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鉄鋼・非鉄金属スレッド

1荷主研究者:2003/12/07(日) 00:12
「鉄は国家なり」とは古い言葉だが、新日鐵やJFEをはじめ日本企業が世界の大手を占めている。特殊鋼や非鉄金属もユニークな企業が多い。そんな鉄鋼・非鉄金属・金属製品産業の総合スレッド。

社団法人日本鉄鋼連盟
http://www.jisf.or.jp/

社団法人日本アルミニウム協会
http://www.aluminum.or.jp/

社団法人日本電線工業会
http://www.jcma.jp/

140荷主研究者:2005/02/03(木) 00:14:10

【JFE倉敷が溶接新設備導入】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04121411.html
'04/12/14 中国新聞
JFE倉敷が溶接新設備 鉄鋼で初導入

 JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区(倉敷市)は、自動車部品向けに厚さや材質の違う鋼板をレーザー溶接して一体成形する設備(TWB=テーラード・ウェルデッド・ブランク)を、国内鉄鋼メーカーで初めて導入した。二〇〇五年後半に本格生産を始め、自動車メーカーに対する設計段階からの提案営業も強化する。

 〇二年に旧川崎製鉄と包括的技術提携を結んだ欧州鉄鋼大手ティッセンクルップグループ(ドイツ)から導入した。板厚差が最大二・四五ミリ、幅は最大三・〇メートルの二枚の鋼板を、〇・二〜二・〇メートルにわたり溶接できる。投資額は五億円で、年間生産能力は二百万枚。

 各自動車メーカーは一九九〇年代から車体の軽量化による燃費向上や、衝撃吸収による安全性向上を図るため、ドアなどに複数の鋼材を採用するケースが増えている。メーカー側にとってあらかじめ一体成形した鋼板の仕入れが可能になり、部品点数が減り生産性の向上にもつながる。

 JFEは自動車の生産手法や素材の革新にもつなげることができるため、自動車メーカーの新車設計段階から参画し提案営業を強化する。山中栄輔所長は「今後の自動車メーカーのニーズに十分対応できる」と話している。

143とはずがたり:2005/02/06(日) 11:16:46
おお,三大財閥揃い踏み!
出来れば三井住友鉱山になって欲しかったのだが。。

物産参戦、三井鉱山争奪へ 製鉄原料上がり魅力高まる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050205-00000090-kyodo-bus_all

 産業再生機構の支援を受け、経営再建中の三井鉱山の争奪戦が大詰めを迎えている。鉄鋼需要が伸び製鉄原料のコークス価格が上昇、企業としての魅力が高まる中で、同じ三井系の三井物産が入札に加わることが判明。大手商社3社を含む3グループが激しく競い合う構図になっている。
 先月の一次入札には、米鉄鋼大手のインターナショナル・スチール・グループ(ISG)、住友商事と新日本製鉄、大和証券グループの連合体、三菱商事の計3陣営が参加。再生機構は月内にも最終入札を経て売却先を決めるが、三井物産がISGと共同入札することが分かった。
 物産は三井鉱山と同じ三井系で、当初から入札に参加すれば有力との観測があった。それだけに、物産とISGのグループが優位との見方が出る一方で、国内勢からは、戦略物資であるコークスの取り扱いを外資系に任せることを不安視する声もあり混沌(こんとん)としている。
(共同通信) - 2月5日16時40分更新

144とはずがたり:2005/02/09(水) 11:45:20
三菱系など約20カ所 アルミ箔カルテル疑い 公取委、立ち入り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050208-00000036-san-soci

 アルミ箔を製造・販売するメーカーが価格カルテルを結んでいた疑いが強まったとして、公正取引委員会は八日、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いでメーカーや業界団体など約二十カ所を立ち入り検査した。
 立ち入り検査を受けているのは、三菱アルミニウム(東京都)、東洋アルミニウム(大阪市)、日本製箔(東京都)などのメーカーや業界団体「アルミニウム箔懇話会http://www.alumi-haku.jp/」(東京都)。
 関係者によると、三菱アルミニウムなどはアルミ箔の販売価格を押し上げようと、値上げ幅を決定、平成十四年と十六年の二度にわたり、価格を引き上げた疑いが持たれている。
 アルミ箔のメーカーは七社で国内需要の100%を占めているが、公取委はアルミニウム箔懇話会のメンバー六社が中心になり、値上げ幅などを決めていたとみているもようだ。
 アルミ箔は産業用電解コンデンサーや断熱用建材のほか、食品・医薬品の包装、家庭のアルミホイルなどに使われる。
 アルミ箔の十五年度の売上高は約千億円でここ数年の需要は横ばい。
 アルミ地金は、ほぼ全量輸入で為替相場の変動に影響されるが、末端の消費者に直結するアルミ箔メーカーは価格転嫁しにくい構造となっている。
 三菱アルミニウムの話 「公取委の立ち入りは、大変遺憾であるが、今後の調査結果を待ちたい」
(産経新聞) - 2月8日15時48分更新

参加企業
http://www.alumi-haku.jp/outline/index.html
東洋アルミニウム株式会社http://www.toyal.co.jp/←日本軽金属
日本製箔株式会社http://www.nihonseihaku.co.jp/
東海アルミ箔株式会社http://www.tokai-alumi.co.jp/←日本軽金属
サン・アルミニウム工業株式会社http://www.sunalumi.co.jp/←神戸製鋼 95.3%/日商岩井 4.7%
三菱アルミニウム株式会社http://www.malco.co.jp/←三菱マテリアル、三菱化学が中心となり米レイノルズ社と提携して発足
住軽アルミ箔株式会社http://www.saf.co.jp/ ←住友軽金属

146とはずがたり:2005/02/16(水) 00:01:27
<新日鉄>三菱製鋼の休止電気炉設備を購入、再稼働へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050215-00000147-mai-bus_all

 新日本製鉄は15日、自動車部品用特殊鋼の生産能力拡大のため、協力関係にある三菱製鋼が休止した電気炉設備を購入し、7月から再稼働させると発表した。高炉メーカーが他社から電気炉を購入し、高炉と電気炉の両方を使って鋼材を生産するのは初めてだという。
(毎日新聞) - 2月15日22時46分更新

147とはずがたり:2005/02/17(木) 21:41:25
実は鉄は錆びなかったとは!

「さびない鉄」産業界熱視線
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=6399

  日本の金属研究の中心地、東北大金属材料研究所の成果が、また一つ産業化へ向けて動き出す。安彦兼次客員教授らの研究グループが開発に成功した「超高純度金属」。純度を99・9989%にまで高めた鉄は、従来の鉄の常識を覆す物体に変わる。原発のひび割れや二酸化炭素の削減に苦しむ電力業界をはじめとする産業界や国は、東北発の新技術に熱い視線を注いでいる。

  金属には通常、硫黄やリン、炭素などの不純物が混じっている。普通の純度99・9%の鉄は、一辺に原子が10個並ぶ立方体に不純物原子1個の割合だが、純度99・9999%の超高純度鉄は、一辺に原子が100個並んだ立方体に不純物原子1個の状態という。

  これまで鉄と信じられてきた物質は、実は「鉄と不純物との合金」ということになり、超高純度鉄こそが「本当の鉄」というわけだ。

  高校の化学では、さびや腐食の原因となる「イオン化傾向」について、鉄は鉛などよりも酸化されやすい元素と教えられる。だが、超高純度鉄は、塩酸に入れてもほとんど溶けない。

  こうした超高純度金属の特性に、電力会社と重電メーカーが目をつけた。東北、東京、中部、関西、九州の各電力と三菱重工業、日立製作所、東芝、西日本環境エネルギーの計9社は昨年4月、金属研に寄付講座を設け、安彦教授らの研究に支援を始めた。

  今回の企業グループによる研究組合設立は、超高純度金属が研究室の段階から、産業界自らが実用化の可能性を探る新たな段階に踏み出すことを意味する。金属研の井上明久所長は「産業化が可能か判断するうえで、今度のプロジェクトは注目される」と話す。

  国の期待も高い。東北経済産業局の本部和彦局長は「日本発の技術を国も援助し、育てていきたい。今は非常に割高な超高純度金属だが、低コストで量産できる技術の開発に成功すれば、電力だけでなく化学、航空宇宙分野などにも用途が広がる」とみている。
(2/17)

148荷主研究者:2005/02/20(日) 23:52:29

【住友金属:鋼板加工能力を増強】
http://www.business-i.jp/news/ene/art-20041130205354-XJRLPWFZYN.nwc
住友金属、鋼板加工能力を増強 250億円投資、06年夏稼働
FujiSankei Business i. 2004/12/1

 住友金属工業は30日、自動車用の高級鋼板を製造するための溶融亜鉛めっき設備と、鋼板の表面に付着した酸を洗い流す連続式酸洗設備を鹿島製鉄所(茨城県鹿嶋市)に新設すると発表した。

 設備投資額はそれぞれ180億円と70億円で、両設備とも2005年4月に着工、06年夏の稼働を目指す。

 自動車鋼板の需要に対応しきれない状態のため、9月末の新高炉稼働とともに、下流部分に当たるめっき加工能力の増強を検討していた。

 新設する溶融亜鉛めっき設備の能力は年30万トン。同社の溶融亜鉛めっきの年産能力は合計150万トン強となる。めっきの前工程の酸洗設備は年150万トン。酸洗能力を増強してめっき加工効率を高める。

 世界的な鉄鋼需要増で鋼板も値上がりしている。鉄鋼メーカーは鋼板の最大需要家である自動車メーカーの発注に対応できない状態。住友金属は鹿島製鉄所の新高炉が稼働し上流部分の生産能力を高めたばかり。高級自動車鋼板の加工能力を増強することで、自動車メーカーの需要に対応するとともに収益向上を図る。

149荷主研究者:2005/02/20(日) 23:54:59

【三井金属:高級銅はく需要増で上尾第2工場を再稼動】
http://www.business-i.jp/news/ene/art-20041208203710-QVHOILEAFG.nwc
三井金属、上尾第2工場を再稼働 高級銅はく需要増で
FujiSankei Business i. 2004/12/9

 三井金属は8日、携帯電話やデジタルカメラなどの配線材料などに使われる電解銅はくの需要増に対応し、現在休止中の上尾第2工場(埼玉県)を2005年7月をめどに稼働すると発表した。

 上尾第2工場に導入する設備は厚さが通常品の3分の1前後の9−12マイクロメートルと極薄タイプの銅はくを製造できる装置で、高級銅はくへのシフトを図る。

 三井金属は第2工場の再稼働に当たり、3−4年間に約50億円を投資し生産規模を順次拡大する計画。生産能力は05年度上期に現在より50万平方メートル多い月産290万平方メートルとし、最終的には月産430万平方メートルに増強する。

 特殊電解銅はくは微細回路の形成性や屈折性に優れた配線材料の需要が増加。携帯電話やデジカメ、液晶テレビ、DVDディスクなどのフレキシブル電子回路基板用に多く採用されている。

 三井金属は01年のIT(情報技術)バブル崩壊後の銅はく需要減少で、第1、第2工場を休止するなど生産能力を低減していた。

150荷主研究者:2005/02/20(日) 23:55:30

【JFEスチール:塩ビ廃棄物を再利用】
http://www.business-i.jp/news/ene/art-20041216201136-DAXALGXJTO.nwc
塩ビ廃棄物を再利用 JFEスチール、高炉原料化プラント稼動
FujiSankei Business i. 2004/12/17

 JFEスチールは、パイプやシートなど塩化ビニール系廃棄物から塩酸と粉末状の炭化水素を取り出し、高炉原料の一部に再利用する塩ビ高炉原料化プラントを、塩ビ工業・環境協会などと共同開発、東日本製鉄所(京浜地区)で本稼働を開始した。塩ビ廃棄物の化学リサイクルシステムの実用化は国内で初めてという。総投資額は20億円で、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受けた。

 同プラントで処理可能な塩ビ廃棄物は、農業用フィルムシート、パイプ、壁紙、靴など幅広く、汚れたままでも処理できる。受け入れ条件が緩く、作業負担も少ない。

 塩ビ処理量は当面、年間3000トンで、塩酸約3000トンと炭化水素1500トンを生成する。今後、引き受け価格や引き受け量の推移をみながら処理能力を引き上げたい考えだ。「まだ採算性を考える段階ではない」(林明夫総合リサイクル事業センター長)としているが、数年後の黒字化を目指す。

 鉄鋼各社は容器包装プラスチックなどの高炉原料化リサイクルに取り組んでいるが、塩ビは高炉内で塩化水素を生成して高炉内壁の腐食の原因となるため、原料としての利用は不可能だった。

 同プラントでは、塩ビ廃棄物を破砕機にかけた後、圧縮。無酸素のロータリーキルン内で蒸し焼きにして、塩化水素と粉末状の炭化水素物を分離する。塩化水素は塩酸として回収し鋼板の酸洗工程に利用。炭化水素はコークス(蒸し焼きにした石炭)代替原料として微粉炭とともに高炉下部の羽口から吹き入れ、鉄鉱石の還元剤となる。

 炭化水素は塩ビ廃棄物1トン当たり約500キログラム生成。現在は年間で1500トンしか生成できず、コークス使用量のわずか0.1%未満に過ぎない。「コスト計算はまだできる段階でない」(木村康一資源リサイクル部長)としている。

 今後、受け入れ量の拡大とともに塩酸、炭化水素とも増産。そのすべてを京浜地区製鉄所内で利用する予定で、製鉄所運営コストの低減に役立てたい考えだ。

151荷主研究者:2005/02/21(月) 00:08:06

【JFE西日本製鉄所:04年粗鋼900万トン突破】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04122303.html
'04/12/23 中国新聞
粗鋼900万トン突破 JFE西04年倉敷地区生産

 JFEスチール西日本製鉄所(福山・倉敷市)の二〇〇四年の粗鋼生産量が、倉敷地区で川崎製鉄時代を含めて初めて九百万トンを突破し、福山地区でも一年通して高炉四基体制となったNKK時代の一九九九年以降、最高となる見通しとなった。

 合計では前年比4・7%増の千九百七十六万二千トンと、国内外の旺盛な鉄鋼需要を背景に高水準となる。

 両地区とも十二月はまだ計画段階だが、生産は順調。倉敷地区は九百二十九万七千トンと前年比10・0%増と大幅に伸びた。ここ数年は七百万〜八百万トン台で推移していた。

 第四高炉を二〇〇一年、第二高炉を〇三年に改修して炉容積を拡大したため、粗鋼の原料となる銑鉄の量が増加。粗鋼に仕上げる転炉の年産能力千百万トンを生かせる環境になった。

 福山地区は千四十六万五千トンと同0・5%増えた。前年からフル操業が続いている中、各設備の操業度をアップして生産を効率化し、微増ながら伸ばした。

152とはずがたり:2005/03/05(土) 05:10:59
>>93-96

まぁこの面子なら新日鐵・住商に決まりでしょうね。旧三井御三家の名門三井鉱山も破綻中にコークスの暴騰で一気に再建が進んだとはいえ複雑な気持ちでは?

三井生命
├┬→◆三井鉱山
|三井物産→●新日鐵←┐
三井住友銀→●大和証券|
●住友商事→住友金属←┘
●:三社連合
なんか微妙な位置取りな気がする

あと三井鉱山のセメント部門は隣接する麻生に引き取られることになったが,是非金田から行橋経由で苅田港迄セメントのピストン輸送をして欲しいなぁ。。麻生太郎に下げたくもない頭下げてやっても良いぞ。

2005年03月05日(土)
再建中の三井鉱山、スポンサーに2陣営名乗り
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20050305/K2005030403610.html

 産業再生機構の支援で再建中の三井鉱山のスポンサー企業選定は4日締め切られ、新日本製鉄・住友商事・大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツの3社連合と、米投資ファンドのWLロス・アンド・カンパニー陣営が応募した。早ければ来週中にも最終決定される。

 機構は現在、三井鉱山の52%の株を所有しており、そのうち33%を売却する。3社連合は、取得する株の過半を大和が所有する案を提示したとみられる。

三井鉱山<四季報より>

[株主] [単]11,796名<04.9> 万株
産業再生機構 8,264(51.9)
日本証券金融 623 (3.9)
三井生命保険 472 (2.9)
三井住友銀行 377 (2.3)
日本マスター信託 332 (2.0)
ゴールドマン・サックス・インターナショナル 234 (1.4)
日本トラスティ信託 199 (1.2)
三井不動産 154 (0.9)
三井住友海上火災 150 (0.9)
三井物産 129 (0.8)

153とはずがたり:2005/03/05(土) 05:14:54
【再建中の三井鉱山、スポンサーに2陣営名乗り】>152

>>143では三井物産や三菱商事が取り沙汰されてたのに降りたんですかね。ISGも名がないし。。

156荷主研究者:2005/03/14(月) 01:09:58

http://www.business-i.jp/news/ene/art-20041227203851-SPKWOPNBJH.nwc
住友金属、六価クロム不使用の導電性放熱鋼板を開発
FujiSankei Business i. 2004/12/28

 住友金属工業は、IC(集積回路)から発生する電磁波を吸収するとともに放熱性が高い導電性放熱鋼板を開発、家電やIT(情報技術)機器向けに拡販する。すでに松下電器産業が、次期モデルのプラズマテレビのバックパネル用に採用を決めている。

 従来、導電性能を高めるには六価クロムを用いるのが普通だったが、その場合は放熱性が低下するほか、人体に有害な重金属類の使用を制限する欧州規制で2006年から使用できなくなる。住友金属は顔料を配合して導電性と吸熱性を高めた特殊皮膜と熱放射性皮膜を開発した。

 めっき鋼板の内側に前者を、外側に後者を付着することで国内最高水準の放熱性能と導電性能を実現。相反する2つの性能を初めて両立させるとともに環境規制にも適応させた。放熱性鋼板は神戸製鋼所や新日本製鉄なども製品化しているが、住友金属ではIT機器などに求められる複数のニーズに対応することで付加価値を高め、用途拡大を図る。

 生産は住友金属建材(兵庫県尼崎市)が担当、当初は月産100トンだが、顧客拡大とともに順次生産能力を引き上げていく。

157荷主研究者:2005/03/14(月) 01:14:20

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/01/20050114t13034.htm
2005年1月14日更新 北國新聞
日本高周波、工具鋼など戦略商品に 43億円投資、富山製造所で10%増産

 日本高周波鋼業(東京)は富山製造所(新湊市)の生産能力を増強する。〇五年四月から〇八年三月末までの三年で、工具鋼、ステンレス鋼線など主力製品の生産量を10%上げる。プレス機、加熱炉などの設備投資額は約四十三億円を見込む。

 十三日に発表した中期経営計画に盛り込んだ。富山製造所の工具鋼部門では、自動車用金型素材などに使う冷間ダイス、金属鋳物用金型素材のダイカスト鋼、サッシ類向けの熱間押出し用大型ダイス材を戦略商品と位置づけた。今年十二月までに六百トンのプレス機を九百トン機に改造し、月産能力を百トン高める。鍛造加熱炉の能力も増強する。

 特品ステンレス部門では、〇六年度までの二年で、携帯電話など弱電向け鋼線用に伸線機を増設、研磨ラインを新設して二次加工の内製化率を高める。棒材では電子業界向けに特殊加工が可能な「400系快削鋼」を市場投入する。

 〇八年三月期の同製造所の売上数量は10%増の十二万三千トンとし、日本高周波単体の売上高は16%増の二百八十七億円を目指す。

161とはずがたり:2005/03/21(月) 12:11:32
http://www.jogmec.go.jp/mric_web/major/2003/03hitetu.html
【非鉄メジャーの動向】2003

163とはずがたり:2005/04/15(金) 00:33:49

スペースワールド譲渡検討 新日鉄が加森観光に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050414-00000237-kyodo-bus_all

 北九州市のテーマパーク、スペースワールドの経営権を親会社の新日本製鉄が北海道のリゾート運営会社、加森観光(札幌市)に譲渡する方向で交渉を進めていることが14日、分かった。
 宇宙をテーマにしたスペースワールドは1990年4月に開業。92年以降、ジェットコースターなどの大型遊具を相次いで導入、入場者は97年度に最高の216万人に達した。
 しかし、長引く不況の影響などから入場者は年々減少。2004年度には165万人まで落ち込んだ。99年3月期決算から赤字に転落。累積損失は04年3月期で351億円に達しており、新日鉄などが経営改善策を検討していた。
 運営会社スペースワールドは資本金20億円。
(共同通信) - 4月14日21時18分更新

北九州のテーマパーク譲渡決まっていない=一部報道にコメント―新日鉄
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050414-00000852-jij-biz&amp;kz=biz

*新日本製鉄 <5401> は14日、八幡製鉄所(北九州市)の遊休地でテーマパークを運営する連結子会社「スペースワールド」の経営権の譲渡に向けて交渉を行っているとの一部報道を受け、「当社主導で経営を立て直すべくいろいろな対策を検討しているのは事実だが、具体的な内容について現時点では決定していない」とのコメントを発表した。 
(時事通信) - 4月14日20時3分更新

170荷主研究者:2005/05/22(日) 03:08:33

【新日鐵室蘭、三菱製鋼から電気炉、世界最大の特殊鋼拠点に】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20050216&amp;j=0024&amp;k=200502166862
2005/02/16 08:07 北海道新聞
新日鉄室蘭、三菱製鋼から電気炉 世界最大の特殊鋼拠点に

 新日本製鉄は十五日、三菱製鋼の操業休止中の電気炉を買い取り、新日鉄室蘭製鉄所内で七月にも再稼働すると発表した。同製鉄所の特殊鋼生産能力を現在の月十三万トンから同十五万トンに増強する。需給が逼迫(ひっぱく)している自動車向けの鋼材として供給。地元から百二十人を新規雇用する。

 新日鉄室蘭製鉄所の特殊鋼生産能力は月産で、棒鋼が二万トン増え十万トン、線材が五万トンとなり、特殊鋼製造拠点としては世界最大となる。今後、電気炉の設備点検と補修を進め、七−九月に再稼働する。

 三菱製鋼は同社東京製作所を一九九四年に室蘭に移し、三菱製鋼室蘭特殊鋼としてスクラップを主原料に特殊鋼を電気炉で生産していた。

 しかし、景気低迷で生産量が減り、二○○一年十二月から操業が止まり、電気炉は休止している。

 電気炉の購入額は明らかにしていない。電気炉の操業と鋼材を延ばす圧延作業は、三菱製鋼室蘭特殊鋼に委託。同社や新日鉄の地元協力会社が新規に百二十人を雇用する。

 特殊鋼は強度や粘りが高く、主に自動車用の車軸やギア、ばねに加工され、自動車一台当たりに約二百キロ必要とされる。海外販売の好調な自動車メーカーは増産を続けており、品質の高い国内の特殊鋼生産は過去三年間で一・三倍に急増。鉄鋼メーカーはフル操業が続く。新日鉄は供給不足に対応するため、昨夏から三菱製鋼と交渉を進めていた。

171荷主研究者:2005/05/22(日) 03:26:52

【サンエツ金属、亜鉛41%超す電極線】
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20050224002.htm
2005年2月24日更新 北國新聞
サンエツ金属、亜鉛41%超す電極線 断熱防ぎ特許申請、吉久工場で量産へ

 サンエツ金属(高岡市)は、金型製造の放電加工用に、亜鉛配合率を41%以上として硬度を高めた、銅合金製の電極線を開発した。生産過程の温度調節で、放電加工時の断線を防止する技術を確立、業界初の特許を申請した。本社工場(同市吉久)の主力製品とし、月間百トンまで生産量を伸ばす。

 複雑な形状の金型を製造する際に使用される放電加工用電極線は、亜鉛40%、黄銅60%の配合率が標準。加工速度を上げるための硬度アップが望まれてきたが、亜鉛を41%以上とすると、断線率が急激に高まる欠点があった。近年は、欧州大手や韓国企業が、銅合金に二、三層の高亜鉛合金をメッキして硬度を高めた製品を市場投入し、亜鉛40%製品の二―四倍の高値で拡販している。

 サンエツ金属は、世界で初めて亜鉛配合率を41―44%まで高めた銅合金製電極線を開発。電極線を生産する際の焼鈍温度を調節することで、断線を引き起こす結晶の析出を抑えた。硬度は二層の高亜鉛メッキを施した場合と同等、金型加工の速度は10%以上高まることを確認した。メッキのない単一合金であるため、リサイクルしやすい。価格は亜鉛40%製品の一・五―二倍とする。

 米国市場の反応も大きく、当面は月産五十トンとするが、百トン体制まで増やす。

179とはずがたり:2005/06/23(木) 21:55:39
資源大国日本!日本に有り余る石炭が有効活用される時代が再び現れるか?!

中国の石炭需要、2020年までに年29億トンに=需給逼迫見通し
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1229274/detail

[ライブドア・ニュース 06月23日] − XFN-ASIAによると、中国の年間の石炭需要が、2010年までに25億トン、2020年までに29億トンとなる見通しであることが明らかになった。中国紙の21世紀経済報道が情報筋の話として、22日付で報じた。それによると、今年の石炭需要は、21億3000万トンに達するとしている。一方、同国の石炭の供給能力は、2010年に16億トン、2020年に20億トンになるとしており、需給が逼迫する見込みだ。2005年06月23日17時30分

180とはずがたり:2005/06/29(水) 00:08:28
三井金属と云い非鉄金属は電子材料工業として大胆な変身を遂げる流れ?

同和鉱業、秋葉原に本社移転=来年3月
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050628-00000124-jij-biz&amp;kz=biz

*同和鉱業 <5714> は28日、本社を来年3月に東京・丸の内から秋葉原(千代田区外神田)に移転すると発表した。同社は電子材料事業の拡大を目指しており、多くのIT(情報技術)関連企業や研究機関の進出が見込まれる秋葉原が移転先として適していると考えた。「先端技術の集積地に移ることで、市場ニーズを先取りし、商品開発を強力に推進したい」としている。 
(時事通信) - 6月28日20時1分更新

181とはずがたり:2005/07/09(土) 16:27:28
世界最大のタイヤ、フル生産 鉱石需要高まりで
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20050709/K2005070803610.html
2005年 7月 9日 (土) 09:09

 炭鉱や鉱山で活躍する巨大ダンプカーに使う世界最大のタイヤ(直径4メートル、重さ5トン、価格350万〜400万円程度)の増産へ、ブリヂストンなどがフル操業中だ。中国で急拡大する鉄鋼生産向けに、原料の鉄鉱石と石炭の採掘現場が活況となり、鉱石を運ぶ車のタイヤが大幅な不足状態となっているためだ。タイヤメーカーは近く生産能力を増強する。

 この超大型タイヤは、積載量の大きな(最大で380トン)ダンプカー向け。豪州やブラジルの鉄鉱石、米国や中国の石炭などの採取地にはダンプカーがあふれ、交換タイヤの注文がメーカーに殺到しているという。

 路面状態が悪く、タイヤ交換が半年に1度必要になる場合もある。しかし、ブリヂストンによると、タイヤ自体は1日1本程度しか生産できないため、納品は「1〜2年待ち状態」という。同社は下関工場(山口県)と関連施設に計170億円を投じ、08年までに生産能力を2割増やす。

 他にこの大きさのタイヤを製造できるのは、仏ミシュランのレキシントン工場(米国)とビトリア工場(スペイン)の2カ所だけ。巨大な生産設備と、厳しい環境に耐えられる高い品質が求められるため、生産できるメーカーも少ない。

182荷主研究者:2005/07/11(月) 01:43:37

【三菱マテと北海製罐、飲料アルミ缶統合】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20050224&amp;j=0024&amp;k=200502238897
2005/02/24 08:56 北海道新聞
北海製缶、持ち株会社体制に 飲料アルミ缶、三菱マと統合

 総合容器メーカーの北海製缶(東京)は二十三日、事業再構築のため、十月一日をめどに持ち株会社体制に移行すると発表した。同社が持ち株会社となり、小樽工場などの容器事業を移管する新会社のほか、既存子会社の充てん事業会社、機械製造の小樽製作所(小樽)でグループを構成する。

 容器事業のうち、飲料用アルミ缶事業は分離し三菱マテリアル(東京)の同事業と統合する。北海が20%、三菱が80%出資して新会社を設立し、両社の計七生産拠点の設備を譲渡、両社から従業員が出向。二○○三年度市場シェア率は北海7%、三菱20%で両社合計で27%。生産数量は年間約五十億本となり、業界トップクラスの規模になる。

 北海製缶小樽工場でもアルミ缶は製造しているが、すべて食品用のため事業統合の影響はない。

 缶やペットボトルなどの国内容器市場は、市況が低迷するなかで、メーカー間の競争が激化。少子高齢化や低成長経済で市場の大幅な成長は見込めない。同日、東京都内で記者会見した小鷹秀樹・北海製缶社長は「各事業の責任を明確にし、機動性ある経営判断で事業を強化する」と持ち株会社化の理由を述べた。

183とはずがたり:2005/07/15(金) 06:09:22
浦項綜合製鉄という歴とした名前があるのにポスコじゃパンみたいだしなぁ。折角の重厚長大産業のトップ企業なのに重厚長大さに欠ける。

鉄鋼ポスコ、東証上場へ 年内に、韓国企業で初
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050714-00000001-kyodo-bus_all

[ソウル13日共同] 韓国鉄鋼最大手のポスコは13日、東京証券取引所への上場を申請することを決定したと発表した。韓国の聯合ニュースが伝えた。年内の上場を目指す。
 韓国企業が日本の株式市場に上場するのは初めて。日本での事業拡大が狙いとされる。
 11月か12月に発行済み株式の4%に相当する350万株の預託証券(DR)を発行する計画。これに伴い、同社は6650億ウォン(約720億円)を投じて自社株350万株を消却する。
 ポスコは世界第5位の鉄鋼企業。韓国以外にニューヨーク、ロンドンの証券取引所に上場している。
(共同通信) - 7月14日0時26分更新

186名無しさん:2005/07/21(木) 07:01:16
安物鉄鋼で伸ばしてきたポス子には大打撃だろう

188荷主研究者:2005/08/08(月) 01:59:51
>>187

【合金鉄の日本電工:国内強化で見えた最高益 続き】

▽「兄」は破たん

ただ、日本電工はやみくもに国内に固執しているわけではない。日高エレクトロンで雇用確保のめどがついたのを機に、シリコマンガン生産の海外移転に動き始めた。

今年7月末、中国の合金鉄メーカー、錦州鉄合金公司(遼寧省)とシリコマンガン生産の合弁会社を設立することに合意。遼寧省にある錦州鉄合金の工場の一角で、2005年8月から生産を始める。

日本電工は新日本製鐵系の合金鉄メーカーだ。合金鉄は少量でも鉄鋼生産には欠かせない原料で、新日鐵やJFEスチールなど鉄鋼大手はそれぞれ、親密な合金鉄メーカーを持っている。

新日鐵系にはかつて合金鉄最大手の日本重化学工業と日本電工の2社があった。「兄弟会社」のうち日本重化は化学品や情報など多角化した事業の不振もあって、2002年2月に会社更生法の適用を申請。事業の売却などにより再建を進めている最中だ。

需要減少や中国など海外メーカーとの競争激化による経営悪化という同じ条件にさらされながら、「兄」は破たんし「弟」は最高益を享受する。それは苦しみながらも本業強化に努めたことによる「報酬」の大きさを物語る。(加藤修平)

190荷主研究者:2005/08/08(月) 02:03:41
>>189

【日本冶金工業:高機能ステンレス強化で業績回復 続き】

▽過剰投資で危機

日本冶金工業が経営危機に陥った大きな要因は過剰な設備投資。「ステンレス市場は拡大し続ける」との読みのもと、各社が設備拡張に走った結果、競争激化で製品の価格が下落。日本冶金工業もバブル経済崩壊以降、経常、最終損益ともに赤字が常態化する泥沼にはまり込んだ。

とりわけ重荷となったのは、1990年代半ばに約350億円を投じた川崎製造所(川崎市)の熱延設備の新設。「品質向上にはどうしても必要だった」(佐治社長)とはいえ、単独の売上高が1千億円に満たなかった同社には大きすぎた。

その後、バルブ類など鋳物を生産する金沢工場を99年秋に閉鎖するなど生産設備の見直しを進めたが、行川アイランド(千葉県勝浦市)などレジャー部門も低迷し、経営不振に追い討ちをかけた。01年6月に佐治氏が久々の生え抜き社長に就任して立て直しを図ったものの、結局、筆頭株主でもあるみずほコーポレート銀行への金融支援要請や75%の減資に追い込まれた。

「再建を全うしたい」と職にとどまった佐治社長が再建計画の柱として掲げたのが「高機能材」と呼ばれるステンレス特殊鋼の生産強化だ。電子部品や環境・エネルギー関連の装置に利用され、従来のステンレス鋼板に比べて成長が見込めると考えだ。

問題は、高機能材の製造工程が鋼板よりも複雑なこと。鋼板を作り慣れている製造現場からは「高機能材は難易度が高く、歩留まりも低い」と不満が続出した。まだ需要が少ない時期でもあり、営業部隊からも「本当に注文が入るのか」と疑問の声が上がった。

佐治社長は現場との溝を埋めようと「ランチ作戦」を展開した。昼時に川崎製造所の社員食堂に足しげく出向いて、社員と意見を交換した。1回に10−15人ずつと話し合い、結局、同製作所の約600人の社員に高機能材への生産シフトの意義を説得した。

市場拡大もあり、高機能材の販売は順調に増加した。会社の生産量に占める比率も当初の10%台から05年3月期には34%まで拡大する見通しだ。佐治社長は「経営悪化の要因の1つだった現場とのコミュニケーション不足も解消できた」と効果を説く。

03年4月には川崎製造所と大江山製造所(京都府宮津市)を分社する一方で、「必要な設備の更新や新商品の開発投資は無理してでもやった」(佐治社長)。こうした技術の種まきにより、ブラウン管テレビに使うシャドーマスク材などの事業が生まれた。

▽若手に権限委譲

「何でも若手に任せよう」と権限委譲も進めている。再建計画が前倒しで達成の見込みになったことで、昨年秋から40代前後の社員を各部門から計13人選び出し、06年3月期からの新たな3カ年計画の作成を任せている。

ただ、再建が早まったとはいえ、業績の回復は商品の値上げ効果などのかさ上げによるところも大きい。成長軌道に乗せるにはさらなる新商品の開発などが急務だ。今後、金属分野で世界トップレベルの技術を持つ東北大学などと産学連携も強めていく。

ステンレスは「汚れやさびが少ない」という意味。高機能材の生産比率を「08年3月期までに5割まで高めたい」と意気込む佐治社長は、日本冶金工業をさびのないピカピカの会社に生まれ変わらせることを目指している。(山下和成)

193荷主研究者:2005/08/13(土) 03:02:08

【JFE西日本製鉄所:福山の第5高炉火入れ】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn05040106.html
'05/4/1 中国新聞
福山の第5高炉火入れ JFE西日本製鉄所

 JFEスチール西日本製鉄所(福山、倉敷市)は三十一日、改修していた福山地区の第五高炉に火入れした。規模を二割弱拡大し、同社の高炉九基で最大、国内でも三番目の大型高炉となる。高い生産効率を生かし、旺盛な鉄鋼需要に対応する。

 容積は、改修前の四千六百六十四立方メートルから五千五百立方メートルとなり、東日本製鉄所千葉地区の第六高炉五千百五十三立方メートルを抜いた。出銑能力も一日一万二千六百五十トンと二割引き上げた。

 炉頂からの原料装入方式も変更。安価だが使いにくかった小粒な焼結鉱を活用できる構造にした。耐久性の高いれんがや高炉の冷却設備の能力向上で、高炉の寿命を二十年から二十五〜三十年に延ばす考えだ。

 鉄鋼業界は、中国経済の急成長などに伴う鉄鉱石やコークスなど原料の高騰で、コスト競争力が一段と求められている。山中栄輔専務執行役員所長は「生産効率などあらゆる面で、中国の鉄鋼メーカーの高炉よりレベルが高い」と新スタートを切った第五高炉に自信をみせた。

 第五高炉は一九七三年に稼働。改修を経て、約十九年間操業していた。今回の改修では独自工法を採用し、同クラスでは世界最短の五十八日間で工事を終えた。改修費は約二百十億円。

194荷主研究者:2005/08/13(土) 03:28:07

【東北大多元研:純度「世界最高」の半導体用鉄を開発】
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/05/20050503t15039.htm
2005年05月03日火曜日 河北新報
純度“世界最高”の半導体用鉄を開発 東北大多元研

 東北大多元物質科学研究所の一色実教授(素材工学)らの研究グループが、純度99.9999%以上の半導体用超高純度鉄の開発・量産化に、世界で初めて成功した。鉄は資源量が豊富で毒性がないため、従来の半導体素材からの切り替えが進む可能性がある。発光素子のほか、実用化に向けて研究が進む次世代型磁気メモリー「MRAM」の材料としても活用が期待される。

 鉄はシリコンと化合させることで、発光ダイオードやレーザー源などの発光素子になる材料として活用できる。しかし、従来の純度は99.99%程度が最高で、半導体材料として要求される99.9999%以上の超高純度化は困難とされていた。

 一色教授らは、市販の鉄(純度は99.9%程度)を塩酸に溶かし、特定の金属を吸着する陰イオン交換樹脂を用い、鉄以外の金属不純物を除去する独自の開発プロセスを確立。高温のプラズマの中で水素を原子状態にし、鉄に含まれる酸素と化合させて水にするなどの手法で不純ガスを取り除き、純度を高めた。

 共同研究に当たった電子部品・磁気製品製造の「ソニー宮城」(宮城県登米市)などが既にサンプル出荷しており、量産化にもめどがついた。

 一色教授らは、超高純度鉄とシリコンを化合させた半導体を既に試作し、電気的な特性に課題はないことを確認できたとしている。

 コスト面でも問題はないといい、一色教授は「毒性のない環境半導体として、水銀などが使われている従来の素材に取って代わる可能性がある」と期待する。ソニー宮城は「予想以上にさまざまな分野から出荷を求められている。コバルトなど他の金属でもこの開発プロセスを応用したい」としている。

 高速・大容量で消費電力が少ないMRAM製造には、複数の高純度金属が必要。このため、鉄の活用に道を開いた今回の成果は、MRAMの開発・実用化をさらに前進させることになりそうだ。

195荷主研究者:2005/08/13(土) 03:41:45

【JFE福山:車向け高級鋼板増産へ】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn05051206.html
'05/5/12 中国新聞
車向け高級鋼板増産へ JFE福山に新ライン

 JFEスチール西日本製鉄所(福山、倉敷市)の中島広久専務執行役員所長は十一日開いた就任会見で、鋼板不足が深刻化している自動車業界向けに、二〇〇六年度下期に福山地区へ溶融亜鉛めっきライン(CGL)を増設することを明らかにした。粗鋼生産でも〇五年度は過去最高の二千七十五万トンを目標にしている。

 CGLでは自動車外板向けの高級鋼板を製造し、旺盛な需要や高い品質要求への対応を強化する。新ラインの年産能力は六十万トンと同社CGLで最大になる。総事業費は約百八十億円。西日本製鉄所のCGLの能力は現在の百四十四万トン(福山地区百八万トン、倉敷地区三十六トン)から四割強引き上がる。

 CGLはJFEスチール全体で七基あり、自動車向け鋼板の主力生産拠点の福山地区に三基が集中。四基目の設置で役割がさらに高まる。

 自動車業界は中国など海外生産が増加傾向にあるうえ、造船など他業界の活況の影響もあって鋼板不足が深刻化。鉄鋼各社は国内外で設備増強を急いでいる。

 福山地区は三月の第五高炉に続き、〇六年度に第四高炉も操業。中島所長は「二つの高炉の稼働で上工程に(生産増に対応できる)上方弾力性が生まれる。(鋼板を生産する)下工程にも余力がある」と福山地区で増設に踏み切った背景を説明した。

 〇六年春には中国・広州市の合弁会社「広州JFE鋼板」でも新CGLが動く。「自動車用高級外板の需給バランスはとれるようになる」(福山地区総務部)とする。

 鋼板全体の今後の需給見通しについては、中島所長は「汎用品は先行き不透明だが、日本でしか造れない高級品は今の状態が続く」との見方を示した。

 西日本製鉄所の粗鋼生産目標は、過去最高の二千七十五万トンとする〇五年度に続き、第四高炉を改修する〇六年度には二千百万―二千二百五十万トンまで引き上げたいとした。

 さらに注文を管理する新システムを今年八月をめどに薄板部門から順次導入すると明言した。旧NKKと旧川崎製鉄に分かれていたシステムの一元化で、数日間の納期短縮や緊急時の生産品種の入れ替えなど効率アップにつながると強調した。

 ■世界一の製鉄所に 中島新所長一問一答

 十一日にあったJFEスチール西日本製鉄所の中島広久専務執行役員所長のほかの会見内容は次の通り。

 ―西日本製鉄所発足三年目のスタートと同時期の就任ですね。

 発足後二年間は、アジアの旺盛な需要や価格の適正化を背景に(業績面で)大きな成果が出た。しかし、原料価格の高騰など環境は変わっており、予断を許さない。拠点製鉄所として引き続き基盤整備を進め収益も向上させたい。世界一の製鉄所を目指す。

 ―最大の課題は。

 安全性の確保だ。二〇〇三年度から毎年約十億円かけ、生産ラインと通路の区別を明確化させたり、老朽化施設を補修したりしている。しかし、労働災害は今年も発生し、ジレンマを感じている。基本に立ち返り、社員教育の徹底を図りたい。

 ―団塊の世代が定年を迎える「二〇〇七年問題」も控えています。

 〇七年度以降の大量退職に備え、〇六年春の採用を(〇五年春の約三倍の)三百人規模にする。技術伝承のため、技能系の退職者を再雇用し、採用者を職場内教育(OJT)する「学校制度」の導入も検討したい。

196荷主研究者:2005/09/04(日) 23:47:17

【東京製鉄:田原に工場、電炉で最大規模】
http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20050601/ftu_____thk_____003.shtml
2005.06.01 中日新聞
東京製鉄 愛知に工場 田原 100ヘクタール、電炉で最大規模

 電炉メーカー最大手の東京製鉄(東京)が、愛知県田原市の工業団地「田原四区」に進出することが決まった。造成した県企業庁と合意済みで、八月に正式契約を交わす。着工時期は未定。取得用地は約百ヘクタールで、同社によると、電炉メーカーの工場用地としては国内最大規模という。

 用地の取得価格は二百億−二百五十億円程度になる見込み。二〇〇六年度末に土地の引き渡しを受ける。工場規模や生産品目など計画の詳細は検討中としている。東京製鉄は「中部圏の需要に応えるのが狙い」と進出の狙いを話す。周辺にはトヨタ自動車の田原工場がある。

 東京製鉄は全国に四工場を展開し、このうち最大規模の岡山工場(岡山県倉敷市)は約五十ヘクタール。今回の用地はその約二倍の広さとなる。県企業庁は「近年例がない大規模な企業進出」と歓迎している。

197荷主研究者:2005/09/05(月) 00:06:26

【太平洋金属、三井金属:八戸で飛灰リサイクル】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/06/20050618t22006.htm
2005年06月17日金曜日 河北新報
ごみ溶融炉の「飛灰」をリサイクル 八戸で来年事業化

 大平洋金属と三井金属(ともに東京)は17日、ごみ溶融炉で発生する排煙中のばいじん「飛灰」を完全リサイクルする国内初の事業を来年4月、青森県八戸市で共同で開始すると発表した。飛灰の大部分は従来、埋め立て処理されており、両社は「最終処分場の建設が難しくなる中、ごみ問題の解決に貢献できる」としている。

 青森県内外で自治体のごみ溶融炉などから飛灰を収集し、塩素分を取り除く「脱塩処理」を施す。それを1500度前後の電気炉で溶かし、銅や亜鉛などの有価金属と鉱滓(こうさい)に分ける仕組み。回収した金属は、三井金属グループで原料として再利用する。残った鉱滓は成分が天然石に近く、コンクリート用骨材などに活用する。

 三井金属が先月設立した100%出資の子会社MTRが脱塩処理を担当。三井金属グループ会社の八戸製錬の敷地内に脱塩施設を約6億円かけて設置する。三井金属から処理の委託を受けて、溶融部分を行う大平洋金属は電気炉を新設する。投資額は18億円。

 三井金属によると、ダイオキシン対策が施された溶融炉は高温で処理するため、焼却灰は残らないが、排煙中に金属類が濃縮した飛灰は発生する。全国の埋め立て場が逼迫(ひっぱく)し、コストが高くなるなど飛灰の処分が問題化していた。

 年間処理量は3万トン前後。売上高や収益は明らかにしていないが、飛灰の処理技術で先駆的な三井金属と、高い電気溶融技術を持つ大平洋金属が「事業性は高い」と判断した。17日に八戸市内で共同会見した須永達夫・三井金属専務は「今後このようなシステムはますます必要になってくる」と強調。桑原照雄・大平洋金属専務は「地域貢献にもなる」と話した。

198とはずがたり:2005/09/08(木) 10:26:27
鉄鋼3社、特許相互利用締結へ…買収防衛も狙う
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050908-00000101-yom-bus_all

 鉄鋼大手の新日本製鉄と住友金属工業、神戸製鋼所の3社が、製鉄に関する技術の特許などの使用を互いに認め合う「クロスライセンス契約」の締結に向け、最終調整していることが7日、明らかになった。

 製造コストの削減などを目指すだけでなく、3社のうち1社が第三者に買収された場合、残る2社が買収者には特許の利用を認めない“拒否権”条項を盛り込む方針で、敵対的買収への防衛策としての効果を期待している。

 3社の副社長レベルで細部を詰めており、今秋の契約締結を目指す。こうした契約条項を活用した防衛策は日本ではまだ珍しいが、今後導入する企業が相次ぎそうだ。

 クロスライセンス契約の対象となるのは、鉄鉱石などの原料加工や鋼(はがね)の製造に必要な基本技術に関する特許などだ。各社がそれぞれ持つ数十件から100件余りの特許を一定の範囲で開示し合い、使用を認めることで、鉄鋼製品の製造コストを下げるとともに、品質を向上させる。

 契約では、3社のうち1社が敵対的な第三者に買収された場合などに、残る2社はそれまで提供していた特許の継続使用を拒否できるとする条項を盛り込む方向だ。

 「チェンジ・オブ・コントロール」(資本拘束条項)と呼ばれる買収防衛策で、敵対的買収者は、買収に成功しても製鉄に重要な特許が使えなくなり、買収した会社の企業価値が大幅に下がるため、買収を断念させる効果が生じる。

 契約交渉の中では、さらに、買収された会社独自の特許についても、残り2社の許可がなければ、買収者が自由に使えないようにすることも検討している。

 こうした契約条項は、日本企業でも新薬の特許供与契約を結ぶ際などに盛り込むことがある。

 だが、供与先がライバル会社に買収された場合に、契約を破棄して特許が漏れないようにする目的が多く、今回のように買収防衛策として活用するのは異例だ。

 欧米では、仏製薬大手のアベンティスが2004年に、仏製薬大手のサノフィ・サンテラボに敵対的買収を仕掛けられた際、資本拘束条項の発動を対抗手段として検討したという。

 世界の鉄鋼業界は、オランダに本社がある鉄鋼大手のミッタル・スチールが4月に米大手を買収し、粗鋼生産世界一となるなど企業の合併・買収(M&A)が活発だ。

 日本の鉄鋼メーカーは海外勢に比べ、株価による企業価値を示す時価総額が低く買収されやすいとされるため、新日鉄など3社は世界トップクラスの製鉄技術に関する知的財産を活用した買収防衛策を取り入れることにした。
(読売新聞) - 9月8日3時5分更新

210荷主研究者:2005/12/29(木) 03:53:07

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20050831&amp;j=0024&amp;k=200508313682
2005/08/31 08:09 北海道新聞
日鋼室蘭 風力発電の羽根製造 子会社を設立、12月生産

 【室蘭】日本製鋼所室蘭製作所は三十日、風力発電用の羽根を製造する子会社「J−Win(ジェイ・ウィン)」を設立したことを明らかにした。日鋼は風力発電を新エネルギー事業の新たな柱に据え、風力発電機の支柱生産も三年前から本格化させている。長さ三十四メートル級の大型の羽根を製造する方針で、このクラスの羽根製造は国内で三菱重工業に次ぎ、二社目という。

 J−Winは日鋼100%出資の子会社。すでに室蘭製作所内の機械工場のラインの一部を羽根製造用に改良中だ。オランダの羽根製造関連会社の技術協力で、九月から試験製造を開始。十二月から営業生産に入る予定だ。

 同製作所によると、羽根の製造能力は年間で最大二百本。全国の風力発電施設の総出力は二○○四年三月末現在、六十七万七千キロワットだが、一○年度には三百万キロワットとする政府目標があり、今後も需要拡大が見込めると判断した。

 羽根の製造は現在、欧州など海外からの輸入が大半で、国内での製造により「輸送費の削減や、きめ細かなメンテナンスなどのメリットも提供できる」(同製作所)としている。

 同製作所は中国向け発電用部材などの受注が好調で、二○○四年度の売上高が十三年ぶりに五百億円を超えた。風力発電事業への本格進出で、さらに事業拡大を目指す。

212荷主研究者:2005/12/30(金) 12:16:32

【東京製鉄:愛知に最大新工場】
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200509140023a.nwc
東京製鉄、219億円で用地買収 愛知に最大新工場
2005/9/14

 電炉メーカー最大手の東京製鉄は十三日、愛知県から同県田原市にある工業用地約百四万四千六百平方メートルを取得する契約を結んだと発表した。買収額は二百十九億六千二百万円で、同社で最大規模となる五番目の工場を建設する計画だ。

 二〇〇七年三月末に土地の引き渡しを受け、同年四月に着工。〇九年春ごろの完成を目指す。

 新工場の年産能力は、現在最大の岡山工場(岡山県倉敷市)の約二百万トンを上回る見通し。同社全体では、少なくとも現在の一・五倍程度の六百万トン以上に拡大する。

213荷主研究者:2005/12/30(金) 12:22:17

【三井鉱山:休止炉再開に130億円】
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200509170021a.nwc
三井鉱山 休止炉再開に130億円
2005/9/17

 産業再生機構の支援により経営再建中の三井鉱山は十六日、二〇〇七年三月期を最終年度とした事業再生計画に代わる中期経営四カ年計画(最終年度は〇九年三月期)を策定した。

 主力事業の石炭やコークスの市況が好調に推移していることから、休止中の年産五十万トンのコークス炉を〇六年度に再稼働し、生産能力を二百十万トンとする。投資額は約百三十億円。増産する五十万トン分はスポンサー企業の一社である新日本製鉄に長期供給し、新日鉄向けは合わせて年間六十万トンとなる。

 リストラ推進や素材市況の好調で業績は再生計画を上回るスピードで改善しているが、休止コークス炉の再稼働をはじめとした積極投資により、〇九年三月期連結業績で売上高は二千五十五億円(〇五年三月期比5・6%増)、経常利益が百七億円(同18・9%減)、最終利益は九十九億円(同12・4%減)としている。

 財務面ではグループ全体で借入金を百億円削減し、営業キャッシュフローに対する割合を今期の七・四倍から四倍に引き下げ、復配を目指す。

 単体ベースは、これまでの再生計画では、〇七年三月期の売上高を一千二百九十八億円、経常利益は十三億円、最終利益は十一億円としていた。これに対し、中期計画は同期に売上高で三百一億円増の一千五百九十九億円、経常利益で十七億円増の三十億円、最終利益で五十三億円増の六十四億円と見込んでいる。その一方で、借入金は再生計画の五百七十億円から七百三十五億円に膨らむと予想する。

214荷主研究者:2005/12/30(金) 12:23:41

【三井鉱山中期計画:石炭・コークス強化 北九州で重点的に】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20050917/morning_news034.html
05/09/17 西日本新聞
三井鉱山中期計画 石炭・コークス強化 北九州で重点的に

 新日本製鉄など三社の支援を受け経営再建中の三井鉱山は十六日、中核事業である石炭・コークス分野の強化を柱とする中期経営計画(二〇〇五―〇八年度)を発表した。休止コークス炉の再稼働などのため北九州市の事業所に重点投資。計画期間中の総投資額は三百二十六億円を予定し、うち約八割の約二百五十四億円を同市の事業所に投じる。

 休止コークス炉は百三十億円を投資し、〇六年度に再稼働する計画。生産能力は年間五十万トンで、同社のコークス生産能力は年間二百十万トンに拡大。増産分は全量を十年間の長期契約で新日鉄に供給する。

 コークス生産で発生する蒸気を使う発電設備(出力九万キロワット)などの関連設備を同市に新設。石炭分野は、主に自家発電装置を持つ事業者向けの営業を強化することで、年間販売量を八百五十万トン(現在は六百四十万トン)に拡大する。

 財務面では、計画期間中にグループ全体の借入金を百億円削減し、経営体質を強化。石炭採掘のグループ会社、三井石炭鉱業は保有資産の売却などを行ったうえで〇六年度中に清算する方針。清算に伴う費用など百六億円を〇五年九月中間決算で特別損失に計上する。

 経営計画達成により、〇九年三月期決算は、売上高二千五十五億円(〇六年三月期予想比百三十七億円増)、経常利益百七億円(同一億円増)、当期利益九十九億円(同九十億円増)を予想。〇八年度をめどに復配と優先株償還を果たすことで事業再生を目指す。

 この日の会見で山保太郎社長は「石炭・コークス市況の好況もあり、業績は事業再生計画を上回るペースで回復している」と説明した。

215荷主研究者:2005/12/30(金) 18:42:26

【JFE環境:仙台にリサイクル新工場】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050928t12014.htm
2005年09月27日火曜日 河北新報
JFE環境 仙台にリサイクル新工場 来春稼働

 リサイクル事業のJFE環境(横浜市)は、仙台市宮城野区港1丁目にある仙台工場の隣接地に新工場を設ける。仙台工場は現在、容器包装プラスチックをリサイクル商品の原料に処理しているが、新工場では製品化まで手掛ける。2006年4月に稼働させる予定。総事業費は約20億円で、約100人の従業員の大半を地元採用する。

 新工場は鉄骨一部2階で面積は約2400平方メートル。関連会社のJFE条鋼仙台製造所の敷地内に建設している。
 新工場では容器包装プラスチック、廃木材、廃蛍光灯をリサイクルする。プラスチックと廃木材はそれぞれ年間1万8000トンを排出元から受け入れ、粉砕、洗浄などの処理をしてプラスチック製パレット、燃料チップなどに製品化。廃蛍光灯は年間約1200トンを処理し、ガラス粒などにする。

 JFE環境は、JFEスチール(東京)のグループ会社。仙台工場は2000年から仙台市の委託を受け、容器包装プラスチックを再資源化している。事業が軌道に乗ってきたため、仙台工場を東北の拠点と位置付け、製品化までの設備を整えることにした。
 仙台工場は現在、年間1万4000トンの容器包装プラスチックを受け入れている。年売上高は数億円で、新工場の稼働により、15億円にまで伸ばす考えだ。

216荷主研究者:2005/12/30(金) 18:57:51

【住金小倉社長に聞く】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20050930/morning_news024.html
05/09/30 西日本新聞
特殊鋼はフル生産続く 住金小倉社長・吉田喜太郎氏に聞く

 鉄鋼生産が減少している。日本鉄鋼連盟(東京)によると、八月の粗鋼生産量は九百二十三万トンで、前年同月比1・7%減となり、二カ月連続のマイナス。これまで景気回復をけん引してきた鉄鋼業の足元の動きはどうか。棒鋼や線材などの特殊鋼を生産する住友金属小倉(北九州市)の吉田喜太郎社長に聞いた。

 今、建設資材などの汎用品を中心に、中国の鉄鋼生産が急拡大している。八月の粗鋼生産は約三千万トンで、日本の約三倍に達するという。中国の増産は、アジアの鉄鋼市場に大きな影響を与えている。日本の鉄鋼各社は、輸出向け汎用品の減産を強化しており、本年度の国内生産量は全体として前年を下回るのではないか。

 ただ、鉄鋼と一口に言ってもさまざまな分野がある。特殊鋼は、自動車や建設機械、工作機械向けの部品などに使われている。自動車部品は、安全確保のため強度や耐久性が必要で、高品質の材料が求められる。

 国内の自動車生産は依然として好調だ。当社の製品の七割以上は自動車向け。このため二〇〇二年秋以降、フル生産が続いている。北部九州で自動車関連産業の集積が進んでいるのも、当社にとって好都合だ。

 今後の見通しについては自動車次第だが、現在の傾向がしばらく続くだろう。原油価格高騰の影響で、米国では燃費がいい日本車の人気が高まっている。自動車を中心に、景気回復は着実に進むのではないか。

217荷主研究者:2005/12/30(金) 19:55:44

【小坂製錬:新型炉建設】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2005/10/20051014t42024.htm
2005年10月14日金曜日 河北新報
秋田・小坂製錬 19金属回収可能に 専用炉新設

 同和鉱業(東京)は13日、子会社の小坂製錬(秋田県小坂町)に電子基板の廃材などから金や銅などの金属を回収できるリサイクル原料対応型の新型炉を建設すると発表した。リサイクル専用炉の建設は国内初の試みという。

 新型炉にはICチップの不良品、金メッキなどの加工廃材、携帯電話やパソコンの使用済み基板などのリサイクル原料を投入し、高温で処理。そこから金、銀、銅、鉛など19種類の元素を回収し、電気銅などを生産する。

 小坂製錬は現在、硫黄などを含む鉱石を燃やす自溶炉方式で、鉱石とリサイクル原料を燃やし金属を回収している。新型炉は、炉内の温度調節が可能で、木材チップなどのバイオマス、石炭、家庭ごみなどを燃料にリサイクル原料を燃やして金属を回収できる。

 新型炉は直径5メートル、高さ10メートルで、同社敷地内に建設。リサイクル作業で効率的に生産性を上げるほか、複雑鉱と呼ばれる難処理鉱石からの金属回収も可能で、廃棄物発生量の削減にもつながるという。

 新型炉建設の費用は約100億円で、全額を同和鉱業が投資する。本年度内に着工の予定で、07年3月完成、同年中の稼働を目指す。

 同和鉱業によると、小坂製錬は難処理鉱石から17種類の元素を回収できる製錬所で、自動車シュレッダーダストなどの廃棄物を処理・再生する事業を行っていることなどから、新型炉の建設地に選んだという。

 秋田県庁で記者会見した小坂製錬の渡辺哲雄社長は「新型炉が完成すれば、創業121年の当社にとって歴史的な転換期になる。生産性も向上し、地元を中心に雇用などで貢献できる」と語った。

218荷主研究者:2005/12/30(金) 20:02:11

【清水鋼鉄:苫小牧製鋼所の最終ライン自動生産化】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20051018&amp;j=0024&amp;k=200510176555
2005/10/18 09:05 北海道新聞
清水鋼鉄が10億円投資 最終ライン自動生産化

 【苫小牧】鉄筋コンクリート用棒鋼生産の清水鋼鉄(千葉県浦安市、清水範子社長)は十七日、苫小牧製鋼所の「乱尺ライン」と呼ばれる、人力による最終盤の工程を廃止、自動化する設備投資を行う方針を明らかにした。総額十億円を投資、来年二月末の完成予定で、年間計六千万円の支出減を見込む。同工程の廃止は、道内同業種の大手工場で初めて。

 「乱尺ライン」は、製品を取り終えて余った棒鋼を人力で別の製品に仕上げる工程で、これまで六人程度の人員配置が必要だった。今回の設備更新で、ビレット(鋼塊)を棒鋼に仕上げる圧延から、ラベルを張って出荷するまでの過程を、コンピューターで一括管理するシステムを構築。

 これにより、受注状況や切断前の棒鋼の長さから、最適な切断方法をシステムが自動的に判断し、無駄の少ない生産が可能になり、人の配置は最少で済むという。同製鋼所の清水孝所長は「海外メーカーと戦うため、コスト削減と顧客サービスの向上につながる投資を決断した」と話す。

 同製鋼所は廃鉄をリサイクルして、棒鋼と海外向けのビレットを生産。中国での需要増に伴う世界的な鉄の高騰もあり、二○○四年度の生産額は百二十億円と、百億円の大台を突破している。

219荷主研究者:2005/12/30(金) 20:32:27

【住金小倉:エンジン用部品で新素材】
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200509270019a.nwc
住金小倉、エンジン用部品で新素材 コスト低減し強度向上
2005/9/27

 住友金属工業の子会社で、特殊鋼メーカーの住友金属小倉(北九州市小倉北区)は二十六日、製造コストを低減させるとともに強度を向上させた自動車エンジン用部品のコンロッドをホンダと共同開発したと発表した。

 住友金属小倉は部品加工用鋼材としてホンダに供給し、ホンダ側が部品に加工する。ホンダは、昨年発売した高級乗用車「レジェンド」に新開発のコンロッドを搭載しており、先週発売した主力乗用車「新型シビック」にも搭載した。

 コンロッドは、エンジン内部のピストンとクランクシャフトを連結する部品で、ロッドとキャップからなる。これまで熱間鍛造と呼ばれるプレス成型でロッドとキャップを別々に製造していた。

 今回、鋼材に、特殊元素を均一に含有させることで従来に比べて強度を30%高めるとともに、13%の軽量化を実現。鋼材の強度と加工性の向上により、コンロッド全体を製造した後でロッドとキャップに破断分解する製造方法を可能にした。

 これまでロッド全体を製造した後に破断する方法はあったが、強度や加工性に課題を抱かえ、普及が遅れていた。

 コンロッドの全体製造により、熱間鍛造や機械加工などの製造面で大幅なコストダウンが図れるとしている。

220荷主研究者:2005/12/30(金) 20:36:59

【JFEマテリアル:合金鉄の精錬販売合弁】
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200510080013a.nwc
希少金属回収し合金鉄 JFEマテが精錬販売合弁
2005/10/8

 JFEスチールの子会社で、合金鉄メーカーのJFEマテリアル(富山県新湊市)は、希少金属のニッケルやモリブデン、バナジウムを含有する製油所の使用済み脱硫触媒や火力発電所のボイラー灰を回収し、鉄くずとともに合金鉄を製造する事業を開始する。

 来年一月の稼働予定で、バナジウム合金鉄とモリブデン・ニッケル合金鉄をそれぞれ年間二千トン製造し、JFEスチールなどに販売する。

 使用済み脱硫触媒やボイラー灰の調達と製造した合金鉄を販売するため、三菱商事、鹿島北共同発電とともに合弁会社「メタルテクノロジー」(富山県新湊市)を設立。資本金は一億五千万円で、JFEマテリアルが52・5%、三菱商事が27・5%、鹿島北共同発電が20%を出資した。

 また、合金鉄製造のために必要な触媒やボイラー灰を燃やして水分や油分を取り除く工程は、産業廃棄物処置に相当するため、JFEグループのJFE環境が担当する。

 JFEマテリアルは、合弁会社の委託により、JFE環境から触媒などを受け取り、鉄くずとともに溶解・精錬して二種類の合金鉄を製造して合弁会社に提供する。合弁会社の売上高は五十億円を見込んでいる。

221荷主研究者:2005/12/30(金) 20:39:52
>>217

【同和鉱業:新型廃棄物再生炉建設へ】
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200510150027a.nwc
同和鉱業 新型廃棄物再生炉建設へ 金属回収に高い能力
2005/10/15

 同和鉱業は、子会社の小坂製錬(秋田県小坂町)に新型炉を建設する。回収した廃棄物を新型炉で焼却し、金や銀などの金属元素として回収するのが狙い。投資額は約百億円で、二〇〇七年三月末の完成を目指す。

 小坂製錬は、銅の生産能力年間七万トンの中規模製錬所で、近年は自動車シュレッダーダストや使用済み電子基板などの廃棄物処理・再生事業も本格化している。

 回収した廃棄物は、銅などの各種金属を含有する硫化鉱などの主原料とともに、一定量を混入して燃焼させ、処理・再生していた。

 しかし、既存炉での廃棄物処理は能力が限られることから、廃棄物だけを処理・再生できる新型炉の建設を決めた。

 新型炉は投入原料の大きさや水分の含有量などを問わず、ほぼそのままの状態で投入できるのが特徴。

 同社では、スクラップや電子基板、貴金属を含む残りかす、処理が困難な鉱石などを処理し、金、銀、銅、鉛のほか、ビスマス、テルルなどの希少金属など合わせて十九種類を回収する計画だ。

 既存炉で使用する硫化鉱は、中国やインドなどの新興国でも需要が拡大しており、今後、需給動向によっては入手困難な事態も想定される。硫化鉱を使用しない新型炉の導入により調達資源の多様化を進める狙いもある。

224荷主研究者:2005/12/30(金) 23:12:47

【JFE西日本製鉄所に設備投資増額】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200512080111.html
'05/12/8 中国新聞
JFE「西日本」に設備投資増額

 JFEスチール(東京)は、二〇〇六―〇八年度の西日本製鉄所(福山・倉敷市)への設備投資額(工事ベース)を計二千百億―三千二百億円と〇三―〇五年度見込みと比べ一・三―二倍に引き上げることが七日までに分かった。アジアの需要に対応し、生産能力増強のため高炉の大幅改修などを予定。一九九〇年代以降では、統合前のNKK福山、川崎製鉄倉敷の両製鉄所を合わせた額も上回り最高水準となる。

 年明けに策定する次期中期経営計画(〇六―〇八年度)に盛り込む。全体の投資額は三千億―四千億円を想定。うち西日本製鉄所が七―八割を占め、生産拠点としての役割をさらに高める。

 現行の中期経営計画(〇三―〇五年度)の全体の投資額は三千億円で、西日本製鉄所は約半分の千五百八十五億円の見込みとなっている。

 現在、中国などアジアで海外生産が好調な自動車や造船向けの鋼材が不足している。西日本製鉄所に投資を集中させ、生産体制を強化する。

 ただ、西日本製鉄所には高度成長時代に建設した設備が多い。大幅改修が必要で、高炉の容積拡大などで生産能力をアップ。溶融亜鉛めっきなど高い表面処理能力が求められる高級薄鋼板を生産する拠点として重点投資する狙いもある。

 〇三年四月に福山、倉敷の両製鉄所が西日本製鉄所へ統合。九〇年代以降は両製鉄所合わせて三年で千五百億―千七百億円の水準だったという。

 馬田一社長は「中国などアジア各国の旺盛な需要は今後数年続くだろう」とした上で「西日本製鉄所への重点投資で生産性や機能性を高め、国際競争を勝ち抜きたい」と話している。(村上昭徳)

225荷主研究者:2005/12/30(金) 23:35:46

【アイリスオーヤマ:使い捨てカイロ事業参入】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/12/20051222t12011.htm
2005年12月21日水曜日 河北新報
アイリスオーヤマ 使い捨てカイロ事業参入へ

 アイリスオーヤマは21日、使い捨てカイロの製造事業に乗り出すと発表した。健康食品製造などを手掛けるニッテツ・ファイン・プロダクツ(岩手県釜石市)から2006年3月末に営業権を譲り受ける。ドラッグストア向けの品ぞろえ強化と海外マーケットへの展開が見込めることなどから、参入を決めた。

 新事業のためアイリス・ファインプロダクツ(仙台市)を16日に設立した。現在のニッテツ釜石工場を拠点に06年4月から生産する。釜石の生産能力は月1500万個。アイリスグループの中国・大連工場でも来秋から製造する方針だ。
 アイリスはニッテツの従業員15人を引き継ぐほか、一部業務を同社に委託する。営業譲渡に伴う人員整理はない。

 ニッテツ・ファイン・プロダクツは新日本製鉄の子会社。カイロ事業の売り上げは年10億円程度で、業界5位のシェアを持つ。事業は利益を確保していたが、営業力強化が課題となっていた。
 アイリスオーヤマは06年度の売り上げ目標を15億円と設定。大山健太郎社長は「海外市場も開拓する。08年度には60億円に伸ばし、世界シェア1位を目指す」と話している。

226とはずがたり:2005/12/31(土) 20:18:46
>>225
アイリスオーヤマのニュースリリースより。
東北にも地場の本格的な産業資本を!!頑張って欲しい。

■使い捨てカイロ事業に進出について
http://www.irisohyama.co.jp/company/news/2005/1222.html

 アイリスオーヤマは、新日鐵グループのニッテツ・ファイン・プロダクツと、同社のカイロ事業の営業権を譲り受けることで12月15日に合意しました。
 営業権を譲り受けるのは、アイリスグループの「アイリス・ファインプロダクツ株式会社」(本社:仙台市青葉区)で、譲渡日は2006年3月31日です。
 アイリス・ファインプロダクツの社長には大山富生(アイリスオーヤマ専務取締役)が就いており、ニッテツ・ファイン・プロダクツのカイロ事業の全従業員を引き継ぐ予定です。

 この営業権の取得によって、アイリスオーヤマはニッテツ・ファイン・プロダクツの釜石工場を生産拠点とした使い捨てカイロの事業に進出します。
 使い捨てカイロは、当社のお取引チャネルであるホームセンター、GMS、ドラッグストアで大きな販売ボリュームを持つ生活消耗雑貨である一方、話題のある新商品の投入が少なく低価格競争が続いています。
 生活用品のメーカーベンダーとして生活者の声を反映させた新商品開発を続けている当社と致しましては、カイロの分野でも生活提案型の新商品を積極的に投入することで市場の拡大を図っていきたいと考えております。
 初年度のアイリスオーヤマのカイロ事業売上計画は15億円。2008年度には売上60億円、業界No.1のメーカーを目指します。


■アイリス・ファインプロダクツ株式会社概要
設立2005年12月16日
本社所在地仙台市青葉区北目町1−13
社長大山富生(アイリスオーヤマ株式会社専務)
資本金1千万円

(更新日:2005/12/22)

232とはずがたり:2006/01/23(月) 20:04:08
国際ダイヤモンド輸出機構(パタリロ)が暗躍!?w

ダイヤ原石:コートジボワール産を輸入禁止措置 経産省
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20060124k0000m020034000c.html

 経済産業省は23日、外為法に基づく告示を改正し、コートジボワールを原産地とするダイヤモンド原石を輸入禁止の対象にすると発表した。国連安全保障理事会が昨年12月15日、同国産ダイヤ原石の輸入禁止を決議したことを受けた措置。

 コートジボワールは、北部の反政府組織が02年にバグボ大統領の退陣を求めて蜂起して以来分断状態にあり、ダイヤモンド原石の不正取引が反政府組織の資金源になっているとみられている。[坂井隆之]

毎日新聞 2006年1月23日 18時06分

233とはずがたり:2006/01/24(火) 23:06:59
WSJ-ティッセンクルップ、ドファスコ買収を断念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060124-00000020-dwj-biz

ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)ドイツの鉄鋼大手ティッセンクルップ(TKA.XE)は23日遅く、カナダの同業ドファスコ(DFS.T)への買収提示額引き上げを断念し買収合戦から撤退すると発表した。これで、ティッセンクルップを上回る買収金額を提示しているルクセンブルクのアルセロール(5786.FR)によるドファスコ買収が濃厚になってきた。

ティッセンクルップは「(提示額を引き上げれば)経済的価値を生み出す水準を超えてしまうため、ドファスコへの買収提示額引き上げはしないと決断した」との声明を発表した。先週のアルセロールの提案内容に対抗する条件をティッセンクルップが提示できる期限は、米東部時間の23日深夜12時だった。

アルセロールは先週、ドファスコへの買収提示額を、1株当たり63カナダドルから同71カナダドル(総額48億8000万ドル)に引き上げた。ティッセンクルップはその前に、提示額を同68カナダドルに引き上げていた。アルセロールとティッセンクルップによるドファスコ買収合戦は、昨年11月後半から続いていた。鉄鋼業界での世界的な再編が進むなか、両社とも、ドファスコ買収を足掛かりに北米での地位を確立しようとの狙いがあった。

ドファスコは、欧州鉄鋼メーカーにとって魅力的な北米自動車市場への主要鉄鋼供給会社。労使関係は良好で、過去1年間に大掛かりな鉱山買収を実現した。

ドファスコ株主は、2月8日までにアルセロールの買収提案を受け入れるかどうかについて結論を出すことになっている。この期限までに他者がアルセロールに対抗する買収提案をする可能性もあるが、一部の業界アナリストは、その可能性は低いとみている。在シカゴのアナリスト、ミシェル・アップルバウム氏は「アルセロールは積極果敢な姿勢を示している。他者が参入しても、アルセロールの意志の強さを実感するだろう」と語った。

(ダウ・ジョーンズ) - 1月24日12時54分更新

235とはずがたり:2006/01/28(土) 16:19:32
ポスコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%B3

2005年6月、インドオリッサ州に第三の一貫製鉄所を建設すると発表。鉄鉱石鉱山の開発も併せて手がけるもので、韓国企業としての海外投資としては最多の120億ドルを投資する予定。2010年以降に操業開始し、完成すると新日本製鐵とJFEスチールを粗鋼生産高で上回る。>>206

中国鋼鉄→東亜聯合鋼鉄(和歌山事業合弁)←住友金属
 └──→共同での中国への投資を検討←──┘  ……これどうなったんやろ。。

中国鋼鉄と住友金属、共同で中国投資へ
http://www.iris.dti.ne.jp/~taitsu/9314.htm#aaa

 中国鋼鉄と住友金属は最近、頻繁にコンタクトを取り、中国への共同投資についての話し合いを進めているもよう。

 両社はすでにターゲットとする製品項目を自動車用鋼板またはコンピュータのケースに決定している。また、中国の華東または華北地区で工場設置用地を探している段階で、年内に中国への共同投資案が決定する可能性が高い。
 中国鋼鉄と住友金属は昨年、合計300億日本円の投資を行い、合弁会社「東アジア連合鋼鉄(東亜聯合鋼鉄)」(本社は東京)を設立した。これにより中国鋼鉄は毎年180万トンのスラブの供給を受けることが可能となっている。
 両社は東アジア連合鋼鉄の設立に成功したのに続き、最近は積極的に中国への共同投資の話し合いを進めている。この共同投資計画が実現すれば、日台鉄鋼業者の提携による中国での工場設立としては初めてのケースとなる。
 中国鋼鉄は、同社が海外の大手企業と提携についての話し合いを進めていることをすでに外部に対して発表しているものの、詳細については秘密保持協定によりコメントを控えている。

239荷主研究者:2006/02/06(月) 02:02:30

http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20051214/morning_news030.html
2005/12/14 西日本新聞
振動3万回緩まぬボルト 佐賀大と2企業世界初 建造物の安全向上期待

 佐賀大学、佐賀鉄工所(佐賀市)、船舶エンジン修理会社の大喜工業(北九州市)の研究チームは十三日、緩みにくい安全ねじのボルトを世界で初めて製造したと発表した。ボルトの表面に二種類のねじ山をつくり、二つのナットで締めることで緩みにくい構造にした。自動車や電車、橋など振動を伴う構造物に使えば、安全性向上につながるという。電力会社やガス会社などから引き合いがあり、来年度の商品化を目指すとしている。

 「スーパーロックボルト」と名付けられたこのボルトは表面に、ねじ山の間隔が二ミリと一ミリになるように二重のらせんをつくった。緩もうとしたときに二つのナットがぶつかって動かなくなる仕組みになっている。

 十七分間に三万回の振動を与えるテストを行った結果、普通のボルトは約五秒で緩んだが、このボルトは全く緩まなかったという。

 研究チーム長の西田新一・佐賀大教授は「適正な力で締め付けておけば、何十年たっても緩まない」と太鼓判を押す。

 緩みを防ぐために従来は、ナットの内側に針金を組み込ませたり、ねじ山の溶接などが行われてきたが、このボルトは維持費の負担を減らすだけでなく、取り付け作業が簡単で再利用できるのが利点という。

 旋盤で一つ一つねじ山を刻むと、加工賃だけでボルト一本につき五百円以上かかるが、研究チームは、このねじ山の加工工具の開発にも成功。量産化すれば、一本数十円で販売できるめどが立ったとしている。

 西田教授らは「ローテクの代表と思われていたねじを、産業界の安全性向上につなげたい」と意気込んでいる。


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