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鉄鋼・非鉄金属スレッド

197荷主研究者:2005/09/05(月) 00:06:26

【太平洋金属、三井金属:八戸で飛灰リサイクル】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/06/20050618t22006.htm
2005年06月17日金曜日 河北新報
ごみ溶融炉の「飛灰」をリサイクル 八戸で来年事業化

 大平洋金属と三井金属(ともに東京)は17日、ごみ溶融炉で発生する排煙中のばいじん「飛灰」を完全リサイクルする国内初の事業を来年4月、青森県八戸市で共同で開始すると発表した。飛灰の大部分は従来、埋め立て処理されており、両社は「最終処分場の建設が難しくなる中、ごみ問題の解決に貢献できる」としている。

 青森県内外で自治体のごみ溶融炉などから飛灰を収集し、塩素分を取り除く「脱塩処理」を施す。それを1500度前後の電気炉で溶かし、銅や亜鉛などの有価金属と鉱滓(こうさい)に分ける仕組み。回収した金属は、三井金属グループで原料として再利用する。残った鉱滓は成分が天然石に近く、コンクリート用骨材などに活用する。

 三井金属が先月設立した100%出資の子会社MTRが脱塩処理を担当。三井金属グループ会社の八戸製錬の敷地内に脱塩施設を約6億円かけて設置する。三井金属から処理の委託を受けて、溶融部分を行う大平洋金属は電気炉を新設する。投資額は18億円。

 三井金属によると、ダイオキシン対策が施された溶融炉は高温で処理するため、焼却灰は残らないが、排煙中に金属類が濃縮した飛灰は発生する。全国の埋め立て場が逼迫(ひっぱく)し、コストが高くなるなど飛灰の処分が問題化していた。

 年間処理量は3万トン前後。売上高や収益は明らかにしていないが、飛灰の処理技術で先駆的な三井金属と、高い電気溶融技術を持つ大平洋金属が「事業性は高い」と判断した。17日に八戸市内で共同会見した須永達夫・三井金属専務は「今後このようなシステムはますます必要になってくる」と強調。桑原照雄・大平洋金属専務は「地域貢献にもなる」と話した。


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