コロンビアでは指定地域における売春行為は合法だが、ピーター・キング(Peter King)米下院議員は米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に対し、隊員への脅迫やスパイ行為、警備網への敵の侵入が容易になる恐れがあることから、買春が大統領警護隊の規定に抵触する可能性があると説明している。(c)AFP/Tangi Quemener
しかし共和党側もここへ来て、反撃のための武器を手に入れたようだ。米ニュースサイト「デイリー・コーラー(Daily Caller)」は前週、ベストセラーになった1995年刊行のオバマ氏の自伝『マイ・ドリーム(Dreams From My Father)』を引用した。オバマ氏はインドネシアでの幼少時代に「犬の肉を初体験」したエピソードを書いており、その味について一言「まずい」と記している。
モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会、Church of Jesus Christ of Latter-day Saints)に厳しい視線が向けられてきた背景には、教徒以外は神殿内に立ち入れないなど、秘密主義とも取れるその伝統にある。モルモン教については宣教師による世界的な伝道活動や、過去に一夫多妻制が認められていたこと、さらにはアルコールやタバコ、カフェインといった嗜好品を厳格に禁じる教義などがよく知られている。全米に600万人いるモルモン教徒の4人に3人は、自分を保守的だと考えている。
しかし、ヒューストン大学(University of Houston)のブランドン・ロッティングハウス(Brandon Rottinghaus)准教授は、米国民はモルモン教徒の大統領を受け入れる準備ができていると語る。「福音派の有権者の中には、モルモン教をキリスト教の一派として認めない層もわずかにいるだろう。だがロムニー氏は、信仰について語らずに予備選を乗り切るという難関を、既に乗り越えている」
ブライソン氏は米航空機大手ボーイング(Boeing)と米ウォルト・ディズニー・カンパニー(Walt Disney Company)の取締役を務めた経験もある。環境問題にも熱心で、環境保護団体NRDC(Natural Resources Defense Council)の設立にも貢献した。(c)AFP/ Stephen Collinson