新した。

 下院の現有勢力は、中間選で補充された欠員分を含めて共和党234、民主党201で、共和党は中間選で13議席を積み上げた形だ。一方、上院(定数100)の新勢力は、共和党54議席、民主党46議席(無所属を含む)で確定済み。現有勢力は民主党55議席(無所属2議席含む)、共和党45議席で、共和党が9議席純増させて8年ぶりに過半数を奪還した。1月からの新議会で上下両院の過半数を握る共和党は、残り任期2年のオバマ大統領に攻勢をかける。

2226とはずがたり:2014/12/24(水) 09:29:48

孤立していたのは米国だった?:対キューバ政策「大転換」の背景
http://www.huffingtonpost.jp/foresight/cuba-america_b_6364894.html?utm_hp_ref=japan-world
投稿日: 2014年12月23日 15時14分 JST 更新: 2014年12月23日 15時14分 JST CUBA

 オバマ大統領がついに歴史的決断に踏み切った。半世紀以上にわたる経済制裁など、カストロ体制を孤立させるはずのキューバの政策が明らかに失敗であることを誰もが認めながらも、歴代のアメリカ大統領がなしえなかった決断である。

 先の中間選挙における民主党の敗北の後、任期2年を残すオバマ大統領はそのレイムダック化が避けられないと予想された中で、大統領権限を駆使して、懸案の移民制度改革を発表したのに続き、今度はキューバ政策の大転換という攻勢に出て、政治的指導力を保持しようとした形である。そこには2年後のクリントン候補による民主党政権の継続につなげたいとの思いがあるはずだ。

「関与を通じた転換」

 12月17日の米国時間正午から行われた15分間の演説で明らかにしたキューバ政策の転換は、世界に大きな驚きをもって迎えられた。たしかに1962年から続くキューバに対する経済制裁は、国連でも毎年非難決議がなされ、世界的に完全に支持を失っていた。フロリダの亡命キューバ人コミュニティーに支配的だった「カストロ憎し」に基づく政治圧力も世代交代が進む中で変化がみられ、また米国の経済界も、経済制裁が続く中で目と鼻の先の1000万人市場で、他の先進国や新興国がビジネスチャンスをわが物にする光景を以前から苦々しく見ており、政策転換に向けた圧力も強くなっていた。しかし、カストロ存命中は、関係正常化は無いとする固定的な見方に、筆者を含めほとんどが囚われていたから、発表はクリスマスを前にした大きなサプライズとなった。

 だが、カストロ死後のキューバの社会主義体制の転換(regime change)という想定されてきたシナリオは、それにともなって予想されるコストも大きい。実際フィデル・カストロ前議長が2006年腸の手術のため実権を弟のラウルに委譲した際、筆者も死亡の際の識者コメントを通信社に依頼され送ったが、その後カストロは快復して健在ぶりを示し、その記事は塩漬け状態となったままである。その間に、弟のラウルの統治下で、経済改革が徐々に進み、キューバ国内にも変化が出始めていた。

 そうした中で、キューバ系住民の渡航や送金の緩和などオバマ政権が進めてきた「関与(engagement)を通じて転換をもたらす政策」の方が得策との判断に至ったもので、キューバに拘束されていたアラン・グロス氏や、両国の諜報員の交換交渉を進める中で、最終決断に至ったものと考えられる。その点は、大統領の声明にも明確に示されている。

 まさにイデオロギーに縛られず、変革を謳って政権に就いたものの、外交上の得点を挙げることができなかったオバマ氏が、就任時の原点に立ち戻って行なった歴史的決断といえるであろう。

米州サミットの重要性

 日本の報道ではほとんど言及されていないが、今回の正常化に向けた判断は、まずもってアメリカと中南米の関係、つまり米州関係の文脈において理解されるべきである。大統領の声明にも、来年4月に開催される第7回米州サミットを前に、オバマ政権が中南米との関係においてリーダーシップの再構築を意図していることを謳っている。

 米州サミットは1994年12月、当時のクリントン大統領がマイアミでキューバを除く米州34カ国(カナダを含む米州機構OAS加盟国)の首脳会議を開催、市場化と民主化を柱に西半球に経済統合を推進しようと民主党政権下で構築した中南米との協調関係の象徴となった。ちなみにこの12月で20周年を迎え、ケリー国務長官は12月10日の20周年を祝う記念講演で、キューバを特定せずに、関与政策をもって民主化、人権促進を展開することの重要性を強調していた。

2227とはずがたり:2014/12/24(水) 09:30:06

 第1回首脳会議で採択された2005年を目標とする米州自由貿易地域(FTAA)創設のための貿易交渉は、その後2005年末までの発足を確認するところまで進んだものの、2001年の同時多発テロ後の共和党ブッシュ政権下で停滞、ベネズエラを中心とする反米・左派政権の台頭を許し、期限内の創設に失敗。05年の第4回会議では交渉再開の合意すらできない外交的敗北を米国は甘受した。

 ブッシュ政権の単独行動主義が中南米の左傾化と反米政権の誕生をもたらしたとの認識のもとに、中南米諸国との関係改善をねらったオバマ政権は、米州機構を軸にする多国間の協調主義に転換、発足直後の2009年には、1962年米州機構から社会主義キューバを除名した決議を撤回することに賛成している。だがキューバの米州機構への復帰には、米州民主憲章などの諸原則を受け容れることが必要で、キューバ政府は「米支配の道具」とみなす同機構への復帰を拒絶してきた。

弱まった米国の指導力

 オバマ大統領は就任直後のサミットで、未来志向での関係構築を訴え協調関係を回復しようとしたが、キューバ問題をめぐりベネズエラに指導されたALBA(ボリバル同盟)諸国との間で溝は深まり、2012年の第6回会議ではキューバの参加を求めるALBA諸国の大統領が米州サミットを欠席し、共同宣言すら出されなかった。キューバ参加問題は、同調する他の中南米諸国を巻き込み、次回パナマでのサミットまでの課題となった。冷戦の遺物をなくすべきとする中南米諸国と民主体制の原則に拘るアメリカとの溝は深く、アメリカ抜きで、キューバを含めて2011年に発足したラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)の動きもあり、米主導のサミットの存在意義が問われただけでなく、キューバ問題が、米州におけるアメリカの指導力全体を弱めてきたことは明らかであった(2012年4月23日付「米国の指導力の陰りを印象づけた米州サミット」参照)。

 次回開催国のパナマ政府は、サミットへキューバ政府を招待しており、アメリカ政府は判断を迫られていた。

 17日の大統領発表を受けて、ケリー国務長官は、米国のキューバ政策が、「キューバを孤立させるのではなく、実際アメリカを孤立させてきた」と率直に述べている。

関係正常化の前兆

 中南米との関係においてキューバ問題は、中南米諸国の団結とアメリカ政府の孤立を招き、ニカラグア運河の建設計画など中国の外交的膨張やロシアの進出を前に、少なくともアメリカの中南米政策の展開において外交政策の余地を狭める大きな障害となってきたことは明らかである。関係正常化に踏み出した背景には、この隘路を打開しようとする意図があったということだ。大統領声明は、まさにアメリカ政府が歴史的に求めてきた米州共同体への回帰の宣言とも言える。

 米州サミットを前にした観点から、オバマ大統領がキューバ政策の転換を行う余地のあることを示す記事を事前に掲載していたのは、12月6日付の英誌「エコノミスト」である(Bello: "The Cuban question" 【リンク】)。その根拠として、①アメリカ国民に経済制裁の支持が低下していること(アトランティク評議会の今年の世論調査で56%が関係改善を支持、キューバ系移民が集中するフロリダでも60%以上が支持)②キューバにおける経済改革の進展③キューバ問題が中南米諸国を団結させる重要な要素となっている点を挙げていた。

チャベス死去の衝撃

 キューバ政策の転換は、キューバにとっては対米政策における大転換である。経済の統制や貧困、人権の抑制を正当化できたのは、アメリカの敵視政策であり経済制裁であったからである。半世紀以上の外交の根幹を覆すこととなる。

 その点では、まず21世紀になり体制維持の後ろ盾となってきたベネズエラのチャベス大統領の死去が大きいだろう。チャベス存命中は、はたしてキューバ政府はアメリカ政府との正常化交渉に踏み出せただろうか。反米の旗のもとキューバと同盟関係を築き、日量10万バーレルの石油の供給を通じで社会主義体制を支えてきたチャベス政権との関係が重要であろう。

2228とはずがたり:2014/12/24(水) 09:30:27
>>2226-2228
 チャベス前大統領が2011年キューバで腹部のガンの手術をしてから、すでに病状の進行について、キューバ政府は完全に掌握していたはずである。またベネズエラに軍事顧問を派遣していたキューバ政府は、社会経済の困難に見舞われたベネズエラ情勢を把握し、ベネズエラのポスト・チャベス後を見越した自国の体制維持に動き出していたとみて間違いないだろう。

 チャベス死去1カ月前の2013年2月には、キューバ人民権力全国会議はラウル・カストロ議長(当時81歳)の再任を決議したが、同議長は任期5年後の18年の引退を表明、同時に第1副議長に52歳(当時)のミゲル・ディアス=カネルが選出された。第1副議長は、ラウル議長と同様カリスマ性を欠くもののプラグマティズムの持ち主で、軍ともパイプをもち、経済改革への有能な行政手腕が評価され、ポスト・カストロ体制を託された。今年7月には訪問したロシアのプーチン大統領との間で、対ロシア債務の90%の免除という外交成果を得ている。18カ月の水面下でのアメリカとの交渉という時間の経過は、こうした環境の変化を説明するものだ。(2013年3月6日付「後継が定まったキューバ・カストロ体制」参照)

原油急落とローマ法王

 そこに、ここにきての原油価格の急落である。この激震が、政府収入の95%以上を石油輸出に頼る後継のベネズエラのマドゥーロ政権を揺さぶっており、日量10万バーレルの石油の供給にも赤信号が灯り始め、キューバ政府の決断を急がせたものと推測される。またアメリカ政府にとっても、キューバとの関係正常化交渉は、こうした苦境に立つベネズエラに対する圧力となり、ボリビアやニカラグアなど反米勢力への影響力も大きく外交的な巻き返しが可能となるであろう。

 さらにキューバでの民主化運動は、1998年のローマ法王ヨハネ・パウロ2世の訪問と2002年のカーター米元大統領のキューバ訪問を機に勢いがついた。民主党とバチカンの役割である。2010年7月キューバ政府は2003年に収監された政治犯52人を釈放したが、それはカトリック教会の仲介によるものであった。今回は2013年3月に法王に就任した初の中南米出身(アルゼンチン)のフランシスコ法王で、その仲介が重要であったと、声明で大統領自ら謝意を表している。庶民派法王としてバチカン改革に取り組み、外交的にも存在感を増し、中南米におけるキューバ問題の感受性を深く理解している法王の存在が、関係正常化への決断に向けた大きな推進力になったといえよう。

交渉の前途には大きな障害

 とはいえ、両国の関係改善への交渉には大きな障害が立ちはだかっている。4月の米州サミットでのキューバ政府の参加に障害は除かれたが、「一夜に転換は期待できない」とオバマ大統領自ら今後の交渉には時間のかかることを声明で認めている。演説は、議会やキューバ政府、キューバの市民社会など各方面に目配りをしたバランスのとれた演説であった。

 制裁解除や大使人事の承認など共和党支配の議会の支持は決定的である。また、キューバ政府がどの程度、反政府的な市民社会の活動を認めていけるか。体制維持を目指すキューバ政府と関与政策による転換を目指すアメリカ政府の意図の間にはトレードオフの関係がある。ベトナムや中国との関係改善のように異なる体制の共存をキューバとの間に本当に構築できるのか。交渉では、異なる意図の交錯する難しい方程式が2国間関係に止まらず、両国の国内政治と、また米州機構や中南米諸国の国際関係を巻き込む形で展開されることになる。

 着地点は見えないが、歴史の歯車が回り始めたことだけは確かである。

遅野井茂雄
筑波大学大学院教授、人文社会科学研究科長。1952年松本市生れ。東京外国語大学卒。筑波大学大学院修士課程修了後、アジア経済研究所入所。ペルー問題研究所客員研究員、在ペルー日本国大使館1等書記官、アジア経済研究所主任調査研究員、南山大学教授を経て、2003年より現職。専門はラテンアメリカ政治・国際関係。主著に『21世紀ラテンアメリカの左派政権:虚像と実像』(編著)。

2229チバQ:2014/12/25(木) 22:14:10
http://www.asahi.com/articles/ASGDS763LGDSUHBI01T.html
銃を向けられ警察官が発砲、黒人少年死亡 米ミズーリ州
ニューヨーク=中井大助2014年12月25日00時52分
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 米ミズーリ州バークリーで23日深夜、ガソリンスタンドで18歳の黒人少年が白人警察官に撃たれて死亡する事件が起きた。バークリーは、今年8月に黒人少年が警察官に射殺され、大規模なデモが続いたファーガソンの隣町。24日にかけて現場では抗議する人たちと警察の間で衝突が起きた。

 地元警察によると、窃盗の通報を受けた警察官が男性2人に問いかけようとしたところ、そのうちの1人である少年から銃を向けられたため3回発砲し、1発が少年に当たったという。もう1人の男性は逃走したという。

 事件を受けて起きた抗議では警察官2人がけがをしたほか、パトカーも窓ガラスが壊されるなどした。(ニューヨーク=中井大助)

http://www.sankei.com/world/news/141225/wor1412250016-n1.html
2014.12.25 07:51

「ファーガソンと違う」黒人市長、自制求める






24日、記者会見するホスキンス市長(ロイター)
 米中西部ミズーリ州バークリーの白人警察官が23日深夜、銃を向けたとされる黒人青年を射殺した事件で、黒人であるホスキンス市長は24日記者会見し「ファーガソンやニューヨークとは同一視できない」と述べた。最近、白人警察官が黒人を死亡させた一連の事件とは状況が大きく違うと強調し、黒人住民らに自制を求めた。

 バークリーや隣町のファーガソンを管轄するセントルイス郡警察によると、射殺に抗議する住民ら約300人が23日深夜以降、警察と衝突。警察官2人が負傷し、4人が逮捕された。

 警察に対する全米規模の抗議活動を招いたファーガソンの事件との違いとして市長は、射殺現場となったガソリンスタンドの防犯カメラに当時の映像が残っていた点、バークリー市の警察官全31人の半数以上が黒人である点、市の幹部に黒人が多い点を挙げた。

 ファーガソンの被害者は丸腰だったが、地元警察によるとバークリーで射殺されたアントニオ・マーティンさん(18)は、万引の通報で駆けつけた警察官(34)に銃を向けた。警察は実弾入りの銃を押収した。市長は「ファーガソンのように警察官側から引き起こした事件とはみていない」と語った。

 発砲の前に催涙スプレーやスタンガンで対応すべきだとの指摘もあるが、地元警察幹部は「率直に言って空論。銃を向けられたら、手持ちの時間はほとんどない」と反論した。

(共同)

2230チバQ:2014/12/25(木) 22:15:39
http://www.sankei.com/world/news/141225/wor1412250034-n1.html
2014.12.25 20:26
【北サイバー攻撃】
「臆病で米国らしくない行為」、一時は公開中止 揺れた米社会 「表現の自由」重んじる意思示す

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(1/2ページ)【北サイバー攻撃】

北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺をテーマにした米コメディー映画「ザ・インタビュー」の一場面=コロンビア・ピクチャーズ提供、AP
 【ニューヨーク=黒沢潤】米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)が、コメディー映画「ザ・インタビュー」の公開中止という判断を下したのを機に、この問題は米国内で大きな議論を巻き起こした。一転して公開にかじを切る原動力になったのは、「表現の自由」は民主主義の根幹をなす原則だ−という政治家やメディアの強い意思表示だった。

 「臆病で米国らしくない行為だ」。米トーク番組司会者のジミー・キンメル氏はSPEが映画の公開を中止した今月中旬、こう批判した。俳優のロブ・ロウさんも英政府が1938年、ナチスドイツに屈服してチェコスロバキア割譲を許した問題にふれ、「彼ら(北朝鮮)の勝利になる」と不快感を示した。

 SPEを攻撃したハッカー側は映画業界への警告メッセージで、「世界は恐怖に見舞われる」と米中枢同時テロにまで言及。同社社員やハリウッド関係者の個人情報を暴露したこともあり、こうした批判は当初は少数にとどまった。米紙ワシントン・ポストによると映画評論メディアの筆も鈍り、ネット上には「公開は悪趣味だ。特定の指導者を標的とすべきではない」といった批判も並んだ。

 方針転換を後押しした大きな要因の1つが、オバマ大統領の発言だった。大統領は「米国は、どこかの独裁者が検閲を行えるような場所であってはならない」と強調、映画を見に行くべきだと米国民に訴えた。 

 相前後して行われたCNNテレビの世論調査では、公開中止について「正しい」との回答は36%にとどまり、62%は「過剰反応だ」と回答した。

 米メディアは「表現の自由」が侵害された事例として、約25年前に「悪魔の詩」を執筆した作家サルマン・ラシュディ氏が、イランのホメイニ師から死刑を宣告され、逃亡生活を送ったことなどを挙げて論評。マケイン米上院議員はこうした過去の経緯を念頭に、「(今回の中止問題は)私の人生で初めて目にする『表現の自由』への大きな打撃だ」と懸念を表明。断固闘うべきだと強調した。

 SPEのマイケル・リントン最高経営責任者(CEO)は公開決定発表で、興奮気味にこう語った。

 「『表現の自由』を封殺する者たちに対して敢然と立ち上がり、映画を公開することを誇りに思う。サイバー犯罪を行う者たちが、私たちを黙らせることは不可能だ」。

2231チバQ:2014/12/27(土) 22:14:34
http://www.sankei.com/world/news/141227/wor1412270030-n1.html
2014.12.27 19:18

米とキューバとの国交正常化交渉、米大統領選にも影響 大票田のフロリダでキューバ系の争奪戦

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(1/2ページ)

 ホワイトハウスで記者会見するオバマ米大統領=19日(AP=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】米国とキューバとの国交正常化交渉が2016年の米大統領選の焦点に浮上してきた。全米のキューバ系米国人のうち約68%にあたる約121万人が住む南部フロリダ州は大統領選の行方を左右する大票田で、キューバ系票の動向は無視できない。野党・共和党の大統領候補に取り沙汰される有力政治家の間では、国交正常化の是非をめぐり路線対立も生じている。

 「マルコ・ルビオ上院議員は国境の内側に退却して堀を築きたがる孤立主義者のように行動している。そんな孤立主義は拒否する」

 草の根保守の「茶会」運動が推す同党のランド・ポール上院議員は、国交正常化に反対する共和党のルビオ氏をツイッターでこう攻撃した。両議員は、いずれも大統領選出馬に意欲があるとみられている。

 ポール氏は、米国によるキューバ孤立化政策が機能しなかったとし、キューバ国民が米国の製品や情報に触れることで共産主義のカストロ体制から自由主義社会に変わると考える。

 これに対し、キューバ移民を両親に持つ、フロリダ州選出のルビオ氏は、人権を侵害してきたカストロ体制に「融和政策」をとれば「ベネズエラ、イラン、北朝鮮の独裁者にオバマ大統領の単純さを利用できると思わせる」と反対する。

 大統領選への出馬を検討すると表明したジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事もルビオ氏に同調する。

 フィデル・カストロ前国家評議会議長の統治を逃れて米国に亡命してきた世代は、伝統的にカストロ体制に強硬姿勢を取る共和党を支持する傾向が強かった。

 ただ、国交正常化に関しては、移民1世とルビオ氏のような2世以降では意識の差がある。

 米フロリダ国際大が今年夏にフロリダ州マイアミのキューバ系コミュニティーで実施した調査によると、国交正常化への支持が65歳以上では41%にとどまったのに対し、18〜29歳では88%、30〜44歳で78%、45〜64歳で68%だった。

 民主党の最有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官は正常化交渉開始を決めたオバマ氏への支持を表明。今年出版した回顧録では国務長官としてオバマ氏に対キューバ制裁の解除を進言したと明かした。ロイター通信によると民主党関係者は「キューバ政府への敵意が薄い若年層の有権者を引き付ける助けになる」とみる。

 フロリダ州はカリフォルニア州やテキサス州に次いで多くの大統領選挙人を抱える重要州で、1980年以降の大統領選でフロリダ州で負けて大統領になったのは92年のビル・クリントン氏のみ。2000年の大統領選では共和党のブッシュ氏と民主党のゴア氏が同州で票の再集計にもつれ込み、最終的にブッシュ氏が勝って大統領に就任した。

 州内で民主・共和両党の支持は拮(きっ)抗(こう)しているとされ、各候補とも州人口の6・5%を占めるキューバ系の取り込みに向け、これまで以上に力を入れるとみられる。

2232チバQ:2014/12/30(火) 12:47:37
http://www.afpbb.com/articles/-/3034954
米首都に増えるホームレス状態、低賃金・立ち退き・高家賃

2014年12月27日 11:00 発信地:ワシントンD.C./米国


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【12月27日 AFP】米首都ワシントンD.C.(Washington D.C.)で1年前、住まいを失い絶望感に襲われた日のことを、フィラナ・ホールさん(23)は今も鮮明に思い出す。

 ホールさんは昨年12月に起きた出来事を振り返りながら「その日の朝、途方に暮れた。夜になったらどこに行けばいいのか。私たちは夜中の12時まで外にいた。電話をかけて知り合いにお願いしてまわりながらね。でも誰も家族として受け入れてくれなかった」と話した。

 結局、ホールさんと3歳の息子ガブリエル君はホームレス支援シェルターに駆け込み、一方27歳の夫と7歳になるもう1人の息子リチャード君は親戚の家に転がり込んだ。

 黒人のホールさん一家が再び一緒に暮らし始めたのは、ようやく3月になってからだった。地元の支援組織「ワシントン・ホームレス連合(Washington State Coalition for the Homeless)」が運営する4部屋タイプのアパートへ入居した。しかし、それまでの毎日は不安定な低賃金の仕事続きで、夜は友人たち宅のソファで過ごし、失望を感じる日々だったという。

■浴槽がベッド代わり

 このような家庭は「隠されたホームレス状態」だというのは、ワシントン郊外バージニア(Virginia)州アーリントン(Arlington)に本拠を置く慈善団体「女性と家族のための扉(Doorways for Women and Families)」のヘザー・オマーリー(Heather O'Malley)氏だ。「単身世帯用のアパートの部屋に、2人、3人、4人家族が暮らすようになり、床やソファ、浴槽、車の中などで睡眠を取る。しかも毎日、どこへ行き着くのかは分からないままで」

 ワシントン首都圏政府調整協議会(Metropolitan Washington Council of Governments)の報告書によれば、今年6月のある1日の時点でホームレス状態に陥っていたのは約1900世帯で、その数は前年比で11%増えていた。またホールさんの2人の息子のように、2013年中に全米で一時でもホームレス状態を経験した子どもたちの数は250万人に上り、30人に1人の割合になる。

 支援組織「全米ホームレス連合(National Coalition for the Homeless、NCH)」はこの数字を「記録的」だと評し、米国は先進工業国の中で最も多くのホームレス人口を抱えていると警告している。

「ダウード」というファーストネームだけを明かしてくれた退役軍人の男性(52)は、8か月間の失業の後、調理師の仕事に就いた。3年前に立ち退きにあい、12歳の娘と2人で友人宅の居間を間借りして暮らしていたが、最終的にはワシントンD.C.からポトマック川(Potomac River)を挟んで対岸のアーリントンに住まいを見つけた。

 ひとり親のダウードさんはホームレスの頃を振り返って「人生で失敗したように感じるからとてもつらい。他人と一緒に暮らすことは、自分が社会の一員でないように感じる。親としても娘を失望させていると感じた」と語った。

2233名無しさん:2014/12/30(火) 12:47:54
■必要とされる迅速なサポート体制

 セイラム州立大学(Salem State University)の社会学者で、NCHの理事も務めるイボンヌ・ビッシング(Yvonne Vissing)氏は「ここ数年の景気低迷で、家計は何とかやっていくのも難しくなっている。常勤で週40時間働けても最低賃金で依然、貧困ラインを下回ることになる」と説明する。「ホームレス状態の人たちの大半は働いているが、生活費が追いつかない。価格的に手の届く住宅があるかどうかが重要な問題だ」

 オマーリー氏も「アーリントンでは3部屋タイプのアパートで月2000ドル(約23万円)の家賃を払うために、最低賃金7.25ドル(約860円)ならば、週70時間働く必要がある。交通費や生活費はまた別だ」と話す。「悪循環に陥ると、すぐに生活を維持するので精いっぱいとなり、抜け出すのはほぼ不可能になる。それに気づく前に立ち退きに直面し、行き先がなくて途方に暮れてしまう」

 最も大きな犠牲を強いられるのは子どもたちだ。NCHによると、安価な加工食品ばかり口にすることで栄養失調となったり、遊ぶ場所や学校の宿題をする場所もなかったりする。さらに、病気になったり発育が遅れたりするリスクは4倍も大きい。

 オマーリー氏は「こうした状況に置かれた大人たちは多くの場合、現実を隠し通せると思う。自分たちのストレスや恐怖、不安を隠すことができると考える。だが、子どもたちは賢い。周囲の状況をそのまま吸収し、親たちが隠そうとしていることを受け止めようとする」と話す。

 また「子どもたちもしばしばストレスを感じ、安全に落ち着ける場所がないのは自分が悪いからだと考える。そうした不安を内面化すると、さまざまな学習障害に至ってしまう」とオマーリー氏はいう。ホールさんの息子リチャード君はハンサムな少年だが、やせて人見知りがちで、そうした典型的な例といえる。ホールさんは「リチャードは自己表現の面で問題を抱えてきた。以前は、ただただ泣きわめく時があった。ちょっとしたことで泣いてしまう。学校でも、外出先でもね。原因が分かっていても、それを言いたがらなかった」

 若者には適応能力があり、そして実際に適応する。しかし、単にずっと住み続けられる住居だけではなくセラピーや、両親たち向けの家計のやりくりに関するアドバイス、安定した再雇用を確保するための支援など、サポートが迅速に提供される必要がある。

 ホールさんは勉強を再開し、先月にはコビーと名付けた男児を出産した。現在住んでいるアパートには2年間暮らすことができる。将来は一軒家を手に入れたいと願っている。「ここを出たら、前庭も裏庭も付いている家が欲しい。バーベキューが大好きだから」(c)AFP/Fabienne FAUR

2234旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/12/30(火) 12:54:20
共和党でブッシュ氏先行=「本戦」はクリントン氏に軍配−米世論調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014123000108
 【ワシントン時事】米CNNテレビと調査会社ORCの最新の世論調査によると、2016年の次期大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで予想される顔触れの中で、ブッシュ前大統領の弟ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が23%と最多の支持を集めたことが29日、分かった。
 共和党支持者の間でブッシュ氏に次いで人気が高かったのは、13%の支持を得たニュージャージー州のクリスティー知事。3位は、医療保険改革(オバマケア)など現政権の政策を鋭く批判して人気を集めている元神経外科医で黒人のベン・カーソン氏で、支持率は7%だった。今回の調査では、前回大統領選の共和党候補で、現時点では出馬を否定しているロムニー前マサチューセッツ州知事は立候補予定者に含まれていない。
 一方、民主党では、本命と目されているクリントン前国務長官が66%の支持を獲得し、2位のウォーレン上院議員(9%)に大差をつけた。また、クリントン氏とブッシュ氏が本戦で争うと仮定した場合、クリントン氏を支持するとの声は54%に達し、ブッシュ氏(41%)に10ポイント以上の差をつけた。(2014/12/30-09:11)

2235チバQ:2014/12/30(火) 13:05:20
http://www.sankei.com/world/news/141228/wor1412280028-n1.html
2014.12.28 22:09更新


NYで殺害された警官の葬儀 相次いだ黒人死亡にくすぶる不満 米メディアは「市民の信頼が前提」

【ニューヨーク=黒沢潤】ニューヨーク市で今月20日、黒人の男に射殺された警官の葬儀が27日、市内の教会で行われた。事件は、黒人住民の間でくすぶる“人種差別”への不満が凶行へと走らせた象徴的な事例といえ、参列したバイデン副大統領は米国民に“人種の垣根”を乗り越えて団結するよう訴えた。

 葬儀は数百台の白バイがひつぎを先導し、ヘリコプター約10機が上空で旋回するなど、物々しい雰囲気のなか行われた。

 バイデン副大統領は全米各地から集結した警官約2万5千人を前に、「この街は善人を失って深い悲しみに包まれている」と述べるとともに、「この信じ難いほど多様な街はどんな溝にも橋をかけると信じている」と述べ、市民と警察との和解を促した。

 黒人の男は犯行前、中西部ミズーリ州ファーガソンやニューヨークで今年夏、武器を持たない18歳と43歳の黒人住民を白人警官が相次ぎ死亡させたことをネット上で批判。反警察一色の風向きは徐々に変わりつつあるとはいえ、黒人住民の間では、警官らの行為に対する不満もくすぶる。

 米国では中西部クリーブランドでも11月下旬、エアガンを持っていた12歳の黒人少年が警官に射殺されたほか、南西部フェニックスでも12月上旬、麻薬を販売していたとされる34歳の黒人男性が、ポケットの中に手を入れた行為を「拳銃を取り出す動き」と警官が誤解して射殺される事件も発生。小規模ながら抗議デモが続いている。

 米紙ニューヨーク・タイムズは各地の警察の対応を「野蛮」と批判。米紙ワシントン・ポストも「米国人の多くは(警察)制度が壊れていると信じている。市民からの信頼は刑事制度の前提だ」と訴えている。

2236とはずがたり:2014/12/31(水) 18:23:36
<キューバ>反政府運動家を逮捕 4人か 意見表明集会計画
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20150101k0000m030013000c.html
毎日新聞2014年12月31日(水)17:51

 【サンパウロ朴鐘珠】キューバの警察当局は12月30日、少なくとも4人の国内の反体制派活動家の身柄を拘束した。4人は同日にハバナ市内で市民が自由に参加できる意見表明集会を計画していた。キューバは17日、米国との国交正常化交渉に乗り出すと表明したが、言論・表現の自由を認めない強権的な政治体制に変化が起きるには、まだ月日がかかりそうだ。

 ロイター通信などによると、拘束されたのは反体制派ウェブサイトの編集長レイナルド・エスコバル氏と、反体制派の指導者エリエセル・アビラ氏を含む少なくとも計4人。他にも何人かが自宅に軟禁され、外部との接触を禁じられた模様だ。

 エスコバル氏らは30日午後3時から、共産党本部や内務省など政治機関が集中するハバナ新市街の革命広場で集会を計画していた。政府が米国との国交正常化交渉開始を発表した後、どれだけ言論の自由に対して寛容になったのかを推しはかる目的があったという。政府側は集会の開催を認めないと事前に通達しており、活動家たちは強行する姿勢を崩さなかったため、拘束されたとみられる。

 米政府はキューバの言論統制を以前から問題視し、オバマ大統領も国交正常化交渉と並行してキューバの民主化を図りたい意向を示している。だが、キューバ側は内政干渉だと突っぱね、応じる気配を見せていない。

2237とはずがたり:2014/12/31(水) 18:24:40
正常化交渉、無視できぬキューバ系票 米大統領選の焦点に
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20141228059.html
産経新聞2014年12月28日(日)07:56

 ■共和党候補間で路線対立も     

 【ワシントン=加納宏幸】米国とキューバとの国交正常化交渉が2016年の米大統領選の焦点に浮上してきた。全米のキューバ系米国人のうち約68%にあたる約121万人が住む南部フロリダ州は大統領選の行方を左右する大票田で、キューバ系票の動向は無視できない。野党・共和党の大統領候補に取り沙汰される有力政治家の間では、国交正常化の是非をめぐり路線対立も生じている。

                   ◇

 ■フロリダの行方

 「マルコ・ルビオ上院議員は、国境の内側に退却して堀を築きたがる孤立主義者のように行動している。そんな孤立主義は拒否する」

 草の根保守の「茶会」運動が推す同党のランド・ポール上院議員は、国交正常化に反対する共和党のルビオ氏をツイッターでこう攻撃した。両議員は、いずれも大統領選出馬に意欲があるとみられている。

 ポール氏は、米国によるキューバ孤立化政策が機能しなかったとし、キューバ国民が米国の製品や情報に触れることで共産主義のカストロ体制から自由主義社会に変わると考える。

 これに対し、キューバ移民を両親に持つ、フロリダ州選出のルビオ氏は、人権を侵害してきたカストロ体制に「融和政策」をとれば「ベネズエラ、イラン、北朝鮮の独裁者にオバマ大統領の単純さを利用できると思わせる」と反対する。

 大統領選への出馬を検討すると表明したジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事もルビオ氏に同調する。

 フィデル・カストロ前国家評議会議長の統治を逃れて米国に亡命してきた世代は、伝統的にカストロ体制に強硬姿勢を取る共和党を支持する傾向が強かった。

                   ◇

 ■民主党に有利?

 ただ、国交正常化に関しては、移民1世とルビオ氏のような2世以降では意識の差がある。

 米フロリダ国際大が今年夏にフロリダ州マイアミのキューバ系コミュニティーで実施した調査によると、国交正常化への支持が65歳以上では41%にとどまったのに対し、18〜29歳では88%、30〜44歳で78%、45〜64歳で68%だった。

 民主党の最有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官は正常化交渉開始を決めたオバマ氏への支持を表明。今年出版した回顧録では国務長官としてオバマ氏に対キューバ制裁の解除を進言したと明かした。ロイター通信によると民主党関係者は「キューバ政府への敵意が薄い若年層の有権者を引き付ける助けになる」とみる。

 フロリダ州はカリフォルニア州やテキサス州に次いで多くの大統領選挙人を抱える重要州で、1980年以降の大統領選でフロリダ州で負けて大統領になったのは92年のビル・クリントン氏のみ。2000年の大統領選では共和党のブッシュ氏と民主党のゴア氏が同州で票の再集計にもつれ込み、最終的にブッシュ氏が勝って大統領に就任した。

 州内で民主・共和両党の支持は拮抗(きっこう)しているとされ、各候補とも州人口の6・5%を占めるキューバ系の取り込みに向け、これまで以上に力を入れるとみられる。

2238チバQ:2015/01/04(日) 05:33:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date3&k=2015010200077
米大統領選、指名争い本格化=ブッシュ、クリントン両氏軸に
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事=2014年12月、ワシントン(AFP=時事)
 【ワシントン時事】2016年米大統領選の民主、共和両党の指名候補を決める予備選・党員集会のスタートまで1年。政権奪還を狙う共和党から知名度の高いジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)が出馬を前向きに検討すると表明したのをきっかけに、選挙ムードが一気に高まってきた。出馬が取り沙汰される民主党のクリントン前国務長官(67)も最終決断のタイミングを見計らっており、大統領選をにらんだ動きが活発化しそうだ。
 「浅はかな決定で恩恵を受けるのは極悪のカストロ兄弟だ」。オバマ大統領がキューバとの国交正常化方針を明らかにした昨年12月17日、ブッシュ氏は大統領を批判。クリントン氏は、これに反論するかのように「大統領の決断を支持する」とのコメントを出した。「ポスト・オバマ」を懸けたつばぜり合いは早くも始まっている。
 民主党の候補指名争いでトップを独走するのがクリントン氏だ。08年の大統領選時はオバマ氏に敗れたが、ワシントン・ポスト紙が昨年12月21日に発表した世論調査では、民主党支持層の63%が「予備選が今行われればクリントン氏に投票する」と回答した。
 クリントン氏は、最終的な決断は「新年になってから」としているものの、「初の女性大統領」への期待感は強く、勝手連的な運動は既に全米に広がっている。年初とみられた決断表明の時期が春ごろにずれ込むとの観測も出る中、クリントン氏の一挙手一投足に注目が集まりそうだ。
 民主党でクリントン氏の対抗馬になり得るとみられ始めたのが、ウォール街批判の急先鋒(せんぽう)、エリザベス・ウォーレン上院議員(65)だ。本人は出馬を否定しているが、クリントン氏を保守的とみるリベラル派やオバマ大統領の元選挙スタッフらが積極的に擁立に動いている。
 米軍普天間飛行場の移設先見直しを主張したことで知られるジム・ウェッブ前上院議員(68)も「準備委員会」を設立して選挙準備を開始。バイデン副大統領(72)も出馬に意欲的だ。ただ、今のところ、いずれもクリントン氏を抑える勢いはない。
 民主党とは対照的に、共和党は「本命不在」で、出馬が取り沙汰される「候補」は20人以上に上る。共和党穏健派に支持されているブッシュ氏が先手を打って「出馬の可能性を積極的に探る」と表明したのも、混戦から一歩抜け出すためだ。
 ブッシュ氏と並んで穏健派から期待を集めるのがニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(52)。保守強硬派「茶会(ティーパーティー)」系からは、ランド・ポール(51)、テッド・クルーズ(44)、マルコ・ルビオ(43)各上院議員らが出馬を検討している。(2015/01/02-14:58)

2239チバQ:2015/01/05(月) 21:51:30
http://mainichi.jp/select/news/20150106k0000m030091000c.html
米議会:6日招集 対立必至…共和党VSオバマ氏と民主党
毎日新聞 2015年01月05日 20時38分

 ◇昨年の中間選挙で上下両院とも過半数握った共和党
 【ワシントン西田進一郎】昨年11月の中間選挙で上下両院とも野党・共和党が過半数を握った米議会が6日招集される。残り任期2年での実績作りを急ぐオバマ大統領は選挙後、移民制度改革やキューバとの国交正常化交渉開始に着手。一方、議会で主導権を握る共和党はこれらを押し返し、2016年大統領選を見据えてオバマ氏と与党・民主党を攻める構えで、序盤から対立必至の情勢だ。

 「有権者の懸念が雇用と経済だということは明確だ。私たちに行動を望んでいる」。共和党上院トップのマコネル院内総務は4日、CNNテレビで意気込みを語った。優先課題として、雇用創出に向けてカナダと米メキシコ湾岸をつなぐ原油パイプラインの建設承認法案、環境規制や医療保険制度改革(オバマケア)の修正を挙げた。

 パイプラインについてオバマ氏は、環境への影響などから慎重な姿勢を繰り返し示してきた。しかし、上下両院で可決は確実視されており、今月中に第1弾としてオバマ氏に署名を迫る考えだ。

 さらに激しく対立しそうなのが移民制度改革だ。担当する国土安全保障省の予算は2月で切れるため、共和党は予算承認権をたてに改革の撤回を求める。

 また、昨年12月にオバマ氏が表明したキューバとの国交正常化交渉にも同党は「危険で絶望的な試み」(ルビオ上院議員)などと強く反発している。上院での大使人事の承認や、米大使館をハバナに開設するための予算措置などを通じ、圧力をかける構えだ。

 迎え撃つオバマ氏は、昨年12月の記者会見で「同意できない分野ではいくつもの厳しい戦いになるだろう」と表明。オバマケアなどでは拒否権を行使する考えを打ち出し、移民制度改革については「法案を通せ」と改めて議会に求めた。

 一方、米国の輸出増や税制簡素化、インフラ整備などでは共和党と協力する姿勢を改めて示した。日米などが交渉している環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の早期妥結に向け、大統領の通商権限を強化する「大統領貿易促進権限」(TPA)法案についても、自由貿易を重視する共和党主導の議会で可決の可能性が高まるとの見方が強い。

 だが、16年大統領選を見据えた両党の駆け引きで、15年後半から重要法案が通りにくくなる。早期に可決できる環境が整うかが焦点だ。

 第114議会(15年1月〜17年1月)と呼ばれる新議会は、互いに妥協し合意点を探る政治に脱皮できるかどうか、双方が問われる展開となりそうだ。

2240チバQ:2015/01/05(月) 22:24:31
http://www.sankeibiz.jp/express/news/150105/exd1501050655003-n1.htm
クリントン家VS.ブッシュ家 現実味 米大統領選 主要候補、近く出馬表明 (1/3ページ)
2015.1.5 06:55
 バラク・オバマ大統領(53)の後継を決める2016年米大統領選は、主要候補が近く出馬を表明し、事実上幕を開ける。初の女性大統領の期待がかかるヒラリー・クリントン前国務長官(67)の立候補を待つ民主党。8年ぶりのホワイトハウス奪還を狙う共和党は、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)が台風の目だ。クリントン家対ブッシュ家の24年ぶりの「王朝対決」も現実味を帯びてきた。

 唯一の救世主

 仮に彼女が出馬しなかったら−。民主党内で語られる最悪のシナリオは、クリントン氏が立候補を断念することだ。2期8年のオバマ政権の後、民主党にとって次回は守りを強いられる選挙となる。唯一の救世主として期待を背負っているのがクリントン氏だ。

 ただ年明けとみられていた出馬表明は、春以降にずれ込むとの観測が強まっている。側近は米メディアに、外部の支援組織が選挙関連法に抵触しないようにする法的な手続きに時間がかかっていると説明。全米での講演も既に3月後半まで予定が入っているという。

 2016年米大統領選への正式な立候補表明はいつか? 民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)の決断を全米が固唾をのんで見守るのを横目に、一人の女性が共和党からの出馬準備を進めている。米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏(60)だ。

 「伝説的な経営者」

 小さな不動産会社の受付係からそのキャリアを始め、ITブームに乗ってHPのCEOに登り詰めた。「伝説的な経営者」「最もパワフルな女性」−。華々しい呼び名を持つフィオリーナ氏は、周囲の期待を感じているという。最近、NBCテレビの番組で大統領選への出馬について聞かれ、こう答えた。

 「何度も何度も聞かれれば、立ち止まって考えなければいけないでしょうね」

 すでに、有力支持者と相談を始め、アイオワ、ニューハンプシャーなど予備選の序盤で鍵を握る州の訪問も予定する。正式に立候補を表明すれば注目されそうだが、その経歴には「傷」も付いている。

 保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の躍進で共和党が勝利した10年の中間選挙で、カリフォルニア州から連邦上院選に立候補した同じ女性の民主党のバーバラ・ボクサー上院議員(74)に10ポイントの差を付けられて敗れたのだ。

 ただ、共和党ではジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)、ランド・ポール上院議員(51)ら十数人が大統領候補として取り沙汰されているもののいずれも男性だ。フィオリーナ氏が戦いに加われば、共和党内で女性政策の議論を活発化させる触媒になりそうだ。

 共和党の泣き所

 ワシントン・ポスト紙はフィオリーナ氏の出馬準備を伝える記事で「民主党からクリントン氏の立候補が予想されることを考えれば、女性が大統領選に参戦することは共和党の役に立つだろう」との共和党関係者の見方を伝えている。

 共和党全国委員会は12年大統領選でミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(67)がバラク・オバマ大統領(53)に敗れたのを教訓に、選挙戦略を徹底的に検証した。黒人やヒスパニック(中南米系)などのマイノリティー(少数派)や若者からの支持の弱さに加え、共和党が抱える「女性問題」が浮き彫りになった。

2241チバQ:2015/01/05(月) 22:24:52
 12年大統領選の出口調査によると、男性の支持政党は共和党52%、民主党45%だったが、女性では民主党55%、共和党44%と対照的な結果が出た。特に独身女性の民主党支持は顕著で、既婚女性の支持は46%で共和党への支持(53%)を下回っていたのに対し、独身では67%が民主党を支持していた。人工妊娠中絶に否定的な共和党の姿勢が、独身女性から忌避されているとみられている。

 今回の中間選挙では、女性の政党支持は民主党52%、共和党47%と12年大統領選に比べて共和党への支持が強まっているものの、独身女性だけ見ると依然、民主党支持が60%に上っていた。この層を引き付ける政策を打ち出せるかが民主党にとっても共和党にとっても次期大統領選でカギとなる。

 ウィメノミクスを評価

 クリントン氏は10月30日、1カ月余り前にニューヨークで安倍晋三首相(60)と会談したことを、ワシントンのジョージタウン大学で開かれた経済分野における女性の活躍に関するシンポジウムで紹介した。

 「安倍首相は日本経済を再起動させるために最善の取り得る道は、教養があり革新的な女性をもっと労働力とすることだと言って(首相に)選ばれました。彼はそれをウィメノミクスと呼んでいます」

 安倍政権が「女性が輝く社会」を掲げて女性の活躍を重視する政策を進めていることを、クリントン氏が取り上げるのはこれが初めてではない。日本の女性の社会進出を阻む障害に触れ、「米国にも障害がある」と訴えるのがパターンだ。

 そのクリントン氏にとり「障害」となりそうなのが、エリザベス・ウォーレン上院議員(65)だ。大統領選への出馬を否定しているが消費者保護の立場から「反ウォール街」を鮮明にし、コアなリベラル派からの人気が高い。金融業界との結び付きが強いクリントン氏とは対照的だ。

 次期大統領選では「女性」がキーワードとなるだろう。クリントン、ウォーレン両氏はもちろん、今のところ有力視されていないが共和党のフィオリーナ氏の動向に注目したい。(ワシントン支局 加納宏幸(かのう・ひろゆき)/SANKEI EXPRESS)

2242チバQ:2015/01/05(月) 23:20:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150105-00000002-jij_afp-int


NYで射殺された警官の葬儀、警官らが市長に背を向け抗議
AFP=時事 1月5日(月)8時43分配信

NYで射殺された警官の葬儀、警官らが市長に背を向け抗議
米ニューヨーク市ブルックリン地区で行われた、先月勤務中に射殺された警官ウェンジャン・リューさんの葬儀で、弔辞を述べるビル・デブラシオ市長に背を向ける警官ら(2015年1月4日撮影)。
【AFP=時事】米ニューヨーク(New York)市ブルックリン(Brooklyn)地区で4日、先月勤務中に射殺された警官ウェンジャン・リュー(Wenjian Liu)さん(32)の葬儀が執り行われた。葬儀場周辺の街頭には、全米から集まった警察官数千人が整列し、リューさんを追悼したが、ビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長に対する抗議行動を取る警官も一部で見られた。

【写真16枚】一斉に背を向ける警官ら

 リューさんと同僚のラファエル・ラモス(Rafael Ramos)さん(40)は昨年12月20日、パトカーの車内にいたところ、近づいてきたイズマイル・ブリンスリー(Ismaaiyl Brinsley)容疑者(28)に頭部を撃たれ死亡。容疑者はその後、自殺した。黒人の容疑者は犯行前、白人警官によって死亡させられたアフリカ系米国人たちの復讐(ふくしゅう)をすると宣言していたことから、この事件はニューヨークを震撼(しんかん)させた。

 デブラシオ市長は、事件の背景にあると黒人らが主張する警察と黒人住民との関係についての発言や、黒人の妻との間にもうけた息子に対し警察官の周りでは細心の注意を払って行動するよう助言したことについて、一部の警官から反発を受けている。先週行われたラモスさんの葬儀では、デブラシオ市長に数百人の警官が背を向けて抗議の意を表明していたことから、リューさんの葬儀でも同様の抗議が行われるのではとの臆測が飛び交っていた。

 ニューヨーク市警(NYPD)のビル・ブラットン(Bill Bratton)本部長は、リューさんの葬儀を前に、抗議行動は控えるようにと警官らに呼びかけており、圧倒的多数の警官がこれに従った。だが現場の写真からは、弔辞を述べるデブラシオ市長を映す巨大スクリーンに対し、数十人の警官が背を向けているのがはっきりと見て取れる。【翻訳編集】 AFPBB News

2243チバQ:2015/01/06(火) 19:19:51
http://mainichi.jp/select/news/20150106k0000e030175000c.html
米議会:大戦従軍者ゼロ 退役軍人も5人に1人
毎日新聞 2015年01月06日 11時16分(最終更新 01月06日 12時06分)

 【ワシントン西田進一郎】6日に招集される米連邦議会で、第二次世界大戦で従軍経験を持つ議員がいなくなる。1944年に第1号議員が誕生したのを皮切りに議席を確保し続けたが、戦後70年の節目とともにその姿が米連邦議会から消える。

 米国では第二次大戦の退役軍人から多くの政治家が生まれた。上院議員から大統領になったケネディ、ジョンソン両元大統領らを含め、アイゼンハワー元大統領からジョージ・H・W・ブッシュ元大統領まで8人の大統領のうち7人を占めた。また、96年大統領選を共和党候補として戦ったドール元上院院内総務や民主党の重鎮で日米同盟の強化に尽力した故イノウエ上院議員などもいた。

 前議会では、第二次大戦で従軍経験を持つ退役軍人が上院に1人、下院に2人残っていた。しかし、上院では民主党のローテンバーグ議員(当時89歳)が2013年6月に死去。下院では55年に初当選し、連邦議員として最長の在任記録を持つ民主党のディンゲル議員(88)が14年2月に引退を表明した。共和党のホール議員(91)も同年5月の党予備選で敗れて中間選挙に立候補しなかった。

 米議会では退役軍人出身者の割合自体も大きく減ってきている。米議会調査局によると、70年代には連邦議員全体の約4人に3人が退役軍人という時期もあったが、低下傾向は続き、近年は約5人に1人にまで低下している。

2244チバQ:2015/01/07(水) 17:26:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015010700151
共和強硬派、議長選で造反=路線対立浮き彫りに−米

就任の宣誓を行うベイナー米下院議長=6日、ワシントン(AFP=時事)
 【ワシントン時事】先の中間選挙を受け、野党・共和党が支配権を握った米議会が6日招集され、同党幹部のベイナー氏が下院議長に3選された。しかし、議長選では保守強硬派「ティーパーティー(茶会)」系を中心に25人が造反。共和党内の路線対立が改めて浮き彫りになった。(2015/01/07-11:43)

2245チバQ:2015/01/07(水) 17:32:21
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150107-OYT1T50044.html
ヒラリー氏、女性擁立画策のリベラル派に秋波
2015年01月07日 10時57分

演説するヒラリー・クリントン氏(昨年12月、ワシントンで、AP)


 【ワシントン=今井隆】2016年米大統領選で民主党の最有力候補と目される党内中道派のヒラリー・クリントン前国務長官(67)が最近、リベラル色の強い発言やオバマ大統領への支持を繰り返している。

 クリントン氏に批判的なリベラル派も取り込み、党内の支持を盤石にする狙いがある。出馬表明の時期は、年明け早々とみられていたが、現在は春頃との見方が支配的となっている。

 民主党内リベラル派は内政では所得格差是正を強く訴え、外交・安全保障では反戦平和志向が強い。人権や環境問題にも厳格な姿勢を取る。クリントン氏が、今後党内の支持を拡大するためにアキレスけんとなりそうなのが、ウォール街に代表される金融業界などの大企業と関係が深い点や、外交・安全保障政策で党内ではタカ派と位置づけられている点だ。

 リベラル派は、クリントン氏への対抗馬として「反ウォール街」の旗手として知られる女性上院議員エリザベス・ウォーレン氏(65)の擁立を画策している。ウォーレン氏は大衆を鼓舞する演説に定評があり、当選1回ながら党内で急速に存在感を増している。

 このため、クリントン氏は民主党が大敗した11月の中間選挙後、リベラル派に秋波を送る発言を重ねている。特に、一時は外交・安保を巡って距離を置いていたオバマ氏への支持が目立つ。ただ、リベラル派やオバマ氏への過度の肩入れは、無党派層の離反を招きかねず、今後、支持のバランスに苦労しそうだ。

2015年01月07日 10時57分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2246チバQ:2015/01/07(水) 17:34:00
http://www.sankei.com/world/news/150107/wor1501070009-n1.html
2015.1.7 09:38

共和主導の米議会が招集 大統領選にらみ応酬

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議会が招集され、宣誓する下院議員ら=6日、ワシントン(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】米上下両院で8年ぶりに野党・共和党が多数を握る第114議会が6日、招集され、上院トップ(議長は副大統領が兼務)にマコネル上院院内総務(共和)が就き、下院ではベイナー下院議長(同)が再任された。共和党は同日、オバマ米大統領が難色を示す法案を提出し、ホワイトハウスは大統領拒否権の発動に言及。2016年の大統領選をにらんだ与野党の応酬が始まった。

 共和党は下院(定数435)で戦後最多に並ぶ246議席(247人が当選したが1人が辞職)を確保。オバマ氏との妥協を嫌う保守派25人が議長選挙で「造反」したが、ベイナー氏は3期目を決めた。

 上院では共和党がカナダの原油を米国に運ぶパイプライン「キーストーンXL」建設承認法案を提出。アーネスト大統領報道官は6日の記者会見で「議会を通過しても大統領は署名しないだろう」と述べた。

2247チバQ:2015/01/08(木) 23:22:25
http://mainichi.jp/feature/news/20150109k0000m030021000c.html
米大統領選:共和党ルビオ上院議員43歳「出れば勝てる」
毎日新聞 2015年01月08日 18時28分

 【ワシントン西田進一郎】2016年の米大統領選挙で共和党有力候補の一人と目されるマルコ・ルビオ上院議員(43)は7日、AP通信のインタビューに「立候補を決断すれば、非常に強力な候補者になり、最終的に勝てると思う」と語り、出馬に強い意欲を示した。同党では、ブッシュ前大統領の弟ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)が「立候補の可能性を積極的に模索する」と明かすなど、動きが活発化している。
 AP通信によると、ルビオ氏は「勝利を保証することはできない」としつつも「勝つために必要な組織を作り、資金を集めることができる」と強調した。ただ、大統領選に立候補するか、同時に実施される上院選で再選を目指すかは決断していないと話したという。

 ルビオ氏はキューバ移民の両親を持ち、10年中間選挙の上院選で保守強硬派「ティーパーティー(茶会)」の支援を受けてフロリダ州で初当選。当選1回ながら同党のホープとの呼び声が高い。

 ただ、ルビオ氏は、立候補準備を加速させているブッシュ氏と支持基盤が同州で重なる。

2248チバQ:2015/01/08(木) 23:40:04
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015010802000123.html
米共和党内の対立鮮明 下院議長選、25人が造反

2015年1月8日 朝刊


写真
 【ワシントン=斉場保伸】昨年十一月の米中間選挙で共和党が八年ぶりに上下両院の多数派となった新議会が六日招集され、議長選で共和党幹部のベイナー氏が下院議長に三選した。ただ、保守強硬派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」系を中心に二十五人が造反。共和党内の対立が鮮明になり、波乱含みのスタートとなった。
 ロイター通信によると、議長選で二十五人もの造反が出るのは一八五九年以来の異例の事態。議長選にはベイナー氏のほか複数の茶会系議員が出馬した。戦後最多議席に並ぶ下院共和党二百四十六人のうち、ベイナー氏に票を投じたのは二百十六人にとどまった。
 要求を通すためなら予算編成を人質に政府機関の閉鎖に追い込むことも辞さない茶会系議員にとって、オバマ大統領や民主党との妥協の道を探る現実路線のベイナー氏は手ぬるいと評価されており、その不満が露呈した格好だ。
 議長選出後あいさつしたベイナー氏は「党派対立による政治の停滞を打破するためにエネルギー関連や雇用問題で共和党の政策に協力するようオバマ氏に求めていきたい」と述べ、オバマ氏に譲歩を求めていく考えを示した。
 ただ、このエネルギー問題で米政権は共和党が重要課題として掲げるカナダと米メキシコ湾をつなぐ原油パイプライン「キーストーンXL」の建設法案に対してオバマ氏が上下両院を通過した場合は拒否権を発動する方針と六日表明。対立の火種が鮮明になりつつあるのが実情だ。
<米議会> 上院(定数100、議員任期6年)と下院(同435、同2年)で構成される米国の立法府で会期は2年。共和党が大勝した昨年11月の中間選挙の結果を反映する新議会は、第114議会と呼ばれる。上院議長は副大統領(現在は民主党のバイデン氏)が兼任する。共和党は上院でも過半数の54議席を占め、トップはマコネル院内総務。 (共同)

2249チバQ:2015/01/09(金) 19:27:10
http://www.sankei.com/world/news/150109/wor1501090027-n1.html
2015.1.9 13:03

フォアグラ禁止法は違憲 米加州、提供再開の動き






米サンフランシスコのレストランで、パンに塗られるフォアグラ=2012年7月(AP)
 米ロサンゼルスの連邦地裁は8日までに、高級食材として知られるフォアグラの生産や販売、レストランでの提供を禁止していたカリフォルニア州の州法を違憲だと判断した。ロサンゼルス・タイムズ紙によると、レストラン業界では早くもフォアグラをメニューに復活させる動きが出ている。

 ガチョウやカモの肝臓が原料のフォアグラは、鳥に大量の餌を強制的に食べさせるのが主な製法。動物愛護団体などの「残酷だ」とする批判をきっかけに、2004年のシュワルツェネッガー知事時代に禁止法が成立、12年7月から施行されていた。

 同連邦地裁は7日、この州法が、家禽類の取り扱いを規定する連邦法を妨げていると判断した。(共同)

2250チバQ:2015/01/09(金) 19:31:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015010902000247.html?ref=rank
「名前載せるな」政治家が圧力 反撃社説に名前を28回

2015年1月9日 夕刊


 【ワシントン=共同】私の名前を許可なく載せたら訴える−。地元政治家に圧力をかけられた米東部メリーランド州の地方紙が、逆にこの政治家の名前を二十八回繰り返す社説を掲載するなど報道の自由を盾に抗戦し、全面降伏に追いこんだ。米主要メディアが八日伝えた。
 同州フレデリック郡で公職を務める共和党のカービー・デローター氏は、地元紙フレデリック・ニュースポストに自分のことが書かれたと腹を立て、今後自分の名前を勝手に書いたら訴訟を起こすと宣言した。
 デローター氏は選挙で選ばれた公人。同紙は「前代未聞」と反発、六日には名前を伏せて同氏をどう表現するかを真剣に考える社説を掲載した。ユーモアと皮肉が詰まった記事には「カービー・デローター」と連呼する表題を含め、フルネームを二十八回織り込んだ。
 両者の対立はソーシャルメディアを通じて全米の関心を集め、デローター氏への批判が高まった。同氏は七日、報道の自由を侵害し「不適切で間違っていた」と謝罪、白旗を揚げた。

2251チバQ:2015/01/09(金) 21:40:04
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_all&k=20150109032227a
賃金が上がらない、好調な米経済に置き去りの労働者


【ワシントンAFP=時事】好調な米国経済における矛盾の一つとして指摘されているのが、失業率が6年ぶりの低水準に低下しているにもかかわらず、労働者の平均賃金がほぼ横ばいになっていることだ。(写真は米ニューヨークのタイムズスクエアで自由の女神像に仮装して観光客からの寄付を募る男性)
 この異常な現象を受けて、2008〜09年の景気後退からの米経済の回復は、十分に強いものだと本当に言えるのだろうかとの疑問が上がっている。
 失業率は現在、2009年の10%から大幅に改善して5.8%にまで下がっており、理論的には賃金が上昇するはずだ。雇用可能な労働者が減少することで、雇用主は賃金上昇を強いられるからだ。
 だが現実には実質賃金はほぼ横ばいとなっている。
 米連邦準備制度理事会のジャネット・イエレン議長は昨年8月、「現実には、賃金はほぼ横ばいで、労働生産性の向上率よりも上昇率が低い」と述べていたが、この傾向はその後も変わっていない。金融危機以前の2007年、年間賃金上昇率は3.9%だったが、昨年11月の同上昇率はわずか2・1%だった。
 サンフランシスコ連邦準備銀行の調査によると、2014年11月までの1年間で賃金上昇がなかった労働者は15%で、これも2007年の同12%よりも悪化していた。
 米ホワイトハウスも昨年12月、失業率の改善を歓迎する一方で、「賃金をいっそう上昇させ、雇用の質と賃金上昇に関わる長年の問題を解決するため、さらに多くの取り組みが必要だ」と述べ、この問題を指摘していた。
 実際、恒常ドルベースでみると、現在の平均時給20.67ドル(約2500円)は、1964年の19.18ドル(約2300円)をわずかに上回っているに過ぎない。
 特に深刻なのは賃金が最低水準の労働者層だ。米調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査によると、賃金の最も低い10%の労働者層の週当たりの実質賃金は2000年以降、3.7%縮小していた。一方で、賃金が最も高い層の賃金は9.7%増加していた。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2015/01/09-14:53)

2252とはずがたり:2015/01/10(土) 08:50:14
米高官、21日にキューバ訪問…外交樹立も議題
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150109-OYT1T50122.html?from=ycont_navr_os
2015年01月09日 19時14分

 【ワシントン=白川義和】米国務省のサキ報道官は8日の記者会見で、ジェイコブソン国務次官補(西半球担当)が21、22日にキューバを訪問すると発表した。

 キューバから米国への移民問題に関する定期協議が主目的だが、サキ氏は「外交関係の樹立も当然、議題となる」と語った。

 米国とキューバが先月、国交正常化交渉の開始で合意して以来、初の公式協議となる。両国は1961年から断交しており、米次官補のキューバ訪問は長く行われていなかった。相互の首都への大使館開設やビザ発給など、国交正常化に向けた実務面の懸案が協議されるとみられる。

2015年01月09日 19時14分

2253チバQ:2015/01/13(火) 22:00:16
http://www.sankei.com/world/news/150113/wor1501130001-n1.html
2015.1.13 06:00
【アメリカを読む】
四分五裂の米議会 大統領候補たちの皮算用





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概ね今年9月までの予算法案を上院が可決した後、連邦議会議事堂で記者に囲まれる共和党内強硬派のテッド・クルーズ上院議員。民主、共和両党ともに強硬派が存在感を増す中、米議会の審議は、一寸先は闇の状態が続いている=2014年12月13日、ワシントン(ロイター)
 米議会の分裂状態が複雑さを増している。これまで注目されてきたのは専ら民主党と共和党の対立と、共和党内の穏健派と強硬派との対立だったが、昨年12月の予算法案審議では、これまで一体感を維持してきた民主党内の対立にも焦点が当たった。2016年の大統領選を控え、両党の大統領候補たちは弱気な態度を示すことができない状況がますます強まるという事情もあり、15年も移民制度改革や金融規制緩和をめぐる党内対立が繰り返されそうだ。

民主党内の対立にも焦点

 「予算法案にはウォール街を利するためだけの危険な条項が紛れ込んでいる」。民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員(65)は昨年12月12日の上院での予算審議で、予算法案への反対論をまくしたてた。

 ウォーレン氏が批判したのはリスクの高い金融派生商品(デリバティブ)取引に関する金融機関への規制を緩和する条項。本来、予算とは関係のない措置だが、共和党が予算法案に付随させることでどさくさ紛れの成立を狙ったものだ。ウォーレン氏はリスクの高い取引に手を出した金融機関が破綻すれば、税金で救済せざるを得なくなると論陣を張った。

 ウォーレン氏はこれまでも金融機関批判を展開して喝采を浴び、大統領候補としても名前が挙がる。ただし予算法案は民主党のハリー・リード院内総務(75)ら指導部が暫定予算の期限切れによる政府機関閉鎖を回避するために共和党指導部と合意した内容とあって、ウォーレン氏は民主党指導部に公然と反旗を翻した形になった。

無視できない強硬派

 一方、共和党内ではテッド・クルーズ上院議員(44)が予算法案に反対する姿勢を鮮明にした。クルーズ氏は13年秋の予算法案審議でも予算法案の採決を認めずに政府機関閉鎖の一因を作った「常習犯」。米議会ではクルーズ氏ら「右の強硬派」とウォーレン氏ら「左の強硬派」が存在感を増している形だ。

 実際、13日の予算法案の採決では、民主、共和両党ともに4割の議員が反対に回った。反対票を投じたなかには、ウォーレン氏やクルーズ氏のほか、共和党内で大統領候補に名前が挙がるランド・ポール上院議員(51)、マルコ・ルビオ上院議員(43)らも含まれている。また民主党と連携する無所属で、大統領選出馬の可能性を明言しているバーニー・サンダース上院議員(73)も反対した。

2254チバQ:2015/01/13(火) 22:00:36
 これらの大統領候補には強硬派を無視できない事情がある。大統領候補にとって党内の予備選を勝ち抜くためには強硬派の支持を得ておくことが重要なうえ、大統領選の本選の段階でも強硬派からの強い支持を得ることができていれば、対立候補との競り合いで有利になることも明らかだ。16年の大統領選に向けた動きは年明け以降活発化する見通しで、大統領候補たちはますます態度を強硬化させる可能性がある。

秋に政府機関閉鎖危機も

 今回成立した予算法は15年9月まで大半の政府機関が運営できるだけの歳出を認める一方で、移民制度を管轄する国土安全保障省分だけは2月27日までの暫定予算とされた。1月からの議会では、バラク・オバマ大統領(53)が議会を回避して進める移民制度改革の形骸化を狙って、共和党内の強硬派が国土安全保障省の予算の見直しを求めることは確実だ。

 しかし1月から上下両院で多数派となる共和党も上院での議事進行妨害(フィリバスター)を阻止できる60議席には届いておらず、民主党の同意なしでは予算を通すことはできない。このため米政治アナリストは「共和党指導部は国土安全保障省分の予算をスムーズに成立させて統治能力を示したいところだが、引き続き共和党内の強硬派と民主党との板挟みになる」と指摘する。

 また、春から始まる2016会計年度(15年10月〜16年9月)の予算審議でも、共和党が再び金融規制の緩和を盛り込めば、ウォーレン氏らは反発を強める公算が大きい。しかし今回、金融規制緩和を容認したリード氏には、資金集めのためにはウォール街を袖にしたくないという思惑も見え隠れする。さらに民主党の大統領候補として最有力視されるヒラリー・クリントン前国務長官(67)はウォール街との関係の深さで有名だ。

 15年秋には民主党の強硬派が震源地となって政府機関閉鎖の危機が広がり、民主党指導部が頭を悩ませる可能性もある。予算をめぐる米国議会の確執は一寸先は闇の状況が続きそうだ。(ワシントン支局 小雲規生)

2255チバQ:2015/01/13(火) 22:02:20
http://www.sankei.com/world/news/150113/wor1501130023-n1.html
2015.1.13 10:22

共和党のライアン下院歳入委員長が出馬断念 16年大統領選

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ポール・ライアン氏=7日、ワシントン(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年の米大統領選への出馬が取り沙汰されていた共和党のポール・ライアン下院歳入委員長は12日、「熟慮の結果、立候補しないことを決めた」とする声明を発表した。ライアン氏は12年大統領選に出馬したミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事の副大統領候補。ロムニー氏は最近、支持者に再出馬の検討を表明した。

 ライアン氏は周囲から出馬を促されていたことを認めた上で、歳入委員長として「保守としての解決策を示し、大統領候補が共和党を勝利に導くのを助ける」ことに専念するとした。

2256チバQ:2015/01/13(火) 22:03:39
http://www.sankei.com/world/news/150113/wor1501130013-n1.html
2015.1.13 16:00
【複眼ジャーナル】
黒人社会の恨み積もる米社会





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 米国との国境に近いカナダのウィニペグ市で、「本物の海賊」と銘打った展示会が開催された。2014年夏まで米西岸サンディエゴ市の自然史博物館にて人気を博した催しだ。

 米北東沿岸で引き揚げられた18世紀初頭の海賊船とその積み荷を陳列し、海賊の生活を紹介する内容。とりわけ、「モトリー・クルー(寄せ集め集団)」と海賊が呼ばれた理由を念入りに考証している。

 いわく、当時の海賊は、大西洋を航行していた奴隷船を襲って海賊船に改造していた。襲撃後は奴隷を乗員として編入するだけでなく、インディアンなど陸地では行き場のない人種を日常的に登用し、「自由で差別のない平等社会」が船内で営まれていた。

 北米を巡回する歴史展で、無法者だった先人の「良識」を強調するのはなぜか? 「米国人の後ろめたさ」(自然史博物館の館員)が背景にあるのだ。

 ハーバード大学などによると、17〜19世紀にかけて、米国に連れて来られた黒人奴隷の数は約65万人。奴隷搾取が富国の土台だったわけだが、奴隷の子孫たちが法的な差別から解放されるのは、公民権法が制定された1964年まで待つ必要があった。

 「増加する収監者」。米国の刑法学者の間では最近、こんな題名の報告書が話題になっている。年に800億ドル(約9兆4300億円)規模とされる犯罪者の収監費用に悲鳴を上げた司法省が、全米研究評議会の専門委員会に調査を委託した。

 報告書によると、刑務所に収容されている米国人は大恐慌から70年代までは1000人に2人ほどの割合だったのだが、70年代から急伸し、直近は同7人超に上昇した。絶対数も過去40年間で7倍増だ。

 60〜70年代に犯罪率が上昇したこともあるが、「裁判官に裁量の余地を与えず、形式的な手続きを強化することで禁錮刑の割合が増えた」(同報告書)。問題は、「再犯率の低下につながっていないうえ、人種間で偏っている点」(報告書を編集したジェレミー・トラビス委員長)にある。

 受刑者の人種構成をみると3分の1以上が黒人である。人口構成では10%強しかいないわけだから、平均的な米国人に比べて、黒人は3倍の確率で刑務所に行きやすい。

 黒人が低所得者層に集中していることもあるが、2000年時点で、父親が刑務所に行った子供の数は210万人と80年比で6倍に増えている。「数字の中心は黒人で、親が刑務所に行くと子供も行く確率が上がる」(トラビス氏)

 黒人層で受刑者の拡大再生産が起きているのだ。調査報告書は明示しないが、理由の一つとして、ニューヨーク市立図書館の黒人文化調査センター部長を務めるカリル・モハマッド氏は、米国に残る社会的な黒人差別を示唆する。

 米国では、移民が増えて20〜50年代にも犯罪率が上昇した時期があったが、政府は実刑率を上げる裁判手続きに踏み切らなかった。「当時の移民が欧州からの白人中心だったから」とモハマッド氏はうがった見方だ。一方で、黒人による公民権運動が高まると、手続きが厳格化された。

 昨年11月24日夜。黒人が多く住むニューヨーク・ハーレムの飲食街では、ミズーリ州ファーガソン市で白人警察官が丸腰の黒人青年を射殺した事件を報道するテレビの前で、住民からため息が出た。大陪審が警察官の不起訴を決めたのだ。

 米国では警官が発砲できる要件が比較的緩い。殺人罪などを適用するには至らないとの結論だが、並大抵の説明では、ルサンチマン(恨み)が積もりに積もった黒人社会を納得させることはできない。(ニューヨーク駐在編集委員・松浦肇)

2257名無しさん:2015/01/14(水) 21:05:48
http://www.sankei.com/world/news/150114/wor1501140034-n1.html
2015.1.14 15:41
【次期米大統領選】
クリントン氏、早くも選対本部“組閣” 助言役にポデスタ氏、トップ就任か






クリントン前米国務長官(左、AP)とジョン・ポデスタ氏
 米民主党のクリントン前国務長官が2016年次期大統領選の立候補に向け、選挙陣営幹部の人選を本格化させ始めた。党の大物やオバマ大統領の元陣営幹部らの名前が挙がり、出馬表明を待ち切れないメディアの間では報道合戦も佳境に入っている。クリントン氏は着々と態勢を固めているもようだ。

 ウォールストリート・ジャーナル紙は13日、オバマ氏の顧問を務める民主党の大物、ジョン・ポデスタ氏が2月でホワイトハウスを去り、クリントン氏の助言役を引き受けると報じた。

 ポデスタ氏はクリントン氏の夫であるビル・クリントン元大統領の2期目に大統領首席補佐官を務め、党内に強い影響力を持つ。選挙対策本部のトップに就任するとの観測が広がっている。

 クリントン氏は優位とみられていた08年の大統領選予備選で、オバマ氏に敗れた。陣営内部の対立が敗因の一つに挙げられている。(共同)

2258チバQ:2015/01/20(火) 00:34:12
http://www.sankei.com/world/news/150119/wor1501190012-n1.html
2015.1.19 09:11

米副大統領宅近くで発砲 バイデン氏夫妻は外出中 デラウェア州






発砲事件のあったバイデン米副大統領の自宅近くの幹線道路に駆けつけた安全保障当局者=18日、米デラウェア州(AP)
 バイデン米副大統領の米東部デラウェア州にある自宅近くで17日夜、複数の発砲があった。バイデン氏夫妻は当時、外出しており無事だった。米主要メディアが18日、シークレットサービス(大統領警護隊)の話として一斉に伝えた。

 米メディアによると、17日午後8時25分ごろ、デラウェア州ウィルミントン郊外にあるバイデン氏の自宅から数百メートル離れた幹線道路付近から複数の銃声がし、車両が猛スピードで逃走するのを警護隊員が目撃した。けが人はいなかったもよう。

 同宅を狙った発砲だったかは不明。地元警察とシークレットサービスが連携して捜査している。バイデン氏は通常、ワシントンにある副大統領公邸を拠点に公務に当たっているが、AP通信によると週末はデラウェア州の自宅で過ごすことが多いという。(共同)

2259チバQ:2015/01/20(火) 20:36:04
http://www.sankei.com/world/news/150115/wor1501150024-n1.html
2015.1.20 15:00
【アメリカを読む】
ヒスパニック贔屓大統領候補「ブッシュ弟」が抱える“ジレンマ”





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米ワシントンでの会合で発言するジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事。次期大統領選に向けて、共和党支持者の間ではブッシュ氏への期待が高まっている=2014年12月1日(ロイター)
 2016年の大統領選出馬を「積極的に探る」としてきた共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)が、新年の訪れとともに本格始動した。ネット上での発信も活発化させており、6日には自らのフェイスブックで政治資金の受け皿となる政治活動委員会(PAC)の設立を発表した。

ヒスパニック票

 「ブエノス・ディアス(こんにちは)。本日、PAC『向上する権利』を設立しました」

 ブッシュ氏はニューヨークの街角を歩きながらスペイン語で設立趣旨を説明する動画をフェイスブックに投稿した。流(りゅう)暢(ちょう)なのには理由がある。コルンバ夫人(61)はメキシコ出身。高校時代のブッシュ氏が交換留学でメキシコに滞在し、英語を教えていたときに知り合った。

 次期大統領選では、全米の総人口の約17%を占め、黒人を抜いている「最大のマイノリティー(少数派)」、ヒスパニック(中南米系)が動向を左右する。ブッシュ氏の経歴が、大統領選でプラスに働くことは間違いないだろう。

 特に、フロリダ州には伝統的に共和党を支持してきた全米のキューバ系移民の7割が集中している。大統領選の大票田であるフロリダ州は、民主、共和両党への支持が選挙のたびに揺れ動く「スイング・ステート(揺れる州)」でもあり、ここで知事を務めたことはブッシュ氏の利点となる。

「大きな政府」を求めるか

 12年大統領選の共和党候補、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(67)が「16年」への意欲を見せ始めたことで指名争いが面白くなりそうだが、共和党支持層の間ではブッシュ氏への期待が一気に高まっている。

 昨年12月、ブッシュ氏が出馬検討を表明した後に米CNNテレビと調査会社ORCインターナショナルが行った世論調査によると、共和党支持層のブッシュ氏への支持は前月の14%から23%に上昇し、2位のクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(52)の13%を大きく引き離した。

 保守色の強いマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(4位)、ランド・ポール上院議員(5位)、テッド・クルーズ上院議員(8位)は軒並み支持率が低下していた。

 ただ、「穏健派」の顔が共和党における大統領候補の指名争いでマイナスになる可能性もある。同じ調査ではブッシュ氏を支持しない理由の上位に、不法入国問題への対応の甘さ(42%)、知事時代の州政府支出の増加(40%)が上がった。不法移民の取り締まり強化や「小さな政府」は強硬な保守派が求める政策である。

 「大統領予備選では穏健派と保守派のどちらに共和党を導いてもらいたいかを有権者が選ぶ。支出を増やし、増税する候補者を求めるかどうか。それは時間がたてば分かるだろう」

2260チバQ:2015/01/20(火) 20:36:27
http://www.sankei.com/world/news/150115/wor1501150024-n3.html

 強硬派の保守系草の根運動「茶会(ティーパーティー)」が推すポール氏は最近、保守系ネット・メディア「ブライトバート」のインタビューでこう述べた。ブッシュ氏を意識した発言であることは明らかだ。

分裂の芽は消えず

 昨年11月の中間選挙に先立つ共和党の予備選では茶会系の退潮が伝えられたが、上下両院で共和党が過半数を握る新議会で反乱が起きた。6日の下院議長選でジョン・ベイナー氏(65)の再選を阻止しようと25人がベイナー氏以外に投票したのだ。医療保険制度改革(オバマケア)などでのバラク・オバマ大統領(53)との融和的な姿勢に不満を表明したのだ。ワシントン・ポスト紙(電子版)によると、これほどの造反が出たのは1860年以来だという。

 今回の造反劇のバックには、茶会系を資金面で支える団体「フリーダム・ワークス」の存在があった。全米に670万人いるとされる草の根の活動家に対し、新議員に電話、メール、ソーシャル・メディアを通じて造反を働きかけさせたと報じられている。失敗に終わったが、路線対立はくすぶっている。

 世論調査会社ギャラップの最新の調査によると、自らを無党派と考える米国人は過去最高の43%に上った。

 ブッシュ氏のPACの設立趣旨「全ての米国人に向上することを認める保守主義」はこうした層を引き付ける可能性がある。兄のジョージ・W・ブッシュ前大統領(68)が2000年大統領選で「思いやりのある保守主義」を掲げたことをほうふつさせる。

 その一方で「大きな政府」を連想させるスローガンは共和党員による予備選では不利に働く。このジレンマを乗り越え、党を一つにまとめるだけの旗を掲げられるかがブッシュ氏にとって最大の課題となる。(ワシントン支局 加納宏幸)

2261チバQ:2015/01/22(木) 20:46:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015012202000130.html
一般教書演説 米大統領 開き直り 医療、核協議、拒否権辞さず

2015年1月22日 朝刊


20日、ワシントンの米議会で一般教書演説に臨むオバマ大統領=ゲッティ・共同
写真
 【ワシントン=青木睦】オバマ米大統領は二十日の一般教書演説で、残り二年の任期で遂げたい政策を並べた。大半は野党共和党が反対するものばかりだ。昨年十一月の中間選挙で共和党に大敗し、かえって吹っ切れたのか、伝家の宝刀の拒否権を振りかざし、共和党との対決も辞さない強気の姿勢が目立つ。
 「私はもう選挙には出ない。向こう二年間の唯一の課題は、米国にとって最善だと自分が信じることをやり遂げることだ」
 大統領は演説の締めくくりにこう言い放った。中間選挙で上下両院とも共和党に過半数を握られ、大統領の死に体化は時間の問題。それを待つなら自分が希求する政策を遠慮なく進めるとの開き直りが見えた。
 大統領は中間選挙後、温室効果ガス削減で数値目標を設定。大統領令により最大五百万人の不法移民を強制退去対象から除く移民制度改革を打ち出した。昨年末には半世紀ぶりとなるキューバとの国交回復を表明した。これらは一般教書演説にも盛り込まれたが、いずれも共和党は反対だ。富裕層への課税強化も共和党の神経を逆なでする。
 大統領は共和党があくまで反対するのなら、大統領権限を駆使して政策を進める構え。議会を迂回(うかい)する戦略だ。
 一方、難航するイランの核協議にしびれを切らす共和党がイラン追加制裁を議決すれば「拒否権を行使する」と明言。共和党が医療保険制度改革(オバマケア)や移民制度改革つぶしを図れば、これも拒否権で阻止すると宣言した。上向く支持率が大統領の強気を後押ししているようだ。
 共和党は人事や予算の承認権を武器に対抗する姿勢。移民制度改革を担当する国土安全保障省の予算に関する法案に、大統領の権限行使を阻む条項を盛り込んだ。キューバとの国交回復でも駐キューバ大使の人事を認めず、在キューバ大使館の予算措置を阻止する構えだ。
 議会が大統領にことごとく反対し、大統領も拒否権を乱発する場合、ジョージワシントン大学のアータートン教授は「向こう二年間は政治の手詰まり状態が続く」と予測する。

2262チバQ:2015/01/22(木) 20:51:04
http://www.sankei.com/world/news/150122/wor1501220002-n1.html
2015.1.22 05:00
【米一般教書演説】
富裕層を“狙い撃ち” 野党・共和党との対決鮮明

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上下両院合同会議で一般教書演説をするオバマ米大統領=20日、ワシントン(AP)
 オバマ米大統領は一般教書演説で、今後2年間の任期で残そうとするレガシーの輪郭を明らかにした。富裕層や大手金融機関など、富を独占しているとされる「1%」を“狙い撃ち”にした負担増の一方で中間層に広く富を再分配し、中南米系(ヒスパニック)が求めるキューバとの国交正常化にも踏み切る−。上下両院で多数を握る野党・共和党と対決してでも、社会的弱者救済と自らが信じる外交政策を進める姿勢を鮮明にした。

 20日夜の米下院本会議場。オバマ氏は上下両院議員を見回しながら、大見えを切った。

 「最低賃金の引き上げを拒否している全議員に言いたい。年収1万5千ドル(約177万円)以下で家族を養えると本気で信じているのなら、やってみろ!」

 昨年11月の中間選挙で与党・民主党が敗北し、一時は共和党との対話を選んだオバマ氏だが、演説では中間層やマイノリティー(少数派)を支援するため対決姿勢をあらわにした。

 医療保険制度改革(オバマケア)、金融機関への規制強化、移民制度改革に逆行するような法案を共和党が多数の議会が可決した場合、大統領拒否権を発動するとも宣言。2009年の就任以来の6年間で2回しか抜いていない伝家の宝刀を抜いてでも、自らが強くこだわる政策を押し通す考えだ。

 オバマ氏は気候変動への対応にも意欲を示した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は温室効果ガスの排出量規制について「オバマ氏は議会と交渉するつもりはない」と伝えた。演説で、オバマ氏は「議会に子供たちの健康を危うくするようなことはさせない」と述べた。

 外交分野では、イラン核協議の継続中に米議会が対イラン追加制裁法案を可決した場合には拒否権を行使すると表明。キューバとの国交正常化交渉に関しても、カストロ体制への強硬論が強い共和党に制裁解除を迫り、「有効期限がとっくに過ぎた政策を終わらせる」と挑発した。

 こうした強気の姿勢には理由がある。支持率が急上昇したのだ。

 ワシントン・ポスト紙とABCテレビが今月実施した世論調査によると、支持率は12月の41%から50%へと9ポイントも上昇。54%だった不支持率は44%へと10ポイント下落した。同紙は、景気回復が追い風になったと分析している。

 「私にはもう大統領選はない。次の2年間では、最初に就任を宣誓してから行ってきたのと同じように、米国にとって最善だと私が信じることをやる」

 こう宣言したオバマ氏は、拍手に包まれ、上気した表情で議場を後にした。

 多数党トップとして上院を取り仕切る共和党のマコネル院内総務は演説終了後、「最大の問題は、まるで再び大統領選に出るかのような演説だったことだ」とコメント。レガシー作りに邁進(まいしん)するオバマ氏に、税制改革、通商などの各分野で共和党と協力するよう求めた。(ワシントン 加納宏幸、小雲規生)

2263チバQ:2015/01/25(日) 13:50:26
http://www.sankei.com/world/news/150124/wor1501240034-n1.html
2015.1.24 10:32
【米・キューバ国交正常化】
「内政不干渉」盾に出鼻くじく、合意なく協議終了…入り口から相違露呈

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キューバ・ハバナの米利益代表部で記者会見するジェーコブソン米国務次官補=23日(共同)
 【ハバナ=青木伸行】米国とキューバによる国交正常化交渉は最終日の22日、1961年の断交後閉鎖された双方の大使館の再開などを協議して終了した。だが、大使館再開は合意には至らず継続協議となった。米側が人権状況の改善を求めたのに対し、キューバ側は国交正常化の原則として「内政不干渉」などを挙げて出ばなをくじいた格好だ。交渉は入り口から思惑の相違が露呈し、条件闘争ともいえる展開となった。

 両国政府は「数カ月以内の大使館開設」を目標としているが、具体的な時期などについて合意できず、ジェーコブソン米国務次官補は記者会見で「現時点で(時期)はわからない」と述べた。「国交回復には克服すべき課題が多くある。(双方には)複雑かつ深い相違がある」とも語った。

 キューバ側が前面に押し出したのが、国交正常化への原則と前提だった。

 原則については、「外交関係は国際法と国連憲章を基礎とすべきだ」とし、具体的には(1)主権平等(2)平等の権利(3)民族自決(4)内政不干渉−などを主張した。記者会見でもキューバ外務省のビダル米国担当局長は「両国が互いの主権を尊重し、内政干渉することなく、対等な立場で臨むことが原則だ」と強調した。

 オバマ米大統領は国交正常化と経済制裁の段階的な緩和、解除により、キューバへのヒト、モノ、カネ、情報の流入を図ることによって、社会主義体制の内部からの変革を誘発させる青写真を描いている。

 キューバ側の原則論は、こうした思惑を見透かして予防線を張るもので、人権改善要求などで「口出しするな」「社会主義体制を維持する」とのメッセージを送ったのに等しい。

 また、キューバ側は、経済制裁とテロ支援国指定の解除を要求し、ビダル局長はそれが「国交正常化と関係改善に必要だ」と主張した。つまり、2つの要件を国交正常化の前提として米側に突きつけたわけだ。

 一方、一部の制裁緩和措置を履行済みで、テロ支援国家指定の解除も視野に見直し作業を進めている米政府は次に、大使館の再開などによる国交正常化に持ち込むことを優先している。

 初期段階の緩和措置でさえ、野党・共和党が「キューバを利するだけだ」と反発している現状では、オバマ氏としても要求の「丸のみ」はし難い。双方は今後、数週間で次回の協議日程や場所などを決めるが、紆余曲折(うよきょくせつ)が予想される。

2264チバQ:2015/01/25(日) 13:56:27
http://mainichi.jp/select/news/20150125k0000m030057000c.html
米国:議会のイスラエル首相招待 大統領側「儀礼違反」
毎日新聞 2015年01月24日 21時19分(最終更新 01月24日 22時05分)

 【ワシントン西田進一郎】イラン核問題を巡って対立するオバマ米大統領と野党・共和党が、イランと敵対するイスラエルのネタニヤフ首相を巻き込んで激しいさや当てを演じている。大統領への圧力強化を狙う同党のベイナー下院議長は21日に首相を米議会に招くと発表し、首相も22日に受け入れを表明。一方、頭越しに話を進められたホワイトハウスは不快感を示し、首相が訪米しても大統領が会談に応じない意向を明らかにした。

 ベイナー氏は21日の記者会見で「イスラム過激派やイランによる重大な脅威について議会の合同会議で演説するよう首相に要請した」と公表。ホワイトハウスとは相談せず、「議会は独自に決めることができる」と強調した。首相も22日に要請受け入れの声明を出し、3月初めに米国を訪れ、米国内で最も影響力のあるロビー団体の一つとされる「アメリカ・イスラエル公共問題委員会」の会合にも出席すると公表した。

 一方、ホワイトハウスは「国の指導者が他国を訪れる場合は、その国の指導者に連絡を取るのが一般的な外交儀礼だ」と批判。アーネスト大統領報道官は22日、大統領は会談に応じないとし、直後にイスラエルで総選挙が行われるためだと説明した。民主的な選挙への影響を避けるため、選挙直前の首脳や候補者とは会談しないのが長年の原則という。

 しかし、最も緊密な同盟国の一つであるイスラエルの首相が訪米した際に大統領が会談に応じないのは異例だ。イランやシリアへの対応などを巡ってすきま風が吹いていた両首脳の関係がさらに悪化する可能性がある。

 イランの核問題は米英露など6カ国とイランが協議中だ。米議会上下両院の過半数を占める共和党は、イランが交渉で妥協するよう圧力を強める追加制裁法案を可決する意向。大統領は20日の一般教書演説で、法案が可決されても拒否権を発動すると明言している。

2265チバQ:2015/01/25(日) 13:58:07
http://mainichi.jp/select/news/20150124k0000m030148000c.html
キューバ:平均月給20ドル 経済制裁解除はキューバの命
毎日新聞 2015年01月23日 21時27分(最終更新 01月24日 01時18分)

 【ハバナ朴鐘珠】21、22日の交渉で、キューバは米国に対し、国交正常化には「経済封鎖の解除が不可欠だ」と明確に条件化し、米国が1962年から続ける経済制裁を一刻も早く終わらせるよう強く求めた。背景にはキューバの深刻な台所事情がある。

 長年の経済制裁でキューバが受けた損失は累計1兆ドル(約118兆円)に上ると推計される。国内総生産502億ドルという経済規模にとって影響は甚大で、キューバ政府は国民の生活困窮の原因の一つとして批判してきた。

 「経済発展がなければ革命は崩壊する」。2008年に兄のフィデル・カストロ氏から国家評議会議長のポストを引き継いだラウル氏は市場原理の導入を加速し、国営企業の民営化と自営業の認可を増やした。これにより全人口1100万人のうち民間労働者が10年の15万6000人から13年には44万人へ急増した。

 しかし、現在でも労働者の約75%は公務員。最低月給は約9ドル、平均でも約20ドルだ。配給物資は年々少なくなり、収入の大部分が食費で消えてしまう。一方、外国人観光客を相手にするタクシー運転手たちは1日で最低月給を上回る額を稼ぐ。外国に住む親族から援助を受けることができる家族や、外国人向け高級レストランなど観光業を中心に富裕層も生まれている。格差は広がり、社会主義の平等原則は崩壊している。

 かつて主要産業だった砂糖の生産量は90年の840万トンから14年は160万トンまで減少。ハバナ沖の海底油田の開発も進展していない。現在、経済は、海外に移住したキューバ人からの送金▽観光収入▽ベネズエラから格安で輸入される石油−−などに支えられている。キューバは、経済封鎖が解除されれば、米国からの旅行者が増え、これまでキューバとの貿易や投資を控えていた第三国の政府や企業も動きだし、外貨収入が見込めるとみている。

2266チバQ:2015/01/25(日) 17:42:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015012500105
ペイリン元知事が出馬意欲=米大統領選「真剣に興味」


サラ・ペイリン元アラスカ州知事=2014年3月、米メリーランド州(EPA=時事)
 【ワシントン時事】2008年の米大統領選の共和党副大統領候補、サラ・ペイリン元アラスカ州知事(50)は米紙ワシントン・ポストの取材に対し、16年の次期大統領選に「真剣に興味を持っている」と語り、出馬への意欲を明らかにした。同紙電子版が24日報じた。
 同紙によると、ペイリン氏は「(国に)奉仕する機会に本当に関心がある」と説明。ただ、現在は熟慮中で、決断を焦ってはいないとも語った。(2015/01/25-12:22)

2267チバQ:2015/01/25(日) 17:51:56
http://mainichi.jp/select/news/20150125k0000m030057000c.html
米国:議会のイスラエル首相招待 大統領側「儀礼違反」
毎日新聞 2015年01月24日 21時19分(最終更新 01月24日 22時05分)

 【ワシントン西田進一郎】イラン核問題を巡って対立するオバマ米大統領と野党・共和党が、イランと敵対するイスラエルのネタニヤフ首相を巻き込んで激しいさや当てを演じている。大統領への圧力強化を狙う同党のベイナー下院議長は21日に首相を米議会に招くと発表し、首相も22日に受け入れを表明。一方、頭越しに話を進められたホワイトハウスは不快感を示し、首相が訪米しても大統領が会談に応じない意向を明らかにした。

 ベイナー氏は21日の記者会見で「イスラム過激派やイランによる重大な脅威について議会の合同会議で演説するよう首相に要請した」と公表。ホワイトハウスとは相談せず、「議会は独自に決めることができる」と強調した。首相も22日に要請受け入れの声明を出し、3月初めに米国を訪れ、米国内で最も影響力のあるロビー団体の一つとされる「アメリカ・イスラエル公共問題委員会」の会合にも出席すると公表した。

 一方、ホワイトハウスは「国の指導者が他国を訪れる場合は、その国の指導者に連絡を取るのが一般的な外交儀礼だ」と批判。アーネスト大統領報道官は22日、大統領は会談に応じないとし、直後にイスラエルで総選挙が行われるためだと説明した。民主的な選挙への影響を避けるため、選挙直前の首脳や候補者とは会談しないのが長年の原則という。

 しかし、最も緊密な同盟国の一つであるイスラエルの首相が訪米した際に大統領が会談に応じないのは異例だ。イランやシリアへの対応などを巡ってすきま風が吹いていた両首脳の関係がさらに悪化する可能性がある。

 イランの核問題は米英露など6カ国とイランが協議中だ。米議会上下両院の過半数を占める共和党は、イランが交渉で妥協するよう圧力を強める追加制裁法案を可決する意向。大統領は20日の一般教書演説で、法案が可決されても拒否権を発動すると明言している。

2268チバQ:2015/01/29(木) 23:51:51
http://www.sankei.com/world/news/150128/wor1501280030-n1.html
2015.1.28 11:34

ウォーカー氏も出馬準備 米共和党の若手保守派






次期大統領選への出馬に意欲をみせるウォーカー・ウィスコンシン州知事(AP)
 米中西部ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)=共和党=は27日、2016年次期大統領選をにらみ、政治資金の受け皿となる団体を設立したと発表した。AP通信が伝えた。保守派期待の若手で、出馬が有力視されている。

 ウォーカー氏は2011年から知事を務め、現在2期目。保守的な政策を次々に進めたことで反発を浴び、12年にはリコール請求を起こされた。しかしリコール請求に基づく知事選で米国史上初めての再選を果たしたことで、共和党の次世代を担う政治家と位置づけられるようになった。

 政策実行力には定評があるが、全米レベルでは知名度が不足している。保守層の支持を固めると同時に、より幅広い有権者の支持を得られるかが課題となる。(共同)

2269チバQ:2015/01/31(土) 09:19:39
http://www.sankei.com/world/news/150131/wor1501310007-n1.html
2015.1.31 08:07
【米大統領選】
ロムニー氏、出馬を断念 ブッシュ氏に追い風か






ミット・ロムニー氏(ゲッティ=共同)
 2012年米大統領選の共和党候補ミット・ロムニー氏(67)は30日、16年次期大統領選への立候補について「熟慮した結果、他の指導者に機会を譲ることが最善と結論づけた」と述べ、断念する考えを表明した。支持者への声明で「次世代の指導者」に希望を託したいと語った。

 共和党候補の指名争いは混戦だが、ロムニー氏の不出馬は党主流派で支持層が競合するジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)らに有利に働くとみられている。ブッシュ氏はフェイスブックで「ミットは愛国者だ」と決断をたたえ、今後の協力に期待感を示した。

 前回選挙でロムニー氏を支持した有力支援者やスタッフらが、一足早く出馬意欲を表明したブッシュ氏の支持に回っていることなどを受け、出馬を断念したとみられる。(共同)

2270チバQ:2015/01/31(土) 17:56:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015013100193
グラム氏が出馬準備=共和党タカ派−米大統領選


 【ワシントン時事】米共和党のリンゼー・グラム上院議員(59)は30日までに、2016年の大統領選に向け、出馬の是非を検討するための政治団体を設立したと発表した。
 グラム氏は当選3回。08年の共和党指名候補だったマケイン上院議員に近く、外交・安全保障政策では党内きってのタカ派として知られる。グラム氏は「全国を回り、国民の懸念に耳を傾け、支持を見極めたい」と述べている。(2015/01/31-14:30)

2271チバQ:2015/02/04(水) 21:11:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015020302000132.html
米共和党、オバマ戦略攻撃 対「イスラム国」 大統領選焦点に
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2015年2月3日 朝刊


 【ワシントン=斉場保伸】イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」とみられる犯行グループによる日本人人質事件で、オバマ米政権の進める武力攻撃に対する野党・共和党の対決姿勢が鮮明になってきた。共和党は二〇一六年の大統領選で八年ぶりに大統領の座の奪取を目指しており、今後「イスラム国」対応の論戦が大統領選に向けた大きな焦点となりそうだ。
 「私が軍の最高司令官(大統領)であるなら、空爆をさらに上回る地上軍の投入を用意する。米国民と自由を尊重する同盟国を危機から守るためだ」
 州知事選で強力な集票力を発揮し、有力な大統領候補の一人と目されるウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事は一日、米ABCニュースに出演し、「イスラム国」をもっと積極的にたたく必要性に言及した。
 一月二十四日、アイオワ州デモインで開かれた共和党集会。オバマ政権との妥協を嫌う保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」のリーダーで大統領選に意欲をちらつかせるクルーズ上院議員も「イスラム過激派に行動を起こすべきだ」と強調した。
 オバマ氏はイラクに米軍地上部隊を派遣して地上戦に入ると、宗派・部族間の戦闘に巻き込まれ、泥沼化することを懸念。イラク政府軍やクルド人部隊を地道に強化する長期戦の構えを崩していない。これが共和党のオバマ政権批判の的となっている。
 一方の民主党は、圧倒的な知名度を誇るヒラリー・クリントン前国務長官が大統領候補の大本命。昨年八月の米誌アトランティックのインタビューでは「イスラム国」の台頭を招いたのはオバマ政権が中東政策で失敗したからだ、と暗に批判的な姿勢を示した。
 クリントン氏が出馬を表明した場合、オバマ氏との違いを打ち出す可能性があり、「イスラム国」に対してどのような戦略を取るのかが注目点となりそうだ。

2272チバQ:2015/02/04(水) 21:21:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150204-00000093-san-n_ame
次期米大統領選 共和混沌、候補なお20人
産経新聞 2月4日(水)7時55分配信

 ■ロムニー氏出馬断念でウォーカー氏急浮

 【ワシントン=加納宏幸】2012年の米大統領選でオバマ大統領に敗れた共和党のミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(67)が16年の次期大統領選への立候補を断念し、同党の大統領候補者指名争いが一層活発化してきた。ロムニー氏と同じ穏健派のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)には追い風となるとみられるが、出馬が取り沙汰される人物は現時点で20人以上もおり、決定打となる人物はまだ浮上していない。

 ブッシュ氏は、ロムニー氏が出馬断念を表明した1月30日、フェイスブックに「全ての米国人が向上する機会を持てるよう、ミットと一緒に取り組みたい」と投稿し、決断を歓迎した。

 ただ、ロムニー氏の声明は多少、謎めいていた。

 「私ほどの知名度がない次世代の共和党指導者の一人が、民主党候補を破ることのできる存在として出現することを信じている」

 年齢差からすると、ロムニー氏がブッシュ氏を「次世代」というのはやや無理がある。とはいえ、次世代の指導者と嘱望されるマルコ・ルビオ上院議員(43)は既に有名人だ。

 ロムニー氏は当面、誰の支持に回るかを明らかにしない方針とされるが、ここへきてスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)が急浮上し、「ウォーカー氏にも勝機が出てきた」(政治評論家)との見方が広がっている。

 ウォーカー氏は11年に知事に就任。州予算の赤字削減を掲げ、公務員労働組合の団体交渉権を抑制するなどして対決したため組合側から反発を買った。12年にはリコール(解職請求)選挙に追い込まれながらも勝利。次世代の指導者として知られるようになった。

 全米で最初に党候補を選ぶ党員集会が行われ、大統領選の行方を左右するアイオワ州で地元紙デモイン・レジスターと米通信社ブルームバーグが1月下旬に実施した世論調査では、ウォーカー氏(16%)が首位で、ランド・ポール上院議員(15%)、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事(13%)が続いた。ブッシュ氏は9%で5位だった。

 ウォーカー氏は最近、大統領選に向けた政治資金の受け皿となる政治活動委員会(PAC)を設立。1日のABCテレビの番組ではイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」をめぐり「空爆だけでなく、地上部隊派遣の準備もしなければならない」と発言し、国のかじ取りに意欲を見せた。

2273名無しさん:2015/02/07(土) 10:30:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015020700011
日米同盟強化、TPP推進を明記=「イスラム国」壊滅方針強調−米国家安保戦略

 【ワシントン時事】米政府は6日、米国の安全保障戦略の指針となる「国家安全保障戦略」を公表した。オバマ政権発足後では、2010年に続き2回目。同戦略は国際秩序を構築するため、日米同盟の強化などアジア重視政策を重点項目の一つに位置付けた。
 また、中国による東シナ海や南シナ海への進出を念頭に「われわれは韓国、日本、フィリピン、タイに対する条約上の義務を守る」と明記した。経済分野では、環太平洋連携協定(TPP)を含め自由貿易を促進することを盛り込んだ。
 過激組織「イスラム国」への対応については、イラクやシリア反体制派と協力しながら壊滅させる方針を重ねて強調。ウクライナ情勢に関しては、制裁やその他の手段によって引き続きロシアに大きな代償を負わせる方針を示した。(2015/02/07-01:44)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015020700096
「米国家安全保障戦略」の要旨

 【ワシントン時事】米政府が6日発表した「国家安全保障戦略」の要旨は次の通り。
 一、米国は国際社会を指導しなければならないが、資源と影響力は無限ではない。賢明な戦略は軍事力のみに頼らない。暴力的な過激主義の根本原因に対抗するため他の国々と協力する努力が、われわれの能力より長い目で見れば重要になる。
 一、環太平洋連携協定(TPP)と環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)を通じ、米国の輸出品に対する障壁を取り除き、世界経済の3分の2をカバーする自由貿易圏の中心に米国を置く一方、労働者の権利と環境保護に世界最高の基準を設定する。米国を最適な生産の場にするのが目標だ。
 一、アジア太平洋へのリバランス(再均衡)を実現するため、米国の防衛態勢だけでなく(各国との)安全保障関係を多角化する。日本、韓国、オーストラリア、フィリピンが地域・世界の課題に十分に対応できるようにするため、同盟を近代化し、これらの国々の間の交流を強化する。韓国、日本、フィリピン、タイに対する条約上の義務を守る。
 一、中国との建設的関係の発展を探求する。海洋安保、貿易、人権などの問題で、中国が国際的なルールや規範を守るよう主張する。中国の軍備近代化とプレゼンス拡大を注意深く監視する。
 一、ロシアによる虚偽のプロパガンダに真実で対抗しつつ、制裁と他の手段を通じてロシアに大きな代償を負わせる。ロシアの武力侵略を抑止し、戦略的能力に警戒し、ロシアの無理強いに抵抗する同盟国や友好国を手助けする。ロシアが近隣国の主権を尊重する別の道を選択すれば、利益を共有する分野で大いに協力する。
 一、米国は過激組織「イスラム国」を弱体化し、最終的に打ち倒す包括的な対テロ戦略を主導している。同時にシリアの破壊的紛争に対する持続的な政治解決を追求し続ける。(2015/02/07-08:39)

2274チバQ:2015/02/11(水) 12:42:48
http://www.sankei.com/world/news/150210/wor1502100018-n1.html
2015.2.10 09:14

カナダ外相に現国防相のニコルソン氏 ハーパー政権の足元揺らぐ






カナダ連邦議会で話すニコルソン国防相=1月26日(ロイター)
 カナダのハーパー首相は9日、先週辞任を発表したベアード外相の後任にニコルソン国防相を充てる人事を発表した。国防相にはケニー雇用・社会開発相が就いた。

 ベアード氏は、ウクライナ情勢をめぐる対ロシア政策で首相と意見が合わなかったことなどから今月3日に辞任を発表していた。

 9日にはハーパー氏率いる保守党の女性下院議員イブ・アダムス氏が、野党自由党へのくら替えを発表。ハーパー氏の信頼が厚かったベアード氏の突然の辞任と合わせ、2006年以降続く政権の足元が揺らぎ始めた。

 カナダは10月に総選挙を予定している。地元メディアによると、下院野党第2党ながら伝統を誇る自由党の支持率が保守党と拮抗している。現在、総選挙があれば保守党が過半数を割り込むとの見方がある。(共同)

2275チバQ:2015/02/11(水) 14:01:02
http://mainichi.jp/select/news/20150211k0000m030048000c.html
米大統領:側近幹部3人が退任 「次」見据えた動き
毎日新聞 2015年02月10日 19時53分

 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領を支えるホワイトハウスの側近幹部3人が、今春にかけて次々と退任する。いずれも大統領の政策立案やメディア対応を含めた政策広報で中核を担ってきた。米メディアは、2人が2016年大統領選の有力候補と目されるクリントン前国務長官の選挙運動に加わる見通しだと報じている。残り2年を切ったオバマ政権の求心力は低下し、「次」を見据えた動きが出てきた。

 退任するのは、ポデスタ顧問、ファイファー上級顧問、パルミエリ広報部長。ポデスタ氏の後任はすでに決まっており、近く退任する。ファイファー、パルミエリ両氏は3月にも退任する見通しだ。

 ホワイトハウスのアーネスト報道官は5日の記者会見で、退任する3人をたたえたうえで「大統領任期の残り数年、新たなメンバーや異なる見方を投入することは非常に有用だ」と語り、政権運営への悪影響を否定した。

 しかし、ファイファー氏は、08年大統領選の選挙運動からオバマ氏を支えてきた残り少ない側近の一人。パルミエリ氏もメディア対応にたけ、存在感を示していた。残り2年足らずで「実績(レガシー)作り」を目指すオバマ氏にとって、退任が痛手であることは間違いない。

 退任後について3人は明らかにしていないが、米メディアによると、1990年代にクリントン元大統領をホワイトハウスで支えたポデスタ、パルミエリ両氏は、クリントン前国務長官の選挙運動に加わる見通しという。クリントン氏は年明けにも立候補を表明するとみられたが、ずれ込んでいる。ポデスタ氏は陣営責任者に就任するとみられており、ポデスタ氏の退任でクリントン氏の動きが一気に本格化するとの観測も出ている。

2276チバQ:2015/02/12(木) 23:33:19
http://www.afpbb.com/articles/-/3038211
認知度の低さに悩む米国のシーク教徒
2015年02月05日 17:33 発信地:ワシントン/米国
社会
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認知度の低さに悩む米国のシーク教徒 ×米ウィスコンシン州の集会に出席するシーク教徒(2014年8月10日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Scott Olson 写真写真拡大をみる 写真購入のお問合せはこちら
【2月5日 AFP】非営利団体ナショナル・シーク・キャンペーン(National Sikh Campaign)が1月末に公表した調査結果によると、2001年の米同時多発テロから10年以上が経過したにもかかわらず、いまだに米国人はターバンを巻いたシーク(Sikh)教徒をイスラム教徒と間違える傾向があるという。

 米国人を対象に実施したこの調査では、回答者の60%がシーク教徒について何も知らないと答えた。

 赤いターバンを巻いて微笑む年配のシーク教徒男性の写真を見せると、回答者の28%が中東の人、20%はイスラム教徒と答えた。35%はインド出身もしくはインド系と答えた。シーク教徒と正答できたのはわずか11%に過ぎなかった。

 膝まで髪を伸ばしたおしゃれな若い女性(性別にかかわらずシーク教は髪を切ることを推奨しない)の写真を見せると、回答者の20%が中東の人と答えた。シーク教徒と正答できた回答者は皆無だった。

 ナショナル・シーク・キャンペーンの共同設立者兼シニアアドバイザーのラジャント・シン(Rajwant Singh)さんは、「私たちは米国社会の一員として生活してきたが、いまだに認知されていないばかりか、正しく理解してもらえないことが多々ある」と語った。

「率直に言って、ターゲットにされるのにはうんざりしており、理解してもらいたい」

 英国植民地時代のインドから、初めてシーク教徒が米国に移民してから1世紀が過ぎた。今日では、20〜50万人のシーク教徒が米国で暮らしている。数値に幅があるのは、米国勢調査局(US Census Bureau)が信仰している宗教についてのデータを取っていないためだ。

 2001年の米同時多発テロの直後、イスラム教徒と勘違いされたシーク教徒は一部の米国人の攻撃のターゲットとなり、死者も出る事態となった。兄弟を2人亡くしたアリゾナ(Arizona)州のビジネスマン、ラナ・シン・ソディ(Rana Singh Sodhi)さんは「いまだに全く知られていないように感じる」と語った。(c)AFP/Robert MACPHERSON

2277チバQ:2015/02/16(月) 21:59:42
http://www.sankei.com/world/news/150214/wor1502140033-n1.html
2015.2.14 21:59

同性婚めぐる対立勃発?! 米連邦地裁に南部州最高裁反旗





 米国で容認する州が拡大している同性婚をめぐり、州法で禁じる保守的な南部アラバマ州と、連邦裁判所が鋭く対立している。禁止を違憲と判断した連邦地裁に州最高裁が公然と反旗を翻し、州内に67ある全ての郡に判断を無視するよう指示した。ただ法的根拠は弱く、申請を受理する郡が増えている。

 アラバマ州は黒人差別で知られるディープサウス(深南部)の一角で、保守的なキリスト教福音派の信者が多い。白人か黒人かにかかわらず同性婚には7割が反対だ。2006年に同性婚を禁止した。

 郡に指示を出したのは州最高裁のロイ・ムーア長官だ。地元では有名な人物で、かつて裁判所に「モーゼの十戒」の碑を設置した。撤去を求められても応じず、03年に長官を解任された。12年に再び選ばれた。

 米メディアによると同性婚を受理した郡は9日の時点で約20にとどまったが、13日までに少なくとも47に増えた。(共同)

2278チバQ:2015/02/16(月) 22:27:51
http://mainichi.jp/select/news/20150215k0000m030047000c.html
米大統領:イスラム教徒射殺で異例の声明 「憎悪犯罪」も
毎日新聞 2015年02月14日 20時08分

 【ワシントン和田浩明】米南部ノースカロライナ州チャペルヒルでイスラム教徒の若者3人が近所に住む白人の男に射殺された事件に関し、オバマ米大統領は13日に異例の声明を発表し、事件を「暴力的で言語道断の殺人」と厳しく非難、「米国では誰であっても、外見や信仰などによって標的にされてはならない」と述べた。この事件では遺族やイスラム団体などが被害者の信仰を理由にした「憎悪犯罪」の可能性があると主張、米連邦捜査局(FBI)も憎悪犯罪を禁止する連邦法違反に該当するか捜査に着手した。
 事件は10日に発生。米メディアによると、クレイグ・スティーブン・ヒックス容疑者(46)が、同州チャペルヒルのノースカロライナ大学歯学部に通うディーア・シャディ・バラカトさん(23)と妻(21)、妻の妹(19)の頭部を拳銃で撃って殺害したとされる。

 ヒックス容疑者はバラカトさんらと車の止め方を巡って対立があったという。しかし、遺族らは「憎まれていた」と被害者の一人が生前述べていたなどとして、憎悪犯罪かどうかの捜査を求めていた。

2279名無しさん:2015/02/26(木) 22:45:54
http://www.sankei.com/world/news/150226/wor1502260036-n1.html
2015.2.26 19:03

オバマ政権とイスラエルの溝ますます ネタニヤフ首相の議会演説にライス補佐官「両国関係に有害」





(1/2ページ)

イスラエルのネタニヤフ首相
 【ワシントン=加納宏幸】イスラエルのネタニヤフ首相が野党・共和党の招きで3月に訪米し、ホワイトハウスの頭越しに米議会で演説することについて、オバマ政権側の反発が高まっている。アーネスト米大統領報道官は25日、オバマ大統領が党派政治の持ち込みを懸念していると表明。ネタニヤフ氏の演説が行われた場合、オバマ政権とイスラエルの関係がさらに悪化することは確実だ。

 アーネスト氏は記者団に「大統領は、両国関係を党派政治の対象としないことがイスラエルの国益に最も資すると信じている」と語り、共和党を牽制(けんせい)。「政党政治が両国関係の足を引っ張ることがないよう望んでいる」と述べた。

 ライス米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)も24日のテレビ番組で「両国関係にとり有害だ」と述べた。また、米国とイスラエルの同盟関係を基礎にした安全保障や情報協力は超党派の努力で維持されてきたと強調した上で、ネタニヤフ氏の訪米問題について「党派政治が持ち込まれていることは不幸なことだ」と指摘した。

 ネタニヤフ氏は共和党のベイナー下院議長の要請で訪米し、3月3日に米議会でイラン核問題について演説することにしている。

 ホワイトハウスは「訪問国の指導者に連絡するのが典型的な外交儀礼だ」(アーネスト氏)として強く反発。オバマ氏が会談を拒否する見通しとなっている。民主党議員の間では、ネタニヤフ氏の演説を欠席する動きが出ている。

 オバマ、ネタニヤフ両氏の対立の背景にはイラン核協議をめぐる意見の相違がある。3月末を期限とする枠組み合意を目指して進められている欧米など6カ国とイランの核協議をめぐっては、交渉を通じた包括的な核問題の解決を目指すオバマ政権と、イランへの制裁強化を求めているネタニヤフ氏や共和党の間に大きな溝が走っている。

 これに関連し、ケリー米国務長官は25日、下院外交委員会の公聴会で証言し、ネタニヤフ氏が2002年に元首相の立場で訪米した際に、米議会で米国によるイラクへの介入を強く求めたことを引き合いに出して、同氏の対イラン強硬論を批判した。

 ケリー氏は「ブッシュ政権下で、ネタニヤフ氏はイラク侵攻にひどく前のめりだった。(ブッシュ前大統領)の決断によって何がもたらされたかは誰もが知っている」と警告した。

2280名無しさん:2015/02/26(木) 22:55:57
http://mainichi.jp/select/news/20150226k0000e030209000c.html
米国:オバマ大統領、新議会で初の拒否権行使
毎日新聞 2015年02月26日 10時17分(最終更新 02月26日 12時01分)

 ◇原油パイプライン建設承認の法案、廃案の見通し
【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は24日、カナダと米メキシコ湾岸を結ぶ原油パイプライン建設を承認する法案に拒否権を行使した。野党・共和党は拒否権を覆すため上下両院で3分の2の賛成票獲得を目指すが、上院は届かず廃案となる見通し。同党が両院の過半数を占める新議会が1月に始まって以降、大統領の拒否権行使は初めて。大統領や与党・民主党と共和党との対立は激しさを増しそうだ。

 パイプラインは、カナダのオイルサンド(油砂)を米南部テキサス州の製油施設に運ぶもの。カナダ政府や米石油業界などが早期の計画承認を求め、共和党が雇用創出や経済効果などを訴えて後押ししてきた。しかし、大統領は環境への悪影響などを懸念し、建設計画に対する米国務省の審査が終わるまで認可しない慎重姿勢を示してきた。

 大統領は上院にあてた書簡で、拒否権行使の理由として「安全保障、安全性、環境など国益に与える影響」の審査が終わっていないことを挙げた。

 これに対し、共和党のベイナー下院議長は声明を発表し、巨大パイプライン建設に向かっているロシアや中国の動きにも触れながら「大統領の拒否権行使は国家の恥だ」と非難。労働者や小規模事業者、地元の知事らが建設計画で生まれる雇用や経済効果をあてにしているなどとして建設に向けた取り組みを続ける考えを示した。

2281チバQ:2015/02/26(木) 22:59:33
http://mainichi.jp/select/news/20150223k0000e030150000c.html
米国:大統領、非愛国的…ジュリアーニ元市長の発言が波紋
毎日新聞 2015年02月23日 11時13分

 【ワシントン及川正也】2001年米同時多発テロの際に現場で指揮を執ったルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長(70)=共和党=がオバマ米大統領について「アメリカを愛していない」と発言し、波紋を広げている。黒人のオバマ大統領に対する攻撃の背景には「非白人=非愛国者」との意味合いもにじんでおり、与野党から批判が上がっている。米国で白人比率が低下する中で、来年の大統領選も迫っており、人種問題の火種はくすぶりそうだ。
 米政治専門紙ポリティコによると、ジュリアーニ氏は18日夜、ニューヨーク市内での夕食会で「(オバマ)大統領がアメリカを愛しているとは思わない。彼は私が愛国を通じて育ったようには育っていない」と発言した。

 アーネスト大統領報道官は19日「尊敬すら集める人が名声を汚すのを見るのは悲しい」と批判。22日には治安を担当する黒人のジョンソン国土安全保障長官がCNNテレビで「ためにならない」と遺憾の意を示した。

 しかし、元市長は19日に「人種差別だという人がいるが、違う。彼は白人の母親に育てられ、白人の教育を受けたからだ」と反論し、謝罪も拒否した。

 オバマ大統領は08年大統領選の選挙運動で「星条旗バッジ」を付けなかったり、米国や白人を非難したことがある黒人牧師の教会に通ったりしたことが、共和党保守派などの格好の攻撃材料となった。

 オバマ氏に限らず非白人層の支持が強い民主党は、愛国心が希薄だというレッテルを貼るのは共和党保守派の常とう手段だと、冷ややかに見ている。シュルツ民主党全国委員長はメディアで「もううんざりだ」と不快感をあらわにした。

 一方、16年大統領選の共和党予備選への出馬が取りざたされるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事やランド・ポール上院議員らは、オバマ政権の外交政策を批判しつつも「心の問題を疑うべきではない」と距離を置く。

2283チバQ:2015/02/27(金) 22:16:15
http://mainichi.jp/select/news/20150227k0000m030084000c.html
米国:首都で大麻の栽培、所持が合法化…個人の嗜好目的
毎日新聞 2015年02月26日 21時08分

 【ワシントン西田進一郎】米首都ワシントンで26日、個人利用の嗜好(しこう)目的でのマリフアナ(大麻)の栽培、所持などが合法化された。昨年11月の住民投票で、約7割が合法化に賛成していた。米国では嗜好品としての大麻合法化の流れが広がり始めているが、東海岸では初めて。ただ、反対意見も依然根強く、論争は続きそうだ。

 対象は21歳以上の個人で、2オンス(約57グラム)以下の所持▽自宅での最大6本までの栽培▽対価を伴わない個人への譲渡▽私有地内での使用が認められる。ただ、公の場での使用は認められず、販売も許されない。連邦法では違法で、国立公園や国立施設などでは管轄する連邦警察に検挙される可能性がある。

 合法化に反対する共和党は住民投票後の昨年12月、連邦議会で、合法化に必要な予算を使わせない条項を盛り込んだ歳出法案を成立させた。連邦議会が首都の政策に介入するためだった。だが、首都を治める民主党市長らは有権者の意思を盾に合法化で押し切った。

 嗜好目的の大麻合法化は、12年の住民投票の結果を受け、西部コロラド、ワシントン両州が先行して実施。14年の住民投票では首都ワシントンのほか、西部オレゴン、アラスカ両州でも賛成が多数を占め、アラスカ州は合法化の法律を今月施行した。

2284名無しさん:2015/02/27(金) 22:58:16
http://www.sankei.com/world/news/150227/wor1502270037-n1.html
2015.2.27 20:34

米共和党 来年の大統領選へ「候補者争い」幕開け 民主党最有力のヒラリー氏をライバル視

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26日、米メリーランド州で開かれた保守派の会合で演説するスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(加納宏幸撮影)
 【ワシントン=加納宏幸】米保守派が集う最大級のイベント「保守政治行動委員会(CPAC)」が26日、ワシントン近郊で始まった。2016年の大統領選への出馬が取り沙汰される共和党の候補が登壇し、オバマ米大統領を口々に批判した。党の正式候補を決める予備選・党員集会の開始まで1年を切り、候補者指名争いは事実上始まっており、演説では民主党で最有力とされるヒラリー・クリントン前国務長官を意識した発言も目立った。

 このところ支持率がじわじわと上昇して注目されているスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事はイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の脅威を過小評価したとしてオバマ氏を批判。その上で、「過激なイスラムのテロを脅威と認識し、立ち上がる指導者が必要だ」と訴えた。

 保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」からの人気があるテッド・クルーズ上院議員は「クリントン氏はワシントンの腐敗を体現している」と批判。大統領になれば、医療保険制度改革(オバマケア)を撤回すると宣言した。

 米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)で最高経営責任者(CEO)を務めた女性のカーリー・フィオリーナ氏も、クリントン氏を「指導力のなんたるかを知らない」と批判した。

 一方、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事は対談相手から世論調査での劣勢を指摘されると、「大統領選は来週あるのか? 立候補を決めるとしたら、21カ月も前の世論調査など心配しない」と述べ、出馬に意欲を見せた。

 CNNテレビと民間調査会社が今月実施した合同世論調査によると、共和党員と同党支持者の間では、宗教保守として知られるマイク・ハッカビー元アーカンソー州知事(16%)が一番人気で、茶会からの支持があるランド・ポール上院議員も10%だった。ただ今後、党内から広範な支持を集められるかは微妙だ。

 一方、ブッシュ前大統領の弟のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(14%)は、党内の保守派から「穏健過ぎる」との批判が根強いため今ひとつ支持が伸びず、決め手となる有力候補が依然として浮上していないのが実情だ。

 27日にはブッシュ、ポール両氏らが演説し、最終日の28日には参加者らによる大統領候補に関する人気投票の結果が発表される。

2285チバQ:2015/02/27(金) 22:59:44
http://www.jiji.com/jc/isk?g=isk&k=2015022700256&rel=top01
共和有力者、保守派総会に続々=大統領選へ支持訴え-米

26日、米メリーランド州ナショナルハーバーで行われた保守政治行動会議で演説するスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事
 【ワシントン時事】全米の保守系団体による「保守政治行動会議(CPAC)」の年次総会が26日、首都ワシントン近郊のホテルで始まった。2016年大統領選に向けて支持を得るため、出馬に意欲を示す共和党の有力者が続々と登壇。世論調査で人気上昇中のスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事は「ワシントンの権力機構は壊れている」と、米政治の機能不全を批判した。
 ウォーカー氏は過激派組織「イスラム国」への対応に触れ、「米国を脅威にさらさないためなら、何でもする大統領に登場してほしい」と強調。知事として労働組合と対峙(たいじ)した経験を振り返り、「10万人と戦える私なら、世界でも同じことができる」と語り、喝采を浴びた。(2015/02/27-10:13)

2286チバQ:2015/02/28(土) 22:07:34
http://mainichi.jp/select/news/20150228k0000e030211000c.html
米国:国土安保省、土壇場で閉鎖回避 暫定予算法案を可決
毎日新聞 2015年02月28日 14時40分

 米下院本会議は27日夜、同日いっぱいで予算切れとなる国土安全保障省に対し、当面1週間の暫定予算を講じる法案を可決した。上院も同様の法案を可決しており、同省閉鎖は土壇場で、1週間のみという条件付きで辛うじて回避された。米メディアが報じた。

 米国内のテロ対策を一元的に担う同省をめぐる混乱は、米政治の機能不全をあらためて印象づけた。上下両院はオバマ政権と対立する共和党が支配する。

 約23万人の同省職員のうち約3万人が一時帰休を強いられる可能性があった。国境警備など国家の安全業務は従来通り続けるとしたが、法案成立まで無給となるところだった。(共同)

2287チバQ:2015/02/28(土) 22:10:01
http://www.sankei.com/world/news/150228/wor1502280025-n1.html
2015.2.28 10:35
【次期米大統領選】
ブッシュ元知事「私は改革精神持った保守主義者」 保守派イベント、ヤジも

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27日、米メリーランド州で開かれた保守派の会合で対談するジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(右)=加納宏幸撮影
 【ワシントン=加納宏幸】ブッシュ前米大統領の弟で、2016年大統領選への出馬を検討しているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が27日、ワシントン近郊での米保守派イベント「保守政治行動委員会(CPAC)」に登場した。共和党の強硬保守から「穏健派」のレッテルを貼られていることを意識してか、オバマ米大統領や民主党で最有力なヒラリー・クリントン前国務長官を批判した。

 「失敗した大統領」。ブッシュ氏はオバマ氏への評価を対談相手から問われると、こう切り捨てた。クリントン氏が自らの慈善団体で、外国からのものを含む巨額の資金を集めていることも批判した。

 ブッシュ氏は知名度の高さから有力候補の一人だが、強硬保守派からは不法移民に一定の理解を示していることが敬遠されている。ブッシュ氏の発言中、一部聴衆がヤジを飛ばす場面もあった。

 それでも、不法移民に市民権取得の道を与えるべきだという主張を展開したブッシュ氏は自らを「実践的で改革精神を持った保守主義者」と位置付けた。

 CPACではこの日、大統領選出馬が取り沙汰されるポール、ルビオ両上院議員らも政見を訴えた。

2288名無しさん:2015/03/01(日) 16:36:10
http://www.47news.jp/47topics/e/262287.php
政権禅譲にらみ返還前倒し 沖縄本土復帰で佐藤政権 1971年米公文書に明記

 米国のニクソン大統領図書館で見つかった、1971年12月11日付のマイヤー駐日大使の国務省宛て秘密公電の一部(コピー)。下線部に「沖縄返還が早まれば、福田赳夫氏が後継首相となるチャンスが高まる」との記述がある
 1972年5月15日の沖縄本土復帰をめぐり、当初7月1日の施政権返還を主張した米政府に対し、日本側は、当時の佐藤栄作首相が返還実現を花道に政権を福田赳夫外相に禅譲する路線を進めるため4月1日への前倒しを求め、米側が5月への変更に応じていたことが21日、米公文書で明らかになった。
 米側は核兵器撤去など返還に伴って約束した作業に要する時間から当初7月を想定したが、福田氏を親米で好ましい政治家とみていた事情もあり「返還が早まれば福田氏が後継首相となるチャンスが高まる」とする日本側に歩み寄った。しかし福田氏は激しい政争の末、同年7月の自民党総裁選で田中角栄氏に敗れ、田中氏が後継となった。
  春名幹男 (はるな・みきお) ・早稲田大客員教授(国際関係)が米カリフォルニア州のニクソン大統領図書館で見つけた71年12月11日付のマイヤー駐日大使の国務省宛て秘密公電で判明した。
 公電は、佐藤首相が72年1月のニクソン大統領との首脳会談で、返還日前倒しを要求するとの見通しを福田外相が伝えてきたと説明。日本の内政上の都合による要求で「福田氏への首相職継承の展望を強める」意図があると記している。
 また 森治樹 (もり・はるき) 外務事務次官の話として、前倒しすれば(1)沖縄返還関連法の早期成立が確実になる(2)佐藤首相の退陣が早まり「福田後継」の可能性が高まる―としている。
 米側は「核抜き」や米軍機の一部撤去など日米合意を返還までに確実に実現するため、当時の米会計年度の初日となる7月1日を提示していた。
 マイヤー大使はロジャース国務長官に「(両者の)間を取って5月15日にする」選択肢の検討を勧告。ただ時期が早まることで「(返還に関する)取り決めのすべてを(返還日までに)完了するのは困難であり、恐らく実際は不可能であること」を日本側に明示すべきだと進言した。この後、米政権中枢は5月15日の受け入れを決めた。(共同=太田昌克)
 (共同通信)
2015/02/22 13:10

http://www.47news.jp/47topics/e/262288.php
親米保守政権の延命優先 冷戦下、日米双方のもたれあい

 1972年の沖縄の施政権返還が佐藤栄作首相の後継選びを念頭に5月15日に前倒しされていた事実は、極東の一大拠点である日本の戦略的重要性に鑑み、親米保守政権の延命を最優先させる米国の“対日統治”の原則が冷徹に貫かれた結果だ。
 一方、冷戦時代に日本の権力をほぼ独占した自民党にとって、そんな米国の対日政策は自らの安泰を図る便利な政治的装置だった。今回明らかになった沖縄返還の裏面史からは、日米双方の「もたれ合いの構図」がくっきりと浮かび上がる。
 今の政治状況とは違い、時に国会が保革伯仲となり、社会党(現社民党)の政権奪取を恐れた米国は冷戦中、内政干渉とも呼べる奥の手を使って親米保守政権の延命に血眼となった。
 その代表例が、50〜60年代に米中央情報局(CIA)が行った、日本の親米保守政治家への秘密資金提供だ。米国は社会党の分断を狙って、左派穏健勢力にも資金援助し、民社党の結党を促していた。
 さらに米国は68年、初の沖縄主席公選の際、自分たちに協力的な保守系候補を当選させようと裏工作を展開。沖縄県民が求める国政選挙への参加について、この候補の要望に応える形で容認し、公選を意識した実績作りに一役買った。
 今回見つかった米公文書で当時のマイヤー駐日大使は、返還前倒しに応じる場合、返還時に実現するとしていた「約束が履行できないこともある」との点を日本側に伝達すべきだと国務省に勧告している。
 この「約束」に、沖縄からの核兵器撤去が含まれていたのではないか。そうだとしたら、日本国民と沖縄県民の切なる願望よりも、保守政権延命を優先させた日米両政府の罪はあまりにも深い。(共同=太田昌克)
 (共同通信)
2015/02/22 13:15

2289チバQ:2015/03/01(日) 23:40:35
http://www.sankei.com/world/news/150301/wor1503010034-n1.html
2015.3.1 21:39
【次期米大統領選】
“V3”ポール氏「役割果たす」 保守派模擬投票…2位ウォーカー氏も政権批判で喝采

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閉幕した「保守政治行動会議(CPAC)」の参加者ら=2月28日、ワシントン郊外(ロイター=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年大統領選への出馬を狙う共和党候補のほとんどが登壇した米保守派のイベント「保守政治行動委員会」(CPAC)は28日閉幕した。人気を占う模擬投票の結果、保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」などから支持を集めるランド・ポール上院議員(52)=ケンタッキー州選出=が3年連続でトップに立った。

 ポール氏は2月28日、結果発表を受け、短文投稿サイトのツイッターで謝意を表明するとともに「共和党をより大きく、より勇気ある政党にするため役割を果たし続ける」と宣言した。

 約3千人による投票のうち25・7%をポール氏が集め、13年から3年連続で首位を占めた。2位は21・4%のスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)で、前年の7%から大きく躍進した。3位はテッド・クルーズ上院議員(11・5%)、4位は元医師のベン・カーソン氏(11・4%)だった。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(8・3%)は5位で、ブッシュ氏ら移民問題などで穏健路線を取る候補は伸び悩んだ。

 CPACは共和党の中でも保守色の強い支持者らが集まる催しで、模擬投票の結果は同党の正式候補を決める予備選・党員集会の行方に必ずしも反映されないが、前回大統領選があった12年は、オバマ大統領に敗れたミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事が首位となり注目された。

 ポール氏は27日に行った演説で、オバマ政権の医療保険制度改革(オバマケア)の撤回や大規模な減税を約束した。ウォーカー氏は26日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」へのオバマ政権の対応が弱腰だとして批判するとともに、知事として労働組合と戦った実績を訴え、2人とも大きな喝采を浴びた。

2291チバQ:2015/03/03(火) 19:41:31
http://www.sankei.com/world/news/150303/wor1503030001-n1.html
2015.3.3 12:00
【アメリカを読む】
「優柔不断」「なめられている」オバマ外交を酷評するブッシュ「弟」の“損得勘定”

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2月18日、シカゴで外交をテーマに演説する共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事。ブッシュ氏が自らの外交ビジョンを示したのは、昨年12月に大統領選出馬への意欲を表明してから初めてだった(ロイター)
 家族で3人目のホワイトハウス入りを狙う共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)がバラク・オバマ米大統領(53)の外交政策を酷評した。アフガニスタン、イラクの2つの戦争を始めた兄、ジョージ・W・ブッシュ前大統領(68)による単独行動主義には賛否両論があり、外交を語ることは民主党から良からぬレッテルを貼られる可能性がある。それでも踏み込んだのはなぜか。

「優柔不断」と全否定

 ブッシュ氏は2月18日、米中西部シカゴで講演した。オバマ氏のお膝元だ。

 「オバマ政権の下、一貫性がなく優柔不断な政策によって米国は友人たちからの信頼を失った。われわれはもはや敵から恐れられていない」

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」を二軍扱いしたり、ウクライナ南部クリミアを併合することになるロシアとの「リセット」で関係改善を目指したりしたオバマ氏を、ブッシュ氏は全否定した。イランのことを「イラク」と言い間違えたのはご愛敬か。

 特に、ブッシュ氏は米国の武力行使に関する認識で、オバマ氏との違いを際立たせた。

 オバマ氏は昨年5月にニューヨーク州ウエストポイントの米陸軍士官学校で行った外交演説で、単独の武力行使を(1)米国の核心的利益が求めるとき(2)米国民が脅かされたとき(3)同盟諸国の安全が危ういとき-に限った。軍事よりも外交を重視する「国際協調主義」によりこうした事態が起こることを未然に防ぐことに主眼を置いた。

 これに対し、ブッシュ氏は演説で「米国は戦力を投射し、世界の遠隔地を平和的に安定させることができる」と強調。また、「大統領の言葉は、世界で最も偉大な軍事力に裏付けられている必要がある」とし、敵から恐れられる米国を復活させる姿勢を鮮明にした。

父や兄のチームを継承

 ブッシュ氏の側近は演説に合わせ、ブッシュ氏に助言する「外交政策チーム」の陣容を米メディアに明かした。21人のうち19人が父のジョージ・H・W・ブッシュ元大統領(90)や前大統領の下で外交や安全保障に携わった人物。例外はレーガン政権のジョージ・シュルツ元国務長官(94)、ジェブ・ブッシュ氏に近いリンカーン・ディアスバラート元連邦下院議員(60)だけだ。

 父ブッシュ政権のジェームズ・ベーカー元国務長官(84)、兄ブッシュ政権で国防副長官としてアフガン、イラク両戦争の立案に当たったポール・ウォルフォウィッツ元世界銀行総裁(71)、国務副長官として中国に「責任あるステークホルダー(利害関係者)」になるよう呼び掛けたロバート・ゼーリック前世銀総裁(61)が目につく。

 「オバマ大統領は何度もアジア・ピボット(軸足)について語っているが、実行したことはほとんどない。アジアでは『あなた方はこちらではピボットと言うが、ワシントンに戻ると口にしない』といわれた」

2292チバQ:2015/03/03(火) 19:41:53
 ブッシュ氏は演説でこう述べ、同盟国である日本、韓国、オーストラリアとの信頼を構築するとともに、中国との関係を深める必要性を訴えた。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」の「三本の矢」にも触れ、準備の跡をうかがわせた。

「私は私だ」

 大統領選に向け、「ブッシュ家」の看板が重荷となる可能性もある。「2つの戦争」の是非をめぐる論争はもとより、米メディアではこのところ、ブッシュ氏がかつて「大統領の家族」の特権を利用していたというような報道も出てきた。

 ワシントン・ポスト紙とABCテレビが1月に実施した世論調査によると、父や兄が大統領を務めたことを理由に支持すると答えたのは9%、支持しないと答えたのは34%だった。

 同じ調査で、民主党で最有力視されるヒラリー・クリントン前国務長官(67)について夫が大統領だったことを理由に支持するとしたのが24%、支持しないとしたのが16%だったのとは対照的だ。

 ブッシュ氏は演説で父や兄の実績を称賛しつつも「私は私だ」(I’m my own man.)と強調。兄が始めたイラク戦争についても「間違いがあった」と認めた。

 昨年11月の中間選挙で、野党・共和党はイスラム国やロシアのプーチン政権へのオバマ氏の姿勢が及び腰だとして批判し、民主党を破った。オバマ政権で国務長官を務めたクリントン氏にも責任の一端はある。ブッシュ氏はこれを好機とみて、返り血を恐れず、あえて火中に飛び込んだといえる。(ワシントン支局 加納宏幸)

2293チバQ:2015/03/04(水) 22:19:44
http://www.sankei.com/world/news/150304/wor1503040022-n1.html
2015.3.4 10:25
【次期米大統領選】
元外科医が出馬検討 異色候補カーソン氏






ベン・カーソン氏(AP)
 米共和党保守派の間で人気がある元神経外科医のベン・カーソン氏(63)が3日までに、来年の次期大統領選出馬を検討する委員会を発足させた。出馬が予想される共和党候補の顔ぶれの中で唯一の黒人。政治経験もない異色の人材だ。

 共和党ではブッシュ元フロリダ州知事らが出馬に意欲を表明している。しかしAP通信によると、集めた資金を選挙に転用できる検討委員会を設立したのはカーソン氏が初めて。ジャイルズ委員長は、5月の出馬表明を目指して準備したいと語った。

 カーソン氏はデトロイト出身。苦学して医者となり、頭部が結合した双生児の分離手術に成功するなどして、米文民最高の栄誉である大統領自由勲章を受章した。

 最近の世論調査では、ブッシュ氏やウィスコンシン州のウォーカー知事ら有力政治家に次ぐ支持を集めている。(共同)

2294チバQ:2015/03/04(水) 23:05:05
http://mainichi.jp/select/news/20150305k0000m030053000c.html
米国:ヒラリー氏、個人メアドで公務 共和党追及の構え
毎日新聞 2015年03月04日 20時31分(最終更新 03月04日 21時26分)
 【ワシントン西田進一郎】米国のヒラリー・クリントン前国務長官が在任中に国務省のではなく、個人のメールアカウントを使って公務をしていたことが分かり、問題視されている。公文書管理の規定に触れる可能性があるためだ。2016年大統領選の民主党最有力候補とされるだけに、共和党側は追及していく構えだ。クリントン氏側は、メールは保存し、公務分は国務省に提出したと説明し、沈静化を図っている。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)の2日の報道で発覚した。同紙は、連邦機関に公務の連絡文書を保存するよう義務付けた連邦記録法に触れる恐れがあると指摘した。国立公文書記録管理局は政府職員の公務での個人アドレス使用は「緊急時」だけ例外的に認め、使用時の保存・管理を義務付ける指針を出している。

 同法の規定や指針はクリントン氏が退任した後の13年以降に定められた。問題は、同局が09年に出し、職員が個人アドレスを使う場合に義務付けた記録の保存規則だ。

 クリントン氏の広報担当者は3日、「法の条文も精神も、国務省職員がその適切な記録が保存される限り、政府以外のアカウントを使うことを認めていた」と反論した。

2295チバQ:2015/03/05(木) 07:56:08
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015030502000132.html
オバマ氏と亀裂 決定的 ネタニヤフ氏、イラン核 米の政策批判

2015年3月5日 朝刊


 【ワシントン=斉場保伸】イランの核開発問題をめぐって三日、米議会に乗り込んで合意を目指すオバマ政権の外交姿勢批判を繰り返したイスラエルのネタニヤフ首相。オバマ米大統領の二〇〇九年の就任以来、ギクシャクとした関係を続けてきた両氏の亀裂は、この演説で決定的となった。
 「米国が、持てる知見を尽くしてイランの核を止めようとしている協議を侮辱された」。オバマ氏率いる与党民主党のリーダー、ペロシ下院院内総務はネタニヤフ氏の議会演説後に声明を発表し、やり切れない思いをぶつけた。
 イスラエルは、米国にとって中東外交の要。それだけに、オバマ政権の頭越しに野党・共和党の招きで議会演説したネタニヤフ氏は、オバマ政権との関係に深刻なダメージを与えたようだ。
 イラン核協議は三月中の政治的な枠組み合意を目指し、大詰めを迎えている。米国は、イランの核開発を十年間にわたって制限する案を提示しているが、ネタニヤフ氏は演説で「非常に悪い取引だ。潜在的な核戦争の悪夢となる」と強調し、オバマ政権の対イラン外交を厳しく批判した。
 議会演説後、オバマ氏は記者団に対し「ネタニヤフ氏は何らの実現可能な代案を示さなかった」とバッサリと切り捨てた。
 米紙ニューヨーク・タイムズは論説記事で「ネタニヤフ氏は選挙向けパフォーマンスだ。新しい洞察も、協議を非難する新しい理由も示せなかった。議会は米国の安全保障を高めるための責任があることを忘れてはならない」とイランとの合意を支持するよう促した。

2296チバQ:2015/03/05(木) 19:40:33
http://www.sankei.com/world/news/150305/wor1503050054-n1.html
2015.3.5 19:01
【米大統領選】
有力候補のクリントン氏に“火の粉” 公務に個人メルアドで批判続出 

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メールチェック(?)をするクリントン氏(ロイター)
 【ワシントン=青木伸行】次期米大統領選の民主党有力候補と目されるクリントン前国務長官が、在任中に公務に私的な電子メールアドレスを使ったとして、問題になっている。

 米連邦記録法では、政府高官などが公務でやり取りした書簡や電子メールは、「公文書記録」として扱われ保管することが義務付けられている。

 クリントン氏は2013年までの4年間の在任中、全てのメールのやりとりに個人のメールアドレスを使っていた。オバマ大統領やケリー国務長官は公的なメールアドレスを使用しているが、パウエル元国務長官は個人メールアドレスを使っていたという。

 クリントン氏は国務省からの指摘を受け、個人メールアドレスによる5万5000ページ分のやりとりを、国務省に提出した。

 その後、国務省はクリントン氏が提出したメールのうち、在任中のクリントン氏の対応が批判されたベンガジ問題に関する300通を、下院特別委員会に提出している。

 メール騒動はクリントン氏に“火の粉”となったが、次期大統領選の出馬へ向け大きな打撃にはならないとみられている。

2297チバQ:2015/03/07(土) 20:13:50
http://www.sankei.com/world/news/150307/wor1503070022-n1.html
2015.3.7 12:23

“黒人差別体質”ファーガソン市警の解体も 司法長官、自浄能力に疑問





 ホルダー米司法長官は6日、組織的に根深い黒人差別体質が判明した中西部ミズーリ州のファーガソン市警について、解体もあり得ると述べた。記者団に語った。

 白人警察官による黒人青年射殺で批判を浴びた後、市警本部長が辞任を拒み続けるなど、自浄能力に対する疑問が広がっている。

 長官は「状況を変えるために必要なあらゆる権限を行使する」と表明。記者団から市警解体を含むのかと問われ「必要ならば、その用意はある」と答えた。

 司法省は4日、市内部で黒人差別のメールがやりとりされていた実態を公表した。ノウルズ市長は6日、関与した職員3人の免職を発表した。(共同)

2298名無しさん:2015/03/08(日) 11:42:10
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150304-00010000-wedge-n_ame
「21世紀は再び米国の世紀」 米国衰退論に対する強烈な反論
Wedge 3月4日(水)12時10分配信

 元米陸軍大将で前米CIA長官のぺトレイアスと米ブルッキングス研究所上席研究員のオハンロンが、21世紀は再び米国の世紀であり、将来はかつてないほど明るいとの楽観論を、1月30日付の米ワシントン・ポスト紙で述べています。

 すなわち、最近の米国経済は、失業率の低下、成長率の改善、財政赤字の削減など好調だが、多くの者は、これはうわべだけのものであり、米国は衰退していて、米国のみならず西側世界は後退している、と悲観している。

 しかし、このような見方は、米国と北米に関する限り根拠がない。最近の好指標は、米国が享受できる将来を示している。特に政治指導者が重要な問題につき、いくつかの賢明で、それほど困難でない妥協をすれば将来は明るい。

 事実米国は、今後20〜30年、そしておそらくその後も、他のいかなる国よりもいい位置にいる。米国はまたカナダ、メキシコとともに、地政学、人口動態、エネルギーと天然資源、製造業の競争力、そしてなかんずく革新と技術で、競争上の優位を相互に補強する。20世紀が米国の世紀であったなら、21世紀は北米の世紀となりうる。

・米国は今や世界最大の石油、天然ガスの生産国で、カナダとメキシコはエネルギー分野で重要なプレイヤーである。

・米国の製造業は過去2年で何十万という雇用を創出し、メキシコは多くの産業分野で中国や他のアジアの製造拠点国と完全に競争できる。

・米国の連邦財政赤字はまだ高すぎるがGDPの3%を切り、公的債務はGDPの75%前後で安定している。

・米国の犯罪率はここ20年で最低である。

・米国の人口は年1%で着実に増加しており、他の先進国、ロシア、中国、インドに比べ、はるかに健全である。

・米国の軍部は、イラクとアフガニスタンでの戦争の重荷のみならず、過去5年間の予算削減の圧力を乗り越えた。

・米国経済の成長率は今や3%を超えている。このままだと、米国経済の増加分は、ここ9年で初めて中国経済の増加分を超える可能性がある(中国経済の成長率は米国の倍ぐらいだろうが、中国経済の規模は、ドルの絶対値で計算した場合、米国の半分をちょっと上回るぐらいである)。

 この最後の点は重要である。中国は歴史的な成果を達成したが、超大国になるのが必然ではない。中国の政治、経済モデルがあまり魅力がないことはさておき、中国は安い労働力の供給者から付加価値とサービスの経済への移行、対GDP比で世界最大の債務の削減、公害と汚職の削減、競争力が不十分な国営企業への対処、その他の数多くの国内問題との取り組み、といった課題に直面している。ブルッキングス研究所のDavid Dollar研究員は、中国は20年以内にGDPの絶対値で米国を抜くかもしれないが、中国の専制政治が続く場合は、今世紀中に米国が再び世界一に返り咲くかもしれない、と述べている。

 もちろん米国がなすべきことは多々ある。移民法の包括的改正、教育制度の見直しが必要である。中産層、低所得層の実質賃金は大不況以来ほとんど上がっていない。犯罪は西側の基準からいえばまだ高い。給付金の見直しや税制改正が行われなければ、5年以内に財政赤字は再び悪化するだろう。さらに将来の生産性向上に重要なインフラは大幅に改善する必要がある。そしてもちろん、気候変動やイスラム過激派、イラン、ロシアの脅威がある。

 しかし、米国はどの国よりも、そしておそらく歴史上のどの国よりも、課題に正面から取り組むための資産を持っている。

 共和党と民主党は、いろいろな問題で異なっていても、一つの命題については同意すべきである。命題とは21世紀は再び米国の世紀であり、将来がこれほど明るかったことはまずない、というものである。ワシントンの政策立案者たちは、いくつかの政策について、妥当で中程度の妥協をすることが必要である、と述べています。

出典:David H. Petraeus & Michael O’Hanlon  ‘America on the way up’(Washington Post, January 30, 2015)
http://www.washingtonpost.com/opinions/david-petraeus-and-michael-ohanlon-america-on-the-way-up/2015/01/30/8c7cd83e-a73e-11e4-a7c2-03d37af98440_story.html

2299名無しさん:2015/03/08(日) 11:42:20
>>2298

* * *

 米国衰退論に対する強烈な反論です。21世紀は再び米国の世紀であり、将来はかつてないほど明るいと言いきっています。

 この楽観論には根拠があります。技術革新で世界をリードしているのに加え、米国が今や世界最大の石油、天然ガスの生産国であること、人口が年1%着実に増加していることは、大きな楽観要因です。

 中国の挑戦については、中国は数多くの課題を抱え、GDPで米国を抜いても、米国が再び抜き返す可能性があると言っています。

 米国も多くの課題を抱えていますが、米国はどの国よりも、そしておそらく歴史上のどの国よりも、課題に正面から取り組むための資産を持っている、と言います。

 困難を克服する米国の底力です。米国衰退論はこれまで何度も論じられてきました。ベトナム戦争後がそうでありましたし、1980年代後半には日本の経済的脅威を受けて論じられ、その都度米国は再生しました。今度こそ米国の衰退は不可避である、イラクとアフガニスタンの2つの戦争で国力は疲弊し、その間中国の台頭があって、米国の世紀は終わったとの議論が幅広く行われていますが、論説は、米国は当面の困難を克服するのみならず、将来はかつてないほど明るいと言っています。

 ただ一つ論説が懸念しているのが民主、共和両党の対立です。論説は、「政治指導者が重要な問題につき、いくつかの賢明で、それほど困難でない妥協をすれば将来は明るい」、「ワシントンの政策立案者たちは、いくつかの政策について、妥当で中程度の妥協をすることが必要である」と述べています。両党が一定の妥協をすればいい、と言っています。これは、現状では、それほど困難でない妥協、妥当で中程度の妥協をすることすらいかに困難であるかを示しています。

 論説の懸念はもっともです。米経済のファンダメンタルズは良く、明るい将来が期待できるのに、ワシントンで政治機能が不全に陥れば、経済の発展の足を大きく引っ張ります。米国の将来を左右するのは、国力そのものではなく、統治の問題のようです。

岡崎研究所

2300チバQ:2015/03/10(火) 19:54:31
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150310/frn1503101140001-n1.htm
【永田町・霞が関インサイド】ブッシュ陣営にズラリ大物の顔ぶれ 来年の米大統領予備選 (1/2ページ)
2015.03.10


ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(右から)と、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領、ジョージ・W・ブッシュ前大統領(AP)【拡大】

 来年2016年の米大統領予備選挙に向けて共和党候補指名争いが早くも本格化している。

 2月26〜28日にメリーランド州ナショナルハーバーで開催された「保守政治行動会議」(CPAC)は同党支持保守系団体の年次総会で、保守派最大のイベントだ。

 超保守草の根運動「茶会」(ティーパーティー)がイニシアチブを握っているとはいえ、CPACが行った模擬投票は、茶会が推すランド・ポール上院議員(52)が1位、スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)は2位だった。

 最有力候補とされるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は5位に甘んじた。

 とはいえ、直近の政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による世論調査結果では、ブッシュ元知事が1位、ウォーカー知事が2位、マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(59)が3位である。

 ワシントン情報によると、ブッシュ、ハッカビー、ウォーカーの3氏による三つどもえの戦いになるという。

 そうした中で、筆者はブッシュ陣営の主要アドバイザーのリストを入手。

 改めて指摘するまでもなく、ジェブ・ブッシュ氏は、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の次男であり、ジョージ・W・ブッシュ前大統領の弟である。

 まずは、超大物。故レーガン元大統領時代の国務長官を務めたジョージ・シュルツ氏と、レーガン政権の大統領首席補佐官とパパ・ブッシュ政権の国務長官を務めたジェームズ・ベーカー氏である。

 その他にも、スティーブン・ハドリー元大統領首席補佐官(ブッシュ政権)、マイケル・ヘイデン元CIA長官(同)、ジョン・ネグロポンテ元国家情報長官(同)、トム・リッジ初代国土安全長官(同)などがいる。

 注目すべき人物は2人だ。1人は、ブッシュ政権でUSTR代表を務め、後に世界銀行総裁を歴任したロバート・ゼーリック氏である。現在、ハーバード大学J・Fケネディ大学院教授。米経済界に顔が利く大物だ。

 もう1人は、先のハドリー氏である。ハドリー氏は現在、ブッシュ政権時のC・ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)、R・ゲーツ元国防長官とともに法律事務所を経営している。ワシントンDCの顔役である。

 そして、4月早々に民主党大統領予備選出馬を表明するとみられるヒラリー・クリントン前国務長官。実は今、彼女はクリントン財団の巨額不明瞭資金疑惑にさらされている。それが彼女の「沈黙」の理由である。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)

2301チバQ:2015/03/10(火) 20:09:46
http://www.sankei.com/world/news/150310/wor1503100061-n1.html
015.3.10 19:46

「黒人を木に吊せ」米オクラホマ大、侮辱映像で学生団体追放「君たちの存在は恥だ」

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口に粘着テープを貼って黒人差別に抗議する学生ら=9日、オクラホマ大学(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米南部のオクラホマ大で8日、学生交流団体に所属する白人学生が黒人学生を侮辱する内容のビデオ映像が表面化し、学長は9日、団体の活動中止と追放を発表した。米CNNテレビによれば、ビデオ映像には、タキシード姿の白人学生たちがバスの中で拳を突き上げ「彼ら(黒人)を木につるしてもいいんだ」などと侮辱する姿が映っていた。

 黒人を縛ってつるすリンチはかつて、米南部でしばしば行われていたとされる。

 事態発生を受け、ボレン学長は「『言論の自由』をはき違えた者たちよ、君たちの存在は恥である」とし、同団体の所有物をキャンパスからすべて撤去するよう命じた。

 黒人学生たちは同日、口に粘着テープを貼って、無言の抗議を行ったほか、「私の(肌の)黒さは美しい」などと書かれたシャツを着てキャンパス内を練り歩いた。

2302チバQ:2015/03/11(水) 21:29:52
http://www.sankei.com/world/news/150311/wor1503110059-n1.html
2015.3.11 20:18

私用メール半数を削除…火消しに躍起のクリントン前国務長官 「証拠隠滅」共和党が追及

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(1/2ページ)

クリントン前米国務長官(共同)
 【ワシントン=加納宏幸】クリントン前国務長官による私的メール使用が問題視されているのは、事が本人の在任中に起きたリビア米領事館襲撃事件をめぐる「疑惑」の解明に関わるためだ。公務に関係がないとするメールを廃棄したことで、野党・共和党には「証拠を隠滅した」という格好の攻撃材料ができた。2016年の次期大統領選出馬を4月にも表明するとされるクリントン氏にとって、私的メール問題はボディーブローとなる。

 記者会見では、報道陣から「職務に関わるメールを削除したのではないか」「私的なメールか否かをどう決めたのか」との質問が飛んだ。クリントン氏は「個人の物か仕事に絡む物かを決めるのは政府職員の責任」と説明。公私の明確な基準は示さなかった。

 今回の問題は、長官在任中の12年9月にリビア東部ベンガジで起きた米領事館襲撃事件に関する下院特別委員会での調査で発覚。オバマ大統領が再選を目指した大統領選を前に、テロの可能性が意図的に隠蔽されたとの疑惑を調べる中で、クリントン氏が私的メールを使っていたことが分かった。メールは自宅のサーバーで管理されていた。

 米連邦記録法は、大統領や閣僚を含めた公務に関する記録の保管を義務付けている。昨年11月の同法改正で「電子的記録」の保管が明記される前だったとはいえ、クリントン氏が私的メールを使い続け、個人的なものとする一部を廃棄したことは、下院特別委でのベンガジ事件をめぐる検証作業への支障となりうる。

 特別委のガウディ委員長(共和)は10日、クリントン氏の記者会見で疑問が増えたとし、「少なくとも2回はクリントン氏を召喚せざるを得ない」とする声明を発表。サーバーを第三者に渡し、メールの公私を検証させるべきだと主張した。

 クリントン氏は最近、自らの基金で中東など外国から巨額の献金を受け取ったことも問題視されている。

 米新聞グループ大手マクラッチーとマリスト大学(ニューヨーク州)が今月初めに実施した世論調査では、大統領選の「仮想投票」で民主党のクリントン氏(48%)と共和党のスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(44%)の差は4ポイント。過去に選択肢があった他の共和党有力候補との差も縮まっている。


 民主党内ではなお圧倒的な支持を受けるクリントン氏だが、私用メールや献金の問題は共和党との本選に進んだ場合に影を落としそうだ。

2303チバQ:2015/03/12(木) 22:48:09
http://www.sankei.com/world/news/150312/wor1503120077-n1.html
2015.3.12 21:42

米ファーガソン市警トップが辞意 直後からデモ、警官2人銃撃「差別の警官は去れ」

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警官2人が撃たれた直後、銃を構えて物陰で警戒する警官ら=11日、ファーガソン(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】白人警官が丸腰の黒人少年を射殺し、全米での抗議デモを招いた米ミズーリ州ファーガソンで、トーマス・ジャクソン市警本部長が11日、ノウルズ市長に辞表を提出した。米CNNテレビなどによると、辞表提出直後から、ファーガソンの警察署周辺では抗議デモが発生。12日夜、デモ隊と対面していた警官2人が撃たれ、重傷を負った。

 2人とも意識はあるが、1人は肩を、もう1人は顔を撃たれた。デモ隊が「人種差別の警官は去れ」などと抗議していたときに銃声が鳴り響いた。誰が銃撃したかは不明。現場は騒然となり、少なくとも2人が拘束された。

 昨年8月に起きた黒人少年射殺事件では、警察に対する非難が強まる中で白人警官の身元は1週間近くも公表されず、ジャクソン氏も抗議デモに強硬な姿勢で臨み、黒人住民から激しい批判を浴びていた。

 自らも白人であるジャクソン氏は地元紙セントルイス・ポスト・ディスパッチに対し、「この時期(の辞職)が適当だ。市は障害なく前に進んでいく必要がある」と語り、辞表には「(今後も)一市民として市を支える」とつづった。19日付で正式に辞職する。

 ファーガソン市警をめぐっては今月上旬、ホルダー米司法長官が自浄能力があるか疑問だとして、組織の「解体」もあり得ると警告。一方、ノウルズ市長は11日、「(司法省がまとめた)報告書に目を通し、問題点を洗い出す」と述べ、市警の解体は不要だと反論していた。

 ファーガソンでは、司法当局者や市幹部らが黒人を差別する電子メールをやりとりしていたことが発覚、相次いで辞職を迫られている。

2304チバQ:2015/03/13(金) 21:29:37
http://www.sankei.com/world/news/150312/wor1503120085-n1.html
2015.3.12 23:34

白人警官トップ辞表のファーガソン、「犯罪都市化」の恐れも 警察、活動遠慮がちに






警官2人が撃たれた直後、銃を構えて物陰で警戒する警官ら=11日、ファーガソン(AP)
 白人警察官が丸腰の黒人青年を射殺した米中西部ミズーリ州ファーガソンでは、11日の市警トップ辞任に続き、12日未明にかけて住民側と警察が再び対峙し、警察官2人が撃たれるなど混乱が続いた。強硬な捜査が批判を浴びた市警は最近、活動全般が遠慮がちになっている。度重なる混乱を嫌って引っ越す住民も出始め、犯罪都市化の恐れも出てきた。

 警察官2人は小さな市警本部前を警戒中に撃たれた。これまでも住民側からの発砲はあったが、暴動で市全体が収拾の付かない状況に陥った場合に限られた。市警前での発砲は治安体制の深刻なほころびを示している。

 白人主体の市警は、黒人住民を標的に不当な逮捕や交通検問を繰り返したと批判されてきた。さらに米司法省に活動の在り方を非難されたことで、市警は強い衝撃を受け、萎縮した可能性がある。(共同)

2305チバQ:2015/03/15(日) 17:51:55
http://www.sankei.com/world/news/150315/wor1503150024-n1.html
2015.3.15 16:02

ブッシュ元州知事も私用アドレス 「クリントンスキャンダル」が他大統領候補に波及

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ジェブ・ブッシュ氏(AP)
 米紙ワシントン・ポスト電子版は14日、2016年の次期大統領選への出馬意欲を示している共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が、知事在任中に私用の電子メールアドレスを公務に使用していたと報じた。ブッシュ氏は民主党の有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官の私用アドレス問題を非難しており、今後、論議を呼びそうだ。

 ブッシュ氏が私用アドレスでやりとりしたメールの中には、01年の米中枢同時テロ発生直後に、州兵の中東への派遣計画や州内の原発の警備に関するものが含まれていた。ブッシュ氏は知事退任後、州法に従い、全体の約半数に当たる28万通のメールを州の公文書館に提出した。

 ブッシュ氏の広報担当者は「取るに足らないメールに対する民主党の報復的な調査であり、元知事の方がクリントン氏よりはるかに透明だ」などと反論している。(共同)


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