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地域綜合スレ

2925とはずがたり:2006/11/09(木) 19:41:26
<東北・北海道>青森県

平川と五戸は県にさからわんほうがええでぇ〜

市町村合併:県、新たに特別交付金 新法に基づく合併市町村に /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061104-00000006-mailo-l02

 県は合併特例新法(05年4月施行)に基づいて合併する市町村に対し、新たに特別交付金を支給することを決めた。県が新法期限内(09年度末まで)の合併を構想している「平川市・田舎館村」と「五戸町・新郷村」には、それぞれ最高3億円が交付されることになる。
 県によると、新しい交付金は電算システムや防災無線の統合、合併に伴う臨時的財政需要の負担を軽減するのが目的で、県独自の支援。交付限度は、合併する市町村の総数に1億円を掛けた額になる。さらに、人口1万人未満の「小規模町村」が合併市町村に含まれている場合は、小規模町村数に1億円を掛けた分が加算される。田舎館村と新郷村は、ともに小規模町村に該当する。[長谷川典義]
11月4日朝刊
(毎日新聞) - 11月4日11時1分更新

2926とはずがたり:2006/11/09(木) 19:43:26
<中国・四国>徳島県

中核市って何処迄合併すれば実現?板野郡は厳しいで。

中核市、基本的に支持 徳島市新総合計画素案、市民会議が検討結果報告
http://www.topics.or.jp/News/news2006110304.html

 徳島市の新総合計画(二〇〇七−一六年度)に意見や提言をする市民会議(会長・桑原信義徳島銀行相談役、委員五十人)の第三回全体会議が二日、同市内の阿波観光ホテルであり、市が提示した基本構想の素案への意見を報告書として原秀樹市長に提出した。

 三十八委員が出席。十月中に全体会と三つの部会で討議し、まとめた内容を各部会長らが発表した後、桑原会長が原市長に報告書を手渡した。

 基本理念の一つである中核市構想実現については、基本的な方向性は支持しつつも「四十万人という数合わせや、安易な市町村合併によって目指すべきではない」と指摘。「まずは徳島市の魅力を高め、周辺市町村に『一緒になりたい』と思わせるまちづくりを進めることを前面に出した構想にすべきだ」と提言している。

 このほか、構想全体に対し「全国どこの都市でも通用する表現になっており、徳島らしさをもっと出してほしい」とも指摘している。

 市はこの報告を踏まえて素案を修正。市議会の意見やパブリックコメント制度で市民の意見を聞いた上で最終案としてまとめ、本年度末の市議会に諮る。

2927とはずがたり:2006/11/09(木) 19:47:28
<中国・四国>高知県

なんで墓地問題みたいな些末な事が合併という大義の足を引っ張らなくちゃならんのだ?可怪しいぜよ

市町村合併:春野町との合併関連議案、12月議会に提出−−高知市 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061103-00000217-mailo-l39

 春野町との合併協議を進めている高知市は2日、市議会の市町村合併特別委員会を開いた。同町の違法墓地問題が合併の障害とされているが、山下司助役は「墓地問題がすべて解決しなくても12月議会に合併関連議案を提出する」と合併実現に意欲を見せた。
 同町の墓地問題は私有地の墓地をすべて町有化するもので、16カ所のうち14カ所を既に適正化。残りの2カ所のうち、下秋山墓地については同町が私有地の取得に向け、高知地裁で係争中。16日に判決が出るが、敗訴すれば、同町が目指している12月議会での墓地条例整備は困難となる。
 委員からは「土地取得ができなくても合併をするのか」「墓地問題が解決しないと合併しないと言っていたはずだ」といった意見が出た。
 山下助役は「合併目標の08年1月までに事務作業が1年程度必要で、12月議会に議案を出さないと間に合わない」との姿勢を示した。[米山淳]
11月3日朝刊
(毎日新聞) - 11月3日15時0分更新

2928とはずがたり:2006/11/09(木) 19:49:09
<東海>静岡県

くぅ〜。。

市町村合併:「2市2町」6日に審議、合併審に影響も−−焼津臨時会 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061103-00000002-mailo-l22

 住民発議による志太地域2市2町(焼津・藤枝市、大井川・岡部町)の法定合併協議会設置案を審議する焼津市議会の臨時会が6日から始まる。同地域の合併枠組みを巡っては月内にも県市町村合併推進審議会が臨時開催され方向性を示す見通しだ。審議会内は2市2町派が大勢だが、同市議会は賛否がきっ抗しており、議決の結果が審議会の議論にも影響を与えそうだ。
 先月20日の審議会で大坪檀会長は「風は2市2町に向かって吹いている」と述べ、2市2町で取りまとめる意向を強くにじませた。しかし、焼津市議会はこれと異なる判断を下す可能性が高い。26議員中、2市2町派は半数の13人だが、議長を出しているため実質的には12人。採決では12対13で否決される公算が大きい。ある1市1町派議員は「焼津が2市2町議案を否決すればアピールになる」と審議会の情勢変化に期待感を示す。
 ただ、2市2町議案の否決が1市1町支持を意味するわけではないとの指摘もある。合併そのものに反対する議員もいるからだ。
 大井川町民による発議で、1市1町の合併協設置議案も週明けに池谷薫町長に本請求される。同議案は相手先の焼津市議会でも審議することになるが、2市2町に反対する13人全員が1市1町に賛成するわけではないので、こちらも成立は微妙。合併審が月内に方向性を示したとしても、「2月の市議選で顔ぶれが変わらなければ決着しない」(ある市職員)との声がもれている。[鈴木英世、鈴木直]
11月3日朝刊
(毎日新聞) - 11月3日11時1分更新

2929とはずがたり:2006/11/09(木) 19:52:02
<東海>静岡県

いやん,めっちゃ順調〜。なんで旧法下で機が熟さなかったのか?こうして庵原郡は解体へ。岩渕は吉原との合併を選択したのだ。由比も駿府との合併を急げw

市町村合併:富士川町と合併、08年11月目標に−−富士市長が表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061103-00000001-mailo-l22

 富士市の鈴木尚市長は2日の市議会全員協議会で、富士川町との合併について「08年11月1日を目標にしたい」との意向を議会側に伝えた。具体的期日を明らかにしたのは初めて。また合併方式は「富士市への編入合併」であることを確認した。富士川町の坪内伸浩町長も同日、鈴木市長の説明と同じ内容を町議会側に通知した。
 両市町は、15日にそれぞれ議会を開き、法定合併協議会設置議案を提出する予定。[鈴木直]
11月3日朝刊
(毎日新聞) - 11月3日11時1分更新

2930とはずがたり:2006/11/09(木) 19:53:20
<東海>静岡県

嫌がってる西伊豆と求心力が足りない下田の動きが鍵である。

市町村合併:任意合併協設置、6市町長が協議−−伊豆半島南部地域 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061103-00000000-mailo-l22

 県賀茂地域支援局(斉藤民夫局長)は2日、県が合併枠組みとして打ち出している下田市など伊豆半島南部の6市町の首長を招集し非公開で協議した。
 斉藤局長と石井直樹市長によると、協議では6市町の議会承認が不要な任意の合併推進協議会設置が提案され、各首長が住民や議会などと話し合い次回に意見を出し合うことで合意した。
 6市町合併は、積極的な同市や、旧賀茂村と合併後間もないため時期尚早とする西伊豆町など、発言に温度差はあるが、任意合併協設置の話し合いが持たれたことで一歩進んだ形になった。斉藤局長は歓迎の意向を示した。任意合併協設置について、石井市長は「タイムリミットを考えると、来年9月までに法定合併協を設ける必要がある。任意合併協も賛成の市町で設置し、後から参加を認める手法を視野に入れてもよい」と話した。[中村隆]
11月3日朝刊
(毎日新聞) - 11月3日11時1分更新

2931とはずがたり:2006/11/09(木) 19:54:32
<北陸・甲信越>長野県

知事、合併推進審の来春設置を表明 飯田でボイス81
http://www.shinmai.co.jp/news/20061103/mm061103sha1022.htm

 県は2日、村井知事ら県幹部と市町村長が直接意見を交わす「ボイス81」の第1回を飯田市の県飯田合同庁舎で開いた。知事は席上、新市町村合併特例法に基づき総務省が都道府県に設置を求めている「市町村合併推進審議会」について、「合併新法の期限(2010年3月末)を考え、来年4月には設置したい」との考えを明らかにした。

 「平成の大合併」後の県内市町村のあり方について、知事は9月県会などで「81の市町村数はなお多い」として、合併を検討する市町村を後押しする意向を示していた。審議会の設置条例案は来年2月県会に提出する方針だ。

 総務省は、審議会の検討を経て、都道府県主導で新たな合併の組み合わせを示す「合併構想」を作るよう求めている。

 この点について知事は会議で「県が画一的、一律的、強制的に合併を進めることはできるだけ避け、市町村が自ら決定していくことが望ましい」と説明。県が独自に組み合わせを提示することはせず、新たに合併を検討する市町村からの申し出を受け、構想に盛り込んでいく考えを示した。

 「ボイス81」は、知事が知事選公約の柱に掲げた取り組みで、県と市町村の役割分担の議論や、信頼関係の再構築が目的。この日は10広域圏ごとに開く「地域会議」の初回で、飯田下伊那地方の全15市町村長が出席した。

2932とはずがたり:2006/11/09(木) 19:56:11
<近畿>滋賀県

合併枠組みに賛否 県審議会 近江八幡市と安土、竜王両町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061102-00000060-kyt-l25

 滋賀県市町合併推進審議会が2日、滋賀県庁であった。県の示した「近江八幡市と安土、竜王両町」の合併枠組み案について、近江八幡市長と安土町長は賛意を示したが、竜王町長は即答を避けた。「彦根市と豊郷、甲良、多賀各町」の合併枠組み案については、甲良町長が再考を求めた。
 審議会で、近江八幡市を中心とする枠組み案について、津村孝司安土町長は「広域行政を考えても(合併の枠組みは)1市2町が現実的。法期限にこだわらず話し合いたい」と話した。川端五兵衛近江八幡市長も「合併のチャンスがあれば、いつでもやっていきたい」と賛成した。
 一方、山口喜代治竜王町長は「合併の必要性は理解しているが、町民の意向にそって慎重に対応したい」と述べ、県に対して「地方自治の、自治という点を重視してほしい」と配慮を求めた。
 彦根市を中心とする枠組み案に関しては、山崎義勝甲良町長が「一度破綻(はたん)した枠組みが出されたことには納得がいかない。(合併の枠組みは)1市3町がベストとは思えない」と話し、さらに広域の新たな枠組み案を設定するよう求めた。
(京都新聞) - 11月2日23時27分更新

2933とはずがたり:2006/11/09(木) 20:14:58
<北関東>栃木県
>>2907
意外にあっさりといったね,ここは。高根沢と上三川も合併せい。
福島,水戸もちゃんと合併しろ。静岡と高知は良い感じではないか。

市町村合併:宇都宮など3市町議会、議案を可決 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061031-00000136-mailo-l09

 来年3月末の合併に合意している宇都宮市、河内、上河内両町の各議会は30日、同市に両町を編入する合併関連議案を、それぞれ賛成多数で可決した。3市町は20日、すでに合併協定書に調印していた。11月1日に福田富一知事に対し、合併申請をする予定。[塙和也]
10月31日朝刊
(毎日新聞) - 10月31日13時1分更新

2934とはずがたり:2006/11/10(金) 22:18:15
<九州・沖縄>佐賀県

ここも意外な程巧くいった。県庁所在地クラスでは佐賀・宇都宮・高崎・高松は順調な例。高知は巧く行きそう。静岡も巧く行くのではないか?福島・水戸が心配。新潟は秋葉区を新津区に変更すべし。

佐賀郡3町、佐賀市への合併議案を可決
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=251712&newsMode=article

 佐賀郡川副町と東与賀町、久保田町の各議会は8日、臨時議会を開き、佐賀市への編入合併関連6議案をそれぞれ可決した。佐賀市議会は14日に同議案の採決を予定しており、可決されれば来年10月1日に1市3町で人口約24万1300人の新しい「佐賀市」が誕生する。

 採決の結果は、川副、久保田両町が全会一致。東与賀町は賛成8、反対1だった。佐賀市議会が可決すれば、12月下旬に合併調印式を行い、年内に知事申請をする。

 議会の可決を受け、東与賀町の石丸義弘町長は「町の歴史も長く『今のままで』との思いも分かる。合併までに不公平感が出ないように努力したい」。川副町の江口善己町長は「(全会一致は)今後もしっかり話し合えという叱咤(しった)だと受け止めている」と話した。

 質疑が一切なく、可決された久保田町の川副綾男町長は「事前に十分に意見交換しており理解してもらった。合併は町民の念願でもあり、今後手抜かりなく調整したい」と述べた。

 佐賀市郡合併は2003年末、当時の1市6町の枠組みが都市計画の線引き時期などで合意できず破たんした。今年1月、佐賀市が3町に働きかけて再始動し、10月には法定協議会で49協定項目の調整を終えた。

 合併方式は「編入合併」とし、議員定数や任期は定数特例を適用、合併後50日以内に川副町3人、東与賀町1人、久保田町2人の増員選挙を行う。都市計画問題は合併後3年をめどに線引きし、土地改良事業では原則、新たに農家負担を求めないとしている。
11月09日更新

2935とはずがたり:2006/11/11(土) 09:36:20
<九州・沖縄>熊本県

早くして!熊本は政令指定都市にふさわしい都市だ

熊本市と合併望ましい 富合町検討委が答申
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20061111/20061111_001.shtml

 富合町議会の諮問機関「合併検討委員会」(阪口孝則会長)が10日、同町役場であり、熊本市との合併協議が望ましいとする答申をまとめた。阪口会長は米原靖雄議長に答申書を提出、検討委は解散した。

 答申では「宇土市との合併はこれまでの経緯から協議を再開する条件が厳しく、熊本市との合併協議を進めていくことが望ましい」とした。

 理由として(1)(熊本市は)多様な市民ニーズに対応する政策が整備され、財政指標も他市町と比べ評価できる(2)歴史、文化、経済、人的な交流が深い(3)富合町との合併に好意的‐としている。

 同町は合併論議をめぐり、住民グループの解散請求で議会が解散。7月の出直し選挙後の議会は、熊本市との合併推進派が多数となっている。今回の答申はあくまで「参考意見」(検討委)だが、合併実現に向けて影響を与えそうだ。米原議長は「答申を尊重し、執行部と慎重に協議を進めたい」と話した。

 検討委は住民代表と町議の27人で構成し、今年6月に発足。計8回の会合で議論を重ねた。

=2006/11/11付 西日本新聞朝刊=

2936とはずがたり:2006/11/13(月) 02:19:10
<九州・沖縄>宮崎県

高原は小林市, 西諸県郡 高原町, 野尻町, 須木村でやってた合併協議を途中で出て云っちゃった上に野尻町迄引き込んで,仕方がないから小林市は須木村と小さく合併したところ,野尻と高原の合併が巧く行かなかったからと小林市に今更入れてくれ等とちょいと高原の虫も良すぎる気もする。
しかし,それを考慮に入れたとしてもなお,入れてやれよと思う。小林+えびの+高原+野尻で諸県市でも如何?

法定協設置「付議せず」 高原町長に小林市長回答
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061108-00000018-nnp-l45

 高原町から法定合併協議会(法定協)設置を議会に付議するかについて照会を受けていた小林市の堀泰一郎市長は7日、高原町の日高光浩町長に「合併をめぐって、なお町長と町民の意向にずれがあるので付議しない」と回答した。

 付帯条件として(1)町民に対する合併に向けた意向確認と法定協設置の申し入れ時期を明確に示すこと(2)合併の形式は編入合併とすること(3)厳しい町財政を改善すること‐など4項目を添えた。

 小林市長が市議会へ付議しないと回答したことで、高原町民が8月17日に請求した法定協設置手続きは終了した。

=2006/11/08付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞) - 11月8日10時7分更新

2937とはずがたり:2006/11/13(月) 02:25:51
<東海>静岡県

何小嶋はもったいつけてるだ!

市町村合併:由比町長、静岡市長と会談 合併推進検討を要望
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061107-00000028-mailo-l22

 由比町の望月俊明町長は6日、静岡市の小嶋善吉市長と会談した。望月町長は先月31日の臨時町議会で静岡市との合併推進に向けた請願を採択したことを報告し、合併を前向きに検討するよう要望した。これに対し小嶋市長は来年4月予定の町長・町議選の結果を注視する考えを伝えた。
 会談では、望月町長が合併旧法時に同町側から合併を白紙に戻した経緯を謝罪。そのうえで「前向きにお取りはからいいただきたい」と合併に向けた話し合い開始に理解を求めた。小嶋市長は「議会にはさまざまな考えがある。議会側とできるだけ早く相談したい」と述べた。
 小嶋市長はさらに「町長・町議選は静岡市との合併が最大の争点になるだろう。町民がどのような投票行動を取るか、静岡市は関心がある」と述べ、同町の合併への意思を選挙結果で判断する考えを示した。この点について望月町長は会談後、記者団に「合併へ正式なテーブルにつくには結果を出さないといけない」と述べた。[鈴木直]
11月7日朝刊
(毎日新聞) - 11月7日11時1分更新

2938とはずがたり:2006/11/13(月) 02:26:59
<東海>静岡県
>>2928
市議選が決戦の場か。

市町村合併:焼津市臨時会、「2市2町」否決へ 共産「反対」明確に /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061107-00000030-mailo-l22

 ◇あす採決
 住民発議による志太2市2町(焼津・藤枝市、大井川・岡部町)法定合併協議会の設置議案を審議する焼津市議会臨時会は6日、開会した。同案が付託された総務財政委員会はこれを否決した。8日の本会議でも賛成12反対13で否決される公算が大きくなった。【鈴木英世】
 臨時会では、1市1町での合併を目指す戸本隆雄市長が反対の意見書をつけて同議案を提出した。請求者代表の伊東久善さん(79)は「2市2町はどんなことがあっても分裂してはならない」と訴えた。委員会では賛否同数となり、委員長の岡田嘉哲市議(共産)が「2市2町は破たんした組み合わせだ」として否決した。これまで態度を明らかにしていなかった共産党が「反2市2町」を明確にしたことで、8日の本会議も否決の見通しとなった。
 一方、焼津市との1市1町合併を求める大井川町の住民有志は6日、池谷薫大井川町長に法定合併協の設置を請求した。これを受け焼津市議会は今後、1市1町議案も審議することになる。
 ただ、同市議会の反2市2町派13人中、共産党の3人は1市1町議案への賛否を明らかにしておらず、現状では成立は微妙な情勢。同党議員団代表の岡田市議は毎日新聞などの取材に「議論が足りず、1市1町議案の審議は時期尚早。2月の市議選で民意を確かめるべきだ」と述べ、年内の議案提出を見送るよう戸本市長に申し入れたことを明らかにした。
 志太地区の合併では、既に藤枝市議会が2市2町議案を可決。井田久義町長が藤枝市との1市1町合併を打ち出している岡部町の審議日程は決まっていない。

11月7日朝刊
(毎日新聞) - 11月7日11時1分更新

2939とはずがたり:2006/11/13(月) 18:12:22
<東北・北海道>三川町

鶴岡に世話になってる分を負担を正常化して財政負担が増加する中で再び合併の気運が高まることを期待。三川中学の早期改築実施で手を打て。

検証・三川町長選:阿部町政、合併巡りくすぶる火種 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061108-00000134-mailo-l06

 ◇合併協廃止問題、厳しい行財政運営……
 合併の是非を争った三川町の出直し町長選で、町民は合併しない道を選択した。阿部誠町長は、今月末にも臨時町議会を開き、鶴岡市との合併協議会廃止を審議する見通しだ。阿部町長の任期は残任期間の来年2月9日。合併賛成議員は12月議会で阿部町長の政治理念を厳しく追及するとし、合併を巡る選挙の火種がくすぶっている。[粕谷昭二]
 ◆自立への助言
 「阿部誠は悩んで、悩んだ末に方向転換したのだろう。私はその気持ちがよく分かるから今日ここに(講演に)来た。農業政策一つとっても、お上の言うことは危険だ。阿部誠が進路を変えたのは皆のためだ。その心情を分かってほしい」
 先月28日、三川ふれあい館で、酒田市出身の評論家、佐高信氏は「地方の自立と市町村合併」の演題で、阿部町長を後押しした。佐高氏は県立庄内農業高校時代の阿部町長の恩師。「流れに抗する(異を唱える)ことこそ生き残る道だ」と、バブル期の放漫経営で消えた企業を例えて持論を展開した。
 佐高氏と対談した、合併しない福島県矢祭町の根本良一町長は「合併は聞いて極楽、見て地獄。矢祭町は自立の努力で住民負担を軽減し、財政調整基金も6倍強に増やした」と弁をふるった。さらに「私が選挙応援した人が負けたことはない。選挙するなら具体的な、目に見える公約を掲げろ」とアドバイスした。
 阿部町長も「あの助言で黒塗り公用車と町長交際費廃止、給料見直しの公約を決めた」と話す。
 ◆根源
 町政・町議会の混迷は03年8月の町議選までさかのぼる。正副議長は議会全員協議会での高得票者が就く慣例だったが、協議会選で敗れた議員が本会議の投票で議長になった。議長不信任案、問責決議案可決にも、議長は「正規の手続きを踏んだ」と拒んだ。
 その議長が町議選で有権者にビール券を配り、事情聴取を受けた警察官に「穏便に」と10万円を渡そうとした。前代未聞の出来事に町民らの憤りが収まらないうちの合併議案否決。議会不信が頂点に達した折に、議会リコールが成立した。
 だがリコールと出直し町議選に対し、「6割近い署名を集めた時点で民意は十分示された。住民運動はそこでとどめ、議会解散請求、選挙まで踏み込まなかったら、今の混乱は避けられたのではないか」と分析する町民もいる。

2940とはずがたり:2006/11/13(月) 18:12:48
>>2939-2940

 ◆議会対策
 阿部町長は自立で町民の信を得たが、議会構成は合併賛成8、反対3(議長除く)。合併協廃止には議会の議決が要る。賛成派議員の中には「町民は自立を選択したが、議会勢力は別」とする意見もある。「誠心誠意説明する」とする阿部町長が、どのように同意を得るかに焦点が集まる。
 リコール町議選に立候補しなかった佐藤均前議長は「町民は自立を選択した。議会はひとまず合併に賛成、反対の考えを白紙状態にし、原点に戻って合併とは何かを考え、町長が示す行財政改革をしっかり議論するのが務め」と指摘する。
 ◆翻ろう
 阿部町長の唐突な辞職に、合併推進派議員は慌てた。町議会が住民投票条例案を否決した9月28日、梅津泉町議は「(阿部氏が)25日に辞職表明、末日に辞めるのは、10月15日ごろに選挙日程を設定して、我々に選挙準備をさせない狙いではないか」と語気を強めた。
 梅津町議らが、必ず勝つ候補と定めた佐藤京一元町長が体調不良で、出馬表明から一転して辞退すると、同町議の頭を一瞬「白旗を掲げるしかない」の思いがよぎった。
 「行政マンとして最後の務め」と元助役、五十嵐司氏が立ったが、予想外の大差に、選対幹部の須藤栄弘町議は「阿部町長が掲げた公約に対抗できなかったのが痛手だった。組織もある。敗因を分析しもう一度のチャンスに挑む」と、年明けの町長選に照準を合わせる。
 一方、阿部町長を推した渡辺学元町議は「公約うんぬんより、議員から候補者を出して戦うべきだった」と話す。
 ◆依存
 6日夕、阿部町長は鶴岡市役所に富塚陽一市長を訪ねた。おわびと自立選択の報告のためだ。阿部町長は県庄内総合支庁で厳しく苦言を呈されたことを話すと、富塚市長は「うちも意地悪なことはしない。ただ、一部事務組合だけは、正常化しよう」と伝えた。自立したとはいえ、消防・救急、ごみ処理などの広域行政に加え、病院も鶴岡市に頼らなければならない。富塚市長のいう正常化とは、合併を前提に低く抑えられている一部事務組合の負担金増を意味する。阿部町長は「消防、衛生などは住民に負担増を求めず、行政が負担する」と明言する。大規模店が集積した西部開発で、固定資産税などが増えているとはいえ、厳しい行財政運営が待ち構えている。
11月8日朝刊
(毎日新聞) - 11月9日18時1分更新

2941とはずがたり:2006/11/13(月) 18:46:36
<九州・沖縄>福岡県

注目される,じゃなくて解説してくれよなぁ。争点に成らなかったのか?

新議員18人決まる 前原市議選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061113-00000004-nnp-l40

 任期満了に伴う福岡県前原市議選(定数18)は12日に投票、即日開票され、新議員の顔ぶれが決まった。当選者は現職10人、元職1人、新人7人。党派別内訳は民主1人、公明2人、共産2人、社民1人、無所属12人だった。

 今選挙は過去最多の26人(現職14人、元職1人、新人11人)が立候補した。同市と周辺の志摩町、二丈町の3首長が合意した「2009年度までの合併実現」方針に、新議会がどう対応するかが注目される。

 投票率は65・65%。1992年の市制施行以来最低だった2002年(66・23%)を下回った。当日有権者数は5万3111人(市選管調べ)。

     ◇

 ●前原市議選最終得票

 (定数18、立候補26)
当 2、140 伊藤千代子 共現
当 2、086 田原 耕一 無新
当 1、944 北畠  猛 無新
当 1、825 笹栗 純夫 公現
当 1、714 黒田 公二 公新
当 1、672 井上 健作 無元
当 1、630 古川 忠正 共現
当 1、587 小島 忠義 無新
当 1、564 三嶋 俊蔵 無新
当 1、488 浦 伊三次 無現
当 1、477 有田 継雄 無現
当 1、338 江頭 晶子 社現
当 1、292 伊東山秀水 民新
当 1、286 中村 隆光 無現
当 1、272 新  久太 無現
当 1、253 三嶋 栄幸 無新
当 1、206 井上  智 無現
当 1、196 西  佳明 無現
  1、170 春日 好則 無現
  1、115 吉丸 克彦 無現
  1、110 小泉  大 無新
  1、010 陣内 雅弘 無新
    982 三苫 雄一 無現
    892 洲之内昌司 無現
    285 冨永 和秀 無新
     93 森崎  進 無新

=2006/11/13付 西日本新聞夕刊=
(西日本新聞) - 11月13日17時11分更新

2942とはずがたり:2006/11/14(火) 09:52:11
<首都圏>千葉県

合併組み合わせ案
10地域で40市町村提示
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20061114/lcl_____cba_____000.shtml

 県市町村合併推進審議会(会長・森田朗東京大公共政策大学院長)の第四回会合が十三日開かれ、県は新合併特例法に基づく第二ステージの合併組み合わせ案を示し、基本的に了承された。それによると、十地域で四十市町村の合併を提示する一方で八街、四街道両市が構想の対象から外れた。また、政令指定都市への移行をにらむ東葛飾、葛南地域の組み合わせ案は示さなかった。 (林容史)

 県によると、自立性や地域特性などを考慮し、広域市町村圏の規模を基本に組み合わせ案をまとめたという。旧合併特例法に基づく第一ステージで、白井市や東金市のように住民投票で反対が賛成を上回り、合併協議が白紙になったり、協議から離脱したりしたケースについても再度、検討を求めることになる。

 四街道、八街両市は「近接する自治体の合併の重要な相手先にならない」ことを理由に、構想に含めなかった。

 東葛飾・葛南地域の十一市(市川、船橋、松戸、野田、習志野、柏、流山、八千代、我孫子、鎌ケ谷、浦安)については高齢社会の急速な進展、公共施設の更新など課題を指摘、「政令指定都市への移行を目指すべきだと考える」と合併を強く示唆しているものの、具体的な枠組みには触れなかった。

 この日の審議会では、委員から「合併を推進するため知事は権限を使うのか」「住民投票で合併しなかった市について、県はどのような見込みを持っているのか」などの質問が出ていた。

 県は新合併特例法に基づき、昨年七月に審議会を設置。同十一月、堂本暁子知事が合併推進構想の策定について諮問した。

 県は今後、組み合わせ案を含む構想案について県民から意見を募り、審議会の答申を受けた後、年内にも構想をまとめる方針。構想に基づいて新合併特例法の期限の二〇一〇年三月までに、これらの合併を推進していく。構想策定後も組み合わせの追加を行う。

2943とはずがたり:2006/11/14(火) 12:11:44
<九州・沖縄>宮崎県
>>2936は全然状況が読めてなかった。。っちゅーかその記事では全然状況説明がない。。

=現況=
小林市長△ 小林市議会▲ 小林市民?
高原町長△ 高原町議会? 高原町民○

>両市町とも合併を目指すことでは一致しており
なんだ,そうなのか。急ごうぜ

市町村合併:小林市、法定協設置を先送り 高原町に「時期尚早」回答 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061108-00000160-mailo-l45

 高原町から住民発議による法定合併協議会の設置について照会を受けていた小林市は7日、末元三夫助役が町役場を訪ね「設置を市議会に付議しない」と回答した。高原町や小林市議会が現時点での設置に慎重姿勢を示していることから「時期尚早」と判断した。ただ、両市町とも合併を目指すことでは一致しており、07年度にも改めて法定協設置を協議する見通しだ。
 高原町の住民グループ「早期に合併をすすめる会」が直接請求していた。日高光浩町長は「今は合併がどんなものか町民に情報提供し、説明している状況だ」と述べ、町民の理解を得るにはなお時間が必要との考えを示した。
 同時に日高町長は「新法期限(10年3月)までに合併するのが望ましい」とも強調。07年度の早い時期に協議を小林市に申し入れる考えを明らかにした。
 小林市も「機が熟すのを待つ」姿勢。ただ同日の回答書では、協議入りの条件として▽編入合併とする▽町は危機的な財政状況の打開策を講じる――など4項目を提示した。[木元六男]
11月8日朝刊
(毎日新聞) - 11月8日13時1分更新

2944とはずがたり:2006/11/14(火) 12:29:40
<九州・沖縄>

全国の県庁所在地クラスの都市の合併

盛岡…滝沢▲矢筈▲紫波▲
山形…上ノ山▲中山▲山辺▲
福島…難航
水戸…難航
宇都宮…可決へ
前橋…富士見村▲
高崎…合併
長野…西山地区?
松本…波田町が住民意向調査
静岡…由比と協議へ
名古屋…編入希望の町村があったけどどうなったのか?
岐阜…
鳥取…智頭▲
松江…東出雲町▲
山口…防府市▲
高松…合併
高知…可決へ
佐賀…可決!
熊本…富合と協議へ

佐賀市議会特別委、合併議案を可決
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=255955&newsMode=article

 佐賀市議会合併問題特別委員会(平原康行委員長、13人)は13日、佐賀市と佐賀郡川副、東与賀、久保田町の合併に伴う6議案を賛成多数で可決した。14日の臨時議会本会議に報告し、採決する。

 可決したのは、3町を市に編入合併する議案や電算システム統合に伴う一般会計補正予算案など6議案。市が13日開会の臨時議会に提案し、付託された同委員会は審議、採決の結果、賛成10、反対1、欠席1人で可決した。

 合併期日は来年10月1日、都市計画の線引き時期は合併後3年を目標にすることなど、49の協定項目は10月までに法定協議会で調整を終了。佐賀郡3町の各議会は8日、それぞれ臨時議会で合併関連議案を可決している。

2945とはずがたり:2006/11/14(火) 12:32:28
<九州・沖縄>宮崎県

宮崎県は南那珂郡と日南市の合併が急務。臼杵地域の未合併町村も何とかしないとねぇ。

延岡市と北川町が合併調印 県内最大面積 来年3月、新市誕生へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20061114/20061114_002.shtml

 来年3月末に合併することで合意している延岡市と北川町の合併協定調印式が13日、延岡市であった。両市町合わせた面積は約868平方キロで、合併により九州では大分県佐伯市(約903平方キロ)に次いで2番目に広い新・延岡市が誕生する。

 両市町の合併は、合併新法に基づく「平成の大合併」第2幕では県内初。昨年10月の国勢調査によると、両市町の人口は計約13万5000人で、新・延岡市の人口は県内3番目のままだが、面積は都城市と宮崎市を抜いて県内最大となる。

 調印式では、延岡市の首藤正治市長と北川町の染矢俊一町長が合併協定書に署名した後「それぞれの歴史や地域への愛着、誇りに十分配慮しながら、素晴らしい街をつくっていきたい」「北川町が持つ魅力を生かし、延岡市の街づくりの一翼を担っていきたい」とあいさつ。

 特別立会人として出席した安藤忠恕知事は「地方分権時代に求められる役割を認識し、それぞれの熱意と先見性が合併につながった。東九州をけん引する都市に発展してほしい」と激励した。

 調印式の後、首藤市長が安藤知事に配置分合申請書を提出。今後、県議会で両市町の合併が審議され、認められれば、安藤知事が総務大臣に合併を申請、正式に決定する。

=2006/11/14付 西日本新聞朝刊=

2946とはずがたり:2006/11/16(木) 02:36:34
<九州・沖縄>宮崎県

延岡市と北川町が合併調印 県内最大面積 来年3月、新市誕生へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20061114/20061114_002.shtml

合併調印式を終え、安藤忠恕知事(中央)とがっちり握手をする首藤正治・延岡市長(左)と染矢俊一・北川町長
 来年3月末に合併することで合意している延岡市と北川町の合併協定調印式が13日、延岡市であった。両市町合わせた面積は約868平方キロで、合併により九州では大分県佐伯市(約903平方キロ)に次いで2番目に広い新・延岡市が誕生する。

 両市町の合併は、合併新法に基づく「平成の大合併」第2幕では県内初。昨年10月の国勢調査によると、両市町の人口は計約13万5000人で、新・延岡市の人口は県内3番目のままだが、面積は都城市と宮崎市を抜いて県内最大となる。

 調印式では、延岡市の首藤正治市長と北川町の染矢俊一町長が合併協定書に署名した後「それぞれの歴史や地域への愛着、誇りに十分配慮しながら、素晴らしい街をつくっていきたい」「北川町が持つ魅力を生かし、延岡市の街づくりの一翼を担っていきたい」とあいさつ。

 特別立会人として出席した安藤忠恕知事は「地方分権時代に求められる役割を認識し、それぞれの熱意と先見性が合併につながった。東九州をけん引する都市に発展してほしい」と激励した。

 調印式の後、首藤市長が安藤知事に配置分合申請書を提出。今後、県議会で両市町の合併が審議され、認められれば、安藤知事が総務大臣に合併を申請、正式に決定する。


=2006/11/14付 西日本新聞朝刊=

2947とはずがたり:2006/11/16(木) 16:52:37
<東海>静岡県

富士市と富士川町 合併協設置を可決
http://www.sankei.co.jp/local/shizuoka/061116/szo002.htm

 「富士市・富士川町合併協議会」の設置議案が15日、富士市議会と富士川町議会に上程され、いずれも可決された。両市町は平成20年11月1日の合併を目指し、合併協で詳細を煮詰める。

 富士市は15日に開会した市議会11月定例会で、合併協設置案が上程。市議会は即決議案で採決し全会一致で可決した。

 富士川町は臨時町議会に議案を提出。町議会は賛成12、反対2で可決した。町議会は全議員で構成する「合併対策特別委員会」も設置した。

 富士市の鈴木尚市長は「両議会で合併協議会設置議案が可決されたことで地域の明日をひらく大きな第一歩が踏み出された。合併協で十分な協議が行われるよう準備に万全を期すとともに、住民に十分な情報提供を行い、共に地域の将来を考えていきたい」とコメントした。

 両市町の合併協設置は20日にも告示され、鈴木市長と富士川町の坪内伸浩町長が22日にも県知事へ合併協設置を届け出を行う見通し。

 合併協の第1回会合は12月中旬から下旬にかけて開かれる見通しで、当初の計画では20年1月にかけて9回を予定している。
(11/16 11:02)

2948とはずがたり:2006/11/16(木) 17:10:05
<中国・四国>鳥取県

合併の効果が出てるようですなぁ。この不満は次の総選挙で石破にぶつけようw参院選で自民党議員にぶつけても良いww

激戦の内側で 06鳥取市議選<中>
2006年11月16日
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000000611160004
■■旧町村の声 伝えきれず■■
 「水道料金は低い方に合わせるべきだ」「市は採算の合うことしかやらないのか」
 旧国府町の中山間地で今月上旬、現職(54)が開いた地区懇談会で、集まった15人の住民から次々と不満の声が上がった。鳥取市が今秋に打ち出した簡易水道と下水道料金を全市統一する方針で、旧国府町内は段階的に値上げされるためだ。

 じっと聴き入っていた現職は少し考え込んでから口を開いた。「一番困っているのは中山間地だ。何でも言ってほしい」。住民の不満に直接答える言葉は出てこなかった。

 町議2期を経て04年11月の市議増員選で選出された。8600人の町民代表から20万人の市民代表になり、余裕もなくがむしゃらにやってきたという。この2年間の自己採点は「60点」。合併で旧町は町議14人から市議2人に減り、住民の声を従来通り吸い上げられなかったと感じている。
  ■    ■  
 旧市と旧町村の発展の差をどう埋めればいいのか。「やり残したことの方が多い」と悩む旧町村選出の現職は少なくない。

 水道料金、保育料、介護保険料……。市は「地域格差をなくす」として全市統一の方針を進めている。しかし、「恩恵」を期待していた旧町村の市民は、逆に「負担増」を嘆いている。旧町村役場に置いた総合支所では、職員が半数以下に減り、権限も狭まった。「職員はいつも『本所に聞いてみないと』と言うばかりで何をするにも時間がかかる」という不満の声も聞こえてくる。

 「現職は旧町村の現状を市政に伝え切れていない」。旧町村から新顔9人が立候補を準備している背景には、そんな思いが少なからずあるようだ。
  ■    ■
 「何でもかんでも金がないで済まされる」。旧用瀬町から立候補予定の新顔(46)は市の姿勢を憤る。地元中学校の校舎は古く、耐震性に疑問がある。「子どもに危険が及ぶかもしれないという親の不安すら市政に届かないのか」

 立候補を決めたあと、旧市や旧町村の住民と話すたび、市町村合併をめぐる双方の温度差を感じてきた。旧町村では合併後のまちづくりの課題を多く聞いたが、旧市で聞くことはなかった。「旧市民からしたら『合併は終わった話』なんだろう。目指すのは旧町村の声が市政に届くシステムづくりだ」
  ■    ■
 5人が立候補を予定している旧河原町に住む男性は「誰か1人は当選してほしい。候補者同士で話し合って統一してほしかった」と話す。

 04年にあった市議増員選は8町村ごとに選挙区が設けられたため、旧町村ごとに確実に市議が選出された。今回から全市が選挙区となるため、市議が一人もいない旧町村域が生まれる可能性もある。現在、立候補を予定しているのは53人。このうち、全市の人口の4分の1にあたる旧町村域からは20人が立つ見込みだ。
  ■    ■
 旧気高町でも、5人の立候補が見込まれている。現職(49)は「こんな厳しい選挙は初めて」とこぼす。地区の行事で複数の立候補予定者が鉢合わせすることもしばしばだ。2年前の増員選では約1400票を得てトップ当選したが、今回は固定支持層を持つ政党が公認候補を出す。

 町議時代には市町村合併を推進し、「合併が成熟するまでは辞められない」という思いが強い。「2年では結果は出せない。次の4年が勝負なんです」。旧市域にも打って出て戦うつもりだ。

2949片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/17(金) 19:42:16
<九州・沖縄>熊本県

相良村議会 川辺川ダムによらない治水・利水を 意見書採択
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20061117200009&cid=main

 国土交通省が球磨郡相良村に計画している川辺川ダム建設をめぐり、同村議会は十七日の臨時会で、同ダムによらない治水・利水の早期実現を求める国、県あての意見書を賛成多数で採択した。同村議会は一九九四(平成六)年にダムの早期建設を求める意見書を採択しており、今回の意見書採択は議会の方針転換を示している。

 意見書は議員三人が提出。生駒浩一議員は「ダム建設と国営川辺川利水事業は計画策定から四十年もの時間が経過したが、解決の糸口が見つからない。地域の対立と混迷を解消する必要がある」と理由を述べた。

 意見書は流域の治水について「(河川内の)砂利除去や堤防・宅地かさ上げなどで十分対応できる。即効性のある治水事業を」と要望し、利水に関しても「身の丈に合った低コスト事業に取り組むべき」と指摘。「住民の精神のよりどころである清流・川辺川を大事にすることが最大の地域振興策」としている。

 討論では「治水対策はダムがベストだ」「水害を何度も経験した住民もダムによらない治水を望んでいる」と反対、賛成意見が一人ずつ出され、起立採決で十人中六人が賛成した。今月初めには矢上雅義村長がダム建設反対を表明しており、議会もそれを後押しした形。矢上村長は閉会後、「私の考えと議会の意見が一致し、心強い。村としても(ダム反対の)考えを明確、簡潔にまとめた文書を国、県に提出したい」と述べた。(中村勝洋)

2950とはずがたり:2006/11/18(土) 12:32:47
<東北・北海道>福島県

くそ〜。後から困ってしまえ!

川俣町、合併協議会から離脱へ
2006年11月17日 15時53分
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=20061117155300300

福島市、川俣町、飯野町の合併問題で古川道郎町長は、12月1日に福島市で開かれる合併協議会で、正式に離脱を明らかにする意向を固めた。

古川町長は協議会に先立ち20日の川俣町議会特別委員会で、協議会離脱の方針を示す。

古川町長は、任期満了に伴い12日に投票が行われた町長選で、同町の自立を訴え再選を果たした。

2951とはずがたり:2006/11/18(土) 14:50:50
<東海>静岡県

くそ,相乗りなどしちょってからに。。とは総研は豊岡氏を熱烈推薦する。
三島駅の直ぐ裏手はもう長泉町である。あの辺の市街地は既に連たんしている。

三島市長選あす投票 合併が争点
http://www.shizushin.com/local_politics/20061118000000000014

 任期満了に伴う三島市長選は19日、投票が行われ、即日開票される。3選を目指す現職の小池政臣氏(66)=無所属、自民党市支部・公明党県本部・民主党市支部・連合静岡推薦=と新人で元県議の豊岡武士氏(63)=無所属=の2人が合併の枠組みを最大の争点に、激しい選挙戦を繰り広げている。
 投票は19日午前7時から午後8時まで、市内31カ所の投票所で行われる。開票は19日午後9時15分から市民体育館で行われ、午後11時ごろまでに大勢が判明する見通し。
 11月11日現在の選挙人名簿登録者数は、9万1143人(男4万4455人、女4万6688人)。

選挙:三島市長選 あす告示 合併問題争点に /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061111-00000021-mailo-l22

 任期満了に伴う三島市長選は12日、告示される。ともに無所属で3選を目指す現職の小池政臣氏(66)と、新人で元自民党県議の豊岡武士氏(63)が出馬を表明しており、小池氏が初当選した98年12月以来8年ぶりの選挙戦になる見込み。
 今回の選挙戦では、県東部地域の合併問題が争点の一つ。県は先月3市3町(沼津・三島・裾野市、清水・函南・長泉町)を枠組みとする答申を出した。小池氏は「三島より人口の多い沼津との合併では、三島の良さが薄まる。3市3町合併で中核市になるより、近隣町と合併し20万人以下の都市を作りたい」と訴える。一方の豊岡氏は「東部、伊豆地域が発展していく上で、核となる中核市は必要。沼津中心ではなく、三島が中心となる3市3町合併を目指したい」と主張する。
 投票は19日午前7時〜午後8時まで31会場で行われ、同9時15分から市民体育館で即日開票される。2日現在の選挙人名簿登録者数は9万821人(男4万4265人、女4万6556人)。[浜中慎哉]
11月11日朝刊
(毎日新聞) - 11月11日11時2分更新

2952片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/18(土) 19:21:22
<東海>静岡県

>>2951
連たんしている?


市町村合併:「湖西・新居」「御殿場・小山」 新たな枠組み決定 /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20061118ddlk22010160000c.html

 ◇県市町村合併推進審作業部会

 県市町村合併推進審議会は17日、県庁で作業部会を開き、新たな合併の枠組みとして「湖西市・新居町」「御殿場市・小山町」の2組を審議会に報告することを決定した。今後、審議会として構想に追加するかを検討する。

 「湖西市・新居町」については、8月の新居町長選で湖西市との合併を目指す中嶋正夫町長が当選したことから、「自主的な合併を進める考えから1市1町が適当」との意見で一致。併せて「浜松市との将来の合併の可能性も入れるべきだ」との意見も出た。

 「御殿場市・小山町」については、「合併の実現性は薄いが、生活圏の一体性が高く、問題提起として提案すべきだ」として、報告を決定した。

 一方、「熱海・伊東・田方地区」についても、合併の枠組みを検討したが、「合併に消極的で、地域の一体性も低い」として、作業部会として枠組みを提示しないことを決定。牧之原市と吉田町の榛南地区については、再度、作業部会を開き検討する。【鈴木英世

毎日新聞 2006年11月18日

2953とはずがたり:2006/11/18(土) 22:10:43
>>2952
これ↓っす>連たん
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043561199/279

まぁほんとに市街地が繋がってるかどうかは正確には知りませんが,ほぼ市街地は繋がっていると云っても良いような気がします。

2954とはずがたり:2006/11/19(日) 12:14:03
<首都圏>千葉県

白井や東金は入れても四街道は構想に含めないのは政令指定都市と県とのお決まりの権限争い勢力争いで千葉市の拡大を忌避しているのか?底が浅いぞ堂本。

知事『必要なら勧告も』
市町村合併案
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20061117/lcl_____cba_____000.shtml

 県が県市町村合併推進審議会に市町村合併の新たな枠組み案を示し、基本的に了承されたのを受け、堂本暁子知事は十六日の定例会見で「必要があるときは勧告しなければならない事態が出てくるかもしれない」と述べ、県が策定する構想に基づいて合併を進めるため、勧告も辞さない姿勢を示した。 (林容史)

 新合併特例法で知事は、合併協議会の設置や合併協議の推進を市町村長などに勧告できる。

 会見で堂本知事は「自主的に取り組んでもらえれば、それに越したことはないが、第三者が入った方が、ことが動くようなケースもないわけではない」と述べた。

 また、住民投票の結果、反対が賛成を大きく上回った白井、東金両市も枠組み案に含めたことについて「十年、二十年後を考えてつくった構想。大所高所から地域の事情を客観的に配慮した。簡単につくったものではなく、もっと深く将来を見据えてつくった」と強調。「投票後、合併した方が良かったという意見も結構、聞いている。もう一回投票したら反対が勝つのか、賛成が勝つのか分からない」との見解も示した。

 一方で、同様に住民投票の結果、千葉市との合併協議が白紙に戻った四街道市が構想から外れたことについては「時期がくれば変化が起こるか分からないが、現段階では(合併に対する)非常に強い意志を認めることができなかった」と説明した。

2955小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 12:18:19
>>2954
千葉県民としては、白井や東金じゃなくて、大網白里を千葉市に入れて欲しいなあ。あそこは千葉市でいいと思う。確かに底が浅い。

2956とはずがたり:2006/11/19(日) 12:28:25
>>2955
地図見たら緑区@花沢の所で千葉市と大網白里は接してるんですねぇ。知りませんでした。けど合併したら歪になりません?
>あそこは千葉市でいい
また大網白里町と千葉市と関係が深いというのはもっと知りませんでした。別に千葉市に太平洋が欲しいとかゆう理由じゃないですよねぇ。

http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi12.html

2957小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 12:41:15
>>2956
確かにいびつだなあ。でも太平洋も欲しい(笑)。冗談はさておき、大網駅は千葉市に欲しいところ。私としては、内房、外房は1駅分千葉市に欲しいところではあります。
大網駅周辺は千葉市に、白里インター付近は九十九里町に分割合併してもいいと、平成のポーランド分割を提案してみたい。あそこは大網駅周辺は郊外風景、白里周辺は田園風景です。だったら、やらないほうがいいかもしれませんが(笑)。

2958とはずがたり:2006/11/19(日) 12:53:00
もっと詳しい地図見てちょっと吃驚。外房線を介してお隣なんですね。大網白里が山武とかの合併を迷いもせず拒絶したのは千葉近郊で発展してたからですか。
内房線@市原は兎も角総武線@四街道と外房線@大網は将来にそういう流れも出てきそうですね。

2959小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 13:00:58
>>2958
大網駅周辺の発展は「都心まで快速で1時間、各駅停車でも1時間半+3000万で一戸建て」というキャッチフレーズがウケたからなんですね。
「千葉都民」最東の地としての千葉市合併論はある程度、私の中では説得力を持つのですね。ということで、外房1駅分と内房1駅分は欲しいところです。

ちなみに物井・四街道は千葉というより佐倉ですね。あそこを合併するのなら、堂本は「大佐倉市構想」をぶち上げればいい。やっぱり底が浅い。あそこらへんから空気が変わる。だから須藤浩が勝てない(笑)。

2960とはずがたり:2006/11/19(日) 13:08:25
なるほど〜。須藤が勝てない理由も判りましたw
俊足総武線快速が活きてますねぇ>都心まで1時間+3000万で一戸建て
市原は工業都市で独自の発展という訳でもないんですかね?

2961小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 17:33:15
>>2960
たしかに八幡宿は欲しいなあ、浜野は要らないから。

2962今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2006/11/19(日) 17:38:44
>>2955
大網白里って老人ホーム街ってイメージあるんですが

あのへんの住居(別荘タイプが多いが)は捨て値で売られまくってますね

仕事と車があれば住みたいなと疲れた時にたまに思います・・・

先日の3連休でツーリングでそこまで行く予定だったけど
予定変更して勝浦から久留里に向かった今亜寿でした。

2963小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 17:50:34
>>2962
そこは白里地区ですね。保養所的、別荘的です。海が綺麗。私も老後はそこですね。ただ、あそこだと通勤できない。電車がないから(笑)。
ただ、大網も大網で「1時間で都心とかいっても、6時23分発1本だけじゃないか(今は改善)」という批判の声も大きかったわけですね。まあ、千葉で乗り換えれればいいんですが、いかんせん千葉支社ですから(笑)。でも、住みたいのなら大網、土気、誉田のマンションはおススメですね。特に誉田はいいかもしれない。ご自慢の千葉市図書館も利用できるし(笑)。浦安は学校と病院が整備できるまで(松崎落選まで)待ったほうがいいかもしれません。

2964とはずがたり:2006/11/19(日) 18:54:24
なんか千葉は田舎だと暴露しまくってますね〜。
経済的にも人口的にも埼玉>>千葉ですもんねぇw

発展する副都心池袋・新宿へ直結+複々線の東武東上線・東北本線・東武伊勢崎線沿いに発展+内陸も物流拠点(越谷・新座)
vs
上野・浅草に直結+千葉ニュータウンと成田空港の失敗+軽薄短小時代の京葉工業地域
で勝負あったか?

すみません,煽りです。

2965小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 19:56:54
>>2964
千葉は田舎と都会が同居しているんで、ダ埼玉(今日はたぶんあかかもめが来る)のような山田舎とは違って、海田舎の雰囲気がいいですよ。
まあ、近代化に乗り遅れたのは成田空港の失敗よりも千葉ニュータウンや千葉リーヒルズといった住宅地構想が次々と失敗した方が痛いでしょうね。
行政・京成・JRの協力が不可欠なのだが、いかんせん千葉支社であります。さらにいえば、空港闘争期に京成が「用地買収しない」「千葉線軽視路線」を走ったのも痛い。千葉線は発展してない。せめて8両編成、10両編成対応駅を作るような設備投資をして欲しかったのですが・・

まあ、ダ埼玉に比べれば、料理のし甲斐があると言いますか、伸び代は大きいですね。ダ埼玉なんか目じゃないんですけど。

2966とはずがたり:2006/11/19(日) 20:20:35
>>2964
俺も京成の対総武線惨敗状態にはここ二十年程心痛めて居る者です。
北総開発鉄道が成田乗り入れした暁にはスカイライナーがあっち経由になって,もちっと千葉選に力を入れてくれると信じております。
千葉ニュータウンの失敗は痛かったですし,千葉リーヒルズはイタかったですよね。

ネタにマジレスカコワルイで済みませんけど千葉vs埼玉の競争がもし仮にあるとすると,千葉の人は東京の重心が銀座・大手町・霞ヶ関辺りから渋谷・新宿・池袋に移ってしまったという事実を深刻に捉えないといかんと思います。
それに首都圏の中心は東京になるかもしれませんけど関東の地理的中心は「さいたま」ですからねぇ。

2967小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 22:17:49
>>2696
ダ埼玉の場合は、東武と西武という二大私鉄が乗り入れているのが大きい。これとJRでベッドタウン形成抜群の効果。それに東武も西武も不動産強いから。三井不動産頼りの京成とちがって。
千葉の場合、京成の有楽町乗り入れ失敗あたりから響いていると思いますねえ。やはり成田の呪縛から脱出しないといけないでしょうね。

2968とはずがたり:2006/11/19(日) 22:29:02
>>2967
そんな計画もあったのですか??>京成の有楽町乗り入れ

京成+京急は頼みの都心乗り入れが東銀座を通る浅草線という時点でかなり不利だと思います。
京成から渋谷へは押上から半蔵門線,池袋・新宿へは日暮里から山手線でしょうか。どっちにしろ結構時間が掛かるイメージです。あんまり東京の所用時間感覚は無いのですけど

2969小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 22:35:29
>>2968
まあ、神田神保町行くには重宝してますけども(笑)。
渋谷、池袋、新宿行くには、普通に西船橋で営団に入っちゃった方が楽なんですね。

とはいえ、東西線沿線も経済的地盤沈下が激しい。この前びっくらこいたんですが、茅場町周辺といいますか、兜町近辺のATMが非常に少なくなった。蛎殻町に至ってはほぼ全滅。

2970あかかもめ:2006/11/19(日) 22:39:39
>>2694.2966
あららららら。言ってはいけない事を・・・・(苦笑)
まあ、海の田舎の方が山の田舎より華はありますわな。マリーンズファンの僕としては幕張新都心にもうちょっと頑張ってもらいたいんですがね。
あそこが発展すれば平日のマリンの客入りも飛躍的に増えるんですけどね。あの立地条件では京葉線沿線住民でないと行けないもん。

2971小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 22:55:26
ダ埼玉県民がマリスタに行くには、武蔵野線→西船橋→稲毛→マリスタ行きバス、武蔵野線→南船橋→海浜幕張の2ルートですね。
あそこらへんの交通の便はもうちょっと改善の余地はあるな。
ただねえ、夜通し飲める店とかないでしょ。それもきついよね。

2972あかかもめ:2006/11/19(日) 23:05:46
>ダ埼玉県民がマリスタに行くには、武蔵野線→西船橋→稲毛→マリスタ行きバス、武蔵野線→南船橋→海浜幕張の2ルートですね。

俺がマリンに行く時は後者のルート(前者は知らなかった)か東京から京葉線ルートで来ます(こっちの方が乗継がスムーズ)。
確かに夜通し飲めるところないよね。ベイタウンの住民は居酒屋行かないのかな?幕張本郷辺りはありそうな気もするがどうなんだろ?
2年前、球界再編騒動が起きた際に合併反対署名活動した事があったけどあんまり印象にない。マリスタに行く客は多かったけどね(総武線ルートって手もあるんだなと初めて知ったw)

2973とはずがたり:2006/11/19(日) 23:09:48
埼玉─高崎線→上野─京浜東北線→東京─京葉線→幕張本郷では無いんですか。。

2974あかかもめ:2006/11/19(日) 23:16:22
幕張本郷は総武線ですよ。総武線ルートなら秋葉から乗り換えますがマリンへはバスで結構時間かかるからメリットはないです。

2975とはずがたり:2006/11/19(日) 23:20:53
失敬,東京─京葉線→海浜幕張のつもりでした。東京駅の乗り換えは殺人的な遠さですけど

2976小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 23:25:36
総武線ルートは内房、外房で総武直通に乗ってしまった人が結構使いますね。しかもガラガラ。
ただし、ナイターでは使えないので要注意。

稲毛駅→マリスタ
http://www.eris.ais.ne.jp/~kunyu/bus/soubu1/inage17.htm

2977あかかもめ:2006/11/19(日) 23:36:45
>>2975
そうです。上野まで出て東京で京葉線なのですがこれが本当に遠い(苦笑)
多分、上野から御徒町間位は余裕であるんじゃないかな。ただ、このルートの方が海が見える分、華やかですきなのですが(笑)
武蔵野線はHNのあかかもめの由来である浦和レッズ(東川口から埼玉高速線で御園で埼スタへ)と千葉ロッテ(武蔵野線直通もまれにあるw)の本拠地を抱えている重要な路線なのですがイマイチ、パッとしない為、正直余り好きじゃない。
駅前も全く栄えてないしね。

>>2976
今度気分転換に使ってみるかな。思いの他、本数もあるし。

2978とはずがたり:2006/11/19(日) 23:41:13
>>2977
多分有楽町駅から乗り換えの方が近いと思いますw
有楽町からも通路つくってどっちからでも乗り換え可能とかにすればいいのに・・

2979小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 23:50:31
となると、あかかもめ氏がダ埼玉から、首都圏の輝ける星千葉に来るに最適なのは
東武東上線→新木場→海浜幕張か
京浜東北線→有楽町で有楽町線乗り換え→新木場→海浜幕張
が楽かも。

ただ、私としましては、東京で総武線各停→西船橋で武蔵野線→南船橋で京葉線→海浜幕張の方が乗り換えも楽でリーズナブルな感じがしないわけでもない。

このマリスタ関連1つ取っても京成がダメダメだというのがよく分かると思う。

2980あかかもめ:2006/11/19(日) 23:51:07
>多分有楽町駅から乗り換えの方が近いと思いますw

ははははは。間違いないですね。てゆーか、有楽町寄りに京葉線用の駅(東京)あったような気がします。
日比谷公園から歩いてそこを使って海浜幕張行った記憶がありますから。

2981あかかもめ:2006/11/19(日) 23:59:00
>>2979
東上線は全く違うエリアですから縁もゆかりもございません。

>東京で総武線各停→西船橋で武蔵野線→南船橋で京葉線→海浜幕張の方が乗り換えも楽でリーズナブルな感じがしないわけでもない。

なんでそんなめんどい事せなあかんのよ。京葉線直通なのにw。てかそれは置いといて京成(沿線住民が)でマリンに行くにはどのルートがいいの?津田沼まで出ないといけないのかな・・・
京成線の乗継がスムーズに行けばどんなにかと思ってるんですがね。

2982小説吉田学校読者:2006/11/20(月) 00:03:39
京成沿線の人は、主に幕張本郷駅下車→バスか、八幡乗換えでしょうね。ちなみに幕張本郷からのバスからは、幕張本郷名物UFO型のラブホも見える(笑)。

2983とはずがたり:2006/11/20(月) 12:57:26
<東北・北海道>山形県

前知事が無為無策無能だった為に合併が思うように進まなかった山形県であるが,今回も偉い不承不承ですな。。
>県の立場は難しく、指導的であって指導的でない。ふるうムチもない。

市町村合併:協議破たん市の議長「合併を進めたいなら見返りを」 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061116-00000105-mailo-l06

 ◇県市議会議長会、県に陳情書提出
 ◇「2市1町以外予算減るかも」と副知事
 「合併を進めたいなら、目に見えるメリットを出してほしい」――。県市議会議長会(会長・阿部喜之助山形市議会議長)が15日、県庁で日野雅夫副知事に陳情書を提出し、合併協議で「破たん」を経験した市の議長からも、県に強い指導力を求める要望があった。
 会議では、合併が成立した酒田・鶴岡両市が「合併後の県の支援がなかなか目に見えない。水道料金を引き下げるなど一定の効果を示してほしい」と口火を切った。その後、合併協議破たんを経験した上山市が「合併で何のメリットもないというのはまずい」と話し、寒河江市も「県はもっと指導的立場を強調し、アメもあるが、ムチもきちんとふるってほしい」と発言した。
 これに対し日野副知事は「県の立場は難しく、指導的であって指導的でない。ふるうムチもない。ただ、予算にはメリハリを付け、(合併した)2市1町以外は予算が減るかもしれない」と答えた。[辻本貴洋]

11月16日朝刊
(毎日新聞) - 11月16日12時1分更新

2984とはずがたり:2006/11/20(月) 15:02:43
<東海>静岡県

湖西・新居、御殿場・小山 県合併審部会が構想案
http://www.shizushin.com/local_politics/20061117000000000072

 県市町村合併推進審議会の作業部会(部会長・坂本光司静岡文化芸術大教授)は17日、湖西市と新居町、御殿場市と小山町のそれぞれ「1市1町」の枠組みによる合併推進が適当とする構想案をまとめた。
 湖西市・新居町案は8月の新居町長選で湖西市との合併を目指した現町長が当選したことなどを踏まえ、「紆(う)余曲折はあったが、現時点では地域の一体性から湖西市と新居町の枠組みが望ましい」との意見が大勢を占めた。ただ、「将来的な環浜名湖地域の合併も議論として残しておく必要がある」との指摘もあり、広域都市圏づくりへの取り組みを視野に入れることを審議会への報告に盛り込む。
 御殿場市、小山町については、「合併の実現性は薄いが、地域の合併論議を喚起する上で、1市1町のまちづくりを提案すべき」との意見で一致した。
 一方、熱海市、伊東市、田方地区については各市が消極的なことなどを理由に作業部会としては「合併の枠組みは示さない」とした。

2985とはずがたり:2006/11/21(火) 02:30:16
<東北・北海道>岩手県

誰か立候補してみたら?仕事は一関との合併のみだし。

名乗りなく異例の事態 藤沢町長選
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m11/d16/NippoNews_16.html

 来年1月27日の任期満了に伴う藤沢町長選は1月16日の告示まで2カ月となった。しかし、懸案の一関市との合併が流動的な上、財政危機が深刻化する中、町長選に名乗りを上げる立候補予定者が現れていない異例の事態となっている。

 町長選は、市町村合併を7期目の公約に掲げた現職の佐藤守氏(73)の去就が焦点。佐藤氏は「年内に合併に道筋をつけられなければ政治責任。道筋をつけられたとしても、私が続投しなければならないということはない」と引退も示唆している。

 同町は、昨年9月に両磐7市町村が合併して発足した一関市との早期合併を目指しているが、同市は合意形成には至ってないため、合併の成否は現段階では流動的だ。

 7期28年、佐藤町政を支えてきた周囲の関係者は「12月まで合併の動向を見据えた上で判断することになるだろう」とみる。佐藤氏の姿勢を踏まえ新人擁立を模索する動きもあるが、総債務177億円(2005年度末)を抱える危機的な財政状況だけに、「火中のクリを拾う人間はそう出てこない」との見方が大勢を占める。

 同町は人口約9900人の小規模自治体だけに、「長期政権」を担った佐藤氏の存在は大きい。「有力な新人が名乗りを上げない場合は佐藤氏の続投の道も残されている」とみる向きもあり、年末まで予断を許さない状況が続きそうだ。

 町長選の立候補予定者説明会は12月22日を予定。9月2日現在の有権者数は8223人(男4026人、女4197人)。

2986とはずがたり:2006/11/21(火) 02:34:38
<首都圏>千葉県
>>2942>>2954
結構良い感じやん。底が浅いなどと云っちゃってご免よ,暁子

市町村合併:県が合併案 北西11市除き15市に 40市町村を10市に統合 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061114-00000140-mailo-l12

 県は13日、市町村合併推進審議会に対し、40市町村を10市に統合する案を提示した。政令市移行への自主的な動きがある北西部(東葛・葛南地域)の11市を除く地域を15市に再編成する内容。
 県は地方分権型社会への移行策として合併を推進してきた。80市町村(99年4月現在)は56市町村(06年3月)に再編されている。ただ、合併に関する10協議会は解散に追い込まれており、県は失敗を検証のうえ、新たな組み合わせを作成していた。
 今回の案では、サービスやまちづくりを幅広く担う総合性▽自己決定・自己責任を貫徹できる自立性▽特徴を生かして課題解決する地域特性――の3点を基本に、市町村の考えや将来見通しなどを考慮した。
 北西部の11市については「更なるステップアップが望まれる地域」として、自主的な政令市移行を支援するとしている。
 新合併特例法に基づく支援策が10年3月で期限切れとなることから、早期に積極的な議論を促す考えだ。
 この日の審議会では「理解できる組み合わせ」など肯定的な意見が出る一方で、「(支援のある)5年間にこだわる必要はない」などの意見も出た。
 県は今後、審議会の意見を踏まえて修正案を作成のうえ、県民のパブリックコメントを求める。審議会の答申を受け、年内にも正式な推進構想をまとめる予定だ。[中川紗矢子]
………………………………………………………………………………………………………
 (1)成田、富里市、栄、神崎、多古、芝山町(2市4町)
 (2)佐倉市、酒々井町(1市1町)
 (3)印西、白井市、印旛、本埜村(2市2村)
 (4)銚子、旭、匝瑳市、東庄町(3市1町)
 (5)東金市、大網白里、九十九里町(1市2町)
 (6)山武市、横芝光町(1市1町)
 (7)茂原市、一宮、睦沢、白子、長柄、長南町、長生村(1市5町1村)
 (8)勝浦、いすみ市、大多喜、御宿町(2市2町)
 (9)館山、鴨川、南房総市、鋸南町(3市1町)
(10)木更津、君津、富津、袖ケ浦市(4市)

11月14日朝刊
(毎日新聞) - 11月14日13時1分更新

2987とはずがたり:2006/11/21(火) 02:48:23
<東海>静岡県
>>2951
接戦だったの?惜しいなぁ。

三島市長 小池氏3選
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000611200006
2006年11月20日
◆豊岡氏に競り勝つ

 三島市長選は19日投票、即日開票の結果、現職の小池政臣氏(66)=自民党三島市支部、民主党三島市支部、公明推薦=が、新顔の前県議豊岡武士氏(63)を接戦の末に破り、3選を果たした。最大の争点だった合併問題で「近隣町との合併」を掲げた小池氏が、「中核市」を主張した豊岡氏を退けたことで、県東部の広域合併論議は再び足踏み状態が続きそうだ。当日有権者は8万9884人、投票率は54・35%で、前回の98年(60・85%)を下回った。

 両氏は8年前にも対決した。その時は、小池氏が豊岡氏らを破って初当選。4年前は小池氏が無投票で再選。8年ぶりの選挙になった。

 小池氏は2期8年の実績を基に「住みやすさ満足度日本一を目指す」をスローガンに掲げ、各政党をはじめ、商工や農業関係団体などから幅広い推薦を取りつけて組織選挙を展開。後援会を軸に、市議の大半の支援もあり、票を固めた。

 当選を決めた小池氏は本町の選挙事務所で「8年間の実績と合併問題など、選挙で訴えてきたことが評価されたのだと思う。合併では、20万人以下の都市を目指し隣町との合併を目指していく」と抱負を語った。

 豊岡氏は、若手経営者の有志や出身の韮山高校OBらの支援を受けて草の根選挙を繰り広げた。「三島を変えよう」と市政刷新を呼びかけた。一定の「反小池票」を掘り起こし、終盤追い上げたが、一歩及ばなかった。

 最大の争点となった合併問題で、小池氏は、豊岡氏が掲げる中核市を否定し「三島らしさを維持するには近隣町との合併が最適」と訴えた。豊岡氏は県の審議会が答申した3市3町を基本に「新幹線の駅がある三島を核にした中核市が必要だ」と主張。両氏とも今回の市長選を「三島の将来を左右する合併選挙」と位置づけたものの、有権者の関心は低かった。

2988とはずがたり:2006/11/21(火) 02:50:22
>>2987-2988
<東海>静岡県

うおっ接戦・・

三島市長に小池氏3選
http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20061120/lcl_____siz_____005.shtml
 任期満了(十二月十九日)に伴う三島市長選は十九日投票、即日開票の結果、無所属現職の小池政臣氏(66)=自民、民主、公明推薦=が、無所属新人で前県議の豊岡武士氏(63)を破って、三選を果たした。 

 小池氏は政党に加え、連合、農協、商工団体などの幅広い推薦を取り付け、後援会を軸とした組織戦を展開。食育の推進や福祉施策の充実などを訴えて支持を広げた。争点となった合併問題については「まず隣町との合併を」と主張した。

 豊岡氏は「三島を中心とした中核市づくり」を訴え、若手経営者らの支援を受けたが、及ばなかった。

 当日有権者数は八万九千八百八十四人。投票率は54・35%で、四人が立候補した一九九八年の前々回(60・85%)を下回った。

 ◇三島市長選当選者
小池政臣(こいけまさおみ) 66 無現 当選3
市長(元)県議・韮山高P会長・市社会教育委員長・市議▽慶大=自民、民主、公明推薦

 ◇三島市長選確定得票
当 25,041 小池政臣 無現 当選3
  23,380 豊岡武士 無新

2989とはずがたり:2006/11/21(火) 12:20:53
<九州・沖縄>鹿児島県

う〜ん,残念。。けどまだ期日の再協議がある(筈だ)。

上屋久町住民投票 合併期日に反対多数 調印中止、再協議へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kagoshima/20061120/20061120_002.shtml

 上屋久、屋久両町の合併協議会が決めた合併期日「2007年3月31日」に対する賛否を問う上屋久町の住民投票は19日、投開票され、反対2278票、賛成1452票、無効83票。反対が有効投票の過半数を占めた。この結果を受け、同町の矢野勝已町長は合併協に新たな期日の協議を申し入れる。

 両町は21日に予定していた合併協定調印式を中止、臨時議会への合併議案提出も見送る見込み。

 昨年2月、両町合併の是非を問う上屋久町の住民投票では、小差ながら合併賛成が反対を上回った。賛否が逆転した今回の結果は、合併には賛成でも、来春という時期には「早急すぎる」と感じる町民の存在を裏付けたという見方もできる。

 同町には合併そのものの是非を問う住民投票を求める動きが再び出ており、曲折が続きそうだ。

 投票率は69.98%。当日有権者数は5449人(町選管調べ)。


=2006/11/20付 西日本新聞朝刊=

2990片言丸:2006/11/21(火) 16:40:42
<四国>高知県

県内を6広域区に再編
医療、福祉などの水準保持 讀賣高知
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news001.htm

 県内の市町村数を35へと削減した「平成の大合併」の“先”のあり方を探ってきた「県市町村合併推進審議会」(根小田渡会長)が20日、県内を6広域区に再編することなどを含む構想を橋本知事に答申した。県はこれを踏まえ、今年度中に構想をまとめる方針。

 審議会は昨年11月から、将来的な市町村像や地域社会のあり方などを検討した結果、2020〜30年を目標とした合併の組み合わせや、「広域基礎自治体」の課題などを盛り込んだ。

 合併の枠組みでは、県内を6広域区に分ける案を「地域的な一体感の醸成という点で現実的」として提案。10年3月末の合併新法期限内に可能な範囲で進め、従来は広域行政の対象でなかった医療、福祉、教育などの分野でも、サービス水準を保つため、広域枠での実施が望ましいとした。

 一方、広域基礎自治体の課題として、教育や医療、防災などの対人サービスは、地域の実情に応じた仕組みづくりが必要と指摘。道州制導入も見据え、基礎自治体への業務や財源の委譲についても県が本格的に検討を進めるべきとした。

 県は今後、地域ごとに説明会やシンポジウムを開いて答申の内容を説明、県民からの意見を集約する。

 審議会の答申が打ち出した6広域区は次の通り。

     ◇

 ▽安芸広域…室戸、安芸両市、東洋、奈半利、田野、安田4町、北川、馬路、芸西3村

 ▽物部川流域…南国、香南、香美3市

 ▽高知・嶺北…高知市、本山、大豊、土佐、春野4町、大川村

 ▽仁淀川流域…土佐市、いの、仁淀川、佐川、越知4町、日高村

 ▽高幡広域…須崎市、中土佐、梼原、津野、四万十4町

 ▽幡多広域…宿毛、土佐清水、四万十3市、大月、黒潮両町、三原村

(2006年11月21日 読売新聞)

2991小説吉田学校読者:2006/11/21(火) 21:27:52
>>2986
目標は良しとしますが、ちょっとやっぱり底が浅いというか、直感ですが10市は難しいのでは・・(7)(8)(9)は現実的ですけども。
たとえば、(1)の芝山町ですけど、これ、やるんだったら、山武+横芝光+芝山か、芝山+横芝光+匝瑳だと思います。
(4)の匝瑳ですが、匝瑳+旭なら、まだ何とかできるかもしれませんけども、銚子はどうか・・うーむ、悩みどころ。

2992とはずがたり:2006/11/22(水) 00:06:07
>>2991
この手の提言は実行可能性を余り考えてないと云うか,成るべく大きく風呂敷拡げてってのが有りますからね。

こんな感じでしょうか?

吉田学校版の千葉市町村合併私案
(0)千葉市,大網白里町(1市1町)
(1)成田、富里市、栄、神崎、多古町(2市3町)
(4)銚子、旭市、東庄町(2市1町)
(5)東金、山武市、九十九里町(1市2町)
(6)匝瑳市、横芝光,芝山長(1市2町)
(7)茂原市、一宮、睦沢、白子、長柄、長南町、長生村(1市5町1村)
(8)勝浦、いすみ市、大多喜、御宿町(2市2町)
(9)館山、鴨川、南房総市、鋸南町(3市1町)

俺なんか(9)とかだいぶ広くなるけど出来るの?という感じですが。。

2994とはずがたり:2006/11/22(水) 12:22:50
<九州・沖縄>鹿児島県

錦江市構想は加治木町が嫌がってるのではなくて姶良町が嫌がって,それに嫌気がさして蒲生町は鹿児島と合併したがってると云う構図。錦江市なんてゆうなんだか甘ったるい名前ではなく質実剛健に姶良市で行って欲しいぞ。

加治木町長選挙告示 [11/21 18:40]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/news-v/00091115_20061121.shtml

任期満了に伴う加治木町の町長選挙がきょう告示され、前回と同じ顔ぶれの現職と新人の一騎打ちとなりました。加治木町長選挙に立候補したのは、現職で3期目を目指す川野威朗さん(62)と、新人で町商工会副会長の笹山義弘さん(54)のいずれも無所属の2人です。4年前の前回の選挙と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなりました。川野さんはこれまで2期にわたって町長を務めました。出陣式には周辺の町長らも出席。これまでの豊富な経験と実績をアピールしています。一方、今回で2回目の町長選出馬となる笹山さんは、多くの町議会議員の支持を受けており、これまでの町政の流れを変えようと訴えます。選挙の争点としては、頓挫している姶良町、蒲生町との合併問題が挙げられていますが、これについては、両候補とも合併の早期実現を訴えています。また、川野さんが管理者をつとめる姶良郡西部衛生処理組合で談合疑惑が持ち上がったこともあり、この問題にどのような姿勢で臨むかにも注目が集まっています。合併問題など様々な課題を抱えた中での今回の選挙は、住民の関心も高まっています。投票は今月26日で即日開票されます。

2996片言丸:2006/11/22(水) 16:07:28
南さつま市が隣接している。
薩南工業高校が知覧町にある。
薩南病院は南さつま市にある。
薩南浄水管理センターは指宿市にある。
ここ一帯を薩南あるいは南薩とよぶ習慣はあるのだろう。
そこで、薩南中央という案まで出てくる。
平和っていうのは特攻からきているようである。
下の応募リストでも「特攻市」「さつま特攻市」「とっこう市」「特攻平和市」「特こう市」「特功市」「特幸市」「南薩特攻基地市」「南特攻市」があわせて17票ある。
http://www.nansatsu3.jp/siryou/meisyou_kekka.pdf

市町村合併:投票1位は「薩南」 南薩三町合併協、新市名最終7候補決める /鹿児島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kagoshima/news/20061122ddlk46010201000c.html

 07年12月の新設合併を目指す法定の南薩三町合併協議会(頴娃、知覧、川辺町)は21日、来月に決める予定の新市名候補として「薩南市」「平和市」など7点を選んだ。

 新市名は10日までの1カ月間、同合併協が全国に公募。4427件の応募があり、1632点の候補が寄せられた。合併協の新市名称候補検討小委員会(9人)は21日、1次選考通過の19点を2回の投票でさらに絞り込み、得票上位順に(1)薩南(2)南薩(3)さつなん(3)南薩中央(5)南九州(5)平和(5)島津−−の7点を最終候補に決めた。

 応募全体の上位10点の中では、(1)薩南(255件)(2)南九州(236件)(3)南薩(183件)(6)南薩中央、平和(82件)−−の5点が選ばれた一方、13位の「さつなん」(32件)と、さらに下位の「島津」(5件)も委員の意見で残された。

 南薩三町合併協は、来月7日の第6回会議でこれら候補7点を正式に提案。同21日の第7回会議で新市名を決める予定にしている。【内田久光

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 ◆新市名の応募数上位◆

 (1)薩南     255※

 (2)南九州    236※

 (3)南薩     183※

 (4)南鹿児島   104

 (5)さつま中央   93

 (6)南薩中央    82※

 (6)平和      82※

 (8)頴知川     76

 (9)薩摩中央    59

(10)さつまみどり  45

 (※印は最終候補)

毎日新聞 2006年11月22日

2997片言丸:2006/11/22(水) 17:22:05
<東北・北海道>山形県

努力というより、偶然の地の利の要素が大きいような。運良くカネが入ってくる自治体はいいよなぁ。

「自立」に深まる自信
2006年11月22日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000611220001

∞「安定」と「発展」同居

今月初め、合併を巡る出直し町長選で、三川町民は「自立」を選択した。鶴岡、酒田という2大都市に挟まれた人口約8千人の小さな町は、庄内地方の「へそ」に位置し、公的機関が集中する「官庁街」だった。01年以降は大型商業施設が立ち並ぶ「商業都市」の顔も手に入れた。統計データは、「安定」と「発展」が同居する三川の姿を浮かび上がらせた。1200票差という大差で「自立」を選んだ町民の自信を裏付けている。

 ●「地の利」生かし成長 官庁街に大型店続々開業

 1955年、横山、東郷、押切の3村が合併して旧三川村ができ、68年に町になった。県内35市町村のうち、面積は約33平方キロで中山町に次いで2番目に狭く、人口は7850人で7番目に少ない(3月31日現在の住民基本台帳)。

 そんな小さな町の実像を明らかにするカギは、県庄内総合支庁にある。

 支庁は庄内地方の県の出先機関で、69年2月に完成した。だが、場所選定は、すんなりとはいかなかった。66年に県の審議会が庄内地方に支庁を設けることを決定。旧三川村内に敷地が決まると、間もなく旧余目町が誘致運動を始め、酒田市も計画地に難色を示した。

 67年7月、県は酒田市を説得したが了解を得られず、翌月の2回目の交渉で「500メートル酒田寄りに建設地を変更する妥協案」で計画がようやく前に進んだ。

 鶴岡、酒田両市のどちらに置いても角が立つ。県も両市の顔色をうかがっていたようだ。結果、国道7号が南北に走り、両市のほぼ中間に位置する三川が選ばれたらしい。

 支庁の建設が決まった後も公的機関が続々と建てられた。68年には県消防学校、翌年には庄内自動車検査場、73年には庄内青果物地方卸売市場、79年には県工業技術センター庄内試験場がそれぞれ開設されるなど、庄内地方の主要な行政組織が、集中した。

 山間部がなく可住地面積は県内唯一の100%という地形的な特徴は、経済面でも有利に働いたとみられる。鶴岡、酒田両市に挟まれ、05年の道路舗装率は96・3%(県調べ)で、鶴岡市より高い。車で10分の距離に庄内空港(酒田市)もあり、「交通の要所」になっている。これらが、町の経済を劇的に変える要因になった。

 01年以降、国道7号バイパス沿いの同町猪子地区に大型商業店舗が相次いで開店した。01年に三川ジャスコが入る「イオン三川ショッピングセンター」が誕生。昨年夏にはイオンの北側に、13店舗が入る「ル・パークみかわ」、秋には19店舗が入る「アクロスプラザ三川」もできた。

 イオン内の専門店も含めると約90店舗が立ち並ぶ。90年代には国道沿いの田んぼに過ぎなかった土地に、計32ヘクタールの国内最大規模の商業区域ができあがった。

 町の小売業の販売額もこれを機に爆発的に伸びた。市民税の個人、法人の割合は鶴岡市が8対2に対し、三川町は3対2。ただ、現行の方式では国からの地方交付税は、税収が増額になった分は75%が削減される。

 町によると、イオン開業の影響で約1億2千万円増収になったが、実質的には25%の約3千万円増に過ぎないという。町の税務担当者は「新しい施設ができずに償却資産が減っていけば、税収は減っていくだろう」と漏らす。

 ●多い国や県の機関 経済に大きく貢献

 三川町では、県庄内総合支庁などの行政機関が、地域経済に大きく影響していることが、市町村総生産からうかがえる。

 03年度の県の市町村民経済計算推計によると、三川町の市町村民総生産のうち、公務サービスの割合が27・3%を占める。これは庄内地方の各市町村と比べると格段に高い。

 町内には、総合支庁のほか、国土交通省庄内自動車検査登録事務所、庄内教育事務所、県企業局北部発電管理事務所などがある。03年度、庄内地方で働く公務員総数は4307人。うち三川町で庄内地方の15%にあたる651人を占める。

 公務サービスとの関係は不明だが、三川町の一人当たりの市町村民所得の高さは県内でも群を抜く。03年度は246・5万円と、庄内地区では、256・5万円の酒田市に次いで、2番目に高い。鶴岡市の241・7万円を超えている。

2998片言丸:2006/11/22(水) 17:23:08
>>2997-2998
 ●人呼び込む商業施設 販売額も飛躍的増加

00年代、庄内地方の2大都市、旧鶴岡、旧酒田両市が小売業の年間商品販売額を減らす中、三川町は飛躍的に伸ばした。

 国の商業統計調査によると、97年にわずか55億円だった三川町の販売額は、04年に2倍以上の125億円に膨らんだ。01年以降、猪子地区で商業店舗が続々と開店したことが背景にあるとみられる。

 だが、商業施設開業以前は、買い物を鶴岡市などに依存していた様子が、県の買い物動向調査に描かれている。00年に三川町民が町内で買い物をする金額は2割に満たず、県内最低水準だった。ところが、03年には45%に達した。

 商業施設は、町民だけでなく、他市町村からも人を呼んだ。庄内地方で唯一、映画が見られるシネコンがあり、特にレジャー・娯楽部門では新庄市などまで商圏を広げた。

 県はこの実態に注目して、最新の03年動向調査の報告書で山形など10市と並んで新たに「三川町商圏」と位置づけた。

 一方で、旧鶴岡市はこの間、約120億円減らして1189億円、旧酒田市は約400億円も減少し1147億円に落ち込んだ。

 三川町は、庄内だけでなく、最上地方にまで経済的に強い吸引力を及ぼしつつある。

 ●事業所数・従業員数ともに増加 庄内地方の労働力吸い上げる

 三川町猪子地区に大型商業施設が誕生した前(99年)と後(04年)で、同町と旧鶴岡市、旧5町村の民営事業所数と従業員数を比較すると、誕生を機に、働く場が増えたのに伴い、雇用も増大。庄内地方の労働力を一気に吸い上げている様子が、総務省の事業所・・企業統計調査報告で明らかになった。

 この地区で、事業所数が増えたのは三川町だけ。5年間で56カ所増の458事業所に。「ジャスコ三川店」や55の専門店が入った「イオン三川ショッピングセンター」や周辺商業施設の影響が大きかったようだ。

 一方、最も減少率が高かった旧朝日村では、261事業所のうち41カ所が消えた。旧鶴岡市は5年間で約400カ所が消滅。他の旧4町でもそれぞれ20カ所以上減った。

 事業所の増加に伴い、従業員数の増加率も三川町が大幅に増えている。大型商業施設誕生前の99年と、後の01年の比較では、一気に39%、千人以上増えた。特に、物販店や飲食店関係で従業員の増加が目立ち、猪子地区で雇用が活発になったことを裏付ける。

 従業員数の減少率が最も高かったのは旧朝日村で、約400人減。旧鶴岡市や旧4町も360〜3200人の大幅減だった。

 ●増える旧鶴岡市からの通勤者

 自分が住む市町村外へ通勤する人数を比較すると、合併した旧町村に対する、鶴岡市の求心力の強さがはっきり現れる。

 旧5町村から旧鶴岡市への通勤者を国勢調査で比較すると、90年の5970人から00年は6732人と、762人増えた。旧鶴岡市から5町村へは2021人から2699人と増加してはいるが、旧鶴岡市が周辺部から4千人あまり多く労働力を引っ張っている。

 一方、三川町には、旧鶴岡市の求心力が及んでいない。旧鶴岡市への通勤者は、町外への通勤者のほぼ半分を占めるが、90年が1100人、00年は1112人と、ほとんど変化がなかった。

 一方で、旧鶴岡市から三川町への通勤者は、10年間で636人から911人と、275人増加。旧鶴岡市から市外への通勤者では、旧酒田市に次いで2番目に多く、全体の約13%を占める。旧鶴岡市への転出超過となっている旧5町村に比べ、三川町が、旧鶴岡市と互角に労働力を引き合っている構図が浮かぶ。

2999片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/22(水) 23:16:40
<東北・北海道>北海道

夕張再建案は冬景色 負担増 市民ら悲鳴
2006年11月22日
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000611220007

■月給3割減・バス代4倍…

 360億円を約20年で返済する――財政破綻(はたん)した北海道夕張市がまとめた財政再建計画案が、波紋を広げている。厳しい再建案に、地区ごとに連日開かれている説明会では、住民の不満が相次ぐ。しかし、「第2の夕張」を防ぎたい総務省は、計画をさらに削り込む構えだ。そのなかで、映画祭復活を手がかりに、再生を目指す動きが出てきた。

 「住民追い出し計画だ」「この通りにやったら私たちは死んでしまう」。18日から毎日、地区ごとに開かれている住民説明会では、住民の怒号や悲鳴が渦巻いた。

 市職員の男性(32)は「出るも地獄、残るも地獄だ」と感じている。

 市の再建案では、月給が平均3割削減される。

 妻(35)と中学1年の長女(13)、長男(1)の4人暮らし。妻は妊娠中だ。毎月の出費が約26万円に対し、月給は約24万円。不足分はボーナスで埋めていたが、そのボーナスも半分になる。「数年後にこうなると言われれば準備もできるが、来春からでは無理だ。死刑宣告だ」

 今なら新たな土地でやり直せるが、生まれ故郷を離れたくない。「転校するかも」と子どもに伝えると、「友達と離れたくない」と泣かれた。

 市は、約270人いる市職員を4年間で70人にまで減らす計画だ。事前にささやかれた「肩たたきではなかなか減らない」という予測は、退職時期が遅れるほど退職金が減っていくスライド案の導入で吹き飛んだ。

 市民生活も直撃する。

 病院の行き帰りのバスは70歳以上の高齢者では一律片道200円で乗れるが、補助の廃止で最高4倍以上に跳ね上がる。市民税、固定資産税、軽自動車税も軒並み増税。入湯税150円が新設され、ごみも有料化、保育料も上がる。

 鈴木悦子さん(73)は、2年前に脳梗塞(こうそく)を患った元炭鉱労働者の夫(73)、いずれも障害を持つ成人の息子2人と暮らす。夫婦合わせて月約20万円の年金は、2万円の家賃と医療費、介護保険、生活費で消える。

 病院バスの割引がなくなれば、交通費は片道610円と3倍強になる。夫婦で月2〜3回通う病院が遠くなる。

《キーワード》
◆夕張市の財政破綻
 炭鉱で栄えた夕張市は60年の人口が約12万人だった。相次ぐ閉山で住民が流出、「観光の街」への転換を図った。だが、遊園地やスキー場への客足が伸びず、観光施設の人件費がかさみ、05年度決算で赤字が約257億円に。今年度分を加えると、財政再建団体になる来春の累積赤字は約360億円になる見込み。現在の人口は約1万3000人。
                         ◇
■総務省「もっと厳しく」

 住民から「血も涙もない」と抗議が上がる財政再建計画案だが、夕張市を指導する立場の総務省は「全国最低水準」を求め、なお切り込む構えだ。

 菅総務相は21日の記者会見で、住民から不満の声があがっていることに「それなりの厳しいことは必要だ」と反論した。総務省幹部は「ゴーサインを出したわけではない。もっと削れる所はあるだろう」と言い切る。

 財政再建団体の制度が1955年度に創設されて以来、適用された市町村は880を超える。夕張の財政破綻は特殊な事件ではない。

 とは言え、360億円という赤字額は突出する。「第2の夕張」の出現を阻止するため、破綻法の整備を急ぐことが至上命題となっている総務省にとって、「見せしめ」(幹部)ともすべき夕張市を指導する手綱を緩めることはできない。当初3年以内と言われてきた法整備も、早ければ来年の通常国会に法案が提出される可能性が出てきた。

 だが、総務省に不信感を抱く自治体もある。

 5年前に財政再建団体を脱したばかりの福岡県赤池町が合併して誕生した福智町の財政担当者は、夕張の案に衝撃を受けた。小学生以下の子どもにも、いずれ負担を強いることになるからだ。

 この担当者も財政再建にかかわった。赤字額を考えれば、厳しい内容も当然だと思う。でも、こう思わずにはいられない。

 「総務省はそこまでやらせるか。地域を壊していいのか」

3000とはずがたり:2006/11/23(木) 22:39:03
<東海・近畿>三重県

合併推進派は中井氏かねぇ。。

明和町長選告示
合併や財政再建 4氏熱く第一声
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20061122/lcl_____mie_____010.shtml

 21日告示の明和町長選は当初予想の通り、不動産業東谷泰明(57)、行政書士中井幸充(59)、4選を目指す木戸口真澄(71)、ボランティア団体代表田辺泰宏(67)の現職、新人計4氏による選挙戦に入った。4人が立候補したのは1958(昭和33)年以来、2回目。第一声では、それぞれが合併問題や財政再建など、町政にかける熱い思いを訴えた。=上から届け出順 (明和町長選取材班)

 ◆東谷 泰明候補(57)無新
  町民サービスを日本一に

 「町民サービス日本一の町にする。日本一とは行政職員が自分で考え汗をかき、町民と一体になる町づくりだ」。東谷候補は、金剛坂の事務所で力強く第一声を放った。

 現町政を「行き詰まっている。企業誘致前の道路や排水などの基本整備計画、産業政策がない」と痛烈に批判。「行政の課題の情報を公開する」「職員の意識を変える」と役場改革を訴えた。

 出版社や建設会社勤務、不動産会社設立の経験から「民間では当然の、より良いものをより早くより安く提供することを町はしていない」と経営感覚の重要性を挙げ「役場改革を基礎に町民の要望を聞き、いい町をつくりたい」と呼び掛けた。最後は、支持者らと「町民サービス日本一」と右手人さし指を高く3回突き上げて気勢を上げ、遊説に出発した。

 ◆中井 幸充候補(59)無新
  近隣市町と広域で一つに

 「今の明和町政に求められるのは信頼と信用」。中井候補は馬之上の選挙事務所で声高らかに町政の刷新を訴えた。

 周辺自治体との合併協議の頓挫から自立の選択を余儀なくされた経過に触れながら現町政を「住民不在」と厳しく批判。松阪や多気、玉城、伊勢など近隣市町との広域合併の必要性を主張した。

 厳しさを増す町財政を「財政破たんした北海道夕張市と変わらない」と指摘。「住民に犠牲や負担を強いるわけにはいかない」と抜本的な財政改革の断行を誓い、「諸課題の克服に向けて一歩一歩前進する行政の実現を」と支援を求めた。

 最後に、自らを将棋の駒、有権者を指し手にたとえ「私は歩にも、金にも、銀にも、桂馬にもなる。どうか私を町政という盤上に立たせてほしい」と呼び掛けた。

 ◆木戸口 真澄候補(71)無現
  将来像描き当面は自立で

 「明和のさらなる発展のために、全身全霊を傾ける」。木戸口候補は斎宮の選挙事務所で、4選を目指す熱意を支持者に訴えかけた。

 町長に就任して12年間、「町民の心を心として頑張ってきた」と住民と同じ目線で町政を担ってきた実績を強調。「町を愛する気持ちは誰にも負けない」と力を込め、愛郷心を支えに完全燃焼していく決意を述べた。

 合併が失敗に終わった町の状況について「大きな分岐点にさしかかっている」と指摘。「将来像を描きながら、しばらくは自立していく」と厳しい財政運営を続けていく覚悟をにじませた。

 政治理念とする「真剣 真面目 真実」を紹介して「これが私の原点」とし、「初心に帰って再スタートを切る。絶大な支援をお願いしたい」と声を張り上げた。

 ◆田辺 泰宏候補(67)無新
  大企業誘致で税収を確保

 「行き止まりの町政を放っておけない」。田辺候補は明星の選挙事務所前で第一声を放ち、町長の座にかける思いを力強く語った。

 国の交付金が先細り、財政を取り巻く状況が年々厳しさを増す中、150億円を超えた町の借金について言及。苦境に追い込まれた原因の一つに「法人税収入がない」ことを挙げた。

 再建策として、同町池村の広大な土地に大手企業の工場を呼び込む計画を披露。関係機関と調整した上で環境を整えれば誘致は十分に可能とし、「町財政を立て直すために大企業が必要」と主張した。

 さらに、助役や公用車の廃止など歳出削減を図り、斎宮に美術館や流水プールを整備する考えも明かし「町が変わっていくために田辺が必要」と訴えた。

3001とはずがたり:2006/11/25(土) 14:40:48
<九州・沖縄>鹿児島県屋久島地方

この案で頼むぞ。
でも16vs8というのは上屋久町選出の委員12名の内8名が反対したと云う事?心配である・・
破談パターンかね,これは。。

屋久島地区協 合併期日は来年10月1日
住民投票の反対受け変更
(11/25 07:26)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=1448

 第45回屋久島地区合併協議会が24日、上屋久町小瀬田のクリーンセンターであり、合併期日を2007年10月1日に変更することを決定した。
 屋久島地区の合併期日は、2月の協議会で07年3月31日と決定していたが、19日に上屋久町で「屋久町との合併期日の賛否を問う住民投票」が行われ、反対が多数を占めたため、再協議することになっていた。
 この日の協議会で、矢野勝已上屋久町長が、住民投票の結果を説明した上で、期日変更の申し入れを行い、協議に入った。
 屋久町側から10月1日で意見統一されているという報告があったのに対し、上屋久町の委員から「(10月1日の合併は)時期尚早」という意見も出されたが、無記名投票の結果、16対8で、10月1日に変更することを決定した。
 合併期日が変更になったことにより、議員の在任特例についても次回12月7日の協議会で話し合う。

3002とはずがたり:2006/11/25(土) 14:43:10
<北関東>群馬県

来年9月となると間がないねぇ。。甘楽,南牧迄入ってくるとだいぶ引き締まってくるが。

下仁田と合併で研究会を発足へ
富岡市長表明
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20061125/lcl_____gnm_____004.shtml

 富岡市の岩井賢太郎市長は二十四日の定例会見で、下仁田町との合併協議について、当面は同町住民が署名で求めた法定合併協議会を設けず、十二月中に任意の合併問題研究会を両市町で発足させる方針を示した。

 岩井市長は合併協について、「(合併協議への合流を呼び掛けている)甘楽町、南牧村にも猶予を与えないと」と指摘。ただ「協議を引き延ばすつもりはない」と述べ、甘楽町と南牧村が加わらないと分かれば、下仁田町と一市一町の枠組みで正式な協議に踏み切る意向を表明した。合併時期については「来年九月に予定される下仁田町議選までにできれば」との目安も示した。 (菅原洋)

3003とはずがたり:2006/11/25(土) 17:40:35
<近畿・東海>三重県
>>3000
>>2744でも工場立地の少なさが指摘されている。
高齢の現職は敗退する勢いでしょう。主張にも中身がない。田辺候補も色々アイディアはあるようだが財政難の中実行可能かねぇ・・。中井候補が合併を主張しとは総研と主張が合致してるがどうだろうね・・。

◆東谷 泰明候補(57)無新…①町民サービスを日本一に②「行政の課題の情報を公開する」「職員の意識を変える」と役場改革を訴え③出版社や建設会社勤務、不動産会社設立の経験から経営感覚の重要性を挙げる
◆中井 幸充候補(59)無新…①松阪や多気、玉城、伊勢など近隣市町と広域で一つに②抜本的な財政改革の断行を誓う
◆木戸口 真澄候補(71)無現…①将来像描き当面は自立で②政治理念とする「真剣 真面目 真実」を紹介して「これが私の原点
◆田辺 泰宏候補(67)無新…①大企業誘致で税収を確保(同町池村の広大な土地に大手企業の工場を呼び込む計画)②助役や公用車の廃止など歳出削減を図る③斎宮に美術館や流水プールを整備

合併の経緯をいつか調べた筈だが何処かに貼ったつもりが見つからない。三和町は
大淀村+下御糸村+上御糸村→三和町┬→明和町
斎宮村+明星村→斎明村──────┘
この町で一番有名な斎宮の斎が結局消えてしまったのは大東町の千浜の浜の経緯とよく似ている。
大坂村+千浜村→大浜町┬→大東町┐
城東(きとう)村────┘旧掛川市┼→掛川市
横須賀村+大淵村→大須賀町───┘

3004とはずがたり:2006/11/25(土) 18:00:45
>>2996
薩南が来るだろなという予感はありました。本命はこれ。感性だけの問題ですけど個人的に薩南>>南薩。
南九州市が対抗かなぁ。穴で平和市。

今更知覧の特攻隊基地を全面に推してもなぁという気がしなくもないのですが最終候補に平和を入れたのは観光名所として推していきたいのかな?

3005片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 23:14:43
<東北・北海道>宮城県

市長の趣味とも思えますが、盛り上がるかどうか?

仙台の旧地名復活、「懐古的」の異論
2006年11月25日
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000611250003

 仙台市の歴史的町名復活検討委員会の第3回会合が24日、仙台市役所で開かれた。旧町名復活で「先進地」の金沢市への視察を踏まえ、復活による効果と影響について議論。「古き良き時代を懐かしむノスタルジー的発想は慎むべきだ。地域住民の合意形成を図る仕組みづくりが必要」として、拙速な町名復活に慎重な意見が相次いだ。


 県内外の有識者による検討委は10月中旬、旧町名七つを復活させた金沢市を訪問して住民や同市職員から話を聞いた。それを踏まえたこの日の会合では、古い街並みが残る金沢市と都市化を優先させてきた仙台市では町名復活に対する文化的背景が違うとの認識で一致。「金沢では住民側の強いリーダーシップが働いた」「地域住民の発案が先で行政はあくまでフォロー役に回るべきだ」など、仙台での復活には課題が多いとの意見が多く出た。


 一方で、シティーセールスや仙台ブランドの推進になるといった声や、地域コミュニティーの再生につながるなどの賛成論もあった。


 ただ、市区政課によると、町名復活を望む市民の声はこれまでに届いていないという。この点について、委員からは「マスコミ報道などで市民の関心は高いはず。機運醸成のために、行政側が市民に向けてメッセージを打ち出す必要がある」との意見も出た。

3006とはずがたり:2006/11/27(月) 12:44:11
<九州・沖縄>鹿児島県
>>2994
此処の合併破談の理由は加治木町政への不信という訳ではなく加治木町の隠れ借金が問題であるので,町長の交代ではなく加治木町が痛みを見せねばならぬだろう。その覚悟まであっての選択かどうかは甚だ疑問であるが一つの方向性が見えたことは評価。

加治木町長選は新人の笹山氏が当選 :: 11月26日(日)22時17分
http://www.kts-tv.co.jp/news/index.php?idnumber=11339

 任期満了に伴う加治木町の町長選挙は26日投票が行われ、即日開票の結果、新人の笹山義弘さんが初当選を決めました。

 加治木町長選挙には、現職で3期目を目指す川野威朗さん62歳と、加治木町商工会副会長の笹山義弘さん54歳の、いずれも無所属の2人が立候補しました。

 即日開票の結果、新人の笹山さんが31票の小差で川野さんを破り、初当選を決めました。

 選挙戦で笹山さんは、姶良町、蒲生町との3町合併の早期実現などを訴えました。

3007片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/28(火) 00:04:38
>>3003
<近畿・東海>三重県

とはずがたりさんおめでとうございます。

選挙:明和町長選 中井氏が初当選 /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20061127ddlk24010105000c.html

 任期満了に伴う明和町長選は26日投開票され、新人で元議会事務局長の中井幸充氏(59)=無所属=が、▽不動産会社代表の東谷泰明氏(57)=新人▽現職の木戸口真澄氏(71)▽元教員の田辺泰宏氏(67)=新人=の無所属3人を破り、初当選を果たした。投票率は76・87%。当日有権者数は1万8444人。

 中井氏は町財政の立て直しを訴え、現職の批判票を取り込んだ。公約として▽収入役を廃止し、職員数を5%削減する▽子育て支援策として、出産費用の助成と貸付金制度を創設する−−などを掲げていた。【丸林康樹

==============

 ◇明和町長選開票結果=選管最終発表

当 4738 中井幸充  59 無新

  4467 東谷泰明  57 無新

  4085 木戸口真澄 71 無現

   671 田辺泰宏  67 無新

(無効 217)

==============

 ◇明和町長略歴

中井幸充(なかい・ゆきみつ) 59 無新(1)

 行政書士[歴]町総務課長▽議会事務局長▽松阪工高

〔三重版〕

毎日新聞 2006年11月27日

3008とはずがたり:2006/11/28(火) 00:30:31
>>3007
ありがとうございますw
ここは町長が熱心でも周囲がねぇ・・
伊勢市と松阪市に分町とかの方が良いのかもしれぬ・・。

3009とはずがたり:2006/11/29(水) 00:19:14
<首都圏>神奈川県

公共料金が値上がりしたりするデメリットを受けてもなお単独村制を望みますかと訊かなアンフェアである。どういう訊き方したのかねぇ??

市町村合併:「清川村存続」46.8% 合併検討は3割強−−全村民アンケ /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061124-00000020-mailo-l14

 県内唯一の村、清川村が市町村合併などについて18歳以上の全村民にアンケートを実施し、結果を発表した。合併をせず、村の存続を望む回答が半数近くで、合併の検討を望む回答の合計(3割強)を上回った。
 アンケートは2852人を対象に8〜9月に実施、1527人から回答を得た。回収率は53・5%。
 合併について聞いた回答は▽「検討する必要なし(村のままでよい)」が46・8%▽「時間をかけて合併を検討すべきだ」24・4%▽「早期に合併を検討すべきだ」9・2%▽「どちらともいえない・わからない」14・5%――などだった。
 検討の必要なしと回答した人が挙げた理由(1人三つ回答)は「きめ細かいサービスが受けられなくなる」「利点があるとは思えない」「県唯一の村でありたい」が目立った。合併を検討すべきだとした人が挙げた理由(同)は「多様な住民サービスが受けられる」「行財政の効率化が図られる」「自治体能力の向上が図られる」が多かった。
 合併の組み合わせ(相手)を聞くと、「厚木市」が52・2%と過半数で、「厚木市と愛川町」(28・5%)や、その他の組み合わせを大きく上回った。
 同村政策推進課は「アンケート結果は受け止めるが、今後も合併の検討・研究は続けていく」としている。【佐藤浩
11月24日朝刊
(毎日新聞) - 11月24日11時1分更新

3010とはずがたり:2006/11/29(水) 00:22:52
<首都圏>神奈川県

横浜・川崎・湘南・相模原の4政令都市と,横須賀・厚木・小田原の3中核市の7自治体ぐらいに纏まれるんじゃないの??

市町村合併:合併モデル、6圏域を提案 推進審、知事に近く答申 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061124-00000024-mailo-l14

 県市町村合併推進審議会(座長、森田朗・東京大公共政策大学院院長)は27日、新たな県内自治体の合併モデルをまとめる。近く松沢成文知事に答申。県内を横浜、川崎両政令指定都市と人口36万〜84万人の6圏域に分け、合併を促す内容で「平成の大合併」第2ラウンドに向けた住民議論が高まるか注目される。【稲田佳代、大西康裕
 県内で合併が実現したのは、答申案の「圏域(1)」だけ。相模原市を核に今年3月に相模湖、津久井両町が合併。来年3月には藤野、城山両町も合流し、政令市を目指す人口70万都市が誕生する。
 合併に必要な臨時的経費を国が負担する優遇措置にもかかわらず、他地域で合併が進まなかったのは、財政基盤の安定した市町村が多いため。現在の全35市町村中、国から地方交付税交付金を受けているのは13自治体のみ。交付総額でも全国最低の優等生だ。合併の必要性が高いとされる人口1万人以下の自治体も清川村と真鶴町だけだ。だが、真鶴、湯河原両町の合併協議は住民の反対で破綻(はたん)した。一方、全国の自治体数は3232(99年)から1819(06年)に減少した。
 しかし県は「今後も合併は必要」との立場だ。少子高齢化で将来の財政基盤に不安を残す自治体も多い。地方分権の進展で、市町村の役割強化や交付金の見直しも行われている。同審議会は、国や県から権限移譲のある「政令市、中核市、特例市」の形成を目指すことで合意。必要に迫られた合併ではなく、行政権能の強化という前向きの方向性を打ち出す。
 住民同士の生活圏と、ごみ収集など広域行政の関係も考慮して圏域を定めた。市町村議員と首長にアンケート(議員の回収率46・6%、首長は同100%)をした結果、小田原市を中心とする2市8町の「圏域(2)」は将来的な少子高齢化の影響が県内でもっとも大きく、全首長と議員の85%が合併の必要を感じていることが分かった。「圏域(4)」は相模川で生活圏が東西に分断されており、半分ずつの合併の可能性も探る。中井町は生活圏では「圏域(5)」、行政的には「圏域(2)」と結びつきが強く、双方の合併の可能性を残した。同町の尾上信一町長は、東名高速・秦野中井インターチェンジの存在などから「2市8町(圏域(2))にはとらわれない」立場を強調。合併も「国、県からの権限移譲が進むと仕事は困難になる」と厳しさを予感しながら「町民の意見を聴く」との慎重姿勢を崩さない。
 県は答申を受けた後、市町村との意見交換を行い、より詳細な合併構想を策定。合併を促していく。第2ラウンドの国の優遇措置は、10年3月末までに合併した自治体が対象。県市町村課は「早く構想を練り上げなければ、期限に間に合わない」と焦りを見せている。

11月24日朝刊
(毎日新聞) - 11月24日11時1分更新

3011とはずがたり:2006/11/29(水) 00:28:47
<東北・北海道>青森県

五戸町長ははよ入れてやれや。

市町村合併:五戸町長「合併協議、醸成しだい」 新郷村長に時期尚早判断 /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061122-00000091-mailo-l02

 新郷村から合併協議の要請を受けていた五戸町の三浦正名町長は20日、村役場を訪れ、須藤良美村長に対し「合併協議の場の設置は機運の醸成しだい」と回答、現時点での両町村の合併協議は時期尚早との判断を伝えた。
 回答書は「歴史・文化など多くの部分を共有する地域として、将来的な合併は否定しない」としつつ、「一層の相互理解と合併に対する意識の高揚が必要」とした。回答に対し須藤村長は「現段階では無理だが、将来的に合併は必要との回答であり、前向きに理解している」と述べた。
 新郷村の合併をめぐっては、旧五戸町、倉石村と進めていた合併協議を02年10月に離脱。八戸市など8市町村での合併協議に移ったが、実現しなかった。その後04年7月に誕生した新五戸町に再度協議を申し入れ、断られた経緯がある。
 五戸町は今年8月に合併協議の要請を受け、町議会などで検討したが、新町に移行して間もないことなどが判断に結びついた模様だ。【長沢晴美
11月22日朝刊
(毎日新聞) - 11月22日12時1分更新

3012とはずがたり:2006/11/29(水) 12:23:17
<東海>静岡県

県の構想がもう破綻・・。次は西伊豆町が伊豆市へ申し入れたりするのかな

東伊豆町長 伊東市に合併打診へ
http://www.sankei.co.jp/local/shizuoka/061128/szo001.htm

 東伊豆町の太田長八町長は27日の定例会見で、県が進める下田市など6市町による南伊豆地域合併構想に対し、「町内では合併先に南伊豆地域よりも、伊東市をあげる町民が多い。伊東市に合併の意向打診をしたい」との考えを明らかにした。来年1月までに、佃弘巳伊東市長を非公式に訪ねて意向を聞く予定。3年前の下田賀茂地区7市町村の合併協議も、同町の離脱をキッカケに破(は)綻(たん)しており、伊東市側の対応が注目される。

 太田町長によると、伊東市の佃市長には「合併受け入れ」の可能性の打診を行う。東伊豆町はその結果をもとに、伊東市が今後も合併先の検討対象になるかどうかを判断すると語った。

 会見で太田町長は、同町の合併選択肢として南伊豆地域の6市町、伊東市、単独町政継続の3つを示したうえで、「町民に合併の話を聞くと10人中7、8人が伊東市をあげ、6市町の話は出てこない。合併は町民の意向が一番大事で、町長はそれに沿って進めるのが仕事」と語った。

 同町は隣接の約4割の町民が伊東市に通勤通学しており、買い物や通院などの生活圏となっている。合併の是非を問う平成15年2月の住民投票で「単独町政」を決めたが、14年11月実施の町民アンケートでは「伊東市」が合併先の1位になっている。

 太田町長は24日に県賀茂地域支援局で行われた県の合併支援プラン説明会で要求した東伊豆町の個別支援策として、伊東市で中断している「伊豆スカイラインの南進延長」を最重要にあげたと説明。南伊豆6市町で合併した場合、新市に対し、東伊豆町を南伊豆地域の観光拠点に位置づけ、観光課や観光協会本所の設置を求めていきたいと話した。

(11/28 10:03)

3013とはずがたり:2006/11/30(木) 00:51:27
<北関東>栃木県

何となく破談してしまった前回だが今回はきちんと最後までやってしまいたい。

市町村合併:「機運高まる」 県が真岡市、二宮町代表者と懇談会 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000045-mailo-l09

 市町村合併構想に掲げた真岡市と二宮町の合併を推進するため、県は真岡市で24日、自治会や地域の代表者との「合併地域懇談会」を開いた。
 それぞれの市町から代表者6人ずつが参加。二宮町側からは、同町の文化など地域の特性が失われないか、と心配する意見が出た。一方の真岡市側からは「真岡は全国上位の住みよい街と言われるが、合併で行政サービスは低下しないのか」などの質問が出た。しかし、出席者からは反対意見はなく、おおむね合併に賛成の態度を示した。
 懇談会終了後、県の田崎昌芳総務部長は「合併の機運が高まってきたと感じ、喜ばしい。新法の財政支援措置がある期間内に実現してほしい」と話した。
 また懇談会の中で、県市町村合併推進審議会の岩崎修会長は「県が提案した、2市町の組み合わせは最良だと思うが、強制をしてはいけないと言っている。今後も議論を続けてほしい」と述べた。【関東晋慈
11月25日朝刊
(毎日新聞) - 11月25日12時1分更新

3014とはずがたり:2006/11/30(木) 00:53:34
<東海・首都圏>静岡県

山梨県も首都圏としたり甲信越としたり定まらぬが伊豆と甲斐は西関東で良いかもしれぬ。

市町村合併:伊豆半島南部の6市町首長招集−−県賀茂地域支援局 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000049-mailo-l22

 ◇県の合併支援策説明
 県賀茂地域支援局(斉藤民夫局長)は24日、県が合併の枠組として打ち出している下田市など伊豆半島南部の6市町の首長を招集し、20日に県が示した合併支援策を説明した。
 6首長は支援策をおおむね「妥当」と評価した。県側が合併がらみで注目される南伊豆町の共立湊病院の移転・新築や合併支援道路については「今回の支援策は県下一律。湊病院と道路は合併話が進展していく過程で別途に考える」と伝えた。
 また、2日に提案された任意合併協設置について、太田長八・東伊豆町長は「議会の全員協議会で話したが、時期尚早との意見が大半を占めた。任意協への参加は難しい」と話し、6市町による任意協の設置は暗礁に乗り上げた。【中村隆
11月25日朝刊
(毎日新聞) - 11月25日12時1分更新

3015とはずがたり:2006/11/30(木) 00:55:13
<東海>静岡県

焼津と藤枝で二市は並び立たないのかもしれぬ。取り敢えず1市1町*2で良いような気もしてきた。。

市町村合併:大井川町臨時会、「1市1町」案可決 来月17日に住民投票 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000055-mailo-l22

 1市1町(焼津市、大井川町)か、志太2市2町(両市町、藤枝市、岡部町)かをめぐり、住民発議による法定合併協議会設置議案と合併の枠組みを問う住民投票条例案を審議する大井川町議会臨時会は24日、1市1町案と住民投票条例案を可決し、2市2町案を否決した。
 12月17日に実施される住民投票は、臨時会で可決した「1市1町」か、否決した「2市2町」を選ぶもので、投票率が50%に達しない場合は開票しない。結果については「町議会及び町長は、住民投票の結果を尊重しなければならない」(同条例)が、拘束力はない。1市1町合併を推進する池谷薫町長は「住民の意見を聞き、よりよい街づくりにまい進したい」と述べた。
 焼津市では2市2町議案を否決しており、戸本隆雄市長は28日開会の市議会11月定例会に1市1町議案を提出する考えを明らかにしている。
 否決された2市2町合併を推進する議員らは「住民投票に向け2市2町合併の必要性を訴えたい」と話すとともに、合併特例法による2市2町合併協設置の住民投票実施を求める署名活動(有権者の6分の1以上の署名が必要)を行う考えを示した。2市2町の合併協設置議案が否決された焼津市でも、同様の住民投票実施を求める署名活動を行う方針だ。【鈴木英世

11月25日朝刊
(毎日新聞) - 11月25日12時1分更新

3016とはずがたり:2006/11/30(木) 00:56:33
<九州・沖縄>福岡県

八女市長よとっとと決断しやがれ。

市町村合併:機運盛り上げへ、県が八女市でセミナー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061127-00000137-mailo-l40

 八女地域の市町村合併について考えるセミナーが26日、八女市の市町村会館で開かれた。同市と近隣2町2村(黒木町、立花町、矢部村、星野村)を「合併推進構想対象市町村」としている県が「合併の機運を盛り上げたい」と初めて開いた。
 セミナーでは総務省合併推進課の望月明雄理事官が講演。データを示しながら「一般に人口が増えれば1人当たりの歳出額が下がり効率が良くなる」「八女市と周辺自治体は同じ生活圏を形成する運命共同体。全体で振興策を考えるべきだ」と合併のメリットを強調。続いて八女地域と同様に山間部を抱える1市2町2村で4月に合併した和歌山県田辺市の真砂充敏市長の講演もあり、約300人が耳を傾けた。
 八女地域の合併を巡っては、4首長が10月20日、八女市に早期の合併法定協設置を求める要請書を提出。野田国義市長は「議会と相談して判断したい」と述べるにとどまっている。【竹花周〔福岡都市圏版〕

11月27日朝刊
(毎日新聞) - 11月27日12時1分更新

3017とはずがたり:2006/11/30(木) 22:28:19
<東北・北海道>山形県
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/2836-3000?KEYWORD=%BB%B0%C0%EE
二月の選挙では自立は住民の負担激増,更に中学校の早期改修確約で合併派の勝利を目指せ。

2006年11月28日 火曜日
鶴岡市が消防、衛生処理組合解散を三川町に申し入れ
http://yamagata-np.jp/kiji/200611/28/news06736.html

 鶴岡市は27日、三川町との2市町で構成する鶴岡地区消防事務組合と鶴岡地区衛生処理組合について、解散する方針を同町に伝えた。両市町議会の議決が必要だが、市側は2007年度に解散したい意向だ。

 この日、市政策調整室や両事務組合などの関係者が町役場を訪れ、町幹部に方針を伝えた。また、町が業務を委託している鶴岡市介護認定審査会についても、受託をやめる方針を説明した。町側は事務組合の存続と、存続できない場合は業務委託する方法を要望した。

 両事務組合は、合併して新鶴岡市となる前の旧6市町村と三川町がともに共同設置し、消防やごみ処理を行ってきた。構成自治体が2市町となった現在も、三川町の負担金は、将来鶴岡市と合併するという前提で、7市町村で構成していた当時のまま低く抑えられている。

 しかし、出直し三川町長選で、突然に合併推進から自立に転じた阿部誠町長が当選したことから、選挙後、富塚陽一市長は「(三川町の分を)市民の税金で賄うのはおかしい。公平公正になるよう見直しを検討していく」と示唆。両事務組合などで負担金割合の検討を重ねてきたが、事務組合を解散する方針を固めた。

 同町には消防分署はあるが、救急車は配備されておらず、ごみ焼却に関しても鶴岡市内の施設を使用している。

近く対応伝える−阿部三川町長
 阿部町長は「鶴岡市の話は、提案として受け止める。近く町としての対応を富塚市長に伝えたい」と話している。

3018とはずがたり:2006/11/30(木) 23:45:30
<九州・沖縄>沖縄県

合併構想研究会設置へ/27市町村が参加を確認
http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=1&article_id=6512
八重山毎日新聞 (2006-11-29 10:04:03)

[那覇] 県内各市町村の助役・合併担当課長会議及び講演会(県主催)が28日午前、県庁で開かれた。同会議では総務省自治行政局合併推進課課長補佐の宮川克寿氏による講演が行われたあと、県内9つの合併推進構想対象区域27市町村が参加する合併構想市町村行政体制整備研究会の設置に向けた説明が行われた。

 合併構想市町村行政体制整備研究会の設置については県企画部市町村課が説明。石垣・竹富区域を含む県内9区域27市町村が各区域の研究会に参加することを確認し、構想区域外の3市町村の研究会への参加や参加希望団体の取り扱いについて説明した。
 同研究会は各構想区域ごとに12月中にも設置される見通し。研究会を通して各担当者や県職員が市町村が合併に向けた意見交換や合併した市町村の状況を調査、情報を共有する。
 また、同研究会の説明に先立って行われた講演会では「市町村合併の現状と展望について」と題し宮川氏が講演し、「道州制が地方分権に与える影響は大きく、道州制の動きを注視するとともに、合併前後の財政推計には新型交付税の動きにも注視してほしい」と道州制や新型交付税の導入に向けた国の取り組みが合併にも大きな影響を与えることを説明した。

 来場した各市町村担当者からは「合併特例区の課題と現状の取り組みはどうなっているのか」「構想の枠組みへの各市町村の反応は」などと質問が相次いだ。

3019とはずがたり:2006/12/01(金) 22:22:19
<東北・北海道>福島県

まぁ何年か後泣きついてこい。

市町村合併:川俣町、合併協離脱を申し入れ 福島市と飯野町、協議継続 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061122-00000113-mailo-l07

 ◇福島市と飯野町、1市1町で協議継続
 福島市、川俣町、飯野町の合併問題で、川俣町の古川道郎町長は21日、福島市の瀬戸孝則市長と飯野町の阿曽昭三郎町長に対し、法定合併協議会からの離脱を申し入れた。また、飯野町の阿曽町長は瀬戸市長に福島市と飯野町での合併協議の継続を要望した。これにより、1市2町の合併構想は破たんし、1市1町の枠組みで協議を続けていくことになった。
 この日は申し入れの後、3首長による合併協正副会長会議が福島市役所で行われ、今後について話し合った。会議後の取材に対し、古川町長は「選挙という場で町民の判断が示された」と合併反対を訴えて再選されたことを離脱の理由に挙げた。また、自立を目指す街づくりについて「川俣にいいものはたくさんあるので、住んでよかったと言える環境づくりをしていきたい」と述べた。
 一方、阿曽町長は「1市2町の基本的理念が崩れるのは残念」とした上で、福島市とは生活圏が密接に関連しているとして「(福島市と)合併することに違和感はない」と前向きな姿勢を示した。瀬戸市長も「2年間も協議しているので、合併という方向にもっていくことでいいと思う」と述べ、1市1町での協議は継続される。
 今後は、現在の合併協を解散し、1市1町による新しい合併協を発足させるか、合併協の規約を変更して1市1町での協議を続けるかが問題となる。12月1日に開かれる合併協で方向性を決め、12月議会で3市町が関連議案を提出、可決されれば、正式決定となる。【松本惇

11月22日朝刊
(毎日新聞) - 11月24日15時52分更新

3020とはずがたり:2006/12/02(土) 10:57:22
<東海>静岡県

まぁ板挟みだわな。

市町村合併:岡部町議会、合併2案とも可決−−2市2町、1市1町 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000023-mailo-l22

 住民発議による志太2市2町(藤枝・焼津市、岡部・大井川町)の法定合併協議会設置を巡り岡部町議会は27日、臨時会を開き、2市2町の合併協設置議案を11対3の賛成多数で可決した。一方で、井田久義町長が主張する藤枝市との1市1町合併の推進を求める決議案も12対2の賛成多数で可決し、採択した。決議では、2市2町を理想としながらも早期の合併実現を求めている。「両にらみ」の議会判断は、財政状況の厳しい同町が合併新法期限内(09年度)の合併実現に強い意思を表明した形だ。【鈴木英世】
 ◇実現最優先で「両にらみ」
 2市2町の合併協設置議案は藤枝市が可決したものの、焼津市と大井川町が否決している。関係4市町の可決が合併協設置の条件のため、27日の岡部町議会の判断を待たず2市2町合併は事実上、白紙に戻っている。
 しかし、焼津市と大井川町の間で進んでいる1市1町合併の動きも見通しは不透明だ。賛否きっ抗する焼津市議会で1市1町議案が成立するかどうかも微妙な情勢で、こちらもとん挫する可能性がある。このため、合併実現が絶対条件の岡部町は、現時点でどちらか一方に軸足を置くことができなかったとみられる。
 井田町長は1市1町の決議報告のため来月初旬に藤枝市の松野輝洋市長を訪れる。早ければ年内にも合併協設置を申し入れたい考えだ。
 藤枝市の松野市長は27日の定例会見で、「議会と町長の気持ちは分かった」と述べ、岡部町の苦境に理解を示した。ただ藤枝市の態度については「(来年2月の)焼津市議選などがある」と述べ、今後の状況変化を見据えたうえで決める考えを示した。

11月28日朝刊
(毎日新聞) - 11月28日11時1分更新

3021とはずがたり:2006/12/02(土) 11:09:05

<東海>静岡県

市町村合併:「三島らしさ」と広域合併は両立−−知事が認識示す /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000024-mailo-l22

 19日の三島市長選で3選された小池政臣市長が、「三島の良さが薄まる」との理由で沼津市との合併に消極的な考えを表明している点について、石川嘉延知事は27日の定例記者会見で「三島の良さを失わずに広域的地域形成はできる」と述べ、「三島らしさ」と合併は両立できるとの認識を示した。
 県の審議会は同市と沼津市を含めた3市3町合併で人口50万人規模の中核市づくりを求めている。一方、三島市の調査によれば市民の4分の3が20万人以下を望んでおり、小池市長はこれを根拠の一つに3市3町合併に難色を示している。
 石川知事は「現在の住民意識だけに引きずられていいのかどうか。政治家として信じる方向に賛同の輪を広げる必要がある」と述べ、広域合併への理解を求めた。そのうえで、「(小池市長と)率直に、期限を区切らず話し合えば調整は可能ではないか」との期待感を示した。【鈴木直】

11月28日朝刊
(毎日新聞) - 11月28日11時1分更新

3022とはずがたり:2006/12/02(土) 15:05:13
<近畿>兵庫県西播

上郡町との合併めぐるアンケート 赤穂市民、7割「住民投票」求める
http://www.sankei.co.jp/chiho/hyogo/061202/hyg061202006.htm

 上郡町との合併協議をめぐり、赤穂市が市内全世帯を対象にアンケート調査したところ、7割以上が住民投票の実施を求めていることが分かった。市は「調査結果を尊重したい」と話している。回収率は83・4%。

 合併をめぐる同市のアンケート調査は2度目で、市内全世帯約1万9000世帯を対象に実施。上郡町との合併協議について、協議継続の可否や合併への期待と不安などを尋ねた。

 合併の是非の決定方法を問う設問では、「住民投票の実施」が72・1%と圧倒的多数を占めた。「市長と議会の協議」は11・6%だった。

 協議継続の可否については、「継続すべき」が35・8%、「やめるべき」が22・6%。「どちらともいえない」「わからない」が合計37・2%あった。

 これまでの合併協議では、両市町対等の「新設合併」で「赤穂市」の名称とすることなどが決定済み。豆田正明市長は「協議継続を求める声が多かったと受け止めた。結果については尊重したい」と話している。

(2006/12/02 05:10)

3023とはずがたり:2006/12/02(土) 15:09:01
<東海>静岡県

1市1町の流れかねぇ・・。

県合併審議「志太2市2町」支持 答申には盛らず
http://www.sankei.co.jp/chiho/shizuoka/061201/szk061201000.htm

 県内の合併推進構想を審議する「県市町村合併推進審議会」(大坪檀会長)が30日、県庁で開かれ、大井川町と焼津市が相次いで離脱を表明し、2市2町での合併が困難な状態になっている志太地区の枠組みについて、「審議会として2市2町の組み合わせが望ましい」とする見解をまとめた。この日は「見解」にとどめ、答申には盛り込まないことで一致した。

 審議会は、大坪会長のほか、学識経験者らで構成される委員14人によって進められた。出席した委員は、志太地区の枠組みを藤枝市、焼津市、大井川町、岡部町の2市2町が望ましいとする方針で一致したが、「1週間前に大井川町の議会で否決されているのに、さらに県として2市2町を推すのは議会制民主主義に逆らっている」「実現不可能なことを進めるより、段階的な合併を想定して1市1町から始めるのも一案ではないか」といった意見も出された。

 これらの議論をふまえ、この日の審議会では2市2町の枠組みを見解として示すにとどめ、答申に盛り込まないことで一致した。しかし、大坪会長は「答申内容について、今後も審議を行うが、その段階で盛り込む可能性もある」と説明した。

 志太地区の4市町は平成14年7月、合併を目指す「志太2市2町任意合併協議会」を発足したが、15年2月に大井川町が合併協議会から離脱。2市1町での合併で協議を再開したものの、16年12月に焼津市も離脱し、合併は白紙に戻った。

 これに対し今年9月、2市2町での合併を目指す市民らが、2市2町の合併協設置に向けて合併協議会設置同一請求書を提出したが、11月8日に焼津市議会が、11月24日に大井川町議会が合併協設置議案を否決した。両市町は今後、1市1町の合併に向けた審議に入るとみられる。

(2006/12/01 07:59)

3024とはずがたり:2006/12/02(土) 15:37:14
<東海>静岡県

わざわざ仲介役に構想に入れられちゃった裾野市は可哀想だね。
御殿場裾野小山の合併が現実的に思えるが,>>2752では御殿場・小山・長泉と合併して特例市(!人口要件20万だぜ。そんなに人居るのか)をぶちあげてたが長泉は劇場家石川県知事もぶち切れるぐらい唯我独尊で合併に後ろ向きだからちょっとトーンダウンしたのであろう。
取り敢えず長泉と三島には県の事業を抑えてぎりぎり締め上げて貰おうw

まぁまずは
東富士市=御殿場市+裾野市+小山町

沼津市=沼津市+清水町

三島市=三島市+函南町

伊豆の国市

長泉町
||
駿河市(旧田方郡部が嫌がるか?沼津市では三島がうんと云わないし,駿豆市では今はあんま使わないしねぇ)

の二段階合併でええのでは?


市町村合併:裾野市長、3市3町合併「非常に難しい」−−沼津と三島仲立ちも /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061130-00000050-mailo-l22

 裾野市の大橋俊二市長は29日の記者会見で、県の審議会がまとめた東部3市3町(沼津・三島・裾野市、清水・函南・長泉町)の合併答申について「三島市長の意向や沼津と三島の関係が悪い現状を考えると、3市3町合併は非常に難しい」と述べた。
 大橋市長は、「3市3町では三島の良さが薄まる。隣町と合併し20万人以下の都市をつくりたい」との三島市の小池政臣市長の主張について、「政令市づくりに向け各市町はまとまらないといけないが、小池さんの考え方ではまとまれない」と述べた。その上で、「小池さんと個別に話し合いの場を持ち、沼津と三島の仲立ちをしたい」と話した。一方、個人的見解として「裾野は御殿場市と小山町との2市1町合併が最善」と述べた。
 3市3町合併を巡っては、沼津市と函南・清水町の首長は賛成だが、三島市長は隣町との合併を希望。長泉町の遠藤日出夫町長は「任期(09年9月)内は合併しない」としている。来月9日には3市3町の首長による懇談会が開かれ合併問題が協議される予定だ。【浜中慎哉】

11月30日朝刊
(毎日新聞) - 11月30日12時1分更新

3025とはずがたり:2006/12/03(日) 13:32:20
<北陸・信越>新潟県

>基本は合併しない方針
か・・

谷井・小千谷市長:「よりよい市政を」−−初登庁であいさつ /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061130-00000113-mailo-l15

 小千谷市の谷井(やつい)靖夫市長が29日就任し、市役所に初登庁した。谷井市長は「関市長を引き継いで、よりよい市政を目指したい」とあいさつした。
 谷井市長は午前9時ごろ、150人の職員が出迎える中で登庁。「失敗を恐れず、既成概念から抜け出してほしい」と訴えた。その後の会見で谷井市長は「(中越地震からの)復興は、市の中心部だけでなく山間部もバランスよく進めなければならない」と市が抱える課題を指摘。
 隣接する川口町が呼びかけている合併問題については「基本は合併しない方針だが、情勢変化があれば対応する」と述べた。【渡辺暢】

11月30日朝刊
(毎日新聞) - 11月30日13時2分更新

3026とはずがたり:2006/12/03(日) 19:55:38
<東北・北海道>山形県

まぁ事務組合は解散の方向でしょう。三川町民は応分の負担に苦しむべし。

市町村合併:三川町自立選択 負担増、最大で年1億円−−消防・衛生処理事業 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061129-00000079-mailo-l06

 ◇組合解散でさらに
 三川町が合併しないことで、鶴岡市とつくる「鶴岡地区消防事務組合」と「鶴岡地区衛生処理組合」の負担割合を現行制度で見直した場合、町側の負担は年間で最大約1億円増えることが、同市などの試算で分かった。あくまでも一部事務組合が継続した場合の試算。組合解散となれば町の財政負担はさらに大きくなる。
 消防とごみ処理業務は合併前の庄内南部の市町村時代から両事務組合で行ってきた。06年度当初の三川町の負担金は消防が9827万円、ごみ処理が4371万円。これに対し鶴岡市負担金はそれぞれ17億9491万円、11億1483万円。
 昨年の新鶴岡市誕生後も、三川町は合併を前提に負担割合が低く抑えられてきた。負担金は平等割、人口割、ごみ排出量など複雑な算出方法で決まるが、合併しないことで両事業の町負担が3000万円から1億円の範囲内で増えるという。
 三川町では10年度までの中期財政計画で、年6000万円の黒字を見込んでいるが、07年度から学校改築の起債償還が始まるだけに、厳しい財政運営を迫られそうだ。【粕谷昭二】

11月29日朝刊
(毎日新聞) - 11月29日12時2分更新

3027とはずがたり:2006/12/04(月) 01:51:32
<中国・四国>愛媛県

この際鬼北町も含めて宇和島と合併でええやん

松野町:合併問題は先送り−−臨時町議会 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061202-00000232-mailo-l38

 松野町の臨時町議会は1日再開。合併問題解決調査特別委員会に付託されていた合併の相手先を決める住民投票条例案を継続審査とした。同特別委員会は「早急に結論を出すべきでない」としている。継続審査に伴い補正予算案に計上されていた住民投票の経費274万8000円を減額修正して予算案を可決、閉会した。【川上展弘】

12月2日朝刊
(毎日新聞) - 12月2日16時1分更新

3028とはずがたり:2006/12/04(月) 14:32:15
<東北・北海道>青森県・岩手県

秋田県+青森県+岩手県で合併で盛岡県しかないっしょ。

2006年11月28日
八戸市長、可能性に言及 県境合併
http://www.iwate-np.co.jp/gappei/g200611/gappei200611281.htm

 小林真八戸市長は27日の記者会見で、昨年11月17日の市長就任から1年が経過したことに伴うマニフェスト(公約集)の進ちょく状況について発表。公約の柱・中核市実現に関し小林市長は「広域合併はまず周辺町村から進める」とした上で「(岩手県自治体との)越境合併の可能性は否定できない」と、越境合併について踏み込んだ発言をした。
 小林市長は、公約項目「周辺自治体との連携と合併の推進、中核市指定」についての事業実施状況の説明で、久慈、二戸、八戸の3市を中心にした「3圏域連携懇談会」の設置を実施事業として挙げた。
 合併推進の公約に対応する事業として連携懇談会を挙げた理由について「連携墾は関係者の気持ちの醸成につながるのではないかということで事業として挙げた」と説明。ただ「設置目的は合併に向けたものではない」と強調した。
 さらに「岩手とは歴史的なつながりの部分で県境を超えているのも事実。飛び地合併はよくない」と補足。まず青森県南町村との合併を優先する姿勢を示した。
 今年7月の同懇談会設置に当たって小林市長はこれまで、県境を超えた合併を意図したものではない−と述べるなど、越境合併に否定的な発言をしてきた。
 合併に言及した小林市長の発言に対して、小原豊明二戸市長は「道州制の動きにも絡むが、将来的に(越境合併を)視野に入れることはあっていいと思う。ただ、現在の国や県の行政体制の中では、ここ数年で実現するのは難しいだろう。合併にかかわらず、県境を越えた周辺自治体との連携交流は必要だ」としている。
 水上信宏洋野町長は「今は新生洋野町の町づくりに専念したい。将来的には道州制論議の動向を踏まえ、町民の意見を吸収しながら八戸との合併か、久慈との合併か、自立かを考えていきたい」とする。

3029とはずがたり:2006/12/04(月) 16:27:42
<東海>静岡県

理想派が押し切ったのだな。なんで志太郡で生活圏も一体なのに島田は入らないのだとなるが,あれは志太郡西部+榛原郡北部の合体か。

志太地域合併「2市2町望ましい」 県審議会見解
http://www.shizushin.com/local_politics/20061201000000000011

 県市町村合併推進審議会(会長・大坪檀静岡産業大学長)は30日、県庁で会合を開き、志太地域2市2町(藤枝、焼津市、岡部、大井川町)について審議し、「2市2町の枠組みが望ましい」とする見解をまとめた。石川嘉延知事への答申は方法や時期、内容を含め今後、検討することにした。
 審議会は2時間半以上に及んだ。委員からは「2市2町の生活圏は既に一体化している。分断する理由は見当たらない」「志太地域の住民全体では2市2町の合併を望む人の方が多い」「知事に答申した東部地域3市3町など他地域と同じスタンスで、審議会はあるべき姿を提示すべきだ」などの意見が出た。
 一方で、「焼津市、大井川町の両議会で2市2町合併協議会設置議案が否決されたばかり。いま方針を示すのは時期的にどうか」「県の合併構想に2市2町が盛り込まれると、1市1町が進んだ場合、法律に基づく県の支援は不可能になる」などの声もあった。また、「4市町の首長は早急に話し合いの場を設け、合併に対する考えを住民に説明する必要がある」との注文も相次いだ。
 審議会後、大坪会長は「将来的な地域の発展に向け、2市2町の合併が望ましいとの判断は一致した。ただ、今後の地元の動きに柔軟に対応できるようにはしたい」と述べた。

3030とはずがたり:2006/12/06(水) 00:31:34
<東海>静岡県

芝川がどうも富士宮を嫌がってたのは財政が余り宜しくないからなのか?さてどうなる。

市町村合併:富士宮市との合併、住民投票を控え芝川町長が説明 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061202-00000044-mailo-l22

 富士宮市との合併の是非を問う住民投票を24日に控える芝川町の臼井進町長は同町の小学校で30日夜、住民説明会を開いた。臼井町長が説明会に出席するのは初めて。
 臼井町長は財政状況などから合併やむなしとしながら、住民発議による法定合併協議会設置請求がされている富士宮市との合併について、「住民投票で賛成多数なら富士宮市に再び合併協設置を求める」としたが、厳しい財政事情の同市との合併には「憂慮するものがある」と述べた。
 また富士宮市との合併反対が多数の場合、選択肢として(1)富士市、富士川町との1市2町(2)富士・富士宮市、富士川町との2市2町(3)単独、を提示。投票率50%未満で開票されなかった場合は、住民から決断を委任されたと解釈するとの考えを示唆した。【鈴木英世】

12月2日朝刊
(毎日新聞) - 12月2日11時1分更新

3031とはずがたり:2006/12/06(水) 19:40:09
<九州・沖縄>熊本県

すげぇ順調?

熊本市、富合町合併準備協議会「都市圏の南の玄関口を目指す」
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2006/12/5&group=4&id=3

 熊本市と富合町の合併準備協議会が開かれ「熊本都市圏の南の玄関口としてのまち」とする両市町の将来像などを承認し、法定協移行のため準備協議会は12月5日解散しました。
会議の冒頭、熊本市の幸山市長は、12月議会に法定合併協議会の設置案を提案することを報告しました。
会議では、教育、建設、公共料金など8つの項目について、今後の調整方針が承認されました。また、両市町の将来像として、熊本都市圏の南の玄関口としてのまちを目指し、交通の要衝としての環境整備や、田園と良好な住宅の形成など、地域の特色を生かしたまちづくりを進める方向性が確認されました。合併準備協議会は12月5日で解散し、今後、議論の場は法定協議会に移る見込みです。

3032とはずがたり:2006/12/07(木) 20:39:24
<東北・北海道><広域合併>
道州制よりてっとばやくコストも安く効果が出ると思われる施策に都道府県合併がある。
青森+岩手+秋田→盛岡県
富山+石川+福井嶺北→金沢県
京都+滋賀+福井嶺南→京都府
大阪+奈良+和歌山→大阪府
東京+神奈川+千葉+埼玉+山梨→東京都
徳島+香川+愛媛+高知→高松県or松山県
福岡+佐賀→福岡県

東北の北3県合併、民意問う 寺田秋田県知事に聞く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061204-00000006-khk-toh

 地方分権や広域連携の推進などで、東北をリードしてきた岩手県の増田寛也知事が10月、来春の知事選への4選不出馬を表明した。増田氏は11月1日の河北新報社のインタビューで「東北のリーダーシップは、秋田県の寺田典城知事に引き継いでもらいたい」と語った。道州制推進論者としても知られる寺田知事。東北にどんな将来像を描き、どうけん引していくつもりか、考えを聞いた。(聞き手=秋田総局・長谷美龍蔵)

 ―増田知事らと進めてきた北東北3県の連携は10年の節目を迎えた。
 「北東北のグランドデザインをまとめ、産業廃棄物条例、共同事務所の開設などいろいろ実現してきたが、何より3県の垣根がなくなったことが大きい。3県だけで道州制へ移行できるくらいだ。最近は(3県が)合併しないと、解決できない課題も多くなってきた」

 ―3県には2010年合併論がある。
 「実現するかどうか分からないが、少なくとも県単位で物事を考える時代は過ぎた。理想は東北6県(の合併)だが、前段階の現実的な対処として、北東北3県でまとまっていい。民意を確かめる時期に来ており、3県が予算を確保し、共同でアンケートするか、それが無理なら秋田県の単独予算で、3県を調査したいと思っている」

 ―道州制に関しては、東北6県でも各知事に温度差がある。
 「前福島県知事は反対していたが、新知事となり(姿勢も)変化するのではないか。いずれ政府は3年以内に道州制に道筋を付ける方針。知事は政治判断を迫られるわけで、逃げることのできない問題。県民に責任を押し付けるのではなく、批判や反対に遭っても必要なことであれば進めていくのが政治家の使命だ」

 ―これからの東北にはどんな可能性があるか。
 「東北はどこも似た気候風土。『白河以北、一山百文』という言葉もあるが、風土や自然は日本の礎。決して捨てたものではない。代表例は農業だ。今はもうからないが、価値は今後、必ず認められていくはずで、そうなれば東北は強い」
 「東北の特性を生かした産業振興、それを支える人材の育成がこれからの課題。産学官連携などは6県で一体的に取り組むべきだ。東北大は、文字通り東北の大学として核となってもらい、秋田大などとネットワークを形成してはどうか」

 ―増田知事は東北のリーダーシップを寺田知事に託したいようだが。
 「『寺田さん頼む』と言われたが、当選回数(3期目)が一番多いから仕方ない。地方分権や税源移譲の在り方など共通の課題には6県一体で取り組みたい」
 「雪の多い東北と東京が、税制などで同じ制度なのもおかしい。『一国二制度』の検討を訴えていく。増田知事や浅野(史郎前宮城県)知事は、中央でも活躍していた。私も頻繁に上京し、いろいろな方と話したいと思っている」

(河北新報) - 12月4日7時1分更新

3033とはずがたり:2006/12/07(木) 21:33:45
<東北・北海道>岩手県

一関よ,度量を見せよヽ(`Д´)ノ

藤沢合併方針定まらず 一関市政策推進会議
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d07/NippoNews_10.html

 一関市の政策推進会議は6日、市役所で開かれた。市議会12月定例会の対応のほか、同市との本年度内(来年3月末)の合併を望んでいる藤沢町についても協議したが、同町との合併問題は明確な方針が定まらなかった。
 会議は非公開。市3役、6地域自治区長、企画、総務の各部長らが12月定例会の対応について協議。協議は合併問題にも及び、両市町が通算7回行ってきた事務レベル協議内容について意見交換したが、方向性は出なかったもようだ。
 同町はこれまで、財政難や国営農地開発事業による農業施策などについて周辺地域から理解が得られず、2004年12月の両磐合併再編時に合併協議から外れた。05年度から大胆な行財政改革を断行し自主再建に努め、同市との合併を目指している。
 一方、両磐7市町村が合併して昨秋発足した同市は、実質合併初年度とあって新市の一体的な施策や各種計画策定など「基礎固め」が優先課題。財政状況も厳しい状況だけに、合併環境が整っていないのが実情だ。
 会議終了後、浅井東兵衛市長は岩手日報社の取材に対し、「政策推進会議は12月市議会の対応が議題だった。藤沢町との事務レベル協議についても話したが、特にコメントはない」と述べた。
 同町は任期満了に伴う町長選(来年1月16日告示)を控え、現在7期目の佐藤守町長の去就も絡み、合併の動向が最大の関心事。本年度内合併を目指すものの、時間的に厳しさを増している。
 同市は市議会12月定例会が開会中、同町は19日から町議会12月定例会が開会するため、今後の議会内の議論も注目される。

3034とはずがたり:2006/12/08(金) 12:33:19
<東海>静岡県

後は川根本町がいつ島田@大井川と合併するかである。
静岡@安倍川と浜松@天竜川ばりの巨大自治体に成長しそうだねぇ。
駿河小山から伊豆市までの沼津@狩野川,富士富士宮地域@富士川も頑張れ。
磐田・袋井・掛川@太田川はちょいと(川が)小さいか?

市町村合併:島田市と法定協設置議案を可決−−川根町議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061206-00000046-mailo-l22

 川根町議会は12月定例会初日の5日、島田市との法定合併協議会設置議案を賛成多数で可決した。島田市議会も13日に同案を可決する見通しで、26日に第1回合併協を開催する予定。
 両市町は08年4月の合併実現に合意している。合併方式は島田市への編入合併。今後、来年8月の合併協定書調印を目指し、協議する。

12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日12時1分更新

3035とはずがたり:2006/12/08(金) 20:45:48
<東海>静岡県

「合併前、やるべき施策」 小山町長
http://www.shizushin.com/local_politics/20061208000000000021

 小山町の長田央町長は7日、町議会12月定例会の一般質問で、合併に関して、御殿場、裾野市との2市1町や長泉町を含めた2市2町が望ましいとしながらも、「合併を考える前に、町として進めるべき施策がある」との考えを示した。
 県市町村合併推進審議会による沼津、三島市など3市3町や御殿場市・小山町の合併枠組みについて長田町長は、「東富士演習場の関連もあり、首長間では2市1町の枠組みを了解している」と述べた。
 一方、町の取り組む課題として国道138号の道の駅整備やF1開催に向けた交通計画の確立、豊門公園の整備などを挙げ、「合併も視野に入れる必要はあるが、その前に企業誘致や産業振興、インフラ整備などやるべきことはやっていく」とした。

3036とはずがたり:2006/12/08(金) 21:25:18
<首都圏>埼玉県

気分良く入れてやれや、キューポラのある街よ。

市町村合併:鳩ケ谷市長「川口市との合併、早期実現に全力」 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000127-mailo-l11

 鳩ケ谷市長選で初当選した木下達則市長は4日、議会で所信表明演説を行い、「川口市との合併早期実現に全力で取り組む」と語った。実現のために「川口市側のし尿の受け入れなど、鳩ケ谷市としての責務を適切に果たしながら信頼回復に努める」とし、さらに両市間の行財政格差を解消するため「行財政改革を積極的に進め、市民と連携した取り組みを推進する。組織の改革や川口市とのパイプを持つ人材登用も検討する」と述べた。【森国郎】

12月5日朝刊
(毎日新聞) - 12月5日13時2分更新

3037とはずがたり:2006/12/08(金) 21:28:31
<北陸・信越>新潟県

市町村合併:合併先問う住民投票を 川口町で直接請求 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000063-mailo-l15

 川口町の住民グループが4日、合併先を長岡市か小千谷市かの「二者択一」で問う住民投票実施の条例制定を求めて町に直接請求を提出した。岡村譲町長は隣接する魚沼市も選択肢に加えるべきだとして「三者択一」の条例案を20日の町議会に提出する意向を明らかにした。
 だが小千谷市の谷井靖夫新市長は市町村合併に慎重な姿勢を示している。財政破たんの瀬戸際にある同町の合併論議は混迷の度合いをいっそう深めた。【根本太一】

12月5日朝刊
(毎日新聞) - 12月5日12時1分更新

3038とはずがたり:2006/12/08(金) 21:33:13
<東北・北海道>青森県
>>3011
入れてやれよ。ここんとここんなんばっかだな。
五戸の財政難から時期尚早との声があがってるとか。新しい合併には飴が足りないからかな・・

2006年11月21日(火)
五戸と新郷の合併協議の場見送り
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20061121091153.asp

 五戸町の三浦正名町長は二十日、新郷村からの合併協議要請について、「機運の醸成次第」として、現時点では協議の場の設置を見送ることを同村の須藤良美村長に回答した。回答を受け、須藤村長は十二月上旬にも村議会議員全員協議会を開き、今後の対応を協議する方針を示した。

 三浦町長が二十日午前の町議会議員全員協議会(非公開)で村への回答について意見集約。同日午後に村役場を訪れ回答書を須藤村長に手渡した。

 八月八日に村から合併協議要請を受けて以来、三浦町長は議員全員協を三回開き、須藤村長とのトップ会談を二回行った。これらを総合的に判断した結果として、「村と町は歴史・人情・風俗・文化など多くの部分を共有する地域として将来的に合併することは否定するものではないが、より一層の相互理解と合併に対する意識の高揚が必要」と回答した。

 新郷村は前村長時代の「平成の大合併」の際、五戸地方の合併協議会に参加しながら八戸地域に方針転換して協議会を離脱した経緯がある。五戸町も旧倉石村との合併後も財政が依然厳しいことなどから、同町議会では、村との合併に反対する意見や「時期尚早」との声が出ていた。

3039とはずがたり:2006/12/08(金) 21:50:13
<東海>静岡県

函南と沼津は前向き。長泉と三島は後ろ向き。清水は微妙。これじゃ纏まらん・・。

選挙:清水町長選 山本博保町議が立候補表明 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000021-mailo-l22

 清水町の山本博保(ひろやす)町議(69)は27日、来年2月の清水町長選(13日告示、18日投開票)に出馬する意向を表明した。山本氏は同町のごみ・し尿処理業務などを巡り関係が悪化した沼津市について「誠意を示すことが大事。市長と直接面談して沼津に礼を尽くし前進したい」と話す一方、合併問題については「沼津との1市1町合併は住民感情としてありえない。まずはしっかり行政と住民との合意形成をした後、複数の自治体と協議を進めていきたい」と述べた。
 山本氏は同町出身で現在町議5期目。91年5月〜93年6月まで議長。同町長選では平井弥一郎・現町長(65)が不出馬を表明しており、現在平井町長の後援会は候補者擁立を検討している。

11月28日朝刊
(毎日新聞) - 11月28日11時1分更新

3040とはずがたり:2006/12/08(金) 23:06:47
尾張横須賀は大田と合併して東海市、遠州横須賀は大渕と合併して大須賀(現掛川)、武蔵横須賀が今でも自治体として名を残している。
IMEで変換されたので調べてみると安房鴨川には横渚なんて地名もあるらしい。
さらにこんなページも。有名な横須賀は俺が知ってる三つで全てだったか。
http://yokosuka.dashi-matsuri.com/kangura/kan017.htm

写真展:旧横須賀町伝える懐かしい写真展示−−東海市役所で /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000010-mailo-l23

 ◇町制施行100年記念で
 「横須賀町制施行100年記念写真展」が、東海市中央町、市役所2階市民ギャラリーで開かれている。30日まで。
 「横須賀町」は江戸時代から、2代目尾張藩主・徳川光友公の別荘地として栄えた。1906(明治39)年、横須賀町と高横須賀村、養父村、大田村、加木屋村が合併して横須賀町となり、その後、69年に上野町と合併して東海市となった。今年は町制施行100周年にあたり、記念になるものをと「東海市を知ろう会」(北川照夫会長)が企画。市民ら15人や神社の協力で、写真約100点を提供してもらった。
 写真は昭和初期から、昭和30年代のものがほとんど。養父新田と横須賀港の埋め立て、加木屋の今と昔、伊勢湾台風の被害状況なども。また、日露戦争の戦利品や、町立横須賀高等女学校の教科書、戦前の横須賀小の写真もあり、懐かしい知人の顔を探している人もいた。【林幹洋】

11月28日朝刊
(毎日新聞) - 11月28日11時1分更新

3041とはずがたり:2006/12/08(金) 23:49:30
<東海・西関東>静岡県

失礼な芝川町長はくびにしんといかんね。

市町村合併:きしむ県構想 財政危機の回避図る県/地元は「より豊かに」 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000056-mailo-l22

 県の合併構想がきしみ始めた。富士宮・芝川の1市1町合併では、芝川町の臼井進町長が先月30日の住民説明会で「富士・富士川との1市2町も選択肢」と述べ、県の構想と異なる案を提示。伊豆半島南部の1市5町でも東伊豆町の太田長八町長が伊東市に合併を打診したい考えを明らかにした。県は、構想通り合併する自治体に財政支援する制度を創設したが、相次ぐ「構想外合併案」の浮上は、アメが期待ほどの効果を上げていない実情を示している。【鈴木直、中村隆】
 芝川町の住民団体「芝川町の合併先は富士市と富士川町をベストとする会」は先月、町内で4ページの冊子を配布。富士宮市との合併について、▽既に生活圏が一体化しており地域へのインパクトが弱い▽富士宮市の財政再建計画見直しを迫ることになり、合併申し入れは同市に非礼――などと説明している。代表世話人の増田秀次氏(地元有力企業・関東精工会長)は「住民の合併への理解は不十分」と話し、今月24日に予定される富士宮市との合併の是非を問う住民投票に向け、啓発活動を続けるという。
 しかし、この冊子が富士宮市の「合併慎重派」を刺激している。先月24日の富士宮市議会でも取り上げられ、「合併をやめたらどうか」との声も上がった。小室直義市長は「慎重に対応したい」と述べるにとどめたが、その後も臼井町長が「(富士宮市を除く)1市2町も」と発言したことで、「きわめて失礼」(富士宮市幹部)と不快感が拡大している。
   ■   ■
 「伊東市も合併の選択肢になり得るのではないか。伊東市の意向を聞いてみたい」。東伊豆町の太田町長は27日の定例記者会見で、「非公式」と断りながら県の1市5町構想と異なる組み合わせも視野にあることを明らかにし、財政難の下田市との合併を避けたい思いをにじませた。
 同地区では6市町の足並みがそろわないため、県はまず任意の合併協議会を設置し一歩でも前進したい考えだ。しかし、既に東伊豆、西伊豆両町は不参加を表明。合併肯定派、下田市の石井直樹市長は「4市町でも先に」と主張するが、6日には南伊豆、松崎両町が議会全員協議会で任意協参加を協議する予定で、どちらか1町でも見送りを決めれば「4市町先行論」も暗礁に乗り上げることになる。
 両地区では、県は当面の財政危機回避を狙って構想を策定した。しかし、「より豊かに」と考える自治体がこれに異を唱えた格好で県は対応に苦慮している。

12月5日朝刊
(毎日新聞) - 12月5日12時1分更新

3042とはずがたり:2006/12/09(土) 13:03:33
<東海>静岡県

おお、尽く合併に反対する共産党が柔軟姿勢!!共産党は2市2町を阻止するために、市長も1市1町を実現する為に共産党に最大限の配慮。

共産、賛成の可能性 合併法定協設置案 焼津市議会
http://www.shizushin.com/local_politics/20061209000000000025

 大井川町との合併を進める焼津市の戸本隆雄市長は8日、市議会11月定例会一般質問で、定例会に提案予定の法定合併協議会設置案に関連し、可決後も直ちに法定協を設置するのではなく、準備会組織で大枠の協議を進める考えを示した。岡田嘉哲氏(共産)の質問に答えた。
 同市議会の保守勢力は大井川町との合併で賛否が分かれ、共産党市議団(団長・岡田氏、3人)が可否決の鍵を握る。同市議団は11月末、「法定協は時期尚早」として反対する見解を出したが、岡田氏はこの日の市長の発言を「大きな前進」と評価。法定協設置案の採決で賛成に転じる可能性を示唆した。
 任意協議会での協議と市民への情報提供を求めた質問に対し、戸本市長は「法定協の前に準備会で大枠の協議を行い、話し合いの内容も積極的に(市民に)情報提供する」と答弁。同市議団が求めた住民投票についても「やぶさかではない」と含みを持たせた。
 岡田氏は「議員団としての態度は最終日までに決める」と話した。

3043とはずがたり:2006/12/10(日) 14:21:53
<中国・四国>香川県三豊地区

確かこの辺にお詳しい感じだった香川県民氏は最近どうしてるんでしょうなぁ。大学生活が楽しくてネット見てる暇もないかな?
地図で見ると豊中よりも高瀬の方が町の中心なぐらいで良いじゃないか。

支所活用の検討も−三豊市本庁舎建設問題
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20061209000138
2006/12/09 09:30

 三豊市の月定例議会は八日、本会議を続開。七氏が一般質問に立った。横山市長は、合併後十年以内に香川県三豊市豊中町本山甲の旧香川松下寿電子工業跡地に新庁舎を建設するとしている合併協定項目を白紙撤回する方針を改めて表明。庁舎位置については「今後、議会と協議していく」とした上で、現市役所を含む旧町役場を検討していく考えもあることを明らかにした。

 同市の新庁舎は、三豊合併協議会で同跡地に建設すると合意しているほか、条例でも市役所の位置を同跡地とし、現庁舎の旧豊中町役場は新庁舎整備までの暫定となっている。

 横山市長は、白紙撤回の考えに至った経緯を「市民の意思は市長選で明示されたが、財政状況を確認した上で改めて判断した」と説明。「庁舎位置が高瀬支所に変更されるのではとの声もあるが」という質問に対しては「耐震性に優れ、観音寺、善通寺市役所よりも延べ床面積が広いため、行政改革というテーマから考えれば検討すべきとは思う」と答えた。

 このほか、岩倉道夫教育長が、耐震化に伴い二〇〇七年度に下高瀬小を改築することや、三野町吉津の宗吉瓦窯跡に整備している史跡公園の規模縮小を明示。防災行政無線について高木謙一政策部長が、旧町時代から整備されている詫間、高瀬の旧二町は既存設備を活用し、残る地域に新たに整備する方針を明らかにした。

3044とはずがたり:2006/12/10(日) 14:25:57
<東海・西関東>静岡県

もうごちゃごちゃ云わんと大同合併して直接政令指定都市狙わざぁーヽ(゚∀゚)ノ

「3市3町」意見ニ分 三島東部首長が初懇談
http://www.shizushin.com/local_politics/20061210000000000010

 県市町村合併推進審議会が合併の枠組み案として示した県東部地区の3市3町(沼津、三島、裾野、函南、長泉、清水)による初の「首長懇談会」が9日、三島市内で開かれた。この枠組みでの合併について、各市町長が見解を示した。3市3町に御殿場、伊豆の国、小山を加えた5市4町で、政令指定都市を目指すことで合意している「東部広域都市づくり研究会」もおよそ半年ぶりに開催した。
 3市3町案は、県の審議会が10月末、県知事に答申。開催を呼び掛けた芹沢伸行函南町長が「東部の将来の中核都市になる」と推進する考えを示し、斎藤衛沼津市長、平井弥一郎清水町長も肯定的な意見を述べた。
 これに対し、11月の市長選で再選された小池政臣三島市長は「隣町との合併を優先すべき」、遠藤日出夫長泉町長も当面は合併しない考えを示し、両者間の隔たりが浮き彫りになった。大橋俊二裾野市長は3市3町案を肯定しつつも、御殿場市と小山町を含めた枠組みを主張した。
 県側が提案した事務レベル勉強会の機会を設けることでは一致し、問題点などを精査した上で、必要に応じて懇談会を開催していくこととした。
 続いて開かれた5市4町の広域都市づくり研究会は、構成メンバーの各市町長と議長全員が発言した。
 県の審議会が示した枠組みについて、長田央小山町長は「(北駿地域の合併を志向する)裾野、御殿場市長の議会発言があるのに、どうして3市3町を県が提案するのか。地域の意見を聞いていない」と批判した。望月良和伊豆の国市長は「政令市は賛成だが、伊豆半島の先端部分が切られることは問題」と述べた。
 研究会会長を務める斎藤沼津市長は「本質的な形で話をしていく必要がある」と総括。今後は、事務レベルの政令市事務調査会の開催も視野に、来年1月に次回研究会を開くことを決めた。

3045とはずがたり:2006/12/10(日) 14:37:08
<東北・北海道>山形県

市町村合併:三川町自立選択 鶴岡市長、一部事務組合の解散関連議案提案へ /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061206-00000100-mailo-l06

 ◇年明けにも
 鶴岡市の富塚陽一市長は5日、12月定例議会総括質疑で、三川町との一部事務組合(消防、衛生処理組合)の取り扱いについて「準備の都合で今議会での提案は難しく、年明けの臨時議会で解散関連議案を提案する」との考えを示した。
 富塚市長は組合解散の意思を三川町に伝えた理由について「自立は町民が選択した。町の財政事情も好転していると聞いている。自治体は住民サービスを自力で提供するのが本筋。解散は政治的判断でなく事務的なものだ」と、三川町に自立に向けた独自事業の選択肢を与えるための解散であることを強調した。
 また、業務委託の申し入れがあった場合の対応について富塚市長は「一義的に町民サービスを維持することは三川町の責任だ。ただ(申し入れ内容が)客観的に市民の合意が得られることであれば、市として配慮することはやぶさかでないし、当然のことだ」と、方法はともかく十分対応すると述べた。【粕谷昭二】

12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日12時2分更新

3046とはずがたり:2006/12/10(日) 17:58:28
<中国・四国>山口県

また一から協議やり直してるのん?

市町村合併:新市基本計画、一部を承認−−美祢合併協 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061206-00000154-mailo-l35

 美祢市と美東、秋芳両町の第21回合併協議会が5日、美東町で開かれ、新市の10年後の人口目標を1万1000世帯(1市2町の05年比3・3%増)、3万人(同0・5%増)と設定。基本計画については財政計画を除いてすべて承認された。
 基本計画は人口目標のほか、秋吉台や中山間地域の特性を生かした街づくりなどの方針を示している。今月中に財政計画を承認し、来年1月にも住民説明会を開催したい考え。

12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日13時2分更新

3047とはずがたり:2006/12/11(月) 13:49:53
<九州・沖縄>熊本県

他の町村編入の際の試金石になるので慎重に且つ地域にプラスになるように願いたいものだ。

市町村合併:特例区を設置へ、熊本市と基本合意−−準備協で富合町 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061206-00000281-mailo-l43

 熊本市と富合町でつくる合併準備協議会の最後の会合が5日、市内のホテルであり、合併した場合、旧富合町域に合併特例区を設置することで基本合意した。幸山政史市長は「合併に向けた大きな成果」と話し、村崎秀町長は「住民は合併による変化に不安があった。法定協を通じて住民に説明したい」と、共に合併への手応えを見せた。
 同町議会は既に市との法定合併協議会設置案を可決。熊本市も11日開会の12月定例市議会で法定協設置案を提案する。
 合併特例区は合併新法で定められた特別地方公共団体。合併後に旧自治体の住民の声を生かし、急激な変化を緩和するのが狙い。設置は5年間と期限があるものの予算の執行権もあり、合併後もある程度の自治権が保証される。【谷本仁美】

12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日17時3分更新

3048とはずがたり:2006/12/13(水) 01:23:15
能登・過疎に生きる:第1部・消える村/1 愛着に寂しさが勝った /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000139-mailo-l17

 人口が急速に減少している能登地方。能登の4市5町の人口は、ここ30年で、約2割減少し22万4031人(06年10月1日現在)。特に能登北部の人口は、石川県の推計によると2030年には現在の約半数になるという。独特の文化・歴史を持ち、豊かな自然が残る能登。そこに住む人々は、過疎にどう向き合っているのか。過疎は人々になにをもたらすのか。極端な過疎に悩んだ末、産業廃棄物最終処分場を誘致し、“村”を去ることを選択した大釜地区(輪島市門前町)の姿とその周辺の暮らしを追った。
 ◇産廃最終処分場誘致し“村”を去る大釜地区
 冷たい吹雪が吹き付ける冬の夜、大釜地区にはドシーンと大きな地鳴りがこだまする。朝、起きてみると、放置され朽ち果てた空き家が風圧に耐えきれずつぶれている。「ああ、またか」。人が去り空き家に囲まれた一軒家で独り暮らしの谷内田せつさん(71)はこの音が聞こえる夜はたまらなくつらく、「もうここには住めない」と感じていた。集落には約80年前には17世帯が暮らしていたが、今は5世帯8人に減った。ほとんどが65歳以上の高齢世帯だ。
 それだけに、産業廃棄物処分場の誘致の提案に即座に賛成した。「ずっとしんどい暮らししたんやもん。最後に少しだけ、ごほうびあたったのよ」
 金沢市など輪島市外に住む息子たちからは「うちに住んでよ」と誘われていたが「迷惑かけるから……」と気が引けていた。だから「立ち退き料」を手にできれば、気兼ねなく息子たちの元へ行けると考えたからだ。誘致が谷内田さんの背を押した。
 3歳から大釜に住み、3人の息子に恵まれた。農業と杜氏(とうじ)をしていた夫を1970年に自宅の建設中の事故で亡くしてから、谷内田さんは苦労続きの生活を送ってきた。
 切り立った山がストンと海に落ちたような能登半島。その谷あいの集落では、農業用地もごくわずかしかない。義父の介護が必要になってからは、農業、介護に加えて内職も1日10時間。縁側に腰掛けて、自動車のハーネスを作った。
 酷使した谷内田さんの手はリウマチで腫れた。だが、真っ赤な手は軍手で隠して仕事をもらった。風があたるとカミソリで切ったように手足がヒリヒリ痛むため、夏も扇風機はつけられない。足に風が当たると痛いのでスカートはまとめてゴミに出した。地域の民生委員は「生活保護を受けて」と勧めてくれていたが、明治生まれで気位の高かった義父は、「国の世話になるなんて」と受けいれなかった。
 「あっという間に皆いなくなった」。子どもたちの声が響き、にぎやかだった大釜地区に今は高齢者ばかりがひっそりと暮らす。義父も4年前に亡くなった。「まさかこんな山奥で1人になると思わんかった」
 谷内田さんの家は山の斜面に建つ。かつては雨が降ると、坂の上の住人たちと共同でブロックを積み、水害を防いでいた。だが、今はもう誰もいない。ひどい雨の日、家の前は川のようになって濁流が押し寄せる。「皆がおればできることも、1人だけではどうしようもない」。国道に通じる道の草刈りや雪かきなどは、近隣集落から人手を借りている。「大釜がなくなったら、行政も楽になったって喜ぶだろうよ」
 「先祖の家や土地をゴミに沈めるなんて」と怒る義父の顔も目に浮かぶ。長年住んだ大釜地区に愛着がないわけではない。だが、寂しさが勝った。息子たちも決断を歓迎し、「もし認知症になっても『大釜に帰りたい』って言わないでよね。なくなっちゃうんだから」と笑って告げた。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆メモ
 ◇大釜地区の産業廃棄物最終処分場計画
 容量300万立方メートルの管理型施設で廃棄物の焼却灰を中心に埋め立てる。住民らは、土地売買の仮契約を今年1月に業者と交わした。2011年度操業開始を目指して輪島市内に現地法人が立ち上げられ、約50人を地元で雇用予定。現在は同市が「環境影響評価(環境アセスメント)」方法への意見を市民から募っている。環境アセスメントの結果などの事前審査と市長の意見を元に、県知事が設置許可の判断を下す。

12月5日朝刊
(毎日新聞) - 12月5日13時1分更新

3049とはずがたり:2006/12/13(水) 01:24:14

能登・過疎に生きる:第1部・消える村/2 収入源のほとんど失う /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061206-00000162-mailo-l17

 ◇出稼ぎ、農業、採石場…収入源のほとんど失う
 大釜地区は、「能登富士」と呼ばれる高爪山への参拝路として成り立った集落と考えられている。参拝客が登山前に身を清めるための大きな風呂屋があったことから「大釜」の名がつけられた。
 輪島市門前町は戦前から、兼業農家や林業、漁師の他に大工や杜氏(とうじ)といった季節労働者として他県に出かける人も多かった。だが、何と言ってもあこがれの職業は「船員」だった。同町は江戸時代に北前船で日本海の玄関口として栄えた土地。町の若者たちには船員の勤め口が多く紹介された。船乗りの家族を持つ一部の小学生は、誇らしげな顔で贈り物のジーパンを履いて学校に通ったという。
 産廃処理場の誘致に奔走した大釜地区の区長、宮坂一雄さん(64)も、そんな船員として、外国航路のタンカー船に乗る1人だった。一度船に乗ると、一年近く家を離れる生活。船員生活を終えて大釜地区に戻ってみると、人は半数以下に減り集落の寺も無くなっていた。かつて航海で行った米国南部の「格差社会」が、大釜にも地域間格差という形で目前に迫っていると感じたという。取り残された人々を救おうと動き始めた。
 宮坂区長は、15年ほど前にも別の産廃業者と誘致交渉をしたことがある。だが、バブル崩壊で業者が倒産、以来ダムやゴルフ場を誘致しようとしたが断られた。「それさえもできないのか」。断られるたびに落胆がつのった。
 一方で、坂口寛さん(74)は農業と工場や採石場で働き、大釜地区にずっと暮らしていた1人。以前は米や大豆、小豆などを作り出荷もしていた。だが「ここ最近は全然あかんようになった」。小さな畑で何を作っても、山から下りてきたタヌキやムジナにすべて食い荒らされてしまう。ナスやトマトもカラスがつつき、収穫前には茎しか残らない。ネットを張ったりと獣害対策に苦心したがついにあきらめ、十数年前に農業はやめてしまった。かつての畑も、今は草だらけの荒地になっている。
 坂口さんの勤め先だった大釜地区入り口付近の採石場も約15年前に倒産した。長らく、むき出しの山肌には置きっぱなしの重機が放置されていた。船員の働き口も今はない。
 出稼ぎ、農業、採石場、収入源のほとんどを失った今の大釜地区には、採石場跡地に産廃処理業者の現地事務所が建てられた。集落には、処理場建設準備のために土を運び出す大型のダンプカーが一日中往来している。

12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月8日16時45分更新

3050とはずがたり:2006/12/13(水) 01:25:20

能登・過疎に生きる:第1部・消える村/3 漁師も誘致受け入れ /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061207-00000294-mailo-l17

 ◇「ここの漁業は終わってるんやて」
 石川県輪島市門前町大釜地区に住む人々の約半数は、病院や商店のある隣の集落、剱地地区への移転を希望している。産廃処理場について、大釜地区内の最初の説明会では「近隣に迷惑をかけたら住めないから」と環境悪化への不安の声もあがった。
 大釜地区は、高爪山から日本海に注ぐ川の河口近くにあり、その海には漁港や磯の漁場もある。産廃処理業者や誘致を進めた宮坂一雄区長は「全く問題ない」と説明したが、出て行くことを決めた集落の人々にも「魚の養殖とかに影響はあるかもわからん」と、特に海や漁業への影響を心配する気持ちは消えていない。
 北海道や高知県などでは、山の自然環境の悪化が海の資源に影響を及ぼすと考えた漁師たちが、川の上流にある山の放置林などに植林する活動が盛んに行われるようになった。だが、海の恵みに支えられているはずの県漁業協同組合門前支所は、産廃処理場の誘致提案に反対せず、今年7月の業者説明会で誘致を受け入れた。
 門前町は能登半島の外浦にあたる。海の荒れる11月から3月ごろまでは漁に出ることもできない厳しい環境で、漁業人口が減り続けているのは能登のどこも同じだ。同支所長で輪島市議の竹田一郎さん(62)は「後継者不足なんて、もう大分前の話。もうここの漁業は終わってるんやて」と話す。1981年には431人いた同支所の組合員も、05年には293人に減少した。その平均年齢はおよそ72歳だ。同支所の三内政紀さん(71)も「30年、40年たったら、ここには誰も魚とる人いなくなるよ」とあきらめ顔だ。
 収入源確保に悩む同支所は9年前、同町へのイカ釣り漁船入港の誘致に成功。現在、同支部の水揚げのほとんどは5〜6月ごろイカの群れを追って全国から訪れる漁船の分だ。支部の年間収入も今では全国のイカ釣り漁船がもたらす販売手数料などが大半を占めている。
 今も現役で奮闘している門前町の漁師には「海を汚してもらったら困る」との懸念もある。だが産廃処理場の稼働予定は5年後の2011年。「そんなころまで、この町に漁師が生きておるかどうかわからん」。反対しても賛成しても、魚を取る人のいない海に期待しても仕方がない。漁師たちの間には、そんなあきらめがただよう。

12月7日朝刊
(毎日新聞) - 12月9日10時21分更新

3051とはずがたり:2006/12/13(水) 01:26:40
能登・過疎に生きる:第1部・消える村/4 住民置き去り、議論進む /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061208-00000242-mailo-l17

 ◇「引っ越しなんかしたくないがいね」
 「先祖代々の土地、絶やしていいのか……。引っ越しなんかしたくないがいね本当は。でも反対と言ったら住めなくなる。だから言わない。それが田舎ってことや」
 石川県輪島市門前町大釜地区のある住民は、自分の名前は書かぬよう前置きし、つらい心境をポツリポツリと語ってくれた。門前町では漁師や農家の主な販売先も集落の中。また、雪かきや草刈りなど共同作業が暮らしを成り立たせる。病院通いにも近所の助けを借りねばならない独居高齢者も大勢いる。隣近所の意見に反対できないのは支え合って生きる過疎地の事情だ。
 「“悪いもの”は、力の弱い所にやってくる」。大釜の隣の集落、剱地地区の区長、板谷外良さん(65)は反対を表明し、処理場の設置要件にある説明会を受け入れていない。
 板谷さんは元英語教師。かつて、教員の勉強会で米国・ニューメキシコ州にある放射性廃棄物処理場を見学した。そこは、隣接する先住民居留地を汚染。健康被害を受けたが、暮らしを支える長老が処理場で利益を得ているため、人々は反対の声を上げられないと聞いた。
 それ以来、産廃処理場問題を勉強したが、処理場ができるのは門前町のように支え合い生きる過疎地ばかり。米国で目の当たりにした現実が、ついに自分の所へきたと感じた。「大釜の暮らしは本当に大変」と気遣いつつも「能登のすばらしい環境は守らねばならない」と考えた。しかし、剱地地区以外の門前町内の地区は説明会を受け入れた。
   ◇  ◇
 だが誘致計画後の06年2月、受け入れを表明していた旧門前町は合併でしがらみの少ない新輪島市となり、事態が変化し始めた。今月5日に始まった輪島市議会では、産廃処理場問題の特別委員会で反対の意見がまとめられ、本会議で反対意見書の採択を求めることになった。
 許認可権のある石川県に監視の義務がなく環境汚染が懸念されることや、「輪島の朝市」や「輪島塗」など文化・観光産業に力を入れてきた旧輪島市の政策にそぐわなかったことが主な理由だ。梶文秋・輪島市長は9月議会で「住民投票」の可能性にも言及した。
 しかし、当事者である大釜地区住民の谷内田せつさん(71)は、「やっと心を決めたのに、今さら反対と言われても……。反対というなら、誰が年寄りの不便な暮らしを助けてくれるのか」と困惑顔だ。現に、特別委員会でも産廃処理場の誘致に反対する代わりに、地区の暮らしを支える別の案が真剣に議論されることはなく、住民らの話を聴く機会も持たなかった。
 誘致を決意した大釜地区の住民たちが、本当に必要としているものは何なのか。住民たちを置き去りにしたまま、さまざまな思惑も絡み合い産廃誘致問題は迷走する兆しを見せている。

12月8日朝刊
(毎日新聞) - 12月11日14時35分更新

3052とはずがたり:2006/12/13(水) 01:27:41
能登・過疎に生きる:第1部・消える村/5 「人の付き合い」全域に /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061209-00000275-mailo-l17

 ◇旧門前町見守り事業−−「故郷で安心して暮らしてほしい」
 石川県輪島市からは、この30年で少なくとも三つの集落が消えた。産廃処理場を誘致した輪島市門前町大釜地区周辺の6地区(一部志賀町)も、そのうち二つがすでに1世帯だけになっている。この2世帯も高齢世帯で、合併前の旧門前町の高齢化率(全人口に占める65歳以上の割合)は、48・4%(昨年10月)で、県内の自治体では最も高かった。大釜地区の5世帯8人もほとんどが高齢者。高齢化と過疎は表裏一体の問題だ。
 極端な過疎は、お年寄りにとって「孤独死」をもたらす可能性もある悲しい現実だ。
 災害救助に役立てたり、孤独死対策として、旧門前町は99年に「地域見守りネットワーク事業」を始めた。事業には大釜地区のようなつらい決断をしなくとも、お年寄りが住み慣れた場所に長く住んでほしいとの願いも込められている。
 民生委員44人に加え、新たに福祉推進員106人が任命され、小グループに分けて1人4、5人ずつのお年寄りを日々見守る。また、同時に「高齢者等要支援者マップ」も作成された。阪神大震災で、独居高齢者の救出が遅れた教訓をもとにまとめたものだ。「ピンク」が寝たきり、「黄色」が独り暮らし……。民生委員らが担当するお年寄り宅を一軒一軒訪ねては蛍光ペンで塗っていく。
 日々の積み重ねで集まった「認知症の兆候があるみたい」「最近、新聞がたまっている」といった情報も、輪島市門前支所に報告され、介護サービスや災害対策の資料として生かされる。
 輪島市の民生委員、輪田美紗子さん(69)=門前町道下=のグループが担当するのは河合としさん(88)=同町=ら独り暮らし高齢者17人、高齢者2人だけの12世帯、障害者1人の計42人。閉じこもりがちな高齢者と世間話をしたり、病院に送ったり、台風や大雪の前後には「戸締り気をつけて」と訪問や電話での声かけも欠かさない。
 ある朝、いつものように声をかけた輪田さんに、河合さんは曇った顔で「私こんな長生きしていいのかな……」とこぼした。前夜、普段から高めの輪田さんの血圧が上がり、不安で戸を開けたままで寝た、という。
 「大丈夫やって。独りで何でもできるし、100歳までは殺しても死なんって」。明るい輪田さんの声が重苦しい雰囲気を和らげると、そこから先は、女同士。終わる気配のない世間話が続く。「そうかねえ……」と始めは眉間(みけん)にしわを寄せていた河合さんの顔にも、次第に笑みが戻っていった。
 近所づきあいを好まぬ人に悩まされたり、孤独死の発見者になってしまうなど、民生委員らにのしかかる負担は重い。だが、同支所健康福祉課の佐藤千賀子課長は「どれだけ効果があるかわからないけど、故郷で安心して暮らしてほしい。それには人と人の付き合いが第一」と考えている。現在、同様の事業を全域に広げて実施しようと、輪島市も準備を進め始めた。

12月9日朝刊
(毎日新聞) - 12月9日17時2分更新

3053とはずがたり:2006/12/13(水) 01:28:27
能登・過疎に生きる:第1部・消える村/6止 豊かな自然に誇りを /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061212-00000119-mailo-l17
12月12日13時1分配信 毎日新聞

 ◇まちおこしNPOの星野さん「故郷の良さ知って」
 「ふるさとに誇りを持てれば、せめて産廃処理場にはならないはず……」。輪島市門前町の大釜地区が決めた産業廃棄物処分場の誘致計画について、大釜地区から約10キロ北の門前町走出で豆腐店を営む星野正光さん(63)は悔しさをにじませる。
 星野さんは、代々門前町の総持寺祖院に精進料理の豆腐を納める豆腐店の跡取りとして生まれた。東京オリンピックに日本が沸いた20代のころ、4年間あこがれだった東京などで暮らしたこともある。
 しかし、故郷に戻ると、ふと「ここは自然が豊富なんだな」と気付いた。27歳のころ、山菜などを探そうと地元の猿山岬を登りきった星野さんが発見したのが、満開に白やピンク色の花を咲かせた一面の雪割草。その風景との出会いが星野さんの人生を変えた。
 隅から隅まで歩いて雪割草を調査し、金沢大薬学部の教授らも呼んで案内。そこから出会いが広がり、「田舎暮らしブーム」が訪れた80年代、地域に詳しい星野さんは多くのキャンペーンなどに呼ばれるようになった。それが、朝3時に起きての豆腐作りを続けながらも、能登を活性化する活動を始める今の生活につながっている。しかし、一方で、故郷の過疎化は確実に進み、旧門前町の人口は05年には7297人と、30年前の約半数になった。
 星野さんは能登半島全域でのまちおこしNPO「能登ネットワーク」を仲間と10年前に立ち上げた。自然体験などのイベントのほか、東京・銀座には能登の食材を使った居酒屋をオープン。その場を足がかりに、今年3月と10月には東京の団塊世代を対象にした定年後の定住を薦める旅行も企画して、訪れた観光客をもてなした。
 旅行で訪れた都会の人々は日本海から吹き付ける吹雪の冷たさを全身で味わったり、逆に潮風を防ぐ竹の垣根「間垣」の効果を体験したりと、能登半島ならではの経験に驚いた。そして、夜は農家民宿で自慢の魚と野菜、酒が並ぶテーブルを能登の住民とともに囲む。「自分の愛するもので人を喜ばせること、それが人間の営みの原点」。星野さんはそう考えている。
 外部からの刺激を受けて、住民に故郷の良さを知ってもらいたい。それが、雪割草の調査などで出会った金沢や東京の人々とのかかわりで能登の良さを次々「発見」していった経験から学んだ、星野さんの願いだ。
 「地域おこしは他力本願ではできない」と星野さんは、過去に能登空港や志賀原発(志賀町)でも反対運動を展開。その活動を知る人々からは、大釜地区の産廃処理場誘致にも「反対しないの?」と度々尋ねられるという。しかし、暮らしに疲れ、自分の土地に誇りを持てなくなっていった大釜のお年寄りの苦しい気持ちを考えると「反対運動なんてとってもできない」。
 だが、「自然のはぐくみに人が生かされてると気づいたら、何か変わるんじゃないか」。これ以上、大釜地区のような悲しい土地が能登に増えぬよう、早くふるさとの良さをもっと多くの人に知ってもらわなければ。大釜の報道に触れるたび、焦る気持ちが募っている。=第1部おわり
   ◇
(この連載は、泉谷由梨子が担当しました。毎日新聞では今後も、能登の過疎問題について随時、連載していきます)

12月12日朝刊

最終更新:12月12日13時1分

3054とはずがたり:2006/12/13(水) 01:30:44
>>3048-3054
【能登・過疎に生きる:第1部・消える村】

やりきれんなぁ。。
何がやりきれんって胸が潰れる思いで故郷の村を潰す決断をしたのを直接の儲けが出ない周囲が寄ってたかって壊そうとしてまわるとこだ。

3055とはずがたり:2006/12/13(水) 11:35:05
<東海>静岡県
>>1736:旧法下での経緯
>>2211:県の構想に対して6首長、賛意示すも実施時期には温度差

下田……合併推進派
東伊豆…伊東に合併持ちかけ(早くに下田などとの合併協から離脱)
西伊豆…合併したばかりで拒否。寧ろ伊豆市の方が近いという声もあったが時期は考慮。
松崎……合併推進派だが時期尚早(西伊豆との合併協議から離脱)
南伊豆…合併推進派だが時期尚早(最後に下田との合併協から離脱)
河津……合併に前向き?>>2718(下田との合併協から離脱)

市町村合併:松崎、南伊豆町も反対 任意協提案が空中分解−−伊豆半島南部 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061207-00000030-mailo-l22

 ◇伊豆半島南部6市町の合併問題
 伊豆半島南部6市町の合併問題に関連し、松崎、南伊豆両町は6日、議会全員協議会を開き、石井直樹・下田市長らが提案した任意の合併協議会設置について話しあった。その結果、両町議会とも任意協参加に反対。両町長も「議会の判断を尊重する」と不参加の姿勢を示した。既に東伊豆、西伊豆両町は不参加を表明している。任意協提案が事実上、空中分解したことで、1市5町の合併枠組みの実現性はさらに遠のいた形だ。
 松崎町は町民の間で合併の機運が盛り上がっていないことや、来年の統一地方選後に新議員が検討すべきなどの理由で今年度内の任意協参加は時期尚早との意見が大半を占めた。深沢進町長によれば、町長自身も大半の町議も合併そのものは賛成といい、「合併の機運が高まれば、2市町でも3市町でも合併に向け全力を尽くす」と話した。
 南伊豆町でも時期尚早の意見が大半。鈴木史鶴哉町長は「今のままでは6市町の足並みがそろわない。助役による合併調査委員会でも十分に任意協の機能を果たせる」と述べた。
 先月末に「過半数の4市町が参加するなら任意協を設立したい」と話していた石井市長は「合併に賛成の首長と今後の方針を相談したい」とだけ語った。【中村隆】

12月7日朝刊
(毎日新聞) - 12月7日11時0分更新

3056とはずがたり:2006/12/13(水) 11:45:30
>>3048-3054
この辺。
景色も良くて凄く好きな地域なんだけど如何せん自民党が強すぎてカネを落としに行く気がしないのが残念。
まぁ何度も行ったことあるけど。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=37/13/02.004&el=136/42/43.193&scl=70000&bid=Mlink

3057とはずがたり:2006/12/13(水) 11:52:33
<近畿>滋賀県湖北

現職と新人2人届け出
高月町長選告示
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006121200218&genre=A2&area=S20

 任期満了に伴う滋賀県高月町長選が12日告示され、三選を目指す現職町長の北村又郎氏(72)、元県職員で前町議の平井周一氏(64)の2人が無所属で立候補した。市町合併や行財政改革の進め方、町の活性化策などを争点に激しい選挙が予想される

 北村候補は、自民、公明両党の推薦を受けた。障害者や高齢者にやさしい安心・安全のまちづくりや、幅広い子育て支援、行政基盤確立のための湖北地域の合併などを訴えている。

 平井候補は、公募で「たかつき緑の住民会議」に擁立された。町長給与3割カットなどの行財政改革や住民投票による合併への取り組み、住民本位の町政実現などを掲げている。
 17日に投票、即日開票される。11日現在の有権者数は8184人。

3058とはずがたり:2006/12/13(水) 11:57:41
<東北・北海道>岩手県

折角残された未利用の原野を農地にしようだなんて藤原町も莫迦なこと考えたものだよ。
それにしても国営農地なのになぜ藤原町が債務を負うのん?

藤沢町との合併見送り 一関市長が議会答弁
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d13/NippoNews_10.html

 藤沢町との合併問題について、同町から要請を受けている一関市の浅井東兵衛市長は12日開かれた市議会12月定例会の一般質問に答え、「同町の国営農地開発事業があまりにも大きすぎる課題。この課題が解決できなければ(合併問題は)前に進まない」と述べ、事実上、現段階での合併を見送る方針を示した。同町は国営事業の課題を解決するまで単独町制を継続することになり、目指していた本年度内合併は事実上不可能になった。財政難で行財政改革を断行している同町だが、自主再建も限界に達し、今後は国や県も含めた対応が求められそうだ。
 合併問題は小野寺藤雄氏(新生会)が質問。浅井市長は、5月から通算7回行われた両市町の事務レベル協議を踏まえ、同事業での町負担について「両磐は一つという思いで対応を検討してきたが、国営農地開発事業が合併を進めるには重大な支障となる」と言明。その上で、課題解決のために県に支援要請したことを明らかにした。
 同市によると、県への支援要請は①町が支出する同事業償還金計41億5000万円(来年度から最長2040年度まで分割)②117ヘクタールの未利用農地の解消(約3億6000万円)、町の農業振興公社に対する支出予定分7億4000万円(最長23年度まで分割)③国営と県営事業で整備されたダムなどの農業用施設の維持管理業務すべて④町の藤沢土地改良区に対する損失補償(最大17億8000万円)。いずれも国または県に負担を求める内容。
 浅井市長は7日に県幹部と会談し、「国営農地開発事業の有効活用には、永続的に生産し、活動できるシステムや基盤の確立を国、県に担っていただきたい」と支援要請したという。
 同町はこれまで同事業の償還ピークの軽減に取り組み、さらなる負担軽減策を国に求めているが、見通しは立っていない。町財政は厳しさを増し、このままでは来年度から4年間程度、赤字になる見通し。赤字の規模は国の管理下に置かれる「財政再建団体」となる事態は回避できる試算だが、行財政改革も限界に達しており、単独町制は前途多難だ。
 浅井市長は報道陣に対し、「県は市町村合併構想で両磐地区の合併を求めている。一関市としても同じ考えだが、それを進めるためには、乗り越えなければならない課題がある」とし、今後も課題解決のため県に協力を求める考えを強調した。

藤沢町の国営農地開発事業 山林原野を農地に開発する国直轄の土地改良事業で、1982年度着工。農地393ヘクタールを造成。ダム2基、農道80キロなどを整備、98年度完了した。当初、10カ年で事業費132億円を見込んでいたが、経済情勢の変化などで、事業期間が延長。事業費も3倍の392億円(元利込み約511億円)に膨張した。事業費負担は国65%、県20・5%、町は9・1%、受益者5・4%。町負担分(来年度以降)の41億5000万円、農業振興公社への支出7億4000万円、土地改良区に対する損失補償(最大17億8000万円)、117ヘクタールの未利用農地の対応などが懸案となっている。

3059とはずがたり:2006/12/13(水) 13:26:41
<北陸・甲信越>長野県松本地域

波田町の合併 論議大詰め
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000612100001
2006年12月10日

 松本市との合併を模索する波田町で、住民の意向を問うアンケートの結果が今月中に出る。町は2年前の住民投票で自立を選択したが、翌年の町長選では一転、合併推進を掲げた太田典男町長が当選。「ねじれ現象」が起きた。「平成の大合併」が一段落した今も、「自立」と「合併」双方の住民らによる論戦が続く中、太田町長は「アンケートの結果に従う」と表明している。(矢鳴秀樹)

 「体力が無くなるとは(財政再建団体への転落が決まった)北海道夕張市のような財政破綻(はたん)を言うんです」「町はまだそこまでひどくはない。余力がある今が合併のチャンス」。太田町長は9〜11月、町内27地区で説明会を開いて訴えた。

 04年の住民投票(投票率68・82%)の結果は合併反対が4325票で、賛成の3736票を上回り、町は自立の道を選んだ。ところが翌年の町長選(同74・10%)で、太田町長が自立を訴える対立候補に1千票余りの差をつけて当選した。

 太田町長は「1年で民意は変わった」とし、就任直後に「合併推進室」を立ち上げた。前町政の「自立計画」から財政状況は変化しているとして「このままでは2010年には基金を使い果たしてしまう」と危機感をあおってきた。

 今年秋には、合併のメリットを強調する「マンガで知る波田町の合併」を作成。町長自ら、ほぼ全世帯に当たる約5100戸を回って配布した。

 今年8月の知事選で当選した村井仁知事が合併新法で定める「合併推進審議会」の設置を決めるなど、田中知事前知事とうって変わって合併推進の方針を打ち出していることも「合併派」を勢いづかせている。

 「松本市と合併を進める会」(田中知寿会長)などの住民団体は「平成の大合併には乗り遅れたが、新法の適用されるうちに実現させねばならない」と町に合併促進の要望書を提出した。

 これに対し、合併に反する住民3団体が10月に「自立推進連絡協議会」(安藤善基代表)を結成。「町は04年の住民投票の結果を尊重すべきだ」とする書面を町長に提出。夕張市の実情に詳しい専門家を招き講演会を開いたほか、「『やっていけない』ウソを暴く」など10種類のビラを計5万枚作成して全戸配布した。

 安藤会長は太田町長が合併のデメリットに触れないことを批判する。「マンガも自立では財政破綻し、合併すればいいことだらけのように描かれている。一方的な情報だけを提供し、アンケートするのはおかしい」。

 用紙を町職員が一戸一戸回って回収するという手法についても「あいまいなやり方。結果を住民投票と同列に扱っていいのか」と疑問視する。

 さらに、国の進める「3年以内の道州制ビジョン策定」も不安材料に上げる。「道州制が現実になったとき、それぞれの市町村がどのブロックに属すべきかという議論になる。波田町として自立していれば、住民が町の針路を論議できるが、松本市に吸収合併されたのでは、少数派の波田の声は届かない」。

 町は明治の大合併以降、130年以上、自立を維持し続けてきた。「行政改革や財源の掘り起こしなど、自立のために努力できることはまだまだあるはず」と安藤会長は指摘する。

 アンケートは20歳以上の全町民約1万2千人が対象で、「賛成」「反対」「町長と議会の決定にまかせる」など五つから選ぶ。

 合併推進室によると、職員による回収で8割を超える回答が集まり、郵送による回収分も含めると、8日までに9割を超えたという。

 賛成多数なら、太田町長は議会と協議して来年早々にも合併を申し入れる意向だ。

3060とはずがたり:2006/12/13(水) 16:07:57
<中国・四国>島根県

合併協議から勝手に斐川町は出て行った訳で十二分な負担を斐川町民は強いられるべきだ。この辺は山形県の三川町も同様。委託業務で応分の利益が出るようにした上で出雲市も鶴岡市も快く引き受けるべきであろう。

斐川町の消防委託:出雲市に継続求め、県も本格的に説得へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061208-00000254-mailo-l32

 斐川町が出雲市に消防事務委託の継続を求めている問題で、本田恭一町長は7日開会の町議会で「県も粘り強く出雲市と交渉するとの返事をもらった」と述べ、応じる姿勢を見せない同市への説得に、県が本格的に乗り出していることを明らかにした。
 消防委託問題は、町が新出雲市の合併協議から離脱したため浮上。離脱後も継続を求める町に対し、市側は08年までと期限を設け、その後の委託には応じていない。
 本田町長は議会で、国が消防広域化の方針を打ち出し、県も来年度に広域消防の計画策定を始めることなどを説明した上で、「町単独の消防は考えていない」と改めて強調。県に問題解決を一存する形で出雲市に期限以降も継続するよう交渉していることを明かした。
 消防委託問題は町の懸案事項で、本田町長は「私の責任において、3月末までに結論を出す」とも話した。【細川貴代
12月8日朝刊
(毎日新聞) - 12月8日17時1分更新

3061とはずがたり:2006/12/13(水) 16:31:41
<九州・沖縄>鹿児島県屋久島

反対派住民グループは何を嫌がってるのかね?何でも反対の共産党か?利権屋自民党か?
急いで議会で調整をして可決しないとね。

市町村合併 上屋久の住民グループ、住民投票条例を本請求
屋久との合併賛否再度問う
(12/12 08:07)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=1733

 屋久島地区の合併問題に絡み、上屋久町口永良部島の会社役員野元嗣由さん(52)ら住民グループが11日、屋久町との合併の賛否を問う住民投票条例制定を求める本請求書を矢野勝已町長に提出、受理された。矢野町長は20日以内に町議会を招集、本請求に対する意見書を付けて提案する。
 野元さんらは11月16日に町選挙管理委員会に1063人の署名簿を提出した。審査、縦覧の結果、請求に必要な有権者の50分の1(111人)を超す893人分の署名が有効とされた。有権者数は5547人(9月1日現在)。
 請求によると、「合併は住民生活に多大な影響を及ぼす重大事」とし、「新たな問題点が明らかになる中で、あらためて民意を確認するのは当然」と住民投票の実施を求めている。
 野元さんは本請求後、「合併期日の賛否を問う住民投票は反対が賛成を大きく上回った。いま一度住民投票を実施し、合併そのものをどうするか、住民に決めてもらうのがいい」と話した。
 両町合併をめぐっては、11月19日の上屋久町住民投票で2007年3月31日の合併期日が反対され、合併期日は同年10月1日に変更、合併協定調印式を今年12月25日に実施することが決まっている。しかし、同住民投票で反対票が賛成票を大幅に上回ったことを受け、今後廃置分合(合併)議案に賛成することが濃厚な上屋久町の7議員に対し、同町の住民グループが解職請求(リコール)の署名活動を進めている。
 上屋久町と屋久町の合併の賛否を問う住民投票は2005年2月27日、両町で実施されており、屋久町では賛成多数、上屋久町では31票の小差で賛成だった。

屋久島地区合併 推進7議員の解職請求
上屋久町民ら署名開始
(12/10 06:58)
http://www.373news.com/modules/pickup/topic.php?topicid=45&storyid=1706

 屋久島地区の合併問題に絡み、上屋久町の建設業松里豊さん(60)ら町民グループが9日までに、同町議会の合併推進派の議員7人の解職請求(リコール)手続きを始めた。松里さんは町選挙管理委員会から請求代表者証明書の交付を8日に受け、署名活動に入っている。
 松里さんは11月19日に行われた屋久町との合併期日の賛否を問う住民投票で反対が賛成を826票上回ったことを受け、「前回の住民投票は合併反対の民意。7人の議員は廃置分合(合併)議案に賛成の態度表明をしており民意に背く。民意の重みを分かってほしい」と話した。
 解職請求には7人それぞれに有権者の3分の1以上の署名が必要。署名期間は代表者証明書交付から1カ月以内。署名の審査、縦覧の後、本請求から60日以内に解職を問う住民投票が行われる。松里さんは「10日間ほどで2000人は集めたい」としている。上屋久町の有権者数は5449人(11月19日現在)で3分の1以上は1817人以上となる。
 同地区の合併をめぐっては、11月19日の上屋久町住民投票で2007年3月31日の合併期日が反対されたことから、再度合併協議会で調整され、合併期日を同年10月1日、合併協定調印式を今年12月25日に行うことが決まっている。

3062とはずがたり:2006/12/13(水) 16:38:35
<九州・沖縄>鹿児島県屋久島

混乱の全責任は町長にある
http://www8.ocn.ne.jp/~seimei39/sz92.htm

3064とはずがたり:2006/12/14(木) 03:44:51
<東北・北海道>北海道

市町村合併:江別市議会、新篠津村と合併協設置議案を提出 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061207-00000043-mailo-hok

 江別市は定例市議会初日の6日、石狩管内新篠津村と合併協議会を設置する議案を提出した。また、同市議会は、内科医流出で経営が悪化している市立病院問題を審議する病院対策特別委員会の設置を決めた。
 道は7月に江別市、新篠津村、北広島市、当別町の石狩管内4市町村の合併の枠組み構想案を提案。また、新篠津村が2月に江別市に合併協議会の設置を求める要望書を提出しており、これを受けたもの。
 このほか、江別市は今議会に5億1524万円の一般会計補正予算案、市立病院の常勤医確保に向け医師の処遇を改善するため給与、手当を増額する条例改正案などを提案した。【小崎学】

12月7日朝刊
(毎日新聞) - 12月7日12時1分更新

3065とはずがたり:2006/12/14(木) 21:11:29
<東北・北海道>岩手県

陸前高田市議会 広域合併の前提条件、民意把握で論戦
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws2105
住民投票には慎重姿勢

 陸前高田市議会十二月定例会は十三日午前十時から本会議を開き、通告による一般質問を続行。及川修一(清和会)及川一郎(日本共産党)菅野広紀(清和会)藤倉泰治(日本共産党)の四議員が登壇し、市政課題をめぐって当局の考えを質した。広域合併の是非を判断する前提条件や、民意把握のため住民投票条例制定についての考えを質された中里長門市長は「財政的効果や負担、サービスなど、将来的な展望が持てる地域の姿を住民に示す必要がある」との見解を示し、住民投票の実施については慎重姿勢を見せた。
 市町村合併について取り上げたのは及川(修)議員。「選択肢として合併の考え方はあるのか。合併の是非を判断すべき前提条件は何か」と市長の見解を質した。
 中里市長は「選択肢としては、将来にわたって合併を否定するものではない。合併をする、しないにかかわらず、それぞれの自治体が財政運営に万全の体制を構築しなければならない」と答弁。
 合併の是非を判断すべき前提条件としては「合併による財政的効果、住民負担、住民サービス、産業振興、まちづくりの効果などについて十分な検証を行い、とくに合併を視野に置いた場合、住民に将来的な展望の持てる地域の姿を示す必要がある」と強調した。
 同議員はさらに「住民アンケートの七割が『当面自立』を選択したというが、若い世代の民意を何らかの形で問うことも必要。アンケートは設問の作り方によってどのような答えも引き出せる」とし、住民投票条例を制定する考えがないか質した。
 市長は「将来的には市民の意見をうかがう機会は来ると思うが、住民投票については議会でも間接民主主義が大事との意見が多かったことで慎重に検討させていただく。民意の把握は、その時点で一番いい方法で実施したい」と述べるにとどめた。
(以下略)
2006年12月14日付 1面

3066とはずがたり:2006/12/14(木) 21:20:10
<東北・北海道>岩手県
>>3058

県、要望とは受け止めず 一関市長の要請
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d14/NippoNews_10.html

 藤沢町との合併問題で、浅井東兵衛一関市長が「同町の国営農地開発事業が合併の支障」として、国や県に支援を求めることについて、県は13日、「正式な支援要請とは受け止めていない」として、同市の真意を慎重に探る姿勢を示した。農林水産省も「現段階でコメントできない」としている。
 同市が支援を求めていることについて県は▽なぜ合併できないのか具体的に明らかにされていない▽支援の内容も具体的に示されていない−として、「現段階では判断のしようがない」と困惑している。
 浅井市長は12日の市議会12月定例会で「事業の課題が解決できなければ(合併問題は)前に進まない」として、償還費を国、県で負担することなど4項目を県に「支援要請」したことを表明。しかし、県庁内には「国、県に課題を丸投げしたのではないか」との厳しい見方も広がっている。
 増田知事は13日夕、岩手日報社の取材に対し「市長が副知事の所に来て話をしたということだが、具体的な数字などで受けている話ではない。何を求めているのか具体的にはっきりさせてほしい」と述べた。
 その上で「藤沢町ももっと(行革努力を)やらないと難しい面があるし、一関市も歩み寄らなくてはならない。不信感のようなものを解きほぐせないものか」と、両市町の相互理解を求めた。
 一方、農林水産省農地整備課の長野誠司課長補佐は「具体的な内容を承知していない段階でコメントはできない」としている。
 浅井市長は同日、岩手日報社の取材に対し、県への「支援要請」について「本来なら藤沢町が行うことだが、応援するという意味もあり、そして課題解決は早くという思いもあった」と語った。県への支援要請の4項目は「どれがどう解決すればいいのかと聞かれても、答えはない。一関市として(藤沢町と)一緒にという気持ちはある。課題はひとつひとつ解決しないと前に進まない」と述べた。

3067とはずがたり:2006/12/14(木) 21:22:16
<九州・沖縄>鹿児島県

前回の協議でも伊佐だったしね。

新市名は「伊佐」/伊佐地区合併協議会
(12/14 07:02)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=1770

 伊佐地区合併協議会は13日、第3回会合を大口市のふれあいセンターで開いた。大口市と菱刈町が合併して生まれる新市名称を「伊佐市」とし、方式は「対等合併」とする2件を承認した。
 名称は旧合併特例法下での合併申請を目指した際、約1700件、573種類の応募の中から決まっていたものを踏まえ提案されていた。
 事務所位置の協議方法については、日程を早めるため「前協議会の小委員会が出した総合支所方式案を協議する」という意見と、先行事例では問題点も出ているとして「新たに小委員会を設け検討した案を協議する」意見に分かれ、結論は次回以降に持ち越された。
 合併期日については、事務局が「目標をいつに設定するかが今後の協議に影響してくる。提案の参考にするため率直な意見を聞かせてほしい」と要請。委員同士が意見交換した。
 また委員の間から「大口と菱刈の委員が相対する今の(座席の)並びでは対立の構図になりがちだ。混在したほうが話し合いもうまくいくのでは」との提案があり、1月10日に大口市の元気こころ館で開く次回会合では、両市町の委員が交互になるよう座席順を変更することになった。

3068とはずがたり:2006/12/15(金) 00:06:55
<東北・北海道>山形県
>>3026>>3045

2006年12月9日 土曜日
鶴岡地区合併協廃止議案、12月議会に提出せず−三川町長
http://yamagata-np.jp/kiji/200612/09/news06852.html

 三川町の阿部誠町長は8日、13日に開会する町議会12月定例会に、鶴岡地区合併協議会の廃止議案を提出しないことを明らかにした。

 同町議会は、11月27日の臨時会で、議員発議により提出された同合併協議会廃止決議案を、賛成少数で否決している。阿部町長は、山形新聞の取材に対して「本定例会には(廃止議案を)提出しない。議会の理解を十分に得られていないため、引き続き説明に時間をかけたい」と述べた。

 同町は、鶴岡市から鶴岡地区消防事務組合と鶴岡地区衛生処理組合の解散の申し入れを受けていることもあり、その対応を優先させたい意向だ。

3069とはずがたり:2006/12/15(金) 19:40:45
<東北・北海道>岩手県

藤沢町長が辞職 任期途中「体力の限界」
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d15/NippoNews_10.html

 藤沢町の佐藤守町長(73)は14日、任期満了(来年1月27日)を前に19日付で辞職することを決め、畠山弘一町議会議長に退職申出書を提出し、受理された。現在7期目。体調を崩し12日から入院中の佐藤町長は「体力の限界。これ以上迷惑を掛けられない」と話したという。町政7期28年。最後は財政難の中、市町村合併を公約に掲げ自主再建に努めてきたが、一関市との合併に道筋をつけられないまま引退となった。
 面会した関係者によると、佐藤町長は「辞職は合併問題の政治責任とは関係ない。現場での任務に耐えられない体になった」と語り、次期町長選は「後継指名はしていない」と述べたという。
 畠山議長は14日午後1時半ごろ、佐藤町長から入院先の国保町民病院に呼ばれた。同町長はベッドの上で「一身上の都合で19日付で町長職を辞したい」と退職申出書を出したという。
 19日は町議会12月定例会の招集日。畠山議長が町長辞職を提案し、議長を除く17人の過半数の同意を経て、正式に辞職が決定する見通しだ。
 佐藤町長は中学教諭を経て1972年町助役に就任。79年町長選に初当選。新人との一騎打ちを制した91年の町長選を除き、通算6回無投票当選を果たしてきた。
 本県最南端の中山間過疎地域に豊かな暮らしを求め、自治会組織を生かした住民自治活動、393ヘクタールの農地やダム、農道などを整備した国営農地開発事業、町民病院を核にした保健・医療・福祉のまちづくりなど先駆的な事業を展開。2001年から2期、県町村長会長も務め、地方自治の理想の姿を追求してきた。
 しかし、同町は大規模事業の導入に伴い多額の債務を抱え財政難に。両磐地方の合併を目指したが、04年の両磐9市町村合併協議破たん後の合併市町村再編時に、「合併条件」をクリアできず外れた。
 「人口減、住民生活の広域化に伴い地方自治の再編は不可欠」とし、昨年度から大ナタの行財政改革を断行。7市町村が昨秋合併して発足した一関市との本年度内合併に努力したが、多額の債務負担を抱える国営農地開発事業が支障となり事実上、本年度内合併が見送りとなった。

 改革に努力、残念 増田知事の話 正式に聞いている話ではないのでコメントできる段階ではないが、仮にこのことが事実であるならば、藤沢町長さんは、市町村合併の実現のために先頭に立ってさまざまな行財政改革にご努力されていたところであり、非常に残念である。

 コメントできない 浅井東兵衛一関市長の話 正式には(辞任を)聞いていない。推測で語ることはできないので、ノーコメント。

3070とはずがたり:2006/12/16(土) 13:48:45
<東北・北海道>岩手県

両磐は一つという掛け声は格好いいけど一関への収斂は磐井の名が消えて行く過程でもある。水沢江刺市(仮称w)が奥州市となったが仮に実現したとしても一関藤沢平泉市が磐井市を名乗ることはなさそう。

それにしても増田知事は言質を取られることを避けたな・・

県に支援正式要請 藤沢町の農地開発
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d16/NippoNews_10.html

 一関市の浅井東兵衛市長は15日、県庁を訪れ、藤沢町との合併で「大きすぎる課題」としている同町の国営農地開発事業への支援を文書で正式要請した。終了後、浅井市長は岩手日報社の取材に対し「同事業の課題は一関市だけでは解決できない。両磐地域のリーダーとして、何とかしたいという強い気持ちがある」と述べ、県や町と協力して打開策を探る意向を強調した。
 浅井市長と同市の小野寺道雄企画振興部長が県庁を訪れ、酒井俊巳企画理事兼県南広域振興局長、藤尾善一地域振興部長、望月正彦地域企画室長、浦上哲朗市町村課総括課長と相次いで会談。浅井市長名で増田知事あてに支援を求めた同日付の要請書を提出した。
 要請書は▽町が支出する同事業償還費約41億円の国、県負担▽国営、県営事業で整備された農業用施設の維持管理業務のすべてを国または県負担−など4項目を求めている。
 これに対し、県は▽同事業がなぜ合併の支障になるのか▽支援の具体的内容−の2点をより詳しく精査して説明するよう市に求めた。
 終了後、浅井市長は「諸事情で合併できないところがあったとしても両磐が一つになっていかなければ激動の時代は生き残れない」と述べた上で、「合併できるかできないかまったく白紙だが、県と市、町で知恵を出し合い、道を探り出さなければならない」と強調した。
 県の藤尾部長は「両磐は一つという理念の下で合併を後押ししていきたい。一関市から支援要請があったので、県として具体的に何が必要なのかさらに詳細を聞いた上で対応を検討していきたい」と語った。
 浅井市長は増田知事との会談も求めたが、知事は来年度予算編成のための庁内会議出席のため調整がつかなかった。市長は17日に知事と会い、重ねて支援要請する考えを示した。

3071とはずがたり:2006/12/16(土) 14:19:56
<近畿>滋賀県

合併する迄彦根BPに予算つける必要なし!

市町村合併:彦根市と犬上郡3町合併構想 「住民投票が必要」市長が答弁 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061213-00000315-mailo-l25
12月13日18時1分配信 毎日新聞
 ◇市議会質問に市長が答弁
 彦根市と犬上郡3町を合併の構想対象とする答申を県市町合併推進審議会が県に出したことを受け、同市の獅山向洋市長は12日の12月定例議会で、「市民の意思を問うため住民投票を実施したい」との考えを示した。八木嘉之、成宮祐二の両議員の一般質問に答えた。
 1市3町は02年に法定合併協を設置。協定項目すべてに合意したが、住民意向調査の結果を受けて04年12月に彦根市が合併を断念し、破たんした経緯がある。
 八木議員は市長の所見などを質問。獅山市長は「この枠組みでの合併問題は既に終わったと認識している市民が大半ではないか」としつつ、「合併新法に基づく県の合併協議会設置勧告があれば、それに向けた事務手続きを進めることになる。勧告がない場合は、合併の必要性を市として自主的に判断することになる。改めて民意を問うことが必要であれば一定の手続きを踏み住民投票を実施したい」とした。
 重ねて見解を求めた成宮議員の質問に対して、獅山市長は「市民の意思を問うには住民投票が一番と思う。来年早々にも県から勧告が出るのであれば、住民投票に関する条例制定などの準備をしておく必要がある」などと答えた。【松井圀夫】

12月13日朝刊
最終更新:12月13日18時1分

3072片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/16(土) 21:44:46
<中国・四国>山口県

それっちゃ:’06回顧 防府単独市制 来春の県議選に注目 /山口
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamaguchi/news/20061216ddlk35070190000c.html

 昨年末から今年5月下旬まで、防府市長選の取材にてんてこ舞いした。

 新人候補の元自治官僚、陶山具史氏は立候補表明会見で「山口市と合併して30万人都市にすることが適当だ」と語り、合併推進の県議、市議が同氏の応援に回った。単独市制の継続を主張する松浦正人市長に勝てば「県央大合併」に進むことになる。県都の将来にかかわる重要な選挙だけに、市外の人も強い関心を寄せた。

 自民党や連合山口が陶山氏を全面支援したが、松浦氏の大差の勝利だった。この市長選で県央合併問題に市民の意思は示されたと思うのだが、終止符が打たれた感じはしない。県は「中長期的に県央合併は必要」とし、市議会で、推進の立場の市議は多い。実質的には“4年間の休戦”といったところだろう。

 3期目の松浦市政は半年余りが過ぎ、公約の施策を実行に移しつつある。住民投票条例も制定し、「合併は投票で市民が決める」システムを作った。今後の市政で、さらに「単独」延長になるのか、市民の意思が県央合併に傾くのか。

 来春の県議選防府市区(定数4人)。合併推進の立場の現職4人に、市長選で松浦氏を支援した新人2人が挑む構図だ。結果によっては、単独市制継続の方向性が一層明確になる可能性もあり、注目したい。【北元和生】

毎日新聞 2006年12月16日

3073とはずがたり:2006/12/18(月) 14:12:26
<東海>静岡県

取り敢えず1市1町の流れは止められずか。県議会の定数は現行では藤枝市志太郡(定数3)・焼津市(定数2)だがどうなるのかね?

大井川町住民投票 『一市一町』が多数
http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20061218/lcl_____siz_____001.shtml

 合併の枠組みを問う大井川町の住民投票が十七日、投開票された。池谷薫町長が推進する焼津市との「一市一町」が七千八百六十票、藤枝市、岡部町を含む「二市二町」が二千七百八十七票と、一市一町の枠組みでの合併を望む町民の意思が多数を占めた。住民投票は「一市一町」と「二市二町」の二者択一方式。当日の有権者数は一万八千五百二十人で、投票率は58・81%だった。

 大井川町をめぐる合併について、町議会は二市二町合併協設置案を否決、一市一町合併協設置案を可決している。議会に続き町民の意思が確認されたことで、焼津市との合併に向けた動きが加速するとみられる。

 住民投票の結果を受け会見した池谷町長は「町民の求めた方向を前に向けて進める。結果は出たので、後は一丸となって良い町をみんなでつくっていきたい」と述べた。

 焼津市の戸本隆雄市長は「私も焼津市民のため、大井川町との合併協議に向けて進めていきたい」、藤枝市の松野輝洋市長は「志太地域の理想的な合併実現が難しくなったのは事実。現実的な対応を図らなければならないと考える」とそれぞれコメントした。

3074とはずがたり:2006/12/18(月) 15:45:09
<近畿>滋賀県湖北地域

合併推進に信任!

高月町長選で北村氏が3選
「合併推進」と抱負語る
http://www.chunichi.co.jp/00/sga/20061218/lcl_____sga_____000.shtml

 任期満了(来年1月13日)による高月町長選は17日、投開票され、無所属で現職の北村又郎氏(72)=自民、公明推薦=が、無所属新人で元町議の平井周一氏(64)を破り、3選を果たした。県市町合併推進審議会が県に答申した長浜市を中心とした1市6町の合併問題をはじめ、行財政改革や少子高齢化対策など課題は山積している。町を二分した選挙戦の影響が心配される中、北村氏の3期目の手腕が問われる。投票率は71・33%で、選挙となった前々回(1998年)と比べ14・60ポイント下がった。当日有権者数は8091人(男性3977人、女性4114人)。

 「皆さんのおかげ。ご恩を仕事で返したい」。北村氏は当確の知らせを受け、事務所に駆け付けると、拍手で迎える支持者に頭を下げ、感謝の言葉を口にした。万歳の後、「合併なくして町は存在しない。20年後のための種まきの時期が来た。町が今以上の姿になるように努めたい」と抱負を語り、表情を引き締めた。

 選挙期間中、「未来に輝く高月を目指して」をスローガンに2期8年の実績を強調。住民の意思を尊重する合併をはじめ、子育て支援や行財政改革を訴えた。大票田の地元高月地区をはじめ、数多くの地区や各種団体の支持を受け、終始、選挙戦を優位に展開した。

■「若者に思い届かず…」平井氏苦渋の表情

 「地縁を中心とした組織力で勝負する従来型の選挙を崩そうと思ったのだが…」。平井氏は選挙事務所で苦渋の表情を浮かべた。

 政治団体「たかつき緑の住民会議」の公募で7日に出馬を表明。「住民本位の町政」を掲げ、無党派層の支持を狙った。だが「若い人に思いが届かなかったのかな」と分析するように、出遅れに加え、低調な投票率が響いた。

 ◇高月町長選開票結果
当 3,288 北村又郎72 無現<3>
  2,431 平井周一64 無新 

 全票終了

3075とはずがたり:2006/12/18(月) 18:45:59
<東北・北海道>北海道

市・町・村に権限などでのメリハリをもっと付けた方が良いね。

“夕張町”への移行見送り
道、財政面での利点なく
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2006121700064&genre=A2&area=Z10&mp=

 財政再建団体になることを決めた夕張市の財政負担を軽減させるため、「町制」に移行した場合の利点や問題点を研究していた北海道は17日までに、財政面での利点が少ないとして当面は本格的な検討を見送る方針を決めた。

 道は、6月に財政破たんが表面化した直後から、国や与党の指示などもあって町制に移行した場合の財政的メリットなどを検討。移行による事務事業の縮小などで「歳出項目が軽減される部分がある」(高橋はるみ知事)との期待もにじませていた。

 しかし、福祉事務所の設置義務がなくなり、関連する事務がなくなるなど一部で利点がある一方、その分の交付税措置がなくなる面もあった。
 その結果、財政的な市の負担軽減は年間1500万円程度にとどまると試算、「移行した場合の電算システムの切り替えなどの経費を考えると、利点はほとんどない」(道幹部)との結論に至ったという。(共同通信)

3076とはずがたり:2006/12/19(火) 15:53:51
<北陸・甲信越>長野県松本地域

まぁまぁよかった。
こんな協会があるんですねぇ〜>開封、集計は県世論調査協会(長野市)に委託した。

12月19日(火)
波田町「賛成」63% 合併賛否の住民意向調査で 
http://www.shinmai.co.jp/news/20061219/KT061218ATI090007000022.htm

 東筑摩郡波田町は18日、松本市との合併の是非を問う住民意向調査の結果を公表した。合併に「賛成」(48・7%)、「どちらかと言えば賛成」(14・5%)が計63%余を占め、「反対」(17・6%)、「どちらかと言えば反対」(8・2%)の計25%余を上回った。結果を受けて太田典男町長は同日記者会見し、「議会と相談した上で、市に合併協議を申し入れることになる」との見通しを示した。

 合併をめぐり町は、2004年6月に実施した松本市などとの合併を問う住民投票で「反対」が53・7%と過半数を占めたのを受け、同市と周辺自治体でつくる任意合併協議会から離脱。しかし、05年7月の町長選では合併推進を掲げた太田町長が当選し、町長は住民説明会や全戸訪問などで合併への理解を訴えていた。

 町側はこの日、町議会全員協議会で調査結果を説明。議会側は、回答のうち「町長と議会の決定に任せる」が7・6%あったことも踏まえ、22日の全員協議会で対応を協議する。

 調査は、外国籍住民を含む20歳以上の全町民1万2104人を対象に、11月17日に調査票を発送。12月12日までに郵送や職員の戸別訪問で、計1万1159人から回収した(回収率92・2%)。開封、集計は県世論調査協会(長野市)に委託した。

3077とはずがたり:2006/12/19(火) 16:02:51
<中国・四国>高知県

高知市で自民は野党なの?これも無事決まりまぁまぁよかった。

2006年12月19日
高知市議会 春野合併特別委を通過
http://www.kochinews.co.jp/0612/061219headline03.htm

 高知市議会12月定例会は18日、市町村合併対策特別委員会(岡崎洋一郎委員長)を開き、吾川郡春野町との合併関連議案3件を審査。いずれも賛成多数(賛成7、反対5)で原案通り可決した。閉会日(21日)の本会議採決でも可決される見通しで、春野町議会は19日に関連議案の採決を予定。可決されれば平成20年1月の両市町合併が確定する。

 関連議案は、春野町を廃し高知市に編入する廃置分合▽高知市が引き継ぐ春野町の財産の取り扱い▽議員定数や選挙区に関する特例など合併に伴う経過措置―の3件。

 特別委で執行部は、無許可状態にある同町の「秋山墓地」の現状を「利用者の90%以上が町営化に同意するなど解決のめどが付いた」と報告。町内の私有地に大量の産業廃棄物が不法に埋め立てられているとの情報については、事実関係の立証は困難との前提に立ちながらも県が「生活環境に影響が及んだ場合は県として最大限協力する」とした文書を市に寄せている状況を説明し、委員らの理解を求めた。

 採決では、共産党委員が「合併は戦後自治を改悪する動きの一つ。論議も十分ではない」、自民党、無所属の各委員が「墓地問題などは解決していると言い難く時期尚早だ」などとして反対。市民クラブ、公明党、新風クラブ、清流クラブは合併期日までの墓地問題の解決や新市の発展につなげる取り組みなどを求めた上で賛成した。

 反対した自民党委員も「合併自体に反対ではない」との姿勢で会派内の一部議員は賛成に回る見通しのため、本会議では全議員の4分の3程度が賛成しそうだ。

3078とはずがたり:2006/12/19(火) 16:06:13
<東北・北海道>山形県

あかん,今度は分裂かよ・・泣

2006年12月16日 土曜日
佐久間町議が三川町長選に出馬へ
http://yamagata-np.jp/kiji/200612/16/news06918.html

 三川町議の佐久間修一氏(58)=東沼=は15日、町議会12月定例会終了後、五十嵐慶一議長に辞職願を提出し、任期満了に伴う三川町長選に鶴岡市との合併を推進する立場で立候補することを明らかにした。辞職願は許可され、佐久間氏は31日付で辞職する。

 先の出直し町長選では、合併推進の立場を撤回して自立の町政運営を訴えた阿部誠町長が再選を果たした。合併推進派の町議らのグループは、次期町長選に向けて対立候補の擁立作業を進めている。佐久間氏も合併推進の立場だが、今回はこのグループとは別に、独自に出馬する意志を固めたという。

 山形新聞の取材に対し、佐久間氏は「合併を進めてきた議員の責任として、立候補を決めた」と説明。また、鶴岡市から消防とごみ処理の一部事務組合解散の申し入れがあることも踏まえ、「完全に町単独で運営するのは困難。将来に不安を残さないためにも合併は避けられず、早期に合併協議のテーブルにつく必要がある」と述べた。

 佐久間氏は、鶴岡南高卒。1987(昭和62)年の町議選で初当選し、現在4期目。町長選には過去、99年と2003年に出馬している。

 次期町長選には、阿部町長が15日、再び立候補することを正式に表明。合併推進派の町議らは、佐久間氏とは別の候補者を選定し、年内に擁立したい考え。合併問題を基軸に、三つどもえの戦いとなる可能性が出ている。

3079とはずがたり:2006/12/19(火) 16:31:44
<東海>静岡県

市町村合併:島田市と川根町、合併協設置で調印 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061216-00000052-mailo-l22
12月16日12時1分配信 毎日新聞

 島田市の桜井勝郎市長と川根町の又平琢己町長は15日、島田市役所で08年4月の合併に向けた法定合併協議会設置書に調印した。両議会の合併協設置議案可決を受けたもので、方式は川根町の島田市への編入。26日に初の合併協が開かれる。
 又平町長は「島田市に好意的に受け入れていただき感謝している。円滑に合併できるよう努力したい」と述べた。桜井市長は「編入合併だが川根町民の気持ちをくみながら、対等の気持ちで進めたい」と話し、「財政的には市民から批判があるかもしれないが、大井川流域は一緒になるのが自然。過程の一つであり、終わりではない」と述べた。【鈴木英世】

12月16日朝刊
最終更新:12月16日12時1分

3080とはずがたり:2006/12/20(水) 01:10:33
<東北・北海道>山形県

町議補選2で両方とも合併慎重派が取ると逆転??と思ったが>>1582だと12議席中現行では9:3議席だったので7:5なら議長取っても大丈夫である。

ライブ・三川 町長選、来月28日投開票
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000612190005
2006年12月19日
 ∞2人立候補表明 町議補選も実施

 三川町選挙管理委員会は18日、町長選の日程を来年1月23日告示、28日投開票と決めた。議員辞職に伴う町議補欠選挙(被選挙数1)も実施される。有権者は、2日現在で6358人。

 町長選には、現職の阿部誠町長(54)が「合併反対」の立場で出馬を表明している。町議会12月定例会で「(11月5日の出直し町長選で)町民の負託を受けたことを重く受け止めている。再度、立候補して責務を果たす」と答弁した。

 また、町議の佐久間修一氏(58)が「合併賛成」の立場で立候補を表明した。「単独での町政はデメリットが大きすぎる」と訴えている。

 出直し町長選で元町助役の五十嵐司氏を擁立して敗れた合併賛成派グループ「合併を進める町民の会」も独自の候補者を立てる考え。現職町議を軸に候補者調整を進めている。

 町議補選は、佐久間氏が31日付で辞職するのに伴うもの。合併賛成派が別の現職町議を擁立して欠員2となれば、被選挙数も2となる。

 両選挙の立候補予定者説明会は、1月5日に町役場で開かれる。

3081とはずがたり:2006/12/20(水) 16:04:41
<東北・北海道>宮城県

ここは柴田・村田・大河原3町合併で県南の拠点都市柴田市を形成しようとしたところ大河原町議会が反対して流れたところ。大河原はのうのうとしてるんちゃうやろねぇ?

柴田町が脱「夕張化」作戦
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000612200001
2006年12月20日

 柴田町が来年度から大胆な財政再建に取り組む。現状のままなら5年後に夕張市と同じ財政再建団体に転落するとして、職員の給与カットをはじめ、恒例の観光行事の休止なども盛り込み、事業の聖域なき見直しを打ち出した。大河原などとの3町合併が破綻(は・たん)し、自立の道を模索する同町には財政再建が急務だ。(荒海謙一)

 同町の昨年度の一般会計決算は約108億円。町の試算によると、地方交付税の減少などで来年度から赤字に転落し、10年度までの累積赤字は約20億円。基金で賄っても、財政再建団体への転落ラインを防ぐには14億円程度不足する。一方、借金に相当する地方債残高と、取得した土地の返済分などの固定負債(債務負担行為)は05年度末で計約300億円にのぼる。

 財政悪化の要因は、ここ10年ほどの間に、町営住宅建設などの大型公共事業が相次いだためだ。中核病院などへの新たな負担金も発生する中、税収の落ち込みと地方交付税の減額が続いた。

 町は「人件費」「負担金・補助金」などの7分野で、47項目の事業見直しを掲げ、10年度までに段階的に実施する財政再建プランをまとめた。約15億円の削減効果が期待でき、10年後には赤字の解消が見込めるという。

 プランによると、職員は今年度からの10年間で2割にあたる70人を削減。来年度からの3年間は人件費圧縮を行い、町長は25%カットで一般職員も5%削る。期末手当の役職加算を廃止し、管理職手当も半減する。
 行政サービスの利用料も引き上げる。住民票などの手数料(約50円)、幼稚園授業料(月900円)、体育施設使用料(100円)などは来年度からの実施だ。

 観光分野では、30年近く続いた秋の恒例行事「菊の祭典」を休止する。入場者はピーク時の約4分の1の1万8千人になり、約3千万円の事業費と誘客効果を検討した結果だという。

 町は、10月に町内13カ所で説明会を開き、理解を求めた。12月議会では、関連する21件の条例改正案も可決され、来年度からの本格実施が固まった。担当課は「財政再建の掛け声だけでなく、現状をつぶさに訴え、具体策を示せたことで、住民の理解も得られたと思う」と話している。

3082とはずがたり:2006/12/20(水) 16:45:48
<北関東>茨城県

茨城と水戸の交渉は未だ議員の身分でストップしてるのか・・。

記者ノート:’06ワイド 合併5議会解散 住民の怒り噴出 /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061218-00000050-mailo-l08
12月18日11時2分配信 毎日新聞

 城里町、常陸太田市、常陸大宮市、桜川市に笠間市――。今年、県内では市町村合併で「在任特例」を適用した4市1町の議会が、住民からの直接請求で次々に解散に追い込まれた。「平成の大合併」自体は一息ついたが、新たな問題が一気に噴出した1年だった。
 地方自治法の原則では、対等合併する際は議員全員が失職し、人口に見合った定数で新たに選挙を行う。編入合併の場合は編入される自治体の議員のみが失職する。一方、合併特例法には、合併後も旧自治体の議員は一定期間、無条件で議員の身分を保障される在任特例の制度がある。
 県内では「平成の大合併」で01年以降、25件の合併が成立し、うち24件に在任特例が適用された。議会は定数を大幅に上回る状態となり、城里町の住民が初めに解散を請求。今年2月の住民投票で町議会は解散された。その後も3市議会が立て続けに住民投票で解散。投票の結果は4市町とも、解散賛成票が圧倒的多数を占めた。これを受けて先月には笠間市議会が住民投票を待たずに自主解散した。
 こうした状況に橋本昌知事は「(在任特例を適用しても)長い目で見れば議員も職員も大幅に減らされる。複雑な思いだ」と今後の合併の進展具合に懸念を示した。確かに水戸市と茨城町の合併協議は、議員の身分などを巡って半年以上中断したままだ。国や県にとって在任特例は合併を円滑に進める上で、欠かせない制度なのだろう。
 笠間市議の1人も議会解散後、「合併した地域間の垣根をなくすためには在任特例は今でも必要だ」と意地を張った。しかし住民投票の結果を見れば、市議の言い分は単なる建前にしか聞こえない。一方、水戸市や古河市などでは議会が自発的に定数自体を削減する動きが出ている。各地域の住民運動が、地方議会全体に緊張感を与えた結果と言える。
 国や県、議員らの言い分だけでは通用しないほど地方財政は悪化し、行政に向けられる住民の目が厳しくなっていることが5市町の解散で明確に示された。合併に伴う矛盾や問題点は今後も出てくるだろう。在任特例を巡る議会解散劇はその象徴のように思える。【土屋渓】

12月18日朝刊


最終更新:12月18日11時2分

3083とはずがたり:2006/12/21(木) 01:24:08
<東北・北海道>福島県

川俣町議会が福島・飯野との合併協離脱可決
2006年12月19日 15時47分
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=20061219154700c0eecbf3c4

川俣町臨時議会が19日開かれ、福島市・川俣町・飯野町合併協議会から川俣町が離脱し、福島市・飯野町合併協議会とする議案を賛成多数で可決した。

古川道郎町長が経過を交えて提案理由を説明した。

議員からの質疑は無く、反対討論が1件あった。

議長と欠席1人を除く18人の採決では賛成11、反対7だった。

飯野町臨時議会も同日開かれた。

同議案に関して質疑1件と賛成5件、反対2件の討論があった。

採決では議長を除く13人のうち賛成11、反対2だった。

3084とはずがたり:2006/12/21(木) 19:48:01
<東北・北海道>福島県

本宮町が閉町式/新年から合併し「新市」へ
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20061217/kennai-200612170956280.html

 1月1日に白沢村と合併し福島県本宮市となる本宮町の閉町記念式典は16日、町内のサンライズもとみやで行われ、半世紀にわたる町の歴史に終止符を打つとともに、新市「本宮市」の発展を固く誓い合った。
 約300人が出席。佐藤嘉重町長が「町勢発展に尽力されたすべての方々に感謝したい」と式辞を述べた。高松義行町議会議長があいさつし、蛭田勇成県県北地方振興局長、岡部善宜白沢村長らが祝辞を贈った。町内4小学校代表の6年生8人が閉町宣言。町民の歌を合唱したあと、佐藤町長と高松議長が町旗を降納した。席上、今年度の町民表彰と感謝状贈呈も行われた。
 同町は昭和29年に本宮町と荒井、青田、仁井田の3村が合併、さらに30年に和木沢村の高木、31年に岩根村が合併し、今年50周年を迎えた。
 町役場の閉庁式は28日に行い、町旗降納などをする。「本宮市」の開庁式は1月4日、市役所(旧町役場)で行い、市旗掲揚、庁舎銘板の除幕式などを予定している。
[白沢村閉村式は24日]
 白沢村の閉村式は24日、村内のしらさわカルチャーセンターで行われる。村役場の閉庁記念式典は28日に行う。

3085とはずがたり:2006/12/22(金) 08:58:06
<九州・沖縄>鹿児島県
>>2632>>2996>>3004

南薩3町合併の新市名は「南九州市」 [12/21 17:56]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/news-v/00093016_20061221.shtml

 頴娃町、知覧町、川辺町の南薩3町の合併協議会が開かれ、新しい市の名前が決まりました。「南九州市」です。頴娃町、知覧町、川辺町の南薩3町の法定合併協議会は、新しい市の本庁舎を知覧町役場に置き、来年12月1日の合併を目指して協議を進めてきました。そして、合併後にできる新しい市の名前は全国から公募していました。きょうは全国から寄せられた4400件から絞り込まれた薩南市、南薩市、南九州市、平和市など7つの名前を委員24人が協議し、投票の結果、南九州市に決まりました。今後は、年明けに3町それぞれの町民説明会、町民アンケートなどが行われ、来年3月の合併調印、そして、12月の合併を目指します。

3086とはずがたり:2006/12/23(土) 00:41:16
<近畿>京都府

与謝野町・伊根町と合併して天橋立市とでもするのが良いのではないか?新市役所は旧与謝野町役場で。

財源不足5億9500万円
宮津市10年度までに 新たな財政再建策も
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2006122200197&genre=A2&area=K60

 京都府の宮津市は22日、「行革大綱2006」で示した財政再建計画の実施を踏まえ、2006年度から5年間の新たな財政見通しをまとめた。大手川改修関連経費など新規の歳出が加わり、現状のままでは、10年度までに5億9500万円の財源不足が生じることが明らかになった。市はさらなる財政再建策を迫られている。

 今年2月に策定した行革大綱に基づく再建計画では、当初見込まれた約60億円(5年間)の財源不足を解消し、10年度までに単年度収支の累計額を5900万円程度の黒字にする見通しだった。

 新たな財政見通しによると、06年度一般会計決算は1億8400万円の黒字を見込み、51年ぶりに赤字決算となった05年度の不足分を解消するものの、10年度までに、大手川改修に伴う橋の架け替え費用等(約4億8000万円)の負担や、地域医療を確保するための経費などが新たに発生。歳入でも、実質公債費比率の上昇を抑えるため、予定していた行政改革推進債(2億円)を発行しないなどの措置を講じるため、財源不足が生じるという。
 行革大綱に基づく財政再建中に判明した厳しい財政見通しについて、井上正嗣市長は「市役所内部の管理経費の新たな削減や、市税、受益者負担等の見直しは避けられない。市民との協働を進めながら、徹底した行財政改革で乗り切りたい」としている。

3087片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 21:12:21
<九州・沖縄>鹿児島県

奄美市、ホームページで危機訴え
2006年12月22日 朝日鹿児島
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000612220003

 「2009年7月22日の皆既日食は本当に真っ暗になってしまう」――。奄美市が、深刻化する財政状況をホームページ(HP)上でこんな表現で示し、危機感をあらわにしている。一方で、財政を悪化させる公共事業については推進する方針で、市民グループからは「危機感を訴えながら、危機を深めているのは市自身だ」と皮肉る声も出ている。

 HPの題名は「このまま放っておくと大変なことになる」。10月に表示され、予算の内訳、地方債残高、残っている基金額などについて説明している。
 それによると、06年度予算の財源不足は14億7千万円。不足分を埋めるために使う基金はわずか15億円で、来年度で基金はゼロになる見通し。3月に3市町村が合併したため特例債による基金づくりができるが、「全部財源補填(ほ・てん)につかわれるおそれがある」。同市で見られる09年7月の皆既日食の頃には「本当に真っ暗」と、財政破綻(は・たん)を示唆している。
 一方で、同市は98億円をかけて同市名瀬の中心市街地に幅16メートル、長さ470メートルの道路をつくる区画整理事業を計画。事業費のうち65億円は市の負担だ。事業内容についてもテナントなどから「道路を広げて街づくりになるのか」と批判的な意見が強い。
 市は9月にあった県都市計画審議会で、委員から財政への影響を問われて、「15年間という期間を設けているので、大丈夫だという判断をしている」と財源の見通しがある趣旨の発言を繰り返した。
 ただHPに示された財政状況を見る限り、この事業の財源見通しは立てることができない。起債をした場合でも、負債が大きく膨らみ危機は深まりそうだ。昨年度の実質的な債務負担の割合を示す実質公債費比率が19・1%と「危険水位」の18%を超過している。
 このHPでは「エレベーターの職員利用の極力禁止」「カラーコピーの原則禁止」などを「対策」として盛り込んでいる。HP上での公開の狙いについて、則(のり)敏光・財政課長は「財政状況を理解してもらい、市民とともに財政の立て直しをするため」と説明する。
 これに対し、市民団体「新生奄美市を創る市民の会」の佐竹京子さん(65)は「公共工事が財政危機の大きな原因。こうした本質的なことに切りこまないと、エレベーターを使わないぐらいでは解決にならない。公開することはいいが、危機意識の薄さにはあきれている」と話している。

3088とはずがたり:2006/12/24(日) 09:36:21
<九州・沖縄>鹿児島県

何とか行けそうですなぁ〜

否決 合併に向け前進−−上屋久町議会特別委 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061220-00000204-mailo-l46
12月20日15時1分配信 毎日新聞

 ◇07年10月合併に向け前進
 上屋久町議会の合併問題調査特別委は19日、屋久町との合併の賛否を問う住民投票条例案を否決した。20日の最終本会議で否決される見通し。両町は25日に合併協定書に調印予定で、07年10月の合併に向け前進した。
 同条例案は合併慎重派の住民グループが請求。特別委ではグループ代表が意見陳述を予定していたが、欠席した。
 上屋久町では、05年2月の住民投票で合併「賛成」が上回った後、議会が合併(廃置分合)議案に計3度「反対」して混乱。同10月の出直し町議選(定数12)で合併推進派が多数を占めたが、慎重派の住民グループは現在、推進派議員7人の解職(リコール)請求に向け署名活動をしている。両町は近く、3月議会への合併議案提出に向け日程を調整する予定で、解職請求があっても影響はないとみられている。【内田久光】

12月20日朝刊

3089とはずがたり:2006/12/25(月) 17:10:57
<東海>静岡県

富士宮と合併「賛成」77.2% 芝川町住民投票
2006/12/25
http://www.shizushin.com/local_politics/20061225000000000024.htm

 富士宮市との合併の是非を問う芝川町の住民投票が24日行われ、即日開票の結果、富士宮市と合併することに「賛成」が4536票を集め、「反対」に3198票の大差をつけた。投票率は住民投票の成立条件の50%を上回り、72・95%だった。
 芝川町議会は26日に全員協議会を開き、住民投票の結果に従い、富士宮市との合併を推進する方針を確認する。臼井進町長は27日、富士宮市役所に小室直義市長を訪ねて住民投票の結果を報告し、同市に法定合併協議会の設置を申し入れる予定。
 県は富士市、富士川町を含めた将来の2市2町の合併に向けたステップとして、富士宮市と芝川町との合併を推奨する構想を示していた。10月には町民有志が4823人分の署名を添えて富士宮市との合併協設置を求める住民発議の本請求を行い、町は富士宮市に意見照会している。※

富士宮市との合併
賛成453677.2%
反対133822.8%

▽投票総数 5940▽有効5874▽無効66

3090とはずがたり:2006/12/26(火) 17:04:43
<東北・北海道>青森県

蓬田や今別は青森市を含めた合併を望んでいたような。

2006年12月26日(火)
今別、外ケ浜、蓬田の合併を検討
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20061226091806.asp

 県市町村合併推進審議会(会長・末永洋一青森大総合研究所長)は二十五日、青森市の青森グランドホテルで会議を開き、今別、外ケ浜、蓬田の三町村の枠組みを検討していく方針を決めた。末永会長が来年一月か二月に三町村長を訪ね、合併に関して意向を聞く。

 同審議会では現在、人口一万人未満の町村を対象に合併の検討を進めている。今別町など三町村はいずれも人口一万人未満。ただ、外ケ浜町は旧合併特例法下で誕生した自治体で、ほかの二町村も含めて合併についての議論は高まっていない。

 末永会長は「三町村長を訪問して意見交換した上で、審議会で議論したい」としている。

 ほかに、末永会長が十二月上旬にむつ、風間浦、佐井の三市村長と会談した内容を報告。むつ市長は両村との合併協議に応じる考えを示したが、両村長が合併に関する本格的な検討は来年四月の統一地方選後になるとの見通しを示した−とした。

3091とはずがたり:2006/12/29(金) 00:57:50
<東海>静岡県

取り敢えず富士宮との合併を嫌がっている町長を馘にせよ。

市町村合併:芝川町の住民投票、賛成8割迫る 合併へ町民が強い意思 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061225-00000046-mailo-l22
12月25日11時1分配信 毎日新聞

 富士宮市との1市1町合併の是非を問う芝川町の住民投票は24日、投開票され、賛成票が8割に迫った。町民は富士宮市との合併を選択した。両市町の合併は旧法時に芝川町側が拒んで破たんした経緯があり、富士宮市側には不信感が残っている。しかし、賛成が大多数を占めたことで、合併実現に向けた流れができる可能性が出てきた。
 投票率は72・95%。50%を超えたため条例の規定により住民投票は成立した。当日の投票資格者数は8143人(男3923人、女4220人)。
 同町では早期合併を訴える住民が今年9月、法定合併協議会の設置を求める署名活動を行い、有権者の6割を超える署名を集めた。しかし、それでも富士宮市側の不信感はぬぐいきれていない。小室直義市長は「住民投票の結果をみて判断する」と述べ、町内が合併賛成でまとまっているかどうか、見極めたい考えを示していた。
 住民投票で有効投票の8割近くが賛成票となり、合併へ住民の強い意思が示されたことで、富士宮市側が過去のわだかまりを解消する可能性が出てきた。
 投票結果を受けて臼井町長は記者会見し、「町民の意思を速やかに富士宮市側に伝えたい」と述べ、法定合併協議会設置を申し入れる考えを示した。27日に小室市長と会談する。【鈴木直】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇住民投票開票結果
賛成 4536
反対 1338
 =選管最終発表

12月25日朝刊
最終更新:12月25日11時1分

3092とはずがたり:2006/12/29(金) 01:11:47
<首都圏>千葉県
>>2986 合併組み合わせ案 10地域で40市町村提示

松戸・柏を中心とした東葛飾地域,市川・船橋を中心とした南葛飾地域の政令指定都市が出来るか?
葛飾区を西葛飾区に改称して松戸・柏を東葛飾市,市川・船橋を南葛飾市,足立区を南足立区に改称してさいたま市を北足立市にしよう♪w

市町村合併で答申
知事『すみやかに実施』
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20061228/lcl_____cba_____001.shtml

 県市町村合併推進審議会(会長・森田朗東京大公共政策大学院長)は二十七日、新合併特例法に基づく第二ステージの合併組み合わせを含む「市町村合併推進構想」案を堂本暁子知事に答申した。答申を受け、県は二十八日に構想をまとめ、発表する。

 構想案では、政令指定都市への移行をにらむ東葛飾、葛南地域などを除く十地域で四十市町村の合併を提示した。

 また、県民からの意見を受け、住民投票で反対が賛成を上回り、合併協議が白紙になった白井市を含む地域について「急激な高齢化の影響を地域全体で受け止めることで緩やかにしていく視点が必要」と、合併の目的を補強するなどした。

 森田会長から構想案を受け取った堂本知事は「住みやすい県づくりの基になるものと信じている。この答申を大事にし、すみやかに実施できるよう最大限の努力をしていく」と述べた。

 県は新合併特例法の期限の二〇一〇年三月までに、構想に基づいて合併を推進していく。 (林容史)

3093とはずがたり:2006/12/29(金) 02:46:41
>>3091
<東海>静岡県

富士宮市長が大人で助かったねえ。芝川町長が三川町長みたいなことしなきゃ良いけど

市町村合併:芝川町住民投票、合併望む町民の強い意思に理解−−富士宮市長 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061226-00000042-mailo-l22
12月26日12時1分配信 毎日新聞

 芝川町の24日の住民投票で富士宮市との合併賛成票が大多数を占めた結果を受け、同市の小室直義市長は25日、「事実としてしっかり受け止めたい」とのコメントを発表し、合併を望む芝川町民の強い意思に理解を示した。小室市長は今後、市議会など市民の意向を聴き市の態度を決める。
 また石川嘉延知事は同日の定例記者会見で、「両市町は地域のつながりが強く、(賛成多数の結果は)やはりとの思いだ」と述べ、合併推進に期待感を示した。
 芝川町の臼井進町長は27日に富士宮市役所を訪れ、小室市長に投票結果を報告し、合併協議入りを申し入れる。【鈴木直】

12月26日朝刊
最終更新:12月26日12時1分

3094とはずがたり:2007/01/01(月) 13:08:27
<広域合併>

ふうん,みんな結構反対なんやねぇ。

道州制62%が反対
全国世論調査、平成大合併も低評価
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20070101/mng_____sei_____003.shtml

 都道府県を10前後の「道」「州」と呼ぶ広域自治体に再編して国の権限を移す道州制に反対する人は賛成の倍以上の62%に上ることが、昨年12月2、3両日に本社加盟の日本世論調査会が実施した全国面接世論調査で分かった。

 道州制については、安倍晋三首相が「行政の新たなグランドデザインを描く」として、3年以内に具体像を示すビジョンを策定する方針だが、国民の理解が進んでいないことが明らかになった。

 1999年3月末に3232あった市町村が1816(1日現在)に再編された「平成の大合併」を評価する意見も19%に低迷。一方では地方分権に62%が賛成しており、国から移譲される権限の受け皿づくりの手法に疑問が向けられた格好だ。

 道州制に「反対」は26%、「どちらかといえば反対」も36%に上ったのに対し、賛成は「どちらかといえば」を含めても計29%にとどまった。

 1年前の調査では賛成派が47%、反対派は39%だったが逆転した。地域的な傾向としては、賛成は北海道、東北、四国で多く、反対は甲信越、九州で比較的多い。

 反対の理由としては「行政単位として道州は広すぎる」が46%で最も多く、「今の都道府県に愛着がある」も30%を占めた。賛成理由では「議員や職員が減り、経費の節約ができる」が49%でトップ。「広域的な課題に取り組める」(24%)などが続いた。

 住んでいる市町村が合併した人の感想は「合併してよかった」(19%)と「合併しない方がよかった」(17%)がほぼ均衡し、「どちらともいえない」が63%だった。

 【道州制】 都道府県をより広域な「道」「州」に再編し、国から道州へ権限や税財源の移譲を行う制度。各地域の実情に応じた政策が可能になるとされる。地方制度調査会は2006年2月、国と地方の役割を再構築するため「導入が適当」と首相に答申し、全国を9、11、13ブロックに分ける区域割り案を示した。

3095とはずがたり:2007/01/02(火) 10:41:40
<近畿>滋賀県

財政が豊かな竜王は合併に後ろ向きだからなぁ。安土八幡の新市名も使えなくなるし,取り敢えず堅実に2市町合併と洒落込みたい所。

近江八幡市:来年度早々に合併協設立を−−冨士谷市長が所信表明 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061228-00000245-mailo-l25
12月28日16時1分配信 毎日新聞

 近江八幡市長選後初の市議会が27日開会。冨士谷英正市長は「希望としては合併新法の期限内のできるだけ早い時期に安土町、竜王町と合併したい」などと所信表明した。
 冨士谷市長は「これからの行政には企業感覚や経営効率を重んじる『株式会社近江八幡』としての発想が必要」と述べ、職員が企業で長期研修する機会を作るなど、新しい人事制度のあり方を検討すると明らかにした。合併問題では「自動車産業などの工場が集まる竜王町、歴史的資源がある安土町が同じ生活圏にあり、相乗効果が期待できる」として、県が示した枠組みでの合併を推進する意向を示した。
 議会の会期は1月19日まで。総額1億6400万円の一般会計補正予算案など16議案が提案された。代表・個人質問は12、15の両日。【斎藤和夫】

12月28日朝刊
最終更新:12月28日16時1分

3096とはずがたり:2007/01/02(火) 10:44:20
<近畿>滋賀県

あさか彦根市長が合併反対キャンペーンの先頭に立つじゃないらねぇ・・

市町村合併:住民投票条例の提案、3月議会に−−新市合併で彦根市長 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061228-00000244-mailo-l25
12月28日16時1分配信 毎日新聞

 彦根市と犬上郡3町を合併の構想対象とする県の「新市町合併支援プラン」を受け、同市の獅山向洋市長は27日の定例会見で、「3月議会に住民投票条例を出すのがいいのでは」との考えを示した。
 獅山市長は「(合併は)メリット、デメリットを判断して市民が決めること。議会とも住民投票条例を相談するが、(提案は)3月議会がいいのでは」と述べた。条例の具体的内容には言及しなかった。【松井圀夫】

12月28日朝刊
最終更新:12月28日16時1分

3097とはずがたり:2007/01/02(火) 12:16:04
<中国・四国>高知県

順調でしたな〜。

市町村合併:高知市長と春野町長、橋本知事に申請書を提出 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061228-00000270-mailo-l39
12月28日16時1分配信 毎日新聞

 08年1月に合併を予定している高知市の岡崎誠也市長と春野町の氏原嗣志町長が27日、橋本大二郎知事に合併申請書を提出した。来年の県議会2月定例会で可決されれば、国に合併を届け出る。
 両市町はそれぞれ12月定例議会で合併関連議案を既に可決。申請書を手渡した岡崎市長は約35万人の人口を持つ新高知市の地図を広げ、「中山間地域から都市部までを含むバランスの取れた市になる」と説明。氏原町長も「春野町の園芸技術を受け継いで、農業振興に力を入れてもらいたい」と新市への期待を口にした。
 申請書を受け取った橋本知事は「海岸線が2倍になり、防災対策も重要」と要望。岡崎市長は「合併してよかったと言われる町づくりに取り組みたい」と決意を新たにしていた。【米山淳】

12月28日朝刊
最終更新:12月28日16時1分

3098とはずがたり:2007/01/02(火) 15:28:37
<九州・沖縄>鹿児島県

おお,素晴らしい。

市町村合併 大崎町議会、志布志市と推進決議
(12/23 07:36)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=1929

 大崎町議会は22日開いた定例会最終本会議で、「志布志市との合併を推進する決議」を賛成多数で可決した。11月に町が実施した合併に関する住民アンケートで、希望する枠組みに志布志市を挙げた人が52%となったことを受け、合併推進派の議員らが決議案を提出した。
 決議は「住民投票(2004年5月)の結果にこだわることなく、アンケート調査による民意を尊重し、志布志市との合併協議を要望するとともに、志布志市との合併を推進していく」などとしている。
 討論で反対議員は「国が考える合併による人口規模は十万人。人口の少ない志布志市と合併をしてメリットがあるのか。時期尚早ではないか」などとした。
 一方、賛成議員は「合併推進がすべてバラ色とは思っていない。単独に一番不安を持っているのは町民であり、その不安を払拭(ふっしょく)するのは議会の責任」などとした。
 議長を除く17人で採決した結果、賛成10、反対7の賛成多数で可決した。
 また決議案提出に先立ち、坂元正春議員が「住民投票で単独派として活動した責任をとる」などとして、同日付で辞職した。

3099とはずがたり:2007/01/02(火) 15:31:04
<北関東>茨城県

おお,素晴らしい。

市町村合併:水戸市と茨城町、法定合併協再開−−来春の統一選後 /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061223-00000056-mailo-l08
12月23日12時1分配信 毎日新聞

 水戸市と茨城町は、5月末から中断している法定合併協議会を、来年4月の統一地方選後に再開することで合意した。9月末に、茨城町の編入合併や07年12月8日の合併期日、定数特例の適用などの6項目で合意したが、正式決定するための合併協議会の開催時期について、茨城町側で調整が難航していた。
 21日に佐藤順一・茨城町長が「合併は多くの町民の理解の上に進められるべきだ。改めて民意を問う」との内容の要望書を加藤浩一・水戸市長に提出し、同市側が受け入れた。佐藤町長は来年(2007年)4月の町長選に再選を目指して立候補する意向で、年明けにも正式に表明するという。【立上修】

12月23日朝刊
最終更新:12月23日12時1分

3100とはずがたり:2007/01/06(土) 15:31:16
<近畿>京都府

う〜む・・>4市町の合併任意協は現在、合併後のまちの将来像を市民に示す新都市建設基本構想案を策定中だが、市町間の温度差から作業は難航しており、昨年12月に開催予定だった第3回会合を延期している。
どういう温度差があるんだ?

大久保駐屯地の移転「求めない」
城陽市長が明言
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007010500147&genre=A2&area=K20&mp=

 陸上自衛隊大久保駐屯地(京都府宇治市)について、城陽市の橋本昭男市長は5日、「山砂利採取跡地への駐屯地移転を私は求めない」と市など主催の新春名刺交換会で述べた。駐屯地移転は、宇治市、城陽市、宇治田原町、井手町の合併任意協議会で策定中の新都市建設基本構想案に盛り込まれるか否かが注目されているが、2市2町の首長が移転について公言したのは初めて。

 橋本市長は、会のあいさつで、市東部の山砂利採取跡地の埋め戻し事業について述べた上で、「ちまたでは採取跡地への駐屯地移転(の話題)がまことしやかに流れているが、私は移転を望んだことも、求めたこともない。今後も求めない」と、移転を求める可能性を全否定した。

 大久保駐屯地移転については2005年12月、宇治市内で開かれた議員有志の勉強会で、城陽の与党市議が「大久保駐屯地を山砂利採取地へ移し、近鉄大久保駅前を開発する」と発言したことがある。4市町の合併任意協は現在、合併後のまちの将来像を市民に示す新都市建設基本構想案を策定中だが、市町間の温度差から作業は難航しており、昨年12月に開催予定だった第3回会合を延期している。
 新春名刺交換会は城陽市内で開催。地元の国会議員、城陽市議、市内の商工関係者のほか、駐屯地を置く陸自第四施設団の関係者など約250人が出席していた。

3101とはずがたり:2007/01/06(土) 15:37:09
<近畿>京都府
>>3100
う〜む・・。2006年9月の時点での記事だが。。賛成派の自公は何をしているのか?ちゃんとしろ。反対派は市職労か・・。宇治市が乗り気ではないのかな?

京都府南部の2市2町合併協議 関心高める議論不十分 南部支社・日下田貴政
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/rensai/syuzainote/060913.html

 京都府南部の宇治市と城陽市、宇治田原町、井手町の合併協議が一向に盛り上がらない。任意協議会がようやく発足して2カ月。「中核市」の想定など、新しいまちづくりが実現できる可能性もあるだけに、議論を十分尽くすとともに、住民の関心を高める工夫が求められる。

 2市2町の首長が合併協議開始を申し合わせたのは昨年(05年)12月。日程は当初予定よりずるずるとずれ込んでいる。任意協発足は今年(06年)4月から7月になり、「本年度内(06年度内)」としていた法定協移行の判断も来年(07年)4月以降となる見通しだ。

 日程の遅れは、住民の関心の低さを反映しているともいえる。合併の旗振り役だった自民や公明の議員らによる住民向けの勉強会は一昨年(04年)12月でストップしたまま。宇治市では、市職労を中心に合併に反対する住民グループが学習会を重ねているが、推進派には目立った動きはない。

「冷めた住民」
 「住民の合併論議は冷めている」。7日に開かれた第2回協議会で、奥田光治・宇治田原町長は声をいらだたせた。城陽市の市民委員からは「『合併、なんやそれ?』という住民の雰囲気を感じる」との声も上がった。

 そもそも、旧綴喜郡を割った2市2町の枠組み自体、決して自然なものではない。久御山町は宇治市と日産車体京都工場跡地や巨椋池干拓地などを共有し、行政の結び付きも強いが、協議に距離を置いている。財政も豊かなだけに、宇治市や城陽市には協議への参加を望む声も根強い。

 合併を後押しする合併特例債という「アメ」もなくなった。全国的には「平成の大合併」が一段落し、「合併して本当によかったのか」という各地の声が聞こえてくる。

 いま、2市2町で合併を考えようとするなら、住民の機運を高めるため並々ならぬ工夫と努力が要るだろう。

中核市を視野に
 今回の協議は、人口30万人以上が要件の中核市を視野に入れている。中核市は保健福祉や環境施策の一部権限が府から委譲されるが、2市2町の人口は現在計29万人。短期間での中核市実現は難しい。宇治市民にとって合併の利点はどこにあるのか。

 城陽市は2004年度の財政力指数が0.63と、宇治市の0.81に比べても、財政力の弱さが目立つ。人口も10年前から減少し続けている。単独市を選ぶにしろ、合併に可能性を見いだすにしろ、住民がどう財政状況を直視し、まちの将来を描くのか。

 こうした点について判断する材料を、各市町は十分に示しているだろうか。

 任意協は、合併に関する住民アンケート実施を年明けに控え、新都市建設基本構想の策定を始めている。財政シミュレーションや合併の効果と懸念材料を盛り込んで住民に配布し、判断材料としてもらう狙いだ。

 任意協委員の真山達志・同志社大教授は「合併直後に問題が出ても、長期的に見れば良いこともある。どの時点で何を目指すのか、整理しなくては。アンケートまでに、住民に自分たちの問題ととらえてもらわなくてはならない」と指摘する。岩崎恭典・四日市大教授も「財政の問題は住民には分かりにくく、工夫が要る」と述べた。

 合併を選択するかどうかは住民の生活を左右する。ホームページでの議事録掲載や協議会公開だけでなく、広報紙を活用し、担当者が各地に出向いて説明するなど、住民に地道に伝える姿勢が必要だ。
[京都新聞 2006年9月13日掲載]

3102とはずがたり:2007/01/06(土) 16:43:22
<東北・北海道>
小樽はひょとすると住むことになっていたかも知れぬ土地であるがこんなにもこんなにもやばいのか?
合併構想は余市郡赤井川村との1市1村や余市郡内5町村,それに小樽を加えた6市町村などがあったがいずれも実現せず。

小樽市の2007年が始動!問われる沈没寸前の舵取り!(2007/01/04) 
http://www.webotaru.jp/news/2007/01/0104-5.htm

 積み重ねられた約1,300億円の巨額借金と道内初の2年連続の赤字予算で、財政破綻の荒海に漂い、木の葉のように揺られ、沈没寸前の難破船「小樽丸」(山田勝麿船長・乗組員約2,000人)の行方が、夕張ショックと二重写しになって、2007年の小樽全市民の両肩に、重く重く降り掛かっている。

 財政再建団体入りで、国から最低水準の生活を強いられる夕張市民や職員の惨状は、伝えられる例からも、十分に推察される。小樽市の惨憺たる現状は、いつ夕張市と同じとなっても何らの不思議もない。

  今年4月には、この難破船「小樽丸」の新しい舵取りを決める、統一地方選挙の市長選・市議選が、知事選・道議選と共に行われる。   

   北海道知事選挙告示  3月22日  (任期満了・4月22日)
   北海道議会議員選挙告示 3月30日 (任期満了・4月29日)
    ◎投票日 4月8日(日)

   小樽市長選挙告示 4月15日 (任期満了・4月29日)
   小樽市議会議員選挙告示 4月15日(任期満了・4月29日)
    ◎投票日 4月22日(日)

  この中で行われる難破船「小樽丸」の舵取り選挙には、これまで8年間も難破船を指揮してきた、山田勝麿市長が、さらに4年間を自分に任せよと、既に3選出馬を明らかにしている。

 財政破綻で刻々と迫る再建団体入りの危機の中で、緊張感が欠ける市職員の2年連続の不祥事や賛成・反対を取り違える市議会自民党議員の大チョンボによる市政混乱など、一向に変わらぬ小樽の政治状況に、市民の不満も沸騰点に達し、爆発寸前となっている。

 何処へ行こうとしているのか、2007年の小樽市。この現状をダイナミックに変える“救世主”の登場が多くの市民から求められているのだが。

3103とはずがたり:2007/01/06(土) 19:12:22
<東海>岐阜県

収された側の意見を十分吸い上げて行くのは大垣が県西の巨大都市として発展して行くために安八・養老・不破各地方を併呑して行く為に必須のことである

<新しい自治の舞台から> 第1部「議員らの思い」(4)
市議選・大垣市
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20070106/lcl_____gif_____010.shtml

 「口を開けば、上石津の話。いつまで町長気分でいるのか」。昨年12月の大垣市議会定例会。常任委員会で、委員外発言を求めた市議の小川一善(68)に、ほかの市議からやじが飛んだ。小川は「地域の要望として聞いてほしい」と、ひるまず質問を続けた。
届けたい旧町の願い

 上石津、墨俣両町の編入合併で昨年3月誕生した新「大垣市」。全国2例目の3つの自治体が互いに接しない「二重飛び地合併」に、最後の上石津町長として直接かかわったのが、小川だった。

 「厳しい財政を考えれば、単独では立ち行かない。苦渋の決断だった」。西濃1市9町の法定合併協議会から離脱が相次ぐ中、あくまで合併を主導した。「その責任を果たしたい」と、合併直後の4月にあった市議増員選上石津選挙区(定数2)に立候補し、当選した。

 その小川が行く末を案じるのは、町長時代に手がけた温泉開発。町は2005年12月、過疎の進む時地区に、有料で温泉水を持ち帰りできる温泉スタンドを開設した。今後、入浴施設の建設を進めるかは、新市の判断に委ねられている。

 時地区は、三重県境に近い山間地。人口約1500人中65歳以上のお年寄りの割合は約32%と、高齢化率は地域で最も高い。地元では「入浴施設を活性化の拠点に」と強く要望している。

 一方、大垣地域選出のベテラン市議は「地域開発は新市の全体的なフレームで考えるべきだ。里山に入浴施設を建設して採算がとれるのか」。市議会内に慎重論がある中、小川は「1年生議員の立場では、発言力に限りがある。何とか理解を得たいのだが…」と、ギャップを感じている。

 時地区まちづくり推進実行委員長の阿藤昭博(47)は「地域の要望を吸い上げる議員の存在は欠かせない。新市の中心部から離れれば離れるほど置き去りにされてしまうという不安が、住民にある」と危機感を募らせる。

 「だから、その思いを背負わなくてはならない」と小川。言葉には悲壮感さえ漂う。

 07年の市議選で選ばれた議員が任期満了を迎える4年後の市議選では、現行の選挙区枠が残るのかは未定だ。全市が1選挙区となる可能性もある。

 さらに今回から定数32から26に削減されるため、最低当選ラインも高まりそう。地元では「人口約6600人の上石津地域で現有2議席を確保できるのか」との不安も漏れる。

 新市合併で「都市と里山の共生」という目標が掲げられた一方で、多くの課題は残されたままだ。(文中敬称略)

 (堂畑圭吾)

3104とはずがたり:2007/01/06(土) 19:22:41
<九州・沖縄>大分県

臼杵主導にはなると思われるが臼杵市民がどう判断するかだね。こういうケースでは財政難の風評で合併が破談になることがしばしばある・・。
津久見の産業集積をきちんと評価して貰いたい。

来月にも任意合併協 臼杵、津久見両市長が確認 臼杵は住民投票条例提案へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/ooita/ooita/20070106/20070106_001.shtml

 臼杵市の後藤国利市長と津久見市の吉本幸司市長は5日、一度頓挫した両市の合併協議再開へ向けて、早ければ2月にも任意協議会を発足させることを確認した。後藤市長は同日、合併の是非について市民の意見を聞くため、3月定例議会に住民投票条例の制定を提案する考えも明らかにした。

 両市は2001年10月、臼津地域合併問題研究協議会を設置。しかし、臼杵市は02年12月、津久見市の行財政改革の取り組みなどについて問題点を指摘して協議を中断した後、05年1月に野津町と合併した。ただ、昨年4月に行われた合併後初の市議選で新たな市議会がスタート。さらに新市になって2年が経過し、合併の問題点の改善が見られることから、津久見市から申し入れのあった合併協議を再開させる方向となった。

 また、臼杵市は協議再開の条件として昨年6月、津久見市の資産と負債の状況を明確に把握できるバランスシート(貸借対照表)の作成を要望。津久見市は作成を進めている。

 臼杵市の住民投票条例は、市民の将来を左右する重大な問題を、市民一人一人が考える機会をつくり、市や市議会が投票結果を受けて民意を見極めた上で、合併の是非を判断できるようにする。同市は投票を合併問題に限定せず、ほかの問題についても投票できる常設型にする方針。投票できる年齢を、高校生など市の将来を考える力のある20歳未満に広げることも検討している。後藤市長は住民投票について「市民自ら合併協議に参加してもらうのを目的にしている」と話している。

=2007/01/06付 西日本新聞朝刊=

3105とはずがたり:2007/01/06(土) 19:25:16
<中国・四国>

自民党支持がやたら多い中国地方の自治など公共事業ばらまくだけであるから不満多くても問題とはしない。後悔してるなら良いことである。

合併推進の国批判、3割超す'07/1/5
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200701050077.html

 中国新聞社が4日まとめた中国地方の全市町村議長へのアンケートで、合併を推進した国を批判する意見が3割を超え、2割だった市町村長を上回った。政務調査費の使途を公表していない議会は3分の1あり、透明性の向上など改革の必要性を示した。合併の評価で「国のやり方は強引」「国が推進に乗り出すべきではなかった」と批判したのは計31.9%。市町村長の計19.9%に比べ12.0ポイント高かった。

3106とはずがたり:2007/01/06(土) 19:51:40
<東北・奥羽越>山形県・新潟県

明治政府が形成した都道府県体制からの脱却が俺の一貫した持論であり県境の流動化は非常に望ましい。

http://0bbs.jp/tohazugatali/img8_12

小国町、境界なき「小さい国」
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000701030001
2007年01月03日

 戦前から、町内に工場がある「東芝セラミックス」(本社・東京)は、社員800人の約1割が新潟県から通勤する。関連企業も新潟に2カ所ある。小国を訪れる観光客は約7割が新潟から、という統計もある。
 町民の生活、雇用、観光、と県境を挟んで、小国は新潟と密接に結びついている。

 朝日、飯豊両連峰に囲まれる小国町は、豪雪地帯で知られ、冬は雪に閉ざされる町だった。63年の豪雪では、当時の国鉄米坂線が10日間、ストップ。自動車が普及していなかった当時、人々は雪に閉じこめられる恐怖を味わった。

 町内で働く人が多く、通勤・通学の人の移動は、同じ置賜地方の中心にある川西町に比べて格段に少ない(00年国勢調査)。

 雪の難所の記憶が残るのか、国道が長井市や米沢市と結んでも、町民の足は新潟へ向かう。町中心部が県境から約7キロという地理的条件に加え、県境の新潟県関川村は積雪が少ないという気候的条件も重なっているとみられる。

 雪のほかに山形県を貫く最上川とは水系が異なる横川の影響を指摘する説もある。昔から魚類や塩も新潟から運ばれた。
 「ここはねぇ、新潟圏なんですよ」。町教育委員会の遠藤芳昭さんはそう言って、解説する。
 「米沢方面へ峠を越えるより、新潟方面へ川を下るのが自然。新潟県の町になっていても全然おかしくなかった」

 実際、市町村合併を巡る03年の町民アンケートで、町は「新潟県側との合併」という項目を入れ、3割弱が望ましいと選択している。

 小国は、山形、新潟両市とちょうど75キロ離れており、まさに中間点だ。そんな地理を生かして交流を活発にしようという動きも出てきた。

 町中心部で鮮魚店を営む多勢信人さん(48)は「ちょうど県の端にへばりついているような町。ここなら山形、新潟の橋渡しにちょうどいい」。

 多勢さんは町柔道会長を務めており、03年に両県の中学生を招き、「白い森杯柔道大会」を町民会館で開いた。昨年で4回目を迎え、参加人数も当初の倍以上、480人に増えた。

 知り合いの協力を得て、小国町のPRを兼ねたブナの木のメダルを作った。「文字通り『小さい国』。山形県だ新潟県だといっても始まらないでしょ」。多勢さんにとって、すでに県境の壁は崩れている。
   ◇
 「県」という枠から見えにくい生活ぶりが山形にもある。暮らしに根ざす多様な「圏」の現場から報告する。

3107とはずがたり:2007/01/07(日) 11:14:10
<東北・北海道>山形県

おい!なんで合併推進派が分裂せにゃならんのかと・・。74の高齢町議出すぐらいなら何故佐久間に譲れなかったのか?むかつくなぁ。佐久間も年度末の合併を公約にして妥協を図れよなぁ。。

2007年(平成19年) 1月7日(日)
合併の是非 争点に 「三つ巴」構図固まる 三川町長選
http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/0/ad_vw.cgi?p=dy:2007:1:7

 任期満了に伴う三川町長選(今月23日告示、28日投開票)は、5日に前町議の梅津泉氏(74)=横山=が合併推進の立場で立候補を正式に表明し、自立の町づくりを主張する現職の阿部誠氏(54)=押切新田=、鶴岡市との合併推進を訴える前町議の佐久間修一氏(58)=東沼=との三つ巴(どもえ)の選挙戦の構図が固まった。昨年11月の出直し町長選に続き、鶴岡市との合併の是非が最大の争点に位置付けられる。候補者の顔ぶれが出そろい、激しい前哨戦に突入した。

 阿部氏は12月定例町議会で「一部事務組合解散などの問題を解決するため早急に方策を示し、夢ある町づくりを町民と一緒に進めていきたい」と立候補を表明した。

 佐久間氏は12月定例会閉会後、合併推進の立場で立候補を表明。「町民へきちんと選択肢を提示したい」と出馬への意欲を示し、先月31日付で町議を辞職した。

 梅津氏は合併推進派でつくる「明日を築く議員の会」と「合併を進める町民の会」の要請を受け、町長選出馬を決意、同31日付で町議を辞職した。5日の記者会見では「一部事務組合の問題や町財政の厳しさについて町民へ訴え、周囲の市町から失った信頼を回復したい」と語った。

 昨年11月の出直し町長選と同じく、「合併の是非」が選挙の争点になるが、今回は鶴岡市から申し入れがあった消防と衛生の両一部事務組合の解散問題への対応が加わる。

 鶴岡市が合併特例債を活用した消防庁舎の移転・新築を予定していることを受け、現職の阿部氏は「解散はやむを得ない」として業務委託を望んでいる。しかし、鶴岡市は「業務委託でも期限付き。消防、衛生とも将来的には三川町が単独でやるべき」と主張する。

 委託で決着した場合でも、現在の組合負担金に比べ委託費が大幅増になるのは確実で、財政負担が町に重くのしかかることも予想される。先の出直し町長選で「自立後」の具体像に踏み込まなかった阿部氏が町民にどのような説明をするかにも注目が集まる。

 一方、「議員の会」と「町民の会」は阿部氏への対抗馬として、昨年末から町内の団体職員などに出馬を要請したが、固辞され人選が難航。消去法で行き着いたのが現職町議からの候補者擁立だった。結局、2004年秋に当時の町議会解散を求める住民運動の中心的役割を果たした梅津氏が「合併派代表」として立候補を決意した。

 その後、合併推進派の分裂を危ぐした町民の会から「一本化」を求める声が上がり、両会で調整を進めた。正式表明直前に梅津氏が出馬取りやめの意向を示すなど混乱もあったが、最終的に両会とも「梅津氏支持」を決定した。

 先に町議を辞職した佐久間氏は当初、両会からの支援を期待していたが、独自に後援会を立ち上げ、選挙戦に臨むことになった。町長選に過去2度立候補している知名度も生かしながら選挙を戦うことになりそうだ。

 佐久間、梅津の両氏は「町財政は厳しく、合併は避けられない」と、ともに合併推進の立場だが、佐久間氏が「合併は1―3年の期間をみるべき」と慎重な姿勢を見せるのに対し、梅津氏は「遅くとも来年度末までの合併を実現したい」と話すなど、合併に臨むスタンスに違いがある。

 リコール成立に伴う一昨年2月の町議選で「合併」、昨年11月の出直し町長選で「自立」を選択、合併の是非で揺れ続けた三川町の有権者が3度目の選挙でどのような判断を下すか注目される。

2007年(平成19年) 1月7日(日)

3108とはずがたり:2007/01/07(日) 11:36:26
<首都圏>神奈川県

南足柄市 松田町 山北町 大井町 開成町
首長の年頭所感
http://www.townnews.co.jp/020area_page/04_sat/02_ashi/2007_1/01_01/ashi_top1.html

開成町

 私たちの住む神奈川県西部地域と、横浜など県東部地域との経済格差は、著しいものがあります。

 足柄地域は、明治時代の初期までは、「足柄県」という一つの県をなしており、小田原は、県庁所在地として君臨していました。再び、当時の勢いを取り戻すため立ち上がる時期です。

 昨年(平成18年)11月、神奈川県の市町村合併推進審議会が、県西部地域の2市8町は、合併を検討すべきであるとの答申を出しました。

 足柄地域の新たな将来像を描く、きっかけです。力を合わせれば、必ず陽は昇ると確信しています。どんな構想を打ち立てるのかが鍵、今年がスタートの年です。緊張感を持って取り組む決意です。宜しくお願いいたします。

3109とはずがたり:2007/01/12(金) 21:24:19
<九州・沖縄>鹿児島県

ほっ。。色々揉めたけど無事決まって良かった。

上屋久・屋久両町 県に合併申請
「屋久島町」10月誕生目指す
(01/12 07:43)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=2230

 上屋久、屋久両町は11日、合併して「屋久島町」を誕生させるための廃置分合(合併)申請書を伊藤祐一郎知事に提出した。3月定例県議会の議決などを経て、10月1日の合併を目指す。「平成の大合併」で県内の知事申請は19番目だが、新合併特例法下では初。
 上屋久町の矢野勝已町長と屋久町の日高十七郎町長らが県庁知事室を訪れた。両町を代表し日高町長が「長い間、時間をかけ(両町合併を)議論してきた。新年早々、トップを切って合併申請でき、うれしく誇りに思う」とあいさつ、知事へ申請書を手渡した。
 伊藤知事は「いろんな経緯があった」と前置きした上で「世界自然遺産の島のイメージアップへ、県としても力を合わせていきたい」などと述べた。

 「屋久島町」は面積540.98平方キロメートル、人口1万3761人(2005年国勢調査)。本庁舎は現在の上屋久町小瀬田のクリーンセンターとし、管理部門を置く。支所は宮之浦、安房、尾之間に置く分庁方式。
 今後、3月定例県議会の議決を経て知事が合併を決定、総務大臣に届け出る。合併の効力が発生する総務大臣の告示は4、5月ごろとなる見通し。
 同地区は、02年8月に任意合併協議会が発足。05年2月に両町の住民投票で「合併賛成」が多数となったが、上屋久町議会が廃置分合議案を3度否決、旧特例法下での合併申請ができなかった。その後、議員解職請求や出直し町議選などを経て昨年1月から協議を再開していた。

3110とはずがたり:2007/01/12(金) 21:26:16
<東海>愛知県

さて小坂井町民の意向や如何に。

意識調査は来月18日
豊川との合併で小坂井町
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20070112/lcl_____ach_____012.shtml

 小坂井町は11日、豊川市に合併協議を申し入れることの賛否を問う投票方式による住民意識調査(アンケート)を2月13日告示、18日投票で実施すると発表した。調査結果に法的拘束力はないが、実施要綱で「町長は結果を尊重する」としている。経費削減などを理由に開票は19日となる。

 同町では、豊川市との合併を求める住民請願が昨年5月に議会に提出された。議会は住民意識調査の実施などを盛り込んだ付帯決議を付けて採択した。このため手続きが遅れ、現時点で県の合併構想から外れている。宝飯郡の他の音羽、御津の両町は県の合併構想に盛り込まれ、協議へ向けた準備が進んでいる。

 住民意識調査の投票は午前7時から午後6時までで、町内9カ所で受け付ける。申し入れについて投票用紙の賛成、反対いずれかの欄に〇印を書く。有権者のほか、登録した永住外国人にも投票権を与える。開票は19日午前9時から町中央公民館で行い、同11時には大勢が判明する見通し。

 昨年12月1日現在の選挙人名簿登録者数は1万7181人(男性8471人、女性8710人)。 

(村瀬力)

3111とはずがたり:2007/01/12(金) 21:28:54
<首都圏>千葉県

とは総研としては湯浅氏推薦だな。

湯浅伸一(57)自民党県議…積極姿勢
小泉一成(50)元市議………慎重
鵜沢治(60)共産党市議……否定的

市町村合併など
成田市長選公開討論会
http://www.chunichi.co.jp/00/cba/20070112/lcl_____cba_____002.shtml

 汚職事件で市長が辞職したことに伴う成田市の出直し市長選を前に、三人の立候補予定者の公開討論会が十一日、成田国際文化会館で開かれた。

 成田青年会議所が中立の立場で主催し、既に立候補を表明している自民党県議の湯浅伸一氏(57)、元市議の小泉一成氏(50)、共産党市議の鵜沢治氏(60)が出席。討論会はそれぞれの所信表明に続き、市町村合併や成田空港との共生などについて答えてもらった。

 今後の市町村合併について、鵜沢氏は「財政運営は一段と厳しくなるので進めるべきではない」と否定的。小泉氏は「今後必要だが、優先順位は完全空港化と財政確保」と慎重姿勢だった。湯浅氏は「物流拠点の優位性を生かした地域振興のため、近い将来必要」と積極姿勢を示した。 (宮本隆康)

3112とはずがたり:2007/01/14(日) 12:20:03
<中国・四国>山口県

(新)美祢市誕生へ。

美祢市、美東町、秋芳町合併 15日から住民説明会
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/20070114/20070114_001.shtml

 昨年末に45の合併協定項目をすべて確認した美祢市と美東町、秋芳町は15日から19日まで、合併住民説明会を開く。

 1市2町の法定合併協議会は昨年9月、合併の期日を来年3月21日、新市の名称を「美祢市」と決めた。12月には、最後に残された協定項目・新市基本計画の財政計画を提案通り確認した。今後のスケジュールは、2月中旬に合併協定書に調印、3月の各議会で合併関連議案を議決する予定だ。

 説明会の日程と会場は次の通り。(時間はいずれも午後6時から)

 15日=厚保中央公民館(美祢市)中央公民館(秋芳町)▽16日=豊田前公民館(美祢市)赤郷公民館(美東町)自然休養村管理センター(秋芳町)▽17日=於福公民館(美祢市)町民センター(美東町)岩永公民館(秋芳町)▽18日=伊佐公民館(美祢市)綾木公民館(美東町)秋吉公民館(秋芳町)▽19日=市民会館(美祢市)真長田公民館(美東町)

=2007/01/14付 西日本新聞朝刊=

3113とはずがたり:2007/01/14(日) 23:42:27
<首都圏>千葉県

合併推進派の現職が負けちゃったか・・。

選挙:館山市長選 現新3人の三つどもえ戦か−−あす告示 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061111-00000134-mailo-l12

 任期満了に伴う館山市長選は12日告示される。立候補を表明しているのは、いずれも無所属で、3選を目指す現職の辻田実氏(73)と、新人で元市議の金丸謙一氏(57)、社会福祉法人理事長の鈴木陽一氏(55)。現職に新人2人の三つどもえ戦になりそうだ。
 「衰退する市」の立て直しを訴える新人2人と、「旧安房郡市の合併」などの実現を目指す現職の対立構図に有権者の関心も高まりそうだ。
 投票は19日で即日開票される。有権者数は4万2555人(9月2日現在)。[桜井憲司]
11月11日朝刊
(毎日新聞) - 11月11日14時1分更新

館山市長選挙  2006年11月12日告示  2006年11月19日投票
有権者数 : 42180人  投票者数 : 25161人  投票率 : 59.65% 
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2006/12/00003595.html
当9593 金丸 謙一 57 男 無所属 新 学習塾経営
次7956 鈴木 陽一 55 男 無所属 新 会社役員
落7366 辻田 実  73 男 無所属 現 市長

金丸・館山市長:「住民サービスに全力」 初登庁し訓示 /千葉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/photojournal/archive/news/2006/12/12/20061212ddlk12010242000c.html
 館山市長選で初当選した金丸謙一市長(57)は11日、初登庁した。金丸市長は就任後初の部課長会議で「選挙で公約した日本一、住みやすいまちを築きたい。外部(市議当時)から見ていた市の現状と内部から見た状況の違いに驚いている」と語った。また「当面は『生活基盤整備の充実』など、住民サービスに全力を尽くしたい。職員の協力をお願いしたい」と述べた。

 記者会見では「市長の責任は重大だが、厳しさを楽しさに置き換え、明るい市政を運営したい。前市長の政策の良いところ(観光立市など)は生かしながら、金丸カラーを出したい」と語った。旧安房郡市の合併では「合併は望ましいが、当面は自立を目指し、合併はその後に考えたい」と述べるにとどまった。特別職人事では収入役、教育長の辞職願を受理したが、国土交通省から派遣の助役は「桟橋建設など重要な港湾事業を抱えているため、国交省と話し合いながら、しばらくとどまってもらうつもりだ」と語った。【桜井憲司】

毎日新聞 2006年12月12日

3114小説吉田学校読者:2007/01/15(月) 00:43:13
>>3111
たぶん、湯浅圧勝ですけども、それはさておき、市町村合併ですと、成田+多古+芝山+神崎だと、地理的にも経済的にもいい感じですが、多古と芝山の突っ張り具合からすると成田+神崎という小幅合併にとどまると予想。

3115とはずがたり:2007/01/15(月) 01:09:05
解説感謝っす
>多古と芝山の突っ張り具合
とは多古も芝山も成田なんかと一緒に成るかいと強気てことっすか?

3116とはずがたり:2007/01/17(水) 14:36:36

<東北・北海道>宮城県
>>102
古い記事
■津山町民「合併は登米と」2003.02.22
アンケートで70パーセント以上
24日 町、特別委で態度表明
志津川町長「津山町民の判断尊重」/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2003_02/k/030222k-tuyama.html

 津山町は二十一日、十八歳以上の全町民を対象にした町村合併に関する意向調査の集計結果を発表した。全体の80パーセントが必要性を認識。必要とした人のうち枠組みについては70パーセント以上が登米地方を支持した。本吉地方は20パーセントに満たなかった。熊谷盛広町長は、二十四日にある町議会町村合併に関する特別委員会で、町としての態度を表明する。登米郡八町は現在、任意協議会で合併を検討しており、津山町はオブザーバー参加している。八町は、三月下旬に予定している各町一斉の臨時議会に、法定協議会の設置を提案する予定であり、津山町も同一歩調を取る可能性が高くなった。

 集計結果によると、必要性は「必要」が43・2パーセント、「どちらかといえば必要」が36・8パーセントだった。一方、「どちらかといえば必要でない」は8・5パーセント、「必要でない」は7・7パーセント。無回答は3・8パーセントだった。

 合併が必要と考えた人が答える枠組み(方向性)では登米地方が73・8パーセントと圧倒的に多かった。本吉地方は17・5パーセント、石巻・桃生地方は7・1パーセントだった。

 年代別では、すべての年代で合併の必要性を認める回答が多かった。枠組みについても、すべての年代が登米地方との合併を求めている。登米地方との合併を期待する回答は、特に十代と八十代以上で多く見られた。

 意向調査は七日から十四日まで、三千六百十七人を対象に実施。回収率は93パーセントだった。

 熊谷町長は「回収率が高く、合併への関心の高さが分かった。二十四日にまず議会に判断を伝えたい。議会の意向を聞いて、一緒に対応していきたい」と話していた。

 歌津、津山両町との三町を基本にした合併方針を考えている志津川町の佐藤仁町長は「津山町民の判断を尊重したい。二十四日の特別委での町の考えを聞いてから再度、考えたい」と述べた。

 歌津町の牧野駿町長は「津山町が正式な方向付けを発表したわけではない。重要な問題なので今はコメントを控えたい」と述べた。

3117とはずがたり:2007/01/17(水) 14:38:23
<東北・北海道>宮城県
古い記事

■企画・崩れた大同合併22003.02.20
圏域住民の目
石巻圏3分割議論、消化不良の感も
「拙速」懸念の声 依然/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2003_02/i/030220i-kikaku2.html

 石巻地方の合併への流れは、二〇〇五(平成十七)年三月の合併特例法適用期限をにらみながら、三地域それぞれに法定協議会設置へと向かうことになった。時間的に余裕のない中、ここまで行政と議会中心で進んだ論議を、圏域住民はどんな目で見てきたのだろうか。同地方で自主的に合併問題を話し合ってきた住民団体の代表に感想を求めた。

賛否両論の住民団体代表/

 河南町まちづくりの会・みずすまし会長の成沢隆次さんは「一市九町がいいと思っていたが、四町がはずれたのもやむを得ないかもしれない」と、それぞれの市町の事情に配慮した感想を話す。

 ただ、石巻圏が一つの市になった場合のスケールメリットもあちこちで説かれているだけに「いずれは合併が進んで、大きな石巻圏になってほしい」と希望も語った。

 六市町、二町、二町に分かれることになった枠組みについて「納得いかない」と語るのは、石巻市まちづくり市民会議で広域連携問題を担当し、一市九町合併を提言した第八部会長の鶴岡昭雄さん。「本当に住民の総意で決まった枠組みなら納得するが…」

 合併に関する住民説明会やアンケートは多くの市町が実施した。しかし、複数の説明会場で「何をポイントに合併問題を考えればいいのか、よくのみ込めなかった」という消化不良気味の感想が住民の間から出ていたのも事実だ。結果として拙速を心配する声は依然、なくならない。

 鶴岡さんは「いろいろな合併論議の中に、県議の姿もあまり見なかった。もっと積極的に出てきて議論の輪を広げてほしかった」とも話していた。

 鳴瀬町の住民グループ・三水会の事務局を務める菅原節郎さんも、石巻圏が三分割となることを「赤点すれすれの結果」と厳しい目で評価する。

 会の中では、鳴瀬町は矢本・松島町との三町合併を支持する声が比較的多かったという。しかしそうした理由だけでなく、説明会などのプロセスも厳しい採点の根拠になった。鳴瀬町は他の市町に比べれば、町民への情報公開に努めたが、「説明を聞いていても、例えば一市九町合併と二町合併ではわが町にとって何が違うのか、はっきりと示されなかったように思う」

法定協議会は 公開で進めて/

 枠組みが固まったことについて「既にできてしまった流れはせき止められないだろう。不満があっても、いつまでも無力感に浸っているわけにもいかない」と語る菅原さん。「どの地域でも、市町村建設計画を練る法定協議会は、ぜひ公開で進めてほしい」と今後への要望も話した。

 石巻地方にはこのほか、まちづくりを話し合う企業人の集まりでジョイナス21(山部和男会長)というグループが河北町にあり、合併問題について研究をしてきた。昨年、グループ内に「合併問題検討委員会」を設置。枠組みが固まったこれからも、住民の一人としてより良い合併のあり方を考えようと前向きに議論を重ねている。

 これらの住民団体同士、情報交換をする交流会も、昨年から終結することなく開かれている。今月二十七日にも集まり、いろいろな視点から考えを述べ合う予定だ。

 「石巻地方の合併論議がここに至るまでの流れを見ていると、首長や議員の”個利・個略”が先行した感が否めない」と郡部のある町民が語っていた。大きく合併すればするほど、減っていく旧自治体の職員、議員の数は多くなる。枠組みが六・二・二に分かれた背景には、自治体間の思惑が見えるという。そうした見方の是非は別にして、合併の方向付けがどこまで住民理解を得ながら行われたか、反省材料の一つになりそうな指摘だ。

3118とはずがたり:2007/01/17(水) 15:27:28
<北陸・甲信越>長野県筑摩地域

長野県の中心は松本であるべきである。都市基盤整備の為頑張れ。

松本市と合併目指す波田町 町議会が特別委を設置
http://www.shinmai.co.jp/news/20070117/KT070116ATI090012000022.htm
1月17日(水)

 東筑摩郡波田町議会は16日、臨時会を開き、松本市との合併に関する特別委員会の設置議案を賛成多数で可決した。委員定数は議長を除く全議員14人としたが、設置議案に反対した5人のうち3人が採決後「合併推進を目的とする特別委には加わらない」などとして委員辞任届を議長に提出した。

 一方、太田典男町長は同日の本会議あいさつで、25日に菅谷昭・松本市長を訪ね、正式に合併協議を申し込む方針を明らかにした。

 特別委設置議案は、病気療養を理由に欠席した百瀬今朝春議長に代わり百瀬武春副議長が提案。「(合併賛成が多数を占めた)住民意向調査の結果を町政に反映させるため、態勢を強化する必要がある」と説明した。

 これに対し、合併反対を表明している伊藤篤実氏(無所属)は反対討論で「意向調査は偏った方法で実施されており、その結果に基づく特別委の設置にも賛成できない」と主張。採決は賛成8、反対5だった。本会議では「松本市との合併に向けた決議案」も賛成多数で可決した。

 委員の辞任届を提出したのは伊藤氏のほか、ともに無所属の小林巧、中野美郷の両氏。伊藤氏は「今後の活動を含め、合併反対の議員で対応を考えたい」としている。

 同議会事務局によると、委員辞任には本会議での許可が必要で、辞任届は議長預かりとした。臨時会後開いた初回の特別委では、採決に反対した5人が欠席。委員長に田中穣二氏(無所属)を選んだ。

 太田町長は臨時会終了後「(特別委の設置は)全議員に賛成してほしい気持ちはあったが、一人一人の考えがある。私からどうこう言うことではない」と話した。

3119とはずがたり:2007/01/18(木) 16:22:34
<東海>愛知県三河地方

実現するといいですなぁ。早く合併しん!

町長に渡辺氏再選
「合併を視野に全力」
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20070117/lcl_____ach_____003.shtml

 任期満了(2月5日)により16日告示された幡豆町長選は、同日午後5時に届け出を締め切った結果、無所属で現職の渡辺靖氏(48)のほかに届け出はなく、渡辺氏の無投票再選が決まった。

 渡辺氏は、町財政の厳しい状況が続くなどとして、西尾市と幡豆郡3町による合併協議を推進することを公約に掲げた。

 ◇幡豆町長選当選者

渡辺靖 48 無現<2> 町長・幡豆郡町村会長・町体育協会長(元)町議長▽東幡豆

        ◇

 「市町村合併を視野に入れ、私利私欲を捨てて町に尽くしたい」。16日に告示された幡豆町長選で、無投票で再選を果たした渡辺靖氏(48)は、2期目の決意を熱く語った。

 午後5時すぎ、無投票当選の一報が同町東幡豆の選挙事務所に入ると、詰め掛けていた支持者たちから大きな拍手がわき起こった。渡辺氏は支持者らと握手を交わし、満面の笑みを浮かべた。

 事務所わきの駐車場であった当選報告会で、花束を受け取った渡辺氏は「慢性的な財源不足の中、課題が山積している。引き続き町民が豊かに暮らせる街づくりを進めたい」とし、公約に掲げた▽産業の誘致▽定住人口確保のための住宅地開発▽地元特産品のブランド化−などを推進することを強調した。

 過去に幡豆町を含む幡豆郡3町と西尾市は、任意合併協議会を設置したが、2004年1月に合併方式で意見がまとまらずに解散している。合併を進める上で、渡辺氏は「二度と失敗は許されない。受け入れ姿勢を示す側の西尾市にお任せしたい」と前向きに話した。
 (石原泰智)

3120とはずがたり:2007/01/18(木) 19:21:39
<首都圏・甲信越>

http://search.yamanashi-i.com/special/merger.html
山梨県の市町村合併の動き

<東海・近畿>三重県

ゼミナール『平成の大合併と選挙』市町村長編
http://www.janjan.jp/election/0611/0611030026/1.php
「日本一小さな村」の村長が演出した「小さな合併」――紀宝町

3121とはずがたり:2007/01/20(土) 15:41:30
<近畿>滋賀県

どっかで書き込んだ気がするが見あたらぬ。と総研としては自民推薦だけど1市6町合併推進派の久保田を推薦しちゃる。

2新人が激しい争い
余呉町長選、21日に投開票
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007011900136&genre=A2&area=S20&mp=

 任期満了に伴う滋賀県余呉町長選は21日に投票、即日開票される。元会社員で前町議の久保田順一候補(60)=自民党推薦=と、元郵便局員で農業の二矢秀雄候補(58)の2新人が激しい選挙運動を繰り広げている。

 久保田氏は、湖北1市6町の合併推進や丹生ダムの早期実現などを掲げる。連日、3、4カ所で個人演説会をこなし、最終日までに全集落を巡る。街宣活動には支持する町議が同行して運動を展開している。

 二矢氏は、住民の参画で、町政に明るさや元気を取り戻そう、と訴える。17日には大勢の住民らを集めて決起集会を開いたほか、一方的な演説だけでなく有権者と対話するミニ集会で支持を呼びかけている。
 投票は午前7時から午後7時まで、町内15カ所で行われる。摺墨、中河内両投票所は午後6時まで。午後8時15分から山村開発センターで開票され、同9時すぎには大勢が判明する見込み。15日現在の有権者数は3254人。

3122とはずがたり:2007/01/20(土) 19:54:32
<東北・北海道>北海道

江別市は新篠津村と合併協議会を立ち上げ。

江別市企画政策部
市町村合併のページ 〜 地域説明会の様子
http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/kikaku/gap/ebetu.html

Q2. 新篠津村との経緯は。
 今回の新篠津村からの合併の申入れについては、どのような形であったのか。
A2. 旧法下でも検討は行った。
 旧合併特例法の下で、前回は新篠津村、南幌町から合併研究会設置の申出があり、3自治体で研究会を行ったが、南幌町は空知管内で栗山町、由仁町と勉強会をしたいということで、結果的に南幌町との研究会は終了し、江別市と新篠津村でいろいろ議論を重ねたが、市民との懇談なども踏まえ合併については慎重な判断をした。新篠津村も当別町、月形町と合併協議会を開催し議論したが、合併までには至らなかった。今回、平成の大合併が進んでいることから、小規模自治体の先行きを考え、今年の2月に新篠津村から合併協議会の設置について江別市に申し入れがあったという経緯である。

Q4. 当別町が含まれる理由は。
 当別町は江別市や北広島市よりも、隣接する石狩市の方が便利な気がするが、当別町の意向はどうなのか。また参考までに新篠津村は江別から分村している経過がある。
A4. 組合せに制約があった。 
 クラスター分析では石狩市と当別町の結びつきが一番強くなっているが、道の構想の中では一定の制約があって、過去に既に合併している市町村(石狩市)はさらに合併する意向がなければ除外することになっていることから、今回当別町は江別市などとの組合せが出てきたと考えている。

Q5. 新篠津村以外の資料も必要。
 石狩市が厚田村や浜益村と合併してどういう状況にあるのか市民に説明・公表してほしい。クラスター分析で示された当別町、北広島市、あるいは南幌町も含めて財政状況の資料を提示すべきである。各市町村の財政負担、使用料とか税とかの負担がどうなっているのか可能な限り理解できる資料を提示してほしい。
A5. 合併に関して温度差がある。
 石狩市の合併については1年も経過していない状況で、合併効果を検証するには少し時間がかかるというのが石狩市の担当者レベルの話である。北広島市、当別町、新篠津村と江別市の4市町村の事務担当者レベルで協議したが、北広島市も当別町の担当者もこの組合せには違和感を持っている。北広島市は市民説明会を開催して、市民の意向を聞いた上で今後の対応を考えていきたいということであり、当別町も周りの自治体から合併という話があれば考えるが、当面は自立を考えているということで、今の段階で直ちに4つの自治体で勉強会をやるという雰囲気はなかった。その結果として、今回出した資料は、既に研究会を行っている新篠津村と江別市だけの分で出したということで理解願いたい。

3123とはずがたり:2007/01/20(土) 19:55:00
>>3122-3123
Q5−2
 相手の自治体が協議に乗るか乗らないかという次元ではなく、可能な限りの資料を用意して然るべき時期に提示すべきである。
A5−2
 機会を見つけて資料を提出したい。ただ合併の可能性という認識はあまりないと考えている。

Q7. 札幌市との合併は。
 札幌市との合併についてはどう考えているか。

A7. 札幌市は対象外。
 前回、3、4年前に札幌市に勉強会の話を持ちかけたが、札幌市は道央圏における一極集中を避けたいということで合併については考えていないということであった。今回、道の合併構想の対象市町村から除外されているのが、札幌市や既に合併したところ、あるいは千歳市・恵庭市のように合併する意思がないところである。

Q9. 合併ありきの協議会設置か。
 合併協議会の設置は合併ありきではなくて、その中で合併の是非も議論して判断していくと考えていいか。
A9. 協議会設置イコール合併ではない。
 合併協議会自体が合併の是非を様々な観点から議論する場であり、その議論の中から是非も判断されるものと考えている。道内の場合、旧合併特例法の下では、157の市町村が合併協議会に参加して最終的には53の自治体が合併に至ったが、残りの104の自治体は合併協議会には参加したが、合併に至らなかったという経過がある。

Q10. 江別市+北広島市+当別町+新篠津村でいくのか。
 江別市では3市町村を対象に合併を考えているのか。
A10. 足並みを揃えるのは難しい。
 道の組合せで示されているので、議論の材料にはなるが、事務担当者レベルの協議では北広島市は市民の意向を聞いてから判断したいという話であり、当別町も当面は自立でいくという話だったので、4つの自治体での組合せについては現段階では事務レベルの判断だが、4つの自治体で一緒に議論していくのは少し難しいのかと考えている。

3124とはずがたり:2007/01/21(日) 05:27:14
<東北・北海道>山形県

アカヒ新聞め,合併を阻止しようとしてるなヽ(`Д´)ノ

ライブ・三川「破談」きしむ鶴岡市
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000701200001
2007年01月20日

 鶴岡市との合併協議を破談にし、自立の道を選んだ三川町に対し、富塚陽一・鶴岡市長は、たびたび不快感を表明している。時に一方的な破談の不実をなじり、時に両市町で運営する一部事務組合の解散を突きつけて、再考を迫る。23日、再度、合併の是非をかけて、三川町長選が告示されるが、なぜ、鶴岡市は合併にここまで強くこだわるのか。その背景には、同市の厳しい財政事情が潜んでいた。(加賀谷貴春、楠田裕司)

 ∞消防庁舎は特例債前提

 今回の三川町長選の争点になっている財政問題は昨年11月末、富塚市長が突きつけたごみ処理と消防の一部事務組合解散問題で急浮上した。

 唐突な印象の問題提起だったが、背景には、市が計画する消防庁舎の移転・新築事業がある。事業費は32億円。国からの財政補助が受けられる合併特例債を利用する予定だった。特例債を使えば、事業費の約3分の2が国の交付税で補助される。市の負担は11億円で済む計算だ。

 本来は2月1日に合併し、一部事務組合も自動的に消滅、事業は順調に進むはずだった。しかし、三川町の翻意で、計画は中断せざるを得なくなった。特例債は合併した市町村が受けられる優遇措置で、一部事務組合が残ったままでは受けられないのだ。

 財政状況が厳しい鶴岡市にとって、国からの補助はのどから手が出るほど欲しい合併のメリットだ。三川町のために市の負担が増えるのは理屈が通らないとの思いも、強硬な解散要求の一因とみられる。

 両市町は一部事務組合について、これまでに3回の協議を重ねてきた。三川町は、解散はやむを得ないとしながら、永続的な業務委託を要望している。

 しかし、鶴岡市は「自立するなら自前でやるのが原則だ」との主張を繰り返し、一貫して解散を求める。業務委託も三川町が独自で事業を行う準備が整うまでの期限付きでしか受け入れない方針だ。合併反対派の町議は「三川町を合併に追い込む選挙戦略でしかない」と言い切っている。

3125とはずがたり:2007/01/21(日) 05:27:30
<東北・北海道>山形県

 ∞旧町村住民負担増す

 旧5町村は基金約38億円を持って旧鶴岡市と合併した。ところが、新鶴岡市は、歳入不足を補うために基金15億円を取り崩した。06年度当初予算で、旧町村分の基金を使い果たした。そもそも財政の厳しい6市町村の「弱者連合」だっただけに、合併後の財政がすぐに好転するはずもない。

 また、旧5町村の住民負担は、合併で軒並み増額となった。特に旧藤島町の介護保険料は、年額1万4140円増で5町村の中で最も大きい40%増となった。

 5町村に比べれば、財政面で余裕がある三川町には、理解されにくい面もあったようだ。阿部誠・三川町長は合併反対に転じた理由の一つに、住民負担の激変緩和を求めたが、受け入れられなかったことを挙げている。

 新鶴岡市の財政は、危機的だ。自治体の財政健全度を示す指標として新たに採用された実質公債費比率は17・9%。これは、財政的に一人前の自治体と見るかどうかを示す指標で、18%を超えると、起債するのに県の許可が必要になる。

 また、経常収支比率は95・8%。一般財源のほとんどを人件費や公債費など義務的経費に費やしている。自由な政策に使える投資的経費が少なく、財政が硬直化している証しだ。

 市は現在、来年度予算案の作成に向けて大詰めの作業を進めている。20億円ほどの歳入不足が見込まれ、さらに基金を取り崩さなければならない状況だ。

 ∞研究所補助に2町基金分

 旧庄内藩の御用屋敷で、鶴岡市の観光名所「致道博物館」の向かい側に01年に設立された慶応大学先端生命科学研究所がある。

 新鶴岡市は将来像の一つに「先端研究産業都市」を位置づけており、最先端のバイオ研究を進める同研究所は、その中核施設。先端研究施設の地方移転の好例の評価もある。

 市の担当者も「地域イメージは大きい。国際会議も開かれ、ベンチャー企業も生まれる。経済効果は年25億円と試算され、研究成果を産業化できれば、今後の発展も期待できる」と説明する。

 だが、研究所への支援が財政負担になっているのではないか、という指摘も出始めている。

 大学を誘致した県と周辺自治体が、99年度から05年度までの7年間で計80億円を負担した。旧鶴岡市は、うち25億円を拠出。さらに06年度から5年間で、新鶴岡市は計15億7500万円を拠出する。

 合併で、旧温海町と旧櫛引町から引き継いだ基金相当額が研究所への5年間の支援で消えてしまう計算だ。

 市議の一人は「財政負担は当初、05年度までと聞いていた。市民生活への還元が具体的にあるのかどうか説明せずに、今年度から2次負担を始めている。大学側の求めに応じて税金をどんどんつぎ込んでいる感が否めない」と指摘する。

3126とはずがたり:2007/01/21(日) 05:28:01
<東北・北海道>山形県
>>3124-3126

 ●合併でさらに「借金苦」悪化 市債残高

 鶴岡市は、合併で借金が300億円ほど増えた。04年の市債残高450億円に対し、合併後の05年は750億円に膨らんでいる。合併した旧5町村の借金を丸々引き継いだためだ。

 04年の旧5町村債残高はそれぞれ、藤島町70億円、羽黒町62億円、櫛引町59億円、朝日村53億円、温海町65億円だった。

 一方、旧5町村分の歳入も引き受けたが、もともと合併に踏み切ったのは、各町村の財政悪化が背景にあった。04年の歳入367億円に対し、05年は594億円にとどまる。

 歳入に対する市債残高の比率は、04年の1・22倍から05年は1・26倍に伸びた。合併で「借金苦」の財政状況はさらに悪化した形だ。

 ●旧町村「貯金」使い果たして 歳出

 「基金」は、歳入不足が生じた時のために積み立てておく自治体の「貯金」だ。旧6市町村の04年の基金残高は、合計65億円だった。内訳は鶴岡市26億9千万円、藤島町8億6千万円、羽黒町8億8千万円、櫛引町4億2千万円、朝日村5億7千万円、温海町10億9千万円。

 合併で40億円近い基金が、新鶴岡市に入った計算だ。しかし、合併後の05年、基金残高は49億5千万円にまで落ち込んだ。1年間で15億5千万円使ったことになる。さらに、06年度は、19億6千万円を取り崩して歳入不足を補う計画だ。

 旧鶴岡市の基金残高は27億円前後で横ばいが続いていた。06年度当初予算の基金残高は、29億9千万円。合併で旧町村から集まった基金を使い果たし、合併前の水準に戻ってしまっている。

 ●交付税伸び率倍増国頼みに先細りも 歳出

 鶴岡市の市税と地方交付税を合わせると、04年は202億円だったが、合併で、05年は346億円に増えた。

 ただ、市税と地方交付税には伸び率に大きな差が出た。

 市税は04年が105億円だったのに対し、05年は141億円。伸び率は34%だ。これに対し、地方交付税は04年の97億円に対し、05年は205億円。伸び率は111%だった。

 合併した旧5町村が、地方税より国からの交付金に頼っていたことがわかる。ただ、今後は国の財政悪化に伴い、交付税の減額が予想され、楽観できない状況が続く。

 ∞22日に3人公開討論会

 23日に告示される三川町長選で、22日午後7時から同町横山のなの花ホールで立候補予定者3人による公開討論会が開かれることになった。町商工会青年部(菅原信広部長)が主催する。

 町長選には合併賛成派の前町議・梅津泉氏(74)と同・佐久間修一氏(58)、反対派の現職・阿部誠氏(54)が立候補を表明している。

 有権者から、町の財政事情を巡り「両陣営の言っていることが正反対で、どちらが正しいのか判断がつかない」などと公開討論会を求める声が上がっていた。

3127とはずがたり:2007/01/23(火) 14:06:26
<中国・四国>山口県

山口市長は防府と一緒じゃないと駄目とか云ってないで合併してあげや〜。

阿東町が山口市に合併協議申し入れ 県央30万中核市にらみ 市長「新年度中に結論」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/20070123/20070123_003.shtml

 県央部30万中核市構想の実現をにらみ、阿東町は22日、山口市に合併協議の開催を申し入れた。渡辺純忠市長は、10月末までに実務レベルで合併のメリットやデメリットなどを取りまとめて市民に報告し、2007年度末までに結論を出す考えを示した。

 この日、田中祥隆町長と百合義男町議会議長が、同市役所に渡辺市長と武田寿生市議会議長を訪問。田中町長は「町民の多くが貴市との合併を切望している」と合併協議申し入れ書を手渡し、前向きな対応を要請した。

 渡辺市長は「申し込みは重く受け止める」と返答。通勤通学や買い物で住民の交流は既に密接な関係にあり、行政事務でも消防やごみ処理で連携してきた経緯を踏まえ、新年度から本格的な検討に入る考えを表明した。

 同市は昨年1月に「県央30万中核都市形成合併調査研究会」を設置。今回の申し入れを受け、同研究会に財政と計画の2部会を設け、中長期的な財政運営や適正な職員定数の見直し、事務事業や総合計画の調整など検討資料づくりを進める。

 田中町長や申し入れ書によると、県の市町推進合併構想で「山口市・防府市・阿東町」の枠組みによる県央部30万中核市の必要性が盛り込まれたことを受け、同町は町民への説明会やアンケート調査を実施。6割近くが合併賛成と回答し、町議会も昨年末に合併推進を確認した。

 県央部30万中核市をめぐっては、防府市の松浦正人市長は合併に反対し、単独市政を主張。渡辺市長は「都市は30万規模が効率的に発展できると思うが、合併は相手の意見を尊重したい」と述べるにとどめた。

=2007/01/23付 西日本新聞朝刊=

3128とはずがたり:2007/01/24(水) 14:06:43
<中国・四国>徳島県
>>2103 >>2492

佐那河内村長選
7月10日付
佐那河内村長選 松尾氏が再選果たす
http://www.topics.or.jp/senkyo/2006news/0710.html

 任期満了(二十二日)に伴う佐那河内村長選は九日投開票され、現職の松尾肇氏(68)=無所属、下=が、新人で前村議の安冨幸彦氏(68)=無所属、下=を百六票の小差で破り再選を果たした。任期は二十三日から二〇一〇年七月二十二日まで。投票率は83・58%で前回の91・03%を7・45ポイント下回った。

 松尾氏は光ファイバー網やデジタル防災無線などを整備した一期目の実績を強調。徳島市との合併推進や農業振興、環境にやさしい村づくりなどを公約に掲げ、地元を中心に手堅く票をまとめた。

 安冨氏は松尾村政を批判し、村長給与の大幅な引き下げや行財政改革、教育行政の改善などを主張。組織に頼らない草の根運動を展開、松尾氏への批判票を集めたが、及ばなかった。

 当日有権者数二千五百四十六人(男千二百三十二人、女千三百十四人)▽投票者数二千百二十八人(男千十八人、女千百十人)▽投票率83・58%(男82・63%、女84・47%)▽有効二千九十六票▽無効三十二票。

  松尾肇氏(まつお・はじめ)68歳。無現。池袋高等学院修了。1957年から村職員。総務課長、参事兼建設課長、助役を務め、2002年辞職。同年の村長選で初当選し、当選2回。下。
 
佐那河内村長選開票結果(選管最終)
当1101 松尾  肇68無現
_  995 安冨 幸彦68無新
▽有効 2096▽無効 32

 [解説]106票差、薄氷の勝利 松尾さん、行財政改革の推進急務

 現職と前村議の一騎打ちとなった佐那河内村長選は、村政の継続を掲げた現職の松尾肇さん(68)=下=が、刷新を訴えた前村議の安冨幸彦さん(68)=無職、下=を百六票差で振り切った。徳島県内唯一の村となった小規模自治体で、市町村合併への姿勢や村活性化への政策が問われた選挙。村民は松尾さんに再び村のかじ取りを託しながらも、一期目の行政運営に半数近くがノーを突きつけた格好だ 。(石井支局・友成匡秀)

 松尾さんは、村の情報化や少子化対策などを進めた一期目の実績とともに「徳島市との合併推進」をアピール。村議十一人のうち九人の支持を取り付けるなど、有利に選挙戦を進めたはずだった。

 予想外の苦戦となったのは松尾さんの村政運営に隠れた批判があったためだ。農業集落排水や光ファイバー網など多くの事業を進める一方、地方債残高は七十四億円と小規模自治体としては少なくない額に上っている。職員の給与水準を示すラスパイレス指数も徳島市に次いで高い。村民に行財政改革の歩みが遅いと映ったのではないか。

 出遅れ感の強かった安冨さんが、草の根選挙で票をまとめたのも、訴えの中心だった「徹底した行財政改革」が村民の支持を集めたためだろう。

 二年前の住民アンケートで、徳島市との合併を望む声が七割を超えている。松尾さんも徳島市との合併を志向しているが、しばらく時間がかかりそうな状況だ。

 当面は、村の行財政改革に重きを置くことが、合併への布石となるはずだ。今以上に財政状況が厳しくなれば、合併もスムーズには進まなくなる。それだけに、今回の投票結果を受け止め、より一層の行財政改革を進めることが求められている。

3129とはずがたり:2007/01/24(水) 14:07:41
<中国・四国>徳島県
>>3128-3129

 松尾さんの主張
 一、行政改革プランに基づいて事務事業の効率化を目指す。
 一、徳島市との合併を推進する。
 一、ブランド農産物づくりを支援し、農林産物の販路拡大を進める。
 一、児童の保育体制や高齢者への福祉事業を強化し、少子・高齢化対策を進める。
 一、小中学校の耐震改築を進めて学校教育を充実させ、社会教育の振興を図る。
 一、ごみゼロを目指して分別収集を徹底し、汚水整備率100%を目指す。
 一、道路や街路灯の整備を進める。

 「謙虚に受け止める」 松尾さん

 「厳しいご批判を心に重く受け止めさせていただきます」。一時は無投票との観測も流れ、楽勝ムードも漂っていた今回の選挙戦も、終わってみればわずか百六票差。壇上の松尾さんに笑顔はなかった。
 電話で当選の知らせが入ったのは午後十時前。相手候補の予想以上の善戦に、事務所でかたずをのんで待っていた約三百人の支持者は「良かった良かった」「ひやひやしたわ」と胸をなで下ろした。まもなく大きな拍手に迎えられて松尾さんが姿を見せると、支援者が駆け寄り握手攻め。
 仁羽悟郎後援会長が「やっと勝たせてもらいました」とあいさつし、ようやく会場には笑みがこぼれた。続いて訪れた岡本芳郎衆院議員や北岡秀二参院議員、笠松和市上勝町長、原秀樹徳島市長らが祝辞を述べた。
 支持者に囲まれて万歳三唱した後、松尾氏は「あらゆる機会をとらえて住民との対話に努めてきたつもりだったが、私の思いが十分に届いていなかった。今回の結果を謙虚に受け止め、今後の村政運営に当たりたい」と表情を引き締めた。

 多くの支援に感謝 安冨さん敗戦の弁

 安冨幸彦さんは自宅の事務所で、支持者約二十人と吉報を待った。午後十時前、テレビの速報で敗戦が伝わると、安冨さんや集まった支持者は落胆の表情を浮かべた。

 安冨さんは支持者に向かって「出馬表明からわずか十六日間という短い期間だったが、多くの人に支援してもらった。ありがとうございました」と、深々と頭を下げた。開票所から戻ってきた支持者からは「善戦しただけに残念」「よく頑張った。結果は仕方がない」などとねぎらいの言葉が掛けられた。

3130とはずがたり:2007/01/26(金) 20:56:17
<東北・北海道>北海道

ふと思ったが近年噴出する地方の病院・医師の問題は政府による合併強制の為の陰謀か?

「合併なら4町一緒」 「自治考える会」 別海町長が表明  2007/01/26 14:17
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070126&j=0042&k=200701261658

 【標津】根室管内四町の首長と議長は二十五日、町生涯学習センターで「四町の自治を考える会」の四回目の会合を開いた。終了後、記者会見した座長の佐野力三別海町長は事実上、広域連合か合併かの選択になるとの見通しを明らかにした上で「合併するならあくまで四町一緒」との考えを示した。

 会議は非公開で行われた。佐野氏は会見で「四町の道は合併しない、広域連合、合併の三つあるが、各町は、このまま(単独)ではやっていけないと腹では思っている」と述べた。

 また、「標津、別海の町民は合併を望んでいないが、羅臼はせざるを得ない状況。各町の温度差があるので、これを埋めていく必要がある」とも述べ、四町の町民意識の足並みをそろえる必要性を強調した。

 さらに佐野氏は「(合併問題での)最重要課題は病院をどうするかだ」と述べた。羅臼町は老朽化した町立病院の改築を検討中で、別海町も昨年、町立病院を新築する方針を打ち出した。ともに巨額の費用を要するため、合併に向けて調整が大きな課題となりそうだ。

 今後は三月末に羅臼町で開く五回目の会合までに、選択肢に対するメリット、デメリットをまとめる方針だ。(内山岳志)

3131とはずがたり:2007/01/26(金) 20:58:06
<北陸・甲信越>長野県筑摩地区

悪いのは波田町民ではなく前町長なのである。松本は長野県の中心都市としての気概を見せて欲しい。内実は此処もバラバラで苦しいのか?

任期中は合併協議応じず
松本市長、波田町に拒否の姿勢
http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20070126/lcl_____ngn_____001.shtml

 波田町の太田典男町長らは25日、松本市役所を訪れ、菅谷昭市長と渡辺聡議長に合併協議を申し入れた。市長は市民の意向を問う考えを示す一方、旧4村との融和など山積する市政の課題を理由に「平成19(2007)年度中の協議は困難」と述べ、08年3月までの任期中は合併協議に応じない姿勢を鮮明にした。県によると、新合併特例法下で合併協議の申し入れは県内で初めて。

 町長は「7割を超える町民が松本市との合併推進の意向を示している。3年前に任意合併協議会を離脱した経過を謙虚に反省し、あらためて合併協議を申し入れます」と申し入れ書を読み上げた。

 これに対し市長は、市制施行100周年に伴う記念事業や05年春に編入合併した旧4村の課題を挙げ「現下の市政課題に集中し、最優先に取り組まねばならない」と強調。「落花枝にかえらず」(破れた縁が再び元通りにならないという意味)との格言まで持ち出し、04年に波田町が任意合併協議会を離脱した経緯にこだわった。

 松本市は申し入れを受け、近くインターネットの市ホームページや市広報に申し入れ内容を掲載するほか、波田町について市民への情報提供を検討する。

 波田町は04年の住民投票で自立路線を選んだが、合併を公約とする太田町政の誕生で路線変更。住民学習会や町長の全戸訪問で「10年度には財源不足を基金でまかなえなくなる」などと厳しい財政見通しを示し、町民の合意形成を図った。

 (赤川肇)

3132片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/28(日) 14:01:13
なかなか思い切りました。

道州制:自民党かながわ政治大学校10期生、「富士州」などを提言 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070128ddlk14010031000c.html

 政治家志望者対象の教養講座「自民党かながわ政治大学校」の10期生12人が27日、都道府県を廃した行政制度「道州制」について独自の提言書をまとめ、鵜川昇校長(桐蔭学園理事長)に手渡した。神奈川、山梨両県と静岡県東部を一つにした人口約1200万人の「富士州」などユニークな内容になった。

 全国を11の道州に組み替えた。道州制を推進する松沢成文知事は東京都を中心とした「首都圏連合」を提案しているが、同校の提言書は人口の一極集中緩和のため、東京と首都圏を切り離した。そのうえで、防衛の重要度が高い沖縄県と併せて「東京州」とした。

 道州制議論の高まりを狙い、全国知事会や国会議員らにも送付する予定。【稲田佳代】

毎日新聞 2007年1月28日

3133とはずがたり:2007/01/30(火) 11:41:05
<九州・沖縄>福岡県

おめ〜ヽ(´ー`)/

瀬高・山川・高田3町合併 「みやま市」発足 県内28番目の市に
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20070129/20070129_019.shtml

 福岡県瀬高、山川、高田3町が合併した「みやま市」が29日、誕生した。本庁舎となる旧瀬高町役場前では同日午前、開庁式が行われ、市民ら約100人が新市誕生を祝った。市制発足は同県内で28番目。県内の自治体数は66となった。

 開庁式では、市長職務執行者の前原健治・旧高田町長が「難産だったみやま市の誕生だけに感慨もひとしお。『人・水・緑が光り輝き夢ふくらむまち』を市民と創造していきたい」とあいさつした。支庁舎となる旧山川、旧高田町役場でも同日午前、開庁式が開かれた。

 新市の人口は約4万4000人。市長選は2月25日告示予定。在任特例で3町の町議44人が今年7月末まで市議を務める。その後の議員定数は22。

 3町は、2004年6月に合併協定書に調印したが、高田町議会が合併関連議案を否決し破たん。住民投票による同町議会解散を経て、05年10月に法定合併協を再設置し、06年3月に再び合併協定書に調印した。

=2007/01/29付 西日本新聞夕刊=
2007年01月29日13時34分

3134とはずがたり:2007/01/30(火) 11:44:42
<東北・北海道>山形県

やれやれ・・。県は以後三川に庁舎とか立てずに鶴岡重視で行って三川を圧迫すべしヽ(`Д´)ノ

山形・三川町長選 合併撤回、阿部氏3選
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/01/20070130t51017.htm

 任期満了に伴い、鶴岡市との合併を争点にした山形県三川町長選は28日、投開票が行われ、自立の町政運営を唱えた現職の阿部誠氏(54)が、合併を訴えた元町議2人を破って3選を果たした。合併方針を翻して辞職した昨年11月の出直し選に続き、町民が阿部氏の自立路線を支持したことで、合併破談が確定した。

 一方で、鶴岡市は消防とごみ処理を担う各事務組合の廃止を申し入れており、自立の代償も大きい。阿部氏は「組合廃止や負担増はやむを得ないが、業務委託してもらえるよう協議を続けたい」としており、鶴岡市との信頼回復が急務となっている。

 鶴岡市の富塚陽一市長は29日、選挙結果を受けて会見し、事務組合存続のままでは消防庁舎の建て替え(32億円)に合併特例債が使えなくなることから、2月中に臨時議会を開き、廃止手続きを進めることを明らかにした。
 業務委託の可能性については「適正な料金であればやぶさかでない」とし、委託料について両市町で協議する方針を示した。
2007年01月29日月曜日

山形・三川町長選 阿部氏が3選
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/01/20070130t51024.htm

 山形県三川町長選は28日、投開票の結果、阿部誠氏(54)=無現=が梅津泉氏(74)=無新=、佐久間修一氏(58)=同=を破り3選した。投票率は83.86%。

当2881 阿部 誠 無現
 2121 梅津 泉 無新
  243 佐久間修一無新
2007年01月29日月曜日

3135とはずがたり:2007/01/31(水) 11:52:31
<東北・北海道>岩手県

一関市と藤沢町の合併進展に期待感 知事会見
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070129_10

 増田知事は29日午前の定例記者会見で、藤沢町長選で前町助役畠山博氏(58)が23日、無投票で初当選したことに関し「新体制が決まったので一関市と藤沢町で(合併が)進むことを期待する」と述べた。

 増田知事は「藤沢町が一関市との合併を志向するのは既定路線と思う。県も両磐合併を推進する立場。必要に応じて話し合いの場に加わりたい」と答えた。一関市が藤沢町との合併の障害として同町の国営農地事業への支援を求めている点に関し「国と協議してやれることはやってきた。国はわれわれ以上にやるべきことはやったと思っていると思う」と慎重姿勢を見せた。

 同日から始まる県の2007年度予算編成知事査定について「骨格になるが、4月から行わないと県民サービスが低下する事業は対応していきたい」と述べた。

3136とはずがたり:2007/02/02(金) 03:40:08
<東北・北海道>山形県

どうもこじれそうだねぇ・・。

ライブ・三川自立の道「財産処分」も隔たり
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000702010005
2007年02月01日

∞鶴岡市 焼却炉などの解体費も

三川町 将来「その時に」算定

 鶴岡市と三川町でつくるごみ処理と消防の一部事務組合解散問題で、鶴岡市は31日、解散後の財産処分について、施設の解体費用も負担を求めることで、三川町に分与する財産が相殺され、町側に新たな負担が発生するとの見積もりを提示した。同町は将来の費用負担に不快感を示しており調整は難航しそうだ。

 この日、鶴岡市の担当者が三川町役場を訪れ、30日の協議で提示した委託料と財産処分の算定基準をまとめた資料を町担当者に手渡した。それによると、同市は、解散する事務組合の財産処分に当たり、消防三川分署を譲渡する一方で、ごみ処理場や消防署を建て替えた場合の解体費用の負担を求めた。ともに事務組合を組織して、費用を出し合って造ったのだから、取り壊す費用も共同で負担すべきだ、との考え。解散時に清算すれば、将来、三川町に負担を求めなくて済むとしている。

 これに対し、三川町は施設の建て替えは「10〜20年も先のことだ」(町幹部)として、実際に解体が必要になった時点で費用を計算。適正な負担額を決めるべきではないかと主張している。

 委託金額についても、三川町は最大5千万円増を想定していたのに対し、鶴岡市は8千万円増を請求。三川側は、想定より3千万円高かったこともあり、「算定基準が一致しても、鶴岡市の提示額を支払えるかどうかは別問題だ」と話す町幹部もいる。役場内では、鶴岡市の提示を拒否せざるを得ないとの声も出ている。

 三川町の阿部誠町長は、先月の町長選立候補予定者による公開討論会で、「酒田市への委託も視野に入れる」と発言、酒田市側も受け入れを検討する姿勢をみせた。

 だが、その後、合併賛成派から厳しい批判を受けて、酒田市側は発言を控え、阿部町長もひとまず、鶴岡市との協議を優先する構えを見せた。

 現在、「酒田への委託」は、表での議論にはなっていない。だが、三川町が、鶴岡市の提示金額と財産処分の算定根拠に難色を示しており、酒田市との協議が必要との考えを示す町幹部もいる。酒田への業務委託問題も再燃しそうだ。

3137とはずがたり:2007/02/03(土) 16:14:52
<東海>静岡県

何故吉田町は合併をしないし県も強く言わないのか不思議だったが牧之原と島田で迷っている訳ではなく財政的に豊かなのか。なんか税源あったっけか?

牧之原市、吉田町の榛南地区 合併枠組み示さず
http://www.shizushin.com/local_politics/20070202000000000015.htm
2007/02/02

 県市町村合併推進審議会の作業部会(部会長・坂本光司静岡文化芸術大教授)は1日、榛南地区(牧之原市、吉田町)について「合併の枠組みは示さない」とする方針を決めた。
 同地区で唯一、自立の道を選んだ吉田町の扱いを中心に協議した。委員からは「吉田町と牧之原市は中長期的には合併の必要性はあるが、静岡空港の開港も控え、地域が変化する可能性がある。もう少し様子を見る必要がある」「牧之原市は合併したばかり。吉田町の町政は揺れているが、財政的には緊迫した状況にはない。合併新法の期限内での推進はどうか」などの意見が出た。
 一方で「両市町の生活圏は既に一体化している。新しい地域圏づくりを急ぐ必要がある」などの指摘もあったが、最終的に熱海、伊東市、田方地区と同様に枠組みは示さないことになった。
 また、前回決めた湖西市と新居町、御殿場市と小山町のそれぞれ「1市1町」の枠組みについて、審議会に報告する答申素案を詰めた。

3138名無しさん:2007/02/03(土) 17:50:32
自分達の町は自分達で運営する
地方自治の原則ですな

3139とはずがたり:2007/02/04(日) 14:52:38
<東北・北海道>青森県

商工会は合併を選択したぞ。五戸町政も大局観を持て。

2007年2月2日(金)
来年4月合併へ 五戸・新郷商工会
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070202094258.asp

 五戸町と新郷村の商工会合併検討委員会(委員長・北紀一五戸町商工会長)は一日、町立公民館で第六回委員会を開き、二十二日に合併基本協定を締結して推進協議会を設立し、二〇〇八年四月一日の新設合併を目指すことを決めた。

 検討委は、両商工会の三役が広域事業展開について協議している中で、合併検討の機運が高まったことから〇六年四月に発足。意見交換や研修、先進地視察などを行った結果、商工会健全化のためには合併は必要−との結論に至った。

 この日の委員会には両商工会の三役、理事ら二十人が出席し、基本協定締結と推進協設立について了承した。

3140名無しさん:2007/02/04(日) 16:40:10
*** 綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件 ***

 足立区東綾瀬の路上で、夕方8時過ぎ、帰宅中の女子高生が18才と
16才の少年に誘拐されました。 女子高生は16才の少年(湊伸治)
の自宅に40日間監禁され、毎夜のように暴行され、殺害されました。
ドラム缶にコンクリート詰めにされた遺体は、全身にライターで焼かれた
火傷があり、歯はほとんど折られていました。異物挿入により性器と
肛門が完全に破壊され、ドリンク瓶2本が突き刺ささっていました。
 主犯(宮野 裕史)以外の少年たちは全て6年以内に釈放され、監禁を
知っていた両親は無罪でした。

事件を http://www8.ocn.ne.jp/~moonston/lynch.htm で知りました。
怒りが治まらないので、犯人の名前をネットで検索し晒します。

湊 伸治:昭47年12月16日生/ 京都市伏見区向島市営住宅
     父=靖人、母=ます子、兄=恒治(昭47年1月21日生)
渡邊 恭史:昭46年12月18日生/事件当時 姉が宮野と親しい関係
岩井 哲夫:S47生/酒場でこの事件をおもしろく語る。無反省 
相田 孝一(旧姓は垣東):S48生/娘2人、長女は中学1年生。
      妻の旧姓(相田)に改姓するため、戸籍上は離婚し再婚

仮保釈検討中=宮野 裕史:昭45年4月30日生/主犯、160cm
再犯し服役中=神作 譲(旧姓は小倉):昭46年5月11日生

3141とはずがたり:2007/02/06(火) 21:03:50
<東海>静岡県

芝川町との合併協設置案を付議へ 富士宮市長表明
http://www.shizushin.com/local_politics/20070205000000000070.htm
2007/02/05

 富士宮市の小室直義市長は5日午前の市議会全員協議会で、芝川町との合併協議会設置について、「富士宮市と富士地区の将来を見据え、付議することにした」と述べ、合併協設置案を市議会に付議する方針を表明した。小室市長は全協終了後、芝川町役場に臼井進町長を訪ね、回答を伝えた。
 同市は芝川町から合併特例法に基づく住民発議の合併協設置請求の意見照会を受け、9日までに議会へ付議するかどうかを回答することになっていた。住民発議とは別に、臼井町長も昨年12月、住民投票の結果に基づき、同市に合併協設置を申し入れていた。
 今後、芝川町は富士宮市からの回答を住民発議の請求代表者らに通知し、公表する。両市町は60日以内に合併協設置案を各議会に付議することになる。
 小室市長は芝川町との合併協設置について、市議会や区長会、庁内で意見聴取し、対応を検討していた。付議の時期については「市議会の日程に合わせ、議会に送付したい」と述べた。

3142とはずがたり:2007/02/09(金) 11:34:02
<北陸・信越>新潟県

市町村合併:希望先問う住民投票、「長岡市」多数占める−−川口町 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070205-00000033-mailo-l15
2月5日11時1分配信 毎日新聞

 川口町の合併希望先を問う住民投票が4日行われ、即日開票の結果、長岡市が多数を占めた。この結果、同町は長岡市への飛び地編入を目指し、あらためて合併協議を申し入れる見通しとなった。当日の有資格者は4494人(男2162人、女2332人)。投票率は77・01%だった。
 投票は永住外国人を含む18歳以上の町民が対象で、隣接する小千谷市か、飛び地合併となる長岡市かを選ぶ二者択一方式。
 川口町は中越地震の復旧工事や過去の放漫財政がたたり、08年度の予算が組めない見通しとなる危機的状況。このため08年度までの合併を目指し昨年、長岡市に合併協議を申し入れたり、小千谷市に長岡市との合併協議への参加を呼びかけるなど、動きを活発化させてきた。
 しかし編入合併を2市同時に申し込む非合理さと、性急な活動は町民の反発を呼び、住民グループによる直接請求から合併希望先を決める住民投票が実現。住民グループなどが隣接する小千谷市との深い関係を強調する中、岡村譲町長を中心に町議の大部分が規模の大きい長岡市との合併を訴え、支持を呼びかけてきた。
 多数を占めた長岡市にとって、飛び地合併に慎重な姿勢を示す声もあり、合併への道のりは平たんではなさそうだ。【渡辺暢】
………………………………………………………………………………………………………
 ■視点

 ◇議会の無責任さ露呈
 何のための住民投票だったのか。4年前に小千谷市からの合併の誘いを断った川口町が今回、自立の道を断念した理由は約130億円の負債にある。借金を肩代わりしてもらおうとの思惑だ。
 しかし、小千谷市は合併に極めて消極的で、長岡市にとっても1962年度決算で「赤字団体」に陥り、北海道夕張市と似た苦しみをした経験から「虫のいい理屈」としか映らない。長岡市は旧10市町村による先行合併を仕上げる時期。市幹部から「新たに合併する余裕はない」との本音も漏れる。
 町の迷走の原因は何か。合併先を問うた昨年夏の意向調査で、「小千谷市と共に長岡市」という、あいまいな選択肢を町が入れたのが発端とされる。この結果を受けて長岡市との合併希望を選んだのは町議会であり、住民投票条例を成立させたのも町議会だ。
 住民投票の成果は町民が直接民主主義の機会を得たのと同時に、議会の無責任さを露呈させたことだ。巨額の負債を見逃してきた一因は議会にもある。町議は無報酬で奉仕する――。そのくらいの覚悟がなければ、合併希望先の市民の理解は得られまい。【根本太一】
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 ◇住民投票結果
長岡市  2041
小千谷市 1349
 =選管最終発表

2月5日朝刊

市町村合併:川口町住民投票、岡村町長が結果を報告 長岡市長が慎重姿勢 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070206-00000140-mailo-l15
2月6日13時1分配信 毎日新聞

 川口町の合併希望先を決める住民投票から一夜明けた5日、岡村譲町長は長岡市と小千谷市をそれぞれ訪れ、森民夫、谷井靖夫両市長に住民投票の結果を報告した。長岡市への町民の合併希望が約6割を占めたため、森市長に対しては「中核市構想に参加したいという住民の気持ちをくんでほしい」と昨年9月に次いで、改めて合併協議を申し入れた。
 長岡市役所では、岡村町長が「長岡市に仲間入りさせていただきたい」と述べたのに対し、森市長は「住民の意思が確認されたことは真摯(しんし)に受け止めたいが、いろいろな意見があり、もう少し時間をいただきたい」と言葉を選んだ。飛び地合併や財政負担の問題もあり、合併協議に応じるかどうかには慎重な姿勢を崩さなかった。
 一方、小千谷市役所で谷井市長と面会した岡村町長は「長岡市に60%という結果が出たが、小千谷市とは生活で一体感があり、これまで通り連携をとっていきたい」とあいさつ。これを受けて谷井市長は報道陣に対し「あとは長岡市と川口町の話。(昨年9月の合併協議参加呼びかけは)これでご破算になったと考えている」と説明した。だが面会後、岡村町長が「呼びかけは生きていると解釈している」と小千谷市との合併にも依然執着を示し、見解の相違を露呈した。【渡辺暢】

2月6日朝刊

3143とはずがたり:2007/02/09(金) 11:41:51
<東北・北海道>山形県

追跡やまがた:自立選択の三川町 財政事情先々険しく /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070204-00000113-mailo-l06
2月4日11時2分配信 毎日新聞

 ◇問われる阿部町長の力量
 鶴岡市と合併せず、自立町政を選択した三川町。最大の課題とされたごみ処理と消防事業の業務委託は鶴岡市が受託を了承、提示された負担増は町の想定の2倍近い金額だったが、町は求めに応じる意向だ。しかし、阿部誠町長が「心配ない」と言うほど町の財政基盤は堅調ではない。負担増に耐えるためにどんな町政を担うのか、阿部町長の力量に掛かっている。【粕谷昭二】
 鶴岡市と共同で運営するごみ処理と消防事業の二つの一部事務組合運営費は、合併を前提に三川町の負担金は低く抑えられてきた。自立選択で市は組合解散を申し入れ、改めて業務委託を結ぶ。同町の06年度の一部事務組合負担金は消防約9800万円、ごみ処理約4400万円の計約1億4200万円。
 業務委託に向け、白紙状態からはじき出した負担増は約9000万円。新年度から町の両事業委託負担額は約2億3000万円になる。これと別に組合解散で財産処分などに伴う清算金4000万円強の負担も必要だ。

 三川町は財政力から負担増を最大5000万円が限界と想定していた。鶴岡市としては「適正に計算した料金をもらわなければ、市民に(受託を)納得してもらえない」(富塚陽一市長)。阿部町長は同市との交渉が破たんしたら酒田市に委託する考えを明かしたが、酒田市との交渉はより難しさが予想される。生活圏が同一の鶴岡市を頼り、住民サービスを維持するしか道はなく、2倍近い提示額を受けざるを得なかった。ただ、組合解散の精算負担金は、後年度になる施設解体時点での負担を要請した。
   ◇   ◇
 ごみ処理と消防事業の負担金増額分は、町財政にとっては巨額だ。約9000万円を人口(1月末で7818人)で割れば町民1人当たり約1万1500円。町は中期財政計画で10年度まで単年度6000万円の黒字を見込むが、負担増は黒字分を上回る。阿部町長は「住民に負担増は求めない」とし、内部努力で経費節減、退職者不補充による人員削減、場合によっては人件費(手当分)削減にも踏み込んで財政を維持したいとの考えを示している。本丸(本給)に及びはしないか。町職員も内心穏やかでない。
 町税収入では大型店進出関係で法人税・固定資産税などの収入が年約2億円程度あるが、税収のピークは07年度。その後は減価償却などで減収に転じる。選挙公約の大型事業、三川中建設(約18億円)も控えている。町は減収分を補う新たな税収源として企業誘致、住宅団地開発に躍起だ。
   ◇   ◇
 町は第3子以降の子育て支援で若年層を呼び込み、人口が増えれば地方交付税の増額が期待できるとする。しかし少子化時代では大幅人口増は望めない。00年の国勢調査比で、05年は124人増加したものの、今年1月末では185人減っている(05年比)。町にとっては気掛かりなことだ。
 財政がひっ迫すれば、5億円余の財政調整基金に手を付ける。業務委託の負担増に介護保険認定業務の委託費用も加わる。
 阿部町長が選挙で多用した言葉は「私の責任で町民に迷惑は掛けない」。自立宣言は町長も町民も荒波に向かっての船出になる。

2月4日朝刊

3144とはずがたり:2007/02/09(金) 11:43:36
<首都圏>山梨県

へぇ・・>同村は隣接する小菅村とともに明治時代以来、合併の経験がない

市町村合併:丹波山村、合併構想協設立へ 「甲州市と」視野に /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070203-00000089-mailo-l19
2月3日12時1分配信 毎日新聞

 丹波山村は今月中にも、甲州市との合併を前提に村内の意見を聞く諮問機関「合併構想協議会」を設立する。岡部正幸村長が会長に就き、ほかに村幹部や村内の住民代表、有識者などの約15人で構成するという。
 村は同協議会で合併に関する課題などを検討、その後、住民説明会などで甲州市との合併の意思を確認する。甲州市も村の合併への意思が改めて確認できた段階で、合併準備室などを設けて対応していくという。
 同村は隣接する小菅村とともに明治時代以来、合併の経験がない。05年12月の村と村民との懇談会では、甲州市との合併を望む声が多数で、昨年8月には岡部村長が甲州市を訪れ、田辺篤市長と会談し、合併を前提に協議を進めることで合意した経緯がある。【富田洋一】

2月3日朝刊


最終更新:2月3日12時1分

3145とはずがたり:2007/02/09(金) 11:50:51
<首都圏>埼玉県

ほんまにあほやなぁ,久喜市民
>久喜市の合併をめぐっては…幸手市と鷲宮町との合併を問う住民投票を行い、合併反対票が賛成を上回り破綻した経緯がある。
>市は新年度、圏央道の側道整備に約四億一千万円の巨費を負担する。「破綻した合併協議の中で側道整備は合併特例債事業の対象だった。つくづく悔しさが残る」…と嘆き節も出た。
 

2007年2月8日(木)
「秋までに枠組みを」 近隣合併で久喜市長
http://www.saitama-np.co.jp/news02/08/16p.html

 久喜市の田中暄二市長は六日の定例記者会見で、市町村合併に触れ、「できれば今年の秋までには合併の枠組みを決めたい」と述べ、合併新法の期限(二〇一〇年三月)内合併に意欲を示した。

 ただ周辺市町を絡めた合併スケジュールや枠組みについて、今のところ具体的な議論になっていない。市長の合併構想は新年度予算の編成方針を説明する中で言及した。

 久喜市の合併をめぐっては、二〇〇四年九月に幸手市と鷲宮町との合併を問う住民投票を行い、合併反対票が賛成を上回り破綻した経緯がある。

 市は新年度、圏央道の側道整備に約四億一千万円の巨費を負担する。「破綻した合併協議の中で側道整備は合併特例債事業の対象だった。つくづく悔しさが残る」(田中市長)と嘆き節も出た。

3146とはずがたり:2007/02/09(金) 11:52:16
<東海>静岡県

ここは順調のようですな。

島田・川根の合併は来年4月1日 新市名「島田市」
http://www.shizushin.com/local_politics/20070207000000000016.htm
2007/02/07

 島田市・川根町合併協議会(会長・桜井勝郎島田市長)は6日、第2回協議会を川根町民文化会館で開き、合併期日は平成20年4月1日、新市の名称は「島田市」とすることを決めた。
 合併期日については予算・決算の区分上、年度当初の合併が好ましいとし、地方交付税の算定替えによる財政措置などを勘案して決めた。第1回協議会で既に合併方式を「編入」と決めてあり、継続して法人格を有する「島田市」を新市の名称とすることも全委員が賛成した。
 財産と債務はすべて島田市が引き継ぐ。条例・規則も島田市の条例などを適用するが、公共施設の設置条例など20本程度の新たな条例が必要で、一部改正が必要な条例は160本程度となる。各種慣行に関しては、市章は現島田市の章を使用し、市民憲章や市のシンボルマークは合併後に委員会を設けて新たに制定することで合意した。
 次回具体的な協議を行う事項では、現川根町の区域に支所を設けることや、地名表示は例えば現在の川根町家山は「島田市川根町家山」とするなど、字名の前に「川根町」をつける案が事務局から示された。

3147とはずがたり:2007/02/09(金) 11:55:05
<九州・沖縄>熊本県

長洲・南関の意向は?
南関なんかは大牟田@福岡県との繋がりが強いのかも知れぬ
長洲は荒尾と玉名で独自色を出したいのかも知れぬ
玉東は熊本との合併だって検討されても良いかも知れぬ。

市町村合併:玉名市の協議申し入れ、「時期尚早」と拒否−−玉東町 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070202-00000203-mailo-l43
2月2日14時0分配信 毎日新聞

 玉東町の前田移津行町長は1日、玉名市が申し入れていた合併協議について「時期尚早」として拒否した。一方、菅本義勝町議長は「4月の町議選後の新議員に対応を委ねる」と回答した。
 玉名市は昨年末、「広域行政組合で一緒に運営する医療やごみ処理、斎場など町とは深い関係にある。合併特例法が期限切れとなる2010年3月末を前に合併協議の場を設けたい」と申し入れていた。
 前田町長は「合併は玉名市、長洲、南関、和水、玉東町の1市4町が望ましい。時期尚早」とした。町議会は合併問題調査特別委員会で審議、合併の必要性の認識を示しながら「統一地方選が迫っており、新議員が実質協議する」とまとめた。
 この日、前田町長、菅本町議長は別々に回答書を島津市長に手渡した。玉名地域の合併は、1市8町の合併が破たんし玉名市など1市3町が、三加和、菊水2町が合併したが、玉東、長洲、南関3町が単独を選択した。【西東靖博】

2月2日朝刊

3148とはずがたり:2007/02/09(金) 12:07:34
<近畿>和歌山県

田辺・上富田は慎重 市町村2次合併(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070113-00000000-agara-l30
1月13日17時0分配信 紀伊民報

 新合併特例法の期限まで残り3年3カ月。県は30市町村のうち「23」の市町村を「6」に再編する合併構想を示している。県市町村課によると、合併相手との具体的な協議から調印までに1年間、調印後の事務手続きに1年間の計2年間が必要で、2007年度の協議開始を求めている。県の構想の一つ「田辺市と上富田町」は目立った動きはないものの、日高以北の地域では着々と合併協議の下地をつくりつつある。「田辺地域」「御坊日高地域」「橋本伊都地域」「有田地域」の現状を紹介する。
●2次合併に慎重
(田辺、上富田)
 田辺市と上富田町の組み合わせは、前回の協議の中で財政問題や同和対策事業の取り扱いをめぐり破談になっている。
 田辺市の真砂充敏市長は「(将来的には)2次合併はあり得ると思う」としながらも「上富田町が次の合併を考えるか、議論のきっかけがどこから始まるかだ」と話し、田辺市側からは働き掛けるつもりはない模様。
 上富田町の小出隆道町長は「合併しても財政がもたなければ意味がない。1次合併で市町村の財政状況がどうなったか詳しく調べたい」と話し、合併そのものについて慎重な姿勢を見せる。
●市町連絡会議を設置
(御坊、美浜、日高、由良、印南)

 県の2次合併構想には入っていない、みなべ町と日高川町を含む各市町の総務課長が集い、06年7月に「県・日高管内市町連絡会議」を設置したのは御坊日高地域。意見や情報の交換を目的にした会合を開く。
 前回の合併時には、日高管内では中核となる御坊市が財政難から敬遠され、周辺で小規模合併議論が先行し、広域合併が進まなかった。日高川筋の旧川辺町、旧中津村、旧美山村の3町村合併で日高川町が発足。美浜と日高、由良の3町は協議したが、水道料金などをめぐり破談した。
●2度の勉強会開催
(橋本、かつらぎ、九度山、高野)
 橋本伊都地域は、4市町で地域の将来像やまちづくりについて意見を交換する「行財政運営勉強会」を06年9月に設置した。各市町の助役と財政担当課長が集い、これまで2回勉強会を開いた。
 1次合併では、旧橋本市と旧高野口町の合併で橋本市が誕生。かつらぎ町は県内で唯一、旧花園村を編入合併して発足。九度山町と高野町は協議していたが高野町の住民アンケートで反対意見が多く、まとまらなかった。
●地域行政研究会を設置
(有田、湯浅、広川、有田川)
 有田地域は、各市町の財政課長らで06年9月に「有田地域行政研究会」を設置。これまで3回開催し、地域の課題などを話し合っている。
 県は26日に有田川町で開催する「地域の将来を考えるシンポジウム」を、同地域の2次合併協議のスタートとして位置付けている。
 2次合併では、08年度末までに合併すれば、合併後7年間にわたり普通交付税の優遇措置、その後5年間の激変緩和措置、09年度末までに合併すれば、合併後5年間の普通交付税の優遇措置、その後5年間の激変緩和措置がある。1次合併では、合併後10年間、普通交付税の優遇措置、その後5年間の激変緩和措置があった。

3149とはずがたり:2007/02/09(金) 12:08:30
<近畿>和歌山県
>>3148-3149

取り組みに温度差 市町村2次合併(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070112-00000001-agara-l30
1月12日17時3分配信 紀伊民報

 新合併特例法に基づく県の2次合併構想を受け、構想に盛り込まれた地域で、取り組みに温度差が出てきている。東牟婁や日高は積極的に勉強会を始めているが、一方、田辺や西牟婁では首長が慎重な姿勢。旧法下で50自治体が「30」に再編されて間もないが、県は「法期限に間に合うよう、2007年度中には具体的な協議を進めてほしい」としている。各地域の現状を2回に分けて紹介する。
 県の構想は、新合併特例法の期限となる09年度末までに、県内30市町村のうち、「23」の市町村を「6」に再編、最終的に13市町にする内容。一部事務組合などの広域行政の実施状況や生活圏域を踏まえ、原則的に郡単位で組み合わせをまとめている。
 県は、2次合併構想の対象となった6地域に対し、勉強会や研究会で地域の現状や将来像を検討するよう促している。
●すさみは別枠模索(白浜、すさみ)
 2次合併に向けた議論が低調なのは、構想案に盛り込まれた白浜町とすさみ町の組み合わせだ。
 白浜町は、06年3月に白浜、日置川の両旧町が合併して誕生したばかり。前回の合併協議では、すさみが3町合併を働き掛けていたが、結局2町でまとまった経緯があり、新法下でも構想案の枠組みのままでの合併は難しいとみられる。

 すさみ町の桂功町長は「過疎高齢化は深刻。数年で人口5000人を切るだろう。合併は避けられない」と2次合併自体には前向きだ。
 しかし、白浜町との枠組みについては「それは受けられない。町民の賛成を得られない」と否定する。ただ、「白浜との合併話に、上富田が加わり3町合併となると話は別。隣の串本町とは昔から警察や土木行政が共通するので可能性がある」と新たな枠組みを模索する意向だ。
 白浜町の立谷誠一町長は「合併して日が浅く、1つの町としてある程度まとまるまで時間がかかる。2次合併のことを今は考えられない」と慎重な姿勢を見せている。
●検討会で協議(新宮、那智勝浦、太地、古座川、北山、串本)
 県内でも特に2次合併に向けた取り組みが進んでいるのが新宮東牟婁地域。各首長は06年4月、2次合併に関する懇談会を開催。同年7月には市町村合併検討会(座長=中路進・那智勝浦町助役)を設置した。各助役らで構成し、会議を重ねている。
 前回の合併協議は、消防組織の在り方をめぐり北山村が旧新宮市、旧熊野川町との合併を断念。古座川町も財政問題から串本、古座の両旧町との合併から離脱。那智勝浦町との合併を模索していた太地町では住民アンケートで反対が多数を占め、まとまらなかった。
 こうした経緯から、一部の首長から「早急に合併の枠組みを固めるべきだ」との意見があり、今回の検討会が設置された。
 27日には、那智勝浦町体育文化会館でシンポジウム(県主催)を開き、合併問題を考える。

3150とはずがたり:2007/02/09(金) 12:11:12
<東北・北海道>青森県

とっとと合併してやりない

2007年1月10日(水)
田舎館と任意合併協を/平川市長
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070110085812.asp

 平川市の外川三千雄市長は九日、年頭の記者会見で「七月の市議選後に田舎館村と任意合併協議会を設置したいと考えている」と語り、田舎館村との合併問題について前向きに取り組む意向を初めて示した。ただ、田舎館村の財政状況が厳しいことを理由に「任意協の設置が即、合併ということではない」とも強調した。

 平川市は二〇〇六年六月、田舎館村から合併協の設立を要請されたが、同村に対し(1)〇七年四月の合併は無理(2)同七月の市議選後、新議会の意向で合併協議をすることもあり得る−と回答していた。

 外川市長の今回の発言は「個人的な考え」と断りつつもこれまでより一歩踏み出した形だが、「任意協をつくるまではいかないといけない。その後、二市村で協議し判断していく」とも語り、任意協で慎重に検討する考えを示した。任意協の設置に言及したのは、県市町村合併推進本部が〇六年十月にまとめた市町村合併推進構想に「平川市・田舎館村」が合併対象地域の一つに盛られたことも一因とみられる。

 一方、田舎館村の鈴木孝雄村長は取材に対し「初めて知った。そうであれば、快く対応したい」と歓迎した。

3151とはずがたり:2007/02/09(金) 12:16:41
<首都圏>千葉県

盛り上がってきたかな?新市名は長生市or茂原市?反対首長をどうするかが課題だなぁ。

市町村合併:長生郡7市町村合併問題 合併協設置求め住民が署名活動  /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070203-00000077-mailo-l12
2月3日12時1分配信 毎日新聞

 長生郡7市町村の合併問題で、長生村一松の農業、酒井忠孝さん(61)が合併協議会設置を求め、直接請求のための署名活動(有権者数1万2258人の50分の1)を始めた。統一地方選で署名が出来ない期間(2月7日〜4月8日)を除き5月2日まで実施する。
 請求の理由を「多くの住民は合併の是非を判断する十分な情報を持ち合わせていない。合併協議会を設置し、まじめな議論を望む」としている。合併問題は現在、協議準備会で議論しており、4月に法定協議会設置を予定している。【吉村建二】

2月3日朝刊

市町村合併:議員説明会に112人−−長生郡市合併協 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070206-00000098-mailo-l12
2月6日12時1分配信 毎日新聞

 茂原市など7市町村による長生郡市合併協議に関する議員説明会が5日、茂原市役所で開かれた。7市町村の議員130人のうち112人が出席。首長、議長で構成する合併協議準備会(任意)の経緯と、合併基本構想素案について7つの合意事項説明に対する質問と意見交換が行われた。
 議員からは新市名公募は中学生以上の参加を望む声や、議員の在任特例3か月の合意事項の不要論など、前向きな意見も出された。
 また、村長が合併反対の意向の長生村からは「議員16人中12人が賛成だ」との声もあり、合併に賛成の議員が多かった。【吉村建二】

2月6日朝刊
最終更新:2月6日12時1分

3152とはずがたり:2007/02/09(金) 12:19:10
<北関東>栃木県

75歳の首長に48歳の県議が挑む構図なら勝利はほぼ確実なんだけどねぇ
現職市長の合併に関するスタンスはどんなもんなんだ?

’07統一選:栃木市長選 大島県議が正式表明 合併推進や企業誘致公約 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070129-00000021-mailo-l09
1月29日11時1分配信 毎日新聞

 4月の統一地方選・栃木市長選で、自民党県連総務会長の大島和郎県議(75)=栃木市選挙区=は28日、同市内で開いた後援会拡大役員会で「現市長がやれないことをやって、活力あるクリーンな栃木市を目指す」と述べ、無所属での立候補を正式表明した。同市長選では、現職の日向野義幸市長(48)も既に再選を目指して出馬表明。両氏の一騎打ちになる可能性が高まった。
 大島氏は約80人の後援会関係者に「栃木市はこのままでは沈没するという危機感があった。火中のクリ(を拾う)という心境。近隣市町との合併は、大島じゃないとできないという確信と希望を持っている」と述べ、合併推進や企業誘致などを公約に掲げた。
 大島氏は今月18日、自民党栃木市支部の役員会で、県議選の公認を取り下げ。市長選の推薦を依頼したが、同党県連は27日、支部決定通り日向野氏の推薦を決定した。大島氏は28日、「やり方によっては必ず勝てるという確信がある。後援会、市民の皆さんのご共感をいただいて、無事ゴールイン出来るよう、お願いしたい」と後援会に協力を求めた。【戸上文恵】

1月29日朝刊

3153とはずがたり:2007/02/09(金) 12:21:56
<九州・沖縄>鹿児島県

実際問題経費削減の効果はあるんだな。その浮いたカネがどのように使われるかなのであるが。
独居老人対策など吸収され廃止の方向の側にも面白い試みがあるようにも見受けられるが。。

旧5町合併から2年 人件費、年11億円減/鹿児島市
市が効果と課題調査/サービス52廃止も
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=2714
(02/07 07:52)
 鹿児島市は、2004年11月の近隣5町との合併による住民サービスへの効果と課題を調査しまとめた。議会議員や職員などの削減で人件費が年間約11億1000万円節約されたことや、友愛タクシー券利用といった旧5町地域で新たに始まったサービスなど、多数のメリットがあった一方で、旧5町が独自に続けてきた52の行政サービスが廃止されるなど、合併がもたらした課題も浮き彫りとなった。
 調査は、合併後2年が経過した昨年11月に市各局が分担して実施。数値化できるものはそのデータもまとめた。
 全域で行政サービスが向上した項目として(1)9支所での市議会本会議中継開始(2)各種証明書の交付窓口増(3)ごみステーション整備費補助新設−など17項目を挙げた。
 旧5町の市民に対しては(1)男女共同参画政策の機会増(2)点字広報誌・声の広報の発行(3)ごみ処理手数料(有料指定袋)の無料化(4)友愛タクシー券交付(5)愛のふれあい会食事業実施−など150項目で、市の制度適用でサービス充実といった効果があったとした。
 組織の統廃合や事務効率化の面では、議会議員が132人から55人に減り、報酬などが年間約2億250万円の減。同じく三役など特別職が18人から4人となり約1億3900万円の減。職員は、組織改編や本庁への事務集中化による削減で、人件費が約7億7000万円減った。
 合併後の課題として挙げられたのは、(1)防災行政無線の整備(2)支所スペースの有効活用(3)旧5町にある温泉施設などの改修、維持管理費(4)旧5町地域の観光振興−など25項目。
 合併で廃止されたり、一定期間後廃止される行政サービスは、(1)公園や公民館などへの水道料金免除(旧吉田、喜入、松元)(2)独居老人安否確認のための乳酸菌飲料配達事業(旧喜入)(3)特認校児童送迎事業(旧郡山)(4)自治組織への運営補助金(旧桜島、喜入、松元、郡山)などだった。
 調査を取りまとめた市企画調整課は「結果を各職場で共有し今後の行政運営に生かしたい。また、内容を地域まちづくり会議などの場で公開していく」としている。

3154とはずがたり:2007/02/10(土) 03:41:31
<九州・沖縄>熊本県

熊本市は政令指定都市の資格十分ありである。スムーズな協議を期待したい。

市町村合併:熊本市・富合町合併協が初会合 方式など41項目協議 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070206-00000240-mailo-l43
2月6日16時1分配信 毎日新聞

 ◇議員任期、専門部会も設置
 熊本市・富合町合併協議会(会長・幸山政史熊本市長、24人)の初会合が5日、熊本市のホテルであった。今後、合併の方式や期日など41項目を協議することで合意した。このうち議員任期など一部の項目は、合併協の下に議員専門部会を置き審議する。
 幸山市長は現行合併特例法のもとでは熊本市初となる法定協議会のスタートを「政令市実現への大事な第一歩」と評価。合併協副会長の村崎秀富合町長も「町長就任依頼の念願がかなった。財政などさまざまな問題は、新合併特例法の中で解決できると思う」と期待を込めた。
 合併協の協議項目はほかに、新市の役所の位置▽国民健康保険や介護保険事業の保険料などの調整▽各種福祉制度の取り扱い――など。合併方式については、市が新設される対等合併か、片方が吸収する編入合併とするかを話し合う。今後、月1回ペースで協議する。
 議員専門部会は富合町の全議員10人と熊本市の会派ごとの10人で構成。協議項目のうち主要10項目を審議し、結果を法定協に報告する。合併協に議員だけの検討組織を設ける例は、県内では過去に菊池市の合併協で検討委員会が設置されたことがある程度。富合町議会では合併推進、反対派がきっ抗しており「将来、廃置分合議案決議が必要で議会の理解は重要」(熊本市)として設置を決めた。【山田宏太郎】

2月6日朝刊

3155とはずがたり:2007/02/10(土) 19:56:51
<東海>静岡県

う〜ん難しいなぁ。浜松一強の天竜浜名湖地方合併とは違って沼津・三島・御殿場・裾野と多極型だ。清水・長泉は町だが主張ははっきりとするし。

市町村合併:「政令市合併」市町に温度差−−東部広域都市づくり研究会 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070131-00000021-mailo-l22
1月31日11時2分配信 毎日新聞

 東部5市4町の首長らが合併などを話し合う「東部広域都市づくり研究会」(会長・斎藤衛沼津市長)が29日夜、沼津市内で開かれた。
 会は合併方法などを協議する予定だったが、芹沢伸行・函南町長が「研究会の『13年度をめどに政令市合併を目指す』との合意事項に、本当に各市町は合意しているのか」と再確認を要求。これを受け御殿場市と小山町が「13年度は努力目標では」との見解を示した。
 また、「政令市を目指すには一気に合併するしかない」(三島市)、「合併したばかりで次の合併を考えている議員は少ない」(伊豆の国市)との意見も出るなど、各市町で考え方が異なることが改めて露呈した。【浜中慎哉】

1月31日朝刊

3156とはずがたり:2007/02/10(土) 20:01:26
<東北・北海道>青森県

ずっと前から鰺ヶ沢は弘前辺りとの合併を望んでいるのに何故弘前は応えてあげないんだ?

2007年1月22日(月)
長谷川氏が鯵ケ沢町長選出馬表明
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070122210918.asp

 鯵ケ沢町の長谷川兼己町長(72)は二十二日、任期満了に伴い四月の統一地方選で行われる町長選に、三選を目指して出馬することを表明した。

 町役場内で記者会見した長谷川氏は「今の厳しい財政状況から逃げるわけにいかない。町議会の与党会派からも強い要望があり、もう一期だけ何とか頑張ってみたい」と述べた。

 重点施策として、町の特産物のブランド化、町民と行政が一体となった「協働のまちづくり」の推進などを挙げた。

 市町村合併については「いずれは広域合併しなければならないと思う。住民アンケートを取り直し、町議会や近隣市町村と協議しながら進める」と語った。

 長谷川氏は、町水産商工観光課長などを務め、町議一期を経て、一九九九年の町長選で初当選し現在二期目。

 現職以外では、長谷川氏と過去二回にわたって激戦を演じた元助役の井上豊光町議(57)が出馬に意欲を見せており、「町民の声を聞いた上で判断したい」と話している。

3157とはずがたり:2007/02/15(木) 10:44:04
<東海>静岡県
>>3155
取り敢えずのこの構想は昔から地域的な纏まりもあるし良いんではないかと思う。長泉は入らないだろうなぁ。。
広域合併に積極的な函南がどう出るか?

3―4市町で特例市 御殿場、裾野、小山3首長合意
http://www.shizushin.com/local_politics/20070215000000000020.htm
2007/02/15

 御殿場市、裾野市、小山町の2市1町の首長が会談し、2市1町か長泉町も含めた2市2町で特例市を目指す方針で合意したことが14日、明らかになった。県市町村合併推進審議会が県東部の合併の枠組み案として示した3市3町(沼津、三島、裾野、函南、長泉、清水)案には乗らないことを確認した。
 長田開蔵御殿場市長、大橋俊二裾野市長、長田央小山町長が9日、御殿場市役所で行われた東富士演習場使用協定運用委員会拡大会議の後、話し合いの場を持った。
 2市1町は、東富士演習場や富士山ナンバー、F1日本グランプリなど共通の行政施策や課題があることが合意の背景になった。いずれも長泉町とも合意できれば歓迎する意向を示している。
 合併の時期については決めていない。今後はこれまでも定期的に開催してきた2市1町の首長と議長らの行政懇談会や、事務担当者レベルで話し合いを進め、当面はごみ処理、斎場、消防などの広域行政を進めたり、住民の合意形成に取り組んでいく。
 県東部地区の5市4町(沼津、三島、裾野、御殿場、伊豆の国、函南、清水、長泉、小山)の首長と議長でつくる東部広域都市づくり研究会では平成15年、「おおむね10年後をめどに政令市を目指す」との合意をしているが、政令市実現の時期などについては意見が分かれている。函南町などは政令市を目指すなら一気に合併すべきと主張しているのに対し、裾野市、御殿場市などは段階的な合併を経た政令市の実現を唱えている。

3158とはずがたり:2007/02/16(金) 16:25:40
<北陸>福井県

和泉村はひとりも出せずか。。合併に際し一悶着あったらしいがどう解決したのだったっけ?

大野市議選 定数20に22人
合併後初の旧和泉村は立候補なし
http://www.chunichi.co.jp/00/fki/20070212/lcl_____fki_____007.shtml

 任期満了(20日)による大野市議選(定数20)は11日、告示された。旧和泉村との合併後初の市議選で、現職15人、元職3人、新人4人の計22人が立候補し、選挙戦に入った。18日に投開票される。

 立候補者の党派別内訳は公明1人、共産2人、無所属19人。地区別では、大野と下庄が各5人、上庄4人、富田3人、阪谷と乾側が各2人、小山が1人。和泉地区からの立候補はなかった。

 立候補受け付けは午前8時30分から市役所大会議室で行われた。各候補者の代理人らが抽選で届け出順を決め、腕章や表示板などの「七つ道具」を受け取り各選挙事務所に向かった。各事務所では出陣式を行い、候補者らは支持者らを前に第一声。その後、選挙カーで市内を巡回、支持を求めた。

 期日前投票は12日から17日までの午前8時30分から午後8時まで、市役所別館と和泉支所で。投票は18日午前7時から午後8時(一部繰り上げ)まで、市内27投票所で実施。午後9時20分から大野有終会館で開票される。

 10日現在の選挙人名簿登録者数は3万1758人(男性1万4998人、女性1万6760人)。

 (正津聡)

http://www.hokuriku.ne.jp/~miyama/matizukuri-01.html
 人口約3万9千人の大野市に対し和泉村は約750人。22人の大野市議1人当たりの人口は約1800人で、和泉村の人口の2倍を上回る。合併後は、旧和泉村から市議会に1人の地域代表も出せなくなる可能性がある。

 大野市と和泉村は来年2月に合併するため、03年10月に法定合併協議会を設立した。合併方式は市が村を吸収する編入合併で、村は市の一部となる。しかし、合併後の旧和泉村の住民自治方式について意見がまとまらず、協議は暗礁に乗り上げている。
 「最後」の法定協は5月14日だった。席上、和泉村の委員(村議)が突然、議題になかった住民自治方式の導入を訴えたため紛糾。次回の協議日程が白紙撤回され、閉会した。
 和泉村が主張したのは、来年4月に施行される新合併特例法にもとづく地域自治区方式。旧和泉村が地域自治区になると、旧村民によって地域協議会がつくれる。協議会は、大野市長に意見を表明でき、市長は適切な措置をとらなければならない。
 これに対して、大野市は、市長の諮問機関に近い地域審議会方式の採用を主張し、譲らない。

3159とはずがたり:2007/02/18(日) 14:26:34
<中国・四国>徳島県

再編複数案を提示へ 県市町村合併推進審、中核市・10万人前提 2007/02/17 10:40
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_117167675594&v=&vm=all

 未合併の徳島県内十四市町村の再編構想づくりを進めている県市町村合併推進審議会(会長・若山浩司四国大大学院教授)の第六回会合が十六日、徳島市内の徳島プリンスホテルであった。合併の組み合わせについて、関係市町村で意見が分かれることから当初の一案から複数案提示に変更。枠組みにあたっては中核市や人口十万人程度を前提とする方針を決めた。五月以降に開く次回会合で県が具体的な組み合わせ案を示す。

 複数の組み合わせ案を示すことにしたのは、徳島市による人口四十万人規模の中核市構想をはじめ、昨年十月の前回会合での関係首長からの意見聴取で鳴門市が吉野川北岸の板野郡五町との合併希望を表明するなど、関係市町村の方向性が分かれることから。また、自主的な合併を進める観点からも、複数案で検討することにした。

 組み合わせに関する基本的な考え方としては「より充実した行財政能力を有する自治体への移行を前提とする組み合わせを目安とする」とし、具体的な目安として<1>中核市<2>人口十万人程度の自治体−とすることを確認。併せて一万人未満の小規模町村の再編方針も掲げた。

 具体的な組み合わせ案の検討は、関係市町村の多くが四月の統一地方選で首長選挙や議員選挙があることから、選挙後の五月以降とした。

 再編構想はこれまでに二十四道県が策定しているが、複数の組み合わせの提示は福岡、埼玉、山梨の三県、残りは一案となっている。

3160とはずがたり:2007/02/18(日) 23:16:21
<首都圏>神奈川県西部

新市名は小田原市で纏まれるかねぇ?それとも西湘市?足柄市?

県西合併「厳しい選択」
中井町は旧中郡地域との検討可能性も
http://www.townnews.co.jp/020area_page/02_fri/02_oiso/2007_1/02_16/oiso_top2.html

 中井町を含む県西地域2市8町で構成する「県西地域合併検討会」が2月8日に設立された。合併に伴うさまざまな分野での課題や将来の都市像などを探り、3年後の平成22年3月末までに合併の方向性を示していく。

 合併検討会を発足させた県西地域2市8町は小田原市と南足柄市、足柄上郡の中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、足柄下郡の箱根町、湯河原町、真鶴町。設立に伴い、8日に10市町の首長が小田原市役所で合同会見を行った。会見で中井町の尾上信一町長は「この選択については厳しい」という見解を述べた。

 尾上町長がこのような見方を示したのは、同町が将来の合併のあり方を考える上で、県西地域とは別の地域との組み合わせも選択肢にあるからだ。

 平成17年11月から市町村合併について調査・検討を進めてきた県の市町村合併推進審議会(会長/森田朗東京大学公共政策大学院院長・委員14名)は昨年11月、松沢成文知事へ自主的な市町村合併を推進するための県の取組について答申。そのなかで横浜市と川崎市を除く県内33市町村を6つの圏域に分ける枠組み案を示した。組み合わせは市町村同士の結びつきの度合いや広域行政連携、住民の生活圏などを考慮し、中井町に関しては2つの圏域に重複して分類できると提示。秦野市、平塚市、伊勢原市、大磯町、二宮町の旧中郡と中井町による3市3町の圏域案も答申に盛り込まれた。

 現在のところ中井町では合併の是非や具体的な合併相手について白紙の状態。「住民に情報提供して十分な議論を進め、住民にとってベストな方向を検討していきたい」と話している。

 今後、検討会は首長たちで組織する委員会と課長職による分科会で検討を重ねる。各市町での住民アンケートや議会報告などを経て、3年後に結論を出す予定だ。

3161とはずがたり:2007/02/23(金) 13:48:46
<東海>愛知県

何故豊川市長はこんなに不承不承だんヽ(`Д´)ノ

小坂井町長ら喜び表す
住民調査で「豊川市との合併に賛成」
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20070220/lcl_____ach_____003.shtml

 豊川市との合併に向け町民の意思は固まった−。同市への合併協議の申し入れの賛否を問う小坂井町の住民意識調査は、19日の開票の結果、賛成票が反対票を大きく上回った。小坂井町の推進派らは喜びを素直に表したが、一方で受け入れ側の豊川市の中野勝之市長は「小坂井町の今後の取り組みを見ながら考えていきたい」と慎重な姿勢を見せた。

 住民意識調査の結果は、賛成が71・87%の7230票を占め、反対が2830票だった。「予想以上の結果に満足している。町の行動に期待したい」。合併を請願した市民団体の高橋進代表(77)は賛成票の列が長くなった台を見つめた。別のメンバーは「運動がようやく実ってうれしい」と声を弾ませた。合併を推進している伊藤憲男町長は「すがすがしい気分」と表情を緩ませた。

 これに対し、豊川市の中野市長は開票を受けた会見で「住民の声は分かった。でも、町当局と議会が編入合併に向け、本気で努力する覚悟があるかは疑問だ」と、町執行部、議会内それぞれの足並みがそろっていないとの現状認識を示し、合併を引き受ける条件として一致団結して問題に取り組むよう求めた。

 中野市長は、今回の合併が「編入」合併である点が十分に説明されていないとも指摘。人口約2万2000人の小坂井町を編入合併することについて「(豊川市が)支える体力を付けるのは大変だ」とし、恩恵の少ない合併新法での手続きに不安を示した。

 合併を推進する県に対しても支援策などを訴え、「今後は町と県の推移を見守り、市議会と検討して判断したい」と述べた。

 (村瀬力)

3162やおよろず:2007/02/23(金) 19:55:39
 
桧枝岐村議会が定数を2削減

 http://www.minyu-net.com/news/news/0223/news11.html

 桧枝岐村議会は23日、臨時会を開き、議員定数を2削減し8とする条例改正案を可決した。

 厳しい財政運営を勘案し、議員発議で条例改正案を提出した。

 新定数は4月の統一地方選で行われる次回改選から適用する。

(2006年2月23日 福島民友ニュース)

3163とはずがたり:2007/02/27(火) 23:42:55
<九州・沖縄>福岡県

福岡県が合併協設置を勧告
全国初、豊前市と吉富町に
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007022600137&genre=A2&area=Z10&mp=

 福岡県は26日、新合併特例法に基づき、同県豊前市と吉富町に対し法定合併協議会を設置するよう勧告した。合併への機運が高まっているため、早期に具体化させる必要があると判断した。

 両市町は30日以内に協議会設置について議会に提案する段取り。

 県によると同法に基づく勧告は全国で初めてで、合併促進を検討しているほかの自治体にも影響を与えそうだ。

 豊前市と吉富町は県東部、大分との県境に位置する。それぞれ近隣町村との合併が白紙となったことから豊前市が吉富町に合併協議を申し入れ、昨年1月から勉強会を開いていた。
 県は、昨年12月議会で両市町が合併推進の決議を採択するなど、合併への機運が高まっていると判断。今月になって法定協設置や勧告についての意見を聴取したが、両市町は「勧告があれば法定協設置について議会に付議する」と回答したという。(共同通信)

3164とはずがたり:2007/02/28(水) 09:22:26
<東海>愛知県

良い感じでまとまってきましたなぁ。

小坂井町議会、2日採決
豊川との合併、賛成の見通し
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20070227/lcl_____ach_____002.shtml

 小坂井町議会の議会運営委員会が26日開かれ、3月定例会初日の2日に豊川市への編入合併の協議を求める議会決議の採決をすることを決めた。議運では、全4会派が了承しており、全会一致で賛成する見通し。

 7割以上の賛成を得た今月18日実施の住民意識調査を受け、反対・慎重だった2会派も賛成に転じ、議会が合併に向けて意思統一した姿勢を示す。決議を受け、町は豊川市に申し入れる日程を決めるが、できるだけ早く進め、すでに事務レベルで協議中の音羽、御津の両町に追いつきたい考えだ。

 一方、豊川市の中野勝之市長は小坂井町の意識調査の結果判明後の会見で、同町との合併に慎重な姿勢を示している。28日、3月1日の3月議会の代表質問と一般質問で、同町に対する市側の認識がただされる見込み。
(村瀬 力)

3165とはずがたり:2007/02/28(水) 09:23:46
<中国・四国>

個人的には宇和島派だけど,公平に見れば鬼北だよなぁ。。

出直し松野町議選 合併先問う住民投票を急ぎたい
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200702268585.html

 北宇和郡松野町の岡武男町長によって解散された町議会の出直し選挙で、定数一〇のうち町長派六人全員が当選して過半数を占めた。
 改選前は少数派だった町長派にすれば勢力の逆転である。町長が昨年七月の解職請求(リコール)不成立に続いて信任されたことにもなる。
 選挙結果によっては議会が再び町長を不信任し、出直し町長選へ突入する事態も考えられた。そうなればいっそうの混迷は不可避だった。宇和島市との合併が優位だった議会と、鬼北町との合併を掲げ住民投票の実施をめざしてきた町長とのねじれが解消され、展望が開けること自体は多くの町民が安堵(あんど)するところだろう。
 町長、議会とも重い民意として受け止め、合併を前進させるよう力を合わせるべきだ。
 まず急がれるのは、たなざらしの続いていた住民投票条例案の成立だ。
 選挙戦で町長派は住民投票の実施を前面に打ち出した。そのことを多くの町民も支持したことになる。早期の住民投票を望む声は反町長派の町民の間でも少なくなかったという。
 岡町長はこれまで四度、住民投票条例案を提案した。だが、議会が開会されないなどの事情で成立をみていない。
 反町長派にすれば、議会が決めた宇和島市との合併方針に再協議を要求した町長への反発もあったのだろう。合併先が受け入れない可能性があり、無責任に住民投票を認められないという意見も聞かれた。
 その思いはわからなくもないが、ここまでこじれた以上、もはや住民投票で直接町民に問うしかなくなっていた。それでもかたくなに拒む反町長派は次第に支持を失ったのではないか。選挙結果はその表れといえる。
 そのうえ松野町の情勢は日増しに厳しくなっている。地方交付税の算定特例などが適用される改正合併特例法は二〇一〇年三月末が期限だ。県内で合併までに要した平均年月を考えると、〇七年度前半までには合併先を決めなければならない。
 基金の取り崩しでしのいでいる町財政も、このままでは二年後に赤字へ転落するおそれがあるという。その意味でも猶予はなくなっている。
 松野町では鬼北合併の枠組みから突然離脱したり、いったん決めた宇和島市との合併方針を白紙に戻したりしたいきさつもある。両市町の思いは複雑なはずで、この先たとえ松野町側が合併先を決めてもすんなり進むかはまた別問題だ。信頼回復には相当の努力がいる。
 県は情勢を見きわめながら合併先に関する基礎的データを町民に提示するという。松野町はそんなこともしていなかったのかと驚くが、冷静に判断する材料として不可欠で、町民は吟味して意思決定に役立てたい。
 福岡県は全国初のケースとして合併勧告の検討に入った。だが地域の未来はやはり町民自身が決めるのが望ましい。その機会を得たことを町長、議会とも十分肝に銘じる必要がある。

3166とはずがたり:2007/02/28(水) 09:27:01
<近畿>滋賀県

竜王は合併に非常に消極的なので実現するとは思えないのだけど・・。
もし合併をするなら東近江市の方が近そうな気もする。

「住民の視点でまちづくりを」
近江八幡で合併講演会
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007022600051&genre=A2&area=S00

 近江八幡市と安土、竜王町の合併をテーマにした講演会が25日、近江八幡市鷹飼町の男女共同参画センターで開かれた。

 この合併構想を知ってもらい、住民の議論のきっかけにしてもらおうと、県が企画し、約250人が参加した。県市町合併推進審議会長の同志社大の真山達志教授が「自主的な市町の合併の推進に関する構想」と題して講演した。「合併は、広域的に地域全体の均衡ある発展を促す有効な手段」と指摘し、「近江八幡市と安土、竜王町の合併案は地元へ一つのアイデアを示している」と訴えた。
 続いて「将来を見据えたまちづくり」をテーマに滋賀文化短大の谷口浩志教授が「住民の視点を生かしたまちづくりのビジョンを持つべき」と話し、参加者はメモを取りながら聞いていた。

3167名無しさん:2007/03/02(金) 10:44:54
合併推進者の方が寧ろ利権保守に繋がり易いと思うのは私だけだろうか?
合併しないと言う事は、あらゆる予算を削減して行政改革するからそれだけに不透明な予算については
例え小額でも厳しく指弾されるからね。
本件事情は究明しなければいけないが、本件を以て合併反対論にまで水掛けられても
困る。

3168とはずがたり:2007/03/02(金) 11:09:08
>>3167
本件事情ってどの件の事でしょうか?

合併しても補助金は減らされる傾向ですのでどのみち行政改革は必要でしょう。合併したから無駄な公共事業もオッケーと云う事はそもそもあってはならんでしょうな。
勿論予算縮小の中自立してやっていこうという気概のある自治体は立派であります。
都市近郊の比較的裕福な自治体など割りと無理無駄してる気もします。

3169名無しさん:2007/03/04(日) 10:32:00
>>3164 の続報
豊川など3市町合併方針
“小坂井外し”に町民失望
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20070301/lcl_____ach_____007.shtml

 豊川市と宝飯郡の合併問題で、小坂井町が外れる見通しとなった。豊川市は28日の市議会で、音羽、御津の両町だけを編入合併する方針を表明。小坂井町では、合併協議の申し入れの賛否を問う2月の住民意識調査で7割以上が賛成票を投じただけに、失望の声と無念さが広がった。

 豊川市は28日の市議会で、意識調査について「合併自体の賛否を聞いてはいない」との解釈を示し、今後の日程的な難しさを理由に挙げて小坂井町の編入合併を退けた。

 小坂井町の伊藤憲男町長は「非常に残念だ。民意を示してくれた町民を思うとつらいが、今後も最善の努力は尽くす。議会決議を持って合併の申し入れはしたい」と唇をかんだ。

 手続きが遅れた主な要因は昨年5月に豊川市との合併を求める住民の請願に対する議会対応のまずさ。意識調査の付帯決議を付けて採択するなど審議が遅れたため、豊川市への申し入れなどの日程がずれ込んだ。佐藤日出夫議長は「手続きを早く進めていれば、違う結果になっていたかもしれない」と言葉少なだった。請願を提出した住民グループの高橋進代表(77)は「心配していたことが起こってしまったという印象。悔しくてたまらない」と話した。

 県に対し、豊川市は財政的な支援の充実、小坂井町側は調整を求めたが、県は「自主的な市町村の合併を進める」として応えなかった。

3170とはずがたり:2007/03/06(火) 19:07:45
<近畿>滋賀県

犬上郡下の町はそんなに財政厳しいの??何故こんなに彦根市長は度量が小さいのかヽ(`Д´)ノ

合併協設置勧告前に住民投票
彦根市長方針 県に慎重さ求める
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007030500151&genre=A2&area=S20

 滋賀県彦根市の獅山向洋市長は5日の3月定例市議会会で、犬上郡3町との合併に関する住民投票条例案が可決した場合、「合併協議会の設置を県が勧告するより前に、住民投票を実施する」との考えを示した。

 この日の一般質問で、彦政会、新政ひこね、公政会、市民コラボの4会派を代表した4人全員が、合併問題と提案された住民投票条例案について市長の見解をただした。
 条例案の狙いについて獅山市長は「県が協議会設置を勧告するためには市町の意見を十分に聞くことになっている。市の判断の主体は市民なのでその賛否を問うことは重要だ」と答えた。投票実施の時期について「県が勧告しそうだと情勢を判断した場合、その前に実施したい」とした上で、「県は勧告に慎重であってほしい」と述べた。

3171とはずがたり:2007/03/08(木) 13:18:06
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併「県構想は不十分」と総務省
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070307200001&cid=main

 市町村合併特例法(合併新法)に基づき、県が昨春策定した県市町村合併推進構想が、「合併市町村の具体的な組み合わせに踏み込んでいない」として総務省が構想として認めず、国の財政支援が受けられないことが六日、分かった。構想は全国で二十五道府県が策定したが「内容が不十分」とされたのは熊本県のみ。

 合併新法では、財政支援の対象を、構想で示した合併協議会(法定協)としている。現状のままでは二月に法定協を設置した熊本市と下益城郡富合町が、国の支援を受けられないことから、県は三月中にも両市町の組み合わせを県構想に追加し、修正する方針。

 県市町村総室は「今回は第一次構想と位置付け、これで十分と考えていた」と釈明しているが、総務省合併推進課は「法律の趣旨として、構想の中核となる合併の組み合わせを省くことはあり得ない」としている。

 県は二〇〇五年八月、同構想の策定作業に着手。人口一万人未満の二十町村の合併や、熊本市の政令市移行の必要性を打ち出した。しかし、具体的な合併の組み合わせについては「一方的押し付けは地域の反発を招く」と示さなかった。

 これに対し、総務省は昨年末、「(熊本県の構想は)法律に基づく要件を満たしていない」と判断。国の支援プランを受けられないことを含めて県に通知したという。

 合併推進構想は都道府県が主体となり、学識者や自治体代表などによる合併推進審議会の意見を聞いて策定する。構想には(1)合併推進の基本的事項(2)市町村の現況・将来見通し(3)構想対象市町村の組み合わせ(4)合併推進の必要措置、を盛り込むよう求めている。

 九州では福岡、佐賀、宮崎、鹿児島県が構想を策定。福岡県は二月末、全国で初めて合併新法に基づき、豊前市と吉富町に法定協設置を勧告した。(毛利聖一)

3172とはずがたり:2007/03/08(木) 14:50:12
<東海>静岡県

おいっ!!ヽ(`Д´)ノ

富士宮市議会委が否決 芝川との合併協設置案
http://www.shizushin.com/local_politics/20070306000000000067.htm
2007/03/06

 富士宮市議会は6日の総務文教委員会で、芝川町との合併協議会設置案について、反対多数で「否決すべきもの」と決めた。15日の2月定例会最終日の本会議で採決する。一方、芝川町議会は同日の本会議で、全会一致で同案を可決した。
 富士宮市議会の本会議でも否決されれば、3年前に1度、芝川町側の取り下げで破談になった両市町の合併は再び、白紙に戻ることになる。
 合併協設置案は芝川町の住民発議や臼井進町長の申し入れを受け、2月26日にそろって両市町議会に付議された。
 芝川町は昨年末の住民投票で「富士宮市との合併」が多数を占めた結果を受け、臼井進町長と町議会が同市との合併推進で一致している。一方、富士宮市議会の委員会審議では反対や慎重論が多勢を占めた。

3173とはずがたり:2007/03/08(木) 15:24:12
<東海・甲信越>長野県

速やかに合併するのが適切であるヽ(`Д´)ノ

合併への心構え“風林火山”
松本市長「その時々適切に」
http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20070307/lcl_____ngn_____003.shtml

 「上に立つものは常に孤独」−。6日の松本市議会一般質問で、波田町との合併に対する消極姿勢を「もの足りない」と指摘された菅谷昭市長。自身を戦国武将・武田信玄になぞらえ、信玄が軍旗とした「風林火山」を引用して為政者の心構えを説いてみせた。

 市長は「合併という重要課題は、主役である市民の意向を確認したうえで判断する。現段階で合併時期に関係する判断を市が下すべきではない」との考えを強調。

 そのうえで「蛇足とは存じますが」と切り出し、中国の兵法書「孫子」に基づく「風林火山」の語釈を紹介。「組織全体におよぶ重大な事象の判断には、たじろがない勇気と覚悟が必要と日々痛感している」と続けた。

 市長は本会議後、引用の意図について「『動かざること山のごとし』だけでなく、その時々で適切に行動しますよ、ということ」と話した。

(赤川肇)

3174とはずがたり:2007/03/08(木) 15:39:30
<近畿>滋賀県

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/2830-3175?KEYWORD=%C9%A7%BA%AC
こんな感じで結構彦根市長は依怙地というか信念の人なんだな。

「賛成議員は間違っている」
場外馬券売り場設置で彦根市長
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007030700142&genre=A2&area=S00&mp=

 滋賀県彦根市議会が場外馬券売り場の設置を求める請願を採択したことに対し、獅山向洋市長は7日、「不愉快に思った市民がいる。請願に賛成した議員は間違っている」と述べた。定例本会議の一般質問に答弁した。

 請願は、名神彦根インター付近に場外馬券売り場を設置するよう求めて地元住民らが昨年12月定例議会に提出。議会は継続審査の末、2月26日の本会議で14対11の賛成多数で採択した。

 この日は請願に賛成した市議が、採択の重みについて市長の見解をただした。
 獅山市長は「ギャンブル施設には反対」との持論を述べ、「『彦根の議員はどうしてこんなにギャンブル好きなのか』と不愉快に思っている市民もいる。他の自治体関係者からも『いったい彦根は何やってるのか』とからかい半分の言葉を受けている」と答えた。そのうえで「請願に賛成した14人の方々には間違ってますよ、と言いたい。反対した11人にはありがとうございます、と言いたい」と述べた。

3175とはずがたり:2007/03/12(月) 13:44:52
<近畿>京都府

いやぁ目出度い。宇治市も早く合併実現すべし!

「木津川市」がスタート
木津、加茂、山城3町が合併 府内15番目
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007031200031&genre=A2&area=K20

 京都府木津、加茂、山城の三町が合併し、12日、新市「木津川市」が発足した。府内最南端に位置し、人口約6万6000人。市役所本庁(旧木津町役場)では開庁式が催され、全国782番目、府内では15番目となる新市が船出した。

 今回の合併は、国の財政優遇措置が縮小された現行の合併特例法が適用される例としては京滋で初めて。合併で新市が誕生するのは、府内では昨年1月の南丹市以来。

 開庁式で、藤原秀夫市長職務執行者(旧山城町長)は「府南部の核となるまちづくりを進め、生活環境や福祉が充実した多彩な魅力を持つ木津川市を市民のみなさんと創造していかなければならない」と述べ、興福寺(奈良市)の多川俊映貫首が揮毫(きごう)した市の銘板も除幕された。加茂支所(旧加茂町役場)と山城支所(旧山城町役場)でも開庁式があった。

 本庁や支所の窓口にはさっそく市民が訪れ、業務が行われた。
 「平成の大合併」では宇治市以南の府南部初となる今回の合併で、府の市町村構成は15市10町1村となった。現在、府内では、宇治市、城陽市、井手町、宇治田原町の四市町による任意合併協議会が設けられている。

3176とはずがたり:2007/03/12(月) 14:48:33
<九州・沖縄>佐賀県

嬉野市“地域分権”構築へ 各校区にミニ市役所
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=359609&newsMode=article

 新しい自治組織を検討していた嬉野市の地域コミュニティ審議会(犬尾敦弘会長)は8日、基本方針を市に答申した。柱は小学校区で住民が運営協議会を立ち上げ地域活動を行い、行政は交付金を支給、各区域に職員常駐の「ミニ市役所」を設けてサービスを提供し、協議会を支援するというもの。答申を受け、市は住民自治を通して“地域分権”の構築を目指す。

 市は合併協議会で設けなかった地域審議会の代わりとして、充実した住民組織の在り方を諮問。審議会は行政のスリム化や少ない財源でのサービスの向上につなげようと、昨年7月から協議していた。

 今回の答申では、地域の運営協議会が中心となり、住民主体による防犯パトロールや子育て支援、イベントなど幅広い活動を想定。また、地域自体が使途を決める行政の交付金制度も打ち出した。

 公民館など既存施設を活用したコミュニティセンターを設置し、活動の拠点とする。センターには市職員を配置し、住民票などを発行したり住民相談の窓口となる。地域の要望も受け付け、自治組織の支援を図る。こうした取り組みは県内初という。

 市は今後、説明会を開催したり、モデル地区を募る方針。「地域に貢献する人材を育成し、まちづくりにつなげたい」と犬尾会長。審議会座長の長安六佐賀大学経済学部教授は「財政が厳しい中、行政任せでなく昔ながらの地域の力を再生させることで生活の向上につながる。この取り組みが広がってくれれば」と話した。
03月09日更新

3177とはずがたり:2007/03/12(月) 16:33:08
<首都圏>神奈川県

中枢性が足りぬ気がするが堺も川崎も指定されとるしね。

新「相模原市」が誕生  人口70万、政令市目指す
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007031001000688.html

 神奈川県相模原市と同県城山、藤野両町が11日に合併し、人口約70万4000人の新「相模原市」が誕生。政令指定都市移行の人口要件となる70万人を超え、市は2010年に横浜、川崎両市に続く県内3番目の政令市昇格を目指す。

 市は昨年3月、合併の第1段階として津久井、相模湖両町を編入、市域が東西に分かれていたが今回の合併で一体化する。小川勇夫市長は今月8日、健康上の理由で辞職願を提出、4月22日投開票の統一地方選で新市長が選ばれるが、市街地と山間部の均衡ある発展が課題だ。

 国は合併新法に基づき10年3月末まで人口要件など政令市移行の条件を緩和。これまで堺市(83万人)と静岡市(72万人)に緩和条件が適用され、政令市は全国で15市になった。4月には新潟、浜松両市が政令市に昇格する。

 相模原市の人口はこれら17市に続き、国は市側の行政能力や都市機能なども加味して政令市移行を判断するという。
(共同)

3178片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/16(金) 20:31:09
<近畿>京都府

3町合併の先は・木津川市誕生:/上 寄り合いからの脱却鍵 /京都
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070313ddlk26010280000c.html

 府内で15番目の市となる「木津川市」が12日、発足した。面積85・12平方キロで人口6万6490人。相楽郡ではいったんは7町村での合併を模索したが、03年に任意合併協議会が解散し“破談”になった経緯がある。その後、木津、加茂、山城3町で再度協議が進められ、「平成の大合併」では“蚊帳の外”だった府南部で初の合併にこぎ着けた。だが、本当のスタートはこれからだ。残された課題も多いなか船出する木津川市の課題や将来を展望する。

 午前7時半から木津川市役所(旧木津町役場)で行われた辞令交付式。「先人から受け継がれた3町の輝かしい歴史や文化、伝統を大切にした地域社会を創り上げたい」。藤原秀夫・市長職務執行者(旧山城町長)は、旧3町の幹部らを前にそうあいさつし、3町の団結を強調した。その後の開庁式で、「木津川市役所」と書かれた高さ約2メートルのケヤキ製看板が除幕されると、参加者から大きな拍手が起きた。

 合併の最大の理由は財政問題。例えば木津町が現行の住民サービスを維持すると15年度に基金が底をつく。それに対し、新市基本計画では、06年度末の基金残高98億円が、新庁舎建設などの大型事業で10年度に64億円まで減るものの、議員や特別職・職員数が減ることなどの削減効果で下げ止まる。

 一方、生活に関することでは、介護保険料の額や家庭ごみ回収無料化などが法定合併協で決まった。しかし未調整のものも多い。その一つが水道料金。家庭で20立方メートル使用した場合、木津2740円、加茂3037円、山城3265円だが、当面は額を変えず、早期に水道審議会を設置して統合する方針だ。また、国民健康保険料も一元化されるのは08年度の見込み。住民にとっては変化に乏しくメリットを感じにくい。

   □   □

 「こんなに違いがあるとは」。合併協事務局長として調整に当たった田中達男・市長公室長は、旧3町の行政単位の「区」制を調べて驚いた。

 1区につき2692世帯だったり6世帯だったりする。区の数も、木津と山城の18区に対し、加茂は59もあった。55年前に1町2村が合併した加茂では小さな集落ごとに成り立っている歴史的背景があるという。条例で決められた区長報酬も定額制や均等割などで統一されておらず、田中室長は「調整はとても早期には無理。小学校区単位に行政協力員を置くなど今の区の存廃を含めたあらゆる検討がされるのでは」と話す。

 このほか、緊急時の住民への連絡システムについても、山城は95年4月に防災行政無線が設けられたが、木津と加茂は有事の際は広報車が巡回する。新設された「危機管理課」の急務の課題だ。

 寄り合い所帯からどう脱却するか。その手腕が試されるのはこれからだ。(この企画は新宮達が担当します)

毎日新聞 2007年3月13日

3179片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/16(金) 20:31:50
<近畿>京都府

3町合併の先は・木津川市誕生:/中 自分たちの「市」遠く /京都
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070314ddlk26010471000c.html

 「『新市になったら住所表記はどうなるのか』という問い合わせが、年明けから合併直前まで毎日約10件も続いたんですよ。まるでそれが最大の関心のようでした」

 法定合併協議会事務局のある職員は、そう言って苦笑する。なぜか郵便番号や電話番号の変更を尋ねた人もいたという。

 合併に対する住民の関心の低さは、05年4月の発足後計14回開かれた合併協の一般傍聴者数からも読み取れる。初回の69人が最多で、新市の名称を決める投票が行われた第8回も32人にとどまり、最終回(先月14日)はわずか5人だった。

 その一方で、合併協が05年に実施した住民アンケートでは、合併に伴う不安で「公共料金などの住民負担が増加する」と答えた人が50・3%、また、優先的に取り組んでほしい施策は「鉄道・バス等の利便性向上」を挙げた人が32・8%と、それぞれトップを占めていた。14回すべての合併協を傍聴した加茂町議だった女性(58)は「合併で何らかの得をしたい。けれど難しいことはどこかが決めてよという考えの住民が多かったのでは」と話す。

 旧山城町で2月25日に開かれた住民説明会でも、集まった40人から、現在無料の町営バスの運行体系や料金見直しの是非などの質問が相次いだ。その席で、藤原秀夫町長(当時)は「住民税が年度途中から上がりますがこれは税源移譲によるものです。くれぐれも合併の影響ではありません」とくぎを刺した。

   □   □

 合併に対して声を上げた住民がいたのも確かだ。旧木津町では、住民グループが昨年2月、合併の是非を問う住民投票条例の制定を求める直接請求をした。集まった署名は法定数の16倍もの9623人分。しかし町議会は否決。請求代表人を務めた男性(66)は「民意が無視され、抑えようのない怒りを感じた」と振り返る。

 また、旧加茂町では、難波久士町長(当時)の意向で同4月30日、合併の是非を問う投票形式の住民意向調査を実施したが、当日の投票率が5割をわずかに下回ったため開票されなかった。投票用紙は裁断処分された。

 住民に是非を問う機会を逃したまま実現した合併。住民の真意はまだ、明確には見えてこない。【新宮達】

毎日新聞 2007年3月14日

3180片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/16(金) 20:32:21
<近畿>京都府

3町合併の先は・木津川市誕生:/下 歴史と文化、魅力の街に /京都
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070315ddlk26010630000c.html

 新市が発足した12日。木津川市州見(くにみ)台の山本長次さん(73)は開庁直後にミニバイク2台の登録申請を代行し、「木津川市」の名前の入ったナンバープレートを最初に受け取った。そして「木津川は3町ともに流れていて、新市にふさわしい名前」と話した。

 古代からお茶などの物資輸送に利用された木津川。そのためこの地域は、京都や大阪への交通拠点としてにぎわった。その名をいただいた新市は今後、どのようなまちのイメージをはぐくんでいくのだろうか。

   □   □

 新市には「文化財保護課」が新設された。合併により、市内にある国宝や重要文化財などの国指定文化財は59となり、52の宇治市を抜き府南部で最多。同課の担当者は「この豊富な文化財をどう活用していくのか。楽しみでもある反面、責任の重さも感じます」と言う。07年度も蟹満寺や高麗(こま)寺跡(旧山城町)、恭仁(くに)宮跡や海住山寺(旧加茂町)などの発掘作業が予定されており、文化財講座やウオーキングなどを充実させて、魅力をどれだけPRできるかが注目される。

 また、1キロにわたり35軒の製茶工場や茶問屋が並ぶ旧山城町の上狛南部地区の景観保全を求める声もある。地元が中心となった景観保全検討委員会がこのほどまとめた答申では、条例制定の必要性に触れながら、現存する伝統的家屋の外観保全や電線の地中化、石畳舗装などの推進を指摘した。観光客を呼び込んでお金を落としてもらう仕組みづくりも必要だろう。

 合併問題に詳しい真山達志・同志社大政策学部教授(行政学)は「行政には、市域全体の土地利用や木津川流域の環境保全、恵まれた資源の活用といった大きな視点での取り組みに政策能力を発揮することが望まれる」と注文を付ける。

 日本の人口が減る中で、学研都市地区の開発に伴い人口増が見込める数少ない地域。旧3町の融和など課題は山積だが、住民に「合併して良かった」と言われるまちづくりが求められる。【新宮達】

毎日新聞 2007年3月15日

3181とはずがたり:2007/03/20(火) 19:22:13
<北関東>栃木県

都賀町の合併アンケート
回答者半数が前向き
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20070319/lcl_____tcg_____001.shtml

 都賀町は合併に関する住民アンケート結果を公表、全体の56・3%が合併検討に前向きな回答を示した。合併対象については「栃木市」との答えが35・0%を占め、他の組み合わせ案を大きく引き離して一位だった。

 アンケートは昨年十一月二十八日から十二月二十日の間に実施。町内四千七十五世帯に郵送で行い、返送された二千三百八十八人を分析した。回収率58・8%。回答者は世帯内で二十歳以上の一人を無作為抽出した。

 「合併の必要性」についての設問では、「どちらかといえば(合併)検討が必要」(29・1%)、「積極的に検討する必要あり」(27・2%)と比較的前向きな回答が一、二位。続いて「周辺市町から求めがあれば検討必要」(18・0%)という中立的な立場。「検討不要」は13・9%で四番目だった。

 「検討必要」と答えた回答者の理由は、「財政強化を図る」(19・8%)、「活力ある地域づくり」(17・4%)などが上位。望ましい組み合わせについては、「栃木市」(35・0%)、「栃木市・西方町」(12・3%)、「栃木市・西方町・壬生町」(7・4%)の順だった。「検討不要」回答者は五十歳代以上の世代に多かった。

 青木冨士夫町長は「回収率が低いのは残念。結果は重く受け止める」と話し、五月以降、合併問題に関する町長の諮問機関を設置する意向を示した。 (梅村武史)

3182とはずがたり:2007/03/25(日) 01:19:18
<九州・沖縄>熊本県

熊本市 政令市実現へ検討会議 19日、知事に協力要請
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20070319/20070319_001.shtml

 熊本市は、政令市に移行した場合の権限拡大などで増大する仕事に対応するため、市役所内に政令市に関する検討会議(委員長=豊永信博・広域行政推進室長)を発足させた。幸山政史市長は19日に潮谷義子知事を訪ね、検討会議設置を報告、政令市実現に向け、協力を呼び掛ける。検討会議は4月中旬に初会合を開くことにしている。

 新合併特例法により人口70万人で政令市に移行できる期限まで残り3年。あと約3万人で条件に届く同市は4月から副市長を2人制にして合併の相手探しなど「外交」を強化するとともに、検討会議で移行準備を進めることにした。

 検討会議は市の主管課長27人で構成。県から移譲される事務・権限の整理や、その影響・効果の研究、政令市にふさわしい組織体制などを協議する。県に対しては「事務事業の照会や調査で協力してもらいたい」(豊永室長)と話している。

 熊本市はこれまで、周辺町との合併話が相次いでは破たん。「ビジョンがない」「(周辺自治体との)連携不足」などと批判された。そこで市は昨年1月に周辺14市町村で「熊本都市圏及び政令指定都市についての研究会」を発足させ、連携を図るとともに、熊本都市圏の将来像を模索してきた。2月の会合で「政令市を実現する」などを基本戦略に掲げた都市圏ビジョンをまとめた。

 今年1月には、富合町との法定合併協議会を設置し、協議を進めている。

=2007/03/19付 西日本新聞朝刊=

政令市移行へ相互協力 県と熊本市確認
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070319200023&cid=main

 潮谷義子知事と幸山政史熊本市長は十九日、同市の政令指定都市化について県庁で会談。二〇一〇年度までとなっている市町村合併特例法(合併新法)の期限内の政令市移行に向けて、県庁内に検討会議を設置することや、政令市移行後の県と市の財政、組織面など具体的なシミュレーションを協力して進めることを確認した。

 熊本市と周辺十四市町村が二月、熊本都市圏ビジョンの基本計画を策定し、同市が庁内検討会議を発足させたのを受け、幸山市長が潮谷知事に会談を申し入れた。

 会談で幸山市長は「都市圏の将来像とともに、政令市移行のメリットを市民に伝えていきたい」と県に協力を要請した。潮谷知事は「道州制導入を考えると熊本市の拠点化は不可欠。県として積極的に支援していきたい」と応じ、三月中にも県に「政令市移行に関する検討会議」を設置する考えを示した。

 県の検討会議は、知事部局、県教委、県警から二十人程度で構成。熊本市の政令市移行を見据えて、県から移管する具体的業務や影響などを整理し、熊本市の検討会議と情報交換する。すでに県と同市で協議している権限移譲についても「これまで以上に加速度的に進めていく」(県市町村総室)という。

 会談後、潮谷知事は「特例法の期限を意識しながら、熊本市の政令市移行に向けた環境整備を進めたい」と語った。

 熊本市は二月、政令市への第一歩と位置付ける下益城郡富合町との合併協議会(法定協)をスタートさせた。しかし、合併新法に伴う政令市の人口要件(人口七十万人)には届かず、もう一弾の合併が不可欠となる。(毛利聖一)

3183片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/28(水) 08:48:47
<中部>長野県

県議選・飯田市区で公開討論
候補予定者5人参加
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news005.htm

 県議選飯田市区(定数3)の立候補予定者による公開討論会が26日夜、飯田市の市鼎文化会館で開かれた。飯田青年会議所の主催で、市民約220人が各人の訴えに耳を傾けた。

 参加したのは、現職の古田芙士(66)、小池清(49)、小林利一(59)の3氏と、新人の小島康晴(51)、大坪勇(68)の2氏。

 討論会は、主催者側から出されたテーマに、各立候補予定者が考えを述べる形式。テーマは県の未来像や地域の産科医不足の問題など多岐にわたった。

 「○(マル)」か「×(バツ)」のパネルを掲げて回答する形式の質問もあり、「道州制が導入されたら、飯田下伊那地方は県を割っても中京地方に行くべきか」に対しては、すべての候補者が「○」を掲げる一幕もあった。

(2007年3月28日 読売新聞)

3184とはずがたり:2007/03/30(金) 18:36:59
<九州・沖縄>沖縄県

県、合併支援で交付金 協議会に最大2400万円
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-22477-storytopic-3.html

 県は27日午後、3役と部長でつくる市町村合併支援本部の会合を県庁内で開き、新たな合併市町村に対して県独自に財政や人的・技術的支援をする県市町村合併支援プランを了承した。合併協議会が合併準備に関する事業を始めた際、3年間で最大2400万円(単年度最大800万円)を交付する。合併した市町村が基本計画に基づいた事業を始めた際にも市町村数などに応じた交付金を5年間、交付する。いずれも旧合併特例法に基づく前回の交付要綱(2001年制定)の金額より減額している。
 財政的支援のうち合併協議会に関する交付金は、協議会を設立しただけでは交付されない。前回は4年間で最大4000万円(単年度1000万円)で、1600万円の減額となった。
 合併市町村に対する交付金は2億円を基本額とし、合併関係市町村数や離島の町村が含まれているかどうかで算定される。前回は基本額が3億円だった。
 財政支援では合併市町村基本計画に基づいて行う公共施設などの整備に対し、単年度で最大2億円を合併年度から10年以内に無利子で貸し付ける制度もある。償還期間は10年以内。ほかに合併協議会への県職員参画など人的・技術的支援、合併市町村基本計画に掲げられた県事業の重点実施などの支援もある。


(3/28 9:43)

3185とはずがたり:2007/03/30(金) 18:38:32
>>3183
>「○(マル)」か「×(バツ)」のパネルを掲げて回答する形式の質問もあり、「道州制が導入されたら、飯田下伊那地方は県を割っても中京地方に行くべきか」に対しては、すべての候補者が「○」を掲げる一幕もあった。
おお,すげぇ〜。
我々遠州地方と伊那地方は言葉もよく似ているし昔は天竜川流域圏として交流も盛んだったのだ。

3186とはずがたり:2007/04/01(日) 21:07:37
<九州・沖縄>熊本県

県の合併構想に追加 熊本市と富合町
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070330200027&cid=main

 県は三十日、県庁で開かれた県市町村合併推進審議会(委員長・中川義朗熊本大大学院教授)で、県の合併推進構想に熊本市と富合町の組み合わせを追加することを提案、了承された。

 現在の県構想は、自主合併推進の観点から、具体的な合併枠組みを盛り込んでいない。しかし、合併特例法では構想に組み合わせが盛り込まれていないと、国からの財政支援が受けられない。

 このため県は、両市町が一月に合併協議会(法定協)を設置したことを踏まえ、現構想に両市町の組み合わせを追加した第二次構想をつくった。県民の意見を聞くパブリックコメントを経て、六月に正式決定する。

 県市町村総室は両市町以外の組み合わせについても「法定協設置にかかわらず、協議や機運の進展を見て構想に追加する」と説明。しかし、県が一方的に組み合わせを示すことには依然として難色を示した。(野方信助)

3188名無し:2007/04/02(月) 12:19:43
輪島がたいへん
更に奥の珠洲に被害が少なかった。
県で一番若くして市長になった珠洲市長は、なんで手伝いをしないんだろう。
たいへんな最中 酔って赤い顔して歩いていたって本当なのか。
長いこと奥能登発信アピールをしているが、気持ちはこんなものなのか。
市の財政も厳しいが、なにか動きを見せて欲しかった。
評判のいい人間性は、、

3189とはずがたり:2007/04/02(月) 12:26:06
石川県〈奥能登〉
輪島がたいへん
更に奥の珠洲に被害が少なかった。
県で一番若くして市長になった珠洲市長は、なんで手伝いをしないんだろう。
たいへんな最中 酔って赤い顔して歩いていたって本当なのか。
長いこと奥能登発信アピールをしているが、気持ちはこんなものなのか。
市の財政も厳しいが、なにか動きを見せて欲しかった。
評判のいい人間性はニセだったのか。

3190とはずがたり@本物:2007/04/02(月) 15:41:19
>>3189
ニセものです。

3191鹿児島県阿久根市長へ:2007/04/03(火) 15:13:21
AICJ高校の誘致は直ちにやめてください
広島県にあるAICJ中高は現在公正取引委員会に数々の宣伝詐欺で告発されています
宣伝の文言はすべて嘘です
彼らが関与した呉青山中高校など、彼らが言う目標と実態は程遠く、詐欺です。
国公立現役80%計画も頓挫、学校の偏差値35は広島県最下位、益々最下位の記録です
世界1や日本1と格好いい事言いますが、全く実態が乖離しています。
IB校認定も嘘、慶應中合格も全員嘘、海外有名大学の件もお金で集められた外国人の成果
そのすべてが嘘の学校を誘致すると市長の進退問題になります。
まだまだ、この学校の悪事が出て来ます。
理事長の竹村健一も投資詐欺などで被害者が訴訟準備をしています。
市長、誘致するなら、実績のある伝統有名校か大学付属校にして下さい

3192とはずがたり:2007/04/05(木) 17:15:08

<九州・沖縄>沖縄県

県、合併支援で交付金 協議会に最大2400万円
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-22477-storytopic-3.html

 県は27日午後、3役と部長でつくる市町村合併支援本部の会合を県庁内で開き、新たな合併市町村に対して県独自に財政や人的・技術的支援をする県市町村合併支援プランを了承した。合併協議会が合併準備に関する事業を始めた際、3年間で最大2400万円(単年度最大800万円)を交付する。合併した市町村が基本計画に基づいた事業を始めた際にも市町村数などに応じた交付金を5年間、交付する。いずれも旧合併特例法に基づく前回の交付要綱(2001年制定)の金額より減額している。
 財政的支援のうち合併協議会に関する交付金は、協議会を設立しただけでは交付されない。前回は4年間で最大4000万円(単年度1000万円)で、1600万円の減額となった。
 合併市町村に対する交付金は2億円を基本額とし、合併関係市町村数や離島の町村が含まれているかどうかで算定される。前回は基本額が3億円だった。
 財政支援では合併市町村基本計画に基づいて行う公共施設などの整備に対し、単年度で最大2億円を合併年度から10年以内に無利子で貸し付ける制度もある。償還期間は10年以内。ほかに合併協議会への県職員参画など人的・技術的支援、合併市町村基本計画に掲げられた県事業の重点実施などの支援もある。


(3/28 9:43)

3193とはずがたり:2007/04/06(金) 01:31:48
<近畿>奈良県

何度でも云うけど西和市という名前が良くなかった。王寺市or斑鳩市or法隆寺市で良かったのでは?
西和は南丹・筑西・南砺等と同系統の市名(案)で好きに成れないな。

合併失敗・財政難のなか、公費で温泉 奈良県の7町長
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200703170093.html
2007年03月18日

 奈良県西部にある7町の町長が、「町長会」の名目でほぼ毎年、公費で親善旅行をしていることがわかった。今年度は2月に1泊2日の日程で、約90万円で北陸を旅行。当初予定していた防災センターの視察を休館日だったため取りやめ、高級旅館で懇親会を開いた。うち2町が、財政破綻(はたん)した北海道夕張市を「対岸の火事」と片づけられない赤字団体。町長らは「大切な議論の場」と主張するが、誤解を招くとして私費で旅行代金を返還した。

 7町は安堵(あんど)、斑鳩(いかるが)、王寺(おうじ)、上牧(かんまき)、河合(かわい)、三郷(さんごう)、平群(へぐり)の西和(せいわ)地区の各町。旅行は7町でつくる「王寺周辺広域市町村圏協議会」の主催。今年度事務局の三郷町によると、7町長と同町職員2人の計9人が2月19、20日に旅行した。

 当初は福井市の市防災センターを視察した後、和倉温泉(石川県七尾市)にある高級旅館に宿泊する予定だったが、計画を立てた後、視察日がセンター休館日だったことがわかり、旅館に直行した。

 参加したある町長によると、旅館で懇談した後、コンパニオン数人を呼んで宴会を開いたという。旅館は雑誌などに「もう一度行きたい旅館」としてたびたび登場する有名旅館で、通常の宿代は1泊2食付きで3万円を超す。

 事務局担当者は「7町長の日程を合わせるのに気を取られ、センターの休館日を確認していなかった。直前に気づいたため、日程変更は無理だった」と釈明する。

 同協議会は70年に設立。7町が人口や財政状況に応じて負担金を支出。05年度の運営費は計約700万円だった。

 設立以来ほぼ年1回、親善旅行を実施。04年2月は2泊3日で北海道・登別温泉や小樽市などを巡った。06年3月は福岡県を訪れたという。

 今年度、協議会長の秋田新平・三郷町長は「民間の優れた旅館サービスを実際に受けることで、行政運営の面で勉強になった。視察より議論と懇親が主な目的。7町は、消防や救急活動などで協力することも多く、腹を割って話すよい機会になっている」と話す。

 ただ、今年度の北陸旅行については「町民にただの温泉旅行という誤解を与えてしまう」として、7町長らは今月16日、旅費を同協議会に全額返納した。05年度以前の旅行については「視察も兼ねており、問題ない」としている。

 7町は03年、「西和市」の誕生を目指して合併協議会を設立したが、住民の反対などで決裂した。大阪市内までJRや近鉄で30分〜1時間程度という利便性から住宅開発が進み、大阪府へ通勤する「奈良府民」が増えた。世界遺産・法隆寺(斑鳩町)など観光資源も豊富だが、合併失敗の影響もあり、7町の財政状況はいずれも厳しい。

 上牧、平群両町は今年度の赤字比率が約10%になる見込み。20%以上になれば、夕張市のように国の管理下に置かれる財政再建団体に転落する。

3194やおよろず:2007/04/11(水) 19:45:47

市町村のバージョンアップに無用な道州制

http://www.taki-makoto.jp/

 平成の大合併といわれた市町村合併の結果、平成19年の3月末で全国の市町村数はこの8年間で1428減少して1804市町村になる。太平洋戦争終了の昭和20年10月に10520の市町村があり、昭和の大合併により市町村数は昭和31年10月には1 / 3の3975に減り、それが平成の合併で1 / 2へという経過をたどった。今回の合併はできれば市町村数を1000程度にするとの目標もあったので、あと一息というところか。

 なぜ市町村数にこだわるのかといえば、市町村が地方分権の主体だからだ。市町村は県の仕事を引き受けることができるが、都道府県は市町村の仕事を引き受けることはできないであろう。要するに昔は都道府県が国内行政の主役であったのに、今の都道府県の仕事は少なくなっている。だから東京都がオリンピックを誘致したいなどと言い出すのだ。

 また、日本は人口減少社会を迎えていることも考えなければならない。ということは効率のいい社会へ転換していく必要があるということだ。小泉内閣は行政改革に明け暮れしてきたが肝心なことに手をつけていない。それは国内行政には国や都道府県は関与せず、市町村に任せ、国は外務、防衛に専念することだ。その結果、都道府県を廃止するくらいのことでなければ、行政改革にはならない。

 それでも、地方教育委員会に対する文部科学省の関与を認めるという。これまで文部科学省主導の教育改革が失敗してきたにもかかわらず、地方の教育委員会を指導する権限を留保するという発想は理解を絶するといわなければならない。

 今年になってから奈良県上北村の国道のがけ崩れで乗用車が下敷きになった。原因究明のために国土交通省の研究所からも大学からも調査に来てもらった。それで分かったことは国土交通省には専門家がいないということだ。昭和57年の西吉野村の道路側面の大崩壊のときも当時の建設省に専門家がいないので民間企業から専門家に来てもらった。県にも国土交通省にも専門家がいないのであるから、この分野で市町村では技術水準が低いなどと言えないのだ。国も都道府県も技術に関して民間のコンサルタントに委託しているのであるから、官には専門家がいないのは当然のことだ。

 それなのに、都道府県を廃止して道州制にすべきだという議論が活発になっている。都道府県の仕事は多くないし、インターネットに時代に都道府県は不要なのに。そんな議論よりも、市町村を盛りたて、国や都道府県の関与を廃止することのほうがはるかに有益であろう。介護保険の導入に際して都道府県が中間にあったために市町村は余計な手間を取らされたのではないか。介護保険制度の開始のために市町村に仕事を押し付け、ようやく始まったら次から次に不具合が発生し、民間企業ならば記者会見して謝罪するのに、それもなしに制度改正を市町村に指示してきたのが厚生労働省だ。文字どおりどうしようもない省ではないか。その度に市町村と介護事業者は難儀してきたのに都道府県も何の役にもたっていないのが実態だ。

 結論から言うと、国で行政改革を叫んでもだめだ。国の権限を前提にした改革しかありえないからだ。新党日本は地方からの改革を主張して立ち上がったのはそのためだ。もっと地方から声を上げる必要がある。今年の統一地方選挙はそのきっかけになるように願っている

3195とはずがたり:2007/04/15(日) 00:21:46
<東北・北海道>山形県

市町村合併
関心薄く「票にならない」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/kikaku/097/1.htm

 統一県議選を手始めに、2町村長選・15市町村議選と続く統一地方選が間もなくスタートする。県と35市町村で行われる計72選挙に占める統一選の割合(統一率)は25%。自治体合併の影響で2003年の前回より5ポイント低下したとはいえ、県のあり方を問う重要な機会でもある。有権者はどのような選択を迫られているのか。県政の課題を探った。

     ◇

 地方選後半戦で市議選がある上山市。市議会3月定例会で、2月に当選したばかりの横戸長兵衛市長が初めて答弁に立った。

 「選挙戦で訴えた財政再建の具体策、税収増加策は」「上山競馬場の跡地利用策のめどは」

 市議からの質問は市長の公約をただす内容が目立ち、「市町村合併」の言葉は聞かれなかった。

 横戸市長は、2005年2月に破たんした山形、上山、中山、山辺の2市2町による合併協議会に、上山市議会議長として参加していた。質問で財政再建策を問われても、「究極の行政改革」とされる合併に自ら言及することはなかった。

 合併協議に参加したほかの1市2町の議会でも、合併論議は低調だ。ある山形市議は「首長は3人とも、合併協議が破たんした時と同じ顔ぶれ。だれも『また協議しましょう』とは呼びかけられないのでは。論議は市議選後の課題だろう」と述べ、統一選で行われる山形市議選でも争点にはならないとの見通しを示す。

 置賜地方の8市町では、04年8月から合併協議が絶えている。最大の米沢市では、市議会3月定例会で合併への考えを問う恒例の質問が出されたが、安部三十郎市長は「まずは各市町の考えを率直に聞くことが大切」と答え、従来の慎重姿勢を崩さなかった。

 県が06年3月に策定した県内市町村の合併基本構想は、置賜地方については8市町を1市とする方向を打ち出したが、西置賜地域の拠点である長井市は、米沢市との合併を嫌う傾向が根強い。長井市議会3月定例会の一般質問では、「西置賜1市3町だけの合併でも良いのでは」との意見が飛び出し、内谷重治市長も「できるところからすべきだ。3町に合併を呼びかけたい」と答えた。

 ただ、これについては目黒栄樹・前市長も同様の呼びかけをしたものの、各町は応じなかった。白鷹町の橋本光記町長は3月定例町議会で、西置賜だけの合併案について「住民本位で考える」と述べて突き放した態度をとり、小国町議会では質問も出なかった。

 今回行われる長井市議選に立候補予定のある現職は「市民は『合併は無理』と見ている。私も選挙では、有権者に合併を訴えるつもりはない」と明かす。

 「財政を立て直し、周囲から合併を申し出てもらえるようにしよう」。15日の新庄市議会3月定例会最終日。高橋栄一郎市長の呼びかけに対し、議場の議員の反応は冷ややかだった。

 合併賛成派のある市議は、「有権者の関心は雇用対策や農業振興など。合併は一部の市民しか賛同してくれず、票にならない」と述べ、今回の市議選で合併を訴える考えもないという。「市議選後に、市の執行部や職員に合併の必要性を直接呼びかけたい」と話す。

 市幹部は「地方交付税削減が進み、2年もすれば嫌でも合併論議をせざるを得ない状況になってくる。それまでは各自治体それぞれ、行財政改革にまい進するのが一番の近道」と話す。

 「平成の大合併」で合併が進まなかった村山、置賜、最上3地方の議会での論議からは、合併に積極的な首長や議員が住民の後押しを得られずに立ち往生している現状が浮かび上がる。

 斎藤知事は「『合併しない』という選択をした結果、行政サービスなどが大きく見劣りし、将来像が描けないほどの財政悪化に陥った場合、その責任が厳しく問われる」と、合併を巡る選択の結果は最終的に住民が負うべきものとの考えを示している。統一地方選では、合併に対する住民自身の姿勢も問われている。

3196とはずがたり:2007/04/18(水) 17:13:47
<北陸・甲信越>長野県

社会 : 「諏訪はひとつ」推進する会 立候補予定者に合併アンケート
更新:2007-4-8 6:00
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=6789

 民間レベルで諏訪地方の合併運動を進める「諏訪はひとつ」合併を推進する会(山崎雄二会長)は、統一地方選に合わせ市町村議会と首長選挙の立候補予定者を対象としたアンケートを実施。7日から郵送を開始した。選挙戦前に締め切り、結果公表は選挙後に予定している。

 アンケートは、活動の方向性を見極めるために行う。過去2回の統一地方選でも、前身の合併推進協議会が実施してきた。今回は約100部を用意。今週初頭には立候補表明している予定者(7日現在)の手元に届くよう手配している。

 アンケート内容は、▽必要性の是非▽必要とした場合の組み合わせ▽時期▽公約とするか─など5項目。記名式で過去2回とほぼ同じ内容。組み合わせでは、6市町村同時合併と段階的合併を選択。段階的を選んだ場合は複数回答で合併パターンも尋ねている。市長・市議選告示前日の14日を締め切りとし、投票日後に結果を発表。個人名は公表しないという。

 同会では合併推進を表明している予定者の推薦も計画。会員でもある岡谷市の現職市議らを中心に推薦書の発行もしている。

3197とはずがたり:2007/04/18(水) 20:07:19
<首都圏>千葉県

地味に長生郡内合併が進み始めているぞ。。

市町村合併:茂原市議会、長生郡合併協の設置議案を可決 /千葉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/chiba/archive/news/2007/03/30/20070330ddlk12010120000c.html

 茂原市議会は29日、臨時議会を開き長生郡市合併協議会の設置議案を可決した。

 すでに長柄、一宮、睦沢、長南の4町は可決済みで、30日に長生村も議決の見通し。白子町も4月上旬までに方針を決める予定。【吉村建二】

毎日新聞 2007年3月30日

3198やおよろず:2007/04/19(木) 08:36:58
県が森林環境税継続へ 年内に条例案

http://www.kochinews.co.jp/0704/070418headline08.htm#shimen8

 県は17日までに、19年度で徴収期間が満了する森林環境税の継続に向けて、具体的な取り組みスケジュールを決めた。今後、庁内検討チームや第三者機関の「森林環境保全基金運営委員会」を中心に、個人と企業の税負担の在り方や使途など制度設計を見直し、県議会12月定例会への県税条例改正案提出を目指す。

 同税は森林環境の保全を目的として15年度に県が導入。個人、法人ともに、県民税に500円を上乗せする形で徴収してきた。

 18年度は約1億7000万円の税収があり、間伐などのハード事業に7割、環境教育や広報などソフト事業に3割が使われた。

 期間満了を前に県は昨年、県民・企業アンケートなどを通じて県民の意向を把握。継続については賛同が得られたものの、一律500円という税額や経済利用していない森林に限定されている使途について、見直しを求める意見が多かった。

 こういった経緯を踏まえ、庁内検討チームには新たに地域づくり支援課、循環型社会推進課、県教育委員会の生涯学習課の3課が加入。基金運営委員会と連携し、中山間地域対策を含めた新たな使途の模索や森林環境学習の充実などを幅広く議論していく。

 具体的なスケジュールとしては、夏までに素案を作成。県民からの意見公募を経て制度をまとめた上で、県税条例改正案を提出する。

 
高知県

3201とはずがたり:2007/04/20(金) 15:12:53
<北関東>茨城県
筑波は何も無いよと云われ続けて来てみると案外街である。
発展しとるじゃないかと思ったが先日土浦へ行き高架道路から土浦の街を見ると偉く都会である。
土浦ごときを大都会と思ってしまうという事はやはり筑波は田舎なのであるな。。まぁ無機質なつくばから来るとごみごみとした雑沓が妙に懐かしくなるのである。
そんな訳で人口を調べてみた。
今回は合併前の選挙区でやらかした自民党が強い田舎の茨城であるが次回人口比ででみた定数配分。
子供が多い地域は有権者数の対人口比が落ちるから多少減るであろうけど。民主が強くて若い子供が多い都市近郊は不当に虐げられいるのだ!ヽ(`Д´)ノ w

──定数5(3市)──
水戸(5) 26.4万
つく(4) 20.4万
日立(5) 19.7万
──定数3(3市)──
ひな(3) 15.5万
古河 14.4万
土浦(3) 14.3万
──定数2(2市)──
筑西 11.1万
取手(2) 11万
─定数2〜1(6郡市)─
石岡 8.1万
笠間 8.0万
龍崎(1)7.9万
牛久(1)7.8万
東茨 7.6万 (茨城3.5 大洗1.9 城里2.2)→茨城町が抜けたら4.1
稲郡 7.6万 (美浦1.8 阿見4.7 河内1.1)阿見が市制施行したら稲敷郡2.9
----定数1(20郡市)----
常総 6.5万
鹿市(1)6.5万
太田 5.8万
坂東 5.7万
守谷(1)5.6万
那市 5.4万
小美 5.3万
結市 5.2万
鉾田 5.0万
北茨(1) 4.9万
稲市 4.8万
桜川 4.8万
大宮 4.7万
下妻(1) 4.6万
霞浦 4.4万
つみ 4.0万
行方 3.9万
猿島 3.6万
那郡 3.5万 (東海村のみ)
神栖 3.4万
----任意合区?----
高萩(1) 3.2万 →北茨城と併せて(2)など?
潮来 3.1万 →行方と併せて(2)など?
----強制合区?----
結郡 2.3万 (千代川町のみ)→下妻と併せて(1〜2)か?
久慈 2.1万 (大子町)→常陸大宮と併せて(1)か?
北相 1.7万 (利根町のみ)→竜ヶ崎と合区(2)か?
常総以下潮来迄定数1にすると定数62〜3となる。現行定数2〜3減というのもお洒落か。定数2以上の16市郡の選挙区の内日立以外の全て(まぁ非現実的だがw)で1議席を民主が取るのが取り敢えずの目標だな。日立は2議席。これで17/62〜3となる。自民過半数割れには遠いがまぁこんなもんでしょう。自民が下野すれば中村系とは手を組めるかも知れぬ。定数減せず65で行くなら常総・鹿嶋・下妻結城で定数2だな。

参考文献
http://www.pref.ibaraki.jp/tokei/betu/jinko/jinko/jinkou0703.htm
http://www.pref.ibaraki.jp/gikai/sikumi/senkyoku.htm

3202やおよろず:2007/04/20(金) 15:20:17
>>3201

>>つく(4) 20.4万
>>日立(5) 19.7万

 次回もこっちの方が、民主には都合が良かったりして

3203とはずがたり:2007/04/22(日) 00:44:02
<北関東>茨城県
>>1276>>1349>>1939>>1972の頃の話し

下妻市・八千代町・石下町・千代川村
際立つ八千代の主張/リコールの動向にも注目
http://joyo-net.com/rensai/gappei/23.html

「合併協議も七分近くになり、これからが本音のぶつかりあい、紆余(うよ)曲折も予想される」

新市の建設計画に住民の意見を反映させようと、四月中に下妻市、八千代町、石下町、千代川村の四市町村内の四会場で開かれた住民懇談会。

最初の会場となった千代川村で、冒頭あいさつした稲葉本治村長は新市誕生への「産みの苦しみ」を暗示させながらも、「四市町村とも思惑の違いを乗り越え、仲良くやっていきたい」と決意を述べた。

会場は役場職員の参加ばかりが目立ち、一般住民の姿は少なかった。八千代町も同じ傾向で、ほか二市町の会場は空席が多く、四市町村合併協議会(会長・大久保司八千代町長)が昨年十二月に行った「新しいまちづくりに関する住民アンケート」(約五千人を対象)の低回収率39・8%を裏付ける形となった。

石下町では住民からの発言はほとんどなく、千代川村と下妻市では共通して、八千代町の新庁舎建設に批判の声が上がった。「新市に借金を負わせる無駄遣い」「合併理念に反する『やり得』を見逃すのか」の質問に、両首長は「八千代町のことなので…」とコメントを避けた。
    ◇
昨年十月から始まった四市町村の法定合併協議会は四月までに七回開かれ、四十七の協議項目のうち三十項目まで話し合われた。今後は月二回のハイピッチで開かれ、八月の合併協定書の調印を目指す方針だ。

基本四項目のうち、合併方式(新設)と新市庁舎の位置(下妻広域事務組合所有のクリーンポート・きぬ近辺)は、決定にこぎつけた。新市庁舎が建設されるまでは暫定的に現下妻市役所にその機能が置かれ、総合支所方式が採られる。

新市名称は公募作品の絞り込みが続いており、どうやら平仮名の「きぬ市」が最有力と見られている。合併期日(目標は来年三月)の具体的な期日は今後検討される。議員には在任特例を適用し、現在のまま七十人の大所帯となる。

この間の協議では、八千代町の委員が線引き(都市計画区域区分)問題で食い下がる場面が見られた。「このまま合併すれば八千代町は割を食い、ますます過疎化する」と危機感を深め、県に見直しを求める声が上がっている。

同町は一九八六年に市街化区域と市街化調整区域の線引きを実施したが、他の三市町村では線引きがされていないことから、「新市に異なる制度があるのはおかしい」「一体的な発展や整備に支障をきたす」として、協議項目に加えるよう求めている。
    ◇
必ずしも順調とはいえない四市町村の合併協議だが、ここにきて大きな火種が持ち上がった。会長ひざ元の八千代町で起きた大久保町長に対する解職請求(リコール)運動だ。合併を前に新庁舎建設がやり玉に上がっているだけに、今後の動向によっては大きな影響を及ぼしそうだ。

リコール運動に取り組む「八千代町を明るくする会」によれば、すでに署名は目標の六千五百人分をクリアし、八千人に迫る勢いという。町民世論が二分される流れの中、大久保町長は「リコールされても町長選挙なら負けない」と、強気の構えを崩さない。

これを支持するかのように、八千代町の住民懇談会ではリコールに絡む発言は聞かれず、「合併できなかったら必要になる」などと新庁舎建設を支持する意見や、線引きによる不均衡是正を求める声が勢いを増した。

大久保町長は他の三市町村よりも財政面で比較的優位な立場にあることを強調。「町は(起債で)先行投資していない分、合併特例債を多くしたい」「対等合併というなら線引き問題をどうするのか」と、合併で際立つ立場を浮き彫りにした。

法定協のスタート時には「小異を捨てて大同につく」と述べた大久保町長だが、合併事務局の運営にも不信感をあらわにし、「会長という立場だが、八千代に有利な合併を目指したい」と力説した。

3204とはずがたり:2007/04/23(月) 12:32:32
<北関東>茨城県
>>3201
政令指定都市だぁ!?
水戸市26.4+ひたちなか市15.5+那珂市5.4+笠間市8.0+茨城町3.5+城里町2.2=60万
あと10万どこから引っ張ってくるんだ?!
更に久慈郡2.1+常陸大宮市4.7+常陸太田市5.8=13万を併せて70万突破だな。
ただの空証文ではなくちゃんと着手しろよなヽ(`Д´)ノ
1区10万を目安に水戸区・茨城北区(含む城里町)・茨城南区(含む茨城町)・西那珂区(含む那珂市)・東那珂区(含む勝田・那珂湊)・久慈区(含む常陸太田市など)・笠間区と云う感じかな?
各選挙区定数2で2×7=14議席。ここを自7民7となるとそれなりに躍進w

水戸市長に加藤氏再選 政令指定都市昇格を公約
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007042201000617.html
2007年4月23日 01時01分

 水戸市長選は22日、自民、民主、公明、社民各党推薦の加藤浩一氏(64)が共産党推薦の新人岩清水理氏(60)を破り、再選を果たした。投票率は53・27%。

 加藤氏は中心市街地の再開発事業などの実績を強調。将来の政令指定都市昇格に向け「周辺町との合併などで人口倍増を目指す」と公約に掲げ、保守層を中心に支持を固めた。

 岩清水氏は大規模開発の見直しや福祉の充実を訴えたが、及ばなかった。
(共同)

3205片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/23(月) 13:36:29
<中国・四国>島根県

斐川町長に新人勝部さん 現職破る合併論議再燃も 讀賣島根

 統一地方選後半戦の斐川町長選と同町議選(定数16)、海士町議選(定数10)が22日、投開票された。斐川町長選は新人で元県職員の勝部勝明さん(67)(無所属)が現職の本田恭一さん(55)(無所属=自民推薦)を破り、初当選を果たした。勝部さんは「単独町制にはこだわらない」と語り、出雲市との合併論議が再燃することがほぼ確実になった。当日有権者数は2万1880人、投票率は83・75%で、前回選(82・99%)を上回った。

 知名度に勝る本田さんに対し、勝部さんは当初、苦戦が予想されたが、町財政再建や、来年3月で契約が切れる出雲市への消防業務委託問題などを争点に、「公平で公正な行政」を訴えて現職の厚い壁を破った。

 勝部さんは昨年9月の出馬表明以降、町内各地でミニ集会を重ね、町財政の現状や消防問題などを訴え、政策などの広報活動にも力を入れて浸透。3月末に開いた女性対象の集会には公民館の会場に入りきれないほどの約1200人が参加した。統一地方選前半戦の県議選簸川選挙区で新人候補が自民現職に勝利したことも陣営を勢いづかせた。

 当選の報を受けた事務所で、勝部さんは駆けつけた西尾理弘・出雲市長らとバンザイ。「出雲市などとの信頼関係を築き、町の財政の情報を(町民に)知らせ、正しく行政を進めたい」と抱負を語った。合併については、「町民の意見を聞く。最終的には住民投票になると思う」とした。

 本田さんは単独町制維持などを前面に打ち出して戦ったが、勝部さんの勢いにのまれた。本田さんは「力が足りなかった。この結果で町が分裂してはならない」と敗戦の弁を語った。合併論議については、「この結果イコール合併とは思わない」とした。

 勝部さんは県職員、斐川町教育委員などを歴任。島根農科大(現島根大生物資源科学部)卒。

(2007年4月23日 読売新聞)

3206とはずがたり:2007/04/23(月) 22:23:13
<近畿>和歌山県

周参見が合併を唱えても白良浜が嫌がってるからなぁ・・
前川氏は元保守新系県議。

すさみ町長に橋本氏 町議選は現職2人が落選
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=123573

 桂功・前町長が健康上の理由で任期満了(12月17日)を待たずに辞職したため、統一地方選後半戦に予定されていた町議選と同日選となった。

 新合併特例法の期限が2009年度末に迫る中、平成の1次合併に取り残された同町の合併問題や逼迫(ひっぱく)した財政の再建、地域振興など山積する課題にどう対処するかを争点に、三つどもえの激戦を繰り広げた。

 橋本氏は、40代という若さをアピールして支持を集めた。ミニ集会や街頭演説などで「町の流れを変える」として、「合意に基づくまちづくり」を強調。白浜との2町、または白浜・上富田との3町合併を公約に掲げた。国保すさみ病院と田辺市の中核病院との連携も訴えた。

 告示前には支持者ら約400人を集めた「行財政改革と市町村合併問題を考える集い」を開催。白浜町から立谷誠一町長に近い議員2人が「町長の代理として応援に来た」と支持を呼び掛ける場面もあった。上富田町議も応援演説した。

 前川氏は、法期限内に西牟婁郡内3町の合併実現を公約。「クリーンで公正な町政の実行」を訴えた。選挙戦最終日には自民党の松浪健四郎、川条しか両代議士が「二階俊博衆院議員の代理」として応援演説に訪れたが、一歩及ばなかった。

 昨年3月に白浜町長選に落選した後、昨年末に県議選に出馬表明して間もなく町長選に転戦したことなどもマイナス要因となった。

 桂前町政を批判してきた内田氏は4度目の挑戦。財政健全化のために町有財産の売却や合併の是非を問う住民投票の実施など新しいまちづくりのための政策を訴えたが、浸透しなかった。

 今回から定数を4減し、10とした町議選では12人が争い、現職の浜口久平氏(59)、斧徹氏(72)が涙をのんだ。新顔は4人全員が当選して議会も若返りが進んだ。

 無所属新顔の漁業岩田勉氏(57)がただ一人600票台を獲得してトップ当選した。

 党派別では共産2、無所属8。

3207とはずがたり:2007/04/23(月) 22:25:22
<近畿>和歌山県
>>3206
>白浜町から立谷誠一町長に近い議員2人が「町長の代理として応援に来た」と支持を呼び掛ける場面もあった。上富田町議も応援演説した。
記事を良く読むと意外に3町合併の気運が高まってるのか??

3208とはずがたり:2007/04/23(月) 22:43:21
<東北・北海道>青森県

新人の飯田氏はむつ市との合併をどう考えていたのかねぇ?どっちが勝っても余り変わらなかったような気もする・・。

青森・風間浦村長選 薄氷の再選、6票差で決着
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070423t21016.htm

 毎回、村を二分する激戦を展開してきた青森県風間浦村長選は、現職の横浜力さん(54)が新人の飯田浩一さん(46)をわずか6票差でかわし、薄氷の再選を果たした。

 横浜さんは前々回1票差で敗れ、前回は66票差で雪辱した。今回も予想通りの激戦に、事務所はピリピリ。勝利の瞬間、「勝ったぞ」と熱狂に包まれた。横浜さんは、争点となった市町村合併について「有権者に影響したとは考えていない。これをばねにむつ市への編入合併へ積極的に取り組みたい」と意欲を示した。
2007年04月23日月曜日

3209とはずがたり:2007/04/23(月) 23:00:27

「平成の大合併」で市に編入の旧町村地区候補、落選相次ぐ
http://www.yomiuri.co.jp/election/local2007/news/20070423i103.htm

 22日に投開票された統一地方選の市議選で、「平成の大合併」に伴って市に編入された旧町村地区の候補者の落選が相次ぎ、「地域代表」が消滅したり激減したりするケースが続出した。


 大票田の市部の“壁”に阻まれた形で、旧町村部の有権者からは「議会に地域住民の声は届くのだろうか」と不安の声が上がった。

 定数42に58人が出馬した盛岡市議選。昨年1月に盛岡市に編入合併された旧玉山村地区からは、現職7人と新人1人が出馬したが、22日の投開票の結果、当選者は現職2人にとどまり、6人が落選。18人いた旧村議は9分の1になった。

 今回の最下位当選者の得票は1796票。旧村最後の村議選(2002年)のトップ当選者の得票の3倍以上が必要だったが、少ない地域票を奪い合う形となり、当選ラインに届いたのは、大半の引退議員の地盤を引き継いだ竹田浩久さん(52)(無所属)ら2人だけだった。

 落選陣営からは「(旧村部の)候補者があと2、3人少なければ……」との声が聞かれた。

 埼玉県行田市議選(定数24)では、昨年1月に編入合併された旧南河原村地区から3人が立候補。しかし、当選は最下位で滑り込んだ新人の栗原二郎さん(60)(共産)だけで、14人いた旧村議時代から大幅減となった。

 栗原さんは「旧村民の声をしっかり新議会に届けなければ」と気を引き締めるが、旧村の住民の男性(30)は「この先どうなるのか」と不安を漏らした。

 03年4月に愛媛県新居浜市に編入合併された旧別子山(べっしやま)村。今回は初めての全市1区の市議選だったが、旧村からは候補者が出ず、「地域代表」が消滅した。トップ当選した古川拓哉さん(28)(無所属)は「(旧村の)歴史と自然を生かした地域づくりに役に立ちたい」と、旧村地区に目配りする考えを示した。

 旧村の会社員秋山明美さん(36)は「(新議員は)知らない人ばかり。何度も地区に足を運んでくれた候補者に票を入れました」と話した。

 ◆旧山古志村の現職、唯一の議席を死守◆

 一方、新潟県長岡市議選(定数38)では、中越地震で住民全員が避難した旧山古志村唯一の候補で現職の関正史さん(53)(無所属)が当選し、地域代表の座を死守した。05年4月に合併した旧村の有権者数は、市全体の1%に満たない1412人だが、3548票を獲得した。

 関さん自身、現在も仮設住宅暮らし。「山古志だけ元気になっても仕方がない。活力ある長岡市にして、意味のある合併にしたい」と抱負を述べた。
(2007年4月23日14時35分 読売新聞)

3210片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 14:44:29
<北関東>茨城県

合併推進派が勝った選挙もあるし、慎重派が勝った選挙もある。
ただ、目立つのは、国策の名目で住み慣れたところが変わることへの抵抗感。
それを説明・対話で解消できていないところで反撥を食らう。
都市は以前から国や行政や上部組織への不安・不満を抱えていたけれど、近時急速に鄙へも拡がっている。鄙でも人のつながりの濃密さが薄れてきて、老齢化した人々がバラバラになりそうになりながら藻掻いている。

「合併慎重派」が勝利 統一地方選
6市町村長選 結果分析
 勝因は「合併反対」と「無党派」――。統一地方選後半戦、22日投開票の県内6市町村長選は積極的な合併路線に異を唱えた候補の勝利が相次いだ。さらに、自公両党の支援などを背に組織戦を展開した陣営の不振も特徴的だった。

 常総市長選では、旧水海道市と旧石下町が合併して新市に移行した手法が「唐突」と指摘した杉田光良さんが、合併を主導した現職の遠藤利さんを破った。杉田さんは合併後も続く水海道と石下の“地域間格差”を訴え、批判票獲得につなげた。

 茨城町長選では、水戸市との合併に慎重な小林宣夫さんが合併推進派候補に勝利し、五霞町長選でも単独町政を掲げる染谷森雄さんが合併派候補を大差で退けた。

 美浦村長選は合併が表だった争点にはならなかったが、当選した中島栄さんは慎重派で、敗れた坂部実さんが推進派。

 村が2005年1月、合併の是非を問う住民投票を実施した時、反対票は賛成票の1・4倍に上った。坂部陣営幹部は「合併がいずれ必要になることは村民も分かっているはず」と語るが、村長選での中島さんの得票は坂部さんのちょうど1・4倍と、住民投票と同じ結果となった。

 自公両党の支援や有力団体の推薦で組織票を固めるという「勝ちパターン」は、水戸を除いて通用しなかった。

 取手市長選で現職の塚本光男さんは公明の推薦を受けたほか、自民の国会議員や県議らが支援に回ったが、党派色を出さず、ボランティアが軸になって奔走した藤井信吾さんに及ばなかった。美浦村長選も坂部さんは自公推薦を受けた一方、中島さんは「村民党」を掲げ、政党とは一線を画した。

 常総市長選では遠藤さんが連合茨城や農協など100を超える団体推薦を受けながらの敗北。後援会幹部は「これだけの組織でなぜ負けたのか分からない」と首をひねるばかりだった。

 自公共闘が期待した結果につながらなかった背景を、自民県連幹部は「組織や党に頼らない候補の当選は、宮崎県知事選で東国原英夫さんが当選した流れを受けたもの」とみる。

 ただ、「公明が自分たちの公認候補の応援を優先し、推薦候補の支援を二の次にしたため」(自民県議)との声も。これには、今回の市町議選で公認候補39人を全員当選させ、改めて組織力を見せつけた公明も「自民の方こそ腰を据えてやらなかった」(県本部)と反論している。

(2007年4月24日 読売新聞)

3211片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 14:48:42
<北関東>群馬県

合併再起動
首長に推進派
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news001.htm

 統一地方選・後半戦は、桐生市長選と富士見村長選で、それぞれみどり市、前橋市との合併が争点となり、合併推進派が勝利を収めた。村議選でも合併推進派が過半数を占めた富士見村では23日、前橋市との間で合併に向けた動きがスタートし、桐生市では市議会の今後の動向が注目される。

 桐生市長選で、みどり市との合併推進を掲げた亀山豊文さん(56)が当選したことで、合併の是非を議決する立場の桐生市議会(定数31)も今後、対応を迫られることになる。

 市長選では、消極姿勢の現職に対し、新人4人はいずれも合併推進を掲げた。亀山さんは、23日、みどり市との合併について、「まずはマニフェストに掲げた広域調整室を早期に設置し、その後、合併に向けたスケジュールを立てていきたい」と述べ、合併に向けた取り組みを進めていく考えを改めて示した。

 しかし、市議選は、首長選の候補者と連動する形で合併への是非を明確にして戦った富士見村議選と比べると、立候補者の多くはあまり合併の是非については明確な訴えはしてなかったのが実情。

 今回は9人の新人が当選し、うち1人は「現在の状況は異常。一刻も早く合併するべきだ」と話すなど、早期合併を主張する意見が比較的多い。一方、現職からは、「競艇を抱えるみどり市との合併はより研究する必要がある」「反対ではないが、今すぐの合併は難しい」とする声が出ている。

 富士見村長選で合併推進を公約に初当選した福島節夫さん(57)が23日、選挙戦で応援を受けた高木政夫前橋市長を訪ね、今後、法定協議会を設置して合併協議を再開することで合意した。

 同日午後、市役所を訪れた福島さんは、「議会も賛成が11人(定数18)となり、民意がそのまま出た形となった。今までの経過があるので議会も(合併を)納得できるようにしたい」などと話した。これに対し、高木市長は、「住民の意思に基づいて合併をしていく必要がある。溝を埋める協力はしたい」と話した。

 具体的な合併協議については、これまでの長い論議経過を踏まえ、任意の協議会ではなく法定協の設置段階から再開する点で意見が一致。設置時期など詳細は未定だが、福島さんは「村議会に諮って準備を進めたい」と話した。

(2007年4月24日 読売新聞)

松浦高崎市長6選「実績評価された」 知事

 小寺知事は23日の定例記者会見で、6選を決めた松浦幸雄高崎市長について、「これまでの実績が評価された。県を代表する都市として発展する夢と実行力を持っている、安心して任せられるということではないか」と話し、多選批判に関しては、「その都度その都度、最適任の人を選ぶのが選挙。当選回数によって区別するのは合理的ではない」と、これまでの考えを改めて述べた。

 また、桐生市と富士見村の首長選で、ともに合併推進を訴えた候補が当選したことについては、「(現在の)市町村合併の形が、社会、経済、生活実態に合致していないという住民の意識が働いた」との見方を示した。

(2007年4月24日 読売新聞)

3212とはずがたり:2007/04/24(火) 15:31:45
<北関東>
>>3210
くぅ〜茨城町残念である。。
ただ取手とかで自公のきしみがみえるのは素晴らしいね。
美浦村は合併推進派はどことの合併を念頭に置いていたのであろうか・・?

>>3211
群馬は殆ど決まりかけてた前橋市と富士見村の合併が村議会の反対で流れたのであるが再び合併が進みそうで喜ばしい。
みどりと桐生の歪なねじれも早急に解消しなくては駄目であろうし良い傾向である。

3213片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 18:23:40
<中国・四国>島根県

斐川町長当選から一夜 勝部さん合併推進明言
出雲市と 住民投票を示唆
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news001.htm

 斐川町長選から一夜明けた23日、初当選した勝部勝明さん(67)が記者会見を行い、「町民に向かって問う機会が出てくると思うが、私の気持ちとしては出雲圏域として一体化すべきと思う」として、出雲市との合併を推進していく意向を明言した。一方、出雲市の西尾理弘市長もこの日の記者会見で、同町長選の結果を歓迎した。

 勝部さんは県職員や町教育委員を歴任。2004年に住民団体「ひかわ政経研究会」を設立して財政面などで町政を批判し、合併賛成の立場で活動してきた。

 勝部さんはこの日朝、出雲市役所で西尾市長と面談。来年3月で期限切れとなる出雲市への消防業務の委託について、町長として初登庁する5月8日以降の早い時期に、2人で協議することで合意したという。

 この後、勝部さんは同町の自宅で記者会見。消防問題については、「町単独で消防業務を行うことは財政上困難」として出雲市への委託継続に期待した。合併に関しては、「住民投票で単独町制を選んだのは03年で、情勢が変われば単独にこだわらなくてもいいのではないか」とした。

 また、「今後、合併論議の際には、町民に公正な判断材料を提供しつつ、自分の意見を明確にして旗を振っていく」と明言した。

 「選挙戦で合併賛成の態度を明らかにしなかったのはなぜか」との質問に対しては、「合併か単独かは判断できないが、現町政には不満があるという人たちをまとめるため」と答えた。そして、「得票がすべて合併賛成とは受け取っていない」と述べ、再び住民投票を行う必要性を示した。

 勝部さんは町長就任後、消防問題について出雲市との協議を進めながら町議会の理解を求め、財政状況を町民に情報公開する方針。

 一方、西尾市長は市役所内で記者会見。消防問題では、「合併協議の入り口に立つ」との前提条件を改めて強調した上で、「斐川町民に安心してもらえるように頑張る」と同町との協議を進める姿勢を見せた。

 町長選で勝部さんを応援したことについては、「合併への意図なしに、出雲市長が勝部さんに激励電報を打つのか」として、合併実現を目指したものであることを明かした。さらに、「私の思いとメッセージを明らかにした上で勝部さんが当選したのは、斐川町民が合併へ理解を示しているということだ」と選挙結果を評価した。

(2007年4月24日 読売新聞)

3214片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 20:56:09
<北関東>茨城県

選挙は合併に際してのいがみ合いを他県人にも見せてくれる。

市町村合併:水戸との合併に黄信号 茨城町長選、小林氏当選で慎重派に勢い /茨城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ibaraki/news/20070424ddlk08010094000c.html

 茨城町長選は、同町前収入役の小林宣夫氏(59)が、引退する佐藤順一町長の後継で前町議の高安能久氏(61)に約4000票差をつけて初当選した。水戸市との合併に慎重な姿勢の小林氏が、合併実現を強く訴えた高安氏を破り、町議らの間からは早くも「合併協議は白紙に戻った。12月8日予定の合併はなくなった」との声が上がる。

 小林氏は、合併反対の共産党を含め慎重派を中心とした15人前後の町議の支持を受けた。水戸市との合併に対し多くの町議が慎重姿勢に傾いたきっかけについて、ある町議は「水戸市議会が旧内原町の選挙区分離で強行採決をしたことが大きい」と指摘する。

 昨年8月に水戸市議会は、今回の市議選で編入合併した旧内原町と旧水戸市で選挙区を分離することを決定。これに茨城町議の多くが「水戸市議の勝手な都合」と不信感を募らせた。

 小林氏は23日、「いま合併しても制度面で住民にメリットはない。今後については町議会と相談し、水戸市側に町の意向を伝えたい」と話した。【土屋渓】

毎日新聞 2007年4月24日

3215片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 21:27:04
<北関東>群馬県

競艇とはどういう存在なんだろう。

選挙:桐生市長選 亀山氏、大差の勝利 合併への具体像示し共感広げる /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070424ddlk10010232000c.html

 ◇競艇含め市民利益最優先に

 みどり市との合併の是非が争点となった桐生市長選は、亀山氏が大差で大沢善隆氏の4選を阻止した。勝因は徹底した組織選挙に加え「合併を実現できるのは私だけ」との主張が幅広く浸透したためと見られる。

 亀山陣営は告示後、支援企業から大量動員された運動員が戸別訪問を繰り返し、早期合併に着手するとした公約「マニフェスト」などを配付した。とりわけ「飛び地合併」の弊害を指摘し、さらに「既に石原条・みどり市長と話し合いを始めている」と訴えるなど、合併への具体像を示せたことが住民に共感を広げた。象徴的だったのは大沢氏の支持が強固と見られていたみどり市との結び付きの強い旧新里村と旧黒保根村でも亀山氏の得票が上回った点だ。

 一方、大沢氏はみどり市が競艇事業を存続している点を理由に「競艇がある限り、当面の合併は無理」とする主張を展開した。この主張が「桐生広域圏は一つ」という住民感情を逆なでする結果となったようだ。さらに長年続く笹川尭・元国務相との対立、政争に嫌気を感じている市民には「競艇を持ち出す論法が飽きられた」(陣営幹部)とも見られる。

 今後、亀山氏は合併への手順と道筋を提示する必要がある。また、競艇事業の取り扱いを含め市民利益を最優先に政策決定してほしい。【塚本英夫】

毎日新聞 2007年4月24日

3216とはずがたり:2007/04/24(火) 23:38:36
<九州・沖縄>福岡県

合併は嫌な事というコンセンサスが日本全国に広まってしまってるかなぁ。。

吉富町長選当選の今冨氏 合併、重ねて慎重姿勢 知事、豊前市「推進」を強調
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070423/20070423_003.shtml

 麻生渡福岡県知事による全国初の合併協議会設置の勧告に異を唱え、同県吉富町長選に初当選した元町議の今冨寿一郎氏(54)は、一夜明けた23日午前、合併問題について「町民と話し合って決める」とあらためて慎重な姿勢を強調した。記者会見で述べた。これに対し、麻生知事は同日、「合併していただきたい気持ちに変わりはない」と引き続き合併促進に努める考えを示した。

 今冨氏は選挙戦で「合併を急ぐ町長と町議が知事に勧告を出すよう頼んだ。町民に説明はない」と町政運営を批判、民意重視を訴えて町民の共感を得た。この日の会見でも「民意を反映しない合併の進め方に町民の反発が多かった」と勝因を分析。勧告を出した知事に対しては「町の行方は町で決めたい。知事も町民の意見をくみ取ってくれるでしょう」と語り、「今後、行政区ごとの懇話会や必要ならアンケートも行い、8月ごろまでには結論を出したい。それまで合併協の協議は進めない状態にしたい」と話した。

 一方、1日に同町と法定合併協議会を設置したばかりの豊前市には、合併容認の現職が敗れる結果に衝撃と困惑が広がった。釜井健介市長は取材に一切応じず、相本義親総務課長が「(吉富町の)新町長が合併をどう判断するか未知数だが、市は合併協議を予定通り進めていく方針。選挙結果については、他の自治体のことでありコメントを差し控えたい」と話すにとどまった。

 県は「財政的に町単独での行政運営は難しいと思っている」(地方課)として、合併協議を推進する方針。麻生知事は「(新町長が)合併問題にどう対応していこうとされているのか、よく見ながら話し合いをしていきたい」と述べた。

=2007/04/23付 西日本新聞夕刊=

2007年04月23日13時35分

3217とはずがたり:2007/04/24(火) 23:41:48
<東海>静岡県

■統一地方選挙後半戦 現職再選 (04月23日 06:08)
http://www.tv-sdt.co.jp/scripts/news/news3+.php?seq=12380

統一地方選挙の後半戦は22日開票され、富士宮、吉田、由比の市長・町長選挙はいずれも現職が再選を果たしました。富士宮市長選挙は、現職の小室直義さんが無投票阻止を掲げて立候補した新人の酒井松美さんを抑え、再選を果たしました。小室さんは、道半ばの財政再建をはじめ、マニフェストに掲げた公約に取り組むと語りました。一方、吉田町長選挙は、現職の田村典彦さんが元町議の相手候補に大差をつけ当選しました。田村さんは、本当の意味で新しい吉田町の社会を作っていきたいと語りました。吉田町では去年町長が祭りで祝儀を贈り辞職、また当時の議会議長が汚職で逮捕されるなど不祥事が相次ぎ、今後、町政への不信感の払拭が大きな課題といえます。由比町長選挙は静岡市との合併を掲げる現職・望月俊明さんが、反対派の新人小林雅子さんに大差をつけて再選を果たしました。望月さんは、2009年3月までに静岡市と合併できるようまい進していきたいと語りました。望月町長は、23日早速静岡市の小嶋市長を訪ねる予定です。

3218とはずがたり:2007/04/24(火) 23:45:28
<九州・沖縄>宮崎県

木城町なんて初めて知ったぞ・・俺が知らない市町村が未だ残ってたとは不覚。

合併是非、2町長選で勝敗分ける 統一地方選
2007年4月23日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200704230101
 県内統一地方選を締めくくる3町長選、5市議選、12町村議選は22日、投開票された。合併が大きな焦点の2町長選は、推進派と慎重派が勝敗を分け合った。

 清武町は合併推進の新人鐙(あぶみ)和俊氏(55)が現職を破り初当選。南郷町は「自立が望ましいが住民の意思を問う」とした現職阪元勝久氏(64)が、新人の猛追を振り切った。木城町長選は現職田口晃史氏(68)が安定した戦いで新人を退けた。合併や定数削減による激戦を勝ち抜き、市町村議276人も出そろった。

 再選を目指す無所属現職に無所属新人が挑んだ3町長選は、1町で合併を争点に打ち出した新人が勝利。2町では自立志向の現職が住民の信任を得た。

 終盤まで激しい票の奪い合いが続いた清武町では、新人の鐙氏が現職の一ノ瀬良尚氏(61)をかわして初当選した。

 旧合併特例法下で進まなかった宮崎市との合併について鐙氏は「推進債などの財政措置を設ける新法期限内の合併実現」を強調、支持を広げた。

 一ノ瀬氏は「当面の自立」を主張。農村票や団体推薦を集める一方、現職批判の逆風も吹いた。

 南郷町では、現職の阪元氏が新人の市元英徳氏(62)を破り、再選を果たした。

 「自立が望ましい」との立場の阪元氏は、町内3漁協の推薦を受けて漁業関係者を中心に支持を固めたほか、農村部や商工関係者にも浸透した。

 一方、合併推進を前面に打ち出した市元氏は、現職への批判票も集めて迫ったものの、一歩及ばなかった。

 木城町では、現職の田口氏が1期目の実績や知名度を生かして、圧勝した。

 「合併に否定的ではないが時期尚早」と訴えた田口氏は、行財政改革の推進などを挙げて町民の支持を集めた。早期の合併を掲げた新人の鴨川義見氏(70)は、出遅れも響き伸びなかった。

3219とはずがたり:2007/04/24(火) 23:47:10
<首都圏>埼玉県

おお,素晴らしい。これを機会に東武動物公園駅を昔の杉戸駅戻してもええどw

野口氏「春日部と早く合併を」
現新4人の激戦制す 杉戸町長選
http://www.saitama-np.co.jp/news04/23/14p.html

 現新四人が立候補、激戦となった北葛飾郡杉戸町長選は、測量会社社長の野口勝久氏(65)が初当選を果たした。

 満面の笑みを浮かべて事務所に姿を現した野口氏は「勝たせていただきありがとうございます。この勝利は住民の勝利です。春日部と一日も早く合併し、住民サービスの向上に努めたい」と抱負を述べた。

 五選を目指した現職小川伊七氏(66)は、他陣営から「春日部市との合併を壊した」「ハコモノ優先で財政危機を招いた」「多選でしがらみがある」などと批判され、票が伸び悩んだ。

 前回に続いて挑戦の斉藤正雄氏(68)は「環境経営の手法を取り入れ十三億円を削減する」などの財政再建策を訴えたが、組織力で及ばなかった。

 唯一の女性候補の石井幸子氏(43)は「借金をしない均衡財政で一期中に財政再建する」などと訴えたが、出遅れが響いた。

「長期政権の声響く」
小川氏

時折声を詰まらせ、落選の弁を述べる小川氏(左)=22日午後10時半ごろ、北葛飾郡杉戸町本島の自宅

 「小川町長落選」の一報が杉戸町杉戸の選挙事務所に伝えられたのは午後十時半ごろ。早くから詰め掛けた大勢の支持者から「あーあ」と落胆の声とため息が漏れた。

 二〇〇四年九月、合併の枠組みをめぐって町内が二つに割れた。その影響で、前回の町長選で小川氏を支えてきた選挙母体も分裂。新人野口氏と分裂選挙になったことが大きく響いた。

 小川氏は杉戸町議二期を経て一九九一年四月、町長に初当選。現在、県町村会長、全国町村会常任理事を務めている。

 会見した小川氏は「十六年間町民の負託にこたえていたつもりだったが、結果として長期政権という声が町民の判断に影響を与えた」と敗戦の弁を述べた。

3220とはずがたり:2007/04/24(火) 23:48:55
<東北・北海道>岩手県

酒の呑み過ぎやでぇ。合併を控えたこの大事な時期に気ぃつけてや〜。

釜石市長、合併論議再開に意欲 大槌町長推進派当選受け
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070424t31016.htm

 岩手県の小沢和夫釜石市長は23日、隣接する同県大槌町との合併について、「もう1度、合併研究会を立ち上げたい」と述べ、合併論議再開に意欲を示した。

 22日投開票の大槌町長選で、釜石市との合併に前向きな主張をした新人加藤宏暉(こうき)氏(65)が初当選したことを受け、定例会見で記者の質問に答えた。

 釜石と大槌の合併をめぐっては、小沢市長が2003年10月、山崎三雄現町長に合併研究会設立を申し入れたが、町側が時期尚早などを理由に断り、実現しなかった。

 町長選で加藤氏は、当面の自立を掲げた山崎町政への疑問を訴え、1500票の大差で山崎氏を破った。小沢市長は「町長が変わるのでもう1度(町に)申し入れたい」と述べ、6月の市議会終了後にも準備を始める考えを示した。
 釜石と大槌は、県が昨年4月に示した合併構想で合併推進対象市町に挙げられている。

◎釜石市長入院へ/肝炎治療
 小沢和夫釜石市長は23日、アルコール性肝炎治療のため、25日ごろから10日間ほど岩手医大病院(盛岡市)に入院する予定であることを明らかにした。食事療法中心の治療を受けるという。小沢市長は15日告示の市長選で無投票で再選された。
2007年04月23日月曜日

3221とはずがたり:2007/04/24(火) 23:51:06
<九州・沖縄>宮崎県
>>3218

「宮崎、清武早期合併を」 鐙氏「年度内に法定協設置」 津村市長も町長選結果歓迎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20070424/20070424_001.shtml

清武町長選で初当選を決め、支持者らと万歳をして喜ぶ鐙和俊氏(中央)=22日夜、清武町
 県内の統一地方選後半戦となる3町長選、17市町村議選が22日に一斉に投開票され、終了した。宮崎市との合併問題が争点となった清武町長選は、合併推進派の新人が、慎重派の現職を大差で破って当選、住民は町の将来について「合併」を選択した。一方、「平成の大合併」後、初の選挙となった宮崎や延岡、小林などの市議選では、旧町村域出身候補が一定の議席を確保するなど健闘、存在感を見せた。

 清武町長選で圧勝した新人の鐙(あぶみ)和俊氏(55)は当選から一夜明けた23日、「本年度中に宮崎市との法定合併協議会(法定協)を設置したい」と1市1町の早期合併へ強い決意を示した。同町との合併を待望する津村重光・宮崎市長も「町民が合併を望まれた結果。早期合併を前向きに検討していく」と今回の選挙結果を歓迎しており、合併新法に基づく「第2期合併」へ向けて両市町の合併論議が急進展しそうだ。

 清武町は合併の是非を問う2004年の住民投票で「合併しない」が最多だったため自立を選択。宮崎市は06年1月に佐土原、田野、高岡の旧3町を編入合併した。

 一方で、宮崎市と清武町は、住民投票の前に設置していた法定協で全事務事業の調整が完了。同町の新議員13人も合併推進派が過半数のため、鐙氏は「(合併は)全員の同意をいただきたい」と期待を込める。津村市長も「議員の理解をいただき法定協が設置されれば協議はスムーズに進む」と自信をのぞかせる。

 ただ、合併特例法(旧法)下で国が7割負担していた「合併特例債」は、新法下では「合併推進債」となり、国負担は4割に減少。運用基準も厳しく、合併が遅れるほど交付税算定期間も短縮される。清武町内では「旧3町に比べ発展が遅れている」との議論も出ており、意見の集約化を急ぎ、同市との協議を再開することが早期合併の鍵を握るとみられる。

 2市町の合併は、県の合併構想の対象区域。県市町村合併支援室の坂本義広室長は「合併に向けた調整が図られるようにできる限りの支援をしていく」と話した。南郷、木城両町長選は、合併に慎重姿勢だった現職がともに再選を決めた。

■宮崎市議選は過去最低48.72%どまり 投票率 前回比軒並み減少

 統一地方選後半戦の投票率は、3町長選、延岡市を除く4市議選、10町村議選(前回無投票の三股町、諸塚村を除く)で軒並み前回より減少した。宮崎市議選は補選を除き過去最低の48.72%。第1ラウンドの県議選(8日投開票)も過去最低だったことから、有権者の政治への関心の薄さが浮き彫りとなった。主な選挙の投票率と、カッコ内は前回の投票率。

 【市議選】延岡市64.93%(64.51%)▽小林市70.13%(77.95%)▽日向市66.05%(72.26%)▽串間市81.34%(87.25%)

 【町長選】清武町62.31%(66.99%)▽南郷町77.93%(84.53%)▽木城町82.19%(88.50%)

=2007/04/24付 西日本新聞朝刊=

2007年04月24日22時05分

3222片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 01:23:31
<近畿>奈良県

結局、上北山村は定数7のところ5名が無投票当選。合併でなんとかならないのか?

村議選、定数割れか/激しい選挙戦 今昔
2007年04月17日 朝日奈良
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000704170001

  ◆人口減・高齢化・・・なり手不足

 17日告示される県内七つの村議選のうち、吉野郡の一部の村で候補者数が定数を下回る恐れが出てきた。村議のなり手が少なくなった背景には、人口減少や高齢化に加え、議員報酬のカットなどで「うまみがなくなった」こともあるようだ。集落ごとに候補者を立て、ときには激しい選挙戦を繰り広げたのも昔話となりつつある。
 (神野武美、棟形祐水)

   ●再選挙の恐れ


「50日以内に再選挙か」。上北山村では、こんな言葉が住民の間でささやかれている。


 議員定数は前回より一つ削減されて7。だが、告示前日の16日になっても6人目の立候補予定者が現れない。同村の場合、2人の欠員が生じれば再選挙になる。


 今のところ唯一の新顔は、21年前に村へやってきた島根県出身の住職。「私は頼まれたことを断ったことがない。ここの村議選は親族選挙。もし私が村議になると、村に親類が全くいない人では初めてだと思う」


 村の選挙では従来から選挙カーは出ない。候補者は親類縁者をあいさつ回りする程度なのだ。


 立候補を勧めたのは、寺のある地区の区長だ。この地区では前回2人が出て、うち1人が当選。ところが、その現職が病気を理由に引退したため、区長は後継探しに奔走。前回落選した人は仕事の都合で大阪に引っ越してしまった。区長は「住職にお願いしようということになった。30、40代となると、人材はみんな公務員ばかり」と言う。


 引退する現職は「次の選挙までの4年のうちに(市町村)合併の話が出るだろう。それが意欲を失わせているのでは」と分析する。


   ●厳しい「条例」
 お隣の下北山村(定数8)は、新顔2人を含めて9人による選挙戦となる見込み。見通しが立ったのは最近で、先月末まで欠員の可能性もあった。なり手がいない理由に、ある条例の存在を挙げる人もいる。


 7年前、村長や村議の関係企業は村の公共事業を請け負えない、という内容の政治倫理条例が制定された。「実質的に経営に携わっている企業も契約(下請け含む)を辞退する」との厳しさで、「親族を社長に据えて」などの抜け道も許されない。


 とはいえ、議員一本で生計を立てるのは難しい。04年度まで月20万円あった議員の給与は18万、16万円と段階的に引き下げられた。税金や共済年金を払うと手取り約13万円。政務調査費はゼロだ。


 今回立候補する建設業の新顔の男性は、当選すれば競争相手が多くても県発注の工事で頑張るしかないという。「議員になったら、当然、倫理条例の緩和を目指します」と語る。


 ●少ない給与…


 黒滝村(同7)では、候補者がなくなりそうな地区が二つ。現職は立候補せず、新顔もいない。住民の一人は言う。「2回前の選挙ぐらいまでは、候補者がいないとなれば区長さんが一生懸命探したものだが、今は誰か立つ者がいれば応援するよ、というくらい」


 ある現職は、今期限りで引退して新顔にバトンタッチする予定だったが、断られ続け、結局自分が出ることを決めた。


 断られた理由は、(1)財政難の村では何もできない(2)月17万円の議員給与では、別の仕事をしなければ生計を立てられない(3)狭い村では、血縁や地縁がものを言うため、思い切った政策を打ち出せない・・など。


 一方、9人が立候補を予定する川上村(同8)。新顔3人のうち2人は元サラリーマンだ。そのうちの一人は「村に活気が失われるから」と初挑戦を決めた。

3223とはずがたり:2007/04/25(水) 12:19:21
>>3222
> 7年前、村長や村議の関係企業は村の公共事業を請け負えない、という内容の政治倫理条例が制定された。「実質的に経営に携わっている企業も契約(下請け含む)を辞退する」との厳しさで、「親族を社長に据えて」などの抜け道も許されない。
これ国会議員や県会議員でもやるべきだね。秘書の関連企業なんかも含めてさ。自民党議員がなり手無くなって絶滅するぞw

3224やおよろず:2007/04/25(水) 12:30:30
>>3223

 小規模な自治体だからこそ出来たともいえるのではないでしょうか?

 国レベル.県レベルでは、無理っぽいですけどね。

3225片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 12:42:36
まぁ、とはずがたりさん一流の吹っかけだから・・・
それにしても、こういう山の中ってどういう実情なんだろう。
私は平野出身ということもあり、想像できないわ。

3226とはずがたり:2007/04/25(水) 12:56:28
ご理解感謝っす〜m(_\)m>吹っかけ
そもそも民主党にも建設関連の議員は少なからずいますしね。

それにしても中山間地の疲弊は予想以上なのかも知れませんねぇ〜。
漫然とカネを分配されてだらだら過疎してきた地域が今危機に瀕していて,そこから何か生み出せるかどうかがいま試されているのあって現状は非常に好ましい状況であると個人的には思います。生み出せなかった地域は合併でしょう。

3227やおよろず:2007/04/25(水) 13:21:15

>>小規模な自治体だからこそ出来たともいえるのではないでしょうか?

 >生み出せなかった地域は合併でしょう。

 やお三流の吹っかけが、またもや、軽くいなされた感じです。

>漫然とカネを分配されてだらだら過疎してきた地域

 漫然と利権が存在することに胡坐を書いてきた地域だけが栄えるのはどんなもんかと思いますけど

  ①利権の分散→地方自治体の再編成
  ②地方自治体の再編成→利権の分散

 ①やお、②とは氏と、この違いなのかもしれませんが、
 確かに、典型的な市町村会議員の顔ぶれを見ると、②に説得力があるような気もします。
 ②によると、議員の量は減りますから。
 ①により、議員の質の改善を待つというのは、かなり、理想主義的かもしれません。
 ②は西洋医術、①は漢方薬、こんな感じなのかも

 また、互いに、効率化を追求しながら

 ①管理可能性の向上による効率化
 ②規模の経済による効率化

 重心が異なっているのかお知れません。
 どちらを重視するべきかは、事業ごとに異なるような気もします。

3228とはずがたり:2007/04/25(水) 15:09:48
>>3227
確かにやおよろず氏のご指摘の通り折角合併で自治体をでかくしても金太郎飴みたいに似たようなしかも小回りの利かない自治体ばかりという悲劇が起こらんとも限らない訳です。。

俺がこのスレで合併促進!と5流の煽りを繰り返しているのは,今俺の中での優先順位としては自民党を下野に追い込むことがあるので(自民党政権下ではどうせ土建自治体しか出てこないとの思いもあります),この際そういう小さい自治体の自治上のメリットには目をつぶっておよそ自民党代議士の手足となって利権漁りしかしない多くの市町村議員どもを減らせるし地域の中心市の県議会の定数が増えれば(現在はもとはその郡に属していて市制施行とともに離脱した中心市の定数が1で自民党が独占,周辺の郡部は複数だけど田舎なので自民が独占状態で結局自民が県議会でも圧倒的多数)非自民の県議も増やせるという極めて近視眼的な見通しで云ってる訳です。
更にはハコモノ行政の日本ですので,中央の予算が付くとなると似たようななんとかホールを横並びで町毎につくり重複するけど同様に横並びで必要な施設も整備されてないみたいな馬鹿馬鹿しいことは発生せずに済むというのはありましょう。この辺も基盤を強化すれば独自の企画力の受け皿に成りましょうが日本の中央集権的な予算配分メカニズムが直らない限り直ぐには直らんでしょうね。

そういう意味で,本来の本当の地域住民の自治を担う分権的な地方自治体ってのは非常に重要であろうしそれを実現するには管理コストを考えると小さい方がなにかと良いとは思います。
合併を選択しなかった自治体,した自治体の双方がありますし,今後10年更には50年100年と地域がどんな感じで発展してゆくのか大分の参院選ではないですけどやってみないと判らない部分もありそうですね。
大きめの合併をした自治体の中に素晴らしい施策を実現し効率的に住民の福祉を向上させた地方都市が出てくる事を期待するものであります。

3229とはずがたり:2007/04/25(水) 16:25:10
<首都圏>神奈川県

中枢性が足りないなんて事も云われるが川崎だって政令指定都市に指定されてるんだからね。

’07統一選 元合併慎重派が健闘 相模原市議選の旧津久井4町
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20070425/CK2007042502011450.html
2007年4月25日

 二十二日投開票された相模原市議選のうち旧津久井郡四町の選挙区で、もともと合併に慎重だった立候補者の健闘が目立った。旧四町に割り振られた計六議席を元合併推進派と元合併慎重派が三人ずつ分け合ったが、勢いでは元慎重派が上回った。合併に伴う市街地と旧郡部の地域格差に対する不満や不安が背景にあったとみられる。 (井上靖史)

 先月に合併したばかりの旧城山町の選挙区(城山選挙区)では、慎重派だった元町長の小林正明氏(59)が、二議席を六人が争う混戦を圧倒的な票差で制してトップ当選。もう一議席は、合併のけん引役だった前町長の八木大二郎氏(43)が獲得したが、“元町長同士の対決”としては、小林氏に軍配があがった。

 小林氏は町長時代に、一市三町の法定合併協議会を離脱するなど慎重姿勢を貫いたため、リコール(解職請求)で失職させられるという苦い経験もしたが、「リコールは町民が判断したことで、恥だとは思っていない。むしろ城山のような小さい町だからこそ民意が直接反映された象徴的な出来事だった」と話す。

 市議選について「選挙戦は三年前の町長選の時以上の盛り上がりがあった」と振り返りつつ、「合併による影響もちらほら出始めており、がんばらなきゃいけないという気持ち。城山の良い部分を残していくことと政治と金の追及に全力を尽くしたい」と抱負を話す。

 一方の八木氏は「合併のしこりを指摘する声もあるが、大事なのは城山を埋没させずに旧市域との格差の解消に努めること。やろうとしていることは二人とも同じ」と口元を引き締める。

 同じく合併したばかりの旧藤野町の選挙区は一議席を五人が争い、元慎重派の野元好美氏(44)が元推進派を抑えて当選。「この地域でどうしたら生き生き暮らしていけるかをテーマに活動してきたことが支持された。芸術の街や教育特区など藤野の良さを、まずは七十万市民に発信したい」と野元氏。

 昨年三月に先行合併した旧津久井町の選挙区では二議席を五人が争い、現職で元推進派の小野沢耕一氏(62)と、新人ながら元慎重派の栗原大氏(58)が、ともに他を引き離して当選。栗原氏は「住民の大きな期待を感じている。中央と地方のなすべき施策の違いを訴え、津久井の住民の生活利便を確保したい」と市会に臨む意気込みを話す。

 このほか旧相模湖町の選挙区は、現職で元推進派の大神田日本氏(68)が、元慎重派との一騎打ちを制している。

3230とはずがたり:2007/04/25(水) 17:08:04
<北関東>群馬県

吉井町は残念だなぁ。高崎市との繋がりがぐんぐん強まってると思うんだけど。

’07統一地方選 開票分析 合併第2幕の予感も
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070424/CK2007042402011155.html
2007年4月24日

 二十二日に投開票された統一地方選後半戦の市町村選挙は、桐生市長選で飛び地合併解消を訴えた新人の亀山豊文氏が圧勝。富士見村長選でも、前橋市との早期合併を公約した新人の福島節夫氏が合併慎重派の現職に競り勝つなど「平成の大合併」の第二幕を予感させる動きが目立った。一方で、高崎市との合併が争点だった吉井町議選では、合併推進派の議席数が過半数に達せず、当面の自立路線継続が有力となった。地域の選択を分けた有権者の判断とは−。 (藤原哲也)
桐生市『飛び地解消』選択 富士見村『前橋と早期協議へ』

 約一万五千票差−。大沢善隆市長の評価が最大の争点だった桐生市長選では、亀山氏が大沢氏に大差をつけた。早くから後援会を立ち上げ、大沢氏の優勢が伝えられた合併相手の旧新里・黒保根地区だけでも約二千七百票差。飛び地合併への批判が陣営の予想以上だったことがうかがえる。

 大沢氏は四年前の選挙で太田市との合併を公約したが、競艇事業の補償問題を理由に撤回。その政治手法が最終的に命取りとなった。敗戦の弁で大沢氏は「競艇が桐生に再び入るのは非常に心配。競艇と合併の話をもっと早期に説明しておけば…」と悔やんだが、市民は競艇問題を棚上げしてでも、地域の正常化を最優先に「飛び地解消」を選択したともいえる。

 村長選と村議選の両方で「合併推進」を選択した富士見村でも、星野好孝村長の政治手法に対する批判が投票行動に表れた。前回選挙より投票率は1ポイント強、下落したが、75%台の高さを維持。福島氏が獲得した七千四百二十八票は、村議選で共闘した十二人の総得票数より約二百票多い。合併慎重派の村議候補に投票した人の中にも、村長選で福島氏に投票した人がいることを示している。

 当選直後、福島氏は「村が二分していては地域づくりはできない。この溝を合併前に埋めて村民が一つになるように頑張る」と融和を訴えることも忘れなかった。
吉井町 強まる自立路線

 吉井町議選(定数一六)では、前半戦の県議選で高崎市との合併推進を訴えた候補者が当選したこともあり、合併推進派の躍進も期待されたが、ふたを開ければ当選者は七人にとどまった。町関係者の一人は「町議選は政策よりも地域や人で選ぶ選挙。前回より投票率は2ポイント近く下がったが、やはり、こうした傾向が出ている」と解説する。

 合併問題を抱える各地域で示された民意。首長や議員は今回の選挙結果にとらわれず、今後も真摯(しんし)に問題に取り組む姿勢が求められている。

平均投票率は最低を更新 市町村長・議員選

 統一地方選の市町村長選(二市四町村)、市町村議選(八市十二町村)の平均投票率は、ともに前回を下回り、過去最低となった。

 県選挙管理委員会のまとめによると、平均投票率は、市町村長選が64・47%で前回比2・83ポイント減。市町村議選は67・36%で同1・82ポイント減となり、選挙への関心の低下が浮き彫りになった。

 市町村長選では、候補者五人の激戦となった桐生市長選が投票率69・98%で、前回比3・46ポイントダウン。新人同士の一騎打ちとなった吉岡町では同4・13ポイントも下回り、68・74%に。前橋市との合併が争点となった富士見村長選は75・43%で、同1・44ポイント低下した。

 市議選は、合併による在任特例期間が切れ、定数が大幅減になったことから各市で激戦に突入したが、太田、沼田、みどりの三市を除いて投票率が低下。合併の是非が問われた富士見村議選、吉井町議選でも前回を下回った。(以下略)

3231やお@外出中:2007/04/26(木) 16:10:59
>>3228

小沢一郎が泣いて喜ぶ発想ですね。
小沢一郎の既存の都道府県・市町村の解体、300市創出構想も、とは氏と同じ発想なのかもしれません。

とは氏が、反自民の鬼であることが、よくわかりました。

3232とはずがたり:2007/04/26(木) 19:51:28

ナヌそんなものがあったのか!?俺の所にはそんなもののお誘いは来てないぞ>静岡県人会

新会長に静岡県人会長選出
京都ふるさとの集い連合会が総会
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007042600133&genre=K1&area=K1B

 京都にある各県人会組織でつくる「京都ふるさとの集い連合会」の本年度の総会が26日、京都市上京区のホテルで開かれた。役員改選を行い、新会長に杉山修・静岡県人会長を選んだ=写真。

 同連合会は36県人会約8000人が加盟し、鴨川の清掃をしたり、全国都道府県対抗女子駅伝などを支援する活動を続けている。総会には、各県人会の役員ら約80人が出席した。
 本年度の事業計画案などを承認した後、新役員が紹介された。杉山新会長は「県人会の活性化は、京都と古里のきずなを強くする。お役に立てるよう誠心誠意努力したい」とあいさつした。

3233とはずがたり:2007/04/27(金) 13:16:42
<東北・北海道>宮城県

宮城県議選 大合併の余波(下)冷めた熱気(柴田、遠田)/“破談”が論戦に影響
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6154

柴田には角田市と併せた,小牛田(美里なんてきもい地名は使わんぞ)には大崎との合併構想があるがいずれも低調とのこと。

3234とはずがたり:2007/04/27(金) 14:26:17
<東北・北海道>青森県

大間の性根の小ささにはがっかりであるが矢鱈自民党好きの青森人だでなんとでもなっちょくれ。。(そんな中での八戸の田名部先生とのその同志の孤軍奮闘ぶりには本当に頭が下がるが。)

むつ市との合併模索 佐井村長が市長に打診
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070427t21004.htm

 青森県むつ市の杉山粛市長は26日の定例記者会見で、同県佐井村の太田健一村長から「むつ市との合併で動きたい」との個人的意向を伝えられたことを明らかにした。

 太田村長には、25日に会議で同席した際に伝えられた。杉山市長は理解を示しつつ、「正式な申し入れがあれば受けるが、村議会の結論には時間が掛かる。まだ雲をつかむような話」と述べた。
 一方、太田村長は取材に対し、22日の風間浦村長選で、大間町を含めた3町村合併を主張した新人候補が敗北した事実を挙げ、「もはや合併はむつ市しかない。その際はよろしくと伝えた。あくまで議会での議論を踏まえてのことになる」と話した。

 合併をめぐっては風間浦村の横浜力村長も同市への編入を目指しているが、両村とも過去に同市との合併協議から離脱した経緯があり、議会などでの曲折が予想される。
2007年04月26日木曜日

3235やおよろず:2007/04/27(金) 15:59:36
>>3233

 歴史的には、角田>>柴田
 現在の勢力、柴田>>角田 なので、無理もないかと。

>>小牛田(美里なんてきもい地名は使わんぞ)

 国鉄時代は、特急も停車した「小牛田駅」
 地名を粗末にすると、バチが当たります。
 学校に上がる前、よく、婆さんに電車に乗って連れてってもらったもんです。
 駅前も駅構内も活気があって、ホームでは弁当売りが声を上げてましたなあ。
 新幹線開業の前後の話です。

 小牛田などの遠田郡も学区的には、「大崎」なんですよね。
 古川は「古川」の地名が消滅する事に猛反発して、合併反対が多数派でありましたが、「美里」町民にそんな意識はないでしょうね。
 小牛田は中曽根民営化によって様々な機関の支社・出張所が統合・廃止されたので、そういう点から、周辺になることの不利益に敏感なのかもしれません。

3236とはずがたり@鉄道マニアの片鱗を見せつつレス:2007/04/27(金) 16:39:55
>>3235
柴田は東北本線が白石経由になって更に宮城県の県南の庁舎が大河原などに集積して発展しましたねぇ。
角田は東北本線の増設線が遅れて第三セクターのあぶくま急行として開通した時には時既に遅し,出遅れは決定的に,でしょうか。
昭和43年10月のダイヤ改正で東北本線が全線複線電化された時に福島〜岩沼間は従来線の複線化ではなく改良線区として計画されてた丸森線の建設で対応すれば違ったかも知れませんが今になっては妄想も良い所ですね。

小牛田には特急は停まらず急行が止まってた印象ですがどうでしたっけ?勿論陸前古川や石巻方面への分岐駅として重要な駅であったことに間違いは無いですけど。
小牛田そのものは小さな町な印象だったんですけどお婆さんに連れて行って貰う目的地に成りうる程の大きめの町だったんですね。合併で涌谷には逃げられるは美里と云う名前にして小牛田が消えてしまうわどうも元気がないのはそういったせいですか。

こうやってみると鉄道ってのは町の発展に決定的に効いてくるので佐賀県の鹿島市が反対するのは非常に正しい選択ですな。あんなものは全地元の賛成がないと造らないなんてハードル決めちゃった方が可怪しくて反対が出ても大局的に造った方が良いなら造らねばならないし不要なら止めれば良いのである。

3237やおよろず:2007/04/27(金) 17:44:27
 http://jreastjapan.fc2web.com/RikuutoLine/kogota.html

 一応、停車していたんです。
 「思いで列車」では、とばされたみたいですけど。
 瀬峰(旧仙北鉄道)・石越(旧栗原電鉄)が、急行停車ランクですね

 
 角田は国道4号線からも離れてますからね。
 仰るとおり、出先機関の所在地として保持してきた優位性が失われたという感じですね。
 常磐線経由を東北線経由にするため、鉄道を新設するというのは、今では考えられないですね。
 
 >こうやってみると鉄道ってのは町の発展に決定的に効いてくるので
 >佐賀県の鹿島市が反対するのは非常に正しい選択ですな。
 >あんなものは全地元の賛成がないと造らないなんてハードル決めちゃった方が可怪しくて
 >反対が出ても大局的に造った方が良いなら造らねばならないし不要なら止めれば良いのである。

 群馬の水上あたりと同じ感じですかね?

 長崎新幹線の場合、建設の意義に乏しいような気がしますけどどうなんでしょうね?

3238とはずがたり:2007/04/28(土) 22:12:06
<近畿>奈良県

取り敢えず西和市構想は名前が悪かった。斑鳩市or法隆寺市にして斑鳩町の人心を誘おう。王寺には当然市役所を置くから合併後の全国の現状を見た王寺町民が反対する理由もない筈w

「行き詰まり」「タブー」「福祉が先」
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000704220002
2007年04月22日
◆触れたいけど…「市町村合併」触れられない…
◎07統一地方選◎
 現在の39市町村を11市に統合する合併構想を県が発表して、1年余りがたつ。今回の統一地方選で選ばれる首長、議員は新たな合併論議の担い手になるはずだが、合併問題は目立った争点にはなっていない。「ノー」を示した住民投票の結果などが影響しているようだ。
 (八田智代)
 3町村長選が17日に告示された。03年の前回、合併問題が争点になった下北山村、候補者が「合併推進」をうたった曽爾村の両村長選は、ともに無投票となった。
 唯一、選挙戦となった河合町長選には現職と新顔の2人が立候補したが、どちらも合併の是非を公約に明記しなかった。
 現職候補の岡井康徳氏(57)は03年から05年まで存在した西和7町の合併協議会の会長。「財政再建や住民サービスの向上のために必要」と、従来は合併推進の立場だ。
 だが、「公約に書くかどうか悩んだ。合併は相手があることだから、4年の任期中に実現できるとは限らない」。合併の話題は演説で触れるだけにした。王寺、斑鳩町の住民投票の結果を受けて協議会を解散した苦い経験が、今も響いている。
 新顔の馬場隆雄氏(57)は共産党公認。同党は「(県による)合併の押しつけは反対」との立場だが、馬場氏は「合併は住民の意思で決めることで争点ではない」と話す。「それに、合併はいったん無くなった話。福祉や財政のほうが大切な問題だ」と言う。
 同党の沢田博・県委員長は「県の示した11市に再編できるとはだれも思っていない。行き詰まり感が争点にならない理由だ」と説明する。
 住民投票で8割近くが合併に反対した斑鳩町のある町議選候補は、「本当は合併推進だが、多くの住民がノーを示している。触れるのはタブーのようだ」ともらした。
   ◇   ◇
 財政面での特典を呼び水にした旧合併特例法の期限だった05年3月に向け、県内では合併をめぐる動きが一時、活発化した。葛城市と宇陀市が誕生し、奈良市と五條市が周辺の村を編入した。
 一方、合併の是非を問う住民投票は山添村、大淀町、下北山村、平群町、斑鳩町、王寺町、大宇陀町(現宇陀市)で実施され、平群、大宇陀の両町以外では「反対」が過半数を占めた。
 意見が折り合わず合併協議会が解散したり、一部の参加自治体が離脱したりして、「破談」になったケースも少なくない。
 その後、06年3月に県が合併の組み合わせを示した。しかし、新しく協議会をつくって議論をしようという気配はないまま、今回の統一地方選を迎えた。
   ◇   ◇
 県の市町村課の担当者は「新知事が就任する5月以降でないと、合併論議は進まないだろう」との見方を示す。だが、8日に投開票された知事選でも、候補者が合併の話題に触れることはほとんどなかった。

 知事選に共産党推薦で立候補し、落選した西ふみ子氏(71)は「合併の押しつけに反対。小さくても自立してがんばる町村を応援」と公約に盛り込んだが、福祉施策の訴えのかげにかすんだ。

 新知事に決まった自民、公明推薦の荒井正吾氏(62)も「さらなる合併に向けて市町村との対話に努める」と、公約集の最後のページに記すにとどめた。知事就任後にも合併問題について明言をさけている。

3239とはずがたり:2007/04/28(土) 22:24:56
>>3237
レスどうもっす。昔の特急は今のちゃらちゃらした特急と違って本気で走ってたので基本的に停車駅が非常に少なく最速のはつかり等は上野・宇都宮・郡山・福島・仙台・北上・盛岡・八戸・青森の停車駅の奴ががんがん走ってた印象なんです。筑波に持って来る心算で生駒に置きっぱなしになってる古い時刻表でもまた引っ張り出して確認してみます。

>長崎新幹線の場合、建設の意義に乏しいような気がします
俺もあんまり要らないのかもと云う思いも強いです。
ただし大阪⇔佐賀・長崎の対飛行機競争力を高め(JR西の経営にプラスになり)ますので,自由な競争が我々消費者のプラスになるという前提で,長距離旅客運輸の公正な競争の観点からは広島県広島空港の在来線の乗り入れ(JR西が嫌がって潰した)と同様必要かもと思います。
この辺は俺が鉄道マニアなんで点が甘いのは十分承知なんですけど。

3240やおよろず@旅情編:2007/04/28(土) 23:19:08
>>ただし大阪⇔佐賀・長崎の対飛行機競争力を高め(JR西の経営にプラスになり)ますので,
>>自由な競争が我々消費者のプラスになるという前提で,
>>長距離旅客運輸の公正な競争の観点からは広島県広島空港の在来線の乗り入れ(JR西が嫌がって潰した)と同様必要かもと思います

 「空の渋滞」解消にもなるんですかね。

>>この辺は俺が鉄道マニアなんで点が甘いのは十分承知なんですけど。

 こっちは、風情だけで市電を復活させろとか言ってるクチなんで、その辺に関しては突っ込みようがありません

3241やお@石原よ保守を名乗るなら地下鉄のデジタル表記をやめろ:2007/04/28(土) 23:42:03
>>3239

>>最速のはつかり等は上野・宇都宮・郡山・福島・仙台・北上・盛岡・八戸・青森の停車駅の奴ががんがん走ってた印象なんです

 新幹線の八戸開業時に、新幹線の名称として、または、接続特急の名称として「はつかり」を使うべきか否かの論争が、
 ジェーアール当局のあずかり知らぬ、鉄オタ内で繰り広げられていたみたいですね。

 特定の路線を走る特定の列車に愛称をつけ、その愛称に愛着を示し論争の的になる。
 地名もそうですが、名前は大事ですよ。

 「擬人化し愛着を持つ」これが、真の保守思想だと思いますが、全くのスレ違い

3242とは@そもそも東京メトロって何だよ,営団まんせー:2007/04/29(日) 03:06:29
俺にとっての「白鳥」は大阪〜青森の特急です。八戸〜函館の列車はやはり「はつかり」こそふさわしいと思われました。

>「擬人化し愛着を持つ」これが、真の保守思想
イデオロギーよりおまんまをしっかり食える事を(場合によっては力に頼ってでも)優先させるのが真の保守主義だと個人的には思いますねぇ。

3243やおよろず@スレ違い上等:2007/04/29(日) 03:35:54
>>3242

>>俺にとっての「白鳥」は大阪〜青森の特急です。

 時刻表見ながら、「大阪をこの時間に出発して、青森に着くのはこんなじかんかよ」とか思ってました。
 時とともに移り行く日本海を見ながら、何をするでもなく、列車に揺られる
 こういう旅もいいもんです

>>八戸〜函館の列車はやはり「はつかり」こそふさわしいと思われました。

 論者によっては、東京〜青森を結んだ名門「はつかり」を八戸〜函館に使うことはまかりならんということらしいです。
 じゃあ、盛岡〜函館はいいのかって話ですが。
 八戸行き新幹線は「はつかり」だろ?って意見もありました。

>>イデオロギーよりおまんまをしっかり食える事を(場合によっては力に頼ってでも)優先させるのが真の保守主義だと個人的には思いますねぇ。

 高カロリーな食事でもって肥満化しダイエットに励む、アメリカみたいな真似はアホらしいかなと思います。
 また、古代の王様のように、食べてはいて又食べるようなのもどうかと思います。
 当然、生存を前提にした次段階のものです。
 

 ガダルカナルを強いるのは、保守でも革新でもなかろうと思います。
 とりあえず、生存するというのは、思想問題とは又別のものではないでしょうか?

3244とは@帰宅:2007/04/29(日) 04:03:35
北へ渡る雁の名を冠したはつかりは単なる上野青森間の特急と云うより東北本線筋の北海道連絡特急に相応しい名前であると考えますねぇ。今やったらまさに八戸函館が相応しいのでわ?
保守に関してもレスつけたいとこですが携帯からでは何かと不便で纏まらないのでまた後日。

3245とはずがたり:2007/04/30(月) 00:18:48
<東北・北海道>宮城県

とっととあげちまおう!

合併仕切り直し本格化 来月1日、推進本部設置 本吉町
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070429t11022.htm

 宮城県気仙沼市との合併をあらためて目指す本吉町は、庁内組織「町合併推進本部」を設置し、5月1日に最初の本部会議を開く。旧気仙沼市と唐桑町の合併で昨年4月に誕生した新気仙沼市の枠組みから離脱したが、新合併特例法の期限(2009年度末)内の合併を視野に、仕切り直しの準備を進める。

 推進本部は森琢男町長を本部長に、町の特別職、全管理職の計44人で構成。新合併特例法に関する研究などに着手する。

 下部組織として課長以上でつくる幹事会も設置し、合併に関する重要案件を取り扱う。行政区振興会長らを交えた合併推進町民会議や地域振興会単位の住民懇談会も必要に応じて開催する。

 5月中には気仙沼市の菅原務副市長と本吉町の米倉義法副町長らが協議する場を設ける方針。合併に向けた準備会の設立や今後の協議の方向性などについて話し合う。

 森町長は「町や町民のためになるよう、町の将来を見据えた合併を目指していきたい」と話している。

 本吉町は議会の反対で2005年2月、旧気仙沼市、旧唐桑町との合併協議から離脱。その後、合併推進を公約に掲げた森町長が当選した。町民団体からの解散請求(リコール)が成立し、それに伴い改選された議会も合併推進派が多数となり、合併調査特別委員会を設置した。

 県は新たな市町村合併推進方針の中で、気仙沼市と本吉町の合併について、本年度中に法定協議会を設置することを目指し、積極的な支援を行うとしている。
2007年04月29日日曜日

<11年予想w>
気仙・本吉 定数3
当 11,000内海 太63民主現6 党県選対委長
当 11,000畠山 和純64自民現5 (元)党県政調会長
当 8,000村上 進55社民新1 衆院議員秘書
□ ?,???高橋 長偉70自民現(5)(元)党県幹事長
<07年結果>
気仙沼 定数2−候補3
当11,011内海 太59民主現5党県選対委長
当10,914畠山 和純60自民現4(元)党県政調会長
□7,198村上 進51社民新 衆院議員秘書
本吉 定数1<南三陸町・本吉町>
氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
○高橋 長偉66自民現5(元)党県幹事長
<03年結果>
◇気仙沼・唐桑 定数2−候補3 (選管確定)
当13,743畠山 和純56現③自民党県副幹事長自由民主党・県民会議
当11,399内海 太55現④民主党県幹事長民主フォーラム
□7,185村上 進47新社民党支部幹事長
◇本吉(定数1) →志津川町・本吉町・歌津町・津山町
[当]高橋 長偉62現④自民自由民主党・県民会議

3246とはずがたり:2007/04/30(月) 15:24:15
<近畿>大阪府

なんと!
既に南河内郡の府議選の選挙区は富田林と統合されてるんだけど。。富田林とはしこりが残ったしそもそも合併に消極的であかんし,河内長野との合併を選択か。さて河内長野の意向はどうなんでしょ?
人口7千人未満の様で河内長野と統合して定数は2には増えないだろうけどしな。
この辺の自民党の強さは4年前の埼玉と云った感じか。次回以降に大いに期待。

河内長野市 定数1−無投票
○西野 修平34自民現2市遺族会顧問=主権おおさか所属から自民入り

富田林市・南河内郡 定数2−候補3
当23,025吉村 善美42無所属現2医療法人役員=富田林市民クラブ所属
当18,199鈴木 憲38自民新1社福法人役員
□9,685梶本 環58共産新 党市委員

2市1郡でいっそ南河内市を目指して貰いたくもあるが。

其れは兎も角歴史の薫りある千早赤阪の名前が自治体名から消えるのはちょいと惜しいね。河内長野に編入する代わりに千早赤阪市とかにはできへん??物凄い山の中っぽくて地価下がりそうでだめか?w
田舎っぽい名前の富田林よりは千早赤阪の方が良いような気がするから富田林に編入で千早赤阪市でどやw

大阪唯一の村消滅? 楠公ゆかりの千早赤阪が合併協議へ
2007年4月30日(月)09:07
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/K2007042900371.html?fr=rk

 「太平記」に登場する武将、楠木正成ゆかりの史跡が点在する大阪府内唯一の村、千早赤阪村が、5月にも西隣の同府河内長野市に対し、編入方式での合併協議会の設置を申し入れる。地方交付税の大幅削減などで、単独での財政運営が困難となり、松本昌親村長らが合併は不可避と判断した。住民説明会では、すでにほぼ半数の地区の同意を得ており、合併協議が成立すれば、早ければ来年4月にも村の名が消えることになる。

 大阪・奈良府県境の山間部にある千早赤阪村は、過疎化が進み、人口は20年前の約7700人から約6600人まで減少した。歳入の約4割を占める交付税が、00年度の約15億円から07年度には約9億5000万円まで減り、財政事情が悪化していた。

 同村は02年、富田林市、太子、河南両町と合併協議会を設置、償還が有利な合併特例債の発行が認められた当時の合併特例法の期限(05年3月)内の合併をめざしたが、対等合併か編入合併かなどで意見が対立し、協議会を解散した。

 今度は河内長野市への編入合併を目指し、19日から住民説明会を始めた。5月13日までに村内12地区で計15回を予定している。これまでに開いた7地区は村の方針に理解を示しており、最終的に「合併やむなし」との意見が大勢を占めるとみられる。

 村は村議会への報告などを経て、5月下旬にも河内長野市に協議会設置を申し入れる方針だ。それを受け同市は、年内にも市議会に協議会設置案を提出すると見られる。

 松本村長は「交付税が今より多く、村の将来をあれこれ描いていた前回とは状況が違う。このままでは来年度予算が組めず、編入合併しか道はないと思う」と話している。

 千早赤阪村は楠木正成の生誕地とされ、正成が鎌倉幕府軍に対してゲリラ戦を挑み、幕府滅亡のきっかけとなった千早城や赤坂城の跡がある。

3247とはずがたり:2007/04/30(月) 15:26:18
<近畿>大阪府
>>3246-3247

あんまり財政再建団体落ちを強調すると河内長野に忌避感が出てくるから良くないいお・・

大阪唯一の村「千早赤阪」消える…河内長野に編入検討
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070430p201.htm

 大阪府内の唯一の村・千早赤阪村が、隣接の河内長野市に吸収される「編入合併」を検討していることがわかった。北海道夕張市の財政再建団体転落を踏まえて「人口減で第2の夕張になりかねない」と今年度中の実現を目指す。既に河内長野市に打診、同市も「検討する」とし、村民への説明会も始まっている。編入後は河内長野市となる見通しで、南北朝期の武将・楠木正成ゆかりの「千早」「赤阪」が自治体名から消えることになりそうだ。

 村によると、人口は1985年の7697人をピークに減り、今年2月末現在で6653人。2030年には3879人に落ち込み、高齢化率も45・7%に達すると試算される。税収も減り、09年度の一般会計で約2億5000万円の赤字を計上、10年度末には財政再建団体に転落する可能性が高いとみている。

 このため、松本昌親村長は「村単独での運営は難しい」と判断、非公式ながら同市に合併を願い出た。19日から全15回の予定で始まった説明会では「村民からも、合併やむなしの意見が多い」(担当者)という。

 同市幹部は「正式な申し入れを受けてから検討を始める」と説明。松本村長は「村がなくなるのは寂しいが、現状のままでは致し方ない」としている。

 同村は府南東部の金剛山(1125メートル)のふもとで、56年に千早村と赤阪村が合併して誕生。楠木正成(1336年没)の居城だった千早城と赤阪城の遺構がある。平成の大合併で近隣の富田林市、河南、太子両町との対等合併を目指したが、足並みがそろわず、ご破算になっていた。
(2007年4月30日 読売新聞)

3248とはずがたり:2007/05/05(土) 23:52:38
<九州・沖縄>福岡県

吉富町 あらためて対話重視強調 合併問題 今冨町長が初登庁
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070502/20070502_003.shtml

 4月22日の吉富町長選で初当選した今冨寿一郎新町長が1日、初登庁した。豊前市との合併問題に関して「町民が望む道を見極め、結論を出す」と語り、あらためて町民との対話を重視する意向を示した。

 今冨町長は同日午前8時半、同町役場に登庁し、玄関前で出迎えの職員から花束を受け取った。

 町文化施設フォーユー会館での初訓示では、約50人の職員を前に「(選挙では)知事勧告に従って、合併協議を進めていくかどうかに対する町民の思いが結果につながった。公約通りに町民の望む道を見極めて結論を出す」と、町民との対話重視の姿勢を強調。さらに、「19項目のマニフェスト(政策目標を具体的に示した公約)を守りたい」と、職員の協力を求め、町長車の廃止や町長給与の2割カットの手続きを始めたことを明らかにした。

 会見では、「(町長の)責任の重さを感じている」と述べた。合併協議は「8月半ばまでには結論を出す。自分たち(町)の考えが決まっていないので、相手(豊前市)に迷惑になるから、それまでは協議会は開けない」と話した。

=2007/05/02付 西日本新聞朝刊=
2007年05月02日11時01分

3249とはずがたり:2007/05/06(日) 00:39:37
<北関東>埼玉県

2007年5月2日(水)
「改革と合併」に意欲
杉戸 野口町長が初登庁
http://www.saitama-np.co.jp/news05/02/10l.html

 四月二十二日の杉戸町長選で初当選した野口勝久町長(65)が一日朝、同町役場に初登庁した。

 大勢の支持者や町職員が役場玄関前で出迎え、野口町長は花束を受け取った後、庁舎三階会議室で開かれた就任式であいさつした。

 野口町長は「私は『改革と合併』を公約に掲げて立候補し、町民の支持を受けて町長に就任した」と前置きした上で、〔1〕一日も早い春日部市との合併〔2〕行財政改革〔3〕清潔で公平、公正なガラス張りの町政〔4〕子供から高齢者まで光の届く人間性あふれるまちづくり―などの基本政策実現に向けて「全力を尽くす」と決意を述べた。

 最後に、「職員一人一人が杉戸町のリーダーになったつもりで、町民から喜ばれ、感謝される安心・安全のまちづくりをしていこうではありませんか」と呼びかけ、町役場一丸となった町政運営を誓った。

3250とはずがたり:2007/05/07(月) 09:06:36
<東北・北海道>宮城県

■合併本部が初会合2007.05.02
本吉町
森町長「町民のために推進」/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2007_05/k/070502k-gapei.html

 気仙沼市との合併を目指す本吉町は一日、森琢男町長を本部長とする町合併推進本部の初会議を町公民館で開いた。

 森町長や各課長ら四十四人の本部員のうち四十二人が出席。森町長が「合併は最大の町政課題であり、合併を見据えた町政を運営してきた」とあいさつ。少子高齢化と生産年齢人口の減少が進む町の現状を指摘し、「厳しい現実を受け止め、将来に夢と希望を持てる町づくりが重要だ」と合併の必要性を強調した。

 会議では合併に向けた町の推進体制と今後の日程について協議。推進本部と、副町長や総務課長ら八人でつくる幹事会の二体制で進めることを承認した。

 住民への広報や意見収集は町民懇談会と町合併推進町民会議で行う。

 最初の町民懇談会は町議会六月定例会後の六月十八日から始める。七月二日までの毎夜、各地区の公民館や集会場などで開き、森町長らが合併に向けた取り組みなどを説明し意見を募る。詳細は町広報などに掲載する。

 町民会議は町内の行政区振興会長四十人と、地域振興会ごとの代表者十五人の五十五人で構成。今後、必要に応じて町公民館などで開くことにした。

 推進本部は四月十九日に設置された。森町長は「前回の合併協議とは違った厳しさがある。町民のための合併をどう進めるかという観点での議論をしてほしい」と呼び掛けた。次回の本部会議は六月一日に開く予定。

3251とはずがたり:2007/05/07(月) 09:18:05

<首都圏>東京都

区の合併と云う話しも出てるんだな。
都心部は税源が余りに豊かで逆に不均等であろう。

新区長に聞く<2>
2007年5月2日
土日も開庁し相談業務も 杉並区長=3期目 山田宏氏(49) 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070502/CK2007050202013176.html

 全国で初めて首長の多選自粛条例をつくり、自らの任期も三期までとした。最後の任期への区民の期待は「非常に重い」とし、「初心に帰って頑張りたい。批判も謙虚に受け止めたい」と語る。

 さまざまな独自施策で知られるが、三期目は「杉並改革の総仕上げ」と位置づける。成し遂げたいことの一つは「五つ星の区役所」を完成させること。「土日開庁をしたい。来年度からは届け出だけでなく相談業務もしたい」

 また、現在は特別区が共同採用している区職員についても「区独自で採用するための、人事委員会制度をつくりたい。二年間は同調できる区と研究し、二十三区の中で理解されるよう努力したい。努力してもだめなら、独自の条例をつくって、四年目での独自採用を目指す」と計画を描く。

 新たに考えているのは、収入の九割で仕事をし、一割を貯蓄して将来の減税につなげる減税自治体構想。「二期八年やってみて、できると確信をもった。五月中には専門家による検討会を発足させたい」。今期も精力的だ。 (松村裕子)
高齢者・子育て世帯を支援 江東区長=1期目 山崎孝明氏(63) 

 都議会自民党幹事長など、要職を歴任した経歴を引っ提げ、民主推薦の若手らを破り初当選。「政策が具体的で分かりやすかったことが、選んでもらえた理由では。経験、実績による安定感が信頼されたこともあったと思う」

 高齢者世帯や子育て世帯などを支援するため、区内加盟商店での買い物や飲食が一割引きとなる「さざんかカード」発行が公約の目玉だった。

 「運営は原則として加盟店舗の負担金で行う。これから関係団体と話し合いをし、一年以内にやりたい」。公約の二番目に掲げた中学生までの医療費無料化は、六月定例区議会で関係予算を計上する予定だ。

 強い思い入れがあるのは、都議会で招致議連会長も務めた五輪の誘致。区内には選手村建設などの構想があり、まちづくりの起爆剤としても期待する。「区民の機運を盛り上げたい。また、競技場がないから関係ない、という自治体の声もあるが、五輪開催は東京全体のためであり日本のため。区長会などで、みなで頑張ろうという空気をつくりたい」と意気込む。 (原昌志)
共通質問

 ※(1)と(2)は、すべての新区長への共通質問。(1)都と特別区が今年1月から協議を始めた「都と区のあり方」「区域の再編」についての考えは。(2)「東京一人勝ち説」「東京富裕論」についての考えは。
山田氏

 (1)合併の前に23区をきちんと市に位置づけることが大事。それまでは独自性を高めることを現状の制度内でやる。合併は必然だが、杉並区は合併不要と思う。著しく税源の偏在がある都心区は別途協議すべきだ。

 (2)東京だけを狙い撃ちにする国の考え方はよくない。「東京」と「東京以外」とを区別する一国二制度には反対。国自身が改革して地方をよくすることを考えるべきだ。しないのは国の怠慢だ。
山崎氏

 (1)今、区の再編が必要と思っている住民はいない。もし必要となった場合、区長、議会が住民に理解させることになる。実現まで10年や20年かかるのでは。合区すれば都の存在感が薄れる。並行して道州制の議論も必要だ。

 (2)都は厳しい財政状況を、議員報酬の削減や知事や職員の給与カット、人員削減などの努力をしたおかげで立ち直った。相当内部努力をしたことを地方にも分かってほしい。

3252とはずがたり:2007/05/07(月) 10:38:26
<九州・沖縄>広域合併

九州を道州制特区に 自民方針『先行モデル』追加
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007050202013151.html
2007年5月2日 朝刊

 自民党は一日、道州制特区推進法に基づき、九州七県で特区の適用を目指す方針を固めた。同法は北海道を対象にしているが、北海道以外でも、三つ以上の都府県が合併して申請すれば、特区の対象となる。このため、新たに九州を「先行モデル」に加えることで、将来の道州制導入に弾みをつける狙いがある。 

 党道州制調査会(会長・杉浦正健前法相)が今国会中に取りまとめる予定の中間報告に、こうした方針を盛り込む。

 同党では(1)九州は北海道同様、単独の島で、区割りの問題が生じない(2)九州市長会が「九州府」構想をまとめるなど、同地域が道州制導入に熱心−などの点を考慮して特区適用を目指すことにした。

 また中央省庁の抵抗により、同法で決まった北海道への権限移譲は、現段階で二級河川の整備など八項目にとどまっていることも踏まえ、九州も特区に適用することで、権限移譲の項目を増やそうとする思惑もありそうだ。ただ、九州でも一部は道州制導入に慎重論もある。さらに、過去に県同士の合併例はなく、実際に特区が適用されるかどうかは未知数だ。

3254とはずがたり:2007/05/08(火) 22:13:17
<東海>静岡県

「1市1町」4地区答申 県合併審
http://www.shizushin.com/local_politics/20070508000000000060.htm
2007/05/08

 県市町村合併推進審議会(会長・大坪檀静岡産業大学長)は8日、合併構想の対象となる県内4地区の組み合わせを盛り込んだ第3次答申を石川嘉延知事に提出した。同審議会の審議は、この答申ですべて終了した。
 4地区は御殿場市と小山町、焼津市と大井川町、藤枝市と岡部町、湖西市と新居町の各1市1町の枠組み。答申では、志太地域について「1つのステップであり、周辺地域を含めた2市2町以上の合併を目指し、計画的に取り組むことを期待する」と付記した。御殿場市と小山町は「北駿地区として生活圏が一体化」、湖西市と新居町は「特色ある地域文化と産業を共有」を理由に挙げた。
 大坪会長は「審議会では白熱した議論が展開され、最終的に委員の英知を結集した結論を導けたと思う。合併推進に向け、地域住民の理解が深まるように広報の充実にも努めてほしい」と要請。石川知事は「濃密な議論に感謝したい。答申には既に動き始めている地区もあり、県として最大の努力をしていく」と述べた。
 県は17日に県市町村合併推進本部(本部長・石川知事)を開き、第3次答申に基づき、県の合併推進構想にこれら4地区を追加する。

3256とはずがたり:2007/05/12(土) 11:54:29
<東北・北海道>福島県

川俣は離脱したけど飯野とは地味に協議続行中なんですな。この辺も伊達郡。
福島市がもう一皮剥けるには川俣や伊達市に加わらなかった桑折や国見にちょっかいかける必要もあるのでは?日銀の支店が置かれたり,万世大路の建設が強行されたり,奥羽本線が福島起点で造られたり南東北の要衝として明治政府が福島を考えていた時期があったかも知れないと思う。山形・米沢・仙台・会津・白河・磐城あたりの中心にある。人口も長らく宮城県の定数1に対して福島が2でもあった様に人口も多かった。

2007年05月11日の「福島市・飯野町の合併で住民懇談会」というニュース
福島市・飯野町の合併で住民懇談会
2007年05月11日 16時13分
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2007051128

福島市・飯野町合併協議会の住民懇談会は10日、福島市民会館で開かれた。

合併を最終確認する25日の協議会を前に、新市のまちづくり基本計画の概要などを最終確認するとともに、瀬戸孝則市長、阿曽昭三郎町長と住民が意見を交わした。

約120人が参加した。

合併した後のまちづくりの方針を示した基本計画の内容について、「市民協働によるまちづくり」「地域個性と一体化の推進」「行政サービスの向上」を基本理念に掲げていることが説明された。

合併後10年間の財政計画も示された。

住民からは、「合併後の人件費をさらに減らすべき」との意見が出された。

3257とはずがたり:2007/05/13(日) 22:14:40
<近畿>大阪府
>>3246-3247>>3253
河内長野が歓迎してくれるという報道は一つもないのに早ければ来年4月なんて報道が飛び交ってるが…。

河内長野市:119,045[定数1]+千早赤阪村:6,622=(新)河内長野市:135,667
富田林市:123,893+南河内郡38,323=富田林市・南河内郡:162,216[定数2]
(現)富田林市・南河内郡:162,216−千早赤阪村:6,622=(新)富田林市・南河内郡:156,594
府会の定数は変更無しかな?

楠木正成の村消える?
大阪府唯一の村が合併へ
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007051200174&amp;genre=A2&amp;area=O10&amp;mp=

 大阪府で唯一の村である千早赤阪村は隣接する河内長野市に編入合併を申し入れることを決め12日、全村民を対象に説明会を開催。合併すれば、鎌倉−南北朝時代の武将楠木正成ゆかりの同村の名が消える。

 同村は過疎が進み、1985年に7500人を超えていた人口も、ことし3月末では6622人に減少。恒常的な財源不足で2010年度には財政再建団体への転落が予想されている。

 地方交付税が大幅削減されるなど環境は厳しく、村は単独での生き残りは困難と判断した。

 これまで地区別に開いた説明会では、合併に反対意見はなかった。今後、議会の同意も得て河内長野市に合併協議会設置を申し入れ、早ければ来年4月にも合併する見通し。
 同村は楠木正成の生誕地との説があり、千早城など正成ゆかりの遺構がある。(共同通信)

3258とはずがたり:2007/05/14(月) 01:18:50
<東北・北海道>岩手県

>洋野町、普代村の首長は消極的で、勉強会の実現は不透明だ。
合併した洋野は兎も角普代とかどうやって単独村制続けるつもりなのか?なんかめざましい産業ありましたっけ?

久慈広域で合併学習会 野田村長考え示す
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070512_11

 野田村の小田祐士村長は11日、合併問題について「近い将来久慈広域4市町村(久慈市、洋野町、野田村、普代村)による勉強会を立ち上げ、議論していく必要がある」との考えを示した。普代村との合併協議が破たん後、就任した小田村長は「当面自立」を打ちだしており、これまでより一歩踏み込んだ認識だ。しかし、洋野町、普代村の首長は消極的で、勉強会の実現は不透明だ。
 小田村長は「国の三位一体改革など市町村の行財政を取り巻く環境変化を踏まえ、事務処理やサービスの維持が可能か議論したい」と勉強会を位置付け、立ち上げ時期は、ともに4市町村で構成する久慈広域連合と久慈地区広域行政事務組合の統合後を想定。「統合が果たせれば、次は合併問題という流れになるのではないか」との見通しを語った。
 8日から始まった地区別の住民懇談会でも「合併の話し合いは不可欠。一人一人が地域の将来像を考える必要がある」と、住民に対しても議論を深めることを喚起した。ただ「期限にとらわれて議論すべき問題ではない」と2010年3月の合併新法期限にはこだわらない考えも示した。
 県は昨春の合併推進構想で久慈広域4市町村の枠組みを示し、小田村長も村議会の一般質問で合併する場合は、この組み合わせが最適と述べていた。
 小田村長は「合併は村づくりの選択肢の一つであって、即それに向かうというものではない。まず議論をスタートしようとボールを投げたところ」と説明する。
 勉強会について、久慈市の工藤孝男助役は「広域的な課題として前向きに受け止め、検討したい」としている。洋野町の水上信宏町長は「合併後、町内融和に努めている最中であり、ここで新たな合併の動きは混乱をきたす」、普代村の深渡宏村長は「否定はしないが、前回(破たんした野田村との合併協議)の二の舞いを避けるためにも慎重に考えたい」としている。

3259とはずがたり:2007/05/16(水) 16:36:21
<東海>静岡県

> 町議選(定数11)では合併賛成派が9人、反対派は2人が当選。改選前の勢力比(賛成派7人、反対派4人)はさらに、合併推進へと傾いた。
なんで此迄合併が実現しなかったんだ?!

「合併は町民の声」由比町長、静岡市長に再選報告
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070424000000000021
2007/04/24

 22日に投開票された由比町長選で、「静岡市との合併実現」を掲げて再選を果たした望月俊明町長は23日、同市役所静岡庁舎を訪問し、小嶋善吉市長に選挙結果について報告した。
 望月町長は小嶋市長と固い握手を交わした後、選挙戦における有権者の反応などを報告。「町民は静岡市との合併を“時代の潮流”として容認している。選挙戦を通し、合併実現は町民の大きな声になった」と語り、町内における合併機運の高まりを伝えた。
 望月町長は町議会の新構成が決定する5月1日以降、あらためて議長と一緒に小嶋市長を訪問することも報告。不調に終わった2年前の前回協議を踏まえ、「信頼関係の回復が必要。静岡市民が由比町を快く迎えてくれるように頑張りたい」と決意を述べた。
 小嶋市長は同日午前の会見で由比町の選挙結果に触れ、「多くの町民が市との合併を望んだ結果だと受け止める。前向きに検討したい」という意向を示している。

「合併、静岡と必ず実現」、由比町の望月氏
http://www.shizushin.com/feature/touitsusen2007/kiji4/20070423000000000011.htm
2007/04/23

 「静岡市との合併を加速」―。22日投開票が行われた由比町長選は現職の望月俊明氏(57)が新人に大差をつけて当選を果たした。町長選で有権者が下した審判は、平成の大合併から一歩距離を置いてきた町にとって、今後の歩みに対照的な方向を示すことになった。
 「町民の合併に対する熱い思いが一丸となった成果。早速、(静岡)市長や知事に出向いて結果を報告しなくては」。当選の一報が入った事務所で支援者らと固い握手を交わした望月氏は、ほおを紅潮させて語った。
 静岡市との合併の賛否をめぐって現職と新人が争い、“住民投票”の様相を呈した由比町長選。望月氏は運動期間の最終日まで街頭に立ち、合併の必要性を訴え続けた。「町の将来や次代を担う青少年、子供たちのためにも、静岡市との合併は必ず成し遂げなくてはいけない」
 合併を支持する自営業の男性(63)は「税収や人口の減少を考えれば、由比を維持していくためには合併しかない」、主婦(54)も「由比町のことは好きだけど、合併は必要。町の良さは残していきたい」と前向きだ。
 一方、単独行政の継続を訴えて敗れた小林雅子氏(53)の得票率約24%は、町内に合併に慎重な意見も少なくないことを示した。小林氏は「合併に否定的な意見を町政は受け止め、慎重な行動を望みたい」と注文を付けた。
 町議選(定数11)では合併賛成派が9人、反対派は2人が当選。改選前の勢力比(賛成派7人、反対派4人)はさらに、合併推進へと傾いた。

由比町との合併「円満に進めたい」 静岡市長
http://www.sankei.co.jp/chiho/shizuoka/070424/szk070424001.htm

 統一地方選第2陣の市長・町長選挙、市議・町議選挙から一夜明けた23日、当選を決めた各候補者は早くも、活動をスタートさせた。静岡市との合併を掲げて当選した由比町の望月俊明町長(57)は、小嶋善吉静岡市長を訪ね、当選のあいさつ。小嶋市長も合併に前向きな姿勢を示した。富士宮市の小室直義市長は当選証書を受けとり、2期目への意欲を語った。
(2007/04/24 03:34)

3260とはずがたり:2007/05/16(水) 17:04:25
<東海>静岡県伊豆地方

専従も出し(下田・松崎・河津)て報告書の公開にも積極的(松崎町長)な下田市と河津、松崎町辺りが積極的という訳か?

南伊豆合併推進へ事務局 賀茂1市5町調査委
2007/04/03
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070403000000000022.htm

 県の構想で「合併推進の組み合わせ」として示されている賀茂地区1市5町の副市長、副町長で構成する南伊豆地区合併調査委員会(会長・渡辺優下田市副市長)は2日、職員3人態勢の事務局を県下田総合庁舎内に開設した。
 事務局の設置期間は12月までの9カ月。この間に、合併の判断材料となる各市町の財政シミュレーション(収支見通し)をはじめ、1市5町が合併した場合の新市の財政シミュレーション、新市と人口規模などが類似している市との比較検討資料などを作成する。
 渡辺副市長は下田市と河津、松崎町から1人ずつ配置された3人の事務局職員を前に、「市長、町長をはじめ、住民が合併の是非についてしっかり判断できる資料を作ってほしい」と訓示した。
 同調査委は昨年5月に発足したが、依然各市町に合併に対する温度差があり、任意合併協議会設置には至らなかった。このため、事務局に専従職員を配置して機能を強化することで、対応することになった。専従職員を出していない東伊豆、南伊豆、西伊豆の3町もそれぞれの役場内に調査委との連絡調整担当の職員を置いている。
新年度の項目確認 賀茂1市5町合併調査委 
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070324000000000050.htm
2007/03/24

 県の構想で「合併推進の組み合わせ」として示されている賀茂地区1市5町の首長と斉藤民夫県賀茂地域支援局長らが23日、下田市内で懇談した。合併した場合の“新市”の財政シミュレーション(収支見通し)を6月末までに作成することなど、助役らによる合併調査委員会の新年度の調査項目を確認した。
 収支見通し以外の調査項目は、新市と類似する規模の市などとの行財政状況の比較、1市5町が合併した場合と合併せずにそれぞれ単独で進んだ場合との比較、合併に向けた資料収集、合併支援策や地域自治組織制度の研究、住民説明会用の資料作成など。
 調査委の活動は4月から12月までの9カ月と規定しているため、「各項目について9月ごろまでに結果をまとめたい」(斉藤支援局長)考え。中でも、収支見通しについては調査結果が合併検討の判断材料にもなることから、「まとまり次第、公表すべき」(桜井泰次河津町長)との意見も出たが、公表時期は各首長の合意の上であらためて決めることになった。
 1市5町は4月から、下田市と河津、松崎町が派遣する職員3人の専従態勢で同調査委の事務局を発足させるほか、東伊豆、南伊豆、西伊豆の3町も各役場内に調査委との連絡調整担当を置く。石井直樹下田市長は「合併推進の立場からすれば、合併に向けた大切な一歩。各町長との意見交換を密にして、着実に進めたい」と述べた。

3261とはずがたり:2007/05/16(水) 17:21:36
<東海>静岡県志太榛原地域

ポイントは平成20年度中,編入合併で,また志太榛原地域の広域合併へのスタートになるとの認識もある。

合併方式は「編入」 藤枝・岡部、両首長会談 時期は来年度中 
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070420000000000009.htm
2007/04/20
 藤枝市と岡部町の合併について、松野輝洋市長と井田久義町長が19日、藤枝市役所で会談し、合併の方式を「編入合併」とし、「平成20年度中のなるべく早い時期に合併する」ことで合意した。
 4月25日と5月18日の2回、いずれも藤枝市役所で合併協議会設置準備会を開催、両市町の6月議会に法定協議会設置議案を提出する。可決されれば7月ごろに法定協を立ち上げ、この日の合意を基本線に具体的な話し合いを行うという。
 井田町長は「岡部町側から合併をお願いした経緯もあり、人口規模や財政基盤の大小などを勘案すれば、編入で結構では」と話した。松野市長は「住民のための合併であることを念頭に、あくまで対等な立場で協議に臨みたい」と強調した。
 志太地域は合併の枠組みをめぐって3年以上、混乱を続けたが、1市1町の枠組みについては「住民の交流や共通性があり、何ら違和感はない」(井田町長)、「克服すべき課題はなく、あったとしても努力によって解決できる」(松野市長)などと、実現に自信を見せた。

岡部町との合併協議開始 藤枝市長が受諾回答 来月2日準備会発足
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070323000000000064.htm
2007/03/23

 藤枝市の松野輝洋市長は23日、岡部町役場を訪れ、2月16日の同町からの合併申し入れを受諾し、合併協議を開始することを井田久義町長に正式に回答した。4月2日に職員による合併準備会を発足させ、両市町議会6月定例会に法定協議会設置議案の提出を目指す。
 松野市長は「新しい地域づくりのため、両市町が持てる力を十分に発揮し、足腰の強い自立した新市をつくっていきたい」と抱負を語り「志太榛原地域がひとつの都市圏域を形成していくための出発点としていきたい」と述べた。井田町長は「かねてから熱望していた合併であり、ありがたく思う。共通の自然、歴史文化を生かし、よりよい地域づくりに努めたい」と話した。
 合併の方式について、井田町長は「人口規模の違いがあり、編入合併となっても驚くことはない」と、事実上編入合併を容認する姿勢を見せた。合併時期については「平成20年度中」で両首長の意見が一致した。

岡部と合併 「20年度中目指す」藤枝市長説明会で意欲
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070322000000000013.htm
2007/03/22
 藤枝市は20、21の両日、市文化センターと市生涯学習センターの2会場で、岡部町との合併協議に関する住民説明会を開催した。松野輝洋市長は合併時期について、「平成20年度中を目指し、新年度になったらすぐに作業を始めたい」と明言し、合併への強い意欲を見せた。
 市文化センターでは住民ら約100人が詰め掛けた。松野市長は合併の意義について「岡部町とは行政、産業、教育などあらゆる面で、長い間ともに歩んできた。一気に1万2000人の人口増が図れる」などと述べ「志太榛原地域の広域合併へのスタートになる」と、住民の理解を求めた。合併方式については明言を避けた。

「岡部と合併は責務」 藤枝市長が施政方針
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070221000000000026.htm
2007/02/21

 藤枝市議会2月定例会は20日開会し、会期を3月22日までの31日間と決めた後、平成19年度各会計当初予算案や18年度各会計補正予算案など39議案が上程され、松野輝洋市長が施政方針を述べた。
 松野市長は岡部町との合併について、「本市が岡部町を受け入れない場合には、将来的に志太平野が1つになる可能性を全く否定することになる。岡部町とは長い歴史の中で培われた深いきずながあり、合併の申し入れに対し、誠意を持って対応することがこの地域における本市の責務」と述べ、合併推進への議会の理解を求めた。
 定例会2日目の3月7日には、各会派の代表質問が行われ、補正予算案など9議案を採決する。一般質問は8、9の両日に行われる。

3262とはずがたり:2007/05/16(水) 17:22:21
<東海>静岡県志太榛原地域

ポイントは平成20年度中,静岡空港がらみの道路整備なども視野に入れて,新市名は焼津市で。

焼津・大井川1市1町合併 県に法定協設置届け出
2007/04/04
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070404000000000019.htm

 焼津市の戸本隆雄市長と大井川町の池谷薫町長は3日、県庁に石川嘉延知事を訪ね、両市町の法定合併協議会の設置を届け出た。
 両市町の合併協設置議案が両市町議会で可決されたことを受けて提出した。
 戸本市長は「知事には大変、ご心配を掛けた。焼津、大井川は同じ海岸線を持っていることから学校教育、福祉、水産業などで共通する取り組みが多い」と説明。「静岡空港の開港に向けた道路整備などでは、藤枝市とも協力していきたい」と述べた。
 池谷町長は「自分の任期中には合併を成し遂げたい」と意欲を語った。
 石川知事は「紆余(うよ)曲折、時間もかかったが、順調にゴールすることを切望する。円滑に事務処理を進めてほしい」と述べた。
 両市町は平成20年中の合併を目標に掲げている。第1回合併協議会を23日に開き、本年度中に12回の合併協の開催を予定している。 

焼津市と大井川町 法定合併協を設置
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070403000000000009.htm
2007/04/03
 ことし1月から合併に向けた準備会協議を進めてきた焼津市と大井川町は2日、法定合併協議会を設置した。23日に同市消防防災センターで開く第1回協議会を皮切りに本年度中に12回の協議会を予定し、平成20年度中の合併を目指す。3日に合併協設置を石川知事に届け出る。
 戸本隆雄市長と池谷薫町長が焼津市役所で法定協設置協議書に署名し、事務局職員に辞令を交付した。法定協会長となる戸本市長は「スタートラインに立てて感無量なものがある」と述べ、事務局職員に対しても「大井川と焼津の新たな幕開けに向かい尽力してほしい」と訓示した。
 合併の正式な時期、方式、事務所の位置は今後、法定協で検討する。新市名は、戸本市長が「『焼津市』で理解いただけると思う」と2月定例市議会で発言するなど、「焼津市」が有力とみられている。法定協事務局は焼津市役所別館3階。増田初男事務局長(焼津市企画財政部参与)はじめ10人の職員(臨時職員含む)が配属された。

法定協を2日に設置 焼津・大井川合併協準備会
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070324000000000055.htm
2007/03/24
 焼津市・大井川町合併協議会設置準備会(会長・福島数男焼津市助役)は23日、第3回会合を焼津市役所で開き、合併に向けた事務事業の調整方針、第1回法定協議会の進行方法などを確認した。準備会協議はこの日で終了し、両市町の合併協議は4月2日に設置予定の法定協議会に移行する。
 事務事業や行政制度のすり合わせ調整は、▽住民サービス・福祉向上▽健全な財政運営▽一体性の確保▽負担公平―の4原則で行うことを確認した。各種制度は合併時もしくは翌年度に統一することを原則とする。
 両市町は4月2日に法定協を設置し、同3日に県知事に届け出をする。法定協の第1回会議は同23日午後1時半から焼津市消防防災センターで開く。法定協委員は両市町が本年度中に選定する。

3263とはずがたり:2007/05/16(水) 17:22:47
>>3262-3263

「新市名焼津市で」 焼津市議会 市長が初の見解
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070309000000000045.htm
2007/03/09
 焼津市の戸本隆雄市長は8日、準備会協議が進行中の大井川町との合併に関し、新市の名称について「『焼津市』で納得いただけると思う」との見解を示した。同市長が具体的に新市名称を挙げたのは初めて。同日の市議会2月定例会代表質問で答えた。
 新市名は合併方式、合併期日、事務所の位置と並んで合併協議の基本4項目といわれる。期日について市長は「私の任期の平成20年12月までに成就させたい」とあらためて述べた。その上で「(池谷薫大井川町長の任期の)20年6月以前は無理だろうが、早まる可能性もある」とし、同年秋ごろの合併の可能性も示唆した。
 対等か編入かの合併方式、新市の事務所(市役所)の位置、さらに住民投票の実施については明言しなかった。

焼津市・大井川町合併準備会 初の法定協は4月23日
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070220000000000031.htm
2007/02/20
 焼津市・大井川町合併協議会設置準備会(会長・福島数男焼津市助役)は19日、第2回会合を焼津市役所で開き、4月2日に設置する法定協議会の組織態勢、各種規約案、協議内容などについて協議を行い、おおむね原案通り了承した。第1回法定協を4月23日午後1時半から、焼津市消防防災センター4階多目的ホールで開催することなどを決めた。
 準備会が承認した規約案によると、法定協の名称は「焼津市及び大井川町合併協議会」で、事務所は焼津市に置く。焼津市長が会長、大井川町長が副会長を務め、両市町の助役、議会代表、住民代表を含む学識経験者ら総勢21人態勢とする。第1回準備会では市町議会代表を各2人としたが、見直しで各3人に増員した。
 傘下に部課長級の幹事会と専門部会、課長・係長級の分科会などを設け、事務レベルの調整を行う。法定協の19年度予算案は2000万円で、両市町が折半で負担する。
 統合作業に特に長い期間を必要とする例規と電算システムについては専門組織を新たに設ける。このうちシステム統合を受け持つ「(仮称)焼津市・大井川町情報システム検討会」は法定協設置を待たずに近く発足し、作業を開始する。

<東海>志太榛原地域

ポイントは川根を編入合併,合併期日は平成20年4月1日。

川根に2議席特例案 島田市・川根町合併協 区域内に支所も設置
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070413000000000039.htm
2007/04/13

 島田市・川根町合併協議会の第3回協議会が12日、島田市内で開かれた。事務局は合併後の市議会議員定数と任期について、現島田市議の残任期間(平成21年5月28日まで)に相当する期間に限り、同市の議員定数27人に同町の区域に設けられる選挙区から選出される2人を加えた29人とする調整方針を示した。5月に開かれる第4回協議会で具体的な協議を行う。
 島田市と川根町の合併は編入合併と決まったため、川根町議は合併期日(20年4月1日)の前日に失職する。定数特例を適用する調整方針が認められれば、合併から50日以内に増員選挙が行われる。現島田市議の任期満了に伴う21年春の市議選からは議員定数は27人に戻る。
 同日の合併協では、▽合併後は現島田市役所を本庁とし、現在の金谷支所に加えて川根町の区域内に支所を設ける▽町名・字名について、島田市は現行通りとし、川根町は字名に「川根町」をつける。現在の川根町家山は「島田市川根町家山」となる▽地域自治組織は設置しない―など9の事項を決めた。

3264とはずがたり:2007/05/16(水) 17:23:39
<東海>静岡県 志太榛原地域等
>>3261-3264
● 「活力ある自治体に」焼津・大井川合併協初会合 規約など取り決め (2007/04/24)
● 合併方式は「編入」 藤枝・岡部、両首長会談 時期は来年度中(2007/04/20)
● 川根に2議席特例案 島田市・川根町合併協 区域内に支所も設置(2007/04/13)
● 焼津・大井川1市1町合併 県に法定協設置届け出 (2007/04/04)
● 焼津市と大井川町 法定合併協を設置 (2007/04/03)
● 法定協を2日に設置 焼津・大井川合併協準備会 (2007/03/24)
● 岡部町との合併協議開始 藤枝市長が受諾回答 来月2日準備会発足 (2007/03/23)
● 岡部と合併 「20年度中目指す」藤枝市長説明会で意欲 (2007/03/22)
● 藤枝・岡部、焼津・大井川 志太は「1市1町」 県合併審見解 (2007/03/10)
● 「新市名焼津市で」 焼津市議会 市長が初の見解 (2007/03/09)
● 「岡部と合併は責務」 藤枝市長が施政方針 (2007/02/21)
● 焼津市・大井川町合併準備会 初の法定協は4月23日 (2007/02/20)
● 合併議連の解散決定  志太2市2町 (2007/02/16)

志太地域1市1町答申 知事、受け入れ姿勢
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070313000000000015.htm
2007/03/13

 石川嘉延知事は12日の会見で、県市町村合併推進審議会が2市2町の枠組みを見直し、藤枝市・岡部町、焼津市・大井川町のそれぞれ1市1町の枠組みの答申を決めたことについて、「結果として、地元地域の動向が1市1町ということではっきりした。これにひょうそくが合うような形になったと思う」と述べ、1市1町の答申を受け入れる姿勢を示した。

藤枝・岡部、焼津・大井川 志太は「1市1町」 県合併審見解
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070310000000000012.htm
2007/03/10

 県市町村合併推進審議会(会長・大坪檀静岡産業大学長)が9日、県庁で開かれ、志太2市2町(藤枝、焼津市、岡部、大井川町)は藤枝・岡部、焼津・大井川のそれぞれ1市1町の枠組みとすることなどを盛り込んだ第3次答申案を決定した。
 志太2市2町は前回の会合で「2市2町の枠組みが望ましい」との見解をまとめたが、市議選の結果や焼津市・大井川町合併協議会設立準備会の設置などの状況を踏まえて方針を見直した。ただ、委員から「静岡空港の開港や第二東名の開通を受け、大きく地域が様変わりする可能性が高い」との指摘もあり、「将来的には、より広域的が合併が望まれる」との意見を付けることにした。
 このほか、作業部会が構想案をまとめた湖西市と新居町、御殿場市と小山町の2つの1市1町の枠組みを了承。榛南地区(牧之原市、吉田町)、熱海・伊東・田方地区は枠組みを示さないことにした。
 第3次答申案は今後、県民から意見を聴くパブリックコメントを実施した後、石川嘉延知事に答申する。

合併議連の解散決定  志太2市2町
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070216000000000024.htm
2007/02/16

 志太4市町(焼津、藤枝、大井川、岡部)の合併を目指して昨年2月から活動を続けてきた市議、町議、県議の志太2市2町合併推進議員連盟(会長・小柳津治男藤枝市議、57人)は15日夜、藤枝市役所で開いた理事会で、同議連を解散することを全会一致で決定した。3月13日に解散式を行う。
 昨年12月の大井川町での住民投票、今月4日投開票の焼津市議選はともに焼津・大井川の1市1町合併を支持する結果が出た。これらを受け、近い将来に2市2町合併を実現するのは困難と判断し、議連としての活動を終結する。
 議連は解散を「発展的解消」と位置付け、今後は緩やかな勉強会組織を新たに立ち上げ、志太地区の広域連携の在り方を模索する方針という。
 小柳津会長は「日本で最初の合併議連として、やれる限りのことはしてきた。2市2町の議員が一つの目標に向かったことは、それぞれの市町の利益になる」と理事の市議、町議らをねぎらった。
 今後立ち上げる勉強会組織については「当面は焼津、藤枝両地区の連携を主題にするが、島田、牧之原など近隣市町にも呼び掛けをしたい」と述べた。

3265とはずがたり:2007/05/16(水) 17:49:35
<中国・四国>愛媛県

04年11月の選挙直後
町長派7人vs反町長派7人→3人が宗旨替え

リコール前 定数14
町長(=鬼北合併論者)派4人vs反町長派(宇和島合併派)10人

出直し選挙後 定数10
町長派6人(内鬼北合併派2中間派4)vs反町長派4人

“町長派”が議席過半数 出直し松野町議選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/kikaku/027/13.htm

 合併先を巡る対立から町政が混乱していた松野町で、25日に投開票された出直し町議選(定数10)は、岡武男町長に近い住民グループが支持した候補者6人が全員当選し、議席の過半数を獲得した。6人ともが合併先を選ぶための住民投票の実施を訴えており、2年以上にわたる町政混乱の収束に向けて一歩前進した格好だ。しかし合併そのものについてはまだまだハードルが多く、今後は岡町長の政治手腕の真価が問われることになりそうだ。
(澤本浩二)

 同町議選は、住民グループによる議会解散請求(リコール)を受けた町議会が、岡町長の不信任案を可決して対抗したことから、岡町長が町議会を解散して行われた。
 解散前は定数14のうち10議席を占めていた「反町長派」は7人が立候補。新議会で過半数を確保すれば、再度、町長不信任案を可決し、岡町長を失職に追い込む計算だった。
 このため「反町長派」は選挙戦で、岡町長の政治手腕を批判することに集中したが、これが裏目に出た。当選した一人は「主張が理解されなかった」と唇をかんだ。
     □ ■
 町長支持の住民グループは完勝を飾ったが、当選した新議員は一枚岩とは言えない。鬼北町との合併を望む岡町長と明確に同調する当選者は6人中2人で、ほかは宇和島市との合併を望むか、枠組みについて明言を避ける、いわば「中間派」だ。

 2004年11月の前回選挙では、定数14のうち町長派が7人当選しながら、議会の混迷を嫌い、3人が反町長派に“宗旨替え”した過去もある。それだけに、今後の議会運営によっては勢力図が変化する可能性も残される。
     ■ □
 岡町長は町議選終了後、早ければ3月定例議会に住民投票条例案を提案する考えを示した上で、「住民投票の結果、鬼北町と宇和島市のいずれに決まっても合併に向けて努力する」と明言した。

 加戸知事も町議選を受けて、「住民がこれ以上のねじれを望まなかったということだろう。住民投票の前提として、松野町の置かれている状況、合併相手先の財政状態、今後の見通しなどをデータで示し、判断材料を提供していきたい」と話した。

 しかし、2年以上にわたって合併論議が停滞したことから、宇和島市、鬼北町ともに、住民からは「いまさら合併と言っても、すでに時期を逸したのでは」との声も聞こえ、松野町との合併に消極的な空気が漂う。松野町のある住民は、「住民投票をすれば、鬼北町か宇和島市かを巡って、また町が真っ二つになるのでは。結局、住民の間にしこりは残るのだろう」と話していた。

3266とはずがたり:2007/05/16(水) 18:12:23
<東海>静岡県

合併“リセット”〜富士宮市・芝川町
(上)しこり 「意趣返し」の見方も
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kikaku/kikaku12/20070318112735.htm
2007/03/17

 富士宮市議会が15日、芝川町との合併協議会設置議案を否決した。なぜ両市町の合併は再び頓挫したのか。背景と今後の行方を探った。

 「いまさらの話だが、前回にすんなり合併しておけば良かったんだ」。富士宮市議会が芝川町との合併協議会設置議案を否決した15日。議場を出てきた富士宮市幹部が辟易(へきえき)としてつぶやいた。
 平成16年当時、両市町は助役や事務担当者らの連絡会を開催し、着実に合併の成就に向けて歩んでいたかに見えた。富士宮市側に芝川町を拒む障壁はなかった。
 それだけに、芝川町議会が同6月、合併協設置議案を否決し、同町が突然、申し入れを一方的に取り下げた出来事は富士宮市にしこりを残した。「今度の否決は富士宮の意趣返し」。こんな見方がまことしやかにささやかれる。
 「否決は予想されたこと。これまでの経過を考えれば仕方ない」。芝川町議の1人は淡々と語る。昨年末の住民投票の事前説明会では、芝川町の臼井進町長が富士宮市の財政状況を不安視し、富士市・富士川町の枠組みに入ることを評価する発言をした。「住民に客観的な情報を提供するため」と臼井町長は説明するが、こうした言動が富士宮市側をさらに刺激した感は否めなかった。
 再度の合併の申し入れのため昨年12月、2年ぶりに富士宮市を訪れた臼井町長の背後には、芝川町の全議員が顔をそろえていた。住民投票では富士宮市との合併を望む町民が77%に達していた。圧倒的な町民の意思を受け、今度こそ町と議会が1枚岩で臨む姿勢を固め、同市に訴える狙いがあった。
 これに対し、富士宮市議会には「過去の経緯は関係なく、視点を間違えずに合併を議論したい」と理解を示す議員もいた。しかし、大半の議員は「何をいまさら」と取り合わなかった。
 合併協設置議案を市議会に付議した小室直義市長は本議会後、議場の出口で報道陣に囲まれた。否決を受け、「リセットされた感じ。ゼロの地点に立った」と両市町の合併が白紙に戻ったとの認識を示した。
 4月の統一地方選で、富士宮市長、市議は改選を迎える。臼井町長は「合併構想で富士宮市との枠組みを示した県の支援も望みたい」と述べ、21年度の合併新法期限内の合併の実現を求め、統一地方選後に再度、新市長、市議会に合併を申し入れる考えだ。「最終的に合併を実現するため、(今回の否決は)避けて通れないステップだったのかもしれない」。芝川町職員は期待を込めて展望する。

3267とはずがたり:2007/05/16(水) 18:12:50
<東海>静岡県
>>3266-3267

合併“リセット”〜富士宮市・芝川町
(下)財政難 見えない「メリット」
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kikaku/kikaku12/20070318112925.htm
2007/03/18

 真新しい白壁が山あいの一角に際立つ。芝川町の複合文教施設「くれいどる芝楽」。総事業費17億5000万円をかけ、昨年2月にオープンした。芝川中体育館と公民館、図書館、352席の文化ホールを備えた町最大級の公共施設だ。
 「ツケがこちらに回ってくるのか」。富士宮市の幹部はまゆをひそめる。芝川町は平成16年に同市に合併を申し入れて以降、大幅な設計変更もなく、施設を完成させた。旧施設の耐震不足などの事情で、同町にとっては「必要な施設」(町幹部)だった。しかし、富士宮市には「財政難にもかかわらず合併を見込んで建てたハコモノ」(市議)と映った。その不信感は今もくすぶる。
 富士宮市議会で、合併協設置案の賛成、反対両派に共通するのは「メリットが見えない」という認識だ。同市も財政健全化計画の途上にあり、決して財政状況に余裕はない。県の構想でも、両市町の合併はあくまで富士市、富士川町との2市2町の合併のための第一段階としか位置付けていない。
 芝川町の19年度の一般会計当初予算案は30億7800万円。このうち1億2500万円を財政調整基金の取り崩しに頼った。昨年の住民投票の事前説明会では町側が財政再建団体への転落の懸念も口にした。
 厳しい状況の中、芝川町は集中改革プランに基づき、行財政改革を進めている。各種補助金のカット、給食調理業務の民間委託など、見直しを徹底した。さらに、赤字体質にあえぐ温泉施設「ユー・トリオ」の運営の再考や臼井町長の給料カットも打ちだした。
 しかし、こうした取り組みも現状では富士宮市には響いていない。2月5日、合併協設置案の付議を回答するため臼井町長を訪ねた小室直義市長は「行財政改革のさらなる推進」を注文した。これには「努力を見てくれているのか」と町幹部から不満も漏れた。
 4月に選挙を控えた富士宮市議にとっては、合併問題が「いかにもタイミングが悪い」(市議)テーマだったことも確か。しかし、結果的には多くの市議が「選挙には影響ない」との判断に至った。有権者が合併問題にほとんど関心を抱いていないためだ。
 両市町はごみ処理や消防組合が一体化し、生活圏も一体化した関係にある。しかし、合併のメリットも見えない中、「否決したところで、支持者から文句も出ない」(市議)との読みがあった。
 臼井町長は富士宮市長、市議の改選後の5月にも、3たびの合併の申し入れを行う考え。しかし、富士宮市幹部は「相当、(合併に対する)市民の意識が醸成されないと、(合併協設置議案の提出の)機会がないと感じている」と慎重な見方を崩さない。
 (この連載は富士宮支局・宮嶋尚顕が担当しました)

3268とはずがたり:2007/05/16(水) 18:16:18
<東海>静岡県

豊かなんですなぁ。

「合併」はノー “自立”の訴え届く 吉田町の田村氏
http://www.shizushin.com/feature/touitsusen2007/kiji4/20070423000000000014.htm
2007/04/23
 「単独で豊かな町に」―。22日投開票が行われた、吉田町長選は現職の田村典彦氏(63)が新人に大差をつけて当選を果たした。町長選で有権者が下した審判は、平成の大合併から一歩距離を置いてきた町にとって、今後の歩みに対照的な方向を示すことになった。
 牧之原市との合併推進を旗印に元町議の新人が現職に挑む構図となった吉田町長選。現職の3選で、町は引き続き単独の道を歩むことになった。
 選挙期間中「合併」の2文字に言及することがなかった現職の田村氏。4年の行財政改革の成果を声高に主張し、「自主財源が8割以上を占める驚異的な町になる」など豊かな町を強調する選挙戦で、合併の必要性を前面に押し出した本橋和野氏(56)を暗にけん制した。
 本橋氏は3年半前に旧相良、旧榛原両町との法定合併協議会設置を目指して住民発議を起こした商工会の有志らの後押しを受け、「町の孤立は将来に禍根を残す。牧之原市や皆さんとともに合併を進めたい」と呼び掛けた。
 合併問題を選挙の最大の争点にしようとの本橋氏の戦術だったが、大きなうねりには至らず、もくろみは外れた。同町神戸の会社員男性(66)は「町が財政的に困っている訳ではないし、今すぐ合併を考える必要性を感じない」と冷静に選挙戦を見つめた。
 田村氏の支援者約200人が集まった地元・住吉の寺院。支援者らが当選の喜びに沸く中、田村氏は「町の豊かさを強化して町民サービスの増進を図り、全国に誇れる福祉社会を築きたい」と“自立”を強調した。

3269とはずがたり:2007/05/17(木) 21:51:54
<東海>愛知県

小坂井町も入れてやれやヽ(`Д´)ノ
小坂井が豊橋に走って永久に豊川が吉田に追い付けんくなるにぃ〜。

豊川市 定数2−候補3
当17,248 鈴木 彰伯 37 民主 新① 社福法人理事
当15,673 山本 和明 71 自民=公明 現⑨ 県銃剣道連会長・(元)県議長
□13,202 高柳 淳子 46 無所属 現  主婦・元自民市議
宝飯郡 定数1−無投票
○ 小林 功 63 自民=公明 現④ 不動産会社役

次は合区の上定数3と成るかな?

2町との合併受諾回答
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&amp;id=18947&amp;categoryid=1

 豊川市は16日、宝飯郡の音羽町と御津町の編入合併申し入れを受諾する回答書を両町へ届けた。音羽町は06年3月28日に申し入れを行ってから2年3カ月も待たされた格好だが、御津町は昨年10月31日の申し入れだった。県の1市2町合併勧告とも合致、来年1月の合併に向けて新豊川市誕生への確実な一歩を踏み出した。

 合併受諾は、昨日まで同市議会の5会派30議員に対して2回の全員協議会を開いて28人の賛成を取り付け、同日の合併受諾回答になった。同日は、中野勝之市長、鈴川智彦議長、波多野年副議長、寺部冨士雄副市長が、音羽町、御津町の順に訪問した。

 音羽町では、宇都野武町長、芝田久仁夫議長らに出迎えられ、中野市長と鈴川議長は「合併の申し入れをしっかり確認、受け入れられると確信したので回答する」と回答書を手渡した。

 宇都野町長は「合併に向けた研究を行ってきたが、受諾回答をいただき豊川市民に敬意と感謝を表したい」と喜びを述べた。

 引き続き、中野市長らは御津町を訪れて深谷泰範町長、波多野文男議長らに音羽町と同様の合併受諾回答を行い、「合併勧告した県も2町との合併を全面的に協力するといっている。皆さんとスムーズな合併に向けて努力していきたい」と要望した。

 中野市長は「夢のある豊川ができると期待している。2町は県が合併を進める1万人前後の町だが、新しい力になる。お互いに力を合わせて合併を実現させたい」と抱負を述べた。

 新豊川市は、昨年2月の旧一宮町の編入合併に続き、2町を合併することで人口が2万2700人、面積が48・38平方キロ増えて人口16万人、面積は150・43平方キロになる。

 17日午前10時から同市役所で1市2町の首長、議長ら12人で合併協議事項の事前調整を行い、6月議会で1市2町の法定合併協議会設置を決議する。

 このあと、法定合併協議を開始、役場の所在位置、町名や住所表示、2町の現庁舎の扱いをはじめ、約1000項目のうち、住民生活に影響が大きい26項目を中心に合併後の扱いを検討する。

 県では、9月県議会に1市2町の合併議案を上程、12月には国へ報告、合併の承認を受けて、来年1月の合併を完了するにはぎりぎりの日程だ。

3270とはずがたり:2007/05/17(木) 21:54:56
<北関東>茨城県

やれやれ・・
内原の合併で内原町議の意向を無視したことなども茨城町議の不信感を買っているそうだ。。
水戸市と既に生活圏は一体化してると思われる茨城町民の強い意志がないと難しいね。特に茨城県は利権漁り集団たる自民党の強い地域でもあるし。

慎重派町長当選で行方さらに混沌  水戸市・茨城町
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20070517/CK2007051702016745.html
2007年5月17日

 水戸市と茨城町の合併協議が難航している。両市町はいったん合併の法定協議会の席についたものの、昨年五月の第五回協議会以降は中断。協議会が開催されない状態のまま間もなく一年を迎える。先月の統一地方選後に再開するとしていたが、茨城町に合併慎重派の町長が誕生したこともあり、協議の行方は不透明なままだ。 (秦淳哉)

 「次回の日程等につきましては、追って事務局から通知を差し上げたいと思いますが、六月議会の終了後を想定しております」

 法定合併協議会で議長を務める水戸市の加藤浩一市長が、第五回協議会でこう述べて会議を締めくくったのは昨年五月二十九日。しかし、第六回の協議会は六月議会終了後どころか、一年近くも開かれない異例の事態が続いている。合併協議は完全に暗礁に乗り上げた状態。一体、この間に何があったのか。

 昨年二月に始まった合併協議会は順調に推移していると思われた。行政制度の調整方針や合併基本計画も決定され、とんとん拍子で合併が進むかに見えたが、合併方式、期日、市の名称、市の事務所の位置などを決める段階でつまずいた。

 関係者によると、当初、茨城町側は町議の身分について、在任特例や市参与としての処遇を望んでいたとされる。しかし、議員や参与が増え過ぎて費用負担が増すことによる市民の批判を考慮した水戸市側はこれを拒否。協議は完全に行き詰まった。

 結局、中断後の昨年八月から十二月にかけて、両市町の正副議長だけで三度会談し、(1)合併の方式は水戸市への編入(2)合併は二〇〇七年十二月八日(3)市の名称は水戸市(4)市の事務所は現水戸市役所の位置(5)定数特例を実施し茨城町地区で四人の増員選挙を実施−などを決め、今年四月の統一選後に合併協議会を再開するとしていた。

 しかし、統一選で実施された町長選では合併を推進した佐藤順一前町長が引退を表明。後継者を立てたものの、町を二分した戦いを合併慎重派の小林宣夫氏が大差で制し、早期の合併実現が難しい情勢となった。

 さらに町長選で、茨城町を選挙区とする県議が合併推進派と慎重派に分かれたことも事態を複雑にした。三年後の次回県議選は新たに「平成の大合併」を反映した選挙区割りで実施される。茨城町が合併すれば選挙区の変化が避けられず、県議も自らの選挙事情を優先した格好となった。

 当選決定後の小林町長は「合併は町民の意見を聴きながら再検討したい」、一方の加藤市長は「民意が出たのであれば尊重したいが、茨城町の推移を見守りたい」と話すが、合併協議会の再開日程が決まらないまま、事態の行方は混沌(こんとん)としている。

3271とはずがたり:2007/05/21(月) 12:16:19
<東北・北海道>山形県

「各首長から合併に関する質問はなかった」とその件について黙りを決め込む姿はいつかの記事にもあった。
合併に冷淡な首長と苛立つ知事。
山形・福島・長野とリベラルな知事のもとで市町村合併はとんと進まなかった。
山形は市町村長の合併への後ろ向きな態度も目に付く。
加藤直系の斎藤知事を追い落とすためには市町村合併阻止と地域の自立を旗印に掲げてはどうかな?この際。

市町村合併:「結果と成果、明確に区別」 知事が苦言 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070515-00000071-mailo-l06
5月15日12時4分配信 毎日新聞

 07年度市町村長会議が14日、山形市内で開かれ、斎藤弘知事は「市町村合併では、結果と成果を明確に分けていかなければならない」と、合併を果たせなかった各市町村長を前に厳しい言葉を投げかけた。
 斎藤知事は行政運営で発想の転換が必要と唱え、「結果」と「成果」の区別を強調した。市町村合併を例に挙げ、「話し合いはやってきたが、庄内以外は(実現)できなかった」と、合併破たんした自治体を暗に責めた。
 続いて大森彌・東京大学名誉教授(行政学)が講演し「新合併特例法の期限を過ぎても、与党は自治体数を1000まで減らすことを考えている。各首長には自治体の将来について責任をとれるか考えてほしい」と話した。意見交換などで、各首長から合併に関する質問はなかった。【大久保渉】

5月15日朝刊

3272とはずがたり:2007/05/21(月) 21:04:47
<九州・沖縄>宮崎県

第一会派の民主が議会野党に転落か?合併で旧郡部の議員が増えたからか?リストラで旭化成の神通力が減ったのか?日向市以北の広域合併を目指すのは面白いが実現性は今一だろうなぁ。

延岡市議会:議長に新名氏 保守は20年ぶり /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070510-00000174-mailo-l45
5月10日16時1分配信 毎日新聞

 延岡市議会(定数33)は9日、改選後初の臨時会を開き、議長に新政会の新名種歳氏(69)=6期目、副議長にのべおか清風会の後藤哲朗氏(51)=3期目・自民党=を選出した。保守系会派から議長が選ばれたのは、20年ぶり。
 新名氏は航空自衛官から大原一三衆院議員の秘書を務めた後、83年に初当選。議長選では新政会(6人)、のべおか清風会(4人)、きずな(3人)、公明党市議団(同)、無所属クラブ(同)の5会派(計19人)が、議員削減などの議会改革、日向市以北の市町村合併を目指す広域合併特別委員会設置などの政策で一致、大同団結した。
 新会派は、民主市民連合(9人)▽新政会▽のべおか清風会▽きずな▽公明党市議団▽社民党市議団(3人)▽無所属ク▽共産党市議団(2人)の八つ。

5月10日朝刊

3273とはずがたり:2007/05/22(火) 11:39:29

<中国・四国>愛媛県

合併しないは選択肢にないんだね・・
そもそも此処迄こじれると宇和島にせよ鬼北にせよ合併してくれるのかどうか。
既に県議会の選挙区も合併されており個人的にはどっちでも良い。

合併先問う住民投票22日告示 松野
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070521/news20070521356.html

 宇和島市か北宇和郡鬼北町か―の合併先を問う同郡松野町の住民投票が22日に告示される。投票は27日行われ、即日開票される。合併先を問う住民投票の実施は愛媛県内で4例目。
 住民投票の有権者は20歳以上の町民で、合併の相手先として「宇和島市」または「鬼北町」のどちらかに「○」を付ける方式。投票率が50%未満なら開票しない。
 投票は午前7時から午後8時まで町内10カ所で行われ、同9時から同町松丸の町コミュニティセンターで開票される。大勢が判明するのは同10時ごろの見込み。期日前投票は23―26日の午前8時半―午後8時に、同センターで受け付ける。

3274とはずがたり:2007/05/23(水) 20:21:38
<九州・沖縄>熊本県

熊本政令指定都市に向けて小さな一歩か。
城南町は熊本市と直接には接していないけど富合を通じて地続きに。

2007年5月18日 19時
城南町 八幡町長 熊本市含む周辺との合併を模索
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2007/5/18&amp;group=4&amp;id=4

 合併に新しい動きです。城南町の八幡紀雄町長は、5月18日、熊本市の幸山政史市長と会談し、合併について、住民や議会と相談し、熊本市を含む周辺自治体との合併を模索したいとの考えを示しました。
きょうの会談は、先月の城南町長選で合併推進を掲げた、八幡町長が返り咲いたのを受けたもので、幸山市長は町長の方針を確認したいという意向を示していました。きょう午後、城南町を訪れた幸山市長は、熊本都市圏及び政令市に関する研究会で策定した、都市圏ビジョンについて説明。これに対し、八幡町長は、議会にも相談した上で、研究会に参加したい意向を示しました。また、合併についても熊本市との合併も「選択肢のひとつ」との考えを示したうえで、今後、町民の意見を聞いて方針を決めたいとしました。

3275とはずがたり:2007/05/23(水) 20:29:56
<東北・北海道>北海道胆振支庁

これは実現すれば大胆である。
何故白老は不参加?日本製紙の工場で潤ってる?とも思えんが。。

白老以西の西胆振7市町…室蘭市・登別市・伊達市・虻田郡豊浦町・洞爺湖町・有珠郡壮瞥町

それにしても虻田郡って胆振支庁と後志支庁にまたがってるんですねぇ。なんか格好いいぞ。

■ 西胆振合併の可能性模索−白老以西7市町首長が懇談会
【2007年5月23日(水)朝刊】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2007/05/23/20070523m_02.html

 白老以西の西胆振7市町による首長懇談会が22日夜、室蘭市内のホテルで、非公開で行われた。登別市から仮称・西胆振圏の将来を考える研究会の設置が提案され、白老をのぞく6首長は設置に合意した。

 市町村の広域連携や合併の行方が注目される中、西胆振の課題や広域連携など広範な行政運営についてざっくばらんに話し合う場を設けようと初めて企画した。不定期開催の予定。

 懇談では、登別市が白老を除く西胆振3市3町による研究会の設置を提案。地方分権の進展に対応した基礎自治体の在り方研究が目的。住民側への判断材料提供も狙いとしている。西いぶり広域連合内に設置の計画。

 具体的研究内容は、西胆振20万人都市の可能性。6市町で将来的な大同合併の方針が確認されている中、まずは20万人都市としてどのようなまちづくりが可能かを模索していこうとの考えだ。

 このほか懇談会では、北海道洞爺湖サミット開催に向けた国際的PRの実施・推進体制、医師引き揚げ問題での連携策などが話題になった。

3276とはずがたり:2007/05/23(水) 20:45:25
<東海>愛知県

小坂井町も入れてやりん!

合併に向けて事前調整
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&amp;id=18957&amp;categoryid=1

 豊川市の合併受諾回答による宝飯郡の音羽町、御津町との合併事前調整が、17日午前10時から同市中央図書館会議室で行われた。1市2町から首長、議長ら行政のトップと議会関係者12人が出席、新市の役場位置、合併方式など6項目について協議した。

 同日、確認されたのは、新市の役場位置を現豊川市庁舎とすることや合併方式は、同市への2町の編入合併など、基本方式や合併の期日、議会議員定数、合併後の新市基本計画など合併の骨子。

 宝飯郡と同市の合併は、01(平成13)年11月に「宝飯豊川合併協議会の設立を望む会」による住民発議で協議会が設置され、旧宝飯郡4町との1市4町合併が検討された。

 約2年4カ月の協議のあと、各市町で04(同16)年2月に合併に対する住民意識調査を実施、旧一宮町と御津町で過半数を超える反対意見があったため、合併話は破たんした。

 しかし、旧一宮町は旧合併特例法下での合併を目指そうと議会が動き、破たんから半年後、同市へ合併協議を申し入れた。再度の住民意識調査でわずかながらも賛成が過半数を超えたことから、06(同18)年2月に編入方式で合併した。

 国の三位一体改革と、地方自治体の行財政改革推進を目指す平成の大合併で、国・県からの地方交付税減額が、各自治体の財政を圧迫することが明確になるにつれ、全国的に合併が進んだ。

 このため、旧一宮町の合併に続いて昨年3月に音羽町が、議会の決議を経て合併を申し入れた。御津町も同年6月の町長選挙で深谷泰範町長が、合併を掲げて再選され、昨年10月31日に同市への編入合併を申し込んだ。

 2町の動きが加速する中、小坂井町は同様に同市への合併に向けて行政、議会が動き、昨年12月になって同市へ協議開始を申し入れたが、中野勝之市長は「来年1月の2町との合併期限に間に合わない」として断った。

 すでに、県は昨年9月時点で音羽町、御津町と同市の1市2町の合併方針を確定していたこともある。また、新法下で県は、人口1万人前後の自治体の合併を促進するとして取り組んでいることもあって小坂井町は、合併のテーブルに付けなくなった。

 今後、同市と音羽町、御津町との1市2町合併は、6月議会で法定合併協議会設置案を可決し、本格的な協議を行い、県の9月議会へ合併案を上程しなければならない。

 2町との合併の準備は、1市4町協議で土台ができていたことや音羽町からの申し込みがあった1年3カ月前から合併に向けた調査研究を事務レベルで行ってきたことで比較的スムーズに進みそう。

 このため、今年12月に国の合併承認を受け、来年1月の合併まで、短期間のスケジュールながら、新豊川市誕生が確実になった。

3277とはずがたり:2007/05/23(水) 20:59:40
<九州・沖縄>福岡県大分県

吉富町は中津と一緒に成りたがって居る訳で,豊前市との合併勧告は福岡県が吉富町に大分県へ逃げられないようにするための圧力とも取れるな。この辺全部大分県に越県合併すれば宜し!

豊前市と吉富町 合併論議8月まで棚上げ 両首長合意町政懇談会終了待つ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070518/20070518_004.shtml

 豊前市と吉富町が法定合併協議会(法定協)の設置を県知事から勧告された問題で、釜井健介市長と今冨寿一郎町長は17日、「8月まで合併論議は棚上げにする」ことで合意したことを明らかにした。両首長は15日に、合併問題で初めて会談した。

 両首長によると、会談は釜井市長の申し入れで同町役場で開かれた。4月1日に法定協が設置されたが、吉富町長・町議選があったこともあり、法定協は一度も開かれていない。このため、釜井市長が今冨町長に「今後の対応」を打診した。

 これに対し、今冨町長は「町民の意見を聞く」ことを公約して同町長選に当選したことを説明。さらに今月末から約1カ月をかけて、町内30自治会で町政懇談会を実施することを明らかにしたうえで、「合併協議に入るか否かは8月までに結論を出す。それまで待ってもらいたい」と申し入れた。釜井市長も了承したという。

 釜井市長は取材に対し「『町政懇談会が終わらないと前に進めない』というので、待つことにした」と話した。一方、今冨町長も「合併についてはまったく白紙。『結論を出す8月までそっとしておいてほしい』と頼み、了承してもらった」と語った。

=2007/05/18付 西日本新聞朝刊=
2007年05月18日00時51分

3278とはずがたり:2007/05/24(木) 10:59:16

<東海・甲信越>長野県

合併対象の阿智村は浪合村と合併して人口7千人弱。清内路村は人口700人程度。清内路村は一時期現在では飯田市に編入になっている山本地区と合併していた時期もあったそうな。当時は山本地区は米川村と云ったそうな。一方で浪合村は平谷村(人口600人弱)と一時期同一自治体だった。この辺はでらい山の中だが今後どうやって自立を維持してゆくのかねぇ?

2007年5月23日
清内路村合併問題研究会
http://www.minamishinshu.co.jp/news2007/5/23n1.htm

 清内路村民や村議らでつくる同村合併問題研究会(原利正会長)の第12回が21日夜、同村老人福祉センターで開かれ、「阿智村と合併について話し合う場を設けるべき」などとする最終報告書案をまとめた。表現方法などに若干の修正を加えて成文化し、6月5日に桜井久江村長に答申する。

 桜井村長は「阿智村との合併」を公約の一つに掲げて当選。村議会も昨年の9月定例会で「阿智村との合併を求める道を選択することが、地域や住民の自律性を高める」とする決議案を可決している。今回の同研究会の答申が加わることで、阿智村との合併協議に向けた今後の動きが注目される。

 事務局が示した最終報告書案では、昨年10月の中間報告と同様に、合併問題に対する各委員の意見を記した。多数を占めた阿智村との合併推進派の声は「村の財政事情を考えればやむをえない」「阿智村の自立プランに基づく理念を共有できるならば、合併によって地域を守り、持続的に発展することが可能」など。一方で、自立を望む委員の意見も併記した。

 その上で、同研究会の総意の形で、「高い理念を確立した阿智村と、合併について話し合う場を設けることが良い」「村当局には、阿智村との合併について話し合う場を設け、合併に向けた取り組みが推進されることを強く要望する」などとまとめた。

 同研究会は昨年2月、村長の諮問機関として発足し、公募を含む村民ら28人で構成する。当初は昨年9月の最終報告を予定していたが、「地域づくりの議論を深めるべき」として、議論を中断。ことし3月、村計画審議会が住民主体の地域づくりに向けた「村づくり指針」を策定したことを受け、4月から協議を再開していた。

 実質的に最終回となった21日の会合では、主に最終報告書案の表現方法について協議。「最終報告は合併ありきと受け止められ、自立を望む村民が意見を出しにくくなるのでは」との懸念の一方で、「村長への答申が役目であり、研究会としての結論を、もっとすっきりとさせるべき」の声もあり、両論を加味するなどして数カ所の表現を改めた。

 会終了後、原利正会長は「昨年2月から長きにわたる苦労があったが、最終報告は民主的な議論を重ねた結果。合併か自立かで意見が対立する中、一つの総意としてまとまったことは非常に意義深く重みがある。村長や議会は答申を最大限に尊重して、今後の村政運営に生かしてほしい」と話した。

3279とはずがたり:2007/05/25(金) 12:57:23
<九州・沖縄>福岡県

大牟田は荒尾などと共通の都市政策が必要であるね。
豊後・築上は中津と合併すれば良いが,荒尾は大牟田と合併すれば如何かな?

大牟田市 新浄水場建設へ 荒尾市と共同 12年度から供給 菊池川からの取水量増で
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070524/20070524_006.shtml

 大牟田市は、熊本県の菊池川から上水道用の取水量を増やすことに伴い、同じく同川から取水する同県荒尾市と共同で、新たな浄水場を建設することを明らかにした。近く建設地を決定し、2011年度中の完成を目指す。大牟田市では浄水場建設などの負担増により、事業者向けなど一部の水道料金が値上げされる見通し。

■水道料金値上げ検討

 同市が06年度策定した水道事業計画によると、水質が悪化している地下水や供給量が安定しない諏訪川(同市)からの取水を減らし、12年度に同川からの上水道用の取水を現在の日量1万トンから同2万トンに引き上げる。

 同市が菊池川から取水しているのは、熊本県の有明工業用水。同市は06年度、新たに日量1万トンの水利権を28億円で同県から取得している。同工業用水は竜門ダム(熊本県菊池市)が水源で、同県玉名市から取水。大牟田市までの導水は既設の導水管で対応できるが、取水量が増加する上、既存浄水場が老朽化しているため、新たな浄水場が必要という。

 大牟田、荒尾両市は、候補地を3、4カ所に絞り込んでおり、近く建設地を決定し、本年度中に用地買収を終えたいとしている。

 大牟田市の水道事業会計は02年度以降、赤字に転落、05年度までに累積赤字は約12億8200万円に達している。同市企業局は「料金体系の見直しは避けられない」としている。

=2007/05/24付 西日本新聞朝刊=

2007年05月24日01時10分

3280とはずがたり:2007/05/26(土) 15:10:43
<九州・沖縄>熊本県

一旦破談に成っただけに慎重なんだな。。

熊本都市圏ビジョン:熊本市長が城南町長訪問し説明 合併問題、明言避ける /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070519-00000230-mailo-l43
5月19日16時1分配信 毎日新聞

 熊本市の幸山政史市長は18日、城南町の八幡紀雄町長を訪れ、同町を除く15市町村で構成する政令市研究会が策定した「熊本都市圏ビジョン」を説明し、研究会への参加を求めた。
 八幡町長は4月の町長選でも合併の必要性を訴え、返り咲き当選を果たしている。ただ、終了後の取材に対し、両首長はともに「合併問題」については明言を避けた。
 八幡町長はかつて熊本市との合併を模索していたが、熊本市との間には富合町があって「飛び地」となるなどの問題点もあり、03年の町長選では合併反対派に敗れた。ただ、その後、富合町と熊本市が法定合併協議会を設置。この合併が実現すれば城南町は、飛び地ではなくなる。
 会談は約40分で、幸山市長は終了後、報道陣に対し「(都市圏市町村の)連携の必要性を理解してもらった」と話したが、合併については「段階を踏んで住民や議会の意向を確認したい」とだけ述べた。八幡町長は、研究会については「入る方向で検討したい」と前向きな姿勢を見せたが、合併についての質問には「住民や議会とも相談する」と答えた。今後、アンケートなどで住民の意向を確認する考えだ。【谷本仁美】

5月19日朝刊
最終更新:5月19日16時1分

熊本市長、城南町を訪問 都市圏ビジョン説明 市との合併 町長「選択肢の1つ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070519-00000013-nnp-l43
5月19日10時7分配信 西日本新聞

 熊本市の幸山政史市長は18日、城南町を訪れ、統一地方選で町長に返り咲いた八幡紀雄町長に、同市の政令市移行などを盛り込んだ「熊本都市圏及び政令市についての研究会」(会長・幸山市長)の「都市圏ビジョン」を説明した。

 同研究会は熊本市など周辺15市町村で構成する。城南町は前町長が合併に否定的で、これまで熊本都市圏で唯一、同研究会には参加していなかった。だが合併を視野に入れる八幡町長が再び町長になったことで、幸山市長訪問となった。八幡町長は幸山市長に「これから一緒に勉強させてもらいたい」と研究会参加の意向を表明した。

 会談後、合併問題について八幡町長は「どの自治体と合併するかは白紙。町民や議会の意向を確認してから3年以内に進めていきたい」とし、熊本市との合併は「選択肢の1つ」と述べた。

 5年前、城南町で熊本市との合併論議が起きた。当時は両市町が隣接していなかったため、飛び地合併が想定されていた。現在、熊本市は富合町と合併協議を進めており、合併が成立すれば、飛び地にはならない。八幡町長は「5年前と比べ、合併しやすくはなっている」と話した。

=2007/05/19付 西日本新聞朝刊=
最終更新:5月19日10時7分

3281とはずがたり:2007/05/26(土) 15:56:33
<東海>静岡県

ふ〜む。湖西は下らん権力斗争なんかやってる場合じゃ無いと思うが。

市町村合併:構想は全11地区に 東部3地区は消極的 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070518-00000000-mailo-l22
5月18日11時0分配信 毎日新聞

 ◇石川知事「地域自治区がポイント」
 県幹部職員でつくる県市町村合併推進本部は17日、県の合併構想に新たに6地区を加え、全11地区にすることを決めた。これで合併新法(10年3月で期限切れ)に基づく合併の枠組み論議に一つの区切りがついた。ただ、合併については地区ごとに温度差があり、順調なのは5地区だけ。特に県東部3地区は首長間の思惑が交錯し、暗礁に乗り上げている。石川嘉延知事は「(合併後も地域の独自性確保が可能な)地域自治区が今後のポイントになる」と述べ、合併への不満解消に向けた取り組みを急ぐよう指示した。【鈴木直】
 構想に追加したのは、沼津市・三島市・裾野市・函南町・清水町・長泉町▽御殿場市・小山町▽藤枝市・岡部町▽焼津市・大井川町▽袋井市・森町▽湖西市・新居町――の6つの枠組み。
 11地区のうち順調組5地区は既に合併協を設置していたり、今年度前半での合併協設置が見込まれている。
 一方、富士宮市・芝川町など3地区は協議入りのめどが立っていない。富士宮市は、過去に富士川(ママ。多分芝川の間違い)町側が合併協議を白紙に戻したことなどへの不信感がぬぐい切れていない。袋井市・森町では、森町が合併の是非を問う住民投票(04年8月)で反対多数となったことが響いている。湖西市・新居町では枠組みには異論はないものの、湖西市側で昨年秋に市長と議会の対立が表面化。協議入りできる状況になっていない。
 今のところ不調に終わっている東部3地区では「地域の独自性が失われる」などの理由で合併に消極的な首長が多い。そのうち、特に県が最も頭を痛めているのは南伊豆1市5町だ。高い高齢化率や逼迫(ひっぱく)する財政状況など最も合併を必要としながら各首長の思惑が一致しない。沼津・三島など3市3町と御殿市・小山町は逆に財政状況の良い自治体が多く、合併機運が盛り上がらない。
 県は、合併後も各自治体の意見が反映できることを示すため、来月にも「地域自治区」活用のための研究会を発足させる方針で、東部3地区の流れを何とか変えたい考えだ。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇県の合併構想と進捗状況
 <1>下田市・東伊豆町・河津町・南伊豆町・松崎町・西伊豆町
 <2>沼津市・三島市・裾野市・函南町・清水町・長泉町
 <3>御殿場市・小山町
 <4>富士宮市・芝川町
 <5>富士市・富士川町
 <6>静岡市・由比町
 <7>藤枝市・岡部町
 <8>焼津市・大井川町
 <9>島田市・川根町
<10>袋井市・森町
<11>湖西市・新居町

5月18日朝刊
最終更新:5月18日11時0分

3282★とはずがたり:2007/05/26(土) 23:25:40
石川県〈珠洲市〉
珠洲市HPに市長の部屋が開設されました。
市長の活躍や透明性を大切に交際費などの公表もしています。
災害時に夜遊びをしていたなど変な噂の多い泉谷満寿裕珠洲市長ですが、市長の部屋からはそんな軽率な男に見えません。
奥能登・珠洲も頑張っています。よかったら訪問してください。

3283とはずがたり:2007/05/27(日) 00:38:42
http://jbbs.livedoor.jp/study/2246/storage/1178848454.html>>1氏でしょうかな?
私ではないので念のため・・

3284とはずがたり:2007/05/28(月) 22:01:38
<中国・四国>愛媛県

取り敢えず鬼北に。一件落着なのかこの数年の空白は何だったのかと虚しさが残るのか?
加戸知事は宇和島派だったのか?

鬼北町長に合併の協力要請 松野町長
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070528/news20070528496.html

 北宇和郡松野町で27日行われた合併先を問う住民投票で同郡鬼北町が過半数を占めた結果を受け、岡武男松野町長は28日、松浦甚一鬼北町長を訪ね、投票結果を報告するとともに、合併への協力を要請した。
 岡町長は布久光議長、光盛暁与副議長とともに鬼北町近永の近永公民館で面会。岡町長は「住民投票で鬼北町を選択した住民が過半数を取ったことをお知らせしたい」と報告。さらに「3年半前の(合併協議会の)離脱では迷惑を掛けた」と謝罪した。
 松浦町長は「離脱から松野町や鬼北町の状況も大きく変わった。正式な申し入れを待ってから議会や町民と相談する。松野町でまずはいろいろな課題を整理してほしい」と述べた。

松野町住民投票結果受け知事、合併協力を表明
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070528/news20070528493.html

 北宇和郡鬼北町との合併を選んだ同郡松野町の住民投票から一夜明けた28日、加戸守行知事は県庁で会見し、早期の合併実現へ松野町や町議会、町民が一丸となり取り組むよう要望。県市町合併推進審議会の意見を聞いて支援措置を盛り込んだ合併構想を速やかに策定し、両町の合併に協力する意向を表明した。
 支援策としては県職員の派遣を挙げ、地元の意向を踏まえ判断したいとした。鬼北町による吸収合併にならざるを得ないとの認識もあらためて示した。
 加戸知事は、宇和島市より財政規模の小さい鬼北町を選んだ投票結果について、地縁、血縁や文化・歴史的つながりを重視したと分析。「遠き友人より近き隣人を選んだが、行政サービスや財政力、その他の点を考えた場合に苦難の道を選択した」と見解を述べた。

3285とはずがたり:2007/05/29(火) 14:36:16
<九州・沖縄>宮崎県

2市にまたがる合併は主導権が絡むしどうしても難しいね。日南市と南那珂郡は最初から合区されてんだよなぁ…。それにしても串間の人口2.1万でも合区の対象にならんのか・・。人口6万で定数3だもんなぁ。。宮崎県民恵まれとるわ。

串間市、再び自立の意向 県南合併
2007年5月29日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200705290101

 串間市の鈴木重格市長は28日の定例会見で、同市と日南市、北郷、南郷町の2市2町での合併法定協について「串間市は自立を貫く」と、参加に消極的な姿勢をあらためて表明した。

 北郷、南郷町は参加に前向きで、1市2町の枠組みによる法定協設置の可能性が濃厚となった。

 県南地域の合併では日南市の谷口義幸市長が、1市2町に法定協設置を打診する意向を先月表明。今月15日、非公式に串間市役所を訪れ、鈴木市長に「県の構想に沿って法定協を設置したい」と協力を要請した。

 鈴木市長は昨年7月の市長選で「自立」を掲げて再選した経緯を説明。「理解してほしい」と法定協参加に消極的な考えを伝えたという。

日南市(4.5万)・南那珂郡(北郷5千・南郷1.1万)区(6.1万) 定数3−候補5
当9,462高橋 透46社民現2党県副代表
当8,912坂元 裕一58自民現6農林業
当8,144外山 衛49自民現2会社社長
□5,455沢山 信二42無所属新 衆院議員秘書
 403辻 稔種83無所属新 (元)病院職員

串間市(2.1万) 定数1−無投票
氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
○野辺 修光64自民現4製茶業

因みに
宮崎:36.8万→定数12 3.07
延岡:13.4万→定数5 2.68
都城:17.0万→定数6 2.83
えびの:2.3万→定数1
とまぁ人口一人当たりの格差はこんなものか。
定数を半分ぐらいに出来るんじゃないか??
串間は日南に,えびのは小林と合併するようにしむけるべし。

3286やおよろず:2007/05/30(水) 22:23:14
動き出した自治体財政健全化法
http://www.tohmatsu.co.jp/news/ps/ps03/topics20070530.shtml

5月25日、衆議院の総務委員会で「地方公共団体の財政の健全化に関する法律(以下、財政健全化法)」が可決された。この法律は、現行の財政再建団体制度の50年ぶりの見直しであり、現行制度がいわゆる「夕張市問題」に十分に機能しなかったことを踏まえ、その問題点を改善した制度であるとも考えられる。

財政健全化法では、普通会計の実質赤字比率に加えて、公営企業まで含めた赤字の比率(連結実質赤字比率)、借金残高の財政負担(実質公債費比率)、公社・第三セクター(以下、三セク)に対する将来的な税金負担の割合(将来負担比率)をもとに、早期改善を目指す黄色信号としての健全化段階と、赤信号としての再生段階を規定している。すなわち、病院や交通などの公営企業や公社・三セクなどを含め、単年度フローだけではなくストック面にも配慮した財政状況の判断指標を導入するとともに、財政悪化を可能な限り早い段階で把握し、財政状態の改善に着手させるというしくみが織り込まれている。

今回の法律では債務整理(自治体破綻)制度の導入は見送られたが、地方財政計画の枠組みの中で暗黙の政府保証を前提として、自治体の借金について金融マーケットによる規律が働かない状況が今後とも継続するとは考えられない。将来的には、金融マーケットによる規律のもとでの自治体経営へ移行しなければならず、財政健全化法は、この移行を前提とした抜本的改革の第一歩であると認識すべきであろう。

そのため、財政状況の判断指標については、監査委員の審査対象として情報の信頼性を確保し、議会に報告させることで、議会によるガバナンスの強化を図っている。また、黄色信号や赤信号がついた自治体や公営企業については、健全化計画等について、議会の監視下に置くとともに、地方自治法に基づく個別外部監査の強制導入を規定している。更に、都道府県や総務省による指導・監督が制度化され、状況によっては、自治体自身の意思に係わらず、財政状況の悪化により地方自治の一部制限を行うことを織り込んだものである。

この法制は、平成19年度決算数値から財政状況の判断指標が公表されることになっている。詳細な指標算定手法は今後省令で定められる予定であるが、既に執行中の平成19年度財政判断指標は、当初予算が可決されているため実質的に決まっており、その数値が公表されるまで、あと1年を残すのみである。そして、財政健全化団体・再生団体の措置がなされる基準となる平成20年度の予算編成は目の前に迫ってきている。財政健全化法への自治体、監査委員、議会の対応は、もう待ったなしである。
なお、衆議院総務委員会では次のような6項目にわたる附帯決議がなされた。

1.地方分権の観点から国の関与への配慮
2.財政指標算出方法や基準比率の設定に当たっての地方6団体の意見反映
3.弁護士・公認会計士等の有資格者の監査委員登用等により、監査委員の独立性・専門性の向上
4.再生振替特例債の発行が認められることを受け、地方債残高の縮減努力
5.企業会計を参考にした連結ベースの地方公会計制度整備の推進
6.地方債の引受状況の実態開示

3287とはずがたり:2007/06/01(金) 23:48:14
<九州・沖縄>宮崎県

合併論議が再始動 日南市、北郷、南郷町
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200706010103
2007年6月1日

 日南市、北郷、南郷町は31日、法定合併協議会設置に合意したと発表した。各市町は9月定例議会までに関連議案を提案、可決されると10月1日までに法定協を設置する見通し。合併新法下の法定協設置は、県内では今年3月合併した延岡市と旧北川町以来二例目。

 一市二町の首長が日南市役所で記者会見し明らかにした。

 合併方式は「新設(対等)合併」。2009年3月31日の合併を目指す。地域自治区設置も視野に入れている。各町とも法定協の協議と並行し住民説明会を開く。合併の是非を問う住民アンケートは、南郷町が予定するが、日南市は実施せず、北郷町は議会や住民説明会の状況を見て判断するという。谷口義幸市長は「道州制の議論も全国的に進んでいる。県南も体制を整えるべきときに来ている」と話した。

日南市 北郷町 南郷町 09年春合併目指す 法定協立ち上げへ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20070601/20070601_001.shtml

日南市、北郷町、南郷町の法定合併協議会設置へ共同記者会見を開いた(左から)阪元・南郷町長、谷口・日南市長、倉岡・北郷町長
 日南市、北郷町、南郷町の1市2町の首長は31日、日南市役所で共同記者会見を開き、地方交付税の優遇措置などで有利となる2009年3月末の合併を目標に法定合併協議会を立ち上げ、協議を進めることを明らかにした。

 1市2町は、遅くとも9月議会までに法定合併協設置議案を提案し、今年10月1日までに設置。12月中に協議を終了させたいとしている。

 この1市2町の合併をめぐっては、04年に住民発議による法定合併協を設置。05年3月に1市2町による合併協定書に調印した後、北郷町議会が合併関連議案を否決したため頓挫。合併賛成、反対両派の町民が当時の北郷町長と全町議のリコール請求をしたため、町長が辞職し、町議会が解散するなど混乱した。その後の出直し同日選で、推進派の倉岡清美氏が町長に初当選し、町議選でも賛成派が多数となった。

 南郷町では、今年4月の町長選で、合併慎重派ながら「合併協に参加したうえで合併か非合併かを決定する」としていた阪元勝久町長が再選された。

 この日の共同記者会見で、日南市の谷口義幸市長は「地方分権、道州制の議論の中で各地域、市町が体制を整える時期にある」と述べ、北郷町の倉岡町長も「二度と同じ轍(てつ)は踏まない。住民に十分な説明をしたい」と意欲を見せた。南郷町の阪元町長は「4、5年前とは国の政治的状況や町の財政事情が異なっている面もある」と慎重に話した。

 合併が実現すると、面積約536平方キロメートル、人口約6万人の新市が誕生する。

=2007/06/01付 西日本新聞朝刊=
2007年06月01日11時16分

3288片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/02(土) 11:19:05
<中国・四国>徳島県

出きるか? 「大・徳島市」
2007年06月01日
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000706010003

 「平成の大合併・第1幕」を終え、県東部を中心とした新たな合併構想を検討している県市町村合併推進審議会の会合が31日、県庁であり、県側の構想が初めて示された。徳島、鳴門両市をそれぞれ中心とした「二大中枢都市の形成」など3パターンで、それぞれ期待される効果も説明された。各市町村の思惑があり、県内の「東西格差問題」など課題も残るが、徳島県の将来像を描く本格的で具体的な作業が始まった。


(柳沢敦子)


 県内の合併は06年3月までに旧合併特例法に基づき50市町村が24市町村になって一段落した。審議会は、合併新法に基づき、さらに合併を進めるために県が設置。県は答申をもとに具体案をまとめ、市町村に判断材料として提供する。


 事務局の県がたたき台として示した構想は、審議会でこれまでに決まった「人口1万人未満の町村は再編」「中核市(人口30万人以上)や人口10万人程度の市づくりを目指す」といった方針に沿って作成された。


 東部地域の3パターンは、まず、「二大中枢都市型」。徳島市を中心に小松島市や石井町など2市4町1村でつくる中核市と、鳴門市と板野郡5町からなる二つの大型都市を形成する。


 次は、このパターンから、鳴門市と5町を分ける「板野郡独立型」。さらに、板野郡を徳島市側に組み入れ、現在の2市9町1村が一つとなる「大徳島市型」が示された。


 また、県南部については、牟岐、美波、海陽の3町が一つになり、人口2万5千人規模で、豊かな自然を生かした観光と交流のまちづくりを進める案が示された。


 ■二大中枢都市型


 県東部にできる二つの大きな都市がそれぞれ、県庁所在地と、近畿圏との玄関口として、連携と競争をすることが県全体の活性化につながることを期待している。


 この構想では、徳島市は人口35万人以上となり、「30万人以上」が条件となる中核市への移行が可能になる。徳島以外の四国3県の県庁所在地はすでに中核市となっており、移行は原市長が強く希望している。さらに、国からの権限移譲の範囲も広がる。


 鳴門市を中心とした市も、人口は15万人を超え、「四国の玄関口」「交通の拠点」としての機能充実などが期待できるという。


 ■板野郡独立型


 板野郡5町は徳島空港や高速道路があり、国道や県道などの幹線道、鉄道も充実している。商業施設や工場の集積も進んでいるため、生産・物流の拠点として、新たな個性を持った市への発展が見込まれる。


 「中核市・徳島」と、観光地として全国的に知られ、産業も充実している鳴門市との3市の、それぞれ特性を生かすのがこの構想の狙い。また、郡内は古くから地域間の結びつきが強く、これまで合併協議会が設置されたという経緯もあり、計画がスムーズに進むという利点もある。


 ■大徳島市型


 人口約45万人という四国では松山に次ぐ2番目の規模の市をつくり、高度な都市づくりを進めようとするのがこの型の狙い。


 人口は県全体の55%以上を占め、面積も大きくなるが、県によると、道路が整備されているため中心部から市内の大半の所まで1時間以内で行けるという。さらに、徳島空港、徳島小松島港を備え、国際都市としての機能も充実するのが魅力だ。

3289とはずがたり:2007/06/02(土) 13:47:53
<中国・四国>徳島県
>>3288
都市近郊は発展しつつあるので自立心旺盛だからなぁ。。鳴門も徳島も郡内併合も嫌がりそうだなぁ
徳島市は中核市になりたいんだろうけど何処迄求心力があるのかな?

小松島は徳島との合併を模索している節もあるし,北島等も徳島へ,板野は鳴門と合併で良いでは?板野も鳴門と合併するだけでは厭か?

●徳島近郊
徳島市長…大合併に前向き
石井、松茂、藍住、上板町…(どちらかというと)合併は必要なし
小松島市,鳴門市,北島町,板野町,勝浦町,上勝町,神山町,佐那河内村…(どちらかというと)必要

●海部郡内
牟岐町…郡内合併賛成
美波町…より大きな合併も(阿南?)
海陽町…静観

県東部圏域に3合併案 推進審で県提示、南部は海部3町 2007/06/01 11:01
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&amp;m2=&amp;NB=CORENEWS&amp;GI=Kennai&amp;G=&amp;ns=news_118066329103&amp;v=&amp;vm=1
 「平成の大合併」で未合併の徳島県内十四市町村の再編構想づくりを進めている県市町村合併推進審議会(会長・若山浩司四国大大学院教授)の第七回会合が三十一日、県庁であり、議論のたたき台として事務局の県が合併の組み合わせ案を示した。徳島市を含む東部圏域は三案を提示。南部圏域の牟岐町は美波、海陽両町との海部郡三町合併案を示した。審議会は同案への意見を県民から募って最終案を決定、飯泉嘉門知事に答申する。

 東部圏域はいずれも徳島市が周辺市町村と合併して中核市となる案で、パターン<1>は▽徳島市と周辺六市町村(人口約三十五万人)▽鳴門市と板野郡五町(約十六万人)、<2>が▽徳島市と周辺六市町村▽板野郡(約十万人)▽鳴門市(約六万人)、<3>が▽徳島市と周辺十一市町村(約四十五万人)▽鳴門市。

 それぞれに期待される効果などを明記。<1>では「二大中枢都市が形成され、両都市が連携を図りながら競うことで県全体の活性化につながる」、<2>は「県都の北側に十万人規模の都市ができ、鳴門市や阿波市、吉野川市などともに多様性と活力のある県土づくりが展開される」、<3>は「人口が東四国第一の規模となる都市ができ、四国内での存在感を高められる」とした。

 県はまた、十四市町村を対象に、五月一日に実施した合併に関するアンケートの結果も報告。それによると、石井、松茂、藍住、上板の四町が「どちらかというと」を含めて「合併する必要はないと考えている」と回答、上勝町は「その他(どちらともいえない)」、残る九市町村は「どちらかというと」も含めて「必要」と答えた。

 会合では、組み合わせ案への異論は特に出ず、県民の意見を聞いた上で、七月下旬をめどに次回会合を開くことにした。

 市町村合併推進審議会は二〇〇五年八月に設置。学識経験者や市町村代表、経済団体関係者ら十二委員で構成されている。

3290とはずがたり:2007/06/02(土) 13:48:17
>>3288-3290

◎首長、反応さまざま、県が自治体再編案

 徳島県庁で開かれた県市町村合併推進審議会に、徳島市周辺の県東部と海部郡の再編案が示された三十一日、関係する自治体の首長は再編案を歓迎したり、静観したりと、各地の事情を踏まえてさまざまな反応をみせた。

 「住民の間で合併への意識が高まる」と期待を寄せたのは、徳島市の原秀樹市長。市は「四十万人規模の中核市構想」を掲げており、周辺自治体に呼びかけた「徳島東部地域市町村長懇話会」で広域行政についての議論も続けている。県が示した三案はいずれも中核市の人口要件をクリア。中でも同市と周辺六市町村、鳴門市と板野郡五町を組み合わせる「パターン<1>」は懇話会と同じ枠組み。「道州制を見据え、スケールメリットのある都市をつくらなければならない。案は、これまでの取り組みを認めてくれたと思う」と好意的に受け止めた。

 市民アンケートで徳島市との合併を望む声が多かった小松島市の稲田米昭市長も「いずれも小松島・徳島の合併が含まれていることから、本市の意に沿うものになっている」と歓迎した。

 四月の市長選で初当選した鳴門市の吉田忠志市長は慎重な構え。「当面は広域行政の道を歩み、その成果を踏まえた上で市民の理解や議会の議論を尽くして考えたい。今回の再編案にはコメントできない」と述べた。

 徳島、鳴門両市との合併案と、郡内五町合併案が盛り込まれた板野郡では意見が分かれた。北島町の山田昌弘町長は「住民の同意が不可欠」とした上で「県都の人口を増やし、中核市となっている他県の県都に劣らない環境の都市にしなければならない」と徳島市との合併に意欲をのぞかせる。板野町の中島勝町長は「地域性や住民の意識を考えると郡内五町の合併が望ましい」。松茂町の広瀬憲発町長は「合併しないということで進めてきたが、正式に再編構想が固まった時点で、郡内の協議会で検討したい」と話した。

 前町長が「合併しない」としてきた石井町。三案ではいずれも徳島市と合併との方向性が示されたが、河野俊明町長は「財政改革など経費削減に努めれば自立できる。ごみ処理などは近隣市町村との広域行政などで解決でき、合併は考えにくい」と消極的。

 美波町と海陽町が誕生したばかりの海部郡は、牟岐町を加えた三町を一つに再編する案。牟岐町の大神憲章町長は「三町合併が望ましい」と支持したものの、海陽町の五軒家憲次町長は「あくまでも県の考え方であり、静観したい」。美波町の藤井格町長も「海部郡三町の小さな枠組みで持続可能といえるのか」などと、反応が分かれた。

3291とはずがたり:2007/06/02(土) 13:53:29
<九州・沖縄>熊本県

2007年3月1日 19時
富合町を熊本市に編入で承認
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2007/3/1&amp;group=4&amp;id=3

 熊本市と富合町の合併協議会が3月1日開かれ、富合町を熊本市に編入合併することが決まりました。
協議会には、熊本市と富合町から議員や住民代表など24人が出席しました。41の協議項目のうち、先月、議員の専門部会で審議された3つの基本項目について、富合町を廃止し、熊本市に編入する合併方式をとること、名称は「熊本市」で、本庁を熊本市手取本町とする方針が提案されました。委員からは、合併後の議員の身分を配慮して欲しいなどの意見が出されましたが方針そのものに異論はなく、全会一致で承認されました。

3292とはずがたり:2007/06/02(土) 20:11:45
<東海>静岡県

この2市1町で20万都市になんのか。。
当然「御殿場市」を御殿場は主張し,裾野市は東富士市かなんかを主張する事になって此の調整が可能かが鍵になると予想。

市町村合併:2市1町で、首長に働きかけ−−御殿場市長 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070529-00000078-mailo-l22
5月29日12時1分配信 毎日新聞

 県東部の自治体合併問題で、御殿場市の長田開蔵市長は28日、同市、裾野市と小山町の2市1町の枠組みを前提とした首長会談を働きかける意向を明らかにした。6月中にも実現したい考えだ。県は、御殿場市は小山町との2市町、裾野市は沼津、三島市を含む3市3町という枠組みでの合併構想を打ち出しており、県と自治体の思惑の食い違いが浮き彫りになった。
 長田市長は同日の会見で「2市1町が特例市(人口20万人以上)を目指そうということで進めている。まず首長が話し合い、お互いに認識を共有したい」と述べた。【安味伸一】

5月29日朝刊
最終更新:5月29日12時1分

3293雑談居士:2007/06/03(日) 02:09:55
>>3292
県の枠組みの方が自然だと思うのですが、長泉・清水両町が合併に加わらないと
かなり歪んだ市域になるんですよね。(広島市の東部地域みたいな感じで)
御殿場と裾野両市の関係って良好まで行かなくても、そこそこのご近所付き合いなんでしょうか?

3294とはずがたり:2007/06/03(日) 13:45:21
>>3293
一応,御殿場+裾野+小山なら地域的にひとまとまりですよねぇ?旧駿東郡北部と云う事で。
沼津+三島に清水,長泉が加わらないと歪な感じに成ると思うんですけど。
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi22.html

3295雑談居士:2007/06/03(日) 16:41:15
>>3294
御殿場市としては、小山町だけとの合併では将来が望めない。
裾野市を含めた広域合併→特例市昇格で、沼津・三島都市圏と
一線を画した自治体としての生きる道を考えているのでしょうかねぇ。
沼津+三島の枠組みも、合併の規模を巡って両市が対立しているようですし
長泉町は合併そのものに否定的で、こちらはさらに先行き不透明ですな。
しかし、駿東郡って本当に広いですよね。

3296とはずがたり:2007/06/06(水) 19:52:37
<東北・北海道>宮城県

■年度内に合併協編入方式選択へ2007.06.06
本吉町長が議会に説明
対等との強い信念で望む/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2007_06/k/070606k-gappei.html

 気仙沼市との合併を目指す本吉町の森琢男町長は五日、両市町の合併形式について、編入合併を選択する方針であることを明らかにした。町議会合併調査特別委員会(及川一郎委員長)で示した。

 合併形式については、旧気仙沼市、旧唐桑町と進めた協議の経過を踏まえ、新市の名称や事務所の位置などを新たに検討しない考えを示した上で「編入でいかざるをえないと判断した」と説明。「協議は対等との強い信念を持って望む」と述べ、気仙沼市と対等な関係で協議を進めたい考えを強調した。

 今後のスケジュールについては「両市町で協議の方向性が出た時点で報告したい」としながらも「本年度内をめどに法定合併協議会の設置を目指したい」とした。

 森町長は、気仙沼市への合併協議申し入れや町民懇談会の内容などについても説明。議員からは「懇談会で町民の意見を聞いた後に合併協議を申し入れてもよかったのではないか」「懇談会の説明内容に合併した新市のシミュレーションが盛り込まれていない」などの意見が出された。

3297とはずがたり:2007/06/06(水) 20:06:54
<東北・北海道>福島県

福島市としては30万行かずに口惜しかろうなぁ・・桑折辺りにちょっかい出すのかね?川俣は独自路線で行けるのかな?

福島市・飯野町が合併協定に調印
2007年06月05日 15時29分
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2007060518

来年7月1日の合併を目指す福島市と飯野町の合併協定調印式は5日、同市のSPヴィラスで行われた。

8日にそれぞれの議会で合併関連議案を審議し、議決されれば県に地方自治法に基づく廃置分合を申請する。

新「福島市」が誕生すれば、県内は59市町村となる。

両市町の合併協議会委員、市議、町議ら約100人が調印の様子を感慨深く見守った。

調印後、瀬戸孝則市長、阿曽昭三郎町長が記者会見し、「互いにとっていい合併にしたい」と抱負を語った。

川俣町の離脱で、中核市の条件となる人口30万人に至らなかった点について、瀬戸市長は「中核市を目的に合併するわけではない」と強調したが、今後、合併などで30万人を超えた場合は中核市の申請をする考えであることを明かした。

福島市と飯野町、合併協定調印 新福島市が来年7月誕生
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070606t61010.htm

 福島市と飯野町の合併協定調印式が5日、福島市内で開かれ、2008年7月1日に合併し新生福島市を誕生させることが正式に決まった。

 調印式で瀬戸孝則福島市長は「合併する来年は市制101周年の新たなスタートの年。県北地方のさらなる発展につなげたい」とあいさつ。阿曽昭三郎飯野町長は「双方の住民の生活がより良くなるように努力していきたい」と語った。

 合併後の人口は、5月現在の推計で飯野町の6571人が加わり29万5890人。中核市の要件である人口30万人にはわずかに届かない。

 当初は川俣町を加えた1市2町で合併する構想で話が進み、04年9月に合併協議会が設置された。しかし、川俣町が合併反対の住民請願が町議会で採択されるなどしたため、06年12月に離脱。今年に入り福島市と飯野町で協議を続けてきた。
 福島市の合併は1968年に旧吾妻町を編入して以来となる。
2007年06月05日火曜日

3298とはずがたり:2007/06/06(水) 23:28:45
<近畿>和歌山県

早くから単独を表明していた印南町が積極的で,一度は合併協議の席に着いた日高・美浜は慎重姿勢か。

「合併やむなし」 御坊日高のシンポ
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=125935

 御坊日高地方の2次合併を視野に、県は2日、御坊市薗の御坊商工会館で「地域まちづくりシンポジウム」を開いた。2次合併構想に入っている御坊、印南、日高、美浜、由良の5市町の首長が出席し、厳しい自治体運営の現状を訴え「合併もやむなし」との考えを示した。

 行政関係者ら約350人が参加した。各首長は、行財政改革や産業振興策、インフラ整備などそれぞれの取り組みを紹介。「地方は収入減の経費増。大都市との格差が広がっている」「地方交付税の削減は大きな痛手」などと訴えた。

 2次合併について、特に意欲をみせたのが、印南町と由良町。久保井始印南町長は「今後の厳しい状況を考えると、広域での効率化も必要。インフラ整備のめどが立ち、合併しても相手に迷惑はかけない」と述べた。中井勤由良町長は「人口流出と少子高齢化が急速に進んでいる。定住対策が課題だが、地形的に宅地造成も難しい。『日高は1つ』をスローガンに、合併に進みたい」と主張した。

 一度は合併協議につきながら単独を選んだ日高、美浜の両町長は「合併には住民の理解が必要」「合併してもしなくても財政事情は厳しい。道州制で市町村がなくなる可能性もあり、先が全く見えない」などと慎重な姿勢をみせた。

 5首長と一緒に登壇した総務省自治行政局市町村課の望月明雄・合併推進課理事官は「人口が減れば交付税も減少する。御坊日高地方の1市4町は役場が近いのが特徴。合併のメリットが出やすい」と話した。

 2次合併構想に入っていない、みなべ町の山田五良町長もアドバイザーとして出席し「南部町と南部川村の合併では、梅産業の一元化を図ったことが一番のメリット」などと述べた。

 御坊日高地方の1次合併は、御坊市を中心とした広域合併を視野に協議を始めたが、合併したのはみなべ町(旧南部町、旧南部川村)と日高川町(旧川辺町、旧中津村、旧美山村)だけ。御坊市は財政難から周辺町村に敬遠され、印南町は早くから単独を表明。日高、美浜、由良は3町合併を視野に協議していたが破談になった。

3299とはずがたり:2007/06/07(木) 19:58:47
<東海・甲信越>長野県

2007年6月7日
清内路村が合併検討最終報告書
http://www.minamishinshu.co.jp/news2007/6/7n2.htm

 清内路村民や村議らでつくる同村合併問題研究会(原利正会長)は5日、「阿智村と合併について話し合う場を設けることがよい」などとする最終報告書を桜井久江村長に提出した。桜井村長は「報告を重く受け止め、住民や議会の意向を聞いた上で、より良い結論を出したい」と述べた。

 最終報告書ではそのほか、同研究会の総意として、「清内路が清内路であり続け、よりよい地域づくりを実現するために、遅延なきよう『阿智村』と合併について話し合うことが必要」「村当局には、阿智村との合併について話し合う場を設け、合併に向けた取り組みが推進されることを強く要望する」などと記した。

 5日は村役場へ正副会長3人が訪れ、桜井村長に最終報告書を提出した。原会長は1年5カ月にわたる研究を振り返り、「いろいろな意見がある中で、総意としてまとまったことは重い。報告書を尊重していただき、今後の村のあり方に間違いのないよう取り扱ってほしい」と要望した。

 阿智村との合併を公約にする桜井村長は、「報告を重く受け止め、より良い結論が出せるようにしたい。阿智村へ(話し合いの場を持ってもらえるよう)ボールを投げなければとは思う」としながらも、まずは住民や議会の意向を把握した上で慎重に判断する方針を強調した。13、14の両日に、同研究会が開く最終報告書の住民説明会や18日に開会する同村議会6月定例会で意見を仰ぐという。

 同研究会は昨年2月、公募を含む村民ら28人で発足。計12回の会合や、阿智村の岡庭一雄村長を招いた学習会などを開き、合併の是非だけでなく、住民主体の地域づくりなどについても議論を重ねてきた。

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下伊那郡は全部飯田になるとスッキリするんだけどね。もう一寸頑張ると自民を2に減らせるかも知れないしw

飯田市 定数5−候補9
得票数氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当 16,235森田 恒雄74社民=連合現7党県副代表:協働ネット
当 15,743小島 康晴51無所属=民主・社民・連合新1行政書士・連合長野飯田地域協議会副議長・飯田市長選出馬落選
当 12,177佐藤 友昭47自民=公明現3(元)参院議員秘書
当 11,717古田 芙士66自民=公明現6NPO法人理事
当 10,832小池 清49自民=公明現2ソフト会社代表
□8,991小林 利一59民主=連合現1級建築士=県民クラブ所属
□8,221大坪 勇68共産新 社福法人理事長
□5,673酒井 和美60無所属=新濃新 土地家屋調査士
1,145桜井 良次59無所属新 キノコ栽培業

3300とはずがたり:2007/06/07(木) 20:03:40
<東海>静岡県

自前でゴミ・屎尿の処理も出来ないのに強気に威張りすぎなんだよなぁ。長泉はどうなんだろ?

清水町長 来月、沼津市に謝罪 ごみ、し尿処理問題
http://www.shizushin.com/local_social/20070607000000000023.htm
2007/06/07

 合併協議のもつれに端を発し、清水町が長年にわたり沼津市に委託してきたごみ・し尿処理を期限付きで函南町、三島市に委託することになった問題で、清水町の山本博保町長は6日までに、7月上旬にも沼津市に同町のこれまでの対応について謝罪し、再委託を申し入れる方針を固めた。
 開会中の町議会6月定例会で議会に理解を求め、25日から町内各地区で開く住民懇談会で町民に問題の経緯や謝罪の趣旨を説明した上で、申し入れを行いたい考え。ごみ・し尿処理については、町議16人も沼津市への再委託が望ましいとの考えを明らかにしている。
 山本町長は3月の就任から一貫し、「沼津市との合併協議会再開を2度にわたり約束しながら履行しなかったことが、信頼関係が崩れた最大の原因」との認識を示し、「結果として履行できない約束をしたことを謝罪したい」としてきた。
 清水町と沼津市が1市1町合併協を設置したのは昭和41年。合併は同町の事情で見送られたが、同町は42年からごみ・し尿処理を沼津市に委託してきた。同町は平成13年以降、両市町の中核市推進協議会の話し合いと、同町が住民発議で行った2市2町合併協設置に向けた協議の中で交わした公文書で、沼津市に対して1市1町合併協再開を約束したが、最終的には当時の平井弥一郎町長が「住民理解が得られない」などとして再開を拒否した。
 沼津市は同町のごみ・し尿処理の受け入れを平成18年3月末で停止。現在は函南町、三島市が平成21年3月までの3年間の期限付きで受け入れている。

3301とはずがたり:2007/06/12(火) 00:32:21
<首都圏>埼玉県

合併が圧倒的多数という声には成っていないのだな・・この辺纏めて栗橋市で良いと思うが。

2007年6月9日(土)
大利根町議会 合併促進を決議
町長「意思はない」
http://www.saitama-np.co.jp/news06/09/03p.html

 北埼玉郡大利根町議会は最終日の八日、町議が提案した「自主的な市町村合併」を促進する決議案を、賛成多数で可決した。一方、島田徳三町長は五日の一般質問に対し「今のところ合併の意思はない」との姿勢を表明しており、合併への認識が分かれた。

 決議案は、田中良夫議員が最終日に追加で提出。「住民一人当たりの借金は県下最多の約五十一万円。生活基盤の整備のためにも合併は有効な手段」などと指摘し、議長を除く町議十一人のうち、賛成六、反対五で可決した。

 合併を働き掛ける相手の自治体は「未定」としたが、議会は今後、町に対して自主的な合併への取り組みを速やかに進めることを要望する。

 同町は二〇〇三年十二月、栗橋、北川辺両町と三町の合併協議会を設立して合併準備を開始。〇四年九月の住民投票で合併反対票が上回ったことを受けて、合併協が解散した経緯がある。

 島田町長は決議に関して「特に(意見は)ない。昨年示した基本構想に沿って町づくりを進める」と語った。

3302とはずがたり:2007/06/14(木) 11:23:28
<北陸>石川県能登地方

本吉氏は改革派だったけど自民に追い落とされる。自民推薦は橋中氏。但し広域合併派だそうな。
此処で云う1市4町は羽咋市と羽咋郡 志雄町・押水町(→宝達志水町),富来町・志賀町(→志賀町)で今なら1市2町。いずれも05年内に合併。合併に乗り遅れた感があるが。。

「元気、明るい市政を」 羽咋市長選 橋中さん「劇的な勝利だ」 大接戦制し歓喜の渦
北國新聞朝刊 2004/10/4付
ttp://www.okada-naoki.net/media/2004/mdia041004.html

 「劇的な勝利だ」。三日投票が行われた羽咋市長選で、激戦を制した新人の橋中義憲さんは涙をにじませ、支持者と固く抱き合った。選挙事務所には割れんばかりの万歳の声が何度も響き、こぶしを高々と突き上げて喜びを爆発させる姿も。一方、二百三票差で涙をのんだ現職本吉達也さんは唇をかみ、無念さをにじませた。【1面に本記】
  開票速報のたびに、羽咋市鶴多町の橋中さんの事務所は重苦しい空気に包まれた。三回目も六千五百票の横一線に「大接戦だ…」とつぶやく選対幹部。午後十一時十分、四回目の速報で初めて差が開いた。橋中候補八千六百票、本吉候補八千三百票。待ちに待った瞬間に「これで勝ったぞ」と支持者の喜びがはじけた。
  歓喜の渦の中、橋中さんは右手を高く掲げて登場。すぐに胴上げが始まり、何度となく宙に舞った。
  長女真紀さん(26)と二男俊輔さん(21)から花束を受け取った橋中さんは「羽咋の将来を占う選挙だった。元気で明るい市をつくっていきたい」と力強く決意を語り、深々と頭を下げた。
  稲村建男県議、岡田直樹参院議員が順に「橋中さんの訴えが市民の共感を呼んだ。勇気の勝利だ」と勝ちどきを上げ、中西一順押水町長と中野茂一志雄町長は「羽咋郡市広域圏が極めて順調になる」などと祝福。木本利夫県議、武元文平前七尾市長らもマイクを握った。谷本正憲知事からもお祝いの電話があり、橋中さんは「羽咋のリーダーとしてよろしくお願いします」と答えた。
  中村重幸市議の発声で行った万歳には、本吉さん支援に回った小倉宏眷県議も加わった。

●合併第2弾に含み
  橋中さんが掲げた広域合併推進について、中西押水町長は記者団に「一市四町が合併すべきだと思っており、住民の意見を尊重し、柔軟に対応することが大事だ」と語り、「合併第二弾」に含みを持たせた。

3303やおよろず:2007/06/15(金) 07:46:41
「要害」は高地→低湿地 県地名研が125地区調査
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070615t15024.htm

 宮城県地名研究会(太宰幸子会長)は13年をかけ、地名に「要害」という文字を含む県内125地区の住民に対する聞き取りや、土地の来歴を研究した調査報告書を発刊した。

 要害は「味方にとっては要となり、敵には害となる」という意味を持つ。そのため、これまでは難攻不落の切り立ったがけがあるような場所など、地勢が険しい高地特有の地名である、と認識されてきた。

 しかし、調査の結果、県内の要害地名は川や湿地に隣接し、ほんのわずかだけ小高くなっている地区に多いことが分かった。現在は、水田が広がる低湿地が多い。
 太宰会長は「要害の周囲には稲作に適した低湿地や水路などが控え、敵に攻められにくい地形でもあったため、意味合いが変わっていったのではないか」と推測する。

 同研究会が調査したきっかけは、日本地名研究所の谷川健一所長が1994年、要害の訓読みであるヌミが、ヌマ(沼)に関連する言葉であるとの見解を機関誌で発表したことによる。
 全国の要害地名の約7割は、旧仙台藩領内の宮城、岩手両県に分布している。県内では仙台市以北に限定され、中世の葛西、大崎領に集中する。

 このため、同年に調査を開始。その中では、色麻町一ノ関字要害地区にヌマ神社が現存し、ほこらには要害社の文字も残っていたため、要害地名と沼のある低湿地帯との関連性が裏付けられたという。

 報告書は、写真と地図をふんだんに盛り込み、現地を訪れる際のガイドブックにもなる。2600円。
 連絡先は太宰会長0229(56)9459。

3304とはずがたり:2007/06/16(土) 13:52:53
<東海>静岡県

由比との合併協設置議案を提出へ 静岡市長方針
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070614000000000025.htm
2007/06/14

 由比町の望月俊明町長らが静岡市側に合併を正式に申し入れたことについて小嶋善吉市長は13日の定例会見で、「由比町の方々の不退転の決意を感じた」と述べ、14日開会の市議会6月定例会に合併協議会の設置議案を提出する方針を示した。望月町長は8日、小嶋市長と会談し、由比町議会が採択した請願書などを手渡した上で、6月中にも町議会臨時会を開き、合併協設置議案を提出する意向を伝えていた。
 静岡競輪開催業務を平成20年度から一括民間委託する計画については、目的として「経費削減」を挙げ、「年々、売り上げが減っている。今は一般会計への繰り入れが年間5億円程度あるが、いずれ厳しい状況になる。早めに手を打つことにした」と説明した。
 市財政局は一括民間委託による市職員の人件費削減効果として、4000万円程度を見込んでいる。
 一方、自民党の小委員会などが首長の多選制限の法案化の動きを見せていることについては、「相次ぐ首長の不祥事が言われるように多選の弊害なのかどうか、一概に判断するのは難しい」との認識を示した。
 その上で、「強硬に反対する話ではない。議論の中で全般的なコンセンサスが得られ、ルールとして決まるならばそれでいい」と述べた。

3305とはずがたり:2007/06/18(月) 14:15:33
<東海>静岡県

東部広域都市づくり研究会 5カ月ぶり開催へ
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070617000000000016.htm
2007/06/17

 県東部地域の5市4町(沼津、御殿場、裾野、三島、伊豆の国、小山、長泉、清水、函南)の首長と議長で構成する「東部広域都市づくり研究会」(会長・斎藤衛沼津市長)は30日、沼津市内で5カ月ぶりに会議を開く。
 事務局の沼津市は、統一地方選で構成メンバーが変更したことなどから、これまでの経過を再確認し、今後の取り組みについて話し合う方針。また、静岡総合研究機構外部研究員の小桜義明静岡大名誉教授を講師に招き、県の市町村合併推進構想について解説を聴く。
 同研究会は平成15年に「おおむね10年後をめどに政令指定都市を目指す」と合意した。今年1月末の前回の会議は、事務局が25年末の合併を想定したスケジュール案を提示したが、一部から「時期はあくまで努力目標」とする意見が出た。スケジュールについても▽9市町が一気に合併する▽段階的に合併する―で意見が分かれ、議論は足踏み状態となっている。
 前回の会議以降、御殿場、裾野、小山の3市町長が合併を目指す方向で合意したことが明らかになった。5月には県の構想に「沼津・三島・裾野・清水・長泉・函南」の3市3町と、「御殿場・小山」の1市1町が新たに盛り込まれた。

3306とはずがたり:2007/06/18(月) 14:30:33
<近畿>和歌山県

白浜をどう振り向かせるかに懸かってると思うがどうなんかね?いっそのこと田辺市とかいう選択は?←調べてみたら白浜に邪魔されて接してなかったw

白浜町との合併に意欲 すさみ町長が所信表明
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=126703

 すさみ町の橋本明彦町長は15日、当選後初めての定例町議会で所信を表明した。合併について「四囲の情勢から必要。現段階では県の示す白浜町との枠組みで進めたいと考えている」と述べ、庁内に幹部職員らによる市町村合併推進プロジェクトチームを発足させたことを明らかにした。

 橋本町長は、町政に臨む基本的な姿勢として「住民や町職員、議会との対話を重視した合意に基づく町づくりと行政運営」をあらためて強調。対話行政を進めるために住民懇談会を定期的に開き、住民の意見を求める「町づくり提言委員会」(仮称)を設置する考えを示した。

 行政課題としては、行財政改革や自治体合併問題、安心できる医療体制の実現、観光振興や企業誘致などによる地域振興の4項目を挙げた。

 行財政改革については、2006年度末に完成していた「すさみ町集中改革プラン」を再検討していることを明らかにした。新プランを改革の指針と位置付け、町長給与の削減案を含め「改革へと踏み込んだ内容にする方針」という。

('07/06/17)

3307とはずがたり:2007/06/18(月) 14:41:09
<近畿>滋賀県

合併するなら長浜であろうけどなかなか気運が高まらないね。

現職・山内氏が立候補表明
虎姫町長選
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007061500218&amp;genre=A2&amp;area=S20

 滋賀県虎姫町の山内健次町長(57)=無所属=は15日の定例町議会で、9月25日告示、30日投開票の町長選に再選を目指して立候補する考えを明らかにした。同町長選への立候補表明は初めて。

 山内町長は一般質問に答え、「皆さまのご支援が得られるなら、残された課題解決に向けて、今後も町政に携わりたい」と決意を表明。合併問題については「新法による合併期限が最後のチャンスと考えている」と述べた。
 山内町長は長浜農高卒。1989年に町議に初当選。4期目任期中の2003年9月の町長選で無投票で初当選した。虎姫町中野。

3308とはずがたり:2007/06/18(月) 14:42:48
<北関東>栃木県

私も嬉しく思っている。

真岡市長、合併協議入りで二宮町に文書回答(6/15)
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=k&amp;d=20070615&amp;n=2

 真岡市の福田武隼市長と西田一之市議会議長は十四日、二宮町役場を訪れ、藤田忠義町長と横田忠知町議会議長に編入合併の協議に入ることを正式に文書で回答した。

 同市は三月に二宮町側から、二〇〇九年三月を目標にした編入合併の申し入れを受けていた。

 この後の記者会見で、福田市長は「〇九年三月を目標に協議していきたい」と述べた。協議の方向性については「真岡と二宮はごみ処理施設の利用など行政的にもつながりが深い。一体になった街づくりができる」と話した。

 藤田町長は「今、合併に向け協議していくとの回答を得て、うれしく思っている。合併は大多数の町民が望んでいる」とコメントした。

3309とはずがたり:2007/06/18(月) 14:44:05
<東海>静岡県

庵原区の分置まだぁ〜チンチン

由比との合併協設置議案を提出へ 静岡市長方針
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070614000000000025.htm
2007/06/14

 由比町の望月俊明町長らが静岡市側に合併を正式に申し入れたことについて小嶋善吉市長は13日の定例会見で、「由比町の方々の不退転の決意を感じた」と述べ、14日開会の市議会6月定例会に合併協議会の設置議案を提出する方針を示した。望月町長は8日、小嶋市長と会談し、由比町議会が採択した請願書などを手渡した上で、6月中にも町議会臨時会を開き、合併協設置議案を提出する意向を伝えていた。
 静岡競輪開催業務を平成20年度から一括民間委託する計画については、目的として「経費削減」を挙げ、「年々、売り上げが減っている。今は一般会計への繰り入れが年間5億円程度あるが、いずれ厳しい状況になる。早めに手を打つことにした」と説明した。
 市財政局は一括民間委託による市職員の人件費削減効果として、4000万円程度を見込んでいる。
 一方、自民党の小委員会などが首長の多選制限の法案化の動きを見せていることについては、「相次ぐ首長の不祥事が言われるように多選の弊害なのかどうか、一概に判断するのは難しい」との認識を示した。
 その上で、「強硬に反対する話ではない。議論の中で全般的なコンセンサスが得られ、ルールとして決まるならばそれでいい」と述べた。

3310とはずがたり:2007/06/18(月) 21:08:23
<東北・北海道>岩手県

分村合併が自然やろうが!

くすぶる川井村「分村」問題
2007年06月18日 朝日岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000706180005

 県の合併推進構想で、宮古市との広域合併が提示されている川井村の門馬(かど・ま)地区で、「分村」して盛岡市との合併を目指す住民運動がくすぶり続けている。合併新法による合併期限は2年9カ月後。村は、県の構想を基に宮古市との合併を目指す立場だが、盛岡市との合併を望む地区住民の意向は強い。展開次第では合併の成否そのものを左右しかねない状況だ。
    ◇
 5月26日午後、盛岡市との境に近い門馬地区の去石地区集会所で開かれた分村派住民団体「門馬の明日を考える会」の集会には、地区住民約30人が集まった。

 「チャンスが来れば必ず悲願は達成したい」。元町議の去石雄喜代表(73)が語気を強めると、集まった住民はしきりにうなずいた。同地区田代の主婦、去石幸子さん(58)は「宮古に行くのは運転免許の書き換えで3年に1回だけ。子供も全員盛岡に住んでいるし、買い物も盛岡。一緒になるなら盛岡以外考えられない」と話す。

 約200世帯、500人が暮らす門馬地区は、盛岡市までは区界峠を経て約25キロ。車で30分ほどで着く。だが、宮古市中心部に行くには六十数キロ、1時間半以上もかかる。

 旧川井、旧小国との3村合併で1955年7月に川井村になった当時にも、旧門馬村では盛岡との合併を目指す運動があったといい、「半世紀前からの悲願だ」と去石代表は強調する。

 今回の分村運動は3年前に始めた。05年7月に全207世帯を対象に行ったアンケートでは、回答した188世帯のうち、147世帯が盛岡市編入を希望した。昨年3月には、分村合併推進の要請書を村と村議会に提出している。

 これに対し、道又邦彦村長は「一地域の意向だけを通せば自治体行政は成り立たない。分村となれば、戸籍や地籍など、国・県の行政も絡んで大変な労力がかかる問題。今の村では実現困難だ」と否定的だ。

 複雑な村内の状況に、周辺自治体の反応も慎重だ。門馬地区に市の区界高原少年自然の家を持つ盛岡市の谷藤裕明市長は「少なからずご縁はあるが、村において将来に向けた議論を尽くして欲しい」と静観する。

 合併検討会への参加を同村に呼びかけた経緯もある熊坂義裕・宮古市長も「川井村とは歴史的な一体性もあり、要請があれば(合併を)前向きに検討したいが、分村問題となれば冷静に見ざるを得ない。まずは地域で十分検討を」と話す。

 昨年4月、宮古広域5市町村による新たな合併構想を示した県も「川井村については村内動向に留意しながら議論を進める必要がある」として、合併推進に踏み出せない状況だ。

 川井村では、26日告示、7月1日投開票で村長選がある。

 今のところ立候補表明しているのは道又村長の「後継」とされる元村収入役の巣内宏一氏(66)だけ。巣内氏が「自主財源の比率も県内で一番低く、単独村政は困難。(合併新法の)期限内に宮古地域との合併に道筋をつけたい」と訴えるのに対し、「考える会」の去石代表は「誰が村長になっても当面の合併は困難。決して宮古との合併を認めたわけではない」とクギを刺す。

 分村合併には村議会の議決が必要となる。人口約3400人の川井村の中で、門馬地区は少数派。去石代表は「分村が認められるには、最終的に村内合意が必要。悲願達成のために、現時点での対立は避けたい」としている。

 だが、村が宮古市との合併に動き出せば、対立は表面化しかねず、門馬地区をめぐる動向が、今後の大きな焦点となりそうだ。
    ◇
《川井村の合併問題》
 02年10月、旧宮古市が宮古、下閉伊郡による合併検討会への参加を呼びかけたが、川井村は参加を見送り。宮古市は新里村、田老町との3市町村で新・宮古市を発足させた。旧合併特例法の期限後の06年4月に県が新たに示した「合併推進構想」では、川井村は宮古市、山田町、岩泉町、田野畑村との合併の枠組みに組み込まれている。

 05年4月施行の合併特例新法は、2010年3月までの時限立法で、税制上の優遇措置や激変緩和措置が受けられる。

 平成の大合併の中で、「分村合併」が実現したのは、総務省によると、06年3月の山梨県上九一色村だけで、人口約1600人の村が北部は甲府市、南部は富士河口湖町に合併した。

3311やおよろず:2007/06/19(火) 08:51:00
栗原の自殺率、宮城県内市部で最悪 高齢化など要因か
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070619t13035.htm

 栗原市の2005年の人口10万人に対する自殺率が48.6人に上り、県内の市部では突出して高いことが、県の人口動態統計で分かった。佐藤勇市長は18日、市議会本会議で「非常事態宣言を出さなくてはいけない状況だ」と述べ、メンタルヘルスなど具体的な自殺予防対策に取り組む考えを示した。

 県医療整備課によると、栗原市の05年の自殺者数は40人で人口は約8万人。10万人当たりに換算した自殺率48.6人は、市部でワーストを記録した。

 12年連続で全国最悪を記録している秋田県でも自殺率は42.7人(06年)。県全体と一自治体という規模の違いはあるものの、栗原市の数値はこれを上回る結果となった。

 本県平均は26.9人で、市部平均は27.1人。市部で2位の東松島市は34.2人で、3位の登米市は34.2人。低い市は名取市20.4人、塩釜市21.6人、多賀城市22.4人など、仙台都市圏に目立った。仙台市は24.2人、郡部平均は25.9人だった。

 自殺率が高い要因について、栗原市健康推進課は「分析は難しい」としながらも「高齢化率が30%を超え、一人暮らしの老人が増えている。景気回復の実感もない」と説明する。地域に精神科治療を扱う医療機関がなく、「医療過疎」を指摘する声もある。

 市は本年度から、県精神医療センター(名取市)の医師を精神保健相談員として委託し、住民の相談に応じている。また、うつ病への認識を深めてもらう講習会を増やすなど、メンタルヘルス対策も強化する方針だ。

 佐藤市長は「命の電話のようなボランティア育成など、自殺者ゼロを目指した体制づくりを図りたい」と話している。

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 やばいよ、やばいよ、わが故郷やばいよ

3312とはずがたり:2007/06/19(火) 14:30:26
<東海>静岡県

全国最少「定数7」可決 大井川町議会
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070618000000000065.htm
2007/06/18

 大井川町議会6月定例会は最終日の18日、議員定数を現行の16(欠員1)から7に削減する条例改正案を、議長を除いた保守系議員13人連名の議員発議で上程し、賛成13、反対1の賛成多数で可決した。今年12月2日投票の町議選から適用される。全国町村議会議長会によると、議会定数7は全国の町では最少となる。
 町議会議員定数検討特別委員会の原田雄四郎委員長は「行財政改革の一環で2回協議し、7人という選択肢となった。残された任期を全うするために必要な人数」と賛成討論を行った。一方、池谷秋雄氏(共産)は「(焼津市との)合併前の1年は重要。7人では常任委員会を開くにも大変で、最低10人は必要」と異を唱えたが、採決の結果、賛成多数で可決された。
 同町議会は平成17年12月に議員定数を16から14に削減する条例改正案を可決した。しかし、町内にさらなる削減を求める声が強いことや、焼津市への編入合併を来年11月に控えていることから、大幅削減を決めた。この背景には、両市町の合併協議会に、合併特例法に定められた議員の「在任特例」を適用してほしいという思惑があるとみられる。
 池谷和夫議長は閉会後、「あくまで行財政改革のための削減で、合併のために削減したわけではない」と強調しながらも、「今後の焼津市議会とのすりあわせの中で、こちらの思い入れをくんでいただけるとありがたい」と述べ、在任特例適用への期待感をにじませた。

3313とはずがたり:2007/06/20(水) 18:04:25
<北陸・信越>新潟県

出雲崎で合併を考える懇談会
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&amp;newsNo=709

 出雲崎町の今後の進路づくりに向け、合併について住民の意向を探る住民懇談会が19日、始まった。皮切りとなった勝見地区の会場では「合併はやむを得ないが、周辺部が取り残されるのではないか」などと不安の声が上がっていた。

 懇談会は小林則幸町長が「財政にゆとりがある中で次の進路を構築する必要がある」として開催を表明。同地区を含む町内25会場で7月14日まで順次開かれる。

 勝見地区の懇談会では職員が、町の財政調整基金は現在約12億円ある一方、人口は2010年までに5000人を割り込む見通しであることなどを説明した。

 小林町長は「国の地方への権限委譲はさらに加速し、受け皿の自治体はそれなりに対応しなければならない。町財政は安定しているが、今後は必ずしも楽観を許さない」と合併に前向きな姿勢を表明。しかし合併相手については「大勢からいけば長岡だと思うが、柏崎という意見もある」とするにとどめた。進路選択の際には、住民投票を検討する考えも示した。

 これに対し、出席した町民からは「合併は免れないと思うが、中心部だけがよくなるのではないか」「路線バスの便数がどんどん減るのが不安」などの意見が出た。

 出雲崎町は04年11月に旧与板町、旧和島村(いずれも現長岡市)との町村合併法定協議会が廃止されて以降、単独でまちづくりを進めてきた。

新潟日報2007年6月20日

3314とはずがたり:2007/06/21(木) 01:58:49
<北関東>茨城県

残念である。。

水戸市・茨城町 合併協議、白紙に 加藤市長『民意を受け入れたい』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20070620/CK2007062002025630.html
2007年6月20日

 水戸市と茨城町の合併協議が昨年五月から中断していた問題で、小林宣夫町長が十九日、水戸市役所に加藤浩一市長を訪れ、両市町で設置した合併協議会(法定協)の協議打ち切りを伝えた。事実上、合併の見送り決定で、両市町の議会は法定協解散を今後議決する見込み。二〇〇四年以降続けてきた合併協議は白紙に戻る形となった。 (秦淳哉)

 協議打ち切りの申し入れ前に、小林町長は同日開かれた町議会市町村合併調査特別委員会に出席。「『平成の大合併』は明るい側面ばかりではなく国が地方交付税を削減する一種の合理化。吸収合併で茨城町が得るものはない」と述べた。

 さらに高速道路や工業団地などを抱える町の優位性を挙げ「行革を進めれば、厳しい冬の時代も耐えることができる。適切な時期に五十万都市構想に参加すれば理想的な合併ができる」と主張。今回の合併見送りに理解を求めた。

 合併協議は〇四年、茨城町が同特別委を設置したのを機に研究が始まり、〇五年に合併検討協議会(任意協)、〇六年に法定協を両市町が設置。合併基本計画を決定した後、法定協の正副会長が(1)水戸市への編入合併(2)期日は二〇〇七年十二月八日(3)市の名称は水戸市(4)市の事務所は現水戸市役所(5)定数特例を実施し茨城町地区で四人の増員選挙を実施−などを決めていた。

 ところが、四月の町長選で合併慎重派の小林氏が当選。小林氏は「町民の民意が示された」と合併見送りの意向を示していた。この日、申し入れを受けた加藤市長は「残念な気持ちはあるが、合併に慎重な小林氏を選んだ民意を受け入れたい」と述べた。

3315雑談居士:2007/06/21(木) 02:46:13
>>3314
自分(茨城町)から合併を申し込んで振るというのは、相手(水戸市)が受ける心の痛みも倍増ですね。
こうなったら大洗町と合併して「いばらき市」とか・・無理でしょうねぇ。

3316とはずがたり:2007/06/21(木) 02:51:24
内原と水戸の合併の時,水戸市議が結構内原の意見を入れなかったみたいなんで,その辺の身勝手な水戸側の姿勢にも一因が有るようではあるんですけど。。

3317雑談居士:2007/06/21(木) 03:24:46
>>3316
市議の定数特例を巡って揉めたんでしたっけ?>水戸市+内原町
編入合併、それも県庁所在地ですから、一方的に水戸主導になるのは仕方がないとはいえ
ある程度は吸収される側の意見を聞かないといけないですよねぇ。
茨城町も同じような理由らしいですね。

3318とはずがたり:2007/06/21(木) 14:35:25
>>3317
内原町側が市議選の選挙区を両市町統一して施行する事を希望していたのに対し,水戸市側が選挙区荒らされるのを嫌がってわざわざ特例適応して別々の選挙区にして施行した様に記憶してます。
山形市同様メリットを享受する中心市側が譲らないと纏まる話しも纏まらないかと。
もし仮に大水戸市を志向するなら,より大きな枠組みで仕切り直しするにしても市の姿勢を改めないと無理でしょうね。

3319雑談居士:2007/06/21(木) 18:07:59
>>3318
なるほど、合併から2年以上経っているのに選挙区が分かれていたのはそのせいでしたか。
しかし、特例を楯に取って・・水戸市も大人気ないですねぇ。
50万人都市構想を掲げているそうですが、謙虚な気持ちで取り組まないと
周辺市町は呼び掛けにすら応じないでしょう。

3320杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/06/22(金) 12:10:02
玉造市議んとこでも言ったんだけど、今回の内原の場合でもその前の常澄村合併の際にも、合併時に特別参与という特別職にして全員の身分保障してるんですよね。つまり議員の数は変わりが無いけど、人件費とかが減った訳じゃないんです。
http://blog.livedoor.jp/jtama/archives/50965959.html
http://blog.livedoor.jp/jtama/archives/50966997.html

ある元議員が合併の成否は議員とかの処遇で殆ど決まってしまうという手前仕方が無いのかも知れませんが、後から選挙区別にするくらいなら合併時に増員選挙やっておいた方が良かったんじゃないかと思います。

3321雑談居士:2007/06/22(金) 22:05:12
>>3320
杉山さん、はじめまして。しょむ系サイトもいつも拝見させていただいております。
水戸市のケース、どう考えても編入合併後に旧町村域を選挙区にした増員選挙と
定数特例を適用していればここまで揉めなかったと私も思います。
茨城町や旧常北町(現城里町)との合併協議が破談したのも、このあたりに原因がありそうですね。

3322とはずがたり:2007/06/23(土) 23:18:19
なぬ,珪石の鉱山なんかあったのか。産業マニアのこの俺にも今迄引っかかってこなかった訳だが。。

’07参院選:静岡を診る/1 苦しむ伊豆南部 /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20070623ddlk22010199000c.html
 ◆先見えぬ落日の町

 ◇カツオ漁船去り、珪石採掘も閉山−−格差に気付かず「ゆでガエル」

 前回の参院選からの3年間で、小泉純一郎前首相の「改革」により、さまざまな風景が変わった。官民の非効率的な慣習にメスが入る一方で、身近な生活で格差が感じられる社会になった。この「改革」は、静岡県に何をもたらしたのか。いま政治に何を求めるべきなのか。参院選を前に県内の現場を歩き、考えた。

 群青色の海が、オレンジ色に染まっていく。「夕陽のまち」を売り込む西伊豆町は、かつては焼津と並ぶカツオ一本釣り漁業と、国内シェア9割を誇ったガラスの原料・珪石(けいせき)で知られた。だが今や港にカツオ漁船の影はなく、鉱山も来年度での閉山が決まっている。採掘会社の東海工業(東京)は今後10年ほどで同町から撤退する方針だ。町にも夕日が差しつつある。
   ◆  ◆
 「住民も減っているし、道が整備されて大きな安売り量販店に客が取られた。仕入れ値より安いんだから」

 カツオ漁で栄えた同町田子で酒屋を営む山本徳道さん(57)は首を振った。漁師や民宿が多かった70年代には年間1000ケース売れたビールが、今は150ケース。特に郊外型大型店の進出が著しいこの数年は落ち込みが激しい。どんな銘柄でも飛ぶように売れた日本酒、ウイスキーも店の隅でほこりをかぶっている。

 この小さな町でも不景気と規制緩和は自営業者を直撃した。あきらめて閉店する人もいる一方、「自分一代で終わり」と覚悟を決め、火の車の状態で続ける店も多い。山本さんも中学2年の長男には「公務員か先生になってもらいたい」と希望を託す。ここ数年で4分の1の会員が脱退した同町商工会の山本仁平事務局長は「町内では世間の下の上が勝ち組。負け組はあきらめ半分で下の下まで落ちていく」とみている。高齢化が進む中、商店数は近い将来激減が予想されている。
   ◆  ◆
 人口減少時代を迎え、各自治体とも税収や雇用増をもたらす企業誘致に懸命だ。だが、東海道と山で大きく隔てられている伊豆半島南部ではそれも望み薄だ。西伊豆町の藤井安彦町長は「学者が言うような、山間部に企業誘致する名案があるならとっくにやってる」と頭を抱える。

 平均所得最下位(04年度)の松崎町は99年、企業誘致専任の係を設置して3年間で2370万円の予算をつけた。しかし、応募はゼロ。当時の担当者は「交通面のハンディが大きすぎた。また町には遊休地や補助制度がなく、売り物は何もなかった」と振り返る。係は町長交代とともに3年で廃止された。

 道路整備は進んだが、皮肉にもそれが企業の流出に拍車を掛けた。以前は下田市が経済の中心だったが、沼津市や三島市を向く企業が増え、半島南部から撤退する企業が続出している。ある自治体の首長は「正直言って、10年後はあまり考えたくない」と本音を漏らす。
   ◆  ◆
 ただ、社会の変化が直接響く商業者を除けば、町民の中では格差を訴える声は決して多くはない。伊豆半島の複数の町の議員は現状の危機感をこう表現する。

 「この地域は確かに負け組。しかし、地域内の差が小さいので、住民は他地域との格差に気付いていない。このままではゆでガエルだ」=つづく
==============
 ◆メモ
 ◇伊豆半島南部
 南伊豆地域は下田市と東伊豆・河津・南伊豆・松崎・西伊豆の5町。人口は7万8504人(05年度国勢調査)で年々減り続けており、高齢化率は31・7%(07年4月)と県平均より1割以上高い。観光業では、地域全体の宿泊者数は91年度の618万人から05年度は333万人に減少。1人当たり平均所得は5町が県内ワースト5でベスト3を独占する半島北部と対照的だ。

毎日新聞 2007年6月23日

3323とはずがたり:2007/06/24(日) 01:15:09

07参院選:「美しい国」考/6止 過疎の村、交付税狙い
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/news/20070618ddm041010058000c.html

 ◇刑務所さえ「ほしい」

 天塩(てしお)川に沿った雄大な農地。近くの新緑の森で野鳥がさえずる。そんな北海道特有の風景が断ち切られ、冬の雪で押しつぶされた民家の残がいが点々と並ぶ。音威子府(おといねっぷ)村が誘致を狙う刑務所の候補地だ。

 村議会議長の岡田博昭さん(63)は、昨年3月から週1度、刑務所誘致の陳情書を法務省に送り続けた。実現すれば、受刑者や職員、家族の移住で地域経済が潤い、国からの交付税も増える。上京する金はないが、手紙なら切手代だけだ。基金が底をつきかけた借金の村。隣接自治体との合併協議は2度つまずいた。行間に危機感がにじむ。「このままでは村の存続は困難です」。熱意が伝わるよう文面を毎回変え、候補地の地図を添えた。
     ■
 12日に明らかになった政府の「骨太の方針2007」(原案)には、住民税の一部を故郷に納められる「ふるさと納税」や、地域経済を活性化させるための「地域力再生機構」が盛り込まれた。安倍晋三首相は「地域の活力なくして国の活力はない。地域活性化は私の内閣の最重要課題」(衆院本会議で1月)と位置づける。

 岡田さんは村で生まれ、国鉄職員となった。6人兄弟でただ一人、両親の他界後も村に残るが、今の村民は982人、村議は今春から3人減り6人だ。高度経済成長期に働き手が流出。村から東回りで稚内へ上がるJR天北線の89年廃止が追い打ちをかけた。

 岡田さんが31回目の手紙を出した昨年10月、法務省から役場に電話があった。「新設は当面ないので手紙はもう結構です」

 岡田さんは5月、議長に再任され、議場でこう呼び掛けた。「一生をこの村で終えてほしい」。高齢者は認知症になると都会に住む子どもに引き取られ、施設に入れられる。人口減に歯止めがかからない。
 刑務所をあきらめてはいない。今度は総務省への陳情を考えている。
     ■
 法務省の担当者は「バブル崩壊後の90年代に風向きが変わった」と苦笑する。社会に必要でもそばにあってほしくない施設の典型だった刑務所が今や引っ張りだこだ。最近では05年3月、全国70市町村が名乗りを上げる中、島根県内への新設が決まった。

 ちょうど同じころ、東京都内で山本有二衆院議員(高知3区)らと高知県幹部の懇談会が開催された。幹部の一人は山本氏の発言を記憶している。「核燃料廃棄物の処理施設、米軍や自衛隊の基地、刑務所。迷惑施設でも持ってきて、地域を活性化しなければならない」

 「日本最後の清流」四万十川が流れを発する同県津野町。刑務所誘致に力を入れてきた明神健夫町長は、安倍内閣で再チャレンジ担当相となった山本議員に会うたび、こうクギを刺すという。「次の機会に“再チャレンジ”するので、よろしく」
   □   □
 安倍首相が掲げる「美しい国づくり」と数々の施策を国民はどう評価するのか。野党の取り組みは十分なのか。投票日は依然固まらないが、参院選は確実にやってくる。=おわり【この連載は渡辺暖、佐藤賢二郎、桐野耕一、五味香織、日下部聡、玉木達也、井上英介が担当しました】

毎日新聞 2007年6月18日 東京朝刊

3324とはずがたり:2007/06/24(日) 18:39:26
<東海>豊川宝飯地区

次は小坂井なり。

豊川市と2町合併協が初会合
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&amp;id=19461&amp;categoryid=1

 豊川市・音羽町・御津町合併協議会の初会合は、22日午後1時30分から豊川市役所で開かれ、合併期日が来年1月15日になることが確認された。合併期限が同月20日と事前協議で示されたのを受け、調整を進めてきたが、この日の会合で正式に合併期日が決まった。第2回同協議会は7月2日に開かれ、全6回実施される。

 第1回1市2町合併協議会ということもあり、傍聴席には関心を持った市民、両町民が訪れた。会長を務める中野勝之同市長は「新豊川市のために自分たちがどう作っていくか、また、郷土を愛する気持ちをどのように表現していくか話し合っていきたい。私たちはマニュアルのない方向に踏み出し始めており、誰かがやらなければ前には進まないだろう」とあいさつした。

 また同協議会副会長の宇都野武音羽町長は「町民の中には不安を抱いている方々もある。納得してもらって、合併してよかったと思われるようにしたい」、深谷泰範御津町長は「この協議会を実りあるものにし、新市がより愛されるようにしていきたい」と語った。

 合併協議会では、全24の協定項目について話し合いを進める。この日は「合併方式」「新市名称」「議会議員の定数及び任期の取扱い」など8項目が協議され、同市への2町編入合併で新市名は豊川市とすることが確認された。さらに議会議員を35人とし、音羽町区域は定数2、御津町区域は同3とする増員選挙を実施する。さらに、事前協議に盛り込まれていた両町民の意見を集約する地域審議会の設置などについて確認した。

 今後の合併協議会の日程は次の通り。会場はすべて同市役所本庁舎3階協議会室で午後1時30分から。ただし第6回会合は日時、会場とも未定。同協議会は公開で行われる。

 第2回=7月2日▽第3回=7月10日▽第4回=7月18日▽第5回=8月6日。

3325とはずがたり:2007/06/24(日) 18:40:48
<中国・四国>愛媛県

どうやらこのまま進みそうだね。

2007年06月22日(金)
松野町長、鬼北町に合併協議を正式に申し入れ
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070622/news20070622942.html

 北宇和郡松野町の岡武男町長は22日、同郡鬼北町近永の近永公民館で、松浦甚一鬼北町長に合併を正式に申し入れた。松浦町長は「松野町民の気持ちを心より真摯(しんし)に受け止めたい」と述べ、前向きに検討する姿勢を示した。
 松野町からは岡町長と布久光議長らが出席。松浦町長と坂本末光議長に合併協議の申入書を手渡した。申入書では「合併協議会から離脱した経緯を謙虚に反省し、あらためて鬼北町に合併協議の場を設けていただきたい」と要望。受け取った松浦町長は「住民や議会と十分に相談しながら回答したい」と答えた。

3326とはずがたり:2007/06/24(日) 18:49:09
<九州・沖縄>宮崎県

清武は周囲をぐるりと宮崎市に囲まれて宮崎市と合併するのが順当だしな。

9月にも合併対策室 清武町
2007年6月22日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200706220103

 宮崎市との合併を目指す清武町の鐙和俊町長は21日の町議会一般質問で、9月にも庁内に合併対策室を設置する意向を明らかにした。松田茂徳議員の質問に答えた。

 鐙町長は「社会資本の整備や町民の要望に応えるためには安定した行財政が必要。宮崎市と合併することにより、広域的な視野で町づくりができる」と合併への意欲をあらためて示した。同室の内容や人員については今後、検討を進める。

3327とはずがたり:2007/06/27(水) 23:19:38
<九州・沖縄>長崎県

公明が副議長か。

6月27日のながさきニュース
長崎新聞
自治体合併に慎重 川棚、佐々町長
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070627/02.shtml

 東彼川棚町の竹村町長は二十六日、二〇一〇年九月までの任期中に、東彼三町を含め、他市町との合併を検討する意思がないことを明言した。

 同日の定例町議会一般質問で、森田宏議員に答えた。

 町長は県市町合併推進審議会が四日に実施した聞き取り調査に対し、「任期中の合併は考えていない」と答えたことを明らかにした。その理由について、〇四年に東彼三町合併破たんをめぐり辞職した後の出直し町長選と、昨年の町長選で単独路線を訴え勝利したことを挙げ「選挙結果を重視したい」と述べた。

 さらに、一〇年三月までの期限付きで設けられている新合併特例法について、「(特例債が認められていた)旧法の方が条件はよく、合併を進める理由にならない。三町合併破たんの混乱からそれほど時間がたっておらず、急ぐべきではない」との見解を示し、単独での町政運営を強調した。

 また、町議会は同日、行政と町民が一体となって犯罪のない社会を目指す「町安全・安心まちづくり条例」案を原案通り全会一致で可決した。具体的な取り組みは役場内と、各種ボランティア団体などでそれぞれ設置する協議会で話し合う、としている。

 ○…北松佐々町の関耕二町長は二十六日開会した六月定例町議会で、佐世保市や北松江迎、鹿町両町との合併について、「避けては通れない問題だが、佐々町百年の大計。状況に合わせて対応していく」と結論を持ち越した。

 関町長は報告の中で、「財政事情だけで行く末を決めるのは拙速。既に合併した旧町の中には効果に疑問の声もある。相手方や佐々の実情をしっかり分析しなければならない。議会や町民と議論する機会を設けたい」と述べた。これに対し議員からは「結論の先送りにすぎない。単独で行くのか、行かないのか。最高責任者として町民に判断材料を示すべき」と不満の声が上がった。

 さらに同町の男性職員が五月、町営施設の使用料約百六十万円を着服し、懲戒免職となった問題で、関町長は「(公金着服は)公務員としてあるまじき行為。心から町民におわびしたい。再発防止に努める」とした。

 また、新議長に川副善敬氏(61)=無所属=、副議長に中山キヌエ氏(71)=公明党=を選出した。

3328やおよろず:2007/06/28(木) 03:19:41
新たな交通ネットワーク検討 伊那地域
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=7555

 伊那市の公共交通体系の在り方を検討している「伊那地域における新たな交通ネットワークシステム構築検討会」は26日、第4回会合を市役所で開いた。路線の重複など統合可能な路線の整理や効率化といった、公共交通再編の方向性を了承した。これに基づく具体的な再編案を事務局で作成し、8月末に予定する次回会合で協議する。

 再編の方向性は、交通施策の手厚さが異なる旧3市町村の地域間バランスの調整、低採算路線の廃止、現行体系の踏襲、ボランティア団体との連携など8項目。

 再編の具体例として市街地循環バスの路線に利用者ニーズの高い伊那中央病院を取り込んだり、利用が低調の横山・ますみケ丘線は廃止も視野にデマンドタクシー(ワゴン車などを利用した乗合型のタクシー)などでの代替措置を検討するとした。

 委員からは、地域間バランスの調整について「無駄を省く必要はあるが、便利な地域を不便にするのはいかがなものか。平準化は慎重に」との意見や、「現状の公共交通をもっと利用していく方向も検討してほしい」との要望もあった。

 委員会は今年度中に再編案を決定し、伊那・木曽間の連絡バスも含めて来年度試験運行を実施する予定。

 座長の石沢孝信州大学教育学部教授は取材に「できるだけ利便性を悪くしない方向で持っていきたい」と話した。

3329片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/28(木) 13:43:27
<九州・沖縄>鹿児島県

95集落消滅の恐れ 鹿県49市町村・本社アンケート
厳しい過疎浮き彫り
(06/28 07:57) 鹿児島南日本
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=5197

 鹿児島県内で将来、人が住まなくなり「消滅の恐れがある集落(または町内会・自治会)」は、95カ所に上ることが27日、南日本新聞が行った県内49市町村アンケート調査で分かった。このうち54カ所は今後10年以内に消滅の恐れがあるとみられ、「ムラが消える」という厳しい過疎の一端が浮き彫りになった。調査は6月初旬、書面で実施し、回収率100%だった。
 回答によると、県内の集落(または町内会・自治会)総数は7318。「消滅の恐れがある集落(同)」は大隅半島の自治体に多く、7割の67カ所を占めた。この10年間で実際に消えたのは計12カ所だった。
 65歳以上の高齢者が半数を超える集落(同)は、集落ごとの高齢化率を把握している42市町村内に812カ所あった。これは42市町村内の集落全体の14.9%に当たる。曽於市96、霧島市91、薩摩川内市85、南さつま市70などが目立ち、市町村合併で市域が拡大した自治体に多い。
 65歳以上が集落人口の半数を超え、社会的共同生活の維持が困難になるとされる「限界集落」は16市町村で204カ所だった。
 鹿児島、出水、垂水、志布志、奄美の5市と、姶良、徳之島2町は集落ごとの高齢化率は把握していないと回答した。
 集落機能を維持するため集落の統合・合併などが99年以降、15自治体で行われ、さらに4自治体が予定していると回答した。
 同種のアンケートは国土交通省が、過疎地域自立促進特別措置法で過疎地域に指定されている市町村を対象に実施(昨年4月時点)。その結果、今後消滅の可能性があるとされた集落は全国で2641、九州で372だった。県内では枕崎、出水、いちき串木野、姶良、加治木、与論の6市町は過疎地域に指定されていないため調査の対象外だった。

■調査の方法
 6月初旬、県内49市町村に調査用紙を郵送、書面で回答を求めた。集落の定義はそれぞれの自治体での行政区の基本単位とし、町内会や自治会が該当する場合はこれに含めた。設問は(1)集落ごとの世帯数と高齢化率の把握の有無(2)高齢化率50%以上の集落数や「限界集落」の数(3)いずれ消滅(無人化)する可能性がある集落数(4)この10年間で実際に消滅した集落数(5)集落再編成の実績や予定など。

3331とはずがたり:2007/06/30(土) 23:33:14
<東海>静岡県

由比町議会が可決 静岡市も追加提出へ 合併協議案
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070629000000000054.htm
2007/06/29

 由比町議会は29日午前の臨時会で、望月俊明町長が提出した静岡市との合併協議会設置議案を賛成8、反対二の賛成多数で可決した。一方、静岡市側も同日の臨時の議会運営委員会で、7月5日の市議会6月定例会最終本会議に同様の議案を追加提出することを決めた。可決すれば、両市町にとって合併協の設置は平成16年4月以来2度目となる。
 同町議会は合同常任委員会協議会で議案内容についての説明、質疑を交わした後、臨時会を開いた。望月町長は提案理由を「過去の経緯や旧法と新法の違いから合併協議が厳しくなることも予想されるが、町民は総意として静岡市との合併を望んでいる。合併を実現させることは私の使命」と説明した。
 討論では「地方分権の受け皿として合併を進めるべき」「選挙結果や町区長会の請願からも合併は町全体の願い」などの賛成意見があり、反対意見は「無条件の合併協議は町にとって不利で、慎重に進める必要がある」などがあった。
 望月町長は臨時会の閉会後、「前回の合併協は町議会の賛同を得られずに住民投票で設置されたが、今回は違う。市議会も町の立場を理解してくれるはずだし、可決されればできるだけ早く協議に臨みたい」と語った。

3332とはずがたり:2007/07/01(日) 13:15:15
<東海>静岡県

合併して浜名湖市実現を!鷲津には湖の西みたいに小さく纏まって欲しくないね。

新居町長 湖西市に合併要望書 市長「議会と討論」
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070630000000000010.htm
2007/06/30

 新居町の中嶋正夫町長と杉山勇町議会議長は29日、湖西市役所を訪れ、三上元市長と池田好郎市議会議長に、新居町との合併について前向きな検討を要請する要望書を提出した。三上市長は「合併について議論するには時間がかかるが、新居との関係を重く受け止めて、議会と真剣に討論を重ねていきたい」と語った。
 要望書には「昨年の町長選と町議選で、町民の多くが湖西市との合併を希望していることが明らかになった。町と町議会は住民意思を尊重し、古くから地域的なつながりがある湖西市との合併を強く望んでいる。当町との合併について前向きに検討していただきたい」と記されている。
 池田議長は「湖西市が以前、自立(単独)の道を選択していることを忘れてはいけない。結論ありきではなく、紆余(うよ)曲折や時間を要することも理解していただきたい」と慎重な姿勢を示す一方、「前向きな大人の論議をしていきたい」として、議会内部での論議を進めていく考えを示した。
 中嶋町長ら2人には、白井学副町長と荻野利明副議長、馬場衛合併推進特別委員長が同行した。

3333雑談居士:2007/07/01(日) 14:10:43
>>3331
紆余曲折を経て、今度こそうまく行くと良いのですが・・
本当は富士川町も加えた庵原郡全域を編入できればスッキリした形になるんですけど。
由比・蒲原と微妙に生活圏が異なるのでしょうか。
>>3332
浜名湖と遠州灘に面した産業観光都市として、合併した上で自立した自治体を目指すのが
理想的だと思いますけどねぇ・・浜松市の合併構想から離脱した際の温度差かな。

3334名無しさん:2007/07/01(日) 21:21:14
<東海>静岡県
静岡、政令指定都市志向多いなー!?
静岡新聞 静岡県内ニュース(政治・経済):政令市実現プロセスの意向持ち寄りへ 東部5市4町
2007/07/01
http://www.shizushin.com/local_politics/20070701000000000006.htm

県東部地区の5市4町(沼津、三島、裾野、御殿場、伊豆の国、函南、長泉、清水、小山)の首長と議長で組織する東部広域都市づくり研究会=会長・斎藤衛沼津市長=は30日、沼津市民文化センターで会合を開き、政令指定都市の実現に向け、中核市など段階的な合併を経て進むのか、それとも一気に成し遂げるべきか―の回答を次回会合(7月中に開催予定)に持ち寄ることを決めた。
 今年1月の会合では、政令市実現の目標や時期、プロセスなど各市町の考えにずれがあり、合併協議は物別れに終わったことから、今回協議は1つの方向性を示すことが求められていた。
 政令市を目指すことについての異論はなく、同研究会は今後も継続していくことを確認。実現の取り組み方として、長田開蔵御殿場市長、高橋宏小山町長は段階的な合併の推進を強く訴えた。一方、三島市の小池政臣市長、土屋俊博市議会議長は一気合併による政令市を主張した。

3335とはずがたり:2007/07/01(日) 21:31:10
<東海・甲信越>長野県

社会 : 諏訪地方早期合併実現へ 新組織で再出発
更新:2007-3-25 6:00
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=6655

 活動を再開した諏訪はひとつ合併推進協議会の2007年総会が24日、諏訪市の諏訪商工会議所で開かれた。従来の組織は発展的に解散。「『諏訪はひとつ』合併を推進する会」として再出発し、会長には元セイコーエプソン副社長の山崎雄二氏(69)=諏訪市飯島=が就任した。

組織の一新は、6市町村の「同時合併」を前提にしていた従来の方針から、部分合併を視野においた現実路線に軸足を移したもの。昭和中期から4回の大きなヤマがあったといわれる諏訪地方の合併問題で、19年にも及んだ組織的運動が結実せず、「平成の大合併」にも取り残された教訓を踏まえている。

 新組織では、合併の青写真を作成。 講演会や座談会などで賛成機運の醸成と会員拡大を図り、早期の合併実現を目指す。また、近づく統一地方選のタイミングも見計らい、議員や首長の立候補予定者を対象にアンケートを実施。 選挙後の結果発表も予定している。

 あいさつに立った山崎会長は、早期合併の必要性を強調。「実現しなかった原因をしっかりと反省し、今までの延長ではない新しい取り組みを」とし、諏訪地方の少子高齢化や企業の流失にもふれ「10年後を考えると本当に心配になる。スピードを上げ具体的な計画をつくり上げていきたい」と述べた。

3336とはずがたり:2007/07/01(日) 21:36:22
>>3333
>本当は富士川町も加えた庵原郡全域を編入できればスッキリした形になるんですけど。
>由比・蒲原と微妙に生活圏が異なるのでしょうか。
岩渕(富士川)は富士川を挟んで対岸の富士との交流が深いんでしょうな。
昔は富士川を隔てて庵原郡とのつながりが深かったのかも知れませんけど,川がそれ程障碍にならなくなったのでは?
飽くまで想像ですけど。

>>3334
東部は沼津と三島の対立を解消できるかが鍵でしょうな。
浦和と大宮,静岡と清水,いずれも大宮・清水が不満を持っているようなので三島の警戒感は相当なもの。
更に長泉が独自色が強くてこれまた合併に慎重とちょっと直ぐには纏まらない気配です。

3337雑談居士:2007/07/02(月) 00:24:25
>>3336
庵原郡3町での合併ならともかく、静岡市との合併だと富士川町は東の端に
なるわけで、それなら川を挟んで距離・関係の近い富士市と・・という事
なのでしょうね。島田市と金谷町(榛原郡)の合併(大井川越え)も然り、
山や川が市町村や生活圏の境界線とは必ずしもならなくたったんですね。

3338とはずがたり:2007/07/02(月) 00:39:13
そうなんですよね。釜無川や笛吹川もあんま市境に成ってない印象ですがどうですか?

昔は大井川を挟んで東側が駿河国志太郡,西側が遠江国榛原郡でしたが,明治・昭和の大合併で東側の志太郡域は西側の榛原郡側に次々と併合され榛原郡川根町・中川根町・本川根町と成りちょっと榛原郡が属する遠江が東へ出っ張った感じになりましたが,平成の合併ではこれら榛原郡北部が金谷含めて次々と駿河国島田に併呑されて行ってる最中であり,将来は駿河が西に拡大したした感じになりそうです。
まぁ今更遠州も駿州も無いので良いんですけどw

由比・蒲原ぐらいになると富士の都市圏というより静岡よりに成るんでしょうなぁ。
蒲原など日本軽金属かなんかの大きな工場があって,固定資産税とか入ってきそうなものなのにあっさり静岡との合併を決めてしまうあたり,工場も斜陽なんかもしれませんね。

富士川周辺で云いますと芝川が迷走気味です。。どう決着しますやら。そっち側では増穂町とかの決着が気になるところですね〜。

3339雑談居士:2007/07/02(月) 02:32:12
増穂町の町長選挙は、増穂・鰍沢・市川三郷の3町合併→新市移行(峡南市)を
主張した候補が当選しました。一度壊れた枠組みの復活となるかどうか。
笛吹川は平成の大合併で笛吹市・甲府市・中央市(豊富)と川越え、郡越えでの組み合わせでしたから
中・下流域はあまり境界をなさなくなりました。上流域は山梨市と甲州市の近親憎悪wで
きっちり市境を形成しています。釜無川は旧中巨摩郡が川を跨いで広がっていましたが、
南アルプス市・甲斐市・中央市(田富・玉穂)に分かれて、境界線がはっきり川で引かれた感じです。

静岡は行政圏がはっきり分かれるくらい川が広くて大きいですからね。
川根町と川根本町が旧志太郡だったとは意外でした。さしずめ島田市への合併(川根町)は
駿河への先祖帰りみたいなものですね。旧金谷町は遠江への侵略・占領という事でw
庵原郡3町は、市街地がほぼ平坦に連なっていて、静岡市とは山でギリギリ隔てられていて中心部から
遠く離れているし・・「庵原市」の枠組みがうまく行けば良かったのにと、他所者の私は感じますが。
一郡合併だけでは難しい事情があったのでしょうね。
芝川町は、富士宮市に自ら合併を申し込みながら住民投票の結果でご破算にしてしまった
経緯があるので・・最終的には編入合併で決着が付くと思いますが、どうなるでしょうね。

3340とはずがたり:2007/07/02(月) 12:21:26
釜無川は境界をなしているんですね。あんま判ってませんでした。
増穂町は南アルプスに断られたり迷走してますが,峡南市に移行すれば元々の計画が実現する訳で合併促進派の俺としては大喜びです。wikiで調べたところによると交通の要衝だったこともあったそうで,そういう昔の栄光が合併で中心で無くなる事への抵抗感があったのでしょうか?

>川根町と川根本町が旧志太郡だったとは意外でした。さしずめ島田市への合
正確には川根町と川根本町の大井川より東側部分ですね,年の為。

庵原郡の一体感がどうなのか正直同県人なんですがあんま印象湧きません。山が迫っていて人口もそう多くないし由比・蒲原は静岡(清水)の近郊みたいな感じに成ってしまってたんでしょうね。

3341とはずがたり:2007/07/04(水) 18:01:52
<九州・沖縄>鹿児島県

伊佐郡は北伊佐郡と南伊佐郡に分割。北伊佐郡は菱刈郡と統合伊佐郡に。南伊佐郡は薩摩郡に統合される。
現在のさつま町はむしろ南伊佐郡なのか。恐らく菱刈郡は菱刈町で北伊佐郡が大口市となったのであろう。さつま町と大口市の組み合わせは議論にはのぼらなかったのかなぁ・・?

菱刈町が郷土誌改訂 合併前、町の足跡後世に
(07/03 07:19)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=5312

 菱刈町郷土誌の改訂版が発行された。同町は2008年11月には大口市との合併を予定。後から振り返ったとき、菱刈の歴史の足跡をしっかりと伝えていく糧にしたい、という。
 編さん作業は、旧菱刈町と旧本城村の合併から2004年で50周年となったのを機に、同年度から3年間かけて約3500万円の予算を組んで行われた。町事業による初の本格的郷土誌の発行は1973(昭和48)年3月。その内容を修正・補完し、さらに30年以上にわたる現代史を加えた。
 B5判、1200ページ。事務局の町教育委員会によると、装丁の緑色は菱刈の山や田をイメージし、題字は地元を代表する金山からとった金色。内容は8編から成る。昭和50年代から町政の柱として取り組んだ農村振興運動が詳しく取り上げられ、「防災と災害」の項目には昨年の県北部豪雨災害に至る記述まで入れ込んだ。町内250軒を訪ね歩いて新たに掘り起こした古文書類も収録。前回の郷土誌が400ページ足らずだったのと比べ、質量ともにボリュームアップした。
 価格は4000円。役場や町立図書館で購入できるほか、郵送希望も町教委事務局=0995(26)1111内線272、ファクス同(26)5676=で受け付ける。

3342とはずがたり:2007/07/12(木) 19:22:04
<九州・沖縄>福岡県
糸島地区合併協議は順調なんか?

合併調整会事務局を設置
http://www.data-max.co.jp/2007/07/post_1232.html

 先月19日に発表された合併スケジュール通り、7月2日に合併協議会設置へ向けた事前準備機関として「合併調整会事務局」が糸島地区自治会館内に設置された。

 同事務局は、1市2町各行政機関から派遣された職員など4名の専任職員を配置し、来年度に設置予定の合併協議会において決定される28項目の協議事項の原案作りと各行政との調整を行う予定。

 今後の予定としては、来年8月までに設置予定の合併協議会設置という案件があるが、その早期実現へ向けた第一歩といった所であろう。

 現時点では、合併に向けたスケジュールは予定通り進行中である。

日時: 2007年07月11日 11:04

3343とはずがたり:2007/07/15(日) 22:51:47
<九州・沖縄>熊本県

熊本市と合併したら… 富合町民アンケート
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070715200004&cid=main

 熊本市との合併協議を進めている下益城郡富合町への住民アンケートで、合併した場合に不安な点として回答者の約七割が「公共料金の値上げ」、約五割が「地域の衰退」を挙げていることがわかった。期待面では約五割が「保健・福祉サービスの向上」を挙げた。

 アンケートは、両市町の合併協議会(法定協)が今年四月、富合町の全二千五百七十七世帯に実施。このうち40・9%にあたる千五十四世帯から回答を得た。合併後の富合地域のまちづくり方針である新市基本計画に住民の意向を反映させるのが目的。

 『合併に対する不安』の問いに対する上位の回答(複数回答、以下同じ)は、「税金等の公共料金が高くなる」(71・6%)、「周辺部が取り残される」(49・1%)、「地域の声が行政に反映されにくくなる」(44・6%)だった。

 一方、『合併に対する期待』で多かったのは、「利用できる保健・福祉施設が増え、サービスが向上する」(49・1%)、「行財政の効率化で財政基盤が強くなる」(46・7%)。また『合併後の地域の将来像』では、「福祉・医療が充実しすべての人が住みやすいまち」(65・3%)、「都市基盤が整ったまち」(47・5%)だった。

 アンケート結果について法定協事務局は、「公共料金関係で熊本市が高いのは主に国民健康保険料(税)と法人住民税で、これらは激変緩和策で段階的な引き上げとする方針。逆に下水道料金や健康診査負担費など熊本市が安いものもある。ほかの不安な点などは新市基本計画素案に対応策を反映させた」としている。

 新市基本計画素案は、富合町では今月中に全世帯に概要版(意見用紙込み)を配り、二度開催する住民説明会で意見を聞く。熊本市は市のホームページに素案を掲載、二十七日までパブリックコメント(意見公募)を募っている。問い合わせは市広域行政推進室(電)096(328)2031。(渡辺直樹)

3344とはずがたり:2007/07/15(日) 22:57:55
<中国・四国>愛媛県

愛媛のニュース2007年07月14日(土)
鬼北・松野合併へ支援策を検討 県審議会
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070714/news20070714333.html

 第4回県市町合併推進審議会(会長・藤目節夫愛媛大教授)が13日、県庁であり、新市町村合併特例法(合併新法)に基づき、北宇和郡鬼北、松野両町の合併に向けた自主的な取り組みを支援する構想の策定方針を決めた。同構想策定で、普通交付税額の算定特例や、元利償還金の40―50%が交付税措置される合併推進債の発行など国の新市町合併支援プランに基づく財政措置を受けられる。
 県は▽市町村合併推進本部を継続設置しての情報提供・助言▽学識者、職員を「県市町村合併推進アドバイザー」として合併の勉強会・研修会に派遣▽職員の法定合併協議会委員としての参画や同協議会事務局への派遣―などの支援を検討する。
 会議では、県側が両町への支援内容について旧合併特例法下で合併した市町への支援水準を上回るのは困難と説明したが、合併を経験した委員の谷口長治南宇和郡愛南町長が「例えば水道料金統一のための貸付金など県のきめ細かな財政支援が必要」と再考を要望。県は「両町から具体的要請があれば財政当局と相談する」と答弁した。

3345とはずがたり:2007/07/19(木) 19:30:22
<九州・沖縄>佐賀県

>>165>>900-906>>2611とか

吉野ケ里町「現段階では困難」 合併協議求める上峰町に回答
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20070718/20070718_002.shtml

 吉野ケ里町の江頭正則町長と北村一成議長らは17日、合併協議の再開を求めてきた上峰町の申し入れに対し「現状での協議再開は困難」とする回答書をまとめ、大川紀男・上峰町長らに手渡した。吉野ケ里町は13日にも回答書を届けたが「内容があいまい」(大川町長)として上峰町が受け取りを拒否していた。

 取材に対し、江頭町長は「現在(の吉野ケ里町)は旧三田川町と旧東脊振村が1つになる努力を続けている段階。次の合併は、将来的に住民の理解を得た上で考えていきたい」と答えた。

 一方、大川町長は「(三田川、東脊振との)旧3町村で交わした確認書に基づきこれまで努力してきたので、残念でならない」と述べた。回答を受け上峰町は、町議会全員協議会や臨時区長会を開き、意見を集約する。

=2007/07/18付 西日本新聞朝刊=

2007年07月18日00時50分

3347とはずがたり:2007/08/03(金) 18:00:01
自民大敗の主因ではないが一要因に亥年選挙と市町村議の合併に伴う大量解雇がある。
その要因の貢献度が数量的にどの程度あるか,興味有るところだ。誰か統計的に分析してくれないかなぁ。。

自民大敗要因は町村減 全国町村会長 山本氏が参院選分析
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070803/20070803_002.shtml

全国町村会長として5期目の抱負を語る山本氏
 5期連続で全国町村会長に選出された山本文男氏(81)=福岡県添田町長=は2日、同町役場で記者会見。国が推進する市町村合併について「モノやカネを使って(合併を)強制するのは好ましくない」と批判的な立場を強調し、参院選で自民党が大敗した要因として、急激な合併で町村の数が減ったことを挙げた。

 政府の地方制度調査会委員でもある山本氏は、同会が町村の自立と権限強化をテーマにしていることについて「国が言う町村の自立とは合併のこと。道州制を見据え市町村の数を1000にしようとしている。しかし、合併の効果はまだ十分に検証できておらず、町村会は賛成に至っていない」と述べた。

 参院選での自民の敗因については「合併で町村長の数が減った」ことを挙げ、「これまで農村部の票をまとめてきたのは町村長。彼らは政府や自民党に首を切られたと思っている」と、地方軽視の政策が自民惨敗を招いたことを指摘した。

 また、山本氏への高齢批判を背景に、会長選が16年ぶりに投票になった点については「私のことを年だと言う人もいるが、自分ではそうは思わない。中日本と、東、西日本には昔から意識の違いがある」とし、「今期が私の集大成と思っている。全国すべての町村の自立のためにまい進する」と決意を語った。

=2007/08/03付 西日本新聞朝刊=
2007年08月03日10時52分

3348とはずがたり:2007/08/05(日) 09:35:47
<東北・北海道>岩手県

合併、単独両にらみで 藤沢町が協議
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070804_8

 財政難で行財政改革を断行している藤沢町は3日開かれた町まちづくり審議会で、新たな総合計画に向けた基本構想素案を協議した。畠山博町長は同日、県庁を訪れ、同町が目指す一関市との合併問題について県側と協議したが、大きな進展はなかったという。合併問題の行方が不透明な状況だけに、計画づくりも「合併」と「単独町制」の両にらみで進められそうだ。

 同町は1997―2006年度の総合計画の期限が終了したため、本年度から新たな計画(07―16年度)の策定に着手。総合計画を構成する基本構想(10カ年)と基本計画(前後各5カ年)、実施計画(3カ年)のうち、審議会では基本構想の素案を委員ら約30人が協議し、24日に正式諮問することにした。

 テレビ難視聴対策、医療保健福祉などの現状と課題について意見交換したが、関心事は合併問題。沼倉憲二副町長は「合併しようが、単独でいこうが、(総合計画は)『こういう地域づくりをする』というもの」と説明。「合併に向け現在、県にアクションをお願いしている」と述べた。

 畠山町長は3日、県市町村課を訪れ、合併に向けた課題整理、自助努力の状況を話し合ったという。新局面を迎える内容に至らなかったが、畠山町長は「合併に向けた取り組みは進めている」とし、合併に向けた環境整備に力を注ぐ考えだ。

(2007/08/04)

3349とはずがたり:2007/08/06(月) 19:43:53
<近畿>滋賀県

竜王が合併に前向きなら大きいがね。どうなんだろう。各論反対とかに成りそうな気もするが・・。

合併テーマに意見交換会
近江八幡と安土、竜王町
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007080500104&amp;genre=A2&amp;area=S10

 滋賀県近江八幡市と安土、竜王町の合併をテーマにした「市町村合併を考える意見交換会」が5日、近江八幡市鷹飼町の男女共同参画センターであり、1市2町の住民約120人が参加した。

 この日は、主催した滋賀県自治振興課の中山義彦参事が「平成の合併は分権時代の基礎自治体づくりだ」と話したあと、質疑応答があった。

 参加者からは「一部の地域だけ分離して合併することは可能か」や「住民が判断するため、財政シミュレーションなどを示していくことが必要だ」などの意見や質問が出た。これに対し、同志社大の真山達志教授や東近江地域振興局の中村きよ子局長ら5人が答えた。
 参加者たちは真剣な表情でメモを取ったりして聞いていた。

3350とはずがたり:2007/08/06(月) 23:21:58
<首都圏>神奈川県

市町村合併構想の素案まとめる/神奈川県
政治・行政
2007/08/03
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiaug070818/

 県内市町村の自主的な合併推進に向けた県の構想素案が二日、まとまった。二〇〇六年十一月に審議会が答申した内容を修正し、周辺市町村に広がりを持たせた五つの圏域を設定。他の圏域に先行する形で、広域連携の取り組みが進む県西圏域を構想対象市町村に位置付ける方向性を示している。

 素案では、人口三十万人を視野に入れた「中核市相当あるいはそれ以上の都市」をすべての市町村が目指す必要があると強調。具体的には、県西、三浦半島、県央、湘南西、同東の五圏域を提示した。鎌倉は湘南東と三浦半島、伊勢原市は県央と湘南西の両圏域に重なるなど、緩やかな圏域割りとなった。

 合併検討の方向性については、県西圏域を「合併検討を行う環境が整っている」と評価。他の四圏域は当面、広域連携を推進するまでにとどめている。

 三浦半島圏域は横須賀市が中心となったまちづくりの検討を期待。県央圏域は相模川の東西の地域ごとに行政連携を深めながら、一部市町村で先行して合併を検討することを想定している。

 湘南西圏域は平塚、秦野両市を中心に広域連携を進めていく方向。同東圏域は、一定の連携が進む茅ケ崎市と寒川町に藤沢市を加え、行政連携を深めつつ全体の合併検討につながることを期待している。

 構想素案は六日から一カ月間、パブリックコメントで県民の意見を聞く。ことし秋をめどに構想をまとめる予定。

 問い合わせは、県市町村課電話045(210)3175。

3351とはずがたり:2007/08/08(水) 00:07:09
<九州・沖縄>鹿児島県

市町村合併:加治木、姶良、蒲生3町、任意協を再発足 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070802-00000292-mailo-l46
8月2日18時0分配信 毎日新聞

 加治木、姶良、蒲生の3町は1日、「姶良西部任意合併協議会」を発足させた。3町は法定合併協が一度破たんしており、3町長は会見で「前回の反省にたち、2010年3月までの合併を目指して取り組んでいきたい」と述べた。
 3町は03年4月に法定協議会を設置したが、姶良町が投票率60%以上を条件に実施した住民投票で60%に満たず、05年3月に頓挫。今年2月に3町長と担当課で勉強会を発足させ、任意協議会発足の準備を進めていた。
 加治木町の西姶良クリーンセンターであった設立総会と第1回会合で、城光寺俊和・姶良町長を会長に選任。(1)対等合併(2)新市の名称は「姶良市」(3)本庁は現姶良町役場――など町長間による6点の申し合わせ事項を提示した。1〜1年半後に法定協議会に移行する方針。3町長とも「町民の大半が多数という感触を得ているが、反対の声が多ければ住民投票も検討したい」と話した。【福岡静哉】

8月2日朝刊
最終更新:8月2日18時0分

姶良西部任意合併協が発足 10年3月目指し協議へ
(08/02 07:09)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=5842

 姶良、加治木、蒲生3町は1日、「姶良西部任意合併協議会」を発足させた。2010年3月までの合併を目指し、来年3月末までに計8回の会合を開いて新市の名称や庁舎位置、合併の方式など重要課題を集中的に話し合う。
 加治木町の西姶良クリーンセンターで開いた設立総会で、会長に城光寺俊和姶良町長、副会長に笹山義弘加治木町長と厚地和幸蒲生町長を選任し、規約を決めた。委員は各町の町長と副町長(蒲生町は不在のため町長が指名した職員)、議長、議長指名の議員の計12人。事務局は同センターに設置する。
 引き続き第1回協議会を開き、事業計画や予算などを決めた。今後は月1回の割合で会合を続け、早ければ1年後をめどに法定協議会へ移行する。第1回会合後に記者会見した城光寺会長は「3町の特性を生かした将来像と福祉の向上を目指し、県央の拠点都市誕生に全力を尽くす」と抱負を語った。
 3町は03年4月に発足した合併協で新市の名称や合併期日など45項目の協議を終了しながら、姶良町が05年3月に実施した合併の是非を問う住民投票が、成立条件だった投票率60%に達せず不成立になり、合併を見送った経緯がある。3町長は「姶良地区住民の合併への総意が形成されてきた。住民に情報提供しながら任意協で十分に議論を尽くしたい」と話した。

3352とはずがたり:2007/08/08(水) 12:01:20
<九州・沖縄>福岡県・大分県

この辺は豊前市をも含めて中津市への越県合併で良いでしょ。

豊前市との合併問題 今週中にも結論の意向 吉富町長が全協で表明
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070807/20070807_002.shtml

 吉富町の今冨寿一郎町長は6日、町議会全員協議会(全協)で、開催を先送りしている豊前市との間の法定合併協議会(法定協)の問題について、「近日中に(協議に入るかどうかの)結論を出し、議会と豊前市に報告したい」と述べ、今週中にも発表する意向を示した。

 同日の全協は9月定例会の議案説明、台風5号の被害状況報告などのために開催。その中で、今冨町長は「合併協議問題はこれまで8月半ばまでに結論を出すとしてきた。今、まとめの作業をしており、報告をする期日はその前日に議長に伝えたい」として、報告日の明言は避けた。

 その後の会見では「思い(結論)はもう決まっている。町民に説得力のある文言を今、考えている。豊前市には口頭で伝えたい」と話した。

 一方、豊前市の釜井健介市長は同日の定例記者会見で「急に『明日、報告に来る』と言われても、報告内容も分からずスケジュール的にも対応は難しい」と困惑気味だった。さらに「法定協は両市町の議会で可決したもので、行政の継続性なども考えてもらいたい。報告は公文書でいただきたい」と語った。

=2007/08/07付 西日本新聞朝刊=
2007年08月07日00時46分

3353とはずがたり:2007/08/08(水) 12:06:52
<首都圏>埼玉県

2007年8月7日(火)
川口との合併推進を 鳩ヶ谷で市民の会設立へ
http://www.saitama-np.co.jp/news08/07/03p.html

 川口市との二市合併を目指している鳩ケ谷市で六日、「鳩ケ谷市合併推進市民の会」の設立に向けた「発起人会」(菅原正俊代表、十八人)が開催され、設立趣意書などを採択し、今月二十五日に総会を開いて正式発足することを決めた。二〇〇四年の三市(蕨市を含めた)合併破たん以来、二市間で再び合併が動きだすことになりそうだ。

 市民の会の設置は、昨年十月、川口市との早期合併実現を公約に掲げて当選した木下達則市長が今年二月、「合併推進室」の設置とともに、市民総意の合併を目指すため、合併啓発やPRなどを担う市民サイドの会設立を促した。

 発起人会は市自治連合会など十八の市民団体代表らで構成。七月十三日に第一回会議、この日が二回目。市役所二階市民フォーラムで午後五時半から開かれ、十四人が出席した。菅原代表の議事進行で、設立趣意書、設立総会の日程、会則などを決めた。

 趣意書では「市民生活のあらゆる場面で、日常的に川口市と密接な関係がある。川口市との二市合併が将来を展望する大きな流れ。市と協力しながら市民が主体となって合併意識を醸成するため、『市民の会』を設立する」などとしている。

 会議に先立って来賓として木下市長と野崎一則市議会議長があいさつ。木下市長は「合併は市民生活に直結する。市議会、市、市民の会の三者が一体となって進めていければ。市民主体の活動が決め手になると確信している」などと述べた。

 また、同市長は川口市への合併申し入れについて「市民の盛り上がりを見て年明け早々にも」と示唆した。

───
さて合併して定数7になったらどんな感じかねぇ。

南2区 定数6−候補7 (選管確定)→前回は二人立てた共産が一人に絞るも落選。ワンツーを決めた自民がそれ程得票は減らしてないものの前回の勢いはない。次は共産に頑張って貰って自民を一人落として貰いたいところ。
得票数  氏  名 齢 党派 新旧当選回数代表的肩書
当28,071 松本 佳和 41 民主 新1 (元)川口市議・松本安弘(地方主権の会代表)県議長男
当24,332 奥ノ木信夫 55 自民 現4 党川口支部長
当22,300 塩野 正行 44 公明 現2 党県組織局長
当21,916 山本 晴造 61 公明 現3 党県副代表
当21,869 菅  克己 40 無所=民主新1 (元)川口市議
当20,841 田中 千裕 58 自民 現4 鋳物工場社長
□19,792 村岡 正嗣 55 共産 新 党県委員

南21区 定数1−候補2 (選管確定)(鳩ヶ谷市)
得票数 氏  名  齢 党派 新旧当選回数代表的肩書
当9,373 茅野 和広 54 諸派 新1(元)鳩ヶ谷市職員
□9,030 石田 昇  58 自民 現 建設会社役員

3354とはずがたり:2007/08/08(水) 12:08:49
<近畿>和歌山県

合併冊子の住民説明会 単独望む声多数
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=129588

 古座川町は町内5地区で、新宮東牟婁地方6市町村が合併を想定して作った冊子の住民説明会を開いた。奥根公平町長は「合併賛成や合併やむなしとする意見もあったが、特に山間部では単独町政を望む声が多かった。安易に方向性を決めず、さらに町民の意見を聞きたい」と話している。

 県は2次合併について、新宮市と東牟婁郡の6市町村の広域合併を提案している。冊子は6市町村が共同でメリットやデメリット、課題などを話し合って作製した。

 古座川町では7月中旬に冊子を全戸に配布し、6市町村で初めて冊子の住民説明会を開いた。同町の方針はまだ決まっておらず、町民の意見を参考にしたいと7月30日から5日間かけて、七川、三尾川、明神、小川、高池の各地区で開催。合わせて159人が参加した。

 特に山間地では「へき地が切り捨てられるのでは」「税金が増額しないか」「サービスが低下しないか」などを心配し、単独を支持する声が多かった。

 一方で「合併したら大勢で助け合える。交通網も発達しているので、サービス低下にもならないのでは」「財政的に厳しく、合併しないとやっていけないのでは」などと合併賛成や合併やむなしとする意見もあった。

 町側が意見を求めたのに対し、「町が方向性を示していないのは無責任」「行政の素人である住民がどう判断するのか」「合併後の具体的な構想が示されず、情報不足で判断できない」などといった意見もあった。

 奥根町長は説明会を終え、「町民の生の声を聞くことができた。方向性を決める参考にしたい。今回は冊子の説明が主目的だったので、あらためて説明会を開いたり、各区長に聞いたり、町民の意見を知る機会をつくりたい。必要があればアンケートの実施も検討したい」と話した。

 古座川町は前回、旧串本町と旧古座町と合併協議をしたが、財政問題などでまとまらず、離脱。住民投票でも「合併しない」を支持する町民が多く、単独行政を選んだ。

('07/08/08)

3355とはずがたり:2007/08/08(水) 12:10:36
<東海>愛知県

意地悪しないで豊川は小坂井も入れてやれよなぁ。。

豊川市と2町、合併調印 音羽と御津が編入、来年1月に新市誕生
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20070807/CK2007080702039096.html
2007年8月7日

 豊川市と音羽町、御津町が六日、合併協定書に調印した。来年一月十五日に二町を豊川市に編入する形で、人口約十六万人の新「豊川市」が誕生する。十六日に開かれる三市町の臨時議会と、九月県議会での議決を得て正式に決まる。

 豊川市内で開かれた調印式には、三市町の首長や神田真秋知事ら約百五十人が出席。神田知事は「今回の合併が地域発展の大きな契機となれば」と期待を込めた。

 三市町は六月から合併新法に基づく協議会で話し合ってきた。議員数は豊川市(定数三〇)は現状のままで、人口に応じて音羽町(定数二)、御津町(同三)で増員選挙を行う。「平成の大合併」としては県内で十五例目となり、人口規模では県内で八番目の多さになる。

 豊川市と宝飯郡四町は当初、合併旧法に基づく新設合併を目指して協議したが、まとまらずにいったん白紙に。〇六年二月に豊川市が一宮町を編入合併した。豊川、音羽、御津町との合併により宝飯郡は小坂井町だけ残るが、豊川市との合併を模索している。

 (村瀬力)

3356とはずがたり:2007/08/08(水) 14:36:17
<中国・四国>愛媛県

市町村合併:町長ら15人出席し対策室開所式−−鬼北、松野町 /愛媛
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ehime/news/20070808ddlk38010147000c.html

 鬼北町と松野町が一緒に設置した合併対策室の開所式が7日、鬼北町の中央公民館であった。

 式には松浦甚一・鬼北町長と岡武男・松野町長、両町議会議長ら15人が出席。松浦町長は「公平な情報を提供し判断していただく」、岡町長は「調査、検討を基に合併を進めていただきたい」とそれぞれあいさつした。

 合併対策室は同公民館に置き職員は5人。法定合併協議会設立に備え両町の行財政の実態調査などをする。【川上展弘】

毎日新聞 2007年8月8日

3357とはずがたり:2007/08/09(木) 22:37:56
平成の大合併に終止符を 地制調小委で西尾勝委員
http://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2007/08/07/20070807010007851.html

 第29次地方制度調査会の専門小委員会の初会合が7日開かれ、第27次地制調副会長を務めた西尾勝委員(東京市政調査会理事長)は「新合併特例法の期限となる2010年3月末で、平成の大合併には終止符を打つべきだ」と述べた。

 第29次地制調は安倍晋三首相が諮問した市町村合併を含めた基礎的自治体の在り方などをテーマに7月に発足。西尾委員は平成の大合併を終わらせる理由として「長い間、合併を続けてきた過程で市町村は落ち着かない状態」などと指摘したが、合併せずに残った小規模自治体の対応策には言及しなかった。

 西尾委員は、現在約1800の市町村数が今後の合併でどの程度減るかについて「(10年3月末で)1600から1500台にとどまる」との見通しを示し、「与党が目指す1000自治体には遠いが、無理に合わせることはない」と話した。
(8月7日20時12分)

3358とはずがたり:2007/08/11(土) 09:33:23
<北陸・信越>新潟県

グーグルのキャッシュにしか残ってないのだけど。。

村上など5市町村が合併調印
新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/

村上市と山北町、朝日村、神林村、荒川町の合併協定書調印式が10日、同市の市民ふれあいセンターで開かれ、5首長が24の基本項目が盛り込まれた協定書に調印した。調印を受け、各市町村議会は21日に臨時議会を開き、廃置分合(合併)を決議する。 ..

3359とはずがたり:2007/08/11(土) 09:33:50
<首都圏>千葉県

千葉・長生村 合併協離脱へ 住民アンケート6割が否定的
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070807-00000042-san-l12
8月7日7時51分配信 産経新聞

 長生村の石井俊雄村長は6日記者会見し、長生郡市(7市町村)の合併協議会から離脱することを表明した。先月実施した合併に関する住民アンケート結果を受けたもので、合併反対が賛成の約3倍に達した。長生村の合併協離脱が他町村に波及することも予想され、混乱は避けられそうにない。

 長生郡市の合併は、平成20年4月に「茂原市」として誕生することが決まった。こうした中、当初から合併に反対していた石井村長は、合併の賛否を問い、今年7月、18歳以上の村民1万2544人を対象に住民アンケートを実施。7869人(回収率62.7%)から回答があった。

 その結果、合併に「賛成」が1275人(構成比16.2%)に対して、「反対」は約3倍の3835人(48.7%)だった。「どちらかというと反対」を合わせると、全体の6割以上が合併に否定的だった。

 石井村長は「村民が選んだ重要な意思だと受け止めている」とした上で、合併ではなく自立への道を模索する方針を固めた。また、この日、村議会の合併問題調査特別委員会(全16村議)にアンケート結果を踏まえて合併協からの離脱を報告した。

 一方、この報告を受け、中村秀美・長生村議会議長らは「アンケートは合併の賛否で、自立を求めたものでない。(住民投票条例で)再度検討すべきだ」と慎重な姿勢を示した。

 石井村長は、8日の調査特別委での協議を受け、早い段階で合併協事務局や県などに報告する。合併協会長の石井常雄・茂原市長は「長生村長の表明は非常に残念な結果だ。今後、関係首長間で対応を協議し、残る1市5町で合併できるよう、方向性を見いだしたい」とコメントした。
最終更新:8月7日7時51分

市町村合併:長生村が合併協離脱へ アンケートで65%が反対 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070807-00000126-mailo-l12
8月7日13時1分配信 毎日新聞

 長生村の石井俊雄村長は6日、長生郡市7市町村との合併協議から離脱する考えを表明した。合併の是非を問うアンケート調査結果で合併反対(どちらかと言うと反対含む)が65%に達したため。賛成(どちらかと言うと賛成含む)は26・8%にとどまった。回収率は62・7%だった。
 石井村長は調査結果を議会の合併問題特別委に報告。結果を理由に協議会から離脱することへ議会の理解を求めた。茂原市をはじめ関係5町にも結果を報告済みで、10日の合併協議会で正式に離脱を表明する。
 中村秀美議長は「結果は重く受け止めるが住民生活に支障が出ては困る」と話しており、一部議員からは住民投票条例を求める動きも出ている。
 合併協議会会長の石井常雄茂原市長は「非常に残念な結果だ。残る1市5町で合併できるよう協議し、方向性を見いだしていきたい」とコメントした。【吉村建二】
8月7日朝刊
最終更新:8月7日13時1分

3360とはずがたり:2007/08/11(土) 09:34:20
<東北・北海道>宮城県

涌谷町長に大橋氏4選 単独立町訴え2氏に大差
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070806-00000001-khk-l04
8月6日6時13分配信 河北新報

 任期満了に伴う涌谷町長選は5日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の大橋荘冶氏(71)=公明推薦=が、ともに無所属新人で元町議の大平弘悦氏(56)、遠藤要之助氏(64)を大差で破り、4選を果たした。

 過去2回は無投票で、大橋氏は12年ぶりの選挙戦を制した。大橋氏は5日夜、事務所で「行財政改革を推し進め、住民の声を吸い上げてまちづくりに取り組みたい」と抱負を述べた。

 選挙戦で大橋氏は、当面は合併しない「単独立町」を訴えるとともに、3期12年の実績を強調。医療、福祉のサービス向上と住民負担の軽減を公約に掲げて幅広い層から支持を集めた。

 大平氏はつじ立ちなど草の根の選挙運動を展開したが、支持が広がらなかった。遠藤氏は合併推進を掲げて現職への批判票取り込みを狙ったが、合併問題に有権者の関心は集まらなかった。
 当日の有権者数は1万5136人。投票率は66.70%だった。

 ◇涌谷町長選開票結果
(選管最終)
当 5,342大橋 荘冶 無現(4)
  2,469大平 弘悦 無新 
  2,215遠藤要之助 無新 

◎協働の精神で行財政改革を

 【解説】合併の是非と、現町政の継続か刷新かを争点にした涌谷町長選は、当面は合併しない「単独立町」を掲げた現職大橋荘冶氏(71)が4度目の当選を果たした。有権者は、今の涌谷町のままで行財政改革を進める道を選択した。

 大橋氏は6月の町議会定例会でいち早く出馬を表明した。町議15人のうち14人から支援を受けたほか、地元農協など各種団体の支持も得て、強力な組織型選挙で手堅く票を固めた。

 合併をめぐっては、慎重派の大橋氏と新人大平弘悦氏(56)、推進派の新人遠藤要之助氏(64)との間に対立軸が生じた。

 平成の大合併で涌谷町は2004年12月、小牛田、南郷両町(現美里町)との合併について住民投票を実施。有権者の約6割が投票し、うち約55%の反対で合併協議会からの離脱を決めた。


 その後、当時の賛成票と、投票しなかった約40%の有権者を「合併に対する声なき声」と解釈し、合併の再検討を求める意見も町内にはあった。しかし合併問題に対する住民の関心は低下し、現状維持を求める町民が大多数を占めた。

 ここ20年間で町の人口は約3000人減り、基幹産業の農業従事者も2000年までの10年間で年約100人のペースで減少した。税収減など町にとっての厳しい状況は今後も予想され、単独立町の先行きは楽観視できない。

 徹底した行財政改革のためには、手付かずの幼稚園や小学校の再編なども避けて通れないだろう。大橋町長には、住民への説明責任を果たした上で「痛み」への理解を取り付け、「協働」の精神で改革を進めてほしい。
(小牛田支局・千葉淳一)

◎剣道で鍛えた体力自信 涌谷町長に4選された大橋荘冶さん
 「3期12年の町政運営を評価してもらった。これからも住民の期待に応える政治をしたい」

 12年ぶりの選挙戦を制し、新たな任期に気を引き締める。「健全な財政の確立が優先課題。生まれたばかりの子どもから高齢者までが安心して暮らせる町にする」と意気込む。

 涌谷町に生まれ育ち、50年以上農業に携わってきた。公務が始まる前の早朝、田んぼに足を運ぶのが日課だ。稲の上の露が朝日に照らし出される様子を見るのが、何よりもストレス発散になるという。「涌谷には素晴らしい自然が残っている」と誇らしげに語る。

 剣道は五段の実力。町の「涌剣館少年剣道」の前身を設立し、旧涌谷署(現遠田署涌谷幹部交番)で小中学生を指導してきた。「礼儀や態度、すべてを武道で学んだ」と振り返り、今も体力と精神力に自信を持つ。

 「年齢は関係ない。この4年間は身を捨てる気持ちでさらなる福祉向上に尽力したい」と気合十分だ。涌谷町田沼町の自宅に妻、長男と3人で住む。

<おおはし・しげよし>
 1935年10月1日生まれ。涌谷町出身。小牛田農林高卒。町議会議長、町助役を経て、95年8月に町長初当選。71歳。

最終更新:8月6日6時13分

3361やおよろず:2007/08/11(土) 10:10:46
>>3360
涌谷は、石巻と古川のちょうど中間点
どちらに取り込まれても、辺縁部になるのは免れません。

さりとて、小牛田・南郷との合併によって何を得るのかという話になる。
新庁舎が小牛田に統合されるのならば、反対だよとなる。
これは、小牛田でも同じ話で、涌谷への移転は容認できない。
小牛田と涌谷のような同規模の町村合併のジレンマでもある。

3362とはずがたり:2007/08/11(土) 10:27:57
>>3361
解説感謝です。
涌谷もそれなりの歴史と街区の町で小牛田なんかに吸収されてたまるかって意識が強いんですかねぇ?
合併反対のもう一つの累計である現職涌谷町長がカリスマって訳でもないのですな。

3363やおよろず:2007/08/11(土) 10:34:11
>>3362
鉄道知識からすると、小牛田>>>涌谷で、
涌谷は歴史を頼りに、小牛田に相対しているイメージがありますが

何年か前まで、涌谷の方が人口が多かったくらいで、
基本的に、涌谷>>小牛田なんですよね、町としては
古川郊外ということで、小牛田の人口が涌谷を抜きましたけど
高校も、涌谷高校>>小牛田農林という感じですから

涌谷町民に、小牛田よりも下という感覚は全くないでしょうね。

3364とはずがたり:2007/08/11(土) 11:44:34
>>3363
へぇ,涌谷のほうが大きかったんですねぇ。まぁ古川の郊外として発展したという事で小牛田の自律的(自立的)発展ではない様ですけど。
迷惑施設の鉄道は京都でもそうですけど古くに開通した箇所では町外れに追いやられる傾向があり,大宮と浦和の関係なんかも似ているかも知れませんな。

3365とはずがたり:2007/08/11(土) 12:09:38
<北陸・甲信越>長野県

昔の記事。合併構想は破断した模様だが。

小海町が合併住民調査 「賛成」回答4割 南相木村と―最多
http://www.shinmai.co.jp/cgi-bin/txt_read.pl

 小海町は、市町村合併について六月下旬に行った住民アンケートの結果をまとめた。合併に「賛成」「どちらかというと賛成」と回答した人は計42%で、「反対」「どちらかというと反対」の計22・1%のほぼ二倍だった。

 アンケートは、十八歳以上の町民五千人を対象に実施。三千九百二十四人(男千九百四人、女二千二十人)から回答が寄せられた(回答率78・5%)。

 合併賛成の理由では、「経費の節減ができて効率化が図れる」が最も多く、九百四十人(全回答の24%)が回答。次いで「地方分権、少子高齢化社会に対応できる行政を推進するために規模の拡大が必要」(七百八十六人)「計画的施設整備ができ、広範囲の公共施設が利用できるようになる」(七百十六人)。

 反対理由では「住民の意見が行政に反映されにくくなる」との回答が最も多く、四百九十六人(全回答の12・6%)。三百六十九人が「中心部だけが発展し、周辺部が寂れる」を挙げた。

 どの市町村との合併が望ましいかとの質問(複数回答可)には、「南相木村」と答えた人が最も多く、千十二人(全回答の25・8%)。次いで北相木村千四人、南牧村八百十一人、川上村七百二十八人、八千穂村七百二十人だった。

(2002年7月18日 信濃毎日新聞掲載)

6月定例南相木村会 合併で村長が意向 小海・北相木と研究会を
http://www.shinmai.co.jp/gappei/200309/04061208.htm

 南相木村の中島育男村長は、十一日開会の村議会六月定例会一般質問で「小海町、北相木村との三町村で、合併について事務レベルの研究会を設置したい」との意向を明らかにした。近く村議会全員協議会に正式に提案する。

 東京電力のダム建設で二〇〇六年度から固定資産税収入が期待でき、比較的財源が豊かな南相木村は、これまで三町村の中で合併に慎重姿勢だった。同村の決断次第で、小海町、北相木村との合併が実現する可能性も出てきた。

 一般質問で中島村長は「合併について研究を始める時期に来ている。枠組みは小海町、北相木村との三町村以外は考えられない」と述べ、「村民からは詳しい資料を提示してほしいという声が強い。資料を作るためには、ある程度踏み込んだ事務レベルの話し合いが必要だ」と答えた。

 南佐久郡南部は〇三年から五町村全体の枠組みで合併を検討したが、調整が進まず、今年四月に南牧村と川上村が先行して二村合併に向けた協議を開始、三町村が取り残された形になっていた。

 議会後、中島村長は「村の少子高齢化は深刻な問題。合併する、しないは別として、解決策として合併を視野に研究が必要と考えた」と述べた。

(2004年6月12日 信濃毎日新聞掲載)

3366とはずがたり:2007/08/11(土) 12:14:06
<北陸・甲信越>長野県

合併の必要性を感じている市町村…予想される合併先
飯山市………………野沢温泉村・木島平村?・栄村?
上水内郡信州新町…長野市
上水内郡中条村……長野市?
東筑摩郡波田町……松本市
下伊那郡清内路村…阿智村
小諸市………………御代田町?・東御市?
南佐久郡小海町……北相木村?・南相木村?>>3365 南牧村と対応すると思われる北牧村は小海町と合併
諏訪郡富士見町……諏訪郡市合併
岡谷市………………諏訪郡市合併
長野市………………信州新町?
他18市町村

合併の必要性「感じる」28市町村 県の81市町村調査
http://www.shinmai.co.jp/news/20070809/KT070808ATI090007000022.htm
8月9日(木)

 県は8日、県内81市町村長を対象に行った、今後の行財政運営に関するアンケート調査の結果をまとめ、同日県庁で開いた県市町村合併審議会に報告した。「平成の大合併」後の現時点で、28市町村(34・6%)が、将来を含め合併の必要性について「感じている」と回答。今後あらためて合併が地域課題として浮上する可能性を示している。

 調査は、県が4−5月にかけて全市町村長にアンケート用紙を配布、全員から回答を得た。将来を含め合併の必要性を「感じていない」は12市町村(14・8%)。「未定・分からない」は41市町村(50・6%)だった。

 必要性を「感じている」とした28市町村に合併を目指す時期を尋ねたところ、飯山市、上水内郡信州新町、同郡中条村、東筑摩郡波田町、下伊那郡清内路村の5市町村(17・9%)が「新市町村合併特例法に定められた期限(2010年3月末)」と回答した。

 また「期限にとらわれず速やかに」が、小諸市、南佐久郡小海町、諏訪郡富士見町の3市町(10・7%)。いずれも相手先は挙げていない。「中長期的な視野の中で」が岡谷市など9市町村(32・1%)、「時期は未定」が長野市など11市町村(39・3%)だった。


 28市町村に「合併が必要な理由」(3つ以内)を尋ねたところ、「地方分権に対応できる行財政基盤をつくる」(70・4%)がトップ。「長期的視点に立った行政効率化を図る」(48・1%)、「少子高齢化に対応した福祉サービスを安定的に提供する」(37・0%)が続く。

 必要性を感じていない12市町村は、理由(3つ以内)に「広域連合や一部事務組合で対応できる」(33・3%)、「地域の個性や文化が薄れる」(同)、「きめ細かな行政サービスが行われにくくなる恐れがある」(同)などを挙げた。

 県内の市町村数は、平成の大合併で120から81に再編された。ただ、依然として人口1万人未満の町村数が43を占め、小規模町村が多いのが特徴となっている。

3367とはずがたり:2007/08/11(土) 12:15:20
<北陸>石川県

>旧志雄町の01年度の町営バス・民間バス2路線分の事業者への補助金を足した支出額は年間計約3000万円。05年度のデマンド、コミュニティーバスの事業収支は臨時経費を除き2900万円の赤字と、わずかに減少したものの、赤字体質は変わらない。
町営バス・民間バス→デマンド・コミュニティバスで100万しか減らせないんだねぇ・・

能登・過疎に生きる:第2部・交通/4止 高齢者に好評、デマンドタクシー /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070807-00000151-mailo-l17
8月7日14時32分配信 毎日新聞

 ◇柔軟な発想で将来像探求を
 能登半島地震で大きな被害の出た輪島市門前町の六郎木地区。町中心部に出るのに、地震によるがけ崩れの危険のため、降雨時、海側の道が通行止めになり、林道を約1時間う回せねばならない。バス路線もなく、自家用車を持たない同地区の浦幸次さん(88)と妻美智子さん(80)。幸次さんの通院に、年金からタクシー代を捻出(ねんしゅつ)しているが、林道を通る日には約1万円近くになる。梅雨時は通院も控えた。「なるべく通らんようにするしかない」と苦悩の表情。
 一方、残ったバス路線も安泰ではない。路線バスは、改正道路運送法による規制緩和で撤退することが自由になった。西日本JRバスも02年3月に奥能登から全面撤退、北鉄グループが引き継いだ。だが、県と市町による赤字全額補てんは07年度から縮小する。05年10月からの1年間で約3250万円の赤字が出た業者は、将来の負担に不安を抱く。
 ◇  ◇  ◇
 バス撤退が、新しい交通体系を生みだした例もある。旧志雄町(05年合併、現宝達志水町)は予約制の乗り合いタクシー「デマンドタクシー」と町営コミュニティーバスを組み合わせた方式を04年から始めた。
 01年、業者が赤字路線撤退を町に打診してきた。町は、町営3路線をコミュニティーバスで一本化。小回りの利くデマンドタクシーを新設した。デマンドは町内を5地区に分けて運行。30分前までに電話で予約した町民を次々と拾い、目的地に向かう。町内限定で料金は300円均一だ。
 現在の登録者2648人の9割以上は65歳以上の高齢者。その1人、井上美津子さん(72)=同町北川尻=も週に2回利用する。なじみの運転手のデマンドでもっぱら出かけるのは町内の温泉施設。降車時に帰りの予約をし、買い物も済ませ帰宅する。「この町の年寄りは本当に幸せやがいね」と顔をほころばせる。外出は著しく増えた。
 デマンド運行を町が委託するのは同町の「敷浪タクシー」。委託料はどれだけ乗せても定額。収益は安定するが、定期的に通院利用する多数の顧客を失う町の方針には「相当戸惑いがあった」と同社の源野正和社長。

 だが乗客からの感謝に接するうち「高い料金を請求するのはこちらもつらい。乗せて喜ばれないとダメだ」と考えるようになった。今は「住所、顔、名前、健康状況。ぜんぶ把握してるから柔軟に対応できる」とタクシーの特性を生かした運行を自負する。
 ただ、採算性には課題も残る。旧志雄町の01年度の町営バス・民間バス2路線分の事業者への補助金を足した支出額は年間計約3000万円。05年度のデマンド、コミュニティーバスの事業収支は臨時経費を除き2900万円の赤字と、わずかに減少したものの、赤字体質は変わらない。
 ◇  ◇  ◇
 県は今年、大学教授や住民、市町の担当者が参加する「人口減少地域の公共交通のあり方を検討する会」を立ち上げ、奥能登をモデルに今月1日、初会合を行った。赤字補てんという「守り」の政策が主だった県。モデルを策定し、3年目に実証実験を行う計画だ。
 能登など7自治体でも今年に入って住民、業者、自治体が参加し将来構想を話し合う「地域公共交通会議」を設立。当初「それぞれ『不便』『撤退したい』『金がない』の主張合戦だった」(国交省北陸信越運輸局担当者)という会議が、「回を重ねるごとに歩み寄りが進んできた」という。
 生活スタイルの変化で、大量の乗客を輸送する従来型公共交通は通用しにくい。しかし、廃止したり、転換策が従来型のままでは抜本的な解決には至らない。利用者と事業者、行政の対話による柔軟な発想に、過疎交通の将来像が生まれるかもしれない。=第2部おわり(この連載は泉谷由梨子が担当しました)

8月7日朝刊
最終更新:8月7日14時32分

3368とはずがたり:2007/08/11(土) 12:18:08
<九州・沖縄>福岡県

いきなり20万都市が出来るとインパクトはでかいなぁ。慎重にやって欲しいところではある。

粕屋郡6町 法定合併協提案先送り 「住民、議会に説明不十分」 全戸にパンフ配布
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070811/20070811_012.shtml

 粕屋郡内の粕屋、志免、須恵、宇美、久山、篠栗6町が、当初予定していた9月定例議会への法定合併協議会(法定協)設置を求める議案提出を見送り、12月議会に先延ばししたことが10日、分かった。6町の町長で構成する合併研究会(会長・小池弘輔粕屋町長)で確認した。

 小池会長は「住民や議会への説明がまだ不十分。1つの町でも法定協設置が認められなければ合併全体が破たんする。慎重に進めたい」と説明。各町は同研究会が作成した「まちづくり構想‐概要版」のパンフレットを全戸に配布、住民説明会などを開いて理解を求めることにしている。

 パンフレット(7ページ)では、新市のイメージとして森林や農地、宅地、商業施設などのバランスのとれた利便性の高い都市像を描いた。少子高齢化や情報化などに対応できる専門性の高い職員の配置・養成も目指す。

 また、現在の人口は6町全体で約18万人だが、2016年には20万人を突破すると予測。一方で、主要財源の地方交付税の交付額は減少傾向にあり、現在の行政サービスを維持するためには、合併してより効率的な行政運営を行う必要があるとしている。

 この地域の合併については、県が06年に策定した「市町村合併推進構想」で6町を対象地域として明示。これを受けて同10月、6町の首長がメンバーとなる合併研究会を発足させた。合併新法の期限となる2010年までの合併実現を目指し、今年9月をめどに法定協を発足させる方針を掲げていた。

=2007/08/11付 西日本新聞朝刊=
2007年08月11日10時44分

3369とはずがたり:2007/08/11(土) 12:31:06
<九州・沖縄>福岡県・大分県
>>3352
福岡県が豊前との合併を強制したがってるのは中津@大分県に県南の一定地域を取られちまうのを怖れてるんでしょうなぁ.

吉富町長、豊前市との合併協議拒否 「私と住民の考え同じ」 知事勧告に反発多い
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070811/20070811_007.shtml

 10日午前、豊前市との合併協議を行わない考えを明らかにした吉富町の今冨寿一郎町長は、同町で記者会見を開き、合併しない理由などについて次のように語った。

 ‐合併協議を進めない理由は。

 「町長選で、人口1万人の活力ある町づくりを訴えて当選した。就任後も町内全地区で懇談会を開き、直接住民の声を聞いた。県知事の勧告にも反発する意見が多かった。私と住民の考え方は同じだと自信を持った」

 ‐法定合併協議会で協議して合併の判断材料を町民に示さないのか。法定協はどうなる。

 「法定協は本来、合併の是非も含めて議論するものだが、実際は合併を前提にしている。協議しないのだから法定協は将来廃止するが、手続きはまだ分からない」

 ‐町議会には合併推進派の議員もいる。議論の余地や議会運営は。

 「議会で一般質問にも答えており、十分だと思う。それぞれの議員は住民代表として選ばれている。その辺は微妙なところだ」

 ‐広域合併の可能性を挙げたが、今後の考え方は。

 「理解する限り、国は人口30万人の市町村合併を目指している。豊前市と合併しても3.5万人だ。私は少なくとも10万人が最低限度だと考えている。生活圏や経済圏など関係が深い大分県中津市も含めた合併ならば、将来の可能性はあると思う」

 ‐県や豊前市との関係はどうなるのか。

 「県には、今後も町づくりを応援してもらえると期待する。町単独ですべての事業をやるのは大変だが、豊前市とは施設清掃や中学校などの組合を作っている。今後も協力できるところは協力していきたい」


=2007/08/11付 西日本新聞朝刊=
2007年08月11日10時51分

3370とはずがたり:2007/08/11(土) 21:09:50

「一国二制度」に理解求める 寺田知事、青森県の副知事と懇談
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070810f

 地方と都市の格差是正策として税制などの「一国二制度」導入を唱えている寺田典城知事は9日、青森県庁で蝦名武・同県副知事と懇談し、制度導入に向けて地方から声を上げることへの理解を求めた。蝦名副知事は「格差是正のための一国二制度はあってもいい」と基本方針に理解を示した上で、法人税減免などの個別の提案内容には「全国知事会内で十分な議論が必要だ」との考えを示した。

 寺田知事は7月の全国知事会議で、豪雪地や過疎地などの条件不利地域を対象に法人税率などを緩和する一国二制度の導入を提案した。同会議に先立ち、北海道・東北各県には内容を説明済みだが、青森県については「理解が薄い部分があった」(寺田知事)として、自ら説明に出向いた。

 県分権改革推進室によると、寺田知事は、11月に岩手県で開催予定の北海道東北地方知事会議でも意思統一を図りたい意向で、同会議に参加する新潟県や南東北各県にも説明に出向く予定。
(2007/08/10 10:32 更新)

3371やおよろず:2007/08/12(日) 06:48:50
「一国二制度」
なんで、こんな名前なのか?

3372とはずがたり:2007/08/12(日) 07:33:46
確かに,中国嫌いのやおさんの神経を逆撫でするようなネーミングですな〜w

3373やおよろず:2007/08/12(日) 07:54:11
>>3372
中国嫌いというか、「一国二制度」は共産独裁と自由主義の並立を意味するものとして定着するわけで、
わざわざ、地域ごとに税率を変えるだけの話を「二制度」とするのは、誤用であろうということです。

3374とはずがたり:2007/08/12(日) 16:00:38
<北関東>茨城県


龍ケ崎市と利根町が理想 県が合併構想案を公表
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20070811/CK2007081102040329.html
2007年8月11日

 県は「自主的な市町村の合併の推進に関する構想」の素案を公表し、龍ケ崎市と利根町の組み合わせが望ましいとの考えを明らかにした。「平成の大合併」で合併を見送った十八市町村を中心に再編の可能性を探ったが、実現性があるのはこの二市町だけと判断した。

 構想は、県議や市町村議長会長、財界人らでつくる県市町村合併推進審議会がまとめた。二〇〇五年末からの検討作業では、自治体財政の見通しの分析や、市町村長への聞き取り調査を実施。しかし、今年四月の統一地方選で合併反対派の首長が茨城町などで誕生し、合併の意向を示したのは、水戸市、守谷市、河内町、境町、利根町の五市町にとどまった。

 龍ケ崎市と利根町は〇四年からの合併協議で、新市名まで決めたものの土壇場で破談。しかし現在は利根町長が合併推進派で、龍ケ崎市側も牛久市を含めた三市町の組み合わせを望んでいるとされ、情勢に変化が見られるという。

 県は、合併推進債の発行など財政優遇策が受けられる〇九年度末までの合併を期待するものの、「あくまで自主的に進めるもの」(県広域行政推進室)と、両市町の動きを見守る姿勢だ。

 素案は、同審議会が今月十三日から一カ月間、パブリックコメント(意見募集)を行い正式決定する。問い合わせは同審議会事務局=(電)029(301)2457=へ。 (生島章弘)

3375やおよろず:2007/08/13(月) 08:58:46
経済効果10年で11兆円、堺市のシャープ工場
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070811p301.htm

 堺市は10日、シャープが決定した市臨海部での液晶テレビ用パネル工場建設により、工場稼働後の10年間で総額約11兆円の経済波及効果を期待できるうえ、同期間に計約190億円の税収を新たに見込めるとの試算を発表した。

 市が経済学者らに委託した試算結果によると、工場の稼働開始が予定されている2010年3月以降、パネルの製品出荷額が年間約1兆円に上るうえ、従業員の消費や、荷造り、運送などで約1000億円の需要が生まれ、年間計約1兆1000億円の波及効果を見込めるという。

 別に、パネル工場などの建設工事に絡み、市内の建設業者や機械メーカーなどに約8000億円の需要が期待できるとみている。

 シャープに対しては、稼働後の10年は市企業立地促進条例により、固定資産税や都市計画税などの減免措置が適用されるが、減免後で計約190億円の税収を見込める。11年目以降の10年間の税収は約580億円に膨らむ、としている。

(2007年8月11日 読売新聞)

3376とはずがたり:2007/08/14(火) 11:44:40
<近畿>滋賀県

此処が大同合併できると可成り良い感じに完成型だ。
残るは彦根市と犬上郡,近江八幡と竜王・安土,草津・守山・栗東3市辺りかな。

湖北6町長「垣根越え連携必要」 合併への協議、長浜市に申し入れ
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20070814/CK2007081402040748.html
2007年8月14日

 合併に向けた協議の場を求めて湖北地方の六町長が十三日、「新しい地域づくり」を長浜市に申し入れた。川島信也市長は「湖北は一つという私の思いと軌を一にする」と歓迎。合併協議の破たんと成立を繰り返した湖北地方で、合併問題が再燃する。

 申し入れたのは、虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の各町長。そろって長浜市役所を訪れ、川島市長と市議会に「地方分権が進む中、市町の垣根を越えた連携が必要」と意向を伝えた。協議の場を求め「将来の湖北地方を展望、今まで以上に共同の地域づくりを」とする書面を手渡した。

 川島市長は申し入れを評価しながら「道州制の議論が活発になることを考えると、六町のみならず米原市とも十分な連携を図っていくことも大切」とコメントした。

 申し入れ後の会見で、各町長は破たんした過去の合併協議の反省を踏まえ「理念のない合併は失敗する」と指摘。湖北の将来像を探りつつ、住民への説明を進めていく考えを示した。

 湖北地方では二〇〇一年、現在の米原市を含めた一市十二町の枠組みが浮上。離合集散を繰り返し〇五年に米原市、翌年に長浜市が誕生した。
(多園尚樹)

3377とはずがたり:2007/08/19(日) 17:01:52
<九州・沖縄>宮崎県

殆ど詐欺みたいな合併特例債だよなぁ。まぁこうでもしないと地方の無駄な支出を減らせられん。
小渕以降のばらまき時代に必要な箱物なり道路なりつくっときゃ良かったのに何やってきたんだ?

「合併の底流」 自治再生第1部
1…特例債
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=1167&amp;catid=108

 本県が大きく変わろうとしている。「平成の大合併」で約30年ぶりに市町村の地図は塗り変わり、東国原知事の誕生によって「改革」の潮流が生まれた。地方分権の進展に伴い、真の力を備えた地域社会の実現が望まれるが、そう簡単なことではない。自分たちのことは自らの責任で対応するという「自治」を再生するには、何をすればよいのか。その道筋は見つけ出せるのか。第一部「合併の底流」では、合併した自治体の現状と課題について検証する。(「徹底検証」取材班)

 6月下旬に開かれた美郷町北郷区の地域協議会。町から本年度に実施する事業の説明があったが、疑問の声が上がった。「合併したら特例債が使えるはずではなかったのか」。合併前は“アメ”として取り上げられた特例債。委員たちはいらだちの表情を浮かべた。

 3村の合併に向けた協議では、国と県の財政支援に期待が集まった。町が示した支援総額は81億円。このうち、特例債が全体の8割(65億円)を占める。財政難にあえぐ3村が合併したところで財政状況が好転するわけはなく、特例債は妙薬に映った。

 ところが、国が2006年度に導入した「実質公債費比率」で事情は変わる。18%を超えると、県の許可なしでは自由に起債できないことになった。美郷町は19・4%。さらなる財政再建を強いられることになり、「特例債の活用を控えることにした」(町財政課)。
   ■   ■
 だが、納得できない住民がいるのは確かだ。「合併前は散々特例債を説明しながら、合併した後は使わないなんて絵に描いたもちも同然」。合併の住民説明会では、合併効果として特例債を利用した事業もアピールしており、特例債に期待する人は少なくなかった。

 それだけに、住民には「だまされた」という感じがあり、それが行政不信にもつながっている。国や県は平成の大合併を進めるため、(実質公債費比率導入などの)情報を隠し、実際は使わない特例債を目の前にぶら下げたのでは―。そんな見方も出ている。

 県は否定するが、当時の町の合併担当者は「情報は知っていたはず。しかし、結果的に自分たちの住民への説明が背信行為になり、申し訳ない」と複雑な心境を明かす。“特例債特需”が期待外れとなった町内の大手建設業者は「つなぎの仕事でも」と元気がない。
   ■   ■
 他の合併した自治体が特例債をハード事業整備に充てるケースが目立つ中、町の慎重な姿勢は変わらない。県に提出した公債費負担適正化計画では2010年度まで起債を年間5億円に抑え、過疎債や辺地債などで対応することにしている。

 特例債は11、12年度に基金として2億8千万円ずつを積み立てる予定で、老朽化が目立つ本庁舎の建設も極力抑え込む考えだ。町財政課は「特例債といえども、その3割は借金。少しでも有利な起債を見つけるのに苦労する」と話す。

 財政基盤が脆弱な自治体は効率的な行政運営が求められ、歳出削減に知恵を絞る。ハコモノ行政が財政状況を悪化させた経験から、特例債が二の舞になるのではという不安は消えない。しかし、一方で「カネを削ってばかりでは何もできない」との声も聞かれる。町関係者は言う。
 「起債をすれば、その分一般財源を削らなければならない。今は(財政的に)体力をつけるときだと理解してほしい」

3378とはずがたり:2007/08/19(日) 17:02:15

<九州・沖縄>宮崎県

「合併の底流」 自治再生第1部
2…財政運営
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=1169&amp;catid=108

 「こんなに早く経営断念をするとは。正直、まさかという思いはある」。都城市健康長寿課の北崎龍弥課長は、思いもよらない事態に戸惑いを隠せない。
 鹿児島県境に位置し、近くに霧島温泉郷がある同市吉之元町の健康増進施設「神々のふるさと湯」。経営権を民間に移譲してから1年2カ月。突然の経営断念は関係者に大きな衝撃を与えた。

 合併後の厳しい財政運営を想定し、三セクの経営統合などを目玉の一つに位置付けていた同市の集中改革プラン。ふるさと湯の経営権の民間移譲は、その第一弾だった。

 市は昨年度、65歳以上の市民に交付する温泉施設の利用助成券について、合併で増えた旧四町の施設五カ所にも対象を拡大。市中心部から最も遠いふるさと湯の売り上げに影響を与えた。

 合併による施設数増加は、住民サービスを向上させる一方で、施設を営業休止に追い込む皮肉な結果を生んだ。今後ふるさと湯は収入はなくなり、年間数百万円に上る維持管理費が財政を圧迫し続ける。
   ■   ■
 合併を経ても自主財源に乏しい県内自治体にとって、地方交付税は歳入の大きな柱。歳入に占める地方交付税の割合は、各自治体で軒並み20%を超える。

 旧特例法下で合併した自治体は合併後10年間、普通交付税の総枠が保障されるはずだった。しかし、「三位一体改革」によって交付税額は年々減少する。

 都城市は2004―06年度の3年間、交付税が4億円も削減された。「財政状況は一向によくならない」と市行政改革課。合併した自治体でも「現状維持」に精いっぱいだ。

 歳入減に歯止めがかからない一方、生活保護、児童手当などの歳出は膨らむ。「自治体はサービス利用料や新税創設による住民負担増で財源を確保せざるを得ない」との指摘もある。
   ■   ■
 「税金を納めるために合併したのか」。宮崎市が導入を目指す「地域コミュニティ税」(仮称)のあり方を考えるシンポジウムで、旧町住民から壇上の津村重光市長に厳しい声が飛んだ。

 合併からわずか1年で突きつけられた増税議論。宮崎大教育文化学部の入谷貴夫教授(財政学)は「合併協議では新税について、まったく触れていない。契約違反以外の何物でもない」と切り捨てる。

 同市は、昨年度までに各地域自治区事務所の整備などに約4億円を拠出。本年度は基金289億円のうち63億円を取り崩さなければ予算が編成できないほどで、市地域コミュニティ課は「住民主体のまちづくりの新たな財源が必要」と理解を求める。

 行財政需要を負担する余裕がないほど逼迫した財政。ある職員は「合併して安穏としていられる状況ではない」と危機感を込めた。

3379とはずがたり:2007/08/19(日) 17:02:46
<九州・沖縄>宮崎県

「合併の底流」 自治再生第1部
3…競争力強化
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?catid=108&amp;blogid=16&amp;page=2

 県内最大規模の工業団地(約100ヘクタール)を整備する宮崎市。「合併によって集約された地域資源を生かし、都市間競争を勝ち抜く」。市企業誘致推進室の田原信行室長は強調する。

 合併前、旧宮崎市が手掛けた工業団地はなかった。地価が高く都市計画上の制限もあり、土地の確保が難しかったからだ。だが、「地価の低い旧3町の土地を活用できる」ことで整備構想が浮上した。そこには3次産業に特化した産業構造を多様化する狙いがある。

 「製造業の誘致で産業のバランスを図り、経済力を強化したい」。3月、市内で開かれた県工業会交流会で津村重光市長は展望を語った。

 ソフト産業を中心にオフィスビルへの誘致を進めた旧宮崎市。合併後も3次産業の就業人口は約8割を占め、産業の偏りは顕著だ。工業団地整備の条件が整った地域資源の集約は財政、経済基盤強化への願ってもない好機となった。
   ■   ■
 市企業誘致推進室は、大都市の企業に営業攻勢を仕掛けている。職員は1人増の4人となり、旧町時代に誘致を担当した“即戦力”が顔をそろえる。


 しかし、「事業所税が誘致活動に水を差す」との指摘もある。同税は人口30万人以上の都市などで、一定規模の事業所などに課税。旧3町内の企業は2011年度から負担を強いられる。

 「税金は企業の成長を阻害する」と話すのは田野町の工業団地に工場を置く会社社長(65)。同町で合併議論が過熱し、民意が合併に傾く中でも最後まで自立を訴えた。負担は年間数百万円。合併による行財政改革などの効果は認めるが、「工業団地としてのうまみが小さくなった」と憤る。

 一方、市は税負担のマイナスを補い、誘致合戦を勝ち抜くため支援制度の充実を急ぐ。助成限度額の引き上げなどを視野に、現行制度を見直す方針。「交通の利便性もよく競争力は高い」。税負担への懸念をよそに、市は自信をのぞかせる。
   ■   ■
 「全国へ向け、これまで以上に若山牧水を発信できる」。日向市東郷町若山牧水顕彰会の那須文美事務局長はこう語る。

 全国に存在感を示す手段として観光に活路を求めた日向市。その成功の鍵は「住民主体の取り組み」と見ている。

 合併後、旧市町にそれぞれあった顕彰会は組織を一本化。旧町時代は町長が会長を務めるなど行政主導だった活動を、住民主体へと切り替えた。これまで“お客”として参加するだけだったイベントも「企画から積極的に携わる」(那須事務局長)と意欲的だ。

 「何もしなければ、単なる一地区で終わってしまう」。周辺地域として埋没したくないという住民の危機感も協働を後押しする。市観光振興課は「地域や住民が元気になれば、自治体の魅力は増し競争力は高まる」と力を込める。

3380とはずがたり:2007/08/19(日) 17:04:50
<九州・沖縄>宮崎県

こんな状況下で都市部の住民が靡いてくれるとバカの一つ覚えみたいに思いこんで公務員叩きすれば社会が良くなるみたいな発言してた安倍や中川は真正のアホやねぇ。もしくは2ちゃんねらー並の知能ってことかw
まぁ郵政解散激勝の幻想が戦略ミスを誘ってくれたか。

「合併の底流」 自治再生第1部
4…均衡ある発展
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?catid=108&amp;blogid=16

 宮崎市高岡町小田元地区は、野尻町との境に位置する“周辺部”だ。地区を走る市道田ノ平小田元線(1・5キロ)は、トラクターや乗用車が頻繁に行き交う重要な生活道路の一つとなっている。

 離合もままならない状況に拡幅工事を望む声が上がっていたが、旧高岡町の財政事情が厳しく、事業化のめどさえたたなかった。ところが、合併し、話は急展開する。3億4千万円をかけて整備することになった。

 周辺の3町がくっついた宮崎市は均衡ある発展を図るため、3町域の生活基盤を中心とした整備に力を入れる。これまで投入した金額は約228億円。小田元地区自治公民館の十亀正信館長(53)は「仕事の効率も上がる」と手放しで喜ぶ。
 
 「合併すれば周辺部は廃れる」という声に配慮し、着々と進められるインフラ整備。しかし、その一方で住民から悲鳴が聞こえてくる。
  ■   ■
 「旧市内の業者と競合し、利幅が取れない。来年は営業できるか分からない」。旧3町内の30代自営業男性はため息交じりにつぶやく。得意先だった旧町役場(現総合支所)は行政改革で、50―70人規模に縮小。田野総合支所は旧町時代から約4割減った。


 旧3町内の商店は職員からの書籍注文が激減。月3―5万円あった売り上げは数千円にまで落ち込んだ。「年間売り上げも3割ダウン。死活問題」。ただでさえ不況で苦しい経営に、合併が追い打ちを掛ける形だ。

 ある薬局は売り上げをカバーするため、文房具などを扱う100円ショップを始めた。業態を変え状況の打開を図るが、「それでも全部は取り戻せない」。自分の店だけでなく、商店街の明るい未来も描けずにいる。

 この状況を、旧町職員は「広域化によるデメリット」とした上で、「合
併の本来の目的である行財政効率化のためには仕方がないこと」と話す。
   ■   ■
 「均衡ある発展」とは言っても、周辺部は少子高齢化や人口減少に歯止めが掛からず、人口の増える都市部の利便性は増すばかり。発展を実感できない周辺部の住民は、そのギャップに不安を募らせる。

 「ハード整備も大切。でも、住民が行政に求めているのは小さな声を拾い続けること」。こう話すのは日向市東郷町地域自治区の黒木正一区長。

 同区は、工業団地整備や中学校体育館などハード面の整備に取り組む一方で、4月に旧町長室を活用した「聴聴室」を設置した。同区の職員数も110人から72人に減らされ、住民から「地元が寂れるのでは」という声に応えるためだ。

 設置から4カ月で相談件数は50件を超えた。相談の中には行政への不満もあるものの、発展への糸口となる意見もある。黒木区長は「自治体内での地域格差への不安を取り除く。これからが正念場だ」と自分に言い聞かせた。

 合併で生活基盤の整備が進む旧高岡町。一方で自営業者らは厳しい経営を強いられている。

3381とはずがたり:2007/08/20(月) 00:35:49
<九州・沖縄>長崎県

合併後の現状論議 長崎市長と職員が「手弁当会議」
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070817/09.shtml

 田上長崎市長と市職員が昼食を取りながら意見交換する三回目の「市っぽく手弁当会議」が十六日、長崎市役所であり、「チャンポンの効用−市町村合併後のあれこれ」というテーマで意見を交わした。

 事前に申し込んだ合併七カ町の職員を含む十一人が参加。職員らは各自持参した弁当を広げ、合併後の旧町の現状を説明した。

 田上市長は各町を回った感想を述べ「各町それぞれの特性や個性があり、地域ごとに違う」とし、「行政センターは地域に身近な存在、状況を知るセンサーのような役割を担ってほしい」と話した。

 職員からは業務の効率化や、一体感の醸成のため「旧町の北部、南部に総合支所を設けてはどうか」という意見が出た。一方、高島町出身の職員は職員の四割が本庁に異動、島の過疎化が進んでいる点を挙げ、「働ける場所と人を呼ぶシステムをつくってほしい」などと要望した。

 職員への質問を挟みながら会議を進めた田上市長は「変化に対応するには知恵がいる。短期的には住民、職員に戸惑いがあるが、長期的には一体化を行わなければならない。皆さんの経験を生かしてほしい」などと話した。

3382やおよろず:2007/08/20(月) 01:09:42
>>3380
しかしながら、国・地方の経常支出の大きな部分を占める公務員人件費に手を突っ込まないと財政再建ができないのも事実ではなかろうかと思います。
独立行政法人化や例外なき民営化が、この路線から外れたものであるとは思いますが、かといって何もしなくともよいということもないでしょう。

3383とはずがたり:2007/08/22(水) 15:18:17
小規模自治体にも職員派遣
街づくり支援で総務相表明
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007082200008&amp;genre=A2&amp;area=Z10&amp;mp=

 【ブエノスアイレス21日共同】アルゼンチンを訪問中の菅義偉総務相は21日午後(日本時間22日未明)、ブエノスアイレス市内で同行記者団と懇談し、2008年度に「地域力創造部」を総務省内に新設し、街づくり支援のため同省職員の派遣を小規模の地方自治体にも拡大する方針を明らかにした。

 独自の地域活性化策に取り組む自治体を支援する「頑張る地方応援プログラム」を従来の財政支援から一段と強化する。菅氏は「現場を持つ市町村に派遣したい。やる気のある地方を人材面からも応援したい」と強調した。
 総務省による自治体への職員派遣は、財政再建団体に指定された北海道夕張市の要請を受けて、1人派遣した例もあるが、都道府県や政令市などの大規模な自治体が中心。過疎や格差問題の深刻化を背景に、市町村側の要望が強まったことを受け、間口を広げることになった。(共同通信)

3384とはずがたり:2007/08/24(金) 23:44:25
<九州・沖縄>宮崎県

「合併第2幕」本格始動
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20070824/20070824_002.shtml

 合併新法に基づく県内の「合併第2幕」が本格的に動き始めた。宮崎市の津村重光市長は23日、清武町との合併を目指し、9月1日付で「合併推進室」を設置することを明らかにした。清武町も同日付で合併対策室を設置し、合併協議へ向け連携を強化する。県南地区でも日南市と北郷町、南郷町の1市2町がそれぞれ9月議会に法定合併協議会(法定協)設置議案を提案する。各自治体とも新法期限の2010年3月末より以前の早期合併を目指しており、議論が深まりそうだ。 (宮崎総局・郷達也)

■09年3月末目標に 宮崎市 清武町 推進・対策室を設置 日南市北郷、南郷町法定協、議会提案へ

 清武町の鐙(あぶみ)和俊町長は4月の統一地方選で「合併推進」を掲げ、「自立」を訴えた現職を破り初当選した。この日は、臨時議会(17日)で合併対策室設置議案を可決したことを津村市長に報告。両首長とも「07年度中の法定協設置へ積極的に取り組む」と述べた。

 懇談では、津村市長が「3町合併から1年8カ月たち、ようやく一体感が出始めた」と成果を強調。鐙町長は「一足遅れたことで、清武町は検証できます」と切り返して場の笑いを誘い、合併に対する両者の認識の「近さ」をアピールした。

 ただ、新法下でも、09年4月以降の合併については、地方交付税の算定期間が短縮される。このため、津村市長は「清武町が『合併GO』となれば、09年3月が最初の区切り。円滑に進めたい」と早期合併も視野に入れている。鐙町長は「町単独はいろいろなリスクがある。将来像を考え、きちんと町民の合意を得て論議を進めたい」と話した。

 □ □

 旧法下でいったん頓挫した日南、北郷、南郷の1市2町。だが、5月末に3首長が「09年3月末の合併を目標」に合意し、連携をとってきた。

 日南市によると、9月議会で3市町の各法定協設置議案が可決されれば、ただちに合併協議を進め、年内には協議終了。08年1月から住民説明会やアンケート調査など住民の意向を調査し、合意が得られれば3月議会に廃置分合関連議案を提案したいとしている。

 自立を決めた串間市は法定協に参加しないが、日南市の担当者は「それぞれの意向がある。現在の枠組みで進めている自治体だけでやっていきたい」と前向き姿勢だ。

 一方、統一地方選同様、任期満了に伴う都農町長選(9月9日投開票)でも、合併問題が争点となりそうだ。立候補を予定する4新人とも「合併推進」を掲げるが、合併の枠組みでは「児湯郡5町」以外に、町民からは「日向市との合併」の声もあり、枠組みに慎重姿勢の候補者もみられる。

 こうした動きに、新法期限内に現在の30市町村から「10市町」に再編するのが望ましいとする「合併推進構想」を打ち出している県は「構想はあくまでたたき台であり、各地域で論議を深めてほしい」(市町村合併支援室)としている。

=2007/08/24付 西日本新聞朝刊=
2007年08月24日00時36分

3385とはずがたり:2007/08/28(火) 18:48:28
<近畿>京都府
う〜ん,残念。。城陽が抜けると井手町と宇治市・宇治田原町が繋がってはいるが城陽市を挟んでやや分断されてしまうな。。

任意協解散合併白紙に
宇治・城陽・宇治田原・井手
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007082800019&amp;genre=A2&amp;area=K20&amp;mp=

 「宇治・城陽・宇治田原・井手合併任意協議会」は27日夜、京都府宇治田原町の町総合文化センターで第6回会合を開き、協議会の解散を決めた。合併をめぐる住民アンケートを、市独自でも実施する方針を示した城陽市と他3市町が対立し、協議が決裂、合併は白紙に戻った。

 同協議会が合併後の新市の指針としてまとめた「新都市建設基本構想」に陸上自衛隊大久保駐屯地(宇治市)の「新市内適地」移転が盛り込まれ、山砂利採取跡地(城陽市)への移転の可能性を城陽市民が懸念。市独自のアンケートを求める住民要望を受け、橋本昭男城陽市長は23日、「住民の意向を反映したい」と実施の方針を表明した。

 これに対し、会合では「駐屯地移転と山砂利跡地利用の話は新市移行後、アンケートは統一で、とした4首長間合意に反する」との意見が続出。橋本市長は実施を譲らず、城陽の委員を除き「これ以上の論議は無理で、解散はやむを得ない」と結論付けた。
 任意協会長の久保田勇宇治市長らは会合後に会見し「城陽市長と大きな意見の隔たりがあり、信頼関係を築けなかった。これ以上の議論は2市2町の信頼関係を損ねると判断、断腸の思いで解散を決めた」と述べた。城陽を除く1市2町による協議継続の可能性については「現時点では分からない」と明言を避けた。山城地域では2003年、2市2町に八幡、京田辺、久御山を加えた7市町でつくる合併任意協が解散。枠組みを再度模索し、昨年7月に2市2町で任意協を発足していた。

3386とはずがたり:2007/08/28(火) 19:02:09
<東北・北海道>宮城県

覆水盆に返るか?

■10月にも合併協始動2007.08.28
気仙沼市、本吉町
9月議会に関連案
県も全面支援を約束/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2007_08/k/070828k-gapei.html

 気仙沼市と本吉町は二十七日、合同で記者会見し、それぞれの市町議会九月定例会に法定合併協議会設置に向けた関連議案を提案することを発表した。両議会の議決を経て十月にも一回目の合併協を開く方針で、合併新法に基づく合併協設置は県内で初めて。本吉町が参加する合併協議は、旧気仙沼、旧唐桑両市町との協議から同町が離脱した二〇〇五年三月以来、約二年半ぶり。

 会見で鈴木昇市長は「経済や文化の面で結びつきの深い二市町は、協調して住民福祉の向上に取り組まなければならない」と述べ、合併の必要性を強調。「村井嘉浩知事から電話で、県内唯一の市町合併に県としても支援していく旨の連絡があった」と語った。

 森琢男町長は「(鈴木市長とは)圏域の発展のために合併は必要との共通認識で準備を進めてきた。より良い合併の姿をまとめたい」と意欲を新たにした。

 今後の予定については「具体的なスケジュールは合併協議会の中で検討する」(菅原務副市長)としながらも、森町長が「任期内の合併を目指す」としている合併期日について、鈴木市長は「森町長の意思を最大限尊重したい」と話し、柔軟に対応する考えを示した。

 両市町長は会見後、県気仙沼地方振興事務所を訪問。河端章好所長に合併協設置に向け取り組むことを報告した。河端所長は「人的、財政的な面をはじめ、全面的にバックアップしたい」と応じた。

3387とはずがたり:2007/08/28(火) 22:44:00
>>3386
<東北・北海道>宮城県

法定合併協設置へ 気仙沼市・本吉町 10月にも初会合
ttp://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/08/20070825t11036.htm

 旧宮城県気仙沼市と旧唐桑町との合併協議からいったんは離脱し、あらためて気仙沼市との合併を目指す本吉町の森琢男町長は、気仙沼市との法定合併協議会を設置する方針を固めた。27日に鈴木昇気仙沼市長と法定協設置を発表する。最初の法定協は早ければ10月中に開催される見込み。

 森町長は法定協設置に関する議案を町議会9月定例会に提出する。気仙沼市も同様に市議会9月定例会に関連議案を提出する方針。2005年4月施行の新合併特例法に基づく法定協の設置は県内で初めて。

 森町長は町議会合併調査特別委員会に対し、町内15カ所で開いた合併に関する町民懇談会を受け「懇談会での町民の意見を踏まえ合併協議に臨みたいと考えていたが、両市町で法定協設置の見通しが立ったので関連議案を提案したい」と提示。合併の期日についてはこれまで「(町長の)任期内の合併を目指す」としていたが、特別委には「どの時点というのは控えたい。慎重に対応する」と説明した。

 法定協は両市町の議員や職員、有識者らで構成し、各種事務事業の取り扱いなどを調整する。

 本吉町は2005年2月、議会の反対で旧気仙沼市、旧唐桑町との合併協議から離脱。両市町は昨年3月に合併した。本吉町ではその後、合併推進を公約に掲げた森町長が当選。改選された議会も推進派が多数を占める。県も新たな市町村合併推進方針の中で、気仙沼市と本吉町の合併について積極的な支援を行うとしている。

2007年08月25日土曜

3388とはずがたり:2007/08/28(火) 22:58:49
<中国・四国>岡山県

岡山市の政令市移行に伴う区割り案(図)
ttp://0bbs.jp/tohazugatali/img8_14

岡山市の政令市移行に伴う区割り案 旭川以東の調整焦点
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/08/28/2007082810162467018.html

 岡山市議会の政令指定都市調査特別委員会は27日、市が2009年4月の政令市移行後に導入する区制に関し、市行政区画等審議会が示した3区割り案について協議した。特別委委員からは市西大寺支所(西大寺上)を区役所に活用する案に異論が出て、西大寺地区を含む旭川以東の調整が焦点となりそうだ。

 審議会の作業部会が24日示した3区割り案は、旭川以西の市中心部から北がA区、旭川以東がB区、市南西部がC区。区役所はA区が本庁・分庁舎の一部、B区が西大寺支所を活用、C区は南福祉事務所の所管区域(南福祉区)に設置する方向。区名は仮称。

 特別委では、B区の人口を福祉事務の所管区域(福祉区)でみると、「西大寺」よりも旭川沿いの「東」の方が多いといった理由で、委員からは「区役所をつくるのなら『東』管内とし、西大寺支所は残せばよい」などの意見が出た。

【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】
(2007年8月28日掲載)

3389とはずがたり:2007/08/30(木) 22:43:00
<中国・四国>岡山県

矢掛は合併せずを選択した町。

矢掛町の企業誘致が好調'07/8/30
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200708300013.html

 矢掛町の企業誘致が好調だ。ここ4年余りで5社が工場や営業所を新設。23日には粘着テープなど製造のカモ井加工紙(倉敷市)と立地協定を結び、鋳物製造のクラシキ機工(矢掛町)とも締結準備を進めている。自動車部品輸送の日本陸送(三重県)は、町の仲介で民有地を購入した。山陽道へのアクセスが良く、岡山、倉敷、福山の各都市圏に近い立地条件に加え、町の積極的な誘致活動が奏功している。

3390とはずがたり:2007/08/30(木) 22:44:18

<中国・四国>岡山県

赤磐も備前支局に入るんですな〜。大まかに云って備前市は片上と伊部が中心となって出来た備前町に三石・日生・吉永が合流して出来た市でほぼ元々和気郡に属す。和気町と合併して和気市なり備前市なりで良い様な気もするがどうであろう?

崩壊する地域
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/08/26/2007082609233120003.html

 訳あって今月中旬から、備前市にある備前支局に通っている。ここで備前、赤磐、瀬戸内市と和気町などをエリアとする紙面・東備版を編集している。総人口は十四万人近く。県内三番目の津山市(約十一万人)よりも多く、記者五人でカバーしている。

 五年前に一年半ほど備前支局長を務めていた。当時は平成の大合併前。東備地域が一つになり、人口十万人超の規模が必要ではないかと思っていた。支局から本社に異動直後、備前JC主催の合併シンポジウムで、コーディネーターとして「東備大合併論があってもいいのでは」と提案したこともある。

 エリア内で和気町に注目した。旧和気、佐伯町が合併し、人口約一万六千人の自治体になった。高齢化率は30%に迫る。地区によっては50%を超えるところも。これは切実だ。若者の人口流入は考えにくい状況では、助け合う環境をつくらなければならない。この発想から町に「まちづくり政策課」が設けられ、町内九地区で「まちづくり協議会」が立ち上がった。町職員全員が各地区を担当し、地域の将来計画を立案したり、具体策を話し合っている。

 高齢化が進み、休耕田が増え、祭りの開催すらままならない…。政令市を目指す岡山市の人口が増える一方、周辺の自治体の中には「崩壊の危機」が迫る地域がある。医療・福祉の拠点であるべき公的病院の経営が悪化し、自治体財政の圧迫要因にもなっているところもある。合併後のまちづくりをどうすべきか、和気町の取り組みは注目される。

(特別編集委員・江草明彦)

3391とはずがたり:2007/08/31(金) 02:17:45
<首都圏>埼玉県

やれやれ。。

2007年8月28日(火)
春日部との合併反対 野口町長「早期推進は中止」
杉戸住民投票
http://www.saitama-np.co.jp/news08/28/03p.html

◇杉戸町住民投票開票結果(選管確定)
春日部市との合併に賛成10,555
春日部市との合併に反対12,959
(無効439、持ち帰り1)

 春日部市との合併の是非を問う北葛飾郡杉戸町の住民投票が二十六日投開票された。「春日部市との合併」について「賛成」「反対」の二者択一で投票された結果、「反対」が一万二千九百五十九票を獲得し、「賛成」の一万五百五十五票を上回った。投票率は63・30%。

 住民投票から一夜明けた二十七日、同町の野口勝久町長(65)は町役場で記者会見。「住民説明会や座談会など開くべきだった。説明不足もある」と十分な説明責任を果たせなかったことを反省した上で、「結果は真摯(しんし)に受け止める。『一市一町』の合併推進については休止したい」と答えた。これにより同町長が最大の公約に掲げてきた「春日部市との早期合併推進」は事実上白紙に戻った。

 しかし同町長は、杉戸町の将来について「合併しなくてやっていけるのか。合併は国家百年の計。(可能性を)ゼロにしたくない。希望は持ち続けたい」と述べ、合併そのものが反対されたとは考えていない、との認識を示した。

 同町長は「春日部市との合併は休止するが、住民の声、議会の論議、近隣市町の動向などに変化があれば、また動きだすこともある。その時はいろいろな町や市を視野に入れたい」と述べ、同町をめぐる環境の変化次第で新たな合併に向けた取り組みを始める可能性も示唆した。

賛意得られずも今後も連携図る
春日部市長

 杉戸町の住民投票の結果について、春日部市の石川良三市長は二十七日、「春日部市との合併について住民の皆さまの賛意をいただけませんでした。春日部市としては、今後も、杉戸町をはじめ近隣市町と連携を図りながら、県東部地域の発展に努力したい」とするコメントを発表した。

「説明不足だった」町長
市民団体「青写真何もない」
会見する野口勝久町長=27日午前、杉戸町役場


 春日部市との合併の是非を問う杉戸町の住民投票が二十六日行われ、「春日部市と合併」について「反対」が「賛成」を二千四百四票を上回った。

 今回の住民投票は、野口町長が当選翌日に記者会見した発言がきっかけ。同町長は「吸収合併でもいい。住民投票の必要はない」などと発言。これに合併慎重派の一部住民が反発し、条例制定を直接請求した。

 春日部市との合併について、町側が住民の意思を確認したのは今回で三回目。二〇〇四年七月の住民投票と同年九月の住民意向調査では、いずれも春日部市との合併を望む市民が多数を占めた経緯がある。

 ではなぜ今回は住民は「ノー」の答えを出したのか。反対に投票したある市民は「合併の青写真が何も示されなかった」。市民団体の幹部は「前回までは議会でも論議され対等合併というルールがあった。『吸収合併でもいい』では町民感情として納得できない」と指摘した。野口町長自身も「合併は私の最大の公約。説明不足だった」と認める。

 二十七日の会見で「住民の意思を真摯に受け止め、春日部市との合併は休止する」と同町長。春日部市との合併は事実上白紙に戻った。「住民が主役のまちづくり」は野口町長のもうひとつの公約だった。住民とともに「白紙」に夢を描く、そんな杉戸の新しいまちづくりに期待したい。

・ ・ ・
トリプル選挙 一部で不手際

 知事選、町議選、住民投票の三つの開票が重なる「トリプル選挙」となった杉戸町。開票作業をスムーズに進めようと、七月の参院選より十五人多い百十六人態勢を整えた。

 しかし三選挙の投票率が60%を超す高率。さらに狭い会場で三つの作業が平行して行われたこともあり、住民投票の最終結果が出たのは二十七日の零時十五分だった。

 コンピュータの事前登録ミスで町議選の届出順を間違えたり、一部で報道機関への広報が遅れるなどの不手際もあった。町選管では「今回の反省を生かし改善したい」と話している。

3392とはずがたり:2007/08/31(金) 15:50:05
<中国・四国>島根県

総合・経済・社会 : 益田市議会が自主解散
ttp://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=408817006

 編入合併に伴って適用した在任特例期間が全国最長の三年十カ月となっていた益田市議会(四十一人)は三十一日開いた臨時会で、任期を約一年前倒す解散決議案を賛成多数で可決し、即日解散した。「平成の大合併」における議会の自主解散は、中国地方では山口県山陽小野田市に次いで二例目。島根県内の合併自治体で最後となる市議選は四十日以内に、新定数二八で行われる。

 益田市は二〇〇四年十一月一日、美都、匹見両町を編入合併。両町議会議員(十七人)に在任特例を適用し、任期は合併直前に改選した旧市議会議員に合わせて「〇八年八月十二日まで」となり、新市議会の議員数は法定定数三〇を超える四十三人に膨れ上がった。

 任期短縮は合併協議で検討され、旧市議会が提案した「〇七年十月を目途」で決着。新市議会であらためて検討することになった。

 合併後、議員数が多すぎ、市財政も圧迫するとして、同市連合自治会長連絡会が新定数による早期改選を要望。議会側は任期検討会を重ね、約一年前倒しの「〇七年七月まで」とすることを確認していた。

 この日の臨時会には議員全員が出席し、市議会運営委員会が解散決議案を提出。記名投票で採決があり、賛成四十人、反対一人で、議会解散の特例法が定める要件(議員の四分の三以上が出席した上で五分の四以上の同意)を満たした。

 市議選の日程は、一日開かれる市選挙管理委員会で決定。「九月二日告示、同九日投開票」が有力視される。
('07/08/01 山陰中央新報)

3393とはずがたり:2007/09/03(月) 23:43:39

<近畿>京都府

他市町の姿勢批判
合併協解散で城陽市長
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007083000165&amp;genre=A2&amp;area=K20&amp;mp=

 京都府城陽市の橋本昭男市長は30日、記者会見を開き、決裂した宇治市、宇治田原町、井手町との合併協議の経緯について、城陽市としての見解を説明した。この中で「(他の市町は)解散、解散だった」として、協議継続を拒否した1市2町の姿勢を批判した。

 橋本市長は、合併任意協議会が解散を決める直前に行われた2市2町の首長会談の内容にふれ、「(自分以外の)3首長が解散、解散と言う中で、協議の一時休止を求める状況ですらなかった」と、解散決定に不満を示した。

 合併論議再開の可能性については「私からは起こさない。今の段階ではいささかも考えていない」と否定した。近く、城陽市議会全員協議会で経緯を説明したうえで、広報紙「市政だより」で市民に経緯を報告する。
 27日の協議は、宇治市、宇治田原町、井手町の3首長が決裂直後に会見し、独自の住民アンケートを実施しようとした橋本市長を「不信感は払しょくしがたい」などと厳しく批判した。

3394とはずがたり:2007/09/04(火) 21:56:28

<九州・沖縄>熊本県熊本市

KABニュース
2007年8月20日 19時
熊本市・富合町 合併協議9割すすむ
ttp://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2007/8/20&group=4&id=5

 熊本市と富合町の合併協議会が開かれ、保育料の取り扱いなど16項目を承認しました。これで、9割の協議を終えたことになりますが、合併期日や、議員の定数などはこれからです。
7回目となるきょうは、前回までに提案された19項目を協議しました。熊本市と富合町で異なる保育料を5年間は据え置き、その後、熊本市の制度に統一するなど16項目を承認。前回、継続審議とした都市計画区域の扱いはひきつづき継続審議としました。また、次回の協議項目として、合併後10年間のまちづくりの方針や、財政計画を盛り込んだ新市基本計画や、事務組織の取り扱いなど4項目を提案。合併後、富合町に設置する総合支所については、当面、現在の役場と同じ程度のサービスを提供できるよう調整しているとしています。

3395とはずがたり:2007/09/04(火) 22:06:47
<近畿>兵庫県

無事50%を下回れるかな?w
それにしても赤穂・相生・上郡の2市1町で播磨市とか出来なかったのかねぇ。

赤穂で合併問う住民投票
http://www.kobe-np.co.jp/news_now/news2-776.html
2007/09/01
 赤穂市で九日、上郡町との合併の是非を問う住民投票が実施される。全国で自治体の再編が進められた「平成の大合併」はほぼ終わり、兵庫県内で現在も取り組まれている合併をめぐる動きはこの両市町のみ。二〇〇三年十一月の法定合併協議会設立から四年近く曲折を重ねてきた問題に結論が出されるのか。市民の判断が注目される。(赤穂支局・山本哲志)

紆余曲折、協議4年/低い関心、投票率も注目

 両市町の合併は、相生市長が二〇〇二年春に提唱した三市十五町による「西播磨市」構想にさかのぼる。構想自体は消えたが、上郡町は赤穂、相生両市とそれぞれ法定合併協議会を設置した。

  だが、上郡町ではどちらと合併するかをめぐって当時の町長と町議会が対立。町会のリコールや住民投票の延期などで特例法期限内の合併が不可能となり、相生市との法定協議会は事実上解散した。〇五年一月、赤穂市と上郡町は新特例法による合併を目指し、協議を再開した。

  その後、〇六年十一月の上郡町長選で、赤穂市との合併を訴えた現在の山本暁町長が初当選。〇七年一月の赤穂市長選では合併問題の早期決着を掲げた豆田正明市長が再選を果たし、協議加速への環境は整った。

  協議は曲折を経て再開し、計十七回を数える。これまでに、合併期日は〇八年十月一日▽新市名は赤穂市▽市庁舎は現赤穂市役所▽議員定数は二六―などが決まった。



  赤穂市が昨年十月に実施した住民アンケートでは七割以上が住民投票の実施を求めた。これを受け、市は今年三月市会に住民投票条例案を出し、可決された。

  市は七月末から八月末にかけて住民説明会を自治会ごとに計三十四カ所で開催。市幹部らが厳しい財政状況を訴え、合併への理解を求めた。

  しかし、出席者からは「住民の暮らしがどう変わるのか見えない」「市長の合併への熱意が感じられない」などの不満の声も寄せられた。八月中旬には合併反対を唱える市民団体が発足し、「市民の生活に直結する項目が先送りされ、合併の是非を判断するには説明不足」とする公開質問状を市長に出した。



  まちの将来を左右する合併問題。だが、住民投票への関心が高まっているとは言い難い。

  投票資格は「十八歳以上」とされているが、住民説明会に若い世代の参加者はほとんど見られない。全国的に合併をめぐる動きが一段落していることや、一部会派を除く大半の市議が立場を明確にしていないことなどが要因とみられる。

  「平成の大合併」では全国で二百四十余りの住民投票が実施されたが、うち二十は投票率が成立要件を満たさず、開票されないまま終わった。

  赤穂市では「50%以上で開票」としているが、一月の市長選の投票率は51・13%。単純な比較はできないが、合併の是非とともに、投票率にも注目が集まっている。

  「全国でも屈指の長さ」(合併協担当者)とされる両市町の合併協議に結論は出されるのか。投票結果は法的な拘束力を持たないが、豆田市長は「結果を尊重する」と話している。

3396とはずがたり:2007/09/05(水) 11:14:16
<近畿>滋賀県

安土八幡竜王市vs東近江安土八幡竜王愛荘市の戦いか?
片岡には実現可能性がないことを夢物語でばらまける強みがあるね。
津村には竜王の動向等含めて実行可能性が不透明な上に負担がそれ程減らないという弱みがある。

現職と新人が立候補
安土町長選 合併是非が争点
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007090400191&amp;genre=A2&amp;area=S20

 任期満了に伴う滋賀県安土町長選が4日、告示され、いずれも無所属で、再選を目指す現職の津村孝司氏(58)と、新人でNPO法人(特定非営利活動法人)理事で元同町議の片岡好夫氏(60)の2人が届け出た。県が示している近江八幡市、竜王町との合併の是非が争点で、投票は9日に行われ、即日開票される。

 津村候補は「安土がもし、どこまでも1町でいくなら破たんする。合併を検討しないなら座して死を待つのみ」として、県が示した1市2町の合併について前向きに検討することを訴えている。

 これに対して片岡候補は「いま示されている合併案の是非を問う選挙」と位置づけ、当面は合併をせずに町単独で活性化を図り、将来、東近江地域2市3町の合併を目指す方策を提示している。

 3日現在の有権者数は9813人。

 ◇安土町長選立候補者◇(届け出順)=氏名、年齢、所属、新旧、職業、役職(経歴)、学歴、住所、当選回数の順。敬称略
 津村 孝司(つむら・たかし)58 無現 町長(町議、学習塾経営)名古屋工大卒。常楽寺(1)
 片岡 好夫(かたおか・よしお)60 無新 NPO法人理事(町議)八幡商高中退。下豊浦

3397とはずがたり:2007/09/05(水) 11:20:22
<九州・沖縄>佐賀県

大町町全世帯アンケート 合併「必要」8割
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&amp;blockId=627238&amp;newsMode=article

 杵島郡大町町は4日、市町村合併に関する町内全世帯アンケートの結果を発表した。「合併が必要」「どちらかといえば必要」と答えた人が全体の8割を占め、このうち希望する相手の自治体として最も多かったのが同郡江北町、次いで武雄市だった。

 武村弘正町長は「合併を強く望む住民の意向を踏まえ、議会と協議しながら合併の枠組みや周辺自治体との話し合いなど環境整備を進めていきたい」と、推進する方針をあらためて示した。

 合併アンケートは、今年4月の町長選で武村町長が推進策として公約に掲げていた。町が7―8月、18歳以上を対象とし、各世帯から無作為で抽出した1人に依頼する方法で実施。2950世帯のうち2026世帯が回答、回収率は68・7%だった。

 結果は「合併が必要」と答えた人が53・6%で最も多く、「どちらかといえば必要」と合わせると80・7%となり、合併への期待が大きいことがうかがえる。希望する自治体は江北町が32・5%、武雄市29・5%で、ほかを大きく引き離した。

 世代別に見ると、若年、中年層は武雄市と答える人が多いのに対し、年代が上がるにつれて江北町を選択する割合が高い傾向になった。合併時期で最も多かったのが2年以内で31・4%。次いで合併特例法の期限となる2010年3月までが25・1%だった。

09月05日更新

3398とはずがたり:2007/09/05(水) 11:22:34
<中国・四国>島根県

ローカルニュース 2007/09/05
合併視野に友好確認 新東出雲町長、松江市長を表敬
http://www.nnn.co.jp/news/070905/20070905013.html

 八月の兵庫県東出雲町長選で単独町政を推進する現職を破って初当選した鞁嶋弘明新町長が三日、松江市役所に松浦正敬市長を表敬訪問。任期中の松江市との合併を視野に協力を求め、互いに信頼関係を確認した。
会談後、握手を交わす松浦市長(左)と鞁嶋町長

 鞁嶋町長は「いろいろ助けてもらうことばかりですが、よろしくお願いします」と就任あいさつ。松江市長は「東出雲町とさらに仲良くしていきたい」と歓迎した。

 「単独町政を維持できればいいが、なかなかそうはいかないだろう」と任期中の合併を問う再住民投票を示唆する鞁嶋町長に対し、松浦市長は「われわれは五年前、任意の合併協議会までこぎ着けて松江市と八束郡の間で一定のまとめをやった経験がある。その経験も踏まえて東出雲町の皆さんと親しく話し合いをさせてほしい」と答えた。

 現松江市は二〇〇五年三月、旧松江市と八束郡八町村のうち東出雲町を除く七町村が合併して誕生した。

3399とはずがたり:2007/09/05(水) 11:28:44
<九州・沖縄>熊本県熊本市

20人中9人の町議が政令指定都市に前向きか。

「熊本市との任意合併協を」 植木町の住民団体 町議会に請願書
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20070904/20070904_001.shtml

 植木町の住民グループは3日、熊本市と同町の任意の合併協議会設置を求める請願書を同町議会(高田嗣人議長、議員20人)に提出した。同町の藤井修一町長にも同様の申し入れを行った。

 提出したのは「植木町を考える町民の会」(三嶋義幸代表)と「男女共同参画の会みらい」(山口和子事務局長)、同町内の区長堀義徳さん。

 請願では町が熊本市と合併して政令指定都市になった場合、町単独の場合と比べてどのようなメリットやデメリットがあるのかを町民に提示するよう、任意の協議会設置を求めている。

 同町の合併をめぐっては、2003年3月に熊本市との法定合併協議会設置の是非を問う住民投票が行われ、反対が過半数を占めた経緯がある。ただ、今年に入って町議会が政令市についての勉強会を開催するなど、合併をにらんだ新たな動きが出てきた。

 この日、住民グループは紹介町議9人の名前を連ねた請願書を高田議長に手渡した。高田議長は「慎重に検討したい」と応じ、11日に開会する定例議会で審議される予定。

 同様の申し入れを受けた藤井町長は「4年前の住民投票の結果により、現在は単独の町づくりを進めているところだが、それらの経緯も踏まえ、住民のさまざまな意見を聞きたい」と述べた。

=2007/09/04付 西日本新聞朝刊=
2007年09月04日00時35分

3400とはずがたり:2007/09/05(水) 23:40:15
<九州・沖縄>福岡県糟屋郡

6町合併問題 「計画から住民参加を」 志免町 議会が公聴・意見交換会
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070903/20070903_009.shtml

 粕屋郡の宇美、篠栗、志免、須恵、久山、粕屋の6町合併問題をめぐり、志免町議会が1日夜、町民から合併についての考えを聞く公聴会・意見交換会を町民センターで開き、町民からは注文や意見が相次いだ。同問題について関係町議会が公聴会を開催するのは初めて。町民55人が参加した。

 同議会合併問題調査特別委員会(二宮美津代委員長)による公聴会では町民の公述人2人が発言。「合併計画の段階から積極的に住民に参加してもらい、最終的には住民投票で是非を判断すべきだ」「6町が合併すれば18万人の都市となり、依然としてある(志免町の)炭鉱町というイメージも一掃できる」などの意見が出された。

 また参加者が自由に考えを述べる意見交換会では「新市名は住民感情として重要な問題。東福岡市という案もあり、早い段階で議論してほしい」「税金や介護保険はどうなるのか。町民に分かりやすい資料を示してほしい」などの声が上がった。

 6町は当初、法定合併協議会の関連議案を9月議会に提案する予定だったが、住民への説明が不十分だとして12月議会に先送りしており、志免町議会は今回の公聴会の意見を参考に議論を重ねたいとしている。

=2007/09/03付 西日本新聞朝刊=
2007年09月03日00時35分

3401とはずがたり:2007/09/08(土) 15:20:47
<東北・北海道>北海道根室支庁

管内4町って何処だ?標津郡中標津町・標津町,目梨郡羅臼町,野付郡別海町で,これで根室支庁の全町か。

2007年09月07日
西澤町長が合併推進宣言
http://www.news-kushiro.jp/news/20070907/200709078.html

  中標津町議会9月定例会が6日開かれ、この中で、西澤雄一町長は合併新法下での市町村合併について「可能な組み合わせの中で合併に向けた取り組みを進めたい。来年3月までには判断したい」と意欲を見せた。管内4町の中核自治体の立場から意思を明確に示したもので、他町にも影響を与えそうだ。

3402とはずがたり:2007/09/08(土) 15:26:53
<東海>愛知県

2007.09.07
小坂井町議会で合併問題質疑
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&amp;id=20417&amp;categoryid=1

 小坂井町議会一般質問は前日に引き続き6日も行われ、深井徳美氏と大場昌克氏が登壇した。大場氏の「豊川市との編入合併協議に関する総括」を求められた伊藤千秋副町長は「(町の混乱を修復し)お互いの信頼関係を再構築し、豊川市に合併を申し入れたい」と答弁した。

 伊藤副町長は県職員として旧渥美郡など多くの合併にかかわってきた。今回の合併に関する経過において町の混乱や県の姿勢に「強い憤りを感じる」と同副町長は述べた。町に対しては「ひぼう、中傷が飛び交い、小坂井はこんなところかと残念な気持ちになった」、県に対しては「やるだけやって、手を引いてしまう」と説明した。

 さらに「御津町とは同一歩調で行こう(合併しよう)と話していた。それを(合併賛成多数を占める)数の論理で(御津町を)置いて行こうとしたのは小坂井町だ」と町の当時の状況を答弁した。

 加えて「宝飯4町は一枚岩」であることを強調。「(小坂井町の急速な動きに)脅された御津町は合併を急いだため、廃置分合の議決は小差(賛成6、反対5)になった。しこりが残るだろう。そのような合併は(編入合併を受け入れた)豊川市に迷惑をかけることになる」と答弁した。

 伊藤憲男町長も、町責任者、議会、町民の総意として豊川市との合併に邁進する方針を示した。

3403とはずがたり:2007/09/08(土) 19:29:32

<東北・北海道>岩手県

合併協設置の勧告諮問 達増知事
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070831_12

 達増知事は31日午前、県市町村合併推進審議会(委員12人)に対し、合併新法に基づき合併協議会設置を勧告すべき地域があるかどうか調査を諮問した。同審議会は県内の市町村長から聞き取りを行うなど調査を進め、本年度内に知事へ答申する。

 審議会は同日、県庁で開かれ、市町村、議会、経済、教育、学識経験者ら委員10人が出席した。

 達増知事は「合併新法期限は2010年3月末で残り3年を切っている。真剣な議論が必要な時期だ。合併効果を検証し、協議会設置を勧告すべきかすべきでないかを含め勧告のあり方について審議をお願いしたい」とあいさつした。

 会長に県立大総合政策学部の斎藤俊明教授(公共政策)、副会長に岩手経済同友会の梅村俊男常任幹事(北日本銀行専務)を選任した。

 同審議会は9月から12月にかけて、首長らに聞き取り調査し、12月から来年3月まで旧合併特例法下で合併した市町村の合併効果の検証、合併協議会設置勧告のあり方を審議する。
(2007/08/31)

3404とはずがたり:2007/09/08(土) 20:30:02
<九州・沖縄>佐賀県
>>900-906>>2611>>3345

上峰町合併アンケート 「情報不十分」7割
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&amp;blockId=629150&amp;newsMode=article

 三養基郡上峰町の政治団体「上峰町をよくする会」(碇勝征会長)は6日、町内全世帯を対象に行った合併についてのアンケート調査の結果をまとめ、公表した。「合併論議について町から十分な情報伝達があったか」の質問には74%が「なかった」と回答。合併枠組みの“路線変更”についても「住民の意見を聞くべき」との答えが73%に上り、同会は「住民無視の合併が進められていることを示す結果。町に改善を働きかけたい」としている。

 アンケート調査は、選挙公約に「吉野ヶ里町との合併」を掲げ、今年1月に当選した大川紀男町長が同町との合併を断念、「三養基郡(みやき町、基山町)との合併を目指す」と路線変更を明かした上、「住民アンケートは行わない」としていることから同会が独自に実施した。8月中に町内全戸の3200世帯に配布。1287世帯が回答し、回収率は40%だった。

 アンケートでは情報伝達や路線変更のほか、合併の是非についても質問。「合併は必要」と答えた人は78%。合併の相手については「吉野ヶ里町」との答えが29%、「みやき町」が27%、「みやき町と吉野ヶ里町」が21%と分かれ、「三養基郡」は5%だった。同会は近く、アンケート結果を町に提出する方針。

3405とはずがたり:2007/09/09(日) 09:50:03
<首都圏>埼玉県

2007年9月7日(金)
久喜市、白岡、菖蒲、鷲宮町 合併の枠組み協議
http://www.saitama-np.co.jp/news09/07/07p.html

 田中喧二久喜市長は六日、同市と南埼玉郡白岡町、菖蒲町、北葛飾郡鷲宮町の一市三町で合併の枠組みについて首長同士で協議していることを明らかにした。協議は今年六月から四回行っており、年内には枠組みを決定するとしている。

 同日開かれた九月定例議会で内田正氏(新政)の一般質問に答えた。

 田中市長は「合併新法の期限内合併(二〇一〇年三月)を目指し、少しでも早く合併協議が再開できるよう、これまで私の方から歴史や行政の結び付きが深い近隣市町と合併に関する協議をしてきた。結果、久喜市と同一歩調で合併に取り組んでいく意向の白岡町、菖蒲町、鷲宮町との間で、新たな合併に向けて意見交換を行うに至った」と述べた。

 また「斉藤和夫栗橋町長から、状況によっては久喜市が進めている合併協議に加えていただけないかとの話があった」と述べた。

 久喜市は、幸手市、鷲宮町との合併を目指したが、〇四年に実施した住民投票で久喜で反対が上回り白紙に戻った。

 一方、白岡町と菖蒲町は蓮田市との合併を目指したが、〇五年に実施した住民投票で、蓮田、菖蒲で反対が上回り白紙に戻った。

 その後、県が〇六年に策定した「県市町村合併推進構想」で示された三市六町(久喜、蓮田、幸手、宮代、白岡、菖蒲、栗橋、鷲宮、杉戸)の枠組みで協議してきたが、同時期に三市六町での合併は無理と判断され、合併の枠組みは、個別に検討していくことを確認した。

3406とはずがたり:2007/09/09(日) 09:55:33
<近畿>京都府

Kyoto Shimbun 2007年9月7日(金)
合併協解散で「シナリオ説」否定
宇治田原町会全協で町長
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007090700215&amp;genre=A2&amp;area=K20

 京都府宇治田原町の奥田光治町長は7日の町議会全員協議会で、宇治市・城陽市・井手町との2市2町の合併任意協議会解散に関連して「(自衛隊の)移転を合併構想に書くことについて、久保田勇宇治市長の責任で、事前にしかるべきところに説明したと聞いている」と明らかにした。また、奥田町長と宇治市長、井手町長の3首長で解散のシナリオを書いたと指摘された点は否定した。

 協議会解散をめぐっては、先に橋本昭男城陽市長が記者会見し、「3首長間で(解散の)シナリオがあったのではないか」と発言した。これに対し、3首長の中で議会の場で経緯を説明したのは奥田町長が初めてで、「解散を決めた27日の協議会の直前に3人で集まったことはない」と、橋本発言を否定した。

 自衛隊移転問題では、事前に久保田市長が防衛庁関係者に移転の可否を打診したとの指摘が出ていた。奥田町長は、打診の相手方が「久間長官かどうかは分からない」としながらも、何らかの接触があった事実は認めた。

 また、奥田町長は「橋本市長とは民意の理解が大きく離れている。これまで幾度も解散の危機はあった」とし、住民アンケートに修正意見を提出したり、他の首長に相談なく住民団体の要望書を受けた橋本市長を批判した。
 さらに、協議会事務局に提出された城陽市議会の意見書は「一部の意見がとりまとめられ公文書の形で提出されたことに驚く。協議の根幹を覆す」と話した。解散決定については「4首長や委員で議論を重ねた結果であり、今後の広域連携の必要を考えれば、これ以上の溝を作らない方がよいと判断した」と説明した。

3407とはずがたり:2007/09/09(日) 22:19:58
<東海>静岡県

東部合併の道遠く。。

東部合併の道熱く 首長が意見交換 SF21シンポ
2007/09/08
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070908000000000010.htm

 県東部地域の近未来像を探る静岡新聞社・静岡放送「サンフロント21懇話会」(代表幹事・岡野光喜スルガ銀行社長)の特別シンポジウム「合併 新時代への道」が7日、三島市民文化会館で開かれた。県が合併構想で示した3市3町(裾野、三島、沼津市、長泉、函南、清水町)の各首長らが意見を交換した。東部地域の発展や活性化、住民サービスの充実に結びつく広域合併のあり方や必要性、中核市と政令指定都市実現の道筋を議論した。
 会員をはじめ、若手経営者ら約300人が詰め掛けた。静岡新聞社の大石滋専務が「シンポジウムが、停滞する東部合併の現状打破のきっかけになれば」とあいさつ。懇話会を代表して峰田武三島市観光協会長が「各首長に的確な判断をしていただき、合併の合意形成に役立つような議論を」と期待した。
 今年4月、15市町村が合併して本州日本海側では初の政令市となった新潟市の篠田昭市長が「新・新潟市の挑戦『共に育つ』政令市を目指して」と題して基調講演。篠田市長は「どのような都市ビジョンを持った政令市を目指すのか」を明確に示した理念明示型で取り組んだことや、10年で708億円の財源を確保できる合併効果などを説明した。
 パネル討論は東部地区の合併のかぎを握る沼津市と三島市を長男、二男になぞらえて兄弟が手を結ぶことが肝要―とする意見をはじめ、「3市3町の中核市を経て政令市を目指すべき」「東部には10年以内に政令市を誕生させる必要がある。スピードが不可欠で、一気合併がいい」「3市3町でも、東部がまとまるべき。大同団結をして合併をする時期が来るのではないか」など道州制導入をにらみ、合併の必要性を強く説く意見が相次いだ。

3408とはずがたり:2007/09/10(月) 13:07:03
<近畿>兵庫県

けちくせぇのぉ。。赤穂市民

赤穂市の住民投票で合併反対多数
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070910-253943.html

 兵庫県赤穂市で9日、隣接する上郡町との合併の賛否を問う住民投票があり、即日開票の結果、反対1万8062、賛成8193で、反対票が賛成票を大きく上回った。投票率は61・98%。

 豆田正明市長は「市民の総意として受け止め、上郡町との合併は断念する」とのコメントを発表した。

 より財政的に厳しい上郡町と合併することで、水道料金が値上げされる可能性などが指摘されており、赤穂市の住民の間に、これまでの行政サービスが維持されないのではないかとの懸念が広がったとみられる。

[2007年9月10日4時8分]

3409とはずがたり:2007/09/10(月) 21:08:26
<近畿>滋賀県
>>3396
結構批判票集めた形?

現職の津村孝司氏が再選
安土町長選
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007091000054&amp;genre=A2&amp;area=S00&amp;mp=

 任期満了に伴う滋賀県安土町長選は9日投票、即日開票され、現職の津村孝司氏(58)=無所属=が、新人でNPO法人(特定非営利活動法人)理事の片岡好夫氏(60)=同=を破り、再選を果たした。

 県が昨年10月に提示した近江八幡市、竜王町との合併の是非が最大の争点になったが、有権者は合併の必要性を訴える津村氏を選んだ。

 津村氏は、年々悪化する町の財政状況を示しながら、合併を検討する時期にきていることを強調した。さらに、安心安全のまちづくり、区・自治会などの地域力の強化、歴史・自然資源を生かした振興策を公約に掲げながら、町長1期の実績と町政の継続を訴え、多くの支持を集めた。

 片岡氏は、告示直前に「合併案への是非を問いたい」として出馬を表明した。当面の合併に反対し、町単独で振興していく方策を訴えたが、及ばなかった。

 当日有権者は9705人。投票率は、58・96パーセントで、4年前の前回町長選を10・4ポイント下回った。

 ▽開票結果(選管最終)
当 3,424 津村 孝司 無現
次 2,183 片岡 好夫 無新

 ・津村孝司氏(つむら・たかし) 名古屋工業大卒。会社勤務などを経て、1999年から2003年まで町議を1期務めた。03年9月の町長選で、現職を破り、初当選した。県水道協会長、県消防協会八幡支部長。安土町常楽寺。

3410とはずがたり:2007/09/10(月) 22:09:11
<近畿>兵庫県
>>3408

「合併しない」が多数 協議解散へ 赤穂市住民投票
2007/09/09
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000609833.shtml

 兵庫県上郡町との合併の是非を問う赤穂市の住民投票が九日投開票され、「合併しない」が一万八千六十二票で、「合併する」の八千百九十三票を大きく上回った。これを受け、豆田正明・赤穂市長は同日夜、合併断念の意向を示した。二〇〇三年十一月に合併協議会が発足して以降、曲折をたどった両市町の合併協議は、最終局面で破談となる。市は合併に理解を求めてきたが、市民の選択は異なった。投票率は61・98%。

 合併新特例法下の住民投票は県内で初めて。結果に法的拘束力はないが、豆田市長は、開票結果について「残念な結果だが、市民の総意として受け止め、合併を断念する」と述べた。今後の対応については、「上郡町長と協議する」としている。十日開会する九月定例市議会で結果を報告した後、十三日の議員全員協議会で同市の対応を正式に表明する。

 開票は午後九時から赤穂市民会館で始まり、多くの住民が票の行方を見守った。

 大勢が判明すると、合併反対を主張する住民団体「赤穂市のまちづくりと合併を考える会」のメンバーが歓声を上げた。あるメンバーは「明確な民意が出たので、市長は結果に従い、速やかに合併協を解散してほしい」と要望した。

 今回の投票資格者は通常の選挙とは異なって、十八歳以上の日本国籍を持つ市民。投票率が50%を切った場合は開票されないため、投票率にも注目が集まったが、今年一月の赤穂市長選挙の51・13%を10・85ポイント上回った。

 両市町の合併協議会は二〇〇三年十一月に発足。相生市とも合併協を設けた上郡町側の合併相手をめぐる混乱を経て、旧合併特例法期限内の合併を断念したが、合併期日を「二〇〇八年十月一日」と定め、新特例法下での合併を目指し、協議を重ねてきた。

 こうした中、赤穂市が〇六年十月に実施した住民アンケートで、合併の是非について「住民投票を行い、市民の意思を問うべき」との回答が七割以上を占めたことから、市は今年三月の市会に住民投票条例案を提案し、可決された。

 国が推し進めてきた「平成の大合併」をめぐる住民投票は、県内では二〇〇二年十一月の旧三原郡緑町(現・南あわじ市)を皮切りに十一町で計十四回行われた。

 市における合併住民投票の実施は今回が初となった。

■豆田正明・赤穂市長コメント

 開票結果について、市民の総意として受け止め、上郡町との合併については断念し、今後の対応について上郡町長と協議したい。

■山本暁・上郡町長コメント

 赤穂市長が合併を断念する意向を示した以上、やむを得ない。ただ、両市町の将来を考えて合併協議を進めてきただけに、今回、赤穂市民の理解が得られなかったことは非常に残念だ。

■赤穂市住民投票確定票
合併しない18,062
合併する 8,193
投票資格者数42,723
投票者総数26,480
有効投票数26,255
無効投票数 255
持ち帰り・不受理 0

3411とはずがたり:2007/09/13(木) 23:17:18
<東北・北海道>福島県

合併せずを選択した背景に町長の利権漁りがあったとするなら問題である。

福島・桑折町議会 町長不信任案提出へ 入札問題で
ttp://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/09/20070913t61024.htm

 福島県桑折町が町発注工事の入札で特定業者の入札参加資格を不当に引き下げたとして提訴された問題などをめぐり、同町議会の一部議員が「林王喜久男町長は問題に関する説明責任を果たしていない」として、町長に対する不信任決議案を13日にも提出する方向で賛同議員を集めていることが分かった。疑惑を追及してきた議員は12日、「可決に必要な14人の賛同が得られた」と語っており、可決される可能性もある。

 疑惑を追及してきた斉藤松夫議員らによると、決議案では、入札参加資格の格付け操作問題のほか、予定価格と同額の落札が相次いだ「100%落札問題」など林王町長の関与が取りざたされる複数の疑惑に言及。議会側が再三説明を求めたのに、林王町長が真摯(しんし)に対応していないことを不信任の理由に挙げるという。

 不信任案提出に賛同する議員らは「林王町長が就任した2002年以降、疑惑が次々と明るみに出た。町長の説明では疑惑は深まるばかりだ」「誠実な姿勢が見られない町長に議会側の強い意思を示すため、可決されなくても不信任決議案を提出したい」などと語った。

 林王町長はこれまで「議会に対しては事実を明らかにしてきたが、理解されず残念だ」と話してきた。

 不信任決議案の可決には、3分の2以上の議員が出席した上で、4分の3以上の賛成が必要。町議会の現在の議員数は18で、全員出席した場合、可決には14人の賛成が必要となる。

 不信任決議案が可決された場合、町長は10日以内に議会を解散しなければ失職する。議会を解散した場合でも、改選後に過半数の賛成で再び不信任決議が可決されると失職する。
2007年09月12日水曜

3412とはずがたり:2007/09/18(火) 17:43:41
<中国・四国>岡山県

大体赤字が悪者にされるがそう成るような国の制度設計が悪いのではないか?といつも思うのだが。誰か詳しい人居ないかねぇ。

09/13-12:29--金川病院早期建設を 御津合併特例区協が岡山市に要望書提出
http://www.okanichi.co.jp/20070913122917.html

 岡山市の新市建設計画に盛り込まれている「総合保健福祉施設建設事業(金川病院併設)」が進まないことに業を煮やし、御津合併特例区協議会(小坂眞史会長)が12日、高谷茂男市長と宮武博議長に要望書を提出した。当局は、採算面などから「持続可能な医療の提供」を検討中だが、地元からの激しい突き上げに頭を痛めている。  60床の同病院は、合併前から建て替え計画が進められ、既に用地も確保済み。合併に伴う新市建設計画に盛り込まれ、昨年11月の基本構想では40床程度に規模を縮小する案も浮上した。  また同11月市議会の代表質問では、高橋義昭新市建設計画推進局長が「年度内を目標とする基本計画の策定、平成19年度以降の調査、設計の実施へ向けて鋭意努力したい」と答弁した。  ところが、基本計画は現在も示されないままで、水面下では、さらにベッド数を減らした19床の「診療所」案が地元に提示された。  同協議会サイドからすれば、規模縮小や開業時期などで譲歩を重ねてきたが、「病院」が「診療所」となれば、地元住民への〝メンツ〟もつぶされる格好。このため小坂会長、友次稔副会長ら委員4人と安信治雄特例区長らが同日、意を決して申し入れを行った。  要望書では、病院の20床の減床に理解を示す一方、代替措置としての老人保健施設併設のほか、介護予防事業や介護事業の拠点機能を含むミニふれあいセンター的な施設の整備も求めた。  ただ、病院と保健福祉施設の同時着工にはこだわっておらず、09年度完成を目指し病院部分を先行して建設する〝さらなる譲歩〟もみせた。  市長室を訪れた委員らは「(診療所でなく)病院で建ててもらわないと、住民にどう説明するのか」「法定合併協議会で決まって3年も過ぎている。すぐやってほしい」などと訴えた。  これに対し、高谷市長は「多少遅れているが、住民が使い勝手の良いものにしたい。造った後のことも考えてほしい」と理解を求めたが、平行線をたどった。  議長室を訪れた委員らに対し、宮武議長は「2年先には(市長)選挙がある。ここらで〝ぬくもり〟が出ないといけない」と指摘した。  要望を終え、小坂会長は「病院の名が消えるのなら約束が違う」と話していた。  同協議会に示されたという試算では、40床で建て替えた場合、年間の赤字は約1億5千万円。19床にすると、規模だけでなく、病院と診療所で医師、看護師らの配置基準が異なることもあり、赤字は約2千万円に圧縮される見通し。  また、当局が「保健福祉施設」の内容を検討していることも、基本計画が遅れている理由の一つ。国の医療制度改革の行方が不透明なこともあり、高橋新市建設計画推進局長は「引き続き地元とよく話をしていきたい」と話していた。

3413とはずがたり:2007/09/20(木) 01:10:35
<東北・北海道>山形県

共産党も支持してるんですな。
広域合併の推進も公約に掲げているのは本気か看板だけか。

山形市長選 市川氏が再選
ttp://www.kahoku.co.jp/news/2007/09/20070916t51030.htm

 任期満了に伴う山形市長選は16日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の市川昭男氏(66)=民主・社民推薦、共産支持=が、いずれも無所属新人の著述業加藤円治氏(72)、アルバイト川合直美氏(58)の2人を破り、再選を果たした。

 市川氏は行財政改革など一期4年の実績をアピール。推薦、支持を受けた三党のほか、故吉村和夫・元市長の後援会、農業、労働、経済団体の支援を受け終始、有利に戦いを進めた。自主投票の自民、公明両党の票も取り込み、圧勝した。

 午後10時ごろ、同市小荷駄町の事務所で支持者と万歳した市川氏は「子育て支援や広域合併の推進など七つの公約の実現に、誠心誠意取り組んでいきたい」と2期目の抱負を語った。

 加藤、川合両氏は市川市政の批判票の受け皿になることを狙ったが、支持が広がらなかった。

 投票率は31.36%で、1998年の42.67%を11・31ポイント下回り過去最低を記録した。事実上、市川氏の信任投票となったため、有権者の関心は最後まで盛り上がらなかった。
 当日の有権者数は20万1849人。

◇山形市長選開票結果(選管最終)
当 53,723 市川昭男 無現(2)
   4,449 加藤円治 無新
   3,189 川合直美 無新 
<いちかわ・あきお>山形市出身。新潟大人文学部卒。1967年山形市役所入り。総務部長、水道事業管理者、助役を経て2003年9月、吉村和夫市長の死去に伴う市長選で初当選。66歳。=民主・社民推薦、共産支持
2007年09月16日日曜日

3414とはずがたり:2007/09/20(木) 01:20:33
<近畿>滋賀県
>>3409とか
近江八幡と安土は兎も角竜王をどう説得するのかねぇ?新市名も安土八幡では竜王が納得しないであろうし。

合併を視野に経営見直しへ
近江八幡ケーブル
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007091400191&amp;genre=A2&amp;area=S20

 滋賀県近江八幡市の冨士谷英正市長は14日、市議会本会議で、市が出資するケーブルテレビ会社について、「他社との連携や合併を視野に経営の抜本見直しをしたい」との意向を述べた。

 ケーブルテレビ会社は、冨士谷市長が代表取締役を務める第三セクターの「近江八幡ケーブルネットワーク」。市は3億3000万円出資し、38・3%の筆頭株主。

 冨士谷市長は、同社が昨年度は4400万円の純利益を計上しているものの、市が広報番組制作委託料として支払う約8500万円に依存していると指摘。他社との連携などを視野に経営の抜本見直しをする意向を示した。
 今後については「3回の取締役会を開いて方向付けをしたい」と述べた。

3415とはずがたり:2007/09/20(木) 01:21:29
<東北・北海道>宮城県

「公約着手は4割」 柴田町長、再選1年目を自己評価
ttp://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/09/20070917t11031.htm

 宮城県柴田町の滝口茂町長が、ローカル・マニフェスト(公約集)を掲げ再選してから1年が経過した。滝口町長はマニフェストに盛り込んだ事業23項目のうち、「着手済み」は約4割に当たる9項目と申告。「財政規律を念頭に置きながら、今は芽を出そうと懸命に取り組んでいる段階。自己採点は及第点の60点」と話している。

 滝口町長は昨年7月の町長選への再選出馬に当たって「まちを元気にする政策 2006.柴田発」を作成し、マニフェスト型選挙を展開。数値目標など具体的な内容や実施時期を盛り込んだ。一方で、深刻な財政難のため財源には踏み込めず、不完全さが残った。

 23項目のうち滝口町長の自己評価は、着手済みが9項目、本年度の着手予定が4項目、来年度の着手予定が1項目、着手未定が9項目。順調に進んでいるのは「自治基本条例の制定」「ごみ減量作戦の展開」など子育てや健康福祉、環境の分野が目立つ。

 一方、遅れているのは地域経済活性化の取り組み。町内の製造業経営者も「産業基盤の整備や企業誘致のスピード感はまだまだ」と指摘。ある町議は「全般的には合格点を付けてもいいが、もっと職員と協調して町政を進めてほしい」とも注文を付ける。

 町議会には、町長の合併への姿勢に不満がくすぶる。町長選では半数の町議が、角田と大河原、村田との1市3町の合併実現を掲げた新人候補を支援。現在も3市町の議員有志とともにグループを結成し、合併推進の旗を振っている。

 マニフェストの「まちづくり宣言」で、「(県南)2市7町の基礎的な生活圏をネットワーク化した広域合併」と記した滝口町長だが、議会との論戦では「合併問題は町長選で決着済み」と一刀両断する場面もあり、合併には消極的と受け取る議員は少なくない。

 滝口町長は「マニフェストに加え、予算説明書も発行したことで町民の町政への関心は高まっている。町民の意欲を引き出して役場頼みから脱却し、一歩進んだ自治体づくりに努力したい」と話している。
2007年09月17日月曜日

3416とはずがたり:2007/09/20(木) 13:33:55
<九州・沖縄>熊本県

政令指定都市になった時の区割りとか迄協議して具体案を提案したいね。
静岡・浜松・新潟・岡山・熊本・相模原辺りで第二地銀ばりに第二指定都市的な位置づけだな〜。

植木町議会 熊本市との任意合併協設置 委員会が請願採択
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20070919/20070919_001.shtml

 植木町議会の総務文教委員会(松岡信孝委員長、7人)が18日、開かれ、同町と熊本市との任意の合併協議会の設置を求める請願を賛成多数で採択した。21日の本会議で委員長報告を行い、採決する。

 請願は同町の住民グループが提出。熊本市と合併して政令指定都市になった場合、町単独と比べて、どんなメリットやデメリットがあるのかを町民に提示するため、協議会の設置を求めている。

 この日の委員会では、協議会の在り方をめぐって議論になった。「10月の町政懇談会や、熊本市で開かれる政令指定都市に関するシンポジウムなど、他にも勉強する機会は多い」「合併ありきの協議会ではないか」として継続審議を求める意見に対し、「合併ありきではない。場合によっては協議をやめることもできる」などの意見が出た。請願は4対2で採択された。

=2007/09/19付 西日本新聞朝刊=
2007年09月19日00時32分

3417とはずがたり:2007/09/22(土) 11:17:38
<東北・北海道>岩手県

殆ど片思いに近いよなぁ。

金ケ崎、平泉と合併本格検討 奥州市
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070912_2

 奥州市は金ケ崎町、平泉町との合併に向けた検討を本格化させる。両町との合併推進は、相原正明市長がマニフェスト(公約集)に掲げている最重要課題の一つ。財政や産業面などの基本的なデータを取りまとめ、遅くとも年度内には両町に提示し、検討を呼び掛ける方針だ。しかし、両町は平成の大合併時に「当面自立」を選択している。今のところは、奥州市のこうした動きに消極的な姿勢だが、今後の財政状況の見通しなどによっては流動的な側面もある。
 奥州市は現在、相原市長の掲げたマニフェストに即し、統計的なデータや合併した場合のメリットなどの資料づくりを進めている。今後、作業を本格化させ、市議会などに説明。商工会議所など民間レベルでの合併論議の高まりも期待し、新合併特例法期限の2010年3月末までの合併を目指す考えだ。
 金ケ崎町とは、ごみ処理や消防などで一部事務組合を組織し、広域行政のパートナー。ともに大規模な工業団地を形成しており、一体的活用で一層の産業集積を図る狙いがある。
 一方、平泉町とは、古くから文化・歴史的つながりが深く、世界遺産登録を目指す「平泉の文化遺産」の関連史跡も多い。こうした文化面でのスケールメリットを生かした情報発信などで、観光を中心とした地域振興につなげたい考えだ。
 県が示した合併推進構想によると、奥州市と金ケ崎町は構想の対象外。平泉町は一関市、藤沢町の両磐地域が構想の枠組みとなっている。県は8月、合併新法に基づき、合併協議会設置を勧告すべき地域があるかどうかを県市町村合併推進協議会に諮問した。
 同会は首長らから聞き取り調査することにしており、相原市長は金ケ崎町、平泉町との合併メリットを強調し、推進を強く提案するとみられる。
 相原市長は「相手の事情にも配慮し、理解と合意を前提に取り組む。民間、市民レベルから合併機運が高まっていけばと思う」と話す。
 一方、金ケ崎町の高橋由一町長は「何も聞いていないのでコメントのしようがないが、町は現在総合発展計画を進めている最中だ」と「当面自立」の方針は崩さない。
 平泉町の高橋一男町長は「世界遺産登録は平泉の名前で受けたい。平泉は平泉であるべきで、そのために行財政改革の努力を続ける。しかし、町長だけで決めるものではなく、議会や町民の考えも取り入れたい」としている。
 一関市の浅井東兵衛市長は「県の合併構想もあり、両磐は一つという考えに変わりはない。しかし、平泉町は当面自立の方針と聞いており、それを尊重し、見守っている」と語る。

3418とはずがたり:2007/09/22(土) 12:54:18
<九州・沖縄>福岡県

むぅ,糸島合併に暗雲臭い・・政争が絡むと尚こじれる。

市町村合併:前原市・志摩町との合併、住民投票条例を修正可決−−二丈町議会 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukuoka/archive/news/2007/09/20/20070920ddlk40010600000c.html

 二丈町の9月定例議会は19日、前原市と志摩町との合併の賛否を問う住民投票条例案を一部修正して可決、総額約1億6000万円の一般会計補正予算案を賛成少数で否決して閉会した。

 町提出の住民投票条例案は「町長」と「町議会」に投票結果を尊重させる規定を盛り込んでいた。しかし、町議会の合併調査特別委員会では、「議会の権能を保障する」との観点から、「町議会」を削除する修正案を可決。最終本会議でもこの案を可決した。住民投票は来年11月実施の予定。

 補正予算案は、小学校体育館の建て替えの順番を巡って議会側が反発し、否決された。

 筒井秀来町長は住民投票条例案の修正について「住民の意思を確認し民意を反映した選択をするという条例の趣旨を逸脱し、骨抜きの条例と言わざるを得ない。慎重に検討したい」、補正予算案の否決については「真摯(しんし)に受け止め対応を検討したい」と述べた。【竹田定倫】

〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2007年9月20日

3419とはずがたり:2007/09/22(土) 12:55:08

<九州・沖縄>福岡県

市町村合併:豊前吉富問題 吉富町長「考え変わらない」 協議拒否を再強調 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukuoka/archive/news/2007/09/20/20070920ddlk40010609000c.html

 吉富町の今冨寿一郎町長は19日の町議会一般質問で、豊前市との合併について「今後、考えを変えるつもりはないし、余地はない」と述べ、合併協議をしない方針を改めて強調した。山本勝紀議員(無所属)らの質問に答えた。

 両市町の合併問題について、釜井健介市長は8月24日の市議会合併問題調査特別委員会で、協議継続の姿勢を表明。一方で、今冨町長が8月10日の市長不在時に「協議拒否」を伝えに来た手法を「非常に非礼で、町長は礼儀作法のいろはを学ぶべきだ」と批判していた。

 この問題についての質問に対する答弁で、今冨町長は「釜井市長から『都合が悪い』とは聞いていたが、市長も執行部も市内にいたと確信している。8月10日に行くと伝えており、礼は尽くしている。非礼とは思っていない」と反論した。また、町の財政計画について「12月末までに策定し、町民に公表したい」との考えを示した。【出来祥寿】

〔京築版〕
毎日新聞 2007年9月20日

3420とはずがたり:2007/09/22(土) 18:14:15
<東北・北海道>北海道
>>3401

2007年09月19日
合併の推進を訴える、中標津町のまちづくり懇談会
http://www.news-kushiro.jp/news/20070919/200709192.html

  中標津町のまちづくり懇談会が18日からスタートし、西澤雄一町長が先の定例議会で示していた「合併新法の下で合併を進めていきたい」との考えを町民に直接訴えた。同懇談会は27日まで会場を分けて開催し、町長はそれぞれの場で「合併推進」について町民に理解を求めていく。  西澤町長は合併問題について「この地方の中核都市として早く考えを示す必要があった」とし、「2回も(合併を)拒否したらこの町はどうなるのか」と合併新法の期限内に議論を進めていきたい考えを示したのに対し、町民からは「ゴールを決めずに話し合うのが筋。時期尚早ではないのか」「町民の理解を高めていく必要がある」などとの意見があった

3421とはずがたり:2007/09/22(土) 18:24:55
<東北・北海道>山形県
>>3413

市町村合併:早急に合併呼び掛け−−斎藤知事が山形市長に /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070919-00000126-mailo-l06
9月19日14時0分配信 毎日新聞

 山形市長選で再選を果たした市川昭男市長は18日、県庁の斎藤弘知事を訪れ、再選のあいさつをした。この中で斎藤知事が改めて、市川市長に周辺市町との新特例法期限の10年までの合併を勧め、「しないときは、早急に発展計画を策定し、住民に理解を得るべきだ」と迫った。
 3年前に合併協議がうまくいかなかった理由を聞かれた市川市長は、議会や農業委員会委員の定数、上山市にあった地方競馬場廃止に伴う財政負担問題を挙げた。
 これに対し斎藤知事は「前の二つは(合併の目的である)行政サービスの向上とは関係ないですね」と指摘、今後の合併実現を呼び掛けた。
 市川市長は「(合併する自治体同士で)方向性を確認することが大切だ」と話したという。【佐藤薫】

9月19日朝刊

3422とはずがたり:2007/09/22(土) 18:31:57
<東海・甲信越>山梨県

市町村合併:峡南北部市構想トップ会談、増穂町長が正式申し入れへ /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070919-00000119-mailo-l19
9月19日13時6分配信 毎日新聞

 増穂町の志村学町長は18日の9月定例議会で、初当選した7月の町長選で公約に掲げた市川三郷、鰍沢両町との合併による「峡南北部市構想」の実現に向け、3町の9月議会閉会後、両町にトップ会談を正式に申し入れる考えを示した。
 鰍沢町との合併の是非を問うため、増穂町は04年に住民投票を実施したが、志村町長は「3町合併を訴え当選した。民意は新市建設」と述べ、新たな住民投票を行わないとした。
 同日の一般質問で、複数の町議から「なぜ、3町のトップ会談をまだ行っていないのか」「市川三郷町が合併に消極的と聞くが、どうするのか」「3町の合意がないのに勇み足ではないか」など、厳しい質問や意見が相次いだ。
 志村町長は「新市で福祉を充実させるために、あくまで3町で市を作りたい」と主張。市川三郷町は05年に3町合併で誕生したばかりとして「いろいろ調整も必要だと思う」と述べ、市川三郷町との合併を前提としたうえで増穂、鰍沢両町による先行合併の可能性も示唆した。これに対し、反対町議からは「あいまいな状態で先行合併すべきではない」との声が上がった。【沢田勇】

9月19日朝刊
最終更新:9月19日13時6分

3423とはずがたり:2007/09/22(土) 18:34:08
<九州・沖縄>宮崎県

ほらぁ誠意みせにゃな〜。

市町村合併:北郷町議会が合併協設置可決−−3市町で初 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000316-mailo-l45
9月12日18時0分配信 毎日新聞

 北郷町議会は10日の本会議で、日南市、南郷町との合併を前提とした法定合併協議会の設置議案を賛成7、反対2で可決した。3市町では初。
 南郷町は21日の、日南市は28日のそれぞれ議会最終日に設置議案を採決する予定。3市町の議会ですべて可決されれば、28日に09年3月の合併を目指す法定合併協がスタートする。
 04〜05年の前回の合併協議では、合併調印まで済ませながら、最終的に北郷町議会が合併案を否決して破談になった経緯がある。

9月12日朝刊
最終更新:9月12日18時0分

3424とはずがり:2007/09/22(土) 18:59:05
<近畿>滋賀県

新長浜市激しくきぼんぬ。ほんとは新ひこにゃん市も彦根市+犬上郡で実現して欲しいが。。

市町村合併:枠組みは1市6町で 湖北6町の合併で長浜市長 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000177-mailo-l25
9月12日15時1分配信 毎日新聞

 長浜市の川島信也市長は11日開かれた市議会一般質問で、湖北地方6町の市町合併について「9月市議会終了後、公民館単位で市民の皆さんとひざをつき合わせて話しをさせたいただく」と答弁。今後、県が示した1市6町の枠組みで推進していく方針を示した。
 浅見信夫議員(共産)の一般質問に答えた。浅見議員は、米原市との合併にも触れ、「米原市の平尾市長は、さらなる合併にエネルギーを費やすことはできないと発言している」として同市との合併も視野に入れる川島市長の考えを質した。
 これに対し、川島市長は「平尾市長の考えはその通りだと思う」と長浜市を含む1市6町の合併を望まない米原市の態度に理解を示した。【野々口義信】

3425とはずがり:2007/09/22(土) 21:18:36
<九州・沖縄>佐賀県
>>3404
なんか泥沼状態っすね。。
純粋に俺の印象ですけど東背振村が上峰町を排除した印象がある。村長が自分の助役ポストを確保する為に行った事だったとすると(2町1村だと助役は回ってこないであろうし)その行為は非難に値するものと思われる。

上峰町長:合併協議の「内幕」と吉野ケ里町長選の「密約」、文書配布を正当化 /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000305-mailo-l41
9月11日18時0分配信 毎日新聞

 ◇「内容100%信頼できる」 副町長、収入役も賛同
 上峰、旧三田川の2町と東脊振村が合併協議をした際の「内幕」と、昨年4月の吉野ケ里町長選をめぐる「密約」を書いた文書を転載した文書を今年8月、区長を通じて配らせた上峰町の大川紀男町長は10日の町議会で、配布させた理由について「文書の内容は100%信頼できる」と答弁、正当性を強調した。
 町議会での表明後、大川町長は旧東脊振村の元村長作成とされる「内幕」文書について、「(公職を離れ)野に下った人物の言うことは信用できる」と話した。
 「内幕」文書では、合併協議を進めていた当時、旧三田川町長の江頭正則・現吉野ケ里町長が、旧東脊振村の村長と、合併後の町長、助役ポストの分配で密約。このため上峰町が合併協議から外れたとされる。「密約」文書は匿名で、江頭氏が吉野ケ里町長選の対立候補と目される人物を、ポスト配分を条件に降ろしたという内容。
 江頭町長は2文書の内容を否定している。
 大川町長から相談を受けた荒木昌史副町長は「(合併の)最新情報を説明する責任があると思った」と述べた。橋本重雄収入役も「(江頭町長たちが)自分たちの利益だけ考えていたことを知り、町民に知らせた方がいいと思った」と述べた。
 大川町長はこの日、今後はみやき、基山町と合併の研究会を発足させ、三養基郡内で合併を目指す方針を表明した。【遠藤雅彦】

9月11日朝刊
最終更新:9月11日18時0分

3426とはずがり:2007/09/22(土) 21:24:59
<中国・四国>島根県

合併時に大田に拘る大田市と石見銀山を主張する迩摩郡の二町で揉めた。意外に早く世界遺産登録されて政争再燃か?最終的には住民投票かねぇ。

「石見銀山市」改名で特別委設置へ 大田市議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000026-san-l32
9月12日7時50分配信 産経新聞

 島根県大田市議会の議会運営委員会は、石見銀山遺跡の世界遺産登録実現を受けて市名を「石見銀山市」にすることを議論する「市名問題検討特別委員会」の設置を申し合わせた。開会中の9月定例市議会最終日の20日に関係の条例案を議員提案、可決させ、議会閉会中も議論する。

 本年度中に結論を出したいとする竹腰創一市長が市議会に検討を要請していた。特別委は、3常任委員会から4人ずつの計12人で構成。民意を反映させるため、必要なら参考人聴取や公聴会も開催。来年3月までに結論を出すことにしている。

 平成17年10月、旧大田市と温泉津、仁摩の旧2町が対等合併して現在の大田市が誕生したが、合併協議では市名をめぐって紛糾。折衷案で「石見銀山遺跡の世界遺産登録時に『石見銀山市』の是非について検討する」としていた。

最終更新:9月12日7時50分

3427とはずがり:2007/09/22(土) 21:29:38
<九州・沖縄>鹿児島県

菱刈の住民投票で一旦破談に成るも再び住民運動で成立ですか。住民投票は何だったんであろうねぇ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/?KEYWORD=%B0%CB%BA%B4

市町村合併:大口市と菱刈町、来月5日に合併調印式 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070914-00000296-mailo-l46
9月14日17時0分配信 毎日新聞

 大口市と菱刈町が合併協議を進める「伊佐地区合併協議会」が12日、大口市で開かれた。合併協定書を全会一致で了承し、合併協定の調印式を10月5日、大口市の大口文化会館で行うことを決めた。
 これまでの協議会で、市役所は現在の大口市役所に置く▽議員定数は22とする――など53の協定項目について確認していた。この日は、これらの項目を盛り込んだ協定書を了承した。10月中旬に両市町議会の臨時議会で合併の議決をする方針。知事への申請を経て、来年11月1日に「伊佐市」が発足する見通し。

9月14日朝刊
最終更新:9月14日17時0分

3428とはずがり:2007/09/22(土) 21:47:54
<東北・北海道>青森県

・゚・(ノД`)・゚・。良かった,めっちゃ良かった。

2007年9月1日(土)
悲願の藤崎町民に/浪岡50世帯
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070901131800.asp

 青森市浪岡の一部地区が一日、境界変更により藤崎町に編入され、五十世帯百二十九人が町民の仲間入りを果たした。住民たちは小中学校の就学や水道などの生活圏を旧常盤村(現藤崎町)に置き、編入を五十年来の悲願としてきた。

 編入されたのは旧浪岡町の増館若柳地区、増館宮元地区、郷山前山井・吉野田吉野地区。藤崎町の面積は約〇・〇六平方キロ増えて約三七・二六平方キロとなった。

 若柳地区の若柳町内会は同日付で藤崎町四十七番目の町内会(名称は同じ)に生まれ変わった。若柳地区以外の住民もそれぞれ藤崎町内の近隣町内会のメンバーとなる。

 小田桐智高町長は「地区住民を心から歓迎するとともに停滞なく行政サービスを提供していく。今後も住民が一つになって、心豊かな優しい藤崎町をつくり上げていきたい」と祝福のコメントを贈った。町は同日は記念式典などを行わず、多くの町民が集う十一月の秋祭りで編入を報告し、住民を歓迎する計画だ。

3429とはずがり:2007/09/22(土) 22:21:16
<九州・沖縄>熊本市

また頭の痛い問題やなぁ。。宇土市も熊本市宇土区となれば全て解決なんじゃが・・w

市町村合併:「熊本か宇土か」で分裂 富合町の4地区、それぞれに請願 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000312-mailo-l43
9月11日18時0分配信 毎日新聞

 熊本市との合併協議が進められている富合町で、南側の宇土市に隣接する3地区の住民有志が10日、町が一体となって熊本市と合併するよう求める請願を町議会に提出した。3地区では、別の住民有志が「生活圏は宇土市」と訴えて、境界変更で宇土市への編入を求める請願を出している。
 問題になっているのは平原、南田尻、田尻の3地区。
 この日の請願では「熊本市との合併協議は町にとって最善の選択。合併後の基本計画案では、上下水道やほ場などかつてない規模のインフラ整備が実施される」などとして「宇土市に行きたいという動きには賛同できない」と訴えている。
 一方、各地区の別の住民有志が、昨年末以降に実施した「合併は熊本市か宇土市か」という独自の“住民投票”で「宇土市希望が過半数を超えた」として今年4月、宇土市との合併を求める請願を町議会に提出。継続審議扱いになっている。
 また3地区の北側にある新地区でも今年8月、「熊本市」「宇土市」それぞれとの合併を求める請願が出されている。
 この日、熊本市との合併を求める3地区の住民有志から請願書を受け取った同町議会の米原靖雄議長は「慎重に審議していきたい」と答えるにとどまった。【笠井光俊】
9月11日朝刊

3430とはずがり:2007/09/22(土) 22:23:16
<首都圏>千葉県

長生村・一宮町・白子町は一体どう云う町(村)内情勢なんだ?

市町村合併:長生郡市合併協が休止 実質的に2度目の“破綻” /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000166-mailo-l12
9月11日15時0分配信 毎日新聞

 第9回長生郡市(7市町村)合併協議会は10日、同協議会の休止を決めた。長生村の離脱後、6市町による協議推進のための規約の変更案を一宮町、白子町議会が相次いで否決したことが原因。04年12月に前回の合併協議会が破たんして以来、「休止」とはいえ実質的には2度目の“破たん”となった。
 協議会会長の石井常雄茂原市長は、解散でなく休止とした理由について「将来に備えて法定協議会組織を残すことで一致した」と話した。同協議会の期限は2010年3月まで。当面、長生村を除く6市町での協議についても「白紙」とした。
 来年4月から6月にかけて茂原市長選、一宮町長選、長生村長選が予定されているため、合併問題を話し合う首長会議は選挙後となりそうだ。
 石井会長は「休止は残念。長生郡市7市町村は一体との観点から将来の合併への道筋をつけるのが私の責任と感じている」と説明した。6市町の首長は「合併は避けて通れない」との認識で一致しているが、今後の見通しは不透明。同事務局によると、合併協議会の休止は7月現在、全国で11あるという。【吉村建二】

9月11日朝刊

3431とはずがり:2007/09/22(土) 22:25:13
<首都圏>埼玉県

大久喜市を取り敢えず目指して欲しいって所ですかねぇ・・。

市町村合併:白岡町長、久喜市などと意見交換 推進「議会と一体で」 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000035-mailo-l11
9月11日12時1分配信 毎日新聞

 白岡町の濱田福司町長は10日に開かれた9月定例町議会一般質問で、新たな「合併の枠組みづくり」に向けて久喜市など近隣の市町と意見交換を始めたことを明らかにした。合併枠組み問題では久喜市の田中暄二市長が6日の9月定例市議会一般質問で、白岡、鷲宮、菖蒲の3町と合併特例新法期限(2010年3月)内の合併を目指して取り組むと述べていた。
 濱田町長は武井金次郎氏の質問に答えた。濱田町長は「久喜市、蓮田市、鷲宮町、菖蒲町、宮代町と意見交換した。それぞれ事情があり、合併の推進、枠組みづくりに難しい面がある。議会と一体となって推進する」と、枠組みを絞っていないものの合併協議を進めていることを表明した。
 白岡町は03年7月から、蓮田市、菖蒲町と合併協議を進めたが、蓮田市、菖蒲町が05年1月に実施した「合併の是非を問う住民投票」で反対票が多数を占めたため、合併協議が白紙に戻った経緯がある。【栗原一郎】
9月11日朝刊
最終更新:9月11日12時1分

3432とはずがり:2007/09/22(土) 22:29:44
<九州・沖縄>長崎県

割りと野心的?…(1)北松浦郡4町(佐々町・江迎町・鹿町町・小値賀町)と佐世保市
直ちにには困難くさい…(2)東彼杵郡3町
合併するなら長崎との合併が現実的か?…(3)時津町・長与町
東彼杵郡とも接するが・・…(4)大村市

市町村合併:新県市町合併構想、審議会の答申踏襲 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000264-mailo-l42
9月11日16時1分配信 毎日新聞

 県は10日、新合併特例法に伴う新たな「県市町合併推進構想」案を発表した。(1)北松浦郡4町と佐世保市(2)東彼杵郡3町――の2地域を合併の対象とするなど、先月31日の審議会の答申を全面的に踏襲した。合併促進のため「県合併支援プラン」を策定することも盛り込んだ。県議会や県民の意見を聞いたうえで、来月にも正式決定する。
 支援プランは、新たな構想に基づき合併した市町に対し、県職員の派遣などの人的支援や交付金による財政支援策など県の独自策をまとめる。未合併の大村市、長与町、時津町も行財政基盤の安定のため合併が「望ましい」としたが、現段階では一定規模の財政と人口規模を有しているとして具体的な組み合わせを示さなかった。
 新合併特例法は09年度までの時限立法。構想に基づいて期間内に合併した自治体に対し、合併推進債の起債が可能になるなど特例措置がある。
〔佐世保版〕
9月11日朝刊
最終更新:9月11日16時1分

3433とはずがり:2007/09/22(土) 22:31:34
<北関東>茨城県

水戸市、周辺自治体に合併勉強会呼びかけ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070829-00000044-san-l08
8月29日7時51分配信 産経新聞

 水戸市の加藤浩一市長は28日の定例記者会見で、近隣自治体に対して広域合併について話し合う懇話会の設置を呼びかけたことを明らかにした。加藤市長は政令指定都市をにらんだ「50万都市構想」を提言しており、今回は実現へ向けた第一歩となる。

 加藤市長は6月の定例会見で「お互いに競い合うのではなく連携すべき。県都の責任として連帯意識を高めたい」と述べ、勉強会の設置に意欲を見せていた。市では県と協議しながら7月に趣意書を作成し、今月市長自らが各首長に手渡して説明したという。加藤市長は「近隣市町村の首長と、北関東における政令指定都市の実現へ向けた夢を語りながら進めてきたい」と意欲を述べた。

 趣意書の内容については「国の三位一体改革による地方自治をめぐる厳しい状況の中で、従来の行政区域だけで住民の要望などに対応できるのか。さらなる合理性や協働体制を構築するため長期的な懇話会をもってはどうかと呼びかけた」と説明。ただ、呼びかけた自治体名についての明言は避けた。

 各自治体の反応については、「各首長には諸事情からいろいろな思いがある。賛同がもらえるように近隣市町村の熱意を高めていきたい」と述べるにとどまった。

 一方、合併が破談となった茨城町との法定合併協議会については、地方自治法に基づいて9月28日に廃止する議案を9月4日開会の第3回定例市議会に提案する。このため市では、一般会計補正予算案で法定協廃止に伴う負担金(168万9000円)を減額する方針。

最終更新:8月29日7時51分

3434とはずがり:2007/09/22(土) 22:38:40
<北関東>群馬県

邑楽郡の中心都市は館林だが太田市に求心力の様ですな。

太田と大泉、合併へ一歩 双方の特別委が初勉強会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070825-00000038-san-l10
8月25日7時51分配信 産経新聞

 太田市議会の合併調査特別委員会と大泉町議会の合併問題調査特別委員会が24日、太田市役所で初の合同勉強会を開き、旧3町と合併した太田市の合併効果を検証、意見交換した。出席議員には「任意合併協議会設立までスムーズにいくのではないか」との声もあり、議会の主導で両市町合併の機運を高めようという狙いがある。

 会合は両委員会28人のうち27人が出席。まず、市企画課が平成17年3月の旧1市3町合併について、行政サービスの均一化、人件費や経費の削減による行政効率化など合併効果があったことを説明。委員からは「合併しなくても自治体の努力でできるものもあるのではないか」とか、「旧3町住民には行政を遠く感じるようになったという声がある」などの意見が出た。

 ただ、太田市特別委の荒井昭男委員長は終了後「両市町は工業出荷額も大きく、合併で地域が元気になる」と今後の議論に期待を示した。

 これまで、清水聖義太田市長が「相互交流の強い町。合併に向かうのが適切」と早期合併に意欲を示す一方、長谷川洋大泉町長は「多くの町民が(館林よりも)太田との結び付きが強いと考えている」としながらも態度を明確にしていない。両議会は今年に入って、相次いで特別委を立ち上げた。この日の会合は議会主導で合併に向けた機運を高めようという狙いがあるとみられている。

最終更新:8月25日7時51分

3435とはずがり:2007/09/22(土) 22:40:36
<九州・沖縄>鹿児島県

此処も一度破談した枠組み。伊佐地区みたいに覆水盆に返るか?

姶良西部任意合併協が発足 10年3月目指し協議へ
(08/02 07:09)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=5842

 姶良、加治木、蒲生3町は1日、「姶良西部任意合併協議会」を発足させた。2010年3月までの合併を目指し、来年3月末までに計8回の会合を開いて新市の名称や庁舎位置、合併の方式など重要課題を集中的に話し合う。
 加治木町の西姶良クリーンセンターで開いた設立総会で、会長に城光寺俊和姶良町長、副会長に笹山義弘加治木町長と厚地和幸蒲生町長を選任し、規約を決めた。委員は各町の町長と副町長(蒲生町は不在のため町長が指名した職員)、議長、議長指名の議員の計12人。事務局は同センターに設置する。
 引き続き第1回協議会を開き、事業計画や予算などを決めた。今後は月1回の割合で会合を続け、早ければ1年後をめどに法定協議会へ移行する。第1回会合後に記者会見した城光寺会長は「3町の特性を生かした将来像と福祉の向上を目指し、県央の拠点都市誕生に全力を尽くす」と抱負を語った。
 3町は03年4月に発足した合併協で新市の名称や合併期日など45項目の協議を終了しながら、姶良町が05年3月に実施した合併の是非を問う住民投票が、成立条件だった投票率60%に達せず不成立になり、合併を見送った経緯がある。3町長は「姶良地区住民の合併への総意が形成されてきた。住民に情報提供しながら任意協で十分に議論を尽くしたい」と話した。

3436とはずがたり:2007/09/23(日) 12:40:10
<近畿>京都府

やれやれ・・。

「城陽市長に最大責任」
2市2町合併破たん 宇治市長が非難
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007092100049&amp;genre=A2&amp;area=K20

 宇治市議会の全員協議会が20日開かれ、宇治、城陽、宇治田原、井手の2市2町合併の破たんを受け、久保田勇市長が経緯を報告した。久保田市長は「将来像を論議する機会を失い、議会や市民に申し訳ない」と陳謝する一方、合併任意協議会の解散に至った原因として大きく3点を挙げた上で「最大の責任は城陽市長にある」と橋本昭男城陽市長を非難した。

 久保田市長は任意協解散の原因を、橋本市長と他の1市2町の首長間で合併に関する基本的な考え方が合致せず、「城陽市長に対する信頼が崩壊した」と繰り返し強調した。

 特に▽住民意向調査(アンケート)の実施に関する基本認識▽自衛隊移転問題▽任意協の組織運営に関する基本認識−の3点について、任意協発足時や今年1月に4人の首長の間で合意・確認した事項を橋本市長が何度も「ほご」にし、「利己的主張を繰り返した」と激しい口調で語った。

 さらに、解散決定後も「責任転嫁と自己弁護に終始している城陽市長の対応を見る限り、協議に終止符を打った判断は間違っていなかったと確信している」と述べた。

 続く質疑では、各市町で1度持ち帰って再協議もあり得たのでは、との問いに対して、「最終的に異議の声は城陽の委員も含め全くなかった。全会一致での決定」と反論した。

 1市2町長による合併幕引きの「シナリオ」説を橋本市長が主張しているとの指摘については「台本などない。そんな言葉が出ること自体、ご本人が何かシナリオを持っていたのでは」と切り返し、任意協開催直前に住民団体などから独自のアンケート実施の要望が橋本市長に出されたことをあてこすった。

 また、自衛隊移転先について市民への説明責任を果たしたかとの問いには「移転先を決めるのはあくまで新市。城陽市の山砂利跡地は一候補地にすぎない」と従来の主張を繰り返した。
 新たな合併論議の可能性は「現時点では自ら呼びかけるつもりはない」と語った。

3437とはずがたり:2007/09/25(火) 23:14:31
<九州・沖縄>熊本県
>>3399>>3416

2007年9月21日 19時
植木町議会「熊本市との協議会」不採択
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2007/9/21&amp;group=4&amp;id=3

 植木町議会は、住民から出されていた熊本市と合併に関する任意の協議会設置を求める請願を不採択としました。一方、合併問題調査特別委員会を設置し、相手先に関わらず、検討することにしました。
熊本市との協議会設置を求める請願は、18日の委員会で採択されていました。その採決が注目されたきょうの最終本会議では、冒頭、協議会の設置に慎重な議員から、合併のメリットデメリットを調査する特別委員会を設置する発議が出されました。これに対し、協議会の設置に賛成する議員が「行政が示す情報だけでは合併の検討ができない。相手方との協議を通して、メリットやデメリットが判断できる」と反論。一方、発議を出した議員は「議会で調査して相手先を絞った上で、任意協議会を設置すべき」と応酬し、採決の結果、14対5で委員会の設置を決めました。また、熊本市との任意協議会を求める請願については、無記名で投票が行われ、9対10で不採択となりました。
また、植木町議会の行方を見守るとしていた熊本市の幸山市長は「結果的に不採択となり、残念に感じている。しかし、特別委員会を設置されたと聞いているので、その中では隣接する熊本市との合併も含まれていると思うので半歩前進。これから植木町長と今後について協議してみたい」と述べました。

3438とはずがたり:2007/09/26(水) 01:10:03
<東北・北海道>山形県

野村元県議が出馬を正式表明 米沢市長選、マニフェスト発表
2007年9月4日(火) 19:31
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200709/04/news20070904_0071.php
 任期満了に伴う米沢市長選(11月18日告示、同25日投開票)で、元県議の野村研三氏(61)=李山=は4日、米沢市金池5丁目の後援会事務所で記者会見し、市長選出馬を正式に表明、マニフェスト(公約)を発表した。
 野村氏は、会見で「地方自治体に沈滞感、閉塞(へいそく)感が漂っている。これを打ち破る政策を実行し、元気な米沢をつくりたい」と意欲を示した。
 市政運営に対する基本姿勢として「コスト意識を持った行政」を挙げ、「自治体を経営するという視点で改革に当たり、質の高い行政サービスを提供したい」と述べた。
 「元気米沢宣言」と題したマニフェストは、4年間で30億円の行財政改革効果▽県内一の市民所得▽地元業者優先の入札制度▽第3子からの医療費の全額無料化−などを掲げた。
 市町村合併へのスタンスは「人口減少社会の中では避けて通れない」としながら、「米沢だけが突出する形では過去3回の失敗と同じになる。近隣市町の意向を尊重することが大事」との認識を示した。
(山形新聞)

3439とはずがたり:2007/09/26(水) 10:58:18
<東北・北海道>岩手県

合併推進10人中9人 藤沢新町議
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070925_12

 23日投開票の藤沢町議選で当選した新町議10人は24日、岩手日報社のアンケート調査に答えた。同町が目指す一関市との合併について、条件付きも含め推進派が無所属の全現職9人、反対は共産党の新人1人。非公開が多い町議会の本会議以外の会合について、「積極的に公開すべきだ」とする議員は半数にとどまった。新町議は同日、町役場で行われた当選証書付与式に臨み決意を新たにした。10月1日から動きだす町議会で、新議員の活動に町民の関心も高まりそうだ。

 明確に「自立」を訴えトップ当選した共産党新人の村上仁志氏は、合併について「反対。経費節減はもちろん、国営農地開発事業の借金などは長期的に支払いを考え、町民負担を極力抑える。町民病院を守る」と理由を挙げた。

 一方、現職9人は「合併すべきだ」と回答。「人口減、少子高齢化を見据え、避けて通れない」「両磐エリアの垣根は行政の枠組みだけだ」「道州制を見据え、新しいまちづくりを目指すとき」などを理由に挙げた。

 ただ、「民意をよく受け入れ、理解を求めてから」「農業基盤整備事業の課題を解消した上で」「町民病院を核にした保健医療福祉を守るなら」など、条件付きも多かった。

 議員協議会など町議会の本会議以外の会合については「住民に隠し立てせず、公開すべきだ」などと積極的公開を求めたのは現職4人と新人1人。現職4人は「公開すべきだが、場合によっては非公開も」「基本的には公開すべきだ。あとは状況判断」など原則公開だが、一定の制限を求めた。現職1人が「従来通り非公開」と答えた。

 定数18から8減で行われた町議選は、無所属の現職10人、共産党新人1人の計11人が立候補。投票率は83・42%(前回比7・32ポイント減)と、初めて90%台を割り、盛り上がりに欠けた。

 背景には大幅定数削減のほか、最重要課題である一関市との合併が先行き不透明な上、財政危機で単独町制維持もままならない現状があるとみられる。

 明確に合併を争点にした選挙戦ではなかったものの、財政難で「緊縮化」を進める町に対する不満も多く、現職への批判票を集めた共産党新人がトップ当選を果たした。

 【調査の方法】24日、当選者10人全員から書面で回答を得た。質問は2点で、回答は選択方式。1問目は「町議会は従来、議員協議会などの会合を非公開としてきたが、どうすべきか」について①積極的に公開すべき②従来通り非公開にすべき③分からない④その他。2問目は「一関市との合併問題にどう取り組むか」について①合併すべき(合併推進派)②合併せず、単独町制を継続すべき(合併反対派)③分からない④その他
(2007/09/25)

3440とはずがたり:2007/09/26(水) 11:58:48
<首都圏・関東>

とは総研では首都圏を東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に加えて茨城県は土浦,山梨県は大月位までをイメージして使っています。
拡大するにしても栃木県は小山・足利,静岡県は沼津ぐらいで群馬県は館林ぐらいがギリ入るかなぁぐらいの印象。

2007/09/26
「関東と首都圏」
http://himahima.jp/

 どうも、暇つぶしです。
 「関東」と「首都圏」。
 どちらも東京都を含む周辺地域を指す呼び名ですが、
 実はこれ、厳密に言うとエリアが多少違っているようなんです。

 まず、関東。
 一般的には、東京都、千葉県、神奈川県、栃木県、
 群馬県、埼玉県の6都県を指す時はこちら。

 そして、首都圏はというと、関東の6都県に山梨県を加えたもの。
 こっちは「首都圏整備法施行令」でしっかりと明記されているそう。

 響きだけだと、首都圏の方がエリアが小さそうですが
 そうじゃないんですね。

 山梨のほうとうが大好きな暇つぶしでした(´3`)〜♪

3441とはずがたり:2007/09/26(水) 13:24:44
<近畿>滋賀県

長浜・湖北合併,実現して欲しいねぇ〜。

山内健次氏が無投票で再選
虎姫町長選 
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007092500164&amp;genre=A2&amp;area=S00

 任期満了に伴う滋賀県虎姫町長選は25日告示され、現職の山内健次氏(57)=無所属=以外に立候補の届け出がなく、山内氏が無投票で再選を決めた。

 山内氏の無投票当選は2回連続。同氏は、町議4期目途中の2003年10月、前町長の県議選立候補に伴って行われた町長選に初当選した。

 JR虎姫駅舎整備や虎姫小の全面改築など1期目の実績をもとに、今年6月に立候補を表明。同町を含む湖北地域の6町と長浜市との合併推進や教育施策の充実、農業振興などを主張し再選を目指していた。
 同町長選の無投票は02年から3回連続となった。

3442とはずがたり:2007/10/02(火) 02:08:00
<九州・沖縄>鹿児島県

屋久島町あす誕生 新法下県内初
上屋久、屋久町が合併
(09/30 08:17)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=6859

 新設合併による「屋久島町」(上屋久、屋久)が10月1日誕生する。新合併特例法が適用されるのは県内で初めて。旧特例法を含め「平成の大合併」による県内合併は19件目で、市町村数は48(17市27町4村)になる。

 「屋久島町」の人口は1万3761人(2005年国勢調査)。面積は540.97平方キロ。両町境にある小瀬田のクリーンセンターを本庁とし、宮之浦、尾之間、安房の3カ所に支所を置く総合支所方式と分庁方式の折衷方式。口永良部、栗生出張所は現行通りで永田出張所を新設する。住居表示は町名が変わるだけで字などの変更はない。
 合併後50日以内に行われる町長選の日程は、合併日に開かれる暫定選挙管理委員会で決まる。両町の22議員には09年9月30日まで2年間の在任特例を適用する。
 03年4月に屋久島地区合併協議会を設置、05年2月の住民投票で両町とも「合併賛成」の結果が出たが、上屋久町議会が廃置分合議案を3度否決、旧合併特例法での合併申請はできなかった。その後、議員解職請求(リコール)や出直し選挙などを経て06年1月から協議を再開、07年3月の合併を目指したが、06年11月の上屋久町の合併期日を問う住民投票を受け07年10月1日に期日を変更していた。

3443とはずがたり:2007/10/03(水) 18:41:57
<九州・沖縄>福岡県

イイ!・゚・(ノД`)・゚・。

八女市郡合併 法定協、11月設立へ 5市町村住民アンケート すべて賛成過半数
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20071003/20071003_013.shtml

 八女市と八女郡2町2村(黒木町、立花町、星野村、矢部村)の合併の是非を問い、5市町村が実施した統一アンケートの結果が2日公表され、全市町村で賛成(やむを得ない含む)が半数を超えた。5市町村長は同日、同市で会見し、11月上旬に法定合併協議会を設立する方針を表明。地方交付税の優遇措置が受けられる「合併新法」期限の2010年3月末までの実現を目指す。

 同アンケートは5市町村が9月中旬から計約6万人の全有権者を対象に、各世帯に回答用紙となるはがきを配布する方法で行われた。回答率は八女市が34.3%と低かったが、4町村は69‐91%だった。

 5市町村一体の合併の是非について、「賛成」と「合併はやむを得ない」の合計は、八女市70.5%、黒木町68.2%、立花町73.8%、矢部村83.3%、星野村65.5%だった。会見に先立ち、5市町村長はアンケート結果について協議。「民意を大切にしたい」と、法定協設立を合意したという。

=2007/10/03付 西日本新聞朝刊=
2007年10月03日11時39分

3444とはずがたり:2007/10/04(木) 19:08:42
<九州・沖縄>熊本県

宇城広域連合に加入提案 熊本富合合併協
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071002200015&cid=main

 熊本市と下益城郡富合町の合併協議会(法定協)は二日、同市千葉城町のKKRホテル熊本で第八回会合を開き、富合町を含む宇城二市三町でつくる宇城広域連合に、合併後の熊本市が当分の間、加入する案が法定協幹事会から提案された。次回審議する。

 宇城広域連合は、ごみ処理、し尿処理、消防、火葬場などの事務を共同で運営。合併後の対応について富合町は当初、同広域連合に「脱退したうえで、合併新市がごみ処理などについて五年間、事務委託する」案を提示した。

 これに対して、同広域連合側が「脱退されると残った市町の負担が増える」と反発。このため富合町は「合併新市が引き続き加入」へと方針転換していた。

 この日の法定協では、合併後の両市町のまちづくり方針である新市基本計画など五項目を承認した。また、「現行の宇土都市計画区域のまま」とする富合町の都市計画区域の扱いについては、過去二回、継続審議となっていたが、今回も「住民に説明が必要な点が残っている」などとして次回に持ち越した。(渡辺直樹)

3445とはずがたり:2007/10/06(土) 04:02:33
<近畿>大阪府

富田林と違って大きな度量を持っている筈

大阪唯一の村「千早赤阪村」隣接市に「合併申請」
http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200710/05/soci211000.html

 大阪府で唯一の村、千早赤阪村は4日、隣接する河内長野市に編入合併に向けた合併協議会を設置するよう申し入れた。今後は大阪府から示される支援策をもとに、市議会が合併の是非を審議。同意の決議を経て、合併協議会を設立することになる。
[ 2007年10月5日付 紙面記事 ]

3446とはずがたり:2007/10/06(土) 22:41:51
<九州・沖縄>鹿児島県

南九州市長選 山内氏(頴娃町長)出馬せず  ( 9/29 付 )
http://373news.com/_senkyo/index.php?ym=200709

 頴娃町の山内廣行町長(70)は28日の町議会最終本会議で、12月1日に川辺、知覧との3町合併で誕生する「南九州市」の市長選挙に出馬しない意向を表明した。
 山内町長は体調面の不安を挙げ「議会や町内外の人々に新市のリーダーを目指すよう激励を受けたが、健康に自信が持てないようでは責任を全うできず、いずれ迷惑をかける」と説明。「新市の繁栄・発展のために、これから一市民として精いっぱい協力したい」と語った。
 南九州市長選は、これまでに知覧町の霜出勘平町長(66)が立候補を表明。川辺町の東展弘町長(66)は勇退の意向を示している。
 山内町長は頴娃町企画課長や総務課長などを経て2002年10月、町長に初当選し現在2期目。
(南日本新聞)

3447とはずがたり:2007/10/07(日) 11:55:22
<近畿>大阪府
>>3445
千早赤阪,良い地名なんだけどねぇ〜。財政難と焚き付けないと村民は合併にうんと言わないし,あんまり焚き付け過ぎると編入先が拒絶する。難しい匙加減だ。

千早赤坂村 編入合併協議を要請
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000710050001
2007年10月05日

 河内長野市への編入合併を検討している府内唯一の村、千早赤阪村の松本昌親村長が4日、橋上義孝市長に合併協議会の設置を正式に申し入れた。河内長野市は協議会設置の前提条件として、合併に伴う交付金や道路整備など府の支援を求めており、市側は支援内容を確認してから府に回答するとの考えを示し、受け入れの是非を明らかにしなかった。申し入れには三輪和夫・府副知事も同席した。

 会談後、松本村長は「非常に厳しい財政状況の中でお願いをした。受けていただけると確信している」と話した。

 三輪副知事は「交付金の支出や支援計画の策定などを検討していきたい。合併協議会が設置されれば、具体的な話が出ると思う」と述べ、具体的な支援内容については言及しなかった。

 市幹部は「現段階では市議会にも報告できない。具体的な支援の内容を府に確認したうえで、全員協議会に伝えたい」と述べた。

3448とはずがたり:2007/10/07(日) 12:04:32
2007/10/05-19:14 「意見集約できず」が最多=合併不成立の要因−総務省調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2007100500914

 総務省は5日、「平成の大合併」の中でも市町村合併をしなかった1252自治体にその理由を尋ねた調査(複数回答可)の結果を公表した。最も多かったのは、「合併について議会や住民の意見を集約できなかった」で、422団体が理由に挙げていた。
 このほかの理由として「単独で運営していこうと考えた」(386団体)、「合併相手が消極的だった」(330団体)、「新市名などの協議事項の合意ができなかった」(230団体)と続く。また「離島や山間地に位置するため合併が困難」との回答も58団体あった。

3449とはずがたり:2007/10/08(月) 14:20:57
良いこんだらw>郡部の投票率低下と市部の投票率アップ

参院選選挙区 出雲市、旧郡部の投票率低下  2007年09月27日
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000000709270002

∞投票所統合119→74カ所が原因?/市「影響はっきりせず」∞

 7月29日に投開票された参院選島根選挙区で、投票所の数を統合により減らした出雲市で、市全体の投票率が上がったにもかかわらず、合併前の旧郡部の投票率が下がった。一部の市議から「統合の影響が投票率のダウンにつながったのではないか」との指摘があったが、関連性を調べていた市は「削減の影響ははっきりしない」との結論を出し、投票所数を見直さない方針を示した。(森 直由)
 同市は今回の参院選で、コスト削減を図ろうと、119カ所あった投票所を74カ所に減らした。
 同市全体の投票率は71・33%で、前回より2・27ポイント上がった。しかし、旧市町別では、旧出雲市(同3・70ポイント増)と旧平田市(同2・46ポイント増)の旧市部で上昇したが、旧佐田町(同1・76ポイント減)▽旧多伎町(同4・20ポイント減)▽旧湖陵町(同0・67ポイント減)▽旧大社町(同1・37ポイント減)の旧4町では軒並み低下。8月3日の市議会全員協議会で「投票所の削減が影響しているのではないか」と市議から指摘があり、同市は投票所の削減と投票率低下との関連について調査を始めた。
 結果によると、複数の投票所を統合した28カ所のうち、16カ所で投票率が前回より下降。12カ所で上がった。下がった16カ所のうち、12カ所は旧4町。旧多伎町では4カ所の投票所とも下がった。一方で統合していないにもかかわらず、投票率が低下した投票所も6カ所(このうち旧町部は3カ所)あり、市は「著しい地域格差は見られない」とした。

∞数、見直さない方針/「統合後、上昇場所も」∞

 今月4日の市議会全員協議会では、市議の一人が「統合された地域の投票率が下がっているのがよく分かる。もう一度、投票所の配置を見直すべきではないか」と質問。市幹部は「統合した投票所でも投票率が上がった場所もある。行財政改革の観点から、このままでいきたい」と答え、投票所数を見直さない方針を明確にした。
   ◇   ◇
 市中心部から離れた旧町村部の投票率が低下する傾向は、投票所を大幅に削減した他県の市でもみられた。
 9市町村が合併して、投票所を140カ所から92カ所へ減らした鳥取市。前回に比べて投票率が上昇したのは旧鳥取市(62・13%、前回比4・13ポイント増)だけで、ほかの旧8町村ではすべて下がった。特に投票所が8カ所から3カ所へ再編された旧福部村(68・67%)では、前回(76・78%)から8ポイント以上も落ち込んだ。同市選管は「投票所の減少が、投票率の低下に影響したかもしれない」とみている。
 12市町村が合併して、投票所を106カ所から71カ所へ再編した愛媛県今治市でも、旧今治市など旧4市町村で前回に比べて1・00〜3・62ポイント上がったものの、ほかの旧8町村では0・47〜5・23ポイント下落した。同市選管は「前回は市出身の自民党候補が立候補して関心が高かったが、今回は市出身者が出なかった影響で、下がったのではないか」として、投票所再編と関連づけることには否定的だ。
(朝日新聞島根)

3450とはずがたり:2007/10/08(月) 14:58:15
<首都圏>東京都

惜しいなぁ。。

あきる野市市長選結果(10/7投票)
当 15,070 臼井 孝夫(66) 無=自公 新 前都議
_ 13,173 野村 正夫(66) 無=民_ 新 前市議
_ 4,140 水谷 正紀(42) 無=共_ 新 税理士
_ 608 並木 新平(?) ?
(確定得票)

あきる野市の課題 市長選を前に
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/kikaku/107/

 旧五日市町と旧秋川市が合併して12年。この間、市政を担ってきた田中雅夫市長は引退する。財政状態の悪化、地域間格差などに苦しむ市を発展させるためには何が必要なのか。30日告示、10月7日投開票に迫った市長選を前に、その課題を探った。


(上)財政(2007/09/27)
債務膨らみ税収伸びず
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/kikaku/107/1.htm

 2005年12月。あきる野市議会の議場は市民で埋め尽くされていた。この日行われたのは温泉施設「秋川渓谷 瀬音の湯」工事の契約議決。議員が起立。賛成多数で可決されると、傍聴席の建設反対派市民から、ため息が漏れた。

 秋川渓谷沿いの曲がりくねった林道を抜けると、ガラス張りの壁面の真新しい建物。この「瀬音の湯」は、足湯や露天風呂も備え、今年4月にオープンした。集客見込みは年間約19万人。8月末日時点で、既に約10万7000人を集め、好調な滑り出しだ。しかし、温泉問題を考える会の竹之内正雄世話人代表(62)は言う。「近隣市の温泉施設も初年度は良かったが、それ以後、客が減少した。この勢いが続くとは思えない。市の出資比率は51%で、赤字が出たら市が負担することになるのに」

 瀬音の湯の総事業費は約24億3000万円。そのうち、約18億5000万円が、合併により有利な起債が可能となった旧地域総合整備事業債(旧地総債)でまかなわれた。

 市は旧五日市町地区の活性化を掲げたが、「また箱物をつくるのか」と反対運動が激化。約5500人の反対署名が集まった。
  ◇
 1995年の合併で誕生した市は、旧地総債で新庁舎や図書館などの整備を進めてきた。その負債は約120億円に上る。市財政課によると、2006年度末までの市の債務総額は、利払い、一部事務組合の負担金や土地開発公社の債務負担なども含め、約830億円に上る。市民1人あたり約100万円の借金だ。05年度の市の実質公債費比率は12・5%で、多摩地区26市中18位と低迷。ある与党系の市議は「箱物を急いでつくってきたが、つくり過ぎた感は否めない。もっと税収が増える施策ができていれば」と振り返る。
  ◇
 市は、合併前の将来構想で10年までに人口が約11万7000人に増加すると予測した。圏央道の開通、市内外に広がる約3900ヘクタールを工業団地や住宅地として開発する都の秋留台地域総合整備計画、旧秋川市が菅生地区に約28・3ヘクタールを用地取得して進めた企業誘致。産業と人口の集積が進むと考えたからだ。

 しかし、整備計画は、バブル経済崩壊による企業の進出意欲の落ち込みや都の財政難で暗礁に乗り上げ、菅生地区の企業誘致も尻すぼみとなった。先行取得した用地の大部分がそのまま残され、用地取得などに要した費用は、土地開発公社への債務負担として財政を圧迫している。

 区画整理計画も、JR五日市線武蔵引田駅周辺や、市役所東部地区などでは地権者の反対などで中断。債務が膨らむ中、税収増を見込んだ計画は次々に頓挫している。
  ◇
 「夕張のようになるのではないか」。「瀬音の湯」オープン前、市企画課には市民からの不安の電話が殺到し、「夕張とは事情が違う。そこまでひどくない」と、職員は説明に追われた。

 旧地総債は、起債分のうち約6割が地方交付税によって措置される仕組みだ。しかし、国と地方の税財政を見直す三位一体の改革で、地方交付税そのものが縮小傾向。市財政課は「税源移譲があっても、とんとんにはならない。新たな財源も見あたらない」とする。一般会計の起債の償還は来年にピークを迎えるとされ、既に国保税額は2年連続で上昇するなど、市民への負担が増してきている。

 税収は伸びず、借金は重くのしかかる。支出を切りつめながら、いかに財政再建を進めるか、新市長には明確なビジョンが求められる。

3451とはずがたり:2007/10/08(月) 14:58:43
<首都圏>東京都
>>3450-3451

(下)商業振興(2007/09/28)
大型店に強い危機感
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/kikaku/107/2.htm

 「大変なことになった。黒船襲来だ。つぶれる店も出るぞ」
 大型ショッピングセンター(SC)「イオンモール日の出」が、隣接する日の出町に出店することを知ったあきる野商工会の鶴田和男会長はがく然とした。

 圏央道日の出インターチェンジから数百メートル。あきる野市境に11月にオープンするSCには150以上の店舗、シネマコンプレックスなども入り、車で30分以内とされる商圏はあきる野市内に広がる。その総売り場面積は市内の小売店の約64%にも上る。

 合併後、市の商業を引っ張ってきたJR五日市線秋川駅北口地区は、巨大なライバル出現に戸惑う。市内最大の大型店で、秋川駅北口にある「あきる野とうきゅう」は「大型店には難しい、欲しいものを見つけやすい売り場づくりで差別化を図らないと」。1995年のオープン後、八王子市や青梅市などからも客を集めてきたが、SCには核店舗としてサティが出店することも決まっており、「土日や祝日を中心に、家族連れの客が移ってしまう」と危機感を隠さない。

 あきる野とうきゅうの横に立地する複合施設「あきる野ルピア」の専門店街も危機感は強い。「あきる野ルピアテナント会」の石川精一会長(50)は「どこまで客が減るかわからない。大型店にできないことをしないと生き残れない」。
  ◇
 複雑なのは、旧五日市町時代に町内最大の商店街だったJR五日市線の武蔵五日市駅周辺の商店街。合併後、商業の中心地を秋川駅北口に譲った。新市庁舎も秋川駅近くに移り、旧町役場が出張所となったことで人の流れが途絶えたのが原因だ。古くから農産物や薪炭などを売買する市場としてにぎわった“市場の街”の面影は薄れ、シャッターに「貸店舗」の張り紙が張られた店舗が目立つ。

 「秋川に客を取られた上、イオンまでできたらふんだりけったりだ」と、40年以上肉屋を経営する男性(89)。明治のはじめから続く雑貨屋を経営する女性(59)は「温泉施設『瀬音の湯』で少しはお客さんが戻ったが、これで帳消し。店が続けられなくなるかもしれない」とため息をつく。同商店街の高山文三副会長(71)は「保健所や郵便局もなくなり、不便になった。店は減る一方。合併は五日市にとって良かったのかどうか」と話す。
  ◇
 秋川駅周辺では、94年に61店だった店舗数が2002年には128店に増加した。武蔵五日市駅周辺は138店から105店に減少し、販売額も半減している。市企画課は「公共施設の整備などは、秋川、五日市地区のバランスをみながら進めてきた。政策的に差をつけたことはない」としている。しかし客足が遠のいた五日市地区の商店には「市が何らかの対応をしてくれないのか」との思いが強い。一方、秋川駅周辺地区の商店からは「五日市には歴史がある。努力すれば改善は可能なはずだ」との声もあり、言い分は対立する。
  ◇
 市は、05年度に約540万円だった商店街のセールやまつりなどへの補助金を07年度は約1200万円に増額した。ただ「駐車場の少ない五日市に駐車場を増やすなど、各商店街ごとに対策は必要だが、そこまでできていない」(商工観光課)のが現状だ。

 合併後に生じた旧秋川地区と旧五日市地区の格差。そして“黒船襲来”。新市長の対応が、市内の商業の行方を左右する。
(中田征志)

3452とはずがたり:2007/10/08(月) 15:50:19
<九州・沖縄>熊本県

合併めぐり住民投票申し入れ 富合町の住民
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071001200024&amp;cid=main

 熊本市との合併協議が進む下益城郡富合町で、「町住民意思の確認を求める会」(村崎文代代表)が一日、「熊本市との合併は民意の裏付けがない」として、合併の賛否を問う住民投票やアンケートを実施するよう町執行部や議会に申し入れた。

 同会は陳情書で「執行部は民意の裏付けがないまま熊本市との合併を推し進めている」と指摘。「このまま合併すれば住民に禍根を残す」とした上で、同市との合併の賛否を問う住民投票かアンケートを早急に実施するよう要請、実施するか否かを十二日までに回答するよう求めている。

 村崎代表ら六人が町役場を訪れ、会議で応対できなかった村崎秀町長に代わり、田中栄信副町長に陳情書と町内全域から集めた百九人分の署名を手渡した。町議会には、早急にアンケートなどを実施するよう執行部への働きかけを求めた請願を提出した。

 村崎代表は「町民が合併相手として熊本市を明確に選んだことは一度もない。肝心の民意が抜けた状態で合併協議が進む以上、問題はくすぶり続ける」と話した。また、十二日までに回答がない場合は、「次の手段を取る」としている。

 村崎町長は「民意は先般の町議会議員選挙で得たと思っている。熊本との合併を望む議員が多かったのが、住民の意思表示に当たる」と述べ、住民投票は必要ないとの見解を示している。(福井一基)

3453とはずがたり:2007/10/08(月) 18:31:22

<中国・四国>岡山市

土建屋の発言力が強そうだ。
3分割と云うが西大寺区は出来ないのかな?

10/06-15:27--岡山市・区割り 市民説明会始まる 初日は3区案が優勢
http://www.okanichi.co.jp/20071006152735.html

 09年4月の政令市移行に向け「岡山市行政区画等審議会」(会長・千葉喬三岡山大学長)が中間まとめで示した3区案についての意見を聞く市民説明会(岡山市主催)が、5日から始まった。初日は穏やかなスタートとなり、3区案を支持する意見が比較的多かった。  初日は午後7時から同市谷万成の北ふれあいセンターで開催され、市民ら107人が出席。高谷茂男市長は「市民サービスがより向上するのは間違いない。全市民が政令市になろうという気持ちになっていただきたい」とあいさつした。  この後、事務局から政令市の概要や区割り案、今後の予定などについて説明があり、質疑が行われた。  区割りについては「もう少し自信のある内容で提起してもらいたい」「区役所を増やすのは財政にとってマイナス。区が増えるとその分職員が増える。人件費が増えれば増えるほど、政令市になる目的が達成されない」などと、3区案を支持する意見が多かった。  また支所機能については「総合支所をきちっと整備し、産業建設部門(産建)を残しておかないとやっていけない」「(産建は)地元に密着して実情が分からないとできない業務。相談、取り次ぎだけでなく、実権を持った人の配置を」と、産建の縮小に反対する意見が相次いだ。  終了後、村手聡副市長は「熱心にご議論いただき本当にありがたい。いただいた意見をしっかり踏まえ、検討を進めてまいりたい」と話していた。  同説明会は13日まで市内10カ所で開催。また同市は、15日までパブリック・コメントも実施している。

3454とはずがたり:2007/10/08(月) 19:37:23
<近畿>滋賀県

結論は住民の議論で
市町合併意見交換会
根強い「東近江は一つ」案
=県のリーダシップ求めるが=
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/07-08/n070807.html#4
◆東近江・近江八幡市◆

 昨年十二月に県が策定した「自主的な市町の合併の推進に関する構想」に示された近江八幡、安土、竜王の一市二町での合併の組み合わせについて、直接住民から意見を聞く「市町合併を考える意見交換会」(県、東近江地域振興局主催)が五日、各市町職員、安土・竜王両町の町議、地元選出県議、一般住民ら約百二十人が参加して、近江八幡市の県立男女共同参画センターで開かれた。

 意見交換への話題提供として、県自治振興課の中山義彦参事が、国の地方分権に向けた市町村合併推進への政策の流れと県の取り組み、合併特例法(旧法)下での合併状況と各市のまちづくり、合併前と合併後の職員や組織の比較、平成二十二年三月末を期限とする合併新法に基づく自主的な合併推進に向けた県の構想策定の経緯など、解説。合併についての一般的知識を再確認した。

 意見交換会は、参加者の意見に、県市町合併推進審議会会長の真山達志同志社大教授、中村きよ子県東近江地域振興局長、中井幹晴総務省自治行政局合併推進課理事官、中山義彦県総務部自治推進課参事が答える形式で行われた。

 参加者からは「二十年・三十年先をみすえるなら一市二町よりも東近江地域が一つになるように」「東近江地域振興局が熱意をもってもっとリーダーシップを」「安土町を二分して、近江八幡市あるいは東近江市との分離合併は可能か」「東近江一つは面積が広くなるだけでメリットがない。一市二町で」など安土町の参加者からの意見が多く、近江八幡市の参加者からは「(過去の合併破綻の経験から)住民が正しく判断するための、財政などのシミュレーションなど適切な情報の提供を」、竜王町の参加者は「『なぜ市にならなければならないのか』の問いに端的に答えられない。道州制に移行した場合、この小さな合併でいいのか。将来にわたったまちづくりがこれでいいのか議論している。東近江一本がベターではないか。枠組みに日野町が抜けている。合併のためのまちづくりではなく、まちづくりのための合併にしたい」といった意見が出た。

 これに対し県側は、結局「(自主的な合併推進のため)県に権限はない。みなさんで話し合いを」に終始。また、「(話し合いの結果)県の示す枠組みと違う方向でも問題ない」とも答えた。

 旧法期限内で二度の合併を逃した安土町から積極的な発言が多かったが、近江八幡市、竜王町からは少なかった。参加者からは「(意見交換の時間設定が短いこともあり)もっと他の市町の意見も聞きたかった」などの感想が聞かれた。

3455とはずがたり:2007/10/08(月) 23:00:00
<九州・沖縄>鹿児島県
>>3427

大口市と菱刈町が合併協定書に調印
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kagoshima/20071006/20071006_002.shtml

 大口市と菱刈町が5日、合併協定書に調印。来年11月1日に「伊佐市」となることが正式に決まった。

 大口市文化会館で5日、行われた式典には、隈元新・大口市長と神園勝喜・菱刈町長が出席。伊藤祐一郎知事が立ち会った。

 新市の人口は約3万1500人。面積は約390平方キロ。

=2007/10/06付 西日本新聞朝刊=
2007年10月06日00時30分

3456とはずがたり:2007/10/16(火) 21:44:17
<九州・沖縄>熊本県

ややこしくなってきた。。
この辺は熊本市宇土区でええやんってのが俺の持論だけど,宇土も自主独立の誇りがあろうからねぇ。。又,宇土・益城地区は宇城市として纏まったので宇土もこちらとの絡みも考えられる。

新と云う地名は見当たらないけどこの辺なかなか宇土の市街地と隣接してて確かに請願もわからんでもない。特に田尻・南田尻は宇土駅の直ぐ側(裏手)である。
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=130/39/39.240&amp;scl=70000&amp;uc=1&amp;grp=all&amp;nl=32/41/02.310

2007年10月15日 21:18
合併絡み相反する2請願採択 富合町議会
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071015200014&cid=main

 熊本市との合併協議が進む下益城郡富合町の議会は十五日、臨時会を開き、同市との合併後、一部地区の宇土市編入を求める請願と、熊本市との一体的な合併を求める請願を審議。両方の請願を採択した。

 二つの請願は相反する内容で、どちらか片方を採択すれば住民の強い反発を招きかねないことから、「編入を求める請願の意向を残したく採択したが、議会は合併を成就させる責務があり、厳しい選択。編入に関しては合併後、再度検討、議論し住民の合意形成を得ることを望む」という付帯決議も可決した。

 編入を求める請願は、田尻、南田尻、平原、新の四地区の住民が提出、熊本市との一体的な合併を求める請願は同じ地区の別の住民が提出し、ともに継続審査となっていた。

 編入を求める請願を提出していた平原区の高濱嫡男さん(72)は「矛盾する請願をともに採択したことはおかしい。双方の住民に顔をたてる判断だろう」。一体的な合併を求め請願を提出した同区の男性(59)も「議会としての判断が分からない。どちらかに決めるまで議論するべきだ」と議会の対応を批判している。(福井一基)

3457とはずがたり:2007/10/18(木) 10:06:14
<首都圏>埼玉県

2007年10月17日(水)
幸手市長選 “合併合戦”鳴り潜める
因縁対決、枠組み示さず
http://www.saitama-np.co.jp/news10/17/12p.html

 市長選の結果を受けて、2003年12月に発足した久喜市・幸手市・鷲宮町合併協議会。合併期日や新市名などが決まったが、合併が破たんし解散した

 任期満了に伴う幸手市長選挙は二十一日に告示され二十八日に投開票される。現在のところ、二期目を目指す現職の町田英夫氏(65)、三期務めた元職の増田実氏(62)、元市議の渡辺勝夫氏(63)の三人が立候補を予定している。市政の重要課題である「合併」「財政再建」について報告する。

選択を前に 幸手市長選

 前回の市長選は久喜市・鷲宮町との合併優先か、茨城県五霞町との合併優先か―の合併枠組みを争点とする“合併一色”の激しい選挙だった。

 五霞町との合併優先を掲げた現職だった増田氏と、久喜市・鷲宮町との合併優先を主張する市民団体が擁立した現市長の町田氏との一騎打ちの結果、町田氏が初当選した。

 その後、幸手市は久喜市、鷲宮町との合併を目指したが、二〇〇四年九月の住民投票の結果、久喜市で反対票が上回り白紙に戻った。

 今回も町田氏、増田氏がともに出馬表明したことから、因縁の対決の再現といえるが、合併をめぐる状況は前回とは大きく異なる。両氏とも、合併新法の期限内(二〇一〇年三月)の合併を目指すとしながらも、合併の枠組みについては明らかにしていないため、前回のような明確な対立軸とはなっていない。

 町田氏は「二十万都市が理想だが、県内のできるところから一市一町でも確実な合併を」と主張。対して増田氏は「市民の声を反映できる幸手主導の合併をしたい。(合併の相手は)県外でも構わない」と訴える。しかし「相手に迷惑がかかるので自治体名は挙げられない」(町田氏)、「市民の声を聞いてから決めたい」(増田氏)と合併の枠組みを明示することには慎重な姿勢をみせている。

 さらに、渡辺氏は「財政を立て直すのが先」として、合併自体は否定しないものの、新法期限内の合併は無理としている。

 前回は市長選に至るまでに、市議選での両派のせめぎ合い、市民団体による増田氏へのリコール運動、増田氏の解職賛否投票前の辞職と異例の展開の中で市長選に突入し、過熱していった。

 これに比べ、今回は久喜市、鷲宮町との合併が破たんした後は具体的な動きがなく、合併をめぐって前回のような熱気は感じられない。

 とはいうものの、町田氏は「自分なりに動いてはいる。合併協議会の立ち上げは来年四月を目標にしている」と現職の優位さを強調。増田氏も「私こそ即戦力。いろいろ体験し今後に生かせる。政治生命を懸けてやった」と市長時代の合併問題にかかわった経験を強調し、両氏とも合併への手腕には自信をみせている。

3458とはずがたり:2007/10/18(木) 10:46:02
<東海>静岡県

芝川町に関係深いのでしょうかね?流石に当選は難しいとは思うけど富士宮と合併するなら良いのかもw

元富士宮市議が出馬表明 芝川町長選
2007/10/16
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20071016000000000079.htm

 元富士宮市議で会社社長内田克己氏(64)=芝川町猫沢=が16日、富士宮市役所で会見し、任期満了に伴う芝川町長選(12月18日告示、23日投開票)への出馬を表明した。
 内田氏は町長の退職金の廃止、給料の削減などの行財政改革案を示し、「合併は行革とセット。背水の陣で富士宮市との合併に取り組む」と語った。
 内田氏は富士宮市出身で、工学院大卒。昭和54年から同市議を1期務めた。
 同町長選にはほかに、臼井進町長(57)と野村寛町議(65)が出馬を表明している。

3459とはずがたり:2007/10/23(火) 22:41:54
<中国・四国>岡山県

まぁ北区とか作って4区制にしてもいいんじゃないの?
フラストレーションはかなり溜まってる感じだ。
>「合併の時の話ができないのにまたこういう話をして裏切られる」
>「約束したことが守ってもらえないなら、もう政令市にならなくてもいい」
>という声もあった。

10/23-12:31--岡山市・区割り 区の分割求め決議 御津合併特例区協 市長に申し入れへ
http://www.okanichi.co.jp/20071023123143.html

 御津合併特例区協議会(小坂眞史会長)は22日、岡山市行政区画等審議会(会長・千葉喬三岡山大学長)の3区案に反対し、北部地域の分割を求める決議を全会一致で決めた。金川病院建て替え問題への不満が形を変えて発展した格好だが、現実的には、さらに北の建部地区と足並みをそろえ〝北部同盟〟ができない限り、対応は難しそう。
 決議では、御津地域を含むA区(仮称)は広大な市域を持ち、御津、建部地域は「区役所から遠距離にあり中心部とは地域事情が異なる中山間地域」と強調。
 「都市内分権型の行政の推進や住民サービスの低下を来すことがないように配慮する」という合併時の約束が3区案に反映されていないとして反対、北部地域の分割を求めている。近く、高谷茂男市長に申し入れを行う。
 同協議会には委員14人が出席し、採決の前には、全員が反対の意見を表明した。
 「金のことばかり言わず、市民が細かいサービスを受けられる区にしてほしい」「中心部と山間部の一体感の醸成というが、環境、考え方、行政サービスの違いからして恐らく無理」などと、基本的な考え方への異論が続出。津高に区役所設置を求める意見も出た。
 「合併の時の話ができないのにまたこういう話をして裏切られる」「約束したことが守ってもらえないなら、もう政令市にならなくてもいい」という声もあった。
 区割り問題では18日、東福祉事務所管内の全13連合町内会が旭川以東の分区を求め、高谷市長に陳情したばかり。
 また、同協議会では区割りの議論に先立ち「総合保健福祉施設建設事業(金川病院併設)」問題への文書回答が報告された。回答文には、高橋義昭新市建設計画推進局長名で「新たな病院運営形態も含め、より広い角度から検討していきたい」などと書いてあった。
 しかし、委員からは「たった3行の文章で回答した。いつごろまで検討するのか」「『広い角度』とは診療所は入っているのか」などと批判が続出。納得が得られないまま配布されていた文書は回収された。
 同問題では9月12日、金川病院を計画通りの09年度までに建て替えるよう求める要望書を高谷茂男市長に提出。今月2日には、同19日までの文書回答を要請する文書を再び出していた。

3460とはずがたり:2007/10/23(火) 23:51:27
<東北・北海道>岩手県

矢巾町長「自立を目指す」[11:39]
http://news.ibc.co.jp/item_6564.html

盛岡市との合併構想で注目されている矢巾町の川村光朗町長は、昨夜、行われた県の合併推進審議会による聞き取り調査で当面合併の意志のないことを明らかにしました。
県は、合併新法に基いて合併の是非について審議会に諮問し委員が、全市町村から聞き取り調査を行っています。昨夜は、矢巾町に審議会の斎藤俊明委員長が訪れ川村光朗町長から聞き取りを行いました。その結果、川村町長は、「盛岡市と玉山村との合併でも著しい成果が見られない」との認識を示し「矢巾町としては、自主財源を確保し自立を目指したい」と合併の意志のないことを明らかにしました。聞き取り調査を終えた紫波町・雫石町それに滝沢村も盛岡市との合併には否定的で、盛岡市の掲げる50万都市構想は当面、実現が難しい情勢です。

2007-10-23 No.6564

3461とはずがたり:2007/10/24(水) 19:30:28
<九州・沖縄>熊本市

2007年10月23日 23:11
今月にも合併協定調印 熊本市と富合町
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071023200018&amp;cid=main

 熊本市と下益城郡富合町の合併協議会(法定協)は二十三日開いた第十回会合で、合併期日を議員専門部会の案通り「来年十月六日」とするなど六項目を承認した。これで二月の第一回協議会以降、協議してきた四十二項目すべてを承認し、合併協議を終えた。これを受け幸山政史市長と村崎秀町長は今月末にも合併協定書に調印。合併を決める廃置分合案を来月上旬にも開く両市町議会に提案する考え。

 合併新市の人口は約六十七万七千人。熊本市は合併による政令指定都市移行を目指しているが、二〇一〇(平成二十二)年三月に期限を迎える合併新法に基づく人口要件は「七十万人以上」となっており、市は富合町に続く合併協議先を模索している。

 第十回法定協は同市千葉城町のKKRホテル熊本であった。継続審議が続いていた都市計画区域問題では、富合町議会が前回要望していた市街化調整区域における宅地開発の緩和制度創設について、市側が「住民の意見を聞きながら検討する」と回答したことで承認された。

 合併に伴い富合町議が失職した後の熊本市議会の定数(現在四八)に関しては「市議会の残り任期とさらにもう一任期の間、定数一増し富合地域から選出する」とした専門部会の案を認めた。定数増分の最初の選挙は合併後五十日以内にある。

 幸山市長、村崎町長は廃置分合案が両議会で可決されれば、県に合併を申請し、十二月県議会での採決を求める方針。県議会の可決を受け知事が合併を決定、総務大臣が告示すれば正式に合併が決まる。

 二〇〇五年の国勢調査人口は熊本市が六十六万九千六百三人、富合町が七千九百六十二人。(渡辺直樹)

3462とはずがたり:2007/10/29(月) 21:17:32
<東北・北海道>岩手県

住民説明会、年明けに 川井村長「分村避けたい
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20071028_9

 宮古市との合併推進姿勢を示す川井村の内舘勝則村長は27日、合併に関する住民説明会を年明けにも始める方針を明らかにした。盛岡市との分村合併を求める門馬地区の住民組織「門馬の明日を考える会」(去石雄喜代表)例会で示し、併せて「分村だけは避けたい」と理解を求めた。
 例会は門馬地区生活改善センターで開かれ、内舘村長は合併対応を含む村政運営について講演。「合併の判断材料の資料を示し、できれば小集落単位で住民説明会を開いて意見を聞きたい。遅くとも新年早々に開催できるようにしたい」と述べた。
 同会の運動については「生活圏を考えると盛岡市との合併を望むのは理解できる」としながらも「川井村は昭和の大合併で3村合併し、人口は減ったが一体感が出ている。村は一つを基本に考えたい」と分村に否定的見解をあらためて示した。
 宮古市との合併を目指す理由は、ともに広域行政組合の構成自治体であることに加え「宮古市の水の源流は区界。森・川・海の中で新しい地域づくりを考える必要がある」と強調。参加者から「村全体で盛岡市と合併してはどうか」との質問が出たが、同村長は「宮古市と合併した方が、川井村の位置付けが明確になる」と主張した。
 去石代表は閉会後「川井村は一つとの考えは分かるが、合併後の住民の利便性を重視し、われわれの熱意にも最大限配慮してほしい」と訴えた。

3463とはずがたり:2007/10/30(火) 21:29:07
<東海>静岡県
さて次は川根本町の処遇だが順当に島田かまさかの静岡か?はたまた自立の維持(意地)を貫くか?

島田、川根合併へ 廃置分合を知事に申請
2007/10/17
http://www.shizushin.com/local_politics/20071017000000000053.htm

 平成20年4月1日の合併を目指す島田市の桜井勝郎市長と川根町の又平琢己町長は17日、県庁に石川嘉延知事を訪ね、川根町を廃止して島田市に編入する「廃置分合」を申請した。
 桜井市長と又平町長は「大井川流域は自然環境に空港、新東名などが加わる重要な地域。1つになれば想像以上の力が発揮できる」と述べた。石川知事は「島田に多様性が出る。道路事情が改善されれば、さらに一体化が促進される」と期待感を示した。
 新市の名称は島田市。現市役所を本庁とし、金谷支所に加えて川根町の区域にも支所を設ける。合併後の人口は10万2108人となる。
 県は申請を受け、県議会12月定例会に廃置分合議案を提出する方針。県議会の議決を経て知事が決定処分を行い、総務相に届ける。

3464とはずがたり:2007/11/01(木) 16:39:02
<東北・北海道>宮城県気仙地区

■気仙沼・本吉合併協がスタート2007.11.01
新市づくり”再開”
事業計画など10項目承認/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2007_11/k/071001i-gappei.html

 気仙沼市・本吉町合併協議会(会長・鈴木昇気仙沼市長、委員二十二人)の第一回会合が十月三十一日、気仙沼市民会館で開かれた。合併による新しいまちづくりに向け、二市町が協力して諸事項の協議に当たることを確認した。協議会は、旧唐桑町を含めた前回の三市町合併協が二〇〇五年三月に休止して以来、約二年七カ月ぶりの”再開”。各委員はあらたまった表情で委嘱状を受け取った。

 協議会には鈴木市長、副会長に就いた森琢男本吉町長ら委員のほかに、来賓として村井嘉浩知事が出席した。

 鈴木市長は「気仙沼市と本吉町は県内で唯一、新合併特例法の期限内に合併を進める組み合わせになっている。県にも一層の支援をお願いしたい」とあいさつ。村井知事も「議論の中では難しい局面もあるかと思うが、互いの信頼関係の中で進み、合併が成就するよう祈る。県もできる限りの支援をしたい」と述べた。

 この日は小委員会要綱や予算、事業計画など十の項目を協議し、すべて承認した。協議事項は今後、三十二の分科会(各市町の担当職員で構成)で原案をつくり、上部の十三専門部会(各市町担当部署の長で構成)、さらに上部の幹事会(六人)を通して協議会に提案される。

 協議会は全会一致を原則とするが、意見が分かれたときは出席委員の三分の二を超える同意で承認する。おおむね月一回の開催で、次回は十一月末か十二月初めを予定している。

3465とはずがたり:2007/11/01(木) 16:43:10
<東北・北海道>岩手県気仙地区

「単独」と「自立」に変わらず 合併問題で両首長強調
陸前高田と住田
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&amp;cd=nws3025

 知事から合併協議会設置勧告のあり方などについて諮問されている県市町村合併推進審議会(委員十二人)の齋藤俊明会長らが三十一日、陸前高田市と住田町を訪れた。気仙の合併に向けて意見を求められた中里長門市長は「平成二十二年三月の合併新法期限内にスタートラインに立てる状況にはない」と『当面、単独市』を維持していく考えを示し、多田欣一町長は「仮に合併したとしても少子高齢化など本町の地域課題を解消できるわけではない」と『当面、自立』の方向性に変わりのないことを強調。両首長とも広域連携の必要性については認めた。
 平成十七年四月に施行された合併新法は、各都道府県知事に合併協議会設置を市町村長に勧告する権限を与えた。これを踏まえ、達増拓也知事は今年八月末▽旧特例法下で合併した市町村の合併効果の検証▽合併協議会設置の勧告のあり方――を同審議会に諮問した。
 具体的に、同審議会は合併市町村のメリットやデメリットを検証し、内容を県民に周知しながら県内で合併協議会の設置勧告が必要な地域があるかどうかを検討する。そこで、今後の審議の参考にするため、九月から県内三十五市町村首長を対象に意見聴取を実施中。
 陸前高田市役所には県立大総合政策学部教授の齋藤会長と特定非営利活動法人いわてNPOフォーラム21理事の両川いずみ委員の二人をはじめ、県担当者らが訪問。中里市長と戸羽太副市長、伊藤光高企画部長が対応した。
 齋藤会長は「十二月までに県内全市町村をまわって首長から意見を聞き、知事に答申したい」とあいさつし、気仙の広域合併に関する現状について聞いた。
 中里市長は「気仙では平成十三年に大船渡市と当時の三陸町が合併したものの、近隣でありながらいまだ合併効果が分からないのが実情。今後、審議会が合併自治体の効果を検証するということで、その内容を注目していきたい」と語った。
 また、市長は「今後も広域連携を強化、維持していくことでは三市町とも一致している」としながら、「現在、気仙で合併機運が盛り上がっているとは言えず、本市は財政が厳しいものの『当面、単独市』を目指して各種施策を展開しているところ」と説明した。

3466とはずがたり:2007/11/01(木) 16:43:58
>>3465-3466
 齋藤会長は厳しい財政見通しにあることを指摘しながら「事業の重点化を進め、取捨選択していくことが求められるが、その基準はどうするのか」と質問。市長は「現在は総合運動公園の整備など大型事業を凍結し、身の丈にあった、財政力に見合った事業展開を図っている」と述べた。
 さらに、「将来的な気仙の合併に向け、どのようなビジョンが描かれれば合併できると思うか」との問いに、市長は「いまだ三市町では合併を前提にした議論を行っていないので何とも言えないが、それぞれ三つの自治体の特徴が一体となったものが描かれることが大切であり、合併後に中心となる地域の基準で考えてはいけないと思う」と語った。
 そのうえで、市長は「気仙が将来的にひとつとなる時期は来ると思う」としながら、「国の財政支援が受けられる合併新法の期限内にこだわって論議していくことはない」との認識を示した。
 知事から合併勧告が出された場合の対応についての質問に、市長は「市議会で可決されるかどうか分からない。たとえ合併しても財政の厳しさは変わらない」とし、「勧告されれば手順に沿って進めていくが、その前に気仙にとってプラスになるかマイナスになるか、慎重に考えてほしい」と注文した。
 会場で傍聴した米崎町の須藤幹介さん(69)は「きょうは審議会が合併のメリットとデメリットを提示しながら市長から意見を聞くものと期待していたが、そのようなことがなく残念だった」と話していた。

 一方、住田町では町農林会館を会場に開かれ、多田町長と小泉きく子副町長、佐藤英司まちづくり推進課長らが対応。
 齋藤会長は人口の社会減による町財政の厳しい見通しを踏まえ、「必要な行政サービスは維持できるか」と尋ねた。多田町長は「町民にとって身近で頻度の高いものは町がやる。広域で対応すべきことは広域で、県がやるべきことは県で、という考え。アウトソーシングも踏まえ、少ない職員でサービスを充実できるよう取り組む」とした。
 気仙地区での合併という枠組みについて、町長は「人口十万人に満たない小さな単位で合併してもいいのかという疑問はあるが、枠組みとしては基本的に間違っていないと思う」と述べたうえ、「合併によって少子高齢化など課題が薄まることはあっても、解消できるとは思わない」と、改めて自立路線を強調。
 当面自立の当面はいつまでかとの質問も出され、町長は「五年前に路線を打ち出した時、基本となるものとして国の制度の現状維持、住民の意思など四つの条件を設けた。どれか一つでも崩れた時が当面の終わりで、時間的なものではない」との認識を示した。
 合併勧告への対応については、「する、しないにかかわらずルール通りやらざるを得ない。ただ、これまでの県内の合併効果を検証していないうえ、住民の意思という大義を踏まえずに勧告という手段をとるのは納得できない」とした。

2007年11月01日付 1面

3467とはずがたり:2007/11/01(木) 16:49:17
<九州・沖縄>長崎県

佐世保は兎も角東彼は何度も破談してるからなぁ。。

11月1日のながさきニュース長崎新聞
「佐世保市と北松4町」「東彼3町」の合併案 県が推進構想
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20071101/03.shtml

 県は、佐世保市と北松四町、東彼三町の二地域のそれぞれの合併を提案する「県市町合併推進構想」を策定し、三十一日公表した。県民から意見を募るパブリックコメントには十四件が寄せられ、県は先に示した同構想案にその意見の一部を反映した。

 構想で示した組み合わせは、佐世保市と北松四町(小値賀、江迎、鹿町、佐々)、東彼三町(東彼杵、川棚、波佐見)。これに対し、大村市と西彼長与、時津両町については「合併でさらなる行政基盤の強化が必要」としながらも、人口規模や財政状況を踏まえて現時点で具体的な組み合わせは示さなかった。

 十月十四日まで一カ月間のパブリックコメントでは、合併の組み合わせに関する意見や合併推進に向けた県の支援を求める内容が多かった。東彼地域の住民からは「三町でなく、佐世保市や大村市などもっと大規模での合併を検討すべき」などの意見があった。

 県はこれらの意見を踏まえ、長与、時津両町で具体的な組み合わせを示さなかった根拠を具体的に明記。構想案では「総合的に勘案して」としていたが、両町の人口規模や財政状況など詳しい説明を加えた。

 パブリックコメントに対しては、それぞれ県の考え方を示して十一月一日から県のホームページで公開する。

3468とはずがたり:2007/11/01(木) 17:48:44
<九州・沖縄>熊本県

次の候補は植木町・城南町あたりか。

市町村合併:熊本市と富合町が調印 両議会、廃置分合議案審議へ /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071101-00000249-mailo-l43
11月1日16時2分配信 毎日新聞

 ◇幸山市長「気を引き締め取り組む」
 熊本市と富合町の合併協定調印式が31日、熊本市のホテルであった。潮谷義子知事の立ち会いで、幸山政史市長と村崎秀町長が協定書に調印した。1日に富合町、6日には熊本市で臨時議会があり、合併を決める廃置分合議案を審議する。両議会で可決されれば、県議会での審議を経て知事が合併を総務相に届け出る。【伊藤奈々恵】
 熊本市と富合町は今年1月に合併協議会を設置。10月23日までに10回の会合を開き、合併期日を来年10月6日にすることや、福祉や消防、上下水道事業の扱いなど42項目を協議した。
 幸山市長は「積み上げてきたものを無にすることがないよう、10月6日の合併に向けて気を引き締めて取り組みたい」と述べた。村崎町長は「この合併が他の町村との合併の参考になるように努力したい。熊本市が政令市、さらには(道州制で九州の)州都を目指す第一歩となるよう祈念する」と述べた。また、潮谷知事は「県にとってもエネルギーに満ちたメッセージをもらった」と歓迎した。
 熊本市の人口は、05年の国勢調査で66万9603人、富合町は7962人で、合併で67万7565人になる。熊本市は政令市昇格を目指しているが、富合町との合併だけでは、特例法で緩和された人口要件の「70万人」に届かない。
 このため熊本市は周辺自治体とのさらなる合併に向けて動いている。植木町(約3万1000人)とは職員レベルで、制度や事業についての情報交換する勉強会を11月上旬に予定している。また、城南町(約2万人)は合併の賛否や、どの自治体との合併が望ましいかを問う住民アンケートを11月中旬に予定している。

11月1日朝刊

3469とはずがたり:2007/11/02(金) 11:54:01
<九州・沖縄>熊本県

おおっ,やべぇ〜。ぎりぎりでしたなぁ。。
最後は相矛盾する請願が採択されたり意志決定機関としての機能が麻痺してたからなぁ。。

2007年11月1日 14:21
熊本市との合併可決 富合町議会、1票差
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071101200013&cid=main

 下益城郡富合町議会は一日、臨時会を開き、熊本市との合併に伴う廃置分合など関連四議案を審議、賛成五、反対四の賛成多数で可決した。熊本市議会は六日の臨時会で同議案を審議するが、共産党を除き合併に賛成で、両市町の合併が確定的となった。

 両市町は十月三十一日、合併期日を「来年十月六日」とするなどとした合併協定に調印した。熊本市議会が廃置分合を可決後、両市町長は知事に合併を申請、十二月県議会での採決を求める。県議会が可決後、知事が合併を決定し、総務大臣の告示で正式に決まる。

 村崎秀町長は「町は長年、合併問題で迷走したが、決着し感慨無量だ」と述べた。

 臨時会では村崎町長が提案理由を説明。高濱光洋議員が「(熊本市との合併への賛否を問う)住民投票を求める署名簿が提出されている」として住民の意見陳述を求めたが、賛成者が足りず動議として成立しなかった。

 討論では、今回の合併に反対する三人が「熊本市を相手とする、町民の明確な意思確認がなされていない。住民投票ではっきりさせるべきだ」などと主張。賛成の三人は「きちんと手順を踏み協議を重ねてきた。賛成、反対両派を交えた合併検討委の答申も受け、町民の声が集約されている」と訴えた。起立採決で四議案を可決した。

 住民投票を求めた署名簿は、宇土市との合併を望む住民らが十月三十一日、規定となる有権者の五十分の一(百三十三人)を大幅に上回る二千二百二十五人分を集め、町選挙管理委員会に提出した。請求代表者の高濱嫡男さん(72)は「住民投票まで採決しないでほしかったが、可決され残念。引き続き宇土市への境界変更は求めていきたい」と話した。

 富合町は、宇土市との合併協議を進めていたが、合併調印後の〇三年十二月に廃置分合案を否決。住民投票でも反対が多数で合併協は解散した。合併をめぐる混乱は続き、町民の直接請求で議会が解散するなどした。一部地区住民は熊本市との合併後、境界変更による宇土市編入を求めている。(福井一基)

3470とはずがたり:2007/11/04(日) 00:48:41
<九州・沖縄>熊本県

2007年11月2日 20:51
次の合併構想「早急に提示」と潮谷知事
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071102200012&cid=main

 潮谷義子知事は二日、熊本市の政令市移行や小規模自治体などの合併に向け、具体的な枠組みを示す県の新たな市町村合併推進構想(第三次構想)を早急に策定する考えを明らかにした。同日の定例会見で述べた。県市町村総室は「市町村の意見を尊重し、複数の地域で組み合わせを示したい」としている。

 県は各市町村の「自主合併」を基本としているが、(1)鹿本郡植木町議会が合併問題の調査特別委員会を設置した(2)下益城郡城南町で町長が合併特例法期限内の合併実現を明言し、住民アンケート予定している(3)人吉球磨地域で広域的連携・合併を検討する首長の勉強会がスタートした、など新たな合併論議に向けた動きを重視した。

 潮谷知事は「(旧合併特例法で合併しなかった自治体から二〇〇六年の時点で)新たな合併の組み合わせを示さないでほしいとの要望もあった。しかし、歳月もたち、政令市移行も合併によって始まる」と強調。その上で「(新合併特例法の期限まで)二年半を切り、時間的余裕はない。組み合わせを見極め、できるだけ早く第三次構想として示したい」と話した。

 これまでの県構想は、十月末に合併協定を調印した「熊本市と下益城郡富合町」の組み合わせしか示していなかった。(小多崇)

3471とはずがたり:2007/11/04(日) 14:10:35
<東海>静岡県

さて合併はどうなるか?
それにしても世襲か〜。まだ若いしその次の衆院3区の候補者にどうか??まぁ自民系だろうし人口の少ない森地盤では後援会が燃えても弱いだろうけど。
第二東名が出来れば企業誘致はそれなりに有利に進められるとは思うが。

太田町議が出馬表明 森町長選
2007/11/01
http://www.shizushin.com/local_politics/20071101000000000010.htm

 森町議の太田康雄氏(48)=同町森=が31日、同町役場で会見し、来年3月9日に任期満了を迎える森町長選への出馬を表明した。
 太田氏は協働のまちづくりの推進、積極的な企業誘致などの政策を示し、「町民、特に若者が夢を持つことができる森町を目指したい」と決意を語った。1度破たんしている合併については、「町民の意向を尊重したい」と態度を明確にしなかった。近日中に町議は辞職するという。
 同町の町長選は2005年1月に行われ、村松藤雄町長が三選を果たしたが、自らの辞職に伴う選挙だったため、任期は2期目の終わる来年3月までとなる。村松町長は現在まで、態度を明確にしていない。
 太田氏は森町出身。1982年に明治大を卒業し、磐田信用金庫に入庫。2004年12月に退職し、05年4月から森町議を務める。84年から4期16年務めた故太田三作元町長の三男。

3472匿名希望:2007/11/06(火) 08:21:38
佐世保市合併問題で県が江迎町?鹿町町との合併を薦めている様だがすぐ隣りに平戸市?松浦市があるのにこれ以上遠い町と無謀に合併するのは将来のリスクが高まるのでは?

3473とはずがたり:2007/11/06(火) 11:03:51
<九州・沖縄>長崎県
>>3467

>「合併していない町長さんが今、一番元気だ」
合併しなくてもやっていける見込みがある元気な街だったという側面も見逃せないがね。
佐世保は嫌がらずに入れてやればよいのに。

【西方見聞録】
合併第2幕 ずれる思惑
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000200709280001
2007年09月28日

 国や県が音頭を取った「平成の大合併」で、県内の自治体が79市町村から23市町に再編されて1年半。県は05年施行の合併新法をもとに新たな合併推進構想案をまとめ、佐世保市と北松浦郡4町の「佐世保・北松浦地域」、東彼杵郡3町の「東彼杵地域」を次なる合併の枠組みとして示した。だが、各首長の思惑は異なる。合併第2幕の行く末はどうなるのか。各首長へのアンケートなどを手がかりに、現状を追った。(吉野伸英)

 ※合併新法※ 5年間の時限立法で、05年4月に施行された。人口1万人未満の自治体の合併推進などを指針とし、有識者でつくる合併推進審議会の意見を参考に、都道府県が合併構想を策定する。合併に消極的な市町村長に合併協議会の設置や協議推進を勧告できるなど、「平成の大合併」の根拠となった合併特例法より知事の権限を強化した一方で、国が元利の7割を交付税で措置する合併特例債は廃止された。

 ◇佐々は単独路線に自信 中核市狙う佐世保慎重

 ■佐世保・北松浦地域■

 10月1日、佐々町の松浦鉄道佐々駅前に、新たな「交通の要衝」が姿を現す。西肥バスの「佐々バスセンター」http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2167/。県北部の各市町を結ぶほか、長崎空港に1日10往復、長崎市には往路2便、復路3便がターミナルを起点に発着する。
 「我々の長年の夢だった。周辺自治体から乗客が集まりにぎわいを生むはず」。バスセンターに面する商店街「佐々・栄町通り」の組合専務、西尾弘毅さん(65)は手放しで喜ぶ。
 「佐々は自然も豊かな町。町として子育て支援事業などに取り組めば、定住も促進できる」
 国は10年度を目標として、西九州自動車道を佐世保市から同町へ延ばす予定。西肥バスは「北松地区の乗客の利便性を高めることで、新たな需要も期待できる」と話す。
 旧産炭地の同町には、炭鉱最盛期に約2万人が暮らしていた。相次ぐ閉山の影響で、70年代に半減したが、佐世保市のベッドタウン化と町内への企業進出の恩恵を受け、現在は約1万3700人にまで盛り返した。
 県によると、同町は合併構想の枠組みである「佐世保・北松浦地域」の1市4町の中で唯一、将来の人口増が予想されている。佐世保へ延びる町道沿いには、レストランやスーパー、コンビニなどが次々と開店しており、町の商工関係者からは「西九州道の開通でさらに発展する。合併をしなくても独自の街づくりができる」という声が出ている。
 「合併しなくとも、当面は安定した街づくりを進める自信がある」
 関耕二町長も、単独路線に自信を見せる。
 町の一般財源に占める人件費や公債費など固定的経費の割合を示す経常収支比率は82・1%(06年度)。数値が高いほど財政が硬直化していることになるが、同町は県内23市町の中で最も低かった。町幹部は「国からの交付税が減っても、町税の収入増で穴埋めできる」とみる。
 一方、同じ「佐世保・北松浦地域」の江迎町と鹿町町は、「単独での存続は難しい」としており、佐世保市との合併を希望する。「平成の大合併」では離島の宇久町や周辺3町と合併した同市だが、「第2幕」の今回は慎重だ。
 同市の目標は、県から福祉や都市計画の権限が移譲され、独自の街づくりが可能となる「中核市」の指定を受けること。人口30万人以上が指定を受ける条件だが、県の構想通りに合併しても、28万6千人余りにしかならず、朝長則男市長は「中核市を目指す合併のあり方を考える」としている。
 さらに、小値賀町の山田憲道町長は「離島の合併に何もメリットはない」と、「平成の大合併」当時と変わらず強固な反対論を唱えており、各自治体の足並みはそろわないままだ。
 こうした現状に佐々町の関町長は「県は各自治体の自主性を重んじるべきだ。県のアドバイスは受けても、指図は受けない」。
 同町のある男性商店主(70)は「佐世保との合併で何か良くなるのか。佐々だけでしっかり街づくりをしていけば、それでいい」と言い切った。

3474とはずがたり:2007/11/06(火) 11:10:08

 ■東彼杵地域■

 3町、いずれも消極的 尾引く「川棚町離脱」

 東彼杵、川棚、波佐見の3町からなる「東彼杵地域」。県の構想通りに合併すれば、人口約4万人の新市が誕生するが、3人の町長はいずれも合併に消極的だ。
 「平成の大合併」当時に作られた3町の合併協議会は、川棚町の離脱によって破綻(はたん)したが、県は今回も同じ枠組みを示した。ゴミ処理やし尿処理、火葬場などを3町共同で運営していることなどが要因だという。
 東彼杵町の紙谷修町長は「合併は避けて通れない」としつつも、「長期的な視野で見極める必要がある」。町民の中には大村市との合併を主張する声も根強く、無視できないのが現状だ。
 波佐見町の一瀬政太町長も「合併新法での合併は厳しい」。その理由として「かつての協議の経緯」を挙げた。前回の合併協議で川棚町に振り回された経験が念頭にあるようだ。
 3町は02年、「東そのぎ市」の発足を目指して合併協を設立した。だが、新市の財政計画に疑問を持った川棚町の竹村一義町長が03年に合併協離脱を表明した後、同町は再加入と離脱を繰り返した。
 町民は合併賛成派と反対派に割れ、竹村町長は04年、「離脱の責任を取る」として任期途中で辞職し、出直し選挙で再選。昨秋の町長選でも無投票で3選し、今年6月の町議会で「任期中の合併は考えていない」と改めて表明した。
 竹村町長はアンケートで、「住民に対して合併したほうが良いというものを示せない」としたうえで、国や県の指導で進んだ「平成の大合併」に疑問を示した。
 「合併特例債に過大な期待を持ち、時間に追われるように合併論議が進められ、明確な将来像を描けない、結論ありきの合併が多かった。(合併は)急ぐべきではない」
 波佐見の一瀬町長は、合併推進構想をまとめたスタッフの聞き取り調査にこう言った。
 「合併するなら(東彼杵郡の)3町だろうが、各町間の信頼関係の修復が必要だ」

3475とはずがたり:2007/11/06(火) 11:10:49
>>3473-3475

 ◎県の合併推進構想案に対する県北部の各首長の見解◎
【佐世保・北松浦地域】
・佐世保市 朝長則男氏 中核市を目指す合併のあり方を考えていきたい。構想案では中核市に該当せず、十分な検討が必要だ
・小値賀町 山田憲道氏 選挙や住民投票で、町民は3度合併反対を示した。小値賀町はどの市町とも合併はしない
・江迎町 亀山春光氏 佐世保市との早期合併を希望しており、異論はない
・鹿町町 宮田安猶氏 町民の総意として佐世保市への編入合併を望んでいる。一日も早い合併実現のため、努力する
・佐々町 関耕二氏 佐世保市は中核市を目指しており、県の構想案のような合併は無理。安定した街づくりに当面自信を持っている
 【東彼杵地域】
・東彼杵町 紙谷修氏 3町に限らず、大村市との合併など、適正な形を模索しながら、道州制も含めて長期的な視野で見極める必要がある
・川棚町 竹村一義氏 合併への機運が高まれば具体的に考えても良いが、現在は住民に対し、合併したほうが良いというものは示せない
・波佐見町 一瀬政太氏 3町のつながりは強く、構想そのものに異論はないが、(旧法時代の)協議の経緯からして新法での合併は厳しい

 ◇支援措置拡充望む声 首長、推進の県に対し

 「合併しても良いことはないという不満があるのは承知している」
 20日の県議会一般質問。金子原二郎知事は各自治体に渦巻く声を認めつつも、改めて合併の必要性を説いた。
 「少子高齢化と人口減少が進み、財政状況が厳しくなってから合併するのでは、県全体に迷惑がかかる」。だからこそ、各自治体の財政に余裕のある今のうちに行政をスリム化する必要があると主張する。
 だが、国が元利の7割を交付税で手当てする合併特例債という「アメ」があった「平成の大合併」時の合併特例法に比べ、合併新法には目立ったうまみはない。新たな合併構想を目にした各首長の間には、県に「支援措置の拡充」を求める声が多い。「受け入れ側のメリットが明確にならず、住民の理解が得られないことが懸念される」(江迎町)という指摘もある。
 新法には、合併に消極的な市町村に対し、合併協議会の設置を勧告する権限を知事に与えている。合併に前向きな自治体からは、「積極的に関与してほしい」(鹿町町)とリーダーシップに期待する声があるが、県議会で勧告の可能性を問われた金子知事は、「市町の動向を十分見極めて、適切に対処したい」と述べるにとどめた。
 新法は10年3月までの時限立法。残された期間は2年半しかない。
 ある町幹部は「県が本気で合併を進めるならば、新法が施行されてすぐに構想案を出すはずだ。国への顔向けや、実績作りでしかないのではないか」と批判した。

 **「合併していない町長さんが今、一番元気だ」
 ある市長はこう漏らした。三位一体の改革で国からの交付金は減らされ、景気回復の波も地方には届かない。「平成の大合併」では合併直前に基金を使いまくった自治体もあり、「負の遺産も新市に持ち込まれた」。
 他の首長からも、「合併した自治体の首長から、良かったという意見が聞こえない」という声が多く出ている。
 合併とは何だったのか。明るい未来を描いて合併したはずではないのか。合併市町の住民も釈然としていないはずだ。県は「平成の大合併」の効果を検証したうえで、合併の必要性を説明する責任がある。

3476とはずがたり:2007/11/06(火) 11:11:36
>>3472
その辺の地域感覚は今一掴めてないんですけど,ここはなにやら北松浦・佐世保あわせてしっちゃかめっちゃかでしたね。。
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/sasebomatuura.txt
江迎も鹿島も佐世保との合併を目指す方向性で固まってるかと思ってましたけどそうでもないんでしょうか?
特に鹿町は正式に申し入れてるのに佐世保が嫌がってるようであります>>2365
また江迎の>>2730のアンケの結果はどうだったんでしょうかねぇ。
因みに佐々は>>2649で行革推進派が当選とのことだが町勢好調で自主独立の気運が高いよう>>3473ですな。
平戸は兎も角,松浦は都市としてのスケールはやや小さめな気がします。

土地勘がないのでよろしければまた教えて下さい。

3477とはずがたり:2007/11/07(水) 03:36:28
<東海・甲信越>岐阜県・長野県

越県合併の神坂小、待望の新校歌完成 中津川
2007年11月02日08:44 
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20071102/200711020844_3229.shtml

 中津川市神坂の神坂小学校に、新しい校歌ができた。同小には2005(平成17)年4月に、旧長野県山口村立神坂小が越県合併した先の同市神坂小へ統合して二つの校歌が存在。同小では新校歌制定を「越県合併の総仕上げ」と位置づけ、児童や保護者が一緒になって作った。

 同小の校歌問題は、分村合併する前の長野県神坂村立時代に校歌がなかったことが発端。1958(昭和33)年の分村合併後、それぞれで校歌が生まれたが、2年前の合併で再び神坂小が一つになり、保護者から新校歌制定の要望が出るようになった。

 このため、同小は昨年6月に地元の代表者やPTA、学校関係者らによる専門委員会を発足させ、新校歌制定の是非を問う意識調査を実施。7割近くが賛成したため制定へ動き出し、地域住民や児童から校歌に入れてほしい言葉を募集。今春、長野五輪の音楽プロデューサーを務めた長野県飯島中学校教頭の唐沢史比古さんに新校歌の作詞・作曲を依頼した。

 新校歌は、校舎から見える恵那山や校庭のハナノキ、校区となった同市神坂地区と馬籠地区を結ぶ坂道を歌詞に取り入れるとともに、従来の校歌のイメージとは違う斬新な旋律が特徴。児童らは4日に同小体育館で開かれる地域の文化祭で初披露する。

 山田明男校長は「保護者や地域住民が分村の歴史を踏まえ、子どもに両地区の未来を託したから新校歌が生まれた」と感慨深げ。また、児童らは新校歌披露の前にこれまでの二つの校歌を歌う。「これまでの校歌はこの日で歌い納め。両校を支えてきた地域の先輩方に恥ずかしくないよう、時代をつないでほしい」と話している。

3478とはずがたり:2007/11/08(木) 15:37:09
<九州・沖縄>長崎県

佐世保市長は合併慎重派の印象だったが。。
実際↓この発言はあんま意欲って感じではないな
>「市議会とも十分に協議しながら総合的に判断したい。しばらく時間がほしい」と応じた。

広域合併に意欲=江迎・鹿町のみでは不満ってことか?

佐世保市長 広域合併推進に意欲 江迎町が編入申し入れ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/nagasaki/20071108/20071108_005.shtml

 江迎町の亀山春光町長らは7日、佐世保市の朝長則男市長を訪ね、同市への編入合併に向けた協議開始を初めて公式に申し入れた。8日には鹿町町の宮田安猶町長も朝長市長に同様の申し入れをする。

 朝長市長は面談後の取材で、合併していない周辺5町にも同市への編入について意思確認するなど広域合併推進に取り組む考えを表明した。

 亀山町長は安富安雄議長とともに朝長市長に面談し、合併を求める理由について(1)住民の9割から回収したアンケートで8割が佐世保市との合併を希望(2)町単独では多様な住民ニーズに対応する行政サービスの維持が困難‐などと説明。同町の本年度の地方交付金は2000年度比6億円減の14億円で、3年後には財政破たんも予測されることから、亀山町長は「できるだけ早くお願いしたい」と合併の早期実現を要請した。

 朝長市長は「合併の流れをつくらなければ」と一定の理解を示した上で、「市議会とも十分に協議しながら総合的に判断したい。しばらく時間がほしい」と応じた。

 同市周辺の5町のうち佐々町と小値賀町は単独路線の姿勢を崩さず、現時点では波佐見、川棚、東彼杵の東彼3町で同市との合併をめぐる動きは表面化していない。朝長市長は面談後、記者団に対して「佐世保市が人口30万人の中核市を目指すため議会と協議し合併の対象として5町に働き掛けたい」と述べた。

 合併推進債の起債など国の財政支援を受けられる新合併特例法は2010年3月に期限切れを迎えるため、十分な事前協議を実施するには合併自治体の枠組みなど市の政策決定が急がれる。

=2007/11/08付 西日本新聞朝刊=
2007年11月08日00時40分

3479とはずがたり:2007/11/10(土) 03:45:04
<東北・北海道>岩手県

4町村に副市長派遣 50万都市実現へ合併促進 盛岡市
ttp://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/11/20071107t31026.htm

 盛岡市の谷藤裕明市長は6日、50万人都市構想実現に向けた周辺4町村との連携組織について「本年度中に立ち上げたい」とあらためて意欲を強調し、今月中旬以降に副市長を各町村に派遣して具体的な連携テーマの協議を持ち掛ける考えを明らかにした。定例会見で質問に答えた。

 矢巾、紫波、雫石、滝沢4町村が合併に慎重姿勢を示している点について、谷藤市長は「当面自立したまちづくりを目指す意向であると受け止めている」と理解を示した。一方で「隣接の自治体が連携していく中で住民の意向を踏まえ、方向性を見極めていくものだ」と、合併を視野に入れた連携組織の必要性を訴えた。
2007年11月07日水曜日

3480とはずがたり:2007/11/10(土) 03:45:22

<東北・北海道>北海道

■ 来月、連携や合併問う第2回西胆振地域フォーラム
【2007年10月14日(日)朝刊】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2007/10/14/20071014m_01.html

 西胆振圏域の連携や合併について考える西胆振地域連携フォーラム(11月12日、登別市)の第2回テーマが固まった。昨年の初開催で「将来の大同合併」を確認したが次のステップが課題。今回は「なぜ連携や合併が必要か」をあらためて整理し、住民論議への発展を狙う。

 第1回開催は将来の大同合併という大きな目標を共有した点で成果を挙げたが、その時期については温度差がはっきりしている。同協議会の3000人アンケートでも合併を検討すべきとの回答は約5割にとどまり、進展に不可欠な住民意識が課題となっている。

 一方で国は自治体財政再建法による新しい財政指標を導入し、西胆振の自治体でも連結赤字対策や公債費圧縮の対応が急務な状況。さらに少子高齢化は進み、人口減少に歯止めが掛からず、行政側が連携や合併を模索せざるを得ない状況は確実に進行している。

 これらを背景に「なぜ連携や合併が必要か」をあらためてテーマに設定し、住民に投げ掛ける。協議会事務局では住民論議への発展のキーワードを「札幌一極集中に対抗しうる地方の差別化」と位置付け。最終的には将来像の必要性や時期などに踏み込んだ議論を期待している。

 同協議会事務局は「財政問題だけを論じても住民には通じない。問題を整理して、もう1度考えてほしい」と話している。

 入場無料。定員は700人で事前申し込み不要。時間は午後4時から2時間程度を予定している。2部構成で1部は識者講演、2部はパネルディスカッション。6首長、講演者、住民代表3人の計10人のパネリストを予定しており、人選を調整している。

3481とはずがたり:2007/11/13(火) 19:42:51
<中国・四国>広島県

どうせなら宮島市とかにすればよかった!?w

廿日市市政の「明」と「暗」 広域合併の効果は /広島
http://mainichi.jp/area/hiroshima/scramble/news/20071018ddlk34010346000c.html
 ◇21日投開票・市長選を前に

 広島市のベッドタウンとして発展した廿日市市は、「平成の大合併」を経て、県西部の拠点都市として存在感を高めている。世界遺産の島・宮島を市域に含めて発信力が高まった一方、財政健全化が喫緊の課題となっている。21日投開票の同市長選を機に、「明」と「暗」の課題を探った。【宇城昇】

 ◇世界遺産・宮島ブランド生かし 観光振興、雇用創出に光

 ◇都市整備のツケ負債増、交付税減 借金610億円、財政危機に

 「いらっしゃいませー」。宮島桟橋前の広場では、9月から毎週日曜日午後、けん玉やキノコの乾物など、市内特産品を売るテント張りの仮設店舗が立っている。同市が開講している起業研修の受講者たちが、販売を担当する。受講者の1人で同市宮内の主婦(50)は「販売の仕事に興味があった。地元でこうした研修があるのはありがたい」と言う。

 今夏始めた起業研修は11人が受講し、税務や資金調達などの座学を済ませた。11月末まで1級販売士の指導を受けながら、実地研修を積む。空き店舗を活用した創業まで視野に入れる。

 同市が目指すのは、世界遺産のブランドを生かした雇用の創出だ。昨年度、厚生労働省の「地域提案型雇用創造促進事業」に採択され、3年間で約1億5000万円の委託費が下りた。外国人観光客への接遇研修やエコツアーなど体験型観光を担う人材養成、伝統の宮島細工の後継者育成などを始めている。起業研修もこの事業の一環だ。

 期間内に見込む新規雇用は442人で、同市の就業人口の約1%に相当する。観光産業の人材充実による効果で、近年260万人台の宮島観光客を300万人台にまで増やす。同市商工観光課は「合併効果で、地域が一体となった観光振興と雇用創出に取り組めるようになった」と話す。
  ◇  ◇
 廿日市の発信力は高まったが、さまざまな事業を進めるための財源は厳しい。同課も「国の委託だからできた事業。市単独では無理」と言う。

 急激な都市基盤整備のツケや、合併に伴い抱え込んだ負債、地方交付税の削減といった要因が重なり、06年度末の市債残高は普通会計ベースで約610億円にまで膨らんだ。市民1人平均で51万7000円余りの借金を背負っている計算だ。財政構造の弾力性を示す指標「経常収支比率」は99・4%で、都市部で妥当とされる水準の75%を大きく上回る。

 同市は「中期財政運営方針」を今年3月発表し、「このままでいけば09年度には予算編成が困難になり、11年度に財政再建準用団体になる」と示した。4期16年務めた山下三郎市長(77)の引退を受けた市長選では、前市議の井上佐智子候補(52)、前副市長の真野勝弘候補(64)が財政再建策を競い合う。

 危機を乗り越え、広域合併によるスケールメリットを生かした地域活性化を実現できるか。それを担うトップを選ぶ市長選の行方に注目が集まる。

毎日新聞 2007年10月18日

3482とはずがたり:2007/11/14(水) 12:17:32
<近畿>滋賀県

湖北は一つ,なるか!?合併への温度が低い町議会は何処だ?

湖北6町議長も合併へ動き 長浜市議長に協議申し入れ
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20071110/CK2007111002063187.html
2007年11月10日

 湖北地方の虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の6町の議会議長は9日、長浜市役所を訪れ、合併を視野に入れた広域的なまちづくりの協議を始めたいと林多恵子市議長に申し入れた。

 8月の6町長による申し入れを受け、10月には市町長や職員による研究会が設立。今回の申し入れによって今後は議員らも参加する可能性が高まり、本格的な合併論議が始まる見通し。

 申し入れ書で、各町議会は地域づくりについて「市議会と意思疎通のもとでの協議が必要」との考えを示した。一方で、町議会によって温度差があることから、合併を前面に打ち出す内容は避けた。

 林議長は「市議会議員としっかり協議をしつつ進めていきたい」と回答し、同日中に市議会の会派代表者らに報告した。

(多園尚樹)

3483とはずがたり:2007/11/14(水) 12:20:03
<九州・沖縄>長崎県

県も合併実現させたいなら中核市を睨んだ県の権限の一部委譲なんかとバーターに合併の側面支援してあげろよなぁ。

11月9日のながさきニュース長崎新聞
鹿町町が再び合併申し入れ 佐世保市長「総合的に判断」
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20071109/04.shtml

 北松鹿町町の宮田町長と宮田京子町議会議長が八日、佐世保市役所を訪れ、編入合併に向けた協議を朝長市長と松尾裕幸市議会議長に申し入れた。同町は昨年二月にも同市に要望書を提出している。

 鹿町町は二〇〇四年三月の北松浦一市五町合併協議会解散後、近隣町での合併を模索したが実現せず、〇五年一月実施の住民アンケートを踏まえ、佐世保市への編入合併を目指すことを決定。昨年八月から市と事務レベルで合併新法研究会を七回開いた。

 先月三十一日に県が公表した新合併特例法に伴う新たな県市町合併推進構想の策定を受け、佐世保市に再度、要望した。

 宮田町長は「人口推計一つ見ても増えることはない。(財政的な)優遇措置のあるうちに編入合併への道筋をつけたい」と述べたが、朝長市長は「議会との協議、市民の意向を踏まえ、総合的に判断する」と即答を避けた。松尾議長は「市長同様、中核市を考えている」とした。

 県が構想を示した佐世保市と北松四町の組み合わせのうち、江迎、鹿町両町が編入合併を正式に要望したが、佐々町は「当面は単独運営」、小値賀町は「合併反対」と足並みはそろっていない。

3484とはずがたり:2007/11/15(木) 13:35:38
<東北・北海道>北海道
党利党略かい。
北海道の戦略としては総合振興局と振興局と新設して支庁を合併するのかね?支庁に或る程度独自性を持たせて道州制導入後の県の将来像とするのか?

道は府県と違って議会の選挙区が市郡では無く市と市以外の郡部は支庁単位と成っている。支庁の合併で選挙区が拡がる事を自民党の道議が嫌がる事を怖れているのであろう。
島根県と鳥取県を合併して山陰道を設ける際にも支庁を因幡・伯耆・出雲・石見ぐらいに分けて道議選の選挙区を大幅に纏めると良いね。市町村合併が進んであんま関係ないかな?

支庁再編後も道議選挙区維持へ 道(11/15 06:44)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/60591.html

 道は十四日、総合振興局と振興局を新設する支庁制度改革案について、支庁再編後も現在の道議選の選挙区割りが維持されるよう公職選挙法改正を国に求め、新体制への移行は同法改正後とする方針を示した。道は、道議会側の各級選挙への影響に対する懸念を払拭(ふっしょく)した上で、二十八日開会の第四回定例道議会に総合振興局の設置数などの具体案を提示したい考え。

 自民党・道民会議が七日提出していた質問書に対し、文書で答えた。公選法上、道議選の選挙区は市と支庁の所管区域を基に設定されている。道の支庁制度改革案では、総合振興局は現在の複数支庁分の区域を所管することになるため、公選法が改正されないと複数の選挙区が合区される可能性がある。

 道は今後、総合振興局の設置数や所管区域の案をまとめた上で、公選法の改正内容を検討していく。新体制の移行に必要な道条例案の提出時期などを見極めつつ、国に法改正を求めていく方針だ。

 なお、支庁制度を改革しても衆院選の小選挙区の区割りへの影響はない。

 また、道は新体制への移行は公選法の改正を待って行うことを道条例に盛り込む方針も示した。道は当初、具体案を九月の定例道議会で示す考えだったが、同会派などの反発を受けて先送りしていた。

3487とはずがたり:2007/11/15(木) 17:31:45
<九州・沖縄>熊本県

植木町は人口要件考えると自己を最大限高く売れる状況ではあるね。。

熊本市と植木町の合併問題研究会が発足
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071114200012&cid=main

 熊本市と鹿本郡植木町は十四日、合併や政令市に関する事務レベルの研究会(座長・豊永信博市広域行政推進室長)を発足させた。合併した場合のメリット・デメリットなどを検討し、年内に両市町長に報告する。

 研究会は、植木町内で熊本市との合併論議が再び出てきたため、藤井修一町長が「合併を前提とせず、住民に冷静に判断してもらう材料を提供したい」と設置を求めた。検討結果について同町は年明け以降、住民に伝える。

 研究会は熊本市が十四課・室、植木町が十六課・室などの課長らで構成する。(1)区画整理事業や町立病院経営など植木町の主要事業の方向性(2)都市計画の在り方(3)区役所の在り方(4)熊本市の財政見通し、など植木町が提示した十一項目の課題について関係課間で協議しながら、十二月半ばまで熊本市が回答をまとめる。両市町の事務事業の違いも整理する。

 初会合は熊本市役所別館駐輪場会議室であり、四十人が出席。幸山政史市長が「両市町は都市計画区域や幹線道路を共有するなど関係が深い。両市町の合併論議は政令市移行とセットであり、研究会で検討を深めてほしい」と話した。

 熊本市は七日、来年十月六日を期日とする下益城郡富合町との合併を県に申請した。合併後の人口は約六十七万七千人。合併新法下で緩和されている政令市の人口要件(七十万人)を満たさず、人口三万人を超す植木町の動向が焦点となっている。(渡辺直樹)

3488とはずがたり:2007/11/17(土) 01:11:58
<東北・北海道>北海道

道内市町村、合併へ依然慎重 特例法期限10年3月 「優遇」の利点見えず
(11/16 07:41)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/60730.html

 道内で市町村合併について協議、検討を進めている地域は、十月末現在、道のまとめによると八カ所にとどまっている。大半の市町村は、財政優遇措置のある合併特例法の期限が二○一○年三月に迫っても依然、慎重姿勢を崩さない。地方分権により市町村の「体力強化」が求められる中で、道も合併推進の妙案を見いだせずにいる。

 全国の市町村数は十月末現在約千八百で、旧合併特例法を活用した「平成の大合併」前の一九九八年度末に比べ四割以上減った。これに対し、道内市町村のこの間の減少率は約15%。人口一万人未満の市町村数も全国平均が三割未満なのに対し、道内は現在も六割を超す。東京都などの都市部を除くと、都道府県の中で北海道は最も市町村合併が進まなかった。

 理由として、ある道南の首長は「道内の市町村は面積が大きく、合併のメリットが見えにくい」とし、「合併しなくても国が助けてくれるという危機感の薄さがある」と指摘する道幹部もいる。

 十五日に旭川市内で行われた合併シンポジウムで、関西学院大の小西砂千夫教授(財政学)が「地方分権が進めば小規模市町村の職員数では仕事をこなせない。『いつかは合併を』と考えるなら今、決断すべきだ」と強調した。

 現在、合併が視野にある八地域のうち、空知管内栗山町、南幌町、由仁町の三町長は十九日、高橋はるみ知事に現状を報告する。三町の合併協議は一度は頓挫したが、道の合併推進構想(昨年六月)を機に議論が再燃。合併に向けた懇談会を昨年十二月に設置した。今年七月には三町の職員で研究会を結成し、合併後の財政シミュレーションをまとめた。

 現時点で道内唯一の法定合併協議会を設置しているのは、江別市と石狩管内新篠津村。順調に進めば、○九年三月に江別市が新篠津村を吸収する形で合併する。

 ただ、こうした動きは一部に限られており、道は昨年度一カ所だけで行った合併関連シンポジウムを本年度は二十カ所で開催するなど力を入れる方針だ。

3489とはずがたり:2007/11/17(土) 01:13:13
<首都圏>神奈川県

【神奈川】自主的な市町村合併推進構想を策定 県(11/16)
http://www.kentsu.co.jp/kanagawa/news/p03480.html

■  神奈川県は、市町村合併を促進する「自主的な市町村の合併の推進に関する構想」を策定した。今後期待される市町村像として、住民の求める行政サービスを主体的・完結的に提供できる権限と財源など三つの要件を提示した上で、すべての市町村が中核市以上の都市になることを目指した取り組みが必要とした。県内を、合併が期待される五つの都市圏域に分け、特に県西圏域に位置する2市8町については「市町村合併が必要と認められる市町村」に位置付けた。県は、合併特例法の期限である2010年3月末を視野に、県内市町村の自主的で円滑な合併を支援していく。
 現行の地方自治制度では、市町村の権限などは、人口規模に応じて移譲される。今後、地域主権型社会を担うことがふさわしい市町村の姿を実現するための要件として、①「住民が求める行政サービスを主体的・完結的に提供できる権限と財源」②専門職員による質の高い行政サービスを安定して提供できる高い専門性③行財政運営の効率性が発揮できる一定の人口規模・行政区域―の三つを示した。
 これらを実現するため、県内の市町村すべてが人口30万人以上の中核市か、それ以上の規模になることを目標とし、福祉と保健・医療を組み合わせた施策や、周囲の環境と調和した新たなまちづくりなどの施策の展開を目指す。
 その上で、合併に向けた取り組みが期待できる都市圏域として、▽小田原市・南足柄市・中井町・大井町・松田町・山北町・開成町・箱根町・真鶴町・湯河原町とその周辺地域を含めた「県西圏域」▽横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町とその周辺地域を含めた「三浦半島圏域」▽厚木市・愛川町・清川村の一部・大和市・海老名市・座間市・綾瀬市の一部とその周辺地域を含む「県央圏域」▽平塚市・秦野市・伊勢原市・大磯町・二宮町・中井町とその周辺地域の「湘南西圏域」▽鎌倉市・藤沢市・茅ケ崎市・寒川町とその周辺地域の「湘南東圏域」―の五つを設定。
 県西圏域は、すでに圏域内でごみ処理やし尿処理、下水処理、火葬事務などの広域連携の取り組みが進んでいることから、合併検討を行う環境が整っていると判断。合併構想の対象市町村に位置付けた。工業を振興する地域や観光振興に取り組む地域などの役割分担により、多彩な地域資源を生かしたまちづくりを促す。
 県は、同圏域の合併構想の検討段階に応じ、合併協議会の運営に関する人的・財政的支援のほか、まちづくり事業への重点的な支援、合併前後の臨時的な財政需要への支援などを実施する。
 三浦半島圏域は、横須賀市が中心となった圏域一帯のまちづくりを検討する。
 県央圏域では、人口80万人を超える新たなまちづくりの可能性を指摘する一方、当面は相模川の東西それぞれの地域ごとに行政連携を深め、圏域の一部市町村による先行的な合併を検討すべきとした。
 湘南西圏域は、平塚市と秦野市を中心とした広域連携の取り組みを引き続き進め、将来的に圏域が一体となった合併を検討する。
 湘南東圏域では、すでに一定の行政連携が進められている茅ケ崎市・寒川町と、藤沢市の連携を深め、将来的に圏域全体の合併を検討することが望ましいとしている。

(2007/11/16)

3490とはずがたり:2007/11/21(水) 19:15:05
<九州・沖縄>福岡県

糸島市への最後の障碍か?まだ最初の一歩?

市町村合併:前原市と二丈町との合併、住民投票が告示−−志摩町で25日投票 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2007/11/21/20071121ddlk40010386000c.html

 前原市と二丈町との合併の賛否を問う志摩町の住民投票が20日、告示された。25日に投開票される。投票は「賛成」「反対」のいずれかに「○」を付ける。21〜24日に町役場住民相談室で期日前投票できる。

 町は、町内22会場で住民説明会を開催。財政問題を中心に合併の必要性を訴え、更に、合併のメリットなどを記した追加資料を全世帯に配布した。しかし、説明会の参加者は1189人(有権者の8・2%)で、住民の関心は低く、投票率の低下が懸念される。

 住民の間では、合併推進の「糸島のあしたを語る会」が15日、住民約120人が集まり決起集会を開き、一方、「志摩町を無くさない会」は2回の学習会を開き、街頭で反対を訴えている。

 末崎亨町長は投票率が50%に達しなくても、賛成が多ければ議案を提案したい意向だが、議会と協議し対応を決めるとしている。

 19日現在の有権者数は1万4512人(男6809人、女7703人)。【竹田定倫】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2007年11月21日

3491とはずがたり:2007/11/22(木) 12:08:00
<首都圏>山梨県

残念だが自民党への打撃になるかな・・。
>小佐野氏は富士北ろくの自治体で発言力が強いとされていただけに、合併に積極的な小佐野氏落選で、「富士五湖市」構想の実現が遠のくと見る県幹部も少なくない。

新町長に対してやけに辛口の読売山梨であるな。。
退庁式もしない役所に出てもこないとふてくされた感じの小佐野氏の態度も気持ちよくないね。

明暗分けた多選批判
富士河口湖町長選 大物町長落選に衝撃 讀賣山梨

 多選にノー――。18日投開票の富士河口湖町長選は、旧河口湖町時代を含めて連続6期を目指した現職の小佐野常夫氏(67)を、新人で前町議の渡辺凱保(よしやす)氏(67)が破った。最大の争点は長期政権に対する賛否だったため、結果的に小佐野氏への批判票が渡辺氏を勝利に導いた。一方、「観光カリスマ」として知られ、観光を中心とした街づくりを主導し、横内知事とも太いパイプを持っていた大物町長が政治の表舞台から姿を消すことに、県や観光業界には衝撃が走った。(前田遼太郎、横溝崇)

■■□退庁式はなし

 「残念だが、町民の選択なので仕方ない」
 約1100票差での勝利に、渡辺陣営が喜びを爆発させていた18日午後11時ごろ、小佐野氏は言葉少なに事務所で敗戦の弁を述べた。そして翌19日は町役場に姿を見せなかった。任期満了の12月6日まで登庁しない意向で、本人の希望で退庁式も行わないという。

 今回の選挙の勝敗を分けたのは「多選の是非」だ。渡辺氏は19日の記者会見で、小佐野氏の長期政権を「良識ある町民は受け入れなかった」と分析。小佐野陣営幹部も「政策論争に発展せず、多選批判ペースに巻き込まれたのが最大の敗因」と振り返った。

■□□陣営の誤算

 選挙手法の違いも際立った。小佐野氏は、横内知事のほか、観光や建設業界など数多くの地元団体から支援を取り付け、組織戦を展開した。しかし、観光業界の一部が離反するなど、一枚岩ではなかったのが響いた。

 これに対し、渡辺陣営の主役は若年層や女性層。「変える」をスローガンに、カエルの絵を描いた小旗やのぼりを効果的に使った。皮肉にも知事選で小佐野氏が支持して、勝利した横内知事の「ほっとけない」運動さながらのイメージ戦略に屈した格好となった。渡辺氏は具体的な政策は乏しく、ある選対幹部は「政策論になったら勝てるわけがない」と打ち明けたほどだ。

 知事選や富士吉田市長選など、今年の選挙では組織に依存した候補者が敗れるケースが相次いでいる。小佐野氏を支持した白壁賢一県議は「選挙の常識が変わった」とうなだれた。

□□□落選の波紋

 小佐野氏の観光分野における手腕は多方面から評価されてきた。このため、観光業界では渡辺氏を不安視する声が少なくない。ある旅館の支配人は「小佐野氏落選はショック。渡辺氏がどう町政を運営するのか気になる」と話す。

 小佐野氏を応援した横内知事は渡辺氏当選について「今後への影響はないと思う」と冷静だが、ある県幹部は「しばらくぎくしゃくするだろう」と話す。小佐野氏は富士北ろくの自治体で発言力が強いとされていただけに、合併に積極的な小佐野氏落選で、「富士五湖市」構想の実現が遠のくと見る県幹部も少なくない。富士山の世界文化遺産登録で、富士五湖を資産に入れることについても、渡辺氏が地元住民や観光業界の意見をまとめきれるかも不透明だ。

 渡辺氏は記者会見で「町民の意見を聞いた上で、富士五湖は世界文化遺産に加えたい」「観光は町の目玉」「県とはこれから良い関係を作りたい」などと小佐野路線を継承するとも受け取れる発言をした。早期に町政運営の方針を示すことが求められている。

(2007年11月20日 読売新聞)

3492とはずがたり:2007/11/22(木) 12:09:01
<首都圏>山梨県

赤池の小佐野に対するインタビュー
http://www.mskj.or.jp/chinika/9306cnk6ningen.html
観光カリスマ百選
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kanko/mr_osano.html

2007年11月14日(水)
富士河口湖町長選告示 二氏が立候補
現職・小佐野常夫氏と新人渡辺凱保氏の対決
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2007/11/14/5.html
 任期満了(十二月六日)に伴う富士河口湖町長選は十三日告示され、現職で再選を目指す小佐野常夫氏(67)=船津三四九九ノ二、無所属=と、新人で前町議の渡辺凱保氏(67)=小立二四二八、無所属=が立候補を届け出て、一騎打ちの選挙戦に突入した。
 小佐野候補は同町船津の選挙事務所前で出陣式を行い、「新町の基盤整備を今後四年間で成し遂げ、人口増などの成長を持続させる」と町政の継続を主張。渡辺候補は同町小立の選挙事務所前で第一声を上げ、「民意が行政に反映されていない。住民本位の公正公平な町政に変える」と転換を訴えた。
 同町長選は、小佐野候補の旧河口湖町から数えて町長六選目の是非が焦点。町議十八人の支持動向は九対九と拮抗(きっこう)している。
 投票は十八日午前七時から午後八時まで町交流センターなど十四カ所で行い、同九時から町役場で開票する。十二日現在の有権者数は二万二百七十七人(男九九二一、女一○三五六)。

2007年11月19日(月)
富士河口湖町長選で新人の渡辺凱保氏当選
現職小佐野常夫氏に1180票差 投票率は78.35%
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2007/11/19/5.html

 任期満了に伴う富士河口湖町長選は十八日投開票され、新人で前町議の渡辺凱保氏(67)=小立二四二八、無所属=が八千三百八十一票を獲得、現職の小佐野常夫氏(67)=船津三四九九ノ二、無所属=を千百八十票差で破り、初当選した。
 新町として初めての選挙戦で、投票率は78・35%だった。開票は午後九時から町役場で行われ、同十時すぎに渡辺氏の当選が確定した。
 渡辺氏は町議九人から支援を得て、草の根的な選挙戦を展開。小佐野氏の多選を批判し、「多選の弊害で民意を無視した行政が行われている。住民本位の町政に変える」と、町政の転換を訴えてきた。地元・小立地区を中心に急速に支持を広げた。
 小佐野氏は政治経験や人脈をアピール。白壁賢一県議の支援や、町内の観光協会など約百六十の団体から推薦を得て組織型の選挙戦を展開したが、及ばなかった。

選挙:富士河口湖町長選 渡辺氏が初当選 小佐野氏の再選阻む /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071119-00000035-mailo-l19
11月19日11時1分配信 毎日新聞
 任期満了に伴う富士河口湖町長選は18日、投開票され、新人で前町議の渡辺凱保氏(67)=無所属=が再選を目指した現職の小佐野常夫氏(67)=同=を破って初当選した。今回の選挙は町政継続の是非が争点だったが、町民は旧河口湖町長(4期)から首長を計5期務め、国土交通省から「観光カリスマ」にも選定された“名物町長”に厳しい評価を突きつけた。投票率は78・35%。当日有権者数は2万69人(男9804人、女1万265人)。
 渡辺氏は「現町政は、多選により一部の人の思うがままに操られ、住民の声が届いていない」と、ときには小佐野氏を「独裁者」と呼んで痛烈に批判。「町民の声を町政に届ける」と強調し、町政刷新を訴え続けた。小佐野氏の政策についても「財政を圧迫する“箱モノ行政”」と断じ、「『モノ』ではなく『心』で、自然環境を生かした地域活性化に取り組む」と主張した。
 一方、小佐野氏は6月に一度は引退を表明したが、「続投を望む声が多い」と一転して出馬。今までの実績を前面に出し、町政継続の重要性を訴えたが、旧河口湖町長として3選を果たした95年以来12年ぶりの選挙戦に敗れた。【藤野基文】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇富士河口湖町長選開票結果=選管最終発表
当 8381 渡辺凱保  67 無新
  7201 小佐野常夫 67 無現
………………………………………………………………………………………………………
 ◇富士河口湖町長略歴
渡辺凱保(わたなべ・よしやす) 67 無新(1)
 [元]町議▽化粧品卸販売会社社長[歴]会社員▽吉田高

11月19日朝刊
最終更新:11月19日11時1分

3493とはずがたり:2007/11/22(木) 12:10:58
>>3491-3493
<首都圏>山梨県

朝日も辛辣であるな。。ただ町議も9:9で分かれてたと云うしワンマン町長に反撥も強かったという事か。

カリスマ町長、「風」に敗北
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000711200006
2007年11月20日

 18日に投開票された富士河口湖町長選。「名物町長」として県内外に名をはせた現職の小佐野常夫氏(67)を、立候補表明から1カ月足らずの新顔の前町議渡辺凱保氏(67)が、予想を上回る1180票の大差で破った。旧町長時代を含めた小佐野氏の「多選」が嫌われた形だ。「風」に乗って当選した渡辺氏が町政運営で手腕を問われる場面は少なくなさそうだ。(燧正典、伊藤和行)

 「観光推進の面で実績は上げたが、町民はそれを感じていなかった。町外の人たちの評価だった」。18日夜、落選が決まると小佐野氏はそう振り返った。

■「感じぬ町民」

 再選を目指した小佐野氏は観光行政の実績がよく知られている。

 1988年に旧河口湖町長に就任以降、宿泊施設に温泉を普及させ、冬の花火大会などのイベントを立ち上げ、「通年型観光地」に変えた。旧町長就任のころは年間約600万人だった観光客が、現在では旧町地域だけで約1千万人になったとされる。03年、国から「観光カリスマ」にも選ばれた。大手観光会社へのトップセールスも重ね、人脈も豊富だった。

 小佐野氏の後援会長の中村徳行・河口湖観光協会長は「今後の観光行政が心配だ」と話す。

■「全くの未知」

 「具体的にはまだ言えない」「答えられない」。当選から一夜明けた19日の渡辺氏の記者会見。新たな質問が加わると「もっといじめるんですか」とけむに巻き、政策面の質問に答えられない場面が目立った。町議時代の実績や印象深い仕事を問われ、「特別これというものはない」と答え、失笑すら買っていた。

 選挙戦では、温厚なイメージから特に女性の有権者の受けが良かったとみられている。行政手腕は、有権者の間で未知数とされていた。ある男性の支持者は「町長(小佐野氏)が負けてくれるなら、対抗の候補者はだれでもよかった」とも話す。

■世界遺産論争

 渡辺氏が会見で、強調したのが富士山の世界文化遺産登録での「富士五湖の文化資産入り」だ。選挙戦の最中から、「富士山と湖は一体」を掲げていた。

 町内では観光業者らを中心に「規制強化」への懸念から「五湖の遺産入り」には反発が根強い。渡辺氏の姿勢が反対派を刺激するのは必至だ。

 本栖湖観光協会の渡辺進会長は「地元住民への愚弄(ぐ・ろう)」と憤りを隠さない。小佐野氏を支持していた渡辺会長は「新町長は世界遺産については国や県の言いなりになるだろうから、話し合いもしない」と息巻く。同観光協会の別の理事も「座り込みをしてでも絶対に『五湖の遺産入り』を阻止する」と話す。

 渡辺新町政が始まるのは来月7日から。世界文化遺産の対応を巡る火種を抱えている。町議会は与野党真っ二つに分かれ、議会対応での「苦難」も予想されている。

3494とはずがたり:2007/11/22(木) 13:17:05
<首都圏>山梨県
>>3491-3494

>観光推進の面で実績は上げたが、町民はそれを感じていなかった。町外の人たちの評価だった
まさに来れに尽きるみたいですな。

早速町外から表彰も。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114776388/124

3495とはずがたり:2007/11/23(金) 13:06:35
<東北・北海道>北海道

支庁と云う中身の無い透明な名前に比べるとなんか造っただけで振興出来そうな振興局って名前は詐欺だし一種のイデオロギーの押しつけである
こういう安っぽい詐欺と思想の押しつけを率先する知事は引きずりおろさなかん。

14支庁、9総合振興局に再編 道案 桧山など5振興局(11/23 07:34)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/62079.html

 道は二十二日、現行の十四支庁を全廃し、九つの「総合振興局」に再編する案をまとめた。全道を六つの連携地域に分け、道央圏(石狩、空知、後志、胆振、日高)は岩見沢市、室蘭市、後志管内倶知安町の三カ所、道北圏(上川、宗谷、留萌)は旭川市と稚内市の二カ所に設置、残る四地域は各地域に一カ所ずつ置く。道は、二十七日の道議会道州制・地方分権改革等推進調査特別委員会にこの案を示し、来年二月開会予定の第一回定例道議会に関連条例案を提案する方針。

 道央、道北圏以外の連携地域では、道南圏(渡島、桧山)は函館、オホーツク圏(網走)は網走、十勝圏(十勝)は帯広、釧路・根室圏(釧路、根室)は釧路の各市にそれぞれ総合振興局を設置する。同局を置かない残る五支庁所在地には、住民に身近な行政サービスなどに特化した「振興局」を、総合振興局の支所として配置する。

 名称は「総合振興局」の前に「道央」(岩見沢)や「日胆」(室蘭)などを付ける案を軸に調整する。振興局名は「根室」や「桧山」など現在の支庁名を継承させる。また、空知管内幌加内町は同町の要請を踏まえ、従来の道央圏から道北圏に編入する。

 総合振興局が置かれない支庁所在地には「地域間格差が拡大する」など強い反発も残るが、道は総合振興局の数や区割り案などを示さない限り、市町村や道議会との議論はこれ以上深まらないと判断した。道は支庁再編後も現在の道議選の選挙区割りを維持する方針で、そのためには公職選挙法の改正が必要となる。国会日程などとの関係から、新体制への移行時期は早くても二○○九年度以降となる見通し。

 道は当初、支庁再編の具体案を九月の定例道議会に示す考えだったが、道議会自民党・道民会議などの反発を受けて先送りする一方、道の地方行政の新たな枠組みとして総合振興局制を提示。現在は各支庁が持っている政策立案や調整事務の機能を同局に集約し、総合振興局長には本庁部長級の権限や予算編成への参加を認めることで広域的な視点で地域課題を検討し、効率的な政策展開が実現できるとしてきた。

 一方、振興局は現在の支庁の業務のうち、広域的な行政機能は総合振興局に預け、旅券の発給事務や各種許認可の手続きなどの身近な行政サービスを担う。全体の業務量は、支庁機能の六割程度となる見通し。このほか、北方領土問題(根室)や馬産地対策(日高)など各地域の特殊事情に対応できる体制を整える。

3496とはずがたり:2007/11/26(月) 21:18:59
<東海>静岡県

え,知らん間に破綻してただ??>県が示した賀茂地区1市5町による合併構想の破たん後の対応について
まぁあんま巧く行くとは思っちゃいんかったけえが。

東伊豆と単独合併否定 河津町長が見解
2007/11/22
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20071122000000000020.htm

 河津町の桜井泰次町長は21日の定例会見で、県が示した賀茂地区1市5町による合併構想の破たん後の対応について、「町民や議会の意見も参考に検討するが、東伊豆町とだけの合併は考えていない」と語り、同町との2町合併に否定的な見解を示した。
 桜井町長は同構想の破たんについて「1市5町が大きく1つになることで活性化を目指したが、残念な結果」と振り返った。その上で隣接する東伊豆町との2町合併については、消防組合を下田市や南伊豆町と構成していることや合併効果などの問題を挙げて、推進しない考えを明かした。
 今後の方向性について桜井町長は「(構想から離脱しなかった)1市3町による合併は今まで一度も検討されていないので白紙状態」と語り、12月上旬に開く町議会全員協議会や住民説明会などで合併問題の経緯について説明する予定を示した。

3497とはずがたり:2007/11/26(月) 21:23:24
<東海>静岡県
>>3496
最初から機運が醸成されて無い感が強かったしね。

合併枠組み 西伊豆町離脱「残念」 石川知事
2007/11/15
ttp://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20071115000000000022

 石川嘉延知事は14日の定例会見で、県が推進している賀茂地区1市5町(下田市、東伊豆、河津、南伊豆、松崎、西伊豆町)の合併協議の枠組みから西伊豆町が離脱する意向を示していることについて、「地方財政が今後、危機的な状況を迎えるということをどこまで認識しているのか。非常に残念に思う」と述べ、1市5町の枠組みの必要性をあらためて強調した。
 西伊豆町が離脱した場合の対応については、「1つのステップとして(残った自治体が)まとまるとなれば、これも是としなければいけない」と指摘し、新たな枠組みでも引き続き支援していく考えを示した。
 また、県が合併構想に盛り込んでいる地域の合併がすべて順調に進んでいるわけではないことについて、「合併すると地域の連携が希薄になるなどの懸念もあるが、合併後の地域の運営についてもっと知恵を出す必要がある。行政改革や合併を進めないと、今の日本が置かれている困難な状況を克服することはできない」と強調した。

賀茂1市5町枠組み 東伊豆町も離脱へ 町長が意向
2007/11/19
ttp://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20071119000000000066.htm

 東伊豆町の太田長八町長は、県が示した賀茂地区1市5町(下田市、東伊豆、河津、南伊豆、松崎、西伊豆町)の合併構想の枠組みから離脱する意向を固め、町議会や町職員、各種団体などにその旨を伝えたことが19日午前、複数の関係者の話で分かった。同構想からの離脱を決めたのは、西伊豆町に続き2例目。
 関係者らによると、太田町長は10月以降、町内で計13回開催した同構想に関する住民説明会の状況などを踏まえて判断したという。太田町長は同日午後、下田市で賀茂地区の全首長が話し合う「南伊豆地区広域市町村圏協議会」の終了後、正式に表明する見通し。
 同町は住民説明会の参加者を対象に同合併の是非を問うアンケートを実施していて、回答者の約46%が反対という結果が出ていた。また、15日に開かれた町議会全員協議会では、同構想に関する議員の意向がほぼ半数同士に分かれていた。

温度差埋まらず 賀茂地区1市5町合併
2007/09/29
ttp://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070929000000000026.htm

 県の推進構想で示されている賀茂地区1市5町合併をめぐり、全市町の首長らが検討する「南伊豆地区広域市町村圏協議会」が28日、県下田総合庁舎で開かれた。同協議会長の石井直樹下田市長は会合終了後の会見で「まだ(各市町の)温度差がある」と述べ、依然として足並みがそろわない現状を明かした。
 会合では住民説明会を行う際の材料として、地域分析や統計、合併の効果と課題をまとめた調査委員会の資料についても検討し、各市町が了解した。住民説明会は10―12月にかけて、東伊豆と南伊豆、松崎の各町で実施される予定。石井市長は「法定協議会の設置については住民説明会の結果を参考に判断する町もある。次回以降の話し合いで結論を出していきたい」と見通しを述べた。

3498とはずがたり:2007/11/26(月) 21:25:49
<東海>静岡県

支所設置「譲れない」 由比町長、町議会全協で強調
2007/10/06
ttp://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20071006000000000035.htm

 望月俊明由比町長は5日、由比町議会全員協議会で、静岡市との合併協議で焦点になっている同町への支所設置について「(協議で)譲るべきところは譲る。譲れないものは支所、という気持ちでお願いをしていきたい」と述べた。
 市は、旧蒲原町に行政サービス拠点として蒲原支所(清水区蒲原)を置き、由比町への支所設置は「行財政の効率化の観点から問題がある」との立場。これについて町議は「将来に庵原地区に支所は1カ所でもやむを得ない」とした上で、町民の不安解消で支所設置を主張するよう求めた。
 望月町長は、町民生活の激変緩和で必要な具体的な業務を合併協で説明していく方針で、「当分の間という形でお願いしていく」と述べた。
 全員協議会では、合併期日までに確定作業を急いでいる都市計画の区域区分について当局が説明。平野が少ない上、地滑りの危険地域があるなど市街化区域の指定作業が難航しているとし、説明会などで町議の協力を求めた。

由比に「支所」残す 21年3月末まで 段階的に規模縮小
2007/10/10
ttp://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20071010000000000013.htm

 静岡市・由比町合併協議会(会長・小嶋善吉市長)は9日、静岡市葵区のホテルで第3回協議会を開き、由比町側委員から強い要望があった「支所の設置」について、平成20年11月1日の合併期日から21年3月31日までは「支所的機能」を残し、その後は機能を段階的に縮小しながら、当分の間、「事務所」を設置しておくことで合意した。
 合併協議の焦点となっていた由比町地域の「支所問題」については一応の決着を見たが、「事務所」の機能や位置付け、設置期間は明示されなかった。同合併協はこの組織・機構の項目についての合意内容に、「由比町民の不安解消に向けて、最大限の努力をしてほしい」との付帯意見を盛り込んだ。
 このほか、継続審議となっていた「地方税の取り扱い」については、23年3月まで事業所税を免除し、同期間の都市計画税の税率を0・3%から0・2%に減免することで合意し、地域審議会は設置しないことも決まった。由比町の農業委員のうち1人は、静岡市農業委員の残任期間に限って、委員を務めることになった。
 同合併協は今回の協議会で、富士川町など他の市町も関係する一部事務組合の取り扱いを残して、ほぼ全協議項目で合意に達した。

3499とはずがたり:2007/11/28(水) 18:35:49
<首都圏>埼玉県

Greater Kukiが実現するかな?

平成19年11月1日(木)栗橋町 合併相手に久喜市を選択 住民意向調査 
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~wankichi/news/newpage46.html

 昨日、久喜市に入った連絡によると、栗橋町で行なった市町村合併に関する住民意向調査で、久喜市などを含む合併を望む回答が回答者中多数となったことが明らかになった。

 栗橋町から提供を受けた久喜市からの情報によると、栗橋町では10月13日から10月29日まで、町内の有権者12433人に対して郵送で市町村合併に関する町民意向調査を行なった。
 集計の結果は、回答数は12433人で57.00%、その内、「合併を選択することが望ましい」との回答が9625人で77.41%、「合併を選択しないことが望ましい」と回答した数は2678人で21.54%、「無効」が130人1.05%、「合併を選択することが望ましい」と回答した人のうち54.18%、5215人が「久喜市など」を選択し、33.33%、3208人が「幸手市など」、8.89%、856人が「その他」を選択した。

 今後、栗橋町では議会などにこの結果を説明した後、合併についての町の方針を決定する予定。

 久喜市の近隣では、宮代町も同様の住民意向調査を実施する予定があり行方が注目されいてる。久喜市では今後の栗橋町の決定を受けて、既に合併検討の意向を示している菖蒲町や鷲宮町とも協議することとなる。

9月7日(金)久喜市の合併についての考えと経過
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~wankichi/news/newpage45.html

 昨日の久喜市議会において、久喜市長の田中けんじ氏は、鷲宮町、菖蒲町、白岡町を中心に合併を進めていく考えがあることを改めて発表した。

 田中市長は市議会一般質問に答える形でこれまでの経過については、県から示された合併枠の3市6町で協議を進めていた所、合併について各市町に温度差があることから、久喜市の他に鷲宮町、菖蒲町、白岡町の3町で協議をすることとし、本年8月10日には、この1市3町において合併を検討し、その上でクリアするべき問題や課題、あり方などについて協議をしたという。
 
 今後の予定については、あくまでも新合併特例法の期限内の合併を目指すことに変わりはないということで、県議会の議決も要することから、本年中には合併の枠について正式に表明し、来年4月を目途に合併協議会の立ち上げ、再来年の平成21年3月には合併協定項目を策定、6月に新市基本計画を示して周知をはかり、意向確認を行なった後、合併調停を行い、各議会で議決をした上で10月頃までに県に申請し、その後に県議会で議決という見通しを示した。

 1市3町の合併に向けたスタートが本格的に始動していく。

3500とはずがたり:2007/12/02(日) 19:05:12
<九州・沖縄>鹿児島県

南さつま・枕崎・南九州の第2弾の合併はあるかな??

南九州市が誕生 平成以降、県内20番目
頴娃、知覧、川辺が合併
(12/01 14:31)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=7946

 頴娃、知覧、川辺の3町が1日、新設(対等)合併して「南九州市」が誕生し、本庁・支所で開市式や開庁式があった。「平成の大合併」では県内20番目で、新合併特例法下では2例目。大合併前に96あった県内の市町村数は46となった。
 本庁となった同市知覧町郡の旧知覧町役場であった開市式には、旧3町や県の関係者らが出席。市旗・国旗を掲揚し、市長職務執行者の山内廣行旧頴娃町長が「広大な農地と豊かな自然環境を生かし、合併してよかった、住んでよかったといわれるような南九州市の繁栄に向けて、市民、行政、議会が知恵を出し合い、和の心で取り組む」とあいさつした。
 来賓を代表して伊藤祐一郎知事が「県の食糧供給基地の一翼を担い、焼酎、仏壇など伝統ある地場産業や武家屋敷、特攻平和会館など歴史・文化資源にも恵まれた地域。全国に情報発信する個性豊かな地域としての発展を期待する」と祝辞。庁舎表示板の除幕や旧3町の町長らによるテープカットの後、知覧小学校の児童がくす玉を割って新市誕生を祝った。支所となる旧頴娃町、川辺町役場でも開市式・開庁式や職員の辞令交付があった。同日は土曜日のため、本格的な業務開始は3日となる。
 南九州市は面積が357.85平方キロで県内7位。人口は4万2191人(2005年国勢調査)で県内11位。

3501とはずがたり:2007/12/03(月) 10:25:28
<東海>静岡県

静岡市と由比町合併協議会が全会一致で合併賛成
2007.12.2 02:54
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/071202/szk0712020254000-n1.htm

 平成20年11月の合併を目指す静岡市と由比町の合併協議会が1日、静岡市役所で開かれ、全会一致で合併に賛成した。合併案は開会中の両市町議会に追加提出され、可決される見通し。合併協定書では、合併は静岡市に由比町を編入する方式で、期日は20年11月1日。役場は現在の静岡市役所となることなどが定められている。合併をめぐっては由比町が一昨年、協定書に調印後、町議会が合併関連議案を否決。今年4月の町長、町議選で合併推進派が圧勝したことから、早期実現に向けた協議が進められていた。

3502とはずがたり:2007/12/10(月) 13:34:14
<中国・四国>香川県

合併、行革効果実感できず−県が6市3町世論調査
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20071204000076
2007/12/04 09:39

合併しての感想

 香川県内で平成の大合併を経験した6市3町の住民のうち、合併して「よかった」とする人は23・9%にとどまり、「よくなかった」とする人(27・9%)を下回ることが、香川県のアンケート調査で3日分かった。

 また「合併前と変わらない」とする人が37・2%で最多。行政サービスの充実などをうたって進めた市町合併だが、住民は効果を十分実感できていないのが実態のようだ。

 同日開かれた県市町合併推進審議会(会長・木村好次前香川大学長)で、香川県が3千人を対象に今夏実施した世論調査の結果を報告した(回答率43・0%)。

 調査結果によると、合併がよかった理由は「議員や職員が減り、組織がスリム化した」「人口減少の中、将来も変わらぬ行政サービスが受けられる」など。一方、よくなかった理由は「住民の意見が施策に反映されず、きめ細かなサービスが受けられなくなる」が最多で、「中心部と周辺地域の格差が生じる」なども多かった。

 こうした県民の声について、香川県政策課は「合併の効果は目に見えにくく、数年では良いとも悪いとも言い切れない。今後、さらなる検証が必要」としている。

 一方、今後の合併について全市町の住民に聞いたところ、「賛成」が31・3%、「反対」は37・8%。賛成理由として、行政基盤の強化や住民サービスの維持・向上などの声がある一方、反対では、住民の意見が施策に反映されにくい▽役所が遠くなり不便▽地域の伝統や個性が失われる―などが目立った。

 市町村合併特例法に代わり、05年に施行された合併新法の期限は09年度末。県内では今のところ、新たな合併に向け目立った動きはないが、同課は最も効率的な行政体の人口規模を20万―30万人と想定。「合併は各自治体の意向で行うものであり、今後の少子・高齢化も見据え、さらなる合併を検討してほしい」としている。

3503とはずがたり:2007/12/10(月) 13:54:08
<東北・北海道>北海道

北海道の名門都市松前町です。半世紀で人口半減以下は厳しいですなぁ。。
漁業の不振が大きいようですがなんとかならんもんかなぁ。。
青函トンネルが新幹線を通す事になって勾配の関係で出口が知内に成ったのも痛かったのではないか?計画変更前も松前じゃなくて福島だっけ?
北海道の玄関の地の利も交通体系が変わればただの尖端部ですからねぇ。。

松前町 人口、初の1万人割れ 漁業不振や少子高齢化で(12/04 14:16)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/64029.html

 【松前】松前町の十一月末の住民基本台帳の人口が九千九百八十九人となり、一万人の大台を割った。町内の人口が一万人を切るのは、一九五四年に四町村が合併して現在の町が誕生して以来初めて。主要産業の漁業の規模縮小や少子高齢化の進行などから長期的な減少傾向が続いている。

 町によると、十一月末時点の人口は男性四千七百九十七人、女性五千百九十二人。

 現在の松前町は、五四年七月に旧松前町、大島村、小島村、大沢村が合併して誕生した。当時の人口は約二万五百三十人だったが、六○年の二万一千五百人をピークに減少傾向に入った。七七年に始まった二百カイリ規制やイカ漁の不振などで、町内の漁業者が町外に流出。八○年代初めから年間二、三百人前後のペースで減り続けている。また、六十五歳以上の割合は33・5%(十一月一日現在)と高齢化も進んでいる。

 前田一男町長は「町民との協働のまちづくりや交流人口を増やす施策をこれまで同様に行っていきたい」と述べ、観光客や移住者の誘致に力を入れる考えを示した。(満園徹)

3504とはずがたり:2007/12/10(月) 14:21:00
<九州・沖縄>熊本県

町長は慎重みたいだし楽観は出来ないが先ずは方向性が示されて結構な事である。
城南町の人口は2万人弱。人口要件に後一寸の熊本市にとって大きな一歩である。
可成りの妥協を引き出せるのではないか?

2007年12月5日 22:50
「熊本市と合併進める」 城南町長表明
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071205200018&cid=main

 下益城郡城南町の八幡紀雄町長は五日、合併に関する住民アンケートで、合併に賛成が68・6%、うち合併相手に熊本市を希望した人が69・4%に上ったことを受け、同市との合併を進める方針を明らかにした。

 八幡町長は四月の町長選で合併推進を掲げて返り咲き、合併特例法期限内の合併実現を明言していたが、合併相手として特定の自治体名をあげるのは初めて。同町の人口は一万九千八百五人(十一月末現在)。

 アンケートは町内の全有権者を対象に実施し、回収率は56・1%。合併相手で熊本市に次いで多かったのは宇城市の18・3%だった。

 八幡町長は記者会見を開き、「住民がこのように意思表明した以上、この方向で取り組みたい」と表明。住民投票については「まだ白紙だが、アンケートで熊本市とはっきり出ているのでその必要性があるのか。議会とも協議したい」と述べた。熊本市については「政令市に向けて熱意を持って進めており、一緒になっていい方向でやっていきたい」と話した。

 今後、熊本市との合併に関する勉強会や任意協も設置する意向だが、時期などについては未定という。

 一方、熊本市の幸山政史市長は、アンケートの結果について八幡町長から直接電話で報告があったことを報道陣に話し、「城南町の多くの人から熊本市との合併を望むアンケート結果が出て大変うれしい。城南町が今後の対応を検討するのと並行して、町長らと意見交換し、できるだけ早く合併協議の場をもちたい。(確定的となった)富合町との合併を弾みに、さらなる合併・政令市実現へと前進させたい」と語った。(福井一基、渡辺直樹)

2007年12月5日 14:31
城南町「合併賛成」が7割 住民アンケート
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071205200012&cid=main

 下益城郡城南町は合併について全有権者を対象にした住民アンケートの結果をまとめ、五日公表した。回答者のうち「合併賛成」が68・6%で、うち合併相手を「熊本市」とした人が69・4%に上った。「合併に反対」は30・0%だった。

 アンケートは十一月に実施。合併に賛成か反対かを問い、賛成の場合は合併相手として望む自治体を(1)熊本市(2)宇城市(3)嘉島町(4)甲佐町の中から選ぶ内容。町内の有権者一万六千九十七人に郵送し、九千二十三人から回収した。回収率は56・1%。

 「合併に賛成」とした六千百八十八人のうち、希望した相手自治体は熊本市が69・4%、宇城市18・3%、嘉島町11・4%、甲佐町0・3%、記入なしが0・6%。地区別では杉上、隈庄、豊田と、熊本市に近い順に同市の希望が多い傾向がうかがえた。

 八幡紀雄町長が、同日開かれた町議会全員協議会でアンケート結果を報告。議会は合併問題特別委員会の設置を申し合わせた。

 八幡町長は今年四月の町長選で合併推進を掲げて返り咲き、合併特例法期限内の合併実現を明言。合併相手については「民意に従うが、過半数の支持が必要」との見解を明らかにしていた。(福井一基)

3505とはずがたり:2007/12/10(月) 14:51:27
<首都圏>埼玉県

2007年12月4日(火)
栗橋町が参加の意向 合併で久喜市に申し入れ
http://www.saitama-np.co.jp/news12/04/03p.html

 久喜市は三日、同市と北葛飾郡鷲宮町、南埼玉郡菖蒲町、白岡町の一市三町による合併の枠組み協議に、北葛飾郡栗橋町が参加したい意向を申し入れてきたことを明らかにした。同日開かれた十二月定例議会で、井上忠昭議員(改進)の一般質問に答えた。

 栗橋町は、二十歳以上の全町民を対象に、合併に関する意向調査を十月に実施。その結果「合併が望ましい」が77%に上り、合併相手として「久喜市など」が54%と最も多かった。

 市によると、十一月二十七日に、斉藤和夫栗橋町長、遠藤勝三議長が同市を訪問。田中暄二市長に「町民の意向を尊重し、現在、久喜市を中心に進められている合併の話し合いに参加させていただきたい」と申し入れた。

 これを受け、翌日、首長(白岡町長は欠席で担当課長が代理出席)が急きょ協議を行い、栗橋町の扱いについて、四市町の議会の意向を踏まえた上で、再度協議することになった。また、合併の枠組みについては、従来の方針通り年内に決定することを再確認したという。

2007年12月7日(金)
白岡が枠組み離脱 久喜など1市3町の合併
http://www.saitama-np.co.jp/news12/07/04p.html

 南埼玉郡白岡町は六日、同町と久喜市、南埼玉郡菖蒲町、北葛飾郡鷲宮町との一市三町による合併の枠組み協議から離脱することを決めた。浜田福司町長が同日、全町議十八人で構成する町議会合併調査研究協議会に出席し、離脱を表明した。

 浜田町長と高木隆三議長らはこの日、一市二町を訪れ、各首長に離脱の意向を伝えた。

 一市三町による合併については、来週予定されている首長会議で合併の枠組みが決定するとみられている。これまで白岡町は枠組みに関して白紙の状態としてきた。

 一方、蓮田市の中野和信市長は四日の同市十二月定例議会で、白岡町との合併協議を選択する意向を表明している。

3506とはずがたり:2007/12/10(月) 14:52:12
<首都圏>埼玉県
>>3505-3506

【埼玉】
県東部6市町 合併への動き 前回ご破算、さて今回は
2007年12月5日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20071205/CK2007120502069829.html

県東部の合併を巡る動き
http://tohazugatali.web.fc2.com/PK2007120502169832_size0.jpg

 二〇一〇年三月に合併特例新法の期限を迎えるのを前に、県東部で合併をめぐる動きが活発化している。久喜市と鷲宮町、菖蒲町、白岡町の四市町で合併の枠組みを協議しているさなか、蓮田市の中野和信市長が白岡町との合併構想を打ち出した。一方で栗橋町が四市町の協議に参加を申し入れ。旧合併特例法下では各市町が目指した合併は、すべてご破算となっているが、今回は果たして…。 (杉本慶一、橋本綾香)

 中野市長は四日、市議会の一般質問で「白岡町と蓮田市の合併を基軸として安定した行政を運営することが最良の選択。対等合併が可能」と話し、白岡町との合併を目指す意向を初めて示した。

 白岡町を選んだ理由について「切っても切れない友好関係のある自治体」とした上で、「白岡町や議会、住民を尊重し、配慮しながら取り組む」と述べた。同日の記者会見では「合意を得ているわけではなく、蓮田市の意向」と説明。年内に白岡町との連絡会議を設置し、新法期限内の合併を目標にしていることを明らかにした。

 蓮田市と白岡町は〇三年七月、菖蒲町を含め合併協議会を設置したが、〇五年一月の住民投票で、白岡町は賛成多数だったが、蓮田市と菖蒲町は反対が過半数を占め、合併協議は破たんした経緯がある。

 今回の蓮田市からのラブコールに、白岡町の浜田福司町長は本紙の取材に「六日に行う議会との協議を踏まえ、(合併の)方向性を決めたい」とのコメントを出した。同町長は久喜市など四市町の枠組みについて、九月議会で「現時点では、具体的な枠組みで合併を目指すとは一言も言っていない」と述べているだけに、今後の対応が注目される。

 一方、久喜市と白岡町など四市町の協議に参加を希望している栗橋町では、十月に町民意向調査が行われ、合併の相手先に「久喜市など」を選んだ人が最多だった。

 栗橋町によると、斉藤和夫町長らは先月二十七日、久喜市などを訪れ、「久喜市を中心に進めている合併の話し合いに参加したい」と申し入れた。四市町側は翌二十八日の会合で「各議会の意向を踏まえた上で、あらためて栗橋町の取り扱いを協議する」と決めたという。

 今年六月から続いている四市町の協議について、久喜市の田中暄二市長はこれまでに「年内に枠組みを決めたい」との考えを示している。

 新法の定める特例期間中に合併すれば、交付税などで優遇措置が受けられる上、合併後の議員定数についても、最初の選挙までは、自治法で定められる定数の二倍を超えない範囲で決めることができる。こうした優遇措置が受けられる平成の大合併第二ラウンドも、残り二年三カ月となった。

3507とはずがたり:2007/12/10(月) 20:52:24
<北関東>群馬県

市町村合併:高崎市議会、合併協設置案を可決 玉村町議会はあす否決か /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071206-00000091-mailo-l10
12月6日12時2分配信 毎日新聞

 高崎市議会の12月定例会が5日開会し、玉村町との合併協議会設置議案を賛成多数で可決した。一方、同日開会した同町議会では7日に同議案が採決される予定で、同町議会では反対多数で否決される見通し。
 同市議会はこの日、ほかに4議案を可決。会期は19日までで、一般質問は6、7、10、11の4日間。【杉山順平】

12月6日朝刊
最終更新:12月6日12時2分

3508とはずがたり:2007/12/13(木) 12:22:51
<九州・沖縄>熊本県

富合が突破口になって城南・益城と良い流れだ。

政令市で研究会設置へ 益城町長
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071212200019&cid=main

 上益城郡益城町の住永幸三郎町長は十二日、熊本市との合併や政令指定都市に関する研究会を庁内に設置する考えを示した。政令市移行が町の課題や町民生活に与える影響を調査し、合併か単独町制維持かの判断材料とする。

 同日の町議会一般質問で答えた。住永町長は町内の大半を占める市街化調整区域の設定など、主に県の規制によって「町内の開発や企業誘致が厳しい制約を受けている」と言及。「政令市移行による県からの権限移譲で、町の諸問題がどう解決するか具体的に検討したい」と述べた。

 その上で、「(熊本市との合併協議会設置が)住民投票で否決された四年前と異なり、政令市問題は全県的な課題となっている。単独のままと政令市になった場合の違いなど、あらためて町民に判断材料を示したい」としている。

 研究会の構成などは未定だが、政令市に関して情報を持つ熊本市の参加も求めていく考え。両市町は合併を前提としないながら、政策的な広域連携をめざす事務レベルの勉強会を今年三月に設置している。

 両市町が合併した場合の人口は七十万人を超え、合併特例法下での政令市要件を満たす。住永町長は「合併前提ではないが、二年三カ月後の特例法期限を視野に研究を進めたい」としている。(蔵原博康)

3509とはずがたり:2007/12/13(木) 14:21:59
<近畿>滋賀県

合併協議 長浜市に編入が前提
長浜市議会、6町会に回答
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007112800067&amp;genre=A1&amp;area=S20

 長浜市議会の林多恵子議長は27日、湖北地域6町の議会から申し入れのあった1市6町の合併を見据えた地域づくり協議について、「長浜市への『編入』を合併論議の前提とすべき」と6町議会に回答した。

 この日の市議会全員協議会で、協議開始にあたり▽住民ニーズや社会環境の変化に対応した効率のよいまちづくのための議論に重点を置くべき▽将来の合併問題では、合併方式を『編入合併』とせざるを得ない−などと確認した。
 同日、林議長が6町議会の代表の西浅井町議会の沢尾益男議長を訪ね、回答書を手渡した。沢尾議長は12月上旬までに各議長と再度協議する考えを示した。

3510とはずがたり:2007/12/14(金) 08:26:17
<東北・北海道>岩手県

合併前向き5市町村 県審議会調査
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20071213_3

 達増知事の諮問機関である県市町村合併推進審議会(会長・斎藤俊明県立大教授)による市町村長の聞き取り調査は12日までに、花巻、釜石両市を除き33市町村で終了した。このうち、合併に前向きな姿勢を示したのは5市町村で、合併に否定的なのは4市町。残る24市町村は「当面自立」「どちらとも言えない」などと微妙な立場が浮き彫りになった。県内の市町村は地方交付税の削減や税収の落ち込みで、かつてないほどの財政難に直面している。こうした状況を踏まえ、同審議会が本年度末に達増知事へどのような答申をするか注目される。
 調査は9月26日からスタート。同審議会委員らが市町村を訪問し、首長から意見を聞いた。花巻市は17日、釜石市は年明けに調査予定。
 合併に前向きなのは、大船渡市、一関市、奥州市、藤沢町、川井村。宮古市と川井村は合併に関する事務レベル検討会を設置。来年1月中には作業を終え、2月には川井村が住民説明会に入る。
 奥州市は来年度早々に金ケ崎、平泉両町に意思を表示する予定で、大船渡市も陸前高田市、住田町との合併協議会設置に強い意欲をみせる。藤沢町は一関市との合併を望むものの、大規模農地開発の巨額償還金が障壁となっている。
 一方、合併に否定的な4市町のうち、合併した市町は「町民は合併に拒否反応を持っている」(西和賀町)「新生まちづくりに専念したい」(洋野町)「合併効果を引き出すための施策を展開中」(八幡平市)とし、さらなる合併には消極的だ。
 24市町村は将来的な合併の必要性を認めつつも「当面自立」を強調する。「他市町村の動向をみて、対応を検討する」(久慈市)など様子見も多い。中には「合併で諸課題が解決されるとは思わない」(住田町)など警戒心を強める市町村もある。
 県内市町村の財政状況は年々厳しさを増している。35市町村の地方交付税は2003―06年度で計約246億円、主要3基金も計約210億円減少した。財政調整基金からの補てんを除くと、06年度の実質単年度収支は18市町村が赤字。「当面自立」を掲げ、職員削減などの行財政改革や基金取り崩しも限界が近づく。
 慎重姿勢の市町村が多いことに斎藤会長は「2年前の合併の流れで、必ずしも住民の理解が進んだわけではないのでは」と分析。「将来を展望するための財政指標をしっかり提示し、住民に十分説明する必要が市町村にはある」と指摘する。
 達増知事は今年8月、県市町村合併推進審議会に▽旧合併特例法で合併した市町村の合併効果検証▽合併協議会設置勧告の在り方―を諮問。合併協議会の設置勧告について知事が審議会へ諮問したのは初めて。

合併に
前向き…大船渡市(→陸前高田市・住田町)・一関市(→藤沢町)・奥州市(→金ヶ崎町・平泉町)・藤沢町(→一関市)・川井村(→宮古市)
否定的…八幡平市・紫波町・西和賀町・洋野町
未実施…花巻市・釜石市
その他は当面自立・どちらとも云えない等

3511とはずがたり:2007/12/14(金) 09:16:10
<東北・北海道>山形県

最上8市町村の合併の推進を主張する山尾氏当選だが。。

選挙:新庄市長選 山尾氏が初当選 前副市長の八鍬氏破り /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20071001ddlk06010053000c.html

 高橋栄一郎前市長の死去に伴う新庄市長選は30日投開票され、元市議の山尾順紀氏(55)=無所属=が、新人で前副市長の八鍬長一氏(59)=同=を破り、初当選を果たした。当日有権者数は3万1976人、投票率は72・38%(前回67・31%)だった。
 山尾氏は、県議や市議、地元町会の後援会などの支援を受けて、ミニ座談会を重ねながら草の根運動を展開した。「最上8市町村の合併を4年以内に実現させる」などと訴え、若者や無党派層にも支持を広げた。
 同市五日町の円満寺には、大勢の支持者が集まり、初当選が決まると大きな拍手がわき起こった。山尾氏は「市民の目線で行政運営をしたいと訴えてきた。一から市の組織づくりをやり直し、明るい新庄にしたい」と抱負を述べた。
 八鍬氏は、行財政改革を推進し、市民生活を第一に考え、安心して住める街にすると訴えたが、一歩及ばなかった。【米川康】
 ■解説
 ◇期限までに公約達成を
 高橋市長の突然の死去に伴う選挙は、元市職員2候補による激しい戦いとなった。山尾氏が2度目の挑戦で初当選したが、財政再建、合併、雇用問題など市の抱える課題に対する両候補の政策に大きな差はなかった。
 山尾氏は、企業、団体などからの推薦を受けず、県議、市議の支持を受け高校の同級生らの支援で草の根選挙を展開した。選挙戦で「新庄を変えよう」とリーダーの交代による市政刷新を訴えた。公約すべてに期限を設け、新庄を変えなければという熱い思いが、閉塞(へいそく)感の漂う市民の心を動かした。反発する市議、市職員も少なくないことから新市長の手腕が注目される。
 山尾氏は、変化を嫌う新庄市の風土に新風を吹き込み、説得力のあるビジョンを示したといえる。市民の選択に応えるためには、自ら期限を定めた公約を達成することが求められる。それができなければ、市民から責任を厳しく問われることになる。【米川康】
==============
 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 12460 山尾順紀 55 無新
   10491 八鍬長一 59 無新
 ◇新庄市長略歴
山尾順紀(やまお・じゅんき) 55 無新(1)
 [元]市議▽住職▽保護司▽ソフトテニス連盟理事長[歴]市職員▽市立沼田小PTA会長▽大正大
毎日新聞 2007年10月1日

3512とはずがたり:2007/12/14(金) 09:57:40
<首都圏>埼玉県

離散集合が激しいこの辺ですが巧く行くと良いですねぇ。

4市町が合併協設置へ 埼玉
2007.12.13 03:37
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/071213/stm0712130338004-n1.htm

 久喜市と菖蒲町、鷲宮町、栗橋町の各首長は12日、1市3町で合併新法期限内(平成22年3月末)の対等合併を目指すことで合意した。来年4月に法定合併協議会を設置する考え。

 久喜市と菖蒲、鷲宮両町は白岡町を加えた1市3町で合併意見交換会を開催していたが、白岡町が今月6日に離脱。栗橋町は11月26日に参加申し入れを行っていた。

 久喜、菖蒲、鷲宮の1市2町は新たな合併枠組みになり、1月にも住民アンケートを実施、住民の意向を確認する方針。

3513とはずがたり:2007/12/21(金) 15:23:02
<九州・沖縄>宮崎県

素晴らしい♪
今回はちゃんと最後でひっくり返るなんて事の無いよう求む。

日南市、北郷町、南郷町 新市名は「日南市」 合併、来春申請へ 法定協
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20071219/20071219_002.shtml

 2009年3月の合併を目指している日南市と北郷町、南郷町の法定合併協議会(会長・谷口義幸日南市長)が18日、北郷町で開かれた。新市名を「日南市」とし、議員は在任特例を適用することなど22項目で合意に達し、合併協議をほぼ整えた。

 新市名をめぐっては公募で寄せられた441点のうち「日南市」が過半数の238票を占め、2位の「南那珂市」の18票を大きく上回っていた。5回目となったこの日の会合では、それを踏まえ日南市とすることを決めた。

 3市町(日南市議22人、北郷町10人、南郷町10人)合わせて42人の議員については2年間の在任特例を適用した上で、定数を30とすることを承認した。

 市役所は日南市役所をそのまま使う。一方で北郷、南郷両町に総合支所を置き、2町それぞれに10年間、地域自治区を設け、区長を据える。

 次回の同協議会は27日、南郷町で開催。残った新市の基本計画を承認する見通しだ。

 これを受けて3市町は来年1月中旬から住民説明会を開き、南郷町では住民アンケートを実施。3月上旬に合併協定を締結し、3月議会で関連議案を議決した後、県に合併申請を行う予定だ。

=2007/12/19付 西日本新聞朝刊=
2007年12月19日00時42分

3514とはずがたり:2007/12/21(金) 15:30:07
<東海>静岡県

大井川を越えて島田が増殖したように富士も富士川を越えて増殖か。遂に岩渕も富士市に。
島田が大井川を遡って増殖したように富士も富士川を遡って増殖するかどうかがみもの。

来月28日に合併協定書締結 富士市、富士川町
2007/12/19
http://www.shizushin.com/local_politics/20071219000000000050.htm

 来年11月1日の合併を目指し協議を重ねてきた富士市・富士川町合併協議会(会長・鈴木尚市長)は19日午前、第9回協議会を同市消防防災庁舎で開き、修正議案を含む7議案を可決した。これにより33項目すべての協議が調い、約1年に及んだ合併協議は終了した。
 両市町は来年1月28日の合併協定書締結、その後の両議会での議決を経て、新年度をめどに県知事へ廃置分合を申請する。
 議案の可決を受け、鈴木市長が協議結果を合併協定書にとりまとめることを宣言すると、全委員から「異議なし」の声が上がった。
 委員を代表し坪内伸浩町長が「町民の期待をくみ取り、不安解消に尽力して頂いた。一体化したまちの実現へ準備に取り組みたい」、望月清隆町議会議長が「町民にとって初めての経験。今後も不安を取り除くご配慮を」と発言した。渡辺敏昭市議会議長も「実りある議論を新市運営に着実に生かすことを期待したい」と述べた。

3515とはずがたり:2007/12/23(日) 04:09:04
<中国・四国>岡山県

岡山市区割り決着 政令市実現に最重点 4区生かす街づくりを
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/12/22/2007122210213282011.html

 岡山市の高谷茂男市長が21日、政令指定都市移行時の区割りについて市議会の対案を受け入れ、市方針を3区から4区に変更したことで、こじれ続けた問題はようやく決着した。政令市推進に必要となる市議会の意見書議決を得ることに最重点を置いた判断だが、受け入れた以上は、市域を分ける区制のメリットを生かす街づくりの理念を、市があらためて示さなければならない。

 市は3区、市議会は4区を主張するねじれ状態の中、市長の決断は市議会の対案を「重く受け止める」ことだった。市側が民意をつかめきれず、市民説明会を通じても理解を広げられなかったことが背景にはある。

 市は当初の方針で3区と決めながらも、おおむね旭川東側の区(B区)だけに区役所分庁舎の設置を打ち出し、分区しても行政効率に大差のない状況を結果的につくり出していた。4区になっても、市行政区画等審議会の答申に基づく市の3区案と類似性はある。

 しかし、区の範囲は岡山県議、市議の選挙区にもなる。この点が、3区と4区では決定的に異なる。市民の思いは区単位で反映され、4区に変更した意味は極めて大きい。各区の人口バランスも崩れ、「地域づくりの担い手である人材に差がない形での出発」を求めた審議会の考え方は反映されなかった。

 市議会が示した4区とはいえ、区割りを最終決断したのは市長だ。市は区役所を街づくりの総合拠点と位置付けて3区を主張してきたが、4区を受け入れることと、整合性をどう図ったのか。明快な説明はまだ聞かれない。各区の個性を生かして市全体の発展につなげる新たな方策を示すことが必要だろう。

 政令市移行に関し、市民への周知は十分とは言えない。市は今年6月に都市の使命として「中四国をつなぐ総合福祉の拠点」を掲げた。市民が岡山市の目指す政令市像を具体的にイメージできるよう説明しながら、4区体制のもとで市民とともに新たな出発をする区制運営の仕組みづくりを求めたい。

【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】
(2007年12月22日掲載)

3516とはずがたり:2007/12/24(月) 23:39:19
<近畿>滋賀県

むぅ心配である。

湖北町議補選 3氏決まる
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20071224/CK2007122402074546.html
2007年12月24日

 現職議員の死去に伴う湖北町議補選(被選挙数3)は23日に投票、即日開票され新議員が決まった。当日有権者数は7178人、投票率は60・45%だった。

 新議員の内訳は、元職1人、新人2人。党派別では共産1人、無所属2人。

 この結果、全12議席のうち湖北地方の1市6町合併に反対意見を持つ共産が3議席となった。無所属議員の中にも反対派が複数いるため今後の合併問題に一定の影響を与えそうだ。
 (多園尚樹)
◇湖北町議補選開票結果

 (被選挙数3…5)
当 1,247 竹本直隆(51) 無新<1>
当   928 角川洋治郎(66) 共新<1>
当   893 佐野稔(66)  無元<3>
    845 千田幸子(62) 無新 
    363 城弟真治(63) 無新 
 全票終了

3517とはずがたり:2007/12/25(火) 00:07:18
<近畿>滋賀県

講演で「市町村合併など徹底した行財政改革が必要」と話す昇教授(安土町・文芸セミナリヨ)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122200121&amp;genre=A2&amp;area=S20

 町民に合併検討の必要性を知ってもらう「合併を検討するフォーラム」(滋賀県安土町主催)が22日、同町桑実寺の文芸セミナリヨであった。津村孝司町長は冒頭のあいさつで、町民で組織する合併問題の検討会議を来年2月にも設ける方針を明らかにした。

 同町では、これまで2度にわたり市町合併を模索したが、実現していない。名城大の昇秀樹教授が「これからのまちづくりと市町村合併」と題し講演した。

 昇教授は、住民サービスの効率がいい人口10万人規模の都市を目指す政府の意向を説明した。一方で、合併で住民の声が届きにくくなるとの懸念に対処するため、自治体の中に小さな自治の枠組みをつくる「地域内分権」を取り入れる方法を紹介した。

 国や市町村など計約800兆円の借金があることに触れて「市町村合併など徹底的な行財政改革をしなければならない」と述べ、「孫の世代のことなどを考えて合併か単独かを考えるべき」とした。
 また津村町長はフォーラム終了後、来年に発足させる検討会議について、公募や各種団体推薦の約20人の町民で組織するとし、「法定協議会などの前段階。長くて1年以内に結論を出したい」と話した。

3518とはずがたり:2007/12/25(火) 18:44:04
<東海>静岡県

富士宮の度量を信じたいっす。

芝川町:町長選の野村氏初当選、富士宮市との合併選択−−住民の意思示される /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20071225ddlk22010102000c.html

 23日投開票の芝川町長選で新人の元町議、野村寛氏(65)が現職の臼井進町長(57)を破って初当選を果たしたのは、住民が富士宮市との合併実現を強く求めた結果だ。

 「町民は間違っていなかった」。野村氏を擁立した住民団体「芝川を考える会」の鈴木弘会長はかみしめるように語った。同会は富士宮市との合併を求める運動を展開。昨年12月24日の住民投票で同市との合併賛成が有効票の8割を占める原動力となった。

 だが、投票前の住民説明会で臼井町長は「富士市・富士川町との合併も選択肢の一つ」などと、富士宮市との合併を望んでいないとも受け取れる発言をして不信感を招いた。同市議会は3月15日に芝川町との合併協議会設置議案を否決。住民の意思は通らなかった。鈴木会長は「町長を代えなければ合併は進まない」との思いで野村氏擁立に動いた。

 当選直後、野村氏は「富士宮市民は町民の熱意を理解してくれる」と期待感を表明。だが、財政健全化計画によって歳出を大幅に削減している同市としては、合併で芝川町の職員や施設を抱え込むことで「行革効果が薄まる」との懸念もぬぐえない。芝川町には、熱意だけでなく厳しい行革努力が求められる。【鈴木直】

毎日新聞 2007年12月25日

3519とはずがたり:2007/12/27(木) 12:02:10
<東海>愛知県宝飯地区

後は小坂井を直ぐに入れてやれって。豊橋に取られてまうでぇ。

豊川市と2町合併へ最終確認
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&amp;id=21783&amp;categoryid=1

 豊川市・音羽町・御津町の第6回合併協議は26日午前9時30分から豊川市役所で、山脇実豊川市長、宇都野武音羽町長、深谷泰範御津町長をはじめ協議員が参加し開かれた。8月6日の第5回会合以後、山脇豊川市長誕生などを挟みながら、11月9日の総務大臣告示で正式決定され、来年1月15日に新豊川市が誕生する。

 この日は「1市2町の長が別に協議して定める項目」や「調整を必要とする項目」についての結果が報告されたほか、合併関連行事日程も確認された。特別職の職員の身分の取り扱いでは、合併後の改選時などにおいて市域全体に配慮し選任する、など細部まで確認事項が報告された。

 また合併関連行事に関して、音羽町の閉町式は1月6日午前10時から音羽町文化ホールで、御津町の同式は同日午後1時30分から御津町文化会館でとなっている。閉庁式は音羽町が14日午前10時から、御津町は11日午後5時30分からとなっており両町とも会場は各役場。

 1市2町の合併記念式典は15日午後2時から豊川市文化会館で行われ、映像による新豊川市の紹介や新市の一体感を世代や市町を越えた「よさこい演舞」で表現する。同日は両支所の開所式も行われ、音羽支所は午前8時30分から、御津支所は午前10時からそれぞれ両支所玄関前で開かれる。

3520とはずがたり:2007/12/27(木) 12:04:02
<九州・沖縄>宮崎県

津村氏清武との合併に衆院での川村支援で中山を落選に追い込んだりと,せなあかんこといっぱいやけど頑張っていただきたい。

法定合併協を設置 宮崎市と清武町 1月18日初会合
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20071227/20071227_001.shtml

 2010年3月末までの合併を目指す宮崎市と清武町は26日、法定合併協議会(法定協)を設置、東国原英夫知事に報告した。来年1月18日に初会合を開く予定。知事は「事務的作業など大変だろうが、相談し合ってほしい」と述べた。

 法定協の名称は「宮崎・清武合併協議会」。宮崎市に事務局を置き、市が3人、町が2人の計5人体制。宮崎市が今月12日、清武町が同17日に、それぞれの議会で法定協設置関連議案を賛成多数で可決していた。合併方式や期日、議員任期などを協議していく。

 津村重光市長は「できるだけ早い合併がよいが、慎重に円満な合併を進める」とし、鐙(あぶみ)和俊町長は「(昨年1月に宮崎市に編入合併した田野、佐土原、高岡町の旧3町より)合併が遅れてよかった面もある。検証しながら協議を進めたい」と述べた。

 合併をめぐっては、日南市と北郷町、南郷町が地方交付税の優遇措置などが受けられる09年3月末までの合併を目指しており、27日の法定協で新市基本計画の協定項目の協議を終了する。

=2007/12/27付 西日本新聞朝刊=
2007年12月27日11時51分

3521とはずがたり:2007/12/27(木) 12:07:56
<九州・沖縄>宮崎県
>>3520-3521
清武+田野(=西宮崎市)・清武+宮崎・清武+田野+宮崎等色んな案が飛び交ったが結局宮崎+田野(編入)が実現したのだが,遅れて清武も合併となればスッキリとはする。あとは中山を落選させて尚すっきりと行きたいところ。

宮崎・清武が法定協設置、大合併「第2幕」が加速
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20071227-OYT8T00055.htm

 宮崎市と清武町は26日、法定合併協議会「宮崎・清武合併協議会」を市役所に設置した。日南市、北郷町、南郷町が2009年3月30日の合併に向けて法定協で協議しているほか、高原、野尻町は27日、小林市に法定合併協議会の設置を申し入れる。県内で「平成の大合併」第2幕に向けた動きが活発化している。

 県市町村合併支援室によると、県内の合併は06年1月1日の「新宮崎市」などの発足から始まり、これまで20市町村が実施。06年度末までに市町村数は、44(9市28町7村)から30(9市18町3村)に再編された。現在の「合併2幕」の動きが実現すると、市町村数は25となる。

 こうした合併が進み、宮崎市や都城市など市部が周辺町村を取り込んで広域化する一方で、人口1万人未満の町村が3分の1を占めるなど、自治体の規模の二極化が進んでいる。

 県は、さらなる合併を進めようと「県市町村合併推進構想」を作り、地域の歴史的、文化的なつながりを考慮して、県内を10地域とする組み合わせ案を提示。同支援室は「人口が少ない町村は今後、少子高齢化が進み、厳しい財政運営が予想される」と指摘している。

 この日、宮崎市の津村重光市長と清武町の鐙(あぶみ)和俊町長は協議会の文字が書かれた看板を掲げた。

 その後、2人は東国原知事を表敬。津村市長は「通勤圏や通学圏が同じで、両市町の結びつきは強い」と述べ、鐙町長は「合併によって得られるメリットを住民に説明し、同意が得られるよう努力したい」と話した。東国原知事は「清武町を走ると、地理的に宮崎市と一体化しているような気がする。住民が納得できるよう議論を尽くしてください」とエールを送った。

 協議会は来年1月18日、宮崎市民プラザで初会合を開き、2010年3月末までの合併を目指す。
(2007年12月27日 読売新聞)

3522とはずがたり:2007/12/27(木) 12:09:36
<九州・沖縄>熊本県

合併が取り沙汰されたのついこの間のような気がするんですけどはやいな。。>合併研が報告書提出

熊本市と植木町の合併研が報告書提出
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071226200016&cid=main

 熊本市と鹿本郡植木町の政令市や合併問題に関する事務レベルの研究会がまとめた報告書が二十六日、幸山政史市長と藤井修一町長、両市町議会に提出された。この報告書をもとに、同町は来年一月中旬から町内九地区で住民説明会を開き、報告書の内容を説明、同市との合併について住民の意見を聞く。
 報告書は、(1)市街化区域と市街化調整区域の線引き(2)高校通学区の位置付け(3)都市計画税や事業所税などの取り扱い(4)区役所とその権限・機能のあり方(5)区画整理など町の主要事業の方向性など、町側が提示した十一項目の課題が合併した後どうなるかについて、熊本市が回答する形でまとめられた。

 これによると、都市計画の線引きについて、熊本市側は「政令市になれば線引きは必須で、植木町でも線引きを行うことになる」と説明。市街化調整区域の開発については「何らかの開発制度の運用を検討していきたい」とした。

 高校の通学区は、県教委所管の県立を別として、「市立の必由館高と千原台高は通学区域になる」と回答。現在、市が課税している都市計画税と事業所税の取り扱いでは「市街化区域になった地域には都市計画税が課税され、事業所税も一定期間免除する特例の適用を協議することになるが、その後は熊本市の例により統合する」などとした。町が進める区画整理など主要事業は、基本的に新市で引き継ぐとした。

 ただ、今回は事務レベルの協議のため、大半の項目は「町の意向を踏まえて合併協議の中で検討する」という内容にとどまった。

 藤井町長は「論点は出そろったので住民と一緒に考えていきたい」、幸山市長は「これをベースに、さらなる合併協議の場を作っていきたい」とそれぞれ話した。(浪床敬子、武田愛一郎)

3523とはずがたり:2007/12/29(土) 13:08:19
<東北・北海道>岩手県
岩手日報の記事だから岩手県の審議会なのだが保育料がより下がったのは県内の合併市町村なのか全国の市町村なのかどっちだ?

保育料、合併市町4300円安く 県審議会の効果資料
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20071228_5

 県市町村合併推進審議会(会長・斎藤俊明県立大教授)は27日、盛岡市中央通1丁目のエスポワールいわてで開かれ、市町村合併の効果に関する資料が示された。2007年度の保育料(3歳未満児・所得税8万円世帯)は、合併市町の平均2万8743円(月額)に対し、非合併市町村は3万3130円(同)で、約4300円の差が出ている。このほかの財政数値でも合併による格差が明らかになり、今後の合併論議に微妙な影響を与えそうだ。
 保育料については、合併市町の大半が料金の低い旧自治体の水準に統一し、03年度から3853円下がった。非合併市町村はわずか180円下がっただけで、両者の減少額は約21倍の開き。非合併市町村の多くは高い水準にとどまっている。上水道、公共下水道では大きな差がなかった。
 04年度と06年度の地方交付税合計額の推移を見ると、非合併市町村が41億円、5・3%減だったのに対し、合併市町は5億円、0・4%減にとどまる。国庫支出金等合計は合併市町が13億円、4・1%増となったが、非合併市町村は7億円、5・6%減。県支出金合計も、合併市町は7億円、3・1%減だったが、非合併市町村は20億円、15・8%の大幅減となった。
 斎藤会長は「非合併市町村のデータがもう少しあれば良い。こうした数字は住民議論の材料になる。これを機に合併論議が深まってほしい」としている。
 同審議会は来月、市町村長と意見交換を行うほか他県の事例を視察。2月中旬の審議会で合併協議会設置勧告の在り方について本格論議し、3月下旬に知事に答申する。
(2007/12/28)

3524とはずがたり:2007/12/29(土) 14:31:06
<中国・四国><東海>
愛知郡の三好町もそろそろ市制施行か(;゚Д゚)
ほんとは阿波池田市にしたかったのか?

「三好市」名乗らないで 同市、愛知自治体からの使用了承要請拒否
2007/12/08 10:25
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&amp;m2=&amp;NB=CORENEWS&amp;GI=Kennai&amp;G=&amp;ns=news_119707709587&amp;v=&amp;vm=1
 市制移行で同名を名乗りたいと了承を求めてきた愛知県三好町に対し、徳島県三好市が拒否する文書を送っていたことが七日、分かった。市は大阪府池田市に配慮して、合併時に新市の名称から池田を外した経緯があり「同一名称は到底納得できない」と憤っている。

 三好町は、名古屋市と豊田市に挟まれた人口約五万六千人のベッドタウンで、九月に市制施行準備室を設置し二〇〇九年度以降の市発足を検討。住民代表や町議らでつくる名称等検討委員会で、三好村から数えて百年以上の歴史を持つ「三好」を新市名とする協議を進めてきた。

 十月二十三日には、副町長ら三人が三好市を訪れ「同一の名称となることを了承してほしい」と要請。市は「長年親しまれてきた池田を新市名にと願う住民が多かったが、大阪の池田市があるため実現できなかった経緯がある。(同一名称を)承認することは市民も議会も到底納得できない」と、十一月十六日付の文書で拒否した。

 市の反対の意向を受けて、町は県を通じて総務省の見解を確認したうえで、年明け早々に名称等検討委を開き、市名を平仮名にするか、別の名称を公募するかなどの対応を協議する。

 同一漢字を使う市名については、一九七〇年に自治省(現総務省)が「既存の市の名称と同一とならないよう十分に配慮すること」と各都道府県に通達。現在、全国には東京都と広島県の「府中市」、北海道と福島県の「伊達市」が同一漢字の市としてある。

 総務省は同一名称に「双方に異議がなければ容認することはできる。ただ、町が市制施行の要件を満たしているかどうかも分からず、現状では判断できない」としている。

3525とはずがたり:2007/12/29(土) 14:37:13
<東北・北海道>青森県

平川に合併呑ませる様圧力掛けられないのかねぇ。国は岩国には圧力かける癖に。
田舎館も財政が不振の黒石と一緒になる選択肢はないのだな。
少なくとも合併にうまみがないとなると合併を嫌がるのは当然。制度設計の再構築が必要か。合併を推進したいと成れば。
財政危機で入れて貰えなかった大鰐も同様。弘前辺りが救済合併してあげるわけにはいかんのか?

2007年12月8日(土)
田舎館との合併検討会議設置へ
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071208113548.asp

 平川市議会は七日、議員全員協議会を開き、田舎館村から要請を受けている合併について話し合った。合併反対の意見が過半数だったものの、外川三千雄市長が同村と財政状況などを話し合う議員代表者会議を設置したいとの考えを示し、議会も了承した。市側は十三日までに市長の方針を同村に伝える。

 全員協は非公開。外川市長、小笠原勝則議長によると、両市村とも財政状況が厳しいことから「さらに市民サービス低下を招くことはできない」などとし、合併に反対する議員が過半数を占めた。議員代表者会議については、「村側に思わせぶりな態度を見せることがないように進めてほしい」という意見があった。

3526とはずがたり:2007/12/29(土) 14:49:32
<東海>静岡県
>>3498 >>3501

静岡市と由比町両議会が合併議案を可決、正式決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071213-00000001-san-l22
12月13日7時51分配信 産経新聞

 平成20年11月の合併を目指す静岡市と由比町の両議会は12日、両市町で合併協定書が調印されたことを受け、それぞれで追加提出されていた合併関連議案を賛成多数で可決、合併が正式決定した。

 両市町の合併をめぐっては、由比町が一昨年、調印後、町議会が合併関連議案を否決し、頓挫した経緯があった。しかし、今年4月の町長、町議選で合併推進派が圧勝し、再び合併協議が進められていた。

最終更新:12月13日7時51分

静岡市と由比町 合併成功に笑み 石川知事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071209-00000012-san-l22
12月9日7時50分配信 産経新聞

 静岡市と県中部にある“サクラエビのまち”由比町の合併協定書締結式が5日行われ、立会人として出席した石川嘉延知事。「いったん頓挫したものが、もういっぺん土俵に上って無事成功するという例は聞いたことがありません。快挙だと思います」と祝辞を述べながら、自然に笑みがこぼれた。当事者の小嶋善吉市長と望月俊明町長との写真撮影でポーズを取る際も、軽い冗談を飛ばして場を和ませた。

 この合併、平成17年に旧蒲原町を含む1市2町による合併協定書が締結されたが、由比町議会が関連議案を否決して白紙化。地図上も由比町より東の旧蒲原町が飛び地で静岡市清水区になり、不自然な形で取り残されていた。11月には南伊豆地域の合併構想が挫折したばかりなだけに、うれしさもひとしおだ。

 その気持ちを素直に見せる姿は、実にスマートだった。散会直後に改めて感想を聞こうと思ったが、やめた。あのうれしそうな顔を見れば、やぼというものだ。

最終更新:12月9日7時50分

3527とはずがたり:2007/12/29(土) 14:58:39
<首都圏>埼玉県

白岡は久喜との合併協議から離脱>>3512して蓮田からのラブコール>>3505-3506に応えた流れ。どっちに着くかってのは難しいのかも知れないけど・・。
久喜は白岡を含んだ合併に前向きの様だが>>3405>>3431>>3499
蓮田との合併が成れば歓迎だが彩野市>>314みたいなのだけは止めて欲しい。新市名はどうするのかねぇ。。

白岡町も蓮田市と合併へ強い意向
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071211-00000015-san-l11
12月11日7時50分配信 産経新聞

 埼玉県白岡町の浜田福司町長は10日、町議会本会議で合併の枠組みについて「蓮田市と白岡町の合併は公平かつ対等」と述べ、蓮田市と合併新法期限内(平成22年3月末)の対等合併に強い意欲を示した。理由として「歴史的、地理的な面、過去の意向調査などを総合的に判断した」と指摘した。

 両市町合併は、同市の中野和信市長も合併新法期限内の合併に向け、年内に連絡会議を設置する考えを表明しており、浜田町長が“プロポーズ”に答える形となった。

最終更新:12月11日7時50分

3528とはずがたり:2007/12/29(土) 15:01:18
<首都圏>埼玉県
>>3527-3528
久喜市+菖蒲町+鷲宮町+栗橋町=久喜市
蓮田市+白岡町=蓮田市
で一件落着と行きたいところであるがどうかな?

4市町が合併協設置へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071213-00000022-san-l11
12月13日7時51分配信 産経新聞
 久喜市と菖蒲町、鷲宮町、栗橋町の各首長は12日、1市3町で合併新法期限内(平成22年3月末)の対等合併を目指すことで合意した。来年4月に法定合併協議会を設置する考え。

 久喜市と菖蒲、鷲宮両町は白岡町を加えた1市3町で合併意見交換会を開催していたが、白岡町が今月6日に離脱。栗橋町は11月26日に参加申し入れを行っていた。

 久喜、菖蒲、鷲宮の1市2町は新たな合併枠組みになり、1月にも住民アンケートを実施、住民の意向を確認する方針。

最終更新:12月13日7時51分

3529とはずがたり:2007/12/29(土) 15:43:52
<近畿>和歌山県
>>52>>3354

期限内の合併に慎重 奥根町長「住民の意見を聞いた上で」
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=132398

 古座川町の奥根公平町長は25日の町議会9月定例会一般質問で、2次合併について「住民や議会の声を十分に聞いた上で協議していきたい」と述べ、2009年度末までの時限立法期限内の合併に慎重な姿勢を示した。谷久司(無)、山地理平(無)、日下博規(共産)の3議員の質問に答えた。

 県は2次合併について、新宮市と東牟婁郡5町村の広域合併を提案している。法期限内に合併するためには、年内の意思統一が必要で、町の重要課題となっている。

 町は新宮東牟婁地方の6市町村が作った冊子を全戸に配布。町民の意見を参考にするため7月30日から5日間かけて、七川、三尾川、明神、小川、高池の各地区で住民説明会を開いた。

 3議員は、説明会を6市町村の中で先駆けて開いたことを評価しつつも、わずかな資料で住民の判断が難しいことや、参加した住民が少なかったことを指摘。合併協議会が発足していないことや、合併後の町の将来像が分かりにくいなどと主張した。

 奥根町長は、議会や住民と話し合いを進めていきたいとして「交付税や地方税の施策が変わってくるだろうし、直ぐに合併というよりはじっくり考えたい」と答えた。その上で「近く開かれる東牟婁郡町村会で、説明会で住民から合併に反対する声が多かったことや、合併しても奥地は取り残されるのではないかなど不安がる意見があったことを伝えたい」と述べた。

20議案を可決

古座川町議会が閉会

 古座川町議会9月定例会は25日、本年度一般会計補正予算案など19議案と、追加した林道補修の補正予算議案の計20議案を可決し、閉会した。

('07/09/27)

3530とはずがたり:2007/12/29(土) 16:01:33
<近畿>和歌山県
白浜と田辺で緩衝自治体指向かと思ってたけど公営住宅問題での離脱に過ぎないのか?

合併か単独か 上富田町が検討委を設置(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071215-00000008-agara-l30
12月15日16時51分配信 紀伊民報

 上富田町は第2次市町村合併に向け来年1月末までに庁内に検討委員会を設置する方針を明らかにした。小出隆道町長は「来年10月には合併か単独かの方向性を示せるようにしたい」と話している。
 検討委は一般職、管理職、町三役ら20人程度で組織して話し合い、細部を検討委の管理職4人で議論する。月1回程度開き、非公開とする。また、住民からも意見を募り、検討会に生かしていく。
 1次合併時に合併協議会をつくったのが法期限の約1年半前だったことから、今回も期限(2010年3月末)の1年半前となる来年10月までに合併について方針を固めるという。
 小出町長は「合併するかしないかにかかわらず、2次合併について町民に説明する責任がある。来年10月がめどでは遅いという意見もあるが、数年後の上富田町がどうあるべきかを考え、将来のために議論することが重要」と話している。
 上富田町は1次合併時に田辺広域法定合併協議会に参加していたが、公営住宅問題などの施策の違いから、03年11月に合併協から離脱した。

3531とはずがたり:2007/12/29(土) 16:03:12
<東北・北海道>山形県

山形は庄内以外は合併出来てないからなぁ。。
村山市・置賜市・最上市・酒田市・鶴岡市の5市に再編きぼんぬ(笑

置賜広域合併めぐり懇談 米沢市長が長井市長を訪問
2007年12月17日(月) 20:38
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200712/17/news20071217_0256.php

 置賜3市5町の広域合併をめぐり、米沢市の安部三十郎市長は17日、担当職員による勉強会の開催を提案するため長井市役所を訪れ、同市の内谷重治市長と懇談した。両市長は、早ければ年明けにも勉強会を立ち上げることで合意。合併の枠組みについては「置賜3市5町」を前提とすることも確認した。安部市長は21日までの日程で、ほかの1市5町長も訪れ、勉強会への参加を呼び掛ける。

 安部、内谷両市長の懇談は、冒頭のみ公開し、それ以外は非公開で行われた。懇談後、安部市長は「勉強会では合併のモデルづくりについて話し合う。半年ほどで何らかの結論を出したい」と述べた。

 内谷市長は、2010年3月末の新合併特例法の期限を念頭に「勉強会設置は(時間的に)ぎりぎりだが最良のタイミング」と話し、「人口20万人以上の特例市を目指し、今回のチャンスを生かしたい」と前向きな姿勢を示した。

 しかし、合併の時期については、安部市長が「(特例法期限に)こだわらない」としたのに対し、内谷市長は「こだわるのが首長の責任だ」と述べ、認識の違いをみせた。

 安部市長による他市町の訪問は、米沢市長選を前に合併推進派に転じた同市長が「(合併の検討に向け)各首長の真意を聞きたい」と発案した。今後、ほかの首長とも懇談し、21日には斎藤弘知事とも会う予定だ。

3532とはずがたり:2007/12/29(土) 16:05:23
<東北・北海道>青森県

ほんと大間の金玉の小ささには残念でしたよ。

2007年12月18日(火)
風間浦がむつに合併協申し入れへ
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071218150504.asp

 風間浦村が、むつ市との合併を目指し、市側に本格協議を申し入れる方針を固めたことが十七日、分かった。全議員で構成する村議会市町村合併調査特別委員会が五日、むつ市との将来的な合併に向け「村長、正副議長、市町村合併調査特別委の正副委員長が、非公式に市当局と合併問題で交渉する」との意見で一致した。これを受け村側は、むつ市や市議会と年内にも非公式な会合を開き、合併に向けた村の意向を伝えたい考えだ。

 村議会の能渡利雄・調査特別委委員長は「厳しい財政状況や少子高齢化で、村民のニーズに応えることが難しくなっていく。全議員が合併は必要という認識を持っている」と語った。横浜力村長は「議会の決定は、合併に向けた第一歩と考えている」と話した。

 村が十一月、職員を対象に実施したアンケートによると、市町村合併推進については「早急に取り組むべきだ」が41.1%、「いずれ取り組むべきだ」が44.6%に達し、村職員も合併志向が大多数だ。

 宮下順一郎むつ市長は「風間浦村議会の意見は重く受け止めたい。しっかり話を聞いた上で、お互いが発展できるよう、今後の方向性を探っていきたい」とし、前向きに対応する考えを明らかにした。

3533とはずがたり:2007/12/29(土) 16:06:59
<中国・四国>島根県

まぁ大田市のままで良いんではないの?

「石見銀山市」問題:再び幻に 市名問題検討特別委、「大田市のまま」と結論 /島根
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071218-00000311-mailo-l32
12月18日18時0分配信 毎日新聞
 ◇「経費負担大き過ぎる」
 石見銀山遺跡(大田市)の世界遺産実現で、市名を「石見銀山市」に変更するかの審議を続けてきた同市議会の市名問題検討特別委員会(清水勝委員長、12人)は17日、最終の委員会を開き「現行のまま」とする結論を出した。20日の市議会本会議で採択されるのは確実で、「幻の石見銀山市」は再び幻と消えた。【船津健一】
 同市の竹腰創一市長から意見具申を求められた市議会は特別委員会を設け、10月から6回の会議を重ねた。民意を尊重する方針を決め、経済・農林水産団体や自治会、PTAなど各種団体の代表者24人から意見を聴いた。
 うち、石見銀山市を支持するのは2人で、保留が3人。大田市とする多くが「行政や民間事業者の経費負担が大き過ぎる」を理由に上げた。また「2年たってなじんだ」や「関心が薄れた」「石見銀山遺跡だけがすべてではない」「字画が増える」などの声も相次いだ。
 一方、保留を含む残る5人からは「石見銀山のブランド化に有効」「住民の総意を求めるべき」「子どもに対して恥ずかしくない決め方を」などの意見が出された。
 清水委員長は「民意は大田市にあると判断。委員会の90%が大田市を支持しているので、大田市のままという結論を議会で委員長報告する」と話した。
 同市は05年10月、旧大田市、旧仁摩町、旧温泉津町が対等合併して発足。03年10月、公募を基に合併協議会で投票し、新市名を石見銀山市と決めた。だが、議会を中心とした旧大田市派が反発。世界遺産になったら、石見銀山市を再検討するという前提で「大田市」に覆った曲折がある。
 竹腰市長は、議会の決定を尊重する方針。「市民が納得する結論を導きたい」として、今年度中に最終決定する意向だが「大田市として新しい町づくりの取り組みが始まっている」という立場を表明している。

12月18日朝刊
最終更新:12月18日18時0分

3534とはずがたり:2007/12/29(土) 16:08:23
<近畿>和歌山県
>>3306>>3206>>3149

法期限内の合併困難 すさみ町長「具体的な動きなし」(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071215-00000007-agara-l30
12月15日16時51分配信 紀伊民報
 すさみ町の橋本明彦町長は14日、市町村合併について「合併は避けられないとの認識だが、現時点で(周辺町との)具体的な動きはない」と2010年3月の合併新法期限内の実現は厳しいとの見方を示した。
 町議会で、堀谷伸二議員(無)の質問に答えた。橋本町長は「行財政改革を着実に進めることが実現への近道。行政の状況は刻々と変わる。すぐに対応できる準備が必要」と今後の方針を述べた。
 合併が難しい理由として、隣町が前回の合併から2〜3年しか経過していない点を指摘。「1次合併の検証が必要。中山間地域が抱える限界集落の対策なども含め、住民と対話しながら認識を深め、一定の方向を示したい」と話した。
 町は庁内に課長や担当職員らによるプロジェクトチームを設け、これまで2回の会合を開いて研究を進めているという。県は白浜町との合併構想を提示している。

3535とはずがたり:2007/12/29(土) 16:10:57
<東海>愛知県

名古屋市も春日町ぐらいすっといれてやりゃーええがね。
清須市の寛容な対応をきぼ〜。
大体清須から宮(熱田)迄町は無かったのじゃ。大清須の復活を望むぞ。

市町村合併:「清須市に編入を」 春日町長、協議申し入れ /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071219-00000021-mailo-l23
12月19日11時1分配信 毎日新聞

 春日町の河合幹雄町長は18日、清須市役所を訪れ、同市への編入合併に向けた協議を開始するよう加藤静治市長に申し入れた。
 申し入れにはほかに、副町長、正副議長が出席。河合町長が申し入れ文書を加藤市長に手渡した。文書は「地方自治体を取り巻く状況は、少子高齢化の進展、経済活動や住民生活圏の広域化など対応すべき問題が多い」としている。
 同町は西春日井郡6町の合併協議に参加していたが、前町長が名古屋市との合併を表明。独自の道を探ったが進展はなかった。昨年7月と10月の2回、11町内会でタウンミーティングを実施し、アンケートをした結果、約8割が「合併したほうがよい」と答え、その6割弱が清須市との合併を支持。その後、町は1年をかけ、合併した場合の住民サービスなどを検討してきた。
 河合町長は「多くの町民が合併の必要性を認識し、清須市との合併を強く望んでいる」と述べた。これに対し、加藤市長は「春日町とはさまざまな場面で連携や協力をしてきた。熱意を真摯(しんし)に受け止め対応していきたい」と応じた。市は来年1月ごろ、市民に説明していく。【木村文彦】

12月19日朝刊
最終更新:12月19日18時1分

3536とはずがたり:2007/12/29(土) 16:12:26
<九州・沖縄>鹿児島県

前回は錦江市だったが破談を思い出させて印象悪かったのかね?

市町村合併:新名称は「姶良市」 姶良西部任意合併協が確認 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071219-00000175-mailo-l46
12月19日14時0分配信 毎日新聞

 加治木、姶良、蒲生3町の合併について話し合う姶良西部任意合併協議会(会長、城光寺俊和・姶良町長)は18日、第4回の会合を開き、新市の名称を「姶良市」とすることを確認した。住民団体代表らも加わる法定合併協が発足した後、改めて協議する。
 前回会合で、加治木町の一部委員から「名称は公募すべきでは」との意見が出たため、確認が先送りされていた。この日の会合では「法定協の段階で公募すればいい」との提案があり、原案通り「姶良市」とすることが了承された。

12月19日朝刊
最終更新:12月19日14時0分

3537とはずがたり:2007/12/29(土) 16:14:08
<九州・沖縄>宮崎県

高原町と野尻町両町合併が破綻して結局大小林市が据わりが良かったのでしょう。雨降って地固まって良い。

市町村合併:高原町と野尻町、小林市に合併協申し入れ−−来年4月にも設置へ /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20071228ddlk45010391000c.html

 高原町の日高光浩町長と野尻町の長瀬道大町長は27日、小林市の堀泰一郎市長に1市2町の枠組みによる法定合併協議会の設置を申し入れた。堀市長は合併推進の立場を明確にしており、3市町は3月までに設置議案をそれぞれの議会に諮り、可決されれば4月にも法定協が発足する。合併新法の期限である10年3月までの合併を目指す。

 小林市役所を訪れた両町長は「10〜11月に開いた合併説明会で、おおむね住民の理解を得られた」として、それぞれ町議長と連名の申し入れ書を堀市長に手渡した。堀市長は年明けの市議会全員協議会に報告し、正式回答すると伝えた。

 日高、長瀬の両町長はこの後の会見で、小林市が条件としている編入合併を受け入れる考えを示した。

 西諸県地域では04年12月、両町と旧小林市、旧須木村を含む1市2町1村の法定協が事実上解散。その後、高原、野尻町の枠組みの合併協議も破たんするなど、曲折をたどった。1市1村は昨年3月に合併した。【木元六男】

毎日新聞 2007年12月28日

3538とはずがたり:2007/12/29(土) 16:39:20
<九州・沖縄>宮崎県
>>3513>>3423
南郷のアンケ心配です。元々接する串間を入れたいという気持ちが強いのであろうけど>>212
北郷も今回は大丈夫かね?

市町村合併:日南・北郷・南郷合併協、71項目を承認 来月から住民説明会へ /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20071228ddlk45010396000c.html

 日南市、北郷町、南郷町の法定合併協議会の第6回会合が27日、南郷町であり、最後に残った「新市基本計画」を協議して、71項目にわたる協議事項をすべて承認し終えた。1月中旬から各市町で住民説明会を開き、その結果を持ち寄って3月7日に合併調印する。その後、3市町議会で可決されれば、県知事に合併を申請。09年3月30日に新「日南市」が誕生する。

 住民説明会は、日南市が1月28日〜2月20日に10会場で、北郷町は1月28日〜2月5日に6会場で、南郷町も1月15日〜2月1日に17会場で開く。

 南郷町だけは、阪元勝久町長の選挙公約通り説明会後に約4500の全世帯を対象に合併の賛否を問うアンケートを実施する。この日の会合で阪元町長は「3月7日にはいい結果が報告できるように努力します」と語った。【塩満温】

毎日新聞 2007年12月28日

3539とはずがたり:2007/12/29(土) 16:44:06
<近畿>滋賀県

ここもなかなか纏まらんねぇ・・。

市町村合併:湖北1市6町広域化研究会、合併を公式に確認−−第2回会議 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20071228ddlk25010559000c.html

 長浜市など湖北1市6町の首長らで組織する1市6町広域化研究会は27日、高月町役場で開いた第2回会議で、米原市との合併も視野に置いた1市6町合併を初めて公式に確認し、協議を進めることにした。

 今年夏、湖北6町の首長らが長浜市に対し、事実上の合併協議の開始を申し入れたが、合併には各町に温度差があり、当時、合併申し入れの表現を避け、「広域でのまちづくり協議の開始」の申し入れにとどめていた。

 この日、1市6町合併の方向性を確認したのは、従来のあいまいな表現では合併議論が進まないと判断したためとみられる。川島信也・長浜市長ら各首長らが、それぞれ意見を述べたが、異論はなくあっさりまとまった。

 1市6町合併が確認されたことを受け、各首長らは28日、県庁を訪れ、県に支援を要請する。【野々口義信】

毎日新聞 2007年12月28日

3540とはずがたり:2007/12/29(土) 16:55:16
<東海>静岡県
おお,此処は下田の求心力が今一でなかなか話しが纏まらんかったが,今度はどうでしょうかねぇ・・
積極的な伊豆南部1市3町で(南伊豆も合併は1対1じゃなければ推進)伊豆下田市(仮称w)なるか?

>河津町の桜井泰次町長は「答申を厳粛に受け止め、合併に際しては県の大きな支援を条件にしたい」と話した。>>2111

> 静岡新聞社が共同通信社の全国首長アンケート(5―6月実施)の一環として県内42の全市町長に自治体の将来像を尋ねた…賀茂地区は南伊豆町が「現状が適当」とし、下田市が「2倍程度」、西伊豆町が「5倍程度」とともに約5万人を想定した以外は、東伊豆、河津、松崎町がいずれも「10万人超」と同じだった…「現状が適当」の回答は9市町(22%)で、東部・伊豆地域が6市町を占めた。>>2660

>河津は合併が前提となっている>>2718

>松崎、南伊豆町も反対 任意協提案が空中分解 2006年12月7日朝刊(毎日新聞)>>3055
>松崎町は来年の統一地方選後に新議員が検討すべきなどの理由で今年度内の任意協参加は時期尚早との意見が大半を占めた。深沢進町長によれば、町長自身も大半の町議も合併そのものは賛成

>専従も出し(下田・松崎・河津)て報告書の公開にも積極的(松崎町長)な下田市と河津、松崎町辺りが積極的という訳か?>>3260

>東伊豆と単独合併否定 河津町長が見解2007/11/22>>3496

>合併枠組み 西伊豆町離脱「残念」 石川知事 2007/11/15 >>3497
>賀茂1市5町枠組み 東伊豆町も離脱へ 町長が意向 2007/11/19 >>3497

市町村合併:伊豆南部1市3町の4首長合意、法定協設置へ 新法期限内目指す /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20071228ddlk22010195000c.html

 下田市、河津、南伊豆、松崎町の1市3町の首長が出席する合併推進懇話会が27日開かれ、支援が受けられる合併新法の期限の10年3月末までに合併することを目指して、法定合併協議会を設置することで合意した。

 同地域は県が打ち出した1市5町の合併構想が、東伊豆、西伊豆町の離脱で破たんした。残る1市3町が新たな枠組みで合併を目指すのかが注目されていた。

 4首長は年明け後、石川嘉延知事に「合併推進」を報告する。来年2月にも臨時議会を開いて承認を得た後、3月末までに法定協を設置し、08年度から具体的な検討に入りたいとしている。

 懇話会の座長を務めた斉藤民夫・県賀茂地域支援局長は「現時点では1市3町の枠組みがベストだ。法定協の設置後、国や県が支援するのに必要な枠組みの見直しを行う」と話した。

 伊豆南部地域では、03年に旧合併特例法に基づいて、当時の7市町村の合併構想があったが、4町村が離脱して、残る3市町の合併話も下田市の財政難などが障害となり破たん。西伊豆町と旧賀茂村の合併だけにとどまった。

 今回、下田市の財政赤字については、桜井泰次・河津町長が「03年時点より改善されている」と話している。【中村隆】

毎日新聞 2007年12月28日

3541とはずがたり:2007/12/29(土) 16:57:16
<東北・北海道>
奥州平泉市とかにはならんかね?
平泉の名前に拘る平泉町ではあるが。奥州藤原氏を髣髴とさせる奥州市の名前なら納得か?
金ヶ崎も平泉もプライド高そうだし難しそうではある。

市町村合併:奥州市の研究会が初会合、3パターン検討 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20071229ddlk03010231000c.html

 奥州市は、金ケ崎町、平泉町との合併を内部で検討する「奥州市広域市町村合併研究会」を設立し、28日、初会合を開いた。(1)金ケ崎町・平泉町・奥州市の3市町(2)金ケ崎町・奥州市の2市町(3)平泉町・奥州市の2市町−−の3パターンそれぞれの合併のメリットとデメリットを3月までにまとめ、年度明けに両町に示す。

 岩井憲男副市長を委員長に全部長を含む22人が委員。相原正明市長は「合併には両町の町民意識をどう盛り上げていくかが大きなポイント。09年度末に迫る新合併特例法の期限は重視するが、必ずしも期限にこだわらず合併に取り組みたい」と方針を話した。

 委員一人一人が新たな合併のメリットや、奥州市誕生の成果と課題について意見を出し、市が集めた3市町の財政状況などの基礎データと合わせ、合併の利点などをまとめる。【石川宏】

毎日新聞 2007年12月29日

3542とはずがたり:2007/12/29(土) 18:48:29
<九州・沖縄>福岡県

吉富町:町長が機構改革表明、7課74人体制に サービス「低下不可避」も /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071219-00000237-mailo-l40
12月19日16時1分配信 毎日新聞
 吉富町の今冨寿一郎町長は18日の12月町議会一般質問で、行財政改革として町役場に現在10ある課を11年度までに七つに統合し、職員の削減に取り組む考えを表明した。町は知事勧告を受けて豊前市との法定合併協議会を設置したが、合併はしない方針。単独での生き残りを目指し、財政引き締めを図るため、新財政計画を策定している。
 答弁などによると、08年度から建設、産業経済の両課を一本化し、09年度に総務と企画財政、健康福祉と住民の各課を統合する。現在78人の職員は退職に伴う自然減と新規採用抑制により09年度から74人体制とし、08年度からの10年間で2億8570万円の経費削減を目指す。
 また、今冨町長は新財政計画に関連、「児童、老人、障害者福祉の予算は(人口や産業構造の)類似自治体の約3倍計上しており、ある程度切り下げざるを得ない」と述べた。事業の見直しも示唆した。だが、具体的な中身は財政検討委に諮問中として明らかにしなかった。
 新計画の公表時期については「今月中に答申をもらい、町広報やホームページなどで公表したい」と述べた。【出来祥寿】
〔京築版〕
12月19日朝刊
最終更新:12月19日16時1分

3543とはずがたり:2007/12/29(土) 19:03:09
<九州・沖縄>

将来の20万都市である。是非実現をっ!
久山は外れだけど粕屋は郡の要だからなぁ。是非5町合併を・・。

粕屋6町合併の法定協設置案 粕屋・久山町議会否決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071222-00000000-nnp-l40
12月22日10時9分配信 西日本新聞

 福岡市に隣接する粕屋郡7町のうち新宮町を除く粕屋、篠栗、久山、志免、宇美、須恵6町の合併問題に絡み21日、6町議会で法定協議会(法定協)設置の議案の採決があり、粕屋、久山両町議会が否決、ほかの4町議会は可決した。

 1町議会でも否決すると法定協設置はできないため、6町が目標としていた合併新法期限内(2010年3月)の合併実現は難しいという見方が強いが、議会終了後、関係町の首長らが協議した結果「白紙に戻さず、検討を続けたい」とした。今後は新たな枠組みも含めた議論となりそうだ。

 6町の首長は昨年10月、合併研究会を立ち上げ人口約18万人、福岡県内第4の都市の誕生を目指して検討し、各町が12月議会で法定協設置議案を提案した。

 しかし、人口約3万9000人で財政的にも恵まれている粕屋町議会では、合併反対の議員が「他町と粕屋町では格差が大きく町民の利益にならない」などと主張。採決の結果、可否同数となり議長裁決で否決となった。

 篠崎久義町長は10月の町長選で「6町合併」を掲げ初当選。今月上旬に過労のため入院し今議会は欠席しており、町幹部は「年明けの町長退院後、あらためて議会に働きかける」と話している。

 一方、久山町は人口が約8000人と6町の中で最も少ないため「合併すると取り残される」との懸念が強く賛成3、反対8の大差だった。町幹部は「当分は単独で生き残る方策を考えなければならない」と話した。

=2007/12/22付 西日本新聞朝刊=
最終更新:12月22日10時9分

3544とはずがたり:2007/12/29(土) 19:05:11
<九州・沖縄>福岡県
>>3543-3544
惜しいなぁ,粕屋。。

市町村合併:6町合併、白紙に 久山、粕屋町議会が法定協設置議案を否決 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071222-00000168-mailo-l40
12月22日16時0分配信 毎日新聞

 粕屋郡内の宇美、篠栗、志免、須恵、久山、粕屋の6町の合併構想で21日、久山、粕屋両議会は法定合併協議会(法定協)の設置議案を否決した。宇美など4町は賛成多数で可決したが、1町でも反対すると成立しないため6町による合併は事実上、白紙となった。
 各町議会は最終日の21日、一斉に採決した。久山町は賛成3、反対8となった。粕屋町は8対8の可否同数となり、議長採決で否決された。宇美町は賛成13、反対2▽篠栗町は賛成6、反対5▽志免町は賛成8、反対7▽須恵町は賛成13の全会一致――だった。
 賛成の議員は「合併は地域を再建するきっかけになる」などと主張。反対の議員からは「合併に注ぐエネルギーで各町の自治能力を高める方が大切だ」などの意見が出た。
 粕屋町の篠崎久義町長は「(否決は)非常に残念。課題解決に向けて検討していく」とコメント。久山町の鮎川正義町長は「議会が決めたことなので何とも言えない」と話した。【中原剛】
〔福岡都市圏版〕

12月22日朝刊
最終更新:12月22日16時0分

3545とはずがたり:2007/12/29(土) 19:07:02
<九州・沖縄>熊本県
>>3470>>3504>>3508>>3468

市町村合併:城南町長、熊本市へ任意合併協の設置を申し入れ /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20071229ddlk43010348000c.html

 城南町の八幡紀雄町長が28日、熊本市役所を訪れ、幸山政史市長に任意合併協議会の設置を申し入れた。幸山市長は「年明けの早い時期に、具体的な協議の場を設けたい」と合併に向けて意欲を見せた。

 城南町が11月に実施した住民アンケートでは、町民の7割が合併に賛成し、そのうち7割が合併相手として熊本市を希望していた。八幡町長はこの結果を受けて、熊本市との任意合併協議会を設置する意向を議会で示していた。

 八幡町長は「単に合併するだけでなく、政令市を目指し、熊本市と城南町、さらには県の発展につなげたい」と話した。【伊藤奈々恵】

毎日新聞 2007年12月29日

3546とはずがたり:2007/12/29(土) 19:48:33
<東海>静岡県

長泉・沼津・三島と皆独自路線では難しいねぇ。

市町村合併:沼津・三島など3市3町合併、知事が事実上断念 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071226-00000119-mailo-l22
12月26日13時0分配信 毎日新聞

 ◇東部地域サミットで表明
 石川嘉延知事と県東部の首長が話し合う「東部地域サミット」が25日、沼津市内のホテルで開かれた。会議後の会見で石川知事は「合併新法期限(10年3月)までの大合併は不可能」と話し、県の合併構想に示した3市3町(沼津、三島、裾野市、函南、長泉、清水町)合併を事実上、断念する考えを表明した。
 会議の冒頭、石川知事は「道州制を念頭に、東部を強い地域にする必要がある」と述べ、県中西部に比べて遅れている都市機能の集中を各首長に求めた。だが会議では合併など具体論の議論はなかったという。
 県東部の合併問題では、地元5市4町が99年に「東部広域都市づくり研究会」をつくり、昨年6月からは政令市を目指した合併問題を中心に協議している。だが沼津、三島両市の主導権争いで議論は平行線をたどっている。
 石川知事は会見で、「これ以上の大合併はないものねだり。今後はネットワーク型でやっていくことが重要だ」と述べ、合併を前提としない連携で、特色ある地域を作る方が現実的だとした。
 石川知事は沼津、三島両市をまとめて東部の拠点に育てたい意向だ。そのためにJR沼津駅北に国際会議ができるコンベンション施設を建設する方針だ。同日の会見でも「沼津駅北が求心性を持つことに期待している」と言及した。
 一方、斎藤衛・沼津市長は記者団に「県の(沼津市への)期待感を強く感じた。ただ、合併問題についてはまだ機運が残っていると認識している」と述べ、合併の可能性に含みを持たせた。
 会議には石川知事のほか、沼津、三島、富士宮、富士、御殿場、裾野市、函南、清水、長泉、小山、富士川町の11首長が出席。芝川町長は欠席した。【鈴木直、山田毅】

12月26日朝刊
最終更新:12月26日13時0分

3547とはずがたり:2007/12/29(土) 19:51:12
<中国・四国>徳島県

分町は飛躍があると思うけど・・疑惑は徹底的に追及しなければなるまいて。。

鷲敷で分町の動き 前那賀町長の公金流用事件で波紋
2007/10/13 10:33
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&amp;m2=&amp;NB=CORENEWS&amp;GI=Kennai&amp;G=&amp;ns=news_119223923189&amp;v=&amp;vm=1

 那賀町から鷲敷を分町させる計画が持ち上がった。前町長の日下正隆被告(61)による公金流用事件を機に、旧鷲敷町の町長や町議経験者を中心に「不正隠しとも見られかねない合併を解消し、旧町に戻って出直すべきだ」との声が大きくなっている。十二日夜、現職町議と話し合いをしたのに続き、署名運動も検討中。合併後間もない自治体で分町論が出ることは極めて異例で、三年目を迎えた那賀町は分裂の危機に直面している。

 分町に向けた動きを見せているのは元鷲敷町長の助岡克則氏(79)や元鷲敷町議数人。もともと合併に懐疑的だった人が多い。住民の賛同を得るため鷲敷地区内で署名を集める計画で、既に趣意書の文案を作成するなど準備を進めているという。

 メンバーの中には「分町しても財政面などで心配がないことを住民に説明できなければ、署名を求められない」との慎重論もあり、実施するかどうかは最終的に決まっていない。

 分町論が浮上したきっかけは、旧鷲敷町の収入役や町長を務めた日下被告による公金流用事件。複数の関係者は徳島新聞社の取材に対し「日下前町長が合併を性急に進めたのは、自分の不正を隠すためだったのではないか。事件が発覚した以上、元の鷲敷町に戻って出直すべき」と説明した。

 事件が表面化した三月以降、ずさんな公金管理について他の相生、上那賀、木沢、木頭の旧四町村から鷲敷に対する批判が相次いでいることも分町派の態度を硬化させている。「批判を受けるばかりなら、日下事件の欠損金をすべて鷲敷だけで背負ってでも分町した方がまし」との強硬な意見もある。

 十二日夜、町役場であった会合には鷲敷地区選出の現職町議五人と助岡氏ら五人が出席。現職町議はそろって署名活動を行わないよう求めたが、話し合いは平行線に終わったもよう。

 総務省によると、分町をする際の手続きは町村合併時と同様で、町議会、県議会の議決を経て知事が総務大臣に届け出れば可能という。

3548とはずがたり:2007/12/29(土) 19:59:39
<中国・四国>
ふうむ,こういうの参加見送るぐらい厳しいのか・・。

山陰総合 : 「新県境サミット」3町参加見送り
ttp://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=444670006

 一昨年に解散した中国山地県境市町村連絡協議会(県境サミット)に代わる新組織に、旧サミットに参加していた鳥取県側の四町のうち、日野、江府、南部の三町が参加を見送ることが二十五日分かった。財政状況悪化や、他の枠組みでの連携を重視したため。新組織は残る六市町村が参加し、三十日に鳥取県日南町で設立総会を開く。

 新組織に参加するのは日南町のほか、安来市、奥出雲町(以上島根県)、庄原市(広島県)、新見市、新庄村(以上岡山県)。

 県境サミットは一九九三年、鳥取、島根、広島、岡山四県で互いに境を接する旧十五市町村で発足。観光施設や飲食店の割引や特典が付いた冊子発行、郵送による図書の貸し出しなど、中山間地の自治体同士が県境を越えた連携事業を展開したが、市町村合併の進展で枠組みが変化し、〇五年に解散した。

 合併が一段落したのに伴い昨年十一月、日野、江府、日南の三町を含む九市町村の首長で「県境を越えた市町村の連携を考える首長会」を開き、サミットを復活させる方向性を打ち出していた。

 参加見送りの理由について日野町は財政難を挙げる。同町の山形克彦総務課長は「首長会では、お金をかけずにやろうという話だったが、実際は県外から講師を呼ぶなどの話が進んでいた」として運営の在り方に疑問を呈した。

 江府町の井上あけみ企画財政課長は「従来からあった鳥取・岡山県境開発促進協議会に参加する」と、同町が境を接する岡山側に絞った連携を重視する考え。南部町も隣接の米子市との関係強化を図るが同町の企画政策課担当者は「新組織の方向性を見て、場合によっては参加するかもしれない」という。

 旧サミットで事務局を務めたきた日南町の増原聡総務課長は「合併により支所となった地域では、県境を越えても同じような問題などを抱えている」と連携の必要性を強調。新組織の事務局側は、参加見送りの三町に向けて、今後も門戸を開けて対応することにしている。
('07/10/26 山陰中央新報)

3549とはずがたり:2007/12/29(土) 20:02:33
<近畿>和歌山県

「新宮東牟婁地方6市町村の合併構想」は新宮+那智勝浦+串本が基軸となるが実現は難しそうであるなぁ。

新病院や合併に関心 串本で町政懇談会(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071108-00000006-agara-l30
11月8日16時59分配信 紀伊民報

 串本町は7日、町民対象の町政懇談会を始めた。初日は田原地区で、13人が参加。新病院の建設計画や2次合併が話題になった。
 町が現在抱える重要課題を説明し、町民の意見を聞くのが目的。25日まで13会場で開く。
 松原繁樹町長が、町内の串本、古座川両病院を統合し、2010年5月にサンゴ台に開業予定の新病院建設▽候補地の選定をめぐり、1年半足踏み状態が続いている紀南広域の廃棄物最終処分場計画▽移転先が決まっていない、し尿処理場の建設▽県から新宮東牟婁地方6市町村の合併構想が示されている2次合併―など8つの重要課題について説明した。
 参加者が最も関心を示したのは新病院の建設。現在の町内2病院や周辺の病院の状況から、医師が十分に確保できるか、赤字運営にならないかを心配する声が出た。串本町古田の浄水場の建て替え事業も示し、厳しい財政状況の中で大型事業が計画されていることを心配する意見もあった。
 町は新病院について「全国的に医師不足だが、確保に努力し、安心してもらえる病院にしたい」と強調。建設費については合併特例債や病院事業債で賄うことを説明した。
 2次合併は、2010年の法期限内に合併するとすれば、年内に意思決定しなければならない。町は「広報で紹介したが、町民の関心は低い感じがする。合併をしたばかりで、また合併なのか、という声も聞く」と説明し、参加者から意見を聞いた。
 参加者からは「合併することで町民に余計に負担が掛かるのではないかと思う」「高齢者を大事にする町になるのか疑問」と合併に慎重論を唱える声が出た一方、「小さな合併ではなく、大きな合併が必要だと考える人もいる」という意見もあった。
 町は各会場で町民から意見を聞き、重要課題への対応など今後の行政運営の参考にしたいという。

3550とはずがたり:2007/12/29(土) 20:04:06
<東北・北海道>青森県

松橋氏が合併派?

2007年10月7日(日)
3氏の争い濃厚/野辺地町長選
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071007193336.asp

 任期満了に伴う野辺地町長選は九日告示、十四日投開票される。これまでに現職の亀田道隆氏(64)、元職で事務機器・化粧品販売業の小坂郁夫氏(60)、新人で会社員の松橋忠義氏(57)が出馬を表明、三氏による争いが濃厚となっている。

 亀田氏は、財政基盤の充実、教育環境整備、検診率の向上などを公約に掲げ、住んでよかったと実感できる町づくりを目指すとしている。

 小坂氏は、公約に野辺地病院の常勤医確保、若者向けのスポーツ・娯楽施設の整備などを挙げ、「停滞か、再生か」の選択を求めている。

 松橋氏は町民の納得のいく財政再建、町村合併、雇用促進などを公約とし、町長給与の40%カット、町長公用車の廃止などを表明している。

3551とはずがたり:2007/12/29(土) 20:13:37
<東北・北海道>青森県
>>609 >>1506 >>3428

22日49世帯→24日50世帯

地図
http://tohazugatali.web.fc2.com/politics/0822g.jpg

2007年8月22日(水)
浪岡49世帯の藤崎編入が決定
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070822131217.asp

 青森市浪岡地区の一部を藤崎町に編入する計画で、総務省は二十二日、両市町の境界変更を地元の申請に基づき九月一日に行うことを官報で告示した。これにより地区住民が長年求めていた編入が同日付で実現することが正式に決まった。

 告示を受けて両市町は二十四日に青森市役所で佐々木誠造市長、小田桐智高町長、住民代表らが出席して事務引き継ぎ式を行う予定。

 藤崎町に編入されるのは旧浪岡町の増館若柳地区(面積約〇・〇四九六平方キロ)、増館宮元地区(約〇・〇〇四一平方キロ)、郷山前山井・吉野田吉野地区(約〇・〇〇八九平方キロ)。藤崎町の面積は約〇・〇六平方キロ増えて約三七・二六平方キロとなる。

 二十一日現在の世帯数と人口は、増館若柳地区が四十三世帯百四人、増館宮元地区が三世帯七人、郷山前山井・吉野田吉野地区が三世帯十六人で合わせて四十九世帯百二十七人。

2007年8月24日(金)
浪岡50世帯 藤崎編入へ引き継ぎ
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070824130506.asp

 青森市浪岡地区の一部が九月一日、境界変更により藤崎町に編入されることに伴い、両市町は二十四日、青森市役所で事務引き継ぎ式を行った。佐々木誠造市長、小田桐智高町長が事務引き継ぎ書に署名し、地区住民への行政サービスに関するすべての事務を、青森市から藤崎町へバトンタッチすることを確認した。式には、編入を長年求めてきた住民の代表も出席。悲願成就を目前にして、感無量の表情を見せた。

 藤崎町に編入されるのは旧浪岡町の増館若柳地区、増館宮元地区、郷山前山井・吉野田吉野地区の五十世帯百二十九人(二十三日現在)。

 式には両市町、議会の関係者のほか、住民で組織する「若柳町内地区の旧常盤村への併合を進める会」のメンバー三人も出席。

 あいさつの中で佐々木市長は「藤崎町には新たに町民となるみなさんへの行政サービスの円滑な提供をお願いする」と求め、小田桐町長は「住民のみなさんを心からお迎えし、安心して暮らせるように最善の努力をしていく」と述べた。

 住民を代表し、併合を進める会の千葉要三郎代表が「親の代からの悲願が達成でき、万感胸に迫るものがある。これで心の壁が取り除かれ、常盤地区の住民と一緒に生活できることを大変喜んでいる」と、あいさつした。

3552とはずがたり:2007/12/29(土) 20:19:01
<中国・四国>
>>3548

「四国中央サミット」解散 陳情活動、合併で利点薄れる
2007/07/05 10:31
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&amp;m2=&amp;NB=CORENEWS&amp;GI=Kennai&amp;G=&amp;ns=news_118359911072&amp;v=&amp;vm=1

 四国中央部に位置する四県の自治体が社会資本整備などを共同で国に陳情してきた「四国中央サミット」が四日、解散した。三好市池田町の市池田総合体育館で開いた第五十三回総会で決まった。一九五二年に百二市町村で発足したが、昭和と平成の二度の大合併を経て加盟数が六市町に激減する一方、自治体規模が大きくなり、陳情活動を共同で行う利点が薄れたことが理由。

 サミットは「四国中央地域総合開発促進協議会」として発足。第一回総会を旧池田町で開いて以来、四県の加盟市町村が持ち回りで開催。国道・県道の改良などの陳情や請願活動を共同で行い、本州四国連絡橋や四国縦貫・横断自動車道の整備促進に努めてきた。

 しかし、昭和と平成の二度の大合併により加盟する市町村が徐々に減少。協議会から現在の名称に変更した二〇〇一年時には、発足時の三分の一の三十一市町村になった。

 その半面、自治体規模も大きくなったため、国や県に対する要望も単独で行うことが多くなり、存在意義が次第に薄れていった。

 〇六年には「所期の目的はある程度達成した」「負担金を支払うほどのメリットがなくなった」とし、南国、本山、大豊、土佐の高知県四市町が脱退し、高知を除く三県六市町となった。

 この日のサミットで、残った三好市、東みよし町と三豊、観音寺両市(香川)、四国中央、新居浜両市(愛媛)が今後の存続を協議。「発展的解消ととらえ、これからもさまざまなかたちで連携していけばいいのではないか」との意見が相次ぎ、全会一致で解散を決めた。

 俵徹太郎三好市長は「旧池田町が提唱して始まったサミットだけに感慨深い。解散するが、これからも連携して頑張っていきたい」と話した。

3553とはずがたり:2007/12/29(土) 20:38:02
<東北・北海道>青森県
>>3532 風間浦がむつに合併協申し入れへ 2007年12月18日(火)
>>3234 むつ市との合併模索 佐井村長が市長に打診 2007年04月26日

佐井に較べ風間浦の対応は遅かったねぇ。

2007年4月27日(金)
合併選択肢むつ市だけ/佐井村長
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070427091356.asp

 佐井村の太田健一村長は二十六日、取材に対し「大間町中心の三町村合併が消滅した現在、合併の道を探るとなれば、現実的な選択肢はむつ市しかない」との考えを明確にした。

 ただ「議員の考え方を聞かなければならない。もし本格協議を進めていくことになった場合は、風間浦村とも歩調を合わせて臨みたい」とも述べ、慎重に進めていく意向を強調した。

 さらに、二十五日に下北観光協議会の総会に出席した際、むつ市の杉山粛市長に対し「個人的には合併の相手はむつ市以外ないと考えている。その際には、よろしく」と話したことも明らかにした。

 杉山市長も二十六日の記者会見で、太田村長の発言に言及した。

 同村長は大間町、風間浦村との三町村協議が不調に終わって以降、合併に関する具体的な考えを示していなかった。

3554とはずがたり:2007/12/29(土) 21:29:03
<中国・四国>鳥取県

鳥取市:市民「市政に不満」37%−−市議会会派が民間委託調査 /鳥取
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071227-00000204-mailo-l31
12月27日16時1分配信 毎日新聞
 ◇市「抽出方法に問題」
 鳥取市民の37・2%が市政に不満を持っていることが、鳥取市議会の会派「市民会議」(橋尾泰博会長)の調査で明らかになった。1市8町村の合併(04年11月)から3年後の現状を肯定する市民は4・1%しかいないが、市は「対象者の抽出方法に問題がある」と結果を否定している。【小島健志】
 調査は民間業者に委託し、今年10〜11月に市民1239人から直接聞き取りを行った。対象者は旧市内が279人で、旧8町村が960人。政務調査費45万円で実施した。
 市政に対しては「不満」(12・3%)と「やや不満」(24・9%)が「満足」(0・7%)と「やや満足」(2・1%)を大幅に上回った。「普通」が29・4%で「わからない」が25・8%だった。
 不満の主な理由には「ごみ袋が高すぎる」や「公共料金が高くなった」など、生活の負担増が挙げられ、旧町村からは「旧市内寄りの市政」と合併後のサービス低下を指摘する意見も目立った。
 ◇「合併」半数が否定的
 合併後の感想を尋ねると「不満」「少し悪かった」が計48%と、市民の半数が否定的。将来については計62・8%が「暗い」「やや暗い」と悲観的だった。市政に望む対策には「景気雇用」が36・1%と最も高く「健康福祉」が次いだ。
 結果をまとめた児島良市議は「市の政策と市民ニーズが合っていない」と話していた。
 市は「市民の意見はまちづくりに生かしたい」としながらも、無作為抽出でないなどの問題点を指摘している。
 結果は児島市議のホームページ(http://www.kojimaryo.com)でも公開している。

12月27日朝刊
最終更新:12月27日16時1分

3555とはずがたり:2007/12/29(土) 23:37:19
<東海>愛知県
おお,市民派市長素晴らしい。
>当時の中野豊川市長は合併に手続き上、間に合わないとした。だが、山脇市長の誕生で事態は変化しつつある。
>「小坂井町も地域性から見れば強い結びつきがある」と所信表明で述べ、音羽、御津2町との合併後、速やかに対応していく姿勢を見せている。

山脇実・新豊川市長が誕生
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&amp;id=21799&amp;categoryid=1

 豊川市は今秋の市長選で山脇実市長が誕生した。市議を3期務め、議長も経験している。現職で3選を目指した中野勝之氏を約1万1000票の大差で破った。いわゆる「新市民病院選挙」だ。現職側はまちづくり3法を駆使し、中心市街地である諏訪地区に建設を進めようと「基本構想策定員会」の初回会合を行い(8月10日)、国から約50億円の財政支援を受ける計画など粛々と進めていた。だが、山脇氏は「新病院は緑豊かな広い場所に」と医師、市民団体を巻き込んだ草の根運動で激戦を制した。

 建物の老朽化と平成23年には約6割を占める借地契約の更新時期になるため新築が急がれる豊川市民病院。選挙の結果、諏訪地区での建設は白紙になった。

 山脇新市長は初の議会となった市議会12月定例会で、当初計画に2年遅れる「平成25年開院」を明言。だが具体的な建設候補地を示さなかったことで市議会側が諏訪地区を候補地に残すよう意思を表明した。山脇市長は、来年3月までに検討委員会を立ち上げ、同年末までに建設候補地を決定し、平成23年度内に着工する方針。
     ◇
 音羽町と御津町は来年1月15「新・豊川市」で、人口約16万500人、面積は150・43平方キロメートル。合併協議会は今月26日までに第6回を重ね、24の合併項目などが話し合われた。

 小坂井町は豊川市との合併に取り残されてしまった。2月に住民投票が行われ、賛成7230票、反対が2830票という結果が出たが、当時の中野豊川市長は合併に手続き上、間に合わないとした。だが、山脇市長の誕生で事態は変化しつつある。「小坂井町も地域性から見れば強い結びつきがある」と所信表明で述べ、音羽、御津2町との合併後、速やかに対応していく姿勢を見せている。
 そのほか、豊川市では新規事業として「子育て家庭優待事業」を展開。カードを提示すると協賛店での特約が受けられる「はぐみんカード」を発行した。
 また約40年前に定められた門前の都市計画決定を変更し、落ち着きのある景観整備を実施。一部の通りを薄茶色や黄土色にカラー舗装した。さらにNHK大河ドラマ「風林火山」の主人公・山本勘助ゆかりの地である牛久保では「勘助まつり」が行われた。
     ◇
 音羽町は人口が9000人を突破し、記念セレモニーが行われた。御津町では8月の臨時議会で豊川市との合併に6対5の小差で可決されるなど複雑な住民感情を露呈した。
 また小坂井町では9月議会で伊藤千秋副町長が町内の足並みがそろわない状況を「お互いの信頼関係を再構築すべき」と力説した。

3556とはずがたり:2007/12/30(日) 12:36:24
<北陸・甲信越>新潟県

新潟・粟島浦村長が失職 対立候補の立候補妨害
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1071129446/78

出馬妨害の前職当選 新潟・粟島浦村の村長選
http://www.47news.jp/CN/200209/CN2002091501000337.html

 昨年1月の村長選の無効が最高裁で確定したことによる新潟県粟島浦村のやり直し村長選が15日、投開票され、失職した前村長の神丸保男氏(73)が、新人で元同村職員の本保建男氏(48)を破り当選した。獲得票数は神丸氏171、本保氏157で、14票差だった。同村の有権者数は336人で、無効の5票を含め投票率は99・11%。  前回の村長選では、当時村長だった神丸氏が本保氏の立候補に必要な戸籍抄本を交付せず、本保氏は立候補できないまま神丸氏が無投票で当選。本保氏は県選管に異議を申し立てたが棄却されたため提訴、今年7月に最高裁が「選挙の自由公正の原則を著しく阻害した」として県選管の上告を棄却、選挙を無効とした東京高裁判決が確定し、神丸氏が失職した。
2002/09/15 13:46 【共同通信】

粟島浦村長選(9月15日)投票率99.11% >>2770
 当 171 神丸 保男 73 (無前)(4)
  157 本保 建男 48 (無新)

選挙:粟島浦村長選 前候補、再び出馬の意向 5選目指す現職と因縁対決2006/09/01>>2765

粟島浦村長選、本保氏が初当選 >>2802
粟島浦村長選挙 2006年09月05日告示 2006年09月10日投票
有権者数 : 310人 投票者数 : 308人 投票率 : 99.35% 選挙事由:任期満了

当 152 本保 建男 52 男 無所属 新 漁業
   148 神丸 保男 77 男 無所属 現 村長

3557とはずがたり:2007/12/30(日) 12:49:11
<北陸・甲信越>新潟県

皆カネには敏感なんだから合併しないと公共料金跳ね上がるぞと云えばみんな直ぐ賛成する筈である。
其処を推して行けないと云う事は,公共料金上げる前に行革やれという市民の真っ当な反論に対して論駁できない後ろめたさがあるんちゃうけ?
これは一般論であって必ずしも田上町に向けたレスではないのであるが。

自治は変わるか〜第1部自立への模索 トップ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/kikaku/100/6.htm?from=goo
(6)田上町 (06/4/26)

民意は「合併反対」だが…負担増重く、新たな道探る

 田上町議15人でつくる「合併を推進する有志の会」の1人が今月20日、新潟市との合併を呼びかける折り込みチラシを町内に配布した。同会は2004年12月にも「わたしたちの主張」と題したチラシを全戸に配布。町の危機的な財政難を乗り切るには、新潟市などとの合併を再び模索すべきだと訴えている。

 代表の吉田昭一町議は、「町民は町の危機的な財政事情を十分に理解せずに自立の道を選んだのではないか」と首をひねる。「自立を選んだはいいが、その後、手数料は上がり、保育料は値上げし、今では『合併すればよかった』という声も随分聞こえてくる。合併の火は消してはいけない」と力を込める。

 だが、13市町村との合併を成し遂げ、来春の政令市移行を目指す新潟市がすぐに受け入れるだろうか。
       ◎
 田上町は03年11月、当時の三条市、栄町、下田村との合併の是非を問う住民意向調査を実施した。結果は反対61%、賛成23%。拮抗すると予測していた町や町議会は慌てた。だが、佐藤邦義町長は「町民の意向を重く受け止める」として合併協議から離脱し、「当面の自立」を表明した。

 町は調査に先駆けて住民説明会を開き、「仮に地方交付税が削減されなくても、最大約2億円の赤字収支が続き、財政調整基金も近い将来に底をつく」と厳しい財政見通しを繰り返し説明した。が、町内15か所で開いた住民説明会への出席者はわずか約800人。十分に意が伝わったかどうかは疑わしい。

 「地方交付税が削減されれば、自主財源の乏しい自治体はやっていけない。合併特例債を使ってインフラ整備をしたかった」。佐藤町長は今も、合併を成就できなかった無念さをにじませる。
       ◎
 自立への道は、予想以上に険しかった。町は2011年度までの財政収支見込みを作成し、人件費の削減で約11億を節減するなど行財政改革を進めようとしたが、どうしても住民の負担増は避けられなかった。

 町は仕方なく04年8月、「自立したまちづくりのため町民の皆様にお願い」と題した広報誌の号外を配布。「町の財政は危機的状況にあります」との衝撃的なタイトルとともに、各種手数料や下水道使用料、保育料などの値上げを列挙し、協力を求めた。

 モデルケースによる試算では、負担増は3人家族で年間約8万円、7人家族で約11万円。それでも09年度の財政調整基金は約250万円しか残らない見通しだという。
       ◎
 新潟、加茂市と接する田上町は、どことの合併を目指すのか。佐藤町長は「現状では新潟市との合併しか選択肢はない」と話す。「本来は加茂市との合併を経て、その後に新潟市と合併するのが理想」と言うが、加茂市の小池清彦市長は合併反対の急先鋒(せんぽう)。

 「平成の大合併」という大きな波に乗れなかった田上町は今、次なるビッグウエーブを作りだそうとしている。(金子尚敬)

■地方交付税 地方自治体が行政運営に必要な歳出総額を国が計算し、地方税や地方債でまかないきれない分を国が穴埋めする仕組み。2006年度は約14兆6000億円で、国の一般会計の18%。小泉首相は補助金削減や地方への税源移譲とともに、地方交付税を見直す「三位一体改革」を推進。地方自治体が補助金や交付金に依存する体質を改めようとしているが、地方は反発を強めている。

3558とはずがたり:2007/12/30(日) 12:55:23
<北陸・甲信越>新潟県
>>3556
恐らく2007年3月の記事だと思われる。

粟島浦で合併投票条例案可決
http://209.85.175.104/search?q=cache:hyFjQpD564AJ:komuin.sblo.jp/article/3575328.html

 粟島浦村議会は19日、3月定例会の本会議で、村上市と岩船郡四町村との合併賛否を問う住民投票条例案を可決した。本保建男村長はすでに、法定協不参加を表明しており、再議に付す可能性が確定的だ。再議の場合、出席議員の3分の2以上の賛成が必要で、これに満たない場合は廃案になる。

 条例案は20歳以上の有権者が対象で、投票は「賛成」「反対」の二者択一方式で行う。6市町村での合併を目指したい村議らが提出した。

 本会議では、賛成派の村議らは「(村上市などとの枠組みで)合併するには時間的な制約があり、投票で住民の真意を知る必要がある」と主張。これに対し、反対する村議らは「昨年9月の村長選で(合併しないという)民意が示されている」「統一地方選もあり、混乱を招くだけだ」と反論したが、条例案は4対3で可決された。

 本会議終了後、本保村長は「議会の構成上、予定通りの結果。検討するが、今のところ再議に付したい」と話した。条例案は定例会最終日の23日に再度議決される。

3559とはずがたり:2007/12/30(日) 13:17:18
<近畿>大阪府

なんと,こんな所に影響が。。
河内長野は結構慎重?

千早赤阪村が合併協案見送り
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000712190002
2007年12月19日

 河内長野市への編入合併を目指している千早赤阪村は18日、12月定例村議会への提出を準備していた合併協議会設置議案の提出を見送った。太田房江知事が来年1月の府知事選への立候補を断念したことで、河内長野市が「新知事に府の支援策を確認できてから、設置議案を提案したい」として、市議会への同議案の提出見送りを決定。村も同調した形だ。

 市と村によると、12日の市議会で市側が「(市への支援を表明した)府に大きな状況の変化があった」などと答弁。当初予定していた12月定例市議会での議案提出を取りやめた。村は村議会最終日の18日に議案の提出を目指していた。

3560とはずがたり:2007/12/30(日) 13:29:25
<東北・北海道>北海道

だいぶ前の記事だが。

羊蹄山ろく法定協解散へ (2004年12月1日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/028/5.htm?from=goo

「前提なし」“配慮”裏目 焦点ぼけバラバラ

 「協議会の議論は、まとまる様子がない」――。後志・蘭越町の宮谷内留雄町長は9月16日、役場で記者会見を開き、羊蹄山ろく5町村(蘭越、ニセコ、喜茂別、倶知安町、真狩村)の法定合併協議会(法定協)から離脱を宣言した。

 法定協は、これを機に活動を停止。新町名や議員定数など、ほとんどの重要案件が未決のまま、12月8日で解散する見込みだ。

 倶知安とニセコは昨年9月、2町で法定協をスタートさせた。その際、合併に慎重な町村に配慮し、「合併を前提とせず、合併の是非を検討する」と約束。他の3町村が相次いで加わった。しかし、法定協の阿部吉一事務局長は「合併を前提としない論議には無理があった」と振り返る。

 「重要案件を決められない法定協とは何だ。結論を出すべきだ」「合併を前提としないはず。なぜ、結論を急ぐ」

 重要案件の採決のたびに、法定協の定義を問う“そもそも論”が繰り返された。委員の1人は「協議項目より、法定協の位置づけの議論ばかりしていた」と、自嘲(じちょう)気味に話す。
 ■      □ 
蘭 越 やっぱり反対

 財務改善以外のメリットが見えない合併論議に、住民の意見も揺れ続けた。

 蘭越は、2001年の住民アンケートで「合併反対」が5割を占め、当初は合併論議を静観していたが、昨年のアンケートで「賛成」が「反対」を逆転。急きょ、法定協に加わった。

 ところが今年6月、町は行財政改革を進めれば、単独で行政運営が可能とする「自立のまちづくり構想」を発表。これをもとに実施した9月のアンケートでは「合併反対」が、再び「賛成」を上回った。

 この経緯に対し、法定協関係者の中には「離脱に向け、住民を誘導した出来レース」との批判もあるが、宮谷内町長は「私は最初から住民の意向に従ってきた」と反論する。
 ■      □ 
ニセコ 町長が沈黙… 倶知安 あくまで推進

 法定協議長の伊藤弘・倶知安町長は、蘭越の離脱に伴い、法定協を「合併前提」に切り替え、協議を続ける考えを示した。しかし、盟友関係の逢坂誠二・ニセコ町長は、9月に実施した住民アンケートで「合併反対」が5割を超えたことから沈黙。首長が交代した喜茂別、真狩も、まずは、「町(村)内融和」を優先する構えだ。

 伊藤町長は「感情と知識と目標がバラバラだった」としたうえで「合併論議は避けて通れない。これを教訓に、再び話し合うしかない」と話す。

 11月8日、倶知安町の合併・町づくり懇談会に参加し、法定協の経過を聞いた60代の男性は「1年前と、何が変わったのかさっぱり分からない。とにかく町民が判断できるようにしてほしい」と訴えた。
(市町村合併問題取材班)

3561とはずがたり:2008/01/02(水) 18:50:22
<東北・北海道>岩手県

5割以上「合併効果あり」 岩手・12市町アンケート
ttp://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/12/20071228t31018.htm

 岩手県市町村合併推進審議会は27日、盛岡市で開いた会合で、平成の大合併で誕生した県内12市町を対象に行ったアンケート結果を公表した。住民サービスの向上などで「効果が出ている」とした回答は、全体の5割以上に上った。審議会は「一定の合併効果があった」と評価したものの、委員からは「住民が効果を感じられていないケースもある」との声も上がった。

 アンケートは今秋以降、盛岡、奥州、一関など各市の企画担当部署に郵送で行った。「住民サービス」のほか、「利便性」「防災力向上」など34項目について、合併効果を4段階で評価してもらった。

 最も評価の高い「効果が出ている」とした回答は、34項目の累計で全体の54.7%に達した。特に一関、大船渡、遠野の3市は34項目の80%以上で効果があるとした。

 項目別では「地域の知名度向上」の効果を挙げたケースが多く、全体の91.7%に上った。次いで「専門的できめ細かい施策の推進」(79.2%)、「防災力の向上」「権限移譲による自立力の向上」(ともに66.7%)の順だった。

 審議会は首長らに対する聞き取りの結果も報告した。「廃止を迫られていたサービスが維持できた」(一関市や二戸市)、「ケーブルテレビのエリアを旧村にも拡大できた」(遠野市)などのメリットが挙げられたことを紹介した。

 会合では合併推進に向けた課題についても議論。「住民が合併に満足しているかどうかは分からない」などの指摘や、「市町村が合併の利点などを住民にもっと情報提供すべきだ」などの意見が出された。

 審議会はさらに合併効果の検証を進め、知事が行える合併協議会の設置勧告の在り方などを来年3月下旬に答申する。
2007年12月28日金曜日

3562とはずがたり:2008/01/05(土) 14:40:52
記事中道内の記述があるのは北海道新聞だから。
いずれにせよ国策の合併促進との整合性が必要である。

過疎法、09年度末期限切れ 政府、与党新法制定へ 合併自治体が焦点(01/05 08:22)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/69001.html

 公共施設整備で有利な地方債の発行を認めるなど、過疎地への国の支援を定めた過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)が二○○九年度末で期限切れとなることから、政府・与党は四日、新法を制定する方針を固めた。道内百八十市町村のうち、現在、同法の指定を受けるのは約八割の百四十一。全国的に人口減少や過疎集落の高齢化が問題になる中、新法では指定対象となる市町村の範囲や、支援を行う事業などが焦点となる。

 総務省は過疎法期限切れ後の過疎対策を検討するため、○七年九月に専門家による懇談会を設置、過疎地をめぐる課題などの論点整理を行っていた。自民党も過疎対策特別委員会が○七年十一月に四国で地元首長らとの意見交換会を開くなど、自治体側の要望のくみ取りを開始。新法はこれまでの過疎法と同様、議員立法とする方向だ。

 新法制定に当たっては、過疎市町村と合併した自治体の扱いが焦点のひとつになる見通し。現行法では、全体を過疎地として扱う「みなし過疎」や、旧過疎町村部のみ適用を認める「一部過疎」の規定がある。道内では釧路市がみなし過疎、函館市など八市町が一部過疎の適用を受けている。

 総務省は合併市町村の規定について「あくまでも現行法の規定で、新法はあらためて議論が必要」と見直す可能性を示唆する。全国町村会など地方六団体側は「合併市町村に関する規定がなくなり対象から外れると、自治体内で周辺部が切り捨てられる」と、現行規定の維持を求める構えだ。

3563とはずがたり:2008/01/06(日) 13:55:22
<九州・沖縄>福岡県

古賀市が拡大を指向していると云う構図か。直ぐには無理そうであるが・・。

古賀市、福津市、新宮町の有志15人 合併実現へ研究グループ 21日に具体策探る会議
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20080106/20080106_007.shtml

 古賀市長が福津市と新宮町の両市町長に対し、2市1町の枠組みで合併協議を進めるよう文書で提案していた問題で、2市1町の住民らが提言の内容を話し合う自主研究グループを結成したことが5日、分かった。21日、合併実現に向けた具体的な方策を探る会議を開く。

 古賀市の中村隆象市長は昨年7月10日、福津市の池浦順文市長と新宮町の中野昌昭町長に対し、合併協議を進めるよう文書で提言。国の地方分権改革の進展に触れ、「先を見据えたかじ取りが問われている」などと訴えた。だが、両市町長は現時点での合併に消極的な姿勢を示した。

 こうした状況を受け、合併推進派の古賀市民らが中心となって「市民湾岸会議」を結成。「住民主体の議論が必要」と呼び掛けたところ、新宮町から3人、福津市からは4人の市民が集まった。古賀市の岩井秀一市議を含む計15人で構成し、同市庁舎そばの福祉会館を拠点に活動する。

 昨年末から、識者を招いた勉強会を開き、関係資料を集めるなどして準備を進めてきた。21日の会議では、合併の必要性を訴える出前講座やシンポジウム開催に向けた方策を話し合う予定。2市1町の枠組みにこだわりすぎず、宗像市も含めた幅広い住民の参加も促していくという。

 ただ、メンバーの半数以上を古賀市民が占めるなど、自治体間の温度差は大きい。取材に対し新宮町の中野町長は「町の将来を考え、今はインフラ整備に専念する必要がある」、福津市の池浦市長は「合併により新市が誕生したばかりで、新たな枠組みを考える段階にはない」と、いずれも従来の立場を強調した。

=2008/01/06付 西日本新聞朝刊=
2008年01月06日00時44分

3564とはずがたり:2008/01/08(火) 01:16:21
<広域合併>

滋賀は名古屋圏?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1210746222
滋賀(特に南部)が近畿寄りなのは否定しませんし、県全体で見れば滋賀県は近畿圏・京都・大阪志向だと思いますが、その一方で、
中部圏開発整備法の定義でも滋賀県は中部圏に含まれますし、県の北のほう、特に名古屋に近い米原や彦根あたりでは名古屋志向の人も大勢います。
米原市での中日新聞シェアは63%だそうですし、彦根市にある某大学のメニューには味噌カツや味噌煮込みうどんなどもあり、結構人気だそうです。また、mapfanで検索してみましたが、車を使うと岐阜県境から名古屋駅まで53.8km、45分程度で到着できるようです。
このようなことから、私としては滋賀は大阪圏(近畿圏)であると同時に名古屋圏(中部圏)とも言えるんじゃないか、と思うのですが、皆様はどのように思われますか?

3565とはずがたり:2008/01/09(水) 12:07:37
<甲信越>長野県

長野への求心力が働くかね?

長野市との合併問う住民アンケ 信州新町・中条村
今月実施
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080109-OYT8T00051.htm

 信州新町と中条村が今月中に、長野市との合併の是非を問う住民アンケートをそれぞれ実施することが8日、わかった。長野市の鷲沢正一市長が、同市議会の会派総会で明らかにした。

 アンケートは両町村ともに、合併の是非を二者択一で問う形式で、20日ごろに18歳以上の住民に発送し、月内に回収、集計して結果を発表する。対象は、信州新町が約4800人、中条村は約2150人。

 両町村は、合併賛成が多数を占めた場合、今年度中に正式に長野市に合併を申し込むという。

 信州新町と中条村は2004年2月、小川村とともに3町村での合併を目指す法定合併協議会を設置。同年10月末に、合併の是非や枠組みを問う住民投票を行ったが、信州新町は「3町村で合併」、中条村では「長野市との合併」、小川村では「合併反対」が最も多かったため、同協議会は12月に解散。その後、信州新町では、長野市との合併を目指す姿勢を明らかにした現職の中村靖町長が当選していた。
(2008年1月9日 読売新聞)

3566とはずがたり:2008/01/09(水) 12:34:00
<甲信越>長野県
>>3565-3566

>>713
信州新町・中条村・小川村の合併白紙に(04/11/01)
>>751
民意分かれた合併住民投票、法定協解散の可能性−−信州新町など1町2村(04/11/2)
>>812
上水内郡3町村、法定合併協解散へ−−住民投票結果受け、3首長が合意(04/11/9)
>>2256
平成の大合併 むらの選択 ■6■過疎“同志”
>西山地域で合併すると、高齢化率は40%になる。「平成の大合併」を見越したランキングで、県内で五番目に高かった。
>「こんなに上位とは思わなかった。地方交付税が減ると、頼りになるのは自主財源。だが、三町村にはそれがない。合併しても十年もたないのではないか」
>>2267
■10■住民投票 民意問い将来の決定を
>「村が無くなるかどうかの問題なんだ。村長や議会でなくて、我々村民に決めさせてほしい」
>三月九日夜、中条村の公民館で開かれた「中条村の合併を考える会」と村議十一人の懇談会。会のメンバーは、村議側に声を荒らげた。
>「多くの村民は、長野市が生活圏と考えている。合併した理由を後に子供に聞かれた時、今のままでは答えられない」
>「住民の意思をくまないで、何のための議員か。誰もが納得できるルールで、住民の意思を確かめてもらいたい」
>>2268
平成の大合併 「自立」を探る □4□ 意識のかい離 財政難、住民理解進まず
>財政問題を巡る役場と住民の意識のかい離は、小川村でも見られた。
>鎌倉晨弥村長は、「反対」が六割を占めるという予期せぬ結果に「ショックだ」と困惑を隠さない。
>同村は、村民の医療、福祉、介護情報を一元管理する包括医療の先進村。鎌倉村長が、三町村での合併を推進してきたのは、それを守るためでもあった。
>包括医療は「広くなるほど情報を一元化できず、維持が難しい」(村住民福祉課)。一方で、財源を地方交付税に依存し、高齢化率40%以上の村では、自立の財政的な裏付けが示せず、山間部の町村での合併が現実的と思えた。
>>3366
合併の必要性「感じる」28市町村 県の81市町村調査
> 必要性を「感じている」とした28市町村に合併を目指す時期を尋ねたところ、飯山市、上水内郡信州新町、同郡中条村、東筑摩郡波田町、下伊那郡清内路村の5市町村(17・9%)が「新市町村合併特例法に定められた期限(2010年3月末)」と回答した。

3567とはずがたり:2008/01/12(土) 18:06:05
<東北・北海道>山形県

>>1301等飯豊は前から合併に積極的。南陽はを始め合併に否定的。
>>2709だと飯豊の他川西・長井・米沢も合併に積極的
ちなみに小国町は新潟圏>>3106

合併への温度差浮き彫り
知事と置賜首長 意見交換会
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20080111-OYT8T00671.htm

 斎藤知事と置賜地方3市5町の首長による意見交換会が11日、米沢市金池の県置賜総合支庁で開かれた。

 意見交換会は、そのほとんどが広域合併問題に費やされ、各首長が、置賜地方の合併に関する考え方や、今月中にも第1回会合が開かれる広域合併に関する勉強会への取り組み方などについて意見を述べた。

 合併への考え方では、「『置賜は一つ』との大命題で合意することが先決」(斎藤正三郎・飯豊町長)、「まずは三つの核で段階的に進める方が賢明」(塩田秀雄・南陽市長)など様々な意見が出され、各首長の温度差が改めて浮き彫りになった。

 ただ、合併問題を議論する必要性については意見が一致しており、意見交換会終了後、斎藤知事は「アプローチの仕方は様々あると認識したが、『置賜は一つ』という大命題の下で議論が進むことを期待したい。勉強会については注意深く、関心を持って見ていきたい」と述べた。
(2008年1月12日 読売新聞)

3568とはずがたり:2008/01/13(日) 20:15:18
<首都圏>埼玉県

2008年1月12日(土)
合併調査はがき発送
15日に、対象4万5000人あて 幸手市
http://www.saitama-np.co.jp/news01/12/07l.html

 合併に関する住民意向を確認する住民アンケートの実施を決めている幸手市は、十五日に対象者あてに、調査はがきと資料を郵送する。

 対象者は、一月一日現在で住民基本台帳に登録されている十八歳以上の約四万五千人。

 内容は、合併の是非と合併の枠組みを問うもの。合併の枠組みは、久喜市、鷲宮町、菖蒲町、栗橋町の一市三町の枠組みとその他の二つ。その他は、回答者に合併相手を記入してもらう。

 また、一緒に郵送される資料は、幸手市の財政見通し、近隣自治体の合併の取り組み状況を説明したものなど。

 二十九日までに幸手郵便局に届いたものを有効とする。集計は三十日午後一時から市役所第二庁舎で行う。

 町田英夫幸手市長は、十二月に、一市三町側に合併協議への参加を申し入れている。また幸手市によると、杉戸町にも合併の可能性についての情報交換を申し入れた。しかし同町からは、春日部市、宮代町との合併を考えていきたい、との回答があったという。

3569とはずがたり:2008/01/14(月) 01:16:01
<東海>愛知県

蒲郡の動きに注目である。

2008.01.10
豊橋市長火の如く「一気に」
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&amp;id=21946&amp;categoryid=1

 東三河の5市長と2郡町村会長を囲んだ恒例の「新春懇談会」(東三河懇話会主催)が9日、豊橋グランドホテルで開かれた。設楽ダム建設や豊川、御津、音羽合併、三河港および道路建設・整備、三遠南信地域連携ビジョン策定などを踏まえ、改めて「東三河市」合併、広域連携について考えた。北設楽郡や新城市の上流市町村がテンションを上げて促進を求めたのに対し、『動かざること山の如し』だった豊橋市の早川勝市長が「豊橋が動く時は合併する時だ。一気にやる」と一歩踏み込んだ認識を示した。蒲郡市も中三河構想を捨て、東三河市合併に参画する意思表示を行った。

 新春懇談会は38回を数え、かつての東三河19市町村が豊川、御津、音羽合併で間もなく半分以下の9市町村になる。これを踏まえて、東三河懇話会の神野信郎会長が「東三河の自立的な地域づくり」を提案。7首長がそれぞれ考え方を述べ合った。

 設楽町の加藤和年町長は「設楽ダムは2070億円の大事業。ポスト万博は東三河だ。これを機に上下流一本化を実現すべきだ」と、設楽ダム建設を軸に東三河市合併を訴えた。

 新城市の穂積亮次市長はキャッチフレーズに『東三河流域共栄圏』を挙げたあと、「流域一体を言うのであれば、人口の半数以上を占める豊橋市が意思表示しない限り、一歩も進まない。その時期に来ている」と迫った。

 これに対し、豊橋市の早川勝市長は、医療(市民病院)や消防分野ですでに実体として東三河一体化が進んでいる実例を挙げて説明。その上で「2段階合併の1段階は終わった。やるならば東三河全部とプラス1(湖西市)だ。豊橋は合併相手を選べない」と述べ、豊橋市が動く時は東三河合併の時期だとの認識を示した。

 関連して、中三河合併に関心を示していた蒲郡市の金原久雄市長が広域消防(通信、119番)で東三河(豊橋・豊川)に参加することを表明したのに続いて、「水もお世話になっているので、東三河に入るのかなあ」と転機を宣言。

 さらに田原市の鈴木克幸市長も積極的な姿勢を見せた。

 就任3カ月の豊川市の山脇実市長は市民病院問題を挙げながら、広域行政の必要性を訴えた。宝飯郡町村会長の宇都野武音羽町長は合併までの経過を説明。感謝の意を示し、深々と頭を下げた。会場に顔を見せた湖西市の三上元市長も高い関心を示した。

3570とはずがたり:2008/01/15(火) 17:10:08
<東海>愛知県

あとは小坂井町を気持ちよく迎え入れてあげるべし

愛知・新豊川市、15日に誕生 人口約16万人に
http://www.asahi.com/politics/update/0113/NGY200801130002.html
2008年01月13日18時19分

 愛知県豊川市に音羽、御津両町が15日、編入合併し、新豊川市が誕生する。新市は人口約16万人、面積は約150平方キロメートル。今回の合併で、愛知県は35市24町2村の61市町村となる。

 豊川市は当初、両町に加え、小坂井町と旧一宮町の宝飯郡4町との対等合併を目指したが、旧一宮町と御津町の住民意識調査で合併反対が上回り、04年に1市4町での合併は白紙に戻った。

 しかし、旧一宮町はその後の住民投票で賛成が上回り、06年2月に豊川市に編入合併。音羽町では住民懇話会が合併推進を打ち出し、05年12月に議会で可決。御津町議会も06年9月に豊川市との合併を可決し、07年6月、3市町の合併協議会が発足した。小坂井町も合併新法の期限が切れる10年3月までの合併を目指している。

3571とはずがたり:2008/01/17(木) 00:26:40
<近畿>和歌山県

新宮市、東牟婁郡5町村 広域合併を断念
「県構想は実情無視」の声多く
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20080115-OYT8T00656.htm

 県の市町村合併推進構想で広域合併を提案された新宮市と東牟婁郡5町村の市町村長が15日、県東牟婁振興局で記者会見し、県の構想通りの合併は断念することを明らかにした。今後は個別に合併相手となる自治体を模索する。

 県は、2006年2月に同構想をまとめ、新宮市、那智勝浦町、太地町、古座川町、北山村、串本町の6市町村を広域合併する枠組みを提案。これを受け、6市町村で合併検討協議会を設立、協議してきた。

 しかし、合併後の面積が広大となり、それぞれ生活や文化圏が異なることなどから、「地域の実情を無視している」「時期尚早」などの意見が相次ぎ、最終的に断念することになった。

 記者会見で、東牟婁郡町村会長の中村詔二郎・那智勝浦町長は「住民の盛り上がりに欠けた。今後はそれぞれがパートナーを探すことになる」と話した。

 佐藤春陽・新宮市長は「県が示した枠組みは無理だが、今後とも合併相手を模索していきたい」と述べ、県境を超えて隣接する三重県紀宝町との合併にも意欲を見せた。

 他の町村長は、「議会と住民の意思を見守る」(三軒一高・太地町長)、「一次合併の時に比べて反応が鈍かった」(松原繁樹・串本町長)などと断念した理由を説明。奥根公平・古座川町長は「行政サービスの低下を心配する声があった」と明らかにした。また、奥田貢・北山村長は「今後については白紙」と話した。

 県市町村課合併推進室によると、県は合併特例新法の期限である10年3月末までに現在の30市町村から13自治体に合併する構想を提示。このうち、合併協議会設立の検討まで進んでいた地域は、新宮市と東牟婁郡5町村だけだった。

 仁坂知事は「残念だが、決定を尊重する。今後、合併に向けた新たな取り組みを期待したい」とのコメントを発表した。
(2008年1月16日 読売新聞)

3572とはずがたり:2008/01/17(木) 00:40:29
<北関東>群馬県

選挙:玉村町長選/玉村町議補選 町長選、高崎市との合併争点に−−あす告示 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080114-00000056-mailo-l10
1月14日11時1分配信 毎日新聞
 ◇現新の一騎打ちか
 任期満了に伴う玉村町長選が15日告示される。出馬表明しているのは現職の貫井孝道氏(64)と元高崎市職員で新人の斎藤俊一氏(62)。高崎市との合併の是非を争点に、反対の貫井氏に、早期実現を訴える斎藤氏が挑む構図で“住民投票”の色彩を強くしている。【杉山順平】
 合併を巡っては、昨年12月、同町の住民発議による合併協議会設置議案を高崎市議会が可決する一方、同町議会が否決する、ねじれが表面化した。合併特例法は請求側議会が否決した場合、当該首長が設置の是非を問う住民投票を実施できると定めている。だが、貫井氏は当初から町長選で民意を問うとし、実施を見送った。このため、両陣営とも「町長選が事実上の住民投票」と位置づけている。
 「合併は時期尚早」とする貫井氏は1期4年の実績を強調し、公約には15歳までの医療費無料化などを掲げる。合併については「高崎と一緒になれば公共料金が上がる」と訴え、現在、高崎市より安い水道料や学校給食費などの水準を維持できなくなると主張する。
 一方、住民組織「高崎合併を実現する会」(井野一成会長)が擁立した斎藤氏の公約は「早期合併」がいの一番だが、「町長退職金の辞退」なども掲げ、現職との違いを打ち出す。その上で斎藤氏は「財政がいずれ厳しくなる前に合併を進めるべきだ」と訴えている。
 前橋、伊勢崎両市とも隣接する同町には、地域ごとに合併への温度差もあり、この点も選挙を左右しそうだ。
 また、町議補選(改選数1)も行われ、賛成・反対両派の候補が出馬を予定している。
 投票は20日で即日開票される。昨年12月2日現在の有権者数は2万8765人(男1万4210人、女1万4555人)。

1月14日朝刊
最終更新:1月14日11時1分

3574とはずがたり:2008/01/18(金) 18:49:17
<中国・四国>島根県

約40人の自民党の票の取り纏め役を税金で飼ってたんだ。
それが15人に減るのは良いことだねぇ。
逆に見ると25人分の職場が減ったと云う事だが,更に逆に見ると都会からの資金援助で25人分の食い扶持を国が負担してたって事になるな。

邑南町議会:次期選挙から、定数3減の15に /島根
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080107-00000186-mailo-l32
1月7日13時1分配信 毎日新聞

 邑南町定例議会はこのほど、次期選挙(任期09年5月1日〜13年4月30日)から議員の現行定数を18から3減らして15にする議員定数の条例制定案を賛成多数で可決した。
 同町は、04年10月1日の旧石見、旧瑞穂、旧羽須美の2町1村の合併に伴い、議員定数は在任特例で05年4月30日まで、各町村の議員定数を加えた40にした。その後、現行定数(任期は05年5月1日〜09年4月30日)を18にしている。
 6月に設置した議員定数等調査特別委員会(松本正委員長)が議員定数について、審議していた。【大賀英作】

1月7日朝刊
最終更新:1月7日13時1分

3575とはずがたり:2008/01/21(月) 13:36:54
<北関東>群馬県

玉村町長選 貫井氏が再選
合併消極路線を選択
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080120-OYT8T00738.htm

 高崎市との合併の是非が最大の争点になった玉村町長選は20日、投開票が行われ、合併に消極的で自立路線を掲げた現職の貫井孝道氏(64)(無所属)が、合併を主張した新人の斎藤俊一氏(62)(同)を破り、再選を決めた。投票率は57.78%で、前回を0.56ポイント下回った。

 当選が決まると、事務所前で貫井氏は、「皆さんの力で2期目の当選ができた。玉村町を本当に住み良い町にして子どもたちに残していくのが私の使命」とあいさつし、支援者らと喜びを分かち合った。

 貫井氏は、町議会の3分の2の支持や、地元商工業者らの推薦などに加え、後援会組織を使って有利に選挙戦を展開。実質公債費比率などで町の財政の健全性を説明しながら、当面は自立路線を続ける考えを示すとともに、中学3年までの医療費無料化を約束するなどし、合併の必要性を訴えた斎藤氏を寄せ付けなかった。

当 9,682貫井 孝道64無現
  6,531斎藤 俊一62無新
(選管確定)

 町議補選(欠員1)も投開票され、合併に消極的だった候補者が当選した。

当 9,465原  幹雄57無新
□ 6,286関根 和代57無新
(選管確定)

□印は法定得票=繰り上げ当選資格=を得た者
(2008年1月21日 読売新聞)

3576とはずがたり:2008/01/23(水) 15:28:37
<近畿>京滋地区

限界集落の廃集落化はやむを得ないのではないか。
彼らにはもうちょっとだけ町中の過疎集落に出てきて貰って限界集落は照葉樹林帯にでも戻した方が国土1000年を見越すと良いのではないか?

限界集落活性化へ 京丹後市
検討会議を設置、初会合
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008012300078&amp;genre=A2&amp;area=K60

 限界集落の活性化に向けて、京丹後市はこのほど、庁内の横断組織「市限界集落対策検討会議」を設置した。同市の特徴や先進地の事例を踏まえて対策案をまとめる。

 限界集落は65歳以上の高齢者が人口の半数以上を占め、共同体の機能の維持が難しい集落を指す。同市内の全231集落のうち、限界集落は16カ所。旧町別の内訳は丹後町6カ所、弥栄町5カ所、久美浜町、峰山町各2カ所、大宮町1カ所。

 また、55歳以上が半分を超え、限界集落の予備軍とされる準限界集落は59カ所ある。
 同会議のメンバーは課長級の職員12人で、初回の会合では事務局(市総合戦略課)が現状を報告した。2月上旬に次回会合を開く予定で、対策の原案を持ち寄って今後の施策の方向性を明確にする。

高齢地区 県内に45カ所
「準限界」188 早急対策を
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008012300073&amp;genre=O1&amp;area=S00

 農山村の過疎高齢化が全国的に問題になる中、住民の過半数が65歳以上の高齢化した地区が、滋賀県内で少なくとも7市町に計45カ所あることが、京都新聞社のアンケート調査で分かった。これらの地区は存続が危ぶまれる「限界集落」化している恐れがあり、早急な実態調査と対策が求められる。

 アンケートは県内全市町を対象に実施。回答率は100%だったが、地区数について余呉町、木之本町は「町のイメージが悪くなる」などとして回答しなかった。

 高齢化した地区が最も多かったのは多賀町(16)で、高島市(13)、大津市(9)と続いた。「いずれ消滅の可能性がある地区」は多賀町が11、高島市が3と回答した。

 これらの地区の課題を聞いたところ▽農地や山林の荒廃、地域の生活文化の消失(高島市)▽集落機能を担う消防団員、自治会役員などの確保が困難(米原市)▽生活環境水準の格差(東近江市)−など幅広い問題を抱えていた。

 行政施策やサービスとして▽モデル的に集落再編事業を実施(高島市)▽高齢者への交通費助成、除雪(多賀町)▽定住者促進の仕組みづくり(米原市)▽情報格差の是正、地域コミュニティーセンターの整備(東近江市)−などが実施されていた。「特別なサービスは行っていない」という回答もあった。

 55歳以上が過半数の地区は、いずれ限界集落化する恐れがある「準限界集落」とも呼ばれるが、十二市町で計188カ所に上ることも判明した。
 限界集落の定義は(1)65歳以上が過半数(2)道路の管理や冠婚葬祭など社会的共同生活が困難−などとされる。アンケートでは(2)は不明なため厳密には「限界」に当たるかどうか分からないが、多くは過疎化で共同体機能が低下しているとみられる。

3577とはずがたり:2008/01/30(水) 12:56:12
<九州・沖縄>熊本県

下益城郡城南町・鹿本郡植木町・上益城郡益城町との合併も巧く行くといいですなぁ。。

2008年1月29日 21:16
熊本市と富合町の合併決定 総務相告示
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080129200014&cid=main

 増田寛也総務相は三十日付官報で、十月六日に熊本市に下益城郡富合町が編入する合併を告示する。新市人口は約六十七万七千五百人。人口要件が七十万人に緩和されている政令指定都市への移行を目指す熊本市は、次の合併への取り組みを急ぐ。

 合併に伴い熊本市は富合町地域に五年間に限り、施設管理やイベントなど一定の事務権限を持つ合併特例区を設置する。町議は失職するが、市議会定数(四八)を次の任期まで一増して同町地域から選出する。定数増分の最初の選挙は合併後五十日以内にある。

 幸山市長と村崎秀富合町長は二十九日、最終手続の大臣告示が決まったのを受け市役所で会見。同市長は「政令市に向け大きな一歩」と語った。

 政令市の人口要件が緩和されている市町村合併特例法の期限は二〇一〇(平成二十二)年三月。市は合併協議会(任意)を設置した下益城郡城南町や、町内で合併論議が出ている鹿本郡植木町、上益城郡益城町との協議の具体化を目指す。

 両市町は昨年十一月、両市町議会での可決を受けて県に合併を申請。潮谷義子知事は十二月県議会を経て総務省に合併を届け出ていた。(渡辺直樹)

3578とはずがたり:2008/01/30(水) 15:36:14
<甲信越>長野県

長野市との合併、賛成が信州新町7割 中条村9割
http://www.shinmai.co.jp/news/20080130/KT080129ATI090024000022.htm
1月30日(水)

 上水内郡信州新町と同郡中条村は29日、それぞれ長野市との合併の賛否を問う住民意向調査の結果をまとめた。回収総数のうち、「賛成」が信州新町で70・3%、中条村で93・1%を占め、ともに「反対」を大きく上回った。両町村とも2月上旬までに長野市に対し、正式に合併協議を申し込む方針だ。

 意向調査の対象は、両町村とも18歳以上の住民で、信州新町は4870人、中条村は2161人。自治会組織を通じてアンケート用紙を配布、回収した。

 回答は、ともに合併に「賛成」か「反対」の二者択一。信州新町は回収率93・7%で、賛成3207人、反対は1316人(28・8%)。中条村は回収率98・0%で、賛成1972人、反対134人(6・3%)だった。

 両町村とも同日、それぞれ町議会、村議会の全員協議会に結果を報告。中村靖・信州新町町長と久保田元夫・中条村長は30日、鷲沢正一・長野市長を訪ね、結果を伝えて意見交換する。

 結果について、中村町長は「住民の意向に沿うよう合併を進めていく」、久保田村長は「なるべく早い時期に合併出来るようにしたい」と話している。

 両町村と、隣接する同郡小川村は「平成の大合併」で、3町村による合併を検討したが、2004年の住民投票の結果を受けて法定合併協議会を解散。その後、信州新町と中条村は長野市との合併を模索してきた

3579とはずがたり:2008/01/30(水) 15:38:13
<東北・北海道>
山形県は,鶴岡市・酒田市・最上新庄市・置賜米沢市・村山山形市の5市に再編すべし!

山形新聞ニュース
8市町村長が合併テーマに協議 最上地域将来像検討会が発足
2008年1月30日(水) 08:23
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200801/30/news20080130_0447.php


 最上地方の8市町村長が共通の行政課題を話し合う「最上地域将来像検討会」が29日、発足した。「一つのテーブルに着いて最上地方の今後の在り方について議論しよう」というもので、市町村合併を主要テーマの一つにし、今後協議を重ねていく。

 同地方では2003年2月、任意協議会の「新庄・最上合併検討協議会」が設置されたが、町村が次々と離脱。最後まで残った新庄市と舟形町も合併するまでには至らなかった。一方で、破談から4年が経過、各首長は財政の悪化など自治体の将来像を見据えた上で「合併する、しないはともかく、協議のテーブルに着く必要がある」との認識で一致していた。

 検討会の設立は、新庄市の総合開発センターでこの日開かれた最上地方町村会の席上で了承された。メンバーは新庄、金山、真室川、最上、舟形、大蔵、鮭川、戸沢の8市町村長とオブザーバーの伊藤俊夫県最上総合支庁長で構成。具体的な議題や事務局、スケジュールなどは今後の協議で詰めることにした。

 座長を務めた山尾順紀新庄市長は「主要課題の一つではあるが、市町村合併ありきの検討会ではない。合併する、しないを含め、それぞれの行政課題をどう克服していくか、力を合わせて議論していく」と語った。

3580とはずがたり:2008/02/02(土) 18:05:15
<東北・北海道>北海道

合併がそれ程進まなかった北海道であるが何しろ広い北海道であるので適切な自治体の大きさというものが今一ピンと想像できないね。。

合併推進へ大型補助金支出 道、1市町村9千万円 新年度から(02/02 06:57)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/73845_all.html

 道は新年度から、新たな「市町村合併緊急支援事業」に取り組むことを決めた。合併後の新市町村に対し、合併前の一市町村当たり九千万円の補助金を出す。補助の対象は、今年四月から二○一○年三月までに合併する市町村。合併特例法の期限を一○年三月に控え、小規模市町村の合併を強く後押しするのが狙いだ。

 補助金の拠出法として、合併から三年間、新市町村が取り組む公共施設整備などの事業費の半分を、道が負担する形をとる。残りは新市町村が負担する。

 補助の上限は合併前の一市町村当たり年三千万円、三年で計九千万円。五市町村の合併なら計四億五千万円になる。○九年三月に江別市が石狩管内新篠津村を吸収合併する計画があり、道は新年度予算案に二市村分の六千万円を計上する。

 地方交付税などが優遇される合併特例法の期限切れが迫り、その後は国が合併支援策をとらない可能性が高い。一方で、地方分権の受け皿になれない小規模自治体の権限を制限する案も検討されていることから、道は新たな合併推進策が必要と判断。市町村側から要望の強かった財政支援を行うことにした。

 また、道は地域間格差の是正を狙いに、市町村のソフト事業に対する「地域再生チャレンジ交付金」の総額を、本年度の一億円から二億六千万円に大幅増額する。交付額は市町村単独事業が一千万円、複数市町村による広域事業は二千万円。本年度は道内五十七市町村から総額四億七千万円分の応募があった。

 このほか、道の新年度予算案には、地域の活性化に向けた人材育成、ネットワークづくりなどを行う「地域力ステップアップ事業費」(五百万円)も新規事業として盛り込まれる見通しだ。

3581とはずがたり:2008/02/02(土) 18:13:19
<首都圏>埼玉県

幸手は五霞との合併を袖にして久喜・鷲宮との合併「桜宮市」構想に邁進するも久喜で合併反対が多数を占め破談>>1140

埼玉・幸手市と茨城・五霞町との県境合併、暗雲漂う
2003/05/19
http://www.mmjp.or.jp/gyoukaku/chiiki/20030519.htm

 4月27日に実施された幸手市議会では、合併が大きな争点となった。2005年3月の合併特例法の期限までに五霞町との合併を目指す市長派と、期限にこだわらず久喜市・鷲宮町との合併推進を目指す反市長派が対立。市議選の結果、市長派が改革(3人)、新幸会(3人)、共産(2人)、社民(1人)、無所属(3人)の計12人、反市長派が「市民クラブ」(9人)、公明(4人)の計13人となり、反市長派が市長派を逆転、勢力地図が塗り替えられた。これで、6月議会では合併問題を巡って激しく争われることになりそうだ。

 五霞町は茨城県内で唯一利根川の南にある自治体。元々利根川は現在よりも南側に位置していたが、江戸時代に数回の流路変更を行い現在の位置になった。
 このような地理的な理由に加えて、ヤクルトやキューピーなど優良企業約70社が進出している工業団地や圏央道のインターチェンジができるなど五霞町の財政面でも魅力を感じ、増田実幸手市長は県境合併に動き、8月には五霞町と研究会を発足した。
 12月11日には、10〜11月に実施した五霞町のアンケート結果で、合併相手として幸手市が44.1%でトップとなったことを受けて、幸手市は五霞町の合併を推進する方針を決めた。

 だが、幸手市が7〜8月に実施したアンケート調査では、合併の相手先として久喜市がトップで80.6%、杉戸町が68.3%、鷲宮町は53.5%と続き、五霞町は23.7%で6番目。
 さらに、合併を推進する幸手市に対して、市民グループが約6000人の署名を集め(法定数は905人)、合併特例法に基づく住民発議(久喜市、鷲宮町との2市1町の法定合併協議会設置請求)を提出。3月18日の市議会で、「幸手市の合併について意思を問う住民投票条例案」は賛成11人、反対13人で否決された。
 4月1日には、県境合併としては岐阜・中津川市と長野・山口村に次いで全国2例目の法定協が設置された。

 それでも、幸手市長は久喜市などとの合併を求める声の大きさに配慮したのか、「広報さって」4月号に、1月27日に田中暄二久喜市長と面談した際、幸手市が五霞町と、久喜市が鷲宮町とそれぞれ別で法定協議会を設置して期限内の合併を実現後、さらに両市が合併して中核市の実現に向かうことに合意したという「合意メモ」の原文を全文紹介。
 久喜市長はメモの存在は認めたものの、「その後幸手側で久喜優先を求める住民発議が行われ、状況が一変した。幸手市長は自分の都合のいいようにメモを利用している」として文書で厳重抗議。このような「合意メモ」を相手に事前連絡せずに暴露したのも異例なら、文書を巡って相手から抗議を受けるのも異例の事態となった。

 このような動きのなか、4月27日の幸手市議選は反市長派が勝利し、一気に形成は逆転。それでも、5月14日の臨時議会で、正副議長は市長派から選出された。反市長派の公明党(4人)が白票を投じたためだが、公明党市議団は「白票にしたのは苦渋の選択だが、久喜との合併を推進する公明のスタンスは変わらない」としている。同日、市長派からも久喜・鷲宮との合併推進協議会を立ち上げようという動きも表面化。幸手市と五霞町との合併は混沌としてきた。

 五霞町にとっては、自分ではどうしようもできないのが現実。町民の生活圏は幸手市などの埼玉県だけに、どうにか埼玉県に入れてやってほしいものだ。(田中潤)

3582とはずがたり:2008/02/02(土) 18:23:38
<首都圏>埼玉県

五霞との合併を進めた増田元市長の出馬表明の記事>>3457

町田氏(現市長)…「二十万都市が理想だが、県内のできるところから一市一町でも確実な合併を」「相手に迷惑がかかるので自治体名は挙げられない」
増田氏(元市長)…「市民の声を反映できる幸手主導の合併をしたい。(合併の相手は)県外でも構わない」「市民の声を聞いてから決めたい」
渡辺氏(元市議)…「財政を立て直すのが先」として、合併自体は否定しないものの、新法期限内の合併は無理としている。


幸手市内の情報 : 幸手市長選 増田元市長、出馬を表明 埼玉
投稿日時: 2007-9-12 23:00:00
http://www.kahinata.net/modules/news/article.php?storyid=207

 任期満了に伴う幸手市長選(10月21日告示、28日投開票)に、元市長で司法書士の増田実氏(62)が無所属で出馬することを11日、表明した。

 増田氏は市長在職中、茨城県五霞町と合併協議を進めたが、03年9月に「久喜市との合併を優先させる市民の会」から解職請求(リコール)を出されて市長を辞職。03年11月の市長選で現職の町田英夫市長(65)に敗れた。

 増田氏は「財政危機打開へ再び立ち上がることにした。元気な幸手市を取り戻したい。合併は市民の声を尊重して幸手市主導で進める」と抱負を語った。

3583とはずがたり:2008/02/02(土) 18:25:31
<首都圏>埼玉県
>>3581-3583
幸手市長選結果
三ツ林が推してた候補がかっちまったんか。ちっ

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/1484/1189987400/248n-250

248 :いばらきの老若男女@匿名希望:2007/10/29(月) 20:16:24
毎日新聞より

選挙:幸手市長選 町田氏、再選果たす 元市長の増田氏ら破る /埼玉

無所属3人で争われた任期満了に伴う幸手市長選は28日投開票され、現職の町田英夫氏(65)が、元市議の渡辺勝夫氏(63)▽元市長の増田実氏(62)を破って再選を果たした。当日有権者数は4万4450人(男2万2163人、女2万2287人)、投票率は53・54%(前回70・11%)だった。
午後10時、「当選」の報が入ると、町田氏は事務所に詰めかけた支持者に深々と頭を下げ、「皆さまのおかげで勝利することができた。幸手市の将来の発展のため全力投球していきたい」と力強く述べた。
町田氏は選挙で「幸手駅東口広場整備などの公約は着実に実行した」と強調し、来年4月までに合併協議会を設立すると約束。学校統合で生まれた跡地に医療福祉系大学、付属病院を誘致する見通しも立ったなど「確実な街づくり」を訴えて支持を広げた。一方、増田、渡辺両氏は「合併協議が白紙に戻った後、市が自立できる方向に軌道修正せず、街を衰退させた」と批判したが及ばなかった。【栗原一郎】
==============
◇市長選開票結果=選管最終発表
当 10691 町田英夫 65 無現
   9815 増田実  62 無元
   3105 渡辺勝夫 63 無新
==============
 ◇幸手市長略歴
町田英夫夫(まちだ・ひでお) 65 無現(2)
市長[歴]日立製作所社員▽久喜市水道部長▽久喜市シルバー人材センター事務局長▽杉戸農高
毎日新聞 2007年10月29日

:いばらきの老若男女@匿名希望:2007/10/29(月) 20:20:30
東京新聞より

幸手市長選 激戦制し町田氏再選 『公約、着々と実現』と抱負
2007年10月29日

任期満了に伴う幸手市長選は二十八日、投開票が行われ、無所属現職の町田英夫氏(65)が、いずれも無所属で、四年前まで市長を三期務めた増田実氏(62)と、新人の元市議渡辺勝夫氏(63)を破り、再選を果たした。当日有権者数は四万四千四百五十人、投票率は53・54%(前回70・11%)。
接戦を制した町田氏は選挙事務所前で「厳しい戦いだったが市民の良識の勝利だった。公約を着々と実現するよう頑張りたい」と抱負を述べた。
久喜市・鷲宮町との合併協議が破たんし、財政難が続く中、選挙戦では財政再建方法や、計画中の幸手駅西口区画整理事業の是非などについて、舌戦が繰り広げられた。
町田氏は「幸手の発展のために欠かせない」と、区画整理事業の推進を訴え、幸手総合病院の久喜市移転に伴う新病院の誘致や、二〇一〇年三月までの合併実現など「確実なまちづくり」を強調。地元選出の国会議員や県議の支援も得て、激戦を制した。
増田氏は市長時代に手掛けた財政再建の実績を、渡辺氏も財政削減などを訴えたが、及ばなかった。 (杉本慶一)

250 :いばらきの老若男女@匿名希望:2007/10/29(月) 20:23:48
埼玉新聞より

幸手市長に町田氏
元・新2氏破り再選
 
任期満了に伴う幸手市長選は二十八日投開票され、現職の町田英夫氏(65)=無所属=が、元市議で一級建築士の新人渡辺勝夫氏(63)=同=と元職で司法書士の増田実氏(62)=同=の二人を破り再選を果たした。
再選を果たした町田氏は「合併、駅周辺の開発、大学や付属病院の誘致など公約したことを身を引き締めて務めさせてもらいます」と語った。
今回の選挙では、合併、悪化する市財政の再建、幸手駅西口区画整理事業への対応を中心に論戦が交わされた。
町田氏は、幸手駅東口広場の整備、政治倫理条例制定などの実績を前面に押し出し、確実な合併、西口区画整理事業の推進などを掲げ、市政の継続を訴えた。
市内全域に拡大した後援会を中心に、三ツ林隆志衆院議員の支援も受け、現職の強みを生かし支持を広げた。
渡辺氏は、合併より財政再建優先を主張し、西口区画整理事業の凍結などを、増田氏は市長を三期務めた経験を強調し、西口区画整理事業の見直しなどを訴えたが及ばなかった。

3584とはずがたり:2008/02/02(土) 18:26:43
<首都圏>埼玉県

幸手市議選

統一選 07選択の年に
幸手市議選 定数10減7現職引退
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000230704140002
2007年04月14日

 ◇世代交代・くら替え模索も
 15日告示の市議選で、財政難を背景に、前回は25だった定数を15に減らして実施される幸手市議選。現職18人、新顔4人の計22人が立候補を予定しており、激戦が予想される。定数の大幅削減を受けて、現職は7人が引退を決めた。市長選へのくら替えを模索する人、会派の人数を減らしても議席を守ろうとする人……。それぞれの「出ない理由」とは何だろうか。

 ◇
 「市議選には立候補せず、市長選に挑戦したい」
 4期目の渡辺勝夫氏(62)は3月、そう記したパンフレットを後援会関係者に配った(→結果落選)。市長選を考え始めたのは、昨年秋ごろ。収入に占める借金の返済負担の割合を示す指標「実質公債費比率」が、幸手市は19・1%と県内で3番目に高いと知ったからだった。
 「このままでは第二の夕張になってしまう。市長として、財政再建に取り組みたい」
 そもそも、定数大幅減の背景には、市の財政難があった。市議会は05年6月定例会で、定数を25から20に減らすことを決めた。さらに昨年末、財政難を懸念する市民団体が定数を15に減らすよう求めて直接請求し、今年1月の臨時議会で条例改正案が可決された。市によると、定数を10減らすことにより、年間に約6千万円を削減できる。

 定数減で予想されるのが、当選に必要な獲得票数が以前より増えることだ。現在4人の公明党市議団は増田育夫代表(57)を含む2人が引退。後継は立てず、現職2人の「完勝」を目指す。

 前回は600票程度だった当選ラインが、倍以上に跳ね上がる可能性もあり、「新顔は厳しい戦いを強いられるのではないか」と増田氏は推測する。

 世代交代を唱えて辞める議員もいる。田口勝哉氏(60)は、「合併問題に関して住民を説得しきれなかった。あとは若い人に託したい」と話す。幸手市では、前回市議選で合併相手が大きな争点になり、市議選の数カ月後には市長のリコールや辞職にまで発展した。だが結局、合併はかなわないままだ。

 ある立候補予定者は、今回の選挙戦の行方をこう予想する。「定数15に22人も立つと選挙戦は厳しい。政策よりも、最終的には従来型の地縁血縁頼みになるのではないか」

3585とはずがたり:2008/02/02(土) 18:31:43
<首都圏>埼玉県
>>3431>>3499
この辺の合併も進むといいですなぁ〜。
幸手や五霞>>3581-3584迄も入れて20万都市目指すのも一興だが,確実な実現を先ずは求めたい気もする。
菖蒲は蓮田・白岡と彩野市を目指すも合併。彩野も桜宮も名前が変だったよなぁ。。
栗橋は大利根や北川辺との合併も破談>>72>>1132>>1141>>1162>>3301

久喜など1市3町  4月にも合併協議会  「賛成」多数
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080201-OYT8T00836.htm

 久喜市と鷲宮、菖蒲町は1日、合併の枠組みを決める住民意向調査の結果、いずれも合併賛成が上回ったと発表した。このため栗橋町を加えた1市3町は4月にも、法定合併協議会を設置する方針だ。

 調査は1月18〜31日に実施。その結果、久喜市(対象住民5万8324人)は61・8%が回答し、合併を「進めるべき」52・3%、「進めるべきではない」33・4%、「どちらでもよい」13・7%だった。

 菖蒲町(同1万7716人)は66・4%が回答し、「積極的に進めるべき」43・5%、「合併はやむをえない」41・7%、「進めるべきではない」14・5%。鷲宮町(同2万8474人)は64・0%が回答し、合併について「賛成」77・0%、「反対」13・5%、「どちらでもよい」9・3%だった。

 栗橋町を含めた1市3町は、2〜3月定例議会で法定合併協議会の議案を提案し、可決されれば4月にも同合併協を設置する。この枠組みで合併が実現すれば総面積が約82・4平方キロ、総人口が約15万7000人の新市が誕生する。

 一方、幸手市の住民意向調査では、この1市3町との合併を望む回答が多数を占めたが、1市3町側は幸手市の加入について「協議は未定」としている。

(2008年2月2日 読売新聞)

3586とはずがたり:2008/02/05(火) 17:25:27
<甲信越・東海>長野県

阿智は浪合村とも合併している。求心力あるねぇ。何故だ?
http://www.vill.achi.nagano.jp/gappei_namiai/index.html

阿智村が清内路と合併任意協設立へ
http://www.shinmai.co.jp/news/20080205/KT080204ATI090012000022.htm
2月5日(火)

 下伊那郡阿智村議会は4日開いた全員協議会で同郡清内路村との合併問題について議論し、賛成多数で任意協議会の設置を決めた。岡庭一雄村長も議会の結論を受け入れる意向を示し、両村は近く任意協を発足させる。

 阿智村会は合併問題について1月中に村内7自治会ごとに「住民の意見を聞く会」を開催。全協では「聞く会」での住民意見などを踏まえ、小笠原啓次議長と病気で欠席した1人を除く14議員全員が意見を述べた。

 11議員は「住民からはより詳しい情報を求める声が多く、合併した際の細かな点を任意協で議論して公開し、その上で判断を仰いだほうがよい」などとして任意協設置に賛成。3議員は「合併以外の選択肢の研究が十分でない」「聞く会では、特に若い世代の意見を把握することができなかった」などとして反対の立場をとった。討論を経て行った多数決も11対3だった。

 全協終了後に記者会見した岡庭村長は「議会の結論に従って任意協を早い時期に発足させたい」と話し、任意協で一定の結論が出たところで住民アンケートなどの形で村民の意向を聞く考えを表明した。「清内路側でも、住民投票などで数値を示してもらえればありがたい」と述べた。

 両村議会は、全村議が参加している「あり方研究会」を7日に開き、任意協議会設置の方針を正式に確認する。

 阿智村会の決定について清内路村の桜井久江村長は「一歩前進と受け止めて感謝したい」と話した。

阿智・清内路 合併協議開始へ
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000802050002
2008年02月05日

 阿智村議会の全員協議会が4日開かれ、清内路村との任意合併協議会の設置を賛成11、反対3の賛成多数で決めた。岡庭一雄・阿智村長は「議会の決定に従う」としており、両村の合併協議がスタートすることになった。合併は昨年6月、清内路側が話し合いの場の創設を阿智側に申し入れ、阿智側が同10月に「合併を前提とした協議には応じられないが、合併も選択肢の一つとして今後のあり方を協議したい」と両村の「あり方研究会」を提案、これまでに数回開催されている。(平林敬一)

 合併協設置の可決について、阿智村との合併を公約に掲げて初当選した桜井久江・清内路村長は「正式には聞いていないが、合併は一歩進んだことになる。誠意ある議論をしてくれた阿智の議会にお礼をいいたい」と喜んだ。阿智村議会のこの日の結果は、7日に開かれる「あり方研究会」に報告される。

 全員協議会では、議長と欠席議員を除く全議員が発言した。賛成議員からは「多くの清内路住民が阿智村との合併を望んでいる」「清内路村は徹底した行財政改革に取り組んだ」といった意見が出た。一方、反対の議員は「(合併協を設置する前に)時間をかけてもっと議論する必要がある」「阿智の住民の中には心情論は抑えるべきだという声がある。合併協は時期尚早」などと述べた。

 終了後、岡庭村長は「議会は清水の舞台から飛び降りることをやってくれた。思いやりがあると考えるならば、清内路の住民の声を受け止めるというのも一つの道」などと述べ、早い時期に協議会を立ち上げたいとの考えを示した。

 「あり方研究会」ではこれまで、清内路側から合併協設置の強い要望が寄せられていた。阿智村は1月に村内7自治会で「住民の意見を聴く会」を開催し、合併問題を話し合った。

清内路と合併任意協設立へ 阿智村会
http://www.shinmai.co.jp/news/20080205/a-5.htm

 下伊那郡阿智村議会は4日開いた全員協議会で同郡清内路村との合併問題について議論し、賛成多数で任意協議会の設置を決めた。岡庭一雄村長も議会の結論を受け入れる意向を示し、両村は近く任意協を発足させる。阿智村会は合併問題について1月中に村内7自治会ごとに「住民の意見を聞く会」を開催。全協では「聞く会」での住民意見などを踏まえ、小笠原啓次議長と病気で欠席した1人を除く14議員全員が意見を述べた。

3587とはずがたり:2008/02/05(火) 17:26:08
<東海>静岡県

新居との合併に前向き 湖西で住民が意見交換
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080205/CK2008020502085234.html
2008年2月5日

 新居町との合併を検討している湖西市で4日夜、合併に関して市民と三上元・市長、飯田勝義合併調査係長ら市幹部が意見交換する地区別懇談会が始まった。対象自治会ごとに市内計9カ所で、21日まで順次開催される。

 初回のこの日は新所地区の住民を対象に開かれ、約70人が参加した。三上市長は「会の趣旨は、市から何かを提案するのではなく、皆さんにご意見を述べていただくことです」とあいさつ。合併をめぐる両市町の経緯や、財政状況の比較、モデルケースでの家庭の支出の比較などが説明された。

 市民からは「道州制も視野に入れて責任ある自治体の基盤をつくってほしい」など、合併に前向きな意見が多く出された。「市民アンケートを取って意見を反映させてほしい」などの要望もあった。

 また、三上市長は終了後の報道の取材に対し「市としては6月定例会に法定合併協設置議案を提案したい。それまでには自身の考えも表明したい」との意向を示した。

3588とはずがたり:2008/02/05(火) 17:37:38
<九州・沖縄>長崎県

30万都市を目指して佐世保動く。
佐世保254k+波佐見15k+鹿町5k+江迎6k+小値賀3k=283kでどうしても(合併を嫌がってる)佐々13kか川棚15kのどちらかは絶対出来れば両方が欲しいと云う感じか。

佐世保市の広域合併打診 佐々町長「機熟さず」 当面単独の方針伝える
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/nagasaki/20080205/20080205_002.shtml

 佐々町の関耕二町長は4日、広域合併に向けた協議を求めるために同町を訪れた佐世保市の朝長則男市長に「道州制が導入されれば仕方がないが、今はまだ町民の意識も機が熟していない」と、当分の間は単独で行政運営する方針を伝えた。

 関町長は町役場で約30分間、朝長市長と非公開で面談。その後、記者団に「合併するなら佐世保市とだと思うが時機が早い。将来的には住民アンケートなども実施してみたい」と述べ、東彼3町など周辺自治体の動きも見ながら、慎重に検討していく考えを示した。

 朝長市長は「広域合併は佐々町抜きでは考えられない」と関町長に協議参加を求めたという。

 江迎、鹿町両町から昨年11月に合併協議を要請された朝長市長は、人口30万人以上の中核市を目指し、1月末から小値賀町など周辺5町を順次訪問。5日は川棚、東彼杵、波佐見3町の首長とそれぞれ面談する。

=2008/02/05付 西日本新聞朝刊=
2008年02月05日00時45分

3589とはずがたり:2008/02/05(火) 17:41:32
<東北・北海道>岩手県

門馬地区の連中の大部分が宮古で賛成なら兎も角分村せずありきに見えるのは納得が行かない。

「自立を」「盛岡と」の声も 川井の合併説明会開始
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080205_7

 川井村の合併に関する住民説明会は4日、村西部の門馬地区を皮切りに始まった。内舘勝則村長は村全体で宮古市と合併を進めたい意向を説明。住民から盛岡市との合併や単独村政維持を求める発言が出た。説明会は18日まであと18会場で開かれ、合併に向けてどう村民世論を集約するか注目される。
 4日の説明会は区界、去石、田代の3会場で順に開かれた。盛岡市まで数百メートルの区界集会所では住民26人と村幹部が出席。合併手続きや効果、宮古市と同村の行政サービス比較などの資料を説明し意見交換した。
 内舘村長は、国と地方の財政難、急速な高齢化などを挙げ「10年、20年後を考えれば合併は避けて通れない。余力があるうちに選択すべき」と2010年3月の新合併特例法期限内に合併を進めたい考えを伝えた。
 発言した参加者8人のうち4人は「住民の利便性をどう考えているのか」「救急車も盛岡から来れば早い。そういう面で行政が不便だ」など分村か村全体で盛岡市との合併を求めた。
 門馬の明日を考える会の去石雄喜代表(74)は「内舘カラーを出して単独村政維持を打ち出せば村民は協力する」と自立を主張。役場出張所や学校がどうなるのか―などの質問も出た。
 発言した農業細矢章吉さん(67)は「分村の話にもう少し前向きに対応してもらえるかと思ったが、宮古市と合併すると決めてしまっているような感じだ」と残念そうだった。
 去石集会所では盛岡市との合併論は出ず、2人が「村単独でやっていけないのか」などと自立の模索を要望した。
 内舘村長は「分村や盛岡市との合併論が出るのは予想していた。門馬地区は1次産業の中心地。川井村の地域全体の発展に欠かせないことに理解を求めたい」と述べた。

3590とはずがたり:2008/02/06(水) 16:07:47
<九州・沖縄>長崎県
>>3588
波佐見も否定的なんか。。

県北合併3町に難色…佐世保市長が川棚、東彼杵、波佐見町長打診も
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20080205-OYT8T00667.htm

 県北地区の広域的な合併について、周辺町の考え方を確認している佐世保市の朝長則男市長は5日、川棚、東彼杵、波佐見3町を訪れ、各町長と会談した。いずれも合併に肯定的な返答は得られなかった。市長は4月以降、同様に消極的な姿勢だった小値賀、佐々両町を含む5町を再訪し、正式な回答を求める方針。

 県が昨年10月に示した合併推進構想では、3町は同市との合併の枠組みには含まれていない。しかし、同市は人口30万人以上の中核市を目指しているため、3町にも意向を確認することにした。

 この日、朝長市長が各町長に「将来、合併を検討する際に市を選択肢に加えてほしい」と打診。これに対し、川棚町の竹村一義町長は「佐世保市との合併はこれまでも想定していなかった」と述べ、当面、単独町政を続ける意向を伝えた。

 東彼杵町の紙谷修町長は「合併は将来的に必要」との認識は示したが、同市とは距離的な問題からやや難色を示した。波佐見町の一瀬政太町長も「町内に合併の機運が高まっていない」として、当面の合併に消極的な姿勢を見せた。

 訪問後、朝長市長は「それぞれの町に考え方や事情があると感じた。今回は市として正式に意向を伝えたかったので、その面では良かった」と話していた。

(井上忠明)
(2008年2月6日 読売新聞)

3591とはずがたり:2008/02/07(木) 14:32:27
<九州・沖縄>熊本県

2008年2月7日 14:03
熊本市と城南町、合併任意協が初会合
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080207200012&cid=main

 熊本市と下益城郡城南町は七日、合併任意協議会の初会合を同町の火の君総合文化センターで開いた。今後、月一回のペースで開き、両市町が合併した場合の将来像や住民生活への影響などを検討。協議の進み具合をみながら、法定協議会への移行を目指す。

 幸山政史市長、八幡紀雄町長ほか、両市町の議会や各種団体の代表者ら二十三人で構成。下部組織として両市町幹部でつくる幹事会、総務部会や企画財政部会など各部署単位の作業部会を置き、任意協での協議内容を検討する。城南町は独自に、公募住民を含め各種団体代表などからなる合併検討委員会も設け、任意協への意見・要望などをまとめる。

 初会合で幸山市長は「将来について語り合う土壌ができた。行政サービスの違いなどを検討し、方向性を具体的に協議したい」、八幡町長は「町の将来を考える歴史的な時期を迎えている。住民の不安を取り除くよう理解を得ながら協議を進めたい」とあいさつ。会長に幸山市長、副会長に八幡町長を選出したことなどを報告した。

 次回は三月二十五日開催の予定。(福井一基)

益城町・熊本市「政令市考える研究会」発足
http://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/index.cfm?id=20080202000002

 上益城郡益城町と熊本市による「益城町の明日と政令指定都市を考える研究会」が一日発足し、同町内のJA会議場で初回会合を開いた。住民代表委員らが中心となり、両市町が合併し政令指定都市に移行した場合の、益城町の将来像や町民生活に与える影響を調査検討する。

 益城町では、二〇〇三(平成十五)年八月の住民投票で同市との合併協議会設置を拒否しており、合併が前提となる政令市の具体的検討はおよそ四年半ぶり。

 研究会は、両市町の住民・経済団体の代表ら三十二人で構成。上野眞也・熊本大政策創造研究教育センター教授が会長を務める。

 主に都市計画、商工観光、生活環境、健康福祉医療など二十一項目について協議。具体的には、区役所の設置や新たな税負担など合併と政令市移行で制度が変更されるもののほか、第二空港線沿線や益城台地、町周辺部の開発、サービスに大きな隔たりがある子ども医療費助成など多岐に渡る。

 今後、各委員へのアンケート調査で各課題や町の将来像についての意見を集約し、行政担当者による作業部会でも事務事業の比較検討を行う。三月末まで残り二回の会合で報告書を取りまとめ、両首長に提出する。(蔵原博康)
熊本日日新聞2008年2月2日朝刊

3592とはずがたり:2008/02/07(木) 14:33:39
<九州・沖縄>熊本県

政令市研究へ初会合 益城町と熊本市 年度内に報告
ttp://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/index.cfm?id=20080123000001

 上益城郡益城町と熊本市は二十二日、「益城町の明日と政令指定都市を考える研究会」の第一回作業部会を同町役場で開いた。二月一日に両市町が発足させる研究会の下部組織。合併し政令市に移行した場合の調査研究結果を本年度内にまとめ、両首長に報告することを確認した。

 研究会の設置は住永幸三郎町長が十二月町議会で表明。「政令市移行による県からの権限移譲で、町の諸課題がどう解決するか検討したい」としている。委員は学識経験者や両市町の住民団体、経済団体などの代表者ら約三十人の予定。

 益城町側が課題として提示した第二空港線沿線や益城台地の開発、市街化調整区域の振興などの協議に加え、約百七十項目に及ぶ両市町の事務事業の比較検討をする。

 政令市の人口要件が七十万人に緩和されている合併特例法の期限が二年二カ月後に迫っていることから、年度末の三月まで計三回の会合で報告を取りまとめる方針。報告書は住民説明などの基礎資料にもなる。

 作業部会は益城町側の十八課・施設、熊本市側の十四課・室の課長らで構成。研究会の協議に備えて、所管の事務事業などを比較整理する。二十二日は今後のスケジュールを確認したほか、益城町側から政令市の権限などについて熊本市側の情報提供に期待する意見が出た。(蔵原博康)
熊本日日新聞2008年1月23日朝刊

熊本市・城南町 合併任意協作業部会 協議内容の検討開始
ttp://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/index.cfm?id=20080119000002

 熊本市と下益城郡城南町は十八日、合併任意協議会に向けた第一回作業部会を同町役場で開き、任意協で協議する内容の検討を始めた。

 両市町は十一日に任意協を設置し、初会合は二月七日に開催する。作業部会は任意協の下部組織で、総務部会や企画財政部会など十部門で構成。両市町の合併について、住民生活にかかわりが深い事項や将来像に関する内容のたたき台を作成する。

 作業部会には、両市町の課長クラスを中心に約六十人が出席。八幡紀雄町長が「将来に向けていい地域づくりを目指したい」とあいさつした後、任意協事務局から合併に向けた同市と同郡富合町との経過、鹿本郡植木町や上益城郡益城町の動向が報告された。

 出席者一人ひとりが自己紹介した後、協議する項目の基となる「事務事業調査票」の作成方法などについて事務局が説明した。(福井一基)
熊本日日新聞2008年1月19日朝刊

3593とはずがたり:2008/02/07(木) 18:36:14
<近畿>滋賀県

何で議会が纏まってないのだ??

長浜市が合併推進室を設置
2008.1.26 02:41
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/shiga/080126/shg0801260241001-n1.htm

 長浜市は25日、県北6町との合併を進める合併推進室を設置した。7市町で組織する「1市6町広域化研究会」が前日の24日に、合併協議への移行を決めたことを受けた措置。ただし、長浜市議会は態度を保留している。

 同研究会は、24日開いた5回目の会合で、1市6町と6町議会が合意。同研究会を解消し、来月7日から、合併に向けた事前協議に入ることが決まった。しかし、長浜市議会議長は、議会内の意見が統一されていないとして欠席していた。

 また、同市は25日付で部長級3人を含む人事異動を発令した。

 部長級の異動は次の通り。

 総務部担当部長兼合併推進室長(教育部長)辻川作男▽総務部理事兼合併推進室次長(企画部理事兼企画調整課長)田中省吾▽教育部長兼長浜文化スポーツ振興事業団常務理事(長浜文化スポーツ振興事業団常務理事)加藤嘉昭

3594名無しさん:2008/02/08(金) 13:38:30
3588 3590 とはすがたりさんへ

当方は この地域の住人だから合併問題に少しは詳しいが先の合併特例法期限を目指して
各町が試行錯誤したが結局最後は 町長、町議会議員、役場職員と職員組合のエゴで潰れてた。

鹿町は ぎりぎりで佐世保市への編入を希望したが残り期間少なく先送りになったが一日も早い編入合併を望んでいる。
江迎は 松浦や平戸そして佐世保か合併相手で揺れ続けたが合併特例期限までに決着つかず、期限切れ後新町長が住民希望で佐世保市への編入を決めた。
小値賀町は 町内が単独か佐世保市編入かで二分されてきたが今の町長が単独継続派であり当分合併はしないだろう。
東彼杵郡3町は法定合併協議会で東そのぎ市でまとまりかけたが、3町の中心である川棚町長が二転三転して最後は合併は川棚町にとって得策でないと反対して
町長選で再選され3町合併は頓挫した。
その後、波佐見町は佐世保市との合併をとの住民運動もあったが町長が機が熟していないと動かず自然と合併機運が静まってしまった。
東彼杵町は法定協議会前に郡3町合併か大村市との合併かで住民投票があったが一割前後の差で3町合併賛成が勝った。
合併破綻後は波佐見町との2町との合併先行論もでたが飛び地合併で実現せず。
東彼杵と波佐見町は合併の必要性は町当局も住民も認めているが町長に決断力と実行力がなく、住民側にも追及するエネルギーがない。

川棚町は 町長の自己保身、議員の自己保身、役場職員の保身で合併反対へ転換したのが本質だろう。
波佐見も東彼杵もその自己保身病が伝染してしまっている。
長崎県知事金子は 代議士時代も現在も自民党政治家として地域の取り纏め役として関係が深いが
3町長へ指導力を発揮できないが、なお郡内3町合併が望ましいとの方針を変えない。

先の見通しが出来ない3町合併に固執するより波佐見は佐世保市へ、東彼杵は大村市への編入合併が現実的
それぞれの地域にとって希望が持てると思う。
今後3町合併を仕方なくやろうとなったとき、なぜ今までしなかったのかという怒りの声が蔓延してくるだろう。
はっきりいって郡内3町合併は将来発展性が乏しいとみられる。逆に言えば、そうだから川棚町は自ら中心地でありながら
目先の利益や自己保身にかまけて合併反対へ回ったのだ。
佐世保市は30万中核都市への展望が持てるし、大村市は県内では最も人口増や経済発展の希望がもてる市である。

3町合併より 波佐見は佐世保市へ、東彼杵は大村市へ、というのが大局的思考から導き出されるがこの地の住民はなぜか元気がないのである。
東彼杵は合併へ再度動くとしても佐世保市との枠組みはまずあり得ないだろう。

3595名無しさん:2008/02/08(金) 15:25:12
3594の続き

佐々町は現在の町長は佐世保市との合併方針で町長選で当選したが、当選後は川棚町と同様に
町議会議員や役場職員の地位保身、自己保身のため合併消極論に押され日よってしまっている。
機が熟していないとか時期尚早論は 行政及び議会関係者の合理化を嫌がる言い訳論にすぎない。
せっぱ詰まるまで保身を続けるというだけだろう。
佐々も川棚も人口が15000ていどあり佐世保市のへ通勤者住宅化して県内では恵まれた財政状況にあったことは
まちがいないが、それを良いことに時代の要請に逆らっている。
町政関係者のエゴ保身のため時代遅れになるとは 残念至極のことである。

3596とはずがたり:2008/02/08(金) 21:56:50
>>3594-3595
おお,解説感謝であります。
この辺はしっちゃかめっちゃかでしたね。。纏めてる自分も訳が分からなくなりました。
一応佐世保と平戸と松浦に集約される様な形になりましたが,松浦市は実は結構人口も少なく,佐賀県にまたがる松浦地方の中心って訳でもなく将来佐世保にって事はありえないですかね?
もともと志佐町と云う町が中心となったようですけど昭和の合併では志佐を名乗る程の中心性はなかったのか松浦市となりましたが,平成の大合併では北松浦市という新市名案を蹴るなど矜持が高まってきているような気も致します。
東彼杵はもうちと通勤通学買い物等で佐世保との一体感が出ないと住民からの編入の声が上がりにくいですかねぇ。。

3597名無しさん:2008/02/09(土) 17:01:44
3595の続きですが
旧合併特例法期限までに残念ながら、佐世保市周辺の 佐々、鹿町、江迎、離れ小島のおじか町と東彼杵郡3町
が取り残されました。
佐々と川棚が合併に消極論へ傾いたのは役場3者(町長、議員、役場職員)の地位保全自己保身しか考えられないでしょう。
東彼杵郡3町の合併はおそらく10年は無理でしょう。理由は川棚町長が町長職を失いたくないのが根底にあり町議会及び役場幹部職員との関係は
いわば封建領主と家来の関係と変わらないからです。
長崎県知事金子は馬鹿ではないならこの辺の事情は知っているでしょうけれども、当初の郡内3町合併の枠組み構想をベストとして
合併破綻後も言い続けており、そのことを良いことに波佐見、東彼杵の町長と議会は合併必要論は認めながら新たな合併枠組みへ決断しないのです。

佐々町長が道州制になれば佐世保市への合併もしかたがないが と言ったと報道されているが、これは順序が逆でしょう。
道州制を導入するには、徹底した広域市町村が必要です。長崎では今23市町ですがあと8つ程度は減らし15市町にする事が出来ます。
こうなれば市町の取り纏め役としての県の必要性は軽くなり、いやが上にも新しい制度・道州制などを導入せざるを得ないでしょう。

長崎の県北地帯は、将来的には郡部の町は無くなり、北部より 平戸市、松浦市、佐世保市、大村市の4つに編成されるでしょう。
東彼杵郡3町は波佐見、川棚は佐世保市へ 東彼杵は大村市へというのが順当なところです。

そのためには、長崎県知事金子がきっちり英断することが必要ですが、残念ながらそのような大局的判断も決断も出来る器ではないようです。

3598とはずがたり:2008/02/10(日) 12:39:10
重ねての解説感謝です。
川棚が元々独立心旺盛であるようですね。
波佐見も元々合併したがってたので,都市圏の拡大を考慮に入れれば佐世保にくっついても良いような気がしますが土木利権が通りにくくなる大都市への吸収は避けたい所なんでしょうね…。

3599とはずがたり:2008/02/10(日) 14:13:10
<九州・沖縄>熊本県

2008年2月10日 08:03
合併問題で住民説明会が終了 植木町
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080210200004&cid=main

 鹿本郡植木町が一月下旬から町内九地区で開いてきた、熊本市との合併や政令指定都市問題に関する住民説明会が九日夜、すべての日程を終了した。各地区で、合併への賛否や町の財政状況などに対してさまざまな意見や質疑が交わされた。

 説明会は、熊本市と設けた事務レベルの研究会が昨年十二月、合併した場合の課題や両市町の行政サービス・制度の違いなどを報告書にまとめたことに伴う。町がその内容と町財政の見通しを説明し、住民の意見を聞きたいと呼び掛けた。

 同日夜は、田底地区の公民館で最後の説明会があった。「早く熊本市と任意協議会を設けて議論してほしい」「高い経費を掛けた住民投票で合併に反対したはず。なぜまた合併論議なのか」といった意見のほか、「判断材料として熊本市の財政見通しも詳しく知りたい」などの要望も出た。

 藤井町長は終了後、「住民の関心や認識が高まったという点では有意義だった。賛否両方の意見があり、厳しい町財政に対する心配が大きいことも分かった」とした上で、今後については「住民の意向をさらにくみ取っていく手法を、議会とも協議して検討したい」と語った。(浪床敬子)

3600とはずがたり:2008/02/11(月) 14:30:07
<東海>静岡県

残念だが三島と沼津の折り合いは付きそうになかったからなぁ。。
富士(吉原・岩渕)と富士宮のと芝川合併で取り敢えずは中核市をも一個造る方向に注力した方が良いかも。

研究会解散「東部政令市」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080208-OYT8T00845.htm

 政令指定都市実現に向け話し合いを続けていた5市4町による「東部広域都市づくり研究会」(会長・斎藤衛沼津市長)は8日、沼津市内の会合で、これ以上合併について議論を続けても合意は困難として、研究会の解散を決めた。1999年11月に発足し、2003年には「おおむね10年をめどに政令指定都市を目指す」ことで合意したが、各市町の思惑が食い違う中で、空中分解した形だ。

 昨年12月には石川知事も、関係首長を前に「東部の大同合併は困難」として、「ネットワーク型地域形成」への方向転換を提案しており、県東部での大規模な合併は当面、不可能になった。

 この日は、政令市に向けた合併の進め方について「研究会が手かせ足かせになっており、一度解散してそれぞれが新たな組み合わせで進めた方が近道になる」(斎藤会長)、「合併は別のメンバーでやったらどうか」(小池政臣・三島市長)の意見が出された。

 「広域連携に取り組むために存続していいのではないか」(長田開蔵・御殿場市長)との意見もあったが、全員が解散に同意。ゴミ処理などの広域連携は、既存の「駿豆地区広域市町村圏協議会」(8市4町)で対応することになった。

 会合後、斎藤会長は「研究会が合併を遅らせるための隠れみのにされていた。目標通りに政令市を目指すのは無理と感じ、合併を進めるには取り払った方がいいと考えた」と述べた。

 合併で政令市を実現した静岡、浜松両市に対し、県東部では合併が進まず、中小の市町が混在する状態が続いている。これを打開するため、県東部5市4町(沼津、三島、裾野、御殿場、伊豆の国、函南、清水、長泉、小山)の首長と議長でつくる同研究会が、大同合併を協議してきた。

 中核市などを経て段階的に合併を進めるべきだという沼津市などと、一気に政令市を目指す意向の三島市などの間で、議論は平行線をたどった。

 背景には、05年の2市2町(沼津、三島、函南、清水)合併協議会設置議案が不調に終わったことに象徴される沼津と三島との根深い不信感がある。また、「政令市はあくまでも努力目標」として小山町や裾野市との合併を模索する御殿場市など、参加各市町の思惑はばらばらだった。

 このため、県市町村合併推進本部が昨年、3市3町(沼津、三島、裾野、函南、清水、長泉)や1市1町(御殿場、小山)の合併基本構想をまとめたにもかかわらず、石川知事は、合併特例法期限(10年3月)内の大同合併は無理として、さじを投げた。
(2008年2月9日 読売新聞)

3601とはずがたり:2008/02/12(火) 01:25:50
<近畿>大阪府

橋下知事支援の意向
千早赤阪村・河内長野市 合併問題
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20080211-OYT8T00021.htm

 千早赤阪村と河内長野市の合併問題で、橋下徹知事は10日、「できる限りのことはバックアップする」と述べ、府として合併を支援していく考えを明らかにした。両市村は、合併協議会の設置議案について、「知事選後、新知事の意向を確認する」として、昨年12月議会での提案をそれぞれ見送っていた。橋下知事が支援の意向を表明したことで、両市村は議会への提案に向け、協議を再開する。

 同日、府庁を訪れた橋上義孝市長と松本昌親村長に対し、橋下知事は支援姿勢を明確にした上で「ちゅうちょすることなく、今まで通り推し進めてください。合併してもすばらしい風景を大阪の売りにしてほしい」と期待を込めた。

 府は、太田房江前知事時代に、合併の仲介と財政支援などを約束しており、橋下知事の対応が注目されていた。

 橋上市長は「力強い約束をしてもらい、安心した。議会に意見を求め、住民の理解を得たい」とし、松本村長は「市と村では文化や仕組みが違うので、府に仲介してもらってできるだけ早く合併を実現したい」と述べた。
(2008年2月11日 読売新聞)

3602名無しさん:2008/02/13(水) 21:50:40
>>3586
>阿智は浪合村とも合併している。求心力あるねぇ。何故だ?

駒場宿

3603とはずがたり:2008/02/17(日) 23:52:35
<北関東>栃木県

むぅ,微妙な感じですなぁ。

県南合併始動
成否の鍵 岩舟アンケート
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080217-OYT8T00063.htm

 栃木市と周辺5町の合併構想を巡り、栃木市が「合併推進室」の設置を決めるなど、合併新法期限(2010年3月末)までの合併に向けた取り組みが動き出した。一方で、周辺町民には他市との合併を望む声もあり、岩舟町で来月実施を予定する住民アンケートの結果が、合併の成否の鍵を握りそうだ。(上地洋実)

■「1市5町」答申

 県の合併推進審議会が県南合併の優先する枠組みとして「1市5町」を答申したのを受け、栃木市の日向野義幸市長は07年12月の定例議会で「(合併新法)期限内の合併に向けて環境を整えたい」と明言するなど、合併に意欲を見せる。15日には、08年度に市企画部に「合併推進室」を設け、5人程度の職員を配置すると発表した。

 岩舟町と西方町では年明けから町内の各地区での住民向け説明会を始めた。西方町の真名子で行われた説明会に町民約100人が参加するなど関心も高い。

 藤岡町では、1月に自治会や農業団体などの代表約50人で構成される第1回目の合併検討委員会を開催。都賀町でも07年から各種団体代表による合併懇談会を開いており、3月に3度目の懇談会を開く。大平町も、町民約30人による懇談会を08年度に計6回開催する方針で、合併に向けた機運が高まりつつある。

■慎重な首長も

 一方で、大平、岩舟、藤岡の3町による法定合併協議会や栃木市と西方町の任意合併協議会が頓挫した過去の経験から、「同じ轍(てつ)は踏みたくない」と合併に慎重な首長も少なくない。07年10月から始まった各首長の懇談会も既に4回開催されたが、各自治体が抱える問題点などを話し合っただけで、具体的な議論には至っていない。来年度以降の取り扱いも現時点で未定だ。

 さらに、各町には別の合併を望む声もある。岩舟、藤岡両町は、佐野市との合併を望む声も多い。アウトレットなど大型商業施設がある佐野市と合併した方が経済的に有利との考えが強いためだ。西方町では、若林照一町長が「市町村合併は避けて通れず、1市5町を前提に、それぞれの市町が2010年3月末までの合併に向けて取り組まなければならない」と明言するが、町民の間では、農協や通学区域が同じ鹿沼市との合併を望む声も根強い。

 こうした中、注目が集まるのが、岩舟町が3月に町内6000世帯を対象に実施するアンケート調査だ。3月3日をめどにアンケートを郵送し、合併希望先を〈1〉(小山市と野木町を加えた)2市6町〈2〉1市5町〈3〉佐野市〈4〉その他―の中から選んでもらい、意見集約を図る。栃木実・岩舟町長は、「アンケート結果を見て(合併の方向性を)判断したい」としている。

 しかし、1市5町のある首長は「アンケートで岩舟町民の多くが佐野市との合併を選択すれば、岩舟町は(1市5町の合併協議から)抜ける。そうなれば、1市5町の合併は破局する」と危機感を募らせる。岩舟町と佐野市が合併に動けば、藤岡町も追随する可能性が高いためだ。残る3町のある首長も「3町だけでは、栃木市と対等に話し合えない。吸収される合併をする気はない」と、その場合の離脱を予告する。

 各首長とも「今年9月までに法定協議会を設置しなければ(法律の期限に)間に合わない」という認識は共有する。だが、岩舟町のアンケート結果次第では、曲折もありそうだ。
(2008年2月17日 読売新聞)

3604とはずがたり:2008/02/18(月) 17:57:31
<東海>静岡県

森は袋井との合併に大きく傾いたと云えるか。

森町長に村松氏4選 合併推進掲げ接戦制す
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080218/CK2008021802088490.html
2008年2月18日

 合併の方向性が主な争点となった任期満了(3月9日)による森町長選は17日投票、即日開票の結果、合併推進を掲げる無所属現職の村松藤雄氏(62)が、合併に慎重な前町議で無所属新人の太田康雄氏(48)を小差で破り、4選を果たした。

 「町の発展のため合併は必要」と唱えた村松氏は行財政改革の実績を背景に、第二東名が開通する2012年度以降を合併時期と想定。インターチェンジ周辺の基盤整備や企業誘致などの施策を訴え、接戦を制した。

 太田氏は「合併はまず自立と検証が必要」と訴えて若者や地盤の森地区から支持を集めたが、及ばなかった。

 投票率は、過去最低だった前回(2005年)より2・74ポイント低い71・93%だった。当日有権者数は1万6657人(男性8134人、女性8523人)。

森町長選確定得票
当 6,177 村松藤雄62 無現
  5,726 太田康雄48 無新

3605とはずがたり:2008/02/19(火) 13:51:43
<東海>浜松市

新浜松市成立の時の記事。

この辺は浜北区となった今から見ると煽り記事だよなぁ。。
>浜北市が実施した市民アンケートで、7割以上が「浜北区」の区名を希望しているが、決めるのは浜松市長から委嘱を受けた20人の委員で、希望通りの区名となる確証はない。

新浜松市誕生
(上)伝統の地名に愛着
 変わる住所  知名度アップへ期待も
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/kikaku/067/1.htm

 「『7月1日からは浜松市二俣町出身の……』となるんですか。ちょっと寂しいですね」。リクルートの旅行誌「じゃらん」元編集長の稲垣隆弘さん(42)(大阪府堺市)は、新「浜松市」の住所表示でふるさとの名前が消えることを残念そうに話す。稲垣さんはホンダの創始者、本田宗一郎と同じ天竜市に生まれ、現在は同市の観光をPRするふるさと大使に任命されている。

 浜松市に編入合併される市町村のうち、9町村の住居表示は、「浜松市」のあとに字名としてそのまま町村名がつくが、天竜、浜北両市の名はつかない。
     ◎
 両市は政令指定都市移行後の行政区に、市名の“復活”を目指す。しかし、政令市移行後の区割りは、合併協議で天竜市が佐久間、水窪、春野町、竜山村と一緒に一つの区に、浜北市は単独で一つの区になることが内定している。

 天竜市の中谷良作市長は6月市議会で、「『天竜区』としていただきたい」と自らの思いを述べたが、同市以外の4町村が「天竜区」で合意しているわけではない。

 また、浜北市が実施した市民アンケートで、7割以上が「浜北区」の区名を希望しているが、決めるのは浜松市長から委嘱を受けた20人の委員で、希望通りの区名となる確証はない。

 浜北市の市制施行と同じ年に生まれた同市於呂、会社員猪股典成さん(42)は「慣れ親しんできた地域の名前は残して欲しい。たとえ『浜北区』となっても、住所の最初に浜松の名がくるので、吸収されたイメージがぬぐえず、寂しい」と話す。
     ◎
 舞阪町の弁天島地区は、12市町村で唯一「舞阪町舞阪」から「浜松市舞阪町弁天島」と、新しい字名に変わる。同地区は潮干狩りや海水浴などに訪れる観光客が多く、「弁天島」の名前は地元の自治会名やJRの駅名などにも使われており、住民は以前から字名の変更を希望していた。

 同町観光協会会長でホテル白砂亭の浅野鉞郎会長(70)は「この地区は昔から『弁天島』で通っている。私たちにとっては字名にしてもらうことが合併の条件だったので、うれしい」と打ち明ける。

 一方、「三ヶ日みかん」のブランドで知られる三ヶ日町は、「浜松市三ヶ日町」の住所表示になるが、三ヶ日農協は「『三ヶ日みかん』は地域限定。売り上げに影響はない」と言い切る。むしろ、浜松市が大きな地方都市となり、全国にブランドを発信してくれることがプラスになると考えている。

3606とはずがたり:2008/02/19(火) 13:53:08
<東海>静岡県

この時点で既に鈴木修が吠えておる。
>「新浜松市の建設計画は『ハコもの』が多い。(合併が)第2のハコもの行政にならないか」。24日、浜松市内で「大合併を考える」との演題で開かれたシンポジウムのパネリストとして登壇したスズキの鈴木修会長は疑問を投げかけた。

新浜松市誕生
(中)サービスと負担
ハコもの増に懸念も 図書館利用便利に
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/kikaku/067/2.htm

 村立図書館には蔵書は約5000冊しかないが、天竜市は約12万冊ある。「児童が興味をもってくれるいい本を探すには、冊数の多い方がいいから」と話す。

 7月1日の合併後、新浜松市の蔵書は約217万冊になり、2006年10月からは、各市町村の図書館に専用端末が置かれ、蔵書の検索や予約、取り寄せが簡単にできるようになる。

 これまでも市町村間で図書の取り寄せはできたが、数週間かかっていたのが1週間程度に短縮される。太田さんは「近くで借りられるようになれば、地元の図書館に通う機会が増えるかも」と期待する。
     ◎
 浜北、天竜両市には保健所の支所ができる。これまで、県西部保健所(浜松市)へ出向いていた浜北市民にとっては支所ができて近くなる。一方、合併後に廃止される同保健所浜名分庁舎(新居町)を利用していた雄踏、舞阪の両町民は逆に浜松市へ出向かねばならず、距離は遠くなる。

 ただ、保健所業務のうち、住民に密接な健康診断などは、現在の市町村単位で続けられる。毎年、雄踏町保健センターで健診を受けている同町宇見、財団法人職員坂下節子さん(51)は「保健所の場所が遠くなっても困ることはないです」と話す。
     ◎
 「新浜松市の建設計画は『ハコもの』が多い。(合併が)第2のハコもの行政にならないか」。24日、浜松市内で「大合併を考える」との演題で開かれたシンポジウムのパネリストとして登壇したスズキの鈴木修会長は疑問を投げかけた。

 新浜松市は、総事業費400億円超の新清掃工場をはじめ新美術館や各市町村の温泉施設、記念館などの建設を計画している。また、政令指定都市移行までには三つの区役所の新設も内定しており、1か所当たりの建設費は20億円前後だ。

 合併にかかる費用はハコものだけではない。電算システムの統合は、システム変更などに約40億円がかかり、市民一人あたり5000円超の負担となる。

 合併でハコもの行政が増える背景には、地方交付税の形で交付される合併特例債がある。ただし、3割は市の借金として残るため、鈴木会長は「新設ありきではいけない。税金の使われ方に関心を持つべきだ」と、住民に厳しいまなざしを向けるよう呼びかけた。

>>3605-3606
(下)は見つからなかった・・。

3607とはずがたり:2008/02/19(火) 13:54:13
<東海>静岡県

政令市・浜松まで半年
(上)7つの区
均衡取れた発展目指す
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/kikaku/085/1.htm

 「はままつフラワーパークや市動物園は、入場者を増やすために様々な方法を講じるべきだ」。浜松市役所で25日に開かれた浜松地域協議会。市の公共施設を巡り、出席者から当局に様々な注文がつけられた。

 住民の様々な意見を集約して市の施策に反映するため、昨年7月の合併後に旧12市町村単位で設置された「地域協議会」。政令市移行で、七つの区ができるのに伴い、現行の地域協議会12のほか、区単位で七つの「区地域協議会」が置かれる。

 予算編成や条例の制定、改廃に関して市に要望できるとなると、地域協議会の役割は、市議会と重なってくる。鈴木修・スズキ会長は「議会制度の危機だ」と、地域協議会と市議会の機能の類似性に懸念をあらわにする。

 来年春の統一地方選で、浜松市議選は各区単位で行われる予定だが、地域協議会の役割が高まれば高まるほど、市議会・議員の機能低下につながりかねない。中山正邦・浜松商工会議所会頭も「地方分権の新しいあり方として評価するが、市が細かい意見を吸い上げると議員はどうなるか」と疑問を投げかける。

 市の組織も、政令市になる来年4月から、これまでの旧市町村単位の12総合事務所の名称が「区役所」や「地域自治センター」に変わる。3区体制の静岡市とは対照的に、地域を細分化し、重層的にもしていく。

 北脇保之市長が口にする市の将来像は、「環境と共生するクラスター型都市」だ。クラスターとはブドウの房のこと。市は「粒が集まって房をつくるように、各地域の良さを生かし、均衡ある発展を目指す」と説明する。

 7区のうち、市は浜北区に副都心機能を持たせ、遠州鉄道浜北駅周辺で商業、行政、文化機能の充実を図るほか、中心部の中区、山間部の天竜区と、区ごとに人口規模や抱える課題はかなり異なる。

 「職員の負担が増え、従来のサービスが維持できるか不安だ」。市社会福祉協議会水窪支所の大坪秀雄所長(62)は、戸惑いを隠せない。

 市の高齢化率は19・7%と県平均(20・4%)を下回るが、天竜区では佐久間、龍山、水窪地域で40%を超えている。来年4月からの組織見直しで、春野を含めた4地域の常駐職員はおおむね半減する見通し。水窪では5人が2人に減る。

 市社協では「天竜から応援要員を派遣する」としているが、大坪所長は「急激な再編は影響が大きい」と心配する。

 旧町民総参加型で昨年7月に発足したNPO法人「がんばらまいか佐久間」。大平枚男(かずお)理事長(64)は「中心部とは事情が異なり、高齢化が深刻だ。地域協議会に要望するだけでなく、住民が自発的に活動できる組織が必要だ」と強調する。

 1511平方キロ・メートルと、全国でも岐阜県高山市に次ぐ広さの浜松市。七つあるどの房も、バランスよく、満遍なく成熟させていくのは、容易ではない。

3608とはずがたり:2008/02/19(火) 13:57:37
<東海>静岡県

浜松の空洞化と云われるが確かに工場も外へ出て行くわ中心商業地も停滞気味だではその危機感も頷ける。
基本的に田舎の中心都市で都市インフラも車中心で中心商業地も苦戦するのかも知れないけど頑張って欲しい所。遠鉄の二俣乗り入れや佐鳴湖方面への延伸を!

政令市・浜松まで半年
(中)にぎわい
企業誘致へ専任グループ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/kikaku/085/2.htm

 オートバイ発祥の地・浜松市から二輪車工場が消えることになった。すでに市外に工場を移したスズキ、ヤマハ発動機に続き、ホンダが20日、二輪車生産を2009年までに熊本製作所(熊本県大津町)に一本化する方針を表明したためだ。
 ホンダの浜松製作所の生産台数は年間20万台。自動変速機(AT)生産に特化する。ホンダは「取引先との関係は守っていきたい」と説明しているが、長期的にすそ野が広い部品メーカーへの影響は避けられない。

 このホンダの方針に対し、北脇保之市長は「非常に重く受け止めている。企業誘致や市外への企業流出問題に、今まで以上に積極的に取り組みたい」と、強い危機感をにじませた。

 企業流出の背景などを探るため、市は企業アンケートを実施する。企業立地ガイドも年内に作る。政令市移行後、商工部に企業誘致の専任グループを設け、重い腰を上げる。

 市のもう一つの顔である「楽器の街」も、すでに空洞化が表面化している。ヤマハはグランドピアノ生産部門を2010年までに掛川市の工場に移転する。河合楽器製作所は、縦型ピアノを生産する舞阪工場を閉鎖し、磐田市の竜洋工場に集約する計画だ。

 浜松のブランド力が揺らぐなか、周辺自治体は企業の受け入れ態勢を着々と整えている。

 磐田市(旧豊田町)が02年から区画整理を始めた東名高速遠州豊田パーキングエリア周辺の工業用地22ヘクタールの分譲が、来年秋から始まる。袋井市は東名袋井インター周辺で9ヘクタールの区画整理を予定し、独自の優遇措置を用意している。

 満水地区の工業団地を拡張する掛川市の担当者は「浜松市は土地が少なく、工場が拡張しづらいのでは」と気遣う余裕すら見せている。浜松市は、出遅れを挽回(ばんかい)できるのか。時間との戦いでもある。

 若者を中心ににぎわう浜松市鍛冶町。繁華街の一角にあるブティック「テット・オム」の店主河野健太さん(34)は今夏、若手商業者でつくる「HAM」(浜松アソシエーションマネジャー)などの企画として、商品を買った人に特製のエコバッグを配った。

 河野さんは「中心部が衰退し、郊外だけが繁栄しても、浜松は魅力を失い、静岡や名古屋に客が流れる。中心部は郊外にないサービスを生み出すことが大事だ」と語る。

 政令市の「顔」ともなるJR浜松駅前などの中心部は、00年以降、郊外の大型店に押されて、苦戦している。イトーヨーカドー浜松駅前店は来年1月に撤退する。01年に経営破たんした老舗百貨店「松菱」ショックもなお尾を引く。

 一方で、地上8階建ての「ヤマハミュージック東海浜松店」や、遠州鉄道高架下のフードパーク「べんがら横丁」が3月に開店し、中心市街地のにぎわいが戻りつつある。

 松菱跡の再開発を巡り、市などは、大阪市の百貨店「大丸」に絞って話し合いを進めており、年内に結論が出る見通し。ただ、大丸の進出計画の行方次第では、中心街回帰の兆しに水を差す恐れもある。

3609とはずがたり:2008/02/19(火) 13:57:54
<東海>静岡県

政令市・浜松まで半年
(下)共 生
外国人増で環境整備必要
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/kikaku/085/3.htm

 「『イ』の縦棒は真っすぐに書かなきゃだめよ」。浜松市立遠州浜小(釈精子校長)で9月下旬、女性ボランティアが1年生のブラジル人の女子児童にカタカナの書き取りを教えていた。

 全校児童414人のうち、外国籍が2割弱の77人を占め、中でもブラジル人が63人と最も多い。日本語が苦手な子どものために、習熟度別に4段階で指導している。

 昨年11月からは週2回、日本語を指導するボランティアが「放課後補充勉強室」を開いている。二十数人いるボランティアの1人で、外資系会社に勤めていた須山孝一郎さん(68)は「児童にやる気を起こさせるのは難しいが、孫に教えているようで楽しい」と目を細めた。

 浜松市立の小中学校に在籍する外国人児童は年々増え、現在1300人を超える。その一方で、旧浜松市では昨年度、帰国などによる中退者が130人に上り、学校になじめないで辞めた児童・生徒も1割いた。

 市内でも外国人児童が多く在籍する遠州浜小では、4人に1人が外国人というクラスもあるが、通訳など外国人の支援に携わる職員はわずか3人。釈校長は「高学年でも1年生の漢字が書けない児童もいる。日本語指導の職員は1人でも多い方がよく、低学年から手厚い支援が必要」と指摘する。

 外国人の増加に伴い、教育以外でも、さまざまな問題が起こっている。市税滞納問題もその一つだ。

 人口に占める外国人の割合は3〜4%程度だが、市税滞納額(2004年度末)計約74億円のうち外国人の滞納分は約1割。市は市営住宅に入居を希望する外国人に対し、納税証明書の提出を求めているほか、滞納者の自宅に出向いて督促しているが、昼夜を問わず働いている人も多く、徴収は容易ではない。

 納税課では、「母国と日本の税制の違いから、納税に対する理解が得られていない」とみる。

 同課は2003年から市内のブラジル人、ペルー人学校計5校で毎年1回、税金の使われ方などを学ぶ租税教室を開いている。「日本の税制について若者の理解を深めるとともに、持ち帰った資料を親に見せることで、親の納税意識が高まれば」と期待する。

 同年1月からは納税課に通訳職員を配置し、電話や窓口で納税相談にも応じている。

 ほかにも労働者の社会保険への未加入や子どもの不就学、不登校など外国人にかかわる問題は絶えない。

 浜松市の外国人約3万人のうち、ブラジル人は6割の1万8000人に上り、全国で最も多い。03年に市がまとめた南米日系人の生活・就労調査によると、日本での滞在期間が10年以上の人が41%を占め、地域社会にとけ込んでいる。

 しかし、死亡ひき逃げや強盗殺人事件で、ブラジル人容疑者が帰国した問題を巡り、肩身の狭い思いをしている在住ブラジル人も少なくない。

 外国人は、地元企業の貴重な労働力であるだけではない。政令市の一員として、日本人とともに安定して生活していける環境を整えることは、国際都市を自任する浜松市が避けて通れない重要な課題の一つである。 (佐々木鮎彦)

3610とはずがたり:2008/02/19(火) 13:59:00
<東海>静岡県

浜松市 地域自治区廃止へ
09年度末までに区役所に統合
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080212-OYT8T00543.htm

 浜松市は、合併前の旧自治体単位で設置していた12の地域自治区と付属する地域協議会を2009年度末で廃止する方針を、11日開かれた市行財政改革推進審議会(会長・鈴木修スズキ会長)で示した。同自治区は旧自治体のまとまりを維持するためとして、2005年7月の旧12市町村合併時に設置されたが、「行政の複雑化を招く」と批判が強まっていた。他自治体での今後の利用にも影響を与えそうだ。

 地域自治区は、地方自治法に基づき同市が政令市として全国で初めて設置した。旧役場などの地域自治センターが、証明書交付など88の事務や住民相談、防災対策など地域独自の事業に当たっている。同協議会は地域の有識者10〜16人で構成し、市の課題の協議や当局からの諮問事項を審議する。合併時は旧12市町村単位で発足、昨年4月の政令市移行での区制開始に伴い、一部改編された。

 合併前の旧市町村長らの合併協議会で設置が合意された地域自治区だが、区単位の区協議会が設置されていることもあり、行革審側から「区役所に統合した方が行政簡素化、経費節約になるのではないか」(原陽三郎委員)などの声が強まっていた。

 市議会からも存在を疑問視する声が出ていたうえ、昨年4月の市長選で初当選した鈴木康友市長も、マニフェストで地域協議会の区協議会への統合を掲げていた。

 同市では地域協議会委員の任期切れの09年度いっぱいで、自治区を廃止する考え。今後、各協議会に廃止を諮問する。今年に入り協議会側に廃止方針を説明しているが、一部に強い反発も出ているという。市では、裁量権拡大など区側の態勢強化を図る考えだ。

 市の決定を受け、11日の行革審終了後、記者会見した鈴木修会長は「今の体制では合併効果が出ないということに、市当局もようやく気付いたということ」と述べた。

 一方、天竜区・佐久町地域協議会の奥山浩行会長は「『一体感』を強調されても旧自治体単位での歴史や特性もある。それを的確に反映する仕組みがなくなって本当に良いのか懸念が残る」としている。
(2008年2月13日 読売新聞)

3611とはずがたり:2008/02/20(水) 19:34:26
<東北・北海道>山形県

市町村合併推進を確認 飯豊町議会検討委が初会合
2008年2月19日(火) 21:26
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200802/19/news20080219_0317.php

 飯豊町議会合併研究検討委員会(委員長・長沼桂子副議長、11人)が発足し、初会合が19日、同町役場で開かれた。市町村合併を推進していくことを確認するとともに、3月に同委員会を特別委員会に昇格させ、議論を深めていくことを申し合わせた。

 会議には、オブザーバーの菅野富士雄議長を含め、全12議員が出席。全員一致で市町村合併を推進していくことを決めた。枠組みについては、県が示した「置賜は1つ」(3市5町)や西置賜(飯豊含めた1市3町)など、複数案について発言があり、今後、多様な可能性を探る。

 委員からは「生活圏や経済圏は、長井よりも南陽に向きつつある。西置賜の枠組みでは昔に戻る感じ。前向きになるには東(南陽)を向きたい」「他市町の動向を踏まえると、3市5町の合併は難しい」といった意見が出された。

 県置賜総合支庁と同町議会によると、同様の委員会は置賜で唯一。協議に先立ち、同支庁の丹野和彦企画振興課長が講演し、合併のメリットについて説明した。

3612とはずがたり:2008/02/20(水) 19:35:10

<東海>静岡県

藤枝市長と岡部町長が合併協定に署名 来年1月に新市誕生
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080220/CK2008021902089037.html
2008年2月20日

 来年1月に合併する藤枝市と岡部町の合併協定調印式が19日、町民センターおかべで開かれた。石川嘉延知事と両市町議会議長が立ち会い、松野輝洋市長と井田久義町長が署名した。

 合併協議会委員や両市町の議会議員、地元住民ら約300人が出席し、合併協議会事務局による経過報告もあった。

 松野市長は「新たな出発点を迎えた。住民が生き生きと明るく過ごせる市にすることを誓う」とあいさつ。井田町長は「紆余(うよ)曲折はあったが、ここまで来ることができた。活力と魅力に富んだ町づくりを進めたい」と決意を語った。

 石川知事は「空港開港や新東名高速の開通など、この地域は大きな変化を迎える。さらに発展してほしい」と述べた。

 合併をめぐっては、両市町が昨年7月3日に合併協議会を設置。今年1月18日まで6回の協議を重ね、計27項目を確認した。

 今後は合併関連議案を各議会に提出し議決を得て、3月下旬に合併を知事に申請。県議会の議決と総務相への届け出を経て、来年1月1日に新市が誕生する。

3613とはずがたり:2008/02/23(土) 15:21:49
<九州・沖縄>宮崎県

「域内先行地域」に 推進債確保で県支援 審議会で了承 枠組み変えず 日南、北郷、南郷の1市2町合併
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20080223/20080223_002.shtml

合併構想の変更案を審議する県市町村合併推進審議会の委員ら
 県市町村合併推進審議会(浜野崇好会長)は22日、2009年3月の合併を目指す日南市、北郷町、南郷町の組み合わせを「域内先行合併地域」とすることを了承した。「県内は10自治体が望ましい」とする県市町村合併推進構想(合併構想)では、串間市も同じ県南合併の枠組みだったが、同市は自立を選択。合併構想より先行して1市2町の合併が決まったことから、県は県南の枠組みを変更せず、同先行地域を近く合併構想に盛り込むことにした。

 合併新法下では、国が4割を交付税措置する合併推進債(推進債)が合併後の各事業に起債し活用できる。ただ、推進債の条件に「都道府県の構想に位置付けられた構想対象市町村」などとあるため、現状の合併構想の枠組みでは1市2町が推進債の対象外となることから、県が国と協議。「枠組み内に別の枠組みを明記する」との形で国の内諾を得て「域内先行合併地域」と位置付けた。

 北海道でも同様の事例があり、県市町村合併支援室は「串間市がいつテーブルに着いても対応できるように、現在の枠組みは変えない」とした。

 県南1市2町は合併協議を終了。3月7日に合併協定調印式を行う。

=2008/02/23付 西日本新聞朝刊=
2008年02月23日11時27分

3614とはずがたり:2008/02/23(土) 15:23:08
<近畿>京都府

市長、合併論議へ意欲
宇治3月市会が開会
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008022200161&amp;genre=A2&amp;area=K20

 京都府宇治市議会の3月定例会が22日開会した。久保田勇市長は施政方針演説で、近隣市町との合併について「今後も積極的に論議すべき」とあらためて意欲を示した。市は2008年度当初予算関連議案など23議案を提案した。

 久保田市長は「合併に関する論議は地方分権の推進、広域行政などからも必要」「今後も状況変化や住民発議などがあれば、積極的に論議をすべき」と演説。城陽市、宇治田原町、井手町との合併任意協議が昨年破たんした経緯にも触れた。

 23議案は、545億円の一般会計など08年度当初予算関連10議案のほか、まちづくり景観条例など。19日に起きた自衛隊イージス艦衝突事故について、再発防止や被害者の救助などを求める意見書を全会一致で可決した。
 定例会の会期は3月28日までの36日間。一般質問は2月28、29両日と3月3日。

3615とはずがたり:2008/02/23(土) 22:49:06
<近畿>大阪府

河内長野市と千早赤阪村
合併協議やっと入り口
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/kikaku/057/5.htm

 千早赤阪村が目指す河内長野市への編入合併で、同市の橋上義孝市長が17日の市議会全員協議会で、村との事前協議を進める意向を初めて示した。府の仲介を受けて重い腰を上げた格好で、合併への道のりのスタートラインにようやく立ったと言える。しかし、村が現在は富田林市に委託している消防救急業務や、住民の合意形成をどう進めていくかなど、実現までの課題は山積している。

(桑原尚史、清永慶宏)

 「村との事前協議を早急に行い、合併協議会設置の関連議案を市議会に上程、可決していただきたい」。全員協議会の冒頭、橋上市長はこう表明した。

 これに先立ち、市は▽新たな負担が生じない財政支援▽村と市中心部を結ぶ交通網整備▽堺市との幹線道路など活性化への支援――の3点を協議に入る前提条件として、村から仲介を依頼されていた府に求めていた。

 三輪和夫副知事は4日、松本昌親村長とともに河内長野市を訪れ、橋上市長に合併協議会の設置を要請。この場で市の要望に対する回答も示したが、具体的でなかったため、水面下で協議が続いていた。全員協議会での表明は「提示した条件に合意したから」(市幹部)だ。しかし、合併するかどうかは今後の話し合い次第という姿勢は崩しておらず、乗り越えなければならないハードルも高い。
          ◇
 「もし合併したら、急病になった時、救急車はどちらから来るのでしょうか……」。村の高齢男性が不安そうにつぶやいた。

 現在、村は消防救急業務を富田林市に委託しており、同市の職員13人が村にある分署で勤務する。一方、河内長野市は単独で消防救急業務を行っており、職員定数は108人。同市消防本部は「消防士の育成などに時間がかかり、急にエリアが増えても対応する余裕はない」と打ち明ける。

 多田利喜・富田林市長は、合併した場合の村の消防救急業務について「原則的には河内長野が責任を持つべき。だが、すぐに引き揚げることは村民の安全・安心の観点から問題で、少なくとも2008年度は現状維持でいく」と言う。しかし、それ以降については「合併協議がまとまるまでに、結論に近い形を示さないといけない」と指摘する。

 し尿処理業務も、村は富田林市などとの一部事務組合で行っているが、河内長野市は単独で実施。また、村役場は1963年の建築で老朽化が進み、耐震診断も行っておらず、合併後に「支所」として利用できるのかという問題も。河内長野市の「ラブリーホール」と村の「くすのきホール」という同種ホールの扱いも協議が必要だ。

 一方、河内長野市は合併について一度も住民説明会を開いておらず、同市中片添町のパート女性(39)は「報道されているけど、『本当にするの』という気持ち。話題にも上らない」と話す。村は説明会を1回開いているものの、合併後の具体的な将来像を示したわけではなく、村民の意思も明確になったとは言えない状況だ。
          ◇
 島根県で、安来市と周辺2町の合併調印式を取材した時、出席した当時の町長が協議を振り返り、こう語ったことを思い出す。「住民に方向性を示し、理解を得られるよう努力を重ねた。トップ同士の意思疎通とともに、住民との信頼関係の構築が大切だと考えた」

 その言葉通り、3市町は住民へのアンケートを行ったほか、地方自治法などに基づく合併協議会の設置前に1回、設置後に2回説明会を開くなど、住民の意向の把握と情報提供に気を配った。

 松本村長は08年7月15日、橋上市長は同8月2日にそれぞれ任期満了を迎える。「もし首長が代われば、合併の流れが変わる可能性もある」と、この時期を一つの節目と見る関係者もいる。

 合併自治体への財政上の優遇措置が与えられる「新合併特例法」の期限(09年度末)も迫る。村の財政状況も厳しさを増す一方で、時間に余裕はないが、協議をスムーズに進めるためにも、住民に積極的に情報を提供し、合意形成を丁寧に進める努力が必要だろう。

 読売新聞社会部大阪版「記者ファイル」係へ、感想や意見をお寄せください。

 ファクス 06・6361・3001 電子メール o‐naniwa@yomiuri.com

3616とはずがたり:2008/02/23(土) 22:49:53
<近畿>大阪府

河内長野市議会も可決
合併協設置案 来月中にも初会合
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20080223-OYT8T00043.htm

 河内長野市議会は22日、臨時議会を開き、千早赤阪村と法定合併協議会を設置するための議案を可決した。村議会も20日に可決しており、早ければ3月中にも協議会の初会合が開かれる見通し。昨年10月に村が市に編入合併を要請して以降、具体的な動きはほとんどなかったが、これにより、合併に向けた本格的な協議がようやく始まる。

 臨時議会では、合併に反対する議員が「市民への説明が十分なされていない」などと批判。これに対し、市側は「編入合併なので市民には負担をかけない。協議会では合併の可否を含めて議論し、市民に情報を発信する」と理解を求め、賛成13、反対6で可決された。

 橋上義孝市長は、10日の橋下知事との面談に触れ「府は以前にも増して全面的な支援を約束してくれた」とした上で、市民を対象にした説明会も開く考えを明らかにし「合併は市民の意思が尊重される。強い信念を持って市民に説明していきたい」と述べた。
(2008年2月23日 読売新聞)

3617とはずがたり:2008/02/23(土) 22:52:45
<近畿>大阪府

こんなに揉めているのか。。
其れにしてもこういうケースではこうやって決めれるんですなぁ

合併へ、再び・・・ 千早赤阪村の決断
村名消滅 やむを得ぬ<上>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/kikaku/056/1.htm

 「村の名前はセールスポイントだった。無くなるのは寂しいよ」「合併以外の選択肢はない。議会の判断はやむを得ない」「編入合併だからと言って村は受け身にならないで。村民の暮らしが守れるよう、相手に主張すべきは主張して」

 村民の偽らざる心境だ。

 天王山――。府職員や村幹部は、22日をそう呼んでいた。合併推進決議案を審議する村議会開会日。法的拘束力はない決議だが、市との交渉のテーブルにつくには、可決は最低条件でもあった。

 村職員らによる決議案反対派村議への説得は、21日深夜まで及んだものの、不調に終わっていた。10人の村議は、賛成、反対が5人ずつ。議事進行を行う議長は採決に加われない。否決が確実視される村議会に、賛成派の貝長徹議長は議長辞任という“禁じ手”を打った。

 新議長に選出された反対派の豊田圭郎村議は辞退し、審議は長い休憩に入る。「何をやっているんや」「見苦しいぞ」。傍聴席からヤジが飛ぶ。残る8人が順に議長に指名され、全員が辞退。最後は、反対派の徳丸幸夫副議長が議事を進行、決議案は賛成5、反対4で可決された。後味の悪さだけが残った。

 村議の多くはこんな経験をしている。府外の人に自己紹介をしようとすると、「あー、楠公(なんこう)(楠木正成)さんの千早赤阪……」。

 人口約6700人。村名は歴史的なブランドであり、住民の心のよりどころでもある。反対派の村議には「合併は時代の流れ、だけでは割り切れない」という思いがあった。
     ◇
 松本村長は就任直後の2004年7月下旬、実は府から“合併勧告”を受けていた。

 「今の財政状況からすれば、05、06年度予算は組めたとしても、07年度は無理。府も再建を支援します。うまく行って07年度予算を組めるようになったら、合併に進めますか」

 勧告された時は富田林市と太子町、河南町と法定合併協議会を開いていたが、数日前に多田利喜・同市長から「対等合併という条件はのめない」と告げられ、破談となっていた。

 村は05年度から5か年の財政再建計画を立て、いったんは自立を目指す。しかし、財政は想定以上のスピードで悪化した。

 村が今年2月にまとめた試算では、30年度には65歳以上が占める高齢化率は45・7%に達する。財政面では歳入の約4割を占める地方交付税が、00年度の約15億円から07年度には9億5000万円になるなど、減少の一途。09年度には単年度で赤字となり、10年度末には財政再建団体に転落する可能性が高い。
     ◇
 「河内長野市への編入合併を検討したい。新市移行は08年4月」
 松本村長の合併宣言は、4月12日の村議会全員協議会で行われた。ある村議は「何を突然、言い出すのかと、一瞬耳を疑った」と語る。この直後から、松本村長は15回にわたる住民説明会を始めた。

 「赤字自治体を受け入れるところなんて、ないでしょ。せめて、黒字のうちに合併をしなければ、あとがない」

3618とはずがたり:2008/02/24(日) 21:11:17
<東北・北海道>岩手県

宮古と合併、容認多数 川井村が各集落で説明会
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080224_2

 川井村の合併に関する住民説明会が終了した。宮古市との合併を目指す内舘勝則村長の方針に反対意見は少なく、推進や容認の声が大勢だった。説明会は集落単位に全21会場で開かれ、有権者のほぼ6分の1に当たる約500人の村民が出席した。合併に向け前進した形だが、盛岡市に近接する門馬地区には同市との合併希望が根強く、村にはなお合意形成の努力が求められそうだ。
 18日夜に村中心部の山村開発センターで開かれた説明会には村民56人が出席。「村にはいろいろな課題があるが、解決のためには合併しかない。早く合併すべきだ」「合併で予想されるメリット、デメリットを教えてほしい」などの発言があった。
 「小中学生の送迎はどうなるのか」「低所得者に手厚い村の福祉制度を維持してほしい」など、合併協議入り後を見すえた質問や意見も多く、合併反対意見はなかった。
 4日から始まった説明会は、自立を志向する意見もあったものの、人口減や高齢化の現実を前に合併推進・容認の発言が目立った。旧合併特例法下で旧宮古市、田老町、新里村の合併に同村が加わらなかったことを念頭に「もっと早く合併を進めるべきだった」との声も多かった。
 ただ盛岡市寄りの門馬地区、とりわけ最も同市に近い区界地区は盛岡市との合併や単独村政維持を求める意見が多く、他地区とムードが異なった。
 村は説明会で出された村民の意見を総括し、3月にも広報などで村内全戸に配布するほか、宮古市側にも伝える。
 内舘村長は「説明会の結果を整理して今後の行動を考える。予想以上に合併推進の意見が多いと感じた」と受け止め、門馬地区については引き続き村一体で宮古市との合併に理解を求める。
 川井村では定数4減の10とする村議選を4月に控えており、宮古市への合併協議会設置申し入れの最終判断も村議選後になりそうだ。

3619とはずがたり:2008/02/29(金) 11:29:32
<東海>静岡県

市町村合併:松崎町議会、法定協設置を否決 県は「想定外」と衝撃 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000084-mailo-l22
2月28日12時2分配信 毎日新聞
 南伊豆地区の合併問題で、下田市、河津・南伊豆・松崎町の4市町議会は27日、臨時議会を開き、法定合併協議会設置議案を審議した。下田・河津・南伊豆の3市町議会は賛成多数で可決したが、松崎町議会は賛成4、反対5で否決した。同地区の合併協議は04年に一度壊れた経緯がある。今回は4市町での合併が実現する可能性は高いとみられていたが、情勢は再び不透明になってきた。【中村隆、鈴木直】
 松崎町臨時議会では下田市の財政難や、新市が伊豆半島東部主体となることへの不安の声が上がり、議長を除く9人中5人が反対に回った。深沢進町長は「説明不足だった」と述べ、議会への「根回し」が不十分だったことをうかがわせた。
 今後の対応について深沢町長は「何も考えられない」と、強いショックを受けている様子。ただ、これで直ちに合併協議が壊れるわけではない。来月4日開会の3月定例会で再提案し、可決されれば予定通り4月の法定合併協設置が実現する。
 一方、同町が離脱して残る3市町で合併を目指す場合は、改めて3市町による法定協設置議案を可決しなければならない。
 他3市町の首長は「深沢町長には、もう一度頑張ってほしい」(石井直樹・下田市長)「まだチャンスは残っている」(桜井泰次・河津町長)など松崎町の「再挑戦」に期待感を示した。
 県が示した南伊豆地区6市町の合併構想から東伊豆、西伊豆両町が離脱したのを受け、県は構想の枠組みを6市町から4市町に変更するための審議会を3月下旬に開く方向で調整を始めていた。それだけに今回の松崎町の否決は「想定外」(県幹部)で衝撃を受けている。
 ◇知事、継続期待
 石川嘉延知事は「残されている時間は少ない。合併への取り組みが継続することを期待する」とのコメントを発表。仮に松崎町が抜けても3市町で合併協議を続けるよう求めた。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆南伊豆地区を巡る合併の動き◆
02年 5月 7市町村が合併問題の検討委設置
03年 2月 東伊豆町の住民投票で「合併せず」7割、同町が離脱
    3月 検討委解散。6月に松崎・旧西伊豆・賀茂3町村が、10月に下田・河津・南伊豆3市町が合併協を設置
04年 1月 下田など3市町合併協解散
    8月 松崎など3町村合併協解散
    9月 旧西伊豆・賀茂2町村が合併協設置
05年 4月 旧西伊豆・賀茂2町村が合併、西伊豆町に
06年 3月 県の合併構想に南伊豆地区6市町(下田・東伊豆・河津・南伊豆・松崎・西伊豆)の枠組み
07年11月 西伊豆、東伊豆両町が離脱
   12月 下田・河津・南伊豆・松崎の4市町が合併協設置で合意
08年 2月 松崎町が合併協設置議案否決

2月28日朝刊
最終更新:2月28日12時2分

3620とはずがたり:2008/02/29(金) 11:30:11
<東海>静岡県
>>3619

松崎町議会が合併議案否決
南伊豆4市町の協議頓挫
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080227-OYT8T00769.htm

 下田市と河津町、南伊豆町、松崎町の各議会は27日、一斉に臨時会を開き、1市3町による合併協議会設置議案を諮ったところ、松崎町議会が否決した。他の市町は賛成多数で可決したものの、南伊豆地区の合併協議は早くも頓挫した。

 設置議案について松崎町議会の採決は反対5、賛成4のわずかな差。「(し尿処理や消防で関係の深い)隣の西伊豆町と関係が悪くなる」「南伊豆地区の中で、飛び地のようになってしまう」との反対が出た。

 賛成した一瀬寿一議員は「議員が住民の意思を完全に取り違えている。大変なことになった」と話した。深沢進町長は「残念なことになった」と言葉少なだった。

 県合併推進構想(1市5町)から西伊豆町と東伊豆町が離脱した南伊豆地区の合併について、4首長は昨年暮れ、地域事情を踏まえ「合併は絶対に必要」(石井直樹・下田市長)という認識で一致。深沢町長も「多少の反対はあるだろうが、リーダーシップを発揮したい」と語っていた。年明けから副市長・副町長を中心に、4自治体で合併を推進する準備を進めていた。

 松崎町については、2004年8月、西伊豆町と賀茂村(その後合併して西伊豆町)との間で進めていた19回目の法定協で枠組み自体が問われ、破たんした経緯がある。翌月に、松崎町が合併の是非を問う住民投票を予定していたことなどが原因だった。

 05年11月投開票の町長選で、深沢町長は「広域合併」を選挙公約に掲げており、再び協議が破たんしたことは「辞任に値する」(町議)との指摘も出ている。

 石井市長は「全く予期していなかった事態で残念。3月議会での再提案など、地域の将来のために何とかならないものか」と語った。27日夜、石井市長と鈴木史鶴哉・南伊豆町長、桜井泰次・河津町長は下田市内で会合を持ち、今後の対策を協議した。

 石川知事は「県としてできうる限りの支援を考えていた。今後、松崎町や関係市町がどのように対応するのか情報収集に努め、合併への取り組みが維持されることを期待する」との談話を出した。
(2008年2月28日 読売新聞)

松崎町長「進退含め相談」合併案否決下田市長は再提案要望
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080228-OYT8T00591.htm

 松崎町議会が下田市と河津町、南伊豆町との合併協議会設置議案を否決したことについて、深沢進・松崎町長は28日記者会見し、「町だけの問題ではないので大変迷惑をかけた。支援母体の意向も聞きたい」と、辞任の可能性に言及した。ただ、「何はともあれ、新年度予算案は可決しなくてはならない」とも述べた。

 深沢町長は当初、この日予定されていた定例会見を「体調不良」を理由に拒み、再三の要請にようやく応じた。会見では「基幹施策が揺らいだ。10年先に単独でやっていけるとは思えない」と、合併の必要性を改めて強調したが、反対議員を説得する考えを問われると、「賛同者がいないことには駄目なこと。今後の対策は進退も含め相談するところがある」と述べるにとどまった。

 一方、1市2町の首長は会談し、深沢町長へ強い指導力を発揮するよう説得に努めている。石井直樹下田市長は「賀茂地域全体の将来がかかっている。たった一人の議員の考えで合併の流れを閉ざしてはならない」とし、1市2町の可決が有効な3月中に、定例会か臨時会を開いて再提案することを求めている。
(2008年2月29日 読売新聞)


松崎町長が辞任示唆 合併協議案の否決受け
2008/02/28
http://www.shizushin.com/local_politics/20080228000000000050.htm

 賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会設置議案が松崎町議会で否決されたことを受け、同町の深沢進町長は28日午前、「施策の骨組みが揺らいだと思っている。町長職を退くことも考えている」と、辞任の可能性を示唆した。
 同日開かれた定例会見で明らかにした。深沢町長は否決された27日夜、関係市町の首長から電話や訪問を受け、ねぎらいや激励の言葉を受けたという。町議会の否決で合併議論が白紙に戻ったことについて、「松崎町だけの問題ではない。本日中に関係市町へおわびに行こうと考えている」と述べ、今後の方針については「法定協設置議案を再提案するというのも1つの選択肢だろう」と語った。
 深沢町長は2期目の町長選で「賀茂地区の合併の実現」を公約に掲げて当選した。今回の否決で選挙公約の達成が困難になったことに責任を感じ、「町長職の辞任を考えるのも当然。進退を含めて相談すべき人に相談したい」と述べた。

3621とはずがたり:2008/03/04(火) 17:52:57
<九州・沖縄>福岡県

八女地区合併しないなら「4町村赤字転落」・・・協議会公表
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20080303-OYT8T00668.htm

 八女地区1市2町2村(八女市、黒木、立花町、星野、矢部村)合併協議会事務局は、合併しない場合の財政予測を公表した。八女市は黒字を維持できるが、4町村は4〜7年以内に財政調整基金が底をつき、財源不足から赤字に転落するとしている。事務局は「推計値ではあるが、町村の財政状況の厳しさが表れている」としている。(河村輝樹)

 各市町村が、2006年度決算と07年度決算見込み額を基に、合併をせずに現状の行政サービスを継続した場合の今後10年間の財政状況を予測した。

 八女市は財政健全化を進めて支出を抑え、単年度で2億〜5億円の黒字を維持できる見通し。しかし、4町村は、財源不足を賄うための財政調整基金が11〜14年度で底をつくと予想。それぞれの赤字見込み額(単年度)は▽黒木町7億〜3億円▽立花町4億円▽星野村2億〜3000万円▽矢部村8000万〜3000万円――に上るとした。

 合併協議会での議論はほぼ終わっているが、黒木町や星野村の一部住民は、「合併は時期尚早」として、合併の是非を問う住民投票の実施を求めている。

 八女市の野田国義市長は3日、定例記者会見で「数年後には破たんが予想される自治体もある。現状を維持できたとしても、延命策に過ぎない。破たん後に迎え入れてくれる自治体があるだろうか。その点を踏まえてしっかり論議を尽くすべきだ」と述べた。
(2008年3月4日 読売新聞)

八女地区5市町村合併 議員定数特例で合意
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20080226-OYT8T00724.htm?from=goo

 八女地区1市2町2村(八女市、黒木、立花町、星野、矢部村)合併協議会が26日、立花町で開かれた。継続協議になっていた議員定数と任期について、合併新法の定める定数特例を適用することで合意した。

 議員定数と任期を巡っては合併協事務局が定数特例を提案。定数は31人で、八女市議18人は留任し、4町村は議員選挙を実施、人口比に応じて選出するとした。

 町村側は一定期間議員を留任する在任特例の適用を求めて反発。協議は3回に及んだが調整は難航していた。この日の会合では、改めて定数特例が提案され、町村側は「苦渋の選択だが、やむを得ない」と合意した。

 町村の地方税を合併後2年間据え置き、八女市の税率に引き上げる案は、据え置き期間を3年間とすることでまとまった。新市基本計画も承認された。

 事務局は今後、県と新市基本計画の事前協議に入り、3月27日の最終会合で修正点などを話し合う。日程が順調に進めば、4月に住民説明会が開かれ、5月ごろ合併調印式が行われ、各市町村の6月議会に合併関連議案が提出される見通し。
(2008年2月27日 読売新聞)

3622とはずがたり:2008/03/04(火) 18:03:39
<北陸・甲信越>長野県

合併の住民投票条例案を3月村会提出 小川村長が表明
http://www.shinmai.co.jp/news/20080304/KT080303ATI090012000022.htm
3月4日(火)

合併を問う住民投票条例案を村議会3月定例会に提出する意向を示した大日方茂木・小川村長(左)=3日、村役場

 上水内郡小川村の大日方茂木村長は3日、村役場で記者会見し、合併に関する住民投票条例案を、6日開会の村議会3月定例会に提出すると明らかにした。これまで議会側には、6月定例会への提出意向を示していたが前倒しする。6月定例会までに投票を行い、同定例会で村の方向性を固めたい考えだ。

 隣接する同郡信州新町と中条村は2月、長野市に合併協議を申し入れている。自立の村づくりを掲げる大日方村長は「(両町村と)歩調を合わせるということではなく、自立するために住民の意思を的確に把握したい」と強調。選択肢など投票の詳細は、定例会で明らかにするとした。

 合併をめぐり議会内には、議員提案で長野市との合併の賛否を問う住民投票条例案を提出する動きがある。村長は、提出を早めたことについて「一部村議から(議員提案するための)臨時会を定例会前に開くよう請求があったことも理由の一つ」と述べた。

 これに対し、村議の一人は「村の条例案は内容が分からない。あくまで独自の条例案を提案する」としている。

3623とはずがたり:2008/03/04(火) 19:00:28
<北陸・甲信越>長野県

合併が進んだとは云いにくい伊那地方であるがそれ程切羽詰まった感じはしないですなぁ

行政・政治 : 不足分は基金取り崩しも 上伊那8市町村予算出そろう
更新:2008-3-3 6:01
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=9993

 上伊那地方8市町村の2008年度当初予算案が出そろった。市長選に絡んで骨格予算を組んだ駒ケ根市を除き、伊那市と中川村で減額予算を編成した。経済情勢が全国的に下げ基調で、大幅な税収増も見込めない中で、各市町村とも健全財政の維持を念頭に、徹底した事務事業の見直しに努める一方、基金を取り崩して歳入不足を補うなど、苦しいやりくりの中での編成となった。

 合併3年目の予算となる伊那市。人件費、公債費、扶助費など義務的経費の増加で経常収支比率が健全化の目安の75%を超え、実質公債比率は06年度決算で20.8%と危険ラインとされる18%を超え、財政の硬直化が進んでいる。これまでは不足する一般財源を確保するため基金を取り崩してしのいできたが、そのために基金残高が大幅に減少。07年度は財政調整基金を8億円余取り崩した結果、同年度末の残高見込みが12億円余となり、「災害など突発的な事業に対応するためには、これ以上取り崩せない」(財政課)という切羽詰まった状態に追い込まれた。

 そこで当初予算編成では「歳入に見合った歳出の抑制」を基本に、健全財政の堅持に軸足を置いた。経常経費の削減などで歳出を減らし、歳入は財政的に「有利な起債」(借金)の合併特例債など、合併の「アメ」を最大限取り込んで確保した。

 経常経費のうち、歳入の確保策として、活用が見込めない市有財産の売り払いによる財産収入増、徴収率の向上に伴う税収増などで2億4000万円余の効果を見込んだ。

 この中では市民が直接的に痛みとして感じる受益者負担も含まれる。講座参加費などの有料化だ。公民館の講座は参加費500円、2期(年)制のまほらいな市民大学は学費として1期2000円、子育て支援センターは登録料を月額100円徴収する。予算上の効果額は300万円を見込む。

 市民の中には、新たな負担に疑問の声もあるが、市は「当たり前としてサービスを受けるのでなく、費用負担も含めて積極的に運営にかかわってもらいたい。受益者の意識改革の意味も大きい」と話す。

 歳出の削減では合併10年後の職員定数を2割減らす計画に基づき、定年や早期退職で職員数を削減(32人)。金利5%以上の市債を1%前後の低利な民間資金に借り換え、利子負担の軽減を図る。各区敬老会の助成金算定の基礎を5歳引き上げ75歳以上とするなど事業の見直しも徹底。これらの取り組みで7億4700万円の歳出削減を狙う。

 合併の大きなメリットとされる合併特例債は、7割が交付税措置される。15年度までの借り入れ可能額は177億円余。市は06、07年度で11億8000万円を借り入れたが、08年度は16億3000万円余を見込む。さらに合併後の地域振興の推進を図るために「まちづくり基金」を創設。合併特例債を活用し、08年度から3年間で、同市の規模で認められる基金の限度額いっぱいの20億3000万円を積み立て、「臨時的な事業の財源」として確保する。過疎債や国の合併補助金などの活用も見込む。

 特例債は「有利」とはいえ、借金に変わりなく、財政状況が悪化する中では、活用に慎重さが求められる。

3624とはずがたり:2008/03/06(木) 18:33:47
<近畿>滋賀県

湖北1市6町合併、初の事前協議
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080229-OYT8T00039.htm

 湖北1市6町の合併について話し合う第1回事前協議会議が28日、長浜市役所浅井支所であった。

 同会議は各市町長、副市町長、市町議会議長らで構成。この日は、合併期日や新しい市の名称、新市の事務所の位置、合併基本計画の策定方針、財政運営の基本方針など、任意合併協議会の設立に向けた事前協議の検討項目が示された。

 事務局案として、合併期日は2008年度中、新市の名称は「長浜市」とすることなどが提案されたが、各市町議会から「議会に持ち帰って検討したい」などの意見があり、結論は持ち越された。
(2008年2月29日 読売新聞)

3625とはずがたり:2008/03/06(木) 18:51:15
<九州・沖縄>熊本県

深層・真相:熊本市との合併めぐる協議、周辺3町で活発化 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080229ddlk43010114000c.html

 政令市昇格を目指す熊本市と近隣自治体の合併をめぐる動きが活発になっている。10月に合併する富合町のほか、植木町、益城町、城南町との間でも合併を視野に入れた議論が進む。5年前に、議会や住民投票で一度は熊本市との合併に「ノー」を突きつけた3町で、再び合併の選択肢が浮上しているのには、それぞれの事情がある。【伊藤奈々恵】

 ◇三位一体改革で財政難−−植木町

 「交付税がこれほど削減されるとは思わなかった。4年前とは状況が違う」

 昨年9月の植木町議会。熊本市との合併協議会設置を求める請願の審議で町議が声を荒らげて訴えた。

 03年3月の住民投票では熊本市との合併協議会設置を否決した。しかし三位一体改革の影響で、国から交付される地方交付税交付金は、00年度の35億6000万円から06年度は28億2000万円にまで落ち込んだ。こうした厳しい財政状況が、町の将来を再考するきっかけとなった。

 請願は不採択になったが、議会は合併について調査、検討する特別委を設置。町も住民が合併のメリットとデメリットを判断できるよう熊本市と研究会を開いて報告書をまとめ、各地で説明会を開いた。ただ、各種団体からは慎重な意見も多く、議員の間でも意見は分かれる。藤井修一町長は、6月までに結論を出したいとしている。

 ◇政令市で開発を−−益城町

 「ただの合併なら意味がない。しかし、政令市になれるのなら話は別だ」

 25日夜に益城町で開かれたシンポジウムで、住永幸三郎町長は語気を強めた。

 益城町は、空港と九州道のインターチェンジという空と陸の二つの玄関を持つ。しかし、熊本市中心部とを結ぶ県道沿線は、農業振興農用地区域、景観形成地域、県土木部長通達など二重三重に県の開発規制がかかる。町全体の94%が、都市計画法で開発が制限されている市街化調整区域だ。

 住永町長は「政令市には県と同じ権限がある。市の考え方で地域を開発できるようになるのではないか」と期待を寄せる。

 益城町は、こういった問題が解決できるのかどうかも含めて、政令市になった場合の町の将来像について考える研究会を熊本市と共同で開いている。3月中にも報告書をまとめる。

3626とはずがたり:2008/03/06(木) 18:51:54
<九州・沖縄>熊本県
>>3625-3626

 ◇生活基盤整備を−−城南町

 城南町は、上下水道など生活基盤整備の途中だ。町全体にサービスを広げたいが、国の交付金は減り、歳入見通しも先細りが見込まれる。今のままでは、町全体に上下水道が完備されるのは何十年も先になってしまうという危惧(きぐ)がある。
 「合併なしで基盤整備はできない」
 八幡紀雄町長は昨年4月の町長選で合併推進を訴えて返り咲き当選を果たし、合併の再検討を始めた。近隣4市町の住民サービスや財政状況を比較する資料を全戸に配布。町内35カ所で説明会を開き、住民アンケートを実施した。

 対象者の56%にあたる9023人が回答。7割(6188人)が合併に賛成し、このうち7割(4296人)が「合併相手は熊本市がいい」と回答した。

 八幡町長はこの結果を受けて、熊本市と任意合併協議会を設置。2月に1回目の会合を開き、他の2町より一足先んじた議論が進んでいる。

 ◇5年間で財政が改善−−熊本市

 03年に近隣自治体が次々と合併協設置案を否決した背景のひとつは、熊本市の財政状況の悪さだった。

 しかし、03年度と06年度決算で比較すると、市の借金にあたる市債残高は200億円減り、貯金にあたる財政調整基金は20億円増え、改善されつつある。

 近隣自治体との意思疎通も図ってきた。将来ビジョンを共有しようと研究会を開き、互いに連携して九州中央の交流拠点を目指す構想をまとめた。その戦略のひとつに「政令市の実現」を位置づけた。県も「熊本市の政令市昇格は県全体の活性化につながる」とバックアップする。

 さらに、幸山政史市長は「富合町との合併で、熊本市の合併に対する姿勢を示せた」と強調する。

 合併後5年間、独自の予算で事業ができる合併特例区を設置するなど、町への配慮がうかがわれた。他自治体からも「(富合町との)合併協議で、町と市の制度の違いが見えるようになった」との声が出ている。

 ◇合併政令市とは

 政令市になると、県と同じくらいの権限と財源が手に入る。市が都市計画を決めたり、県道や国道の管理、教員の採用などができるようになり、独自の街づくりや取り組みを進めやすくなる。

 合併特例法の期限・10年3月までは、人口が70万人でも政令市になることができる。

 熊本市は2年後のタイムリミットを見据えながら、合併に向けた取り組みを進める。

==============
 ◇熊本市との合併協議会、設置案を否決した自治体
02年 議会:天水町、西合志町、植木町、菊陽町
03年 議会:益城町、富合町、城南町
    住民投票:植木町、西合志町、益城町

毎日新聞 2008年2月29日

3627とはずがたり:2008/03/06(木) 21:46:54
<中国・四国>山陰地方

勝部・斐川町長:出雲市との合併「検討を」 施政方針演説で持論展開 /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20080306ddlk32010263000c.html
 ◇反対派の黒田・副議長、辞任

 斐川町議会の3月定例会が5日、開会した。勝部勝明町長は施政方針演説で「出雲市との合併について検討する必要があると考えている」などと、合併推進の持論を展開した。

 勝部町長はこれまで、会見などでは出雲市との合併推進論を述べてきたが、施政方針で持論を展開するのは初めて。この日は広域行政について「経済圏、生活圏の一体感が強い地域では、地域の産業振興、行政の効率化などの点でより大きな自治体規模になることが必要。救急消防業務受委託など、自治体業務としての町の業務を出雲市に委託している現状からして、業務を恒久的に行えるようにしていくために、出雲市との合併について検討する必要があると考えている」と述べた。

 合併の必要性の具体的な理由について「救急消防業務は町が単独で必要施設等を整備して維持するのは困難。町は交通網の整備で通勤・通学など既に行政区域を越えて市との交流が日常化し、市と町の境界の意義は薄れてきていると考える」と示した。

 消防業務については、最終的には意識調査や住民投票で町民の意見を集約後、判断するとした。

 またこの日、町議会の黒田充議員(49)=平政クラブ=が副議長職を辞任した。新たな副議長には中林信夫議員(72)=同=が選任された。

 黒田議員は辞任の理由について報道陣に「消防問題は3年の期限で延長となったが根本解決になっておらず、責任を感じた。また、予想通り消防問題が出雲市との合併問題となり、町長はアンケートを始める意向を表すなど、町が自分が心配している合併の方向に進んでいる。一議員に戻り、合併反対の持論を展開したい」と話し、今後は住民参加を呼びかけて合併反対の動きを盛り上げる意志を示した。【細川貴代】

毎日新聞 2008年3月6日

斐川町長、出雲市との合併推進を表明
ttp://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=500900004

 島根県斐川町の勝部勝明町長は五日開会した三月定例町議会の施政方針演説で、「出雲市との合併について検討する必要がある」と述べ、同市との合併を推進する考えを表明した。同町長が議会で、合併推進の立場を明言したのは昨年五月の就任後、初めて。今後、合併論議の再燃に伴い、単独町制の支持派が多数を占める議会とのあつれきが深まりそうだ。

 勝部町長は施政方針演説で、国からの権限移譲で増加する事務への対応や産業、観光振興を図るため、自治体の規模拡大が必要となっている点を重ねて強調。合併を推進する理由としては、出雲市に委託する消防、可燃ごみ、火葬場などの業務を「恒久的に行えるようにしていくため」とした。

 このうち、消防業務については、先ごろ出雲市側が二〇一一年三月を受委託の最終期限とする方針を示しており、今後の同業務の在り方を検討する上でも、町民を巻き込んだ合併論議を始めることが不可避と判断。

 本会議後の取材に「(消防業務の受委託が切れるまでの)三年の間に方向性を出すためには、今(合併を)言わないと間に合わない」と話した。

 合併の可否の最終的な判断は、年内にも計画する住民アンケートや、住民投票の結果を基に下す考えをあらためて示した。

 斐川町は、前町長時代の二〇〇三年十二月に行った住民投票の結果、旧出雲市など二市四町との合併協議から離脱し、単独町制を選択。勝部町長は昨年四月の町長選で、単独町制派の前町長を破って初当選した。

('08/03/06 山陰中央日報)

3628とはずがたり:2008/03/06(木) 21:54:37
<甲信越>長野県
>>3565 >>3566 >>3578 >>3622

市町村合併:「小川村の対応違法」 村議の臨時会要求で県認識 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080305ddlk20010379000c.html

 小川村の合併問題に関連し、村議が求める臨時議会の招集に村が応じていない問題で、招集を求めた伊藤延夫村議ら3人が4日、県庁を訪問し、地方自治法の規定について説明を求めた。県市町村課は「臨時会を招集しなければならず」と説明し、村の対応は違法との認識を示した。

 伊藤村議は「議会で村長の姿勢をただしていきたい。村長の対応は引き延ばし。一日も早く条例案を成立させたい」と話した。同課によると、地方自治法では臨時会を開かなくても罰則はないが、臨時会を招集しないという例は「聞いたことがない」としている。

 地方自治法は、定数の4分の1以上の議員が臨時会の招集を求めた場合は、20日以内に開かなければならないと定めている。村では伊藤村議ら3人が2月14日、長野市との合併賛否を問う住民投票条例案提出のため、臨時会招集を求めており、5日が期限となっている。

 大日方茂木村長は3日、住民投票条例案を村から提出することは表明したが、期限が定例会開会前日であることなどを理由に招集しないことを表明している。【神崎修一】

毎日新聞 2008年3月5日

市町村合併:長野市との合併を問う、住民投票条例案提出へ−−小川村長 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080304ddlk20010301000c.html

 小川村の大日方茂木村長は3日、3月定例議会(6日開会)に長野市との合併の是非を問う住民投票条例案を提出することを明らかにした。隣接する信州新町と中条村が住民アンケートの結果を受け、長野市に合併協議の申し入れをしている。06年の村長選で「自立」を掲げて当選した大日方村長は「今も方向性は変わっていない。目的は合併のためではなく、自立するための判断」と述べた。

 議会関係者によると、小川村では2月13日の全員協議会で住民投票を実施する方向で一致。翌14日には村議3人が住民投票における条例案の議員提案に向け、臨時会の招集を村長に求めていた。これに対し、大日方村長は、同18日の全協で「6月定例会に条例案を提出する」とし、同29日には住民投票を5月下旬には実施する意向を示したという。

 地方自治法では定数(同村は11)の4分の1以上の議員が求めた場合、20日以内に臨時会を開かなければならないとされている。招集しないことについて、大日方村長は「期限が定例会前日の5日。議会をもって開催すればいいと判断した。地方自治法に違反したという認識はない」としている。【谷多由】

毎日新聞 2008年3月4日

市町村合併:信州新町・中条村の両首長、長野市長に協議申し入れ /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080221ddlk20010300000c.html

 長野市との合併を検討している信州新町と中条村の両首長が20日、鷲沢正一市長に合併協議を申し入れた。鷲沢市長は「合併を前提に話を進めていく」と話し、前向きな姿勢を示した。

 信州新町の中村靖町長と中条村の久保田元夫村長が長野市役所を訪問。鷲沢市長に申し入れ書を手渡した。鷲沢市長は信州新町で賛成が7割、中条村で9割を占めた合併のアンケート調査について言及。「あれだけの数字を持ってきてもらった。合併の方向で検討したい」と話した。また小川村に合併を探る動きがあることについては「こちらから誘うことはないが、可能なら3町村、まとめてやったほうがいい」と話した。【川崎桂吾】

毎日新聞 2008年2月21日

3629とはずがたり:2008/03/06(木) 22:53:40
<東北・北海道>岩手県

合併協申し入れ、5月以降 宮古市に川井村長
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080303_4

 宮古市との合併を推進する川井村の内舘勝則村長は、村議選を終えて新議員が就任する5月以降、同市に合併協議会設置を申し入れる。2月18日まで村内全地域で開いた合併に関する住民説明会の結果、村民世論の大勢は宮古市との合併推進または容認と総括。盛岡市との合併や当面自立を求める声がある門馬地区については対話を継続し、村内にしこりを残さない形での合併協議入りを目指す。

 内舘村長は2月29日開会した村議会3月定例会の所信表明で「時期を待って、合併協議会設置に向けて村議会と協議しながら進めたい」と述べ、4月15日告示、20日投票の村議選を経て新村議が5月に就任してから合併協設置申し入れを諮る考えを示した。

 「時期を待って」としたのは、村議改選と同時に、門馬地区民になお理解を求める時間が必要―との判断からだ。

 村議選は現行の定数14から10に削減して行われるが、合併反対論の議員が多数を占める可能性は低いとみられる。

 村は今月10日、住民説明会での質疑を詳報する広報特集号を発行。村内全戸と宮古市議会などに配る。

 内舘村長は「門馬地区のわだかまりを取り除き、川井村が一つにまとまったという形を早めにつくって宮古市に合併協設置を申し入れたい」と強調。

 宮古市と合併しても門馬地区の生活は不便にならず、宮古市にとって水がめの閉伊川源流部として重要であることなどに理解を得たい考えだ。

 門馬地区の住民団体「門馬の明日を考える会」の去石雄喜代表(74)は「分村が難しいとの認識は地区民の多くが持っており、川井村は一つという考えも理解する。内舘村長の下、当面自立で頑張れば、県の広域圏再編で川井村が盛岡広域圏に入り、盛岡市と合併できる可能性もあるのではないか」と主張する。

 同会は今後も内舘村長との話し合いに応じるが「ただ単に妥協はしない」として村議選立候補予定者に、自分たちの主張をアピールすることも検討する。
(2008/03/03)

3630名無しさん:2008/03/06(木) 23:31:55
>>3524 「愛知県みよし市」だって。

3631とはずがたり:2008/03/07(金) 20:44:07
<九州・沖縄>福岡県

利権屋集団たる中間市議を全員血祭りにあげぃヽ(`Д´)ノ

市町村合併:「北九州との合併実現する会」、中間市選管に署名提出 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080307ddlk40040146000c.html

 中間市の「中間市と北九州市との合併を実現する会」(佐々木晴一代表)は6日、両市の合併協議会設置を求める6254人分の署名を中間市選管に提出した。審査・縦覧を経て、同会は4月8日に松下俊男市長に請求する予定。

 署名は市議の佐々木代表が中心となって2月1日から1カ月間集めた。審査はこれからだが、請求に必要な有権者の50分の1にあたる788人を上回るのは確実とみられる。

 請求があれば松下市長は北橋健治・北九州市長に対し合併協設置議案を同市議会に付託するか意向を確認する。

 松下市長はこの日の市議会一般質問で「将来の合併を否定するものではないが、直ちに協議や検討をする時期か疑問がある」と消極的な姿勢を示した。

 一方、北橋市長は「審査などの手続きが行われる予定で、その動向を注視したい」との談話を出した。

 両市は04年に合併協議会を設置。中間市では住民投票で7割が合併に賛成したが、同市議会が合併議案を否決し白紙に戻った。【古川修司】

〔北九州版〕
毎日新聞 2008年3月7日

3632とはずがたり:2008/03/07(金) 20:45:30
<近畿>滋賀県

これは安土・八幡との合併をやんわりと否定したもの?

市町村合併:竜王町、2市3町合併適当と提言案−−推進検討会議 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080307ddlk25010592000c.html

 竜王町の市町合併推進検討会議(寺本隆会長)が4日夜、町防災センターで開かれ、湖南エリア(野洲、湖南市)も視野に入れ、東近江行政組合を組織する東近江市、近江八幡市、安土町、日野町との2市3町の枠組みによる合併が適当との提言案をまとめた。7日に山口喜代治町長に提言する。

 同会議は、21世紀の町のあり方を考えるため、昨年1月23日に発足。約1年の間、8回の会議で長期的な街づくりについて、住民の目線で議論してきた。

 合併の時期については合併新法の期限の10年3月末にこだわらず、関係自治体との合意形成に取り組むよう求めた。【斎藤和夫】

毎日新聞 2008年3月7日

3633とはずがたり:2008/03/07(金) 20:46:51
<近畿>大阪府

市町村合併:河内長野市と千早赤阪村、合併協を設置 /大阪
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080307ddlk27010628000c.html

 河内長野市と千早赤阪村は6日、合併協議会を設置した。13日午後2時から、同市昭栄町の河内長野市立市民交流センターで初会議(公開)を開く。

 合併協の会長には増田昇・府立大大学院教授、副会長には橋上義孝市長と松本昌親村長が就任。同市役所内に事務局を置く。両市村は先月、それぞれの臨時議会で、合併協の設置議案を可決していた。【中本泰代】

毎日新聞 2008年3月7日

3634とはずがたり:2008/03/07(金) 20:51:02
<東海>愛知県

何で西尾市が水道料金下げたいというと吉良町長が反対するんだ?

一色町長…財源が魅力→推進
吉良町長…岡崎を含めた広域合併→どちらかと云えば反対か?
幡豆町長…選挙公約→積極的推進
西尾市長…急がない→拙速を避けたい?

市町村合併:西尾市と幡豆郡3町首長、協議開始を確認 /愛知
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20080307ddlk23010129000c.html

 幡豆郡3町(一色、吉良、幡豆町)と西尾市との合併について協議する「広域行政・合併懇談会」(会長・中村晃毅西尾市長)が6日、西尾市山下町の市文化会館であった。4人の首長が顔をそろえたのは昨年1月以来で、合併に向けて協議をスタートさせることを確認した。

 懇談会では、4月以降に各市町の課長級による幹事会を開き、6月ごろまでに再び首長らの懇談会を開く方針を決めた。合併時期などは明示されなかったものの、道州制導入を見据え、合併に向けた論議が本格化するとみられる。

 会議では、都築譲・一色町長が「合併特例法の期限まであと2年。期限までに合併すれば5年間で110億円分の財源を得ることができる」と指摘。山本一義・吉良町長は「1市3町だけでなく岡崎市も一緒に合併すれば財政基盤もしっかりする。大きな枠でとらえたい」と意見を述べた。渡辺靖・幡豆町長は「合併は私の公約。リーダーが一緒になり、町民の意見を取って進めたい」と話した。

 懇談会後に中村市長は「特例法に縛られて合併を急ぐ必要はないが、3町と協議を重ね、合併に向けた新しいスタートを切りたい」と語った。

 合併をめぐっては昨年1月にも4首長が集まったが、論議が進展しなかった。4市町でつくる西尾幡豆広域連合の水道料金について意見対立したのが原因。06年11月の同議会で西尾市長が料金引き下げの意向を示したことに吉良町長が反発し、その後、西尾市長が引き下げを撤回した。【山田尚弘】

毎日新聞 2008年3月7日

3635とはずがたり:2008/03/07(金) 20:52:16
>>3630
正式に決まったんでしょうかな?
佐賀県鹿島市から文句が出て鹿嶋市にしたようなもんですかね。

3636とはずがたり:2008/03/07(金) 21:18:10
<首都圏>神奈川県

なかなか壮大だが10市町が集まっても40万に満たないんですなぁ。割りかし人口が少ない地域ですな。

市町村合併フォーラム
慎重な姿勢の松田町
http://www.townnews.co.jp/020area_page/04_sat/02_ashi/2008_1/03_08/ashi_top1.html
「メリット、デメリットを数字で示して」の声も

市町村合併について考える機会をと県が3月1日、松田町民文化センターで県西地域2市8町を対象に市町村合併フォーラムを開催した。

 開催町として挨拶に立った島村俊介松田町長は「2市8町36万人で中核市としてやっていこうという構想だが、合併には町民の理解が必要だ」と話し、「町民から役場が、役場から町民が、町民から町民が見えるまちづくりが理想。合併すると、新しく都市計画税も取らなければならないし、人口2千人の寄のまちづくりがどうなるのかということもある。合併には夢がなければならない。ムードに流されず、フォーラムも参考にしてしっかりと町民に説明していき、最終的な“する”“しない”を決めていきたい」と慎重な姿勢を見せた。フォーラムでは、新相模原市の合併に関わった牛山久仁彦明治大学教授による基調講演と、県担当課長により県が考える県西地域の将来像の説明が行われた。その後の意見交換では、「合併するメリット、デメリットを具体的に数字できっちり示してほしい」等の意見が県に寄せられた。

3637とはずがたり:2008/03/07(金) 21:22:41
<甲信越>長野県

「自立」か「合併」か 小川村長と村議が住民投票条例案
http://www.shinmai.co.jp/news/20080307/KT080306ATI090009000022.htm
3月7日(金)

 上水内郡小川村の大日方茂木村長は6日開会した3月定例会に、自立か長野市との合併かを問う住民投票を6月29日までに実施する条例案を提出した。一方、同市との合併を目指す三村議は投票日を4月13日とする条例案を提出。村と議員が異なる住民投票条例案を提出する異例の展開となった。採決は21日の予定。

 自立を目指す村の条例案は、選択肢を「自立での小川村」「長野市への合併」の二者択一とし、対象は18歳以上の村民。期日は、4月1日から90日以内で村長が定める日としている。

 大日方村長は提案説明で「全村議から住民投票を実施すべきという意見があったことを踏まえて提出した」と述べた。

 一方、伊藤延夫村議らの条例案は20歳以上が対象。提案説明では「(隣接の)信州新町と中条村が既に長野市との合併協議の準備を本格化させていることから、投票日を4月13日にした」と述べた。

 大日方村長は自立計画を住民に示した上で民意を問う考えなのに対し、三村議側は、近く同市との間で合併に向けた事務レベルの研究会を発足させる信州新町、中条村と歩調を合わせたい考え。住民への説明について伊藤村議は取材に対し「議員活動を通して行う」と述べた。

 議会内には投票の実施について異論はなく、実施時期を中心に論議される見通しだ。

3638とはずがたり:2008/03/07(金) 21:23:47
<九州・沖縄>熊本県

2008年3月7日 06:47
合併任意協「今議会中に結論」 植木町長
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080307200005&amp;cid=main

 鹿本郡植木町の藤井修一町長は六日、熊本市との合併に関する任意協議会設置の是非について、町議会の意思を確認した上で、十三日までの定例議会中に結論を出す考えを明らかにした。

 一般質問で「議会内でも複数の議員が任意協設置を求めている。合併を前提としなくても構わないので、立ち上げる意思はあるか」と議員がただしたのに答えた。

 藤井町長は任意協について「合併を前提としないということであれば、さらに合併のメリットやデメリットを追求して住民に示し、不安を解消するという点で、有効な手段と考えている」と説明した。

 別の議員が「合併を前提としない任意協はあり得るのか」と質問したのに対しては、「任意であり、合併を前提とせず、合併後の町の将来を探るための協議会があってもいいと思う」とした。(浪床敬子)

3639とはずがたり:2008/03/09(日) 23:21:52
<中国・四国>愛媛県

すっかり時宜を外しちゃった感も有りますが,先ずは両町議会の判断,特に鬼北町の議会の反応が注目。

松野、鬼北両町の合併推進案を答申 愛媛県市町合併推進審議会
2008.3.9 01:49
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/080309/ehm0803090152000-n1.htm

 愛媛県市町合併推進審議会(会長=藤目節夫・愛媛大法文学部教授)は、松野町と鬼北町の合併を進め、県が支援すべきとする「自主的な市町の合併の推進に関する構想」案を加戸守行知事に答申した。県は4月中にも構想を正式策定する。

 構想案では、松野町の人口が合併推進に対する国の基本指針の1万人未満であることや、同町の行財政の現状が厳しいことなどを理由に、両町の自主的な合併の必要性を指摘。地域の実情に応じた県の積極的な支援も求めた。

 これを受け、加戸知事は「答申の趣旨を踏まえ、精いっぱい対応したい」と話し、将来の道州制導入をにらみ「両町の合併は宇和島圏の大合併への中間段階と受け止めている」との見方を示した。

 両町はそれぞれ、3月議会に合併協議会の設立議案を提出する方針。

3640とはずがたり:2008/03/19(水) 17:01:31
<東北・北海道>岩手県

3市町合併へ推進案 奥州市
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080318_5

 金ケ崎、平泉両町との合併の可能性を探る奥州市は17日、合併効果に関する研究報告書「広域市町村合併の推進」案をまとめた。同日の市議会議員説明会で示した。人口、農業、工業、観光などでの相乗効果を強調し、「盛岡―仙台間の拠点都市」形成をうたう内容。相原正明市長は早ければ4月に両町長や達増知事に報告書を示し、対等合併を念頭に「合併の意思表示」を行う考えだ。
 報告書案は市の部課長級で構成する市広域市町村合併研究会(委員長・岩井憲男副市長)が作成。合併の組み合わせ別に「奥州・金ケ崎・平泉」「奥州・金ケ崎」「奥州・平泉」の3パターンで▽合併の背景や目的▽農工商業、観光面での効果▽行政面の課題―などについて説明した。
 3市町合併では面積、農業産出額、製造品出荷額が県内1位、15万人になる人口や商店数は盛岡市に次ぐ2位になるなどの試算を提示。「副県都」機能を強化する奥州、産業集積が進む金ケ崎、世界遺産登録で観光客増加に期待がかかる平泉が一緒になることで、さまざまな相乗効果が期待できると強調した。
 相原市長は「首長、議会はもちろん(意思表示によって)民間レベルでの盛り上がりも期待する」とした上で「両首長に話を持ちかける最初の言い方としては『対等合併』というのが礼儀だろう」と語った。
 県市町村合併推進審議会が昨年11月に行った首長への意見聴取に対して、高橋由一金ケ崎町長は「当面自立を選択しており、軸足をぶらさず進める」、高橋一男平泉町長は「当面は自立を目指し努力を継続する」との考えを示している。

3641とはずがたり:2008/03/19(水) 17:43:21
<東北・北海道>岩手県

こんな素晴らしい立地なら民活の導入で何とか出来ないのかねぇ。JR東日本とか本腰入れれば千客万来ちゃうの?

独立自尊の行方
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20080319-OYT8T00075.htm

黒崎海岸を望むくろさき荘。客足は伸びず、累積赤字が重くのしかかる
 「新館と言っても築30年。旅行会社に営業するのも難しい」
 普代村が運営する国民宿舎「くろさき荘」の太田俊一支配人は、苦笑いを浮かべた。
 3階建ての建物の向こうには、三陸の海が広がる。夏になれば、海上から押し寄せるやませとリアス式海岸の絶壁が織りなす幻想的な光景が繰り広げられる。沿岸部でも屈指の観光名所。そんな一等地に立つ宿泊施設なのだが、客足は落ちるばかりだ。

 建物の老朽化だけでなく、客室には風呂もトイレもなければ、エアコンもない。海が望める自慢の大浴場も、貯湯タンクの修理中のため、3月末まで日帰りの入浴客を断っている。

 2007年度の利用客は、約7000人の見込み。三陸鉄道が開通した1984年度の3分の1まで落ち込んだ。累積赤字は1億7000万円。今年度は計3棟のうち2棟の宿泊営業を休止して、なんとか黒字にした。「設備を充実すれば利用客も増えると思うが、村の懐具合を考えると支援は望めない」と、太田支配人のため息は尽きない。

 確かに、村の財政は極めて厳しい。財政の硬直性を表す経常収支比率(06年度)は95・3%に達し、県内でも最悪のレベル。財政規模に対する借金の比率を示す実質公債費比率も23・1%(04〜06年度平均)で、藤沢町に次ぐ厳しさだ。職員給与の削減や事業見直しなど打てる手は打ってきた。貴重な観光資源であるはずの「くろさき荘」も、建て替えどころか、「存廃を含めて検討中」(総務課)という状態だ。

 将来の見通しが立たない中、その答えを合併に求める声は多い。しかし、深渡宏村長は、「当面は自立」の構えを崩そうとしない。

 普代村はかつて、野田村との合併を目指した。04年1月には任意の合併協議会を設置したが、野田村の住民投票で反対が過半数に達したため、その年の6月には解散に至った。深渡村長は「もう合併の機運は村内になく、論じる状況にない」と言い切る。
     ◇
 普代村に限らず、県北・沿岸地方では、合併に消極的な町村が多い。

 県の市町村合併推進審議会が行ったヒアリングでは、「合併しても行政サービスは落ちる」(野田村)、「産業振興ではマイナス面が相当出る」(田野畑村)など、合併推進の大号令を掛ける県に対し、批判的な声が相次いだ。町村会長を務める稲葉暉(あきら)・一戸町長も「県北部は大部分が中山間地で連携は難しい。核となる二戸、久慈市も大きくはない」と、合併が地方再生への解決策との見方には懐疑的だ。

 一方で、政争の余波が合併論議に影を落としているとの声もある。県北部を中心とする衆院岩手2区は、自民党と民主党がしのぎを削る最激戦区。市町村の首長選挙が、両党の代理戦争の様相を呈することもある。『選挙戦のしこり』が合併論議に水を差しているとみる向きは少なくない。

 相互不信が渦巻く中、2010年3月末の合併特例新法の期限切れの日は、刻々と近付いている。
(2008年3月19日 読売新聞)

3642とはずがたり:2008/03/20(木) 02:14:51
<東北・北海道>福島県

矢祭の実験は注目に値するねぇ。

選挙戦、節約モード全開 議員報酬日当化 矢祭町議選告示
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080319t61023.htm

 今月末に議員報酬の日当化に踏み切る福島県矢祭町の町議選が18日告示され、10議席を11人で争う少数激戦となった。これまでは「選挙戦に数百万円かけた」とのうわさも流れたが、日当化で年間の議員報酬が1人平均347万円から90万円程度に激減するだけに、選挙戦も大きく様変わり。各候補とも「まずはカネのかからない選挙を」と、節約に知恵を絞っている。

 自宅に選挙事務所を構えた新人候補は午前9時すぎ、ペットボトルのお茶で乾杯して街頭へ出発した。借り物の商業車に看板を付け、選挙カーに仕立てた。マイクを握るのは元バスガイドの知人女性。随行車はなく、スタッフは昼食も自腹だ。

 「選挙カーの看板とスピーカーに15万円かかったが、選挙費用は法定上限額(約153万円)よりずっと安く収まるはず」と候補者。お茶の用意があるだけの選挙事務所では、支持者の1人が「これが本来の姿なんだろうな」としみじみ語った。

 告示前の5日、町内で発行されている夕刊紙に、立候補予定者一同が「矢祭町有権者の皆様へ」と題する意見広告を載せた。「公選法を遵守し、クリーンな選挙活動に努めます」「陣中見舞い、当選祝いは固く遠慮します」と紙面で宣言した。

 町内の選挙通は「言外に『有権者も飲み食いなどを要求するな』と言っているんだ」と解説。現職候補は「選挙はお祭りだ、候補者にカネを使わせろと言う選挙民は矢祭にも大勢いる。これまで候補者が政策本位で戦ってこなかったせいだ」と指摘した。

 候補者らは今回、これまで見られた過剰な接待の廃止も申し合わせた。選挙カーもリストラの候補に挙がったが、「政策を浸透させるのに必要」と廃止は見送った。
 新人候補は「申し合わせは守られているし、町民意識もクリーンな選挙を求める方向に変化してきたようだ。(きれいな選挙の実現も理念に据えた)日当化の議論が影響している」と評価。「候補者個人の持ち出しは20万円以内で済む」と豪語する陣営もある。

 町当局は「蓄えのない若年層の議会進出も進むのでは」と期待する。今後は職業と議員活動の両立を支援するため、議会の開催方法の改革に乗り出す構えで、町幹部は「夜間開催もいいが、議案の説明に明け方までかかる。休日開催が適当ではないか」と話している。
2008年03月18日火曜日

3643とはずがたり:2008/03/21(金) 17:29:43
<九州・沖縄>宮崎県

市町村合併:高原・野尻町議会、合併協議会の設置議案を可決 /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20080320ddlk45010014000c.html

 高原、野尻の両町議会(いずれも定数10)は19日、両町と小林市による法定合併協議会を設置する議案をそれぞれ可決した。小林市議会も21日に同議案を審議し、可決する見通し。これにより、1市2町の法定協は4月にも発足し、合併新法の期限である10年3月までの合併を目指すことになる。

 高原町議会は全会一致、野尻町議会は7対2の賛成多数だった。野尻町議会では6人が討論に立ち、賛成議員が「合併後のビジョンを検討するのにも法定協が必要」と強調。反対議員は「町民の利益にならない。負担が増え、サービスが低下する」などと主張した。

 可決を受けて高原町の日高光浩町長は「合併実現に向けて全力で取り組みたい」と述べ、野尻町の長瀬道大町長も「一時はもっと厳しい結果も予想されたが、議員の皆さんに理解していただいた」と語った。

 小林市は両町に対し、合併する場合は同市への編入とすることなど8項目を示し、両町も確認している。【木元六男】

毎日新聞 2008年3月20日

3644とはずがたり:2008/03/21(金) 22:03:53
<中国・四国>山口県

新美祢市誕生:1市2町合併/上 世界的観光資源PR /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080319ddlk35010433000c.html
 ◇秋芳洞にLED照明−−ライトアップなど応用

 美祢市と美東、秋芳両町の1市2町は21日に合併、新・美祢市が誕生する。市としては県内最少の人口約3万人、面積約473キロ平方メートルながら、日本最大のカルスト台地、秋吉台(秋芳町、美東町)▽東洋最大規模の鍾乳洞、秋芳洞(秋芳町)など目玉となる観光資源も少なくない。「潤いと活力に満ちたやすらぎの郷」を目指す新市の課題を2回にわたってリポートする。【大村健一】

 秋芳洞入り口の商店街。「この辺りはかつて農家が並び、店は5、6軒しかなかった。50年ほど前から観光客が増え、土産店の出店が相次いだ。ところが……」。地元商店会の会長、炭本武さん(66)の言葉が詰まった。

 秋芳洞の入場者は山陽新幹線が開通した70年代に急増。75年には約200万人に達し、観光事業収入は農業の補助整備事業や小中学校の耐震化、町のインフラ整備などに充てられた。

 しかしその後、県外にテーマパークや大規模商業施設が続々開業し、押され気味に。リピーターが少ない点も影響した。結局、観光客は75年をピークに減少の一途で、05年度には約60万人にまで落ち込んだ。商店会加盟店も最近10年で48店から35店に減った。

 「集客の起爆剤」と期待された秋吉台オートキャンプ場や釣り堀なども振るわず、町の観光事業の累積赤字は約12億円(05年度末)に上っている。

 普通会計と公営事業会計などとの連結決算による「連結実質赤字比率」(08年度決算から適用)が30%(市町村)以上になると「財政再生団体」として国の管理下に置かれる。

 秋芳町はどうか。毎日新聞の05年度調査だと、57・4%で既にレッドカード状態。北海道の夕張市(362・1%)、赤平市(69・3%)に次いで全国ワースト3にランキングされるなど“破たん”している。合併協議会は約1年間にわたって中断したが、背景にはこの財政事情があった。

 ただ明るい兆しもないわけではない。山口大研究グループなどが環境に優しい発光ダイオード(LED)照明を開発。秋芳洞で効果を確認し、今後ライトアップなど応用したい考えだ。同町観光商工課によると、秋芳洞の入場者も06年度から約61万人と増加に転じ、07年度は17日現在で約62万3000人、年度末までに約64万人を見込む。累積赤字も人件費の削減などで12年度までに黒字転換できる見通しも立った。

 同町の楳寿(うめじゅ)昭治観光商工課長は「美祢の化石館や美東の長登銅山跡などもある。長期滞在してもらえるよう、世界的な観光資源をセットでPRしたい」と意気込んでいる。

 ■今日のことば
 ◇発光ダイオード(LED)
 Light Emitting Diodeの略で、電流を通す半導体ダイオードのうち電気で光を発する素子。電気エネルギーを光エネルギーに直接変換するので効率が良く、低消費電力、高速応答の特長がある。家電や車の計器類などに使われている。
〔山口版〕
毎日新聞 2008年3月19日

3645とはずがたり:2008/03/21(金) 22:04:20
>>3644-3645
<中国・四国>山口県

新美祢市誕生:1市2町合併/下 公立病院再編論議も /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/archive/news/2008/03/20/20080320ddlk35010594000c.html
 ◇高齢化率突出、2院は赤字 近く検討会設置へ

 新・美祢市の高齢化率は31・5%(昨年10月の各市町のデータに基づく)。全国平均20・8%、県平均25・5%を大きく上回る。ほぼ3人に1人がお年寄りだ。住民の誰もが安心できる医療サービスを望むが、合併後に予想されるのが公立病院の再編統合である。

 赤字続きの病院事業については合併協議会でも議論になった。新市は美祢市立病院(旧美祢市)と共立美東病院(旧美東町、市立美東病院に改称)の2公立病院を抱えるが、06年度は美祢市立病院が約9000万円、美東病院が約1億7000万円の単年度赤字。特に美東病院の累積赤字は約6億7000万円に上っている。

 合併すると決まって浮上するのが再編論議。山陽小野田市は旧山陽町(05年合併)の山陽市民病院を廃院し、民間への譲渡を決定。光市は現在、旧大和町(04年合併)の大和総合病院の存続を巡り話し合いを続けている。

 「地方の病院が抱える財政問題に加え、医師不足などの問題もある。どの自治体も状況は同じ」。藤沢和昭・美祢市立病院事務局長はため息をつく。藤沢さんは合併協議会で病院部会長を務め、住民の訴えに耳を傾けてきた。住民説明会を開くたびに「美東病院は合併でどうなる」「無くなると聞いた」などの質問が殺到した。

 秋芳、美東地域は高齢者が多い割に民間の診療所が少ない。当面、2公立病院を存続させるが、産婦人科がなく市内で出産できないなど課題も少なくない。近く病院の在り方を考える検討会を組織し経営統合なども視野に議論を進める方針だ。

 理想は市民が望む医療の実現と健全な病院経営だが、藤沢さんは「現実は難しい」と険しい表情を見せる。

 再編は病院や自治体に限った事ではない。

 4月1日には1市2町の商工会が合併、新・美祢市商工会が誕生する。会員は個人、法人を合わせて860店だが、旧町の会員は不安そうだ。「多数決では旧美祢市に負ける。祭りなどの伝統行事が続けられるかどうか」

 住民サービスの質を落とすことなく、いかに合併のメリットを享受するのか。大きな課題を抱えたまま1市2町は21日、新たな船出を迎える。(この企画は大村健一が担当しました)
==============
 ■今日のことば
 ◇高齢化率
 総人口に占める65歳以上人口の割合。1956年の国連報告書は7%超を高齢化社会、14%超で高齢社会と分類。7%から14%に至るまでの時間を「高齢社会の速度」としている。世界的規模で高齢化が進み、高齢者の新たな定義が求められている。
〔山口版〕
毎日新聞 2008年3月20日

3646とはずがたり:2008/03/22(土) 00:20:24
<東海>静岡県

上長尾村+久野脇村+下長尾村+水川村+藤川村→榛原郡中川根村┬→榛原郡中川根村(→中川根町)
下泉村+地名村+壱町河内村+田野口村+堀之内村→志太郡徳山村┘    ├→榛原郡川根本町
崎平村+千頭村+奥泉村+大間村→榛原郡上川根村────┬→榛原郡本川根町
上岸村+青部村+田代村+藤川村+桑野山村+梅地村→志太郡東川根村
榛原郡下川根村+志太郡笹間村+志太郡伊久身村(一部)→榛原郡川根町┐
志太郡島田町+六合村など→島田市─┬─→島田市─────────┴→島田市
榛原郡金谷町+五和村→榛原郡金谷町┘

元々大井川を境に駿河国志太郡・遠江国榛原郡だったが静岡県の形成で志太郡と榛原郡が融合してしまったね。越すに越されぬ大井川も容易に越すことが出来るようになって牧之原市・島田市・川根本町の境目の方が大きいようにも感じられる。

半世紀の歩みに幕 新しい門出に期待 合併の川根町で閉町式
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080321/CK2008032102097179.html
2008年3月21日

 4月1日に島田市と合併する川根町の「閉町式」が20日、同町の町民文化会館で行われた。地元住民ら300人以上が出席し、53年の町史を振り返りつつ、新しい門出に期待を寄せた。

 又平琢己町長や町議、町内会や婦人会など各種団体の代表、来賓の牧野京夫参院議員や桜井勝郎島田市長らが顔をそろえた。歴代町長や議長経験者ら町の発展に貢献した40の個人・団体に感謝状が贈られた。地元に伝わる笹間神楽や、町民合唱のステージもあった。

 フィナーレでは壇上に掲げられていた町旗を下げ、出席者全員で万歳三唱をした。又平町長は「少子化や過疎など課題はあるが、自然豊かなこの地域が新しい島田市で果たす役割は大きい」と式辞を述べた。

 川根町は1955年4月、下川根村と笹間村、伊久身村の一部が合併して誕生した。

3647とはずがたり:2008/03/22(土) 00:27:34
<東北・北海道>岩手県磐井地域

奥州市+一関市+藤沢町+平泉町→奥州平泉市@市庁舎は一関市でどうだ?!
東京にも匹敵する一市2新幹線駅(一関と水沢江刺)の実現である!笑
東京は正確には23区に別れているので,越後湯沢とガーラ湯沢を擁す湯沢町が当面のライバルか?北陸新幹線の西京都は亀岡市内が予定地かね?

【合併第2幕】駆け引き    世界遺産平泉「こちらに」  
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20080321-OYT8T00186.htm

多くの観光客が訪れる中尊寺。世界遺産登録を機に、さらなる観光客増が期待されている

 金色の大杯に、なみなみと注がれた日本酒が揺らめいていた。浅井東兵衛・一関市長が杯を捧(ささ)げ持つようにして一気に飲み干すと、周囲からは「お見事」と声が挙がった。

 今年1月、平泉町の中尊寺で開かれた恒例行事「金杯披(びら)き」。招待客約130人は順番に金色の杯を傾け、1年の多幸と、7月に迫った「平泉の文化遺産」の世界遺産登録を願った。

 そんな和やかな光景を、一方で、高橋一男・平泉町長は複雑な思いで眺めていた。「浅井市長は金杯披きに来たことがないはず。顔を出せば気持ちは通じる、と市議会の誰かに言われたのだろうか」。つい、合併構想に関連した一つの布石ではないかと、勘ぐってしまうのだ。

 これに対し、浅井市長は「それまで金杯披きに行かなかったのは、招待を受けなかったから」と、周囲の憶測を言下に否定する。実際、平泉町との合併協議が破たんした2004年以降、しばらく中尊寺からの招待状は届かなかったという。

 両市町はかつて、他の両磐7町村とともに合併を模索した間柄だ。しかし、新市名を「平泉」とすることに、土壇場になって一関市議会などから反対論が出た余波で、平泉町と藤沢町が合併の枠組みから外れる結果となった。

 ただ、ここへ来てにわかに、一関市と平泉町との合併が再び取りざたされ始めている。きっかけは、奥州市の積極的な動きだ。
     ◇
 平泉町の北に位置する奥州市では、相原正明・奥州市長が06年の市長選で、平泉、金ヶ崎両町との合併を公約に掲げ、初当選した。3市町による合併は、県が示した枠組みとは異なるものの、相原市長は「副県都」を目指して昨年から庁内に研究会を設け、検討を進めている。
 〈新市の人口は県内2位の15万人。観光客数と工業出荷額は県内1位〉
 今月17日、奥州市議に披露された研究会の報告には、こんなバラ色の数字が並んでいた。相原市長は「4月にも両町に資料を示す。平泉の名前を新市名に入れることにも全く抵抗はない」とアピールする。

 対する浅井市長は、「平泉が自立したいと言うのに、合併しましょうよと言うのも失礼な話」と、待ちの姿勢を強調する。ただ、奥州市の話題になると、心中は穏やかではない。
 「広域行政組合は一緒だし、学校も病院も、平泉の生活圏は完全にこちら」
     ◇
 両市の熱視線をよそに、高橋町長は「当面自立」と涼しい顔だ。町の財政は厳しいため、将来的な合併は避けて通れそうにない。だが、「今は世界遺産登録に向けた取り組みが最優先」だ。この時期に町を二分するような問題は持ち込みたくない、との思いが透けて見える。

 昨年11月に行われた市町村合併推進審議会のヒアリングでは、高橋町長自ら、現実的な合併論議を避けるかのような“奇策”を繰り出した。奥州、一関の両市を含む壮大な「30万都市構想」だった。高橋町長は、「世界遺産登録が決まった後、住民懇談会を通じて合併の是非を町民に問うつもり」と静かに語る。

 「世界の平泉」を挟んだ駆け引きは、水面下で熱を帯びつつある。
(2008年3月21日 読売新聞)

3648名無しさん:2008/03/22(土) 09:22:14
長崎県

一昨年、金子県知事の長女と衆院長崎三区選出 谷川弥一議員の長男が政略結婚?して
県内で門閥化を企てたようだが、図らずもこの夫婦がにわかに設立した株式会社が 例の諫早干拓造成地の入植地のリースに参入して
いたことが明らかになり、2千数百億の無駄な公共土木工事とさんざん批判された事業の恩恵を政治家が受けることが許されるか?!と問題になりそうである。
32ヘクタールの農地をリースして農作物を生産する目的だが、そもそも造成コストからすれば破格のリース料でしかなく、将来的には破格の土地代で土地を取得できるという計算が働いているのかも知れない。

長男長女の会社は別人格で問題ないとか、入植者を決める審査会には名前をふせていたからとか、言い訳しているようだが
今回の問題は 簡単に言い逃れが効くような事柄ではないだろう。

政治家が親族を利用して自ら利益誘導を計ったものでしかない。

諫早干拓事業は国営事業で多額の国費税金が投入されている。
国民は 大いに怒らねばならない。
次期総選挙長崎二区 久間、長崎三区 谷川 に厳しい審判を下さねばならないだろう。
そして、再来年2月には県知事選がある。 このようなめちゃくちゃな腐敗県政を続けている
政治屋を許すことがあっては 全国の恥である。

3649とはずがたり:2008/03/22(土) 19:16:38
<九州・沖縄>福岡県

知らん間に随分進展してたようで。

市町村合併:黒木町・星野村議会、住民投票条例を否決 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080322ddlk40010152000c.html
◇八女市長「合併、予定通り進める」

 黒木町、星野村の両議会は21日、八女地区5市町村(八女市、黒木町、立花町、星野村、矢部村)の合併の是非を問う住民投票条例案を採決。黒木町議会(定数12)は賛成3、反対8、星野村議会(同10)は賛成4、反対5で共に否決した。5市町村の法定合併協議会(会長、野田国義・八女市長)は2010年2月の合併ですでに合意しており、結果について野田市長は「予定通り合併を進める」と話している。【丸山宗一郎】

 それぞれの自治体に条例制定を請求していたのは「黒木町をいかす会」(中川忠敬会長)と「星野村の未来を考える会」(末崎匠会長)。共に「住民が置き去りのまま合併協議が進んでいる」などとして今月上旬、条例制定請求に必要な数を上回る署名を各首長に提出していた。

 黒木町議会では、小川光吉町長が「既に住民の声は聴いており、住民投票は必要ない」との反対意見を付けて議案提案。続いて、中川会長が昨年9月に5市町村で行われた住民アンケートに触れ「『やむを得ず賛成』を『賛成』とみなしたのは平等でない」と意見陳述。星野村議会では、18日に「合併は住民の意思によって決定するのが原則」との賛成意見を述べた高木良之村長に続き、末崎会長が「住民の真意を明らかにするよう可決してほしい」と訴えた。

 閉会後、小川町長は「合併の理解を頂けた」と話した。一方、高木村長は議案質疑の際、合併に対する考えを問われ「個人的には村単独でいくほうがよいと思う」と初めて見解を表明し、閉会後も「議案を可決してほしかった。村だけで再アンケートするなど、何らかの形で民意を問えたらいい」とした。ただ「法定合併協議会には今後も粛々と臨む」と4市町村への配慮も示した。

 結果について中川会長は「町長、議員のリコールも視野に今後の活動を考えたい」と言い、末崎会長は「村長の考えを後押しできる活動を考えていきたい」と話していた。
〔筑後版〕
毎日新聞 2008年3月22日

八女地区合併問う住民投票、黒木町、星野村議会が否決
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20080321-OYT8T00730.htm

 黒木町、星野村議会は21日、八女地区1市2町2村(八女市、黒木、立花町、星野、矢部村)合併の是非を問う住民投票条例案について採決し、いずれも否決した。

 黒木町議会は臨時議会を開き、小川光吉町長が「投票率が50%未満の場合、少数意見を尊重することになる。住民投票には多額の費用もかかる」などと反対意見を添えて提案。条例案を直接請求した住民団体「町をいかす会」の中川忠敬代表(62)が「合併は将来、町民にとって不利益を被るのではないだろうか」と意見陳述した。

 この後、採決され、賛成3、反対8で否決された。

 星野村は3月村議会本会議で、直接請求した住民団体「村の未来を考える会」の末崎匠会長(60)が「有権者の6割が合併に疑問の意思を表明した」と述べたが、採決の結果、賛成4、反対5で否決された。

 小川町長は「行政の取り組みが評価された証しだ」、高木良之村長は「住民投票で民意を問いたかったが、厳粛に受け止める」とコメント。

 中川代表は「町長の意見には失望した。あきらめず活動を続けていく」、末崎会長は「今後も村の自立を支援していきたい」と話している。

 合併協議会事務局によると、合併協定書の調印式は予定通り6月上旬に行われるという。
(2008年3月22日 読売新聞)

3650とはずがたり:2008/03/22(土) 20:17:34
<首都圏>埼玉県

2008年3月22日(土)
1市3町の合併協可決 久喜市議会
http://www.saitama-np.co.jp/news03/22/06p.html

 久喜市議会は二十一日、同市と南埼玉郡菖蒲町、北葛飾郡鷲宮町、同栗橋町との法定合併協議会設置議案を可決した。これにより一市三町すべてで法定合併協設置案が可決され、四月一日に法定合併協が発足する。一市三町は合併新法期限内(二〇一〇年三月)の合併を目指して合併協議をスタートさせる。

 委員の選任や公募などの準備のため、第一回協議会の開催は五月上旬になる見通し。来年三月までに協議を終える予定。

 法定合併協は、一市三町の首長、副市長、副町長、議長、各議会選出の議員、学識経験者の計二十九人で構成。新市名、本庁舎所在地、合併方式、時期など基本四項目、行政サービスの調整、新市基本計画などについて協議する。

 二十二日、四市町は久喜市で合併推進会議を開き法定合併協設置と規約に関する協議書への調印を行う。また、二十五日に首長、議長、地元県議が県庁を訪問し、上田清司知事に対して、新県市町村合併支援プランに基づいた支援を要請する。

3651とはずがたり:2008/03/23(日) 15:52:31
<首都圏>埼玉県>>3650

幸手はまず五霞と第一次合併をしてその次の合併に邁進せよ。

市町村合併:久喜・菖蒲・栗橋・鷲宮の4市町、法廷合併協設置で合意 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20080323ddlk11010132000c.html
 ◇10年3月期限に−−幸手市参加は拒否

 久喜市、菖蒲町、栗橋町、鷲宮町は22日、久喜市役所で第4回合併推進会議を開き、4市町での法定合併協議会を設置することで合意した。合併新法期限(10年3月)内の合併実現を目指して正式協議に入る。また、幸手市の合併参加要望については拒否することを決めた。

 この日の合併推進会議に出席した4首長は、それぞれの3月議会での議決を確認したうえで、法定合併協議会と規約の協議書を取り交わした。25日に上田清司知事に報告し、県の支援を要請する。

 会議終了後の会見で、合併の枠組みに幸手市を加えなかったことについて、久喜市の田中暄二市長は「(4市町での)合併を成就させることが先決。振り出しに戻って議会と調整することは、日程上余裕がない。途中合流は困難」と説明した。【栗原一郎】
毎日新聞 2008年3月23日

久喜、菖蒲、栗橋、鷲宮4市町が合併協設置へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080322-OYT8T00837.htm

 久喜と菖蒲、栗橋、鷲宮の1市3町の「第4回合併推進会議」が22日、久喜市役所で開かれ、4月1日に法定合併協議会を設置することなどを盛り込んだ協議書を締結した。

 会議には、4市町の首長が出席。1月の住民意向調査で「久喜市との合併を推進する」が多数を占めた幸手市への対応について、「現在の1市3町による新市誕生前に、この枠組みに合流させるのは困難」との認識で一致した。

 4市町は25日、県に合併協議会の設置について報告し、併せて支援を要請する予定だ。
(2008年3月23日 読売新聞)

3652とはずがたり:2008/03/23(日) 16:14:08
<東海・甲信越>長野県伊那地方

吸収する側が住民投票を求めるというのも珍しいねぇ。

清内路村の合併の是非、住民投票へ 24日に議員提案
http://www.shinmai.co.jp/news/20080322/KT080321ATI090035000022.htm
3月22日(土)

 下伊那郡清内路村議会と同郡阿智村議会は21日、合同の全員協議会を開き、清内路側は24日の定例会に、阿智村との合併の是非を問う住民投票条例案を議員提案すると明らかにした。条例案は可決され、4月に住民投票が実施される見通しだ。

 桜井久江・清内路村長も「議会の結論を尊重する」と実施を受け入れる方針を示した。

 清内路の議員らによると、投票は18歳以上を対象に合併について賛成か反対かを問い、投票率50%以上で成立とする。投票日について原登美彦議長は「なるべく早くと考えると、4月20日になるのではないか」と述べた。

 両村の任意合併協議会は27日の会合で、事務一元化などの結論をまとめる予定。清内路では投票前に、村と議会が内容を住民に説明する。阿智は清内路の投票後に説明会を開き、住民アンケートを行う。

 住民投票はこれまで阿智側が強く要望。桜井村長は取材に「合併を掲げて進めてきた3年余の村政を問う、私の信任投票でもあると重く受け止める」と述べた。

 このほか合同全協では、合併後の清内路支所は職員3人体制とし、2年後に見直すことで合意。議会は合併後、清内路で増員選挙を行うことでも一致した。

3653とはずがたり:2008/03/23(日) 16:18:11
<首都圏>神奈川県

何らかの措置が必要かもね。特区扱いできないのかねぇ。
静岡県の井川とか水窪とかも線引きされてんのかねぇ?まぁ問題なのは将来的には開発したいけど今は農地で寝かしている土地であるから反対している地主の我が侭かも知れないけど。
将来的には開発したいけど買い手も開発業者も見向きもしてないのに税金だけあがるのも口惜しいか?

相模原市:旧3町の住民、線引きに反発 税負担重くなる恐れ /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080318-00000142-mailo-l14
3月18日14時1分配信 毎日新聞

 相模原市と合併した津久井、相模湖、藤野の旧3町で、同市が市街化区域と市街化調整区域の区分(線引き)をしようとしていることへの反発が強まっている。政令指定都市(政令市)へ移行するには線引きが不可欠とされるが、住民の税負担が重くなるなどの恐れがある。旧3町の住民は現状維持を求めて連合組織を結成し、抗議集会や市役所へのデモ行進を展開する予定だ。【高橋和夫】
 線引きは都市計画法に基づくもので、無秩序な市街地の拡大を防ぎ、人口増に伴う乱開発を抑制する狙いがある。人口が減り続け、市街地の拡大も想定できない旧3町には導入されていなかった。しかし、相模原市は合併後、政令市移行の条件整備として旧3町の線引きを計画した。
 線引きが行われると、市街化区域となった農地は宅地並みに課税され、固定資産税が増税になるほか、新たに都市計画税が課税される。市街化調整区域に編入された土地は宅地などの開発が難しくなるため、資産価値が大きく下落する。相続税が大幅に増える事態も想定され、住民の不安感が広がっている。
 宅地と農地が混在する旧3町は、水源地のため工場の立地が難しく、人口が減り続け高齢化率も高い。市は昨秋から住民説明会を開いてきたが、「増税につながる線引きが行われるなら、合併に賛成しなかった。政令市移行の条件なら、政令市にならなくていい」と強い反対意見が続出した。
 旧3町のうち相模湖町では千木良、与瀬戸両地区で既に住民自らが研究会を組織。津久井町鳥屋地区でも19日に「検討協議会」(仮称)が設立され、藤野町でも反対組織の準備が進められている。
 千木良地区住民組織の代表で、元相模湖町議の石井信夫さん(69)は「増税は苦しい。線引きを先送りして現行制度を維持する“1国2制度”や、激変緩和の特別な配慮をしてほしい」と話している。

3月18日朝刊
最終更新:3月18日14時1分

3654とはずがたり:2008/03/23(日) 16:23:48
<東海・甲信越>長野県
>>3652
なるほどこう云う経緯か。こういういい加減な村を無くすのが一つの目的ではあるが,その過程で村民が目覚めて意識が高まると合併そのものへの懐疑も芽生えてくる感じもしますな。
阿智+浪合+清内路でも未だ未だ小さいので合併後も村民参加の村作りに励んで欲しいものではある。

しんそう−深層・真相・心想:解説編 清内路村と阿智村合併協議、佳境に /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080316-00000065-mailo-l20
3月16日11時1分配信 毎日新聞
 ◇実現に十分な議論を
 清内路村と阿智村の合併協議が佳境に入っている。不祥事と財政難に苦しんだ清内路村は「血の出るような努力を積み重ねてきた」(桜井久江村長)という再建を進め、阿智村との合併準備を進めてきた。両村は2月上旬に任意合併協議会を設立し、新村の新しい設計図づくりを進めている。【仲村隆】
 「これ以上続けていく自信がない」。阿智村の岡庭一雄村長は声を荒らげた。清内路村の桜井村長は「さまざまな意見を出して議論していくのがこの場所のはず」と食い下がった。13日、清内路村で開かれた3回目の任意合併協議会の席上で合併後の清内路村の役場支所をめぐる激しい議論が続いた。暫定措置で5年間の支所設置と4人の職員の配置を求めた清内路村の主張に対し、阿智村からは異論が出た。
 清内路村との合併に慎重な姿勢を見せていた阿智村の岡庭村長が一転して合併に向けて動き始めたのは、2月上旬に同村議会が合併協議を認める結論を出したことから。すぐに任意合併協議会の設置に動いた。
 03年10月。農業集落排水事業で過払いや二重払いなどのずさんな会計処理が発覚した清内路村。国から6200万円の繰り上げ償還を求められたほか、約30億円以上の借金を抱える厳しい財政状況も明らかになり、原満征・前村長は翌年7月に辞職した。
 村の再建にあたったのは阿智村との合併を公約として同年8月の村長選で当選した桜井村長だった。村長給与2割カットなど財政再建を推し進めた。村民も職員削減となった村役場をサポートする「役場応援団」を組織して村道などの修繕などを行うなど、行政と住民が協力して再建に力を尽くしてきた。桜井村長就任直後に失敗した阿智村との合併への試みへの動きも再開。06年2月に発足した村合併問題研究会で、合併協議を求める報告書が出された。村は07年6月に阿智村へ合併協議を申し入れた。
 両村公民館主催で3月7日に開かれた住民意見交換会では、清内路の参加者から合併に対して慎重な意見が相次いだ。清内路村のある参加者は「阿智村主導で急ピッチで進んでいく合併論議に不安を感じた」と訴える。
 任意合併協議会では、これまでに清内路村を編入とする合併方式の決定や合併期日を09年3月31日とするなど大枠だけでなく、住所表記、福祉サービス、ごみ収集方法など事務事業40項目についての協議が進んだ。任意合併協議会での議論は27日の4回目でまとめ、その後4月以降住民への説明を経て両村での住民意向調査などの方法で意思確認が行われた上で法定合併協議会に移る予定だ。
 阿智村が合併手続きを急ぐのも新合併特例法の優遇措置がより多い08年度末までの合併を視野に入れているため。06年1月に旧浪合村と合併し、さらに清内路村を合併することは阿智村の台所にとって重荷になることも事実だ。
 合併議論の進め方について桜井村長は「清内路が生き残りのためには合併しかないが、新しい村のあるべき姿をきちんと住民に説明することが大事」と話す。合併議論で両村住民にとって必要なのは新村の詳細な設計図と十分な議論であると言えるのではないか。

3月16日朝刊
最終更新:3月19日12時48分

3655とはずがたり:2008/03/23(日) 16:32:22
<北陸・甲信越>長野県

俺の<>内の区分でも感じられるけど長野県は北半分は北陸と南半分は東海と道州制では分割するのが自然に思えるが,まさに康夫が嫌がってたのはそれであるな。松本vs上田後長野の構図があるから仕方がないと思うけど。
松本を北陸に入れるとなると筑摩県繋がりで飛弾も(郡上辺り迄も?)北陸に入れた方が自然?少なくとも木曽は美濃へ返還しても良いし伊那は三遠と一緒にやれるのではないか?
亦は中央州として飛弾・信濃・甲斐3国で新州形成でも可。その際は州都は地理的に松本だな。

其れは兎も角>>3628>>3637の続報。あんま遅くなると幸手みたいに長野市に入れて貰えなくなるけど,其れが狙いか?

市町村合併:是非問う住民投票、6月に 小川村議会で可決 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080322ddlk20010399000c.html

 長野市との合併の是非を問う住民投票を求める条例案が村当局と議員の双方から提出されていた小川村議会は21日、村当局の条例案を賛成多数で可決し、閉会した。これを受け、村側の提案通り、6月に住民投票が実施される方針となった。

 今月6日に開会した村議会では、条例案を巡って村当局と議員が異なる提案を提出した。村側は4月1日以降、90日以内に住民投票を行うとし、議員側は早期合併を求めて4月13日投票を提案していた。

 この日の裁決の結果、8対2の賛成多数で村側の条例案が可決された。大日方茂木村長は「地区懇談会で住民の皆さんと日程の協議をしながら、6月定例会前に投票をして決めたい」と述べた。一方、合併相手の長野市の鷲沢正一市長は「村議会が決めたことで、私がコメントする必要はない。現在は信州新町と中条村との合併に向けて、粛々と進めていく」と話している。【谷多由、藤原章博】

毎日新聞 2008年3月22日

3656とはずがたり:2008/03/23(日) 16:34:29
<東海・甲信越>山梨県

将来的には市川五郷市となるのかねぇ

市町村合併:鰍沢町長「特例法の期限内に」 増穂町長「2町合併は通過点」 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080311-00000106-mailo-l19
3月11日13時2分配信 毎日新聞

 2町での合併の可能性が浮上している増穂と鰍沢の両町長が10日、それぞれの町議会で合併について言及した。石川洋司・鰍沢町長は「2町合併を新合併特例法の期限(10年3月末)内で行いたい」と明言。志村学・増穂町長は「鰍沢町との合併は公約違反ではないか」との質問を受けるなど、2町合併に向けて同町がまとまれるかが鍵を握りそうだ。
 志村町長は昨年7月、3町合併を訴え初当選。この日は「鰍沢との合併は通過点」と答え、将来的には市川三郷町を交えた3町合併を目指す姿勢を改めて示した。町議からは、合併新法のメリットを受けられなくなることを懸念する意見が出たが、志村町長は「余り時間がない」と述べるにとどまった。
 石川町長は、4月から総務課職員の増員による「行政調整係」の設置を表明して、2町合併に備えていると答弁。増穂町が前町長時代、南アルプス市との合併を目指し、石川町長との合併議論に乗ってこなかったことを挙げ、「今回は十分意思疎通していきたい」と漏らした。【吉見裕都、沢田勇】

3月11日朝刊
最終更新:3月11日13時2分

3657とはずがたり:2008/03/23(日) 16:34:52
<中国・四国>愛媛県

揉めに揉めた松野町だが。。

鬼北町・松野町合併 協議会設置案を可決 愛媛
2008.3.11 04:35
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/080311/ehm0803110436000-n1.htm

 合併を進める愛媛県の鬼北町と松野町の3月定例議会が、10日開会し、両町議会に提案された「鬼北町・松野町合併協議会設置」案について、鬼北町は全会一致で、松野町は賛成多数で、同案をそれぞれ可決した。

 両町は昨年8月、事務レベルでの「合併対策室」を合同で設置し、双方の町の事務や行財政状況の実態などを調べ、各種の調整などに役立てる現状把握を行ってきた。

 議案の可決を踏まえ、同協議会は4月1日に設置される。事務所は鬼北町の町民会館に置かれる。対策室事務局によると、今月中に協議会の委員を選任し、4月中には初会合を持ちたいという。

 採決の結果について、鬼北町の松浦甚一町長は「全体の空気は協議会を立ち上げ、本音で議論すべきだという結果です」。松野町の岡武男町長は「土地改良区の滞納金など、松野町の問題は合併までに整理をつけていきたい」と話していた。

 松野町は「平成の合併」で合併先をめぐって町議会が混乱。議会内の“議員派閥”の対立を背景に、首長リコールや議会解散、住民投票などを繰り返していた。県も両町合併に向けて支援に乗り出しているが、協議会の設置で事態は両町合併に向けて大きく前進した。

3658とはずがたり:2008/03/23(日) 16:36:51
<首都圏>埼玉県

市町村合併:川口市長、鳩ケ谷市と2市合併に前向き−−議会答弁で /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20080312ddlk11010132000c.html

 川口市の岡村幸四郎市長は11日の3月市議会本会議で、鳩ケ谷市との合併について「白紙の状態に変わりはないが、自民党市議団を代表しての提言を真摯(しんし)に受け止めたい」と、2市合併に前向きに取り組む姿勢を示した。豊田満議員(自民)の質問に答えた。

 岡村市長は「最も望ましい戸田、蕨、鳩ケ谷との4市合併はハードルが高い。できることから取り組んでいくのも選択肢の一つ。さまざまな状況の変化を認識している」と語った。【森国郎】

毎日新聞 2008年3月12日

市町村合併:鳩ケ谷市長、川口市と協議を今年中に申し入れ /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20080315ddlk11010030000c.html

 鳩ケ谷市の木下達則市長は14日の市議会で「川口市への合併協議の申し入れ時期を08年中にしたいと考えている。合併推進市民の会などと連携して、市民の意識を高めていきたい」と語った。熊井初雄議員(市民クラブ)の一般質問に答えた。

 木下市長は「(11日の川口市議会で)岡村幸四郎市長から、合併に前向きな、また、展望を感じる答弁がなされた」と述べた。【森国郎】

毎日新聞 2008年3月15日

3659とはずがたり:2008/03/23(日) 16:38:24
<九州・沖縄>福岡県

古賀市が積極的なのか〜。

市町村合併:古賀市・福津市・新宮町、合併シンポ開催 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080323-00000176-mailo-l40
3月23日14時0分配信 毎日新聞

 ◇推進プロジェクトチーム発足へ
 古賀、福津両市と新宮町の2市1町の枠組みによる合併を提言している古賀市は22日、市中央公民館で「合併シンポジウム」を開いた。古賀市の中村隆象市長は4月から経営企画課内に「合併推進プロジェクトチーム」を発足させることを明らかにした。
 2市1町から約130人が参加。中村市長は「今なぜ、古賀・福津・新宮の合併なのか」を提言。「地方分権の進展と道州制の受け皿となるためにも歴史的、風土的なつながりが深い2市1町が合併して体制を整える必要がある」と強調した。
 続いて、北九州市立大都市政策研究所の南博准教授が「市町村合併と今後のまちづくり」と題して講演。「組織や財政基盤の強化などが期待できるが、バラ色の未来が開けるわけではない。国や県を上手に利用する視点が必要だ」と話した。
 最後に、中村市長と南准教授が「地方分権と市町村合併」を題して対談。中村市長は「道州制を支えるため合併の実現に全力を注ぎたい」と決意を述べた。南准教授は「地域の将来像、住民サービスなどについて具体的な議論をすることが大切だ」と語った。
 合併については昨年7月に中村市長が、福津市の池浦順文市長と新宮町の中野昌昭町長に提言書を提出。池浦市長、中野町長は消極的な姿勢を示している。【中原剛】
〔福岡都市圏版〕
3月23日朝刊

3660とはずがたり:2008/03/23(日) 16:39:49
<中国・四国>島根県

斐川町の消防委託:出雲市、業務受託延長で正式に協定 合併協議の懸案解決 /島根
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080320-00000316-mailo-l32
3月20日18時1分配信 毎日新聞

 ◇「広域連携推進研」27日、発足
 斐川町が出雲市へ委託している消防業務の期限が21日に期限切れになるのを前に、出雲市と斐川町は19日、今後3年以内の継続延長を行う協定書を締結した。
 この日は、勝部勝明・斐川町長が出雲市役所を訪問。今岡一朗・市議会議長や岡田征記・町議会議長らの立ち会いのもと、協定書に調印した。
 今回締結した協定書では、受委託期間が「3年以内」となっており、期間は08年3月22日から11年3月21日までとなる。町の市への消防事務委託費は約2億7000万円(08年度)。
 西尾理弘・出雲市長は「歴史的な誓約書を取り交わした。期限が3年ということで重い意味を持つが、互いに念頭に置いて頑張りたい」と話した。勝部町長は「大変ありがたく思っている」と話した。
 町の消防事務委託については、斐川町が新出雲市の合併協議離脱以降、最大の懸案事項となっていたが、今回の延長によって当面の間の解決がはかられたことになる。
 勝部町長は「消防業務だけでなくごみ処理などの業務も出雲市へ委託しており、この実態を含めて町の今後をよく考えていきたい」と話しており、3年以後の消防事務については、市との合併も含めて3年間に方向性を出す意向だ。27日には市と町とで「広域連携推進研究会」を発足させて、まずは広域連携のあり方について検討を重ねることとなる。
 勝部町長は、この研究会なども踏まえ、夏には住民説明会、秋ごろには合併についての町民アンケートも実施する予定。【細川貴代】

3月20日朝刊
最終更新:3月20日18時1分

3661とはずがたり:2008/03/23(日) 16:42:44
<首都圏・甲信越>

東京都との合併と云う表現はよく判らないけど(都への編入なのか都下の市町村との合併なのか?),甲州市への編入よりは夢があるかも知れない。ハードルは高そうだがやってみても良いではないか。

市町村合併:甲州市との合併に反対の丹波山村住民、村長に公開質問状 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080311-00000107-mailo-l19
3月11日13時2分配信 毎日新聞

 甲州市との合併に反対する丹波山村の住民5人がこのほど、岡部政幸村長に6項目の公開質問状を提出した。岡部村長は「質問内容を吟味して説明していきたい」としたが、合併推進の方針に変わりはないとした。
 この日は、元村議の木下喜松さん(92)と代理人の関本立美弁護士が同役場を訪問。質問は▽合併構想研究協議会の答申書公開▽合併の賛否に関するアンケートや住民投票の実施▽村が約束した地区別説明会の開催――など6項目で、回答を求めた。質問状で「村民の意向が明らかでない段階で、甲州市との合併とその時期を決めて進めることは問題」と指摘した。
 申し入れ後、岡部村長は「住民の合意は得られていると確信している」と述べた。一方、木下さんは東京都との合併が最善との考えで、「甲州市と合併すれば村から医者がいなくなり、バスもどうなるか分からない」と危機感を示し、住民投票などの実施を訴えた。【中西啓介】

3月11日朝刊
最終更新:3月11日13時2分

3662とはずがたり:2008/03/23(日) 16:44:20
<東海・甲信越>山梨県

>>3656の前の記事

増穂、鰍沢町が先行合併へ 山梨県
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000016-san-l19
2月28日7時51分配信 産経新聞

 山梨県増穂町の志村学町長が、隣接する市川三郷町、鰍沢町に3町での合併を申し入れていた問題で、3町長が27日、増穂町役場で合併について話し合った。市川三郷町の久保真一町長は現段階での合併を否定したが、鰍沢町の石川洋司町長は「将来的には3町での合併が望ましいが、増穂町との先行合併も考えていきたい」と語った。

 市川三郷町は平成17年に合併で誕生したこともあり、久保町長は「合併したばかりで今すぐに合併は無理だ。民意も大切であり、少し時間がほしい」と話した。また志村町長は「鰍沢町と段階的に合併し、最終的に3町で市を目指したい」と述べた。

最終更新:2月28日7時51分

3663とはずがたり:2008/03/23(日) 16:46:04
<中国・四国>島根県

>>3660の前の記事

消防継続 合併の道探る?*'08/2/6
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200802060018.html

 島根県斐川町の消防・救急業務の受委託問題で、出雲市が5日、町側に伝えた「3年以内の委託継続」の方針は、期限設定こそ同じだが、3年前の合意とは趣が異なる。両市町のトップはともに合併推進が持論。「出雲の國広域連携推進研究会」の早期設置を確認し、合併への足掛かりを探る構えをにじませた。ただ、互いに議会との立場の違いを抱えており、期限内の問題解消には曲折が予想される。

 「相互理解を深める」「信頼関係をつくる」。市役所での会談後、記者会見した西尾理弘市長と勝部勝明町長は、互いの隣に座った今岡一朗市議会議長と岡田征記町議会議長に配慮するかのように合併への思いを封印した。

 西尾市長は、委託継続に向けた市議会との調整過程で、「合併するなら対等合併でやる」との見解を表明。危機的な財政事情を抱える斐川町との合併に慎重論も漏れ始めた議会側との温度差を露呈した。一方の勝部町長は、単独町制堅持を掲げる会派の所属議員で過半数を占める町議会との「ねじれ現象」にあえぐ。

3664とはずがたり:2008/03/24(月) 13:49:53
<九州・沖縄>宮崎県
>>3643

市町村合併:西諸県3市町合併協、来月に設置 小林市議会も可決 /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20080322ddlk45010706000c.html

 小林市議会は21日、高原町、野尻町との法定合併協議会を設置する議案を22対1の賛成多数で可決した。両町議会は既に同議案を可決しており、3市町議会の議決がそろった。合併新法の期限である10年3月までの合併を視野に、4月に法定協を設置する。小林市への編入合併となる。

 堀泰一郎市長は閉会後、「新たな合併に向けて協議を進めたい」と合併推進の決意を強調。「編入合併になるので、条例などは原則として小林市のものを使うことになる。ただ、住民生活の激変緩和など、必要なものは協議会で慎重に審議する」とのコメントを発表した。

 西諸県地域では04年12月、高原、野尻両町を含む1市2町1村の法定協が事実上解散。2町の枠組みでの合併協議も破たんし、旧小林市と旧須木村だけで06年3月に対等合併した。今回の法定協設置は昨年12月、高原町と野尻町が小林市に申し入れていた。【木元六男】

毎日新聞 2008年3月22日

3665とはずがたり:2008/03/24(月) 13:57:26
<東北・北海道>岩手県

盛岡・山形(リーダーシップ発揮せず)・青森(浪岡に根強い反対)・福島と東北の県庁所在地の都市の合併は低調であるね・・

【合併第2幕】盛岡広域圏「はれ物」に
冷めた視線
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20080322-OYT8T00111.htm

滝沢ニュータウン周辺では、住民の増加とともに、子どもの数も増えている(室小路学童の保育施設で) 盛岡市のベッドタウンとして知られる滝沢ニュータウンから東へ約2キロ。岩手山のふもと、滝沢村滝沢に、放課後や休日に児童を預かる「室小路学童保育会」の施設がオープンした。初日の18日、施設を訪ねると、地元の鵜飼小学校の1、2年生8人が、園庭で砂の山を作って遊んでいた。

 「学校や病院にも近い。うれしい限りです」。息子を迎えにきた共働きの40歳代の母親は、砂遊びに夢中の我が子の姿にほほえんだ。

 ニュータウンを含む鵜飼地区の人口は、3年前には9376人だったのが、この3年で約200人も増えた。それに比例するように、ニュータウン内の学童保育クラブは、児童の登録数が100人を超えるなど、飽和状態になっていた。

 厚生労働省が2010年までに定員を70人以下にするよう、市町村に通達を出したこともあり、滝沢村は施設を増やす必要に迫られた。そうして作られたのが、室小路学童保育会だった。

 滝沢村は人口約5万3000人。「日本で最も人口の多い村」として知られる。県人口はここ数年、年に1万人ずつ減少する中、滝沢村は横ばいを維持している。「盛岡市内とさして変わらないのに、土地の価格は比較的安い。30代前半のサラリーマン層などが、念願のマイホームを滝沢に構えるケースが増えている」。ニュータウンで宅地を販売する不動産会社の担当者は、そう説明する。

 安定した人口を背景に、村財政は健全さを誇る。1人あたりの借金を表す地方債残高は約32万円(2006年度末)と、県内最少だ。財政負担が大きい公立病院などを整備しなくても、村民は、盛岡市内の施設を利用できるというベッドタウンならではの強みもある。柳村典秀村長は「住民も合併には反対。そもそも理由がない」と言い切る。

     ◇

 4月から中核市に移行する盛岡市。さらに政令市への昇格を目指し、「50万人都市」をスローガンに、滝沢など周辺4町村との合併の可能性を探る。その枠組みは、達増知事が将来的な自治体再編の基盤として思い描く「盛岡広域振興圏」とも重なり、県も合併による財政効果を盛んに宣伝する。

 しかし、その思いは4町村には必ずしも響いていない。財政的な余裕があるとはいえない紫波町の藤原孝町長ですら、「懐が苦しくなることと合併とは別次元の話」とそっけない。同町は、公共事業に民間資金や経営ノウハウを活用するPFI方式を導入するなど、独自の手法で自立の道を模索する。

 盛岡市は今、はれ物にでも触るかのような対応を余儀なくされている。谷藤裕明市長は昨年11月、4町村に共通の行政課題に関する勉強会を呼びかけた。その際にも、「合併の話はしない」と確約を迫られ、ようやく納得を得られた。これまで4回の勉強会を重ねたものの、各自治体の連携状況を報告するにとどまっている。「勉強会の結論が出るのは、いつになるのやら」。盛岡市の幹部はため息をつく。

 「北東北の拠点都市」。その道筋は見えぬままだ。

 (おわり)

(この連載は前田毅郎、林宏和、山田靖之、青木佐知子、中島幸平、東武雄が担当しました)

(2008年3月22日 読売新聞)

3666とはずがたり:2008/03/24(月) 22:33:53
<アンチ東京>

東京の一極集中を打破し東京そのものを毀していこう!ヽ(`Д´)ノ

東京都主導の大規模計画、「負の遺産」処理に1兆円
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1556

十島のにがりピンチ 来月から出荷停止も
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070808775/382

3667とはずがたり:2008/03/25(火) 16:01:52
<中国・四国>山口県

合併しても未だ20万にぎりぎり届かずなんだな。
松江も鳥取もそうだが中国地方は県庁所在都市が小さいね

>広大な中山間地域を有する都市構造となる。
確かに阿東町を含めると瀬戸内から日本海迄届きそうな感じである。
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi35.html

山口市と阿東町、合併協議へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080325-OYT8T00088.htm

 山口市の渡辺純忠市長は24日、記者会見し、阿東町からの合併協議申し入れについて「(両市町で)協議の場を設け、街づくりの方向性など諸課題の議論を深めていきたい」と述べ、応じる考えを明らかにした。28日に阿東町を訪れ、田中祥隆町長に返答する。

 昨年1月、阿東町が山口市に合併協議を申し入れた。市は同11月に「人口30万人規模の広域県央中核都市形成を前提とした『段階合併』と位置づけ、新合併特例法期限(2009年度末)までに合併協議会を設置する必要がある」との報告書をまとめ、市民や市議会に説明していた。

 協議の場は、合併を前提とした法定協、任意協の形式はとらず、メンバーや設置時期、形態は今後検討するという。渡辺市長は「合併のメリット、デメリットを検証し、住民の合意が得られるように情報発信したい」と話している。

 合併した場合、面積約1023平方キロ、人口約19万9300人となり、広大な中山間地域を有する都市構造となる。(松枝研介)
(2008年3月25日 読売新聞)

3668とはずがたり:2008/03/25(火) 16:03:36
>>3667
阿武郡は萩を中心とした地域だが阿東町は山口線を介して山口と直結してるんですな〜。徳佐が中心集落か。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=all&amp;nl=34/21/01.466&amp;el=131/37/56.756&amp;scl=500000&amp;bid=Mlink

3669とはずがたり:2008/03/25(火) 16:06:07
<東海>愛知県

北名古屋市や稲沢市とも接しているけど清須なんですねぇ。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=all&amp;nl=35/13/21.049&amp;el=136/50/59.580&amp;scl=70000&amp;bid=Mlink

春日町 合併協議申し入れ
清須市、1月に住民説明会
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_kan/kan071219_3.htm?from=goo

 春日町は18日、清須市に対し合併協議の申し入れを行った。編入合併を前提としたもので、同市では1月に住民説明会を開くなどして、受け入れるかどうかを決める。

 同市は2005年7月、西枇杷島、清洲、新川の3町が合併して誕生。春日町は3町との合併検討協議会には参加していなかったが、昨年実施した合併の賛否と合併相手を問う住民アンケートで約8割が合併を望み、相手先は清須市が56%と最多を占めた。

 このため、同町議会は昨年12月、同市との合併協議を求める決議を全会一致で決めた。今年に入ってからは両市町間で、地域の行政課題などについて話し合いを進めてきた。

 この日は河合幹雄・春日町長らが清須市役所を訪れ、合併協議を申し入れた。これに対し、加藤静治・清須市長は「地域全体にとってさらなる発展を目指すよい機会。市民の意見を聞くなどしたうえで、適切な判断をしたい」と述べた。
(2007年12月19日 読売新聞)

3670とはずがたり:2008/03/25(火) 16:13:52
<東海・甲信越>長野県
>>3652 >>3654

合併で住民投票条例案を可決 清内路
http://www.shinmai.co.jp/news/20080325/KT080324ATI090029000022.htm
3月25日(火)

 下伊那郡清内路村議会は24日の3月定例会本会議で、同郡阿智村との合併の是非を問う住民投票条例案を全会一致で可決した。議会側は議員提案の方針を示していたが、桜井久江村長の判断で村提案とした。

 投票日については、議会側がこれまで「4月中」との見方を示していたが、野村健司副村長はこの日、5月中となる可能性を示した。

 投票の対象は18歳以上の村民で、村によると約600人。合併について賛成か反対に丸を付ける方式で行い、投票率50%以上で成立とする。

 両村の任意合併協議会は27日に最終の会合を開く予定。清内路村と議会は共同で4月中ごろから、任意協の合意内容について住民説明会を開き、その上で投票を実施する予定だ。野村副村長は「住民に十分な情報を提供するためには、説明に2週間程度必要になる」とした。

 桜井村長は採決後のあいさつで、村提案とした理由を「議会からの強い要請もあり、3年余の私の村政を問う信任投票でもあると思い決意した」と説明。「力を一つに合わせて阿智村に結果を示し、合併を実現させたい」と強調した。

3671とはずがたり:2008/03/27(木) 20:36:17
ほら早川町しかあるまいて。でもなーんかぬるい町名になりそーなよかーん。。

新町名:シャープの液晶工場進出で公募 堺市
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080328k0000m040041000c.html

 大阪・堺市は27日、シャープが液晶パネル工場を建設する堺区築港八幡町について、町名変更することを決め、進出エリアの新町名を公募すると発表した。大阪府池田市が、ダイハツ工業の進出後、町名を「ダイハツ町」に変更した例はあるが、堺市は「特定の企業名や商品名は無効」としている。

 応募期間は4月1〜22日。有識者の選考委員会で検討し、市議会の議決を経て10月に告示する。町名とその理由、連絡先などを書いて、〒590−0078 堺市堺区南瓦町3の1、市区画整理課町名募集担当(072・228・8473)まで。採用者には商品券10万円を進呈する。

毎日新聞 2008年3月27日 19時18分

3672とはずがたり:2008/03/29(土) 03:17:53
<近畿>大阪府

選挙:千早赤阪村長選 松本氏、再選へ立候補を表明 /大阪
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080327ddlk27010653000c.html

 河内長野市との合併協議を進める千早赤阪村の松本昌親村長(68)は26日、7月15日に任期満了を迎える村長選に再選を目指して立候補する意向を表明した。村議会の一般質問に答え「最後まで責任を持って合併を見届けるため、引き続き村政を担うことが使命」と述べた。

 両市村は、今月6日に合併協議会を設置。松本村長は答弁の中で「任期までに合併が成就する保証はない。地域の将来や村民の幸福のために、背水の陣で合併を推し進めたい」と決意を語った。

 松本村長は村議3期を務め、04年7月に無投票で初当選。同村長選での立候補表明は松本村長が初めて。【立石信夫】

3673とはずがたり:2008/03/30(日) 04:52:41
<九州・沖縄>熊本県
>>3625-3626

地域のニュース
2008年3月26日 06:45
合併任意協が実質審議入り 熊本・城南
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080326200002&cid=main

 熊本市と下益城郡城南町の合併任意協議会は二十五日、熊本市のホテルで第二回会合を開き、合併後の事務・事業の取り扱い方針について実質的な審議に入った。

 任意協は法定協議会の前段階。両市町が合併した場合の事務や事業がどうなるかについて方針を出す。正式な議論の場である法定協に移れば、合併協定項目として協議する。

 調整が必要となるのは約七百項目。企画財政や市民生活など十の作業部会が調整の方針を作成。両市町長らでつくる協議会で主な項目を検討する。

 第二回会合では幸山政史熊本市長、八幡紀雄町長ら二十一人が出席し、総務など四部会関係の二十九項目に関する方針を承認した。このうち城南町域の消防事務については、合併後当分の間、宇城広域連合に加入し、脱退後、熊本市と同等の体制とする。入札事務については、条件付き一般競争入札の予定価格が大きく異なることなどから、今後協議する。

 上水道の未普及地区への整備については、城南町側が「町の希望を最大限受け入れてほしい」と要望。「城南町の意向を踏まえて」との文言を追加、修正した。

 任意協は今後、四回開催する予定で、次回は城南町で四月下旬に開く。(福井一基)

3674とはずがたり:2008/03/30(日) 04:53:54
<東海>静岡県
>>3620

南伊豆地区の合併問題:合併協求め住民発議へ 松崎町で近く署名活動 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080326ddlk22010073000c.html

 松崎町議会が南伊豆地区1市3町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の枠組みでの合併協設置議案を2回否決した問題で、松崎町で合併協設置を求める住民発議の動きが始まった。

 25日、同町岩地、民宿業、斎藤省一さん(66)が、発議に必要な署名活動の準備として、深沢進町長に「請求代表者証明書」の交付申請を行った。

 合併新法によると、同町の有権者の50分の1以上の署名が集まれば、町議会は合併協設置について審議することになる。同町の3月2日現在の選挙人名簿登録者数は7049人のため、141人の署名が必要。斎藤さんは早急に活動を開始する方針。

 斎藤さんは今月10日、合併協の設置を求める3424人の署名を深沢町長に提出したが、設置議案は18日の臨時議会で再度否決された。斎藤さんは「話し合いの場である合併協を設置し、町民ぐるみで合併問題を考えたい。今度また議会が否決すれば、議会の解散を求める運動も辞さない」と話している。【中村隆】

毎日新聞 2008年3月26日 地方版

3675とはずがたり:2008/03/30(日) 04:58:29
<首都圏・甲信越>
此迄山梨県・長野県は甲信越・甲信と東海・北陸を組み合わせたり首都圏としたりしてきた。
併し東海甲信越,北陸甲信越と云うのは据わりが良いけど首都圏甲信越とは余り云わないね。云うなら関東甲信越か。別の言い方だと関東東山とかかね。

甲州市:「地域自治区」を廃止 合併3市町村の特色反映目指したが /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20080326ddlk19010009000c.html
 ◇市長「意見上がらず」−−市議会可決

 甲州市は3月定例議会最終日の25日、05年に合併した旧3市町村の特色を新市政に反映させようと、新市誕生時に設置した「地域自治区」廃止条例案を提出し、賛成10、反対8の小差で可決された。今回の議決で、県内で唯一置かれていた3地区ごとの地域協議会も廃止される。田辺篤市長は「協議会から意見が上がってくることもなかった」と話すが、ある市議は「市に協議会の意見を吸い上げる意識がなかった。2年での廃止は拙速」と批判した。【中西啓介】

 市によると、合併時の05年11月、塩山、勝沼、大和の旧市町村ごとに同区を導入。06年度からは、各地区の推薦や公募などで選ばれた市民計49人が委員を務める地域協議会を年5回程度開き、市の総合計画や予算などを審議してきた。

 しかし、協議会発足当初から政策の決定権がないことなどから議論は低調。全委員を対象にしたアンケートを2月に実施したところ、「市が設置する審議会や区長会で足りるのでは」など廃止を求める意見が多かった。

 07年度末で委員の任期が切れるため、市は25日、同区廃止の条例案を提案。合併条件に同区制度の導入を掲げた旧勝沼町選出の市議は「廃止は時期尚早で、議会での議論が必要」などの意見を述べ、採決では5人(議長除く)のうち1人が棄権、4人が反対した。
 ◇市内13地区で市民と対話懇−−市長08年度から

 一方、田辺市長は08年度から、市内13地区で市民との直接対話を行う市民懇談会を開くことを明らかにした。これに伴って市議会は、08年度一般会計当初予算案(149億3400万円)から、地域協議会事業費約127万円を削減するとともに、市民懇談会経費約26万円を計上した08年度補正予算案など47議案を可決・承認し、閉会した。
==============
 ■視点
 ◇「政策に決定権なく」 地域協委員から疑問の声
 「市の政策に対する決定権がなく、協議内容が市に聞き入れられることもなかった」−−。3地区の地域協議会委員は、取材に対し口をそろえたように、会の存在意義について疑問を呈した。

 決定権のない協議会の役割については、発足当初から「何をするのか」と疑問を持つ委員や住民が多く、市側も住民の要望把握に向けて積極的に活用する姿勢を欠いていた。

 協議会導入を求めた旧勝沼町の男性委員は「合併について言いたい放題の文句を言うだけ」と述懐し、市に要望することはほとんどなかったという。塩山地域の男性委員はある程度の存在感はあったとしたが、「協議会があると合併のしこりが助長される可能性があると思う。今が廃止の潮時では」と話す。

 本庁舎と離れており、合併への不安が強かった旧大和村の男性委員は、乳幼児検診の地元実施などを協議したが、市から反応はなく不信感があったという。男性は「今後、どうやって地区の意見を市に上げるのか不安だ」と述べるが、目配りの利いた市政がより一層求められる。【中西啓介】

毎日新聞 2008年3月26日 地方版

3676名無しさん:2008/03/30(日) 11:37:12
>>3675
首都圏の定義は、首都圏整備法の対象である関東1都6県+山梨県、とするのが一般的です
つまり、首都圏と甲信越では双方に山梨県が含まれてしまいます
それ故、関東甲信越との括りが一般的なのでしょう

3677とはずがたり:2008/03/30(日) 18:18:45
<近畿>大阪府

大阪・千早赤阪村 合併で住民説明会
2008.3.30 02:20
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/080330/osk0803300221000-n1.htm

 河内長野市との合併に向けて、千早赤阪村で今月24日から始まった松本昌親村長による住民説明会は全6回のうち4回が終わった。村は合併で村内の一部公共施設が廃止される可能性を示した一方、市の制度で行政サービスを行った場合、介護保険料や水道料金などが安くなるメリットを説明。村民は合併の現実を直視しながらも公共施設の存廃など先行きへの不安を募らせている。 (勝田康三)

 24日夜、赤阪小体育館で開かれた説明会。松本村長は冒頭、「昨年の説明会以来、大変な心配と不安を与えたことにおわびします」と陳謝したあと、「村が地域として生き残るためには河内長野市との合併しかない」と改めて強調した。

 その後、担当職員がこれまでの経緯や、平成24年度には財政再生団体転落ラインに陥る可能性があるという財政収支見通し、村内の公共施設の存廃、新市誕生までの手続き、合併協での協議内容などを説明。そのなかで村と市の住民サービスを比較した一覧表が今回初めて公表された。

 それによると、国民健康保険の保険料や介護保険料、水道料金、幼稚園・保育料、学校給食費も村が市より割高になる。健康診査も市が基本検診で無料なのに対し、村は有料で各種がんの検査でも別に費用が必要なことが示された。担当者は「村が市へ編入合併を要請していることから市の制度に合わせることが原則」と説明。合併した場合、村民の負担が軽減される可能性を示した。

 質疑応答では男性が「合併には反対だが、村長は住民が納得できる結果を出してほしい」と訴えると、会場から拍手がわき起こった。村民の関心は、不便な市中心部への交通アクセスや合併の時期、府の財政支援に集まったが、合併後の村の先行きを不安視する様子がうかがえた。

 松本村長は「村が赤字になって地獄絵図を見るのは嫌。合併以外に道はない」と感情を表に出して現状を訴えたうえで、「合併で村内の施設が幾分クローズすることになっても合理化の一つ。ご容赦願いたいと思って協議を進めている」と理解を求めた。

 これまで4回の説明会に計400人以上が出席。村は村民の意見を反映させるため合併協議会で主張していく方針だ。

 住民説明会は30日と4月5日にも開かれる。

3678とはずがたり:2008/03/30(日) 19:07:02
<東海>静岡県

湖西に新居を編入 任意協で両首長が合併方針を発表
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080329/CK2008032802099353.html
2008年3月29日

 市町合併を目指している湖西市と新居町は28日、湖西市に新居町を編入する形で合併する方針を基本に協議を進めていくことを明らかにした。

 市健康福祉センターで開かれた同日の第1回任意合併協議会に先立ち、三上元(はじめ)市長と中嶋正夫町長が記者会見して表明した。

 町長は「新居町から合併をお願いした経緯や人口規模、財政基盤などから、規模の大きな湖西市に合わせるのが妥当であると考え、こちらから編入合併を申し入れた」と説明した。

 市長は「気持ちの上では対等で協議を進めていく。浜名湖西岸地域のまちとして、さらなる発展を目指して協議を進めていきたい」と合併実現への期待を示した。

 任意協は会長の宮崎隆広副市長、副会長の白井学副町長をはじめ、両市町の教育長、幹部職員ら委員8人と事務局が出席した。財政シミュレーションなど今後の協議予定などを話し合い、合併特例新法の期限の2010年3月末を念頭に、協議を進めることを確認した。

 両市町は5月まであと3回の任意協を経て、ともに議会6月定例会に法定合併協議会設置議案を提案、議決を経て7月の法定協設置を目指す。

3679とはずがたり:2008/03/30(日) 19:09:00
<東海・甲信越>山梨県

増穂町裏金問題:議会責任、一切触れず 全協で決定 「めちゃくちゃ」の声 /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20080329ddlk19040106000c.html

 増穂町議会は28日、裏金問題を議題にした全員協議会(全協)を開き、議会が作成する報告書で、議員選出の町監査委員がいるにもかかわらず問題を長年放置してきた議会の責任や、再発防止策に一切触れないことを決めた。裏金発覚の経緯と監査委員による監査結果をつけるだけの内容にとどめた報告書作成に、町議からは「めちゃくちゃな結論だ」と批判の声が上がった。

 全協は非公開で開かれ、永井寛子議長が報告書に盛り込むべき議会の責任や町執行部に対する再発防止策を意見として出すよう求めた。これに対し、3月定例議会で特別委員会の設置を提案していた斉藤欽也町議が反発し、「これでは町民に対し議会が(直接)調査したかのような印象を与える欺まん行為」と主張。発覚の経緯と監査結果のみを報告すべきだと提案した。

 一部の町議からは「町民の納得が得られない」などの意見が出たが、賛成9、反対4で斉藤町議が唱えた報告書案が可決された。町議会は5月9日開催予定の議会報告会で、報告書を基に裏金問題に関する説明を町民に行うという。

 取材に、斉藤町議は「まさか『これでいいです』と(過半数の)議員が同調するとは思わなかった」と答えた。

 反対した町議は「特別委の設置が否決されたことと、議会の責任は別問題。議会として反省することはないということでは町民の納得は得られない」と憤った。
 ◇鰍沢と合併議題に−−町議会

 一方、町議会は28日、市町村合併特別委員会(秋山由正委員長)を開いて、財政状況に関するデータの提出を鰍沢町に求めることを決定。来月開催予定の次回委員会で、同町との法定合併協議会の設置の是非を検討するとした。【中西啓介】

毎日新聞 2008年3月29日 地方版

3680とはずがたり:2008/03/30(日) 19:17:11
>>3676
そうですね。法律で首都圏の範囲がそうきめられてますもんね。
個人的な語感だけだろ首都圏が東京への通勤圏という感じで捉えると東京・神奈川・千葉・埼玉とその隣接部である山梨県東部・茨城県南部ぐらいまで,JRで云うと土浦・久喜(古河)・熊谷・寄居・大月・沼津(熱海)で囲われた範囲ぐらいの印象なんですけどね。
で,関東東山が首都圏の外側を包摂する感じで。。
でも法律上は関東東山≒首都圏と云う感じですね。

3681とはずがたり:2008/03/30(日) 19:30:37
<中国・四国>山口県

早く入れてあげるべし。
此処が片付くと美祢も実現したし後は阿武町+萩市・周南市+下松市・熊毛郡+柳井市or光市・岩国市+和木町辺り。

山口市・阿東町 法定協にせず合併協議
来月からまちづくり方向など
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080328-OYT8T00727.htm

 山口市の渡辺純忠市長と阿東町の田中祥隆町長は28日、同町役場で記者会見し、4月にも両市町の行政、議会関係者が集まり、合併に関した協議を始めることを明らかにした。ただ、合併を前提とした法定合併協議会の形式はとらず、まちづくりの方向性など諸課題の協議を深めていくという。

 昨年1月に田中町長から合併協議の申し入れを受けた渡辺市長がこの日、「両市町による協議の場を設ける」と回答。その後、両首長と両議会の議長がそろって会見したが、合併に対する考えには微妙な温度差が出た。

 田中町長は「山口市と日常生活圏は完全に一体となっており、合併することへの町民の違和感は少ないと思う。早い時期の実現を希望する」と期待感を示した。

 一方、渡辺市長は「(合併に向けて)市民に理解をしてもらう時間が必要。無理やりに進めるのではなく、機運が大事だ」と述べた。
(2008年3月29日 読売新聞)

3682とはずがたり:2008/03/30(日) 19:32:52
<東海>愛知県
>>3535>>3669

清須の真価
春日町合併 大きな障害なし
きょう19日とあす20日住民説明会
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_kan/kiyosu/kiyosu080119.htm?from=goo

 「多くの町民が清須市との合併を強く望んでいる。何とかお願いしたい」
 昨年12月18日。清須市役所で、加藤静治市長らを前に春日町の河合幹雄町長は真剣な面持ちで言葉に力を込めた。旧3町が合併して誕生した清須市が、3年目を迎える前に持ち上がった新たな合併話だ。

 元々、地域のつながりは強い。両市町は直線距離で4・3キロ、車で10分足らずと近接。消防や休日急病診療、ごみ処理施設や火葬場などは、一部事務組合をつくり共同で行ってきた。

 春日町は、旧3町による合併協議会には加わらなかった。町内に名古屋市との合併を模索する動きがあったためだ。動きは具体化せず、方向が定まらないまま単独での町政運営が続いてきたが、05年5月に総務省が市町村合併の基本指針を発表。合併を促す対象として「おおむね人口1万人未満の小規模市町村」などを挙げた。県の調査でも春日町(人口7770人、昨年11月1日現在)は「清須市との組み合わせを第一とすることが合理的」と指摘された。

 町は一昨年末、合併の賛否と相手を問う住民アンケートを行った。「合併した方がよい」との回答が79・7%。相手は清須市が56・1%。「明確な民意が示された」(河合町長)。町議会も清須市との合併協議を求める決議案を全会一致で議決した。

 昨年初め、春日町から清須市に水面下で合併協議の打診があり、両市町の事務レベルで課題を洗い直す作業が始まった。約1年間かけてまとめた「地域課題調査」では、大きな障害はないことがわかった。

 都市計画税など地方税制や水道供給体制の統一、すでに飽和状態の庁舎や公共施設など、課題がないわけではない。しかし、農地の大部分がすでに宅地に変わっている市にとって、新たな産業用地の確保が可能になるなど、「両市町の地域全体がさらなる発展を目指すうえでよい機会」(加藤市長)と積極的だ。

 市は19日と20日に住民説明会を開き、市民の反応を確認したうえで、3月議会に本格的な協議に入るための関連条例を提案する考えだ。新市に、再合併による新たな血が注ぎ込まれようとしている。新合併特例法の期限は2010年3月末だ。

 新たな合併の動き:一昨年2月に旧一宮町が編入合併し、新市として発足した豊川市に、同年3月、音羽町(人口9017人、昨年10月現在)が、同10月には御津町(同1万3790人、同)が合併を申し入れた。豊川市は15日に2町を編入し、人口約16万人の新市としてスタートした。

(2008年1月19日 読売新聞)

3683名無しさん:2008/03/30(日) 19:43:00
>>3680
とはずがたりさんは、東山=甲斐國・信濃國(山梨県・長野県)と捉えられてるのでしょうか?
私も何かでそのような概念を見た記憶はあるのですが、今調べてみると出典がはっきりしません。

wikiでは「東山地方」=長野県、山梨県、岐阜県もしくは長野県、山梨県、岐阜県北部(飛騨國)となっています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%B1%B1%E5%9C%B0%E6%96%B9
同じく「甲信地方」のwikiでは、
>五畿七道の東山道(とうざんどう)に因んだ名称で、東山地方と呼ぶ場合もあるが、この名称が使われる事は殆どない
との表記があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B2%E4%BF%A1%E5%9C%B0%E6%96%B9

現在は殆ど使われず、また飛騨や美濃を含むのが一般的であるなら、
甲信を表すのに東山と表記するのは適当ではないかもしれません。
また、法律上でも長野県は首都圏には含まれないので、
いずれにせよ、関東東山≒首都圏という捉え方だと、私は違和感を覚えますね。

3684名無しさん:2008/03/30(日) 19:52:20
蛇足ですが、東山道には甲斐國は含まれないのですね。
はじめて知りました。

とうさん‐どう〔‐ダウ〕【東山道】(大辞泉)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&amp;p=%E6%9D%B1%E5%B1%B1%E9%81%93&amp;dtype=0&amp;dname=0na&amp;stype=0&amp;pagenum=1&amp;index=13559613048900

3685とはずがたり:2008/03/30(日) 19:54:16
>>3683
東山という場合東山道に由来しますので本来なら岐阜や滋賀から茨城ぐらい迄を指すのかもしれませんけど(東海道所属の武蔵国も元々は東山道であったし),個人的には東山と単独では余り使わず関東東山と一括りにして使った上でその内東山は「東京やなんかと関係の深い地域としての山梨県」と云う印象です。従って長野県は入らない印象です。
飽くまで印象論なんですけど。
山梨+長野を括る場合はやっぱり甲信がしっくりきますね。
伊那と遠江・三河,松本(筑摩)と飛弾,木曽と美濃など県を跨ぐ繋がりなんかもありますし,甲信地域が道州制を睨むと何処に所属するのが据わりが良いのかが近年の個人的な関心事です。

3686とはずがたり:2008/03/30(日) 20:12:29
<北関東>群馬県

市町村合併:吉井町議会、法定協設置議案を否決 斎藤町長、住民投票請求へ /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080328ddlk10010138000c.html

 吉井町議会は26日、住民請求に基づく高崎市との法廷合併協議会設置議案を賛成6、反対8の賛成少数で否決した。斎藤軍雄町長は直後に発言を求め、4月初めにも町選挙管理委員会に、法定協議会設置の賛否を問う住民投票を請求することを明らかにした。請求があった日から40日以内に住民投票が実施される。

 実施されれば、同町の合併を問う住民投票は04年11月以来、3度目になる。【畑広志】

毎日新聞 2008年3月28日 地方版

3687とはずがたり:2008/03/30(日) 21:39:54
<東海・近畿>三重県
>>2909

市町村合併:住民投票条例案、臨時町議会で可決−−御浜町 /三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20080328ddlk24010706000c.html

 御浜町の臨時町議会が27日開かれ、古川弘典町長は「単独行政を継続するか、熊野市との合併を推進するか」を問う住民投票条例案と、住民投票費520万円を追加する新年度一般会計補正予算案を提案し、賛成多数で可決した。古川町長は10年3月の合併新法期限内の合併を目指しており、投票時期については「できれば6月初旬に実施したい」との意向を示した。【汐崎信之】

〔伊賀版〕
毎日新聞 2008年3月28日 地方版

3688とはずがたり:2008/03/30(日) 21:45:10
>>3684
そっか,そうなんですねぇ。。
碓氷峠とかあの辺が東山道の道筋なんか。。
じゃあ>>3685の俺の印象はかなりの間違いですね…orz
ご教授感謝でした。

3689とはずがたり:2008/03/30(日) 21:46:53

<九州・沖縄>福岡県

う〜ん,苦渋の選択なんですかね。。
>>1960では頼んだけど八女市に難色を示されたけど,考えが変わったのか,村長が替わってたのか?

市町村合併:高木・星野村長、議会発言を謝罪し推進を表明−−合併協会合 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080328ddlk40010479000c.html

 八女地区1市2町2村合併協議会の会合が27日、八女市内であり、高木良之・星野村長が21日の村議会で「個人的には村単独が望ましい」と発言したことについて謝罪した。高木村長の発言は、合併を前提に設置された合併協の趣旨と異なるだけに、関係者から疑問視する声が出ていた。

 この日の会合には首長ら5市町村の幹部や議員ら約30人が出席。開会冒頭、合併協会長の野田国義市長に促される形で「個人の考えとはいえ、公の場で発言したことで皆さんを不安にさせたことをおわびします」と謝罪。「調印式に向け合併を推進していく」とした。

 会合ではこのほか、役場などの扱いについて「星野、矢部両役場を支所とし、現上陽支所とあわせ、これら3支所を黒木に置く総合支所が統括する」との事務局案を承認。4月以降、5市町村別に住民説明会を開き、5月下旬から6月上旬に合併調印式を行うことも確認した。

 野田市長は「多難の協議会だったが、ようやく心が一つになった」と閉会あいさつで述べた。【丸山宗一郎】

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年3月28日 地方版

3690荷主研究者:2008/03/31(月) 00:24:24
http://kumanichi.com/feature/gappei/machi/machi05.cfm
(5)仙台市の20年(上) 拠点性高め百万都市に成長
政令市移行後、東北地方のけん引役として活性化している宮城県仙台市の中心部

 「新市では周辺部になり、地域が寂れるのでは…」。熊本市の合併政令市論議で隣接町の住民から漏れる声の一つだ。

 一九八九(平成元)年、宮城県仙台市は三つの隣接自治体を吸収合併、政令市に移行した。それから約二十年。東北地方の拠点として成長する仙台市。そしてその中にあって旧自治体の合併地域はどう変化したか。

◇   ◇

 人口の10・6%、事業所の10・1%、実質総生産の12・8%…。東北地方に占める仙台市の割合だ。国の出先機関が軒並み立地。同市周辺を含めると、大学が十三校も集積する。「今や山形市、福島市など隣県の県庁所在地も仙台経済圏に組み込まれている」と日銀仙台支店。まさに東北経済のけん引役と言える。

 もともと東北の中枢機能を担ってきた同市だが、まちの成長に弾みをつけた要因の一つとされるのが政令市への移行だ。八四年、同問題を最重要課題に掲げた宮城県の元副知事が市長に当選すると、実現に向けた動きが加速。県市のトップ会談で協力体制が確立され、周辺自治体へのアプローチが始まった。

 当時の人口は約七十一万五千人。「将来百万人を超える見込みのある人口八十万人以上の市」という政令市の条件をクリアする必要があった。合併新法下で「七十万人程度」に緩和されているとはいえ、周辺自治体の理解を得ることが最大の課題となっている熊本市と似た状況だ。

 仙台市の場合、隣接する泉市、宮城町、秋保町との合併を実現。人口を約八十九万人とし、全国十一番目の政令市になった。市域は太平洋岸から山形県境に広がり、面積は熊本市の二・九倍に当たる約七百九十平方キロ。政令市移行後は右肩上がりで人口が増え、九九年には百万都市の仲間入り。現在は百三万人を数える。

 ◇   ◇

 「『合併したらこうなる。しなかったらこうなる』と一年半ぐらいかけ集落単位で説明会をやり、住民の理解を進めていったな」。仙台市との合併論議が沸き上がった当時を懐かしむのは合併自治体の一つだった秋保町の最後の町長、槻田信太郎さん(77)。

 同町は市南西部に位置し、昔も今も良質な温泉が出る観光地。町域は下益城郡美里町と同規模で、現在は太白区の一部だ。

 当初、合併への賛否を明確にしていなかった槻田さんだが、悩みがあった。「高層階の温泉旅館ができ、それに対応できるような消防体制が求められた。また従来型の簡易水道もどうするか悩みの種だった。整備にはお金がかかるが、町の財政力では厳しい。解決するには合併という選択がいいのではと思った」

 それから二十年余。暮らしを支える水は仙台市と同じダムを水源とする上水道に変わった。下水道整備も進展。整備率は政令市移行時の29・6%から88・6%に。温泉がある湯元地区には消防署の出張所もできた。

 「秋保出身の市議が選出されず市政への参加意識が薄れたり、住民同士の横のつながりが希薄になったりした感はあるが、温泉は『仙台の中の秋保』ということで知名度が向上。何より社会基盤整備が進んだのが大きい」と元町議の早坂隆朝さん(59)。

 旧秋保町エリアの人口は現在、四千六百人。合併当時から約四百人減ったが「合併せずにいたらもっと減っていただろう」と槻田さん。「住民から『合併は失敗だった』との声は聞かない。(好景気、右肩上がりの経済という)いいタイミングで政令市になり、仙台は全国で一番の成功例じゃないか」(前田克)

3691荷主研究者:2008/03/31(月) 00:25:13
http://kumanichi.com/feature/gappei/machi/machi06.cfm
(6)仙台市の20年(下) 合併地域に副都心も形成
仙台市との合併後、開発が進んだ泉区の市営地下鉄泉中央駅一帯。スーパーなどが並び、同市の北の「副都心」になっている

 仙台市中心部から西側に広がる青葉区。青葉山などが連なり、広瀬川が流れる区の中で、まちの表情を大きく変えたとされるのが仙台と山形を結ぶJR仙山線沿いのエリアだ。

 かつて大半が田園風景だったが、仙台市が政令市になって以降、急速に宅地化が進んだ。一帯は合併自治体の一つ、旧宮城町だった。合併時の人口約三万人は今、六万五千人余に膨らんだ。

 「合併を契機に大きく地域が発展した」と青葉区選出市議の斎藤建雄さん(61)。合併時に策定された合併建設計画に盛り込まれた下水道整備などの約束事は着実に進み、政令市移行時の整備率2・4%は92・5%に。斎藤さんは「都市化の進展で旧宮城地区の一体感が薄くなったということはあろうが、仙台市全体の中で置き去りにされたという感じはない」とみる。

◇   ◇

 「以前はまちの核がなかったが、今では地下鉄駅を拠点にすごい変わりようだ」。区役所やスーパーなどが集まる泉区の市営地下鉄泉中央駅一帯の様子を語るのは「みやぎ仙台商工会」総務課長の齋藤茂さん(54)。

 一帯をまちの顔とする泉区はもともと同じ領域で泉市を構成していた。仙台市北側のベッドタウンとして発展。人口が十四万人近くまで膨れ上がり、宮城県最大のまちだった。そこに合併論議が浮上する。

 政令市移行に必要な「人口八十万人以上」を達成するには、どうしても泉市との合併が不可欠だった。しかし、一方の泉市は伸び盛りのまち。泉市民は、「単独でやりたい」とする昔からの住民らで構成する反対派、職場や学校などが仙台市内という新住民を中心とする賛成派に割れた。

 結局、市民意識調査などで賛成派が上回り、合併を選んだ。「仙台市と一緒になって大きくなった方がまちづくりがやりやすいという判断だった」と、泉区連合町内会長協議会長の樋口稔夫さん(69)。

 その後、同区のまちづくりは旧泉市の総合計画を基に進行。投資額は旧市時代に七百二十億円程度見込まれていたというが、仙台市になって大幅に上乗せされた。投資の柱が地下鉄延伸と駅周辺の副都心化。さらに同駅から近い七北田公園の整備だった。

 市営地下鉄は一九八七(昭和六十二)年に開業。同市を南北に貫き、北の終点は旧泉市南部の八乙女駅だったが、合併後の九二年、泉中央駅が完成。七北田公園にはサッカーJ2チーム「ベガルタ仙台」のホームとして使われているスタジアムもできた。

 何かと優遇されて進む一帯のまちづくりに「旧仙台市域の住民が不満感を示すことも少なくなかった」と市政策企画課。一方で樋口さんは副都心の街並みを見つめながら感じている。「市長の存在が遠くなるといったデメリットはあるが、時間とともにまちは一体化する。合併という選択は正しかった」

◇   ◇

 政令市を目指す熊本市は、十月六日に合併する下益城郡富合町に続き、任意の合併協議会を設置した城南町や、鹿本郡植木町、上益城郡益城町との間で合併論議が具体化することに望みを託す。

 仙台市や新潟市は新市の枠組みを固め、新しいまちの方向性を住民に示しながら政令市を目指した。熊本市の場合、前提となる枠組みをまだ定められず、どんな政令市を熊本都市圏につくろうとするのか、具体像に踏み込めていない。

 熊本都市圏ビジョンに盛り込んだ政令市実現によるまちの基本目標は「九州中央の交流拠点」。これを基に具体的な地域づくり戦略、まちの未来像をどう描くか。熊本市は政令市を目指す中心都市として、住民に分かりやすい言葉で示す責任がある。(前田克)=第5部終わり

熊本日日新聞2008年2月7日朝刊

3692とはずがたり:2008/03/31(月) 01:00:44
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:「政令市研究会」が報告書 任意合併協設置判断へ−−益城町 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080328ddlk43010683000c.html

 「益城町の明日と政令指定都市を考える研究会」(会長、上野眞也熊本大教授)の3回目の会合が27日益城町であり、これまでの議論をもとに報告書をまとめた。4月2日に住永幸三郎町長に提出する。住永町長は報告書を参考に、熊本市との任意合併協議会の設置について判断するとみられる。

 研究会は熊本市と合併して政令市になった場合の将来像や問題について話し合った。報告書は、町が課題として挙げた事項のうち、県が開発を規制している第2空港線沿線開発について「合併して政令市になれば、開発許可は知事ではなく、市長が行う。関係部局と土地利用を協議しながら都市マスタープランに位置づける必要がある」と熊本市側の考えを示した。

 また、町にある空港や高速道路のインターチェンジを活用し「空と陸の玄関を生かした交通網の整備で物流や観光の拠点として経済波及効果が期待できる」などとした。

 区役所の設置場所や益城区設置の可能性なども課題として挙がったが、さらに検討するとの内容にとどまった。【伊藤奈々恵】

毎日新聞 2008年3月28日 地方版

3693とはずがたり:2008/03/31(月) 12:53:04
<中国・四国>香川県

香川は合併が進んだからなぁ。

知事答申案「新法期限内は困難」−合併推進審議会
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20080329000336
2008/03/29 17:52

 香川県市町合併推進審議会(会長・木村好次前香川大学長)が28日、香川県庁であり、2009年度末で期限切れとなる合併新法下での新たな合併の推進について「気運は高まっておらず、香川県が積極的に合併構想を策定する状況にない」とする答申案をまとめた。近く真鍋武紀香川県知事に提出する。

 会合には、学識経験者や市町などの委員6人が出席。香川県が17市町長を対象に行った合併構想アンケートの結果を報告した。

 結果によると、合併新法下での合併を「必要」としたのは土庄町と多度津町のみ。「必要ない」は12市町に達し、「どちらとも言えない」は3市町だった。

 必要ない理由(複数回答)では「旧合併特例法下で合併した」が6市町と最も多かったほか、「時間的に困難」「メリットがない」などの声もあった。

 今回の結果や、これまで実施した香川県政世論調査の結果などを踏まえ、委員は「具体的な動きもなく、現時点で合併は非常に困難」との見解で一致した。

3694とはずがたり:2008/03/31(月) 13:54:44
<九州・沖縄>鹿児島県

鹿児島県における市町村合併の現状と問題点
http://apl.aae.kagoshima-u.ac.jp/kawanishi03.pdf

3695とはずがたり:2008/04/01(火) 01:26:31
<近畿>奈良県

画期的であるヽ(´ー`)/
宇陀郡も宇陀市と合併すべし!

行政区域超え合併認可-宇陀商工会、1日発足  (2008.3.29 奈良新聞)
http://www.nara-np.co.jp/n_eco/080329/eco080329a.shtml

   宇陀市と宇陀郡内6つの商工会が合併し4月1日、宇陀商工会が発足する。市町村の行政区域を越えて単一商工会ができるのは全国的にも珍しく、県内では初めて。会員数も1221人になり、県内の商工会では3番目の規模。初代会長は芳村寿郎設立委員長(大宇陀商工会長)が就任する。28日、県庁で合併認可書交付式が開かれ、窪田修商工労働部長から合併認可書が芳村委員長に手渡された。

 合併するのは、宇陀市内にある大宇陀、菟田野、榛原、室生の4商工会と、曽爾村と御杖村の2商工会。従来の市町村別の小規模な単位での経営指導などの態勢を強化する第一歩として平成16年6月、宇陀地区広域協議会を設立した。共同事業などもスタートしたが、会員の中には広域的な経済活動も進んでおり、より高度で多様なニーズも生まれてきており、昨年4月には合併協議会を発足させ合併準備を進めてきた…

3696とはずがたり:2008/04/01(火) 17:23:44
<東海>静岡県

新居、湖西に編入合併 21年度中目標に協議へ
2008/03/28
ttp://www.shizushin.com/headline/20080328000000000066.htm

 湖西市の三上元市長と新居町の中嶋正夫町長は28日午前、湖西市内で会見を開き、新居町が湖西市に編入する「編入合併方式」を前提にして、合併特例新法の期限である平成21年度中の合併を目指すことを明らかにした。この後開かれた第1回湖西市・新居町任意合併協議会でも両市町長が同様の見解を示した。
 6月の両市町議会に法定合併協議会設置議案を提出し、議決を得た後、7月にも第1回法定合併協を開催する方針。
 三上市長と中嶋町長が24日に会談を行い、その際に中嶋町長から編入合併の申し入れがあったという。中嶋町長は編入方式を提案した理由について「新居町から湖西市に合併をお願いした経緯があること、人口規模や財政基盤の大小からみれば、規模の大きな湖西市に(新居町が)合わせるのが妥当ではないか」と述べ、「大半の町議にも理解をいただいている」と語った。
 三上市長は「編入の方向でよいと思うが、気持ちの上では対等な立場で協議を進めたいと思っている」と新居町への配慮を示した。

 平成18年に湖西市との合併を目指す中嶋町長が当選して以降、新居町は湖西市に対し、2度にわたって合併の検討を求める要望書を提出した。湖西市は要望書を受け、合併の専任職員を配置。市議会も合併に関する特別委員会を設置し、新居町との合併について協議と検討を進めていた。
 同日開いた任意合併協では、合併協議の全体スケジュールや合併に関する資料の収集・作成について協議した。

3697とはずがたり:2008/04/02(水) 19:48:44
<東海・近畿>三重県
>>3687
<東海・近畿>となっているのはこの辺は紀伊国だから畿内と云う事で。

市町村合併:御浜町住民投票、6月1日に実施−−熊野市との合併問う /三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20080401ddlk24010490000c.html

 御浜町選挙管理委員会(井出喜伸委員長)が31日、町役場で開かれた。同町が単独行政を継続するか、熊野市との合併を推進するかを問う住民投票が、5月27日告示、6月1日投票に決まった。【汐崎信之】

〔伊賀版〕
毎日新聞 2008年4月1日 地方版

3698とはずがたり:2008/04/02(水) 19:50:38
>>3697
考えたら紀伊国は南海道だった。。orz
山梨の甲斐と云い結構記憶いい加減だな・・。。

3699とはずがたり:2008/04/04(金) 12:19:04
<東海>静岡県

wikiに拠ると原町と合併したのは昭和43年。ちょっと独自色を出し続けてきたんですなぁ。

けいざい・しずおか:原町と戸田村の商工会が合併−−県内初の「飛び地」 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080403ddlk22020184000c.html

 沼津市西部の原町商工会と南部の戸田村商工会は1日、合併して「沼津市商工会」になり、開所式が開かれた。両商工会の間には沼津市中部を管轄する沼津商工会議所があり、飛び地の商工会同士が合併するのは県内初。

 05年4月の沼津市と戸田村の合併以来、両商工会の合併が検討されてきた。開所式では松永公良会長が「両地域の歴史と文化を生かし、地域密着の情報を発信したい」と抱負を語った。

 同日、県内では榛原町と相良町の両商工会が「牧之原市商工会」に、中川根と本川根の両商工会が「川根本町商工会」となって新たにスタート。07年4月に66あった商工会は、市町村合併で1日現在で50に減った。【山田毅】

毎日新聞 2008年4月3日 地方版

3700とはずがたり:2008/04/04(金) 12:29:59
<東北・北海道>山形県

市町村合併:置賜地域広域合併 8市町首長が初会合、具体的進展なし
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20080403ddlk06010141000c.html

 置賜地域の首長による置賜広域合併についての初会合が2日、米沢市丸の内1の伝国の杜で3市5町の首長が出席し開かれた。しかし、非公開の会合後に会見した安部三十郎・米沢市長によると、合併に向けた話し合いは進まなかったという。

 1月から3回開いた各市町の事務方レベルの勉強会が作った資料をもとに話し合ったが、多くの首長から「合併した場合の具体的なイメージができない」と、合併の具体的効果に言及しない資料の不十分さが指摘されたという。

 安部市長は「合併することで各市町が受けるメリットを説明する必要がある」と話し、具体的なメリットについての資料を事務方レベルの勉強会で作り、これに安部市長の合併構想を加えたものを持って各市町長を訪問し、合併に向けた調整をするという。【細田元彰】

毎日新聞 2008年4月3日 地方版

米沢市長が合併ビジョン提案へ 置賜合併勉強会の首長会議
2008年04月02日 20:01
http://yamagata-np.jp/news/200804/02/kj_2008040200027.php

 置賜広域合併勉強会の初の首長会議が2日、米沢市の伝国の杜で開かれた。各担当主管部課長で構成する勉強会で行っている検討だけでは不十分だとして、安部三十郎米沢市長が3市5町による合併のメリットなどを示す新たなビジョンをつくり、他首長に提案することになった。

 会議は、各首長と担当部課長の合わせて18人が出席し、非公開で開かれた。会議後に記者会見した安部市長は「さまざまな考えがあり、(各首長から)煮詰まり方が不十分との指摘も受けた。合併の枠組みや期限についてもう少し詰め、わたしから3市5町が合併した場合のビジョンをあらためて提案することになった」と述べた。

 安部市長によると、会議では「事務局レベルの詰め方が不十分」との指摘があったほか、「合併した場合の形は資料で分かるが、(具体的に)どんな風になるのかイメージが浮かばない」との意見があったという。

 このため、担当部課長による勉強会と並行し、安部市長が私案となるプランを策定し、各市町を個別に訪問して提案することにした。

 プランについて、安部市長は「1市2町、2市2町といったさまざまな枠組み案も浮上しているが、これらを超えるような魅力のあるプランでなければならない」と述べ、具体的には新市計画における「まちづくり計画」の概要のようなものになるとした。

 また、5月末に設定した3市5町による勉強会の期限は、「若干は延びるかもしれないが、いたずらに延ばしてもいけない」と、一定時期に結論を出す考えを示した。

3701とはずがたり:2008/04/04(金) 14:35:19
<東北・北海道>岩手県

平泉町合併で町議候補 当面、単独が11人
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080403_7

 岩手日報社は6日投開票が行われる平泉町議選(定数12)の立候補者14人に、町政課題に関するアンケートを実施し、13人から回答を得た。市町村合併については当面単独が9人、単独が2人で行財政改革を進めながら、自立を求める意見が大勢を占めた。合併以外では農業、観光振興に力を入れる声が多かった。

 市町村合併については、当面単独と単独を合わせると11人。高橋一男町長が町議会3月定例会の一般質問で明らかにした「任期中は単独で」との町政方針に沿った結果となった。

 合併推進と答えた1人は「奥州市、一関市との広域合併」を望んでいる。これは「将来は道州制をにらみ、両市を含めた広域合併を」という高橋町長の意見とも一致する。「その他」と答えた候補者は「新たな議会の論議で」とした。

 前回の町議選は、一関市との合併協議参加の是非を問う住民投票と同時に行われた。このため合併の賛否が争点となり、選挙戦に大きな影響を与えた。合併以外の町政課題では▽行財政改革(集中改革プラン)の実行▽農業・観光振興▽教育・福祉の充実▽少子高齢化対策▽道の駅建設▽平泉文化を研究する公的施設の設置−などを挙げている。

平泉町議選候補者アンケート

青木 無現⑤ 無回答
小松代 共現② 当面単独
佐々木稔 無現③ 当面単独
寺崎 無現① 当面単独
大内 無新 当面単独
石川 無現① 当面単独
畠山 無現③ 当面単独
阿部正人 無新 合併推進
阿部幸一 無元④ 単独
佐々木雄一 無現③ 当面単独
千葉 無現③ その他
佐藤 無現③ 当面単独
高橋 無現① 当面単独
佐々木一治 無元② 単独

(2008/04/03)

3702とはずがたり:2008/04/04(金) 14:39:00
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:益城町長、熊本“政令市”へ前向き−−研究会の報告書受け /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080403ddlk43010600000c.html

 熊本市と益城町が共同で設置した「益城町の明日と政令指定都市を考える研究会」(会長・上野眞也熊本大教授)が2日、3月にまとめた報告書を住永幸三郎・益城町長と幸山政史・熊本市長に提出した。両市町合併のカギを握る住永町長は「メリットがあれば、政令市に向けてのステップは着実に踏んでいきたい」と前向きな姿勢を示した。今後、熊本市との任意合併協議会設置を判断する。

 同研究会は町内の企業や商工会の代表、区長らで組織。政令市になった場合の将来像や課題を議論し、先月、「経済波及効果が期待できる」などとした報告書をまとめた。

 住永町長は報告書を受け取った後、会見し「住みよいまちを作るのに、自分の力だけでは限界がある。前に進めないと夢で終わる」などと述べた。さらに「報告書を精査し、町の未来にメリットがあるなら、任意協を設置する」と述べた。住民に対しても「説明会や集会を繰り返し行う」とした。

 報告書に明確な記述がなかった同町への区役所設置については「このままでは判断できないので、熊本市と直接話し合いたい」と語った。

 益城町の人口は約3万3000人。熊本市(約67万人)と合併すれば、市は合併特例法で認められている政令市の条件「人口70万人」を満たせる。幸山市長は「市としては次のステップに進みたい」と改めて意欲を示した。【結城かほる】

毎日新聞 2008年4月3日 地方版

3703とはずがたり:2008/04/04(金) 21:47:31
<北関東>群馬県

清水の生臭さ(=個人的な解釈だと節操の無さと云う事かと)は相当のものと喝破した片言丸氏http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/1630が此処で一言論評。

清水・太田市長:一転、続投に意欲 「国政転身」姿勢にぶれ /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080404ddlk10010040000c.html

 次期衆院選への出馬を表明し今期限りの市長引退も明言していた太田市の清水聖義市長(66)が一転、「国政より新市の誕生を」と市長続投に意欲を示す姿勢に転じたことが3日、分かった。背景には、いったん白紙になった太田市と大泉町との合併問題が、町民から「合併協議会設置請求書」が出されるなど再燃してきた事情がある。国政に転じた場合に競合する自民党の谷津義男元農相(衆院群馬3区)の去就問題も絡み、複雑な県内政治事情が、清水氏の態度をぶれさせる要因になっている。

 清水市長は毎日新聞の取材に対し「国政より隣町との合併問題のほうが市民にとっては大事だ。市民に『合併しますか』と問い、イエスなら05年に1市3町が合併した際の経験を生かしたい」と、大泉町との合併に意欲を示した。

 市にとって隣町との合併は「自然の成り行き」ととらえ、市総務部に合併を検討する「特命事項課」を1日に発足させ推進を図る。

 一方、長谷川洋・大泉町長は「合併には町民の理解が必要」と慎重な構えだが、同町議会は18人の町議全員がメンバーの合併問題調査特別委員会を設け、太田市議会と協議を重ねるなど、活発に活動している。

 また、国政に転じても谷津氏の地盤を継承できる保証はなく、政治的なリスクは大きい。今年初めには、谷津氏との調整が不調な場合、無所属でも出馬する意向を示唆したが、福田康夫首相が早期の衆院解散・総選挙に慎重な姿勢を示していることもあり、決断に迷いが生じているようだ。【佐藤貢】

毎日新聞 2008年4月4日 地方版

3704とはずがたり:2008/04/04(金) 21:49:26
<九州・沖縄>福岡県

市町村合併:粕屋郡6町の「合併研究会」、解散 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080402ddlk40010283000c.html

 粕屋郡の宇美、篠栗、志免、須恵、久山、粕屋の6町長でつくる「合併研究会」(会長代行、南里辰己志免町長)が3月31日、解散した。これに伴い、粕屋町に置いていた事務局も閉鎖された。

 6町は合併新法の期限(10年3月末)内の合併を目指すため06年10月、合併研を発足。07年1月には事務局を開設。法定合併協議会(法定協)の設置に向けて各町の人口、財政、地理などの基礎的データを作っていた。

 しかし昨年12月、久山、粕屋の両町議会が法定協設置議案を否決したため合併構想は白紙に戻った。【中原剛】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2008年4月2日 地方版

3705とはずがたり:2008/04/06(日) 09:22:34
<東海>静岡県

南伊豆地区の合併問題:松崎の住民、合併協設置求め署名簿 町選管に提出 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080405ddlk22010139000c.html

 1市3町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の枠組みでの法定合併協議会設置議案を町議会が2度否決した松崎町で4日、同町岩地、民宿業、斎藤省一さん(66)が、住民発議による合併協設置を求める署名簿を町選挙管理委員会(船津今夫委員長)に提出した。

 3月28日から5日間で671人の署名が集まった。住民発議には3月1日現在の選挙人名簿登録者数7049人の50分の1に当たる141人が必要だが、その5倍近くに達した。

 署名簿は選管の審査を経て庁舎内で縦覧され、異議がなければ斎藤さんに返付される。その後、斎藤さんが深沢進町長に直接請求し、深沢町長は他の1市2町に同議案を各議会に付議するかどうかを照会。「付議する」との回答があれば1市3町の議会で同議案が審議される。

 松崎町議会は先月、斎藤さんらが集めた3424人の署名を受けた深沢町長の再提案を否決している。斎藤さんは「住民の意向は署名数にはっきり表れている。今度否決されれば、議会の解散を求める運動を視野に入れる」と話している。【中村隆】

毎日新聞 2008年4月5日 地方版

3706とはずがたり:2008/04/09(水) 12:24:04
<東海・首都圏>静岡県

法律的には静岡県は首都圏にはいっていないのだけど東部伊豆は首都圏の一端を担っているといっても良いであろう。

合併推進署名提出に「町民の関心高い」 松崎町長
2008/04/05
http://www.shizushin.com/local_east/20080405000000000034.htm

 松崎町議会が2度否決した賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会設置を求める署名が4日、町民有志から同町選挙管理委員会へ提出されたことを受け、深沢進町長は「法的な手続きが済んだら、議会へ合併協の設置議案を付議する」と語り、同枠組みでの合併を進めていく意向をあらためて強調した。
 今回提出された署名数は、合併協の設置請求に必要な有権者の50分の1(141人)を大幅に上回る671人。深沢町長は「町民の関心が高くなっている。反対した議員に正面から当たり、協議会の必要性を訴えたい」と述べた。3度目の否決になった場合は、「本来、合併協の是非を投票で問うのは好ましくないが、協議の入り口での拒否はノーマル(普通)ではない」とし、住民投票の実施を請求する考えを示した。
 同選管は即日、署名の有効性などを調べる審査に入った。早ければ来週中に審査を終えて署名の縦覧を行い、請求代表者の斎藤省一さん(66)が4月中にも深沢町長へ合併協設置を本請求する見通し。

3707とはずがたり:2008/04/12(土) 00:37:20
<東海・甲信越>長野県

市町村合併:清内路村で住民説明会始まる 阿智村も21日から /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080411ddlk20010139000c.html

 阿智村との合併協議を進めている清内路村で9日夜から、両村の任意合併協議会の住民説明会が始まった。3月末に出した合併後の公共サービスなどの協議結果について報告するもので、住民約50人が参加した。

 説明会は14日まで6回実施し、合併の可否を問う住民投票(23日告示、5月4日投開票)を行う。阿智村も説明会を21日から52カ所で開く。

 桜井久江村長が「財政健全化に努力しているが、住民サービスも低下している。20、30年後を見据えた地域づくりを考えて合併を選択したい」と経緯を説明した。阿智村への編入合併になることや固定資産税率や水道料金などが阿智村の基準に変更されるなど合併後の村の姿を説明した。

 これに対し、住民からは「数字だけでは合併の具体的姿がイメージできない」などの質問が出たが、合併の賛否に関する意見はなかった。【仲村隆】

毎日新聞 2008年4月11日 地方版

3708とはずがたり:2008/04/12(土) 00:39:34
<九州・沖縄>福岡県北九州地区

中間市民が議会を全員リコールして誠意を見せるべきである。
北九州も人口をここらで増やしておきたいところの筈

中間市長が合併意見照会 北九州市長「慎重に検討」 議会付議、7月までに回答
2008年4月11日 11:04 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/15565

 中間市の松下俊男市長は10日、同市の住民グループによる合併協議会設置の本請求を受け、北九州市の北橋健治市長に合併特例法に基づく意見照会をした。両市は2004年、合併の一歩手前まで進みながら、中間市議会の反対で破談した経緯があるだけに、両市ともに幹部や市議会からは慎重な声が多く聞かれた。

 「合併協設置は過去の経緯もあり、中間市議会や市役所にもいろんな意見があるようだ。時間があるので慎重に検討させていただく」。意見照会を受け協議会設置の判断を求められた北橋市長は、記者団に神妙に語った。

 両市は04年11月、合併協定書に調印したものの、合併後も議員がそのまま残る在任特例を認められなかった中間市議会が関連議案を否決。その後就任した松下市長は今年3月、市議会で「独自のまちづくりを放棄し、北九州市に請うような合併は考えていない」と答弁している。

 今回の本請求には全有権者の15%にあたる5897人の署名が集まり、市民からは「合併すれば財政面や住環境の整備で改善が期待できる」との声も上がる。だが、中間市議会内は現時点での合併には否定的な声が大勢。ある市議は「中間側が合併を否定してまだ3年。お互い心情的なしこりもある」と語る。

 北九州市側にも事情がある。道州制をにらんで将来の合併の必要性を認める声があるものの、今後は合併特例債ほどの財政措置は受けられず「09年度に財政危機のピークを迎え、中間市にカネを回す余裕はない」(市議)と消極的な声が根強い。

 北橋市長は90日以内(7月9日まで)に、合併協設置について市議会に付議するかどうかを中間市側に回答する。

=2008/04/11付 西日本新聞朝刊=

3709とはずがたり:2008/04/12(土) 00:41:38
<九州・沖縄>福岡県北九州地区
>>3708
そもそも政令指定都市と一般市では市議1人の重みが全然違うから中間市議会の反応はエゴ以外の何者でもない。

市町村合併:北橋・北九州市長「慎重に検討を」 中間市の合併協設置照会受け /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080411ddlk40010615000c.html

 中間市の松下俊男市長が10日、北九州市の北橋健治市長に対し合併協議会の設置を意見照会したことを受け、北橋市長は市議会に協議会設置を付託するかしないか、回答期限の7月9日までに結論を出すことになった。

 中間市の「中間市と北九州市との合併を実現する会」(代表・佐々木晴一市議)が設置を直接請求したのに伴う手続き。請求には、中間市民5897人が署名を寄せた。

 松下市長は北橋市長に意見照会の書面を手渡し、会が合併新法の期限(2010年3月末)までの実現を希望していることなどを伝えた。

 両市の合併構想はこれまで3回浮上。前回は中間市の住民投票で合併賛成が多数を占め、04年1月に合併協を設置して協議したが、中間市議会が合併議案を否決して白紙となった経緯がある。北橋市長は「署名された中間市民の意志は重く受け止めたい。しかし合併協設置となると、過去の経緯もあって中間市役所内にもいろいろな意見があるし、こちらも100万都市としてどんなメリットがあるかなど慎重に検討したい」と述べるにとどまった。【長谷川容子】

〔北九州版〕

毎日新聞 2008年4月11日 地方版

3710とはずがたり:2008/04/12(土) 00:49:48
<九州・沖縄>熊本県

宇土市とも合併して旧郡名の宇土区・益城区を設置しよう♪
更には飽田区・託麻区も。こっちはあんま馴染みがないかな。。併せた飽託区でも可♪

市町村合併:熊本市と益城町、合併協設置に合意 政令市に一歩前進 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080411ddlk43010485000c.html

 合併による政令指定都市入りを目指す熊本市の幸山政史市長と、同市から合併を持ちかけられている益城町の住永幸三郎町長は10日、同町役場で会談し、任意合併協議会の設置に正式に合意した。設置時期は今後決める。幸山市長は「合併協ができれば政令市を前提とした協議ができる。非常にうれしく思う」と合意を歓迎し、住永町長は「住民に(合併の是非の)判断材料を提供する」と述べた。

 両市町長は、会談後に会見した。住永町長は合併するかどうかは「白紙」としながらも「町には高速道路のインターチェンジや空港、広大な土地と水資源がありながら、人口は増えず、企業立地も進んでいない。政令市化は町の発展に希望が持てる課題」と語った。幸山市長は「合併効果だけでなく、政令市移行による具体的な効果を益城町に示せるよう協議したい」と応じた。

 熊本市(人口約66万8000人)は10月に富合町(約8000人)と合併するほか、城南町(約1万9000人)とも任意協を設けている。益城町(約3万3000人)との合併が実現すれば、合併特例法で認められた政令指定都市移行の条件「人口70万人」を満たす。【結城かほる】

毎日新聞 2008年4月11日 地方版

3711とはずがたり:2008/04/13(日) 23:58:54
<九州・沖縄>長崎県

取り敢えずは小合併でも良いから実現する姿勢は評価できる。けどこの流れでは佐々が応じる状況にはならんでしょうなぁ。

市町村合併:佐世保市長、合併協議を佐々町長に要請 江迎、鹿町と1市3町 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20080412ddlk42010526000c.html

 佐世保市の朝長則男市長は11日、同市と佐々、江迎、鹿町の1市3町による合併協議を申し入れる文書を関耕二・佐々町長に渡した。市が可能性を探っていた、小値賀町や東彼杵3町を含めた広域合併が困難なため、規模を縮小して段階的に進めることにしたという。

 市合併地域行政課によると、朝長市長は9日から1、2月に合併協議を打診した5町を回り、町長の意向を尋ねている。11日までに川棚、佐々、波佐見、東彼杵の各町を訪問し、小値賀町は電話した。5町いずれも合併に消極的な姿勢であることを確認した。

 関町長は「合併するなら佐世保市だが、まだその時期ではない」との従来の意思を改めて示したという。小値賀町は18日に市長が訪問し、正式に意向を確認する。【山下誠吾】

〔佐世保版〕
毎日新聞 2008年4月12日 地方版

3712名無しさん:2008/04/15(火) 16:48:51
誰か大阪門真〜古川橋あたりで
大人のおもちゃ売ってるところ
教えてください!
この春越してきたばっかりなので
ここらさっぱりなんです・・

3713片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/15(火) 17:22:34
>>3703
清水市長は、「女だったら誰でもいい」的な感じですね。
これに類したものに、「大きな目的達成のためなら、味方を斬ることも辞さない」というものがありますが、
少なくとも、前者はマキャベリストと評価するには至らない気がします。
何らかの政策に結びつく以前の当人の特性として、生臭い=節操がない、そんな感じでしょう。

3714とはずがたり:2008/04/15(火) 21:57:45
>>3713
解説あざーす。
日本新党から出たりと何となく清新な印象を持ってたんですが一挙手一投足見てると片言丸さんのご指摘が非常にしっくりと来ます。
ウオッチしてなかったんですが知事選の時の行動とかもずっとこんな感じだったんですな。

3715とはずがたり:2008/04/16(水) 01:01:11
<東海・首都圏・甲信越>山梨県

市町村合併:増穂町特委「鰍沢と法定協設置を」 町長への要請採決 /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20080415ddlk19010050000c.html

 増穂町の市町村合併特別委員会(秋山由正委員長)は14日、志村学町長に対し、鰍沢町との法定合併協議会の設置を要請することを賛成多数で採決した。市川三郷町と鰍沢町との3町合併を目指す志村町長は、鰍沢町との先行合併に前向きの姿勢を示しており、増穂、鰍沢両町の合併の動きが一気に加速することになりそうだ。

 法定協を巡っては04年、鰍沢町議会(全会一致)と増穂町議会が(賛成8、反対7)が設置議案を可決した。しかし、増穂町が合併の是非を問うために実施した住民投票で合併反対が賛成を上回り、同町議会が「合併は消滅した」との文書を鰍沢町議会に提出し、法定協の設置はこう着状態に陥っていた。

 合併特別委では、志村町長が、市町村合併の流れや両町の財政力指数などを比較した資料を町議らに配布し、説明した。合併に反対する町議からは「まず民意を聞いて法定協の設置ではないのか」などの意見が出されたが、3町合併を公約に掲げている志村町長は「選挙が直近の民意」として、改めて住民投票は行わない方針を示した。

 志村町長は「委員会からの要請がくれば、すぐにでも鰍沢町と合併に向けた協議を本格化させたい」と話した。【沢田勇】

毎日新聞 2008年4月15日 地方版

3716とはずがたり:2008/04/16(水) 20:59:36
<東北・北海道>岩手県

釜石市、大槌町で合併調査 県主体の実施要請
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080415_3

 釜石市の野田武則市長と大槌町の加藤宏暉町長は14日、釜石地方振興局に対し、県が主体となった合併に関する住民意向調査の実施を要請した。これを受け今後、3者共同で住民向けの説明資料を作成、本年度上半期内にアンケートを実施する予定だ。旧合併特例法下から動きのなかった両市町にとって、両首長が足並みをそろえた今回の要請は新たな展開ともいえ、今後の推移が注目される。

 釜石市は野田市長ら5人、大槌町は加藤町長ら2人が釜石市新町の釜石地方振興局を訪れ、若林治男局長に要請した。

 野田市長は「アンケートをするなら同じ内容の方が客観性が高い。振興局中心に進めてもらえるとありがたい」と説明。若林局長は「住民への説明を行い、丁寧に進めないといけない。協力は惜しまない」と応じた。

 今後は2010年3月末の合併新法の期限をにらみ、早急に準備に着手。振興局、市、町が共同で、情報提供のための資料を作成。各地区で住民説明会を開き、上半期内にアンケートを実施、結果をまとめる。

 両市町の合併をめぐっては、大槌町が旧合併特例法下で「当面自立」を選択。合併新法で県は「釜石市・大槌町」の枠組みを示したが、これまで大きな動きはみられなかった。

 野田市長は昨年秋の就任当初から合併推進の姿勢を打ち出し、今年1月の県市町村合併推進審議会の意見聴取に対し「新法の期限内にきちんとした方向を見いだしたい」との意欲を示した。

 一方、加藤町長も昨年春の町長選で「合併に関して町民の意向把握に努める」と公約に掲げたが、昨年9月の談合問題の影響で手つかずの状態となっており、県への要請は時機が一致した形だ。

 両市町の合併問題は大槌町内の住民意向が大きな焦点。加藤町長は「あくまで町民の意向把握が目的。それなら共通の内容でアンケートした方がいいということだ」と強調している。

(2008/04/15)

3717とはずがたり:2008/04/17(木) 21:34:43
<北関東>群馬県

市町村合併:清水・太田市長、大泉町と合併に意欲 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080417ddlk10010015000c.html

 太田市の清水聖義市長は16日の記者会見で、大泉町との合併問題について「5月の大型連休前に記者会見を開き、今後の予定を明らかにする」と述べ、両市町の合併実現に意欲を示した。

 清水市長は「双方が合併の手順を熟知しており、スムーズに行くと思う。両議会にも近く報告し、任意協議会を発足させる。来春には間に合わないと思うが、早急に話を進めたい」と話した。

 合併が実現すれば人口約25万5000人。工業出荷額は約2兆8000億円で全国9位(太田商工会議所調べ)の工業都市になる。次期衆院選への出馬表明から一転、次期市長選に意欲を示しているのも、合併問題が影響しているようだ。

 合併をめぐっては、大泉町の一部住民が今月初めに合併協議会設立のための住民署名運動を始めていたが、関係者によると「対等合併」で協議が進む見通しになり、署名運動は中止になった。ただ、両市町の首長や議会の任期も絡み、実際の合併協議がスムーズに進むかは不透明な部分も残っている。【佐藤貢】

毎日新聞 2008年4月17日 地方版

3718とはずがたり:2008/04/17(木) 21:36:22
<北関東>群馬県
>>3717

太田・大泉合併、協議へ
清水市長「10年3月までが目標」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080416-OYT8T00918.htm

 太田市の清水聖義市長は16日の定例記者会見で、大泉町と合併協議に近く入る見通しがついたことを明らかにした。詳細な説明は避けながらも、「大型連休前には『任意合併協議会の設置で合意した』と発表したい」とし、「新設(対等)合併方式で、新合併特例法の期限内の2010年3月末までに、できるだけ早く実現したい」と話した。

 太田市長の任期満了は09年4月で、清水氏は次期衆院選出馬に意欲を見せていたが、出馬などに関しては「合併協議を始め、大泉町民の意向を聞きながら決めたい」と明言を避けた。

 両市町の議会は1年前に、それぞれに合併に関する調査・検討を始め、今年3月下旬には清水市長が大泉町の長谷川洋町長に文書で合併の検討を要望。今月3日に、同町の住民有志が住民発議による合併協議会設置請求に向けた署名活動を始めていた。

 長谷川町長は自立を掲げて再選され、「町民の意向を見極めたい」としてきたが、同町関係者によると、09年春の町長選で3選を果たした後に同市との合併に取り組む意向を固めた。署名活動を進めていた有志も今月15日、「町長の意思が確認できた」(青木定雄代表)として活動を中止した。

 同町の大野弘副町長は16日、取材に「議会の意見を聞く必要もあり、コメントできない」と話した。
(2008年4月17日 読売新聞)

3719とはずがたり:2008/04/17(木) 21:36:32

<北関東>栃木県

市町村合併:県南で合併巡る動き相次ぐ /栃木
 ◇岩舟で住民アンケ結果を発表/栃木では1市5町首長懇談会
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20080417ddlk09010072000c.html

 県内で広域合併の動きから取り残されていた南部地区で、合併を巡る動きが15〜16日、岩舟町と栃木市で相次ぎ起きた。岩舟町は16日、合併の組み合わせを初めて住民に問うアンケートの集計結果を発表し、ほぼ5割の回答者が、県の合併推進構想である2市6町もしくは1市5町の組み合わせを選んだ。しかし、佐野市との合併を望む住民も4割以上にのぼり、住民の意向は多様である実態が明らかになった。

 アンケートは3月5〜25日、無作為抽出した20歳以上の岩舟町民6000人を対象に実施した。回収率は74%。合併の是非については賛成の回答が90%と多く、反対が9%だった。組み合わせについては、45%が佐野市と回答。1市5町(栃木、岩舟、西方、大平、藤岡、都賀)が32%、2市6町(1市5町と小山、野木)が18%だった。

 同日会見した栃木実町長は「個人的には、混乱が起きないのであれば、現在の広域行政の枠組み(1市5町)が良いと思う。ただ(どの枠組みに絞り込むかは)議会との意見調整もある。夏ごろまでには取りまとめないと」と話した。

 一方、栃木市では、岩舟町も含めた1市5町の首長による「栃木地区広域行政圏首長懇談会」が15日開かれ、次回から合併問題について協議していくことを決めた。懇談会は各地域の課題やまちづくりについて意見交換をする場として07年9月に設けられていた。【中村藍】

毎日新聞 2008年4月17日 地方版

3720とはずがたり:2008/04/17(木) 21:37:38
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

南伊豆地区の合併問題:署名簿を返付、きょう本請求へ−−松崎町選管 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080417ddlk22010187000c.html

 1市3町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の枠組みでの法定合併協議会設置議案を町議会が2度否決した松崎町で16日、同町選挙管理委員会(船津今夫委員長)が、住民発議による合併協設置を求める署名簿を提出者の同町岩地、民宿業、斎藤省一さん(66)に返付した。

 署名簿は同選管が審査した結果、署名者数691人のうち、本人以外の署名などによる無効署名18を除く673人分が有効とされ、住民発議に必要な141人を大きく上回った。1週間の縦覧期間中の縦覧者は3人で、異議申し立てはなかった。

 斎藤さんは17日に深沢進町長に本請求を行い、同町は他の1市2町に対し、文書で同案を各議会に付議するかどうかを照会する。3市町から付議するとの回答があれば4市町の議会で同案を審議する。【中村隆】

毎日新聞 2008年4月17日 地方版

3721とはずがたり:2008/04/19(土) 19:18:39
<東北・北海道>岩手県

合併第2幕
〈1〉効果への疑念 「一極集中」嘆きの声も
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1206204359354_02/news/20080323-OYT8T00136.htm

 県庁近くの会議施設で17日開かれた県の市町村合併推進審議会。合併推進に軸足を置いた答申案が了承されると、審議会委員の稲葉暉(あきら)・一戸町長がおもむろに手を挙げた。「この会合とは別にお渡ししたい資料がある」。各委員の手元に配られたのは、町村会が合併の効果について独自に行った調査結果の概要が記されたものだった。

 「合併しないで済むなら、しない方がいい」。A4判5ページの文書には、合併後の旧町村長らの言葉が太字で強調されていた。
      ◇
 「平成の大合併」で2001年に大船渡市と合併した旧三陸町。人の流れの中心だった旧町役場は、現在も大船渡市役所の支所として残っている。しかし、職員の数は155人から37人に減り、役場前の目抜き通りも急激にさびれた。

 商店経営の男性(54)は「市の中心が遠くなり、取り残された気がする」とぼやく。飲食店経営の女性(69)は「以前は役場からも人が来てくれた。今では、少ない日で客は3人くらい」とあきらめ顔だ。しわ寄せは商店街だけではない。旧町内の建設会社社長(58)は「旧町内で行われた市発注工事のうち、6割以上が大船渡の業者にもっていかれた。うちの会社もこの2年で1件しか取れていない」とこちらも嘆き節だ。

 市は「確かに公共工事の受注競争は厳しくなったかもしれないが、その分、行政コストの削減が進んだ面もある」(財政課)と理解を求める。

 合併を推進した及川和也元町議(69)は「漁港に作業場ができたり、道路が整備されたり、旧町内にも少なからず恩恵はある」と強調しながらも、「住民は町の財政が破たん寸前だったことをよく知らず、合併後も不自由なく暮らせているので、効果を実感しにくいのかもしれない」と推し量る。
      ◇
 これとは対照的に、旧大船渡市の中心部では、合併効果が目に見えて現れている。今秋完成予定の市民文化会館には、合併による財政補助を活用し、約50億円が投じられる。約1100人収容の大ホールや展示ギャラリーのほか、市立図書館も併設される。

 甘竹勝郎市長は昨年12月の「気仙サミット」でも、同席した陸前高田市長と住田町長を前に、こうした合併効果を強調するなどし、「歴史的に同じ背景を持つだけでなく、経済的な結びつきが強い。気仙は一つという気持ちは強い」と、さらなる合併を呼びかけた。

 県も3市町の合併により、国から受けられる交付税額について、「08年度中の合併で113億円、09年度中で89億円、それ以降は支払われない」との試算結果を公表するなどして後押しする。合併特例新法の期限が10年3月に迫り、「合併か自立か、今が真剣に考える最後のチャンス」(県市町村課)との思いがある。

 一方の当事者たちの思いは別だ。陸前高田市の中里長門市長は、「合併するには互いに信頼関係を築く必要があるが、まだその段階に達していない」。住田町の多田欣一町長も、「住田の財政は他市町村に比べてずっと健全。遠野や釜石との関係も強くなっている」と冷ややかな視線を送る。

 両市町の脳裏をかすめるのはやはり、合併後の旧三陸町の変わり様だ。陸前高田商工会の阿部勝也会長は「将来的な合併は避けては通れない」としながら、こうクギを刺した。「大船渡と陸前高田には今でも格差がある。合併でさらに一極集中になれば、目も当てられなくなる」

(2008年3月18日 読売新聞)

3722とはずがたり:2008/04/19(土) 19:27:38
<東北・北海道>岩手県

紫波だの滝沢だのに相手にしてもらえない盛岡であるが,折角門馬村は盛岡にお願いしたのに袖にしてたんかよ。
まぁ除雪費用なんかを考えて嫌がる気持ちも解るが。。

合併第2幕
〈3〉住民の意向 広すぎて、「村分割」も続出
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1206204359354_02/news/20080323-OYT8T00140.htm

 辺りはまだ暗闇に包まれた午前4時、川井村門馬の佐羽内浩さん(48)が白い息を吐きながら自宅から出てきた。車のエンジンをかけると、ヘッドライトの向こうに、黒い山々が浮かび上がる。調理師の佐羽内さんが向かうのは、勤め先の病院だ。約40キロ離れた盛岡市まで、20年近くこうして通っている。

 「冬は道が凍って大変だけど、家族のためだしね」。そう言って笑うと、家の前を通る国道106号に車を乗り入れ、病院へと急いだ。

 人口3300人の川井村は面積563平方キロ・メートル。村としては本州第3位の広さを持つ。東西を宮古市と盛岡市に挟まれ、村民の生活圏も、東と西でほぼ二つに分かれる。

 盛岡市内に毎朝通勤し、2人の子供もバスで同市内の高校と看護学校に通学する佐羽内さん一家は、さしずめ“盛岡派”だ。

 村の高齢化率41・98%は県内で最も高い。林業以外に目立った産業はなく、人口減少も進む。内舘勝則村長は昨年7月の村長選で「合併推進」を公約に掲げ、対立候補を200票余の小差で振り切って初当選した。11月には宮古市へ合併に関する事務レベルの検討会設置を申し入れ、熊坂義裕市長もこれに応じた。

 内舘村長は、宮古との合併を選んだ理由について「住民同士の結びつきが強い」と説明する。今年2月以降、村内21か所で住民説明会を開き、「多くの村民の理解を得られた」として、近く合併協議会の設置を村議会に提案する考えだ。

 ただ、佐羽内さんの住む門馬地区での説明会では、村を分割して一部を盛岡市と合併する「分村合併」や、単独村政を望む意見が続出した。佐羽内さんも「もし合併できるなら、盛岡の方がいい」と思っているが、「こっちが望んでも、相手が受け入れてくれるのかどうか……」というのが実感だ。

 一方、秋波を送られた形の盛岡市の谷藤裕明市長は「十分な議論を」と述べるにとどめるなど、静観の構えを崩さない。06年に旧玉山村と合併したばかりの同市の目は、滝沢村や矢巾町などとの合併に向いている。

 仮に峠を隔てた川井村と合併すれば、除雪費用などで膨大な行政コストが生じる。分村合併となれば、どこで村を分割するかという新たな問題も生じる。

 川井村は1955年に3村が合併してできたが、旧門馬村は当時、盛岡市との合併を望んだものの、同市から受け入れを拒否された経緯がある。村の杉下一雄総務課長は「門馬地区の住民の意向は心情的にはわかるが、境界の議論だけで1、2年はかかるだろう」と宮古市への編入合併に理解を求める。

 来月20日には村議選が行われる予定だ。合併の是非は最大の争点だが、今のところ盛岡市との合併を主張する候補予定者は少ない。

 住民の意向をどこまでくみ取るのか――。合併は、地方自治にとって永遠とも言える課題を突き付けている。
(2008年3月20日 読売新聞)

3723とはずがたり:2008/04/19(土) 19:29:08
<東北・北海道>岩手県

http://www.mapion.co.jp/map/admi03.html

合併第2幕
〈5〉冷めた視線 盛岡広域圏「はれ物」に (3月22日)>>3665
〈4〉駆け引き 世界遺産平泉「こちらに」 (3月21日)>>3647
〈3〉住民の意向 広すぎて、「村分割」も続出 (3月20日)>>3722
〈2〉独立自尊の行方 見通しないまま消極論 (3月19日)>>3641
〈1〉効果への疑念 「一極集中」嘆きの声も (3月18日)>>3721

3724とはずがたり:2008/04/19(土) 22:04:32
<北陸・甲信越>新潟県

政令指定都市を含まない県議会みたいな定数やな。。
ひどいあんばらんす。立候補表明者が6人しか定数を上回って居ないと云う事は13ある1〜2人区の殆どが無投票できまるんか?それにして14市町村だったら150人は市町村議いたでしょうからだいぶ経費の削減にはつながってるだろうけど。
ともかく妙高市との入り組んだ市域がちょいと問題の上越市。

選挙:上越市議選 あす告示 特例措置で選挙区、旧市町村ごとに /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20080419ddlk15010080000c.html

 任期満了に伴う上越市議選(定数48)は20日告示される。05年1月の14市町村合併に伴う特例措置として、旧市町村ごとに選挙区を設ける。これまでに14選挙区で計54人が立候補の意向を示している。

 内訳は、合併前上越市区(定数30)31人▽安塚区(1)1人▽浦川原区(1)1人▽大島区(1)1人▽牧区(1)1人▽柿崎区(3)3人▽大潟区(2)2人▽頸城区(2)4人▽吉川区(1)2人▽中郷区(1)1人▽板倉区(2)2人▽清里区(1)1人▽三和区(1)1人▽名立区(1)3人。

 届け出は20日午前8時半〜午後5時、選挙区ごとの会場で受け付ける。投票は27日で、即日開票される。3月1日現在の有権者数は16万8268人(男8万1013人、女8万7255人)。【新井敦】

毎日新聞 2008年4月19日 地方版

3725とはずがたり:2008/04/22(火) 09:17:28
<関東・甲信越>長野県

無投票再選の小諸市長 「合併への説明に努める」
http://209.85.175.104/search?q=cache:ExGlx_klbOQJ:www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080408-OYT8T00101.htm

 無投票で小諸市長に再選された芹沢勤氏(67)が7日、小諸市内の自宅で記者会見し、「合併が必要という前提で、住民と周辺自治体への説明に努めたい」と、2期目に向けた決意を語った。

 「三位一体改革による地方交付税の減額もあり、自治体は、ある程度の規模が必要だ」と、改めて「10万人規模での合併」の必要性を強調した。御代田町の茂木祐司町長に合併を持ちかけて、反対されたことを明かし、「(合併が)大変厳しいことは承知しているが、年内には、周辺自治体の首長との話し合いを始めたい」と述べた。

 また、御代田町、軽井沢町と共同で進めるゴミ処理施設については、「行政が責任をもってやらなくてはいけないこと」とした上で、公共施設の建設や道路整備を条件に、建設受け入れを希望する地域を市内で募る考えがあることを明らかにした。

 市長選のために掲げた自身のマニフェストについては、「年に一度、後援会の会報などを通じて、実施状況を報告したい」とした。
(2008年4月8日 読売新聞)

3726とはずがたり:2008/04/22(火) 09:19:02
<東北・北海道>北海道

合併というより行政改革だね。

>道は支庁再編に先立ち、現在の道議選の区割りを維持するため、
道議だけ優遇されるのはおかしいんでないかヽ(`Д´)ノ

動きだす支庁再編論議 道議会自民 道改革案 6月めど意見集約(04/09 00:32)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/86168.html

 道議会自民党・道民会議は八日、十四支庁を九総合振興局に再編する道の支庁制度改革案について、六月開会予定の第二回定例道議会をめどに会派の意見をまとめることを決めた。内容の修正を求める可能性は残しつつも、基本的には道の案を了承する方向に道筋を付けたもので、同会派の反発で条例案提出が先送りされてきた支庁再編論議は大きく動きだすことになった。

 自民党は昨年六月に支庁制度改革検討協議会(神戸典臣会長)を設置し協議を続けてきたが、地方の強い反発を受け、会派内の調整は難航していた。しかし、同日開いた協議会の全体会議で、神戸会長は、高橋はるみ知事が次期定例道議会での条例案提出を目指していることを踏まえ、「そろそろ会派の方向性をまとめなければならない」と発言。「道議会与党の責任論」を強調し、議論を進めることに理解を求めた。

 道は支庁再編に先立ち、現在の道議選の区割りを維持するため、公職選挙法の改正を国に求める方針。国会日程などを考慮すると、知事が目指す来年度の新体制移行を実現するには、次期定例道議会が条例案提出の期限となる公算が大きい。

 こうした状況を踏まえ全体会議では、道案を前提とした上で、「総合振興局に予算の要求権や執行権を持たせるべきだ」「再編に水を差す気はないが、地域のことをもっと考えることが必要」など、地域振興策の充実を求める意見が相次いだ。

 一方で、「総合振興局と振興局、市町村の役割をもう一度調査するべきだ」「総合振興局と振興局に差別する再編案はおかしい」など、道に根本的な再検討を求める発言もあり、今後の論議に火種を残した。

3727とはずがたり:2008/04/22(火) 12:21:50
<九州・沖縄>鹿児島県

前回の合併構想でも姶良町議会は加治木の運動公園用地に文句を付けて合併協議を破綻させている>>738
今回も禍根を残しそうだなぁ。。何でこんなに強気なんだ?蒲生町は鹿児島との合併を模索したこともある>>2003し逃げられかねない。。姶良町では町長が自殺もしている>>2240
加治木は霧島市,蒲生は鹿児島市と合併してしまってもええんではないのかね?
一応加治木町長選で新人が当選し>>3006,合併協へと進んだ経緯がある>>3351
新市名は姶良市>>3536と何処迄も姶良町の意向が通るようである。

蒲生町、道の駅計画凍結 協議2町と確認
合併実現へ「新市で検討」
(04/22 07:34)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=10316

 蒲生町は、同町久末に第3セクター方式で計画していた「道の駅かもう」事業を凍結する。合併協議中の蒲生、姶良、加治木の町長、議長が21日、加治木町の西姶良クリーンセンターで「3町合併実現のために、道の駅計画は合併後の新市で検討する」との確認書に調印した。

蒲生町が第3セクター方式で計画していた「道の駅」の建設予定地=21日、同町久末
 道の駅は、県道鹿児島−蒲生線沿いの敷地約6万3000平方メートルに計画。総事業費約13億3600万円のうち、3億円程度は農林水産省の交付金による調達を見込んでいた。蒲生町が200万円、同町商工会が10万円、同町で温泉付き分譲団地「おおくすタウン」などを開発したキョクヨウ(蒲生町)が170万円を出資し、1月に「フォンタナの丘かもう株式会社」を設立していた。
 確認書は「道の駅と付帯施設の整備構想は、3町合併実現のために新市で検討し、合併協議中は農山漁村活性化支援交付金の申請は行わない」との内容。3町長が書名、押印し、3議長が立会人として署名した。
 蒲生町の厚地和幸町長は「過疎地の活性化策に理解が得られず残念。合併実現を最優先した結果で、(凍結は)苦渋の決断」と述べた。任意合併協議会の会長を務める城光寺俊和姶良町長は「合併に支障があるとされた計画を蒲生町が凍結したので、9、10月ごろをめどに法定協議会に移行できるのではないか」との見方を示した。
 同計画については、姶良町議会が昨年11月、「合併に支障がある」との申し入れを蒲生町に対して行っていた。

3728とはずがたり:2008/04/22(火) 12:22:37
<近畿>和歌山県

う〜む,盛り上がらんねぇ。

橋本市と伊都郡3町との合併協議見送り 和歌山
2008.4.22 03:57
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/080422/wky0804220359009-n1.htm

 和歌山県が示していた橋本市とかつらぎ、九度山、高野各町との合併構想について、4市町の首長会が21日開かれ、平成22年3月末までの合併特例法期限を見据えた、この枠組みでの合併協議を見送るとの結論に達した。今後は県の構想以外での合併も検討するという。

 仁坂吉伸知事は「合併協議見送りは残念だが、県としては尊重したい。1市3町での合併協議は困難となったが、合併の取り組みは支援する」とのコメントを出した。

09年度までの合併断念
橋本など1市3町「民意盛り上がらず」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20080421-OYT8T00817.htm

 県が合併の枠組みとして提示している橋本市、かつらぎ町、高野町、九度山町の首長会が21日、橋本市の県伊都振興局で行われ、合併特例法の期限(2010年3月末)までの合併について、協議を断念することを決めた。

 首長会では、「橋本市が旧高野口町と、かつらぎ町が旧花園村と合併したばかり。民意が盛り上がっていない」などの意見が大勢を占めた。今後は、県から示された枠組み以外の組み合わせや、期限後の合併なども含めて検討していく。

 仁坂知事は「誠に残念だが、法期限内での新たな枠組みの合併協議を期待する」とコメントした。
(2008年4月22日 読売新聞)

3729とはずがたり:2008/04/24(木) 00:15:08
<近畿>滋賀県

今回は巧く行くかなぁ・・。
彦根・犬上と八幡・能登川・竜王の気運はあんま高まってるようには見えないけど。

新市名称は「長浜市」に 湖北1市6町事前協議会
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20080423/CK2008042302005741.html
2008年4月23日

 湖北1市6町による合併の事前協議会が22日、長浜市役所浅井支所で開かれ、合併新市の名称を「長浜市」、事務所の位置を現在の同市役所とすることなどで合意した。2009年度中の合併を目指す。

 各町の財産・債務は市が引き継ぐ。新市の議員の定数・任期については、1市6町の議会で調整して決めることとした。さらに、事前協の組織を一歩進め、市民代表も参加して合併の細部にわたって検討する「任意協議会」について、事務局の長浜市が規約案を提示。各自持ち帰って検討し、次回の事前協で諮ることとした。

 規約によると、任意協の委員は、正副市町長、正副議長ら事前協のメンバーに、市民代表14人と学識者2人を加えた計51人。毎月2回会合を開く。傘下に副市町長による幹事会や、行政分野などで分かれる15の専門部会を置く。

 次回の事前協は5月中旬をめどに日程を調整する。

 (近藤歩)

市町村合併:長浜市と6町、来年度中に合併 事前協議会で確認 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080423ddlk25010368000c.html

 長浜市と湖北地方6町の合併問題を協議する1市6町合併事前協議会が22日、長浜市浅井支所で開かれ、合併期日を09年度中と確認したうえ、新市の名称を「長浜市」とし、新市の事務所の位置も現在の長浜市役所とすることを決めた。

 1市6町の合併については、6町が長浜市に編入される形での合併が既に確認されている。新市名と新市役所の場所は、2月の事前協議で提案され、各町に持ち帰り検討していた。【野々口義信】

毎日新聞 2008年4月23日 地方版

3730とはずがたり:2008/04/24(木) 00:17:55
<東北・北海道>岩手県

金ヶ崎は北上との平泉は一関との緩衝自治体の性質があるので難しいだろうねぇ。。

奥州市、進まぬ合併構想 説明会の日程も未定
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080423t31005.htm

 岩手県第2の都市、奥州市が平泉、金ケ崎両町との合併構想をなかなか具体化できず、拠点都市への地固めができないでいる。世界遺産登録に集中したい平泉町、工業団地を柱に自立したまちづくりを進める金ケ崎町を、ともに話し合いのテーブルに着かせられるかが課題だ。

<難色と戸惑い>
 奥州市は3月、「盛岡市と仙台市の間の拠点都市を目指す」とした構想を発表した。世界遺産登録候補地を持つ平泉町と、関東自動車工業岩手工場などを抱える金ケ崎町と合併し、人口規模はもちろん、文化、経済において一段と都市機能のレベルアップを目指す。

 マニフェストに両町との合併推進を掲げる相原正明市長も「4月か5月までに構想を両町長に説明したい」と意気込むが、正式に説明会の開催を申し込むことすらできていない。

 合併構想が進まない大きな要因は、相手方の事情を十分にくみ取っていないところにある。平泉町の高橋一男町長が「世界遺産登録前は、住民に余計な心配を掛けたくない」と早期の説明会開催に難色を示せば、金ケ崎町の高橋由一町長も「自立を前提にまちづくりを進めている最中」と戸惑いを見せる。

 また、合併構想について奥州市から事前説明がなかったことも“感情的対立”を生んだ。金ケ崎町の幹部は「奥州市の構想は新聞で知った。きちんとした説明がないので対応のしようがない」と憤る。

<「先走り」批判>
 これに対し相原市長は、このところ「理解と協力のもとに進める。両町には丁寧に説明したい」とひたすら低姿勢の日々。ただ、拠点都市への青写真が明確に描けないでいる相原市政に、市役所内からは「合併構想は市長の先走り」との声も。市職員の一人は「市長は任期の折り返しを迎え焦っているのではないか。パフォーマンスとみられても仕方がない」と批判的だ。

 平泉町は一関市と合併協議をした経緯があるほか、金ケ崎町は北上市との関係が取りざたされる。ある金ケ崎町幹部は自治体合併の難しさを説く。「合併は複雑な課題で一方的な説明では検討すらできない。まずは信頼関係を築くことが必要」。奥州市の拠点都市への道のりは険しい。
2008年04月22日火曜日

3731名無しさん:2008/04/24(木) 04:15:43
>>3724
地図で見てみると、旧中郷村が実質飛び地なんですねぇ…
どうみても妙高市に入る方が適切ですな。

3732とはずがたり:2008/04/24(木) 12:44:29
>>3731
そうなんですよ。一度確定してしまうとなかなか変更は難しいので妙高市と上越市が合併でもしない限りこのままなんでしょうねぇ。。ちょいと気持ちが悪いと云うか据わりが悪い感じです。。

3733名無しさん:2008/04/25(金) 05:01:35
はじめまして。上越出身の者です。

この辺りは元々新井頸南地区と呼ばれ、新井市と4町村で合併する構想でしたが、中郷と板倉は住民アンケートの結果上越市との合併が多数となったため離脱し、このような入り組んだ形になってしまいました。
市名も妙高市に変更されるなど、新井は求心力に欠けますね・・・

余談ですが、新上越市は市の形から文字通りの「マンモス合併」と呼ばれていました(笑)

3734とはずがたり:2008/04/26(土) 15:12:39
>>3733
始めまして〜ヽ(´ー`)/
上越市の方でいらっしゃいますか!
上越市と云えば高田と直江津の2極構造が気になります。もうそんなものは解消されて一体化してるんでしょうか??

新井はダイセルがあって,中郷は日本曹達があって合併して内陸工業都市としてやっていけば面白かったのにと思うんですけどね〜。

3735名無しさん:2008/04/26(土) 17:40:00
>>3734
実家は隣の糸魚川市です。生まれた病院や通っていた高校が上越市なので、「地元」という感覚はありますね。

高田と直江津は今も2極化していますよ。特に直江津(約4万人)が高田(約9万人)に対抗意識を持っているらしく、今の木浦市長が初当選した時は「初の直江津出身の市長」と話題になりました。
今度の市議選の結果も気になるところです。

ダイセルと日曹、良くご存知ですね!新井にはパナソニックのIC工場もあり、ポテンシャルは高いと思いますけど・・・
強大な上越市には敵いませんでしたかね。惜しいことです。

また新潟・上越地方関連の話題にお邪魔させてもらうと思いますので、よろしくお願いします!

3736とはずがたり:2008/04/26(土) 19:02:48
>>3735
糸魚川ですと明星セメントや青海の電化工業ですねぇ〜。
立地産業に関しては市町村合併ウオッチャーとしてではなくて,鉄道貨物趣味の一環であの辺訪れたことがありましてちょいと知っておる次第でした。
あの辺は非常に合併が進みましたねぇ。合併歓迎派ではあるんですけど頚城の名前が行政区画から消えてしまったのがやや淋しい気もします。。
それでは上越ネタなんかもに限らずなんかありましたらこれからも宜しくです。

3737とはずがたり:2008/04/26(土) 22:48:58
<北関東>群馬県

太田・大泉、合併へ 来年度「新設」へ確認書
清水氏、太田市長選意欲 衆院出馬は見送り示唆
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080425-OYT8T00844.htm

 太田市の清水聖義市長と大泉町の長谷川洋町長は25日、大泉町役場で、2009年度に新設(対等)合併方式での合併実現を目指すとした確認書を交わした。両首長は終了後に記者会見し、5月からそれぞれの住民への説明などを行い、6月定例会後をめどに任意の合併協議会(任意協)を設置する方針を説明した。

 両市町は2002年、当時の新田、尾島、藪塚本町(いずれも現太田市)と千代田町を含む1市5町の枠組みで任意協議会での合併協議を進めた。しかし、太田市主導の合併協議に対する反発や、町民アンケートでは千代田、邑楽両町との合併希望者の方が上回ったことから、大泉町が千代田町と共に任意協を離脱した経緯がある。このため、長谷川町長はこれまで、「町民の意向を見極めたい」として太田市との合併には慎重な態度を取ってきた。

 この日の会見で、長谷川町長は、合併協議入りを決めた理由について、「(対等合併の提案など)新たな展望を持って合併に臨む清水市長の決意を高く評価した」と述べた。
                      ◆
 太田市の清水市長は、大泉町との合併協議に入ることを受け、この日の会見で、いったんは表明した次期衆院選での群馬3区からの出馬を見送る考えを示唆した。清水市長は進退について「現時点では白紙」とし、「合併に誠意を尽くし、(市長続投を求める)市議会や長谷川町長の意向を踏まえて検討したい」と述べ、これまで出馬しないとしていた来春の市長選への意欲を示した。
(2008年4月26日 読売新聞)

市町村合併:太田市と大泉町、合併協力を要請−−知事に /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080425ddlk10010053000c.html

 太田市の清水聖義市長と大泉町の長谷川洋町長が24日、県庁に大澤正明知事を訪ね、両市町の合併に協力を要請した。清水、長谷川両氏は25日、共同記者会見を開いて合併に向けた協議の開始を表明する。

 清水市長は「(地方交付税の)不交付団体同士の合併は素晴らしい。東毛に中核市を作りたい」と説明。大澤知事は「群馬をけん引するような都市になってほしい」と期待を示した。【鈴木敦子】

毎日新聞 2008年4月25日 地方版

3738延岡太郎:2008/04/28(月) 20:48:45
宮崎県延岡市の「無駄で危険な大規模盛土・宅地造成事業」その1

延岡市は、1200億円の借金を抱え、人口の減少も著しい「過疎市」である。経産省の予測によれば、本市の人口は、2000年から30年間で20%も減少する。その延岡市で、大規模に宅地造成する二つの区画整理事業が、今頃になって、相次いで実施される。一つ目は、隣接する山々を切り崩し、その土砂で五ヶ瀬川流域の田園地帯を、大規模に盛土し、宅地造成する「岡富・古川区画整理事業」であり、二つ目は、切り崩した山地跡を宅地造成する「多々良区画整理事業」である。
162億円の税金を使い、50ha(1240戸)の広大な住宅団地が造成される。
二つの事業は、無駄であるばかりでなく、特に「岡富・古川区画整理事業」は、極めて深刻な問題を抱えている。以下、問題点を記述する。

1.無駄な事業である。これらの事業が企画されたのはバブル期の平成元年ごろであった。それから約20年、人口は激減しており、財政窮乏の中で、二つの地域を宅地造成する必要性は全くない。

2.盛土により地震災害が拡大する。(1)地盤・滑動崩落の問題。阪神および中越地震では、盛土全体が変動、または塑性変形する滑動崩落現象が各地で発生し、甚大な被害をもたらしたことが明らかになった。滑動崩落は、盛土面積が広いほど発生しやすく、その目安は、0.3ha以上とされているが、「岡富・古川区画整理事業」では、その100倍の30haが盛り土される。(2)深刻な液状化の問題。軟弱な流域地帯の上に盛土をすれば、さらに、液状化の危険性が増す。(3)不同沈下の問題。地震がなくとも、軟弱地盤では、長期間で家屋の重量側が沈む。また、凸凹な居住地の埋め立なので盛土高も凸凹になる。盛土が高い軟弱な方向へ家屋が沈み込む。

3.水害が悪化する。流域の宅地化(市街化)が水害を悪化させるのは、紛れもない事実である。流域地帯の開発は、新規需要が旺盛な高度成長期には仕方なかったが、人口減少の現在では、財政悪化と都市型水害という負の側面だけを残すことになる。

4.最大の問題は、延岡市が、「住民に対して、この事業が抱える安全問題への対策は勿論、問題の存在すら知らせないまま、工事を実施する」ことである。住民・市民へ(ア)人口減少、財政窮乏の中での広大な宅地造成の必要性。(イ)大規模盛土の問題点と対策などの説明をしなければならない。

3739とはずがたり:2008/04/28(月) 22:41:53
<首都圏><広域合併?>

茨城県の南西部は昔は下総だったそうで,常総バイパスや常総線,常総市など,常陸国の茨城県の癖に千葉県にあこがれて下総でもないくせに常総なんて名乗ってからに,と思っていたが正真正銘の下総だったんですな。。失礼した。。l
その辺は葛飾なんかと被るね。(葛飾は東京・千葉・埼玉にまたがるし,また相馬も千葉・茨城にまたがる。九州の相良が静岡の相良出身の東国武士の進出で名前も持っていった様だけど福島の相馬も本来は此処みたいである)

結城…水海道・下妻・下館・結城
葛飾…江戸川・墨田・江東・葛飾・船橋・鎌ヶ谷・浦安・市川・柏・野田・越谷・春日部・吉川・三郷・古河
相馬…我孫子・取手・守谷

葛飾は比較的早く河川改修で武蔵の国に編入された部分もある様だ。其れにしても下総国葛飾郡古河村とか聞くと千葉と東京と茨城が混じってる様で相当に違和感有るなw

こんなページもめっけた

猿島郡の由来と実態
http://www.geocities.jp/koga_si/syutyou/yurai.htm

猿島郡の中心は今の境町だったようだ。猿島町は岩井市と合併して将門以来の伝統の猿島の名前は風前の灯火であるから単独市制施行の際は是非猿島市を名乗っていただきたいところw

3740とはずがたり:2008/04/29(火) 23:37:11
<北陸・信越>長野県

絞れば絞るだけ出る江戸時代の農民の様な惨状だけど,地域を預かる行政としては非常に妥当である。苦しいだろうが頑張っていただきたい。
>前村長時代にリースで借り受けていた黒塗りの高級車は、当選後まもない2004年9月に契約を解除した。職員用の公用車も、05年以降の1年余りで14台から7台と半減した。出張の際、経費を浮かすため、職員が近隣の村の車に相乗りさせてもらうこともしばしばだ。

>>3670>>3707と清内路と平谷では清内路が先行している様だ。そもそも田中康夫の甘言に乗って市町村合併に消極的な町村が多かった様に思う。それなら自民党の甘言に乗って,村井なんか当選させなければ良かったんだ。

平成の大合併 宴のあと
<1>極限の村 
経費切りつめ 将来模索
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/1.htm

 普段は一般職員が使う清内路村役場の軽乗用車に、桜井久江村長が1人で乗り込んだ。飯田市まで約40分。やや遠出する時でも、自らハンドルを握るのが今では当たり前となった。

 「村長車なんてありませんよ。もちろん、運転手を付ける余裕もない。やせ細った『骨皮筋衛門』状態ですから」と桜井村長。

 前村長時代にリースで借り受けていた黒塗りの高級車は、当選後まもない2004年9月に契約を解除した。職員用の公用車も、05年以降の1年余りで14台から7台と半減した。出張の際、経費を浮かすため、職員が近隣の村の車に相乗りさせてもらうこともしばしばだ。

 車1台減らしても年間約40万円の削減にしかならないが、そこまで節約しなければならないほど、財政は危機的状況に陥っている。
     ◇
 清内路村は、人口740人。村税は県内最少の年間約3000万円。歳入の大部分を占める地方交付税が大幅に減らされる中、前村長の辞職を受けて初当選した桜井村長が04年12月、道路で接する下伊那唯一の隣村である阿智村に、合併の意志を伝えた。

 しかし、農業集落排水事業など大型事業のツケで巨額債務を抱える中での申し入れに、色よい返事は得られず、自立を余儀なくされた。以来、「合併の条件」ともいえる財政難の克服が村の大目標となった。

 とはいえ、当面の自立さえも難しい。村税では人件費すら賄えない。経費を節減して急場をしのぐが、企業の倒産に当たる財政再建団体への転落が懸念される。

 阿智村の南側、人口575人の平谷村も合併を模索し、昨年1月に初当選した小池正充村長の下、財政再建が最大の懸案となっている。

 住民投票で合併賛成が7割を占めてから3年。民意が宙に浮いた状態が続く。助役、収入役を廃止し、村長給与を46%削減するといった大胆な経費節減策は、阿智村との合併に向けた環境整備の意味合いが強い。
     ◇
 そんな2村からラブコールを受ける阿智村は、今年1月に浪合村と合併したばかり。700人余りの小さな村を編入合併した人口6700人の村は、新たに浮上し始めた合併論議に対し、慎重姿勢を崩していない。財政難に拍車がかかることは明白だからだ。岡庭一雄村長は「自立できる実力がなければ、仮に合併してもその地域はさびれるだけ」と、つれない。

 総務省は、昨年4月に施行した合併新法の下、人口1万人未満の自治体を対象に、合併推進構想の策定を都道府県に求めている。しかし、町村の自立支援に積極的な田中県政では、その策定は望むべくもない。

 県内には、1万人はおろか千人未満の村が清内路、平谷を含めて4村も残る。長野以外では離島を除くと7村しかない。合併を目指しながらも、自らの力では実現できない村に対し、救いの手はどこからも届かない。(浅子崇)

3741とはずがたり:2008/04/29(火) 23:37:27
<北陸・信越>
松本・四賀直結道路>>2398

> 2005年4月に松本市に編入された4村の中で、新住所から村名が消えたのは四賀村だけだ。合併協議会で議論する前に、村議会で決めていた。
wikiに拠ると
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により錦部村、中川村、五常村、会田村が成立。
1955年(昭和30年)4月1日 - 錦部村、中川村、五常村、会田村が新設合併し四賀村が発足。
とあるからこの4村合併故の"四"賀なのであろう。だから昭和30年以来の四賀なる地名にそれ程思い入れがなかったって事はないのかな?

また旧四賀村はこの辺。確かに松本から遠い。
どんな道を造ろうとしてたのかは知らぬが,長野道のインター設置の方が安くつくのではないか?
http://www.its-mo.com/linkserv.htm?lat=36.3496847&amp;lon=137.9842942&amp;lvl=10

<2>“約束”の行方
直結道路巡り深まる溝
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/2.htm

 2005年4月に松本市に編入された4村の中で、新住所から村名が消えたのは四賀村だけだ。合併協議会で議論する前に、村議会で決めていた。

 四賀村で最後の村会議長となった佐藤弘直さん(65)は、松本・四賀直結道路を造ってもらえるという村民の強い期待感が、そうさせたのだと考えている。だからこそ、菅谷昭市長(62)が今年4月、建設断念を表明したことには「裏切られた」との思いが強かった。「とにかく残念。なぜ早く言ってくれなかったのか」と憤る。

 菅谷市長が建設を断念する根拠としたのが、多額の費用に対してどれだけ役立つのかという疑問などから46・9%が建設に反対した全市アンケート。四賀地区6000人の民意は、23万市民の民意にあっさりと飲み込まれた。
     ◇
 曲がりくねった峠道でしか直接の行き来ができない松本市街地と旧四賀村をトンネルで結ぶ構想は1995年、村が同市や周辺町村と共に、建設促進期成同盟会を設立したことに端を発する。

 総事業費は80億円。国道143号で安曇野市を経由するルートに比べて2〜3キロ、時間にして3〜4分程度しか短縮効果はない。維持費も年間3千万〜5千万円が見込まれ、合併前の松本市内には、費用対効果を疑問視する声も出ていた。

 それでも、村側は、松本との距離感が縮まることで地域が活性化し、冬場も安心できる、と建設を熱望していた。全国的に公共事業が抑制される中、返済に有利な特例債で巨額の建設費が賄える合併は、最後のチャンスと映った。

 旧四賀村長の中島学さん(76)は、2002年3月の合併申し入れ時、「建設してくれるなら村を解体してもいい」とまで言った。当時市長だった有賀正さん(75)は「開口一番、トンネルの話をされた。編入される側の要望を聞くのが親心、と受け入れた」と振り返る。
     ◇
 “誤算”は、04年3月に大型公共事業に慎重な菅谷市長が就任したことに始まる。直結道路は、新市建設計画にも盛り込まれたが、合併協議の場で、建設の是非は明確に示されなかった。同年10月の合併協議会で、村側の委員が建設について「確認」を求めたのに対し、菅谷市長は「国と協議する中で謹んで考え、粛々と進める」と回答。合併直前の05年2月には、指導を仰ぐため、両市村が合同で国を訪問している。中島さんは「約束」を信じて疑わなかったという。

 一方、建設計画に記載された事業を合併後に精査することも、了解事項だった。菅谷市長は「(直結道路は)旧市村の114の要望の一つ。後ろめたいことは何もない」と譲らない。

 5月28日に市四賀支所で開かれた住民説明会。建設断念を伝える菅谷市長に、住民から激しい抗議と罵声(ばせい)が飛び交った。対話すら進まない現状に、菅谷市長は「冷静な議論ができないのは寂しい」と疲れ切った表情を見せた。

 解決の糸口は、市長が道路の建設断念を決めてから2か月近くたった今も、見つかっていない。(山下寛人)

3742とはずがたり:2008/04/29(火) 23:37:42

<北陸・信越>長野県

平成の大合併 宴のあと
<3>先進事例
交付税減で薄れる「恩恵」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/3.htm?from=goo

旧東部町の“悲願”だった丸山晩霞記念館

 「地元の合意を得て、計画を上げたばかりなのに」
 千曲市都市計画課の竹内茂係長は2005年11月、企画課から受けた突然の事業縮小要請に唇をかんだ。
 観光名所「あんずの里」に、観光客向けのミニ公園や散策路などをつくる事業は、同年にスタート。用地買収に着手したばかりだったが、市財政の悪化が予想を上回った。そのため、5か年で9億8000万円を見込んだ総事業費は、5億1000万円へと大幅に縮小された。散策路の短縮や公園の面積縮小などについて、改めて地権者らとの話し合いが始まる。「こちらは立場がないけど、仕方がない」。竹内係長はそう言ってうなだれた。
     ◇
 千曲市は03年9月、更埴市、戸倉町、上山田町が合併して発足。「平成の大合併」としては県内第1号。全国で582件あったうち、29番目の先進事例だった。

 06年度までに道路整備や学校改築などに、市の負担が軽減される合併特例債を計53億円分発行。地方交付税も、合併に伴う臨時的経費などで増額措置を受けた。宮坂博敏市長は「合併直後は、優遇されて大きな恩恵を受けた」と振り返る。

 ところが、合併後10年間の基本方針を示す新市建設計画は、3回目の予算編成で現状と大きくかい離し、抜本的な見直しが必要となった。国と地方の税財政を見直す三位一体改革が、予想を上回る勢いで市財政を圧迫してきたからだ。

 今年度の交付税は計画より20%近く減り、税収も5〜6%少ない。一般会計予算額は当初見込んだ250億円台を下回る230億円台。現状のままだと、09年度には17億円の財源不足が生じる計算となった。施設の統廃合や人件費削減などで歳出を削る一方、緊縮財政に見合った新たな総合計画を年度内に策定する。

 市幹部は「新市建設計画は三位一体改革以前の数値をベースにしているため、過大な数字になった。これほど厳しくなるとは思わなかった」と話した。
     ◇
 06年度を本格的な「行革初年度」と位置付けたのは、千曲市に次いで合併した東御市。やはり財政運営に頭を悩ませている。

 滑り出しは順調だった。04年4月の合併後、旧東部町出身の水彩画家、丸山晩霞の記念館を完成させるなど、他に先駆けて特例債を有効活用した。記念館建設推進委員長の戸堀武之さん(81)は「18年かかった。合併の恩恵ですかね」と感慨深げに語る。

 旧東部町、旧北御牧村はともに過疎地指定を受けていなかったため、過疎債のような返済に有利な借金はできなかった。合併により、10年間で計66億円の合併特例債の発行を見込み、町村のころには実現が難しかった事業を実施していく。

 しかし、千曲市同様、地方交付税は当初計画を下回り、穴埋めのため、計画を上回る基金の取り崩しを見込まざるを得なくなっている。土屋哲男市長は「改革待ったなし」と危機感を募らせ、遅ればせながら職員数の削減など行政コストの圧縮に努める方針だ。
(溝口徹、服部牧夫)

3743とはずがたり:2008/04/29(火) 23:38:11
<北陸・信越>長野県

平成の大合併 宴のあと
<4>諏訪の広域連携
消防・ごみ…行政の壁
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/4.htm

 署員わずか16人。原村の原消防署に今春、役場から新メンバー2人が入れ替わりで入った。中村浩平さん(40)と平出甲貴さん(34)。保健福祉課、建設水道課という畑違いの部署から配属された「ずぶの素人」だ。

 人命救助のプロ集団の中に、いきなり放り込まれて2か月余り。「不慣れな部分が多くて申し訳ない気持ちもあるが、頑張らなくては」と2人は謙虚に語る。

 人口約21万人の諏訪6市町村で、原村は最少の7600人。他の消防署員はほとんどが生え抜きだが、原村は小所帯のため、専門職員を配属・育成する態勢はできていない。役場からの「異動組」が半分という特異な体制が続く。

 自立に向けて昨年1月に行財政改革プログラムを策定し、15年間で職員数の20%削減を掲げたばかりのため、専門の消防職員を補うことも難しい情勢だ。
     ◇
 6市町村は1999年、諏訪広域消防本部を設置したが、各消防署は「財布も人事も6つ」のままだ。

 岡谷市の旧庁舎一角に入る本部事務所には、119番通報を統括して受ける通信指令機能はない。出動要請が特定地域に集中した場合に対応するには、通信指令の一元化が最も効果的だが、応援要請などは各消防署で連絡を取り合ってカバーしている。

 原村の昨年の火災発生件数は3件のみだが、4人ずつの3交代制で24時間態勢を敷くなど、職員配置の面でも効率的とはいえない状況にある。清水澄村長は「原村だけで消防署を維持するのは非効率だ。一元化は広域化・効率化が図られ、6市町村全体にメリットがある」と訴える。

 04年11月、最後まで合併を模索した諏訪市、岡谷市、下諏訪町の湖周3市町の合併協議も破たんし、64年以降、4度目となる諏訪地域の合併協議は、すべて破談に終わった。

 諏訪地域で合併協議の失敗が続くのは、工場立地による固定資産税収入が安定しており、財政難が喫緊の課題ではないためだ。

 原村は、その後も消防の一元化を求めてきたが、職員の給与格差是正など、市町村間で解決すべきハードルは高く、実現のめどは立っていない。

     ◇

 消防体制の問題点については今年3月、広域行政の課題を検討するため、外部の研究機関がまとめた諏訪広域活力創生研究報告書で「現行の体制の下でも解決できる課題に着実に取り組むことが求められる」と指摘されている。

 また、ごみ処理施設の建設費負担割合を巡り摩擦が生じるなど、自治体間の綱引きが課題解決の障害となる事態は少なくない。清水村長は「広域連合の活用を真剣に検討すべきだ。市町村の縄張りを主張している時代ではない」と訴える。

 しかし、広域連合長の山田勝文諏訪市長は「広域で何をやるべきかの精査が必要」と語るなど、首長間の認識の隔たりは大きく、泡と消えた合併協議と同様、議論は深まっていない。(森藤千恵)

3744とはずがたり:2008/04/29(火) 23:38:28

<北陸・信越>長野県
>>3565-3566あたり 長野県下自治体の合併に関する意向
>>3076 波田町「賛成」63% 合併賛否の住民意向調査で 
>>3118 波田町議会が松本との合併へ向けて特別委を設置
>>3131 波田町の申し入れを松本市長が拒否

平成の大合併 宴のあと トップ
<5>さまよう民意
住民の声追い求める首長
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/5.htm

 波田町を東西に貫く国道158号は、合併で市域が広がった松本市の大動脈でもある。旧安曇村と市中心部を結び、休日になると、上高地へ向かう車が町役場前を次々と通り抜ける。

 松本市との境界に近い三溝地区に住む前町長の百瀬正章さん(75)は、同市を生活基盤とする自身の感覚からも「合併するなら松本市」と思っていた。

 「財政的な裏付けがない自立は、子や孫の世代につけを残す」という信念から、松本市などと任意合併協議会を設置。町内26地区を3〜4巡し、住民サービスを維持するには合併しかないと訴え続けた。しかし、自信を持って迎えた2004年6月の住民投票では、合併「反対」が「賛成」を600票上回った。

 「町民は、松本に飲み込まれることへの不安を感じていた。財政事情も理解してもらえたと思っていたが…」。引退して一町民となった今、そう振り返る。
     ◇
 波田町は、住民投票の結果を受けて自立の道を進んだが、05年7月の町長選で、合併推進を公約に掲げた太田典男町長が自立派候補を1000票差で破って当選し、再び合併へと舵(かじ)を切った。

 菅谷昭市長は、早急な協議入りには慎重姿勢を見せるが、太田町長は「民意が統一されれば、受け入れてくれるはず」と、合併新法の下で、10年3月末までの合併に意欲を見せる。

 町は昨年末、各地で説明会を行ったが、出席した住民は計600人。全世帯の1割程度にとどまった。

 太田町長は、町長選で勝利したのは、単独町政では下水道料金の値上げなど負担が増えることを町民が理解したためとしているが、「行政だけでは限界」とも。

 そのため、今月から、住民とともに合併に関する「学習会」を開催する。啓発活動の担い手作りが狙いで、町の目標の2倍の約200人が応募した。民意の“醸成”はこれからだ。

     ◇

 中条村の宮島和彦村長も、波田町とは別の形で民意にほんろうされた一人だ。

 04年8月の村長選で、協議中だった信州新町、小川村との3町村合併を掲げ、長野市との合併を目指す新人を大差で破った。ところが、同年10月の住民投票では「長野市と合併」がわずか21票上回る結果に。「小差でも民意は民意」と、合併新法の下での長野市との合併に方針転換したが、1年半を経た今も、協議入りには至っていない。

 今年2月上旬、村議らが意思確認のために市役所を訪れたが、鷲沢正一市長から「民意がはっきりしていないのではないか」と突き放されたという。

 容易に実現しない長野市との協議入りに、宮島村長は「新たな住民投票が必要かもしれない」と語る。

 県によると、03年5月以降、県内市町村が実施した住民投票や意向アンケートなどの結果を受けて、合併の枠組みが変わったり、解散したりした合併協議会は21に上り、枠組みの変更がなかった合併協は12だけだった。

 住民投票は、合併論議をすべて壊す可能性も秘めた「両刃(もろは)の剣」。宮島村長にとって、「民意」を探して歩く日々が続く。(山下寛人、田中洋一郎)

3745とはずがたり:2008/04/29(火) 23:38:44

<北陸・信越>長野県

平成の大合併 宴のあと
<6>自立の裏付け
知恵絞るも…財源乏しく
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/6.htm

 5月下旬、栄村・切欠地区の田んぼ。建設機械がせわしく動き回ること1時間。幅1メートル、長さ30メートルのあぜ道は、ほぼ予定通りの形に仕上がった。工事に携わったのは、村の委託を受けた村内の建設業者、高橋健さん(49)一人だけ。「狭い土地ですから。それほど難しい作業じゃないですしね」

 狭い農地のあぜ道整備は、労力の軽減と農作業の安全確保が目的で、担い手の高齢化が進む村内の農家から要望が高い。しかし、国の補助事業は、山間部の棚田などでは基準が合わず、採択されても農家負担は少なくなかった。

 こうした実情を踏まえて村が進めているのが、田直し事業。設計図を作らず、工事内容は、村と農家、機械操縦士が打ち合わせるだけ。事業費は通常の半分以下で済み、村と農家が折半する。1989年のスタート以来、41・9ヘクタール、1億6870万円が事業化されている。
     ◇
 近隣自治体が合併協議を進める中、2004年1月に高橋彦芳村長がいち早く「自律宣言」したのは、生活圏が新潟県側にあるという地理的事情に加え、「小規模町村では、合併はデメリットの方が大きい」という思いがあったからだ。

 田直し事業は、お金がなくても工夫を凝らし、村が生き残ろうとする知恵の結晶。他の小規模町村の「手本」となった。高橋村長は「合併してもしなくても厳しさは一緒。それならば村民一体となり、小さくとも輝く村を作りたい」と胸を張る。

 だが、現実は厳しい。村は自主財源に乏しく、財政難が深刻だ。地方交付税は06年度までの3か年で2億5000万円減った。

 県は05年度から、田直しなどの特色ある事業に「コモンズ支援金」を出しているが、2か年で同村の田直し事業に支給されたのは780万円。高橋村長は、コモンズ支援金について「村民が元気を出すきっかけになる」と評価する一方、「財政的に助かるというものではない」と指摘する。
     ◇
 寒天、酢の物……。王滝村保健センターに4月下旬、ピンク色の見慣れない食品が9点並んだ。村内の主婦ら約20人が考案した、村特産の赤カブ酢を使ったアイデア料理の数々。参加を呼びかけた村産業課の森本克則係長は「多くて3〜4品と思っていたのに」と喜んだ。

 赤カブを村おこしの起爆剤に――。村の旗振りに村民が応え、県もブランド産品化などの名目で、2か年で計約100万円のコモンズ支援金を割り当てた。瀬戸普村長は「ありがたい限り」と感謝する。

 しかし、仮に赤カブ酢の加工品が特産品になったとしても、近い将来、村民の雇用を支え、村の税財源の柱に育つわけではない。

 村は04年秋、近隣町村との合併協議から離脱した。条件とされた村営スキー場の債務縮小をクリアできなかったためだ。06年度予算は、一般会計で前年度比16%減。職員給与を25%削減するなど、大胆な経費削減を進めているが、それでもスキー場の長期債務により、10年度には財政再建団体への転落が見込まれる。

 「背負いきれない荷物を背負って、坂道を登る気持ちだ」と瀬戸村長。目標とする「自立」に向けて、財政的裏付けを持った戦略は描けていない。

(服部牧夫、比嘉清太)

3746とはずがたり:2008/04/29(火) 23:39:19

<北陸・信越>長野県

第4部<4>「不便な園原」限定ICで変容(11月24日)
今や中京圏の観光地
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070022351/819

平成の大合併 宴のあと
<7>道州制導入
“机上の線引き”強い懸念
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/7.htm

 「関東の人にとって、長野県のイメージは松本城や北アルプスですから。南信州と言っても、今一つピンと来てくれないですね」
 阿智村観光協会事務局長の牛山明彦さん(46)は、昼神温泉の誘客活動で首都圏を訪れるたびに、売り込みの難しさを痛感するという。

 阿知川沿いに21軒の旅館・ホテルが並ぶ昼神温泉郷は「名古屋の奥座敷」の異名を持つ。年間の宿泊客45万人のうち、半分が愛知県などの中京圏で占める。

 同温泉郷から車で8分の中央道・園原インターチェンジは、名古屋方面へ向かう車しか乗れず、降りられるのも名古屋方面から来た車のみ。村が国に要望し、1992年に開設されたが、用地の制約からより要望の高い“片側”のみとなった。
 そのため、県内を移動する車はただの1台も通らない。愛知、岐阜県のナンバーの車が、次々と通り過ぎていく。
     ◇
 阿智村関係者が抱く中京圏との結びつきの強さは、飯田・下伊那地域の共通認識でもある。それだけに、政府の地方制度調査会が2月、道州制の区域例として、長野県を中京圏から切り離し、北関東とした案を示したことに、市町村から一斉に疑問の声が飛び出した。

 県南端の根羽村は、ごみやし尿の処理を、隣接する愛知県側の町村と共同で行っている。役場から長野県庁までは車で4時間。しかし、名古屋市の愛知県庁までは2時間しか、かからない。小木曽亮弌(りょういち)村長は「東北信はどうか知らないが、道州制では飯田・下伊那は中京圏と一緒になるしか考えられない」ときっぱり。

 飯田市の牧野光朗市長も「(北関東地域との)交流は疎遠で、州の中心が北関東になるのであれば、マイナスの影響が大きい」と懸念を示す。

 地域には、自動車など愛知県内の好調な産業に関係する企業も多い。飯田商工会議所の伊藤篤会頭(飯田信用金庫会長)は「今の県境が州境に変われば、官民一体となった取り組みがやりにくくなるのではないか」と不安を募らせる。
     ◇
 道州制は、市町村合併の都道府県版といわれる。その論議は、都道府県の反発を恐れてか、市町村同様、47都道府県の組み合わせで進んでいる。

 しかし、長野県は、一筋縄でいかない土地柄だ。県境は8県と接し、全国で最も多い。佐久地域は関東に近いものの、飯伊・木曽地域は中京圏、栄村や小谷村の一部は新潟県との結びつきが強く、北陸地方と一緒になる方が違和感が少ない。

 田中知事は1日の会見で、道州制について、内戦で国が分裂の危機に遭ったボスニア・ヘルツェゴビナを引き合いに出し、こう述べた。

 「都道府県単位での組み合わせでは、何ら道州制のメリットは生まれない。経済圏など県単位を越えて道州制が導入された時、果たして長野県はいかなる状況が訪れるのか。ぜひ県民にもお考えいただきたい」(浅子崇、おわり)

3747とはずがたり:2008/04/30(水) 12:23:44
<西関東・首都圏・東海甲信>山梨県

2008年04月29日(火)
鰍沢町議会合併協設置に同意
増穂町議一部反発、流動的要素も
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/04/29/9.html

 鰍沢町議会の市町村合併特別委員会は28日、町役場で委員会を開き、増穂町との法定合併協議会の設置に同意した。両町は五月にも法定協の設置に向けた協議をスタートさせ、新合併特例法の期限となる2009年度中に合併したい考え。ただ増穂町議の中で反対運動を強める動きがあり、合併実現は流動的な要素もある。
 この日の特別委は、増穂町議会から法定協設置に関する要望書の提出を受けて開き、町議10人と石川洋司町長が出席した。町議全員が合併を歓迎する意思を示し、石川町長が今後、両町の町長と議長、議会市町村合併特別委員長の6人で話し合っていく考えを明らかにした。
 増穂町の4町議が「過疎の町・財政難の町との合併は増穂町民を苦しめる」などと書かれたチラシを配布したことも話題に上がり、多くの鰍沢町議が不快感をあらわにした。「議会として鰍沢の財政状況を詳しく知る必要があり、勉強会を開くべきだ」などの意見も出た。
 鰍沢町側で合併機運が高まったことについて、増穂町の志村学町長は「合併に関する基本項目や重要事項について両町の意見をすり合わせたい」とコメント。法定協設置の前提となる事務局を早期に立ち上げる意向。両町は新合併特例法の施行期間内の合併を目指し、国から一定の財政支援を受けたい考え。
 一方、合併に反対している増穂町議四人は、これまでに合併に関するチラシ3700枚以上を増穂町内に配布。今後も新たなチラシを作製したり、ミニ集会を開いたりして運動を続けていく構え。町議の一人は「合併を阻止するため署名集めも検討していきたい」と話している。

3748とはずがたり:2008/05/03(土) 19:15:25
<九州・沖縄>福岡県

粕屋・久山両町の議会をリコールすることからはじめんとね。」

粕屋6町合併目指し設立 研究会事務局を閉鎖 志免町長「灯は消さず」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20080401/20080401_008.shtml

 粕屋郡7町のうち新宮町を除く粕屋、篠栗、久山、志免、宇美、須恵6町の合併実現に向けて粕屋町の郡自治会館に設けられていた合併研究会事務局が31日、閉じられた。

 閉局式には関係6町長が出席し、同研究会長代理の南里辰己志免町長が「合併は白紙となったが、必要性は痛切に感じており、灯を消さずにこれからも合意形成に努めたい」と述べた。 

 事務局は2007年1月に発足。スタッフは6町の職員計6人で、合併新法の期限となる2010年3月までの合併実現を目指し、6町法定合併協議会(法定協)の設立に必要な町議会の承認を得るため、各町の財政、面積、人口などの基礎資料を作成していた。

 しかし、昨年12月の定例議会で篠栗、志免、宇美、須恵4町は法定協設置議案を可決したものの、粕屋、久山両町が否決したため合併は白紙となり、事務局維持の予算が認められないことから閉鎖となった。

 6町は今後、教育委員会や農業委員会の統合、事務作業のコンピューターシステムの一元化といった検討を始め、「合併の環境が整った場合、すぐに移行できる準備を整えたい」(中嶋裕史須恵町長)としている。

=2008/04/01付 西日本新聞朝刊=
2008年04月01日12時40分

3749とはずがたり:2008/05/05(月) 15:58:23
<近畿>和歌山県

ちょいと前の記事。
和歌山市と関空に近く,建設の進む京奈和道・4車線化進む泉佐野岩出線の交点と成る等,市の鼻息は荒い。

首長に聞く 中芝正幸・岩出町長
観光大動脈へ道路整備
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/kikaku/055/2.htm

4車線化が進む県道泉佐野岩出線。東西に走る国道24号につながる大動脈になる(岩出町中迫で)

 (2006年)4月1日、県内9番目の市となる「岩出市」が誕生する予定だ。昨年12月に発表された国勢調査(速報値)で、町の人口は、2000年の前回調査から2682人増加して5万838人となり、市制移行条件(5万人)をクリアした。1月の臨時町議会で「岩出市」とする議案を全会一致で可決。木村知事に市制施行申請書を提出し、県議会での可決を待つ。

 「念願の市誕生」と思いきや、「市制移行は単なる通過点に過ぎない」と淡々と語る。
    ■ □ ■ □
 面積の7割が平地で、関西空港からは30キロ圏内。県北西部の〈玄関都市〉として発展を続けてきた。和歌山市をはじめ県内の大半の市町村が人口を減らす中、転入も含めて毎月20〜30人自然増加している。「町の立地条件が勝っている。そこが強みだ」と言う。

 町長就任から10年間、道路行政に力を注いできた。「道路は間違いなく、町を作る」と信じるからだ。大阪に直結する県道泉佐野岩出線も、4車線化が和歌山側は2007年度、大阪側も10年度に完成予定で、町を東西に貫く国道24号につながる大動脈になる。京奈和自動車道の開通も間近だ。「整備された道路をつないで、紀の川沿いの観光動脈を作りたい」と夢は膨らむ。
    ■ □ ■ □
 国宝・大塔などを擁す根来寺や岡田遺跡、吉田遺跡などの縄文、弥生遺跡、船戸山の古墳群など町内には歴史・文化遺産が点在。東には粉河寺や高野山も控える。

 だが、現在、町の観光施策と言えるのは、関西空港から泉南、岩出町を結んでハイキングや農業体験を楽しむグリーンツーリズムぐらいだ。だからこそ、根来寺境内に移設する旧県会議事堂・一条閣を起点とした「紀の川みどりの歴史街道」の整備を急ぐ。「紀の川沿いの観光スポットをつないで観光客誘致を図る計画には、岩出だけでなく、ほかの自治体を巻き込んだ観光振興を図らなければならない」と意気込む。
    ■ □ ■ □
 旧那賀郡5町による合併協議会にはオブザーバー参加したが、町は単独市政の道を選択した。人口5万人を目前にして、町民有志が集めた3万6488人分の署名活動が後押しした。

 「合併強硬論もあった。『合併すればバラ色、しなければ未来はない』といった空気も漂った」と当時を振り返る。単独行政を選択して率先垂範すべきは、との問いには「健全財政の確保」と即答する。「職員を適材適所に配置し、少数精鋭による市政運営が求められる。職員を1人雇えば、2億5000万円もの生涯賃金が必要になるのだから」と、市制移行後、新たな定数条例に基づき、職員数の適正化を進める方針だ。

 市制移行を目前にして、町内に祝賀ムードを漂わせるものは見られない。4月1日の記念事業も、新図書館の開館式と都市計画公園の開園式を行う程度だという。「特例債のために合併して、人や財政は後で調整する、という発想ではだめだ。ぜい肉をそがなければ、合併でも単独でも苦しいことに変わりはない」。
(妻鹿国和)

3750とはずがたり:2008/05/07(水) 11:57:03
<東海・甲信越>長野県伊那地方

市町村合併:清内路村住民投票 清内路村長、結果を阿智村に報告 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080506ddlk20010044000c.html

 阿智村との合併を問う住民投票で約9割が賛成したことを受け、清内路村の桜井久江村長は5日、阿智村の岡庭一雄村長と村議会の小笠原啓治議長らに投票結果を報告した。この結果を受け、阿智村は住民意向調査を実施する。

 阿智村役場を訪れた桜井村長は「この結果を清内路村民の熱意と希望ととらえていただき、ぜひとも合併を実現してほしい」と要望した。これに対し、岡庭村長は「これだけの方々が(合併を)希望するのであれば、隣村として受け止めるのは当然のこと」と、改めて合併に前向きな姿勢を示した。

 阿智村は7日から清内路村の住民投票結果を説明する懇談会を7カ所で開催。その後、住民意向調査を実施する。住民意向調査の調査用紙は12日ごろから村内の18歳以上(4月1日現在)の住民に配布され、27日に集計される。【仲村隆】

毎日新聞 2008年5月6日 地方版

3751とはずがたり:2008/05/07(水) 12:00:32
<東海・甲信越>長野県伊那地方
>>3750-3751

市町村合併:清内路村住民投票 合併賛成が過半数 阿智村、今月末に意向調査 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080505ddlk20010007000c.html

 阿智村との合併の賛否を問う清内路村の住民投票が4日行われ、即日開票の結果「賛成」が「反対」を上回った。投票結果を受け、合併相手の阿智村は今月末に住民意向調査を実施し、合併に向けた法定合併協議会を設置する。【仲村隆】

 清内路村はこれまでに、阿智村と設置した任意合併協議会での合併協議結果を説明する住民説明会を開き、桜井久江村長らが合併の必要性を訴えてきた。

 清内路村は03年10月の農業集落排水事業をめぐる不祥事発覚後、04年8月に阿智村との合併を公約にした桜井村長が初当選。合併を前提とした村の再建を進めてきた。昨年6月、阿智村に合併協議を申し入れ、両村は今年2月から任意合併協を設置し具体的な合併協議を進めてきた。

 今回の住民投票で清内路村の合意は確認されたが、次のハードルは今月下旬に予定されている阿智村の住民意向調査だ。桜井村長の就任から村議会を含めて積極的に合併論議を進めてきた清内路村に対し、阿智村では「財政難の清内路村を救済するイメージが強い」(阿智村・岡庭一雄村長)と、どちらかといえばこれまで合併に慎重な姿勢を示してきた。また、過去には1度合併の申し入れを断った経緯もある。合併の行方は、阿智村が実施する住民意向調査結果にかかってくる。

 投票率は92・61%。当日の投票資格者(4月1日に18歳以上)は595人(男280人、女315人)だった。

毎日新聞 2008年5月5日 地方版

3752とはずがたり:2008/05/07(水) 12:56:03
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

此処も地味に議会が抵抗してるなぁ。。

合併協設置案、松崎町で3たび否決 静岡
2008.5.3 02:23
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/080503/szk0805030225000-n1.htm

 南伊豆地域の合併をめぐり、法定合併協議会設置案を審議する臨時議会が2日、1市3町(下田市、河津、南伊豆町、松崎町)でそれぞれ開かれ、松崎町議会が反対5賛成4で同案を否決し、1市2町は賛成多数で可決した。

 松崎町議会は、2月に同趣旨の議案を否決し、3月にも深沢進町長が再提出した議案を否決している。3度の否決を受け、公約に「合併推進」を掲げる深沢町長は、8日にも合併協設置を問う住民投票の実施を町選管に請求する。

 石川嘉延知事は「誠に残念。県としては住民投票の結果を見守りたい」などとするコメントを出した。

3753とはずがたり:2008/05/08(木) 10:44:18
<東海・甲信越>長野県伊那地方

阿智村長も住民の意向さえ賛成なら合併推進派っぽいですね。
>阿智村の岡庭一雄村長が、任意合併協議会を設置する際の議論で発言した「合併を受け入れるか否か、まさに村の品格が問われる」時が、いよいよやってきた。

品格のない富田林や彦根とは違ってすすっと受け容れてあげたい。

住民投票で合併賛成多数 清内路村長「予想以上の結果」
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20080505/CK2008050502008840.html
2008年5月5日

 清内路村で4日、隣接する阿智村との合併の賛否を問う住民投票があり、予想通り、賛成が多数を占めた。阿智村から住民投票実施を強く求められた桜井久江村長は「住民一人一人が真剣に考え、予想以上の賛成票を投じてくれた。本当にうれしい」と話し、「合併に向け、まっしぐらに進んできたことは間違いではなかった。阿智村の皆さんには、清内路村民の熱意を感じていただきたい」とあらためて強調した。

 阿智村は、清内路村の投票結果を受けて、早急に住民意向調査を行う。村内の地区説明会を前に「合併の方向が良いとの結論に達した」と表明した阿智村の岡庭一雄村長は、賛成多数に「高い投票率の中で、多くの皆さんが合併に賛成の意思を示したことを重く受け止め、今後対処していきたい」とのコメントを発表した。

 当日の投票資格者(18歳以上)は595人で、投票率は92・61%、賛成票は有効投票の88・79%を占めた。

◆清内路村の住民投票
合併賛成   483票
  反対    61票

 有効投票  544票
 無効投票    7票

【解説】阿智村民へ影響大

 人口710人余りで高齢化率も36%の清内路村は、圧倒的多数で阿智村への編入合併に賛意を示した。

 清内路村は、平成の大合併が議論された当時も阿智村との合併を検討した。だが、2004年7月、農業集落排水事業の不祥事問題の責任を取り、前村長が突然辞職したことで、合併に乗り遅れてしまった。

 出直し選挙では「阿智村との合併」を公約に掲げた桜井久江村長が当選。村民には苦労を強いることにはなったが、徹底的な行財政改革を進めるとともに、村民も巻き込んだ合併研究を深め、合併への流れを確実なものにしてきた。

 これまでの経過から今回の結果は「当然」と受け止められ、合併を受け入れる側の阿智村住民の意向調査に与える影響も大きい。阿智村の岡庭一雄村長が、任意合併協議会を設置する際の議論で発言した「合併を受け入れるか否か、まさに村の品格が問われる」時が、いよいよやってきた。
 (須田唯仁)

3754とはずがたり:2008/05/08(木) 10:48:25
<北関東>栃木県

むぅ,難しいなぁ。。
佐野方面44.5%と最多かもしれんが栃木方面は少なくとも49.6%だしねぇ。

合併で枠組み当面静観
佐野市長
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080508-OYT8T00201.htm

佐野市の岡部正英市長は7日の記者会見で、岩舟町が4月に公表した合併に関する町民アンケートで佐野市との単独合併を支持した人が44・5%と最多だったことについて、「60%だったら態勢が整うのだが。あの数字だと何とも言えない」と述べ、当面は岩舟町内などの議論を見守る考えを示した。

 岡部市長は、県が合併の優先的な取り組みとして示した「1市5町(栃木、都賀、西方、大平、岩舟、藤岡)」の首長が定期的な懇談会を開いていることも念頭に、「うちの方から来てくださいとは言えない」「静観しているしかない」などと述べた。

 アンケートで合併の枠組みは、「1市5町」が31・8%、「(小山、野木を加えた)2市6町」が17・8%だった。
(2008年5月8日 読売新聞)

3755とはずがたり:2008/05/08(木) 11:21:29
<九州・沖縄>長崎県

東彼3町 住民、合併協設置を請求 今月下旬にも署名開始
2008年5月8日 02:52
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/21049

 川棚、波佐見、東彼杵の東彼3町の住民12人が7日、合併協議会設置を3町に求める申請書を県に提出した。新合併特例法に基づく住民の直接請求は県内で初めてで5月下旬にも署名活動を始める方針。各町で有権者の50分の1の署名が集まれば、各首長は議会などで協議会設置の是非を諮らなければならない。

 住民代表は申請書提出のため佐世保市の県北振興局を訪れ、「新合併特例法の期限切れが2年後に迫る中、これが最後の機会」「3町の商工会は昨年末に合併した。住民のために行政も合併するべきだ」などと訴え、県の支援を求めた。高尾潤局長は「県の合併構想に沿う形。早急に手続きを進めたい」と応じた。

 東彼3町の合併をめぐっては2002年11月、合併協議会が設置されたが、04年3月に川棚町が離脱したことで破たん。県が昨年9月、東彼杵郡3町の合併構想を示し、佐世保市も今年に入り、3町に広域合併を申し入れたが、3首長とも「時期尚早」などと拒否していた。

 新合併特例法では署名の審査などを経て、知事が3町住民からの直接請求を通知した60日以内に首長は町議会に協議会設置の関連条例案を提案することが義務付けられている。

=2008/05/08付 西日本新聞朝刊=

3756とはずがたり:2008/05/08(木) 11:23:03
<首都圏>埼玉県

幸手は先ず五霞との合併に専念せよ。
新市名は久喜で良い。彩野とか東埼玉とかは要らん。

久喜など  6月にも合併意識調査
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080507-OYT8T00633.htm

 久喜市と菖蒲、栗橋、鷲宮町による初の合併協議会が7日、同市の総合文化会館で開かれ、首長や議員などによる協議が始まった。

 4市町による合併を巡っては2007年6月、久喜、白岡、菖蒲、鷲宮の4市町が意見交換したが、同年12月に白岡町が蓮田市との合併を目指して脱退し、代わりに栗橋町が参加した。その後、幸手市からも申し入れがあったが、4市町側が拒否し、4市町による合併協議会の設置が決まった。

 初会合では、今年度の予算(約4000万円)や事業計画、協議会の運営規約や今後のスケジュールなどが承認された。6月にも実施される住民意識調査は、4市町20歳以上の住民から計1万3500人(久喜6000人、菖蒲2000人、栗橋2500人、鷲宮3000人)を抽出し、郵送方式で行う。

 今後は09年2月に新市基本計画について住民説明会を行い、同年5月に合併協定を調印、6月に県に申請し、10年3月までには新市の誕生が決まる予定だ。久喜市の田中暄二市長は「合併は次世代への魅力ある町づくりのチャンス。さらなる発展に向け、取り組んでいきたい」と呼びかけた。
(2008年5月8日 読売新聞)

3757とはずがたり:2008/05/08(木) 11:27:19
<東北・北海道>宮城県

実は白石や岩沼・角田を抑えて県南の中心都市はこの柴田市となろうに足並みが揃わないのは残念である。

3町合併、大河原、村田も住民団体が署名提出
合併へ動きが本格化
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20080508-OYT8T00126.htm

 柴田町との3町合併を目指す大河原、村田町の住民グループが7日、それぞれの町選管に法定合併協議会の設置を求める署名を提出した。先月30日には柴田町の住民も提出しており、合併に向けて3町の動きが本格化してきた。

 3町の住民グループは、新合併特例法の期限(2010年3月)までの合併を目指して、3月末から署名活動を行ってきた。大河原町では有権者1万9033人(3月2日現在)の50分の1(381人)を5000人余り上回る5510人分、村田町でも有権者1万371人(同)の50分の1(208人)を大きく上回る、3514人分の署名がそれぞれ集まった。

 住民グループは今後、6月にも署名簿を添えて、各町長に合併協議会の設置を本請求する見込みだ。

 村井知事は7日の定例記者会見で、「合併協議会が今後設置されるだろう」との見通しを示し、「小さな自治体が(合併で)ある程度の規模に生まれ変わる方が、メリットが大きい。県としても合併に向けて後押ししたい」と語った。

 また、同地域の合併論議は過去に頓挫したこともあるだけに、「各論の部分で意見集約できないことはあるだろうが、全体のことをを考えてほしい」と関係者に呼びかけた。
(2008年5月8日 読売新聞)

3758名無しさん:2008/05/10(土) 19:50:27
オーケイ電設の代表取締役、荻野啓一の実弟である荻野悟郎と一応戸籍上の
元妻である張華こと高島愛について大阪府警四条畷署に刑事告訴が
行われています。
公益のため捜査協力願います。ご参考として、このHPをご覧下さい。

http://qingdao.iinaa.net/ http://qingdao.iinaa.net/qingdao1.html


そして、これはニュース記事です。

・三洋電機元社員が偽装結婚容疑で書類送検

大阪府警四条畷署が兵庫県氷上町出身で三洋電機元社員の荻野悟郎容疑者(54)と中国山東省青島市出身で個室マッサージ店員の張華こと高島(旧姓 荻野)愛容疑者(33)を公正証書原本不実記載(偽装結婚等)の疑いで書類送検していたことが判明した。容疑は、平成13年に三洋電機社員であった荻野容疑者が日本滞在資格の欲しい張華こと高島容疑者のために虚偽の婚姻届を大東市役所に出した疑いと、平成15年1月27日に高島容疑者が当時夫の荻野容疑者とは別男性の男児を出産したのに、潤一と名付け荻野容疑者の子と偽り出生届を同市役所に出した疑い。両容疑者は容疑を一部認めている。平成19年に両容疑者と関係する中国人女性が偽装結婚の疑いで逮捕されていることから捜査員は背後に密入国斡旋組織があると見て警戒を強めている。この事件では、荻野容疑者は偽装結婚の捜査をされる直前に三洋電機本社から関連会社に転向させられており、捜査情報漏洩疑惑も浮上している。

3759荷主研究者:2008/05/11(日) 23:52:48

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080401/CK2008040102000118.html
2008年4月1日 中日新聞
浜松市の政令市移行から1年 山間部など過疎地“悲鳴”

浜松市天竜区の水窪町奥領家の町並み。町で最も大きい通りだが、行き交う住民は少ない

 浜松市は4月1日、政令指定都市への移行から丸1年を迎えた。大阪、横浜のような全国区の大都市に肩を並べたことが呼び水となったのか、市中心部に相次いで大型店が進出を決めるなど出足は快調だ。だが、山間部などの旧町村となると様相が変わる。過疎に歯止めがかからず、「東京と地方」にも似た格差の構図が目立つ。

 「この1年でも人が減っている。息子2人もよそに所帯を構えて帰ってこない」。天竜区水窪町奥領家で食料品店を営む女性(61)はこぼした。

 市中心部のJR浜松駅から北東へ約50キロ離れた、川と丘陵地に挟まれた集落。商店街を行き交う人はまばらで、高齢者が目立つ。

 無職の男性(84)が端的に語った。「街から遠いのを嫌って、人も企業も逃げていく。6月にはまた一つ、工場がなくなる」

 人口が右肩上がりで増え続ける市全体、あるいは大丸やビックカメラの出店が次々と表明される市中心部とは対照的だ。

 こうした過疎地域は市北部に集中している。水窪、春野、龍山、佐久間の旧町村部。65歳以上が過半数の「限界集落」も多く、冠婚葬祭など支え合いが不可欠な日常生活が難しくなっている。

 浜松市が政令市への一歩を踏み出したのは2005年7月。旧12市町村の大合併だ。広い権限と財政力で「市民福祉の向上」を目指した。過疎対策も手掛け、08年度予算では天竜区佐久間地区に救急救命士を配備し、同区の病院に就職を希望する看護学生に修学資金を貸与する。

 だが、過疎地の住民は焦る。「もっと速く抜本的に」

 鈴木康友市長は、地方行政の限界を認める。「医療や道路の整備と違い、過疎地の活性化には国の制度が大きくかかわる」と。

 それでも、市民には身近な市が頼りだ。「浜松で“地方”が死に絶える前に、なんとかしてほしい」=水窪町奥領家の自営業男性(70)=と、政令市の力に望みをかけている。

3760荷主研究者:2008/05/12(月) 00:10:57
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/2008/kurashiki/news/2008/04/10/20080410113858.html
2008年4月10日 山陽新聞
「2008 倉敷市長選」特集47万都市の選択 倉敷市長選を前に 【上】顔づくり チボリ、高架化難航 市の積極関与求める

ようやくにぎわいを取り戻したくらしきシティプラザ東ビル。JR倉敷駅周辺の整備は緒に就いたばかりだ

 「平成の大合併」で47万都市になった倉敷市。水島コンビナートをバックにした財政力と、美観地区や瀬戸大橋など恵まれた観光資源を生かし、都市基盤整備などを進めてきた。だが、中心市街地活性化など飛躍に向けて超えなければならないハードルは多い。20日告示、27日投開票される市長選を前に課題を検証する。

 久々に、JR倉敷駅前ににぎわいが戻ってきた。3月29日、「くらしきシティプラザ東ビル」(倉敷市阿知)に、新しい天満屋倉敷店がオープン。初日から待ちかねた買い物客が長い列をつくり、開店1週間は「目標の160%前後の売り上げで推移している」(同社)という好スタートを切った。

 2005年5月、東ビルの核テナントだった三越倉敷店が撤退。翌年10月から全館閉鎖して空きビル状態となり、駅前の地盤沈下が指摘された。

 1年半ぶりの再開に「駅前が暗いと市外から来た友達や観光客に恥ずかしいし、市民として申し訳ないと思っていました」。買い物に来た主婦曽根由紀子さん(67)=同市寿町=は話す。

3点セット

 東ビル、倉敷チボリ公園、駅周辺の連続立体交差(鉄道高架化)事業―。「倉敷駅周辺の3点セット」といわれるこれらの事業は、同市中心市街地だけでなく市全体の飛躍をかけた重要課題だが、長く前進しないことで関係者を悩ませてきた。

 同ビルへの天満屋誘致は地権者でつくる管理組合法人などが主体となり、解決をみた。問題が長引く残る2事業は岡山県が主導するプロジェクト。いずれも市は事業主体でないことを理由に、一定の距離を置いてきた。

 経営再建が難航する駅北口の倉敷チボリ公園(同市寿町)は、デンマーク側との契約交渉が決裂、県の財政支援も打ち切られることになり、来年以降の運営のめどが立たない。

 市は「市中心部の貴重な都市空間」と公園の意義を認める半面、新たな財政支援をしない方針を貫き、昨年秋の県から市への運営主体移譲提案も断った。

 観光面などで公園の恩恵を受けてきた倉敷市だが、問題打開に向けた具体的提案を打ち出せないままだ。

 一方、連続立体交差事業は国の補助調査に採択されて13年が経過したが、関連する市の駅前東土地区画整理事業(約3・6ヘクタール)は、複雑な権利関係の前に用地買収が遅れ、いまだに着工できない。駅北西の第2土地区画整理事業(約22・5ヘクタール)もようやく用地買収の見通しが立った段階。隘路(あいろ)から抜け出せない。

 「所有者や事業主体がどこだろうと駅前は貴重な公共空間。市にはその視点から、もっと問題解決に主導的役割を果たしてほしかった」。東ビル問題にかかわった関係者はいらだちを隠さない。

描けぬ青写真

 倉敷駅周辺では05年から5年間の計画で、国のまちづくり交付金を活用した市の都市再生整備事業が進む。駅周辺と駅前東の2つのエリアで35事業に総額85億円が投入され、既に美観地区の夜間景観照明が始まるなど、形に現れ始めている。

 だが、中心市街地活性化の前提となる「3点セット」の“呪縛(じゅばく)”にはまり、「こうした重要課題が解決しなければ、市中心部の青写真も描きにくい」と市幹部。

 本来の都市再生議論に使うべき時間が失われていく。

 「倉敷駅周辺は“市の顔”であり、観光都市倉敷の玄関口。明確なマスタープランに沿った整備を進めることで、市内外から人や物を引きつける。それが市の魅力や活力を高めることにもなる」。倉敷商工会議所の豊島健二観光委員長(61)は厳しい視線を注ぐ。

3761荷主研究者:2008/05/12(月) 00:11:22
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/2008/kurashiki/news/2008/04/11/20080411102557.html
2008年4月11日 山陽新聞
47万都市の選択 倉敷市長選を前に 【中】市立大学 構想めぐり二転三転 負担に見合った効果焦点

4年制化問題で揺れる倉敷市立短大。市の財政負担など課題は多い

 高台のキャンパスの桜が満開を迎えた8日、倉敷市立短大(同市児島稗田町)は入学式に臨む新入生であふれた。この短大の4年制化の是非をめぐり今、市立大学審議会で熱い議論が続いている。

 18歳人口の減少で入学希望者が定員数を下回る「大学全入時代」が到来。学生数を確保しにくい短大を取り巻く環境は厳しく、全国的に4年制大学化への流れは顕著だ。

 1968年に保育専門学院からスタートした市立短大も、志願者数が2007年度までの5年間で26%減った。市はこれまで「入学志願者が減る厳しい状況を考慮すれば、早期の大学開学が必要」との立場を取ってきた。

 同短大の伊澤秀而学長も「このままの形で短大は生き残れないことは分かっている。審議会の答申を受け、早期の改革が必要だ」と強調する。

6年越しの課題

 市立大学問題は03年の検討開始から6年越しの課題。議論が長引いた大きな要因は、二転三転した市の大学構想にある。

 06年2月、当時の検討委員会は現在の保育、服飾美術の2学科をおおむね4年制に発展させる内容の報告をまとめた。だが、市は「魅力あるユニークな大学づくり」を主張し、国際ビジネス学部や人づくり学部を創設する構想を相次ぎ発表。市議会や短大が猛反発し、市が目指した09年春の開学は事実上不可能になった。

 振り出しに戻った形で「ゼロベース」から協議することを前提に、昨年10月に設置された大学審議会。議論の焦点は、拡大する市の財政負担に見合った効果があるか、私立大学が多い市内に公立大学が必要な明確な理由づけができるか―だ。

 1990年代、大学誘致を公約にした当時の渡辺行雄市長(故人)は、加計学園の倉敷芸術科学大と、津山市から全面移転を計画していた作陽学園の作陽音大を誘致。総額194億円の支援を断行した。結果、倉敷市は、岡山県内16大学10短大のうち、5大学4短大を抱える“大学都市”になった。

 市の試算では、4年制大学開学のための初期投資に約16億円、毎年の運営費交付金など財政支援に6〜16億円がかかる。現在の短大へ年間の市の負担額2億8000万円余を大きく上回る。

 「私立大との競争になる。誘致した大学経営を市が圧迫することにならないか」「さまざまなマイナス要因がある中で、4年制化が必要だという理由を市民に説明する責任がある」―。審議会委員の苦悩は続く。

論戦テーマに

 07年度に出すはずだった大学審議会の答申はずれこみ、前哨戦を戦っている市長選の立候補予定者の間でも、4年制化への是非が論戦の1つのテーマにも浮上している。

 市大学設置準備室は「答申は出していただくが、市の判断は選挙の結果しだいになる」とし、4年制化について集中審議する次回審議会の開催は、市長選後の5月になった。

 大学経営に詳しい山本清東京大大学院教授=大学経営・財務論=は「短大を4年制化し、学科に職業色を出す流れは間違っていないが、将来の負債につながる可能性を覚悟すべきだ」と分析。「市の活性化につなげるなら、企業誘致など産業施策と一体で考えなければ、市が税金投入する意味はない」と指摘する。

3762荷主研究者:2008/05/12(月) 00:11:51
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/2008/kurashiki/news/2008/04/12/20080412120142.html
2008年4月12日 山陽新聞
47万都市の選択 倉敷市長選を前に 【下】中核市の風格 生かせぬ規模の利点 問われる総合力発揮

合併を重ねて人口47万人を擁する大都市となった倉敷市。一体感の醸成による地域力アップが課題だ

 「倉敷をホームにするつもりだったが、実現できなかった。昇格以来、まだ地元で公式戦が開けていない」

 サッカーのJFLで活躍する三菱自動車水島FCの熊代正志監督(52)が嘆く。

 2005年度にJFLに昇格した同チームだが、倉敷市内には、観客収容数5000人以上というJFLの試合開催要件を満たす競技場がなく、昇格後はホームスタジアムを笠岡陸上競技場(笠岡市)に移した。

 倉敷市には陸上競技場を備えた運動公園は倉敷、児島、玉島、水島の各地区に1カ所ずつあり、人口10万人当たりの陸上競技場数は全中核市で最も多い。一方、スタンド収容客数は、最多の倉敷運動公園陸上競技場(同市四十瀬)でも約1000人。“ホーム”の座を譲らざるを得なかった。

10万都市の集合

 02年4月、全国30番目の中核市となり、7年目を迎える倉敷市。「平成の大合併」では真備、船穂両町を編入、人口は約47万人に膨らみ、広島、岡山市に次ぐ中国地方3番目の規模を誇る。

 だが、「倉敷はいまだに10万都市の集合体。大都市という実感は市民には薄いのでは」と市議の一人はスケールメリットの薄さを挙げる。

 現在の市は1967年、倉敷、児島、玉島の3市が対等合併した経緯があり、これにコンビナートで急成長した水島を加えた4地区でイベントや施設整備をバランスよく実施。各地区の均衡のとれた発展を目指してきた。

 人口当たりの支所・出張所面積や生涯学習センター数が全中核市で上位に入るなど行政サービスが身近に受けられるが、「ハコものが多く、管理費などコストがかかる」(市幹部)都市にもなった。

 「ポリセントリック(多機能融合)型都市」。各地区の特色を生かしたまちづくりを目指す市は「各地区の拠点が機能を相互補完し合うのが、倉敷に合っている」(末永洋之総合政策局長)とする。

 ジーンズの児島、江戸期からの外港を生かした玉島…。多様な旧市の特色づくりは進むが、各地の連携強化による“融合都市”づくりは40年たった今も途上。さらに市債残高1502億円(2008年度末見込み)を抱える厳しい財政事情が続く中、均衡投資型の施策が続けられる保証はない。

地域力低下懸念

 平成の大合併を経て各自治体の規模は拡大し、都市間競争は激化。特に岡山県南では、隣の岡山市が政令指定都市を目指しており、急速に地域での求心力を高めている。

 産業、観光都市として存在感を発揮してきた倉敷市だが、観光客数は長期的な減少傾向が続く。国立社会保障・人口問題研究所は、30年には市の人口は現在より3万人減ると予測。日本政策投資銀行が昨年行った「地域づくり健康診断」でも「20代前半や退職世代の転出傾向が顕著」「旧来の中心市街地が急速に衰退」が課題に挙げられ、地域力の低下も懸念される。

 岡山商科大の多田憲一郎教授(地方財政論)は「合併後の倉敷市は、新しい都市像を象徴するビジョンを示していない。今後は全国レベルの地域資源を生かし、トータルとしての“倉敷ブランド”を打ち出す政策が必要」と指摘する。

 瀬戸内エリアや岡山県をけん引できる中核市としての“総合力”発揮が問われている。

3763とはずがたり:2008/05/12(月) 14:13:45
<東北・北海道>岩手県

さて門馬地区の分村合併の要望は無視されるのかな。。
まぁ宮古市との合併そのものは非常に好ましいけど。
http://www.mapion.co.jp/map/admi03.html
門馬地区の意向はコストに比して非常に大きいのかねぇ。。

月内にも合併協申し入れ 川井村が宮古市に
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080510_7

 宮古市と川井村の合併協議が本格化する。川井村の内舘勝則村長は村議会と協議後、今月中にも同市に合併協議会設置を申し入れる方針だ。宮古市の熊坂義裕市長は申し入れがあった場合、市議会に合併協議会の設置を諮る意向を示しており、順調に進めば、両議会の6月定例会や臨時会に設置議案が提案される。2010年3月末を期限とする新合併特例法内の合併に向け、両市村の協議は加速しそうだ。
 内舘村長は今後のスケジュールについて「改選後初の村議会臨時会で議長、副議長など議会構成が決まった。議会と協議し、早い時期に対応を進めたい」とし、今月中にも宮古市へ合併協議会設置を呼び掛ける考えだ。
 4月20日投票の村議選は、定数10に対し11人が立候補。現職8人、元職と新人各1人が当選した。
 岩手日報社が候補者全員に行ったアンケートでは、当選者10人のうち、「全村で宮古市と合併するべき」と答えたのが8人と圧倒的多数。「当面単独」、「門馬地区は分村して盛岡市と、それ以外の地区は宮古市と合併」と回答したのが、それぞれ1人。今のところ、議会内の空気も宮古市との合併に大きな支障は見当たらない。
 内舘村長は「人口減少が続く中で、自立は難しい。合併協議の中で、川井村の地域性をどう生かせるかを話し合いたい。合併するならば、新合併特例法の期限内にしたい」と意欲を見せる。
 村は7月ごろに地域活性化に向けたシンポジウムを開催する予定。合併準備と並行し、地域活性化の機運を高める考え。盛岡市との合併や当面自立を求める声がある門馬地区については対話を継続する方針。
 熊坂市長は「旧宮古、田老、新里の3市町村の合併後、新市のまちづくりに全力で取り組んでいるが、川井村が意見をまとめて合併協議会設置を申し込んでくるのであれば、市議会に設置を諮る」と話す。

3764とはずがたり:2008/05/12(月) 14:22:10
<北陸・甲信越・北関東>長野県

闊達・闊大貨物・闊葉樹・久闊を叙す・闊歩…使い道めちゃ多いし闊を准常用漢字に指定しようヽ(´ー`)/

其れはさておき賛成派・反対派が連携しての試み。素晴らしいですな。流石長野県だ。

合併問題で討論会を 小川村の自立派と合併派が要望
http://www.shinmai.co.jp/news/20080510/KT080509ATI090011000022.htm
5月10日(土)

 上水内郡小川村が6月に実施する、長野市との合併の是非を問う住民投票を前に、村民有志が9日、村議会主催の公開討論会を開くよう求める清水勝義村議会議長あての要望書を議会事務局に提出した。要望には合併への賛成、反対双方の立場の住民が加わっており、納得いく議論を経て村民に判断してもらいたい−と手を携えた形だ。

 要望書は、合併によらず自立を目指す住民でつくる「小川村の明日を模索する会」と、長野市との合併を支持する住民でつくる「小川の将来を考える会」の代表2人の連名で提出した。

 村民が村の今後の方向性について判断し選択するためには、十分な情報提供や自由闊達(かったつ)な意見交換の場が必要−とし、討論会開催は「住民投票条例案を可決した議会の責務」と指摘。

 日時は6月1日午後とし、パネリストは自立派、合併派の村民を3人ずつ(村議各1人を含む)計6人を想定。司会者には村外の人物を充てるなど、具体的な内容も提言している。

 清水議長は取材に「来週にも全員協議会を開いて審議する。決まれば、要望書に沿った形で(討論会を)行いたい」と話した。

 村は8日から6月8日まで、村内20カ所で村が選んだ自立の方針について説明する住民懇談会を開いている。

3765とはずがたり:2008/05/12(月) 17:47:46
<北関東>群馬県

あとは民意を踏みにじって利権確保の為に居坐る町議会議員をリコール等で揺さぶって各個撃破じゃ〜ヽ(`Д´)ノ

吉井町、高崎市との合併協設置「賛成」多数
住民投票 2000票差で上回る
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080511-OYT8T00696.htm

 吉井町で11日、高崎市との法定合併協議会設置の賛否を問う住民投票が行われ、開票の結果、賛成8236票、反対6071票となった。高崎市議会がすでに設置案を可決しており、近く協議会が設置され、合併に向けて第一歩を踏み出すことになる。しかし、町議会(15人)では合併反対派が多数。法定協が設置されても、議会が最終的に合併議案を否決する可能性もあり、今後、多くの曲折が予想される。有権者数は2万163人で、投票率は71.75%だった。

 賛成が反対を2000票以上も上回ったことについて、斎藤軍雄町長は同日夜、「大変うれしく受け止めている。早急に合併協議会を設置し、中核市の枠組みに間に合うよう取り組んでいきたい」と述べた。

 一方、合併反対の立場をとる「元気で明るい吉井町をつくる会」の平井日出男会長は、「町民を信じていたが、想像もつかない票差で残念だ。支援してくれた方々に本当に申し訳ない。若い世代を取り込めなかったのが敗因の一つだろう」と語った。

 同町では2004年に、合併に関する2度の住民投票が行われた。合併の賛否や枠組みが問われた5月の住民投票では賛成が反対を約4800票上回り、合併相手も「高崎市」が多数を占めたが、高崎市との法定協設置の賛否が問われた11月の投票では315票差で反対が多数を占めた。

 高崎市が中核市指定を目指す中、今年3月、住民請求に基づく高崎市との法定協設置案を町議会が否決。合併推進の立場の斎藤町長が「財政状況は厳しさを増し、社会情勢や合併に対する住民意識が大きく変わった」として住民投票請求に踏み切った。

 今回の結果について、高崎市の松浦幸雄市長は「合併に向けた大きな前進。中核市移行の手続きもあるので、年度内には合併の議決がいただけるよう協議を進めたい」とのコメントを出した。

  ◇  ◆  ◇
 賛成 8236票
 反対 6071票 (確定)
(2008年5月12日 読売新聞)

3766とはずがたり:2008/05/12(月) 17:53:11
<東海・甲信>山梨県
>>3747 >>3715

裏金や合併問題など説明増穂町議会、町民に報告会
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080510-OYT8T00707.htm

 増穂町議会は9日夜、同町青柳町の町民会館で町民を対象にした初の議会報告会を開き、裏金問題や合併問題など5項目について説明した。

 報告会は同議会が「開かれた議会」に向けた取り組みの一環で行われたもので、この日は町議全14人と町民約60人が出席した。議会側からまず、今年3月に発覚した町の裏金問題や、鰍沢町との合併問題について説明。その後の質疑応答では住民から「裏金問題の責任を取って議員報酬を減らすという議論はどうなっているのか」「合併問題は住民投票などで町民の意見を聞いてほしい」「報告会は町内の各地区で開催して欲しい」など意見が活発に出された。

 今回の報告会について町民の受け止め方は様々だ。不満そうな表情の男性(72)が「納得できる説明がなかった」と語れば、別の男性(69)は「公にすべきところはすべて公にされた。評価したい」と話した。

 永井寛子議長は「厳しい意見も出たが、町民の声が聞けて良かった。信頼できる議会作りに向けてより一層改革に取り組んで行きたい」と述べた。
(2008年5月11日 読売新聞)

3767とはずがたり:2008/05/12(月) 17:53:22
<九州・沖縄>熊本県

美原は堺に対してかなり巧いことやった印象である。
熊本市から利益を引き出す為の最後の一自治体を競わすことで兎角持ち出しとなる熊本市の交渉力も増すであろう。

2008年5月12日 14:50
法定協移行、8月下旬にも判断 益城町長
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080512200016&amp;cid=main

 熊本市と上益城郡益城町は十二日、合併任意協議会の初会合を開いた。八月ごろまで今後四回開く。会合後、住永幸三郎町長は任意協終了後に住民説明会を開いたうえで、早ければ八月下旬にも合併協議会(法定協)への移行の是非を判断する考えを示した。

 任意協は同市内のホテルで開催。会長の幸山政史市長は「益城町とは住民投票で法定協設置が反対された経緯があり、感慨深い」、副会長の住永町長は「合併・政令市を目指すか、町制維持か。住民に判断材料を提供したい」と述べた。

 任意協は両首長のほか議会、自治会など各種団体代表ら二十人で構成。両市町の総務・企画財政部門でつくる幹事会と、市民生活など十一分野別の作業部会を設け、協議項目や調整方針案をまとめる。協議終了後、熊本市も住民説明会を開く。

 二十日の第二回会合から、税や住民サービスの違いについての調整方針や、合併して政令市に移行した場合のまちづくりについて協議する。

 熊本市は合併特例法期限内の二〇一〇(平成二十二)年三月までに周辺自治体との合併を進め、人口要件が七十万人に緩和されている政令指定都市への移行を目指している。住永町長は「特例法の期限を考えれば、八月下旬か九月上旬には、方針を出さないといけない」と話した。

 熊本市は十月六日、下益城郡富合町と合併し、人口は六十七万八千人になる。三万三千人の益城町と合併できれば要件を達成する。また、下益城郡城南町とも任意協を設置。鹿本郡植木町とは合併問題調査研究会をつくっている。(渡辺直樹、野方信助)

3768とはずがたり:2008/05/12(月) 18:08:06
<近畿>滋賀県

住民投票運動も盛り上がらないというのは良いことか?w

住民へ意義説明を
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080510-OYT8T00838.htm

 湖北1市6町の合併論議が本格化してきた。すでに事前協議で、長浜市に6町が編入し、新市の名称を「長浜市」とすることなどを確認した。2010年3月末までの実現を目指して着々と事務作業が進む一方で、住民の関心は高まってこない。

 長浜市が昨秋、市内10か所で行った合併説明会では、毎回約25人の参加者にとどまり、ほとんどは市議や市職員だった。2005年に6町合併が進められた際、住民投票条例の制定を求める署名活動が起こった高月、木之本町などでも、当時のような盛り上がりは感じられない。

 市合併推進室の担当者は「具体的な議論に入れば市民の意識も変わってくるのでは」と期待するが、住民からは「そもそもなぜ合併なのか。大義が全く伝わって来ず、興味がわかない」との声もよく聞かれる。

 「湖北は一つ」の掛け声のもと、行政側は旗を振るが、主役であるべき住民の関心を喚起し、住民を巻き込んでの議論がなければ、新市の未来像を描けるはずはない。(田島武文)
(2008年5月11日 読売新聞)

3769とはずがたり:2008/05/12(月) 18:09:16
<東海>静岡県

湖西・新居 合併地区別に懇談会
2008/05/12
http://www.shizushin.com/news/local/west/20080512000000000029.htm

 湖西市と新居町との合併で、両市町は地区別懇談会を開催する。現在の状況や、将来ビジョン、財政シミュレーションなどについて説明する。
 湖西市は懇談会を2月に行っていて、今回は2回目の地区別懇談会。12日から28日まで、市健康福祉センターや岡崎中などを会場に計10回行う。三上元市長が出席し、住民アンケートの結果も交えながら、参加者と懇談する。
 新居町は13日から25日まで、住吉公民館や町民センターで、5回の懇談会を開く。中嶋正夫町長が出席して、湖西市への編入合併を申し入れた理由などについて説明する。
 地区別懇談会は湖西市、新居町ともに午後7時開始。事前申し込みは不要で、どの会場でも参加できる。
 地区別懇談会に関する問い合わせは湖西市役所合併調査課[電053(576)1255]か新居町役場総務課[053(594)1111]へ。

3770とはずがたり:2008/05/14(水) 13:49:47
<九州・沖縄><広域合併><道州制>

此迄道州制に関する議論は<広域合併>として来たけど単県型も現れるとなるとそぐわないね。。

沖縄を「特例型」単独州に 県知事に第1次提言を提出
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008051301000180.html
2008年5月13日 12時12分

 沖縄県の経済人や学識経験者などによる県道州制懇話会は13日、道州制が実現する場合、同県はほかの道州より多くの権限を国から譲り受ける「特例型」単独州を目指すべきだとする第1次提言をまとめ、仲井真弘多知事に提出した。

 提言によると「特例型」は、国境の海洋地域にある離島という沖縄の特性から、ほかの道州では国が行うことが予想される関税や出入国管理事務などについても権限移譲を受ける。世界に開かれた活力ある地域づくりにつながるとしている。

 単独とした理由は、琉球王国や沖縄戦などを踏まえた県民意識を考慮。離島振興策や米軍基地など固有の問題で「九州に統合されると重点的な取り組みが期待できない」ことも挙げている。

 一律でない道州制が認められることで「小さな沖縄が先進的な変革にチャレンジし、活力ある多様な日本づくりに貢献できる」とアピールした。
(共同)

3771とはずがたり:2008/05/14(水) 13:51:14
Uターン,Jターン,Iターンと色々有るけど遂にAターン迄登場w
ゆうてもIターンの秋田版ってだけみたいですけど。

Aターン就職者、3年連続増加 東京で7月、単独面接会
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080514f

 県外から本県に就職する「Aターン就職者」が2005年度から3年連続で増加している。県はこれを好機ととらえ、7月に東京で13年ぶりとなるAターン希望者のみを対象にした面接会を行う。

 事業が始まった1991年度以降、Aターン就職者数は1000人以上で推移していた。99年度に初めて1000人を割り込み、2004年度には756人まで落ち込んだ。05年度から回復に転じ、同年以降は3年連続で1000人以上を維持し、07年度は前年比0・5%増の1050人だった。

 13年ぶりのAターン希望者のみを対象とした就職面接会は7月12日、東京都中野区の中野サンプラザで開かれる。旧盆前に設定することにより、Aターン希望者が東京で面接した後に帰省し、すぐに企業訪問したり、再度面接したりできるように配慮した。

 問い合わせは県雇用労働政策課TEL018・860・2336
(2008/05/14 10:53 更新)

3772とはずがたり:2008/05/21(水) 18:18:58
<首都圏>埼玉県さいたま市

さいたま市議会
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1188953018/

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 13:09:38 ID:samSrHn4
(請願第5号件名)
議案第2号「平成19年度さいたま市一般会計補正予算(第6号)」ですが、このうち赤山東線は、
新都心を囲む環状道路の南側部分を構成する道路と位置づけられています。大宮市・与野市・浦和市
の合併協定書には、新都心周辺を候補地とする市役所新庁舎の建設と、合併後速やかに新庁舎建設基
金を創設する旨が明記されていますが、本定例会では自民党の代表質問に対して相川市長は「区役所
等の公共施設の建て替えも含めた基金の創設なら検討する」と答弁し、3市合併の協定書を事実上反
故にする姿勢を明確にしました。また赤山東線の周辺道路で交通渋滞は発生しておらず、減額になった
とはいえ跨線橋と跨道橋合わせて64億7000万円もの工事費をかけて赤山東線の整備を進める必要
はありません。
 深刻化している大宮市街地の交通渋滞解消の切り札であり、鉄道博物館、盆栽会館、そして仮称岩槻
人形会館を結ぶ回遊ルートとなる都市計画道路・指扇宮ヶ谷塔線など、市内には他に優先して整備すべ
き道路があり、市役所移転が現実化し、新都心が名実ともに本市の中心になるまで、赤山東線の整備は
凍結すべきであり、本議案には反対いたします。

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 13:12:00 ID:samSrHn4
(請願第6号件名)
議案第42号「さいたま市区の設置等に関する条例及びさいたま市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例
の制定について」です。本議案は北区役所を移転するというものですが、そもそも北区という名称、そしてそ
の存在自体が、住民不在・住民無視の象徴です。政令指定都市移行に伴う区の設置に際して、本市では平成1
4年に2回にわたる区名投票を実施しましたが、大宮北部地区では「大宮北区」が他の名称を3倍以上引き離
す圧倒的な票差で1位になったにも関わらず、「北区」という名称が押し付けられました。当時区名に関して
は、8万筆を超える見沼区反対署名が提出されたことが全国的なニュースとなりましたが、与野や大宮北部か
らもそれぞれ数千筆の区名反対署名が提出されたことを決して忘れてはなりません。
また区割りに関しても、旧大宮市をすべて大宮区に、旧浦和市をすべて浦和区にという住民投票を求める1万
7763名の直接請求署名が提出されたにも関わらず、旧大宮市・浦和市をそれぞれ4分割する区割りが強行
されました。
 このように大宮北部地区は、住民の意向を全く無視して大宮から切り離され、区名からも「大宮」という文
字が排除されたのであります。
 私の元には、大宮北部の住民から「納得できません。ここは大宮!」「大宮に生まれ、大宮に育ったのに、
自分の住んでいる場所から大宮の名前が消えるのは、耐えられません」「大宮という誇りを消してしまった相
川市長、市民の声をもっと聞いてください」という、怒りの声が多数寄せられています。そして私自身「北区」
という住所を書くたびに、ジクジたる思いであり、大宮に対する住民の誇りとアイデンティティを踏みにじる
さいたま市の解体に向け、決意も新たにしております。
 ここで平成14年11月臨時会において、「すべての行政区で区名投票1位となった名称を採用する修正案」
を共同提出された鶴崎敏康議員、中山欽哉議員、並びに高柳俊哉議員のご尽力に改めて敬意を表するとともに、
存在そのものが住民無視である北区を廃して、誇りある大宮の一部に復帰させるべきとの立場から、本議案には
満腔の怒りと全身全霊の怒りを込めて、反対いたします。

3773とはずがたり:2008/05/21(水) 18:19:44
<首都圏>埼玉県さいたま市
>>3772-3773

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 13:13:33 ID:samSrHn4
(請願第7号件名)
議案第49号「さいたま市視聴覚ライブラリー条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本議案はこれまで大宮、与野、
北浦和、岩槻の各図書館で所蔵していた映像資料を、大宮北部に開館する北図書館へ集中させようという内容です。
 映像資料の貸し出しは団体利用がほとんどであり、従来と比べて利便性が低下しないよう配慮はされていますが、図書館の資料は
それぞれの地域が長い歴史の中で収集してきた文化資産であり、一極集中を行うべきではありません。
 特に本市は、合併によって成立した自治体であり、もとの4市がそれぞれの伝統と文化を独自に発展させつつ、緩やかなそして
離脱可能な連邦制のような「多文化共生」を尊重した連合都市を目指すべきであり、図書館の資料はそれぞれの地域に残すべきです。
 またここで想起されるのが、合併の原点である1995年の合併促進決議です。「芸術文化の与野」がうたわれているにも関わらず、
与野図書館からは昨年4000冊もの蔵書が浦和の中央図書館へ奪われ、今回また映像資料が根こそぎ大宮の北図書館へ奪われるの
です。まさに本市の現状は、合併の原点をないがしろにしていることも指摘し、とりわけ与野選出の議員諸氏のご賛同を期待しつつ、
本議案には反対いたします。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 13:15:14 ID:samSrHn4
(請願第8号件名)
議案第62号、第63号、第64号及び第65号の「議決事項の一部変更について」の議案4件ですが、
これらは、市民医療センターの建設に合計1億4100円を追加支出して、工事契約の変更を行うものです。
市民医療センターは、来年春の開院を目指して建設が進められておりますが、それと引き換えに大宮医師
会病院は閉鎖される予定となっております。大宮医師会病院閉鎖後の、大宮北部地区における医療体制、
とりわけ夜間休日の救急医療体制、そして小児救急医療センターに代わる施設の設置について、大宮の市民
の間では非常な不安や不満が高まっているのみならず、本市議会でも平成16年2月定例会において、
「大宮医師会病院の移転等に係る跡地またはその周辺地区への救急診療等の施設対応及び運営関係機関等の
調整を求める附帯決議」が全会一致で可決されております。
平成20年度予算では、仮称大宮休日夜間急患診療所整備事業として350万円の補助金が計上されていま
すが、果たしてこの予算で、現行の24時間診療体制の維持が可能なのか、夜中に子供の具合が悪くなって
も駆け込むことはできるのか、肝心な点について執行部側からは具体的な説明がなされていません。
このような状況の下で、大宮医師会病院の閉鎖を前提とした市民医療センターの建設に追加支出を行うこと
は認められず、これら4件の議案には反対です。

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 13:16:21 ID:samSrHn4
(請願第9号件名)
議案第70号「市道路線の認定について」ですが、本議案で挙げられている10本の路線のうち、
22485号については現時点で住宅が建っており、居住者がいるのです。
 本路線のすぐ隣には平行する市道があり、新たに市道を建設する必然性はありません。立ち退き
の買収交渉も始まっておらず、用地取得にいくらかかるのかも未定です。
 立ち退きの対象となる方がまだ同意していない段階で、都市計画道路ならまだしも、一方的に
市道に認定され、人が居住している場所がある日突然道路とされてしまうような不可解な事態は
認められず、本議案には反対いたします。

357 :いづみや愛好会:2008/03/17(月) 13:47:00 ID:???
↑このような長いタイトルでの請願という戦術は
とても新人には考えつかない。
バックに元職の議員がいるんだろう。
誰でしょうかね?

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 14:43:36 ID:???
吉田一郎は議員としては新人だが、
請願者としては、何年も前から出していたベテラン。

3774とはずがたり:2008/05/23(金) 02:02:16
<九州・沖縄>福岡県
>>3689>>3649>>3621>>3443>>3016
うおん!?此処迄来て。。村長をリコールしろよヽ(`Д´)ノ
っちゅーか辞職して信を問う形が一番スッキリしそうではある。。

市町村合併:八女市への編入合併 星野村長、離脱案提案へ /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080514ddlk40010484000c.html

 周辺3町村とともに八女市への編入合併を協議中の星野村の高木良之村長は13日、合併協議会からの離脱議案を、15日に開く村議会に提案することを明らかにした。5市町村は26日に合併調印をし、6月2日に各議会が合併議案を議決する予定で進められてきた。

 会見した高木村長は「住民投票条例は議会に反対された。離脱して、再度合併の必要性を確認したい」と改めて民意を問う理由を説明した。

 5市町村合併協は2月末、合併協定の全項目に合意。高木村長は3月21日の同村議会で「個人的には村単独でいく方がよいと思う」と話し波紋を広げ、同28日の合併協で謝罪し「合併を推進する」と述べていた。

 高木村長は13日午後、合併協会長の野田国義八女市長に会い「村は合併問題で二分している。態度をはっきりさせることで事態を収拾させたい」と離脱案提案の方針を説明した。野田市長は「離脱案は否決されるだろう。これまで通り合併に向け努力する」と話した。【丸山宗一郎】

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年5月14日 地方版

>>3689の他社報

八女地区合併 星野村長 協議継続を表明 4首長、一様に安堵 「足並みそろえていける」
2008年3月27日 01:05 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/12366?c=210

 八女地区5市町村の合併について星野村の高木良之村長が26日、今後も協議を進めることを表明し、他の4市町村長からは「足並みをそろえて前進していける」と、安堵(あんど)の声が聞かれた。

 「(合併協議では)要望していた地域審議会設置が実現せず、(合併後の)議員定数も希望通りにならなかった。私の思いも分かってほしい」。同日夕、八女市役所で4市町村長との緊急会議に臨んだ高木村長は、合併協議を進めることを明言した上で、揺れ動いた心情を吐露したという。

 高木村長の説明に各首長は、一様にほっとした表情を浮かべた。八女市の野田国義市長は「引き続き一緒にやっていけるのはうれしい」。黒木町の小川光吉町長も「協議を今まで一緒にやってきたので、(今回の決断は)良かった」と喜んだ。

 立花町の田中礼助町長は「八女地方の未来のために、これからも一緒に知恵を絞っていきたい」と語った。一方、両町長と矢部村の中司謙治村長は「住民を説得して、合併を成し遂げよう」と高木村長に声を掛けたという。

=2008/03/27付 西日本新聞朝刊=

3775とはずがたり:2008/05/23(金) 02:03:00
<九州・沖縄>福岡県

星野村長、調印拒む構え
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000805160003
2008年05月16日

 八女地域の合併が揺れている。15日の星野村の臨時議会で、単独村制を目指す高木良之村長提案の「合併離脱」議案が反対多数で否決され、逆に議員側が村を廃止して八女市に編入するための「廃置分合」議案を急きょ提案し、可決した。これに対し、高木村長は今月26日の合併調印式を欠席するほか合併に必要な手続きを拒む姿勢を見せ、合併が実現するかどうか不透明な情勢だ。

 星野村を含む八女地域5市町村は2010年2月の合併に向け、合併協議会ですべての項目に合意し、調印式を待つばかりだった。

 ところが、今月に入って同村の合併反対派の住民が合併協議からの離脱を求める署名を提出したことから、高木村長がこの日の臨時議会を招集。「『住民の総意がなければ合併に進まない』というのが自分の選挙公約。合併をめぐり村が二分された今、離脱しかない」と述べ、合併協議会からの離脱の賛否を問う議案を提出したが、3対6で否決された。

 その後の緊急質問で、今後の対応を問われた高木村長が「離脱表明をした以上、調印式に出ない」と明言したため、合併に賛成する議員が「村政を任せられない」と反発。6月2日に5市町村議会で一斉に提案する予定だった廃置分合議案を急きょ提案し、可決した。県によると、同議案が執行部提案でなく、議員提案されるのは全国でも珍しいという。

 ただ、高木村長の姿勢はかたくなだ。取材に対し「村の長として離脱の方向は変えない」として、村の財産を八女市に帰属することを認めるなど残る合併関連2議案の議会提案もしないと明言。議会終了後に役場を離れ、村職員も終日連絡が取れなくなった。

 県や村は対応に追われた。村長が提案を拒否した場合、この2議案を議員提案できるかどうか、総務省に問い合わせるなどした。ただ、議案が可決されても、廃置分合の知事申請には関係市町村長全員の押印が必要で、結局は高木村長が「離脱」を貫けば合併が壊れる。

 合併事務局は「廃置分合議案の可決は村として合併を認めたということ。村長にはご理解いただいて職務を遂行してほしい」と苦り切っている。

 宮崎県では同様の事態になって、首長が解職請求(リコール)された例がある。宮崎市と旧高岡町の合併で、04年末に町議会が廃置分合案を可決したものの、合併反対を主張し続けた当時の町長がリコールされ、出直し町長選で当選した新町長の下で合併した。

福岡・八女など5市町村合併調印式、星野村長欠席表明で中止
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080517-OYS1T00213.htm

 福岡県星野村の同県八女市への編入合併を巡り、合併に反対する同村の高木良之村長が合併協定書調印式への欠席を表明した問題で、八女市、黒木町、立花町、星野村、矢部村の5市町村でつくる法定合併協議会は16日、26日の調印式を取りやめることを決めた。

 八女市で16日、5市町村合併担当課長会議を開き、「現状で調印式を行うのは難しい」と判断した。協議会の職員が22日に5市町村を回り、各首長へ直接、協定書への押印を求める。

 福岡県は「首長による協定書への押印は、合併手続き上、必ずしも必要ではない」としているが、各議会で合併議案が可決された後、知事に提出する合併申請書には星野村を含む全首長の押印が必要。
(2008年5月17日 読売新聞)

3776とはずがたり:2008/05/23(金) 02:03:14

<九州・沖縄>福岡県

市町村合併:星野村長が離脱表明 調印式、急きょ中止 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080517-00000145-mailo-l40
5月17日16時1分配信 毎日新聞

 ◇合併協事務局、協定書への押印要請
 八女地区5市町村の合併を巡り、各市町村の合併担当課長会議が16日、八女市で開かれ、合併協定書の調印式(26日に予定)の中止を決めた。
 星野村の高木良之村長が15日、村議会で「合併協議会から離脱し、調印式には行かない」と表明したことから急きょ開催。調印式の代わりに、合併協事務局が22日に各市町村を回り、協定書への押印を求めることを確認した。
 合併協では26日に調印式を行い、6月2日に各市町村で一斉に臨時議会を開いて、合併関連議案を採決することにしていた。しかし、15日の星野村議会で、高木村長が合併協議会からの離脱案を提案。否決されたが、それでも離脱の意向を示した村長に対し、議員から県へ合併申請する廃置分合議案が提出され、可決した。
 担当課長会議では、星野村幹部が一連の状況を説明。他の4市町村から「(合併申請に必要な)関連議案のうち、星野村でまだ提案されていない、議員定数を定めるなど2議案を、5市町村の一斉提案前に可決できないか」など合併を不安がる声が相次ぎ、同村に対し「合併が予定通り進むよう村長を説得してほしい」とする要望が出された。
国、県は困惑
 総務省や県は「廃置分合案が可決され、村長が合併協から離脱を表明する事態は想定外」と困惑している。【丸山宗一郎】
 ◇高木村長「自ら決めた」「賛否二分、意思固めたい」
 合併協定書への調印式中止を受け、高木村長は毎日新聞の取材に対し「調印式には行かないと既に表明している。協定書にも押印しない」と改めて訴えた。
 ――協定書に押印するつもりはあるのか。
 高木村長 私は合併から離脱することを決めた。押したら筋が通らない。
 ――なぜ今、離脱を明確にしたのか。
 村長 村が賛否で二分されている。住民投票で村の意思を固めてからでなければ合併しても他の4町村に迷惑がかかる。
 ――すでに合併は大詰め。もっと早く表明できなかったか。
 村長 他の市町村に申し訳なく思っている。これ以上迷惑をかけないためにも4市町村で先に行って下さいというのが本心。
 ――大詰めでの離脱には何か理由があるのか。
 村長 多くの若い人から、合併してほしくないという声を聞く。それに『星野村』というブランドを生かせば、単独でやっていける。
 ◇村内に波紋広がる 議会全協で真意問う
 高木村長の合併協からの離脱表明に対し、村内には波紋が広がっている。
 同村議会(定数10)の高木俊之議長は「村長の不信任案提出までは考えていないが、来週にも全員協議会を開き、村長の真意を問いたい。せっかく足並みをそろえてきたのにどうして」と困惑する。
 合併賛成を訴える「1市2町2村の合併がスムーズに進むことを望む会」の末崎定幸会長は「合併の準備は既に整い、今になって何を言っているのか。理解できない」と厳しく批判した。
 一方、合併反対を唱える「星野村の未来を考える会」の末崎匠会長は「村長の行動は妥当。合併は本当の民意を問うてからでも遅くはない。ぜひ離脱して住民投票してほしい」と支持していた。
〔筑後版〕

5月17日朝刊
最終更新:5月17日16時1分

3777とはずがたり:2008/05/23(金) 02:05:08
<九州・沖縄>福岡県
>>3774-3777

市町村合併:高木・星野村長を厳しく批判 推進派が抗議集会 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080520ddlk40010666000c.html
 ◇「再考要請」煮えきらず

 辞職するか、合併を進めるか、どちらかにしてほしい−−。八女地区5市町村でつくる合併協議会からの離脱を表明した星野村の高木良之村長。19日は、合併推進派の村民約300人が村役場で抗議集会を開き、高木村長を厳しく批判した。また、3町村の首長も再考を求めたが、高木村長は「もう少し時間がほしい」などと煮えきれない態度を示し続けた。【丸山宗一郎、松尾雅也】

 「1市2町2村の合併がスムーズに進むことを望む会」(末崎定幸代表)の村民らはこの日午前9時、村役場1階大集会室に集結。同9時半、末崎代表ら会員ら約20人が村長室への入室を許され、高木村長に「速やかに村長を辞して民意を問うか、合併手続きを確実に進めるかどちらか1つを選択せよ」との抗議文を読み上げた。

 これに対し高木村長が「意思表明が遅れ大変心苦しく思っているが、私の感覚としては(合併の)村民の賛否は半々だ」と応えると、会側から「感覚で政治をやってもらっては困る」「信じられない」などと怒りの声が上がった。

 約15分後、高木村長が他の村民の待つ大集会室を訪れると、村民から「合併協からの離脱案否決を『民意ではない』と否定するのはおかしい」との批判が上がった。高木村長が「議会が民意を反映していないと言った意味だ」と答えると「民意はいったいどこにある」とやり返された。

 集会に参加した農業の男性(63)は「ここで態度を明確にしなかったのは村民への裏切り行為。これまで応援してきたが残念だ」と語った。また、村役場のある男性職員は「(議会が県への合併申請議案を可決したのに)無視するようでは自治体の長として恥ずかしい」と漏らした。

 高木村長は集会終了後の午後4時すぎ、今度は合併推進派の村議たちと会談し「臨時議会でどうするかを表明してほしい」と促された。だが「どうするかは分からない」と述べるにとどめ、連日の疲労で倒れた家人の看病のため、家路に着いた。

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年5月20日 地方版

3778とはずがたり:2008/05/23(金) 02:10:17
<九州・沖縄>福岡県

うう,議員の身分という最もデリケートな部分で揉めるのは破綻への第一歩である・・。

市町村合併:議員定数24、選挙区設けず−−糸島合併協案 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080520ddlk40010545000c.html
◇案在任特例も適用せず

 前原市と志摩、二丈町でつくる糸島1市2町合併協議会(会長・松本嶺男前原市長)が19日開かれ、合併後の議会について、(1)議員の在任特例を適用せず、合併後50日以内に一般選挙を実施(2)議員定数は24(3)3自治体ごとの選挙区は設けない−−とする提案があった。

 3市町議会は「議員定数や任期の取り扱い」について、各正副議長など3人ずつによる協議を4回実施したが、前原市議会は合併後の一般選挙▽志摩町は選挙区の設置(前原市定数12、志摩町と二丈町各6)▽二丈町は在任特例の適用−−をそれぞれ主張し、合意できなかったため、協議会の幹事会から提案された。

 協議会は3自治体から10人ずつ合計30人の委員で構成され、協議する28の協定項目の決定には3分の2以上の賛成が必要。この日の提案は、志摩、二丈両町の主張を退ける形になっている。30日の協議会で更に協議されるが、採決は6月の協議会までもつれる可能性が高いとみられる。

 在任特例は2年以内に限定し、合併後も任期を延長する。【竹田定倫】

〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2008年5月20日 地方版

3779とはずがたり:2008/05/23(金) 02:10:37
<東北・北海道>岩手県・青森県

市町村合併:八戸市長、県境合併に意欲 岩手の久慈、二戸市を視野 /青森
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20080522ddlk02010273000c.html
 ◇「段階踏み慎重に」

 八戸市の小林真市長は21日の定例会見で、「(市は)県境を越えた地域と深いつながりがある。将来、合併も考えられる」と述べ、岩手県北の久慈、二戸両市を含む県境合併に意欲を示した。

 小林市長は「段階を踏んで慎重にやることだ」としたうえで、「歴史的、経済的に深いつながりがある。道州制も見据え、一つの都市になった方が経済的にプラスだ」と持論を述べた。

 ただ両市に合併の提案はしておらず、「合併前提のスケジュールは想定していない」という。今後、両市を加えたシンポジウムなどで、住民レベルで合併への関心を高めたい考えだ。県内町村との合併については「なかなか話は聞いていただけないところがあるが、努力は続ける」と述べた。

 八戸、久慈、二戸の3市は06年7月、県境を越えた連携と協力のため、「三圏域連携懇談会」を設置。市長らが定期的に協議している。【喜浦遊】

毎日新聞 2008年5月22日 地方版

3780とはずがたり:2008/05/24(土) 01:57:57
<東海>静岡県

合併巡る住民投票が告示 静岡・松崎町
2008.5.23 02:56
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/080523/szk0805230256003-n1.htm

 南伊豆地域の合併をめぐり、松崎町議会が3回否決した1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)による合併協議会設置の是非を問う同町の住民投票が22日、告示された。投開票は6月1日で、有効投票数の過半数で合併協議の行方が決まる。

3781とはずがたり:2008/05/24(土) 02:05:30
<九州・沖縄>福岡県

星野村22日臨時議会 合併関連議案は来月2日提案へ 区長会など抗議文
2008年5月22日 05:06 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/24057?c=210

 八女地区5市町村の合併手続きを星野村の高木良之村長が拒否している問題で、高木俊之村議長ら合併推進派議員7人は21日、高木村長に対し、合併関連2議案を審議するための臨時議会を22日に招集するよう要請した。高木村長は、2議案を同日は議員提案しないことを条件に招集を了承。議員側は、本会議で村長の合併に関する意思表明を求めたが、高木村長は出席するかどうかの明言を避けた。

 一方、同村の行政区長会と、農業委員、民生児童委員、教育委員のそれぞれの有志でつくるグループは21日、高木村長に抗議文をそれぞれ手渡した。区長会(8人)の抗議文は「法を守らない首長の下では働かない。首長名が入った書類の配布もしない」などとしている。

 同村幹部や高木議長らによると、高木村長と推進派議員側は同日、村役場で断続的に協議。高木村長は臨時議会ではなく全員協議会の開催を主張し、合併関連議案の提案拒否など従来の姿勢を重ねて強調した。

 しかし、議員側は「重大な問題なので議場で答弁を」と本会議の開催を要求。同時に、関連2議案を議員提案する方針を伝えた。これに対し、高木村長は「22日に関連議案を提案するなら、臨時議会は開かない」と拒絶。議員側が関連2議案提案を22日は見送ることで、臨時議会招集に応じたという。

 さらに、ほかの4市町村が合併関連議案の一斉審議を予定している6月2日に臨時議会を開き、2議案を議員提案することでも村長と議員側は合意した。

=2008/05/22付 西日本新聞朝刊=

市町村合併:八女合併、枠組み崩壊か? 4市町村、廃置分合一斉提案を断念 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080523-00000284-mailo-l40
5月23日18時2分配信 毎日新聞
 ◇星野村除く4市町村
 八女市郡5市町村(八女市、立花町、黒木町、矢部村、星野村)の合併問題で、星野村を除く4市町村は22日、6月2日に予定していた廃置分合(自治体を廃止して合併する)議案の一斉提案を断念した。合併協議会長の野田国義八女市長は「合併申請書に押印しないのなら可決しても仕方ない」とし、これにより、5市町村での枠組みが崩れる可能性も出てきた。【平野美紀、丸山宗一郎】
 関係者によると、八女市で開いた5市町村の首長会議(非公開)で、高木良之・星野村長が「県への合併申請書には押印しないし、合併協からも離脱する」と、現時点で合併の意志がないことを改めて主張。さらに「4市町村で先に合併してもらってかまわない」と述べ、これに対し4市町村側も「離脱勧告を望んでいるのか」と問うたという。
 席上、4市町村は高木村長に「(議員発議で廃置分合議案を可決した星野村の)議会の議決も民意」と再三、合併協離脱を翻すよう説得。さらに「辞職して選挙で民意を問うのが一番潔い」とも提案したが、いずれも拒んだという。
 会議後、取材に応じた野田市長は「二転三転し離脱という判断はとても残念だ」と答え、一斉提案断念に代わる打開策を26日にも4市町村長で協議する方針。
 県などによると、廃置分合議案は5市町村の全議会で可決しなければならず、残る4市町村が仮に可決しても、県への合併申請書には5首長の押印が必要という。
 ◇星野村臨時議会、村長不信任否決
 首長会議に先立ち、星野村議会は臨時議会を開き、高木村長が「合併がはっきり争点にならなかった選挙で選ばれた議員だけで(合併の是非を)拙速に決めていいのか」と発言。「議会と村長の意思が180度食い違っている」として合併反対派議員から、議会解散を狙った村長不信任案が緊急提案されたが、3対7で否決された。地方自治法は、不信任案が可決された首長は10日以内に辞職するか、議会を解散しなければならないと定めている。
 一方、合併を望む村の行政区長会や農業委員、教育委員、民生児童委員の有志は21日、高木村長に「二転三転する行政の進め方など、長としての行いは違法としか言いようがない」との抗議文を提出した。
〔筑後版〕

3782とはずがたり:2008/05/24(土) 02:08:10
<九州・沖縄>福岡県
>>3774-3777 >>3781-3782

こんなレス発見。。
http://life9.2ch.net/test/read.cgi/countrylife/1165672993

福岡発 貧乏市と、合併なんてしないよ。
1 :名無しの権兵衛さん[]:2006/12/09(土) 23:03:13
八女市のど真ん中。まるで貧乏神が住みついているみたいに、
ガラーンとしている。
べんがら村も、温泉というだけで、見晴らしもよくない。
何のとりえもない。
公務員の数が多すぎて、当分採用もない。
役所の高齢化は早い。
合併なんぞしたら、財産も没収なんて、冗談じゃない。
金脈もまだある星野村。
露天風呂からの棚田は、最高!
節税も田舎の趣味のひとつなのに、冗談は、お金積み上げて
からにしてちょうだいな。
じじ、ばば、やっとへそくり作れるようになったのに、
合併したら、上陽町のように、税金あげられるなら、
ヤクザよりタチ悪い。
福岡県の役人の考えで、じじ、ばばのへそくり
とりあげるようなことするな。
お茶の質だって、気候の関係で、八女のお茶は質がおちる。
矢部村のお茶や星野村のお茶は、最高!
合併されたら、JAがまたお茶を混ぜて売る。
文句いわれるのは、農家だけ。
何のとりえもない貧乏市と合併して、高い税金とられるなら、
じじ、ばば働かないで、認知症の判定受けて、
遊んで暮らすぞ。
八女市に、持参金持って行っても、災害復旧が遅れたり、
福祉面が遅れたりする。
車椅子で使えるトイレも、2ヶ所しかなく、汚くて古い八女市。
星野村では、小学校、公園、役場、宿泊施設、道路沿い、
レジャー施設等、じじ、ばばが散歩に出ても、トイレは
困らん。合併したら、維持費も出さない。
黒木町にも車椅子トイレがある。
貧乏市と合併なんかせん。

36 :名無しの権兵衛さん[]:2007/02/24(土) 17:43:25 ID:oMzAOFSh
星野村の役場に行ったら、村長は東京視察と称して、豪遊。
助役は、福岡市内を公用車で、挨拶廻りと称して、これまた豪遊。
役職に就いている者は、公用車で県の施設で会議とやらで、誰もいなかった。
パソコンで会議?とやらを残っていた若者がしていた。
リッチ村?

3783とはずがたり:2008/05/24(土) 02:09:25
<東北・北海道>岩手県

市町村合併:合併考える議員の会、設立 釜石市、大槌町両議会が発表 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080523ddlk03010021000c.html

 釜石市と大槌町の合併問題で両議会は22日、「釜石、大槌の合併を考える議員の会」を設立したことを明らかにした。合併問題で両議会が具体的に動き出したのは初めて。

 両議会各会派から選んだ6人ずつで構成。座長の伊藤安男町議と藤井修一市議が町役場で会見、説明した。厳しい財政やごみ処理、火葬場、老朽化した庁舎建設など問題別に論議。10年3月までの合併特例新法の期限も視野に入れ、一定の方向性を出したい考えだ。

 設立は市議会が町議会に申し入れたのがきっかけ。合併問題を巡っては、県釜石地方振興局が双方の住民を対象にした意向調査を早ければ6月にも実施する予定。同会はこの調査結果に縛られずに活動を進めていくという。

 伊藤町議は「合併への関心が高まっているので、議会としてもきっちりと対応したい」と強調。藤井市議も「論議が深まれば将来、市議会に合併に関する特別委員会を設置することもありうる」との見通しを示した。【鬼山親芳】

毎日新聞 2008年5月23日 地方版

3784とはずがたり:2008/05/24(土) 02:10:00
<首都圏>埼玉県

合併協議会、蓮田と白岡 調印
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080521-OYT8T00889.htm

 「蓮田市・白岡町合併協議会」設置の調印式が21日、蓮田市役所で行われた。中野和信市長と浜田福司町長が協議書に署名し、合併新法の期限である2010年3月末までに新市誕生を目指すことを確認した。

 中野市長と浜田町長は07年12月、歴史的なつながりが深く、住民の生活圏が一致しているとして対等合併を目指す方針をそれぞれ表明。今年4月、両市町で住民を対象に合併意向調査を実施したところ、「合併に賛成」と答えた住民がともに6割を超えた。

 調印式で中野市長は「自主自立のまちづくりへ、揺るぎない姿勢でまい進したい」、浜田町長は「この地域の発展のため、何としても合併を成功させたい」と決意を述べた。

 両市町の合併協議会は6月1日付で設置され、6月中に初会合を開く予定。
(2008年5月22日 読売新聞)

3785とはずがたり:2008/05/24(土) 15:39:36
<九州・沖縄>福岡県

身勝手な村長だが仕方有るまい。。

市町村合併:八女市長、4市町村で検討 星野村長「住民投票の結果に従う」 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080524ddlk40010454000c.html

 八女地区5市町村の合併問題で、星野村の高木良之村長の合併協議会からの離脱表明を受け、合併協会長の野田国義・八女市長は23日、5市町村の枠組みを残したまま、星野村を除く4市町村による合併も検討する意向を明らかにした。26日に開く高木村長を除く4市町村の首長会議で、協議したいとしている。

 野田市長はこの日、市議会の全員協議会で「高木村長から15日の同村議会の前に『合併協離脱案を提案し、否決されたら調印式に出席し、合併関連議案も提案する』と聞いていたが、反故(ほご)にされた」と、合併を巡る同村の状況を説明した。

 その後、取材に対し、野田市長は「原則として同村も一緒に合併すべきだ」としながらも「新合併特例法の期限(10年3月末)を考えると、4市町村の枠組みでの合併を進めることも協議したい」と述べた。

 また、野田市長は県に対し、同村に合併推進を勧告するよう要望していたことを明らかにし「(3月に否決された)合併の是非を問う住民投票条例案を、高木村長が結果に従うことを前提に再提案し可決することを同村議会に促すことも考えたい」と話した。

 こうした動きを受け、高木村長は「4市町村の枠組みでの合併協議はぜひ進めてほしい」と話す一方、「住民投票が実施されれば、その結果に従う」と話していた。【丸山宗一郎】

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年5月24日 地方版

3786とはずがたり:2008/05/24(土) 15:40:36
<北関東>群馬県

市町村合併:啓発の横断幕設置−−館林市合併推進市民会議 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080524ddlk10040330000c.html

 館林市と周辺4町との合併を目指す有志で結成する「館林市合併推進市民会議」(神谷信博会長、200人)は23日、同市内の目抜き通り4カ所に横断幕を設置した。

 同市松原の歩道橋に掛けられた横断幕は縦1メートル、横8メートルで「子どもたちの未来のために 邑楽・館林の合併をめざそう」と書かれている。同市民会議は、区長会や経済団体などが中心となって、3月15日に発足。行政、議会と協力しながら、合併を啓発する計画だ。

 県内12市で唯一、合併が進まない同市では、1月末に同市議有志が「合併推進委員会」(金子良平会長、22人)を設立するなど、合併特例法の期限(10年3月末)内に板倉、明和、千代田、邑楽の4町との合併を目指し、働きかけている。しかし、各町間に温度差があり、関係者は「順調に進んでいないのが現状だ」としている。【中野秀喜】

毎日新聞 2008年5月24日 地方版

3787とはずがたり:2008/05/24(土) 15:41:31
<中国・四国>山口県

市町村合併:山口市と阿東町、中核都市ビジョン策定 11月に最終報告 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080524ddlk35010496000c.html

 山口市と阿東町の合併に向けた「広域県央中核都市研究会」の初会合が23日、同市役所であった。まちづくりの基本指針「中核都市ビジョン」について8月の次回会合で中間報告、さらに11月の会合で最終報告することを決めた。

 メンバーは、行政の正副首長と教育長の各3人のほかに議会の正副議長ら各4人の計14人で、県地域政策課長がオブザーバー参加。この日は会長に渡辺純忠市長、副会長に田中祥隆町長を選出後、行政側からビジョン策定の方向性が示された。

 次回は8月22日で、中間報告をもとに10〜11月、両市町が住民説明会を開く。その上で最終報告をまとめる。両市町長は12月議会に任意による合併協議会の設置を提案し来春の発足を目指している。【諌山耕】

〔山口版〕
毎日新聞 2008年5月24日 地方版

3788とはずがたり:2008/05/24(土) 15:43:55
<東海>静岡県

松崎で住民投票告示 1市3町合併協の賛否問う
05/22 15:15
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20080522000000000056.htm

 松崎町議会が3度否決した賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会設置の是非を問う住民投票が22日、同町で告示された。賛成多数となれば合併協議がスタートし、反対が過半数を占めれば同合併構想に終止符が打たれる見通し。投開票が行われる6月1日に向け、賛否の舌戦が幕を開けた。
 反対町議らは同町松崎の反対町議宅前で出陣式を行い、「(借金の多い)下田と心中する必要はない」と反対の声を張り上げた。地理的な不便さや人口比率が低い同町の発言力の弱さも見込み、「合併は百害あって一利なしだ」と訴えた。
 一方の賛成派は同町松崎の事務所で第一声を上げた。「今後の吸収合併では町の将来は望めない。(1市3町が)対等に議論し、子や孫に残すべき町の姿を協議会で話し合うべき」と主張。町財政の厳しさなどから合併の必要性を訴えた。
 合併協の設置をめぐる住民投票は、由比、南伊豆町に続いて県内で三例目。合併特例法に基づき、賛成多数となれば町議会が合併協設置を可決したとみなされ、反対が多い場合は合併協設置請求の手続きが終了する。期日前投票は23日午前8時から町生涯学習センターで。6月1日は町内15カ所で投票を行い、午後8時から開票、同9時ごろに結果が判明するとみられる。町内有権者数は21日現在で6982人(男3263人、3719人)。

3789とはずがたり:2008/05/24(土) 15:46:06
<東海>静岡県
>>3780

松崎“チラシ合戦” 賀茂1市3町枠組み賛否
2008/05/18
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20080518000000000009.htm

 松崎町議会が3度否決した賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会設置をめぐり、町内の合併反対派と賛成派が連日の“チラシ合戦”を繰り広げている。反対派が新聞折り込みで「合併にメリットなし」と訴える一方、賛成派は「対等の立場で合併協議すべき」と主張。合併協の是非を問う住民投票(22日告示、6月1日投開票)へ向け、双方の議論は早くも熱を帯び始めている。
 合併協設置に反対票を投じた町議5人は「なぜ1市3町合併に反対か!」と題し、連名で考え方を順次伝えている。初回は町財政、2回目は1市3町の枠組みを取り上げた。自治体収入に対する借金返済の負担割合を示す実質公債費比率が、県内で3番目に低い同町の財政を「健全財政」とする一方で、県内で3番目に高い下田市を「破たん寸前」と表現した。
 一方の賛成派は、住民発議を起こした斎藤省一さんら町民有志7人がチラシを作成した。観光の低迷、自主財源の伸び悩み、少子高齢化による社会保障費の増大を理由に「合併という手段を探るのが必要」とし、住民発議の“民意”を否決した町議会の判断を「残念の一言」と批判している。最後に「協議会は対等な立場で町の将来を語る場です」と結び、協議会で合併のデメリットを軽減するよう呼び掛けた。
 他方、誇張した一方的な主張や表現に頭を抱える町関係者も。町当局は「実質公債費比率は財政の一側面に過ぎない。内容に誤りもある」と反対派のチラシの問題点を指摘し、町幹部は「互いを批判し合うような“泥仕合”にはならないでほしい」と懸念する。同町の男性(66)は「公開討論会を開いてほしい」と町民に開かれた議論を求めた。

3790とはずがたり:2008/05/24(土) 16:11:24
<近畿>和歌山県

「合併するもしないも地獄」 上富田町が住民説明会
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=146360

 和歌山県上富田町は22日夜、市町村2次合併の方向性を探る住民説明会を朝来コミュニティセンターで開いた。住民からは「合併の是非を判断する材料を示してもらいたい」などの意見が出た。小出隆道町長は9月議会には方針を具体化したいとの考えをあらためて示した。田辺西牟婁地方で2次合併について住民説明会を開催したのは同町が初めて。


 2010年3月末を期限とする合併新法を受け、町は9月議会までに一定の方向を打ち出したいとしている。小出町長は「合併する、しないを含め、するならどことするかについても、いまの時点では決めていない」と白紙の状態であることを強調した。方向性の出し方についても「議会や住民の意見をどう集約していくかも含めて考えていきたい」と述べた。

 県が合併構想で田辺市との枠組みを示していることについて、小出町長は「同じ生活圏ということが理由と県から聞いているが、個人的には県からの勧告はないと認識している」と話した。

 財政面については「すべての事業を止めてでもという気持ちで基金の取り崩しを制限してきた。いま合併すれば住民負担は増える。合併しないと財政が持つのかという問題もある」と説明。「合併しても地獄、しなくても地獄」と将来的に厳しい財政状況を表現した。

 説明会では、町総務政策課の職員が、国が合併を進めようとする理由を説明した。少子高齢化が進む中、地方分権を図り行政の効率性を向上させるなどと話した。また近隣市町と上富田町との財政状況を比較。国の財政状況にも触れ、「国は交付税を配分するのが難しくなっている。合併させて財政基盤を強化させたい考えだ」と話した。

 会場には約100人の住民が出席した。合併に否定的な意見や合併後の負担についての質問など、さまざまな声が上がった。

 住民からは「合併した場合、しなかった場合の長所、短所といった判断材料になるようなものを示してほしい」との質問があった。これに対して小出町長は「近隣市町村の最新の財政状況が公表されていない。しかし、庁内で検討しており結果を7月の広報誌に載せたい」と述べた。

 また「10月に最終結論としたが、それで行政としては間に合うのか」という質問には「前回の合併から考えると、10月からでも十分間に合う。しかし、9月の議会で承認が必要となる」と回答した。

 ほかにも住民の意見として「企業誘致などで財政を強化すればやっていける」「合併した町の住民は、水道料金が上がって嘆いている」など単独行政を支持する声もあった。

 住民説明会は、29日までに町内4会場で開く。

('08/05/24)

3791とはずがたり:2008/05/24(土) 17:09:43
<中国・四国>鳥取県

前回町長選では合併賛成派だった町長だが議会がどうしても承認せず鳥取との合併は実現しなかった智頭町。
因縁の対決に更にもう一人立候補。
合併賛成派だった織田氏も合併しないまま町長を続け今回は合併は争点にもならないのかな?

選挙:智頭町長選 国岡氏が出馬表明 現職、前職と三つどもえか /鳥取
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20080524ddlk31010358000c.html

 6月3日に告示される智頭町長選で、薬局経営の国岡啓二氏(61)が23日、無所属での立候補を表明した。すでに立候補している現職の織田洋氏(61)と前町長の寺谷誠一郎氏(64)の一騎打ちとみられたが、三つどもえ戦になりそうだ。

 国岡氏は「若者が町外へ移り住んでいく状況を座して見過ごすわけにはいかないと思った」と出馬を決意した理由を説明。「若者と町民の仕事作りが何よりも先」と強調し、林業と林業関連産業の発展が「魅力のある町作りにつながる」と話した。【宇多川はるか】

毎日新聞 2008年5月24日 地方版

〜前回4年前の選挙の記事〜

合併賛成派の織田氏が当選 鳥取県智頭町
http://www.47news.jp/CN/200406/CN2004062001003660.html

 鳥取市などとの合併をめぐる混乱で前町長が辞職した鳥取県智頭町の町長選が20日投開票され、合併賛成派の元町議織田洋氏(57)が反対派の元町議岡田一氏(64)を破り、初当選した。投票率は81・40%。  同時に行われた町議補選では賛成派2人と反対派2人が当選し、議会は反対派が多数のままとなった。織田氏が合併に関する議案を提案しても議会で否決される可能性が高い。  智頭町はこれまでに、合併について二度の住民投票を実施し、賛成が多数を占めた。この結果を受け、単独存続を主張していた寺谷誠一郎前町長が5月に辞職。その後鳥取市など10市町村での合併協定書に調印したものの、町議会は合併議案を二度にわたり否決した。  鳥取市と周辺町村は、智頭町を含めた計10市町村で11月の合併を目指しており、智頭町が議案をあらためて否決した場合、同町を除く9市町村での合併になる。

2004/06/20 14:11 【共同通信】

3792とはずがたり:2008/05/25(日) 18:09:52
<東北・北海道>宮城県

■来年9月合併を支持 2008.05.22
本吉町議会特別委
在任特例、自治区も/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2008_05/k/080522k-gappei.html

 本吉町議会の合併推進特別委員会が二十一日開かれ、気仙沼市との合併協議に当たり森琢男町長が明言していた(1)合併期日は二〇〇九年九月一日(2)議員の身分(定数・任期)は本吉町議十二人の在任特例適用(3)本吉地区に地域自治区設置?を支持する方針をまとめた。このうち、細部の擦り合わせが必要な地域自治区を除く合併期日と議員の身分は、二十九日の法定合併協議会に事前提案される見込みだ。

 特別委では、合併推進町民会議(四月二十五日)や議会報告会(四月二十一?二十五日)で町民から寄せられた意見なども参考に、各委員が三項目の考え方を述べた後、意見を集約した。

 合併期日は「町長が合併時期を明言し、町民の支持も多い」「二〇一〇年三月合併では、その前に任期満了の町長選、町議選をしなければならない」などの意見があった。これに対し、一〇年三月末を妥当とする委員が「九月合併は、町長選をしたくないという町長の個人的理由に基づく」「住民のための合併へ、慎重な協議が必要」などと述べた。

 議員の身分は「合併による激変緩和のために必要」「法で認められた制度を活用して、町民の負託に応えるべきだ」「七カ月間、市議会に本吉地区の代表がいないのは困るとの町民の声もある」などと、在任特例適用支持が多数。反対委員は「本吉町議会から在任特例を言うべきではない」「あくまで編入合併であり、気仙沼市を信頼するべきだ」との考えを主張。また、定数特例を支持する意見もあった。

 地域自治区は「町民の不安解消」「地域独自のまちづくりを進めるために必要」と設置賛成が大半だったが、「振興会組織をより生かす方法を考えれば必要ない」と異議を唱える委員もいた。

3793とはずがたり:2008/05/25(日) 19:39:53
<近畿>和歌山県

上富田町>>2145>>3148>>3530>>3790は白浜と田辺の緩衝自治体を狙ったものかと思ったがそうではなく財政問題や同和対策事業の取り扱いをめぐり破談だそうな。公営住宅問題ともあるから改良住宅関連かな。
田辺市に於いて上富田は中辺路と市中心部(旧田辺)を結ぶ経路にあるから合併した方が自然と云えば自然なんだけど。
田辺市の第一次合併では龍神や本宮等という遠隔地も田辺に引き寄せられて少々吃驚した。求心力有るねぇ。。本宮なんか完全に新宮圏かと思ったけど,材木の集散地としての新宮の地位が余程低下しているのか。人口も元々全然ちがいうしね・・。

市町村合併、住民意見で判断 上富田町
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=146246

 市町村2次合併の方向性を決めようと、和歌山県上富田町は22日から、町内4カ所で住民説明会を開く。県内の動向や町の財政状況を話し、住民の意見を聞く。町は田辺市との合併を県から提示されているが「合併する、しないにかかわらず、まず住民に説明するのが町の責任。住民の発言を期待したい」と参加を呼び掛けている。


 町では、小出隆道町長を委員長に、町職員でつくる2次合併の検討委員会を1月に設置して、説明会の準備を進めていた。小出町長は3月定例議会で「9月ごろまでに合併の方向性を決めたい」と述べている。

 説明会では、県内市町村の合併動向や上富田町の課題を小出町長と総務政策課職員が説明する。国が市町村合併を進めようとする理由や近隣市町の財政状況にも触れる。住民の意見によっては、2回目を開くことも検討するという。

 小出町長は「単独でいくのか、合併するならどことするのか、いろんな方策が考えられる。最後の判断は、住民の意見を集約して考えることになる。合併問題を含め行政に関心を持ってもらいたい」と話している。

 説明会の日程と場所は次の通り。時間は午後7時半から。

 22日=朝来コミュニティセンター▽23日=岩田公民館▽28日=生馬公民館▽29日=市ノ瀬農村環境改善センター

('08/05/22)

3794とはずがたり:2008/05/25(日) 19:46:39
<近畿>和歌山県

第12回 田辺広域合併協議会 会議録
http://www.city.tanabe.lg.jp/kikaku/gappeikyo/pdf/houtei/kaigiroku_12.pdf

開催:平成15年12月13日(土) 場所:大塔体育館

まず、9月13日に開催を予定しておりました合併協議会が延期となっ
たことについてでありますが、このことにつきましては、上富田町と5市
町村の間で、新市における基金の取り扱いに対する考え方に大きな違いが
あったことが原因であります。その後、合併協議会を延期している間に、
基金問題、住宅問題等の合併に係る関係市町村間の重要課題について、お
互いに精力的に協議を重ねてまいったところでありますが、結果として、
11月30日に開催をいたしました首長会におきまして、大変残念なこと
ではありますが、上富田町から田辺広域合併協議会を離脱せざるを得ない
旨の意思表示がなされたところであります。
原因の1つであります基金の取り扱いにつきましては、新市の安定した
財政運営のため一定の基金が必要であることから、昨年来、長期にわたり、
合意点を見出すため議論に議論を積み重ねてまいりましたが、その中で、
合併までの重要性の高い行政課題の解決に係る財政需要や、基金設置のあ
り方とその額、さらには基金の持ち寄りについての考え方に大きな違いが
ありました。
また、市町村建設計画に位置付ける事業に対する財源についての問題も
あり、新市の大変厳しい財政状況の中では、上富田町における行政課題や
計画されている事業を新市の行政施策として位置付けることは、全体のバ
ランス等の面でも現実的には困難な状況でありました。
さらに、住宅施策につきましても、上富田町と5市町村の間では施策の
内容に大きな違いがあることから、問題解決に向けて議論を繰り返し重ね
てまいりましたが、調整は非常に困難という判断をせざるを得ない状況が
ございました。
今、申し上げました基金問題、住宅問題をはじめ、他にも調整困難な問
題を抱える中、11月30日に開催いたしました首長会におきまして、こ
?3?Page 8

のまま合併協議を継続していくことは、総合的に判断して、合併特例法の
期限内での合併ということを考えるとき、時間的に極めて困難であるとい
う6市町村の共通認識に至ったわけであります。
そして、結果として、上富田町さんからは、今後の合併協議に引き続き
参加することを断念せざるを得ないという離脱の意思表明があり、また、
他の5市町村につきましては、今後も広域圏組合をはじめとして、当地域
の発展のために、より一層連携を深め、相互に協力していくことを確認い
たしたところであります。

3795とはずがたり:2008/05/25(日) 19:49:16
<近畿>和歌山県

地域住宅計画 日ノ出、水穂地域
http://www.town.kamitonda.lg.jp/soudan/25-1tiikijyutaku.htm
1.地域の住宅政策の経緯及び現況

 当該地域は、和歌山県の西部に位置し、熊野古道「中辺路街道」の入り口であり、人口1万5千人の地域である。上富田町は、第一次産業が減少し、産業構造の中心が第二及び第三次産業へと変化しています。 上富田町における住宅に住む一般世帯数は、平成12年では4,948世帯と昭和55年からの20年間の間に約1.5倍に増加している。全体的に狭隘な道路が多く、住宅の規模・設備が不十分なまま老朽化した木造賃貸住宅が多い状況である。平成12年度住宅・土地統計調査によると、持ち家、3,781世帯公営借家380世帯、民営借家634世帯、給与住宅108世帯となっているが住宅戸数が世帯数より少なく、非成長・成熟社会においてストックの有効活用が住宅施策において重要な事項となっている。現在、町内全域を対象に民間住宅背策としては耐震化の促進支援、公的住宅施策としては、老朽化した住宅の改善を行なっている。近年、財政が厳しい中で町営住宅事業が難しい状況でありますが、地盤沈下による危険度の高い建築物での建替えが急務であり、安全な住環境整備をおこなう。

2.課題

 安心して暮らせる居住環境は全ての生活の基本となるものであるが、地盤沈下等で建物及び敷地内に影響が生じ日常生活 に支障をきたしている状況であります。 現在48件中22件が移転完了し、残り26件についても移転の予定となっています。移転による地域効果については、安全な生活環境・道路網の整備・交通の緩和等の住環境向上を実現する。

 公営住宅については、新耐震基準以前に建設されたものが多く、耐震上不安があり耐力壁や開口部の位置や寸法について耐震診断(簡易)を行ないましたが、今後も住宅管理上、診断結果による改修が必要と思われる。民間住宅による耐震診断・改修については、実施していますが56年以前の木造住宅総数が2,301戸あり木造全体の49%占めているのが現状であります。 今回の新規事業による住民への啓発を行い、診断結果による改修工事につながるような効果が必要と思われる。

 当町は田辺市のベッドタウンとして人口も増加してまいり、それに併せて公共賃貸住宅率も比較的高く住居の確保が比較的よいと思われるが、収入超過者・高額所得者・地位の承継による長期入居、公営住宅に入居している世帯とそうでない世帯との間に不公平間うまれており、地域における住宅提供が機能していない傾向があるため、適正な入居管理が必要であります。

3796とはずがたり:2008/05/25(日) 19:59:19
<近畿>和歌山県
>>3793-3796
田辺市近郊としてそれなりに人口も増えた上富田町には財政難もあるもののその切迫感よりも重要事業を打ち切られることの方が切実だった,3大事業の内2大事業はほぼ終わり合併を考えても大丈夫となったという感じか。
進むも地獄,進まないも地獄に進むことへの抵抗感が強いことがはっきり判るけど。

07年3月の記事。
譲れない(?)懸案事業の朝来小学校校舎と公営住宅事業が06年度で完了とのこと。

緊縮で一般会計43億円 上富田町07年度予算
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=121014

 上富田町は2007年度当初予算案を、7日開会した3月定例議会に提案した。一般会計は前年度比16%(8億2300万円)減の43億700万円。3つの大型継続事業のうち朝来小学校校舎と公営住宅が前年度で完成し、投資的経費が同64・9%減となった。町は「大型事業以外は補助金や委託料、庁内経費を引き続き節減し、緊縮予算に努めた」としている。

 歳入は自主財源が前年度比4・4%(7200万円)増の17億1800万円、構成比39・9%。

 町税収入を同9・9%(1億3200万円)増の14億6500万円見込んだ。地方交付税は同4・2%減の13億8000万円。税源移譲と減税措置の廃止で町税が伸び、自主財源の増加につながった。

 町債は大型事業がヤマを越えたため、臨時財政対策債(1億8000万円)と合わせて3億300万円と、同60・1%(4億5700万円)の大幅減。07年度中に6億6400万円を償還し、年度末の起債残高は65億900万円となる見込み。

 財政調整基金と減債基金は前年度当初と同様、取り崩していない。

 歳出では投資的経費が4億1100万円で、2億2200万円減った。

 「朝来小」「公営住宅」の残事業と3つの大型事業の一つ「市ノ瀬橋改良」の07年度予算案は、朝来小関連1400万円(仮グラウンド整備など)▽公営住宅関連9500万円(公園整備など)▽市ノ瀬橋改良2億700万円。

 13特別会計の総額は44億9600万円。前年度に比べ6・7%減った。

 同町は04年に町長、幹部、一般職員の計20人で行政改革推進本部を発足。昨年9月に課長補佐級で危機管理検討委員会を、同10月に係長級で行政サービス検討委員会を発足させ、厳しい財政状況に対応している。

 定例議会の会期は27日まで。一般質問は13、14両日の予定。
('07/03/09)

3797とはずがたり:2008/05/25(日) 20:12:12
<東北・北海道>岩手県
>>1729>>2595>>2635>>3220>>3716>>3783

県が合併新法の流れ説明 釜石、大槌議会に
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080524_5

 県は23日、釜石市と大槌町の両議会に市町村合併についての説明会を開き、合併新法内でのメリットや期限までの流れを示した。

 説明会は市役所と町役場でそれぞれ行われ、県からは県市町村課の浦上哲朗総括課長、釜石地方振興局の及川明企画総務部長ら5人が出席。

 浦上課長は「将来の世代のために合併について論議することも必要。協議会を設置して議論を深めてほしい」と呼び掛けた。

 大槌町議会では「釜石、大槌だけでなく山田町まで含めた合併の枠組みは考えていないのか」、釜石市議会では「合併のメリットだけでなく、デメリットも示してほしい」などの意見や質問が出された。

(2008/05/24)

3798とはずがたり:2008/05/26(月) 23:40:44
<北関東>群馬県

市町村合併:初の合併住民説明会−−大泉町 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080526ddlk10010062000c.html

太田市と対等合併を目指している大泉町は25日、町役場で初の住民説明会を開いた。住民約180人が参加し、活発な質疑応答が行われた。

 長谷川洋町長は「(私は)独自路線を提唱したが、町議会との話し合いなどを経て対等合併を選択し、町民に迷惑をかけた」と陳謝。清水聖義太田市長と4月25日に行った合併確認書調印までの経過を説明した。

 質疑応答では「唐突すぎる」「税金が増えないか」「太田市長は衆議院だ、民主党だ、自民党だ、市長選だところころ変わる人で、信用できない」などと活発な意見が出た。長谷川町長は質問に丁寧に答え「町に展望が持てるようにしたい」と説得した。

 同町は6月1日までに計4回、太田市は6月3日までに計3回の説明会を開く。【佐藤貢】

毎日新聞 2008年5月26日 地方版

3799とはずがたり:2008/05/26(月) 23:56:42
<東海>静岡県

此処でもキーワードは変化,なんでしょうかねぇ
もと静岡放送アナウンサーで昨今の一番の課題と思われる病院問題にも対処し,大合併には失敗したものの小合併は成功させた松野氏が大差で落選。

これが効いたのかなぁ。合併の失敗は藤枝のせいというよりも焼津や大井川の意向だからねぇ。。
>新・焼津市との合併協議を掲げ、

藤枝市長に北村氏
現職破り初当選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080525-OYT8T00721.htm

 藤枝市長選は25日、投開票が行われ、新人の前県地域整備センター理事長・北村正平氏(61)(無所属)が、3選を目指した現職・松野輝洋氏(66)(同)を破り、初当選を決めた。当日有権者数は10万4523人、投票率は前回(47・35%)を10・78ポイント上回る58・13%だった。

 同市緑町の北村氏の事務所に25日夜、「当選確実」の一報が入ると、詰めかけた大勢の支援者から一斉に拍手と歓声が起きた。事務所に姿を見せた北村氏は、「地方分権の流れの中で、市政を刷新しなければならない。広域的な地域の中で市を発展させていきたい」と抱負を語った。

 選挙戦で北村氏は、「合併の失敗、市立総合病院の不祥事や経営悪化は市長の指導力不足が原因」と松野市政を批判。自民党藤枝支部や地元県議、多くの市議から支援を受けて組織的な運動を展開した。「市政刷新」を訴え、清新なイメージをアピール。新・焼津市との合併協議を掲げ、地盤の藤枝地区を中心に、松野氏の地元・青島地区も含めて支持を広げた。

 松野氏は、高い知名度と、自治会関係者や一部市議の支援をバックに選挙戦を展開。市債残高を80億円削減したことや、市立総合病院の産科医を2人確保したことなど実績と実行力を強調し、「あと1期務めさせてほしい」と訴えたが、涙をのんだ。

当 36,322 北村 正平61無所属新
  23,908 松野 輝洋66無所属現

(選管確定)
(2008年5月26日 読売新聞)

3800とはずがたり:2008/05/27(火) 09:58:18
<首都圏>
東葛飾と云うと柏・松戸,葛南と云うと市川・船橋だが柏抜きなのは何故??

「政令市・市川」賛成6割
市民アンケ合併相手、浦安1番人気
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20080525-OYT8T00610.htm

 市川市民の約6割は政令指定都市移行に「賛成」していることが、市のアンケート調査で分かった。2007年に近隣の船橋、鎌ヶ谷、松戸の3市と「東葛飾・葛南地域4市政令指定都市研究会」を発足させているが、相手先の一番人気は“枠外”の浦安市だった。

 調査は3〜4月、市政モニターを対象に行われた。有効回答は1415人。

 それによると、79%が「合併・政令市移行」に「関心あり」と回答した。政令市移行については、「賛成」「どちらかと言えば賛成」は合わせて58%で、「反対」「どちらかと言えば反対」の37%を上回った。

 近隣3市との政令市構想の共同研究に関しては、ほぼ半数の49%が「知らなかった」と回答。合併の相手先(複数回答)では浦安が72%で最も人気が高く、船橋も68%だったが、共同研究を行う残る二つの松戸(40%)、鎌ヶ谷(15%)はともに伸び悩んだ。

 今回のアンケート結果について、市川市の企画・広域行政担当は「政令市への移行賛成の多さに驚いた。共同研究の方は認知度向上が課題」と話した。研究会は今秋、政令市移行に関する最終報告書案をまとめる予定という。
(2008年5月26日 読売新聞)

3801とはずがたり:2008/05/27(火) 22:35:12
<北関東>群馬県

自分らの利権死守の為に何度も厩橋との合併議案を葬り去ってきた富士見村議会だが今度はオッケーするんかね?

市町村合併:前橋市と合併後、旧村部で市議選−−富士見村 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080527ddlk10010028000c.html

 前橋市への編入合併を目指す富士見村は来年5月5日の合併後、現在の村議会(07年4月改選、定数18)議員に合併特例法に定める在任特例でなく、定数特例を適用することを決めた。合併後、同月中にも旧富士見村選挙区として定数3の市議会議員選挙を実施する方針だ。26日の前橋市議会各派代表者会議で村議会側の決定が報告・了承された。

 7月に開かれる法定合併協議会で正式決定される見込み。【杉山順平】

毎日新聞 2008年5月27日 地方版

3802とはずがたり:2008/05/27(火) 22:37:51
<九州・沖縄>福岡県

この村長の人格が信用出来ん(´・ω・`)
調印せずに辞職して出直し選で反対派当選に力を尽くすとかするんじゃねーの?

星野村合併問題 「住民投票の実施を」 八女市長が打開策を提案
2008年5月27日 04:43 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/25023

 八女地区5市町村の合併手続きを星野村の高木良之村長が拒否している問題で、野田国義八女市長は26日、高木村長、合併推進・反対双方の村議や住民団体代表と同村で相次いで会い、合併の是非を問う住民投票の実施を提案した。合併の行方が混迷する中、野田市長は他の3町村長の意向も受け、事態打開に乗り出した格好だ。

 会談後、会見した高木村長は「賛成派、反対派の両住民団体が納得し、議会も同意するならば、条例制定案を提案してもいい」などと語り、条件付きで承諾したことを明らかにした。住民投票が実施され投票率が50%を超えた場合、結果に従うことも明言した。

 一方、合併推進派の高木俊之星野村議長は会談後に取材に応じ、提案に理解を示しつつも「3月に住民投票条例制定案を否決した経緯があり推進派の中には慎重意見もある」と即答を避けた。

 星野村議会では合併推進派は7人、反対派は3人。反対派の3人は提案を受け入れた。村議会は27日に全員協議会を開き、対応を協議する方針。住民団体の代表はいずれも「歓迎する」と、提案に前向きな姿勢を示した。

=2008/05/27付 西日本新聞朝刊=

市町村合併:八女市長、星野村長に住民投票実施を要請 /福岡
 ◇議会、住民団体合意が前提−−星野村長
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080527ddlk40010764000c.html

 八女地区5市町村の合併でいったん合意しながら星野村の高木良之村長がこれを拒んでいる問題で、合併協議会会長の野田国義・八女市長は26日、村民に合併の是非を問う住民投票条例の制定案を村議会に提案するよう、高木村長に要請した。これに対し高木村長は「(条例案は一度否決されており)議会や合併に賛否を唱える各住民団体が合意すれば、提案する」と答えた。

 高木村長を除く合併協の4首長は同日、八女市役所で会談。「星野村の混迷を収め、決着を付けたい」(野田市長)とし、合併の是非を問う住民投票を6月末までに行えるよう、高木村長や村議会、合併賛成・反対の各団体に求めることにした。

 高木村長は要請を受けて記者会見し「条例案は一度否決されており、再度提案することを議会に打診したが、拒まれた。自分からすぐに提案する気はない」と説明。ただ「議会や住民団体が住民投票に同意すれば提案する。きん差であれ結果は尊重する」と述べた。

 一方、同様に野田市長の要請を受けた同村議会の高木俊之議長は「27日の全員協議会で検討するが、一度否決した議案であり、苦渋の選択」とし、各住民団体の代表は「前向きに検討する」としている。【丸山宗一郎】

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年5月27日 地方版

3803とはずがたり:2008/05/27(火) 22:43:33
<東海>静岡県
>>3799

新・焼津市との合併論議
北村・藤枝新市長「産科医 医大に協力仰ぐ」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080526-OYT8T00755.htm

 25日に投開票された藤枝市長選で初当選した北村正平氏(61)が26日、藤枝市役所で増田嗣郎・市選挙管理委員会委員長から当選証書を受け取った。

 この後、北村氏は改めて記者会見し、「市民と一体となって市政を進めていきたい」と意気込みを語った。

 市立総合病院の産科医退職問題については、「浜松医科大や医師会などに協力をお願いして回りたい」と述べ、医師確保に努める考えを示したほか、焼津市と大井川町が合併して11月1日に発足予定の新・焼津市との合併問題についても、「早速話し合いを始める」と述べた。また、ごみ処理施設の建設問題では、「市民による委員会をつくり、その意思を反映させたい」としたほか、行財政改革を進めて人件費削減などに取り組む考えを強調した。

 北村氏の任期は6月20日から4年間。

「刷新」いかに具体化

 自治体が抱える借金の割合を示す実質公債費比率が20%を超えるなど、市の財政状態は極めて厳しい。加えて、市立総合病院の産科医退職問題や合併の進め方など、自治体経営のうえで現在全国どこでも課題になる諸点が、藤枝市でも山積している。

 今回の市長選は、保守層の分裂など政局的な関心が先行し、北村正平、松野輝洋両候補とも掲げた政策の方向性に大きな違いはなく、「政策的な対立軸ははっきりしなかった」と言われた。しかし、それはむしろ、対立点を見出せないほど市政の課題ははっきりしていたということではないか。

 政策課題の中で、合併を巡っては、「2市2町」の枠組みを訴えた北村氏に対し、松野氏は静岡市、島田市も選択肢に入れたより広い枠組みを示した。年末には新・焼津市長選も予定され、再び志太地域の合併問題の行方に注目が集まることも予想される。「今後さらなる合併が必要」という認識で両者に違いはなく、北村氏は今後、市内外の合意形成に向け努力する必要がある。

 選挙戦で松野氏は2期8年の実績を訴えたが、及ばなかった。松野氏が目指した「3選」では、一般的には「長期政権」批判を浴びることは少ないが、今回は「市政刷新」を掲げた北村氏が有権者から支持された。「刷新」にいかに中身を与えられるか、北村氏の手腕が問われる。(高田育昌)
(2008年5月27日 読売新聞)

3804とはずがたり:2008/05/27(火) 22:47:34
<九州・沖縄>熊本県

都市計画等3税は八戸市とか佐賀市とかでも揉めた記憶有り。大事に行きたいところ。

市町村合併:熊本市との合併、植木町も3税継続協議 嘱託員制は統合承認 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080527ddlk43010832000c.html

 熊本市と植木町の合併問題調査研究会が26日、熊本市であった。植木町側は非課税か、熊本市より税率が低い都市計画、事業所、法人市民の3税について「町への具体的な還元策を聞きたい」として継続協議とした。3税は、益城町と同市との任意合併協議会でも継続協議になっている。

 3税について、研究会事務局は「熊本市の制度へ統合する」としたが、町側の委員から「(合併特例法を使って)5年間緩和措置をとっても、既存企業の流出がないか心配」などの意見が相次いだため、7月開催予定の次回会合まで継続協議とすることにした。

 一方、町内各戸へ文書配布などを行う町の嘱託員制度は、移行期間を設けて熊本市の町内自治会制度に統合することを承認した。【結城かほる】

毎日新聞 2008年5月27日 地方版

3805とはずがたり:2008/05/28(水) 23:13:08
<東海・甲信越>長野県伊那地方

村民の良識の勝利だらん。記事には書いてあるけど,どうせ過疎債が使えるんだし合併特例債が使えないのはあんま関係ないら。

市町村合併:阿智村意向調査 清内路村合併、賛成2043票・反対979票 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080528ddlk20010092000c.html
 ◇清内路村と合併向け加速

 清内路村との合併の可否を問う阿智村の住民意向調査の集計作業が27日、同村コミュニティ館であった。「賛成」が2043票(42・7%)と「反対」の979票(20・5%)を上回り、合併に向けた機運が加速しそうだ。調査対象数5335人。回答総数は4781票(回収率89・62%、無効51票)だった。

 阿智村議会は29日に全員協議会を開き、「同意は得られた」と判断する見通し。岡庭一雄村長も「議会の意向を尊重する」との構えで、両村は6月村議会で法定合併協議会の設置議案を提出・承認を経て、今年度末の合併を目指し法的手続きに入る。

 住民意向調査は4日行った清内路村の合併に関する住民投票で9割近い賛成があったことを受け、阿智村側の村民の意思確認のため実施した。【仲村隆】
==============
 ■解説
 ◇財政基盤の弱さ課題

 清内路村の編入合併の可否を問う阿智村の住民意向調査で、合併への道筋が鮮明となった。合併を公約にした清内路村の桜井久江村長が積極的に推進したのに対し、阿智村の住民意向調査の賛成は4割にとどまるなど、阿智村は一貫して慎重な姿勢だった。

 阿智村の岡庭一雄村長は調査結果について「4割の賛成のみで(合併に向けて)とても強力に背中を押せない」と語る。ただ、阿智村議会は合併に前向きで、今年度末の合併に向けて事態は粛々と進みそうだ。

 岡庭村長が消極的なのは財政基盤が弱い清内路村との合併すれば財政上の負担が増えかねないためだ。合併特例債などのメリットが少ないなどの課題が多いこともある。

毎日新聞 2008年5月28日 地方版

3806とはずがたり:2008/05/28(水) 23:25:52
<東海・近畿>三重県

市町村合併:単独か熊野市と合併か 御浜町、住民投票が告示 来月1日投開票 /三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20080528ddlk24010137000c.html

 単独行政の継続か、熊野市との合併推進かを問う御浜町の住民投票が27日、告示された。投票は「単独」「合併」の二者択一方式。6月1日に投票され、即日開票される。投票資格者は選挙人名簿に登録されている20歳以上の人で26日現在、男性3694人、女性4420人の計8114人。

 この日、町選管は町役場と尾呂志支所の2カ所に告示文書を掲示した。単独行政継続、合併を目指す、それぞれの町民グループが宣伝カーを使って街頭演説などをした。

 単独行政継続を訴える町議4人でつくる「自律のまちづくりを目指す議員の会」(端地常浩代表)は、「合併が『財政基盤を強化する』と言うが、根拠が示されておらず、御浜と熊野は基幹産業が違う」と主張している。

 合併推進を公約に当選した古川弘典町長を支持する「合併推進の会」(笹之内俊雄代表世話人)は、「合併の最大の目的は行政改革。多様化する行政ニーズへの対応や行政サービスの効率化が図れる」と主張した。

 合併を巡る御浜町の住民投票は3年ぶり。前回は旧熊野、旧紀和との1市2町による法定合併協議会から当時の町長、北裏公教氏が離脱表明したことに対し、住民の一部が町長の解職請求(リコール)をした。その際は28票差で解職請求は不成立となっている。今回は3月の臨時町議会に、合併新法の期限である10年3月までに熊野市と合併するかどうかを問う住民投票条例案が町から提案され、賛成多数で可決された。

 期日前投票は28〜31日の午前8時半〜午後8時、町役場1階会議室で。【汐崎信之】

3807とはずがたり:2008/05/28(水) 23:27:31
<東北・北海道>山形県

合併してほしいず。

市町村合併:合併協設立共提案を呼び掛け 長井市長、米沢市長に /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20080528ddlk06010297000c.html

 長井市の内谷重治市長は27日、置賜3市5町の合併問題に触れ、「そろそろけじめをつける時期。7月ごろに任意合併協議会設立を共同提案することを安部三十郎米沢市長に呼びかけている」と明らかにした。

 定例記者説明会で述べた。内谷市長は「合併は3市5町の枠組みで積極的に進めたい。6月議会で議論し、各議会で合意できれば任意協を設立できる。しかし、できなければ別の枠組みも考えねば」と話した。

 安部米沢市長は、26日の記者会見で「各首長の関心が深まってきたが、任意協には賛否両論あり、まだ見解を述べる時期ではない」と話している。置賜3市5町は、合併後5年間は地方交付税が旧自治体分加算交付される優遇措置のある10年3月までの合併を模索しており、そのための法定合併協議会設立のタイムリミットは今年12月とされる。「米沢のペースに乗ったら期限切れになるのでは」と心配する首長もいるという。【近藤隆志】

毎日新聞 2008年5月28日 地方版

3808とはずがたり:2008/05/28(水) 23:29:14
<九州・沖縄>福岡県

八女は一つの理念の下に星野村村民の良識ある結果を期待したい。
まぁ村長のリコールでも良いんだけどそれは投票結果を覆したりしてからであろうね。
それにしてもまえからもぞもぞしてたとはいえ離脱を言い出すタイミングと云い可怪しい。。

市町村合併:編入合併・星野村長拒否問題 民意問う住民投票実施へ/福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080528ddlk40010738000c.html

 ◇村議会、条例制定に可決方針

 星野村の高木良之村長が八女市への編入合併を拒否している問題に絡み、八女地区5市町村の合併協議会(会長=野田国義・八女市長)から住民投票実施への協力を求められた同村議会は27日、住民投票条例制定案が提案された場合、可決する方針を決めた。高木村長は議会や住民の理解を前提に同案を提案することを明言しており、かつて同案を否決した村議会が同意に転じたことで、住民投票が実施される見通しとなった。

 村議会は同日、全員協議会を開き、高木俊之議長が「要請に戸惑いもあろうが、議会として答えを出したい」と述べたところ、特に異論も出ず、条例案が提案された場合に可決することを全会一致で決めた。合併協から同様に要請を受けた合併推進・反対の各住民団体も理解を示しており、条例案の提案・可決のめどが立ったことで、住民投票が実施されることになる。

 県などによると、一度否決された議案でも違う会期であれば提案・採決することは可能。ただ、関係自治体ですでに合併で合意したうえ、調印直前に住民投票条例制定案を提案して住民に合併の賛否を問うのは極めて異例という。

 野田市長は「議会はきつい判断だったと思うが、八女地域のために理解してもらえた」と述べ、高木村長は「できるだけ早く提案して民意を問いたい」と話している。【丸山宗一郎】

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年5月28日 地方版

3809とはずがたり:2008/05/29(木) 01:39:19
<郡の処理>
市町村合併の進展により1郡1町の所も増えた。
郡の再編をしてもいいかも。

例:
新潟県
東蒲原郡・阿賀町+北蒲原郡郡・聖籠町+南蒲原郡・田上町+西蒲原郡・弥彦村→蒲原郡
三島郡・出雲崎町+刈羽郡・刈羽村→○○郡
北魚沼郡川口町+中魚沼郡津南町+南魚沼郡湯沢町→魚沼郡
岩船郡・関川村,粟島浦村→そのまま

昔分割された魚沼郡や蒲原郡は再統合して良いのではないか。
県議の選挙区は近隣の市と合区と考えると郡再編はあんま意味無いかなぁ・・

長野県
上水内郡+下水内郡+下高井郡+上高井郡→水井郡?高内郡?高水郡?水高郡?
北安曇郡→安曇郡
東筑摩郡→筑摩郡
埴科郡+小県郡→○○郡
北佐久郡+南佐久郡→佐久郡
上伊那郡+下伊那郡→伊那郡
諏訪郡→諏訪郡
木曽郡→木曽郡
対応する郡が消滅した場合は東西南北取ってもええんちゃうか。コストばかりでノーベネフィットかね。。


静岡県
榛原郡+周智郡+浜名郡(消滅予定)→遠江郡
志太郡(消滅予定)+富士郡+駿東郡+田方郡→駿河郡
賀茂郡→伊豆郡
旧国→1郡は?w

山梨県
南巨摩郡+中巨摩郡+西八代郡→巨摩郡
北都留郡+南都留郡→都留郡
南北の都留には可成りの地域的差違があるけどなぁ。。

大分県
東国東郡+速見郡+玖珠郡→大分郡
もっとも合併が進んだ大分県。1県1郡でいいかも。
町村が消滅一番乗りする可能性がもっと高いのはこの大分かも。

長崎県
北松浦郡+南松浦郡→松浦郡
西彼杵郡+東彼杵郡→彼杵郡
佐賀の東松浦郡と西松浦郡を一緒にして松浦郡とすると松浦郡と云った時の区別が付かなくなるけどまぁいいよね
和歌山県の西牟婁+東牟婁,三重県の南牟婁+北牟婁でも同じ事が云える。
もっと云うと東京の南葛飾,千葉の東葛飾,茨城の西葛飾,埼玉の北葛飾だが郡はもう埼玉にしか残ってないね。
諸県も宮崎と鹿児島に渡っていた。

3810とはずがたり:2008/05/29(木) 02:36:42
<北関東>群馬県

行政ファイル:高崎市が合併協議に向け人事 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080528ddlk10010100000c.html

 高崎市は27日、吉井町との法定合併協議会設置に向けて地域振興部合併推進室を増強する人事異動を内示した。発令は6月1日。同室の業務は地域づくり推進課が兼務していたが、新たに高崎市から3人、吉井町から2人の専任者を置くほか、同市の課長職6人も兼務する。

毎日新聞 2008年5月28日 地方版

3811小説吉田学校読者:2008/05/31(土) 10:10:16
なんとも得体の知れない「人事慣行」の打破への一歩として率直に評価したい。「官僚たちの夏」で「人名を書いたカードを出したり引っ込めたりして、人事について考える」主人公が肯定的に描かれているし、たぶん現実にもそういうことをして勤務時間中に悦に入っていたと思われるが、人事で国が動く側面も確かにあるけれども、それは官僚が考えることではなく、政治家が考えることだ。

公務員改革:基本法案 渡辺・行革相、政官接触制限に意欲 個別法での対応示唆
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2008/05/31/20080531ddm005010160000c.html

 国家公務員制度改革基本法案は30日、参院本会議で渡辺喜美行革担当相と町村信孝官房長官が出席して、趣旨説明と質疑が行われた。
 渡辺氏は、自民、公明、民主3党による修正で政治家と官僚の接触を制限する規定が削除されたことについて、「基本的な問題認識は共有している。基本法成立後、法律の趣旨に沿って実効性を確保すべく、制度設計を検討する」と答弁し、個別法による接触制限の実現に意欲を示した。
 また、基本法案に天下り規制が盛り込まれていないとの民主党の批判を踏まえ「定年の引き上げや幹部人事の一元管理による各省割拠主義の打破によって、天下りの背景になっている構造的問題を解決する」と述べた。【塙和也】

3812とはずがたり:2008/06/05(木) 12:47:32
<東海・近畿>三重県

民主から出馬のラブコールを受ける河上市長も未だ未だやること山積の様ですねぇ・・。

御浜町民「合併」支持 首長、議長で4者会談へ
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20080602/CK2008060202014311.html
2008年6月2日

 民意は「合併」−。1日投開票された御浜町の住民投票は、熊野市との合併推進を支持する町民が多数を占めた。町は今後、同市との合併へと動きを加速させる。まずは両市町の首長と議長による4者会談が持たれそうだ。

 投票結果を受けて古川弘典町長は町役場で会見。「住民の協力が得られ、感謝している」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。今後については「両市町がよい未来を展望できるような合併協議に入っていきたい」と強調。「ただ(単独に投じた)4割の住民は合併にためらった。協議の過程で、協議内容を明らかにし、納得してもらえるよう努めたい」との姿勢も示した。

 一方、単独行政を主張してきた「自律のまちづくりを目指す議員の会」の端地常浩代表は、今回の結果を合併協議が認められただけとしたうえで「協議が町民の暮らしや町の産業を守り、発展させる立場で進むのか見極め、合併の是非を判断したい」と述べた。

 合併を争点にした事実上3度目の審判となったが、合併を公約に掲げた古川町長が初当選した2006年10月の町長選の勢いそのままに、合併推進派が勝利した。 (桜井祐二)

 ■河上敢二熊野市長の話…御浜町としてどのような対応をされるかお待ちしたい。

 ■野呂昭彦知事の話…県としては今後の両市町での推移を見守り、合併に向けての要請があれば、積極的に支援していきたい。

3813とはずがたり:2008/06/10(火) 12:16:05
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

結局松崎町議会をなんとかしないと駄目なんだけど・・

南伊豆地区の合併問題:1市3町合併協準備会、あす法定協設置の調印式 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080604ddlk22010224000c.html

 南伊豆地域1市3町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の副首長らによる合併協議会設置準備会が3日開かれ、5日に法定協設置の調印式を行うことなどを決めた。

 合併協の事務局は下田市の県総合庁舎内に置き、4市町と県から計10人の専従職員を派遣する。10日から活動を始める。合併協の初会合は6月下旬に開催する予定。

 同準備会では、松崎町の住民投票結果の説明などがあった後、4副首長が「ハードルは高いが失敗は許されない。ゴールを目指して力を合わせよう」と申し合わせた。【中村隆】

毎日新聞 2008年6月4日 地方版

3814とはずがたり:2008/06/10(火) 12:29:52
<東海>静岡県

参加者は旧駿東郡の枠組みかぁ。面白い。まぁこの面子で実際に合併することはないであろうけど各自治体の思惑が入り組んでいるこの地区の糸がほぐれれば良いねぇ。三島は田方郡なんか。

駿東地区広域行政推進協:県東部3市3町が発足 合併論議に注目 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080603-00000001-mailo-l22
6月3日11時1分配信 毎日新聞
 県東部の3市3町(沼津、裾野、御殿場市、清水、長泉、小山町)が、道州制などについて話し合う新たな勉強会「駿東地区広域行政推進協議会」を先月30日に発足させたことが2日、分かった。県東部の合併構想を話し合う「東部広域都市づくり研究会」が今年2月に解散した後、合併絡みで会合を持つのは初めて。合併論議の新たな動きとして注目される。
 東部9市町が参加していた研究会では、県の構想通りまず3市3町(沼津、三島、裾野市、函南、長泉、清水町)で合併し、その後に政令市を目指すことを主張する沼津市などの「段階派」と、一気に大合併で政令市を目指すべきとする三島市などの「一気派」が対立。議論は迷走し続け、研究会は解散した。
 解散後も、沼津市が従来からの3市3町合併を主張し続ける一方、裾野市は三島市を除いて構成する「新3市3町案」を提案。御殿場市は沼津、三島市が両方入らない「2市2町(御殿場、裾野市、小山、長泉町)案」を主張し、意見はまとまっていない。
 新たな勉強会は、裾野市の大橋俊二市長が提案した新3市3町案の対象の首長が集まった。座長には大橋市長が就任し、詰めた合併論議をするのではなく、首長が集まる場を確保して、まず合併論議への地ならしをするのが狙いのようだ。各市町の首長が6月議会で説明した後に初会合を開く予定だ。
 事務局を務める裾野市の江藤健夫企画政策室長は「この枠組みですぐに合併をするわけではない。だが、議論で新たな合併論議が出てくる可能性はある」としている。【山田毅】

6月3日朝刊
最終更新:6月3日11時1分

駿東地区広域行政推進協:座長の裾野市長、旗揚げ趣旨説明 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080606ddlk22010283000c.html

 旧駿東郡の3市3町(沼津、裾野、御殿場市、清水、長泉、小山町)でつくる「駿東地区広域行政推進協議会」が先月30日に発足したことを受け、座長を務める裾野市の大橋俊二市長は5日の会見で、「道州制導入を見据え、ある程度まとまった組織で東部のことを考える必要がある」と旗揚げの趣旨を説明した。

 東部の9市町が合併構想を話し合った「東部広域都市づくり研究会」が解散後、まとまった首長が会を発足させるのは初めて。大橋市長はメンバーを旧駿東郡の6市町にした理由を「昔からつながりがあり、まとまりやすい」と説明した。【山田毅】

毎日新聞 2008年6月6日 地方版

3815とはずがたり:2008/06/10(火) 12:39:11
<首都圏>神奈川県

合併が進むかな?

加藤・小田原市長:ホール建設見直し方針を知事に表明 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080528-00000135-mailo-l14
5月28日14時1分配信 毎日新聞

 小田原市の加藤憲一市長は27日、県庁で松沢成文知事と会談し、6月定例市議会で「城下町ホール」の建設見直しの了解を求める考えを表明。市町村合併については「まず市内の課題を解決した上で議論に入っていけると思う」と述べ、前向きな姿勢を示した。
 冒頭、松沢知事が「激しい選挙戦でしたね」と語りかけると、加藤市長は「(対立候補の)事務所に知事のポスターが張ってありました」と応じる場面もあった。【五味香織】

5月28日朝刊
最終更新:5月28日14時1分

3816とはずがたり:2008/06/10(火) 12:43:14
<首都圏>埼玉県

問題は新市名だが。。蓮田白岡市,蓮田市,蓮岡市...どうなりましょうかねぇ。。あとのは些末な問題よw

蓮田市と白岡町が合併協設置で調印
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080522-00000010-san-l11
5月22日7時51分配信 産経新聞

 埼玉県蓮田市の中野和信市長と白岡町の浜田福司町長は21日、同市役所で合併協議会設置に関する協議書に調印した。6月1日に法定合併協を設置し、合併新法期限内の22年3月末までの合併を目指す。両市町は厳しい財政事情の中、人口、財政規模が拡大するスケールメリットを生かす合併を模索。両市町に菖蒲町を加えた1市2町合併が破綻(はたん)した経緯を踏まえ、歴史的つながりの深い両市町合併を目指した。

最終更新:5月22日7時51分

3817とはずがたり:2008/06/10(火) 13:15:45
<九州・沖縄>福岡県
>>3774-3777 >>3781-3782 >>3785>>3802>>3808

市町村合併:星野村問題 来月(6月)29日に住民投票 条例案は2日提案 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080530-00000161-mailo-l40
5月30日17時2分配信 毎日新聞

 星野村の高木良之村長が八女市への編入合併を拒否していることに対し、同村を除く八女地区4市町村の合併協議会(会長=野田国義・八女市長)が打開策として、合併の是非を問う住民投票実施を求めていた問題で、協力を受けた村議会と合併推進・反対の各住民団体の代表3人が29日、高木村長に住民投票実施に向けた要望書を手渡した。これを受け、高木村長は6月2日の臨時議会に住民投票条例制定案を提案し、可決されれば、同29日に住民投票を実施することを明らかにした。
 同日午後3時から、村議会の高木俊之議長▽合併推進派の「1市2町2村の合併がスムーズに進むことを望む会」の末崎定幸会長▽反対派の「星野村の自立を目指す会」の足達透代表が村役場で会談。住民投票実施について合意し、投票結果に従う旨を明記した高木村長あての要望書に署名・押印後、高木村長を訪ね要望書を手渡した。
 要請後、住民投票に向けて末崎会長は「財政的な不安面で合併の必要性を訴えていきたい」とし、足達代表は「勉強会を開き、自立の道を考えていきたい」と述べた。
 また、高木議長は「苦渋の選択だったが、これで混迷した状況から抜け出せる」と話した。
 高木村長は「住民投票では村民それぞれが十分考えて臨んでほしい。合併賛成が多ければ、合併関連2議案も提案し、八女市への編入合併の手続きを進める」と話した。【丸山宗一郎】
〔筑後版〕

5月30日朝刊
最終更新:5月30日17時2分

29日住民投票可決 星野村議会合併問う
2008年6月2日 13:35
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/26278

 福岡県星野村議会は2日、臨時議会を開き、高木良之村長が提案した八女地区4市町村(八女市、黒木町、立花町、矢部村)との合併の是非を問う住民投票を実施する条例制定案を、全会一致で可決した。住民投票は24日告示、29日投開票で行われる。

 高木村長は「村民の意思により合併の方向を決めたい。なにとぞ可決をお願いします」と述べた。

 同条例案によると、住民投票は公職選挙法の選挙人名簿に登録された村民が対象。合併に賛成か反対の二択方式で行い、有権者の半数以上の投票で成立する。

 高木村長は「たとえ51対49の小差でも、住民投票の結果に従い、村政を進め、八女地区の合併協議に間に合うように関連議案も提案していきたい」と明言している。

 八女地区の合併をめぐっては、5市町村でつくる法定合併協議会が議決事項の協議を終えた後、高木村長がその後の手続きを拒否。同協議会会長の野田国義八女市長が、高木村長らに住民投票実施を要請していた。

=2008/06/02付 西日本新聞夕刊=

3818とはずがたり:2008/06/10(火) 13:23:10
<北関東>栃木県
>>3719 >>3603岩舟 >>3181都賀

市町村合併:栃木市、1市5町合併で来月に初の説明会 秋に協議会目指す /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080530-00000014-mailo-l09
5月30日12時1分配信 毎日新聞
 栃木市と周辺5町(都賀、岩舟、藤岡、大平、西方)の「1市5町」の枠組みでの広域合併を目指す同市は、市民の意思を確認しようと、市内全7カ所で来月17〜28日に初の市民向け説明会を開催する。日向野義幸市長が29日の会見で発表した。市民の意見を集約した上で、秋には合併推進に向けて、正式に始動したい考えだ。
 1市5町での広域合併の枠組みは、07年11月に県が提示した。05年4月施行の合併新法に基づく優遇措置を受けられる法期限は2010年3月。県による枠組み提示は同期限を考慮したもので、小山市、野木町を含む「2市6町」の枠組みも併せて提示している。
 説明会には日向野市長らが出席する予定で、合併に対する市の考え方▽全体的な動きと合併新法の概要▽合併の長・短所▽合併後の姿――などを説明し、市民の意見を聞く。
 7月からは合併に関する「目安箱」を市内8カ所に設置。併せて、合併に関する意見を「市長への手紙」として7月中に募集する。投かん用紙は7月号の広報とちぎに折り込まれる。集められた意見は、回答と共に市ホームページなどで公開される。また市長による出前講座「合併問題に関する市長のまちづくり元気会議」も行う。市内在住の10人以上のグループ対象で、市長との意見交換をする。
 29日の会見で日向野市長は、一連の意見聴取を踏まえ、7月末には1市5町の合併推進の是非について、「一定の方向性を決めたい」と述べた。同市は9月を目標に、合併推進に向けた協議会の設置に踏み切りたい考え。【中村藍】

5月30日朝刊
最終更新:5月30日12時1分

3819とはずがたり:2008/06/10(火) 13:25:27
<東北・北海道>岩手県

陸前高田は非民主系首長だから合併はその観点からも善いw

市町村合併:大船渡市との合併協求め、住民が署名活動−−陸前高田市 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080531-00000070-mailo-l03
5月31日13時1分配信 毎日新聞
 大船渡市との住民発議による合併協議会設置を求めて陸前高田市小友町の開業医、吉沢煕(ひろし)さん(71)ら5人が30日、直接請求の署名活動に必要な請求代表者証明書の交付を同市の中里長門市長に申請、署名活動を始めた。有権者数の50分の1を上回る約400人以上の署名集めを目指す。
 吉沢さんは「合併は避けては通れない。住田町も含めた気仙地方3市町の合併が望ましいが、住田町は当面自立の方針を明らかにしている」として大船渡市との合併を求める。
 陸前高田市長は請求を受けた場合、大船渡市長に照会し、設置を議会提案するとの回答があれば自らも議会に提案しなければならない。両議会で可決されれば設置が決まる。
 気仙地方の合併問題で、大船渡市の甘竹勝郎市長は3市町の合併の必要性を再三主張。中里市長は単独での市政継続の方針を堅持している。【鬼山親芳】

5月31日朝刊
最終更新:5月31日13時1分

3820とはずがたり:2008/06/10(火) 13:43:27
<近畿>和歌山県

那智勝浦は太地町との合併協議に振られた。人口1.7万。
新宮は本宮を田辺に取られる等求心力が働かない。人口3.2万。
合併すればやっと5万人クラスのまともな市となる。このインパクトはでかい。
新市名が問題だが「熊野市」はもう紀伊木本に使われちゃってるしなぁ。。
南紀市とかくろしお市とか止めて欲しいけど,紀伊市なら許しちゃおっかなぁw
那智も勝浦も新宮もいい名前なんだけど那智の滝の知名度と矢張り拠点都市新宮を外せないとなると那智新宮市で役場は勝浦とか?ちょいと場所が西に過ぎるか。北山村には呼びかけるけど太地町は無視なんか。

市町村合併:新宮と那智勝浦が協議へ 10年3月までの実現目指す /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20080607ddlk30010580000c.html

 新宮市の佐藤春陽市長と那智勝浦町の中村詔二郎町長は6日、それぞれ記者会見し、合併に向けて協議に入ることで合意した、と発表した。合併新法期限の2010年3月末までの実現を図る。来秋には両首長選を控えており、佐藤市長は「任期内に合併協定書調印を目指す」と話した。

 両首長は5日、非公開で開かれた議会全員協議会に報告。会見はそれぞれ開き、上田勝之・市議会議長、橋本謙二・町議会議長が同席した。

 佐藤市長は「市民の理解を得るため最大限の努力をする。産業、文化面で両市町の利益につながり、熊野の中核都市が実現できる」と力説。北山村にも合併を呼びかけるという。上田議長は、議会として合併協議を理解したとの立場を示し「スケジュール的に無理があるのでは、と懸念する意見があった」と述べた。

 また、中村町長は「町民の意見を正しく把握し判断を仰ぎたい。財政強化だけでなく、行政のコストダウンを図るために大事だ」と合併の必要性を強調した。6月議会終了後、住民説明会を各地で開く。橋本議長は「時間切れにならないようにしたい」と述べた。

 新宮市と東牟婁郡5町村は、県が示した6市町村合併の構想について今年1月、時期尚早として協議を断念していた。【神門稔】

毎日新聞 2008年6月7日 地方版

3821とはずがたり:2008/06/10(火) 14:27:42
<首都圏>神奈川県

おお,10年の政令市移行が知らん間に内定してたのか。
今首都圏は業務核都市がアツい…と云う程でもないけど,東京一極集中の入れ子として都心一極集中が昔から問題で,やっと副都心として池袋・新宿・渋谷が分立した段階に過ぎない。横浜・千葉・埼玉の3市を中心に更に町田・相模原・八王子・立川・所沢・川越・野田・柏・船橋辺りも自立的・自律的な都市として中心性を確保して欲しいところ。
横浜〜相模原〜立川〜所沢〜さいたま(浦和)〜越谷〜流山〜船橋の内側ラインと平塚〜厚木〜八王子〜狭山〜川越〜さいたま(大宮)〜春日部〜野田〜柏〜四街道の2種類のラインが浮かび上がるが武蔵野線は少々鈍足で物足りない。八高線や東武野田線はもっと物足りない。15分おきは無理にせよTXか京急か関西のJR新快速並の列車で結ぶべし。
人口が少なく都市構造が単純な関西はネットワーク網の構築が簡単でピアツーピアでしかも主要部分は並列で高速電鉄網で結ばれてるんだけどねぇ。。未整備なのはまぁ流石に流動がない奈良〜和歌山ぐらい。

線引き導入を1年延期/相模原市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080530-00000013-kana-l14
5月30日19時40分配信 カナロコ

 相模原市と合併した旧津久井郡三町に予定されている都市計画法上の「線引き」の導入時期が、当初予定していた二〇〇九年三月から一年延期される見通しであることが三十日、分かった。同日開かれた市議会政令市特別委員会で、市側が明らかにした。

 特別委で、一〇年四月の政令市移行に合わせ、新総合計画のほか都市計画マスタープランなど部門別計画が策定されることから、市側は「政令市移行に合わせるのがまちづくり上も効率的」と説明。調査作業が膨大であることも延期の理由という。

 線引きは、都市計画区域内を「市街化区域」と「市街化調整区域」に区分する制度。県が市町村と協議の上、五年ごとに見直している。相模原市は次回見直し期の〇九年三月までに、市内に二つある都市計画区域の統合とともに、線引き未実施の旧津久井、相模湖、藤野三町に導入する方針だった。

最終更新:5月30日19時40分

3822とはずがたり:2008/06/10(火) 15:00:57
<東海・首都圏>静岡県東部政令指定都市

>>3814
沼津…まず確実に小合併を決めて大合併に道筋を着けたい。各個吸収しての大沼津市志向。
三島…合併を進めるにしても沼津と対等な立場で大合併を進めたい。沼津への吸収を避けるのが絶対命題
裾野…旧駿東郡の枠組みならちょうど真ん中
御殿場…沼津を除く旧駿東の枠組みなら中心都市
清水…三島と沼津の間でバランスをとって存在感を誇示したい
函南…沼津中心の大合併で政令指定都市へ。単なる三島への吸収は避けたい。
長泉…癌センターの立地などで強気。独自路線を進みたい。

どうやって纏めろっちゅうねんw

3823とはずがたり:2008/06/10(火) 15:03:44
<東北・北海道>

米沢ってもうちょっと求心力あってもいいとおもうんだけどねぇ。。
山形県の山形・福島県の福島・長野県の長野は県庁所在地に成ったが故にやけに強く成っちゃって米沢・鶴岡・会津若松・平・松本・上田の精力を奪い去ってる気がする。もっと怒れ,明治体制たる47都道府県体制の解体じゃヽ(`Д´)ノ

市町村合併:塩田・南陽市長、置賜3市5町合併に「懸念」 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080531-00000119-mailo-l06
5月31日15時1分配信 毎日新聞
 南陽市の塩田秀雄市長は30日、置賜3市5町の合併について「合併特例法の期限もあり3市5町にこだわってもどうかと思う」と懸念をみせ「置賜の均衡ある発展のためには、基本的には3極体制がいいのでは」と、南陽、長井、米沢各市を核とした合併も考慮すべきとの考えを示した。
 記者懇談会で述べた。塩田市長は「(他の首長は)米沢に気を使い3市5町を安全パイにしている」と話し、「市民の話題にもなっていない。トーンダウンしている感がする」と述べた。【近藤隆志】

5月31日朝刊
最終更新:5月31日15時1分

3824とはずがたり:2008/06/10(火) 15:04:41
<北関東>栃木県
>>3818>>3719栃木 >>3603岩舟 >>3181都賀

市町村合併:住民投票資格者、18歳以上を了承−−岩舟町議会全員協 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20080607ddlk09010030000c.html

 岩舟町の町議会全員協議会が6日開かれ、7月27日実施予定の合併問題を巡る住民投票条例案の投票資格者を、18歳以上とすることで了承された。

 4日に開かれた全員協議会では、栃木実町長から投票資格者を20歳以上とする案が説明されたが、「町の未来を問う合併問題に若者の意見を反映させたい」と議会から18歳以上とする修正案が求められた。修正された住民投票条例案は、9日から始まる議会で可決される見通し。【中村藍】

毎日新聞 2008年6月7日 地方版

3825とはずがたり:2008/06/10(火) 18:17:24
<東北・北海道>宮城県

法定協設置へ住民本請求 柴田郡3町合併
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080603-00000002-khk-l04
6月3日6時11分配信 河北新報
 住民発議で再び動き始めた宮城県大河原、村田、柴田の3町合併問題で、法定合併協議会の設置を求める3町の住民有志が2日、賛同の署名簿を添えて各町長に本請求した。新合併特例法の同一請求による手続きのため、各町長は8月上旬ごろまでに設置議案を各町議会に提出しなくてはならない。各町議会とも合併推進派が多数で「平成の大合併」で破談した合併協が再び設置されるのはほぼ確実だ。

 本請求したのは、大河原町の無職太田良平さん(72)ら3町の住民6人。署名活動では合併推進派町議でつくる「県南中核都市実現の会」や前回の合併論議で活動した民間団体が全面支援した。

 3月末からの1カ月で集めた有効署名は、大河原町4857人(有権者の25.5%)、村田町3401人(32.8%)、柴田町9451人(29.7%)。いずれも住民発議に必要な有権者の50分の1を大きく上回った。

 本請求には、合併推進派の大河原、村田両町長は自ら応対したが、自立の道を模索する柴田町長は姿を見せなかった。請求者の商業舟山邦夫さん(56)は「町財政は根本的に良くなったわけではない。反対意見はあって当然だが、合併効果は中期的な視点で見てほしい」と話した。

<地域経営の視点で/斎清志大河原町長の話>
 まちづくりの手段として合併は必要で、地域全体を経営する視点も大切だ。合併協で幅広く議論し、最終的には住民投票で是非の方向付けがされると考える。

<合併が理想的規模/佐藤英雄村田町長の話>
 歴史的な背景や生活の現状を考え、将来のビジョンを描くには3町合併は理想的な規模。地方分権時代の自治体の在り方について、十分に議論していきたい。

<マイナスが大きい/滝口茂柴田町長の話>
 今回の3町合併は町や町民にとって、合併のメリットよりマイナス効果の方が大きい。当面、自立戦略によるコンパクトで質の高いまちづくりを深化させたい。

最終更新:6月3日6時11分
市町村合併:大河原・村田・柴田3町合併問題で慎重派が講演会 /宮城
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20080610ddlk04010198000c.html
 ◇住民250人が参加

 大河原、村田、柴田3町合併問題に関し、合併に慎重な住民有志グループが8日、柴田町槻木生涯学習センターで講演会を開いた。「平成の大合併」で01年10月に全国に先がけて「市町村合併しない宣言」をした福島県矢祭町の根本良一前町長が「自主自立のまちづくり・合併しない矢祭町の挑戦」のテーマで講演。3町住民ら約250人が真剣に聴き入っていた。

 根本氏はこれまで取り組んできた町づくりについて紹介。「薄い水と薄い水が混じっても濃い水にはならない。無理して合併してもなじまない。合併期限にこだわることはない」と熱っぽく語った。

 司会を務めた住民有志グループの児玉芳江代表は「これまでに合併した市町村に関して、ほとんど良いニュースは聞かれない」などと指摘。来賓として出席した滝口茂柴田町長は「他2人の町長とは立場が若干違う。自分たちの地域にある資源を生かし、住民と知恵を出し合った個性ある町づくり考えてみよう」などと語った。【豊田英夫】

毎日新聞 2008年6月10日 地方版

3826とはずがたり:2008/06/10(火) 18:26:27
<中国・四国>山口県
>>3787

山口市・阿東町が合併初会議 '08/5/1
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200805010078.html

 山口市と阿東町の合併協議にむけた初の会議が30日、山口市役所であった。合併後のまちづくりの方向などを検討する「山口・阿東広域県央中核都市研究会」の設置を決めた。両市町から首長、正副議長ら6人ずつ出席。渡辺純忠市長が「合併すればどんなことができるか、明らかにしたい」。田中祥隆町長は「県央中核都市の一翼を担いたい」と抱負を述べた。研究会は11月までに3、4回開き、報告書にまとめる。

3827とはずがたり:2008/06/12(木) 21:45:58
面白い試みではあります。

根子集落、屋根を焦げ茶色に統一 補助金で景観整備※写真クリックで拡大表示します
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080612g

 屋根の色を落ち着いた焦げ茶色に統一へ?。北秋田市阿仁の根子(ねっこ)集落で先月初めから行われていた一部住宅の屋根の塗り替え作業がこのほど終了した。青色の屋根を焦げ茶色にしたことで、この事業にかかわった住民たちは「日本の原風景を思わせる集落の景観がより落ち着いた雰囲気となった」と話している。同市は11日、景観向上を目的にスギの伐採を行った。観光客向けに散策マップも作製する予定だ。

 屋根の塗り替えは、地域活性化を目指す農山村地域を支援する県の「農山村活力向上モデル事業」の一環。モデル地区に選定された同集落は、観光客など交流人口の拡大につなげようと、景観整備に取り組んでいる。今回、屋根を塗り替えた住宅は75戸のうち28戸。費用は計約200万円で、県と市の補助金計252万円の一部を充てた。

 ただ、塗り替え対象を青色の屋根の住宅に限定したため、景観が一変するまでには至っていない。集落を一望すると、小屋やビニールシートなどの青色が目に飛び込み、赤や緑色の屋根の住宅も多い。

 佐藤正俊自治会長(62)は「今後、塗り替える際は各住宅に協力してもらい、焦げ茶色に統一していきたい。訪れた人の印象に残る景観になれば」と話している。
(2008/06/12 11:40 更新)

3828とはずがたり:2008/06/17(火) 03:36:01
<近畿>兵庫県

>其れにしても山口・名塩・生瀬は何故山を越えた西宮なんかと一緒になったんかね?宝塚でも三田でも神戸でも良さそうなものなのに。。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/1201

地図をよく見たら三田とは接してなかった。。
宝塚が未だ弱小都市だったのはうすうす予想がついた。
しかし元兇は兵庫県のくそったれのせいだったとは。

[2807] 2002 年 8 月 27 日 (火) 19:49:09 ニジェガロージェッツ さん
 西宮市と合併した山口・塩瀬のいきさつ
http://uub.jp/arc/arc.cgi?N=287

[2802]
>旧山口・塩瀬村は西宮市の他の地域とは陸続きではありますが、地理的にはそれぞれ、神戸市・宝塚市と合併した方が自然に思えて仕方ありません。

現在の西宮市山口町・塩瀬町と市内の他の地域とは急峻な六甲山脈に遮られて事実上ほぼ飛び地の状態になっています。
もともと、この2町の前身である有馬郡山口村・塩瀬村は隣接する有馬町・有野村が神戸市に合併(昭和22年3月1日)したのち、まだ神戸市と合併していなかった大沢村・八多村・道場村とともに神戸市への編入を希望(たしか山口で85%、塩瀬でもかなりの高率で支持)していましたが、この2村は兵庫県の反対にあい断念しました。背景には当時まだ「政令指定都市」制度がなく、神戸を含む五大市(他に大阪、名古屋、横浜、京都)は特例市として県または府から完全に独立するのが時間の問題ともいわれた頃で、神戸市の広大化を県が望まなかったのでは?と思われます。
一方宝塚市はまだ存在せず、武庫郡良元村・川辺郡小浜村(後の宝塚町)・長尾村・西谷村に分かれていて、良元は西宮市から、長尾は伊丹市からそれぞれ合併の誘いがあり、また川辺郡川西町を加えた「摂津市」構想もあり、武庫川を挟んだ良元と小浜の合併そのものが疑問視されていました。そんな中、西宮市は(良元村を南北から挟むように)山口・塩瀬2村に対し合併話を持ちかけ、2村としても神戸市との合併が絶望になったのを受け、西宮市の誘いに乗り、結果、昭和26年4月1日、西宮市と合併してしまいました。皮肉にも3ヶ月後の7月1日、かつては足並みを揃えていた大沢・八多・道場3村が神戸市との合併を果たしました。
武庫郡良元村が西宮市との合併話を蹴り、川辺郡宝塚町と合併し宝塚市が誕生したのは3年も後の昭和29年4月1日のことでした。

3829とはずがたり:2008/06/20(金) 13:33:11
面白い試みですな〜。近隣から人を集めるだけかも知れないけど。

新築一戸建て月3万円、25年住めばプレゼント 島根
http://www.asahi.com/national/update/0620/OSK200806200037.html
2008年6月20日12時4分

 好きな間取りの新築一戸建てを家賃3万円で。25年住めばプレゼント――。島根県美郷町がこんな条件で町営住宅の入居者を募集している。高齢化と過疎に悩む町が、なんとか若い人を呼び込もうと大盤振る舞いに打って出た。

 美郷町は世界遺産・石見銀山がある大田市に隣接。町営住宅は田んぼだった国道375号沿いの3700平方メートルを、町が「やなしおニュータウン」として開発した。1区画450平方メートル前後の敷地に、床面積約100平方メートルの木造平屋建ての町営住宅を約1500万円で建築。入居者の希望に応じて設計するため着工は今秋、入居は来春からだ。

 入居できるのは小学生以下の子どもがいて、20年以上住み続ける意思がある40歳以下の夫婦。20年住めば住宅、25年間住み続ければ土地ももらえる。25年分の家賃総額900万円で家と土地が手に入る計算だ。

 町の人口は約5900人で65歳以上の住民が人口の42%を占める。町内は1級河川の江の川(ごうのかわ)が流れ、住宅から町役場までは車で約15分。町定住推進室の田中昭典室長は「豊かな自然に恵まれて子育てにふさわしい町」と呼びかけている。5区画の募集に対し、すでに13件の申し込みがあるという。締め切りは6月末。問い合わせは町企画課(0855・75・1924)へ。(中村正夫)

島根では900万円で立派な一軒家(土地代込み)が手に入ります
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/news/1213931922/

3830とはずがたり:2008/06/22(日) 17:57:08
おお,賛成なり。山間部の人間が自然の野山を保全していると云うのは思い上がりに過ぎないと思う。自然に帰して無人の荒野として何が悪いか。

なぜ限界集落応援的な報道が多いのでしょう
http://okwave.jp/qa3450734.html

3831とはずがたり:2008/06/22(日) 18:18:52
>>3830

過疎に生きる 水源の里シンポ
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syakai/suigen_simpo/index.html

とは云うものの自立できるならそれをわざわざ破壊することはない。寧ろ非常に有意義な試みであろう。
そのまんまの糞知事みたいに道路寄越せと乞食を云わなければそれはそれで良いのである。たんなる乞食しかしないなら潰れた方がマシ。
生き延びる為にエレガントに工夫すべし。必死に工夫したとしても恐らくろくなアイディア出てこないから無駄であろう。蕗でも茅葺きでも自分らがなんの価値もないと思ってるもの(こそ)が自分らの持つ希少資源なのである。

3832とはずがたり:2008/06/22(日) 19:44:12
凄いね。あとは定住して貰えるかどうかが課題でしょうな。30世帯40人弱が島をさっていった様だがそれなりの定着か?
田舎地域の公務員の給料は突出して高いのでこの大きな削減率が実現できたと云えるが,役人天国の印象もある大阪府の職員が痛みを受け入れねば府民感情がなっとくしないでしょうな。
> 民間会社出身で当選1期目だった山内道雄町長(70)は「自分の給料を30%減らしたい」と表明。
> すると,若手時代から町おこしの地域活動や勉強会を続けてきた管理職トップの課長たちが20%の給料削減を申し出た。
>…労組も同調し一般職員は10〜20%削減,町議も報酬を20%カットした。
> 05年には町長50%,職員16〜30%,町議40%に削減率をアップ。町長の給料は30万円余りに。(ラスパイレス指数は)72.4で全国の市町村で最低になった。
> 職員数は84人から67人,議員定数は12人から10人に減らした。

過疎の島に移住130人 列島発 島根県海士町
6/22付け朝日新聞

 人口約2400人の離島が,4年間で移住者130人を迎えいれた。島根県隠岐諸島の海士町。町長や職員が給料の大幅カットを続け,浮いた経費を利用して農漁業を柱にした産業振興や移住促進策へ重点的に投。地元企業も協調しての一丸の取り組みが実を結んだ。(天野剛志)

給料削減,農漁業に投資

 特産のイワガキが次々と冷凍庫に運び込まれる。海産物加工会社「ふるさと海士」。細胞を壊さずに取り立ての味を保つ技術を採用し,東京や大阪のレストラン,料理屋,百貨店などに販売している。
 05年に町,漁協,住民有志らの出資で設立。社員14人のうち4人は島外からの移住者だ。その一人,大阪生まれの藤井徹さん(38)は田舎暮らしにあこがれ,農業公園運営会社に勤めたが,転勤が多い。じっくり暮らしたいと思ってたところネットで社員募集を見つけ,家族4人で移り住んだ。
 町が改革に踏み出したのは04年。合併せずに自立することを選んだうえ,国からの交付税が大幅に減ったのがきっかけだ。
 民間会社出身で当選1期目だった山内道雄町長(70)は「自分の給料を30%減らしたい」と表明。すると,若手時代から町おこしの地域活動や勉強会を続けてきた管理職トップの課長たちが20%の給料削減を申し出た。「抜本改革をしないと島は生き残れない」という危機感は同じだった。労組も同調し一般職員は10〜20%削減,町議も報酬を20%カットした。
 05年には町長50%,職員16〜30%,町議40%に削減率をアップ。町長の給料は30万円余りに。(ラスパイレス指数は)72.4で全国の市町村で最低になった。
 職員数は84人から67人,議員定数は12人から10人に減らした。
 節約できた経費の一部は,産業振興や移住促進などの「未来への投資」に宛てた。柱の一つが「ふるさと海士」だった。…初期投資は5億円。…著名な料理家を島に招いたり,食品展示会に出品したりして得意先を開拓した。売上は年々増え,2年後には単年度黒字を見込む。
 隠岐牛のブランド化にも力を入れる。…04年に地元建設会社が親牛まで一貫生産する新会社設立を計画。町は会社でも農業に参入できる特区を申請して後押しした。06年に東京の市場に初出荷したところ,三重の松阪牛に匹敵する値が付いた。

受け入れ支援も充実

 町はさらに,農業やイワガキ養殖に挑む移住者に3年間にわたり月15万円を支給する制度を創設し,低家賃の住宅を整備。体験ツアー,土・日曜の問い合わせ対応,情報のネット配信に取り組んだ結果,今年3月までに家族連れや若者を中心に93世帯167人が移住し,64世帯130人が残っている。…一次産業を軸とした地域振興のモデルとして全国から注目され,これまでの視察は約150件に上っている。
 一方,原油や穀物価格の高騰で…逆風も吹く。町の元産業課長で,現在は「ふるさと海士」の幹部を務める奥田和司(もり)さん(49)は気を引き締める。「移住促進策は大きな成果を上げた。しかし,受け皿となる産業はまだ発展途上。その基盤をしっかりと確立したい」

3833とはずがたり:2008/06/24(火) 21:32:26
<近畿>和歌山県
>>3298
御坊市の財政難がこの地域がなかなか合併への求心力が働かない原因か。
火力発電所もあって電源交付金も入るであろうになんで財政難なんだ?

御坊・日高地域5市町合併は見送り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080611-00000028-san-l30
6月11日7時51分配信 産経新聞

 和歌山県御坊市と日高郡6町で構成する「日高地域行政研究会首長会」が10日、御坊市の日高振興局で開かれた。御坊市と美浜、日高、由良、印南の5市町の枠組みでの合併は見送られることが決まった。

 同首長会は昨年8月に設立され、県の合併構想に基づいて日高川、みなべ両町を除いた5市町で合併特例法期限の平成22年3月末に向けて合併を進めるかどうかについて協議してきた。今年2月の日高郡町村会で「最終的に首長が判断してほしい」との結果報告が出されたことを受け、5市町の首長が話し合ったが、合意には至らなかった。

 仁坂吉伸知事は「合併について真摯に検討された結果で、結論を尊重したい」とのコメントを出した。

最終更新:6月11日7時51分

3834とはずがたり:2008/07/15(火) 12:47:32
サブカルですねぇ〜。
鷲宮と云えば鉄ヲタ的には東武と国鉄の貨物運輸連絡駅東鷲宮の印象ですけど。
地域振興に役立てばいいですねぇ。合併の障碍には成らないとは思うけど大丈夫やろねぇ。

らきすた モデルの町
http://jp.youtube.com/watch?v=sg2kcoQgoMc

07/12/5 テレ玉 ニュース930 鷲宮神社ネタ
http://jp.youtube.com/watch?v=7tFkSC0o-ow&amp;feature=related

3万4000人の町に「らき☆すた」ファン3500人集結 埼玉・鷲宮
2007.12.2 18:27
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/071202/gam0712021827000-n1.htm

「らき☆すた」聖地の「鷲宮神社」(埼玉県鷲宮町)には、“アニヲタ絵馬”もズラリ 人気アニメ「らき☆すた」の舞台のモデルになり、アニメファンの“聖地”となっている埼玉県鷲宮(わしのみや)町で2日、声優らを招いてイベント「『らき☆すた』のブランチ&公式参拝in鷲宮」が開催され、人口3万4000人の静かな町が、詰めかけた約3500人のファンらの熱気に包まれた。

 「らき☆すた」は、美水(よしみず)かがみさんの4コマ漫画が原作のTVアニメで、登場人物の住まいのモデルが鷲宮町周辺であることがアニメ雑誌で紹介されたのを機に、今夏ごろから訪れるファンが急増。特に美少女キャラの「実家」と設定された鷲宮神社に、アニメファンの参拝者が殺到した。これを地元活性化のチャンスとにらんだ町商工会が出版元の角川書店に打診、イベント実現にこぎつけた。

 この日は、同番組で主要キャラの声を演じた声優や、美水さんが主役。鷲宮神社近くの食事処「大酉茶屋(おおとりちゃや)わしのみや」での特別ブランチに参加し、その後鷲宮神社に公式参拝する−という2本立てのイベントが柱になった。

 商工会の担当者によれば、約3500人のファンらがイベントに集結。収容能力の関係で「茶屋」で声優らに会えたのはわずか230人という「狭き門」だったが、不満の声などは大きくなかったという。客層はオタクな男子ばかりかと思いきや、約5人に1人は女性で、近隣住民や小さい子どもも多く見かけたとのこと。

 熱狂的なアニメファンが多数集まることに対して、近隣住民の反発も予想されたが、事前に「徹夜禁止」を呼びかけた商工会のメンバーが前夜から警備にあたり、イベント運営では地元の学生など約20人のボランティアスタッフが協力するなど万全の態勢で臨んだこともあり「トラブルやマナーの面での問題は特にありませんでした」


 「(町の)歳末売出スクラッチカードを(近隣の商店を利用してもらえるよう)あえて『茶屋』以外の店舗で配布しましたが、『在庫が空になっちゃったよ』と話す酒屋さんもいたほど。今回のイベントに合わせて用意した特製桐絵馬ストラップについても、きょう用意した2000個がすぐに売り切れました。あすの一般発売分についても予約が入っています」と、商工会の“狙い”である町おこしにもかなりの手応えを感じた様子。今後も「地域の活性化につながるのであれば、(同様のイベントを)またやっていきたい」と話していた。


 また、鷲宮神社の担当者も「多くの方々にお参り頂いた。参加者のマナーが素晴らしく、近所からの苦情もなかった。神社側からの要望などもよく聞いてくれて助かった」と話しており、前代未聞の“アニメと神社と地域商店のコラボレーション”はひとまず成功のうちに幕を閉じたようだ。

3835とはずがたり:2008/07/20(日) 21:04:32
<北関東>栃木県

この辺
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=all&amp;nl=36/29/45.480&amp;el=139/36/33.745&amp;scl=70000&amp;bid=Mlink

「粟野町」 分町合併問題
http://dic.mobatch.net/detail/%E7%B2%9F%E9%87%8E%E7%94%BA/5

 旧粟野町は2006年1月1日に全域が鹿沼市に合併したが、かつてより永野川流域(旧永野村)は他の地区とは山地によって隔てられ、生活圏・経済圏などで永野川下流の栃木市との結びつきが強いことから、栃木市との合併を望む声も根強くあった。
このため、永野川流域の住民が栃木市との法定合併協議会設置を求める住民発議を起こしたが、栃木市が議会への付議をしなかったため発議は成立しなかった。
その後、2005年9月に永野川流域の住民による、栃木市への分町合併の是非を問う住民投票実施を求める陳情が町議会で採択された。これを受け、町では永野川流域の住民を対象に、同年11月13日に住民投票を実施したが、その結果、「栃木市への分町合併」賛成票が反対票を上回ったものの、住民投票条例で「地区の総意」とみなす有効投票の3分の2以上には達せず、分町合併は行われないこととなった。

3836とはずがたり:2008/07/31(木) 09:48:52
<広域合併><近畿>

「関西広域連合」設立へ基本合意 
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0001283733.shtml

 兵庫県や神戸市など関西を中心に二府七県と四政令市、七経済団体で組織する関西広域機構(会長=秋山喜久・前関西経済連合会会長)は三十日午前、大阪市内で分権改革推進本部会議を開き、広域自治組織「関西広域連合」(仮称)の設立で基本合意した。二〇〇九年度中にも発足する見通し。都道府県をまたぐ広域連合は全国初となる。地方分権改革の突破口とする狙いだが、関西財界は道州制実現のモデルにしたい考え。

 広域連合は地方自治法に基づく自治組織。府県を越えた行政課題に対処する。国からの権限委譲の受け皿にもなれる。

 本部会議は井戸敏三兵庫県知事ら各府県知事、団体トップらが出席し、副本部長の井戸知事が最終骨格案を説明。府県の枠を越えて取り組む広域事務として医療連携、防災、観光・文化振興、産業・科学技術振興、資格試験・免許を盛り込んだほか、将来は関西三空港の一元管理なども目指すとした。

 会議では「広域連合は大賛成。住民にどう後押ししてもらうかが課題」(橋下徹大阪府知事)などの意見が出され、骨格案が承認された。(段 貴則)

(7/30 12:11)

3837とはずがたり:2008/07/31(木) 20:23:42
<近畿>和歌山県

広域連携の勉強会設置受諾 白浜町がすさみ町に回答(和歌山)
6月4日17時12分配信 紀伊民報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080604-00000002-agara-l30

 白浜町の立谷誠一町長は3日、すさみ町の橋本明彦町長から3月28日に申し入れのあった「白浜町・すさみ町広域連携まちづくり勉強会」について、申し入れを受けて勉強会を設置する考えを、すさみ町に文書で回答した。ただし、合併を想定した勉強会ではないことを付け加えている。
 広畑実副町長がすさみ町役場を訪れ、橋本町長に手渡した。
 勉強会については、橋本町長が「両町は福祉や衛生、消防など各分野で一部事務組合をつくり、互いに協力してきた」とこれまでの経緯を強調した上で、観光・歴史・文化のまちづくりなどを将来の共通課題に挙げ「共にまちづくりを考えていきたい」と文書で協力を求めていた。
 立谷町長は「効率的な行政運営を推進していく上では大変意義深い。勉強会で資料の収集などを行い、広域連携まちづくりの方向性を出していきたい」と回答した。
 橋本町長が申し入れをした際「発展的に合併議論に進められれば」との考えを示していたのに対しては、「勉強会は2次合併を想定したものではない」と明記した。
 橋本町長は「2町間の友好的なつきあいに発展していけば」とあらためて期待を寄せるコメントを述べた。
 勉強会は両町の副町長や総務課長などの実務担当者レベルで行い、6月議会終了後にも第1回会合を開く予定。設置期間については「今後話し合って決めたい」としている。

「合併視野に勉強会を」 すさみ町が白浜町に申し入れ
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=143140

 和歌山県すさみ町の橋本明彦町長は28日、白浜町の立谷誠一町長に、両町の副町長や総務課長など実務担当者同士が、将来の地域づくりと行政の連携について話し合う「白浜町・すさみ町広域連携まちづくり勉強会」(仮称)を、今春にも設置したいと申し入れた。すさみ町と白浜町との枠組みは、県が2次合併の構想で提示していた。

 橋本町長は「両町は福祉や衛生、消防など各分野で一部事務組合をつくり、互いに協力してきている」とした上で、「産業と連携した観光交流のシステムづくりや大辺路街道を生かした観光・歴史・文化のまちづくり」を共通課題に挙げ、勉強会設置に対する理解と協力を要請。「発展的に合併議論に進められれば」と話している。

 これに対し、立谷町長は「庁内で協議し、議会とも相談した上で返事したい」と話した。

 仁坂吉伸知事は「地域の将来を考える上で意義のある提案。市町村合併も含め、検討や研究が進み、地域で議論が深まることを期待したい」とコメントした。

 白浜町は行政改革担当の総括課長(兼総務課長)として、4月1日付で県職員1人の派遣を受ける。

 県内で2次合併に向けた取り組みでは、新宮・東牟婁の1市5町村が、06年7月から事務レベルでの研究会を発足したが、今年1月15日に県が提示した同広域での合併断念を決めている。

('08/03/30)

3838とはずがたり:2008/07/31(木) 20:24:46
<九州・沖縄>長崎県

市町村合併:江迎町・鹿町が編入へ、新市名「佐世保市」提案−−合併協初会合
7月18日13時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080718-00000098-mailo-l42

 佐世保市・江迎町・鹿町町合併協議会の第1回会議が17日、同市内のホテルであった。合併協会長の朝長則男市長が「地域全体の豊かな将来のため活発な議論を期待する」とあいさつ。事務局が新市の名称を「佐世保市」とし、合併方式は江迎、鹿町両町が市に編入する「編入合併」とすることなどを提案した。次回、協議の上で決定する。【山下誠吾】
 会議では、事務局長の久冨達夫・佐世保市地域行政部次長が今後のスケジュールなどについて説明した。それによると、月にほぼ1回、今年度中に7回会議を開く。協議終了後は県知事への合併申請などを経て、合併新法期限の10年3月末までに新市誕生を図る。
 また、合併協の下部組織として、副市長・町長や市部長、町課長で構成する幹事会、協定項目の担当者らによる専門部会を設けた。住民サービスに大きな影響があるなどの重要項目以外は幹事会で決定し、合併協に報告する形をとる。
 次回会議は8月26日、江迎町役場で開く。
〔佐世保版〕

7月18日朝刊
最終更新:7月18日13時1分

3839とはずがたり:2008/07/31(木) 20:28:06
<九州・沖縄>福岡県

やれやれ。勝手な村長の乱心に振り回されたもんだ。

八女地区合併是非問う 福岡県星野村住民投票が告示
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/30511
2008年6月24日 13:49

 福岡県星野村で24日午前、近隣の八女地区4市町村(八女市、黒木町、立花町、矢部村)との合併の是非を問う住民投票が告示された。合併を議会で可決した自治体で、合併をめぐる住民投票の実施は異例で、同県内でも初めて。高木良之村長は「投票率50%以上の場合、投票結果に従う」と明言しており、結果は同地区の合併の行方を左右する。告示後、合併に賛成、反対それぞれの住民団体は運動を開始した。投開票は29日。

 八女地区は、星野村を含む5市町村が昨年11月に法定合併協議会を設置。2010年2月に合併することで今年3月末までに全協議を終えた。しかし、高木村長が合併協定書調印目前の5月、合併手続きを突然拒否。合併賛成派が多数を占める村議会と対立したが、5市町村の法定合併協会長の野田国義八女市長が住民投票の実施を呼び掛け、村議会と村長の双方が受け入れた。

 投票は29日午前7時から午後6時まで村内4カ所で行う。午後8時から村役場で開票する。投票できるのは条例により村内の有権者(23日現在で2825人、村選管調べ)。

=2008/06/24付 西日本新聞夕刊=

市町村合併:福岡・八女4市町村との合併、星野村民意は「賛成」−−住民投票
ttp://mainichi.jp/seibu/seikei/archive/news/2008/06/30/20080630ddp041010011000c.html
 ◇10年2月目指し、協議再開へ
 福岡県星野村で29日、八女地区4市町村(八女市、黒木町、立花町、矢部村)との合併の是非を問う住民投票があり、即日開票(当日有権者数2786人、投票率87・47%)の結果、「合併する」が過半数の1505票で「合併しない」の906票を上回った。投票結果に法的拘束力はないが、合併反対派の高木良之村長は投票結果に従うことを明言しており、当初の予定通り2010年2月1日の合併を目指し、高木村長が拒んでいた5市町村での合併協議が再開される見通し。【丸山宗一郎】

 同村は07年11月、周辺4市町村と合併協議会を設置。合併期日など27項目で今年3月までに合意した。しかし、高木村長が合併調印(5月26日)直前に「民意が正しく問われていない」として合併協からの離脱を表明。異例の事態に4市町村長は、住民投票で決着を図るよう、高木村長や村議会に求めていた。

 今月24日に住民投票が告示されて以降、合併賛成・反対の各団体は合同演説会を開いたり街宣車を走らせるなどし、人口約3400人の、のどかな「茶の里」は熱気を帯びた。

 投票結果を受け、合併協会長の野田国義・八女市長は「星野村の方々が将来を見据えた判断をしてくださったと安堵(あんど)している。5市町村の枠組みでの合併を進めていきたい」とコメント。高木村長は会見を開き「不本意だが、これが民意ならばやむを得ない。当初の予定通りに合併を進める」と話した。
==============
 ◇福岡県星野村住民投票
合併賛成 1505票
合併反対  906票
 (投票率87.47%)
毎日新聞 2008年6月30日 西部朝刊

3840とはずがたり:2008/07/31(木) 20:32:05
<東北・北海道>岩手県

此処は川井村に一部盛岡との合併を目指す動きがあったが取り敢えずは黙殺された恰好か?
また田野畑村の一部に宮古と合併したいという動きがあるようだ。

市町村合併:合併協設置議案、議会に提案へ−−宮古市と川井村 /岩手
7月18日13時2分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080718-00000133-mailo-l03

 宮古市の熊坂義裕市長は17日、川井村の内舘勝則村長から申し入れのあった合併協議会設置について、25日の臨時市議会に設置関連2議案を提出することにした。17日に再度開かれた市議会全員協議会で、大半の議員の理解が得られたと判断した。内舘村長も25日の臨時村議会に提案する。【鬼山親芳】
7月18日朝刊
最終更新:7月18日13時2分

市町村合併:宮古市と川井村、協議会設置 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080731ddlk03010209000c.html

 宮古市と川井村は両議会の議決を受けて30日、合併協議会を設置した。合併特例新法に基づいて合併協が設置されたのは県内では初めて。来年5月までには新市基本計画案をまとめ、同新法期限内(10年3月)の編入(吸収)合併方式による合併実現を目指す。

 熊坂義裕市長と内舘勝則村長が宮古市役所で合併協設置協定書に調印した。会長に就任した熊坂市長は「互譲の精神に基づき、新たなまちづくりに向けた協議を着実に進めていく」と強調。副会長に就いた内舘村長も「宮古市は森、川、海と人が共生するやすらぎのまちをテーマにまちづくりを進めており、村も一体感を持って協議に臨みたい」とあいさつした。

 合併協は植田真弘・県立大宮古短期大学部長ら学識経験者3人を含む27人で構成。第1回の協議会を8月8日、市新里福祉センターで開催する。【鬼山親芳】

 ◇田野畑村照会に「議会提案せず」−−協議会設置で宮古市長が回答
 宮古市の熊坂義裕市長は30日、合併協議会設置の直接請求を受けた田野畑村の上机莞治村長から求められていた意見照会に対し、設置を議会に提案しないことを郵送で回答した。これによって直接請求の手続きは打ち切られる。

 熊坂市長は提案しない理由について「住民請求が大方の住民の総意であると判断できない。仮に合併に至った場合、(岩泉町を挟んで)飛び地となり、行政サービスに支障が生じる恐れがある」とコメントした。合併協設置は元村議の熊谷友吉さん(82)が86人の署名を添えて上机村長に直接請求していた。【鬼山親芳】

毎日新聞 2008年7月31日 地方版

3841とはずがたり:2008/07/31(木) 20:33:40
<九州・沖縄>熊本県

最終的には住民投票マターとなるか。

市町村合併:「メリット認めてもらう」 住民説明会で城南町長
7月18日13時2分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080718-00000147-mailo-l43

 城南町は16日夜、熊本市との間で協議を終えた任意合併協議会の中身について、住民への説明を始めた。八幡紀雄町長は「(任意協で合意した合併後の町のメリットを)法定協議会でも認めてもらうつもりだ。最終的には住民投票もする」と述べた。18日まで町内3校区で実施する。
 杉上校区の約100人が参加。町は、合併すれば上下水道の整備が早まる▽政令指定都市移行後の都市計画区域指定で、町内にも住宅や店舗をつくれるよう集落内開発制度の準備を進めている――などと説明した。
 参加者からは「10年以上前に熊本市と合併した飽託4町でも上下水道の整備が進んでいない」「任意協で認められた町の制度存続が、法定協でかなり削られるのでは」という疑問の声もあがった。
 町は8月下旬開会予定の臨時議会で、法定協への移行を提案する予定。【結城かほる】

7月18日朝刊
最終更新:7月18日13時2分

3842とはずがたり:2008/07/31(木) 20:37:06
<東海>静岡県

基本的に湖西市でゆくってことやろうけど。

市町村合併:新市名称、次回に−−湖西市・新居町合併協初会合 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080730ddlk22010150000c.html

 湖西市と新居町の合併を協議する「湖西市・新居町合併協議会」(会長、三上元(はじめ)・湖西市長)の初会合が29日、湖西市健康福祉センターで開かれた。10年3月末までの合併や合併方式などの協議事案が承認されたが、新市の名称については次回に持ち越された。

 合併協は、三上会長、副会長の中嶋正夫・新居町長と両市町の議長ら計22人で構成。09年5月までに10回開き、合併後の議員定数や公共団体の取り扱いなど27項目を協議する。

 この日は市民22人が傍聴する中、基本項目として▽新居町の湖西市への編入方式▽新居町の財産や債務はすべて湖西市に引き継ぐ−−など5項目が承認された。しかし、「新市の名称は湖西市」とする事務局案に対しては、委員から「協議の場で民意を反映させるべきだ」などの意見が相次ぎ、結論は持ち越された。【竹地広憲】

毎日新聞 2008年7月30日 地方版

3843とはずがたり:2008/07/31(木) 20:56:37
<北関東>栃木県

なんで県は根拠の薄い合併を推進しようとしたのかね?
>住民投票の結果は、1市5町を進めた県構想の根拠の薄さが露呈した形だ。

岩舟町住民投票 「佐野と合併」6割超
2008年07月28日
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000807280002

 合併の枠組みを選ぶ岩舟町の住民投票が27日にあり、即日開票の結果、1市1町(佐野市、岩舟町)が5492票を獲得、1市5町(栃木市、岩舟、大平、藤岡、都賀、西方町)を約2千票上回った。1市5町での合併協議を進めてきた栃木実町長は同日夜、記者会見し辞意を表明した。岩舟町は県の構想に沿った1市5町の枠組みから抜け、佐野市との合併に向けて踏み出すことになる。当日有権者数(18歳以上の町民)は1万5720人で、投票率は57・65%だった。

 1市5町の枠組みを望ましいとしていた栃木実町長は会見で「28日に県と佐野市を訪れ、合併に向けたお願いをする」と充血した目で話し、「8月15日付けで町長職を辞任したい。28日に町議長に辞表を提出する」と述べた。

 住民投票の結果は、1市5町を進めた県構想の根拠の薄さが露呈した形だ。町の調査では、町民の42%が佐野市内で日々の買い物をすると回答、消防などの広域行政でもかかわりが深い。佐野市との境に位置する三毳(み・かも)山周辺の観光開発への期待もある。合併をめぐる3月の町民アンケートでは1市1町が44・5%、1市5町が31・8%だった。

 一方、佐野市との合併が合併新法の適用を受けるには、新たな枠組みを県の合併推進構想に位置づけてもらう必要がある。同時に、佐野市と合併交渉をスタートさせなければならない。

 また、投票総数の3割強が1市5町を支持した中で、今後、町内にしこりを残さずにどうやって1市1町の合併を進めていくか。町執行部の手腕が問われる。

 栃木町長は辞意の理由について「1市5町を進めてきた責任もある」と話し、今後の佐野市との合併交渉については、「1市1町を熱心に推進してきた人たちにお任せしたい」と話した。

 県の構想から岩舟町が抜けることで、残る1市4町の合併協議も事実上、暗礁に乗り上げる公算が大きい。日向野義幸栃木市長は「大枠は変更せずに合併協議を進めたい」としているが、「枠組みが崩れれば白紙に戻すしかない」(若林照一・西方町長)など複数の首長は慎重な姿勢だ。

 一方、佐野市の岡部正英市長は「岩舟町から相談されれば、県の指導を仰ぎながら庁内での検討や佐野市民を対象とした説明会などをしていかなければならないとは考えている」との談話を出した。

 《知事コメント》住民投票の結果、1市1町を望む声が多かったことを受けて、福田富一知事は「市町村合併は、市町村が自主的・主体的に行うもの。岩舟町の住民の皆様の意向として受け止めたい。関係市町において、今後の対応を協議されることと思うので、その動向を見守りたい」とするコメントを出した。

3844とはずがたり:2008/07/31(木) 20:56:48

<北関東>栃木県

市町村合併:岩舟町合併問題 1市5町首長懇、岩舟離脱を承認
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20080730ddlk09010056000c.html
 ◇1市4町での合併協議継続を模索
 栃木市と周辺5町(大平、岩舟、藤岡、都賀、西方)の広域合併に向けた問題を協議する「栃木地区広域行政圏首長懇談会」が29日栃木市で開かれた。岩舟町の栃木実町長が事前に1市5町の合併の枠組みからの離脱を申し出て、懇談会では、同町の離脱が承認された。栃木町長は同懇談会を欠席した。

 日向野義幸栃木市長は、岩舟を除く1市4町で合併協議を続ける方針を示した。次回の懇談会は8月11日に予定されていたが、延期される見通し。残る4町は30、31日と8月4日に行われる議会全員協議会や臨時議会で町としての方針を協議し、方向性を決めるという。【中村藍】

毎日新聞 2008年7月30日 地方版

3845とはずがたり:2008/07/31(木) 20:57:24
>>3843-3845
<北関東>栃木県

藤岡町が合併アンケート実施へ 永島町長が方針
(7月31日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20080730/31518

 藤岡町の永島源作町長は三十日、この日開かれた町議会全員協議会で、岩舟町の住民投票の結果を受け市町村合併について「住民アンケートを実施したい」との方針を明らかにした。(野上裕之)

 永島町長は、その後記者会見し「(合併の)組み合わせなどアンケートの素案については正式に決まった時点で議会に報告したい」との考えを示した。

 アンケート内容については首長間で協議の進む「一市四町」(栃木、大平、藤岡、都賀、西方)や「佐野市」、「合併しない」などの項目などを軸に「民意を確認したい」(永島町長)としており、早急に実施したいとの考えだ。

 また同日夜、町遊水池会館で開かれた自治会や農業団体などの代表で組織している「町合併検討委員会」(会長・永島町長)では「『佐野市』を表記することは既に岡部正英市長に了解をとった。また、仮に『小山市』を入れる場合は大久保寿夫市長との事前相談が必要」と述べた。

 これで永島町長が案として提示したアンケートの合併先は「佐野市」、「栃木市(一市四町など)」、「小山市」、「合併しない」の四項目。「議会の承認もあるのであくまでも案」と話した。

 一方、全員協議会で説明を受けた議会側はアンケート実施についてほとんどが賛成。「合併の内容について分かりやすく書かれた資料を同封しては」などの意見が出された。

 この日は全員協議会を受けて、町議全員で構成し市町合併問題について調査・検討する「町議会合併検討委員会」がスタート。委員長に瀬下一男議員、副委員長に佐山謙議員を選出し、今後も全員協議会後に開催し議員の立場で合併について話し合うことを確認した。

3846とはずがたり:2008/07/31(木) 21:09:19
<首都圏>神奈川県

どーでもいいけどこの辺は河野に騙されるバカが多すぎるのを何とかして貰いたい所。

「2010年3月までの判断」に先延ばし/県西合併の失速
6月8日15時10分配信 カナロコ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080608-00000010-kana-l14

 県西地域二市八町で検討を進めていた合併の取り組みは失速してきた。小田原市で慎重派の新市長の誕生に伴い、合併に向かう場合でも「合併新法の期限(二〇一〇年三月末)にこだわらない」とする首長が多くなった。ただ、新市長は「一〇年三月末までに合併するかしないかの結論を出す」意向で、同時期までに各市町がどう対応するかが今後の焦点となるとみられる。

 小田原市の加藤憲一市長は六月初めの定例会見で「(広域合併の課題を)いつまでも先送りにして検討を続けていくわけにはいかない」と発言。二市八町でつくる検討会が設立当初(昨年二月)に確認した「一〇年三月末までに合併の方向性を示す」との方針に立ち戻ることになった。

 松田町の島村俊介町長は「検討会がスタートした当初の予定通り」と、加藤市長が示す結論時期に同調。「町が無くなることなので、真剣に考えるべき。ゆっくりと町民の意見を聴いて一〇年三月に臨みたい」との考えを述べた。

 これまでも慎重な姿勢だった首長は、あらためて期限を決めずに議論するべきとの考え。箱根町の山口昇士町長は「生活圏が県外にまたがった観光地。合併ありきの行政主導では成功しない」。湯河原町と合併協議を進めながら実らなかった経験がある真鶴町の青木健町長は「合併は結婚のようなもの。拙速に進める必要はない」とする。

 一方、早期合併に意欲的だった南足柄市の沢長生市長。「拙速なことはやるべきではない」と新法期限にこだわらず、小田原市の考えを考慮して検討する意向を示した。開成町の露木順一町長も「合併問題は小田原市次第」と、同市を含めた新たな話し合いの必要性を指摘した上で、「ペースダウンは避けられない」との見方を示した。

 県西地域では六月に入り、検討会が小田原市長選前の三月にまとめた報告書概要版の冊子を二市八町の全世帯に配布、各市町ごとの住民説明会も始まっている。説明会では、各市町の住民がこの間の行政主導による合併論議をどう受け止めたかが注目される。
最終更新:6月8日15時10分

3847とはずがたり:2008/07/31(木) 21:11:49
<中国・四国>香川県

県内17市町首長の半数以上が「合併検討」
2006/10/25 09:50
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20061025000092

 香川県内八市九町のうち、今後、周辺市町と合併を検討していく必要があると考える市町長は半数以上の九人に上ることが二十四日、香川県が実施したアンケート調査で分かった。合併の時期については、七市町長が合併新法施行期間(二〇〇九年度末まで)後の中長期的な課題としているが、三位一体改革や道州制の動きの中で、現状の財政基盤のままでは将来の自治体存続に不安を感じているようだ。

 同日開かれた香川県市町合併推進審議会で県が報告した。アンケートは「平成の大合併」の効果や課題を検証し、今後の市町のあるべき姿を考える際の参考にしてもらうのが狙い。八月に実施し、全十七市町長が回答した。

 まとめによると「合併の検討は必要」か「どちらかといえば必要」と回答した九市町は高松、丸亀、三豊、さぬき、東かがわ、小豆島、まんのうといった合併を行った市町が大半。未合併では土庄と琴平が入った。合併時期は、土庄だけが合併新法施行期間内を希望した。

 合併の検討相手としては、さぬきと東かがわ、土庄と小豆島の意見が合致。三豊は観音寺を挙げたが、観音寺は道州制の動きをみて判断する考え。琴平は「丸亀・善通寺・まんのう・多度津」と「善通寺・多度津」の二案を示し、まんのうは丸亀・善通寺などの中讃広域行政圏に坂出と宇多津を加えた組み合わせを提示。高松や丸亀は無回答だった。

 合併を検討する理由としては、▽将来を見据えたまちづくりに対応▽行財政基盤の強化―などを挙げる市町が多く、「地方財政制度改革に対応できるスリムな行政体制に移行しなければならない」(東かがわ)、「今後も厳しい財政状況が続くと思われ、将来の自治体の存続に不安を感じる」(琴平)などの意見があった。

 一方、「検討する必要はない」「どちらかといえば必要はない」は善通寺、直島、多度津、坂出、三木、宇多津の六市町で、すべてが未合併の市町。合併に対する考えとしては「合併が効率性を求めた手段となっては地域の個性や活力が失われる」(坂出)、「離島に合併のメリットは考えられない」(直島)などとしている。

3848とはずがたり:2008/08/09(土) 01:34:00
<近畿>奈良県

奈良市に囲まれた山添村。合併に失敗した理由はかくの如し。

山添村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%B7%BB%E6%9D%91

歴史
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い添上郡東山村と山辺郡波多野村・豊原村が成立。

1956年(昭和31年)9月30日、添上郡東山村と山辺郡波多野村・豊原村が合併して成立。
村名は、山辺郡と添上郡の合成。

行政
2003年8月、添上郡月ヶ瀬村・山辺郡都祁村とともに奈良市に合併することを問う住民投票が行われた結果、反対が多数を占め単独村政を継続することとなったが、のちに翻意。3市村に合併協議を申し入れたものの、いずれの市村も議会付議せず、4市村での合併は不成立となった。

小さな村の大きな決断
合併でなく自律の村づくりをめざす山添村
http://homepage2.nifty.com/narajititaikenn/soe.html
奈良自治体問題研究所会員奥谷和夫(山添村議)
2003年10月

3849とはずがたり:2008/08/13(水) 16:10:46
<九州・沖縄>熊本県

熊本市との合併「法定協移行望ましい」 益城町長
2008年08月12日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20080812005.shtml

 益城町の住永幸三郎町長は十二日、熊本市役所であった同市との合併任意協議会の終了後、「法定協議会への移行が望ましい。議会と相談した上で九月定例町議会に設置案を出すかを決めたい」と述べ、協議の最終段階である法定協設置に前向きな姿勢を示した。

 幸山政史市長も「任意協議を終えたのは大きな前進。益城町と調整しながら、(法定協設置を)九月市議会をめどに進めていきたい」と述べた。

 任意協での協議について、住永町長は「事務・事業のうち80%超で市の方が充実している。町の方が充実している事業でも、合併後も継続できる方向性が見えた」と議論を評価。「協議結果を無駄にしないためにも、今後、法定協でさらに詰めの議論に取り組みたい」と話した。

 住永町長は十三日、町議会の全員協議会に出席し、任意協の結果を報告し、今後の方針について説明する。
(野方信助)

3850とはずがたり:2008/08/13(水) 16:14:06
<九州・沖縄>宮崎県

やっと実現へ。

市町村合併:県南3市町、総務大臣が告示 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080809-00000291-mailo-l45
8月9日18時1分配信 毎日新聞

 日南市、北郷町、南郷町の合併について8日、増田寛也総務大臣が官報で告示した。3市町合併の法的手続きはこれですべて完了し、来年3月30日の新「日南市」発足を迎えるだけになった。
 3市町の庁舎玄関にはこの日、合併までのカウントダウンボードが設置され、残り234日と表示された。

8月9日朝刊
最終更新:8月9日18時1分

3851とはずがたり:2008/08/13(水) 16:14:17
<東海>静岡県

庵原郡の岩渕が富士郡の吉原と一緒になるってのは榛原郡の金谷・川根が志太郡の島田と一緒になるのと同じで川が行政区画の境界としてはあんま意味が無くなってきたって流れかね。

市町村合併:総務省が3市町編入合併を告示 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080809-00000112-mailo-l22
8月9日13時1分配信 毎日新聞

 11月1日に合併する富士市と富士川町、焼津市と大井川町、来年1月1日の藤枝市と岡部町について、総務省は8日、官報で町が市に入る編入合併を告示した。05年10月1日の国勢調査に基づいた合併後の人口は、富士市が25万3297人、焼津市が14万3101人、藤枝市が14万1944人。【松久英子】

8月9日朝刊
最終更新:8月9日13時1分

3852とはずがたり:2008/08/13(水) 16:15:21
<九州・沖縄>福岡県

此処ははらはらやねぇ。。

市町村合併:糸島1市2町合併協、「2町庁舎修正案」など可決 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080808-00000181-mailo-l40
8月8日16時1分配信 毎日新聞

 ◇議員定数24、合併後のみ選挙区
 前原市と志摩、二丈町でつくる糸島1市2町合併協議会(会長・松本嶺男前原市長)は7日、先の協議会で否決された、(1)2町庁舎の出張所案(2)合併後の市議選で在任特例と選挙区を設けない案――の修正案を可決した。これにより、修正を巡り3回延期された協議会は再び軌道に乗ると見られる。
 修正案のうち「新市の事務所の位置」は、前原市庁舎を「本庁舎」、志摩町庁舎を「志摩庁舎」、二丈町庁舎を「二丈庁舎」とし、志摩に窓口業務と教育委員会など、二丈に窓口業務と農林水産部などそれぞれ職員約60人を配置する。
 「議員定数と任期の取り扱い」は、合併後の議会選挙は定数24、選挙区を設け、定数を前原15、志摩5、二丈4とし、選挙区の設置は合併後だけとする。
 議員定数については二丈の定数を4とすることに、志摩、二丈町議会の全議員が反対するなど混乱したが、この日の採決では、両町の学識経験者から選ばれた9人の委員が賛成に回り、3分の2以上の賛成が得られた。【竹田定倫】
〔福岡都市圏版〕
8月8日朝刊
最終更新:8月8日16時1分

3853とはずがたり:2008/08/13(水) 16:16:20
<東北・北海道>宮城県

此処は何度も話しが破談になってるしねぇ。。

市町村合併:3年ぶりに法定協−−柴田、村田、大河原町 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080809-00000049-mailo-l04
8月9日12時1分配信 毎日新聞

 柴田、村田、大河原3町の法定合併協議会が8日設置された。新合併特例法期限の10年3月までの合併を視野に、新市建設計画作成など具体的な協議に入る。05年3月の「破談」による法定協解散から3年ぶりの「再設置」となった。
 大河原町役場であった法定協設置会合には3町の町長らが出席。合併協議会長に斎清志大河原町長、副会長に佐藤英雄村田町長と滝口茂柴田町長が就任した。事務局を県大河原合同庁舎に設置、3町から12人、県から1人の計13人態勢で事務を取り扱う。法定協委員は3町長、議長、学識経験者、住民代表ら計29人で構成される。
 法定協設置後、3町長らは午後3時過ぎ、県大河原合同庁舎を訪問。村井嘉浩知事あての法定協設置届け出書を提出した。斎会長は「第1回の会合を9月下旬に目指したい。できる限りスムーズな協議運営に努め、合併是非を問う住民投票につなげていきたい」と述べた。【豊田英夫】

8月9日朝刊
最終更新:8月9日12時1分

3854とはずがたり:2008/08/13(水) 16:17:21
<東北・北海道>宮城県
>>3853-3854

市町村合併:柴田・村田・大河原の3町、あす法定協設立へ /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000112-mailo-l04
8月7日13時2分配信 毎日新聞

 柴田、村田、大河原3町合併問題に関し、3町の臨時町議会が6日同時に開かれ、住民発議により本請求を受け提案された法定合併協議会設置議案に関し、ともに賛成多数で可決した。これを受け、3町長らは8日、大河原町役場で会合を開き、合併協議会を設立する。新合併特例法期限の10年3月までに、合併の是非について検討するほか、新市基本計画作成などの協議を進めることになる。
 3町合併に関しては02年に法定協を設置、新市名を「柴田市」に決めるなどしたが、新市事務所の所在地などで紛糾。05年2月の住民投票で、大河原町で反対派が上回り、法定協解散となった経緯がある。今回も、事前の3町長会合では、最終的判断は住民投票で決めることを申し合わせている。
 この日の臨時議会では、村田、大河原両町では短時間で可決されたが、滝口茂町長が合併に慎重姿勢を見せる柴田町では、約3時間半にわたって各町議が討論。賛成多数で可決された後、滝口町長は「3町での合併メリットはない。法定協では当面、自立戦略のまちづくりを主張して論議したい」と語った。
 また、斎清志大河原町長は「3町合併は有効なまちづくり手段と考えている」。佐藤英雄村田町長は「一度は破綻(はたん)したが、住民主導による法定協設置の役割は大きい。合併して良かったと言えるまちづくりを念頭に取り組みたい」などとコメントした。【豊田英夫】

8月7日朝刊
最終更新:8月7日13時2分

3855とはずがたり:2008/08/13(水) 16:19:24
<東海・首都圏・甲信越>山梨県

市川三郷と含めて将来的には"富士川市"が実現すると良いかも

市町村合併:法定合併協、来月3日に 増穂、鰍沢両町長設置で合意 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000104-mailo-l19
8月7日13時2分配信 毎日新聞

 合併を目指す増穂町の志村学町長と鰍沢町の石川洋司町長らが6日、合併に向けた調整会議を鰍沢町役場で開き、2町の法定合併協議会を9月3日に設置することを決めた。合併を巡り長年混乱してきた両町の合併に向けた大きな一歩を踏み出した。
 志村町長によると、会議には両町の町長と議長、合併特別委員会の委員長の計6人が出席し、早期の合併に向け、9月3日に事務局を設置し、9月24日ごろに1回目の協議会開催を目指すことで意見がまとまったという。
 両町議会はともに04年、法定協設置議案を可決したが、増穂町が実施した合併の是非を問う住民投票で合併反対が賛成を上回り、設置が凍結されていた。
 市川三郷町を含めた3町での合併を目指す志村町長は「あくまで2町の先行合併に向けた設置だが、ようやく合併に向けて動き始めることができた」と話した。【沢田勇】

8月7日朝刊
最終更新:8月7日13時2分

3856とはずがたり:2008/08/13(水) 16:28:56
<首都圏>千葉県

成田市は偏狭な事いってないで入れてやれ。
愛西市や南房総市みたいに成田市を取り囲む様に富里市、栄町、神崎町、多古町、芝山町で成田を囲む様に新成田市でも形成したらどうか?少なくとも富里市、多古町、芝山町は地続き。南成田市でも良いか?

市町村合併:富里市など1市4町、成田市に協議申し入れ /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000007-mailo-l12
8月7日11時0分配信 毎日新聞

 富里市、栄町、神崎町、多古町、芝山町の1市4町が、成田市に対して合併協議の開始を申し入れた。富里市の相川堅治市長らが5日、小泉一成・成田市長を訪ね、申し入れ書を手渡した。
 申し入れ書では「2市4町は成田市を核とした日常圏を形成している」としたうえで、「この地域と成田空港の発展に努力していきたいとの思いから、(合併を)検討くださるようお願いしたい」と要望している。
 成田国際空港周辺の自治体の合併を巡っては、成田市が03年、「成田市、富里市、芝山町、多古町、大栄町、下総町」の枠組みを提示。「対等」か「編入」かで意見が分かれ、「編入」を受け入れた大栄、下総両町が06年に成田市と合併した。
 その後、同年12月に県が提示した構想で「成田市、富里市、栄町、神崎町、多古町、芝山町」の2市4町の組み合わせが提示され、実現に向けた議論が続いていた。昨年11月からは合併に積極的な1市4町の首長で構成する合併に関する懇談会を設置。現行の合併特例法が10年3月末で期限切れとなることから、今回の申し入れとなった。
 成田市は「大栄、下総と合併したばかりで、新しい成田市をしっかり作りたい」という姿勢で、小泉市長も申し入れに対して「庁内で検討したい」と述べるにとどまった。【黒川将光】

8月7日朝刊
最終更新:8月7日11時0分

3857とはずがたり:2008/08/13(水) 16:44:00
<首都圏>千葉県
>>3856-3857
羽田にこのままでは地位を奪われ兼ねない何かと問題の多い欠陥成田空港への対処を含め2市4町の大同合併が進ばいいんだけど。そうすれば今は香取郡・山武郡・富里市とバラバラな県議選挙区が合一されるメリットが反自民至上主義者の俺にとってもメリットはめちゃくちゃ大きい。

現在,成田とその周辺で定数7を自民が独占しているが大成田市(成田市12.6+富里市5.1+山武郡芝山町0.8+香取郡多古町1.6+香取郡神崎町0.7+印旛郡栄町2.3=23.1万)で定数が3〜4となれば民主が一角に流石に食い込めるであろう。香取郡の様な自民が強い為に優遇され一票の価値が重過ぎで不平等な選挙区を解消できるのもでかい。

成田市(12.6万) 定数2−候補4
当 15,643 成尾 政美 67 自民 現4 農業
当 11,139 林 幹人 33 自民 新1 (元)衆院議員秘書
□ 7,279 中沢 健 52 民主 新 (元)朝日新聞記者
□ 5,787 塚本 祐一 29 無所属 新 農業
山武郡(10万・芝山0.8万) 定数2−候補5
当 18,705 阿井 伸也 43 自民 現3 党県青年部長
当 9,853 伊藤 丈 72 自民 現3 党県副幹事長
□ 6,747 石橋 捷洋 64 無所属 新 (元)大網白里町長
□ 6,240 杉原 正一 57 無所属 新 (元)九十九里町議
963 古川 高雄 56 無所属 新 (元)九十九里町議
印旛郡 定数1−候補2(6.7万・栄町2.3万)→栄町脱退後も定数1か
当 15,941 大野 眞 48 自民 新1 (元)栄町長
□ 9,717 野田 泰博 59 民主 新 (元)栄町議
香取郡 定数1−候補2(3.8万・多古1.6万・神崎0.66万)→多古・神崎離脱後は香取市と合区か
当 10,813 遠藤 澄夫 58 無所属=自民 現4 社福法人理事
□ 8,534 八代 俊彦 58 無所属=自民 現 農業
富里市 定数1−無投票(5.1万)
○ ── 伊藤 勲 66 自民 現3 農業
香取市 定数2−候補3(8.4万)
当 12,218 伊藤 和男 59 無所属 元6 農業
当 12,185 谷田部 勝男 60 自民 現2 (元)文相秘書官
□ 11,333 篠塚 年明 51 自民 現 1級建築士=京葉

3858とはずがたり:2008/08/13(水) 16:45:33
<首都圏>神奈川県西部

中井町長「任意協には参加せず」検討会の継続では全首長で一致
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080805-00000021-kana-l14
8月5日15時40分配信 カナロコ

 小田原、南足柄の両市と足柄上・下郡の八町でつくる県西地域合併検討会の本年度第一回委員会が四日、小田原市役所で開かれ、中井町の尾上信一町長は「任意合併協議会には参加しない」と発言した。

 今後、検討会で合併の方向性が定まっても、同町は県西合併の枠組みに加わらないことがほぼ確実となった。

 検討会委員会には、二市八町の全首長が出席。会長を務める小田原市長が五月の市長選で加藤憲一市長に交代し、加藤市長は初出席となったが、検討会は継続し、二〇一〇年三月末までに合併の方向性を示す当初の方針が確認された。

 協議の中で尾上町長は、町議会六月定例会で生活圏の重視を求める決議文が出たことに触れ、「不安定な立場ですぐ任意合併協議会には参加しない」と答弁したことを説明、各首長の理解を求めた。

 加藤市長は今後の取り組みについて、各市町による住民説明会を踏まえた意見集約と検証、「平成の大合併」による先行事例の検証、任意合併協議会の在り方の集約―の三つを提案し、各首長から了承された。合併後の将来像をしっかりと示すべきだなどの意見も出た。

最終更新:8月5日20時40分

3859とはずがたり:2008/08/13(水) 16:49:28
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方
>>3813>>3788-3789>>3780>>3752>>3720>>3706etc

南伊豆地区の合併問題:法定合併協、4市町の新市名称公募へ /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080731-00000047-mailo-l22
7月31日12時1分配信 毎日新聞

 南伊豆地域4市町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の法定合併協議会の2回目の会合が30日、松崎町の町環境センターで開かれた。
 新市の名称は県内外から公募する。1次審査で4市町在住者の応募数上位20件と、それ以外の在住者の上位10件を選び、2次審査を経て合併協が年内に最終決定する。
 事務所(本庁・支所)の位置については、担当の小委員会が4市町の庁舎を視察し、9月以降、機能や役割を調査・研究する。
 4市町合わせて7市村との姉妹都市提携は新市に引き継ぐ方針。【中村隆】

7月31日朝刊
最終更新:7月31日12時1分

3860とはずがたり:2008/08/20(水) 00:03:18
<九州・沖縄>熊本県

可成り益城町に気を使っている熊本市。さて政令市実現成るか?

熊本市との合併任意協 協議結果を町民に報告 益城町
ttp://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/20080819001.shtml

 熊本市との合併任意協議会を終えた益城町は十八日夜から、任意協の協議結果を報告する住民説明会を始めた。初日は町総合体育館であり、約三百人が参加。住民からは同市との合併に反対意見が続出した。

 住永幸三郎町長は冒頭、「議会や住民の意見を聞きながら合併問題の結論を出したい。みなさんの意見を聞かせてほしい」とあいさつ。町企画財政課が、任意協で合意した住民サービスや税制などの調整方針を説明した。

 住民からは「町長と議会で判断するのではなく、住民投票を実施するべきだ」「合併すれば都市計画税など町民に新たな負担が生じる」といった反対意見が相次いだ。

 住永町長は「住民の判断をあおぐことは大切。住民投票を絶対にしない訳ではないが、まずは議会と相談したい」などと答えた。
(野方信助)
 十九日以降の説明会の日程(いずれも午後七時開始)は次の通り。▽十九日 広安西小体育館▽二十日 広安小体育館▽二十一日 木山中体育館▽二十八日 飯野小体育館▽二十九日 津森小体育館

熊本日日新聞 2008年08月19日

子ども医療費の町助成維持 熊本市・益城町の任意協終了
ttp://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/20080813002.shtml

 熊本市と益城町の合併任意協議会は十二日開いた第五回会合で、すべての協議を終了した。同日の議題である町の主要政策課題の扱いでは、町の方が手厚い子ども医療費助成に関し、市は「(合併後も)益城町地域で現行制度を存続させる方向で検討する」とした。

 同助成制度は、益城町では小学六年まではすべて無料。市の助成対象は就学前で、一部(医科三歳以上、歯科五歳以上)は受診の際、月五百円の自己負担が必要など差があり、調整が課題だった。

 県道熊本益城大津線(通称第二空港線)の開発に関しては、「開発許可は熊本市の基準で判断する。ただ、沿線すべてで農振法(農業振興地域の整備に関する法律)の規制解除は困難」とした。任意協は四月に設置。合併した場合の住民サービスや税制の違いなど、事務レベルでの調整分を含め約七百項目を協議した。

 熊本市は政令指定都市移行を目指し、周辺三町と合併に向けた協議を進めてきた。城南町に続いて益城町との任意協が終わり、残る植木町とは二十日に合併問題調査研究会の最終会合を開く。(武田愛一郎)

熊本日日新聞 2008年08月13日

3861とはずがたり:2008/08/20(水) 16:21:05
政令指定都市濫発でイメージ的な地位低下してるしなw
横浜・名古屋・大阪は特別市を目指せ。

「大都市制度」創設求める
権限拡大へ3大政令市長
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008081900201&amp;genre=A2&amp;area=O10

 中田宏横浜市長と平松邦夫大阪市長、住田代一名古屋市副市長は19日、総務省で増田寛也総務相と面談し、3市の行政権限を拡大するため、「大都市制度」創設への協力を求めた。3氏によると、増田氏も「必要だと思う」と答えた。

 面談後に会見した中田市長は、現行の政令指定都市制度の問題点として「市が単独で決定できない都市計画があったり、繁華街の治安対策で市民の要請に応えられない」といった問題点を指摘。中でも財政規模が大きい3市では、都市計画の権限強化や、都道府県にある警察権限の一部移譲なども可能にする「大都市制度」を検討すべきとしている。
 その具体化に向け3市は9月にも、学識経験者などによる「大都市制度構想研究会」を設置。本年度中に、国や府県からの財源や国道・河川などの管理権も含めた権限移譲案をまとめる。(共同通信)

3862とはずがたり:2008/08/21(木) 00:08:24
<九州・沖縄>福岡県
>>3839
うるうる。。・゚・(ノД`)・゚・。
もう1ヶ月も前に可決されてたんだな。っちゅーか>>3839を貼り付けた時には既に可決されてたって事か…orz
将に難産だったが新市の発展を祈る。

新・八女市 2010年発足へ 5市町村 合併議案を全議会可決
2008年7月14日 13:41
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/34617

 福岡県の八女地域5市町村(八女市、黒木町、立花町、星野村、矢部村)の合併協議で、5議会は14日午前、臨時議会を開き、4町村を八女市に編入合併させる関連議案をそろって可決した。5市町村長は同日午後、麻生渡同県知事に2010年2月の新市誕生への合併を申請する。

 5月に議員提案でいったん廃置分合(編入合併)議案を可決後に、高木良之村長が合併反対を表明したことから、合併の是非を問う住民投票を行った星野村ではこの日、高木村長があらためて関連議案を提案。全会一致で可決した。

 各議会閉会後、合併協議会会長の野田国義八女市長は「難産だったが、各議会の議決をいただきうれしく思う。20年、30年後の八女の発展を見据え、地域づくりに励みたい」と述べた。

=2008/07/14付 西日本新聞夕刊=

3863とはずがたり:2008/08/21(木) 12:16:45
<東北・北海道>北海道

破談
●江別市+新篠津村…農業基盤整備を巡る見解の相違
●砂川市+歌志内市+奈井江町+浦臼町+上砂川町…道の財政支援が無いと困難

歌志内や上砂川は取り敢えず合併したらどうか?っちゅーか前回のもっと手厚いときにやっっとけよなぁ。。取り敢えず財政再建団体に准じてやってゆくしかなさそうではある。

合併構想 道険し
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000808040006
2008年08月04日

■道推進 180 → 60
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/politics/k_img_render1.jpeg

 道内で市町村合併の破談が相次いでいる。江別市と新篠津村でつくる道内唯一の法定協議会も7月30日に解散を決めた。知事の権限拡充や財政措置を盛り込んだ合併新法の期限まで残り1年半。道は180ある市町村を60に束ねる構想を打ち出しているが、現実は厳しい。
(神元敦司、杉崎慎弥)

《キーワード》
◆合併新法 市町村合併の特例等に関する法律。05年4月施行で、10年3月末までの時限立法。旧法は合併特例債による財政措置が特徴だったが、新法は知事の権限を大幅に拡充した。知事は市町村長に合併協議会設置を勧告でき、勧告を受けると議会に諮らなければならない。また、事業費の90%は合併推進債で賄い、元利償還金の40%を原則として普通交付税で支援。対象事業の幅は旧法より狭く、自治体負担も重い。
   ◇

●新法期限まで1年半  協議相次ぎ破談

 7月30日の江別市と新篠津村の法定合併協議会の会合は30分足らずで終わった。新法の期限内に新篠津村を江別市に編入すると決めていたはずだった。道の担当職員は「農業基盤をめぐる考え方に差があったようだ」と残念がる。

 その2日前には砂川、歌志内両市と奈井江、浦臼、上砂川の各町の合併協議機関「地域づくり懇談会」が解散を表明。道に求める財政支援が望めないと見越したからだ。奈井江町の北良治町長は「40億円程度の支援が難しいのであれば、次のステップを続けることは困難」と語った。

 道は「新法の期限から協議期間を逆算すると、今から議論を始めないと間に合わない」として、12月までには法定協議会を立ち上げる必要があると呼びかけている。

 道が合併を進めたいのは地方分権をにらんでのことだ。道地域主権局は、権限や財源の受け皿とするために自治体の規模を大きくし、地域づくりの力を備えてほしいという。06年7月に合併推進構想を策定したのも「市町村に合併を考えてもらう材料になれば」という狙いだ。

3864とはずがたり:2008/08/21(木) 12:17:20
<東北・北海道>北海道
>>3863-3864
 同構想は住民の生活圏や地理性に配慮して「人口3万人程度、中心部から車で80分以内」を目安に道内43の組み合わせを示した。対象外の17市町村を含めて、道内180市町村が60市町村に再編されることになる。

●盛り上がらぬ機運  「知事指導力を」

 道は構想策定後、各地の住民と1千回を超える意見交換会を開いたが、合併機運は盛り上がらない。江別市などの破談により、道内で動きがあるのは六つの枠組みだけ。法定協設置に向けて最も進んでいるのは上湧別町と湧別町だ。

 全国では7月1日現在、法定協が16、任意協や研究会が37ある。05年4月の合併新法以降、今年11月1日までに25件の合併が実現する。

 旧合併特例法がスタートした99年4月と今年11月1日時点を比べて合併の進み具合をみると、北海道は15・1%(212自治体→180自治体)で全国ワースト4位。道を下回るのは大阪府(2・3%)、東京都(2・5%)、神奈川県(10・8%)と大都市圏ばかりが並ぶ。

 道内で合併協議が進まない理由について、首長の一人は「平成の大合併を経験した自治体から『合併して良かった』という声が聞こえないからではないか」とみる。また、新篠津村の東出輝一村長は「知事が先頭に立って市町村を説得し、後押ししてほしい。国や道の指導も必要だ」と話している。

●願えど叶わぬ旧産炭地  「過疎や高齢化 単独では限界」

 合併を望みながらも叶(かな)わない歌志内市と上砂川町は旧産炭地。人口減と高齢化が深刻だ。「税収増は見込めず、合併しなければ将来は事実上、行政運営ができなくなる」という認識で一致する。合併を話し合った2市3町のうち、人口1万人を超えているのは砂川市だけ。「合併に対する温度差はあった。途中から本音で話せなくなった部分もある」と関係者は言う。

 歌志内市役所は蛍光灯の本数を減らした。夕張市の二の舞いを避けるため、二つの庁舎を昨年度から一つに統合。使わなくなった本庁舎の窓ガラスは割れたままで、倉庫に使っている。暖房はボイラー型から割安な石油ストーブに換え、エレベーターは来庁者しか使わないようにした。

 同市は財政健全化計画に基づく給与カットや経費削減によって11年度までの赤字解消を目指す。07年度決算は黒字に転換したが、先行き明るいとは言えない。約4800人(6月30日現在)の人口は、約20年後には半分以下に減る見通し。税収増は見込めず、地方交付税頼みからの脱却は簡単ではない。

 同市職員は合併協議の破談について「財政難に苦しむ旧産炭地を入れると福祉サービスなどが低下するという懸念も大きな要因で、ほかの市町が尻込みしたのではないか」と分析する。

 それでも上砂川町の担当者は「過疎化、高齢化の中では単独自治体では限界」、歌志内市の担当者は「機運が高まれば、すぐに合併を申し入れる」と期待をつなぐ。だが、現実は難しい。

 「こうなったら旧産炭地域だけで合併し、周りを巻き込んでいくしかないか」。同市役所では、そんな声も漏れた。

3865とはずがたり:2008/08/25(月) 23:05:33

へぇ・・>これにより両県で計6700万円の地方交付税交付金の上乗せも見込めることになり

十和田湖:青森6、秋田4で分割へ…明治以来、県境未画定
http://mainichi.jp/select/today/news/20080826k0000m040074000c.html

 1871(明治4)年の廃藩置県以来、140年近く県境が画定していなかった十和田湖について青森、秋田両県と関係自治体は湖面を「青森6、秋田4」に分割する内容で29日にも最終合意する見通しとなった。これにより両県で計6700万円の地方交付税交付金の上乗せも見込めることになり、苦しい財政事情を抱える関係自治体にとっては朗報となりそう。

 両県にまたがる十和田湖は約61平方キロ。湖岸北部の境界線を巡って青森県側の旧十和田湖町(現十和田市)と秋田県小坂町の言い分が食い違い、線引きがされず湖面は空白域だった。

 今回の県境案は、岸北部は双方の主張の中間を取る。03年に旧十和田湖町、小坂町の両町議会特別委員会が合意したのとほぼ同じ内容だが、当時は小坂町長が自案より町面積が少なくなるため受け入れず“破談”していた。具体的な線引きは今後調整する。

 両県の担当者と中野渡春雄・十和田市長、川口博・小坂町長が22日に協議。25、26日の両市町議会への説明を経て29日に青森市で開かれる北海道・北東北知事サミットで青森、秋田両知事と2市町長が合意する見通しだ。

 県境画定に伴い、十和田市に約37平方キロ、小坂町に約24平方キロが編入される。自治体の面積は地方交付税交付金の算定根拠になっており、08年度試算では青森県2400万円▽秋田県、十和田市各1600万円▽小坂町1100万円−−の増額配分が見込めるという。その一部は十和田湖の環境保全と景観対策に使われる方針。

 十和田湖はかつて全体が南部藩に属していたが、廃藩置県に伴い東岸が青森県、西岸が秋田県とされた。ただ線引きは明確でなく、湖面の境界線も未画定だった。

 国土地理院によると4月時点で県境が未画定の地域は、暫定的に面積を配分して交付税を受けている所も含めて全国で17カ所ある。主に山間部が多く、山梨、静岡両県にまたがる富士山頂や、山形と新潟県境、富山と長野県境にも未画定部分がある。【村川幸夫、馬場直子】

毎日新聞 2008年8月25日 20時37分(最終更新 8月25日 22時41分)

3866とはずがたり:2008/08/26(火) 22:51:19
<東北・北海道>北海道

羅臼との飛び地合併派が負けたと云う事は合併に賛成って事か?

中標津町長選、小林氏初当選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20080825-OYT8T00031.htm?from=nwlb

 中標津町長選は24日、投票が行われ、即日開票の結果、新人の元町総務部長小林実氏(55)(無所属)が、同じく新人の元町議会副議長吉田辰男氏(65)(同)を破り、初当選した。投票率は74・45%だった。

 小林氏は6月下旬に立候補表明と出遅れたが、町内をこまめに回って知名度アップに努め、町内主要団体の支援も受けた。病気で再選を断念した現職の西沢雄一町長(65)も後継者に指名していた。

 一方の吉田氏は5月下旬、羅臼町との飛び地合併を阻止するとして立候補を表明、組織に頼らない草の根選挙で対抗したが、公約が有権者に浸透せず、一歩及ばなかった。
(2008年8月25日 読売新聞)

中標津町長選きょう投開票、深夜に当落判明
http://www.namara-hokkaido.net/topics/news/news.php?id=15607&amp;PHPSESSID=48e52a2a169443debda82236482c1896

 任期満了に伴う中標津町長、町議選挙は24日投開票を迎える。町長選は新人同士の一騎打ちとなり、同時に行われる町議選は定数が一気に24から18議席に減った上、一挙に新人6人が名乗りを上げ、現職と合わせ20人で18議席を争う少数激戦となった。有権者数は1万9111人(18日現在)。4年前の2004年8月の町長、町議選の投票率72・06%を超えられるか焦点の一つ。投票は町内12投票所で午前7時から市街地の4投票所は午後8時まで、計根別の交流センターは同7時まで、その他7投票所は同6時まで。
釧路新聞 2008/8/24 10:08

2008年06月20日
中標津町長選に小林部長出馬へ
http://www.news-kushiro.jp/news/20080620/200806206.html

  病気のため今期で引退を表明していた西澤雄一中標津町長の後継が注目されていた町長選(8月19日告示、8月24日投票)に向け、中標津町総務部長の小林実氏(55)が20日、出馬表明する見通しになった。行政通であること、3期12年間程度じっくりと町政を担当できる年代であることなどを理由に若手を中心とした商工業界、建設業界、一部農業界が動き、17日に出馬が要請された。

3867とはずがたり:2008/08/26(火) 22:55:36
<東北・北海道>北海道

なんと,まじで進めてんのか,此処。
しかも新市って。。人口3万に届くのね。。

羅臼町との合併①
http://www.nakashibetsu.jp/nakashibetsu.nsf/fb079c74eda3509e49256b0e00604b58/aaf933993492e1f549256e4a002dee86?OpenDocument

3868とはずがたり:2008/08/27(水) 22:46:25
<東海>静岡県

由比、富士川市町合併へ100日
2008/07/25
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20080725000000000029.htm

 静岡市と由比町、富士市と富士川町の市町合併まで残り100日となった24日、各町長や子どもらが郷土愛を再確認するとともに、新市に仲間入りを果たすための機運を高めた。
 由比町は同日、由比小6年生の協力を得て、町民センターのベランダに「ありがとう由比町 結び合い“ゆい”の心を永遠に」と記された横断幕を取り付けた。
 作業に参加した大城圭祐君(11)は「合併するのは少しさみしいけど、自然を大切にするにぎやかな街になってほしい」と期待した。望月俊明町長は「合併は未来の可能性への出発。120年の町の歴史に感謝しつつ、町民一丸で新たな旅立ちに向けて備えたい」と話した。
 富士市との事務事業のすり合わせや、住民組織づくりの準備に追われる富士川町。坪内伸浩町長はカレンダーを見ながら、「いよいよという感じ」と節目を喜んだ。町職員たちの日ごろの労をねぎらい、「住民に合併に対する不安を与えないように、短い時間の中で最大限努力をしていく」と気を引き締めた。

3869とはずがたり:2008/08/28(木) 00:58:26
<東北・北海道>山形県

>遠藤市長は1959年、天童市議に初当選し、4期務めた。その後、県議3期、衆院議員2期を経て97年の市長選で初当選した。選挙に13回(うち無投票1回)立候補し、落選経験はない
もう80に成ろうかという事だし引退は適切でしょうな。しかし社会党だったが選挙巧者だったか。
県知事も前職は非自民系だったし嘗ては社会党も強かったんでしょうかね。

合併は華麗に否定。将来の市民意識の醸成に拠るしかないか。

遠藤市長が勇退表明 天童
今期限りでの引退を表明する遠藤市長
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080827t51006.htm

 山形県天童市の遠藤登市長(79)は26日、市役所で記者会見し「10月の市制施行50周年と、来年の(自身の)政治生活50年を大きな節目にしたい」と述べ、任期満了(来年3月2日)に伴う次期市長選には出馬せず、勇退する考えを表明した。

 遠藤市長は現在3期目。今年4月以降、軽い脳梗塞(こうそく)や糖尿病の症状を訴え、7月1日に公務復帰するまで入院と自宅療養を続けた。
 この日の会見で、遠藤市長は「健康問題があり、大任が務まるか思いを重ねた。市民から与えられた使命は全うしたい」と語り、任期途中の辞任は否定した。後任については「市民の選択に委ねたい」と述べた。

 山形市など近隣2市2町との合併問題にも触れ「天童では市民も議会も合併するべきだという意見はない」と持論を訴えたが、将来の可能性に関しては「市民の判断だ」と語った。
 遠藤市長は1959年、天童市議に初当選し、4期務めた。その後、県議3期、衆院議員2期を経て97年の市長選で初当選した。選挙に13回(うち無投票1回)立候補し、落選経験はない。現在、東北市長会と県市長会の副会長を務める。
2008年08月27日水曜日

3870とはずがたり:2008/08/28(木) 02:11:36
<近畿>大阪府

合併反対派の共産候補は敗退。

河内長野市長選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7653-7655

3871とはずがたり:2008/09/03(水) 04:16:28
<中国・四国>岡山県

岡山市、来年4月に政令指定都市に
http://www.asahi.com/politics/update/0903/OSK200809020095.html
2008年9月3日1時57分

 増田総務相は2日、岡山市の高谷茂男市長らと会談し、同市を政令指定都市に加える考えを伝えた。同市は人口が約70万人などの要件を満たしており、10月下旬にも閣議決定され、来年4月1日に移行する見通し。全国で18番目の政令指定都市となる。

 市政令指定都市推進課によると、指定市への道が開けたのは01年。国の市町村合併支援プランに「大規模合併が行われ、かつ要望がある場合は、弾力的な指定を検討する」との記述が盛り込まれ、「80万人以上で将来的に100万人程度が期待できる」のが目安と考えられてきた人口要件が大幅に緩和された。

 市は05〜07年に周辺4町と合併を重ね、人口約70万人になった。昨年から今年にかけては、指定市移行後に設ける行政区の区割りや区名の決定、事業・財源の移譲を定めた県との協定締結などの準備を進めてきた。

3872とはずがたり:2008/09/04(木) 01:46:57
<近畿>大津市・尼崎市・<北関東>前橋市

2008年9月2日(火)
中核市移行求める申出書手渡す
増田総務相に大津市長
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008090200122&amp;genre=A2&amp;area=S00

 大津市の目片信市長は2日、来年4月に中核市移行を求める申出書を増田寛也総務相に手渡した。政府は今秋にも閣議決定する方針で、京滋では初の中核市が誕生する。

 中核市は人口30万人以上の都市が対象で、保健所設置など都道府県の業務の一部が移譲される。現在、全国39市が指定されている。

 目片市長は同時期の移行を目指す前橋、尼崎の両市長と総務省を訪問。増田総務相は「大津は人口が急増している。より市民に見える仕事をしていただきたい」と述べた。
 申し出後、目片市長は「県からは約1900の仕事が移管され、福祉の面で住民に身近なサービスができるようになる。大津市の知名度もアップするはずだ」と話した。

3873とはずがたり:2008/09/08(月) 20:30:59
<九州・沖縄>熊本県

200人で村議になれちゃうんだなぁ・・
それは兎も角合併推進派が当選。
合併先は益城か肥後大津か熊本か?

選挙:西原村長選/西原村議選 村長選、日置氏が初当選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080908-00000252-mailo-l43
9月8日16時1分配信 毎日新聞
 ◇新議員12人も決まる
 西原村長選と村議選(定数12)は7日、投開票された。12年ぶりの選挙戦となった村長選は、合併推進などを訴えた新人で前村議の日置和彦氏(60)=無所属=が4選を目指した現職の加藤義明氏(61)=同=を破って初当選した。当日有権者数は5361人、投票率は88・3%だった。
 企業誘致や村民の意向を踏まえた合併推進を訴えた日置氏は同夜、支持者らを前に「公約を必ず成し遂げたい」と抱負を語った。加藤氏は、3期12年の実績を強調し、産業振興、福祉の充実を掲げたが及ばなかった。
 現職10人、新人5人の15人が立候補して8年ぶりの選挙戦となった村議選は新議員12人が決まった。内訳は現職9人、新人3人。党派別では共産1人、無所属11人。【和田大典】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆村長選開票結果=選管最終発表
当 2,508 日置和彦 60 無新
  2,189 加藤義明 61 無現
………………………………………………………………………………………………………
 ◆村議選開票結果
 ◇西原村(12−15)=選管最終発表
当 500 西村成美 59 無現
当 454 林田直行 53 無新
当 382 山西英雄 60 無新
当 380 吉岡敏数 59 無現
当 374 田島敬一 55 共現
当 328 坂梨公介 60 無新
当 306 宮田勝則 44 無現
当 305 山田政晴 58 無現
当 304 今村和己 66 無現
当 297 桂悦朗  56 無現
当 288 日置篤徳 59 無現
当 221 渡辺公男 61 無現
  219 米田眞也 54 無現
  212 村上貞広 53 無新
   88 松本宏一 67 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇西原村長略歴
日置和彦(ひおき・かずひこ) 60 無新(1)
 建設会社社長[元]村議▽村監査委員[歴]消防団長▽熊本農

9月8日朝刊
最終更新:9月8日16時1分

3874とはずがたり:2008/09/12(金) 03:42:51
<広域合併><関東・東京>
おお,面白いかも。
人口が多すぎる世田谷・大田・杉並とかの分割も必要になっているのでは?
一方で港・中央・千代田辺りの合併も必要かと。
つくば市は茨城で良いけど常総地区は茨城から切り離して東京州へ入れて上げた方が首都圏の一体的行政に資する気がする。結城郡は元下総みたいだけど其処迄はいれなくても良いとは思うけど。

「東京市」復活、1都3県を州に=道州制などで提言−東商
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&amp;k=2008091100732

 東京商工会議所は11日、「道州制と大都市制度のあり方」と題する提言をまとめた。東京23区を一体とする「東京市」を創設する一方、道州制の導入時には、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県を一つの州として区割りするよう求めた。福田康夫首相や石原慎太郎都知事らに提出し、実現を働き掛けていく。
 都のあり方については、23区のうち自前の財源で行政サービスを維持できているのは5区に過ぎず、大半の区は都の財政調整に依存する現状を指摘。「基礎自治体として自己責任を果たすことが困難」な以上、区を独立させているのは不自然とし、1943年の都制移行で廃止された「東京市」の復活を訴えた。
 一方、都単独で道路渋滞の解消、廃棄物の処理や防災など広域的な課題を解決するには、「あまりにも狭小」として、1都3県で州を構築するよう提案。道州制での都の扱いをめぐっては、財政均衡を図るため単独州案や分割案などが浮上しているが、「生活圏や経済圏の一体性を軽視しており、断固反対する」としている。(了)(2008/09/11-17:45)

3875とはずがたり:2008/09/14(日) 10:00:28
<東北・北海道>北海道・<道州制>

道議だけ痛みを軽減は余りに狡いのではないかな。

支庁制度改革の前提 公職選挙法改正、民主に協力要請 知事が鳩山氏と会談(09/14 07:00)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/117680.html

 【苫小牧】高橋はるみ知事は十三日、苫小牧市内で民主党の鳩山由紀夫幹事長と会談し、支庁制度改革の前提となる公職選挙法の改正に民主党として賛成するよう、協力を求めた。

 関係者によると、知事は「関連条例を可決した道議会の意思を尊重してほしい」と述べた上で、民主党の協力を得るための具体的なアドバイスを要請した。

 鳩山幹事長は公選法改正への対応については言及せず、「今後も状況を説明してほしい」と述べたという。

 このほか両者は、アイヌ民族問題や開発局再編問題などについても意見交換した。

3876とはずがたり:2008/09/18(木) 12:15:17
<首都圏>神奈川県相模原市

旧郡名の津久井郡から津久井区として欲しい気もするが橋本は旧津久井郡ではないのかな。。

津久井 城山 相模湖 藤野 4町名 消滅へ 相模原市が区割り案
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20080918/CK2008091802000107.html
2008年9月18日

 相模原市は十七日、政令指定都市に移行した際の区割り案をまとめ、市議会の政令市特別委員会に報告した。報告されたのは旧津久井郡四町を橋本地区と同一区にする案で、合併後も特例で残っていた津久井、城山、相模湖、藤野四町の地名が消える見通しとなった。

 同市は四町との合併に際し、各町に合併特例法に基づく「地域自治区」を設置。住民の住居表示には旧町名を残していた。しかし市は、政令市への移行を目指す二〇一〇年三月末をもって自治区を廃止する方針を打ち出した。

 自治区がなくなれば、旧町名は住居表示から外されることになる。同市は「字(あざ)の前に旧町名を入れる手法もあるが、地名が長くなってしまう。歴史的な背景もあるので、最終的には地域住民の判断を仰ぎたい」としており、今後、地元住民らでつくる「地域協議会」で説明するという。

 津久井町地域協議会の小嶋省二会長(66)は「旧町名が消えるのは寂しいという住民もいる。公共施設の名前などで残してほしい」と話している。 (樋口薫)

3877とはずがたり:2008/09/19(金) 22:59:00
<首都圏>埼玉県

で,騎西町はどっちの合併を望んで居るんだ?広域と云う文言が入っていると云う事は羽生も含めてと云う事か?北埼玉地域は更に行田も含む様だ。

北埼玉地域
http://www.pref.saitama.lg.jp/A06/BX04/youran/youran2.pdf
北埼玉地域の概要. 北埼玉地域は、埼玉県の北東部、都心から 50〜60. ㎞圏に位置し、北側は利根川と渡良瀬川を境に群馬県,栃木県,茨城県に接する標高16m前後の平坦地です。
 総土地面積は2万5,000ha,3市3町で構成され,県全体の7%を占めています。

北埼玉地域の合併推進決議 騎西町議会
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20080918/CK2008091802000134.html
2008年9月18日

 騎西町議会は十七日、「北埼玉地域の市町広域合併」を進める決議案を可決した。

 北埼玉地域では、加須市と同町、大利根町、北川辺町の枠組みによる合併方針が提案されている一方、羽生市が同市を含む二市三町合併を求めている。

 決議は、北埼玉地域を「住民の往来・交流はもとより、経済、産業、交通網の整備など古くから相互に深くかかわりを持ち発展してきた」とし、合併推進を掲げている。

  (杉本慶一)

3878とはずがたり:2008/09/20(土) 11:51:41
<北関東>栃木県

此処迄明白に結果が出れば佐野市やろ。

栃木市は大平・岩舟を跨いで遠いのかな。。小山<佐野なんは小山は東北新幹線とか停まるため県外の俺にも知名度があるけどそれ程求心力無いようだ。それよりも佐野藤岡IC付近を中心に商圏等が融合してるのか。
http://www.mapion.co.jp/map/admi09.html

71%が『佐野市希望』 町長は『1市4町が賢明』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20080920/CK2008092002000095.html
2008年9月20日

 藤岡町は十九日夜、「市町村合併に関する住民アンケート」の結果を発表、合併賛成者の中で佐野市との合併を望む回答が71・17%を占めて一位となった。だが、永島源作町長は「藤岡町の特性を生かすことができる一市四町(栃木市、藤岡、都賀、西方、大平町)合併を選択する方が賢明」と町としての態度を表明、参加者に理解を求めた。

 同アンケートは八月二十一日から九月二日までの間、町内全五千六百四十五世帯に対して郵送で行われ、回収数は三千六百六十七世帯(回収率64・96%)。このうち「合併賛成」は91・27%で、望ましい組み合わせの二位は、一市四町(18・76%)、三位に小山市(9・38%)、その他(0・69%)となった。

 永島町長は佐野市との合併を選ばない理由として(1)編入合併が見込まれ、対等な立場を保てない(2)行政圏が変わることで事業、福祉、教育などに大きな影響が出る−などを挙げた。

 この日のアンケート結果の説明会に出席したのは町内有識者で組織する合併検討委員会メンバーや町議ら約五十人。出席者からは「なぜ結果を受け止めないのか。町民を愚弄(ぐろう)している」「民主的な町ではない」など町長の態度に疑問、不満の意見が出た。 (梅村武史)

3879とはずがたり:2008/09/20(土) 12:06:07
<九州・沖縄>長崎県
此処,ずっとやってんねぇ。。対応も三町三様で合併は難しいね。。

市町村合併:3町合併協設置議案、特別委が採決先送り−−川棚町議会 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000213-mailo-l42
9月19日17時2分配信 毎日新聞
 ◇「審議不十分」
 東彼杵、波佐見、川棚3町の合併協議会設置議案について、川棚町議会の市町村合併対策調査特別委員会(西坂保憲委員長)は18日、22日までの今会期中に採決するのは困難と判断し、継続審査とすることを決めた。
 特別委では、「審議が十分でない」との意見が大勢を占めたため、30日に再度特別委を開き、採決することを申し合わせた。これを受けて10月上旬に臨時会を招集し、本会議で採決する見通し。【近松仁太郎】
〔佐世保版〕

9月19日朝刊
最終更新:9月19日17時2分

市町村合併:合併協設置案、波佐見町議会が可決−−東彼3町で初 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20080917ddlk42010519000c.html

 東彼杵、波佐見、川棚3町の合併協議会設置を求める住民発議の同一請求を受けて上程されていた合併協設置議案について、波佐見町議会は16日、本会議で採決し、賛成多数で可決した。既に東彼杵町議会は同議案を否決しており、可決したのは3町で初めて。

 採決前の討論では、「(住民が集めた)署名を重く受け取るべきだ」「まだ十分検証できていない」など、賛成派と反対派の議員がそれぞれ主張。その後の採決で、賛成11、反対2で可決した。一瀬政太町長は「住民の代表である議会の決定を重く受け止めたい」と述べた。

 川棚町議会は同日、合併協設置議案を市町村合併対策調査特別委員会に付託。18日の特別委で審議される。【近松仁太郎】
〔佐世保版〕
毎日新聞 2008年9月17日 地方版

市町村合併:東彼杵町議会、3町合併協設置否決 町長「機運まだ醸成せず」 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080913-00000185-mailo-l42
9月13日17時1分配信 毎日新聞
 東彼杵、波佐見、川棚3町の合併協議会設置を求める住民発議の同一請求を受け、合併協設置議案を上程していた東彼杵町議会は12日、本会議で採決し、反対多数で否決した。
 町によると、同日は住民代表の意見陳述を経た後に採決。反対6、賛成5で否決した。紙谷修町長は「合併協を設置する機運がまだ醸成されていないということではないか」と話した。
 波佐見、川棚両町も22日までに採決する。住民発議の合併協設置請求を議会が否決した場合、首長からの請求または有権者の6分の1以上の署名を添えて行われる請求があれば、合併協設置の賛否を問う住民投票を実施。有効投票の過半数の賛成で合併協が設置される。【近松仁太郎】
〔佐世保版〕
9月13日朝刊
最終更新:9月13日17時1分

3880とはずがたり:2008/09/20(土) 12:07:54
<甲信越・東海>長野県
意外にあっさり此処迄来た。合併しても人口僅少なのは変わらないけど。。

市町村合併:協議中の清内路と阿智、関連条例3案を可決−−両村議会 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080911-00000100-mailo-l20
9月11日13時2分配信 毎日新聞
 合併協議を進めている清内路村と阿智村の両村議会は10日、9月議会を開き、両村が先に交わした合併協定書を受けて提出された合併関連条例案3案をそれぞれ可決した。これを受け、両村は12日に県に合併申請する。
 清内路村議会では、3議案を全会一致で可決した。一方、阿智村議会では、3案のうち村の編入を定める配置分合条例案は賛成14、反対1の賛成多数で可決となった。他の合併関連2議案は全会一致で可決された。
 今後の流れとして、県への合併申請後、県議会の議決を経て10月中に国に申請される見通し。【仲村隆】
9月11日朝刊
最終更新:9月11日13時2分

3881とはずがたり:2008/09/20(土) 12:09:32
<首都圏>埼玉県
>>3877
将来的には羽生へも誘いを掛けるという事で,騎西の決議とも矛盾せず,なんかな?

市町村合併:加須市の提案に前向き−−北川辺、騎西両町長 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080910-00000088-mailo-l11
9月10日13時2分配信 毎日新聞

 北川辺町の倉上皖教(きよのり)町長は9日、加須市の大橋良一市長から提案のあった1市3町での合併協議について「積極的に対応していきたい」と述べ、協議開始に前向きの姿勢を示した。
 倉上町長は一般質問に答え、合併推進の立場であることを改めて強調。1市3町の枠組みは「日常的に交流が多く一体感が存在する。(加須市長の提案は)現実的でないか」と受け入れた。羽生市の参加希望については「将来的には羽生市も視野に入れた広域合併を目指す」と述べるにとどめた。
 また騎西町の若山勝彦町長も同日、町議会全員協議会で大橋市長からの提案を報告し、「真(しん)摯(し)に受け止め、関係市町と歩調を合わせて対応したい」と協議参加への姿勢を示した。羽生市については「重く受け止めている」とコメントした。【金沢衛】

9月10日朝刊
最終更新:9月10日13時2分

3882とはずがたり:2008/09/20(土) 12:17:34
<東北・北海道>山形県
>>3579
新庄市+真室川町+鮭川村+戸沢村>>2756ではちょいと歪だけど金山町>>888など可成り気合い這入った反対の印象だし仕方ないか。。
http://www.mapion.co.jp/map/admi06.html

最上地区の内,>>2707で賛成だったのは新庄,舟形,大蔵,鮭川,戸沢の5市町村。舟形と大蔵が抜け,真室川が這入った感じですな。
新市名は最上新庄市とかどや?

市町村合併:最上地域8市町村合併消滅、自立4町村長を知事が批判 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000126-mailo-l06
9月9日15時1分配信 毎日新聞

 ◇「どんな合理的な理由で考えたのかぜひ知りたい」
 最上地方の4町村が合併特例法の期限内には合併しないと決め、最上地域8市町村の全域合併が消滅したことについて、斎藤弘知事は8日の記者会見で「どんな合理的な理由で考えたのかぜひ知りたい。各首長は(合併を目指した)新庄市長に誠実に答えるのが政治家としての責務だと思う」と皮肉交じりに4町村長を批判した。
 4日の最上地域将来像検討会で、金山、舟形、最上、大蔵の3町1村が「時期尚早」などとして合併しないと最終回答したが、斎藤知事は、「自立の道が5〜10年だけ描けるという意味で『時期尚早』と言うなら、全く理解に苦しむ。首長のポストに固執しているのでもなかろう」と話した。合併論者の斎藤知事は、合併に異を唱える首長をしばしば批判している。
 また、新庄市が、真室川、鮭川、戸沢の3町村と部分合併を目指すことについては「全く合併にならないよりも良しとしなければ」とコメントした。【林奈緒美】

9月9日朝刊
最終更新:9月9日15時1分

3883とはずがたり:2008/09/20(土) 12:21:33
<九州・沖縄>福岡県

無事合併出来たから良いけど,あの時点での表明は随分と非難されるべきでは?
これ以上混乱を惹き起こすのもどうかとは思うけど。

星野村:村長解職へ手続き 住民団体、請求代表者証明書の交付申請 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000142-mailo-l40
9月9日16時1分配信 毎日新聞

 市町村合併を巡り村政を混乱させたとして星野村の住民団体「健全な星野村を望む会」(末崎定幸会長)が8日、高木良之村長のリコール(解職請求)を目指し、地方自治法に基づいて、請求代表者証明書の交付を申請した。同証明書は、解職の是非を問う住民投票を実施するための署名活動に必要で、村選管は10日までに交付する見通し。同会は「高木村長は村民や議会の信頼を失った。新村長の下で村政を進めるべきだ」としている。
 同村は八女市、黒木町、立花町、矢部村の4市町村との合併を3月までに合意していたが、高木村長が「民意が問われていない」として合併手続きを拒否。4市町村長の要請で6月に合併の是非を問う住民投票を行ったところ、賛成票が反対票を倍近く上回り、2010年2月の合併を県に申請した。
 この日は、末崎会長ら3人が村役場を訪れ、請求代表者証明書交付の申請書や村長の解職請求書を職員に手渡した。一方、リコール反対を唱え今月初旬に結成された「新八女市に向けて円滑な村政・議会運営を求める会」(谷口清代表)は「行政の混乱、住民間の不和を望まない」との要望書を高木村長と高木俊之議長に提出した。
 高木村長は「リコールを求めているのは村民の一部。大半はこれ以上の混乱を避けたいと思っている」と話している。
 村選管によると、請求代表者証明書交付の翌日から1カ月以内に、有権者の3分の1(2日現在で941人)以上の署名が集まれば、審査・縦覧を経て住民側が本請求できる。村は本請求から60日以内に住民投票を行い、過半数の賛成で、リコールが成立する。【丸山宗一郎】
〔筑後版〕
9月9日朝刊
最終更新:9月9日16時1分

3884とはずがたり:2008/09/20(土) 12:26:16

<首都圏>埼玉県

直近の記事から調べてゆくのでどんどん遡って後から前の情報が出てきて混乱するけど

9/9 羽生市長、加須市他3町の合併協議に参加を希望
9/10>>3811 加須市提案の1市3町案に前向き−−北川辺、騎西両町長 /埼玉
9/18>>3877 騎西町議会,北埼玉地域の広域合併推進決議

と云う流れか。
久喜合併では後から来た幸手が入れて貰えなかった>>3651けど。。

市町村合併:羽生市長、協議に参加を希望 1市3町へ意向伝達 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000043-mailo-l11
9月9日13時1分配信 毎日新聞

 羽生市の河田晃明市長は8日、加須市の大橋良一市長を訪ね、加須市の提案で検討されている「1市3町」の合併協議に参加を希望する意向を文書で伝えた。大利根など3町長ともそれぞれ面会し、意向を伝えた。
 羽生市は3日の市議会全員協議会で「2市3町」による合併協議に向けて関係自治体に要請することを決め、準備を進めていた。ところが加須市など4市町の動きが先行したことから、羽生市は8日に市議会と対応を協議。羽生市だけが取り残される危機感から、早急に意思表示することになり、丑久保(うしくぼ)恒行市議会議長も同行し、市が一体となった希望であることを各首長と各議会議長に伝えた。
 羽生市は行田、吹上町(鴻巣市と合併)、南河原村(行田市に合併)と4市町村での合併協議を進めたが、吹上の動向を巡り混乱し04年に破綻(はたん)した。【金沢衛】

9月9日朝刊
最終更新:9月9日13時1分

3885とはずがたり:2008/09/20(土) 12:27:30
<近畿>滋賀県

此処もゆっくりとですが進んでますなぁ。

市町村合併:長浜など1市6町、在任・定数特例適用せず /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080907-00000249-mailo-l25
9月7日16時1分配信 毎日新聞

 長浜市など1市6町の合併問題で、合併後の議員の地位について、長浜市議会と各町議会側の協議がまとまり、6日、長浜市の浅井文化ホールであった任意合併協議会で報告された。あらためて任意協に協議事項として提案され、確認が求められる。
 合意によると、長浜市議会が主張していた、合併特例法による議員の在任特例、定数特例は適用せず合併と同時に6町の町議は全員失職、合併期日の決定日によっては合併される6町で計6人の市議の補充選挙を行い、長浜市議の現在の任期が満了する10年7月31日までの定数を現行28を34とする。現在の市議任期が満了となる最初の市議選は、選挙区を設けず定数を30とした。【野々口義信】

9月7日朝刊
最終更新:9月7日16時1分

3886とはずがたり:2008/09/20(土) 12:27:43
<九州・沖縄>沖縄県

「当分は合併しない」 宜野座村調査研究委、村長に提言答申
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000004-ryu-oki
9月19日10時0分配信 琉球新報

 【宜野座】市町村合併の可能性を検討する宜野座村合併調査研究委員会の仲田賢委員長らは16日、同村役場を訪れ、東肇村長に「当分の間合併しない」とする提言を答申した。
 宜野座村は2004年7月に、平成以降に合併していない県内市町村で唯一、住民参加による研究委員会を設置。昨年11月、東村長から合併の是非について諮問を受け、7回にわたり審議を重ねてきた。
 ことし7月には村内各区で勉強会を実施し、地元住民の意見を集約。
 意見集約の結果も踏まえ、同研究委は(1)近隣市町村に合併の動きがない(2)合併に対する村民の意識が低い(3)財政が危機的状況にない(4)近い将来、道州制が導入され、大規模な自治体改革が想定される―などを理由に「当分の間は合併しない」と結論付けた。
 ただ、今後、地方分権の推進で多くの事務が県から委譲されることから「受け入れ態勢を整備するとともに、現行の住民サービスの維持と行財政改革の推進を要望する」と、付帯意見も付けた。
 答申を受けた東村長は「答申を踏まえて(合併の是非を)決断したい。どちらを選んでも、良い方向に進むよう慎重に考える」と述べた。仲田委員長は「村民の生の声が入っている。判断材料にしてもらいたい」と述べた。(比嘉里美通信員)

最終更新:9月19日10時0分

3887とはずがたり:2008/09/20(土) 12:38:08
<首都圏>埼玉県

鷲宮や栗橋の英断に感謝。

合併1市3町の名前は「久喜市」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080829-00000000-san-l11
8月29日7時51分配信 産経新聞

 埼玉県久喜市、菖蒲町、栗橋町、鷲宮町の合併協議会が28日、開かれ、新市の名称を「久喜市」とし、新市役所も久喜市役所(同市下早見)にすることを決めた。3町の現庁舎は総合支所として活用する。22年3月までの合併を目指す。

最終更新:8月29日7時51分

3888とはずがたり:2008/09/20(土) 12:48:53
<近畿>和歌山県

橋本はけちくさいこといっとらずに合併してやれよな。
こういう中心都市の気概に欠ける偏狭なけちくさい市(他には彦根・山形・成田>>3856・松本>>3744・大間・富田林とかかな…)には,どういう名目かは優秀な官僚どもが考えてくれると思うけど,補助金減らす等の措置が必要ではないか。

【ズームアップ】合併に動き出した和歌山県九度山町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080824-00000021-san-l30
8月24日7時50分配信 産経新聞

 1市3町の枠組みでの市町村合併を断念した和歌山県伊都橋本地域で、九度山町が「30年後の見通しが立たない」などとして橋本市に新たな合併協議を申し入れた。合併特例債などが認められる新合併特例法の適用は平成22年3月までとあって、遅くとも今秋には法定協議会の設立が必要で、岡本章町長は「これ以上、遅れるわけにはいかない」とタイムリミットを見据えたギリギリの申し入れとなった。しかし、橋本市側は合併に慎重な姿勢で、実現までに紆余(うよ)曲折がありそうだ。(尾崎俊樹)

 ■生活圏は一体

 「合併しなければ将来の高齢化率は70%を超えてしまう。町の未来が見えてこない」。岡本町長は1市3町の枠組み断念後、30年後を見据えて動き出していた。

 九度山町の人口は、昭和34年の約9300人をピークに減少が続き、7月末で約5340人と半数近くにまで減った。高齢化率も33・9%と県内で8番目に高く、国民健康保険、介護保険の利用対象者が増え続けると制度が立ち行かなくなることが危惧(きぐ)され、住民の負担増加に対する懸念も背景にある。町議会も全員協議会で合併申し入れを決めており、「町民の生活を考えると、今が決断の時」と強調している。

 一方、町民は、橋本市とすでに一体という意識が高い。買い物や高校、勤務先など生活圏は同じというわけだ。行政の枠組みがあるだけで一体化には抵抗感が少ないという。

 ■橋本市は慎重

 こうした中で18年に高野口町と合併した橋本市の木下善之市長は「伊都橋本はひとつという考えはある」と、10万都市への魅力を抱きながらも、「今は高野口町との合併を効果あるものにすべき時期」として、新合併特例法の期限にこだわらない姿勢を強調している。

 旧高野口町の住民にすれば、合併で行政機能が縮小されたことなどで不満がくすぶっており、橋本市としてはプラス面だけでない実情を抱えているわけだ。

 ■知事勧告に期待

 相手先の合併機運が盛り上がらない中、九度山町が期待するのは、新特例法に盛り込まれた「知事の勧告」。知事が合併協議会の設置を勧告すれば、勧告を受けた自治体は協議会の設置を議会にはからねばならず、1つの転機が訪れることになる。

 総務省は勧告を盛り込んだことについて、「合併により自治体の能力アップにつながるよう、県にイニシアチブ(主導権)をもってもらいたい」としているが、県は「地域の判断が前提」としているだけで、具体的な役割を示そうとしていない。

 岡本町長は「市民も町民も県民であり、県としてどうするのかビジョンを示し、引っ張ってもらいたい」と「勧告」を望んでいる。

最終更新:8月24日7時50分

3889とはずがたり:2008/09/20(土) 12:57:06
<北関東>栃木県

なんで佐野はこんなに求心力があるんだ!?逆に言うと栃木市があんま求心力無いと云う事か。。
下都賀郡が小山と栃木に別れて二極体制で遠心力が働いている?

>>3843
岩舟町住民投票 「佐野と合併」6割超 2008年07月28日
>>3878
71%が『佐野市希望』 町長は『1市4町が賢明』2008年9月20日

〜参考〜

佐野市(安蘇郡) 122,289人

栃木市(下都賀郡) 81,222人

小山市(下都賀郡) 162,774人

足利市(足利郡) 157,126人

3890とはずがたり:2008/09/20(土) 13:13:14
<東海・甲信越>

増穂・鰍沢の合併事務局設置式 山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080904-00000059-san-l19
9月4日7時50分配信 産経新聞

 増穂町と鰍沢町の法定合併協議会事務局設置式が3日、増穂町保健センター前庭で開かれた。今月24日から協議を本格化して、平成22年3月末の新合併特例法期限内の調印を目指す。

 2町の合併をめぐっては、平成16年6月に法定協設置案が可決されたが、その後の増穂町の住民投票で合併反対が過半数を占め、合併案を凍結した経緯がある。今回は昨年7月の増穂町長選で市川三郷町を含む3町合併推進派の志村学町長が誕生。鰍沢町と連携し、2町合併を先行することにし、この8月に両町議会が法定協設置案を可決した。法定協会長には石川洋司鰍沢町長、副会長に志村町長の就任が決まっている。式で石川町長は「両町民にとってよりよい合併を目指し協議を重ねていきたい」と話した。

最終更新:9月4日7時50分

3891とはずがたり:2008/09/20(土) 14:06:52
<近畿>和歌山県

>「合併を望まない」は3808人(49・86%)で、「合併を望む」3742人(48・99%)を上回った

>「合併を望む」とした回答のうち、その相手に田辺市を選んだのは1804人で48・21%。次いで白浜町が多く、1182人(31・59%)だった。田辺市、白浜町との3市町合併を望むのは490人(13・09%)、白浜町、すさみ町の3町合併は192人(5・13%)だった。

合併先を含め合併がコンセンサスとは言い難いですねぇ。。

単独と合併が拮抗 上富田町が町民の意向調査(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080903-00000002-agara-l30
9月3日17時14分配信 紀伊民報

 上富田町は3日、20歳以上の町民を対象に行った2次合併の意向調査結果を発表した。「合併を望まない」は3808人(49・86%)で、「合併を望む」3742人(48・99%)を上回ったが、差は拮抗(きっこう)していた。小出隆道町長は今月中旬から始まる9月定例会で合併についての方針を明らかにしたいとしており、真っ二つに分かれた住民の意向をどう反映させるのか、決断が注目される。
 この意向調査は、田辺・西牟婁の自治体で初めて具体的に住民の意見を聞いた取り組み。
 町は、町内に住民登録している20歳以上の1万2183人にハガキによる調査表を送付。8月18日〜1日(消印有効)まで調査表を受け付けた。郵送で7540人、役場などに設けた回収箱で98人から回答があった。回収率は62・69%。有効7550人、無効88人だった。
 調査表は、選択肢を選んでもらう形で(1)合併を望まない(2)合併を望む―のどちらかを選び、(2)を選んだ人は、合併の組み合わせとして、田辺市▽白浜町▽田辺市と白浜町▽白浜町とすさみ町▽その他―の中から一つを選んでもらった。回答しやすくするため、理由についての記入は求めなかった。
 「合併を望む」とした回答のうち、その相手に田辺市を選んだのは1804人で48・21%。次いで白浜町が多く、1182人(31・59%)だった。田辺市、白浜町との3市町合併を望むのは490人(13・09%)、白浜町、すさみ町の3町合併は192人(5・13%)だった。
 町は、県の2次合併構想で「田辺市・上富田町」の枠組みが提示されたことを受け、5月に町内各地で合併についての住民説明会を行った。町の広報紙でも4月号から8月号まで上富田町、田辺市、白浜町、すさみ町のそれぞれの財政状況や水道料金、国民健康保険税の比較をし、国が合併を進める理由などを説明した。
 合併特例法の期限が2010年3月末であることから、町は「10月が方針を決める期限」としており、小出町長は、これまでの説明会や今回の調査の結果をもとに、9月定例会で具体的な方針を示す考え。県市町村課合併推進室の橋本秀明室長は「調査結果をもとに町の将来を考えて、当局、議会で十分議論していただきたい」とコメントしている。
 小出隆道町長の話 合併するしないにかかわらず、行政の効率化を求める声が読み取れる。この結果を踏まえ、町当局が方針を示し、9月定例会で議会と話し合いたい。

最終更新:9月3日17時14分

3892とはずがたり:2008/09/20(土) 14:08:45
<近畿>和歌山県
>>3891 >>3793-3796
合併せずが多い上に合併相手も定まらない以上,取り敢えず単独で広域合併を目指すしか無さそうですな。。

上富田町長が「単独」を表明 2次合併問題
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=152624

 上富田町の小出隆道町長は5日、町議会の常任委員会で合併特例新法の期限内(2010年3月末)での合併問題について「合併しない」との方針を表明した。3日に集計した20歳以上の町民を対象に行った意向調査では「合併を望まない」と「望む」が拮抗(きっこう)していたが、小出町長は「町民は行政の効率化を求めている。合併しなくても広域的な事業で効率化を図っていく」と話した。

 小出町長が2次合併について見解を表明するのは初めて。これまでは「住民の意見を参考にしたい。町の方針を示すと住民の意見に影響する」として考えを示していなかった。

 午前9時にあった総務教育常任委員会の冒頭、小出町長は「町長部局としては2次合併では合併をしないという結論になった」と表明。「意向調査を分析した結果、町民は行政に対する効率化を求めていると読み取れる。広域的に物事を処理する必要性が言われており、田辺西牟婁で検討会を設けているので、そこでも町の立場を説明したい」と述べた。合併して給食の実施を求める声に対しては「個人でできることは個人にお願いする。公共でやらなくてはならない耐震化などの事業もあるので、優先順位を理解していただきたい」と話した。

 意向調査では「合併を望まない」が3808人(49・86%)で、「望む」の3742人(48・99%)とほとんど差はなかった。

 町長は本紙取材に対し、「合併を望む、望まないの意見でみると拮抗した形だが、田辺市との合併を望んだのは全体の約25%、白浜町も約15%だった。これを分析して、どういう方向性がいいかを判断した」と説明した。

 町議会は8日、全員協議会を開き、町長の方針について協議する予定。

 県は2次合併構想で合併特例新法の期限までの合併について、田辺西牟婁地方では「田辺市・上富田町」「白浜町・すさみ町」の枠組みを提示している。上富田町は1次合併時に田辺広域法定合併協議会に参加していたが、公営住宅などの施策の違いから、03年11月に合併協から離脱した。
(2008年09月05日更新)

上富田町が合併見合わせを決定 広域行政に注力
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080906-00000050-san-l30
9月6日7時51分配信 産経新聞
 上富田町は5日、県の市町村合併推進構想による周辺自治体との合併(平成の第2次合併)について、構想期間内の合併は見合わせるとの結論を出し、町議会に報告した。

 同町は「田辺広域合併協議会」を平成15年に離脱。18年に県から田辺市との合併(2次合併)についての枠組み提示を受けて検討していた。8月18日〜9月1日には「合併に関する意向調査」を実施。「合併を望まない」が3808人で「合併を望む」とした3742人を上回ったことから、市町村合併検討会などを開き、調査結果などを踏まえて結論を出した。

 議会では、この報告を受けて8日に議会全員協議会を開く予定。小出隆道町長は「町民の意見を尊重した。今後はゴミ処理など広域行政について、改めて周辺市町に呼びかけたい」と話した。

最終更新:9月6日7時51分

3893とはずがたり:2008/09/20(土) 14:14:10
<東北・北海道>岩手県
>>3797

市町村合併:釜石市と大槌町、合併協設置で合意 11月発足予定 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000077-mailo-l03
9月9日14時1分配信 毎日新聞
 ◇住民意向調査受け
 釜石市と大槌町の合併問題で、両市町と県釜石地方振興局は8日、合併協議会設置で合意したことを明らかにした。8月に全世帯を対象に実施した住民意向調査で両市町とも合併賛成の意見が反対を上回った結果を尊重しての方針。設置には議会の可決が必要だが、懸案の合併問題に弾みを付けるほか、合併協設置の議会提案を控えている陸前高田市と大船渡市の論議にも影響を与えるのは必至だ。
 野田武則市長、加藤宏暉町長、若林治男局長が同日共同会見。3者は意向調査の結果が出た後の4日に会談し、準備会を経て10月末までに設置を決め、11月1日発足の日程で合意したという。
 意向調査の対象となったのは市が1万7778世帯(回収率32・8%)、町が5805世帯(74・6%)。これまで単独での町政継続を掲げてきた町の結果は「合併を進める必要がある」と「どちらかといえば合併を進める必要がある」が計42・4%で、「必要はない」「どちらかといえば必要がない」の35%を上回った。
 合併の推進理由としては、行政の効率化や経費削減などが挙げられた。04年の住民アンケートは合併に消極的な町民が多かった。合併を呼びかけてきた市の結果は合併に賛成する世帯が69・9%に達し、反対は17%にとどまった。
 会見などで加藤町長は「明治22年の町制施行以来、長い歴史の重みはあるが、地域の将来について意見交換し時代の要請にふさわしい地域のあり方を模索したい」と強調。野田市長は「(県が再編成を進める沿岸広域振興局誘致のためにも)一定の人口、面積は必要だ」と意欲を示した。【鬼山親芳】

9月9日朝刊
最終更新:9月9日19時2分

3894とはずがたり:2008/09/20(土) 14:18:07
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:住民投票案、きょう再議 町長申請受け−−城南町議会 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080918ddlk43010567000c.html

 城南町の八幡紀雄町長は17日、町議会が熊本市との合併の是非を問う住民投票条例案を可決したことを不服として、再議を求めた。これを受け議会は18日に本会議を開くことを決めた。

 町長が提出した申請書によると「法定協議会前の住民投票は情報が不十分で、誤った情報によって投票が行われる可能性があり、将来に禍根を残す」とし、議会に同条例案を審議し直すよう求めた。

 町議会は12日、住民投票条例案を10対4(棄権1)で可決した。再議に付された場合、再可決には議長を含む出席議員の3分の2の賛成が必要となる。【結城かほる】

毎日新聞 2008年9月18日 地方版

市町村合併:城南町住民投票へ 熊本市との合併反対派議員、条例案提案し可決 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080913-00000225-mailo-l43
9月13日17時2分配信 毎日新聞
 熊本市との合併に反対する城南町議ら10人が12日、合併の是非を問う住民投票条例案を町議会に議員提案し、10対4(棄権1)の賛成多数で可決した。八幡紀雄町長は「住民投票自体は賛成だが、法定合併協議会を経て判断資料がそろってからやるべきで時期尚早」として、議会への再議を検討する。
 八幡町長は、07年11月に実施した住民アンケートで、約7割が合併に賛成し、さらにそのうちの約7割は熊本市を合併相手に望んだとして「熊本市との合併は民意」と合併協議を進めてきた。しかし反対する町議らは、アンケートの回収率が56・1%だったため「熊本市と合併を望むのは一部」と主張。8月の臨時議会で法定協設置議案を否決し、住民投票実施を求めていた。
 町内では、法定協設置に反対した議員の解職請求を求める署名活動が実施されている。11日には八幡町長と賛成した議員の解職請求を求める署名も始まり、合併問題が町を二分している。住民投票を提案した松田則康町議は「合併どころか隣人と口もきかない町になりかねない。住民投票で事態の沈静化を図りたい」と話した。
 町は議会の議決に不服な場合、10日以内に再議を求めることができる。それでも議会が再可決した場合は、60日以内に住民投票が実施される。【結城かほる】

9月13日朝刊
最終更新:9月13日17時2分

3895とはずがたり:2008/09/20(土) 14:18:35
<九州・沖縄>熊本県
>>3894

市町村合併:熊本市との法定合併協、城南町も設置へ 議会で逆転可決 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000232-mailo-l43
9月19日17時3分配信 毎日新聞
 城南町の八幡紀雄町長は18日、町議会に法定合併協議会設置を再提案した。採決は7対7(棄権1)の賛否同数となり、議長裁決で可決した。これを受け熊本市は同日、益城、城南両町とそれぞれ法定協議会を設置する議案を市議会に提案し可決された。植木町も藤井修一町長が法定協設置の意向を示しており、政令指定都市入りを目指す熊本市の合併が大きく進み出した。
 城南町議会は、八幡町長の再議に基づき、いったん可決していた熊本市との合併の是非を問う住民投票条例案を再度、採決した。賛成10反対6で賛成が多かったが、再可決の条件である出席議員の3分の2に届かず否決。これを受けて、八幡町長が法定協設置を再提案した。8月の臨時議会で法定協設置が否決されて以降、町内では賛成、反対両派がそれぞれ議員のリコール署名を集めるなどの運動を展開。賛成派の署名活動が進んでいることから、反対派議員が法定協議会の設置に譲歩したとみられる。
 八幡町長は「合併に踏み出せて良かった」と話した。八幡町長は同日、法定協議会終了後に住民投票を実施する条例案を提案し、全会一致で可決した。
 合併特例法の期限である10年3月末までは、政令指定都市の要件とされる人口が70万人以上に緩和される。10月6日の富合町との合併で、熊本市の人口は67万6000人となる。益城町(3万3000人)か植木町(3万1000人)のどちらか1町との合併が成立すれば、人口は70万人を超える。【結城かほる】

9月19日朝刊
最終更新:9月19日17時3分

3896とはずがたり:2008/09/20(土) 14:18:52
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:熊本市と合併、益城町は法定協設置へ 可否同数、議長採決で可決 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080918-00000168-mailo-l43
9月18日16時1分配信 毎日新聞

 益城町議会は17日、熊本市との法定合併協議会設置議案を採決した結果、9対9の賛否同数となり、議長裁決で可決した。同市と合併協議を進めている3町で、法定協議会設置議案が可決されたのは初めて。幸山政史熊本市長も、18日の市議会最終本会議で法定協設置議案を提案する。
 町議会は「熊本市が政令指定都市になれず都市間競争に敗れれば、町も影響を受ける」「身売りせず単独で町づくりを進めるべきだ」との賛否両論が対立した。最後に賛成した山内親宣議長は「私は合併に慎重だが、協議はしないといけないと考えた」と述べた。
 住永幸三郎町長は「住民に判断材料を提供するという責任を果たせた。1年後に合併を議会に諮る前に、提案があれば住民投票も考える」と話した。幸山市長は「1票差という状況を踏まえ、しっかり法定協で議論していきたい」とコメントした。
 反対に回った議員のうち3人は合併の是非を問う住民投票実施を求める条例案を提案したが、9対9の賛否同数、議長裁決で否決された。提案した中山清隆議員は「5年前の住民投票で合併を否定した。民意が変わったというなら住民投票で確認するべきだ」と話した。【結城かほる】

9月18日朝刊
最終更新:9月18日16時1分

益城町議会 法定協設置案を可決 賛否同数 議長裁決で決着 熊本市 政令市へ前進
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080918-00000003-nnp-l43
9月18日7時5分配信 西日本新聞

 益城町議会は17日、9月定例会の最終本会議を開き、住永幸三郎町長が追加提案した熊本市との法定合併協議会(法定協)設置案を議長裁決で可決した。熊本市と合併協議を進めている周辺3自治体のうち、法定協設置を決めたのは初めて。同町の人口は約3万3000人で、2010年3月の新合併特例法期限切れまでに合併が実現すれば、熊本市は政令市移行の要件となる人口約70万人を達成する見込み。

 これを受けて、幸山政史同市長は18日の市議会9月定例会の最終本会議に、益城町との法定協設置議案を提案する意向を表明。益城町議会の結果について「政令市実現に向け、大きな前進と受け止めている。益城町は高速道のインターチェンジや熊本空港がある広域交通の要衝で、合併すれば九州の中央の拠点性を高めたい」と歓迎した。

 同町議会は2003年、住民発議による熊本市との法定協設置案を否決。07年以降、両市町職員の勉強会などで合併論議が盛り上がり、今年4月には任意協議会を設置、事務事業717項目などを協議していた。

 この日の町議会本会議で住永町長は法定協設置議案の提案理由について「(任意協は)町の意向に沿う形で協議が終わった。町民がより具体的に合併を考える判断材料として法定協を設置したい」と説明。

 一部の議員からは「熊本市は財政状況がひどく、熊本産院の廃止問題のように市民サービスが犠牲になる」など反対意見が出された。採決は賛成、反対が9票ずつで同数となり、議長裁決で可決された。

 一方、法定協設置議案に反対した議員が提案した、合併の是非を問う住民投票条例案も賛成、反対で同数となり、議長裁決で否決された。

=2008/09/18付 西日本新聞朝刊=
最終更新:9月18日7時5分

3897とはずがたり:2008/09/20(土) 14:20:23
<九州・沖縄>熊本県

城南>>3894-3895・益城>>3896と全て一悶着あっての可決。此処をも含め前途多難でありますなぁ。

市町村合併:「民意は合併模索」 植木町長、法定協設置提案へ /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080917ddlk43010587000c.html

 植木町の藤井修一町長は、16日開会した町議会で、熊本市との法定合併協議会設置を提案する意向を表明した。議会の賛否はきっ抗しており、調整を進めて25日の最終本会議までに提案する考え。

 藤井町長は5年前の住民投票で合併が否決された経過を重視し、4月から5回にわたり開いた合併問題調査研究会後も、町としての方針を明らかにしていなかった。

 藤井町長は12日まで10カ所で実施した住民説明会で、合併推進や法定協設置を求める意見が6割強を占めたことから「民意は合併の模索にある」と判断した。【結城かほる】

毎日新聞 2008年9月17日 地方版

3898とはずがたり:2008/09/23(火) 23:34:03
<東海>岐阜県

海津市議会:定数2減の18に−−議案可決 /岐阜
http://mainichi.jp/area/gifu/archive/news/2008/09/23/20080923ddlk21010091000c.html

 海津市議会は22日の本会議で、議員定数を現行の20から2減の18にする議案を可決した。現在の市議の任期は来年9月27日までで、次の一般選挙から新定数が適用される。【子林光和】

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

3899とはずがたり:2008/09/28(日) 13:52:11
<近畿>和歌山県

すさみ町長「準備は進める」 中長期的合併にらみ(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000001-agara-l30
9月25日17時13分配信 紀伊民報

 すさみ町の橋本明彦町長は25日、町議会定例会で「広域連携や中長期的な合併推進、将来における道州制に向けての取り組みや準備は引き続き進める」と述べ広域連携、合併などに対し意欲的に臨む姿勢をあらためて示した。その上で「当面は単独町政となるが、将来に備え足腰の強い健全な財政運営を行うよう、さらに努めたい」と今後の町政運営に理解と協力を求めた。
 すさみ町を含めた1市3町による田辺・西牟婁広域連携検討会が24日、合併特例新法期限内での合併協議を断念したことを受け、同町の福山征児議員(無)が緊急質問したのに答えた。
 橋本町長は、検討会での協議概要を説明した上で「すさみ町は勉強会を通じて白浜町と効率的・効果的な行政連携について協議しているが、白浜町は1次合併後のまちづくりが始まったところで、新たな合併への取り組みは困難な状況。総合的、客観的に判断しても、新法内での合併は見送らざるを得ないとの結論に達した」と説明した。勉強会については「隣町との交流を活発化させるためにも継続したい」と述べた。
 緊急質問後の全員協議会で岩田勉議員(無)が「桂功町政で実施した住民アンケートでは、白浜町との合併を望む声が多かった。橋本町長も町長選で合併を公約に掲げた。住民らのそうした思いは検討会で十分に訴えられたか」と質問。橋本町長は「行財政改革を進めることが、合併への一番の近道と考えて取り組んできたし、今後も進めたい」と述べ、将来に向けた準備、取り組みを進めると答弁を繰り返した。
 橋本町長は10、11月にも町内各地で住民集会を開き、今回の合併問題について説明したいとしている。

最終更新:9月25日17時13分

田辺・西牟婁広域連携検討会が2次合併の見送りを決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000028-san-l30
9月25日7時51分配信 産経新聞

 和歌山県田辺市と白浜、上富田、すさみの3町で構成する「田辺・西牟婁広域連携検討会」は24日、県の示す2次合併について合併特例法の期限(平成22年3月末)を検討した結果、「法期限内での合併は難しい」として断念した。

 2次合併は県が18年に出した県市町村合併推進構想に基づくもので、「田辺市と上富田町」と「白浜町とすさみ町」の2つの枠組みが示されていた。同検討会は8月8日に初の首長会を開き、以降はゴミ処理など地域の課題を交えながら議論してきたが、広域合併のメリットが少ないうえ、上富田町は住民の意向調査で合併反対が多数を占めたことなどから2次合併を見送ることが決まった。

 同検討会では、県の枠組み以外についても合併を見合わせるとしている。今後は消防やゴミ処理の広域化について話し合いを続けていく。

 同検討会が合併協議を見送ると決めたことに対し、仁坂吉伸知事は「関係市町が財政健全化など地方財政の動向や住民サービスの観点から真摯に検討した結果で、県としては結論を尊重する」とコメントを発表した。

最終更新:9月25日7時51分

3900とはずがたり:2008/09/28(日) 13:55:27
<北関東>埼玉県北埼玉地域

ニュース追跡:合併第二幕・加須地域、新たな枠組みで /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000073-mailo-l11
9月25日14時1分配信 毎日新聞

 ◇羽生「編入も辞さない」
 市町村合併特例法(合併新法)が期限切れとなる10年3月まで残り1年半となり、市町村合併に向けた動きが再び活発化している。「平成の大合併」に失敗した自治体同士が新たな枠組みで仕切り直すケースが目立つ。模索を始めた加須地域で、合併第二幕の内情を探った。【金沢衛】
 ◇「市民不在」の声も
 「市名や(市役所の)所在地にはこだわらない」。16日、合併協議に加えてもらおうと加須市を訪れた河田晃明羽生市長は、大橋良一加須市長に伝えた。同行した丑久保恒行羽生市議会議長は「(羽生が吸収される)編入合併も辞さない」と付け加えた。
 羽生は人口5万7000人、加須は6万9000人。ほぼ同規模の自治体からの「吸収合併」の申し出に、大橋加須市長は「重く受け止めている」と短く返すだけだった。
 加須を中心とした合併への動きは大橋市長が3日に騎西、大利根、北川辺の3町長に提案し表面化した。いずれも4年前に別の枠組みで合併協議しながら破綻(はたん)させており、首長らは「もう失敗は許されない」と口をそろえる。1市3町は消防など広域行政で連携してきた。首長の一人は「1市3町には一体感が出来上がっている」といい、羽生の参加は合併協議の支障になりかねないと示唆する。
 羽生の低姿勢ぶりは周囲を困惑させるほどだ。羽生は外郭団体を含めて約340億円の借金を抱えるなど厳しい財政状態にある。河田市長は「合併しなければ近隣市との行政サービスに格差が出る。市民から納得されない」と説明し、極度に警戒感を募らせている。
 羽生市議会を傍聴した自営業者(62)は「周りに置いていかれるからとドタバタ劇を演じているよう。市役所と議会だけで進めていて、市民不在」とあきれた。
     ◇
 22日の大利根町議会に合併に対する意向を問う住民投票を求める決議案が議員提案された。推進派の町議からは「合併をつぶす気か」との声が漏れた。4年前の住民投票で合併が否定された記憶がよみがえる。
 「平成の大合併」の際、久喜、蓮田など13の法定合併協議会が住民投票の結果で解散に追い込まれた。加須と騎西との合併は「相思相愛」とも言われたが、04年8月の加須の住民投票で反対が上回り破綻した。市職員は「今も理由は分からない。投票率は34%で、賛成の市民が投票に積極的でなかったのか」と推測する。
 大利根の決議案は10人中6人が反対し否決された。柿沼トミ子町長は「民意をくむことは必要だが、いつ、どのようなやり方にするか。1市3町で足並みをそろえたい」と述べるにとどめた。
     ◇
 思惑が絡む自治体間の意思疎通や、住民と行政との意識のずれを修正しながら合併にこぎ着けるのは容易でない。当事者間の徹底した情報公開と話し合いから始める必要がありそうだ。
合併構想69市町村を11市に新法で2法定協議会が設立
 埼玉では、04〜07年の「平成の大合併」により、90あった市町村が70に減った。05年施行の合併新法に基づいて県が策定した合併推進構想では、さいたま市を除いた69市町村が11市に合併するよう提案されている。
 新法では交付税を一定期間優遇するなどの支援措置が盛り込まれており、合併を目指す動きが活発化。これまでに鳩ケ谷市や皆野町、滑川町で隣接との合併協議に向けた動きが出ているほか、▽久喜市と菖蒲・栗橋・鷲宮3町▽蓮田市と白岡町――の2地域で法定合併協議会が設立された。

9月25日朝刊
最終更新:9月25日14時1分

3901とはずがたり:2008/09/28(日) 13:56:33
<東北・北海道>山形県

市町村合併:土田・東根市長、天童との合併悲観的 報告会で機運は後退 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080926-00000097-mailo-l06
9月26日13時1分配信 毎日新聞

 ◇天童は山形と希望
 東根市の土田正剛市長は16日、東根市の市町村合併の機運について「2年前よりも後退している」と語った。東根青年会議所主催の「東根市長マニフェスト中間報告会」の席上語った。土田市長は市民が天童市との合併を望む一方、天童市は山形市との合併を望んでいると説明した。
 土田市長は、6年前の市民アンケートで南隣の天童市を含む枠組みでの合併に9割の賛成があったとし、天童市を含む合併には意欲をみせた。しかし、天童市は山形市との合併を望む声が半数を超える見込みであることなどから、天童市の慎重な姿勢は変わらないと指摘。近い将来の合併に悲観的な見方を示した。
 報告会には約80人の市民が集まった。2年前の市長選で土田市長に、財政や観光など6政策の現状と目標を聞いた「市長マニフェスト発表会」の発言を踏まえ、各分野の現状や今後の目標を聞いた。【佐藤薫】

9月26日朝刊
最終更新:9月26日13時1分

3902とはずがたり:2008/09/28(日) 14:14:42
<東北・北海道>山形県
>>3579 >>3882

市町村合併:最上地域合併研を設立 新庄市など4市町村が参加 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080926-00000098-mailo-l06
9月26日13時2分配信 毎日新聞

 新庄市と真室川町、鮭川、戸沢村は25日、4市町村による合併新法期限内(10年3月)の合併に向け基本事項を協議する「最上地域合併研究会」(会長・山尾順紀新庄市長)を設立した。
 研究会では、行政サービス、財政、地域づくりなどについて意見交換した。また山尾新庄市長は、合併に向け金山、真室川、鮭川、戸沢の4町村が合同で国民健康保険事業を行う「最上地域広域連合」に参加を検討すると表明した。11月に任意協議会を設立し、来年1月までに法定協議会を発足させる予定。
 新庄市は、最上8市町村による広域合併を目指していたが、今月4日に最上、金山、舟形町、大蔵村が合併不参加を表明。4市町村の部分合併を進めながら最終的に最上全域の合併を目指す。【米川康】

9月26日朝刊
最終更新:9月26日13時2分

3903とはずがたり:2008/09/28(日) 14:16:57
<近畿>滋賀県

此処は何度もぽしゃってるからなぁ。。
安土と近江八幡なら安土八幡市でいいだろうけど竜王迄這入ると新市名に困るね。近江市とかになるのかね。東近江市から文句が来そうだが。歴史有るのは信長の安土に秀次の八幡だが。。

市町村合併:安土町、近江八幡と「まちづくり研究会」 合併に向け初会合 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080926-00000187-mailo-l25
9月26日16時0分配信 毎日新聞

 近江八幡市と安土町の合併を検討するため、職員で広域的な街づくりの調査・研究をする「近江八幡市・安土町まちづくり研究会」(委員9人)が設立され、安土町役場で25日、初会合が開かれた。
 研究会は安土町の津村孝司町長の呼びかけで実現。当初は、竜王町も含め1市2町で設立する予定だったが、同町が「10月に開くタウンミーティング後に態度を明らかにしたい」と参加を辞退。このため、1市1町でスタートした。
 初会合では冒頭、津村町長が「過去の合併取り組みでは近江八幡市に迷惑かけたが、合併新法の期限内(10年3月末)に合併の検討ができるようお願いしたい」とあいさつ。会長に中井清・安土町副町長を選出した。
 今後、10月23日まで会合を3回開き、法定協議会の足がかりにする。【斎藤和夫】

9月26日朝刊
最終更新:9月26日16時0分

3904荷主研究者:2008/09/28(日) 21:43:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080823t71028.htm
2008年08月23日土曜日 河北新報
十和田湖県境を画定へ 青森6割、秋田4割

 1871(明治4)年の廃藩置県以来、定まることがなかった十和田湖と周辺の青森、秋田県境が137年越しで画定する見通しとなったことが22日、分かった。湖畔の十和田市と秋田県小坂町が「湖面は青森側6、秋田側4の比率で分割する」との内容で最終調整しており、青森、秋田両県知事も理解を示している。県境画定により、十和田湖は初めて自治体の面積に加算される。

 関係者によると、両市町は北岸を御鼻部(おはなべ)山の西側尾根「桃の沢」と、東北森林管理局管轄境界の東側尾根の中間点で分け、南岸は中山半島を十和田市に含めて線引きする―との案で合意を目指している。

 旧十和田湖町と小坂町の両議会が2003年、それぞれ特別委員会を設置し、協議を積み重ねてまとめた県境案と同じだが、当時は両町長の意見が食い違い、交渉が最終段階で決裂した経緯がある。

 合併を経て、新しく誕生した十和田市の中野渡春雄市長と小坂町の川口博町長は、最近になり水面下で交渉を再開。寺田典城秋田県知事も事態打開に向け、三村申吾青森県知事と協議に乗りだす意向を示していた。

 歴史的な合意に至れば、両県知事と両市町長は覚書に調印。両市町はその後、議会に条例改正案を提出するとみられる。可決されれば両知事の決定を経て、総務大臣に県境画定を届け出る。

 県境が決まると、宙に浮いていた十和田湖の面積が、青森県と十和田市に37平方キロメートル、秋田県と小坂町に24平方キロメートル加算され、両県と両市町の地方交付税は合わせて6000万―7000万円増える。一部を十和田湖の環境保全に充てる案も検討されている。

 十和田湖は藩制時代、すべてが南部藩領だった。廃藩置県で北側は御鼻部山、南側は神田川に青森、秋田県境が設けられたが、なぜか御鼻部山から湖岸までと湖面の線引きは行われなかった。

 県境画定の協議は戦前から何度も行われ、暫定的に決まった時期もあったが、北岸について旧十和田湖町が桃の沢、小坂町が森林管理局管轄境界を主張して譲らず、定まることはなかった。

 国土地理院によると、東北ではほかにも宮城、山形両県にまたがる蔵王山頂、山形、新潟両県にまたがる鳴海山頂上付近や勘倉峰などで、まだ県境が画定していない。

[十和田湖] 十和田火山の噴火で形成された二重カルデラ湖。十和田市、秋田県小坂町にまたがる十和田八幡平国立公園内にある。面積61.1平方キロメートルは国内12番目の広さ。1周46キロ、最大水深327メートル。流出河川の奥入瀬川は観光名所として知られる。

3905とはずがたり:2008/09/30(火) 03:40:20
<首都圏>千葉県

成田市長器ちいせえぇぇぇぇヽ(`Д´)ノ

市町村合併:1市4町の合併協議申し入れ 成田市、現段階では応じず /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080929-00000066-mailo-l12
9月29日12時3分配信 毎日新聞

 成田市周辺にある1市4町(富里市、栄町、神崎町、多古町、芝山町)が、成田市に合併協議の開始を申し入れたことについて、同市は28日までに現段階で協議開始には応じない方針を決めた。29日にも1市4町に回答する。
 申し入れ書は8月5日に相川堅治・富里市長らが小泉一成・成田市長に提出。「2市4町は成田市を核とした日常圏を形成している。この地域と成田空港の発展に努力していきたいとの思いから、(合併を)検討くださるようお願いしたい」と要望していた。
 これに対し小泉市長は今月行われた定例会見などで「成田市は06年3月に旧大栄・下総両町と合併しており、新しい成田市の街づくりを優先したい」などと述べ、現段階での更なる合併には消極的な姿勢を見せていた。【柳澤一男】

9月29日朝刊
最終更新:9月29日12時3分

3906とはずがたり:2008/10/01(水) 01:34:31

<自治体財政>3市村「破綻」扱い 40市町村「警告段階」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080930-00000118-mai-pol
9月30日19時56分配信 毎日新聞

 総務省は30日、自治体財政健全化法に基づき全都道府県と市区町村計1857団体の07年度決算の財政状況をまとめた。北海道夕張市のほか同赤平市、長野県王滝村の2市1村が、同法の財政再生基準を上回って「財政破綻(はたん)」扱いとなり、「財政再生団体」となった。同法が本格実施される08年度決算で同基準を上回ると、国の管理下で再建に取り組むことになる。

 青森や福島、大阪、島根など13道府県の40市町村は警告段階に相当し、自主的に再建を進める「早期健全化団体」となった。地方交付税の減収や地域間格差の増大で、厳しい財政運営を強いられる自治体が少なくないことが浮き彫りになった。

 早期健全化団体となったのは、和歌山市や青森県黒石市、大阪府守口市、高知県安芸市など13市17町10村。主に北海道や関西地方に集中した。指標ごとでみると、財政規模に対して事業会計、普通会計を含む全体の赤字割合を示す「連結実質赤字比率」で2市が再生団体に、7市2町が健全化団体となった。そのほか普通会計だけで赤字割合をみる「実質赤字比率」で再生、健全化団体がそれぞれ1市、借金返済の割合を示す「実質公債費比率」で再生団体が2市村、健全化団体が31市町村。長期の負債額が財政規模の何倍に相当するかを示す「将来負担比率」で健全化団体が5市町となった。【石川貴教】

 ◇財政再生団体

 北海道夕張市・赤平市、長野県王滝村

 ◇早期健全化団体

 北海道留萌市・美唄市・三笠市・歌志内市・江差町・積丹町・南幌町・浜頓別町・中頓別町・利尻町・洞爺湖町、青森県黒石市・鰺ケ沢町・深浦町・大鰐町・西目屋村・田舎館村、山形県新庄市、福島県双葉町・泉崎村、群馬県嬬恋村、長野県平谷村・根羽村・泰阜村、大阪府泉大津市・守口市・泉佐野市、兵庫県淡路市・香美町、和歌山市、鳥取県日野町、島根県浜田市・奥出雲町・飯南町・斐川町・西ノ島町、高知県安芸市、沖縄県座間味村・伊平屋村・伊是名村

 ◇ことば 自治体財政健全化法

 自治体財政破綻(はたん)の未然防止を目的に07年6月制定。「実質赤字比率」のみで健全度を判断して夕張市のように事業会計の「隠れ赤字」を見抜けなかった地方財政再建法の反省から、「連結実質赤字比率」「実質公債費比率」「将来負担比率」の3指標を追加。4指標の一つでも基準値以上に悪化すれば「早期健全化団体」に、指標がさらに悪化すれば「財政再生団体」に指定される。ただし連結実質赤字比率は、09〜11年度の3年間を猶予期間として基準が緩和されている。

最終更新:9月30日21時45分

3907とはずがたり:2008/10/02(木) 12:12:31
<九州・沖縄>長崎県
>>3879
あとは東彼杵町か。

市町村合併:3町合併協設置を可決−−川棚町議会特別委 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20081001ddlk42010527000c.html

 東彼杵、波佐見、川棚3町の合併協議会設置議案について、川棚町議会の市町村合併対策調査特別委員会は30日、採決を行い、10対4の賛成多数で可決した。3日に臨時会を招集し、本会議でも可決する見通し。特別委では「合併に対する住民の関心が高まっている」「合併協を設置し、議論を深めるべきだ」などの意見が大勢を占めた。

〔佐世保版〕
毎日新聞 2008年10月1日 地方版

3908とはずがたり:2008/10/02(木) 12:16:07
<九州・沖縄>長崎県
>>3907 >>3879
波佐見・川棚の2町で先行合併しりゃあいいんでないの?
wikiで人口見ると2町で3万人に微かに届かず市になれないけど。。佐世保の近郊で人口増えてたりしないのかねぇ?

3909とはずがたり:2008/10/02(木) 12:21:50
<九州・沖縄>長崎県佐世保地方

順調に進んでいるようですけど,あとは囲まれる形になる佐々町が何処迄頑張るのか。

市町村合併:1市2町合併協、ごみ収集など合意−−佐世保 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20081001ddlk42010523000c.html

 佐世保市・江迎町・鹿町町合併協議会議が30日、佐世保市内のホテルであり、ごみ収集回数などを同市に合わせることなど8項目で合意した。佐世保市の可燃ごみ、不燃ごみの収集回数はそれぞれ週2回と週1回(黒島・高島地区は隔月)で、江迎、鹿町両町民にとっては1回ずつ減ることになるが、会議では異論は出なかった。
  ◇   ◇
 一方、1市2町の議長らは30日、佐世保市役所で「議員定数と任期の取り扱い」を協議した。同市議会が定数・在任特例を適用せず両町の全議員(17人)が失職する方式を提案、両町議会が協議のため持ち帰りとした。【山下誠吾】

〔佐世保版〕
毎日新聞 2008年10月1日 地方版

3910とはずがたり:2008/10/03(金) 00:28:02
<東北・北海道>福島県

矢祭町議会:日当制導入、上半期の議員報酬は45万〜84万円
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20081001ddlk07010303000c.html

 全国初の日当制を導入した矢祭町議会(町議10人)の議員報酬が4〜9月の上半期で、総額555万円だったことが30日、分かった。議員1人当たりは最高84万円から最低45万円で、約1・9倍の開きがあった。

 町議会は今年4月に日当制を導入し、「議員活動」1日当たり3万円の報酬を支給し、期末手当は支給していない。議員活動の認定は議長・副議長とその他の議員で異なるため、渉外活動が多い議長は最高の28日分の報酬となり、最も少ない議員は町議会出席などの15日分だった。

 日当制導入前は、報酬として年間約3297万円が予算化されていたが、今年度は960万円に減額して計上されている。【和泉清充】

毎日新聞 2008年10月1日 地方版

3911とはずがたり:2008/10/03(金) 01:03:40
郵政話題は何処に纏めるか迷うんだよね。。行革スレで扱う時代は終わったような気もするし。。貨物スレでは金融が金融スレでは肝腎の郵便がスレちになってまう。。

離島・過疎地に「撤退」不安 郵政民営化から1年
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081001-00000007-ryu-oki
10月1日10時10分配信 琉球新報

 日本郵政公社民営化から1日で1年。県内離島や過疎地の住民は、配達員との関係希薄化や郵便局の役割低下による不便さが増したとの不満を募らせ、不採算による撤退への不安も根強い。多くの離島や過疎地を抱える沖縄に「効率化」のしわ寄せが出始めている。
 竹富島では配達先が不在の場合に郵便物や小包が石垣島の八重山郵便局に戻ってしまうようになった。竹富島の上勢頭保さんは「以前は竹富郵便局に取りに行くか、配達員も顔見知りだったから携帯電話に連絡してくれたりしてすぐ受け取れた。民営化後は不在通知を見たら石垣島に連絡しなければならない。受け取りも遅くなるし困っている」。
 こうした現状をなんとかしようと立ち上がったのがバス会社の竹富島交通。郵政管理事務所との契約で、日に2回郵便物を受取事務所で仕分けし配達している。しかし新田長男社長(48)は「契約料金ではやればやるほど赤字。料金の見直しなどを要望しているが『離島の場合は難しい』と取り合ってもらえない。今の状態ではうちがもたない」と訴える。
 上勢頭さんは「離島の離島では企業も島民も身を寄せ合いながら生きている。都会並みの制度で一律にしてもらっては困る」と憤る。
 宮古島市では、伊良部島への配達で不在の場合は宮古島の郵便事業会社に戻る。配達員は船で渡るため天候の影響で欠航すると配達が遅れる。伊良部地区の下地方幸自治会長は「不在の際に郵便を伊良部郵便局に取りに行ったら、もう宮古島へ渡っている場合がある」と語った。
 国頭村奥区の玉城壮区長は「郵便局内で業務が分かれ、配達員に頼み事をしにくくなった」と話す。郵便貯金以外に現金を扱う機関がなく、奥の郵便局には隣の楚洲や宜名真からも住民が訪れる。採算が取れないと撤退するのではとの不安に駆られる玉城区長。「撤退されると辺土名しか現金を取り扱う機関はない。年金を受け取る高齢者にとって簡単に移動できない距離で負担が大きい」と語った。

最終更新:10月1日10時10分

3912とはずがたり:2008/10/03(金) 10:23:25
<九州・沖縄>宮崎県

あかん,流産の流れや(´・ω・`)

合併後の町立高原病院 運営巡り議論平行線
2008年10月03日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=11509&amp;catid=74&amp;blogid=13

 2010年3月の合併を目指す小林市、高原町、野尻町の合併協議で、合併後の町立国民健康保険高原病院の運営をめぐり同市と高原町間の調整が難航している。

 市側は市立市民病院との組織一本化が難しいことから、町立病院の指定管理者制度導入を提案。一方、同町側は「同制度では医師確保などの面で不安があり受け入れられない」として21日の首長会で拒否する方針。

 11月に合併調印が迫っている段階だが、首長会で何らかの合意が得られなければ、1市2町による合併は白紙となる恐れもある。

小林市、高原町、野尻町 合併協議白紙も 「民間委託」「公立継続」 高原病院めぐり対立
2008年10月3日 01:27 カテゴリー:九州・山口 > 宮崎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/51301

 小林市、高原町、野尻町の合併協議で、国民健康保険高原病院(高原町立病院)の在り方をめぐり、小林市と高原町の主張が対立していることが2日、分かった。小林市は指定管理者への民間委託を、高原町は公立継続を主張。来月の合併協定調印を目前に、1市2町の合併協議が白紙に戻る可能性も出てきた。

 町立病院について高原町の日高光浩町長は「公立継続は町民の要望が多く、合併協議に重要な影響を与える事項」としている。一方、小林市は市内に災害拠点病院指定の市立市民病院があることから、合併後も町立病院を現行規模のままで存続させることは財政的に難しいとの立場だ。

 堀泰一郎市長は、町立病院の医師の給与水準が市立病院に比べ高いことなどを挙げ、行政負担の少ない指定管理者への委託を提案。日高町長は「医師が確保できているのは大学の公立病院への配慮があるからで指定管理者では難しい」と反発している。

 同町では10‐16日に計5回の住民説明会を開催した後、21日の合併協議会・首長会で「民営化拒否」を報告するとみられる。堀市長は「指定管理への移行は合併までに十分に調整が可能。住民の理解を期待したい」としている。

 3市町の合併をめぐっては、2004年に旧須木村(現小林市)を含めた1市2町1村が対等で合併協議を進めた際、電算システム統合の問題で野尻町が法定協を離脱後、高原町も離脱した経緯がある。今回の合併協議は2町が小林市へ編入する形で進められており、10年3月23日の合併を目指している。

=2008/10/03付 西日本新聞朝刊=

3913とはずがたり:2008/10/09(木) 13:17:04

<九州・沖縄><広域合併>

良いですねぇ。佐賀が長崎へ入るか福岡へはいるかだと思うんですけど,鳥栖や三養基は福岡へ分裂して入りたがるでしょうね〜。
2県m,あるごと合併する場合も県庁所在地と県名が鍵だ。

<古川佐賀県知事>長崎県との合併を提案 長崎大で講義
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081009-00000005-maiall-pol
10月9日12時1分配信 毎日新聞

 古川康・佐賀県知事(50)が8日、長崎大経済学部(長崎市)で学生約500人に講義し、その中で長崎、佐賀両県の合併を唱えた。「(合併すれば)人口231万で全国16位、焼き物は2位、ミカンは3位。長崎は首相を輩出したことがなく、佐賀は国立公園がない。補完できる」とし、道州制も含めた再編の必要性を強調した。

 古川知事は立命館大などで講義経験はあるが隣県・長崎の大学での講義は初。旧自治省の官僚だった99〜03年、長崎県に出向していたことから、長崎大が呼び掛けた。

 古川知事は両県合併について「市町村が合併し、省庁も再編した。都道府県だけ今のままはない」と強調。

 さらに、九州新幹線西九州(長崎)ルートや西九州自動車道を引き合いに出し、「1県だけのメリットでなく、ネットワークを考える時代」とした。

 一方、両県で対応が割れる国営諫早湾干拓事業については「有明海の再生を願うのは長崎も一緒。事実を明らかにし、協力し前に進みたい」と潮受け堤防開門に理解を求めた。【錦織祐一】

3915とはずがたり:2008/10/09(木) 23:06:57
<中国・四国>岡山県

岡山が来年4月、政令指定都市に 全国18番目(10/09 16:32)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/122408.html

 政府は9日の事務次官会議で、来年4月1日に岡山市を政令指定都市に移行させることを決めた。10日の閣議で正式決定する。2007年4月に移行した新潟市、浜松市に次いで全国18番目の政令市となる。

 政令市の人口要件は01年、市町村合併した場合に限り100万人から70万人に緩和された。05年の国勢調査に基づく岡山市の人口(合併した旧建部町、旧瀬戸町を含む)は約69万6000人。

 総務省の滝野欣弥事務次官は9日の記者会見で「次の国勢調査で人口要件を満たすのは確実。岡山市は地方の中核的な都市として行政能力もほかの政令市と比べて遜色なく、政令市の指定に支障はない」と話した。

 政令市になると、市立小中学校の教職員の任免権などが都道府県から移譲される。

3916とはずがたり:2008/10/13(月) 13:59:03
<中国・四国>徳島県<東海>愛知県

阿波池田市でええやん。

「三好市」名乗れるか三好町 先行する徳島県の市長が反対
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20081013/CK2008101302000041.html
2008年10月13日

 2010年1月の市制施行を目指す三好町は「三好市」と名乗ることを希望しているが昨年11月以降、徳島県三好市から反対を受けている。「愛知県三好市」が誕生すれば、反対を押し切っての実現は先例がないだけに、今後の自治体の名称に大きな影響を及ぼすことになり、課題も多い。

 反対は1970(昭和45)年の「既存の市の名称と同一とならないように十分配慮すること」という旧自治省の事務次官通達が根拠となっている。ただ総務省は「相手側の同意」と「十分な距離」という2つの条件を満たせば、同名の市も可能との見解を出している。

 同意を得るため町幹部が同市を訪れたが、昨年11月16日、俵徹太郎市長名で「到底納得できない」と反対する文書が町に送付された。市議や経済団体には三好町を支持する動きもあるが、俵市長は9月議会であらためて拒否した。

 俵市長は、反対理由に「先行自治体の努力」をあげる。同名の市は全国に2例のみで、多くの自治体は漢字の変更や平仮名化、旧国名を頭につけるなどして対応してきた。

 俵市長は「どの自治体も神経を使ってきたはず」と強調し、全国の不満が、三好市に向けられる可能性を危惧(きぐ)する。

 加えて、三好市誕生の経緯の混乱もある。同市は2006年、甲子園の強豪池田高校のある池田町など6町村の対等合併で誕生。地域経済の中心でもあった「池田」へのこだわりは強く、名称決定の投票では旧郡名の「三好」に対し、「阿波池田」が小差に迫った。

 市内のある関係者は「三好町を支持する市議は池田にこだわる人が多い。三好町の申し入れを認めれば、『阿波池田市』への名称変更を迫る動きが活発化する可能性もある」と明かす。俵市長はそれを警戒しているというわけだ。

 今の状況でも、「愛知県三好市」誕生の可能性はゼロではない。総務省の「相手側の同意」の解釈はあいまいなまま。三好市議会は9月末、全員協議会で「愛知県三好市」を認めるかどうかの議決をとり36人中32人が賛成するなど多数派を占め、経済団体も後押しする。

 市議の代表は14日、総務省を訪れ見解を確認する予定で「同意者が(市長ではなく)市議会や市民でも良い」との見解になれば実現へ弾みがつく。

 2つ目の可能性は同意を得ないままの申請。同市名を禁じる規定は法律にはなく「通達に強制力はない」(総務省)。町が相手の了解を得ないまま「愛知県三好市」として申請することは手続き上は可能で、新たな指針を引き出す可能性もある。

 両市町に共通するのは総務省の態度への不満。「『三好市の了解』という条件を付けて、市に責任を押しつけている」(三好町議)という声も強い。「最後まで可能性をさぐる」(久野知英町長)という町には、「愛知県三好市」の実現以外に、総務省の「丸投げ」姿勢を問いただす役割も期待されている。

 (池田宏之)

3917とはずがたり:2008/10/13(月) 14:03:40
<九州・沖縄>宮崎県
>>3912
赤字垂れ流しとなるなら病院存続に拘るべきではないかと思うんだけどねぇ。
その内施設が古くなったとき小林の市民病院なんかと統合して新設

「高原病院」公立存続を 説明会で賛同の声
2008年10月12日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=11739&amp;catid=74

 小林市、高原、野尻町の合併協議で、同市と高原町間で調整が難航している町立国民健康保険高原病院の合併後の運営について、高原町は町の見解を説明する住民説明会を始めた。

 小林市側が提案している指定管理者制度導入について「医師確保などの面から困難」とする町の説明に対し、町民からは「公立で存続してほしい」と賛同する声が相次いだ。

 説明会は10日夜からスタート。10、11日に町内3カ所で開かれた説明会で、日高光浩町長は「指定管理者制度は現在の医師が残る保証がなく、医療サービスが希薄になる恐れがある」と強調。最終回答を求められている21日の3市町による首長会で提案を拒否する方針をあらためて示した。

3918とはずがたり:2008/10/14(火) 03:31:32
<近畿>滋賀県

こんな意見も出たのか。残念ながら落選してしまったが。
>藤村氏は「大きな効果が期待できる竜王町との合併も視野に入れたい」、山仲氏は「これから合併の成果を得る時期。たちまちに議論すべきでない」と意見が異なった。

選挙:野洲市長選 公開討論会に2新人 行革や合併、熱く /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080922ddlk25010308000c.html

 来月5日告示される野洲市長選で、立候補予定者の公開討論会が21日、同市比留田のさざなみホールで開かれた。出馬表明した新人4人のうち、元市議、藤村洋二氏(61)と前県理事、山仲善彰氏(57)が出席、市の現状や課題について意見を交わした。

 まちづくりを考える市民グループ「野洲市給与所得者の会」(丸山敬二会長)が企画。出馬を表明している前市総務部次長、舩橋登志夫氏(54)と元市議、荒川泰宏氏(55)は都合がつかず、欠席したという。

 2人は、市民ら約160人を前に討論。財政について山仲氏は「(野洲、中主両町が)合併して施設やサービスが重複している部分がある。厳しい行財政改革に取り組まなければならない」、藤村氏は「小中学校の耐震化や駅の整備などで今後も経費がかかる。すべてをゼロベースにして見直す必要がある」と話した。

 また、他市町との合併では、藤村氏は「大きな効果が期待できる竜王町との合併も視野に入れたい」、山仲氏は「これから合併の成果を得る時期。たちまちに議論すべきでない」と意見が異なった。【南文枝】

毎日新聞 2008年9月22日 地方版

山仲善彰氏が初当選
野洲市長選挙
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7747

3920とはずがたり:2008/10/14(火) 03:41:11
<首都圏・東海甲信>山梨県

市町村合併:増穂・鰍沢町合併、10年3月8日に 新町名は公募に /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000098-mailo-l19
10月11日13時1分配信 毎日新聞

 増穂、鰍沢両町の法定合併協議会(会長・石川洋司鰍沢町長)が9日開かれ、合併期日を2010年3月8日とすることを決めた。合併協議のほか、庁舎の改修、電算システムの導入などハード面の整備に必要な期間を考慮した。次回の合併協は11月13日。
 両町は、新合併特例法が期限切れとなる10年3月末までの合併を目指し、9月3日に合併協を設置した。
 9日の合併協では、新町には現両町の名称を使用せず、新名称を公募することも決めた。また、新町役場については、現在の増穂町役場を本庁舎とし、分庁舎を現・鰍沢町役場に置く案を採用した。【中村有花】

10月11日朝刊
最終更新:10月11日13時1分

3921とはずがたり:2008/10/14(火) 03:42:32
<九州・沖縄>熊本県

城南町:熊本市との合併反対の住民、町長と賛成議員のリコール求め署名提出 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20081011ddlk43010362000c.html

 熊本市との法定合併協議会設置を町議会に提案した城南町の八幡紀雄町長と、8月の臨時町議会で賛成した町議5人の解職(リコール)を求めて、署名を集めていた合併反対の住民団体「城南町を守る会」が10日、町選管に、法定数(有権者の3分の1=5410人)を上回る各約7000人分の署名を提出した。署名が有効と認められれば、リコールの是非を問う住民投票が実施される。

 八幡町長は9月18日、町議会に法定協設置を再提案し、議会は7対7の賛否同数の末、議長裁決で可決している。しかし、8月の臨時議会を巡っては、合併賛成派もこのとき設置に反対した町議9人のリコール署名を提出しており、双方の対立は深まったままだ。

 守る会の代表の一人、宮田敏生さん(65)は「町の正常化を願っての署名活動。(賛成派による署名が)引っ込められればこちらも取り下げを考える」と話した。

 八幡町長は「混乱の原因は法定協設置を否決した議員にあり、私がリコールされるのはおかしい。これまで仲裁を試みてきたが、これ以上するつもりはない」と述べた。

 また町選管は同日、町議9人のリコール署名数が法定数を超えたことを確認したと発表した。7日間の縦覧を経て住民団体が本請求した場合、12月下旬ごろにリコールを問う住民投票が実施される。【結城かほる】

毎日新聞 2008年10月11日 地方版

3922とはずがたり:2008/10/14(火) 03:43:23
<近畿>滋賀県

おいおい・・此処はどうも土壇場で巧く行かぬ・・

市町村合併:期日の確認、結論を持ち越し−−長浜市など1市6町協 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20081011ddlk25010474000c.html

 長浜市など1市6町の合併問題を協議する任意合併協議会が10日、長浜市の市民交流センターで開かれた。

 各種事務事業の取り扱いと合併期日を確認する予定だったが、長浜市議会側に合併への慎重論が根強くあるほか、川島信也市長との間で合併の考え方や意見の食い違いがあることを表明。提案項目の審議には入れなかったことを報告し、協議会でも結論を持ち越した。【野々口義信】

毎日新聞 2008年10月11日 地方版

3923とはずがたり:2008/10/14(火) 03:44:29
<九州・沖縄>長崎県

此処は佐々側の期が熟しているように見えない。。

市町村合併:佐世保市との合併協設置 議連、佐々町に本請求 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000286-mailo-l42
10月11日17時3分配信 毎日新聞

 佐々町の町議会議員4人でつくる「佐世保市との合併を考える議員連盟」(代表・横尾章二郎町議)の代表者3人が10日、関耕二町長に対し、合併新法に基づく合併協議会設置の本請求をした。
 同議連は、9月下旬から合併協設置請求に必要な有権者の50分の1(216人)以上の署名を集める活動を開始。10月上旬までの約3週間で必要数の6倍以上となる有効署名1318人分を集めた。
 横尾代表は「5年、10年先の町民の生活を考えると、合併は避けられず、新合併特例法期限の2010年3月までの合併が望ましい。町長には、短期間でこれだけの署名が集まったことを重く受け止めてほしい」と話した。
 関町長は近く、朝長則男・佐世保市長に合併協設置を議会に付議するかどうかの意見を照会。同市から付議するとの回答があれば、2市町の議会で同案を審議する。【近松仁太郎】
〔佐世保版〕

10月11日朝刊
最終更新:10月11日17時3分

3924とはずがたり:2008/10/14(火) 03:45:51
<東北・北海道>岩手県

協議会が出来ても陸前高田市長がまともに協議するとは思えないんだけど

市町村合併:合併協設置議案、20日臨時議会に−−陸前高田市長、表明 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081009-00000029-mailo-l03
10月9日12時1分配信 毎日新聞

 陸前高田市の中里長門市長は8日の定例会見で、大船渡市との合併協議会設置議案を20日の臨時議会に提出することを明らかにした。合併に否定的な意見を添える意向も示した。
 市民の直接請求を受けての提案で、大船渡市の甘竹勝郎市長も今月中に開く臨時議会に提案する。どちらかの議会が否決すると、合併協議会は設置されない。【鬼山親芳】

10月9日朝刊
最終更新:10月9日12時1分

3925とはずがたり:2008/10/14(火) 03:49:14
<首都圏>埼玉県

杉戸の意見は?
前回は宮代の住民投票で反対多数で瓦解,春日部は庄和とのみ合併したんだよな。

市町村合併:春日部市に合併協議を申し入れ−−1市2町で宮代町 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081007-00000128-mailo-l11
10月7日14時1分配信 毎日新聞

 宮代町の榊原一雄町長は6日、春日部市役所を訪れ、石川良三市長に「春日部、杉戸と1市2町での合併協議を始めたい」と申し入れた。
 3日の町議会で「春日部、杉戸との合併を実現するよう町執行部に強く要望する」との決議が可決されたため。榊原町長は「議会決議を重く受け止め、合併特例新法の期限内の合併を実現したい」と述べ、理解を求めた。新法の期限は10年3月。石川市長は「議会などと協議、検討したうえで回答したい」と述べた。
 宮代町議会の榎本和男議長も同日、小久保博史・春日部市議会議長に同様の申し入れをした。【栗原一郎】

10月7日朝刊
最終更新:10月7日14時1分

3926とはずがたり:2008/10/14(火) 03:57:26
<北陸・甲信越>長野県

上水内郡が人口過少で長野市に合併されると良いですな。長野市を挟んでバラバラなので地域的に固まった票は出せないであろうし。まぁ長野市の次点も自民なんだけど民主ももう一人ぐらい立てられないかな。。

市町村合併:長野市・信州新町・中条村の3自治体、合併協を設置 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081003-00000078-mailo-l20
10月3日13時3分配信 毎日新聞

 長野市と信州新町、中条村は2日、合併協議会を設置した。合併新法に基づく合併協設置は県内で2番目。期限の10年3月までに合併を目指し、合併市町村基本計画作成など具体的な協議に入る。
 鷲沢正一市長と中村靖町長、久保田元夫村長が長野市役所で合併協設置協議書に調印した。会長に就任した鷲沢市長は「行政と市民と一体となって地域の将来を議論し、夢や希望に満ちた市にしたい」と表明。中村町長は「豊かな自然を生かし、地域の特性を生かしたい」、久保田村長は「感無量だ。住んで良かったと言えるよう中条村を守っていきたい」とそれぞれ話した。
 合併協は3首長や副市長、議長ら43人で構成、長野市役所に事務所を置く。【福田智沙】

10月3日朝刊
最終更新:10月3日13時3分

2007年 4月9日 2時55分
■長野市 定数10−候補15 (選管確定)自3民2公1共2社1無1/諸1無4
当 17,445 石田 治一郎 69 自民 現8 党県幹事長
当 16,213 太田 昌孝 45 公明 新1 党県幹事長代理
当 14,925 高島 陽子 38 民主 新1 (元)新聞記者
当 14,137 高橋 宏 68 無所属 現5 農業 =緑新会所属
当 12,754 石坂 千穂 58 共産 現5 党県副委員長=ダム反対
当 12,540 竹内 久幸 53 社民=連合 現3 党支部協代表 =協働ネット
当 12,311 風間 辰一 45 自民 元3 党市第1支部長
当 12,091 倉田 竜彦 62 民主=連合 現6 県生協連顧問
当 10,812 和田 明子 47 共産 新1 党市女性部長=ダム反対
当 10,454 西沢 正隆 35 自民 現3 NPO法人理事
□ 10,217 鈴木 清 59 政信=自民 現 政信会幹事長=若槻地区地盤・隣接する旧豊野町への食い込み図る
□ 6,476 内山 卓郎 71 無所属 新 著述業=ダム反対・親田中系
□ 5,103 田中 清一 49 無所属=自民 現 不動産管理業:しなやか会→トライアルしなの→緑のフォーラムから自民推薦候補
1,265 田幸 さよ子 55 無所属 新 営農指導業=親田中系
1,132 和田 亨 51 無所属 新 派遣組合理事
■上水内郡 定数1−無投票
○ 服部 宏昭 62 自民=公明 現5 農業

3927とはずがたり:2008/10/14(火) 04:00:12
<近畿>和歌山県
>>3820

合併協議スタートへ 新宮市と那智勝浦町
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=147296

 和歌山県新宮市と那智勝浦町は6日、それぞれ記者会見を開き、両市町で合併協議を始めると発表した。新宮市は市議会もおおむね合併の方向に賛成で、佐藤春陽市長は「新法期限内の合併を目指したい」と意欲を見せた。一方、那智勝浦町は町議会から「資料が少なすぎる」との意見を受け中村詔二郎町長は「合併ありきということではない。町民の意見を聞いて判断したい」と述べるにとどまった。

 両市町は5日、合併問題についてそれぞれの議会と協議。会見でその結果を報告した。

 新宮市の会見は新宮市役所であった。佐藤市長は那智勝浦町との合併協議を始めることになったと報告。「両市町が力を合わせることで、熊野の中核市として名実ともにそろう街ができると思う。両方に有益な効果をもたらし、市民の利益につながるよう合併協議を進めたい」と話した。

 今後の見通しについて、2010年3月末の合併新法期限内の合併を目指したいとし、自身の任期を踏まえ09年8月までに合併調印にこぎつけたいと語った。

 上田勝之議長は「議員からおおむね合併することについて異論は出なかったが、新法期限内の合併については、1500以上の調整項目がある中で、協議のスケジュールに、無理が生じるのではないかと議会は心配している」と語った。

 新宮市の会見の後、那智勝浦町の会見が東牟婁振興局であった。中村詔二郎町長は「今後は、住民への説明を行い、意見を聞きながら議論を行っていきたい。合併するかしないかは全く分からない。方向性は未知」と言い、6月議会が終わり次第、町内各地で住民説明会を開いていくと説明した。

 また、中村町長は「合併は必ずしも財政的強化を目的にするものではない。第一に町民の意見を正しくとらえないといけない。プラスもマイナスも情報を多く出して、判断を仰ぎたい」と述べた。橋本謙二議長は「全員協議会で示されたのは、両市町の人口や面積、財政の比較だけで、議会では特に賛成、反対もなくもっと資料が欲しいという意見だった」と述べた。

 新宮市長はこの日の会見で、北山村との合併にも触れ「まずわれわれ両市町の合併の枠組みをしっかりした上で、呼び掛けたい。村長にもあらかじめ伝えてある」と、将来的には北山村と合併協議する考えがあることを示した。

 新宮市と串本町、古座川町、那智勝浦町、太地町、北山村は2006年4月、「広域合併検討研究会」を発足。合併を検討してきたが、今年1月、6市町村の合併案の断念を発表した。>>3571

(2008年06月06日更新)

3928とはずがたり:2008/10/14(火) 04:06:38
<近畿>和歌山県

2次合併構想断念 有田市と3町
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=148867

 有田市と有田郡3町(湯浅、広川、有田川)は3日までに、和歌山県が2次合併構想で示していた1市3町での枠組みで合併協議を進めることを断念した。

 有田地方では、平成の1次合併で吉備、金屋、清水の3町が2006年1月に合併して「有田川町」になった。ほかの3市町はいずれも単独の道を選んだ。

 県の構想による1市3町の枠組みで合併新法期限内の合併を検討してきたが合併に対する考えが合わず、6月27日の首長会で断念することに決まった。

 仁坂吉伸知事は「検討された結論であり尊重したい。適切に行財政運営をしていくことが必要で支援していきたい」と話している。

 県は2次合併構想で6つの枠組みを示しているが「新宮市と東牟婁郡5町村」「橋本市と伊都郡3町」「御坊市と日高郡4町」の3つの枠組みが今年に入り、合併を断念している。有田地方の4市町が断念したことで結論を出していないのは「田辺市と上富田町」と「白浜町とすさみ町」の2つの枠組みとなっている。

(2008年07月03日更新)

3929とはずがたり:2008/10/14(火) 04:09:26
<近畿>和歌山県
>>3820
新市名をどうするかに尽きる。熊野市は使われてるしね。紀伊市?!
和歌山の二次合併は総崩れ状態。。

新宮市・那智勝浦町が合併対策室を設置(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080930-00000002-agara-l30
9月30日17時13分配信 紀伊民報

 新宮市と那智勝浦町は1日付で、両市町に合併対策室を設置する。財政的な優遇措置がある2010年3月末の合併新法期限内の合併を目指し、協議を本格化させる。
 合併対策室設置に伴い、新宮市と那智勝浦町でそれぞれ3人ずつ、計6人の職員が異動する。県も、市町村課合併推進室の職員1人を、東牟婁振興局総務企画室に合併推進担当として異動させる。
 県市町村課によると、県内で合併新法期限内の合併を目指し、専門部署を置いて協議を進めている市町村はほかにないという。
 新宮市は9月22日から10月1日まで、那智勝浦町との合併についての住民説明会を5会場で開いた。市は今後、意向調査などで民意を判断する方針。年内の法定合併協議会設置を目指している。
 那智勝浦町は、7月に6会場で住民説明会を開き、会場で合併意向調査をした。回答した273人のうち、新宮市との合併協議を進めることについて「必要」と答えた人が120人(44%)おり、「必要でない」と答えた39人(14%)を上回った。
 県の2次合併の構想は、新宮市、那智勝浦町、串本町、古座川町、太地町、北山村の6市町村の枠組みだったが、今年1月に6市町村が広域合併案の断念を発表。その後、新宮市と那智勝浦町は「熊野の中核として人口5万人都市を目指す」として、独自に行政レベルでの協議を進めてきた。
 佐藤春陽新宮市長の話 市民からの意見を集約する中で、今後、両市町がさらに協議を深め、合併によるメリット・デメリットを多面的に検証する必要があると判断した。市民からの意見を十分踏まえ、市の将来展望を見据えつつ悔いの残らないよう深い議論を交わしていく。
 中村詔二郎那智勝浦町長の話 住民説明会で出た意見から、より具体的に合併を検討して町民に情報提供、啓発していくことが必要だと判断した。町民の意見を聞きながら十分に検討を加え、地域の活性化にまい進する。

最終更新:9月30日17時13分

【関連記事】

期限内の合併に慎重 奥根古座川町長「住民の意見を聞いた上で」2007/12/29(土) >>3529
新宮市、東牟婁郡5町村 広域合併を断念2008/01/17(木) >>3571
橋本市と伊都郡3町との合併協議見送り 和歌山2008.4.22 03:57 >>3728
2次合併構想断念 有田市と3町 (2008年07月03日更新)>>3928
合併協議を断念 御坊市と日高郡4町 (2008年06月11日更新)>>3833
上富田町長が「単独」を表明 2次合併問題2008/09/20(土)>>3892
田辺・西牟婁広域連携検討会が2次合併の見送りを決定 2008/09/28(日)>>3899
すさみ町長「準備は進める」 中長期的合併にらみ 2008/09/28(日)>>3899

3930とはずがたり:2008/10/14(火) 04:14:06
<北関東>栃木県
>>3889

栃木県南合併 “蚊帳の外”佐野市に脚光
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081001-00000086-san-l09
10月1日8時27分配信 産経新聞

 栃木県南の合併問題で、佐野市との合併を目指す動きが活発化してきた。藤岡町の住民らが組織を立ち上げて住民発議による合併協議会の設置を目指すほか、岩舟町でも町長らが佐野市に対して合併協議の場を設置するよう申し入れを行う。合併問題でこれまで“蚊帳の外”だった佐野市の対応が一躍注目されそうだ。

 佐野市との合併協議会設置を求める藤岡町の住民らは30日、住民発議の請求に必要な代表者証明書の交付を永島源作町長に申請し、受理された。

 住民発議による合併協議会の設置を求める請求は、合併新法4条に基づく住民の直接請求。選挙人名簿登録者数の50分の1以上の署名が必要となる。

 藤岡町が実施した住民アンケートでは、合併相手先として佐野市を望む声が7割を超えたが、永島町長は栃木市を中心とする1市4町の枠組みを支持した。

 代表者証明書を申請した自営業、川崎征樹さん(33)は「町長の考えていることは理解できないし住民を全く無視している」と話す。4日設立予定の「佐野市との合併を推進する会(仮称)」が中心となり、知事選後の11月17日から署名2500人以上を目標に活動を進める。

 永島町長は「住民発議を真摯に受け止め、合併の枠組みを判断したい」と述べた。

 一方、岩舟町の針谷育造町長は1日、小林長町議会議長とともに佐野市を訪れ、岡部正英市長に対し合併協議の場を設置するよう申し入れを行う。

 藤岡町では、7月に行った住民投票で佐野市が合併相手として選ばれた。栃木実前町長の辞任に伴う選挙で就任した針谷町長は「住民投票の結果を尊重したい」として、9月町議会で佐野市への合併申し入れの承認を得ていた。

最終更新:10月1日8時27分

3931とはずがたり:2008/10/14(火) 04:14:35
>>3930-3931
<北関東>栃木県

市町村合併:岩舟町、協議申し入れ 佐野市長、前向きな姿勢 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081002-00000140-mailo-l09
10月2日15時1分配信 毎日新聞

 岩舟町の針谷育造町長らは1日、佐野市役所を訪問し、合併協議の申し入れ書を岡部正英市長に手渡した。同町が7月に実施した住民投票で、佐野との合併を望む回答が6割を占めた結果を受けた動きで、岡部市長は「市議会などと話し合いたい」と前向きな姿勢を示した。
 申し入れ書で岩舟町は、両市町が「消防やし尿、火葬場を広域事業として連携し、通勤、通学など住民生活は一体化している」と指摘。「合併で新市のさらなる発展が期待できる」と表明している。
 佐野市の岡部市長は申し入れ書を受け取った後に会見し、合併方式については「まだ話し合ってはいないが、(岩舟町は)すべてを佐野市に任せるとの考えのようだ」との認識を示した。同日午前の定例会見では「(05年2月に)対等合併したばかりなので当然、編入合併になるでしょう」と答えていた。
 市町村合併については、合併促進を目的に各種の特例措置を設けた法律(合併新法)の期限が10年3月に迫っている。合併の時期について針谷町長は「新法の期限までを目指したい」と意欲を見せた。また佐野市は、合併協議の業務を政策調整課で担当するため10月から2人の職員を増員した。【古賀三男】

10月2日朝刊
最終更新:10月2日15時1分

「佐野市との合併を実現する会」藤岡町で発足 栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081006-00000067-san-l09
10月6日8時4分配信 産経新聞

 県南地区の合併問題で、佐野市との合併を求める藤岡町民が4日夜、三鴨公民館に集まり、佐野市との合併を進めていく「佐野市との合併を実現する会」を発足させた。今後、佐野市との合併協議会の設置を求めて署名活動を展開する。

 実現する会には佐野市と接する三鴨地区の自治会長と町農業委員、町議ら約60人が出席。佐野市との任意の合併協議会設置を求める住民発議に向けた準備を進める同町の会社役員、川崎征樹さんも参加した。

 会長には町合併検討委員会副会長の阿部博さんを選出。今後、町内全域に署名活動を進めることなどを確認した。阿部会長は「佐野市との合併という大事業を実現するため皆さんと手を取り合い頑張りたい」と話した。

 実現する会の会合に先がけ、町合併検討委員会の報告も行われた。

 この中で、町の住民アンケートで佐野市との合併を望む声が7割を超えたにもかかわらず藤岡町が栃木市を中心とする1市4町の合併を進める方向性を打ち出したことについて、「住民の意向を無視して町政を進めていけるのか」と永田源作町長の政治姿勢を問う意見も出された。また川崎さんは「民意を全くくみ取ってもらえず実際の行動を起こした。1人でも多くの人に署名をお願いしたい」などと協力を求めた。

最終更新:10月6日8時4分

3932とはずがたり:2008/10/14(火) 10:27:22
<北陸・甲信越>長野県
>>3926

市町村合併:長野市など、知事に申し入れ書 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081007-00000058-mailo-l20
10月7日13時1分配信 毎日新聞
 10年3月までに合併を目指す長野市と信州新町、中条村の3首長が6日、県庁を訪ね、県の合併構想に位置付けるよう村井仁知事に要請した。
 鷲沢正一市長から申し入れ書を受け取った村井知事は「県の将来のため良い決断をしてくれた。必要な事務手続きをきちんと進めたい」と応じた。3市町村は、2日に合併協議会を設置。合併協会長の鷲沢市長は「行政コスト削減を考えると合併が一番の改革だ」との認識を示した。
 県は近く審議会を開き、3市町村を追加するため合併構想を改定する方針。県の合併構想に位置付けられると、合併新法によって国から財政支援を受けられる。【大島英吾】

10月7日朝刊
最終更新:10月7日13時1分

3933とはずがたり:2008/10/14(火) 10:33:11
<首都圏>埼玉県

元はと云えば川口と蕨と3市での合併話が進んでいたのに醜悪な武南市と云う名前を蕨と結託して川口を怒らせて瓦解したのである。そんなに合併したかったらあの時川口で纏めておけば良かったのだ。アホらしい。
川口も何時までも怒ってないで入れてやったらどうか。

市町村合併:実現へ署名活動、8日まで強化週間−−鳩ヶ谷市市民の会 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081003-00000092-mailo-l11
10月3日13時3分配信 毎日新聞

 鳩ヶ谷市合併推進市民の会(細井一郎代表)は川口市との早期合併に向け2回目の「街頭活動強化週間(スーパーウィーク)」を展開、買い物・通勤客に署名活動をしている=写真。8日まで午後5〜6時、市内のスーパー6店と地下鉄鳩ケ谷、南鳩ヶ谷駅前で行う。
 1日は同市里のスーパー前で、木下達則市長が一緒に協力を呼びかけた。市民の関心は高く340人が署名した。【森国郎】

10月3日朝刊
最終更新:10月3日13時3分

3934とはずがたり:2008/10/14(火) 10:45:47
>>3933
更に加えて戦後,川口の反対を押し切って鳩ヶ谷が分割で出て行った>>1519しこりもあるのかどうかw

3935とはずがたり:2008/10/14(火) 11:06:01
<東北・北海道>宮城県
>>3853-3854>>3825>>3414>>3081>>2625>>1674>>1618>>1528>>1185
柴田町長の反対は強硬だ・・.。町長選の相手候補は角田も含めた1市3町合併派だったようだが。
前回の大河原も身勝手と云えば身勝手だが。

宮城は北部はスッキリしたのに県南は白石蔵王市>>365もあぶくま市(角田+丸森)も亘理市(亘理+山元)も破談と総崩れ状態。

市町村合併:柴田・村田・大河原町合併協、初会合 「推進」「慎重」改めて /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081001-00000099-mailo-l04
10月1日13時3分配信 毎日新聞

 地方自治法に基づく法定の「柴田町・村田町・大河原町合併協議会」(会長・斎清志大河原町長)の初会合が30日、大河原町中央公民館で開かれた。
 斎町長は「3町の生活に垣根はない。将来に向けた地域の新たなスタートなることを期待したい」。佐藤英雄村田町長は「1町では解決できない課題が多い。3町合併は必要だ」と、それぞれ推進の立場であいさつ。
 一方、合併に慎重な滝口茂柴田町長は「合併して良くなったという話は聞いたことがなく、合併すべき環境にはない。メリット、デメリットを十分に議論し、正確な情報を町民に提供すべきだ」と述べ、3首長の合併に対する考えの違いが改めて浮き彫りとなった。
 来賓として出席した村井嘉浩知事は「メリット、デメリットはあるが、地方分権が進む中、合併はぜひ必要だ」と期待を語った。
 会合では、原則的に月1回、公開で協議会を開くことを決定。「議決は原則的に全会一致とするが、意見が分かれた場合は3分の2以上で決める」などの運営規程も決めた。委員からは「3分の2規定はおかしい」との異論も出た。第2回会合は10月30日開催。新市基本計画策定方針や新市の名称、協定項目、合併方式などについて協議する。最終的な合併の是非は新市基本計画策定後、3町の住民投票で決めることを3町長で確認している。【豊田英夫】

10月1日朝刊
最終更新:10月1日13時3分

3936とはずがたり:2008/10/14(火) 12:17:15
<首都圏>埼玉県
>>3877>>3881>>3884>>3900
騎西だけは広域合併を求めたみたいだが大丈夫かね?
今回は期限が迫ってるし失敗は許されないし慎重になっているか。。
新市名はどうなるのかね。北埼玉市とかでしょうかねぇ。久喜・蓮田同様巧く行って欲しい所。春日部・川口も編入してあげる側が度量を見せて欲しい所だ。

市町村合併:合併協は1市3町で 推進決議案を可決−−加須市議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081003-00000091-mailo-l11
10月3日13時3分配信 毎日新聞

 加須市議会は2日、騎西、大利根、北川辺3町との先行合併を内容とした合併推進決議を賛成多数で可決した。大利根、北川辺両町議会も1市3町での先行合併推進を決議しており、「編入合併でも」と参加を強く求めている羽生市を当初は切り離して法定合併協を設置する見通しになった。【金沢衛】

10月3日朝刊
最終更新:10月3日13時3分

3937とはずがたり:2008/10/14(火) 12:27:59
<首都圏>埼玉県

土屋も死んで下品な彩を無理矢理使った新市名にならずいいこんだ。蓮田市になるかとも思ったが白岡と蓮田に規模の差はそれ程ないし此で良かったであろう。

2008年9月26日(金)
新市名は「白岡蓮田」 歴史、文化を考慮
http://www.saitama-np.co.jp/news09/26/02p.html

 蓮田市と南埼玉郡白岡町の一市一町合併について協議する「蓮田市・白岡町合併協議会」(井立勝己会長)の第四回会議が二十五日、白岡町役場で開かれ、新市の名称を「白岡蓮田」とすることが決まった。県地域政策課合併担当によると、旧来の市町名をそのまま新市に継承したのは県内では初めて。

 新市の事務所の位置は、当分の間、現在の蓮田市役所(蓮田市黒浜二七九九―一)に置くことも決まった。ただし対等合併の理念を尊重して蓮田市と白岡町の庁舎とも同格と位置づけ、それぞれ蓮田庁舎、白岡庁舎と呼ぶ。住民サービス低下を招かないよう、管理部門などの一部を振り分け、両方の庁舎にそのまま残す方式(一部分庁・総合支所方式)を採用する。

 第五回合併協は十月二十二日午後二時から、蓮田市役所で開かれる。

 新市名は、中野和信蓮田市長と浜田福司白岡町長が原案を作成し、合併協に提案した。

 二〇〇五年一月、一市二町(蓮田市、白岡町、菖蒲町)の合併の是非を問う住民投票が行われた際、新市名「彩野(あやの)市」の評価が分かれた反省も踏まえて「地域の歴史、文化、地理的状況、知名度等」を考慮して命名された。

 中野市長は「いかに円満に引き継ぐかを考えた結果。新市名が決まり、万感胸に迫る」と喜びの声。浜田町長は「真に対等な合併を望み、住民の意見も参考にして互譲の精神で考えた。町民にも喜んでもらえると自負している」と自信をのぞかせた。

「市民から募集を」
「彩野市よりいい」

 名前を聞いた白岡町の主婦(43)は「場所が変わらず分かりやすい」と評価する一方、「市民から募集しても良かったのでは」と述べた。白岡町に五年間住んだことがある蓮田市の男性(49)は「もともとの(市や町の)名前に愛着がある。前回の彩野市よりもはるかにいい」と喜んだ。

3938とはずがたり:2008/10/14(火) 13:29:52
<首都圏>埼玉県
此処,機運が熟しませんねぇ。

川越市との合併推進決議を可決 川島町議会
http://mediajam.info/topic/324245
- 07/12/12 | WEB埼玉 | 65 view

 比企郡川島町議会は十一日の十二月定例会本会議で、川越市との合併を推進する決議を賛成多数で可決した。  川島町の発展を中核市として県西部の中心的役割を担う川越市とともに進めていくことを町民が強く望んでいることや、同市と合併協議が一日も早く開かれるように議会の姿勢を鮮明にすることなどが理由。  山田敏夫同町議長は「来年の三月議会には合併の特別委員会を立ち上げ、川越市や市議会に協力のお願いをしたい」と話している。  昨年五月三十一日には、高田康男同町長が舟橋功.

3939とはずがたり:2008/10/14(火) 14:20:59
<九州・沖縄>宮崎県

病院で破談は森町と袋井など。

高原町立病院:小林市との合併で町「病院は今のままで」 住民説明会始まる /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20081012ddlk45010378000c.html

 小林市・高原町・野尻町の合併協議会で、合併後の高原町立病院(国民健康保険高原病院)の経営形態を巡り小林市と対立している高原町は10日、後川内地区を皮切りに住民説明会を始めた。日高光浩町長は、小林市提案の指定管理者制による公設民営化について「医師確保が困難になる。法的にも問題だ」と述べ、公立での存続を求める考えに変わりのないことを強調した。

 後川内小体育館であった説明会には住民190人が出席した。日高町長は「指定管理者制度の導入は突然の、想定外の提案だ」と説明した。そのうえで、現在の町立病院スタッフで医療法人を設立し指定管理者とする−−との小林市の提案について「医療法は、指定管理者になることだけが目的の医療法人の設立を禁じている」との見解を示した。

 住民からは「大事な問題がなぜ今ごろ出てくるのか」「ほかの町には指定管理者が撤退した例もある」などと公立の存続を求める意見の一方、「合併をしない方向なのか」と協議の破たんを懸念する声もあった。

 日高町長は閉会後、「現状存続を求める意見が多かった。町民の思いを実現できるよう、協議の場で粘り強くお願いしていく」と話した。説明会は16日まで5会場で開く。住民の意見を集約し、21日の首長会で結論を伝える。【木元六男】

毎日新聞 2008年10月12日 地方版

3940とはずがたり:2008/10/15(水) 15:00:08
<近畿>兵庫県姫路市
へぇ〜へぇ〜。
気にはなってたけどそんな経緯があったんですねぇ。
家島、夢前、香寺、安富も家島区,夢前区,香寺区,安富区とすれば良かったのにぃw

姫路市の「区」
http://www.city.himeji.lg.jp/profile/various/

姫路市には、飾磨区細江や網干区新在家などといった「区」が付く地名があります。これらの「区」は、東京都の特別区や政令指定都市の区とは違うものです。
姫路市の「区」は地方自治法が施行される以前の1946年3月に、当時の飾磨市、飾磨郡広畑町、揖保郡網干町、同郡大津村など1市3町3村が姫路市に編入したときの名残です。それぞれが現在の飾磨区、広畑区、網干区、大津区、勝原区、余部区となりました(ただし飾磨郡白浜町は、白浜町のまま)。したがって、飾磨区細江など、○○区○○で一つの地名となります。
このような経緯から、姫路市の「区」は、東京都の特別区や政令指定都市の区とは異なり、区役所などはありません。市役所の出先機関として、市内に駅前市役所・支所(5か所)・出張所(6か所)・サービスセンター(8か所)のほか、平成18年の市町合併に伴い設置した地域事務所(家島、夢前、香寺、安富の4か所)があります。

3941とはずがたり:2008/10/15(水) 17:28:52
<首都圏>埼玉県

こう云うリアル厨房久喜市民か久喜のネガティブキャンペーンしてる久喜嫌いかしらんか見てて胸くそ悪くなってきますな。久喜市を推奨してたけど久喜市でなくてもええな,こんな市。と云う思いにさせられてしまうから俺も未だ未だ未熟であるなぁ。
どんな素晴らしい市にもバカは一人ぐらいいて周りに迷惑掛けるものであろうけど。
ttp://kuki-shimin.com/archives/tag/圏央道
ttp://kuki-shimin.com/archives/353
など

3942とはずがたり:2008/10/16(木) 02:34:22
過疎化に対する地域興しに良いんだから無免許で逮捕は残念ですな。
農産物販会社の方が田舎は詳しいんだか特区とかの土地で行政も協力できなかったんでしょうか?
不動産スレではなくて敢えて此の地域振興スレへ。

古民家:無免許で売買、容疑の社長を京都府警が逮捕 田舎暮らし志向、人気の旧京北町
http://mainichi.jp/kansai/news/20081015ddf041040010000c.html

 田舎暮らし志向の人たちに人気が高い旧京北町(京都市右京区)のかやぶき屋根の古民家などを無免許で売買したとして、京都府警生活環境課と右京署は15日、同区京北大野町、農産物販売会社「上桂川農林」社長、竹村洋之容疑者(66)=同府京田辺市=を宅地建物取引業法違反(無免許営業の禁止)容疑で逮捕した。【田辺佑介、珍田礼一郎、古屋敷尚子】

 調べなどによると、同社は07年3〜08年7月、府知事から宅建業の免許を受けずに、旧京北町内の古民家など6物件を顧客6人に売却。また、今年7月、自社のホームページ(HP)などで9物件の広告を掲載した疑い。古民家などは1物件約300万〜1500万円で販売。同社は6物件で約5200万円を売り上げ、約1500万円の利益を上げていたとみられる。

 同社は06年6月設立。商業登記の目的欄には「農産物の販売及び加工販売、農林地の取得・所有・管理及び売却」などを挙げているが、HPでは「京北の田舎暮らし不動産専門の会社」を標ぼう。「古民家・土地・中古ログハウス等、買います」と呼び掛け、不動産を手広く扱っていた。

 05年3月に京都市右京区に編入された旧京北町は北に隣接する旧美山町(南丹市美山町)と並んで、美林と古民家で知られる。特に京北は車で京都市中心部まで約1時間と便利で、リタイア後に農業をしたい人や週末に工房として使う若い人たちの間でも人気が高いという。

 田舎暮らしは、豊かな自然の中での時間に縛られないライフスタイルのことで、テレビや雑誌などが幅広く紹介。バブル経済崩壊がブームの契機とされ、人口減に悩む地方自治体からは住民獲得への期待も出ている。

毎日新聞 2008年10月15日 大阪夕刊

3943とはずがたり:2008/10/25(土) 02:17:42
<九州・沖縄>宮崎県

やむおえんなぁ。。

高原町立病院:西諸合併協が「休止」 小林、野尻は協議継続へ
10月22日17時2分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081022-00000238-mailo-l45

 ◇病院問題で対立解けず
 合併後の高原町立病院(国民健康保険高原病院)の経営形態を巡る対立が表面化した小林市・高原町・野尻町の合併協議会は21日、首長・幹事合同会議を開いて最終調整した。公立病院としての存続を求める高原町と、指定管理者制度導入による「公設民営化」を主張する小林市の溝は埋まらず、合併協議会を「休止」することを決めた。30日の第9回協議会(全体会)に報告した後、事務局も11月30日で清算(休止)する。
 「休止」は新たな動きが出てきた場合に備え、再協議の場を残しておくものだが、今後も両市町が病院問題で歩み寄る可能性は少ない。野尻町の長瀬道大町長は会議後の会見で、小林市と10年3月の合併新法期限内の合併を目指す考えを明らかにした。議会の議決を得た上、近く合併協議会の設置を同市に申し入れる。
 小林市の堀泰一郎市長も「正式に話があれば協議する」としており、1市1町の枠組みによる合併協議が始まる見通しとなった。
 高原町立病院の経営形態を巡っては、市立市民病院を抱える小林市が高原町立病院の医師の給料が高いことなどを指摘し、経営形態の変更を主張。高原町は「指定管理者では医師の確保が難しくなる」などと反対していた。
 西諸県地区では04年、えびの市を除く1市2町1村の合併協議会から高原、野尻両町が離脱。旧小林市と旧須木村だけで06年3月に合併した。両町は今年4月に小林市と新たな合併協議会を設置し、10年3月の合併に向けて協議していた。【木元六男】

10月22日朝刊
最終更新:10月22日17時2分

3944とはずがたり:2008/10/25(土) 02:36:04
<東北・北海道>宮城県

合区で定数3となるのかな?となると順当には民自自|社だが巧く行くと民自社|自となるかも。

市町村合併:紆余曲折経て復縁 気仙沼市と本吉町、協定に調印
10月23日12時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000042-mailo-l04

 気仙沼市と本吉町の合併協定調印式が22日、同市のサンマリン気仙沼ホテル観洋で行われた。合併期日は来年9月1日。本吉町が気仙沼市に編入される方式で、市名変更は行わない。05年1月にも当時の1市2町で合併調印式を行ったが、本吉町は町議会で関連議案が否決されるなどし、06年3月の合併からは離脱。紆余曲折(うよきょくせつ)を経ての復縁となった。
 式には両自治体の行政委員(区委員)、議員、各種団体代表など約240人が出席。村井嘉浩知事と市町両議会議長を立会人に、鈴木昇市長と森琢男町長が「人と自然が輝く食彩豊かなまち」を基本方針とする新市基本計画など54項目を確認し、合併協定書に調印した。
 05年の同町議会の関連議案否決は「新市建設計画に問題がある」などが理由。その後、合併推進の住民グループが町長と議会のリコール運動を展開。当時の千葉仁徳町長が辞職し、町議会も解散出直し選挙を行うなど町政が混乱した。
 新市の議員定数は30。合併特例法を適用し、本吉町議(定数12)は気仙沼市議の任期満了(10年4月29日)まで在任期間を延長する。両市町は、今月中にも臨時議会を開き、合併関連議案を提案。可決されれば県に合併申請書を提出する。【石川忠雄】
10月23日朝刊
最終更新:10月23日22時1分

気仙沼 定数2−候補3 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 11,011(37.8%) 内海 太 59 民主 現 5 党県選対委長
当 10,914(37.5%) 畠山 和純 60 自民 現 4 (元)党県政調会長
□ 7,198(24.7%) 村上 進 51 社民 新 衆院議員秘書
本吉 定数1−無投票
氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
○ 高橋 長偉 66 自民 現 5 (元)党県幹事長

3945とはずがたり:2008/10/25(土) 02:38:19
<近畿>滋賀県

やべえなぁ。。

市町村合併:長浜市議会特委、合併案件を否決 協議に影響か?
10月23日14時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000182-mailo-l25

 長浜市議会の合併問題特別委は22日、合併協議項目の木之本町の公営住宅の管理について採決し、同町の対応に疑問があるなどとして1票差で否決した。1市6町の任意合併協議会は協議項目は全員一致が原則。今回の否決により、協議会が目指した2010年1月1日の合併期日や1市6町の合併そのものにも影響を与えそうだ。
 同市議会で、同町の公営住宅の家賃の滞納が他市町に比べて多いうえ、同町の対応を疑問視する意見が浮上。合併にも慎重な市議もいるため、特別委は休憩と紛糾を繰り返した末、採決で賛成11人、反対12人で否決。同問題の採決で、合併に関する市議会の意思を示した。
 否決について、川島信也市長は「理解を得られるよう努力するとともに関係町長と相談する」とコメントした。【野々口義信】

10月23日朝刊
最終更新:10月23日14時0分

3946とはずがたり:2008/10/25(土) 02:49:54
<北関東>群馬県

どうせ土木利権しゃぶりまくってる利権町議が利権失うので反対しているのだろう。反対派のリコールも考えないとあかんな。
民意は合併派にあるのだ。

市町村合併:吉井町長、4回目の住民投票条例案を臨時議会へ 慎重派をけん制
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20081024ddlk10010125000c.html

 高崎市との合併をめぐり、吉井町の斎藤軍雄町長は23日、町民に合併の賛否を問う住民投票条例案と、実施に伴う費用862万5000円を盛り込んだ一般会計補正予算案の2議案を、町臨時議会に提案した。住民投票で町民の賛意を取り付けることで、町議会で過半数を占める慎重派の動きをけん制し、合併実現に必要な関連議案の町議会での成立を図るのが狙い。2議案は31日までに町議会で採決される見通しで、可否が注目される。

 条例が可決されれば、合併をめぐる4回目の住民投票が実施される。この日の質疑で斎藤町長は「住民と議員とで、合併について異なる場合もある。確認して意思を尊重したい」と強調した。

 慎重派の町議からは「結論を急ぎすぎる。高崎市が中核市になるからなのか」などの質問が出され、斎藤町長は「中核市の枠組みに吉井町も入り、南の玄関口として発達していきたい」と答弁した。

 合併をめぐり同町では、推進派の住民団体が直接請求した法定合併協議会の設置を町議会が否決したことを受け、今年5月に3回目の住民投票を実施したばかり。法定協設置への賛成が反対を上回り、法定協が設置され、来年6月1日の合併など具体的な協定調印にこぎつけたが、今後、町議会で関連議案が否決されれば合併はご破算となる。

 町内でも賛否は分かれており、臨時議会は賛成派と慎重派の双方が傍聴。「調印もしたので早く合併を進めてほしい」と賛成派が仲間に声をかけると、慎重派が「町長の説明が足りない。急ぐことはない」と反論する場面もあった。【畑広志】

毎日新聞 2008年10月24日 地方版

3947とはずがたり:2008/10/26(日) 00:53:13
<九州・沖縄>熊本県熊本市

厳しいなぁ。。

深層・真相:熊本市と合併協議の3町 法定協巡り対立激化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000280-mailo-l43
10月24日17時3分配信 毎日新聞

 ◇推進、反対「民意」真っ二つ
 政令指定都市入りを目指す熊本市と、周辺3町(植木、城南、益城)の合併協議が、政令市の人口要件を70万人に緩和した特例措置の期限切れを1年半後に控え、節目を迎えている。城南、益城両町は今月、法定合併協議会を設置し、植木町も27日に設置を再提案する。ただ、3町とも議会の採決で賛否同数になるなど「民意」は割れ、内部に対立の構図を抱えている。協議の行方は不透明だ。【結城かほる】
 ◇町長“変節”に反発−−植木町
 「町が独立した自治体としてやっていけるか不確実だ」。13日に町内で開いた合併問題のセミナーで、藤井修一町長は合併協議の必要性を訴えた。5年前の住民投票で単独生き残りの道を選んだが、町の歳入の約3割を占める地方交付税は8年で9億円減少。義務的経費が一般財源に占める割合は99%に上り、残る6000万円程度では町の発展は難しいと判断した。
 町議会は9月、法定協設置を賛否同数の末、議長裁決で否決したが、賛成派住民が、住民発議に必要な署名を集め、町に法定協設置を請求した。再提案される27日の臨時議会で可決されるかどうかは微妙だ。
 植木が合併すれば、それだけで熊本市は政令市移行に必要な人口要件を満たす。推進派住民には「今なら植木の言い分も聞いてもらえる」と、熊本市から有利な条件を引き出せるとの思惑ものぞく。
 だが、藤井町長は3年前、合併に慎重だった前町長の継承をうたって当選したため、支持者は反発。後援会長が会長を辞めて合併反対の「植木町を愛する会」を設立し「行財政改革の余地があるのに単独の道をあきらめるのは早い」と呼びかけている。会には農協や商工会も名を連ねる。
 来年、任期満了に伴う町長・町議選を控えていることも対立をエスカレートさせている。
 ◇住民がリコール合戦−−城南町
 町議会は8月の臨時会で法定協設置を賛成少数で否決した。9月に八幡紀雄町長が再提案し、賛否同数、議長裁決で可決したが、賛否両派による町長と町議の解職請求(リコール)合戦が続いている。
 賛成派は「協議しないのは住民の判断材料を奪う」、反対派は「住民の負担は増え、町が“周辺部”になって発展を望めないのは任意合併協議会での議論で明らか」と主張し、意見は平行線だ。町長と町議の計16人中、14人のリコール署名が集まるという異常事態になっている。双方が本請求をすれば12月にも住民投票が実施されることになり、混乱は収まる気配がない。
 ◇「政争と一体化」−−益城町
 住民らの表だった動きはなく、一見静穏だが、住永幸三郎町長が議会で「派閥を超え、町の将来を考えてほしい」と呼びかけるなど「合併と政争は一体化している」(町関係者)。議会は2町にさきがけて9月17日に法定協設置を可決したが、やはり賛否同数、議長裁決の結果で、一枚岩ではない。
 合併反対派の町議は「法定協終了後に(合併の是非に関する)議決がいる。これからがスタート」と話す。
 ◇合併で負担増も
 熊本市との合併で、3町住民の生活はどう変わるのか。3町はそれぞれ、これまで開いた熊本市との任意合併協議会などを通じ、市と町の制度の違いをどう調整するかの方向性をある程度、定めている。
 公共交通機関の高齢者向け割引サービスや「1人親家庭」への支援制度など熊本市が充実しているものは市に合わせる。
 一方で、益城町の小学校卒業までの医療費無料制度や城南町の5歳児健診など、町の方が充実している制度は当面、維持するものもある。
 任意協では事業所税や都市計画税、法人市民税など町が新たに負担する税について多くの議論が交わされた。6日に合併した富合町には5年間、現状維持の措置が取られた。
 合併協議項目は700を超え、介護保険料や保育料、水道料金など、個人の所得や使用量によって合併後の負担が増減するものも多い。幸山政史市長も「メリットだけでなく、負担が増えるものもある」と認めている。

 ◇熊本市
人口 67万7565人
現状    ―
課題 合併特例法期限内の合併成立
 ◇植木町
人口 3万892人
現状 27日に臨時町議会
課題 政令市移行後の区割り、町立病院維持
 ◇城南町
人口 1万9910人
現状 31日に法定協初会合
課題 上下水道整備などのまちづくり
 ◇益城町
人口 3万3244人
現状 28日に法定協初会合
課題 政令市移行後の区割り、益城台地などの開発
 ※人口は熊本市が10月6日、他は08年9月末時点

10月24日朝刊
最終更新:10月24日17時3分

3948とはずがたり:2008/10/29(水) 09:33:10
<九州・沖縄>熊本県

う〜ん。。

熊本市との合併法定協設置案、植木町議会が否決
2008年10月27日
http://kumanichi.com/news/local/main/20081027003.shtml

 植木町議会は二十七日、臨時会を開き、住民発議に基づく熊本市との合併協議会(法定協)設置案を、九対九(棄権一)の賛否同数・高田嗣人議長裁決で否決した。藤井修一町長提案を受けた九月議会と同結果。同町では年内にも、合併特例法に基づき、法定協設置を問う住民投票が、約五年ぶりに実施される公算が大きくなった。

 臨時会では「政令指定都市を目指す植木住民の会」の河添恭輔会長(73)が「次世代に悔いを残さないよう、議会には再考をお願いしたい」と請求理由を説明した。

 合併慎重派が「現時点で法定協設置に進むことは、住民総意ではなく住民対立が激化する」と反対討論。賛成派は「政令市に参画して足腰の強い自治体をつくるため、ぜひ法定協を設置してほしい」と訴えた。

 合併特例法では、住民発議が否決された場合、首長自らか、有権者(約二万五千人)の六分の一の署名で、法定協設置を問う住民投票が請求できる。投票日は請求から四十日以内。

 閉会あいさつで藤井町長は「今後は民意の確認をすることが、私と議会の責任」と強調。閉会後、住民投票については、三十日の熊本市議会での法定協設置審議の結果を見る必要があるとして明言を避けたが、「これで終わるとは思っていない」と語った。

 同町では九月の法定協否決後、「植木住民の会」が法定協設置と議会解散を求めて署名収集を開始。一方、合併慎重派も「植木町を愛する会」を発足させ、合併論争が激しくなっている。

 熊本市は政令市の人口要件が緩和されている合併特例法の期限切れを控え、植木町など周辺三町と本格的な協議の場である法定協設置を求めていた。益城町とは二十八日、城南町とは三十一日に初会合を開く。(浪床敬子)

3949とはずがたり:2008/10/29(水) 18:09:16
<東北・北海道>北海道

流石開拓民の伝統で自主独立の気概が強いのでしょうかねぇ。
内地では合併推進派の俺も北海道は宏大だろうし行ったことなくて印象が掴みにくいから必ずしも合併すべきだとは思わないけど。。
無能はるみのリーダシップが足りない,地域の実情に併せた合併構想なのか疑問,こんなんでは道州制の実験は失敗に終わるぞ。

進んでいるとはいえ「中標津・羅臼」も「南幌・由仁・栗山」も前回失敗してるんだよなぁ。。

「60市町村」構想は失敗、3件のみにとどまる
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/97

合併協議中
「後志管内の留寿都村と喜茂別町」「網走管内の湧別町と上湧別町」「空知管内の南幌町と由仁町と栗山町」

合併に向けた動き
日高管内(何処だ?)と根室管内(中標津+羅臼>>3866-3867)

破談
●江別市+新篠津村…農業基盤整備を巡る見解の相違:>>3864
●砂川市+歌志内市+奈井江町+浦臼町+上砂川町…道の財政支援が無いと困難:>>3864
●伊達市+壮瞥町+豊浦町:>>3863の図では見難いけど合併の動きとされているみたい
●室蘭市+登別市:>>3863の図では合併の動きとされているけど
●利尻町+利尻富士町:>>3863の図では合併の動きとされているけど
●中標津町+標津町+羅臼町+別海町:>>3863の図では合併の動きとされているが今では中標津+別海で協議

>>2503
道内市町村60前後に 道が再合併構想 現状の3分の1  2006/05/23
>>2522
市町村合併「道案こだわらず」 高橋知事、自発的協議を重視  2006/05/25
>>2551-2554
2006/06/07 市町村合併:道内59自治体再編構想原案
>>2587-2588
2006/06/26 合併・自治のかたち:首長に根強い不満 「過疎化さらに拍車」−−アンケ
>>3863-3864

3950北海道民:2008/10/29(水) 18:27:53
>>3949
高橋知事はもう支庁制度改革で一部保守系にも嫌われたし次は民主候補に苦戦するでしょうね

3951とはずがたり:2008/10/29(水) 18:27:59
<東北・北海道>北海道

ネットでちゃちゃっと調べた範囲で06年の構想以降に何か動きがあったようには見えないんだけど。。

■利尻町+利尻富士町
2003/10/10 任意協議会設置
2004/2/1 礼文町が加入
6/26 礼文町が合併協議から離脱
  新町役場の設置位置などを巡り協議が難航
2004/9/30 2町での合併を断念,協議会を解散
  利尻町(沓形),利尻富士町(鴛泊),礼文町は単独町制継続へ

子供たちとの交流で新たなまちづくりを展開
鬼脇を福祉の村に位置付け活性化
http://www.jiti.co.jp/graph/int/07adachi/07adachi.htm
利尻富士町長 安達 敏夫 氏

――漁業と同様に自治体も合併問題が話題になっていますが、どのようにお考えですか
安達
現在、利尻富士と利尻の合併問題が出ていますが、かつて31年にどちらも合併を経験しており、利尻町の方は仙法志と沓形を合併、利尻富士町の方は鴛泊と鬼脇を合併しました。
その当時も島を1つの町にすることが北海道案として提案されていましたが、役場所在地が決まらず廃案になりました。沓形は人家の密集地域であり漁業基地として栄え、鴛泊は利尻島の玄関口として栄えてきました。現在でもその意識はあり、合併するにしても役場庁舎をどこに置くかがネックだと考えています。
過去の合併は対等合併でしたが、ほぼ吸収された格好となった鬼脇や仙法志が極端に過疎化したという、目に見える形で問題が生じていますから、役場が無くなると、色々とデメリットが出てくると思います。一方そうはいっても、このままでは財政的にも厳しい状況ですから、合併によるメリットも得られると思います。最終的には住民の判断にもよりますが、利尻富士と利尻で十分に話し合いをして、良い方向に向けなければならないと考えています。

3952とはずがたり:2008/10/29(水) 18:29:34
<東北・北海道>北海道

マスコミ報道の限りでは06年の構想は将来展望通りの組み合わせとなって自治体は歓迎とされているが,その後の動き見えない>>2551

■富良野市, 空知郡 上富良野町,中富良野町,南富良野町,勇払郡 占冠村
http://uub.jp/upd/uoplst.html

2002/4/16 上川支庁20町村で研究会「広域行政等のあり方についての研究会」設置
2002/10/15 6市町村で研究会「富良野地区広域市町村圏振興協議会市町村合併研究会」設置
  中富良野町は合併に慎重
2003/1月 中富良野町任意協議会不参加表明
2003/1/26 5市町村での協議会設置を見送り,広域連合の設置を検討へ 3月以降検討
2003/8月 南富良野町,占冠村の2町村で合併協議を開始へ
2003/12/12 南富良野町,占冠村の2町村で任意協議会「南富良野町・占冠村任意合併協議会」設置
2004/5/10 南富良野町,占冠村の2町村で法定協議会「南富良野町・占冠村合併協議会」設置
  新町名や新町役場の位置などを巡り協議が難航
2005/3/31 法定協議会「南富良野町・占冠村合併協議会」を解散
2005/5/11 5市町村で検討会設置
  市町村合併にとらわれず,道州制など地方自治について様々な角度から検討へ
2006/3/31 検討会を解散
2006/6/2 この日示された道内を59自治体に再編する構想原案で富良野市、上川管内中富良野、上富良野、南富良野、占冠の枠組みが示される。

〜参考資料〜
上富良野町の広報

富良野圏域における広域行政のうごき
http://hp.town.kamifurano.hokkaido.jp/hp/02kikaku/0240gyokaku/gappei%5C03-11-10gappei.pdf
【市町村合併関係】
 広域行政や市町村合併について、今年3月まで「広報かみふらの」で、状況をお知らせしてきましたが、市町村合併の富良野圏域5市町村での任意協議会設立についての検討が、1月の中富良野町の任意協議会不参加表明により、合併の研究協議が中断し、何らの進展もないことで、町民の皆さまにこの富良野圏域における合併に関する情報を提供することができないでいました。
 しかしながら、現在国においては合併問題と密接に関係する小規模市町村の将来のあるべき姿がどのようなものかを示すために、第27次地方制度調査会が設置され協議されており、これからの地方制度のあり方についての最終報告が11月中にも出される予定です。
 この報告の内容は、平成17年3月の現在の合併特例法が終わった後に制定されると考えられる新しい合併推進法に大きな影響があることから、人口要件などが報告で示されれば、人口の少ない町村にとっては、合併やまちの将来を考える重要な判断材料となります。このようなことから、町としても「広報かみふらの」の来月号以降で、第27次地方制度調査会の最終報告の内容を紹介する予定です。
【圏域他市町村の合併のうごき】
 8月に南富良野町と占冠村が、合併の協議を始めることとなり、広域行政などを担当する部署として、7月1日には南富良野町で行政調整室、10月1日には占冠村で広域行政調整室が、それぞれ設けられました。
【広域連合関係】
 5市町村の圏域としての広域行政の推進の観点から、3月以降は現在の一部事務組合を統合する形での広域連合を立ち上げるとすれば、どのような準備体制が必要なのかの研究を、富良野地区広域市町村圏振興協議会で行ってきました。
 9月4日に「広域連合準備室発足に関する調査研究報告書」が市町村長の会議に提出され、「平成17年度から広域連合を発足するならば、16年4月から準備委員会の設立が必要」との報告がされました。
 しかしながら、8月に南富良野町と占冠村が、合併の協議を始めることとなったため、合併と広域連合の協議を同時に進めることは難しいという意見により、第27次地方制度調査会の最終報告を見た上で今後の進め方について判断することになりました。

3953とはずがたり:2008/10/29(水) 18:30:55
>>3950
民主は誰が出てきますかねぇ。
道州制も方向性としては間違ってないような気がしますが,高橋は政策実行力に欠ける気がします。

3954とはずがたり:2008/10/29(水) 18:32:08
<東北・北海道>北海道 根室支庁

■中標津町と羅臼町
2002/1/28 標津町,別海町と4町で検討会「根室管内4町合併検討会議」設置
2003/6/27 標津町,別海町と4町で任意協議会「根室管内4町任意合併検討協議会」設置
11/30 別海町が合併協議から離脱を表明
11/30 標津町は現時点での態度を保留,2004/8月頃までをめどに合併の是非について検討へ
2003/11/30 任意協議会「根室管内4町任意合併検討協議会」を解散
  中標津町,羅臼町は2町での飛び地合併を検討へ
2003/12/26 2町で法定協議会設置
2004/6/13 標津町の合併の是非を問う住民投票の結果「中標津町,羅臼町の合併協議に参加する(27.2%)」「合併しない(72.8%)」
2004/8/23 斜里町が協議会に「知床(しれとこ)」を用いた新市名称の採用に慎重な意向を申入れ→斜里町は「東知床市」を容認へ>>420
合併予定期日 2005/10/1
  新市名:東知床市(ひがししれとこし)
  新市役所:現・中標津町役場
2004/11/10 合併協定調印式
2004/11/28 中標津町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(39.2%)」「反対(60.8%)」>>1023
12/6 中標津町は羅臼町との合併を断念>>1117
2005/3/31 2町での合併を断念,協議会を解散
2007/9/7 西澤町長が合併推進を宣言。相手は可能なところとから>>3401
2007/9/19 中標津町のまちづくり懇談会で町長が合併の推進を訴える>>3420

3955とはずがたり:2008/10/29(水) 18:40:59
<東北・北海道>北海道 空知支庁

新篠津との合併が破談になった江別と飛び地合併や都市部にそっぽを向いての合併に忌避感が強い南幌が合併するしかないんちゃうの?新篠津とも南幌と歩調を合わせての農業対策を考えると妥協案も出てくるのではないか?

■南幌町と由仁町と栗山町
協議状況・経過等
2001/11/26 北村,栗沢町,長沼町,月形町と7町村で懇談会「南空知町村長懇談会」設置
2002/6/3 由仁町は千歳市,恵庭市,長沼町,早来町,追分町と6市町で研究会「千歳・恵庭近隣市町村合併研究会」設置
2002/7/9 長沼町と4町で研究会「南空知近隣4町合併問題研究会」設置
2002/11/6 南幌町は江別市と2市町で研究会「江別市・南幌町合併研究会」設置
2003/1/8 南幌町は北広島市,長沼町と3市町で研究会「北広島市・南幌町・長沼町合併問題研究会」設置
4〜5月 長沼町の合併に関する住民アンケート(世帯対象)の結果
  合併の是非:「合併したほうが良い(20.4%)」「どちらかといえば合併(21.7%)」「どちらかといえば合併しない(22%)」「合併しない(21.6%)」「わからない(14.1%)」
  枠組み:「北広島市,南幌町(51.6%)」「南幌町,由仁町,栗山町(23.2%)」「千歳市,恵庭市,由仁町,早来町,追分町(18.9%)」「その他(4.3%)」
2003/6/8 長沼町と4町で懇話会「南空知近隣4町8者懇話会」設置
  長沼町は当面の間,単独町制継続へ
2003/7/30 3町で任意協議会「南空知近隣3町任意合併協議会」設置
2004/2/9 法定協議会「南空知3町合併協議会」設置
  南幌町は飛び地
10/16 南幌町で合併問題に関して,南幌町長に対する解職請求(リコール)の署名活動→署名数不足により不成立>>947
10/31 南幌町の3町での合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(44.5%)」「反対(55.5%)」>>715>>737
11/12 南幌町長、住民投票結果に反し3町合併を選択>>849
11/22 南幌町長,3町合併決断で説明会 住民に理解求める>>947
11/24 合併協定調印式
  協議内容
  合併方式:新設(旧・協議会)
合併予定期日:2006/3/1
  新市名候補5点:南空知,東札幌,きらら,新空知,夢里(ゆめざと)
  新市名:東さっぽろ市(ひがしさっぽろし)(旧・協議会)
  新市役所:現・栗山町役場(旧・協議会)
2004/11/26 合併関連議案を南幌町が否決>>1009
12/6 南幌町は合併を断念,合併協議から離脱を表明
12/17 南幌町で合併問題に関して,再び南幌町長に対する解職請求(リコール)の署名活動→南幌町長が辞職>>1118
2005/3/31 3町での合併を断念,法定協議会「南空知3町合併協議会」を解散
2006/1/5 江別の市民有志が南幌町との合併協議会の設置を請求>>2035
1/21 南幌町民が江別との合併を請求>>2058
1/26 江別での直接請求に対して南幌町長は江別との合併協、設置の提案せず>>2070
2006/12/4 空知支庁が南幌町,由仁町,栗山町,長沼町に市町村合併に関する懇談会の設置,参加を提案
  長沼町は参加を保留
2006/12/22 懇談会「南空知3町自治のあり方に関する懇談会」設置
2007/5/21 長沼町が懇談会不参加を表明,単独町制継続へ
2007/8月 研究会「南空知3町広域行政事務研究会」設置
2008/5/1 任意協議会「南空知3町合併検討協議会」設置

3956とはずがたり:2008/10/29(水) 18:52:35
<東北・北海道>北海道
>>2580
赤井川は小樽と合併の構想有り。留寿都と喜茂別も合併交渉中

■後志広域連合
(島牧、黒松内、蘭越、ニセコ、真狩、留寿都、喜茂別、京極、倶知安、共和、泊、神恵内、積丹、古平、仁木、赤井川)

「後志広域連合」が設立
http://www.town.kutchan.hokkaido.jp/town/kikakushinkou/shiribeshi_kouiki.jsp

 後志管内16町村で行政事務を共同処理する「後志広域連合」が(2007年)4月24日設立し、伊東和紀後志支庁長から宮谷内留雄・同連合準備委員会長(蘭越町長)に許可証が手渡されました。同連合は設立と同時に、税の滞納整理に関する事務を16町村共同で行うことを手始めに業務をスタートします。
 16町村長による選挙の結果、初代広域連合長に宮谷内町長を選出。宮谷内連合長は「広域連合を成功させるにはそれぞれの町村の利益はもちろん、後志全体の立場から互いに補い合い、助け合うことが何よりも大切だ。地域の個性を残し・育てる新しい自治のモデルとして全国に発信できるものとなるよう、尽力していきたい」と決意を語りました。
 同連合は島牧、黒松内、蘭越、ニセコ、真狩、留寿都、喜茂別、京極、倶知安、共和、泊、神恵内、積丹、古平、仁木、赤井川の計16町村で構成します。各町村議会から1人の計16人による連合議会を設置。連合事務所は倶知安町の後志合同庁舎内に置き、税務、国民健康保険、介護保険、総務の4課9人体制で事務を進めていきます。

1.国・道の行財政改革、道州制議論や事務権限の移譲に対応するため、市町村の行政体制の充実・強化が必要。

2.厳しさを増す行財政環境のもと、行政サービス水準を確保しながら多様化する住民ニーズや地方分権による権限委譲に各町村が単独で対応することは困難な状況。

3.管内町村長は、将来的には管内町村が一つになることを視野に、合併する地域は合併を進めながら、互いの連携と役割分担のもとに効果的に広域行政を進めていくことの認識で一致(「後志グランドデザイン」の策定)

4.当面は、町村間が互いに連携し、役割を分担して、より一層効果的、効率的な行政体制を整備するため、後志町村の区域において、幅広い業務を共同執行、共同処理する後志広域連合を設置することとした。

5.平成18年1月24日に後志広域連合準備委員会を立ち上げ、共同処理により行政サービスの向上や行政コストの削減が図られる事務について検討を重ねてきた結果、税の滞納整理事務、国民健康保険事務、介護保険事務からの取り組みを行うこととした。

6.今後は広域連合が核となって、構成町村との調整を図りながら、支庁制度改革の進展を見据えた道からの権限移譲や、消防事務等の広域化について調査研究を進め、現在一部事務組合で共同処理されているものについては、広域連合への統合を視野に検討し、更なる行政効率の向上や住民福祉の増進を目指して行こうとするものである。

後志広域連合設立までの経過
平成16年 6月29日 「今後の後志町村自治のあり方」について協議検討(町村長会議にて)
平成17年11月 3日 「※後志グランドデザイン」取りまとめ(町村長会議にて)
平成18年 1月24日 後志広域連合準備委員会の設置
平成18年 4月 1日 後志広域連合準備委員会事務局設置(5名体制、後志合同庁舎内に事務所を設置)
平成19年 3月 各町村議会で議決(規約案)
平成19年 4月 2日 道に対し設立許可申請提出
平成19年 4月24日 道から広域連合設立許可(設立日)
広域連合長選挙(宮谷内蘭越町長選出)
広域連合設立式

3957とはずがたり:2008/10/29(水) 18:54:11

<東北・北海道>北海道
>>3956-3957

■磯谷郡 蘭越町,虻田郡 ニセコ町,▲真狩村,★喜茂別町,倶知安町,★留寿都町
2001/12/26 倶知安町,ニセコ町は京極町と3町で研究会「京極・倶知安・ニセコ合併研究会」設置
2002/2/21 真狩村,★喜茂別町,★留寿都村,京極町と4町村で研究会「真狩・留寿都・喜茂別・京極合併研究会」設置
2002/5/30 蘭越町,ニセコ町,▲真狩村,★喜茂別町,倶知安町,京極町,★留寿都村と7町村で連絡会「羊蹄山麓7町村広域行政事務連絡会議」設置
11月 真狩村,喜茂別町,留寿都村,京極町は4町村での協議会設置を見送り
2003/5/28 ニセコ町,倶知安町,喜茂別町が法定協議会参加,京極町が単独町制継続を表明,蘭越町,真狩村,喜茂別町は態度保留
6月 ★喜茂別町は当初の参加を一時見送り
2003/9/1 ニセコ町,倶知安町の2町で法定協議会設置
10/8 蘭越町が加入
11/4 真狩村が加入
12/5 ★喜茂別町が加入
2004/8〜9月 蘭越町の合併に関する住民アンケートの結果「合併する(32.6%)」「自立する(49.8%)」「わからない・その他(17.6%)」
9月 ニセコ町の合併に関する住民アンケートの結果
  合併の是非:「合併したほうがよい(22.3%)」「合併しないほうがよい(55.7%)」「わからない・その他(22%)」
  枠組み:「蘭越町,真狩村,喜茂別町,倶知安町(26.8%)」「蘭越町,真狩村,喜茂別町,倶知安町,留寿都村,京極町(7.8%)」「倶知安町(6.7%)」「蘭越町,真狩村(4.4%)」「真狩村(4%)」「真狩村,倶知安町(3%)」「蘭越町(2.9%)」「蘭越町,倶知安町(2.8%)」「蘭越町,真狩村,倶知安町(1.8%)」「真狩村,留寿都村(1.4%)」「真狩村,留寿都村,喜茂別町,京極町,倶知安町(1.1%)」「蘭越町,真狩村,留寿都村,京極町,喜茂別町(1%)」「その他(11.2%)」「枠組みなし(2.5%)」
9/16 蘭越町が合併協議から離脱を表明,協議会離脱案を可決
 〜協議の決定内容〜
合併予定期日:2005/10/1
  新自治体は町制施行へ(5町村合併の場合,人口3万人超のため,合併特例法により市制施行も可能)
  新町名候補3点:にせこ,ようてい,にせこようてい (仮名・漢字などの表記方法も検討へ)
  新町役場:現・蘭越町役場,ニセコ町役場,倶知安町役場の3案を検討
2004/12/31 蘭越町,ニセコ町,真狩村,★喜茂別町,倶知安町5町村での合併を断念,協議会を解散
2007/5月▲真狩村,★喜茂別町,★留寿都町の3町村で研究会設置
2008/3/21 同3町村で連絡会「3町村(真狩村・留寿都村・喜茂別町)合併問題連絡会議」設置
4/28 真狩村議会が留寿都村,喜茂別町との合併を断念
5/20 真狩村長が3町村での合併断念を表明,単独村制継続へ
5/21 ★喜茂別町が★留寿都村に合併協議を申入れ
6/6 ★留寿都村,★喜茂別町は2町村での合併を検討へ
2008/6/9 2町村で検討会「留寿都村・喜茂別町合併問題検討協議会」設置
8/29 法定協議会設置案を2町村が可決
2008/9/1 法定協議会「留寿都村・喜茂別町合併協議会」設置
合併予定期日:2010/3/31以前(詳細は協議会で決定)
  新町名:ルスツ町で合意

3958北海道民:2008/10/29(水) 19:33:31
>>3949-3957
今日の北海道新聞に出ていた解説も紹介します 各首長にも一定の責任はあるだろうが道の構想自体が無理だったということですね
新法化の道内合併 3件のみ
弱い首長の統率力
解説 合併新法を活用した市町村合併が道内では3地域7町村にとどまる見通しになったことで、道内186市町村を60に再編する道の合併推進構想は「絵に描いたもち」に終わることが確実となった。合併機運が盛り上がらなかったのは、道の構想自体に無理があったことに加え、各地の首長が消極姿勢を示したことが背景にある。
「平成の大合併」は2006年度以降に第2幕が本格化。道は同年8月、議論のたたき台として構想をまとめ市町村に提示した。しかし、構想には旧法下で合併が失敗した組み合わせが含まれるなど、当初から妥当性を疑問視する声があり、市町村側からは批判の声が相次いだ。
このため市町村側は構想に消極姿勢を示し、道内で協議の動きが出たのは13地域にとどまった。各首長は合併しなかった場合の厳しい将来像などについて説明責任を果たさず、道も構想を提示したあとは市町村の「自己責任」を強調し、具体的な利害調整から腰が引けていた。北大公共政策大学院の山崎幹根教授は「市町村間の利害を乗り越える知事や首長のリーダーシップが弱かった」と指摘する。
道内の自治体は今後、過疎化で人口と税収の減少が財政力を奪う一方、地方分権で業務が増えることは確実だ。合併による財政支援を受けられる新法を活用しなかった市町村の首長は、痛みを含めた街の将来像を明確に示し、住民の意思を「最終確認」をする必要がある。

3959北海道民:2008/10/29(水) 19:36:09
>>3958
こういうところからも知事のリーダーシップ、政策能力が落ちていることが分かるので次の知事選は民主は道政奪回のチャンスといえるだろう

3960北海道民:2008/10/29(水) 19:47:01
>>3949-3959
3地域の状況を整理すると
留寿都村 留寿都村 ルスツ町 2010年3月末まで 法定協 4872人
喜茂別町

湧別町  両庁舎活用 両町名から選択 09年10月予定 法定協 10758人
上湧別町

南幌町  栗山町  公募へ 10年3月末まで 任意協終了 30393人
由仁町
栗山町

となっています。

3961北海道民:2008/10/29(水) 19:48:43
>>3960
右から町名、本庁舎、名称、目標期日、協議の場、人口の順です。

3962とはずがたり:2008/10/30(木) 04:53:43
こんなページ発見(;´Д`)

chakuriki
勝手に市町村合併して委員会/北海道
http://wiki.chakuriki.net/index.php/%E5%8B%9D%E6%89%8B%E3%81%AB%E5%B8%82%E7%94%BA%E6%9D%91%E5%90%88%E4%BD%B5%E3%81%97%E3%81%A6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93

3963とはずがたり:2008/11/02(日) 23:27:25
<東海・甲信越>長野県

松本>>3744・長浜・彦根・成田>>3856-3857>>3905・川口>>3933・川越>>3938・白浜>>3899・山形・成田>>3856・大間・富田林・橋本>>3888は合併を受け入れない様な偏狭な事云ってる様だと色々圧力掛けて締め上げるべし!

市町村合併:合併成就を願い、町民大会に500人−−波田町 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20081102ddlk20010034000c.html

 松本市との合併を目指す波田町で1日、町民有志主催の「松本市との合併成就を願う町民大会」が開かれた。会場の波田町情報文化センターには町民ら500人以上が集まり、会場からあふれるほどの盛況ぶりで、合併への期待の大きさをうかがわせていた。

 大会を主催した「松本市との合併成就を願う町民の会」の田中知寿会長は、冒頭のあいさつで「未来をひらく子供たちのため、今まで以上に足腰の強い自治体をつくることが責務ではないか」と訴えた。太田典男町長は「合併を願う思いが結集し、火の玉のように燃え上がっている。新しい波田をつくろう」と呼びかけた。【光田宗義】

毎日新聞 2008年11月2日 地方版

3964とはずがたり:2008/11/08(土) 19:25:10
<首都圏>千葉県

北千葉市でしょうかねぇ

第1回印西市・印旛村・本埜村合併問題懇談会が開催されました
2008年10月31日
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1225425983232/index.html

 去る平成20年10月24日印西市役所大会議室において、第1回印西市・印旛村・本埜村合併問題懇談会が開催されました。

 この懇談会は、印西市、印旛村及び本埜村の1市2村の枠組みで、市町村の合併の特例等に関する法律(新合併特例法)の期限である平成22年3月末までの合併に関する話合いを行うために、それぞれの市村の長及び議会議員の代表により構成され、設置されたものです。

 今回の懇談会では、印西市・印旛村・本埜村合併問題懇談会の設置について承認されました。

 懇談会の設置に当たり、この地域における市町村合併に関する経緯について、次の説明がありました。

①平成16年8月に、白井市の離脱に伴い、印西市・白井市・印旛村・本埜村合併協議会が廃止されたこと。 ②平成17年4月に、平成22年3月末を期限とした市町村の合併の特例等に関する法律(新合併特例法)施行されたこと。
③平成18年11月に、印旛村及び本埜村の両村長及び両議長の連名で印西市に対し合併の要望書が提出されたこと。
④平成18年12月に、新合併特例法に基づき千葉県市町村合併推進構想が策定され、当地域については、印西市・白井市・印旛村・本埜村の2市2村の枠組みが示されたこと。
⑤平成19年1月に、印西市、印旛村及び本埜村の議会関係者を中心とした合併問題に関する意見交換会が開催されたこと。
⑥平成19年10月から平成20年8月までの間に、印西市、印旛村及び本埜村の事務担当で構成する千葉ニュータウン地域広域行政等勉強会が5回開催されたこと。
⑦平成20年9月22日に、県の呼びかけにより、千葉県市町村合併推進構想の枠組みである印西市、白井市、印旛村及び本埜村の2市2村首長会議が開催され、白井市が、前回の住民投票の結果と平成20年11月の市長選挙を理由にこの協議に参加しない旨を表明したこと。
⑧平成20年10月2日に、印西市、印旛村及び本埜村の1市2村の首長会議が開催され、新合併特例法の期限である平成22年3月末までの合併を目指し話合いを進めていくこと、話合いには各市村の議会の代表の参加を求めること、白井市に対しては引き続き門戸を開けておくことの3点を合意したこと。

 これらの経緯を踏まえ、議会の代表を加えた今回の懇談会において、印西市・印旛村・本埜村合併問題懇談会を設置することが承認されました。

3965とはずがたり:2008/11/18(火) 11:26:01
<首都圏>埼玉県
>>3937 >>3816 >>3784

三つどもえ激戦 16日、白岡町長選投開票
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/32

 任期満了に伴う南埼玉郡白岡町長選と町議補選(欠員四)は十六日に投開票される。町長選の立候補者は小島卓氏(69)、木村雅明氏(59)、本沢晴美氏(53)=民主推薦=の、いずれも元町議で無所属新人の三人が立候補している。…三人とも合併推進の立場を取っている。

白岡町長に小島氏 三つどもえ制し初当選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/34

3966とはずがたり:2008/11/21(金) 00:12:31
<首都圏>千葉県
>>3950 >>3856 >>3111 >>2417
成田がモテモテな理由?↓

成田に「幽霊本店」、建設業者次々 空港関連事業狙い?
2008年11月19日16時18分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1105074193/421

3967とはずがたり:2008/11/29(土) 14:36:39
<九州・沖縄>長崎県

合併どこと 対立再燃 長崎・東彼杵町 「3町派」「大村派」譲らず 来年1月にも 法定協設置の住民投票
11月26日7時7分配信 西日本新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081126-00000012-nnp-l42

 「そのぎ茶」の産地で知られる長崎県中部の東彼杵町。人口約9300人の小さな町で、同町の北に位置する川棚、波佐見両町との東彼杵郡3町合併を望む「3町派」と、南の大村市との合併を主張する「大村派」の対立が再燃している。「3町派」は今月21日、法定合併協議会設置の是非を問う住民投票実施を求めて有権者の6分の1を超える署名簿を町選管に提出し、来年1月にも6年ぶりに住民投票が行われる見通しとなった。両派は1歩も引かない構えだ。 (大村支局・伊東秀純)
   □   □
 「6年前はカッカ、カッカとなった。今回はそれほどでもなか」。住民投票実施を請求する有権者の署名を提出した「3町派」の浜田勝英さん(65)は淡々と話した。

 「平成の大合併」が全国で進行していた2002年12月。既に3町の法定合併協議会が設置されている中で、「大村派」の請求で大村市との合併協設置を問う住民投票があった。両派の“選挙活動”は「町も議会も真っ二つ。考え方が違えば隣家の人と口もきかない人もいたほど」(森敏則・同町議会議長)に過熱した。

 結局、住民投票で否決され「大村派」は敗北。しかしその後、3町の合併協議から川棚町が離脱して3町合併もならず「遺恨だけが残った」(50代男性)という。
   □   □
 東彼杵町北部の町民を中心とする「3町派」は、3町が共同でごみ処理事業を行ってきたことなど昔からの結び付きを強調。同派で中心的に活動している山本登さん(68)は「仮に大村市との合併が必要でも3町が先だ」と力を込める。

 これに対して同町南部の町民が多い「大村派」は、買い物などの面で多くの町民の生活圏は大村市にあると主張。同派の「東彼杵町をみつめる会」の岩永睦喜副代表(44)は「大村市との合併なら人口10万人を超えるが、3町では4万人足らず。自治体の規模として不十分だ」と指摘する。
   □   □
 一度破たんした合併構想が再び浮上したのは、新合併特例法の期限切れが2010年3月に迫る中、長崎県が昨年9月に東彼杵郡3町を含む「市町合併推進構想」をまとめたことによる。県の後押しを受け「3町派」が活動を再開した。

 「3町派」は今年7月、法定合併協設置を3町にそれぞれ直接請求。川棚、波佐見両町議会は設置案を可決したが、東彼杵町議会が否決し、紙谷修町長も住民投票を実施しない意向を示したため、あらためて住民投票実施を求めて署名活動を展開。必要数の2倍以上に当たる有権者約2550人の署名を集めた。

 これに対し「大村派」は水面下で複数の大村市議と接触し、松本崇大村市長への要請を計画するなど対応を加速させている。同派の複数の町議が3町合併を批判するビラを町内に配布しているほか、「東彼杵町をみつめる会」が12月2日に集会を予定しており、こうした動きに「3町派」が神経をとがらせている。

 紙谷町長は「どの合併がいいのか現段階で言うと差し障りがある」として静観の構え。同町北部に住み大村市で働く会社員男性(55)は「きっと6年前のようにゴタゴタするだろう。せめて町の将来について感情的にならず真剣に議論してほしい」と話している。

=2008/11/26付 西日本新聞朝刊=
最終更新:11月26日7時7分

3968とはずがたり:2008/11/29(土) 14:44:04
<首都圏>千葉県
>>41 >>832 >>1040 >>1364 >>1447 >>1670 >>1751 >>2986

市町村合併:3市町に経済団体合併協開始を要望−−東金・九十九里など /千葉
11月26日13時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081126-00000049-mailo-l12

 東金市、九十九里町、大網白里町の経済団体は25日、各市町長と議会議長に「合併協議開始に関する要望・陳情書」を提出した。
 提出したのは、東金商工会議所(三宅英雄会頭)、九十九里町商工会(戸村直文会長)、大網白里町商工会(萱生冨二雄会長)の3団体。
 合併を巡っては、3団体の三役による地域づくり懇談会が「経済発展へ合併は一つの手段」として、行政、議会に早急な合併協議開始を求めることで一致。要望書では「3市町は合併による広域化で地域活性化が期待できる」としている。【吉村建二】

11月26日朝刊
最終更新:11月26日13時1分

3969とはずがたり:2008/11/29(土) 14:45:00
<近畿>滋賀県

市町村合併:安土町との合併目指し、近江八幡市が検討室設置へ
11月26日15時2分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081126-00000191-mailo-l25

 近江八幡市は25日、安土町との法定期限内(2010年3月31日)の合併を目指し、来年早々に庁内に合併検討室を設けることを明らかにした。
 合併問題は、同町の働きかけで現在、両市町のまちづくり研究会で課題を整理する一方、今月、町議会に特別委員会も設置された。
 同市も12月に学区ごとの住民説明会や職員説明会を開き、同月1日開会の市議会で合併特別委の設置を提案する予定。状況によっては今月中に住民アンケートを実施する。
 法定期限内の合併には早急に法定協議会を設ける必要があり、同市は来年2月に合併事前協議会を、3月には法定協議会を設置したいとしている。【斎藤和夫】

11月26日朝刊
最終更新:11月26日15時2分

3970とはずがたり:2008/11/29(土) 14:47:25
<近畿>滋賀県
なんで家賃滞納如きで合併協議が揉めにゃならんのだ!?

コンパス:長浜市など1市6町の合併問題は…
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20081128ddlk25070558000c.html

 長浜市など1市6町の合併問題は、市議会合併問題特別委員長の不信任動議に伴う委員長辞任騒ぎにまで発展し、成否の行方が混とんとしてきた。

 この10年間、米原市はじめ湖北地方の合併問題を見続け、この欄でも数回取り上げてきたが、今回の合併ほど市議会が鍵を握ったことは過去になかった。合併の賛否が入り乱れており、特別委でも白熱した議論が期待されたが、私自身は、さめて取材していた。合併の是非にまで立ち返って話し合わないまま、多数決で決めてしまうと思ったからだ。

 案の定、先月22日の特別委で、木之本町の公営住宅の家賃滞納に関する合併協議項目が否決され、予感が的中した。結果的に今も論議はストップし、宙に浮いている。あの時、急いで採決せず、徹底的に合併の是非を議論していたら、違う展開になっていただろう。【野々口義信】

毎日新聞 2008年11月28日 地方版

長浜市議会:合併特別委で不信任動議、押谷委員長が辞任 市長と密談で
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20081126ddlk25010526000c.html

 長浜市など1市6町の合併問題を審査する同市議会合併問題特別委で25日、川島信也市長と密談していたことが問題になった押谷友之委員長の不信任動議が出され、同委員長が辞任した。この紛糾で、木之本町の公営住宅の管理と、合併期日の審査に入れず、後任委員長も決められないまま流会。これで2010年1月1日の合併はさらに難しくなり、同市議会だけでなく、湖北6町側も合併の可否の決断を迫られる時期に入った。

 密談は、先月26日の1市6町の任意合併協議会で、川島市長自らが暴露して発覚。この日の特別委では、密談に関する発言が議事録に残っていない点と押谷委員長の責任問題が取り上げられた。議事録問題では、市側の総務部長が釈明直後、野村俊明議員が「委員長は中立の立場。自ら考えを開示することは、あるまじき行為」として押谷委員長の責任を追及。不信任動議が提出され、同委員長は「委員会は信頼関係で成り立つもの。不信が出た以上辞任する」として委員長を辞職した。その後は後任も選出できず、協議項目の審査も棚上げとなった。

 6町との任意合併協議会も先月26日の第8回以来、中断したまま。6町側は長浜市議会の判断を待ち続けており、首長の中には「合併がずれ込むようなら重大な決断をしなければならない」の声が出るようになり、今後の6町側の判断も注目される。【野々口義信】

毎日新聞 2008年11月26日 地方版

3971とはずがたり:2008/11/29(土) 14:52:41
<近畿>滋賀県
>>3970
市長は推進派で議長は慎重派だったか。本音は厭な議会が難癖つけてるとしか思えん。。

湖北7市町の合併問題 棚上げ状態、なお曲折
http://mainichi.jp/area/shiga/report/news/20081115ddlk25010402000c.html
◇走る長浜市長に、方針打ち出せぬ市議会
◇25日に善後策を協議、行方左右する重大な局面
 長浜市など1市6町に関する「長浜市及び東浅井郡・伊香郡6町任意合併協議会」が10月26日に紛糾した後、次回日程が決められないでいる。会議の席上、会長の川島信也・長浜市長と、同市議会合併問題特別委の押谷友之委員長が口論する場面もあった。背景には、合併を目指す市長と、賛否がきっ抗する市議会が十分に意思疎通できていない面があり、たまっていた不満が一気に噴き出した形だ。経過と問題点を検証した。【野々口義信】

◆当初は淡々と進行◆
 1市6町では昨年10月、広域化研究会を発足させ、今年7月に任意合併協議会を設置した。当初は4回程度集まり、その後は法定協議会に移る駆け足スケジュールを想定。他の地域では「合併の是非」を協議項目に入れる場合もあるが、湖北にはなく、合併へ突き進む姿勢が垣間見えた。

 発言者も限られ、協議項目は淡々と確認。委員として、6市町の正副議長が出席しているのに、発言はあまりなかった。特に、市議会の合併に対する意思はどこで働くのか、私は不思議に思った。

◆6町の丸飲み戦術◆
 長浜市議会への批判もある。合併問題のスタート時、6町の同市に対する要請は1市6町での広域での街づくりだった。これに対し、市議会は合併の是非や合併後の街づくりビジョンなど「総論」に入らないまま、「長浜市の制度にすべて合わせる吸収合併に」と、いきなり合併条件を提示してしまった。

 その後の協議会は、6町から時折、要望や意見は出るものの、ほとんどが「異議なし」。合併で6町議すべてが、いったん失職することも6町側は認めた。当初は、6町側も市側の高いハードルの提示に抵抗があったようだが、これを逆手に取り、提案を丸飲みすることで、市議会側を合併に追い込む戦術が見てとれた。

 記者は昨年12月の滋賀面のコラムで、6町側が編入(吸収)合併の条件を受け入れたら、長浜市は受けざるを得ないとの趣旨の記事を書いたが、現実になりつつあると思えた。

◆追い込まれて採決◆
 ところが、8月の市議会の役員改選で、正副議長が交代し、合併特別委が設置されてから事態が変わり始めた。協議会で市議側が6町側に意見を述べるようになったものの、確認ずみ項目は、市議会の特別委で後戻りして議論できない状態に。残る項目は、木之本町の公営住宅の家賃に約7000万円の滞納がある問題と、合併期日だけとなった。

3972とはずがたり:2008/11/29(土) 14:53:03
>>3971-3972
 協議会は市議、町議、住民代表らを含めた委員58人の全員一致が原則であり、不一致となれば、今後の合併の運命を左右しかねないだけに、6町側は市議会特別委の審査結果に注目していた。換言すれば、市議会にとっては、この住宅問題が事実上、合併の是非の意思を示す唯一の項目となっていた。

 そんな中、市議会特別委は先月22日、木之本町の住宅問題について、同町の対応に問題があるなどとして、1票差で否決。2010年1月1日の合併期日に黄信号がともった。

◆密談の暴露◆
 先月26日の協議会では、特別委の押谷委員長が否決の経緯を報告した。すると、合併推進派の川島市長は突然、同委員長と非公式に会って善後策を協議したことを暴露してしまい、紛糾した。

 合併日程は2010年3月に任期満了となる次期長浜市長選とも絡む。10年1月に合併すれば、市長選を新市として同年2月に実施できる一方、合併が同月以降にずれ込めば、市長選後の合併となり、何年かは、湖北6町の住民が選んでいない市長が続く。こんな事も絡めて、2人で非公式に話し合ったらしい。

 しかし、協議会の席上、川島市長に暴露された押谷委員長は「2人で裏取引したことになる」と市長と口論。同席した茂森伍朗・市議会議長も発言の撤回を求める騒ぎになり、協議も継続となった。

◆スケープゴート◆
 そもそも07年8月、6町が長浜市に街づくりの協議を申し入れた時点で、合併のグラウンドデザインの「総論」を討議していなかった点に問題がある。市議の中にも「6町の申し入れがあった時点で、特別委を設置し、審査していれれば、こんなことにはならなかった」との声が少なくない。市議会が木之本町の住宅問題を、合併の賛否のスケープゴート(身代わり)に使ったとの見方もできる。

 住宅問題が1票差で否決され、市議会で合併の賛否が、きっ抗していることが裏付けられたが、市長と委員長の非公式会談も、この現状を打破するため行われた。しかし、市長自ら暴露してしまっては「裏取引、密室協議」の批判は免れない。また、協議会での口論が議事録に残されていないのも、おかしい。

 今月25日には、特別委が開かれ、善後策が協議される。押谷委員長の行動を追及する委員もあり、協議は難航も予想され、合併の行方を左右する重大な局面で目が離せない。

毎日新聞 2008年11月15日 地方版

3973とはずがたり:2008/11/29(土) 14:58:45
<東北・北海道>岩手県

これは大差だ。。

市町村合併:大槌町議会が賛成少数で否決、釜石市と合併せず /岩手
11月29日12時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000035-mailo-l03

 釜石市と大槌町の合併問題で、両市町の臨時議会が28日開かれ、合併協議会設置議案について町議会は賛成少数で否決、市議会は賛成多数で可決した。このため合併協は設置されず、両市町長らによる合併協設立準備会が目指した合併特例新法期限内(10年3月)の合併は事実上なくなった。
 大槌町議会の採決は岡本大作議長を除く17人中、賛成5、反対12。討論では「賛成が反対を上回った住民意向調査の結果を尊重すべきだ」といった賛成意見に対し、「魚市場の誘致に期待していたが無理と分かり、賛成できない」などの意見が相次いだ。傍聴席には40人を超す町民が詰めかけ審議を見守った。
 釜石市議会は採決の結果、出席議員21人のうち、松坂喜史議長を除いて賛成17、反対3だった。
 加藤宏暉町長は「否決は残念だが、合併問題に最終的な結論が出たと思う。今後は自立の道を歩みたい。大差となったのは(準備会などで)釜石は商港、大槌は漁港という機能分担が明確にならなかったこともあるのではないか」と両市町間の話し合いが十分に進まなかったことを示唆した。野田武則市長は「準備会が非公開になったのも影響したかもしれない。再度話し合える場をつくってもらえないか、加藤町長に申し入れたい」とまだ合併をあきらめない考えを強調した。【鬼山親芳】

11月29日朝刊
最終更新:11月29日12時1分

3974とはずがたり:2008/11/29(土) 15:00:26
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:益城町の熊本市編入合併を承認−−法定協
11月28日17時3分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081128-00000236-mailo-l43

 熊本市と益城町の第2回法定合併協議会が27日、同市であり、合併する場合、益城町を熊本市に編入することを承認した。
 益城町の委員から「対等の立場をうたえないか」との意見が出たため「対等の立場」「互助の精神」で一体的な発展を目指すと付記することを決めた。

11月28日朝刊
最終更新:11月28日17時3分

3975とはずがたり:2008/11/29(土) 15:02:03
<近畿>和歌山県

新市名はどうするのかな?

新宮市と那智勝浦町 12月議会に合併協設置議案を提出
11月29日8時6分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000091-san-l30

 新宮市と那智勝浦町は28日、合併協議に関する住民アンケートの結果を発表した。合併特例新法の期限(平成22年3月末)内に合併協議会が「必要」と回答したのは新宮市で44.3%、那智勝浦町で52.4%を占め、佐藤春陽市長と中村詔二郎町長は12月定例議会に法定合併協議会設置に関する議案を提出する考えを示した。

 アンケート調査は市が3000人、町が2300人に実施。回答数は市が1337人(回答率44.6%)、町が1105人(同48.0%)だった。

 合併協議会の設置についての設問で、新宮市は「必要」が18.1%、「どちらかといえば必要」が26.2%で合わせて4割以上を占めた。これに対し、「必要ない」と「どちらかといえば必要ない」は計32.1%だった。

 那智勝浦町は「必要」32.9%、「どちらかといえば必要」19.5%と、必要性を認める意見が過半数を占めた。「必要ない」「どちらかといえば必要ない」の計31.7%を大きく上回り、両市町とも協議会設置に向けて動き出すことになった。

 調査結果について、佐藤市長は「市民の意見を十分忖度(そんたく)できたと思う」、中村町長は「町民が合併を真摯(しんし)にとらえた結果」と話している。

最終更新:11月29日8時6分

3976とはずがたり:2008/11/29(土) 15:07:24
<九州・沖縄>宮崎県
>>3943など

市町村合併:小林市と野尻町、合併協設置調印 /宮崎
11月26日17時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081126-00000272-mailo-l45

 小林市の堀泰一郎市長と野尻町の長瀬道大町長は25日、「法定合併協議会設置に関する確認書」に調印、2市町が合併へ向け本格的に動き出した。合併を巡っては高原町を加えた3市町で進められていたが、高原町立病院の経営形態を巡り、先月末に破たん。2市町での合併に方向転換した。
 この日は市長、町長、両市町議長が小林市役所であった調印式に出席。野尻町の全域を小林市に編入する▽新市名は小林市――など10項目を確認した。
 両市町は今後、12月議会に同協議会設置を提案、2010年3月23日までには合併したいとしている。

11月26日朝刊
最終更新:11月26日17時1分

3977とはずがたり:2008/11/29(土) 15:07:56
<東海>静岡県

市町村合併:新市議総定数は24と確認−−湖西市・新居町合併協
11月29日11時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000000-mailo-l22

 湖西市と新居町の合併を協議する「湖西市・新居町合併協議会」(会長・三上元(はじめ)湖西市長)の第4回会合が28日、湖西市健康福祉センターであり、継続審議となっていた合併後の議員定数や町名などについて協議した。
 議員定数は「定数特例」を適用し、同町区域で7とすることが確認された。編入先の同市は17人がそのまま在任し、総定数は24になる。合併新法に基づき、任期は現市議の任期の11年4月29日までで、その後の定数は新市で改めて決める。合併後50日以内に同町で増員選挙を実施する。
 また、現在同町にない地方税の都市計画税の税率については、同町側が緩和措置を求めていたが、10年度は0・1%、翌11年度に同市と同じ0・2%に引き上げるとの当初の事務局案が承認された。
 合併後の町・字名は、同市は現行通り、同町は現在の字名の前に「新居町」を付けることが確認された。【平林由梨】

11月29日朝刊
最終更新:11月29日11時1分

3978とはずがたり:2008/11/29(土) 15:10:49
<北関東>栃木県
>>3931 >>3830 >>3878 >>3845
市長が推す1市4町…栃木市を中心
市民の多数の声…佐野市

合併・藤岡町で住民説明会 1市4町合併方針に異論の声強く
11月24日8時3分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081124-00000017-san-l09

 県南1市4町の合併で、藤岡町と県は23日、住民説明会を藤岡町文化会館で開き、永島源作町長は「1市4町で法定合併協議会設置議案を12月町議会に提案する」と述べ、最終的な町の方針を示した。

 説明会には約400人の町民が参加した。この中で永島町長は、1市4町の枠組みを選択したことについて「合併後の藤岡地区の開発を考え、対等となる新設でなければならない」などと述べたうえで、離脱した場合に同町が栃木広域行政事務組合に支払うという清算金の15億円が支払えないことなどを説明に挙げた。

 同町では住民アンケートで約7割の町民が佐野市との合併を希望していることから質疑応答では町の方針を疑問視する声も。中には「反対意見に耳を貸さない町長の町で子供を育てていくのは難しい」と退席する町民もいた。

最終更新:11月24日8時3分

3979とはずがたり:2008/11/29(土) 15:12:30
<首都圏>埼玉県
>>3933-3934 >>3353 >>2872 >>2010 >>1519

市町村合併:鳩ケ谷市民の会、署名添え早期合併へ要望書 市長らに提出 /埼玉
11月27日13時2分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081127-00000093-mailo-l11

 ◇2万3715人署名添え
 鳩ケ谷市合併推進市民の会(細井一郎代表)は26日、市役所で木下達則市長と野崎一則市議会議長に「川口市との早期合併を求める要望書」を2万3715人の署名を添えて提出した=写真。署名活動は会員856人が7月26日から28回実施した。今月末まで続ける。
 細井代表は「川口市との合併を熱望する市民の意思がはっきりした。片思いの合併ではなく、川口市民にぜひとも誠意を受け入れてもらいたい」と語った。市長室に高く積まれた署名簿の前で、木下市長は「市民の合併への思いがひしひし伝わってくる。12月議会で合併推進の決議をしてもらい、早い時期に川口市へ申し入れたい」と語った。【森国郎】

11月27日朝刊
最終更新:11月27日13時2分

3980とはずがたり:2008/11/29(土) 15:14:16
<東海・首都圏>静岡県
道州制導入で富士川辺りを境に静岡県は分裂するかも知れませんなぁ。。

市町村合併:三島市長、政令市作り合併へ意欲 /静岡
11月23日12時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081123-00000029-mailo-l22

 三島市の小池政臣市長は21日の会見で、「道州制が導入されるなら県東部は南関東圏に入るべきだ。そのためには政令市を作らなければいけない」と合併に意欲を示した。さらに「沼津市との話し合いが重要だ」とも述べ、11月に就任した沼津市の栗原裕康市長との連携にも含みを持たせた。対立してきた三島市と沼津市の関係が改善し、こう着状態だった東部の合併論議が進むのかが注目される。
 小池市長は、今月14日に栗原市長と会談。会見で「南関東圏に入るために一気に政令市を目指すことで一致した」と説明した。沼津市に対しては「駿東地域を沼津市が、伊豆半島を三島がまとめていければいい」と期待を寄せた。
 ただ、栗原市長は沼津市の斎藤衛前市長が推進した3市3町(沼津、三島、裾野、函南、長泉、函南町)の段階的な合併を唱えて市長選に当選。「一気に合併を」と主張する小池市長と斎藤前市長は合併の方法論を巡って対立してきただけに、本当に論議が進むのか懐疑的な見方もある。【山田毅】

11月23日朝刊
最終更新:11月23日12時0分

3981とはずがたり:2008/11/29(土) 15:27:47
此処ら。どの辺に集落はあったんでしょうかねぇ。特にゼンリンだと馬狩だらけだ。。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=all&amp;nl=36/15/13.470&amp;el=136/51/40.089&amp;scl=70000&amp;bid=Mlink
http://www.its-mo.com/z-130529377-492774472-13.htm

集団離村:35年前に 白川村・馬狩地区で41人が再会「元気でよかった」 /岐阜
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20081129ddlk21040008000c.html

 白川村の馬狩地区を35年前に集団離村した人たちが27日、トヨタ白川郷自然学校前の合掌造りの旧下山家の住宅に集まり再会を楽しんだ。離村以来、初めて再会した人もいて「元気でよかった」と、肩をたたき合い喜んだ。

 馬狩地区は、荻町合掌集落から西へ約4キロ離れた白山スーパー林道入り口付近。隣接する大窪地区と合わせて約100人が暮らしていたが、過疎化が進み、住み慣れたふるさとを離れて高山、岐阜、関市へと移り住んだ。

 空き家になっていた茅葺(かやぶ)きの建物は、80年末から翌年にかけての豪雪で大被害を受けて、旧下山家住宅を残して取り壊しが進み、ほぼ消滅した。

 村を離れた人たちは毎年秋に集まっていたが、高齢化が進むにつれ出席者は減少。今回は夏ごろから呼びかけたため、地区の出身者と家族ら60〜80代の41人が集まった。これだけ大勢の集まりは十数年ぶりという。

 富山市から参加した浅野忠一さん(68)は「引っ越してから38年たった。子供のころイワナを釣った川は流れも変わったが、この場所にいると田や畑、石垣など昔の風景が浮かんでくる」と懐かしそうだった。【奈良正臣】

毎日新聞 2008年11月29日 地方版

3982とはずがたり:2008/11/29(土) 15:47:23
<首都圏>神奈川県

誰だ意向に反対するのは・・?

相模原市:署名者は1万4646人 政令市移行是非を問う条例の制定求め
11月29日12時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000029-mailo-l14

 相模原市の政令指定都市(政令市)移行の是非を問う住民投票条例の制定を求めて署名活動を進めている市民グループ「政令市を考える相模原市民の会」(代表、中野直樹弁護士)は28日、署名者が27日現在で1万4646人になったと発表した。
 市の9月2日現在の有権者数は56万4705人。署名者数は有権者数の2・59%で、地方自治法で定める条例制定の請求に必要な有権者の50分の1以上(約1万2000人)に達した。署名活動は来月7日まで続けられ、同12日に請求する。【高橋和夫】
11月29日朝刊
最終更新:11月29日12時1分

3983とはずがたり:2008/12/01(月) 10:43:33
<九州・沖縄>熊本県
ほっ・・・。

合併協設置に6割賛成 植木町住民投票
2008年12月01日
http://kumanichi.com/news/local/main/20081201001.shtml

 熊本市との合併協議会(法定協)設置の是非を問う植木町の住民投票が三十日、投開票され、賛成一万三百九票、反対六千六百九十七票で、賛成票が有効投票数の六割を占めた。法定協設置案を二度否決した町議会の判断を覆し、法定協の設置が決まった。反対が六割を超えた二〇〇三年三月の住民投票を逆転する結果となった。

 法定協設置を提案した藤井修一町長は「多くの町民の理解を得られて感謝している。法定協の中で町の将来をしっかり協議する。年内にも初会合を開きたい」と話した。

 政令指定都市を目指して周辺三町との合併協議を進めてきた熊本市は、益城、城南町に続き三町すべて本格的な協議の場である法定協設置にこぎ着け、政令市移行に向けての協議の詰めに入る。

 ただ、植木町では来年、任期満了に伴う町長選や町議選が予定され、結果次第では合併協議にも影響する恐れもある。

 住民投票は二十日に告示。「政令指定都市をめざす植木住民の会」は「政令市に参画することが町の発展につながる」と強調。「植木町を愛する会」は「吸収合併されれば、住民の声が届かず、町は廃れる」と訴えてきた。

 当日有権者数は二万四千五百人(男一万一千五百三十八人、女一万二千九百六十二人)で、投票率は69・67%(前回71・30%)だった。(浪床敬子)

◇植木町住民投票結果(選管最終)
  ※熊本市との法定協設置に対する賛否
 設置賛成 10309票
 設置反対  6697票

合併賛否両派が“最後の訴え” 植木町住民投票
2008年11月29日
http://kumanichi.com/news/local/main/20081129010.shtml

 熊本市との合併協議会(法定協)設置の是非を問う植木町の住民投票を翌日に控えた二十九日、合併賛成派は総決起集会を開き、反対派は町内全域に宣伝カーを走らせるなどして、“最後の訴え”に力を注いだ。

 合併賛成の住民グループ「政令指定都市をめざす植木住民の会」(河添恭輔会長)は、町役場前で総決起集会を開催。藤井修一町長や熊本市の幸山政史市長、賛成派町議らも出席した。

 藤井町長は「政令市に参画する機会を残すのか、放棄するのかの選択だ」、幸山市長も「将来を見据えた判断をしてもらい、一緒に地域の未来を切り開こう」と、集まった住民らに法定協設置への理解を求めた。

 河添会長(73)は「これが最後の戦い。政令市参画の道を閉ざさないためにも勝利したい」と気合を入れた。

 一方、反対派の「植木町を愛する会」(松村鎮雄会長)は、事務所前で宣伝カーのこの日の出発式を開き、会顧問を務める富田元利前町長や反対派町議らも出席。幹部らが「大好きな植木町をなくしてはいけない。単独の道を目指し、必ず勝とう」と訴え、ガンバロー三唱で気勢を上げた。

 宣伝カーでは、遊説隊の内山朱美さん(58)らが「熊本市と合併すれば負担が増えるなどデメリットも多い」とアピール。田中聡会長代行(75)は「法定協に進めば合併の流れができる。訴えは着実に浸透している」と力を込めた。(浪床敬子、渡辺直樹)

3984千葉9区:2008/12/06(土) 12:02:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20081204-OYT8T00886.htm
県南合併風雲急
西方で法定協反対多数 町長辞意、「1市3町」協議へ


「1市4町」(栃木、西方、大平、藤岡、都賀)の合併を巡り、西方町議会は4日、議員全員協議会を開き、法定合併協議会(法定協)の設置について投票で賛否を問い、反対が多数を占めた。若林照一町長は記者会見で「私への不信任ととらえ、12月末で辞任する」と述べ、辞意を表明した。これを受け、同日、残る1市3町の首長は、「1市3町」での協議を優先させることを確認した。昨年11月に岩舟町を含む「1市5町」構想を軸にスタートした県南合併は、「1市3町」の枠組みで協議が進む見通しが強まった。

 若林町長は記者会見で「設置が否決されたのは残念であり、私の力不足」と述べたうえで、「(上都賀と下都賀という)郡の違いを越えての合併の難しさが、最大の要因だと思う」と分析した。

 今後、自立の道を選ぶのか、「1市4町」の合併協議に後から参加するかについては、「次の町長にお願いしたい」として、一任する意向を示した。

 4日の西方町議会全員協議会では、「県の構想に従うのがベストの道だ」などとする賛成派と、「当面は自立の道を進み、合併が必要となれば上都賀郡ですべき」などとする反対派の意見が衝突。若林町長や坂本功議長は、休憩を挟んで3時間余り反対派議員の説得を続けた。しかし、議長を除く9人の議員で投票した結果、賛成4、反対5となった。

 その後、急きょ開かれた1市3町の首長による合併協議会設置準備会では、当面、「1市3町」での協議を先行させて進めていくことを首長間で確認した。ただし、議会や住民の理解を得る必要があるとして、10日までにそれぞれの方針を最終確認するとした。

 栃木市の日向野義幸市長は、「西方町議会の理解を得られなかったことは非常に残念。(2010年3月末の合併新法適用)期限内の合併を実現させるには、(各市町が)来年当初までに法定協設置議案を臨時議会で提案出来るかが課題」と話した。

 福田知事は「1市4町の合併実現に努力されてきた若林町長の胸中を思うと残念でならない。関係首長による話し合いの内容を確認したうえで、今後、県としての対応を考えたい」とのコメントを発表した。

 県南合併を巡っては、県が昨年11月に、岩舟町を含む「1市5町」の構想を示した。しかし、7月の住民投票で佐野市との合併が多数を占めた岩舟町が構想から離脱。1市4町の首長が法定協の設置を目指し、協議を重ねてきた。栃木、大平、都賀の3市町はいずれも議案提出に前向きで、藤岡町議会の全員協議会も4日、議案提出を了承していた。

(2008年12月5日 読売新聞)

3985千葉9区:2008/12/06(土) 12:03:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20081203-OYT8T00149.htm
置賜2市2町合併見送り
 置賜広域病院組合を構成する南陽、長井、川西、飯豊の2市2町の首長は2日、長井市内で合併について協議し、新合併特例法の期限内(2010年3月)の合併を見送ることで合意した。4首長のうち2人が「住民の合意形成になお時間がかかる」「別の枠組みも検討するべき」などとし、期限内の合併に慎重な考えを示し、協議を打ち切った。

 内谷重治・長井市長が協議後に記者会見し、明らかにした。内谷市長は「残念としか言いようがない。置賜地方での期限内の合併は極めて難しくなった」などと述べた。

 一方、内谷市長は今後の対応について、一時断念した広域消防などを行う西置賜行政組合(長井市、白鷹、飯豊、小国町)の枠での合併を再検討する考えを明らかにし、来年1月にも各首長と意見交換を行う意向を示した。

(2008年12月3日 読売新聞)

3986千葉9区:2008/12/10(水) 21:46:45
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20081210ddlk40010379000c.html
市町村合併:糸島3市町議会、合併関連議案を提案 19日に採決 /福岡
 10年1月の合併を目指す、糸島1市2町(前原市と志摩、二丈町)は9日までに、各定例議会に合併関連議案を提案した。いずれも議会最終日の19日に採決を予定しているが、今のところ、両町議会とも賛否がきっ抗し、合併が成立するかどうか予断を許さない。

 関連議案は、10年1月1日に1市2町を廃し「糸島市」を設置する廃置分合▽財産処分▽議員定数▽議会選挙の選挙区定数▽農業委員会の任期▽地域審議会設置−−に関する6議案。

 1市2町の合併問題は先月30日、二丈町の住民投票で賛成が大差で多数を占め、昨年11月の住民投票で住民の賛成を得た志摩町、市長・市議選で賛成派が多数を占めた前原市が、そろって合併関連議案を提案した。【竹田定倫】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2008年12月10日 地方版

3987とはずがたり:2008/12/15(月) 11:05:22
詳細だ。

市町村合併について
http://homepage3.nifty.com/hamak/2_1.htm

3988とはずがたり:2008/12/15(月) 11:14:18
貼り付けあざーす。

<北関東>栃木県
>>3984
栃木市との合併は藤岡町でも不満が出てる>>3978しなかなか求心力が強まりませんねぇ。。

<東北・北海道>山形県
>>3985
ここは昔から纏まりませんねぇ。。>>3823 >>3807 >>3700 >>3611 >>3567 >>3531 >>2749 >>2709
南陽が一貫して慎重>>2749なのが足を引っ張ってる印象。

3989とはずがたり:2008/12/16(火) 15:32:00
<首都圏>千葉県

船橋1市で60万人近くいるんですなぁ。
船橋+鎌ヶ谷+白井で政令指定都市いけんのちゃうか?

東葛飾・葛南地域4市政令指定都市圏域図
http://www.4shiseirei.jp/htm/kenikizu.htm

3990千葉9区:2008/12/18(木) 01:03:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20081216-OYT8T00808.htm
長岡市との合併、川口町が3度目のアタック
 川口町の岡村譲町長は16日、長岡市役所に森民夫市長を訪ね、合併協議の開始を要請した。要請は、2006年9月、07年2月に次いで3回目。両市町の合併問題はこれまで、川口町の財政問題が障害になっていたが、森市長は「(財政健全化に)町は相当、努力されたと思う」と記者団に語り、県、市議会の意向も踏まえて、早期に方向性を出す意向を明らかにした。

 合併をめぐっては、中越地震で大きな被害を受けた町の財政危機などを背景に、05年11月の町長選で合併推進を公約に掲げた岡村氏が初当選。07年2月の住民投票でも、合併支持が多数を占め、川口町が長岡市に合併協議を要請していた。

 一方、長岡市側には合併による市財政への悪影響を懸念する声が強く、財政健全化に向けた町の取り組みを慎重に見守ってきた経緯がある。

 町では、人件費削減、公共料金値上げなど行財政改革に力を入れ、今年度の当初予算編成段階で、町債の元利償還がピークを迎える09年度以降の予算編成にめどがついたとし、“財政危機脱出”を宣言。岡村町長の任期が残り1年に迫り、09年度末までに合併しなければ国からの手厚い交付税措置がある「合併推進債」が発行できないことから、3度目の要請に踏み切ったとみられる。

 これに対し、森市長は「市議会には、町財政の立て直しは県にも責任があり、長岡だけで引き受けるのはどうかという意見もある」と語り、今後の支援をめぐる県の対応なども参考に、合併の是非を総合的に判断する考えを示した。市は近く開かれる市議会の議員協議会でも改めて意見を聞く予定だ。

(2008年12月17日 読売新聞)
関連記事・情報

3991千葉9区:2008/12/18(木) 01:03:53
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000812170003

合併4例だけ 利害絡む縁談
2008年12月17日


  ◆市町村 新法期限あと1年3カ月


 職員数を減らしつつ、行政サービスを充実させる――。そんな狙いで各地の市町村に広がった「平成の大合併」。しかし、県内の合併は4例にとどまっている。国による優遇策が盛り込まれた新しい合併特例法は10年3月末で期限切れを迎えるが、新たな「縁談」が持ち上がる可能性は低そうだ。(相江智也)


   ◎財政格差、求愛に冷水



 「合併を望まない町民が圧倒的に多い。町民の意思を尊重する」。11月、斑鳩町議会は安堵町議会からのラブコールにこんな答えを出した。両町は05年に解散した西和7町での合併協議会のメンバー。2度目の「破談」だった。


 安堵町議会が合併協議を求めたのは6月。「厳しい財政状況の中、合併は不可欠。つながりの深い斑鳩町となら住民の理解も得られやすい」という思惑だった。しかし、斑鳩町議会の関係者は「一緒になっても、財政が格段に良くなるなどメリットはない」。


  ■「危機感あるが」


 宇陀市は曽爾、御杖両村からの編入申し入れをどうするか、前田禎郎市長が12月定例市議会で態度を明らかにする予定だ。かつて同市の発足に向けた合併協議会に名を連ねていた両村。それでも、仲間入りは簡単ではない。市関係者は「新市がようやく軌道に乗ってきた時に新たな『荷物』を抱え込むのか、という声は根強い」と話す。


 新法の期限切れまでに「縁談」をまとめようと、合併の組み合わせを示すなどしてきた県。市町村振興課の担当者は「どの自治体も将来への危機感はある。それでも、いざ協議を始めると利害がぶつかる。県が割って入るわけにもいかず……」と漏らした。


  ■県 指導力不足?


 合併後の優遇措置が充実していた合併特例法(旧法)のもとで、全国の市町村は3232から1821に減少。しかし、県内では47が39に減っただけ。37市町村は任意協議会や法定協議会の場で合併協議のテーブルに着いたものの、一部の自治体が脱退したり、協議会が解散したりして、最終的に合併に加わったのは12市町村にとどまった。


 「破談」の主な理由について、県は、住民投票で反対意見が多かった▽新しい自治体の名前や役所の場所で折り合いがつかなかった、などと分析しているが、05年10月にあった県市町村合併推進審議会では、「財政格差の溝は当事者だけでは埋められない」など、県のリーダーシップ不足を指摘する声も相次いだ。


  ■同等効果 模索も


 「合併しなくても同等の効果が出る道はないのか」。財政難の荒波を乗り切るため、新たな方策を模索する動きも出始めた。


 10月16日にあった「県・市町村の役割分担検討協議会」の初会合。県内の市町村長や荒井正吾知事らが、小西砂千夫・関西学院大教授(財政学・地方財政)の講義に耳を傾けた。


 消防や公立病院の運営などで進んでいる広域連携を他の分野に広げたり、単独では業務をするのが難しい小規模の町村が、国からの交付税や権限を県に委譲したりといった手法で、経費節減と行政サービスの充実ができないか、可能性を探るのが狙い。荒井知事は「名前やメンツではなく、財政再建を客観的に考えることが必要」としている。


  ◆人件費削減「10年で80億円」


   ◎合併4市、県が試算公表


 「平成の大合併」で誕生した県内4市の人件費は10年間で80億円減る――。県はこんな試算を公表した。


 対象は、葛城市(04年10月、新庄町と当麻町が合併)▽奈良市(05年4月、月ケ瀬村と都祁村が編入)▽五條市(同年9月、西吉野村と大塔村が編入)▽宇陀市(06年1月、大宇陀、菟田野、榛原各町と室生村が合併)。総務省の給与実態調査などを基に、合併前後の人件費を比べた。


 合併しなかった場合に減らせる職員の数は4市合わせて721人だが、合併したことでさらに計318人の職員を削減できると試算。10年間に削減できる人件費を、合併しなかった場合が計約196億5200万円、合併したことで計約276億3400万円にまで伸ばせるとした。

3992千葉9区:2008/12/18(木) 01:05:23
>>3982
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20081217ddlk14010198000c.html
相模原市:政令市移行、総務省が難色 線引き先送りに「1年遅らせたら」 /神奈川
 相模原市が2010年4月に目指す政令指定都市(政令市)移行について、所管する総務省が難色を示していることが分かった。19日の市議会で可決予定の「政令市推進の意見書」に、移行時期を明記するかを巡る各会派の調整や、市と同省の正式な協議に大きな影響を与えるとみられる。

 加山俊夫市長は8日、松沢成文知事と協議し、合併した旧3町(津久井、相模湖、藤野)で10年4月に導入予定の都市計画法に基づく市街化区域と市街化調整区域の線引き(区域区分)の1年先送りを決断。これを受けて、政令市担当の坂井和也副市長は10日、総務省自治行政局の幹部にこの経緯を報告した。

 都市計画法は、政令市入りの条件整備として市域の線引きを義務付けていることから、同省幹部は「要件が整わない状況なら、政令市移行も1年遅らせたらどうか」と述べ、政令市入りも1年先送りの方向で検討するよう迫ったという。

 同省側は毎日新聞の取材に、市の政令市移行について「市議会の意見書も可決されておらず、市として最終的に決断されていない。正式に政令市問題をうかがっているわけではなく、まだ市から状況報告を受けているだけだ」と説明。この段階で難色を示したことから、正式な協議では厳しい調整を余儀なくされるとみられている。【高橋和夫】

==============

 ■解説

 ◇政令市の「資格」に疑い
 相模原市の坂井副市長は総務省のキャリア官僚だ。加山市長が同省に懇請して政令市担当として副市長のポストに迎えた。総務省の「政令市入りも1年先送りを」との素っ気ない対応は、政令市移行に対するけん制どころか、嫌がっているとみるのが一般的だ。

 問題点は二つある。政令市の線引きは数多くの条件整備のうち、付随的な課題でしかない。同省はこれまで「線引きは国土交通省の所管」としてきたが、国交省は旧3町が水源地域にあり、県が水源環境税を設けて環境保全を進めていることにも一定の理解を示しているという。

 相模原市の政令市入りは「人口70万人以上」という“平成の大合併”の特例だが、これはあくまで人口要件だけの緩和だ。既に政令市入りした新潟、浜松、静岡などはいずれも市立の病院や高校、水道事業を最低一つは運営している。これが皆無の相模原市が政令市になると、既存の政令市が事業を廃止する事態も想定される。

 相模原は財政基盤が弱く、県債償還金250億円の肩代わりを引き受けて財政悪化も懸念されかねない。政令市入りにあたっては住民の所得水準や物価動向まで参考にされるという。

 より重要なのは、政令市入りを「時期尚早」などとして住民投票で是非を問う動きがあることだ。市議会には政令市入りに反対する会派もある。総務省が難題をふっかけるのは、線引き問題よりも政令市としての「資格」や「市民の一体感」を疑っているからだ。

 二つ目の問題点は、政令市移行が道州制と直結し、霞が関の中央省庁が解体されかねないとの見方があることだ。今後の論議は五里霧中だが、残る省庁は国の専管事項を扱う外務、防衛など数省との展望も示されている。このため、地方分権を推進しているとされる総務省は、実際は「道州制への最大の抵抗勢力」ともみられている。

 政令市としての資格が脆弱(ぜいじゃく)な相模原市が政令市になった場合、今後の市町村合併に伴い、後に続く政令市入りの自治体が増え続ける突破口になりかねない。相模原市が政令市入りするには、道州制をにらみ国政を突き動かすほどの強い働き掛けと、財政状況の不安を吹き飛ばすだけの将来展望が不可欠となる。【高橋和夫】

毎日新聞 2008年12月17日 地方版

3993新潟6区:2008/12/18(木) 02:47:45
>3990
川口町は、かつて県が示した合併パターンでは隣の小千谷市との合併が想定されていましたが、
飛び地合併してでも都市の規模が大きい長岡市との合併を望む声が強いんですね。
上越市と合併した中郷村しかり、新潟市と合併した岩室村しかり、新潟は結構このパターンが多いです。

3995千葉9区:2008/12/18(木) 23:11:40
>>3856>>3905
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1211810283655_02/news/20080621-OYT8T00790.htm
合併へ温度差
「空港の恩恵」巡り対立も


「本音を言うと、成田市は合併したくないんです。前回の合併で財政力が下がったので。だから、もう少し待ってください」。栄町で今年2月に開かれた「活力ある国際空港都市づくりシンポジウム」。来賓の石渡孝春・成田市議会議長は約100人の参加者を前に、こうあいさつした。

 シンポは空港を囲む成田、富里、多古、芝山、神崎、栄の6市町の早期合併と空港を核にした一体的な発展を望む住民有志らが主催した。県も同じ6市町が「2010年3月が期限の合併特例法の適用を受けて合併するのが望ましい」との見解を示している。

 実現には成田市の意向が最も肝心。シンポの主催者は石渡議長に前向きな言葉を期待した。それは石渡議長も承知していたが、成田では市や議会、市民の間で機運が高まっておらず、色よいスピーチはできなかったのだ。

 成田市も06年3月、大栄、下総の旧2町を編入合併している。市に入る空港関連の固定資産税は年間約100億円で、一般会計当初予算の歳入の5分の1を占める。両町を編入できたのも、こうした安定的財源があってこそだった。市は2町地域に野球場や公園の建設を検討している。


 もっとも「合併して良かった」という声ばかりではない。市は2町の借金も背負い、負債(市債発行残高)は約500億円から約600億円に膨らんだ。

 こうした財政悪化に、旧市部の一部から「合併する必要があったのか」との不満の声が出始めている。その一方で、2町地域選出のある市議は「中心部の開発が優先で、こちらの行政サービスは低下した」という不信感も強い。こうした状況から、小泉一成市長は「市内の融和と均衡を図るのが先決」と、次の合併には慎重だ。

 住民だけでなく、成田以外の5市町長も、成田に大きく集まる空港の恩恵を将来、平等に分けようとする考えでは一致している。昨年11月から懇談会を重ね、合併の下地づくりを進める。

 ただ、温度差もある。空港から最も遠く、財政力の弱い神崎の石橋輝一町長は「もう待てない。財政を少しでもよくして、成田市が合併しやすい状況を作る」と急ぎ、主導役を期待される富里の相川堅治市長も「特例法の期限は合併実現をにらむ上で一つの目標」と考える。一方、芝山の相川勝重町長は「町内の7割を超える騒音地区の対策がどう方向付けられるか。合併も必要だが、その前に解決すべき課題がある」とやや慎重な姿勢だ。

 別の成田市議は「空港の恩恵という点では市町間で勝ち負けがはっきりし、対立に近い状態。騒音下の住民には『空港のために我慢しているのは我々だ』という気持ちもある。合併実現には政策論だけではなく、そうした住民感情も待ち受けている」と指摘する。

(2008年6月22日 読売新聞)

3996千葉9区:2008/12/18(木) 23:43:40
>>2872
>>3933
市町村合併:川口市との「早期合併決議」を可決−−鳩ケ谷市議会 /埼玉
 鳩ケ谷市議会は17日、川口市との「早期合併を望む決議」を賛成多数で可決した。共産党4人を除く13人が賛成した。決議では「川口市との合併は市民福祉の向上、地域社会の発展に欠かせない」とし、10年3月までに合併に向け具体的協議を進めることを求めた。

 木下達則市長は「(川口市への)正式申し入れの態勢が整った」としており、1月早々にも、川口市側に合併協議開始の申し入れを行う。

 川口市では、来年5月に市長選が行われ、合併問題が争点となる可能性もあり、合併協議の具体的進展は、同選以降になるとみられる。【鴇沢哲雄】

毎日新聞 2008年12月18日 地方版

http://mainichi.jp/area/saitama/news/20081218ddlk11010276000c.html

3998とはずがたり:2008/12/19(金) 11:44:33
<首都圏>
>>3995
千葉県・成田市
>>3856で書いたけど,取り敢えず1市4町の5市町で新成田市を取り敢えず形成して対等な立場で望めばいいのではないか。
富里に市庁舎置いて。
芝山は慎重なんですねぇ。富里と芝山はどちらかと云えば発展してる方だと思うんだけど。
神崎町長ももう待てないとか云うなら下総・大栄と同じ時期に編入受け容れれば良かったのに。。

>>3996
埼玉県・川口市
いずれにせよ5月以降か。。川口も臍曲げてないでとっとと入れてあげればいいのに。。
まぁ因縁浅からぬ二市の関係>>1519ですけど地図を見れば鳩ヶ谷は川口に囲まれた形であるし合併が自然だ。

>>3992
神奈川県・相模原市
>相模原市の政令市入りは「人口70万人以上」という“平成の大合併”の特例だが、これはあくまで人口要件だけの緩和だ。
>既に政令市入りした新潟、浜松、静岡などはいずれも市立の病院や高校、水道事業を最低一つは運営している。
>これが皆無の相模原市が政令市になると、既存の政令市が事業を廃止する事態も想定される。
いやぁ,なんか2ちゃんねらの都市の格論争みたいな泥仕合に成ってしまいそうで嫌ですけど人口要件だけ備えた政令指定都市ってのは他とのバランスも欠くし,それが前例になってしまうと粗製濫造になってしまいますよね。。
少子化で今更市立高校はどうかと思うけど,少し前迄の要件的条件として地下鉄があったけど唐木田から相模原更には上溝・田名方面迄相模原市交通局で新線つくったらええがねw
市立病院も無いんですねぇ。。水道事業は県任せって事か?

此をきっかけに政令指定都市粗製濫造してもらって大阪市・横浜市・京都市・名古屋市・福岡市辺りを都道府県の反撥で廃止された特別市として格上げするのも良いかも。

<近畿>奈良県
>>3991
日本で一番の合併推進派の俺のお膝元ながら情けない状況で面目ないですw
斑鳩+安堵や宇陀+曽爾+御杖などやりやすそうなのになぁ。
特に斑鳩+安堵など。。

3999千葉9区:2008/12/21(日) 21:07:53
>>3978
>>3984
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20081221/CK2008122102000124.html
啖呵切った西方町長 県南合併・首長らの泣き笑い
2008年12月21日

 昨年十一月、県が示した県南一市五町(栃木市、都賀、西方、大平、岩舟、藤岡町)の合併構想は、さまざまな人間ドラマを生み出した。地域住民のリーダーとして、より良い未来を模索し、奮闘した首長たち。怒り、泣き、笑い、去る人も…。彼らには大いに敬意を表したい。記者が直接耳にした首長らの印象に残る言葉を通じて、県南合併の一年間を振り返ってみた。

 まず、栃木市の日向野義幸市長。「道州制後の州都になる可能性を秘める」(五月二十八日、本紙取材)と一市五町合併に大いなる夢を語っていた。が、岩舟町の離脱が決まると「遅きに失した感はあるが、県のリーダーシップを強く要請していきたい」(七月三十一日、栃木市議会全員協議会)と、知事への直接批判ともとれる強い言葉でいら立ちを口にした。

 その岩舟町。当時の栃木実町長は「佐野市との合併は無条件降伏同然」(五月二十一日、本紙取材)と訴え、栃木市グループへの住民投票を呼び掛けたが思いは届かなかった。深夜の会見で「町民の判断を厳粛に受け止める」(七月二十七日会見)と語り、突然の辞意表明を行った。

 その後を継いだ針谷育造町長は、投票結果(佐野市と合併)を尊重すると公約しながら「対等合併は譲れない」(十一月七日、本紙取材)と強調。小さな町としてのプライドをみせた。

 最後に西方町の若林照一町長。議会調整に失敗し、栃木市グループから事実上の離脱に追い込まれた。直後の会見で辞職を表明。「私への不信任同然」(十二月四日会見)と目にいっぱい涙を浮かべ、慰留を求める声にも「武士に二言はない」と、啖呵(たんか)を切った。

   ◇   ◇

 一市三町(栃木市、都賀、大平、藤岡町)、一市一町(佐野市、岩舟町)グループとも法定協議会設置という一つのヤマを越えた。今後は合併基本四項目を含む約三千の事務事業のすり合わせが始まる。法定期限(二〇一〇年三月)も迫り、年明けからの協議が本当の正念場となる。(梅村武史)

4000千葉9区:2008/12/21(日) 21:09:09
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20081220/88149
住民に期待と不安 岩舟・佐野合併交渉へテーブル整う
(12月20日 05:00)
 【佐野・岩舟】佐野市との合併の声が多数を占め、栃木市を中心とした一市五町の枠組みが崩れた岩舟町の住民投票から四カ月。十九日に開かれた両市町議会は、法定合併協議会設置議案が全会一致で可決された。交渉のテーブルがようやく整い、来年一月にも始まる本格協議を前に、住民からは期待、不安の声が上がっている。

 ■岩舟町

 「(七月の住民投票で)民意はすでに出ている。町は『吸収合併がいや』などと言っている場合ではない」

 「吸収」か「対等」か、両首長間に温度差がある合併形式に、岩船山クリフステージ理事長の安藤宜好さん(38)は、こう言い切る。

 「単独での町政が厳しいのに佐野が受け入れを拒否したら行き場がなくなる」と早急な合併を求める。

 一方、大平町などと隣接する静和地区などでは、栃木地区との合併を求める動きがくすぶる。同地区自治会長連絡協議会の塚田幸次会長(72)は「可決は残念。先月佐野市との吸収合併に反対する約二千人の署名を集め、町長に提出した。三月議会も念頭に活動を検討中」と反対の意思を崩さない。

 ■佐野

 佐野市では、市民の多くが合併協議開始に好意的な見方を示しながらも、行政、政治レベルの議論の先行を危ぶむ声も聞こえてくる。

 同市浅沼町の自営業男性(65)は「(岩舟町民の)民意の扱い方が問われている。県の構想は住民に伝わっておらず、行政の論理が先行している」と両市町の地域発展を優先した協議を求める。

 同市堀米町の自営業男性(72)は「合併すれば職員が増え、人件費も増える。合併効果の一つとされる行政の効率化ができるのか」とくぎを刺した。

 市民レベルでの交流に期待する声もある。市文化協会の勅使川原●=りっしんべんに素で「まこと」=会長(75)は「岩舟とは古くから文化面でつながりが深い。市は寛大な気持ちで対応してほしい」と合併を歓迎する。

4001千葉9区:2008/12/21(日) 21:11:07
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20081219ddlk11010320000c.html
市町村合併:加須市など、対等合併へ−−1市3町 /埼玉
 加須市と騎西、北川辺、大利根町による第1回合併協議会が18日、同市役所で行われ、4市町が対等の立場で合併することや、新市役所の位置を加須市役所にすることを承認した。新市の名称については、決定方法を含めて協議する。

 合併期日は合併特例法の期限内となる10年3月末までにすることで一致し、具体的な期日は今後提案される。議員定数は4市町議会間の調整後に決める。今後は月1回のペースで協議会を開き、来年6月までにすべて合併協定項目を調整。同8月に合併協定の調印を見込む。

 合併の是非を問う住民意向調査などは予定していない。【金沢衛】

毎日新聞 2008年12月19日 地方版

http://mainichi.jp/area/saitama/news/20081219ddlk11010317000c.html
市町村合併:「春日部市編入で」 1市2町合併研が合意 /埼玉
 春日部、宮代、杉戸の1市2町でつくる合併研究会が、合併の方式を春日部市に2町が編入する編入合併にし、新市の名称を「春日部市」にすることで合意したことが18日、分かった。来年1月中旬までに「新市構想素案」の中間報告として発表する予定。

 3市町の幹部によると、合意したのはほかに▽本庁は春日部市役所を利用し、総合支所を2町に置く▽合併協議は対等に行う▽合併期日は新合併特例法期限(10年3月)内−−など。杉戸町では新市構想素案がまとまった後に住民投票を実施するため、投票結果に注目が集まる。

 研究会は、合併協議会設置の前に行政間で合併協議事項を検討し合おうと11月に設置。市政策部長や副町長ら幹部で構成される。【栗原一郎】

毎日新聞 2008年12月19日 地方版

4002とはずがたり:2008/12/25(木) 06:23:29
<東北・北海道>宮城県

亦やってんのか,此処・・

新市名称は「柴田市」 3町合併協、前回同様決定
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081225t11042.htm

 新合併特例法の期限(2010年3月)までの合併を目指し、再始動した柴田町・村田町・大河原町合併協議会(会長・斎清志大河原町長)の第4回会合が24日、宮城県大河原町の県大河原合同庁舎であり、3町が合併した場合に誕生する新市の名称を前回と同じ「柴田市」に決めた。

 新市の名称をめぐっては、委員9人による選定小委員会を設置し議論。「柴田市」は前回、公募で決定した名称で、歴史的にもなじみが深いことから、支持する意見が大勢を占めた。再度の公募を求める声もあったが、採決の結果、5対1(欠席2)で決着した。
 選定小委の報告があったこの日の会合でも、異論はなかった。

 新市の議員の定数と任期については、行財政改革の観点から事務局の原案通り特例を認めない委員と、合併を円滑に進めるため1年間の在任特例の適用を主張する委員が互いに譲らず、再び継続審議に。農業委員会の委員は4カ月間の在任特例を適用し、合併後初の選挙で公選委員の定数を各町7の計21とすることを申し合わせた。
2008年12月25日木曜日

4003千葉9区:2008/12/25(木) 23:25:50
>>3859
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20081225ddlk22010154000c.html
南伊豆地区の合併問題:4市町合併後の新市名、「下田市」 /静岡
 南伊豆地域4市町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の法定合併協議会が24日開かれ、合併後の新市名を「下田市」に決めた。

 決選投票で「下田市」が17票、「南伊豆市」が9票だった。同協議会長の石井直樹市長は「3町の歴史と文化を尊重し、合併後は地域の名前を字名で残したい」と話した。

 松崎、南伊豆町議会が、合併時に必要な電算システム統合の調査費負担金の予算計上を拒否したが、石井市長は「4人の首長は、今後も揺るぎない意志で合併を目指すことを確認し合った」と報告。合併を目指す方向に変わりはないことを強調した。

 一部委員からは、4市町議会で来年6月に提案される予定の合併承認議案に、松崎町議会が反対する公算が大きいため、合併協を直ちに解散すべきだとの意見が出た。

 しかし民間選出の委員から、住民の意向や地域経済力の現状を考えると合併は必要で、速やかに審議を進めるべきだとの意見が出され、これまで通り協議を進めることになった。【中村隆】

毎日新聞 2008年12月25日 地方版

4004とはずがたり:2008/12/26(金) 17:43:49
<首都圏>埼玉県
>>4001

市町村合併:合併参加は困難 市民の理解得られぬ−−羽生市長定例会見 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20081204ddlk11010331000c.html

 加須市など1市3町が進める合併協議への参加を目指していた羽生市の河田晃明市長は3日の定例会見で、「(合併特例法)期限内の合併は難しい」との認識を示した。市は合併協議が進んだ途中参加を想定していたが、市民の理解を得られないと判断した。

 河田市長は、「1市3町の協議が煮詰まってから(参加)となると、市民からそれでいいのかという声がある」と述べた。途中参加では新市名や市役所の位置など基本項目が合意に達した後になり、1市3町側の意向だけに沿った事実上の「吸収合併」となることが想定される。

 市長や市議会はこれまで、「吸収合併も辞さない」と織り込み済みだった。しかし、市長は一転して「『吸収合併』となると私だけで進めていいものか。市内の会合に出ると『吸収合併はだめだ』という市民の声が多い。そうした声を認識しないとならない」と話した。また合併協議の事務作業的にも特例法期限内の10年3月には時間的に制約があるとの見通しも示した。【金沢衛】

毎日新聞 2008年12月4日 地方版

『期限内合併は困難』 羽生市長が見解示す
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20081204/CK2008120402000116.html
2008年12月4日

 羽生市の河田晃明市長は三日の定例会見で、加須市など一市三町による合併協議に羽生市が参加を求めていることをめぐり、合併特例法の期限(二〇一〇年三月末)までに羽生市が加わることは「難しいと思っている」との認識を示した。

 加須市と騎西、大利根、北川辺の三町は十八日に合併協議会の初会合を開き、期限内合併を目指す。

 河田市長は「協議会の途中で羽生が入るとなると、吸収合併の様相になる。吸収には反対の市民も多い」と説明。期限内合併は「断念せざるを得ない状況だが、あきらめてはいない」と述べた。
  (杉本慶一)

4005とはずがたり:2008/12/27(土) 11:35:00
<九州・沖縄>熊本県

熊本市と植木町の合併法定協が初会合
2008年12月26日
http://kumanichi.com/news/local/main/20081226007.shtml

 熊本市と植木町の合併協議会(法定協)は二十六日、同町生涯学習センターで初会合を開き、今後審議する二十七の協議項目を決めた。今後は月一回ペースで開き、順調に進めば協議は半年程度で終わる見通し。

 会長の幸山政史市長が「合併後の町と市の姿をできるだけ具体的に示し、住民の不安を払しょくしていきたい」とあいさつ。副会長の藤井修一町長は「住民投票で示された町民の思いを受け止め、両市町の特性や個性が尊重し合える協議にしたい」と述べた。

 法定協は議会、各種団体の代表、公募委員など計三十人で構成。市町議計十六人でつくる議員専門部会と、市町職員による十一分野の作業部会も設け、議員専門部会には合併期日や議員定数・任期の取り扱いなど七項目の審議を付託する。

 初会合では、植木町側の委員が「政令市になった場合の姿を財政を含めて具体的に示してほしい」「区役所設置の問題は住民の関心が高く、早く具体的な協議をしてほしい」と要望。幸山市長は「区役所の問題は研究会の結論をベースに法定協で具体的に論議するとともに、政令市の姿についても県の協力を得ながら可能な限り示していきたい」とした。

 植木町では、合併特例法に基づく住民発議を受け、藤井町長が同市との法定協設置を問う住民投票を請求。十一月三十日の投開票の結果、賛成票が有効投票数の過半数を超えたため、両市町が十二月四日に設置した。

 次回は一月三十日に熊本市で開かれる予定。(浪床敬子)

<払拭>

4007千葉9区:2009/01/02(金) 21:38:20
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090102t71019.htm
新庄市など法定協設置へ 市町村合併・各県の動き

村井嘉浩知事(左)から廃置分合(合併)決定通知書を受け取る鈴木昇気仙沼市長。宮城県内では新法下で初の合併となる=2008年12月22日、宮城県庁

 新合併特例法(新法)に基づき、東北では現在、2地域で法定合併協議会による議論が進み、今月にはさらに一地域で法定協が設置される。旧合併特例法(旧法)に比べ格段にペースが鈍った東北各県の市町村合併の動きをまとめた。

◎青森/むつ・風間浦、具体的検討へ

 法定協を設置している自治体はないが、(1)五戸町と新郷村(2)むつ市と風間浦村―の2カ所で合併に向けた動きがある。
 五戸町と新郷村では昨年4月、それぞれの商工会が合併した。経済団体の合併が行政に先行したケースは全国的にも珍しい。6月に新郷村が五戸町に法定協を設置するよう申し入れたが、現在は保留の状態だという。
 風間浦村は昨年11月、むつ市に法定協設置を申し入れた。むつ市議会は新年度に具体的な検討に入る。むつ市は2005年3月に3町村を編入合併した経緯があり、財政再建も絡んで慎重論も根強い。
 06年度策定の県市町村合併推進構想では「新合併特例法の下で合併を進める必要がある」として、平川市と田舎館村の組み合わせを提示。今のところ、目立った動きはない。
 県市町村振興課は「少子高齢化や地方分権が進む中、合併は行財政基盤などを充実させる有効な手段。今後も合併が推進されるように支援したい」としている。

◎岩手/宮古市・川井村、3月までに新市計画

 宮古市と川井村が昨年7月、法定協を設置し、2010年1月1日の合併に向け準備を進めている。今年3月末までに新市基本計画を策定する。
 釜石市と大槌町に関しては昨年11月、大槌町議会が法定協設置を求める議案を否決し、10年3月の新法期限内の合併は困難な状況になった。野田武則市長は大槌側への働き掛けを続ける方針だが、加藤宏暉町長は自立を目指す考えだ。
 大船渡市と陸前高田市の合併をめぐっては昨年10月、陸前高田市の議会が法定協設置を求める議案を否決。住田町を含めた気仙地域2市1町の合併構想も停滞している。
 盛岡市に次ぐ副県都を目指す奥州市は平泉、金ケ崎両町、岩泉町は田野畑、普代両村との合併をそれぞれ模索している。
 県市町村課は「少子高齢化が進み、県北や沿岸は深刻な状況にある。安定した行政サービスを維持するため、各市町村の取り組みを支援し、県単独で交付金を出すことも検討していく」と話している。

◎宮城/大河原など3町「柴田市」始動へ議論

 気仙沼市に本吉町を編入して9月1日に新「気仙沼市」が誕生する。新法に基づく合併は県内で初めて。気仙沼市は、旧法下の2006年3月に唐桑町と合併しており、新旧両法をまたいで二段階合併する珍しいケースになる。
 両市町は当初、旧唐桑町を含む3市町で合併を目指したが、合併調印後に本吉町が離脱。07年5月に本吉町があらためて合併を申し入れた。
 本吉町議12人には10年4月までの在任特例を適用する。唐桑地域と同じく本吉地域にも地域自治区を設置する。
 以前に合併協議が破談となった大河原、村田、柴田の3町は住民発議を経て昨年8月に法定協を設置、議論が再始動した。昨年末には新市の名称を、前回と同じ「柴田市」に決めた。
 ただ、3町長のうち柴田町の滝口茂町長は合併反対の論陣を展開。議員の在任特例の取り扱いなどで協議は混乱している。3月に柴田町議選、4月に大河原町議選、6月に3町の住民投票を控えており、合併の是非をめぐって推進派と反対派の対立も深まっている。

4008千葉9区:2009/01/02(金) 21:38:36
◎秋田/25に再編進み協議は一段落

 旧法に基づく自治体の再編が進んで市町村数が25に激減したこともあり、2006年3月の八峰町誕生を最後に、市町村合併の動きは完全に止まっている。
 合併協議が破談となった五城目、井川、八郎潟の3町には、新法を活用した合併を求める声がくすぶるが、自立を選んだ小坂町や上小阿仁村などを含め、合併を模索する動きは全くない。
 県市町村課は「すべての市町村が何らかの合併協議を行い、導き出した結論が現在の形。しばらくは合併話も浮上しないだろう」とみている。

◎山形/山形市長らは再協議を模索

 県は2007年10月、全市町村長に対し合併推進を強力に働き掛けた。酒田、鶴岡両市など庄内地域は旧法下で合併が進展しており、新法下では村山、置賜、最上の3地域が焦点となる。
 最上地域では新庄市と真室川町、戸沢村の3市町が昨年末、法定協への参加を問う議案を各議会に提出し、可決された。1月13日にも法定協を設置する。任意協議会には鮭川村も参加していたが、「現段階では参加は難しい」と離脱した。
 村山地域では、山形、上山両市、山辺、中山両町の4市町が、4年前に破たんした合併の再協議に入っている。合併問題の検討を公約に掲げ、07年9月の山形市長選で再選を果たした市川昭男市長が3首長と協議を重ねているが、大きく前進する気配はない。
 置賜地域では、長井、南陽両市と川西、飯豊両町の首長が昨年12月初め、合併意見交換会を開いた。呼び掛け人の内谷重治長井市長は「合意形成には至らなかった」として、合併協議を断念することを明らかにした。

◎福島/自立の市町村を県が支援方針

 昨年7月に飯野町が福島市に編入合併され、県内で設置されている法定協はなくなった。合併計画を具体的に検討する動きも表面化しておらず、県は「旧法時代から数年来の各地での協議が一段落した」(市町村行政課)とみている。
 県は、合併について「市町村が自主的、主体的に検討、判断することが何より重要」と強制しない姿勢を明確にしており、合併市町村だけでなく合併しない市町村も支援する方針を掲げている。
 2006年3月に策定した新法に基づく構想は、関係市町村から要請があれば組み合わせを盛り込む形で、県主導で合併が進む状況にもない。
2009年01月01日木曜日

4009とはずがたり:2009/01/05(月) 00:07:43
<東北・北海道>山形県

新庄市か新庄最上市か最上新庄市か最上市か。
鮭川村の離脱は残念だが此処は確実に合併出来る面子で慎重に行きたい。

新庄など3市町村で法定協 最上の合併、鮭川は離脱表明
2008年12月19日 19:26
http://yamagata-np.jp/news/200812/19/kj_2008121900286.php

 最上地方の4市町村による「新庄最上地域合併検討協議会」(任意協議会)の第4回会合が19日、戸沢村役場で開かれた。鮭川村が合併協議からの離脱を表明したため、新庄市、真室川町、戸沢村の3市町村で法定協議会を設立することになった。

 行政サービスの調整項目や将来ビジョンの骨格などについて承認した後、法定協議会移行について意思表明。元木洋介鮭川村長は「法定協に入るというのは合併を決断した時。現段階で入ることは難しく、離脱させてもらう」と述べた。井上薫真室川町長と渡部秀勝戸沢村長は法定協への参加を表明した。

 協議会終了後の記者会見で、鮭川村の離脱について協議会長の山尾順紀新庄市長は「大変残念だが真剣に検討した結果。法定協で住民も交えた形で協議を行い、合併の最終判断は3月にしてもらいたいと提案したつもりだが、認識の違いがあったようだ」と語った。

 今後について井上町長は「合併する意志を持って法定協に臨む。参加することで判断材料がより多く出てくる」、渡部村長は「法定協で深まった話を住民に知らせて判断するが、3つで進む気持ちに変わりはない」と、それぞれ合併に積極的な姿勢を示した。正木徹県最上総合支庁長は「3つになっても県の全面支援の姿勢は変わらない」とした上で「鮭川村は現時点では入らない、との認識だ。今後、熟度が高まれば議会で議決し、(法定協に)ぜひ加入してほしい」と述べた。

 法定協議会の設立は来月13日の予定。20日、新庄市役所で3市町村の新しい枠組みで任意協議会を開き、法定協への移行準備について話し合う。

4010とはずがたり:2009/01/05(月) 00:12:31
<東北・北海道>山形県

合併法定協設置案など議会可決 新庄市、真室川町、戸沢村
2008年12月25日 21:06
http://yamagata-np.jp/news/200812/25/kj_2008122500415.php

 新庄市と真室川町、戸沢村の各市町村議会は25日、臨時会を開き、3市町村による法定協議会「新庄最上地域合併協議会」の設置案と、それに伴う予算措置を盛り込んだ2008年度一般会計補正予算案をそれぞれ原案通り可決した。

 一般会計補正は、新庄最上地域合併協議会負担金として、新庄市が218万円、真室川町が106万円、戸沢村が91万円を追加した。これを受け、3市町村は来月13日に、法定協を正式に発足させる。

4011とはずがたり:2009/01/05(月) 00:15:09
<東北・北海道>山形県

鮭川村、合併法定協に不参加 真室川は参加を確認
2008年12月18日 07:57
http://yamagata-np.jp/news/200812/18/kj_2008121800261.php

 鮭川村の元木洋介村長は17日、村議会全員協議会で、新庄市、真室川町、戸沢村との広域合併を目指す法定協議会に参加しないと表明し、議会側も了承した。一方、真室川町議会は、同日の全員協議会で法定協参加の意思を確認。今後は既に法定協参加を決めている新庄、戸沢と3市町村の枠組みで合併協議を進めることになる。

 鮭川村の全員協議会は全10議員が出席し、非公開で行われた。協議後に会見した元木村長は、不参加の理由として▽実質公債費比率など財政が現在より悪化する▽国保事業の広域連合について、金山町との調整が進んでいない▽合併後に周辺の自治体が衰退している現実がある▽4市町村で商工や農業団体などがバラバラに組織されている現状ではまちづくりへの取り組みが難しい▽新市後の議員数が新庄市と3町村の割合が2対1となり、町村側の意見が反映されにくくなる−の5点を挙げた。

 その上で「法定協に参加する場合は議会の議決という重い判断が伴う。参加後に離脱というのは無責任。もっと任意協で話し合った上で法定協に移るのが筋と考えており、そもそも期限を決めた上での合併協議には無理があった」と述べた。

 議員からは「法定協に入り、もっと話し合った上で結論を出してもいいのでは」との意見もあったが、最終的には「村長の考えに重みを置く」と不参加を了承したという。元木村長は来月から各地区で住民説明会を開き、経過や今後の村づくり方針について理解を求める。

 一方、真室川町議会の全員協議会には全12議員が出席。議員からは「住民投票やアンケートなど町民の意見を反映させる機会を設けてほしい」「4市町村による枠組みが崩れた場合の対応はどうする」などの意見や質問が出た。起立採決の結果、賛成11、反対1で、法定協議会参加に賛成することを決めた。

 鮭川村長の法定協不参加表明について、山尾順紀新庄市長は「法定協参加の有無は19日の合併検討協議会で各市町村長が正式に表明することになっており、現段階でコメントすることは差し控えたい」との談話を出した。

4012とはずがたり:2009/01/05(月) 12:33:07
2009/1/1 朝日新聞(朝)
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へこむなニッポン[1]

今こそ勝負 世界不況がなんだ

 08年9月、福井市の増永眼鏡に、米国・ロサンゼルスの代理店から電話が入った。
 「MP704のフレームを1万本つくってくれ」
 在庫は80本だけ。いつもの注文の10倍だった。社長の増永悟(62)ほ「何かの間違いじゃないのか」と戸惑った。
 きっかけは07年暮れにさかのぼる。アラ-スカ州のメガネ店長、ジョイ・リードハム(64)は300本の新作を携え、毎年作り替えるという客の自宅を訪ねた。客は5本を選び出して家族の前でかけ、四角いレンズがはまっだ縁なしフレームに「これいいんじゃない」と決めた。
 客は州知事のサラ,ペイリン(44)。08年秋の米大統領選で共和党の副大統領候補となった。704は日本で3万3600円と安くはない。それがぺイリシ効果で、日米の店頭から一気に消えた。
 ピーク時の00年に1200億円を超えていた日本のメガネフレームの出荷は、06年に700億円を切った。メーカーの数も3分の1に。安い中国製に押されたからだ。
 どうすれば打開できるか。増永は落ち込みが始まっていた20年ほど前、福井県出身の工業デザイナー川崎和男(59)に「好きなものをつくって」と頼み、会社の年間利益の1割にあたる3千万円を託した。チタンを使い軽くしたMPシリーズが誕生。10年前には米国に打って出た。
 前国務長官コリン・パウエル、ハリウッド女優ウーピー・ゴールドバーグ、民主党の大統領候補を争ったヒラリー・クリントンも愛用者だ。
 「値段よりも機能を重視したデザインで勝負できた」。増永は自信を深めている。

 メガネだけでほない。国内の製造業は、賃金の安さで、中国や台湾、東南アジアには太刀打ちできない。空洞化が進む中、新たな価値で勝負をかける企業もある。
 神戸市長田区のカワノの婦人靴「ジャポニカ」は、ミラノをほじめ、パリ、ニューヨークの高級店を飾る。
 長田区は安価なケミカルシューズの産地だが、さらに安い申国製品とバブル崩壊で苦戦した。阪神大震災が追い打ちをかけ95年の生産量は前年の半分に落ち込んだ。
 カワノも本社と工場が被災。だが、社長の河野忠友(42)は「中国に工場を移すと地域が疲弊する。靴づくりはここで守る」と決めた。
 北イタリアの靴産業を参考に、桜、菊、梅といった伝統柄のちりめんや、京都の西陣織を素材にしてみた。3年目には欧米から「他にはない精巧なデザイン」と、注文が舞い込むようになった。「誠実で確実な『メード・イン・ジヤパン』にファッション性を加えれば、世界で戦える」

 新潟県のJR長岡駅から峠を越え、車で30分。「繊維の街」として栄えた栃尾地区がある。主力の織物の生産高は最盛期の80年代半ばの5分の1に。75年に創業した白倉二ットは、大量生産という発想から抜け出そうとしている。
 腹巻きは、11種類の柄ど4段階の大きさから選べる。コピーライター糸井重里(60)が主宰するインターネットサイトを経由して注文を受けてからつくる。届くまで約1力月、夏と冬に2週間ずつしか受け付けないのに、毎年計5万枚売れてきた。
 「ちくちくしないモノが欲しい」という客の声から、地元の繊維業者と糸から開発した。伸び縮みを計算して編み方も調整し、改良を重ねる。
 1点から受注生産する二ット帽づくりも07年に始めた。デザインは客から募集。08年は集まった320作品をネット上で公開レ、1枚売れると作者に半額の2千円が入る仕組みにした。企画担当の白倉重樹(31)は「ものがあふれている時代だからこそ、お客さんが本当に欲しいものを一緒につくっていきたい」と願う。

4013とはずがたり:2009/01/05(月) 12:53:24
>>4012-4013

 「限昇集落」。がけっぷち感が漂うこの言葉に、逆転の発想で商機を見いだした夫婦がいる。長野県北部の中条村で、農産物加工業を営む常盤林夫(しげお)(77)と妻の純子(75)。今春、「限界集落一番」というブランド名でみそを売り出そうとしている。
 人口約2300人の中条村は、65歳以上が過半数を占める限界集落が23集落のうち11ある。村全体で65歳以上が占める割合は、08年10月現在で47・0%になる。
 思いついだのほ07年の夏。村内の農産物直売所で、地元で採れたタケノコの水煮の瓶詰を1個600円で売り出した。高齢化が進む山村にこそ、昔ながらのおいしいものがある。そんな思いを込めて、ラベルに自筆で「限界集落一番」と書いてみた。すると、半年で約120本とこれまでにない勢いで売れた。
 林夫は、日木の農業を支えている山村を温かく見守る、世間のまなざしを感じる。
 「限昇集落って、安全で安心できる農産物を連想させる言葉低のかもしれないよ。まじめに野菜を育てる農家の姿が浮かぶのかな」(敬称略)

 派遣切り、貸し渋り、医師不足、財政赤字、高齢化──。いま、日本のいたるとことに将来への不安があふれている。そんな逆風に負けずに、少しでも前に進み、明日を見つけようと模索し続ける人たちを追った。
(天野みすず、池田拓哉、大谷聡、金成隆一、田中光、長谷川潤、見市紀世子、山田菜の花、写真・橋本弦が担当します)

4014とはずがたり:2009/01/05(月) 13:36:09
2009/1/3 朝日新聞(朝)
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へこむなニッポン[2]

逆境もがき天職つかむ
「今こそ、学んで力がつく時」

 テレビが仕事を失い、ホームレスになった若者の姿を伝える。全国でリサイクルショップなどを手がける「生活創庫」(浜松市)の社長:堀之内九一郎(61)は、画面の中に昔の自分を重ねていた。
 自分もホームレスだった。就職じた繊維工場が倒産。起業じてみたが、矢敗、住む所を失った。40歳手前だった。
 生きていくだめ、何でもやった。ちり紙交換やパイプ消毒。その数、40以上。「どうすれば、金になるのか」。ひたすら考え続けた。ある日、捨てられたストーブを修理して仲間に売ったのを機に、リサイクルを始めた。それが年商100億円以上、従業員280人の会社になった。
 「君の責佳ではない。時代の流れ。でも、そこに甘えるな。これは自分を見つけるチャンスなんだ」テレビに映る若者にそう言いたい。

 師走の三重県沖の熊野灘。
「今晩も絶対にメシがうまいっすよ」。漁船第28恵洋丸の乗組員、十文字覚(じゅうもんじさとる)(31)が笑顔で話す。午前2時に出港してから10時間。心地よい疲れが体中を包む。
 東京出身の十文字がこの心境にたどりつくまで、ほぼ5年かかった。25歳で大学を中退。宅配便などアルバイトを繰り返していたが、会社勤めの友人の近況を聞くと焦った。「自分も独り立ちしなければ」。思えば思うほど、引きこもりがちになった。
 中退から約1年後、バイト先で知り合った妻と熊野に出かけた。海と山に囲ぼれに土地が気に入った。職業安定所で定置網漁の仕事が目にとまった。東京から逃げるような気もしたが未練はなかった。
 未明からの肉体労働は、きつい。網の保管場所を忘れてしまい、大目玉を食らったこともある。何度辞めようと思ったことか。
 だが、海と仕事に魅せられ、思いとどまった。結果は毎日、違う。魚の習性を読み、事前に網を仕掛ける。100㌔しか取れない日もあれば、20㌧を超すこともある。
 最近、「おまえやってみるか」と任される仕事が増えた。気づけば、海面にブリを見つけ、大声を出している自分がいた。
 いま、年収は350万円。妻と2歳の息子を養い、趣味でスバル色軽ワゴンを改造して乗り回しても、貯金もできている。忙しいけど、毎日が気に入っている。
「僕の場合、まったく違う環境に飛び込んで、もがいているろちに自分に向いている仕事だとわかった」

4015とはずがたり:2009/01/05(月) 13:36:38
>>4014-4015
 東京・JR日暮里駅の近くのTシャツ店。08年10月に開店したばかりの伊藤康一(34)が1日未明、新しい図案を考えていた。「新しい年のために少しでも仕事をしておきたいんです」
 愛知県岡崎市で育ち、大学進学のため19歳で上京。講義を欠席し、子どものころから好きだったボクシングに明け暮れた。在学中にプロテストに合格したが、2勝3敗。たった5試合で夢は散った。
 友人たちほ、就職活動の真っ最中だった。 「本当にそんなことをしたいの?スーツに身を固め、次冷に内定を得ていく姿に違和感を覚えた。
 一方の自分は夢破れ、アルバイトを転々とする日々。節約したが、貯金は無し。実家に仕送りを頼むと、堅実なサ安リーマンだった父には「社会人としてダメだ」と言ねれた。何をすればいのか。6年間、悶々とした。
 03年の冬。たまたま参加したオリジナルシャツ発表の催しで、昔、描きためたイラストを思い出した。なぜだか分からないが、 「これだ」と思った。第二の人生のデビュー戦は、パンダがサケをくわえだ図柄のTシャツ。一度で十数枚も売れた。
 今、年間売り上げは1千万円を超す。収入はもちろんだが、それ以上に好きなことを仕事にできる喜びを感じる。
 店の1番人気は、座右の銘でもある「ピンチはチャンス」の文字入りのTシヤツ。
「苦しい時こそ、いろんなことを学んで力がつく。自分ができることは何なのか、必死に考え、見つけてほしい」
そんな願いを込めている。

解雇せず仕事創出

 各地で人員削減が相次ぐなか、社員をクビにしない会社がある。新潟県妙高市の岡田土建工業だ。生命線だった公共事業の受注減を、畑違いの仕事に挑んで補っている。妙高山を望む空き地に、ビニールハウスが立つ。中には、容量600㌧のプールが二つ、20㌧のプールが四つ。水温28度の水の中では、中南米原産のエビ「バナメイ」150万匹が育つ。
 社長の岡田巌(61)ほ、下請け業者を使う土建業界で、すべてを自社で賄ろ「直営方式」にこだわってきた。公共事業の削減は、岡田土建を直撃。08年に55億円だっだ売り上はは07年、15億円に落ち込んだ。
 それでも解雇はしない。約200人いた社員は、現在80人。減った分は、ほとんどが定年退職だ。新入社員は04年以来、5卑間採用していない。社員の方もここ2年は、ボーナスがほぼ無い状態を全員で受け入れた。
 「仕事を作るためにもがいているんです。地元が期待するのほ働き口。だがら、雇用を守らねばならない」
 宮越隆(53)は06年10月からエビ養殖専従だ。脱皮殻や糞の片づけ、3持間おぎのエサやり、水質管理で、5㍉のエビを3力月で15㌢に育てる。最初は、半分以上が出荷前に死んでしまった。
 2年目。宮越は、プールの水を富山県沖の海洋深層水に換えてみた。生存率が伸び、約8割が出荷できた。 「色々、模索中です。最近、エビがかわいくてね」。生き物相手の仕事に休みはない。年末年始も交代で世話にあたる。 (敬称略)

4016とはずがたり:2009/01/05(月) 14:08:22
2009/1/4 朝日新聞(朝)
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へこむなニッポン[3]

融資する 社会のために
NPOが救う新事業

「リーマン経営破綻」「東証600円安」が大きく報じられた昨年9月16目。東京都港区の機械メー力ー「スーパー・フェイズ」社長の木村幸弘(60)は、都内で大手石油会社の担当者と向き合っていた。開発じた廃棄物再生システムを売り込むためだ。
 米国から日本に飛び火した金融危機で、貸じ渋りが広がる。団塊世代の社員4人の会社を率いる木村には、3年前の自分たちと同じ目に、どれだけの中小企業があうだろうかど心配でならない。
 05年、使用済みの紙おむつを固形燃料に再生する技術を開発。事業化のため、自宅も処分して資金をつくっだが足りず、大手銀行に融資を求めた。しかし、答えは「お宅の会社には実績がない。融資できない」。何度足安運んでも返事は変わらなかった。
 1年くらい交渉が続いただろうか。担当者に「うちでは無理だが、あそこなら」と紹介された。「apbank」だった。
 apは音楽プロデューサーの小林武史、Mr.Childrenの桜井和寿、音楽家の坂本龍一の3人が計1億円を出資じて03年にできたNPOバンクだ。apは「われわれアーティストがもう一つの力を貸そう」を意味する英語の頭文字から取った。

 木村は06年1月、apの理事の見山謙一郎(41)に会った。
「廃棄物がエネルギーに化けるんです」。事業の意義を力説すると、2力月後に500万円が振り込まれた。
 融資を決断した見山は直前まで、メガバンクの三井住友銀行の管理職だった。「公共性のある仕事だ」と金融界を選んだが、90年代後半の金融不安で公的資金が注入された後は、借り手のことよりもいかに自行の利益を上げるかに必死になっている。そんな疑問がふくらんだ。
 NPOバンクの存在を知り、事業や人を信じてカネを出すという理念に「金融の本来の姿」を感じた。「おまえ、正気か」と言われたが、05年秋、移籍した。
 そして、08年秋、金融危機が世界を襲う。発端となった米国のサブプライムローンを組み込んだ金融派生商品は、売る側も理解しきれない複雑なものだっだ。 「相手の話を聞き、一緒に考え、最後は信じる」ことを金融機関が忘れた結果だと見山は考える。
 木村藁齢(31)も、同じ疑問を感じて金融機関を飛び出した一人だ。
 大学卒業後、故郷の名古屋に戻り、地銀に就職しだ。しかし、融資の審査は大半が書面のみ。貸し渋り、貸しほがしが繰り返されていた。「地域貫献はかけ声倒れだ」と2年で辞めた。05年10月に「コミュニティ・ユーズ・バンクmomo」を立ち上げた。

 金融危機で、資産の運用先を見直し、社会貢献を意識する人が出ている。特定の事業に出資する「コミュニティファンド」もその一つの形だ。
 東京都中央区の「地域活性ファンド」ほ、15人前後かろ約8億5千万円を集めて基金をつくり、高齢者専用住宅を核とした地域づくり事業に資金をあてている。取締役の駒尺(こましゃく)佐紀(36)は言う。「知らない間にサブプライムローンだ預金が消えてしまうくらいなら、かたちも意義もあることにお金を出したいと思うでしょう」
 見山、木村、駒尺の3人合わせても既存の金融機関に比べれば、アリと象ほどに小さい。3人は、各地の信用金庫や銀行が再び動き出す日を待っている。(敬称略)

横浜市申心部を人力で走る「べロタシシー」もapbankの融資先。運営するNpo法人の平松博模(ひろも)理事は「銀行などからなかなか資金を借りられない。apは事業の意味や方向性で判断してくれた」=同市中区

キーワード:NPOバンク 個人からの出資金を、中小企業やNPOなどに低利で融資する非営利の仕組み。出資者に配当はないが、融資先の情報や事業の進み具合が公開され、「自分が出したカネの行き先が見える」のが特徴。全国NPOバンク連絡会によると、94年の「未来バンク」(東京)が第1号で、現在は全国に11ある。累計の融資総額は16億円を超えたが、貸し倒れは少ないという。

4017とはずがたり:2009/01/05(月) 14:24:12
2009/1/4 朝日新聞(朝)
明日を見つける
へこむなニッポン[4]

財政救う「町の宝探せ」
山間部「文楽」で変身

 08年11月6日夕。愛知県田原市の市長室に、財務部の幹部2人が駆け込九だ。「市長、トヨタの発表が…」。2人の顔は青白く、言うことがはっきりしない。連結営業利益が当初予想から1兆円減る──。続いで出てきた説明に、今度ほ市長の鈴木克幸(64)が青ざめる番だった。
 市内にはトヨ夕国内最大の車両工場がある。試算では、70億円あった法人市民税が来年度は2割以下に減る。300億円超の予算規模の市にとつて厳しい数字だ。12月上旬、テレビで「道路は穴が開いてお放置、河川はほんらんするかも」と報じられ、市が抗議する騒動も起きた。

 財源不足は自治体共通の悩み。どう知恵を絞るかが、いま試されている。
 宮崎県との県境にある熊本県の旧・清和村(せいわそん)(現・山都町(やまとちょう))は人口3千人。熊木市への直通バスは2年前に廃線。主要産業の農業も、65歳以上が人口の3分の1以上という高齢化で、耕地の縮小が進む。そんな山あいの村に、観光バスが毎週やって来る。

 生き残るた・めの答えの一つが、160年前から伝わる奉納芝居の文楽だった。
 農産物の品評会と文楽鑑賞を一緒にした催しに3千人を集めて手応えを感じた村は、約10年後の92年、200人を収容する清和文楽館の開設にこぎ着けた。年4〜5回だった公演は20O回前後になり、通算17年間で、修学旅行生や外国人も含め24万人が集まっだ。人形を遣う16人の多くは、農作業の合間に軽トラックで駆け付ける。平均65歳。専業農家の片倉長久(58)と妻の絹代(55)は早朝に草抜きを終わらせ、深夜に牛舎を掃除し、練習時間を確保する。
 弁当や物産なども合わせて、ほぼゼロだった村の観光収入は年2億円を突破。文楽や物産にかかわる職員は4人から22人に増えた。波及効果は栗やシイタケ、山菜の農家、トマトジュ一スなどの加工業者に及ぶ。
 神話の里、宮崎県高千穂町に向け素通りしていた観光バスが文楽館に列をなす。元村長の兼瀬哲治(62)は涙した。 「小泉改革で3億円減った交付税の半分以上が埋め合わせられた。見慣れた文楽が、実は宝物なんだと気付けたことが大きい」

 岡山との県境にある約8500人の鳥取県智頭町では昨毎12月14日、「百人委員会」という風変わりな組織の会合が開かれた。一税金をどう使うか。通常は議員と役場の幹部が主役の予算折衝に、一般住民が提案をぶつける。
 町は基幹産業の林業が低迷。歳入の半分を頼ってきた地方交付税は、7年間で5億円減らされ24億円に縮んだ。
 交付税の激減を節約で乗り切っても、将来は切り開けない。そう考えた町長の寺谷誠一郎(65)が昨年8月「もほや国には頼れない。お金がなくてもできることを考えよう」と、役場に事業を提案できる百人委員会のメンバーを募集。農家、ザラリーマン、主婦ら約130人が2力月半かはて話じ合ってきた。
 「名物弁当を作るろ」「空き家を改修して宿泊体験に使おう」──会合で出てきた提案は21件。町長ら町幹部がメモをとり、オブザーバー参加の議員たちも耳を傾けた。
 2年前に移り住んだ西村早栄子(36)の提案は、「森のようちえん」。空き園舎や森林といったすでに町にある資源を利用する。「町外から子育て世代に遊びに来てもろえるのでは」
 寺谷は言う。「町を元気にするヒントは提案の中にいっぱいある。町長だけ、職員や議員だけでも駄目。住民との三輪車で立ち向かう」。できるものほ新年度予算案に盛り込む予定だ。(敬称略)

4018とはずがたり:2009/01/05(月) 14:25:24
>>4012-4018
ちょっと捜したけど見つからなかったのでOCRで取り込んでみた。
住処と云うのは無前提に認められるものではない。関西に色々な人間関係も出来た俺も何がかなしゅうて女房を独り関西に置いて関東なんかにすまなあかんのかと云えばそれは即ち職の為である。(いやまぁつくばの土地はすっかり気にってますけどねw)
その土地に住み続けたいのに仕事がないから仕事を寄越せと中山間地が泣き言を言うのは甘えであり,乞食根性であり,押し売りとなんら変わらない。
彼らの祖先はボランティアの自己犠牲の崇高な精神で山に這入ったのではない。生きるために利益を得ようという云う利己心で開拓し入植したのである。(勿論その勇気と努力は尊敬するに値するしそれをいささか成りとも蔑むのは全く許されるものではないが,その努力に対し敬意を払われるべきは現在の住人ではない。)
今その土地で暮らし続けたいと思ったら図々しくも施しを当然の権利と厚顔無恥に要求するのではなく,その土地土地の稀少なものを見出してまたは工夫して創造して自分らが住む場所の有利さを見つけ喧伝してゆかねばならない筈である。
この記事の如く地方で立派に頑張ってる人達は一定数いるのであり,そう云う工夫の後に,どうしても道路が必要となればそれを作るに国民一般・納税者はやぶさかではない(と云う位の利他心は持ち合わせていると信じる)。
今は道路さえあれば工夫も創造も発見も出来るから道寄越せと云いつつ公共工事やりっぱなしでその後何も生み出せない地方が多すぎるのである。工夫して巧く行った地方にのみ道路建設などの投資はすべきでそうでない地方は斬り捨てると云う甘えを排除し工夫や創造を促す誘導政策の導入が必要であろう。

4019とはずがたり:2009/01/06(火) 16:35:06
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方
>>3620>>3788-3789>>3813>>3859
住民投票の結果貼り損ねてた・・。
民意を無視する町議会を一遍リコールせんと此処迄強硬だとだめだら。。

住民投票で合併協設置決まる 静岡・松崎町
2008.6.3 03:03
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/080603/szk0806030303003-n1.htm
 静岡県の南伊豆地域の合併をめぐり、1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)による法定合併協議会設置の是非を問う松崎町の住民投票が1日に行われ、即日開票の結果、賛成票が過半数を占め、協議会設置が決まった。当日有権者数は6855人、投票率は77・77%だった。

 有効投票5265票のうち、賛成が2943票(55・90%)、反対は2322票(44・10%)。合併特例法の規定で町議会が合併協設置を可決したとみなされる。合併をめぐっては、同町議会が合併協設置議案を3度否決し、深沢進町長が合併特例法に基づき、町選管に住民投票の実施を請求した。

4020とはずがたり:2009/01/06(火) 16:36:58
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方
>>4003
伊豆下田市が良い様な気もしますがそもそも松崎議会が強硬に反対>>3620>>3788-3789>>4019している以上,波瀾は避けられないだろうなぁ・・
更には南伊豆議会も後ろ向きなんか・・。

新市名は「下田市」、賀茂1市3町 総合支所方式 本庁、現市役所に
2008/12/25
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20081225000000000008.htm

 新法期限(平成22年3月末)内の合併を進めている賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会は24日、第7回協議会を下田市民文化会館で開き、合併後の新市名称を「下田市」と決めた。事務所の位置は現在の下田市役所を本庁とし、3町の役場は行政機能を持つ総合支所にすることを決定した。
 新市名称は全国公募で集まった有効投票約3000件を小委員会で「伊豆下田市」「下田市」「南伊豆市」「伊豆南市」「伊豆海市(いずみし)」の5つの候補に絞り、合併協で審議。各委員の意見に相違があったため、4市町長が全会一致が困難な状況と判断して無記名投票を行った。
 投票では「下田市」と「南伊豆市」が上位を占めたが、決定条件の3分の2以上の得票には至らず、決選投票を経て決定した。事務所の位置は小委員会の答申通りとなった。合併協会長の石井直樹市長は「名称決定は新市誕生に向けた大きな一歩」と述べ、構成する3町の名称も新市の町名、字名として残したいとする持論を示した。
 合併協の審議前には、松崎、南伊豆の両町議会が12月定例会で電算システムの統合調査費を省いた一般会計補正予算を可決したことに関連し、4市町長が協議を継続する方針を再度強調する一幕もあった。

4021とはずがたり:2009/01/06(火) 17:31:27
<東海>静岡県志太地域

なんと♪>現在の北村正平・藤枝市長、清水泰・焼津市長はともにさらなる合併に前向きで、再び両市で合併協議が始まる見通しだ。

市町村合併:元日に新たな藤枝市が誕生 岡部町が編入合併 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20081231ddlk22010065000c.html

 来年1月1日、藤枝市に岡部町が編入合併し、新たな藤枝市が誕生する。これにより2市2町だった志太地域は、今年11月1日に旧大井川町が編入合併してできた焼津市と藤枝市の2市となる。

 合併後の藤枝市の人口(11月30日現在)は、14万5000人(男7万1110人、女7万3890人)。岡部町役場は藤枝市役所岡部支所となり、住民票交付などの窓口業務を行う。1月5日に同支所の開所式が行われ、同10日は合併記念式典が開かれる。

 両市町で料金が異なる上水道料金や介護保険料などは、合併後に調整する。また、市議会の定数は現在の24に旧岡部町地域の3を増やし27にする。そのための増員選挙を1月25日告示、2月1日投開票の日程で行う。【浜中慎哉】

毎日新聞 2008年12月31日 地方版

新『藤枝市』が誕生 岡部町と合併
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090101/CK2009010102000042.html
2009年1月1日

 藤枝市と岡部町は1日合併し、新「藤枝市」が誕生した。人口は約14万5000人(昨年10月末現在)、面積は194・03平方キロメートルとなる。

 志太地域では2003年9月、両市町に焼津市と大井川町を加えた「二市二町」で合併協議会を設置した。しかし、同年12月に大井川町が「新市の財政計画が十分に議論されていない」などの理由で、合併協からの脱退を表明。04年6月に同町を除く二市一町に枠組みを変更して協議を再開したが、同年11月に焼津市も離脱し、藤枝市と岡部町、焼津市と大井川町の「一市一町」による二つの組み合わせに落ち着いた。ただ、現在の北村正平・藤枝市長、清水泰・焼津市長はともにさらなる合併に前向きで、再び両市で合併協議が始まる見通しだ。

4022とはずがたり:2009/01/07(水) 15:32:03
<近畿>和歌山県
>>3975 >>3929
南紀市みたいなのは嫌だなあ。。那智勝浦市・本庁舎旧新宮庁舎でどうだろう?
いずれにせよ議会の反応は厳しめだなぁ。。

新宮市と那智勝浦町が合併協議会設置へ 和歌山
2008.12.18 03:08
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/081218/wky0812180308003-n1.htm

 和歌山県新宮市議会と那智勝浦町議会は17日、両市町による法定合併協議会設置に関する議案を可決した。来月中旬にも合併協議会が設置され、合併特例新法の期限(平成22年3月末)までの合併に向けて具体的な協議が始まる。

 この日追加提案された合併協設置に関する議案は市議会が賛成10、反対8で可決。一方、町議会は投票を行った結果、賛成と反対が各6、無効1となり、議長裁決で可決した。

 市合併対策室によると、合併協議会の設置後、来月下旬にも第1回協議会が開かれ、新市の名称、庁舎の位置、議員の在任・定数特例などの協議が行われる。来年9月に町長、10月に市長が任期満了を迎えることから両首長は8月までの合併調印を目指している。

 議案の可決を受け、佐藤春陽市長は「これから具体的な協議を進め、住民が合併してよかったと実感できるようなまちづくりに邁進(まいしん)したい」、中村詔二郎町長は「町民の意見を拝聴し、最良の選択肢を提供できるよう協議していきたい」と話した。また、仁坂吉伸知事も「合併が実現すると人口約5万人の市が誕生し、行財政基盤の強化によって地域の活性化に大きく寄与するものと思われ、県も積極的に支援したい」とのコメントを発表した。

4023千葉9区:2009/01/07(水) 21:00:01
習志野は仲間はずれなんすね。浦安はまあTDR市として自立でしょうけど。
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090106ddlk12010216000c.html

市町村合併:東葛・葛南地域8市合併で、250万政令市構想 /千葉
 ◇年度内にも懇談会発足−−7市長、昨年末に鎌ケ谷で会合
 東葛、葛南地域の8市合併で人口250万人規模の政令指定都市を目指そうと、首長7人が昨年12月末、鎌ケ谷市内で会合を開いた。「横浜市の365万人に対抗できる大都市」をつくる構想で、年度内にも懇談会を発足させ、議論を深める方針だ。

 会合に出席した市長らによると、船橋、市川、松戸、柏、鎌ケ谷、野田、流山、我孫子の8市長に呼びかけられ、流山を除く7市長が出席。8市長による懇談会設置は結論が出ず、後日、趣意書を作成して賛同する首長で懇談会を発足させる見込みになったという。8市そろった場合の人口は249万7224人(昨年12月1日現在)。首長が大合併に前向きな市川、柏など5市だけでも200万人を超えるという。

 葛南では市川、船橋、松戸、鎌ケ谷の4市で政令市に関する研究会が開かれ、東葛地域では野田、我孫子、柏、流山、松戸、鎌ケ谷の6市の研究会の後、松戸、柏の2市が研究会を発足させ、それぞれ3月末の最終報告を予定している。市長らの懇談会は、4月以降を見据え、首長主導で個別の枠組みを超えて議論するという。

 合併賛成派の市長は「これまでの組み合わせは合併に対する理念がなく、100万人以下では政治的なインパクトが弱い。将来の道州制を見据え、しっかりとした自治体がないとダメだ」と話している。「横浜市クラス」を標榜(ひょうぼう)することで、首長のリーダーシップを示す狙いもあるとみられる。【橋本利昭、清水隆明】

毎日新聞 2009年1月6日 地方版

4024とはずがたり:2009/01/08(木) 00:12:47
<首都圏>埼玉県
>>4023-4024
東葛飾市ですかねぇ。東葛は柏の印象が強くなるけど船橋市内には葛飾という地名もあるし。
いっそのこと葛飾市でも良いかも知れない。さいたま市も足立市にすれば正確だったのに。

4025千葉9区:2009/01/08(木) 07:10:38
>>4024
東東京市でどうですか?w
さいたま市は北東京市に変更で。

船橋と柏で市役所の位置について揉めるんでしょうね。

4026とはずがたり:2009/01/08(木) 07:13:20
其れは斬新w
横浜市も南東京市に変えましょうかねw
いっそのこと木更津と君津と袖ヶ浦で南東京市とかww

4027とはずがたり:2009/01/09(金) 16:56:58
<東海>愛知県
清須市は西枇杷島+清洲+新川+春日からなる北名古屋の拠点都市を目指せ。
名古屋が拡大に後ろ向きであるし北名古屋や甚目寺なんてところへも触手を伸ばせばどうか?
織田家以来の拠点都市である。東海道本線も初めは熱田から清洲迄駅を設置しない予定だったという。

両市町議会、合併関連議案を議決
http://www.ki-ha-gappei.jp/info/index12.html

 平成20年12月3日(清須市議会)、5日(春日町議会)から始まった両市町の12月定例議会では、清須市及び春日町の廃置分合についての議案を始め3件の合併関連議案が上程され、審議の結果、それぞれ可決されました。詳しい内容については、次のとおりとなっています。

清須市・春日町が合併協定書に調印
http://www.tv-aichi.co.jp/news/2008/11/post-576.html
08.11.25

2008年の4月から合併に向けて話し合いが進められてきた清須市と春日町が
11月25日調印式を行い、2009年10月の合併が正式に決まりました。

合併協定を結んだのは名古屋市の北西に位置する清須市と春日町で、
11月25日の調印式では清須市の加藤静治市長と
春日町の河合幹雄町長が協定書に調印しました。

特別立会人として立ち会った神田真秋愛知県知事は、
「急速な少子高齢化や厳しい財政の中で合併は次の時代を切り開く有力な手段である」
と挨拶しました。

今回の合併は、2005年7月に旧西枇杷島、清洲、新川の
3町が合併してできた清須市に、春日町が編入される形となります。

合併してできる市の名前は「清須市」で、2009年10月1日の正式合併を目指します。


市区町村変遷情報 詳細データより
http://uub.jp/upd/umylst.html
2006/11/1 春日町は周辺自治体との合併を検討へ
11〜12月 春日町の合併に関する住民アンケートの結果
  合併の是非:「合併したほうがよい(79.7%)」「合併しないほうがよい(11.7%)」「どちらともいえない(8.6%)」
  枠組み:「清須市(56.1%)」「名古屋市(32.4%)」「北名古屋市(8.4%)」「稲沢市(1.4%)」「一宮市(0.6%)」
12/15 春日町議会が「清須市との合併協議を早期に実現することを求める決議案」を可決

4028とはずがたり:2009/01/09(金) 17:05:37
<北関東>群馬県
>>2328 >>2333 >>3230 >>3686 >>3765 >>3810 >>3946
なんや危ういねぇ。。私欲で民意>>311>>3765を踏みにじりる議会はちゃんとリコールされるべきであろう。

高崎、吉井町合併で1月8日に臨時市会
2008.12.26 02:20
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/081226/gnm0812260221000-n1.htm

 高崎市議会の議会運営委は25日、吉井町との合併に必要な関連議案を審議する臨時市議会を1月8日に開催することを決めた。また、松浦幸雄市長は同日、吉井町で今後、住民請求による議会解散に進んだ場合、6月1日の合併期日を延期する可能性を示唆した。

 25日の市議会中核市および合併特別委員会で明らかにした。松浦市長は、吉井町議会が解散すれば、町議選が3月から4月上旬にかけて行われるものと分析。

 その場合、事務手続きに要する期間を考慮すると、6月1日の合併が事実上不可能として、「合併協議会を再度開催し、合併期日を変更する協議も行わなければならない」と述べた。

 同市はこれまで、平成23年4月1日の中核市移行を見据え、合併期日は来年6月1日が期限としていた。

4029とはずがたり:2009/01/09(金) 17:12:04
<九州・沖縄>福岡県
>>3778 >>3852 >>3986
良かった,良かった・゜・(つД`)・゜・

糸島地区合併 二丈町 賛成が多数 住民投票 3市町、議案提案へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/62811
2008年12月1日 01:25

 福岡県糸島地区1市2町(前原市、志摩町、二丈町)の合併の賛否を問う二丈町の住民投票は30日投開票され、賛成4243票、反対3068票で、賛成票が上回った。

 合併を推進する筒井秀来町長は同日夜「(町民には)内容に深いご理解をいただき感謝申し上げる」と語り、9日開会予定の定例議会に合併議案を提案することを表明した。ただ議会内には合併に慎重な意見もあり、その判断が注目される。

 残る2市町も12月議会に合併議案を提案する予定。同町を含む3市町の議会が同議案を可決すれば、2010年1月に県内7番目の人口(約10万500人)の「糸島市」が誕生することになる。

 3市町は02年11月に合併協を設置し、04年11月に解散。しかし、財政不安を背景に07年12月、再び合併協を設けた。ただ合併協がまとめた新市基本計画に、再開発事業など大型公共工事が盛り込まれたことで、住民の反対グループもできていた。

 投票率は66.84%。当日有権者数は1万1051人(町選管調べ)。

=2008/12/01付 西日本新聞朝刊=

「糸島市」誕生へ前進、二丈町で合併賛成が過半数
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20081201-OYS1T00276.htm

 前原市、志摩町との合併の賛否を問う二丈町の住民投票が30日、行われた。開票の結果、賛成が過半数を占めた。合併を推進してきた筒井秀来町長は、賛成が1175票上回った結果を受け「深い理解をいただいた。(合併関連議案を)議会に提案する」と話した。3市町はそろって、12月議会に関連議案を提案する見通しとなり、同じ枠組みで一度は破綻(はたん)した糸島1市2町は、2010年1月1日の「糸島市」誕生に向けて大きく前進することになった。

 開票作業は中央公民館で行われた。筒井町長は開票後、記者会見し、「議会では合併を可としていただくよう協議したい。糸島がひとつになったら、いい街になるよう関係者全員の努力を望んでいる」と話した。

 糸島1市2町の合併構想は04年9月、法定協議会で合併にかかわる28のすべての協定項目に合意しながら、法定協の採決で合併そのものが否決されるという異例の事態となった。05年10月、前原市長選で初当選した松本嶺男市長が両町長に改めて協議を働きかけたことから、今年1月から再び協議を始め、合併協議会ではすでに、28協定項目に合意している。
 ◆住民投票開票結果

 賛成4,243、反対3,068(無効75)
(2008年12月1日 読売新聞)

市区町村変遷情報 詳細データ
http://uub.jp/upd/umylst.html
協議状況・経過等
1996/7/16 志摩町で福岡市と2市町での法定協議会設置を求める住民発議,福岡市が議会付議せず不成立
2002/1〜2月 3市町で法定協議会設置を求める住民発議(1回目),前原市,二丈町が可決,志摩町が否決
7月 前原市が二丈町,志摩町に合併協議を申入れ
2002/5月 研究会設置
9/24〜10/8 3市町で法定協議会設置を求める住民発議(2回目),3市町が可決
2002/11/1 法定協議会「(旧)糸島1市2町合併協議会」設置「住民発議」
  合併方式:新設(旧・協議会)
2006/1/1 合併予定期日:旧・協議会
  新市名公募上位10点:伊都(いと),糸島,いとしま,伊都国(いとこく),西福岡,筑前(ちくぜん),伊都島(いとしま),伊都志摩(いとしま),いと,伊都の国(いとのくに)
  新市名:糸島市(いとしまし)(旧・協議会)
  新市役所:現・前原市役所(旧・協議会)
2004/9/30 協議会委員による合併の是非を問う採決の結果,合併賛成が規定数の2/3以上に達せず(有効数67のうち賛成36,反対31),賛成少数で否決
  二丈町,志摩町で合併の是非を問う住民投票を実施予定(10/17)→中止
2004/11/5 3市町での合併を断念,協議会を解散
2006/7/28 前原市,二丈町,志摩町は3市町での合併協議再開を検討へ
2006/8/25 研究会設置
2007/5/7 前原市,二丈町,志摩町は3市町での合併を検討へ
2007/7/2 合併調整会設置
9/5 前原市議会が「糸島1市2町合併に関する法定協議会の早期設置及び住民への十分な説明を求める決議案」を可決
2007/11/25 志摩町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(51.2%)」「反対(48.8%)」
12/20 法定協議会設置案を3市町が可決
2008/1/4 法定協議会「糸島1市2町合併協議会」設置
2008/11/30 二丈町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(58%)」「反対(42%)」
  新市名:糸島市(いとしまし)
  新市役所:現・前原市役所
2008/12/19 合併関連議案を3市町が審議予定

4030とはずがたり:2009/01/10(土) 11:46:55
<北関東>栃木県

独立派と栃木派が出るんだから鹿沼派も出なきゃね。
本来鹿沼市職員だった大森氏が鹿沼派として出ると良かったようにも思えるが。

其れよりも藤岡の住民アンケの結果「約7割の町民が佐野市との合併を希望している」>>3978のに栃木市との合併を推進するのは問題だ。

西方町長選に元鹿沼市職員の大森氏が出馬の意向
(1月10日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090109/96911

 若林照一前西方町長の辞職に伴い二十七日告示、二月一日投開票で行われる同町長選で、元鹿沼市職員の大森豊氏(57)=同町金崎=は九日、下野新聞社の取材に対し、「合併せずに町の『自立』を目指す。町民に選択肢を提示したい」と、立候補する意向を明らかにした。

 同町長選には、すでに県南一市四町合併推進派の前町議で行政書士の古沢悦夫氏(66)=同町本郷=が立候補を表明している。このほか、鹿沼市との合併を求めている町民らのグループが新たな候補者を擁立する動きもある。

 大森氏は「財政難は合併の理由にならない。『西方のことは西方で決めよう』と訴えていきたい」と述べ、近く無所属での立候補を正式表明する。

 大森氏は西方町役場職員を経て、鹿沼市職員に。母親の介護のため、二〇〇五年、高齢福祉課長補佐で退職した。

 この日は立候補予定者説明会が開かれ、古沢、大森両氏の陣営が出席した。事前審査は二十三日に行われる。

 また同日、古沢氏が今月七日に議長に提出した町議辞職願が町選挙管理委員会で受理され、町議補選が町長選と同日に行われることが確実になった。二十日に正式決定する。

此迄の経緯

県南合併風雲急
西方で法定協反対多数 町長辞意、「1市3町」協議へ
>>3984
「1市4町」(栃木、西方、大平、藤岡、都賀)の合併を巡り、西方町議会は4日、議員全員協議会を開き、法定合併協議会(法定協)の設置について投票で賛否を問い、反対が多数を占めた。若林照一町長は記者会見で「私への不信任ととらえ、12月末で辞任する」と述べ、辞意を表明した。これを受け、同日、残る1市3町の首長は、「1市3町」での協議を優先させることを確認した。昨年11月に岩舟町を含む「1市5町」構想を軸にスタートした県南合併は、「1市3町」の枠組みで協議が進む見通しが強まった。
 若林町長は記者会見で「設置が否決されたのは残念であり、私の力不足」と述べたうえで、「(上都賀と下都賀という)郡の違いを越えての合併の難しさが、最大の要因だと思う」と分析した。

啖呵切った西方町長 県南合併・首長らの泣き笑い
2008年12月21日
>>3999
西方町の若林照一町長。議会調整に失敗し、栃木市グループから事実上の離脱に追い込まれた。直後の会見で辞職を表明。「私への不信任同然」(十二月四日会見)と目にいっぱい涙を浮かべ、慰留を求める声にも「武士に二言はない」と、啖呵(たんか)を切った。

4031とはずがたり:2009/01/10(土) 11:55:43
<北関東>栃木県

栃木県の地図
http://www.mapion.co.jp/map/admi09.html

岩舟が佐野とくっつくなら藤岡は佐野と一緒になるのがまともな感覚ではないだろうか?
1市2町の中心は佐野藤岡IC辺りになるし,この辺の開発を進めれば一体感も出る。なんなら藤岡からこの辺経由して佐野迄鉄道引いても良い位だw館林経由よりも近くなって葛生辺り迄東京と直結するんではないか?

4032とはずがたり:2009/01/11(日) 03:40:46
<首都圏>埼玉県

合併条件の事前整備を 春日部市が宮代町に回答
08/11/11 | WEB埼玉
ttp://www.saitama-np.co.jp/news11/11/13p.html

 春日部市の石川市長は10日、先月6日に宮代町のグ原一雄町長から申し入れのあった春日部市、杉戸町との「1市2町の合併協議の早期開始」について文章で回答した。回答書では過去に1市2町の合併協議を進めてきた経緯があることを踏まえ「真摯に受け止めたい」とした。その一方で新合併特例法期限内(2010年3月末)に短期間で協議を進めなければならないため「市議会等と十分に相談・協議するとともに市民に説明するなど合併協議に入る環境や条件をあらかじめ整える必要がある」と回答。具体的には「合併方式を含む合併協定書や新市基本計画の素案等について研究することが必要」と述べ合併条件の基本的な合意形成の重要性を強調した。

4033とはずがたり:2009/01/11(日) 03:42:19
<首都圏>埼玉県春日部地区

杉戸町長選の結果か〜。

杉戸町の町長選の結果による春日部市との合併について .
2007/05/16 ......
...<>
https://www.town.miyashiro.saitama.jp/ctegami.nsf/046712d9169e3e5f49256ae20016b474/63284a06a9c71704492572dd004355a9?OpenDocument
日頃は、宮代町政に尽力されまして、ありがとうございます。
お体を大切にしてください。ご健勝をお祈りしています。
さて、先日行われました。杉戸町長選で、現職を破り見事初当選いたしました
野口新町長は春日部市との合併を公約に掲げており、ここ数年の内に春日部市と合併する方向で進んで行くと思われますが、この事態を見て、宮代町は前回と同様に町単独による町政を進め、再度、春日部市との合併について前向きな考えはないのですか?・・・>お答えをお待ちしてます。
もし、合併が必要とお考えならば、もう一度春日部市、杉戸町とトップ会談を行い、次いで事務レベルの協議を開始し、当初の目的であった中核都市建設に向けて進めて行っていただけないでしょうか?・・・>お答えをお待ちしてます。
今回の杉戸町の町長選は、合併推進を再燃させる一つのきっかけとなると思いますので是非、この機会に再度、春日部市との合併を復活させて下さいますようお願いいたします。

4034とはずがたり:2009/01/11(日) 03:53:06
<北関東>栃木県

【記者ノート】県南合併 栃木市にこだわる藤岡町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081229-00000036-san-l09
12月29日8時1分配信 産経新聞
 3476人−。佐野市との合併協議会の設置を求める藤岡町の住民組織「佐野市との合併を実現する会」(阿部博会長)が26日に栃木市など1市3町合併を推進する永島源作藤岡町長に提出した有効署名の数だ。わずか2週間で有権者(1万5006人)のほぼ4分の1が署名したことになる。

 県南の合併協議は昨年6月、栃木市の日向野義幸市長が西方、都賀、大平、岩舟、藤岡の周辺5町に首長懇談会設置を申し入れて始まった。これを後押しするように同11月、県南地区合併の枠組みとして1市5町を優先的に取り組むべきとする県構想もまとまった。だが、この県構想から岩舟町が今年7月に離脱、12月には西方町も事実上離脱した。

 残された1市3町での合併推進に都賀、大平両町が盤石だったのに対し藤岡町だけが態度を明らかにできずにいた。それは、岩舟町離脱後に町が行った住民アンケートで約7割が佐野市との合併を支持していたからだ。

 調査結果を公表する9月に行われた町合併検討委員会で、住民からは「何のためのアンケートだったのか」「住民投票をする以外にない」などの意見が相次いだが、永島町長は「佐野市とは吸収合併になる」とあくまで栃木市との合併を主張、住民投票も退けた。

 取材をしてきて感じたのは、合併協議は首長など行政が中心で、一般住民の意見は反映されにくいということだ。藤岡町の場合、それ以降、合併検討委は開かれず、住民から反対意見が噴出した11月下旬の住民説明会では「反対意見に耳を貸さない町で子供を育てたくない」と退席する住民も出るなか、町は合併新法の期限(平成22年3月)を理由に栃木市との合併推進で押し切った。

 26日に提出された佐野市との合併協議会設置を求めた住民発議の本請求で、藤岡町にようやく住民を交えた“合併協議”が始まったといえる。今後藤岡町には、栃木市との1市3町の合併と、佐野市との合併の2つの合併協議会が成立する可能性があり、福田富一知事も「2つの法定協が成立することも想定され、これが課題の一つだ」とした。

 「実現する会」の川崎征樹さん(33)は「県構想は行政主導の枠組みで住民生活を全く考慮していない。だから岩舟町や西方町は離脱した。栃木市と合併した場合、藤岡町は地理上必ず過疎化する」と憂慮する。

 来年1月、栃木市との合併協議がスタートする。永島町長は「あとは議会が判断すること」との発言を繰り返すだけだが、民意を十分に聞かずに合併を推進してきた町の最高責任者としてリコールの対象となる可能性もある。(柏崎幸三)

最終更新:12月29日8時1分

4035とはずがたり:2009/01/11(日) 03:53:54
<東海>静岡県静岡市

両方つくりゃあいいら。

静岡市:新庁舎、東静岡地区の建設取りやめ 代わりに草薙体育館移転計画 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081230-00000000-mailo-l22
12月30日11時0分配信 毎日新聞
 ◇合併時と約束違う、旧清水市側が反発
 静岡市は、東静岡地区に新市庁舎を建設する計画を取りやめる。老朽化した県立草薙体育館(静岡市駿河区栗原)を同地区に移設誘致した方がいいと判断したため。しかし、同地区への新市庁舎建設は、03年の旧清水市との合併時の「新市建設計画」の決定事項になっており、旧清水市側からは「約束が違う」と反発する声が上がっている。【竹地広憲】
 03年の静岡・清水市合併時に作られた同計画では、05年度までにJR東静岡駅北口付近の市有地2・5ヘクタールに、危機管理センターを併設した4階建て新庁舎を25億円かけて建設することが明記された。清水寄りに新庁舎を建設することで、合併で名前が消える清水市に配慮した。併せて施行された市条例でも、市役所の位置は同地区とされた。
 ところが翌04年、第三者で構成する新庁舎検討委員会が「財政的裏付けが固まるまでは既存施設を有効利用する」との報告書をまとめ、計画は凍結されていた。
 一方、県が今年2月に公表した草薙総合運動場の再整備基本構想で、築43年の同体育館(収容人数3341人)の老朽化や耐震性の問題が指摘され、移転の検討が明記された。このため、今月16日、同地区の市有地に多目的アリーナとして同体育館を移設・新築するよう、静岡・清水両商工会議所などが市や県に要望した。静岡市の小嶋善吉市長は「多目的アリーナの建設が実現すれば、市の地域経済への波及効果が望め、県勢全体の発展にも貢献できる」として、市として移設誘致に乗り出す方針を決めた。
 ただ、新体育館誘致のためには計画変更と条例改正が必要になる。市は、暫定的な市庁舎の位置とされている静岡市役所静岡庁舎(同市葵区追手町)を正式な位置とするよう今年度内に条例を改正する構えだ。
 この動きに対し、両市の合併協定書に清水市長として調印した宮城島弘正さん(67)は「市役所の位置は4年もかけて議論した重要な問題。旧清水市民の感情を逆なですることはしてほしくない」と不快感を表明。当時市議会議長だった森襄さん(79)も「庁舎の位置の話がまとまらなければ、合併はうまくいかなかったかもしれない。まずは役所の位置の変更を市民に問いかけて結論を出してから体育館の話をすべきだ」と話している。
 静岡市は、計画変更や条例改正について、市民からの意見募集(パブリックコメント)を開始。来年1月25日まで受け付ける。資料は、市経営企画課や各区役所などで閲覧できる。問い合わせは同課(054・221・1020)。

12月30日朝刊
最終更新:12月30日14時1分

4036とはずがたり:2009/01/11(日) 03:54:37
<北関東>群馬県

すげぇ市民と議会の権力闘争。こんな圧力のかけ方があるのか。

市町村合併:吉井町との合併議案、高崎市議会が可決 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090109-00000092-mailo-l10
1月9日13時1分配信 毎日新聞
 高崎市議会は8日、臨時議会を開き、高崎市と吉井町の廃置分合(合併)議案を賛成多数で可決した。
 両市町の合併に関しては、6月1日とすることで法定協の協議を終え、両首長が昨年10月16日に調印している。吉井町議会は合併に慎重な議員が多数を占めているため、賛成派の住民団体が議会解散を求める署名活動を行ってきた。
 松浦幸雄市長は「多くの吉井町住民の声にこたえることが高崎市の責任と考えて合併を推進してきた。市議会の同意をいただき、高崎市として吉井町と合併する準備が整ったことをうれしく思う」とのコメントを発表した。【増田勝彦】

1月9日朝刊
最終更新:1月9日13時1分

市町村合併:吉井町、13日に臨時議会 解散請求署名簿は「有効」 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090109-00000093-mailo-l10
1月9日13時1分配信 毎日新聞
 吉井町選挙管理委員会は8日、町の住民団体「高崎合併を成功させる会」(神保正代表)と「吉井の未来を考える会」(菊地功代表)から提出された「町議会解散請求」のために必要な有権者の3分の1(6850人)を超える8149人分の署名簿について、異議申し立ての調査を終えた。有効署名は7734人分で署名簿は有効と決定、9日告示とともに住民団体に返還する。
 一方、吉井町は高崎市との合併関連議案を町議会に提出する。町議会運営委員会は8日、同議案を13日の臨時議会で審議することを決めた。
 住民団体が町議会解散を求める本請求を提出できる期限は、署名簿返却の翌日から5日以内(14日まで)。神保代表は「臨時議会で合併関連議案が可決されることを願う。もし否決された場合は、速やかに本請求していく」と話した。【畑広志】

1月9日朝刊
最終更新:1月9日13時1分

高崎市との合併関連6議案審議 吉井町、13日に臨時議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090109-00000021-san-l10
1月9日8時1分配信 産経新聞
 吉井町議会の議会運営委員会は8日、高崎市との合併に必要な関連議案のうち予算を除く6議案を審議する臨時議会を13日に開くことを決めた。また、同町選挙管理委員会は同日、住民団体が提出した8149人分の町議会解散請求の署名のうち、7734人分を有効と決定。議会解散の請求に必要な有権者数の3分の1(6850人)を超える署名数が確定した。

 住民団体側は臨時議会で合併関連議案が可決されれば本請求はしない方針だが、否決した場合、即日、本請求手続きを行う構え。

 一方、高崎市議会は8日の臨時議会で、吉井町との合併に必要な関連5議案を賛成多数で可決。松浦幸雄市長は「市として合併準備が整ったことをうれしく思う」とコメントした。

最終更新:1月9日8時1分

4037とはずがたり:2009/01/11(日) 03:55:11
<九州・沖縄>長崎県

市町村合併:合併協設置 住民投票目指し署名活動へ、佐々町住民が発議 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090109ddlk42010546000c.html

 佐世保市と佐々町の合併協議会設置の是非を巡る問題で、同町住民が9日から住民投票を請求するための署名活動を始める。町選挙管理委員会は8日、住民に請求代表者証明書を交付した。1カ月間で有権者の6分の1の署名を集めれば住民投票が実施される。

 請求代表者は、同町の自営業、森田数博さん(58)。佐世保市議会が12月に合併協設置議案を可決する一方、佐々町議会は否決し、関耕二町長が住民投票を発議しなかったことから住民発議に踏み切ったという。森田さんは「町長は『合併は時期尚早』と言うが、本当にそうか。住民の意思を問うべきだ」と話している。

 佐々町の有権者は1万825人(昨年12月2日現在)で、1805人以上の署名を集めれば住民投票を実施するよう請求できる。請求を受けた町選管は住民投票を実施し、有効投票の過半数の賛成があれば合併協が設置される。【山下誠吾】

〔佐世保版〕
毎日新聞 2009年1月9日 地方版

市町村合併:合併協設置問う、住民投票告示 18日投開票−−東彼杵町 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090109-00000224-mailo-l42
1月9日16時1分配信 毎日新聞
 川棚、波佐見両町との合併協議会設置の是非を問う東彼杵町の住民投票が8日、告示された。投開票は18日。有効投票の過半数の賛成で合併協が設置される。
 昨年12月2日現在の有権者数は7613人(男3538人、女4075人)。
〔長崎版〕

1月9日朝刊
最終更新:1月9日16時1分

4038とはずがたり:2009/01/11(日) 03:55:55
<首都圏>千葉県
>>3964
個人的には印旛市が一番良いと思うんだけど。。。

市町村合併:法定協を設置、今夏の調印を目指す−−印西市と印旛、本埜村 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090110ddlk12010262000c.html

 印西市、印旛村、本埜村の合併を目指す法定協議会が9日、設置された。夏にかけて協議し、8〜9月の合併調印を目指す。

 3市村議会での可決・承認を受け、山崎山洋・印西市長、佐藤榮一・印旛村長、小川利彦・本埜村長の3首長による会議で協議会を設置した。

 印西市議会では、山崎市長が「1市2村は歴史的にもつながりが深く、住民福祉の向上を考慮し千葉ニュータウンという共有財産や自然を活用できるよう合併を推進したい」と提案。出席議員23人のうち共産など2人を除く賛成多数で可決。印旛村議会は議員から「議論は7月末までと聞いているが、ゆとりがないのでは」などの質問が出たものの出席議員11人全員の起立で可決した。本埜村議会も出席議員7人全員が賛成した。

 法定協は、会長を山崎市長、副会長2人を佐藤、小川両村長として議会代表などで構成。2月以降、合併の方式や新市の名称、市役所の位置などを話し合う。【武田良敬、黒川将光】

毎日新聞 2009年1月10日 地方版

4039とはずがたり:2009/01/11(日) 04:00:01
<北陸・甲信越>新潟県

長岡は慎重やね。
小千谷を挟んだ飛び地合併でもあるしね。小千谷・見附・出雲崎・川口位を併せれば40万行くのかな?
新潟県の名門都市長岡であるから(新潟は成り上がり都市。江戸時代は新発田藩と長岡藩の境の辺鄙な土地だった),頑張って欲しい所である。

市町村合併:長岡市と川口町、大きく前進 知事、森市長に「物心両面で支援」
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090110ddlk15010008000c.html
 ◇泉田知事、森市長に

 長岡市と川口町の合併問題で、森民夫市長が9日、県庁に泉田裕彦知事を訪ねた。泉田知事は森市長に対し「合併に一歩踏み出すとなれば、県としても物心両面で支援する用意がある」と明言。足踏み状態が続いていた合併問題が大きく前進した形となった。市は08年度中に最終的な判断を下す方針。

 森市長は「県として支援していただけるのかは、市議会も気にしていた。課題の一つが解けたものであり、議会に報告したい」と述べた。

 この日の面談は、川口町の岡村譲町長が昨年末、泉田知事に合併に向けた支援を要請したことを受けて実現した。森市長は報道陣に対し「(県の支援意向は)町の熱意も通じてのことと思う。今後は感情論を抜きにして、数字を精査して町の自助努力を確認する。予算編成で町の財政状況がはっきりしてから、年度内に結論を出さなければならない」と話した。【渡辺暢】

毎日新聞 2009年1月10日 地方版

川口町との合併 知事が長岡市長に支援約束
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090110-00000050-san-l15
1月10日8時4分配信 産経新聞
 平成16年の中越地震で被災し、財政難に陥っている新潟県川口町が長岡市との合併を希望している問題で、長岡市の森民夫市長は9日、県庁に泉田裕彦知事を訪ねた。泉田知事は「もし一歩踏み出すのであれば、物心両面で支援する用意はある」と約束。これを受け、森市長は「冷静な議論を続け、年度内に結論を出したい」と語った。

 合併の条件として森市長は、川口町の自助努力▽県の支援▽議会や市民の理解−を挙げ、「3つのうち1つがクリアされた。長岡市は40万都市構想を掲げており、大局的には中越地区は団結すべきだと思う。町の財政状況や合併による節約効果を冷静に議論し、議会や市民に説明していく」と述べた。

最終更新:1月10日8時4分

4040とはずがたり:2009/01/11(日) 04:01:59
<近畿>滋賀県

ほんと下らん理由をつけよるのぉ,長浜市議会は。
木之本の町営住宅住民からガンガン取り立てれば良いだけの話しじゃないか。
なんかアンタッチャブルな構造的な問題でも抱えてるのかねぇ?

市町村合併:「湖北は一つ、合併期待」 知事、協議進展促す /滋賀
 ◇7市町長と意見交換
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090110ddlk25010433000c.html
 長浜市議会の特別委で合併審査協議項目が否決されるなどし、任意合併協議会が目指す2010年1月1日の合併が危ぶまれる湖北地域の合併問題で、任意合併協議会を構成する1市6町の市町長が9日、県庁を訪れ、嘉田由紀子知事と意見交換した。市町長側は合併協議の経緯を説明。知事は「合併議論の現状を心配している」と憂慮を示した上で、「地域の将来を見据えた大局的な判断をしてもらう時期だ」と、協議の進展を促した。

 1市6町は昨年7月に任意合併協議会を設置。当初は秋にも法定協議会への移行を想定し、知事も支援を明言していた。

 しかし、長浜市議会の合併問題特別委で、木之本町の公営住宅の家賃滞納が他市町に比べて多い問題が議論となり、関連の協議項目が否決されるなどし、協議の進行が遅れている。各市町は知事との意見交換で合併への県の支援を確認する思惑があったと見られる。

 知事は「湖北は一つという皆さんの思い、結びつきをかなえる合併へと議論が進むことを期待します」と合併への賛意を改めて示した。【服部正法】

毎日新聞 2009年1月10日 地方版x

4041とはずがたり:2009/01/11(日) 04:02:26
<九州・沖縄>宮崎県

市町村合併:住民投票で「反対」なら、清武町長「辞職する」 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090110-00000302-mailo-l45
1月10日18時0分配信 毎日新聞
 ◇「つくる会」が条例制定請求
 清武町の住民団体が9日、来年3月予定の宮崎市との合併の賛否を問う住民投票の条例制定を鐙(あぶみ)和俊町長(56)に請求した。町長は20日以内に議会に条例案を提案し、可決されれば、投票を実施する。07年に合併推進を掲げて初当選した町長は記者団に「住民投票で合併にノーの判断がでたら辞職する」と明言した。
 団体は「あすの清武をつくる会」。両市町の合併に「町民に意思を表明する機会が与えられるべきだ」と主張し、住民投票の請求に必要な法定数を超える町有権者4373人分の署名を提出した。
 会の細木章稔代表(68)から請求書を手渡された町長は「議会を招集し、議案に付したい」と答えた。自身の考えは「今のレベルの町政を執行し続けるには限界がある。合併のメリットを生かしたい」とし、仮に住民投票で合併反対の結論が出た場合「私の約束したことが出来ないので辞職する」と述べた。
 一方、条例案が議会(定数13、欠員1)で過半数の賛成を得られず、否決された場合は合併実現の可能性は高まる。細木代表は「町長選は合併だけが争点ではなかった。合併の是非は住民が直接判断すべきだ」と訴えた。【中尾祐児】

1月10日朝刊
最終更新:1月10日18時0分

4042千葉9区:2009/01/12(月) 01:24:36
このスレかなあ
http://www.hokkoku.co.jp/news/HT20090111401.htm
◎同じ町名、現場特定ひと苦労 金沢など2市2町、消防通信指令共同化

4市町からの119番通報を受ける消防指令センター。正式な住所や地番の通報を呼び掛けている=金沢市消防局
 昨年四月に消防通信指令事務を共同化した金沢、かほく、津幡、内灘の二市二町で、同じ名称の町や字、町内会が存在するため、消防車や救急車の迅速な出動に影響が出かねない事態となっている。現場の特定に時間がかかったケースもあり、各市町の消防局、消防本部は一刻を争う事案が大半だけに頭を悩ませている。
 四市町で発信された一一九番通報は、金沢市消防局で一括受信し、通信指令室にはかほく市、津幡、内灘町の各消防職員も常駐している。同局によると、固定電話や衛星利用測位システム(GPS)を搭載した携帯電話なら、発信地位置表示システムで通報場所はすぐに特定できるが、必ず口頭で正確な住所や近くの目標物、現状などを確認している。

 河北郡市の各消防本部のまとめでは、各市町で同一もしくは類似した町、字、町内会名が少なくとも十三ケースある。中でも、かほく市では高松などの住宅密集地では便宜上、住所を町内会名で表すことが多いという。

 金沢市消防局によると、かほく市高松から「旭町の自宅で家族の体調が急変した」との通報があった。発信地位置表示システムで場所を把握し、かほく市消防本部に救急車の出動を指示したが、旭町は町内会名である上、金沢市旭町との間違いを防ぐため、職員が何度も聞き直した結果、住所確認だけで三十秒以上かかったという。元町や南町などの町内会でも同様のやりとりがあった。

 このほか、住民がともに「荒屋」と呼ぶことがある金沢市荒屋町と津幡町東荒屋、内灘町西荒屋も混同する可能性があり、内灘町でも一部の町民が向粟崎を「粟崎」の通称名で呼ぶため、町消防本部では町広報で正式な住所を伝えるよう周知している。

 また、昨年秋には現場は「津幡の交差点」との通報で出動した救急車が「県道津幡」と「津幡」のどちらの交差点に向かえばよいか迷ったケースがあり、現在は近くの商店名などの確認を徹底したという。

 金沢市消防局が二〇〇七年に受けた一一九番通報のうち、携帯電話からは約三割に上った。各市町の消防局、消防本部は「隊員の到着が遅れれば生命に危険が及ぶだけに悩ましい。住所はもちろん、正確な情報を伝えてほしい」としている。

4043千葉9区:2009/01/12(月) 11:39:21
>>4038
印西が市に昇格しようとするときに、
「印西はダサいから名前を変えよう」って動きあったように記憶しています。
その線から行くと、印旛はダサいわけで・・・
やっぱ、東東京市で!
南セントレアがありなら、西成田国際市なんてのもいいかも(←国際が決めてですw)

4044とはずがたり:2009/01/12(月) 11:58:48
印西はださいと思うけど印旛は風格があって個人的には好きなんですけど,一般には人気無さそうなのは判ります。
印旛村と被るので使いにくいと云うのもあるでしょうし。それにいんば市とか平仮名行政名を付けるくらいなら西成田市の方がましだな〜。
いなべも員弁にするべきだった。。つくばは見慣れちゃった感じがするので全く慣れだけの問題かもしれないけど。

4045小説吉田学校読者:2009/01/12(月) 12:05:57
>>4038
木下市ってのもいいかも知れませんねえ。誰も読めないぞw 布佐、木下、小林、安食、松崎、成田と人の苗字みたいな駅名が続く我孫子行き成田線、好きです。

4046とはずがたり:2009/01/12(月) 12:12:17
きおろし,あんじき,まんざきと難読地名揃ってますね〜w

あんま関係ないですけど昨日,成田新高速鉄道と北千葉道路の進捗具合を覗きに近く迄いったんで印旛村天然記念物の吉高の大桜を覗いてこうかと思ったんですが迷って辿り着けませんでした…orz

4047小説吉田学校読者:2009/01/12(月) 12:16:40
>>4043-4044
匝瑳市を「そうさ市」にしなかった見識高い千葉県民ですから、「いんば市」とかにはしないでしょうね。なにぶん、見識も徳も高い千葉県民、四書五経あたりから持ってくる離れ業もあるかもしれない。見識も徳も高く、学もある。「いすみ市」は書けないから、あれは特別ww。

4048とはずがたり:2009/01/12(月) 12:24:31
変に教養志向で漢書漁ってくると自民党の派閥みたいな名前になっちまいますよん。

夷隅より匝瑳の方が書けないし読めませんてっw

4049千葉9区:2009/01/12(月) 13:06:06
>>4046
メジャー過ぎて見逃すんですが、《我孫子》も実は難読
知らなければ読めませんがな。

4050千葉9区:2009/01/12(月) 20:53:00
>>4030
構図としてはわかりやすくなりました。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/090112/tcg0901120323000-n1.htm
栃木・西方町長選に合併推進派・大出氏が立候補へ
2009.1.12 03:22
 若林照一前町長の辞職に伴い27日告示の西方町長選で、鹿沼市との合併推進を目指す元議長で会社役員の大出隆之氏(70)が11日、無所属で立候補することを明らかにした。

 大出氏は「(合併せずに)当面は自立でいくが、総務省の定住圏自立構想を視野に入れ、将来的には鹿沼市か県央宇都宮市との合併を目指したい」などと述べた。

 大出氏は、栃木市との合併反対を求める約2800人の署名を西方町に提出した「西方町の将来を考える会」の推薦を受け、立候補を決意したといい、これまで関係の深い上都賀郡との合併が最良との考えを示した。

 大出氏は平成8年、町議に初当選し、現在連続4期を務めている。

 同町長選には、すでに栃木市との1市4町合併推進派の前町議、古沢悦夫氏(66)と、合併せずに自立を訴える元鹿沼市課長補佐、大森豊氏(57)の2人が立候補を明らかにしており、合併の相手先として栃木市と鹿沼市、また合併せずに自立を求める3者で争われる可能性が高くなった。

4051名無しさん:2009/01/12(月) 21:00:58
>>4046
>難読地名

某県某市「ひろおもて」

某空港からタクシーに乗り、運転手さんに「ひろおもての病院まで」と人から前もって言われたままに
言ってみたら、目的地(某開催地の病院)に無事到着しました。

4052とはずがたり:2009/01/12(月) 23:36:21
>>4049
確かに読み方としては異例でしたよね>我孫子

鎌倉時代末期の文書で確認できるそうで色々地名の由来は推定されてる様ですが,なんでこの漢字を宛てるのかは書いてないですね。。

由来
http://www11.ocn.ne.jp/~abiko001/page1.html

>>4051
我がATOKは「ひろおもて」は広面と広表の2種類知ってましたね〜。はてさてどちらでしょうかねw

4053名無しさん:2009/01/12(月) 23:43:13
>>4052
広面は、てっきり難読地名と思っていたのですが、変換で出るのか(驚)
ちなみに私が書いたのは、広面のほうです。

4054とはずがたり:2009/01/12(月) 23:47:40
>>4053
俺はATOK派なんでIMEの方は知らないですけど結構難読でも入ってますよ〜。
可成りマイナーな地名でも一発変換されることが結構多くて,変換させようと思ってキー叩いてる癖にちゃんと出てこっちが吃驚したりしますねw

4055千葉9区:2009/01/15(木) 00:03:37
>>4028>>4036
<北関東>群馬県
市町村合併:新高崎市、6月誕生へ 吉井町議会、関連議案を可決 /群馬
 高崎市との合併の是非を審議する吉井町臨時議会が13日開かれ、関連6議案を賛成多数で原案通り可決した。すでに高崎市は合併関連議案を可決しており、県や国などの手続きを経たうえで今年6月1日に両市町が合併、人口約37万3000人の新高崎市が誕生することが確実となった。吉井町議会はこれまで、合併慎重派が多数を占めてきたが、合併関連議案が否決された場合、住民団体が町議会の解散を請求する構えを見せるなど、合併推進に向けた住民の圧力が、議会に影響を与えた形となった。【畑広志、増田勝彦】

 ◇議会解散請求を回避
 「感無量。まさかこういうような結果になるとは想定していなかった。良識ある町民のおかげ。合併後に向け、賛成派、慎重派の議員も勉強してほしい」。町議会の解散請求に必要な署名集めを展開した住民団体「高崎合併を成功させる会」の神保正代表は、協力してくれた町民に感謝するとともに、町議会の対応を歓迎した。

 この日の臨時議会は午前10時半の開会予定が、議会運営委員会などの遅れで同11時40分過ぎに始まった。50人分の傍聴席は町民らで満席。冒頭、斎藤軍雄(いさお)町長が発言を求め「町民に溝や亀裂のない議論が必要。可決により、議会解散もなく、丸く収まるよう議員の協力をお願いする」と要望した。

 議会は昼食抜きで続けられ、慎重派の6人からは「新市計画の実施策に具体的な内容が触れられていない」「町有財産はちゃんと引き継がれるのか」「法定合併協議会の作業を急ぎすぎたのではないか」などの質問が相次いだ。

 町議会(定数16、欠員1)は昨年10月、町側が提出した町民に合併の賛否を問う住民投票条例案を賛成少数で否決するなどしており、従来は慎重派が8人いるとみられていた。

 しかし、この日の議会では、無記名投票による一括採決の結果、賛成8人、反対6人と逆転、合併関連6議案が可決された。

 住民団体は昨年10月の住民投票条例案否決を受け、町議会解散請求に必要な署名を集めたが、今回の可決を受け「初期の目的は達成された」(神保代表)として、解散請求の提出を見送る考えだ。

 閉会後、記者会見した斎藤町長は「合併してよかったというまちづくりの準備をしたい」とホッとした表情を浮かべていた。

 一方、高崎市の松浦幸雄市長は「6月1日の合併が確かなものになり、胸のつかえがとれたような気がする。吉井町の皆さんにも『合併して良かった』と思えるような、新しいまちづくりに努めていきたい。一部事務組合の財産処分などの手続きが整えば、1月中にも県に合併申請を行いたい」と語った。

毎日新聞 2009年1月14日 地方版

4056千葉9区:2009/01/15(木) 00:09:45
>>2867<中国・四国>岡山県
高梁・佐屋地区:井原市編入 400年来の悲願なるか 近藤市長、早期決着へ /岡山
 ◇「今夏までに結論」
 400年余の悲願成就か−−。高梁市と井原市にまたがる「佐屋地区」の高梁市側の住民が井原市への編入を求めている問題で、高梁市の近藤隆則市長は毎日新聞の取材に「長引かせるのはよくない。今夏までに編入可否の結論を出したい」と述べ、早期決着を図りたい考えを示した。【山本麻美子】

 高梁市川上町仁賀の佐屋地区(29世帯73人=08年12月31日現在)は元々、井原市芳井町の佐屋地区(29世帯63人=同)と同じ集落だったが、戦国・安土桃山時代の天正年間(1573〜1592)、当時一帯を支配していた毛利氏が境界を定めた際に分断された。

 高梁側の住民は井原市の小中学校に通うなど主な生活圏が井原側にあり、合併前の旧川上町時代の04年に住民投票で編入意思を確認。合併後の05年2月には同地区の「佐屋東西連絡協議会」(神崎五一会長)が編入を求める全住民(当時79人)の同意書と陳情書を高梁市に提出。同時に、井原側の佐屋地区民も決議書を高梁市に提出した。これを受け、秋岡毅市長(当時)が07年3月、滝本豊文・井原市長に事前協議を申し入れ、両市で検討を重ねている。

 07年7月には、編入に伴う市の境界線変更(約2・2平方キロ)を仮確定したほか、井原側の要請で個人が所有する市・農・林道や防火水槽など高梁側の行政財産の名義変更手続きがおおむね終了している。今後は、両市が編入経費の負担について合意し、両市民のコンセンサスを得た上で、両市議会と県議会での議決などの手続きが必要になる。

 連絡協議会の神崎会長は「合併時の引き継ぎ事項であり、新市の求めに応じて同意書を提出し、地権者の名義変更にも協力した。歴史的背景を踏まえたうえで、人口が減って集落が成り立たなくなる前に統合させてほしい」と訴える。また、同地区の花き栽培業、山室聡さん(34)は「高「70人の流出は

大きい」の声も

齢化が進むのに救急、消防も井原が近い。旧川上郡は高校がなくなり、県立普通科は井原高校へ5%枠で進むしかない」と話す。

 一方で、「人口減が進む高梁市にとって約70人の流出は大きい」などの意見も根強い。近藤市長は「広報紙などを通じて、市民に考え方を問いたい。編入するとなれば、4月の井原市議選後の6月市議会に編入関連の予算案を提案したい」としている。

毎日新聞 2009年1月14日 地方版

4057とはずがたり:2009/01/15(木) 01:06:47
>>4055
おーぶらぼーヽ(´ー`)/

4058とはずがたり:2009/01/16(金) 01:37:57
何処にでも転がってる様な限界集落は潰すべきだが持論の俺だが,潜在的な価値を否定している訳ではないです。あり得べき価値を見出して頑張れるところは頑張って欲しいし支援する人達は立派である。ただ闇雲にカネ寄越せ道路寄越せと云うだけの現状がいかんと思ってるのである。

限界集落の現状知って 映画「寒川」来月3日に上映会
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090115t15043.htm

映画「寒川」のポスター。「海と都市の景観は、森が決める」がキャッチコピーだ

 過疎化で存亡の危機にある農山村の「限界集落」をテーマにしたドキュメンタリー映画「寒川」の上映会が2月3日、仙台市青葉区の市福祉プラザで開かれる。映画をプロデュースした宮崎県の堀有三さんと地方集落の実情に詳しい泉区の民俗研究家結城登美雄さんの対談も行われる。主催する仙台市のNPO法人オハイエ・プロダクツは「過疎化と住民の高齢化、それに伴う森林崩壊の現状を知ってほしい」と呼び掛けている。

 映画は集団離村で1989年に無人となった宮崎県西都市の寒川地区を舞台に、2006年に撮影された。元住民へのインタビューや元住民が地区に戻って再会した「山の同窓会」の映像などを通して、農山村の衰退や山河の荒廃、伝統の断絶などの問題を問い掛ける。

 限界集落問題に関心のある有志が団体を結成して製作、配給した。これまで全国130カ所で上映会が開かれ、約4万人が鑑賞している。東北での上映は初めて。

 対談では堀さんが作品に込めた思いを語る。結城さんは地方集落の高齢者が日本の食卓を支えている実相を説明し、都市に暮らす消費者の役割や責任について話す。

 オハイエ・プロダクツは主に障害者の音楽活動を支援している。「限界集落の問題は、われわれが取り組む社会的弱者の問題と通じ合う」と開催を決めた。

 上映会は午後2時と午後6時半の2回。映画鑑賞後に対談が行われる。各回300席限定で入場料は前売りが一般1500円(当日1800円)、高校生以下1000円(1200円)。収益の一部は仙台市で毎年6月に開かれている障害者らのコンサート「とっておきの音楽祭」の運営費として寄付する。
 連絡先はオハイエ・プロダクツ022(716)5717。
2009年01月15日木曜日

4059とはずがたり:2009/01/16(金) 02:22:28
<中国・四国>岡山県

>>4056
ソースリンク
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090114-00000222-mailo-l33

こんな頁も。
中国山地によくある平坦地での分水界だったんですかねぇ
>成羽川と小田川の分水嶺(れい)に沿って村を二分。

悲願の高梁市佐屋地区境界変更
地区民の74%が旧芳井町への編入を支持!
http://homepage2.nifty.com/ibara-kaere/yosiicyo-sayachiku.html

 高梁市の秋岡毅市長は3月19日、同市川上町仁賀の佐屋地区住民が隣接する井原市への編入を求めている問題で、地区住民と懇談。20日に井原市役所へ出向き、境界変更の事前協議を滝本豊文市長に申し入れる方針を明らかにした。明治時代以降、住民が数度にわたって行ってきた編入要請運動が大きく前進する。
 佐屋東集会所(同所)であった懇談会には、住民35人が出席。秋岡市長は「住民の多くが井原への編入を望んでいる意向を尊重し、井原市とテーブルにつき、境界変更について協議したい」との方針を示した。
 高梁市側の境界変更要望区域は2.16平方㌔。2005年の国勢調査時点で、28世帯71人暮らしている。井原市側は29世帯72人。
 同地区は約400年前、毛利氏が郡境を定めた際に分断されるまで、現在の井原市芳井町佐屋と同じ集落。小・中学生は井原市の学校に通うなど生活圏は同市と一体化しており、高梁市側の住民は明治以降、町村合併の機をとらえ、数度にわたって編入を要望してきた。
 平成の大合併に合わせて旧川上町時代の2004年3月、地区民による投票が行われ、有効投票の74%(56人)が旧芳井町への編入を支持。住民からの編入の請願を旧川上町議会が趣旨採択している。同年10月の新高梁市誕生後、住民は2005年2月と2006年2月、井原市への編入を求める陳情書を秋岡市長に提出してきた。
 今後、両市は財産処分などに関する事前協議を行い、高梁、井原両市議会での議決、岡山県議会での議決を経て総務省に届け出る。市町村合併と同様の手続きを踏むことになり、編入実現の時期について秋岡市長は「最短でも一年後になる」との認識を示した。
 高梁市側の住民でつくる佐屋東西連絡協議会の神崎五一会長(78)は「辛抱して待ち続けてきただけに、(協議入りは)大きな前進。高齢化が進む地区の生活基盤整備が進むよう、作業を急いでほしい」と話している。

4060とはずがたり:2009/01/16(金) 02:23:07
>>4059-4060
≪ズーム≫
佐屋地区 標高約380㍍の吉備高原に位置し、戦国から安土桃山時代にかけての天正年間(1573〜92年)、一帯を支配した毛利氏が検地によって川上、後月の郡境を定めた際、成羽川と小田川の分水嶺(れい)に沿って村を二分。それ以来、別の行政区となっている。

≪誠実に対応≫
滝本豊文・井原市長の話 高梁市からの正式な働きかけがあれば、議会と相談しながら、誠実に対応したい。

井原市編入へ、事前協議入りへ! 高梁市・秋岡市長トップ会談申し入れへ

 高梁市川上町仁賀の佐屋地区住民が、隣接する井原市への編入を求めている問題で、秋岡毅高梁市長は3月20日、井原市役所を訪れ、滝本豊文井原市長に境界変更の事前協議を申し入れた。
 秋岡市長が「『一刻も早く』という要望を受けており、境界変更の協議をお願いしたい」と申入書を提出。滝本市長は「今後、協議を進めるにあたって井原市としても誠実に対応したい」と答えた。両市職員を交えた会談では、高梁市側がこれまでの経緯を説明。まず担当部署間で事務協議を進めることなどを申し合わせた。
 秋岡市長は「これから始まる協議では、行政サービスの在り方などで課題も出てくるだろう。住民理解を得ながら話を進めたい」、滝本市長は「地区住民の思いは知っているので、議会とも相談しながら前向きに検討する」と話した。
 高梁市佐屋地区と隣接の井原市芳井町佐屋地区は、約400年前に郡境で分断されるまでは同じ集落だった。両地区の生活圏は井原市と一体化しており、高梁市側の住民はこれまで数度にわたって編入を求めてきた。
 高梁市側の境界変更要望地域は約2平方㌔。2005年の国勢調査時点で28世帯71人が暮らしている。井原市側は29世帯72人。
 両市は市町村合併と同様に、県を交えて事前協議を行い、両市議会と県議会の議決を経て総務省に届け出る。

取材メモ
悲願実現へ努力を
 ▽高梁市・佐屋地区の井原市への編入問題は、両市が境界変更の事前協議に入ることで、大きな一歩を踏み出した。約400年もの間、分断されてきた集落が再び一体化の方向へ進むことで、住民の間には「過疎・高齢化による地域の活力低下に歯止めをかけたい」との期待感が漂う。
 ▼小中学校の通学や医療機関の利用など住民の生活圏は井原市とはぽ一体化し、住民間のつながりも深い。しかし行政の区割りによる〝見えない壁〟は存在。出動を要請した救急車が到着後、「管轄区域外」との理由で引き返したこともあるという。水道などの生活基盤整備は遅れ、不便を訴える住民も多い。
 ▽同地区の編入は明治以降、町村合併の機をとらえ、再三要望が行われたが、「合併推進の機運に影響を与える」として先延ばしとなってきた。悲願ともいえる事前協議入りが固まった以上、両市の関係者は早急な編入実現へ努力してもらいたい。(以上、山陽新聞)

4061とはずがたり:2009/01/16(金) 11:55:01

2009/1/15 朝日新聞(朝)
府、と畜場廃止断念
羽曳野市側 支援拒む


 府内の食肉市場再編の一環で今後の存廃が議論されていた羽曳野市立と畜場が、存続する見通しとなった。
府が14日開いた経営企画会議で担当部局が、府として求めていた、と畜場の廃止を断念したと報告した。
会議後、橋下徹知事は報道陣に対して
 「府から提示した再建スキームが拒まれた。あとは羽曳野市の責任でやってもらう」
 と話した。(吉沢織恵)

 府流通対策室によると、府は02年、松原市食肉地方卸売市場を運営する第三セクター「松原食肉市場公社」を完全民営化。
その際、隣接する羽曳野市の直営市場部分を統合したが、と畜場は地元の要望などで存続した。
 この経過を踏まえ、府と羽曳野市は、と畜場の建て替えのために市が国から借りた金の返済が終了する13年度までに、あり方を再度話し合うことで一致。
06年に競技を始めた。
 府は、と畜場を閉鎖した場合の補償対象や損失額を鑑定し、府も2分の1を支援する案を提示した。
だが昨年12月24日、両者と地元の南大阪食肉卸商業協同組合で話し合った際、地元が
 「『120年にわたり、と畜場解体を守ってきた先祖の魂』や、内臓業者への影響などに配慮した評価になっていない」
 などと受け入れを拒否。
市側も意見を追認した。

4062千葉9区:2009/01/17(土) 00:00:09
どっちも自民系なんですけどね
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000901160002
知事・市長会談物別れ 新町西再開発
2009年01月16日

 徳島市新町西地区再開発の都市計画案について、原秀樹市長と飯泉知事が15日、県庁で約50分間にわたって会談した。原市長が都市計画案への同意を求めたのに対し、飯泉知事は財政上の裏付けが不十分で鉄道高架事業への影響が懸念されるとして、「前回までの事務レベルの協議と同じ認識だ」と同意せず、物別れに終わった。


 会談は報道関係者に公開された。原市長は終了後の記者会見で、「知事は同意できないと最終確認したと思っている」と話した。今後は地権者、都市再生機構(UR)と協議した上で、今月末から2月初めまでに方針を決めるという。


 会談の中で原市長は、副知事が昨年6月末に地権者に対し、支援や都市計画案への同意を約束したとして、「同意していただけないとは夢にも思っていなかった。都市計画案を出した8月までに何か事情が変わったのか」と質問。飯泉知事は「県が14億円の補助金を出すのが難しいことは5月に言っている。外して資金計画を考えてもらわなくては」と答えたが、副知事の発言には触れなかった。


 県が財政上の裏付けを示すよう求めていることについて、原市長は「都市計画の段階ですべての財源を出せと言われれば、20年もかかる鉄道高架も(財源を示すことは)できるんですか」と反論。飯泉知事は「行政のトップとして、バクっとしたもんでいいとか、低成長の今はそんな時代ではない」と批判した。

4063千葉9区:2009/01/17(土) 00:01:20
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000901160005
APEC 札幌誘致へ大詰め
2009年01月16日

■年度末に決定予定  知事が陳情再開


 10年に国内で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の札幌誘致に向け、今年も陳情活動が15日から始まった。首脳が集まるサミット開催の実績がある北海道だが、今回それだけでは誘致合戦で一歩リードとはなりそうにない雲行きだ。麻生首相は年度末に向けて開催地を決める方針だが、今後自治体間の綱引きは激しさを増しそうだ。
(神元敦司)


  ■横浜、最大ライバル


 同日、誘致組織の会長である高橋はるみ知事と北海道商工会議所連合会の高向巌会頭らが総理官邸で河村官房長官と会い、APEC首脳会議の札幌誘致を要請した。河村官房長官からは評価につながる具体的な発言はなかったが、「洞爺湖サミットの経験と実績を生かし、国際会議の誘致に熱心ですね」と言われた。道幹部は「北海道の優位性と積極性が十分に発信できた」と満足そうだった。誘致表明した昨年10月以降、高橋知事の表立った陳情は6回目だ。


 外務省などによると、APEC首脳会議は10年秋。米国や豪州、インドネシアなど21のアジア太平洋の国・地域の首脳が集まり、経済問題などについて意見交換する。国内では95年11月の大阪開催以来2度目で、首脳会議に合わせた関連閣僚会合も開かれる。


 APECにはメディア関係者も含めると6千〜8千人が訪れるとされ、道国際課は「洞爺湖サミット同様に北海道を世界に発信できる。道内の経済活性化に結びつけたい」と誘致に意欲を見せる。首脳会議を契機に、道産食材や道内の伝統文化を世界に発信できる絶好の機会になると期待する。首脳会議の会場は札幌市の「札幌コンベンションセンター」を想定している。


 外務省は首脳会議・閣僚会合の誘致に名乗りを上げている具体的な自治体名を明らかにしていないが、「全国で十数の地方公共団体がある」という。道によると、首脳会議の誘致は、道内以外に、広島や横浜が表明している。


 なかでも横浜市はサミットの開催を要望し、誘致合戦で北海道に敗れた経緯があり、「首脳会議誘致」の連敗は避けたいとばかりに誘致活動に熱心だ。道も横浜市が最大のライバルとみている。


 外務省は開催希望地を近く訪れ、空港と会議場との距離や警備状況、首脳向けのホテルのスイートルームなどを視察する。視察日程は未定だが、視察結果が開催地決定の判断にも影響するとあって、横浜市は「その時に備え、万全に対応できるよう準備している」という熱の入れようだ。


 道は洞爺湖サミットを機に国際会議の誘致を強化しているが、政府も昨年7月、そうした道の取り組みを支援すると閣議了解した。ただ、外務省は「閣議了解は一つの決定事項だが、それによって(北海道が)APEC首脳会議の開催地となるのであれば、我々は(開催地を)検討する必要はない」との立場。開催地を決定するにあたり、サミット開催の実績は一つの要素との位置づけた。


 道内では、昨年12月に帯広市で「G8水と衛生に関する専門家会合」が開かれた。今年5月に上川支庁占冠村で開かれる「日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議」(太平洋・島サミット)の誘致も叶(かな)った。道内での国際会議開催は定着しつつある。


 ただ、それがAPEC首脳会議の誘致に逆作用するとの見方も出ている。「太平洋・島サミットが誘致できたことで、政府も『バランス』を取るのではないか」。道庁内からはこんな弱音も漏れる。

4064千葉9区:2009/01/17(土) 00:46:17
http://www.shinmai.co.jp/news/20090116/KT090116ASI000009000022.htm
菅谷・松本市長、波田町との合併協議開始を表明

1月16日(金)

 松本市は16日午後、昨年12月に市民6000人を対象に行った東筑摩郡波田町との合併賛否に関するアンケートの結果を公表した。町との合併に「賛成」が32%と多数を占めた。この結果を受けて菅谷昭市長は記者会見で、同町との合併協議を始める考えを明らかにした。

 しかし、「反対」も28%に上り、「賛成」との差は4ポイントしかなかった。市長は会見で「民意を十分反映させる必要がある」と指摘。合併協議を慎重に進めるため、市の基本姿勢を検討する庁内組織を近く設置する方針を示した。

 太田典男町長は取材に対し、「私たちの思いを理解していただけた。市民の皆さんに感謝したい」と話した。

 アンケートは旧市と合併4地区の人口分布に応じ、有権者の中から年齢別、男女別に抽出して実施。客観性を保つためとして質問用紙や資料の郵送、開票、結果集計のすべての作業を調査会社に委託。回収数は3500人だった。

 回答は、町との合併に「賛成」が1136人、「反対」が997人。一方、「どちらでもよい」が926人(26%)、「わからない」も424人(12%)に上った。17人は無回答だった。

 波田町は04年6月、住民投票で合併反対が多数を占めたため、当時進んでいた松本市など5市町村の任意合併協議から離脱。市は05年4月、梓川、安曇、奈川、四賀の旧4村を編入合併した。波田町は自立を選択して町政を進めてきたが、05年7月の町長選で、合併推進を掲げた太田氏が当選。06年12月の住民意向調査では合併賛成が多数を占め、市に合併協議を申し入れた。

4065とはずがたり:2009/01/17(土) 00:49:21
>>4061
俺じゃありません。
そろそろコテの規制とかかけた方が良いんでしょうかねぇ。

4066とはずがたり:2009/01/17(土) 00:51:16
<関東北陸甲信越>長野県松本地域
>>4064
おお,巧く行くと良いんですけど。

4067とはずがたり:2009/01/17(土) 19:45:31
<北関東>群馬県
>>4036 >>4055
前橋市は富士見村とやっと合併が決まり高崎市も遂に吉井町との合併が決定。
前橋と高崎は群馬県の2極として相補して発展して欲しいですなぁ。
町長が辞めるのは税金の無駄な気もするが。。

吉井議会も合併可決
高崎と6月 リコール圧力に
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090114-OYT8T00053.htm

 吉井町議会は13日、臨時町議会で高崎市との合併に必要な廃置分合議案など6議案を可決した。高崎市は今月8日に合併関連議案を可決しており、合併に向け最大の難関とみられていた吉井町議会の同意を取り付けたことで、両市町は予定通り6月1日に合併する見通しとなった。高崎市の松浦幸雄市長と斎藤軍雄町長は今月中に県に対し、合併の申請を行う予定で、県議会2月定例会で議決される見通し。また、可決を受け、斎藤町長は合併前に辞職すると表明した。

 吉井町議会の合併関連6議案は一括提案された。議長を除く14人による無記名投票の結果、8対6の賛成多数で可決された。当初、合併慎重派が多数を占める同議会で否決されるとみられていたが、慎重派の2人が賛成に回ったことになる。

 可決の背景には、合併推進を求める同町の住民団体が行った町議会解散請求(リコール)の署名活動で、必要な有効署名が集まり、合併関連議案が否決された場合、解散の本請求を行うまでになっていたことがある。こうした住民側の圧力に対し、一部議員に「無用な混乱を避けたい」との心理が働いて賛成に回ったとみられるからだ。

 合併関連議案可決を受け、町議会解散請求活動を行ってきた「高崎合併を成功させる会」の神保正会長は記者会見。「まさか、合併が決定になるとは想定していなかったので感無量」と述べるとともに、目的を達成したことで、本請求を行わないことを表明した。

 また、同町の斎藤町長は、「高崎市との合併が確かなものとなったことを大変うれしく思う。今後、合併してよかったと実感できる新しいまちづくりを推進していきたい」と述べた。さらに、過去の会見で「町議会との話し合いで合併が担保されるならば、町長を辞職しても良い」と語ったことに触れ、6月の合併期日を待たずに辞職する考えを明らかにした。

 一方、2011年4月に予定する中核市移行の手続き上、6月1日の合併は遅らせることのできない期限だとしていた松浦市長は、、「傍聴していた職員から連絡を受けるまで半信半疑だったが、よくご理解いただいた。胸のつかえが下りた。合併協議会で決めたことに誠意をもって応えていくことが大事」と語った。

 高崎市と吉井町の合併問題は、2003年に任意協議会が設置された時にさかのぼる。しかし、町議会は合併慎重派が多数を占めたこともあって、なかなか進展の動きが見られなかった。これまでに3度の住民投票が行われ、昨年5月の3度目の住民投票で法定協議会設置について賛成が2000票以上上回ったため、7月に両市町の合併協議会が設置され、10月に合併協定調印にこぎつけた。

■「新高崎市」人口37万に

 吉井町議会が高崎市との合併議案を可決したことで、6月1日に誕生が見込まれる新高崎市の人口は約37万人になる。

 現在、高崎市の人口は、住民基本台帳人口と外国人登録者数を合計した総人口で34万7999人(1月1日現在)で、県内最多。5月5日に合併する前橋市と富士見村の総人口の合計は、34万6199人(12月31日現在)。吉井町の総人口2万5474人(1月1日現在)が高崎市に加わることで、6月から再び差が開くことになる。
(2009年1月14日 読売新聞)

4068とはずがたり:2009/01/17(土) 20:50:45
<九州・沖縄>宮崎県
>>4041 >>3521 >>3520

清武町の住民団体 宮崎市との合併賛否問う 住民投票条例の制定請求 町長「反対結果なら辞職」
2009年1月10日 02:23
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/70099

 宮崎市との合併を予定している清武町で9日、住民団体「あすの清武をつくる会」(細木章稔代表)が、鐙(あぶみ)和俊町長に合併の賛否を問う住民投票条例の制定請求をした。請求を受けた鐙町長は「私の意見書を添えて議会に付したい」としている。29日までに臨時町議会が開かれ、条例制定に同意するかどうか審議される。

 同市との合併をめぐって同町は2004年、田野町(当時)との合併も含めた住民投票を実施。投票率は約46%で、不成立となったが、「合併しない」が約48%を占め、これを受けて当時の町長は合併に否定的だった。

 07年4月に鐙町長が、当時の町長を破り初当選。10年3月の合併を目指し、協議を進めてきた。しかし、同会が「住民投票で、合併に対する町民の意思を明らかにすべき」と条例制定を求める署名活動を展開、昨年12月に町内有権者の50分の1以上にあたる3740人分の署名を提出していた。

 鐙町長は「私は合併推進を掲げて当選した。仮に、住民投票になり『ノー』が出たら辞職する」と述べた。これに対して細木代表は「やっとここまでたどりついた。町長は町長選で合併するか否かを公約に掲げて争ったというが、当時の選挙の争点は合併問題だけではなかった。合併するか、しないか、結果がどっちであれ住民の意見を明確にしたい」としている。

=2009/01/10付 西日本新聞朝刊=

4069とはずがたり:2009/01/17(土) 21:15:05
<九州・沖縄>鹿児島県
>>3727 >>3536 >>3435

合併刻々 推進議連が設立総会/姶良3町
「期限内実現 全力尽くす」
(2009 01/16 07:16)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=14740

 姶良、加治木、蒲生3町の合併実現を目指し、3町議会の議員有志が昨年末発足させた「3町合併を推進する議員連盟の会」の設立総会が15日、加治木町役場であり、住民主役の合併を推進するために住民と対話集会を開くなどの活動計画を決めた。
 議連の会には各議長を除く議員計42人のうち33人が参加。会長に加治木の法元隆男氏、副会長に姶良の森弘道氏、蒲生の小山田豊秋氏を選任。活動方針は(1)住民主役の合併推進(2)各種団体や行政機関との連携(3)3町議員間の共通理解促進−とした。
 活動期間は新合併特例法の期限内の2010年3月までとし、会員の勉強会や住民との懇談会、会報作成などを行う。法元会長は「3町議員が合併に向けて連携したのは初めて。この熱意を力に、住民の悲願である10年3月までの合併実現に全力を尽くしたい」と語った。
 総会に先立ち、県の合併担当者から新合併特例法の内容を学ぶ勉強会もあり、各町の自治会連絡協議会長や商工会長らも参加した。
 3町は昨年10月に任意合併協議会を解散。その後法定協議会設置の陳情を各議会が採択したことなどを受けて、3町長、議長が9日に会合を持ち、法定協設置で大筋合意した。

4070千葉9区:2009/01/18(日) 16:21:02
>>3651なじゃそりゃ
<首都圏>埼玉県
審議やり直しへ 菖蒲町合併住民投票条例 議会可決 町長が再議手続き
2009年1月16日

 久喜市と菖蒲町、栗橋町、鷲宮町の合併の是非を問う住民投票の実施条例案が菖蒲町議会で可決されたことをめぐり、同町の中山登司男町長は十五日、「住民投票の実施は必要ない」として、町議会に同条例案の審議をやり直させる再議の手続きを行った。再議の臨時議会は二十四日までに開かれる。

 中山町長は合併の賛否を確認する手法について、郵送による意向調査の方が住民投票より回答率が高く、低コストだと指摘。一市三町の首長が住民意向調査の実施に合意したことも理由に挙げた。

 今回の条例案は賛成六人、反対五人の小差で可決されたが、再議で可決するには、全町議出席の場合は八人以上の賛成が必要となる。 (杉本慶一)

4071千葉9区:2009/01/18(日) 16:22:58
<東北・北海道>北海道 空知支庁
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090118ddlk01010135000c.html
ニュースワイド:合併か自立か 揺れる南空知3町−−新法期限あと1年 /北海道
 ◇南幌で住民投票も−−湧別・上湧別のみ順調
 市町村合併で国の優遇措置を受けられる合併新法の期限(10年3月末)が約1年後に迫る中、南空知3町(空知管内南幌、栗山、由仁町)が揺れている。合併の是非が争点となった昨年12月末の南幌町長選で推進派の現職が再選され合併協議が一気に加速するかに見えたが、町議会には慎重論が根強く、町を二分する住民投票に発展しそうだ。道内では他にも3地域(6町村)で合併をにらんだ動きがあるが、新法下で実現する見通しが立っているのは網走管内湧別、上湧別両町の合併のみという状況だ。【横田愛】

 「今回の町長選で住民の意思ははっきり確認できた。結果を受け止め(合併を)進めるべきだ」。今月14日開かれた南幌町の臨時町議会。12月の町長選で「自立派」の新人候補を破った三好富士夫町長はこう明言した。

 ただ、この日の議会には、合併に反対する住民グループ「住民請求を実現する会」(藤原由紀子代表)からの直接請求を受け、合併の是非を問う住民投票条例案が提出された。三好町長は「制定の必要はない」との意見書をつけたが、町議からは「悔いを残さないためにも住民投票に諮るべきだ」「町長選とは性質が違う問題」と条例制定への賛成意見が相次いだ。条例案は月内に可決される可能性が強まっている。

  ■   ■

 南空知3町の合併協議は旧合併特例法下の04年にも最終局面まで進んだが、長沼町を挟んで飛び地となる南幌町で住民投票が行われ、反対が賛成を上回った。同町議会でも関連議案が否決され、いったんは破談に至った経緯がある。その後、「自立」を掲げて当選した三好町長が財政難を理由に合併推進へ転換。3町は昨年5月、再挑戦へ向け任意協議会を設置したが、南幌町内には推進派と自立派の対立構図が残ったままだ。

 「南幌は札幌圏のベッドタウンとして発展してきた町。(農村地帯の)栗山、由仁との合併は逆行している」。前回、合併反対運動の先頭に立ち、今回も住民投票条例に賛成の立場をとる近藤長一郎町議は「町長選は小差(311票差)だった。住民投票をやり直せば結果は分からない」とみる。

 南幌町の人口は90年代前半のニュータウン分譲を境に5000人台から9097人(09年1月1日現在)まで急増。住民の多くは仕事や買い物で隣接する江別市や北広島市、札幌市に通う。住民投票を求める藤原代表は「飛び地は不便。合併するとしても江別とすべきだ」と主張する。

 こうした声に三好町長は「江別には『合併はしない』と言われている。他に選択肢はない」と反論。前回の破談後、固定資産税や軽自動車税を引き上げたが、それでも町財政は5年後には赤字決算となる見通しで「今、3町で合併しなければ福祉や教育分野(の予算カット)にも手を付けざるを得ない」と三好町長は理解を求める。

  ■   ■

 「前回のことがあったので心配はしていたが……」。栗山町の椿原紀昭町長は前回の再現になりかねない南幌町の動向に懸念を隠さない。由仁町の竹田光雄町長も「3町が一緒になって自治体の体力を強化したい」と懸命にラブコールを送る。

 3町が合併協議に再び動いたのは、合併による行財政の効率化とともに「市」への昇格を目指す意味合いも大きい。政府の地方分権改革推進委員会は昨年5月、都道府県から市に328権限を移譲すべきだと勧告したが、町村への移譲は28権限止まり。「人口5万人以上」とされてきた市への昇格要件が合併新法の期間内は「3万人以上」に緩和されており、計3万393人(05年国勢調査)の3町にとっては「『市』のお墨付きを得る最後のチャンス」(椿原町長)というわけだ。

 電算システムの統合に1年程度かかるため、新法期限内の合併には今春までの決着が必要という。すべては南幌町の住民投票の行方次第となってきた。

4072千葉9区:2009/01/18(日) 16:23:22
 ◇喜茂別・留寿都も暗雲
 道内では現在、網走管内湧別・上湧別両町、後志管内喜茂別町・留寿都村の2地域が合併新法下の合併を目指し法定協議会を設置しているが、喜茂別・留寿都の協議は雲行きが怪しくなってきた。留寿都村議会で昨年12月17日、合併の是非を問う住民投票条例が全会一致で可決されたためだ。

 条例を提案した松井幸雄村議は「合併に突き進んでいいものか分からなくなった。村民にも不安の声があり意向を確かめたい」と語る。住民投票は2月下旬〜3月上旬に実施される見通し。結果によっては協議が頓挫しかねず、喜茂別町側は「議会も了承して法定協に入ったのに、住民に判断を丸投げするのか」(町幹部)と不信感を募らせる。

 このほか、日高管内新冠町では昨年10月、新ひだか町との合併を目指す住民グループが有権者の50分の1以上の署名を集め、法定協議会の設置を請求した。両町が議会に諮った結果、新冠町議会が否決、新ひだか町議会が可決と判断が分かれた。住民グループは今月、住民投票実現を目指し活動を再開したが、有権者の6分の1以上の署名が必要なためハードルは高い。

 道内の市町村数は旧合併特例法下で212から180まで減ったが、国が「合併すべきだ」とする人口1万人未満の自治体は昨年3月末時点で116市町村と全国(495市町村)の2割強を占める。道内自治体の多くが小規模のまま分権時代への対応を迫られることになる。

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 ■ことば

 ◇合併新法
 全国で「平成の大合併」を生んだ旧合併特例法に続き、市町村合併を後押しするため05年4月から5年間の時限立法で制定された。期間内に合併した市町村は地方交付税の算定などで優遇措置を受けられる。道は06年7月、180市町村を3分の1の60市町村に再編する「合併推進構想」を策定し、今年度からは合併市町村に最大9000万円を支給する制度を創設。しかし、江別市と石狩管内新篠津村の法定協議会が昨年9月に解散するなど、新法下の成果は道内ではゼロの状況が続いている。

毎日新聞 2009年1月18日 地方版

4073千葉9区:2009/01/19(月) 21:35:40
>>3967>>4037<九州・沖縄>長崎県
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/69653
東彼杵町、佐々町 県北2つの合併問題大きなヤマ場
2009年1月8日 10:23 カテゴリー:九州・山口 > 長崎
 川棚、波佐見町を含む東彼3町の法定合併協議会(法定協)設置の是非を問う東彼杵町の住民投票は8日、告示される。佐々町では7日、佐世保市との法定協設置の是非を問う住民投票実施に向けた署名活動の代表者証明書の交付申請があった。いずれも県の市町合併推進構想(2007年10月策定)に盛り込まれていたが、東彼杵、佐々町議会ともに法定協設置案を否決したため、住民の意思を直接問うこととなった。県の構想策定から1年が過ぎ、新合併特例法の期限切れ(10年3月末)まで1年余り、県北2つの合併問題は大きなヤマ場を迎えた。

 ●東彼杵町合併問題 「3町派」「大村派」動き本格化 住民投票8日告示

 「いよいよ決着をつける時がきた」‐。東彼杵町の住民投票は18日の投開票に向け、東彼3町の合併を目指す「3町派」と、大村市との合併を望む「大村派」の活動が本格化する。

 東彼3町では昨年、各町ごとに住民が法定協設置を直接請求。川棚、波佐見両町議会は設置案を可決したが、東彼杵町議会が否決したため、「3町派」が住民投票実施を直接請求し、今回の住民投票に至った。賛成が有効投票数の過半数を占めれば、法定協が設置される一方、反対が過半数となれば、3町の合併構想は破たんする。

 「3町派」は告示日の8日午前9時から、同町蔵本郷の同派事務所で出陣式を開催する予定。同日から投開票日前日までの間、町内12カ所で3町合併を訴える地元説明会を実施し、15日には決起大会も開く。ポスター掲示、ビラ配布、街宣車による運動も行う。

 これに対して「大村派」の「東彼杵町をみつめる会」は6日夜に役員会を開き、住民投票に向けた対策会議を開催。2002年に行われた大村市との法定協設置の是非を問う住民投票の際には活動が過熱し、住民間にしこりを残した反省を踏まえ、過度な反対運動はしない方針を確認。はがきによる啓発活動を中心に行うことを決めた。

 投票は18日午前7時から午後6時まで、町内8カ所で実施。開票は同日午後7時半から、町総合会館で始まり、遅くとも午後9時半までには大勢が判明する見込み。有権者数は7613人(昨年12月2日現在、町選管調べ)。

 ●佐々町 住民投票へ署名活動 佐世保市との合併問題 9日から1ヵ月

 佐々町の住民投票実施の関門となる署名活動は、8日にも代表者証明書が町選管から交付され、9日から2月8日までの1カ月間実施される。新合併特例法に基づく住民投票実施には、有権者の6分の1(1805人)以上の署名が必要。法定協設置案の住民請求の際には、1318人の有効署名を集めており、今回、さらに500人の上積みができるかが焦点だ。

 署名活動の代表者証明書交付申請をした自営業森田数博さん(58)は「町長も議会も町民の意思をとらえていない。住民投票を行うことで確認したい」と話した。関耕二町長は「現時点では何も話すことはない。(法的な手順の)結果に従うだけ」と述べるにとどめた。

 佐世保市との合併問題をめぐっては、県の合併推進構想策定後に金子原二郎知事や朝長則男市長が佐々町を訪れ、合併協議を要請したが、関町長は「合併は否定しないが、時期尚早。町民の多数は法定協設置を望んでいない」との見解を示してきた。

 これに対し、町議4人でつくる議員連盟が昨年9月、有権者の署名活動を行い、法定協設置案を直接請求。同12月、同町議会は設置案を否決したが、佐世保市議会が可決したため、佐々町側に法定協設置の是非を問う住民投票実施の可能性が残された。

=2009/01/08付 西日本新聞朝刊=

4074千葉9区:2009/01/19(月) 22:04:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20090119-OYT8T00106.htm
法定協の設置決まる
東彼杵町の住民投票

 川棚、波佐見両町との法定合併協議会(法定協)設置の是非を問う東彼杵町の住民投票が18日行われ、開票の結果、賛成2811票、反対2189票で賛成が過半数を占めた。合併特例法に基づく住民投票で、結果は議決と同等の効力があり、町議会で否決された3町の法定協設置が決まった。同じ枠組みで一度は破綻(はたん)した3町は、仕切り直して協議を始めることになる。

 3町合併を目指す住民グループ「東彼三町合併協議会推進会」が昨年7月、3町それぞれに法定協設置を求めた同一請求を行い、各町長が、議会に法定協設置議案を提案した。しかし、東彼杵町議会だけが否決したため、同推進会のメンバーが同12月、住民投票の要件となる6分の1以上の有権者の署名を集めて、町選管に住民投票を請求した。

 今月8日の告示後は、3町合併を望む住民は「3町のきずな」を強調。大村市との合併を望む住民は「大村の将来性」への期待感を説明し、それぞれ集会などを開いて活動を展開した。

 同町では2002年12月にも、大村市との法定協設置を求める住民投票を実施したが、賛成2839票、反対3444票という結果だった。これを受け、3町の枠組みで合併論議が進んだが、05年に、川棚町が離脱したため、ご破算になった。

 ▽当日有権者数 7507人▽投票者数 5086人▽投票率 67・75%

(2009年1月19日 読売新聞)

4075千葉9区:2009/01/19(月) 22:16:13
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000901190003
新潟市外局番 3つを当面存続
2009年01月19日

 「0250」や「0256」はそのまま――。新潟市は、「025」以外の市外局番を使用している秋葉区や西蒲区の市民を対象に、市外局番を統一するべきかどうかを尋ねた意識調査の結果を公表した。「統一に反対」と回答した市民が過半数を超えたため、当面はこれまで通り、市内に三つの市外局番を併存させる方針を決めた。(伊木緑)


   ◇


 同市内には現在、市域の大部分を占める「025」のほか、秋葉区に「0250」、西蒲区に
「0256」の三つの市外局番がある。同じ市外局番の区域内なら3分間の通話で8・5円の料金で済むのに対し、「0250」や「0256」の区域から「025」の区域に電話をかけると、新潟市内でも市外と同じ3分間20円の料金がかかってしまう。


 自治体は住民の要望が強い場合、総務省やNTT東日本に対し、市外局番の変更を要請することができる。新潟市では合併以降、「統一してほしい」という要望が絶えず寄せられていたため、調査に踏み切った。


 調査は昨年12月上旬、秋葉、西蒲の両区から無作為に一般家庭と事業所各1千カ所を抽出し、この計4千世帯・事業所に対して実施。2150件の回答を得た。


 このうち、市外局番の統一に「反対」と答えた割合が、秋葉区は50・7%、西蒲区は52・0%でいずれも「賛成」を上回った。


 一方、一般家庭と事業所に分けると、秋葉区では「反対」と答えた事業所が56・5%に対し、一般家庭は55・2%が「賛成」。西蒲区でも事業所の58・4%が「反対」、一般家庭の54・2%が「賛成」と、いずれの区でも逆転していた。


 調査を実施した市企画調整課によると、統一に「賛成」の理由は、電話料金や利便性、「新潟市としての統一感」が多かった。一方、「反対」の理由としては、事業所を中心に、封筒やパンフレットなどの印刷物を修正しなければならない場合のコストや、新しい番号の周知の苦労などが多く挙がったという。

4076とはずがたり:2009/01/19(月) 23:53:21
>>4073-4074
此処は川棚町が嫌がって破談になった印象でしたが,そもそも東彼杵の町論も二分されてたんですね〜。
大村と佐世保に合併された方が利権町議どもを一掃出来て良いような気もしますが。。

4077とはずがたり:2009/01/20(火) 03:00:20
>>4071
>こうした声に三好町長は「江別には『合併はしない』と言われている。他に選択肢はない」と反論。
合併しようとしない江別が悪い気がしますねー。
何をけちくさいこと云って居るのか。
新篠津辺りとは協議した癖に。。

中心市が責務を果たそうとしていないケースに美濃加茂市(加茂郡)・彦根市(犬紙郡)・長浜市(湖北地区・協議してるけど難癖付ける傾向)・山形市(上山市・山辺町・中山町)・成田市(富里市・芝山町・多古町・神崎町・栄町)・名古屋市(大治、七宝、美和町・北名古屋市)・豊川市(小坂井町)・南アルプス市(増穂町)・五戸町(新郷村)・川口市(鳩ヶ谷市)など

公共心が足りないんちゃうか。一方的に負担を押しつけられないようにすることは大事だけど。

4078とはずがたり:2009/01/21(水) 15:30:10
<九州・沖縄>福岡県糟屋郡
>>3748 >>3704 >>3543-3544 >>3400 >>3368

>久山町は賛成3、反対8となった。粕屋町は8対8の可否同数となり、議長採決で否決された。宇美町は賛成13、反対2▽篠栗町は賛成6、反対5▽志免町は賛成8、反対7▽須恵町は賛成13の全会一致――だった。
粕屋(黄)は要だかし可否同数なんで頑張って説得するとして,久山(青)を抜いても形としては十分機能する。
また宇美・篠栗・志免・須恵(赤)の4町でもそれなりに形になる。
それにしても中心市街地としての自覚を持てない粕屋さいてー。。
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/gappei/fukuoka-kasuya01.png

4079とはずがたり:2009/01/21(水) 18:50:51
さて何日になりますやら。

「鳥海山の日」公募、反響上々 応募85点、23日に決定
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090113e

 市民組織「鳥海山の会」(事務局・由利本荘市、会員103人)が、制定を目指している「鳥海山の日」の日付の公募が今月5日付(当日消印有効)で締め切られた。県内外から85点の応募があった。同会は「予想以上の反響。応募者それぞれが鳥海山に深い思い入れと愛着を持っていることが肌で感じられた」としている。

 公募は、昨年10月の役員会で「海の日」があるのに「山の日」はなぜないのかが話題になったのをきっかけに、独自に企画した。「最もふさわしい日」への応募は、1月1日から12月31日まで、2月以外の各月に及び、その理由もさまざま。地元の由利中学校からは2年生20人の応募があった。複数の応募があったのは「8月8日」。本荘から見る山は漢字の八に似ており、「八」は末広がりで縁起がいいとするほか、登山しやすい時季でもあり、母(8・8)のように優しくもあり、厳しくもある?などの理由が添えられていた。

 鳥海山の歴史と結び付けたものも多く寄せられた。「7月7日」は、現在の鳥海山山頂を形成した1800年?01年の大噴火で、最も激しい噴火があったとされる日。町民歌、校歌、応援歌などで鳥海山が「と(10)りみ(3)やま」と歌われていたとし「10月3日」を推す人もあった。

 同会は、今月23日に由利本荘市で開く2009年度総会で「鳥海山の日」を発表、提案者に記念品を贈呈する予定。
(2009/01/13 11:19 更新)

4080千葉9区:2009/01/22(木) 00:19:40
>>3980とか
<東海・首都圏>静岡県
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090121/CK2009012102000209.html
『東部合併』会合見送り 函南町提案に3市町が同意せず
2009年1月21日


 静岡県東部地域の中核都市圏形成を目指し、県が構想する沼津、三島、裾野の3市および函南、清水、長泉の3町合併をめぐり、函南町が提案していた首長会合が見送られることになった。三島、裾野の両市と長泉町が20日までに、直ちに応じられない旨を返答。関係市町の研究会が解散された昨年2月以来の温度差は埋まらず、構想を支持する沼津市などは方針転換を迫られそうだ。

 函南町の提案に対し、三島市が「日程が調整できない」とした一方、裾野市は「いったんだめになった合併の枠組みでもう一度話を、といっても実現の可能性はない」と、厳しい見通しを示した。長泉町は、隣接の裾野市との歩調が合わないことを踏まえて参加を見送ったという。

 「生活圏が一体」として県が合併構想を示したのは2007年5月。御殿場市など周辺市町を加えた5市4町の「東部広域都市づくり研究会」で検討したが、推進派の沼津市などと、埋没を懸念する三島市などとの間で議論は平行線をたどり、研究会は昨年2月に解散した。

 昨年10月、三島市にも地盤がある元衆院議員の栗原裕康氏が沼津市長に初当選し「県構想を基本に合併を進める」と表明。芹沢伸行・函南町長が同12月、仲介案となる3市3町での意見交換会を提案し、議論再燃が期待されていた。

 函南町企画財政課は「今後の見通しは立たない。今回の件でより溝を深めることにならないよう願う」としている。

4081とはずがたり:2009/01/24(土) 19:36:51
<東海>静岡県

編入方式を再確認、合併協設立へ準備会 富士宮市芝川町
2009/01/16
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090116000000000043.htm

 富士宮市と芝川町の合併協議会設立準備会の第1回会議が15日、富士宮市役所で開かれ、準備会のスケジュールや協議内容を決めた。次回は29日、3回目は2月13日を予定し、全3回で準備会での協議を終了する見込み。
 準備会の委員は、富士宮市から太田精一副市長ら5人、芝川町から石川昌孝副町長ら4人が務める。昨年末まで開かれた合併協議事務連絡会で抽出した重要課題について、法定合併協が開かれた際に出す事務局案などをまとめる。
 会長に就任した太田副市長は冒頭のあいさつで「国、県の支援が受けられる合併新法の期限が迫っているので、円滑、迅速に進めたい」と述べ、2―3月の両市町議会の定例会に法定合併協設置議案などを付議し、4月早々に合併協を設立したいという考えを示した。
 会議では、事務連絡会での協議結果が報告され、合併方式を富士宮市への「編入」、新市名称を「富士宮市」とする方針を再確認した。
 次回準備会では、都市計画の区域区分、両市町間で税率が違う国民健康保険税や料金が異なる保育料、上水道使用料などの取り扱い、公共施設の使用方針など、住民生活への影響が大きい事業について協議する。

4082千葉9区:2009/01/24(土) 19:56:52
>>4068
<九州・沖縄>宮崎県

http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090124ddlk45010421000c.html
市町村合併:宮崎市との合併賛否問う住民投票条例を可決−−清武町議会 /宮崎
 ◇自立多数なら町長辞職も
 宮崎市との合併問題で清武町議会は23日、臨時議会を開き、来年3月予定の合併の賛否を問う住民投票条例を賛成多数で可決した。投票は2月中旬の見通し。住民の直接請求を受けて提案した鐙(あぶみ)和俊町長(56)は合併推進派。採決前に「実施は必要ない」と意見を述べたが、合併派の議員の一部も「民意は大切にすべきだ」と賛成に回った。投票の結果、自立が圧倒的多数の場合、町長は辞職の意向を示しており、信任投票の意味合いも出てきそうだ。

 条例案の内容は、投票資格者は町内の有権者と、満20歳以上の永住外国人▽1人1票の秘密投票で、投票用紙の「合併」「自立」の選択肢に○を記載する−−など。町長は「成立条件は投票率50%以上とし、それを満たさない場合は票を開かない」との追加意見を加えて提案した。

 これに対し、議員から条例案に「投票資格者のおおむね50%の投票により成立する」との条項を加えた一部修正案が提案された。採決の結果、議長を除く出席11人のうち、7人が修正案と原案に賛成し、可決された。

 当初、町議会では合併派が8人を占め、否決が見込まれた。が、議員間の調整で町長の意見に近い「おおむね投票率50%」を加えたことで一気に「投票容認」に傾いた。成立の判断は町長にゆだねられる。

 閉会後、鐙町長は取材に「町民の関心は高く、投票率は50%を超えると思う。有効投票のうち、自立が極端に多いなら、町長の職は『次の人に譲る』。合併と自立が小差なら自分なりに判断する」と述べた。【中尾祐児】

==============

 ■解説

 ◇住民の意見表明は貴重
 来年3月23日の実施に向かっていた清武町と宮崎市との合併協議。だが、土壇場近くで賛否を問う住民投票が決まり、行政が強調する合併効果が住民に十分に伝わっていないことが明らかになった。

 町によると、昨年10月から町内37カ所で住民説明会を開催したが、参加者数は全町民の約6%の1400人だけ。町長も「合併の話は住民に分かりにくい」と課題を口にした。

 清武町は大学や企業も多い都市型の街。2万人余の人口も微増傾向だ。人口37万人の県都にのみ込まれることに「古里が消える」との不安もあるのではないか。

 23日の臨時議会には定員56人の傍聴席に90人が詰めかけた。廊下には町民があふれた。説明会とは逆の光景だ。地方自治は「民主主義の学校」といわれる。住民自らが意見表明する住民投票の場は貴重な教室だ。【中尾祐児】

毎日新聞 2009年1月24日 地方版

4083とはずがたり:2009/01/24(土) 22:15:44
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方
>>4020

来年度の予算案、賛成多数で確認 賀茂1市3町合併協
2009/01/22
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090122000000000018.htm

 松崎、南伊豆町議会が合併関連経費を事実上否決するなど、混迷を続ける賀茂地区1市3町の第8回合併協議会が21日、南伊豆町中央公民館で開かれた。来年度の協議会予算の審議では、一部委員から反対意見が出たが、賛成多数で確認された。合併期日は2010年3月20日とすることが提案され、次回以降の協議会で決定する。
 予算案は総額725万3000円で、各市町議会の議決を経て予算計上される。審議では合併に否定的な意見の多い松崎町議会の情勢を理由に、予算案は認められないなどの反対意見が出た。賛成意見では、各市町の議会や住民の意向で設置した合併協の継続に向け予算は承認されるべきなどとされた。松崎、南伊豆の両町長は町議会3月定例会での予算可決への期待感を示した。
 合併期日は、新法期限内(同年3月末)で住民の異動が集中する年度末の時期を避けた。「下田市」と決まった新市名に続く町と字の名称には、3町の町名を残すことが提案された。

賀茂地区1市3町、協議継続を確認 電算システム統合は日程変更 
2008/12/25
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20081225000000000028.htm

 下田市民文化会館で24日開かれた賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会では、松崎、南伊豆の両町議会が12月定例会で電算システム統合調査費を補正予算から削除したことを受け、冒頭で合併協会長の石井直樹下田市長が「新市のあるべき姿を作り上げることが4市町長の揺るぎない意志」と述べ、協議継続の方針を示した。
 石井市長は両町の議決後に4市町長で会談したことを明かし、「新法期限内の合併に向かうことを確認した」と強調。深沢進松崎町長と鈴木史鶴哉南伊豆町長も各町議会での議決経緯を説明した上で、協議継続に前向きな姿勢を示した。
 電算システム統合について石井市長は当初のスケジュールを変更するとした上で、本年度中に2町の予算計上が得られることに期待感を示した。一方、一部の委員からは「6月の廃置分合後ではシステム統合は間に合わない」「松崎町議会の情勢は変わらない。一刻も早く合併協を解散すべき」などと発言があった。
 合併協は新市における事務処理の混乱防止や経費削減を目的に、電算システムを合併時に統合することで合意。経費を1億8130万円と見積もり、うち3400万円を調査費として各市町に分配し12月定例会での予算計上を求めていた。

4084とはずがたり:2009/01/25(日) 17:00:45

Aターン希望の27人参加 県が東京で就職面接会
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090125g

 Aターン就職希望者を対象にした県主催の「ふるさと就職面接会」が24日、東京都中野区の中野サンプラザで開かれた。雇用情勢が悪化する中、首都圏の20、30代の男性を中心に27人が参加し、真剣な表情で企業の担当者と面接した。

 この面接会は本年度3回目。県内企業と県内に事業所のある計7社がブースを開設し、業務内容の説明や採用面談に応じた。業種はIT関連が目立った。県職員による相談コーナーも設置された。

 参加者のほとんどは在職者だったが、中には仕事を失っている人も。都内で契約社員としてシステムエンジニアをしていたという県北部出身の30代男性は「働く意欲は十分ある。状況がさらに悪くならないうちに仕事に就きたい」と切実な様子だった。

 県雇用労働政策課によると、本年度(12月現在)のAターン就職者は前年同月比1・5%減の801人となっている。
(2009/01/25 11:21 更新)

4085とはずがたり:2009/01/25(日) 20:59:17
<九州・沖縄>宮崎県

「宮崎市と合併を」 清武町の推進派が署名提出
2009年01月20日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=14295

 清武町の合併推進派グループ「清武町と宮崎市の合併を実現する会」(真方侃会長)は19日、合併実現を求める約5700人分の署名を鐙和俊町長に提出した。

 同会の関係者3人が同町役場を訪れ、真方会長が「宮崎市との合併を公約に掲げた町長が誕生したことで、民意は固まっている。ぜひ合併を実現させてほしい」と署名簿と要望書を手渡した。

4086千葉9区:2009/01/27(火) 23:27:18
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090127-OYS1T00260.htm
同じ住民投票3か月に2回、熊本・益城町が合併問い

 熊本県益城町議会(定数19)は26日、臨時町議会を開き、町民が本請求した熊本市との合併の是非を問う住民投票条例制定案を賛成多数で可決した。4月にも実施される見通し。町ではすでに、熊本市とつくる法定合併協議会(法定協)終了後の7月頃、合併の是非を問う住民投票を実施することが決まっており、わずか3か月の間に同じ住民投票が2回行われる異例の事態に、町民からは「税金の無駄」との批判も出ている。

 熊本市は、政令市昇格の要件を人口70万人程度に緩和した新合併特例法の期限(2010年3月)までに、益城など周辺3町との合併を目指し協議している。

 益城町議会では、合併への賛否が拮抗(きっこう)。昨年9月議会では、法定協設置議案は賛否同数の末、議長裁決で決まり、議員提案の住民投票条例案は否決された。

 合併推進の立場の住永幸三郎町長は「法定協で合併の是非に関する判断材料を示した後、町民に判断してもらう」と同12月議会に住民投票条例案を提出。賛成多数で可決し、法定協終了後の実施が決まった。

 しかし、合併反対派の住民団体が「法定協が終われば、合併への流れができ上がる」と1月15日、約8500人分の署名とともに住民投票条例制定を本請求した。

 臨時町議会で住永町長は条例制定案を提案したが、「すでに可決された条例がある。合併協議が終わらない中での住民投票は拙速」と反対意見を述べた。採決では再び賛否が拮抗することも予想されたが、この日は議案に反対するとみられていた議員1人が病気で欠席。賛成9、反対8の1票差で可決された。

(2009年1月27日 読売新聞)

4087とはずがたり:2009/01/28(水) 00:13:12
>>4086
ひでぇなぁ。。
税金の無駄遣いとして利権に固執しようとする守旧派の合併反対派という位置づけで行きたい。

4088とはずがたり:2009/01/28(水) 01:56:07
<九州・沖縄>熊本県
>>4086-4087

市町村合併:熊本・益城町、2回も同じ内容の住民投票 熊本市との合併めぐり
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20090127ddp041010017000c.html

 熊本県益城(ましき)町議会で、政令市を目指す熊本市との合併を巡る住民投票条例案が相次いで二つ可決され、数カ月内に同じ内容の住民投票が2回行われる見通しとなっている。総務省合併推進課も「そうした例は聞いたことがない」と話している。

 同町議会は26日、合併に反対する住民グループが直接請求した住民投票を早期に行う条例案を、9対8(欠席1)の賛成多数で可決した。

 町議会は昨年12月議会でも、熊本市との法定協議会終了後に住民投票を行う条例案を可決しており、住永幸三郎町長は「協議会で合併の判断材料を示した上で行いたい」としていた。

 町選管によると、住民投票の投票日は住永町長が決めるが、地方自治法の規定に基づくと、直接請求の住民投票は遅くとも4月中旬ごろに実施される。一方、法定協議会は5月ごろまで協議が続くとみられ、住民投票が2回行われる見込み。1回の住民投票には800万〜900万円かかり、09年度予算で計上されることになる。【結城かほる】

毎日新聞 2009年1月27日 西部朝刊

4089とはずがたり:2009/01/28(水) 01:58:12
<近畿>兵庫県

市町村合併:相生市と上郡町、「特例法期限内の協議困難」 /兵庫
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20090126ddlk28010255000c.html
 ◇山本町長、意見書に認識示す

 相生市と上郡町の合併問題で、山本暁町長は27日に開かれる臨時町議会に「合併特例法の期限内(10年3月末)の協議は大変厳しい状況」との現状認識を盛り込んだ意見書を提出する。臨時町議会では合併協議会設置の是非が採決される予定で、相生市も同日、臨時議会を開いて採決する。

 山本町長は合併自体には賛成の立場で、意見書でも「将来的には人口20万人規模が適正。相生市との合併は安定した財政基盤を確立していく一つの手段」と合併の必要性を強調している。ただ、今回浮上した合併構想については「膨大な事務作業をこなさなければならない現実問題を提示し、議会の判断を仰ぎたい」と説明している。

 これまでの市町村合併では、行政事務の一元化や新市の長期計画策定、総務省との協議などで約20カ月を要するのが通例だ。合併特例債や議員の在任特例などのメリットがある特例法の期限から逆算すると、合併協議会で協議をまとめたうえで、9月には両市町議会で合併を議決し、11月県議会に諮らなければならないという。

 期限にこだわらなければ、地方自治法に基づいて合併を進める選択肢もある。ただ、この場合は財政的なメリットが得られない。

 27日は上郡町議会が午前10時、相生市議会が午前10時半開会。両市町議会とも可決なら協議会が設置されるが、相生が否決なら手続きは終了する。相生が可決、上郡が否決の場合、上郡での住民投票を経て再び設置を目指す道が残される。【石川勝己】

〔播磨・姫路版〕

毎日新聞 2009年1月26日 地方版

4090とはずがたり:2009/01/28(水) 02:00:42

<九州・沖縄>宮崎県

「民意無視できぬ」 清武町住民投票条例案可決 合併か自立問う 2月中旬以降実施 町長は退陣も視野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090124-00000005-nnp-l45
1月24日7時7分配信 西日本新聞
 清武町で宮崎市との合併をめぐる民意を問う住民投票が行われることになった。合併に反対する同町の住民団体「あすの清武をつくる会」(細木章稔代表)が3740人の署名を集め、直接請求していた住民投票条例案が23日開かれた臨時町議会で約5時間半に及ぶ議論の末、一部修正されて賛成7、反対4の賛成多数で可決された。傍聴席(約50席)は満席で、入れなかった約40人が議会別室で審議の行方を見守った。

 「住民投票を否定するわけではないが、合併のような重大な問題は、選挙で負託を受けた議会が(賛否の判断を)すべきだ。(住民投票条例は)制定することは適正ではない」。鐙(あぶみ)和俊町長は同条例案に反対する意見を述べた。

 同会が直接請求した後の19日、鐙町長には、合併に賛成する「清武町と宮崎市の合併を実現する会」(真方侃会長)が集めた約6000人近い合併賛成の署名を提出している。しかも、町議11人のうち8人は合併派。そのうちの1人、近藤慶子議員は、2010年3月23日の合併に向けて既に約1200万円の税金が投入されていることから「これ以上、時間も金も余裕がない」と反対討論。ほかの合併派の議員も「住民は本当の財政状況を知っているのか。もし自立すれば、大きな痛みがのしかかってくる」と住民投票に反対する声を上げた。

 しかし、町民(約2万8000人)の1割を超す3740人分の署名の重さに合併派の議員たちは揺れた。

 合併推進の「実現する会」の署名数より少ないとはいえ、「町選管で厳しく精査された直接請求は重みが違うのでは」などと、住民投票条例案を真剣に受け止める意見も出た。

 「議員になって、こういう議論は初めて。合併に対しては賛成だが、住民の意思を無視することはできない」と崎田要司議員。「町に遺恨を残すことなく、これからの清武町の方向付けをするのに大切では」と同条例案に賛成した。また合併派の別の議員も「正々堂々やって、戦えばいいやないか。ここで(議員だけの)数の論理でいくと、あとが怖い」と同条例案の賛成に回った。

 条例制定を直接請求した「つくる会」の細木代表は「合併派の町議も賛成してくれた。この結果は尊重されるべきだ」と話した。しかし、一方で議会を傍聴していた女性は「(合併に向けて)話が煮詰まっていたのに…」と残念そうな表情を浮かべていた。

 住民投票条例は来月中旬以降に実施される。鐙町長は「条例については不当なはたらきかけを禁じる罰則がない。さらに、すでに自立派と合併派で、合併を想定した場合のデータが異なっており、公正公平な判断ができるだろうか」と納得のいかない表情。

 07年4月、合併推進を掲げて当選を果たした鐙町長。「町民が自立を選択するなら、私は次の人に譲る」。同町の住民投票は、町長選含みで展開しそうだ。

=2009/01/24付 西日本新聞朝刊=
最終更新:1月24日7時7分

4091とはずがたり:2009/01/28(水) 02:01:21
<近畿>滋賀県

長浜市議会はなにやってんねん。

市町村合併:湖北地域1市6町の合併協、期日決定積み残す 最終協議終了 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090125-00000183-mailo-l25
1月25日15時1分配信 毎日新聞

 ◇結論棚上げ
 長浜市など湖北地域1市6町の任意合併協議会が24日、同市の市民交流センターで開かれ、目指してきた合併期日の確認を出来ないまま、最終回の協議を終えた。昨年7月から、11回の任意協議会を開いたが、新市の位置や名称、合併方法、議員の定数など合併協定項目26項目のうち、合併期日について決定を積み残した。
 合併期日については、長浜市議会側が、「合併新法の期限内の09年度中の合併」という従来の主張を繰り返し、6町側が強く求める1月1日の合併に言及しなかったことで、協議会はたびたび中断、結局、結論は棚上げになった。
 この日の協議終了後、1市6町の市町長会が開かれ、次の段階の法定合併協議会設置の意向を確認した。しかし、法定協議会設置には、関係市町すべての議会での議決が必要とされる。最低1年はかかるとされるコンピューターシステム統合の作業開始の期限が迫っているほか、同市議会で論議を呼んだ合併期日について任意協議会で決定を積み残し、議論は今後、かなりの曲折が予想される。【野々口義信】
1月25日朝刊
最終更新:1月25日15時1分

行政ファイル:長浜市議会合併問題特別委 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090127ddlk25010612000c.html
 【長浜市議会合併問題特別委】26日開かれ、空席の委員長に東野司議員を選出、合併期日の決定を棚上げして終了した任意合併協議会(24日)について報告が行われた。

毎日新聞 2009年1月27日 地方版

4092とはずがたり:2009/01/28(水) 02:03:21
<近畿>滋賀県
>>4091-4092
上の記事より前の記事

町村合併:木之本町の公住家賃収納問題 長浜市議会が修正案了承 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090122-00000159-mailo-l25
1月22日17時2分配信 毎日新聞

 ◇湖北1市6町任意合併協
 湖北地域の1市6町の任意合併協議会が21日、長浜市の市民交流センターで開かれ、合併協議項目で、長浜市議会の留保で協議が難航していた木之本町の公営住宅家賃収納問題について、長浜市議会側が、収納状況のチェックを強化する修正案を了承したため協議会として協議を確認、終了した。
 同問題の協議確認で、昨年夏から行われていた合併協議会の協議項目の確認作業は終了、協議会が目標とした10年1月1日の合併期日が議題となった。期日については、長浜市議会の結論が出ておらず、24日の任意合併協議会に確認作業を持ち越した。【野々口義信】

1月22日朝刊
最終更新:1月22日17時2分

4093とはずがたり:2009/01/28(水) 07:21:16
<北関東>栃木県西方町

県南合併風雲急
西方で法定協反対多数 町長辞意、「1市3町」協議へ
2008年12月5日
>>3984

選挙:西方町長選 古沢氏が出馬表明 1市4町の合併推進派
2009年1月8日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/151

西方町長選に元鹿沼市職員の大森氏が出馬の意向
(1月10日 05:00)
>>4030

栃木・西方町長選に合併推進派・大出氏が立候補へ
2009.1.12 03:22
>>4050
 大出氏は「(合併せずに)当面は自立でいくが、総務省の定住圏自立構想を視野に入れ、将来的には鹿沼市か県央宇都宮市との合併を目指したい」などと述べた。
 大出氏は、栃木市との合併反対を求める約2800人の署名を西方町に提出した「西方町の将来を考える会」の推薦を受け、立候補を決意したといい、これまで関係の深い上都賀郡との合併が最良との考えを示した。

三つどもえ決戦へ 西方町長選 来月1日投開票 
2009年1月18日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/213
 合併問題を最大の争点に若林照一前町長の辞職に伴う西方町長選が27日告示、2月1日投開票される。栃木市グループとの合併をめざす前町議の古沢悦夫氏(66)、合併に反対し、自立を主張する元鹿沼市職員の大森豊氏(57)、将来的に鹿沼市との合併を志向する前町議の大出隆之氏(70)。長年続いた町を三分する議論は、代弁者3氏が出そろったことで住民の一票に託されることになった。

<合併への問い>西方町長選(上) 構図 事実上の住民投票に 反対署名者の動向が鍵
(1月23日 05:00)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/217
再度一市四町合併を目指す前町議の古沢悦夫氏(66)、合併せずに町の自立を模索する前町議の大出隆之氏(70)、同じく自立を目指す元鹿沼市職員の大森豊氏(57)の三氏が立候補を予定。
 さらには、大出氏が立候補を表明した後、鹿沼市との合併推進から自立に方針を転換したことで、署名と選挙戦に微妙なズレが生まれた。

<合併への問い>西方町長選(下)課題 「自立」に財政難の壁 「推進」議会同意で波乱も
(1月24日 05:00)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/222

 「鹿沼市は『定住自立圏構想』の中心市となる条件を満たさないことが分かった。今後の検討課題としたい」
 二十二日の大出隆之氏(70)の正式出馬会見。鹿沼市との合併推進から自立に転じた大出氏は「町の自立に道を開く」として後援会向け資料に掲げた同構想の実現可能性を問われ、主張の「土台」の弱さを認めざるを得なかった。

 その町議会は町長選に伴い二人の欠員が生じ、町長選と同日程で補選が行われる。
 合併推進派は、若林前町長辞任とともに辞職した前町企画課長の鮎田栄一氏(59)、反対派は「西方町の将来を考える会」代表の中村功氏(66)が立候補を予定。両派とも一議席ずつを確保し、拮抗する現有勢力を維持する腹づもりだ。

4094とはずがたり:2009/01/28(水) 07:24:55
<北関東>栃木県西方町

鹿沼との合併派が居なくなって自立派が2人も出る事態に。当選するのは合併推進派だが自立派が票差では過半数で,議会は動かずと云う形になる悪寒。。栃木合併派は圧倒的な勝利を見せて欲しい所。住民も議会を解散するぞと脅した吉井町ばりの気概があるかどうか。それは兎も角藤岡町は佐野と合併が民意だから栃木と合併すべきではないと思われるのであるが。。

此迄の経緯>>4093

選挙:西方町長選 あす告示 合併の是非、最大の争点 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090126ddlk09010023000c.html
 ◇「1市4町」か「独立」か 新人3氏、出馬予定

 若林照一・前町長の辞職に伴う西方町長選が27日、告示される。栃木市を中心とする合併に合流して「1市4町」での合併を選ぶか、合併せず自主独立路線を歩むかが最大の争点で、投開票は2月1日。いずれも新人で、前町議で行政書士の古沢悦夫氏(66)と元鹿沼市職員の大森豊氏(57)、前町議で会社役員の大出隆之氏(70)の3人が立候補を予定している。【中村藍】

 古沢氏は今月14日に立候補を表明し、「西方町は県内で一番小さい町で、合併は避けては通れない」と合併推進の考えを示した。法定協議会を発足させて先に合併協議を始めた「1市3町」(栃木市、大平、藤岡、都賀の各町)に合流し、「1市4町」の枠組みでの合併実現を目指す、としている。国や県の優遇措置が受けられる合併新法の期限(10年3月末)までの合併を目途にしているという。

 17日に立候補表明した大森氏と、22日に表明した大出氏の2人は合併反対を唱える。大出氏は当初「将来的には鹿沼市との合併も視野に入れたい」と話していたが、その後立場を修正した。

 合併を巡って同町では、若林前町長が「1市4町」での合併推進を町議会に提案したが拒否され、事実上の不信任に当たるとして辞職していた。町議会は今月4日に会合を開き、合併か否かを住民に問う今回の町長選挙の結果を尊重することで一致している。

 町政課題では、古沢氏は若林町政を継承し、道の駅整備や小中学校耐震化などの事業もこれまで通り進めていくという。大森氏は自立を守るため、町職員数の自然減による削減や町長の給料カットなどを提案している。大出氏は小学校の建て替えを鉄筋から木造に変えるなどして予算をやりくりし、生き残りをかけたいという。

 同時に実施される町議補選(改選数2)は、新人の2氏が立候補を予定している。

 有権者数(昨年12月2日現在)は5663人(男2764人、女2899人)。
==============
 【合併問題に関する3者の主張】
 ◇古沢悦夫氏
 国と県の優遇措置が受けられる、10年3月までに、1市4町での合併を目指したい。
 ◇大森豊氏
 特色のある西方町を次の世代に残すため、合併はせず自主独立でいきたい。
 ◇大出隆之氏
 弊害が大きい合併には反対。鹿沼市との合併を視野に入れていたが、取りやめた。

毎日新聞 2009年1月26日 地方版

4095とはずがたり:2009/01/28(水) 07:29:13

こんなものが出来たのか。

平成20年12月26日
定住自立圏構想推進要綱等について
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/081226_5.html

  総務省では、中心市と周辺市町村が1対1で締結する協定に基づき役割分担し、相互に連携する「定住自立圏構想」を推進しておりますが、このたび、「定住自立圏構想推進要綱」を取りまとめました。
  また、併せて、定住自立圏構想の推進に向けた総務省の財政措置の概要を取りまとめましたのでお知らせします。

定住自立圏構想推進要綱の概要
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/pdf/081226_5_3.pdf

4096とはずがたり:2009/01/28(水) 20:15:43
<九州・沖縄>熊本県

熊本市・益城町第4回法定協 幼稚園保育料を統一
http://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/20090128001.shtml

 熊本市と益城町の第四回合併協議会(法定協)が二十七日、同町の「くまもとエミナース」であり、前回提案された「子ども未来」分野や教育分野などの四項目(一部は次回以降協議)を承認した。

 子ども未来分野では公立幼稚園の保育料を協議。二〇〇八年度の保育料は、市が月六千三百円、町が月三千円と開きがある。このため、五年間の経過措置を設け、段階的に料金を引き上げて市に統一する。町だけが徴収している入園料(千円)は廃止する。

 小中学校の通学区は原則現状を引き継ぐことを承認。ただ、市と隣接する町の地区では、保護者や住民の意見を踏まえ校区変更や緩衝地区設定を検討する。

 市だけが実施している奨学金貸し付け事業や小学三、四年生を対象にした少人数学級制度を町に導入することも決めた。

 今回の協議で、全二十六項目のうち承認したのは十二項目(一部協議中も含む)となった。新規提案は総務と経済振興、都市建設の三項目の一部。次回に協議する。(野方信助)

<承認、提案された主な項目>

 熊本市と益城町の第4回合併協議会で承認、提案された主な協議項目は次の通り。

▽承認項目

【企画財政関係】
 市章、市の木などは熊本市に統一。名誉町民は引き続き顕彰する。

【市民生活関係】
 益城地域の町名・字名は「熊本市益城町」の後に宮園など現行の大字名を続ける。現在、益城町に該当事業がない町内自治会活動支援事業は、町内自治会制度に移行後、新市の事業として継続する。

【子ども未来関係】
 乳幼児健診は熊本市の実施方法に統一。ただし、益城町だけが実施している1歳児健診など一部は5年間現行通りとし、その後、熊本市に統一する。両市町間で異なる公立幼稚園の保育料は5年間の経過措置を設け熊本市に統一する。

【教育関係】
 小・中学校の通学校区は現状を引き継ぐが、熊本市と隣接する益城町の地区では保護者らの意向を聞き、校区変更や緩衝地区設定を検討する。益城町が実施していない3、4年生を対象にした少人数学級は、新市の事業として継続する。

▽提案項目
【総務関係】
 消防団員への報酬や費用弁償の金額は市に統一する。

【経済振興関係】
 農業振興地域整備計画は両市町の計画を引き継ぎ、熊本市の見直し時期に合わせ新市で調査・統合する。企業立地促進事業は熊本市に統一する。

【都市建設関係】
 新規市(町)道路の認定基準や、益城町では徴収していない道路占用料は、熊本市に統一する。

熊本日日新聞 2009年01月28日

4097とはずがたり:2009/01/28(水) 20:16:29
<九州・沖縄>熊本県

地域から―検証・平成の大合併 第3部 新たな航路へ
(3)旧坂本村「地域振興会」 行政からの自立目指す
http://kumanichi.com/feature/gappei/kouro/kouro_20090122.html

 落差約百メートル。八代市坂本町深水[ふかみ]の「走水[はしりみず]の滝」が豪快に水しぶきを上げる。「住民で滝つぼまで遊歩道を作ったんですよ」。地元住民でつくる深水地域振興会の藤田孝一会長(66)は、地区の“自慢”に目を細める。

 観光などに滝を生かそうと、地元で整備構想が持ち上がったのは二十年以上前。旧坂本村や議会に陳情・要望してきたが、「費用対効果が期待できない」などとして、手付かずのままだった。

 転機は二〇〇五年。八月の六市町村合併を控えた旧坂本村は、住民自治の推進に取り組んだ。八つの旧小学校区ごとに、公民館を中心に住民が運営していた地区館制度を衣替え。自治組織の「地域振興会」を発足させた。

 村の補助金に代わり活動資金として、人口を基に振興会に一千万円前後を助成した。

 深水地域振興会は、発足を機に滝周辺の整備に着手。住民自らショベルカーやクワなどで、近くを通る林道から滝つぼまで約六百メートルの遊歩道を切り開いた。廃材を生かした展望所や、林道沿いに駐車スペースも設けた。

 整備をきっかけに年一回、集落から滝まで約四キロを往復する「健康ウオーク」も始めた。毎回約百人が参加。スタート地点では、シイタケやナメコ、木炭など地元の特産品を販売し、新たな収入源になっている。

 ほかの振興会でも、九州新幹線が間近に見えることが売りの公園整備(西部)や炭焼き窯作り(中谷)など独自の活動に汗を流す。合併を機に、行政に依存しない住民自治の意識が芽生えつつある。

 一方で、運営資金には不安を抱える。ボランティアとはいえ、運動会などのイベントや簡易な道路整備などは費用がかかり、助成金は目減りする一方だ。

 中谷地域振興会は収益事業を模索し、手作りした窯で焼き上がった木炭を、九州自動車道の坂本サービスエリアなどで販売する計画を立てている。市坂本支所は「今後は収益事業と地区独自の活動を、どうつなげていくかがカギ」と話す。

 深水地域振興会の滝整備には、これまで地区内の半数以上の住民が携わった。藤田会長は「行政の手が行き届かないなら、自分たちで地域を守るしかない。住民同士が話し合う機会も増え、きずなも強まった。次は走水川の渓谷も整備したい」。地元住民ならではの視点で“自慢”の掘り起こしは続く。(内田裕之)

熊本日日新聞 2009年1月22日朝刊

4098千葉9区:2009/01/28(水) 21:16:57
>>4089
<近畿>兵庫県
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20090128ddlk28010443000c.html
市町村合併:相生市・上郡町合併問題 両議会、協議会案を否決 /兵庫
 ◇構想はまたも頓挫に
 上郡町民有志による相生市との合併協議会設置請求運動で、上郡町議会と相生市議会は27日、臨時会を相次いで開き、ともに合併特例法に基づく合併協議会設置議案を否決した。相生市議会は設置賛成派が大勢を占めていたが、上郡町議会の結果を受けて「上郡の混乱回避」を理由に否決に転じた。これで、「平成の大合併」でいったんは破たんしながら町民の熱意で再び浮上した両市町の合併構想は、またも頓挫(とんざ)した。【石川勝己】

 ◇署名は熱望の表れ
 上郡町議会は午前10時に開会。冒頭、1088人の住民署名を添え合併協設置を請求した広瀬和也さん(42)が意見陳述した。

 広瀬さんは「予想を上回る数の署名は町民の(合併への)熱望の表れ。町の将来に責任を果たせる判断をしてほしい」と訴えた。

 ◇実現疑問視する声
 議員からは合併の必要性を認めるものの、国の財政支援などのメリットがある特例法の期限(10年3月)までの合併実現を疑問視する意見が続出。また、赤穂市、岡山県備前市と構成する定住自立圏構想の整合性に欠けるとの指摘もあった。

 その後の採決の結果、議長を除く出席議員11人のうち、賛成は3人にとどまった。

 一方、相生市議会は10時半に開会し、いったん休憩して午後1時に再開。この時は既に上郡町の結果が各会派に伝わっていたため、その後の採決では全会一致で設置案が否決された。

 ただ、議員からは「(特例法によらない)任意の合併協設置の道もある。将来に向け合併を模索していくべきだ」との意見も多く出た。

 ◇将来模索の両首長
 この日の結果について山本暁・上郡町長は「法律の時間的制限もあり、このような結果になった。相生市とは今後とも一層連携していきたい」とコメント。谷口芳紀・相生市長は「将来的に小規模自治体の合併は必要。今後も将来に向けた素地づくりを進めたい」と述べた。

==============

 ■解説

 ◇代替案、早急に提示を
 「平成の大合併」の失敗に続き、相生市と上郡町の合併構想がまた流れた。合併しても5万人弱の「小都市」ではあるが、厳しい財政状況の中、「西播磨広域合併の足がかりに」と期待した行政関係者や住民にとっては残念な結果となった。

 平成の大合併の際、上郡は町長(当時)が赤穂市と、議会は相生市との合併を指向し、議会解散など町内は大混乱した。今回の合併話は町民の直接請求が発端だ。だが、合併後の利権や町長選の意趣返しが目的だったなどと揣摩(しま)憶測が乱れ飛んだ。今回の結果について、ある町議は「結局、合併で職を失う町議の保身が招いた結果だ」と厳しく指摘する。

 特例法の手続き上、相生市が可決すれば、上郡町の住民投票を経て再度、合併協設置を探る道もあった。市長は反対派が多ければ解散も辞さない構えで議会をまとめていたが、上郡の過去の混乱が念頭にあった相生側は否決に踏み切った。

 道州制をにらみ三位一体改革が進む中、確固たる独自財源を持たない小規模自治体が生き残るのは極めて難しい。「自らの都合」で合併構想を破たんさせた上郡町議会、意思を明確にしなかった町長は、相生市との合併に代わる町民2万人弱の生き残り策を早急に提示する必要がある。【石川勝己】

〔播磨・姫路版〕

毎日新聞 2009年1月28日 地方版

4099千葉9区:2009/01/28(水) 23:40:21
>>3982>>3992
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090128ddlk14010200000c.html
相模原市:政令市移行 行政区名答申案、「緑」「中央」「南」 /神奈川
 相模原市行政区画等審議会は26日、2010年4月の政令指定都市移行で設置される三つの行政区名の答申案を決めた。橋本・旧津久井郡4町の北部地域は「緑」、相模原や上溝、田名などの中央地域は「中央」、相模大野や相模台、東林などの南部地域は「南」となる。市は3月末までに区名案を決め、09年度中に市議会に提案して最終決定する。

 区名案は市民意向調査結果をもとに検討。意向調査で北部地域は「北」が最多得票だった。だが、「緑」「みどり」を合わせた得票が「北」を上回ったことから、自然の豊かな津久井地域が含まれることを考慮して多数決の結果、「緑」になった。【高橋和夫】

毎日新聞 2009年1月28日 地方版

4100とはずがたり:2009/01/29(木) 12:15:47
>>4099
緑区かぁ。格好悪いなあ。。
津久井郡なんだから津久井区でええやんと思ったが橋本地区は津久井郡外だから難しいか。
橋本区では旧津久井郡地域が不満かなぁ。。

4101千葉9区:2009/01/29(木) 21:39:43
<北関東>栃木県
当然、喜美系列なんでしょうね
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090129-OYT8T00022.htm
旧3市町の「一体感」醸成 農業・観光産業振興が課題
那須塩原・栗川市政1期目検証
 那須塩原市長選が2月1日に告示される。現職で再選を目ざす栗川仁氏(65)以外に立候補の動きがなく無投票の公算が大きい。反対運動もあった旧・黒磯市、西那須野町、塩原町の3市町合併から4年。栗川市政の1期目を検証する。(佐藤範明)

 「最も腐心したのは旧3市町間の一体感だった」。栗川氏は旧黒磯市長。旧西那須野町、塩原町での各種会合には自ら出かけるように心がけ、年度初めの職員異動では毎年約3分の1を異動させるなどして、旧3市町間の交流、「行政力」の向上を図ってきた。

 施設整備では、塩原温泉の大型足湯施設「湯っ歩の里」や旧西那須野中心市街地再開発事業を推進。このため旧黒磯市地区から「旧2町に配慮したため、黒磯の活性化対策が遅れた」と不満も聞かれる。

 合併による行財政の効率化では、3年間で目標を上回る54人の職員を減らしたほか、事務事業の見直しによって2007年度の経費節減効果は約6億2400万円に上る。

 また、「合併後10年以内にJR那須塩原駅周辺に建設する」と合併協議会でうたった新市庁舎の建設に向けて市は07年度から基金積み立てを始めたが、まずは学校の耐震化対策などを優先する考えだ。

 施策面では「4年間に実施を約束した48項目の80%は実現できた」と胸を張る。特に教育分野で独自色が目立つ。小中学校で学習支援に当たらせるための「臨時教師」を35校に120人を配置したほか、特色ある学校づくりのため各校が自由に使える補助金(20万円)を支出。全国の自治体で初めてという不登校児童生徒向けの宿泊体験施設も整備した。

 合併2年後に策定した市総合計画の基本理念の最初に「市民との協働によるまちづくり」を掲げた。その代表的な取り組みが、市内15の公民館ごとに組織された「車座談議」。住民と事業者、担当市職員が、地域課題を掘り起こし、そこから発案した事業に市が予算化するボトムアップ型のまちづくりが進んでいる。

 同市は本州一の生乳産出額や高冷地野菜の栽培などで本県一の農業産出額を誇る。昨夏に開業した「那須ガーデンアウトレット」では新鮮な農産物が人気だ。しかし、酪農は乳価低迷で離農者も出ている。

 3月には、東北自動車道・黒磯板室インターチェンジ(IC)が供用開始になる。西那須野塩原に次いで市内2つ目のIC設置で、交通の利便性が高まる。

 県内2番目に広い面積の同市は1月1日現在、人口が11万6340人となり、4年間で1272人増加した。塩原、板室温泉の観光客は年間400万人を超す。豊かな自然環境や地理的条件を生かし、農業や観光産業を中心に、まちづくりをどう進めるか課題といえそうだ。

 一方、同市内には150か所を超す産業廃棄物の中間処理施設や最終処分場が集中。盛り上がる市民の反対運動を背に国、県に総量規制を要望しているが、実っていない。市独自の規制策を打ち出せるかどうかも今後、焦点になりそうだ。

(2009年1月29日 読売新聞)

4103とはずがたり:2009/01/30(金) 17:09:30
<東海>静岡県

説得力を持たすためには清水市民や東静岡地区住民のもっと大人数からの意見を聞きたい所。
恐らく旧清水の行政関係者に較べて旧清水市民は醒めているのではないかと思われるのであるが。

「新庁舎不要」93% 市民意見の内容発表 静岡市
2009/01/29
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1831

4104千葉9区:2009/01/30(金) 22:44:06
>>4093-4094
自立派の大森は泡沫の様子
元鹿沼派の大出が自立派に転向
ようわからん。名前も似てるし・・・
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20090130/105789
自立か合併かで二分 大出氏、古沢氏が激戦 西方町長選
(1月30日 05:00)
 【西方】若林照一前町長の辞職に伴う町長選は、二月一日の投票まであと二日に迫った。栃木市と周辺四町(大平・藤岡・都賀・西方)による合併の是非を問う「住民投票」の様相を呈した選挙戦は、自立を訴える前町議の大出隆之氏(70)=無所属=と、合併推進派の前町議古沢悦夫氏(66)=無所属=の新人二氏の事実上の一騎打ちで、町を二分する激戦を展開。新人で自立を目指す元鹿沼市職員の大森豊氏(57)=同=は草の根運動で支持を訴えている。

 大出氏は告示直前、「鹿沼との合併」から「自立」に転換し、態勢を整えるのに手間取った。だが合併反対の四町議や市民団体「西方町の将来を考える会」を中心に活動を強化。農業団体の組織力や医療関係者の人脈を生かし、支持拡大を図っている。

 街頭演説のほか、チラシなどで「新市の端になり過疎化が進む」などと合併のマイナス面を強調する。

 一方、古沢陣営は合併新法期限内(二〇一〇年三月末)の合併を目指し、若林前町長をはじめ四町議ら合併推進派が集結。出陣式には一市三町の全首長もが駆け付け、勢いをつけた。

 街頭演説に加えミニ集会を重ね、「対等合併」の利点を強調するほか、文書では「自立は税の負担が増える」などと自立の困難さを指摘し「今こそ決断を」と呼び掛ける。

 選挙戦は、有権者五千六百五十七人(二十六日現在)のうち約千四百人が住む町中心部の金崎地区の動向が焦点。また大出氏の政策転換で、鹿沼との合併を望んでいながら受け皿がなくなった町民の票の行方も勝敗の鍵を握り、両陣営とも票の取り込みに懸命だ。

 大森氏は「地域主権」の維持を主張し、独自の戦いを展開している。

 町民の関心は高く、投票率は前回の77・93%を上回りそうだ。

4105千葉9区:2009/01/31(土) 12:50:48
>>3933
<首都圏>埼玉県
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090131/CK2009013102000112.html
合併協議申し入れ 鳩ケ谷市 川口市長は『検討』を明言
2009年1月31日

 鳩ケ谷市の木下達則市長は三十日、川口市の岡村幸四郎市長に合併協議を申し入れた。合併について白紙と言い続けてきた岡村市長は、新年度から庁内に担当部署を設置して検討に入ると明言。蕨市を加えた県南三市の合併は一度破綻(はたん)したが、二市で再スタートすることになった。

 申し入れをしたのは、木下市長、西脇博市議会議長ら。木下市長らは岡村市長に「真の地方分権を確立するため合併が必要」などとする合併協議申し入れ書を手渡した。

 木下市長は申し入れ後、「ようやくたどり着いたと同時に、今後が正念場。(川口市の姿勢が)白紙から内部で検討に変わり、手応えはあった」と述べるとともに、「新合併特例法期限内の合併がいいが、こだわる必要はない」との考えを示した。

 岡村市長は「申し入れは真摯(しんし)に受け止め、議会と連携を図り、取り組みたい。合併ありきではなく、ゼロから議論を積み上げていきたい。政令指定都市を目指す一段階」とした。

 三市の合併協は二〇〇四年九月に解散したが、〇六年十月の鳩ケ谷市長選で合併を公約に掲げた木下市長が当選。昨年十二月に鳩ケ谷市議会が早期合併決議案を可決していた。 (高橋恒夫)

4106とはずがたり:2009/01/31(土) 13:02:21
>>4105
やっとですねぇ。未だ入口に立つ事が決まったぐらいの段階だけど。。

4108とはずがたり:2009/01/31(土) 20:46:01
「平成の大合併」終了へ=10年3月末の法期限切れで−地制調小委
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009013000908

 第29次地方制度調査会(首相の諮問機関)専門小委員会は30日の審議で、「平成の大合併」を進める合併特例新法が期限切れとなる2010年3月末で、国による市町村合併推進を終えるべきだとの認識で大筋一致した。
 林宜嗣小委員長は「自主的な合併はいいが、国が合併を促進していくのは無理ということで大方一致している」と指摘。今後は合併で生じた課題への対応策や、人口規模や地域特性などに応じた市町村の在り方などについて議論を詰める考えを示した。
 地制調は同委の意見集約を踏まえ、7月までに答申をまとめる。 
 平成の大合併は、政府が1999年に合併特例法を改正し、合併市町村への財政優遇措置を手厚くしてから本格化。同年3月末時点で3232あった市町村数は、10年2月1日時点で1772にまで減少する見込みだ。
 同委は昨年12月から、今後の市町村の在り方について審議に着手。国が市町村合併をさらに進めることについて、委員からは「強制合併でもしない限り、さらなる合併は期待できない」「(小規模自治体は)国が財政措置を厳しくして合併に追い込まれたのが実情だ」などと否定的な意見が相次いだ。(了)
林宜嗣(はやし・よしつぐ)
(2009/01/30-18:36)

4109とはずがたり:2009/02/01(日) 20:50:14
間違えて行革スレに貼ってしまった。。

市町村合併、これ以上不要=「地域文化損なう」−鳩山総務相
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1847

4110とはずがたり:2009/02/01(日) 20:52:06
<首都圏>埼玉県
>>4105

市町村合併:鳩ケ谷市、川口市に合併協議を正式申し入れ /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090131-00000085-mailo-l11
1月31日13時1分配信 毎日新聞

 鳩ケ谷市は30日、川口市に合併協議を正式に申し入れた。木下達則鳩ケ谷市長、西脇博同市議会議長らが、川口市役所を訪れ、岡村幸四郎川口市長と松本英彦同市議会議長にそれぞれ文書を手渡した。木下市長は「合併推進の署名が2万4000人集まり、議会でも昨年末に早期合併決議が行われ、環境が整ったと判断した。行政改革の推進など、合併に向けた環境の整備を進める」と語った。
 鳩ケ谷市が合併に向け動き出したことから川口市の対応が注目される。これまで「白紙の状態」としてきた岡村市長は「申し入れは真摯(しんし)に受け止め、結果ありきではなくゼロから議論を積み上げたい。来年度、合併担当セクションを設置する」とコメントした。
 蕨市を加えた3市合併構想が04年9月に破綻(はたん)したが、06年10月に合併推進派の木下氏が鳩ケ谷市長となり、鳩ケ谷市側から2市合併の動きが進んできた。川口市側の具体的対応は、任期満了に伴う同市長選(5月17日投開票)後とみられる。【鴇沢哲雄】

1月31日朝刊

4111とはずがたり:2009/02/02(月) 19:21:41
<首都圏>栃木県
>>4030 >>4050 >>4093-4094 >>4104
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/151 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/213 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/217 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/222

此処でも山形県知事選と同じように票が多かったみたいだけど
得票が出てないな・・。。

合併推進の古沢氏当選 西方町長選
(2月2日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090201/106599

 西方町の若林照一前町長の辞職に伴う同町長選は一日、投票が行われ、即日開票の結果、前同町議の古沢悦夫氏(66)=無所属=が初当選した。栃木市と周辺四町(大平・藤岡・都賀・西方)による合併の是非が最大の争点となった新人三氏による選挙戦で、古沢氏は推進を訴え過半数を獲得、次点で自立を目指すとした前同町議の大出隆之氏(70)=同=に約七百票差をつけた。同じく自立を唱えた元鹿沼市職員大森豊氏(57)=同=は及ばなかった。投票率は78・83%で、前回(二〇〇五年)の77・93%を0・9ポイント上回った。

 古沢氏は、合併を推進した若林前町長らの要請で一月に立候補を表明。合併推進派町議らの支援も受け「一市四町の対等な合併が最善」と主張。また「自立は住民の負担増を招く」と訴え、町財政に不安を抱く有権者や、これまで町政に関心の薄かった層からも支持を集めた。

 大出氏は告示直前に「鹿沼市との合併」から「町の自立」に転換。合併反対派町議や反対署名を行った住民団体の支援を受けて「合併で西方は過疎化する」と訴えたが、届かなかった。大森氏は「町の自己決定権を維持できる自立を」と草の根運動を展開したが、支持を広げられなかった。

 同町金崎の事務所で古沢氏は「町民は合併に賛成してくれた。町議会と話し合い、一日も早く一市三町の合併協議会に合流したい」と喜びの弁を語った。

 敗れた大出氏は「自立を望んだ有権者の票の重みも考え合併を進めてほしい」と述べた。

 開票で、投票者数よりも投票総数が一票多く、同町選管は投票結果を確定とした上で原因を調べている。

4112とはずがたり:2009/02/02(月) 19:33:44
<首都圏>栃木県
>>4111-4112
大森氏の得票ひどす。。>>4104で千葉9区さんが指摘したように可成りの泡沫でんな〜w
大森氏を併せても可成りの得票差なので西方の民意は固まった。栃木と合併で問題ないでしょう。議会めちゃんと自らの不明と誤りを認めよヽ(`Д´)ノ

古沢氏接戦制し初当選 西方町長選 投票率は78・83%町民、合併の道選ぶ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20090202/CK2009020202000093.html
2009年2月2日

 前町長辞職に伴う西方町長選は一日投開票され、合併推進を訴えた無所属で新人の古沢悦夫氏(66)=行政書士=が、合併を否定し自立の継続を訴えた、いずれも無所属新人の大出隆之(70)=会社役員、大森豊(57)=元鹿沼市職員=の両氏を破り、初当選を果たした。当日有権者数は五千六百八人、投票率は78・83%だった。 (梅村武史)

 「われわれには合併しか生き残る道はなかった。町民の理解に感謝したい。一日も早く合併協議会に参加したい」。当選確実の報を受けた古沢氏はこう語り、支援者と勝利を喜んだ。

 若林照一前町長の合併方針が町議会に受け入れられず、辞職したことに端を発する今回の選挙。前町長から後継者に指名された古沢氏と地元の農協、医療関係者の支援を受けた大出氏という元町議二氏の事実上の一騎打ちだった。

 長期的展望に立って町の将来について語った古沢氏はサラリーマン層、若年層から幅広く支持を受け、組織力に勝る大出氏を振り切った。大森氏も草の根選挙を展開したが実らなかった。

 古沢町長の誕生で、町は栃木市グループ(栃木市、都賀町、大平町、藤岡町)との合併に向け、一歩を踏み出すことになる。

 栃木地区合併協議会会長の日向野義幸栃木市長は、「古沢町長の誕生を心から歓迎します。一市四町での合併協議が一刻も早くスタートできるよう早速、調整に入りたい」とコメントを寄せた。
◆未来語り若年層が支持

<解説>
 町民は合併の推進を選択した。古沢氏の勝因は、町財政の困難さと正面から向き合い、町の将来、子どもたちの未来について積極的に語ったことだろう。長期的視点に立った主張は町民に安心感を与え、比較的関心の低かった子育て世代など若年層にも支持を拡大していった。

 一方で自立派の大出氏は約三分の一の世帯が農業関係者という地域で農協幹部の支援を得、組織力で大きく上回っていた。が、「当面は自立で行ける」と繰り返す姿が近視眼的に映ったのではないか。財政面での説明にも説得力を欠いていた。

 選挙期間中、一部の町民が「相手陣営の人とは口もきけない」とこぼしていた。県内一小さな自治体を二分した議論は、町に深刻なしこりを残した。合併に向け紆余(うよ)曲折は、これからも続くだろう。新町長の手腕の見せ所だ。 (梅村武史)

◇西方町長選開票結果
当 2,470 古沢悦夫 無新
  1,763 大出隆之 無新
   146 大森豊 無新

 全票終了

選挙:西方町長選 古沢氏が初当選 大出、大森両氏破る /栃木(毎日)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/282

4113千葉9区:2009/02/02(月) 21:18:19
>12月の市議会全員協議会で1市4町の法定協設置に反対した町議も、「町長選の選挙結果を尊重する」としており、今後、町議会も1市4町合併が多数派となる見通しだ。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090202-OYT8T00210.htm
西方町長に古沢氏当選
「1市4町」の合併選択
 合併の是非を最大の争点に新人3人の争いとなった西方町長選は1日、投票が行われた。午後9時から町中央公民館で開票の結果、「1市4町(栃木、西方、大平、藤岡、都賀)」での合併を掲げた前町議の古沢悦夫氏(66)が、いずれも「自立」を訴えた前町議の大出隆之氏(70)、元鹿沼市職員の大森豊氏(57)の2人を破って初当選した。西方町は今後、1市3町が設けた法定合併協議会(法定協)に合流し、1市4町による合併協議が進むことになりそうだ。当日有権者数は5608人。投票率は78・83%で、過去最低だった前回(77・93%)を上回った。

 同町金崎の古沢氏の事務所には大勢の支持者が集まり、当選の知らせが入ると、大きな拍手が沸き上がった。古沢氏は「町民は1市4町合併に賛成してくれた。議会と協力し、1市3町の合併協議会に一刻も早く仲間入りさせていただきたい」と抱負を語った。

 今回の町長選は、若林照一前町長が昨年12月、町議会全員協議会で1市4町の法定協設置が認められなかったのを受けて辞職したことに伴い、行われた。

 古沢氏は「自立は難しく、合併は避けて通れない。(2010年3月末の)合併新法期限内の合併を目指す」と訴え、若林前町長のほか、1市3町の首長らの応援を受け、支持を伸ばした。

 一方、大出氏は「合併すれば過疎化が進む」と指摘し、農商工や医療関係者も支援に回ったが、及ばなかった。大森氏は、友人らの支援による草の根活動を展開したが、浸透しきれなかった。

 12月の市議会全員協議会で1市4町の法定協設置に反対した町議も、「町長選の選挙結果を尊重する」としており、今後、町議会も1市4町合併が多数派となる見通しだ。すでに合併協議は1市3町でスタートしており、古沢氏は遅くとも3月町議会までに法定協参加の議決を得たい意向だ。「自立」か「合併」かを巡って町民に生じた溝を埋めることも課題だ。

 1市3町の法定協会長で、栃木市の日向野義幸市長は「合併推進の町長の誕生を歓迎している。1市4町での合併協議が一刻も早くスタート出来るよう、首長間での調整に入りたい」とのコメントを発表した。

(2009年2月2日 読売新聞)

4114とはずがたり:2009/02/03(火) 01:13:53
<北関東>栃木県

突如合併構想が那須烏山市側かlら浮上したみたいだけど那珂川町側はつれない感じである。

■那須烏山市長選
 南那須町長を経て初代市長となった大谷範雄氏(60)は、態度を明確にしていないが、再選出馬が有力視されている。大谷氏は昨年9月、那珂川町との合併構想を明らかにした。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/288

川崎那珂川町長 「現時点では合併考えていない」
(12月11日 05:00)
http://72.14.235.132/search?q=cache:_Nmk2FaRu-0J:www-mobile.shimotsuke.co.jp/journal/politics/council/news/20081211/85044

 【那珂川】川崎和郎町長は定例町議会一般質問で、今後の市町村合併について「現時点ではさらなる合併は考えていない」との見解を示した。大谷範雄那須烏山市長が九月定例市議会一般質問で「那珂川町との一市一町の合併を推進したい」などと発言したことに対する質問に答えた。

 阿久津武之氏が質問した。

 九月の大谷市長の発言に対し川崎町長は「市長としての考えと受け止めている」とし、「合併してまだ三年。現在は行財政基盤の強化にまい進しており、さらなる合併は考えていない」と明言。その上で「今後は時代の急激な変化や道州制を見据え(広域行政事務組合を構成する)那須烏山市との連携は不可欠。緊密な情報共有を図りたい」とした。議会後には「現時点で正式な申し入れはない」ことも明らかにした。

 両市町の合併に関し大谷那須烏山市長は、「広域行政や各種団体の枠組みを考えれば那珂川町との合併は当然」とし、二〇一三年度から一七年度までの同市総合計画後期基本計画期間内に「合併協を立ち上げられるよう調整したい」との意向を示している。

4115とはずがたり:2009/02/03(火) 01:26:06
栃木県市町村合併事情★10

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/31(日) 09:26:53 ID:???
藤岡町アンケート、佐野の団体が町のアンケート配布日に合わせて
「佐野と合併しる」パンフ配って世論誘導?したらしいな。
やり直しとかあるのか??

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/31(日) 09:57:05 ID:???
>>233
と、いうか
そんなパンフぐらいで動く住民なら、それもまた住民の意思なんじゃない?
そんなに佐野以外の合併がよかったのなら、同じように最初からそのようなパンフをつくれば
良かっただけのこと

やり直しの必要なし

でも、田沼・葛生筋って某スレでみたけど、合併に慎重じゃなかったけ?


237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/31(日) 14:02:30 ID:???
なんで岩舟も藤岡も分割合併しないんだ?

都賀、大田和、太田、甲→佐野指向
部屋、緑川、蛭沼、富吉、中根、渡良瀬遊水地→小山・野木指向
藤岡、赤間、大前→どうすっか…

住民からすればこんなもんじゃね?

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/01(月) 16:22:06 ID:FLWl7Aar
小山は野木、上三川、壬生、下野、結城
と合併して、大小山市に。

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 13:37:17 ID:???
>>246
新市名は絶対に壬生市だな
壬生市は絶対!絶対に譲れない
壬生市でなければ合併破棄する

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 13:47:19 ID:???
で、市役所も壬生で、そのほかは支所にする
たとえ小山でも壬生市小山支所、絹支所と大谷支所、美田支所は廃止してやるよ
壬生市下野支所、石橋と南河内の支所は廃止w
小山にある県の施設や都市としての中核施設は佐○先生にお願いして全てを壬生に集約してやるw

え?交通の便が不便だって?
知るかボケ!
小山から両毛線で栃木まで来て東武で来ればいいだろ?
ボケが!!

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 18:28:05 ID:???
なぜそんな必死にわめいてるのだ

260 :元壬生町民@北海道民:2008/09/02(火) 18:44:10 ID:???
関係のない壬生を小山に入れようとしてるからだ

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 19:10:34 ID:???
>>260
何を勘違いしてるか存じませんが、壬生なんて僻地小山は欲しておりませんが。

262 :元壬生町民@北海道民:2008/09/02(火) 19:32:56 ID:???
>>261
246に書いてあるぞな

そうだよな壬生と下野・小山・上三川とはレベルが違いすぎるもんなw
あんな僻地と一緒にされては困るw
壬生は蘭学の町、城下町、壬生藩の歴史と誇りがある
それに比べ、下野と小山はどこかの藩のただの領地だか飛び地だかとはおもみが違うw
人口も単独で市を狙えるほどだw合併は壬生が中心地となる合併でないとどことも合併しない
糞下野はそれに気づいて逃げたんだよなw

4116とはずがたり:2009/02/03(火) 10:44:18

なるほどぉ〜>代わりに地域活性化策として今年度から「定住自立圏構想」を進め、さまざまな支援策を打ち出している。この構想は地方再生の一環で中心市と周辺市町が連携・役割分担して生活に必要な都市機能を確保する新政策だが、要件で中核市の人口が4万人以上とあり、3万人に満たない御坊市は対象外のため、日高地方は蚊帳の外に置かれる。全国的に見ても対象になれる市は240ぐらいで500以上の市が対象外になるとみられる。

国が広域行政圏要綱廃止
http://www1.ocn.ne.jp/~ks-press/090201.html

 国が3月末で「広域行政圏計画策定要綱」と「ふるさと市町村圏推進要綱」を廃止することが分かり、日高地方の6市町で構成する御坊広域行政事務組合(管理者・柏木征夫御坊市長)は「地方の切り捨てだ」と危機感を募らせている。国は新政策の「定住自立圏構想」への切り替えを進めているが、日高地方は構想の対象から外れるため、要綱廃止後は財政支援など優遇策が受けられず、今後の広域行政施策推進に大きな不安を抱えている。
 
 広域行政圏計画策定要綱は昭和44年に定められ、これに基づき同年4月に御坊周辺市町村振興協議会を設立して広域市町村計画を策定。45年に御坊周辺広域市町村圏組合に衣替えして御坊広域清掃センターや御坊クリーンセンターを建設し、ごみ・し尿処理をはじめ、介護保険など各種事業を共同運営。御坊広域青少年補導センターや御坊広域休日急患診療所も設置しているほか、ふるさと市町村圏基金を活用した市民教養講座なども行い、県下で最も進んだ広域行政を展開している。
 国は市町村合併の推進で広域行政圏構成団体が減少したことなどから「初期の広域行政圏政策の目的は達成した」などを理由に要綱廃止を決めた。要綱廃止後、組合の存続、廃止、構成市町の見直し、運営などは関係市町の自主性に任せるとあるが、組合が策定した広域市町村計画に盛り込んだ広域事業や市町事業を実施する際にあった財政の優遇支援は打ち切られるため、事実上、国が広域行政施策から手を引く。
 代わりに地域活性化策として今年度から「定住自立圏構想」を進め、さまざまな支援策を打ち出している。この構想は地方再生の一環で中心市と周辺市町が連携・役割分担して生活に必要な都市機能を確保する新政策だが、要件で中核市の人口が4万人以上とあり、3万人に満たない御坊市は対象外のため、日高地方は蚊帳の外に置かれる。全国的に見ても対象になれる市は240ぐらいで500以上の市が対象外になるとみられる。
 近く関係市町の企画課長会議を開き、要綱廃止後の対応について協議するが、広域行政事務組合は地方自治法に基づいた一部事務組合のため、枠組みを含めて今の組合は存続させることを確認し、ごみ・し尿などの広域事業は従来通り継続させることになると見られる。数十億円の御坊広域清掃センター更新などの課題を控えており、財政支援が打ち切られる上に同構想にも乗れないとなると、将来的に広域行政が立ち行かなくなるおそれもあり、不安が広がっている。
 全国市長会の広域行政圏整備推進協議会長を務める柏木御坊市長は「うまくいっている広域行政施策をどうして止める必要があるのか。広域行政圏が減っていると言っても全国にはまだ275圏域残っている。自立圏構想にしても御坊、日高地方のように枠外になるところが多く、地方の切り捨てにつながりかねない。例え広域行政圏が1つになったとしても国が支援を続けるのは当然のこと。今の広域行政は今後も続ける必要があり、住民の不利益にならないように運動していきたい」と、国に財政支援の復活などを求める考えを示した。

4117とはずがたり:2009/02/05(木) 01:05:33
<東海>静岡県

茶手もみ伝統継承 藤枝・岡部の保存会が連携 新市誕生が契機
2009/01/13
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1233689666/22

 1日の合併による新「藤枝市」発足を機に、藤枝と岡部の両茶手もみ保存会が連携し、伝統技術の継承に取り組むことになった。

 隣同士で活動しながらも、これまで手を携えることはなかった。しかし、後継者不足、会員の高齢化と同じ悩みを抱え、連携の必要性を感じてはいたという。

 新市は、ブランド茶「藤枝かおり」と「藤枝めぐみ」を擁し、旧岡部町区域では玉露とてん茶を生産するなど、合併で一躍、有力茶産地になった。

4118とはずがたり:2009/02/05(木) 01:07:57
<東海>静岡県
>>4081 >>3518

法定協設置議案提出を決定 富士宮・芝川合併準備会
2009/01/30
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090130000000000017.htm

 富士宮市芝川町合併協議会設立準備会は29日、富士宮市役所で第2回会議を開き、法定合併協設置議案を2―3月に開かれる両市町議会の定例会に提出することを正式に決めた。新年度一般会計当初予算にも合併関連予算を盛り込む。
 合併関連予算は電算システム統合経費や法定合併協予算負担金などで、両市町合わせて総額8億円余りになるという。
 会議では、両市町の合併協議の課題となる事務事業についても協議。富士宮市への「編入」という合併方式の方針を受けて、原則、同市の制度に統一するという基本的な方向性を決めた。一方で、両市町間で異なる税金や各種料金などの制度移行については、芝川町民の生活に配慮した対応を取るとした。
 最後の会議となる第3回準備会は2月13日を予定。法定合併協の規約・規定やスケジュール案などについて協議する。

4119とはずがたり:2009/02/05(木) 01:09:23
茶園改植に本腰 JA静岡市、茶樹粉砕機を導入
2009/01/23
http://www.shizushin.com/news/feature/tea/20090123000000000013.htm

 JA静岡市が茶園の改植に本腰を入れている。市内の農業生産法人などと改植推進協議会を発足させ、茶樹粉砕機を導入。生産性や品質向上につなげ、茶価の低迷や生産資材高騰に苦しむ生産者を支援する。
 茶樹粉砕機は昨年7月に設立した「JA静岡市茶改植推進協議会」(会長・望月信一ネクト社長)で購入した。茶樹の地上部を細かく処理でき、効率的な改植が実施できるのが特徴。焼却の必要がないため、環境に配慮した改植が可能だ。30度までの傾斜地で利用できるほか、農業生産法人ネクトの若手社員が粉砕機のオペレーターを務める。
 JA静岡市は昨年10月から、緊急支援策として改植への助成額を10アール当たり12万5000円まで引き上げ、静岡市の助成額と同額にした。生産者の改植意欲を高めて年度内で5ヘクタールの改植につなげ、来年度以降も改植面積を拡大させる考えだ。
 JA静岡市は「良質茶を継続して生産するには改植が不可欠。茶樹粉砕機を有効活用してもらい、積極的な改植を進めていきたい」(茶指導課)としている。

4120千葉9区:2009/02/05(木) 20:43:03
<首都圏・東海甲信>山梨県
>>3920
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090204-OYT8T00995.htm
増穂合併 住民投票条例案を否決
合併反対派、リコールの動きも

 鰍沢町と合併の是非を問う「住民投票条例案」を審議する増穂町の臨時議会が4日、開かれ、賛成4人、反対9人で否決された。住民投票は行われないことになったが、条例案をつくった合併反対派「増穂町の将来を考える会」に所属する町議からは志村学町長の解職請求(リコール)をすべきとの声も上がっている。

 臨時議会の冒頭、同会の深沢恒雄会長が「合併の賛否にかかわらず、町民の多くが住民投票を望んでいる」と意見を述べた。これに対し志村町長は「(2007年7月の)町長選ですでに民意は示されている」などと条例制定に反対する意見書を読み上げた。

 午後に開かれた本会議では「署名を重く受け止めるべきだ」「住民投票は町内をさらに混乱させる」などの意見が出された。

 志村町長は本会議終了後、報道陣に、「町民がいい生活ができるよう合併を進めていきたい」と話し、深沢会長は「議会では町民の意思を取り上げてもらえなかった。非常に残念だ」と肩を落とした。

 同会のメンバーの町議の間では「2週間後をめどにリコールを始めたい」とする声も上がった。しかし、深沢会長は「争いを続けるのは良くない」としてリコールには反対の意向を示している。地方自治法などの規定では、1か月間で人口の3分の1(約3530人)の署名が提出された場合、町選管は町長を解職するかどうかを問う住民投票をしなければならない。住民投票で過半数が得られなければ町長は失職する。

■根深い対立再び浮き彫り

 住民投票条例案の否決により、議会は鰍沢町との合併賛成の意思を示したが、今回の動きは、合併問題を巡る町内の対立の根深さを改めて浮き彫りにした。

 増穂町では02〜04年、峡南北部での合併と、南アルプス市との合併で町内で意見が割れた経緯がある。

 03年6月の町長選では、南アルプス市との合併を訴える河西栄三郎氏が当選したが、04年5月、南アルプス市から「凍結」の申し入れを受け、道は閉ざされた。同市との合併を望んでいた町民らでつくる「将来を考える会」は現在、鰍沢町との合併に反対し、単独存続を主張している。

 07年4月の町議選(定数14)では鰍沢町との合併を望む10人が当選した。同年7月には、鰍沢、市川三郷町との3町合併を掲げた志村町長が初当選。市川三郷町が合併後間もないことから参加を見送ったことを受け、昨年9月に鰍沢町との法定合併協が設置された。

(2009年2月5日 読売新聞)

4121とはずがたり:2009/02/06(金) 00:41:33
<東北・北海道>青森県

2009年2月4日(水)
合併推進構想に「風間浦とむつ」
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090204222322.asp

 県市町村合併推進本部(本部長・三村申吾知事)は四日、県庁で会議を開き、県市町村合併推進構想に「風間浦村とむつ市」の組み合わせを追加することを決めた。両市村を新合併特例法の適用期限(二〇一〇年三月)内に合併を推進する必要があると認められる組み合わせとして位置付け、合併の実現を支援していく。

4122とはずがたり:2009/02/08(日) 22:48:16
<東北・北海道>岩手県

(岩手)県が交付金制度を創設 合併市町村を支援へ
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090207_15

 県は、2009年度、「合併市町村地域活力向上支援交付金」を創設する。合併新法(09年度末期限)の適用を受けて合併する市町村を支援する。年間2000万円を基本に5年間にわたり交付。初年度の09年度は当初予算案に4000万円を盛り込んだ。県内では宮古市と川井村が10年1月1日の合併を目指しているほか、大槌町で釜石市との合併を求める住民団体の動きがある。

 交付金は、合併後の旧役場周辺部など衰退が懸念される地域の活性化が目的。対象事業は▽地域コミュニティー活動への助成▽民間非営利団体(NPO)の支援経費▽ボランティア研修会経費―などを想定。

 交付額は、2市町村の合併では5年間の総額が1億円、3市町村は同1億2000万円、4市町村は1億4000万円。合併した市町村が多いほど、上乗せされる。初年度は宮古市と川井村の合併を想定し、4000万円を当初予算案に計上した。

 県市町村合併推進審議会(会長・斎藤俊明県立大総合政策学部教授)の地域説明会などでは、合併によって職員が削減されたり、業務縮小による地域経済の落ち込みなど、地域衰退の可能性が指摘されている。

 県はこうした指摘を踏まえ、地域の実情に応じた自由度の高い交付金で住民自ら行動する取り組みを支援。合併後のまちづくりをサポートするとともに、合併への住民議論の機運醸成を図る。

 県は06年3月末に適用期限が切れた旧合併特例法下で同様の交付金制度を設置。盛岡市や宮古市、西和賀町など12市町に対し計72億円を交付。主に地域コミュニティーの活動費などに活用されている。

 合併新法では、合併後も一定期間旧市町村単位のまま地方交付税が配分される「合併算定替」や、後年度に40―50%が地方交付税措置される「合併推進債」、議員の在任特例などの優遇措置がある。

 県市町村課の浦上哲朗総括課長は「合併後の地域づくりは住民自らが考えて行動することが重要。県としてもしっかりサポートしていきたい」と話す。

(2009/02/07)

4123とはずがたり:2009/02/09(月) 04:12:49
<東北・北海道>岩手県

久慈、山形、野田法定協が発足
(2004年07月28日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo040728a.htm

 法定の久慈市・山形村・野田村合併協議会(会長・山内隆文市長)が二十七日発足した。久慈広域では種市町・大野村に続き二番目。同日、市役所で調印式と初会合が開かれ、協議方針やタイムスケジュールなどを話し合った。
 調印式では、三市村の首長と議会議長が協定書に署名した後、山内市長が「新たな視点によるまちづくりを合併で成し遂げたい」と述べた。
 また、初会合では▽合併特例法期限内の合併▽地域全体の視点に立った新たなまちづくり―などの協議基本方針を確認。事務局が九月末までに新市建設計画の素案を示し、十二月までに岩手県との協議を終えたいとするタイムスケジュールを提示した。次回は八月十二日に山形村で開かれる。
 順調に進めば、来年三月の合併特例法期限ぎりぎりに総務省へ申請し、年度内の合併を目指す。しかし初会合では、委員から「久慈市にのみ込まれていく印象は否めない」との意見が出るなど、自治体間の温度差は依然として大きい。

久慈、山形、野田任意協/期日など意見集約できず
(2004年08月24日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo040824d.htm

 任意の久慈市・山形村・野田村合併協議会(会長・山内隆文市長)は二十三日、野田村総合センターで第三回会合を開いた。継続協議の合併期日と新市名について、幹事会が「合併期日は十月一日か十月十一日」「新市名は久慈市」とする案を示したが、意見集約に至らず次回に持ち越した。
 同協議会はこれまで計十三回の会合を開いたが、具体的な内容がほとんど決まらない状況が続いている。
 今回も主要事項を決定できず、委員からは「いたずらに時間が経過することに疑問を感じる」と協議の進め方に対する不満のほか、正副会長にリーダーシップを求める意見も出た。

久慈・山形・野田任意協、期日は06年3月6日
(2004年09月02日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo040902b.htm

 任意の久慈市・山形村・野田村合併協議会(会長・山内隆文市長)は一日、久慈市役所で第四回会合を開き、合併期日を二○○六年三月六日と決めた。
 事務局が継続協議の合併期日として、○五年十月十一日と○六年三月六日の両案を提示。それぞれを支持する意見が出されたが、「少しでも長く村を存在させたい」「村の事業に一定の区切りがつく年度末が良い」などとする小規模自治体の心情面に配慮し、三月六日案で集約した。
 また、合併前の山形村と野田村の区域を対象とした「地域まちづくり審議会(仮称)」の設置を承認。新市の名称は「久慈市」「くじ市」「住民考案による新名称」について住民の意向を調査中で、九月末までに協議会に提示する予定。

4124とはずがたり:2009/02/09(月) 04:13:54
<東北・北海道>岩手県

野田村議会「普代と合併」請願採択
(2004年09月11日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo040911e.htm
 野田村議会(小野茂雄議長、議員十四人)は十日、「久慈市との合併に反対し、普代村との合併実現を求める」請願と意見書を賛成多数で採択した。野田村が五月実施した合併住民投票で、普代村との合併に反対を表明。採択が投票結果を無視する形となっただけに、傍聴した久慈広域派の住民グループのメンバーから不満が噴出した。
 野田村は、投票結果を踏まえ久慈市と山形村の三市村で法定合併協議会を設置。これに対し、普代村との合併を主張する住民グループ・野田村合併研究会(小谷地昭一代表)は住民投票後に署名活動を展開。八月に二千四人分の署名を中川正勝村長へ提出した。今回の請願と意見書には、「署名の意思を尊重したい」と村議八人が紹介議員に名を連ねた。
 討論で紹介議員は、法定協に触れ「協議の中身は先送りがほとんどで、事実上の吸収合併だ。野田村が主体性を持って今後もまちづくりに当たるため、普代村との合併が望ましい」などと主張。署名活動に関し「住民の意思が変わった表れだ」と述べた。
 これに対し、反対議員は「住民投票の結果は首長と議会が尊重する、と条例で決まっている。結果をどのようにとらえているのか」「何か問題があれば法定協で話し合うべきだ」と反論した。
 請願、意見書とも八対五の賛成多数で採択。中川正勝村長は「熟慮する」とだけ述べた。傍聴席には、久慈広域派住民グループのメンバーが多く「賛成議員は何を考えているんだ」「村民をばかにするのもいいかげんにしてほしい」と不満を爆発させていた。

野田村議会/合併枠組みめぐり大混乱
(2004年09月29日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo040929c.htm
 合併の枠組みに揺れる野田村議会(小野茂雄議長)は、二十八日の臨時会で、久慈広域合併派の住民グループが、議長を取り囲んで入場を阻止する行動に出て大混乱に陥った。中川正勝村長は、同村・久慈市・山形村の三市村による法定合併協議会の継続を求める議案が否決された場合、住民投票で「ノー」が示された普代村と協議再開を求める議案を即日提案する予定だったが、いずれも取り下げた。法定協は当面維持されるものの、同村では合併の枠組みをめぐり久慈広域か普代村かでいまだに決着がつかず、泥沼化の様相を見せている。
 同議案は、久慈市中心の枠組みに反対する議員が多数を占めることから、否決される公算が大きかった。中川村長は否決の場合、「普代村との協議再開を求める議案を即日提案する」との考えを明らかにしていた。
 同村では今年五月に実施した住民投票で、普代村との合併に反対の意思が示されている。今回の中川村長の意向に対し、久慈広域合併を求める住民グループが「普代村との合併を進める強硬手段だ」と反発。小野議長と中川村長に臨時会を開会しないよう求めていた。
 午前十時の開会前から、住民グループのメンバー約四十人が控室前に集まり、小野議長を取り囲んで押し問答。「開会前にわれわれと話し合う約束をしたじゃないか」「住民投票の結果を無視するのか」「村民をだますな」など、怒号が飛び交う異例の展開となった。
 議員や傍聴者、報道関係者が議場で待機する中、小野議長と中川村長が協議を続け、午前十時四十五分開会。小野議長は「村長から取り下げの申し出があった」と散会を宣言した。
 中川村長は「正常な判断ができない状況で、いったん取り下げた。法定協には参加せざるを得ない」と説明。今後、議案を提出するかは「近いうちに議会の判断を得たい」と述べた。
 久慈広域圏での合併を求める会の中野大六代表は「反対する村民の声が大きいと思って取り下げたのだろう。住民投票の結果は最大限尊重されるべきだ。久慈、山形との合併に向けて努力してほしい」と話している。

4125とはずがたり:2009/02/09(月) 04:14:09
<東北・北海道>岩手県

【解説】野田・住民投票軽視した村長、議会
(2004年10月5日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo041005h.htm
 野田村の合併協議は、普代村か、久慈市中心の枠組みか二転三転の末、どちらも崩壊する最悪の展開となった。以前から村民の意見は二分されていたが、五月の住民投票によって普代村に「ノー」の判断が下された上での法定協離脱。中川正勝村長自ら提案した住民投票の結果を軽んじた村長と議会の責任が問われそうだ。
 中川村長は住民投票の際、普代村との反対が上回った場合、「合併協議をするとなれば久慈市中心の枠組みに入らざるを得ない」と明言した。それだけ住民投票の結果は重かったはずだ。
 普代村との枠組みを指向する議員も強硬派は少なく、「村長に任せる」という態度。住民投票後に普代村との合併を求める意見書が採択されたとはいえ、村長がほかに取る道はなかったのか。
 久慈市、山形村との法定協議会は話し合いの真っ最中。未定事項が多い中、村長からは村議会の意見書を基に離脱を決め、早々と見切りをつけた明確な説明はない。
 「吸収合併の恐れがある」「村の主体性が持てない」など賛成議員の主張は住民投票以前から分かっているはずで、住民投票の結果が出てからあらためて主張しても説得力を持たない。
 今後、普代村との協議再開に向かったとしても残り時間は少なく、実現は困難。単独の生き残りが厳しいことから始まった野田村の合併の行方は、周辺自治体の信頼を失い、不透明となった。
(松本正人)

野田村議会/法定合併協離脱で久慈圏3枠崩壊
(2004年10月5日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo041005g.htm

 野田村議会は四日臨時会を開き、中川正勝村長が提案した、同村と久慈市、山形村で構成する法定合併協議会からの離脱案を賛成多数で可決した。中川村長は同日中に久慈市、山形村に離脱を申し出た。これにより三市村による合併枠組みが崩れた。野田村の合併は全くめどが立たなくなり、混迷を深めている。
 臨時議会は、九月二十八日の前回、久慈合併派の住民グループが議長の議場入りを阻止する行動があったため、控室付近を立ち入り禁止とし役場職員が周囲を見張る中、午前十時に開会した。
 討論で、反対議員が「村政に混乱をもたらした村長の責任は重い。いさぎよく辞職すべきだ」と批判。賛成議員は「久慈市、山形村との合併は不安材料が多い。一日も早く普代村と協議を再開してほしい」と主張した。議長を除く十三人による採決の結果、議案は九対四で可決した。
 これを受け、中川村長は久慈市の山内隆文市長と山形村の清水恭一村長を相次いで訪ね、離脱を伝えた。久慈市役所では中川村長が「こういう結果となり申し訳ない。批判は甘んじて受ける」と謝罪。法定協の会長でもある山内市長は「自治体間の信頼関係を壊すもので残念だ」と述べた。
 野田村は今後、住民説明会を開いて一連の経緯を村民に説明し、対応を決める。記者会見で中川村長は普代村との協議再開について、「選択肢の一つで住民投票の結果は無視するかもしれない」と含みを持たせた。
 しかし普代村が協議に応じるかは不透明。最終的に単独の道を選択せざるを得ない見通しで、久慈広域派住民グループのリコール運動も必至の情勢だ。
 一方、久慈市と山形村は二市村による法定協を早急に設置し、合併特例法期限内の合併を目指す考えだ。

4126とはずがたり:2009/02/09(月) 04:14:38
<東北・北海道>岩手県

野田村の住民有志、村長リコールへ手続き
(2004年10月7日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo041007b.htm

 野田村の住民有志は六日、市町村合併に関して混乱を招いたとして、地方自治法に基づき、中川正勝村長の解職請求(リコール)の手続きを開始した。平成の大合併にからみ、岩手県内で首長のリコール運動にまで発展したのは初めて。
 同村は四日に、久慈市、山形村とでつくる法定合併協議会から離脱。これに反発する住民グループが「リーダーの資質に欠ける」とリコール運動を表明していた。
 手続きは村役場で行われ、村選挙管理委員会(安藤八重子委員長)に対し、住民代表三人が署名活動開始に必要な申請書を提出した。
 提出者の一人、中山弘一さん(70)は「合併問題で村長に裏切られ続け、このままでは村は駄目になる。千五百人以上の署名を集めたい」と話した。
 署名活動は七日にも許可される見通しで、三十日以内に署名簿を提出する。
 同村の九月二日現在の有権者数は四千百九十四人(男二千三十四人、女二千百六十人)で、リコールの本請求には三分の一(千三百九十八人)以上の署名と押印が必要。必要数が集まった場合、審査と縦覧期間を経て、本請求後六十日以内に解職の賛否を問う住民投票が行われる。有効投票の過半数の賛成で村長は自動的に失職する。

野田の住民団体、村長リコール署名簿を提出
(2004年10月28日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo041028e.htm

 野田村の住民有志は二十七日、市町村合併で混乱を招いたとして中川正勝村長の解職請求(リコール)に必要な署名簿千五百人分を、村選管に提出した。
 同村では周辺自治体との相次ぐ合併協議破たんを受け、住民グループの野田村政に良識を取り戻す会(泉沢徳治会長)のメンバーが中心となって、十月七日から村長リコールを求める署名活動を展開していた。
 署名簿の提出は村役場で行われ、請求代表者の中山弘一さんが安藤八重子選管委員長に署名簿を手渡した。
 中山さんは「目標だった千五百人ぴったりの署名が集まった。苦労したが次のステップに進めると思う」と話している。
 審査と縦覧期間を経て、署名の人数が条件(有権者の三分の一に当たる千三百九十八人以上)をクリアすれば、本請求後六十日以内に解職の賛否を問う住民投票を実施。有効投票数の過半数以上の賛成で村長は自動的に失職する。順調に進んでも住民投票は年明けになる見込みだ。

野田村の住民説明会始まる
(2005年01月06日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2005news/tyo050106c.htm

 野田村の市町村合併に関する住民説明会が五日、村内二地区で始まった。七日までの三日間、計七地区で行われる。
 同村は昨年十月の臨時議会で、久慈市・山形村と三市村でつくる法定合併協議会からの離脱を可決。混乱を招いたとして、住民グループが中川正勝村長の解職(リコール)を求め、一月三十日に住民投票が行われる。
 住民説明会は昨年中に行われる予定だったが、リコールの手続き中だったことから、延期されていた。
 中川村長は説明会で、広報の号外を資料として提示し、法定協の協議を継続しても最終判断で合併は否決される心配がある―などと経緯を説明。「当面、村は自立せざるを得ない」と単独村政の方針を示し、行財政改革の推進などを主張した。
 参加者からは村や議会の責任を問う質問が出された。

4127とはずがたり:2009/02/09(月) 04:15:28

<東北・北海道>岩手県野田村

中川野田村長が辞職願「選挙で信を問いたい」
(2005年01月20日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2005news/tyo050120a.htm

 野田村の中川正勝村長(51)は十九日、村議会の小野茂雄議長に対し、村長の辞職願を提出した。中川村長は、市町村合併の混乱をもたらしたとして住民グループから解職請求され、解職の是非を問う住民投票が三十日に投開票される予定だった。辞職は二十四日の村議会臨時会で正式に決まる運び。辞職が決定すれば住民投票は中止となり、五十日以内に村長選が行われる。
 中川村長は十九日午後五時ごろ、村議会事務局を訪れ、小野議長あての辞表を提出した。辞職の理由については「一身上の都合」としているが、本紙取材に対しては「解職の住民投票が開始されたことを受け、これを回避しようと思った」と明かした。中川村長は辞職の意思は昨年十二月にリコールが本請求された時点で固めていたといい、「年末年始行事など公的な仕事があったため提出日を十九日にした」と述べた。
 その上で「住民投票の審判を経るより村長選で村民の信を問いたい」と述べ、出直し選に出馬する意向も明らかにした。中川村長は村議会議員などを経て一九九三年十月村長に初当選し、現在三期目。
 住民投票を求める署名活動を展開していた住民グループ「野田村政に良識を取り戻す会」の泉沢徳治会長は「辞職は歓迎するが、それだけでは安心できない」と中川村長の再出馬に対抗する構え。「既に候補者を選定している。正式辞職を待って表明したい」と語った。

【風紋波紋】野田村長辞意で新たな局面
(2005年01月21日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2005news/tyo050121e.htm

 市町村合併に端を発した野田村の混迷は、住民グループから解職請求(リコール)されていた中川正勝村長が十九日に辞職願を提出したことで、新たな局面を迎えた。市町村合併では隣の普代村と小さな枠組みを模索したが住民投票で「ノー」の判断が下され、その後久慈市・山形村と組んだ合併協議会からも離脱。昨年一月から丸一年、合併問題で揺れ続けた野田村。合併特例法の期限切れが迫る三月中旬までに行われる村長選が、今後の大きな焦点となる。
 リコールの住民投票は今月十日に告示、三十日に投票が行われる予定で、十八日までに二十三人が既に期日前投票を済ませていた。中川村長は本紙の取材に対し、住民投票回避を辞職の理由に挙げるとともに、出直し村長選への出馬の意向を示し「村長選という分かりやすい方法で村民の判断を仰ぎたい」と述べた。
 しかし、村内ではリコールが本請求された昨年十二月から、「村長が住民投票前に自ら辞めるのではないか」との憶測が流れていた。中川村長も「後援会幹部らに昨年中に辞職の意向を伝えていた」ことを認めており、支持基盤固めなど選挙を想定した動きを漂わせる。辞職のタイミングは、政治的判断だった可能性が大きい。
 解職請求の中心となった住民グループ「野田村政に良識を取り戻す会」(泉沢徳治会長)も「リコールの住民投票は村長選の前哨戦」との位置付けだ。早い段階で村長選を想定、対立候補選びを進めていた。泉沢会長は「村長が辞めるだけではだめだ」と強調。「対立候補者は内々に決定済み。村長が正式辞職してすぐに表明するだろう」と対決姿勢を鮮明にした。
 中川村長の辞職は二十四日の村議会臨時会で正式決定の運びだが、同村長は直後に出馬表明の会見を開くとみられる。これに合わせて住民グループ側も候補者を明らかにする見通しで、選挙戦は確実な情勢だ。投票日は二月下旬から三月上旬が有力視されるが、一月下旬から事実上の選挙戦に突入する可能性が高い。
 一方で、村民にはしらけムードが広がっている。三十代男性は「誰が村長になっても(三月末までの)合併は不可能。早く決着してほしい」と冷ややか。四十代女性も「人間関係が悪くなるばかり。早く村長選をやって、ごたごたを終わらせて」とうんざりした表情で話した。

4128とはずがたり:2009/02/09(月) 04:15:40
<東北・北海道>岩手県

野田村長の解職投票告示 30日に投開票
(2005年01月11日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2005news/tyo050111b.htm

 市町村合併の混乱を招いたとして、住民グループが請求していた中川正勝野田村長の解職の是非を問う住民投票が十日告示され、二十日間の住民投票期間に突入した。投票は三十日行われ、即日開票される。
 同村は昨年十月、久慈市、山形村との計三市村で構成する法定合併協議会から離脱。これに反発する「野田村政に良識を取り戻す会」(泉沢徳治会長)が中心となって、中川村長の解職請求(リコール)の署名活動を展開。有権者の三分の一以上に当たる千四百八十四人分の署名簿を村選管に提出し、リコールの住民投票実施が決まった。
 告示日は午前八時半、村選管職員が役場前の掲示板に文書を張り出したほか、正面玄関にも投票期日を掲げた。
 投票は記名式で、解職に賛成か反対いずれかの欄に中川村長の名前を記入する。午前七時から午後六時まで村内九投票所で行われ、午後七時から村体育館で即日開票される。公選法を準用し期日前投票や不在者投票も十一日から行われる。
 投票率にかかわらず開票され、有効投票の過半数の賛成で村長は自動的に失職する。失職した場合、五十日以内に村長選が実施される。
 九日現在の選挙人名簿登録者数は四千百八十七人(男二千三十四人、女二千百五十三人)。

地方分権ニュース野田村長選に元野田村職員の小田祐士氏出馬表明
(2005年01月27日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2005news/tyo050127a.htm

 元野田村職員の小田祐士氏(49)が二十六日、中川正勝前村長(51)の辞職に伴って実施される村長選への出馬を表明した。村長選には中川氏も立候補を表明しており、同村は十二年ぶりの選挙戦が確実な情勢となった。一方、村選挙管理委員会は同日、選挙日程を二月二十二日告示、二十七日投票と決めた。
 小田氏は同村出身で、一九七九年村役場入り。農林商工課主任主査だったが、二十五日に辞表を提出した。取材に対し「市町村合併の混乱など一連の動きの中で、現村政では収まりがつかない。今の混迷状態を打開したい」と、立候補の理由を述べた。
 同村では市町村合併の混乱を招いたとして、中川氏に対し住民グループ「野田村政に良識を取り戻す会」(泉沢徳治会長)が解職請求(リコール)。住民投票が行われる予定だったが、二十四日に中川氏が自ら辞職したことで、村長選が実施されることになった。
 同会は小田氏を支援する見通し。今のところほかに立候補の動きはなく、選挙戦は中川氏と小田氏の一騎打ちとなる公算が大きい。

4129とはずがたり:2009/02/09(月) 04:15:56
<東北・北海道>岩手県野田村

野田村長選、新人小田氏が大勝
(2005年02月28日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2005news/tyo050228a.htm

 村長辞職に伴う野田村長選は二十七日投開票が行われ、無所属で元村職員の新人小田祐士氏(49)が前村長の中川正勝氏(51)を大差で下し、初当選を果たした。市町村合併の混迷を背景に村を二分する激戦の中、村民は村政刷新を選択した。
 小田氏の事務所には午後七時三十五分すぎに吉報が届き、支持者たちが互いに握手。涙ぐむ女性の姿もあった。万歳三唱の後、小田氏は「皆さんの協力と支援で当選できた。村民融和、近隣市町村の信頼回復に全力を尽くす」と誓った。
 中川氏は事務所で「結果は村民の総意なので、甘んじて受け入れる」と淡々と語った。政策論争がなくムードに流された選挙戦だったと不満を示し、「今後どういう形で村に携わるか、考えないといけない」と述べた。
 村長選は、市町村合併の混乱を理由に解職請求(リコール)されていた中川氏の辞職に伴い行われた。同村では久慈広域内での合併枠組みが二転三転。当面単独となる村政のかじ取りを誰に託すかが注目されていた。

開票結果(選管最終)
当2,222 小田 祐士49 無新
 1,231 中川 正勝51 無前
有権者数 4,162人 投票率 83.61%

【解説】合併で混乱 責任を問う
(2005年02月28日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2005news/tyo050228b.htm

 市町村合併の混乱に端を発した野田村長選は、対話と融和を掲げた新人の小田祐士氏が前職の中川正勝氏に圧勝。リコール期間中に辞職した中川氏の事実上の信任投票の意味合いが強く、有権者は前職ノーの判断を下した。
 最初に任意協を設置した普代村との合併は、住民投票で反対の意思が示され、その後久慈市・山形村との枠組みに加わるがすぐに離脱。二度にわたる合併協議破たん、住民投票結果のないがしろなど、批判の矢面に立たされた中川氏は「自らの辞職で責任は取った」と訴えたが、多数の理解は得られなかった。
 小田村政が直面する課題は、合併問題での対立解消だ。小田氏は対話の場を早急に設置する考えで、感情抜きにした冷静な議論が求められる。
 オープンな話し合いは合併以外の施策にも不可欠だ。行財政改革、無医村解消、農林水産業の基盤整備など厳しさを増す村の運営は、村民一丸となって実行する必要がある。(松本正人)

4130とはずがたり:2009/02/09(月) 04:22:58
<東北・北海道>岩手県野田村

>>308
野田村住民投票 反対が過半数に−−普代村との合併は白紙 2004/05/24
>>4123-4127
久慈、山形、野田法定協が発足(2004年07月28日掲載)
野田村議会「普代と合併」請願採択(2004年09月11日掲載)
野田村議会/合併枠組みめぐり大混乱(2004年09月29日掲載)
【解説】野田・住民投票軽視した村長、議会(2004年10月5日掲載)
野田村議会/法定合併協離脱で久慈圏3枠崩壊(2004年10月5日掲載)
野田村の住民有志、村長リコールへ手続き(2004年10月7日掲載)
中川野田村長が辞職願「選挙で信を問いたい」(2005年01月20日掲載)
地方分権ニュース野田村長選に元野田村職員の小田祐士氏出馬表明(2005年01月27日掲載)
野田村長選、新人小田氏が大勝(2005年02月28日掲載)
>>3258
久慈広域で合併学習会 野田村長考え示す2007/05/12
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/255
現職と前職の一騎打ち濃厚 野田村長選10日告示(2009/02/08)

その他の記事
>>3641 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/5622-5623 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1097992700/6 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2314 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1674

4131とはずがたり:2009/02/09(月) 04:51:52
<東北・北海道>青森県

合併要請破談 新郷村の〝一人芝居〟で幕引き
(2008/09/07)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2008news/tyo080907a.htm

 厳しい財政の将来展望などを理由に六月、五戸町に新合併特例法期限内(二〇〇九年度末)での合併を申し入れた新郷村。だが、合併の最終判断を担う村議会の姿勢が、七月の村議選を境に、「推進」から「慎重」へと一八〇度転換したため、町は「合併要請自体が失効した。検討も(村への)回答もしない」ことを決めた。一連の動きは、村の“一人芝居”であっけなく幕を閉じた。
 村は“平成の大合併”時、五戸地域三町村での合併協議から途中離脱し、八戸広域での合併を模索したが失敗。その後、〇四年、〇六年と町に協議を申し入れたものの、いずれも断られていた。
 「五戸町との合併」が公約の須藤良美村長は、来年五月の自身の任期満了などを考慮。住民懇談会を経て、今年六月、村議会幹部とともに町へ合併協議を三たび申し入れた。
 町との合併を円滑に進めるため、▽新法期限内での合併▽町への編入合併▽議員の身分は村の人口規模に応じて議員数を決める「定数特例」―を基本方針に掲げ、町に譲歩した形を取った。村議の反発も懸念されたが、須藤村長は「村議十三人中、十一人が了承した。私の独断ではない」と強調する。
 七月の村議選は、合併推進派が相次いで勇退する中、定数八を現職六人、新人四人で争った。改選後の顔ぶれは現職六人、新人二人。現職の中には〇五年の村長選で現職を支持した村議も多く、須藤村長と推進派村議は、改選前に町へ申し入れた合併の基本方針は改選後も堅持できる―と楽観視していた。
 だが、現実は違った。村関係者によると、改選後に二度にわたって開かれた村議会議員全員協議会では、「合併判断は住民投票で」「より大きい枠組みで合併を」との意見や、「新法の期限内にこだわるべきでない」との声も出たという。
 慎重派の中には、村長選で現職を支持した村議が複数含まれている。そのうちの一人は、取材に対し「合併に対する村民の声が以前に比べ相当変わった。合併は否定しないが、急ぐべきではない」と強調。「改選後に考えを変えたわけではない」とも付け加えた。
 結局、現職四人、新人一人の計五人が町との合併に異論を唱え、合併慎重派は村議会の過半数を占めるに至った。須藤村長は九月初め、「早期の合併協議を望む村議は少数」と非公式に町側へ伝え、判断を委ねた。
 「合併するなら(交付金の恩恵がある)新法の期限内でなければ意味がない」。三浦正名五戸町長は、以前からそう繰り返していた。村議会の“翻意”を知った三浦町長は四日の町議会議員全員協議会で、合併協議に応じない考えを示し、議会側も了承。わずか二十分足らずで終了した。
 三浦町長は「『付き合って』と申し込んでおきながら『やはり気持ちが変わった』という。こっち(五戸)は検討しようがない」と半ばあきれ顔だった。
 須藤村長は五日の村議会定例会一般質問で、なお合併への意欲を見せたが、短期間で村議会をまとめるのは至難の業。町との信頼関係を取り戻すのにも時間がかかりそうだ。
 推進派の村議は「当面は(合併議論について)静かにしているしかないだろう」と語り、新法期限内での合併にあきらめの表情をにじませた。

4132とはずがたり:2009/02/09(月) 04:54:13
<東北・北海道>青森県
>>4131
>厳しい財政の将来展望などを理由に六月、五戸町に新合併特例法期限内(二〇〇九年度末)での合併を申し入れた新郷村。だが、合併の最終判断を担う村議会の姿勢が、七月の村議選を境に、「推進」から「慎重」へと一八〇度転換したため、町は「合併要請自体が失効した。検討も(村への)回答もしない」ことを決めた。一連の動きは、村の“一人芝居”であっけなく幕を閉じた。
>七月の村議選は、合併推進派が相次いで勇退する中、定数八を現職六人、新人四人で争った。改選後の顔ぶれは現職六人、新人二人。現職の中には〇五年の村長選で現職を支持した村議も多く、須藤村長と推進派村議は、改選前に町へ申し入れた合併の基本方針は改選後も堅持できる―と楽観視していた。
>村関係者によると、改選後に二度にわたって開かれた村議会議員全員協議会では、「合併判断は住民投票で」「より大きい枠組みで合併を」との意見や、「新法の期限内にこだわるべきでない」との声も出たという。

五戸との合併で新郷村長「機会見つけ議会と協議」
(2008/09/06)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2008news/tyo080906a.htm

 新郷村の須藤良美村長は五日の村議会一般質問で、五戸町との合併問題について「村の将来を考えれば避けて通れない。問題はあろうが、今後も機会を見つけて議会と協議していきたい」と従来の考えを重ねて強調した。
 細川真理子、山岸軍喜両議員の質問に答えた。須藤村長は五戸町から四日に「六月の合併協議要請への検討、回答はしない」と電話連絡を受けたことを説明。
 その上で「村民には合併による診療所廃止、学校統合などの不安があるようだが、どこから出た話か。合併は住民が今以上に不便を感じるものであってはならない」と理解を求めた。
 要請の白紙撤回を求める質問に対しては、「六月の合併協議要請は村議会の了承の下で行った。要請を撤回するつもりはない」と答弁した。
 村議会は本会議終了後、非公開の議員全員協議会を開催。協議会後、東利昭議長は「(五戸町の結論は)仕方ないこと。ただ、従来の二町村のつながり、活動に影響が出ないよう村長を通じて五戸町にお願いしていくことで一致した」と語った。

新郷村議選 現職6人全員議席確保
(2008/07/15)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2008news/tyo080715a.htm
 任期満了に伴う新郷村議選は十三日、投票が行われ、即日開票の結果、新村議八人の顔触れが決まった。新人で元村職員の奥山博司氏(無所属)がトップで初当選を果たした。当選者には十四日、当選証書が付与された。
 定数がこれまでの十四から六減となった今回は現職十三人(欠員一)のうち七人が勇退し、現職六人、新人四人の十人が立候補した。無投票だった前回(二〇〇四年)の村議選から一転、少数激戦となり、地縁、血縁を巻き込んでの選挙戦が展開された。
 この結果、現職六人全員が議席を確保。唯一の共産党議員山岸軍喜氏も議席を死守し、現職最多の六選を飾った。新人は二人が初当選。元村長夫人の細川真理子氏(無所属)は同村で八年ぶりの女性議員となる。
 有権者数は二千七百五十人(男千三百三十六人、女千四百十四人)。投票率は85・13%で、前々回(二〇〇〇年、91・28%)を6・15ポイント下回った。
 現職の任期は二十八日まで。改選後初の議会となる組織会は二十九日以降に開かれる。
▽有権者数 2,750人▽投票率 85.13%
当  388奥山 博司69 無新
当  300細川真理子55 無新
当  297中平 秀夫55 無現
当  257福山恵一郎62 無現
当  235東  利昭70 無現
当  235佐々木義信72 無現
当  214木村 憲一58 無現
当  207山岸 軍喜71 共現
   156長峯 克美72 無新
    40福山 碩哉60 無新
※案分票は小数点以下切り捨て※得票数が同じ東氏、佐々木氏は届け出順で掲載

4133とはずがたり:2009/02/09(月) 04:55:10
<東北・北海道>青森県

風間浦村、村議会がむつ市に合併協設置申し入れ
(2008/11/21)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2008news/tyo081121a.htm

 風間浦村の横浜力村長、木下秀一村議会議長らが二十日、むつ市の宮下順一郎市長、村中徹也市議会議長をそれぞれ訪ね、合併協議会設置を正式に申し入れた。宮下市長は「厳粛に受け止める」としながらも、「(二〇〇四年の)前回、合併できなかった原因を検証する必要がある」との認識を示した。
 村長、村議会議長連名による申し入れ書では「広域行政の中で福祉、医療などの分野で連携が確立され、結び付きが深いむつ市との合併を促進し、新たな地域づくりを目指したい」としている。
 非公開での会談後、取材に対して横浜村長は「市長、市議会議長からは(合併に)前向きな印象を受けた。新合併特例法の期限(一〇年三月末)内の合併は視野にあるが、議論を深めた中で発展的な合併を成就したい」と意欲を示した。
 宮下市長は、〇四年に同村がむつ下北広域合併協議会の枠組みから離脱した経緯を踏まえ、「前回は(村議会が)一枚岩でなかった。最終的には議会の議決が必要で、議会同士が納得する終着点が見えなければならない」と述べた。申し入れへの回答については「今後、市議会とも話し合いをしていく」とし、時期を示さなかった。
 同村は〇四年の離脱後、大間町、佐井村と北通り三町村合併協議会を設置したが、〇六年の大間町の住民投票で「合併反対」が多数を占め、三町村合併の枠組みが崩壊。風間浦村は今年一月、宮下市長に合併協議の開始を要請していた。

「風間浦・むつ市」支援 合併推進審が構想対象に
(2008/12/26)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2008news/tyo081226a.htm

 青森県市町村合併推進審議会(末永洋一会長)は二十五日、青森市で会議を開き、風間浦村とむつ市を合併の構想対象市町村に決めた。
 構想対象は、新郷村と五戸町、田舎館村と平川市の組み合わせに次いで三件目。県は今後、地元の要望に応じ、情報提供や合併の機運情勢などについて支援する。
 会議では、末永会長が十一、十二日、むつ市、風間浦村をそれぞれ訪れ、宮下順一郎市長、横浜力村長と会談した内容を報告。
 「風間浦村は合併新法内の合併を目指している。むつ市側も市議会の理解を前提に応じる意向だ」と述べ、合併を支援する必要性があると説明。委員の理解を得た。
 両市村の合併をめぐっては、風間浦村が十一月二十日、むつ市に合併協議の場の設置を求めた。ただ、与野党の勢力が拮抗(きっこう)する村議会の意見集約が課題になる。
 県は来年二月をめどに県市町村合併推進本部の会議を開き、風間浦村とむつ市を構想対象に加えることを承認する予定。

4134千葉9区:2009/02/09(月) 21:05:49
>>4091-4092<近畿>滋賀県
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20090209-OYT8T00110.htm
湖北7市町合併 長浜市議会賛否でこう着

5日開かれた長浜市議会の臨時会。法定協設置は継続審議となった(長浜市役所で) 湖北地域1市6町の合併協議が難航を極めている。「合併期日案」の2010年1月1日まで1年を切ったにもかかわらず、長浜市議会が法定合併協議会の設置を可決していないからだ。5日に開かれた臨時市議会では、議長の不信任案が可決されるなど異例の事態が起こった揚げ句、関連議案は継続審議に。合併特例法の期限も来年3月末に迫っており、合併そのものが決裂する恐れも出てきた。(矢野彰)

 今回の合併協議は07年、6町側が市に対し、合併も視野に入れた街づくり協議を申し入れたのが始まり。市は「編入合併にせざるを得ない」など6町側に不利ともいえる条件を提示したが、6町側が受け入れ、協議は進められた。昨年7月には任意合併協議会が発足。合併後の職員の身分の取り扱いなどについて確認を進めるなど、順調に歩を進めていた。

 だが、合併期日案を協議する直前、木之本町の公営住宅で約7000万円の家賃未収が発覚し、状況は一変。市議会の合併問題特別委員会はこれを問題視し、公営住宅に関する項目をいったん否決した。その後、任意協で回収率の目標を引き上げるなどした修正案が示され、市議会も了解したが、期日については「協議が十分でない」として、結論を出せなかった。

 電算システムの統合など、合併の準備期間に1年は必要。期日案の期限は着実に迫ってくる。事態を前に進めようと、川島信也市長を含む7市町長は、任意協を法定協へと移行する方針を確認。各市町は臨時議会を開催し、6町は法定協設置関連の議案を可決した。後は、長浜市の議決を待つだけとなっていた。

 「議長への不信任動議は可決されました」。法定協の設置を協議する5日の長浜市臨時議会は、議長への不信任という“異常事態”で始まった。任意協で「次回に市議会の態度を明らかにします」と発言した茂森伍朗議長(当時)に対し、「議会の意思を正しく伝えていない」という合併反対派が強硬手段に訴えた。「議長は合併のために全力を尽くしてきた」。憤る合併推進派。

 午後5時を過ぎてようやく法定協設置議案などが提案され、特別委に付託。すると今度は、法定協の運営規約に「全会一致の原則」が盛り込まれていないことが問題となった。法定協で多数決を行うと、市側の意見が反映されなくなるからだ。「長浜市が6町に編入されるのではない」。強硬な意見が噴出し、同委員会は、同議案を継続審議とし、本会議でも可決された。

 法定協の規約案改正には各市町議会の議決が必要。このため、期日案通りの合併は事実上困難となった。もし、期日が10年2月以降にずれ込むと、同月に実施予定の市長選に6町の有権者が参加できなくなるという大きなデメリットもある。

 合併を推進する川島市長は、昨年末の会見で「3月までには法定協議会へ移行したい」と強調。一方、東野司・合併問題特別委員長は「市長主導でなく、合併後の夢や目標、街づくりの議論を尽くす必要がある」と、合併に慎重になる理由を説明する。

 市町長らは7日も会合を開くなど対応を協議している。しかし、先行きは極めて不透明だ。

(2009年2月8日 読売新聞)

4135とはずがたり:2009/02/12(木) 01:05:52
<東北・北海道>山形県

市町村合併:真室川町、住民調査へ 枠組みの是非問う 来月に結果報告 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090211ddlk06010169000c.html

 真室川町は、新庄市と戸沢村との3市町村での合併について、全約2900世帯を対象に「町民意向調査」を実施することを10日決めた。合併の枠組みの是非を問う。

 町は、法定の「新庄最上地域合併協議会」で合併を話しているが、「もっと町民の意見を聞くべきだ」との声が多いことや、住民座談会で合併後の具体的なビジョンを示せなかったことから、意見を聞くことにした。

 新合併特例法期限内(10年3月)の3市町村での合併について、「賛成」「反対」「分からない」のいずれかを選び、意見も記入してもらう。13日に全世帯に郵送し、23日までに各地区長に届ける。3月上旬に結果をまとめて、広報誌などで報告する。町は「結果はあくまでも参考にするだけ」としている。

 井上薫町長は、合併の是非は3月末に最終的に判断するとした上で法定協に参加している。【米川康】

毎日新聞 2009年2月11日 地方版

4136とはずがたり:2009/02/12(木) 01:06:56
<近畿>奈良県

市町村合併:曽爾、御杖村の宇陀市合併断念 /奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090211-00000164-mailo-l29
2月11日16時1分配信 毎日新聞

 宇陀市は曽爾、御杖両村との合併を断念した。前田禎郎市長が10日、記者会見して明らかにした。
 両村は03年11月、宇陀郡6町村の合併協議会から離脱。4町村は06年1月、合併して宇陀市になった。
 両村で「地方交付税や、国の三位一体改革に伴う補助金の減額などで村財政が圧迫される」などを理由に合併の要望が持ち上がり、昨年10月、市に「合併交渉」を申し入れていた。
 岡田泰昌・曽爾村長は「残念だ。村民の民意を反映させてほしかった」。古谷善一・御杖村参事は「困惑している。宇陀は一つという気持ちは変わらない。将来の合併を目指したい」と話した。【稲田敏雄】

2月11日朝刊
最終更新:2月11日16時1分

4137とはずがたり:2009/02/12(木) 01:07:06
<九州・沖縄>福岡県

商工会合併:赤池と金田、合併へ 4月1日スタート目指す
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090210ddlk40020497000c.html

 福智町の赤池、金田両町商工会は13日、合併して「福智町商工会」となる契約を結ぶ。方城町商工会も含めた3商工会で進めてきた合併協議が頓挫したため、2商工会での先行合併が急きょ決まった。本所は赤池町商工会に置く。月内にも県に認可を申請し、4月1日スタートを目指す。

 3商工会は06年の福智町合併に伴い、「3年以内の合併」を掲げて協議を進めたが、土壇場の昨年11月、方城町商工会が臨時総会で旧赤池町に本所を置くとの合併案を否決。3商工会の合併協議会は同12月に解散し、赤池、金田の2商工会が同月、独自に合併協議会を設置していた。

 両商工会は10日、それぞれ臨時総会を開き、会員(計約370人)に最終の意思確認をする。13日の合併調印式では、浦田弘二町長や県商工会連合会の担当者が立会人となる予定。一方、町は方城町商工会にも「09年度内の合流合併」を呼びかけていくという。

 2商工会合併協議会長を務める並川勝美・金田町商工会長は「3町で一から合併協議を進めるのは無理だと判断した。できるだけ早く方城の合意も得て、合流を受け入れたい」としている。【林田雅浩】
〔筑豊版〕
毎日新聞 2009年2月10日 地方版

4138とはずがたり:2009/02/12(木) 01:09:08
<東北・北海道>北海道

市町村合併:「合併か自立か」 住民投票前に南幌町で懇談会 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090211-00000007-mailo-hok
2月11日12時1分配信 毎日新聞

 空知管内栗山、由仁両町との飛び地合併の是非を問う南幌町の住民投票は3月3日告示、8日に投開票が行われる。投票を前に南幌町では、「合併か自立か」をテーマに町や町議会などが主催する住民懇談会やシンポジウムが予定されている。
 町主催の住民懇談会は21、22の両日、町農業改善センターで開催される(21日は午後6時、22日は午後1時半から)。22日の町主催の懇談会終了後には、同じ会場で町議会主催の住民懇談会が開かれ、住民投票実施を決めた町議会に対し、町内会長らで組織する行政区長会(佐藤邦昭会長)が「町長選で合併推進を掲げた三好富士夫町長が再選を果たしたにもかかわらず住民投票を行うのはなぜか」との問いかけに答える。
 このほかにも、合併に反対し、住民投票実施を賛成した6人の町議でつくる「明るい南幌をつくる会」主催の講演会が18日午後6時半から町ふるさと物産館・ビューローで開かれるほか、3町による合併検討協議会によるシンポジウムが27日に予定されている。【吉田競】

2月11日朝刊
最終更新:2月11日12時1分

4139とはずがたり:2009/02/12(木) 01:24:55
<近畿>奈良県
>>4136

宇陀市、2村編入見送り
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000902110001
2009年02月11日

http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/gappei/uda00.jpeg

 ◆曽根村の要望に難色

 宇陀市への曽爾、御杖両村の編入合併が見送られることになった。両村は昨年10月、市に合併協議の開始を申し入れていたが、曽爾村が要望した小中学校の存続などの「条件」に市側が難色を示し、調整がつかなかった。これで財政的な優遇措置がある新合併特例法の期限(10年3月)までの合併が困難となり、両村は当面、単独村政を続ける。(大久保直樹)

 曽爾村は合併協議を申し入れた後、住民説明会を開催。合併すれば市の東端に位置するため、住民から「忘れられる」と不安視する声が相次いだという。このため要望をとりまとめ、1月27日に仲介役を務める県に提出した。要望は、曽爾村を職員の任命や予算調整などに一定の権限を持つ区長を置ける「合併特例区」にする▽小中学校を存続する▽簡易水道の改修▽若者定住策の継続▽農村・観光支援、など14項目に上った。

 当初、宇陀市は県の財政支援に期待し、合併協議に前向きな姿勢だったが、曽爾村の要望に「市民の理解が得られない」と反発。首長間で話し合ったが合意できなかった。前田禎郎市長は「合併してまだ3年。旧4町村の均衡ある発展に腐心しており、施設の統廃合など住民に我慢も強いている。曽爾村だけを特別扱いするわけにはいかない」と説明。御杖村は特に条件はなかったが、地理的に市と接しておらず、「飛び地で御杖村だけと合併するというわけにもいかない」とした。

 これに対し、曽爾村の岡田泰昌村長は「要望は民意なので受け入れられないとなると断念せざるを得ない。互いにコミュニケーション不足があった。将来的には合併しないと厳しいが、4、5年は単独でもやっていける。当面は行革を進めながら村づくりに励みたい」と話した。

 御杖村の古谷善一参事は「曽爾村と一緒に合併の方向へ進むと期待していたが残念だ」としたうえ、「将来、また合併協議を行う可能性もある。穏便な形で落ち着くよういったんこちらから申し入れを撤回させてもらった」と語った。

 曽爾村は曽爾高原などを抱え年45万人の観光客が訪れるが、人口は60年の4400人をピークに減少が続く。御杖村も人口は60年の5500人から半減、ともに厳しい村政運営を迫られている。両村は03年11月、旧榛原町など4町村(現宇陀市)とともにつくっていた宇陀地区合併協議会を離脱。04年1月、両村だけで合併協を設立したが、新村名などを巡って合意できず、05年1月に解散している。

4140とはずがたり:2009/02/12(木) 01:47:22
<首都圏>神奈川県

任意合併協研究会の枠組みなど了承/小田原で県西地域合併検討会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090204-00000026-kana-l14
2月4日21時0分配信 カナロコ

 県西地域の二市八町でつくる県西地域合併検討会(会長・加藤憲一小田原市長)の第三回会合が四日、小田原市役所で開かれ、同委員会の下部組織「任意合併協議会研究会」の構成や同研究会が今後実施する検討内容、二〇〇九年度事業計画・予算などを了承した。

 同研究会の目的は任意合併協議会のあり方や合併後のまちづくり基本方針の検討で、二市八町の十人の副市長で構成。県から三人がオブザーバーとして参加する。

 合併を検討する意義のほか、各市町の財政やインフラ整備の状況、合併効果などを二〇〇九年度から再整理し、まちづくりの基本方針の検討を実施後、任意合併協議会のあり方の検討に移行。同年度末に合併の方向性を示す案を作成する方針。

 この日の検討会では、各首長から「合併ありきで議論を進めているのではないかという意見が出かねない。慎重に(研究会を)進めるべきだ」「任意合併協議会のあり方の検討に入る前にひと呼吸入れてほしい」などの要望が出された。

 このほか、「住民を含めて合併しようという機運にはなっておらず、もう一度しっかりとした説明をする必要がある」「研究はしっかりしないと説明責任が果たせない。二市八町の連携は取るべきで、そういう研究をしてほしい」などの意見も出された。

最終更新:2月4日21時0分

4141とはずがたり:2009/02/12(木) 01:48:50
<九州・沖縄>鹿児島県

良かったす・゜・(つД`)・゜・頑張って協議して欲しい。

市町村合併:加治木、姶良、蒲生の合併調査 民意は3町とも「賛成」 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090205-00000306-mailo-l46
2月5日17時2分配信 毎日新聞

 加治木、姶良、蒲生の姶良3町の合併問題で、合併の是非を問う住民意向調査の結果が4日、発表され、3町とも「賛成」の民意が示された。3町はそれぞれ臨時議会での議決を経て、3月にも法定協議会を設置する。だが、合併新法の適用期限は10年3月に迫っており、厳しい日程の中での協議となる。
 調査は、18歳以上の任意に抽出した住民1500〜3000人を対象に実施。「賛成」率は、加治木町82%、姶良町80%、蒲生町77%――だった。
 法定協が発足すれば、3町の協議は3度目。合併の旧法の下では「錦江市」発足を目指したが、05年3月、法定協議会を解散。その後、3町長選で3町長の顔ぶれが替わったことなどを踏まえ、再協議。07年8月、任意合併協で「姶良市」発足を目指したが、昨年10月に解散していた。
 調査結果を受け、笹山義弘加治木町長は「(結果を)重く受け止め、職責をかけて取り組む」。城光寺俊和姶良町長は「絶対に合併しないといけないという心意気で」、厚地和幸蒲生町長も「これで、3回目(の協議)。後には引けない」などと、述べた。【大塚仁】

2月5日朝刊
最終更新:2月5日17時2分

4142とはずがたり:2009/02/12(木) 01:49:16
<九州・沖縄>宮崎県

市町村合併:小林市と野尻町、県に申請 /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090210ddlk45010736000c.html

 小林市と野尻町は9日、県に合併を申請した。県は19日開会予定の2月定例議会に関係議案を提出する。可決されれば総務大臣に届け出、大臣告示を待って来年3月23日の合併が正式決定する。

 小林市の堀泰一郎市長、野尻町の長瀬道大町長らが県庁を訪れ、東国原英夫知事に申請書を手渡した。

毎日新聞 2009年2月10日 地方版

4143とはずがたり:2009/02/12(木) 01:50:21
<近畿>滋賀県

山形2市2町合併協議破綻前夜の山形市議会を髣髴とさせるいちゃもんぶりだ。。

市町村合併:先行き不透明 法定協設置、先送り−−長浜市臨時市議会 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090207ddlk25010456000c.html
 ◇統合予算など継続審査

 湖北1市6町の合併協議で、法定合併協議会設置と合併に伴うコンピューターシステム統合予算などを審議する長浜市の臨時市議会が5日開かれ、合併特別委と本会議で深夜まで審査したが、継続審査となった。このため、法定協議会設置は先送りされ、10年1月1日を目標とする1市6町合併の先行きが不透明になった。

 合併期日の確認を積み残して任意合併協議会が終了したのを受け、先月末、関係町が相次いで法定合併協議会設置と関連予算を議決した。しかし、関係市町すべての議決がないと設置できない。同市議会は、法定協規約に全会一致の原則が明記されていないことなどを問題にしている。【野々口義信】

毎日新聞 2009年2月7日 地方版

4144とはずがたり:2009/02/12(木) 19:48:00

<東海>愛知県

去年の7月の記事。

合併協議申し入れ 小坂井町長ら豊川市長に
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_kan/kan080724_6.htm?from=nwlb

 豊川市との合併を検討している小坂井町の伊藤憲男町長、大場昌克議長らが23日、豊川市役所を訪れ、山脇実市長に、「合併協議の申し入れ書」を手渡した。

 山脇市長は「小坂井町民の総意として重く受け止める。市議会とも調整して進める」と述べた。一方、伊藤町長は「ようやくここまでこぎ着けた。感激している」と語った。

 山脇市長は「来年度早々には動かしたい」と話し、来年4月ごろに合併協議会を設置して、来年度中の合併を目指す考えを示した。

 小坂井町では、昨年2月18日に実施した住民投票で合併賛成票が有効投票数の約72%を獲得した。これを受け、同3月2日の町議会で「豊川市との合併協議を求める決議」が全会一致で可決された。
(2008年7月24日 読売新聞)

4145とはずがたり:2009/02/12(木) 19:48:32
<東海>愛知県
>>4144-4145
その後全く聞かないなぁと思ってたけど案外進展してるみたいである。いいこんだ。
>豊川市の合併協議では、小学校体育館の建て替えなど15項目の事務レベルでの調整項目がまだ残っている。

小坂井町長に伊藤氏再選 「円満合併にまい進」
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20090126/CK2009012602000022.html
2009年1月26日

 任期満了(2月2日)による小坂井町長選は25日投票、即日開票され、無所属現職の伊藤憲男氏(61)=自民、民主、公明推薦=が、無所属新人で前副町長の伊藤千秋氏(60)を大差で破り、再選した。

 伊藤憲男氏は、豊川市への編入合併の円滑な実現を全面に掲げ、与野党3党の推薦を生かし、支持を浸透させた。伊藤千秋氏は、合併を前提に小学校体育館の建て替えの実施なども掲げて支持を広げたが及ばなかった。

 24年ぶりの選挙戦。合併が実現すれば任期は約1年。当日有権者数は1万7081人で、投票率は58・35%。

◇小坂井町長選開票結果
当 6,989 伊藤憲男61 無現<2>
  2,833 伊藤千秋60 無新 
(全票終了)

伊藤憲男 61 無現<2>
町長(元)町助役・町総務課長・小坂井西小PTA会長▽伊奈

再選を決め家族らの祝福に笑顔を見せる伊藤憲男さん(右)=小坂井町の選挙事務所で
        ◇
 豊川市への編入合併のスタンスを争点に舌戦が繰り広げられた小坂井町長選は、豊川市や宝飯郡旧3町に歩調を合わせる「円満で円滑な合併」を訴えた無所属現職の伊藤憲男さん(61)が大差で再選。「良識ある判断が下された」と同町伊奈の選挙事務所では支持者らは、ほっと胸をなで下ろした。

 伊藤憲男さんが事務所に姿を現すと握手攻めに。拍手と歓声に沸く中で「多くの皆さんの応援に感謝したい。今後は合併に向けまい進したい」と誓った。

 与野党相乗りで楽勝ムードもある中、終盤に、相手の無所属新人で前副町長の伊藤千秋さん(60)が小学校体育館の建て替えなど分かりやすい施策を掲げて猛追。危機感を感じたが「最後まで必死に戦ったのがよかった」と陣営は口をそろえた。

 豊川市の合併協議では、小学校体育館の建て替えなど15項目の事務レベルでの調整項目がまだ残っている。町民、そして合併相手の豊川市民の納得のいく政治決着が求められる。
(村瀬力)

4146とはずがたり:2009/02/12(木) 19:53:22
<首都圏>神奈川県

政令市実現求める意見書可決/未明の相模原市議会
政治・行政
2008/12/20
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiidec0812515/

 相模原市議会十二月定例会は二十日未明の本会議で、相模原市が目指す二〇一〇年四月の政令指定都市移行の実現を要望する意見書を賛成多数で可決した。市議会の意見書は総務省との正式協議を始める要件の一つとされている。加山俊夫市長は「市議会に理解いただきほっとしている。今後も市民への説明を尽くしたい」と述べた。県議会は来年三月に議決する見通し。

 審議は最終日の十九日午後二時二十分ごろから始まったが、議員同士の議論が白熱。会期を延長し、採決は二十日午前三時二十分だった。市議会の会期延長は一九九四年五月の臨時会以来。

 意見書は、政令市移行を推進する立場の議員三十四人の連名で提出。「自立的、先進的な都市の総合力を高めるため、相模原市民の強い願い」として、国と県に対し、一〇年四月の政令市実現を求めている。

 採決に先立ち、政令市移行に反対する六氏が質疑を行い、「なぜ期日にこだわるのか」「住民投票条例制定の動きがあるのに、なぜ急ぐのか」など提出者の見解をただした。提出者側は最大会派・新政クラブ会長の久保田義則氏らが「今定例会中に議決しなければ間に合わない」「議会の判断と住民投票は別」などと答弁した。

 続いて八氏が討論。「自立分権型のまちづくりに政令市移行が必要」などとする四氏の賛成意見に対し、四氏が「財政推計が不十分で市民への説明も足りない」などと反対意見を述べた。採決の結果、賛成三八、反対一三で可決された。

政令市移行で意見書提出へ/相模原市議会推進派38人
政治・行政
2008/12/08
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiidec0812205/

 相模原市の政令指定都市移行を支持する市議会の主要会派などは八日、二〇一〇年四月の移行実現を求める意見書案を市議会十二月定例会最終日の十九日に提出、即日採決する方針を決めた。市議会と県議会の意見書は国との正式協議に不可欠な要件で、賛成多数で可決される見通し。県議会では三月定例会で採決されるとみられる。

 意見書案は、相模原市の発展のために政令市移行を推進する立場から、国に移行実現を求める内容。議長を除く五十一人のうち、移行推進派の最大会派・新政クラブと民主、公明のほか、市民連合の一部と無所属の計三十八人が提出者となるという。

 八日に開かれた市議会政令市特別委員会で、意見書案の提出について協議。「移行実現のため提出すべき」とする意見が多数を占めたが、「移行の是非を問う住民投票条例の直接請求の動きがあり、時期尚早」とする反対意見も複数会派からあった。同委員会は意見書提出の調整を行わないことを確認。推進する三会派が中心となって意見書を提出することになった。

4147とはずがたり:2009/02/12(木) 19:57:35
<首都圏>神奈川県
>>4146-4147

政令市移行の住民投票条例を否決/相模原
政治・行政
2009/02/06
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivfeb0902141/

 相模原市の政令指定都市移行をめぐり、市民団体が制定を求めていた移行の是非を問う住民投票条例案の採決が六日、市議会臨時会で行われ、十三対三十八の賛成少数で否決された。最大会派の新政クラブ、第二会派の民主、公明に加え、創史会などの議員が反対に回った。賛成は無所属クラブ、共産、市民連合の一部議員の十三人。昨年暮れに市議会で可決された「政令市実現の意見書」の可否と全く同じ投票行動となった。

 採決前の討論では八人の市議が登壇。賛成派は「これまで市民に移行の是非を聞く機会は事実上なかった。住民自治の発展のためにも条例を制定すべきだ」と投票実現を訴えた。

 反対派は「住民投票制度は開票条件となる投票率の設定など解決するべき課題も多く、単純な二者択一が住民意思の正確な反映になるかは疑問」などと強調した。

 住民投票条例案の上程に際し「なじまない」とする意見書を出していた加山俊夫市長は条例案が否決されたことについて「議会で真剣な議論が行われた結果だと思う」と感想。政令指定都市移行で市が大きな財政負担を負うことになるのではないかとの懸念が今回の直接請求の契機になったことについては「これまでも市民や議会に説明をしてきたが、今回の請求や審議の過程でもさまざまな意見が出た。今後もあらゆる場を通じて分かりやすく説明を行っていきたい」と話した。

 条例制定を求めた「政令市を考える相模原市民の会」共同代表の今井晴司さんは「市民の意思を確認せずに強引に移行を進める市長と、それに追随しチェック機能を果たさない議会に深く失望した。今後も住民主権に基づいた市政改革のために行動する」と語った。

 市は今後、二月開会の県議会で同市の政令指定都市の移行を求める意見書が可決されるよう、各会派への働き掛けを強める。意見書が可決された場合は、県知事とも足並みをそろえ、加山市長らが総務相に対し移行を要望する見通し。

◆市民団体からは落胆の声

 「政令指定都市移行の是非を直接、市民に問う機会を設けて」−。そう願った市民の思いは届かなかった。政令指定都市移行の是非を問う住民投票条例案を否決した六日の相模原市議会。その判断に、条例制定を直接請求した市民団体の関係者からは落胆の声が上がった。一方、地方自治の専門家は「否決の理由などを住民に説明するべきだ」と指摘する。

 この日の市議会臨時会本会議では、昨年十二月の政令市移行を求める意見書採択で賛成に回った市議が、そっくり反対に回った。条例制定の請求代表者は「住民投票は市長や市議会の権限を奪うものではなく、住民自治の拡大のために必要と訴えたが、議会の議論は深まらなかった」とコメントした。

 否決を受け、「議会も市民も議論を終わらせてはならない」と指摘するのは辻山幸宣・地方自治総合研究所所長。「市議会と市は否決理由を住民に説明する場を設け、条例の制定を直接請求をした市民団体も住民や議員らを招いて(住民投票制度に関する)フォーラムを開いて市民の関心を広げるべきだ」と提言する。

 同志社大学の今川晃教授(地方自治論)は「住民投票条例制定の請求の根本に、(財政負担の増加など)住民の不安があることは確かだ。その解消のために市と市議会が一つ一つ解決策を示していくべきだ」と助言。

 二人は「政令市移行は市長責任と議会との連携で進めるため、住民投票になじまない」とする市長の意見書と、それに同調した市議会判断には懐疑的。辻山所長は「条例の可否は住民意思を代理する議会が決めるべきもの。市長は条例化しても執行不能の場合などにその事情を表明できるだけだ」と加山俊夫市長が市長意見書で住民投票条例の制定に否定的な見解を示したことを批判。今川教授は、「市論を二分して立ちゆかなくなった問題について、最終手段として住民投票条例が実施されるべき。政令市移行問題も例外ではない」と指摘する。

 一方、議会判断を冷静に受け止めるのは、相模原商工会議所会頭で、政令市移行を支援する市民組織「市政令指定都市推進市民協議会」の河本洋次会長。「良識ある市議会の判断。二〇一〇年四月移行というタイミングを逃すわけにはいかず、今後も住民理解が深まるように努める」と話す。

4148とはずがたり:2009/02/12(木) 20:13:30
<九州・沖縄>鹿児島県 薩南諸島

分村ネタかもw

馬毛島開発社長 米軍機訓練誘致を表明/西之表
市議会特別委 市からの「独立」要望
(2007 12/18 07:24)
http://373news.com/modules/pickup/topic.php?topicid=48&amp;storyid=8237

 西之表市の馬毛島が米軍空母艦載機離着陸訓練施設の候補地に挙がっている問題で、同島のほぼ全域を所有する馬毛島開発の立石勲社長(74)が17日、市議会宇宙開発等馬毛島対策特別委員会で「夜間離着陸訓練(NLP)の誘致を行っている」と明らかにした。公の場での誘致表明は初めて。
 立石社長は2日、誘致を急ぐために馬毛島を同市から分立させ、独立した自治体とする「市町村の廃置分合及び境界変更の申請書」を市議会に提出、同特別委での発言を求めていた。

西之表市議会で米軍空母艦載機離着陸訓練施設の誘致を明らかにした立石勲社長=17日午前10時
 17日は、馬毛島に石油備蓄基地誘致を計画した1974年以来の経過を説明。数年前、米航空貨物会社の誘致に失敗した後、米軍厚木基地(神奈川県)の空母艦載機が硫黄島(東京都)などで行っているNLPの施設誘致を始め、「最近ようやく候補地に浮上してきた」と話した。
 また、中種子町議会が9月定例会で旧種子島空港跡地に自衛隊を誘致する陳情を採択したことに絡み、「自衛隊は隠れみので後ろにNLPがある」との見方を示し、同町に先を越されないように馬毛島誘致を急ぐ考えを説明した。
 委員の「独立の自治体を作る目的は米軍訓練地が目的か」との問いに、「よそに取られるのをひっくり返すにはそれしかない」と答えた。
 申請書と同趣旨の陳情を同日、市議会に提出。2008年3月の定例会に諮られる。
 NLPを含む空母艦載機の恒常的な離着陸訓練施設については、在日米軍再編で09年7月以降の早い時期の選定を目標としている。国は「日米間で協議中」とし、西之表市や鹿児島県に具体的な話はない。
 立石社長は南日本新聞の取材に対し「独立が難しい場合は三島村か枕崎市への編入も考える。33年間誘致企業として恩恵を与えてきたつもり。西之表市に貢献できる利益を確保したい」と語った。

西之表市長選挙の背景
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/251

4149とはずがたり:2009/02/12(木) 20:19:12
<東海>愛知県

ゲリマンダーも吃驚の津島を排除して出来た醜く歪つな愛西市の形を知ってて書いてんのかねぇ。。。
>海部西部4町村が小異を捨てて愛西市としてまとまった

どうなる どうする
(愛知)海部東部の合併
特例法の期限迫る 大治撤退、3町で協議再開
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/dounaru/dounaru081206_1.htm?from=nwlb

合併研究会を構成した4町

http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/gappei/dounaru081206_2.jpg

 面積の小さな町村がひしめく海部東部地域で今年5月、七宝、美和、甚目寺、大治の4町が合併研究会を設置した。ところが、合併に向けて検討を続けていたさなかの10月末に大治町が脱退。11月には研究会もいったん解散した。大治を除く3町は研究会を再び設置したが、新・合併特例法の期限は2010年3月末に迫っている。 (穴田英)

■幻の「名西市」

 県西部の海部津島地区にはかつて津島市と12町村の計13市町村があった。「平成の大合併」の号令によって、海部西部4町村が愛西市に、弥富町と十四山村で弥富市が発足し、現在は9市町村になっている。

 一方、七宝、美和、甚目寺、大治の4町も合併を目指し、2002年に「海部東部ブロック合併広域研究会」を発足させたが、大治町が離脱し、03年に研究会は解散した。翌年、大治町は名古屋市との合併を指向し、七宝、美和との3町で同市へ働きかけた。

 ところが、名古屋市側から断られ、一転して3町で合併研究会をつくった。

 大治、七宝、美和の3町は合併協議会を組織し、合併期日や「名西市」という市名まで決定しながら、市役所の位置を巡って意見がまとまらず、結局解散したといういきさつがある。

■議会が反対

 海部西部4町村が小異を捨てて愛西市としてまとまったのに比べると、東部はまとまりのなさが際立つ。町長同士の対立と不信感などが原因として挙げられたが、その後、4町ともに町長が替わり、選挙に臨んで4人の新町長は、いずれも合併推進を訴えた。

 そうしたことから一度は失敗した合併だったが、「海部東部4町で改めて検討しよう」と、2月に開かれた4町による行政懇談会の席上で研究会の設置について合意。5月に合併研究会が発足した。

 ところが、9月、大治町の定例町議会で議員から合併に反対する動議が出され、賛成多数で可決された。

 これを受け、同町の小林隆町長は、「住民アンケートで合併の是非を問いたい」としたが、アンケート実施についても10月に臨時会で否決され、撤退せざるを得なかった。

 大治町議会は合併反対の理由に「議会、町民と町側の意見調整がされていない」「4町以外の枠組みが検討されていない」などを挙げているが、他町の合併担当職員は「はっきりした理由がわからない」とこぼす。

■意気込み衰えず

 研究会の会長を務める七宝町の近藤智町長は「2010年3月という目標を持ってやっていきたい。4町が理想だが、(3町でも)やらなければならない。(研究会に)今度は議員の皆さんにも入ってもらう」と意気込みは衰えていない。

 3町の面積はいずれも10平方キロに満たない。合わせても28平方キロ足らずで、移動にも問題ない広さだ。合併すれば、職員配置や施設の利用でも効率化が図れる。合併が大きな効果をもたらす地域であることは間違いない。

 合併の効果と課題
 4町は合併によって得られると考えられる効果として、▽住民の利便性の向上▽広域的なまちづくり▽行政サービスの高度化・多様化▽行財政の効率化▽国・県の財政支援―などを挙げた。一方、課題として▽住民の声が届きにくくならないか▽周辺部が取り残されないか▽地域の歴史・文化・伝統が失われないか▽財政に差がある合併に問題はないか―などを掲げ、解決策を探ってきた。

(2008年12月6日 読売新聞)

4150とはずがたり:2009/02/12(木) 20:32:14
<中国・四国>愛媛県
>>3284>>3325>>3344>>3356>>3639>>3659

「再び離脱」不信と不満 鬼北・松野町合併協議
しこり解く努力を
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1197023727613_02/news/20080330-OYT8T00563.htm?from=nwlb

 鬼北、松野両町が4月1日、法定合併協議会を設置して、合併に向けた本格的な話し合いを始める。2003年に鬼北の前身、広見町・日吉村との合併協議会から突然離脱した松野にとっては、4年半ぶりの話し合いのテーブルとなる。しかし松野では現在も「合併反対」の火種がくすぶっている。「また同じことが繰り返されるのでは」。鬼北住民からはそんな冷ややかな声が聞こえてくる。(澤本浩二)

 「松野と鬼北では人権問題で姿勢が違いすぎる」
 10日の松野町議会。岡武男町長が提案した合併協設置議案に、町議の一人が強い口調で反対討論を展開した。

 採択では議長を除く9人のうち6人が賛成し、可決したものの、合併推進派の町議は「合併をお願いする立場だけに、全会一致でまとめたかったのだが……」と苦い表情を浮かべた。

 03年11月に同町が合併協を離脱>>702したのは、合併後の町庁舎建設地や人権問題を巡って意見の隔たりが大きかったのが理由だ。04年11月の町長選で、鬼北との合併を訴えた岡町長が当選し、07年2月の町議選>>3265で〈鬼北派〉が多数を占めた現在も、その「隔たり」は埋まっていない。

 07年5月に行われた住民投票で、鬼北との合併反対を主張して運動した80歳代男性は「松野は鬼北に吸収される弱い立場。協議が本格化すれば『合併してええことあるんか』と不安が出るはず」と見る。

 松野のこうした現状に、鬼北の町議の一人は「町民から『松野は何しよんぞ。本気で合併する気はあるんか』と問われると、説明がつかない。ただでさえ町内には、(前回突然離脱した)松野への不信感がくすぶっているのに」と言う。

 松野で鬼北合併反対の声が若年層に多いこともあり、鬼北町幹部は「将来の街づくりを担う世代が、鬼北との合併を望まないのでは、合併後の新町に一体感が生まれるのか」と、不安材料の一つに数える。

 10日には鬼北町議会でも、合併協設置が話し合われ、一部の議員から「鬼北でも、合併について住民投票を行うべきでは」などの慎重論が出た。設置議案は全会一致で可決したものの、松浦甚一町長は「合併協は、合併するか否かも含めて話し合う場」と述べ、必ずしも合併が前提ではないことを示唆した。

 松野の岡町長は「協議が始まれば、鬼北が抱く過去のしこりは解ける」と楽観的だ。だが、それには、両町ともに住民に渦巻いている不信感や不満を和らげる努力が必要だ。
(2008年3月31日 読売新聞)

4151とはずがたり:2009/02/12(木) 20:33:00
<中国・四国>愛媛県
>>4150-4151

松野町長選で新人当選 鬼北と合併残る障壁
“期限”まで1年3か月
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1230123894060_02/news/20081226-OYT8T00791.htm

 隣接する鬼北町との合併協議が続く松野町で11月にあった町長選は、宇和島市との広域合併を訴えて前回選に敗れた元町助役の新人、阪本寿明さん(61)が、鬼北町との合併推進に方針転換し、現職を破って初当選を果たした。事実上、合併のタイムリミットとなる新合併特例法の期限は2010年3月に迫るが、松野町が被告となる訴訟を複数抱えることに鬼北側が不安を抱くなど、合併へのハードルは残る。町を二分した合併問題>>1160>>1278>>1404>>2129>>2291>>2609>>2662>>2860(←纏めあり)>>2866>>3027>>3165>>3265>>3273>>3284の解決に向け、新町長の手腕が問われる。(宇和島通信部 大北恭稔)

 07年の住民投票で、住民は鬼北町との合併を選択。今年4月に発足した「鬼北町・松野町合併協議会」は、鬼北町が松野町を吸収合併し、新町名は鬼北町とすることを了承した。

 このため、町長の任期は合併までの1年余りとなる可能性が高く、再選を目指す岡武男さん(79)>>1044以外に立候補者が出ないまま無投票となる可能性もささやかれたが、告示12日前に阪本さんが立候補表明。

 前回選と同じ顔ぶれでの一騎打ちながら、今回は住民投票の結果を受けて阪本さんも鬼北合併を主張。争点の見えにくい選挙戦となり、住民の判断が注目されたが、結果は阪本さんの圧勝に終わった。

 「合併にばかり気を取られ、観光振興などの町政が沈滞してしまっている」。選挙前、そんな住民の声をよく聞いた。阪本さんへの票は、前回選以降、町長と議会が対立して町政が混乱を極めたことへの反発や、職員として町行政を知り尽くした阪本さんの行政手腕への期待が現れた形だ。

 町長就任式で「合併に全身全霊で頑張りたい」と述べた阪本さんは、12月に行われた9回目となる合併協議会に初出席した。

 鬼北町との合併を進める姿勢を改めて示したが、鬼北側の委員からは、松野町が補助金支出の是非を巡って住民から起こされている行政訴訟などについての厳しい質問が相次いだ。「敗訴することはないとしているが、本当に大丈夫なのか。明確な説明を」などと“宿題”を突きつけられ、合併期日は決まらなかった。

 1年3か月後に迫る合併特例法の期限までに合併が実現しなければ、財政上の優遇措置が受けられなくなる。期限内合併の可否は、1月8日に予定される次回協議会で、期日を決められるかどうかにかかる。

 合併に向けた最大のヤマ場を乗り切るには、不信感をぬぐえずにいる鬼北側の理解を得られるよう、阪本さんが新町長として、誠実な説明を尽くす以外にない。

 松野町長選は11月16日に投開票され、阪本さんが2136票、岡さんが1315票と大差がついた。合併問題を巡って町長が辞職、議会が自主解散して行われた2004年の町長、町議選では、鬼北合併を打ち出した岡さんが、宇和島合併を主張する阪本さんに58票差で辛勝したが、町議選では鬼北派と宇和島派が伯仲。町長不信任決議を受けた議会解散にまで発展し、07年2月の出直し町議選で鬼北派が過半数を得るまで、町政は混乱を極めていた。
(2008年12月27日 読売新聞)

4152とはずがたり:2009/02/12(木) 20:34:22

<東海>三重県

どうなる どうする
(三重)地域の自立伊勢市の取り組み
「みらい会議」を設立 課題は市民への浸透
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/dounaru/dounaru080614_3.htm?from=nwlb

 少子高齢化などで厳しさを増す財政事情や地方分権の流れを背景に、従来の一律的な行政サービスは困難として、伊勢市で地域の自立に向けた、「ふるさと未来づくり」の取り組みが始まった。市と地域の自治会や婦人会などが連携して設立した「地区みらい会議」は、行政の仕事の一部も担い、作ったまちづくり計画に沿った事業には財源も確保される。市では課長級職員を地区担当に配置して、まちづくりの機運を高める構えだが、市民への浸透が、最初のハードルになっている。

 (石森隆夫)
■市長も呼びかけ

 「地方分権一括法と三位一体改革で、地方行政の仕事は増えたが、財源は減らされた。少子高齢化を考えれば、行政の仕事をみなさんと協働で進めざるを得なくなった。『ふるさと未来づくり』は、助け合って暮らしていく仕組みづくりだ」住民への説明のために、市が24の全小学校区で開いた意見交換会で、森下隆生市長は、理解と協力を求めた。

 市の計画では、小学校区を基本に、住民組織、NPOや企業、各種団体も交えた「地区みらい会議」を設立する。各戸への連絡文書の回覧のほか、防災、防犯活動なども手がけてもらい、地区の特性や課題に応じ、従来の補助金とは異なる、事業を限定しない「みらいづくり資金」が交付される。
■広報などでPR

 意見交換会には延べ872人の市民が姿を見せた。アンケート(約750人回答)では、約6割が「よく分かった」「分かった」と答え、地区みらい会議の設立にも、約6割が可能だった。

 しかし、意見交換会の参加者は自治会長をはじめ、関心が強い人たちだ。市では多くの市民に理解してもらおうと、広報やホームページでもPRし、講演会などを開いた。また、地区みらい会議の設立などに向け、各地区担当に課長級職員3〜4人をあて、一部の地区にはすでに出向いてモデル地区を設ける意向だ。4月にできた担当の地域内分権推進課の辻浩利課長らは「もう少しスムーズに進むと思っていたのに…」と、市民に理解を得る難しさを痛感している。
■伊賀市でも

 地域内分権の取り組みは、県内では伊賀市や名張市の先進的な事例が知られている。

 伊賀市は、2004年11月の6市町村合併に伴い、小学校区を基本に、だれでも参加できる住民自治協議会を設立。協議会は、事業などを企画する運営委員会と実施を受け持つ実行委員会に分かれ、運営のための地域交付金の交付や、事業補助金制度も昨年度からスタートさせた。

 「自分たちで出来ることはやり、さびれている地区を何とかしたい」。伊勢市でも3年前、JR伊勢市駅に近い厚生地区で、各組織を一つにまとめた協議会が生まれ、観光案内板の設置や花づくりなどを進めてきた。

 まちづくり協議会の会長で、同市の総連合自治会長に就任した小寺留男さんは、市の取り組みを前向きに受けとめているが、「地区によって事情や思いは異なる」とも語る。

 伊賀市の地域内分権制度化にかかわり、伊勢市の取り組みにも関心を寄せる四日市大総合政策学部の岩崎恭典教授は「担当職員が、地区の不満や要望をただ持ち帰るだけではだめだ。地域の思いをしっかり行政に伝え、地区みらい会議の設立につなげる努力がカギになる」と話している。

 地域内分権
 地域内分権 「都市内分権」などと名称は異なるが、兵庫県宝塚市が導入の先駆けとして知られ、市町村合併を機に全国各地の自治体に波及している。県内では伊賀、名張市の全市的な取り組みのほか、松阪市でも9つのまちづくり協議会が生まれている。

(2008年6月14日 読売新聞)

4153とはずがたり:2009/02/13(金) 02:00:06
<中国・四国>山口県

市町村合併:山口市と阿東町、合併協を4月に発足 両首長「早期実現を」 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090206-00000200-mailo-l35
2月6日16時1分配信 毎日新聞

 山口・阿東広域県央中核都市研究会(会長、渡辺純忠・山口市長)は5日、山口市、阿東町の合併に向けた任意の合併協議会を4月に発足することで合意した。両首長は、現行の合併特例法期限の来年3月末や、阿東町議の任期満了日の同1月23日も視野に、早期の合併実現を目指すとの考えを示した。
 山口市役所であった会合終了後、渡辺市長は「特例法期限内の合併ありきではないが、できるだけ早く法定協議会に移行したい」、田中祥隆町長は「町議の任期を念頭に合併を目指したい」と話した。事務局案では、任意協は行政、議会、民間団体代表など約30人で構成。議員定数・任期、組織機構などを協議する。
〔山口版〕

2月6日朝刊
最終更新:2月6日16時1分

4154とはずがたり:2009/02/13(金) 02:05:20
<北関東>栃木県

市町村合併:新市名称は「栃木市」 1市3町法定合併協、西方町も協議合流へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090207-00000156-mailo-l09
2月7日14時1分配信 毎日新聞

 栃木市と大平町、藤岡町、都賀町の「1市3町」の枠組みで合併を協議する、第3回の法定合併協議会(会長、日向野義幸・栃木市長)が6日、藤岡町で開かれた。
 前々回から継続協議とされていた新市の名称は「栃木市」に決まり▽新市の市役所は、現在の栃木市役所とし、大平、藤岡、都賀の三つの町役場を総合支所とすることで決まった。
 今回の法定協で合併の基本4項目が決まり、日向野市長は「大変ありがたいこと。首長間でしっかり議論してきた。地域の皆さんに理解されたものと考えている」と話した。
 また同日行われた西方町議会の全員協議会で、古沢悦夫町長が1市3町の合併協議会への合流について議会に意思を確認したところ、議長を除く7人が賛成、2人が反対した。古沢町長は13日に臨時議会を開き、正式提案する予定。【中村藍】

2月7日朝刊
最終更新:2月7日14時1分

4155とはずがたり:2009/02/14(土) 08:25:48
<東北・北海道>岩手県

一部で分村して盛岡との合併を模索する動きもありましたけど沈静化したんでしょうかね。

市町村合併:川井村は大字の字句を削除へ−−宮古市との合併協 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090213-00000035-mailo-l03
2月13日12時1分配信 毎日新聞

 来年1月1日の編入方式による合併を目指す宮古市と川井村の8回目の合併協議会が12日、開かれた。町名、字名の取り扱いについて宮古市は現行通りとし、川井村は従来の大字名、地割を継承して大字の字句を削除することにした。
 例えば川井村大字箱石第4地割は宮古市箱石第4地割となる。川井村大字田代は宮古市に田代の地名があるため宮古市門馬田代に変更する。村役場を川井庁舎とすることも確認した。【鬼山親芳】

2月13日朝刊
最終更新:2月13日12時1分

4156とはずがたり:2009/02/14(土) 08:26:34
<北関東>栃木県

市町村合併:藤岡町との法定協設置へ 佐野市長が町長に表明 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090213-00000099-mailo-l09
2月13日13時1分配信 毎日新聞

 佐野市の岡部正英市長は12日、藤岡町を訪れ、永島源作町長に対し、同町との法定合併協議会(法定協)設置の議案を市議会に付議する方針を表明した。
 付議する理由として岡部市長は「佐野と合併したいという(藤岡町民の)気持ちを真摯(しんし)に受け止めて、議会などと協議した結果、『ぜひ、付議したほうがいい』という意見が大半だった。それを尊重した」と話した。法定協設置議案は20日に開会する2月定例市議会に提出する。
 藤岡町の永島町長は栃木市を中心とする1市3町(栃木、大平、藤岡、都賀の各町)の枠組みでの合併を目指しているが、同合併に反対する町民の署名活動が、佐野市を動かした形。永島町長は「粛々と法に基づいて対応していきたい」と困惑の表情で話した。
 永島町長は、26日の議会全員協議会で佐野市の回答について議会に説明する予定。【中村藍】

2月13日朝刊
最終更新:2月13日13時1分

4157とはずがたり:2009/02/15(日) 04:28:22
<東北・北海道>青森県

2009年2月14日(土)
風間浦合併 議員懇1回で打ち切り
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090214091730.asp

 むつ市に合併協議を申し入れている風間浦村とむつ市の議員懇談会の初会合が十三日、むつ市内で行われたが、協議に対する考え方で双方に温度差があり、一回限りで打ち切りとなった。新合併特例法の適用期限(二〇一〇年三月)内の合併を目指すには、六月の法定協議会発足が目安とみられ、期限内の合併実現の可能性は極めて厳しくなった。

4158とはずがたり:2009/02/16(月) 01:28:18
<近畿>滋賀県

合併協の設置へ 事態打開求める
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000902130001
2009年02月13日

【長浜市長に6町議長】

 長浜市議会が同市と湖北6町との合併について話し合う法定合併協議会の設置を継続審議としたことに対し、6町議会の議長が12日、川島信也市長を訪ね、事態の打開を求める申入書を手渡した。

 申入書によると、「(新合併特例法の)期限内合併の最終局面で時間を要し、実質的な合併協議破綻(はたん)へと追い込まれようとしている」と指摘。そのうえで、一刻も早く議会を招集するなどして市長として早急に結論を導き、「法定協議会が開始され、手続きが円滑に進められるよう格段に要請する」としている。

4159とはずがたり:2009/02/16(月) 20:29:49
<東北・北海道>山形県

農村と都市の新たな関係を考える 金山でシンポジウム始まる
2009年02月14日 22:31
http://yamagata-np.jp/news/200902/14/kj_2009021400243.php

基調講演をする内山節立教大大学院教授=金山町・蔵史館

 「農村と都市の新たな関係を考えるシンポジウムinかねやま」が14日、2日間の日程で金山町で始まった。初日は立教大大学院の内山節教授が基調講演したほか、町内や都市部で活動する8団体が事例報告した。

 農村部や都市部で行われている活動事例を学び、同町と都市との交流を活発にしようと、若手町職員らが実行委員会を組織して開催。町職員のほか、町民、都内の民間団体や大学生が参加した。

 初日は蔵史館で行われ、内山教授が「グローバルからローカルの時代を迎えて」と題して基調講演。「今は日本でも欧米でも人の結び付きが弱く、自発的な助け合いができていない。人と人、人と自然や歴史、文化が連帯することを深刻に考えなければいけない時代で、その連帯がある地域こそがローカルだ」などと語った。活動報告で、銀座でミツバチを飼い自然との共生を学ぶ活動や、廃食油を原料にしてバイオディーゼル燃料(BDF)でバスを走らせる取り組みなどが紹介された。

 15日は、町内を巡りながら、「谷口がっこそば」と「暮らし考房」の取り組み、街並みづくりの活動について理解を深める。

4160とはずがたり:2009/02/16(月) 20:30:14
<東北・北海道>山形県

合併期日は10年3月23日に 新庄最上法定協が決める
2009年02月16日 19:29
http://yamagata-np.jp/news/200902/16/kj_2009021600273.php
合併の期日や事務所の位置などを決めた新庄最上地域合併協議会の第3回会合=新庄市民プラザ
 新庄市、真室川町、戸沢村による法定協議会「新庄最上地域合併協議会」の第3回会合が16日、新庄市民プラザで開かれた。合併期日を2010年3月23日に、事務所の位置を「新庄市役所を本所に、真室川町、戸沢村の両役場を総合支所とする」ことなどを決めた。

 山尾順紀市長が「各地域でさまざまな動きが出ているが、合併への関心が高い表れではないか。引き続きより多くの情報を提供していく」とあいさつ。協議では、各小委員会の委員長が、期日、事務所の位置のほか、交通関係事業、児童福祉事業など付託された計11件の調整方針案を報告、すべて原案通り決定した。

 このうち病院・診療所は、町立真室川病院と市夜間休日診療所、真室川町の釜渕、及位の両診療所、戸沢中央診療所を市立として運営する。また、消防防災関連事業、商工・観光関係事業など11項目を新たに各小委員会に付託した。

 席上、真室川町が町民意向調査を実施することについて、委員の清水清秋新庄市議が「3月までに判断材料を整えようと真剣に議論する中で行うのは安易ではないか」と発言。井上薫町長は「合併をめぐる情勢が変化している中、真剣に考えて取り組んでいる結果だ」と説明した。

 次回会合は2月27日に戸沢村中央公民館で開く。

4161とはずがたり:2009/02/17(火) 16:18:33
<東海・関東甲信>山梨県

2009年02月16日(月)
町長リコール視野、新団体立ち上げ
増穂の合併反対グループ
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/02/16/15.html

 増穂、鰍沢両町の合併に反対する増穂町議らでつくる「増穂町の将来を考える会」の一部メンバーが15日、新たな団体「増穂町の明日を拓(ひら)く会」を立ち上げた。考える会の深沢恒雄代表が、志村学町長のリコール(解職請求)に否定的なため、考える会を発展的に解消、リコールを視野に活動していくことになった。
 この日、考える会が町内の事務所で会合を開催。深沢代表が「合併の賛否を問う住民投票条例案が町議会で否決された責任を取りたい」などとして、辞職の意向を示した。この後、拓く会の結成を決め、会長に斉藤欽也町議を選出した。今後の活動方針については、近く開く総会で決める予定。

4162とはずがたり:2009/02/17(火) 18:45:01
<九州・沖縄>福岡県

やれやれだなぁ。。統一地方選の時の記事

現場からの報告 焦点07統一地方選<下>中間市議選 合併白紙の後遺症重く
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/273

中間市議選の告示(15日)を約2週間後に控えた3月30日。同市内で幸田真達(まさと)(81)は、仲間数人を前に、重い口を開いた。「候補を立てるのは難しくなった」。

 幸田は、北九州市との合併を目指す市民団体の元代表。推進派の新人の大量擁立を模索してきたが、結局、1人も担ぐことができそうにない。口調には悔しさがにじんだ。

 2003年の前回選挙以降、中間市は合併問題に揺れた。前市長の下、北九州市との合併協議が進み、04年10月には、是非を問う住民投票で賛成が約7割を占めた。

 しかし、同年12月、市議会が合併議案を否決し、白紙に。推進派団体は議会のリコール(解散請求)を目指して署名を集めたが、必要数には届かなかった。

 「再び合併協議へと進むには、民意と懸け離れた議会の構成を変えるしかない」。幸田らは、推進派による過半数獲得へ、新人10人以上の擁立を目指した。だが、壁は厚かった。候補にリストアップし、打診したのは4人だけ。いずれも「市議会には魅力がない」などの理由で、断られた。

■合併争点化せず

 迎える今回の市議選。定数19に対し、立候補を表明しているのは、いまのところ20人にとどまる。

 このうち、推進派とみられるのは現職と新人の計5人前後。中には公約に掲げている新人もいるが、「合併」は争点となりづらい状況だ。

 合併騒動を経て、同市が単独運営を続ける中で、市議会も改革を進めた。定数を21から2削減。さらに、議員1人当たり年間24万円支給されていた政務調査費の全廃も、今年の3月定例会で決めた。県内自治体では初の取り組みだった。

■くすぶる失望感

 市議会が合併議案を否決した理由の1つが、合併に伴い定数が21(当時)から3へと大幅に減らされることだった。これに対し、当時、市民の間では「保身」との批判も聞かれた。議会の判断と、住民投票の結果との隔たり−。

 合併に反対した現職の1人は、市議選出馬の準備を進める中で「今度は(投票に)行かんよ」と、支援者から言われることが少なくないという。賛成派の現職も「議員はもうあてにならん、と支持者から突き放された」と困惑の表情を浮かべる。

4163とはずがたり:2009/02/17(火) 20:51:48
<東北・北海道>山形県

大詰め合併協議、波乱含み 山形・最上3市町村
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090216t51004.htm

 山形県最上地域の3市町村合併協議が揺らいでいる。新庄市、真室川町、戸沢村が法定協議会を設置したが、4月以降の大詰め協議を前に住民意向調査を実施したり、住民団体が署名活動を展開したりと、町村側で慎重な動きが出始めた。一方、昨年末に枠組みから離脱した鮭川村では村議らが枠組み復帰に動くなど、情勢は混迷。いずれも3月がヤマ場とみられ、今後、枠組みが変わる可能性も出てきた。(新庄支局・北條哲広)

■選挙に影響
 真室川町は法定協参加前から「3月に合併の是非を最終判断する」(井上薫町長)としていたが、判断を前に町は合併の賛否などを問う全世帯アンケートの実施を決めた。実質的に住民投票と変わらず、判断に大きく影響するのは間違いない。

 同町では選挙も合併問題に絡む。町議選(3月22日投票)では合併賛成、反対のどちらが多数派となるか予断を許さない状況。町長選(11月29日任期満了)でも2月9日に再選を目指し立候補の意向を表明した井上町長に対し、反対派が対立候補の擁立を模索する動きがあり、情勢は複雑だ。

 戸沢村では村議らが住民団体「住民投票条例をつくる会」(高橋英夫代表)を結成。住民投票で合併の是非を問うべきだと訴え、条例制定に向け署名活動を展開中だ。

 同村では97人以上の署名があれば、村に条例制定を請求することができるが、賛成派が多数を占める村議会の同意が得られるかどうかは微妙。ただ、署名人数や3市町村の枠組み変動によっては、流れが変わる可能性も否定できない。

■離脱を批判
 鮭川村は昨年末、元木洋介村長が法定協への参加を見送り、枠組み離脱を表明したが、合併賛成の声も根強い。賛成派村議らが組織した住民団体「鮭川村の合併を進める会」(荒木大安、熊谷市夫代表)は枠組み復帰を目指し署名活動に入った。

 同村の場合、87人以上の署名が得られた上で、最終的に3市町村議会と鮭川村議会の議決が得られれば、4市町村枠組みによる法定協が新たに設置されることになる。荒木代表は「合併を願う村民は多い。なぜ離脱したのか説明がつかない」と強調し、復帰実現に自信を見せている。

■来月ヤマ場
 一連の動きは、各町村議会の3月定例会が開かれる3月中旬にヤマ場を迎えるとみられる。

 合併推進を掲げる新庄市の山尾順紀市長は「平成の大合併」後の国の方向性が見えないことや、1月の山形県知事選で合併を強力に推進した現職の斎藤弘氏が敗れたことに触れ、「さまざまな迷いが生じているのではないか」と分析する。

 その上で山尾市長は「少子高齢化をはじめとする地域の課題をどう乗り越えていくか。そうした重要なテーマを考え、今後の道を選択してほしい」と訴えている。
2009年02月16日月曜日

4164とはずがたり:2009/02/17(火) 21:30:11
<九州・沖縄>宮崎県

合併問う住民投票あす告示
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090215-OYT8T00706.htm

 宮崎市との合併の是非を問う清武町の住民投票は17日、告示される。同町で合併を巡る住民投票は2004年11月に続いて2回目。合併を推進する鐙(あぶみ)和俊町長は、投票が成立して反対が多数だった場合、「辞職もやむを得ない」と表明しており、22日の投票結果が注目される。(毛利雅史)

 前回の住民投票では〈1〉同市と旧田野町との1市2町〈2〉旧田野町との2町〈3〉合併しない――のいずれかを選択。「合併しない」が48・28%、「1市2町」は41・08%、「2町」10・15%、無効0・49%の結果となった。投票率は45・56%(投票総数9737票)だった。

 当時は、投票率が50%を超え、投票者総数の過半数を占めた選択肢があれば、町長は投票結果を尊重するよう定めていた。規定には当てはまらなかったものの、一ノ瀬良尚・前町長は結果などを踏まえ、合併を見送った。

 その後、07年4月の町長選で、合併推進を公約に掲げた鐙町長が、一ノ瀬前町長を破って初当選。同年12月には宮崎・清武合併協議会を設置して7回の協議を終え、昨年10月から町内の37地区で住民説明会を開いてきた。

 こうした中、住民団体「あすの清武をつくる会」(細木章稔会長)が、「合併には住民の意思を尊重すべき」として署名を集め、町長に直接請求。1月23日の臨時町議会で、鐙町長は住民投票条例の制定に否定的な見解を示したものの、採決の結果、議長を除く11人中7人が条例案と修正案に賛成して可決、住民投票の実施が決まった。

 今回の住民投票では、宮崎市との合併に賛成、反対のいずれかに○をつける方式。また、条例では、投票資格者の「おおむね50%の投票」で成立するとの要件を規定している。

 鐙町長は投票率が50%以上なら開票するが、半数に満たない場合は開票しない方針。「関心は高く、50%は超えると思う」としたうえで、「合併は、私の職を賭けても足りないくらい重要な課題。それぞれがしっかり考えたうえで投票してほしい」と話している。
(2009年2月16日 読売新聞)

4165とはずがたり:2009/02/18(水) 20:32:59
<近畿>滋賀県

男の気を惹くオンナの如きちょっとだけ〜の長浜市議会の焦らしプレイに私,悶絶気味です。
とっとと進めんかいヽ(`Д´)ノ

市町村合併:1市6町合併、法定協設置議案を可決−−長浜市議会 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090217-00000205-mailo-l25
2月17日15時1分配信 毎日新聞

 長浜市議会は16日開いた臨時市議会で、継続審査していた1市6町合併協議会の法定合併協議会設置議案と合併に伴う情報システム統合予算案などを可決した。すでに関係6町が関係議案を可決しており、近く法定協議会が設置される。【野々口義信】

2月17日朝刊
最終更新:2月17日15時1分

4166とはずがたり:2009/02/18(水) 20:35:19
<近畿>滋賀県
>>4165-4166
此が出てきて合併を民意で潰すべく市議会はだらだらやってるんちゃうやろねぇ。

市町村合併:住民投票条例制定求め署名提出−−長浜市の住民投票すすめる会 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090217ddlk25010576000c.html

 1市6町の合併問題で、地方自治法に基づく直接請求で、住民の意思を問う住民投票条例の制定を求める長浜市の住民投票をすすめる会(中川芳藏会長)は16日、3652人の署名を市選挙管理委員会に提出した。同市の有権者は6万3949人(昨年12月2日現在)、直接請求に必要な有権者数の50分の1の1279人を大きく超えた。
 市選管は20日以内に署名者が有効かどうか審査、縦覧を経て請求者が本請求、市長が意見をつけ市議会に提案される。【野々口義信】

市町村合併:1市6町合併、法定協設置議案を可決−−長浜市議会 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090217ddlk25010567000c.html

 長浜市議会は16日開いた臨時市議会で、継続審査していた1市6町合併協議会の法定合併協議会設置議案と合併に伴う情報システム統合予算案などを可決した。すでに関係6町が関係議案を可決しており、近く法定協議会が設置される。【野々口義信】

4167とはずがたり:2009/02/18(水) 20:37:04
<九州・沖縄>熊本県

くうぅ。。目が離せない展開が続きそうです。。
>推進・慎重派がきっ抗する町議会勢力図も背景にある。昨年9、10月の2回、法定協設置議案が賛否同数となり、議長裁決で否決になった。次回選挙から定数が20から16に削減されるため、両派ともに過半数獲得に向け活動を始めている。

選挙:植木町長選 あす告示、無投票の公算大 合併推進の現職以外動きなく /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090216ddlk43010259000c.html
 ◇慎重派は7月の町議選に全力

 植木町長選は17日、告示される。無所属現職の藤井修一氏(56)のほかに立候補の動きはなく、無投票で再選される公算が大きい。町は、熊本市との合併問題が最重要課題だ。合併推進の藤井氏に対し、慎重派は候補擁立を検討したが「鍵は町議会にある」として見送り、7月に予定されている町議選に全力を注ぐ方針だ。

 法定合併協議会設置の是非を問う昨年11月の住民投票は、約3600票の大差で賛成が多かった。この結果を受けて藤井町長は再選出馬を表明した。

 藤井町長は、合併より単独路線を掲げて前回、無投票で初当選した。ところが昨年9月議会で財政などを理由に「民意は合併模索にある」と方針を転換したため、後援会は反発して解散、慎重派が「植木町を愛する会」を作った。

 会は町長選に候補擁立を目指して4人に出馬を要請したが固辞された。小佐井敏成事務局長は「活動期間が短く現職に知名度で劣る」と断念理由を話す。

 推進・慎重派がきっ抗する町議会勢力図も背景にある。昨年9、10月の2回、法定協設置議案が賛否同数となり、議長裁決で否決になった。次回選挙から定数が20から16に削減されるため、両派ともに過半数獲得に向け活動を始めている。町議選に軸足を移した慎重派は「このまま合併に進むわけではない。法定協の内容や合併の問題点を町民に訴えていく」としていて、町長選後も議論は続く。

 立候補の受け付けは17日午前8時半〜午後5時、町役場で。選挙になった場合、投票は22日午前7時〜午後8時、町内14カ所であり、午後9時から町役場で開票される。昨年12月2日現在の有権者数は、2万5048人(男1万1809人、女1万3239人)。【結城かほる】

毎日新聞 2009年2月16日 地方版

4168とはずがたり:2009/02/18(水) 21:04:08
<東海・首都圏>静岡県

御殿場市の名前が残るかどうかが課題だ。
長泉とは徹底的に自立派だけど出来るなら長泉なんかとしっぽりやった方がよさそうな裾野の対応が鍵かな。

市町村合併:御殿場市民アンケ 6割賛成 「相手は小山町、裾野市」が圧倒的 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090217ddlk22010261000c.html

 御殿場市が市民に合併についてのアンケートを実施したところ、回答者の約6割が合併に賛成し、合併相手は近隣の小山町と裾野市とする回答が圧倒的だった。

 市は昨年10月、20歳以上の市民2200人に郵送で調査を実施した。回答者は863人だった。

 合併を進めるべきかとの問いには、「進めるべきだ」「広域連携を深め将来的には進めるべきだ」と57・6%が回答。そのうち、合併後の人口について、「20万〜30万人」とする回答が54・4%を占め、政令市を目指すよりも中規模の合併を望む声が多かった。

 さらに「どの市町との合併が適当か」(複数回答)の問いには、小山町が90・1%、裾野市が79・5%と隣接の2市町に支持が集中した。

 全く同じアンケートは裾野市と小山町も実施しており、4月上旬には3市町の集計結果がまとまる予定。3市町での合併構想は長田開蔵・前御殿場市長が提唱しており、アンケートの結果は合併構想の進展に影響を与えそうだ。【山田毅】
毎日新聞 2009年2月17日 地方版

4169とはずがたり:2009/02/18(水) 21:14:06
<首都圏>千葉県
>>41
2003/11/27 山武合併で議員の提案に「わがまま」と反発
>>1040
2004/11/29 東金市の合併是非住民投票 市住民「市制維持(=合併せず)」を選択 /千葉
>>1364
2005/01/17 合併任意協、21日に初会合−−山武地域4自治体→2006.3.27蓮沼村,成東町,山武町,松尾町で合併,山武市
>>1670
2005/03/16 選挙:東金市議選 新議員決まる 定数が4減となり、人口が少ない市周辺部では、議長を含む現職5人が票を伸ばせず落選した。
>>2986
2006/11/14 市町村合併:県が合併案 北西11市除き15市に 40市町村を10市に統合 /千葉
>>3968
2008/11/26 市町村合併:3市町に経済団体合併協開始を要望−−東金・九十九里など /千葉

2009/02/16
市町村合併:東金など3市町、活性化を 経済団体がシンポ /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090216ddlk12020078000c.html

 東金市、九十九里町、大網白里町の経済3団体主催の「合併による地域づくりシンポジウム」が15日、東金市の城西国際大水田記念ホールで開かれ、約500人の参加者が経済人から見た街の将来像などについての考えに耳を傾けた。

 初めに4年前に1市3町の合併を成し遂げた香取市の宇井成一市長が講演。「合併の最大理由は財政基盤の強化。合併してよかった」と述べるなど、約1時間にわたって合併後の街づくりについて熱く語った。シンポジウムでは、東金市など3市町から自治会長や企業人ら4人のパネリストが同じ経済圏域の特性を生かした地域づくりの必要性、合併した場合の新市への期待などを語り合った。

 東金商議所の三宅英雄会頭は「待っていたのでは何もできない。3市町が一つにまとまり、この機会を通じて新しい地域づくりへの議論を広めたい」と話した。【吉村建二】

毎日新聞 2009年2月16日 地方版

4170千葉9区:2009/02/18(水) 21:29:31
>>3861
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009021800776
「都市州」の創設を=横浜、名古屋、大阪の3市が提言
 横浜、大阪、名古屋の3市による「大都市制度構想研究会」は18日、政令市制度に替わる新たな大都市制度に関する提言をまとめた。道州制を導入した上で、3市などの大都市は単一の州として独立させ、「都市州」とすることを求めた。
 提言では、都市州制度と併せ、税収の多い州から少ない州への財政調整制度の構築も盛り込んだ。都市州内の行政については、区役所が地域の住民サービス機能を一元的に担うことで本庁機能を限定し、効率化を図ることが必要とした。
 都市州の創設により制度運用の効率化や迅速化が進み、企業活動などが活発化すれば、「2020年時点で日本の国内総生産(GDP)を年7.8兆円押し上げる経済効果が得られる」との試算も示した。(了)
(2009/02/18-17:47)

4171とはずがたり:2009/02/22(日) 18:52:35
<首都圏>千葉県

選挙:船橋市長選 船橋市長、4選出馬へ 「多選批判は市民判断で」 /千葉

「合併の糸口をつかんで市民に周知し、次の任期中に実現できればベスト。アンケート結果などを見ると、市川との間が一番できるのかなという思いはある」と話した。

市町村合併:船橋など4市の住民アンケート、「合併・政令市」賛成6割 /千葉

 市川、船橋、鎌ケ谷、松戸の4市で構成する「東葛飾・葛南地域4市政令指定都市研究会」(事務局・船橋市)は19日、昨秋実施した住民アンケートの結果を公表した。合併・政令市移行への賛成は6割に上った。

合併・政令市に「賛成」は62・1%を占め、鎌ケ谷市が75・8%でトップ、市川市が53・4%で最下位だった。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/382

4172とはずがたり:2009/02/22(日) 23:29:37
>>4171

105,289←鎌ヶ谷市人口(09.1.1)
593,489←船橋市人口(09.1.1)
────
698,778←合併

なんと合併すれば政令指定都市行けるねぇ。
新市名は船橋市で行けるかな?
鎌ヶ谷区を設置すると云う約束で。

4173とはずがたり:2009/02/23(月) 12:54:05
<九州・沖縄>長崎県
>>346 >>2467
佐世保に編入されて消滅した吉井町。
吉田と福井で吉井なのか。
佐世保市吉井町○○とするより分割して佐世保市吉田○○,佐世保市福井○○とした方が良かったのでは?
更に云うと地名の末尾に付いてた”免”って何???

吉井町 (長崎県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

地名

吉井町は1952年まで字名の前に吉田、福井の大字があった。また、佐世保市編入時に末尾の「免」を廃止し、それぞれ町名を「吉井町○○(免の名称)」としている。
吉田
 大渡免
 乙石尾免(おといしお)
 踊瀬免
 上吉田免
 下原免
 高峰免
 立石免
 田原免
 橋川内免
 橋口免
 春明免
 前岳免
 吉元免
福井
 板樋免(いたび)
 梶木場免
 草ノ尾免(そうのお)
 直谷免
 福井免

4174とはずがたり:2009/02/23(月) 13:02:48
地図で確認したところ,周辺の佐々町・江迎町・鹿町町の地名にも免が付いてるし小佐々町も吉井町と同じく付いてたけど合併時に取ったみたいだ。
荘園公領体制の馨りすらするこの辺の歴史ある地名であろうし残せなかったのかねぇ。

小佐々町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

地名

佐世保市編入時に末尾の「免」を廃止、それぞれ町名を「小佐々町○○(免の名称)」としている。
臼ノ浦免
楠泊免
黒石免
小坂免
田原免
葛籠免(つづら)
岳ノ木場免
西川内免
平原免
矢岳免

4175とはずがたり:2009/02/23(月) 13:07:03
「免」地名:その①(長崎県以外)
http://blogs.yahoo.co.jp/kmr_tds/47064718.html

傑作(0)
2007/4/25(水) 午前 6:45無題その他文化活動
Yahoo!ブックマークに登録
何を免ぜられていたのでしょうか??

「免」地名:その②(長崎県)
http://blogs.yahoo.co.jp/kmr_tds/47064873.html
傑作(0)
2007/4/25(水) 午前 7:00無題その他文化活動
Yahoo!ブックマークに登録
特に多い!!異常に感じます。

考える・地名(新免から本町)
http://skeikas.iza.ne.jp/blog/entry/446786/

豊中市の新免その後、豊島の郡の中心ということで、豊中という町に変わっていくのですが、新免から本町へ変わった理由にはなりません。

質問者:dela 免という地名
長崎県北部には免という字が付く地名が多いのですが、どうしてでしょうか?
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4138945.html

回答者:zaisai
長崎県には、大字(おおあざ)名に特定の語尾がつくところが多いらしいです。
?http://uub.jp/arc/arc.cgi?N=296?
韓国語の古語という説 面白いですね。

2002 年 9 月 9 日 (月) 22:40:35 YSK さん
特定の語尾を持つ大字について
http://uub.jp/arc/arc.cgi?N=296

長崎県には、大字名に特定の語尾がつくところが多く、地図を見ているだけで楽しいです。

壱岐島・・・「〜触(ふれ)」ただし、港のある主要集落は「〜浦」、郷ノ浦など。
田平町、佐々町、江迎町など北松浦郡一帯・・・「〜免」
長与町、時津町など西彼杵郡・東彼杵郡一帯・・・「〜郷」
高来町、森野町など、北高来郡・南高来郡一帯・・・「〜名」

4176とはずがたり:2009/02/24(火) 01:10:51
<東北・北海道>宮城県

柴田町議会:住民自治によるまちづくり、条例制定案を否決 /宮城
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090220ddlk04010166000c.html

 柴田町議会は19日の本会議で、住民と行政の協働によるまちづくり推進のための基本的ルールを定めた「住民自治によるまちづくり基本条例」制定案を審議したが、「十分な説明がなく、時期尚早」などの反対論が出され、採決の結果、反対多数で否決した。

 同条例案は、06年10月設立の「町住民自治基本条例をつくる会」(秋本好則会長)が約240回の会合を経て、昨年8月に素案を滝口茂町長に提出。町が素案を基に条例化し、13日開会した定例議会に提案していた。

 条例案は7章35条から成り、具体的なまちづくり推進のため、提案制度や住民投票制度が盛り込まれ、10月1日施行予定だった。

 審議では、「3月中旬の町議選や3町合併論議などを控えている。審議時間も足りない」「議会に十分な説明もない」「地域課題は多く、行政だけでは限界。住民と行政の協働によるまちづくりにぜひ必要」などの賛否両論が出され、起立採決の結果、賛成6人、反対12人の反対多数となった。

 同様の条例は、県内では亘理町や東松島市で制定済み。滝口町長は否決に関し、「3町合併問題があるのでは」としつつ、「今回は否決となったが、住民自治への理解が深まる第一歩ととらえている。議会で理解が得られる再提案を考えたい」と述べた。【豊田英夫】

毎日新聞 2009年2月20日 地方版

4177とはずがたり:2009/02/24(火) 01:22:28
<関東・甲信越>長野県

2005年(平成17年)1月1日 上水内郡豊野町、戸隠村、鬼無里(きなさ)村、更級郡大岡村を編入。
2010年(平成22年)1月1日 上水内郡信州新町、中条村を編入。
長野市は旧上水内郡・更級郡・埴科郡・上高井郡に跨るそうな。松本派の俺としては長野の膨脹は面白くないけど市町村合併派としては大歓迎だw

市町村合併:信州新町・中条村、合併協定書に調印 長野市へ編入 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090220ddlk20010050000c.html

 長野市と信州新町、中条村は19日、合併協定書に調印した。長野市への編入合併で、各議会が関連議案を可決後、県知事に申請。県議会の同意を得て総務相への届け出・告示を経て、来年1月1日付で人口38万6500人(05年国勢調査)、面積835平方キロの新「長野市」が誕生する。

 この日の調印式で、鷲沢正一市長は「(合併は)互いに力を合わせて課題を克服する手段として大変意義がある。夢と希望にあふれ魅力的な市をつくりたい」と語り、中村靖町長と久保田元夫村長が「良かったと思えるまちづくりをお願いしたい」と期待を寄せた。【福田智沙】

毎日新聞 2009年2月20日 地方版

─────────────
これで上水内(みのち)郡(残るは飯綱町1.2万・信濃町0.95万・小川村0.3万の2町1村2.5万)は長野と合区するしかしゃーないやろうし自民の指定席が1コ減って喜ばしいと思うのだが2.5万だと任意合区ぐらいでのこっちまうかな?

長野市 定数10−候補15 (選管確定)自3民2公1共2社1無1/諸1無4
当 17,445 石田 治一郎 69 自民 現 8 党県幹事長=6回連続トップ当選。
当 16,213 太田 昌孝 45 公明 新 1 党県幹事長代理
当 14,925 高島 陽子 38 民主 新 1 (元)新聞記者
当 14,137 高橋 宏 68 無所属 現 5 農業 =緑新会所属
当 12,754 石坂 千穂 58 共産 現 5 党県副委員長=ダム反対
当 12,540 竹内 久幸 53 社民=連合 現 3 党支部協代表 =協働ネット
当 12,311 風間 辰一 45 自民 元 3 党市第1支部長
当 12,091 倉田 竜彦 62 民主=連合 現 6 県生協連顧問
当 10,812 和田 明子 47 共産 新 1 党市女性部長=ダム反対
当 10,454 西沢 正隆 35 自民 現 3 NPO法人理事
□ 10,217 鈴木 清 59 政信=自民 現 政信会幹事長
□ 6,476 内山 卓郎 71 無所属 新 著述業=ダム反対・親田中系
□ 5,103 田中 清一 49 無所属=自民 現 不動産管理業:しなやか会→トライアルしなの→緑のフォーラムから自民推薦
1,265 田幸 さよ子 55 無所属 新 営農指導業=親田中系
1,132 和田 亨 51 無所属 新 派遣組合理事
上水内郡 定数1−無投票
○ 服部 宏昭 62 自民=公明 現 5 農業

4178とはずがたり:2009/02/24(火) 01:25:23
<東北・北海道>岩手県

市町村合併:大槌町との合併協設置、釜石市長が提案見送り示唆
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090219ddlk03010015000c.html
 ◇「町が二分する」

 釜石市の野田武則市長は18日、大槌町の住民有志が同市との合併協議会設置を町に直接請求したのを受けて「町を二分しないようにすることも大切だ」と述べ、設置議案の市議会提出見送りもありうるとの考えを示した。

 加藤宏暉町長が請求通知のため野田市長を訪問した後の会見で語った。野田市長は「昨年11月の町議会で設置議案が否決された事情を分析する必要がある。町や町議会の現状はあの時と変わっていない」と強調し、「町二分」に言及した。一方で「付議したい気持ちはある。年度内に(法定合併協設置など)一定の見通しが立てば合併特例新法期限内(10年3月)の合併は可能だ」とも話した。

 野田市長は町議会で否決直後の会見では「まだあきらめていない」と意欲を見せた。トーンダウンとも取れる今回の発言は市議会が可決しても町議会で否決された場合、町の「住民請求の会」が残された道として考えている住民投票実施請求方針が撤回されない限り、投票で町が二分され、加藤町政を追い詰めかねないとの配慮が働いているためとみられる。市長が提案を見送れば請求手続きは打ち切られる。20日の市議会全員協議会で議会の意向も聞き、慎重に判断するという。【鬼山親芳】

毎日新聞 2009年2月19日 地方版

市町村合併:大槌町有志、釜石との合併協請求 町長、きょう市長に意見照会
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090218ddlk03010017000c.html

 釜石市との合併協議会設置を求めている大槌町有志の「住民請求の会」(代表人・道又衛さんら3人)は17日、加藤宏暉町長に対し、直接請求に必要な数の2・5倍にあたる693人の署名を添えて本請求した。

 請求書によると、昨年8月の住民意向調査で合併賛成が反対を上回ったにもかかわらず町議会は設置議案を否決したと説明。「同じ経済圏、生活圏の両市町が合併の是非を話し合うことが望ましい」としている。

 加藤町長は本請求を受けて18日、市役所に野田武則市長を訪ね、議会に提案するかどうか意見照会する。野田市長が議会にかける場合は加藤町長も提案しなければならない。野田市長が提案しないと判断すれば請求手続きは打ち切られる。

 道又さんは「協議会を設置して合併の長所、短所を話し合ってほしい。手続きが打ち切られた場合でも住民投票による設置を求めていきたい」と有権者数の6分の1以上の署名による新たな請求を行う考えを強調した。

 加藤町長は「手続きは淡々と進める。しかし、(設置案を否決した)議会の議決は尊重したい。(住民投票で)町が二分されるのはどんなものか」と述べた。【鬼山親芳】

毎日新聞 2009年2月18日 地方版

4179とはずがたり:2009/02/24(火) 01:28:04
<東海・甲信越>山梨県峡南
>>4161 >>4120 >>3920 >>3890 >>3855

市町村合併:増穂町民が反対の会を発足
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090218ddlk19010028000c.html

 増穂、鰍沢両町の合併に反対する増穂町民による「増穂町の明日を拓く会」が発足し、17日記者会見した。会長の斉藤欽也町議は「町長のリコール(解職請求)を辞さず、合併阻止へ向けて運動していく」と話した。

 反対派住民はこれまで、「増穂町の将来を考える会」として合併の賛否を問う住民投票の実現を目指してきたが、町議会は4日に住民投票条例案を否決。新たな活動を進めるために名称を変えた。今後はミニ集会などを開き、合併の問題点を住民に伝えていくという。【小林悠太】

毎日新聞 2009年2月18日 地方版

4180とはずがたり:2009/02/24(火) 01:31:47
<九州・沖縄>宮崎県
         ____
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       / (●)  (●) \ 
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      /            \     
      | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |  トン
   _(,,) 合併賛成多数!(,,)_
  /  |  うぉっしゃらぁぁ!|  \
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清武町住民投票 宮崎市と合併「賛成」多数 来年3月に向け手続きへ
2009年2月23日 09:41
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/78887

 宮崎市との合併の是非を問う清武町の住民投票が22日あり、投票率59.50%で開票され、賛成票が反対票を上回った。同町は近く合併関連議案を議会に提案。可決されれば、予定通り2010年3月23日の合併に向け、手続きを進めるとみられる。開票結果は、賛成6610票、反対6217票だった。

 住民投票は、合併に慎重な姿勢を示していた住民団体「あすの清武をつくる会」が3740人の署名を集めて直接請求、町議会の賛成多数を得て実現した。有権者は、同町内に3カ月以上居住している20歳以上の住民(投票申請した永住外国人を含む)で、当日有権者数は2万1715人(町選管調べ)。開票条件は、投票率50%以上だった。

 同町内では17日の告示後、賛成、反対両派それぞれがチラシを配ったり、道路沿いに看板やのぼりを立てるなど活発な運動を展開した。

 合併をめぐって同町では04年11月、「宮崎市、田野町(現宮崎市)との合併」「田野町との合併」「合併しない」の3つの選択肢で住民投票を行っている。投票率が45.56%と、50%に届かず、不成立となったが、「合併しない」が約48%と最も多かったことから、当時の町長は合併しない姿勢をとっていた。

 しかし、07年4月の町長選で合併を公約に掲げた鐙和俊町長が当選。同町は宮崎市との合併協議を進め、既に同市に編入されることで合意に達し、議会での合併関連議案の審議を残すだけとなっていた。
    ×      ×
■清武町住民投票結果
 賛成  6610
 反対  6217

=2009/02/23付 西日本新聞朝刊=

合併賛成が過半数〜清武町住民投票
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090222-OYT8T00891.htm

 宮崎市との合併の是非を問う清武町の住民投票が22日行われ、開票の結果、賛成票が過半数を占めた。鐙(あぶみ)和俊町長は合併を推進する考えを表明しており、来年3月23日の合併に向けた手続きが進む見通しとなった。

 投票は、合併に「賛成」「反対」のいずれかを選ぶ方式で実施された。住民投票条例は、有権者(投票資格者)の「おおむね50%の投票」で成立するとの要件を規定していた。

 両自治体の合併を巡っては、宮崎・清武合併協議会が昨年7月、すべての協議を終え、町内の37地区で住民説明会を開いてきた。

 ところが、住民団体「あすの清武をつくる会」(細木章稔会長)が「住民の意思を尊重すべき」と署名活動を展開し、住民投票の実施を求めて鐙町長に直接請求。1月23日の臨時町議会で実施が決まった。

 推進、反対の双方の住民はグループを結成して、17日の告示後も活動。推進派「清武町と宮崎市の合併を実現する会」(真方侃(ただし)会長と、反対派「清武町の自立を守る会」(西亮代表)は、それぞれの主張をまとめたチラシを町内で配布し、広報車の巡回などを通じて訴えの浸透に努めた。

賛 成(合併)6,610
反 対(自立)6,217
(開票率100%)

 ▽当日有権者数 2万1715人▽投票者数 1万2921人▽投票率 59・50%
(2009年2月23日 読売新聞)

4181とはずがたり:2009/02/24(火) 01:39:34
<九州・沖縄>長崎県

果てさて・・。

東彼3町 法定協、3月27日初会合 川棚町役場に事務局設置へ 会長は依然未定
2009年2月24日 01:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/79101

 東彼杵、川棚、波佐見の東彼杵郡3町の法定合併協議会(法定協)初会合が3月27日に開かれることが分かった。23日に開かれた東彼杵町議会全員協議会で同町が明らかにし、川棚、波佐見両町も認めた。初会合の場所と時間は未定。

 3町によると、今月13日に3町の副町長と総務課長が協議し、初会合を3月27日に開くことや、法定協事務局を川棚町役場内に設置することで一致した。

 事務局は3月12日に発足させ、3月末までは各町から専従職員1人を配置。4月からはさらに1人ずつ増員させる。

 法定協の委員は各町から10人(首長、町議長含む町議4人、町推薦の町民5人)の計30人で、東彼杵町議会では23日、互選により町議の委員4人が決まった。

 法定協の会長は依然未定だが、12日の事務局発足までには決める予定という。

=2009/02/24付 西日本新聞朝刊=

4182とはずがたり:2009/02/24(火) 01:41:37
<九州・沖縄>長崎県

順調そうで何よりであるけど免地名>>4173-4175が又消えてしまうのかねぇ。。

佐世保市と江迎、鹿町町 来年3月31日に合併 地域審の報酬は日額に
2009年2月21日 01:35
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/78595

 佐世保市と江迎、鹿町両町の第8回合併協議会が20日、同市であり、合併期日を2010年3月31日とすることが決まった。合併協定の調印式は今年3月25日、同市で行われる。

 継続審議になっていた「地域審議会・地区協議会の取り扱い」については、合併後から11年5月2日まで、旧江迎、鹿町町の各地域審議会を設置することで合意した。委員数は10人以内で、報酬は日額。全町議が委員として「在任」する。

 前回の合併協で、朝長則男市長が(1)地域審議会を合併から市議が改選されるまで設置(2)委員を10人以内とし、市条例の規定に沿い委員に1人当たり日額8800円の報酬を支払う(3)両町長が推薦すれば江迎町議(9人)と鹿町町議(8人)の全議員が地域審議会委員になれる‐と提案。江迎、鹿町両町議会が持ち帰って協議した結果、今回は異論が出なかった。

=2009/02/21付 西日本新聞朝刊=

4183とはずがたり:2009/02/24(火) 01:46:22
<北関東>栃木県

藤岡の民意は佐野ではないか。行政の都合が住民の意向に先行するのは如何か。

市町村合併:1市3町での合併求め要望書−−藤岡町長に住民団体
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090218ddlk45010707000c.html

 藤岡町の住民団体「1市3町の合併を推進する会」(吉村栄市代表)は18日、栃木市を中心とする1市3町(同市と大平、藤岡、都賀の各町)での合併実現を求める要望書と8102人分の署名を、永島源作・藤岡町長に提出した。

 同会は合併問題を勉強する目的で約1年前に結成したといい、今年1月から、15歳以上の町民を対象に署名を集めていた。吉村代表は「(合併枠組みを)早く一本に絞っていただくため、私たちが意思表示をすることが大切だと考えた」と署名集めの理由を説明した。

 同町では、一昨年末に別の住民団体「佐野市との合併を実現する会」(阿部博会長)が、3476人分の署名を添えて佐野市との法定合併協議会設置の請求書を提出。今月12日には同市の岡部正英市長が法定合併協議会設置の議案を市議会に付議する方針を表明している。【中村藍】
毎日新聞 2009年2月19日 地方版

市町村合併:佐野市議会、藤岡町との合併協設置案を可決
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090221ddlk09010070000c.html

 佐野市議会は20日開会した2月定例議会で、市が提出していた藤岡町との合併を協議する法定合併協議会設置案を全会一致で可決した。同市との合併を求める藤岡町の住民団体「佐野市との合併を実現する会」の請求に基づく対応で、今後の藤岡町の出方を見守る。

 藤岡町でも今後、町議会で同法定協設置案が審議されるが、同町は、佐野市とではなく栃木市を中心とする「1市3町」(同市と大平、藤岡、都賀の各町)での合併を推進している。ただ同案が否決されても、町内有権者の6分の1以上の署名が集まれば住民投票が実施できる。その住民投票で、過半数が賛成すれば協議会が設置される。

 一方、佐野市は岩舟町との合併を協議する法定協をすでに設置している。藤岡町の今後の対応次第では、合併新法の期限が10年3月に迫る中で、合併の枠組みの再構築を含む煩雑な事務手続きを迫られる可能性もある。

 佐野市議会には同日、09年度一般会計予算案など54議案が提出され、うち教育委員の任命など14議案を可決した。一般質問は24〜26日、会期は3月13日まで。【古賀三男】

毎日新聞 2009年2月21日 地方版

4184とはずがたり:2009/02/24(火) 01:48:02
主婦が開いたカフェ人気 地元農産物ふんだんに
小郡の笠さん 還暦前に起業 「まちを元気にしたい」
2009年2月24日 01:20
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/79112

 小郡市大板井の生涯学習センター内に昨年12月にオープンしたカフェ「七夕」が人気だ。地元農産物をふんだんに使ったメニューが並び、多くの市民に親しまれている。店を開いたのは、それまで店舗経営の経験のまったくなかった笠(かさ)恵美子さん(59)=同市上西鯵坂。還暦を直前にした起業に「まちを元気にするような店にしたい」と、スタッフたちと一緒に日々張り切っている。

 主婦として、地域の食生活指導などに取り組む女性グループ「小郡市健康を守る母の会」に所属していた笠さん。起業は、福岡市で開かれた女性を対象にした起業セミナーに通ったのがきっかけだった。「食と農を重視し、市民の憩いの場にもなる店を作りたい」と思い立ったという。

 ホウレンソウのごまあえ、五目大豆煮、カブの酢の物…。日替わりランチ(580円)には、旬の野菜が並ぶ。40‐70歳代の地域の主婦たちが、スタッフとして腕を振るう。

 野菜はすべて、笠さんが近所の農家から仕入れている。いずれも大規模農家ではなく、市場に出荷するだけの量は栽培していないが、家族だけでは食べきれない量を作っているという。「農薬などを極力減らして栽培している小さな農家は地域にたくさんあり、そんな農家の方々の販路にもなりたい」。笠さんにはそんな思いもある。

 障害者の生活を支援する同市の特定非営利活動法人(NPO法人)とも協力し、知的障害のある男性もスタッフとして雇い入れている。今後も障害者の雇用を増やしたいという。営業時間は午前10‐午後4時。第3日曜が定休。0942(73)5850。

=2009/02/24付 西日本新聞朝刊=

4185とはずがたり:2009/02/24(火) 02:03:52

<東北・北海道>山形県

置賜も最上同様すすまんのやねぇ,これが。。

市町村合併:川西側も署名簿、米沢と法廷合併協設立を求める住民請求 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090215-00000100-mailo-l06
2月15日13時1分配信 毎日新聞

 米沢市と川西町の法定合併協議会設立を求める両市町住民有志による住民直接請求で、川西町側代表の菅野一則さん(59)が13日、町選管に1234人の署名簿を提出した。有権者数の50分の1の法定数304人を大きく上回った。
 菅野代表ら32人が戸別訪問で先月31日から今月10日まで集めた。菅野さんは「反対の考えでもテーブルについて論議してほしいと署名した人もいた。町議会、町長とも、町民の出した答えなので尊重してほしい」と話した。米沢市側は既に12日に署名簿を提出している。【近藤隆志】

2月15日朝刊
最終更新:2月15日13時1分

4186とはずがたり:2009/02/24(火) 02:05:38
<東北・北海道>青森県
>>4157
こういう事やったんかい。。

市町村合併:合併懇、初回で打ち切り むつ市と風間浦村、村議会側の賛否割れ /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090214-00000015-mailo-l02
2月14日11時1分配信 毎日新聞

 風間浦村からむつ市に合併協議の申し入れがあったのを受け、最大の懸案事項となる議員の身分などを協議する両市村議会の懇談会が13日、市内のホテルで開かれた。しかし、「村議会の意思統一がされていない」として具体的な協議に入れず、懇談会自体を初回で打ち切ることになった。
 協議会は、議員定数や在任特例の適用、選挙区の設置など法定合併協議会で懸案となる事項を事前にクリアしておこうと設けられた。
 この日の懇談会は非公開で、市議27人中23人、村議8人全員が出席。しかし、村議会は木下秀一議長ら4人が合併賛成、残る4人が反対と拮抗(きっこう)し、議会での意思統一が図られないまま懇談会に臨んだ。このため、協議以前の「入り口」で紛糾。市議会側は「協議以前に解決しなければならないこと(=意思統一)」とし、懇談会を打ち切ることにした。
 市議会の村中徹也議長は「協議再開は、村内に合併の機運が醸成されてからでないと難しい。ただ『下北は一つ』の思いは変わらない。門戸を閉ざしたわけではない」としている。村議会の木下議長は「地元で意見集約をしてこなかったのが今日の結果になった。村議から『大間町のように住民投票をすべきだ』との意見があり、私も最終的にはそれが一番ではと思う」とし、住民投票の検討も示唆した。
 合併協議は昨年11月、同村の横浜力村長と木下議長が、文書で同市の宮下順一郎市長と村中議長に文書で申し入れていた。合併を進める県の市町村合併推進本部は4日、合併構想に両市村を加える決定をしたばかりだった。【松沢康】

2月14日朝刊
最終更新:2月15日18時1分

4187とはずがたり:2009/02/24(火) 02:34:25
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:熊本市との合併の是非問う住民投票、4月12日に−−益城町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090220-00000297-mailo-l43
2月20日17時2分配信 毎日新聞

 熊本市との合併の是非を問う益城町の住民投票が、4月7日告示、同12日投開票と決まった。住民の直接請求による投票で、住永幸三郎町長が19日、町選挙管理委員会に通知し、選管が日程を決めた。これとは別に、町長提案の住民投票条例も制定されているが、住永町長は1回目で合併賛成票が上回れば、2度目を実施しない可能性も示唆した。
 住永町長は19日、会見で「3〜5年は町単独でもやっていけるが、発展のチャンスとして個人的には政令市に向かうべきと考えている。合併協議の最中で、住民の判断材料は足りないが、可能な限り知らせたい」と述べた。また、2度目の投票については「まず4月の投票に全力投球し、結果を見て考えたい」と話し、実施しない場合もあり得るとの考えを示した。
 町は3月の定例会終了後、合併する場合としない場合の違いについて地区ごとの住民説明会を開く。08年12月2日現在の有権者数は2万6740人(男1万2593人、女1万4147人)。
 住民投票を巡っては、昨年12月、住永町長が提案した法定合併協議会後に行う条例案を町議会が可決。さらに今年1月、合併に反対する住民が8536人の署名を集めて直接請求した、住民投票を「早期」に行う条例も可決し、同じ内容の投票が短期間に2度予定される事態になっている。【結城かほる】

2月20日朝刊
最終更新:2月20日17時2分

4188とはずがたり:2009/02/24(火) 03:37:11
<東北・北海道>北海道

市町村合併:留寿都村住民投票 反対が圧倒的多数 喜茂別との合併「破談」 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000038-mailo-hok
2月23日12時1分配信 毎日新聞
 ◇834対276
 後志管内喜茂別町との合併の是非を問う同管内留寿都村の住民投票が22日投開票され、反対が834票と賛成の276票を大差で上回った。これを受け沢宣彦村長は「残念ながら結果を尊重し断念せざるを得ない」と表明。順調に協議が進んできた両町村の合併は一転、「破談」に終わることになった。3月8日には空知管内南幌町でも同管内栗山、由仁両町との合併の是非を問う住民投票が予定されており、留寿都の投票結果が影響を与える可能性もある。【坂井友子、横田愛】
 ◇来月8日・住民投票、南幌町に影響も
 留寿都村住民投票の当日有権者数は1666人(男808人、女858人)。投票率は67・29%で、投票成立に必要な50%を上回った。同村の住民投票条例は投票結果について「住民の意思として尊重しなければならない」と規定しており、留寿都村議会の西岡実議長も「村民の意思を尊重したい。23日に全員協議会を開いて話し合いたい」と述べた。
 合併を推進してきた沢村長は「村民に理解してもらう時間が十分でなかったと悔いが残る」と肩を落とした。ほとんど合意に達しながら「破談」を突き付けられた喜茂別町の菅原章嗣町長も「残念だが方向転換せざるを得ない。うちも1町の形で頑張っていくことになる」と語った。
 両町村は07年5月、同管内真狩村を含む3町村で合併を検討することに合意したが、真狩村が途中で離脱。2町村で協議を進めることとなり、08年9月に設置した法定協議会は新町名を「ルスツ町」とすることなどを決めて今年1月までに実質協議を終了した。そうした中で留寿都村議会が昨年12月、議員提案で住民投票条例案を可決し、合併をめぐる最終判断が住民に委ねられた形になっていた。
 反対票を投じた建設業の男性(44)は「喜茂別は財政状況がよくないので、合併しても留寿都がよくなるとは思わない」と理由を説明。同村内には、人口で約500人多い喜茂別町に合併後の主導権を握られるのではないかとの不安も根強く、行財政の効率化など沢村長らが訴えてきた合併のメリットが住民に浸透していなかったことが投票結果につながったと言えそうだ。
 合併新法下、道内で成立した合併はいまだゼロ。10年度末に同法の期限切れを控え、空知管内栗山・南幌・由仁3町と網走管内湧別・上湧別2町が合併協議を進めている。3月8日に住民投票を行う南幌町の三好富士夫町長は留寿都村の投票結果を聞き「影響がどう出るか分からない。(合併への理解が得られるよう)全力で努力する」と警戒感を示した。
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇合併新法
 正式名は「市町村の合併の特例等に関する法律」。全国で「平成の大合併」を生んだ旧合併特例法に続き、市町村合併を後押しするため05年4月から5年間の時限立法として制定された。期間内に合併した市町村は地方交付税の算定などで優遇措置を受けられる。
2月23日朝刊
最終更新:2月23日18時1分

4189千葉9区:2009/02/24(火) 22:36:20
>>4188
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/148966.html
留寿都村長、引退を表明 合併も正式に断念(02/24 08:17)
 【留寿都】二十二日の住民投票で後志管内喜茂別町との合併反対が圧倒的多数となった同管内留寿都村の沢宣彦村長(77)は二十三日、同村役場で記者会見し、任期満了に伴う三月十七日告示の村長選に出馬しない考えを表明した。

 沢村長によると、健康上の不安を理由に昨年から引退を決意していたが、進退が住民投票に影響する可能性があるため、結果を見届けてから表明することを決めていたという。

 また、合併について「議会とともに『断念せざるを得ない』との結論に達した」と、合併協議を白紙に戻すことを正式に表明。会見後、喜茂別町を訪れ、菅原章嗣町長に合併断念を報告した。村長選には同村議会の前議長、土屋隆幸氏(59)が出馬を表明している。


http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/148751.html
留寿都村、喜茂別町との合併を断念 住民投票 反対が75%(02/23 07:13)
 【留寿都】後志管内喜茂別町との合併の是非を問う同管内留寿都村の住民投票が二十二日行われ、即日開票の結果、「反対」が有効投票の75%を占め、「賛成」の約三倍に達した。沢宣彦村長は開票終了後、同村公民館で報道陣に対し、「ここまで差が開けば、投票結果を尊重せざるを得ない」と述べ、合併を断念する考えを表明。二〇一〇年春の合併を目指していた両町村の合併協議は、これにより頓挫する形となった。

 国の優遇措置が受けられる合併新法の期限(一〇年三月末)が迫る中、道内では両町村を含めて三地区で合併協議が行われている。留寿都村の結果は、三月八日に行われる空知管内南幌町の合併をめぐる住民投票にも影響を与えそうだ。

 投票結果は有効投票千百十票のうち、反対八百三十四票、賛成二百七十六票。無効は十票。投票率は67・29%で、投票成立の条件としていた50%を大きく上回った。

 住民投票条例は「村長と議会は結果を村民の意思として尊重する」としている。沢村長は「合併検討の背景や経緯を、村民に分かっていただける時間が十分になかった。悔いを残している」と述べた。

 法定合併協議会会長の菅原章嗣・喜茂別町長は「一生懸命やってきたが、理解が得られず残念」と話した。

 同村議会は合併協議が大詰めを迎えた昨年十二月、「村民に合併に対する不安が広がっている」として、急きょ住民投票条例案を議員提案し、全会一致で可決した。

 両町村は昨年九月に法定合併協議会を設置。《1》新町名は「ルスツ町」《2》本庁舎は現留寿都村役場−などを決め、一月二十六日に実質協議を終えている。

 道内ではこのほか、空知管内栗山、南幌、由仁の三町、網走管内湧別、上湧別の両町で合併協議が進んでいる。

 〇六年三月末までの旧合併特例法下では、合併の是非を問う住民投票は、道内二十四市町村で二十五回行われ、うち賛成多数が十五回、反対多数九回、残る一回は低投票率のため開票されなかった。反対が多数を占めた市町村はすべて合併を断念、自立の道を選んでいる。

4190千葉9区:2009/02/24(火) 23:16:57
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000902240004
飛び地解消へ 利根川はさみ太田市と深谷市
2009年02月24日

利根川をはさんで太田市と埼玉県深谷市にある二つの「飛び地」が解消される見通しになった。両市とも事務レベルでは「編入」に合意しており、現在、測量などの作業が進められている。編入されると、埼玉側は約9ヘクタール大きくなり、人口も140人程度増える見込みだ。深谷市は23日に発表した09年度当初予算案に、編入予定の太田市の南前小屋地区の防災行政無線整備などを盛り込み、10年3月の「編入」へ向けて準備している。


 「飛び地」は、利根川南側の太田市南前小屋地区(約18ヘクタール)と、同北側の深谷市高島の一部(約9ヘクタール)。明治期に蛇行していた河川を改修する際、集落が利根川の南北に分断された。


 04年に、飛び地を抱える旧尾島町(現・太田市)が深谷市に編入の協議を求め、合併を経て両市の間で協議が進められてきた。この中で、太田市側が利根川の北側にある深谷市高島の編入を申し入れ、深谷市も合意したという。


 南前小屋地区は、対岸に渡るには回り道をして離れた橋を使うしかないという。現在37世帯140人が暮らす。うち9人が深谷市の小中学校に通学するなど、生活圏は埼玉と一体化していた。一方、深谷市高島は人家はなく、畑や太田市のレクリエーション施設がある。


 現在、両市は市境を利根川の中間点にすることで協議を進めている。深谷市は編入に伴い、電算業務など約5千万円を09年度予算案で3月議会に提案する。


 編入には、両市議会の議決や両県議会議決が必要で、総務大臣への申請など手続きがいる。深谷市では、6月市議会に関連議案を提出し、10年3月の「編入」を目指している。

4191とはずがたり:2009/02/24(火) 23:51:11
>>4188-4189
こんなに留寿都側に有利なのにだめなのか・・>《1》新町名は「ルスツ町」《2》本庁舎は現留寿都村役場

4192とはずがたり:2009/02/28(土) 22:15:18
<近畿>滋賀県

やれやれ。。

2009年02月28日
完了なるか合併法定協議 市議会の合併反対派が阻止画策
http://ameblo.jp/my-you/entry-10215544235.html

 湖北一市六町の法定合併協議会は二十八日午後三時から市内内保町の浅井文化ホールで二回目会合を開く。合併基本計画案、合併期日来年一月一日案、議会議員定数と議員任期、合併協定書案など五項で協議する。
 五項目が確認されると合併に向けた基本協議事項すべてを終えることになり、一市六町の首長は翌三月一日午後六時から、市民交流センターで合併協定書に調印する予定。
 しかし、長浜市議会の合併反対派は、合併協議の完了阻止を狙い、反対派市議を二回目の法定協議会に送ることを画策しており、予断を許さない状況となっている。
 長浜市議会は合併推進派が多数を占めるにもかかわらず、合併反対派市議が会派人数の比例配分で構成する合併協議特別委員会の設置を求め、委員長ポストの占有を狙う「多数派工作」を画策。合併推進派議員は、反対派市議と同様の戦術的な対応で争うことを「市民の信任を失う」として回避し、二十七日夕に再開する本会議で来年一月一日の一市六町合併を議会の意思として議決するなどの対応を検討している。

反対派数合わせに動く 推進派「市民の信任欠く」と静観

 長浜市議会では、数で劣勢の合併反対派市議が、「合併協議特別委員会」の設置を求め、三月定例会初日の二十七日夕に設置される見通しとなった。先の「合併問題特別委」は合併反対派議員の牛歩戦術で、審議が果てしなく停滞したため、合併推進派議員が廃止動議を提出し、可決されたものの、再び反対派が設置を要求していた。
 特別委の委員構成は各会派人数の比例配分で決め、最大会派が少数会派に一部席を譲るのがこれまでの慣例。合併反対派はこの「紳士協定」を逆手に取って、特別委では反対派が数で上回るよう画策。結局、合併反対派八人、推進派七人の構成となった。

2人が移動など 長浜市議会会派

 合併反対、賛成議員が同居していた長浜市議会の会派「市民の声」(四人)の一人、吉田豊議員が二十七日、同会派を離脱し、別会派「プロジェクト21」に移籍した。また、会派無所属だった田中伝造議員が事実上の合併反対派会派「長愛クラブ」に加わった。
 数で劣勢の合併反対派議員が、主導権を奪おうと会派人数の比例配分で構成される合併協議特別委の設置を画策したことから、合併協議推進姿勢の吉田議員が、反対派議員と袂を別ち、推進派議員の会派に移籍したもの。合併反対派の田中議員の会派参加はこれに抗した動き。
 移動に伴い、合併賛成派の「長政会」、「プロジェクト21」、事実上反対派の「長愛クラブ」がともに六人となった。

4193とはずがたり:2009/02/28(土) 22:16:51
<九州・沖縄>宮崎県

「合併へ協力し調整」 鐙町長、宮崎市長へ結果報告
2009年02月24日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=15218

 宮崎市との合併の是非を問う清武町の住民投票から一夜明けた23日、鐙和俊町長は津村重光市長を訪ね、賛成票が反対票を上回ったことを報告。鐙町長は来年3月の合併実現に向け、「宮崎市と協力して調整を進めたい」と意欲を示した。

 清武町の住民投票は22日行われ、即日開票の結果、賛成6610票、反対6217票だった。

 結果を受け、鐙町長は「合併にまい進したい」とし、3月定例町議会で合併関連議案を提案する方針を明らかにしている。

 宮崎市役所を訪れた鐙町長は津村市長と握手を交わし、投票結果を報告した。

4194とはずがたり:2009/02/28(土) 22:18:25
<九州・沖縄>宮崎県
>>4193-4194

清武町長、合併目指す方針を伝達
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000902240003
2009年02月24日

 宮崎市との合併をめぐる清武町の住民投票が「賛成」多数となった結果を受け、鐙(あぶみ)和俊町長は23日、津村重光市長に当初の予定通り来年3月までに合併を目指す考えを伝えた。04年に続く2度目の住民投票は、投票率が前回を約14ポイント上回ったが、投票総数の48%を「反対」が占めた小差に。津村市長も町民の不安解消などに協力していく意向を示した。

 22日の開票終了後、合併について「町民の了解を頂いた」と語っていた鐙町長。近く町議会に関連議案を提出し、合併に向けた作業を進める方針だ。

 今回の投票率は59・50%と前回の45・56%を上回った。鐙町長は「想定より高かった。町民が真剣に合併のことを考えてくれた結果だ」。

 一方、賛否の差は少なく、町民の間に合併を望まない声が根強く残っていることも明らかに。鐙町長は「393票差だが、賛成を頂いた民意の重みがある」と強調。反対票を投じた町民への対応を問われると「説明を今後もしていく。町民には心を一つにしてもらい、新しい街づくりができる」と語った。

 反対が約半数を占めた結果は津村市長も23日の鐙町長との会談で触れ、「町民の不安は合併作業の中で十二分に解消していける。市もできることはしたい」と言及。市も協力姿勢を示した。

 住民も様々な反応をみせた。合併賛成派の清武町と宮崎市の合併を実現する会は「とてもうれしい」(真方侃会長)と評価。合併反対派の清武町の自立を守る会・西亮代表は「1票でも多い方が勝つのが民主主義」と結果を受け入れ、「役割を終えた」として会を解散する方針という。

4195とはずがたり:2009/03/01(日) 02:48:42
<近畿>滋賀県

合併期日「1月25日」を検討 長浜市と湖北6町の法定協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090228-00000045-kyt-l25
2月28日23時29分配信 京都新聞

 滋賀県長浜市と湖北6町の第2回法定合併協議会が28日、長浜市内で開かれた。来年1月1日としていた合併期日案で、長浜市議会と6町側で合意に至らず、新たに「1月25日」の案が示された。各市町が持ち帰って検討するため、協議会は3月2日まで休憩となった。
 協議会で虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の各町議会は合併期日や新市基本計画案、合併協定書案などを承認した。
 一方、長浜市議会は合併協議特別委員会の押谷憲雄委員長が、期日について「(市町間の)情報システム統合作業の期間が10カ月と短く、市民生活にしわ寄せが来る恐れがある」と説明するなど、いずれも賛成少数で否決したことを報告した。
 6町議会などから、長期にわたる協議の経緯を踏まえ、合意を求める場面もあったが、7市町長が休憩中に協議を重ねた結果、期日について会長の川島信也市長が代案を提案した。協議会は2日午後7時から再開される。

最終更新:2月28日23時29分

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長浜合併の効果・民主が受かって民主が落ちるだけか?
①県議会
(新)長浜市 定数4−候補8(単純合算)
当 8,106 野田 藤雄 61 無所属=自民 新1 農事組合代表
当 7,815 角川 誠 71 対話=社民 元3 (元)浅井町長
当 7,777 川島 隆二 35 無所属 新1 会社監査役・前長浜市長息
当 7,361 石田 節子 60 無所属=民主・対話 新 特産品販売・(元)西浅井町議
次 7,030 田中 章五 52 民主 現2 行政書士
□ 6,657 上田 昌之 60 自民 現 (元)虎姫町長
□ 6,105 若山 秀士 58 自民 現 会社役員
□ 5,977 辻 義則 60 共産 新 (元)県労連議長

②市議会
何議席が何議席になるんやろ?

4196とはずがたり:2009/03/01(日) 11:51:35
<東海>岐阜県

市町村合併:大野町が合併検討 第1候補は本巣市か
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20090301ddlk21010071000c.html

 大野町が2日に開かれる町議会全員協議会で、市町合併を検討していることを明らかにすることが分かった。合併協議を申し入れる相手については、杉山茂町長は具体名をあげていないが、本巣市を第1候補にしているとみられる。地方交付税交付金の優遇措置などがある合併特例法の期限となっている来年3月末までの合併成立を目指す模様だ。

 大野町は、全国で市町村合併が進んだ「平成の大合併」の際にも、揖斐郡内での町村合併を検討したが、結局は断念し単独での行政を継続している。しかし、「全国で市の人口が9割、町村が1割という状態の中で、まちづくりをどうするのか意見を聞きたい」(杉山町長)として、町議会に合併を検討していることを示す。

 合併協議の相手については、杉山町長は「相手に迷惑がかかる」と明らかにしていない。ただ、町幹部は「池田町や神戸町は独自の道を進んでおり、合併協議は難しい」と話しており、協議の相手は根尾川を挟んで隣接する本巣市になる模様だ。

 大野町では、今回の世界的な不況の影響で、パナソニックの子会社工場が今年9月までに閉鎖することが決まっている。このため、近い将来の税収減が見込まれることも、大野町が合併路線へ転換する背景となっているとみられる。【子林光和】

毎日新聞 2009年3月1日 地方版

4197とはずがたり:2009/03/01(日) 11:54:38
<近畿>滋賀県

市町村合併:湖北1市6町、法定合併協の基本計画案を承認−−県支援本部
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090226ddlk25010470000c.html

 湖北地域の合併問題で、県市町合併推進支援本部(本部長、嘉田由紀子知事)は25日、1市6町による法定合併協議会の合併基本計画案を承認した。また1市6町の市町長は同日、県庁を訪ね、知事に法定協議会の設置を報告し、合併準備作業のため6町への県職員派遣を要望した。

 1市6町は長浜市と▽虎姫▽湖北▽高月▽木之本▽余呉▽西浅井−−の各町。法定協議会は今月16日に設置され、同20日に初会合を開いた。【服部正法】

毎日新聞 2009年2月26日 地方版

4198とはずがたり:2009/03/01(日) 11:58:51
<首都圏>千葉県

湘南市が破綻してしまった一方で葛飾市が出来れば千葉は神奈川に先行することになれんでぇ〜。
あと政令市狙えそうなのは何処でしょうかねぇ。

市町村合併:鎌ケ谷市長、「前向きに対応したい」 合併・政令市構想で
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090225ddlk12010239000c.html

 鎌ケ谷市の清水聖士市長は24日の会見で、東葛・南葛地域の合併・政令市構想について「前向きに対応したい」との意向を表明した。合併相手や時期については今後の検討課題とした。これまでに市川市の千葉光行市長、船橋市の藤代孝七市長も肯定的な姿勢を見せており、今後議論が深まりそうだ。

 鎌ケ谷市は「東葛飾・葛南地域4市政令指定都市研究会」(事務局・船橋市)が昨秋に実施した4市市民アンケートで、回収率(50・8%)、共同研究認知度(41・7%)、合併・政令市への賛成(75・8%)の項目でいずれも4市中トップだった。

 この結果について、清水市長は「自治会単位で細かく実施したタウンミーティングで政令市の話もしたため、市民が市政をよく知っているのではないか」と分析。「市民の関心の高さは重く受け止めないといけない」と述べた。

 さらに、清水市長は4月以降に同市を含めた近隣5市を中心に設立予定の市長懇話会についても積極的に参加する考えを示した。【清水隆明】

毎日新聞 2009年2月25日 地方版

4199とはずがたり:2009/03/01(日) 12:09:42
<東北・北海道>山形県
>>3531 >>3567 >>3700 >>3807 >>3823 >>4185

市町村合併:米沢市長、法定協設置請求に賛成意見 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090224ddlk06010167000c.html

 米沢・川西両住民有志の合併法定協議会設置を求めた署名に基づく直接請求について、安部三十郎米沢市長は23日、「出されれば『賛成』の意見を添えて議会に提出する」と述べ、27日開会の3月定例市議会に設置を提案する意思を示した。「住民発議なのでその意思は尊重すべきだ」と話した。

 この日、市選管が署名(2089人)の有効数が、法定の有権者数の50分の1の1443人を上回る1724人と決定した。24日から3月2日まで市選管で縦覧される。

 一方、川西町の署名(1234人)も審査の結果、法定304人を上回る1151人と決定した。すでに21日から27日まで縦覧が行われている【近藤隆志】

毎日新聞 2009年2月24日 地方版

4200とはずがたり:2009/03/01(日) 12:45:05
<東北・北海道>山形県最上

市町村合併:鮭川村の進める会、法定協設置を直接請求 494人分の署名提出 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090224ddlk06010165000c.html

 鮭川村の「鮭川村の合併を進める会」(荒木大安、熊谷市夫代表)が、新庄、真室川、戸沢の3市町村との法定合併協議会設置を求める直接請求を実施。23日、494人分の署名簿を村選管に提出した。必要な有権者の50分の1(89人)を大きく上回る。

 署名の有効数が確定した後、元木洋介村長が3市町村の首長に合併協設置議案を各議会に提案するかどうかを照会する。3市町村議会が法定協議会設置を可決し、鮭川村議会も可決した場合、法定協議会が設置される。

 荒木代表は「どうして合併しないのかと若い人は話している。地域がきちっとまとまる合併が必要だ」と話した。

 鮭川村は4市町村での任意合併協議会には参加したが、昨年12月、法定合併協議会には加わらなかった。残る3市町村は先月13日に法定協議会を設立している。【米川康】
毎日新聞 2009年2月24日 地方版

4201とはずがたり:2009/03/02(月) 18:20:42
<九州・沖縄>宮崎県
>>4193-4194

合併へ…小差にしこり懸念も 清武町住民投票
2009年02月23日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=15204

 事実上、宮崎市と合併へ―。22日に行われた清武町の合併住民投票は、合併賛成票が反対票をわずか393票上回る激戦となった。同町は前回(2004年11月)の住民投票以降、「合併」「自立」で揺れ続けており、今回も町を激しく2分する集票合戦が繰り広げられた。

 今回は投票率が50%を超えるかが焦点となった。鐙和俊町長が50%未満なら開票しないと言及したこともあり、町民の関心は高かった。合併問題に一応の決着が付いた形だが、住民団体の激しい争いに町民間にしこりが残ることを心配する町民も。

 50代の農業男性は「票差はどうあれ結果は示された。町民同士がいがみあってはいけない。宮崎市の中で、清武町の存在感をどう訴えていくか、手を取り合って進めていくべきだ」と話していた。

4202千葉9区:2009/03/02(月) 20:08:41
意外に合併話がほとんどないのが東京都ですよね。
大立川市、大府中市くらい有り得そうですが。

4203とはずがたり:2009/03/03(火) 01:44:31
<近畿>滋賀県

来年1月1日 合併 湖北1市6町 3日調印
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090302-00000052-kyt-l25
3月2日23時29分配信 京都新聞

 長浜市と虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の6町が28日、滋賀県長浜市で法定合併協議会(会長=川島信也長浜市長)を開き、合併期日を「2010年1月1日」とする協定書案などを承認、3日に協定書の調印式を行うと決めた。
 協議会で、長浜市議会が合併特別委員会の結果を報告し、前回協議で提案された合併期日「1月25日」案を拒否。6町議会は当初案の1月1日合併を主張し、協議は一時、平行線をたどった。
 7市町の首長や議長らが検討し、当初案の1月1日を再提案。川島市長は、市議会の過半数の議員が合併推進を決議したことなどを理由に会長判断で承認することを報告した。
 1市6町はそれぞれ、3月定例議会で合併関連議案を議会に諮る。合併協議は昨年7月から任意合併協で協議を開始、2月に法定合併協を設置した。
 1市6町の人口は計約12万4000人。面積は680平方キロメートル。合併すれば、人口で草津市を抜いて県内2番目となる。

最終更新:3月2日23時29分

4204とはずがたり:2009/03/03(火) 01:49:11

<近畿>滋賀県
>>3969

町村合併:近江八幡と安土、合併準備室設立へ 理事ら15人を内示
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090227-00000292-mailo-l25
2月27日16時2分配信 毎日新聞

 合併新法期限内での合併を目指している近江八幡市と安土町は3月1日、近江八幡市役所に合併準備室を立ち上げる。近江八幡市から9人▽安土町から4人▽県から1人の計14人と近江八幡市の市町合併担当理事1人の15人体制。【斎藤和夫】
 これに伴う部次長級の異動は次の通り。(1日付、敬称略)
 【部長級】近江八幡市協働政策部理事・市町合併担当(近江八幡市都市産業部理事・産業振興担当)松木喜代司
 【次長級】協働政策部次長兼企画政策グループリーダー兼地域政策課長(協働政策部次長兼地域政策課長兼地域政策課篠原駅・周辺整備推進室長)村井幸之進

2月27日朝刊
最終更新:2月27日16時2分

4199人の署名を提出 安土町 合併問う住民投票請求
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090227-00000042-kyt-l25
2月27日22時19分配信 京都新聞

 滋賀県安土町が目指す近江八幡市との合併の是非を問う住民投票実施を求め、同町で署名活動を展開した「安土大好き!みんなの会」(大林宏代表)の会員らが27日、4199人の署名を町選管に提出した。
 署名は地方自治法74条に基づく直接請求。有権者の50分の1以上の署名を集めれば、首長に条例制定を請求できる。
 会は1月23日から2月22日まで署名を集めた。有権者数は9893人(2008年12月2日現在)で、審査などを経ても署名が必要数を上回るのは確実とみられる。4月下旬までに津村孝司町長が町議会に住民投票条例案を提案する見通し。
 大林代表は「合併を急ぐ必要はない。町長と議会は民意を大切にしてほしい。議会が否決するなら町長リコールしかない」と話している。一方、津村町長は「各地区で住民説明会を重ね、同市との合併は6−7割の町民から理解を得たと解釈している。住民投票は必要ない」と述べた。

最終更新:2月27日22時19分

4205とはずがたり:2009/03/03(火) 01:51:55
>>4202
合併は基本的に財政的に自立できない地方切り捨て政策なので都市部は緩慢ですよね。
東京全般・千葉都市近郊部・相模原地区を除く神奈川・南部埼玉・大阪・兵庫阪神地区と殆ど合併は進んでませんし。

4206とはずがたり:2009/03/03(火) 01:54:30
<近畿>滋賀県

>>4203の前段階の記事。>>4197と同じ記事なのか?

湖北合併を2日再協議 法定協、期日など議論足踏み
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090301-00000013-cnc-l25
3月1日11時10分配信 中日新聞
 湖北1市6町による第2回法定合併協議会が28日、長浜市の浅井文化ホールであった。来年1月1日の合併期日などの協議項目に市議会側が反対したため、議論は膠着(こうちゃく)。「1月25日」の代案が示され、会合をいったん休憩して各市町で検討した上、2日に協議を再開する妥協案で落ち着いた。
 市議会合併協議特別委員会の押谷憲雄委員長は27日の特別委での審議結果を報告。「1月1日まで10カ月を切る中、システム統合が安全にできるという確認がとれてない」と主張し、合併期日など残された5つの協議項目をいずれも否認した。
 法定協の議事運営は、市議会側の要望を受けて全会一致の原則が盛り込まれていることから、この日の合併合意は不可能な情勢に。強行採決などの憶測も流れたが、断続的な休憩を挟んで、各市町長や議長らが調整を重ねた結果、合併期日の代案をあらためて検討することで一致。法定協を2日午後7時から再開し、合意形成を目指すこととなった。
(多園尚樹)
最終更新:3月1日11時10分

4207とはずがたり:2009/03/04(水) 20:50:02
<九州・沖縄>鹿児島県

やってたのか>協議。
志布志が難癖つけてるなら入れてあげよーよ。

現特例法内の合併断念 大崎町長
志布志市との協議は継続
(2009 03/04 06:30)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=15580

 志布志市との合併を模索してきた大崎町の東靖弘町長は、3日行われた町議会本会議で、「さまざな意見を集約した結果、いまが合併のときではないと判断した」と明言。現行の合併特例法の期限(2010年3月末)内での合併を、事実上断念する考えを示した。同市には2日、阿野二郎議長とともに報告したという。
 ただし、東町長は施政方針の中で「特例法の期限後も志布志市側と情報交換を行い、合併の機運の高まりを図っていく」と説明。本会議後も、南日本新聞の取材に対し「住民アンケートなど意思確認のめどがたたず、特例法内の合併は困難と判断したが、合併をあきらめたわけではない。引き続き志布志市とは協議を続けていく」と強調した。

4208名無しさん:2009/03/05(木) 22:00:17
池田は伊丹や川西と合併して兵庫県池田市になればいい

4209とはずがたり:2009/03/05(木) 23:01:21
川西よりは池田の方が地名のブランド力有りそうで良いかも知れませんけど空港擁する伊丹はうんとは云わないのでわ?

あと池田を兵庫県にってのはなんか具体的な動き有りますかね〜。
池田取られて大阪府が文句云うなら代わりに尼崎を大阪にでも呉れてやりましょうかねw

4210とはずがたり:2009/03/06(金) 16:22:52
<東海>岐阜県
>>4196
ありゃりゃ。。
本巣市は単なる観測気球だったのかな・・。

>町議らは…広域行政や消防組合の運営面などから、来年3月末をめどに本巣市との合併を進めることには批判的な意見が噴出。…まずは揖斐郡を中心に合併を検討する意見が多数を占めた
因みに本巣市は元々本巣郡である。

「本巣市と合併協設立」提案、大野町長が撤回
2009年03月03日08:37 
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090303/200903030837_7269.shtml

 揖斐郡大野町の杉山茂町長は2日、本巣市との合併協議を行うため町合併協議会設立を町議会全員協議会に提案したが、議員らの同意を得られず、提案を撤回した。

 同町は2004(平成16)年に、池田町を除く揖斐郡6町村との合併協議会を離脱。その後、杉山町長は町議会に合併の必要性を説明してきた。この日、合併特例法の期限となる来年3月末をめどに本巣市との合併を協議する意向を初めて議員らに提示した。

 全員協議会で杉山町長は、地方交付税減額やパナソニック岐阜工場閉鎖に伴う町財政の先行き不安など、町を取り巻く状況を町議10人に説明。本巣市を合併先とした理由について「昨秋から隣接市町に合併協議の意思を打診した結果」と語った。

 だが、町議らは合併の必要性には理解を示したものの、広域行政や消防組合の運営面などから、来年3月末をめどに本巣市との合併を進めることには批判的な意見が噴出。特例法の期限にこだわらず、まずは揖斐郡を中心に合併を検討する意見が多数を占めた。

 杉山町長は「提案を撤回したが、合併の必要性は共通認識を得られた」としている。

4211とはずがたり:2009/03/09(月) 19:11:46
<東北・北海道>北海道

こんなもん江別がうんとゆやー済むだけの話しではないか。
江別も新篠津村との破談に懲りずに,寧ろ2市町村の合併を狙って欲しいくらいだ。
高橋無能知事の指導力不足も甚だしい。
北海道に関しては兎に角広いので安易な合併は好ましく無いとも思うが南幌の民意が江別を向いているのは明白。

市町村合併:北海道・南幌町は反対 住民投票開票
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090309k0000m010104000c.html

 北海道栗山、由仁両町との飛び地合併の是非を問う南幌町の住民投票が8日投開票され、反対が2728票(投票全体の51.55%)で賛成の2532票を僅差(きんさ)で上回った。合併推進派の三好富士夫町長が再選された昨年12月の町長選とはねじれた民意が示された形になったが、住民投票の結果に従い3町の合併は破談となる可能性が強まった。市町村合併を巡る住民投票では2月22日にも留寿都村で反対多数の結果が出たばかりで、合併を奨励する道は「破談ドミノ」に衝撃を受けている。

 当日の投票資格者は7179人(男3438人、女3741人)。投票率は73.72%で住民投票の成立に必要な50%を上回った。開票後、三好町長は「結果は結果として真摯(しんし)に受け止めるが、私の一存で方向性を定めるのはまだ早い。もうしばらく熟慮させていただきたい」と述べた。

 しかし、同町の住民投票条例は「町長は住民投票の結果を尊重しなければならない」と規定しており、町議会も合併反対派が多数を占めていることから合併協議の継続は困難な状況。三好町長は「住民投票がいいのかどうか疑問に思う。住民は身近なことでしか判断できない。長いスパンでと訴えたが、聞いていただけなかった」と悔しさをにじませた。

 栗山町の椿原紀昭町長は「残念ですが、南幌町民の最終的な判断だと受け止める。非常に厳しい状況になったことは事実」、由仁町の竹田光雄町長は「町長選でも一つの民意が示されている。南幌町長は総合的に判断し態度を決定すると思う」とコメント。3町長は9日に会談し、今後の対応を協議する。

 3町は旧合併特例法下でも合併協議を進めたが、長沼町を挟んで飛び地となる南幌町で04年10月に実施された住民投票が反対多数となり破談。05年1月に「自立」を掲げて初当選した三好町長が財政難を理由に合併推進に転じ、昨年5月から同じ3町の枠組みで協議を再開していた。

 反対票を投じたパート従業員の名畑真知子さん(57)は「離れている町と合併しても長い目で見ていいことはない。合併するなら江別市や北広島市とすべきだ」。飛び地となることへの不安が払拭されず、町側が訴えてきた財政効率などの合併のメリットが十分に町民に浸透しなかったことがうかがえる。

 10年3月末で期限が切れる合併新法下、道内の合併成立はゼロにとどまっている。後志管内喜茂別町・留寿都村に続き南空知3町の合併が破談に向かう情勢となり、期限内の合併を目指して協議が進んでいるのは網走管内湧別・上湧別2町のみとなった。【吉田競、横田愛】

4212とはずがたり:2009/03/09(月) 23:12:57
<首都圏>神奈川県

県西合併「09年末までに方向性」/小田原市長が施政方針演説
政治・行政
2009/02/18
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivfeb0902463/

 小田原市の加藤憲一市長は十八日、同日開会した小田原市議会三月定例会本会議で、昨年五月の就任後初となる施政方針演説を行った。二〇〇九年度の方針について、市長は「『新しい小田原』の実現へ、あらゆる努力を積み重ねる」と決意表明した。

 市長は「新しい小田原への指針」として、「いのちを大切にする小田原へ、希望と活力あふれる小田原を、市民が主役の小田原に」の三本柱を掲げた。その上で「より一層の市民への情報提供と、政策立案段階での市民参画を大きく進めることが必要だ」と自らの基本姿勢を示した。

 〇九年度の重点方針については「お城通り地区再開発、市民ホールの建設、小田原地下街の再生という目下直面する大型課題の解決方針を決定し、その具体化のプロセスに入る」と述べた。

 県西二市八町の合併では「県西地域合併検討会の下部組織である任意合併協議会研究会で必要な検討を進め、〇九年度末までに合併の方向性を明らかにしたい」との考えを示した。

4213千葉9区:2009/03/12(木) 20:55:17
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090311/122658
岩舟町長「法定協休止を」 独断、佐野市へ申し入れ
(3月12日 05:00)

 岩舟町の針谷育造町長は十一日夕、佐野市役所に岡部正英市長を訪ね、二月から始まった法定合併協議会(法定協)の休止を文書で申し入れた。「(対等合併ではない)今回の合併では町民のためにならない」というのが主な理由。同町は昨年七月、編入の可能性を周知した住民投票の結果、佐野市を合併相手に選択したばかり。合併を申し入れた側の町長が本格協議に入る段階で「民意」を軽視する行動に出たことで、町内からは町長リコール(解職請求)の声も上がっている。

 針谷町長は同日午後一時半すぎから、町議会との非公式会合を持った。「合併協議を休止する」との一方的な説明に、議員から「民意を無視している」「独断だ」などの反対意見が多数(十一対四)を占めたが、単独行動に出た格好。同日午後六時から会見した針谷町長は「合併を短時間で進めることは町民の利益につながらず無理と判断した」と説明した。

 針谷町長は、昨年九月の町長選で無投票で初当選して以来、民意とは別に合併自体に慎重な発言を繰り返してきた。昨年十二月の協議書締結後は論点を合併方式に変え対等合併を主張。編入を唱える佐野市側をけん制してきた。

 法定協(委員二十七人)は二月五日にスタート。一回目は岩舟町の一部委員が対等合併を主張。協議の前提となる合併基本四項目のうち重要な合併方式で合意に至らず、先行きが不透明となっていた。

 十九日に予定する二回目の法定協では、副会長でもある針谷町長の行動を受けて休止か、民意を優先し採決で編入合併を決めるのかが焦点となる。

 四年前、旧田沼、葛生町と対等合併している佐野市側は「(手続きに時間がかかる)対等合併は現実的に無理」と、財政支援を得られる合併新法期限(二〇一〇年三月末)での編入合併を目指すことを決めている。

 突然の協議休止申し入れに岡部市長は「住民投票を受けて進めてきた。町長個人の判断だけでいいのか。はっきりとした理由も分からず町民が気の毒だ」と戸惑いをみせた。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090311/122657
<解説>住民投票の民意軽視 岩舟町長の独断
(3月12日 05:00)
 岩舟町の針谷育造町長の唐突な行動は、佐野市と岩舟町の合併の行方を占う十九日の第二回合併協を前に、最後の抵抗という見方ができる。

 平成大合併の中で、岩舟町はこれまで大平、藤岡町による「大岩藤」構想でも庁舎問題などをめぐって協議会が廃止。栃木市を中心とする「一市五町」構想からも離脱した経緯がある。

 住民投票まで実施して導き出した「民意」をどうとらえたのか。「編入か対等か、住民の意見が分かれている」(町長)という説明では到底理解できない。

 合併協の議事運営は合意が基本だ。ただ合併形式で意見が分かれたときは、出席委員の三分の二の賛成で議決できる。岩舟町側にも編入合併に理解を示す委員がおり、採決となれば町長の思惑は外れる。

 合併に否定的な針谷町長が無投票当選したことが、そもそもの発端。周囲からは「一期四年を町の再生に懸けたい町長からすれば、合併によって失職するのは本意ではない」との指摘も聞こえる。

 今後は協議会が町長の行動をどう判断するかにかかっている。町の将来の姿を描くこともなく撤退してきた過去と同じ轍(てつ)を踏むのか、町長には町民への説明責任がある。

4214とはずがたり:2009/03/12(木) 21:56:35
<首都圏>栃木県佐野岩舟地域

>>4213
なんと・・。民意を踏みにじってとんでもない町長だヽ(`Д´)ノ

4215名無しさん:2009/03/13(金) 12:51:51
保身のための暴挙!最低の町長!!

4216とはずがたり:2009/03/18(水) 01:07:06
<東海>静岡県
>>4081の前の記事

1月15日、合併準備会 富士宮・芝川事務連絡会
2008/12/26
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20081226000000000017.htm

 富士宮市と芝川町の合併協議事務連絡会は25日、第8回会議を芝川町役場で開き、第1回合併協議会設立準備会を来年1月15日に富士宮市役所で開くことを決めた。今回の会議で、事務連絡会としてのすべての協議を終えた。準備会は全3回の予定。副市長、副町長がトップとなり、法定合併協の設置に向けて、両市町の合併協議の方向性を検討する。
 10月21日から開かれてきた事務連絡会では、両市町の企画担当部門の職員が中心となり、都市計画の区域区分の設定、保険料や地方税、出先機関の取り扱いなど、今後の主な協議事項となる約60項目を洗い出した。また、これまでに合併方式を富士宮市への「編入」、新市名称を「富士宮市」とする方針も確認している。

4217とはずがたり:2009/03/18(水) 01:08:52
<東海>静岡県

合併に向け住民説明会 準備会協議の結果報告 芝川町
2009/02/25
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090225000000000035.htm

 富士宮市と芝川町の合併に向けた住民説明会が23日、同町で始まった。町当局が同市との合併協議の経緯や合併協議会設立準備会での協議結果などを報告した。説明会は28日までに6回開く。  
 23日夜は町立内房小で開かれ、町民約70人が参加。野村寛町長は町の財政について「交付税に依存している。投資的経費を減らすのにも限界がきていて、高齢化が進み福祉の予算が膨らめば、将来、お金が足りなくなる」と説明し、「(合併すれば)目先では住民にとって苦しい場面もあるが、将来、子や孫が安定した生活を送るためには富士宮市の大きな傘に入らなければならない」と合併の必要性を訴えた。
 町当局は、両市町間での住民負担、住民サービスの比較を示したほか、合併協議の課題となっている公共施設の使用方針、都市計画の区域区分などについても説明した。
 住民からは税金や都市計画区域区分などの制度移行について質問が出たほか、「住民負担は多くなるとみられるが、しっかりとした信念で合併を進めてほしい」などとの声が上がった。24日は町立稲子小で説明会が行われた。
 今後の説明会の日程は次の通り。時間はいずれも午後7時から。
 25日、B&G海洋センター▽26日、柚野小▽27日・28日、くれいどる芝楽

4218とはずがたり:2009/03/18(水) 01:10:23
<東海>静岡県

此処迄の経緯

芝川町:町長選の野村氏初当選、富士宮市との合併選択−−住民の意思示される /静岡
>>3518
毎日新聞 2007年12月25日

1月15日、合併準備会 富士宮・芝川事務連絡会
2008/12/26
>>4216

編入方式を再確認、合併協設立へ準備会 富士宮市芝川町
2009/01/16
>>4081

法定協設置議案提出を決定 富士宮・芝川合併準備会
2009/01/30
>>4118

合併に向け住民説明会 準備会協議の結果報告 芝川町
2009/02/25
>>4217

芝川町議会が可決 富士宮との合併協設置
2009/03/09
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090309000000000053.htm

 芝川町議会3月定例会は9日、本会議を開き、富士宮市との法定合併協議会設置議案を全会一致で可決した。
 町議会は6日の議会運営委員会でも合併協設置議案を全会一致で可決していた。本会議後、野村寛町長は「ここまで長かった。全会一致で可決という結果が伝わり、富士宮市議会でも可決してもらえれば。合併協が設置されたら、住民説明会で出た町民の要望を踏まえながら、より良い合併にしたい」と語った。
 両市町は合併新法期限の来年3月までの合併実現を目指していて、富士宮市議会も2月定例会に合併協設置議案を上程している。市議会は10日の総務文教委員会で同議案を審議し、18日の最終本会議で採決する予定。市議会でも可決されれば、4月上旬にも法定合併協が設置され、本格的な合併協議が始まる。

芝川との合併協設置案可決 富士宮市議会総務文教委
2009/03/11
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090311000000000022.htm

 富士宮市議会総務文教委員会は10日、2月定例会で付託されている芝川町との法定合併協議会設置議案を審議し、賛成多数で可決した。18日の2月定例会最終本会議で採決する予定。
 賛成討論では▽両市町は生活、文化、経済圏が一体▽合併新法期限内が合併の最後のチャンス▽合併で市の可能性の広がりが期待できる―などと意見が上がった一方、反対討論では「5回だけの協議会ではすべての課題の協議は難しい。合併後も本当に行政サービスを維持できるのか疑問が残る」との主張があった。
 芝川町議会は9日の3月定例会本会議で同議案を全会一致で可決していて、市議会も本会議で可決すれば、4月上旬にも合併協が設置される見通し。

4219とはずがたり:2009/03/18(水) 12:05:47
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

在任特例に批判集中 賀茂1市3町 議会で再検討へ
2009/02/14
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090214000000000016.htm

 賀茂地区1市3町(下田市・河津・南伊豆・松崎町)による第9回合併協議会が13日、河津町役場で開かれ、新市の議会議員の身分などについて議論した。旧市町の全議員に約1年1カ月の在任特例を適応する案などが検討されたが、各委員からは批判的な意見が集中。各市町議会で再検討した後、合併協に新たな案を示すことを決めた。
 在任特例は、原則として合併と同時に全員失職する議員の激変緩和措置として、最大2年間新たな自治体の議員にとどまることができる制度。合併新法でも旧法に続き認められた制度だが、「行財政改革に逆行する」との批判も多く、県内では焼津市と旧大井川町の合併など3例のみしか適用されていない。
 提案では(1)2011年4月29日まで全市町議員(46人)が在任した後、旧市町別の選挙区で定数30人を選出(2)新市誕生後50日以内に定数24人の選挙で選出―の2案が示された。ただ、民間の委員を中心に「2案から選ぶこと自体に無理がある」「在任特例は住民の反対意見も多い」「議員定数も減らすべき」などの批判が相次いだため、各議会が市町長を含めて再検討する方針となった。
 このほか、合併期日を10年3月20日にすることや、県内で初めて予算配分枠を持つ地域自治組織について議論した。

新市議の在任7カ月半 旧市町に地域自治区 賀茂地区合併協
2009/03/05
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090305000000000015.htm

 新法期限内(2010年3月)の合併を目指す賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の第10回合併協議会が4日、松崎町環境改善センターで開かれた。約7カ月半の在任特例を適用する新市議会議員の取り扱いや、県内で初めて予算配分枠を持つ地域自治組織の設置などを確認した。
 議員の在任期間は、旧市町の決算を認定する9月定例会の会期に合わせ、同年11月10日までとした。各市町の全議員(46人)が留任する。新市誕生時の推定人口を考慮し、議員定数は26と設定。初回の選挙は旧市町ごとに選挙区を設ける。
 2月に開かれた第9回合併協では、1年1カ月の在任特例を適応する案など2案が出されたが、委員からの批判が相次ぎ再検討されていた。
 新市における地域自治組織は、合併後10年間にわたって旧市町の区域別に「地域自治区」を置く制度。各区の住民代表が地域課題について市に提言する「地域協議会」もそれぞれ設置する。
 自治区別の予算は、各市町の現在の基金残高や債務状況などを基本に算出した。地域住民の細かな要望に対応する「地域振興費」を設けたほか、各区の発展に必要な建設費と基金をそれぞれ「地域事業費」「地域振興基金」とした。
 新市全体で行う事業を含めた普通建設費の総額は、10年間で約235億円としている。

4220とはずがたり:2009/03/18(水) 12:19:01
<東海>静岡県伊豆地方
>>3619-3620

混迷の賀茂合併 松崎町「否決」の波紋
(上)西豆への“未練”予想外
2008/03/06
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/kikaku/14/20080306103840.htm

 議論のテーブルとなる合併協議会の設置もかなわず、スタートでいきなりつまずいた賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併問題。財政難、少子高齢化、医療過疎など課題が山積し、合併の必要に迫られている現実はどの市町も変わらないのに、足並みがそろわない。松崎町議会が合併協議を拒否した背景は。1市3町の将来はどこへ向かうのか。地域の生き残りを懸けた賀茂地区の合併の行方を考える。
 「意見が割れていたのは知っていたが、何とか(賛成多数で)うまくいくと思っていた」。先月27日、松崎町議会の臨時会で合併協設置議案が否決された直後。町長室に戻った深沢進町長は、想定外の展開にぼう然と口を開いた。事前の予想は賛成5、反対4。情勢は一転して否決となり、深沢町長が「施策の骨組み」に掲げた1市3町合併に、早くも“黄色信号”がともった。
 反対議員の大半が主張するのが隣の西伊豆町を含む合併。消防や教育などさまざまな分野を共有し、地域性のつながりは強い。ただ、両町には4年前の西豆3町村(松崎、西伊豆町、賀茂村)合併で破たんした歴史もあり、「なぜ、西伊豆なのか」と反対議員の声に首をかしげる人は多い。
 西豆合併崩壊のきっかけを作ったのは松崎町だった。議論終盤になって実施を決めた住民投票が事実上破たんの引き金となり、表面上は“けんか別れ”とも思われた。しかし、「当時から西豆合併を主張する議員がお互いの町にいる。その関係が今も続いているのだろう」(元町議)と、4年前のつながりが今回の「否決」に影響しているとの声も。松崎町議の1人はこうも明かす。「松崎と西伊豆の議員の間で、『数年後に合併したい』との話も持ち上がっているようだ」
 一方で今回、「距離が遠い」「地域性が違う」と合併協議を“拒否”された他市町。河津町の団体職員男性(52)は「確かに距離はあるけど、仕事でもよく行くし、それほど遠く感じない。松崎を含めた伊豆南部でまとまりたい」と話す。「友人もいるし、松崎はむしろ身近な町」と言う下田市の自営業男性(58)は、「松崎の議会は自分勝手。周囲への影響も考えるべきだ」と手厳しい。
 今後、1市3町で合併協を設置するには、松崎町議会に設置案が再提出され、3月中に可決することが条件となる。松崎町の男性(75)は「西伊豆との対等合併はあり得ない。10年、20年先を見据えた判断を議会にお願いしたい」と訴える。

混迷の賀茂合併 松崎町「否決」の波紋
(下)迫る“タイムリミット”
2008/03/07
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/kikaku/14/20080307080048.htm

 「申し訳ない」―。松崎町議会が賀茂地区1市3町の合併協議会設置案を否決した翌日の2月28日。下田市役所に集まった下田、河津、南伊豆の首長を前に、深沢進松崎町長は沈痛な面持ちで謝罪を口にした。今回の合併構想は、賀茂地区の核となる市を目指した“最後のチャンス”。「松崎抜きの合併は考えられない」。合併協設置案の可決にこぎつけた他市町の首長は口をそろえ、深沢町長へ3月中の議案再提出を要望した。
 今回、松崎町以外の議会で可決した合併協設置案の規約は「4月1日付」。そのため、同町議会が3月中に可決しない場合、他市町の議決は効力を失う。深沢町長は「合併に向け、可能性を検討したい」との姿勢を示しているが、反対が賛成を上回る現在の町議会の状況では、議案の再提出すら難しい。
 そんな中、同町で1市3町の合併協設置を求める署名活動が始まった。地域ごとに一部の区長が各家庭を回り、「合併協議だけでも始めるべき」との意見に賛同する町民を募っている。一方で「区長に頼まれれば、断れない人もいるはず。その署名が民意の証明か」と反発する声もあり、対立が深まっている。
 合併自体の必要性については、大半の町議、町民が理解を示している。合併せずに単独の道を選んだ場合、平成25年に町の基金残高はゼロ(町試算)。同町を含む賀茂地区全域でも、人口減や少子高齢化など、あらゆる数値の予測が単独での生き残りを否定している。今後、予想されるさらなる大合併に向け、いかに効果的で将来性のあるステップをするか。議会のかじ取りは、重要性を増すばかりだ。
 1市3町の人口は約5万3000人。大都市にはほど遠いが、賀茂地区で現在まとまりうる最大規模の合併だろう。数年後に基金が底をつく松崎町が、「当面は単独」と宣言した西伊豆町との合併を望むべきか。それとも今、伊豆南部に核となる市をつくるのか。判断の“タイムリミット”は近づいている。

4221とはずがたり:2009/03/18(水) 12:25:09
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方
>>3706 >>3788

【合併動向】
松崎町、住民投票実施へ/南伊豆1市3町
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000170805070001
2008年05月03日

 南伊豆地域1市3町の合併問題で、松崎町議会は2日、住民が直接請求した法定合併協議会設置議案を賛成4、反対5で否決した。同議会の否決は3回目。深沢進町長は合併協設置の是非を問う住民投票を実施する意向を表明し、6月1日投開票の日程で調整を始めた。傍聴した町民からは「またか」という失望のためいきとともに、住民投票で亀裂が広がることを心配する声も出ている。(竹田和敏)

 この日の議会では、深沢町長が「住民発議の有効署名は673人で、多くの住民が設置を望んでいると考えられる」との意見書を提出。直接請求代表者の民宿業斎藤省一さん(66)が意見陳述し、「議会が2度否決し、町の将来を不安に感じた有権者が4日間で673人の署名を寄せた。これが民意ではないか」と、可決を求めた。

 これに対し、1人の議員が反対討論し、「町長の側近に署名を集めさせた『やらせ請求』だ」と批判。2人が賛成討論に立ち、「住民の代表として、議会は民意を重く受け取るべきだ」と主張した。

 その後、採決が行われた。賛成の挙手をしたのは、前2回と同じ4人にとどまった。

 深沢町長は記者会見で、「否決は当然予想していた。今後は住民投票で民意をはかることになる」と明言。「進退をかけるのは当然じゃないですか」とも語り、住民投票の結果によっては辞職する可能性にも言及した。

 深沢町長は8日に住民投票の実施を町選挙管理委員会に請求する予定だ。

 傍聴席で見守った斎藤さんは「1人しか反対意見を述べることができなかったのは、我々の行動に反論できなかったためだ。議会のリコール運動も考える」と話した。

 この日は、合併の対象である下田市と河津、南伊豆両町の議会でも、合併協の設置議案の採決が行われた。下田市は12対1、河津町は7対3、南伊豆町は6対4の賛成多数でいずれも可決した。

 下田市の石井直樹市長は松崎町議会の否決について「合併を論議する場まで拒むというのは残念。深沢町長は住民投票をやれば大丈夫だと言っているので、信じるしかない」と語った。

 否決後に記者会見した深沢進・松崎町長の一問一答は次の通り。
 ――3度否決されたが。
 「否決は当然予想していた。特に感慨はありません。今後は住民投票でまさに民意をはかることになる」
 ――今回は反対する議員の説得に努めたのか。
 「私が訪ねると殻を閉ざすことがうかがえたので、へたに動かず静観した方がいいと思った」
 ――住民投票の自信は。
 「町民は賛成してくれると思う」
 ――住民代表の議会が否決したのに、住民投票を実施する理由は何か。
 「このまま合併しないと、次の道州制などで更なる大きな合併の動きがあれば吸収されるだけだ。合併しないと町と賀茂郡の将来がなくなると考え、住民投票を行う」
 ――前に否決された時に、自ら進退問題に触れたが、今回もそうか。
 「当然じゃないですか」

4222とはずがたり:2009/03/18(水) 12:30:01

<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

>即日開票の結果、賛成が2943票で、反対の2322票を上回り、合併特例法の規定により、合併協の設置が決まった。同町議会はこれまで3度にわたって設置案を否決してきたが、町民の直接的な意思がこれを覆すことになった。

【合併動向】
合併協設置、賛成が多数/松崎町
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000170806020002
2008年06月02日

 南伊豆地域1市3町(下田、河津、南伊豆、松崎)の法定合併協議会設置の是非を問う松崎町の住民投票が1日あった。即日開票の結果、賛成が2943票で、反対の2322票を上回り、合併特例法の規定により、合併協の設置が決まった。同町議会はこれまで3度にわたって設置案を否決してきたが、町民の直接的な意思がこれを覆すことになった。

 投票率は77・77%で、昨夏の参院選(70・61%)を上回り、関心の高さを示した。当日有権者数は6855人。

 3424人の賛成署名を集めるなどした住民発議代表の斎藤省一さん(66)は「この結果が町民の民意だ。素直にうれしい。我々の訴えに賛同してくれた町民に感謝したい」と喜びを語った。

 また、深沢進町長は「ほっとした。1市2町には迷惑をかけたが、合併協で主張することは主張していきたい。反対した議員には、頻繁に情報を提供していけば、理解してもらえるかもしれない」と述べた。

 松崎町は住民投票の結果を受け、すでに設置案を可決している1市2町とともに合併協を6月中にも立ち上げ、人口5万人規模の新市を県の支援が得られる10年3月末までに発足させることを目指して協議に入る。県も合併推進構想から離脱した西伊豆町、東伊豆町を除く4市町の新たな合併構想を認める意向だ。

 下田市の石井直樹市長は「合併の正式な検討組織を発足できて感慨深い。合併の最後のチャンスとして実現に努力したい」とコメントを発表した。

 ただし、合併を決めるには、協議を経たうえで、改めて各議会の議決が必要となる。このため、最終的には設置案を否決してきた松崎町議会の判断に委ねられることになる。

 石川嘉延知事は1日、「松崎町の住民が将来を十分考えたうえで、的確な判断をされたものと高く評価する。県も南伊豆地区の合併協議が円滑に進むよう、可能な限りの支援をしていく」とするコメントを出した。


 《解説》 

 松崎町議会は、合併協の設置案を3度にわたって1票差で否決してきた。採決に加わらなかった斉藤貞一郎議長は賛成派。しかも、反対派の1人は「合併協議は必要」と認めながら、議決では一貫して反対するという微妙な状況だった。

 「合併の是非は別にして、対等にこの地域の将来像を協議する場だけは作ってほしい」。そう訴える町民の一部グループが、深沢町長に議案の再提案を求めたり、住民発議に乗り出したりした背景には、議会内のすっきりしない対応があった。

 町民自らが下した判断によって、昨年11月の西伊豆町と東伊豆町の離脱でいったん挫折しかけた県の南伊豆地域の合併推進構想が息を吹き返した。財政の硬直化や少子高齢化の進行などで地域の先行きを心配する町民が、合併への道筋を選んだとみられる。

 だが、協議の行方は多難が予想される。平成の大合併といわれた04年、西伊豆町と松崎町などの合併協が新町名を「西伊豆」と決めた後、松崎町が合併の是非を問う住民投票の実施を持ち出し、解散した経緯もある。

 今回の1市3町の枠組み内にも対立の火種は残る。老朽化して移転新築が課題の共立湊病院をめぐり、下田市と河津町が県に合併と絡めた支援策を期待する一方で、現在地の南伊豆町の議会は移転反対を決議した。

 今後、最終的に合併を議決する際に、松崎町議会が再び否決する可能性もある。協議の行方を見守る住民の責任は大きい。(竹田和敏)

4223とはずがたり:2009/03/18(水) 12:42:21
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

松崎町長が辞意表明 合併問い町長選再出馬
03/17 15:11
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090317000000000058.htm

 松崎町の深沢進町長は17日、賀茂地区1市3町の合併への民意を問う町長選を実施するため辞意を町議会に表明した。同町議会が3月定例会で2009年度一般会計予算案から賀茂地区1市3町の合併協運営関連経費計153万円を削除したことを受け、「6月に予定されている廃置分合議決を可とするため、町長職を辞して、合併を公約に掲げ再び立候補する決意を固めた」と述べた。
 深沢町長は会見で、辞職の時期について、廃置分合議決までに町長選を実施する方向で調整する考えを示した。具体的な期日については「現時点では未定」とした。
 削除された経費については、地方自治法により義務的経費として予算化する方針。本定例会で再議に付す必要があり、再び修正議決などを受けた場合は首長に原案執行権がある。
 議会審議では篠原健一議員と渡辺武議員が連名で「これまでの協議内容に合併の必要性や町の将来展望が見受けられない」として修正動議を提出。賛成6、反対3で修正案を可決し、続いて修正部分を除く原案を賛成多数で可決した。
 合併協は新年度予算に事務局費や広告啓発費など725万円を計上することを確認し、各市町に分配して予算計上を求めていた。

4224とはずがたり:2009/03/18(水) 12:44:28
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

動き出す賀茂合併 1市3町協議会設置
(上) 町民“孤立”を懸念 「今できること」選択
2008/06/03
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/kikaku/15/20080602.htm

 松崎町の住民投票により、合併協議への道が開かれた賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)。合併協議会は5日設置され、新法期限(平成22年3月)内の合併を目指して新市のビジョンを描くことになる。“孤立”を懸念する同町民の危機感が、賀茂地域の合併を前進させた。1市3町の抱える合併に向けた課題を踏まえ、ようやく始まる協議の展望を考える。

 「とにかく合併協議をしないと、この町に将来はない」。合併協設置の是非を問う住民投票が実施された1日、開票所の傍聴席に詰め掛けた賛成派町民は口をそろえた。同町の遠藤哲さん(60)もその1人。「松崎が単独でやっていけなくなるのは間違いない。これで協議すらできなければ、町は完全に孤立する」。そう話し、心配そうに開票作業に目をやった。
 同町の人口は約8300人。人口減少は10年で1000人ほどと、著しい。昨年まで町内に4校あった小学校も、再来年には1校になる。財政難や観光不況など町を取り巻く環境は厳しさを増し、「合併は避けられない」というのが町議会でもほぼ共通の認識となっていた。
 ところが2月27日、町議会は合併協の設置議案を一票差で否決、その後も2度の臨時会で合併協議を拒み続けた。反対した大半の議員が、西伊豆町を含めた合併を望んだ。両町の役場間は近く、車で約10分。教育、観光などさまざまな面でつながりが強い。
 松崎町の60代の男性も「西伊豆との合併が本当は1番」と話すが、住民投票は賛成票を投じた。両町の合併協議は4年前に破たんし、さらに西伊豆町は昨年「当面の単独」を表明している。「松崎は今できることをやらないと…」。男性は下田側との合併協設置に賛成した複雑な思いを口にした。
 住民投票の結果は賛成多数。歓喜に包まれる賛成派事務所を訪れた同町の女性(69)は、1市3町を「確かに財政は良くない地域かもしれない」と見るが、「それでも努力し、協力して少しずつ良くしてほしい」と付け加える。「1市3町は、現段階では将来への最善のステップ」と、賛成票を投じた多くの住民が期待を寄せている。

動き出す賀茂合併 1市3町協議会設置
(下)異なる地域の事情 「納得し合う協議」鍵
2008/06/04
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/kikaku/15/20080616164952.htm

 「正直、ほっとしている」―。松崎町の住民投票で賛成多数となり、賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会の設置が決まった翌日の2日。会見に臨んだ石井直樹下田市長は、安どの表情を浮かべた。だが、笑みはその一瞬だけ。「4つの市町が尊重し合い、互いに相乗効果を生む協議を進めていく」。曲折をたどった今までの経緯を思い浮かべ、協議会の会長としてようやく始まる合併協議へ気を引き締めた。
 1市3町の面積は約400平方キロメートル。広大な半面、道路整備は進んでおらず、住民投票でも伊豆半島の西、東海岸の“距離感”が合併反対の1つの根拠となった。「新市の一体感を生む道が必要」という首長は多く、合併協議で道路整備が重要な議題に上るとみられる。観光地としての地域性も考え、「朝日と夕日を望む東西の海岸を結べば誘客効果も大きいのでは」(深沢進松崎町長)との声もある。
 地域医療の在り方も論点になりそう。南伊豆町の共立湊病院を下田市などへ移転する構想が浮上するなか、議会が移転に難色を示す同町の鈴木史鶴哉町長は「合併協議でも病院の問題を議題にすべき」と主張するのに対し、「病院問題と合併協議は直接関係ない」とする桜井泰次河津町長。意識に若干の温度差もみられる。
 ほかにも各地域が抱える事情の違いは多い。しかし、「合併協議はお互いに痛み分けし、納得し合うのが大切」と県賀茂地域支援局の松永憲明局長は話す。下田市の女性(56)も「伊豆の南部が活気を取り戻すような合併を目指して、しっかりと話し合ってもらいたい」と、動きだす賀茂合併に注目している。
 (この連載は下田支局・松岡雷太、松崎支局・金野真仁が担当しました)

4225とはずがたり:2009/03/18(水) 12:51:25
<東海・首都圏>静岡県南伊豆地域賀茂1市3町合併 時系列その1

市町村合併:伊豆半島南部の6市町首長招集−−県賀茂地域支援局 /静岡
2006年11月25日
>>3014
県側が合併がらみで注目される南伊豆町の共立湊病院の移転・新築や合併支援道路については「今回の支援策は県下一律。湊病院と道路は合併話が進展していく過程で別途に考える」と伝えた。

市町村合併:伊豆南部1市3町の4首長合意、法定協設置へ 新法期限内目指す /静岡
2007/12/28
【2007年末迄の経緯】
>>3540

市町村合併:松崎町議会、法定協設置を否決 県は「想定外」と衝撃 /静岡
松崎町長「進退含め相談」合併案否決下田市長は再提案要望
2008年2月28日
>>3619-3620

合併推進署名提出に「町民の関心高い」 松崎町長
2008/04/05
>>3706

松崎町、住民投票実施へ/南伊豆1市3町
2008年05月03日
>>4221
 南伊豆地域1市3町の合併問題で、松崎町議会は2日、住民が直接請求した法定合併協議会設置議案を賛成4、反対5で否決した。

松崎“チラシ合戦” 賀茂1市3町枠組み賛否
2008/05/18
>>3879

松崎で住民投票告示 1市3町合併協の賛否問う
05/22 15:15
>>3788

合併協設置、賛成が多数/松崎町
2008年06月02日
>>4222
 法定協設置の是非を問う松崎町の住民投票が1日あった。即日開票の結果、賛成が2943票で、反対の2322票を上回り、合併特例法の規定により、合併協の設置が決まった。
 投票率は77・77%で、昨夏の参院選(70・61%)を上回り、関心の高さを示した。当日有権者数は6855人。
 松崎町議会は、合併協の設置案を3度にわたって1票差で否決してきた。採決に加わらなかった斉藤貞一郎議長は賛成派。しかも、反対派の1人は「合併協議は必要」と認めながら、議決では一貫して反対するという微妙な状況だった。
 今回の1市3町の枠組み内にも対立の火種は残る。老朽化して移転新築が課題の共立湊病院をめぐり、下田市と河津町が県に合併と絡めた支援策を期待する一方で、現在地の南伊豆町の議会は移転反対を決議した。

4226とはずがたり:2009/03/18(水) 12:51:50
<東海・首都圏>静岡県南伊豆地域賀茂1市3町合併 時系列その2

動き出す賀茂合併 1市3町協議会設置
(上) 町民“孤立”を懸念 「今できること」選択
(下)異なる地域の事情 「納得し合う協議」鍵
2008/06/04
>>4224-4225
 地域医療の在り方も論点になりそう。南伊豆町の共立湊病院を下田市などへ移転する構想が浮上するなか、議会が移転に難色を示す同町の鈴木史鶴哉町長は「合併協議でも病院の問題を議題にすべき」と主張するのに対し、「病院問題と合併協議は直接関係ない」とする桜井泰次河津町長。意識に若干の温度差もみられる。

南伊豆地区の合併問題:1市3町合併協準備会、あす法定協設置の調印式
毎日新聞 2008年6月4日 地方版
>>3813
 合併協議会設置準備会が3日開かれ、5日に法定協設置の調印式を行うことなどを決めた。
 合併協の事務局は下田市の県総合庁舎内に置き、4市町と県から計10人の専従職員を派遣する。10日から活動を始める。合併協の初会合は6月下旬に開催する予定。

南伊豆地区の合併問題:法定合併協、4市町の新市名称公募へ
7月31日12時1分配信 毎日新聞
>>3859

賀茂地区1市3町、協議継続を確認 電算システム統合は日程変更
2008/12/25
>>4083

新市名は「下田市」、賀茂1市3町 総合支所方式 本庁、現市役所に
2008/12/25
>>4020>>4003

来年度の予算案、賛成多数で確認 賀茂1市3町合併協
2009/01/22
>>4083

在任特例に批判集中 賀茂1市3町 議会で再検討へ
2009/02/14
>>4219

新市議の在任7カ月半 旧市町に地域自治区 賀茂地区合併協
2009/03/05
>>4219

松崎町長が辞意表明 合併問い町長選再出馬
03/17 15:11
>>4223

4227とはずがたり:2009/03/18(水) 12:54:10
<東海・首都圏>静岡県駿東地域

政令指定都市が支持低いけど沼津・三島など3市3町合併、知事が事実上断念>>3546(07.12.26)だしねぇ(けど御殿場はその時のには這入ってなかったのか)。

合併肯定が過半数 御殿場市民アンケート
2009/02/16
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090216000000000037.htm

 御殿場市はこのほど、市議会全員協議会で、昨年10月に実施した市町合併に関する住民アンケートの結果を公表した。合併を「進めるべき」と回答した人が6割近くに達した一方、合併の枠組みについては小山町、裾野市との2市1町を望む人が圧倒的多数を占め、大規模合併による政令市移行への志向が低いことが示された。
 アンケートは昨年10月に20歳以上の市民2000人を対象に実施し、863人から回答があった。合併、広域連携の是非や枠組み、適正な人口規模など10項目を問い、小山、裾野でも同時期に同じ設問で実施して両市町は結果を集計中。
 合併を「進めるべき」と回答したのは57%で、「広域連携のみ進める」「現状維持」を合わせた慎重派の27%を大きく上回った。合併を望む理由に、住民サービス向上を挙げる人が65%、行政効率化を挙げる人が60%と目立った。
 「進めるべき」と回答した人の中で、合併の相手を選択する質問では、小山町が93%、裾野市が78%、長泉町が32%で、三島市は10%、沼津市は9%にとどまった。適正な人口規模は20万人が最多の42%、30万人が15%で、政令市移行が視野に入る70万人以上との回答は3%。沼津市などを中心とする大規模合併への意識が極めて低いことがうかがえる結果となった。

4228とはずがたり:2009/03/18(水) 12:59:06
<東海>静岡県

■巧く行った
静岡市+庵原郡由比町
富士市+庵原郡富士川町
焼津市+志太郡大井川町
藤枝市+志太郡岡部町

■巧く行きそう
富士宮市+富士郡芝川町

■行きそうにない
下田市+賀茂郡河津町+賀茂郡南伊豆町+賀茂郡松崎町

松崎の町議会が兎も角難関。町議会のリコール等で圧力掛けられる(成功例♪>>3946>>4028>>4067)迄民意が盛り上がるかどうかが鍵か。

■巧く行かなかった
沼津市+三島市+御殿場市+裾野市+田方市(伊豆の国市)+田方郡函南町+駿東郡清水町+駿東郡長泉町+駿東郡小山町
藤枝市+焼津市+志太郡大井川町+志太郡岡部町
富士市+富士宮市+庵原郡富士川町+富士郡芝川町

中心市に周辺町が編入合併されるケースは巧く行ってるし,新法以降以後の合併件数は静岡県がダントツの印象だ。御殿場市+駿東郡小山町なんてのもひょっこり実現してしまうかも知れぬ。御殿場界隈も御殿場市+裾野市+駿東郡小山町とすると途端に主導権争いその他で巧く行かなくなるやもしれぬ。。裾野市+長泉町なんてのがあったとすると案外すんなり成功したりして。新市名は駿東市とかにして。

4229とはずがたり:2009/03/19(木) 18:48:28
<東北・北海道>宮城県

周辺と中心温度差 合併4市アンケート
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090319t11048.htm

合併後の評価
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/gappei/20090319m101.jpg

 「平成の大合併」で誕生した宮城県石巻、登米、栗原、大崎4市の行政運営を評価している地域住民は栗原が6割、大崎が5割強となる一方、石巻、登米は半数に満たないことが、河北新報社が実施した電話アンケートで分かった。同一市内で見ると、中心部よりも周辺部の住民が行政サービスの低下に不満を感じている。今後の課題には、4割近い住民が「医療や福祉の充実」を挙げた。

◎評価と理由/面積広く一体感なし

 合併後の行政運営に対する評価はグラフの通り。「大いに評価」「ある程度評価」の合計は、栗原が60.8%と最も割合が高く、大崎54.8%、登米46.2%、石巻46.0%と続いた。

 評価する理由は、「都市の知名度が上昇」が全体で最多となり、市別では石巻15.2%、登米27.4%、栗原20.4%、大崎25.5%だった。「首長や議員を削減できた」は登米(21.4%)と栗原(21.2%)で2割を超えた。

 評価しない理由は「周辺部の行政サービス低下」が、登米(53.8%)と栗原(45.1%)で最多。「面積が広く一体感がない」は大崎(41.8%)でトップだった。石巻は「周辺部の行政サービス低下」と「面積が広く一体感がない」がともに27.1%で並んだ。

 現在の市域を、市役所がある中心部(旧石巻市、旧迫町、旧築館町、旧古川市)と、それ以外の周辺部とに分けて集計したところ、周辺部は「周辺部の行政サービス低下」(48.7%)が、評価しない理由のトップだった。

 中心部は「面積が広く一体感がない」(37.3%)が最も多かったほか、「特色あるまちづくりができなくなった」(22.2%)も回答が多く、周辺部(7.1%)との意識の違いが浮き彫りになった。

◎行政サービス/6割超「向上点ない」

 合併後に最も良くなったサービスについては、63.8%の住民が「特に良くなった点はない」と回答。「公共施設の広域利用」が1割を超えたが、「窓口サービス」「市役所などへの交通手段」などはいずれも1割に達しなかった。

 逆に最も悪くなった点は「医療体制」が23.5%と最多で、市別では登米の51.6%が突出した。登米市は合併後、市立5病院のうち三つを無床診療所化する計画を策定。行政と住民との合意形成をめぐる議論が続いており、マイナス評価が増えたとみられる。

 このほか、「公共施設の統廃合」(19.1%)、「除雪や道路清掃などのきめ細かさ」(17.0%)が挙げられた。「特に悪くなった点はない」も21.1%に上った。

 住んでいる地域が市内の他の地域と比べ、合併の良い面と悪い面のどちらを多く受けているかについては、「どちらも同じ」が62.1%、「悪い面が大きい」が31.7%で、「良い面が大きい」は4.0%だった。
2009年03月19日木曜日

4230とはずがたり:2009/03/19(木) 23:47:11
<近畿>滋賀県

・゚・(ノД`)・゚・。嬉しいッス。泣けるッス。此処迄苦労しただけに感激もひとしお。

市町村合併:長浜市議会、関連議案を可決 1市6町、きょう県に申請へ
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090318ddlk25010303000c.html?inb=yt

 長浜市と虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の6町の合併問題で、長浜市議会本会議は17日、合併関連議案をすべて可決した。6町は3月議会で既に可決しており、これで関連市町の議決がそろった。1市6町は18日に嘉田由紀子知事を訪ね、合併申請を行う。今後、県議会の議決を経て県が総務省に合併届をし、当初目標の10年1月1日の合併実現を目指す。

 1市6町の法定合併協議会は3日、合併協定に調印し、地元レベルでの課題は、賛否の拮抗(きっこう)する長浜市議会での議決に絞られていた。関連議案は16日の市議会合併協議特別委で継続審査になったが、本会議で賛成多数で可決し、成立した。

 また、同市朝日町、中川芳藏さん(85)らから直接請求された住民投票条例制定議案が、川島市長の意見付きで提案された。市長意見は「合併問題は総合的に高度な判断を求められる。合併判断の意思決定は議決案件として市議会の機能に属する」として条例は不要とした。

 条例案は、合併協議特別委では賛成多数で可決したが、本会議で否決された。関連議案議決後、市長は「大きな山を越えほっとしている。みなさんの努力、協力のたまもの。新市のまちづくり計画実現に全力をあげる」と語った。【野々口義信】

4231とはずがたり:2009/03/19(木) 23:48:13
<近畿>和歌山県

那智勝浦の議会は反対か。。
>合併協議会負担金を削除した修正案が可決され、町議会の大勢は合併反対。

新宮・那智勝浦・太地の1市2町で仕切り直しすべきか?

市町村合併:那智勝浦町長、進退に言及「新宮市との合併次第で」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090319-00000162-mailo-l30
3月19日14時0分配信 毎日新聞

 那智勝浦町の中村詔二郎町長は18日の町議会で、新宮市との合併協議に絡み、「合併がなくなれば町長を務める考えはない。合併が決まった場合は、その後を見定めるため出馬することもありうる」と述べ、合併の成否によって任期満了(9月25日)に伴う次期町長選での進退を判断する考えを示した。
 一般質問に答えた。中村町長は「合併がなければ次期町長の任期は4年間となるが、長期にわたる町長を務める考えはない」と話した。一方、「合併がスムーズに行われた場合、任期は来春の新市の市長選まで。他に立候補する人があるかどうか分からないが、その場合は合併が円満に終わるのを見定めたい」と語った。
 中村町長の発言について、合併推進派の議員は「合併実現に向けた強い決意」と受け止める。反対派の議員は「合併協議会負担金を削除した修正案が可決され、町議会の大勢は合併反対。合併協議は白紙に戻すべきだ」と指摘した。【神門稔】

3月19日朝刊

4232とはずがたり:2009/03/19(木) 23:49:26
<東北・北海道>山形県

市町村合併:米沢市議会、法定合併協設置案可決 川西町議会はあす採決
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090318ddlk06010138000c.html

 米沢市議会は17日、米沢市と川西町の両市町の住民発議の直接請求による法定合併協議会設置議案を賛成多数で可決した。安部三十郎市長は設置賛成の意見書を付け提出。「市民の意見を広く聞き、是非も含めて論議するのが自然の流れ。川西町と合併協議をしてみるべきだ」としたが、自身の合併賛否については言及を避けた。

 米沢側の請求代表者で米沢青年会議所直前理事長の西方一正さん(35)は「少子高齢化、人口減少社会に突入し、多様化する住民サービス継続、行政効率化、財政安定化のため、地域住民を交えた合併の話し合いを公式にできる場を設けるべきだ」と述べ、「議論の内容や情報すべての公開」も求めた。

 反対の議員からは、合併新法の優遇措置期限がある来年3月末までの短期間の議論や、交付税減など合併後の効果への疑問が出た。川西町は19日に議決する予定。【近藤隆志】

4233とはずがたり:2009/03/19(木) 23:50:15
<東北・北海道>山形県

う〜ん・・・

市町村合併:新庄・戸沢の合併協から、離脱を正式表明−−井上・真室川町長
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090317ddlk06010218000c.html

 新庄、真室川、戸沢の3市町村による法定の「新庄最上地域合併協議会」の第5回会合が新庄市民プラザで16日開かれ、井上薫真室川町長が「町民の意向を受け離脱を決意した」と述べ、合併協議会からの離脱を正式に表明した。

 山尾順紀新庄市長は「本当に残念だが、真室川町の意向を尊重する」と話し、協議会の規約を変更して新庄、戸沢の2市村で協議を続ける方針を示した。

 しかし、渡部秀勝戸沢村長は「村内で住民投票の動きなどもある。来月中旬までには方向性を明確にする」と話し、1対1の合併に対し態度を明確に示さなかった。今後の協議会については、戸沢村の意向をふまえ再開することを確認した。【米川康】

4234とはずがたり:2009/03/19(木) 23:52:47
<首都圏>埼玉県

市町村合併:杉戸町長リコールへ運動 慎重派3団体表明 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090317ddlk11010328000c.html

 春日部市、宮代町との合併を検討している杉戸町で、合併慎重派の住民3団体が16日、記者会見し、野口勝久町長のリコール(解職請求)に向け運動を開始する方針を明らかにした。県地域政策課によると、「平成の大合併」をめぐるリコール運動は県内4例目。

 会見したのは、杉戸町のまちづくりを考える会(木村芳裕代表)▽子どもの未来を考える会(小川清一代表)▽杉戸市をつくろう会(福田孝雄代表)の3団体。木村代表は「春日部との合併は07年の住民投票で反対票が上回り否定されたのに、今度は住民投票をしないまま合併を進めるなど町民の意思を無視している」と理由を述べた。

 町議会(定数18)では賛成派と反対派が拮抗(きっこう)し、住民投票条例案の扱いをめぐり混乱。野口町長は3月議会で、投票方式に代わる「住民意向調査」のための補正予算を提出し、審議が続いている。

 3団体はリコール決起集会を29日午前10時から、同町堤根の「すぎとピア」で開く。リコール請求に必要な法定署名数は、有権者の3分の1以上で、同町の場合は約1万2900人。【栗原一郎】

毎日新聞 2009年3月17日 地方版

4235とはずがたり:2009/03/19(木) 23:54:48
<近畿>和歌山県
>>4231

市町村合併:那智勝浦町、負担金570万円復活の予算案告示 /和歌山
◇新宮市との合併
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090314ddlk30010454000c.html

 那智勝浦町は12日、「新宮市・那智勝浦町合併協議会」の負担金570万円を復活させた09年度一般会計当初予算案を告示した。町議会で負担金削除を求めた修正案が可決されたが、中村詔二郎町長は、地方自治法に基づき予算原案の予算執行権を行使した。

 町によると、地方自治法で負担金は義務費とされ、修正案が可決されても、町長は議会の採決なしで執行できる。中村町長は「引き続き、新宮市との合併協議を続ける」とコメントした。【神門稔】

毎日新聞 2009年3月14日 地方版

4236とはずがたり:2009/03/19(木) 23:56:38
<関東・甲信越>長野県

これは事実上のゼロ回答=拒絶に等しいのか?

市町村合併:波田町は編入合併が基本 松本市が素案 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090313ddlk20010030000c.html

 松本市は12日の市議会総務委協議会で、波田町との合併協議への基本姿勢の素案を示した。市への編入合併を前提とし、行政サービスは原則、市の制度に統一▽要望事業は取りまとめない▽財政、町立波田総合病院問題に関し庁内に検討組織を設置−−などの内容。

 要望事業を取りまとめないことについて、市は「『国・県からの財政支援ありきだ』との視点は持たない」と説明。病院問題については、病院監査経験者らによる検討組織を設置し「経営形態の見直しを視野に、合併後のあり方を検討する」という。

 委員から、合併後の病院問題に関し「自治体が経営するのは疑問だ」「独立採算を視野に検討を」などの声が出た。【光田宗義】

毎日新聞 2009年3月13日 地方版

4237とはずがたり:2009/03/19(木) 23:57:49
<九州・沖縄>長崎県

市町村合併:東彼杵・川棚・波佐見の3町、東彼杵郡合併協議会を設置
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090313ddlk42010555000c.html

 東彼杵、川棚、波佐見3町の「東彼杵郡合併協議会」が12日、設置された。会長には東彼杵町の紙谷修町長が就任。事務局は川棚町役場内に置いた。第1回会議は27日、東彼杵町総合会館で開く。

 3町の合併を巡っては、各町民が昨年7月、各町に合併協設置を請求。議会に付議され、川棚、波佐見両町議会は可決したが、東彼杵町は否決。このため今年1月、同町で合併協設置の是非を問う住民投票が実施され、賛成が反対を上回った。

〔長崎版〕
毎日新聞 2009年3月13日 地方版

4238とはずがたり:2009/03/19(木) 23:58:53

<東北・北海道>岩手県

市町村合併:川井村議の任期在任特例を適用−−宮古との合併協
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090313ddlk03010099000c.html

 10年1月1日に編入方式で合併を目指している宮古市と川井村の法定合併協議会が12日開かれ、議員の任期について村議(10人)は市議の任期である同年4月30日まで、新市の議員として在任することを確認した。

 12年4月30日までが任期となっている村議は本来は合併により今年12月31日で議席を失うが、合併特例新法の在任特例を適用することにした。報酬は村議の現行額を引き継ぐ。合併後の最初の市議選は宮古市の市議定数30で実施する。【鬼山親芳】

毎日新聞 2009年3月13日 地方版

4239とはずがたり:2009/03/20(金) 00:00:06
<東北・北海道>山形県
(´・ω・`)>>4233

市町村合併:鮭川村の合併を進める会、法定協設置請求 482人の署名添え /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090311ddlk06010133000c.html

 「鮭川村の合併を進める会」(荒木大安、熊谷市夫代表)は10日、元木洋介村長に、▽新庄市▽真室川町▽戸沢村−−との4市町村での法定合併協議会設置の本請求をした。真室川町議会が9日、合併協議会離脱を決議しており、4市町村での合併も絶望的だが、荒木代表は「情勢は厳しいが村に合併は必要だ。署名集めでも合併賛成の声が多く、これが村民の思い」と話した。

 合併協設置請求に必要な有権者の50分の1(89人)以上の有効署名482人分を集めた。

 元木村長は「法律に従い、3市町村に伝える」と話した。【米川康】

毎日新聞 2009年3月11日 地方版

4240とはずがたり:2009/03/20(金) 00:00:53
<中国・四国>島根県

市町村合併:合併研究会の設置を 東出雲町長、松江市に要請へ /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20090310ddlk32010688000c.html

 東出雲町の鞁嶋弘明町長は9日の3月定例町議会本会議の所信表明で、松江市と合併した場合の行政課題について協議する研究会の設置を松江市に要請することを明らかにした。

 鞁嶋町長は「合併の検証については、基本構想策定後に着手すると考えていた。本町を取り巻く社会経済情勢は03年の単独町制選択時と比べて大きく変化している」として、「ライフラインや危機管理分野、教育活動分野などで依存度の高い松江市と合併した場合の比較検討を行う場を早期に設置したい」と話した。

 鞁嶋町長は07年8月の町長選で単独町制派だった現職を破り初当選。「松江市と信頼関係を築き、ライフラインを確保する」と松江市との信頼関係構築を強調していた。

 鞁嶋町長の表明を受け、松浦正敬・松江市長は「いつでも門戸を広げて協議を受ける意思は持っている。申し出があれば積極的に受けていきたい」と話した。【岡崎英遠、御園生枝里】

毎日新聞 2009年3月10日 地方版

4241とはずがたり:2009/03/20(金) 16:01:24
<近畿>滋賀県

殆ど意味のない調印式の記事。実際は>>4230の長浜市議会の審議が事実上唯一の関門であった。

コンパス:長浜市など1市6町の合併問題は… /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090307ddlk25070548000c.html

 長浜市など1市6町の合併問題は、曲折を経て合併調印式にこぎつけた。このあと関係市町で合併議決の廃置分合議案の議決を待つが、「湖北は一つ」を合言葉に、来年1月1日を期日とした合併は、ヤマ場を超えて大きく前進したといえるだろう。

 今回の合併問題は、大詰めに来て揺れた。なかでも長浜市議会は賛否がきっ抗してることもあって合併特別委員長、議長の不信任、発言をめぐって市議が懲罰されるなど対立の構図をさらけ出した。淡々と進んでいた合併協議会も終盤、市議会の対応をめぐり6町側から批判の集中砲火を浴びていた。

 協議会の全員一致という原則は一部破られ、紛糾の“火ダネ”が残る恐れがある。これまでの対立を解消し本当に心を一つにできないのであれば、新市という器ができたに過ぎないと言わざるをえない。【野々口義信】
毎日新聞 2009年3月7日 地方版

4242とはずがたり:2009/03/20(金) 16:11:52
<近畿>滋賀県 長浜・湖北合併経緯

市町村合併:1市6町合併、法定協設置議案を可決−−長浜市議会
市町村合併:住民投票条例制定求め署名提出−−長浜市の住民投票すすめる会
09/02/17 毎日
>>4166

合併期日「1月25日」を検討 長浜市と湖北6町の法定協
09/02/28 京都新聞
>>4195

市町村合併:湖北1市6町、法定合併協の基本計画案を承認−−県支援本部
毎日新聞 2009年2月26日 地方版
>>4197

完了なるか合併法定協議 市議会の合併反対派が阻止画策
09/02/28
>>4192

 長浜市議会の合併反対派は、合併協議の完了阻止を狙い、反対派市議を二回目の法定協議会に送ることを画策しており、予断を許さない状況となっている。

 長浜市議会では、数で劣勢の合併反対派市議が、「合併協議特別委員会」の設置を求め、三月定例会初日の二十七日夕に設置される見通しとなった。先の「合併問題特別委」は合併反対派議員の牛歩戦術で、審議が果てしなく停滞したため、合併推進派議員が廃止動議を提出し、可決されたものの、再び反対派が設置を要求していた。
 特別委の委員構成は各会派人数の比例配分で決め、最大会派が少数会派に一部席を譲るのがこれまでの慣例。合併反対派はこの「紳士協定」を逆手に取って、特別委では反対派が数で上回るよう画策。結局、合併反対派八人、推進派七人の構成となった。

2人が移動など 長浜市議会会派

 合併反対、賛成議員が同居していた長浜市議会の会派「市民の声」(四人)の一人、吉田豊議員が二十七日、同会派を離脱し、別会派「プロジェクト21」に移籍した。また、会派無所属だった田中伝造議員が事実上の合併反対派会派「長愛クラブ」に加わった。
 数で劣勢の合併反対派議員が、主導権を奪おうと会派人数の比例配分で構成される合併協議特別委の設置を画策したことから、合併協議推進姿勢の吉田議員が、反対派議員と袂を別ち、推進派議員の会派に移籍したもの。合併反対派の田中議員の会派参加はこれに抗した動き。
 移動に伴い、合併賛成派の「長政会」、「プロジェクト21」、事実上反対派の「長愛クラブ」がともに六人となった。

湖北合併を2日再協議 法定協、期日など議論足踏み
3月1日11時10分配信 中日新聞
>>4206

来年1月1日 合併 湖北1市6町 3日調印
3月2日23時29分配信 京都新聞
>>4203

合併期日を「2010年1月1日」とする協定書案などを承認、3日に協定書の調印式を行うと決めた。
 協議会で、長浜市議会が合併特別委員会の結果を報告し、前回協議で提案された合併期日「1月25日」案を拒否。6町議会は当初案の1月1日合併を主張し、協議は一時、平行線をたどった。
 7市町の首長や議長らが検討し、当初案の1月1日を再提案。川島市長は、市議会の過半数の議員が合併推進を決議したことなどを理由に会長判断で承認することを報告した。

コンパス:長浜市など1市6町の合併問題は…
毎日新聞 2009年3月7日 地方版
>>4241

 長浜市など1市6町の合併問題は、曲折を経て合併調印式にこぎつけた。

市町村合併:長浜市議会、関連議案を可決 1市6町、きょう県に申請へ
毎日新聞 2009年3月18日 地方版
>>4230

 地元レベルでの課題は、賛否の拮抗する長浜市議会での議決に絞られていた。関連議案は16日の市議会合併協議特別委で継続審査になったが、本会議で賛成多数で可決し、成立した。
 また、直接請求された住民投票条例制定議案が、川島市長の意見付きで提案された。市長意見は条例は不要とした。
 条例案は、合併協議特別委では賛成多数で可決したが、本会議で否決された。

4243とはずがたり:2009/03/20(金) 21:29:06
<北関東>栃木県
>>4213-4214

市町村合併:佐野市との合併協問題 岩舟町長、休止方針見直さず
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090318ddlk09010042000c.html
◇町議会は再考促す

 岩舟町の針谷育造町長が町議会の反対を押し切る形で佐野市との法定合併協議会(法定協)の休止を同市に申し入れた問題が、17日開かれた同町議会の一般質問で取り上げられた。町長の行動を批判し、再考を促す厳しい質問が相次いだが、針谷町長は、休止の方針を見直す考えはないと強調した。

 4議員による質問に対し、針谷町長は休止を申し入れた理由について、(1)郡を超えての合併はもともと困難であること(2)合併方式を巡って、岩舟町と佐野市で意見が割れている法定協で、合併を実現するには時間が必要−−などと説明した。【中村藍】

毎日新聞 2009年3月18日 地方版

4244とはずがたり:2009/03/21(土) 03:37:55
<東北・北海道>宮城県

選挙:柴田町議選 あす告示 合併論議影響も /宮城
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090316ddlk04010107000c.html

 任期満了に伴う柴田町議選が17日告示される。定数は現行の22から4減の18。現職15人、新人6人、元職1人の計22人が立候補の動きをみせている。

 同町は大河原、村田両町との3町合併協議を進行中で、3町長のうち滝口茂・柴田町長は慎重姿勢を示してきた。22人は、合併反対派と賛成派が半数ずつとみられ、投票結果は合併論議にも影響を及ぼしそうだ。

 投票は22日午前7時〜午後7時、町内17カ所で。同8時から町民体育館で即日開票される。2日現在の選挙人名簿登録者数は3万1681人。【豊田英夫】
【関連記事】

毎日新聞 2009年3月16日 地方版

4245とはずがたり:2009/03/21(土) 03:41:07
<東北・北海道>宮城県
>>4244

選挙:柴田町議選 22人が立候補 /宮城
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/356

4246とはずがたり:2009/03/21(土) 16:53:41
<首都圏>千葉県

ちょっと暗雲?
個人的には印旛市になるなら編入でかまわんぞ。

市町村合併:「編入」「新設」で主張分かれる−−印西合併協 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090314ddlk12010173000c.html

 印西市、印旛村、本埜村の合併を目指す法定協議会の第2回会合が13日開かれ、合併方式や名称を協議したが結論は出なかった。

 小川利彦・本埜村長らが「合併は相互信頼で成り立つもので対等であるべきだ」と新設合併を主張。本埜村議や印西市議らは「特例法の期限を考えると印西市への編入合併が自然」と主張した。名称も「印西市」「印旛市」などで意見が分かれた。次回は30日。【武田良敬】

毎日新聞 2009年3月14日 地方版

4247とはずがたり:2009/03/21(土) 16:58:02

<九州・沖縄>宮崎県

市町村合併:宮崎市議会が合併議案可決
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090314ddlk45010459000c.html

 宮崎市議会は13日、清武町を来年3月23日に同市に編入する合併関連議案を全会一致で可決した。清武町議会も10日に同様の合併議案を可決しており、両市町の合併が確定した。新宮崎市の人口は39万8518人=3月1日現在。

 両市町は25日に東国原英夫知事に合併を申請。県議会の議決を経て総務相に届け出し、来年3月23日までに同相が告示する。

毎日新聞 2009年3月14日 地方版

市町村合併:宮崎市との合併議案、清武町議会が可決
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090311ddlk45010586000c.html

 清武町議会は10日、来年3月23日に宮崎市に編入する合併関連議案を賛成多数で可決した。同町では2月に合併の賛否を問う住民投票を実施し、賛成が過半数を占めた。鐙(あぶみ)和俊町長は「賛成派の住民だけでまちづくりはできない。宮崎市域の中で独自の町を目指す」と意欲を述べた。

 町は3月定例会に、合併後5年間は旧町に合併特例区を設置することなど5議案を提案。議員から「町職員が住民を賛成に誘導した」などの反対や「住民投票で示された民意を尊重すべきだ」などの賛成意見が出た。議長を除く11人の採決の結果、5議案とも賛成8人、反対3人で可決された。

 市議会は12日に合併関連議案を提案し、可決される見通し。【中尾祐児】

毎日新聞 2009年3月11日 地方版

4249とはずがたり:2009/03/21(土) 16:59:41
<北関東>栃木県

市町村合併:二宮で閉町式 55年の歴史に幕 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090316ddlk09010049000c.html

 真岡市と合併が決まった二宮町の町民会館で15日、閉町式があり、55年の歴史に幕が下ろされた。

 式典には関係者約300人が出席。藤田忠義町長は「生産高日本一のイチゴをはぐくむ豊かな自然や史跡に恵まれ、情熱を注いでまちづくりをしてきた」とこれまでを振り返った。「二宮町がなくなることに寂しさもあるが、新真岡市への新たな飛躍の第一歩だ」とあいさつした。

 福田武隼・真岡市長は「隣の自治体で共通点も多く、一心同体の間柄。安らぎと潤いのある交流都市にしたい」と語った。

 尊徳太鼓の演奏後、町旗が下ろされると、全員で万歳三唱して式典を締めくくった。

 二宮町は23日、真岡市と合併し、新真岡市が誕生する。【松谷譲二】

毎日新聞 2009年3月16日 地方版

4250とはずがたり:2009/03/21(土) 17:00:03
<東北・北海道>山形県

市町村合併:米沢市・川西町の両首長、法定協設置議案提案 意見書賛否分かれ /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090314ddlk06010138000c.html

 米沢市と川西町の法定合併協議会設置を求める両住民発議の直接請求で、両首長は13日、合併協設置の議案を開会中の各3月議会に提案した。しかし両首長が議案に付けた意見書は賛否がはっきり分かれた。

 安部三十郎米沢市長は「法定数を上回る(署名は)市民の意思に基づくもので賛成を明確に表明する」とした。

 一方、原田俊二川西町長は「これまで築いた協働のまちづくりや歴史・文化の継承などに危惧(きぐ)がある。期限が1年余りに迫り任意合併協などでの事前準備も無いまま法定協の協議が成立するか疑問視せざるを得ない」とし「米沢市と合併協を設置し協議を進める状況にない」と反対の意思を示した。

 米沢市は審議と採決が17日に行われ、設置が決まる見通しだが、19日予定の川西町は議員の賛成が過半数に至っておらず、微妙な情勢という。

 同様に法定合併協設置を審議した02年6月には川西町議会が反対し頓挫している。【近藤隆志】

毎日新聞 2009年3月14日 地方版

4251とはずがたり:2009/03/21(土) 17:05:35
<東北・北海道>山形県
>>4250-4251

市町村合併:米沢市との合併協設置案、賛成少数で否決−−川西町議会
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090320ddlk06010148000c.html

 川西町議会は19日、同町と米沢市の両市町の住民発議による法定合併協議会設置議案を賛成6・反対8の賛成少数で否決した。02年3〜6月にも、両市町住民が法定合併協設置の直接請求をしたが、当時も川西町議会が設置案を否決。2回連続での頓挫となった。

 本会議では「多様化する住民ニーズに応えるため、合併してしっかりした財政基盤となる必要がある」などの賛成討論と、「合併新法期限まで1年では余りに拙速。住民意見を時間をかけ十分吸い上げる必要がある」など反対討論があった。

 川西側の菅野一則請求代表人は「結果は残念だ。住民と一緒に(合併の)話し合いもできないのか」と不満をあらわにした。

 合併新法は、議会が否決すると、首長が合併協設置を前提とした住民投票の請求を13日以内にできるが、原田俊二町長は毎日新聞の取材に「議案意見書に、設置し協議を進める状況にないと述べた通り。請求はしない」と明言した。

 町長が住民投票を請求しない場合、有権者の6分の1以上の署名を集めて設置への住民投票請求ができるが、菅野請求代表人は「仲間と相談したい」と述べるにとどまった。一方、米沢市側の西方一正請求代表人は「川西側の動きを見守りたい」と話した。【近藤隆志】

毎日新聞 2009年3月20日 地方版

4252とはずがたり:2009/03/21(土) 17:06:48
<東北・北海道>岩手県

市町村合併:釜石市長、合併協設置案を断念 「大槌町政混乱の恐れ」
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090319ddlk03010101000c.html

 釜石市の野田武則市長は18日会見し、大槌町の住民有志による同市との法定合併協議会設置の直接請求を受けた加藤宏暉町長から意見を求められていた問題で、市議会への設置議案提出を断念する考えを表明した。これにより直接請求の手続きは打ち切られ、合併特例新法期限内(10年3月末)の合併は事実上なくなった。

 野田市長は断念した理由について「提案を選択すると、(町議会否決を経て)町の住民投票にまで発展し、町政を混乱させる恐れがある」と説明。合併協が仮に設置されても新法期限内の合併実現は時間的に厳しいとの見解を示した。

 そのうえで、「加藤町長とは市と町が広域連携を深めるための協議の場を設置することで合意した」と述べ、直接請求に署名した住民に最大限配慮したことを強調した。19日、加藤町長に回答する。

 住民発議で合併協設置を求めた「住民請求の会」代表人の一人の千葉新市さん(68)は「残念だ。(市長は提案しても)町議会で可決の見通しがないと判断したのだろう」と肩を落とした。【鬼山親芳】
毎日新聞 2009年3月19日 地方版

4253とはずがたり:2009/03/24(火) 11:39:22
<東北・北海道>宮城県

男女共同参画が進んでますねぇ>女性は現新7人が参戦する。
結構多いのでわ?

3町合併最大の争点 柴田町議選あす告示
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090316t11021.htm

 任期満了に伴う宮城県柴田町議選は17日、告示される。今回から4減の定数18に対し、現職15人、元議員1人、新人6人の計22人が立候補を予定している。前回2005年の町議選は、無投票で22人が当選しており、8年ぶりの選挙戦。再燃した大河原、村田との3町合併問題が最大の争点で、激戦となりそうだ。

 3町合併問題で、改選前の町議会は推進派が多数を占める一方、滝口町長は反対姿勢を鮮明にし、ねじれの構図となっている。是非を問う住民投票が7月に控えているが、合併するには町議会の議決が必要なため、町議選が合併実現の剣が峰となる可能性がある。

 立候補予定者のうち、3町合併の推進派は11人、慎重派または反対派が11人と拮抗(きっこう)しているとみられる。推進派には他町の推進派勢力らも加勢し、慎重派には少数与党からの脱却を目指す滝口町長が支援に奔走する。

 立候補予定者の党派別は公明、共産各1人で、ほかは無所属。女性は現新7人が参戦する。
 投票日は22日で、即日開票される。1日現在の有権者数は3万1681人。
2009年03月16日月曜日

4254とはずがたり:2009/03/24(火) 11:51:59
<近畿>和歌山県
>>4231 >>4235 >>4022

那智勝浦町長、合併協議進まなければ不出馬 和歌山
2009.3.19 02:56
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/090319/wky0903190256009-n1.htm

 那智勝浦町の中村詔二郎町長は18日、町議会の一般質問で、新宮市との合併協議が進まなければ任期満了(9月25日)に伴う町長選に立候補しない意向を明らかにした。

 中村町長は出馬の意思を問われ、「合併がうまくいかなかった場合、次期町長の任期は4年になる。そういう任期での町長選には出ない」と答弁。協議が順調に進んだ場合は「(合併後に選挙があるため)次期町長の任期は6カ月程度になる。合併の行方を見届けたいが、後援会などと相談して決めたい」として、状況を見守りながら判断する考えを示した。

4255とはずがたり:2009/03/28(土) 02:17:55
<九州・沖縄>長崎県

3月26日のながさきニュース
長崎新聞
2010年3月合併に調印 佐世保市と江迎、鹿町町
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090326/07.shtml

 佐世保市と北松江迎、鹿町両町は二十五日、来年三月に二町を市に編入する合併協定書に調印した。今後、各市町議会で関連議案を可決すれば事実上決定。県への申請、県議会の議決などを経て国が合併を告示する。

 江迎、鹿町両町が二〇〇七年十一月、それぞれ佐世保市に合併協議を申し入れ、〇八年七月に三市町で法定合併協議会を設置。合併協は今年二月まで八回の協議で三十四協定項目を了承した。

 佐世保市内のホテルであった調印式には合併協委員ら約百五十人が出席。朝長市長、亀山江迎町長、宮田鹿町町長に加え、特別立会人の金子知事がそれぞれ協定書に署名押印した後、四人で握手を交わした。

 あいさつで朝長市長は「合併で住民サービスが低下することもある。なぜ合併が必要か住民に伝えることが大切」と述べた。亀山町長は「責務を果たすことができ感無量」、宮田町長は「安心して古里を次代に継承できる」とした。

 佐世保市によると、二月現在の推計で三市町の人口は計約二十六万三千七百人。面積は計四二六・三平方キロで、合併すれば県内市町では対馬市に次いで二番目に広い自治体になる。

 佐世保市との合併をめぐっては北松佐々町で四月、法定合併協議会設置案の可否を問う住民投票が予定されている。

4256とはずがたり:2009/03/29(日) 17:50:06
<東海・甲信越>山梨県

市町村合併:新町名は「富士川町」−−増穂・鰍沢合併協 /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090326ddlk19010036000c.html
 ◇「決定方法不透明」指摘も

 増穂、鰍沢両町の合併協議会が25日、増穂町内で開かれ、合併後の新町名は「富士川町」に決まった。しかし、合併協の委員からは「決定方法に透明性がなかった」との指摘があり、「(合併をめぐる論争の)新たな火種になるのでは」と心配する声も合併協関係者から上がっている。

 この日は合併協の新町名候補選定小委員会で選定された「川の都」「峡南」「甲南」「富士川」「富水」の5案を協議することになっていたが、冒頭、小委員長は「富士川にしたい」と発言。委員からは「小委が富士川に決めた理由を聞きたい」「静岡の旧富士川町の二番せんじではないか」との異論も出たが、その直後に事務局が一般公募で富士川が356通と圧倒的に多かったことを発表。結局は全会一致で決まった。小委員長は富士川を推した理由を説明しないままだった。

 富士川は両町を流れ、古来から人や物の往来を担ってきた。ただ、南に約50キロ離れた静岡県内には昨年10月まで「富士川町」があった(合併で11月1日から富士市)。

 合併について現在も賛否両論がある増穂町では、志村学町長が「(合併への)大きな関門を抜けた」と述べる一方、合併反対派住民団体の斉藤欽也会長(町議)は「つい先日まで近くで使われていた町名にするのはいかがなものか」と批判している。【小林悠太】

毎日新聞 2009年3月26日 地方版

4257とはずがたり:2009/03/29(日) 17:52:14
<東海・首都圏>静岡県

南伊豆町議会:合併協運営費の分担金など削除へ /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090326ddlk22010238000c.html

 南伊豆町議会の予算決算常任委員会は25日、南伊豆地域4市町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)による法定合併協議会運営費などの分担金約155万円を削除した新年度一般会計予算案を賛成多数で可決した。

 鈴木史鶴哉町長は31日の本会議で、合併関連費を盛り込んだ予算案を提案する。否決されても地方自治法に基づいて予算を執行し、引き続き合併協に参加する方針。【中村隆】

毎日新聞 2009年3月26日 地方版

4258とはずがたり:2009/03/29(日) 17:54:45
<近畿>和歌山県

新宮市議会:合併反対議員の予算修正案否決−−閉会 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090324ddlk30010547000c.html

 新宮市議会の3月議会は23日、138億3200万円の09年度一般会計予算案など23議案を可決し閉会した。

 また、那智勝浦町との合併に反対する2議員が、合併協議会関連予算を予算案から削除するよう求める修正案を提出し、賛成4、反対14で否決した。修正案の提出理由で「那智勝浦町議会で、合併協議会負担金を削除した修正案を可決したのは合併反対の意思表明。合併の可能性がなくなった以上、予算を執行することは、予算の浪費、税金の無駄遣い」とした。【神門稔】

毎日新聞 2009年3月24日 地方版

4259とはずがたり:2009/03/29(日) 17:55:50
<近畿>滋賀県

行政ファイル:近江八幡市議会
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090324ddlk25010566000c.html

 【近江八幡市議会】23日、議会運営委員会を開き、臨時市議会を26日開催することを決めた。会期は1日。当局から金田小学校の整備工事請負契約(総額31億円)の締結案件と安土町との合併協議会設置案件、市副市長の選任につき同意を求める案件の計3議案が提案される。

毎日新聞 2009年3月24日 地方版

4260とはずがたり:2009/03/29(日) 18:14:30
<東北・北海道>山形県
>>4185 >>4199 >>4232 >>4250-4251

市町村合併:米沢市議会、法定合併協設置案可決 川西町議会はあす採決 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090318ddlk06010138000c.html

 米沢市議会は17日、米沢市と川西町の両市町の住民発議の直接請求による法定合併協議会設置議案を賛成多数で可決した。安部三十郎市長は設置賛成の意見書を付け提出。「市民の意見を広く聞き、是非も含めて論議するのが自然の流れ。川西町と合併協議をしてみるべきだ」としたが、自身の合併賛否については言及を避けた。

 米沢側の請求代表者で米沢青年会議所直前理事長の西方一正さん(35)は「少子高齢化、人口減少社会に突入し、多様化する住民サービス継続、行政効率化、財政安定化のため、地域住民を交えた合併の話し合いを公式にできる場を設けるべきだ」と述べ、「議論の内容や情報すべての公開」も求めた。

 反対の議員からは、合併新法の優遇措置期限がある来年3月末までの短期間の議論や、交付税減など合併後の効果への疑問が出た。川西町は19日に議決する予定。【近藤隆志】

毎日新聞 2009年3月18日 地方版

4261とはずがたり:2009/03/29(日) 18:15:24
<近畿>滋賀県

市町村合併:湖北町長解職請求運動へ交付申請 アンケ無視し合併推進と町民ら
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090324ddlk25010556000c.html

 湖北地域の1市6町の合併問題で、実施したアンケートでの住民意思を無視し合併を推進したなどとして、湖北町速水、寝具製造販売、鬼頭敏行さん(71)ら同町民19人が、南部厚志町長のリコール(解職請求)運動を行うことになり、23日、請求に必要な解職請求代表者証明書の交付申請を町選管にした。交付を受けて1カ月間、解職の是非を問う住民投票に必要な、町有権者7294人(3月16日現在)の3分の1の2432人以上の署名を集める。

 南部町長は「合併のスケジュールに影響はない。運動は残念だがアンケートだけが住民意思の把握手段ではない」と話している。

 ◇長浜では監査請求

 一方、長浜市では、合併について住民投票条例制定を直接請求した同市朝日町、中川芳藏さんらが、情報システム統合のスケジュールが合併に間に合わず、安全な稼働が確保できない、などとして、同日、市監査委員にシステム統合費11億1500万円の支出の差し止めを求め住民監査請求を行った。湖北町、木之本町、高月町でも同様の趣旨の住民監査請求が行われた。【野々口義信】

毎日新聞 2009年3月24日 地方版

4262とはずがたり:2009/03/29(日) 19:33:36
<東海・首都圏>静岡県

こんなに議会の反対が有る中で合併が実現する筈がないな。。
>協議会では、出直し町長選に踏み切った深沢進松崎町長と、新年度の合併協経費を町議会の委員会が削除した南伊豆町の鈴木史鶴哉町長があらためて経緯を説明した。町議会が合併協離脱を求める決議を可決した松崎町の遠藤美和子議長と鈴木源一郎議員は合併協を欠席した。

賀茂地区1市3町合併協、26協定項目を確認
2009/03/28
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090328000000000031.htm

 賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎)の第11回合併協議会が27日、下田市の県下田総合庁舎で開かれ、合併協の全26協定項目の確認を終えた。併せて、県の合併支援事業による道路整備案が示された。
 4市町の全一般職員を新市に引き継ぐ職員の取り扱いなどを確認した。県の支援事業は河津―松崎間、松崎―南伊豆間、南伊豆―下田間を結ぶ県道3路線の整備を2014年度までに行い、総事業予算12億円の1割を新市が負担する。
 協議会では、出直し町長選に踏み切った深沢進松崎町長と、新年度の合併協経費を町議会の委員会が削除した南伊豆町の鈴木史鶴哉町長があらためて経緯を説明した。町議会が合併協離脱を求める決議を可決した松崎町の遠藤美和子議長と鈴木源一郎議員は合併協を欠席した。

4263とはずがたり:2009/03/30(月) 13:48:42
<東海>静岡県

富士宮市・芝川町合併協の設置届け出 静岡
2009.3.27 02:56
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/090327/szk0903270256002-n1.htm

 合併を目指している富士宮市の小室直義市長と芝川町の野村寛町長が26日、県庁に石川嘉延知事を訪ね、合併協議会の設置を届け出た。

 届け出は、両市町議会で今月、合併協設置案が可決されたことを受けて行われた。両市町議会とも、これまでに同案を否決した経緯がある。

 小室市長は「これが第一歩。新たな緊張感がある」と述べ、野村町長は「いろいろあったので、よくここまで来たと思う」と感慨深げだった。第1回合併協は4月6日に開かれる。

4264とはずがたり:2009/04/02(木) 22:47:36
<北関東>栃木県
>>4243

市町村合併:佐野・岩舟法定協、合併協議休止を決定 継続、再開望む声も
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090320ddlk09010077000c.html

 佐野市と岩舟町の法定合併協議会が19日、同町内で開かれた。針谷育造町長の協議休止の申し入れを審議し、意見を述べた委員は全員「継続すべきだ」と主張したが、最終的に「実質的に協議は進められない」として受け入れ、協議休止が決まった。だが、多くの委員は協議の早期再開を訴えた。

 協議会の冒頭、会長の岡部正英・佐野市長は「非常に残念だが、10年の合併新法の期限内の合併は困難になる」などとあいさつ。針谷町長は「心配とご迷惑をかけおわび申し上げます」と陳謝し、「郡を超えた合併には課題が多く、解決できない」などと説明した。

 岩舟町側の委員からは「町民は合併を望んでいる」「町長の職を辞すべき」「(休止は)町長の独断だ。休止でも早期再開してほしい」など協議継続を求める意見が相次いだ。また、佐野市側からは「合併新法が切れても地方自治法がある」「状況が変化すれば佐野市は協議に応じる」など、今後も同町との合併を受け入れる意向を示した。

 傍聴した同町の自営業男性(39)は「合併したいという町民の思いをつぶしてしまっていいのか」と針谷町長への怒りをあらわにした。【古賀三男、中村藍】

毎日新聞 2009年3月20日 地方版

4265とはずがたり:2009/04/07(火) 15:16:06
<東海>静岡県伊豆地方

松崎の出直し町長選、無投票の公算
2009/04/04
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/

 賀茂地区1市3町の合併をめぐる松崎町の出直し町長選(14日告示、19日投開票)の立候補予定者説明会が3日、町環境改善センターで開かれた。出席したのは合併を公約に出馬を表明している現職深沢進氏の陣営のみで、無投票となる公算が大きくなった。
 参加者は立候補に必要な書類を受け取り、町選管や松崎署の担当者らから選挙運動の注意点を聞いた。

4266とはずがたり:2009/04/14(火) 09:03:42
<九州・沖縄>熊本県

結構大差かもね・・。

「合併に反対」が過半数 益城町の住民投票
2009年04月12日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090412012.shtml

 熊本市との合併の是非を問う益城町の住民投票が十二日投開票され、賛成七千九百五票、反対一万二千二百五票で、反対票が過半数を占めた。同市との合併協議会(法定協)設置の是非を問うた二〇〇三年の前回住民投票よりさらに反対の割合は増え、有効投票数の六割に上った。投票率は76・98%で、前回を3・82ポイント上回り、関心の高さを裏付けた。

 住民投票条例の制定を直接請求した反対派「ふるさと益城町を守る会」の木原雄治会長は「熊本市の財政状況に対する不安と、政令指定都市移行のために益城町が吸収されたくないという民意が表れた」と述べた。

 守る会は同市との法定協の中止に加え、七月ごろにも予定されている法定協終了後の住民投票の中止を町に申し入れるとみられる。

 一方、住永幸三郎町長は「十分な判断材料がないまま住民投票が行われた。法定協は淡々と続ける」と協議継続の意向を表明。二回目の住民投票を実施する可能性も示唆した。

 住民投票は七日告示された。守る会は「財政状況が悪い熊本市と合併すれば住民サービスが低下する」などと主張。賛成派の「政令市をつくる益城町民の会」は、合併・政令市への参画による地域発展を訴えた。

 当日有権者数は二万六千二百九十五人(男一万二千三百四十人、女一万三千九百五十五人)。

合併協議の中止申し入れ 益城町の反対派が町に
2009年04月14日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090414001.shtml

 熊本市との合併の是非を問う益城町の住民投票で反対票が多数を占めたことを受け、合併反対の住民グループ「ふるさと益城町を守る会」が十三日、両市町による合併協議の即時中止を同町に申し入れた。

 住永幸三郎町長あての申し入れ書によると、同会は「住民投票条例は町長と議会に結果を尊重するよう求めており、町長は住民の意思に従うべきだ」と主張。町長が合併協議会(法定協)後の実施を示唆している住民投票の中止も求めている。

 同会の木原雄治会長ら約三十人が町役場を訪れ、緒方保則副町長に提出。二十日に住永町長と面会して回答することも要請した。木原会長は「町長が民意を無視して協議を続けた場合、解職請求(リコール)も選択肢の一つとして検討する」と述べた。

 一方、住永町長は同日午前、熊本市役所で幸山政史市長と協議。同市長によると、町長から住民投票の結果と分析について報告を受け、今後の協議の進め方について意見を交わした。協議は約一時間にわたり、合併協議の継続を前提に今後の対応を協議したものとみられる。

 同市の政令市移行を支援してきた蒲島郁夫知事は十三日、県庁で会見。あらためて政令市の必要性を訴え、合併実現に向けて「県として(両市町に対し)最大限の協力を続ける」と強調した。

 住民投票は守る会の直接請求に基づく。十二日投開票され、投票率は76・98%。反対一万二千二百五票、賛成七千九百五票で、四千三百票の大差がついた。(合併・政令市問題取材班)

4267千葉9区:2009/04/17(金) 23:00:40
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090414ddlk43010678000c.html
示された意思:益城町住民投票の余波/上 住民は合併ノー /熊本
 ◇大差に衝撃広がる
 熊本市との合併の是非を問う益城町の住民投票が12日、投開票され、反対1万2205票、賛成7905票と、反対が賛成を4300票上回った。投票率も76・98%(当日有権者数2万6295人)と6年前の住民投票(73・16%)を上回る中での「大差」に、町内外に衝撃が広がった。【結城かほる】

 「5800対7200」「7800対1万2100」……。差が開いていく中間発表を見て、賛成派「政令市をつくる益城町民の会」事務所で、福島章之代表は「何がこんな差になったかな……」とつぶやいた。反対派の直接請求による突然の住民投票とはいえ、6年前と違い住永幸三郎町長は推進派。経済団体などとも連携してきた。「政令市が子や孫のための方策、という主張が理解されなかったのだろう」と、とつとつと答えた。

 一方、反対派「ふるさと益城町を守る会」の事務所では、反対が過半数を超えたと伝えられると「バンザイ」が響き渡った。木原雄治会長は「政令市のために町が犠牲になる必要はない、『豊かな自然がある益城町』でいいという思いが一人一人に浸透した結果」。中山清隆町議は「6年前は町長が反対で運動が広がっていった。草の根運動が浸透した今回の結果は、今後の町づくりのエネルギーになる」と述べた。

 賛成、反対両派とも予想外の大差に「分析はこれから」とするが、「町は今のままでいい」という人たちが反対を投じたことは共通する。反対に投票したという益城町木山の無職女性(64)は「人口も3万人以上いて、町は十分住民サービスがある。熊本市がいいことを言っても、6年前の財政状態が悪かった印象もある。今より悪くなるかもという不安は消えない」と話す。

 住永町長は、2度目の住民投票に勝機を探る。今回の反対票は有権者全体の46・4%に上るが「信念で反対した人と、今のままでいいという思いや、(合併による)変化を理解していない人はいる。その分析をして結論を出す」。熊本市の幸山政史市長も「6年前とは違うと思っていたが、合併、政令市にまだ理解をいただいてない表れ。結果と原因を冷静に分析し今後に生かしたい」と、合併特例法期限内の合併を目指す方針に変わりないことを強調した。

4268千葉9区:2009/04/17(金) 23:01:07
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090415ddlk43010595000c.html
示された意思:益城町住民投票の余波/中 「政争」の陰で /熊本
 ◇賛成派の思惑外れる
 「何で市長がしゃべるんだ」「質疑が優先だろう」−−。住民投票告示間近の4日、町が開いた住民説明会。質疑終了後、幸山政史・熊本市長が最後にあいさつに立つと、住民からつぶやきがもれた。何人かは席を立ち、やじを飛ばす住民も。終了後、反発について報道陣から尋ねられた幸山市長は「合併では、反対は必ずありますから」。そして付け加えた。「それに、ここは政治的なものがあるでしょう」

 益城町議会は、住永幸三郎町長を支持する議員と反町長派の議員に二分されてきた。08年9月に住永町長が法定協議会設置を提案した際も賛成と反対が各9人の賛否同数で、議長裁決で設置を決めた。住永町長は合併に理解を求める時、たびたび「派閥を超え大局的な視点で」と強調した。

 しかし今回の大差は「政争」の結果だったのか。住民投票では合併賛成、反対両派とも熊本市に近い福富、広崎、古閑などの地域に着目した。有権者の23%が住む新興住宅地。投票にあまり行かない人や賛成・反対を決めかねている人が多い地区だ。賛成派は「6年前の住民投票並みに投票率があれば勝てる」(住永町長)と、この地域の「伸びしろ」に期待し、グランメッセ熊本であった7日の出陣式で、参加した県議、熊本市議が生活圏の一体感をアピールした。

 結果は賛成派の見込みとは異なった。福富で前回比8・6ポイント増など各地域で投票率が伸びたが、全体の合併賛成票は6年前と比べても増えなかった。反対派「ふるさと益城町を守る会」の田原八十八事務局長は「新興住宅地は、生活は熊本市と重なっていても、益城町を選んで家を建てた人たちなのだから」と反対票につながった背景を分析する。

 投票から一夜明けた13日朝、守る会の約20人が熊本市との境界に近い高速道路高架下で「お礼」の辻立ちをした。40分ほどの間に、手を振ったり頭を下げて通り過ぎる車は20台以上に上った。その多くが熊本市に向かっていった。【結城かほる】

4269千葉9区:2009/04/17(金) 23:01:35
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090416ddlk43010388000c.html
示された意思:益城町住民投票の余波/下 植木、城南両町は /熊本
 ◇合併協議へ影響懸念
 合併反対が4300票の大差をつけた12日の益城町の住民投票。熊本市が並行して合併協議を進めている城南、植木両町について、幸山政史市長は「協議の進め方や受け止め方が異なり、直接影響を与えたり協議に変化はない」とするが、大都市に編入合併されることになる両町の地元では合併賛成、反対両派に微妙な影を落としている。

 法定協終了後の住民投票が決まっている城南町。合併賛成派「城南町合併を促進する会」の中村英一会長(59)は「影響がないとはいえない」。熊本市は熊本駅前などの大型投資が続くことから「合併で町に約束した(道路や上下水道などの)事業が実現できるのか住民が不安に思うのは事実。市長が口で言うだけでなく、裏付けを具体的にしないと城南も賛同は難しくなる」と危ぶむ。

 同町は法定協設置を巡り、議員の解職請求(リコール)合戦に発展し混乱した。「その責任は町長にある」として八幡紀雄町長がリコールされたが、町長は「署名は無効」として町を提訴。その判決が27日、熊本地裁で言い渡される。

 町長のリコール署名を集めた合併反対派の「城南町を守る会」の宮田敏生代表(65)は「町の言い分を丸のみにして、何としても政令市になろうとする市の強引さが目についた。それが益城の判断につながった」と歓迎する。ただ「合併と町長のリコールは別としてきた経緯もあり、弾みにはしたいが悩ましい」と話す。

 一方、昨年11月の住民投票を経て法定合併協議会を設置した植木町。今月20日の協議会では、合併期日が示される予定で、協議が順調に進んでいる。賛成、反対両派は、法定協終了後に町が議会に合併を提案するのを見越し、7月の町議選に向けて多数派確保に動いている。「益城が駄目になったら、市は植木との成立に力を入れてくるはず」(反対派)との見方もある。

 熊本市との合併が「夢と希望」につながるのか。各町の思いは揺れ動く。【結城かほる】

4270とはずがたり:2009/04/22(水) 14:04:18
<東海>静岡県伊豆

【解説】鈴木氏に信任票 合併への対応注目 南伊豆町長選
2009/04/20
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/419/kubicyo/20090420000000000025.htm

 組織力や知名度に勝る現職の鈴木史鶴哉氏が、新人の塚本誠二郎氏を寄せ付けずに再選を果たした。鈴木町政1期目に対する「実質的な信任投票」との声も多い中、鈴木氏の高い得票率は有権者が一定の評価を示した結果と言える。
 一方、告示直前まで無投票ムードが広がり、両氏の政策的争点が一致しなかった選挙戦に対し、町民の関心は最後まで低調だった。運動期間中に鈴木陣営が重要視した投票率は過去最低となり、塚本氏の主張も票の掘り起こしにならなかった。
 過疎の進む町として課題も多い2期目の鈴木町政だが、中でも賀茂地区の1市3町合併への対応が注目される。推進の立場で再選した鈴木氏が、協議会離脱を決議した町議会をどのように翻意するのか。就任直後からその行政手腕が問われる。

住民懇談会を早期開催 西伊豆町、藤井氏に当選証書
2009/04/21
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/419/kubicyo/20090421000000000049.htm

 西伊豆町長選、町議選の当選証書付与式が20日、町役場で開かれた。町長選に当選した元町議会議長の藤井武彦氏と、議員選を勝ち抜いた新議員11人に、山地治雄町選挙管理委員長から当選証書が手渡された。
 終了後に報道陣の取材に応じた藤井氏は、「町への願いや町長への期待を聞きたい」と住民懇談会の早期開催に向けた姿勢を強調。医療費無料対象年齢の引き上げに早急に取り組む考えも示した。市町村合併については、隣接する松崎町を含む1市3町の合併協議の結果を待って対応する方針を示した。

合併実現へ住民投票も 松崎町、深沢氏に当選証書
2009/04/21
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/419/kubicyo/20090421000000000048.htm

 賀茂地区1市3町合併への民意を問いたいと辞職し、出直し松崎町長選で無投票当選した元町長の深沢進氏への当選証書授与式が20日、町役場で開かれた。深沢氏は船津今夫町選挙管理委員長から当選証書を受け取った。深沢氏は式典後、「合併実現がすべて」と公約実現への決意を強調。民意をあらためて問う住民投票の実施を支援者が求めていることを明かし、「相談しながら選択肢として考えたい」と語った。住民投票実施には議会の同意が必要で、住民発議や町長発議による条例案の提出が考えられる。
 深沢氏の任期は辞職前の在任期間が適用され、今年12月13日までとなる。

4271とはずがたり:2009/04/22(水) 23:16:42
<九州・沖縄>長崎県

市町村合併:佐々町、住民投票も反対多数 合併の動き、白紙に /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090420ddlk42010322000c.html
 ◇議会に続き

 佐世保市との法定合併協議会設置の是非を問う佐々町の住民投票は19日、投開票され、反対が賛成を上回った。合併を巡る両市町の動きは白紙に戻った。当日有権者数は1万527人、投票率は59・87%だった。

 両市町の合併を巡っては昨年10月、佐々町の町議4人でつくる「佐世保市との合併を考える議員連盟」(代表・横尾章二郎町議)が、関耕二町長に合併協設置を請求。両市町議会で審議され、佐世保市議会は同12月に可決したが、佐々町議会は否決した。否決自治体の首長が住民投票を請求することもできたが、関町長は請求しなかったため、合併推進派の住民代表者たちが署名活動し、住民投票が実施された。

 住民代表者たちが目指した合併特例法期限の10年3月末までの合併は、極めて困難な状況になった。6月に予定されている、任期満了に伴う町長選への影響も予想される。【山下誠吾】

==============
 ◇住民投票結果
賛成    反対
3065票 3141票
 (選管最終発表)
〔長崎版〕
毎日新聞 2009年4月20日 地方版

4272とはずがたり:2009/04/23(木) 10:44:22
<九州・沖縄>長崎県

そっか,慶応って九州系の大学なんですなw

連携協力協定:県と慶大、締結 「平成の大合併」新市町支援 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090422ddlk42010618000c.html
 ◇ITなど活用し街づくり

 県はこのほど、慶応大(本部・東京都港区)と連携協力協定を締結した。慶大が持つIT(情報技術)や地域政策のノウハウを活用し、「平成の大合併」で生まれた新市町の活性化支援に乗り出す。

 慶大と自治体の協定は、九州では慶大創立者・福沢諭吉(1835〜1901年)の出身地の大分県中津市に次いで2番目。長崎は諭吉が19歳で遊学し、オランダ通詞(江戸幕府公式通訳)に通いオランダ語を習得した地としてゆかりがある。

 10日に慶大であった調印式で、金子原二郎知事は「県と縁が深い慶応義塾と地域形成に取り組むことは大変意義がある」とあいさつ。安西祐一郎・慶大塾長は「協定を機に長崎県との関係を再認識したい」と述べた。

 長崎県は、市町村数が79から23と3分の1以下になった「合併先進県」だが、新市町の政策立案能力の向上が課題。県と慶大の協力事業では、新市町のうち人口の少ない壱岐、五島、対馬、島原、南島原、雲仙、松浦、平戸、西海9市と新上五島町を対象に、地域資源を生かした活性化テーマを募集し、うち4カ所程度を選定。慶大の教授らと共同研究し、新市町の人材も育成する。【錦織祐一】

毎日新聞 2009年4月22日 地方版

4273とはずがたり:2009/04/23(木) 10:46:46
島じま:合併 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090422ddlk42070586000c.html

 「平成の大合併」で誕生した初代市長がまたも落選した。19日投開票された西海市長選で、再選を目指した現職が敗れた。合併自治体の「現職落選」は県内では対馬市、壱岐市に続いて3例目で、全国でもあちこちの自治体で起きている。ある意味、合併がいかに期待外れだったかを物語っていると思う。

 不満は旧郡部で大きい。疲弊が著しく、人材流出が止まらない。実際、長崎市役所では、旧町役場職員が「通勤がたいへん」と旧市内に続々と引っ越してきているという。

 前任地の山口で、村長経験者があきらめ顔で話してくれたのを思い出す。「弱者連合では、宝くじに当たるような、夢みたいなことは起きない」「望んだ合併じゃないもの。国やら、県やらがな。しようがなかった」

 「合併して良かった」。皆がそう思える日は本当に訪れるのだろうか。【阿部義正】

〔長崎版〕
毎日新聞 2009年4月22日 地方版

4274とはずがたり:2009/04/23(木) 11:04:02

県市長会:会長に田上・長崎市長 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090422ddlk42010579000c.html
 県内13市長でつくる県市長会は21日、雲仙市で会議を開き、国、県への要望46議案を承認した。また、前諫早市長の退任で空席だった会長に田上富久・長崎市長を選任した。任期1年。

 議案内容は、2014年予定の長崎国体について「コンパクトな国体」を目指す県に対し「施設整備で県の数倍も負担がかかる市が出てくる」として他の同規模開催県並みの負担割合になるよう補助を求める要望など。

 さらに、09年度末に失効する過疎地域自立促進特別措置法に代わる制度創設を国に求める決議も承認した。

〔長崎版〕
毎日新聞 2009年4月22日 地方版

4275とはずがたり:2009/04/23(木) 11:05:14
失効するという過疎地域自立促進特別措置法
法律文章は読みにくいですなあ
まあ要は色々おカネだしますよと云う事のようだ。

過疎地域自立促進特別措置法<抄>
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H12/H12HO015.html

(国の負担又は補助の割合の特例等)
第十条  市町村計画に基づいて行う事業のうち、別表に掲げるものに要する経費に対する国の負担又は補助の割合(以下「国の負担割合」という。)は、当該事業に関する法令の規定にかかわらず、同表のとおりとする。ただし、他の法令の規定により同表に掲げる割合を超える国の負担割合が定められている場合は、この限りでない。
2  国は、市町村計画に基づいて行う事業のうち、別表に掲げるものに要する経費に充てるため政令で定める交付金を交付する場合においては、政令で定めるところにより、当該経費について前項の規定を適用したとするならば国が負担し、又は補助することとなる割合を参酌して、当該交付金の額を算定するものとする。

(過疎地域自立促進のための地方債)
第十二条  過疎地域の市町村が市町村計画に基づいて行う地場産業に係る事業又は観光若しくはレクリエーションに関する事業を行う者で政令で定めるものに対する出資及び次に掲げる施設の整備につき当該市町村が必要とする経費については、地方財政法 (昭和二十三年法律第百九号)第五条 各号に規定する経費に該当しないものについても、地方債をもってその財源とすることができる。
一  交通の確保又は産業の振興を図るために必要な政令で定める市町村道(融雪施設その他の道路の附属物を含む。)、農道、林道及び漁港関連道
二  漁港及び港湾
三  地場産業の振興に資する施設で政令で定めるもの
四  観光又はレクリエーションに関する施設
五  電気通信に関する施設
六  下水処理のための施設
七  公民館その他の集会施設
八  消防施設
九  高齢者の保健又は福祉の向上又は増進を図るための施設
十  保育所及び児童館
十一  診療施設(巡回診療車及び巡回診療船並びに患者輸送車及び患者輸送艇を含む。)
十二  公立の小学校又は中学校を適正な規模にするための統合に伴い必要となり、又は必要となった校舎、屋内運動場及び寄宿舎並びに公立の小学校又は中学校を適正な規模にするための統合に伴い必要となった教員又は職員のための住宅及び児童又は生徒の通学を容易にするための自動車又は渡船施設
十三  地域文化の振興等を図るための施設
十四  集落の整備のための政令で定める用地及び住宅
十五  前各号に掲げるもののほか、政令で定める施設
2  市町村計画に基づいて行う前項に規定する出資又は施設の整備につき過疎地域の市町村が必要とする経費の財源に充てるため起こした地方債(当該地方債を財源として設置した施設に関する事業の経営に伴う収入を当該地方債の元利償還に充てることができるものを除く。)で、総務大臣が指定したものに係る元利償還に要する経費は、地方交付税法 の定めるところにより、当該市町村に交付すべき地方交付税の額の算定に用いる基準財政需要額に算入するものとする。

(基幹道路の整備)
第十四条  過疎地域における基幹的な市町村道並びに市町村が管理する基幹的な農道、林道及び漁港関連道(過疎地域とその他の地域を連絡する基幹的な市町村道並びに市町村が管理する基幹的な農道、林道及び漁港関連道を含む。)で政令で定める関係行政機関の長が指定するもの(以下「基幹道路」という。)の新設及び改築については、他の法令の規定にかかわらず、都道府県計画に基づいて、都道府県が行うことができる。

(公共下水道の幹線管渠等の整備)
第十五条  過疎地域における市町村が管理する公共下水道のうち、広域の見地から設置する必要があるものであって、過疎地域の市町村のみでは設置することが困難なものとして国土交通大臣が指定するものの幹線管渠、終末処理場及びポンプ施設(以下「幹線管渠等」という。)の設置については、下水道法 (昭和三十三年法律第七十九号)第三条第一項 の規定にかかわらず、都道府県計画に基づいて、都道府県が行うことができる。

4276とはずがたり:2009/04/23(木) 11:05:39
>>4275-4276
(医療の確保)
第十六条  都道府県は、過疎地域における医療を確保するため、都道府県計画に基づいて、無医地区に関し次に掲げる事業を実施しなければならない。
一  診療所の設置
二  患者輸送車(患者輸送艇を含む。)の整備
三  定期的な巡回診療
四  保健師による保健指導等の活動
五  医療機関の協力体制の整備
六  その他無医地区の医療の確保に必要な事業
2  都道府県は、前項に規定する事業を実施する場合において特に必要があると認めるときは、病院又は診療所の開設者又は管理者に対し、次に掲げる事業につき、協力を要請することができる。
一  医師又は歯科医師の派遣
二  巡回診療車(巡回診療船を含む。)による巡回診療
3  国及び都道府県は、過疎地域内の無医地区における診療に従事する医師若しくは歯科医師又はこれを補助する看護師の確保その他当該無医地区における医療の確保(当該診療に従事する医師又は歯科医師を派遣する病院に対する助成を含む。)に努めなければならない。
4  都道府県は、第一項及び第二項に規定する事業の実施に要する費用を負担する。
5  国は、前項の費用のうち第一項第一号から第三号までに掲げる事業及び第二項に規定する事業に係るものについて、政令で定めるところにより、その二分の一を補助するものとする。ただし、他の法令の規定により二分の一を超える国の負担割合が定められている場合は、この限りでない。

(高齢者の福祉の増進)
第十八条  都道府県は、過疎地域における高齢者の福祉の増進を図るため、市町村計画に基づいて行う事業のうち、老人福祉法 (昭和三十八年法律第百三十三号)第五条の二第三項 に規定する便宜を供与し、あわせて高齢者の居住の用に供するための施設の整備に要する費用の一部を補助することができる。
2  国は、予算の範囲内において、都道府県が前項の規定により補助する費用の一部を補助することができる。
3  国は、過疎地域における高齢者の福祉の増進を図るため、都道府県が都道府県計画に基づいて第一項に規定する施設の整備をしようとするときは、予算の範囲内において、当該整備に要する費用の一部を補助することができる。

(減価償却の特例)
第三十条  過疎地域内において製造の事業、ソフトウェア業又は旅館業(下宿営業を除く。以下同じ。)の用に供する設備を新設し、又は増設した者がある場合において、当該新設又は増設により、当該過疎地域内における雇用の増大に寄与すると認められるときは、当該新設又は増設に伴い新たに取得し、又は製作し、若しくは建設した機械及び装置(製造の事業又はソフトウェア業の用に供するものに限る。以下同じ。)並びに建物及びその附属設備については、租税特別措置法 の定めるところにより、特別償却を行うことができる。

(地方税の課税免除又は不均一課税に伴う措置)
第三十一条  地方税法 (昭和二十五年法律第二百二十六号)第六条 の規定により、地方公共団体が、過疎地域内において製造の事業、ソフトウェア業若しくは旅館業の用に供する設備を新設し、若しくは増設した者について、その事業に対する事業税、その事業に係る建物若しくはその敷地である土地の取得に対する不動産取得税若しくはその事業に係る機械及び装置若しくはその事業に係る建物若しくはその敷地である土地に対する固定資産税を課さなかった場合若しくは過疎地域内において畜産業若しくは水産業を行う個人について、その事業に対する事業税を課さなかった場合又はこれらの者について、これらの地方税に係る不均一の課税をした場合において、これらの措置が総務省令で定める場合に該当するものと認められるときは、地方交付税法第十四条 の規定による当該地方公共団体の各年度における基準財政収入額は、同条 の規定にかかわらず、当該地方公共団体の当該各年度分の減収額(事業税又は固定資産税に関するこれらの措置による減収額にあっては、これらの措置がされた最初の年度以降三箇年度(個人の行う畜産業及び水産業に対するものにあっては、総務省令で定める期間に係る年度)におけるものに限る。)のうち総務省令で定めるところにより算定した額を同条 の規定による当該地方公共団体の当該各年度(これらの措置が総務省令で定める日以後において行われたときは、当該減収額について当該各年度の翌年度)における基準財政収入額となるべき額から控除した額とする。

4277とはずがたり:2009/04/24(金) 22:19:06
<東北・北海道>青森県

2009年4月22日(水)
合併の賛否を住民投票で/風間浦
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090422202330.asp

 風間浦村議会は二十二日、臨時議会を開き、むつ市との合併への賛否を問う住民投票条例案を賛成多数で可決した。投票は、合併への賛成、反対の二者択一形式で、投票資格者は村の選挙人名簿登録者。日程は五月二十六日告示、同三十一日投票が有力とみられる。

合併賛否問う住民投票条例案可決/風間浦(2009/04/23)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/04/23/new0904230901.htm

 風間浦村議会は二十二日、臨時会を開き、村が提案したむつ市との合併の賛否を問う住民投票条例案を賛成多数で可決した。条例では「村長、村議会は投票結果を尊重しなければならない」と定め、住民投票は五月二十六日告示、同三十一日投開票となる見通し。ただ住民投票で賛成が反対を上回っても、同市との合併協議に入れるかは微妙。日程上の問題に加え、村議会には依然、合併反対の意見が根強く、横浜力村長が目指す二〇一〇年三月の新合併特例法期限内での合併実現は不透明な情勢だ。
 臨時会で横浜村長は「(村を取り巻く)状況は変わっているが、好転しているものはない。地域の実情や国の情勢など、さまざまなことを考えた場合、合併が必要だ」と理解を求めた。
 能登勝彦議員が「住民投票には賛成だが、時期尚早」と反対討論したのに対し、能渡利雄議員は「村の住民説明会では住民投票を求める声が多かった」と賛成討論を行った。起立による採決の結果、賛成五、反対二で条例案を可決した。
 投票資格者は、村の選挙人名簿に登録されている人と告示日前日に登録される資格を有する人。同市との合併に賛成か反対かの二者択一式で投票する。投票総数が投票資格者数の二分の一に満たなければ成立しない。
 臨時会後、横浜村長は「仮に合併を望まない村民が多ければ、合併をしない中で地域の在り方を真剣に考えていく」と語った。
 住民投票で賛成が反対を上回った場合、村は再度、同市に合併協議を申し入れる方針。ただ、市側は今のところ静観の構えを見せているほか、〇九年度内の合併は行政や議会の手続き上、日程的に非常に厳しい。
 条例案可決後、合併反対派の蛸島敏春副議長は「法定協議会に移行しても、村が極端にマイナスになるようだと、賛成しかねる」との見解を示した。
 村議会は二十三日、村中央公民館で合併に関する住民懇談会を開き、住民と意見交換する。投票に向けて反対派議員による住民集会も予定されている。

4278とはずがたり:2009/04/24(金) 23:55:10

<東北・北海道>宮城県

あかんね,ここは。。

柴田・合併反対の町議10人、臨時会の招集請求
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090424t11031.htm

 宮城県大河原、村田、柴田の3町合併問題で、柴田町議会(定数18)の合併反対派町議10人が23日、臨時会を速やかに招集するよう滝口茂町長に請求した。反対派住民が6日に町議会に提出した合併協議会からの早期離脱を求める陳情について議論するため。

 請求を受け、滝口町長は20日以内に臨時会を招集しなければならない。滝口町長は「議会全員の要求ではないので、すぐには決断できない。幹部と話し合って招集日を検討したい」と述べたが、第9回合併協議会の開催前日に当たる27日が有力視されている。

 反対派議員が過半数を占めた3月の町議選の結果を受け、反対派の滝口町長はこれまでに「議会のまとまった意見が示されれば、離脱はあり得る」と言及。臨時会で早期離脱を求める決議が可決された場合、7月に予定される住民投票を待たずに離脱する見方が強まっている。
2009年04月24日金曜日

4279とはずがたり:2009/04/26(日) 21:09:00
<東北・北海道>青森県

時間無いけど間に合うのか?!

2009年4月25日(土)
五所川原に編入合併を/鶴田議会
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090425091041.asp

 鶴田町議会合併促進特別委員会は二十四日、会議を開き、現行の特例法が期限を迎える二〇一〇年三月末までに、隣接する五所川原市への編入合併を目指す方針を決めた。近く町民との懇談会を開き合併方針に理解を求めるとともに、五所川原市に協議を申し入れるなど、具体的な動きに乗り出す方向だ。

4280とはずがたり:2009/04/26(日) 21:11:09
<東北・北海道>岩手県

住田町はどうして独立心旺盛なんでしょうかね?

大船渡市が合併協議申し入れへ 陸前高田と住田
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090425_2

 大船渡市は陸前高田市、住田町へ合併協議を申し入れる方針を固めた。合併新法期限が本年度末に迫ったことなどから、申し入れに最適の時期と判断。甘竹勝郎市長が週明けに両市町へ申し入れる。両市町はこれまで「当面単独」の姿勢を示しているが、大船渡市が初めて明確に三市町での合併方針を伝えることで、どのような対応を取るか注目される。

 申し入れは二十八日に陸前高田市、三十日に住田町に行う予定。甘竹市長は岩手日報社の取材に対し「福祉、環境衛生、消防など広域で行う時代。気仙の住民の幸せには合併が必要と考えている」と述べた。

 大船渡市と陸前高田市は昨年十月、住民の直接請求による合併協議会設置議案を大船渡市議会が可決したが、陸前高田市議会は二市の先行合併に難色を示す意見もあり、一票差で否決した。

 大船渡市は合併新法期限に加え▽昨年の両市議会の動き▽三市町議員による広域連携に向けた協議会が昨年末に設立▽三陸縦貫道高田道路通岡トンネル開通による交流促進#01などの状況から、合併協議を申し入れる最適の時期と判断。「合併推進」を公約に掲げた甘竹市長が、両市町に合併協議を申し入れる。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】
(2009/04/25)

4281とはずがたり:2009/04/27(月) 21:02:51

「一社一村運動」初の“カップル”成立 県が仲人役
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090427e

 県が仲人役となって企業と地域を結び、共同活動により地域の活性化を図る「一社一村運動」の“カップル”が初めて成立した。第1号は外資系製薬会社「アストラゼネカ」(本社・大阪市、加藤益弘社長)と、県が昨年度から「農山村活力向上モデル事業」で支援している五城目町馬場目地域。具体的な活動内容は今後、地域住民と同社の秋田営業所員が話し合って決める。

 アストラゼネカは企業の社会的責任活動(CSR)として「高齢化する村を応援するプロジェクト」を06年から開始。平日の1日を選んで全社休業日とし、社員約3000人が全国各地で荒廃棚田の草刈りや水路の整備など農作業支援を行っている。今年は10月9日、本県を含め60カ所で実施する。

 同社は、プロジェクトに協力しているNPO法人棚田ネットワーク(代表・中島峰広早大名誉教授)を通じ、県内の活動地域の紹介を県に打診。今月22日、中島代表やCSR担当部長が五城目町を訪れ、馬場目地域の活性化に取り組んでいる「清流の会」や地元の住民たちと意見交換し、共同活動を行うことで合意した。
(2009/04/27 10:05 更新)

4282とはずがたり:2009/04/27(月) 21:21:53
<九州・沖縄>熊本県

益城町長が合併断念を表明
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000904250004
2009年04月25日

  益城町の住永幸三郎町長が24日、熊本市との法定合併協議会からの離脱を表明した。12日にあった益城町の住民投票で熊本市との合併に反対が多数だったことを受け、合併を事実上断念した。熊本市や県などの関係者に波紋が広がっている。

  住永町長は取材に対し「町の平和を保つため、民意に従った」と語り、熊本市に対しては「申し訳ない」、植木、城南両町については「しっかりがんばってほしい」と話した。法定協終了後に改めて合併の賛否を問うため予定していた2回目の住民投票は「やりません」と明言。今後については「医療費助成など子育て支援の充実を進め、単独によるまちづくりをすすめる」とした。

  合併反対派の「ふるさと益城町を守る会」(木原雄治代表)は、現在進めている住永町長の解職請求の準備を中止するかどうかを検討する。木原代表は「町議会で法定協継続が決まる可能性もあり、まだ安心できない」と話した。

  賛成派の「政令市をつくる益城町民の会」の福島章之代表は「残念。来年3月の合併特例法期限に間に合わなくても、仲間を増やし、政令市の必要性を訴える活動をしていきたい」と話した。

  熊本市の幸山政史市長は「熊本市は両市、町の議決をへて設置された合併協議会をきちんとやり遂げることが重要と考えていた。政令市実現のため全力で取り組む」と談話を発表した。植木町の藤井修一町長は「民意に従った選択。植木町はこれまでと同様に粛々と合併協議を進めていく」とコメントした。

  蒲島郁夫知事は「大変驚き、残念。(合併の意義が)浸透しなかったことが、益城町特有か、ほかの町と共通なのかを分析し、県の支援策を図っていきたい」と語った。

4283とはずがたり:2009/04/27(月) 21:47:07
<首都圏>
八都県市で道州制の受け皿でも造る気運が出てきますでしょうかね?
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市ですか。相模原市が指定されたら入れて貰えるのかな?

それにしても16号を移管して貰って何するねん。

アクア800円は国策で 八都県市首脳会議
「成田〜羽田」は新幹線も
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1240540130
2009年04月24日11時28分

 本県や千葉市など首都圏の知事や政令市長が一堂に会する八都県市首脳会議が二十三日、都内の都道府県会館で開かれた。初出席の森田健作知事は東京湾アクアラインの通行料を国策として平日、休日問わず普通車八百円とするほか全車種の引き下げを提案。八都県市として国に要望することで合意した。また、成田−羽田空港間のアクセス改善策については、神奈川県の松沢成文知事が、超高速鉄道整備構想を発表。新幹線なども視野に五月中に本県と構想を検討する。

 アクアラインの値下げについて森田知事は「八百円になれば経済が活性化する。麻生(太郎)首相も経済活性化を重視しており、国策としてやってもらうことが重要」と地方が財政負担をせずに、国が経済活性化策の目玉として実施するよう求める考え。

 森田知事は公約として成田−羽田間のリニアモーターカー構想を掲げていたが、松沢知事が新幹線なども視野に入れた超高速鉄道整備構想を発表。会合後、松沢知事は「定額給付金で二兆円配れるのだから、国家プロジェクトとしては不可能ではない」と実現性に自信を示した。

 一方、森田知事は「五月に(神奈川県と)勉強会を行う。利便性が高まることが大事」として、リニアモーターカー以外のアクセス改善策に理解を示した。アクアラインについては「アクアラインは下げないとダメ。全員もろ手を挙げて合意してもらった。千円に下げた時も国策。国策でやってもらうことがポイント」と値下げに向け、また一歩前進したことを喜んだ。

 また、松沢知事は受動喫煙防止へ法整備を国に求めていくよう提案。森田知事は「子どもたちのためにも、健康のためにもやった方がいい」と必要性を強調。八都県市として国に要望することが決まった。

 このほか会議では、地方分権改革の推進へ、八都県市内で完結する国道16号を地方に移管することを国に求めるほか、医療分野の連携を目指した地域医療福祉コンソーシアム構築を各都県の医師会と推進することなどを合意した。

 同日の会議には収賄容疑で逮捕された鶴岡啓一・千葉市長に代わり、藤代謙二副市長が出席した。

4284とはずがたり:2009/04/29(水) 14:42:16
<九州・沖縄>熊本市

鍵握る植木、城南両町 益城町長、熊本市と合併断念 7月、植木町議選 先行き予断許さず
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/91536
2009年4月25日 02:15

 益城町の住永幸三郎町長が24日、熊本市との法定合併協議会(法定協)からの離脱を表明し、両市町の合併は事実上破たんした。政令市昇格に暗雲が漂い、熊本市には焦りもにじむ。同市の政令市昇格は植木、城南両町との合併協議の成否にかかることになったが、両町とも不安要素を抱えている。 (熊本総局・金田達依)

 同日正午すぎ、益城町の合併反対派住民団体「ふるさと益城町を守る会」(木原雄治会長)の事務所。「合併断念」の一報が流れると拍手がわいた。木原会長は「町民の意思をくんだ判断を喜んでいる。ただ、決断まで時間がかかり町は混乱した」。同会は夜、集会を開き、27日にも予定していた住永町長への解職請求(リコール)については、今後の推移を見たうえで判断することを決めた。

 賛成派の住民団体「政令市をつくる益城町民の会」の福島章之代表は「約8000人の賛成の声が聞き入れられず、本当に残念」と言葉少な。合併を支援してきた蒲島郁夫知事も「合併協議会途中での表明で、大変驚いたし、残念だ」と語った。

 益城町の「合併断念」により、熊本市(3月1日現在で人口67万9741人)の政令市昇格で重要度が増したのが植木(2月末現在で3万800人)、城南(同1万9977人)の両町。特に、昇格の目安とされる「人口70万人以上」の条件をクリアできる植木町が鍵を握る存在となった。

 同町では、昨年11月に実施した同市との法定協設置を問う住民投票で賛成多数となっており、民意は取り付けている格好。法定協設置は3町の中で最も遅かったが、5月の法定協で協議もすべて終了する予定。

 だが、同町では7月26日に町議選が控える。実際の合併には議会の議決が必要で、賛成派町議が過半数を占めるかがポイントとなる。

 一方、城南町とは合併しても人口70万人に届かない。70万人未満でも政令市に昇格した例はあるが、国や県と通常以上の協議が必要となる。また、合併を推進する八幡紀雄町長のリコール手続きに関する民事裁判の判決も今月27日に控える。裁判の結果によっては町長選となる可能性もあり、予断を許さない状況だ。

=2009/04/25付 西日本新聞朝刊=

4285とはずがたり:2009/05/04(月) 16:49:01
<東北・北海道>宮城県

3町合併再び頓挫
柴田町が法定協脱退へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090428-OYT8T00054.htm

 大河原、村田、柴田の3町合併問題で、柴田町の滝口茂町長は、27日開かれた法定合併協議会(法定協)の正副会長会議に、脱退を宣言する申し入れ書を提出した。3町による合併は破綻(はたん)し、2005年に続いて同じ枠組みでの合併が再び頓挫した。法定協も解散する見込みで、残る2町による合併の可能性も白紙の状況だ。(江沢岳史)

 法定協の正副会長会議に先立ち、柴田町議会は臨時会を開き、法定協からの脱退を求める陳情書を議論。反対派が「7月末に予定する住民投票を行うべき」と主張し、賛成派は「先の町議選で合併反対派が多数当選したことが、民意の表れ」と反論した。陳情書は、賛成10、反対7で採択された。

 これを受け、滝口町長は、法定協の正副会長会議に脱退を表明。会長の斎清志・大河原町長と副会長の佐藤英雄・村田町長に「迷惑をかけて申し訳ないが、柴田町の意思をくみ取って」と理解を求めた。

 斎会長は「(住民投票前の柴田町離脱に)3町の住民の意思が直接聞ける機会が失われ、大変残念」と述べた。残る2町による合併については、「全く白紙の状態」と語り、佐藤副会長も「現時点では考えていない」と話した。

 法定協事務局によると、5月8日に正副会長会議を開き、脱退手続きを確認。今月28日の法定協は5月14日に延期し、滝口町長が正式に脱退を表明するという。

 村田町の実質公債費比率は07年度決算で県内最悪の20・9%に達する。同10・4%の大河原町の対応が注目されるが、工業出荷額などで2町を大きく上回る柴田町が自立の道を選んだことで、合併の“うまみ”は完全に失われた格好だ。

     ◇

 3町合併は05年、大河原町の住民投票で反対が過半数を上回り、頓挫したが、3町の町民らが昨年8月、合併を目指して住民発議による法定協を設立。新合併特例法の期限(10年3月)までを目指していた。

 ただ、滝口・柴田町長は法定協設置当初から、反対の姿勢を示していた。同町が職員の給与削減などで財政再建の道筋を整えてきたためで、「合併に利点はない」と主張してきた。

 今年3月の同町議選(定数18)で、反対派の町議11人が当選し、議会勢力が逆転。法定協で新市庁舎が大河原町に決まったことで、反対派議員らが「住民サービスが低下する」などと反発を強めていた。今月に入って、合併に反対する住民団体が法定協からの脱退を求める陳情書を提出し、一気に脱退論議が加速した。
(2009年4月28日 読売新聞)

4286とはずがたり:2009/05/06(水) 00:45:44
<東北・北海道>青森県

合併新法期限まで11ヵ月 県内2町村検討(2009/05/05)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/05/05/new0905050801.htm

 二〇一〇年三月末に合併新法の期限が迫る中で、青森県内では風間浦村、鶴田町で合併を検討する動きが出てきた。ただし、いずれも法定協議会の設置までは進んでおらず、実現は不透明だ。新法下で合併が進まない背景には、財政支援の縮小だけでなく、既に合併した自治体で合併による効果が十分に表れていないことも要因とみられる。■  □  ■
 風間浦村では、村議会が四月二十二日にむつ市との合併の賛否を問う住民投票条例案を可決した。ただし、村議会内の意見は一致しておらず、住民投票の実施時期は流動的な状況だ。
 鶴田町では、町議会特別委員会が四月二十四日に五所川原市との合併を目指す方針を決定。町は五月八―十三日に住民説明会を開き、合併の申し入れについて判断する構え。
 このほか、県合併推進本部は合併構想の対象市町村として、新郷村と五戸町、田舎館村と平川市を指定しているが、法定協の設置には至っていない。
 「平成の大合併」は合併特例債などの財政上の優遇措置を盛り込んだ旧合併特例法の下で大きく進んだ。県内では〇四年七月以降、十七件の合併が行われ、市町村は合併前の六十七から四十に再編された。
 一方、〇五年三月に施行された合併新法では合併特例債が廃止になるなど優遇措置が縮小された。
 合併の有無にかかわらず、地方交付税の大幅削減の影響で市町村財政は厳しくなっている。合併した自治体はおおむね十年間の建設計画を策定しているが、行財政改革に伴い事業の実施が制限される状況にあり、合併の利点が住民に伝わっていない側面もある。
 県は市町村が基礎的な自治体として総合的なサービスを提供していくため、より一層の行財基盤の充実を図る必要があるとし、自主的な市町村合併を促している。合併した自治体に対し、県単独の交付金制度も設けているが、現段階での交付対象はない。
 合併が進んでいない状況について、県市町村振興課は「新自治体の計画は十年間で、まちづくりをしていこうとしている。まだ、合併初期の段階で短所が目立っている可能性がある」としている。

4287とはずがたり:2009/05/06(水) 20:20:52
<近畿>和歌山県

行政スリム化が期待トップ 合併で住民意識調査 和歌山
2009.5.6 02:29
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/090506/wky0905060229002-n1.htm

 新宮市・那智勝浦町合併協議会は今年2月に実施した住民意識調査(住民アンケート)の集計結果をまとめた。それによると、合併で期待できることで最も多かったのは「行政組織のスリム化で経費の削減が図られる」(34・7%)で、逆に心配に思うことでは「税金や公共料金などの住民負担が増える」が42・5%を占め、最も多かった。

 アンケートは両市町の18歳以上の住民5000人に郵送し、2308人が回答(回答率46・2%)。その結果、合併で期待できることでは「行政組織のスリム化で経費の削減が図られる」に次いで、「特に何も期待していない」(29・7%)▽「両市町の地域資源を活用して、観光・交流活動を活性化できる」(29・2%)−の順で多くの回答が寄せられた。

 心配に思うことでは「税金や公共料金などの住民負担が増える」に次いで、「区域が広くなり、きめ細かな行政サービスが受けにくくなる」(39・2%)▽「中心部だけよくなり、周辺部が取り残される」(30・2%)−の順だった。

 このほか、将来どのようなまちを望むかでは(1)「医療、福祉が充実し、安心して暮らせるまち」(57%)(2)「商工業・サービス業などが活発で働く場に恵まれた産業のまち」(35・7%)(3)「海・山・川の自然環境を大切にするまち」(30・3%)−の順。新しいまちづくりで力を入れる基盤整備・産業では(1)「中小企業の育成や地域内における雇用の場の確保」(45・5%)(2)「地域外との行き来が便利な主要道路の整備」(40・3%)(3)「新しい企業誘致や新しい産業の創出」(31・8%)−などとなっている。

4288とはずがたり:2009/05/07(木) 23:06:35
<首都圏>埼玉県

orz…何故だ??

白岡町、蓮田市との合併を撤回
2009.5.7 21:12
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090507/stm0905072115016-n1.htm

 埼玉県白岡町の小島卓町長らが7日、県庁を訪れて上田清司知事に蓮田市との合併を白紙撤回することを伝えた。町は4月、合併に関する町民の意向調査を実施、合併反対が約7割だった。上田知事は「期待に反し残念だ」と述べた。

 白岡町は平成20年4月、蓮田市との合併の賛否を問う住民意向調査を実施。賛成が約64%を占めた。この結果を受け、町は22年3月までの合併を目指し、20年6月に法定合併協議会を設立。すでに、新市名を「白岡蓮田市」とすることも決まっていた。

 しかし、20年11月の町長選で初当選した小島町長が4月に再度、意向調査を実施。この結果、反対が約68%とまったく逆の結果となった。

 小島町長は「合併反対が約7割を占めた住民意向調査を尊重せざるをえないと判断をした」と話し、「関係者に大変迷惑をかけた」と陳謝した。

4289とはずがたり:2009/05/07(木) 23:07:23
<北関東>群馬県

なんと。。

太田市・大泉町任意合併協議会が解散へ 群馬
2009.4.28 02:36
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/090428/gnm0904280237000-n1.htm

 群馬県太田市の清水聖義市長と大泉町の長谷川洋町長は27日、同市内で会談し、平成21年度末までの合併実現を目指して活動していた「太田市・大泉町任意合併協議会」を解散することに同意した。関係者が明らかにした。両議会の同意を得た後、5月初めに正式に発表する考え。両自治体の合併協議は、長谷川氏の任期中に終了する見通しとなった。

 合併については、今月12日に投開票が行われた同町長選で、長谷川氏が「自分への投票は合併に向けての“信任投票”」と位置づける一方で、「合併は白紙に戻す」と公約した歯科医師、斉藤直身氏が約3640票差をつけて初当選。5月5日から就任することとなっている。

 両自治体の合併協議をめぐっては、20年4月に清水市長と長谷川町長が「合併に関する確認書」を取り交わし、新合併特例法期限の22年3月以前に対等合併(新設合併)をめざす方向で、協議が進められていた。

 清水市長は同日、産経新聞社の取材に「大泉町長選で明らかな結果が出た。(任協は)休止ではなく解散という形ですっきりさせたい」とコメントした。

4290とはずがたり:2009/05/07(木) 23:08:08
<東海・甲信越>

新「阿智村」が発足 長野
2009.4.1 02:08
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/nagano/090401/ngn0904010208002-n1.htm

 阿智村が清内路村を編入合併した新「阿智村」が31日、発足した。

 村役場では開村式が行われたほか、清内路支所(旧清内路村役場)でも開所式があり、人口約7000人の新村が誕生した。

 今回の合併で県内の市町村数は80(19市25町36村)になった。合併に伴い清内路選挙区(定数2)を設けて実施する阿智村議増員選は26日投開票の日程で行われる。

4291とはずがたり:2009/05/07(木) 23:08:55
<近畿>和歌山県

那智勝浦町・新宮市の合併問題 町民が署名提出
2009.4.17 02:38
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/090417/wky0904170239002-n1.htm

 和歌山県新宮市と那智勝浦町の合併問題で16日、同町浦神の漁業、鈴木一弘さん(64)が住民投票条例の制定を求める1401人分の署名を町選挙管理委員会に提出した。署名簿の審査などを経て本請求を行い議会で審議される見通しだが、3月町議会で合併協議会の負担金570万円を削除する議案が可決されるなど町議会内では反対派が多数を占め、審議の行方が注目される。

 町選管によると、本請求に必要な署名は選挙人名簿登録者数(3月2日現在1万5283人)の50分の1に当たる306人以上。鈴木さんは賛同者45人と署名活動を行い、本請求に必要な人数の約4・5倍の署名を集めた。鈴木さんは「住民不在で決定されることも考えられ、意思表示の場が必要」と話している。

 町選管で署名簿の審査などを経て条例制定の本請求を行い、受理後20日以内に町議会が招集。議員の過半数が賛成すれば、条例が制定されるという。佐藤春陽市長と中村詔二郎町長は町長選(9月1日告示)と市長選(10月18日告示)を控え8月に合併協定書に調印したいとしているが、町議会で条例案が可決されれば7〜8月に住民投票が行われる見込み。

4292とはずがたり:2009/05/07(木) 23:09:49
<北陸・上信越>

長岡市と川口町の合併協議開始へ
2009.3.18 02:18
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/niigata/090318/ngt0903180218002-n1.htm

 新潟県長岡市と川口町が新年度から合併協議に入る見通しになった。17日開かれた長岡市議会議員協議会で、市側が町の財政状況の好転で合併に大きな障害がなくなったことを報告、慎重論の根強い議会側も定数38人の4割を超える最大会派の市民クラブ(16人)が協議入りを支持、態度を軟化させてきたため。

 両市町の合併については、昨年暮れに岡村譲町長から3度目の合併の打診を受けた森民夫市長が年度内に協議入りの可否を回答するとしていた。この日の議員協議会で市側は将来の40万人都市構想実現のために合併は欠かせないとし、森市長も「協議に入るべき」との考えを示した。

 森市長は開会中の市議会最終日の27日にも議会側の意見を聞くなど、最終判断することにしている。

4293とはずがたり:2009/05/07(木) 23:11:11
<北関東>栃木県

「1市4町」への変更を了承 栃木県合併審議会
2009.3.17 02:13
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/090317/tcg0903170213000-n1.htm

 合併新法での合併の枠組みを協議する県市町村合併推進審議会が16日開かれ、栃木市と西方、都賀、大平、藤岡、岩舟の5町の「1市5町」の枠組みから、岩舟町を除く「1市4町」に変更することを了承した。これを受け、福田富一知事は構想の見直しを行い、国や県による財政面など合併支援の環境が整備される。

 同審議会では一昨年11月、1市5町と、人口30万人以上の中核市を視野に入れ小山市、野木町を加えた「2市6町」を合併構想の枠組みと決めた。

 その後、1市5町の枠組みをめぐり、岩舟町が昨年7月の住民投票で離脱し、いったん合併協議から離脱した西方町は今月6日に1市3町(栃木、都賀、大平、藤岡)の法定合併協議会に加入した。このため県は、1市4町の枠組みを県の構想に変更するよう同審議会に諮問していた。

 日向野義幸栃木市長は「合併協議を進めていく上でのすべての環境が整った。今夏の合併協定調印に向けて、県には全庁的に総合的な支援をお願いしたい」とコメントしている。

 一方、同審議会では、2市6町の合併構想について、「中長期的な枠組み」として変更を見合わせた。

4294とはずがたり:2009/05/08(金) 12:13:07

<東海>静岡県浜松市

浜松市が浜北副都心構想 教育、防災機能を補完
05/02 07:49
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090502000000000010.htm

 浜松市は1日、同市浜北区地域の将来の都市像を示した「浜北副都心構想案」を市議会地域活性化特別委員会で発表した。「浜松型コンパクトシティ」の概念に基づき、文化、居住環境など都市機能が集中する同市中区のJR浜松駅周辺の「都心」を補完する“サテライト型”の拠点形成を目指す。
 遠州鉄道浜北駅周辺の市街地を副都心エリアとし、地域特性に応じた都市機能の集積を進める。行政、交流、交通、居住、学術・研究の5項目のテーマ別に副都心の将来像と施策、事業イメージを策定。「行政機能の補完」の項目では、教育や防災機能の強化のほか、国と県の行政機関を誘致して北区、天竜区などもカバーする行政サービス拠点を目指す事業イメージを打ち出した。
 構想は天竜川・浜名湖地域合併協議会の「新市建設計画」(2004年)などを踏まえ、都市計画の専門家や地元住民らで構成する浜北副都心形成検討会議がまとめた。

4295とはずがたり:2009/05/08(金) 12:53:20
<東海・首都圏>静岡県伊豆賀茂地区

合併実現へ住民投票 松崎町長が実施方針
05/02 07:52
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090502000000000016.htm

 松崎町の深沢進町長は1日、町役場で開かれた定例会見で、賀茂地区1市3町の合併実現へ向け、合併の是非を問う住民投票を行う方針を明確に示した。
 深沢町長は合併を争点にした4月の出直し町長選が無投票だったことなどに触れ、「民意で合併問題に決着をつけたい」とあらためて強調。6月の町議会定例会前にも、住民投票条例案を審議する町議会臨時会を開く考えを示した。
 条例案の提出は町長発議や住民発議などが考えられ、いずれも町議会の承認が必要。深沢町長は提出方法について「分からない」とした上で、「支援者の住民に熱意がある」などと住民発議の可能性を示唆した。

4296とはずがたり:2009/05/20(水) 08:36:27
<首都圏>埼玉県

やれやれ総崩れやねぇ。。

市町村合併:合併めぐる杉戸町住民投票、「反対」が過半数 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090518-00000064-mailo-l11
5月18日12時3分配信 毎日新聞

 春日部市、宮代町との合併の是非を問う杉戸町の住民投票は17日、投開票され、反対票が過半数となった。同町での合併をめぐる住民投票は3回目。住民投票条例は「町長、議会は結果を遵守(じゅんしゅ)しなければならない」と定めており、合併推進を公約に掲げる野口勝久町長は厳しい立場に追い込まれた。投票率は58・66%(投票者総数2万3187人)。無効票は152だった。
 春日部市との合併を訴えて07年に当選した野口町長は同年8月、合併相手を特定せず町としては2回目となる住民投票を実施したが、反対多数で合併方針を「凍結」。昨年11月には宮代町の呼び掛けに応じる形で3市町による合併研究会を発足させたが、その後も議会などで賛成派と反対派の対立が続き、今回の投票結果が注目されていた。【栗原一郎】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇住民投票結果
賛成  9823
反対 13212
=開票率100%

5月18日朝刊
最終更新:5月18日12時3分

市町村合併:杉戸町住民投票の反対過半数受け、自治体関係者に落胆や戸惑い /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090519-00000077-mailo-l11
5月19日12時3分配信 毎日新聞
 杉戸町が17日に実施した春日部市、宮代町との合併の是非を問う住民投票は、賛成9823票、反対1万3212票、無効152票と「反対票」が過半数を占め、合併に向け準備を進めてきた自治体関係者に落胆や戸惑いが広がった。
 合併反対を掲げる町議や住民団体は、投票前の集会などで「財政難の春日部市と合併するメリットはない」などと主張してきた。町幹部の一人は「1市2町でつくる合併研究会で合意した新市構想素案を、住民説明会などで十分に浸透させられなかった。逆に、その一部の『春日部市への編入合併』という部分だけが独り歩きして『吸収される』というイメージが広がったのも痛かった」と「敗因」を語った。
 野口勝久町長は4月下旬の住民説明会の直前に体調不良で入院し、休養が続いている。職務代理者の倉持正雄副町長は「結果を真摯(しんし)に受け止め、住民投票条例の規定を順守したい。野口町長の考えを20日の議会全員協議会で示したい」と話した。
 合併協議を呼び掛けた宮代町の榊原一雄町長は「杉戸町から今後の対応を聞いたうえで、方針を議会と協議したい」と述べたが、失望の色を隠せなかった。【栗原一郎】

5月19日朝刊
最終更新:5月19日12時3分

4297とはずがたり:2009/05/20(水) 08:37:34
<中国・四国>山口県

市町村合併:山口市議会最大会派、定数は合併協の結論受け入れへ /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090516ddlk35010357000c.html?inb=yt

 山口市・阿東町の合併問題で市議会特別委員会は15日、合併後の議員定数について協議した。最大会派・新世紀クラブ(14人)は、次期改選まで町議会定数14を加えて計48にできる合併特例法の適用を「現実的な解決方法」と評価した上で、合併推進協議会小委員会の「結論を受け入れる」と見解を示した。同特別委は特例適用と、現行34の継続の両論を併記して29日の同小委員会に報告する。

 定数を巡っては同小委員会が4月、対応は「両議会で意見集約してほしい」と要請。特別委はこの日、各会派の意見を持ち寄った。県都クラブ(6人)や市民クラブ(2人)などは特例適用に賛成。容認姿勢とみられる新世紀クを加えると議会の過半数を占めた。

 一方、山口未来クラブ(4人)や公明(3人)などは「原則(現行34)を中心に議論を深めるべきだ」と慎重な意見を示した。

〔山口版〕
毎日新聞 2009年5月16日 地方版

4298とはずがたり:2009/05/20(水) 08:38:17
<東北・北海道>岩手県

市町村合併:新市基本計画案と協定書案を了承−−宮古市と川井村の最終協議会 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090514ddlk03010042000c.html

 町づくりの基本となる新市基本計画は05年に旧宮古市、旧田老町、旧新里村が合併した際の将来像「森・川・海とひとが共生する安らぎのまち」を継承する。合併協定書には合併は編入方式、期日は10年1月1日、新市の名称は宮古市など、これまで確認した26の協議項目が盛り込まれた。

 これを受けて市は16、23両日に7会場で、村は18日から25日まで6会場で住民説明会を開く。28日には熊坂義裕市長と内舘勝則村長が合併協定書に調印後、6月中に両議会の議決を経て知事に合併を申請する。【鬼山親芳】

毎日新聞 2009年5月14日 地方版

4299とはずがたり:2009/05/20(水) 08:39:06
<東北・北海道>山形県

市町村合併:新庄市との合併、戸沢村長に要請−−JA山形もがみ役員 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090513ddlk06010167000c.html

 JA山形もがみ(市川泰組合長)戸沢地区役員6人が12日、新庄市と1市1村の合併を求める要請書を渡部秀勝・戸沢村長に提出した。

 要請書は「地域の発展には雇用の場の確保が必要」と指摘。「新庄市との合併で、地域が輝くまちづくりを実現するため合併新法期限(来年3月)までに合併が実現するよう積極的な取り組みを強く求める」としている。

 渡部村長は「座談会で住民の意見を聞いた。意見などを総括して最終判断をしたい」と話した。新庄市と戸沢村は合併協議会で合併を検討している。【米川康】

毎日新聞 2009年5月13日 地方版

4300とはずがたり:2009/05/20(水) 08:40:19
<近畿>滋賀県

市町村合併:安土町長、リコールへ 反対グループ、署名が規定数上回る /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090509ddlk25010378000c.html

 安土町の住民グループ「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」(大林宏代表)は8日、「町長の解職請求(リコール)に必要な有権者の3分の1以上の署名を集めたので、16日に町選管に署名簿を提出する」と発表した。同会は、津村孝司町長が住民の意思を無視して町と近江八幡市との合併協議を進めているとして、町長の解職を請求する署名運動をしていた。

 町長リコールには、1カ月間で有権者(3月2日現在、9873人)の3分の1以上の有効署名(3291人分)が必要。同会は4月16日から今月7日までに既に3490人分を集め、期限の今月15日までにさらに署名を増やし、16日に町選管に署名簿を提出するという。その後は、町選管が20日間かけて署名簿の審査を行い、7日間の縦覧期間を置き、有効署名が有権者数の3分の1以上なら本請求ができる。本請求から60日以内に、町長を解職するかどうかの住民投票が行われる。

 署名集めをしてきた大林代表は「住民投票条例を求める署名数(4015人分)に近い町民の約4割が町長の独断を許さないという意思を示している。町長には町民の意見をよく聞いてもらいたい」と話している。【斎藤和夫】

毎日新聞 2009年5月9日 地方版

4301とはずがたり:2009/05/21(木) 21:58:25
<近畿>和歌山県

新市名どうするかは観光地だし結構揉めるかと思ったけど案外すんなり行きましたな。。
まあ肝腎の合併の行方は未だ未だ不透明だけど。

那智勝浦町…1.7万
新宮市…3.2万
太地町…0.3万(今回の合併協議には加わってない)

新しい市は人口4.9万か。太地も合併には消極的だがまずは2市町合併を実現したい所だが…。

和歌山県の新宮市・那智勝浦町合併協議会 新市の名称は新宮市
2009.5.21 03:13
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/090521/wky0905210313008-n1.htm

 新宮市・那智勝浦町合併協議会が20日、東牟婁振興局で開かれ、新市の名称は「新宮市」とすることが決まった。また、議員定数は24とする方針が示されたが、在任特例の期間や議員報酬については結論が出ず、継続協議となった。

 新市の名称は、同協議会の候補選定小委員会が「新宮市」を選定。この日の協議会では「那智勝浦町の住民投票を控え、さらに継続協議すべきでは」などの意見も出されたが、協議会の会長を務める佐藤春陽市長と副会長の中村詔二郎町長が「小委員会を尊重し新宮市に賛成する」と述べ、採決の結果、17対1で新宮市とすることが決まった。

 議員定数は市議会19、町議会14の計33。市議会、町議会とも新市の定数を24とすることで一致したが、在任特例の期間は、町議会が合併から1年間、市議会が現議員の任期満了となる平成23年4月30日までとして意見が分かれた。

 議員の月額報酬は在任特例期間に限り現在の報酬額(市議=35万2000円、町議=21万円)とする案が示されたが、6月21日に町体育文化会館で開く次回協議会で結論を出すことになった。

4302とはずがたり:2009/05/21(木) 22:00:19
<首都圏・東海・甲信越>山梨県

際どくもリコール成らず。

市町村合併:増穂町の住民団体、反対を断念 町長リコール署名、法定数達せず /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090511ddlk19010051000c.html

 増穂と鰍沢両町の合併を巡り、増穂町の志村学町長のリコール(解職請求)を目指していた合併反対派住民団体「増穂町の明日を拓(ひら)く会」は10日、リコールに必要な署名が期限までに法定数に達しなかったと発表した。同会は合併反対運動を断念する方針で、合併は予定通り実現する見通しとなった。

 同会は4月11日から期限の5月9日まで署名活動を行ってきたが、署名数は3497人分にとどまり、解職の是非を問う住民投票の請求のために必要な有権者数の3分の1(3527人)以上に達しなかった。

 拓く会会長の斉藤欽也町議は、法定署名数まで約30人まで迫ったことを挙げ「両町長にはこの署名数の重みを考えてほしい。(6月5日予定の合併協定書)調印式を延期して、(合併に反対する)町民の合意を得るなど、良識的な判断を期待する」と話した。拓く会は合併反対活動は断念するものの、今後は「町政を常に問いただす団体として活動する」という。

 志村町長は取材に対し「良識ある町民の判断だと思う。争いに終止符を打って、新しい街づくりを進めていきたい」と話し、調印式や町議会の承認などを予定通り進める方針を示した。【小林悠太】

毎日新聞 2009年5月11日 地方版

市町村合併:増穂町リコール 教育長発言「職員は署名すべきでない」に批判も /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090509ddlk19010011000c.html

 増穂と鰍沢両町の合併を巡り、増穂町の合併反対派住民が志村学町長のリコール(解職請求)を目指している問題で、大森浩文教育長が町の幹部が集まる会議で「志村町政をお手伝いしている立場にある職員が、リコールに署名することは筋が違う」などと発言していたことが分かった。

 合併反対派の住民団体「増穂町の明日を拓(ひら)く会」は8日、大森教育長に抗議。大森教育長は「自分の考えを述べただけ」と説明した。

 大森教育長によると、4月9日に町役場で開かれた課長や特別職が集まる会議での発言で、「職員の家族も署名すべきでない」などとも述べたという。同会会長の斉藤欽也町議らは「職員への圧力だ」「教育行政のトップとして、ふさわしくない」などと批判した。

 志村町長は、反対派住民の抗議に対して「『家族も署名すべきでない』という発言は記憶にない」と説明したうえで、「職員への締め付けや圧力はなかった」と主張した。【小林悠太】

毎日新聞 2009年5月9日 地方版

4303とはずがたり:2009/05/21(木) 22:04:01

首脳会合:新潟、岡山両市に共通課題の共同研究要請 静岡と浜松の市長が合意 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090509ddlk22010226000c.html

 静岡市の小嶋善吉市長と浜松市の鈴木康友市長は8日、浜松市役所で第3回首脳会合を開いた。両市長は、成り立ちが似ている新潟、岡山の2政令指定都市に対し、共通する課題を共同研究するよう要請することで合意した。

 4市は平成の大合併で誕生した、都市部と農山村部を併せ持つ「国土縮図型政令指定都市」。鈴木市長は4市が「農地転用などの共通の課題を抱えている」として、13日に岡山市である指定都市市長会議で、共同研究への参加を呼び掛ける。

 また、衆院選を控えて、地方分権改革の推進を各党のマニフェストに盛り込むよう働きかけることでも合意。小嶋市長は「税源移譲などの地方分権改革について、各政党はマニフェストで財源や時期を明示してほしい」と注文をつけた。【大塚仁】

毎日新聞 2009年5月9日 地方版

4304とはずがたり:2009/05/23(土) 20:20:29
<九州・沖縄>熊本県

後は住民投票の結果待ちか。。はらはら。。最近の住民投票の結果は何処も結構後ろ向きだしなあ。。

熊本市と城南町の合併協が終了 26項目承認
2009年05月22日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090522009.shtml

 熊本市・城南町合併協議会(法定協)の第七回会合が二十二日あり、合併の期日などを承認し、昨年十月から始まった合併協議を終了した。同町は五月三十一日から六月二十日まで町内三十一カ所で協議内容についての住民説明会を開き、六月二十八日に合併の是非を問う住民投票を実施し、民意を問う。

 両市町は昨年十月二日に法定協を設置。合併特例区の設置、合併後の将来像を描いた新市基本計画など二十六項目を審議してきた。

 KKRホテル熊本であった会合には正副会長の幸山政史市長、八幡紀雄町長ら委員二十七人が出席。新市基本計画や議員の定数・任期の取り扱いなどを審議した。

 町議(定数一六)については市議の定数特例、在任特例を適用せず、合併時に失職。合併の期日を来年三月二十三日としたほか、二〇一四年三月末までは宇城広域連合に熊本市として加入し消防関係など五事務を処理することや、合併特例区の規約などについて原案通り承認した。

 城南町側の委員からは「十年間で二百十一億円もの投資が本当にできるのか」との質問があり、事務局が「着実に実施する」と回答した。

 合併の是非を問う住民投票は六月二十三日告示。八幡町長は七月の臨時議会で合併を決める廃置分合案を提出する意向で、住民投票の結果が焦点となる。

 八幡町長は終了後、「仮定の話はできない」とした上で、「万一住民投票で反対が多かった場合は、廃置分合案は提出できない」との考えも示した。

 熊本市は、来年三月までの合併特例法下で政令指定都市の人口要件が七十万人に緩和されているのを受け、周辺町との合併を模索。昨年十月に合併した富合町に続き、益城、城南、植木町と法定協を設置した。

 益城町は住民投票結果を受けて町長が法定協離脱を表明したため、熊本市は残る二町との合併実現に全力を挙げている。植木町も今月二十五日の第七回会合を最終回にする予定。(福井一基)

4305とはずがたり:2009/05/23(土) 20:32:33
<九州・沖縄>熊本県

「住民投票を」と請願 植木町民、条例制定求める
2009年05月22日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090522006.shtml

 植木町の住民八人が二十二日、熊本市との合併の是非を問う住民投票の実施を求める請願書を、町議会の高田嗣人議長に提出した。両市町の合併協議会(法定協)の協議が大詰めを迎えるなか、「合併の是非について町民が意思表示する場が不可欠」などとしている。

 議員二十人のうち四人が紹介議員になっている。議会には請願提出と連動し、住民投票条例設置案を議員提案する動きもあり、早ければ、二十七日に開かれる予定の臨時議会に提案、採決される見通しだ。

 提出者の一人で元町議の田中聰さん(76)は、昨年十一月三十日の住民投票について「法定協の是非を問う投票だった」とした上で「合併するかしないかの民意を問うてほしいという住民からの強い要望があった」と述べた。高田議長は「近いうちに議会運営委員会を開いて検討したい」と応じた。

 提出者八人には、合併反対で活動してきた住民を含むが、田中さんは「推進派にも住民投票を求める人はおり、民意を問うてほしいという人の集まり」と説明している。

 昨年十一月の住民投票は投票率69・67%。賛成一万三百九票、反対六千六百九十七票で、同じく法定協設置を問うた二〇〇三年の住民投票と賛否が逆転した。

 この結果を受け、両市町は昨年十二月に法定協を設置。協議は次回の五月二十五日の第七回会合が最終回となる見通し。(浪床敬子)

4306とはずがたり:2009/05/23(土) 21:05:14
地制調が平成大合併「終了制限」
2009.5.16 02:06
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090516/lcl0905160206001-n1.htm

 地方自治体のあり方を検討している地方制度調査会(首相の諮問機関)の専門小委員会(委員長・林宜嗣関西学院大教授)は15日、6月に調査会が答申する素案を議論した。素案は、政府が合併市町村に財政優遇措置を与えてきた合併特例法が来年3月に期限切れとなることにあわせ、「一区切りとすることが適当」と明記し、「平成の大合併」終了を提言している。

 答申素案は市町村合併推進のメリットとして、行政の効率化や財政基盤の強化などを挙げた。一方、政府の財政支援にもかかわらず合併をしてこなかった市町村に対しては「これまでと同様の手法により合併を促すことには限界がある」と指摘。ただ、合併による財政基盤の強化は「今後もなお有効」として、自発的な市町村合併を支援する新たな特例法の制定を求めた。

 平成11年3月に3232あった市町村は、来年3月23日時点で1760まで減少し、人口1万人未満の小規模自治体は471となる見込み。そのため素案は、合併せずに複数の自治体が連携する「定住自立圏」構想といった広域連携の推進や、都道府県が小規模自治体の事務を補完する仕組みの検討も求めた。また、地方議会や監査機能の強化にも触れ、議会の議員定数の上限撤廃や、複数の市町村が共同で外部監査組織を設置できる制度の導入を求めた。

4307とはずがたり:2009/05/24(日) 15:10:02
<東北・北海道>山形県

09/05/23: 法定合併協議会設置の署名簿を提出・川西町
カテゴリー: 県政・市政・町政 投稿者: times
http://www.okitamatimes.co.jp/kiji/index.php?itemid=647

 米沢市との合併に向け、法定合併協議会設置の是非を問う住民投票を求めて署名活動に入っていた川西町の住民グループ(菅野規一代表)は18日、法定数を超える二千八百四十三人分の署名簿を町選挙管理委員会に提出した。町選管で審査の後、縦覧を経て有効署名数が有権者数の六分の一を上回れば、住民投票実施の本請求を受けて四十日以内に住民投票が行われる。

 米沢市と川西町を枠組みとする法定合併協の設置を求める両市町の住民グループは、合併特例法の住民発議制度に基づく同一制度による署名活動をそれぞれ展開。両グループとも、有権者数の五十分の一以上の有効署名が確定して住民発議は成立していたが、関係議案が提出された両議会の表決は、米沢市が可決したのに対し、川西町は賛成六、反対八の「賛成少数で否決」と分かれていた。
 このため川西町の住民グループは、米沢市との法定合併協設置の是非を問う住民投票の実施を求める署名活動を展開。4月13日から一ヶ月間の法定期間の中で二千八百四十三人分を集めていた。
 同町の3月2日現在の有権者数は一万五千百四十七人で、投票実施を本請求出来る法定数は有権者の六分の一(二千五百二十五人)以上。
 署名簿は、町選管が二十日以内に審査した後、町役場に縦覧して有効数を確定する。また法定数以上の署名が確定した場合は、住民グループ側が本請求を行い、基準日から四十日以内に住民投票が行われる。住民投票の結果は議会の議決と同じ効力があり、投票者の過半数が賛成すれば、米沢側がすでに設置を決めており、町議会の賛否にかかわらず法定協は設立される。
 署名簿の提出は町役場議員控室で行われたが、菅野代表は「法定協議会を設置して合併問題を是非話し合って欲しい」と話していた。

4308とはずがたり:2009/05/26(火) 12:57:02
<東北・北海道>青森県

2009年5月23日(土)
風間浦で合併に関する住民説明会
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090523110213.asp

 むつ市との合併の賛否を問う住民投票を六月七日に控え、風間浦村と村議会が二十二日、村中央公民館で「市町村合併に関する住民説明会」を開いた。住民約八十人が出席、横浜力村長や村議会議員らと意見を交わした。

4309とはずがたり:2009/05/26(火) 13:56:20
<東北・北海道>

仙南3町、合併破綻/柴田町が離脱決める
http://74.125.153.132/search?q=cache:ZzkoCOZXkVwJ:mytown.asahi.com/miyagi//news.php%3Fk_id%3D04000000904280004
2009年04月28日

 柴田、村田、大河原3町の合併を巡り、柴田町議会は27日、合併協議会からの離脱陳情を賛成多数で採択した。滝口茂町長はこれを受けて合併協からの離脱を表明、合併協の斎清志会長=大河原町長=に離脱申入書を提出した。斎会長は「議会が議決し、町長が決断したこと。重く受け止める」と述べ、今後、合併協廃止の手続きを進める。住民発議で始まった合併協だったが、05年に続き2度目の破綻(はたん)となった。

 陳情は「合併反対『柴田町』を存続させる連絡会」が6日に提出。賛成派の議員は「3月の町議選で合併に反対する町民の反対の意思が示された」などと述べ、離脱を主張した。一方、反対派の議員は「1万人近い署名により生まれた住民発議の重みを認識すべきだ」などと述べ、住民投票の実施を主張した。

 記名投票の結果、議長を除く賛成10、反対7の賛成多数で採択された。滝口町長は「議決を重く受け止める」と合併協からの離脱を表明、「これまでの自立戦略を進化させ、独自のまちづくりに努める」と述べた。

 この日午後、3町の町長は緊急会議を開いた。28日に予定していた第9回合併協は延期し、来月14日に合併協を開いて柴田町の離脱について報告することにした。その後、3町は各町議会に合併協の廃止を提案、議決を得て廃止することになるという。

 会議後、記者会見した斎会長は、2度目の破綻となったことについて「住民発議で始まり、協議を通じて住民の自治意識の高まりを期待していた。大変残念でならない」と話した。

 また、村田、大河原の両町で合併協議を進めるかについて、斎会長は「今後のことは白紙」、佐藤英雄・村田町長は「現時点では考えていない」と述べた。

     ◇

 《解説》 柴田、村田、大河原3町の合併協議が05年に続いて破綻したのは、先行自治体で必ずしも「合併が成功した」とは言い切れない社会情勢が影響した。合併前は地方交付税の増額や特例債の活用に期待が集まったものの、国の三位一体改革の影響も受けて期待通りには機能せず、後に続く自治体が慎重姿勢をとっているからだ。

 合併協から離脱を表明した柴田町の滝口町長は、前回の破綻による危機感から「合併効果を上回る行財政改革を実施できた」と述べ、むしろ「破綻の効果」を挙げる。そのうえで「独自に取り組んだ方が柴田町の持続的発展につながる」との判断を示す。

 ただ合併協では「合併の是非は住民投票で決める」ことが確認されてきた。滝口町長は「住民が主役。協働のまちづくり」も標榜(ひょう・ぼう)しており、なぜ住民投票をしないのかを、柴田町民はもちろん、村田、大河原の両町民に十分に説明することが求められる。(石井力)

4310とはずがたり:2009/05/26(火) 13:56:32

<東北・北海道>宮城県

名前が柴田市になるんだから市役所が大河原でも良かったんちゃうの?
>大河原町2.3万
>柴田町3.9万
では柴田町の不満もわからんではないけど市街地としては大河原と船岡と槻木と村田だったら大河原が一番大きいのではないかな?

市町村合併:柴田町が合併協離脱 3町、2度目の破綻 議会の反対派優勢で /宮城
http://mainichi.jp/area/miyagi/archive/news/2009/04/28/20090428ddlk04010089000c.html

 柴田、村田、大河原の3町で協議してきた合併問題は27日、2度目の破綻(はたん)となった。柴田町の臨時議会は同日、住民発議で発足した合併協議会からの離脱を決議。これを受け、滝口茂町長が合併協議会に正式に離脱を伝え、新「柴田市」誕生の可能性はなくなった。合併協議会は解散する見通しだが、地方財政は逼迫(ひっぱく)しており、3町には、自立を目指す対策が求められそうだ。【豊田英夫】

 柴田町の臨時議会は27日、合併反対住民団体から提出された「合併協議会からの離脱」に関する議案を審議した。採決の結果、離脱に賛成が10人、反対が7人となり、賛成多数で原案を可決し、合併協から離脱することを決めた。

 採決結果を受け、滝口茂町長は議会で「議会の議決を重く受け止め、合併協から離脱することを表明する」と離脱を宣言。3町合併への道が閉ざされた瞬間だった。

 滝口町長は議会閉会後、合併協の正副会長会議に出席し、会長の斎清志・大河原町長に対し「合併協議会からの離脱申し入れ書」を提出し、正式に柴田町の離脱が決定した。28日に予定されていた次回合併協は5月14日に延期され、この場で各委員に説明される。

 柴田町の臨時議会は合併反対議員10人の請求に基づき招集された。「離脱」を決議した背景には、町議会の勢力図が3月の町議選で一変したことがある。選挙前は合併推進派が多数を占めていたが、3月の町議選で反対・慎重派が逆転。この日の議論でも、推進派から「町議選の結果だけで離脱は早急だ。住民投票で決着を付けるべきだ」という意見が出たが、「町議選の結果が住民の(合併反対という)意思表示で、早期離脱が必要」などの反対・慎重派の意見に押された。議長を除く17人で記名投票を行い、離脱案を賛成多数で可決した。
 ◇今後を見守りたい−−村井嘉浩知事の話

 県としては、(合併が争点の一つになった3月22日投票の柴田町議選の)選挙で示された一つの民意ととらえている。まずは、申し入れを受けた合併協議会や3町の今後の動向を見守りたい。
 ◇3町の協力態勢にも微妙な影

 合併協議の破綻は、合併に対する3町長の姿勢にずれが生じていたことが影響した。斎清志・大河原町長と佐藤英雄・村田町長は「3町に行政の垣根はない。仙南のコンパクトシティーとして、仙南の中核都市を目指すべきだ」と合併推進を掲げた。一方、滝口茂・柴田町長は「3町の合併メリットはない。自立戦略による独自のまちづくりを優先したい」と主張し、合併に慎重な姿勢を変えなかった。

 さらに、新市事務所の位置が柴田町の態度を硬直させた。合併協議会は昨年9月末の設置以来8回開催し、市の名称は「柴田市」と決めたが、事務所の位置は「大河原町役場」に決定された。この決定を受け、柴田町議会や住民の一部が、「事務所が町外に移れば住民サービスが低下してしまう」などと批判を強めた。このような状況が追い風になり、滝口柴田町長も「合併反対」の姿勢を強めた。

 町議会構成の変化も滝口町長の「離脱」の決断を後押しした。3町合併問題が大きな争点になったのが、今年3月の柴田町議選(定数18)。改選前は合併賛成派が多数を占めていた町議会が、選挙後には、合併の反対・慎重派の議席が11人となったのに対し、合併推進派は7人にとどまった。議会の勢力図が反対・慎重派に傾いたことで、滝口町長が「民意は合併の必要性が薄いと判断した」と強く主張できる下地も整っていた。合併に対する住民の不満、町議会の勢力図の変化を取り入れた滝口町長が「離脱」のカードを切り出すのにはためらいがなかったとみられる。

 合併協議会の斎会長は「残念な結果だが、柴田町民の意思は重く受け止めている」と述べた。ただ、3町の合併問題は、05年の「平成の大合併」で各自治体で合併機運が盛り上がったときも、大河原町議会が、事務所が「柴田町」になったことに反発し、合併議案に反対、協議が破綻した経緯がある。2度目の破綻によって、「合併は垣根をはずすこと」としてきた3町の大義名分にもひびが入り、今後の協力態勢にも微妙な影を落とすことになりそうだ。【豊田英夫】

毎日新聞 2009年4月28日 地方版

4311とはずがたり:2009/05/26(火) 14:01:29

<東北・北海道>宮城県>>3753 >>3825 >>3853-3854 >>3935 >>4002
>>4244-4245 >>4253 >>4278 >>4285 >>4309-4311
やれやれだな。。
前回は市役所を柴田町に置こうとして大河原議会が否決して破断してたのか>>1618
滝口町長の人気はなかなかですな>>2625

大河原・村田・柴田 3町合併 再び白紙確定
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090526t11031.htm

 滝口茂柴田町長の離脱申し入れで合併協議が事実上破綻(はたん)した宮城県大河原、村田、柴田の3町は25日、合併協議会の廃止議案を審議する臨時町議会を開いた。大河原、柴田は可決したが、村田が否決したため、合併協は廃止ではなく、今月末で休止することが決まった。

 合併協の休止は会則が残るだけの形式的な存続にすぎず、委員も事務局も31日付で任務を終える。「柴田市」の発足を目指した3町合併は、旧合併特例法時代の2005年に続き、再び白紙となることが確定した。

 廃止議案は大河原が8対6、柴田は10対7の賛成多数でそれぞれ可決された。村田では6対6の可否同数となり、佐々幸一議長の裁定で否決した。

 3町合併が再始動したのは昨年3月。推進派議員と住民有志が各町で有権者の約26―33%の署名を集め、県内初の住民発議による合併協が8月に設置された。これまでの議論で本庁舎を大河原町役場に置き、村田、柴田両町役場は分庁舎兼総合支所として活用することなどが決まっていた。

 風向きが変わったのは反対派議員が過半数を制して勢力が逆転した今年3月の柴田町議選だ。4月27日の臨時町議会では合併協からの早期離脱を求める陳情を採択。3町長間で住民投票の実施を合意していたが、反対派の滝口町長は「選挙を通じて直接表明された民意に基づく議会の議決を重く受け止める」として離脱を即断した。

 合併協の会長を務めた斎清志大河原町長は「賛否両論がある中で、住民投票の実施が守られなかったのはやはり残念。住民のための役場という原点を見失うことなく、各町との連携を図りたい」と述べた。


2009年05月26日火曜日

4312とはずがたり:2009/05/28(木) 20:29:30
<中国・四国>山口県

それでも19万なんだよなぁ〜。

とことん小郡:生まれ変わる街/上 住民サービス /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090525-00000125-mailo-l35
5月25日14時1分配信 毎日新聞

 県央部にある山口市と小郡、秋穂、阿知須、徳地の4町が05年10月に合併した新・山口市の誕生から3年半が過ぎた。合併協議の途中、防府市が離脱するなど紆(う)余曲折もあったが、人口約19万人の新たな都市づくりに向けて街は生まれ変わりつつある。とりわけ交通の要衝の地として変ぼう著しい小郡地区に焦点を当て、地域振興に向けた課題を探った。【中尾祐児】
 ◇期待と不満が交錯
 今月8日、小郡総合支所(旧町役場)近くの住宅団地の一角で、子育て集いの広場「小郡ぽっぽ」の開所式があった。高齢者向け交流施設内に間借りする形だが、小郡では市が運営費を補助する初めての子育て広場だ。
 運営委員会長を務める重田強子さん(71)は「小郡のお母さんの多くが、隣の旧山口市内の施設に通っていた。この広場をどんどん活用してほしい」とあいさつ。乳幼児を連れた若い母親たちの熱烈な拍手に包まれた。
 市から毎年度約200万円の運営補助金を受け、週3回開設。ボランティアが絵本の読み聞かせをしたり、子育て悩み相談を受け付ける。「合併効果で補助事業の対象になった。子育て施策では一歩前進だと思う」。重田さんは素直に評価した。
 JR新山口駅が位置し、国道9号や2号が交わる小郡地域。人口流入もあり、地域内住民は約2万3000人で微増傾向。0〜14歳の年少人口の割合も15%で、県平均を1・8ポイント上回る(05年実績)。子育て支援への期待は大きい。
 重田さんは合併後に新市の補助事業を知り、仲間とともに市に要望。念願の小郡ぽっぽ開設にこぎ着けた。市は昨年11月、合併特例債を活用して市立小郡図書館(建設費約6億2000万円)を建て、教育環境も向上した。
   ◇  ◇
 合併がすべての住民にプラスだった訳ではない。旧町が独自に支出していた老人入院見舞金(3000円)や低所得者見舞金(3700〜7700円)は廃止された。高齢者世帯を対象に無料でふとんを洗う寝具洗濯乾燥消毒サービスは、低所得者だけに縮小。デイサービスセンターなどに利用者を送迎する外出支援サービスの経費補助金もなくなった。
 国からの財政支援の削減や、世界不況による税収落ち込みで市の借金残高は1314億円(09年度末見込み)。年間の一般会計予算の2倍近くに上る。
 子育て分野にも、低下の懸念は残る。例えば、認可保育園の利用者が支払う保育料。3歳児を持つ一般家庭で旧市内の月3万2000円に対し、現在、旧町は月2万6000円。据え置かれている格好だが、3年後には統一される。市児童家庭課は「料金が上がるか下がるかは検討中」と明言を避けるが、財政難の中で値上げの可能性は消えない。
 高齢者でもある重田さん。「手厚かった福祉サービスの低下は残念」と認める一方「市の台所事情も分かる。私たちも行政にお任せではなく、子どもたちの未来や、街の発展のために何が必要な施策かを考えないといけない」とも思う。日々の暮らしの充実か、「未来」への投資か−−。新市民として「答え」の模索は続く。
〔山口版〕

5月25日朝刊

4313とはずがたり:2009/05/28(木) 20:29:41

<中国・四国>山口県

小郡駅前地図
http://www.mapion.co.jp/m/34.0904444444444_131.398560833333_9/

区画整理もされた南側に対して古くからの街と云う佇まいであろうか

とことん小郡:生まれ変わる街/中 新山口駅前 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090526-00000178-mailo-l35
5月26日16時1分配信 毎日新聞
 ◇「駅北」衰退止まらず
 「合併しても、大きな顔して歩けないなあ」
 元小郡町議長で土産物店経営の河村秀夫さん(61)は、JR新山口駅北口に面した店先で自嘲(じちょう)気味に笑った。
 在来線改札の北口は乗降客が年々減少し、人通りもまばら。一方、同じ駅でも山陽新幹線が停車する南口前にはホテルや、大学進学予備校が建ち並び、若者や会社員の姿は絶えない。
 山口市と小郡など4町が合併した05年当時、議長として推進派の先頭に立った。合併後も市議を続け「県央の玄関口」である新山口駅周辺の再開発を市に要望。07年に念願の「新山口駅ターミナルパーク整備構想」が策定された。
 構想は総事業費180億円の巨大プロジェクト。市民が憩う北口前広場、乗客以外の市民も駅舎内を通り抜けられる自由通路など駅の改築のほか、構想と別に駅北地区に14年間、手つかずの大規模遊休地(約2ヘクタール)=市土地開発公社の所有=の開発が予定されている。遊休地では国際会議などが開ける会議施設の整備も検討されている。
   ◇  ◇
 小郡地域全体でみると、商業活動は活発だ。交通の要衝であり、大型店の出店も多く、地域の年間商品販売額は約3029億円(02年実績)。人口は6倍にもなる合併前の旧山口市の同約4356億円(同)と比べでも、そん色はない。だが、その交通の利便性が、大型駐車場もない古くからの商店街の衰退に拍車を掛けている。
 新山口駅北口前の「大正通り商店街」。文字通り大正時代から続く目抜き通りだったが、空き店舗は03年度の13店から3年後には20店に増えた。「商店主の高齢化と、後継者不足は深刻。今では空き店舗はもっと増えている」と山口商工会議所小郡支所。
 河村さんは3年前に市議を引退し、商店主の一人に戻った。「もう、小さな販売業はなりたたない」と表情を曇らす。
 大正通りの夏祭りだった「小郡七夕まつり」。通り沿いを紅白のちょうちんで飾り付け、旧町時代は多くの町民でにぎわったという。だがそれも、新市が誕生した05年を最後に開かれていない。
 ターミナルパーク構想は長引く不況にあえぐ、河村さんら地元商業者には待ちに待った朗報だが、事業着工は来年度以降で、完成目標は「2014年度」。
 「起爆剤」に望みをかける河村さんらにとって、5年は、遠い年月だ。【中尾祐児】
〔山口版〕

5月26日朝刊

4314とはずがたり:2009/05/28(木) 20:29:59
>>4312-4314
<中国・四国>山口県

とことん小郡:生まれ変わる街/下 新庁舎移転 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090527-00000214-mailo-l35
5月27日15時25分配信 毎日新聞
 ◇一体感の適地どこ?
 05年10月に合併した山口市と小郡など4町が交わした合併協定書。新市の本庁舎の場所は「発足時は現在の山口市役所」としているが、加えられた付帯決議はすっきりしない。
 <新山口駅周辺が適地であるという意見を踏まえながら、県央中核都市にふさわしい位置を考慮し、整備については新市発足後10年をめどに審議する>
 将来の本庁舎は、JR新山口駅近くが「適地」で決定なのか。人口19万人の新市が防府市(12万人)などと合併して中核市(30万人以上)となり、その上で「ふさわしい位置」を考えるという保留状態なのか。
   ◇  ◇
 「駅周辺への移転は合併時の約束ですよ。主張を続けます」
 小郡商工振興会長の福井敏彦さん(55)は言葉に力を込めた。振興会は今年1月、渡辺純忠市長に、新庁舎の審議組織の早期設置▽新山口駅北地区の大規模遊休地(約2ヘクタール、市土地開発公社所有)の活用−−などを求める要望書を出した。
 しかし、市は、「駅前の一等地に整備するのはいかがなものか」(08年6月、渡辺純忠市長の議会答弁)と否定的。国際展示場を備えた大型会議施設の整備を検討中だ。
 福井さんは「移転先は遊休地だけではない」と理解を示しつつ「交通の利便性が高い駅周辺のどこかに本庁舎が必要だ。でないと、面積が広がった新市の一体感は生まれない」と訴える。
   ◇  ◇
 旧小郡町民の意識がうかがえるデータがある。
 今年1月、県地方自治研究所が旧町民320人を対象に実施した合併の影響に関するアンケート。「旧1市4町の一体感は形成されたか」の問いに「形成されていない」26・1%、「あまり形成されていない」35・1%と否定的な答えが6割を超えた。「合併してよかったか」にも、50・2%が「よくなかった」と答え、不満として「ゴミの収集回数が減った」など住民サービスの低下が挙がった。
 同研究所事務局長の竹尾久男さん(61)は「そもそも、広域合併した自治体で一体感をつくるのは困難」と言い切る。03年に2市2町で合併した周南市の調査でも「一体感の形成」に否定的な答えが全市域の回答者の54%を占めた。
 本庁舎が新山口駅周辺にできれば、「形成」は可能か。竹尾さんは指摘する。「どこに本庁ができても一極集中の都市なら、周辺部はすたれ、住民の不満は高まる。一人一人が市政に意見を述べ、参加できる制度を整え、地域主体の街づくりを進めなければ、一体感も生まれない」
 =この連載は中尾祐児が担当しました。
〔山口版〕

5月27日朝刊
最終更新:5月27日15時25分

4315とはずがたり:2009/05/29(金) 20:54:15
<東海>静岡県

湖西市・新居町第10回合併協議会
(静岡県)
http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news8802198.html

湖西市と新居町の10回目となる法定合併協議会が28日開かれ
すべての合併協定項目の協議が終了した。社会教育など3つの事業内容が協議されたあと前回の協議会後、県と協議した基本計画案について、県から「異議なし」との回答があったことが報告され計画として承認された。これで、全ての協議が終了し、6月8日に合併協定書に調印。その後、両市町の議会と県や国の手続きを経て、2010年3月23日の合併を目指す。
[ 5/29 8:27 静岡第一テレビ]

4316Azuchi_on_my_mind:2009/05/30(土) 02:29:46
急ぐな合併・守ろう安土みんなの会

http://www.geocities.jp/azuchi_daisuki/

4317千葉9区:2009/05/30(土) 09:29:10
<首都圏>山梨県
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090530/CK2009053002000106.html
新市名は『印西』 1市2村合併協で多数可決
2009年5月30日

 来年春の合併を目指す印西市と印旛、本埜両村の合併協議会は二十九日、第七回の会合を開いて新市の名称について採決を実施し、賛成十六、反対八の賛成多数で「印西市」と決定した。

 印西市長で、合併協の山崎山洋会長は同日の会合で「印西市」を初めて正式に提案。だが、印旛村の委員は「印旛市」など新しい名称を主張した。山崎会長は「議論を重ねても平行線をたどるなら、ある時期に結論を出さないといけない」とし採決に踏み切った。

 また前回会合が、本埜村長の小川利彦副会長の発言をめぐって流会した問題で、小川副会長は「私の文書や発言で会議が空転したことを反省している。今後は迷惑をかけないようにする」と釈明。各市村は、同副会長に慎重な発言を求め、合併協議を継続することにした。

  (平松功嗣)

4318とはずがたり:2009/05/30(土) 10:09:54
>>4317
<首都圏>千葉県ですよね

印西市なんか。。。

4319千葉9区:2009/05/30(土) 10:13:04
すんません コピペしくじりました。
印旛の西の方だから印西なのに...
印旛村吸収したら、印旛全体が市域じゃん。

4320とはずがたり:2009/05/30(土) 10:44:27
印西にそんな地域ブランド力的なものないと思うんですけどね。
市のプライドなんですかねぇ。。

4321とはずがたり:2009/06/02(火) 01:35:07
<九州・沖縄>熊本県

熊本市との合併協議、城南町で住民説明会始まる
2009年06月01日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090601002.shtml

 熊本市との合併協議会(法定協)を終了した城南町は31日、協議結果を町民に知らせる住民説明会を東阿高区を皮切りに始めた。6月20日まで町内31カ所で開く。

 両市町の法定協は7回開かれ、今月22日に終了。住民説明会を経て、合併の是非を問う住民投票を6月28日に実施する。同町は協議結果をまとめた90ページに上る資料を全世帯に配布している。

 東阿高公民館には町民約50人が出席。八幡紀雄町長が「協議結果をよく判断して、投票を棄権しないようお願いします」とあいさつした。

 町は編入合併となることや来年3月23日となった合併期日、合併特例区の設置など熊本市との協議で決まった内容を報告。合併しなかった場合の今後10年間の財政見通しや、単独の財政運営では税金などを引き上げざるを得ないことなども説明した。

 出席者からは「211億円の合併後の投資は本当に実現するのか」など、質問が相次いだ。(福井一基)

4322とはずがたり:2009/06/02(火) 09:16:46
<九州・沖縄>熊本県

むう。。。

熊本市との合併問う住民投票、植木町も28日へ
2009年06月02日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090602002.shtml

 植木町の藤井修一町長は1日、5月下旬の臨時町議会で可決された熊本市との合併の是非を問う住民投票条例に基づき、住民投票を6月23日告示、28日投開票の日程で実施する方針を町選挙管理委員会に通知した。町選管は2日に会合を開いて日程を正式に決める。

 城南町では、同市との合併の是非を問う住民投票を植木町と同じ日程となる28日に実施することを既に決めている。このため、同市の合併・政令指定都市問題に絡む住民投票はダブルで実施されることとなり、一気に事実上の決着がつくものとみられる。

 日程について藤井町長は「7月26日投開票の町議選と混乱がないよう、間を開けた形で決めた」と話している。

 植木町では、同市との合併協議会(法定協)の終了を受け、住民8人が合併の是非を問う住民投票の実施を求める請願を町議会に提出。5月27日にあった臨時町議会で議員9人が住民投票条例案を議員提案し、賛成10、反対9で可決した。

 同町は昨年11月にも、同市との法定協設置の是非を問う住民投票を実施。賛成1万309票、反対6697票と賛成が約6割を占めたため、同12月に法定協を設置。5月25日の第7回で協議を終え、合併の“最終関門”となる廃置分合案の採決が控えている。(浪床敬子)

4323とはずがたり:2009/06/03(水) 01:26:26
<近畿>滋賀県

前回は新市名案が安土八幡市だったのに今回は近江八幡とは。。

近江八幡市と安土町が合併協定書に調印
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20090601/CK2009060102000019.html?ref=rank
2009年6月1日

 近江八幡市と安土町の合併協定調印式が31日、市内のホテルであった。今後、両市町議会の議決を経て知事に合併を申請する。

 調印式で両市町長が、まちづくり方針を定めた新市基本計画を盛り込んだ協定書に署名した。嘉田由紀子知事が立ち会った。

 協議会長の冨士谷英正市長は「合併は終着点ではなく新しいまちづくりのスタート。一体性の確保と融和に努め夢のある新市を立ち上げるため、たゆまぬ努力を重ねる」とあいさつ。嘉田知事は「皆さんの力で新市を魅力ある地域にして。県も応援したい」と祝辞を述べた。

 合併の期日は来年3月21日で、方式は対等(新設)合併。新市名は近江八幡市で、市庁舎は現在の近江八幡市役所に置き、安土町役場は支所とする。新市の人口は約8万2000人。

 安土町内では反対運動が熱を帯び、町長のリコール運動に発展。町議会は議長を除き賛成派5人、反対派4人と拮抗しており、6月8日開会の町議会定例会での採決が注目される。 (松瀬晴行)

4324とはずがたり:2009/06/03(水) 01:27:30
<北陸・甲信越>長野県

松本市と波田町、任意合併協が発足 町を編入で市名変更せず
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20090602/CK2009060202000006.html?ref=related
2009年6月2日

 松本市と波田町の合併問題で、任意合併協議会の初会合が1日、松本市中央公民館で開かれ、合併に向けた論議が本格的に始まった。会議では、同市が同町を編入し、市名や市役所の場所は変更しないことを決定。地方税や住民サービスなどについては、同市の仕組みを基本に協議を進める方針を確認した。

 会長に就いた菅谷昭市長は「『市民が主役』という基本理念で、主体性を持って慎重に合併協議に臨む」とあいさつ。

 副会長の太田典男町長は、2004年に同町が同市などとの合併協議を離脱した経緯に触れ「私たちの状況の認識が甘く、不十分だった。深く反省し、その上に立って町と新松本市の将来を見据えて協議を進めたい」と述べた。

 任意協は両市町の行政、議会代表、自治会などの関係者20人で構成。合併の期日や議員や職員の身分など合併協定に明記する25項目の論議を決めた。一方、町立波田総合病院の約9500万円に上る帳簿の記載漏れ問題は、市側の町会関係者が「どうなっているのか」と質問。町側は「今後の合併協議の中で説明がある」と述べるにとどまった。

 両市町の合併は、新合併特例法で財政上の優遇措置がある来年3月末までを念頭に進む見通しで、そうなった場合は地方交付税増額措置などで総額70〜80億円前後の交付が想定されるとしている。 (坪井千隼)

4325とはずがたり:2009/06/03(水) 23:24:09
<北関東>群馬県

前橋と高崎は静岡と浜松のデッドヒートを髣髴とさせますな。

市町村合併:新高崎市が誕生 吉井町と合併、人口37万人で県内一 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090602-00000119-mailo-l10
6月2日13時1分配信 毎日新聞

 高崎市と吉井町が1日に合併し、人口37万3940人(5月末現在)の新しい高崎市が誕生した。人口は、富士見村との合併で約34万5000人となった前橋市に再び差をつけて県内1位を堅持。面積(460平方キロ)は沼田市を抜き、みなかみ町に次いで県内2位となった。
 旧吉井町の地名は、大字の前に「吉井町」がつき「高崎市吉井町○○」となる。旧吉井町議15人は在任特例が適用され、高崎市議の任期の11年4月まで同市議となる。次回選挙に限り吉井町域のみの選挙区(定数3)が設けられる。一方、同町の斎藤軍雄町長と森賢六教育長は5月31日付で失職した。
 高崎市は06年1月に倉渕村、箕郷、群馬、新町の4町村と、同年10月に榛名町と、それぞれ合併している。吉井町も03年に合併任意協議会に参加していたが、04年11月の住民投票の結果を受けて合併協議から離脱、その後高崎市との合併を求める住民運動の高まりなどを経て、08年7月に法定合併協議会が設立され、10月に合併協定書調印にこぎつけた。
 合併記念式典は1日午後、高崎市高松町の群馬音楽センターで開催された。
 松浦幸雄市長は式辞で「新しい高崎市が誕生し、37万市民は同じ未来を共有することになった。11年4月の中核都市移行により、さらに市民に身近な行政を実現し、地方都市のあり方を常にリードしながら、将来的には政令指定都市への移行も視野に入れていく」と述べた。
 吉井地域住民代表として斎藤前町長が「合併には長い年月と多くの労苦を要し、紆余(うよ)曲折があったが、住民の熱意が実を結んだ。吉井地域の住民が、地域の歴史、伝統、文化などを受け継ぎ、発展させていくと確信している」とあいさつした。【増田勝彦】
6月2日朝刊

4326とはずがたり:2009/06/04(木) 00:42:03
<九州・沖縄>熊本県

胸突き八丁・剣が峰だな。

市町村合併:合併問う住民投票 植木と城南、同日で−−28日 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090603ddlk43010582000c.html

 植木町選管は2日、熊本市との合併の是非を問う住民投票を23日告示、28日投開票と決めた。城南町の住民投票と同じ日程となり、熊本市との合併を巡る両町の「民意」は同時に示される。

 町選管は藤井修一町長の示した日程を承認した。藤井町長は「7月の町議選と日程をあけた方が町民が混乱しない。(城南町の住民投票の結果が)影響を与えるかどうかはわからないが、同じ日に可能か見極めて日程を決めなければならない」と、同日実施の検討を示唆していた。

 また町は法定合併協議会での協議終了を踏まえ、区画整理や学校施設改修など合併後に町で実施される事業を示した「新市基本計画」の説明会を2日夜から町生涯学習センターで始めた。3日も同所で開く。【結城かほる】

4327とはずがたり:2009/06/04(木) 00:46:34

<北陸・上信越>

飛び地合併の協議始まる 新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000016-san-l15
6月3日8時2分配信 産経新聞
 新潟県内初の飛び地合併実現に向けて、長岡市と川口町は2日、任意合併協議会の初会合を長岡市役所内で開き、具体的な協議をスタートさせた。

 メンバーは両市町の首長と幹部、学識経験者ら計16人。初会合で森民夫長岡市長を会長、岡村譲川口町長を副会長に選任した。飛び地合併については長岡市役所から川口町役場が直線で22キロに過ぎず、合併済みの旧寺泊町役場(30キロ)や旧小国町役場(24・3キロ)より近く、交通網も整備されていて心配する声は出なかった。懸念材料だった川口町の財政状況についても市側から大幅に改善しているという発言もあった。

 今後、合併条件を月2回ペースで開く任意協で協議、今年度内の合併を目指す方針を確認した。森市長は「全国の合併のモデルにしたい」、岡村町長は「温かく迎えてくれて安心した」とそれぞれが期待感を示した。

最終更新:6月3日8時2分

市町村合併:長岡市と川口町、任意合併協スタート 森市長「経験生かす」 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000133-mailo-l15
6月3日13時2分配信 毎日新聞
 長岡市と川口町の合併に向けた初めての任意合併協議会が2日、同市役所であった。公共サービスの低下を心配する声が町側から上がったが、森民夫市長は「長岡市にとって今回は3度目の合併協議。経験、ノウハウがある」と述べ、問題解決に自信を示した。
 森市長と岡村譲町長、両市町の議会、住民代表、学識経験者らで構成する委員16人が出席。町側から「除雪をきちんとやってもらえるか心配」「町の商工会はどうなるのか」などの質問が出た。
 これに対し、森市長は「これまでに合併した他の旧市町村と同様、役場に代わる支所が除雪を担う」と説明。商工会については「合併後も旧市町村単位のまま活動している」と語った。
 任意協は今後、月2回程度開く予定。今秋までに法定協議会へ移行できれば、10年3月末までに合併が成立する可能性もある。
 一方、森市長は、川口町との合併を「ホップ」、人口30万人規模の中核市になることを「ステップ」、40万人規模の都市を目指すことを「ジャンプ」とする構想を描いている。
 ただ、川口町と合併しても人口は約28万5000人にとどまる。同町との間には小千谷市(約3万9600人)を挟んでいることから、協議会後の会見で森市長は「小千谷市にも川口町との協議の経過を報告する」と、将来の合併をにらんだ配慮をする意向を示した。【長谷川隆】

6月3日朝刊
最終更新:6月3日13時2分

4328とはずがたり:2009/06/04(木) 00:47:39
<近畿>滋賀県

微妙な時期なのに選管も変に刺戟せんでくれよな,,

市町村合併:リコール署名、町民調査 呼び出して自筆か照会−−滋賀・安土町
http://mainichi.jp/kansai/news/20090601ddn041010010000c.html?inb=yt
 ◇「活動妨害」批判も

 31日に滋賀県近江八幡市と合併に調印した同県安土町で、住民団体が見直しを求めて津村孝司町長への解職請求(リコール)署名を集めたが、同町選管が自筆の署名かを照会するため町民を呼び出している。署名4209筆の半数近い2000人分の呼び出し文書を用意して順次郵送中で、署名を集めた人の氏名や性別などを問う文書も送っている。

 住民団体「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」(大林宏会長)が署名を集め、5月15日に選管へ提出。現在審査中で、6月中に署名数が確定する見込み。有効署名が有権者の3分の1(3291人)を超えれば、住民投票が行われ、過半数が解職を求めれば町長選が実施される。

 同選管によると、呼び出し文書は5月26日付。「安土町長解職請求のための署名の内容について(お尋ね)」と題し、井上源三郎委員長名で署名者に町役場への来庁を求める。選管は「家族で1人が全員分を書いた可能性がある。代筆は認められない」としている。

 さらに、同29日付で一部地区に署名を集めた人の氏名、性別などを記入して返送する文書を送付。「署名が町長の解職を求めるものと知っていたか」も問うている。選管は「受任者が立ち会わず自宅ポストに投函(とうかん)した事例などを聞いており、署名の集め方などを確認する必要がある」という。両文書とも、同31日現在の発送数は明らかにしなかった。

 この動きを受け、住民団体の事務所には、町民から対応についての相談が相次いでいる。団体は「活動妨害だ」とし、「呼び出しに応える必要はない」とのチラシを新聞に折り込み、抗議している。

 住民投票運動に詳しいジャーナリストで、国民投票・住民投票情報室の今井一事務局長は「町が異議申し立てをしているようにも受け取れるが、異議申し立ては通常、署名者ら関係人がするもので、選管が行うのはルール破りとも言える」と批判。五十嵐暁郎・立教大法学部教授(日本政治論)は「前代未聞だ。署名の効力確認は、集めた側に集め方を問う程度で足り、呼び出して尋ねるのは“圧力”と取られても仕方がない」と話している。

毎日新聞 2009年6月1日 大阪朝刊

4329とはずがたり:2009/06/04(木) 00:48:45

<中国・四国>山口市

市町村合併:新市の議員、在任特例に合意−−山口、阿東の推進協小委員会 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090530ddlk35010380000c.html

 来年3月までに山口市と阿東町の合併を目指す合併推進協議会小委員会が29日、同市で開かれた。両市町議長らが出席し、合併後の新市の議員定数を次期改選まで現行の34から48に増やす在任特例の適用に同意した。

 委員会では、市議会は特例適用の容認と、適用せず町議14人の失職を求める意見の双方が議会内にあったことを報告。一方、町議会は「町民の声を新市に伝えられなくなる」と特例適用を求めた。

 民間代表の委員から「新市の街づくりには両議会の協力が必要だ」と激変緩和策として町議の定数確保を求める声が上がり、小委員会として特例適用で意見集約した。

〔山口版〕

毎日新聞 2009年5月30日 地方版

4330とはずがたり:2009/06/04(木) 00:53:08

<九州・沖縄>鹿児島県

市町村合併:来年3月23日に「姶良市」誕生へ 3町合併協、期日を決定 /鹿児島
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090529ddlk46010674000c.html

 加治木、姶良、蒲生の姶良西部3町は28日、6回目の合併協議会で、新市「姶良市」の合併期日を来年3月23日に決めた。これで45の合併協定項目すべての承認が終わり、6月6日、合併協定に調印。各町議会で議決後、県に合併申請する。

 合併協議会長の城光寺俊和・姶良町長は「まだ道半ばだが、ホッとした。町民の後押しがあってここまで来られた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

毎日新聞 2009年5月29日 地方版

4331とはずがたり:2009/06/04(木) 00:53:58
<首都圏>埼玉県

市町村合併:久喜市と菖蒲・栗橋・鷲宮3町、新市合併へ調印式 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090529ddlk11010316000c.html

 久喜市と菖蒲、栗橋、鷲宮町の合併協定の調印式が28日、久喜市中央4の三高サロン会議室であった。上田清司知事の立ち会いで、4首長が来年3月23日に新「久喜市」をスタートさせる合併協定書に調印した。

 調印式では、「歴史的な結びつきとそれぞれの地域の特性を生かして、新たな自治体を作ることに合意した」と、1年間の協議の内容が報告された。合併協議委員ら約130人が見守るなか、それぞれの首長と議長が協定書に署名した。

 代表して田中暄二久喜市長が「これまで10年に及ぶ合併協議を振り返ると夢のようであり、万感の思い」と関係者に謝辞を述べた。

 中山登司男菖蒲町長は「合併協議がいったん、破綻(はたん)した経験から不退転の決意で臨んだ。子孫のため立派な自治体を作っていく」と話した。斉藤和夫栗橋町長は「1市3町の財産の単純加算でなく、合併効果を将来のビジョンの実現に発展させたい」。本多健治鷲宮町長は「新市に寄せられた期待に応えたい」と抱負を語った。【栗原一郎】

毎日新聞 2009年5月29日 地方版

4332とはずがたり:2009/06/04(木) 00:55:02
<東北・北海道>青森県

市町村合併:鶴田町、五所川原市に編入へ 来月にも正式申し入れ /青森
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090529ddlk02010015000c.html

 鶴田町の中野〓司(けんじ)町長は町議会合併促進特別委員会の報告を受け、五所川原市への編入合併を目指すことを28日までに決めた。来年3月に迫った新合併特例法の適用期限に合わせたい考えで、6月にも五所川原市に正式な合併協議を申し入れる。

 町議会は、昨年9月に発足させた特別委員会で議論していた。町は5月上旬、5回の住民懇談会を開き、厳しい町財政を住民に伝え、特別委員会は27日、合併方針を最終確認して中野町長に報告した。

 中野町長は「財政的に厳しく、このままでは住民に負担を求めることになる。五所川原市の意向をうかがいながら、特例法の期限内に合併したい」としている。期限内に合併すれば、議員の在任特例や、道路整備の格差を埋めるためなどに使える合併推進債の適用などが得られる。【鈴木久美】

毎日新聞 2009年5月29日 地方版

4333とはずがたり:2009/06/04(木) 00:56:11
<北関東>栃木県

市町村合併:西方町合併問題 鹿沼市、法定協設置を市議会付議へ /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090528ddlk09010073000c.html

 鹿沼市の宮本秀夫副市長は27日、西方町を訪れ、古沢悦夫町長に対し、同町との法定合併協議会(法定協)設置の議案を市議会に付議する方針を伝えた。

 古沢町長は今月7日、鹿沼市との合併を求める町の住民団体「鹿沼市との合併を実現する会」(川嶋誠一代表)の請求を受け、鹿沼市の佐藤信市長に対し、法定協設置を市議会に付議するか否かを問う意見照会を行っていた。

 付議する理由について佐藤市長は27日の定例会見で「町民の皆さんの声が最大限に尊重されなければならない」と説明。法定協設置の議案は6月定例市議会最終日の23日に提出される見通し。

 西方町では2月に合併の是非を争点に町長選が行われ、1市4町(栃木市と大平、藤岡、都賀、西方の各町)での合併推進派の古沢氏が初当選。同枠組みでの合併を目指している。【中村藍】

毎日新聞 2009年5月28日 地方版

4334とはずがたり:2009/06/04(木) 01:08:08
<東海>愛知県

北名古屋市も出来たし西名古屋市かな

市町村合併:新市の名称を募集 来月1日から−−七宝・美和・甚目寺町合併協 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090529-00000042-mailo-l23
5月29日12時1分配信 毎日新聞
 ◇1人1点のみ
 七宝・美和・甚目寺町合併協議会は6月1日から、3町合併でできる新市の名称を募集する。合併期日は2010年3月22日と決まっており、事務局は「公募で住民の意見を聴き、合併への意識を高めたい」と話す。
 名称の基準は漢字かひらがな、または両方の組み合わせで読み書きが簡単なこと。七宝、美和、甚目寺の現町名は除く。▽3町の歴史や文化に関係がある▽対外的にアピールできる▽住民の理想や願いが反映されている▽その他、新市にふさわしい−−などのいずれかに該当することが必要。名付け親には抽選で1人に大賞(商品券5万円分)を贈る。
 3町の住民以外も応募できる。1人1点のみで6月12日締め切り。問い合わせは合併協議会事務局(電話052・441・7111)。【稲垣衆史】

5月29日朝刊

4335とはずがたり:2009/06/04(木) 01:09:21
<近畿>滋賀県

旧町内揃ってと云う事をしなかったのは非常に好印象♪

市町村合併:合併後の長浜市、新地名表示決まる 湖北、虎姫は変則的に /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000298-mailo-l25
6月3日17時1分配信 毎日新聞
 長浜市に編入合併される湖北地方6町の地名表示方法がまとまり、開会中の6月定例長浜市議会に条例提案された。新地名は合併で新市が発足する10年1月1日から実施する。
 条例案によると、伊香郡の高月町、木之本町、余呉町、西浅井町の4町の地名は「長浜市」の次に現在の町名と字名を付ける。例えば、「木之本町木之本」は合併後は「長浜市木之本町木之本」に、「高月町雨森」は「長浜市高月町雨森」になる。
 東浅井郡の湖北町と虎姫町は変則的。虎姫町では、長浜市の次に現在の字名を続ける場合が多いが、「虎姫町旭町」は「長浜市新旭町」に、「虎姫町大字五」は「長浜市桜町」になど、地名を変更するところもある。湖北町は字名の前に湖北町を付けるところと付けないところ、「大字上山田」のように「小谷上山田町」と学区名を加えるところなど複雑になっている。【野々口義信】

4336とはずがたり:2009/06/04(木) 01:10:56
<東北・北海道>岩手県

磐井市じゃあ無くても良いけど少なくとも両磐と云うかっちょいい呼び方は保存して欲しいところw

市町村合併:合併研設置呼び掛け 一関市長が平泉、藤沢町に /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090529-00000022-mailo-l03
5月29日11時1分配信 毎日新聞
 一関市の浅井東兵衛市長は28日、平泉、藤沢両町を訪れ、合併研究会設置を呼び掛けた。両町は現・一関市誕生(05年9月)前の合併協議から離脱している。この後、財政難にあえぐ藤沢町から市への打診もあり、今回の呼び掛けとなった。
 浅井市長は両町で、「地方自治の厳しい環境を力を合わせて乗り越えよう。新合併特例法の期限(10年3月末)も迫っているので研究会を設置したい」と話した。
 藤沢町の畠山博町長は「社会情勢の変化に対応できる自治体にするには必要だ。研究会にはぜひ参加したい」と答えた。
 平泉町の高橋一男町長は「検討して返答します」と応じた。だが、「歴史的背景、文化遺産など先人から残されたものを次世代に引き継ぐ使命がある。地域懇談会でも自立の意見が多く、平泉の地名にこだわりたい」と述べた。【天野典文】

5月29日朝刊

4337とはずがたり:2009/06/04(木) 01:11:46
<中国・四国>愛媛県

市町村合併:「鬼北町との合併早期に」 「実現の集い」決議を承認 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000163-mailo-l38
6月3日15時1分配信 毎日新聞

 「松野町と鬼北町との合併実現への集い」が2日、松野町吉野の吉野生交流促進センターで開かれ、「合併の願いを一日も早く実現して新しい町づくりに取り組むべきである」などとする宣言決議案を拍手で承認した。決議文は阪本寿明・松野町長と甲岡秀文・鬼北町長に提出する。
 両町の合併協議が大詰めを迎えているため、合併実現に向けて松野町の住民団体「松野の今を考える会」(金谷透会長)が開催、約200人の町民が参加した。【川上展弘】

6月3日朝刊

4338とはずがたり:2009/06/04(木) 01:14:27
<東海・首都圏>静岡県

伊豆半島は後北条氏が関東の基礎を造ったとするなら関東である。後北条じゃなくて源頼朝でもいい。

南伊豆地区の合併問題:合併、頓挫決定的に 松崎町議会、住民投票条例案否決 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090530ddlk22010199000c.html

 松崎町議会は29日、臨時の議会を開き、深沢進町長が提案した南伊豆地域4市町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の合併の賛否を問うための住民投票条例案について、賛成4、反対5の反対多数で否決した。合併に賛成する議員が常設の住民投票条例案を提案したが、これも同様に否決された。同町議会が合併を否定する議決を改めて出したことで、4市町による合併構想は頓挫が決定的な情勢となった。【中村隆】

 松崎町議会は合併反対派が多数を占め、これまで合併に関係する条例案を5回にわたり否決してきた。合併推進の立場の深沢町長は状況を打開するため、住民投票条例案を成立させて町民投票で賛否を問い、その結果を踏まえて議会を揺さぶる狙いがあった。

 深沢町長は29日の臨時議会で、条例案を提出した理由について「町民の意志を確認し、その結果を尊重、反映したい」と説明した。これを受け、合併に賛成する議員が「合併は町や町民の将来を左右する問題だ。議会だけで決める権利はない」と後押ししたが、反対派の議員は「メリットが一つもない合併で、税金を使ってまで民意を問う必要がない」などと主張した。

 深沢町長は条例案が否決された後、記者団に「住民の期待に添えず残念で、申し訳ない。議会との関係修復は困難で、合併に向けて手を打つことが、逆に悪い結果を生むことになり、合併は非常に難しくなった」と語り、合併が困難な情勢になったことを認めた。また、関連4市町の首長がそろって会見し、法定合併協議会の会長・石井直樹市長は、合併について「4人とも大変厳しいと受け止めている」と話した。

 同町の合併協参加の賛否を問う住民投票(昨年5月実施)の実現に向けて活動した同町岩地、民宿業、斎藤省一さん(67)は「住民の声を聞いてほしかった。これで町は単独の道を選ぶことになると思うが、反対派議員は任期中に責任を持って町の将来計画を示してほしい」と語った。

毎日新聞 2009年5月30日 地方版

4339とはずがたり:2009/06/04(木) 01:16:39
<中国・四国>島根県

合併特例法適用期限迫る 斐川町長と単独派平行線 /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/expansion/news/20090521ddlk32010681000c.html?inb=yt
 ◇両者有意義な議論を

 出雲市と斐川町の合併問題で、昨年12月の斐川町議会で町が提出したものの、今月15日の臨時議会で否決された「住民投票条例案」。否決の背景には、合併推進派の勝部勝明町長と単独町政派が多数を占める議会との根深い対立がある。選挙によって選ばれた両者がかみ合わない議論を続ける中、勝部町長がタイムリミットとする現行の合併特例法の適用期限(来年3月)は刻一刻と迫っている。【細谷拓海】

 「極めて遺憾。延々150日を超える審議を行ったが、真剣に物を考えているのか」。条例案が本会議で否決された直後、勝部町長は顔をこわばらせながら取材に答えた。

 勝部町長が住民投票を実施する方針を明らかにしたのは昨年9月。07年度の実質公債費比率が26・1%と県内市町村で最も悪くなるほどひっ迫した財政状況や、11年3月に期限が切れる出雲市との救急消防業務受委託問題などが背景にあった。

 同町は03年末に行った住民投票の結果、当時2市5町で構成していた「出雲地区合併協議会」を離脱。近隣市町が合併を果たす中、単独町政の道を歩み始めたかに見えた。

 だが、07年4月の町長選では、単独町政派だった現職を破って、勝部町長が初当選。就任の約1年半後に条例案を提出した勝部町長は「財政規模が大きくなることで、効率の良い行政運営が可能となる」と強調していた。

   ◇  ◇

 こうして昨年の12月議会に提出され、総務産業建設委員会に付託された同条例案だったが、審議はスムーズには進まなかった。議会は最大会派「平政クラブ」(10人)など、単独町政派の議員が多数を占めていたためだ。

 合併に反対する議員たちは、両市町が設置した「合併問題研究会」で作成された資料について、「合併して悪くなる行政サービスについては『調整します』としてある。判断材料としては不適切」などと批判した。

   ◇  ◇

 委員会での審議は4回、約150日間にも及んだ。だが、町長を始めとする合併推進派と、町議の多数を占める単独町政派の意見は平行線をたどり、有意義な議論が尽くされたとは言い難い。

 議会側は昨年12月に松江市や雲南市との合併を検討する資料も作成することなどを求める請願を採択。地理的、文化的に近い出雲市以外との合併は現実的ではないとして応じない勝部町長に対して、議会は「資料不足」を理由に条例案を「継続審議」とし続けた。

 こうした、首長と議会との対立について、島根大法文学部の毎熊浩一准教授(行政学)は「非常に難しい問題。最終的に判断するのは議会だが、だからといって住民投票をしなくていいということではない」と指摘。その前提として「議会が審議を尽くしたかどうかが重要」と力を込める。

   ◇  ◇

 合併に前向きで、消防問題について「延長は考えていない。合併が解決の一番の方法」と迫った西尾理弘・前出雲市長と異なり、長岡秀人市長は「町民自ら判断すべき問題」と静観する構えだ。一方で「合併と消防問題をリンクさせるというのはいかがかと思う」とも語り、消防の受委託契約延長により、単独町政維持の道筋も残した。斐川町にとってはこれまでよりも、「合併」か「単独」かを議論しやすい状況が整いつつある。

 否決された条例案について、勝部町長は「6月議会での再提出を検討する」としている。現行の合併特例法の適用期限まで1年を切った今、合併推進派と単独町政派の間でどれだけ充実した議論が尽くされるのか。注目したい。

毎日新聞 2009年5月21日 地方版

4340とはずがたり:2009/06/04(木) 01:43:49
実際に話が進んで居るもののみ抜粋

市区町村変遷予定一覧日付順
http://uub.jp/upd/umylst.html

2009年(平成21年)
更 # 日付 都道府県 変更種別 自治体名 変更対象自治体名/変更内容
  1 09.01 宮城県 編入 気仙沼市 気仙沼市, 本吉郡 本吉町
  2 10.01 愛知県 編入 清須市 清須市, 西春日井郡 春日町
  3 10.05 北海道 新設 湧別町 紋別郡 上湧別町,湧別町

2010年(平成22年)
更 # 日付 都道府県 変更種別 自治体名 変更対象自治体名/変更内容
1 01.01 岩手県 編入 宮古市 宮古市, 下閉伊郡 川井村
  2 長野県 編入 長野市 長野市, 上水内郡 信州新町,中条村
  3 滋賀県 編入 長浜市 長浜市, 東浅井郡 虎姫町,湖北町,伊香郡 高月町,木之本町,余呉町,西浅井町
  4 愛媛県 編入 鬼北町 北宇和郡 松野町,鬼北町
  5 福岡県 新設 糸島市 前原市, 糸島郡 二丈町,志摩町
  7 02.01 福岡県 編入 八女市 八女市, 八女郡 黒木町,立花町,矢部村,星野村
8 03.08 山梨県 新設 富士川町 南巨摩郡 増穂町,鰍沢町
10 03.21 滋賀県 新設 近江八幡市 近江八幡市, 蒲生郡 安土町
11 03.22 愛知県 新設/市制 ○○市 海部郡 七宝町,美和町,甚目寺町
  12 03.23 山形県 新設 ○○市 新庄市, 最上郡 戸沢村
  13 埼玉県 新設 ○○市 加須市, 北埼玉郡 騎西町,北川辺町,大利根町
14 新設 久喜市 久喜市, 南埼玉郡 菖蒲町,北葛飾郡 栗橋町,鷲宮町
15 千葉県 編入 印西市 印西市, 印旛郡 印旛村,本埜村
16 静岡県 編入 湖西市 湖西市, 浜名郡 新居町
17 熊本県 編入 熊本市 熊本市, 下益城郡 城南町,鹿本郡 植木町
  18 宮崎県 編入 宮崎市 宮崎市, 宮崎郡 清武町
  19 編入 小林市 小林市, 西諸県郡 野尻町
20 鹿児島県 新設/市制 姶良市 姶良郡 加治木町,姶良町,蒲生町
21 03.29 栃木県 新設 栃木市 栃木市, 上都賀郡 西方町,下都賀郡 大平町,藤岡町,都賀町
  22 03.31 長崎県 編入 佐世保市 佐世保市, 北松浦郡 江迎町,鹿町町

時期未定
更 # 日付 都道府県 変更種別 自治体名 変更対象自治体名/変更内容
1 __.__ 青森県 未定 ○○市 五所川原市, 北津軽郡 鶴田町
  2 未定 むつ市? むつ市, 下北郡 風間浦村
5 未定 ○○市 一関市, 東磐井郡 藤沢町
  16 未定 秩父市? 秩父市, 秩父郡 皆野町
  17 未定 ○○市 東松山市, 比企郡 滑川町,秩父郡 東秩父村

24 新潟県 編入? 長岡市? 長岡市, 北魚沼郡 川口町
  26 福井県 未定 ○○市 敦賀市, 小浜市, 三方郡 美浜町,大飯郡 高浜町,おおい町,三方上中郡 若狭町
28 長野県 編入 松本市 松本市, 東筑摩郡 波田町
  30 編入 富士宮市 富士宮市, 富士郡 芝川町
  33 未定 豊川市? 豊川市, 宝飯郡 小坂井町
  34 未定 ○○市 西尾市, 幡豆郡 一色町,吉良町,幡豆町
  39 編入 河内長野市 河内長野市, 南河内郡 千早赤阪村
  41 和歌山県 新設 新宮市 新宮市, 東牟婁郡 那智勝浦町
  42 島根県 編入? 松江市? 松江市, 八束郡 東出雲町
  43 編入? 出雲市? 出雲市, 簸川郡 斐川町
  44 山口県 編入 ○○市 山口市, 阿武郡 阿東町
  52 長崎県 新設/市制 ○○市 東彼杵郡 東彼杵町,川棚町,波佐見町

4341とはずがたり:2009/06/07(日) 11:07:33
<首都圏・甲信>
紆余曲折あったけどなんとか実現へ。

2009年06月06日(土)
増穂、鰍沢 合併に調印
来年3月に「富士川町」
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/06/06/4.html

 増穂町と鰍沢町は5日、合併協定調印式を行い、来年3月8日に新町「富士川町」が誕生することになった。協定項目は「合併の方式は新設(対等)合併」「新町の名称は富士川町とする」など53項目。両町は6月定例町議会に廃置分合関連議案を提出する予定で、議決後に県へ合併を申請する。新町は人口が1万7023人(3月31日現在)で、県内町村では富士河口湖町、市川三郷町に次いで3番目の規模になる見通し。
 増穂町民会館で行った調印式には関係者約120人が出席。合併協議の経過報告と協定書の内容説明の後、志村学増穂町長と石川洋司鰍沢町長、両町議会議長、横内正明知事の順に合併協定書に署名した。
 法定合併協議会の会長を務める石川鰍沢町長は「両町の合併は峡南地域の発展に大きな意味がある。住民から合併して良かったと言われるようなまちづくりを進めたい」とあいさつした。
 両町の合併をめぐっては、2002年に峡南地域北部5町で任意合併協議会を設置したが頓挫。その後も枠組みをめぐる議論が続いていたが、08年9月に両町が法定協を設置。これまでに9回の会合を開き、将来構想などを協議してきた。

4342とはずがたり:2009/06/08(月) 20:23:53
<東北・北海道>青森県

合併反対が過半数 風間浦村住民投票
村長が断念表明
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090608-OYT8T00156.htm

 むつ市との合併の賛否を問うための風間浦村の住民投票が7日行われ、同村の中央公民館で即日開票の結果、合併に「反対」が922票で、「賛成」の670票を上回った。投票結果を受け、横浜力村長は同日夜、「住民の意思を最大限尊重する」と述べ、合併を断念する考えを明らかにした。当日の投票資格者は2101人。投票率は76・25%だった。

 投票は住民投票条例に基づき、むつ市との合併に「賛成」か「反対」かの二者択一方式で村内5か所で行われた。条例は、村長と村議会が結果を尊重することを定めているが法的な拘束力はない。しかし、横浜村長が合併の断念を決め、8日にもむつ市の宮下順一郎市長にその方針を正式に伝えるとともに、村議会に対しても法定協議会の設置などを提案しない見通し。議会内の合併賛成派も7日夜、結果を受け入れると表明したため、合併に向けた動きは大きく後退する。

 住民投票は、村財政が逼迫(ひっぱく)する中で、住民が単独運営を望むか、合併を目指すのかが焦点となった。村の試算では、2012年度は約1500万円の赤字に転落し、13年度には赤字幅が1億円以上に膨らむ。合併賛成派は「高齢化や人口の減少でさらに住民の負担は増え続ける」などとし、むつ市との合併の必要性を訴えた。

 これに対して合併反対派は、村長の給与、議員報酬の削減や、温泉施設に指定管理者制を導入することで大幅な歳出削減ができると主張。住民も「単独運営」を選択したものの、どれだけ歳出削減を図れるかなどは未知数だ。

 合併反対派と賛成派はこの日、それぞれ分かれて開票状況を見守り、結果が知らされると、反対派の村議らは歓声をあげた。合併反対を訴えてきた蛸島敏春副議長は「財政改革を進めれば、単独でやっていくという村民の期待に応えられる。まずは村長、議会、職員の人件費の削減を提案していきたい」と話した。一方、賛成派の木下秀一議長は「正論が通じず残念だが、結果を尊重し、これからは単独運営に協力していきたい」と述べた。

 市町村合併特例法の改正に伴って全国の市町村が再編された「平成の大合併」に関連し、県内で住民投票が実施されるのは、階上町、西目屋村、旧浪岡町(現青森市)、大間町に次いで5例目。

 風間浦村はこの平成の大合併で、2003年にむつ下北8市町村の合併協議に参加したが村議会の反発で離脱し、その後、大間町、佐井村と3町村での合併を目指した。しかし、大間町が住民投票で「合併反対」を決めたため、再びむつ市との合併を模索していた。
(2009年6月8日 読売新聞)

4343とはずがたり:2009/06/08(月) 20:26:08
<近畿>滋賀県

「結果踏まえ合併論議を」
住民団体、議会に働きかけ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20090605-OYT8T01035.htm?from=nwlb

 近江八幡市との合併に反対し、安土町の住民団体「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」(大林宏代表)が提出した津村孝司町長の解職請求(リコール)の署名は、住民投票に必要数が有効と判断される結果となった。審査結果を受け、津村町長は「今後の対応は、縦覧期間後の確定を待って判断する」とコメント。大林代表は「津村町長はこれ以上、合併を進めてはいけないと受け止めるべきだ」と力を込めた。

 町選管は、提出された4209人分の署名のうち3931人分を有効とした。無効となった278人分の理由は〈1〉代表請求者の印鑑もれ(83人)〈2〉重複(38人)〈3〉氏名、住所、生年月日の記載もれ(37人)〈4〉選挙人名簿に登録がない(34人)――など。

 審査では、町選管は署名を集めた人を照会する文書を郵送、批判を招いたが、4日深夜、記者会見した町選管の井上源三郎委員長は「法令の定めにより、慎重に公正な審査に取り組んだ。住民にも理解していただけたと思う」と正当性を強調した。

 5日には署名縦覧が開始。11日までの期間中、異議申し立てがなければ、同会は12日にも本請求し、60日以内にリコールを問う住民投票が行われる。

 一方、合併を巡っては、両市町の6月議会で関連議案が審議される。同会は「合併議論は今回の結果を踏まえてすべきだ」としており、今後、町議会への働きかけを強めていく方針。
(2009年6月6日 読売新聞)

4344とはずがたり:2009/06/08(月) 20:42:21
<東北・北海道>青森県
>>4342

市町村合併:風間浦村の住民投票、「反対」が過半数 単独での運営へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090608-00000034-mailo-l02
6月8日11時1分配信 毎日新聞

 むつ市との合併の賛否を問う風間浦村の住民投票は7日投開票され、合併反対が賛成を上回った。横浜力村長が主張してきた合併は白紙となり、単独での村運営の道に進む公算が極めて大きくなった。当日有権者数は2101人(男1039、女1062人)、投票率は76・25%だった。
 横浜村長は「村民に理解を得られず残念。村民が選択した以上、単独でいけるよう努力したい」と語った。むつ市の宮下順一郎市長は「投票結果を重く受けとめたい。今後、議会とも相談し慎重に対応していく」とのコメントを発表した。
 合併の賛否を巡っては、村議会の合併推進派村議4人、反対派村議4人の対立を収拾できず、住民投票で村民に判断を委ねる形となった。両派は選挙戦さながらに宣伝カーで村内を回り、チラシを配って主張を訴えた。
 村の財政シミュレーションでは12年度に赤字転落の予測もある。主力の漁業不振、30%を超す高齢化率など村を取り巻く環境は厳しく、生き残りには大胆な行財政改革が求められる。【松沢康】
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 ■解説
 ◇根深い対立、混乱が懸念
 村民は合併に「ノー」を表明し、合併を主張してきた横浜力村長は大きな方針転換を迫られることになった。
 合併推進、反対の両派村議たちは告示前から「投票結果を尊重する」と語っていた。しかし対立は根深く、今後も混乱が予想される。07年4月の村長選は6票差という激戦を演じた土地柄だけに、反対派から横浜村長の政治責任を問う声が上がる可能性もある。
 これまで議会では、合併問題以外でも横浜村長が提案した村教委の委員人事案を村議会が6回否決し、教育長が1年9カ月間も不在となる異常事態もあり、村民をあきれさせた。今後は結果を厳粛に受けとめ、村長、議会が手を携えていかなければ地域に生きる村民が一番被害を受けることになる。【松沢康】
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 ◆風間浦村住民投票結果◆
 (投票率76.25%)
賛成 670票
反対 922票
 (村最終発表)

6月8日朝刊

むつ合併6割反対 青森・風間浦で住民投票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090608-00000011-khk-l02
6月8日11時5分配信 河北新報

 青森県むつ市との合併の賛否を問う風間浦村の住民投票が7日行われ、即日開票の結果、合併反対が922票で賛成の670票を上回った。投票率は76.25%だった。

 村は8日、村議会全員協議会で投票結果を報告。村単独で行政運営していくことを正式決定する。

 村は3月の合併問題に関する住民説明会で、住民投票を求める意見が多く寄せられたことから、投票の実施を決定。4月の臨時村議会に住民投票条例案を提出し、賛成多数で可決された。

 両市村の合併は2003年からさまざまな形態で模索が続いてきた。今年2月には両市村議会の懇談会で意見集約できずに物別れに終わり、村議会合併調査特別委員会も3月に解散していた。
 当日の有資格者数(20歳以上)は2101人。

最終更新:6月8日11時5分

4345とはずがたり:2009/06/08(月) 20:43:36
<東北・北海道>山形県

市町村合併:川西町合併協設置署名、法定数122人下回る 米沢とは再び頓挫 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090608-00000082-mailo-l06
6月8日12時1分配信 毎日新聞

 川西町選管は7日、米沢市との法定合併協議会設置へ住民グループから出されていた住民投票実施署名2843人のうち、有効署名は「2398人」と明らかにした。2日現在の法定数(町有権者の6分の1)2520人を122人下回る審査結果。14日までの署名簿縦覧などの後、確定有効数を告示するが法定数との差は大きく、合併協設置は02年に続き川西町側で頓挫する可能性が高くなった。
 選管によると無効理由は、同一筆跡▽重複署名▽要件を満たさない代筆▽署名年月日未記載−−など。選管の問い合わせに署名者本人が「話を聞いていない」と答えた例もあったという。
 また、署名収集は表紙記載の「受任人」が原則なのに別人が集めた署名を多数加え提出していた。選管が受任人を法的に「証人喚問」し事実を確認。署名簿2冊(計約80人分)が無効になった。
 川西町側の請求代表人の菅野一則さんは「一部不備もあり200人分ぐらいの無効は覚悟していたが。選管から正式に審査結果を聞きたい」と話した。
 法定協設置の動きは02年にもあったが、議会は米沢市側は可決、川西町側は否決している。【近藤隆志】

6月8日朝刊
最終更新:6月8日12時1分

4346とはずがたり:2009/06/08(月) 20:48:53
<東北・北海道>岩手県
>>4336

市町村合併:藤沢町長が合併研究会設置に賛同 一関市長に表明 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090606-00000029-mailo-l03
6月6日12時0分配信 毎日新聞

 藤沢町の畠山博町長は5日、一関市を訪れ、浅井東兵衛市長から5月28日に参加要請があった合併研究会について「設置に賛同したい」と表明した。今後、両自治体は特例法の期限内(来年3月)の編入合併に向けて協議を進める。同様に要請のあった平泉町は、不参加を表明している。
 藤沢町は、05年9月の旧7市町村の合併で離脱している。合併の課題の一つだった国営農地の未利用117ヘクタールは40ヘクタールまで減少している。【天野典文】

6月6日朝刊

4347とはずがたり:2009/06/08(月) 20:50:26
<東北・北海道>岩手県
>>4346-4347

市町村合併:合併研参加せず 平泉町長が表明 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090605ddlk03010083000c.html

 平泉町の高橋一男町長は4日、議会運営委員会で、一関市の浅井東兵衛市長から参加要請があった合併研究会について「参加しない」と表明した。

 要請は5月28日、平泉、藤沢両町にあった。高橋町長は「11年の世界遺産登録に向けて取り組んでいる時期であり、町が合併論議をする環境にない」と理由を述べた。ただ、合併自体については「研究会に参加しないからと言って、合併しないとはならないと思う」と述べた。【天野典文】

毎日新聞 2009年6月5日 地方版

4348とはずがたり:2009/06/08(月) 20:57:08
<東北・北海道>岩手県
>>4298 >>4238 >>4155 >>3841 etc

市町村合併:川井村の会社役員、住民投票制定へ選管に署名提出 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090604ddlk03010307000c.html
 ◇宮古市編入合併で

 宮古市への編入合併の是非を問う住民投票条例の制定を求めて署名活動をしていた川井村田代の会社役員、日野敏美さん(59)が3日、直接請求に必要な有権者の50分の1(58人)を上回る493人分の署名を村選管に提出した。選管の審査、縦覧期間を経て、早ければ来週後半に内舘勝則村長に本請求される。内舘村長は本請求後20日以内に村議会を招集し、条例案を審議する。【山中章子】

毎日新聞 2009年6月4日 地方版

4349とはずがたり:2009/06/08(月) 22:51:30
<北陸・甲信越>長野県
>>4324
まあ編入して松本市になるってのは未だ何も決まってないに等しいけど

市町村合併:新市の名称は「松本市」確認 波田町との任意合併協初会合
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090603ddlk20010062000c.html

 松本市と波田町は1日、任意の合併協議会を設置し、初会合を開いた。会長を菅谷昭・松本市長が、副会長を太田典男・波田町長が務める。この日は協議方針や合併の方式、新市の名称などについて協議し、事務局が示した原案通り決まった。

 合併方式は松本市への波田町の編入とし、合併した場合の新市の名称は「松本市」となることも確認された。菅谷市長は「期限にこだわらず、市民が納得できるように進めていきたい」と話した。次回の会合は22日に予定されている。【渡辺諒】

毎日新聞 2009年6月3日 地方版

4350とはずがたり:2009/06/11(木) 20:33:05
<首都圏>埼玉県

遠い合併 迫る期限 ウオッチング
住民翻意 ご破算も
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20090610-OYT8T01205.htm

 1999年4月以降、全国で行われてきた「平成の大合併」が、来年3月末で区切りを迎える。県内の市町村は92から70に再編されたが、減少率は全国40位と低い。合意間近だった蓮田市と白岡町の合併構想も、住民意向調査の結果を受けご破算となった。少子高齢化社会に対応するためには、自治体の行政基盤強化が重要だが、危機感は薄いようだ。(村上達也、芳村健次)

 「町民の人心確認が必要と判断して実施したが、非常に残念な結果となった。重ねておわび申し上げる」
 8日に開かれた白岡町議会の一般質問。答弁に立った小島卓町長は、蓮田市との合併を、反対多数となった町民意向調査の結果を受け断念したことについて、陳謝を繰り返した。

 蓮田市(人口約6万4000人)と白岡町(同約5万100人)は昨年4月、合併に賛成か反対か、二者択一の住民意向調査を行い、市と町ともに6割を超す賛成を得て、「蓮田市・白岡町合併協議会」を設置した。合併特例法の期限となる2010年3月までの対等合併を目指し、新市の名称を「白岡蓮田市」、本庁舎を現在の蓮田市役所にするなど、26項目の協定事項を決定した。

 昨年11月に新町長が就任した白岡町は今年4月、町民に限定し、改めて意向調査を実施した。ところが、今回は二択ではなく、〈1〉合併推進〈2〉合併はやむを得ない〈3〉当面は単独で町政運営すべき〈4〉合併は必要ない――の四択とした結果、「合併反対」を示す〈3〉と〈4〉の回答が約7割に達した。

 小島町長は、集計直後の4月末の記者会見で、「民意逆転」の理由について、▽本庁舎の場所や新市名など、各論での反対が多かった▽調査前の住民説明会が、前年の32回に対し、今回は8回と少なくPR不足だった▽町人口の5万人突破で、町民の間に単独市制移行への期待が膨らんだ――などと分析。その数日後、合併断念を表明した。

 「厳しい財政状況の中、いつまで単独町政が可能か」
 「町民が負担を被ることにならないか」
 8日の白岡町議会一般質問では、議員から、合併断念への疑問や、町政運営への懸念の声が上がった。

 だが、町側は、「今後も緊縮型の財政運営を継続する必要がある」「経費を可能な限り切り詰める。町民に負担が及ぶのは最後」などと、歯切れの悪い答弁に終始。質疑を傍聴した男性(77)は「町が単独でやっていけるのか、不安に感じた」と漏らした。

 蓮田市は、合併構想が煮詰まりつつある段階で、「住民にイエスかノーかを問うやり方はそぐわない」と、市民への意向調査をしていなかった。両市町の合併協議会は、30日に解散となる見込みだ。

   ■説明不足、危機感の薄さ影響

 市町村合併は、地方分権や人口減少・高齢化社会に備え、自治体の行財政基盤を強化することが目的だ。

 県は2007年12月、「平成の大合併」により誕生した県内12市町で、10年間で731億円の行財政効果があるとの試算をまとめた。ただ、行政サービスの低下を懸念する声は根強く、旧自治体間の地域対立が残るケースも少なくない。

 県内の市町村は、1950年代の「昭和の大合併」で、323から109に再編された。その後、92市町村の枠組みが続いたが、01年のさいたま市(浦和、大宮、与野3市が合併)誕生以降、市町村数は70に減少した。現在、県内には「蓮田・白岡」以外に二つの合併協議会があり、実現すれば市町村数は64になる。

 一方で、協議の場につきながら、“破談”となった事例も少なくない。その理由として最も多いのが、蓮田市と白岡町のように住民が反対の意向を示したケースだ。任意の合併研究会で議論を続けていた春日部市と宮代、杉戸の2町も、杉戸町の住民投票で反対多数となったため、先月下旬、研究会を解散した。

 全国の市町村数は、来年3月までに3232から1760へと45・5%減少する予定だが、県内の減少率は23・9%で、全国40位。県は06年、県内を12市に再編する「合併推進構想」を打ち出したが、現状はほど遠い。

 県地域政策課は「『合併で住民サービスが低下する』という不安が根強い。行政の説明不足も課題」としている。

 同構想策定に携わった常磐大コミュニティ振興学部の井上繁教授(地域政策)は、県内での合併進展が鈍い理由について、「東京に隣接し、比較的財政に恵まれている自治体が多く、住民に危機意識が少ないため」と分析。

 そのうえで、「高齢化が進む中、住民に一番近い基礎自治体の強化は急務だ。特例法が期限切れになっても合併を進める必要がある」と指摘している。

(2009年6月11日 読売新聞)

4351とはずがたり:2009/06/11(木) 21:27:57
<東海>愛知県

市町村合併:「豊川・小坂井」「七宝・美和・甚目寺」、県推進審が構想対象に
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20090611ddlk23010238000c.html

 県市町村合併推進審議会が10日、県議会議事堂で開かれ、合併協議が進む「豊川市・小坂井町」「七宝町・美和町・甚目寺町」を、合併協議や合併後に国や県の支援が得られる「構想対象市町村」に位置付けることを了承した。構想対象市町村に格上げされたことで2地域の合併協議はさらに進みそうだ。

 県市町村課によると、豊川市と小坂井町の合併協議は08年7月に小坂井町が豊川市に編入合併を前提とする合併協議を申し入れて始まった。これに対し、豊川市は5月に受け入れを回答した。今後、両自治体で法定の合併協議会を設置し、詳細を詰める。両市町の合併研究会は4月、来年2月までに合併する方針を示している。合併すれば人口は約18万人になる。豊川市は08年1月に音羽町、御津町と合併している。

 七宝町などの合併は、当初は大治町を加えた4町で協議が進んでいたが、大治町は議会の反対で離脱。3町議会は合併協議会を設置する議案を可決し、今年4月に法定の合併協議会が設けられた。来年3月の合併を目指している。3町が合併すれば人口は約8万5000人になる。

 県内の市町村合併は05年4月から08年1月までの間、13地域で計40市町村がかかわり、99年に88市町村(31市47町10村)だったのが61市町村(35市24町2村)まで減った。今年10月には清須市と春日町が合併し、60市町村になる予定だ。【月足寛樹】

毎日新聞 2009年6月11日 地方版

4352とはずがたり:2009/06/11(木) 21:30:55
<九州・沖縄>長崎県

市町村合併:東彼3町、電算費計上せず 10年3月末の合併難しく /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090609ddlk42010498000c.html

 東彼杵、川棚、波佐見3町の町長は7日開かれた東彼杵郡合併協議会(会長・紙谷修東彼杵町長)の臨時会の中で、合併に必要な電算システムの統合費(約2億円)について、各町の6月議会に予算計上しないことを明らかにした。先月開かれた合併協の中では、予算について各町意見が一致していなかった。

 合併協によると、電算システムの統合には通常1年半〜2年かかるといい、3町が6月議会で予算を計上しないとなると、国からの優遇措置が受けられる新合併特例法期限内(10年3月末)までの電算システムの完全統合は極めて難しいという。また、合併協の高以良壽人事務局長は「予算を計上しなければ電算システムの統合に着手できない。スケジュールとしてはますます厳しいものになる」と語った。

 波佐見、東彼杵町は16日に、川棚町は18日に6月議会が開会予定。【野呂賢治】

〔佐世保版〕

4353とはずがたり:2009/06/12(金) 13:47:28
<九州・沖縄>鹿児島県

「姶良市」来春誕生 3町が合併調印
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090607-OYT8T00228.htm

 姶良、加治木、蒲生の3町は6日、合併協定書に調印した。順調に手続きが進めば、来年3月23日に人口約7万5000人の新市「姶良市」が誕生する。

 姶良町の町中央公民館で行われた調印式では、町民や町議など約250人が見守るなか、3町長と特別立会人の伊藤知事が協定書に署名した。伊藤知事は「どういう街づくりをするかが今後の課題。戦略性を持って進めてほしい」とあいさつした。

 3町での合併については、これまで法定協議会と任意協議会が解散した経緯がある。調印後、3町長は「紆余(うよ)曲折があったが、新たな一歩を踏み出した。住民にとってよりよい街を目指していきたい」と話した。

 今後、9日から開会する各町議会に合併議案が提案される予定。
(2009年6月7日 読売新聞)

4354天使の救世主:2009/06/13(土) 00:53:31
岩内のマルハンへ行くと、倶知安の悪魔ドラゴン、悪魔ナポリでぼったくられてた客がほとんど居たよ(^_^;)
そりゃ〜そうだよな!あんな悪徳詐欺の遠隔操作やって客から金騙し取ってるんだもの!やっと気付いてクソナポリ、クソドラゴンから撤退したようだね!
岩内のマルハンは客付き良いし、かなり出してるし、ホールスタッフも接客態度が素晴らしい(*^ν^*)
倶知安のクソぼったくりドラゴンは接客態度悪過ぎ、クソナポリもアイムジャグラーで遠隔操作で一人あたりから5万〜10万以上金騙し取ってBIG一回出して呑まれて終わりだよ(-_-;)
岩内マルハンは違う!客の事想って、儲け考えてない超〜優良店だ(*´▽`*)
極端に出てるわけでないけど、ほとんどハマリないよ!マルハンのアイムジャグラーはハマってもせいぜい600Gがいいところだし、連チャン性高いし倶知安クソナポリ、クソドラゴンと違って、岩内マルハンはハマっても、ちゃんとお金戻ってくるよd(゚-^*)♪
しかも、マルハンはイベントの日、100パーセント出してるしホールスタッフに言えばジュース、タバコ買いに行ってくれるサービスやってるし、接客の時もお客とお話して楽しませたり、お客に対して凄く優しいよ(≧∇≦)/
お客をすごい大事にしてる熱意が伝わるよ!
だから岩内マルハンは満席になる( ̄^ ̄)bキッパリ
だから、あんな倶知安クソナポリ野郎、クソクソドラゴンに行って金投げるくらいならガソリン代と時間かけて岩内マルハン行った方が超〜お得ヽ(´▽`*)

空き台なければ近くに食堂あるし店内は本いっぱい並んでるから暇つぶしにも最適d(゚-^*)♪
販売してるドリンクも超〜美味しいからマルハンはオススメ(*゚∇^)ノ。・。・゚・:*。・:*:・゚'☆♪

4356とはずがたり:2009/06/16(火) 12:41:42
<東北・北海道>福島県

合併しない宣言の町も色々大変そうだ・・。

矢祭町公社基本金取り崩し 古張町長、理事長辞任へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090616t61016.htm

 福島県矢祭町が全額出資する財団法人矢祭振興公社(理事長・古張允町長)が違法に基本金を取り崩し、県から改善命令を受けた問題で、町議会の全員協議会が15日開かれ、古張町長は責任を取って理事長を辞任する意向を明らかにした。

 古張町長は全員協議会後、取材に対し「公社の立て直しには新しい血が必要。一連の問題について責任を取る」と話した。今月末の理事会で承認を受ける方針で、後任の人選を進めている。星護総支配人(73)も辞任する。

 温泉保養施設「ユーパル矢祭」を運営する公社は、2004〜08年度、運転資金に回すために基本金の2500万円全額を取り崩したが、その際、県の承認を得るなどの必要な手続きを怠った。

2009年06月16日火曜日

4357とはずがたり:2009/06/16(火) 14:15:31
<近畿>滋賀県

アホやねぇ,前回の協議の時,破談にしなければ安土八幡市になってたのに。。
伏見も既に市名として消えてるし,室町なんかはそもそも通りの名前だしまあ仕方がないかね。

信長の町、消える「安土」の名 合併で「近江八幡市」に
http://www.asahi.com/politics/update/0615/OSK200906150096.html
2009年6月16日8時10分

 滋賀県安土町の町議会は15日、近江八幡市との合併を決める廃置分合(合併)議案を賛成多数で可決した。近江八幡市議会はすでに合併議案を可決しており、来年3月21日には新たな近江八幡市が誕生する。戦国の世、織田信長が安土城を置き、中世ヨーロッパにも伝えられた「安土」の名が自治体名から消える。

 安土町と隣接自治体との法定合併協議は過去2度にわたり破談、3度目でようやく合意した。02年は現在、東近江市となった隣接2町と協議。名前は「安土市」と決まったが、協議先の町議会の反対で頓挫した。05年には近江八幡市との合併構想が浮上。名前も「安土八幡市」と決まっていたが、今度は町民の反発で破談に追い込まれた。

 今年4月、合併市町村への財政優遇措置を盛り込んだ合併新法の期限切れが1年先に迫ったことから、安土町は近江八幡市との合併協議を再開。だが、前回、町側の事情で合併がつぶれた市側は、新市名を「近江八幡市」のままにすることを主張した。

 安土は信長ゆかりの地として有名。16世紀末に日本を訪れたポルトガル人宣教師のルイス・フロイスが著した「イエズス会年報」の中でも「ANZUCHI」と紹介している。一方、近江八幡は豊臣秀吉のおい秀次が築いた城下町。近江商人発祥の地でもある。最終的には町側が妥協し、安土の名が消えることになった。

 現在、町では合併推進の津村孝司町長へのリコール運動が起きており、リコール署名に有権者の3分の1超の町民が署名。津村町長が一部を無効とする異議を申し立て町選管が再審査中だ。ただ、住民投票で町長のリコールが成立して合併反対の新町長が誕生しても、議会で議決された合併が覆ることはない。(日比野容子)

4358とはずがたり:2009/06/18(木) 14:50:43
<九州・沖縄>大分県

気運が盛り上がってるとは云えないね。。

合併協議今後も 津久見市
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_124528957898.html
[2009年06月18日 10:45]

 「平成の大合併」で合併しなかった県内市町村のうち、具体的に合併を検討しているのは津久見市のみ。ただ臼杵市との合併協議は中断状態で、今後進展するかは不透明な状況だ。

 2007年7月に設立した両市の任意合併協議会は昨年5月の第5回会合以降、事実上中断している。この間臼杵市長選挙などがあり任意協のメンバーが変わったことから、近く第6回会合を開く方向で調整している。
 津久見市は「合併協議を推進したいというこれまでの方針に変更はない」とするが、臼杵市は「あと3、4年は互いに厳しい財政状況が続く。それぞれが自立できるまちづくりを進めることが先」と慎重な姿勢を見せている。
 県は国と歩調を合わせて合併を推進してきた。広瀬勝貞知事は「県内はある程度合併が進み、県としては区切りが来ている」(15日の定例会見)として当面は積極的な合併促進の取り組みはしない考えを示している。
 今後については「合併市町村に対する県の支援プランも引き続き用意しているが、合併新市の旧町村部の振興や小規模集落対策に軸足を移している」(佐藤健総務部長)。
 国は合併市町村に地方交付税の算定に特例を設けたり有利な借金(合併特例債)を認めるなどの優遇措置を設けて合併を推進してきた。一方で地方交付税全体は削減。過疎少子化や景気悪化も加わって市町村を取り巻く状況はさらに厳しくなっている。

「平成の大合併」 県内も一区切り
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_124528950251.html
[2009年06月18日 10:21]

 政府の地方制度調査会が、国が推進した「平成の大合併」を現行特例法が切れる来年3月末で“打ち切る”答申を出した。大分県内で現行法の期間中に合併しなかった6市町村は、臼杵市との合併に前向きな津久見市を除いて当面は合併を考えていない。合併の旗振り役だった県は「地元の機運が高まれば支援する姿勢は変わっていない」とするものの、市町村の意向を尊重して、積極的な合併の働き掛けはしない方針だ。

 合併しなかったのは別府、津久見両市と日出、九重、玖珠各町、姫島村。大分合同新聞はこのうち県の合併パターンで単独になっていた別府市を除く5市町村に取材した。
 津久見市は「現行の特例法が切れても合併を目指していくことが住民福祉の向上につながる」として臼杵市との合併協議を進める意向を示す。
 他の4町村は「大きな情勢の変化がない限り考えていない」(姫島村)など当面は合併しない方針。「(自治体の置かれた)状況は合併市も同じ。財政の健全化をさらに進めて乗り切る」(九重町)「農業、観光の振興、企業誘致で新たな財源の確保に力を入れたい」(玖珠町)と単独で生き残る努力を続けている。
 答申では小規模市町村の住民サービスを確保するために「都道府県による事務補完」などの方策が示されたが、「県や国が助成しても住民に近い市町村がサービスを提供するべきだ」(九重町)との意見があった。

 <ポイント>
 【第29次地方制度調査会(地制調)の答申】 地制調は首相の諮問機関。答申では市町村合併を「行財政基盤の強化にはなお有効」として、現行法の期限切れ後も自主的合併を進める市町村を支援する新たな特例法の必要性を主張。合併しなかった小規模市町村の住民サービスを確保するため「都道府県による一部事務の補完や周辺市町村間での広域連携など多様な選択肢を用意する必要がある」とした。

4359とはずがたり:2009/06/20(土) 01:02:44
<東海・首都圏>静岡県

やれやれだ。

賀茂地区合併破綻 松崎、南伊豆両町議会が否決
06/19 15:24
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090619000000000062.htm

 賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)による合併問題をめぐり、最終判断となる廃置分合議案が19日、各市町議会の臨時会で審議され、松崎、南伊豆の両町議会がそれぞれ否決した。合併の成立には全市町での議案議決が必要なため、同枠組みの合併協議は白紙に戻った。
 一方、合併推進を掲げる町議が過半数を占めていた河津町議会は、同議案を可決した。下田市議会は議案を総務文教常任委員会に付託する予定で、同日午後にも可決となる見通し。
 6月定例会を再開して審議した松崎町議会では、反対派議員が議決を軽視した合併協設置の経緯や協議内容への不満を理由に反対討論を展開。住民サービス向上に向け合併の必要性を訴える賛成派を押し切り、賛成4、反対5で同議案を否決した。南伊豆町議会でも合併協協定書の内容や協議過程に対する不信感などが反対理由に挙げられ、賛成4、反対6で否決した。
 賀茂地区の1市3町は2008年6月に合併協議会を設置したが、両町議会は同年度の3月定例会で合併協からの離脱を求める決議を可決した。さらに松崎町では深沢進町長の辞職による町長選が無投票に終わり、合併の是非を問う住民投票条例案も町議会が否決するなど混乱を極めた。
 1市3町合併協は議案否決の結果を受け、同日午後にも市町長会議を開き今後の対応について協議する。

4360とはずがたり:2009/06/20(土) 11:39:47
<中国・四国>島根県

次は住民のリコール運動かな?其処迄住民意志のうねりが有ればだけど。。

島根ワイド : 斐川町議会、町長信任案は廃案
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=513041004

空転が続く本会議場=島根県斐川町荘原町、町役場

 島根県斐川町議会で、出雲市との合併推進を目指す会派「清風クラブ」が6月定例会最終日の19日、勝部勝明町長の信任決議案を提出した。これに対し、単独町制派で最大会派の「平政クラブ」の議員は本会議を退席して対抗。出席数が地方自治法に定められた全議員(15人)の半数に満たないために本会議が開けず、深夜まで空転する異例の事態となった。20日午前0時を迎えると、定例会の会期を過ぎるため、同案は廃案になる。

 一方、勝部町長が再提出した合併の是非を問う住民投票条例案は、賛成少数(賛成5、反対9)で否決された。この結果、同町長が目指す新合併特例法の期間内(来年3月まで)の合併は、厳しい情勢になった。

 信任決議案は、単独町制派が多数を占める現状では、住民投票条例の実施にめどが立たないため、清風クが町議会の解散を狙って提出した。

 総務省行政課によると、3分の2以上が出席し、4分の3以上の反対で否決した場合、首長は不信任されたとの解釈が成り立ち、解散権を行使できるという。

 清風クの多々納弘代表は本会議で「出雲市との合併に政治生命をかけ、推進している町長の政治理念を議会として『是』とする」と、信任決議案の提出理由を説明した。

 しかし、岡田征記議長を除く、平政クの議員9人が「審議には応じられない」とし、議場から退席。数の劣勢を逆手に取り、信任決議案を否決させて事態を打開するという清風クの”奇手”に対し、”無視”することで、勝部町長の解散権を封じる手段を取った。

 空転が続いたことについて、清風クの多々納代表は「審議拒否は、職場放棄に等しい」と、平政ク側の対応を批判。これに対し、平政クの北脇捷利幹事長は「(町長は)4年の任期のうち、2年しかたっておらず、信任の是非を出すときではない。審議に値しない」と反論した。

('09/06/19 山陰中央新報)

4361とはずがたり:2009/06/21(日) 04:55:02
<首都圏>埼玉県

市町村合併:住民投票制定へ8675人の署名提出−−鳩ケ谷「市民の会」 /埼玉
 ◇川口市との合併で
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090605ddlk11010291000c.html

 鳩ケ谷市の「住民投票の実施を求める市民の会」(奥田敏治代表)は4日、川口市との合併の是非を問う住民投票条例の制定を求める8675人の署名を市選管に提出した。会は「住民への説明が不十分。資料を開示し、判断の機会を与えるべきだ」と主張。これに対し、木下達則市長は「合併は市長選の公約で、慎重に取り組んでいく」とコメントした。

 市選管が署名簿の審査を行った後、7月以降に議会で審議される予定。市議会は昨年末に早期合併決議を可決し、木下市長が1月末、川口市長に合併協議を申し入れている。【鴇沢哲雄】

毎日新聞 2009年6月5日 地方版

4362とはずがたり:2009/06/21(日) 23:42:32
<九州・沖縄>長崎県

oh...佐世保市との合併に慎重な新人の前副町長、古庄剛候補(62)が、同市との合併推進を掲げる前町長の大瀬康政候補(69)=いずれも無所属=を大差で破り、初当選した。

けど,民主が支援してたhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/765とのことヽ(´ー`)/

6月21日のながさき速報(23:34) 長崎新聞
佐々町長に古庄氏初当選  町議も10人当確(23時半現在)
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090621/11.shtml

 任期満了に伴う北松佐々町長選と町議選(定数10)は21日投開票され、新人と前職の一騎打ちとなった町長選では、佐世保市との合併に慎重な新人の前副町長、古庄剛候補(62)が、同市との合併推進を掲げる前町長の大瀬康政候補(69)=いずれも無所属=を大差で破り、初当選した。

 現職8、元職1、新人4の計13人が立候補した町議選は10人が当選確実を決めた。

 当日有権者数は1万586人(男4857、女5729)。町長選の投票率は70・52%(男68・75、女72・02)、町議選の投票率は70・51%(男68・75、女72・00)だった。=町選管調べ=。


 佐々町長選開票速報(選管最終)
当 4695 古庄 剛 62 無新
  2596 大瀬康政 69 無前

 佐々町議選開票速報
(開票率97.31%、23時現在)
確 832  川副 善敬 63 無現
確 773  仲村 吉博 68 共現
確 745  北村 亮樹 38 無現
確 705  福田  等 62 無現
確 672  西 日出海 54 無元
確 642  淡田 邦夫 60 無新
確 630  福田 喜義 64 無現
確 590  須藤 敏規 58 無新
確 449  横尾章二郎 70 無現
確 430  坂本 吉行 59 無現
  411  大瀬 次雄 71 無新
  229  江口 利明 59 無現
  155  草野 淨治 60 無新

 【編注】「坂本吉行」の「吉」は「士」が「土」

4363とはずがたり:2009/06/22(月) 16:07:25
橋下は明らかに政権交代の発生を睨んでますね〜。

郵政民営化支持で道州制推進で市場機能信奉派の俺だけど賛同者に碌なの居ないのが心底残念。

自治体再編 知事、民主案を酷評
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/772-777あたり

 橋下知事と民主党との間で、国と地方の将来像への認識の違いが明らかになってきた。知事は20日、大阪市内で開かれた同党の府選出国会議員との会合で、基礎自治体(市町村)と国の2層構造による同党の自治体再編案を「現実離れしている」と酷評。知事は次期衆院選での支持政党を明らかにしておらず、認識の相違が影響しそうな雲行きだ。

道州制めぐり公開討論へ 大阪の橋下知事、民主と
2009.6.22 14:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090622/lcl0906221434001-n1.htm

 大阪府の橋下徹知事は22日、民主党の原口一博衆院議員らと来月にも、見解が対立している道州制のあり方をめぐり公開討論をするプランがまとまったことを明らかにした。

 民主党は、国と約300の地方自治体からなる「2層制」の国家像を提唱。これに対し橋下知事は、国の権限が強くなり過ぎないよう、両者の間に道州を置くことを主張、「民主党の責任者と討論したい」と求めていた。

4364千葉9区:2009/06/22(月) 21:36:56
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/aomori/090621/aom0906210205000-n1.htm
【特報 追う】なぜ今?鶴田の合併コール 戸惑う相手の五所川原 青森
2009.6.21 02:04
 青森県で今月1日、鶴田町が五所川原市に来年3月までに合併するよう唐突に申し入れた。国や県による合併自治体の財政優遇措置は来年3月末が期限。両市町の関係者の間では「財政的」な理由で合併を歓迎する見方も多いが、合併を阻む「政治的」な理由もいろいろあるらしい。突然のラブコールは間に合うのか。(荒船清太)

 「感触は悪くないと思っています」。1日、合併申し入れ後の記者会見でそう語った中野●司鶴田町長。一緒に会見に臨んだ平山誠敏五所川原市長は隣で苦笑し、「真摯(しんし)に検討します」と述べるしかなかった。

 平山市長の困惑も無理はない。ここ数年来、町が合併を模索してきたのは北隣の同市ではなく、南隣の板柳町だった。平成16年には両町の法定合併協議会を立ち上げたが、町名などでもめて翌年に解散。次の合併に向けた具体的な動きは皆無に等しかった。

 それがにわかに動き出したのが今年の4月末。昨年町議会にできた合併促進特別委が「財政の見通し」を主な理由に同市への編入方針を打ち出し、町は1カ月の間に矢継ぎ早に町内で住民懇談会を開催。中野町長の先導で一気に申し入れまでこぎ着けた。

 町の資料によると、たしかに財政は良くはない。

 一般会計では慢性的に歳出が歳入を上回り、取り崩してきた積立金も27年度でゼロになる。町の見通しでは、31年度には人口が1318人減って1万3900人になり、国の交付税も4億円減って25億円になるという。

 ただ、仮に今年度に増税して下水道料金を引き上げたとすると30年度まで赤字は避けられるとの数字もある。町議会は合併推進でまとまってはいるが、ある町議は「財政だけを見れば、合併は唯一の選択肢ではない」と認める。町内でも、反対の立場でビラや街頭宣伝車の準備を水面下で進めている勢力もあるという。

                  ◇

 一方の市側。市議会では、市から合併後の財政シミュレーションの提示すらないまま6月議会が閉会。両市町による合併協議会開催の有無についてすら見通しが立っていない。「市長と事務方はやる気がないのでは…」と最大会派の市議。市議の間でも消極的な声が目立っている。

 「なぜ、いまさら…」。旧金木町出身で、17年に旧五所川原市との合併を経験した桑田茂市議(58)が疑問に思うのは、申し入れのタイミングだ。

 中野町長が提案した合併は、財政優遇の受けられる来年3月末までの編入合併。逆算すると、12月の県議会で合併の議決が必要で、市町議会でこの秋にも合併の議決をしないと間に合わない。

 桑田市議は「住民の声をまとめる時間はない。中核都市として合併を引っ張っる、という政治決断でしか合併はできない」と話す。

 「本当は断ってほしいんじゃないか」。ある中堅市議はこんなシナリオを邪推する。「合併を断られたのを理由に町税を増税するつもりでは…」

 いまも市議らと連絡を取り合う元市議が注目するのは、来年に迫る両市町の首長選だ。「(市側の制度に合わせる)編入合併とはいうが、中野町長は市長選の支援をだしに、色んな合併条件を突きつけてくるかも」と警戒する。

4365名無しさん:2009/06/22(月) 21:37:18
                  ◇

 合併への障害は憶測だけではない。複数の市議が挙げるのは「あのときのわだかまり」。話は5、6年前にさかのぼる。

 実は、旧五所川原市は「平成の大合併」の相手先として、真っ先に鶴田町に声をかけていた。ところが、町議と旧市議らを交えた非公式の懇談会で、ある町議が「合併したら鶴田町のリンゴの値段が下がる」と発言、旧市のリンゴの質が低いことを暗に批判したというのだ。

 この発言を契機に当時の合併協議は決裂。その場にいた市議は「面目をつぶされた」と振り返る。

 五所川原市を中心とした青森県西北部は、飛び地合併した自治体が3つもある全国的にも珍しい合併の難所だ。

 「じょっぱり(津軽弁で意地っ張りの意)なんだなあ…。最初から合併すればよかったのに。しても商売が辛いのに変わりはないけど」。旧金木町民として市との合併を経験した酒店店主、芳賀邦夫さん(65)はため息をつく。

 鶴田町の雑貨店の女性店主(62)にとってみれば、「納税も買い物も学校も勤め先も今はみんな五所川原」ではあるのだが…。

                   ◇

 ■合併優遇の期限 市町村合併を後押しする合併特例法では、合併自治体の交付税額などについて優遇措置を定めている。青森県も同法下での合併を支援しており、合併市町村の公共施設の整備の優先支援や、合併協議の運営費の支援などを打ち出している。

 ただ、同法は規定により平成22年3月に失効する。合併推進運動について、首相の諮問機関「地方制度調査会」は22年3月で「一区切りとすることが適当」と答申しており、来年度以降の合併支援策は不透明。

●=賢の貝が手

4366とはずがたり:2009/06/23(火) 01:02:37
<東北・北海道>青森県
>>4364-4366

そんな事があったんですなぁ。鶴田は板柳と合併してあっぷる市を形成しようとした前科があったけどそういう事が背景か。
> 合併への障害は憶測だけではない。複数の市議が挙げるのは「あのときのわだかまり」。話は5、6年前にさかのぼる。
> 実は、旧五所川原市は「平成の大合併」の相手先として、真っ先に鶴田町に声をかけていた。ところが、町議と旧市議らを交えた非公式の懇談会で、ある町議が「合併したら鶴田町のリンゴの値段が下がる」と発言、旧市のリンゴの質が低いことを暗に批判したというのだ。

4367とはずがたり:2009/06/23(火) 01:08:13
地方自治制度スレのこっちへ転載

765 名前:とはずがたり[] 投稿日:2009/06/21(日) 23:42:05

■民主、佐々町長選で前哨戦の構え 藤井最高顧問ら応援入り
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/765

 16日告示された北松佐々町長選で、無所属新人の前副町長、古庄剛氏(62)の出陣式に民主党最高顧問の藤井裕久衆院議員や長崎4区に出馬予定の民主元職、宮島大典氏(46)が応援に駆け付けた。こうした動きに自民現職、北村誠吾氏(62)の陣営や、古庄氏と対決する無所属の前町長、大瀬康政氏(69)の陣営からは戸惑いの声も上がっている。
 古庄氏は関耕二町長の後継候補として出馬した。関町長は5月28日夜、本県入りした小沢一郎代表代行と宮島氏の陣営関係者の懇親会に出席するなど、民主党寄りの姿勢をみせている。民主党県連も今回、古庄氏を推薦した。
 一方、北村氏は両陣営に激励文を寄せるなど態度を明確にしていない。
2009年6月17日長崎新聞掲載

6月21日のながさき速報(23:34) 長崎新聞
佐々町長に古庄氏初当選  町議も10人当確(23時半現在)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/4362

佐世保市との合併に慎重な新人の前副町長、古庄剛候補(62)が、同市との合併推進を掲げる前町長の大瀬康政候補(69)=いずれも無所属=を大差で破り、初当選した。

772 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/06/22(月) 10:04:06
>>765
地元の詳しい事情は分かりませんが、「基礎的自治体の300への再編」を主張する民主が「合併反対」を公約とする候補を応援するとは、何とも面妖。
もっとも、「基礎的自治体の300への再編」はマニフェストに盛り込まない方針との報道もありますから、代表交替を機に小沢時代の目玉政策も見直しの可能性がある? ま、橋下にも酷評されたことだし…。

参考情報
「家計所得を2割増」民主党、マニフェスト骨格固める
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090620-OYT1T00530.htm
 地方分権関連では、2007年参院選公約で掲げた「基礎的自治体の300への再編」はマニフェストに盛り込まない方針だ。政権獲得後の4年間での実現性が乏しいためだ。市町村合併より、地方への権限移譲や補助金改革に力点を置く考えだ。「300自治体への再編」は小沢代表代行の持論で、小沢氏が掲げた政策の目玉の一つだった。

自治体再編 知事、民主案を酷評
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/h_osaka/20090621-OYO8T00464.htm?from=tokusyu
 橋下知事と民主党との間で、国と地方の将来像への認識の違いが明らかになってきた。知事は20日、大阪市内で開かれた同党の府選出国会議員との会合で、基礎自治体(市町村)と国の2層構造による同党の自治体再編案を「現実離れしている」と酷評。知事は次期衆院選での支持政党を明らかにしておらず、認識の相違が影響しそうな雲行きだ。

775 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/06/22(月) 12:34:43
>772
と思っていたら、こんな記事が。
ただ、これでも橋下は不満だろうな。
あいつの野望は道州制導入で初代「関西州」知事に就任することだろうから。

衆院選、東北で過半数 鳩山民主代表・本社インタビュー
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090622t71018.htm
 衆院選マニフェスト(政権公約)に関連し、小沢一郎前代表時代に市町村を約300程度に集約するとした地方分権策について、「数字が独り歩きした。基礎自治体のサイズは市民が決めるべきで、300ありきの押しつけはしない」と柔軟に対応する考えを示した。

4368とはずがたり:2009/06/23(火) 01:08:36
>>4367-4368
777 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/06/22(月) 15:07:16
>772

日本国土の広さから見れば、基礎自治体数はまだ多すぎる。300万を超える横浜市から数千人の村まであまりに格差が大きすぎる。
3200台から1700台へ減ったが、現実的には 700から800程度へ減らすことが必要。
まだまだ合併は必要だが、 基礎自治体300はいかにも現実的に無理だろう。

1000程度に基礎自治体が集約されれば、現在の都道府県体制をどうすべきかの議論を本格化せねばならない。
道州制にしろどのような権限と役割を持たせるか。しかし ゾーニングや州都をどうするかでもめにもめるだろう。

しかし、1万人未満の小規模自治体が数多く残るだろう。
これらはなかなか小規模自治体運営では難しくなる。広域行政を隣接市との連合組織でまかなうのか
道州制等の新たな地方行政組織に担わせるのか 今後の大きな課題である。

778 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/06/22(月) 18:51:38
さて。
実は水面下では300自治体再編案の撤回が既に合意されていて、一連のプロセスは橋下に花を持たせるためのパフォーマンスだったりして。
この件に限らず、民主の党運営は、じわり小沢離れを加速させているような印象もするだけに…。


道州制めぐり公開討論へ 大阪の橋下知事、民主と
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090622/lcl0906221434001-n1.htm
 大阪府の橋下徹知事は22日、民主党の原口一博衆院議員らと来月にも、見解が対立している道州制のあり方をめぐり公開討論をするプランがまとまったことを明らかにした。

 民主党は、国と約300の地方自治体からなる「2層制」の国家像を提唱。これに対し橋下知事は、国の権限が強くなり過ぎないよう、両者の間に道州を置くことを主張、「民主党の責任者と討論したい」と求めていた。

781 名前:山口新聞男[] 投稿日:2009/06/22(月) 20:48:45
なんで橋下ごときに気を遣わなきゃならんのだ
民主党は、あいつのために地方分権やるわけじゃねえぞ

784 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/06/22(月) 21:00:37
>>781
橋下に気を使ってではない。
民主党内部にも小沢流300自治体論への異論は強い。
ただ、政策転換にはそれなりのセレモニーが必要。橋下をそのための道化として使おうと言う算段。
民主党内の異論については逢坂のブログ↓参照。

3)分権案を変えなければ

大阪府の橋下知事が、

民主党の分権政策を批判しているようです。

橋下知事の批判は、私も同感です。
http://kaibutukun.at.webry.info/200906/index.html#0622

4369とはずがたり:2009/06/23(火) 19:31:01
<中国・四国>島根県

島根ワイド : 勝部斐川町長、辞表提出 「合併」争点 出直し選へ
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=513097004

 島根県斐川町の勝部勝明町長(69)は22日、町議会の岡田征記議長に辞職願を提出するとともに、出直し選挙に合併推進を公約に掲げ、出馬することを正式表明した。これに対し、単独町制を支持し、同町長と対立してきた町議会最大会派の「平政クラブ」は住民グループ「再生斐川の会」と共闘し、対抗馬を擁立する構え。平政ク幹部は、同町長と同様に合併の是非を懸けて戦うとし、仮に敗れた場合は合併を容認する考えを示した。

 辞職願を受理した岡田議長は23日にも、町選挙管理委員会に通知する方針。町選管は、通知から50日以内に出直し選挙を実施する。

 勝部町長は記者会見で、合併の是非を問う住民投票条例案が2度にわたり、町議会で否決されたことを辞職理由に挙げて「選挙で(町民に)合併か、単独かを選択してもらう」と強調。ただ、来年3月までの新合併特例法の期限内の合併は「努力目標」とし、公約には掲げないとした。

 また、勝利した場合は、合併推進が民意と判断し、町議会や出雲市、同市議会に対し、両市町の法定合併協議会の設置を求める方針を示した。

 勝部町長の辞職について、住民投票条例案に反対してきた町議会の平政クの黒田充副会長は「町長は前回選で、合併を公約に掲げておらず、当然の決断」と強調。一方、勝部町長が出直し選挙で、勝利した場合は「合併の推進に従わざるを得ない」と述べた。

 出雲市の長岡秀人市長は「(合併の是非に対する)斐川町の中での最終的な結論に向けての動きだと思う。静かに見守る」と話した。

 勝部町長は斐川町出身で、島根農科大卒。1962年に島根県に入り、農林水産部次長や県教育庁生涯学習推進センター所長などを歴任。2007年4月の町長選で初当選した。

('09/06/22 山陰中央新報)

4370とはずがたり:2009/06/24(水) 16:49:09
<近畿>滋賀県

合併めぐり町長リコール成立 解職問う住民投票へ 滋賀県安土町
2009.6.24 11:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090624/plc0906241118005-n1.htm

 滋賀県近江八幡市との合併に反対する同県安土町の住民団体が24日、3927人分の署名簿を町選挙監理委員会に提出し、津村孝司町長の解職請求(リコール)を本請求した。8月中旬にも、町長解職の是非を問う住民投票が実施される。

 住民団体が集めた署名をめぐっては、町選管が5月中旬から、住民を呼び出すなどして真偽を審査。津村町長らも「趣旨を理解せず署名した人がいる」として異議を申し立てる騒ぎとなったが、再審査の結果、リコールに必要な有権者数の3分の1(3290人)を上回る有効署名が確定した。

 津村孝司町長は「一部町民からの批判があるということを厳粛に受け止め、審判を仰ぎたい」と述べ、住民団体の大林宏代表は「住民投票で町長に民意を示したい」と話した。

 一方、合併については両市町議会がすでに関連議案を可決し、来年3月に合併して「近江八幡市」となる見通し。町民の中には「町長が解職されたとしても、残り半年間だけ町長をやる人がいるのか」との声も出ている。

4371とはずがたり:2009/06/29(月) 11:18:17
<九州・沖縄>熊本県

キタ.━━┓┏━┓┏━━━┓┏┓┏━━━━━┓┏━┓
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熊本市との合併に賛成 城南と植木の住民投票
2009年06月29日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090629001.shtml

賛成多数が決まり、笑顔で握手して喜ぶ「政令指定都市を目指す植木住民の会」のメンバーら=28日午後10時すぎ、植木町味取の同会事務所

 熊本市との合併の是非を問う城南、植木両町の住民投票は28日投開票され、いずれも賛成票が有効投票数の過半数を占めた。2町との合併が実現すれば、熊本市の人口は約72万8千人となり、2010年3月までの合併特例法下で緩和されている政令指定都市の人口要件「70万人程度」を超える。同市は「政令市移行に大きく前進した」としている。

 投票結果は▽城南町=賛成6782票、反対5844票(投票率79・53%)▽植木町=賛成1万591票、反対7493票(同74・00%)。植木町の投票率は昨年の住民投票を、城南町は前回町長選を上回り、関心の高さを示した。

 2町の住民投票条例は、町長と議会に投票結果を尊重するよう規定。八幡紀雄城南町長、藤井修一植木町長は7月に臨時議会を開き、来年3月23日に合併するとの廃置分合案を提案する意向を示した。

 熊本市は、城南町とは昨年10月、植木町とは同12月に合併協議会(法定協)を設置し、今年5月までに協議を終えた。城南町は法定協終了後の住民投票実施を決めていたが、植木町では合併に反対・中立の町議が廃置分合案審議に先立つ住民投票を議員提案。2町同時投票となった。

 住民投票は23日告示。両町では住民グループが主軸となって運動を展開した。賛成派は「政令市になって一体的発展を」、反対派は「吸収合併されれば町は周辺部になり廃れる」と訴えた。

 熊本市は政令市に向け、08年10月に富合町(7962人、05年国勢調査)と合併し、人口は67万7565人。益城町が今年4月の住民投票で反対多数となり、合併を断念した後は、合併特例法の期限が迫る中、城南町(1万9641人)、植木町(3万772人)との合併実現に全力を上げてきた。

 当日有権者は▽城南町1万6009人(男7581人、女8428人)▽植木町2万4538人(男1万1579人、女1万2959人)。(渡辺直樹)

4372とはずがたり:2009/06/29(月) 19:33:29
<九州・沖縄>熊本県

素晴らしいっす。涙す。いやぁ此処はポシャルと思ってましたが合併嫌がってるのは少数派の意見を残したい市民派と不効率な土建工事を残したい利権屋どもだけで,サイレントマジョリティは政令指定都市民志向だったと云う事っすよね。

市町村合併:熊本市、政令市へ前進 住民投票、周辺2町が合併賛成
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20090629ddp041010011000c.html
植木町
賛成 1万591票
反対  7493票
(当日有権者数2万4538人、投票率74・00%)

城南町
賛成 6782票
反対 5844票
(同1万6009人、投票率79・53%)

 熊本市との合併の賛否を問う熊本県植木、城南両町の住民投票が28日、投開票された。両町とも賛成が反対を上回り、熊本市は九州で3番目となる政令指定都市移行に向け大きな一歩を踏み出した。

 開票結果は、植木町が賛成1万591票、反対7493票(当日有権者数2万4538人、投票率74・00%)。城南町が賛成6782票、反対5844票(同1万6009人、投票率79・53%)。

 合併が実現すれば、新市の人口は約72万7000人(05年国勢調査時点)となり、合併特例法が定める政令市の人口要件(実質70万人)をクリアする。

 熊本市は、11年春の九州新幹線全線開業で福岡への一極集中が進むとの警戒感や、将来の道州制をにらんで政令市移行を目指し、周辺4町との合併協議を始めた。08年10月に富合町と合併し人口は約67万人になったが、益城町では4月の住民投票で反対が上回り、協議は中止された。

 合併特例法の期限が来春に迫る中で、市は城南、植木両町との合併が「政令市になる最後のチャンス」と強い意欲を見せた。市と両町はそれぞれの法定合併協議会でまとめた新市基本計画で、城南町に211億円、植木町に290億円を合併後10年間で投資するとし、インフラ整備などによる合併効果をアピールした。

 一方、両町では合併により新市の周辺部となってしまう懸念や、国保料など住民の負担増への不安もあり、賛成、反対両派が激しい運動を展開した。

 投票結果の判明後、熊本市の幸山政史市長は「賛成、反対両方に重いものを感じた。どちらも町への愛着に変わりはなく、これから政令市に向け、一歩一歩着実に進んでいきたい」と述べた。【結城かほる】

毎日新聞 2009年6月29日 西部朝刊

4373千葉9区:2009/06/29(月) 22:31:02
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000906290005
「熊本指定市」攻勢
2009年06月29日

  28日投開票された植木、城南両町の住民投票で、両町とも熊本市との合併への賛成が多数となり、合併が確実になったことで、幸山政史市長が掲げた熊本市の政令指定都市移行は、実現に向け大きく前進することになった。当日有権者数は植木町が2万4538人、城南町は1万6009人、投票率は植木町74・00%、城南町79・53%。


  午後10時過ぎ、植木町の投票が賛成多数で確定すると、幸山政史市長に植木町の藤井修一町長から電話が入った。市長は町長から開票結果を聞き、「ありがとうございます。気苦労が多かったと思いますが、安堵(あん・ど)しました。今後いろいろ相談しながらやらせていただきたい」と話した。


  市長は電話後、「町長も安堵(あん・ど)した様子だった。1票、1票が重いものだと感じた。(賛成派、反対派)どちらも町に対する思いは変わらない。両者の思いを受け止めてがんばりたい」と語った。


  「訴えてきたことが理解されてホッとしている」。植木町役場内の庁議室で記者会見した藤井修一町長はそう語った。「今回の住民投票は熊本市の政令指定都市移行のラストチャンス。植木町だけでなく、県全体、九州全体の発展につながるもので、それに参画していきたい。反対された方々も植木町を思う気持ちは同じ。思いを受け止めて融和の取り組みを進めたい」と、反対派にも配慮を見せた。


  城南町の八幡紀雄町長は町役場で会見し、「やっと念願がかなった」。票差がわずかだった点は「合併を理解してもらえるよう努力したつもりだが、思うように伝わっていなかった」と語った。

4374とはずがたり:2009/07/03(金) 03:11:02
<首都圏>埼玉県

意外に求心力あるんやねぇ>加須

町村合併:新市名は「加須」 加須市と3町、合併へすべての審議終了 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090630-00000107-mailo-l11
6月30日15時1分配信 毎日新聞

 加須市と騎西、北川辺、大利根3町の合併協議会が29日、北川辺町で開かれ、新市の名称を「加須」とすることを了承した。新市基本計画も事実上了承され、これで合併協定項目すべての審議が終了し、来年3月の合併に向けた協議は山場を越えた。
 新市名は、公募などで選んだ9案から小委員会が「加須」と「北埼玉」の2案に絞り込んで協議会に提案した。委員全員が投票した結果、「加須」が22票、「北埼玉」が6票だった。「加須」は公募でも圧倒的多数を占めていた。
 また議会については、11年4月末まで現行の4市町の議員が引き続いて在任する特例を適用することが了承された。新市の議員定数は34としたが、在任特例中の約13カ月間は現在数の53人が議員にとどまる。期間の議員報酬は現行のままとすることも決まり、出身市、町によって格差が生じる。【金沢衛】

6月30日朝刊

4375とはずがたり:2009/07/03(金) 03:13:34
<近畿>大阪府

河内長野市長が千早赤阪村との合併推進表明 大阪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090701-00000056-san-l27
7月1日7時57分配信 産経新聞

 河内長野市と千早赤阪村の合併問題で、同市の芝田啓治市長は30日、府が新たに示した財政支援策を受け入れたうえで、合併を目指して協議を進める方針を表明した。新市基本計画素案を今月中旬に示すとしている。合併協議が難航する中、芝田市長はこれまで、6月をめどに合併の是非を決めるとしており、その判断が注目されていた。

 同市合併対策室によると、市議会の正副議長との協議で、芝田市長は府の新たな支援策について「これまでよりも一歩も二歩も進んだ内容」とし、府の支援を含めた新市基本計画の素案を今月中旬に示す意向を伝えた。

 両市村の合併協は昨年3月に設立。しかし、昨年12月に橋下知事が、10年間で20億円という財政支援策を示したことに対し「不十分」との不満が噴出、協議は膠着(こうちゃく)状態が続いていた。

 橋下知事が先月22日、財政支援額について10億円を上乗せするなどの案を新たに提示していた。

最終更新:7月1日7時57分

4376とはずがたり:2009/07/03(金) 03:16:16
<九州・沖縄>熊本市

「政令市」熊本へ:植木、城南町長が熊本市長訪問 来月、合併議案提案へ /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090630-00000140-mailo-l43
6月30日16時1分配信 毎日新聞

 植木、城南両町の住民投票で熊本市との合併賛成が過半数を占めたのを受け、藤井修一植木町長と八幡紀雄城南町長が29日、熊本市の幸山政史市長に結果を報告した。両町長とも7月に臨時議会を開き、市と合併する「廃置分合」の議案を提案する意向を示した。両町で可決されれば熊本市も市議会に関連議案を提案する方針。
 両町長は別々に市長と会談。28日の住民投票の結果を正式に伝えた。植木町では7月26日に町議選を控えており、藤井町長は「今期の(議員の)任期がくる前に開催できるようにしたい」と町議選前の提案を明言した。八幡町長は「合併は県が示した(宇土市、旧富合町との合併)枠組みより熊本市との方がいいという住民の声が多く、それが私の原点だった。最終的に実を結んだという思いでいる」と笑顔で話した。
 合併議案について両町長とも「住民投票の結果を議会も尊重してくれると思う」と可決に期待を込めた。
 蒲島郁夫知事は29日「熊本市のより一層の拠点化は、熊本県の将来にとって大きな意味を持つ。合併に反対した人の思いも受け止めつつ、対立を超えて高い舞台を目指す時期に来ている」と喜びを表した。また投票率が高かったことについて「住民が町の将来を真剣に考えた結果だと思う。県として最大限の支援をしていく」と述べた。【結城かほる、笠井光俊】

6月30日朝刊
最終更新:6月30日16時1分

4377とはずがたり:2009/07/03(金) 03:16:32
<九州・沖縄>熊本市

賛成過半数の見通し 植木、城南両町議会で採決へ 廃置分合議案を提案 住民投票結果受け 議会勢力に変化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090630-00000003-nnp-l43
6月30日7時8分配信 西日本新聞

 28日に投開票された植木、城南両町の住民投票で、ともに熊本市との合併が「賛成多数」となったことで、同市の政令市昇格は確実となった。両町とも7月中の臨時議会で、最終的に合併を決める「廃置分合議案」を提案。両町議会では、賛成が過半数を占める見通しだ。これを受け、熊本市議会も同議案を採決するが、賛成多数となりそうだ。

 住民投票に法的拘束力はないが、両町とも条例で「町長、議会は結果を尊重する」と規定。両町議会では熊本市との合併を巡って賛否が拮抗(きっこう)していたが、賛成多数の住民投票を受け、議会勢力に変化が起きている。

 植木町議会(定数20)では、昨年9、10月の臨時会で熊本市との法定合併協議会(法定協)の設置議案が提案され、賛否が9対9(棄権1)と割れ、議長裁決で否決した経緯がある。

 7月26日には町議選の投開票が控えるが、藤井修一町長は選挙前に臨時議会を開くとみられる。採決では少なくとも、これまで棄権した中立派の公明党議員が賛成に回る見通しだ。

 城南町議会(定数16、欠員1)も、戸内敏議長を含む賛成派町議6人加え、住民投票の結果を受け、少なくとも3人が賛成に回る見込み。議長を除く8人が賛成派となり、過半数となりそうだ。反対派町議6人は近く会合を開き対応を決める。

 熊本市議会(議員数49)で反対を明らかにしているのは4人。両町議会と熊本市議会の議決を受け、3市町は県に廃置分合を申請、県議会も早ければ9月議会で採決するとみられる。議決すれば、知事が総務大臣に届け、正式に合併が決まる。

 合併期日について、両市町の法定協は「来年3月23日」と規定。合併後は総務省との協議などを経て、おおむね2年後に政令市移行を目指す。

=2009/06/30付 西日本新聞朝刊=

4378とはずがたり:2009/07/03(金) 03:34:47
<九州・沖縄>熊本市

富合町
>>3577 >>3468-3469 >>3461 >>3456これ以前略
植木町・城南町
>>4376-4378 >>4371-4373 >>4326 >>4321-4322 >>4304-4305 >>4167 >>4005 >>3983 >>3948 >>3921 >>3897 >>3894-3895 >>3804 >>3673 >>3638 >>3599 >>3522 >>3487
3町(植木・益城・城南)
>>4267-4269 >>3947 >>3625-3626
益城町
>>4284 >>4282 >>4266 >>4187 >>4096 >>4086-4088 >>3974 >>3896 >>3860 >>3849 >>3841 >>3767 >>3710 >>3702 >>3692 >>3591-3592 >>3545(以前のリンク有り)


市町村合併:住民投票「合併」 悲願の政令市へ現実味、幸山・熊本市長に聞く /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090701-00000236-mailo-l43
7月1日17時1分配信 毎日新聞
 ◇「市民側の機運高めたい」

 熊本市との合併の賛否を問う植木、城南両町の住民投票結果を受け、市は悲願の政令指定都市移行に大きく近づいた。この6年間、両町を含む7町と合併話が持ち上がっては消えた。ようやく現実味を帯びてきた「政令市」は、市や市民、県全体に何をもたらすのか。幸山政史市長に聞いた。【結城かほる】
 −−6年を経て合併・政令市に流れが変わった理由は。
 ◆熊本市の将来に重要だという意義に変化はない。ただし周囲の環境は大きく変わった。新幹線開業を控えていたり、福岡市と熊本市の間で久留米市が中核市になるなど都市間競争が増している。競争の中で個性を発揮しながら、連携を深めていく必要がある。中心に位置する熊本が戦略的に存在感を高めていかないといけない。
 −−目指す政令市像は。
 ◆福岡のイメージがあるが、熊本らしさを出すつもりだ。07年2月に作った熊本都市圏ビジョンでは、地域産業の振興、交通体系の整備などを戦略とした。さらに今年度から始まった市の第6次総合計画と植木、城南両町との新市基本計画、この四つをベースにする。ただ「政令市熊本」のイメージがわかないという指摘はたびたびあり、分かりやすいものを早急に打ち出す必要はある。
 −−住民にとって政令市の利点は。
 ◆区割りをして区役所による「都市内分権」を進めることで行政が身近になる。熊本市も人口68万人の都市で、手取本町の市役所まで来なければ手続きが完結しない(不便な)現状がある。区制により、区ごとに地域にあったまちづくりをする体制を整えなければならない。
 −−合併論議が先行し、市民側の機運はこれからの面もある。
 ◆経済界や学生がフォーラムを開くなど、6年前より確実に機運の醸成は進んでいる。どうしても熊本は、ストロー現象や福岡一極集中、鹿児島が新幹線で先行したなどマイナス思考が根強い。それを前向きにしたい。政令市はあくまで手段で、それを活用するのは住民だ。政令市により増える権限を活用する方向に、機運を高めていきたい。

7月1日朝刊

最終更新:7月1日17時1分

4379とはずがたり:2009/07/03(金) 03:37:14
<九州・沖縄>熊本市

市町村合併:合併賛成の熊本市議、動けず 植木、城南町住民投票 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090625ddlk43010633000c.html
 ◇「よその庭荒らせない」

 熊本市の将来を左右する植木、城南両町の住民投票で、熊本市議が合併賛成の活動を表だってできずにいる。「編入合併」される両町への配慮や地域の事情から「よその庭を荒らすことはできない」と静観する議員もいる。【結城かほる】

 市議会は、共産以外の会派が賛成で、合併後の事業を定めた新市基本計画を「着実に実現する」とする異例の決議を12日にした。

 ところが、21日にあった城南町の賛成派出陣式には、自民市議2人が出席しただけ。23日の植木町の出陣式に市議の姿はなかった。4月の益城町の住民投票では、自民、くまもと未来、市民連合の3会派17人がずらりと並んだだけに、大きく様変わりした。

 最大会派自民市議団の江藤正行団長は「個人的に活動するのはともかく、会派としては行動しない。大きい自治体が合併を持ちかければ反発する人がいる」と話す。江藤団長のように個人で目立たないように支持者や企業に協力を求めている市議が多いという。

 未来の下川寛市議団長は「本当は町に行って政令市の利点を訴えたいが、住民の意思を尊重しなければならないので、できない」と話す。

 植木、城南両町に党所属議員が1人ずついる公明は、合併を巡って支持者が割れているため対応に苦慮している。鈴木弘市議団長は「町の判断を尊重しなければならず、団としては行動できない。市執行部側にもっと法定協の協議結果などメッセージを出してほしい」と行政頼みだ。

 一方合併反対を明確にしている共産は、両町にも市議が出向き、団体回りや街頭演説を重ねる。益田牧子市議は「市の情報だけでは財政状況など実態が伝わらない。合併すれば、行政に声を届けるのは容易ではないことを知ってほしい」と言う。

 ただ「反対派グループと別行動でも、反対イコール共産党と誤って伝えられる。反対派に迷惑をかけるのも申し訳ない」と複雑な思いも見せる。


毎日新聞 2009年6月25日 地方版

4380とはずがたり:2009/07/03(金) 03:38:51
<北関東>栃木県

市町村合併:西方町との法定合併協設置可決−−鹿沼市議会 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090624ddlk09010063000c.html

 鹿沼市議会は議会最終日の23日、市が提出していた西方町との合併を協議する法定合併協議会(法定協)設置案を全会一致で可決した。同市との合併を求める西方町の住民団体「鹿沼市との合併を実現する会」(川嶋誠一代表)の請求に基づく対応。今後は、西方町議会の対応が注目される。

 西方町は7月中にも町臨時議会を開き、同法定協設置案を審議する方針。西方町議会で可決されれば、法定協が設置される。西方町では2月に合併の是非を争点に町長選が行われ、1市4町(栃木市と大平、藤岡、都賀、西方の各町)での合併推進派の古沢悦夫氏が初当選。この枠組みでの合併を目指し協議中だ。

 川嶋代表は「(全会一致での可決は)ありがたい。長年、上都賀の一員として西方町が培われてきた。上都賀の一角である鹿沼市との(合併)が一番の理想」と話した。町内全世帯を対象とした折り込みチラシなどで鹿沼市との合併を訴えていくという。【中村藍】

毎日新聞 2009年6月24日 地方版

4381とはずがたり:2009/07/03(金) 03:39:07
<近畿>滋賀県

市町村合併:容認の住民、グループを結成 安土町長リコール反対  /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090626ddlk25010522000c.html

 近江八幡市との合併問題で揺れる安土町でこのほど、合併容認派住民11人が住民グループ「安土の未来を創る会」(山崎恵久代表)を結成した。近江八幡市役所で25日、記者会見し、「津村孝司・安土町長のリコールの是非を問う住民投票では、解職反対の立場で活動したい」と表明した。

 メンバーは山崎さんの呼びかけで集まった「現実的な選択で合併やむなし」という合併容認派。合併問題に端を発し、近く町長リコールの住民投票が行なわれるが「住民投票で町長が解職されると、混乱が長引くだけ」と解職に反対の立場だ。このほか、「合併に関しては、役場の広報誌や合併協議会のパンフレットは分かりにくく、反対派のビラの方が分かりやすかった。我々は合併の欠点よりメリット(夢)を訴え、前向きなメッセージも発信したい」としている。【斎藤和夫】

毎日新聞 2009年6月26日 地方版

4382とはずがたり:2009/07/03(金) 03:41:08
<九州・沖縄>長崎県

市町村合併:東彼杵3町、合併破談に 川棚町と波佐見町、協議会の解散を提案 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090624ddlk42010488000c.html

 東彼杵、川棚、波佐見3町の東彼杵郡合併協議会(会長・紙谷修東彼杵町長)の臨時会が23日、波佐見町であり、川棚、波佐見の両町が合併協の解散を提案した。今後、各議会に議案として諮られるが、これで事実上、合併は破談となった。【野呂賢治】

 合併協は、合併に向けた3町の電算システム統合に必要な予算措置を各町が6月議会に上程するか否かに端を発して混迷していた。

 今後の合併協のあり方について、紙谷・東彼杵町長は「意見はまとまらなかった」としたが、一瀬政太・波佐見町長は「現在の合併協のもとでは建設的な議論も出来ず、住民の混乱の度合いを強くするだけ」。竹村一義・川棚町長も「協議を続けてほしいとの意見もあったが、(電算予算を巡る)現在の状況を考慮するとこのまま協議を続けても3町の望ましい状況にはならない」と2町は合併協解散を提案した。

 合併協委員からは「はじめから合併するつもりがなかったのではないか」などと厳しい言葉もあった。

 今後、各議会で合併協解散の議案が可決される見通し。もし1町でも可決されない場合は「休止」となり、合併協は形だけ残ることになる。

 3町の合併は05年、当時の合併協から竹村・川棚町長が離脱し、民意を問う町長選で再選したことで一度破たん。今回は、3町の住民による合併協設置の同一請求を川棚、波佐見の2議会は可決。東彼杵議会は否決したが、その後の住民投票で可決され、合併協が設置されていた。

〔佐世保版〕
毎日新聞 2009年6月24日 地方版

金子知事:東彼杵郡3町合併破綻 単独でやる努力を−−会見 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090625ddlk42010580000c.html

 金子原二郎知事は24日、県庁での定例記者会見で、佐々町長選で合併に慎重な候補が当選し、東彼杵、川棚、波佐見3町の合併協議会が破綻(はたん)したことについて「合併を推進していくのは変わりはないが、最終決定するのは地域の皆さん。尊重しなければならない」と述べた。

 3町の東彼杵郡合併協議会(会長・紙谷修東彼杵町長)では、23日に川棚、波佐見両町が解散を提案。合併は事実上、白紙となったが、3町の間からは「いずれ合併しなければいけない」という声も出たという。金子知事は「合併しないならば、単独でやれるような努力をしてほしいし、その意気込みを見せてほしい。『いずれ合併しなければいけない』と言うのはおかしい」と3町の姿勢に疑問を呈した。
〔佐世保版〕
毎日新聞 2009年6月25日 地方版

4383とはずがたり:2009/07/03(金) 03:42:59
<近畿>大阪府
>>4375

市町村合併:府、10億円追加支援 河内長野市・千早赤阪村、今年度中に弾み /大阪
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20090623ddlk27010412000c.html

 橋下徹知事は22日、河内長野市の芝田啓治市長と府庁で会談し、千早赤阪村を編入合併する方針で協議中の同市に、府が新たに10億円の追加財政支援などを行うと表明した。23日の府合併支援本部会議で正式決定する。両市村の合併協議は府からの追加財政支援を求めて審議が紛糾していたが、法定期限内の今年度中の合併に向けた弾みとなりそうだ。

 協議を巡っては同市が府に、新たな負担を生じさせない財政支援▽新市域内の交通アクセス整備▽堺市とを結ぶ広域道路整備の支援−−の3条件を要望。府は既に、合併で増える職員・施設の維持や新市域でのコミュニティーバス運行費などとして、10年間で計20億円の財政支援などを明らかにしていた。

 府市町村課によると、追加支援は老朽化した同村の上水道施設の府営水道移管や、市と村を結ぶ府道のうち幅が狭い部分のバイパス化事業費などを想定。広域的道路整備では、堺市に対し、河内長野市境までの市道拡幅のため財政支援する方針で「府の合併支援として基本的に最終回答」としている。

 橋下知事は会談で「後は皆さんの政治的決断と理性的なリーダーシップで合併協議を前に進めて」と述べ、芝田市長に議論の正常化を促した。【武井澄人】

毎日新聞 2009年6月23日 地方版

4384とはずがたり:2009/07/03(金) 03:44:41
<近畿>和歌山県牟婁地域

市町村合併:「合併考える会」27日に講演会−−那智勝浦 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090621ddlk30010400000c.html

 那智勝浦町議会有志8人で構成する「町合併を考える会」は27日午後2時から同町築地、勝浦漁協2階大会議室で、講演会を開く。

 講師は、「市町村合併これだけの疑問 このままで地方自治は守れるのか」などの著書がある自治体問題研究所の池上洋通さん。講演後に参加者との質疑応答もある。考える会の8議員は、町が新宮市と進める合併に反対の立場。町が6日に開いた「合併シンポジウム」は町民ら150人が参加した。

 考える会は「合併せずに、この町を守り育てたいと考えている。町民は合併に対し疑問や不安を持っている。近く実施される住民投票の判断材料を提供したい」と話す。【神門稔】

毎日新聞 2009年6月21日 地方版

市町村合併:新宮と那智勝浦、合併期日は来年3月23日 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090622ddlk30010249000c.html

 第7回新宮市・那智勝浦町合併協議会(会長、佐藤春陽・新宮市長)が21日、同町体育文化会館であり、合併期日を来年3月23日に、新市の議員定数を24人とすることを確認した。

 合併期日は、第1回の協議では「来年3月31日まで」とし、具体的期日については今後の協議で確認するとしていた。3月23日とした理由について、同協議会は「住民の異動が集中する年度末を避けた」などとした。

 議員任期については、在任特例を適用し、11年3月31日まで引き続き新市の議員として在任する調整案を確認した。【神門稔】

毎日新聞 2009年6月22日 地方版

4385とはずがたり:2009/07/03(金) 03:46:04
<近畿>和歌山県牟婁地域
>>4384-4385

市町村合併:住民投票で那智勝浦町長、反対上回れば「合併取りやめ」 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090618ddlk30010446000c.html

 那智勝浦町の中村詔二郎町長は17日、町議会の一般質問に答え、新宮市との合併協議に絡む住民投票で反対が賛成を上回った場合、合併はしないとの考えを明らかにした。

 東信介議員が「住民投票をどのように受け止めているのか」「反対が多ければどうするのか」と質問。中村町長は「私だけでなく議会にも重い意味がある。半数以上が反対なら合併を取りやめる」と答えた。投票の実施時期については「合併調印の前が望ましい」と述べた。【神門稔】

毎日新聞 2009年6月18日 地方版

4386とはずがたり:2009/07/03(金) 03:48:14
<首都圏>埼玉県

やっとだけど嬉しいヽ(゚∀゚)ノ

市町村合併:年内に合併協設立の意向表明 鳩ケ谷市申し入れに川口市長 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090617ddlk11010298000c.html

 鳩ケ谷市が川口市に合併協議を申し入れた問題で、岡村幸四郎川口市長は16日、年内に合併協議会を設立する意向を初めて表明した。市議会で豊田満議員の質問に答えた。

 岡村市長は「合併担当の職員を配置し事務レベルで検討しているが、協議会の設置は必要不可欠。合併の是非を含め大いに議論してほしい」と語った。

 鳩ケ谷市は1月30日、市長と市議会議長が連名で合併協議を申し入れた。岡村市長は「結果ありきでなく、ゼロから議論を積み上げたい」として、これまで慎重姿勢を示していた。今後は、協議会の設立時期やメンバー選定などが焦点となる。【鴇沢哲雄】

毎日新聞 2009年6月17日 地方版

4387とはずがたり:2009/07/03(金) 03:50:47
<近畿>滋賀県
>>4370 >>4381

市町村合併:近江八幡市と安土町、知事に合併申請書提出 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090616ddlk25010602000c.html

 近江八幡市の冨士谷英正市長と安土町の中井清副町長は同議決を受けて15日、県庁に嘉田由紀子知事を訪れ、合併に伴う廃置分合の申請書類を手渡した。

 市長は安土町長のリコールについて「いろいろあったが、民主主義のルールにのっとり議会で議論して議決した。町の努力を無にしないよう、合併してよかったと思えるまちにしたい」と話した。知事は「合併は住民自治をつくりあげるうえで重要。未来へ向けたまちづくりに期待したい」と答えた。

 県は総務省と協議し、同意されれば、県議会に議決を求める。【安部拓輝】

毎日新聞 2009年6月16日 地方版

市町村合併:安土町議会、合併議案を可決 5対4の1票差で /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090616ddlk25010597000c.html

 合併問題で揺れる安土町議会の本会議が15日開かれ、近江八幡市との合併を進める廃置分合議案の採決が行なわれ、5対4の小差で合併関連5議案を可決した。近江八幡市議会はすでに12日に合併議案を可決しており、これで来年3月21日に両市町が合併して新「近江八幡市」が誕生することが確実となった。【斎藤和夫】

 合併を巡り同町では、津村孝司町長の解職請求(リコール)署名がリコールに必要な有権者数の3分の1(3290人分)を超える4209人分集まったが、町長が890人分について異議を申し立て、選管が署名の有効性を再審査中だ。本会議ではこの日、「リコールの手続きが進んでおり、完了後でも遅くない。なぜ、そんなに合併を急ぐのか」「合併の中身の論議も不十分で、9月議会まで継続審査にすべきだ」などの意見が出され、連続6時間、白熱した議論が展開された。

 また、町長がリコールに署名した有権者宅を訪ねたことについて西川與平議員(共産)が反省を促し、事実関係を明らかにするよう迫った。町長は「私の支持者宅でもあり、訪ねたことは認めるが、取り消しは強要していない」と答弁した。

 合併関連議案の可決について、リコール運動を進める「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」の大林宏代表は「私たちは一貫して合併を急ぐなと言ってきたが、聞いてもらえず、リコール運動になった。これからは専門家も入れて戦い続けたい」と話した。一方、町長は「安土町は単独での維持は困難で、新市なら可能。合併を進めるならできるだけ早くと進めてきた。ホッとした」と述べた。

毎日新聞 2009年6月16日 地方版

4388とはずがたり:2009/07/03(金) 03:52:20
<九州・沖縄>佐賀県

合併を機に通学距離の短縮や学校規模の均等化が出来ればいいこんだが。

唐津市教委:名護屋、打上、呼子3中の統廃合検討 通学区域など適正化へ /佐賀
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090613ddlk41100517000c.html

 唐津市教委が、同市鎮西町の名護屋中(生徒数72人)と打上中(78人)、同市呼子町の呼子中(130人)の3中学校について、統廃合を検討している。すでに地元関係者への説明を終え、17日には呼子中の生徒の保護者に対して説明する。

 11日の市議会一般質問で、山下正雄議員(志政会)に答えた。

 両町など6町1村は05年、旧唐津市と合併。翌年さらに1村が加わった。ところが、市立小中学校の通学区域は、市町村合併以前の状態が維持された。

 このため、市立学校通学区域審議会(大津保規会長)が07年、小中学校の統廃合を含めた学校規模・配置の適正化を検討すべきだとする答申を出した。

 統廃合が検討されている3校について答申は「名護屋と打上の2中は統廃合を検討」「呼子中は隣接校との統廃合を検討」としていた。

 これを受け、08年に地元の育友会やPTAなどが「名護屋・打上中の統合を考える会」を発足させ、統合の話し合いを進めていた。隣接する呼子中も入れた統合の話は、同会の協議の中で持ち上がったという。【田中操】

毎日新聞 2009年6月13日 地方版

4389とはずがたり:2009/07/03(金) 03:53:37
<中国・四国>山口県

市町村合併:「防府合併構想、方向性は堅持」−−山口市長が答弁 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090616ddlk35010379000c.html

 山口市の渡辺純忠市長は15日、6月市議会の一般質問で、協議が頓挫している防府市との合併構想について「合併の方向性は堅持する」と改めて推進の考えを強調した。

 菊地隆次議員(共産)が、今年11月に任期満了を迎える渡辺市長に「2期目も防府市との合併を公約に掲げるのか」と質問した。

 市長は「公約は現段階では申し上げられない」と述べたが「相手があって実現することだが、合併の方向性は堅持する。広域中核都市(人口30万人以上)を形成するためには防府と一体化しないといけない」と答えた。

 防府市とは新庁舎の場所を巡って合意できず、04年に同市が合併協議会を離脱した。場所について市長は「将来を見据えて適切に判断する」と明言を避けた。

〔山口版〕
毎日新聞 2009年6月16日 地方版

4390とはずがたり:2009/07/03(金) 03:58:26
<東北・北海道>山形県

市町村合併:戸沢村、合併問題で村民の意向調査実施へ /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090612ddlk06010105000c.html

 戸沢村の渡部秀勝村長は10日開会した6月定例議会で、新庄市との合併について、村民の意向を確認するため全世帯を対象にした「村民意向調査」を実施すると明らかにした。

 合併に「賛成」「反対」「どちらともいえない」から考えを選び、それぞれ意見も記入してもらう見込み。来週中に調査票を郵送し、今月末までに回収し、結果を踏まえ最終判断するという。

 また、合併反対派が住民投票条例制定を求めて直接請求していることに対し「住民投票は単に合併の賛否を問うだけ。条例制定は必要ない」との考えを示した。富樫義人議員の一般質問に答えた。【米川康】
毎日新聞 2009年6月12日 地方版

市町村合併:合併賛否の住民投票条例案否決−−戸沢村議会 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090613ddlk06010053000c.html

 戸沢村議会は12日、住民の直接請求を受け提案された新庄市との合併の賛否を問う住民投票条例案を反対6・賛成3で否決した。一方、住民投票とは別に村民意向調査の実施を明らかにしている渡部秀勝村長は「意向調査での村民の意志を尊重する」と議会後語り、調査結果次第で、合併協議から離脱することを示唆した。

 村議会では、合併に反対し住民投票を求めた「戸沢村住民投票条例をつくる会」の高橋英夫代表は「請求が認められたのは住民が合併問題に関心があるから。有権者は住民投票を望んでいる」と意見陳述した。渡部村長は住民投票反対の意見書をつけ提案していた。

 高橋代表は「否決は残念だ。リコールは現段階では考えていない」と話した。【米川康】
【関連記事】
毎日新聞 2009年6月13日 地方版

4391とはずがたり:2009/07/03(金) 03:59:12
<近畿>滋賀県
>>4370 >>4381 >>4387


市町村合併:近江八幡市議会、関連議案を可決 安土町は15日審議 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090613ddlk25010404000c.html

 近江八幡市議会は12日、安土町との合併に関する廃置分合の5議案を審議し、賛成多数(15対4)で可決した。安土町議会も当初は12日の審議を予定していたが、住民の反対運動などで遅れ、15日に審議・議決が予定されている。

 同市議会はこの日、3議員が個人質問後、総務常任委員会を開き、合併関連5議案を審査。委員会で賛成多数で可決され、本会議で討論された。

 合併を巡っては、安土町住民らが合併反対の立場から津村孝司町長のリコール(解職請求)を求める署名簿を提出し、町長が署名の一部に異議を申し立てる事態になっている。今後、リコールが成立し住民投票や町長選挙が行われる可能性もあり、同市議会の審議でも「安土町住民から町長のリコール署名が出され、町長から異議申し立てが出されている今、時を急ぐべきではない」「町長のリコール署名が出され、町長選挙も行われる可能性があるとき、既に合併協定に調印したからといって、このまま進めるべきではない」といった反対意見が出された。

 一方、賛成派からは「合併協議については真摯(しんし)な論議が尽くされ、新市基本計画も策定された。この期待に応えるべく次世代に引き継ぐことは歴史的な使命だ」「この合併はより強固な新しい近江八幡を作る出発点になる」といった意見があった。【斎藤和夫】

毎日新聞 2009年6月13日 地方版

4392とはずがたり:2009/07/03(金) 04:01:12
<九州・沖縄>長崎県
>>4382

市町村合併:「民意の無視だ」 東彼3町の町議ら連盟設立 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090613ddlk42010481000c.html

 来年3月末の合併が難しくなっている東彼杵、川棚、波佐見3町の議員23人が12日、「合併特例法期限内の東彼杵郡三町合併を推進する三町議員連盟」を設立した。

 3町の議員数は計44人で過半が参加。会長の山田義弘・川棚町議は「(問題となった)電算システムの統合が合併への必須要件ではない。ここまで進めてきたのに頓挫するのは民意を無視している」と語った。15日に合併協会長の紙谷修・東彼杵町長に協議継続を申し入れる。【野呂賢治】

〔佐世保版〕
毎日新聞 2009年6月13日 地方版

4393とはずがたり:2009/07/03(金) 04:02:31
<九州・沖縄>長崎県
>>4392-4393

市町村合併:合併協開催など、各町に申し入れ−−東彼3町議員連盟 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090616ddlk42010606000c.html

 合併問題で揺れる東彼杵、川棚、波佐見の3町の議員で設立した「合併を推進する議員連盟」が15日、それぞれの町長に対し、6月中の合併協議会の開催と、電算システム以外の点での協議を求めた申し入れ書を提出した。合併協会長の紙谷修・東彼杵町長は、今月中の協議会の開催を約束した。また、各町長からは今週中に書面でも回答を得るという。

 同日、議員連盟の申し入れ書とは別に、民間の東彼三町合併推進会も同様の要望書を提出している。

〔佐世保版〕
毎日新聞 2009年6月16日 地方版

4394とはずがたり:2009/07/03(金) 04:04:43
<九州・沖縄>熊本市
>>4376-4379特に>>4379

市町村合併:「新市基本計画実現を」 熊本市議会が決議 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090613ddlk43010538000c.html

 熊本市の6月定例議会は12日開会し、植木、城南両町との法定合併協議会が承認した、合併後の街づくりの指針「新市基本計画」を着実に実現させることを表明する決議案を可決した。

 自民党市議団など4会派が提案した。自民党の江藤正行議員が提案理由で「市全体の総意であることを議会として明らかにする必要がある」と述べた。一部議員から「両町の住民自治をないがしろにするものだ」「一方の立場に寄った決議。(28日の両町の)住民投票結果を尊重すべきだ」との意見が出たが、賛成多数で可決された。

 その他、59億8000万円の補正予算案など31議案を上程した。幸山政史市長は、交通事業の経営健全化計画について、市営バス事業を2015年度末で廃止して民間に全面移譲し、電車事業は存続させる基本方針を報告した。

 会期は26日まで。一般質問は16〜18日。【和田大典】

毎日新聞 2009年6月13日 地方版

4395とはずがたり:2009/07/03(金) 04:06:25
<近畿>和歌山県

>>4384-4385より前の記事

市町村合併:那智勝浦町長「住民投票の前に説明会持ちたい」 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090612ddlk30010373000c.html

 新宮市との合併をめぐる住民投票について、那智勝浦町の中村詔二郎町長は11日開会した6月定例町議会で、「住民投票の前に町内各地で住民説明会を持ちたい。投票は合併協議の進捗(しんちょく)を見極めつつ実施する」と述べた。

 議会冒頭の諸報告で発言。「町が直面する大きな問題は合併問題だ。町の将来を決定付ける大問題だけに、極めて大胆かつ慎重に取り扱わねばならない」と述べた。

 この日の議会では、2525万円の今年度一般会計補正予算案など6議案が提案された。会期は19日までの9日間で、一般質問は17、18日。【神門稔】

毎日新聞 2009年6月12日 地方版

4396とはずがたり:2009/07/03(金) 04:10:22
<東海>静岡県
>>4315>>3977etc
浜名湖市にしなーい,しなぁ〜い,しなあああいヽ(゚∀゚)ノ
>合併時の市の名称は湖西市とするが、合併後に名称を見直すかどうかを決める。

市町村合併:湖西と新居、合併調印 来年3月に編入で新湖西市 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090609ddlk22010313000c.html

 湖西市と新居町の合併協定調印式が8日、新居町浜名の町民センターで行われた。来年3月23日に合併し、新居町が湖西市に編入される。協定書によると、合併時の市の名称は湖西市とするが、合併後に名称を見直すかどうかを決める。

 8日の調印式には両市町や県などから約60人が参加。三上元・湖西市長と中嶋正夫・新居町長が協定書に調印した。三上市長は「幾多の困難を乗り越えながら、力強く前へ進みたい」とあいさつ。中嶋町長は「合併してからが大切で、自立した自治体になってほしい」と述べた。

 両市町は今夏にも臨時議会を開いて合併関連議案を提案。可決されれば、県に合併申請書を提出する。

 両市町は当初、浜松市を中心に14市町村の合併で政令市を目指す「環浜名湖政令指定都市構想研究会」に参加していた。しかし、工場を多く抱える湖西市が「財政的に単独でやれる」と03年6月、離脱を表明。同市と消防など広域行政を組む新居町も、同年8月に脱退した。

 しかし、これ以降も同町では浜松市との合併を目指す当時の町長と、湖西市との合併を望む議会が対立。06年6月、町長不信任決議が可決され、町長が辞職するとともに議会を解散した。

 8月の出直し町長選で、湖西市との合併を掲げた元議長の中嶋氏が町長に当選。中嶋町長は湖西市に編入合併を申し入れ、08年3月に両市町は任意合併協議会を、同7月に法定合併協議会を設置していた。【大塚仁】

毎日新聞 2009年6月9日 地方版

4397とはずがたり:2009/07/03(金) 04:11:43
<九州・沖縄>長崎県
>>4255

市町村合併:佐世保市に江迎、鹿町町を編入合併 知事が決定書交付 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090606ddlk42010631000c.html

 金子原二郎知事は5日、佐世保市に江迎町、鹿町町が編入合併するための廃置分合処分決定書に署名、3市町長に交付した。来週にも、処分決定書を総務相に届け出る予定。その後、官報に告示されると、来年3月31日での合併が正式に決まる。

〔佐世保版〕
毎日新聞 2009年6月6日 地方版

4398とはずがたり:2009/07/03(金) 04:13:33
<中国・四国>島根県

市町村合併:松江市と東出雲町、来夏の合併目指し 研究会設置、あす初会合 /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20090611ddlk32010706000c.html

 松江市と東出雲町は10日、合併した場合の将来像や課題を調査する「松江市・東出雲町広域行政研究会」(仮称)を設置すると発表した。合併の時期について、松浦正敬・松江市長と鞁嶋弘明・東出雲町長は、新合併特例法期限の来年3月までには難しく、来夏を目指す意向を示した。

 同研究会は市長と町長ら6人で構成、分野ごとに担当課でつくるワーキンググループを置き、両市町の合併の効果や課題、行財政の現状と見通しなどを話し合う。12日に松江市内で初会合が開かれ、3〜4カ月で報告がまとまる見通し。

 鞁嶋町長は「選挙公約である民意を問うて、町の将来の方向を示したい」と話し、住民投票やアンケートなど民意を問うための最良の方法を検討すると説明。単独町制の懸念は「財政と、医療・福祉などいろんな面での孤立感は活性化につながらない」と述べた。

 一方、松浦市長は合併のメリットを「東出雲は製造業を中心とした町で、そういう要素が薄い松江のまちづくりのプラスになる」と話し、合併に前向きな姿勢を示した。【御園生枝里】

毎日新聞 2009年6月11日 地方版

4399とはずがたり:2009/07/03(金) 04:15:38
<東北・北海道>岩手県磐井地域
>>4347

市町村合併:「平泉の名前、引き継ぎたい」合併研不参加の町長、一関市に回答 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090609ddlk03010179000c.html

 平泉町の高橋一男町長は8日、一関市の浅井東兵衛市長に、合併研究会参加を「見合わせたい」と文書で回答した。高橋町長は「2年後の世界遺産登録に向け町民一丸となって取り組んでおり、平泉町という名称を後世に引き継ぎたいとの強い思いがある」と理由を述べた。

 今後は、藤沢町と一関市で研究会を設置し、合併新法期限内(10年3月末)の編入合併を目指して協議する。【天野典文】
【関連記事】
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自民党:「国会議員1割以上削減を」菅選対副委員長が講演−−大津 /滋賀
市町村合併:加治木・姶良・蒲生3町、協定に調印 「姶良市」来春誕生へ /鹿児島

毎日新聞 2009年6月9日 地方版

4400とはずがたり:2009/07/03(金) 04:16:48
<東北・北海道>岩手県閉伊地域
>>4348

市町村合併:川井村の合併問題考える会、住民投票条例制定求め本請求 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090612ddlk03010065000c.html
 「川井村の合併問題を考える会」代表の日野敏美さん(59)=同村田代=は11日、宮古市との編入合併の是非を問う住民投票条例の制定を求め、450人の署名を添えて内舘勝則村長に本請求した。

 内舘村長は制定に反対する意見を付けて、12日の臨時村議会に提案する。10年1月1日を期日とする合併議案の採決の前に審議する。市議会も定例議会最終日の12日、合併議案の採決を予定している。【鬼山親芳】

毎日新聞 2009年6月12日 地方版

4401とはずがたり:2009/07/03(金) 04:19:56
<東海>静岡県伊豆地方

市町村合併:南伊豆4市町法定協、持ち回りで協定書調印 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090611ddlk22010189000c.html

 南伊豆地域4市町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)による法定合併協議会の協議内容を確認する協定書の調印が10日行われた。当初は5月22日に4首長が出席して「調印式」を開く予定だった。しかし松崎町で合併反対派が議会の多数を占めるなど、合併で4市町の対応に足並みがそろわない見通しとなったため、各首町が持ち回りで調印する形式を取った。

 協定書は、これまで12回の合併協の会合で合意した新市名(下田市)、市役所の位置(現下田市役所)、新市の基本計画など26項目が盛り込まれた。

 協定書に最初に署名した鈴木史鶴哉・南伊豆町長は「感無量だ。残された期間、廃置分合に向け各議会の理解を得られるよう全力を尽くす」と述べた。

 合併の賛否をめぐっては19日、4市町の議会で一斉に議決される。松崎町議会は合併を否決する見込みで、南伊豆町議会は可否の行方が不透明な情勢となっている。【中村隆】
毎日新聞 2009年6月11日 地方版

南伊豆地区の合併問題:4市町の合併協解散決定 「意味なくなった」 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090624ddlk22010060000c.html

 南伊豆地域4市町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)による13回目の法定合併協議会が23日、河津町役場で開かれ、「合併協を存続する意味がなくなった」として解散を決めた。4市町が19日、合併の賛否を問う各議会を一斉に開き、このうち松崎町と南伊豆町両議会が否決したことを受けた。9月30日に正式に解散する。

 会長の石井直樹・下田市長は「合併に向けて議論を重ねたことは無駄ではない。合併は達成できなかったが、今後の地域作りの礎にしたい」と話した。【中村隆】

毎日新聞 2009年6月24日 地方版

4402とはずがたり:2009/07/03(金) 04:23:01
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方
>>4270>>4359>>4338>>4295

南伊豆地区の合併問題:松崎・南伊豆町議会が否決 4市町の合併破綻 /静岡
 ◇法定協、9月末に解散
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090620ddlk22010173000c.html

 南伊豆地域4市町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の合併の賛否を問う議会は19日、4市町で一斉に開かれた。下田市、河津町議会は可決したが、松崎町、南伊豆町議会は否決した。4市町の足並みがそろわなかったことで、最終的に合併は破綻(はたん)に至った。これを受け、4市町の首長は法定合併協議会を9月30日に解散することを決めた。平成の大合併で県中部は静岡市、西部は浜松市の2政令市が生まれたが、南伊豆地域を含む県東部の市町合併は大きな進展を当面見込めない状況になった。【中村隆】

 松崎町議会では合併賛成の議員が「財政難と、少子高齢化、若年層の流出が進んでいる。4市町が力を合わせるべきだ」と主張。これに対し反対派は「合併にメリットはない」と反論。採決の結果は反対5、賛成4で、否決と決まった。

 合併を主導してきた同町の深沢進町長は険しい表情で「町民、関係市町の住民におわびする。これから松崎の歩む道を町民と考えていきたい」と話した。

 南伊豆町議会も反対6、賛成4で合併を否決した。鈴木史鶴哉町長は「非常に残念といういう以外に言葉はない。関係市町の住民・関係者におわびしたい」とコメントした。

 同地域の合併問題は06年3月、県が6市町合併の推進構想を打ち出したが、このうち東伊豆、西伊豆両町が07年11月に離脱。4市町合併に転換したが、松崎町議会が法定合併協議会の設置議案を否決するなど迷走が続いた。

 合併反対派が多数を占めた同町議会の状況を変えようと深沢町長は今春辞職し、4月の出直し町長選に打って出た。しかし反対派は対立候補を立てず深沢町長は無投票で再選されたが、議会は合併の賛否を問う住民投票条例案を否決するなど事態は動かなかった。

 4市町の合併が白紙になったことについて県は「南伊豆、松崎両町議会は大変厳しい選択をした。この地域の市町が自らの責任と判断でどのように行政運営を進めるのか見守っていきたい」(川口正俊副知事)とのコメントを出した。

4403とはずがたり:2009/07/03(金) 04:23:41
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方・県東部
>>4402-4403

 ◇見えぬ「核」都市づくり−−県東部

 今回の南伊豆地区の合併が破綻したことで、国の合併特例新法に基づく合併が県東部で大きく進むことはなくなった。県東部の「核」となる新たな都市づくりの青写真は依然、見えないままだ。

 県が06年に策定した合併推進構想では、11地区の枠組みが掲げられた。このうち5地区で合併が完了。湖西市と新居町、富士宮市と芝川町は、新法の期限である10年3月末までの合併に向けて協議を進めている。

 残ったのは、今回破綻した南伊豆地区と、沼津市・三島市・裾野市・函南町・清水町・長泉町▽御殿場市・小山町▽袋井市・森町−−と県東部が大半。県内37市町のうち、県東部は21市町を占め、際立って多い状況だ。

 背景には、財政状況が比較的安定している自治体が多いため、合併機運の盛り上がりを欠くことも挙げられる。合併で政令市を目指すのか、どの市町を中心に据えるのか、など枠組みを巡る市町の主導権争いも一因だ。

 国の地方制度調査会の専門小委員会は昨年5月、地方自治体の合併について「合併新法の期限である10年3月末で一区切りとすべきだ」との答申を決定。「平成の大合併」はピリオドを打つ見通しだ。県合併推進室は県内の合併の展望について「来年3月以降は白紙」と話している。【松久英子】

==============

 ◇南伊豆地区の合併をめぐる動き◇
06年 3月 県の合併構想で南伊豆地区6市町(下田、東伊豆、河津、南伊豆、松崎、西伊豆)の枠組み
07年11月 東伊豆、西伊豆両町が離脱
   12月 下田、河津、南伊豆、松崎町の4市町が合併協設置で合意
08年 2月 松崎町議会が合併協設置議案否決
    3月 松崎町議会が設置議案再否決
    5月 松崎町議会が設置議案を三たび否決
    6月 合併協設置を問う住民投票で賛成が過半数に。4市町が合併協を設置。初会合で新設合併での方式などが決まる
   12月 松崎、南伊豆両町議会が電算システム統合調査費を盛り込まない一般会計補正予算案を可決
09年 3月 深沢進・松崎町長が辞職。松崎、南伊豆両町議会が合併協運営費などの分担金を削除して、新年度予算案を可決
    4月 松崎町の出直し町長選で深沢進氏が無投票3選
    5月 松崎町議会が合併の賛否を問う住民投票条例案否決
    6月 4市町が合併協議会の協定書に調印
     〃 松崎、南伊豆両町議会が合併を否決
毎日新聞 2009年6月20日 地方版

4404とはずがたり:2009/07/03(金) 04:25:42
<近畿>和歌山県牟婁地域
>>4384-4385>>4395>>4384etc

市町村合併:那智勝浦町で、きょうシンポジウム /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090606ddlk30010450000c.html

 新宮市と合併協議を進める那智勝浦町は6日、同町築地、勝浦漁協大会議室で合併に関するシンポジウムを開く。

 町は、合併に対する町民の意志を問う住民投票を、7月に予定。岩崎恭典・四日市大学教授が「新宮市との合併を考える−少子高齢化と自治体のあり方」をテーマに基調講演。岩崎教授の司会で、中村詔二郎町長ら4人のパネリストがディスカッションする。【神門稔】

毎日新聞 2009年6月6日 地方版

4405とはずがたり:2009/07/03(金) 04:28:06
<首都圏・東海甲信越>山梨県

追跡・発掘:県内「平成の大合併」 市町村数、64→27に /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/tsuiseki/news/20090618ddlk19010096000c.html
 ◇年間人件費は52億円節約 住民サービス低下不満も

 10年3月末の新合併特例法期限切れで終わる「平成の大合併」。県内では来年の富士川町誕生を最後に、64あった市町村が27に減る。市町村長や議員らの人件費が50億円以上浮いた一方で、住民サービスの低下に不満の声も上がっている。【沢田勇、曹美河、春増翔太】

 平成の大合併は99年7月に合併特例法が改正されたのをきっかけに始まった。合併すれば、国が7割を返済してくれる借金「合併特例債」が発行できるなどの優遇措置があったことから、05年3月の旧法の期限切れ前後に全国で「合併ラッシュ」となった。

 その後、引き続き合併を促進するため、期限を10年3月とする新合併特例法が成立。さらに合併は進んだ。

 02年と06年で県内市町村の年間人件費を比較すると、市町村長は計4億3700万円、教育長など特別職が15億5000万円の削減となった。議員も796人から355人に半減して10億2000万円、農業委員会や選挙管理委員会などの行政委員は26億5500万円もの削減となった。合計52億円の節約となった形だ。

 しかし、学校が統廃合されたり、合併後に水道料金が上がるなど、デメリットを感じる住民も少なくない。

 笛吹市では6月定例市議会で旧芦川村立だった芦川中を閉校する条例改正案が可決されたが、保護者の反発は根強い。保護者の会代表を務める野沢今朝幸市議は「目先の合理化を追求するあまり、地域の声が行政に届きにくくなった」と話す。

 また、同市では芦川地区を除く旧6町村で10月から段階的な水道料金の統一が予定されている。最も低額だった旧境川村地域では倍近い値上げとなり、家族4人の標準世帯で計算した場合、11年4月には今より年間1万6440円も高くなる。

 同地区で飲食店を経営する稲山志朗さん(58)は「合併していいことなんて何もない」と憤りを隠さない。

 一方、8町村の対等合併で面積が県内最大となった北杜市。旧明野村地区に住む無職、手塚宮子さん(82)は、旧村時代は自宅から歩いて行った健康診断の会場が遠くなり、車でしか行かれなくなったことが不満だ。「合併で良くなったことは特にないね」と淡々と語る。

 合併自体が暗礁に乗り上げたケースもある。

 人口が739人(4月1日現在)と最も少ない丹波山村は06年3月から甲州市との合併を模索したが、甲州市側の受け入れ態勢が整わず、今年3月、当面の合併を断念した。

 鰍沢町と合併して来年3月に富士川町となる増穂町では、多くの住民が望んだ南アルプス市との合併がかなわなかったことから、鰍沢町との合併への賛否が真っ二つに割れ、今も住民の間にしこりを残したままだ。

 06年に策定された県の市町村合併推進構想は県内18市町を目指したが、27市町村で幕引きとなった。横内正明知事は6月9日の定例記者会見で「地域の自主的な判断で進めるもの。やむを得ない」と述べた。

毎日新聞 2009年6月18日 地方版

4406とはずがたり:2009/07/03(金) 04:29:28
<東北・北海道>青森県

市町村合併:村長は辞職否定 住民投票結果、合併反対受け−−風間浦村議会 /青森
 ◇進退問う質問に
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090617ddlk02010036000c.html

 風間浦村議会の6月定例会が16日開会し、合併反対の住民投票結果を受け、合併反対派の村議から横浜力村長の進退を問う質問が出された。

 蛸島(たこしま)敏春副議長は「『むつ市との合併は避けられない』と主張してきた村長の考えが住民投票で否定された。村長の政治責任と進退を問いたい」と質問。横浜村長は「結果は尊重すると投票前から申し上げてきた。投票は合併に関する個別の案件を問うもので、私の進退を問うものではない」と辞職を否定した。

 また同日、議員報酬を削減する議員発議の条例改正案が合併推進、反対の双方の村議から木下秀一議長に提出された。推進派は50%削減案、反対派は25%削減案だが、議長を除く村議7人中4人が25%削減案に賛成していることから、25%削減案が可決する見通し。【松沢康】

毎日新聞 2009年6月17日 地方版

4407とはずがたり:2009/07/03(金) 04:31:31
<九州・沖縄>熊本市

市町村合併:富合町合併特例区の区長ら、報酬高額 正す会が監査請求 /熊本
 ◇熊本市と合併
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090611ddlk43040591000c.html

 熊本市との合併の際設置された富合町合併特例区の区長と協議会委員の報酬は不当に高すぎるとして同特例区高額報酬を正す会(江口薫代表)が10日、報酬の返還や支出停止などの措置を求める住民監査請求を熊本市監査委員にした。

 特例区は08年10月の合併に伴い設置され、区長(村崎秀・旧富合町長)に月額70万7000円、協議会委員(旧同町議など9人)に25万円の報酬が支払われている。正す会は、職務は月に1回程度開かれる協議会に参加するだけで不当に高額だと主張している。

 合併特例区は、予算編成や行事の開催などを決めるため特別地方公共団体として区長と議会に当たる協議会が置かれている。【和田大典】

毎日新聞 2009年6月11日 地方版

4408とはずがたり:2009/07/03(金) 04:41:58
<東海>愛知県
新豊川は定数3かね。民主が2は難しいだろうな。。

西春日井郡は清須市(西枇杷島町・新川町・清洲町+春日町)と北名古屋市(西春町・師勝町)+豊山町の定数各1に分区か?巧く行けば民民だが下手すると自自だな。。

海部郡も海部郡1と西名古屋市(仮称)2に分区かねぇ?弥富辺りとも混ぜるのもあり?七宝町・美和町・甚目寺町+大治町と蟹江町+飛島村に分けるのも手か?

豊川市 定数2−候補3 (選管確定)
当 17,248 鈴木 彰伯 37 民主 新1 社福法人理事
当 15,673 山本 和明 71 自民=公明 現9 県銃剣道連会長・(元)県議長
□ 13,202 高柳 淳子 46 無所属 現 主婦・元自民市議
宝飯郡 定数1−無投票
○ 小林 功 63 自民=公明 現4 不動産会社役員

西春日井郡 定数2−候補3 (選管確定)
当 18,082 水野 富夫 57 自民 現7 党郡支部長
当 18,077 安藤 敏毅 49 民主 新1 党副支部長・(元)自治労県役員
□ 14,011 渡辺 ひでと 48 無所属 元 社福法人理事

海部郡 定数3−無投票
○ 浜田 一徳 59 自民=公明 現7 党郡支部長
○ 横井 五六 50 自民=公明 現3 幼稚園長
○ 黒川 節男 60 民主 現5 NPO法人理事

市町村合併:「豊川・小坂井」「七宝・美和・甚目寺」、県推進審が構想対象に /愛知
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20090611ddlk23010238000c.html

 県市町村合併推進審議会が10日、県議会議事堂で開かれ、合併協議が進む「豊川市・小坂井町」「七宝町・美和町・甚目寺町」を、合併協議や合併後に国や県の支援が得られる「構想対象市町村」に位置付けることを了承した。構想対象市町村に格上げされたことで2地域の合併協議はさらに進みそうだ。

 県市町村課によると、豊川市と小坂井町の合併協議は08年7月に小坂井町が豊川市に編入合併を前提とする合併協議を申し入れて始まった。これに対し、豊川市は5月に受け入れを回答した。今後、両自治体で法定の合併協議会を設置し、詳細を詰める。両市町の合併研究会は4月、来年2月までに合併する方針を示している。合併すれば人口は約18万人になる。豊川市は08年1月に音羽町、御津町と合併している。

 七宝町などの合併は、当初は大治町を加えた4町で協議が進んでいたが、大治町は議会の反対で離脱。3町議会は合併協議会を設置する議案を可決し、今年4月に法定の合併協議会が設けられた。来年3月の合併を目指している。3町が合併すれば人口は約8万5000人になる。

 県内の市町村合併は05年4月から08年1月までの間、13地域で計40市町村がかかわり、99年に88市町村(31市47町10村)だったのが61市町村(35市24町2村)まで減った。今年10月には清須市と春日町が合併し、60市町村になる予定だ。【月足寛樹】

毎日新聞 2009年6月11日 地方版

4409とはずがたり:2009/07/03(金) 04:44:50
<首都圏>神奈川県相模原市

300人収容のホール、城山町地区の施設の計画まとまる/相模原
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090611-00000005-kana-l14
6月11日18時0分配信 カナロコ

 旧城山町が相模原市との「県北合併」前から建設を計画していた「文化施設」について、相模原市は11日までに施設の基本設計をまとめ、市議会側に報告した。供用開始予定は2012年3月で、施設の目玉となる多目的ホールは300人が収容できる規模となる予定。

 市によると、建設場所は同市城山町久保沢2丁目の市城山保健福祉センターの隣地。鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床の面積は1400平方メートル。1、2階吹き抜けの多目的ホールを配置。1階部分にはリハーサル室や、芸術作品が展示できるギャラリーも置かれる。

 総事業費は8億200万円で、旧町が積み立てていた基金約5億8千万円と国の交付金を活用。10年度中に着工し、12年3月までの完成を目指す。

4410とはずがたり:2009/07/03(金) 04:58:55

全国町村会が民主の市町村合併策に反対
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090702-513390.html

 全国町村会(会長・山本文男福岡県添田町長)は2日、民主党が4月に打ち出した市町村合併の推進策に反対する意見書を、同党の岡田克也幹事長らに提出した。

 民主党は市町村数を最終的に300程度まで再編、国と2層構造にするとしていた。意見書は「市町村の尊厳を無視した国権による強制合併になる」と批判した。

 これに対し民主党側は、衆院選マニフェスト(政権公約)に市町村再編の数値目標を盛り込まない方針を、山本会長に伝えたという。(共同)

 [2009年7月2日20時32分]

4411とはずがたり:2009/07/03(金) 05:13:29
<九州・沖縄>熊本市
>>4376-4379 >>4394

市町村合併:反対派が集会 賛成派も活動活発化−−城南町 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090617ddlk43010592000c.html

 熊本市との合併の是非を問う住民投票を28日に控え、城南町の合併反対派「城南町を守る会」が16日、同町の火の君総合文化センターで決起集会を開いた。

 宮田敏生代表(65)が「町が自分から町を手放すようなことはあってはならない。守るためには努力を惜しまないので力を貸してほしい」とあいさつ。益城町で住民投票を直接請求した反対派「ふるさと益城町を守る会」の木原雄治会長(75)らが講演し「活動は誰のためでもなく自分のため。町の素晴らしさを草の根運動で理解してもらい、町を守ってほしい」と訴えた。

 城南町では賛成派「合併を促進する会」も5月に決起集会を開催。今月12日には幸山政史市長を招き、合併の意義と新市基本計画による町域発展への意気込みを聞く「幸山市長を囲む会」を開くなど、両派の活動が活発化している。【結城かほる】

毎日新聞 2009年6月17日 地方版

市町村合併:「県全体の視点で」 熊本市政令市推進協が意見交換 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090619ddlk43010555000c.html

 熊本経済同友会と熊本市政令指定都市推進協議会は18日、熊本市で市や植木、城南両町の地域団体代表らと意見交換会を開いた。

 上野眞也熊本大教授は基調講演で「熊本都市圏は北九州市より大きな市場でありながら、10以上の自治体があり、(行政や住民は)魅力や底力が理解できていない」と、政令市移行の意義が理解されない背景を説明。「県に政令市が必要なことは多くの人が理解しているが、自分が加わるのを嫌がっている。政令市移行をチャンスとして生かしていくことを皆さんで伝えてほしい」と、合併による政令市実現の重要性を強調した。

 参加者からは合併への不安や期待が述べられ、同友会地方行政部会長の平田雅彦日銀熊本支店長は「政令市を道州制や新幹線の問題と結びつけ、県全体の視点に立つことが必要だ。目先の損得より、50年後に今よりも豊かな生活が獲得できるという大きな問題から議論してほしい」と答えた。【結城かほる】

毎日新聞 2009年6月19日 地方版

市町村合併:熊本市と植木町が合同セミナー 新市基本計画など説明 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090621ddlk43010375000c.html
 合併の賛否を問う住民投票(28日)を前に熊本市と植木町は19日夜、同町の生涯学習センターで合同合併セミナーを開いた。住民650人が、両市町の法定合併協議会の協議内容や新市基本計画について説明を受けた。

 藤井修一町長は「将来を見据えて確かな一票を投じてほしい」とあいさつ。蒲島郁夫知事も駆けつけ、将来の道州制をにらみ「植木町が政令市、そして将来の州都の一躍を担い、熊本の発展に大きく貢献してほしい」と期待を寄せた。

 質疑応答で、合併推進の要望が出されたほか、政令市移行後の区割りについて「区役所を町役場に置くことを熊本市民にどう説得するのか」という質問が出た。幸山政史市長は「区割りについては区割り審議会の中で決められる。区役所の位置は法定協での決議があり、審議会でも重く受け止められる」と話した。【和田大典】

毎日新聞 2009年6月21日 地方版

4412とはずがたり:2009/07/03(金) 05:16:31
<北関東>栃木県

市町村合併:藤岡町の住民団体、住民投票を本請求 佐野市との合併問う /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090618ddlk09010140000c.html

 佐野市との合併を求める藤岡町の住民団体「佐野市との合併を実現する会」(阿部博会長)は17日、町選管に佐野市との法定合併協議会(法定協)設置の是非を問う住民投票の実施を本請求した。町選管は18日にも選挙管理委員会を開き、住民投票の日程を決める方針だ。

 本請求では、町の登録有権者数の6分の1以上となる4088人の署名簿と請求代表者証明書が提出された。町は17日、本請求受理の告示を行い、18日から40日以内に住民投票を実施する。有効投票数の過半数の賛成で佐野市との法定協設置が決まる。

 請求代表者の川崎征樹さん(34)は「孫の世代を考え、(栃木市よりも)佐野市との合併を希望する」と述べた。また、現職の永島源作町長が出馬を表明している町長選(8月4日告示、同9日投開票)の対立候補については「民意を吸い上げてくれる候補者を擁立していきたい」と話した。

 本請求を受けた永島町長は「栃木市との合併は、(藤岡町を含む)下都賀郡の流れの中で行われてきた。消防やゴミの問題もあり、栃木市との合併を推進するのが流れ」と反論。7月に町内4カ所で住民説明会を開く意向も示した。

 同町は栃木市を中心とした合併を巡る問題で、08年8月に住民アンケートを実施。合併の枠組みについて、回答者の約71%が佐野市を望むと回答したが、永島町長は栃木市との合併を進める方針を表明した。町は現在、1市4町(栃木市と大平、藤岡、都賀、西方の各町)での合併を法定協で協議している。【中村藍】

毎日新聞 2009年6月18日 地方版

4413千葉9区:2009/07/06(月) 22:01:45
<北関東>埼玉県
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090630/CK2009063002000117.html
新市名は『加須市』1市3町合併協で決定  『北埼玉市』 少数で落選
2009年6月30日

 加須市と騎西、北川辺、大利根の三町による合併協議会は二十九日、新市名を「加須市」と決めた。市名候補九件から絞り込んだ「加須」と「北埼玉」について、協議会委員の出席者二十八人が投票を行い、「加須」が二十二票で多数を占めた。

 新市名案はまず、公募の上位五件と、委員が公募の中から投票で選んだ四件の計九件を候補に選んだ。この中から、一市三町の各首長と協議会委員八人でつくる小委員会が「加須」(公募一位)と「北埼玉」(同三位)を最終候補に選定し、協議会委員の投票が行われた。

 また、現在の各市・町議の任期については合併特例法に基づく在任特例を適用。来年三月二十三日の合併から二〇一一年四月末までは、全議員が新市議会の議員として在任することを決めた。改選後の定数は法定上限の三十四人とした。

 この日の会合では、合併後十年間のまちづくりの方針を示す新市基本計画なども了承され、すべての合併協定項目の実質協議が終了した。 (杉本慶一)

4414とはずがたり:2009/07/07(火) 14:40:05
<東北・北海道>山形県

新庄市との合併協議 戸沢村長、離脱を示唆
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090704t51009.htm

 山形県戸沢村は3日、村議会全員協議会で、新庄市との合併の賛否を問う村民意向調査の結果、合併に反対する住民が最も多く、約半数に上ることを明らかにした。渡部秀勝村長は「結果を重く受け止める」と語り、10日ごろまでに合併協議の打ち切りも含めた村の結論を出す方針を示した。

 意向調査は、村が6月下旬、有権者4694人を対象に実施した。回収率は94.4%。

 最も多かったのが「合併すべきでない」で2283人(51.5%)、次いで「合併すべきだ」の1116人(25.2%)。以下「合併はやむを得ない」565人(12.7%)、「どちらとも言えない、分からない」447人(10.1%)の順だった。

 1市1村の法定合併協議会で、新庄市との合併協議を進めてきた渡部村長は「厳しい数字だが、村が進むべき道の判断材料にする」と話した。

 新庄市との合併に反対する村内の住民グループが5月、合併の賛否を問う住民投票条例の制定を求めて村に本請求したが、条例案は村議会6月定例会で否決されていた。

 今回の最上地方の合併協議は昨年11月、両市村と真室川町、鮭川村の4市町村による任意合併協議会設立で始まった。鮭川村が12月に退き、真室川町も今年3月、その後発足した法定協を抜けた。戸沢村が新庄市との法定協を離脱すると、合併の枠組みは消滅する。

2009年07月04日土曜日

4415とはずがたり:2009/07/09(木) 01:05:18
<九州・沖縄>福岡県

佐々木氏を推薦するぞっヽ(`Д´)ノ

新人と現職が立候補 福岡・中間市長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090706-00000015-nnp-l40
7月6日7時9分配信 西日本新聞

 任期満了に伴う福岡県中間市長選は5日告示され、新人で元市議の佐々木晴一氏(51)=無所属=と、現職で再選を目指す松下俊男氏(65)=無所属=が立候補を届け出た。前回無投票のため8年ぶりの選挙戦。一騎打ちの構図となり、2004年に頓挫した北九州市との合併問題などを主な争点に論戦が始まった。12日に投開票される。

 有権者数は3万8904人(4日現在、市選管調べ)。

■中間市長選立候補者 (届け出順)

 佐々木 晴一(ささき せいいち)51無 新
不動産業、商業組合理事(市議、車検代行業)中間、大阪芸大

 松下 俊男(まつした としお)65無 現1
遠賀中間広域事務組合理事(助役、財団専務理事)岩瀬西町、福大

=2009/07/06付 西日本新聞朝刊=

中間市長選告示 佐々木氏「合併実現、退職金を廃止」 松下氏「子育て、高齢者対策充実」
2009年7月6日 02:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/106908

 5日告示された中間市長選は、新人で元市議の佐々木晴一氏(51)と、現職で再選を目指す松下俊男氏(65)=いずれも無所属=の一騎打ちとなった。両氏は合併問題や地域振興策などで論戦を展開した。

 佐々木氏は同市東中間のスーパー前で約30人の支持者を前に第一声。北九州市との合併に絡み「住民投票で7割以上が賛成したのに、議会がつぶし、それに市長も従い、政治不信を生んだ」と指摘、市政刷新を訴えた。また「不景気で世間はボーナスもない。市長に市民の気持ちは分からない」として市長退職金廃止を掲げ「古い中間市か、新しい中間市かの選択だ」と強調した。

 松下氏は、同市小田ケ浦の選挙事務所で出陣式。約600人の支持者を前に「106項目の行革で14億円の効果をあげた」と1期目の実績をアピール。合併問題では「北九州市民の気持ちを考えないといけない」などと現時点での早期合併論を批判、「子育て支援策などの充実で若い人に定住してもらえる街、お年寄りを地域で支えられる街をつくる」と支持を求めた。

=2009/07/06付 西日本新聞朝刊=

4416とはずがたり:2009/07/09(木) 01:32:56
<広域連携>
総選挙スレで議論になってたんで転載。

304 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 15:51:47 ID:qFUI1ifo
三江線を乗り通した時、沿線の堤防が過疎の割にやたらと立派なような気がした。
そう言う治水予算が付いたのも竹下先生のお陰だったんだろうね。

336 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 15:58:00 ID:fL8ArcVh
>304
島根県はもともと治山・治水事業には熱心だったよ。
お隣の山口県は道路整備、鳥取県は護岸・築港に熱心だったが。
島根県は広島県や岡山県みたいに産業の誘致や大学誘致に力を入れるのが遅すぎた。

351 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:00:04 ID:VrQmhcUC
>336
おいしい所は全部兵庫県に持って行かれましたが何か

370 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 16:04:43 ID:fL8ArcVh
>351
この頃島根県内のJRに乗っていても、関西にある遊園地の案内や
京都の観光案内が増えた感じだ。鳥取県もかなり関西の経済界と
距離を縮めようとしてるなあ。

384 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:07:50 ID:VrQmhcUC
>370
>鳥取県もかなり関西の経済界と距離を縮めようとしてるなあ。

俺が持って行かれたって言うのは岡山県の話ね
吉備高原都市とか県立大学とか色々やったけど、良い所は全部播磨に持って行かれちゃったのよw

404 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 16:13:29 ID:fL8ArcVh
>384
まあ兵庫県のほうが経済力も政治力も上だったからなあ。
まだ岡山との県境にある上郡に学園都市ができた分だけマシなのかな・・・

422 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:17:59 ID:rV8u//L6
>412
兵庫県はとにかく広いからねぇ。
播磨・但馬・淡路・丹波と摂津の一部の集合体だから、逆に県民の纏まりも無かったりする。

571 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 16:51:51 ID:uctUQA5u
 >422
 兵庫県は思い切って、
 
 但馬→鳥取県
 淡路→徳島県

 に編入すべきだと思う。

579 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:54:49 ID:rV8u//L6
>571
生活圏に応じた行政区の変更はあってしかるべきだよね。
但馬なんて播磨とほとんど結びつきないんだし、淡路は指摘の通り徳島との結びつきが強い。

だから、下関市は北九州市(関門市?)になるべき。

581 名前:☆ ◆DnYHuN5gq6 [] 投稿日:2009/07/08(水) 16:55:24 ID:BtwNdKi8
>571
但馬や淡路が嫌がる

583 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 16:55:48 ID:MqBraOTd
>579
つ仙台市と山形市

584 名前:窓爺 ◆45xZXHpXn. [sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:56:17 ID:f3wqMG/N
つ京都市と大津市

4417とはずがたり:2009/07/09(木) 01:33:33

588 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:57:03 ID:fL8ArcVh
>571、>579
淡路はもともと徳島県が名東県と名乗っていた時代に、旧蜂須賀藩の圧迫的な行政に長年不満を募らせていた住民が反乱を起こして政府が仲裁的に兵庫県へ編入させた過去があるから、そこが気がかりといえば気がかり。
まあ今は徳島県自体が関西入りを希望するぐらいの時代なので、道州制が施行されたら多少は目があるかな?

但馬はも同様で、むしろ鳥取(特に東部)が関西入りを模索するぐらいの時代だから、かえって鳥取東部・但馬・丹後でひとつの行政区画にしたほうがいいかもね。

島根県の石見も一度広島県議会に編入を申し込んだことがあったし、長崎県の対馬も福岡県への転籍を希望していたことがあるし。

590 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:57:56 ID:XYeB7+pX
>579
町田と相模原にも言えるな、それ。

594 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:58:50 ID:/714SHAy
紀淡大橋建設を条件に、淡路を和歌山県に。

冗談だが。

597 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 17:00:05 ID:659Rk1I0
>579
淡路は完全に大阪神戸経済圏だよ。徳島との結びつきよりもきわめて強い。

598 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 17:00:22 ID:XYeB7+pX
>590に山梨の南部町も追加ね。
<広域連携>
>>4416-4417
603 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 17:01:06 ID:2lRtT6ke
下関と北九州がひとつになるっていう話は前々からあるけど、文化圏が違うからなあ。

606 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 17:01:16 ID:VrQmhcUC
>588
それを言えば岡山県北も昭和の大合併の時に鳥取県編入を寸前で止めたと言う前科が有るな。
今思えばやって無くて正解だと思うが

608 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 17:01:47 ID:QeJavrRn
>579
20年ぐらい前に、三重の伊賀地方の住民が「ウチの地域は関西圏だから市外局番が05始まりでは違和感がある。07始まりにしてくれ。」とNTTに陳情したとか言うニュースを見たな。あっさりスルーされたようだけど。

614 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 17:02:57 ID:/714SHAy
伊賀地方を奈良県に入れて、奈良5区に。

622 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 17:04:34 ID:XYeB7+pX
町田は多摩との、相模原は横浜との結び付きがないもんなあ。

628 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 17:05:27 ID:fL8ArcVh
>597
徳島のほうが関西に入りたがっている状態だから、県の枠組みに淡路島を徳島側へ組み入れるより徳島を西近畿州か関西州に編入したほうが早いかもね。

>606、>608
経済力のある岡山に食わせてもらうほうが正解だったのは確かかも。
三重県の場合は伊賀と松阪市以南は関西圏と言ってもいいような気がする。

633 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 17:07:03 ID:/714SHAy
>628
徳島は、関西の準キー局見れるからなあ。
だから、後藤田夫人は関西ローカル番組に積極的に出演。

649 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 17:10:05 ID:fL8ArcVh
>614
伊賀の人口は17万人しかいないから、おそらく奈良4区に編入される気がする。
まあ三重県も兵庫県の但馬〜播磨同様完全に伊勢とは山でもって文化圏も分水嶺も別れてるよね。

>622
まあ愛知県も未だに尾張と三河でいろいろ揉めるし、長野県も長野と松本の仲は悪いまんまなぐらいだからねえ。

4418とはずがたり:2009/07/10(金) 16:45:04
<中国・四国>愛媛県

またかいっ!!

愛媛のニュース2009年07月10日(金)
合併協議休止申し入れへ 松野町長
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20090710/news20090710068.html

 北宇和郡松野町の阪本寿明町長は9日、町議会議員全員協議会で、法定の「鬼北町・松野町合併協議会」の協議休止を同郡鬼北町側に申し入れる意向を明らかにした。新町の人権業務に関する調整難航を理由に挙げており、財政的優遇措置が受けられる市町村合併特例法の期限(2010年3月末)内の合併は絶望的な情勢となった。
 阪本町長は取材に対し「鬼北町との合併をやり遂げるのが基本だが、現状では両町で人権業務の取り組みに大きな違いがある。時間をかけ合併の条件を整える必要がある」と説明。14日に実施予定の次回合併協までに開く合併協幹事会で休止を申し入れるとした。

4419千葉9区:2009/07/11(土) 11:58:06
<北関東>栃木県
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090710-OYT8T01354.htm
藤岡合併巡り二分 相手は佐野か 栃木地区か
佐野市との法定協是非26日に住民投票


説明会で合併の経緯を町民に話す永島町長(9日、藤岡町遊水池会館で)  藤岡町で16日、佐野市との法定合併協議会(法定協)設置の是非を問う住民投票が告示される。佐野市との「1市1町合併」、8月に調印式を控えた栃木地区の「1市4町(栃木、大平、藤岡、都賀、西方)合併」か。それぞれ町民グループが、ビラを配布したり、街頭での呼び掛けを行ったりして互いに支持拡大を競い、26日の投票に向けて町を二分する争いの様相となっている。(上地洋実)

 今回の住民投票は町民グループ「佐野市との合併を実現する会」(阿部博会長)が、有権者の約3割の4088人の有効署名を集めて直接請求した。同会のよりどころとなっているのが、町が昨年8月に行った町民アンケートだ。7割以上の町民が佐野市との合併を支持した。阿部会長は「生活圏や東北自動車道・佐野藤岡インター周辺の将来の発展性を考え、佐野市との合併が望ましい」と訴え、1市4町合併を進める町を「住民無視だ」と批判する。

 永島源作町長は昨年9月、「ごみ処理などの広域行政や下都賀郡というつながり、新設合併という条件を重視する」として1市4町の合併を進める方針を打ち出した。1市4町の法定協では、8月18日に合併調印式を行い、合併後は町役場を総合支所として残すことなどが決まっている。

 町は各地で住民説明会を開いて1市4町合併への理解を求め、町民グループ「1市4町の合併を実現する会」(吉村栄市会長)も発足した。

 アンケート以降、合併問題で町民の意思を直接問う機会はなく、両グループとも今回の住民投票について、「町民が『佐野市』か『1市4町』を選択することになる」と大きな意義を持つことを強調。永島町長も「住民投票は町政への信任を問うものになる」との認識に立つ。住民投票の結果によっては、「1市1町」と「1市4町」の法定協が並立することもありえる。

来月には町長選

 住民投票の2週間後には、町長選(8月4告示、9日投票)が控える。「町長選の争点も合併問題」との見方が大勢で、住民投票は町長選の前哨戦との意味合いが強い。

 永島町長は住民投票の結果にかかわらず、1市4町の合併を推進するとして、再選出馬を表明している。また、「佐野市との合併を実現する会」でも独自候補の擁立を模索中だ。

 住民投票の結果が出ても、町長選の行方次第では合併の方向性が二転三転する可能性もある。このため、両グループとも、住民投票と町長選の「2連勝」を目標に掲げる。

(2009年7月11日 読売新聞)

4420とはずがたり:2009/07/14(火) 12:29:32
<九州・沖縄>熊本県

熊本市が政令指定都市へ 隣接2町との合併議案可決 (07/13 12:31、07/14 01:56 更新)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/177000.html

 熊本市議会は13日、隣接する熊本県植木町、同城南町と合併する廃置分合議案を可決した。両町議会は既に同議案を可決しており、来年3月23日の合併が確実となった。熊本市は人口約68万人、植木町は約3万人、城南町は約1万9千人で、新熊本市は政令指定都市の人口要件70万人を超えるため、政令市移行が実現する見通しだ。

 熊本市が政令市となれば、来年4月の移行を目指す神奈川県相模原市に続き全国で20番目、九州で3番目となる。

 今後は、県議会の議決を経て、知事が総務相に届け出。官報告示をもって合併が正式に決まる。熊本市は2012年4月の政令市移行を目指しており、県や総務省と協議を進めることになる。

 幸山政史熊本市長は議会終了後、報道陣に「大きな区切りを迎え、大変うれしい。合併とともに政令市移行の準備を本格的に進めていく。九州の一体的な発展につなげていきたい」と述べた。

 同市は昨年、政令市の人口要件を緩和した新合併特例法の期限が切れる来年3月末までの合併を目指し、両町と協議会を設置。両町では6月、合併の賛否を問う住民投票が実施され、ともに賛成多数となっていた。

4421とはずがたり:2009/07/17(金) 15:30:46
<東海・甲信越>長野県

長野は合併進まなかったしね。

2009年7月14日(火)
「定住自立圏」で初の協定締結
長野県飯田市と周辺13町村
http://210.239.47.176/news/world/politics_kiji.php?i=nesp1247545130
2009年07月14日13時18分

 佐藤勉総務相は14日の記者会見で、複数の市町村が連携して地域活性化に取り組む「定住自立圏構想」に基づき、長野県飯田市と周辺13町村が同日付で定住自立圏形成協定を結んだと発表した。協定締結は全国初。

 飯田市などは今後、協定に基づき飯田市立病院を中核病院とする地域医療態勢の充実や地場産業の振興、高齢者の足となる公共交通ネットワークの整備などに取り組む。

 総務省は中心市の飯田市に対し年間4千万円程度、周辺市町村には各1千万円程度の特別交付税を配分して財政支援する方針。

 定住自立圏構想では、飯田市のほかに山口県下関市など全国24市が、人口4万人超などの要件を満たす「中心市」として構想推進に取り組むことを宣言しており、周辺自治体と協定締結に向けた調整を進めている。

4422とはずがたり:2009/07/18(土) 13:18:38
<北陸・信越>富山県

「特別参与会議」終了 富山市、合併4年で一段落
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090711/23770.html
2009年07月11日 09:30

 富山市の合併前の旧6町村の首長らでつくる「特別参与」による最後の会議が10日、市役所で開かれた。合併からの4年を一段落ととらえて終了するもので、森市長は「今後も大所高所から助言をいただきたい」と要請した。

 特別参与は、施策に地域の実情を反映させるため平成17年4月の合併時に新設した役職。同年7月に初会合を開き、年2回程度、市政運営や各地区の事業などについて市幹部らと協議を続けてきた。

 この日は特別参与5人が出席し、小水力発電や治水、イタイイタイ病資料館などに関して意見を交わした。

 合併時に職務執行者を務めた中斉忠雄旧大沢野町長は最後の会議を終え、「これからも旧町村部に気配りして市政を進めてほしい」と話した。

4423とはずがたり:2009/07/19(日) 02:36:22
<東海・甲信越>

三遠南信 「広域地産地消圏に」 連携会議が初会合
2009/07/09
http://www.shizushin.com/news/local/west/20090709000000000066.htm

 静岡県遠州、愛知県東三河、長野県南信州地方の県境地域32市町村でつくる広域連携組織「三遠南信地域連携ビジョン推進会議(SENA)」(会長・鈴木康友浜松市長、事務局・同市)の初会合が9日、同市役所で開かれた。県境地域の行政、経済団体のトップが集まり、「広域的な地産地消圏の形成プロジェクト」など本年度の事業計画を協議した。
 SENAは歴史的につながりの深い同地域の一体的な地域振興を目指してスタートした「三遠南信サミット」の交流の成果を踏まえ、昨年11月に発足した。サミットで合意したプロジェクト「地域連携ビジョン」を推進する。
 初会合では、ビジョンを計画的に実施するための第1期工程表を確認するとともに、国交省の広域地産地消圏形成事業の実施を報告した。「三遠南信ブランド」の創出を目指し、商品化の可能性調査などに取り組む。
 会長の鈴木市長は冒頭のあいさつで道州制移行の可能性に触れながら「国と地方の関係の在り方が大きく変わろうとしている。地域連携は大きな意味を持ってくる」と強調した。

4424とはずがたり:2009/07/19(日) 02:48:06
<中国・四国>愛媛県
>>4418
これねぇ。。
>合併協議で最後までネックになったのは人権業務の相違だ。鬼北町が関係事業をすでに終えたのに対し、松野町は継続しており、調整がつかなかったという。新庁舎の位置問題が招いた03年の離脱時も背景に人権業務があったとされ、根深さを痛感する。

特集社説2009年07月11日(土)付 愛媛新聞
松野町 展望なき合併協議休止では
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200907111208.html

 平成の大合併で当面、県内最後の懸案である北宇和郡松野町の合併作業が、頓挫するおそれが出てきた。
 松野町側の要請で、鬼北町への編入をめざして話し合いを進めてきた法定協議会について、当の松野町の阪本寿明町長が休止を申し入れる考えを明らかにしたためだ。
 協議は当初から難航、6月中としていた調印もずれ込んだ。高浜壮一郎副知事が町長を呼んで早期合併を促すに至り、県のいらだちを感じ取った町民は少なくなかろう。
 それにしても、目標期日の来年1月1日まで半年もない段階で混迷へ逆戻りさせるとなれば、町内外で大きく信用を失うのは必至だ。
 松野町には2003年、鬼北合併の枠組みから突如離脱した前歴がある。
 その後、前町長リコール運動、議会解散など町政は混乱をきわめた。ようやく実現した住民投票で町民は鬼北町との合併を選択、阪本町長もその推進を掲げて選ばれただけに、民意との食いちがいを問われるのは避けられまい。
 何より、将来像の見えない町民は不安にかられよう。

 鬼北町側の感情もある。
 合併再申し入れに当時の鬼北町長は「過去は問わない」と理解を示した。だが鬼北町側一部委員が協議を退席するなど、ただでさえ不信の根強さを印象づけていた折だ。
 財政優遇措置を盛り込んだ現行の合併特例法も来年3月で期限切れになる。協議再開の環境は厳しいだろう。
 その場合、当面単独での生き残りも考えるのか。そもそも基金の取り崩しでしのぐ財政状況で、それが可能か。
 町長は事情説明とともに、早急に展望を示すべきだ。
 合併協議で最後までネックになったのは人権業務の相違だ。鬼北町が関係事業をすでに終えたのに対し、松野町は継続しており、調整がつかなかったという。新庁舎の位置問題が招いた03年の離脱時も背景に人権業務があったとされ、根深さを痛感する。
 互いが接点を見いだす努力はなお粘り強く続けてほしいが、同時に、生い立ちのちがう自治体同士が一つになる難しさも考えさせられる。
 県は協議会に職員を派遣して後押ししてきた。全国屈指の合併先進県にした加戸守行知事の意向もあったろう。
 その知事は将来の宇和島圏域大合併にも意欲的だ。
 ただ、政府の地方制度調査会が合併を打ち切り、負の部分を検証するよう求めるなど風向きは変わりつつある。民主党も衆院選マニフェスト(政権公約)で自治体再編の数値目標化を見送った。

4425とはずがたり:2009/07/19(日) 02:48:31
<中国・四国>愛媛県

松野町長 合併協議の休止表明
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000000907110001
2009年07月11日

●鬼北と期限内は困難に

  松野町の阪本寿明町長は10日、朝日新聞の取材に対し、鬼北町との合併問題を協議している「鬼北町・松野町合併協議会」を一時休止するよう鬼北町側に申し入れる考えを明らかにした。阪本町長は理由について「人権施策の調整で行き詰まった。一時休止して猶予をいただきたい」 と説明している。これにより、合併自治体が財政優遇措置を受けられる合併新法の期限(来年3月末) までの合併は事実上、困難な状況になった。

  阪本町長は「人権業務・施策の調整が行き詰まっている中で、松野町の方向性を示さなければならず、見通しの立たない状況で合併協議会を続けるのは許されない。最終局面となる14日の合併協議会に臨むにあたり、苦渋の決断をした」 と述べた。さらに「松野町から申し入れた合併であり、編入合併が決まっているが、4600人の町民を預かっている。主張すべきは主張し、円満で悔いのない合併でなければ将来に禍根を残す」 と加えた。

  休止の意向は9日の町議会議員全員協議会で、阪本町長が「人権業務の問題がネックになり、接点が見いだせない。ここで一端、合併協議会の休止をお願いするという考え方で14日の合併協議会に臨みたい」 と表明し、理解を求めた。しかし、早期合併を目指す議員たちは「住民投票で鬼北町との合併を選んだ民意を無視している」と反対の声を上げ、「休止もやむを得ない」 とする議員もいて紛糾し、結論は得られなかった。

  町内では、阪本町長が昨年11月の町長選で合併実現を掲げて初当選したことから「公約違反」 と批判する声もある。この点について、阪本町長は「政治生命をかけて合併をやり遂げると言ったが、今でも合併をあきらめたわけではない。公約には合併協議に誠心誠意尽くすことを掲げており、合併の環境を整え、より良い合併を目指す信念に変わりはなく、公約違反ではない」 と話した。

  一方、鬼北町の甲岡秀文町長は「今回の合併は松野町から申し入れられ、合併協議会を立ち上げて協議してきた。このような状況になったのは残念だ。合併に向けて難しい、と言うのなら文書にしてもらい、合併協議会幹事会に諮って検討したい」 と述べた。

4426とはずがたり:2009/07/19(日) 02:49:05
<中国・四国>愛媛県
>>4424-4426

鬼北町と松野町 合併協議を休止 愛媛
2009.7.15 02:30
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/090715/ehm0907150231000-n1.htm

 愛媛県鬼北町と松野町の合併を協議する会合が14日開かれ、協議の休止を決定した。人権業務で一致点が見いだすことのできないとして、松野町の阪本寿明町長が13日、鬼北町の甲岡秀文町長に文書で中止を申し入れた。

 松野町は平成15年11月、現在の鬼北町にあたる旧広見町と旧日吉村との合併協から離脱し、合併先をめぐって町政が混乱した。19年5月、合併先について鬼北町か宇和島市かを問う住民投票が行われ、住民は鬼北を選んだ。松野町は同年6月、鬼北町に編入合併を申し入れ、20年4月に両町は合併協を設置。来年1月1日の合併を目指し、60項目の協議を行い、59項目については合意していた。

 目標時期の合併は実現不可能となったが、「(合併協の休止)期限は22年3月31日までとし、それまでに松野町において再会できる状況が整わない場合は廃止する」との文面が追加された。

 阪本町長は「合併をあきらめたのではない。町民と話し合い、方向性を見いだせればよいのかと思っている。円満な形で合併をすべきとの決意は変わっていない」と話している。」

愛媛のニュース2009年07月17日(金)
県職員引き揚げへ 鬼北・松野町合併協休止
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20090717/news20090717173.html
 北宇和郡鬼北町の甲岡秀文町長と同郡松野町の阪本寿明町長は16日、県庁を訪れ、両町の合併協議会が休止に至った経緯などを高浜壮一郎副知事に報告した。高浜副知事は会談後、県が派遣している合併協事務局長について、県に復帰させる意向を明らかにした。
 一方、甲岡町長は合併協議に関し「鬼北町としては再開に向けた取り組みはしない」との考えを表明した。

4427貞治:2009/07/19(日) 19:27:10
倶知安のパチンコ屋(ナポリ)と(ドラゴン)は連日、卑劣極まりない遠隔行為で客から金騙し取って、破産、自殺者が相次いでます。おまけに客から大量の金釣り上げて殺すんだから、もはやこれは殺戮のレベルでとてもじゃないが許されるべきものじゃあない。
法律上では「悪徳商法」「悪徳詐欺」になりますからね!
警察が気付いてないだけ!
これは、重大な問題ですぞ!

4428とはずがたり:2009/07/25(土) 21:38:50
<東北・北海道>岩手県
>>4440 >>4348 >>4298 ...

市町村合併:宮古と川井、県に申請 10年1月編入合併、最大面積の市誕生へ /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090626ddlk03010022000c.html

 10年1月1日の編入合併を目指す宮古市の熊坂義裕市長と川井村の内舘勝則村長は25日、県庁を訪れ、達増拓也知事に合併の申請書類を手渡した。県は今後、県議会9月定例会で議決を得たうえで、総務省に届け出る。合併が実現すれば、新宮古市は県内で最大面積の市となる。

 任期満了の7月2日で引退する熊坂市長は懇談で「一生に残る経験をさせてもらった」と充実感をにじませた。内舘村長は「合併して終わりではなく、一体感ある街づくりを始める」と述べた。達増知事は「県も応援していく」と応じた。

 また、28日投開票の宮古市長選について、熊谷市長は「3候補は合併を前向きにとらえている。私たちの計画を確実に実行してもらえると思う」と述べた。【狩野智彦】

毎日新聞 2009年6月26日 地方版

4429とはずがたり:2009/07/27(月) 10:50:28
<九州・沖縄>熊本県

地域スレかなぁ

植木町議16人決まる 共産、激戦で議席失う
2009年07月27日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090727002.shtml

 任期満了に伴う植木町議会議員選挙は26日投開票され、新議員16人が決まった。当選者の内訳は現職12人、新人4人。党派別は公明1、無所属15。

 今回から定数は4減され、町議任期は熊本市との合併に伴い新市発足(来年3月23日)までの約8カ月間となった。これに対して現職15人、新人7人の計22人が立候補。激しい競り合いの結果、共産党は議席を失った。

 植木町議会は熊本市との合併をめぐって賛否両派が激しく対立してきた。しかし、合併の是非を問う6月の住民投票で賛成多数となり、焦点は合併後の地域振興策に移った。

 各候補は、合併後のまちづくりや町内の基盤整備事業を盛り込んだ新市基本計画の着実な実行、合併に伴う不安解消の推進などを訴えた。

 当日有権者数は2万4669人(男1万1643人、女1万3026人)。投票率は66・27%で、前回(72・70%)を6・43ポイント下回った。(浪床敬子)

 ◇植木町議選開票結果
(定数16−22)選管最終
当1,376園川 良二52公現
当1,191野中 麗子62無現
当1,162田中 忠正65無新
当1,102大橋 健介61無新
当  975嶋村 光雄68無新
当  899小山 逸利61無新
当  868森  勢剛74無現
当  861小佐井賀瑞宜46無現
当  800田上 謙治68無現
当  714安達 俊昭71無現
当  702大杉 忠義71無現
当  692住野 弘行56無現
当  679林田 敏生54無現
当  618牧野 光明62無現
当  592泉田 義和70無現
当  586田内 新一52無現
    567小佐井泰之54無現
    545池部 知子34無新
    484松山 邦夫55共現
    451石田 高博51無現
    178田中 昭雄63無新
     51上妻 誠也54無新

※案分票の小数点以下は省略しました。

4430とはずがたり:2009/07/27(月) 19:01:16
<中国・四国>愛媛県

再開を要望するだけでは無責任で,新町の同和事業をどうすべきかと云う視点が必要ではないか。

愛媛のニュース2009年07月27日(月)
松野町長に合併協議再開要望へ 住民が集会
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20090727/news20090727309.html

 北宇和郡鬼北、松野両町の合併協議会が人権業務の調整がつかず休止となったことを受け、松野町の住民グループが26日、同町吉野の吉野生交流促進センターで「松野町と鬼北町との合併実現への集い」を開催。阪本寿明松野町長に対し、27日から始まる住民説明会で合併協議の再開を要望することを確認し、署名活動も始めた。
 「松野の今を考える会」(金谷透会長)が主催し、町民ら約200人が参加。金谷会長は「阪本町長が申し入れた合併協議休止は、公約を忘れ町民を無視した暴挙。住民説明会で再開を要望しよう」とあいさつ。意見交換では阪本町長に対し「協議休止は寝耳に水。怒りを感じる」「休止を取り消し、合併成就を」などの声が出た。
 取材に対し金谷会長は「1000人を目標に署名を集め、(住民投票などで示された)民意である鬼北町との合併の協議再開を町長に促したい」と話した。

4431千葉9区:2009/07/28(火) 21:49:04
>>4246>>4317
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090728ddlk12010152000c.html
市町村合併:本埜村議会招集、村長見送る 地方自治法違反の疑い /千葉
 本埜村と印西市、印旛村との合併問題を巡り、合併に消極的な態度を示してきた本埜村の小川利彦村長(63)に同村議会が村長不信任決議案提出のため臨時議会を開くよう求めたところ、小川村長は期限の27日、議会招集を見送ったことを明らかにした。会見した小川村長は「合併へ向けての大事な時期に政治的混乱を避けるためにも不信任案の可決はあってはならない」と説明。合併の是非については「8月30日に住民意識調査を行う」と説明した。

 合併を進める住民グループが6月末、有権者の約73%にあたる5013人分の署名を小川村長に提出した。しかし、小川村長は「1カ月後の村民の意見はわからない」などとして、合併に否定的な態度を示した。

 これを受けて村議会は今月7日、小川村長に対し、村長不信任決議案を諮るための臨時議会の開催を要求した。地方自治法は「請求のあった日から20日以内に臨時会を招集しなければならない」と定めている。

 招集見送りは同法に抵触する可能性があるが、小川村長は27日の会見で「法律的なことはよくわからない」などと話し、進退については「合併の決着がついた時にしかるべき責任を取る」と語った。今後、8月10日をめどに村議会と住民意識調査の具体的な方法を検討するという。【斎川瞳】

4432とはずがたり:2009/07/29(水) 01:54:51
>>4431-4432
<首都圏>千葉県

符号添付♪

序でにコメントしとくとこれって罰則無いみたいですが地方自治法上の重要な欠陥な気もしますね。

2009-07-18
「地方自治」の根本精神に挑戦する本埜村長
http://d.hatena.ne.jp/chibanew/20090718/1247921493

4433とはずがたり:2009/07/29(水) 01:58:20
<北関東>群馬県

長野原ではなく中之条なんですねー。太子〜長野原の貨物線復活きぼんw

更新日時: 2009年7月28日(火) AM 07:11
●合併問題を町民に説明 六合提案で中之条町
http://www.raijin.com/news/a/28/news05.htm

中之条町役場で開かれた町民説明会

 中之条町は27日夜、六合村からの合併協議会設置の申し入れについて、町役場で町民説明会を開き、入内島道隆町長が経緯や考えを示した。

 入内島町長は、両町村の財政状況や吾妻郡の将来像など踏まえ、「将来の吾妻を考えた中で決めるべき」「六合村は人も自然も素晴らしい」と話し、「一つの地域をつくっていくのが将来的に最適と思う」と語った。

 出席した約90人の町民からは「観光、文化面からも六合村は魅力的」「これからは助け合いが大切」といった意見が出される一方、「メリットがあるのか」などの質問も出された。説明会は31日まで町内5会場で行われる。

 六合村は6月12日、中之条町に合併協議会の設置を申し入れている。

4434とはずがたり:2009/07/31(金) 04:00:00
全国の町数、市を下回る=合併進展で来年3月に−総務省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090730-00000110-jij-pol
7月30日18時52分配信 時事通信

 総務省は30日、長野市などの市町村合併4件を31日付の官報で告示すると発表した。現在、全国には783の市、801の町があるが、今回を含めた市町村合併の進展により、来年3月31日時点で町は782に減り、783の市を下回ることが確定した。同省によると、町の数が市を下回るのは、市町村制度が定められた1889年(明治22年)以来初めて。

4435とはずがたり:2009/07/31(金) 04:02:25
<東海>
定数3となれば民主が二人だそうとするかね?それとも定数2になるか?
定数減った方が自民を減らせそうだ。。

市町村合併:榊原・西尾市長、9月にも住民説明会−−3町との合併で /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090728-00000042-mailo-l23
7月28日12時0分配信 毎日新聞

 西尾市の榊原康正市長は27日の記者会見で、一色、吉良、幡豆の3町との合併について、早ければ9月にも住民説明会を開催する意向を明らかにした。
 1市3町は職員各2人を派遣し、8月3日に西尾市役所内に合併推進プロジェクトチームを発足させる。榊原市長は、これまでの合併の取り組みについて「なぜこんなに遅すぎたのかと危機感を持っている」と強調した。
 また、8月1日付で人事異動を実施し、汚職事件の影響による幹部職員の兼務を解消する。市は4月に幹部の人事異動を凍結し、企画部長が監査委員事務局長、教委教育部長が福祉部長、建設部長が市民部長を兼務していた。榊原市長は「異常事態だった」とし、事件について「調査する気持ちはない。敗者にむちをうつようなことはしない」と述べた。【中村宰和】

7月28日朝刊

西尾市 定数2−無投票
氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
○ 川上 万一郎 62 自民=公明 現 6 党市支部長・(元)県議長
○ 榊原 康正 67 民主 現 4 織布業

幡豆郡 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 17,139(65.4%) 浅井 喜代治 57 自民 現 2 農業
□ 9,081(34.6%) 小山 政男 64 無所属 新 (元)吉良町議

4436とはずがたり:2009/07/31(金) 04:05:27
<首都圏>埼玉県

市町村合併:住民提案の請求を否決−−鳩ケ谷市議会 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090717ddlk11010276000c.html
 鳩ケ谷市議会は16日、川口市との合併の是非を問う住民投票条例制定を求める市民の請求を否決した。市民団体が8269人の有効署名を提出したことを受け審議していた。木下達則市長は「合併協議開始を前に住民の意思を問う必要はない」と改めて合併推進の意向を表明した。【鴇沢哲雄】

4437とはずがたり:2009/07/31(金) 04:12:35

<首都圏>埼玉県

素晴らしい。利権屋自民はまともな選挙区改定しーやー。

市町村合併:久喜など4市町、廃置分合申請書を県に提出 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090723-00000091-mailo-l11
7月23日13時0分配信 毎日新聞

 久喜市と菖蒲、栗橋、鷲宮の3町は22日、10年3月に市町を廃止し、新たに久喜市を置くとする「廃置分合(合併)申請書」を県に提出した。4市町は5月28日に合併協定書に調印し、6月議会で合併を可決していた。申請書は9月の県議会に提出され、可決されると知事の決定で総務相に届け出がされる。
 上田清司知事は「ロマンを共有しつつ、将来のそろばん勘定もするという困難を乗り越えて、ここまでこぎ着けられた。県としても一生懸命応援させていただきたい」と話した。【西田真季子】

===================

【埼玉県合併に伴う県議会定数是正】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1041771016/320-323
<[新]久喜市>久喜市7.1+栗橋町2.7+鷲宮町3.5+菖蒲町2.0=15.2 定数2となれば梅沢・樋口のどちからは落ちて民自で決まりであろう。
東5区 定数1−無投票(久喜市)
○ 樋口 邦利 59 自民 現④ 運輸会社役員
東12区 定数1−無投票<北葛飾郡栗橋町・鷲宮町>
○ 梅沢 佳一 53 自民 現② 青果業
東7区 定数1−候補2 (南埼玉郡宮代町、白岡町、菖蒲町)
当 21,990 岡 重夫 54 無所属=民主 新① (元)白岡町議
□ 17,835 遠藤 俊作 69 自民 現 物流会社会長

埼玉県議会選挙結果検討
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7562-7581n
<自民党の党利党略によってねじ曲げられた県議選選挙区の正常化>
<自民過半数割れへの道>

4438とはずがたり:2009/07/31(金) 04:19:10
<北関東>栃木県

市町村合併:藤岡町の住民投票、あす投開票 佐野市との法定協設置を問う /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090725-00000111-mailo-l09
7月25日13時1分配信 毎日新聞
 佐野市との法定合併協議会(法定協)設置の是非を問う藤岡町の住民投票が26日、投開票される。投票は記入式で、佐野市との法定協設置に賛成する場合は、「賛成」と記入。反対の場合は「反対」と記入する。
 投票は26日午前7時〜午後8時、町内13カ所で。登録有権者数は1万4945人(6月2日現在)。【中村藍】

7月25日朝刊

町議の町田氏が出馬表明 栃木・藤岡町長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090725-00000032-san-l09
7月25日7時58分配信 産経新聞

 任期満了に伴い、8月4日告示、9日投開票される栃木県藤岡町長選で、同町議で歯科医師の町田祐氏(72)=同町藤岡=が24日、無所属で立候補することを表明した。「町長選には、佐野市との合併の受け皿となる候補者が必要」と出馬の理由を語った。

 同町長選では、栃木市など1市4町での合併を進める現職の永島源作氏(72)=がすでに立候補を表明。町田氏は、佐野市との合併を進める立場で、合併の枠組みを争点に一騎打ちとなる公算が大きくなった。町田氏は平成11年に町議に初当選、現在3期目。

最終更新:7月25日7時58分

4439とはずがたり:2009/07/31(金) 04:20:22
<北関東>栃木県

ありゃりゃ。佐野との合併が民意だと思ってたけど。現実的な冷静な対応か。こうなったら栃木を栃木県の中心都市としてもり立てて行きたい。

佐野市との合併「反対」多数 栃木・藤岡町住民投票 町田氏は町長出馬取りやめ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090728-00000036-san-l09
7月28日7時56分配信 産経新聞
 栃木県佐野市との法定合併協議会の設置の是非を問う同県藤岡町の住民投票が26日行われ、開票の結果、「反対」が6595票と、「賛成」3365票を大きく上回り過半数を占めた。佐野市との法定協は設置されず、町が栃木市などと進めている1市4町の合併協議が信任された形だ。

 当日有権者数は1万4735人で、投票総数は1万70票。投票率は68・34%だった。2倍近い差がついたことで、8月9日に投開票される町長選にも大きな影響を与えそうだ。

 栃木市と藤岡、西方、都賀、大平の4町は合併期日を平成22年3月29日と決めており、8月18日には合併調印式を予定している。結果を受けて、会見した永島源作町長は「結果は、町民が1市4町の合併に期待していることの表れ。期待に応えるような町づくりに努めていきたい」と述べた。

 また、法定協の会長でもある日向野義幸栃木市長は「これまでの取り組みが支持され、安堵(あんど)している。『新生・栃木市』の誕生に向けて、協議を進めていきたい」とコメントを出した。

 住民投票をめぐっては、投票を請求した住民グループ「佐野市との合併を実現する会」(阿部博会長)と、1市4町での合併を推進する住民グループ「1市4町の合併を実現する会」(吉村栄市会長)がそれぞれの立場から町民に訴えてきた。

     ◇

 9日投開票の藤岡町長選で、出馬表明していた同町議で歯科医師、町田裕氏(72)が27日、「出馬を取りやめる決断をした」と産経新聞の取材に答えた。26日の住民投票で、佐野市との法定協設置への反対が過半数を占めたことを受けて、佐野市との合併を進める立場の町田氏は「今回の結果は、町民が判断したこと。これ以上、町民を混乱させるわけにはいかない」と述べた。

最終更新:7月28日7時56分

市町村合併:藤岡町住民投票 「佐野市と反対」多数 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090727-00000118-mailo-l09
7月27日13時1分配信 毎日新聞
 ◇1市4町合併協、来月18日調印
 佐野市との法定合併協議会(法定協)設置の是非を問う藤岡町の住民投票が26日行われ、即日開票の結果、同市との法定協設置に「反対」とする回答が6595票と多数を占めた。同市との法定協設置に「賛成」とする回答は3365票にとどまった。
 投票資格者は20歳以上の藤岡町民で、当日有権者数は1万4735人。投票総数は1万70票、投票率は68・34%だった。住民投票の結果、町が進める1市4町(栃木市と大平、藤岡、都賀、西方の各町)での合併協議は町民の支持を受けた形で8月18日の調印式を迎えることになった。
 1市4町での合併を求める住民団体「1市4町の合併を実現する会」(吉村栄市会長)事務所では、反対票が多数との連絡が入ると、集まった住民から一斉に拍手が起こった。
 また、栃木地区合併協議会長の日向野義幸・栃木市長は「これまでの広域行政の取り組みや1市4町での合併協議の内容を多くの町民の皆様にご支持いただいたとして、安堵(あんど)している」とのコメントを発表した。【中村藍】
 ◇議論積み重ね評価
 藤岡町の住民投票で、佐野市との法定合併協議会(法定協)設置を求める回答が少数にとどまったことは、消防やゴミ処理など広域行政を共有する栃木地区の1市4町での合併が望ましいと考える町民の現実的な判断を示したといえる。
 町が08年8月に実施したアンケート(回収率64・96%)では、全世帯数の約4割に当たる約71%(2382世帯)が佐野市との合併枠組みが望ましいと回答。1市4町は約19%(628世帯)に過ぎなかった。住民投票で逆の結果となったのは、対等合併を前提に半年以上にわたり行われてきた1市4町の法定協での議論の積み重ねを町民が評価した結果ともいえる。
 住民投票の結果は、任期満了に伴う同町長選(8月4日告示、同9日投開票)に向け、1市4町での合併を推進する永島源作町長にも追い風となりそうだ。1市4町合併推進派が“連勝”すれば、県最南端の町を二分した合併論議はようやく収束に向かう見通しだ。【中村藍】
………………………………………………………………………………………………………
 反対 6595
 賛成 3365
 =開票率100%

7月27日朝刊

4440とはずがたり:2009/07/31(金) 04:24:34
<中国・四国>愛媛県
>>4424-4426,4430
苦渋の期限付き休止か。

市町村合併:合併協、期限付き休止決める 阪本・松野町長申し出 /愛媛
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090715ddlk40010388000c.html
 鬼北町・松野町合併協議会の第17回会合が14日、鬼北町の広見体育センターで開かれた。

 会合で阪本寿明・松野町長から合併に対する同町内の意思統一を図ることができないとして協議会の休止の申し出があったことが報告された。この申し出を協議した結果、協議会を休止することを決め、期限を10年3月31日までとした。それまでに松野町において再開できる状況が整わない場合は廃止するとする“期限付き休止”を賛成多数で確認した。

 阪本町長は「人権業務で一致点が見いだせない状況で、苦渋の決断をした」などと説明した。各委員からは「大変腹立たしい。残念だ」「松野町に不信感を抱いている」「町長は努力を」などの厳しい意見が相次いだ。

 合併協議は松野町が申し入れ、昨年4月に初会合が開かれた。協議会は全60協議項目のうち10年1月1日を合併目標とするなど59項目を確認したが、残る1項目の「人権業務」を巡っては両町の人権同和行政などに対する路線の違いから調整が難航し、提案ができないままだった。

 協議会後に会見した甲岡秀文・鬼北町長は「松野町は重く受けとめて再開への努力を貫いてほしい」と述べ、阪本町長は「説明責任を果たし町民の意見を集約したい」などと話した。【川上展弘】

毎日新聞 2009年7月15日 地方版

4441とはずがたり:2009/07/31(金) 04:26:49
<近畿>和歌山県

選挙:那智勝浦町長選 9月13日投開票 住民投票は来月9日 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090714ddlk30010381000c.html

 那智勝浦町の選挙管理委員会は13日、既に決定していた町長選の日程(9月1日告示、同6日投票)を変更し、9月8日告示、同13日投開票とすることを決めた。また、新宮市と進める合併の賛否を問う住民投票の日程は、8月4日告示、同9日投開票と決めた。総選挙と合わせ1月半の間に3回の選挙を行うことになった。

 選管委によると、町長選は、住民投票の結果次第で立候補予定者の準備や動向が左右される点を考慮し、1週間延ばしたという。住民投票は、投票用紙に賛成の場合は○を、反対は×を記入する。6月1日現在の選挙人名簿登録者数は15260人(男7013人、女8247人)。【神門稔】

毎日新聞 2009年7月14日 地方版

4442とはずがたり:2009/07/31(金) 04:29:56
<東海・甲信越>長野県
>>4421

定住自立圏構想:飯田市など14市町村、調印 連携し活性化図る /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090715ddlk20010029000c.html

 下伊那郡内町村が飯田市を中心に分野ごとに連携して地域活性化を図り、人口減少に歯止めをかける「定住自立圏構想」の協定調印式が14日、同市内で行われた。協定を結んだのは同市と松川町、下条村、泰阜村町など14市町村。

 同構想は医療、福祉、産業振興、公共交通などを中心市が整備。自然環境や農業など食料生産などを周辺町村が担い、相互連携しながら圏域として活性化を図っていく。

 大都市への人口流出を防ぐことも目的とされる。同構想は、平成の大合併を選択しなかった自治体に対する国の新たな地域振興策。

 調印式には14市町村の首長が出席。中心市となる飯田市の牧野光朗市長は「若者が定着し、多彩な人材が将来にわたって往来し、活力と魅力にあふれる定住自立圏を構築していきたい」と抱負を語った。協定締結後は、具体的な構想のあり方を規定する「圏域共生ビジョン」を策定して、具体的な取り組みを詰める。【仲村隆】

毎日新聞 2009年7月15日 地方版

4443とはずがたり:2009/08/01(土) 07:53:00
道州制導入、慎重に対応を=兵庫など8知事が要請
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200907/2009073000942&amp;rel=j&amp;g=pol

 福井、兵庫など8県知事が30日、道州制導入に慎重な対応を求める要請文を自民、民主、公明3党に提出した。文書は各知事の連名ではなく、8県が個別に作成。各県は「府県域を超える広域課題は道州制を導入するまでもなく、現行制度で解決可能。(道州制が)国の行財政改革や財政再建の手段とされてしまう」(兵庫)、「道州制をいかに進めるかという方法論のみが先行することは、分権の観点から大いに懸念される」(福井)などと指摘した。
 ほかに文書を提出したのは山形、福島、石川、三重、滋賀、奈良の各県知事。衆院選マニフェスト(政権公約)の作成・公表が進む中、「道州制の議論が中央集権の強化や地方切り捨てになる可能性もある」として、福井、兵庫両県知事が呼び掛けた。 (2009/07/30-19:58)

4444とはずがたり:2009/08/04(火) 21:46:40
<中国・四国>島根県

>2日に投開票が行われた斐川町の出直し町長選は、出雲市との合併推進を掲げた前職の勝部勝明氏(69)=無所属=が、新人で前副町長の伊藤繁満氏(62)=同=を破り、再選を果たした。

選挙:斐川町長選/斐川町議補選 出直し町長選、「合併推進」勝部氏再選 /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20090804ddlk32010581000c.html
 ◇議会過半数が単独町制派、議論進展は不透明

 2日に投開票が行われた斐川町の出直し町長選は、出雲市との合併推進を掲げた前職の勝部勝明氏(69)=無所属=が、新人で前副町長の伊藤繁満氏(62)=同=を破り、再選を果たした。勝部氏は、最大の争点だった出雲市との合併について「意思をくみ取って、合併に向かって進んでいきたい」と語り、現行の合併特例法の期限が切れる来年3月までの合併を視野に合併問題に取り組む考えを改めて示した。だが、町議会は最大会派「平政クラブ」など、単独町制継続派が依然として過半数を占めており、合併に向けた前向きな議論が進むかどうかは不透明だ。

 2日午後10時48分、当選確実の知らせを受け、同町荘原町の事務所に現れた勝部氏は、支持者の大きな拍手で迎えられた。勝部氏は「町民にいただいた支持に従って今後全力で出雲市との合併に向かっていく」とあいさつ。祝福に駆けつけた長岡秀人・出雲市長も「最終的なゴールにはまだ何段階もあると思うが、2人で力を合わせていきたい」と力を込めた。

 一方、伊藤氏は落選が決まると同町上庄原の事務所で、「今回の選挙、しっかりと訴えてきたつもりだが、有権者の心をつかむことができなかった」と支持者に頭を下げた。

 勝部氏は一夜明けた3日、自宅で会見。合併までの具体的な日程は示さなかったが、合併特例法の期限に触れ、「それに向かって進んでいきたいというのは選挙戦でも話した。その気持ちに変わりはない」と話した。また、単独派の議員が多数を占める議会については、「最も新しい民意は合併に向かっている。このことは重く受け止めていただかなければならない」と語り、単独派を牽制(けんせい)した。

 一方で平政クラブの北脇捷利幹事長は「現実として受け止めざるを得ないが、(伊藤氏が獲得した)8000票の思いもある。それを踏まえて方向性を決めていきたい」と語った。

 また、同時にあった町議補選は、無所属新人の坪田揚子氏(66)が初当選した。【細谷拓海、御園生枝里、岡崎英遠】
==============
 ◆開票結果=選管最終発表
当 9922 勝部勝明 69 無前
  8241 伊藤繁満 62 無新
==============
 ◆開票結果
 ◇斐川町議補選(改選数1−2)=選管最終発表
当 10193 坪田揚子 66 無新
   7501 池淵栄助 68 共新
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 ◇斐川町長選
勝部勝明(かつべ・かつあき) 69 無前(2)
 [元]町長[歴]県立生涯学習推進センター所長▽島根農大

毎日新聞 2009年8月4日 地方版

2区自民陣営に衝撃 斐川町長選、党系列町議擁立の伊藤氏敗戦 '09/8/4
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/2917

2009衆院選:2区 出直し斐川町長選 合併是非が争点 /島根
勝部氏が再選 斐川町長選 '09/8/3
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224913247/309

4445千葉9区:2009/08/09(日) 18:54:47
http://www.sakigake.jp/p/special/09/kokusei/kokusei_07.jsp
迫る衆院選 国政のはざまで[県内リポート]
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 「経済対策が受注増につながっている感覚はない。将来の方向性が見えれば耐えられるが、いつまで我慢すればいいのか」

 昨秋以降の景気悪化を受けて相次いで実施された国の経済対策について話す秋田市の住宅建設会社社長(56)の表情は晴れない。住宅着工が落ち込む中、消費者保護や環境問題対応のための法改正に対応していくには、人的負担も大きい。「結局、(人材が豊富な)大手向けの優遇ではないか」とも感じている。

 東京商工リサーチ秋田支店によると、2008年度の県内企業倒産件数(負債総額1千万円以上)は前年度比4件増の121件。このうち負債総額10億円以上の大型倒産は昨年9月までに9件だったが、同10月からことし3月までは1件だった。同支店は「国や県の金融政策の効果が表れている」とする一方、「資金調達難に陥った小規模業者の淘汰(とうた)が水面下で進んでいる」とみる。

 ◇    ◇

 経済対策の一環として、昨年12月に創設された中小企業緊急雇用安定助成金制度。従来の制度に比べ中小企業への助成金支給要件を緩和し、助成率を引き上げた。秋田労働局職業対策課によると、申し込み受け付け開始から半年以上がたった今でも、県内で毎月300件から400件の申請がある。

 一方で、書類作成など手続きの煩雑さなどから、小規模企業を中心に利用が進んでいないという実態がある。


秋田労働局と厚生労働省関係団体が開いた助成金の説明会。参加者たちは熱心に資料を読み込んでいた=7月30日、秋田市
 先月30日に同市で開かれた、厚生労働省と関連団体の各種助成金の相談会。労働局の担当者に助成金利用について相談した旅館業の女性(50)は「手続きが簡単ではない。もう少し相談しやすければいいと思う」と話した。

 宿泊客が減る冬場の休業について相談したが、「季節的な変動による休業は対象ではない」と告げられた。制度上はその通りだが、「売り上げ減などの要件は満たしているはず」と話す女性の姿に零細業者の苦しさがにじみ出た。

 同市の鋳造業男性(66)は「助成金や金利を優遇する金融政策はありがたいが、それだけでは傷口を広げるだけ。公共工事には批判もあるが、景気が持ち上がらないと意味がない」と話し、測量設計会社を経営する男性(57)も「国の経済対策は一時的な延命治療。将来は増税の形で返ってくるかもしれないが、今は目先のことしか考えられない」と、余裕のない現状を話す。

 ◇    ◇

 国の対策に納得できない気持ちを抱えながらも、日々の経営に追われる中小零細企業経営者。あまりにも厳しい現状に、政治に対して「仮に政権が変わっても、大きな変化は望めない」「閉塞(へいそく)感を打開する方向性は示してほしいが、期待はできない」と冷めた見方が広がっている。

 中小企業緊急雇用安定助成金
売上高や生産量などが一定規模以上落ち込んだ中小企業が従業員の一時的な休業や教育訓練などを行う場合、休業手当や賃金に相当する一定割合の額を国が助成する制度。従来の雇用調整助成金制度を中小企業向けとして、昨年12月に新たに設けられた。
(2009.8.4付)

4446千葉9区:2009/08/09(日) 18:57:50
↑間違えた
http://www.sakigake.jp/p/special/09/kokusei/kokusei_08.jsp
迫る衆院選 国政のはざまで[県内リポート]
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 「あの時は国も県も合併しなければ、やっていけないという話だったが、合併しなくてもやっていけてるじゃないか」。市町村合併に伴って引退した県南の元町長は言う。「平成の大合併」で県内市町村は69から25に減った。減少率は全国9位という高さだ。

 合併が進んだ時期は、小泉政権による三位一体改革と重なり、地方財政は急激に逼迫(ひっぱく)した。改革により国から地方へ3兆円規模の税源移譲があったが、逆に地方交付税は5兆1千億円、国庫補助負担金も4兆7千億円減らされた。県内市町村への交付税は、2003年度に2136億円だったが、04〜06年度の累計で475億円削減された。


 市町村の台所事情が合併を後押しした形だが、合併推進の発想自体が国の財政危機に端を発している。国は当初、自治体に有利な合併特例債など“アメ”をちらつかせて合併の機運を高めたが、やがて交付税削減という“ムチ”の厳しさが目立つようになる。

 アメのはずだった特例債発行の動きは鈍い。発行可能額に対する発行済比率が県内で最も低い潟上市の鈴木司企画政策課長は「地元負担が約3割といっても、借金に変わりはない」と慎重だ。

 特例債に限らず、国の財政支援策のほとんどが時限措置。交付税の算定替えもその一つだ。合併後10年間は、合併前の旧市町村ごとに算定される交付税額の合計を下回らないようにし、その後5年間で段階的に優遇措置は解消される。この間に行財政の効率化を進め、安定した財政を実現してもらうのが国の狙い。

 自主財源に乏しい自治体にとって、人件費の縮減は限られた効率化の手段。合併により、首長ら三役や市町村議会議員、教育委員会などの委員は計1734人減り、44億円削減された。03年と08年を比較すると、職員は10・6%に当たる1216人減った。


 県内で唯一、郡市一体の合併を実現した横手市。旧十文字町の総務課長を経て町議会議員を務めた菊地勝夫さん(71)は「旧町より国民健康保険税が上がるなど住民サービスは低下し、合併メリットは見えない。住民目線に乏しい」と合併には今も否定的。合併協議会事務局長だった鈴木信好総務企画部長は「公共施設共有などでメリットが出始めている」としながらも「財政はこれから」と話す。

 単独立村を選んだ東成瀬村の佐々木哲男村長は「財政の視点だけから地方分権を論じるのは問題。地方分権とは国の権限と財源を地方に移すこと。小さな自治体が生き残る道を考えることこそ必要だ」と、財政優先の地方分権論議に疑義を唱える。

 県内の市町が合併効果を十分に実感できないまま、基礎自治体としてのあるべき姿を模索する中、道州制などさらなる広域行政や基礎自治体をめぐる新たな議論がわき起こっている。

 しかし、自治の現場は合併後の足場固めに精いっぱい。三位一体改革の苦さも記憶に新しい。にわかに盛り上がる「分権論」が、国の財政再建や効率的統治の手段ではなく、真に地方を活性化させる仕組みなのかどうかを慎重に見極めようとする冷めた視線がある。

 合併特例債
合併した年度とその後の10年間、新たなまちづくりに必要な建設事業などに活用できる地方債。事業費の95%まで充当され、元利償還金の70%が交付税として還付される。発行額の上限は、合併市町村数や人口などで決まる。市町村合併を促すため、国が合併特例法に盛り込んだ優遇措置。

4447とはずがたり:2009/08/10(月) 21:31:10
<北関東>栃木県
自公vs民主の枠組みに注目。。

岩舟住民投票 きょう投開票 町長解職の是非問う
(8月9日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090809/189867

 岩舟町の針谷育造町長の解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が9日行われる。
 有効投票の過半数の賛成でリコールが成立し、針谷町長は失職する。リコールが成立すれば、首長のリコールは県内では初めて。
 住民投票の資格者は20歳以上の町民で、6月2日現在、1万5408人。


岩舟住民投票 町長のリコール成立、県内首長で初
(8月9日 22:27)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090809/190018

 針谷育造岩舟町長の解職請求(リコール)の是非を問う岩舟町の住民投票が9日行われ、即日開票の結果、解職賛成票が有効投票の過半数に達する5269票と、反対票を約700票上回り、針谷町長の失職が決定した。県内で首長のリコールが成立したのは初めて。出直し町長選は10日から50日以内に実施される。投票率は65・70%だった。

 今回の住民投票は、昨年夏の住民投票の結果を踏まえて佐野市と設置した法定合併協議会(法定協)に対し、針谷町長が協議1回目終了後の今年3月、休止を申し入れたのが発端。佐野市との合併推進派の町民や議員らが解職請求へ動き、6853人分の署名を添えて6月に町選管に本請求した。

出直し選は来月27日 岩舟町の住民投票 
(8月10日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090810/190758

 岩舟町の住民投票で9日、針谷育造町長のリコールが成立した。50日以内に行われる出直し町長選挙は、9月27日の町議選と同日投開票で行われる。
 町長の職務代行者には町の新井博総務課長が就任する。
 出直し町長選には、「リコール投票の結果が大差にならない限り出馬する」と表明してきた針谷氏。この日の結果を受けて明言は避けたが、出馬への意欲は十分だ。一方、勢いづいた「町長の解職を実現する会」は候補者擁立を決め、11日に正式表明する段取りだ。
 この町長選で針谷氏が勝利した場合、7月に発表した「ローカルマニフェストに沿って「自立のまちづくり」を志向することになるが、対立候補が勝利すれば休止中の佐野市との法定合併協議会再開に向けて動きだすことになりそうだ。
 町長選は、30日に行われる衆院選の後の「自・公」と「民主」の町内対決とも目されている。
 同日選とも見込まれる町議選は、今回から定数4減の14人枠で争われる。針谷前町長派の新人が出馬の意向を示している。

4448とはずがたり:2009/08/10(月) 23:02:51

『選択』を聞く:09衆院選・京都/1 地方分権 /京都
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/26/news/20090730ddlk26010367000c.html

 8月30日の投開票まで約1カ月と迫った衆院選。「政権交代」に大きな関心が集まる一方、地方分権や高齢者問題、医師不足、地球温暖化など我々を取り巻く課題は多い。いま、国政に何が求められているのか。各分野の専門家や現場で向き合う人たちに聞いた。

 ◆龍谷大法学部教授(地方自治論)富野暉一郎さん(65)
 ◇省庁の「人と権限」減らせ マニフェストで数値を

 ◆地方分権の観点で現状をどう見る?

 現状は新中央集権と言える。小泉改革の一環で00年に地方分権をし、財源も権限も得た独自の地域づくりが期待されたが、実現しなかった。まず、市町村合併が国の強力な指導、財政危機になるとの脅かしで行われ、地方の意欲や実質的な力がつかなかった。また、補助金や国の事業の負担金を減らして省庁の統制を外すことが必要だったのに、そうならかった。

 地方は財政が極端に厳しくなり、国に援助を求めている。国から次々といろんな改革を求められ、住民と相談しながら独自に考えて改革する余力がなくなった。補助金と中央の役人の数を減らし、国の権限を実質的に減らさないと地方は元気にならない。

 ◆原因として省庁の抵抗が大きいと言われるが、国会議員に何が求められるか?

 補助金や負担金の項目、省庁の仕事と役人の数を3〜2割減らす公約を立ててほしい。これまでどの政治家も腰が引けてできなかった。方向を決めるのが政治なのに、省庁の抵抗が強いとの前提ではだめだ。地方は予算のない中で仕事が増えながらも職員数を相当減らしてきたのに、省庁は本腰を入れてリストラをしていない。

 また、道州制や自治体数削減などの形だけではなく、国の職員数と中央省庁による統制を減らす中身の議論を。地方に金を回すとか、公共事業をやるというのは、中央依存の幻想をばらまくだけ。地方の金、地方の仕事に転換するのが基本だ。

 ◆道州制は?

 国の役人が3割、できれば半分は減るくらいに権限と仕事が移るのなら非常に意味がある。さらに、産業、環境、社会福祉政策が一つのユニットとして機能することが必要だ。例えば水系、空港や港湾などを国の直接管理から外せるのか。それには一定程度の大きさ、道州の規模がいる。人と財源と事業をきちっと移し、徴税権も国税優先ではなく地方税優先にするくらいの大胆な発想が必要だ。

 ◆有権者はどう判断すればいい?

 マニフェストでの分権の扱い方を見ることだ。例えば国家公務員の削減幅、権限や財源の移譲に数値も含めて触れているか。また、道州制への過程をどう示していくか。例えば関西連合のように産業界と自治体が組み、ゆるやかな連合から入っていくのは意味がある。いきなり全国でやるより、地域の主体的動きをベースに形成されていく、そんなプロセスを踏まえているかどうかだ。【聞き手・太田裕之】
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 ■人物略歴

 神奈川県逗子市・池子弾薬庫跡地への米軍住宅建設反対運動の先頭に立ち、84年から2期8年間、同市長を務めた。94年に島根大教授、99年から現職。

毎日新聞 2009年7月30日 地方版

4449癒しの斐川兆民:2009/08/11(火) 23:40:51
ふざけるんじゃないよ勝部町長の行政手腕は何もない???ゼロだよ
今まで何もしなかった勝部町長があわてて国へ陳情しても取り合ってもらえないよ***
そんなに官僚は馬鹿ではないよ。

4450とはずがたり:2009/08/12(水) 00:26:43
>>4449
合併を推進したがってる官僚が民意を踏みにじって合併反対する町議会の意向を取り合ってくれる程莫迦ではない,かもしれませんよ。

4451とはずがたり:2009/08/12(水) 01:52:39
<東北・北海道>山形県

政治経済メモ:新庄市・戸沢村合併協議会廃止 /山形
 (10日)
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090811ddlk06010210000c.html

 新庄市と戸沢村がそれぞれ臨時議会を開き、法定の新庄市・戸沢村合併協議会廃止議案を可決した。戸沢村が村民意向調査の結果を受け自立を選択したため。戸沢村では、地方分権に対応した財政基盤の強化に努める▽農地基盤整備の推進を図る−−など7項目を求める付帯決議を付けた。渡部秀勝戸沢村長は「今後は、地に足をつけ頑張っていく」と語った。

毎日新聞 2009年8月11日 地方版

4452とはずがたり:2009/08/14(金) 17:59:34
<近畿>和歌山県牟婁地区
>>4384-4385>>4395>>4404>>4441
がっかりだが那智勝浦が新市名が新宮>>4301になる等新宮に吸収合併される様な形で纏まるとは到底思えなかったしね〜。
市役所は新宮に置きつつ市名は那智勝浦とかでもよかったぐらいだ。

市町村合併:那智勝浦町の住民投票、新宮市との合併「反対」 白紙の公算大 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/archive/news/2009/08/10/20090810ddlk30010246000c.html
 ◇中村町長「結果尊重」

 新宮市と進める合併の賛否を問う那智勝浦町の住民投票は9日、町体育文化会館で投開票され、反対票が賛成票を大きく上回った。住民投票に法的拘束力はないが、中村詔二郎町長は「町民が示した反対の意思を厳粛に受け止め、結果を尊重したい」と述べ、合併協議は白紙に戻る公算が大きくなった。当日の投票資格者数は1万5067人(男6908人、女8159人)、投票率は69・89%だった。【神門稔】

 中村町長は「高投票率で意思を示した町民に敬意を表したい」とし、次期町長選への出馬については「あす新宮市の佐藤春陽市長と会い、その後考えたい」と述べた。

 合併を反対する議員の会、合併に反対する町住民の会などは「夢のない合併に対し住民は明確に『ノー』を突きつけた。選挙運動中は、住民が懸念していた財政不安の解消について説いて回った。町民は勝浦という町に強い愛着を持っていることを再認識した」。合併推進派議員の一人は「住民の不安をぬぐうだけの時間がなかった。グリーンピア跡地問題などを明確に処理しなかった町に批判が強く、その町が提案した合併にも町民は不信感を抱いたのでないか」とした。

 財政難に悩む両市町は今年1月に法定合併協議会を設置し来年3月23日の合併を目指してきた。合併すれば推進債の発行や職員の削減などで約30億円の効果があると試算していた。

==============
 ◇開票結果=選管最終発表
合併に反対 8165
合併に賛成 2307

毎日新聞 2009年8月10日 地方版

市町村合併:新宮市長、断念表明 「PR不足、理解深まらず」 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090811ddlk30010287000c.html

 新宮市の佐藤春陽市長は10日、記者会見し、那智勝浦町との合併について、「今回は断念せざるを得ない」と表明した。

 佐藤市長は「残念だ。こんなに大差がつくとは思わなかった」と述べた。敗因について「なぜ合併が必要かという理解が深まらず、浸透しなかった。PRが欠けていたという点は実感した」とし、「今後、信頼関係を損なわないようにしたい」と語った。

 一方、同町の中村町長は10日朝、佐藤市長を訪ね、住民投票の結果を報告し、感謝とおわびの気持ちを伝えた。【神門稔】

毎日新聞 2009年8月11日 地方版

4453とはずがたり:2009/08/16(日) 01:20:38
<近畿>大阪府

河内長野千早赤阪 合併協議中断で府要請
村議会に可否まとめ求める
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20090812-OYT8T00062.htm

 千早赤阪村と河内長野市の合併を巡り、一部村議の反発で、村と市でつくる合併協議会の協議が中断していることがわかった。府は11日の村議会全員協議会で、合併しなかった場合、2017年度に村が財政再生団体に転落する見通しであることなどを説明し、村議会として合併の可否をまとめるよう求める異例の要請を行った。

 府は合併後の新市に総額30億円の財政支援を表明、新たな道路整備などが計画されている。しかし、7月23日の合併協で委員の村議から「計画されている道路には需要がない」という声が上がったという。村議会は14日の特別委員会で、府の要請への対応を協議する。
(2009年8月12日 読売新聞)

4454とはずがたり:2009/08/16(日) 01:27:00
<近畿>大阪府
>>4453

市町村合併:河内長野市と千早赤阪村の合併、破談か 協議再開めど立たず /大阪
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20090813ddlk27010246000c.html

 河内長野市と千早赤阪村の合併協議の再開にめどが立たず、今年度内の合併実現が危ぶまれている。協議の期限と想定した6月末を過ぎ、「合併の前提条件」としてきた府の支援策への認識の違いも表面化。松本昌親村長は14日の村議会特別委で議会の意思を再確認する考えだが、一部議員には協議を巡る不満も強く、破談の公算が高まっている。

 村側の申し入れで始まった協議は昨年末以降、「合併に伴う市民負担は認めない」とする市側が、府に支援拡充を求めて空転し、府が6月に計30億円の財政支援などを表明。これを受けた7月23日の協議会では、支援策や協議の進め方などを巡って村側の異論が相次いだことに市側が反発し、流会になった。

 背景には、村側に“村民不在”で協議が進んできた失望感があるとされる。府は今月11日、村が存続しても8年後に財政再生団体へ転落するなどとした財政見通しを示し、村側に協議継続を促したが、松本村長が「村の最終的態度は公開の場で決めたい」と申し入れ、特別委開催が決まった。

 貝長徹議長は「合併したい意思は変わらないが残り時間もなく、村民には既に厭戦(えんせん)気分が漂っている」と指摘。松本村長は「合併こそが村が生き残る唯一の道だが(協議継続への)期待は何%あるか……」と、厳しい見通しを示している。【武井澄人】

毎日新聞 2009年8月13日 地方版

4455とはずがたり:2009/08/16(日) 01:27:56
<中国・四国>山口県

言いたい!:’09衆院選やまぐち/6 市町村合併 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090813ddlk35010217000c.html

 「平成の大合併」は地方分権の受け皿となる市町村の体力強化を目的に、国が推進した。99年に3232あった市町村は来年3月末で1758になる。県内では、56あった市町村のうち45が合併に参加。昨年3月までに20市町になった。

 合併には公務員削減などの効果もあったが、弊害も。面積が広くなり、行政の中心地から離れた地域では公共サービスが低下、各地域の特性も埋没した。首相の諮問機関「地方制度調査会」は既に合併の打ち切りを答申している。【取違剛】

 ◇過疎地を忘れないで−−豊北自治連合会長・河野寿昭さん(69)=下関市豊北町

 豊北など旧豊浦郡4町は05年、下関市と合併した。豊北では過疎高齢化が進んでいる。合併に伴って若い人が市街地に移り住むケースもあり、残るは年寄りばかりだ。

 年寄りばかりでは生活上、つらいことが多い。その一つが集落道路(市道)の手入れだ。道路を覆う樹木を住民が切るのだが、年寄りだけでは大変だ。合併前は町長が来て見てくれていたが、市にも一層の目配りをお願いする外ない。

 合併には行財政の効率化など効果もあったと思う。しかし、過疎地に残る人のことも忘れないでほしい。
 ◇地方への権限移譲を−−元県職員、前下関市議・香川昌則さん(46)=下関市幡生本町

 県職員時代に合併業務に携わった。市の財政面で一定の効果が現れるなど、価値はあったと評価している。

 ただ、県内の合併は中心の市と周辺の組み合わせがほとんど。小さな旧町村が個性を失った面はある。サービスが落ちたと感じる住民もいるだろうが、これは各自治体の努力で必ず克服できる。

 合併によって自治体には力が備わった。政権を取った党は、そうした自治体への権限と財源の移譲を進め、道州制論議も早めてほしい。そうすれば地方は国頼みでなく、自分の意思で動けるようになるはずだ。

〔山口版〕

毎日新聞 2009年8月13日 地方版

4456とはずがたり:2009/08/19(水) 08:41:55
<九州・沖縄>熊本県

政令指定都市の為に無理してるしねー

合併の旧富合町 「協議会委員報酬高過ぎ」 熊本市監査委が減額勧告
2009年8月5日 09:07
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/113341

 熊本市の監査委員は4日、同市と昨年10月に合併した旧富合町の合併特例区協議会委員9人の報酬(月額25万円)が高過ぎるとして、年内に勤務実態に見合った報酬に減額するよう特例区長に勧告した。総務省によると、合併特例区を設けた自治体は熊本市を含めて全国に7つあるが、協議会委員の報酬減額勧告は全国で初めてとみられる。

■月8回活動で月額25万円

 監査委員が作成した通知書によると、9人は旧富合町の元副町長1人と元町議8人で、任期は2年。地方自治法を準用し「非常勤特別職」に位置付けた。合併後、月1回の協議会会議や地域行事などへの参加回数は今年3月までに平均月7.3回、4月から6月18日までも平均8回だった。

 監査委員は、ほか6自治体の合併特別区協議会委員の報酬(最高月額10万円)と比べて「あまりにも高額で勤務実態に見合っていると言い難い」と判断した。

 一方、元同町長の村崎秀特例区長の給与(月額70万7000円)は「妥当」とした。勧告に法的拘束力はない。

 勧告を受け、村崎区長は同市富合町総合支所で記者会見し「九州新幹線の車両基地関係などの仕事があり、委員の報酬が不当に高いとは考えない」と反発。減額については「早急に委員と話し合い、対応を判断したい」と述べた。

 協議会委員や特別区長の報酬・給与をめぐっては、旧富合町の住民51人が6月に「勤務実態や責任の度合いからみて不当に高く違法」とし、返還などを求める監査請求をしていた。

=2009/08/05付 西日本新聞朝刊=

4457とはずがたり:2009/08/19(水) 09:27:15
<近畿>大阪府
>>4453-4454の前,>>4383の後に入る記事

千早赤阪村との合併 新市基本計画の素案発表 大阪・河内長野市
2009.7.14 02:47
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/090714/osk0907140248002-n1.htm

 大阪府河内長野市は13日、千早赤阪村との合併をめぐる市議会全員協議会で、合併後のまちづくりの基本方針などを示す「新市基本計画」の素案を示した。芝田啓治市長は改めて合併推進を表明したが、市議からは「合併のメリットが見えない」「財政収支見通しが甘い」などの反対意見も相次いだ。 

 素案では、合併後の平成22年度からの10年間で、国と府から約37億2千万円の財政支援を受け、約15億6千万円の黒字が生まれるとの財政収支見通しを提示。財政支援終了後も、人件費削減などの合併効果がより顕著にあらわれるため、健全な財政運営が維持できるとした。

 さらに重点施策として、金剛山など新たな市域となる村の資源を生かした観光施策の展開や、財政支援などをもとにした堺市とのアクセス道路整備などを盛り込んだ。

 これに対し、市議からは「新市のまちづくりには100億円必要との試算もある。市民に財政負担をかけることにならないか」「人件費削減などの根拠があいまい。財政収支見通しが現実離れしているように思える」などの発言があった。

 芝田市長は「南河内の自治体が助け合っていく第一歩になる」としたうえ「合併が最大の行財政改革につながる」などと議会の理解を求めた。

4458とはずがたり:2009/08/20(木) 01:04:28
<東北・北海道>宮城県

来月合併 宮城・本吉町民会議、31日に解散
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090819t11032.htm

 9月1日に宮城県気仙沼市と合併する本吉町は18日、合併推進町民会議の最終会合を町公民館で開き、役割を終えたとして31日付で解散することなどを決めた。
 町の担当者が合併協議に関する経緯や本吉総合支所を含む新市の行政組織、合併に伴う行政区名などの変更点について説明した後、町民会議の解散を承認した。
 森琢男町長はあいさつで「本吉町が培った歴史や文化を大切にしながら、新市になっても地域づくりをより強固なものにし、地域住民の健康と幸せのために活動してほしい」と委員に感謝の言葉を述べた。

 町民会議は合併協議に町民の意見を反映させようと、町内40行政区振興会の代表40人と15地域振興会から推薦された女性15人を委員とし、2007年12月の第1回を皮切りに今回を含め計5回開催した。

2009年08月19日水曜日

4459とはずがたり:2009/08/22(土) 09:42:45
<東海>静岡県

芝川町と富士宮市、25日に合併協定調印
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20090819-OYT8T00899.htm

 富士宮市と芝川町の第5回合併協議会が19日、富士宮市役所で開かれ、33の協定項目すべてについての協議を終えて全会一致で合併を可決した。25日に川勝知事も出席して、富士宮市役所で合併協定調印式が行われる。両市町は合併のための廃置分合議案をそれぞれの議会の9月定例会に提出し、議決を経て2010年3月23日に新・富士宮市が誕生する見込みだ。

 最後まで残った市議会の任期や定数については、定数特例を適用し、人口に比例した配分で定数2の市議増員選を合併後に芝川町地区で行うことで合意。合併後の市議の定数は24となり、任期は合併後の次の選挙までと決めた。

 小室直義・富士宮市長は「虚心坦懐(たんかい)な思いで、新しい街づくりをすすめたい」と話し、野村寛・芝川町長も「町民の意思が達成できると思い、ほっとしている」と語った。
(2009年8月20日 読売新聞)

4460とはずがたり:2009/08/22(土) 09:43:36
<北関東>栃木県

1市4町が合併協定調印
新「栃木市」、来年3月発足へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090818-OYT8T01177.htm?from=nwlb

合併協定調印後に記者会見する1市4町の首長

 栃木地区1市4町(栃木、西方、大平、藤岡、都賀)の合併協定調印式が18日、栃木市内で行われた。来年3月29日の新「栃木市」発足に向けた大きな節目で、21日には各市町の臨時議会で合併関連議案が諮られる。

 調印式で5人の首長は、佐藤総務相や福田知事が見守る中、協定書に調印した。協定書には、▽合併方式は対等合併▽市役所は現在の栃木市役所とし、4町の役場を総合支所とする▽議員定数は34(現行の定数合計74)で、最初の選挙のみ旧市町ごとの選挙区を設ける――といった内容が盛り込まれている。

 調印後の記者会見で、法定合併協議会(法定協)会長の日向野義幸栃木市長は「それぞれの地域の良さが相乗効果を発揮できる新市を目指したい」と述べた。鈴木俊美大平町長は「(合併を巡って)首長が去ったり住民投票があったりと実に色々なことがあった」、青木冨士夫都賀町長は「良識ある議論を重ね、この日を迎えられて感無量」と経過を振り返り、永島源作藤岡町長は「職員同士を融和させ、住民サービスを向上させることが大事」と意気込みを語った。

 21日の各市町の臨時議会では、7月に鹿沼市との法定協設置を可決した西方町議会の対応が注目されている。1市4町合併を推進してきた古沢悦夫町長は「私は合併のために町長になった。議会の皆さんを信じている」と述べた。

 各市町議会で合併関連議案が可決された場合、県議会の議決を経て、知事が総務相に合併を届け出る。法定協によると新市は人口約14万9700人で県内4位、面積約285平方キロ・メートルで県内8位となる。
(2009年8月19日 読売新聞)

4461とはずがたり:2009/08/22(土) 09:46:40
<北関東>栃木県
>>4460-4461
上都賀も下都賀もない。都賀はひとつやろが・・。

西方町議会否決 1市4町合併
町長「住民投票で民意問う」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090821-OYT8T01232.htm

 新「栃木市」発足の合併協定書に調印した栃木地区1市4町(栃木、西方、大平、藤岡、都賀)の各議会が21日、合併関連議案の採決を行い、西方町議会が否決した。1市3町の各議会は議案を可決した。西方町の古沢悦夫町長を含む1市4町の首長は同日、あくまで1市4町の枠組みで合併を目指すことを確認し、古沢町長は「民意をはっきりさせるため、住民投票を行いたい」との意向を示した。

 ◇西方町議会

 1市4町は、来年3月29日の合併に向けて18日に調印したばかり。21日は各議会が一斉に開かれ、合併関連議案を採決する手順だった。

 このうち西方町議会は、議長を除く議員9人のうち、賛成4、反対5の賛成少数で議案を否決した。

 同議会は1市4町合併に対して賛成派と反対派が拮抗(きっこう)し、混乱してきた。古沢町長が当選した2月の町長選後は、賛成7、反対2で1市4町の法定合併協議会(法定協)設置案を可決したが、7月には鹿沼市との法定協設置案を賛成5、反対4で可決し、2つの法定協を設置する異例の事態になっていた。

 この日の議会では、反対派町議は討論をせずに否決し、「これまでも再三、(上都賀と下都賀という)郡境を越えた合併に反対してきた。それ以上言うことはない」と説明した。また、1市4町の法定協設置に賛成しながら、今回反対した町議3人は議会後、「鹿沼市との合併が良いと判断した」と言葉少なに述べた。

 ◇臨時会議

 西方町議会の否決後、1市4町の首長は急きょ栃木市内で会議を開き、対応を協議した。1市4町の法定協を継続し、来年3月の合併に間に合う範囲で調整を続けることで合意し、結束をアピールした。

 古沢町長は、「あきらめずに議会の理解を得られるように手を尽くし、合併を推進したい」と表明し、来週にも再度議会を開き、合併の枠組みを問う住民投票条例案を提案する考えを示した。可決されれば10月上旬にも住民投票が実施される。

 また、町議会が設置を議決している鹿沼市との法定協について、「法的には設置しなければならないが、それ以降、進める気はない」と述べ、鹿沼市との合併協議を進める意志がないことを明らかにした。

 ◇反 応

 1市4町の法定協会長の日向野義幸・栃木市長は「想定しがたい結果になり困惑している。西方町の議会調整を見守りながら今後の対応を協議したい」と話した。福田知事は、「大変驚いている。関係首長による話し合いの内容を確認した上で、県としての対応を考えたい」とコメントした。

 また、鹿沼市の佐藤信市長は読売新聞の取材に対し「西方町の今後の動向を見極めつつ、法定協設置へ向けた協議をしていきたい」と話した。
(2009年8月22日 読売新聞)

4462とはずがたり:2009/08/26(水) 01:41:17
首長の集票力 大合併で低下? 自治体間競争薄れる 中立明言する市長も
2009年08月25日 13:58
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7873

4463とはずがたり:2009/08/29(土) 16:36:22
<北関東>栃木県

合併枠組み問う住民投票条例案否決 西方
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000908270003
2009年08月27日

 栃木市、大平、藤岡、都賀各町との1市4町による合併議案が町議会に否決された西方町は26日、町議会臨時会を開き、「1市4町」と「鹿沼市との1市1町」の、いずれの合併が望ましいかを町民に問うための住民投票条例案を提出した。町議会は条例案を4対5の1票差で否決、1市4町派の坂本功議長は議長職を引責辞任した。古沢悦夫西方町長を含む1市4町の首長は27日、今後の対応について協議することになった。

 同町議会(定数10)は1市4町派と、鹿沼市との合併を望む鹿沼派が5対5で拮抗(きっこう)。議長を出している1市4町派は議長が議決に参加できない分、不利な状況だった。

 記者会見を開いた古沢町長は「町民の意思を確認する手段まで否決するとは。1市4町の住民にかかわる重要な問題で、行政を混乱させるだけだ」と怒りの表情を見せた。

 1市4町の首長は18日、来年3月を予定日とした合併に調印したが、同町議会は21日に関連議案を否決。局面打開を図るため、同町はこの日、住民投票条例案を提出した。

 これに対し、鹿沼派議員は「住民投票は議会軽視」「住民投票は、鹿沼市との合併協議を進めて、1市4町と比較できる段階になってから実施すべきだ」などと反対した。

 27日の首長協議では、1市4町の合併協は継続させるが、西方町が離脱した場合を考え、西方以外の1市3町による合併協を新たに設ける議論も出そうだ。

 この日、辞職した坂本議長の後任を決める人事案件で町議会は休憩も含め約5時間以上も空転。1市4町派も、鹿沼派も、自らの派から議長を出せば議決の際に不利になるため結論が出ず、28日に再度協議を続けることにした。

 一方、鹿沼市の佐藤信市長はこの日の会見で「どちらの合併がより望ましいのか、できるだけ早く合併協を立ち上げ、様々な条件について話し合い、それを町民の判断材料にしていただければと思っている」と語った。(斯波祥、庄司将晃)

4464とはずがたり:2009/09/18(金) 15:31:51
「区役所候補地」と売却猶予を要請 県に熊本市
2009年09月18日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090918001.shtml

区役所候補地の可能性があるとして熊本市が県に売却猶予を要請した県運転免許センター跡地=熊本市帯山


 県が本年度中の売却を予定している熊本市帯山8丁目の県運転免許センター跡地(1万3640平方メートル)について、熊本市は政令指定都市移行後の区役所の候補地の一つとして県に当面の売却猶予を要請し、県も了承したことが分かった。市は早ければ10月中にも区割りや区役所の位置などを論議する行政区画等審議会を設置。東部の区役所候補地の検討材料の一つとして示す方針。

 續幸弘市企画財政局長は「市東部地区は、区役所の適地が少なく、売却されれば審議会での選択肢が狭まるため、売却を待ってもらった。審議会の議論次第で候補地になる可能性があるという段階で、購入を決めたわけではない」と話している。

 地方自治法は政令市に区制(全国平均で人口15万人程度)を導入し、区役所を設けることを義務付けている。

 市は東部地区の区役所候補地案として免許センター跡地以外に、九州財務局が売却を検討中の税務大学校熊本研修所敷地(東本町、8398平方メートル)のほか、東部市民センター(錦ケ丘)や託麻市民センター(長嶺東)を同審議会に示す方向。

 県管財課によると、当初の予定では現在の建物の解体工事が終わる11月に購入者を決める一般競争入札を公告、来年1〜2月ごろ入札する予定だった。

 ただ、県が5月29日付文書で市に対し、同跡地を含む市内の県有財産の利用について照会したところ、市は8月7日付の幸山政史市長名義の文書で、同跡地について「広さや利便性などの点で区役所の候補地になる可能性がある」と売却時期の猶予を要請。県は同17日付文書で猶予を決めたことを市に伝えた。

 県管財課は「県は財政再建が至上命題だが、市の政令市移行を応援する立場でもある」として理解を示している。(渡辺直樹、武田愛一郎)

4465とはずがたり:2009/09/18(金) 15:53:25
>>4464-4465
<九州・沖縄>熊本県・熊本市
↑これ忘れてた。。

4466とはずがたり:2009/09/25(金) 07:01:49
<東海>静岡県

合併協廃止を議決 松崎・河津町議会
2009/09/09
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090909000000000019.htm
 松崎、河津両町議会は8日、町議会9月定例会で、協議が不調に終わった賀茂地区1市3町合併協の廃止議案を可決した。合併協は、下田、南伊豆両市町議会9月定例会での同議案の可決を経て、10月8日付で廃止される見通し。

賀茂地区合併協が最終会合 廃止手続きなど説明
2009/06/24
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090624000000000022.htm
 松崎と南伊豆の両町議会が廃置分合議案を否決し、下田市・河津町を含めた賀茂地区1市3町の合併が破綻(たん)したことを受け、4市町による最後の合併協議会が23日、河津町役場で開かれた。2008年度決算の認定や合併協の廃止に向けた手続きが説明されたほか、4市町長が約1年間協議を続けた出席委員たちに今後の決意と謝辞を述べた。
 最終会合には松崎・南伊豆の両町議会の代表委員4人を除いた委員らが出席。新法期限内の10年3月に新たな「下田市」を誕生させるための新市基本計画の策定費や広報資料の作成費など、約1530万円の支出を含む08年度決算を認めた。合併協は今月末に事務局を閉鎖し、各議会の議決を経て9月以降に解散される見通しとなった。
 合併協会長の石井直樹下田市長は「残念な結果だが、合併を目指して協議した時間は無駄ではない」と述べ、「今後は4人が連携・協調し、責任持って行政運営をしていきたい」とあいさつ。3人の町長も単独運営の厳しさに触れながらも、4市町による協力体制の強化を誓った。

4467とはずがたり:2009/09/25(金) 07:02:05
<東海>静岡県

富士宮市と芝川町が合併協定書に調印 来年3月23日に新市
2009/08/25
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090825000000000070.htm
 富士宮市と芝川町は25日、合併協定調印式を市役所で行い、小室直義市長と野村寛町長が川勝平太知事らの立ち会いの下、協定書に調印した。両市町は編入合併方式で来年3月23日の新「富士宮市」の誕生を目指す。
 協定書に署名した後、小室市長は「それぞれの地域の特性を生かし、芝川町民にも富士宮市民にも合併して良かったと思われるまちづくりを進めたい」と決意を示し、野村町長は「1日も早く町民が市民として誇りや愛着を持てるようなまちづくりが進められることを切に願っている」と期待を語った。
 川勝知事は「富士山という美しい自然に抱かれた素晴らしい土地。県としてもこの地域が発展するようお手伝いしていきたい」と祝辞を述べた。
 両市町は各市町議会の9月定例会に合併関連議案を提出する方針。可決されれば、県知事に廃置分合の申請を行い、県議会の議決を経て総務相に合併を届け出る。合併後の新市は人口約13万6000人、面積約389平方キロとなる。
 両市町の合併をめぐっては、2004年6月に芝川町議会が、07年3月には富士宮市議会が、合併協議会設置議案を否決し、過去2度にわたって合併論議は頓挫した。しかし、町議会全会一致の合併推進決議を受けた野村町長が昨年10月、小室市長に合併協議を申し入れ、ことし4月に合併協設置が実現した。

来年3月23日合併 富士宮・芝川 議員は定数特例適用 
2009/08/20
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090820000000000012.htm
 富士宮市・芝川町合併協議会は19日、第5回協議会を富士宮市役所で開いた。合併の期日を来年3月23日と正式決定したほか、新市議の定数・任期に定数特例を適用し、現市議の残任期間(2011年4月26日まで)に限り芝川町区域選出の2人を加えた24人とする調整方針を決めた。
 今回は国民健康保険事業や教育制度、下水処理事業などの取り扱いについての調整方針9件を決定。これにより、住民生活に大きく影響する事務事業のすり合わせ33項目がすべて調い、4月から急ピッチで進めた合併協議は終了した。両市町は25日、川勝平太知事の立ち会いの下、合併協定調印式を市役所で行う。
 現町議は合併の前日に失職し、町区域の市議増員選挙が来春行われる。現市議の任期満了に伴う2011年春の市議選からは定数は22人に戻る。
 また、両市町間で方式や料金が異なる学校給食事業については、市立学校給食センターが改築されるまで現行通りとする方針。
 協議会を終え、小室直義市長は「これから両市町議会の議決があるが、ほっとしている。虚心坦懐(たんかい)の思いで新しいまちづくりに全力を尽くしたい」、野村寛町長は「まだ合併を達成していないが一安心した。新市住民の生活基盤の安定と繁栄につながると確信している」と述べた。

4468とはずがたり:2009/09/25(金) 07:04:46
<北関東>栃木県

町議選と同日か。

岩舟町長選あす告示 佐野合併「推進」「慎重」一騎打ちか 栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090921-00000008-san-l09
9月21日7時57分配信 産経新聞

 佐野市との合併協議の一方的な休止をめぐり、住民による解職請求(リコール)が成立し、前町長が失職したことに伴う栃木県岩舟町長選は22日、告示される。これまでに新人2人が立候補の意向を示しており、合併をめぐって、“推進派”と“慎重派”の一騎打ちとなる公算が大きい。

 立候補を表明しているのは、社会福祉法人「すぎのこ会」理事長の岩崎俊雄氏(62)=慎重派と、同町議の茂呂幸司氏(53)=積極派。

 佐野市との合併について、岩崎氏が「時間をかけて検討する必要がある」と慎重な姿勢を示す一方、茂呂氏は「速やかに進めたい」としている。

 同町では、前町長の針谷育造氏が合併休止を断行したことを受け、合併推進派の住民が針谷氏のリコールを請求。8月の住民投票の結果、針谷氏は町長職を失職した。針谷氏は、合併について岩崎氏と考えが同じであるとして、不出馬を表明している。

 投票は27日、町内13カ所で行われ、即日開票される。2日現在の選挙人名簿登録者数は1万5344人。同日、併せて告示される同町議選には定数14人に16人が出馬の意向を示している。

最終更新:9月21日7時57分

前町長は出馬断念 栃木・岩舟町長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090914-00000009-san-l09
9月14日7時57分配信 産経新聞
 栃木県佐野市との合併協議休止をめぐり、8月に行われた解職請求(リコール)の住民投票で、町長職を失職した岩舟町の針谷育造前町長(63)が13日、産経新聞の取材に対し、出直し町長選(22日告示、27日投開票)への立候補を断念する意向を明らかにした。

 針谷氏は、出馬断念の理由について、「合併に関して考えを同じくする岩崎俊雄氏とともに出馬した場合、票が二分してしまう恐れがあるため」と述べた。針谷氏は出直し町長選への態度を保留していた。

最終更新:9月14日9時8分

4469とはずがたり:2009/09/25(金) 07:07:04
<北関東>栃木県

やれやれ。。

栃木市と周辺4町の合併絶望 1市3町での合併を目指す方向へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090905-00000011-san-l09
9月5日7時56分配信 産経新聞

 栃木市と周辺4町(大平、藤岡、都賀、西方)の合併をめぐり、西方町を除く1市3町は4日、各市町議会に一斉に1市3町での法定合併協議会(法定協)設置議案を提出、賛成多数で可決された。一方、1市4町での合併に向けて、再度、住民投票条例案を議会に提出した西方町では同日、賛成少数で議案が否決。1市4町での合併はほぼ絶望的となり、1市3町は合併に向けた新たなスタートを切ることとなった。

 来年3月29日の合併を目指す1市4町は、10月中旬の県への合併申請を予定。この期限に間に合うよう、西方町は住民投票条例案可決を受け、約1カ月の周知期間後の10月上旬ごろに、住民投票を行う方針だった。だが、今回の再否決で、申請までに議会をまとめることは困難となり、1市4町の合併は事実上、不可能となった。

 西方町では今後、1市4町の合併反対派が推す鹿沼市との合併協議や、1市3町合併後の新・栃木市への編入の可能性を模索する動きなどが交錯するものとみられる。

最終更新:9月5日7時56分

4470とはずがたり:2009/09/25(金) 17:59:34
<東北・北海道>福島県

元祖合併しない町矢祭だがグダグダっすねぇ。。

教育長任期「忘れてた」 福島・矢祭町で不在に
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090925t63023.htm
 福島県矢祭町で24日、教育長の教育委員再任案が町議会によって否決され、教育長不在の事態になった。町は教育長の任期を誤認し、任期切れが迫っていたことから9月定例会最終日の18日に急きょ提出したが反発を受け、結局臨時会で否決という結果となった。
 高信由美子前教育長は2007年6月に就任した。前町長とともに退任した教育長の在任期間を引き継いだため、任期は今月19日までだった。

 しかし、古張允町長らが任期4年と勘違い、15日からの定例会に議案を提出せず、18日に議員から指摘されて判明。再任案を追加提出したが、「急ぎすぎ」と反発されたため取り下げ、24日の臨時会に再提出した。

 臨時会では「今後の教育行政が心配」「評価すべき実績がある」と賛否両論が出て、賛成4、反対5で否決された。高信前教育長は「もったいない図書館」を創設するなどユニークな事業展開で知られる一方、先走りする行動を指摘する声が出ていた。

 町教委は20日から教育課長を教育長職務代理にしてしのいでいる。古張町長は「前教育長を評価しており、(否決の)結果は不満。当面、時間をかけて考える」と話した。

2009年09月25日金曜日

矢祭前教育長の再任案に不同意/矢祭町議会
http://www.minyu-net.com/news/news/0925/news2.html

 矢祭町が高信由美子前教育長の任期を勘違いしていた問題で、同町は24日、臨時議会を開き、高信前教育長を教育委員に再任する人事案を審議、賛成4、反対5の賛成少数で不同意とした。
 古張允町長は閉会後、報道陣に対し、今後について「当分の間は職務代理者で対応する」と答え、「時間をかけて新たに人選を進める」との方針を示した。高信前教育長の任期が切れた20日から、角田孝雄教育課長が教育長職務代理者として対応している。
 議会では、反対討論、賛成討論とも1人ずつ意見を述べた。反対意見は「町職員経験者である町長らが任期を熟知していなかったのは前代未聞。新たな人選を行い、きちんとした行政に再度、復帰すべきだ」、賛成意見は「任期の問題は町長らに瑕疵(かし)はない。前教育長の職務執行には評価すべきものがある」とした。
(2009年9月25日 福島民友ニュース)

4471とはずがたり:2009/09/25(金) 18:03:06
<東北・北海道>青森県

その他
2009/9/25 金曜日
五所川原市と鶴田町「期限内に合併できるのか」
http://www.mutusinpou.co.jp/shasetsu/2009/09/8324.html

 五所川原市と鶴田町の合併協議が予想以上に難航している。新合併特例法の期限切れは2010年3月だ。それまでに間に合うのか、住民からも合併を危ぶむ声が出ているという。日程的な問題を考えると、住民の危惧(きぐ)も当然だろう。
 鶴田町は隣接の板柳町との合併がご破算になるという経験を持つ。合併協議の難しさや住民感情のデリケートさなど、その際に得た教訓は少なくないはず。しかし、五所川原市との合併のやり取りを見ていると、その経験が生かされていないように思える。
 五所川原市もまた、鶴田町との協議に関しては、旧金木町、旧市浦村との合併時のような積極性というか、意欲というか、合併に対する「熱意」が感じられないのである。
 鶴田町が五所川原市への編入合併の方針を示したのは4月のことだ。町議全員で構成する特別委員会が申し合わせ、中野●司町長が同意した。
 合併せずに単独運営していくには財政的に厳しいとの認識から、新たな合併方針を打ち出した鶴田町。新特例法の期限に間に合うよう合併形式も新設ではなく、あえて編入を選択。6月には正式に五所川原市に申し入れた。
 市にとって突然の合併話だったが、市はこれを受け入れ合併の話し合いがスタート。ところが、前段で示された市から町への5項目の「確認事項」が合併協議の話し合いを事実上ストップさせた形になっているのである。
 市が町に求めたのは、市と異なる制度・施策の廃止、税金・保険料の一元化、学校以外の公的施設の存廃検討など5項目だ。
 7月末までに回答を求めたが、町の回答が示されたのは9月4日の第1回合併検討会でだった。
 町は5年以内の不均一課税のほかに独自の「長寿祝金制度」「つるたまつり」「朝ごはん運動」などを残すよう回答。両者の主張は平行線のままで、きょう25日に開かれる第2回検討会が注目されているのである。
 それにしても編入合併の話し合いがなぜこうも遅れているのか。両者とも住民のためを思うからこそ「求めるものは求める」との姿勢なのだろうが、「求めるもの」をめぐって徹底的に議論する場面があったわけでもなく、ただ必要以上に時間を要しているとの印象がぬぐえない。
 自治体運営は財政上の厳しさが増すばかり。政権が変わったからといってその運営が急転直下、楽になるというわけではない。
 鶴田町も財政状況などを考慮した上で、住民の将来を考え編入合併を決めたのであるし、五所川原市もそうした町の考えを理解するからこそ受け入れようとしているのではないか。何をもたもたしているのだろう。もっと話し合いのスピードを上げるべきだ。
※●は堅の土が手

4472荷主研究者:2009/09/27(日) 23:11:34
<東海>愛知県

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20090924/CK2009092402000027.html
2009年9月24日 中日新聞
揺れた「平成合併」終幕 尾張・知多の市町村数49→35

 尾張・知多地域の「平成の大合併」がいよいよ終幕を迎えた。春日町が10月1日に清須市に編入合併する。七宝、美和、甚目寺の3町も来年3月に「あま市」となる。この地域の市町村数は2005年4月以前に49あったのが、これで35に減り、行財政のスリム化が一段と進んだといえそうだ。(藤原啓嗣、小蔵裕、稲垣時太郎、石井紀代美)

 合併年度から10年間の合併特例債の発行が認められるなど国が用意した「アメ玉」効果もあって、市町村合併は各地で進んだ。総務省によると、全国の市町村数も3232(1998年度末)から1753(2009年度末)へと半数近くになる。

 尾張・知多地域も05年から06年にかけて一宮、稲沢、愛西、清須、北名古屋、弥富の6市がそれぞれ合併を果たしている。

 国の特例措置が認められるのは、来年3月末まで。「4月以降も合併を目指す自治体を何らかの形で支援したい」(総務省)としているが、民主党への政権交代で、どんな方向に進むかははっきりしていない。

◆名称、効果めぐり白紙 「南セントレア市」論争
 知多半島の5市5町でも「平成の大合併」の流れに乗って合併を模索した市町はあったが、結局一つも実現しなかった。

 半島北部の東海、大府、知多市と東浦町の3市1町は、中核都市をにらんだ30万都市を目指し、2004年1月、知多北部任意合併協議会を結成。しかし財政難を理由に合併に向かう多くの自治体と異なり、いずれも財政力豊かな不交付団体だったため、本音をぶつけ合うような議論には発展しなかった。

 06年3月、大府市議会が法定協議会設置議案を否決したことから、白紙となった。

 半田市は阿久比町との話し合いに前向きだったが、同町議会が半田市だけとの合併ではメリットがないなどとして法定協議会の設置議案を否決。同町は04年12月、合併を求める住民グループからの請求で実施した住民投票でも反対多数で、話し合う場を設けることもなく頓挫した。

 半島南端の美浜、南知多両町は、法定協議会の設置まで進んだ。しかし、新市名「南セントレア市」が住民の強い反発を招き、本来の議論が横に押しやられた。05年2月に合併の是非を問う住民投票が両町で実施されたが、いずれも反対が多く、破談となった。

◆3町、手続き大詰め 「あま市」
 七宝、美和、甚目寺の3町は来年3月22日の合併に向け、手続きが大詰め。誕生する「あま市」の人口は8万8000人となり、海部地域最大。面積は27・6平方キロで、津島市(25・1平方キロ)より、やや大きい。

 3町に大治町を加えた海部郡東部4町は、病院や消防組合を共同で設置するなど密接な関係にあるが、合併に関しては、本格的議論が始まった2002年以降、枠組みが二転三転。一時は名古屋市との合併も検討されるなど曲折が続いた。

 今回も当初は4町での合併を目指したが、昨年10月に大治町が離脱。3町での合併協議会が4月に設けられ、協議は9月10日に終了。今後は、3町の各議会での議決などを残すだけとなっている。

 合併協では、市役所を現在の美和町役場とし、合併から5年以内に七宝町内の既存公共施設を改修、新市役所の整備なども決めた。市長選は来年5月10日までに実施される。3町でばらつきのある国民健康保険税率や介護保険料が、どう統一されるかは決まっていない。

◆民意受け清須市へ 春日町
 2005年7月、清洲、新川、西枇杷島の3町合併で生まれた清須市。地域の歴史や文化もつながりが深く、住民も合併を比較的すんなりと受け入れる土壌が整っていた。

 一方、北に隣接する春日町は、名古屋市との合併を模索するなど意見がまとまらず、三町の協議に加わらなかったが、05年11月に合併に消極的だった前町長が急死。合併支持が79%で、相手は清須市が56%とトップだった06年の住民アンケートを受け、町議会が全会一致で清須市との合併を決議し、協議が始まった。

 ネックは、県が事業主体となって清須市と春日町で進める下水道整備だった。複数市町村にまたがる整備は県が進めるが、整備区域が1市のみだと市単独事業へ切り替わり、新たに三十数億円の負担が発生するためだ。

 県との協議で、北名古屋市の一部を整備区域に含め、合併後も清須、北名古屋の両市にまたがる県事業とすることが07年12月に決まった。下水道問題が解決し、大きな障害はなくなった。

 両市町の協議は順調に進み、10月1日に春日町が清須市へ編入合併する。

4473とはずがたり:2009/09/28(月) 01:03:08
<北関東>栃木県

おしっ!

合併派の茂呂氏当選/岩舟町長選
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000909270003
2009年09月28日

初当選を決め、支持者らと万歳する茂呂幸司氏=27日夜、岩舟町静


 佐野市との合併問題に絡んだ解職請求で前町長が失職した岩舟町の出直し町長選は27日、投開票があった。無所属新顔同士の町を二分した選挙戦は、佐野市との合併推進を訴えた元町議の茂呂幸司氏(53)が、合併に慎重な社会福祉法人「すぎのこ会」理事長の岩崎俊雄氏(62)を破り初当選した。民意は佐野市との早期合併を選んだ形だ。投票率は74・66%だった。(斯波祥、古源盛一、才本淳子)

茂呂氏は当選確実となった午後10時すぎ、選挙事務所屋外のステージに立ち、自民党の佐藤勉衆院議員や岡部正英佐野市長らと万歳三唱。「これは私の勝利ではなく、皆さんの勝利だ。皆さんの思い、願いが届くように頑張る」と涙ぐみながらあいさつした。

 取材に対し、「10月の議会の後、佐野市との合併協議会をできるだけ早く進めたい。反対住民には説明会を開き、理解していただくために対話を重視したい」と話した。

 佐野市の岡部市長は茂呂氏の支持者の前で「合併協議会をいつでもできるように準備している」とあいさつした。

 岩舟町では、昨夏の合併相手を選ぶ住民投票で、佐野市との合併を望む票が過半数を占めた。今夏には、佐野市との合併協議を一方的に休止したとして、針谷育造前町長が住民
投票で解職された。

 茂呂氏は2度の住民投票で民意が示されたとして、「佐野市との一日も早い合併の推進を」と訴え、町民の支持を得た。6853人の有効署名を集めて前町長の解職請求を進めた住民団体や、同日投開票があった町議選候補者のうち8人から支援を受け、有利に選挙戦を進めた。

 岩崎氏は選挙戦で「早急な合併推進は町民の一体感、岩舟らしさを失う。もう一度、冷静に考えよう」と訴えたが、及ばなかった。佐野市との早急な合併に反発する住民や、今夏の住民投票で針谷前町長を応援した地元県議らの支援を受けたが、立候補表明の遅れなども響いた。

 岩崎氏は午後10時すぎ、選挙事務所に集まった約80人の支持者の前で「私の不徳のいたすところでおわび申し上げる」と頭を下げた。取材に対し、「合併問題を最重要課題と考えず、町をしずめようと戦った。私が負けたことで、栃木市などとの合併を求める人々もおさまる。負けて悔い無しだ」と話した。

 岩舟町では、合併問題を巡る混迷が続いた。町民は昨年7月の住民投票で合併相手に佐野市を選び、栃木市など1市5町の枠組みで合併を進めようとしていた当時の栃木実町長が辞職した。同9月には針谷育造前町長が無投票当選。佐野市に合併協議を申し入れ、今年2月には合併協議会が始まったが、「対等合併」を求めて翌3月に佐野市に協議の休止を申し入れた。これに反発した佐野市との合併を求める住民らが解職請求し、8月の住民投票で針谷氏は失職した。

 出直し町長選では、解職請求した住民団体が茂呂氏を擁立。佐野市との早急な合併に反発する住民らが岩崎氏を擁立した。

4474とはずがたり:2009/10/02(金) 11:24:08
<近畿>大阪府

市町村合併:合併協議破たんで千早赤阪村の秦副村長が退職 /大阪
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20091001ddlk27010408000c.html

 河内長野市と千早赤阪村の法定合併協議の破たんを受け、府出身の秦光広・副村長(47)が30日、4年の任期途中で退職した。副村長は空席となるが、後任は置かない。

 秦氏は合併協議の推進役として06年11月、府市町村課参事から当時の村助役に転じた。1日付で帰任する。

 また、両市村の法定合併協議会も9月30日付で、正式に廃止された。これに伴い、両市村に置かれていた合併担当部署も廃止された。【武井澄人】

毎日新聞 2009年10月1日 地方版

4475とはずがたり:2009/10/02(金) 11:26:50
<首都圏>千葉県

市町村合併:2村編入合併案、賛成多数で可決−−印西市議会 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090930ddlk12010146000c.html
 印西市と印旛村、本埜村の合併問題で、印西市議会は29日、2村を編入合併する議案を賛成多数で可決した。

 今年1月、3市村の各議会が法定合併協議会の設置を可決。10回にわたる協議会で合併方式や新市の基本計画を決定していた。

 印西市では、合併の是非を問う住民投票実施を求める市民の直接請求(署名1014人)が出されており、この日も議員9人が連名で住民投票条例制定の発議案を提出したが賛成少数で否決された。本会議では「合併は将来の財政基盤強化や行政効率化のため必要」という賛成意見に対し「市民への説明が十分ではない」「2村の見通しが立ってない」などの反対意見が出た。【武田良敬】

毎日新聞 2009年9月30日 地方版

本埜村:ようやく29日に議会 合併協議を巡り混乱 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090927ddlk12010084000c.html

 合併協議を巡り混乱する本埜村で開かれずにいた9月定例議会について、小川利彦村長は議会側と協議し、29日に議会を招集することを決めた。

 小川村長は、村民に合併の賛否を問う住民投票を10月中に実施することなどを招集の条件として議会側に提示し、定例会では住民投票条例案が提出される予定。【斎川瞳】

毎日新聞 2009年9月27日 地方版

本埜村:村長リコールで定例議会開会できず 議長、異例の申し入れ書 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090925ddlk12010204000c.html

 合併協議に端を発する小川利彦・本埜村長のリコール(解職請求)騒動にからみ、同村の9月定例村議会が24日現在も開かれておらず、混乱を深めている。山下兼男議長は同日、定例会を早期に開くよう求める異例の申し入れ書を小川村長に提出した。村長は毎日新聞の取材に「常識的には開くのが普通だが、リコールだ、不信任案だという状態では難しい」と難色を示している。【斎川瞳】

 申し入れ書には村議全員が名を連ね、山下議長らが役場内で小川村長に直接手渡した。9月定例会では合併手続きの審査のほか、村の事業に必要な補正予算案も審議される予定で、議員の一人は「開いてもらわないと困る」と、行政の停滞を心配している。一方、村長は「9月中に開けばいい」と語り、困難だとしながらも、月内にも定例会を招集する考えを示した。

 本埜村の印西市・印旛村との合併を巡っては、村議会が合併に消極的だとして小川村長の不信任決議案提出のための臨時議会招集を求めたが、村長は拒否。地方自治法に違反するとして県から是正勧告を受けたが、応じていない経緯がある。

 一方、リコールを進める住民団体「本埜村合併署名に連帯する会」(土井栄・山本〓共同代表)は14日、リコールの住民発議に必要な署名簿を村選管に提出。村選管は、署名が有効かどうかの審査を開始した。

 「連帯する会」が提出した署名数は、発議に必要な村の有権者6877人の3分の1を大きく上回る3440人分。署名集め開始から約2週間で過半数となり、リコールへの村民の期待の高さがうかがえる結果となった。

 今後、審査や縦覧などの手続きを経て住民投票が実施される。村選管によると、手続きが滞りなく進めば12月末ごろに実施される見込みという。

 土井代表は「住民の気持ちは『村長は辞めるべきだ』という点で一致している。住民の声がこの署名に詰まっている」と話した。

 一方、小川村長は「署名がどういう形で集められたのかきちんと精査させてもらう」と署名の有効性に疑問を表明。自らの進退について「私が辞職しなければならない正当な理由はない」と語った。

毎日新聞 2009年9月25日 地方版

4476名無しさん:2009/10/02(金) 21:20:38
>>3906

http://www3.nhk.or.jp/news/k10015858871000.html
夕張 自主的な財政健全化困難


10月2日 18時16分
総務省が全国の自治体の財政状況を調べたところ、厳しい財政が続く北海道夕張市が、自主的な財政健全化が困難な「財政再生基準」を超えたほか、21の市町村が、早期に財政の健全化を求められる基準に達していることがわかりました。

地方自治体財政健全化法は、地方自治体の一般会計などに占める赤字の割合を示した「実質赤字比率」や、地方債の返済額の割合を示した「実質公債費比率」など、4つの指標を設け、早期の財政健全化を促しています。これに基づいて、総務省が平成20年度の全国の自治体の決算を調べたところ、北海道夕張市は、赤字や公債費の比率などが高く、自主的に財政健全化を図ることが困難とされる「財政再生基準」を超えました。これによって、夕張市は、借金の返済方法などをまとめた「財政再生計画」を来年3月末までに策定することになり、計画どおり進まない場合には、総務大臣が予算の変更などを勧告することになります。また、大阪府泉佐野市や奈良県御所市など21の市町村は、早期に財政の健全化を求められる基準に達していることがわかり、これらの市町村は、歳出削減や歳入確保を具体的に示した「財政健全化計画」を策定することになります。総務省は「地方自治体が自己規律によって財政健全化を図るのが基本だが、早期の健全化が求められる団体に対しては、助言などを通じ支援をしていく」としています。

4477チバQ:2009/10/02(金) 23:16:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20091001-OYT8T01279.htm
合併巡り本埜村混乱
 印西市、印旛村との合併を巡り、人口約9000人の本埜村で混乱が続いている。合併関連議案が9月30日の村議会で議員提案され、可決された。その一方で、合併に消極的な姿勢を示す小川利彦村長が提案した、合併の是非をめぐる住民投票の経費を盛り込んだ予算案は修正された。これに先立ち、村議から臨時会の招集を求められながら拒否したとして、小川村長を批判する住民が解職請求(リコール)の署名を村選管に提出した。村長と議会、住民との対立の溝は深い。(八角一紀)

 県市町村合併支援室によると、合併関連議案が自治体側からの提案ではなく、議員発議で可決されたのは県内で初めてという。

 3市村は今年1月、法定合併協議会を発足させ、7月に新市基本計画を策定した。小川村長は合併推進を公約に掲げて当選したが、「合併の必要性は感じていない」と表明したり、新市基本計画を決める採決時に退席したりするなど、合併に消極的な考えを示していた。

 その理由について、小川村長は「1、2年で合併するという早期合併が公約だった。実現できなかったことは私の力不足だったが、今では村は財政的にやっていけるし、国と地方のあり方も変わり、合併の必要性はないと感じている」と説明している。

 6月には住民が合併に賛成する5013人分の署名を村に提出したが、小川村長は新市基本計画を踏まえた住民投票の実施を主張した。これに対し、「民意ははっきりしている」とする村議が反発し、小川村長の不信任案提出を念頭に置き、臨時議会の招集を求めた。

 地方自治法は、議員定数の4分の1以上の請求があれば、20日以内に首長が臨時議会を招集しなければならないとしており、定数8の村議会で議員2人が臨時議会の招集を請求したが、小川村長は拒否した。8月には、地方自治法に基づく現行の是正勧告が2000年に定められて以来、初めて県が自治体に勧告する事態になった。

 こうした村政の混乱を見かねた住民団体が9月、「自治体の首長が地方自治法を破っている」などとして、リコール署名をスタート。約2週間で3446人分の署名を集め、村選管に提出した。

 その後も臨時議会が招集されることはなく、9月の定例会の開会も危ぶまれたが、小川村長は「議会側と住民投票の実施で合意した」として、招集を決定。しかし、議会側は住民投票の経費が盛り込まれた一般会計補正予算を修正し、住民投票の経費を削減した減額修正案を可決。続いて合併関連議案も可決した。

 県への合併申請について、小川村長は「慎重に判断したい」と態度を明らかにしていないが、当初、合併協議会が合併議案提出を想定していた12月県議会は迫っている。

 県によると、首長が県に合併を申請する必要があるが、首長が失職して不在の場合、職務代理者が申請しても法的な問題はないという。県は「来年の2月議会がギリギリの期限」としている。

 リコールを進める「本埜村合併署名に連帯する会」の土井栄代表は「村のトップがルールを守らないことについて、村民が厳しく判断しなくてはならない」と話している。

(2009年10月2日 読売新聞)

4479名無しさん:2009/10/03(土) 10:52:57
このスレで良かったですかね?


<東北・北海道><広域合併>

http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000910030005
東北州 熟さぬ機運
2009年10月03日

 個性派の大胆発言で注目度が増す全国知事会。7月14日の総会でも、知事たちの舌戦が巻き起こった。


 「大賛成! 究極の地方分権だ」。松沢成文知事(神奈川)が、道州制実現に向けた政党への申し入れを提案すると、推進派の村井嘉浩知事は間髪入れず声を上げたという。愛媛、愛知も「賛成」と追随したが、逆に兵庫、福島が「議論不足」「市町村の賛同が無ければ厳しい」と慎重論を展開した。


 結局、村井知事は東北で唯一、橋下徹知事(大阪)や東国原英夫知事(宮崎)ら12道府県の知事と連名で、自民、民主、公明各党に道州制実現をマニフェストに明記するよう要請。一方、「枠組み先行への懸念」を表明し、慎重な対応を申し入れた8県の中には、山形や福島県知事の名もあった。


    ■   ■


 村井知事の政治思想は、自衛隊の元パイロットという経歴と無縁ではない。上空1千メートルから列島を見下ろすたびに「手狭な関東・関西とは違う東北の広大さ」に将来性を見た。視界不良でも出来る限り遠くの目標を見定めることが政治にも通じる極意とし、「道州制がそれにあたる」と説く。松下政経塾出身。「廃県置州」をうたった松下幸之助氏の影響も大きい。


 「道州制を実現し、そこで(県)知事を辞めるのが私の夢」。仙台市内で08年秋にあったシンポジウムで村井知事が宣言すると、州知事への意欲をのぞかせたと解釈した財界首脳ら聴衆430人に、どよめきが広がった。


 道州制とは、都道府県を10前後の道や州に再編し、国から権限、財源、人材を移して地方分権を進める考え方だ。村井知事は、宮城を「東北州」の経済の要と位置づけ、ものづくりや観光などで隣県との広域連携を模索する。自動車分野では、06年から約1300の企業や大学が参加する6県の連絡会議を設置。自動車産業への参入は今年3月に1038事業所となり、2年弱で約8%増えた。山形とは07年から食材フェアを定期開催、一緒に香港で商談会を開いたり働く女性を支援したりしている。


 県庁内には08年8月、道州制のあり方を調査する部局横断的な「道州制推進本部」を設置。知事自ら資料を持ち込み、国の委員会の報告をたたき台に研究を続ける。


 だが、道州制への機運は高まらない。村井知事の就任当初、東北の知事は、後に分権改革の旗振り役となる増田寛也氏(岩手)、斎藤弘氏(山形)、寺田典城氏(秋田)ら推進派が占めた。ところが3人とも退任や選挙敗退で知事職を去った。福島では06年に慎重派の佐藤雄平・前参院議員が当選。宮城の熱心さが浮き立つ格好になった。


 国政では、地域主権を掲げる民主政権が誕生したが、政権公約に導入時期まで盛り込んだ自公が大敗した。世論も盛り上がらず、東北経済連合会が08年1月に実施した会員調査では、約半数が道州制は「まだ早い」。県は、広報誌(94万部)で「ご存じですか? 『道州制』」を特集するなど、県民意識の醸成に力を入れている。


    ■   ■


 県知事選の立候補予定者たちの道州制に対するスタンスは三者三様だ。


 民主党などが推す元農水官僚の遠藤保雄氏はやや慎重。「基礎自治体の機能充実が先」という党政策に沿った考えだ。共産党推薦で県民主医療機関連合会事務局長の天下(あま・した)みゆき氏は反対。医療や福祉は国の責任と負担で行うべきで、道州制はさらなる住民負担を強いるとする。


 ともあれ、国と地方のあり方は、人口減や財源不足に悩む地方の火急のテーマ。東経連の渡辺泰宏常務理事は「首長は道州制を含めた分権の利点や課題を有権者にかみ砕いて説明し、地域の将来像を提示すべきだ」と注文する。=終わり
(乗京真知と箕田拓太が担当しました)

4480とはずがたり:2009/10/06(火) 01:23:26
>>4479
あざーっすヽ(´ー`)/
滅茶滅茶このスレ対象っす。
村井は道州制推進派なのか。。

4481とはずがたり:2009/10/06(火) 01:27:28
<中国・四国>島根県

出雲・斐川合併、正式な検討作業スタートへ/斐川町、出雲市へ法定協設置を申し入れ/年内の結論目指す
http://www.shimanenichinichi.co.jp/kiji/show/9673
掲載日:2009/10/03

 斐川町の勝部勝明町長と岡田征記議長は二日、出雲市を訪れ、長岡秀人市長と山代裕始議長に法定合併協議会の設置を申し入れた。二市五町合併協議の途中での斐川町離脱から六年。紆余曲折を経て、再び斐川を含めた新市づくりへの検討作業が始まることになった。法定協設置の結論を出す時期については、「集中的な協議をし、説明会も短期間にやり、連絡をとりながらタイミングを決める。年内にはそこに持っていきたい」(長岡市長)との意向を示している。
   ◇
 この日、斐川側から出雲市の市長と議長にあてた申し入れの文書は同一の内容で、「選挙(斐川町長選)によって明確に民意が示されたことから、今後出雲市との合併に向けて最大限の努力を傾注して参りたい」と綴られ、合併協の設置検討を出雲市側に要請している。
 来庁した勝部町長は、「執行部も議会も一緒に、斐川町の総意として法定協設置のお願いにいくということで、本日お邪魔した。法定協ではいろいろ議論があると思うが、これを出発点としてよろしくお願いしたい」とあいさつ。
 これを受けた長岡市長は、「出雲市と斐川町が一緒になった時には、大きな力が発揮できる市ができるんじゃないかという思いはかねてから持っている。申し入れを受け、市議会によく相談し、市民にも正式に話をして、法定協設置に向かっての準備を進めていく」考えを示した。
 合併をめぐる温度差が残る斐川町議会内でとりまとめを進めてきた岡田議長は、「いろいろと意見はあったが、町長選挙の結果を踏まえ、町民の皆さん方の思いを重く受け止めるべきと、議員の一定の理解をいただきお邪魔させてもらった。出雲市の議会の方でもご審議いただきたい」と要請。
 対する出雲市議会の山代議長は、「議会をまとめてのご英断に敬意を表する。議会としてもどういう形で進めていくか議論を進めていきたい。市長や市民の考え方も収集しながら粛々と法定協設置に向けて進めていきたい」と述べた。

4482とはずがたり:2009/10/06(火) 01:27:44
>>4481-4482
 申し入れ後の記者会見では、法定協設置に向けての今後のスケジュールについて、「選挙の結果は、可及的速やかに(合併の実現を)というのが町民の皆さんの意思だと思っている。町民の意思を素直に進めていくことこそ必要」(勝部町長)、「できるだけ早い段階で議会と協議をさせていただきたい」(長岡市長)と述べ、速やかに協議を進めていく考えを示した。
 来年三月に期限が切れる現行の合併特例法期間内の合併の可能性については、「出雲市と法定協の中で十分協議したい」(勝部町長)、「新政権の今後の市町村合併に関する考え方、法律を継続するのか、新たに支援する制度をつくるのかを見極めていく必要がある。期限内合併を意識しながらも、場合によっては柔軟に対応していきたい」(長岡市長)とし、国の動向などを見据えながら検討する姿勢を示している。
 合併に関する様々な議論が内部で交わされてきた斐川町側に比べ、出雲市側では斐川町側の態度決定を待ち、本格的な合併論議はされておらず、今回の申し入れをもって議会や市民を交えた検討作業が本格的にスタートすることになる。
 市民への法定協に関する説明手法について長岡市長は、中学校単位程度の規模で説明会などを実施する考えを提示。合併に関する出雲市側の民意の確認については、「過程においていろんな意見があったり、不安な思いがあるとすれば、いろんな方法で民意の確認は必要になることもあるかもしれないが、現時点ではそれをするとは決めていない」(長岡市長)と述べるに留めている。
 斐川町では、合併の可否を問う住民投票を改めて実施すべきとの声が議会内に根強く残るが、勝部町長は、「選挙を行って、合併に向かって進むことは町民の皆さんに理解いただいている。今のところ、さらなる民意を問うという考えは持たない」とした上で、「協議をする中でいろいろな場合も出てくるだろうから、よく理解いただく手法もつめていかねばならない。あらゆる可能性を否定するものではない」として、明言を避けた。
 岡田議長は、「対等の立場での協議に臨んでいただけるという話を市長からいただいており、大変ありがたいと思っている。議会の中にもいろいろな意見があるが、十二分に話をし、町長の意向を重んじて議会を運営していきたい。過去は過去としてそれにあまりこだわらず、今後の議会運営を持っていきたい」とする考えを示している。
 両市町の法定協が発足した場合、長岡市長は、「二度目の協議であり、執行部同士の研究会もやっており、想定される重要な協議事項は限られてくる」との見方を示し、必要のある重要な協議事項の例として、農協組織などが異なり斐川町側で懸念の声がある農業振興策や、両市町間で市民負担などに差異がある子育て施策、議員定数などを指摘。法定協の協議過程においては、情報を随時公開したいとしている。

4483とはずがたり:2009/10/06(火) 09:43:27
<東北・北海道>北海道

新「湧別町」誕生 上湧別と湧別が合併 (10/05 14:34)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/192634.html

 【湧別】網走管内上湧別町と湧別町が5日合併し、新「湧別町」が誕生した。本庁舎の旧上湧別町役場前で同日午前、開庁式が行われ、職員約100人が新町の門出を祝った。

 来年3月末に期限が切れる合併新法の下では道内唯一の自治体合併で、道内の市町村数は179となった。

 開庁式では湧別町長だった奥谷公敏・町長職務執行者(60)が、新しい町旗を掲揚し、テープカット。式辞で、両町が1910年(明治43年)に分村するまで「湧別村」だったことに触れ、「両町が再びきずなを結ぶことができ感慨深い」と述べた。

 新町は人口1万272人(9月末現在)、面積506平方キロメートル。合併に伴う町長選、町議選は、同日午前に開かれた暫定選挙管理委員会で11月15日に決まった。町長選には、合併により4日で失職した前上湧別町長の原田雅美氏(68)が出馬の意向を示している。

4484とはずがたり:2009/10/12(月) 23:28:15
<近畿>滋賀県

選挙:安土町長選 合併反対、大林さん初当選 出直し選、投票率67.80% /滋賀
 ◇木野氏を破る
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20091005ddlk25010232000c.html

 4日行われた安土町の出直し町長選は、住民団体代表の大林宏氏(69)が激戦の末、前教育長の木野和也氏(63)を697票差で破り初当選した。「町は一方的に合併を進めた」と訴えた住民団体は、住民投票条例やリコール運動に続いて合併推進派に3連勝した格好。近江八幡市との合併は既に確定しているが、大林氏の当選は今後の合併協議にも影響しそうだ。投票率は67・80%で前回(58・96%)を上回った。【斎藤和夫】

 開票は午後9時から町役場内の町コミュニティー防災センターで始まった。開票所には、住民団体のメンバーや木野氏の支持者らが多数が詰めかけ、票の行方を見守った。同10時過ぎ、大林氏の当選が確定すると、住民団体のメンバーらは「予想通り。やったー」と歓声を上げた。

 開票所から約1キロ離れた同町下豊浦の大林氏の事務所では、午後9時過ぎから支持者らが詰めかけ、当選が決まると拍手をしたり握手を交わしながら喜びに浸った。大林氏は「皆さんのお陰です。皆さんの期待に応えられるように頑張ります。平たんな道を進む町長ではないが、皆さんから一層の支援を頂いて私も頑張ります」と抱負を語った。

 大林氏は、合併問題で先頭に立って住民運動を展開。住民投票条例の制定を求める署名運動やリコール運動、その後の住民投票などでリーダーシップを発揮した。知名度を生かし、住民投票で大勝した勢いを出直し選でも持続し、終盤に追い上げた木野氏を振り切った。

==============
 ◇開票結果=選管最終発表
当 3643 大林宏  69 無新
  2946 木野和也 63 無新
==============

大林宏(おおばやし・ひろし) 69 無新(1)
 急ぐな合併・守ろう安土みんなの会代表[歴]草津高

毎日新聞 2009年10月5日 地方版

4485名無しさん:2009/10/15(木) 21:32:10
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2009101500641
熊本市と2町の合併告示=総務省
 総務省は15日、熊本市に植木、城南両町を編入する合併を16日付官報で告示すると発表した。2012年4月の政令市移行を目指した今回の合併により、同市の人口は70万人超となる。合併期日は2010年3月23日。
 10年3月末の全国の市町村数は1751(783市、780町、188村)となる。(2009/10/15-16:13)

4486とはずがたり:2009/10/17(土) 15:33:30
<東海・関東・甲信越>長野県

信州の中心は長野ではなく松本であるべきと云う主義の俺にとって松本の発展は喜ばしい。

【長野】
24万人の新松本市誕生へ 波田町と3月末合併
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20090925/CK2009092502000025.html?ref=rank
2009年9月25日

安曇野市長選に立候補を予定する3氏が臨んだ公開討論会=安曇野市の安曇野スイス村サンモリッツで

 松本市と波田町の合併が実現し、人口24万人の新松本市が来年3月末に誕生する見通しになった。両市町は来月1日に法定協議会を設置し、21日に合併協定書の調印を行う予定だ。

 両市町は24日、合併期日を来年3月31日と定める議案を、それぞれの議会特別委員会に示し、了承された。両市町は、今年6月に設置された任意合併協議会で、地方税や住民サービス、町立波田総合病院の取り扱いなど、具体的な協定項目についてすでに合意している。期日が決まり、両市町の合併実現への道筋があらためて明確になった。

 24日開かれた市議会広域都市ビジョン特別委員会は、提出された法定協設置議案を「可決すべきだ」で合意。期日などが盛り込まれた法定協の協議事項案や今後の事務手続き案などを原案通り了承した。

 法定協設置議案をすでに可決している波田町議会も同様に了承。両市町は今後、協定書の調印を経て、来月下旬にも開かれる臨時議会で廃置分合関連議案を可決する見込み。その後、県知事への合併申請、県議会での関連議案の可決、総務省への届け出、告示−と一連の合併手続きを進める方針だ。

 菅谷昭松本市長は24日の定例会見で、「これまで大きな問題もなく合併協議が進んできた。大方の市民に認めてもらっていると思う。今後も粛々と進めていく」と話した。

 (坪井千隼)

4487とはずがたり:2009/10/21(水) 16:54:27
<首都圏>千葉県

本埜村:ようやく29日に議会 合併協議を巡り混乱 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090927ddlk12010084000c.html

 合併協議を巡り混乱する本埜村で開かれずにいた9月定例議会について、小川利彦村長は議会側と協議し、29日に議会を招集することを決めた。

 小川村長は、村民に合併の賛否を問う住民投票を10月中に実施することなどを招集の条件として議会側に提示し、定例会では住民投票条例案が提出される予定。【斎川瞳】

毎日新聞 2009年9月27日 地方版

本埜村議会:合併問題、住民投票条例案取り下げ−−開会 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090930ddlk12010145000c.html

 印西市、印旛村との合併問題に絡み、村長が村議会招集を拒否していた本埜村で29日、9月定例議会がようやく開会した。

 一般質問で合併問題について問われた小川利彦村長は「一貫して言っている通り。10月25日に住民投票を行い、村民の多数意思に従う」と述べた。しかし、提出予定だった住民投票条例案は29日朝に急きょ取り下げた。小川村長は取材に対し「条例のような拘束力はない要綱に変更する」と話した。

 小川村長のリコール(解職請求)に向けた手続きも進む中、本会議では傍聴席の村民が不満の声を上げたり、村議と村長が言い争い声を荒らげる場面もあった。【斎川瞳】

毎日新聞 2009年9月30日 地方版

市町村合併:2村編入合併案、賛成多数で可決−−印西市議会 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090930ddlk12010146000c.html

 印西市と印旛村、本埜村の合併問題で、印西市議会は29日、2村を編入合併する議案を賛成多数で可決した。

 今年1月、3市村の各議会が法定合併協議会の設置を可決。10回にわたる協議会で合併方式や新市の基本計画を決定していた。

 印西市では、合併の是非を問う住民投票実施を求める市民の直接請求(署名1014人)が出されており、この日も議員9人が連名で住民投票条例制定の発議案を提出したが賛成少数で否決された。本会議では「合併は将来の財政基盤強化や行政効率化のため必要」という賛成意見に対し「市民への説明が十分ではない」「2村の見通しが立ってない」などの反対意見が出た。【武田良敬】

毎日新聞 2009年9月30日 地方版

本埜村議会:住民投票不可能に 補正予算、経費削除で可決 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20091001ddlk12010293000c.html

 印西市、印旛村との合併問題で混迷する本埜村で30日、村長が提案した補正予算案が、村議会で住民投票経費260万円など約4700万円が削除され修正可決された。これにより、小川利彦村長が主張してきた住民投票実施は事実上不可能となった。合併関連議案は賛成多数で可決された。

 議会後、小川村長は「まさかという感じ。住民投票をやる大義はなくなり、やりようがない」と話した。合併に向けた手続きについては「まだ自分自身が混乱していてわからない。慎重に判断したい」と話した。

 また、印旛村議会も30日、合併関連議案を賛成多数で可決した。【斎川瞳】

毎日新聞 2009年10月1日 地方版

合併関連議案を可決 本埜村県内初、議員発議で
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20091001/CK2009100102000119.html
2009年10月1日

 合併問題で揺れる本埜村の村議会は三十日、九月定例会本会議を再開し、印西市、印旛村との合併関連議案が議員発議され、賛成多数で可決した。県によると、合併関連議案が議員発議で可決されるのは県内で初めて。

 また、合併の賛否を問う住民投票の経費などを削除した一般会計補正予算案の修正動議も可決された。

 合併関連議案を発議した村議たちは、有権者の七割を超える合併の賛同署名が既に村長に提出されていると強調。補正予算案の修正動議についても「住民投票で莫大(ばくだい)な金と労力を使うのは無意味」とした。

 本会議後、小川利彦村長は、合併に必要な県への申請について「議決は重く受け止めるが、慎重に判断したい」と明言を避けた。仮に今定例会で不信任案が可決された場合、議会解散に踏み切る意向を示した。 (竹内章)

4488とはずがたり:2009/10/21(水) 16:55:21
<首都圏>千葉県
>>4487-4488
市村の合併決議はされてるけど村長が動かない場合どうなんの??

本埜村 『議会解散は想定内』 議員 再度の不信任に自信
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20091020/CK2009102002000077.html
2009年10月20日

 印西市、印旛村との合併に対する消極的な言動から不信任を突き付けた村議会に対し“解散権”という最強のカードを切った本埜村の小川利彦村長。「議員の資質を村民に問う」と解散理由を述べたが、不信任に賛同した議員は「解散は想定内。全員、もう一度議場に戻ってくる」と述べ、再度の不信任決議案可決による村長失職に自信を見せた。

 十九日午前、村役場前の掲示板に、小川村長名による議会解散の文書が掲示された。小川村長は報道陣に「村議らが、議員にふさわしいか村民に判断してもらう必要がある」と強調。「合併が必要と言いながら、合併期日が迫る中、不信任案を可決するなどし手続きを遅らせている。物事を合理的に判断する力がない」などと訴えた。

 小川村長自らも辞職し、同日選に踏み切る選択肢もあったが「考えてもいなかった」と述べた。

 一方、解散を知らされた前村議八人は同日午後、村役場に集結。「反村長派」の一人は「合併を遂げるため、不信任は必要だった。解散はやむを得ない」と腹が据わっている様子。「不信任に賛成した六人が再選され(村長失職の)目標を達成したい」と力強く話した。

 別の一人は「村長一人のために、これまで無駄な労力とエネルギーを使った。その上に選挙だ」とうんざりした表情だった。

 村議選は十一月二十二日投開票が有力。不信任案が再可決されれば、出直し村長選は来年一月末から二月上旬に実施される見通し。 (竹内章)

本埜村議会:不信任の小川村長が解散−−40日以内に選挙 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20091020ddlk12010216000c.html

 「印西市、印旛村との合併に消極的」などとして村議会に不信任された本埜村の小川利彦村長(63)が19日、議会を解散した。40日以内に村議選が実施される。

 村議会は今月9日、「選挙公約だった合併について消極的な発言を繰り返し、地方自治法に反して臨時議会招集を拒否し続けるなど村政混乱を招いた」として、不信任決議案を賛成多数で可決した。小川村長は解散の理由について「本当に村議としてふさわしいか村民に判断してもらいたい。今、村長がいなくなるのはまずいので辞職は考えもしなかった」と述べた。

 解散後の午後3時ごろ、前村議8人全員が村役場に集まった。山下兼男・前議長(77)は「村長のために多大なエネルギーと無駄な時間、経費を使った。村長は反省すべきだ」と憤った。不信任決議案を提案した岩井義夫氏(59)は「解散は想定していた。もう一度、村議として村長不信任案を出したい」と話した。

 小川村長のリコール(解職請求)運動を展開している土井栄さん(59)は「住民も議会もノーを突き付けているのに村長に居座るのは村政の私物化だ」と批判した。【斎川瞳】

毎日新聞 2009年10月20日 地方版

本埜村長が議会解散
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20091019-OYT8T01237.htm

 本埜村議会で不信任決議を可決された小川利彦村長が19日、地方自治法に基づき、村議会を解散した。公職選挙法に基づき、40日以内に村議選が行われる。改選後に開かれる村議会で、再び不信任決議が過半数の賛成で可決された場合、小川村長は自動的に失職し、来年2月にも村長選が実施される見通し。

 村議会は今月9日、村議が請求した臨時議会の招集を地方自治法を無視して拒否したことや、印西市、印旛村との合併に消極的な姿勢を批判し、小川村長の不信任決議を可決した。

 小川村長は、「合併の是非を問う住民投票を10月末に行う方針で議会側と合意していた」と主張。自らの失職ではなく、議会解散を選んだ理由について、「納得できる理由なく、約束が破られた。信義則違反だ」と話した。県への合併申請については、「村民が意思を表明する場があるにもかかわらず、無視して手続きを進めるわけにはいかない」として、当面行わない方針。

 不信任決議を提出した岩井義夫村議は「村長が合併を進めるようには見えない。村民に民意を問うことが一番だ。出処進退を決められない村長はもう村民に信頼されていない」と指摘。小川村長の解職を求める3293人分の有効署名を選管に提出した住民団体の土井栄代表は「住民にも議会にも『ノー』と言われ、村を私物化している悪あがきとしか思えない」と批判した。
(2009年10月20日 読売新聞)

4489とはずがたり:2009/10/23(金) 21:06:25
<首都圏>神奈川県

相模原市の来年4月政令市入りが閣議決定 全国19番目
2009.10.23 13:38
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/091023/lcl0910231340003-n1.htm

 政府は23日午前の閣議で、神奈川県相模原市を政令指定都市にすることを決定した。移行は平成22年4月1日付となる。同県では横浜、川崎に次いで3市目で、全国では19番目の誕生となる。

 総務省が定めた政令市移行の条件は人口70万人以上を有することだ。相模原市は城山、藤野町など4町と合併、9月の推計人口は約71万2000人となった。

 政令市になると、国道や県道の管理、都市計画決定などの権限が県から移譲される。児童相談所を自前で設置できるほか、区を置くこともができる。

<九州・沖縄>熊本県

熊本市20番目政令市へ 来春合併を告示、24年移行めざす
2009.10.19 09:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/091019/lcl0910190934001-n1.htm

 総務省は官報で、平成22年3月23日に熊本県城南町と植木町を熊本市に編入する合併を告示した。16日付。合併により、24年4月の政令指定都市移行を目指す熊本市は人口が72万人を超える見込みで、政令市の人口要件(70万人)を満たす。熊本市が政令市になれば、来年4月の移行が内定している神奈川県相模原市に続いて全国で20番目。

 熊本市、城南町、植木町の市町長は会見し、幸山政史熊本市長は「合併だけでなく、政令指定都市移行という夢を両町民に共有してもらえるよう取り組んでいく」、八幡紀雄城南町長は「スムーズな合併ができるよう取り組む。政令市についても町内の機運は高まってきている」、藤井修一植木町長は「合併は賛否両論が分かれていたので町内の融和を図ることが重要だ」と語った。

4490チバQ:2009/10/24(土) 23:19:32
・・・・
ひどい
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20091023/CK2009102302000111.html
“魅力発信”定着できる? 住めば愉快だ 宇都宮 ブランドメッセージ決定
2009年10月23日

ブランドメッセージを決めた22日の宇都宮ブランド推進協議会。「すぐに忘れ去られないよう、しっかりアピールしていくべきだ」との声が相次いだ=宇都宮市役所で


 「宇都宮」の魅力を分かりやすく伝えることを目的としたブランドメッセージ(キャッチフレーズ)が、二十二日開かれた宇都宮ブランド推進協議会(会長・古池弘隆宇都宮共和大教授)で「住めば愉快だ 宇都宮」に決まった。宇都宮市は内外に発信して街の活性化につなげたい考えだが、インパクト不足は否めず、定着するかどうかは未知数。協議会は「今後のPRこそ課題」と気を引き締めている。 (小倉貞俊)

 この事業は「宇都宮の魅力を百年先まで誇りを持って発信していこう」という同市のプロジェクト「宇都宮プライド」の一環。前回の協議会で(1)日常が極上 宇都宮(2)宮リッチ 宇都宮(3)住めば愉快だ 宇都宮−の三案に絞った。

 この日は、委員十六人が意見を述べ合った後、多数決を採り(3)が十票を得た。(1)は三票、(2)は二票で、白票が一票あった。今後、市内の駅や公共施設などに広告を掲示し、首都圏のイベントでも周知を図る方針。まずは三十一日に開くオリオンスクエアでの発表会で初お披露目となる。

 ただ、課題はメッセージがどこまで浸透するか。「杜(もり)の都」(仙台市)「北の大地」(北海道)のように、全国的に認知度が高いものはごくわずか。内部ですらほとんど定着しなかった自治体のキャッチフレーズは少なくない。

 委員からは「『住めば愉快』というと、市外へのメッセージに受け止められてしまう」「宇都宮をどう表しているのか分かりづらい」など疑問が出たほか「すぐに忘れ去られないよう、今後のPRこそしっかりして」との意見が相次いだ。

 また、市は本年度、協議会に六千四百万円を交付し、うち九割が広告代理店への委託料。委員の一人は「多額のお金を掛けており、費用対効果は検証していかないといけない」と話した。

4491荷主研究者:2009/10/31(土) 19:10:22

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=13736&amp;catid=349
2008年12月18日付 宮崎日日新聞
都市間競争 6…広域連携
■温度差残り慎重姿勢

 「広域化しなければ生き残れない。圏域で新たな産業都市構想を描くべきだ」。延岡、日向市、門川町の経済界で発足した経済懇談会の初会合。講演に立った旭化成延岡支社長の水永正憲(59)は効率的な行政運営に向けた市町村合併を想定し、連携の必要性を訴えた。

 2市1町は物流インフラの整備など市町村をまたぐ課題も多く、延岡市への流入人口は就業者だけで約4千人にも上る同一生活圏。企業活動を下支えする意味でも医療や教育の充実に連携した取り組みが求められるが、一自治体での解決には限界もある。

   □     ■

 懇談会が目指すのは、権限移譲の受け皿となる強い自治体づくりだ。民間が単なる地域振興に終始せず、地方分権の進展や道州制移行も視野に動き始めたのに対し、行政レベルでもこれまでにない連携が広りを見せている。

 総務省は中心市と周辺町村が共同で課題解決にあたる定住自立圏構想を掲げ、2市1町はこれまで市町村単位で取り組んできた企業誘致や工業団地整備に、自治体の枠組みを超えた連携を模索。物流問題でも昨年、細島港の利用拡大を軸にした物流学習会を設置した。

 だが、細島港の問題では整備費の負担金を担う日向市と両市町との間に意識の隔たりもあり、同市商工港湾課は「取り組みに温度差があるのは事実」と明かす。工業団地の整備や企業誘致も税収増を狙う自治体間で競争になっているのが実情で、どこまで効果的な連携ができるかは未知数だ。水永は言う。「制度の壁がある限り本当の意味で連携するには合併しかない」

 市町村合併や道州制による地方の権限拡大は、合理化、効率化を追求する経済界の悲願と言っていい。延岡市でも1930(昭和5)年、旭化成の創始者・野口遵が描いた工業都市構想に後押しされる形で当時の延岡町、岡富、恒富村が合併した経緯がある。

 一方で都市への一極集中、周辺自治体の空洞化への懸念など合併に対するアレルギーも根強く、門川町長の曽川泉(64)は連携の重要性は認めながら「住民の意見も分かれ、早急に進めるのは難しい」と吐露。日向市長の黒木健二(65)も、地域性や文化の違いによる合意形成の難しさを指摘し、「合併の総括も終わっておらず、道州制移行は国がどう変わるかの議論が先」と慎重な姿勢を見せる。

 広域化による効率的な行政運営と、地域特性に配慮したきめ細かなまちづくりの両立をどう実現するか―。自治体の枠を超えた議論の高まりが求められている。(敬称略)

【写真】2市1町の経済界で発足した経済懇談会の初会合。都市の競争力強化に向け、民間レベルの広域連携が加速している

4492とはずがたり:2009/10/31(土) 19:59:37
<東海>愛知県

市町村合併:西尾市と一色・吉良・幡豆町、賛成62%−−住民アンケート /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091031-00000033-mailo-l23
10月31日12時0分配信 毎日新聞

 西尾幡豆合併推進プロジェクトチームは30日、西尾市と一色、吉良、幡豆3町の合併に関する住民意向アンケートの結果をまとめた。合併に関して「積極的に進めるべきだ」が24・0%、「やむを得ない」が38・7%で計62・7%が合併賛成の意向を示した。
 アンケートは1市3町の18歳以上の住民7000人を無作為で抽出し、10月1〜16日に実施。回収数は3288人で回収率は47・0%だった。
 「合併すべきでない」は15・1%、「分からない」18・5%、「その他」3・0%、「不明」が0・7%という結果だった。
 合併で期待できる点は「市町長や議員の削減、行政組織の統合による効率化で経費が削減できる」が最多だった。心配な点は「公共料金や手数料などが高くなり負担が増大しないか」がトップ。このほか「なぜ急いで合併しなければいけないのか分からない」などの意見もあった。アンケート結果は今後、法定協議会設置に向けての参考資料となる。
 1市3町は11年3月31日までの合併を目指している。【佐野裕】

10月31日朝刊

4493とはずがたり:2009/10/31(土) 20:01:09
<北陸・信越>新潟県

市町村合併:長岡との合併議案を可決−−川口町議会 /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20091030ddlk15010188000c.html?inb=yt

 川口町議会は29日、臨時会を開き、長岡市との合併議案を全会一致で可決した。11月13日には長岡市議会の臨時会でも同様の議案が諮られ、可決されれば、両市町長が県に合併を申請する。【長谷川隆】

毎日新聞 2009年10月30日 地方版

市町村合併:長岡市長と川口町長、合併協定書に調印 県内初「飛び地」確実に /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20091027ddlk15010011000c.html

 合併に向けた協議を進めている長岡市の森民夫市長と川口町の岡村譲町長は26日、同市役所で、合併の基本ルールを定めた協定書に調印し、両市町の合併が確実となった。小千谷市を挟んだ、県内初の「飛び地合併」となる。森市長は「両市町が一つの市になることで創造的復興に弾みがつく」、岡村町長は「市の南の玄関口としての役割を果たしたい」と期待感を示した。

 協定書には、合併期日は10年3月31日▽合併方式は川口町の長岡市への編入合併▽市の名称は「長岡市」▽合併後の川口町には支所を設ける▽町の特別職(町長と教育長)は合併前日の3月30日で失職する−−など21項目が盛り込まれている。

 市議会の定数は38だが、川口地区選出の1人が加わり、現市議の任期の11年4月30日まで時限的に39となる。だが、次の通常選挙から定数は38に戻り、全市1区で行われる。

 近く開かれる市と町の臨時議会で合併議案が可決されれば、両市町長が知事に合併を申請。県は12月県議会に諮り、可決されれば知事が合併を決定し、国に届け出る。順調に進めば、来年1月中にも官報に合併が告示され、成立する見込み。【長谷川隆】

毎日新聞 2009年10月27日 地方版

4494とはずがたり:2009/10/31(土) 20:02:31
<中国・四国>

市町村合併:出雲市、合併説明会に45人 斐川町議会の動向懸念も /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20091021ddlk32010443000c.html

 出雲市と斐川町の合併について同市内の地域組織の代表者を対象とした説明会が20日、同市役所で開かれた。長岡秀人市長らから経緯を説明された参加者からは、合併に肯定的な意見が出る一方で、合併反対派が多数を占める同町議会の動向を懸念する声も出た。

 45人が出席し、同町側から法定合併協議会設置の申し入れがあった経緯や、今後の流れなどが説明された。

 その後の質疑では「(行政運営の)合理化の面から、進めるべきだ」「さまざまな面で、出雲ブランドを全国に発信する拠点になれる」と肯定的な意見が出る一方で、「斐川町民の理解が進んでいないのではないか」と心配する声も上がった。また旧湖陵町の住民からは「合併により町に活気がなくなった」などとする意見も出た。市は29日から来月17日まで、市内10カ所で同様の説明会を実施する。【細谷拓海】
 ◇斐川町議の合併反対派、住民投票求め議連 12月成立目指す

 一方、出雲市との早期合併に反対する斐川町議10人は超党派で「住民投票を求める議員連盟」を結成、20日に同町役場で開かれた会合で、12月議会で合併の是非を問う住民投票条例案の成立を目指すことを決めた。

 同議連は15日に結成。会派別では、平政クラブ8人▽共産党1人▽無会派1人−−の計10人で構成される。

 会合後、幹事の1人の黒田充議員は取材に対し「法定合併協議会での協議後に、法的根拠に基づいた資料を基に住民投票をするべきだ」と主張。今後執行部側に条例提案を求め、場合によっては議員提案する考えを明かした。【細谷拓海】

毎日新聞 2009年10月21日 地方版

4495とはずがたり:2009/10/31(土) 20:07:58
<中国・四国>山口県

市町村合併:山口市と阿東町、来年1月16日合併 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091024-00000176-mailo-l35
10月24日16時1分配信 毎日新聞

 山口市と阿東町の合併協議会が23日、同市であり、合併期日を「来年1月16日」と合意した。また、同月23日に任期満了を迎える阿東町議会は在任特例を適用し、合併後はそのまま山口市議になり、来年4月30日の任期満了まで務める。現在の町役場は来年1月18日に阿東総合支所に衣替えし、支所内に農林振興事務所を開設することも確認した。
 合併を巡っては、阿東の共産町議ら住民団体が合併の是非を問う住民投票を請求する方針で、町議会で11月中旬にも審議される見通し。
〔山口版〕

10月24日朝刊
最終更新:10月24日16時1分

市町村合併:阿東町の住民団体が署名簿提出 合併問う住民投票求め /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20091020ddlk35010426000c.html?inb=yt

 山口市との合併協議が進む阿東町の住民団体が19日、合併の是非を問う住民投票の実施を求める461人分の署名簿を町選管に提出した。署名数は直接請求に必要な町内有権者の50分の1(132人)以上で、選管の審査後、住民団体は11月中旬にも町長に対し、住民投票条例の制定を請求する見通し。

 団体は「住民投票を求める町民の会」(橘真文代表)。請求書は「来年1月を目標にした合併の最終決定には住民の意思が最大限尊重されるべきだ」と住民投票を求めている。会には、共産党町議2人が参加している。

 町選管によると、条例制定の請求を受けた町長は20日以内に議会に提案。議会(14人)の賛成多数で可決されれば住民投票が実施される。【中尾祐児】

〔山口版〕
毎日新聞 2009年10月20日 地方版

4496とはずがたり:2009/10/31(土) 20:11:16
<近畿>滋賀県

先行合併で便利になるといいですなぁ。。
惜しむらくは新市名が旧協議での安土八幡で無くなってしまったこと。。

市町村合併:近江八幡市と安土町、図書館を共同利用−−きょうから /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091023-00000183-mailo-l25
10月23日15時0分配信 毎日新聞
 ◇来年合併
 来年3月の近江八幡市と安土町の合併を前に、近江八幡市立図書館と安土町立図書館は23日から共同利用を始める。同日午前10時半から市立図書館でセレモニーがあり、同市の中江義一教育長が利用カード作成者(先着10組)に記念品を贈る。
 両図書館の蔵書数は、市立図書館が31万3569冊、町立図書館は12万5756冊。利用者カードは市立が3万6250枚、町立は1万1549枚に上る。両図書館の貸し出しシステムが統一されるのは11年度末の見込みで、当分の間はそれぞれのカードが必要という。【斎藤和夫】

10月23日朝刊
最終更新:10月23日15時0分

4497とはずがたり:2009/10/31(土) 20:39:56
<近畿>滋賀県
>>4484>>4496>>4391

市町村合併:安土・大林町長「反対の立場で参加」 合併協が再開−−近江八幡 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091020-00000241-mailo-l25
10月20日16時2分配信 毎日新聞

 近江八幡市と安土町の第6回法定合併協議会が19日、近江八幡市江頭町の市立看護専門学校講堂で開かれた。今年4月に設置された同協議会は5月に協議を終え調印も済ませているが、今月、安土町の町長が代わったことから再開された。
 副会長として同協議会に初めて参加した大林宏・安土町長は「合併には反対の立場でこの協議会に参加する」とあいさつ。合併をPRする広報活動に反対の立場から、この日に採決された同協議会の補正予算案に反対した。同案は賛成多数で可決された。
 また、合併協定書の協定項目に関するこれまでの調整状況が報告されたが、委員から「報告された協定項目は膨大で、突然意見を求められても困る」との意見があり、協議会は今後、月1回のペースで開かれることになった。【斎藤和夫】

10月20日朝刊
最終更新:10月20日16時2分

4498チバQ:2009/11/03(火) 17:38:55
<首都圏>東京都 千葉県
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091103-OYT1T00458.htm
千葉vs東京、海の境界対立半世紀…税収に影響


半世紀にわたり都県境が確定しない東京湾を浦安市側から望む。対岸に見えるのは東京都江戸川区

 東京湾上における千葉県と東京都の境界線を巡り、両者の主張が対立したまま半世紀が経過した。

 周辺自治体の税収と東京湾開発にかかわるため、過去20年で70回に上る協議を重ねてきたが、いまだ都県境の確定には至っていない。県は引き続き交渉を続ける方針を示しているものの、互いに決め手となる根拠が乏しく、今後の協議スケジュールも白紙の状態だ。

 都県境論争の始まりは1950年代。県市町村課によると、背景には都側の港湾区域拡大、県側の湾岸埋め立て計画があった。その後、都の東京港湾区域拡大事業に際し、64年、県は変更予定線に合意することになる。

 県は都に対し、都県間で唯一合意したこの「昭和39年(64年)合意線」を都県境として認めるよう主張し続けている。一方、都も江戸川区から東京湾に向けて真南に走る「真南線」を譲らない。各自治体から等距離となる位置に境界を設ける「等距離線」が根拠だ。都区政課は「昭和39年合意線は港湾区域の境界であって、行政区分の都県境とは別問題」と反論する。

 都県境問題は自治体の税収に影響を及ぼす。その代表が、東京ガス「袖ケ浦工場」(袖ケ浦市)と同「ガス圧力制圧施設」(東京都江東区)の南北26キロを結ぶパイプラインがもたらす固定資産税だ。地方税法は、複数の都道府県にまたがる固定資産税の配分自治体は総務大臣が決定すると定めている。パイプライン開通時(1977年)は、都県境がないために当時の自治大臣が暫定措置として、両者が主張する境界の中間点を課税の配分点に定めた。以来、20年以上の“暫定措置”が解消されぬまま、現在に至っている。

 県は、自らの主張する昭和39年合意線を都県境とした場合、この固定資産税による税収は浦安、袖ケ浦、木更津の3市で、それぞれ年間40万円増加すると試算する。

 また県と都は、アクアライン(97年)や羽田空港再拡張(07年〜)など、東京湾の広域にかかる事業が行われる度に協議を重ね、警察・消防などの行政管轄や、許認可権の取り扱いを決めてきた。浦安市の松崎秀樹市長は「様々な問題で不都合。森田知事は石原都知事と仲が良いのだから、早期に解決すべき」と注文する。

 86年、茨城県の筑波山頂の境界を巡り、同県旧真壁郡と旧筑波郡間で起きた争いに対し、最高裁が下した判決では、地域の歴史的沿革や地勢上の特性などを考慮のうえ境界を定めるのが妥当、としている。だが、県の小宮大一郎総務部長は「(確定しないのは)そのような決め手となる資料が乏しく、互いに自己に有利になる主張をしているため」と頭を抱える。両者の主張は平行線を脱しきれないでいる。(福井浩介)

(2009年11月3日14時51分 読売新聞)

4499名無しさん:2009/11/05(木) 13:52:41
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4500とはずがたり:2009/11/06(金) 16:51:18
<東海>静岡県

加島・吉原の岩渕との大宮の芝川との合併でプレーヤーが少なくなって交渉しやすくなったのではないか?

富士宮市長方向性で賛同 富士市長の合併方針
2009/11/06
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20091106000000000019.htm

 富士市の鈴木尚市長が5日、来年3月の芝川町との合併成立後の新富士宮市に、合併を呼び掛けていく考えを示したのに対し、富士宮市の小室直義市長は同日、目指す広域都市の方向性で賛同するコメントを出した。
 コメントはメディアの要請に応じた。「(私も)かねてから『環富士山構想』を提唱してきた」と、目指す広域都市像で共通認識を示した上で、芝川町との合併後に続く富士市長からの合併呼び掛けについて「こうした将来ビジョンに向けてのスタートになれば幸い」と歓迎の意を表した。
 両市など岳南地区の人口(今月1日現在)は39万7603人。一般会計の予算規模は本年度当初で約1150億円。
 鈴木富士市長はこれまでも「基礎自治体には一定の人口、財政規模が必要」として、富士山を囲む静岡・山梨県内の富士山ナンバーエリア13市町村の合併展望を示しながら、「人口規模は最低でも40万人が必要」と時期は示さず富士宮市との合併の方向性を表していた。小室富士宮市長も「環富士山都市構想」を語っていた。両者の意思表明で将来の40万都市誕生がさらに現実的になった。
 2006年3月策定の県市町村合併推進構想は、両市地域を「生活圏が一体化しており、中核市(法定人口30万人以上)を目指すべきであると考える」とし、来年3月の合併新法期限を超えた方向性として「合併を目指した組み合わせを期待する」としていた。

4501とはずがたり:2009/11/13(金) 22:45:58

田舎暮らし“お試し”を 人口減少危機宣言の伊豆市
11/13 08:17
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20091113000000000013.htm

 過疎・高齢化が進み、6月に「人口減少危機宣言」を発表した伊豆市がこのほど、市内の古民家を改装し、移住希望者が泊まりがけで田舎暮らしを体験できる施設「そらそい荘」を開設した。移住者が地域に溶け込めるよう、地元住民との橋渡し役となる「定住アドバイザー」も設置し、移住者の呼び込みに力を入れている。
 市は昨年度、移住希望者向けのツアーを開催。本年度は空き家情報をホームページで提供する取り組みも始めた。反響は大きく、老夫婦や独身の若者を中心に問い合わせが県内外から1日数件寄せられるという。
 10月に開設した移住希望者限定の田舎暮らし体験施設は、山あいの木造平屋建て民家(5LDK)を改装し、宿泊料金は3000円(1泊目、2泊目以降は2500円以下)に抑えた。1泊から2週間まで滞在可能で、希望者は自炊しながら農業・自然体験などに取り組むことになる。
 都会でも生活経験がある同施設管理人の足立浩さん(51)=同市湯ケ島=は「田舎暮らしは隣人との付き合いが重要な要素で、冠婚葬祭など周辺住民との共同作業も多い」と都会との違いを指摘し、「地元の人と触れ合わないと分からない面もある。田舎になじむための“お試し”期間が必要」と田舎暮らし体験の意義を強調する。
 市は海沿いに2カ所目の体験施設開設を検討する一方、「空き家や畑だけあっても田舎暮らしはうまくいかない。地域のサポーターを作りたい」(菊地豊市長)として市民11人を定住アドバイザーに登録。生活習慣の違いなどを移住者に助言する役割を期待する。
 施設に関する問い合わせは市企画財政課<電0558(74)3066>へ。

4502とはずがたり:2009/11/15(日) 17:42:44
>>4501

融和をもとめて 射水市長選 【下】
2009年11月08日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/1014

■定住促す事業

 市民協働の一つの形として、新湊漁港の近くを流れる内川かいわいに、民家を「貸し出し用」にした宿泊施設が3棟ある。


 市は07年、市内で生活を体験してもらい、定住につなげようと移住交流事業を始めた。民家の維持管理費を市が補助し、運営はNPO法人「水辺のまち新湊」が担う。


 生活用品は一通りそろい、1泊千円と格安。関東などに住むリタイア世代に人気だ。別のNPOが運営する小杉地区の1棟と合わせ、今年4〜9月末の延べ宿泊者は1023人。昨年より3割以上増えた。うち3割がリピーターだ。元は空き屋で、近くに住む女性は「夜に電気がついていると、安心する」と言う。宿泊がきっかけで地域に親しみ、移住した人もいる。


 水辺のまち新湊は、今年4月にオープンした「川の駅新湊」も運営するほか、「内川まちづくり劇場」として、寄席やライブなどを定期的に開催。日本経営協会が募集した今年度の「活力協働まちづくり推進団体」の優秀賞に、全国73件の中から選ばれた。

4503とはずがたり:2009/11/16(月) 21:38:19
<首都圏>神奈川県

「広域連携を支援」松沢知事と足柄上地域首長が懇談/神奈川
2009年8月5日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/09080515/

 足柄上地域首長懇談会が5日、中井町役場(中井町比奈窪)で開かれ、松沢成文知事と1市5町の首長らが出席した。知事は「基礎自治体も自治ができるよう合併や広域連携を考えてほしい。県の仕事をよこせ、というぐらいの自立心を持ってくれれば道州制にもっていける」と持論を展開。「県は広域連携をサポートするので進めてほしい」と各首長に促した。

 首長懇の冒頭、あいさつに立った知事は「全国植樹祭の神奈川開催まで1年を切った。県内の3割の森林がある足柄上地域での植樹祭開催は森林再生のきっかけになる」と述べ、各首長に協力を求めた。

 各首長は「新型インフルエンザ対策で、足柄上病院を核とする連携を深め、連絡を強化する体制を築いてほしい」(露木順一開成町長)、「第二東名高速道路建設で山北町内にインターチェンジの設置を」(瀬戸孝夫山北町長)、「有害鳥獣として駆除されたシカの食肉化に協力してほしい」(島村俊介松田町長)、「新規就農者が市街化調整区域でも農業用倉庫を建てられるようにすべきだ」(間宮恒行大井町長)、「地上デジタル化に伴う難聴地域へのケーブル網設置に支援を」(尾上信一中井町長)、「産科医増と助産師の活用の検討を」(沢長生南足柄市長)などと、県に要望や意見を申し入れた。

 知事は、第二東名建設に絡んで「民主は政権交代で高速道路を無料化。インターを増やして地域の町づくりを進める計画だ」と”解説”。その上で「インター建設費は地元で負担してくれ、ということになるだろう。インターはできやすくなるが、負担もあるので(自治体が)一緒にやる必要があるだろう」と話した。

4504とはずがたり:2009/11/16(月) 21:39:03
<近畿>大阪府

大阪で唯一の村、千早赤阪村が合併断念
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/localpolicy/289812/
配信元:産経新聞
2009/08/14 12:22更新

 大阪府河内長野市との合併問題に揺れる府内唯一の村・千早赤阪村で14日開かれた村議会の合併特別委員会では、松本昌親村長が合併実現に理解を求めたものの、村議からは批判が噴出。松本村長は「合意形成できなかったことは残念だが、仕方ない」と述べ、合併を断念する意向を示した。

4505とはずがたり:2009/11/16(月) 21:39:43
<首都圏>神奈川県

「合併で歳出150億減」と試算/神奈川・県西地域合併検討会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091021-00000018-kana-l14
10月21日21時0分配信 カナロコ

 県西地域合併検討会(会長・加藤憲一小田原市長)が21日、小田原市役所(同市荻窪)で開かれ、2市8町の首長らが出席した。同検討会の下部組織で副市町長らで構成する任意合併協議会研究会は、合併が実現すると歳出総額で約150億円、人件費で約42億円の縮減が見込まれる、との試算を盛った中間報告を公表した。

 同研究会の試算結果によると、1人当たりの歳出額は約28万5千円で、2市8町の総人口約36万人に当てはめると歳出規模が約1027億円となり、実際の歳出合計額1177億円に比べ、約150億円の縮減。人件費は1人当たり約66万円で総額約239億円となり、実際の人件費約281億円に比べ、約42 億円の縮減と見込んでいる。

 一方、合併の準備に要する経費は基幹システムの統合が18〜21億円、事務経費は約2億円などと試算した。

 各首長からは「財政効果だけが強調されがちだが、36万人都市の具体的なイメージを共有できないか」「各市町の住民が希望を持てる都市づくりが必要だ」「人口減や商工業の生産高の落ち込みなどへの対応を考えるべきだ」といった意見や要望が出された。

 同検討会は、2市8町の合併の方向性を示す目的で開催されており、2009年度末には任意合併協議会の設置などについて結論を出す方針だ。

 このため、8月の町長選で合併反対を掲げて4選を果たした島村俊介松田町長はこの日、任意合併協議会への参加は難しいとする認識を示した。

最終更新:10月21日21時0分
カナロコ

4506とはずがたり:2009/11/17(火) 00:43:52
<首都圏>埼玉県
>>4437
手続き完了♪

市町村合併:新「久喜市」正式決定 総務省が官報で告示 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20091111ddlk11010267000c.html

 総務省は10日、久喜市と菖蒲、栗橋、鷲宮3町の合併を官報で告示した。これで地方自治法などに基づく合併のための全手続きが終わり、来年3月23日に新「久喜市」が誕生することが正式に決まった。

 田中暄二・合併協議会会長(久喜市長)は「1市3町が不退転の決意で取り組んできた結果。さらに心を一つにして個性ある文化田園都市を目指したい」とコメントした。

 合併後の面積は82・4平方キロ、人口は約15万7000人(今年4月現在)。市庁舎には現久喜市役所を使い、3町の役場は総合支所となる。【平野幸治】

毎日新聞 2009年11月11日 地方版

4507とはずがたり:2009/11/17(火) 00:45:34
<近畿>滋賀県

色々あっただけに,無事纏まり万感の思いである。
滋賀はほぼ全県的に合併が完了して,後は彦根+犬上と草津近辺があるかどうかぐらいですね。

新長浜市へカウントダウン 合併協が最終会議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091113-00000037-kyt-l25
11月13日22時9分配信 京都新聞
新長浜市へカウントダウン 合併協が最終会議

最終会議で経過報告などを聞き合併協議会の廃止を承認する委員(長浜市・浅井文化センター)
 「長浜市及び東浅井郡・伊香郡6町合併協議会」の最終会議が13日、滋賀県長浜市の浅井文化ホールで開かれ、経過報告や移行準備の状況説明の後、協議会の廃止を承認した。
 同日は、協議会の意見で設置された新市の将来を話し合う団体「未来の長浜市を創造するまちづくり委員会」の下坂幸正会長が、産業分科会や自然生活分科会など6分科会の意見を発表した。
 「合併協定項目等管理小委員会」の報告の後、移行準備の状況として、解散する伊香郡病院組合が運営する湖北総合病院を長浜市立湖北病院として引き継ぐことなどを説明。
 教育課題協議会の経過報告は説明が不十分として一時混乱したが、議長の川島信也市長が文書を提示するよう指示することで収拾した。
 この後、協議会を合併前日の12月31日で廃止する提案を承認するとともに、各市町長が協議会閉会のあいさつをした。

最終更新:11月13日23時9分
京都新聞

4508とはずがたり:2009/11/17(火) 00:46:50
<北陸・信越>新潟県
>>4493
こう(=飛び地合併)なると見付や小千谷と云った環長岡周辺市の動向も注目

市町村合併:長岡市議会、川口町との合併議案可決 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091114-00000126-mailo-l15
11月14日13時1分配信 毎日新聞

 長岡市議会は13日、臨時会を開き、川口町との合併議案を賛成多数で可決した。ただ、全会一致で可決した川口町議会とは異なり、賛成32に対し、共産党3人と無所属1人の計4人が反対に回った。
 閉会後、森民夫市長は「市議会で議決いただきほっとしている。これで市と町が行う合併作業は大方終え、来週にも知事に合併を申請する。今回の議決は40万人都市実現に向けた大きな一歩だと認識している」とコメントした。【長谷川隆】

11月14日朝刊
最終更新:11月14日13時1分

4509とはずがたり:2009/11/17(火) 00:48:55
<中国・四国>島根県
>>4398 >>4240 >>3398
東出雲町側に問題は無さそうか。後は住民の意向だけかな?

市町村合併:合併任意協設置を要請 東出雲町長、議長が松江市に /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20091113ddlk32010577000c.html?inb=yt

 松江市と東出雲町の合併問題で、同町の鞁嶋弘明町長と野津貞夫・町議会議長は12日、松江市役所を訪れ、松浦正敬市長と三島進・市議会議長に合併任意協議会の設置を要請した。

 要請書では「行財政基盤の整った市を実現させ、思い切った行財政改革を推進することこそ、地域住民の福祉向上につながる」などとしている。

 鞁嶋町長は今年度中に任意協議会で議論をまとめ、同町で合併の是非を問う住民投票実施後に、合併法定協議会を設置したい考えを示した。これに対し松浦市長は、両市町で作る広域行政研究会で合併について検討してきた経緯に触れ、「あれを生かすような形で、議会ともよく相談して、前向きな形でできるようにしたい」と応じた。【細谷拓海】

毎日新聞 2009年11月13日 地方版

4510とはずがたり:2009/11/17(火) 00:50:34
<北関東>栃木県

新「栃木市」を可決 大平・藤岡・都賀町議会
(10月10日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/south/tsuga/news/20091010/217578

 来年3月29日の栃木地区1市3町の合併を目指す大平、藤岡、都賀の各町議会は9日、それぞれ臨時議会を開き、合併関連5議案を原案通り可決した。残る栃木市議会の採決は13日に行われる予定。可決されれば4首長が15日、福田富一知事に合併を申請する。

 3町議会に提出されたのは(1)1市3町の廃置分合(2)地域自治区や同区長の設置に関する協議−など5議案。

 このうち大平町議会は賛成14反対1、都賀町議会も賛成11反対2の圧倒的な賛成多数で可決した。反対はいずれも共産の議員だった。

 また、先月4日に提出された1市3町法定合併協議会(法定協)設置議案をわずか1票差で可決した藤岡町議会は起立採決を行わず、「異議なし」の発声で可決した。

 今月13日には栃木市議会にも同様の5議案が提出され、可決される見込み。

 これを受け法定協会長の日向野義幸栃木市長ら4人の首長は15日、知事に合併申請書を提出する。


市町村合併:枠組み問う修正住民投票条例案、西方町議会が可決 /栃木
 ◇町長、再議の考え
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20091107ddlk09010036000c.html

 西方町は6日、臨時議会を開き、住民発議による住民投票条例の原案に修正を加え、賛成多数(賛成5・反対4)で可決した。修正案は鹿沼派の町議5人から提案されたが、制約が多く、古沢悦夫町長は「請求者の意思を逸脱した修正案」と批判した上で12日にも同案を再議に付す考えを示した。

 原案は栃木地区1市3町(栃木市と大平、藤岡、都賀の各町)か鹿沼市か、合併の枠組みを住民投票により問うもの。修正案は、住民投票の期日を議会の議決により、町長が定める日曜日とする▽住民投票に関する投票運動は行わない▽投票率75%で得票率70%以上の場合のみその結果を尊重する、など。

 原案の請求代表者である住民団体「栃木地区合併を実現する会」の牧野浄一会長は「町民の意思を尊重しない町議には解職請求(リコール)しかない」と話した。同会は、一時は栃木地区との合併協議合流に賛同しながらも、再び否決した鹿沼派の町議3人のリコールのための署名活動を始めている。【中村藍】

毎日新聞 2009年11月7日 地方版

4511とはずがたり:2009/11/17(火) 00:50:54

<北関東>栃木県

選挙:新「栃木市」市長選 鈴木・大平町長、出馬意向 「合併の思い生かす」 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20091025ddlk09010071000c.html

 大平町長の鈴木俊美氏(59)は24日、栃木市と大平、藤岡、都賀の3町が合併し来春に誕生する「新栃木市」の市長選に立候補する意向を明らかにした。同市長選には、すでに栃木市長の日向野義幸氏が出馬を表明している。

 新市長選は合併後50日以内に行われる。鈴木氏は同日夜、大平町内の後援会事務所で開かれた役員会で、出馬の意向を支援者に伝えた。その後、鈴木氏は集まった報道陣に「合併という手段を選択した側(大平町など3町)の思いを新しい市の運営に生かしたい」と述べた。

 鈴木氏は99年4月、県議に初当選。現職町長の死去に伴う00年9月の大平町長選に出馬し初当選、現在3期目。【山下俊輔】

毎日新聞 2009年10月25日 地方版

新「栃木」市長選 鈴木氏 出馬の意向
(10月25日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20091025/224778

 大平町の鈴木俊美町長(59)は24日夜の後援会本部役員会で、新「栃木市」発足に伴う市長選に、無所属で出馬する意向を明らかにした。公約がまとまり次第、正式な出馬表明を行う予定。

 役員会後、鈴木氏は「合併を選択した側の思いを、新しい市の運営に生かしていきたい」と述べた。

 新栃木市は栃木市と大平、藤岡、都賀の3町の新設合併により来年3月29日に発足し、市長選は同日から50日以内に行われる。

 同市長選をめぐっては、既に日向野義幸栃木市長(51)が出馬の意向を表明している。

 鈴木氏は県議1期を経て、2000年9月に大平町長初当選。現在3期目。

4512とはずがたり:2009/11/17(火) 00:51:04
<北関東>栃木県

西方町議会 合併先を巡り混とん /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/wide/news/20091112ddlk09010048000c.html
 ◇町民不在、不満募らす

 栃木地区1市4町(栃木市と大平、藤岡、都賀、西方の各町)での合併か、鹿沼市との合併か−−。合併先を巡り、西方町議会は混とんとした状態が続いている。今月6日には住民発議による住民投票条例案に対して鹿沼派の町議が修正を加え、可決した。投票率や得票率などに条件を設けた鹿沼派の町議らは「決して高いハードルではない」と説明するが、事実上、町民不在ともいえる同町議会に町民は不満を募らせている。【中村藍】

 ◆栃木地区合併問題

 西方町は上都賀郡南部に位置し、人口7000人足らず。県は07年、こうした人口1万人未満の小規模な自治体の解消などを目的に、栃木市を中心とする合併枠組みの構想を打ち出した。ゴミやし尿などは栃木地区広域行政圏内で共同処理しているが、農協や医師会などは鹿沼市と同じ上都賀郡に組み込まれている。今年3月に合流した栃木地区1市4町の法定合併協議会(法定協)で協議を続けてきたが、町議会の反対多数で法定協は休止。西方町が抜けた1市3町で来年3月末までの合併を目指している状態だ。

 ◆鹿沼派優位の町議会

 合併の是非を争点に、今年2月に行われた町長選挙では、1市4町派の古沢悦夫氏が初当選した。同13日に開かれた臨時議会では、栃木地区の法定協への合流に賛成多数(賛成7、反対2)で可決。一時、離脱していた栃木地区での合併協議に再び合流し、町は事務費用など約7200万円を投入、協議を進めていた。

 だが、合併調印式直後の8月21日、同町議会は1市4町の合併を反対5、賛成4で否決。前回、法定協合流に賛成した町議3人は今度は反対の立場に。鹿沼派の町議は「西方町は両方に合併できる位置にある。両市を比べてみる必要がある」と話す。

 ◆住民団体

 町内では「1市4町派」と「鹿沼派」の双方の立場を支持する住民団体も誕生した。住民団体「鹿沼市との合併を実現する会」(川嶋誠一代表)は、町長選では鹿沼市との合併を主張する候補がいなかったとして、鹿沼市との法定協設置を求める664人分の署名を提出。7月の臨時議会で鹿沼派の町議5人の賛成により、設置案が通された。

 一方、住民団体「栃木地区合併を実現する会」(牧野浄一会長)は2649人分の署名を提出し、住民投票条例案の制定を求めた。今月6日に開かれた臨時議会では原案に対して鹿沼派の町議5人から、住民投票に関する投票運動は行わない、投票率75%で得票率70%以上の場合のみ、その結果を尊重するなどの条件を付けた修正案を提案、可決された。

 ◆リコールの動き

 住民発議による住民投票に高いハードルを設ける鹿沼派の町議らに反発した「栃木地区合併を実現する会」は、鹿沼派の町議3人に向けたリコール(解職請求)運動を展開。町の登録有権者数の3分の1(1878人)以上の署名を集めることができれば、成立する。リコールに同意し、署名した同町金井の無職男性(77)は「(栃木地区との合併に賛成しておきながら)途中で意思をひっくり返すことは納得できない」と不信感を表した。
毎日新聞 2009年11月12日 地方版

4513とはずがたり:2009/11/17(火) 00:51:17

<北関東>栃木県

市町村合併:県合併推進審、「1市3町」を了承 西方町除く栃木地区構想案 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20091113ddlk09010183000c.html

 県市町村合併推進審議会(会長・岩崎修栃木放送監査役)が12日、宇都宮市内で開かれ、栃木地区の合併構想案を従来の「1市4町」(栃木市と西方、大平、藤岡、都賀の各町)から西方町を除く「1市3町」に変更することについて審議し、了承した。

 栃木地区の合併は西方町を加えた1市4町の枠組みで進んでいたが、8月に同町議会が合併関連議案を否決。10月に同議案が再度否決され、町長が1市4町合併協議会の休止を申し入れた。そこで、同審議会も実態に合わせて構想案を修正することにした。【戸上文恵】

毎日新聞 2009年11月13日 地方版

4514とはずがたり:2009/11/19(木) 12:53:53
<北関東>栃木県

結城市とか古河市とかは栃木県なんかと経済圏も深いしね。

県境越え定住自立圏構想 小山市、2市1町と構想 来春「中心市」宣言
(11月17日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20091116/236229

 合併に至らない緩やかな連携として総務省が進める「定住自立圏構想」で、小山市は16日までに、現在広域を組む下野市、野木町のほか、茨城県結城市も加え県境を越えて定住自立圏の協定を結ぶ方針を固めた。来年3月に小山市が圏域全体のマネジメントを担う「中心市」を宣言する予定で、4月以降に協定を締結し、実施計画に当たる「共生ビジョン」を策定する考え。県内で同構想を推進するのは小山市が初めて。

 定住自立圏は中心市と周辺市町村が医療、福祉、地域公共交通、観光などの分野で1対1の協定を締結することを積み重ね、互いに連携することで圏域全体の活性化を図る。都市機能を充実させ、地域の魅力を高めて大都市圏への人口流出を防ぐのが狙い。

 人口約16万3千人の同市は「人口5万人以上」「三大都市圏区域外」など中心市の要件を満たしており、同市への通勤通学割合が10%を超える下野、結城、野木の2市1町と定住自立圏を形成していく方針。

 10月に庁内に各部長による推進委員会を設置。既に2市1町にはこの方針を伝えており、12月中旬に各市町の担当者とワーキンググループをつくり、具体的な取り組みを議論していく。

 同市を中心とする自立圏の人口は約30万人。認定されると、協定に基づく取り組みに特別交付税の優遇措置などが受けられる見込み。県地域振興課によると、県内で中心市の要件を満たすのは6市で「現在、具体的な動きがあるのは小山市だけ」という。

4515とはずがたり:2009/11/24(火) 00:56:25
<近畿>大阪府

なるほドリ:府内唯一の村・千早赤阪村の今後は? /大阪
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20091123ddlk27070199000c.html
 <NEWS NAVIGATOR>
 ◇合併破談し独立独歩 財政が課題、「再生団体」転落も

 なるほドリ 千早赤阪村は、府内唯一の村なんだね。

 記者 1977年4月に東能勢村が豊能町になって、千早赤阪村だけになりました。同村は旧千早、赤阪村が合併して56年に発足。人口は6391人(10月末現在)と府内43自治体で最少です。

 Q 西隣の河内長野市と設けていた法定合併協議会はどうなったの?

 A 千早赤阪村は北隣の富田林、太子、河南の3市町との対等合併を目指し、02年に法定協議会をつくりましたが、決裂しました。その後、府の仲立ちで、村が河内長野市に編入合併を求め、08年3月に新たな協議会ができたんです。11回の会合を重ねましたが今年7月に協議が中断、最終的に村側が破談を申し入れました。協議会も9月末に廃止されました。

 Q どうしてうまくいかなかったの?

 A いろいろな見方がありますが、市と村で編入合併の条件のとらえ方に温度差があったのが、大きな要因の一つと言えます。合併すると、村が市域の一部になるため、協議開始時に、市と村はこれまでのまちづくりを尊重しつつも「市の制度に合わせる」と合意していました。しかし、村が独自に実施してきた行政サービスの存続などの扱いを巡り、認識の差が露呈し、折り合えませんでした。

 Q 村だけで今後、やっていけるのかな?

 A 法定合併協議会がまとめた財政収支見通しでは、村が単独で残れば11年度に赤字財政となり、17年度には北海道夕張市と同じように国の監督下で予算を編成する「財政再生団体」に転落しそうです。

 Q 新たな支援策はないの?

 A 河内長野市との合併で、府は新市への10億円の追加支援を約束しましたが、「今後、他の市町と同様、特別扱いはしない」との立場です。村は、行政組織の半減などで切り詰める新たな財政健全化計画を策定し、12月議会での提案を目指しています。10月からは村議10人の報酬が毎月1割減となり、住民に相応の負担も求められそうです。「府内唯一の村」の行く末は予断を許しません。<回答・武井澄人(社会部)>

==============
 ◇あなたの質問をお寄せください。

〒530−8251(住所不要)毎日新聞社会部「質問なるほドリ」係

(o.shakaibu@mainichi.co.jp)

毎日新聞 2009年11月23日 地方版

4516とはずがたり:2009/11/29(日) 18:42:18
<九州・沖縄>熊本県

熊本中央広域市町村圏協議会 09年度末で解散
ttp://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/20091114001.shtml

会議の冒頭、あいさつする会長の幸山政史熊本市長=熊本市のKKRホテル熊本

 熊本市など9市町でつくる「熊本中央広域市町村圏協議会」(会長・幸山政史熊本市長)は13日、同市のKKRホテル熊本で臨時総会を開き、「市町村合併が進み役割を終えた」として、本年度末での解散を決めた。

 今後は、同協議会の構成自治体に2市1町1村が加わり、2006年度から活動している「熊本都市圏及び政令指定都市についての研究会」(会長・幸山熊本市長)に事業を移す。

 同協議会は1972年、地方自治法に規定された国の広域行政圏計画策定要綱に基づき2市20町3村の法定協議会として発足。95年に宇土市と宇土郡、下益城郡が脱退した。これまでにごみ処理の共同研究や体育館など公共施設の相互利用、地下水保全活動などを実施。子どもたちが圏域内の一部施設を無料で利用できる「肥後っ子パスポート」も発行している。

 昨年度、国の要綱が廃止されたのを受け今年5月の総会で事務局が廃止を提案。臨時総会で「より広域で取り組む必要がある」として同研究会への移行を提言し、全会一致で決めた。

 今後は構成自治体の12月議会での議決を経て県に届け出る。本年度末時点での事業費残高約200万円は各市町に返還する。

 熊本市以外の構成自治体は合志市と嘉島、大津、菊陽、御船、益城、甲佐、山都の7町。(林田賢一郎)



熊本日日新聞 2009年11月14日

4517荷主研究者:2009/11/29(日) 21:24:40

http://kumanichi.com/news/local/main/20091125002.shtml
2009年11月25日 熊本日日新聞
「大区役所制」を採用 熊本市が方針

政令市移行後の区割りの考え方について意見を述べる熊本市行政区画等審議会の委員=熊本市の熊本テルサ

 政令指定都市移行後の熊本市の区制について論議する幸山政史市長の諮問機関「行政区画等審議会」(会長・桑原隆広県立大教授)の第2回会合が24日、同市の熊本テルサであった。市は区役所について住民票発行など窓口業務以外に産業振興などの機能も持たせる「大区役所」制を採用する方針を説明した。

 政令市の区役所は事務機能を限定した「小区役所」と、幅広い機能を持つ「大区役所」に大別される。

 市は区割り論議などにかかわる区役所の役割について「住民生活に密接な事務を総合的に処理できる体制を取る」と説明。産業振興や土木などの機能も持ち、区役所で窓口サービスを完結できるようにする大区役所制を採用する方針を示した。

 具体案として▽総務企画▽まちづくり推進▽市民生活▽税務関係▽健康福祉▽産業振興▽土木−の各部門を置く、とした。

 区役所で提供する市民サービスを原則どの区役所でも利用できるようにし、区役所から離れた地域の市民の利便性確保のため、窓口機能を補完する区役所出張所を既存の総合支所などに設けることも基本方針とした。

 第2回会合では大区役所制を念頭に区割りや区役所位置の検討基準について意見を交換。「小学校区を分断しない」を基本姿勢とすることで合意し、次回会合で市側が示すたたき台を基にさらに協議を続けることにした。(前田克)

4518名無しさん:2009/12/05(土) 15:35:22
>>3758
顔写真が最高!!

4519名無しさん:2009/12/05(土) 15:40:17
>>3758
顔写真が最高!!

4520とはずがたり:2009/12/18(金) 22:22:27
<近畿>大阪府

合併への突破口になるか?

島本町、高槻市に 「SOS」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20091217-OYT8T00129.htm

 島本町は16日、隣接する中核市の高槻市と、ごみ処理施設の共有など広域行政化を図る勉強会を再開することを明らかにした。両市町は以前、合併を検討したが、町が断った経緯がある。ごみ処理施設などの維持管理費が財政を圧迫していることから方針を転換、市に〈助け舟〉を求めた形だ。

 町によると、町営施設の維持管理費は、ごみ処理施設が年約1億2000万円、し尿処理施設は同約8500万円に上る。財政負担になっているだけでなく、いずれも老朽化が進み、更新を迫られているという。

 この日の町議会本会議で、川口裕町長は「広域行政と合併は別物だが、今後、合併の議論は避けて通れない」と述べ、合併論議の可能性も示唆した。

 一方、奥本務市長は「まず広域連携について真摯(しんし)に協議したい。し尿処理施設だけを引き受けるわけにはいかないが、協力できることはする」と話した。

 両市町は、2001年に広域行政勉強会を発足させ、02年には、助役らによる合併等研究会で広域行政について議論。だが、町が03年に実施した住民アンケートで合併反対が賛成を大きく上回り、当時の町長が合併を断念した。
(2009年12月17日 読売新聞)

4521とはずがたり:2009/12/18(金) 22:48:52
<近畿>滋賀県

安土町 合併協復帰へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20091215-OYT8T01350.htm?from=nwlb

 近江八幡市と安土町の合併(来年3月21日)を巡る混乱で、大林宏町長は15日の町議会で、自らは欠席し、職員も引き揚げていた同市との法定合併協議会に1月から復帰し、同月に招集する臨時町議会で合併関連議案を提案する考えを明らかにした。

 大林町長は、町民に合併の賛否を問うアンケートの補正予算案が否決された11月、「民意を問う前に話し合いは進められない」と主張。協議会に参加しないことを表明し、町議会への関連議案提案も見送った。

 この影響で、周辺市町でも同町が加入している広域行政組合の規約改正などができなくなり、近江八幡市の冨士谷英正市長らから、合併後にごみ収集やし尿処理などの生活面に影響が及ぶ可能性が指摘されていた。

 大林町長は、「不参加は年内の予定だった」と説明。同町の住民団体が集めた町議会の解散請求署名が有効数を上回り、15日から町役場で縦覧が始まったことも挙げ、「議会の状況も見て、住民の不安を除くために参加すべき時期と判断した」と話した。

 18日以降、冨士谷市長を訪ねて経緯などを説明。関連市町長にも1月に臨時議会の招集を要望する。23日には町内2か所で、町民に対する合併協議の進展や財政の状況などの説明会を開くという。
(2009年12月16日 読売新聞)

4522とはずがたり:2009/12/20(日) 13:25:57
<中国・四国>山口県
>>4495

山口市と阿東町、来年合併へ '09/11/11
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200911110023.html

 山口市と山口県阿東町は10日、市内のホテルで合併協定に調印した。19日、両市町議会の臨時会で関連議案を可決後、県議会の議決、総務相の告示を経て来年1月16日に合併する。市が目指す県央30万中核都市に向けたステップとなる。

 合併方式は阿東町の編入。町議14人は来年4月30日の市議の任期満了まで、在任特例で市議に。町役場は、市阿東総合支所となる。調印に先立つ4回目の法定合併協議会で「山口・阿東新市基本計画」を確認。合併協定の全42項目に合意した。

 調印式では、渡辺純忠市長と田中祥隆町長が協定書に署名・押印し、二井関成知事とともに握手を交わした。渡辺市長は「阿東町の地域資源に磨きをかけ、広域県央中核都市づくりの推進力にしたい」、田中町長は「阿東町の農林業は市に大いに貢献できる」とあいさつした。

4523とはずがたり:2009/12/20(日) 13:27:36
<中国・四国>島根県

斐川町議会「合併協」案否決
出雲市と是非問う住民投票案も
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20091218-OYT8T01329.htm

 斐川町議会本会議が18日、開かれ、出雲市との法定合併協議会の設置議案を否決した上で、勝部勝明町長や合併推進派の議員が緊急提案した、合併の是非を問う住民投票条例案と、町長の信任決議案も次々と否決した。町議会は、合併に向けた協議にも、合併の賛否を住民に問うことにも背を向けた格好で、合併への道のりは不透明な状態になった。

 本会議では、法定協の設置議案について、合併に慎重な議員たちから、「編入合併が前提の議論では対等な合併は望めない」「法定協後の住民投票が約束されていない」などと反対意見が噴出。同議案を6対9の賛成少数で否決した。

 さらに、勝部町長が「町民の民意を直接諮るため」として提出した住民投票条例案についても、「投票までの時間が短すぎる」などとして、賛成少数で否決。

 合併推進派の議員が提出した町長信任決議案も、岡田議長が参加した採決で8対8の同数となり、地方自治法にもとづいて否決された。反対者が出席議員の4分3を上回らなかったために、町長による議会解散権は成立せず、推進派の中には、議会解散の直接請求を模索する動きも出ている。

 勝部町長は「斐川町から出雲市に(法定協設置を)お願いに行って否決するのは言語道断」と批判。「引き続き合併を推進する。町を良くしようという町民から(議会の)リコール(請求)も出るかもしれない」とした。単独町制派の平政クラブの北脇捷利幹事長は「編入合併が前提との出雲市議会での意見が、反対の大きな要因になり、苦渋の決断を下した」と話した。

 一方、出雲市の長岡秀人市長と山代裕始市議会議長が同日、市役所で記者会見を開き、斐川町議会への不信感をあらわにした。

 長岡市長は「当然合併の方向で進むと思っていたので(合併協設置議案の否決は)心外だ。町議会の考え方が変わったのなら何らかの形で事前に知らせるべきではないか」と語った。ただ、合併は解消かとの質問には、「出雲と斐川が一体的に発展するべきという認識は変わらない」とした。

 また、「出雲市側が編入合併を前提にしている」ことを否決の理由に挙げたことについて、山代議長は「どう考えても編入が妥当。感情論だけで否決とは残念至極」と憤った。

 松江市議会、54議案可決し閉会

 松江市議会12月定例会は18日、総額約22億600万円の2009年度一般会計補正予算案など54議案を原案通り可決し、閉会した。
(2009年12月19日 読売新聞)

4524とはずがたり:2009/12/22(火) 16:44:05
<首都圏>埼玉県

武南市だかなんだかの超きしょい名前を推して合併をぶちこわしにした全責任が鳩ヶ谷市にあるから土下座して全部川口の云う事聞いて入れて貰えば宜しいがね。川口も半世紀以上に亘る遺恨を水に流して寛大に入れてやれって。
政府も県も合併推進を後押ししてなんか支援してあげよーや。

【埼玉】
24日に任意合併協設立 川口、鳩ケ谷両市
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20091201/CK2009120102000086.html
2009年12月1日

 川口市と鳩ケ谷市は三十日、両市の任意合併協議会を今月二十四日に設立することで合意した。

 県南では川口、鳩ケ谷、蕨の三市法定合併協が二〇〇四年に新市名称をめぐり破綻(はたん)。〇六年の鳩ケ谷市長選で合併を公約に掲げた木下達則市長が当選。二市の合併として動き始め、議会決議を受け木下市長が川口市に早期合併を求めていた。川口市が鳩ケ谷市を編入合併する形となる。

 開会中の両市議会で任意協のための補正予算案が提出される見込みだが、川口市は「合併の是非も含めた」協議との立場を堅持する。 (高橋恒夫)

4525とはずがたり:2009/12/22(火) 16:48:00
<中国・四国>島根県

島根ワイド : 松江・東出雲の合併任意協
ttp://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=516574004

任意合併協議会の初会合で、協議項目などを話し合う委員たち=松江市千鳥町、ホテル白鳥

 松江市と島根県東出雲町の任意合併協議会が1日、発足し、同市内で初会合を開いた。今後、来年3月末までに計5回開き、法定協議会に委ねる議員や農業委員会の委員の取り扱い、合併後の基本計画の3項目を除く、38項目の協議を終える日程を確認。合わせると、人口が20万8800人を超える両市町の合併協議が本格的に動きだした。

 任意協の委員は、双方の首長と議員、自治会や経済、福祉団体の代表者ら計22人で構成。会長に松浦正敬市長、副会長に鞁嶋弘明町長ら3人がそれぞれ就いた。

 初会合で協議事項に決めた38項目は、合併の方式(新設、編入)や期日、介護保険料や幼稚園保育料の調整など。来年1月25日の第4回までに協議を終え、残る2回の会合は法定協の設置日程などを議論するとした。

 松浦市長はあいさつで「10年、20年先を見据えて議論を深め、安心で、将来に夢と希望が持てるまちづくりにつなげたい」と強調。鞁嶋町長は、町議や町民の間で合併に対する温度差がある現状を踏まえ、「合併後の将来像を描き、町民に情報提供したい」と、任意協の設置を機に機運醸成を図る考えを示した。

 両市町の合併論議は、かつて現在の松江市を構成する旧8市町村との合併協議から離脱した経緯がある東出雲町が、同市に働き掛ける形で再始動した。

('09/12/01 山陰中央新報)

4526とはずがたり:2009/12/23(水) 15:37:14
<首都圏>神奈川県
人口ばかりで都市の格としての疑念がつきまとう相模原市。
町田と合併して原町田市とすればええねんw
町田も東京都下のブランドと引き替えに東京都下では成れない政令指定都市の権限を手に入れられる。元々神奈川県だったし。

【神奈川】
政令市100日前 相模原
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20091223/CK2009122302000065.html
2009年12月23日

 来年四月の政令指定都市移行百日前となった二十二日、相模原市役所と橋本駅でカウントダウンボード(横四・五メートル、縦一メートル)の点灯式が行われた。

 市役所では加山俊夫市長が「広域交流拠点の実現に向けて、市民協働でまちづくりをしていきたい」とあいさつ。ボードの点灯ボタンを押した=写真。相模原高校の生徒による吹奏楽やマンドリン演奏もあり、移行機運を盛り上げた。 (松平徳裕)

4527とはずがたり:2009/12/31(木) 10:22:54
<東北・北海道>秋田県

庁舎を千畑に一本化へ、美郷町 年末に引っ越し作業
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091230c

 美郷町は元日から、3庁舎ある現在の分庁舎方式を廃止して、千畑庁舎に一本化する。29日には、職員が年末の休日を返上し引っ越し作業に当たった。元日から出生、死亡など戸籍の届け出を受け付け、4日から本格的な業務を開始する。

 町はことし6月、庁舎のほか、公民館、保健センターなどの集約を含む公共施設再編計画を策定しており、再編後の新体制での業務開始は千畑庁舎が第1号になる。

 本格的な引っ越し作業は今月26日からスタート。29日は、六郷、仙南両庁舎で前日まで使っていた机やパソコン、電話などを千畑庁舎に運び、各職員が各自の書類などを整理した。作業は30日にほぼ完了する。

 六郷、仙南両地区から庁舎はなくなるが、住民票などの各種証明書発行は学友館(六郷)と仙南公民館で行い、1月5日から受け付ける。
(2009/12/30 10:09 更新)

4528とはずがたり:2010/01/01(金) 19:13:02
<九州・沖縄>福岡県

福岡に糸島市発足 前原市と志摩、二丈町が合併
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100101-OYS1T00305.htm

 福岡県前原市と志摩、二丈町の合併による「糸島市」が1日、発足した。人口約10万800人、面積216・12平方キロ。旧前原市役所が本庁舎、旧志摩、二丈町役場は支所になり、新市の開庁式は4日午前8時10分から各庁舎で行われる。

 合併に伴う市長選、市議選は2月7日告示、同14日投開票の予定で、最初の市議選は旧自治体ごとに前原(定数15)、志摩(同5)、二丈(同4)の三つの選挙区を設けて実施する。市長の職務執行者は筒井秀来・旧二丈町長。
(2010年1月1日 読売新聞)

4529とはずがたり:2010/01/04(月) 14:01:59
Mapionの更新に較べて速い♪

地図の更新情報
http://map.yahoo.co.jp/

2010年1月1日
虎姫町・湖北町・高月町・木之本町・余呉町・西浅井町が長浜市に合併(滋賀県長浜市)
http://map.yahoo.co.jp/address?ac=25&amp;type= ←凄いスッキリですなぁ♪

2010年1月1日
前原市と志摩町と二丈町が糸島市に合併(福岡県糸島市)
http://map.yahoo.co.jp/address?ac=40&amp;type= ←八女郡はスッキリするので糟屋郡・京都郡・築上郡辺りが残る課題か。

2010年1月1日
信州新町と中条村が長野市に合併(長野県長野市)
http://map.yahoo.co.jp/address?ac=20&amp;type= ←あんま変わってないねぇ。。

4530裕子:2010/01/06(水) 01:31:38
倶知安のナポリのジャグラー全台BIG20回、30回って出てたけど、遠隔で確率調整してるだけで誰もプラスになってないし、クソナポリは完全にボロ儲けしてるから倶知安ナポリは行かない方が身の安全だよ( ̄▽ ̄;)

遊びにしても、ナポリはぼったくり過ぎだから(-_-;)

4531とはずがたり:2010/01/07(木) 19:54:46
<首都圏>埼玉県
>>4234>>4296
今更だが半年以上前の記事。
破談はやれやれだけど,町に拘りあるなら東武動物公園前駅を杉戸駅に戻すように運動せよ。

杉戸町の1市2町合併白紙
2009.5.20 18:41
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090520/stm0905201842012-n1.htm

 埼玉県杉戸町は20日、春日部市、宮代町との1市2町の合併の是非を問う住民投票が反対多数になったことを受け、両市町に合併協議の研究会からの脱会を申し入れた。これにより、1市2町合併は白紙となった。

 脱会の申し入れに先立ち、町議会全員協議会で、入院中の野口勝久町長に代わって倉持正雄副町長が住民投票の結果を報告。加えて、野口町長の「大変残念でありおわびする」とのコメントを伝えた。

 町議からは、春日部市との早期合併を公約として19年に当選した野口町長の進退を問う声も上がったが、倉持副町長は「ご本人が判断すること」と述べた。

杉戸町長が退職届提出 合併白紙受け
2009.6.5 18:30
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090605/stm0906051833011-n1.htm

 埼玉県杉戸町は5日、病気入院中の野口勝久町長が同日、上原幸雄町会議長に退職届を提出したと発表した。公約の春日部市との合併が白紙となったことを受けたもので、野口町長は「結果を重く受け止めた」とのコメントを出した。

 杉戸町によると、退職届には日付がないため、地方自治法に基づき25日が退職日となる。町長選は55日以内に行われる。

 野口町長は平成19年4月の町長選で、春日部市との合併を最大の公約に掲げて初当選した。21年5月、宮代町を加えた1市2町合併の是非を問う住民投票で反対多数となり、合併は白紙に。町議からは進退を問う声も挙がっていた。

4532とはずがたり:2010/01/07(木) 19:59:11
<首都圏>埼玉県
>>4374>>4413
此又半年とは云わないけど結構前の記事。この頃蒐集さぼってたんかな,俺。
後ははぶになった羽生>>4004,3936,3900,3884etcだが。。

(新)加須+羽生,(新)久喜+幸手,春日部+宮代辺りが次の課題か。

新「加須市」 1市3町合併協定調印
2009.8.21 18:03
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090821/stm0908211805015-n1.htm

 平成22年3月の合併を目指す埼玉県加須市、騎西町、北川辺町、大利根町による合併協定調印式が21日、加須市内で行われ、上田清司知事らの立ち会いの下、1市3町の首長が合併協定書に署名した。

 協定書には、合併期日は22年3月23日▽新市名は「加須市」▽市役所は現在の加須市役所▽対等合併である−などの内容が盛り込まれている。

 調印式のあいさつで、加須市の大橋良一市長は「目先の状況にとらわれず、次代を担う子供や孫たちの幸せのため、地域が発展するよう合併する」と述べた。

4533とはずがたり:2010/01/07(木) 20:29:41
<北関東>栃木県
>>4460の共同の記事。この後西方の対応で合併は混迷>>4461,4463し西方抜きで目指す方向に>>4469,4510

新生「栃木市」発足へ 1市4町が合併調印
2009.8.20 02:16
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/090820/tcg0908200217004-n1.htm

 1市4町(栃木市、西方、大平、藤岡、都賀各町)による合併協定調印式が18日、栃木市内で行われた。21日の各市町議会で合併関連議案が可決されれば、来年3月29日、県内4位となる人口約14万9千人の新生「栃木市」が誕生する。

 調印式には、関係者約160人が出席。佐藤勉総務相や福田富一知事らが見守る中、1市4町の首長が調印書に署名した。

 合併協会長の日向野義幸栃木市長は調印後、「地域の力を生かすまちづくりで、全国に誇れる市として飛躍していくことを確信している」と述べた。

 協定書には、対等合併であること▽新市の名称は「栃木市」とする▽市役所は現在の栃木市役所を使用する▽合併前の4町それぞれに「地域自治区」を置く−との内容が盛り込まれた。「地域自治区」の設置は県内で初の試み。

 1市4町の合併をめぐっては、西方町議会が7月、鹿沼市との合併協設置を可決するという異例の事態となっており、21日の町議会では、採決の行方が注目されている。古沢悦夫西方町長は「2つの合併話が持ち上がり、ご迷惑をおかけしている」と述べた。

4534チバQ:2010/01/08(金) 22:59:37
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20100108ddlk43010527000c.html
熊本市:区割り、住民意見どう扱う 政令市へ最大の難問 /熊本
 熊本市の政令指定都市移行後の区割りを決める行政区画等審議会は、5区と6区に分割する2案を住民に提示して意見を聴くことになった。26日から始まる説明会では、行政サービスや利便性に加え、住民感情や議員の思惑も絡んで要望が噴出する可能性がある。将来のまちづくりに向け、政令市移行で最大の課題とも言える区割りを巡って審議会は難しい判断を迫られる。【結城かほる】

 ◇2案の成り立ち
 3月に合併する植木、城南両町と旧富合町を巡り、当初から波乱要素を抱えていた。熊本市域と同じ区になり一体的発展を目指す考えや区役所の場所などに隔たりがある。

 市政令指定都市推進室の平塚孝一室長によれば、審議会から1案だけ提示するよう要望があったが、絞り切れずに昨年12月の会合で2案を提示せざるをえなかった。5日の会合でも意見は分かれた。

 審議会は区割り基準に(1)人口規模(2)面積・地形(3)小学校区を分断しない−−などに加え、地域特性や要望を考慮するとしている。基準に沿って市が作ったのが5区案で、6区案は要望を反映させた補助的な案と言える。

 人口を見ると、5区案は9万7000〜18万5000人で、比率は最大で2倍以内。6区案は2万7000〜18万5000人で6倍を超え、サービス維持に100人の職員増員が必要になる。人口が大きく違えば市議、県議の定数に影響が出ると見られる。

 5日の会合では、5区案に賛成する委員は26人中12人と多数を占め、6区案は4人だけだった。しかし賛否を示さなかった委員から「線引きの仕方はいろいろあるはずだ」と慎重な意見が出た。

 ◇暮らしへの影響
 住民票交付や印鑑証明など市民センターでしている業務は、区割り後もどこの区役所、センターでもできる。居住区でしかできないのは、税関係の台帳閲覧や選挙の期日前投票など一部だけだ。

 ただ、道路の補修など土木相談は市役所から区役所に移るため、行政とやり取りする機会の多い自治協議会長らは区役所へのアクセスを重視する。中心市街地から放射状に交通網が発達し、周辺地域間の行き来が不便な熊本市の事情もある。

 ◇修正の可能性
 2案はあくまでも案に過ぎず、区を分ける線引きも修正の余地はある。区割りは、審議会の答申を踏まえて市が議会に提案し、議決を経て決まる。昨年4月に政令市になった岡山市では審議会の答申に議会が反発、市は議会と妥協点を図って答申と異なる区割りにしたため、審議会との関係が悪化した。

 時間的問題もある。既存の建物利用ではなく、唯一新設する予定の東部地区の区役所を12年4月の政令市移行と同時に使用できるようにするには、3月議会で設計費を予算化する必要があるからだ。プレハブ仮庁舎を建てれば経費が増す。5区案、6区案とも東部の区役所候補地は同じとはいえ「区割りが決まらなければ議会の可決は考えられない」と平塚室長は見る。

 審議会の桑原隆広会長は「2月半ばまでの答申の予定がずれるかもしれない。市民の意見と委員の判断次第だ」と言う。説明会での意見を踏まえ、納得を得られる区割りをするのは簡単ではない。

4535とはずがたり:2010/01/09(土) 12:19:54
<九州・沖縄>熊本県
>>4534-4535
これですな。城南と富合のどちらを立てるかの問題か。
こんなに区の大きさに格差が出て良い筈がない。5区案が順当であろう。
>人口を見ると、5区案は9万7000〜18万5000人で、比率は最大で2倍以内。6区案は2万7000〜18万5000人で6倍を超え、サービス維持に100人の職員増員が必要になる。人口が大きく違えば市議、県議の定数に影響が出ると見られる。

熊本市区割り 2案一本化できず 両案を併記し市民説明会へ 議会は「拙速」批判
2010年1月6日 01:06 カテゴリー:九州 > 熊本
ttp://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/144448

5区案
http://tohazugatali.at.infoseek.co.jp/gappei/201001060002_000.jpg
6区案
http://tohazugatali.at.infoseek.co.jp/gappei/201001060002_001.jpg

 政令市移行後の区割りを協議している「熊本市行政区画等審議会」(会長=桑原隆広県立大教授)の5回目の会合が5日、市役所であった。市が昨年12月の審議会で示した市域を5区と6区に分ける二つの区割り案について意見を集約しようとしたが、一本化できず、両案併記で市民の意見を聞くことになった。市は26日から2月4日にかけて熊本市、城南、植木両町の18カ所で市民説明会を開く。

 審議会では、桑原会長を除く委員26人全員がどちらの案を支持するのか意見表明。その結果、5区案支持が12人、6区案支持が4人、「どちらでもない」が10人と意見が分かれた。桑原会長は「5区案を審議会の素案とし、6区案を参考案として市民に説明する」と提案。しかし、一部の委員から「両案を併記して住民の意見を聞くべきだ」などと、異論が相次いだため、両案に差をつけずに議論の経過を説明することで決着した。

 二つの区割り案をめぐっては、市議会でも批判が噴出。自民、公明、共産の各市議団は慎重な審議を求める要望書を市に提出。5日の市議会政令指定都市実現に関する特別委員会でも「拙速に意見集約に走りすぎている」「多様な区割り案があるはずだ」などの批判が相次いだ。

 熊本市は2月中旬をめどに区割り案を一本化し、来年度当初予算に区役所設計費を盛り込みたい考えだが、ある市議は「(自民、公明、共産の)3党で議会の過半数を占めており(議会の意思は)重い」と取りまとめを急ぐ市にくぎを刺した。

 市は市民説明会のほか、無作為に抽出した市民3千人にアンケートを行い、メールやファクスなどで区割りについて意見を募る。

=2010/01/06付 西日本新聞朝刊=

4536とはずがたり:2010/01/09(土) 12:27:13
<首都圏>千葉県

この板でもスレが立て逃げされたり(此処にhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1228578705/18転記)たり色々あったけど取り敢えず大団円。良かった良かった。

それにしても新市名が印西になるのは非常に抵抗有るけど,栗東や豊中みたいなプライドの高さあるんかねえ,印西には。部外者には判らんけど。(栗東は栗田市,豊中は豊島市(てしまと訓む様だ)ではサマにならんかねぇ)

村長選前 合併に調印 本埜村合併問題
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20100109/CK2010010902000073.html
2010年1月9日

 印西市と本埜、印旛両村による合併問題で、三市村は八日、知事への合併申請書に調印した。合併をめぐっては、調印を拒否していた本埜村の小川利彦前村長が先月、解職請求(リコール)投票により失職。これを受け、村の職務代理者が調印した。合併に必要な市村側の事務手続きはすべて終了し、三市村は十二日、県に合併申請を行う。 (竹内章)

 合併協議会の職員が八日、各市村を回って調印を取り付けた。本埜村はこれまで、小川前村長が「財政的にみても合併は必要ない」として調印を見送っていたが、リコール投票で失職したため、職務代理者の小川孝之参事が申請書に押印した。

 小川参事はこれまで、二月七日の出直し村長選で合併の是非が争点になるとして、調印に慎重な姿勢をみせていた。だが、印西市、印旛村側と七日に協議し、調印を決めたという。小川参事は「リコール投票の結果、(合併を望む)民意は明らか。システム統合の準備も遅れており、このままでは住民に迷惑がかかると判断した」と理由を説明した。

 本埜村では、住民団体によるリコール運動のほか、村議会が小川前村長の不信任案を可決し、村議会が解散されるなど、合併をめぐり混乱が続いていた。

4537とはずがたり:2010/01/09(土) 22:58:54
<首都圏>千葉県
>>4536-4537

“優遇期限”も後押し 3月23日新市誕生へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20100109/CK2010010902000072.html
2010年1月9日

 三市村による合併協議会が発足して約一年。新「印西市」は当初の予定通り、三月二十三日に誕生する見通しとなった。

 調印を急いだのは、三月末を期限とする新合併特例法の特例措置を受けるためだ。地方債の「合併推進債」を発行できるほか、地方交付税の面で優遇されるなどのメリットがある。時間をかけて積み重ねてきた取り組みが、すべて無駄に終わる懸念もあった。

 調印が大幅に遅れたことで、合併に必要なシステム統合作業が大幅に遅れているものの、新市誕生後も住民サービスに大きな影響はない見通し。

 今後は三市村が十二日、知事に合併申請し、二月県議会での議決を経て、知事が国に合併を届け出る。
◆3市村が合併すると…名称は『印西市』

 新市の名称は「印西市」。本埜、印旛村を廃し、印西市に組み込む編入合併方式で合併される。

 新市は、面積が約百二十四平方キロ、人口が約八万九千人。面積は柏市や野田市と同規模になり、人口は三市村にまたがる千葉ニュータウン地域の増加が見込まれるため、十年後には十万人に達するとみられている。当初、白井市を含む四市村の枠組みで合併を目指したが不調に終わり、三市村となった経緯がある。

4538とはずがたり:2010/01/10(日) 00:09:12
<東北・北海道>山形県

鶴岡との合併が結局破談になった町なんだよなぁ。。

(4)結束する10人/小所帯、運動量で補う
http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/2010/01/post-20.html
<町長から反問>
 議員も首長も互いに原稿を棒読みするだけ。地方議会の現状を前鳥取県知事の片山善博さんは「学芸会」と嘆いた。が、山形県三川町議会は、まるで違う。
 「議長、反問お願いします」

 昨年12月定例会。議員の一般質問を遮って町長の阿部誠さん(57)が手を挙げた。「議員にお尋ねします。住民参加のあるべき姿とは何か?」

 阿部さんはその後も手を挙げては、「議員の考える税収安定策とは?」「事業を廃止する基準はどこに置くべきか?」と質問を繰り出した。議員も町内会活動の活性化策や観光施設の有効利用など持論を展開、堂々受けて立つ。議員と町長の真剣勝負に議場が沸いた。

 三川町議会は2年前、町長が議員に逆質問できる「反問権」を設けた。「せっかく議会が与えてくれた権利。使わないのはもったいない」。阿部さんの口ぶりは、議会との問答を楽しんでいるふうでもあった。

<閉会中も討論>
 定例会が終わって1週間後、今度は議長の成田光雄さん(59)と副議長の佐藤政弥さん(67)が町長室に乗り込んだ。議会がつくった「21年度提言書」を手渡すためだ。2人は「文書による回答を」と迫った。

 政策提言は、三川町議会の根幹だ。昨年は町の基本計画の検証に丸1年を費やした。議会が閉会中も、常任委員会ごとに研修、視察、課題整理、討論を重ねた。
 議会の独り善がりにならないよう、町内3カ所で報告会を開いて住民の意見を聴き、町内会長たちとも懇談した。最後は全員で文言を練った。

 出来上がった提言書は、町職員が町内会と行政の橋渡しをする制度について「十分機能していない」と指摘し、ニュータウン世帯の町内会離れには「新たな自治会の育成が急務」と提案した。

 こうした活動を三川町議会は、県内最少の10人の議員でこなす。三つある常任委員会は、1人が二つを掛け持ちする。
 加えて9月定例会では、住民が傍聴しやすいようにと夜間議会を開く。定例会前には毎回、一般質問の内容をチラシにして町内に配布する。

<リコール機に>
 「小さい分だけ小回りが利くんだね」。成田さんは事もなげに語るが、年間の活動日数は、町村議会としては異例の100日を超える。それでいて報酬は県内最低だ。支える事務局職員も2人しかいない。

 小さな議会をこれほどまでに突き動かす原動力はどこにあるのか。総務文教常任委員長の志田徳久さん(59)が打ち明ける。「1度、住民にリコール(解散請求)された議会だから...」

 隣接する鶴岡市との合併をめぐって三川町は、長く混乱が続いた。町を二分して町長選や出直し町議選を繰り返した。ようやく落ち着きを取り戻し、「二度と住民の信頼を失うわけにはいかない」との思いが満ちる。

 昨年末、庄内地方に記録的な大雪が降った。農業を営む議員の梅津博さん(52)は、雪の重みでつぶれたビニールハウス2棟をそのままにして、議会にやってきた。「広報常任委員会があるから」と一言。職責をそれだけ重く受け止めている。

【写真】広報常任委員会による議会広報の編集。定例会が閉会しても議会活動は続く=昨年12月18日、山形県三川町
(2010/01/09)

4539とはずがたり:2010/01/13(水) 17:35:36
<北陸・信越>新潟県

市町村合併:長岡・川口、3月31日 官報告示で正式決定 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100113-00000075-mailo-l15
1月13日12時1分配信 毎日新聞
 ◇県内市町村は30に

 長岡市と川口町の合併が12日付の官報に告示され、3月31日で合併することが正式に決まった。
 合併決定を祝い、長岡市役所には「前より前へ! 長岡」、川口町役場には「きらり輝くかわぐちへ!」と記した横断幕が掲げられた。
 長岡市への編入(吸収)合併のため、“最後の町長”となる岡村譲・川口町長は「合併は川口にとってチャンス。いかにして長岡の人たちを川口に呼び込むか。(3月30日で町長の)任期が切れた後も知恵を出していきたい」と語った。
 また、合併後に不安を感じる町民も多いことから、子育てや福祉、医療などの公共サービスが、合併後にどう変わるのかを説明した小冊子を2月中に町民に配るという。
 小千谷市を挟んだ県内初の「飛び地」合併。県市町村課によると、「平成の大合併」で県内の市町村数は00年12月末時点の112から、長岡市と川口町の合併により30となる。【長谷川隆】

1月13日朝刊

4540とはずがたり:2010/01/16(土) 19:23:45
<東北・北海道>宮城県

難しいですなぁ。そもそも町名が醜悪なんだけど。。

合併4年、しこり消えず 美里町長選19日告示
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100116t11029.htm

水田が広がる美里町南郷地域。旧小牛田町との「格差」に不満の声が出ている

 任期満了に伴う宮城県美里町長選(24日投票)が19日、告示される。ともに無所属で、再選を目指す現職佐々木功悦氏(61)と新人で「住民の会」代表の荒川信以氏(70)の一騎打ちとなる公算が大きい。旧小牛田、旧南郷両町の合併から4年。町人口の4分の1の旧南郷町では「合併効果が感じられない」という声がくすぶり、旧南郷町の住民の不満をどう解消するのかが問われる。

<要職占められる>
 「小牛田のやり方は南郷にはなじまない。南郷は人口が少ない分、いつも押し切られる。これでは吸収合併だ」。旧南郷町の40代の会社役員男性は不満を隠さない。

 旧小牛田町の人口は約1万9500人、旧南郷町は約6500人にとどまる。町長や町議会議長、町商工会会長の要職は旧小牛田町の関係者で占められている。

 旧南郷町の水道料金は合併前の2003年まで国内で最も高かった。06年の合併時、旧両町間で「当面は現行通りとし、合併後に調整する」と引き下げの方向で合意した。

 しかし、現在も標準家庭(月20立方メートル)で5770円と合併当初と変わらず、旧小牛田町の地域より1440円高い。昨年11月に町が開いた住民懇談会では「約束と違う」と抗議の声が出た。

 美里町は10の課がある。うち町役場本庁舎のある旧小牛田町側には8課あるが、旧南郷町の南郷庁舎には2課しかない。旧南郷町の50代の農業男性は「南郷庁舎は空きスペースが多く、行政機能が落ちた」と嘆く。

<異なる住民気質>
 旧南郷町長の佐々木千新さん(63)は「当面、小牛田中心でいくのは覚悟したが、合併しなければ町制維持が難しく、住民サービスの低下が避けられないと判断した」と振り返る。

 その上で「先祖代々の土地に住む南郷の住民と新興住宅地が多い小牛田の住民は気質が違う。4年で住民同士が分かり合うのは難しい」とみる。
 旧小牛田町長から美里町長に就いた佐々木功悦氏は「住民の考え方が思っていたより違った」と認め、「南郷には可能な限り足を運んだ。合併の協定項目はほぼ達成できた」と強調する。

 荒川氏は「町の説明不足により、両地域の住民間に亀裂が生じている」と批判。「施策を分かりやすく説明し、町民の声を素早く反映できる役場に転換する」と訴える。
 旧南郷町の住民の不満をいかに解消するのか。新町長は旧小牛田町の住民にも配慮しながら、粘り強く向き合うことが望まれる。


2010年01月16日土曜日

4541とはずがたり:2010/01/16(土) 22:37:15
<東海>静岡県
>>4500>>4467>>4459

富士市との合併 富士宮市長「必要」
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000170911130001
2009年11月13日

 富士市の鈴木尚市長が市長選の公約に「富士宮市との合併推進」を掲げたことについて、富士宮市の小室直義市長は12日、「しっかりした基礎的自治体をつくるため、合併は必要」と表明した。定例会見で述べた。

 小室市長は「これまで鈴木市長とは、合併を真剣に考えようと話し合っている」と説明。一方で、「まず、来年3月の芝川町との合併をしっかりと果たすことが大事。富士市とのことは、その次だ」と話した。

富士宮市と芝川町 合併申請書を提出
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000170910150001
2009年10月15日

 来年3月23日の合併を目指す富士宮市の小室直義市長と芝川町の野村寛町長は14日、県庁を訪れ、合併申請書を川勝平太知事に提出した。12月の県議会で廃置分合議案が可決され、来年1月には総務相から告示される見通し。小室市長は「今後は町民や市民に生活がどうなるかをしっかり説明していく」とし、野村町長は「町民がとまどわないようにしていきたい」と話した。

 合併は編入合併。人口は今年4月1日現在の両市町合計で13万5859人、面積は388・99平方キロメートル。

 同じ3月23日に合併を予定する湖西市の三上元市長と新居町の中嶋正夫町長に、県は14日、廃置分合決定書を交付した。決定書を手にした三上市長は「自動車産業の街である湖西と昔ながらの古い町並みがある新居が合併することで、バランスのいい街になると思う」とし、中嶋町長は「町の120年の歴史で初めての合併。湖西と一緒に足腰の強い街づくりを目指したい」と話した。今後は10月中旬に総務相に廃置分合を届け、11月中旬ごろには廃置分合が告示される予定だ。

芝川町と合併 事実上決まる
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000170910140001
2009年10月14日

 富士宮市議会は13日、芝川町との合併関連議案を賛成多数で可決した。芝川町議会は既に可決済みで、来年3月23日の合併が事実上決まった。

 両市町の合併協議は04年、当時の芝川町長が同市に合併を申し入れてスタート。その後、それぞれの議会がいったん合併協議会設置議案を否決するなど難航を続けたが、08年9月に同町議会が合併推進を全会一致で決議。来年3月の合併新法適用期限内の合併を目指して、急テンポで準備が進められてきた。

 この日の議決を受け、小室直義市長は「今後、県議会での議決や国の告示などの手続きがあるが、事実上、この議決により、両市町の気持ちはひとつになったと思う。芝川町民を市民として温かく迎え入れ、一緒になって新富士宮市のまちづくりを行っていきたい」とのコメントを出した。両市町は、14日に知事に合併を申請する。

4542とはずがたり:2010/01/17(日) 20:18:19

<総務省>「平成の大合併」は打ち切り 法案提出へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100114-00000074-mai-pol
1月14日18時43分配信 毎日新聞

 総務省は14日の政策会議で、18日召集の通常国会に提出する法案を説明した。3月末で期限が切れる新合併特例法はさらに10年間延長するが、市となる人口の要件を5万人から3万人に緩和する特例を廃止するなど、「平成の大合併」といわれた市町村の合併推進策は打ち切る。また、人口に応じて定めている地方議会の議員定数の上限を撤廃するため、地方自治法の改正案も提出する。【石川貴教】

最終更新:1月14日18時43分

4543とはずがたり:2010/01/17(日) 20:22:40
<中国・四国>山口県

後は阿武+萩,下松+周南,防府+山口,柳井+熊毛辺りが有るけどまあ進んだ方でありますな。

市町村合併:阿東町と合併、新「山口市」が誕生 県内最大の市域に /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100117-00000150-mailo-l35
1月17日15時0分配信 毎日新聞
 山口市と阿東町が16日合併し、岩国市を抜いて瀬戸内地域から島根県境まで、県内最大の市域となる新しい山口市が誕生した。推計人口も19万9083人(昨年12月現在)となり、下関市に次ぐ。県内の合併ラッシュもこれで落ち着き、かつての56市町村は13市6町に再編された。
 市によると、市域は阿東町の294平方キロが加わり1023平方キロに。林野、経営耕地面積とも県内1位で、広大な中山間地域を抱える。阿東町役場は市阿東総合支所、公民館は地域交流センターなどに生まれ変わった。
 合併に伴って町長、副町長は失職し、町議会議員(定数14)は4月30日の市議会任期まで在任特例が適用される。地名としての「阿東」は残り、「阿東町徳佐中」は「山口市阿東徳佐中」などとなる。住民サービスでは、ごみ袋は1枚30円(大)から10円に安くなる一方、国民健康保険料は段階的に上がる。
 この日は新たに市職員となる町職員らへ辞令が交付され、総合支所の開所式もあった。渡辺純忠市長は「地域密着の行政サービスを行い、合併してよかったと思ってもらえるよう努力したい」とあいさつした。来年度の市予算では、阿東地域を中心に農林業振興に重点を置く。
 多くの住民が見守る中、近くの松浦富子さん(73)は「(町がなくなる)少しの寂しさはあるが、地域が生き延びるために合併を選んだ。これからも素晴らしい景観や環境を守っていきたい」と話した。【井上大作】
〔山口版〕
1月17日朝刊

市町村合併:54年の歴史に別れ 阿東町が閉町式−−山口市と16日合併 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100114-00000132-mailo-l35
1月14日14時0分配信 毎日新聞
 16日の山口市との合併を前に阿東町で13日、閉町式があった。会場の町老人福祉センターには大雪にかかわらず、町民ら約230人が出席。田中祥隆町長は「阿東の地域資源が新しい山口市づくりに貢献できる」とあいさつし、54年間の町政の歴史に幕を閉じることを宣言した。
 町は1955年4月に徳佐村など5村が合併し、誕生。66年に死者3人を出した豪雨災害や、04年の高病原性鳥インフルエンザ発生などを乗り越えたが、地域の少子高齢化が進み、昨年、山口市への編入合併を決めた。
 来賓の渡辺純忠市長は「一体感を醸成し、県央中核都市づくりに取り組む」と述べた。山口市は面積約1000平方キロメートルで県内1番の広さになる。【中尾祐児】
〔山口版〕

1月14日朝刊

4544とはずがたり:2010/01/17(日) 20:32:16
<東海>愛知県

市町村合併:西尾市、一色・吉良・幡豆町の合併協初会合 /愛知
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100115ddlk23010184000c.html?inb=yt

 西尾市と一色、吉良、幡豆町の合併について協議する西尾市・幡豆郡3町合併協議会の第1回会合が14日、西尾市役所であった。

 合併協設置までの経過報告などのあと、議員の定数等に関する小委員会と新市基本計画策定に関する小委員会の設置を決めた。小委員会は非公開とした。

 続いて事務局側が22日に開く第2回会合で協議する基本4項目の「西尾市に編入合併」「合併期日は11年3月目標」「新市の名称は西尾市」「新市の事務所は西尾市役所」などを事前提案した。

 冒頭、榊原康正市長は「合併は歴史的一大事業だ。さまざま問題もあるが地域の発展と次世代のために英知を結集して問題を乗り越えなければならない」とあいさつした。

 合併協議会は8月までに月2回ほどのペースで15回開く。その後、住民説明会を開くという。【佐野裕】

毎日新聞 2010年1月15日 地方版

4545とはずがたり:2010/01/17(日) 20:35:35
<中国・四国>山陰地方

市町村合併:法定協設置へ直接請求、推進派住民ら手続き−−斐川町 /島根
 ◇出雲市との合併
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20100113ddlk32010605000c.html

 出雲市と斐川町の合併問題で、斐川町議会が法定合併協議会(法定協)設置議案を否決したことを受け、同町の合併推進派の住民らが12日、住民発議による法定協設置に向けた直接請求の手続きを開始した。

 合併特例法によると、選挙人名簿登録者数の50分の1(昨年12月2日現在で448人)以上の署名で法定協設置を直接請求できる。議会が再度設置議案を否決しても、勝部勝明町長の請求などにより住民投票の実施が可能となるため、出雲市側で設置議案が可決され、斐川町側の住民投票で賛成が過半数なら法定協が設置される。

 この日、勝部町長の後援会「明朋会」のメンバー3人が町役場を訪問。勝部町長に請求書を手渡し、設置請求代表者証明書の交付を申請した。証明書が交付され次第、同会が中心となった「出雲市との合併を進める会」が署名集めを開始する予定。

 これに対し、早期合併に反対する町議会の議員らはこのほど、超党派で作る「住民投票を求める議員連盟」を「斐川自立議員連盟」(9人)と改称。単独町制継続の姿勢を明確に示すため、「斐川町自立宣言決議案」を26日の臨時町議会で提案する方針を決めている。【細谷拓海】

毎日新聞 2010年1月13日 地方版

4546とはずがたり:2010/02/01(月) 22:44:31

全国の「市」「町」が同数に 平成の大合併で、3月逆転へ
2010/2/1 00:04
http://www.topics.or.jp/worldNews/worldPolitics/2010/02/2010013101000200.html

 愛知県豊川市と福岡県八女市が1日、それぞれ周辺町村を編入合併したのに伴い、全国の町は3減って784となり、初めて市と同数で並んだ。3月8日には山梨県内の合併で町が減って市が上回る予定で、市町村合併の進展を象徴する節目となる。
 国主導の「平成の大合併」が1999年4月に始まる直前は、670市に対して町は約3倍の1994だった。村も当時は568あったが、1日時点で187にまで減っている。
 市は福祉事務所の業務が都道府県から移譲されるなど町や村に比べて権限が強まり、合併の特例で市となる人口要件が5万人から3万人以上に緩和されたことなどもあって市を目指す動きが全国的に加速した。
 1日付の合併は(1)豊川市に小坂井町を編入(2)八女市に黒木町、立花町、矢部村、星野村を編入―の2件で、計3町2村がなくなる。小坂井町の担当者は「自治体としての町の名は消えても地域のきずなを大切にしたい」と話している。3月8日には、山梨県の増穂町と鰍沢町が合併して富士川町が誕生する予定。

4547荷主研究者:2010/02/01(月) 23:23:34

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20100127/CK2010012702000030.html
<東海>愛知県
2010年1月27日 中日新聞
新・豊川市、人口18万3千人に 来月1日誕生

 豊川市と小坂井町が2月1日に合併し、新しい豊川市が誕生する。豊川市と同町など宝飯郡4町の合併は、曲折を経て8年越しに完結。新豊川市は人口18万3000人と県内7番目で、政令市、中核市などを除く一般市では県内最大規模となる。

 新市は、県内では農業産出額3位、商業販売額10位、工業製品出荷額12位。2006年の一宮町との合併で農業産出額は5割増え、08年の音羽、御津両町との合併で、東名高速の音羽蒲郡インターや海岸地帯が市域に加わり、港湾整備や工業団地造成が進む。小坂井町も鉄道駅や国道などを抱えた「交通の要衝」だ。

 人口11万7000人、財政規模350億円だった旧豊川市は、4町との合併でともに1・5倍ほど拡大し、合併協議会の渥美昌之事務局長は「一体的な土地利用を図れる。重点事業に集中投資することもできる」と規模の利点を強調する。

 山脇実市長は4月からは企業立地推進課を部に昇格させ、税収アップや雇用の拡大を目指す一方、「『豊川いなり寿司(ずし)』や『駅伝のまち』を積極的にPRし、市の知名度アップを図る」と青写真を描く。

 ここまでの道のりは平たんではなかった。02年に住民発議で豊川市と音羽、一宮、御津、小坂井の4町が対等合併を目指して合併協を設置。しかし、対立を繰り返し、結局、全有権者を対象とした意識調査で一宮、御津両町の「合併反対」が過半数を占めたため05年3月、合併協を解散。協議はいったん振り出しに戻った。「住民発議ということもあり、前向きな議論になりきれなかった」と事務局。

 その後、08年までに一宮、音羽、御津の3町が豊川市と合併。残る小坂井町も06年から合併協議を進めていた。

 小坂井町の伊藤憲男町長は「高齢化を見据え、合併は不可欠と判断した。パイを大きくすることで高齢者に優しいまちづくりを進めてほしい」と注文。「4町の神社仏閣や祭りを結ぶツアーを企画するなど、それぞれの特徴を生かしてほしい」と提案している。 

 (志方一雄)

4548とはずがたり:2010/02/11(木) 13:08:34
<東北・北海道>岩手県

一関・藤沢 合併に関する住民懇談会始まる (2010年02月10日 12:05 更新)
http://news.ibc.co.jp/item_13063.html

来年度の合併を目指す一関市と藤沢町では昨夜から住民懇談会が始まり、自治体と住民が合併に関する意見を交換しました。
このうち藤沢町では、保呂羽コミュニティーセンターに住民およそ60人が集まりました。懇談会に出席した藤沢町の畠山博町長は、「1万人未満の小規模自治体は行政サービスの維持が困難。町の発展のために合併は必要」と合併への理解を求めました。そして、合併研究会が調査してきた合併後の財政シミュレーションなどを説明しました。住民から合併に反対する意見は出されなかった一方で、「町民病院や縄文ホールなどの施設の維持は可能なのか」「新しい市で町民の声が行政に届くのか」など不安の声が多く出されていました。住民懇談会は一関市は14日まで藤沢町は18日まで各地区で行われます。

4549とはずがたり:2010/02/14(日) 12:39:13
<近畿>滋賀県

安土町議会リコール投票始まる 滋賀、合併めぐり
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021401000081.html

 合併の賛否をめぐる滋賀県安土町議会のリコール(解散請求)の是非を問う住民投票が14日、始まった。即日開票され、深夜にはリコールの賛否が判明する。

 有効投票総数の過半数の賛成でリコールは成立し町議会は解散。40日以内に町議選が実施される。当日有権者数は9710人で、午前9時現在の投票率は4・4%。

 安土町と同県近江八幡市は3月21日に合併することが決まっており、リコールの結果は影響しない。

 昨年10月、合併反対派の大林宏町長が提出した合併の賛否を問う住民投票条例を町議会が否決。反発した「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」がリコールを目指し署名を集め、11月に町選挙管理委員会へ提出した。町議6人が異議を申し立てたが、町選管は有権者数の3分の1を上回る3686人分を有効と認定した。

 同会の白木敬祐代表は「民意の届く議会に変えたい」と主張。一方、合併推進派の橋博町議会議長は「合併は覆らないのだから、リコールは税金の無駄遣いだ」としている。
2010/02/14 09:49 【共同通信】

4550名無しさん:2010/02/14(日) 14:52:20
この子すさまじいヤリマンだな
http://tr.im/KPSz

4551とはずがたり:2010/02/22(月) 20:36:45
<近畿>大阪府

橋下知事 大阪市長と激論 生活保護や府市統合構想など
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100222-00000016-maip-pol
2月22日14時14分配信 毎日新聞

 橋下徹・大阪府知事と平松邦夫・大阪市長による意見交換会が22日、大阪市内であり、生活保護の問題や府市統合構想を巡り丁々発止のやり取りを展開した。「まずは府市統合を」と将来ビジョンを主張する橋下知事に、平松市長が「理想論だけでは何も進まない」と指摘、議論は最後までかみ合わなかった。

 会は府市連携議論の公開が目的。初めに平松市長が、▽あいりん地区からみる生活保護と雇用問題▽大阪市立支援学校の工事に府の補助金が出ない問題▽白紙に戻った府市水道統合−−の3点について、見解を求めた。

 橋下知事は「いずれも府市統合を進め、指揮官(首長)が1人になれば解決する」と持論を展開。平松市長が「今できることを具体的に議論しないと何も進まない」と指摘すると、橋下知事は「広域行政と基礎自治体の役割分担が必要だ」と繰り返した。

 終了後の会見でも、橋下知事が「4、5月に府市統合の(具体的な)方針を出す」と述べると、平松市長は「イメージ先行で多くの人が間違った方向に引きずられる危険性がある」と反論した。【福田隆】

最終更新:2月22日15時27分
毎日新聞

4552とはずがたり:2010/02/23(火) 18:04:59
<首都圏>埼玉県

地味にやってんだな,此処。

第5回川口市・鳩ヶ谷市任意合併協議会 開催のお知らせ
http://www.kh-gappei.com/2010/02/%E7%AC%AC%EF%BC%95%E5%9B%9E%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E5%B8%82%E3%83%BB%E9%B3%A9%E3%83%B6%E8%B0%B7%E5%B8%82%E4%BB%BB%E6%84%8F%E5%90%88%E4%BD%B5%E5%8D%94%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E3%80%80%E9%96%8B%E5%82%AC%E3%81%AE/
 平成22年3月26日(金)午前10時から、鳩ヶ谷市役所2階「市民フォーラム」において、第5回川口市・鳩ヶ谷市任意合併協議会を開催します。

 なお、会議は傍聴することができます。

4553とはずがたり:2010/03/05(金) 20:45:10
<近畿>滋賀県

Kyoto Shimbun 2010年03月04日(木)
安土町民、合併反対62%
町が賛否アンケート
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100304000184&amp;genre=A2&amp;area=S00

 合併に関する住民アンケート結果を集計する町職員たち(安土町コミュニティー防災センター)


 安土町は4日、近江八幡市との合併の賛否などを問う住民アンケートの集計を行った。回答率は66・7%で、有効回答に対して、合併反対が62・1%に達し、合併賛成は37・9%にとどまった。21日の合併は決定しており、アンケート結果は合併効力に影響しない。

 ■新市名「安土八幡」が最多

 アンケートは、はがきに記入して返送する方式で実施、18歳以上の町民1万211人に2月19日から郵送した。返送期日の2日までに6813人が回答し、合併反対4158人、賛成2536人、無効119人だった。

 新市にふさわしいと思う名を尋ねた項目では「安土八幡」が最多の39・7%で、「安土」20・7%、「近江八幡安土」15・5%と、安土を含む名が75・9%を占めた。新市名に決まっている「近江八幡」は14・8%、「その他」は9・2%だった。

 結果について、大林宏町長は「合併も市名も住民無視で決めたことがよく分かった。合併を進めた前町長と前町議は責任を取ってもらいたい。市名変更を求めるかどうかは合併後に新市議が判断すると思う」と述べた。

 アンケートをめぐっては、町議会は予算を否決したが、リコール(解散請求)住民投票で町議会が不在になり、大林町長が専決処分で予算約170万円を確保して実施に踏み切った。前町議が「不当な支出」として大林町長にアンケート費返還を求める住民監査請求を起こしている。

4554とはずがたり:2010/03/07(日) 19:03:41
<東海・甲信越>山梨県

いやあ,紆余曲折有りましたが遂に合併へ。
増穂も鰍沢も字名としては無かったのか。中心村落の字名ではなかったと云う事か?

2010年03月07日(日)
増穂、鰍沢町が合併
富士川町あす誕生
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/03/07/3.html

 増穂、鰍沢両町が合併し、「富士川町」が8日発足する。新市町村合併特例法に基づく合併としては、2006年8月の笛吹市と芦川村以来2例目。人口は1万6895人(昨年12月末現在)で、県内の町村で4番目の規模の町が誕生する。
 新町の面積は111・98平方キロメートルで、県内では14町村中5番目の広さになる。2008年度決算を基に財政状況を見ると、税収規模は17億8696万8千円で6位。1人当たりの町債残高は45万2千円と5番目に少ない一方、貯金に当たる財政調整基金残高は9億6720万円で5番目に多い。
 新町の組織は16課局体制。増穂町役場が本庁舎となり、総務、企画など7課と議会事務局を配置。分庁舎(鰍沢町役場)に農林振興など3課を置き、鰍沢サービスセンターを設ける。教育委員会は教育総務と生涯学習の2課を鰍沢町教育文化会館に設置。福祉保健、上下水道課と文化ホール事務局は増穂町内に置く。
 住所は「富士川町」の後に両町の大字が付く。増穂の名称は新しい住所表示から消えるが、鰍沢町の大字のない地区は「富士川町鰍沢」と表示するため、鰍沢の名称は新町でも残ることになる。
 両町長や特別職は失職し、石川洋司鰍沢町長が新町の町長が決まるまでの間、町長職務執行者を務める。3月末に期限が切れる新市町村合併特例法に基づく県内では最後の合併。同町の発足に伴い、県内は27市町村となる。
 8日は本庁舎前で開庁式を行い、町旗掲揚や関係者によるテープカットなどで新町の誕生を祝う。選挙管理委員会も開く予定で、初代町長選と町議選の日程を決める。

4555とはずがたり:2010/03/09(火) 22:33:24
<東北・北海道>北海道

3市町合併を検証・釧路市
2010/3/9 15:03
http://www.namara-hokkaido.net/topics/news/news.php?id=21195

釧路市は3市町合併から4年が過ぎたことなどから合併についての検証作業を進めている。合併特例債は湿原の風アリーナをはじめとする施設整備などに充てられ、3地区の振興に効果を上げたが、単年度黒字が見込まれた2010年度の予算編成で財源不足が生じるなど、財政状況は当時まとめたシミュレーション通りとは言えない。市は6月までに詳しく分析する。

4556とはずがたり:2010/03/10(水) 13:36:25
<九州・沖縄>熊本県

いよいよですなぁ〜♪

合併交付金の減額要求 熊本市議会総務分科会
http://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/20100304001.shtml

 熊本市議会予算決算委員会の総務分科会は3日、09年度3月補正予算案に計上された城南町合併特例区の区長や協議会委員の給料・報酬(3月分)にあたる交付金について、「(就任が予想される)城南町議は3月分を満額受け取るため報酬の二重取りになる恐れがある」として減額要求を全会一致で決めた。4日の委員会に補正予算減額の修正動議を出し、審議する。

 合併特例区交付金は23日の城南、植木両町との合併に伴い、3月分の両特例区長の給料や協議会委員の報酬で、23日以降の土日曜を除いた7日分。区長や協議会委員は市長が選任するが、合併前の首長や議員が就くのが慣例となっている。

 このため委員が「町長や議員として3月分の給料・報酬を得ているのに、市から7日分が支給されれば二重取りになるのではないか」と指摘。市が両町に確認したところ、城南町議だけ条例の規定上、3月分が満額支給されることが判明した。

 減額修正は、同町合併特例区交付金125万円のうち、協議会委員の報酬(16人分)91万4千円。(横山千尋)



熊本日日新聞 2010年03月04日

4557チバQ:2010/03/10(水) 23:36:43
http://www.j-cast.com/2010/03/10062027.html
道州制で静岡県は分裂? 浜松市長発言が波紋
2010/3/10 18:27
道州制の区割りは、現在の都道府県の枠組みを前提とする必要はない――静岡県の浜松市長の発言が注目を集めている。同じ県内にある静岡や伊豆よりも、愛知県や長野県の一部と一体化する構想を示唆したためだ。浜松と静岡はもともと遠江と駿河という別の国だった。研究者からは「浜松と静岡が別の州になるのは、地域住民の生活感覚にあっている」という声も出ている。

静岡県同士ではなく、愛知県や長野県の自治体と連携
静岡県浜松市の鈴木康友市長は2010年3月8日の市議会で、道州制について

「現在の都道府県の枠組みを前提とした区割りである必要はない」
と述べ、必ずしも静岡県全体が同じ州に入らなくてもよいという見解を示した。その背景には、浜松市や愛知県豊橋市、長野県飯田市が中心になって進めている「三遠南信地域」の連携構想がある。

三遠南信地域とは、愛知県東部の東三河地域と静岡県西部の遠州地域、長野県南部の南信州地域からなる3県の県境地域。古来、天竜川や豊川などの川筋・谷筋に沿った「塩の道」を通じて経済的・文化的な交流があり、現在は自動車道路の整備などを中心に自治体や経済団体が県境を超えた繋がりを深めている。

道州制をめぐっては、2006年2月に政府の地方制度調査会が3つの区割り案を示しているが、いずれも都道府県を前提にしたもの。静岡県は愛知県などと同じ州とされる一方で、長野県は群馬県と同じ州に組み入れられている。ところが浜松市や飯田市などは同年秋の三遠南信サミットで「三遠南信地域を分割しないで、一つの州とすること」を決議するなど、政府案に反発しているのだ。
「現在の都道府県の区割りを前提とする必要はない」という鈴木市長の発言が地元紙・静岡新聞で報じられると、2ちゃんねるにスレッドがたち、

「浜松市民としては静岡市は遠い感じで 豊橋などの三河、東栄より北の長野方面の方がなじみがあるんだよね」
「浜松は中部州、静岡は関東州でいいんじゃない? 静岡は分裂するしかない」
といったコメントが書き込まれた。江戸時代まで浜松は遠江、静岡は駿河という別々の国だったこともあり、同じ静岡県といっても住民の連帯意識は強くないともいわれる。

「浜松市長の発言は住民の生活感覚を反映したもの」
「静岡県は大井川を境にして生活感覚がだいぶ違う。大井川の東側の住民は東京を見ているのに対して、西側の浜松あたりの人は名古屋を見ている」
と話すのは、共立総合研究所主任研究員の江口忍さんだ。

江口さんは2009年11月に、静岡県や三重県、長野県の住民の意識を示すデータを分析して「『東海州』の範囲はどこまでか」というレポートをまとめた。そこでは、市町村別の新聞購読シェアに注目。浜松市は、東京系の新聞(全国紙)よりも名古屋系の新聞(中日新聞など)を購読している人のほうが多いが、静岡市は、逆に東京系の新聞を取っている人のほうが多いことなどを挙げている。

「静岡県西部と愛知県は自動車産業の集積地という点で一体性が強い。浜松市長の発言は、住民の自然な生活感覚を反映したものといえるのではないか」
と江口さんは評価。道州制の議論を進めるためには住民の意思を無視できない、という考えを示した。

地方自治問題を取材しているフリーライターの小川裕夫さんも、

「現政権が進めている地域主権改革で重要なのは、基礎自治体(市町村・東京23区)に権限を下ろすことだから、都道府県の枠にこだわる必要はない。平成の市町村合併では、長野県山口村と岐阜県中津川市のように地域の実情を反映した県境合併があった。道州制の議論でも、既成概念をとっぱらって考えていくべきだ」
と話している。

4558とはずがたり:2010/03/11(木) 00:29:11
>>4557
県東部は首都圏の広域経済圏に組み込まれてるしな〜。
長野県も広いし康夫がヒステリックに分割に反撥してたけど中京圏と関東甲信越圏に分割されるのも悪くないと思う。

4559とはずがたり:2010/03/16(火) 00:55:53
<九州・沖縄>鹿児島県

姶良町で閉町式 3町合併で23日姶良市誕生
(2010 03/13 17:30)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=22723

姶良町制55年の閉町をしのび、町民歌を斉唱する来場者ら=13日、姶良町の中央公民館
 加治木、姶良、蒲生3町が合併して「姶良市」が誕生することに伴う姶良町の閉町式が13日、中央公民館であった。町民ら約600人が、町制55年の歴史と発展に思いをはせ、新市のスタートに向け心を新たにした。14日は、蒲生町が午前10時から中央公民館で、加治木町が午後1時半から加音ホールでそれぞれ閉町式を行い、3町は23日に新市の発足を迎える。「平成の大合併」による鹿児島県内の市町村合併は、同市が最後となる。
 13日の式典で、城光寺俊和町長が「歴史に一つの大きな区切りを迎える。新たな歴史の第1楽章を響かせる記念すべき時になることを願わずにいられない」と式辞を述べた。
 このほか、地方自治や教育文化への長年の貢献に対し特別功労者を表彰、同町の歴史を映像で振り返り、全員で町民歌を斉唱した。最後に北山小6年の大島拓哉君と5年の小溝杏奈さんが町旗を収納し式典を閉じた。

4560とはずがたり:2010/03/23(火) 02:45:52
<九州・沖縄>熊本県

Kyoto Shimbun 2010年03月23日(火)
熊本市、2町と合併
12年に20番目の政令市へ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100322000106&amp;genre=A1&amp;area=Z10

 隣接する熊本県植木町、同県城南町と合併した新しい熊本市が23日、誕生した。新市は面積389・5平方キロ、人口は政令指定都市の要件の70万人を上回る約72万8千人。政令市の人口要件を緩和した新合併特例法は今年3月末で期限切れとなるが、期限内に合併したことで、2012年4月にも政令市に移行する見通しだ。

 今年4月に移行する神奈川県相模原市に続いて全国で20番目、九州で3番目となる。

 11年3月には九州新幹線鹿児島ルートが全線開業予定で、熊本市は「開業効果と政令市移行で、さらなる飛躍を目指したい」としている。

 同市は08年に両町と協議会を設置。両町の住民投票などを経て昨年10月、合併が決まった。現在は権限移譲についての県との協議や、区割りについての審議を続けている。(共同通信)

4561とはずがたり:2010/04/05(月) 21:02:31
<北関東>群馬県

合併その後 ’10ミニ統一地方選を前に<上> 旧町村にくすぶる不満
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/2047
2010年3月28日

 「沼田市と合併しない方が良かった。村役場は振興局になり、行政サービスは低下。何のメリットもない。多くの住民が合併の見直しを訴えている。」
 二十六日夜、同市利根町追貝の元区長で利根村議も務めた小林喜市さん(69)は、山あいの自宅で憤りをあらわにした。

 二〇〇五年二月に当時の沼田市と利根村、白沢村が合併。沼田市の国民健康保険(国保)税の税率が改正された。中でも旧利根村の住民は引き上げ率が高く…値上げされた。

 理由について、医療問題に詳しい市議会関係者は「旧利根村は医療機関が少ないので、村が無料のがん検診や人間ドックを行い、病気の早期発見に努めてきたこともあって医療機関の受診者が少なく保険税率が低かった」と説明。「病院が多い都市部の沼田市と合併すれば、医療費が多くかかる。その分、国保の保険税率はアップする」という。

 旧利根村の住民にとって負担が増えたのはそれだけではない。下水道使用料も合併前は二カ月で五十立方メートルの水を使用した場合、三千九百九十円だったのが、〇八年度からは四千九百円に値上げされた。さらに来月からは五千八百円、一二年度からは六千七百円と段階的に引き上げられ、最終的には67・90%もの改定率となる。
 ■     ■
 活性化が課題の安中市松井田町の中心商店街。旧中山道の宿場町としてにぎわってきたが、今は面影も薄い。松井田町も〇六年に安中市と合併したが、同町西横野の農業新井亨さん(56)は「合併はするべきではなかった。国保税については、松井田は引き下げの予定だったが合併で高くなった。安中の商店街の寂れたシャッター街が松井田の商店街にも飛び火した」とばっさり。

合併その後 ’10ミニ統一地方選を前に<中> 村が歩む自主独立
2010年3月29日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/2048

 西毛の南牧村は日本一の高齢化率と少子化率で知られる。下仁田町との合併は二〇〇四(平成十六)年八月に行われた同町住民投票で否決された。南牧村役場企画情報課の中堅幹部職員は「合併を望む村民の声もあるが、独立でいくしかない状況になっている」。
 同村の人口は一九五五(昭和三十)年に一万八百九十二人だったが、今年二月に二千六百六十二人に。二〇一九(平成三十一)年には千八百四十人と推計されている。人口減は村の存続にかかわる最も深刻な問題だ。
 村は新年度、村内に住む園児の保育料免除、公立小中学校に通う児童・生徒の給食費無料化、村に転居してきた子育て世代への奨励金など、子育て支援策を実施する。
 ■     ■

4562とはずがたり:2010/04/05(月) 21:03:37
<北関東>群馬県
>>4561-4562
 尾瀬や谷川岳に囲まれた北毛の利根沼田地区。「平成の大合併」で沼田市への編入合併を選んだ利根村と白沢村とは違い、片品村と川場村、昭和村は合併せず「自主自立の道」を歩み続けている。

 約三十年前から東京都世田谷区と交流のある川場村。年間約六万人の区民が観光に訪れる。昼夜の寒暖の差を生かした高品質のリンゴやトマトの生産も盛んで「農業プラス観光の村」がキャッチフレーズ。村民アンケートで「自立」を決めた。
 同村産コシヒカリの「雪ほたか」もコメの品質を競う全国大会で三連覇中で、全国から注文がくるブランド米に成長。関清村長は「村民が満足する豊かな村づくりが行政の根幹」とアピールする。

 日本一のコンニャクイモ生産量を誇り、県内屈指の高原レタスの産地として有名な昭和村。住民アンケートと村議会の議決で「沼田市との合併はしない」と判断した。加藤秀光村長は「目指すは海外だ。来月、ロシアに行き、コンニャクイモを売り込んでくる。近く香港でレタスもPRしたい」と意気込む。

 尾瀬や多くのスキー場、温泉など豊かな自然と観光資源に恵まれる片品村は「小さくても輝く村。おぜの郷、片品村」が合言葉。自立の方針は住民投票で決めた。千明金造村長は「少子化と高齢化という大きな課題も抱えるが、基幹産業の観光と農業で村を活性化させたい」と語る。

 三村と沼田市との合併が実現しなかった大きな要因の一つは、深刻な財政難に悩む同市の求心力不足。

合併その後 ’10ミニ統一地方選を前に<下> 第二幕へ めぐる思惑
2010年3月30日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/2049

 二〇〇六年に高崎市に編入合併した旧新町。旧両市町の間には藤岡市と玉村町の境界が入り込み、今も「飛び地」状態が続く。
 旧新町は、もともと多野藤岡地域として藤岡市と結び付きが強く、消防は合併後も多野藤岡広域市町村圏振興整備組合が担う。
 こうした事情もあり、藤岡市民の反応は複雑だ。市民の一部からは「藤岡、高崎の両市が合併すれば、住民生活や観光客誘致などのために便利ではないか」との声も出ている。
 一方で「高崎市の飛び地解消のために藤岡市が合併で協力する必要があるのか」などと、高崎との合併に反発する声は依然、根強い。
   ■   ■
 「広域行政は進めるが、市民感情を考えると合併なんて話ではない」
 みどり市の誕生から丸四年となった今月二十七日。石原条市長は市政報告会で、支持者らを前に合併機運の盛り上がらない現状を認めた。
 「平成の大合併」では、現在は桐生市とみどり市に分かれた旧六市町村と、太田市と合併した旧藪塚本町の計七市町村の枠組みで大合併を目指す動きもあった。
 しかし、競艇の存廃問題をきっかけに論議は迷走。その結果、桐生市は、旧桐生市部と旧村部が、みどり市によって東西に分断される飛び地合併となった。

 その後、桐生市は飛び地解消に向け、みどり市との早期合併の方針を打ち出した。両市の行政サービスの水準を近づける取り組みや、両市長が円滑に意思疎通するための会議も設けた。みどり市側にも「飛び地合併は不自然」と理解を示す声もあり、“第二幕”の機運が高まるかに思われた。

 しかし、合併に積極的な桐生市民と、地域内で温度差があるものの消極意見の目立つみどり市民との間の溝は埋まっていない。
(この企画は山岸隆、加藤益丈が担当しました)

4563荷主研究者:2010/05/15(土) 15:18:27

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20100507103.htm
2010年5月7日03時16分 北國新聞
消える「石川郡」 野々市町、来秋にも市制移行 県名のルーツ、惜しむ声

1872年に県庁が金沢から移された跡に建つ記念碑=白山市美川南町の石川ルーツ交流館

 律令時代から続き、石川県の県名の由来にもなった「石川郡」が、来年10月にも実現する野々市町の市制施行で消える。6日、県が発表した推計人口(4月1日現在)は、県内19市町で野々市のみが増加。5万1050人となり、市制移行の日が迫る。地元には長年親しんだ郡名を惜しむ声もある。「石川郡」を探訪した。(松本祐希)

 石川郡が生まれたのは平安遷都から29年後の823(弘仁14)年。往時は郡役場が置かれたが、現代の「郡」とは何なのか。まず町役場に向かった。

 町職員によると、郡は今では住所表記で使われるくらいで、総務省の見解は「地理的な区分を指す呼称」。1878(明治11)年制定の郡区町村編制法で郡役所が置かれたが、26(大正15)年に廃止となり、地名としてのみ残ったらしい。

 明治期、石川郡では72(明治5)年に旧美川町(現白山市)に県庁が移された。薩摩藩(現鹿児島県)出身の初代知事、内田政風が加賀藩士との確執から政府に移転を申し出たためで、「金沢県」だった県名が郡名にちなんで「石川県」に改称された。県庁はわずか1年足らずで再び金沢に戻ったが、美川ではいち早く太陽暦が採用され、地域発展に影響があったとされる。

 跡地に建つ石川ルーツ交流館の宮保彰館長は「この地で県庁が建てられたのは地元の誇りだ」と話し、郡の輝かしい歴史を刻んだ「石川県廰(ちょう)趾」の石碑を解説してくれた。

 石川郡は「平成の大合併」前、県内8郡のうち面積が最大で人口は2位。2005年2月、野々市町を除く美川、鶴来2町と河内、吉野谷、鳥越、尾口、白峰5村が松任市と合併して郡から抜け、石川郡は最も小さい郡となった。県内の郡では珠洲、鳳至、江沼の3郡名が消え、新たに鳳珠郡が誕生している。

 野々市町には今も「石川郡民」の意識がある人もいる。町ふるさと歴史館の市村正則館長は「生まれてから暮らし続けている町も郡も、ふるさとや」と愛着たっぷり。2005年に解散した旧石川郡体育連盟理事長の宮川渉さんは「郡が消えると選手が情熱を注いだ歴史も薄れるようで寂しい」と話した。

 郡名は金沢城の石川門の由来でもある。県金沢城調査研究所の木越隆三副所長によると、城から石川郡に向かう門だから命名されたとの説と、郡の民が献上したことにちなむとの説がある。

 平成の築城で河北郡由来の「河北門」が再建された一方、石川郡は市制施行で自然消滅する。野々市町新市名称検討委は今月11日に新市名の答申案を決める予定で「野々市市」が有力だ。市制施行と表裏一体で郡名が消えることに寂しさをぬぐえないのは、野々市町民だけではないだろう。

4564とはずがたり:2010/05/25(火) 01:56:04
<東海・関東・甲信越>山梨県

2010年04月27日(火)
市川三郷町と合併へ検討組織
富士川町が近く立ち上げ
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/04/27/4.html

 富士川町の志村学町長は26日、町長選の公約に掲げた市川三郷町との合併実現に向け、合併の必要性や効果などを調査、研究する検討組織を夏までに立ち上げる考えを明らかにした。近く市川三郷町の久保真一町長と会談し、富士川町との合併に関する検討組織を市川三郷町にも設置するよう申し入れる意向を示しており、合併論議を本格化させる方針。
 志村町長は取材に対し、「市川三郷町とじっくり話し合い、小さいながらも市をつくりたい」とし、市川三郷町との合併を目指す考えをあらためて強調。近く、久保町長と面会し、地域医療など広域的な課題解決に向け、合併を視野に入れた連携を働き掛ける考えも示した。富士川、市川三郷の両町に検討組織を立ち上げることで、「歩調を合わせながら議論を進めていきたい」としている。
 検討組織は、庁内に設置するワーキンググループと、住民を交えた研究会を想定。合併の必要性のほか、産業振興や地域医療など広域的な課題に対し、合併することでどのような解決策を見いだせるか協議する。志村町長は「住民の意見を聞きながら検討を進め、最終的に合併に導くことができれば」としている。
 一方、市川三郷町はこれとは別に、年度内にも合併に関する研究組織を発足させる予定。久保町長はこれまでの取材に対し、合併には前向きなスタンスを示す一方で、枠組みについては「民意が大切」として明らかにしていない。

4565とはずがたり:2010/05/25(火) 14:13:03
<中国・四国>島根県

東出雲町住民投票「賛成」 松江市に「合併よろしく」 町長訪問 来月上旬に法定協
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20100525-OYT8T00058.htm

 松江市との法定合併協議会設置が決まった23日の住民投票結果を受け、東出雲町の鞁嶋弘明町長らが24日、松江市役所を訪れ、松浦正敬市長に結果報告をした。会談で、松浦市長と鞁嶋町長は、合併協を6月上旬に設置する方針で意見が一致、合併協のメンバーについても、早期に人選に取りかかることを申し合わせた。

 報告には、山崎功副町長や野津貞夫町議会議長、野津勝副議長らも同行。市長室で、鞁嶋町長が松浦市長に、投票結果を記載した文書を手渡した。

 賛成票が反対票の約2倍と、大差だったことについて、鞁嶋町長が「予想以上の差。私の考え方を多くの町民に後押ししてもらったと受け止めている」と述べると、松江市長も「(合併を望む)町民の思いがストレートに反映された結果なのでは」と感想を語った。

 合併協の初会合の開催時期については、松浦市長は「設置は決まったので、あとは議会と調整して人選を早く行い、来月早々には第1回目の会合を開きたい」とした。鞁嶋町長は「合併に関しては、すでに任意協議会で議論し尽くしてきた」と強調。法定協で話し合う議題は限られているとの考えを示し、「8月中には法定協議会を終えたい、との見解は、松浦市長と一致している」と話した。

 一方、法定協設置案を4月に否決した町議会に対して、鞁嶋町長は「住民投票の結果を尊重して、適切に判断してもらうことを強く望む」と注文を付けた。
(2010年5月25日 読売新聞)

4566とはずがたり:2010/05/31(月) 13:07:31
<東海>愛知県

海部市派が5800票弱に名古屋市派が3800票強とも云える訳で一筋縄ではいかないかなぁ・・

選挙:大治町長選/大治町議補選 町長選に3人が届け出 町議補選は無投票 /愛知
5月26日11時12分配信 毎日新聞
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/1365

 任期満了(6月10日)に伴う大治町長選が25日告示され、新人で元衆院議員秘書の広田幸治氏(27)、現職の小林隆氏(75)、新人で元中日選手の岩本好広氏(50)=みんなの党推薦=の無所属3氏が立候補を届け出た。30日投開票される。
 同町は08年に七宝、美和、甚目寺の旧3町(現あま市)との4町合併を模索する東部四町合併研究会から離脱し、この枠組みでの合併は成立しなかった。今回の町長選では、当面の目標として広田氏と小林氏がそれぞれあま市との合併を、岩本氏は名古屋市との合併を視野に入れており、合併の枠組みが争点となりそうだ。

 ◇大治町長選立候補者(届け出順)
広田幸治(ひろた・こうじ) 27 無新
 [元]衆院議員秘書[歴]病院介護職員▽名古屋市工高中退
小林隆(こばやし・たかし) 75 無現(1)
 機械製造業[歴]大治中P会長▽町議▽北海道・栗山中
岩本好広(いわもと・よしひろ) 50 無新
 [元]中日選手・コーチ[歴]阪急選手▽町議▽半田農高


みんなの党推薦の無所属新顔が当選 愛知・大治町長選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/1374

 愛知県大治町長選挙が30日投票され、即日開票の結果、みんなの党の推薦を受けた無所属新顔の前町議岩本好広氏(50)が、現職ら2人を破って初当選した。
 岩本氏はプロ野球中日ドラゴンズの選手、コーチなどを経て、2003年に同町議に初当選した。町長選では、町民税10%減税や名古屋市との合併などを公約に掲げた。

選挙:大治町長選 みんなの党推薦・岩本氏、接戦制し初当選 /愛知
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100531ddlk23010152000c.html

 任期満了(6月10日)に伴う大治町長選は30日投票、即日開票され、無所属新人の元中日選手、岩本好広氏(50)=みんなの党推薦=が、現職の小林隆氏(75)と新人の元衆院議員秘書、広田幸治氏(27)の無所属2人を破り、初当選を果たした。投票率は43・56%(前回47・90%)で、町に記録が残る1969年以降で最低。

 自治体合併の枠組みが最大の争点となった。町の住民意識調査(03年・抽出)では、合併を望む町民のうち、名古屋市との合併を挙げた人がほぼ半数でトップ。岩本氏は名古屋市との合併推進や町民税の10%減税などを訴え、ともにあま市との合併推進を掲げた小林氏と広田氏を抑えた。【岡村恵子】

==============
 ◇大治町長選開票結果
当 3818 岩本好広 50 無新
  3735 小林隆  75 無現
  2061 広田幸治 27 無新
 =選管最終発表
==============
 ◇大治町長略歴
岩本好広(いわもと・よしひろ) 50 無新(1)
 [元]中日選手・コーチ[歴]阪急選手▽町議▽半田農高

4567チバQ:2010/06/03(木) 22:23:04
道州制はここだっけ?
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001006020004
新潟は北関東?北陸?東北?
2010年06月02日


「新潟は東北」と認識を示す東北経済連合会の高橋宏明会長


東経連の副会長として総会に出席した敦井栄一・北陸ガス社長(左)と小島国人・第四銀行会長。席はひな壇の左端だった=いずれも5月25日、仙台市

 夏の参院選で民主党の苦戦が現実味を帯びてきた。民主党は、議席を伸ばすとみられる「みんなの党」に連立を働きかけるともささやかれる。みんなの党は「道州制の導入」が政策3本柱の一つ。連立した場合は、道州制の議論が復活する可能性がある。新潟県はどう扱われるのか。これまでの議論や、最近の地域連携の動きをまとめた。(小山田研慈、藤井裕介、大内奏)


   ◆


 「参院選の結果次第で、いろんなことがあってもおかしくない」。みんなの党と民主党の連立について、みんなの党・農都共生支部長の宮越馨(かおる)氏はこう話す。上越市を拠点とする宮越氏は、同党公認で比例区で立候補する予定だ。


 連立の場合、道州制の議論復活について「渡辺喜美代表の主張でもあり、十分考えられる」としている。


 実際、原口一博総務相は5月19日の日本経団連との意見交換会で、道州制について「スピード感をもってやりたい」と前向きな姿勢をみせた。みんなの党を意識したのでは、との見方もある。


 過去の区割り案では、新潟は大きく三つのケースに入る。(1)北関東(埼玉県や長野県が入る場合も)(2)北陸(3)東北だ。


 宮越氏は2014年度開通予定の北陸新幹線がカギとみる。「新幹線を中心に区分し、新潟は北陸信越に入るのがいいと、今は思う」。ただ「経済的には新潟は関東や北関東と関係が深いので、その選択肢もある」とする。


 参院選の自民党の立候補予定者、中原八一氏は「新潟市出身なので北関東に親近感を感じる。子どもを関東の大学に入れたり、就職したり人的な交流もある」とする。しかし「上越は北陸が、山北・村上は東北と近い。新潟は一つに決めるのは難しい」と言う。


 民主党の立候補予定者、田中直紀氏は、現段階では道州制の議論が進むことに否定的だ。「民主党は地域主権を訴え、まず地域の財源、権限を増やすという考え。道州制は、選挙制度(の区割りなど)とも絡みがあるので、簡単ではないと思う」と話す。


 県は5月26日、群馬、埼玉との3県知事会議を7月から定期開催すると発表した。「関東」との連携を深める動きだ。3県は上越新幹線や関越自動車道で結ばれている。泉田裕彦知事は「新潟を通じて(中国などの)大陸に目を向けてほしい」。埼玉県の上田清司知事も港や空港のある新潟との連携に前向きだ。

4568チバQ:2010/06/03(木) 22:23:28
  ◆


 「ロシア、中国に面する新潟はとても重要。今後もぜひ一緒に活動していきたい」
 5月25日に東北経済連合会会長に就いた高橋宏明・東北電力社長(今月下旬に会長就任予定)は同日こう語り、新潟にラブコールを送った。


 東経連は東北の経営者ら約800人でつくる東北最大の経済団体。経済の面から、新潟を含めた「東北7県」の活性化を目的に活動する。「新潟は東北」との認識だ。


 東経連の前会長は、渡辺喜美・道州制担当相(当時)が2007年に設置した道州制ビジョン懇談会の下の道州制協議会のメンバーだった。


 「みんなの党が政権入りしたら道州制の議論が再開するのでは、とみている」。東経連の事務局幹部はこう話す。


 東経連が「新潟は東北」とこだわるのは、同会が事実上東北電力主導の団体で、同社の営業地域に新潟が入るという面もある。地域の発展は結果的に電力販売増につながる。管内7県のうち電力販売量は新潟が最大で全体の21%を占める。仙台市にはないロシア、中国(開設準備中)の領事館もある。


 1942(昭和17)年から翌年にかけて、国が配電会社を再編。東北電力の前身の管轄が今の7県になり、今日まで続く。戦後の米軍統治も東北7県のくくりだった。


 ただ、現在の新潟では、新潟を東北と感じるのは少数派のようだ。田中角栄元首相の関係で新幹線、高速道路ができ、東京と直結した影響もあるとみられる。


 敦井栄一・新潟商工会議所会頭は、経済的には関東方面との関係が深いとの認識だ。ある副会頭も「新潟は東北ではない。我々は(東北電力の本社がある)仙台を見ているわけではない」。


 東北に住む東経連の複数の副会長も「昔はともかく、新潟を東北と呼ぶのはやや無理がある」と話す。


 ただ、新潟も、東経連と連携せざるを得ない面がある。


 新潟と東北を結ぶ「日本海沿岸東北自動車道」(日東道)や、新潟港のインフラ整備だ。東経連は日東道の早期完成や、新潟と仙台の港湾・空港などを活用する「東北グローバルツインハブ構想」を政府に働きかけてきた。新潟だけの陳情には限界がある。
「『東北』に入っておくメリットはある」と商工会議所関係者は話す。

4569とはずがたり:2010/06/23(水) 15:19:43

熊本市「区名」議論スタート 9月にも公募へ
2010年06月22日
http://kumanichi.com/news/local/main/20100622005.shtml

熊本市行政区画等審議会に5つの行政区の名称を諮問する幸山市長(中央奥)=同市

 幸山政史熊本市長は22日、2012年4月を目標とする政令指定都市移行時に新設する5つの行政区の名称(区名)について、市行政区画等審議会(会長・桑原隆広県立大教授、28人)に諮問した。懸案だった区割りと区役所位置が5月末に決着したことを受け、区割りと同様に市民の関心が高い区名の審議が始まった。

 区画審は9月ごろにも、区名のアイデアを市民から公募。本年度中の答申を目指す。

 幸山市長は「区名は市民に関心の高いテーマで難しい課題だが、市民の理解や納得が得られる結論をお願いしたい」とあいさつ。桑原会長は「市民の意見も踏まえ、分かりやすく、市民が愛着を持ち末永く親しまれる区名にしたい」と強調した。

 続いて事務局が先行政令市の区名や選定方法を説明。7月末の次回、「簡潔で親しみやすい」「各区の特色が表現されている」など区名選定の基本的な考え方や公募方法、公募意見から絞り込む際の基準などについて方針を決める。

 委員からは公募に際して、「市民から幅広いアイデアが出るように、条件などは作らない方がよい」との注文があった。

 また公募意見の取り扱いに関しては、「最多得票の区名を採用しなかった場合、市民への説明が難しい」という発言の一方、「数だけで決めず、あくまで参考にして決めればいい」「選定基準などに照らし、審議会で総合的に判断すべきだ」などの意見も出た。

 先行政令市でも、区名の絞り込みの際、議論が紛糾したケースがあることから、「選定基準を明確にしておくべきだ」との提案もあった。(横山千尋)

4570とはずがたり:2010/06/23(水) 15:45:48
>>4569-4570
タグ忘れてた

<九州・沖縄>熊本県

4571フムフム:2010/07/05(月) 17:44:13
住まいの口コミ
鹿児島姶良市 グリーンヒルズ・・・
あそこはひどいらしい建物の間が狭く住んでるガキが間で遊ぶらしい
まるで小学校の中庭で・・・お分かりでしょう。にぎやかさがすきなら
どうぞ。

4572とはずがたり:2010/07/08(木) 02:40:19
<東海>愛知県

届くか「5万人」 「市」目指す東浦町に暗雲…
2010年3月30日 中日新聞
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1148427444/442

4573ゆき:2010/07/30(金) 15:23:47
燕市の英慎くそ企業じゃない

4574とはずがたり:2010/08/15(日) 04:43:06
<中国・四国>島根県

東出雲町議会は大丈夫なんかな??
>鞁嶋町長は調印後、「本当に議決を得られるか一抹の不安を感じるが、必ず議決していただけると信頼している」と語った。

松江市と東出雲町、合併協定に調印
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001008100001
2010年08月10日

 松江市の松浦正敬市長と東出雲町の鞁嶋(かわ・しま)弘明町長が8日、合併方式や議員定数など38項目の協定事項をまとめた両市町の合併協定書に調印した。今月に予定される市町議会で合併関連3議案が可決されれば、新市実現に近づく。

 6月に設置された法定協議会では、東出雲町が松江市に編入する合併方式や来年8月1日とする合併期日、現在の市議の任期中は東出雲区域に市議を2人増員するなどの38項目の協定を協議。7月末までにすべてが承認された。

 松江市内であった調印式で松浦市長は「世界に誇れるオンリーワンの街、山陰をリードする街を目指す」、鞁嶋町長も「合併してよかったといわれる都市を目指して誠心誠意努力したい」と述べた。(大野正智)

山陰最大21万人都市へ 松江市と東出雲町、合併調印 島根
2010.8.10 03:53
http://sankei.jp.msn.com/region/chugoku/shimane/100810/smn1008100355002-n1.htm

 松江市と東出雲町の合併協定調印式が行われ、両議会の議決などを経て、来年8月1日に合併することが決まった。東出雲町の編入合併で松江市の人口は約21万人に増え、鳥取市を上回る山陰最大の都市になる。

 調印式は8日、松江市の松江テルサで行われ、松江市の松浦正敬市長や東出雲町の鞁嶋弘明町長、立ち会いの溝口善兵衛知事ら約400人が出席した。

 松浦市長は「生活圏が一体の松江と東出雲がひとつになることは、大いに意義がある」とあいさつ。鞁嶋町長も「合併してよかったと思う、山陰地方をリードする中核都市を目指す」と述べた。

 合併協定調印を受け、両議会は今月、合併議案を審議する。

松江と東出雲 合併協定書調印
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20100809-OYT8T00738.htm

 2011年8月の合併を目指している松江市と東出雲町は8日、合併協定書に調印した。両市町は盆休み明けに臨時議会を開き、可決されれば、県に合併申請する。新市の人口は約21万人となる。

 同市内で行われた調印式は、両市の関係者約400人が出席。新市の名前や議員定数など38項目について取りまとめた協定書に、松浦正敬・松江市長と鞁嶋弘明・東出雲町長が調印し、「山陰をリードする経済・生活・文化中核都市に」とあいさつした。

 東出雲町は臨時町議会を17日に予定しており、鞁嶋町長は調印後、「本当に議決を得られるか一抹の不安を感じるが、必ず議決していただけると信頼している」と語った。
(2010年8月10日 読売新聞)

4575名無しさん:2010/08/27(金) 06:46:12


4576とはずがたり:2010/09/06(月) 22:20:28
<北関東>栃木県

市町村合併:岩舟庁舎を当面、総合支所に決定−−佐野・岩舟合併協 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20100827ddlk09010134000c.html

 佐野市と岩舟町の法定合併協議会が26日、同町内で開かれ、岩舟町の庁舎を合併後に当分の間、総合支所とすることを決めた。

 総合支所は、既存の庁舎を利用して一部の部門を除き、現在の行政機能を残す方式。新庁舎建設などの費用を抑制でき、住民サービスも現状に近い。だが職員数が現在と同程度必要で、合併による事務作業の効率化があまりできないデメリットもある。

 また、小中学校の通学区域と学校名は現在の通りとなった。

 この他に使用料・手数料、条例・規則など10項目を協議して原案通り確認された。【古賀三男】

毎日新聞 2010年8月27日 地方版

4577とはずがたり:2010/09/06(月) 22:24:46

最近の主な更新内容
http://map.yahoo.co.jp/information
行政関連
2010年4月01日 相模原市が政令指定都市に移行……………………………神奈川県相模原市
2010年3月31日 川口町が長岡市に合併………………………………………新潟県長岡市
2010年3月31日 波田町が松本市に合併………………………………………長野県松本市
2010年3月31日 江迎町と鹿町町が佐世保市に合併…………………………長崎県佐世保市
2010年3月29日 大平町と藤岡町と都賀町と栃木市が合併して栃木市に…栃木県栃木市
2010年3月28日 六合村が中之条町に合併……………………………………群馬県中之条町

2010年9月1日更新 今後の市町村変更情報
http://www.kokudo.or.jp/marge/index.html
実施年月日 現市町村名 合併等の内容 実施後の状況(数字はJISコード)  区分 人口
2011.4.1 愛知県幡豆郡一色町・吉良町・幡豆町、合併協議会 西尾市へ編入 西尾市(ニシオシ)(同郡消滅) 法 163,379
2011.8.1 島根県八束郡東出雲町、合併協議会 松江市へ編入 松江市(マツエシ)(同郡消滅)32201 議 206,726
2011.9.26 岩手県東磐井郡藤沢町、合併協議会 一関市へ編入 一関市(イチノセキシ)(同郡消滅) 法 130,046
2011.10.1 栃木県上都賀郡西方町、合併協議会 栃木市へ編入 栃木市(トチギシ)(同郡消滅) 法 147,647
2011.10.1 島根県簸川郡斐川町、合併協議会 出雲市へ編入 出雲市(イズモシ)(同郡消滅) 法 173,713
〜2012.3.31 栃木県下都賀郡岩舟町、合併協議会 佐野市へ編入 佐野市(サノシ) 法 141,262
2012.4.1 熊本県熊本市 政令指定都市 報 723,707

4578とはずがたり:2010/09/29(水) 12:49:03
<道州制>

キッコーマン会長が酒田で講演 「道州制導入で競争を」
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100929t53004.htm

政権交代後の政治の現状などについて講演する茂木氏

 山形県酒田市の東北公益文科大で28日、創立10周年記念事業・鼎談(ていだん)「東北復権」の特別講演会が開かれ、キッコーマン会長で最高経営責任者(CEO)の茂木友三郎氏(75)が「日本の民主主義と地域主権を考える」をテーマに、日本の政治の現状と地方分権の可能性について論じた。
 茂木氏は民主党について「行政刷新は好スタート。事業仕分けは税金の使い道に国民の関心を集めた」と評価したが、「それ以外はかなり問題が多い」と批判した。
 問題点として(1)自民党時代からすべてを変えようとしている(2)マニフェストにこだわりすぎる(3)政治主導を誤解し、官僚を働かせられない―の3点を列挙。「民主党は国家像を示し、政策に優先順位をつけ、マニフェストを見直すことが必要」と指摘した。
 米国への工場立地で地元議会と交渉した経験から「米国には草の根民主主義が根付き、日本とは地方自治の差が相当ある」と述べた。さらに「州ごとの競争も激しく、州政府、大学、議会が協力したベンチャービジネス育成が国の強み。日本も北海道や九州、東北など可能な地域から道州制を導入し、競い合うべきだ」と強調した。
 茂木氏は千葉県出身。慶応大法学部卒業後、キッコーマン入社。新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)共同代表、政府の行政刷新会議議員などを務める。

2010年09月29日水曜日

4580とはずがたり:2010/10/14(木) 21:48:20
<近畿>+徳島県

834 名前:チバQ[] 投稿日:2010/10/14(木) 20:01:24
http://mytown.asahi.com/areanews/tokushima/OSK201010130135.html
関西広域連合、メリットは? 県議会特別委で規約案可決
2010年10月14日

答弁する飯泉知事(中央)=13日、県議会関西広域連合(仮称)調査特別委員会

 関西を中心とした2府5県で防災や医療など広域行政を協力し合う「関西広域連合」の設立規約案が13日、県議会の特別委員会で可決した。設立を強力に進める飯泉知事は「県の懸案を関西共通の課題として解決できる」とバラ色の将来を強調。大半の委員は賛同したものの、徳島にとっての具体的なメリットの説明を求める質問が相次いだ。

 冒頭、飯泉知事は自信ありげに、設立を目指す理由を説明した。「一つの府県だけでは解決することの難しい懸案を、関西共通の課題として解決できる」「徳島は、四国と近畿の結節点であることをいかしたい」

 ■設立なら全国初

 規約案は、徳島県を含む2府5県が各府県議会に提案。徳島県と大阪府以外はすでに可決。すべて可決して総務省が許可すれば、全国初の広域連合が設立される。

 設立の目的の一つが、国からの権限移譲の受け皿づくりだ。飯泉知事は「国から地方へと言葉は躍るのに、中央省庁は必ず『受け皿がないから、移譲したくてもできない』ことを理由に権限を移譲しようとしない」と自らの国との折衝経験を話し、「広域連合がまさに責任ある行政主体として、受け皿になりうる」とメリットを強調した。

 ■道州制

 大阪府の橋下徹知事が道州制に前向きな立場であることから、「将来は道州制につながっていくのではないか」との質問も相次いだ。

 飯泉知事は「道州制と、関西広域連合はまったく次元が違う。道州制は47都道府県を廃止し、道と州だけにするもの。広域連合は都道府県をそのまま残す」と道州制とは別だとの考えを強調。さらに「道州制はまだ遠い話だ」とも答えた。

 ■四国での立場

 四国4県で徳島だけが手を挙げていることにも質問が及んだ。「他の四国3県にはどんな効果があるのか」との質問に、「徳島が入ることで、他の(関西の)メンバーに四国をより身近に感じてもらえる」と話し、「徳島を起点にして、四国全域が関西広域連合に加わる、あるいは影響を与える」ことを示唆した。

 規約案は山田豊委員(共産)が反対したが賛成多数で可決。19日の本会議で可決する見通し。(三輪さち子)

4581とはずがたり:2010/10/21(木) 01:17:58
<九州・沖縄>
山口は?

「広域行政機構」設立を 九州知事会議
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_128744961871.html
[2010年10月19日 09:52]

 九州地方知事会議が18日、福岡県柳川市で開かれ、政府が検討している出先機関の廃止・縮小について、各機関の事務、権限、人員、財源を丸ごと受け入れて運営する「九州広域行政機構(仮称)」の設立を目指すことで合意した。組織は広域連合制度と異なり、各県知事による執行機関と県議会代表者による議事機関で構成することを想定している。今後、政府に新制度を規定する立法措置を求めていく。

 政府は国土交通省の地方整備局など13の出先機関を検討対象にしているが、議論は進展していない。終了後に会見した九州地方知事会長の広瀬勝貞大分県知事は「(政府の検討が)思うように前進していない実情を打破するために、地方側として受け皿をつくろうと議論した。原則丸ごと受け入れる発想だ」と説明した。
 構想は山口、沖縄を除く九州7県を想定。受け入れ事務は政府の検討対象すべてで、ハローワークなど県ごとに担う方が効率的なものは各県に渡す。現在の出先機関の予算規模と同じ財源を国から受け入れることを想定している。
 執行機関の知事連合会議は合議制で、各知事が地方整備局、運輸局などを分担して管理する。議会代表者会議は各県議会の代表で構成し、条例制定、予算決定などをする。住民の直接請求制度や監査制度の充実、強化も検討する。
 利点として▽地域のニーズがより反映される▽一つの機関が受けることで、政策連携の相乗効果が期待できる▽住民の目が届きやすい―を挙げた。
 このほか協議では▽ダム事業見直しは地域の意見を最大限尊重して早期に判断する▽口蹄(こうてい)疫対策の充実・強化―などを政府に求める7件の特別決議をした。
 会議には9県の知事(代理を含む)が出席。非公開で行われた。

4582とはずがたり:2010/10/24(日) 02:10:02
<九州・沖縄>熊本市

政令市へ303事務移譲確認 県と熊本市調印へ
2010年10月23日
http://kumanichi.com/news/local/main/20101023007.shtml

 2012年4月の熊本市の政令指定都市移行に向けた県と同市の事務権限移譲に関する連絡会議が22日、熊本市のKKRホテル熊本であり、国・県道の管理など法令や条例などに基づく303事務1482項目の同市への移譲を確認した。26日に県庁で、蒲島郁夫知事と幸山政史市長が基本協定書に調印する。

 基本協定書では、人的支援の取り扱いなど6項目も確認。県が同市域内の国・県道を整備するために発行した県債の元利償還金は、返済が残る1992年度から11年度までの20年分の総額298億円を市の負担とした。

 宝くじの発売収益金は、人口割で39・5%を市に配分。乳幼児、重度心身障がい者、ひとり親家庭を対象とした県単独の3医療費助成事業の県補助は、政令市移行から5年間継続するが、補助率は従来の2分の1から3分の1に引き下げる。

 8河川の管理事務移譲では、現在、市が実施中の都市基盤河川改修事業の費用負担が、国、県、市各3分の1から国、市折半に変わる。このため移行から3年間は、県が市の負担増分(全体の6分の1)を補助する。

 市へ管理を移す都市公園・水前寺江津湖公園広木地区の県有財産の取り扱いや、県から市への職員派遣などについては今後の協議事項とした。

 同市春日のJR熊本駅前後の連続立体交差事業を含む同駅周辺整備は、役割と費用負担割合を取り決めた05年の県市協定を基本的に維持。今回の権限移譲に関する基本協定書には含んでいない。(亀井宏二)

4583とはずがたり:2010/10/27(水) 16:03:56
<近畿>
橋下の阿呆め,大嫌いだが口先じゃなくちゃんと系列の知事候補者奈良県でたてやがれ。票入れちゃるから。
広域連合参加を主張して誰かたたへんのかなぁ・・俺が出るかw

橋下知事「信じられない」、荒井知事「言われる筋合いない(怒)」 関西広域連合めぐり応酬
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101027/lcl1010271245003-n1.htm
2010.10.27 12:44

 7府県参加の全国初の広域地方公共団体「関西広域連合」への不参加を決めている奈良県の荒井正吾知事は27日の定例会見で、大阪府の橋下徹知事が同日、荒井知事の姿勢を批判したことについて「言われる筋合いはない」と気色ばみ、不快感をあらわにする場面があった。

 荒井知事が26日に来春の同県知事選への再選出馬を表明した際、広域連合への不参加が「(知事選の)争点にはならない」としたことをめぐり、橋下知事は27日、「僕の政治感覚では信じられない。奈良県民には広域連合に入るべきだという判断をしていただきたい」と発言し、荒井知事の姿勢を批判。

 これを受け、荒井知事は「言われるゆえんはない」と語気を強め、さらに「広域連合はこういうものだと実例で示してほしい」と注文をつけた。

 広域連合への自治体の思惑はさまざま。奈良県が不参加を決める一方で、関西以外からは鳥取県が「関西の中で一定の地位を持ち、役割を果たしていく意義がある」、徳島県は「四国の徳島であるとともに、近畿の徳島であるという強みを生かす」として参加を決めている。

4584とはずがたり:2010/10/27(水) 16:05:05
<近畿>

滋賀は二股作戦「中部圏にも入る、広域連合つくろう」 大阪集中を警戒
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101027/lcl1010271136001-n1.htm
2010.10.27 11:35

 全国で初めて年内に設立される見通しになった広域地方公共団体「関西広域連合」構想をめぐり、参加予定の滋賀県が、中部圏にも「広域連合を作るなら入りたい」と秋波を送っている。もともと地理的にも経済的にも中部圏とかかわりが深いうえ、「関西では大阪府などにのみ込まれるのではないか」という警戒感が根強いからだ。中部では広域連合設立の具体的な動きはないものの、経済的な地盤沈下が目立つ関西よりも、トヨタ自動車を中心に立ち直りの兆しをみせる中部に目が向いているようだ。

 ■甲賀忍者流で両にらみ…岐阜・三重・福井と「日本まんなか共和国」も結成

 「滋賀県が僻地(へきち)として扱われるのではないか」。滋賀県議会は今月13日の本会議で参加に必要な規約案を賛成多数で可決したが、審議の際、埋没を懸念する声が噴出した。設立に伴う負担金の額の大きさでトップ3となる大阪、兵庫、京都各府県を警戒する一方、地理的に岐阜、三重両県と接しているだけに規約案に中部との連携を求める付帯決議を添え、関西のみに傾斜することにくぎを刺した。

 県議会がとりあえず関西の一員として足並みをそろえることにゴーサインを出したのは、近畿で唯一「空白県」となっているドクターヘリの共同運航にメリットがあると判断したためだ。

 ドクターヘリは医師や看護師が乗って災害や事故の現場に急行、負傷者をすぐに搬送できるが、このドクターヘリへの評価も、大阪や京都への通勤圏となる大津市など湖南地域と、長浜市など湖北地域の間では温度差がある。湖北地域では、今後、大阪府吹田市から飛行するヘリが、高い救命率が保てる一定時間で急行できない問題もあり、県議会では地元県議から「中部との共同運航のほうが利便性が高い」との異論が続出した。

 もともと滋賀県は、経済や自治体間の連携では中部との結びつきが強い。愛知県が事務局を務める「中部圏知事会」にも近畿2府4県では唯一参加。岐阜、三重、福井の本州の中央付近の他の3県とともに新しい地域づくりを目指す「日本まんなか共和国」を結成して観光振興などで協力し合ってきた。

 こうした中部シフトは、関西経済の地盤沈下も影響している。平成20年秋のリーマンショック以降、経済浮上の糸口を見いだせない関西を尻目に、トヨタ自動車が黒字化を達成した中部は回復傾向が目立っている。9月に発表された基準地価でも、名古屋圏で上昇地点が多く、大阪圏は完全に取り残されることになった。

 現在のところ、中部に広域連合をつくる具体的な動きは浮上していないが、嘉田由紀子知事は「広域連合は重複して入れないことはない。中部にできれば、当然参加を検討する」と述べ、関西広域連合発足後も中部に対する目配せを続ける意向だ。


 【用語解説】広域連合
 地方自治法に基づき、各自治体にまたがる防災や医療などの分野に共同で取り組む組織。都道府県を廃止し、新たな法律を必要とする「道州制」とは異なる。関西広域連合は任期2年の「広域連合長」や年2回開く「広域連合議会」を置く。都道府県同士の広域連合設立に向けた動きは、関東や九州でも出ている。

4585名無しさん:2010/11/12(金) 09:56:53
自民党大阪二区の公募、わずか十日で消えた。裏がありそうと思ったら、あった、あった、
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
左藤章って、汚いね。

4586名無しさん:2010/11/13(土) 09:16:26
大阪二区の公募が10/1-10/10で締め切られ、現在四人が選考に残っている。この中には郵政民営化で造反した左藤章氏も含まれている。
あまりにも短い公募期間に何かあると思ったら、ドロドロだった。川条しか前衆議院議員は、次期総選挙に立候補する意向を示しているが、
今回の左藤章公認への出来レースには、愛層を尽かし応募していない。
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/43998347a2f98aa8d2dcd5c3b1f134a6
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/f7295a03a54d72c9466a409b439ebe71
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/579decda4c44ce58fce61eb8a53474ec
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/6a27125a939e66ed40d7d6c5cc25cdce

4587とはずがたり:2010/12/15(水) 20:26:20
<中国・四国>高知県

2010年12月15日 16時45分
住民要望で町境界線を変更 / 100年の“勘違い”解消
http://www.saga-s.co.jp/news/global/corenews.0.1786718.article.html

 高知県四万十町の一部住民の住所が、町の境界をめぐる勘違いから、長らく隣接する中土佐町とされていたことが判明。町側はいったん住民登録をし直したが “移籍”を好まない住民側の要望を受け、境界自体を変える異例の措置に踏み切った。行政も住民も気付かなかった100年にも及ぶとみられる勘違いは、解消される見通しだ。

 住民は4世帯の7人で、住民税も中土佐町に納めていた。同町は「その地域に人が住み始めたのは1895年からで、このころから思い違いがあったのかもしれない」と説明している。中土佐町が2008年に実施した地籍調査で、実際の境界は考えられていたより西側にあり、約200アール分が四万十町に属することが明らかになった。

4588とはずがたり:2011/01/12(水) 20:12:58
<北関東>栃木県

【市町村合併】佐野、岩舟両市町長 調印1カ月繰り上げ 住民投票告示前に発表
(1月12日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20110112/440823

 【佐野・岩舟】岡部正英市長と茂呂幸司町長は11日、町役場で記者会見を開き、(1)両市町の合併期日は来年4月1日(2)調印式を1カ月繰り上げて来月22日とする、と明らかにした。今月31日の法定合併協議会で正式決定する。同町と栃木市との合併協設置の是非を問う住民投票の告示を2日後に控えた発表だけに、関係者の臆測を呼んでいる。

 両市町のこれまでの合併協議では、合併期日を「2012年3月末日を目途に協議」、合併協定調印式を「11年3月」としてきた。

 調印式の日程を繰り上げることについて、岡部市長は「昨年12月の合併協で合併協定項目がすべて整ったため」と説明。31日の合併協を待たずに発表したことに関しては「いい知らせで、一刻でも早くお知らせしたかった」としているが、「一般論で言えば、合併協に諮ることを事前発表することは異例」(栃木市合併調整管理室)との指摘もある。

 同町では13日告示、23日投票の日程で栃木市との法定合併協設置の是非を問う住民投票が行われる。

 両市町長は「今回の発表と住民投票は関係ない」と強調するが、町関係者からは「投票をめぐって町内は誹謗中傷が相次いでおり、佐野との合併を掲げて当選した町長はその思いを伝えたかったのではないか」との声が上がっている。

 住民投票を本請求した「岩舟町を考える会」の石川弘会長は「独断での調印式繰り上げは地域住民を無視した行為」と批判している。

4589とはずがたり:2011/01/15(土) 21:46:22
<近畿>
荒井のアホをなんとかせえヽ(`Д´)ノ

関西広域連合7知事、奈良県対策の必要性で一致
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/110115/lcl1101151858001-n1.htm
2011.1.15 18:56

 「関西広域連合議会」の初議会を終え、記者会見する初代議長に選出された吉田利幸氏(右)。左は兵庫県知事の井戸敏三連合長=15日午後、大阪市北区の大阪国際会議場 「関西広域連合議会」の初議会を終え、記者会見する初代議長に選出された吉田利幸氏(右)。左は兵庫県知事の井戸敏三連合長=15日午後、大阪市北区の大阪国際会議場

 関西広域連合を構成する2府5県の知事は15日、大阪市で非公式に会談し、広域連合に参加していない奈良県との関係を協議、国の出先機関廃止に伴う権限移譲の障害にならないよう対策を講じる必要性について一致した。

 2府5県の各知事は、国側が奈良県の不参加を理由に権限移譲に応じない恐れがあると懸念。同県にかかわる事務の移管を広域連合がいったん受ける案などを検討した。

 この後、広域連合の議会「関西広域連合議会」が初めて開催され、初代議長に自民党大阪府議団の吉田利幸幹事長、副議長に自民党京都府連の村田正治政調会長、監査委員に滋賀県議会の吉田清一議長を正式に選出した。7府県知事も出席した。

 議会後、兵庫県知事の井戸敏三連合長は記者会見し「車の両輪がそろい、これから本格的な広域連合の責務を果たすことになる」と強調した。

4590とはずがたり:2011/01/17(月) 09:57:37
<近畿>兵庫県

広域連合で防災推進 域内GDP被災前割る
2011.1.17 08:57
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110117/lcl11011708580001-n1.htm

 6434人が亡くなった阪神大震災は17日で発生から丸16年となった。兵庫県内では復興土地区画整理事業が3月末に完了する見込みとなり、関西広域連合の始動で府県を超えた広域災害の備えに具体的な検討が始まった。ただ、被災地の昨年度の域内総生産(GDP)が、震災前の水準を5年ぶりに下回るなど、地域経済の低迷が復興に影を落とす。民間から借り上げた公営復興住宅の返還期限が迫る問題などの新たな課題も浮上している。

 県によると、被災した神戸市や西宮市など12市(旧10市10町)の昨年度のGDPは12兆7141億円。被災地のGDPは平成17年度に震災前の5年度の水準に回復、18年度から上回っていた。昨年度は、リーマン・ショックの影響が被災地の経済復興を牽引していた製造業などを直撃、5年度を100とすると97・2となり震災前を割り込んだ。

 復興住宅では今年度、上昇を続けていた入居者の高齢化率が横ばいになった。県は「超高齢化となったことで、死亡する被災者が増えたため、高齢化が止まる皮肉な結果」と分析する。

 県や神戸市などが民間から借り上げた復興住宅が28年以降、順次返還期限を迎えることも大きな問題となった。5年先とはいえ、高齢の被災者にとってはなれ親しんだ地域から転居するのは不安がつきまとう。

 一方で、昨年12月に関西広域連合が本格始動し、震災の経験や教訓を蓄積している兵庫県が、連合に参加した2府5県の広域防災を担当することになった。広域防災計画の策定に乗りだし、被災地の経験と教訓を結集して減災社会の実現を目指す。行政の支援がなかった震災障害者の実態調査が始まるなど、震災後16年でようやく動き出した課題もある。街の景観は復興したとしても、行政や被災地の努力に終わりはない。

4591とはずがたり:2011/01/17(月) 14:28:45
<九州・沖縄>

九州地域戦略会議:九州府なら3%成長 製造業強化、職員削減も−−知事講演 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/news/20110112ddlk44020523000c.html

 「1県だけなら難しくとも、『九州府』なら経済成長戦略を立てられる。国全体の目標以上の3%成長も可能」。広瀬勝貞知事は11日、大分市であった九州地域戦略会議で、「大分から九州を考える」の題で講演し、道州制へのビジョンを示した。生産額が全国の7%と、潜在能力に比べて低い九州の製造業を押し上げるには、オール九州の構想が必要と強調した。

 知事はダイハツ九州(中津市)のエンジン工場新設計画の際、県内に作るよう熱心に働きかけたものの、福岡県久留米市に設立された経験を紹介。現在の都道府県制では「わが県に」的な地域主義に陥るとみて、「九州全体を資源と考えれば、人口や面積以上のウエートを日本の中で占められる」と指摘した。

 また、九州全体で3万7000人に及ぶ県職員、367人の県議会議員も「効率化、簡素化が図れる」と指摘。人材育成も「各県同じような大学から、特色あるものに変わり、育った人材を効果的に登用できる」とメリットを訴えた。

 一方、地元報道機関、金融機関、バス会社など、都道府県という枠組みを前提に存在する会社が混乱することや、「州都VS地方」という新たな地域間格差を生む懸念も紹介。「メリット、デメリットを勘案したうえで、地方からあるべき姿を示したい」と意欲を示した。【梅山崇】
千日参り:受験生「春よ来い」−−宇佐・鷹栖観音 /大分
かせどり:巨大なワラ草履投げ込み、新生児の健やか成長願う−−日出 /大分
選挙:県議選 民主が追加推薦決定 /大分
プロ野球:選手とキャッチボール 親子連れ3000人楽しむ /大分
成人式:「無限の可能性発揮を」 新成人を祝う−−県内14市町村 /大分

毎日新聞 2011年1月12日 地方版

4592とはずがたり:2011/01/22(土) 23:12:56
<近畿>

片山総務相 大阪都構想をバッサリ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110122-00000528-san-pol
産経新聞 1月22日(土)12時57分配信

 大阪府の橋下徹知事が提唱する大阪都構想をめぐり、片山善博総務相は22日、「どちらかといえばネガティブ」と否定的な見解を示した。地域政党「大阪維新の会」を結成した知事の手法も「結果として議案に賛成してもらうために、議員に根回しをするやり方と同じ」と述べた。

 片山総務相はこの日、橋下知事らとともに民放の報道番組に出演。その後、報道陣の質問に答えた。

 大阪都構想について片山総務相は「自治体の現状ではチェック機能が不足しているという課題がある。規模が大きくなるとチェック能力が落ちるが、いまの巨大な大阪府庁と大阪市役所がひとつになることにも危惧がある」と指摘した。一方で、「二重行政の問題もあり、大阪府のなかから大阪市を切り離す方法もアイデアだと思う」とした。

 これに対し橋下知事は「大臣は誤解している。大阪都構想は、自治体を大きくするのではなく役割分担をしようとしているだけ。一回やってみる価値がある」と語った。

4594とはずがたり:2011/01/25(火) 19:48:07
<北陸・信越>新潟県

1135 名前:名無しさん[] 投稿日:2011/01/25(火) 12:21:13
もう、あっちでもこっちでも

「新潟州」か「新潟都」か 新潟県&市に合併構想
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/01/25/kiji/K20110125000118680.html

 新潟県の泉田裕彦知事と新潟市の篠田昭市長は25日、共同で記者会見し、県と市の二重行政の解消や自治体の権限強化を図ることを目的とした合併構想を発表した。新潟市を解体し、東京都のような特別区に再編することを目指すとしている。

 合併後の自治体の名称については「新潟州」を検討。同様の構想を提唱している大阪府や名古屋市などと連携し、国に地方自治法の改正などを通じた権限移譲を求める。

 国の出先機関の廃止など、民主党政権による地域主権改革の動きが停滞する中、受け皿となる自治体の在り方をめぐる議論をリードするのが狙い。

 会見で泉田知事は「(地域の)統治は国ではなく住民の意思で決めるべきだ」と構想の意義を訴えた。篠田市長は「(同様の構想を掲げる)ほかの地域と比べ、県と政令指定都市との仲は良好。協力して進めたい」と述べた。

[ 2011年1月25日 11:43 ]

4595チバQ:2011/01/26(水) 22:33:00
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110126ddlk15010118000c.html
新潟州構想:地域主権へ新潟も一石 「国の改革進まない」 /新潟
 泉田裕彦知事と篠田昭新潟市長が25日、県と同市を合併・再編し「新潟州」に移行する構想を発表した。地域主権推進を掲げていた民主党政権に対し、泉田知事と篠田市長は「改革は進んでいない」と不満をあらわにし、それが州構想という旗を立てる動機だったと述べた。橋下徹大阪府知事が「大阪都」を、河村たかし前名古屋市長らが「中京都」の構想を表明し、地方自治のあり方に一石を投じたなか、新潟からものろしが上がった。【小川直樹、黒田阿紗子】

 新潟州となった場合、県や新潟市はどういう姿に変わるのか。泉田知事らは、現在の東京都と、区長を選挙で決める特別区(東京23区)の関係が参考になると説明した。

 州構想では、県と同市がまず合併し、市を解体して、複数の特別区を置くことを想定。県は州に移行するが、名称は「新潟都」とする案もあるとした。

 特別区は新潟州の出先機関ではなく、独立した基礎自治体とする。特別区は住民に身近な業務や課題に対応し、県の権限をより移すことを目指す。州は特別区の仕事を補完し、広域的な業務を担う。現在、県と市の両方が手がける図書館運営のような二重行政を排し、効率化を図るという。

 新潟市以外の市町村が特別区や州にどう関わるかは今後の検討課題となる。

 ◇統一選視野に、市長が持ちかけ
 このタイミングで構想を発表した狙いについて、泉田知事は「今春に統一地方選が予定されており、地方自治のあり方を世に問う時期として適切だ」と説明。「篠田市長の発言に私が賛同した」とし、篠田市長から持ちかけられたと示唆した。

 篠田市長は、「特別自治市」を提案した指定都市市長会での地方主権議論を通じ「国にしっかりボールを受け取ってもらえない」といらだちを募らせた。大阪府・市と異なり、「新潟では関係が極めて良好」という事情もあり、泉田知事と意見が一致したという。

 目指すのは、国から権限と財源を移し、州と特別区が国に縛られない行政運営を行うこと。県の担当者は「社会福祉施設の設置などでも、地域の事情に合った設置・運営がしにくいのが現状。国から権限を移す『受け皿』が求められていた」と話す。若者らの失業者対策も、特別区に権限と財源を集約することで、就職紹介や生活保護支給などの一体化が期待できるという。

 ◇大阪、愛知との連携も
 今後、県と市は合同の検討委員会を設置するが、時期や人員などは未定。いつまでに新潟州への移行を目指すかの日程も示されていない。今後、泉田知事と篠田市長が県・市議会に説明し、県民の合意形成を図るとするが、突然、浮上した構想に県民の賛同が得られるかは未知数だ。

 また、国からの権限移譲などには地方自治法の抜本改正が必要で、県や市の意向だけでは実現できない。橋下知事や河村前市長らと連携し、国への働きかけをすることも検討するという。

 24日に泉田知事から州構想について電話連絡を受けたという橋下知事は「新潟が入ってくれたので、霞が関にメッセージが届くのかもしれない」と連携に期待感を示した。

==============

 ■ことば

 ◇府県市再編構想
 「大阪都」構想は橋下徹大阪府知事が提唱し、政令市の大阪、堺両市を解体し、中核市並みの権限を持つ複数の特別区を設置し、府全体を都として再編するもの。行政のトップは都知事となり、政策決定の迅速化と行政運営の効率化を図れる、としている。実現の目標期限は15年春としているが、大阪、堺両市長は構想に反発している。

 「中京都」構想は河村たかし前名古屋市長と大村秀章前衆院議員が提唱。愛知県と名古屋市を一体化し、権限強化と行政効率化を目指す。現在、河村氏は同市長選に、大村氏は同県知事選に立候補している。

 橋下氏と河村、大村両氏は連携することで一致している。橋下氏は地域政党「大阪維新の会」代表を、河村氏は同「減税日本」代表を務め、今春の統一地方選で勢力拡大を狙う。

4596チバQ:2011/01/26(水) 22:51:27
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110126/ngt11012602280011-n1.htm
新潟州構想 「唐突」県・市議困惑 地元住民は期待と不安
2011.1.26 02:25
 泉田裕彦知事と篠田昭新潟市長が25日、共同会見して発表した県と新潟市を合併する「新潟州」構想。地方自治改革の一環として、大阪府と大阪市による大阪都構想、愛知県と名古屋市による中京都構想が話題を呼ぶ中、新潟にも突然“飛び火”した格好だけに、今春改選期を迎える県議や新潟市議からは戸惑いの声が広がった。一方、住民からは期待の声も出ており、統一地方選に向けて議論を呼びそうだ。

 「きょう突然知った。地方分権の時代でこういう話がでたのだろうが、正直戸惑っている」と話すのは、新潟市議会最大会派の新潟クラブのある議員。春の市議選に出馬を予定しているが、影響について「コメントできない」と言葉を濁した。

 新潟市内が選挙区の民主にいがたの県議も「唐突。議論もなしに構想が出たことは驚き」と困惑。しかし、「県・市の二重行政を解消し、自治権強化を目指す」という新潟州構想の目的については「中長期的にみれば財源、権限を移譲していくのはいいと思う」と理解を示した。

 ある自民党県議は「大阪や名古屋と違って、流通・経済規模や都市機能、人の集積に差がある新潟においては分不相応な気がする」と疑義を呈した。

 これに対し、新潟市江南区在住の60代の主婦は「市役所がなくなるかもしれないのは想像できない。中央区のように大きい区はいいかもしれないが、小さい江南区はどういうサービスをしてもらえるのか」。中央区の30代の会社員は「もっとよくなるなら州でも都でもいい。ちゃんと説明をしてもらい、議論をした上で、進めてもらえれば」と話していた。

 新潟州構想について、泉田知事は「国の地域主権改革が順調に進まない中、より住民に即した自己決定ができる仕組みを作りたい」と意義を強調。篠田市長は「司令塔を一つにし、より自治度の高い地方自治体を作るべきだ」と実現に意欲を示している。

4597とはずがたり:2011/02/01(火) 14:40:35
<九州・沖縄>熊本県熊本市

この合併は地図上でうっすらと憶えてる気がする。

どんなこの時の合併にはどんな経緯・気運があったんでしょうかねぇ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%BD%E8%A8%97%E9%83%A1

飽詫は(ほうたく)と読むのか。1896年(明治29年)4月1日 飽田郡と託麻郡が合併して成立した歴史が全くない軽薄な合成郡名(海草郡などと同じ)だから消え去ってもあんま痛くないけど熊本市の区名に飽田と託麻は復活させてもよかったんちゃうけ。

熊本市と旧飽託4町合併20周年 旧2町で式典
2011年02月01日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20110201004.shtml

海を見渡す高台で記念植樹をした後、記念写真に納まる地元住民ら=1日午前、熊本市の河内公民館(小野宏明)

 熊本市と旧飽託郡北部、河内、飽田、天明4町が合併して1日、20周年を迎えた。同日は旧北部、河内両町でそれぞれ記念事業実行委員会主催の式典があり、住民らは合併当時を振り返るとともに、今後の地域づくりへ決意をあらたにした。

 河内公民館では午前10時から「市民のつどい」を開催。河内、芳野両校区自治協議会など各種団体の関係者約90人が出席した。地元太鼓グループによる演奏の後、実行委の会長で、合併当時の町議会議長だった村上隆義さん(82)があいさつ。「当時は合併を前向きにとらえていたが、末端地域まで行政が行き届くか懸念もあった」と振り返り、「道路網や農道整備などが進んだが、経済不況で生活は良くならない。20年を機に地域、住民あげて頑張らなければならない」と述べた。

 合併当時町助役だった中川久幸さん(77)も講話し、合併後、人口減少が続いている現状を挙げ「自分たちのまちは自分たちでつくるという意識が大切だ」と訴えた。記念植樹や記念放水もあった。

 同日は北部総合支所でも記念植樹などがあり、旧飽田町でも13日に県内で活躍するタレントの講演などを予定。旧天明町は1月29日にシンポジウムなどを開いた。(川崎浩平)

4598とはずがたり:2011/02/15(火) 19:13:04
<東北・北海道>福島県

福島広域事務組合 年度内解散の見通し 桑折町議会可決
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110215t61017.htm

 二つの養護老人ホームを運営する福島地方広域行政事務組合(管理者・瀬戸孝則福島市長)の解散をめぐり、これまで2度否決していた桑折町議会は14日、臨時会を開き、組合の解散議案を可決した。議案は構成5市町すべてで可決されたため、組合は当初の計画通り3月末で解散する見通しとなった。
 臨時会では、町執行部が、解散後は構成市町で連絡調整組織を設置した上で、養護老人ホームの改築を含めて協議することを提案。解散関連の3議案は、賛成11、反対2の賛成多数で可決された。
 議案に反対した町議の一人は「狭い居室は引き継がれ、改築の時期も費用負担も明記していない約束は問題の先送りでしかない」と不満を漏らした。
 議案では、組合が運営する養護老人ホーム「川俣光風園」(川俣町)と「桑折緑風園」(桑折町)について、建物を社会福祉法人に無償譲渡した上で民営化するとしている。
 組合は昨年3月、事業効率化などを目的に本年度末での解散方針を決定。福島、伊達両市と国見町では可決したが、「改築後に民間移譲しなければ、利用者にしわ寄せがいく」などとして、川俣町では1度、桑折町では2度、否決されていた。

2011年02月15日火曜日

4599チバQ:2011/02/16(水) 00:32:11
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001102150003
県、合併協議に「待った」 佐野と岩舟
2011年02月15日

佐野市と岩舟町の合併協議をめぐり、県が両市町から出された新市基本計画の承認を留保したため、17日に開催予定だった合併協議会が延期されることになった。同町で実施された住民投票の結果、栃木市との合併協議会設置に対する賛成が多数を占めたことを考慮し、佐野・岩舟の合併協議に県がストップをかけた形だ。再開の見通しは立っていない。(斯波祥、佐藤孝則)
 佐野・岩舟の合併協議会は、前回1月31日の会合で新市基本計画を確認し、県に提出した。県から承認の回答を待って17日の会合で決定する運びだった。ところが県は、栃木市との合併協議会設置に賛成票が多数を占めた1月23日の同町の住民投票の結果を受け、「中立の立場で動向を見守りたい」(県市町村課)と回答を留保。慎重な姿勢を見せている。
 県の回答があれば事実上、佐野・岩舟の合併が決定する。同課は「そうなれば、これから設置されるはずの栃木・岩舟の合併協が形骸化する」と理由を説明している。回答の時期については、「岩舟と栃木の合併協を立ち上げ、協議の中で方向性が見えてきた段階で判断したい」としている。
 県の姿勢に対し、岩舟町の茂呂幸司町長は困惑の表情だ。「日程の見直しを余儀なくされたが、佐野市との協議を休止する考えはない。栃木市との合併協議はなるべく早いうちに法に従って進めていく」と話した。
 一方、佐野市の岡部正英市長も「いまのところ岩舟町との合併の方針は変わらない」としながらも、「栃木市との合併協で町がどんな判断をするのか、見守るしかない」と話している。
 佐野・岩舟両市町は、新市基本計画に対する県の承認を見越し、予定より1カ月ほど早い22日に合併調印式を行うはずだった。住民投票の結果を受けて日程を取り下げた経緯があり、今回の県の回答留保によって、「当初予定していた年度内の調印式も微妙になった」(岡部市長)としている。

4601荷主研究者:2011/03/14(月) 23:44:19
http://gazone.morrie.biz/
ガゾーン関門都市圏

http://gazone.morrie.biz/siryoo/data.html
関門都市圏の基礎知識

定義

関門都市圏(関門北九州地域)は、宇部小野田、豊関、北九州、宇佐中津、嘉飯山の五つの生活圏に、田川、美祢および宗像地域を加えた広域都市圏である。下関市と北九州市を中心として、周囲に旧産炭地をめぐらせた地域であり、わが国の近代化と工業化を先導した。

下に示した地図の枠組みは、国土交通省の地方拠点都市地域および都市・地域レポートの定義、九州山口経済連合会の定義、金本良嗣・徳岡一幸教授らの都市圏設定基準に加えて、平成の大合併による市町村の再編成を考慮した。上位自治体(県)による枠組みを持たないまま山口、福岡、大分の三県に広がった異色の都市圏で、非県都の中核都市圏としては日本最大の集積を有す。

4602とはずがたり:2011/03/30(水) 15:17:54
<東北・北海道>

被災市町村の合併促進へ特別立法検討 菅政権
http://www.asahi.com/politics/update/0330/TKY201103300224.html
2011年3月30日15時0分

 菅政権は30日、東日本大震災で被災した市町村の合併を促進する特別立法の検討に入った。行政機能が壊滅的な被害を受けた自治体や福島第一原発の事故で市町域の大部分が避難指示区域になった自治体の規模を拡大し、行政機能と財政力を強める狙いだ。

 民主党は30日の総務部門会議で提言をまとめ、党復旧・復興検討委員会が近く内閣に提言。総務省も検討を始め、今国会中に関連法案を提出する。市町村合併は「平成の大合併」で区切りがついたが、政権は被災地の再建を急ぐため、新たに特別立法で対応する必要があると判断した。被災地が広範囲に広がっているため、国や県による財政支援や都市計画、インフラ整備を広域で効率的に進める狙いもある。

 市町村合併特例法では、合併を検討する市町村が合併協議会を設置し、合意を得たうえで関係自治体と県議会の議決を得て合併が実現する。各自治体間の利害調整に手間取り、合併まで数年間かかるケースもあるが、特別立法では、被災市町村が合併を希望した場合、こうした手続きを簡素化する。

 また、合併前の市町村の枠組みを「自治区」として残し、自治区の権限を現行法より強化する。合併しない被災自治体には、都道府県や近隣市町村が自治体事務の一部を代行できる法改正を行う。

 被災自治体への地方交付税の算定についても、復旧、復興にかかる経費を「別枠」扱いして増額する法改正を検討。被災自治体が自由に使い道を定められる基金を創設し、被災地区の修復や防災対策、住宅再建などを自治体の判断で行えるようにする。(関根慎一)

4603とはずがたり:2011/06/09(木) 22:20:35
<近畿>大阪市

大阪の区は小さすぎると思っているので是非実現して欲しい

大阪市の区、ブロック化検討 機能統合で効率化狙う2011年6月8日3時0分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/1673

 大阪市は、24行政区を隣接する複数の区ごとにブロック化し、区役所機能を統合する改革案の検討に入った。将来は「合区」することも視野に、行政の効率化を目指す。

4604アーバン:2011/06/26(日) 21:54:42
今こそ政令区の統合を

4605アーバン:2011/08/03(水) 19:08:00
松江市、一日の東出雲町との合併で人口二十万七千人に。
来年四月の特例市移行を目指す方針。

4606昌夫:2011/08/07(日) 14:42:56
松江市は県庁所在地のある市の人口最下位脱出か
最下位は山口市になるか

4607とはずがたり:2011/09/24(土) 23:47:05
<北関東>栃木県

市町村合併:岩舟住民投票 「栃木と合併」最多 町長、結果を最終的民意に /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110829ddlk09010058000c.html

 岩舟町の合併先を選ぶ住民投票が28日行われ、開票の結果、「栃木市と合併」が多数を占めた。合併を巡る同町の住民投票は4度目で、茂呂幸司町長は今回の結果を最終的な民意とし、栃木市との合併を進める見通し。佐野市との合併協議会は廃止する。

 町の住民投票条例に基づく。条例では最多得票を民意とすると規定。合併を▽栃木市と▽佐野市と▽しない−−の三者択一で行った結果、「栃木市と」が最多だった。投票資格者は18歳以上の町民で、当日有権者数は1万5509人(男7784人、女7725人)。投票総数は1万1844票で、投票率は76・37%だった。

 住民投票の結果を受けて、鈴木俊美・栃木市長は「すみやかに合併協議を再開し、新市誕生に向けて精いっぱい尽力する」、岡部正英・佐野市長は「今後は茂呂町長の考えを聞いた上で対応したい」と、それぞれコメントを発表した。【中村藍】

 ■視点
 ◇分裂した町を一つに

 岩舟町の住民投票で、「栃木市」が選択された。これまで3度実施されながらいつまでも合併が実施されない状況に有権者からは「うんざり」という声も聞かれる。両派の住民団体には結果を受け止め、混乱に早く終止符を打つよう努めてほしい。

 08年夏の住民投票で町民は佐野市を選択した。その後当選した当時の町長が合併協議会を休止したことについて、リコールという形で拒絶した。昨年3月、栃木市が周辺の旧町と合併したことで地理的に一つの行政圏としての結びつきが意識されるようになった。佐野市との合併はもはや現実的ではなくなったとの判断が、今回の投票結果だ。課題は、分裂した町をどうまとめるか。茂呂町長には丁寧な説明を続ける努力が求められる。【中村藍】
==============
 ◇住民投票、開票結果
 =確定票
栃木市と合併 6485
佐野市と合併 5037
合併しない   280
     (無効票42)

==============
 ◇岩舟町の住民投票を巡る経過◇

08年
  7月    初の住民投票で佐野市との合併を選択
  9月    町長選で針谷育造氏が無投票で初当選
 10月    針谷町長が佐野市に合併協議申し入れ

09年
  3月    針谷町長が一転、合併協休止を申し入れ
  8月    2度目の住民投票で町長リコール成立
  9月    出直し町長選で茂呂幸司氏初当選
 12月    茂呂町長が佐野市に合併協再開を申し入れ

11年
  1月    3度目の住民投票。栃木市との合併協設置を選択
  4月    栃木市との合併協設置
  7月    茂呂町長が住民投票実施を表明
  8月28日 4度目の住民投票

毎日新聞 2011年8月29日 地方版

4608とはずがたり:2011/09/24(土) 23:47:54
<北関東>栃木県
>>4607-4608

市町村合併:岩舟町合併 栃木市との合併推進団体、町長リコール署名提出 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110831ddlk09010110000c.html?inb=yt

 岩舟町の合併問題を巡り、栃木市との合併を推進する住民団体「岩舟町を考える会」が30日、茂呂幸司町長の解職請求(リコール)に賛同する5645人分の署名を町選管に提出した。28日の住民投票では「栃木市と合併」が多数を占めたが、「佐野派」とされる町長の姿勢を見て合併手続きを確実に進めたいとしている。

 この日、舩田公平副代表らが町役場を訪れ、本請求に必要な有権者の3分の1(5111人)を超える5645人分の署名を提出。本請求が認められれば町は60日以内にリコールの是非を問う新たな住民投票を行う。舩田副代表は「町長の態度を見極めて本請求するかどうか判断する」と話した。

 一方、茂呂町長は30日、岡部正英・佐野市長を訪ね住民投票の結果を報告。岡部市長は合併協議会の廃止を9月議会に提案する意向を示した。【古賀三男】

毎日新聞 2011年8月31日 地方版


市町村合併:佐野市と岩舟町、合併協を廃止へ /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110922-00000133-mailo-l09
毎日新聞 9月22日(木)13時18分配信

 佐野市と岩舟町の法定合併協議会が21日、同市内で開かれた。8月に同町が実施した住民投票の結果で「(合併相手として)栃木市が最多となった」と報告され、同協議会の廃止が確認された。
 冒頭、会長の岡部正英・佐野市長が「来年4月の合併を目指し進めてきたが残念」とあいさつ。茂呂幸司・岩舟町長から協議会廃止の申し入れがあったことを報告した。
 佐野市側の委員からは「合併寸前までいって残念。逆転本塁打で負けたような後味の悪い心境だが、本市の失うものはないと思う」との不満も。一方、岩舟町側の委員は「最悪の事態になった。佐野市の新庁舎計画に波及し、大きな迷惑をかけ申し訳ない」と陳謝した。最後に茂呂町長が「結果を真摯(しんし)に受け止め、(栃木市との合併協議を再開し)粛々と進めたい」とあいさつした。
 協議会事務局によると、今後は両市町の議会で協議会廃止議案の可決を経て県に届け出た後、協議会廃止となる。【古賀三男】

9月22日朝刊

4609とはずがたり:2011/09/24(土) 23:48:49
<東北・北海道>岩手県

市町村合併:500人が参加し藤沢町閉町式 一関市に編入 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20110922ddlk03010011000c.html?inb=yt

 26日に一関市へ編入合併する藤沢町の閉町式が21日、同町文化交流センター・縄文ホールで開かれた。参加した町民らは56年の歩みを振り返るとともに、合併後も文化や歴史を継承していくことを誓った。式典には約500人が参加した。畠山博町長は「強力なエンジンを備えた自治体としての新たな挑戦になる。熱いパッション(情熱)と強い信念を持って地域発展に臨もう」とあいさつ。地元の小・中学生4人が「ふるさとへのメッセージ」と題した作文を披露した。藤沢町は1955年に4町村が合併して誕生。人口は約9000人。【湯浅聖一】

毎日新聞 2011年9月22日 地方版

4610とはずがたり:2011/09/27(火) 16:40:43
<東北・北海道>岩手県

「中東北」の拠点に 一関市、藤沢町を編入合併
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110927t31003.htm

 一関市と岩手県藤沢町が26日、合併した。藤沢町を廃止し一関市に編入する「編入合併」で、同町の旧自治センターに一関市藤沢支所が開所した。
 支所で開庁式と旧藤沢町職員らへ辞令交付が行われた後、勝部修市長が記者会見し「藤沢とともに新たな一関づくりを担えることになり喜ばしい。宮城県北から岩手県南にかけての『中東北』地域の拠点として一層の飛躍を図りたい」と述べた。
 新「一関市」は、人口がことし9月1日現在で藤沢町(9123人)と一関市(12万198人)を合わせた12万9321人で、県内では盛岡市に次いで2番目。面積は藤沢町(約123平方キロ)と一関市(約1133平方キロ)を合わせた約1256平方キロで、宮古市に次いで2番目となった。
 一関市と藤沢町の合併により、岩手県の市町村数は33となった。

2011年09月27日火曜日

4611とはずがたり:2011/09/27(火) 18:47:02
<東北・北海道>

「広域連合」検討、当面見送り 宮城知事「復興に全力」
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110927t11018.htm

 村井嘉浩宮城県知事は26日、県議会9月定例会本会議で、東北6県と北海道、新潟による「広域連合」設立を視野に入れた検討を当面、見送る方針を明らかにした。長谷川洋一氏(自民党・県民会議)の質問に答えた。
 村井知事は広域連合を設立し、東北全体の復興ビジョン策定に取り組む意義は認めつつ、「宮城など被災3県は復旧・復興の途上にある。当面は本県の復興に全力を尽くす」と述べた。
 8道県の「広域連合」設立を含む広域行政の検討は昨年11月、村井知事が北海道東北地方知事会議で提起。事務レベル検討会議の設置で合意、ことし1月に初会合を開いたが、震災で中断した。
 村井知事は震災後の6月、関西広域連合による被災地支援を評価。東北の広域連合についても「8道県知事と胸襟を開いて議論したい」と検討会議の早期再開に意欲を見せていた。だが、福島第1原発事故の収束に長期間を要することや、山形県などが広域連合の設立に消極的な状況を踏まえ、検討を凍結せざるを得ないと判断したとみられる。
 8道県は11月、新潟市で開く知事会議で、今後の検討方針を協議する。


2011年09月27日火曜日

4613とはずがたり:2011/10/04(火) 23:47:41
<九州・沖縄>熊本県熊本市

熊本市が20番目の政令市に 18日に閣議決定 (共同通信)
http://news.infoseek.co.jp/article/04kyodo2011100401000637

 政府は4日、熊本市が求めていた来年4月1日からの政令指定都市への移行を認め、今月18日に関係政令を閣議決定する方針を決めた。昨年4月の相模原市に続き全国20番目の政令市となる。九州では63年の北九州市、72年の福岡市に次ぎ3番目。人口要件は、熊本市までは70万人以上に緩和されたが、今後は従来の100万人以上に戻る。合併で100万人以上の都市をつくる動きはなく、政令市は20市体制が当面続く見通し。

[ 2011年10月4日17時31分 ]

4614とはずがたり:2011/10/12(水) 16:50:03
<北関東>群馬県桐生地域

「退職債 解決されれば明るい」 合併要望受け みどり市長
http://www.kiryutimes.co.jp/news/2011/1005/1110051.html
2011-10-5

 みどり市の石原条市長は4日、桐生、みどり両市の早期合併を要望している業界団体の代表者らに対し、要望に回答する形で自身の見解を述べた。合併の可否については明言を避けつつも、「気持ちは皆さんと近いものがある」と述べ、合併を望む声に理解を示した。その一方で、みどり市民は桐生市の財政難を不安がっており、その象徴が、市職員の退職金を借金で賄う退職手当債の問題だとして、「この問題が解決されれば明るい未来が見えてくる」と発言。まずは財政健全化に向けた桐生市側の努力に期待した。
 両市の合併をめぐっては、2008年4月から昨年8月にかけ、桐生市医師会、桐生法人会、桐生労働基準協会など13の業界団体が延べ14回にわたり、早期合併を求める要望書を両市長に提出している。
 これを受け、石原市長が団体側に対し、要望への回答を行う場の設定を打診。桐生商工会議所の内部組織「両市合併推進会議」(会長・日野茂商議所会頭)が各団体に呼びかけ、「回答説明会」と称して会合を開いた。関係者ら約30人が出席した。
 石原市長は「飛び地がいいとは思っていない」との基本認識を示した上で、桐生市が07?09年度に計約29億円の退職債を発行し、今後その償還の負担が発生することに懸念を示した。
 「桐生市は向こう十数年、退職債の償還に毎年2億円かかるのに加え、その間の退職も含め、毎年15億円近くが退職金のためにかかり続ける」と指摘。「合併した場合(償還費用の)桐生市民の負担は減り、みどり市民の負担が増えるのは理解を得られない」と述べた。
 また、桐生市の市税収納率が県内12市中最下位の85%と低いのに対し、みどり市は92%だとして、「他市並みに収納率を上げれば財政負担はかなり減り、退職金もカバーできるはず。もっと『頑張ってる感』を出してほしい」と、桐生市のさらなる奮起を促した。
 「退職債の問題が解決できれば桐生市を再生できる。そのくらい本気で財政健全化に取り組んでいただければ、明るい未来が見えるし、私もみどり市民に(合併を)説明できる」と石原市長。「私が合併したがらないと言う人もいるが、そんなことはない。気持ちは皆さんに近いものがある」と、合併に前向きともとれる姿勢をのぞかせた。
     ◇
 質疑では、桐生市が先行投資してきた下水道などの資産や、ごみ処理や消防などの旧広域圏事業も踏まえ、大局的に合併を論じるべきといった声や、「桐生市の亀山市長もみどり市に出向いて説明するべきだ」といった声も出た。
 日野会長は「桐生市も覚悟を決めて財政問題に取り組まないと、みどり市と一緒になろうとは言えない。(合併への)具体的な障害を指摘してもらったので、これを改善することで前に進めるのでは」と述べた。

4615とはずがたり:2011/10/14(金) 17:10:33
<首都圏>埼玉県

>今後は「県南4市」といわれてきた蕨市、戸田市との連携を深めつつ、(政令指定都市昇格への)時期などを模索するという。

川口市、指定市へ一歩
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001110120004
2011年10月12日

◇鳩ケ谷編入、58万人に

 鳩ケ谷市が11日、川口市に編入合併され、同市は人口約58万人、面積62平方キロの規模になった。県内では昨年3月に新市として発足した加須市、久喜市以来の自治体合併で、市町村数は1市減の39市23町1村となった。県によると現在、合併協議を続けている市町村はないという。そんな中、川口市は将来の政令指定都市移行を目指す。

 岡村幸四郎・川口市長は11日朝、市役所鳩ケ谷支所(旧鳩ケ谷市役所)の開所式に臨んだ。職員らを前に「誰もが『合併して良かった』と思える市政運営に取り組みたい」とあいさつ。地域の歴史や文化を大切にし、一体感を醸成していく考えを強調した。

 支所では、鳩ケ谷地区の住民サービスを担う部門が早速、動き出した。岡村市長は、木下達則・前鳩ケ谷市長から事務文書などを引き継ぎ、力強く握手を交わした。

 蕨市も含めた3市による対等合併協議の破綻(はたん)から7年。蕨市に次ぐ全国2番目の狭さの市として、税収などに限界を感じた鳩ケ谷市が、改めて「編入」を申し入れたことで今回の合併が実現した。

 川口市にとっては、旧鳩ケ谷市を囲んだ「馬蹄(ばてい)形」の地形が解消され、一体的整備に取り組める利点が生まれる。鳩ケ谷地区にとっては、土地区画整理事業の計画的推進や、過密化で緊急性が増している防災対策が中心課題になりそうだ。

 木下前市長は「険しい道のりだったが、合併は将来を見据えた大きな投資」と位置づけ、人口70万人程度が目安とされる指定市への移行に期待する。

 岡村市長は市議会9月定例会で、市の将来について「市民の期待に応えて地方分権を進めるためには、政令指定都市(移行)が最も有効な方策」と答弁。今後は「県南4市」といわれてきた蕨市、戸田市との連携を深めつつ、時期などを模索するという。

◇市議増員選の日程正式決定 30日告示

 川口市選挙管理委員会は11日、旧鳩ケ谷市域に該当する川口市議増員選(定数5)の日程を、30日告示、11月6日投開票と正式に決めた。


新「川口市」が誕生 鳩ケ谷市を編入合併 長い道のり経て、“再婚”
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/3848
2011.10.11 22:10

2011年10月11日14時9分
ミニ市2位、埼玉・鳩ケ谷消える 指定市狙い川口に編入
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/3849

鳩ヶ谷が編入され58万人の川口市誕生
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111012-OYT1T00348.htm

 埼玉県川口市が11日、鳩ヶ谷市を編入合併し、市の新たな歴史がスタートした。

 人口は約57万9000人で、県内市町村で2番目に多い。

 川口市の「鳩ヶ谷支所」となった旧鳩ヶ谷市役所(川口市三ツ和)では同日朝、職員や市議など約200人が参加して開所式が行われ、岡村幸四郎市長ら関係者がテープカット。岡村市長は「合併はゴールではなくスタート。旧鳩ヶ谷市、旧川口市との意識は払拭して一体感を醸成し、市民が住んでいて良かったと思える新しい川口市を作りたい」とあいさつした。

 新支所では早速、旧鳩ヶ谷市里地区に住む井上真美さん(34)が夫や息子ら家族4人の住民票の写しの取得に訪れ、岡村市長自ら手渡した。井上さんは「旧鳩ヶ谷市は子育て支援が充実していたので、合併してもっと良くなれば」と期待を込めた。

 その後、岡村市長は、木下達則・旧鳩ヶ谷市長から「市長事務引継書」を受け取り、「ようやく成就したという思いだが、責任の重さを実感している」と気を引き締めた。

 川口市によると、旧鳩ヶ谷市地域の住民は子育て情報メールの配信、高齢者らを対象とした住み替え家賃助成など、新たに700以上の事業で住民サービスが受けられるようになるという。

     ◇

 川口市選管は11日、鳩ヶ谷市の編入合併に伴う川口市議増員選挙の日程を、30日告示、11月6日投開票と正式決定した。選挙区は旧鳩ヶ谷市地域で、定数5。増員により、川口市議の定数は45となる。任期は2015年5月1日まで。
(2011年10月12日22時37分 読売新聞)

4616とはずがたり:2011/11/05(土) 19:19:52
悲しい気持ちは十分理解できるが,産業の衰退した山間部の集落の廃村を推奨するとは総研としては全面的に応援したい。

集落が壊滅 本宮町奥番7 件地区
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=217066

 和歌山県田辺市本宮町の最深部にある三越奥番7 件地区では4日朝、集落のすぐ下を流れる三越川に山の斜面が幅数百メートルにわたり突然崩れ落ちた。土砂が川をせき止め、水があふれ出して民家がつかり、その後集落が川に崩れ落ちた。

 住民によると、ドカーンという大音響とともに近くの山が崩れ、川の水位が上がり、あふれ出した。しばらくすると地盤が崩れてほとんどの民家が川にのみ込まれていったという。

 住民10人のうち、1人が山崩れの前に死亡。残る9人は高い所にある民家に避難して全員無事だった。集落に通じる道も寸断されたため、孤立した住民はヘリコプターで救助され避難所の本宮中学校に移った。野下義計さん(84)は「集落自体が壊滅した。もう帰れない。住み慣れた所でみな家族ぐるみのつきあいだった。集落を離れるのは抵抗があるが仕方がない」と肩を落としながらも気丈夫に語った。
(2011年09月06日更新)

台風12号豪雨 消えゆく集落…和歌山県田辺市・奥番地区で解散式
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111105-OYO1T00507.htm?from=top

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tochi/20111105-211140-1-L.jpg

解散式で久しぶりに再会し、涙する住民たち(5日午前、和歌山県田辺市本宮町で)=吉野拓也撮影

 台風12号の豪雨で集落の大半が土砂崩れに流された和歌山県田辺市本宮町三越の奥番地区(7世帯10人)が5日、自治会の解散式を開いた。ほとんどが高齢者で、地形が変わるほどの大きな被害に集落再建を断念、集まった住民は、悔しさをにじませながらも、「ここを心の古里として、それぞれの土地で頑張ろう」と誓った。

 世界遺産・熊野本宮大社の北西約5キロの山あいに位置する奥番地区。戦後間もないころは数十世帯が暮らしていたが、若者は街へ出て、お年寄りらが、川沿いの段々畑で細々と野菜を作って暮らしていた。

 台風12号に襲われた9月4日朝、地区南側で大規模な土砂崩れが発生し、せき止められた三越川が氾濫。民家や寺、集会所が次々に流された。

 土砂崩れの発生直前、住民の一人、中畑峯子さん(86)が道路に倒れて亡くなっているのが見つかった。集落唯一の犠牲者となった。一人暮らしで、転落死とみられ、ほかの住民は遺体を収容するために屋外に出ていて、土砂崩れに巻き込まれなかったという。

 野下美喜子さん(75)は、孤立した集落からヘリコプターで救出される際、土砂にえぐられた村を見下ろし、「もうここには住めないだろう」と心の中で別れを告げた。

 夫の義計さん(84)が区長を務め、美喜子さんは行事のたびに料理を用意するなどして近所の人々に慕われた。「最高に幸せだった」と美喜子さんは集落での暮らしを振り返る。

4617とはずがたり:2011/11/05(土) 19:20:15
>>4616-4617
 被災後、住民たちはそれぞれの親戚宅などに身を寄せた。野下さん夫婦も、年末には、子供たちの住まいに近い奈良県内のアパートに引っ越す。電話で連絡を取りあい、「最後に祭りして、みんなで別れようや」と、解散を決めた。

 地区内の神社で行われた解散式には、台風前に地区を離れた人や、子供らも含め約200人が参加。集まった人たちは古里の景色を目に焼き付けるように、土砂の残る集落を見回した。

 区長の森久さん(58)は、「一歩一歩前に進みましょう。再会の機会はきっとある」とあいさつ。野下知代さん(70)は、集落で採れた里芋の芋煮を味わいながら、「きょうは昔のにぎわいが戻ったみたい。でも、これで終わりと思うと寂しくてかなわない」と話した。
(2011年11月5日 読売新聞)

土砂崩れで壊滅の集落で「解散式」 田辺市本宮町
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=220753

 台風12号による土砂崩れで集落が壊滅した和歌山県田辺市本宮町三越の奥番7 件地区(8世帯10人)で5日、住民が地元を離れる「解散式」が開かれた。駆け付けた多くの地区出身者らとともに住民が神社で最後の祭りを営み、芋煮を囲んで古里へ別れを告げた。

 9月4日、豪雨による山崩れで川がせき止められ、たまった水が方向を変えて集落をまるごと押し流した。民家と寺、集会所が流失、集落の中央に深い谷ができた。町内に移り住んでいる住民らは集落の再建が難しいと判断、地元神社の例祭に合わせ、けじめの機会を設けた。

 最後の集まりに、県外からも大勢が駆け付けた。午前9時から神社の例祭を開いた。熊野本宮大社の神職が祝詞を上げ、住民や出身者が参拝した。河原で盛大に餅まきをした。

 解散式は、近くの本宮町森林組合小径木加工場に会場を移して開いた。200人ほどが参加した。

 森久自治会長が「台風被害を思い出すと、悔しく、悲しい。先人が残してくれた奥番7 件を失ってしまうのは本当に心が痛む」と解散を惜しみあいさつした。出席した真砂充敏市長も昨年地区を訪問した当時を振り返った。

 地区内の畑で採れたサトイモで作った芋煮やおでんが振る舞われ、参加者が思い出話に花を咲かせた。

 にぎやかな雰囲気の中、古里に思いをはせ涙するお年寄りの姿も目立った。この地で生まれ、結婚するまで過ごした庄田ナオエさん(92)=本宮町桧葉=は「台風後初めて来たので、涙が出てくるばかり。家もみんな流されてしまい、住んでいた人のことを思うと気の毒でならない」と話した。

 住民の野下美喜子さん(75)は「こんなにたくさんの人が奥番7 件を思ってくれていると思うと胸がいっぱい。自分は奈良県に移り住むと決めたが、皆さんへの感謝の気持ちと未練が一緒になって込み上げてしまう」と声を詰まらせた。

 奥番地区は世界遺産に登録されている熊野本宮大社から北西に約5キロ離れた山中にあり、熊野古道からも近い。背の高い木々に囲まれた小さな集落で、8世帯10人が林業や畑仕事をして暮らしてきた。
(2011年11月05日更新)

4618とはずがたり:2011/11/29(火) 09:30:23
<広域合併>
いいかも
>一方、横浜、川崎の二大政令市を除いた神奈川県の形について、「実はその方がすっきりする」と強調する。

橋下氏圧勝「都構想」神奈川の場合は 東京との“二重行政”課題
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20111129/CK2011112902000039.html?ref=rank
2011年11月29日

神奈川県と政令市との関係について語る上山教授=横浜市神奈川区で

 大阪市長選で前大阪府知事の橋下徹氏が圧勝し、同府知事選でも橋下氏が率いる「大阪維新の会」の幹事長が勝利した二十七日の「大阪ダブル選挙」。橋下氏らが公約に掲げた「大阪都構想」を三政令市を抱える神奈川県に当てはめると、どんな未来図が描けるのか。府特別顧問として、橋下氏を支える慶応大学総合政策学部(湘南藤沢キャンパス)の上山信一教授に「頭の体操」で県と県内政令市の将来像を考えてもらった。 (新開浩)

 上山氏の基本的な考えは「一国多制度」。横浜市が目指す県と同等の権限と財源を持つ「特別自治市」を含め、各自治体が独自の都市制度を考えればいいという立場だ。

 その上で、上山氏が考える神奈川と大阪の違いは「東京からの自立性」だ。

 「大阪は東京からお金が回ってこない。自力で稼ぐため、広域のインフラ投資が必要。しかし、府も市も財政が厳しい。両方の投資を集中させないとできない」と、大阪都の必要性を説明する。

 一方、神奈川は「横浜や川崎は東京のベッドタウン。空港などの東京のインフラも使える。大阪ほど自立する必要がない。都市戦略は東京と一緒に描いた方がいい」と違いを指摘した。

 それを踏まえ、「東京と横浜が競っても、二重行政になる。横浜、川崎両市を東京都に編入し、二十三区のような特別自治区に分割した方が、きめ細かい福祉サービスができる」と、「拡大東京都構想」を唱える。

 また、両市の行政区については「出張所のようなもので、権限は多くない。公選首長も議会もない。競争原理が働かず、透明性が低い」と批判する。

 一方、横浜、川崎の二大政令市を除いた神奈川県の形について、「実はその方がすっきりする」と強調する。

 「静岡、山梨両県の富士山周辺や静岡県の伊豆地方が合併し、新しい観光県になった方が、イメージが上がる。東京とは違う、今よりも特徴のある行政ができる。そういう面白さが、今の神奈川には見えない」と、独自の未来像を描く。

 ただ、こうした神奈川県再編の実現性については「大阪が京都に吸収されるような話だから、簡単には実現しないだろう」と、現実的に受け止める。

 それに比べ、大阪都については「大阪府民だけで議論すれば済む話。大阪市はなくなるが、府が都に変わるだけだ」と、実現に自信をみせた。
大阪府 特別顧問
上山慶大教授に聞く

4619とはずがたり:2011/12/22(木) 15:25:01
<九州・沖縄>熊本市

熊本市議会、区民会議設置案を否決 市長、再提出に意欲
ttp://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/20111217001.shtml

 熊本市議会は12月定例会最終日の16日、住民の代表が区の課題や振興策を協議する「区民会議」を設置するための条例改正案を否決した。幸山政史市長は、議会の指摘を受けて全体の制度設計を見直し、早期の再提案を目指す考えを示した。

 市長提出議案が否決されるのは2006年3月定例会以来。

 区民会議は市長の付属機関と位置付け、政令指定都市移行で誕生する五つの行政区の振興ビジョンや課題解決の方法を調査・協議する。市は今議会に付属機関設置条例改正を提案したが、議会側は「時期尚早」などと反発、9日の総務委員会で否決されていた。

 この日の本会議では、朽木信哉総務委員長(自民)が「市民としての一体感醸成の途上にある合併町の現状を考えれば、政令市移行と同時設置は時期尚早」「行政や議会との関係、位置付けが明確でない」などと委員会の指摘事項を報告。採決の結果、全会一致で否決された。

 幸山政史市長は閉会後、「残念だが、区のまちづくりに住民の意見を聞く場を設けることを否定されたわけではない。早期設置に向けて最大限努力したい」と強調。「(名称や位置付けを含め)全体的に制度設計を見直した上で、あらためて議会の了承を得たい」と述べた。(森紀子)



熊本日日新聞 2011年12月17日

4620とはずがたり:2011/12/22(木) 15:26:17
<九州・沖縄>熊本市

市、議会「仕切り直し」急務 熊本市
http://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/20111217002.shtml

区民会議を設置するための付属機関設置条例改正案を全会一致で否決した熊本市議会本会議=市議会棟

 熊本市議会は16日、同市が来年4月の政令指定都市移行と同時に設置しようとした「区民会議案」を全会一致で否決した。議会からは「時期尚早」や「役割が不明確」などさまざまな指摘・注文が上がったが、これらの課題解決に向け踏み込んだ議論に至らなかったのは残念だ。初めて設置される新しい「区」という単位のまちづくりに、市民が参画・協働する仕組みは不可欠。設置に向けた仕切り直しの議論を急ぐべきだろう。

 区民会議は市長が委嘱する付属機関で、区の議決機関ではない。校区自治協議会や合併特例区協議会などまちづくりにかかわる既存団体との違いは、新たな「区」という単位で活動するということだ。

 市の案によると、区ごとの課題解決に取り組むほか、区の振興ビジョン作成や市が導入予定の「まちづくり予算(仮称)」にも意見し、区長に報告するとなっている。条例に基づく設置かどうかなど設置根拠や名称は異なるが、先行政令市でも同様の制度がある。

 区民会議については、その名称などから「区政の決定機関と誤解される」との懸念が相次いだ。「区民会議が決定した」事項は、議会も口を出しづらくなるとの懸念が背景にあり、「会議の暴走」に歯止めを求める声も出た。

 その半面、「存在自体を否定するものではない」といった意見や、地方自治法に基づく「区地域協議会」として位置づけるべきだなどの意見も出た。

 本来、住民が住民目線で新たな「区」という単位のまちづくりを進める仕組みに異論はないはずだ。新たなまちづくりの「核」となる組織として、住民からはその可能性に期待を寄せる声も聞く。一部市議からは、まちづくりの在り方、手法そのものを一から議論したいとの声もあった。

 否決を仕切り直しの機会とし、執行部も議会も設置に向けた歩みを止めるべきではない。幸山政史市長は再提案に意欲を見せており、今後、制度作りに向け、両者が意見交換の場を設けるのも一つの手だろう。

 先行政令市でも岡山市議会が区民会議の関連予算を全会一致で否決。執行部が権限を限定して再提案したという経緯がある。否決の理由には「議会不要論」への危機感もあったという。

 熊本市議会の今回の判断が「市議の既得権益を守るため」とのそしりを受けないためにも、否決のままで終わらせてはいけない。(田端美華)

熊本日日新聞 2011年12月17日

4621とはずがたり:2012/02/16(木) 12:15:21

限界集落を集落として維持することが目的になってはいけないと強く思う。速やかに廃集落とすべくまた特別立法などの措置が必要ではないか。
地方都市は脆弱なインフラに泣いているケースも多いし,限界集落に展望なくカネを注ぎ込むのを止めて地域の核となる市街を中心に再構成・再構築・再投資すべきであろう。
勿論生き残りをかけた限界集落の試みは,それが漫然とカネ寄越せ的なものでなければしっかり支援すべきであろうが,これまでと同じ様な新味のない公共投資的な施策は無駄ガネである。

'12/1/13
「限界集落」増 進む過疎化
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201201130009.html

 島根県域の8割を超す中山間地域にある3334集落のうち、65歳以上の高齢者の割合が50%を超え、20世帯未満の「限界集落」が453集落に上ることが県の調査で分かった。全体の13・6%を占め、2004年の前回調査より52集落(2・1ポイント)増えた。深刻な過疎化に歯止めがかからない実態が浮き彫りになった。

 県が、全19市町村の人口データ(10年4月末)を基に、中山間地域に指定されている農漁村の集落を調査。県土の86・5%(5798平方キロ)、人口の46・1%(約34万2千人)が対象となった。

 総数は3334集落で前回調査より169集落減った。高齢者が半数を超える集落は638(19・1%)に上り、113集落の増加。そのうち10世帯未満となる「危機的集落」は72集落(2・2%)で、5集落増えた。

 前回から今回調査の間に、市町村合併が進んだ影響で、800余りの集落で構成地区や区域が変更。県地域政策課は「集落数の変動を単純に比較できない面もある」とし、変更のなかった2522集落の調査結果もまとめ、限界集落の増加傾向を確認した。

4622とはずがたり:2012/03/16(金) 19:36:54
<近畿>奈良県
富貴はこの辺
http://yahoo.jp/UY15hr

地方市町村議会は全市町村1区の大選挙区制が基本じゃなかったでしたっけ?!

高野町議会、選挙区を廃止
2012年03月14日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/2249

 高野町議会が13日、昭和の合併以来半世紀以上にわたって維持してきた選挙区の廃止を決めた。現在は、高野山の寺院などがある旧高野町の第1選挙区(定数9)と、奈良県境に近い旧富貴(ふ・き)村の第2選挙区(定数2)に分かれているが、全町1区(定数10)とする議員提出議案を8対2の賛成多数で可決した。


 町と県の選管によると、県内の市町村議会で唯一の選挙区。1958年に合併で今の高野町が誕生したが、林業が盛んだった旧富貴村地域と町中心部が離れていることなどから、選挙区制を維持してきた。

4623とはずがたり:2012/03/28(水) 20:05:01
熱海は理解できるが三島と長泉の沼津憎し(?)はなんとかならんのかねぇ・・。

東部・伊豆の消防広域化 枠組み縮小、任意協議終了(2012/3/27 08:52)
http://www.at-s.com/news/detail/100110384.html

 県東部・伊豆8市8町の管内11消防本部の消防広域化を任意協議している「駿東伊豆地区消防救急広域化研究協議会」(会長・栗原裕康沼津市長)は26日、伊豆の国市内で会合を開いた。広域化を進める次段階の協議会には三島、裾野、長泉、熱海の3市1町は加わらない意向を表明し、このほかの5市7町で新たな組織を設立した。5市7町は法定協議会に向けて細部の検討を詰め、2016年5月の消防救急無線デジタル化移行期限までに消防本部の一元化を図る。
 新たな協議会に参加したのは沼津、伊豆の国、伊豆、伊東、下田、清水町、函南、東伊豆、河津、西伊豆、松崎、南伊豆の12市町。会長は栗原沼津市長に決まった。
 協議会終了後、栗原沼津市長は「離脱市町が出たのは残念だが、消防広域化によって指令本部を合理的に運営でき、現場の即戦力に人員を振り向けられる利点は大きい」と述べた。県の小林佐登志危機管理監も「これだけ広い地域が1消防本部でまとまることは大きな成果」と話した。
 不参加の自治体は理由として、費用負担を示した制度設計の不十分さや、消防救急力の強化に疑問を投げ掛けた。豊岡武士三島市長は「8市8町の広域化は大事と思っているが、現段階の制度設計では市民や議会の理解が得るのが難しい。見直しを求めてきたが、受け入れられなかった」、大橋俊二裾野市長は「8市8町だと広域すぎる。ピンポイントの市町同士の方が普段から地域間、人材間の交流がより濃くなり、災害時の対応もスムーズになる」と述べた。
 熱海市の斉藤栄市長は「県の東端に位置して近隣市町と平地でつながっておらず、広域化してもメリットが得にくい」と話した。

4624とはずがたり:2012/03/28(水) 20:05:49
>>4623-4624

三島など4市町離脱へ 東部・伊豆の消防広域化協議(2012/3/24 07:54)
http://www.at-s.com/news/detail/100109587.html

 県東部・伊豆の8市8町で任意協議している管内11消防本部の消防広域化について、三島市、裾野市、長泉町と熱海市の3市1町が離脱する方針を示していることが23日、分かった。「現在進めている制度設計では、消防救急力の強化や費用負担面におけるメリットが示されていない」(三島市、裾野市)などとして、広域化を進めるための次段階の組織には加わらない見込み。
 26日に伊豆の国市で開催する「駿東伊豆地区消防救急広域化研究協議会」(会長・栗原裕康沼津市長)で表明する。同協議会はこの日いったん解散し、広域化を進める新たな組織を編成する予定で、各首長が参加意向を明らかにする。
 8日時点で各市町が事務局に寄せた回答では、不参加が熱海市、裾野市、長泉町。保留が三島市、清水町。参加が沼津、伊豆の国、伊豆、伊東、下田、函南、東伊豆、河津、西伊豆、松崎、南伊豆の11市町。
 23日までの間、各首長間で活発なやりとりが展開された。三島、裾野、長泉は経費の積算の甘さや指令本部をめぐる議論の不十分さを指摘し、現在3市2町(三島、裾野、沼津、長泉、清水町)で共同運行している通信指令の枠組みによる広域化を沼津市に申し入れたが、沼津市は8市8町で進める姿勢を崩していない。
 熱海市は独自に、現枠組みによる広域化の利点を疑問視した。
 他市町の首長からは「東部伊豆の一体性を図る絶好の機会を逸する」と離脱意向の市町を非難する声も挙がっている。26日の議論によっては16市町の枠組みのままで進む可能性もあるが、現段階で見通しは厳しく、2年近く協議してきた消防広域化は決裂する公算が大きい。
 5月には消防救急無線デジタル化に向けた準備期限が迫り、一定の結論を出す時期を迎えている。

4626とはずがたり:2012/05/30(水) 18:11:13
<東北・北海道>福島県

双葉郡を構成する旧郡の標葉(しねは)郡と楢葉郡から標葉町と楢葉町の二町に再編が良いのではないか?

富岡町長、双葉郡8町村合併を提案「川内、葛尾に拠点」
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120529t61019.htm

 福島県富岡町の遠藤勝也町長は28日、福島第1原発事故で避難区域に指定されるなどした双葉郡8町村が合併し、放射線量の低い川内、葛尾の両村に産業、住宅の拠点を置く案を示した。8町村長の中で、町村合併について踏み込んだ考えを示したのは遠藤町長が初めて。
 遠藤町長は同日、郡山市の仮設住宅であった町民説明会で提案した。住民の帰還に関し「双葉郡人口は現在の半分以下になるだろうし、税収も見込めない」と指摘。「復興のために町村間で企業誘致合戦をするなら、双葉郡を一つにした方がいい」と町村合併を進める意向を示した。
 川内、葛尾両村を拠点にする理由として、低線量のほか、住民の帰村が既に始まったことを挙げた。「両村に企業を誘致したり、住民のコミュニティーをつくったりして、線量の減衰や除染作業の完了を待ちたい」と述べた。
 遠藤町長は役場や住宅の拠点を避難先の自治体に整備する「仮の町構想」を打ち出している。今回は町村合併の選択肢があることを示し、一歩踏み込んだ。大熊、双葉、浪江3町も仮の町構想を描いており、合併路線に進む可能性もある。
 富岡町は原発の20キロ圏内にあり、警戒区域に指定されている。政府の区域見直しでは、5年以上生活できない帰還困難区域(年間線量50ミリシーベルト超)、一時帰宅は許される居住制限区域(20ミリシーベルト超50ミリシーベルト以下)、早期帰還を目指す避難指示解除準備区域(20ミリシーベルト以下)に3区分される公算が大きい。
 遠藤町長は区分けによって住民への賠償額に差が出るとして、区域にかかわらず一律に賠償するよう政府に求めている。

2012年05月29日火曜日

双葉郡合併 首長、賛否分かれる 論議の先行きは不透明
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120530t61018.htm

 福島県富岡町の遠藤勝也町長が福島第1原発事故で大半が避難区域となっている双葉郡8町村の合併に前向きな意向を示したことについて、河北新報社は29日、他の7町村長に意見を聞いた。「総論賛成」から「絶対反対」まで分かれ、合併論議の先行きは不透明だ。
 遠藤富岡町長は28日の町民説明会で「双葉郡の人口は現在の半分以下になるだろう。郡を一つにした方がいい」と合併に肯定的な考えを示した。
 双葉郡は原発事故で住民約7万2000人の99%近くが今も避難している。大半が避難区域で帰還の見通しが立っていない。
 現在居住可能なのは放射線量の低い広野町と川内村。役場を避難先から戻し、住民に帰還を呼び掛けたが、戻ったのは広野が5400人中320人、川内が2800人中540人にとどまる。
 渡辺利綱大熊町長、馬場有浪江町長、遠藤雄幸川内村長、松本允秀葛尾村長の4人はそうした現状を踏まえ、「将来的には合併は選択肢の一つだ」と富岡町長の発言に一定の理解を示す。
 ただ、4人とも「軽々に判断できない」「各町村の足元を固めるのが先」と条件付きの賛成だ。
 「とんでもない。町村ごとの課題がぼける」と反対姿勢を明確にするのは井戸川克隆双葉町長。山田基星広野町長も「一切考えていない。首長の一存でできるほど簡単ではない」と否定する。
 松本幸英楢葉町長は「楢葉は放射線量が比較的低く戻れる状況にある。帰還が一番の優先課題だ」と話している。

4627とはずがたり:2012/05/30(水) 18:11:27
>>4626-4627
◎双葉郡7町村長談話

<広野>除染や帰還が先
 山田基星広野町長 いろいろな方向性を探る考えは分かるが、合併は今のところ考えていない。住民帰還や除染、学校再開など課題が多く、それどころでない。合併は首長の一存でできるほど簡単でなく、議会と連携しなければならない。

<楢葉>南北二つの形も
 松本幸英楢葉町長 楢葉は放射線量が低くて戻れる状況にある。住民の帰還に向け、除染や賠償問題に取り組んでいる。現時点では合併は考えていない。第1原発が双葉郡の中央にあり、合併の形は北と南の二つに分かれるのではないか。

<川内>選択肢の一つに
 遠藤雄幸川内村長 合併は近い将来の選択肢の一つ。復興予算を効率的に配分できる。ただ復興に向けて必要な古里への思いが弱まるのが心配。川内は双葉郡復興のための最前線になりたい。「仮の町」の拠点づくりに積極的に協力する。

<大熊>8町村で温度差
 渡辺利綱大熊町長 人口減が予想され、将来的に合併は選択肢の一つ。ただ、今は各町村が足元を固める時。放射線量に違いがあり、復興計画もまちまちで双葉郡全体の構想を並行して進めるのは難しい。合併には8町村で温度差もある。

<双葉>首長の責任放棄
 井戸川克隆双葉町長 とんでもない。悲惨な避難生活を強いられている問題が解決していないのに首長として責任放棄になる。双葉郡が国に何を求めるか、ようやく協議が始まった段階。合併話を持ち出せば、町民に動揺を与えてしまう。

<浪江>論点整理が必要
 馬場有浪江町長 人口の減少や産業構造がどうなるか分からない中、合併は一つの選択肢。だが、合併で自治体が変われば戻らない町民が増える恐れがあり、利点、欠点の論点を整理しないと軽々に判断できない。平時とは状況が違う。

<葛尾>まず賠償解決を
 松本允秀葛尾村長 復旧、復興を単独町村で進めるのは難しく、合併は一つの選択肢だ。ただ避難区域再編や賠償問題に見通しがつかないと話し合う段階にならない。葛尾村は起伏に富み、合併自治体の拠点になるのは難しいのでないか。

2012年05月30日水曜日

4628とはずがたり:2012/07/02(月) 11:16:34

都を導入する前に東京都下で世田谷が大きすぎたりする等都の問題点もなんとかならんのかなぁ??

橋下構想、一歩前進…特別区新法案で5党合意
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/6330

4629とはずがたり:2012/07/04(水) 02:40:57
<近畿>
俺も名前が凄く重要だと思う。だから大阪都ではなく大阪府の侭なら中身はどうなっても構わん位だw
橋下は早く大阪市下の区の再編案をみせろ♪全ては其処からである。

橋下市長の訴え通らず…5党「大阪府」変更ダメ
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20120703-567-OYT1T00612.html
2012年7月3日(火)15:24

 橋下徹大阪市長が目指す「大阪都」構想の実現に向けた新法案を巡り、民主、自民、公明、みんな、国民新の5党は3日、国会内で実務者協議を開き、特別区を設置する道府県の名称変更規定を設けない方針を確認した。

 このため新法に基づいて「大阪都」構想が実現しても、「大阪府」の名称は変更されないことになる。

 名称を巡っては、橋下氏が6月29日、大阪市役所で記者団に「名前がすべて。ものすごい重要だ。都がダメなら、州ぐらいでもいい」として、大阪府の名称を変更できないことに不満を示していた。この日の実務者協議後、民主党の逢坂誠二衆院議員は「これまで名称は議論してきておらず、既定路線の中で淡々と法案化をしたい」と述べた。

橋下氏発言に疑問相次ぐ=自民部会
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-120703X185.html
2012年7月3日(火)16:49

 自民党が3日開いた総務部会などの合同会議で、与野党5党が大筋合意した「大阪都」法案に関し、橋下徹大阪市長が「都」に名称を変更できないのは問題だと表明したことを疑問視する声が相次いだ。自民党は橋下氏サイドから事前に「名称にはこだわらない」との説明を受けたとしており、発言の真意を確認する。

 会合では、出席者の一人が「一生懸命成案を得たのに、納得できないと言われるのは心外だ」と不満を示した。「『都』は天皇陛下がおられる首都のことだ。自民党としてぶれるわけにはいかない」と、都への名称変更には応じられないとする声も上がった。 

[時事通信社]

橋下市長に不快感=自民・茂木政調会長
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-120702X001.html
2012年7月2日(月)17:14

 自民党の茂木敏充政調会長は2日の記者会見で、民主、自民など5党が大筋合意した「大阪都」構想実現への新法案をめぐり、橋下徹大阪市長が大阪府の名称を「大阪都」などに変更できないことを問題視していることについて、「もし名前が重要なら、事前に言うべきだった。橋下氏は(自身の)本の中でも名前は重要ではないと話しており、意見がよく変わる方だなと思っている」と不快感を示した。 

[時事通信社]

4630とはずがたり:2012/09/25(火) 03:30:13
<九州・沖縄>熊本県

2012年9月23日19時55分
「平成の大合併」別れたい 熊本・旧泗水町で過半数署名
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/2855

4631とはずがたり:2012/10/24(水) 12:30:17
<九州・沖縄>熊本県・その他
>>4630

再び分離・独立も? 平成大合併後に各地で巻き起こった「離婚」騒動
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/2887

■合併トラブルその1/「埼玉県さいたま市」(※2001年、浦和市、大宮市、与野市が合併)
2007年12月11日のさいたま市議会で吉田一郎市議が「旧大宮市の分離・独立」に関する質問を行った。同市議は質問の冒頭で「現在のさいたま市政に怒りを感じている」という旧大宮市民からの手紙を紹介。

■合併トラブルその2/「青森県青森市」(※2005年、青森市、浪岡町が合併)
合併反対派が多数を占めていた民意を無視し、強引に合併を進めたとして浪岡町(当時)の住民が猛反発。浪岡町長がリコールされるなど大騒動に発展した。現在も分離・独立を目指した運動が続けられている。

■合併トラブル3/「群馬県安中市」(※2006年、安中市、松井田町が合併)
合併の告示が行われた後の松井田町(当時)町長選挙で合併反対派の候補が当選。住民アンケートでも合併反対派が多数を占め、松井田町は群馬県と総務省に合併撤回を要請。合併後も「碓氷郡松井田町の復活を考える会」が立ちあがり、分離・独立に向けた住民運動が起こった。

市議会と県議会の議決があれば分離・独立は可能
 これら旧自治体の住民が分離・独立を求める理由はさまざま。市役所が遠くなった、行政サービスが変わって細かなニーズに対応してもらえなくなった、愛着のある地名がなくなった、市域が広大になりすぎて天気予報がアテにならない、そもそも合併に反対だった、などなど多種多様な不満が渦巻いている模様。
もちろん、合併によって財政基盤の強化や行政運営の効率化が図られ、住民サービスが向上した自治体もある。しかし一方で、強引な合併により不遇をかこってしまった住民も少なからず存在しているようだ。

 で、結局のところ一度合併した自治体が「別れる」ことはできるのか? 地方自治法の規定によると、市議会と県議会の議決を経て総務大臣から承認されれば分離・独立は可能。じっさい、戦後に限っても全国70市町村で分離が行われている。

4633とはずがたり:2012/11/15(木) 10:51:41
<近畿>大阪都

朝日新聞デジタル
2012年11月14日15時38分
大阪市再編、区割り4案を公表 15年春の発足目指す関連トピックス橋下徹
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/2662

大阪市の区割り素案
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/gyosei/OSK201211140054.jpg

大阪都 区割り4案発表 キタ・ミナミ合体も
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/2664

 橋下市長が掲げる都構想では、24区を8〜9の特別区に再編するとしていたが、将来的な人口減少を見越したうえで、PTは、2035年の1区あたりの人口が中核市並みの30万人規模となる7区案2種類と、45万人規模の5区案2種類の計4案をまとめた。
(2012年11月14日 読売新聞)

公募区長が纏めた区割り素案
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/gyosei/20121114-563833-1-L.jpg

大阪市24区の区割り案、5区と7区に キタ・ミナミ合体も 区長PTが素案  
2012.11.14 14:18 sankei
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/2664

 一方、各区の税収の均衡を図る財政調整制度で格差が是正されるか懸念する声もある。

 生活保護の受給率が高く、税収が低い西成区については、橋下市長が当初、特区扱いで単独区として残すことも容認していたが、4案とも隣接区と合区させる内容になっている。

 このうち西成区を中央区など周辺5区と合体する案では、PTは理由を「商業地域(北・中央・浪速)と住居地域(天王寺・西成・阿倍野)のバランスが取れている(ため)」と説明している。

 区割り案は今月中に府議や市議などが参加する「大都市制度推進協議会」に提示された後、年内にも設置される都構想の具体的な制度設計を行う法定協議会に諮られる予定。府市は来年7月をメドに1案に絞り込んだ上で、都構想法に基づき住民投票で賛否を問い、平成27年度の大阪都移行を目指す。

<大阪都構想>特別区再編4案を発表 税収格差、最大4倍
毎日新聞 11月14日(水)14時18分配信
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/2665

5区のC案は、中央・北の両区に加え、天王寺区や阿倍野区も統合して市全体の発展を引っ張り、周囲の東西南北に住宅地を配する。D案は、港区や住之江区など臨海部の6区を統合し、中央・北区は分離する。

 ただ、中央・北区を統合する2案は、税収格差が約4倍になる。B案では、両区を統合した区の税収が市全体の3割を超す約2096億円(11年度推計)に上る一方、市東部の鶴見や城東区を統合した区は約507億円にとどまる。人口格差は住宅地と商業地が分離するA案が最も大きく、市南部の阿倍野などを含む区は、中央や天王寺などの区の2.4倍に達する。

4634とはずがたり:2012/11/15(木) 10:58:26
<近畿>大阪都

>大阪を代表する繁華街・ミナミを抱える中央区や浪速区、

>繁華街のキタがあり、一人あたり税収が中央区に次ぐ2位の北区、

>地価が24区で最も高く、国立・私立の有名校が集まる文教地区の天王寺区などはラブコールの嵐。

>靱(うつぼ)公園や京セラドームに加え、若者で賑わう堀江地区などのおかげで過去5年間で人口が1万人増えた西区

>大阪市中央体育館があり、海遊館など湾岸周辺施設も多い港区

>年間1000万人が訪れるテーマパークUSJのある此花区

この辺を核に区再編するしかないんちゃうか。

大阪都構想の区再編 税収の少ない区と統合で財政悪化と紛糾
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121112-00000000-pseven-soci
NEWS ポストセブン 11月12日(月)7時5分配信

 橋下徹・大阪市長が目指す大阪都構想では、大阪市地域24区が大規模に合併・再編される。橋下市長の狙いは、現在の大阪府と大阪市の二重行政を撤廃し、無駄な行政コストを省くことにある。大阪市の24区は約30万人単位の「特別区」に再編され、住民に密着した行政サービスは「特別区」が、道路や災害対策、大規模公共工事などは「大阪都」が管轄する。

 そこで、この11月5日に開かれた区長会議では、特別区に再編する区割り案として、5区案を2パターンと7区案を2パターンの計4案が提案され、正式決定するはずだった。

 ところが、会議での議論は紛糾し、決定は先送りになった。何が起きたのか。

「24区は経済力も文化・歴史もまったく違う。4案の決定でも二転三転したほど。さらに紛糾するのは間違いない」(市政担当記者)

 税収が少なく歳出の多い区と統合されると、財政が悪化する。再編議論が紛糾したのはそのためだ。立命館大学法学部(行政学)の村上弘教授はこういう。

「現在の24区は行政区で自治体ではないので、区によって住民税や保険料に差はありませんが、24区が特別区に再編されて大阪都が実現した後は、特別区によって住民税や保険料が変わる可能性があります。財政が厳しい区が含まれる特別区では、それまでの税金よりも高くなるかもしれません」

 一人あたり税収トップの中央区に住む50代の自営業男性は言葉を濁しながらも、「税収の悪い区と合併して健康保険料が上がるのはかなわんな。別の案にしてもらえんか?」と頭を抱えた。また、高級住宅地に自宅がある50代会社員男性は「一緒になった区に引きずられて、地価が下がったりすると困る」という。

 逆にいえば、どこの区も税収が多く、地価も高い人気の区と一緒になりたいということになる。

 大阪を代表する繁華街・ミナミを抱える中央区や浪速区、同じく繁華街のキタがあり、一人あたり税収が中央区に次ぐ2位の北区、さらに地価が24区で最も高く、国立・私立の有名校が集まる文教地区の天王寺区などはラブコールの嵐。

 また、靱(うつぼ)公園や京セラドームに加え、若者で賑わう堀江地区などのおかげで過去5年間で人口が1万人増えた西区や、大阪市中央体育館があり、海遊館など湾岸周辺施設も多い港区、年間1000万人が訪れるテーマパークUSJのある此花区も、合併すれば税収が増えるとして人気だという。

 橋下市長が国政に目を向ける間に、銭カネにシビアなお膝元の住民の間には、一触即発の空気が漂いはじめた。

※週刊ポスト2012年11月23日号

4635とはずがたり:2013/01/07(月) 20:32:53
<東北・北海道>福島県

長野県の県庁は松本,福島県の県庁は郡山が持論の俺です♪特に福島県の福島市は北に寄り過ぎていて不適切,会津・平・福島・白河の結節点の郡山が県庁には相応しく思う。
福島県民の感覚としてはどうなんでしょうかねぇ。

2468 名前:チバQ[] 投稿日:2013/01/06(日) 19:56:53
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130105-OYT1T00273.htm?from=ylist
福島県庁を誘致せよ…郡山市が担当部署設置へ

 福島県郡山市の原正夫市長は4日、県庁の同市への移転誘致を目指して、新年度、市役所に「県庁移転推進係」を設置する方針を明らかにした。
 県庁の移転誘致を担当する部署の設置は初めてで、誘致を推進する周辺市町村との連携や情報収集などを行うという。

 この日記者会見した原市長は「市議会で請願が採択され、他の自治体議会でも意見書が提出されるなど、移転誘致の機運が高まっている」と述べ、「震災以来、県や郡山の状況は大きく変わった。20年、30年先を考えたとき、何を今できるか考えながらしっかり取り組みたい」と意気込みを語った。同市では昨年5月、市民団体主催で県庁などの移転を目指すイベントが行われ、原市長も出席していた。

 原市長はこのほか、子供の運動不足を防ぐため屋内プールや屋内運動場を新設する方針も明らかにした。

(2013年1月5日11時53分 読売新聞)

4637アーバン:2013/04/29(月) 13:46:31
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130428/tky13042819450003-n1.htm
悲劇のヒロイン、照姫まつり開催 石神井公園周辺
2013.4.28 19:45

石神井公園で毎春恒例の「照姫まつり」が開かれた=28日、東京都練馬区

 東京都練馬区の都立石神井公園や周辺で28日、毎春恒例の照姫まつりが開催。晴天にも恵まれ、約12万5千人の人出でにぎわった。

 照姫は、公園内に城跡の残る石神井城を居城としていた室町時代の武将、豊島泰経の娘。宿敵の太田道灌に攻め滅ぼされ、公園内にある三宝寺池に身を投げたと語り継がれている。

 まつりの当日は、地元在住で高校3年生の来代(きただい)ひよりさんが務める照姫をはじめ、泰経公、奥方や、よろい姿の武士ら100人による時代行列が公園周辺を練り歩いた。

今年も参加してきました。すごい人出でした。もう26回目。小学校3年生の時に第1回に行ったのを思い出す。

4638アーバン:2013/05/01(水) 00:48:15
http://nerima.keizai.biz/headline/344/
石神井公園で「照姫まつり」−劇の見どころにアクション加わる
2013年04月30日

照姫(来代ひよりさん)

 都立石神井公園とその周辺で4月28日、「照姫まつり」が開催された。園内を「けやきひろば」「野外ステージひろば」「芝生ひろば」「くつろぎひろば」の4つに区分した会場に80以上の団体が出展した。

出陣式で鬨(とき)の声を上げる参加者

 快晴に恵まれた当日、園内のほか公園周辺は午前中から多くの人でにぎわった。今回、主役三役と呼ばれる照姫、豊島泰経(としまやすつね)、奥方役は来代ひよりさん(照姫)、清澤洋一さん(豊島泰経)、吉田恒子さん(奥方)が演じた。

 最大の見どころは、美しい室町時代の装束を身に着けた華やかな時代行列。出演者は子どもから大人まで総勢100人が参加。先頭からの長さは約120メートルに及んだ。

 午前の行列が同園に到着すると、続いて野外ステージで出演者による舞や歌、「照姫伝説」に基づいた劇を披露。今回は新たに男性陣によるアクションも加わった。演技指導を行ったのは都内で活動をする「演技者集団I&T」の岩井潤一さん。「実行委員が知り合いだったことから依頼を受けた」と岩井さん。この日、劇を見ていた人からは「今年の劇は迫力があった」などの感想を聞くことができた。

 劇終了後の出陣式では、清澤さん演じる豊島泰経が鬨(とき)の声を上げ、午後の行列に出発した。

 「照姫伝説」とは、照姫は室町時代中期に石神井城を居城とした武将、豊島泰経(としまやすつね)の次女とされており、泰経が太田道灌(おおたどうかん)に敗れ公園内の三宝寺池に身を投げると、照姫もその後を追ったと言い伝えられている。

4641とはずがたり:2013/05/22(水) 17:40:26
<近畿>大阪府

大阪都構想の住民投票、堺市長が断念表明
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20130522-567-OYT1T00823.html
2013年5月22日(水)15:33

 堺市の竹山修身市長は22日の定例記者会見で、大阪都構想の是非を巡って、9月29日投開票の市長選と同日実施する意向を示していた住民投票を断念することを表明した。

 竹山市長は会見で、公職選挙法の適用を受ける市長選の選挙活動と、同法の適用外の住民投票運動の区別が難しいことから、「選挙は公正に行われなければならない。住民投票運動が公選法上の選挙運動に及ぶ事態を避けたいと考えた」と断念の理由を説明した。

 さらに、大阪維新の会堺市議団などが20日、市内7区の再編を盛り込んだ政策を公表したことにも触れ、「市長選の大きな争点が明らかになった。都構想に参加して堺市の廃止、分割を主張する(維新の)候補者としっかりした対立軸で議論したい」と語った。

 市長選には、竹山市長が「都構想への堺市の参加反対」を掲げて出馬を表明。大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)が都構想推進の候補を擁立する方針で、事実上の一騎打ちとなる可能性が高い。

4643とはずがたり:2013/07/03(水) 17:39:25

秋田市
http://common.pref.akita.lg.jp/koholib/search/html/038/038_002.html
待望の新産業都市に内定

◆東北西部開発の拠点めざす

 百三十万県民の願いをこめた「秋田湾臨海工業地帯」の新産業都市追加指定が内定した。
 昭利三十六年、秋田県では、本県の経済的後進性と所得水準における地域格差の解消をはかるため、高度生長産業を導入して県内産業全般の体質改善をしてゆく必要上、まず工業化の促進にあたって中核となる拠点の建設を急務とし、"秋田湾臨海工業地帯"をこの拠点として積極的に育成し、東北西部における一大工業地帯、大規模開発拠点に発展させる――という秋田県総合開発計画を策定し、この基本構想にそって具体的な建設作業を進めてきた。
 そして三十七年五月に「新産業都市建設促進法」が国会で成立するにおよび、新産都市建設が本格的にクローズアップされてきたのである。
 この新産都市の指定をめざし県内各界の一致結束した熱意と努力が指定獲得に向って強力な働きかけとなって始まったのだが、各地の指定獲得争いは激しく、関係者の努力にもかかわらず三十八年七月、東北では仙台湾、八戸地区など全国で十三地区が新産都市に指定されたものの、秋田地区は指定からもれたのである。この指定もれは"条件が整わず、工業熟度が低い"ということであったが、これが整備されれば追加指定ということであった――。

 しかし、県は追加指定獲得のため、県総合開発計画にそった産業基盤の整備と企業の誘致をはかりながらも、新産都市建設の柱となる県北地方の鉱床開発の促進や八郎潟干拓事業の進展などを見守りつつ"新産指定"の受入れ態勢を固めてきたのであった。
 ちょうど一年程前、池田前首相が閣議で「出かせぎ対策とからめて秋田の新産都市追加を検討するように」と発言あったのも、地元側のたゆまない熱意の現われだったといえよう。
 県は、この間にあって知事を中心として関係各界とともに熱心な陳情を続けてきたが、これが功を奏してついに追加指定されることが内定したのである。
 新産都市をつくるということは都市化を進めることである。東北西部の拠点として広域的な大都市をつくること、そしてその要素として工業化をはかり都市の近代的整備を進めるというのが新産業都市の目標であるが、同時にその周辺、背後の農林水産業地帯の振興を、そして全体が調和のとれた都市をつくっていこうとするものである。


 内定が決まり、秋までには正式指定の運びとなるが、一昨年、県の策定した基本計画では、秋田湾臨海工業地帯の工業化は、北鹿に豊富に埋蔵されている銅鉱、硫化鉱それに石油、天然ガスを活用した化鉱コンビナート、さらに木材資源を生かした木材コンビナートを二本の支柱としている。

4644とはずがたり:2013/07/03(水) 17:40:31

函館市史
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/soumu/hensan/hakodateshishi/tsuusetsu_04/shishi_06-02/shishi_06-02-02-01-01.htm
昭和30年・40年代のビジョン   P337−P339

 昭和37(1962)年5月に函館市・上磯町・大野町・七飯町・亀田町・銭亀沢村による「函館地方総合開発計画」が作成された。この計画は、「北洋漁業の衰微は、本地方経済界をして大改革を余儀なくせしめた」ことから、「工業生産都市へと体質の改善」を意図しており、国の政策の新産業都市構想を意識したものであった。新産業都市構想は、戦後の日本経済の地域的不均衡発展を是正し、全国各地に開発拠点地域を設定して、産業の均衡発展をはかる政策であった。つまり、「函館地方総合開発計画」は、新産業都市構想の地域指定をめざして作成された構想であり、その達成により函館地方の発展はもとより、道南地方の開発が大いに促進されることを期待するものであった。
 この計画の具体的な事業としては、函館市港町より上磯町七重浜に至る海浜部埋立造成地を基盤にした工業地帯を構想していた。しかしながら、函館市は新産業都市の指定を受けることができなかった。このような現状に対して、昭和39年第4回定例函館市議会で田村茂三郎議員は、函館市が人口面で旭川市に追いぬかれ、本道第3位の都市に転落したことに関連して、函館市政衰退の責任を市長に追及した。これに対し吉谷一次市長は、新産業都市の指定にもれたが、工業都市化の方策をとっており、地場産業を市発展の根幹と考え、育成に力を入れていることを表明した(『昭和三十九年第四回函館市議会定例会会議録』、昭和39年9月30日付け「道新」)。

4645とはずがたり:2013/07/03(水) 17:42:44

連鎖の崩壊
新瀬戸内海論
千載一遇 番の州(中) 工業立県へ期待担う
http://www.shikoku-np.co.jp/feature/rensa/2/3/

 「対岸の水島コンビナートの活況を見せつけられて金子さんは歯ぎしりしてましたね。このままでは香川は取り残される。なんとかせい、とよくカミナリを落とされました」
 昭和30年代後半、金子正則知事の下で開発行政を担当した元県幹部は当時を思い起こして苦笑する。
 「なんとかしたくても、塩田で手足を縛られて動けない。しかられるこちらももどかしかった」

塩田の制約
 埋め立て後発県といわれる香川。それは高度成長期に全国生産量の3割に上る広大な塩田を抱えていたことと密接なかかわりがある。
 製塩業の合理化を促す第3次塩業整備(34年)は予想外に廃止圧力が小さく、香川には29カ所、約970ヘクタールもの塩田が残った。当時、全国の四割を占めたこれらの塩田が47年の第4次整備で姿を消すまで、香川の沿岸域を“占有”することになる。
 「結果的に海面埋め立てと工場立地が遅れ、公害の多発を免れた。他府県に比べ傷口を広げずに済んだ」。西川栄一神戸商船大教授は「環境保全の面からいえば香川には幸いしたはず」と指摘するが、それは今だから言えること。
 「狭い県土を可能な限り広げて企業誘致を図る」(元県幹部)が県是だった当時、塩田は埋め立てを阻む厄介な存在でしかなかった。

産業運河
 昭和30年代、瀬戸内海の産業地図は大きく、急速に塗り替えられる。その先駆けとなったのが石油精製、石油化学工場の立地だ。「コンビナートこそが規模の経済と効率性を極限まで追求した最も合理的な生産方式と考えられた」と戸田常一広島大経済学部教授。
 市場への近接、広大な用地、大型タンカーの接岸…。コンビナートの立地条件を満たす場所は東京湾、伊勢湾、瀬戸内海の3海域だけ。しかも「瀬戸内海は埋め立てに適した浅瀬が多く、自然災害も少ない。『産業運河』化を進めるには絶好の場所」(戸田教授)だった。
 瀬戸内沿岸には既に20年代後半からコンビナートが出現していたが、「多極分散」を目指す国の政策誘導が工業適地の争奪に拍車をかけた。
 しかし、香川は望みをかけた新産業都市指定を外され、その落ち穂拾いといわれた工業整備特別地域からも漏れる。指定に漏れた自治体は瀬戸内沿岸で香川ただ1県。愛媛、徳島にも先を越され、「四国の玄関にふさわしい経済基盤を持たなければ」(県企画部)と焦りは募った。
 地域振興と工業化がイコールで語られた時代。「バスに乗り遅れるな」を合言葉に、最後の切り札として登場したのが番の州の造成計画だった。
順調な一歩
 番の州を「切り札」にしたのは、皮肉にも金子が強く意識していた対岸の隆盛だ。水島工業地帯の発展で大型タンカーの往来が激しくなった南北備讃航路のしゅんせつが必要になり、約5000万立方メートルの土砂の捨て場として番の州にスポットが当たった。
 まさに「渡りに船」。巻き返しを図る千載一遇の好機と、県は単独事業で番の州開発に乗り出す。金子は後に「しゅんせつ土砂がなければ工費が高くつき、県の財政事情が許さなかっただろう。助かった」と述懐している。
 <巨大な浅瀬である番の州を埋め立て利用することは、市民の長い間の夢であった>−「坂出市政概要」はこう記述しているが、それは県民の夢でもあった。生物生産に重要な浅海域を狙い撃ちすることに疑問をさしはさむ余地はなかった。
 総事業費140億円。日本一安上がりの埋め立てといわれた番の州は、地耐力にも優れ、企業の食指をそそる。進出一番手の川崎重工が操業を始めたのは42年10月。石油化学、電力など4社が後を追うように立地した。
 農業県から工業県へ。塩の浜からコンビナートの街へ。香川の期待を担った「番の州」は順調な一歩を踏み出した。

4646とはずがたり:2013/07/03(水) 17:44:48
酒田市
充実期
昭和21年〜昭和50年
http://www.sakata-cci.or.jp/100th/100th4.html

北港開発と住軽アルミの誘致で新日本海時代の起爆剤に

 過疎ということが、政府の公式文書(「経済審議会地域部会中間報告」)で問題になったのは、前田巖が第12代酒田商工会議所会議所会頭となった昭和41年(1966)である。同年、日本経済は戦後最悪といわれた「40年不況」から一転して、戦後最長の景気となった「いざなぎ景気」に突入した。公式文書は、日本の地域問題として、過疎問題のほか、地域格差問題、過密問題の三つを指摘していた。

 もっとも、政府がこれらの問題を放置してきたわけではない。「全国総合開発計画」(昭和37年)は、昭和30年代の高度経済成長の中で、太平洋ベルト地帯の過密化が進み、また一方で、地方の過疎問題が深化することへの対応策を用意した。具体的な手法として、「新産業都市」及び「工業整備地域」の建設構想である。自治体は、新産業都市建設の指定を受けようと、史上空前といわれる誘致合戦を展開した。酒田市も「庄内地域新産業都市建設構想」を打ち出し、新産業都市に名乗りを上げたが、指定にもれた。

 しかし幸いにも、41年の国の港湾整備計画の中に、「北港開発(酒田臨海地域開発)計画」が盛り込まれた。その骨子は、酒田本港北方の宮海付近に港湾規模5万トンの北港を造る。背域工業用地1,100へクタールに住友軽金属の子会社・住軽アルミの工場を誘致する、というものである。

 46年10月、山形県と住友軽金属工業との間で立地協定が締結されるに至った。48年には設立が決定。49年11月には工場建設が着手された。そのような中で酒田北港に第1船が入港、開港記念式典がおこなわれた。こうして北港開発により、県内唯一の臨海工業地帯として、また新日本海時代の拠点産業都市として大きく飛躍することが期待された。

4647とはずがたり:2013/07/03(水) 20:38:40

指定漏れ地域
>高松坂出丸亀,千葉木更津,長崎佐世保
>千葉木更津,広島,大和,岐阜大垣
>前橋高崎,金沢小松,北伊勢,宇都宮

新産・工特地区における行政投資とその効果について
http://ir.lib.muroran-it.ac.jp/dspace/bitstream/10258/1566/1/cpijac12_115_1977.pdf

新産グループと指定もれグループが重なる部分に八戸,仙台湾,新潟,徳島,中海の 新産5地区と,高松坂出丸亀,千葉木更津,長崎佐世保の指定もれ 3地区が位置し,初期条件でみるとこれらの. 地区の指定が微妙であったと考えられる。

次に 「新産業都市の区域の指定基準」から検討した。指定基準では将来人口について 20万人程度増加する可能性があるととを要件としている。図ー2で15年間に20万人以上増加したのは新産・工特 21地区では道央,仙台湾.岡山県南,東駿河湾,播磨の 5地区にすぎなく,指定もれ 20地区では千葉木更津,広島,大和,岐阜大垣の 4地区である。 10万人以上20万人未満の地区も前者では大分,束三河,備後の 3地区,後者では前橋高崎,金沢小松,北伊勢,宇都宮の 4地区にすぎない。

4648とはずがたり:2013/07/28(日) 10:22:50
<九州・沖縄>

「まずは焼酎!!」「人生はトライアスロン」…九州で風変わり条例続々
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20130728504.html
産経新聞2013年7月28日(日)08:10

 「焼酎の乾杯推進条例」「人生トライアスロン条例」−。地方自治体が独自に定める条例には、その地域の特性が色濃く出る。九州7県にも風変わりな条例が数多く存在し、自治体のご当地事情が透けて見える。条例になじむか疑問符がつくケースもあるが、産業振興や街おこしのアピールに風変わり条例が果たす役割は大きい。(津田大資)

 ■「まずは焼酎で乾杯!」

 鹿児島県いちき串木野市の市議会で6月、日本初となる「本格焼酎による乾杯を推進する条例」が可決、成立した。同市は焼酎生産が盛んな鹿児島県の中でも、霧島市に次ぐ蔵元8カ所がある。人口3万人の市にとって、焼酎は主要な地場産業だといえる。

 焼酎乾杯条例の背景には、焼酎ブームが下火になったことがある。

 鹿児島県酒造組合によると、同県の焼酎出荷量は18年の15万6千キロリットルをピークに、24年は13万6千キロリットルと1割以上も減った。地場産業のピンチに、まずは足もとから消費を増やそうと、地元商工会議所が制定を田畑誠一市長に要請した。

 いちき串木野市でも、飲み会は「とりあえずビール…」で始まることが多い。もちろん、焼酎で乾杯しなくても罰則はない。同市食のまち推進課の担当者は「ビールを敵視するつもりはありません。焼酎への愛着を根付かせるのが目的です」と語った。

 市は条例制定を契機に、乾杯用にアルコール度数の低い焼酎開発を蔵元に依頼。観光客が蔵を巡る「焼酎ツーリズム」の企画にも取り組むという。

 名称や条文そのものが突飛な条例もある。

 城下町の風情が残り、九州の「小京都」と呼ばれる熊本県人吉市に平成20年、こんな条例が誕生した。

 その名も「子どもたちのポケットに夢がいっぱい、そんな笑顔を忘れない古都人吉応援団条例」。市企画財政課の担当者によると、おそらく日本一長い条例名だという。

 しかも前文は「線路の遙か向こうに憧れを追いかけていたあの頃、小さな幸せが子どもたちのポケットからこぼれ落ちそうで…」と、法例には似つかわしくない文学的な文章がつづられる。

 これだけでは何を定めた条例かさっぱり分からないが、自治体に寄付をすると同額の税控除が受けられる「ふるさと納税」に合わせ、寄付金を財源にまちづくりを進める条例だという。

 ■なぜ、こんな長い条例名にしたのか。

 「たくさんの言葉を入れれば、インターネット検索でヒットしやすくなり、寄付が増えると思いました」と担当者。ところが、あまりに文学性を追求したため、寄付に関する言葉がなく、市の思惑とは逆にネット検索ではヒットしない。制定以降5年間で集まった寄付金は853万円と少額で、まだ活用方法は決まっていない。

 変わった名称では、福岡県大牟田市が平成4年に制定した「人生トライアスロン金メダル基金条例」もある。

 スポーツとは関係なく、百歳を迎えた高齢者に金メダルと賞状を授与する条例だ。長い人生を、水泳、自転車、マラソンの3種目で競う過酷な鉄人レース(トライアスロン)にたとえ、激動の時代を乗り越えた高齢者は、まさに鉄人といえることから、この名称を付けた。

 制定直後は5、6人だった金メダリストは高齢化が進んだこともあり、昨年度は49人に増えた。

 名物の振興や名称に工夫を凝らしたほほえましい条例の一方、治安悪化という深刻なご当地事情を背景にした条例も存在する。

 福岡県は6月、県迷惑防止条例7条「粗暴行為の禁止」に「模造爆発物等を置く行為の禁止」の条項を追加した。模造爆発物、つまり偽手榴(しゅりゅう)弾などを意図的に公共の場に置く行為を禁じる条例で、全国でも類を見ない。

 福岡県では、23年3月に九州電力や西部ガスの経営者宅に手榴弾が置かれるなど企業テロが相次いだ。手榴弾に関する事件が平成21年以降11件も発生し、手榴弾9個が押収されている。

 この非常事態を背景に、今年4月15日、北九州市のJR小倉駅近くで模造手榴弾騒動が発生した。手榴弾とみられるものを市民が発見し、現場はパニックに。半径50メートルが3時間にわたって封鎖され、県警の爆発物処理班も出動した。

 爆発物は真贋の判別が困難で、北九州の騒動では長時間都市機能が停止した。さらに「愉快犯が出れば、治安悪化のイメージが全国に広がり、企業誘致にも影響しかねない」(県警生活保安課担当者)と、騒動から2カ月でのスピード改正となった。

 ご当地事情を反映したとはいえ、全国に誇れないこの条例ばかりは、早くなくなってもらいたい。

4649自民党・森喜朗・CIAは、昔から結託している!!:2013/07/28(日) 20:10:15
自民党・森喜朗・CIAは、昔から結託している!!
東京地検特捜部は、日本国内操縦売国エージェント!!
国民は騙されるな!!
工作員による、撹乱文・撹乱サイトに注意!!

4650とはずがたり:2013/07/29(月) 19:10:26

<中国・四国>山口県

現場は「限界集落」14人
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130723/crm13072310240004-n1.htm
2013.7.23 10:23

 集落で暮らす14人のうち5人が遺体で見つかった。もともとは「家族のよう」といわれる山里だった。

 数十年前は商店が並び、小学校もあったという周南市金峰の郷地区は、市中心部から車で約45分、くねくねした狭い山道を進んだところにある。人口は流出し「限界集落」に。市によると、6月時点で8世帯の25〜90歳の男女14人が約600メートルの道路沿いで生活し、65歳以上が10人を占める。

 廃校となった小学校の跡地に交流館が建てられたのは平成18年ごろ。当初は花見や祭りなどの活動拠点となった。近くに住む男性は「この辺は家族のようなもの。みんな顔を知っていて、グラウンドゴルフをしたり、花を植えたりしていた」と振り返る。

 しかし、最近は交流館の手入れはされなくなった。市関係者は「全く活動している様子がなくなった。関係が希薄になっていたのかもしれない」と話す。

山口県周南市・連続殺人事件まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2137482275117465201

4651とはずがたり:2013/08/23(金) 14:54:59
<東北・北海道>岩手県

最も人口が多い村、町を飛び越し一気に「市」へ
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20130822-567-OYT1T00933.html
読売新聞2013年8月23日(金)07:17

 全国の町村で最も人口が多い岩手県滝沢村が来年1月1日、滝沢市となることが総務省の23日付官報の告示で正式決定する。

 総務省市町村課によると、村から町制を飛び越しての市制施行は、2002年4月の沖縄県 豊見城 とみぐすく市以来。

 滝沢村の人口は7月末現在で5万4953人。隣接する盛岡市のベッドタウンとして人口増加が続いている。全国町村会の集計によると、滝沢村に次いで人口が多い町村は、広島県府中町(8月1日現在、5万1632人)で、村では沖縄県 読谷 よみたん村(7月末現在、4万540人)になる。

4652アーバン:2013/08/23(金) 15:35:39
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130822/1117233

栃木市、合併で県内第3の都市に
(8月23日 朝刊)


【PR】

 総務省は23日付の官報で、栃木市と岩舟町が合併し来年4月5日に誕生する栃木市を告示する。新市の人口は約16万4千人で足利市を抜いて宇都宮市、小山市に次いで県内3番目となる。合併により県内は25市町(14市11町)となる。

4653とはずがたり:2013/08/23(金) 15:40:35
<北関東>栃木県
>>4652
ここ,まだやってたんですねぇ・・。

合併の経緯↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E8%88%9F%E7%94%BA#.E5.B9.B3.E6.88.90.E3.81.AE.E5.A4.A7.E5.90.88.E4.BD.B5.E3.81.AB.E3.81.8A.E3.81.91.E3.82.8B.E5.8B.95.E5.90.91

4654とはずがたり:2013/09/03(火) 17:06:26

<近畿>大阪都

>>2316の東大阪,http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1178710048/181の大東,http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1178710048/180の八尾で大阪府からの権限の収奪と半独立を果たせる政令指定都市構想は有効である筈である(と個人的には信じて居る)。

北摂市(吹田+豊中+池田+箕面+摂津辺り)・東大阪市(東大阪+八尾+大東+四条畷+柏原辺り)・堺市(堺+高石とか大阪狭山とか和泉など入らんかねぇ?)を除いた大阪府と大阪市は合併してもかまわんと云う事で維新とも手打ちが出来ないかね?

大阪都構想は本質的には大阪市の失敗を府下他市と共有し(=押しつけ)ようとする本質的な欠点が解消できていない・・。
次の堺市長選ではその辺が露呈するであろう。これで堺市長選で維新が勝てちゃったりすると俺も負けを認めて大阪府市民の本気を信じざるを得ないけど。

4655とはずがたり:2013/09/13(金) 16:26:50
<東海>愛知県設楽郡

崩れる集落、過疎の奥三河を歩く
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/2637

●「花祭り」さえ存続の危機

 20年前に5千人余りいた町の人口は4千人を切った。高齢化率は5割に迫る。小学校は統合を重ね、3年前に1校になった。

 今も花祭りを伝える東栄町の中在家(なかざいけ)地区。住民は8世帯しかなく、半数はお年寄りの一人暮らしだ。

 夕方から翌朝まで舞が続くのが、本来の祭り。2006年からは朝始めて夜までに終える。
 存続の危機は昔もあった。舞を担う世代が減り、1965年以降、夕方までに終えるなど簡略化した。近隣地区の子どもや若者を加え、87年から一度は夜通し開催を復活していた。

 「今度は違う。お年寄りさえ少ない」。人の流出は止まらず、残った人も年を重ねた。

 できれば本来の形で祭りを伝えたい。「でも、緩くなりましたよ」。祭りを仕切る「花大夫(たゆう)」は絶対で、世襲だった。そんな風習はもうない。

●「定住政策示して」

 05年に豊根村に合併された旧富山(とみやま)村は、離島を除けば日本で最も人口が少ない「ミニ村」として注目されていた。

 合併で役場は支所になり、各種の組合は解散。勤め先の減少で過疎は加速した。216人いた人口は今、127人。

 正月にある御(み)神楽(かぐら)祭り。民俗芸能学会評議員でもある旧富山村在住の山崎一司さん(73)は「祭りをどうするか、真剣に考えないと」と話す。正月でも、帰省する若者が減ったと感じるという。

 東栄町の東薗目(ひがし・その・め)地区は94年、「よそもの」の花祭り参加を認めた。愛知県小牧市から地区の廃校跡に移り住んだ和太鼓の演奏集団「志多(しだ)ら」だ。

 世帯数はその後、30軒余りに半減。それでも、志多らにはここで結婚した人もおり、子どもも舞い手に育った。「祭りは郷里に戻ろうと思う大きな理由になるはず」と言う西谷まゆみ代表(46)の一家もそうだ。

(山田史比古、関謙次)

 《花祭り》愛知県東栄町や豊根村など奥三河地方に伝わり、歴史は700年ともいう。国の重要無形民俗文化財で、現在は11月から翌年3月に15の集落で開く。子ども、若者、鬼などの舞が夜通し続く。途絶えた集落もあり、この数年でも豊根村の2地区が休止。旧富山村の御神楽祭りも起源は同じとみられている。

4657とはずがたり:2013/10/29(火) 08:07:24

 そこで登場したのが「住居表示法」だ。住所を地番から切り離し、小さい町は広域の町に統合。1丁目1番、2丁目2番などと振り分けていった。その過程で、多くの町名が消えていったのだ。

 例えば文京区の本郷では、小説に登場する町名が次々となくなった。菊坂町、森川町は夏目漱石や池波正太郎の小説に登場するが、小説を読んで地図で探しても、場所を確認することはできない。本郷4丁目、6丁目などに変わったからだ。

 乱暴とも思える住居表示法がなぜ成立したのか。今尾さんは「当時の日本社会には戦前や江戸時代を封建的だとして否定するムードが強かった」と指摘する。五輪はそこから抜け出す絶好の機会ととらえられた。

■新宿駅は新宿ではなかった もともとは角筈

 住居表示法に伴い町が広域化したことで、本来の場所が分からなくなったケースもある。

 例えば新宿。もともと新宿とは江戸の外れにあった宿場町のことで、内藤新宿と呼ばれていた。新宿御苑の大木戸門から新宿3丁目にかけてのエリアだ。

 一方、現在新宿駅がある場所は「角筈(つのはず)」という町名だった。

 1885年(明治18年)、この角筈に新宿駅が置かれ、日本一のターミナルへと成長していく。新宿といえば駅周辺というイメージが次第に浸透し、ダメを押したのが住居表示法だった。

 1970年(昭和45年)、「角筈」は再編され、駅周辺の町名も「新宿」となった。新宿駅は名実ともに「新宿」となったのだ。ちなみにこのとき「淀橋」もなくなった。ヨドバシカメラの社名の由来でもある地名だ。

 新宿駅周辺を歩くと、わずかにバス停や通路名などに「角筈」の名前が残っていた。新宿駅の東西を結ぶ通路が「角筈ガード」。新宿中央公園のそばには「角筈区民センター」があった。

■大塚の北に南大塚? 各地で珍現象

 住居表示法は各地で奇妙な現象を生んだ。例えば豊島区南大塚は、文京区大塚の北にある。「大塚」は本来、文京区の歴史的な地名。豊島区の北大塚・南大塚は西巣鴨に属していた。

 しかし1903年(明治36年)、現在の場所に駅ができた。町名では西巣鴨だったが、駅名は大塚駅となった。

 なぜか。大塚駅は当初、現在の文京区大塚にできる予定だった。しかし反対運動などの影響でルートを変更。場所を変えたものの、隣に巣鴨駅があることから駅名はそのまま大塚駅となったという。

 1969年(昭和44年)に住居表示法に基づき町を再編する際、豊島区では駅の北側を北大塚、南側を南大塚とした。一方、文京区では大塚がそのまま残った。こうして町名がねじれた状態となってしまったのだ。

 ちなみに大塚駅前には巣鴨警察署があり、ここがかつて巣鴨に含まれていたことを今に伝えている。文京区大塚には地下鉄丸ノ内線の新大塚駅があるが、大塚としての歴史はこちらの方が古い。古いのに新大塚、とは奇妙な響きだ。

■有楽町はあわや有楽1丁目に

 文京区の西片も町名再編のあおりを受けた町だ。

 もとの町名は西片町で、西にある「片町」という意味だった。今尾さんによると片町とは通りの片側だけに家があるような町のことで、全国各地にある地名だ。

 しかし住居表示法の実施基準では「町」を省くことが定められている。このため西片町は機械的に西片1丁目と西片2丁目に分けられてしまった。「町の由来が全く分からなくなった」と今尾さんは憤る。

 ちなみに、有楽町も同じ目に遭いかけた。有楽○丁目にせよ、といわれたのだ。しかし有楽町は既にブランド地名となっており、反対運動が勃発。特例として町を残すことが認められた。

 1985年(昭和60年)、住居表示法はようやく改正され、由緒ある町名を残すことがうたわれた。

4658とはずがたり:2013/10/29(火) 08:08:10
>>4656-4658

■町名への「神田」復活巡り町が二分

 強引な町名変更が残した傷は深い。

 神田では住居表示法に伴い町名から「神田」が消えることになった。しかし多くの町はこの方針に反発。神田神保町などでは今も古い地番を町名として使っている。

 こうした動きを受けて、猿楽町や三崎町など住居表示を実施した地域でも町名に「神田」を復活させようとの声が高まった。署名活動の広がりを受け、千代田区は2007年、神田名の復活方針を打ち出した。

 すると今度は企業などが町名変更への反対を求める署名を提出。千代田区の担当者によると、理由は町名変更に伴うコスト増と、神田が町名に付くことによるマイナスイメージだという。猿楽町や三崎町はお茶の水に近い。下町イメージが不動産業者に敬遠されたとか。一度変えた町名を戻すのはなかなか難しいようだ。

■東京は「水の都」だった 五輪で道路に変貌

 五輪は街のあり方も変えた。川の街から道路の街へ、強引に改造したのだ。

 五輪前、東京都心部には数多くの川が流れていた。京橋川、桜川、築地川、紅葉川、三十間堀川……。これらはすべて、首都高や幹線道路の用地となった。日本橋川のように川の上を高架道路が覆ったケースもあった。

 東京の川の大半は運河で、江戸時代に水運のために開削された人工的なもの。「水運が廃れ、鉄道や車など陸運へと変わっていく中で、必然的に消えていった」(中央区立京橋図書館地域資料室)側面は確かにある。

 しかし渋谷川や宇田川のようにもともとあった川も五輪を機に暗渠(あんきょ)となった。童謡「春の小川」のモデルともいわれる川だ。関東大震災、終戦後に続く3回目の大規模な都市改造によって、「水の都・東京」は完全に姿を消した。
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■道路拡幅で都電も消えた
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/city_planning/DSXBZO5981865017092013000001-PN1-38.jpg
 道路整備で消えたのは川だけではない。都電も一部が撤去された。

 皇居堀端にある三宅坂から渋谷まで走る青山通り。現在、国道246号の一部となっている道路にはかつて、路面電車が走っていた。都電青山線だ。青山一丁目、同三丁目、四丁目、五丁目などの停留所があった。

 五輪開催を前に、青山通りはメーン会場である神宮と駒沢をつなぐ大動脈と期待された。道路は拡幅されることとなり、「工事を急ぐため電車は撤去すべきだ」との声が高まったという。1963年(昭和38年)9月、青山線は正式に廃止となった。

 都電はその後、同年中に杉並線、1966年に志村線が廃止された。いずれも地下鉄開通の影響だった。特に1967年から1972年にかけて集中的に撤去され、現在は荒川線だけが残っている。

 地名、川、都電。前回の東京五輪は多くのインフラを生み出し、繁栄の礎を築いた一方で、歴史の痕跡を消し去った。2020年の東京五輪は何を変え、何を残すのだろうか。(河尻定)

4659とはずがたり:2013/11/03(日) 19:12:20

名古屋出身の後輩は子供の頃バイオリンを習わされたそうで,どんだけ金持ちやねんと軽く引きました。勿論名門公立旭丘出身であります。
尤も本人は少林寺に目覚めて不良高校生ぼこぼこにしながら暮らしてたみたいだけどw

手堅い愛知県民 なぜ「手に職」にこだわるのか?
2013.11.3 12:02
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/131103/ecd1311031202001-n1.htm

 苦手なあの人との距離を縮めたいと考えるなら、ぜひ、この法則を試してほしい。「出身地のDNA」を読み解けば、コミュニケーション上手になること間違いなし。これで、仕事も出世も恋愛も思いのままだ!

 食いっぱぐれのない手堅い人生設計

 浅田真央選手をはじめ、フィギュアスケートの名選手を多く輩出してきた愛知。名コーチの存在も理由のひとつだが、もっと重要なのが「親の姿勢」。東京人の親なら、子どもをコーチに預けておしまいだが、愛知県民は時間と労力、費用をかけて親子2人3脚で練習を重ね、子どもの才能を開花させる。

 手に職をつけて、食いっぱぐれないような手堅い人生設計を持つのが愛知県民の特徴。そのため、子どもには早い時期から習い事に通わせる傾向がある。

 しかし、習い事に通うにはお金がかかる。ケチな名古屋市民を有する愛知では公立校に対する信用度がとても高く、高い授業料を払って私立校へ行かせる必要はないと考える親が多い。授業料が安い分、習い事にお金を回せるというわけだ。(ライター 江藤誌惠=文)(PRESIDENT Online)

4660とはずがたり:2013/11/03(日) 19:16:45

この板でも富山県出身者には活躍してきただきました♪

なぜ、富山は官僚・社長輩出率がともに高いのか?
http://president.jp/articles/-/10741
出身地のDNA鑑定[出世と職場]
PRESIDENT 2012年3月5日号

苦手なあの人との距離を縮めたいと考えるなら、ぜひ、この法則を試してほしい。「出身地のDNA」を読み解けば、コミュニケーション上手になること間違いなし。これで、仕事も出世も恋愛も思いのままだ!

仕事が趣味の真面目すぎる性格

以前、携帯サイトで「結婚相手に求めるモノは?」という質問で、最も多かった答えは「経済力」65%、「見た目」26%、「勤務先」6%。「学歴」はわずか3%だったが、「学歴」と答えた人が全国一多かったのは富山・呉東出身者の23.5%で、2位の愛媛・中予を大きく上回った(2006年調べ)。学歴志向が強く計画的で、上昇志向が強い富山の県民性が輩出数の多さに大いに関係している。

“富山の薬売り”でも証明される積極的な行動力と、水害が多い土地ゆえの粘り強さを持ち合わせたコツコツ努力する長距離ランナー型だが、冠婚葬祭にお金をかける見栄っ張りなところも原因だろう。

社長輩出率(全国3位)は昔から高いし、特に官僚(全国3位)は、まじめな富山県民向きである。

4661とはずがたり:2013/11/03(日) 19:18:05

なぜ、秋田は学力テスト1位なのに、進学率が低いのか?
出身地のDNA鑑定[出世と職場]
http://president.jp/articles/-/10813
PRESIDENT 2012年3月5日号
ライター 江藤誌惠=文
苦手なあの人との距離を縮めたいと考えるなら、ぜひ、この法則を試してほしい。「出身地のDNA」を読み解けば、コミュニケーション上手になること間違いなし。これで、仕事も出世も恋愛も思いのままだ!

競争よりも横並びが大切な秋田県民気質

秋田の子どもたちは学年が上がるのにつれて、学力が伸びなくなるといわれる。小中学校の学力テストでは、周りがおだててのせればいい成績をとれるが、高校からはそうもいかない。秋田は高校受験には熱心だが、大学進学に関してはそれほどでもない。これは、親の世代に大卒者が少ないことも原因らしい。ゆえに、親も子どもの大学進学を望んでいないし、地元の会社求人も大卒者にこだわらないので、子どもは大学進学の意義が見いだせないのだ。

また、周囲に大学に行かない友人が多くいるとなれば、進学率が低くなるのは当たり前なのである。

また、秋田県人は、真面目でのんびりしている人が多く、他人と競争することが苦手。「NO!」といえないことも進学率が低い原因だろう。

4662とはずがたり:2013/11/17(日) 11:38:03

1兆円も減らせる(た)のかー。

役所の支所数に応じ交付税加算 合併市町村支援、来年度導入へ
共同通信 2013年11月17日 02時00分 (2013年11月17日 02時03分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20131117/Kyodo_BR_MN2013111601002073.html

 総務省は16日、平成の大合併で誕生した自治体を支援するため、2014年度から役所の支所数に応じて地方交付税を加算する方針を固めた。合併前の旧市町村ごとに支所を置いているとみなし、必要な交付税額を算出する。
 平成の合併で生まれた自治体は、交付税増額の特例措置(最長10年)が14年度以降、相次いで期限切れを迎える。
 特例が完全に終了すると、合併自治体に配分する年間の交付税額が13年度比で約1兆円少なくなる見通しだったが、今回の加算で、減少額がかなり圧縮される。総務省は年末までに詳細を詰める方針だ。

4663とはずがたり:2013/12/21(土) 21:09:10

やっと合併の果実を日本国民が享受できるようになったというこっちゃ♪

合併自治体半数近く 交付税20%以上減
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131221/t10014023641000.html
12月21日 19時30分

合併自治体半数近く 交付税20%以上減
いわゆる「平成の大合併」で合併した自治体に対する地方交付税の優遇措置が終了した場合、今年度に比べて交付税が20%以上減る見込みの自治体が全体の4割余りに上ることがNHKの調べで分かりました。
来年度以降、優遇措置の期限切れを迎える自治体が相次ぎ、専門家は、財政状況の悪化に備えて早急な対策をとる必要性があると指摘しています。

平成11年度から始まった「平成の大合併」で、国は合併した自治体に対し、10年を期限に地方交付税を上積みする優遇措置をとっていて、来年度以降、期限切れを迎える自治体が相次ぎます。
NHKでは、合併したおよそ590の自治体を対象に、優遇措置が終了した場合、地方交付税と臨時財政対策債を合わせた実質的な地方交付税が今年度と比べてどれだけ減るか調べました。
その結果、地方交付税が減る割合が、▽20%以上30%未満が200の自治体、▽30%以上40%未満が40の自治体、▽40%以上が14の自治体と、全体の4割余りに当たる254の自治体で20%以上減る見込みであることが分かりました。
都道府県別に見ると、▽減る額が最も大きいのは新潟県で500億円余り、次いで▽広島県の401億円余り、▽長崎県の371億円余り、▽鹿児島県の350億円余りなどとなっています。
都道府県の担当者によりますと、優遇措置が終了するのに備えて、自治体では職員や議員の定数の削減などを進めていますが、公共施設の統廃合が進まず維持管理費の負担が増えるなど、財政状況が厳しいところもあるということです。

行財政の効率化は思うように進まず
「平成の大合併」で合併した自治体は、地方交付税の優遇措置が終了するのに備えて行財政の効率化を進めていますが、住民から行政サービスの低下を懸念する声が出ているところもあります。
平成16年に9つの市町村が合併して誕生した鹿児島県の薩摩川内市は、再来年度に地方交付税の優遇措置が期限切れとなり、上積みがなくなると、交付税は今年度と比べて25%、40億円以上減る見込みです。
市では、優遇措置が終了するのに備え、これまで職員や議員を減らすなど経費の削減を図ってきましたが、行財政の効率化が思うように進まず、去年、新たに支所を再編する方針を打ち出しました。
方針では、段階的に再編を進め、7年後には11ある市の出先機関を、離島の一部を除いてすべて廃止し、1億円余りに上る施設の管理費の削減を目指しましたが、住民の理解が得られず方針は凍結されています。
このうち、市の東部にある祁答院町では、市役所に行くには車で40分かかるほか、バスも1日3本しかなく不便なことに加え、合併後の人口減少率が市の平均を上回る16%に上るなか、支所がなくなるとさらに過疎化が進むおそれがあるとして、支所の廃止に反対する声が出ています。
また、離島の上甑島(かみこしきじま)にある里地区は消防や警察の派出所がなく、支所の職員が防災で頼りにされています。
里地区は、九州電力川内原子力発電所から30キロ圏内に入り、万一の際、自力での避難が難しい人は、支所の職員が誘導することになっていますが、支所が廃止、または規模が縮小された場合、住民を速やかに避難させることができるのか不安の声が出ています。
里地区の自治会長を務める梶原勝英さんは、「支所がなくなると、災害の際に指揮を執る人がいなくなってしまう。自分たちで身を守るのは限界があり、行政機関の手助けが必要だ」と話し、支所の存続を求めています。

優先順位つけた財政運営を
地方自治に詳しい千葉大学の新藤宗幸名誉教授は、「自治体は、合併によって財政の効率化を目指したが、何らかの事業に重点投資するのではなく、地域間の均衡を図るためのばらまき的な投資を続けてきた結果、逆に財政を悪化させていて、行政サービスを切るなどかなりの行財政改革を迫られるところが増えるおそれがある」と指摘しています。
そのうえで、新藤名誉教授は「合併の特例措置の延長を求めても、国には、平成の大合併がスタートしたときのように地方に潤沢に資金を投入する余力がない。自治体には改めて、高齢者対策や教育など、必要な事業の優先順位をつけて財政運営することが求められている」と話しています。

4664アーバン:2013/12/27(金) 20:31:49
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20131227_1
市への衣替え大詰め 滝沢村、看板やシステム変更

 来月1日に市制施行する滝沢村は26日、村から市への「衣替え」作業に追われた。学校の看板、役場の各部課の封筒、ゴム印など目に見えて市を迎える態勢が整い始めた。データシステムの確認作業は年末年始も行われ、円滑な移行に職員も気を引き締めている。

 村長室や公用車約80台、村立小中学校の表示の付け替え作業が続く。滝沢南中でも正面玄関の校名が「滝沢市立」へ変わり、吹奏楽部の南舘あかり部長(2年)は「格好良く新鮮。部活動の発表会で呼ばれ方も変わり、わくわくする」と期待する。

 役場では「滝沢市役所」と記された封筒や「滝沢市企画総務課」などのゴム印も配備された。住所データなどのシステム更新は昨年度から実施し、住民基本台帳だけで約1万5700戸籍に上る。県から権限移譲される生活保護システム業務の確認なども進めてきた。

 27日は午後5時半から閉村式を行い、柳村典秀村長が村職員に訓示。31日午後11時からカウントダウンイベントを開き、「村民歌」を歌い納め、花火などで市誕生を祝う。


【写真=「滝沢市立」に付け替えられた滝沢南中の校名表示】





(2013/12/27)

4665アーバン:2013/12/28(土) 16:24:29
http://mainichi.jp/select/news/20131228k0000e010211000c.html

合併:土浦・つくば、事務レベルで検討 両市長合意 茨城

毎日新聞 2013年12月28日 15時58分


 茨城県土浦、つくば両市長が事務レベルで合併を検討することに合意していたことが27日、土浦市などへの取材で分かった。つくば市の市原健一市長が26日、土浦市役所を訪問し、中川清市長と懇談。中核市を目指し、合併を検討するよう提案した。中川市長も将来的な合併の必要性を認めた上で、事務レベルの検討を容認する姿勢を示したという。【福沢光一】

 土浦市などによると、市原市長は「両市が合併すれば、JRとつくばエクスプレス(TX)の鉄道路線を有し、財政規模も1200億円以上に増加する」などと指摘した上で、「県内の核的存在となり、他県の自治体との地域間競争でも優位になる」などと必要性を強調した。これに対し、中川市長は両市の合併が将来的な課題であるという認識を示したという。

 両市の合併を巡っては、市原市長が2月の定例記者会見で、「地域間競争に勝ち抜くために必要」と述べ、合併して中核市を目指す構想を明らかにした。一方、中川市長は3月の定例記者会見で、「市原市長の真意をうかがう機会を持ちたい」と慎重な姿勢を示していた。

 両市の合併が実現すれば、人口は約36万人(土浦約14万人、つくば約22万人)となり、水戸市(約27万人)を抜いて県内最大都市になる。人口30万人以上を指定要件とする中核市は全国で42市あり、北関東では宇都宮市、前橋市、高崎市(群馬県)に次ぎ4都市目となる。

4666とはずがたり:2014/01/04(土) 17:42:34

定住自立圏の支援拡充へ=「中心市」重点に増額−総務省
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&amp;k=2014010200081

 総務省は2日、「定住自立圏」の推進に取り組む市町村への財政支援を拡充する方針を固めた。医療福祉、公共交通、産業振興などの分野で圏域内の市町村の連携を促進するのが狙いで、2014年度からの実施を目指す。
 定住自立圏は、地方で進む高齢化と都市部への人口流出に歯止めをかけるため、人口4万人以上の「中心市」と近隣の市町村が協定を結び、医療や交通、産業などの分野で相互連携する構想。13年9月末時点で75圏域が形成され、延べ339市町村が参加している。同省は年間で、中心市に1市当たり4000万円、近隣市町村に1市町村当たり1000万円を特別交付税で財政支援している。
 同省の有識者検討会がこのほどまとめた中間報告案は、各圏域が休日夜間診療所の運営など医療福祉分野や、複数市町村にまたがるバス運行など公共交通分野を中心に成果を挙げていると評価。また多くの圏域が今後、地域の特産品を生かした起業など産業振興策に取り組む意向を示しているという。(2014/01/02-15:55)

4667とはずがたり:2014/01/04(土) 17:44:17

市町村支援で新交付金=地域活性化を後押し−内閣府
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201312/2013120600286&amp;g=eco&amp;relid2=1_1

 内閣府は6日、市町村が行う地域活性化に向けた公共事業の経費負担を軽くするため、2013年度補正予算で「がんばる地域交付金」を創設すると発表した。交付金の配分は、自治体の財政力を示す財政力指数が低い市町村に重点化。負担軽減率など具体的な制度設計は今後詰める。
 12年度補正予算で、全自治体を対象にした同様の交付金約1兆4000億円を計上したが、今回は財政力の弱い市町村支援に特化した交付金とする。規模は12年度補正より小さくなる方向だ。(2013/12/06-10:52)

4668とはずがたり:2014/01/21(火) 01:30:19
百済貨物駅の由来は古い郡名に遡るのかな?

摂津国欠郡
せっつのくにかけのこおり
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/apedia/index.php?key=%E6%91%82%E6%B4%A5%E5%9B%BD%E6%AC%A0%E9%83%A1
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

室町時代、摂津国の神崎川以南の地域を指す呼称。律令制〔りつりょうせい〕では神崎川以南の摂津は西成・東生・住吉・百済の4郡よりなるが、百済郡は早くにすたれ、応仁の乱前ごろには住吉・東生郡を欠郡(闕郡とも)と呼ぶようになった。記録での初見は1460年(長禄4)で、興福寺門主の日記にみえる。ところが戦国時代になると西成郡(中島地域を含む)も欠郡の名で呼ばれるようになり、広く神崎川以南の3郡の総称として用いられた。文禄・慶長検地ごろまで欠郡の称が見えるが、近世初期には律令制の3郡(百済は住吉に合併)に戻っている。呼称の語源は、1383年(永徳3)摂津守護に復帰した細川頼元がこの3郡を分郡として畠山氏ら隣国守護に奪われ(欠郡)ためというのが有力である。

東成郡
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%88%90%E9%83%A1
古代以来

「日本書紀」に、大阪湾の中央に南北に突き出した上町台地の東部(河内湖沿い)を「難波大郡」(なにわのおおごおり)、西部(大阪湾沿い)を「難波小郡」(なにわのこごおり)と称したことが記載されている。大郡・小郡とは大化の改新の制度で、五十戸を「里」とし三里で「小郡」、四里〜三十里で「中郡」、四十里以上で「大郡」となる。つまり東側のほうが住居が多くはるかに巨大だった。
和銅6年(713年)、郡郷の名称が公式に定められ、東部の難波大郡を東生郡、西部の難波小郡を西生郡(後に西成郡)と称するようになった。東生の「生」は「生る」に由来し、「上町台地の東に新たに生まれた集落」という意味であった。
古代の百済の言葉との関係を指摘する説もある。「ナリ」は古代百済語で渡船場を意味すると見られ、たとえば一時百済の首都だった熊津(現・公州)を「日本書紀」の雄略紀二十一年で「久麻那利」(くまなり)と読んでいるので、「津」を当時「ナリ」と読んでいたことが推定される。つまり、上町台地の「東側の津(ひがしなり)」「西側の津(にしなり)」である。上町台地東側の水運に関して、「日本書紀」の仁徳紀十四年には「猪甘津(いかいのつ)に橋為す。即ち其の所を号けて、小橋(おばせ)と曰ふ。」とあり、おそらく古墳時代ごろには現在の鶴橋駅近くの東小橋周辺に、後に平野川となった川が注ぐ猪甘津という入り江の港があり、その川に物資運搬や通行用の橋が架けられたと思われる。もっともこういった港が「東生郡」の名がつく奈良時代まで土砂に埋まらず残っていたかは不明である。
室町時代、摂津のうち神崎川以南の西生・東生・住吉の3郡は「欠郡」(かけのこおり)と総称され、分郡守護が置かれた。
中世以降「東生」と「東成」の表記が混在するようになり、江戸時代中期以降はほとんど「東成」と表記されている。

4669とはずがたり:2014/01/21(火) 01:31:19
>>4668-4669

百済郡
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E6%B8%88%E9%83%A1

西生郡・東生郡・住吉郡と並んで「江南四郊」のひとつに数えられたが、平安時代末期までに隣接の東生郡と住吉郡に併合されて消滅した。郷数3の小郡であった。

背景
百済郡の建郡には、舒明天皇3年(631年)に百済の王子・豊璋と善光が来日したことが大きく関わっている。国賓兼人質としての来日で、何もなければそのうちに故郷へ戻れるはずであった。
しかし第31代の王として即位した父親の義慈王は、朝鮮半島の覇権を狙って自国と高句麗・新羅がせめぎ合う中、手痛い失策を繰り返して国を疲弊させ、660年には唐・新羅連合軍に攻められて百済を滅ぼしてしまった。見かねた豊璋が天智天皇元年(662年)、朝廷から兵をつけてもらって帰国したものの、現地で内部分裂を起こした上、翌年の白村江の戦いで大敗を喫してしまう。これにより豊璋は高句麗へ逃亡、軍も完全崩壊し、百済復興の夢は潰えてしまう。

建郡
日本に残っていた善光は故郷をなくしてしまい、やむなく日本に渡来人として定住せざるを得なくなった。
善光は天智天皇3年(664年)に許しを得て居を摂津国の難波に定め、これ以降一族ともども中央貴族として朝廷に仕え、「百済王氏」という姓を下賜されることになる。一族繁栄は著しいもので、持統天皇5年(691年)には食封100戸を追加されて計200戸となったことが『日本書紀』に見られる。さらに「百済寺」と呼ばれる大寺を建立しており(大阪市天王寺区の堂ヶ芝廃寺)、その権勢がうかがえる。

百済郡の建郡は、このような百済王氏一族および多数の難民の存在が大きく関わっているとみられている。

また当時の日本は百済からの難民や渡来人を、その理由にかかわらず積極的に受け入れ、なるべく一ヶ所に集めて居住させ、人数が多い為に建郡も行われた。他には武蔵国において高麗郡や新羅郡(後に「新座郡」と改称)が立てられた例もあるが、当時の首都近隣に創られた百済郡とは異なり開発の遅れていた東国への殖民としてである。特にこの時の百済は国が滅亡した上、白村江の戦いの影響で大量の難民を出すことになったため、多数の亡命者が来日した。その受け皿として同胞である百済王氏の本拠地域が利用され、国名を冠した「百済郡」の建郡に至ったとみられる。[2]建郡の時期は、善光が浪速に居住する654年(天智3年)あるいは、斉明朝の「難波百済寺」の存在から評の成立した649年(大化5年)まで遡るとも言われている。

消滅
このように渡来人である百済王氏の存在を支えとして成立した百済郡であるが、唐突に消滅への道をたどることになる。
その原因は、百済王氏が本拠を摂津国から河内国に移したことが大きい。『続日本紀』によれば、当時陸奥国で金を発見して異例の大出世をした百済王敬福は、天平勝宝2年(750年)に河内守を命じられたという。これを契機として、一族の本拠を河内国へと移したと考えられている。
百済王氏が移住した百済郡は、やがて消滅するに至ったのである。後に、江南四郊の代名詞として用いられるようになった「欠郡」(かけのこおり)の名称は、百済郡の消滅に由来して生じた名称であると考えられている。

特異点
百済郡は律令制の郡としては極めて特異な構造の郡であった。通常郡はそれぞれ独自の条里区画を持っているが、同郡にはそれがなく、隣接の東生郡や住吉郡の条里を流用して済ませていた。また、郷名も『和名類聚抄』の記すところによれば「東部」「西部」「南部」と自然地名とは思えない人工的な名称であった。ただし、これには田部郷(現在は田辺と表記)を東・西・南に三分したことに由来するという説がある。読みも元が「たなべ」であるため「ひがしべ」「にしべ」「みなべ」などの可能性が十分にある。

このような特異な郡であるため、郡域の特定が難しく、現在もその区域については定説を見ていない。「百済野」の広域地名が残る上町台地東麓にあたる大阪市天王寺区南東部と生野区西部、「北百済村」「南百済村」の旧自治体を含み、百済駅(JR貨物)と東部市場前駅(事実上百済駅を継承)が位置する東住吉区北中部などが有力な比定地であるが詳細は不明である。一説によれば、現在の長居公園周辺までを含んでいたのではないかと考える人もいる。

4670とはずがたり:2014/01/31(金) 22:01:13
<近畿>大阪府・大阪市

勿論維新の政治構造上しないとだめなような構想になってる感はあるけど,一気に都と焦るから巧く行かないのであって水道・大学・その他事業なんかの府市統合,交通機関の民営化等,一歩一歩進めていけば良いのに・・。

【ご破算】大阪都構想 区割り案に反対多数
http://news.goo.ne.jp/article/abc/region/abc-20140131005.html
ABC NEWS 関西ニュース2014年1月31日(金)19:26

大阪都構想が重大局面を迎えました。31日の協議会で、松井知事・橋下市長が目指す区割り案の絞り込みは、反対多数で失敗しました。知事・市長は、議会による都構想つぶしだとして出直し選挙も検討する構えです。

大阪都構想の特別区の区割り案は、現在4案ありますが、松井知事・橋下市長は1つへの絞込みを提案していました。しかし、31日の協議会で維新以外の全会派が反対したため絞り込みは実現しませんでした。これを受けて知事・市長は4案のままでは議論は進められないとして、協議会はいったん中止となりました。橋下市長は、「4案並行でいったら最低でも5年、延ばされれば10年、平気でかかる」。松井知事は、「これは時間切れ、廃案ですよ。我々の任期中に住民投票の案を示すことはできない」と話しました。維新の会として知事と市長の出直し選挙を含むあらゆる可能性を検討し、来週月曜日に知事と市長が緊急記者会見を開いて発表するとしています。

4671とはずがたり:2014/01/31(金) 22:05:41

政令指定都市:道府県との二重行政解消へ「調整会議」新設
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140128k0000m040118000c.html
毎日新聞2014年1月27日(月)22:12

 ◇総務省が今国会に提出の地方自治法改正案に

 総務省は今国会に提出する地方自治法改正案に、道府県と政令指定都市の間の二重行政を解消するため、事業一本化を協議する「調整会議」の新設を盛り込む方針を固めた。政令市の行政区を「総合区」に格上げし、権限を強化できる制度もつくる。3月に国会提出を目指しており、橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)が掲げる大阪都構想の議論に影響を与えそうだ。

 首相の諮問機関「地方制度調査会」(地制調)が、昨年6月にまとめた答申を受けた。調整会議は首長や議員らで構成し、意見が一致しない場合は、知事か市長の申し出を受けて総務相が勧告し決着する。現在も、総務相が任命した識者による自治紛争処理委員の調停があるが、当事者同士の合意が必要だ。

 区長は現行では行政職だが、総合区長は副市長並みの特別職に格上げできる。議会の同意を得て市長が任命、市が人事権や予算提案権を与えることができる。区長公選制は見送った。

 改正案は、二重行政の解消や大都市内での分権など、方向性は都構想と同じだ。大阪市を特別区に再編する大きな制度変更を伴わないため、維新以外の各党からは「都構想との妥協案になる」との声が上がる。

 しかし、松井一郎知事(維新幹事長)は、調整会議が総務相の勧告で決着する制度になっている点に、「中央の権限が強まり、地方分権と逆行する」と批判する。橋下氏も総合区長が「公選でなく不十分」と指摘、「(改正案と都構想の)どっちがいいか、住民投票で決めたらいい」と、今年秋の住民投票による決着を目指す考えを強調している。【林由紀子、村上尊一】

4672とはずがたり:2014/01/31(金) 22:07:45
<近畿>大阪府・大阪市
地味だけど本質的な進歩であると思う。

【大阪】府・市の消防学校を統合へ
ABC NEWS 関西ニュース2014年1月29日(水)19:13
http://news.goo.ne.jp/article/abc/region/abc-20140129005.html

橋下大阪市長が掲げる大阪消防庁構想の第一歩となるのでしょうか。大阪市は、府と市の消防学校の統合を決めました。

「大阪市消防局の力を大阪市内にとどめることなく、大阪府域全体に広めるということで、大阪にとって良い案だと思っている」と話す橋下市長。大阪市は、幹部会議で大阪府と市が別々に1校ずつ運営する消防学校を今年4月に統合することを決めました。新人教育部門は、現在の大阪府立消防学校に一本化し、大阪市消防学校は、より高度で専門的な教育を行います。都道府県と政令指定市の消防学校の統合は初めてです。

4673とはずがたり:2014/01/31(金) 22:14:39
<近畿>大阪府・大阪市
こんなもんがあるのか。。

大阪市立高校:府に移管方針…「イチリツ」残るのか
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140129k0000m040108000c.html
毎日新聞2014年1月29日(水)01:35

 大阪市教委は28日、大阪府枚方市にある「大阪市立(しりつ)高校」を府に移管する方針を正式発表した。「イチリツ」の愛称で親しまれる1941(昭和16)年開校の伝統校が「府立」になり、校名を巡る議論が起きそうだ。橋下徹大阪市長は同日、選択肢の一つとして「大阪府立大阪市立高校」を示した。都構想実現後は「都立」になり、校名はさらに変わる可能性がある。

 ◇校名巡り議論

 同校は市内初の旧制中学として同市此花区で開校。しかし、以前から誘致活動を続けていた旧枚方町(現枚方市)に求められ、43年に移転した。市立高校では唯一、市外にあり、48年の学制改革後、枚方市で「大阪市立高校」の名前を守ってきた。大阪市民の生徒数は近年減少し、今年度は全校生徒約950人のうち約15%。

 橋下市長は28日、「名前に思い入れがある人が多いなら、府立大阪市立高校にしてもらうと、保護者やOBの理解を得られやすい」と述べ、松井一郎大阪府知事も賛同した。

 市教委は「市長の提案は校名がややこしいが、イチリツの名が残ると、ありがたい」と評価。一方、同校関係者は「まだ移管の話も聞いておらず、コメントできない」と困惑気味だ。【山下貴史】

4674とはずがたり:2014/02/08(土) 16:41:37
<首都圏>東京都

世田谷は分割しても良いような気がする。

大阪都構想の欠陥 東京23区の現実
http://www.asahi.com/and_w/life/TKY201402050010.html
文 保坂展人
2014年2月5日

 東京都知事選挙も後半にさしかかった、2月3日。日本維新の会の橋下徹・大阪市長は市長を辞職して、出直し市長選挙に立候補することを突然、表明しました。橋下市長が掲げる「大阪都構想」が市議会で維新の会以外の賛同を得られずに進まないため民意を問いたいのだと伝えられています。

 大阪都構想については、昨年9月の堺市長選で、「大阪都構想反対」を示した竹山修身市長が、維新の新人候補を退けたことで、住民はNOの意思表示をしています。政令指定都市(以下、政令市)としての自治権限をすでに有する堺市を廃止し、大阪都の特別区になる道は選ばない、という選択をしたのです。橋下市長率いる維新の会が総力で取り組んだ選挙だったにもかかわらず、結果は敗北でした。

 さて、東京都は、1943年(昭和18年)に東京市と東京府を廃止して生まれました。大阪都構想がベースにしているのは東京都の特別区(23区)のあり方です。大阪府と政令指定都市である大阪市と堺市を廃止して大阪都とし、特別区を設置するとしていました。この議論を聞くたびに思うのは、東京の特別区の抱える現実と矛盾に対しての理解の薄さです。

 世田谷区は七つの県を上回る88万人という人口を抱えています。そこから感じるのは、東京の都区制度は必ずしもうまくいっていないということです。戦時中につくられた「特別区制度」は、人口規模も自治体実務をめぐる役割分担でも制度疲労が目立っているというのが今の実感です。

 世田谷区のような特別区は、地方分権改革によって国や都道府県から基礎自治体へと移管される事務が多いため仕事量が増大し、事業と責任の範囲はふくらんでいます。

 一方で、法人住民税、固定資産税(個人・法人)などは都税として徴収することになっており、その55%が各区に再配分されるにすぎません(都区財政調整制度)。また、地方分権の流れで基礎自治体に移行した「都市計画決定権」は、なんと「特別区」のみ除外されており、まちづくりの戦略指針さえ自由につくることができません。学校教育に責任を持つ立場でありながら、教員の人事権は都であって、区にありません。

 つまり、一般の市町村以上に、特別区は財源と権限が制約されているのです。

4675とはずがたり:2014/02/08(土) 16:42:07
>>4674-4675
 大阪市(人口268万人)と堺市(人口84万人)は、現在は政令市という通常の市町村よりかなり権限をもった自治体ですが、大阪都構想とは、これを廃止して人口30万人程度のいくつかの特別区に再編し、広域行政を大阪都が担う代わりに、住民に身近な生活基盤に関する行政を特別区と市町村が担うというものでした。そうなれば特別区に転じ、政令市として付与されている権限を失うだけでなく、周辺の市町村と比べても権限や財源が制約された基礎的自治体となってしまうのです。

 ところで、東京の特別区は長い間、自治権拡充のたたかいを続けてきました。

 戦後、行われていた区長公選は、「区は都の内部団体」とする都の意向を受けて、1952年(昭和27年)の自治法改正によって廃止されました。その後、72年(昭和47年)に品川区議会が区長準公選条例を制定して住民投票を実施したことで、再び、区長公選への道が開かれました。

 現在、区長は区議会議員と同様に選挙で選ばれていますが、実現したのは、75年(昭和50年)からなのです。区長を選挙で選べるようになってから40年たらず、というのは意外という人もいるのではないでしょうか。それまで、区の管理職ポストは「都の人事の受け皿」とされた時代が長く続き、区長には幹部を動かす人事権もありませんでした。

 初の公選区長として選ばれた世田谷区の大場啓二・元区長(2011年没)は「世田谷独立宣言」というポスターを制作し、更なる自治権拡充を訴えました。そして、特別区が「基礎的な自治体」として位置づけられるようになったのは2000年(平成12年)のことでした。

 いま、東京都知事選であがっている論点の中で、「子育て支援」「若者支援」「高齢者福祉」「障害者福祉」の最前線はいずれも区が抱えている現場です。押し寄せる大きな行政需要の波に日々さらされているのも区です。だからこそ、財源と権限が必要です。特別区のような制約された自治体の姿でいては、求められるニーズに対応できないと考えています。 警察・消防・上下水道等の広域行政を除けば、住民サービスの多くが区の仕事として行なわれています。東京の分権・自治改革が必要です。

 東京では、制約された基礎的自治体である特別区から「世田谷市」「新宿市」のようになることもたびたび話題にのぼってきました。それほど問題を抱えたシステムなのです。それだけに、大阪のように「政令市を廃止して特別区へ」という議論には肯きがたいものがあります。

4676とはずがたり:2014/02/16(日) 18:43:56
過疎地にも困ったものである。。

http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E138.42.52.941N36.9.18.971&amp;ZM=7
秩父─R254─)-湯の沢T.-(─r45→南牧村←r45─R299─下仁田

長野県にも南牧村があるが直接の関係は無さそうだ。

<大雪>除雪車たどり着かず、依然孤立 群馬・南牧村
毎日新聞社 2014年2月16日 16時26分 (2014年2月16日 16時50分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140216/Mainichi_20140216k0000e040153000c.html

大雪により孤立状態となっている群馬県南牧村=2014年2月16日午後0時36分、本社ヘリから手塚耕一郎撮影

 65歳以上の人口割合(高齢化率)が全国で最も高い群馬県南牧(なんもく)村は除雪が進まず、約1130世帯のほとんどが停電するなど孤立状態が続いている。村は、隣の下仁田町へ通じる県道の除雪を業者に要請しているが、人手が集まらず、開通の見通しは立っていないという。

 村は群馬県南西部にあり長野県との境に位置している。村によると、村役場も含めほぼ全世帯が停電。村の職員も移動ができず、近くに住む職員6、7人が役場に来て周辺の除雪に当たっている。けが人の報告はないが、電話もつながりにくい状況だという。役場周辺で積雪は80センチから1メートルほどあるという。

 東京電力によると、停電は15日午前7時ごろから始まり、徐々に広がっていったらしい。県災害警戒本部は16日、自衛隊に災害派遣を要請し、東京電力の作業員を自衛隊のヘリコプターに同乗させ、倒木など停電の原因場所の特定などを急いでいる。

 除雪作業も難航しており、同村北部にある下仁田町と南牧村を結ぶ県道45号は、同町を東西に走る国道254号から枝分かれし、村役場前までは約10キロある。南牧村や富岡土木事務所は、除雪業者に早期除雪を要請しているが、同村によると、午後2時現在、除雪車は村内までたどり着いていないという。

 南牧村は昨年12月末現在の人口は2303人で、2011年の高齢化率は57・5%と全国で一番高かった。【平井桂月、尾崎修二】

4677とはずがたり:2014/02/17(月) 18:34:24

本日付夕刊の朝日新聞によると早川町も高齢化率県下トップ>>4676だそうな。
>65歳以上の人が人口に占める「高齢化率」は約5割と県内で最も高い。

大雪:山梨・早川町 町の全665世帯1200人孤立
http://mainichi.jp/select/news/20140217k0000e040150000c.html
毎日新聞 2014年02月17日 12時18分(最終更新 02月17日 13時40分)

 関東・甲信越地方を14日から襲った大雪の影響が、週が明けても続いている。孤立状態の自治体では、停電や電話の不通も加わり「安否確認すらできない」と職員が焦りを募らせる。国道18号(碓氷バイパス)では立ち往生した車内での寝泊まりが続く。主要道路の通行止めに伴い物流はまひ状態。食料品の一部は店頭から消え、生活への影響が広がっている。

 山梨県南部の早川町は、町への県道が除雪できず町の全665世帯約1200人が14日夜から孤立している。

 町によると、このうち79世帯(約150人)が住む集落では停電も起き、携帯電話も通じない。水道も電気ポンプでくみ上げており、貯水分が尽きると使えないという。非常食などは公民館に備蓄があるが、各戸への町道も通行できず配布できていない。16日朝には糖尿病の町民から「インスリンが切れる」と相談があり、病院から職員が届けたという。

 16日夕まで約30時間にわたって孤立状態になった群馬県南牧(なんもく)村。奥の集落に続く道路の除雪が終わらず、なお約200戸が取り残されている。停電はほぼ解消し、村は1人暮らしの

県道開通目途立たず1200人の孤立続く 山梨県早川町
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140217/dst14021712510002-n1.htm
2014.2.17 12:47

 隣町の山梨県見延町とを結ぶ県道が雪で埋まり、全域約1200人の孤立が続く山梨県早川町。除雪を進めているが、17日昼の時点で開通は見通しが立っていない。

 町の診療所は身延町からの医師の派遣を受けているが、急病人は発生していないという。町内に住む透析患者らは降雪で移動困難になることを予想して、事前に町外の病院に入院するなどしたという。

 町の担当者は「もう本当に除雪だけ。それさえ終わってくれれば安心だ」と話した。

4678とはずがたり:2014/02/19(水) 13:19:57

急病になっても誰も助けられない 孤立集落 住民の声
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2014021902000147.html
東京新聞2014年2月19日(水)08:10

 大雪の影響で孤立している県内の集落が、十八日午後三時現在、秩父地域を中心に八市町村の二十五地区に上ることが県のまとめで分かった。十四日から九百人以上が自宅などに閉じ込められた状態になっているとみられ、食料や医薬品、燃料が枯渇する懸念も高まっている。一方、県の災害派遣要請を受けた陸上自衛隊は十八日、ヘリコプターで孤立集落に食料などを輸送する救援活動を始めた。

●長瀞

 孤立状態が続く長瀞町の風布(ふうぷ)地区。住人の無職大野弘子さん(67)は「十五日昼から停電が続いている。外には一歩も出られず、固定電話が生命線。早く除雪をしてほしい」と悲鳴を上げた。

 大野さんは夫(70)と二人暮らし。屋根から断続的に落雪があり、家周辺の除雪もままならないという。「同じ集落では停電が続いており、お年寄りの一人暮らし世帯が心配。急病になっても誰も助けられない」

●小鹿野

 山間部の小鹿野町両神(りょうかみ)地区に住む町議の山中豊彦さん(62)は「今も家の周りは一五〇センチくらい雪が積もっている。電気は十七日にようやく復旧したが、近くの取水口が凍った影響で十四日夜から水道が使えない。外のきれいな雪を溶かして風呂や飲料水にしている」と現状を明かす。

 両神地区では民家一軒一軒が数百メートルから数キロ離れて点在している。山中さんは住民の安否確認のため、電話で連絡を取り合うように呼び掛けたりしているという。「住民は精神的にぎりぎりだと思う。あと三、四日は状況は変わらないだろうが、何とか耐えてほしい」と話した。

●秩父

 秩父市の三峰地区にある三峯神社も大雪で道を閉ざされ、十八日正午現在、働いている十六人が十四日から帰宅できず、神社の宿泊施設での寝泊まりを余儀なくされている。

 市内から車で一時間かけて通勤している黒沢誠さん(38)もその一人で「雪が一メートルも積もっている場所がまだある。私たちは食料があるのでなんとかつないでいるが、近くの集落の人たちが心配」と気にかけていた。

 秩父市中津川の民宿では、宿泊客の熊谷市の男性(69)が帰宅できないでいる。

 民宿を経営する山中三千恵(みちえ)さん(64)は「住民が協力して除雪し、一人が歩けるくらいの道をつくって、燃料を分け合ったり、安否確認をしたりしている。まだ雪は一メートルほど残っており、山間部はもっとひどい。除雪が遅く、行政は状況の深刻さを把握しきれていないのでは」と怒りをにじませた。 (増田紗苗、池田友次郎)

     ◇

 県によると、十八日午後三時現在の孤立集落と住民数は、秩父市の四地区(四百六十人)、小鹿野町の九地区(二百五人)、横瀬町の二地区(百二人)、皆野町の二地区(八十人)、長瀞町の二地区(四十二人)、飯能市の四地区(不明)、東秩父村の一地区(十八人)、越生町の一地区(二人)。

4679アーバン:2014/03/29(土) 01:17:28
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20140326/1545669
52年の歴史に幕 岩舟町で閉町式
3月26日 朝刊

 【岩舟】4月5日に栃木市と合併する町の閉町式が25日、町文化会館で開かれ、町の52年の歴史を振り返るとともに新市での飛躍を誓った。

 式典には福田富一知事や栃木市の鈴木俊美市長ら県内市町の首長と議長、高橋克法参院議員、町民など約500人が出席。市村隆町長は「合併して良かったと思える日が必ず来る。町の大切な文化や財産は、個性あふれる地域資源として市の礎となる。新市のまちづくりに前進しよう」と呼び掛けた。

 町を迎え入れる立場の鈴木市長は「町の資源を今まで以上に磨き、地域の独自性を生かした協働のまちづくりを進める。期待に応えるべく、活気ある住みよい栃木市を作る」と述べた。その後、出席者が町民の歌を合唱する中で市村町長と町民代表の親子5組が町旗を降納し、町の歴史に幕を下ろした。

 町は1956年に旧岩舟、静和、小野寺の3村が合併し岩舟村として誕生。62年に町制を施行した。

4680アーバン:2014/03/29(土) 15:24:32
http://www.asahi.com/articles/ASG3X4HZYG3XULFA01B.html
日本の6割、無人地域に 2050年、国交省試算
2014年3月29日13時24分

 国土交通省は28日、2050年になると、人口減少で日本の国土の約6割が無人になるという試算を発表した。いまよりも無人地域が2割近く広がる。こうした試算をするのは初めてで、国交省は今夏をめどに人口減少に備えた国土整備の基本方針をまとめる。

 日本の面積は約38万平方キロメートルある。国交省はこれを1平方キロメートルごとに約38万ブロックに分け、それぞれの人口推移を計算した。その結果、今は約18万平方キロメートルに人が住んでいるが、50年にはその2割で人がいなくなり、6割で人口が半分に減るという。無人の地域は全体の約53%から約62%に広がる計算だ。

 国交省は試算に基づき、今後の国土整備の基本方針を示す「国土のグランドデザイン」の骨子をつくった。地方などでは拠点となる地域に生活に必要な機能と住民を集めてコンパクトな町を作ることや、東京、大阪、名古屋をリニア新幹線でつないで国際競争力を高めることなどが柱だ。

4681アーバン:2014/04/05(土) 19:40:52
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20140405/1555312
新・栃木市きょう誕生 岩舟町を編入、県内25市町に  「平成の大合併」最後の新市 
4月5日 朝刊

 栃木市と岩舟町が合併し5日、新「栃木市」が発足する。岩舟町は合併先をめぐり住民投票を4度行うなど曲折を経ての編入合併となる。県内自治体数は14市11町となり、10年前の49市町村からほぼ半減。県内の「平成の大合併」は一区切りを迎える。

 新市は人口約16万人。人口規模は足利市を抜き、宇都宮市、小山市に次いで県内第3位となる。面積は331キロ平方メートルに拡大するが、順位は旧市と変わらない8位。

 岩舟町役場は「岩舟総合支所」に移行し7日午前8時半に開所式を行う。岩舟町の首長、特別職、議員は4日で失職。新市の市議選は、20日投開票の市長選と同時に栃木選挙区30、岩舟選挙区4の定数で行われる。

4682アーバン:2014/04/05(土) 19:44:54
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20140405ddlk09010132000c.html
市町村合併:きょう、新栃木市誕生 岩舟町編入合併、16万4024人に /栃木
毎日新聞 2014年04月05日 地方版

 栃木市が5日付で岩舟町を編入合併し、新しい栃木市が誕生する。現在の岩舟町役場は岩舟総合支所となり、7日に開所式がある。新市の人口(2010年国勢調査)は16万4024人で足利市を抜いて県内3位となる。面積は約331平方キロで8位。県内の市町数は25になる。

 岩舟町では合併を巡り、08年夏の住民投票で佐野市との合併が選択されたが、町長のリコールの是非を問う住民投票などに発展。さらに11年の2度の住民投票を経てようやく栃木市との合併で決着した経緯がある。

 編入合併のため新市発足に伴う市長選・市議選はないが、ともに任期満了を迎えるため13日告示、20日投開票で両選挙が行われる。市議選(定数34)については、合併後の特例として今回だけは栃木選挙区(定数30)と岩舟選挙区(定数4)に分けて行われる。【長田舞子】

4683とはずがたり:2014/04/10(木) 13:41:07

標高わずか3m、あの天保山より低い山あった
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140409-OYT1T50137.html
2014年04月09日 20時03分

 仙台市宮城野区の日和山ひよりやまが、18年ぶりに「日本一低い山」の座に返り咲いた。

 かつて標高6メートルの国内2番目に低いとされた日和山は、東日本大震災の津波で削られ、消滅したとみられていた。しかし国土地理院が改めて被災地沿岸の地形を測量し、3メートルの「山」と確認。これまで「日本一」だった大阪市港区の天保山てんぽうざん(4・5メートル)を下回った。

 日和山は、野鳥が羽を休める「蒲生がもう干潟」や仙台湾を望む仙台市民の憩いの場で、子供たちの遊び場でもあった。しかし震災で荒れ地状態に。いまはやや盛り上がった土地の上に、市民が積んだ石と「日和山」の看板が立っている。

 最新の地図(電子版)には他の山と同様、斜体字で表記された。国土地理院は「計測の際、1メートル以下の小数点は四捨五入しており、実際はもう少し高い可能性もある」としている。

2014年04月09日 20時03分

4684アーバン:2014/04/12(土) 22:44:00
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140413/trd14041318000002-n1.htm
那須の異変「平成の大合併」今もくすぶる合併論議…新庁舎建設を前に大田原市長が突然の構想披露
4月12日(土)19時59分配信

那須の異変「平成の大合併」今もくすぶる合併論議…新庁舎建設を前に大田原市長が突然の構想披露


東日本大震災で損壊し、取り壊された栃木県大田原市の旧市庁舎跡地(写真:産経新聞)


 栃木県岩舟町が5日、栃木市に編入合併した。栃木県内は10年前の49市町村(12市35町2村)が25市町(14市11町)となって平成の大合併は一段落した。だが、ここに来て、那須地域での合併話が持ち上がるなど合併をめぐる動きに注目が集まりそうだ。

 那須地域では3月、大田原市の津久井富雄市長から突然、合併に向けた発言が飛び出した。同市と那須塩原、那須、那珂川の2市2町で「(市町長の)懇談会を設置したい」と、意欲を示したのだ。

 市長選翌日の記者会見で東日本大震災で損壊し、取り壊した市庁舎の再建について質問を受けた津久井市長は突然、合併の話に発展させた。「庁舎建設の基本構想は策定し、基金積み立ても進めているが、那須塩原市も庁舎建設計画を進めている。効率化を図る上で合併を視野に庁舎建設が議題に上る可能性もある」。さらに厳しい市の財政状況を挙げ、「大胆な改革が必要で、一番の手法は合併だろう」と続けた。

 市幹部らによれば、発言の背景には新庁舎建設がある。津久井市長の考えでは5〜7年後に旧庁舎跡地で建設に着手、事業費は約48億円を見込む。平成27年度で交付税特例措置が終了する中、大きな財政負担となるのは間違いない。基金積み立ても十分でない上、資材の高騰や消費税増税、建設会社の人手不足もあり、事業費が拡大することも予想される。「合併の中で庁舎問題を議題にしたかったのではないか」との見方もある。また、広域消防組合の統合、定住自立圏構想の調印などを実現し、周辺市町との良好な関係を築いていることから、別の市幹部は「このタイミングで合併への道筋を敷いておきたかったのだと思う」と推測する。

 一方、3市町の首長は戸惑いと驚きを隠さない。

 那須塩原市の阿久津憲二市長は「今の段階では全く筋書きもないので何とも判断できない」と話す。那須町の高久勝町長は「今はそれぞれ町づくりを必死にやっているところ。唐突に合併の話題を出されても困惑するだけ。私的な発言だと思う」と突き放した。那珂川町の福島泰夫町長も「これまで雑談の中でも一度も出なかった。八溝山周辺地域定住自立圏構想では連携するが、町としてはできる限り自立を目指したい」。

 津久井市長と3市町長との温度差は大きいようだ。(伊沢利幸)

4685アーバン:2014/04/28(月) 19:14:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140426/lcl14042607000001-n1.htm
【羽成哲郎のぴーなっつ通信】

「平成の大合併」後8年で見えた「見えない壁」
2014.4.26 07:00


 地方自治体の首長、議員の任期は4年で、今年は平成の大合併で誕生した多くの市で市長選や議員選が行われている。千葉県の房総半島の最南端に位置する南房総市は18年に7町村が合併してできた。

 13日に石井裕市長の3選、20日に新市議20人が決まった。石井市長はハマコーこと浜田幸一元衆院議員の秘書や県議という政治経歴を生かして合理化の推進などを通じて7町村の統合に尽力してきた。

 18年の選挙で新市を二分する争いを制して初当選した後は、22年と今回の市長選でともに対立候補が立たなかった。県関係者や他の市長からも「石井さんには注目している」と政敵を作らない政治手腕を評価する声があがる。

 ただ、これは7町村がまとまってきたということと必ずしも同じではないように見える。如実に物語っているのが市議選立候補者の旧町村別の内訳だ。

 前回より3減った定数20に立候補したのは富浦2▽富山2▽和田4▽白浜4▽千倉6▽丸山4▽三芳1の23人だった。立候補した現職18人はすべて当選し、新人の当選は2人にとどまる。

 内房といえる富浦、富山と房総半島の先端から太平洋に面する白浜、千倉、和田では風土も微妙に違って「同じ南房総市と言われてもピンと来ない」というのが地元の声だ。市長は石井さんしかいないが、市議は地区の代表なので別−。そんな心理がうかがえる。旧町村の見えない壁は簡単にはなくならない。

 南房総市では石井市長の出身地でもあり人口が多い旧千倉町が中心だが、他の合併した市でも同じような構図がみえる。

 20日投開票の山武市長選では旧成東(なるとう)町長を務めた現職の椎名千収氏が旧蓮沼村議でもあった小川一馬元市議に561票差まで迫られた。医療問題の対応のほかに旧町村間の対抗意識もあったのではないか。

 27日に市長選が投開票される香取市も18年に佐原市、小見川町、山田町、栗源(くりもと)町が合併して誕生した。政争が激しい土地柄で、今回も現職と新人の2人が激戦を続ける。千葉県の北と南で対照的な市長選となった。

(千葉総局長 羽成哲郎)

4686アーバン:2014/04/29(火) 00:31:37
http://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.php?date=201404277
豪華絢爛な時代絵巻 照姫まつりが開催 (地域・まち - 2014年4月27日)

 室町時代の石神井城主の娘・照姫をしのんで行われる「照姫まつり」が練馬区で開催され、多くの人でにぎわいました。
 照姫まつりは室町時代の石神井城主である豊島泰経の娘・照姫をしのんで行われるもので、ことしで27回目です。祭り一番の見どころは時代衣装を身にまとった照姫や武者などの時代行列で、一行は「えい、えい、おー」の勇ましいときの声を挙げながら石神井公園周辺を練り歩きました。ことしの照姫役には練馬区在住の高校2年生・佐藤有里恵さんが選ばれ、行列に花を添えました。
 ことしは天候にも恵まれ、およそ12万8000人が訪れたということです。

4687アーバン:2014/05/10(土) 22:37:03
http://nerima.keizai.biz/headline/589/
石神井公園で「照姫まつり」−家族連れでにぎわう
2014年04月30日
笑顔で応える照姫

 都立石神井公園とその周辺で4月27日、「照姫まつり」が開催された

 晴天に恵まれた当日、会場は家族連れなど多くの人出でにぎわった。さまざまな模擬店が並んだほか、伝統芸能や区内で活動する団体のダンス・音楽演奏なども披露され、石神井公園周辺はお祭りムードに包まれた。

 「照姫まつり」は、室町時代中期に石神井城を居城としていた豊島泰経(やすつね)の娘・照姫にちなんだ祭りで、練馬の春の祭典として人気を集める。今年の照姫役は佐藤有里恵さん(高校3年)、泰経役は久間木尚之さん(会社員)、奥方役は村上伊希子さん(会社員)がそれぞれ演じた。

 正午ごろ、照姫、豊島泰経、奥方の三役をはじめ、姫や武者らが園内の野外ステージに登場。豊島氏の繁栄から滅亡の様子を描いた舞「石神井城物語」が披露されると会場は大きな拍手で包まれた。泰経の「エイ、エイ」の掛け声に続いて、家臣たちの「オ−」という勇ましい鬨(とき)の声で、総勢約100人の行列が野外ステージを出発。三役を輿(こし)に乗せ、名物の時代行列がスタート。

 三宝寺池に眠るとされる龍神を先頭に、行列の長さは約100メートル。沿道には大勢の観客が待ち構え、照姫たちが近づくと大きな歓声や拍手を送り、三役は手を振りながら笑顔で応えていた。

4688アーバン:2014/05/10(土) 22:40:30
http://nerima.keizai.biz/headline/594/
大泉でアニメイベント−松本零士さん、ちばてつやさんトークショーなど
2014年05月09日

 大泉学園駅北口周辺で5月18日、「アニメプロジェクトin大泉2014」が開催される。

練馬区公式アニメキャラクター「ねり丸」切手シート

 同イベントは、区内に90社を超えるアニメ制作関連会社が所在する「アニメのまち 練馬区」を広く周知するとともに、アニメによる地域の活性化を促進するため、東映アニメーションなど多くのアニメ関連企業が立地する同駅周辺で毎年開催している。今回で11回目の開催で、例年1万人以上が来場する人気のイベントだ。

 会場は大泉小学校(東大泉4)、妙延寺(東大泉3)、大泉風致地区公園(大泉学園町7)、東映アニメーションギャラリー(東大泉2)の4カ所。

 メーン会場となる大泉小学校では、漫画家・松本零士さんとちばてつやさんのトークショーのほか、大泉学園のご当地アニメ「ロボットガールズZ」のミニライブ&トークショー、アニメ「ハピネスチャージ!プリキュア」のキャラクターショーやダンス教室、プロが教えるセル画彩色体験教室、アニソンライブなどを繰り広げる。妙延寺ではアニソン演奏や屋台など各会場でさまざまな趣向を凝らす。

 当日、練馬区公式アニメキャラクター「ねり丸」切手シート(82円郵便切手、1シート10枚組)の完成を記念して大泉小学校会場内で先行販売を行う。価格は1,230円。同切手シートは19日から練馬区内を中心に計98局で限定販売する。

 開催時間は10時〜16時30分。入場無料。観覧には整理券が必要なプログラムもある。

4690アーバン:2014/05/31(土) 01:56:55
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20140513ddlk10010271000c.html

市町村合併:桐生市とみどり市、合併へ動き加速 任意の協議会設置合意 /群馬

毎日新聞 2014年05月13日 地方版


 桐生市の亀山豊文市長と、みどり市の石原条市長が12日、任意の合併協議会設置で合意した。桐生広域圏は現在、旧桐生市、みどり市、桐生市飛び地と3分されているが、今後は合併に向けた動きが加速しそうだ。

 桐生市が05年に2村と飛び地合併し、06年にみどり市が3町村で合併して以来、分断問題が懸案事項となっている。亀山市長は「みどり市長選を終え、合併について少しでも前に進めたいという気持ちでお願いに来た。前向きに受け止めていただき、うれしく思う」と話し、みどり市議会に対しても考えを伝える意向を示した。

 石原市長は「10年前の状況とは違って、みどり市でも飛び地で不便しているという声を聞いている。誠意が伝わってきたので受け入れを決めた」と話し、対等合併を前提に早急に議会とも相談しながら協議を進める考えを示した。【井田洋行】

4691とはずがたり:2014/07/12(土) 00:40:41

過疎の村の限界集落を潰す政策がそろそろ復活しそうで楽しみである。
役場・郵便局と来て次は(もうだいぶ減ってるけど)農協といきたいところ。

地方都市も限界集落も生き延びる為に都市よカネ出せみたいな贅沢は今後は許されない。

生活機能の集約提言 過疎問題で総務省
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140711/lcl14071118420002-n1.htm
2014.7.11 18:42

 過疎問題を検討する総務省の有識者懇談会は11日、比較的規模の大きな集落にガソリンスタンドなど日常生活に必要な機能を集約させることを提言した中間報告案をまとめた。

 報告案は過疎地域の多くの集落で生活機能が低下していると指摘。人口がより多い「基幹集落」を中心に、複数の集落を一つのまとまりにして活性化すべきだと強調した。

 基幹集落は、小学校の校区や合併前の旧市町村のエリア内を想定。集落に共同売店やガソリンスタンドなどを設けるほか、団地や空き家を整備して定住できる環境も整える。周辺集落とは予約型の乗り合いバスや移動販売などを充実させてネットワーク化を進めるべきとしている。

4692とはずがたり:2014/07/12(土) 00:48:02
>>4690

<北関東>群馬県

いびつでしたもんねぇ。。
http://www.mapion.co.jp/map/admi10.html

4693とはずがたり:2014/07/22(火) 14:02:21
ただ漫然と田舎にカネ出すだけなのはドブにカネ棄てるより酷い(ドブにカネ棄てる行為は暗黙の内に一回限りだけどこの場合ずっとドブがカネ投げ入れ続けろと強請っているようなもん)けど過疎地の生活が自律的・持続的なものとなるアイディアが出てくるなら素晴らしいことだ。(中央でふんぞり返っている官僚どもなんかなどではなく過疎地で汗をかく方々の)お手並み拝見である。

過疎地の商店、中心集落に集約…国がモデル事業
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20140720-567-OYT1T50148.html
読売新聞2014年7月21日(月)09:57

 政府は、過疎地域の集落機能を維持するため、複数の集落を一つのまとまりにして活性化する「集落ネットワーク」のモデル事業に取り組む方針を固めた。

 中心となる「基幹集落」に商店など地域のサービス拠点を集約し、周辺集落の住民の交通手段を確保する。人口減や高齢化が進み、集落単体では機能の維持が難しくなってきており、将来的に持続可能な集落づくりを目指す。総務省が2015年度予算の概算要求に関連予算を盛り込む方向だ。

 過疎地域の集落は全国で約6万5000あるが、総務省が10年に実施した調査では、「10年以内に消滅する」とされた集落が454あり、「いずれ消滅する」とされた集落も2342に上った。すでに消滅した集落の要因の多くは、人口減の加速によって最終的に住民がいなくなることによる「自然消滅」だった。

 こうした状況を踏まえ、政府は、戦略的に集落機能の「選択と集中」を進める必要があると判断した。過疎地域がある市町村の約2割は、すでに独自の集落ネットワーク事業に取り組んでいるが、対策が不十分だとして、一部地域を対象にモデル事業として国が支援に乗り出すことにした。将来的には対象地域の拡大を検討する。

 事業では、過疎地域内の複数の集落のうち、中心になる集落を「基幹集落」と位置づけ、商店やガソリンスタンド、高齢者福祉や健康づくりのサービス拠点など日常生活に不可欠な機能を集約化させる。

4694とはずがたり:2014/07/26(土) 16:32:56
<九州・沖縄>長崎県

五島列島に迫る中国の触手 過疎化につけ込み…瀬戸際で買収回避
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20140722520.html?fr=rk
産経新聞2014年7月22日(火)11:29

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/gyosei/m_snk20140722520.jpg

 長崎県・五島列島は、古くは遣唐使の寄港地として栄え、大陸との交流の窓口だった。幕末期に、黒船来航に備えて福江島に築かれた石田城はまさに国防の城で、四方のうち三方が海に突き出す「海城」だった。現代も、国境を守るためのこの島々の重要性に変わりはない。そんな五島列島に今、中国からの波が押し寄せている。その現状を報告する。(編集委員 宮本雅史)

 平成22年夏、福江島・福江港の沖に浮かぶ無人島の包丁島が突然、インターネット上で売りに出された。福江島民が燃料用木材の切り出しに利用していた島で、売買価格は約1500万円だった。

 「中国資本が購入に乗り出してくるという話があった」。福江島の五島市役所で久保実市長公室長が振り返った。「最終的には地権者が売却をやめたことで一件落着したが…」。五島市は、五島列島最大の島の福江島など11の有人島と52の無人島を抱える。

 同じ福江島の沖合にある別の無人島、姫島にも中国資本が一時、触手を伸ばしたことがあった。以前姫島で御影石を採掘していた福江島の石材店の社長、有川一徳さん(57)が証言する。「本土のブローカーの仲介で、中国資本が地権者に接触してきた。その後、なぜか、立ち消えになった」

 中国資本がビジネスの話を持ちかけてきたこともある。地元紙「五島新報」(廃刊)の元社長、永冶克行さん(65)らによると、21年、上海の投資顧問会社が福江島に現地法人を設立。五島市に対し、木材の買い付けやナマコの養殖、魚のすり身加工、別荘地開発などを提案した。

 市長時代に対応した中尾郁子前市長(79)によると、中国側は「商売のチャンスじゃないか」「この商機を逃していいのか」と強気で押してきたという。中尾前市長は「中国が日本の水源を買おうとしているという話が飛び交っていたので、こちらは慎重に対応した」と説明する。

 市は地元の森林組合を紹介したが、中国側が現行の伐採量の10倍以上の買い付けを希望したことなどから契約は成立しなかった。すると、中国側は山林そのものの買収に動き出し、所有者と直接交渉を始めたという。この話は、市が所有者らに呼びかけて阻止した。中尾前市長は「山林の所有者にすれば魅力的な話で、安易に受け入れてしまいかねなかった。そこで、みんなで情報を共有して山を守ろうとした」。

 五島列島では、長崎県の対馬のように、外国資本による大規模な不動産買収が現実になったケースはまだない。ただ、中国資本の影はことあるごとに浮かんでくる。背景には、他の国境の島と同様、高齢化と過疎化、そして地域経済の悪化がある。

 今年5月8日、有識者らによる政策発信組織「日本創成会議」人口減少問題検討分科会(座長・増田寛也元総務相)が2040(平成52)年時点の「消滅可能性都市」を発表した。そこには、五島列島の自治体の衝撃的な数字が並んだ。

 試算によると五島市の場合、若年女性(20〜30代)が2010(平成22)年に比べて75・9%減り、全体の人口は4万622人から1万9201人に減少。従来の他の推計より厳しい数字が示された。新上五島町も若年女性が80・45%減少し人口は2万2074人から8549人になるという。九州・沖縄ブロックで1位と2位の減少率だ。

 現時点でも人口減少は激しい。国勢調査によると、五島市の人口は昭和30年に9万1978人だったが、平成22年には4万622人に減少。6・2%だった65歳以上の割合は33・4%に増え、逆に40・4%を占めていた15歳未満は、11・8%にまで減った。

 五島市の久保市長公室長は「市には高校が4校あり、毎年300〜400人が卒業するが、95%程度は島外に出てしまい、戻ってこない」と嘆く。空き家も増え続け、市内に約3900軒あるという。

 高齢化と過疎化は、主要産業の漁業も直撃している。五島漁協の草野正組合長(64)は「平成10年ごろは組合員が千人いたが、今は496人。跡取りがいなくなってきた。平均年齢は60歳代で、80歳代が何人かいる。10年前に年間30億円余りあった水揚げが、今は20億円ぐらいまで減った」と窮状を訴えた。

【用語解説】五島列島…福江島、中通島、若松島、奈留島、久賀島など大小合わせて140余りの島々が連なる列島。五島市、佐世保市、北松浦郡小値賀町、南松浦郡新上五島町の4つの行政区分に分かれる。人口は約7万人。最も大きい福江島を抱える五島市は平成16年、福江市と南松浦郡富江町、玉之浦町など1市5町が合併して誕生した。

4695とはずがたり:2014/07/26(土) 16:38:46
流石九州,未だ決闘文化が残っている様である♪

<LINE>福岡で少年ら決闘約束 見物に100人集合
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20140724k0000e040208000c.html
毎日新聞2014年7月24日(木)12:19

 携帯電話の無料通信アプリ「LINE(ライン)」で約束して決闘したとして、福岡・中央署は24日、福岡市のアルバイトの少年(15)ら13人を決闘容疑で福岡地検に書類送検した。13人は事件当時、四つの学校に通う中学3年生で、全員容疑を認めているという。

 送検容疑は、福岡市のアルバイトの少年と福岡県粕屋郡の男子高校生(15)がLINEのメッセージ機能などを使って「出てこいよ」「大濠でやろう」などと決闘を約束。2013年11月16日午後3時15分ごろ〜同4時35分ごろ、同市中央区の舞鶴公園などで2人の同級生ら12人が決闘し、1人が立ち会ったとしている。12人のうち1人が小指骨折の重傷で、他の11人は軽傷だった。

 決闘にはLINEなどで中学生ら約100人が見に集まった。男子高校生ら6人は粕屋郡の中学校に通っていたが、同月9日、高校の体験入学に訪れた際、アルバイトの少年らが当時通っていた2校の中学生とトラブルになった。その後、アルバイトの少年がLINEで男子高校生を見つけたという。【吉川雄策】

4696とはずがたり:2014/08/06(水) 17:00:29
消防は自治関係ネタ=地域スレにしましょうか

露店に消火器設置を 火災予防条例の改正相次ぐ 和歌山県内の自治体
http://news.goo.ne.jp/article/agara/region/agara-277548.html
AGARA 紀伊民報2014年7月23日(水)17:00

 昨年8月の京都府福知山市の花火大会で発生した露店爆発事故を受け、和歌山県内自治体で火災予防条例の一部改正が相次いでいる。条例改正で、調理器具を使う露店には消火器の設置や露店開設の届け出などが求められる。

 改正は1月の消防庁の通知に基づいて行われている。県によると、現在27市町村が改正している。

 田辺市は、露店関係者に縁日や花火大会など多数の人が集まる催しで、コンロなどの調理器具や発電機を使用する場合に消火器を準備すること、実施14日前までに消防署に露店開設を届け出ることを求めている。

 露店が50店舗を超える催しでは、主催者に防火担当者を設定し、開催の14日前までに火災予防の業務計画を作成、提出する必要があることも盛り込んだ。管内では田辺祭と弁慶まつりが「指定催し」の対象になるという。

 田辺市消防本部は「消火器を準備して、万一の場合は初期消火してもらいたい。事故防止のため条例の周知徹底を図るとともに、立ち入り検査などを実施して注意喚起したい」と話している。

 福知山市での事故は、火気管理が露店関係者に委ねられていたことや、露店に対して主催者などが火災予防の方法を明確にしていなかったことが問題となった。

4697とはずがたり:2014/08/20(水) 19:29:25
この辺の開発は規制して住宅は移転させもっと安全な所を開発し直すべきでは?

男児ら32人死亡、9人不明…広島土砂崩れ
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140820-567-OYT1T50001.html
読売新聞2014年8月20日(水)17:31

 広島市北部の 安佐 あさ南、安佐北両区で20日未明、局地的に猛烈な雨が降り、南北約15キロにわたり10か所以上の土砂崩れが発生、多数の住宅に土砂が流れ込んだ。

 警察庁によると、午後5時現在、11歳と2歳の男児ら32人が死亡し、9人が行方不明になった。死者には、救助活動中に土砂崩れに巻き込まれた消防署員も含まれている。

 陸上自衛隊は、広島県の要請を受けて現地に部隊を派遣。政府は同日午前、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置、その後官邸連絡室に格上げした。

 県は20日、同市に災害救助法の適用を決めた。避難所の設置、食料品や衣料品の提供などの費用を国と県が負担する。総務省消防庁は災害対策本部を設置した。

 市消防局によると、土砂崩れがあったのは、安佐南区山本、緑井、八木と安佐北区 可部 かべ東などの山沿いの地区で、太田川との間で、南北に帯状に延びた住宅街。

 小さな谷になっている場所で複数の土石流が発生し、多数の家屋が崩れた。また、安佐北区可部の 根谷 ねのたに川が一時氾濫した。

 雨は19日午後8時頃から本格的に降り始め、20日未明に激しくなった。市消防局には、午前3時20分頃から9時半頃にかけ、「裏山が崩れた」「人や車が川に流された」など、救助が必要な内容の119番が計30件あった。

 市は午前4時20分以降、両区の計21地区に避難指示・勧告を出した。

 警察庁によると、死亡が確認されたのは、安佐南区山本で土砂崩れに巻き込まれた11歳と2歳の兄弟2人、同区緑井で土石流に流された77歳女性、68歳女性ら。

 安佐北区可部東では、救助活動をしていた安佐北消防署の男性消防司令補、政岡則義さん(53)が住民5人を救出した後、土砂崩れに遭い、死亡が確認された。

4698とはずがたり:2014/08/20(水) 19:32:40
避難勧告遅かった=土砂災害で対応不備認める―広島市
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-140820X454.html
時事通信2014年8月20日(水)15:45

 広島市の土砂災害で、同市の金山健三危機管理部長は20日、「避難勧告を出すのが遅かった」と話し、市の対応が不適切だったことを明らかにした。同部長は理由について、「今まで経験したことがない急激な雨量と、同時多発の土砂災害が発生していることを考えていなかった」と話した。

 土砂災害があった同市安佐南区で、市は19日午後9時50分ごろから、河川氾濫の恐れを知らせる防災情報メールや防災無線で注意喚起していたが、避難勧告が出たのは20日午前4時半だった。

 金山部長によると、市は同区を土砂災害の危険性がある地域だと認識していたが、「効果のある避難勧告を出せなかった」という。

「避難勧告遅かった」広島市危機管理部長、ミス認める
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASG8N5WMVG8NPTIL03S.html
朝日新聞2014年8月20日(水)18:18

 広島市北部で20日未明に起きた土砂災害で、広島市の金山健三・危機管理部長は20日午後、記者団の取材に「避難勧告を出すのが遅かった」と述べ、対応にミスがあったと認めた。広島県警によると、同日午後5時現在で死者は32人、行方不明者は9人となった。

 広島市内では20日未明から1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り、広範囲で土石流などが発生。20日午前4時までの1時間で、安佐北区三入東で121ミリ、安佐北区可部町上原で115ミリ、安佐北区役所で102ミリを観測した。一方、市が避難勧告を出したのは午前4時20分だった。

 金山部長は「言い訳を言っても仕方ないが、我々も全く経験したことのない降雨だった」と述べた上で、「意味のある避難勧告が出し切れなかった」と語った。

4699とはずがたり:2014/08/20(水) 19:35:40
>広島県は花崗(かこう)岩が風化してできた「まさ土」と呼ばれる地質が広がり、水分を多く含みやすいため大雨による崩落が起きやすい

>広島県が指定する「土石流危険渓流」「急傾斜地崩落危険箇所」「地すべり危険箇所」を合わせると全国最多の3万1987カ所に上る。

>直近では11年(1999年)6月29日に同市や呉市を中心に土砂災害が同時に発生。計207カ所でがけ崩れや土石流が起こり、死者31人、行方不明1人、負傷者59人という大惨事となった。

広島土砂崩れ 危険箇所最多地域でまた…もろい土、整備追いつかず
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140820132.html
産経新聞2014年8月20日(水)15:33

 土砂崩れで多数の死傷者が出た広島市では、平成11年にも梅雨前線による土砂災害で多くの被害者を出した。広島県は花崗(かこう)岩が風化してできた「まさ土」と呼ばれる地質が広がり、水分を多く含みやすいため大雨による崩落が起きやすいという。

 広島市周辺は人口に比べて平地が少なく、山を切り開いて開発した新興住宅地が多い。土砂災害危険箇所として広島県が指定する「土石流危険渓流」「急傾斜地崩落危険箇所」「地すべり危険箇所」を合わせると全国最多の3万1987カ所に上る。

 これまでにも土砂災害が多発。広島県によると、広島市周辺でも土石流などによる大きな被害は10年に1回ほどの割合で発生している。直近では11年6月29日に同市や呉市を中心に土砂災害が同時に発生。計207カ所でがけ崩れや土石流が起こり、死者31人、行方不明1人、負傷者59人という大惨事となった。

 住宅の被害は全壊101戸、半壊68戸、床上浸水1284戸、床下浸水2763戸に上った。ただ、発生時刻が午後2時ごろから同5時ごろまでの日中だったため留守にしていた家が多く、住宅被害に比べて人的被害は少なかった。

 土砂災害が起こるたびに対策の必要性が訴えられてきたにもかかわらず、砂防ダムなど防災施設の整備は遅れているのが現状だ。

 11年の災害被害を重くみた国は土砂災害防止法を制定。県も土砂災害の恐れがある地域を「土砂災害警戒区域」などに指定、危険性の周知に乗り出した。また「緊急な対策が必要な箇所は最優先で取り組む」として、「砂防アクションプラン」を継続的に策定。今年度からは28年度までの3年間で、国の直轄事業を除いて約170億円の防災整備を進めているが、危険な区域すべてに対策を施すには不十分といえる。

 県砂防課の担当者は「県内の半分はまさ土が分布している。災害を防ぐ工事が追いつかないため、住民に危機意識を持ってもらうのが重要だった」と説明。広島大の海堀正博教授(砂防学)は「強い雨が降った時間帯が深夜で身動きが取りにくかったことも災いした。住民にとって危険な場所に住んでいるという実感が大事で、少しでも早く避難するなど適切な対策を取ってほしい」と話した。

4700とはずがたり:2014/08/20(水) 19:38:21
排水ポンプ故障、福知山浸水2451戸 京都府北部豪雨
http://news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20140818000157.html
京都新聞2014年8月18日(月)23:26

 京都府福知山市の市街地が広範囲に浸水した府北部の豪雨災害で、福知山市は18日、家屋の浸水被害が床上1155戸、床下1296戸の計2451戸に上ると発表した。内閣府と京都府は同日、福知山市に被災者生活再建支援法の適用を決めた。府内の適用は昨年9月の台風18号以来で、全壊世帯などの生活再建に支援金が支給される。府は過去の災害で床上浸水など同法対象外の世帯のほか同法が適用されなかった自治体にも独自の支援をしており、今回の豪雨でも検討する。

 福知山市によると、雨水排水ポンプ場(同市和久市町)が17日早朝に排水能力を超え、浸水して故障した。当時はポンプ4台が稼働中だったが、故障のため排水作業が停止したという。

 山田啓二知事は18日午後に京都市上京区の府庁で開いた災害対策本部会議で、独自支援を含む災害対応のため、補正予算案の編成作業着手を指示した。

 被災者生活再建支援法は住宅が全壊した世帯に100万円、大規模半壊した世帯に50万円の基礎支援金が支給されるほか、住宅建設・購入に200万円、補修では100万円の加算支援金も受けられる。被害認定など手続きは市が行い、床上浸水も対象に入る場合がある。

 府は台風18号などの際、対象外の世帯にも半壊で最大150万円、床上浸水で最大50万円を支給。適用外自治体の全壊では最大300万円、大規模半壊に最大250万円を支給した。

 府によると、建物被害は18日現在、福知山市2戸の全半壊、綾部市2戸の一部損壊、綾部市34戸の床上・床下浸水などが確認された。被害数は今後増える可能性もある。

 福知山市は庁内各部の職員14人で「大雨災害特別対策チーム」を発足させた。19日から市民の要望や相談を市役所1階で受け付け、迅速な対応に生かす。市災害対策本部会議で、松山正治市長は「昨年の台風18号災害の経験を生かしてスピード感ある対策を進める」と説明した。

 市が把握した18日時点の被災状況は農業関係で田畑680ヘクタールが冠水、稲や黒大豆、小豆が被害に遭った。養鶏場1カ所が土砂に埋まり約1万8千羽が死んだ。ため池や農道など40カ所で崩落や損壊が生じた。市公設地方卸売市場は1メートルの浸水があり、20日の再開を目指し復旧作業を進める。

 避難勧告の解除後も自宅の水没などで、8カ所の避難所に26世帯59人(18日午後4時現在)が身を寄せる。避難生活の長期化も見込まれ、市は健康対策に取り組む。浸水地域の消毒や住民の健康調査も8月中を目標に進める。市街地の店舗や民家から大量のごみが屋外に積まれている状態で、兵庫県豊岡市などの応援も受け入れ処理を急ぐ。

4701とはずがたり:2014/08/20(水) 19:38:34

丹波で豪雨 浸水1100棟、8月最大の258ミリ
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20140817010.html
神戸新聞2014年8月17日(日)21:24

 日本列島は17日も前線の影響で、近畿、東海、北陸を中心に大雨が続き、兵庫県内でも土砂崩れや家屋浸水などの被害が相次いだ。丹波市柏原町では24時間雨量が8月の観測史上最大となる258ミリを記録。土砂崩れで民家1棟が全壊し、住人の男性が死亡した。同市の床上、床下浸水被害は計1100棟を超え、県は同日午後、同市に災害救助法を適用した。

 兵庫県内での災害救助法適用は、2009年の県西・北部豪雨で大きな被害を受けた佐用町と宍粟、朝来の両市以来。同法適用で、避難所運営や食料支給などの費用に国や県の支援が受けられる。

 丹波市では16日から断続的に雨が降り、国土交通省が同市市島町北岡本に設置した雨量計では、17日午前3時までの1時間に91ミリの猛烈な雨を記録。同市に隣接する京都府福知山市は24時間雨量が300ミリを超えて観測史上最大となった。

 丹波市市島町徳尾では同日未明、土砂崩れで民家1棟が全壊し、この家に住む夫婦2人が生き埋めとなった。消防や警察、災害派遣要請を受けた自衛隊などが捜索し、倒壊した家から志賀輝行さん(79)を助け出したが、死亡が確認された。先に救出された妻かね子さん(73)は両脚の骨を折るなど重傷。同市内ではほかに2人が軽傷を負った。

 また、同市市島町与戸のキャンプ場では、土砂崩れなどで付近の道路がふさがり、キャンプ客ら約250人が一時孤立したが、全員無事だった。

 同日午後5時現在、同市内の浸水被害は床上132棟、床下969棟。3棟が全壊、2棟が半壊、6棟が一部損壊した。市島、氷上地域の4575世帯1万2286人(同日午後10時現在)に避難勧告が出ている。

 兵庫県は同日午前、災害対策本部を設置。井戸敏三知事はロシア出張への出発を取りやめ、被災地視察などの対応に当たった。

 17日の大雨では、石川県羽咋市でも土砂崩れで女性(74)が死亡した。

4702とはずがたり:2014/08/21(木) 13:25:59
1999年の広島の土砂災害の記憶が全くないのが自分の中で非常に残念だ。。

15年前の「教訓」生かさず…砂防ダムは未整備
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140821-567-OYT1T50038.html
読売新聞2014年8月21日(木)11:12

 広島県では1999年6月にも死者・行方不明者が32人に上る土砂災害が発生した。

 これを受け、県の有識者会議が砂防ダム建設など防災対策の強化を求めたが、今回の被害を防げなかった。

 県は99年の災害後、砂防学の専門家らによる有識者会議を設置。同年11月の提言で、広島市域について、「平地が極めて少なく、人口増加に伴って山沿いの崖の直下まで宅地が造成され、危険区域が多い」と指摘した。その上で土石流被害を防止する対策として▽適正な森林の整備▽石や樹木が流れ落ちるのを防ぐためのダム設置――などを示していた。

 県はこれまでに、県内約600か所に砂防ダムの新設や山の斜面の補強などを進めてきたが、県砂防課によると、今回の被災地区では未整備だったという。

<広島土砂災害>痕跡は葉脈のように…山肌の表層部分流失
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20140821k0000e040189000c.html
毎日新聞2014年8月21日(木)11:11

 土砂災害に見舞われた広島市安佐南区の八木、緑井地区を上空から望むと、背後の山の谷筋に土砂が流れた痕跡が現れていた。山肌の表層部分が流失したとみられる。

 その様子は山の裏側にもくっきり。かなり上部から駆け下った土砂が途中で合流し、ふもとに至った様子が一目瞭然で、その跡は葉脈のようにも見える。【望月亮一】

4703とはずがたり:2014/08/21(木) 13:26:35

収束の期待うらはら、雲が湧いて…雨量分析誤る
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140821-567-OYT1T50036.html
読売新聞2014年8月21日(木)11:12

 広島市北部を襲った局地豪雨で、同市消防局の金山健三・危機管理部長は20日午後、記者団に対し、避難勧告の遅れを認めたうえで「今回は(雨量の)分析を誤った面があるのは間違いない」と語った。

 行政側は、どう対応したのか。時系列で追った。

 ◆雲が湧いている

 市内に8消防署、約1300人を擁する同市消防局は19日夜、338人という通常の当直態勢だった。事前に接近が予測できる台風などとは異なり、増員はしていなかったという。

 19日午後4時3分、広島地方気象台が大雨洪水注意報を発令。同9時26分、大雨洪水警報に切り替わった。消防局は、気象台や気象情報会社から提供された情報をもとに対応を進めた。

 日付が変わる頃には雨脚が弱まり、「収束してくれるかなという期待」(金山部長)もあったが、20日午前1時頃、状況は悪化した。消防局員が注視していた気象レーダーには、安佐北区付近に帯状の非常に強い雨雲が映り、一向に動かない。「雲がそこで湧いている」という状態だった。

 市は同1時35分、広島県などの土砂災害警戒情報を受けて市災害警戒本部を設置。同2時頃からは「家の中に水が入ってきた」などの119番が相次いだ。

 ◆発令基準

 警戒本部は同2時41分、市民ら約5万7000人が登録している防災情報メールで「危険を感じた場合には速やかに避難行動を」と知らせ、防災行政無線でも注意を呼びかけた。しかし、避難勧告を出したのは、それから1時間半たった4時15分だった。

4704とはずがたり:2014/09/06(土) 15:54:50
どちらかゆうたら防災ネタ。新湘南BPの邪魔になってる方を閉鎖すればいいのに。

ゴルフ場終了広がる不安…茅ヶ崎GC
http://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20140903-OYTNT50489.html?from=yartcl_popin
2014年09月04日

来年3月末での営業終了が決まった「茅ヶ崎ゴルフ倶楽部」の入り口付近。ゴルフ場は広域避難場所に指定されている(茅ヶ崎市菱沼海岸で)

 茅ヶ崎市が災害時の広域避難場所に指定しているゴルフ場「茅ヶ崎ゴルフ倶楽部(茅ヶ崎GC)」(約20ヘクタール)の営業が来年3月末で終了することになり、跡地の利用方法が不透明なため、地元に不安が広がっている。周辺には住宅密集地があり、県によると、災害時に焼失する可能性が高いクラスター(建物群)は県内最大。住民有志はゴルフ場の存続や避難場所の確保を求める署名活動を行っている。

 茅ヶ崎GCは1957年にオープン。9ホールあるコース内を市道が横切り、夕方には散歩する市民がいるなど開放的な雰囲気が特徴だ。土地の6割は県有地、4割は地元企業が所有している。

 吉見哲生支配人によると、2013年の利用者数は約3万1000人。バブル期以降、減少傾向が続いており、約20年前に比べて約4割減少している。経営難に陥った運営会社は03年に民事再生法の適用を受け、借地料は合計で年約1億6000万円に抑えられた。だが、経営再建後は借地料が段階的に引き上げられ、最終的には3億円を超える見通しであることから、運営会社は営業終了を決め、今年4月、県に通知した。

 市が08年に行った調査によると、クラスターは約1万3300棟に上り、約5万9300人の市民が暮らす。県災害対策課によると、3000棟以上のクラスターは県内に18か所(夏季)あるが、2番目に大きいのは横浜市南区と西区にまたがる約6600棟だ。

 市は、茅ヶ崎GCと隣接する市立小学校と合わせて災害発生時の広域避難場所に指定しており、8万8090人の収容を想定している。

 県と市によると、今後、土地を所有する県と民間企業、立地自治体の茅ヶ崎市の3者が、跡地の利用方法について検討していく。服部信明市長は「跡地利用は大きな問題なので、県有地、民有地の一体的な活用を求めている。営業終了後、次の利用方法が決まるまでの間も、従前通りに広域避難場所として使えるよう申し入れはしたい」と話す。

 茅ヶ崎GCがあるJR東海道線と海岸沿いを走る国道134号に挟まれた地域は人気の高い住宅地で、土地を売却すれば多額の収入が見込める。

 営業終了の決定を受け、周辺住民有志は「広域避難場所を守る会」「茅ヶ崎ゴルフ場の存続を求めるパシフィックガーデン茅ヶ崎住民有志の会」などのグループを結成し、署名活動を行っている。広域避難場所を守る会の代表者は「災害時の逃げ場がなくなるのは不安。ゴルフ場は命を守るために大切な場所」と話す。

 また、茅ヶ崎GCの会員らで作る「茅ヶ崎ゴルフ場の存続を図る会」もゴルフ場存続を求める署名活動を行っており、署名はすでに1万人分を超えた。小柴正浩共同代表は「広域避難場所、緑地としての価値があり、市民との関係が深い。ゴルフ場の存続を求めていきたい」と話している。

2014年09月04日

4705とはずがたり:2014/09/07(日) 17:19:05
兄弟犠牲の家、崖条例対象外 広島土砂災害
共同通信 2014年9月1日 19時51分 (2014年9月1日 19時54分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140901/Kyodo_BR_MN2014090101002178.html

 広島市の土砂災害で、幼い兄弟が犠牲となった安佐南区山本の住宅(左から2軒目)。広島県の「崖条例」の対象外だった。同様に崖下に立つ2軒隣の住宅(右端)は対象だった=8月20日、共同通信社ヘリから

 広島市の土砂災害で、幼い兄弟が犠牲となった安佐南区山本8丁目の住宅が、崖近くに建物を建てる場合に安全対策を求められる広島県の「崖条例」の対象外だったことが1日、分かった。同様に崖下に立つ2軒隣の住宅は対象だった。
 近隣住民は「対象だったら被害を防げた可能性がある」と指摘。県や市は「『崖地』に当たるかは1軒ずつ個別に判断する。崖地かどうか微妙な地形だった可能性がある」と説明しており、住民の安全をめぐって条例運用の難しさが浮き彫りになった。

4706とはずがたり:2014/09/12(金) 13:26:14

消滅可能性都市
http://www.jiji.com/jc/c?g=tha_30&amp;k=2014090500814

 消滅可能性都市 2040年に「20〜39歳の女性人口」が半分以下に減ると予想された896市区町村。民間有識者らから成る「日本創成会議」の分科会(座長・増田寛也元総務相)が5月に発表した独自の人口推計に基づく。子どもを産む中心的な年齢層の女性が流出し、人口減少に歯止めがかからないと分析されている。
 896には東京都豊島区や、県庁所在市の青森市、秋田市も含まれる。うち523市町村については、40年時点で人口1万人を割り込み、消滅の危機がさらに深刻とされている。(2014/09/05-19:05)

4707とはずがたり:2014/09/20(土) 08:38:31
2014年4月13日(日)
“廃校が招いた過疎”
http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2014/04/0413.html

近田
「『DATAFILE.JPN』。
データから、今、日本で何が起きているかが浮かび上がります。2回目の今日(13日)は『学校の統廃合と過疎化』の関係を取り上げます。」

和久田
「まずはこちらのデータから。皆さんもよくご存じの少子化で、小・中・高校の在学者数は減り続けています。ここにもう1つ、グラフを重ね合わせましょう。『廃校』となった学校の数です。児童、生徒が減少するにつれて、次々と廃校になっています。その数、平成23年度までの20年で6,800校以上にのぼります。子どもが減ったために、学校を減らさざるを得ない。その一方で、実は今、地方の自治体からは、ある悲鳴があがっています。舞台は、岐阜県高山市の高根町です。」

少子化で学校を統廃合 それが招いたものは…

9年前に、高山市と合併した旧高根村。
今の高根町です。翌年から、小学校と中学校の統廃合が行われ、この地域から学校がなくなりました。

女性
「寂しくなったね。この辺ずっと人通りがあったけど、赤ちゃんも子どももいない。」

学校がなくなった地域 人口が急激に減少

いなくなったのは、子どもだけではありません。合併前、地域の人口は、700人台で推移していました。それが、中学校が廃校。そして、小学校も。最後の1校が廃校になり、それにともなって、急速に過疎化が進んだのです。
合併前の推計では、2015年の人口は、676人と予測されていました。それを大幅に下回っています。理由は、子どもを持つ若い世代などが地域の外に流出したためと見られています。高齢化率を見ると、学校が廃校になる前は30%台。今では、50%を超えています。つまり、若い世代がいなくなったということです。

高山市高根支所 地域振興課 幅達男さん
「学校が統合されまして、それを機に若い子育て世代の方々が出ていったのも1つの要因。」

4708とはずがたり:2014/09/20(土) 08:38:51

現在、この地域に小学生の子どもがいるのは3世帯だけ。増田さん一家です。地元で山荘を経営していることもあって、移転には踏み切れませんでした。子どもたちは1時間かけて、隣の地域の小学校や保育園にバスで通っています。

増田真美さん
「(引っ越した)みなさんは小学校に上がると同時に大きなところに行くことを選択したと思う。自分たちがいなくなると、本当に子どもがいなくなるから踏み切れない…。」

人口の急激な減少で、暮らしにも影響が。
地域の診療所から常勤の医師はいなくなり、診療は週3日になりました。

高根診療所 所長 川尻宏昭医師
「若い人がいなければ、人は減っていくので、そうしたら医療は維持できない。」

毎年夏に行われてきた、「日本一かがり火まつり」。多い年は2万8,000人が訪れました。しかし、引き継ぐ人も、予算もなく、6年前を最後に中止となったままです。

高根地域審議会 上田榮勇会長
「やめざるを得なかった。未来はないよな、寂しいな。」

和久田
「高根町のケースでは、学校の統廃合が地域の過疎化に拍車をかけた、そう受け止められています。」

近田
「こうした中で、『学校を統廃合しない』と宣言した自治体が現れています。同じ岐阜県の白川町(しらかわちょう)です。」

“学校を統廃合しない” 宣言した町では…

白川町の小学校で、入学式前の準備をする教員たち。

白川北小学校 丹羽雅彦教頭
「去年まで8人いましたけど、今年入学してくる子どもは3人。とても少ないですね。」

今年(2014年)も児童が減り、新入生は3人だけです。町にある5つの小学校の入学者数は、平成元年は148人。それが、今年は45人に減少。平均で1校あたり9人という状態ですが、それでも、30年前を最後に、学校の統廃合は行っていません。

4709とはずがたり:2014/09/20(土) 08:39:09

白川町教育委員会 纐纈政昭教育長
「学校統廃合によって地域の活力が失われるのではという心配の中で、現在の学校を維持しながら教育行政を進めていきたい。」

少人数であることを逆手に、町はある取り組みを始めています。初めての授業を覗くと…。

担任
「(鉛筆)持ちやすいほうで持ってくれればいいよ。お父さんからは、左手を使ってほしいと聞いたけど。」
「僕、どっちもやりやすい。」
初めての授業なのに、担任は利き手まで把握しています。その秘密は。

教務主任
「はさみは左利きを買っていた。左が主になると思う。」

実は、入学の1年前から教員が保育園などを訪問。子どもの情報を把握し、1人1人の指導に反映しようとしているのです。

教頭
「図工をやるときに、材料がいっぱいあって、さあ自由に作りましょうというのが苦手。」

教務主任
「『はい』ってすごく上手に言えるので、そこを褒めると気持ちよくスタートできる。」

こうして保育園から小中学校を通じ、一貫して子どもの成長を支えていこうと考えています。

白川町教育委員会 纐纈政昭教育長
「少人数ならではの教育、大人数ではできない教育をやっていきたい。まさに少人数教育の白川モデルを作っていきたい。」

近田
「学校で『集団で学べる適正な規模』は、クラス替えができる1学年、2クラスから3クラスと言われています。
白川町では、1学年1クラスの規模しかありませんが、当面は統廃合をせず、なんとか地域と学校を維持していこうと努力しています。」

4710とはずがたり:2014/09/20(土) 08:39:32

和久田
「1クラスしかない学校、白川町ばかりではありません。こちらのデータをご覧下さい。平成25年度の時点で、1学年に1クラスのみ、つまり、クラス替えができない学年がある小学校は全国で45%、半数近くにものぼっています。

さらに、すべての学年が1クラス以下の小学校も18%。学校までの距離の問題などで、統廃合が限界に来ている地域もあるとみられます。」

近田
「そんな中、熊本県の多良木町(たらぎまち)では、驚くべき取り組みを始めました。舞台は、槻木(つきぎ)地区。7年前までに学校はなくなり、高齢化率は73%、最も若い住民が53歳という、いわば『超限界集落』です。」

“超限界集落”救えるか? 異例の小学校再開

50歳以下の住民がゼロ。学校もなくなったはずの地区。そこに、小学1年生が。
実は、このままでは地区が消滅すると危機感を抱いた町が、一度は休校になった小学校を再開したのです。
入学したのは、福岡県から移住した一家の長女、南凰(みお)ちゃんです。父親の上治英人(うえじ・ひでと)さん。町が公募した「集落支援員」に応じ、この地区に“赴任”しました。

一家で移住してきた 上治英人さん
「娘が小学1年生ということもあって、私たちにできることは、学校が再開できれば、地域も元気になるのではと。」

他県から家族を移住させてまでの学校の再開。地元の住民も驚きです。

地元の住民
「(学校が再開すると)夢にも思わなかった。みんな出て行ってしまって後継者がいない。」

地元の住民
「変わるでしょう。(町も)変わります。」

この学校再開を仕掛けたのが、熊本大学の徳野貞雄(とくの・さだお)教授です。当初、町から相談を受けた際には、別の選択肢も考えていました。

熊本大学 徳野貞雄教授
「1つは集落の全面移転という選択肢。2つ目は老衰化というか、将来(集落が)消滅してもしかたない。若い人がいない、将来継続が不可能だからしかたがないかなと。」

4711とはずがたり:2014/09/20(土) 08:39:55

しかし、地元で聞き取り調査をするうちに、あることに気づきました。
地区に残っている、主に高齢の住民116人に、地区の外に転出した息子や娘の行き先を尋ねました。
同じ町内や球磨郡(くまぐん)内、つまり近距離に移転した人は36人。
熊本県内の別の場所、中距離に移転した人は、33人。
半数近くの61人は県外に移転していましたが、移転先はそれほど遠くないケースが多かったのです。

熊本大学 徳野貞雄教授
「山を越えた町場の方にいる人も条件が悪かったから出て行っただけで、こちらに実家もあるし親もいるし。
学校というのは単に教育の現場だけでなく、地域で30代40代が暮らしていくために、絶対にお子さんがいるかぎり、学校がなければいけない。」

しかし、統廃合の流れに逆行する異例の取り組みは、試行錯誤の連続です。
町の住民からは、「子供がいないのに学校を再開するのは税金の無駄遣いではないか」「わざわざ子供を連れてくる必要があるのか」などの異論も出ました。

多良木町 椎葉袈史教育長
「賛否両論、正直あって、理解をどれだけ得たかわからないが、仕掛けてみて見えるものがあれば後につながる。
多良木町全体の発展につながる。」

一家を迎えるため、学校の校庭には、町営住宅が建てられました。
学校と住宅がある場所、そこから町の中心部へ行くには20キロの山越えが必要ですが、近くの公民館には…。
地元のお年寄りが集まってきます。
いまや、南凰ちゃんは、お年寄りたちの新たなアイドルです。
ただ、課題は、教育のために良い環境を作れるかです。
当面は、1人だけの学校生活が続きます。

もし、子どもが戻って来なければ、次の新入生は、妹の紫凰(しお)ちゃん。3年後に小学校に入学します。娘たちのためにも、早く住民に戻ってほしい。地域の再生が、上治さんの今の願いです。

一家で移住してきた 上治英人さん
「自然で子育てしたいという人に来ていただくのは大歓迎で、子どもの数が増えたらいい。」

4712とはずがたり:2014/09/20(土) 08:40:33
>>4707-4712
近田
「この異例の取り組み、教育と地域、2つの視点で考えてみます。」

和久田
「まずは、教育の観点から。文部科学省担当の松井記者、どう見ましたか?」

松井記者
「教育を取材している立場から見ると、非常に驚くべき取り組みです。
学校というのは、子どもたちが集団の中で多様な意見に触れ、切磋琢磨して社会性を育てるという重要な役割を担っています。
地域の事情で学校を再開するのであれば、まず何よりも子どもたちの学びをどう保障するかが問われると思います。」

近田
「では、地域の活力という点ではどうなのか。今度は、東島記者に聞きます。」

東島記者
「自治体からすれば、学校は教育の場であると同時に、別の意味も持つんです。
こちらのデータをご覧ください。農林水産省の研究所が、『小学生のいない集落』をまとめたものです。2000年の時点で、熊本県では128でした。」

近田
「オレンジ色のところですね?」

東島記者
「それが、学校の統廃合が進んだあとの2010年では301。」

近田
「赤いところがぐうっと増えました。」

東島記者
「2倍以上になっています。これは全国でも同じような傾向が見られています。学校とは、子どもがいる30代40代が地域に戻って生活するための生命線。つまり、暮らしの拠点でもあるんです。
こういった観点から、リポートの多良木町にもあったような動きが自治体に出てきているんです。」

近田
「地域の活力、一方で教育水準の維持。その両立に知恵を絞っていく必要がありそうですね。」

4713とはずがたり:2014/09/20(土) 08:41:12
熊本)槻木小が再開校、入学式も
http://www.asahi.com/articles/ASG4B5D48G4BTLVB01G.html
知覧哲郎
2014年4月11日03時00分

 過疎化で児童がいなくなり、2007年春から休校していた多良木町槻木(つきぎ)地区の槻木小学校。10日に学校を再開し、新1年生1人を迎えた。再開校式と13年ぶりの入学式には地元住民約60人を含む約130人が出席、7年ぶりの「始業」を歓迎。過疎化を乗り越えられるか、新たな一歩を踏み出した。

 入学したのは、集落の存続に取り組む町の公募に応じて昨秋から集落支援員に就いている上治(うえじ)英人さん(41)の長女南凰(みお)さん(6)。母親美由貴さん(41)と妹紫凰(しお)さん(3)とともに3月に福岡県春日市から移り住んだ。入学式で窪田龍記校長や松本照彦町長らから「おめでとう」と声をかけられると、「ありがとうございます」と大きな声で返事した。

 7年前に同校を卒業した専門学校生の落合未乙(みお)さん(19)=熊本市=も駆けつけ、「(5、6年時の)1人の学校生活は不安だったが、両親や先生、地域の人たちが支えだった。大きな夢を持ってがんばって」と同じ読みの名前をもつ後輩を激励。南凰さんは「入学できてとてもうれしい。槻木でがんばっていきます」と応じた。父親の英人さんは「自然いっぱいの槻木で生き抜く力を養ってくれれば」と願った。(知覧哲郎)

4714とはずがたり:2014/10/08(水) 15:38:18
<首都圏>神奈川県

82 名前:R774[] 投稿日:2014/09/06(土) 19:54:30.00 ID:7iRy1j6U
旧鎌倉郡地域の瀬谷・泉・戸塚・栄は鎌倉市に編入されたほうが
鎌倉市にとっても横浜市にとっても住民にとってもベストな選択
だと思うの

83 名前:R774[sage] 投稿日:2014/09/06(土) 20:42:56.42 ID:pvuqFxHQ
ダメ
鎌倉市 税金高いです

84 名前:R774[sage] 投稿日:2014/09/06(土) 21:00:05.12 ID:SBs04+Y8
瀬谷泉は大和市だろ

86 名前:R774[sage] 投稿日:2014/09/06(土) 21:18:57.45 ID:qfsTFOQP
>>84
瀬谷は相鉄商圏だけど泉は圧倒的に戸塚商圏

87 名前:R774[] 投稿日:2014/09/07(日) 06:38:01.07 ID:xWQDRRTB
>>82
昔、湘南市構想と言うのがあってな…。

88 名前:R774[sage] 投稿日:2014/09/07(日) 11:44:09.00 ID:vAqHJ7sb
>87
平塚市が騒いでただけだろ。。

91 名前:R774[sage] 投稿日:2014/09/07(日) 19:10:41.80 ID:46II+66F
>88
藤沢市は市長も市議たちも職員も市民もノリノリだっお>湘南市構想
湘南地区でもっとも影が薄い市だからだろうけどw

4715とはずがたり:2014/11/05(水) 23:06:22
そらなにがどうであれ国が負担に耐えきれなくなったカネ吸い込むだけの地方の斬り捨て策だったんやしね。何を今更って所である。共産党も地方救う前に貧者救う事を考えた方が良い。

石破地方創生相、共産に共感 「合併すると人口減る」
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASGC5466WGC5UTFK007.html
朝日新聞2014年11月5日(水)21:50

 「同じ問題意識を持っている」――。5日の衆院地方創生特別委員会で、石破茂地方創生相と共産党の塩川鉄也氏が、市町村合併で過疎地域の人口減少がさらに進んだという点で意見が一致する場面があった。

 塩川氏は、2000年時と10年後の国勢調査を比較し、合併して中核都市の周辺部となった過疎地域で人口が約15%減ったと指摘。「平成の大合併は大きな人口減少をもたらした」と問いかけた。

 これに対し、鳥取県選出の石破氏は大きくうなずきながら、「数字を見ればご指摘の通りだ」と同意。さらに「今後の地域政策を論じる上で極めて重要な視点だ」と応じた。

4716とはずがたり:2014/11/22(土) 18:15:54
<近畿>大阪府(旧)能勢郡
wikiより
●能勢町 ■豊能町

合併による新・東能勢村の成立の経緯
●1883年(明治16年) 能勢郡野間村が野間西山村、野間出野村、野間稲地村、野間中村、野間大原村に分村。
1889年 (明治22年)市制・町村制の公布に伴い、能勢郡●枳根荘(きねのしょう)村、西郷村、田尻村、歌垣村、東郷村,■東能勢村、吉川村が発足。
■1895年(明治28年)には(東西連絡で県境越えとなる部分である)兵庫県川西市黒川地区についても、吉川村との合併話が持ち上がったが、見送られた。
1896年(明治29年)能勢郡と豊嶋郡が合併、豊能郡となる
●1931年(昭和6年) 枳根荘村と西郷村が合併し、昭和村となる。
●1932年(昭和7年) 昭和村が西能勢村に改称。

■大阪府は町村合併促進法(1953年(昭和28年)に制定)」に基づき、旧能勢郡に属する奥能勢6村(東能勢、吉川、田尻、歌垣、東郷、西能勢)を1村とする方針を定めた。当初より段階的な統合を検討しており、その第一段階として東能勢、吉川村の合併が考えられていた。
■1955年には両村会議長が府に対して、両村を結ぶ道路を作るか、野間峠に新トンネルの建設を陳情している。しかし期限切れの直前となる9月11日の会合で、新村の仮庁舎をどこに設置するかで紛糾し、6村合併は頓挫。自村への設置に拘り紛糾の元となった東郷村長は引責辞職を表明し、合併から離脱した。
残る5村は、13日に協議会を開き東能勢・吉川村、西能勢・歌垣・田尻村がそれぞれ新・東能勢村、能勢村(後の能勢町)として合併することで合意、期限切れ当日の9月30日に施行された。その後も能勢町、及び箕面市と合併構想を検討していたが、いずれも進展なく終わっている。

1956年(昭和31年)■吉川村と東能勢村が合併、新・東能勢村の誕生 当時の人口約4000人。結局第一弾の吉川村と東能勢村の合併が実現する形に。●西能勢村、田尻村、歌垣村が合併し、町制施行。豊能郡能勢町が誕生。●1959年(昭和34年) 東郷村を能勢町に編入。現在の町域となる。
■1977年 (昭和52年)町制により、豊能町誕生

■豊能町では「平成の大合併」では、飛地となる池田市との合併をも検討されたが不調に終わった。池田市との合併協議前は、箕面市止々呂美地区と東地区の親交が深かったため、箕面市との合併も提案されていたが、この提案も取り消されている。

4717とはずがたり:2014/12/01(月) 12:07:09
<九州・沖縄>宮崎県
合併に代わる新しい施策か?

地方中枢拠点都市を宣言=全国初−宮崎市
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;rel=j7&amp;k=2014120100169

 宮崎市の戸敷正市長は1日の市議会で、地域経済の活性化や公共サービス維持に向け周辺市町村と連携する「地方中枢拠点都市」となることを宣言した。拠点都市の宣言は全国初。来年3月にも隣接する宮崎県国富、綾両町と協約を結び、2015年度中に拠点都市として正式にスタートする。
 拠点都市は、人口減少対策として国が形成を促進する広域都市圏で中心的な役割を担う。人口20万人以上などが要件で、国の財政支援が受けられる。候補は全国に61市あり、兵庫県姫路市など9市が総務省のモデル事業で先行的に取り組みを進めている。
 宮崎市は、国富、綾両町以外の県内市町村とも連携する考え。戸敷市長は宣言の中で「地域経済を力強くけん引し、人口減少のスピードを抑え、圏域全体の活性化を図る」と強調した。(2014/12/01-10:24)

4718とはずがたり:2014/12/28(日) 08:53:37
ばらまき止めて自立的・自律的にやっていける産業を焦土の中から生まれさせないとあかんのに税金頼みでなんもしようとしないのが問題だ。
農協・郵便・役場の次は小中学校を効率化しようとしているし焦土化は着々と進んではゐるんだけど。

景気底上げへ3・5兆円…地方経済活性化に重点
http://news.goo.ne.jp/articあle/yomiuri/business/20141227-567-OYT1T50094.html
読売新聞2014年12月28日(日)08:37

 政府は27日の臨時閣議で、景気の底上げに向けた総額3・5兆円の経済対策を決定した。

 急激な円安による物価の上昇で負担が増す中小企業や消費者を支えるほか、都市部に比べ停滞が著しい地方経済を活性化させるための政策を重点的に盛り込んだ。

 政府は経済対策の裏付けとなる2014年度補正予算案を来年1月9日に閣議決定し、1月26日召集予定の通常国会に提出して2月中旬の成立を目指す。この対策で実質国内総生産(GDP)を0・7%程度押し上げる効果を見込む。

 安倍首相は閣議に先立って開いた日本経済再生本部の会議で「個人消費のてこ入れと地域経済の底上げを図り、経済の好循環を全国津々浦々に拡大していきたい」と述べた。

 日本経済は、消費税率が8%に引き上げられた今年4月以降、停滞が続き、GDPは4〜6月期、7〜9月期と2四半期連続で落ち込んでいる。円安は輸出関連産業にはプラスだが、輸入品の値段が上がるため物価が上昇し、多くの中小企業や消費者は苦しんでいる。地方経済も低調なままだ。

4719とはずがたり:2014/12/28(日) 08:59:03
実質的な政策効果が皆無なのがばれない統一地方選の直前にアリバイ作り的になされる空しい政策に騙されるバカどもはそんなにゐるとは思えないけど,一時的な政策のおこぼれで継続的に食いつないでいる連中が多すぎるからなぁ。。

人口減対策、若者の東京集中「食い止める」 政府最終案
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASGDT5488GDTULFA01P.html
朝日新聞2014年12月26日(金)10:01

 政府の人口減対策と地方創生の方針となる「長期ビジョン」と、2020年までの施策を示す「総合戦略」の最終案がまとまった。戦略は、若者の東京転入超過の抑止を「当面の目標」と設定。地方に今後5年間で若者30万人分の雇用をつくる目標を掲げるなど、地方の雇用対策と人口増への取り組みを柱に据えた。27日に閣議決定する。

 戦略では、首都圏への人口集中度が約3割の現状が「諸外国に比べても圧倒的に高い」と指摘。地方の若い世代が「過密で出生率が極めて低い大都市部に流出することで、少子化に拍車がかかっている」とし、東京一極集中は20年東京五輪を前に「ますます進展している」と懸念を示した。

 その対策として、 地方の雇用創出 地方への移住 若い世代の結婚・出産・子育ての希望の実現 時代にあった地域づくり――の4点を基本目標に据えた。

東京への転入に歯止め=地方創生で総合戦略案―政府
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-141225X386.html
時事通信2014年12月25日(木)15:59

 政府は25日、人口減少の抑制や東京一極集中の是正に向けた長期ビジョン案と、地方創生に関する今後5年間の施策の方向性を示した総合戦略案を固めた。総合戦略案は、2020年の基本目標として、地方から東京圏への転入超過に歯止めをかけることなどを明記。地域の再生に向けた各自治体の創意工夫を引き出すため、自由度の高い新たな交付金の創設も盛り込んだ。27日に閣議決定する。

 国の総合戦略を踏まえ、都道府県と市町村は15年度末までに地方版総合戦略を策定し、今後取り組む活性化策やその成果目標を掲げる。政府は、地方版総合戦略に基づき自治体が取り組む少子化対策などを支援する「地方創生先行型」の交付金を14年度補正予算案に約1700億円計上する。

 長期ビジョン案は、若い世代の結婚や出産の希望を実現し、1人の女性が生涯に産む子どもの数の推計を示す合計特殊出生率(13年は1.43)が30年に1.8、40年に2.07に回復すれば、60年に総人口1億人程度を維持できると想定した。

 一方、総合戦略案は、若者の地方定着を進めるため、農業やサービス業の競争力強化などを通じ「安心して働ける職場を新たに生み出す」と強調。創業支援などにより地域経済を底上げし、20年までに地方で計30万人分の若者の雇用創出を目指す。

 東京圏から地方への転出者数(37万人)を13年に比べて4万人増やし、地方から東京圏への転入者数(47万人)を6万人減らす目標も掲げた。企業の本社機能などの地方移転を促す法人税の優遇措置を設けるほか、16年度以降の政府関係機関の地方移転に向け自治体から誘致案を募集。「全国移住促進センター」を今年度中に開設するなど、地方に人の流れを呼び込む政策を総動員し、東京圏への転入が10万人多い現状を是正する。

4720とはずがたり:2014/12/29(月) 15:38:41
<中国・四国>岡山県
>>463>>675>>860-863>>866-867>>1019>>1583>>3390
う〜ん,残念だなぁ。あれこれ出来そうな青年なのに。

<自治はどこへ>「限界集落の星」転落 29歳町議の逮捕
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20141228/Mainichi_20141228k0000e040149000c.html
毎日新聞社 2014年12月28日 10時29分 (2014年12月28日 16時48分 更新)

 被選挙権年齢下限の25歳で当選した岡山県の小さな町の議員が今年10月、詐欺容疑で逮捕された。議員の資質が疑わしい若者が、なぜ担がれたのか。地元を歩くと、高齢化で衰え、自治体合併で傷んだ地域の姿が浮かんだ。町民の一人は落胆をにじませて言った。「あいつは、限界集落の期待の星じゃった」【樋口淳也、本多健】

 ◇過疎、合併…議員育成力衰え

 大雪が降った今月18日、名古屋地裁。傍聴人もまばらな法廷で、前和気(わけ)町議の片倉弘貴被告(29)は、起訴内容の認否に「間違いありません」と消え入るような声で答えた。

 初当選から3年後の今年3月末に失踪。京都市内で10月9日、放置自転車を持ち去った疑いで逮捕された。所持金は8円。釈放後、失踪理由を「本業(イベント企画業)の借金でどうしていいか分からなかった」と周囲に説明したが、同29日に今度は詐欺容疑で愛知県警に逮捕された。

 被告の地元の旧佐伯(さえき)町は2006年3月、旧和気町と合併し消えた。自宅は林道で山奥へ分け入った丸山地区にある。一帯はツル飼育が盛んで、今も「タンチョウの里 佐伯」という看板が道端に立つ。そんなのどかな山村で昔、合併を巡る大混乱があった。

 発端は、両町の正式調印後、佐伯町議会が「慎重にすべきだ」と合併関連議案を否決したこと。旧2町で計22の議員定数が、新町では16に減る。佐伯の人口は旧和気の3分の1で町議の多くが議席を失う。「クビになりたくないだけ」と怒った合併賛成派の請求で異例の佐伯町長、町議会のダブルリコールが成立。町を二分するダブル選も賛成派が制し、合併にこぎ着けた。

 「議員はろくに働かない。地方自治への失望だけが残った」と、自営業の男性(65)は言う。合併後は旧和気町側が栄える一方、佐伯はさびれた。町は一体感に乏しく、町政に白けた空気も漂う。

 地域の議席を守りたい−−。そんな思いを抱く関係者の説得で、京都でイベント企画業を営んでいた被告は、合併後2度目の町議選に立候補した。人口で劣る旧佐伯町の従来の地区推薦候補では当選ラインに届かず、周囲は若さに期待した。

 被告を「限界集落の期待の星」と表現した佐伯側の元町議は言った。「若手に声をかけても、議員報酬(月額約23万円)じゃ食えない、と言う。議員は年金生活者のオンパレード。みんな彼に飛びついたんじゃ」

 町の高齢化率(人口に65歳以上が占める割合)は県内上位の約36%。彼を除く当選者の平均年齢は63.5歳。50代2人、70代1人で、残りは60代。25歳の若者は異彩を放った。

 「棚田のコメでもストーリーがあれば絶対に売れる」。当選後は経験を生かし、地元産米のブランド化に取り組む。だが、本業の資金繰りで借金を重ね、思いついたのが「アニメ制作でまちおこし」という架空の投資話。「国のクールジャパン事業で1.5倍にして返す」などと言い、知人らから計300万円を詐取したとされる。

 「僕、ルパン三世になりたい。やりたいことをやって、キメる時にキメる」。被告は事件前の昨年4月、ネットメディアに語った。現職町議の一人は「地域を歩き、町民の声をもっと聴いてほしかった。町議はアニメの登場人物ではない」と嘆いた。

 安藤勝介議長は「地域がしっかりしていたころ、彼のような人物は選ばれなかった」と真剣に悩む。以前は、消防団長やPTA会長、自治会長など地域のまとめ役で汗をかき、訓練を積んだ人物が自然と担がれた。地方自治を下支えするこうした仕組みは、合併で傷み、人口減や高齢化の波に洗われている。片倉被告の公判は次回来年1月に結審する。

4721とはずがたり:2014/12/29(月) 15:39:11
>>4720

>自宅は林道で山奥へ分け入った丸山地区
http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E134.8.36.838N34.52.54.020&amp;ZM=7
すげえ山ん中だ。。

片倉 ひろき
http://wake-katakurahiroki-wakeaiai.jimdo.com/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB/
生年月日:1985年 6月21日 25歳

職業:出版広告会社 world end企画(従業員8名)代表

地元の小学校と中学校を卒業
 大自然の中のびのびと育つ、外で遊ぶ事が多かった少年時代

岡山県立瀬戸高等学校 卒業
 世界史が好きで、教科書や用語集がボロボロになるまで読み続けた。

京都産業大学経済学部 農業経済学ゼミ農村過疎化問題を専攻
 実際に京都市北部の限界集落にて調査し、今の地方が抱える問題点を調査

大学生時代に全国をヒッチハイクで横断
 様々な人と出会いコミニケーション力をあげるとともに様々考え方を学ぶ

アジアをはじめとする世界12カ国をバックパッカーとして周遊。
 発展途上国を訪れ、各地の現状を知る事とそこから盛り上げていこうとする躍動感に感銘
 を受ける。

京都にて開催された関西学生首脳会議にて、次世代の リーダー育成のプレゼンテーションでトップ賞を受賞。

ファッションショー団体「浮世絵師」を設立。
制作総合指揮を行い1,000人規模のイベントや世界遺産上賀茂神社と提携したイベントを主催。
 地域と密着したイベントや規模の大きいイベントを主催することにより、その手腕を切磋琢磨
 する。

京都にて不動産会社に就職、営業マンをとなる
ビジネスマナーや働く事の素晴らしさを学びました。

出版・広告会社WORLD END企画 設立 代表に就任。和気町に拠点移転。
同年 出版・広告会社WORLD END企画 設立 代表に就任。和気町に拠点移転。

4722とはずがたり:2015/01/04(日) 20:07:51
<東海>静岡県・愛知県

復古的な明治政府が旧国境を優先して近世の鷲津と吉田の関係を引き裂いたんか??
大浜松合併に湖西は乗らなかったし豊橋経済圏の影響も強いのかも。
湖西市を愛知県に割譲してもいいかもね〜。

250 名前:R774[sage] 投稿日:2014/12/31(水) 23:15:23.52 ID:3SlttPlf
湖西のあたりって吉田(豊橋)藩なのに静岡県に編入された経緯って
なにがあったのだろう?

253 名前: 【大吉】 【534円】 [sage] 投稿日:2015/01/01(木) 06:09:42.41 ID:NRhtop71
>250
あんな貧乏地帯から逃れたい、とか
豊橋が軍都だったのも関係したのかも

254 名前:R774[sage] 投稿日:2015/01/01(木) 16:50:35.13 ID:Kn0WD+6i
>250
全国的に同様なことがあった

255 名前:R774[sage] 投稿日:2015/01/01(木) 19:16:20.73 ID:b6a4fUqg
豊田佐吉って伯父がいた豊橋で奉公したりと縁が深いけど
静岡県の湖西町(鷲津町)出身者扱いなんだよな

259 名前:R774[sage] 投稿日:2015/01/02(金) 18:14:40.50 ID:bo4ki/DS
>250
遠江国だから静岡県になるのは普通のことだがw

261 名前:R774[sage] 投稿日:2015/01/04(日) 09:34:16.90 ID:Qe0fyAAg
>259
藩境=国境とは限らないんだよな

4723とはずがたり:2015/01/06(火) 11:37:52

「住みたい田舎」日本一となった市、決め手は
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141230-OYT1T50039.html
2014年12月31日 10時13分

 Iターンなどの情報を紹介する月刊誌「田舎暮らしの本」(宝島社)がまとめた2015年版の「住みたい田舎」ベストランキングで、島根県大田市が1位に選ばれた。

 自然や歴史の豊かさだけでなく、移住希望者への相談や補助が充実している点が高く評価された。

 29日発売の15年2月号で発表された。同誌は12年から社団法人「移住・交流推進機構(JOIN)」(東京都中央区)の会員自治体を中心に、移住者支援に熱心な市町村を選んで施策や自然、文化、経済的な状況に関するアンケート調査を実施し、総合評価を加えてランキングを発表している。

 大田市には今年初めてアンケート用紙が届き、ランキングの対象に。空き家バンク、家賃や保育料の補助などの行政施策に加え、自然、伝統、災害、交通や買い物の便、医療などの観点から、95点満点で73点となり、アンケートに回答した295市町村の中でトップとなった。

 同誌によると、大田市は移住者支援制度、就農・就職支援が充実し、子育てしやすい環境が高得点につながったという。2位は鳥取市で、前年の8位から大きくランクアップ。3位は大分県豊後高田市と鹿児島県薩摩川内市だった。(高田史朗)

2014年12月31日 10時13分

4724とはずがたり:2015/01/12(月) 10:20:34
有人駅(国鉄民営化)・ガススタ(特石法廃止)・役所(平成の大合併)・郵便局(郵政民営化)と次々に合理化されて次は農協(既に地方の農協の支局は大量に閉鎖されてるけど)と思ってたけど,小中学校もあったね。
これも俺の子供の頃からバス通(初馬の子ども達。我らが城北町の子ども達は毎日4キロも歩いて登校)はあったんで既に学校の設置は十分縮小されてて現状追認的な部分はあるんだけど。

小中学校の統廃合促進 文科省方針、60年ぶり基準変更
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116734086/2446

4725とはずがたり:2015/01/13(火) 17:50:57
<近畿>摂津国

一個上ではなく二個上の合併の法則が此処にも♪

川辺郡は今の川西市や宝塚市から尼崎市に至る宏大な郡であった。今では猪名川町の一郡一町である。
その今は猪名川町となっている主要部は中谷村であるが(猪名川町は中谷村と六瀬村からなる。),東谷村と西谷村もあったのである。
そして中谷村と対をなす西谷と東谷であるが,川西・宝塚─中谷─西谷・東谷─六瀬という階層構造があった様で,川西+東谷,宝塚+西谷,中谷+六瀬という組み合わせとなった。

更に中心自治体が弱い場合に名前を残せない法則も発動している。

川辺郡
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E8%BE%BA%E9%83%A1

東谷村 ← 笹部村、見野村、東畦野村、西畦野村、山原村、山下村[19]、下財屋敷村[19]、一庫村、黒川村、▲横路村、国崎村(現・川西市)
中谷村 ← 広根村、銀山町、村上新田村、猪淵村、肝川村、差組村、上野村、柏梨田村、紫合村、南田原村、北田原村、北野村、原村、内馬場村、民田村、上阿古谷村、下阿古谷村(現・猪名川町)
西谷村 ← 上佐曽利村、下佐曽利村、香合新田[20]、大原野村、長谷村、芝辻新田村、波豆村、境野村、玉瀬村、切畑村、△平井村、△寺畑村(現・宝塚市)

4726とはずがたり:2015/01/16(金) 09:38:01
<近畿>大阪府市

なんか結局住民投票なんかやらずにまずは大阪の区を再編して,住民投票で区長を選ぶ(先ずは半公式の住民投票して区長候補者を選んで区長候補者を市長が追認するという形式をとる),府市で一部事務組合を結成して大学・水道・交通・都市計画・ごみ・その他可能な一般事務等を統合する(事実上の「全」部事務組合w)と謂う形で実質的に巧く行くことを示した上で最終的に二人居る必要ないでしょと云う事で府知事と市長を統合する為の住民投票すればいいのに。今のままではどうなるか解らないとしか云いようがない。

【大阪都構想】「勉強せずに『分からない』というコメンテーターは会見に来い」橋下氏、テレビ報道に怒り爆発
http://news.livedoor.com/article/detail/9678792/
2015年1月15日 20時52分 産経新聞

 橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)は15日の定例会見で、大阪都構想に関する報道をめぐり「テレビのコメンテーターは都構想を勉強せずに『分からない』という。分からないなら、(テレビ局側が)コメンテーターをここに来させたらいい」と不満をぶちまけた。

 「僕もコメンテーターを長くやっていたが、『分かりません』といったことは一度もない」

 橋下氏は「茶髪の弁護士」時代にテレビのコメンテーターをしており、そのときは事前に与えられたテーマについて情報収集、勉強をした上で視聴者に提示する意見を固めていたと説明。「自分の考え方や、こういう問題点があると伝えるのがコメンテーターの役割だ」と力説した。

 不満の矛先はテレビ局にも向かい、「『分からない』というコメンテーターにギャラを払うなんて信じられない」「プロデューサーがそれで許すのが信じられない」とまくし立てていた。

4727とはずがたり:2015/01/20(火) 08:50:49
>1950年代後半、上根来の住民は100人を超え、炭焼きと農業を、なりわいにしていた。しかし石油の普及で炭焼きは頭打ちに。63年からは造林事業が始まったものの、木材価格の低迷が押し寄せたため、畜産にシフトした。最大500頭以上の肉牛を飼っていたが、91年の輸入自由化後は、換金できる仕事はなくなっていった。
山村という資源を有効に活用できないのは哀しいけど,それでも限界集落の消滅は大いに結構というのが持論の俺だが,炭焼き→造林→畜産と頑張ってきたんだねぇ・・

この辺。r35・r23の2本の未通主要地方道が目に付く。
http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E135.47.45.190N35.24.37.520&amp;ZM=7
山の向こうは名田庄と朽木か。

人口減で住民がいなくなった村 区長、地域起こし「人呼びたい」
http://news.goo.ne.jp/article/fukui/nation/fukui-20150120082433614.html
福井新聞2015年1月20日(火)08:13

 若狭に春の訪れを告げる「お水送り」で有名な遠敷川の最上流、福井県小浜市上根来(かみねごり)。13軒の家が寄り添うようにたたずむ雪深いこの集落は、2年前に住民がいなくなった。しかし、居を移してからも古里を思い、住民票をそのまま残している人たちがいる。定期的に家を管理し、雪室(むろ)プロジェクトという地域おこしにも取り組んでいる。

 一昨年から2年をかけ集落の道近くにモミジの苗木36本を植えたという上根来区長の岸本長三さん(66)=同市竜前=は「この場所にはもう誰も住まないかもしれない。でも道がある限り、人が通ることもある。きれいだと思ってくれたらうれしい」と笑う。雪に覆われた集落を訪ね歩いた。

 遠敷川に沿って、細い道を車で上る。カーブを曲がるたびに雪は深まる。集落がある場所は標高約300メートル。屋根が崩れた蔵や民家、雪に埋もれた車が目に付く。岸本長三さんが、10年前にここ小浜市上根来(かみねごり)を離れ、同市竜前に土地を買って、移り住んだ理由は「雪が降ると通勤できんし不便だったから」。しかし、住民票を移さなかった岸本さんは今も上根来の区長だ。「(住民票を)よそに移すのは抵抗があるんやな」。抑えめの言葉から古里への思いが伝わってくる。

 市内のメーカーを退職後、冬でも日中は週に4日ほど上根来で過ごすという。茅葺(かやぶ)き屋根にトタンを張った昔ながらの平屋の家には、不釣り合いな42インチの薄型テレビが1台。「ここではテレビを見るぐらいだけど、来てしまうんや」

 この集落で、岸本さんを含め住民票を残している人は7人いる。県外に住む親族の介護のため2年前、最後にここを離れた60代の女性も、その一人だ。今でも5、6軒の家は、元住民が定期的に訪れ管理しているという。

4728とはずがたり:2015/01/20(火) 08:51:29
>>4727-4728
  ■手つかずの森■

 1950年代後半、上根来の住民は100人を超え、炭焼きと農業を、なりわいにしていた。しかし石油の普及で炭焼きは頭打ちに。63年からは造林事業が始まったものの、木材価格の低迷が押し寄せたため、畜産にシフトした。最大500頭以上の肉牛を飼っていたが、91年の輸入自由化後は、換金できる仕事はなくなっていった。

 85年に廃校になった木造平屋の小学校の校舎は集落に残されたまま。「入学したときには30人の児童がいた」という岸本さんは「学校がなくなった影響が大きかった」と振り返る。結局、過疎化の動きを、誰も止められなかった。古文書によれば、少なくとも室町時代から存在していたとされる上根来が今、姿を消そうとしている。岸本さんは「すべてが便利になりすぎたせいだろうか」と話す。

 住民はみな、ここを離れるとき「子や孫に少しでも資産を」と思い、田畑にスギを植えた。しかしほとんどは、間伐されることなく、手つかずの状態だ。

  ■お墓はここで■

 岸本さんら元住民17人でつくる「百里(ひゃくり)会」は現在、上根来に天然の冷蔵庫といえる雪室を作り、地域おこしを始めている。野菜や肉などを低温熟成させ、付加価値を生み出す狙いだ。プロジェクトには学識経験者や行政などが加わり、県の「1市町1エネおこし」事業の補助も受けた。

 今冬は肉や魚、野菜のほかにサバのへしこなども貯蔵する予定。試食会などで雪室による食の魅力をPRし、県内外から人を呼び込む計画を思い描く。

 冬を除けば最高の場所だという。夏は涼しく、道の脇に何本も並ぶケヤキの大木が、トンネルのように空を覆う。自然に魅了され、家の持ち主の親族で県外に住む若者が友達を連れて泊まることもある。

 百里会は03年、世帯ごとでばらばらの場所にあったお墓を1カ所に集め霊苑(えん)を整備した。シカの被害から守るため、高さ1・5メートルの鉄柵で囲った。

 雪に覆われるこの時期も、ところどころのお墓には花がたむけられている。70歳を節目に、住民票を今の住所に移そうかと考えている岸本さんだが、入るお墓はここと決めている。

4729とはずがたり:2015/01/20(火) 14:00:59
釧路公立大と国士舘だけではなく,色んな大学と組んで調査研究合宿するスキームがあるようだ。

2014年10/28 09:24 北海道新聞
中標津の人口増、背景は 国士舘大と釧公大が調査研究
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1148427444/952

インカレねむろ事業推進協議会
https://www.facebook.com/inkarenemuro/posts/900041080040251

2014年10月29日
本日より、帝塚山大学の研究合宿が始まりました。
帝塚山大学の合宿は、以下のようなチーム編成です。
A班:中標津空港活性化
B班:中標津町中心市街地活性化
C班:別海町の観光資源調査
D班:標津町の体験観光調査

2014年9月4日 ·
選ばれた9団体の研究一覧です。
https://www.facebook.com/inkarenemuro/photos/a.868760173168342.1073741828.843637582347268/869361156441577/?type=1&amp;theater

4730とはずがたり:2015/01/25(日) 17:27:39
一部事務組合という名前から勝手に全部事務組合もあってもええやろと思ってたけど本当に嘗て規定があったんやな。。

山行がhttp://yamaiga.com/road/tpr280/main.html読んで印旛郡を調べてたら白井・谷清組合村てのが出てて,福島県等に多かったようだが千葉県でwikiに載ってたのはここだけ。また静岡県でも一件しか載ってなかったがそれが我が掛川市内の東山・日坂組合村であった。

名称は工夫した方が良いかも知れないけど柔軟な地方行政・地方自治の為には復活して見ても面白いのでは無かろうか?

全部事務組合
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E9%83%A8%E4%BA%8B%E5%8B%99%E7%B5%84%E5%90%88
役場事務組合
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%B9%E5%A0%B4%E4%BA%8B%E5%8B%99%E7%B5%84%E5%90%88

かつて地方自治法上の制度として認められていた地方公共団体の組合の一種である特別地方公共団体。町村のみが組織できた。

概説
かつては地方自治法第284条の規定に基づく地方公共団体の組合の一種で、全部事務組合は町村の議会及び執行機関の事務の全部を,役場事務組合は役場の執行機関の事務を共同処理することができた。


実質的には、通常の市町村合併と同様の役割を果たすものと言える(ただし、合併と異なり、組合議会の決議により組合を解散し、元の町・村に戻すことができる)。したがって、それまでの町村の名称・地域的まとまりに対する住民のこだわりが強い場合に、それらを保存しながら全部事務組合の場合は実質的に一つの自治体になる方法として,役場事務組合の場合は住民の代表である町村議会を保存しながら町村長以下の執行機関は統合して実質的に一つの自治体になる方法として、通常の町村合併に代えて利用されることが想定された。


全部事務組合の成立とともに、組合内の町村の議会及び執行機関は消滅し、組合管理者と組合議会議員は住民が直接選挙するものとされた。一方,地方自治法第284条第6項後段に「役場事務組合内各町村の執行機関の権限に属する事項がなくなつたときは、その執行機関は、役場事務組合の成立と同時に消滅する。」と規定されていた。よって、役場事務組合が設置された場合は、各町村の議会は引き続き存続する一方で、各町村長は廃止され組合の管理者を直接選挙で選出することになった。

制度の廃止
しかし、「全部事務組合」や「役場事務組合」という名称では、市町村とほぼ同様の制度であるというイメージを想起しにくく、一般的に知られていないためか、1959年10月1日以降、両組合ともに存在していなかった。2011年(平成23年)8月1日、地方自治法の一部を改正する法律(平成23年5月2日法律第35号)の施行により、全部事務組合及び役場事務組合に関する規定は地方自治法から削除され、両事務組合の制度は廃止された。

町村組合
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BA%E6%9D%91%E7%B5%84%E5%90%88
町村組合(ちょうそんくみあい)は、町村制において、町村がその一部を共同処理するために設けることができた法人である。明治21年制定の町村制では第6章、明治44年制定の町村制では第7章に規定されていた。また、明治44年制定の市制には、市町村組合(しちょうそんくみあい)の規定があった。

概要
町村組合が設立されるのは次の2つの場合がある。
・複数の町村が共同で事務を行う場合は、協議を行い、監督官庁の許可を得て設立することができる。
・資力が乏しく、法で定められた町村の義務的事務を行うことができない町村は、合併の協議がまとまらないか、あるいは合併すると不便になる場合は、郡参事会が議決することで設立させることができる。
解散には監督官庁の許可が必要である。
町村組合および市町村組合は、現行の地方自治制度における地方公共団体の組合に相当する。昭和の大合併以前は町村の規模が小さかったため、現在は存在しない全部事務組合や役場事務組合に相当するような町村組合もあった。

実施例
白井・谷清組合村(1889年〜1912年)
東山・日坂組合村(1889年〜1901年)

4731とはずがたり:2015/01/25(日) 20:18:10
>人、土地、ムラにおいて、つまり農家世帯数、経営耕地面積、農業集落数を指標として空洞化が段階的に押し寄せてきて、今はこの三つの空洞化が折り重なるようにして進んでいる。この段階というところに意味があって、それぞれの段階が始まったときに過疎、中山間地域、限界集落という造語を新たに作らねばならないほどの現象が起こっている。

>過疎という激しい人口減少は旧島根県匹見町を対象にして生まれた造語。初めて記述されたのは1964年ごろだった。1980年代中ごろには耕作放棄という問題が急速に出てきた。その問題を取り上げるに当たり、中山間地域という呼び名を農林水産省が使いだした。そして1991年に社会学者がいくつかの集落を限界集落と命名する段階に至り、今やそれらの現象が至る所で重層化している。

興味深い指摘ではある。ただインタビューの内容だけでは雑多な羅列に終わっていて新しい何かが生まれてきてると云う興奮は伝わってこないね。。

「自治体消滅論」はがさつ、農山村は残る 「誇りの空洞化」を克服すれば消えない
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/entertainment/toyokeizai-58685.html
東洋経済オンライン2015年1月24日(土)22:00

「消滅論ショック」が地方の市町村を覆っている。実際は、先行して過疎化、超高齢化と向き合ってきたのが農山村であり、難関を突破しつつあるという。『農村山は消滅しない』(岩波新書)を書いた明治大学農学部の小田切徳美教授に聞いた。

──「農山村は消滅しない」のですね。

現場の農山村で「消滅論」の副作用がものすごく出てきている。消滅の議論は一言でいえばあまりにもがさつ。推計の問題は制約があるから精緻化すればいいが、それだけではない。集落、農山村には強みもあれば弱みもある。現場を年50回は歩く研究者として、消滅しないという立場を踏まえ、議論テーマを左右どちらかに偏らせるのではなくあえて中央に寄せて丁寧に検証した。

──農山村では「三つの空洞化」が進んでいるのですか。

人、土地、ムラにおいて、つまり農家世帯数、経営耕地面積、農業集落数を指標として空洞化が段階的に押し寄せてきて、今はこの三つの空洞化が折り重なるようにして進んでいる。この段階というところに意味があって、それぞれの段階が始まったときに過疎、中山間地域、限界集落という造語を新たに作らねばならないほどの現象が起こっている。

過疎という激しい人口減少は旧島根県匹見町を対象にして生まれた造語。初めて記述されたのは1964年ごろだった。1980年代中ごろには耕作放棄という問題が急速に出てきた。その問題を取り上げるに当たり、中山間地域という呼び名を農林水産省が使いだした。そして1991年に社会学者がいくつかの集落を限界集落と命名する段階に至り、今やそれらの現象が至る所で重層化している。

誇りを失えば「砂上の楼閣」だ

──この本では同時に現地の人々の「あきらめ」や「誇り」「思い」にも光を当てています。

そこが特長だ。誇りの空洞化やあきらめは、いわば三つの空洞化の基礎部分に位置している。人々がその地域に住み続けることの誇りを見失ってしまえば、どんな対策をつぎ込んでも「砂上の楼閣」になる。たとえばUターン対策も意味を失う。そこに住み続ける人の意識の問題を含めて農山村の実態をとらえなければ意味がない。各種の数字以上に深刻な「誇りの空洞化」もありうる。

──中国地方の例が多い。

解体と再生のフロンティアという言い方をするが、解体があればそこに必ず再生がある。作用反作用のような動きが地域づくりの中にもあって、その意味では、最も厳しく過疎化へと先発した中国山地が再生の動きでも先行している。これは明確な地域性と言える。過疎から半世紀。同時に東京オリンピックから50年。今は、地方消滅論と新東京オリンピックの開催準備。何やら因縁があるようにも見える。

4732とはずがたり:2015/01/25(日) 20:18:40
>>4731-4732

──地域づくりの新たな動きが目につくのですね。

前回の経済バブルが農山村にリゾート開発を生み出し、その外来型開発の頓挫が大きな教訓を残した。農山村は深く悩み、地域おこし、地域づくりの議論を内発的、革新的に始めた。その体系化で先発したのが鳥取県智頭町だ。そこで「日本ゼロ分のイチ村おこし運動」が始まった。ゼロから1はプラス1だが、ゼロ分の1と考えれば無限大だととらえる考え方だ。手を挙げた人々に今でいう一括交付金を供与して、役場はそのサポートに回る。これが97年に始まった。その後、この地域づくりは中国山地で盛り上がっていった。

──波乱もありました。

平成の市町村大合併で大きな打撃を受けたが、民意を二分するような住民投票を通常の選挙を含めて4回も5回も実施して、智頭町はその状況を乗り越えた。同時にそれを応援するように、若者の田園回帰の動きが出てきた。地域づくりの成果は一朝一夕で得られるものではないが、今好循環の過程に入ってきた。

──農山村の地域づくりには三つの柱があるのですね。

智頭町が実施した交付金によく反映されている。暮らしの物差しづくり、暮らしの仕組みづくり、カネとその循環づくりの三つの柱を基本にしている。全国で生まれている地域づくりの動きはアクセントや言葉は違えど、この三つの柱が必ず盛り込まれている。主役や主体、それらが輝く舞台づくりを心掛ける。

たとえば、それは地道な努力にも込められる。山口市に仁保地区という中山間地域がある。ここも70年代からすでに先発的に地域づくりに取り組んでいる。この取り組みの中で、地域内の保育園や小中学校の新任の先生と地域内を歩くツアーというものがある。最近は毎年実施していて、地域の誇る川や滝を確認したり、篤農家の技術を見学したり、地元学で地区の宝を受け継ぐ子供を育ててもらおうとしている。

──住民出資の有限会社をつくっての住宅整備もあるようです。

広島県三次(みよし)市青河(あおが)地区のように、集落としての守りの一方で、少し広域化して小学校区単位で、攻めのコミュニティづくりを始めているところもある。先ほどの暮らしの仕組みづくりに当たるが、住民が自分たちで有限会社をつくって住宅供給に踏み切った。地区内に小学校を残すため、子供の数が多く、かつ町内会活動に参加する人が優先的に入居できる。

高度成長で農業が衰退していった

──なぜ中国山地で目立つのですか。

中国山地の集落は規模が比較的小さい。なおかつ都市との距離はさほど遠くはない。中国地方はもともとたたら製鉄の産出地。それに林業、そして特産品が加わり、多様な経済をつくっていた。それが、たたらや林業がなくなり、社会的な分業によって特産品がなくなり、最後に残ったのが農業だった。高度成長が始まると、零細な農業だけでは暮らせず、人々は転出していった。

──それが、ほぼ50年で状況が逆回りを始めたのですね。

集落規模が小さいので逆にまとまりやすい。最近いわれているような「6次産業」のような複合的な仕事の場がかつて山村部にあった。都市との距離が近いと連携もしやすい。環境条件が反転して有利性に変わり始める。「里山資本主義」などもまさにそうだ。

──行政も地域づくり促進の方向に舵を切っています。

補助金から交付金、補助人へという方向性は間違っていない。それだけで盤石かといえばそうではない。自治体の中には世代交代できずにいるところが確かに生まれている。そのために若者の田園回帰という新しい血が必要になってくる。

──いわば農山村は高齢社会の先行縮図です。

やってはいけないのは都市と農山村が若者を奪い合って、その一方で高齢者を押し付け合う構図だ。連携がなければそうなりかねない。

4733とはずがたり:2015/01/27(火) 14:57:33
<首都圏>千葉県印旛地区

白井市誕生までの軌跡
https://city.shiroi.chiba.jp/detail/tanjo-kiseki-index.html
白井の移り変わり[明治以降の合併系図]

4734とはずがたり:2015/01/30(金) 15:02:48
<首都圏>神奈川県

「湘南小学校」が海岸ではなく相模原の山奥にある意外な理由 幻の「湘南村」とは...
2014年2月28日 13:26
http://j-town.net/kanagawa/column/gotochicolumn/105084.html
「湘南」と聞いただけでオシャレなイメージを持つ人も多いだろう。保険の窓口インズウェブリサーチが2014年2月27日に公表した「第32回 ナンバープレート人気ランキング」によると、2位の「品川」、3位の「富士山」を抑え、湘南が堂々の全国1位に選ばれている。まさに日本中が憧れるスポットだ。

サザンオールスターズの歌詞にも出てくる湘南は、相模湾沿いのキラキラした海のイメージが強い。しかし、同じ神奈川県に「湘南村」が1955年まで存在したことはあまり知られていない。それも海沿いではなく丹沢山地の端だ。

かつて湘南村のあった地域には、その名も湘南小学校が立っている。目の前は相模川が流れ、校舎の横は丹沢山地、城山湖や津久井湖も近い。

1889年の町村制施行で村は誕生。1955年に近隣の川尻町、三沢村の一部区域と再度合併して「城山町」となった。その城山町も、政令指定都市の相模原市に2007年3月に編入され今はない。

湘南の名前の由来は?

湘南の名前の由来は諸説ある。有力なのは、中国の湖南省の景勝地から取られ、「相模国の南部地方」=相南に引っかけているという説だ。大磯には「湘南発祥の地」なる碑が立っている。江戸時代の詩文の中には相模川を「湘川」、相模湾の浜辺一帯を「湘江」と表現するものが見られるという。昔の人も「湘」の文字がオシャレそうだから使っていたということか。

湘南小学校に話を戻すと、立地している場所の西北から東南に向かって相模川が流れている。相模川=湘川とするなら、湘南という名称も理解できる。

ところで、近代的なリゾート地としてのイメージが全国に広まっていったのは、作家・徳富蘆花の影響があるといわれている。蘆花は1897年に逗子に転居し、「湘南雑筆」なるエッセイの執筆に着手する。翌年国民新聞紙上で「湘南歳余」として発表、さらに1900年にはエッセイを含む本「自然と人生」を出版した。当時としては爆発的に売れたこの書籍が、湘南の名を全国に広めるとともに、現在のような「湘南=相模湾沿いのリゾート」という印象を確立した。それ以降、鉄道会社、学校の名前などに「湘南」の名前が次々に採用されるようになった。

2002年ころ、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町、中郡大磯町、二宮町の6市町が合併して「湘南市」を新設する動きがあった。結局実現しなかったが、その範囲に「湘南村」は含まれず、それどころか海に面していない相模原市の一部になってしまったのは興味深い。

4735とはずがたり:2015/02/02(月) 11:04:27

「仕事なければ人来ない」 過疎に悩む東栄町、「消滅可能性」指摘も
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/4565
毎日新聞 2015年01月28日 中部朝刊

 9世帯20人が暮らす愛知県東栄町の尾籠(おろう)集落。山あいの小さな集落が先月、大きな衝撃に包まれた。1組の老夫婦が町外へ引っ越すという。近所の人に理由は告げていなかった。住民は「高齢による生活の不安もあったのでは」とおもんぱかった。

 尾籠集落は、住民の半数が65歳以上の「限界集落」だ。杉林を分け入る町道の最も奥に位置するため、集落外の人の往来はめったにない。老夫婦の家の近くで1人で暮らす鈴川トシさん(81)は「私よりまだ10歳も若くて元気だったのに。涙が出るほどびっくりしてね」と戸惑いを隠さない。

 鈴川さんは6年前に夫を亡くし、1人で畑を耕す。大根や白菜を名古屋市などにいる娘や孫に送るのが楽しみだ。

 集落には助け合いがある。朝、ごみ出しに行こうとすると「置いとけば持ってくよ」と、みんなが声を掛けてくれる。12年前、自宅で危篤状態になった義母を病院に連れて行ってくれたのも、老夫婦だった。

 県の人口は約744万人。全体としては増加を続けている中で、同町を含む東三河地方は2008年11月をピークに減少に転じた。特に山間部の過疎化は深刻だ。50年前に1万人近くが暮らした同町でも、3700人を割った。民間有識者による日本創成会議が昨年、「消滅可能性がある」とした自治体の一つで、将来人口を決定づける20〜39歳の女性の減少率は、10年から30年間で74・8%と県内で最も高い。若者の流出が止まらず、町は移住促進に力を注ぐ。

 そんな町に昨春、子どもを含む7世帯18人が移住した。鉄工所を営む本村健児(けんじ)さん(66)の一家は、尾籠集落の入り口に位置する空き家を改修し、居を構えた。集落の人は「心強い」と喜ぶ。

 本村さんは、同県みよし市で経営する鉄工所を息子に任せ、「田舎暮らしを楽しむつもりだった」と笑う。だが、町長のほか大勢の町職員に口説かれ町内に鉄工所を新設。一部の従業員も一緒に移り住んだ。町民1人を新たに雇用し、敷地内には焼き肉店も開店させた。

 集落で中心になってまちづくりに取り組む金指旦夫(かなさしあきお)さん(71)は訴える。「人を呼ぶにはやっぱり仕事。雇用がなければ、みんな都会へ行ってしまう」【町田結子】

【三河の山里−集落応援隊】東栄町尾籠地区で岩山のベンチ取り付け作業を行いました!(平成25年11月16日実施)
http://www.pref.aichi.jp/0000067470.html

 尾籠地区は、東栄町月地区の中にある集落で、9軒18名の小さな集落。この地区には、標高700メートルの「岩山」があり、多くの登山客が訪れています。この「岩山」に多くの人が訪れ、交流人口が増えることが地域住民のための願いです。

尾籠川
http://www.mapion.co.jp/m/35.06497_137.67858_8/poi=L0621022/

尾籠沢
http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E137.40.34.095N35.3.49.740&amp;ZM=10

4736とはずがたり:2015/02/02(月) 11:07:58
>>4731-4732
色々面白い指摘もしてるんだけど,これは旧日本軍が第二次大戦中に国民に押しつけた精神論と同じ臭いがするような。。
>農山村は残る 「誇りの空洞化」を克服すれば消えない

4737とはずがたり:2015/02/05(木) 13:48:54

719 名前:R774[] 投稿日:2015/02/03(火) 17:15:53.27 ID:RRBLRexj
横浜も郊外へ行けば何処のド田舎だと思う所は多数有る
相模原は昔の村が軍事基地を作る為に強制的に合併させられた、座間も一時相模原だったことも有る

761 名前:R774[sage] 投稿日:2015/02/04(水) 18:14:10.08 ID:XLpZeTvN
>728
政令指定都市は最初の時点から人口100万人以下を認めてる
いわゆる五大都市、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸が制度出来た時に指定された訳だが
その時点で神戸は100万人いってなかった

まあ実際は話が逆で、神戸を政令指定都市にする為に法律上の人口要件を100万人じゃなくて50万人にしたのよね

4738名無しさん:2015/02/07(土) 09:06:41
放置された先祖代々の墓、地方衰退の象徴−生者も浮かばれず
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1148427444/970

4739アーバン:2015/02/09(月) 22:52:52
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150205/CK2015020502000107.html
静岡

2015年2月5日

浜松市 区再編で年10億円削減

◆経費試算 7→3区なら

写真


 浜松市は四日、市行政経営諮問会議(会長・根本祐二東洋大教授)の公開審議会を開き、行財政改革の一環として市内七行政区を三〜五区に再編した場合の経費削減効果のシミュレーションを四案にわたって提示した。最少の三区に再編した場合、効果は最大年十億円余に上る。市が区再編の具体案を示したのは初めて。

◆諮問会議に4案提示


 諮問会議が区再編のメリット、デメリットを分析するための参考資料として作成を要請した。市側は「削減額を算出するためのもので、再編を提案するものではない。再編を行う場合は市民の意見を聞きながら進める」と強調した。


 シミュレーションは、合併前の旧浜松市に当たる区を統合することを基本にした。中区に東、南両区を編入して五区にするA案、これに西区を追加して四区にするB案、さらに浜北区に北区または天竜区を編入して三区にまとめるC、D案がある。


 再編に伴う区役所の職員の人件費や維持管理費、事務経費の削減額は、C案で最大の年十億七千九百万円、A案で最少の年五億一千三百万円に上る。不要となる区役所の売却費はD案で最大の十八億六千百万円と見積もっている。


 最寄りの区役所がなくなることによる市民生活への悪影響は、区役所の機能を各地区の協働センターが担うこともあり得るとして「一概にデメリットと言えない」と指摘した。


 諮問会議は第一次答申を二十三日に鈴木康友市長に提出する予定。根本会長は審議会後、「行政施設、行政組織のスリム化は必要。区を(行革の)検討対象にするのは当然のことだ」と述べ、答申の中で鈴木市長に区再編の検討を進めるよう求める意向を示した。

4740アーバン:2015/02/09(月) 22:56:49
>>4739
市長はやる気がある
頑張って欲しい


http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150207/CK2015020702000080.html

3選出馬へ政策公約発表 浜松市長 

 浜松市の鈴木康友市長は六日の記者会見で、市長選に向けた七分野百四十三項目に上る政策公約「やりますリスト(二〇一五〜一八年度)」を発表した。懸案の行政区再編は、三期目の任期中にあたる一八年度までに住民投票の実施を目指すことを掲げ、「市政運営をしていてもう少し数を削減していいと感じる。多数の意見が集まれば再編に踏み切る」と述べた。


 リストには、区の数を削減する「合区」を行う代わりに、市民サービス向上のため各地区にある協働センターやサービスセンターを増設、業務内容を拡充する方針も盛り込んだ。


 住民投票については「具体的な再編案を、できれば二案程度掲げて住民の判断を仰ぐ。再編しないというのも含めた選択肢になる」と指摘。念頭にある区の数については「三〜四区くらい」と例示した。


 区再編は二期目のリストでも「十分な検討を行い、住民投票条例の制定を目指す」と明記。再選後は条例を制定するまでの手順を具体化した工程表も示していた。慎重派が多い市議会側との調整が進まず、公約は実現できなかった。


 今回のリストは「若者・子育て世代が定住する魅力あるまちづくり」と「行財政改革の断行」を基本方針に、地元産業力の向上や子ども第一主義、健康長寿日本一など七分野で、任期中に実現する具体的な政策を列挙した。


 市の借金にあたる総市債残高は、現行の約五千億円から四千七百億円に削減、長期的には二千五百億円に半減させると記した。

4741とはずがたり:2015/02/14(土) 14:36:24

京丹後に安倍内閣の地域再生計画「第1号認定」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/region/sankei-rgn1502030066.html
産経新聞2015年2月3日(火)07:10

 安倍内閣がスローガンに掲げる「地方創生」を含めた第30回地域再生計画に、認定申請していた京丹後市が「国の第1号認定」を受け、認定書の授与式が、東京・永田町の首相官邸で行われた。安倍首相から中山泰市長に認定書が手渡された。

 授与式には、近隣の宮津市や兵庫県豊岡市など、国の第1号認定を受けた全国20団体の知事や市町村長らが出席した。

 事前の意見交換会では、中山市長と福島県会津若松市の室井照平市長が代表して、地域再生の取り組み事例を石破茂地方創生担当相に直接、報告。

 中山市長は、京都工繊大と信州大と連携し、高機能性シルクの製品開発に向けて研究する「新シルク産業の創造」事業や、電気自動車を活用する買い物代行サービス事業などの計画について語った。


会津若松市などに認定書 地方創生モデル、取り組み紹介
http://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-14914569.html
福島民友2015年1月23日(金)10:05

 政府は22日、人口減少克服に向けた自治体の産業振興を支援する「地域再生計画」で、会津若松市の情報通信技術(ICT)関連企業の誘致など20件を認定した。
 認定された計画は、国が交付金の支給や税制優遇の特例措置などで後押しする。昨秋成立した改正地域再生法に基づく第1弾の認定で、全国に先駆けた地方創生のモデルに位置付けられる。
 官邸で行われた自治体首長への認定書授与式では、安倍晋三首相が「地方創生の先駆けになって全国の自治体をリードしていくことを期待する」と述べた。また、石破茂地方創生担当相との意見交換会が行われ、出席した首長を代表して室井照平会津若松市長らが取り組みなどを紹介した。
 同市の計画は「アナリティクス産業の集積による地域活力再生計画」。インターネット上にある膨大なデータ群「ビッグデータ」などを収集・分析して、経営の意思決定などに活用する「アナリティクス」分野での人材を会津大と連携して育成する。併せてICT関連企業の誘致も図っていく。
 本県で唯一認定を受けた室井市長は「ICTを活用して特色あるまちづくりを進め、地方創生のモデルとなるよう全力で取り組んでいきたい」と話した。

4742とはずがたり:2015/02/24(火) 19:36:50
地方の過疎地自治体の定数(給料も)は激減しているのは知ってるけど改めて議会の定数6とか最早,議会そのものが町参事会的な位置でわ。
市参事会がどんな機能かそもそも巧く機能したかどうか等全然知らないけど。

2015.2.22 23:35
与那国の陸自配備、「賛成」が大差 町長安堵も…なお「専決処分」求める訳は
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/4437-4438
与野党3対3の町議会…議長は与党

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
https://kotobank.jp/word/%E5%B8%82%E5%8F%82%E4%BA%8B%E4%BC%9A-73170
市参事会しさんじかい
K.シュタインの市制改革によって生れたプロシアの市制や,それを模倣してできた日本の明治時代の市制に存在した会議制による執行機関をいう。日本では 1888年に初めて市制,町村制が制定されたが,市制においては,市長,助役,市会によって選出される6名の参事会員の3者で構成される市参事会が執行機関となった。

4743とはずがたり:2015/02/24(火) 21:02:23
なんと,今の中国みたいに嘗ての地方制度は市政と町村制の二頭立てで,町村が町村長独任制だったのに対して市は市長の他,参事からなる合議制の執行機関制度であったそうな(1911(M44)迄)。
これは地方の有力者に有利な自治制度だったそうだが,何故だ?単純に執行部の人間が増えるってことか?

個人的には議会を究極まで人数絞るともう議会と執行機関を分ける意味が余りなくなってきて,議会と自治体執行部を融合させちゃえばいいのにと云う発想なんじゃが。

市長と参事は教育長と教育委員みたいなものか?

市参事会制に関する一考察
http://www.chukyo-u.ac.jp/educate/law/academic/houken/data=houken/20/taguchi.pdf
市参事会制度の一考察
https://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/39576/1/SeijiKohoKenkyu_102_Abe.pdf

4744とはずがたり:2015/02/25(水) 13:39:37
>>4743
田口氏,平成12年に(一)が出てから行方不明である。。中京大学の院生さんの様だが,面白そうな事書いてたのにその後が気懸かりである。。
中京大や日本福祉大で教えてた形跡もあるんだけど。

田口 昌樹
元データ 所属 中京大学大学院法学研究科博士課程
http://sc.chat-shuffle.net/human/id:6980665

4745とはずがたり:2015/02/26(木) 08:37:37
紫波町に本拠を置く建設業、岡崎建設の岡崎正信さんが入学した東洋大学の社会人大学院にいくら同大学が日本で初めて設置した「公民連携専攻」だったとしても半年遅れで紫波町役場の鎌田千市さんが入ってきたのはただの偶然??

この繁栄が長続きすることを祈る。

官僚どもはもっと真面目に日本の事考えて制度設計しろよなぁ。
>公共事業と言えば、巨大で豪華な無駄ばかりのハコモノを作り、その後はその維持管理費で自治体の首が回らなくなる、というのが通り相場だった。だが、PPPで作った「オガール紫波」はまったく違う。民間のテナントが入る家賃の相場を想定したうえで、利回りを計算して建設資金をはじき出した。建物は徹底してコストを下げる一方、お洒落さにはこだわった。国や県の補助金に頼ると規格などへの注文が厳しくなるため、一切補助金はもらわなかった。

経営が成り立つ仕組みを追求した
岩手県紫波町の駅前開発
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4680
2015年02月26日(Thu)  磯山友幸 (経済ジャーナリスト)

「日本一高い雪捨て場」と揶揄されていた岩手県紫波町の駅前。それが、年間30万人以上の人が利用するマルシェや図書館に生まれ変わった。そこには社会人大学院で出会った人たちの知恵とネットワークが活かされている。
【Data】 紫波町 人口は3万3793人(2014年10月現在)で、ここ10年余り現状を維持している。もち米の生産量が日本1であるほか、ぶどうやりんごなど果物の生産地としても全国的に知られている。
拡大画像表示

 岩手県の盛岡と花巻のちょうど中間、JR東北本線に「紫波中央」という平成になってできた駅がある。人口3万3000人余りの紫波町の中心部近くに駅を作って欲しいという住民の要望で、2億6000万円余りの寄付を集めてようやく設置された。1998年のことだ。

 駅前には町が県の住宅供給公社から28億円余りで購入した10.7ヘクタールに及ぶ広大な町有地が広がっていたが、駅ができても10年以上の間、手つかずのままだった。ご多分に漏れず公共事業の削減と町の財政悪化によって、開発のメドが立たなくなっていたのである。

 「日本一高い雪捨て場」。冬場に町内の雪を捨てていたことから、町民からはそう揶揄する声が上がっていた。

 そんな紫波町のお荷物が動き出すきっかけは、東洋大学の社会人大学院だった。同大学が日本で初めて設置した「公民連携専攻」での“出会い”が町づくりプロジェクトに発展したのである。公民連携とはPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)と呼ばれるもので、民間ができる事は民間に委ね、官がやるべき事は官が責任をもってやるという考え方。

 その社会人大学院に、2006年秋、紫波町に本拠を置く建設業、岡崎建設の岡崎正信さんが入学した。岡崎さんは大学卒業後、地域振興整備公団(現在の都市再生機構)に勤めていたが、創業者だった父親が亡くなった後、社長を継いだ母親を支えるために、公団を辞めて地元に戻った。国土交通省に出向経験もあった岡崎さんは、公共事業に依存してきた岡崎建設は、ジリ貧になるという強い危機感を抱いた。

 「人が作った仕事が降ってくるのを、口をあけて待っている従来型の公共事業依存ではもうやっていけない。中小企業でも、自分で仕事を作る会社にならなければ」

 そう考えていた岡崎さんは、地元自治体にプロジェクトを提案できるような建設会社に脱皮させようと、大学院に通うことにしたのだ。担当の根本祐二教授を前々から知っていたことも決断するきっかけになった。

その公民連携専攻に半年遅れで入ってきたのが、紫波町役場の鎌田千市さん(現在は同町公民連携室勤務)と、都市コンサルタントだった三輪恭之さん(現在、日本プロジェクト産業協議会勤務)。この3人が中心になって、紫波町の町有地を舞台にした「地域再生支援プロジェクト」を立案した。「ゼミ生は第一線で活躍する優秀な人ばかりですから、すぐに実現できるような提案が出来上がった」と三輪さんは笑う。3人とも2年間の課程を終えて修士号を取得した。

4746とはずがたり:2015/02/26(木) 08:38:14
>>4745-4746
 大学院で知恵とネットワークに磨きをかけた岡崎さんは、その提案の実現に向けて動き出す。実際に開発を行う「オガールプラザ」「オガールベース」という会社を設立、岡崎さんが社長に就任したのである。オガールプラザは資本金1億5000万円で、民間都市開発推進機構が6000万円を、紫波町が7000万円を出資。残りは「オガール紫波」が出した。オガール紫波は紫波町が39%、民間が61%を拠出したいわゆる第三セクターだ。民間資本中心の株式会社で事業開発を行う体制を敷いたのだ。

官業を圧迫するアイデア

 だが、当初は、民間主導で町づくりを行うというアイデアに町議会は紛糾した。「何せ、官業圧迫ですから」と岡崎さんは苦笑する。何であいつにやらせるんだ、というわけだ。当時の町長は「岡崎さんの代わりがいるなら連れてこい」と反対する議員を一喝、PPPでの駅前開発に着手した。

 これが、PPPの成功例として全国各地から視察が相次ぐ「オガール紫波」のスタートである。「オガール」とは、駅を意味するフランス語の「ガール」と、成長を意味する紫波の方言の「おがる」をかけて作った造語だ。12年6月には「オガールプラザ」がオープン。レストランやマルシェ、病院、学習塾など民間事業者と、紫波町が運営する図書館や地域交流センターが入る「官民複合施設」が出来上がった。

さらに2014年7月には、広場をはさんだ向かい側に、ビジネスホテルやバレーボールコート、居酒屋などが入る「オガールベース」が誕生した。

 地元の特産品や、魚介類など生鮮食品を扱う「紫波マルシェ」は、レジ通過者だけでのべ約27万人(2年度)を超えた。図書館などオガールエリアの利用者は、年間のべ80万人に達する。

 わずか3万3000人しかいない紫波町で、そんな施設を作って人が集まるのか。当初はそんな不安もあった。だが、そこには大きな発想の転換があった。紫波町を中心に半径30キロの円を描くと、そこには盛岡市や花巻市、北上市までがすっぽりと入る。そこには60万人が住んでいる。60万人の商圏をどう取り込むかを考えたのだ。
地元を中心とした新鮮な食材が並ぶ「紫波マルシェ」

 サッカー場には岩手県フットボールセンターを誘致した。また、駅前に車を駐めて盛岡などへ通勤する人のために、24時間100円で駐められる「パーク&ライド駐車場」を設置。人が集まる場を作り上げる工夫を重ねた。実際、図書館の来館者の25%は町外者が占めている。

 オガールベースに日本でも珍しいバレーボール専用体育館を作ったのにも、岡崎さんの熱い思いが込められている。実は、岡崎建設を中心とする地元のクラブチーム「岡崎建設Owls」は2014年の全日本6人制バレーボールクラブカップ男子選手権大会で初優勝している。紫波を日本のバレーボールのメッカにしようというわけだ。
バレーボール専用体育館

 さらに、近く紫波町役場が移転してくる予定で、現在、庁舎を建築中である。高級感の高い分譲住宅も売り出しており、人気を誇っている。次々とプロジェクトが実現していく。「自分自身がやる事になるとは思わなかった」と大学院で学んだ鎌田さんは言う。

 公共事業と言えば、巨大で豪華な無駄ばかりのハコモノを作り、その後はその維持管理費で自治体の首が回らなくなる、というのが通り相場だった。だが、PPPで作った「オガール紫波」はまったく違う。民間のテナントが入る家賃の相場を想定したうえで、利回りを計算して建設資金をはじき出した。建物は徹底してコストを下げる一方、お洒落さにはこだわった。国や県の補助金に頼ると規格などへの注文が厳しくなるため、一切補助金はもらわなかった。フットボールセンターの誘致には町が補助金を出したが、利用料は毎年サッカー協会から入る仕組みにした。徹底して、経営が成り立つ仕組みを追求したのである。
建設中の紫波町役場

 雪捨て場が人の集まる「町」へと変わったことで、雇用も生まれている。オガールプラザで105人、オガールベースで61人の新規雇用が生まれた。

 岡崎さんは今、全国各地での講演などにひっぱりだこだ。かつての紫波町のようなお荷物を抱えた地域は少なくないからだ。今後、岡崎流の町おこしが全国に広がっていくに違いない。

4747とはずがたり:2015/03/03(火) 19:28:00

「国の機関、地方に移します」 石破氏、誘致計画を募集
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASH334HX2H33UTFK00G.html
朝日新聞2015年3月3日(火)18:07

 石破茂地方創生相は3日、首都圏に集中する国の機関などを地方に移転する誘致計画を、自治体から募集すると発表した。国の仕事と人員を地方に移し、地域を活性化させる狙い。研究機関や研修所、独立行政法人などを主な対象にする。

 石破氏は記者会見で「地方創生に必要なものは、政府機関としての機能を確保しながら移転を実施する」と述べた。誘致計画は、東京都と埼玉、千葉、神奈川各県以外の道府県から募集。8月末までに、誘致したい政府機関や移転の必要性、効果などを盛り込んだ計画の提出を求める。

4748とはずがたり:2015/03/13(金) 08:05:10
<九州・沖縄>長崎県

佐世保との合併を強硬に反対した離島の小値賀(「おぢか」と訓(よ)むというか書くらしい)町だけどこういう試みは面白いですね。独立独歩の気概や好し。

4543 :チバQ :2015/03/12(木) 19:36:01
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/155360
50歳以下の町議は報酬増額 長崎・小値賀町、若手の立候補促す [長崎県]
2015年03月12日(最終更新 2015年03月12日 13時28分)

 長崎県小値賀(おぢか)町議会(定数10)は11日の本会議で、月額18万円の議員報酬を50歳以下に限り30万円に引き上げる条例案を全会一致で可決した。若年層の人口流出阻止や政治参加が狙いで、4月の統一地方選の当選者から適用する。総務省は「年齢で報酬額を分けるのは異例」としている。
 同町は、五島列島北部の大小17の離島からなり、人口2665人(2月末現在)。65歳以上の人口が総人口に占める高齢化率は45・1%(同)。現在の町議10人の平均年齢は65・3歳で、57歳の最年少議員のほかは、いずれも60〜70代。町選挙管理委員会によると、2003年と07年には50歳以下の候補者各2人が立候補したが、前回の11年はゼロだった。
 政府が進める地方創生の戦略づくりを見据え、立石隆教議長(63)が「今後のまちづくりを考えるには若手の視点が不可欠だ」と議論を呼びかけ、3日に設置された「地方創生まちづくり特別委員会」で条例案を審議。議員発議で提出・可決された。
 地方自治法は地方議会の議員報酬額や支給方法は自治体が条例で定めると規定。立石議長は「政治に関心を持ってもらうためにさまざまな議会改革に取り組んできたが、子育て世代の若手の立候補を促すには現実的な生活費の手当てが必要だ」と話す。一方、全国町村議会議長会は「想定外のケースで調査したこともない。選挙で選ばれた議員は平等という観点からみれば、法的問題について検証が必要ではないか」としている。

=2015/03/12付 西日本新聞夕刊=

4749名無しさん:2015/03/14(土) 12:16:20
<東北・北海道>秋田県上小阿仁村

関連レス
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1097992700/383,1307,1312,1324,1337,1338,1535,2022,2055

http://irorio.jp/jpn_manatee/20150220/207158/
あの秋田県上小阿仁村、地域おこし協力隊員が1年で雇用打ち切り
JPN Manatee
2015年02月20日 13時00分

村に唯一ある診療所に”医者が定着しない”ことで、有名な秋田県の上小阿仁村。ここで今度は、滞在意思のある地域おこし協力隊員が、”更新は無し”として村から出ていくことになった。

医者が定着しなくて有名な上小阿仁村
上小阿仁村が有名になったのは、地域唯一の診療所で医者の辞任が相次いだことが原因だ。2008年3月に赴任してきた松沢医師は4ヵ月で辞意を表明し、半年で辞職した。

その後2009年1月に赴任してきた有沢医師が2011年上旬まで勤めていたが、2010年3月には辞意を表明していた。その後も1年足らずで辞意を表明する医師が相次ぎ、「村民からの嫌がらせがあったのではないか」、「医師いじめの村」などとネットで取りざたされることが増えた。

ちなみに10年ほど前に定年退職となった医師は、それまで20年ほど同村の診療所で勤めていたそうだ。

地域おこし協力隊とは?
地域おこしや住民の生活支援のために、都会から過疎地域に一定期間移住してもらう総務省の制度。村民の通院の手助け、水源保全や監視活動、地域の農林漁業のお手伝いなどをしながら、その地域への定住・定着を目指す試みだ。

待遇については各自治体によって異なるが月給のほかに、住居や車両が提供されることもある。上小阿仁村の月給は16万円。住居は提供されるが水道光熱費は利用者負担だった。

3月で契約が打ち切られる地域おこし協力隊員
今回「村民から契約延長を望む声がなかった」として活動を終えるのは、2014年4月にやってきた49歳の隊員。着任当初は、「特技の陶芸を生かした活動もしてみたい」と抱負を述べていた。

村内にはもう1人、2013年7月から活動中の20代女性隊員がおり、そちらも3月いっぱいで退任の予定だ。

3月に再び募集をかけるということだが、同村では募集をかけても応募自体がなかった年もあり、今回も採用に苦労することが考えられる。

定着した”よそもの”もいる
相次ぐ医師の辞任や今回の件で、小阿仁村が閉鎖的で”よそもの”を排除する村だという印象を受けてしまう。

しかし、かつて地域おこし協力隊員として同村にやってきて丸3年の任期を終えた後に呼び戻され、「地域活性化応援隊」(任期1年)として活動している人もいる。

そのうちの1人、水原聡一郎氏は「自分がこんなに村に馴染めているのは、村の方々が家族のように温かく接してくれるから」と、インタビューでコメント。

もう一人の桝本杉人氏も「自分が初めて村に来た時、村の方々は本当に包み込むような笑顔で自分を迎え入れてくれました。あの笑顔が、今でもずっと忘れられない。村に来た日から世話になっていて、受け入れてもらっている感じがします」と、村の暖かさを強調している。

・出典元:地域おこし協力隊員の雇用打ち切り 秋田・上小阿仁村 - 朝日新聞デジタル(2/20)

4750名無しさん:2015/03/14(土) 12:18:34
上小阿仁村で医者いらずって皮肉なのか?w

>>4749

<東北・北海道>秋田県上小阿仁村

http://news.livedoor.com/article/detail/9831363/
【秋田県・上小阿仁村】これを食べれば医者いらず!激安デカ盛りの『馬肉丼』が絶品すぎる件
2015年2月27日 12時0分 ロケットニュース24

ブランド米『あきたこまち』の生産地域として知られ、『きりたんぽ』や『だまこもち』など、多くの米料理で知られる県といえば「秋田県」だ。

そんな秋田県のなかで山間地にあり、特に豊富な山の幸がある「上小阿仁村」。そこにある道の駅で食べられる『馬肉丼』が絶品だと聞いたので、行ってみることにした。

・道の駅 かみこあに
秋田空港から約1時間半程度の場所にある「道の駅 かみこあに」は、村で採れた野菜や果物などがリーズナブルに販売されており、秋田土産を買う場所としても良い場所。

館内には複数の飲食店があるのだが、お目当ての馬肉丼が食べられるのは飲食コーナーにある「よりみち」というお店。馬肉丼のほかにもさまざまなメニューがあるのだが、どれも非常にリーズナブル!

・超リーズナブルなのにデカ盛り
ほかの料理を食べたい気持ちをグッと抑え、今回は最初の目的のとおり『馬肉丼』(660円)を注文。番号札を渡されて数分待っていると、めちゃくちゃウマそうな馬肉丼がキターーーーー!!

値段も安いし量も少ないのかと思っていたら、ゴロッとした馬肉のカタマリがたっぷり入って味玉もトッピングされた馬肉丼だ! さらにシンプルなサラダと桃缶、漬物と味噌汁がセットになっており、ボリューム満点。

気になるお味はというと、馬肉を生姜と醤油でじっくりホロホロになるまで煮込むことにより、臭みはゼロ。付け合せの紅しょうがを付ければあっさりと、マヨネーズをつければ濃厚な味を楽しむことができ、デカ盛りながらも最後まで美味しくいただけた。

・これを食べれば医者いらず
馬肉は九州地方の福岡・博多では「医者いらず」とも言われており、ビタミン類も豊富。丼というと栄養が偏りがちなイメージだが、こちらはサラダも付いているので、バランスもとれていると感じた。

この値段でここまで絶品の馬肉料理を食べられるのは、馬肉の産地は数あれど上小阿仁村だけかも!? なかなか行く用事が無い地域だが、秋田県を観光する際にはぜひ訪れてみてほしい。

また、物産館の横で売られている『みそたんぽ』というきりたんぽに甘い味噌を塗った料理は、オヤツとしてもなかなかGOOD。お値段も100円とリーズナブルなので、馬肉丼を食べてもまだ食べられるという腹ぺこクンは買ってみると良いぞ。

参考リンク:道の駅 かみこあに
Report:なかの
Photo:Rocketnews24.

4751名無しさん:2015/03/22(日) 00:12:07
http://diamond.jp/articles/-/68378
「鳥取には負けたくない島根」など
1万人調査で判明した“ライバル県”
週刊ダイヤモンド編集部 【15/3/21号】 2015年3月16日

「週刊ダイヤモンド」2015年3月21日号の特集は「いざ?都市対決!」。その中から、互いにライバル視しあう県、逆に「合併するならここ」と考える県の話題をお送りします。

?生まれ育った地元には愛着があり、愛着があればこそ負けられない地域がある。そこで本誌は県民1万人の意識調査から、永遠のライバルともいうべき県を明らかにした。

?この冬、鳥取県はある勝負に出た。カニの水揚げ量が全国1位ということから、日本で一番カニが取れる県「蟹取県」と“改名”したのである。県庁職員が改名した名刺を配ってPRするほど大真面目に取り組み、実際に知名度を上げることに成功した。

?鳥取県といえば、最近も「スタバはなくても、スナバ(砂場=鳥取砂丘)はある」という自虐的な知事発言が話題を呼び、「スターバックスが全国で唯一ない県」として全国にとどろいた。

?これに危機感を抱いているのが同じ山陰地方の島根県民だ。「いつも何かしらビリ争いをしている」(33歳女性)のに、「最近は鳥取の方が目立つ」(67歳男性)。「鳥取の方が何かと先を行っている気がする」(63歳男性)というのである。

?もっとも鳥取県は人口59万人と、東京都杉並区レベルの全国最小県。その下から2番目が島根県であり、場所も隣同士であるから互いを意識せざるを得ないのだ。

?さらにいえば「県名をよく間違われる」(複数の両県民)ため、ライバル心がふつふつと湧き上がる。26歳女性の島根県民は「島根にはスタバが2カ所ある」と鳥取県に対抗意識を燃やしている。

?今回、「週刊ダイヤモンド」では県民1万人の意識調査を実施した。「ここには負けたくない」と思うライバルの都道府県を一つ聞き、全体に占める割合「ライバル意識率」を出した。

?そこで互いをライバルだと思っている県の意識率の平均を取ったところ、鳥取・島根両県民は86%が互いをライバル視していることが判明した(図1-1参照)。

?次いで高いのは、富山県と石川県の61%だ。3月14日に北陸新幹線の長野〜富山〜金沢間が開通したことに伴い、「沿線県同士として何かと競い合っている」(石川県・65歳女性)という。

?ただ富山県は、かつて加賀藩の支藩だった歴史的経緯もあり、県民には“藩主”石川県への劣等感があるようだ。「石川県民にいつも見下されている」(44歳男性)、「高飛車な態度が気に食わない」(55歳男性)という感情が湧き起こるのもそのためだろう。

?瀬戸内に目を向ければ、岡山県と広島県のライバル意識率も58%に達する。隣同士で政令指定都市同士であることなどが要因だ。

?とりわけ、広島県民の岡山県への警戒心が高まっている。「広島が最大の都市なのに岡山が道州制になったときの州都を虎視眈々と狙っている」(66歳男性)。そのためか、先の県に比べればより両県民の感情がむき出しである。

「広島弁は冷たくて汚いが、岡山弁は温かい」(41歳女性)と岡山県民が言えば、広島県民が「岡山は広島と比べ人間性が悪い」(61歳男性)と言い返す始末である。

?では、道州制を見据えた場合、県民感情が許す合併相手はどこなのだろうか。本誌はさらに「他の都道府県一つと合併するとした場合、どことが良いか」という「合併期待率」を尋ねた。

?すると、先の岡山・広島両県では、岡山県民のうち広島県との合併を望んでいる人が最も多いことが分かった。ライバルながらも合併したいという意向なのだ。しかし、広島県は山口県がトップ相手で山口県も広島県を選んだ。両県が“両思い”のため、岡山県は袖にされた格好となったのである。

?両思いといえば、図1-2に示すように、滋賀県と京都府が55%とトップである。実際、ベッドタウンとして滋賀県は京都府の一部になりつつあるため、これも得心がいくだろう。

?一方、関東では互いの思いが交錯している。栃木県は群馬県と、群馬県は埼玉県と、埼玉県は東京都とそれぞれ合併したい。一方で、茨城県は千葉県と、千葉県は東京都とくっつきたいのに、その東京都は神奈川県を選んでいるのだ。

?他にも、地元がどれだけ好きかを聞いた「地元愛着率」でいえば、福岡県が94.8%と全国1位。次に神奈川県(93.1%)、沖縄県(90.0%)と続く。平均は80%に上るため、どの県民も地元には高い愛着があることが分かる。

?さて、このような県民性を侮るなかれ。この情報はビジネスや社内のコミュニケーションで驚くほど役立つからだ。

?地元の愛着率が日本一高い福岡県民には、とにかく福岡を褒めておけば問題ない。商談相手の出身地が分かれば、その地元やライバル県の話題に水を向けると、一気に親しみを抱かれるはずだ。

4752名無しさん:2015/03/22(日) 00:12:18
>>4751

日本全国のさまざまなライバル都市
体面と歴史と意地を懸けた勝負の決着を一気に!

『週刊ダイヤモンド』3月21日号の特集は「いざ?都市対決!」。

?近所にいながら、いや近所だからこそ互いに意識してしまうライバル都市、あるいは歴史上の禍根をいまだにひきずる都市、似たようなキャラクター同士でしのぎを削り合っている都市……。日本全国にはさまざまなライバル都市があります。そんな、体面と歴史と意地を懸けた勝負の決着を、一気につけてしまおうという企画です。

?冒頭でも紹介した1万人アンケートに基づく各都道府県の相関関係、すなわち各県民が「どの県が好きで、どの県が嫌いか」という話題も、挙げたのはほんの一部。詳しい内容は本誌でご覧ください。

?また、個別のライバル都市の対決についても、全30事例について、本紙記者が総出で現地取材に赴きました。

?例えば、北陸新幹線の全面開業による経済効果を目論む北陸3県「石川×富山×福井」の勝者はどこか。「京都×大阪×神戸」の3都が互いに「一緒にせんといて」と考える独自性とは何なのか。「千葉×埼玉」の“東京のイチの子分”の座はどちらが射止めるか……。県内の覇権争いという点では、過去に3度も県庁所在地が行ったり来たりした「前橋×高崎」や、反核平和の町と軍港基地の町「長崎×佐世保」というケースもあります。

?歴史をひも解けば「青森×弘前×八戸」はかつて別の藩で、いまだに戦国末期からの因縁を抱える“犬猿の仲”ですし、「会津若松×萩」も幕末の戊辰戦争の記憶を引きずっています。平成の大合併で隣接することになった「伊賀×甲賀」、富士山の“表”問題では常にもめる「静岡×山梨」の論争も見逃せません。

?キャラかぶり都市バトルでは、「横浜×神戸×長崎」の中華街と夜景の港町頂上決戦、「熱海×別府」の温泉対決、「豊田×日立」の企業城下町勝負、「田園調布×芦屋」の東西お金持ち決定戦も興味深いところです。

?このほか、たかだか140年の歴史しかない“県民性”ではなく“藩”単位で住民気質を読み解く「52藩別の藩民性一覧」、“おいしそうな町”“スポーツの町”“先端技術の町”といった地名のイメージに基づく「ご当地ブランドランキング」や、独自調査による47都道府県知事の「地方創生力ランキング」も掲載しました。

?そんなこんなで、なんと66ページの大特集になりました。是非、郷土の仲間やライバル都市の出身者同士で読み、盛り上がってください。

(「週刊ダイヤモンド」副編集長?深澤 献)

4753とはずがたり:2015/03/23(月) 19:49:26
<東北・北海道>青森県

黒石や大鰐は財政難で合併協議の際にで現平川市から外された経緯がある。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/?q=%C2%E7%CF%CC
その平川も議員が大量に捕まったりしてたけど。

財政ワースト2位の町、脱却宣言へ…その方法は
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150318-OYT1T50015.html
2015年03月18日 11時51分

 青森県大鰐町が、財政悪化に伴う全国で唯一の「早期健全化団体」からの脱却を今秋にも宣言できる見通しとなった。

 開会中の町議会で17日、「第3セクター等改革推進債」(3セク債)のうち12億円を繰り上げ償還する2014年度一般会計補正予算案が可決された。14年度決算が確定する9月町議会で脱却を宣言する見込みだ。

 3セク債は、バブル期のリゾート開発に失敗した町の第3セクター「大鰐地域総合開発」と町開発公社の債務を肩代わりした町が、債務をいったん全額返済するため、11年度に約66億円分を発行。30年かけて償還し、21年度に早期健全化団体から脱却する計画だった。3セク債の残高は、14年度末で約59億円だが、今回の補正でこのうち12億円を繰り上げ償還する。

 財源は、町が公債償還のため積み立ててきた「減債基金」の約10億4300万円や県の支援金約3100万円、固定資産税の増税、町特別職や職員の報酬・給与削減などで捻出した約1億2500万円を充てる。

 5年前に策定した財政健全化計画では、今後も早期健全化団体の基準となる「実質公債費比率25%」を超える年もある見通しだったが、今回の繰り上げ償還で“安全圏”の21%前後を維持できるようになるという。町は「今後、毎年の償還額を5000万〜6000万円減らせる。町政にとって意義が大きい」としている。

 ◆早期健全化団体=国が定めた四つの財政指標(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率)が一つでも基準に達した自治体は、財政破綻の懸念があるとして指定され、財政健全化計画を策定することが義務づけられる。さらに財政が悪化した場合、北海道夕張市のように財政破綻自治体とみなされる「財政再生団体」に指定される。大鰐町は現状、夕張に次いで全国ワースト2位の財政悪化自治体の扱い。リゾート開発の失敗などで巨額負債を抱え、2008年度決算で将来負担比率(一般会計などが将来的に負担する負債の財政規模に対する比率)が基準(350%)を超えたため「早期健全化団体」の指定を受けている。

2015年03月18日 11時51分

4754とはずがたり:2015/03/23(月) 19:54:50

県庁所在地という括りには嫌悪感・不信感を持っている。
政令指定都市化で浜松は県庁所在地と政令指定都市の括りで入ることが出来るけど,まだ下関とか高崎とか四日市とか沼津とか米子とか県庁所在地でも政令指定都市でもないけど重要な都市は沢山有る。

納豆への支出、水戸を上回り全国1位になった市
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150318-OYT1T50013.html
2015年03月18日 06時21分

 総務省の2014年の家計調査で、前年全国1位だった水戸市の1世帯当たりの納豆への年間支出額が、福島市に次いで2位になったことが17日、わかった。


 茨城県統計課では、「1位とは小差で、例年5位以内には入り続けており、依然高い人気はある」としている。

 全国順位は、県庁所在地と政令市の52都市が対象。納豆の支出額は水戸市が5424円、福島市は5519円。全国平均は3417円だった。

2015年03月18日 06時21分

4755とはずがたり:2015/04/20(月) 11:30:03
恐ろしいw

田舎に憧れ移住した若者に襲い掛かる「集金地獄」と対処法
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20150413/Jijico_17279.html
ジジコ 2015年4月13日 14時00分 (2015年4月18日 13時47分 更新)

田舎暮らしに憧れる若者が増えています。ゆったり流れる時間、通勤地獄からの解消、空いている道路、新鮮な食べ物、驚くべき物価安、これらは人を健康に、そして人生を豊かにしてくれます。

しかし、問題もあります。都会のルールと異なる地方独特の人付き合いと理解に苦しみ、せっかくの田舎暮らしを諦めて都会に戻ってしまう人も出てきています。無理して地域に馴染もうとするばかりに、自分を見失ってしまうようです。そこで、東京から田舎暮らしを夢見て移住してきたAさんを例に、田舎への移住で失敗しないポイントを紹介します。

次に何の請求が来るかわからない不安に悩まされる

都会から田舎へ引っ越してしばらくしたある日、小さな女の子を脇に抱えた初老の男性がAさんの家を訪れました。彼は言います。「是非、自治会に入ってほしい」と。女の子も小さな人形をプレゼントしてくれました。月額800円、少し高いなと思いましたが、嬉しくなったAさんはすぐに快諾して自治会に入りました。後になって「子供は演出だった」ことを知らずに…。

次の夜、Aさんの家に今度は会計係という人が訪ねてきます。聞くと「公民館の負担金」を払ってほしい、とのことでした。3万円は痛い出費のため渋るAさんに、会計係は「これはみんなの公民館、昔からいる人は10万円払っている」と規約を見せてきます。そこには、確かに彼が言う通り書いてあります。Aさんの心は大きく沈みましたが、財布はだいぶ軽くなりました。

その後も、体育大会に2,500円、交通安全協会に700円、地区センターに半年ごとに4,500円、地区の神社に年2回4,000円ずつ、除雪協力費に1万円など、移住後で収入が不安定にも関わらず、次に何の請求が来るかわからない不安がAさんを悩ませます。

余計な負担に限界が訪れ、一切の支払いをストップ

月日が流れて2年目、自治会費は月額1,100円に値上がりしました。改めて計算すれば、さまざまな集金で年額5万円弱の負担を強いられていました。しかも、徴収は必ず訪問集金で、口座振替や送金といった便利な手段はありません。

もう限界です。Aさんは思い切って、一切払うのをやめました。回覧板も市の広報も来なくなりましたが、ホームページで見ることができました。しかし、ある日「ゴミ集積場は使わせませんよ」と自治会長が通告してきました。痛い代償です。それでも、民間の廃棄物処理業者で家庭用ゴミが処分できることがわかりました。市役所では、市営の処理場に直接持ち込むことができることを教えてくれました。

持っていくのは手間ですが、分別不要で毎日いつでも処分できて便利です。民間業者は種類によってキロ7円から45円と費用も納得、逆に鉄くずはキロ50円で買ってくれるとのこと。まさに目からウロコ、鉄から小銭です。
こうした現実が、田舎では起こり得る

払わないと決めたとき、清水の舞台から飛び降りる気持ちでしたが、驚くことにそれ以外、何も起こりませんでした。隣近所の付き合いも以前と変わらず、変な噂も立ちません。ゴミの処分方法は変わりましたが、絵に描いたような平穏な田舎暮らしが、まさに実現しようとしています。

こうした現実が、田舎では起こり得ます。架空のAさんという人物で紹介しましたが、地域の風習や慣わしを軽く見てはいけません。せっかく、憧れの田舎暮らしを満喫するために移住するのであれば、こうした側面にも注目する必要があるのではないでしょうか?

(中山 聡/不動産鑑定士)

4756とはずがたり:2015/04/28(火) 20:08:07
<九州・沖縄>熊本県

’15統一選くまもと:人吉市長選 3候補「球磨と連携」 ダム巡り郡部と温度差 /熊本
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150424ddlk43010261000c.html
毎日新聞 2015年04月24日 地方版

 26日投開票の人吉市長選では、立候補した3候補がそろって人吉球磨地域の連携や合併を訴えている。同市は人口減少に歯止めがかからず、昨年5月、民間有識者組織から球磨郡9町村と共に「消滅可能性都市」に挙げられた。3候補は「地域一体の対策が必要」と主張するが、地域内には川辺川ダム計画を巡る経緯などから今も微妙な温度差がある。

 「人吉と球磨は市町村合併するべきだ」。元市議で無所属新人の松岡隼人氏(37)はそう明言する。市が総事業費33億円を見込む新庁舎建設計画に反対するが、その理由は「今、人吉だけの新庁舎を建てるより、いずれ合併した時に新しい市の庁舎を建てた方がいい」と考えるからだ。

 無所属現職の田中信孝氏(67)は「もっと早く合併しておくべきだった」と指摘する。国が推進した「平成の大合併」が終わった今となっては合併の可能性に否定的だが「郡市ばらばらでは消滅可能性の烙印(らくいん)を覆せない。地域一体の戦術が必要だ」と訴え、連携を呼びかける考えを示す。

 環境コンサルタント会社社長で無所属新人の長友清冨氏(65)も人吉球磨一体の「球磨市」創設を訴える。

 人吉球磨地域はかつて「平成の大合併」を機に合併の機運が高まったが、川辺川ダム計画や球磨川治水などを巡る意見対立があって実現しなかった。球磨郡のある首長は「そもそも合併に消極的だったのは人吉市だ。連携には賛成なので、新市長には地域のまとめ役をお願いしたい」と話す。【取違剛】

4757名無しさん:2015/05/31(日) 12:32:30
スレ違いぽいですが

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150530-00050107-yom-sci
日本全国で揺れ、「異常震域」か…小笠原沖地震
読売新聞 5月30日(土)21時43分配信

 30日夜に小笠原諸島西方沖で起きた地震で、全国の広い範囲が揺れたのは、規模が大きかったことに加え、震源が極端に深かったのが主な原因だ。

 中でも関東地方の揺れが強かったのは、海底下のプレート(岩板)を伝わって地震波が減衰せずに届きやすい場所にあったためだとみられる。気象庁は、遠い地域に強い揺れが伝わる「異常震域」と呼ばれる現象だと説明している。

 気象庁によると、震源は深さ約590キロ・メートルで、太平洋プレートと呼ばれる巨大な岩板の内部だった。東京大地震研究所の古村孝志教授によると、日本列島やその周辺の海では、複数のプレートが複雑に重なり合っている。太平洋プレートは最も深い位置にあり、フィリピン海プレートなどの下に沈み込んで、日本列島の地下深くまで続く。

 谷岡勇市郎・北海道大教授(地震学)は「海のプレートは陸のプレートに比べて固く、プレートの中を伝わる地震波が弱まりにくい」と指摘する。関東へ達した地震波は、震源からまず太平洋プレートに沿って、より沖合の浅い方へ向かった後、このプレートと接する別のプレートに伝わるという経路をたどり、あまり減衰しなかったとみられる。

 過去には、2013年9月に東京都の鳥島近海の深さ約450キロ・メートルでマグニチュード(M)6・8の地震が発生、北海道から関東にかけて広い範囲で最大震度4の揺れを記録した。また、07年7月に京都府沖の深さ約370キロ・メートルで発生したM6・7の地震でも広い範囲で揺れ、震源から離れた北海道で最大震度4が観測された。

最終更新:5月31日(日)1時18分

4758とはずがたり:2015/06/03(水) 16:11:22
<北関東>群馬県

2015.6.2 07:07
合併問題で桐生市長がみどり市に任意協設置を再要請
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/

4759とはずがたり:2015/06/03(水) 16:11:51
<北関東>群馬県

2015.6.2 07:07
合併問題で桐生市長がみどり市に任意協設置を再要請
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/4685

4760とはずがたり:2015/06/04(木) 19:12:53
<近畿>大阪府中河内郡・南河内郡

アツイなぁ♪
個人的には八尾にもう一寸大きくなって欲しかったってのはあるけど,南河内から国分を迎えて布施・河内・枚岡・八尾・柏原・国分で新政令都市だ♪ヽ(´ー`)/

柏原市内の誕生 〜町村合併から市制施行まで〜
http://mobile.city.kashiwara.osaka.jp/docs/2014082700091/?doc_id=1626
2011年4月19日

 昭和31年(1956)、柏原町と国分町が合併して成立した新しい柏原町は、昭和33年(1958)10月1日、市制を施行。ここに「柏原市」が誕生した。 それから50年余。ここで、改めて柏原市誕生の歴史をひも解いてみることにしよう。それは、昭和史のドラマである。

1 市制実現に向けて 合併への模索
【昭和24年(1949)7月〜昭和29年(1954)1月】

 第2次世界大戦終戦直後、強烈なインフレの嵐が吹き荒れ、急激な都市整備の必要性ともあいまって、全国の都道府県や市町村は、財政危機に直面していた。昭和20年代後半には、多くの市町村が赤字財政だったといわれている。当時の中河内郡柏原町も例外ではなかった。

 このような状況をなんとか打開しようと、昭和28年(1953)10月1日、町村合併促進法が施行され、町村合併が積極的に促進されることになった。市 町村の、行政能力の充実化、運営の能率化、基盤の強化などによって、地方財政を立て直そうというわけだ。いわゆる、「昭和の大合併」の始まりである。

 それ以前から、現在の柏原・八尾市域でも合併の話はあったが、「話」の段階に留まっており、まだ本格的に動き出してはいなかった。合併に向けて本格的、具体的に動き出したのは、促進法施行以降のことである。

 さて、それでは、どのような形で合併するのだろうか。その一つの「回答」が、八尾市と柏原町、国分町、南高安町、志紀村、高安村、曙川村、三野郷村の1市3町4村(8か市町村)が合併するという案(合併推移図1)、八尾市が昭和24年(1949)7月から周辺の町村に呼びかけていた形態である。当時の柏原町では、大阪市の東部地域を一体とした合併こそ、町を活かす唯一の発展策と考え、八尾市の呼びかけに応じていた。

 ところが、昭和28年12月になって、大阪府から「むしろ柏原町を中心とした新市建設の方が理想的である」との勧告が為された。「柏原町を中心とした新市の建設」、なんとも魅力的な響きである。柏原町を中心に、南高安町、志紀村、曙川村の4か町村が合併して、新しい市を作るのである。(合併推移図2) そこで、柏原町は、この案の実現、つまり柏原町を中心とした合併、そして市制施行に向けて、積極的に活動を開始した。昭和29年(1954)1月20日 のことだった。このとき、八尾市と合併するという柏原町の従来の方針が転換されたのである。それは、昭和28年12月23日に八尾市とともに「市制研究会」を発足させた直後のことだった。

 一方、当時の南河内郡国分町では、志紀村とともに、八尾市の呼びかけに対し「保留」の意思を示していた。
2 合併計画の挫折

(1)【昭和29年(1954)1月〜3月】

 「八尾市とは合併せず、新市の建設を目指す」という柏原町の方針転換は、八尾市や周辺の町村にとって、不可解以外のなにものでもなかった。なにしろ、それまで柏原町は、八尾・柏原を中心とする大阪市東部地域の一体的合併を積極的に進めていたのだから。 八尾市は、しかし、従来の方針を進め、物流、交通、政治、文化の中心地である、総合中堅都市の建設を目指した。

 ここに、柏原町と八尾市、二つの合併構想という対立する構造が現れたのである。このため、他の町村では、自らの態度を保留せざるを得なかった。

 柏原町は、昭和29年(1954)1月12日から開催された「市制研究会」(八尾・柏原を中心とする合併を目指す研究会)の会合を欠席し、周辺町村に新 市建設懇談会の設置と参加を打診するとともに、類似の例だと思われる鳥取県倉吉市に質問状を送るなど、新市建設に向けての調査、研究に取り組んだ。併せ て、大阪府への陳情も活発に行った。

4761とはずがたり:2015/06/04(木) 19:13:10
 ところで、なぜ、柏原町は、八尾市との合併方針を転換したのだろうか。当時の陳情書から推測すると、「(八尾市と合併すると)人口12万あまりの大都市 になり、財政力も一応安定するが、中心への最遠距離が4〜5キロとなり、行政の末端への浸透が困難となって、結局、周辺部は放置される恐れがある」から、 というのが理由のようである。中心が八尾市の方に移ることを懸念したのだろう。

 しかし、その後、柏原町にとっては、予想外の事態が出来することになる。そのことには、当時の柏原町の誰もが、まだ気づいていなかった。

3 合併計画の挫折

(2)【昭和29年(1954)4月〜昭和30年(1955)4月】

 昭和29年(1954)4月24日、大阪府町村合併促進審議 会から示された、町村合併計画案(答申)は、柏原町にとって、冷水をあびせられたような内容だった。なんと、柏原町は、どことも合併せず単独でやっていく 形になっているではないか(合併推移図3)。八尾市は、南高安町、高安村、曙川村、志紀村と合併する。他方、国分町、道明寺町、藤井寺町、古市町、駒ヶ谷村、西浦村、埴生村、高鷲村が合併する。柏原町の合併相手は、なし。

 これは、逆に言えば、柏原町は独立の自治体として発展できる適正規模を持った町であると認定されたようなものである。しかし、果たして、そのとおりなの か、それでよいのか。柏原町は、今後どうすべきなのか、簡単に結論が出せる問題ではなかった。実際、南高安町などからは、八尾・柏原を中心とする合併に参 加するのか、しないのか、「11月20日までに回答されたい」と、態度を明確にすることを迫られているほどである。これに対して、11月19日に出された 柏原町の回答は「まだ確たる回答をする段階には達していない」だった。

 このうえは、やはり、八尾市と合併するしかないのか。客観的に見て、それが最良の選択肢かと考えた柏原町は、再度、八尾市との合併に傾きかけた。ところ が、今度は、「編入(吸収)合併」か「対等合併」かで、また、新たな議論が沸騰してきたのである。昭和30年(1955)2月4日、八尾市が、「編入(吸 収)合併とする」「合併時期は昭和30年4月1日」「調整に手間取るときは、その区域をひとまず合併からはずす」などと提示してきたのだ。当初は、「対等合併」で了解していたはずだったのにもかかわらず。

 これに対し、柏原町は、あくまで、当初の方針どおり、国分町や志紀村も含めた対等合併で臨むことにした。

 しかし、そうこうしている間に、昭和30年4月3日、八尾市は、編入合併に賛成した南高安町や高安村、曙川村と合併。かくして、柏原町は、取り残されることとなってしまったのである。 孤立した柏原町の前には、赤字解消問題が大きく横たわっていた。

4 柏原・国分両町の合併 新しい柏原町の成立
【昭和30年(1955)4月〜昭和31年(1956)9月】

 そのころ、南河内郡国分町では、道明寺町や藤井寺町などとの 合併に賛成、反対、さまざまな意見があって定まっていなかった。八尾市との合併に失敗した柏原町では、国分町、道明寺町、志紀村との合併を主張する意見が あった。しかし、このころ志紀村は、八尾市への編入を望んでいた。そして、道明寺町の望む方向は、藤井寺町などとの合併だった。 合併すれば大きな事業もできるし、人口が増えれば地方交付税の交付率も上がる。赤字解消と教育や文化、衛生など、公共施設の整備を望む柏原町にとって 「合併」は魅力だった。こうした事情は、国分町でも同じだったようだ。合併促進法の期限、昭和31年(1956)9月30日も迫っていた。

 こうしたところから、実現可能な最良の選択肢として、柏原町と国分町との合併が一気に具体化して行ったのである。(合併推移図4) 昭和31年8月18日、柏原町・国分町合併促進協議会設立。同日、具体的協議開始。そして、8月27日には、一致を見た意見の内容が両町議会に報告され た。柏原町では、全会一致(18名全員賛成)で、即日可決・承認。国分町でも賛成多数(賛成15、反対1)で9月2日に可決・承認され、同日付けで大阪府 に対して合併申請書が提出された。

 これを受けて、9月22日付けで、大阪府知事の決定通知。次いで、9月30日付けで官報に告示され、柏原・国分両町の合併による、新しい「柏原町」が成立したのである。昭和31年9月30日、この日は、合併促進法の最終日だった。 ちなみに、従来の名称は中河内郡柏原町と南河内郡国分町だったが、合併により成立した新しい柏原町は「中河内郡柏原町」である。両町議会で、9月13日、国分町域の中河内郡への所属が決議され、翌日、大阪府に陳情されていたのだった。

4762とはずがたり:2015/06/04(木) 19:13:41
>>4760-4762
5 財政再建と都市建設を目指した柏原町

 ともに財政赤字で苦しむ柏原町と国分町は、合併直前、国の方針に従って、それぞれ財政再建計画を策定、国の承認を得ていた。柏原町が承認を得たのは昭和31年(1956)9月29日、国分町が承認を得たのは、それより少し前、8月15日のことだった。

 合併で成立した新しい柏原町の、当時の累積赤字は、全部で3,600万円。これを政府債800万円と公募債2,800万円を借り入れ、利子の一部補給も受けて、昭和38年度(1963)までに再建しようという計画である。地方財政再建促進特別措置法の適用による。

 再建初年度である昭和31年度には、再建についての特別措置条例を制定、行政整理(行財政改革)に取り組んでいる。しかし、合併に伴う物件費は、膨れ上 がったようだ。翌、32年度(1957)には、消費的経費の削減に努めるとともに、職員の希望退職を募るなど人件費の抑制にも努めている。税金の滞納整理 や完納促進も積極的に行われた。納税組合が設立されたのも、このころのことである。

 併せて、「合併による五箇年計画の実現」も市制実現のための最重要課題だった。道路の新設や改修、社会福祉施設や教育施設の充実、病院の拡張、雁多尾畑 簡易水道の新設・・・。これらの事業が、柏原、国分、堅下、堅上、それぞれの地区で計画されていた。国庫補助や起債、それに昭和33年度(1958)から は、新設された都市計画税などが、その財源に充てられた。昭和30年(1955)12月28日には、町全域が都市計画区域となり、都市計画も策定されてい る。

 また、合併後最初の町議会議員選挙が、昭和32年(1957)9月15日に行われ、30名の新しい議員が誕生した。投票率は、83.1パーセントだった。 ちなみに合併前後の町長は、次のとおりである。
(敬称略)

  旧柏原町長=森田桂治郎、旧国分町長=小松一之輔 合併後の新しい柏原町の町長=青木四郎 また、当時の一般会計の規模は、昭和31年度が約1億8,000万円、32年度が約1億6,700万円(いずれも決算)だった。ちなみに、現在、平成24年度の一般会計予算(当初予算)は約226億5,000万円、市議会議員の定数は18である。

6 市制施行要件改正の陳情
【昭和31年(1956)9月〜昭和33年(1958)4月】

 従来、市制施行のための人口要件は、「3万人以上」と、地方自治法に規定されていた。ところが、町村合併法施行後の昭和29年(1954)9月17日には、「5万人以上」と改正されていた。 柏原・国分の両町が合併して成立した新しい柏原町の人口は、3万3,000人余りにすぎない。つまり、地方自治法の規定に従う限り、「柏原市」には、なれないのだ。

 しかし、当時、全国約500市のうち、253市が5万人未満だった。

 柏原町は考えた。「まず、3万人以上で市制を施行し、そのうえで市としての充実を図ればよいのではないか。全国、半数以上の市が、実際にそうしているのではないか」と。

 こうしたところから、柏原町は、全国の人口3万人以上の町村、62か町村に呼びかけて、地方自治法人口要件改正運動を起こしたのである。

 昭和32年(1957)2月から町長など町の理事者や町議会議員が一丸となって再三上京、62か町村の先頭に立って国への陳情を繰り返した。

 そのかいあって、昭和33年(1958)4月、ついに国会で地方自治法の一部改正が実現。人口要件は、従来どおり「3万人以上」で、よいこととなった。
 しかし、それには、条件が付いていた。

7 市制施行、柏原市の誕生
【昭和33年(1958)4月〜10月】
 「人口3万人以上」で市制を施行できる要件、それは、昭和33年(1958)9月末日までに市制施行を申請する場合に限る、というものだった。改正法の施行は、昭和33年4月5日。もはや期限まで半年もない。

 そこで、柏原町は、4月10日に臨時町議会を開会、即日可決の後、直ちに大阪府に申請した。これを受けた大阪府でも府議会の議決を経て、市とする旨、決定、通知した。中河内郡柏原町を柏原市とする決定である。昭和33年6月20日のことだった。市とする期日は、昭和33年10月1日。

 かくして、ここに「柏原市」が誕生したのである。 初代市長には、町長だった青木四郎氏が選出された。

4763名無しさん:2015/06/07(日) 20:39:16
<近畿>大阪府

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150606-00043528-gendaibiz-soci
関東人は大阪を知らない!東京と違う大阪のデフォルトとは?
現代ビジネス 6月6日(土)6時1分配信

「文明探偵」を産んだ街─大阪

 (文・神里達博)

関東人は、大阪を知らないことを、知らない
 早いもので、大阪に住んでもう3年になる。

 私は7歳から、ずっと関東に暮らしてきた。親戚もほとんどが首都圏在住で、関西にはまるで縁がなかった。そんな私が40を過ぎて大阪に赴任することになり、当初はかなり戸惑った。

 そもそも純粋な関東の人間は、関西のことをよく知らない。いや、知らないことを、知らない。特に「大阪」は穴場だと思う。

 東京の人間は、種々の「謀略」により、「京都を消費したい」という欲望にしばしば突き動かされる。しかし大阪への関心は、京都に比べるとかなり薄いと思う。そういうこともあり、関西に縁がない人間の「大阪のイメージ」は、一般に乏しい。

 私の場合は特に酷く、「通天閣」「道頓堀のグリコ」そして「吉本」で終わっていた。実のところ今だって、大阪について知っていることは非常に少ないと思う。たぶん、旅行者に毛が生えた程度だろう。

 しかしそれでも、私にとっての大阪は、想定外に刺激的だった。少し、エピソードを述べたい。

 まず、大阪に来て最初に驚いたのは、「看板」であった。東京の街で見かける看板は、「横文字」と「若い女性」が多い。しかし大阪の看板は「日本語」と「オッサンの絵」が多い。いや、実数はそれほど多くないのかも知れないが、パンチの効いたオッサン(社長? の漫画で自社を直接アピールするような、そういう類の看板を結構見かける。

 オッサンと言えば、あるタクシー運転手の話。彼は交通警察に捕まっていた(「捕まっていたこと」は確かである、「交通切符」らしいものが見えたから)。しかし警察官は苦虫をかみつぶしたような顔で、黙って腕を組んで突っ立っている。対する運転手は、猛然と喋る。いや、警官に激しく「説教」をしているようだ。身振り手振りで熱弁を振るい、最後に彼はこう言い放った。

 「しゃあないわ、もうラチあかんわ、今日のところはこの辺で勘弁したるっ!」

4764名無しさん:2015/06/07(日) 20:39:38
>>4763

禁止されない限り、何をやっても良い街
 要するに大阪は自由な「リパブリック」であり、伝統的に「市民社会」なのだ。だから、この「不幸な警察官」の例からも分かるように、大阪で「行政」に携わるのは大変なことだろうと推察する。

 実際、リベラルな雰囲気はそこかしこに埋め込まれている。例えば、妙に禁止の張り紙が多い。最初は意外と自由ではないのかな、と思ったのだが、ほどなく自分の誤解に気づいた。

 東京は「許可されていないことは、やってはいけない街」である。だが大阪は逆で、「禁止されない限り、何をやっても良い街」なのだ。デフォルトが違う。その意味では大阪は米国に似ているかもしれない。そう、アメリカに行くと大阪弁がよく耳にとまるのは気のせいか。

 地下鉄の中で起きた小さな喧嘩を、すぐに仲裁するオッサンが現れた時も驚いた。

 「社長、分かるでぇ。疲れ切って帰ってきてやで、肘が当たればアタマにも来ますわ、ほんま」「せやけどな、車内で喧嘩ができるんも幸せなことやでぇ。自分、東京で働いてましたが、地下鉄混みすぎですわ、いつ痴漢にされるか分かりまへん。小心者やさかい地下鉄乗ったら、いっつも万歳ですわ!」と両手を挙げる。車内の誰もが笑う。いつもこう上手く行くわけではないだろう。しかし少なくとも、東京よりはずっと市民社会的だと思う。

 この他、道ばたでよく見かける「飛び出すな! 坊や」の看板のこととか、「ちちんぷいぷい」のこととか、なぜか関西には「アレ」が全く無いこととか、「宮本むなし」と「がんこ」のこととか、まだまだ言いたいことは沢山あるが、また別の機会に譲ろう。

 ともかく私は大阪に住んで、とても心が軽くなった。そして、大阪がある限り、この国も捨てたもんじゃない、と思える(などと大阪人に言うと例外なく、自虐的なツッコミで応えてくれるが)。こんな明るい気持ちになれたのは何年ぶりだろう。

 そうやって、前向きなマインドで読書人の雑誌「本」に連載をさせていただき、このたび『文明探偵の冒険―今は時代の節目なのか』(講談社現代新書)にまとめることができた。本書の中身は大阪と直接の関係はないが、「文明探偵」が誕生したのは、間違いなく、自由な大阪の空気の御陰である。

 (かみさと・たつひろ 大阪大学特任准教授、科学史)
読書人の雑誌「本」2015年6月号より

 * * *

 神里達博・著
『文明探偵の冒険 今は時代の節目なのか』
講談社現代新書 税別価格:800円

 さまざまな暦、占いといったちょっとアヤシイ領域から、科学的方法論の限界、私たちの時代認識の本質まで、文明探偵が縦横無尽に駆けめぐる愉快な知的冒険の書! 

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神里達博

4765とはずがたり:2015/06/09(火) 10:39:06
大阪は吉本のイメージが強くなりすぎて本来は谷崎の細雪的な上品な上方の商家的な文化が無くなったか見えなくなったのが残念ですね。仔細に見えれば残っているけど一地方に成り下がった大阪のそういう面は中央で取り上げられなくて从って日本中に知られて無くて残念である。

一方京都は天下一品と餃子の王将に代表されるこてこての庶民の街なのになんか上品だと思いこまれていて始末の悪いことに京都人もそう思ってお高くとまっている様な所がある。
昔は貴族,今は坊さん(と学生)の金はあって閑も有る上流階級(学生は閑は有るけどカネは無い)を支える労働者階級の街だという自己認識から始めるべきである。

おっさん・おばちゃんの街と思われてる浪速にも上流階級はあって公家の都だった京都にも労働者は居て同和問題も残存し,詰まりは歴史の長い畿内は階級社会だという俺の規定である。
神里氏の指摘によると関西の,少なくとも大阪の階層社会にも分厚い市民社会が根付いている様である。中世には日本の先進地帯として住民自治(まあ国人の地下検断だったり堺の商人による自治だけど)が発達した関西の底力なのかもしれない。

4766とはずがたり:2015/06/09(火) 22:43:37
<東海>静岡県
なんで静岡市と浜松市の扱いが違うんだ?

県庁機能5圏域分割私案 静岡県知事、地域会議で提案へ
http://www.at-s.com/news/detail/1174203305.html
(2015/6/ 9 08:15)

 川勝平太静岡県知事は8日の定例記者会見で、県庁機能を5圏域に分割して市町を下支えする私案を、人口減少対策を協議する各圏域の「地域会議」で提案する考えを表明した。「県庁機能を移すという方向性を出したい。地域会議の一番大きなテーマになる」と述べた。
 「静岡型県都構想」として県主導で行政一元化を進める静岡市のほか、志太中東遠、東部、伊豆北部、伊豆南部にそれぞれ県庁機能を分け、市町を支援する考えで、「石川嘉延前知事のときから長い検討を踏まえている」と語った。
 各圏域に県の拠点を新たに整備するとし、どのような機能を移すかは「地域によって違う」と指摘した。
 浜松市については北部の天竜区を当面は支援するものの、基本的に独立して行政運営すべきとの認識を示した。
 志太中東遠は静岡空港を中心にした圏域づくりを想定し、県庁機能の移転先の選定を進めていると説明。伊豆は各市町の首長が歓迎の意向を示しているとし、伊豆中央部で県庁機能の移転先の具体的な要望も受けていると述べた。
 地域会議は人口減少克服、地方創生に向けて県が本年度に策定する「地方人口ビジョン」「地方版総合戦略」に圏域ごとの課題を反映させるため、伊豆半島、東部、中部、志太榛原・中東遠、西部の5圏域に本年度設置した。

静岡県知事の県都構想、静岡市長が批判 「思いつきの域」
http://www.at-s.com/news/detail/1174201013.html
(2015/6/ 2 08:35)
 静岡市の田辺信宏市長は1日の定例記者会見で、同市と県の行政を一元化するとして川勝平太知事が掲げた「静岡型県都構想」について、「思いつきの域を出ない。まともに論ずるのもばかばかしい」と批判し、「柳に風で受け流すことにする」と議論にも否定的な姿勢を示した。
 川勝知事は県都構想で、行政トップを1人に集約する▽静岡市長は市担当の副知事に就く▽区長の権限を強める「総合区」を導入する―などを提案している。
 田辺市長は「事前に(市側に)全く説明がなかった。本気で実現を目指すなら政治プロセスとしても違う」と指摘。川勝知事が今秋に予定されている県、静岡、浜松両市の首長会談(G3)で意見交換する意向を示したことにも「断固拒否する」と強調した。市の人口が70万人を切った段階を目安にしていることには「市として70万維持という困難な課題に全力で取り組もうとしている。県が広域行政として下支え、応援してくれることを期待したい」と述べた。

4767とはずがたり:2015/06/17(水) 08:50:41
<九州・沖縄>佐賀県神埼地区

神埼市長「合併議論を」・吉野ケ里町長「時期尚早」
2015年06月04日 08時36分
■神埼市長、当面は静観の構え 議会に働き掛け求める
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/4893

4768とはずがたり:2015/06/17(水) 16:27:04
<東海>静岡県
東部は三島と沼津(順不同だけど明らかに沼津が格上)を核に政令指定都市造る動きもあったし伊豆も地域的纏まりあるけど志太榛原・中東遠は可成り地域的に無理がある。
中東遠の内磐田や袋井は浜松の勢力圏内だし志太榛原の内焼津や藤枝は静岡の影響力が強い。
けど県を政令市の集まりにして二重行政を解消してゆくってのは俺の大阪に対する意見などと被るし興味深い。

「暴論ではない」と「県都構想」打ち出した知事
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150609-OYT1T50026.html?from=yartcl_outbrain1
2015年06月09日 10時27分

 静岡県の川勝知事は8日の定例記者会見で、県と静岡市を一体的に運営することで、二重行政の解消を目指す「県都構想」について、県内を五つの圏域に分けて進めていく考えを改めて強調した。

 知事は、静岡、浜松両市長と毎年秋に実施している「県・政令指定都市サミット(G3)」で、この問題を提案する考えだ。

 この日の会見で知事は、五つの圏域について、静岡市、浜松市、志太榛原・中東遠(島田市、袋井市など)、東部(沼津市、三島市など)、賀茂(下田市、西伊豆町など)といった具体例を示したうえで、「県の権限、財源、人材をおろしていく」と強調した。

 県内を五つの圏域に分ける考え方は、10年以上前に石川嘉延前知事が提唱した「政令県構想」が下敷きにある。現在政令市となっている静岡、浜松両市のほか、三つの圏域に市町村の「広域連合」を作って県の権限を移譲するもので、県は2010年まで国に提案してきた経緯がある。

 川勝知事は、こうした考え方も参考に県都構想の議論を進める方針で、「思いつきや暴論ということではないと理解して頂きたい」と強調した。

 その中で静岡市については、最終的な活用策が決まらないJR東静岡駅の市有地問題などを例に挙げ、「同じ場所に、(県と静岡市という行政が)二つあるのは、市民のためにならない」とし、一体的な行政運営の実現に改めて意欲を示した。田辺信宏市長が1日の記者会見で、「思いつきの域を出ていない乱暴な議論」などと反論したことについては、「聞く耳を持たないというのは間違っている」と不快感を示した。

 県都構想は、市役所の業務に県職員が関わり、市と県の一体化を県主導で実現させる考え方。大阪都構想が先月、大阪市の住民投票で否決されたのを受け、川勝知事が打ち出した。知事は静岡市の人口が70万人を割り込んだ時点で、構想を進める判断材料とする方針で、区長の権限強化や県が静岡市を直轄化して、行政のトップを1人にするといった構想を披露している。

 ただ、知事の構想実現には、法整備や住民の合意、他自治体の首長の賛同などが必要となるとみられ、ハードルは高い。

4769とはずがたり:2015/06/27(土) 15:05:40

そもそも離島へばらまき続けていて今の惨状なのに更に屋上屋を重ねてどうするつもりだ( ゜д゜)、 Peッ
>住民の生活支援などを充実させる。

国境付近の有人離島保全へ 議員立法の要項まとまる 中国の海洋進出にらみ
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/631/0ed3b51d57fb20c7d2f0627394cfbd47.html
(産経新聞) 06月26日 17:53

 自民党は26日、領土に関する特命委員会などの合同会議で、中国の海洋進出などをにらみ、国境に近い離島の無人化を防ぐための有人国境離島保全・維持特別措置法案の要綱をまとめた。与野党各党に賛同を呼び掛け、今国会に法案を提出し早期成立を目指す。

 法案は、国境離島での土地の買い取りや自衛隊施設の設置など、国や自治体の関与を強めることが柱。礼文島(北海道)や佐渡島(新潟)、屋久島(鹿児島県)など8都道県の計71島を特に対策が必要な「特定有人国境離島」に指定し、住民の生活支援などを充実させる。

 国が離島振興法の指定対象としている約250の島のうち約1割が平成62(2050)年に無人になる可能性があるとされている。

4770とはずがたり:2015/07/03(金) 18:54:39
大阪府肝いりの彩都への誘致を蹴って元々大阪地盤の武田薬品が首都圏に研究所造ったように民間は東京圏にないと良い人材集まらないかの様な現状があるけど,公的研究所は筑波がそうだったけど地方移転(当時の筑波はど田舎)しやすいやろね。

小金井に本部のある情報通信研究機構や立川にある国立極地研究所,国分寺市にある情報通信政策研究所,とか知らないけどまだまだ都下に研究所ありそうだけど地方移転推進しよう♪

地方創生:移転第1号 酒類総合研究所事務所を東広島市に
毎日新聞 2015年06月30日 19時31分
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/1947

 政府の「まち・ひと・しごと創生本部」(本部長・安倍晋三首相)は30日、独立行政法人酒類総合研究所東京事務所の機能を東広島市の研究所本部に移転することを決めた。昨年末に閣議決定した「地方創生総合戦略」に基づいた移転第1号となる。研究所は酒類の品質分析や鑑定を行う酒類の研究機関で、東京事務所では経験の浅い杜氏(とうじ)を対象にした講習や広報誌の編集などを行っている。移転時期は未定。【前田洋平】

4771とはずがたり:2015/07/30(木) 14:22:46
道州制特区の拡大検討へ 自民推進本部が了承
共同通信 2015年7月30日 12時50分 (2015年7月30日 12時51分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20150730/Kyodo_BR_MN2015073001001172.html

 自民党道州制推進本部は30日、党本部で総会を開き、先行モデルとして北海道で実施している「道州制特区制度」の他地域への拡大を検討することを了承した。道州制導入までの手続きを定めた「道州制推進基本法案」については、国会提出に向けて国民の理解促進に努めることで一致した。総会の開催は昨年4月以来、1年3カ月ぶり。
 佐田玄一郎本部長は総会後、記者団に「地方の反対もあって基本法案を直ちに提出できる環境にはない。特区を全国で使えるようにして風穴をあけ、道州制の必要性を訴えたい」と強調。複数の都道府県がつくる広域連合などに特区を適用できるよう、制度改正を検討する考えを示した。

4772とはずがたり:2015/08/05(水) 16:58:53
<近畿>大阪府

「ノーサイド」一転、橋下氏と自民が激しい応酬
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150724-OYT1T50127.html?from=yartcl_outbrain1
2015年07月25日 20時42分
大阪都構想が頓挫した住民投票から2か月。

 一時は「(敵・味方がなくなる)ノーサイドにしたい」と、対話に前向きだった橋下氏と自民党だが、24日は激しい応酬を繰り広げた。

 橋下市長「大阪会議は都構想の対案だと、規約で明示すべきだ」

 花谷充愉・自民党府議団幹事長「住民投票で終わった話を持ち出してどうするのか」

 橋下氏は「対案でなければ、無駄な議論をするだけのサロンになる。やる必要はない」と主張。松井一郎知事も、「アリバイ作りで会議をやるなら、席を立ったらいい」と言い放った。

 これに対し、「無駄な二重行政はない」と訴えてきた花谷氏は「対案と明記する必要はない」「会議を邪魔しに来ているのか」などと反発。堺市の竹山修身市長も同調した。

4773とはずがたり:2015/08/05(水) 16:59:04
<東海>静岡県

知事の「県都構想」に市長「一緒にやる気ない」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150724-OYT1T50018.html?from=yartcl_outbrain1
2015年07月24日 10時47分

 静岡県と静岡市の二重行政を排除するとの理念で川勝知事が打ち出した「県都構想」を巡り、知事と田辺信宏市長が23日、市役所で会談した。

 構想の実現に向けて協力を呼びかけた知事に対し、市長は「一緒にやる気はない」と拒否した。「市のカタチ」を守りながら発展の道筋を描くのか、抜本的に変えることで新風を巻き起こすのか――。注目されたトップ同士の会談は物別れに終わったばかりか、二重行政解消に向けた本質的な議論も深まらなかった。

 知事が今年5月にこの構想を提唱し、2人が公式に議論したのは今回が初めて。田辺市長はこれまで「思いつきの域を出ていない」と批判していた。知事が具体的な制度設計を進めるには市長の協力が不可欠だけに、方向性がどこまで一致するかが焦点になっていた。

 会談で知事は、政令指定都市になってからも市の人口減少に歯止めがかからない点を踏まえ、「政令市の力の源泉は人口」と指摘。構想を打ち出した背景について、「(静岡市の)力がだんだんと弱っていくとき、どういう形で連携ができるかだ」と背景を説明した。

 そのうえで現在の葵、駿河、清水の各区を財源や権限を与える特別区に移行させるために必要な大都市地域特別区設置法を改正するアイデアを示し、「新しい試みを一緒にやっていただけるとうれしい。少なくとも検討することでどうか」と協力を求めた。

 これに対して市長は、第3次総合計画で掲げた「人口70万人の維持」に向け、県と連携する重要性は認めつつも、「方向性が違うと感じざるを得ない」と反論。

 知事の考えを「実現が不透明な法案の制度論を議論するより、市民は70万人維持に向けて地域経済の活性化をどうするかに期待している」と切り捨て、「制度論ではなく実質論で県と市が連携すべきだ」と訴えた。

 知事側からの働きかけで実現した今回の会談は、市役所の静岡庁舎(静岡市葵区)で約45分間続いたが、互いに相手の発言を遮るといった感情的な衝突もあった。結局、県と静岡市における具体的な二重行政の課題など本質的な議論は深まらないまま終わった。

 昨年成立した改正地方自治法では、道府県と政令市は来年度から、二重行政解消などに向けた「調整会議」を設置し、政策を協議することが義務付けられる。

 こうした制度を使って二重行政をどう解決するのかが問われる中、トップ同士にしこりが残れば、議論の停滞は必至で、「政策を議論する県と市の職員の士気が低下する」(首長の一人)との指摘もある。

 ◆「二重行政の解消」各地の首長が掲げる

 都道府県、市町村といった階層の異なる行政府が同じような事務を重複して行い、無駄な行政コストが増えるのが二重行政の問題点だ。大阪市の橋下徹市長が実現を目指した「大阪都」構想と同様、道府県と政令市を一本化し、二重行政の解消を図る考え方は、各地の首長が打ち出している。

 愛知県の大村秀章知事と名古屋市の河村たかし市長らによる「中京都構想」、新潟県の泉田裕彦知事と新潟市の篠田昭市長が取り組む「新潟州構想」などだ。

 これらは二重行政の解消や強い大都市を目指すものだが、実現には法改正などのハードルも高く、検討段階にとどまっていることも多い。

 東北大の河村和徳准教授(政治学)は「住民に対する具体的なメリットが見えず、経済政策や防災対策などの議論が不十分。二重行政の解消は現在の制度上でも可能で、本当に進めるならば県の役割をもう一度見直すべきだ」と指摘した。

4774名無しさん:2015/08/23(日) 15:13:00
<東北・北海道>福島県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00010016-minyu-l07
「村民税」超えた!3億円目前 湯川のふるさと納税大幅増
福島民友新聞 8月21日(金)11時58分配信

 村への納税寄付者にコメ1俵(60キロ)を贈る湯川村のふるさと納税制度の寄付金額が20日までに2億7000万円を突破し、3億円に届く勢いを見せている。村は締め切り期限までの日数を表示するカウントダウンボードを設置するなど31日の締め切り直前まで熱心にPRしている。

 20日までの村の集計では、寄付者7018人で寄付金額は2億7068万5011円になった。このほか、クレジット決済の申し込みがあり、寄付金額はさらに増える見込み。

 4月18日から申し込みを開始し、初日から問い合わせが殺到した。現在も窓口や郵便振替などで対応が続いている。昨年度の寄付金額約1億900万円や村民税収約1億4000万円も優に超える寄付金額に大塚節雄村長は「ぜひとも3億円にまで到達して村の農業振興につなげていきたい」と期待を込めた。

 同村のふるさと納税制度は、コメの食味ランキングで「特A」の評価を受ける村産コシヒカリ1俵(60キロ)を3万円以上のふるさと納税寄付者に贈る。本年度は寄付金額に応じコメ2俵(6万円以上)も選ぶことができる。新米収穫後の10月上旬に順次発送する。

福島民友新聞
最終更新:8月21日(金)11時58分

4775とはずがたり:2015/08/27(木) 13:38:11
<近畿>

2015.8.13 10:15更新
【大阪会議】
わずか2回目で流会〝空中分解〟 堺市長と自民、共産の欠席で定足数満たさず
http://www.sankei.com/west/news/150813/wst1508130034-n1.html

 「ポスト大阪都構想」の役割を担うと期待され、13日招集された大阪府と大阪市、堺市の首長と議員による「大阪戦略調整会議」(大阪会議)の第2回会合が流会した。会場となった大阪市役所には大阪維新の会と公明党などの委員が集まり着席したが、竹山修身堺市長と自民党、共産党が欠席したため、出席委員の数が定足数(各自治体10人のうち7人以上)を満たさず、会議が成立しなかった。

 会議は3自治体の首長と議員各9人の計30人の委員で構成。この日は堺市の出席者が6人に止まった。大阪府と大阪市はともに7人が出席、規定を満たした。

 大阪会議は、維新が提唱し5月の住民投票で反対多数となった都構想の対案として、自民が設置を主導した。しかし7月の初会合は大阪会議を都構想の対案と規約で位置づけるか否かで物別れに終わった。第2回をめぐっても、議題を何とするかをめぐり各党で立場が分かれ、自民は早々に欠席の方針を打ち出した。

2015.8.13 15:30更新
【大阪会議】
「死滅」「殺す」の殺伐モード…自民「橋下市長らが会議を殺しにきた」
http://www.sankei.com/west/news/150813/wst1508130058-n1.html

 2回目の大阪会議の流会が告げられた13日午前10時ごろ、欠席した自民は7人の委員全員が大阪市役所8階の市議団控室で今後の対応を協議していた。取材に応じた花谷充愉(みつよし)府議団幹事長は、橋下氏の言葉に「大阪会議は死滅したのではなく、市長らが殺しにきた」と反論した。

 花谷氏には、大阪会議の規約を成立させるため、橋下氏ら提案の議題を優先するなど譲歩案を示してきたという思いがある。市役所で待機したのも、「規約作りの協議に切り替わる可能性がある」という理由からだという。柳本顕市議団幹事長も「こんな光景を見せられ、府民市民はうんざりしている」と非難した。

 同じく欠席した、堺市長の竹山氏はこの日午前、会議に備えて予定を入れず“夏休み”を取得。「今後、今井豊会長(維新)には各会派の主張について事前に調整していただき、大阪の発展・成長のために実りある議論ができる場となるよう努めてほしい」とのコメントを発表した。

2015.8.12 16:27更新
【大阪会議】
13日開催の第2回会合 自民市議団欠席へ「改正案無視して招集」と反発 公明は出席
http://www.sankei.com/west/news/150812/wst1508120071-n1.html

 13日の開催が通知されている大阪府と大阪市、堺市の首長や議員による「大阪戦略調整会議」(大阪会議)の第2回会合について、自民党の大阪、堺両市議団は12日、府議団に続いて欠席することを決めた。

 一方、公明党は同日、出席する方針を決めた。他会派の対応次第では、大阪維新の会と合わせて定足数(各自治体の委員7人以上)を満たし、第2回会合は成立する可能性がある。

 自民側は会議を円滑に進めるため、規約の改正案などを大阪会議会長の今井豊府議会議長(維新)に提出したが、「検討することなく、一方的に会合を招集された」などとして、欠席を決めた。

 共産党の大阪市、堺市の委員計2人も欠席する方針。

4776とはずがたり:2015/08/28(金) 09:39:45
<中国・四国>山陰広域

224 名前:チバQ[] 投稿日:2015/08/24(月) 21:59:55
http://yukan-news.ameba.jp/20150824-31/
最下位争いの島根vs鳥取選挙区統合で遺恨深まる過去の因縁!
2015年08月24日 06時00分
提供:週プレNEWS

人口や過疎度、チェーン店の進出状況などにおいて(細かすぎる)最下位争いを展開してきた島根と鳥取。

スターバックスの初出店バトルが今年3月に終結(島根の勝ち)したのも束の間、次なる火種が勃発した!

7月末、1票の格差の是正を狙う改正公職選挙法が成立し、来年夏の参院選から島根、鳥取両県の選挙区が統合されることになったのだ。

鳥取県鳥取市の農家が怒りを露(あらわ)にする。

「同じ選挙区つったって、鳥取の端から島根の端まで車で7、8時間かかるんだぞ? 津和野(つわの・島根最西端の町)の候補がウチまで訪ねてきたとこで、『アンタ誰?』って話でしょ。もし万が一、島根の候補に投票しなきゃいけなくなったら人生初の棄権だわ」

島根県出雲(いずも)市の会社員も困惑の表情を浮かべる。

「屈辱ですね。だって、ひと昔前まで、鳥取県民と島根県民が結婚しただけで後ろ指さされるような土地柄だったんですよ? 相いれないです」

なぜここまでの拒否反応を示すのか。山陰の成り立ちに詳しい郷土史研究者が語る。

「実は、1876年(明治9年)から81年(同14年)の5年間、鳥取は島根に併合されていたという歴史があります。その間、鉄道がないため移動は馬、船、徒歩の三択。官庁や議会が松江市に移った鳥取市の経済や治安は悪化、荒廃しました。さらに、鳥取東部の議員が松江へ向かう途中に落馬、死亡するという悲劇まで起こったんです。明治期の『統合』を鳥取県民は深層心理で根に持っています」

また、昭和50年代に起こった「もうひとつの統合」がさらなる亀裂を生んだ。地方紙記者が説明する。

「1975年(昭和50年)から77年(昭和52年)まで、夏の高校野球の島根代表と鳥取代表は“山陰代表”でひとくくりにされていました。甲子園出場をかけた王座決定戦で、選手以上に熱を帯びていたのが両県から選出された審判です。自分の県代表をひいきし、ボール球をストライク判定するなどやりたい放題。山陰代表は3年間とも島根になりましたが、この泥仕合は両県の溝をより深めました」

そして、今回の公選法改正によって「平成の統合」が訪れようとしている。

「島根と鳥取は高齢化、産業の衰退など抱える問題は一緒です。また全国でもまれですが、民放が2県1波で銀行も2県1行。要するに一心同体なんです。その事実と向き合わない限り、対立は永遠にやまないでしょう」(地方紙記者) 【関連記事】

4777名無しさん:2015/08/30(日) 13:03:32
<九州・沖縄>沖縄県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150826-00000011-okinawat-oki
クラゲに刺され病院に行くつもりが…宜野湾市職員ら機転、台湾の子救う
沖縄タイムス 8月26日(水)15時51分配信

 【宜野湾】沖縄観光中、11歳の娘がクラゲに刺され病院に行くつもりが宜野湾市役所に着いてしまった台湾の家族を、同市市民課の宮城正樹さん(31)と同課委託職員の佐久原清さん(40)が男性市民と協力して病院に送り届けた。無事台湾に帰った家族から市役所にお礼の手紙が届き、宮城さんらは「名前も告げず去った市民の方にも手紙の内容を伝えたい」と願っている。
 家族は父母と娘の3人で、7月21日夕、北谷町内のビーチで娘がクラゲに刺され全身に腫れが出た。病院に連れて行こうとレンタカーのカーナビに病院の電話番号を入れたが、ナビが不調だったらしく市役所に着いてしまった。
 宮城さんと佐久原さんが英語でこうした事情を聞き出し119番して浦添市内の病院に搬送してもらった。
 レンタカーで救急車を追うがたどり着けるか不安がる父親に、そばで見ていた男性が道案内を買って出て先導。男性は処置開始を見届け、父親の駐車場代も払って去ったという。
 手紙ではこうした3人の親切に感謝の言葉がつづられ、「もし台湾高雄に来た際にはぜひ連絡を」と記されている。宮城さんらは「特別なことをしたわけではないが、無事だったと知り安心した」と笑顔を見せた。

4778とはずがたり:2015/08/30(日) 18:41:27
医薬経済
「地方創生」の空虚さと既視感
http://www.risfax.co.jp/beholder/beholder.php?id=487

 ビジョンや総合戦略を見ると、人口減少社会の到来を直視している点など画期的な面もあるが、盛り込まれている政策は既視感が満点である。

 例えば、総合戦略は全体で60ページを超えているが、「枯れ葉も山の賑わい」と言わんばかりに、地方に関連する施策をほとんど網羅しており、在宅を中心に医療・介護を提供する「地域包括ケア」にまで言及している。

 新規施策に関しても、「どこかで見たネタ」(国土交通省関係者)ばかりである。例えば、国の相談窓口のワンストップ化と施策のメニュー化については、小泉純一郎政権期以降の「地域再生」で以前から実施されており、企業の地方移転促進も2007年に制定された「企業立地促進法」の考え方と大して変わらない。

 政府機関の地方移転についても、バブル期の地価高騰対策として推進または検討された経緯がある。この時は多極分散型形成促進法を基に、出先機関や特殊法人が首都圏近郊に移転し、首都機能移転も注目を集めた。特に後者については、国会等移転法に基づいて移転候補地まで絞り込んだにもかかわらず、国会で議論がストップした。今も法律が生きているにもかかわらず、新しく何をやると言うのか。

 施策の有効性も疑問であり、最もバラマキ色が強いのは2014年度補正予算に絡んだ施策である。

 同年度補正予算では「地域住民生活等緊急支援のための交付金」として4200億円(需要喚起型2700億円、地方創生先行型1700億円)が計上されており、需要喚起型は商品券などのバラマキに繋がっている。

 もう1つの地方創生先行型も「先行型」とは名ばかり。国が例示している施策はUIJターン向け助成や中小企業の販路開拓支援、観光振興など既存施策の延長線に過ぎない。

 そもそもバブル期の「ふるさと創生」に始まり、構造改革特区法や地方再生法など地域活性化策は間断なく実施されており、「新たな知恵を出せと言われても無理」(総務省幹部)というのが霞が関の本音だ。

 施策の「縦割り」構造、地域特性を考慮しない「全国一律」の手法、効果検証を伴わない「バラマキ」…。国の総合戦略は既存の地域関連施策について反省点を列挙したが、地域や民間の知恵を結集すべき分野であるにもかかわらず、旧態依然としたトップダウンで進めようとしていることに無理がある。「異次元」という掛け声とは裏腹に、今回も既存施策を切り貼りした一過性のブームで終わりそうな気配である。

4779とはずがたり:2015/09/11(金) 11:08:12
地方の過疎だしお隣の国の話しだし此処へ。

>また本人が同意すれば無料で精管切除(パイプカット)手術を受けて兵役を免除された。
其れは兎も角そんな事迄やったんか。。

消える田舎町 韓国の場合
http://www.asahi.com/articles/ASH8C3HRMH8CULPT002.html?iref=com_fbox_d1_02
ニューヨーク・タイムズ・ニュースサービス2015年9月10日17時55分

 韓国江原道ノゴクの住民は、このところ町の施設が毎年のように消えていくのを見てきた。数年前、郵便局がなくなった。警察署もとうになくなった。銀行もなくなった。ノゴクはかつて5千人以上の人口を抱えていた。けれど、若者が大量にいなくなり、町はほとんど空っぽになった。

NYタイムズ 世界の話題
 韓国で、地方の村や町で若者が急減している。ノゴクも若者流出の波をもろにかぶり、今は小学校の廃校に直面している。学校は若者たちの活力を養う象徴的な施設だが、地元小学校のたった一人の児童、チョン・ジョンス(12)が来春卒業してしまえば、廃校となる。

 「ここら辺から通える児童はもう誰一人いなくなってしまった」。小学校の唯一の教諭、イ・ソンキュンはサクラの古木に囲まれた草だらけの運動場に目をやりながら、そう語った。「若い者たちはみんな仕事をしに町に出ていった。そしてそこで結婚した」

 ノゴクはソウルから東へ約177キロ、韓国では典型的な田舎町の一つだ。緑の丘陵地に挟まれた狭い平地に沿って16の農村集落があり、ジャガイモや豆類、トウガラシを作っている。町の中では、よく手入れされた家の庭にカキやアンズの実がなっている。が、よく見れば韓国の急速な工業化にともなう傷痕――大変革の高波にのみ込まれ、放り出された姿をさらけだしていた。

 小学校の現状はその代表的な残骸だ。

 朝鮮戦争(1950年〜53年)の後、焼き畑農業で細々と暮らしていたノゴクの農民たちは、子どもたちを貧困と重労働から解放するには教育しかない、と考えた。ノゴクに限らず、どこの親でもそう考えるようになった。

 子どもたちを毎朝ノゴク小学校に送り出した。遠いところだと片道約8キロの道を通学した。

 やがて、子どもたちは高等教育を受けるために都会に出た。あるいは働きに出た。70年代以降、田舎の若者たちは都会に大量流入した。安くて勤勉な労働力として経済成長の担い手となったのだ。

 ノゴク小学校を卒業した多くの若者たちは、韓国南部沿岸部の造船所で溶接工や塗装工として働いた。稼ぎは、両親がノゴクの丘陵地帯でどれだけ骨折って働いても想像できない額だった。

 この若年層の大量流出は、60年代から始まった政府の産児制限キャンペーンと重なった。産児制限は90年代まで続き、ノゴクでは予備役訓練に招集される既婚者には避妊具が配られた。また本人が同意すれば無料で精管切除(パイプカット)手術を受けて兵役を免除された。韓国の出生率(合計特殊出生率、一人の女性が一生に産む子供の平均数)は70年で4・5だったが、2014年は1・2まで落ちた。これは世界でも最低レベルの一つだ。この間、小学校児童数も半分以下に減り昨年は270万人になった。

 この人口動態の直撃を受けたのがノゴクのような田舎町とその学校だった。韓国では1982年から今日まで3600近い学校が廃校となり、その大半は田舎の町だった。そうして今日、多くの村々がゴーストタウンの様相に変貌(へんぼう)した。家々は崩れかかり、かつて子どもたちの歓声で騒がしかった学校は草だらけの廃虚と化し、窓ガラスは壊れたまま、壊れてなくてもクモの巣に覆われているばかりだ。

 ノゴクでは町の中心部に残っていた唯一の店が、取材で訪れていたさ中の午後、閉店した。「ここに残っているのは老いぼれて、役に立たない者だけだ」と農民のペク・ゲヒョン(55)は言い、たとえ話をしてみせた。「もし、ここで子連れの若い女にでも出会ったとしたら、おれたちはきっと絶滅危惧種でも見ているような感じがするだろうな」

4780とはずがたり:2015/09/11(金) 11:08:32
>>4779-4780
 そのノゴクも60年当時、5387人が暮らしていたのだ。このうち2054人は12歳以下の子どもたちだった。最新の政府の国勢調査は2000年だったが、ノゴクの人口はわずか615人、14歳以下は17人だった。最年少者が小学校の最後の児童となるジョンスというわけだ。ジョンスの父は52歳、ノゴク町ホルサンニ集落で一番若い妻帯者である。小学校では5年前から入学児童は一人もいなかった。今年春、2人の6年生が卒業し、彼が唯一の児童になったのだ。

 ジョンスは「学校全部を独り占めできるなんてすごいだろう」と言った。眼鏡をつけた彼は恥ずかしがり屋で、将来は獣医師になりたいと話してくれた。

 学校生活の中で一番の思い出は?と聞くと、ジョンスは「イ先生とした卓球」と答えた。

 一方のイ先生は、学校を独り占めできるということは無論ジョンスにとって良いことに違いないけれど、学校生活を共に過ごした同級生が一人もいないというのは後々になっても良いことではないだろうと心配している。

 「昨年までは、児童も何人かいて、よくミニサッカーで遊んだ。それも今はできない」。休み時間になると、ジョンスは先生と紙飛行機を飛ばし合っている。

 韓国では、多くの人びとが都市近郊に広がるドミノのような高層住宅に住んでいる。そして都会に暮らしながら、地方の衰退を嘆いている。地方の学校が次々と消えてゆくのは、幼少時代のきずなを育てた地域文化がなくなってしまうことでもある。

 だからなのか、故郷を離れて何十年たっても、都会に流れ着いた人たちは「トンチャンフェ」という学校時代の同窓会を通じて強く結びついている。このきずなは非常に強く、政治家たちが選挙活動に利用しているほどだ。

 ノゴクの農民ペクは、小学校の草だらけの運動場を指さして「ひどいもんだ」とつぶやいた。彼も卒業生の一人だ。「わしが通っていたころは、300人もいて駆け回っていた。草なんて生える暇もなかった」

 1990年、ノゴク小学校は創立60周年を迎え、卒業生たちがためてきた金でゾウとライオンの像を建て、「未来に、世界に夢を」と記した記念碑を寄贈した。そかし、それから99年までの間に児童数は急速に減り、近くの町ギュンドクの小学校の分校に格下げされた。いま校内の記念碑はさびついたバスケットボールのリングや滑り台、サッカーゴールを見渡しながらさびしく立っている。

 イ先生によると、学校を運営するには年間1億ウォン(約1100万円)かかるという。「1人の児童のためには仕方がないとは言えないよ」。住民の一人キム・ボクヒュン(71)はそう言った。

 キムは小学校の前で鉛筆やガムやおもちゃを売る駄菓子屋だったが、客がなく数年前に店を閉めた。今では道端に置いた椅子に座って、時々通り過ぎるバスやトラックを日がな一日眺めている。

 地方では、「学校を救おう」と近隣地域から子どもたちを運ぶバスを運行したり、児童をもつ夫婦に無料で家を提供したりするキャンペーンを展開する町も出てきた。けれど、ノゴクでは無理だ、と自治会長の一人キム・ジョンシク(58)は言った。

 「ここに来て住んでくれる者など一人もおらん。出ていく者ばかりだ」。キムの息子たちも全員都会に出ていった。「いい学校、いい仕事、そしてショッピングモール。なにもかも都会に集中している。若い者たちをひきつけるものに逆らうことなんてできはしないよ」。キムはあきらめている。(抄訳)

(Choe Sang Hun)

4781とはずがたり:2015/09/14(月) 13:00:37
<近畿>
良くある記事だけど。

尼崎の市外局番、大阪市と同じ「06」のワケは…
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/life/ASH937CY6H93PIHB03R.html
05:41朝日新聞

 尼崎市は兵庫県なのに、なぜ電話の市外局番が大阪市と同じ「06」なのですか? 尼崎で働いていて、いつも疑問に思います。(芦屋市 アルバイト女性 30代)
     ◇
 「これはよく尋ねられる質問ですね」と話すのは、尼崎市立地域研究史料館職員の西村豪さん(40)。

 県内の市外局番は、西宮市が主に「0798」、芦屋市が「0797」、神戸市が「078」……と、ほとんどが07系。尼崎がなぜ、大阪市、豊中市、吹田市などで使われている「06」なのか、不思議に思う人が多いのでしょう。

 「尼崎は大阪の一部ってことじゃないの?」という冗談を、記者も何度か聞いたことがあります。

 真相はどうなのでしょう。西村さんによると、理由は「地元産業界の要望の結果」なのだそうです。

■大阪との連絡重要

 尼崎は明治時代から多くの企業が工場を置く産業の街として栄えました。こうした企業にとって、事務部門や取引先がある大阪との連絡は何より重要です。

 例えば尼崎紡績(現ユニチカ)は、尼崎がまだ電話利用可能区域に入っていなかった19世紀末、自前で大阪から電線を引っ張って電話を開設したほどです。

 20世紀に入ると、尼崎にも電話が普及し始めます。ただ、当時の市外通話(異なる電話局管内への通話)は、交換手に通話先を告げても、なかなかつながらないことが多く、大阪との連絡は大変不便だったようです。もちろん、料金も市内通話より高額でした。

 さらに、町村合併を重ねた尼崎市の中には、尼崎局、伊丹局、西宮局など複数の電話局の管轄区域が混在し、市内から市内へ電話をかけるにも市外料金が必要という、ひどい状況に陥ってしまいました。

■1954年に編入実現

 このため戦後間もなく、「市内全域を一括して大阪局の管轄区域に編入させてもらおう」という声が地元で高まります。

 市や商工会議所による日本電信電話公社(現NTT)への陳情の末、編入は1954年に実現。その8年後、全国的に市外局番が整備され、尼崎を含む大阪局管内に「06」が割り当てられたというわけです。

 54年当時の新聞を見ると「市外通話の約6割を占めていた大阪との通話が従来の14円から7円になる」とメリットが紹介されています。92年刊行の「尼崎商工会議所八〇年史」も「その後の尼崎の産業経済活動に大きく貢献した」と編入を高く評価しています。

■タダではなかった

 もっともこの編入、タダではありませんでした。電電公社は当時、条件として「2億円余りの電信電話債券の引き受け」を市側にのませました。管轄区域の再編などに伴う工事費の地元負担という意味合いです。

 県内では異彩を放つ「市外局番06」。その裏には、阪神工業地帯の中核を担った「工都尼崎」の歴史が隠されているのです。(宮武努)

4782とはずがたり:2015/09/23(水) 16:22:52
<近畿>
二階が云うとただの土建ばらまき構想に堕してしまうのが残念だ(;´Д`)

<自民党>近畿メガリージョン形成へ 大阪都構想に対抗
毎日新聞社 2015年9月16日 18時43分 (2015年9月16日 20時21分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20150916/Mainichi_20150917k0000m010025000c.html

 自民党の近畿選出国会議員で作る近畿ブロック両院議員会の二階俊博会長らは16日、首相官邸を訪れ、安倍晋三首相に近畿の新幹線ネットワーク充実を求める決議書を手渡した。新幹線の充実で首都圏に匹敵する都市圏「近畿メガリージョン」を形成するとしており、大阪維新の会の「大阪都構想」に対抗する狙いがある。決議書は、早期の北陸新幹線の大阪延伸や、2027年の東京?名古屋間開業を目指すリニア中央新幹線について同年に名古屋?大阪間も同時開業することなどを求めた。

4783とはずがたり:2015/09/23(水) 18:43:37
<九州・沖縄>福岡県

市への昇格なるか 福岡県那珂川町、5万人突破へ正念場
http://www.asahi.com/articles/ASH9N149LH9MTIPE01P.html
大久保忠夫
2015年9月23日11時55分

 福岡県那珂川町が市昇格をめざして最後の追い込みに入っている。カギは国勢調査で人口5万人を突破すること。住民基本台帳では18日現在5万93人だが国勢調査は減ることも予想される。町は確認を徹底することで、住民基本台帳からの落ち込みを防ごうと懸命だ。

 1956年に3村合併で誕生した那珂川町は福岡市のベッドタウンとして成長し、国勢調査による人口増加率が3回連続で県内1位になったこともある。90年にJR博多南駅が開業しさらに増加したが、伸びが鈍化。ここ数年は5万人前後で一進一退が続く。

 町は2012年、人口増加策推進員として元会社員の三宅真仁さん(60)を緊急雇用。町をPRする町内ツアーを企画したり、固定資産税相当額を5年間で最大100万円補助する住宅取得奨励補助を打ち出したりした。機運を盛り上げようと、「50000」と大書した市制施行PRユニホームや、「市になろう」ののぼり旗もつくった。

4784とはずがたり:2015/10/17(土) 15:43:58
<東海>静岡県

知事の県都構想、静岡市長「特別自治市」で対抗
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151016-OYT1T50104.html?from=yrank_ycont
2015年10月17日 14時02分

 静岡市の田辺信宏市長と浜松市の鈴木康友市長が16日、浜松市役所で会談し、県から事務・権限の移譲を受け、県と政令指定都市の二重行政を解消する「特別自治市」の実現に向け、引き続き取り組むことを確認した。

 二重行政の解消を巡っては、川勝知事が静岡県と静岡市を一体的に運営する「県都構想」を提唱し、田辺市長に協力を呼びかけている。

 会談後の記者会見で、田辺市長は「県都構想を実現する政治プロセスが不透明だ。基礎自治体が優先の時代の中で、特別自治市を目指す」と改めて協力の考えがないことを強調。その上で「(知事が県都構想を市民に説明する)広聴会が終わった後、知事から感想を聞きたいし、ぜひ2人で話し合いたい」と呼びかけた。

 一方、県都構想の議論について、鈴木市長は「二重行政の解消は、県都構想か特別自治市か二つに一つ。しっかりと県と(静岡)市で話し合う必要がある」と述べるにとどめた。

 会談には、徳川家康の没後400年を記念した関連事業で連携する愛知県岡崎市の内田康宏市長も途中で参加。日本の文化や伝統を伝えるストーリーを認定する文化庁の新事業「日本遺産」について、家康をテーマにして3市が連携し認定を目指すことで合意した。

2015年10月17日 14時02分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

4785名無しさん:2015/10/18(日) 14:37:42
>>104は10年以上前ですが今日的な話題ですね。。。

<大都市制度・都市自治体>
>>233>>608>>1936>>2092>>3861>>3874>>4170>>4671

「国と地方の協議の場」の現状の地方側出席者は、
地方六団体
(全国知事会、全国市長会、全国町村会、
全国都道府県議会議長会、全国市議会議長会、全国町村議会議長会)。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&amp;k=2015101600698
都市3市長会と年内にも協議=政府

 指定都市市長会の林文子会長(横浜市長)ら都市部の3市長会の代表者は16日、菅義偉官房長官、高市早苗総務相と相次いで会い、3市長会と政府による定期的な協議の場を設置するよう要請した。これに対し菅長官と高市総務相は、協議に一度応じる考えを示した。3市長会は年内の開催を目指して日程を調整する方針だ。
 菅長官は同日午後の記者会見で、「まさに現場の声を一番よく知る市長で、政府としてもそういう(協議の)機会は必要だ」と述べた。
 3市長会は、指定都市市長会のほか中核市市長会と全国施行時特例市市長会(旧全国特例市市長会)。現在は法定化された「国と地方の協議の場」があるが、地方側出席者は全国知事会や全国市長会など6団体と定められ、都市自治体特有の課題について政府と話し合う場はなかった。3市長会は今後、定期的な協議の場の設置を目指す。 (2015/10/16-17:36)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E4%BE%8B%E5%B8%82
特例市

中核市との区別を無くそうという意見が中核市市長会と全国特例市市長会の双方から出されており、これらの問題を取り扱う国の地方制度調査会側も前向きな姿勢を見せた[1]。その結果、2014年(平成26年)5月23日可決・成立の改正地方自治法(当該部分の施行は2015年4月1日)により、特例市制度が廃止されるとともに、中核市の人口要件を「20万人以上」に緩和し双方を統合することとなった。なお、改正法施行の時点で既に指定されている特例市(「施行時特例市」と呼ばれる)を対象とする経過措置として、従来の特例市の事務権限を引き続き保持するとともに、前述の改正法施行後5年間(2020年4月1日まで)に限り、人口が20万人未満になっていたとしても中核市に移行できるものとしている。

4786名無しさん:2015/10/18(日) 14:41:11
>>4785

<大都市制度・都市自治体>

http://www.sankei.com/politics/news/150518/plt1505180020-n1.html
2015.5.18 09:53
【大阪都構想】
否決で…横浜市「特別自治市に邁進」名古屋市は「中京都構想、影響ない」

 政令指定都市(政令市)は平成24年成立の大都市地域特別区設置法により、政令市と隣接市町村の人口が200万人以上で、住民投票で過半数が賛成すれば特別区設置が可能になっている。要件を満たすのは横浜や名古屋など全国10市。要件を満たす政令市や、政令市を抱える自治体は、住民投票をどのように受け止めたのか。

 「自らの自治体の未来を決める、大変重要な選択であったと思う。市としては、横浜に最もふさわしい制度である『特別自治市』の早期実現に向けて、今後も邁進(まいしん)していく」。全国20政令市の中で最大の人口を抱える横浜市の林文子市長は17日、住民投票の結果を受け、こんなコメントを発表した。

 横浜市は、県と市の間にある二重行政解消などの手立てとして「特別自治市」への移行を目指している。現行の政令指定都市制度を見直し、市行政に関係する全ての仕事と税収を県から譲り受け、事実上、県から“独立”する構想だ。

 ただ、神奈川県の黒岩祐治知事は「二重行政は(県と市が)コミュニケーションを取っていけば解決できる」との立場。17日も「大阪都構想は、大阪市域における地方自治制度の問題。本県の状況は、大阪市域とは大きく異なっており、この結果が本県に影響するものとは考えていない」と、林市長とは微妙な温度差を感じさせる談話を出した。

 「中京都構想」を訴える名古屋市の河村たかし市長は17日、「(否決により)現状維持になることが寂しい」とし、中京都構想は「大阪都構想とは内容が違うので(大阪での否決の)影響はない」と述べた。

 愛知県の大村秀章知事は「大阪市民が府と市の在り方について議論を尽くした上での結果であり、今まで取り組んできた橋下徹市長に深く敬意を表したい」とコメントした。

4788名無しさん:2015/10/18(日) 16:39:19
<東北・北海道>福島県

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151015-00010007-jisin-soci
ハチに刺されたらドクターヘリ?“福島棄民”の実態
女性自身 10月15日(木)6時2分配信

 福島県郡山市の「ビッグパレットふくしま」の仮設住宅には、避難指示が解除されて4年たった現在でも、川内村の旧・緊急時避難準備区域の住民、113戸・228人が暮らしている。うち約70%が60代以上の高齢者。しかもこの仮設も、’17年3月で打ち切りが決定した。

 この仮設で夫と暮らす久保田稔子さん(80)は、こう話す。

「戻れるなら戻りたいよ。でも、そう簡単ではないの。4年半も家を離れているから、修理せんと住めんけど、業者が混み合っていて、なかなか修理の順番が回ってこんし。それに、うちに戻ったら店も病院も遠くなる。お父さんも私も車の運転はできないし、若い者は、もう戻らんから」

 もともと川内村には、大きな病院や商業施設などはなかったため、原発事故前は隣接する富岡町や大熊町まで出向いていた。しかし現在、富岡町も大熊町も避難指示が継続されており、すべては閉鎖。解除のメドも立っていない。

 川内村には、やっと診療所ができたが診察科目も日替わりで、年配者には心もとない。実際に、川内村の遠藤雄幸村長は、村内で手当てを受けられず、ドクターヘリで救急搬送されたことがある。記者の問い合わせに、川内村の職員が答えてくれた。

「震災後、そういう事実はありました。ハチに刺されたか、魚のアレルギーだったかは忘れましたけど……」

 自らも川内村で被災し、今もこの仮設に住みながら、生活に困窮するお年寄りを支援すべくNPO法人を設立した志田篤さん(67)は言う。

「川内村でも、国の復興予算を使って企業誘致をしたり、老人ホームやコンビニ、温水プールをつくったりして、人を呼び戻そうとしています。それは結構なことですが」

 ここにきて原発事故特有の問題にぶつかっているという。それは……。

「地域コミュニティの崩壊です。若い世代は、低線量被ばくの影響を心配して避難先から戻りません。となると、企業を誘致しても働き手が確保できないし、地域の消防活動を担う人材がいない。また、高齢者だけの生活になることで、いざというときに面倒を見る人がいない、など問題は深刻です。国は安全だと言いますが“低線量被ばく”は前例がない。仮設を打ち切るから、村に帰れと言われてもむずかしい」

 安倍政権はいまでも、原発再稼動を進めている。また事故が起きたら、同じように棄民が出るだろう。“犠牲の連鎖”を早く止めなくてはならない。

4789とはずがたり:2015/10/27(火) 13:00:41
<九州・沖縄>沖縄県名護市
久辺村としてでも分村すりゃええねん。流石の安倍ちゃんも其処迄は出来ないか。分村する場合名護市全体での承認と沖縄県議会の承認が必要なんだっけ?

辺野古の周辺3区、名護市通さず振興費…菅長官
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151026-OYT1T50098.html?from=yartcl_outbrain1
2015年10月26日 21時50分

 菅官房長官は26日、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設計画を条件付きで容認する同県名護市辺野古周辺の地元3区長と首相官邸で懇談した。

 菅氏は移設に反対する名護市を通さず、今年度から3区に振興費を直接支出する方針を伝えた。地元住民が移設を容認している点を強調し、移設に反対する名護市の稲嶺進市長らをけん制する狙いがあるとみられる。

 懇談会に参加したのは、名護市の辺野古、豊原、久志の「久辺くべ3区」と呼ばれる地域の3区長。いずれも地元の振興を条件に移設を容認する立場だ。政府は在日米軍再編への協力に応じて自治体に「再編交付金」を支給している。だが、移設反対の稲嶺氏が2010年に市長就任後、名護市は交付金の受け取りを拒否したため、3区内の事業に充てられることはなかった。

2015年10月26日 21時50分

4790とはずがたり:2015/11/01(日) 18:59:56
限界集落盛り上げプロジェクトも結構だが,住みもしない部外者が盛り上がって集落を本当は畳みたいけど畳めない様な雰囲気にしては駄目だと思う。4世帯8人ではねぇ。。

2015.10.12 07:06
洲本・竹原地区を盛り上げ 小水力発電の電力で音楽会
http://www.sankei.com/region/news/151012/rgn1510120016-n1.html

 洲本市が龍谷大学(京都市)と連携して活性化を目指している洲本市竹原地区で11日、農業用水を利用した「小水力発電システム」で生まれた電力を使った音楽会が開かれた。シイタケの収穫体験も行われ、参加した約40人が「秋」を満喫した。

 同市と龍谷大は市内4カ所で「域学連携事業」を展開。このうち、住民が4世帯8人まで減少した「限界集落」の竹原地区では、再生可能エネルギーの拠点化による地域再生を目指している。

 その手始めとして今年2月、同地区内に設置されている農業用水路にパイプをつなぎ、その高低差を利用して水車を回転させる「小水力発電システム」を設置。生み出される電力120ワットを、街灯や防犯カメラなどに使っている。

 この日は、同地区の観光農園で、「秋の竹原まつり」と題したイベントを開催。豊かな自然の中で行われた音楽会では、龍谷大の学生ら5つのグループや個人がジャズ演奏などを披露した。同市の会社員、大小島藍さん(29)は「ホールなどと違って、自然の中で聞く音楽はとても良かった」と話していた。

4791名無しさん:2015/11/01(日) 20:13:43
<近畿>大阪府大阪市

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151031-00000001-wordleafv-soci
初期国勢調査周知に「大大阪」の芸能人が活躍してた!?
THE PAGE 10月31日(土)12時53分配信

 大正後期から昭和初期にかけて、都市改造で高揚期を迎えた大阪市。大阪人たちは誇らしげに「大大阪」と呼んだ。大大阪時代の大阪のにぎわいが、国勢調査と大衆芸能にかかわる研究を通じてもうかがい知れる。多くの芸能人たちが行政の要請に応じて国勢調査の啓発活動に活躍していた事実が、改めて浮き彫りになったからだ。研究者が収集してきたSPレコード・コレクションの中に、新たな知見が埋め込まれていた。

浪曲師が名調子で国勢調査物語を語って聞かせる
 研究者は、京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター特別研究員の大西秀紀さん。大阪で生まれ育ち、日本レコード文化史の研究に打ち込む。研究調査の一環として、戦前に発売されたSPレコードを多数収集してきた。

 5年ごとに実施される国勢調査が今月実施されたが、大西特別研究員は自身のSPレコード・コレクションの中から、初期の国勢調査にかかわる作品をピックアップ。作品の内容を詳しく分析するとともに、当時の新聞記事などを丹念に読み直し、レコード発行の経緯や国勢調査時の状況などを検証。研究成果を所属する同大学日本伝統音楽研究センターのセミナーなどで発表してきた。

 国勢調査が初めて実施されたのは1920年(大正9)。以来、5年ごとに簡易調査と大規模調査を交互に実施。第20回の今年は10月、簡易調査が実施された。大西特別研究員の研究対象になったのは、20年と30年の国勢調査時に発売された国勢調査啓発レコードだ。

浪花節宣伝隊が活躍し東京へも遠征
 1920年の国勢調査では、国勢調査啓発のSPレコードが2枚確認されている。人気浪曲師初代京山小円の「浪花節 国のしらべ」、同じく2代目吉田奈良丸の「浪花節 国勢調査」だ。どちらも渋い名調子で国勢調査の意義を訴え、調査項目などを説明している。

 当時の大阪は、都市の可能性と課題が入り乱れるカオス状態にあった。明治維新直後の混乱から立ち直り、東洋のマンチェスターと呼ばれるほどの近代的商工都市に転身。新たなチャンスを求めて、多くの労働者が地方から移り住んだ。

 半面、繁華街のきらめきやざわめきとは裏腹に、社会政策の立ち遅れや急激な人口増加に伴う住宅難などで、光と影が際立つ。船上や路上で暮らす人たちが多いこともあり、行政が市民の生活実態を正確に把握しにくい状況にあった。初めての国勢調査を成功させるには、まちの隅々まで事前の啓発活動の徹底が不可欠だった。

 「当時は浪花節という芸能が勢いのあった時代、とりわけ庶民に人気が高かった。そこで大阪府が浪花節親友派に国勢調査啓発の協力を要請。親友派は浪花節宣伝隊を結成して浪曲師たちを国勢調査の説明会に派遣し、参加者を集めて調査啓発にひと役買った」(大西特別研究員)

 庶民は浪曲師の名調子聞きたさに、国勢調査説明会の会場へ。待ち構える浪曲師たちは、得意の演題を始める前に、まくらとして国勢調査ものを演じた。さらに新聞が国勢調査まくらを紙面に掲載したため、説明会に行けない庶民にもまくらの内容が伝わった。

 浪花節宣伝隊のいわゆる客寄せ効果は高かったようで、宣伝隊は請われて東京へも乗り込んだ。宣伝隊奮戦のシンボルが、人気浪曲師によるSPレコードだった。大西特別研究員調査による小円「浪花節 国のしらべ」の主要部分を紹介しよう。

 『国勢調査に文明の 花さまざまの有様を 八つの事柄現して 男女に区分けして 結ぶ縁の夫婦仲 一つ所帯の親や子の 何日の生まれか名はなんと 故郷いずこぞ今住める』
 確かにだれにも分かりやすい内容といえそうだ。

4792名無しさん:2015/11/01(日) 20:14:12
>>4791

AKB風の女性人気グループによる国勢調査コントも
 それから10年後の1930年、時代は大正から昭和へ。第2回目の大規模調査時に発売された7枚セットの「国調レコード」が、貴重な史実を刻み込む。兵庫県尼崎市の特許レコード製作所で製造。レコードの芯(しん)にボール紙を使用したもので、軽くて落しても割れにくい。録音内容は多岐に富む。

 「初回の国勢調査で、浪曲が啓発に効果を発揮した実績をもとに、大阪府は2回目の大規模調査の実施にあたり、浪曲師だけではなく、さまざまな分野の芸能人の協力を得て啓発活動を展開しようとした。レコード1枚目は国勢調査の主旨説明で、府知事自身が吹き込んだ。そのうえで、2枚目からはレビュー、漫才、小唄・都々逸(どどいつ)、浪花節など、多彩なジャンルの芸能による啓発作品で構成されている」(大西特別研究員)

 国調レビューを演じているのは白鳥座歌舞劇団で、女性だけのレビュー団として人気を集めていた。女性団員演じる国勢調査員が立ち寄ったレストランの店員や客たちに、国勢調査の内容を教えるコント仕立ての歌謡劇だ。レコード2枚4面を使い、録音時間は約12分と長い。

 「今ならAKB48などに相当する人気女性グループが、国勢調査をテーマにコントを演じるわけですから、注目度が高かったはず。国勢調査の対象となる10月1日午前零時、夜勤で留守にする場合、どう申告したらいいのかなど、きめこまかく説明している。録音時間に制限があるため少し早口になっているものの、息が合っているので十分けいこを積んだ労作だ」(大西特別研究員)

『主は我がまま 私は気まま 国勢調査は有りのまま』
 漫才は横山エンタツ・花菱アチャコの名コンビが担当。随所に笑いを織り込みながら、軽快なテンポで国勢調査の勘どころを押さえていく。大西特別研究員によると、エンタツ・アチャココンビによるレコードデビュー作の可能性が高いという。

 小唄「国調都々逸」を披露するのは南地力松。大阪の代表的花街のひとつ南地の芸妓で、多くのレコードを吹き込んだ人気歌手だった。都々逸の一節は次の通り。

 『主(ぬし)は我がまま 私は気まま 国勢調査は有りのまま』今でも十分通用するようなユーモアとエスプリを併せ持つ。「浪曲は説明会の顧客動員に活用し、レビューで調査の内容までをしっかり説明する。それぞれの芸能の持ち味を生かした展開を工夫していたと考えられる。多様なジャンルの芸能に精通した総合プロデューサー的人材が、プロジェクトを動かしていたのかもしれない」(大西特別研究員)

4793名無しさん:2015/11/01(日) 20:14:35
>>4792

関西一円に点在していたレコード会社
 浪花節宣伝隊からオール芸能大応援団へ。サポート態勢の充実には大阪の世相も反映していたのではないか。1925年4月1日、大阪市は第2次市域拡張を行い、人口は241万4804人に増加。当時の東京市を抜いて人口日本一に輝き、世界第6位の大都市になった。新聞も「歓声みなぎる大大阪」などと報じている。

 翌26年御堂筋の拡幅工事着手、27年大阪市営バスが運行開始、28年ジャズの「道頓堀行進曲」がヒット。29年には阪急百貨店が開業し、四ツ橋に文楽座が落成して、30年の国勢調査を迎える。大大阪時代は色鮮やかな都市文化が花開いた時代だった。

 「7枚セットの国調レコードには、他にもシリーズがあった可能性がある。国調落語があってもおかしくないし、ジャズのヒット曲『道頓堀行進曲』にちなんで『国調行進曲』が作られても不思議ではないと、想像してみるのも楽しい」(大西特別研究員)

 レコード文化黎明期の舞台は、東京だけではなかった。関西でも大正から昭和初期にかけて、多くのレコード会社が点在し、レコードを世に送り出していたという。

 「神戸、京都、大阪、奈良、西宮、尼崎など、関西各地でレコード会社が設立され、さまざまなレコードが録音されていた。芸能による国勢調査啓発活動が関西のレコード文化を背景に実現した半面、関西のレコード産業は経営的には長続きしなかった。大大阪は素晴らしい時代だったが、大阪は過去を大事にしない、過去を振り返らないまちになってしまったのではないか。外国人観光客は安らげる場所を求めて日本へやってくる。文化を大切にするという観点から、大大阪の時代をとらえ直したい」(大西特別研究員)

 はつらつと技芸を競い合う芸能人たち。その多様な「芸能力」を、独自の企画力で活用しようと試みる行政。芸能と行政をつなぐレコード産業。大大阪時代の国勢調査を通じて、活力にあふれ奥行きの深い大阪の姿が浮かび上がってきた。
(文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)

4794名無しさん:2015/11/14(土) 19:02:57
<首都、副首都>

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151112-00000006-wordleaf-pol
「副首都」をめぐる考え方 首都・東京はどう見るか
THE PAGE 11月12日(木)18時0分配信

 大阪・橋下徹市長は、先月の新党「おおさか維新の会」立ち上げ会見で、再び「大阪都構想」の実現を目指すと同時に、「副首都」をつくることを打ち出しました。橋下市長は以前から「東京と大阪、2つのエンジンで日本を成長させる」と語り、都構想でも同様の主張をしています。この会見では、新たに副首都という聞き慣れない言葉が飛び出してきました。現在の日本では「首都」の定義は明確になっていませんが、一般的に東京が日本の首都と解されています。東京都は、副首都についてどう見ているのでしょうか?

日本全体の経済活性化
「現段階では、副首都がどのような制度設計になるのかが不透明ですので、東京都が橋下市長の掲げる副首都構想に何かを述べることはありません」

 東京都政策企画局はこう語りました。ただ日本経済の活性化という観点からは大阪が盛り上がることを歓迎します。「東京都は地方都市とも共存共栄を目指しています。橋下市長が提唱する『東京と大阪、2つのエンジン』といった考え方で、日本全体が発展し、経済が活性化することは東京にとってもいいことだと考えています」。

首都機能のバックアップ
 橋下市長の会見でいきなり飛び出したかのような副首都ですが、その発端は阪神大震災までさかのぼります。阪神大震災では大阪・神戸を中心に大きな被害が出ました。大阪・神戸といった大都市が震災で壊滅的な打撃を受けると、都市の機能や経済が一時的に停滞してしまい、食料品の物流機能や電気・ガス・水道といった生活インフラも停止してしまいます。それをきっかけに、混乱が起きます。

 首都直下型地震はいつ発生してもおかしくないといわれています。東京には国会議事堂や霞が関の官庁群などの政治の中枢が集積し、多くの企業が本社を置いています。東京で大震災が起きれば、阪神大震災とは比較にならないレベルの被害や混乱が起きと予想されています。

 そうした想定から、関西圏に一部の首都機能を移転させて東京と同様の機能をもたせればリスクヘッジになる――。一般的に副首都には、災害に備えて首都機能をバックアップするという考え方が根底にあるといえます。

4795名無しさん:2015/11/14(土) 19:03:21
>>4794

近隣の9都県市で連携強化
 こうした首都機能のバックアップという考え方自体は、都も必要なことだと考えており、近隣都県との連携を強化しているといいます。

「東京都は周辺の県や政令指定都市で構成される9都県市で防災力を強化するなど、さまざまな分野で連携しています。これらの県や政令市には国の地方合同庁舎や民間の大規模施設も多く立地し、これらを代替拠点として活用すれば首都機能をバックアップすることは可能です。仮に首都のバックアップ機能を遠方の都市に移転させることになれば、その移転費用は莫大になるでしょう。移転に費用を投じるよりも、国際競争力を高めるために空港機能や三環状道路などインフラを整備し、防災体制を強化することにお金をかける方が有効だと考えています」(同)

 バブル期、東京の地価が高騰したこともあり、政府は“飽和状態”にある東京を少しでも緩和させようと首都移転を検討。国会でも『国会等の移転に関する法律』が成立しました。しかし、具体的に首都移転候補地は選定されることなく、現在に至っています。

 しばらく、首都移転の議論は棚上げされていましたが、東日本大震災が発生してから少し状況は変わっています。国会議員を中心に首都のバックアップ機能を地方都市に持たせようと検討する動きも見られます。首都機能をめぐる動きは果たして国民的な議論になるでしょうか?

(小川裕夫=フリーランスライター)

4796名無しさん:2015/11/21(土) 17:39:09
>>4785

<大都市制度・都市自治体>

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151120-00000050-mai-pol
<大阪ダブル選>「二重行政」他都市でも
毎日新聞 11月20日(金)13時53分配信

 ◇19政令市長で13市長が「感じる」と回答

 22日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選では、府市の類似事業が「無駄な二重行政」なのかも論争の的だ。毎日新聞が大阪市を除く全国19の政令市長と、政令市のある14道府県の知事にアンケートを実施したところ、13市長と5知事が「二重行政を感じる」と答えた。各地で知事と市長が協議の場を設けたり、新たな都市制度の導入を模索する動きが出たりするなど、大都市行政のすみ分けは全国でも課題になっている。

 各知事・市長に質問を送り、今月上旬までに全員から回答を得た。愛知県の大村秀章知事のみ全ての設問で無回答だった。

 「道府県と政令市で二重行政があると感じているか」との質問に、「感じている」と答えた市長は19人のうち13人。横浜市の林文子市長は「私立幼稚園の設置認可や二級河川の管理、医療計画の策定などで存在し、事務・権限が分断されている」と主張。「現行の政令市制度では解決できない」として、権限と財源を市に一元化する「特別自治市」制度の早期創設を訴える。

 これに対し、知事で「二重行政を感じる」と回答したのは5人。静岡県の川勝平太知事は「美術館や文化会館、図書館などで県と静岡市が同一・類似の施設を整備しており、一体運営や集約化で質の高い運営ができる」と指摘。静岡市を三つの特別区に再編する「県都構想」を提案する。だが、静岡市の田辺信宏市長は「目指す方向性は基礎自治体の権限、財源の充実強化」としており、両者の考えは対立している。

 二重行政を話し合いで解決しようとする自治体も目立つ。京都府の山田啓二知事と京都市の門川大作市長は「実務者レベルでも協議を進めてきた」とそろって強調。中小企業への融資や動物愛護センターの設置運営など具体的な連携効果が出ているとした。

 また、政令市長に必要と考える都市制度を尋ねると、10市長が「特別自治市」と明言した。「各政令市の特性に応じた多様な制度を選択できるようにすべきだ」(熊谷俊人・千葉市長)など、地域の実情や独自性を尊重すべきだとした市長も6人いた。来春から導入が可能となり、区長の権限を強化する「総合区」制度については名古屋、新潟両市長が「検討中」とした。

 ダブル選の主な立候補者のうち、大阪維新の会の候補は「府市の二重行政が成長を阻害してきた」として「大阪都構想」への再挑戦を目指す。総合区には否定的な立場だ。

 一方、自民党の推薦候補は「同じような事業があっても全て無駄とは言えない」とし、「大阪戦略調整会議」で協議していくべきだと訴える。総合区は中央、西成両区で先行導入する方針だ。【まとめ・小林慎】

4797とはずがたり:2015/11/22(日) 21:30:29
<大阪ダブル選>「二重行政」他都市でも
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20151120k0000e010256000c.html
11月20日 13:53毎日新聞

 ◇19政令市長で13市長が「感じる」と回答

 22日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選では、府市の類似事業が「無駄な二重行政」なのかも論争の的だ。毎日新聞が大阪市を除く全国19の政令市長と、政令市のある14道府県の知事にアンケートを実施したところ、13市長と5知事が「二重行政を感じる」と答えた。各地で知事と市長が協議の場を設けたり、新たな都市制度の導入を模索する動きが出たりするなど、大都市行政のすみ分けは全国でも課題になっている。

 各知事・市長に質問を送り、今月上旬までに全員から回答を得た。愛知県の大村秀章知事のみ全ての設問で無回答だった。

 「道府県と政令市で二重行政があると感じているか」との質問に、「感じている」と答えた市長は19人のうち13人。横浜市の林文子市長は「私立幼稚園の設置認可や二級河川の管理、医療計画の策定などで存在し、事務・権限が分断されている」と主張。「現行の政令市制度では解決できない」として、権限と財源を市に一元化する「特別自治市」制度の早期創設を訴える。

 これに対し、知事で「二重行政を感じる」と回答したのは5人。静岡県の川勝平太知事は「美術館や文化会館、図書館などで県と静岡市が同一・類似の施設を整備しており、一体運営や集約化で質の高い運営ができる」と指摘。静岡市を三つの特別区に再編する「県都構想」を提案する。だが、静岡市の田辺信宏市長は「目指す方向性は基礎自治体の権限、財源の充実強化」としており、両者の考えは対立している。

 二重行政を話し合いで解決しようとする自治体も目立つ。京都府の山田啓二知事と京都市の門川大作市長は「実務者レベルでも協議を進めてきた」とそろって強調。中小企業への融資や動物愛護センターの設置運営など具体的な連携効果が出ているとした。

 また、政令市長に必要と考える都市制度を尋ねると、10市長が「特別自治市」と明言した。「各政令市の特性に応じた多様な制度を選択できるようにすべきだ」(熊谷俊人・千葉市長)など、地域の実情や独自性を尊重すべきだとした市長も6人いた。来春から導入が可能となり、区長の権限を強化する「総合区」制度については名古屋、新潟両市長が「検討中」とした。

 ダブル選の主な立候補者のうち、大阪維新の会の候補は「府市の二重行政が成長を阻害してきた」として「大阪都構想」への再挑戦を目指す。総合区には否定的な立場だ。

 一方、自民党の推薦候補は「同じような事業があっても全て無駄とは言えない」とし、「大阪戦略調整会議」で協議していくべきだと訴える。総合区は中央、西成両区で先行導入する方針だ。【まとめ・小林慎】

4798とはずがたり:2015/11/23(月) 21:26:14
10年以上放置された駅前に、年間80万人
オガールプロジェクト(1) 公ができなかったから民がやる
http://www.nikkeibp.co.jp/article/tk/20150216/435677/
黒田 隆明【2015.2.18】

4799とはずがたり:2015/11/26(木) 19:30:04
<近畿・東海>三重県名張市・奈良県山添村葛尾

>この事件の舞台は「三重県名張市」となっているが、一部は奈良県山添村にかかっていることだ。事件の起きた集落は、二つの県にまたがっていた
調べると葛尾http://map.goo.ne.jp/map/latlon/E136.3.52.875N34.38.58.667/zoom/8/と云う聚落らしい。

事件は三奈の会という集まりで起きたそうだが三重と奈良に分かれたけどと云うことのようだ。
http://wiki.chakuriki.net/index.php/%E5%90%8D%E5%BC%B5%E5%B8%82
名張事件も謎ではあるけど葛尾が分かれた理由も知りたい所。

まあそれは兎も角俺もゴルフ場は農薬まみれで宜しくない施設だとは今でも思っている。農薬散布量減ったと云ってもどの位なんだろうねぇ。。

名張毒ぶどう酒事件とゴルフ場建設反対運動
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakaatsuo/20151006-00050189/
田中淳夫 | 森林ジャーナリスト
2015年10月6日 11時8分配信

10月4日、名張毒ぶどう酒事件の「犯人」とされた奥西優が、43年にわたって確定死刑囚のまま収監され続けていたが、執行されることなく89歳で死亡した。

この事件では、集落の宴会で女性用に出されたぶどう酒に、農薬が混入されて5人が亡くなっている。だが奥西死刑囚には、常に冤罪の疑いが語られ、また再審請求も繰り返され続ける特異な経緯をたどる。
彼の死によって事件を振り返る報道が多くされたので、ここでは深く語らない。ただ以前、現役裁判官にこの事件を振った際に、概要も知らなかったのに驚いたことがある。それほど歴史の彼方になっていたのか、と思った次第だ。

ここでは事件から私が連想した、まったく別の話をしたい。
まず知っていただきたいのは、この事件の舞台は「三重県名張市」となっているが、一部は奈良県山添村にかかっていることだ。事件の起きた集落は、二つの県にまたがっていた。そして山添村と言えば、別の事象で有名になったことがあるのだ。

毒ぶどう酒事件では5人の死者のほかにも12人の女性がぶどう酒を飲んで急性中毒を起こしている。その中には妊婦もいた。
幸い彼女はお腹の子供とともに無事助かった。しかし、この事件が元で彼女の家族は農薬の毒性の恐ろしさを知る。そのため農家であったが、農薬に対する強烈な拒否反応を持つようになった。彼女の夫・浜田耕作さんはその後有機無農薬栽培に切り替え、米作と養鶏を組み合わせた農業に取り組んだ。また生まれた子供たちが健康に育つように玄米菜食を実行した。

4800とはずがたり:2015/11/26(木) 19:30:28
>>4799-4800
この家族の生活が一変するのは、成長して大学生になった長男が村内にあるグリーンハイランドカントリー倶楽部にアルバイトをするようになってからだ。彼は、そこで大量の農薬を目にした。それは芝生の病害虫対策として散布されていた。
これを聞いた浜田さんは、猛然とゴルフ場反対運動に取り組み始める。毒ぶどう酒事件に端を発した農薬への恐れがゴルフ場へとむけられたのだ。

それまで村内には3つのゴルフ場があり、もう一つ建設中だった。とくに反対運動はなかった。むしろ雇用の場などを提供してくれる「緑の企業」として歓迎されていたそうだ。
だが、さらに2つのゴルフ場建設計画が進んでいた。その一つは、浜田さんの地所と隣接していたという。しかもゴルフ場の位置するのは、村の水源地に当たる。そのため大量の農薬散布と水源地の破壊を理由にゴルフ場反対運動を起こしたのだ。

それは全国でくすぶっていたゴルフ場建設反対の機運に火をつけた。呼応するゴルフ場計画地に関わる人々や運動家、そして研究者たちが山添村に集まった。農薬というキーワードは、漠然と抱かれていたゴルフ場に対する反感に火をつけた。山添村に続け、が合い言葉となった。かくして山添村は、ゴルフ場反対運動のメッカとなったのだ。

その後、山添村には建設中だった一つのゴルフ場ができて4つになったが、計画されていた2つは建設が止まり、事実上の中止となった。

私自身は、一つの村に6つもゴルフ場があるのはあまりにも多すぎるから、反対運動が起きたのも仕方ないと思っている。また当時のゴルフ場が農薬を大量散布していたのも事実だろう。
ただ、農業も農薬を大量に使っていた時代である。農家がゴルフ場建設の反対理由に農薬を持ち出すのはどうも納得が行かなかった。しかし、毒ぶどう酒事件が農薬に対する強烈な忌避感を生み出していたとしたら……。

ゴルフ場=農薬まみれというイメージが定着した裏に、こんな事情があったことは頭の片隅に置いておいてほしい。

ちなみに現在のゴルフ場の農薬使用量は、当時の10分の1以下まで減ったといわれる。いまや農地より少ないと言われるほどだ。場内を調査すると、絶滅危惧種の動植物がたくさん見つかり、里山の自然の隠れ家になっているという指摘もある。一方でゴルフ人口は減り続け、余剰ゴルフ場は全国に500を越えるといい、リストラが課題になっている。

……なんとも不思議な因果である。

4801とはずがたり:2015/11/30(月) 13:59:46
<近畿>京都府相楽郡

精華って名前が人工的で気に喰わなかったけど中学校由来だったとわ。
因みに相楽は「そうらく」で,「さがら」と云う訓みもあるだが「さがなか」と訓む地名もあり不思議に思ってたが神社由来だそうな。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E8%8F%AF%E7%94%BA%E7%AB%8B%E7%B2%BE%E8%8F%AF%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1
精華高等小学校[編集]
1896年(明治29年)、狛田村・稲田村・祝園村・山田荘村・相楽村組合立精華高等小学校が開校した。「精華」は教育勅語の「国体の精華」(日本の国の最も美しい美点)という一節からとられた。尋常小学校卒業後、村を出ずに進学できる精華高等小学校は地域に歓迎された。しかし、校舎の建て替え経費の問題もあり、1920年(大正9年)、組合は分離・解散し、精華高等小学校は閉校している。
精華中学校の創立[編集]
戦後の学制改革により、新制中学校が設立されることとなった。地域にあって、家から通う新制中学校は、戦前の精華高等小学校を連想させた。村の中心的世代である40代、50代の多くが精華高等小学校卒であり、二度目の組合設立の大きな牽引力となった。それに、組合は川西村・山田荘村・相楽村の3村で組むことになり、精華高等小学校と同じ範囲であったため、新制中学校は「精華」の名前を継承することとなった。戦後の学制改革により、学校教育を律するのは戦前の教育勅語から日本国憲法と教育基本法に変わったが、「精華」と言えば、かつて地域の村々が協力し、共同で運営した学校の名前であったため、新制中学校にも採用されることとなった。
1949年2月、京都府自治制度調査委員会によって出された町村合併の試案によると、相楽郡の合併の組み合わせはいずれも新制中学校の区域に基づいたものであった。相楽郡北西部では精華中学校の区域である川西村・山田荘村・相楽村の3村の合併が検討された。最終的に相楽村は木津町との合併を決定し、川西村・山田荘村の2村合併となったが、ともに精華中学校を運営している仲間の村々ということが強く意識され、1951年4月、精華中学校の名を由来とする精華村が誕生することとなった。それに伴い、組合立精華中学校は精華村立精華中学校へ改称し、木津町と合併した相楽村の生徒は木津中学校へ通うこととなった。

〈相楽〉地名と神社、同じなのに違う読み
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/121220/wlf12122011010011-n1.htm
2012.12.20 11:00 (1/2ページ)[難読地名辞典]
 京都府木津川市にあるJR片町線(学研都市線)西木津駅から南西に数分歩いたところに、相楽神社がある。同市が木津町など相楽郡3町の合併で発足し、現在も同郡に精華町などが残ることから、郡の今の呼び名である「そうらく」神社だと思っていた。(篠田丈晴)

 だが、大いなる思い込みだった。「さがなか」と呼ぶ。神社名もさることながら、所在地は相楽清水(さがなかしみず)で、近くにある新興住宅地「相楽台」も「さがなかだい」なのである。言い訳になってしまうが、平城・相楽(へいじょう・そうらく)ニュータウンのイメージがあまりにも強かった。郡の呼称だけ「そうらく」なのだ。

 それでは、「さがなか」の語源は何か。真偽はともかくとして、古事記や日本書紀に興味深い説が述べられている。

 垂仁天皇の后に召された丹波道主(たんばのみちぬし)の4人の娘のうち、美しくないとの理由で都から国に送還された円野比売命(まどのひめのみひと)がそれを恥じ、途中の「山代国之相楽」で木の枝に取り懸(か)かって首をつって自殺しようとした。それで、そこを名付けて懸木(さがりき)といった。のちに、「さがらか」「さがなか」と訛(なま)ったのだという。

 さて、相楽神社である。創立の時期は定かではないが、江戸時代までは八幡神社と呼ばれていた。だが、明治10年に『延喜式』神名帳に相楽郡一座「相楽(さからかの)神社」と明記されていることがわかったため、社名を改めた。室町時代初期に造営された本殿は国の重要文化財である。

 また、同神社から西北に数分歩くと、藤原百川(ももかわ)公墓がある。平安遷都を成し遂げた桓武天皇の擁立に尽くした藤原式家の百川の墓と伝わる小さな塚だ。夫人とともに葬られたとされ、桜の木に囲まれて2つ並んでいる。

4802とはずがたり:2015/12/01(火) 13:43:29
膨大で転載挫折してたが非常に示唆深い。再び転載に挑戦。

この記事に関しては都道府県という区分には正統性がないと思っている(俺の卒論の背後のテーマでもあった)けど木下さんも指摘していて心強い。

>都道府県も市町村も国の出先も、「補助金をもらっていない民間団体の取り組みについて知らない」という現実です。

>ある意味で、おカネをもらいにくる民間とは接点があるものの、補助金もらわずに成果を収めているような地域での本当の取り組みの人たちとは、接点がないのです。

>何より問題なのは、「失敗した情報」は伝わらない、ということです。当然伝える側は自分たちが損する情報など、上にはあげるはずがありません。…結局のところは、都合の良い補助金を使って、なんとなく成果が生まれたような感じのところを、事例にまとめるしかないわけです。

安倍首相の地方創生は、すでに失敗している
明治維新以来の「伝言ゲーム」が地方を滅ぼす
http://toyokeizai.net/articles/-/55351
木下 斉 :まちビジネス事業家 2014年12月09日

地方創生は安倍政権の大きなテーマですが、別に安倍政権とは関係なく、みなさんも素朴な疑問をお持ちではありませんか?そもそも、これまでも歴代の政権はいろいろな地域活性策を打ってきたはずですが、なぜこうした活性策は、ことごとく失敗してきたのでしょうか。

ひとことでいえば、時代に合わなくなった昔の組織を温存したうえで、政策を実行しているからです。つまり、インターネットも高速道路も新幹線もなかった時代、明治維新政府が樹立したような都道府県・市町村というツリー構造を温存したまま、情報を集めて、その情報をもとに政策を立てて、都道府県・市町村を経て民間に実践させるからです。

このような旧来型の組織構造では、問題が次から次へと加速度的に細分化して深刻化する今の時代には、課題解決を図るのは不可能です。

都道府県単位での社会構造は、すでに崩壊している

私は県庁所在地を「明治維新利権」と冗談で言っています。というのも、各都道府県単位に行政拠点をおいて、それぞれを管理する仕掛けは、事実上崩壊しようとしているからです。

従来は、その都道府県ごとに置かれた県庁所在地に、官庁だけでなく、都道府県単位での民間企業の支店やら営業所やらの中枢が置かれ営業活動をしていました。つまり、行政も産業もそこに集まり、名実ともに県庁所在地がその都道府県の中心部であるという時代がありました。

しかし、これも1970年以降は中心部にあった県庁や市役所も郊外に移転、さらに新幹線と高速道路が開通したことで「民間企業の支店などは複数都道府県で1つずつ」、といった形で統廃合されています。もはや、「都道府県単位でうんぬん」というのは事実上、地域をコントロールできるわけでも、地域の中心部であるわけでもなくなってしまっています。

例えば、山形市は完全に高速道路によって仙台市に組み込まれてしまっていて、行政拠点の近くに民間が47都道府県全部に支店や営業所を置くという時代は、すでに終焉を迎えています。新幹線によって、これは東北全域に見られ、ますます影響は強まるばかりです。

東北だけの話ではありません。こうした構造は、九州であれば福岡市に、中部であれば名古屋市にと、業務機能から商圏さえもどんどん統合されていっています。国の出先機関さえ北海道、東北、関東甲信越、中部などで1つずつなのですから、実質的に都道府県ごとでできることは、どんどん少なくなってきています。

さらに、インターネットの登場によって、今度はこのような都道府県の事実上の経済圏統廃合が加速しているわけですから、いつまでも昔の構造を国が踏襲して施策を打ち込んでも、無理があるわけです。

情報収集でも「三重苦」、正確な政策立案は不可能

無理というのは、情報を集めるうえでも、事業を実行するうえでも、両方の意味でです。

地域活性化の情報を集めるのにあたって、ほとんどの場合、活性化事業で成果をあげているのは民間です。すると国は、都道府県や国の出先機関に「地方にいい事例はないか」と聞きます。都道府県は市町村に聞いて、市町村は普段から補助金を出している地元の民間団体に聞き取りに回ったりします。

4803とはずがたり:2015/12/01(火) 13:43:58
>>4802-4803
国の出先機関も、過去の補助金支給実績のある民間団体に聞いて回ります。こうして集まった情報を、今度は上(都道府県や、国)に戻していくわけです。

ここで3つの問題があります。

まず1つは、こんな伝言ゲームをしていたら、伝わる情報も伝わらない、という話です。しかも毎度、実践者ではない役人のフィルターが入りますから、事例の概要や分析について、偏りがどんどん生まれていってしまいます。それが2度、3度と重なっていくわけですから、上に行く頃には・・書いているだけで、うまくいかないのがよくわかりますよね。

「え、それって間違いでしょ」という事例紹介が普通に行われていたりするわけです。まあ、本人は見たことも聞いたこともないことを、人から聞いた情報だけで政策の資料にするわけですから、当たり前です。

もう1つの問題は、都道府県も市町村も国の出先も、「補助金をもらっていない民間団体の取り組みについて知らない」という現実です。

実際に、「商店街での成功事例◯◯選」といったものを国が企画してやった時も、都道府県・市町村・国の出先機関などが調べて行ったのですが、驚くほどに、補助金をもらっている取り組みばかりでした。ある意味で、おカネをもらいにくる民間とは接点があるものの、補助金もらわずに成果を収めているような地域での本当の取り組みの人たちとは、接点がないのです。

そして3つめ、何より問題なのは、「失敗した情報」は伝わらない、ということです。当然伝える側は自分たちが損する情報など、上にはあげるはずがありません。民間も、市町村も、都道府県も、国の出先機関だって当たり前です。結局のところは、都合の良い補助金を使って、なんとなく成果が生まれたような感じのところを、事例にまとめるしかないわけです。

事実、今年の9月9日、政府の「まち・ひと・しごと創生本部」が、今までの地域再生関連政策の総括を求める安倍総理の指示に基づいて、各省庁に失敗事例について聴取すると、過去の政策の失敗を告白したところは「ゼロ」であったといいます。

つまり、どの省庁も「どれも失敗していなかった」と解答したわけです。「これは失敗作でしたということは言いにくい」と石破地方創生相も認めていますが、このように、都合の悪い情報は集まらず、都合のよい情報ばかりが集まってしまうわけです。

こうしたなか、今年、私たちのエリア・イノベーション・アライアンスで過去の中心市街地活性化における失敗事例をまとめた『あのまち、このまち失敗事例集?「墓標シリーズ」』http://areaia.jp/item/aia_text/review_mook-995.phpは大変な反響を得ました。

中でも驚いたのは、財務省主計局の主計官が私たちのレポートを読んで、「自分たちのつけていた予算が、このようなことになっていたとは知らなかった」と話していたことです。もう明治維新以降の都道府県・市町村・国の出先構造では、地方の実態は霞ヶ関には届かず、正確な政策立案は不可能であることを痛感させられた時でした。

旧来の枠組みで考えず、民間の取り組みから考えよ

こんな状況で作られた政策に乗っかったらどうなるかは、いうまでもありません。

地方再生政策が軒並み失敗してきた背景には、上述のように、個別の事業内容が悪い云々以前に、もはや国からの伝言ゲームをベースにした構造で政策が作られ、さらに上から下へと予算が流される形で成果を残すなんてこと自体が、「無理じゃないのー?」ということなのです。

実は、地域での取り組みは、民間が、農業、林業、漁業、地方の中心部の再生などを含め、さまざまな分野で新しい仕掛けを始めて、成果を収めてきています。これを政策に活かすためには、直接的に国が地方事業に手をいれるのか、もしくは地方が自由に事業に取り組む権限を与えるほかないと思います。

「まち・ひと・しごと創生法」にかかれているような、国による基本戦略、都道府県による基本戦略、市町村による基本戦略のような流れ作業では、もう事態は改善しません。

今回の地域創生は、まずは、この構造での情報収集、事業実施から離れて、戦略や事業実施を先進的な民間の取り組みに基づいて考えなおす、いいタイミングであると思います。

4804とはずがたり:2015/12/01(火) 13:49:58
親譲りの口先野郎め,云うだけなら誰も(利権まみれの自民党議員の大半は云えもしないんだけど)云えるし与党内にいるんだからちゃんと実行せえ。

小泉進次郎政務官は、ハードボイルドだ!
補助金に頼らない、本物の地方創生とは?
http://toyokeizai.net/articles/-/48985
ぐっちーさん :投資銀行家

…(小泉進次郎政務官が)地方創生担当の内閣府大臣政務官として、われわれがやっている「オガールプロジェクト」をぜひ見たい、ということで、9月24日に岩手県紫波(しわ)町にお越しになったのです(筆者はプロジェクトの金融アドバイザー)。

補助金一切使わず、1年目から税金を納め大成功

われわれのやっているオガールプロジェクトは、補助金を一切使わず、すべてリスクマネー(株式)と民間ファイナンスで調達をし、地代も紫波町に払い、固定資産税も払い、さらに公共物である図書館の経営をまかなった上で利益を出し、1年目から税金を納めているという目覚ましい成果になっています。

日本中でこれをやれば、補助金を一切使わずに地方に雇用を生み(オガールだけで100人の雇用を生みました)、さらに納税額も増えるというまさに夢のような話なのですが、この補助金を使わない、という点が多くの国会議員の方にはひっかかるようで、実はそこをよく無視されるのです。

しかし民間ではあたりまえのこういう話、つまり人に頼らず、身銭を切ってリスクをとって事業を進めるということこそが、ソリューションであるにもかかわらず、どうも地方では何でもとにかく補助金をもらえばそれでいい、ということがまかり通るのです。

国会議員にしてみると、それで地方の有力者が手なずけられ、票が固められるならそもそも自分の金ではないし、たやすいものであり、そこには妙な「ギブアンドテーク」といいますか、「魚心あれば水心」的な日本独特の妙な助け合いが存在する、というのが地方における現実なのです。

考えてみると、元をただせばこれはわれわれの税金なのですから、こんな使い方をされてはたまらないのですが、今再び、これをやろうとしているのが現実です。

小泉政務官が紫波町に視察に来ることになったワケ

特に東北地方は、震災復興と言いさえすれば補助金が付く、という傾向があるために、ワタクシの眼から見ると全く必要がない無駄な事業に補助金が投入され、本当に必要な所に全くお金がいっていない、という矛盾だらけのことが普通におきてしまうのです。

しかし、これだけ政府債務が巨額になっており、しかも過去50年にわたり巨額の地方バラマキをやったあげく、その時に作ったハコモノの維持管理費に耐えられず地方自治体が倒産に瀕している、なんて場所が日本全国にそこらじゅうあるわけです。そして、結局地方再生どころか、地方から都市への人口流出は未だに止まっていないのです。

4805とはずがたり:2015/12/01(火) 13:50:16
>>4804-4805
効果があればまだしも、今までのバラマキを今回も続けたところで、何ら効果が上がらないことは、既に何年にもわたって実証されてきていることで、それを続けることは単なる税金の無駄遣いになることがはっきりしています。にもかかわらず、そんな過去を忘れて、また地方にバラマキをしようとしているという現政権の姿勢には、ほとほと呆れてしまうのです。

そこに今回地方創生担当の政務官になられた小泉氏がお越しになることになったわけです。われわれの、「これまでのバラマキを繰り返してはならない」という危惧と、実際に起きている紫波の実績が小泉政務官にわかって頂けるかどうか、かなりガチな議論となったわけです。

言いたいことをはっきり言う、ハードボイルド政治家

…彼は、ほぼ毎週、復興担当政務官としても、被災地をまわり(この日も紫波町をあとにし、そのまま同県の釜石に向かいました)、それでも週末は地元の横須賀に帰って活動をするというのですから大したもんでしょう。
そしてわれわれのディスカッションが終わった後、小泉政務官がおっしゃった話は結構すごい内容でした。地方創生政務官としてはかなり踏み込んだ発言をしたのではないかと思うのです。

要約しますと・・・

「日本全国すべての地方が、これからの時代生きていけるとは思っていない。生きようと行動する地方は生き続ける。そして、生きようと行動すれば必ず規制にぶつかる。何もしないところは規制にぶつかることすらない。われわれができることは、その規制を取っ払うこと。学校が廃校になっても、補助金で建てられたからといって、自由に使えないという規制がある。廃校を転用すれば、税収が上がる可能性があるのに、逆に税金で維持している。そんな建前だけの規制を取っ払うのが我々の仕事であると強く認識した」

みなさまいかがですか?

これまでの自民党にはいなかったタイプの政治家だと思われませんか??われわれは、別に自民党の支持基盤でもなんでもありません。ただ、たくさんの政治家とお話をしてみて、こういう話をする政治家はいなかったな、とつくづく思うのです。まして地方創生担当の政務官という立場になると、なかなかここまでは言えません。

そうなのです。投資は民間で十分できるのであり、国に頼る必要はそもそもない。ホントに必要があるとするとそれは、地方創生ではなく、弱者を救う社会保障なのです。

そこを勘違いしている人が多すぎるわけですね。そしてばらまくことが地方経済活性化の対策だ、なんて勘違いしている政治家がそこらじゅうにいます。実際「アンチ自民党」で政権を取ったはずの民主党に、そういう政治家が多くいたのにはびっくりしたのですが、それが現実だったわけです。

政治家が本当にできることとは?

しかし小泉氏が言うように、政治家が本当に力を発揮できるのはばらまきではなく、まさに改革が必要な時に、それを邪魔をする古い規制をとっぱらうことであり、こればっかりは、つまり規制を撤廃することは民間にはできません。

繰り返しますが、投資は民間でいくらでもできますが、規制撤廃は政治家にしかできない。そしてまさにそのさまざまな規制こそが、地方再生の障害になっている、ということを何度も申し上げてきたわけです。…

4806とはずがたり:2015/12/01(火) 14:00:00

>「税収が減ったから、公共施設を減らしていく」。これは、成熟化や人口減少で税収の伸びが見込めない地方自治体などからすれば、一見すると、まともな意見です。…(しかし)昨今、求められているのは、単に収入に基づいて公共施設を減らすことだけではありません。むしろ、「何でもかんでも税金で」という前提に囚われている、公共施設のあり方自体を、変えてしまうことであったりします。

>オガールプロジェクトをすすめるにあたっての大前提は、「行政にお金がないなら、民間開発に切り替えて、金融機関から資金調達して公共施設と民間施設両方の開発を進める」という方針です。紫波町の行政・民間の協働チームはあきらめずにプロジェクトと向き合います。民間金融機関から資金調達をするためには、「貸したカネが金利をつけて返ってくる」「投資した案件が、継続的な仕組みで稼いでくれる」という見込みがなければ、出してくれません。知恵を絞って、従来の発想から抜け出た斬新な図書館をつくることになり、「年間でのべ10万人以上は訪れてくれる」という仮説を立てました。図書館は公共性のある施設ですが、民間的な視点からすれば「大きな集客装置」と見立てることができる、と発想を転換したのです。年間10万人以上がやってくる施設の内部に店を出せるのであれば、出したい人はいます。それなら、主要施設部分である図書館は無償で開放しつつ、そこを訪れる人達に、カフェやクリニックや生鮮食品の販売をする民間テナントから家賃や管理費を集めて、そこで稼ごうと考えたわけです。

>多くの自治体で「公共施設」と「民間施設」を一緒に建てる開発は行われています。しかし、そのほとんどが失敗しています。これはひとことでいえば、公共施設開発の手法を用いて、民間施設を一緒に建ててしまうからです。「マーケットの厳しい目」のチェックを事前に受けるほうが、「プロジェクトの持続可能性」を見るうえで、極めてまともな現実的な問題と向き合うことになるわけです。「儲け主義」うんぬんではありません。むしろ、返済可能な施設というものは、財源が減少していく地方にこそ、求められる重要な客観的評価です。

>オガールプラザは、金融機関からの投融資を決めるため、開発前にテナント募集の営業をするのに、実に18カ月もの時間をかけています。すべてのテナントが決まるまで、開発はできなかったからです。ただし、その結果として、貸し出す床面積すべてのテナントを、事前にすべて確定できました。さらに、実は重要な見直しも行っています。当初の基本設計が過大であると判断し、計画の途中で当初の「鉄筋コンクリート造3階建て」の施設を取りやめ、より安価に建設できる木造2階建てに変更しました。こうした計画の途中での抜本的変更などは、従来の行政主導型の開発では、事実上極めて難しいのです。

>公と民が協力する図書館と言えば、最近では、佐賀県・武雄市の「武雄市図書館」(蔦屋書店?武雄市図書館)が有名です。同図書館は、武雄市がCCC(カルチュアコンビニエンスクラブ)に指定管理委託をして(つまりお金を払って)図書館を運営しています。しかし紫波町の「オガールプラザ」は「その先」を行っています。つまり、民間企業であるオガールプラザの運営会社と入居テナントが、紫波町に家賃や固定資産税などを逆に支払っているのです。紫波町からオガールプラザへは、一切の委託料や補助金などは出ていません。

リアルな地方創生は、補助金に頼らない
小泉進次郎も絶賛した、岩手のオガールとは
http://toyokeizai.net/articles/-/56603
木下 斉 :まちビジネス事業家 2014年12月24日

前回(12月9日)のコラム「安倍首相の地方創生は、すでに失敗している」(〜明治維新以来の「伝言ゲーム」が地方を滅ぼす〜)>>4802-4803には、かなり大きな反響がありました。「従来の組織を温存したままで実行する地方活性策は、うまくいかない」「民間に任せよ」ということを指摘したわけですが、問題意識をもっておられる現場の方々などからも、「言いたかったことを言ってくれた」というお話を、多数頂戴しました。

では、「従来の組織」にとらわれず、「新しい発想や仕組み」で「民間に任せている」、地方創生のリアルな現場はないのか。実はあるのです。代表的なのが、私も参画している岩手・紫波(しわ)町の「オガールプロジェクト」(参考記事「小泉進次郎政務官は、ハードボイルドだ!〜補助金に頼らない、本物の地方創生とは?)>>4804-4805なのですが、今回はこのオガールを題材に、読者のみなさんと考えていきたいと思います。

公共施設は、すべて税金で作らなければダメなのか?

「税収が減ったから、公共施設を減らしていく」。これは、成熟化や人口減少で税収の伸びが見込めない地方自治体などからすれば、一見すると、まともな意見です。

4807とはずがたり:2015/12/01(火) 14:00:28
実は、こうした発想は「公共施設はすべて税金で作り、税金で維持しなくてはならない」、という前提にたっています。しかし、人口が減り、地方内需も細っていく昨今、求められているのは、単に収入に基づいて公共施設を減らすことだけではありません。むしろ、「何でもかんでも税金で」という前提に囚われている、公共施設のあり方自体を、変えてしまうことであったりします。

実は、そんなことをやってのけてしまったのが、岩手県の紫波町なのです。東京から新幹線と在来線で3時間ほど。人口は約3.4万人。盛岡市と花巻市に挟まれた、農業が主力産業の小さな小さな町です。

紫波町はもともと財政基盤が脆弱だったにもかかわらず、1997年にさまざまな公共施設と住宅を集約するため、町の中心部の駅(紫波中央駅)前の土地11.7ヘクタールの駅前を、28.5億円もの大金をかけて購入します。

しかし、あとから振り返ると、この年が税収のピークでした。翌年からは減収となってしまい、開発計画がすべて頓挫してしまいます。つまり土地を買ったら、建てようと思っていた施設建設の予算がなくなった、というまったく笑えない状況に陥ったわけです。そして、その土地は開発できずに、日本で最も費用がかかる高い「雪捨て場」として、10年来活用されていました。しかもこれを決定した町長は選挙で負けて退陣してしまいます。

この状況だけ見たら、もはや誰でも諦めてしまいそうな悪夢のような話です。万事休す、です。

しかし、このあとに就任した町長(藤原孝町長、当時)をはじめ、関係者は諦めませんでした。購入したその土地を「役所が開発するのを諦め、民間に任せて開発することを、公民連携事業として推進する」という決断をし、紫波町公民連携基本計画を策定。そのプロジェクト名は「オガールプロジェクト」と名づけられました。すなわち、塩漬け同然で雪捨て場だった土地を、カフェやマルシェ(市場)、子育て支援施設、図書館、運動場、ホテル、さらには先進的なエコ住宅の分譲までを行うという、一大再生プロジェクトです。この公民連携の考え方は、2014年2月に就任した熊谷泉・現町長や、職員の皆さんに共有されています。

「民に任せる?」「行政の仕事放棄だ!」当初は非難続出

オガールプロジェクトをすすめるにあたっての大前提は、「行政にお金がないなら、民間開発に切り替えて、金融機関から資金調達して公共施設と民間施設両方の開発を進める」という方針です。

しかし「そんな開発形式は聞いたことがない」、地元からは「行政がやるべきことを放棄した」「そんなうまい話は無理だ」、といった反対論が続々と出てきました。

紫波町の行政・民間の協働チームはあきらめずにプロジェクトと向き合います。民間金融機関から資金調達をするためには、「貸したカネが金利をつけて返ってくる」「投資した案件が、継続的な仕組みで稼いでくれる」という見込みがなければ、出してくれません。

前出のように、紫波町は人口3.4万人にすぎません。しかし、プロジェクトを進めるにあたっては、発想の転換がありました。その象徴がプロジェクトの中核施設「オガールプラザ」にある図書館です。

知恵を絞って、従来の発想から抜け出た斬新な図書館をつくることになり、「年間でのべ10万人以上は訪れてくれる」という仮説を立てました。

ここからが大事です。図書館は公共性のある施設ですが、民間的な視点からすれば「大きな集客装置」と見立てることができる、と発想を転換したのです。

誰も来ないような立地には店を出したくないですが、年間10万人以上がやってくる施設の内部に店を出せるのであれば、出したい人はいます。それなら、主要施設部分である図書館は無償で開放しつつ、そこを訪れる人達に、カフェやクリニックや生鮮食品の販売をする民間テナントから家賃や管理費を集めて、そこで稼ごうと考えたわけです。

こうして、図書館を中心とした情報交流館(中央棟)と、サンドイッチするように民間事業棟(東棟・西棟)がくっついた、一体的な公民合築施設「オガールプラザ」のモデルが開発されました。オガールプロジェクトの中核をなす施設ですが、プロジェクトの全体は、まだまだ奥行きのある話なので、別の機会にまたご紹介をしたいと思います。

なぜ自治体主導で施設を開発すると、失敗するのか

ここまで「オガールプラザ」の話を書いてきましたが、これまでも、多くの自治体で「公共施設」と「民間施設」を一緒に建てる開発は行われています。しかし、そのほとんどが失敗しています。これはひとことでいえば、公共施設開発の手法を用いて、民間施設を一緒に建ててしまうからです。

4808とはずがたり:2015/12/01(火) 14:00:54
>>4806-4808
どういうことでしょうか?例えば、自治体と政府による開発と、民間と金融機関などによる開発には違いがあります。この違いは、とても重要です。

皮肉なことに、「マーケットの厳しい目」のチェックを事前に受けるほうが、「プロジェクトの持続可能性」を見るうえで、極めてまともな現実的な問題と向き合うことになるわけです。「儲け主義」うんぬんではありません。むしろ、返済可能な施設というものは、建設費の捻出さえ難しく、維持費にかけられる財源が減少していく地方にこそ、求められる重要な客観的評価です。

本当は行政のほうが持続可能性と向き合わなくてはならないはずが、従来の自治体・政府の手法では、「開発できる予算さえあれば、作ってしまう」わけです。もちろん、すべて民間資金でできるとは言いませんが、施設全体のあり方を考えるうえで、最初に「厳しい現実」と向き合ったほうが良いのではないでしょうか。

オガールプラザは、金融機関からの投融資を決めるため、開発前にテナント募集の営業をするのに、実に18カ月もの時間をかけています。すべてのテナントが決まるまで、開発はできなかったからです。ただし、その結果として、貸し出す床面積すべてのテナントを、事前にすべて確定できました。

さらに、実は重要な見直しも行っています。当初の基本設計が過大であると判断し、計画の途中で当初の「鉄筋コンクリート造3階建て」の施設を取りやめ、より安価に建設できる木造2階建てに変更しました。

これで圧倒的に建設費が抑制できるようになり、結果的に図書館部分についても、役所が主体で建てる標準的なプランよりは数億円も安くなりました。

こうした計画の途中での抜本的変更などは、従来の行政主導型の開発では、事実上極めて難しいのです。

武雄市とは真逆の、オガールの図書館の発想

今回は、「オガールプロジェクト」の中核をなす「オガールプラザ」にある、図書館の話を中心にしてきましたが、公と民が協力する図書館と言えば、最近では、佐賀県・武雄市の「武雄市図書館」(蔦屋書店?武雄市図書館)が有名です。同図書館は、武雄市がCCC(カルチュアコンビニエンスクラブ)に指定管理委託をして(つまりお金を払って)図書館を運営しています。

しかし紫波町の「オガールプラザ」は「その先」を行っています。つまり、民間企業であるオガールプラザの運営会社と入居テナントが、紫波町に家賃や固定資産税などを逆に支払っているのです。紫波町からオガールプラザへは、一切の委託料や補助金などは出ていません。

オガールプラザに入居した民間テナントである、カフェや居酒屋、マルシェや学習塾、クリニックなどでは多数の雇用が生まれています。さらに紫波町図書館は安価に建設された図書館ですが、当初の計画を大きく越えて年間10万人ではなく、30万人を超える人が来館し、巨額の開発予算を投じた盛岡駅前の県立図書館に引けをとらない貸出冊数を誇るようになっています。

地元の主力産業である農業関連の書籍のラインナップも素晴らしく、図書館内では勉強会も頻繁に行われています。中高校生も多く来館して、夕方にはフリースペースを使っています。従来は利用を「吸い取られていた」、盛岡市や花巻市からさえも、逆に利用登録をもらえるようになりました。

これは、地元の民間人が高い「パブリックマインド」をもち、町長はじめ議会も民間を信頼し、さらに自治体職員が手続きを含めて自治体法務と向き合って結実したプロジェクトだからこそできた成果と言えます。

地方創生を考えるとき、「地方は弱っているから、政治や行政の力でどうにかしてもらおう」といった話が出てきがちです。しかし、それではうまくいかない、というのがこれまでの地域再生政策の結果だと思います。単に助けてもらうのでは、再生はないのです。

何より、いつまでも国から地方へと権限移譲などといって、「主導権」と「税金」を奪い合ったりしているのは、もう諦めたほうがよいように思います。むしろ、地方で民間が金融機関と向き合い、知恵を絞って「公共施設や経済開発をセットにした、新たなプロジェクトを開発する」ほうが、よほど可能性があるということです。

4809とはずがたり:2015/12/01(火) 14:08:01
>では、なぜ補助金をもらうと、地方に活力が生まれないのでしょうか。タダでおカネをもらえれば活性化しそうなものですが、ズバリ、地方創生に必要なのは「おカネそのもの」ではなく、「おカネを継続的に生み出すエンジン」なのです。

>たとえば商店街が、国の予算などを使って大手代理店などに外注して、格好のいいポスターをつくってもらったり、大規模なイベントをやったところで、一度やったらもう終わりです。しかも、その予算は地方雇用の代理店の社員の「給与の足し」になり、利益は東京にもっていかれるだけです。

地方の為みたいな顔してばらまきして本当は東京が甘い汁吸う為にやってんだな。

>逆に言えば、すべてとは言わないまでも「利益を出せないような活性化事業は、すべて止めてしまう」くらいの、思い切った意思決定が必要なのです。

>民間主体で利益と向き合わないと、出口はない。しかし、普通に儲けが出るのであれば、税金をもらってまで、活性化事業なんてやらなくていいじゃないか、と。
>地域活性化に取り組むという名目で資金が流れ、その一回しのシステムの中で食っている人たちにとっては「税金での地域活性化」は不可欠です。しかし地域全体においては、その効果は全く波及しません。「成果を出している事業は、補助金に頼らない」というより、補助金に依存した段階で、もはや「衰退の無限ループ」にハマってしまうわけです。

>そもそも行政は、利益を出すことなど、やったことがないし、そんな目的で作られていません。政治も同様で、分配の内容やルールこそ決めることができても、稼ぎを出す集団ではありません。つまりは、民間が立ち上がるほか、地方が活力を取り戻すなんてことはないのです。

なぜ地方は補助金をもらっても衰退するのか
地方創生に必要なのは、「おカネ」ではない
http://toyokeizai.net/articles/-/57362
木下 斉 :まちビジネス事業家 2015年01月07日

「シャッター通り」を活性化しようと、いたずらに補助金を投入しても衰退が進むだけだ。それはなぜなのか?
前回のコラムでは、「リアルな地方創生は補助金に頼らない」>>4806-4808ということを書きました。

では、なぜ補助金をもらうと、地方に活力が生まれないのでしょうか。今回はその基本原則について取り上げたいと思います。

タダでおカネをもらえれば活性化しそうなものですが、ズバリ、地方創生に必要なのは「おカネそのもの」ではなく、「おカネを継続的に生み出すエンジン」なのです。

安倍政権が、地方創生を目玉政策にする以前から、地方には莫大な予算が、さまざまな名目で配分されてきました。しかしながら、成果がまったくでない。なぜ何兆円もの資金を、地方の活性化目的に配分しても活性化しないのか。

その理由は、結構シンプルです。つまり「利益」を出さない、いや税金を使う=「利益を出せない」事業ばかりだからです。

中央からカネを送っても、1サイクルで終わる地方活性化

地域活性化は、単なる「所得再配分」では達成できません。
東京より地方のほうが割をくっている、だからその分を、再配分しようと配ったとしても、それだけでは地方は活性化しません。

なぜならば、配ったその途端に、その事業に必要な各種経費として消えてしまい、それで終わりだからです。「1サイクル」(1回転)しか、経済が回りません。その経費の一部が人件費として各地域の人に配られるならば、まだましですが、地域の外などに外注してしまえば一度来た予算は、別の地域にいってしまいます。なんといっても問題は、一度使ったらそれだけで終わりです。もう2度と同じような効果を生み出すことはできません。

4810とはずがたり:2015/12/01(火) 14:08:22

たとえば商店街が、国の予算などを使って大手代理店などに外注して、格好のいいポスターをつくってもらったり、大規模なイベントをやったところで、一度やったらもう終わりです。しかも、その予算は地方雇用の代理店の社員の「給与の足し」になり、利益は東京にもっていかれるだけです。

公共施設の開発でも、大規模な建設事業は、大手ゼネコンが取得して、下請けくらいは地元企業へ分配されるでしょうが、やはり、地域内経済でみると、そのわずかなおカネが一回し(ひとまわし)されるだけで終わりです。地方活性化事業に予算を出すことを「砂漠に水を撒く」とか「カンフル剤」といったものに例えられたりするのは、これが所以です。

つまり、問題は「一回しで終わってしまうという、構造そのもの」にあります。

「利益」と真正面から向き合わない、「予算型活性化事業」

地方に必要なのは、一回しで終わらない、一度資金を入れたらそれをもとに、地域内経済を取り込んで回り続けるエンジンです。

投資した金額をもとにして利益が生み出されて、はじめて継続的に市場が生まれ、その市場を相手にした事業で、人が雇用され、彼らが地域でさらに消費を生み出していくという「好循環」が求められているわけです。

もし、継続する事業があれば、立ち上げに投じた資金も、1回だけの金額だけで終わらず、毎年雇用を生み出し、利益を生み出し、さらにその地域を活性化させる「再投資」を地域内で行うことができます。そうしていくうちに、エンジンはさらに強化されて、地域内経済だけでなく、地域外経済も対象にした事業に発展していく可能性があります。これが地域の発展につながります。

では、地域の衰退とは何でしょうか。それは、経済問題に端を発しています。

「仕事がない」→「仕事がないから人もいなくなる」→「人もいなくなるから、ますます仕事がなくなっていく」、という負の循環をいかにして断ち切るかしかありません。

そのためには、利益を生み出す事業と向き合わなくてはなりません。

その際、「利益を出す」というと、搾取的な発想をする人がいるわけですが、それは大間違いです。誤解を恐れずに言えば、そもそも、利益が出ないというのは、誰もその事業に対価を支払たくないと思うような内容の可能性があります。恐喝や詐欺をするのではなく、真っ当な事業で利益を出すためには、効率的なやり方をしていかなくてはなりません。

利益が出ないようなことばかり続けていると、前出のように、地域の経済がいつまでたってもプラスにはなりません。いくら資金を投入しても、常に減るだけでプラスにならない、循環もしていかない、足りなくなったらさらに投入せざるをえないという構造になり、活性化とは程遠い状況になります。

地域活性化が「公共性がある→補助金を出す→利益は出していけない」という概念に基づいてしまっていては、限界があります。これでは難しい。

行政が関わった途端に、官民両方が根から利益は出ない、出していけないという固定観念も未だ強いです。とある自治体の研修で「金儲けを考えるいやしい民間が嫌だから、役所にきた」と、言われたことがあったりもします。民間は民間で「地域活性化は利益が出ない、行政の仕事」だなんて普通にいってしまったりします。

税金を用いた活性化事業の限界は、利益を出してはいけない、出せないという、その資金の性質と諦めで縛られてしまっているわけです。

4811とはずがたり:2015/12/01(火) 14:08:36
>>4809-4811

逆に言えば、すべてとは言わないまでも「利益を出せないような活性化事業は、すべて止めてしまう」くらいの、思い切った意思決定が必要なのです。本当に活性化を目指すのであれば、です。

単に人が集まることや、メディアに取り上げられることでも、一過性の経済効果を謳うことではダメなのです。「地域で資金を回し続けるエンジンを作り出すこと」、すなわち「しっかり利益を出すこと」でしか、地域の持続的な活性化なんて不可能なわけですから。

民間主体で利益と向き合わないと、出口はない

しかし、ここで矛盾がありますよね。

普通に儲けが出るのであれば、普通に地域の個人や銀行から資金調達をして、取り組むことが可能ではないか、と。税金をもらってまで、活性化事業なんてやらなくていいじゃないか、と。

まさに、そこです。

地域活性化に取り組むという名目で資金が流れ、その一回しのシステムの中で食っている人たちにとっては「税金での地域活性化」は不可欠です。しかし地域全体においては、その効果は全く波及しません。「成果を出している事業は、補助金に頼らない」というより、補助金に依存した段階で、もはや「衰退の無限ループ」にハマってしまうわけです。

地方創生に必要なのは、資金調達が可能な事業開発であり、民間が立ち上がって市場と真正面から向き合い、利益と向き合って取り組むことが必要です。成果をあげているのは、民間が立ち上がり、事業を推進している地域ばかりです。

そもそも行政は、利益を出すことなど、やったことがないし、そんな目的で作られていません。政治も同様で、分配の内容やルールこそ決めることができても、稼ぎを出す集団ではありません。つまりは、民間が立ち上がるほか、地方が活力を取り戻すなんてことはないのです。

逆にいえば、民間が「そんな損することなんか、わざわざやってられないよ」、「やはりリスクは行政に負ってもらわなくては」などと言い出して、地元での事業開発に取り組むことを諦めたら、再生することは基本的にないとも言えます。

「地域活性化は政治・行政の仕事だ」、などと本気で思ってはいけません。それこそ、地方衰退のスパイラルに根本的に犯され、「衰退の無限ループ」から逃れられないのではないでしょうか。

4812とはずがたり:2015/12/01(火) 14:18:04
>補助金が必要なほど資本力がない生産者・加工者のグループであるにもかかわらず、強豪の多い商品市場に参入し、埋没してしまう

>、「売れる最終的な商品像」から原材料を選択するのではなく、「地域資源だから」といって、地元にある原材料から商品を考えてしまう

>「技術頼み」になっていて、「果たして、それは価格に転嫁することが可能なものなのか」を、考えていない

>背景には、特産品開発が、「地方の生産者」「加工者」「公務員」が中心となった「協議会組織」が中心となっていて、肝心の消費地の販売者や消費者の関与が希薄、という大きな構造問題があります。

>そのため,価格を決める場合も「コスト積み上げ型」であることが多く見られます。結果として、平気で「超高価格」になったりします。そうすると、なんと、商品が高価格になったときの解決方法として「東京や、海外にいる富裕層に販売しよう」という話になったりします。商品自体が富裕層に向けたものではない特産品を、単純に高値にするだけで「目の肥えた富裕層」に、売れるはずはありませんよね。

>「協議会組織」の会議の行方によって、価格決定がブレるわけですが、その理由は、商品化の意思決定を行う際、責任者が合理的判断で行うのではなく、「協議会に参加する人たちの合議」を基本としていることにも起因しています。

>地方自治体からの依頼などを受けて、特産品の取り扱いをした販売店などは、そのようにブレまくる地方の特産品開発に振り回されて疲れ果ててしまった経験を少なからず持っています。

>例えば「突然の値上げ」はまだましなほうかもしれません。最悪の場合には年度末になって予算がつきてしまい、急に製造終了をされたり、販売委託をしていた場合などは、「補助金減額」を理由に、急に支払いが中断されたりすることもあったりします。
>「予算事業の世界の理屈」は、普通に商売をしている販売店にはまったく通用しません。そのような対応をしていると、販売店に「二度と取引したくない」と思わせてしまうのです。

>特産品開発に必要なのは「予算」ではなく、「営業」です。
>営業力を持った販売店が最初から連携し、販売できる商品を、生産者と共に作り上げていく。決まった数の販売を契約で約束してくれるため、生産者にとってはリスクも少なく、販売店が商品企画から実際の顧客でのモニタリングもするため、受け入れられればすぐに販売に結びつく。そして販売実績に基づいて、徐々に製造数を増加させていく。最初から行政予算が入っていないからこそ、すべてが「自然の流れ」となり、無理なく継続できるわけです。

特産品で地方創生ができるという「幻想」
自治体がからむプロジェクトは失敗だらけ
http://toyokeizai.net/articles/-/60862
木下 斉 :まちビジネス事業家 2015年02月17日

予算型の「特産品開発」の問題点は?

さて、今回のコラムでは、国や自治体などが支援を行っている「特産品」の問題点について考えてみたいと思います。

ある地域が「自分の地方を活性化したい」という場合、「特産品」の開発は、よく「切り札」のように言われます。「わがまちの名産をつくろう!」 という取り組みにも、さまざまな予算支援が行われています。

例えば「六次産業化」(農業や水産業などの一次産業が、加工(二次産業)や、流通・販売など(三次産業)にまで乗り出すこと)、「農商工連携」、最近では「ふるさと名物」なんて言葉も出てきており、実にさまざまな省庁や自治体が、特産品開発支援をしています。

では、なぜ特産品開発を行うのでしょうか。それは、地元の原材料を加工した特産品を作って、販売まで手掛けることができれば、原材料のまま販売するよりも格段に儲かる、という論理です。

例えば、ゆずをそのまま出荷するよりも、ゆずを絞ってポン酢に加工すれば、価格もあがり利益もとれます。もちろん、この論理自体は間違ってはいません。

しかし、特産品を作れば売れるのかと言えば、そう簡単にはいかないのです。

4813とはずがたり:2015/12/01(火) 14:18:17

小売店の売り場をみればわかる通り、特産品だけでなく、さまざまなメーカーの商品が競合になります。そのため、商品を作ったはいいが、「全く売れない」どころか、「そもそも売り場さえ確保できない」ということも、ごく普通に起こります。

そのような中でも、特産品開発の予算はどんどん拡充されがちで、”予算がつくから”商品を作っている、という場合も出てきてしまっています。

地元の物なら必ず売れるのか?特産品開発の「幻想」

こうした予算型の特産品開発では、「売れないもの」がどんどん生みだされてしまいます。それには、3つの問題点があります。

1つ目は、商品です。

商品自体が成功商品のコピー、もしくは「流行」に左右されてしまいがちです。例えば、ジャム、ジュース、カレーのように、過去に他の地域で成功してコピーがしやすいものであったり、お酢のように、その時の「はやり」のものだったりします。補助金が必要なほど資本力がない生産者・加工者のグループであるにもかかわらず、強豪の多い商品市場に参入し、埋没してしまうのです。

2つ目は、材料です。

なぜか根拠がないのに「自分の地域のものが日本一うまい」、などの「勘違い」を前提にしてプロジェクトが進められたり、「従来は生産過剰で、捨てていた材料を使う」などということもあります。つまり、「売れる最終的な商品像」から原材料を選択するのではなく、「地域資源だから」といって、地元にある原材料から商品を考えてしまうのです。

3つ目は、加工技術です。

「新技術を導入すれば、売れる」と勘違いしてしまうのです。例えば、新たな冷凍技術を導入すると意気込んで、高額の製造設備を導入するまではいいのですが、結局、小売店側から、「冷凍は冷凍だから、一段落ちるね〜」などと言われて、二束三文に買いたたかれ、設備投資の分が、まるまる損になったりします。

つまり、「技術頼み」になっていて、「果たして、それは価格に転嫁することが可能なものなのか」を、考えていないのです。

しかも、最も深刻な問題は、こうした商品、材料、技術の「3つの選択」をする場合、結局、具体的な商品像が曖昧なために、整合性がないことです。

その結果、例えば「地元の玉ねぎを使った焼酎」とか、「変な色の野菜を使ったカレー」とか、「売れる」「売れない」以前のレベルのものが大量発生したりします・・。私は、今まで地方に出かけていった際に、こうした「売れないもの」を何度も試食したことがありますが、「どうしてこんな商品が出てくるんだ」と、大変苦々しい気持ちになります。

では、どうしてこのような商品が、次から次へと出てくるのでしょうか。背景には、特産品開発が、「地方の生産者」「加工者」「公務員」が中心となった「協議会組織」が中心となっていて、肝心の消費地の販売者や消費者の関与が希薄、という大きな構造問題があります。

つまり、基本が「作ってから売りに行く」という流れのため、初期の段階では販売者・消費者は、あまり声をかけられません。

そのため、価格を決める場合も、原材料費、加工費、流通費等を計算し、生産者や加工者がほしい利益を上乗せして割り出す、「コスト積み上げ型」であることが多く見られます。結果として、平気で「超高価格」になったりします。

もちろん、合理的な理由で高価格になっていれば良いのです。しかし、経費の積み上げだけで高価格になっただけというのは、「作り手」の勝手な都合であって、売ってくれる側や、買う消費者側にとっては受け入れられない話です。販売者も消費者も不在のままです。

4814とはずがたり:2015/12/01(火) 14:18:41
>>4812-4814
そうすると、なんと、商品が高価格になったときの解決方法として「東京や、海外にいる富裕層に販売しよう」という話になったりします。ウソのような本当の話です。商品自体が富裕層に向けたものではない特産品を、単純に高値にするだけで「目の肥えた富裕層」に、売れるはずはありませんよね。

特産品開発に必要なのは「予算」ではなく「営業」

一方で、「高すぎて売れないのでは」と弱気になると、補助金を使って、各種経費を補助で減額して、見せかけの「安値」で販売をしたりするケースも後を絶ちません。そして、補助金が切れたら普通に値上げをします。当然、売れなくなります。

「協議会組織」の会議の行方によって、価格決定がブレるわけですが、その理由は、商品化の意思決定を行う際、責任者が合理的判断で行うのではなく、「協議会に参加する人たちの合議」を基本としていることにも起因しています。

地方自治体からの依頼などを受けて、特産品の取り扱いをした販売店などは、そのようにブレまくる地方の特産品開発に振り回されて疲れ果ててしまった経験を少なからず持っています。

例えば、前述のような「突然の値上げ」はまだましなほうかもしれません。最悪の場合には年度末になって予算がつきてしまい、急に製造終了をされたり、販売委託をしていた場合などは、「補助金減額」を理由に、急に支払いが中断されたりすることもあったりします。

「予算事業の世界の理屈」は、普通に商売をしている販売店にはまったく通用しません。そのような対応をしていると、販売店に「二度と取引したくない」と思わせてしまうのです。

このような中、実は「特産品」を開発する際に、参考になるケースがあるのです。

「東京八百屋の会」という組織があります。東京都内の小さな「3軒の八百屋さん」が集まったものですが、実は、補助金ゼロで、「自分たちの販売力」をもとに、生産者と連携した独自の「特産品開発」が行われているのです。

具体的に、どんなことをやっているのでしょうか。2014年に行われたのは、それぞれの八百屋さんの店舗で30人×3=90人の「お客様モニター」を募集して、試作品を試食してもらうことです。

それを通じて商品を決定。その後は各店舗が「販売数を約束」(これが大事です!)して、生産地に発注、売れ行きに応じて、追加で発注をしていくという方法です。

第一弾で高知の生産者と連携して作った「ミョウガの茎・ピクルス」は販売も絶好調。需要に対応しきれないほどになっていました。

つまり、特産品開発に必要なのは「予算」ではなく、「営業」です。

「東京八百屋の会」のように、小さな店舗グループでも、確実な営業が可能だからこそ、自前で生産地と連携すれば特産品開発が可能なのです。

営業力を持った販売店が最初から連携し、販売できる商品を、生産者と共に作り上げていく。決まった数の販売を契約で約束してくれるため、生産者にとってはリスクも少なく、販売店が商品企画から実際の顧客でのモニタリングもするため、受け入れられればすぐに販売に結びつく。そして販売実績に基づいて、徐々に製造数を増加させていく。最初から行政予算が入っていないからこそ、すべてが「自然の流れ」となり、無理なく継続できるわけです。

従来のように、「予算の力」で進める「内輪受けの商品開発」と、身勝手な取引を要求することばかりが先行する方法ではなく、これからは営業が先を走り、市場と向き合いながら確実に改善を繰り返して販売数を増加させていく、「当たり前の商品開発」が大切です。

現在のやり方は、地方を活性化するどころか、地方の信用をなくしかねない方法になってしまっています。営業と向き合った、地方の繁栄につがる特産品開発が、求められています。

4815とはずがたり:2015/12/01(火) 14:27:37
予算主導の商品開発も酷かったけどこの話しも酷い。

>従来から、自治体の地域活性化分野の業務といえば、施設開発もコンサルタントを入れ、商品開発もコンサルタントに頼み、委員会の事務局もコンサルタントが取り仕切る、とまぁ、コンサルタントと呼ばれる「人」や「会社」に、なんでもかんでも外注されてきました。

>そもそも、国や自治体の地域活性化については、全国各地で入札(プレゼンによる競争)が行われています。驚くことですが、落札が終わってから、落札に成功したコンサルタントがヒアリングに行って、別の成功地域から方法を教わっています。それ自体が、かなりおかしな話です。

>地域活性化の分野では、役人だけでなく、コンサルタントの方々が現場に「ヒアリング」で訪れます。地方創生で注目されている地域には、「どうやったら良いのか教えてください」、というヒアリングが殺到しています。
>しかも、ヒアリングに来るコンサルタントの多くは、基本的な知識もないこともしばしばです。まして、自らのリスクで投資して、地域で事業を立ち上げた経験がある方などは皆無に近いのです。

>地域で事業ができる才能がある人なら、そもそも自分で仕掛けます。案件を受託してからヒアリングなどには行きません。つまり、こうした「名ばかりコンサルタント」に任せた段階で、プロジェクトの失敗は、偶然ではなく必然になる、と言えます。
>そもそも、成功地域の当事者でさえ、そのままのやり方が「日本全国全ての地域」で通用するなどとは思っていないでしょう。ましてや、多少の資料と話を聞いただけで別のコンサルタントがやるなんて、無理なのです。
>コンサルタントは、自治体からは相当額のコンサル委託料をもらっているのに、結局、現場の実行部隊にはわずかな謝金だけ、もしくは一銭も支払わないこともあります。大手でさえ、そんな「フリーライド」(ただ乗り)を平気にやってのけます。

地方を滅ぼす「名ばかりコンサルタント」
「パクリの再生計画」に自治体の未来はない
http://toyokeizai.net/articles/-/62102
木下 斉 :まちビジネス事業家 2015年03月03日

地方創生で発生している「コンサルタントバブル」

さて、今回も地方創生を考えるうえで、重要なトピックを採り上げたいと思います。コンサルタントの問題です。現在、地方創生に関しては、政府の基本計画である「まち・ひと・しごと総合戦略」があり、それに基づいて全国の都道府県や市町村のもとで、具体的な政策の策定が進められています。

この戦略策定に、自治体の多額の予算が投入されており、自治体からの「怒涛の外注」に、コンサルタントの手が足りないという話をよく聞きます。

従来から、自治体の地域活性化分野の業務といえば、施設開発もコンサルタントを入れ、商品開発もコンサルタントに頼み、委員会の事務局もコンサルタントが取り仕切る、とまぁ、コンサルタントと呼ばれる「人」や「会社」に、なんでもかんでも外注されてきました。

しかし、現状を見ればわかるように、そんなやり方をしているからこそ、地域は衰退を続けています。「地域の将来の行方」をコンサルタント任せにしてしまっては「結果」は見込めないのです。

では、なぜコンサルタントに任せても地域は再生しないのでしょうか。

地域活性化の分野では、役人だけでなく、コンサルタントの方々が現場に「ヒアリング」で訪れます。地方創生で注目されている地域には、「どうやったら良いのか教えてください」、というヒアリングが殺到しています。

4816とはずがたり:2015/12/01(火) 14:27:50

補助金を使った「劣化コピー」で、地方は衰退する

そもそも、国や自治体の地域活性化については、全国各地で入札(プレゼンによる競争)が行われています。驚くことですが、落札が終わってから、落札に成功したコンサルタントがヒアリングに行って、別の成功地域から方法を教わっています。それ自体が、かなりおかしな話です。

しかも、ヒアリングに来るコンサルタントの多くは、基本的な知識もないこともしばしばです。まして、自らのリスクで投資して、地域で事業を立ち上げた経験がある方などは皆無に近いのです。自分が経験したこともない、わからないのに、なんとなく仕事だからやっているという姿勢で、どうやって地域を再生できるのでしょうか。

コンサルタントの中には、成功地域からもらった資料を流用し、成功地域と同じことをやりませんか、と営業をする人がいます。「実はあれは私がやった」、と嘘をつく人さえいます。

地域で事業ができる才能がある人なら、そもそも自分で仕掛けます。案件を受託してからヒアリングなどには行きません。つまり、こうした「名ばかりコンサルタント」に任せた段階で、プロジェクトの失敗は、偶然ではなく必然になる、と言えます。

そもそも、成功地域の当事者でさえ、そのままのやり方が「日本全国全ての地域」で通用するなどとは思っていないでしょう。ましてや、多少の資料と話を聞いただけで別のコンサルタントがやるなんて、無理なのです。

問題は、それだけではありません。コンサルタントは、自治体からは相当額のコンサル委託料をもらっているのに、結局、現場の実行部隊にはわずかな謝金だけ、もしくは一銭も支払わないこともあります。大手でさえ、そんな「フリーライド」(ただ乗り)を平気にやってのけます。

しかし、地域活性化分野では、補助金という「裏の手」があります。

「パクリ」レベルのひどい企画でも、補助金を使うことで、見た目だけ、似たような「偽物」の計画は作れるのです。

ただし、悲しいことに偽物は偽物でしかありません。予算を使って成功地域と類似した商品開発をしても実際は、ほとんど売れません。似たような施設を開発しても、経営危機に陥る施設が少なくありません。

事業は「見た目」ではなく、「プロセス」であり、目に見えない仕組みが大切なのを、理解していないのです。

結局、成功地域の取り組みとは似て非なる「劣化コピー」を補助金頼りに作れば、失敗して負の遺産となり、地域をさらに衰退させてしまいます。現状では、そのような悪質なコンサルタントが野放しになっています。

これまで述べたように、悪質なコンサルタントの問題もありますが、そもそもコンサルタントに任せると、以下の3つが邪魔をし、地域での事業に成果がでません。

コンサルに任せた時点で失敗する「3つの理由」

① 需給の不一致=必要なのは、客観的助言ではなく、主体的な実行

そもそも地域を活性化させるのに必要なのは、客観的な助言ではなく、主体的に問題解決のために知恵を出し、実行することです。いくら正しい助言をしたとしても、それを実行できるチームがなければ、何の役にもたちません。

4817とはずがたり:2015/12/01(火) 14:28:09
>>4815-4817
つまり主体ではない人間が、横から客観的なスタンスで助言をしたところで、それは全く地域での取り組みで役に立つどころか、むしろ実行の邪魔になることさえあります。地域での事業には客観的分析ではなく、主観に基づく決断と実行が重要なのです。

地域が再生に必要としていることと、コンサルタントにできることの需給が、不一致なのです。

② 主体性の不在=自治体の基本姿勢は「他力本願」

計画や事業を、コンサルタントに任せてしまう地元側にも問題があります。

何か詳しい人に任せれば、「わからない問題が一気に解決する、もしくは面倒なことが整理されて前に進む」と勘違いしている人がいます。そのような他力本願の姿勢こそが、地域衰退の問題の一因とも言えます。

地元側の数名の小さなチームでもいいから、自分たちで事業を立ち上げるために資金を出しあい、必要な実行を行い、様々な壁を超える覚悟を決めなければ、どんなに優秀なコンサルタントを雇っても、何もできません。

③ 責任が不明確=税金だから、「結果三流」でも誰も困らない

コンサルタントは計画や業務遂行を担っているものの、任された範囲で業務はやっても、その結果に責任をとれる立場にはありません。

頼まれたことは手続きにそってきちんとやります。これは一流です。しかし、手続きだけしっかりしているものの、活性化するという意味での結果は三流だったりします。

普通なら、結果が出ない場合、民間会社なら最悪の場合倒産です。しかし、コンサルタントへの依頼する財源が、「税金」であることが多いため、誰もその責任を問わないのです。むしろ、制度に従い、地元によく来てくれて、融通がきく便利なコンサルタントが良くて、成果を出す、出さないは「二の次」になってしまったりするのです。

自分たちで考え、行動する「自前主義」がまちを変える

昨年12月24日のコラム「小泉進次郎も絶賛した、岩手のオガールとは=リアルな地方創生は、補助金に頼らない」>>4806-4808でも触れましたが、岩手県紫波町の公民連携基本計画やPFI仕様書は、自治体職員が自分たちで調べ、自分たちで考え、策定しています。

職員たちが考えて不慣れでもいいから、考えぬいて独自にプランを作成するのです。自分たちで必死になって策定したからこそ、それをしっかり実行していくことにも力がはいります。

私自身も、仲間と事業に取り組む地域で、最初に予算をもとにコンサルタントを招いて計画を立ててもらったことはありません。わからないなりに、自分たちで地元の状況をもとに考え、自分たちで出せる資金を出資し、事業を立ち上げ、細々とでも継続するため努力しています。

地域の行政も民間も、コンサルタントなどに任せず、自分たちの頭で考え実行することが、地域活性化における基本であると思います。必要な専門家の方にはその時々に助けてもらえばいいのであって、そもそもの計画や業務を任せてはいけません。

地方創生については、何でもコンサルタントに依頼する習慣を一度止めてみませんか。各地域が「自分たちで考え、やっていこう」と決めれば、まちはそれぞれのやり方で、小さくとも前進していける可能性を秘めていると思います。

4818とはずがたり:2015/12/01(火) 14:39:08

道の駅は皆公共事業だと思ってると思うし結構儲かってそうなんだけどもっと事態は深刻のようだ。

>道の駅は基本的に、自治体が事業主体となって、施設そのものは税金によって開発されていきます。作った施設を、指定管理制度を活用した第3セクターなどに任せて経営してもらうというモデルが主流です。
>もし、普通に民間が事業として施設を開発するならば、施設整備の初期投資部分の回収も含めて、施設運営の売上げから捻出するのが常識です。しかし、道の駅のほとんどは、初期投資は税金で作られています。
>したがって、「その部分」については、稼ぐ必要がないという前提になってしまいます。そのため、事業計画の段階から、あまり売上げがあがらなくても「成立する」というような環境になってしまいます。

>「立派なものを支援して作ってあげて、その後も大して儲からなくてもいいような仕組みになっているので、楽だからいいじゃないか」と言われたりするのですが、その過剰投資を税金で賄って、その後「楽になる」ということが、実際は経済を活性化するうえで、関係者の生産性を下げてしまう

>売上げの面で目標が低くても、事業が一見成立するようになり、一方、経費面では過剰投資のツケが運営にまわって割高なコストで薄利になってしまう。この「ダブルパンチ」によって、道の駅事業は、表向きは人がそこそこ来ていたとしても、地元で大きな利益を産んで、再投資がされていく、という理想的なサイクルにつながっていないことが多くなっています。

なぜ道の駅は儲からなくても店を出せるのか
地方活性化とは名ばかりの「産直販売施設」
http://toyokeizai.net/articles/-/58373
木下 斉 :まちビジネス事業家 2015年01月20日

さて、今回は全国各地にある「道の駅」をとりあげたいと思います。

この施設を一度でも訪れたことがある方は、結構いるのではないでしょうか。では、道の駅は誰が作っているのでしょうか。「民間業者が、普通に地元の特産品などを買える便利な商業施設として営業している」、と思っている方も多いと思います。

しかし、実は、道の駅の約8割は行政が設置しているという、立派な公共事業の一つです。

そのため、売上げを伸ばしていこうという努力が足りなかったり、そもそも立派な建物すぎてコストが高かったり、さらには「破綻しても行政が事業主体だから、行政任せ」という状況になっていたりしているのです。今回は、道の駅が「おカネを継続的に生み出すエンジン」になっているのかどうか、検証してみましょう。

熾烈な「道の駅」競争、「負け組駅」は地域の重荷に

道の駅は、1993年に建設省(現・国土交通省)によって認定制度がつくられ、当初は103カ所からスタートしました。現在は全国に1040駅(2014年10月10日)もの道の駅が、点在しています。これだけできれば、さまざまなところで取り上げられるような、儲かっている道の駅もあれば、完全に失敗してしまっている道の駅もあるのです。

道の駅は、「休憩機能」、「情報発信機能」、「地域の連携機能」、という3要素を持つことが期待されています。とはいえ、実態としては、ほとんどがロードサイドの商業施設として、地域の商品を販売したり、観光拠点にしたりという、地域活性化効果を狙っているものばかりです。つまりは、経済の活性化、消費の喚起を大きな目標として経営されているのです。

そうすると、結局のところ、消費者が「わざわざ行きたい」と思えるような運営をするかどうか、に成否がかかってきます。当然ながら顧客にとって別に利用したくないような施設であれば、経営的には成り立ちません。行政が関わるのでいたずらに公共性を意識して、情報発信だの、地域の連携だの、という要素を謳うものの、実態としては、道の駅自体は、やはりマーケット(市場)にさらされているのです。

4819とはずがたり:2015/12/01(火) 14:39:29

私は、東京と地方を行ったり来たりの毎日ですが、最近は地方で車に乗っていると、「これでもか」というほど国道沿いなどに、次から次へと道の駅が出てきたりするところもあります。当初は「トイレ休憩などもできる貴重な場所」といったように、存在感もありましたが、昨今ではコンビニの多くも、公共性を謡うことが集客につながるとわかってからは、綺麗なトイレを開放していたり、地方の特産品も売っていたり、と競合が激しくなる一方です。

そのため、実際に経営不振に陥り、赤字が続く道の駅が出てきています。これが普通に民間でやっていれる商業施設であれば、「すべてがうまくいくもんじゃないよね、それが当たり前だよね」で済みます。しかし、自治体が関与して税金で建てた施設が、失敗してしまえば、地域の重荷になってしまう事態に発展します。

実際に「このままだと経営破綻しそうだ!」となって自治体が特別予算を組んで実質的な救済に乗り出したり、はたまた閉鎖するという事例も出ています(ここでは大手新聞社が報道している「道の駅」のニュースを参考に挙げておきます)。

もちろん、道の駅は、その他のさまざまな政策なども考えれば、「産直で地元の付加価値生産をあげよう」という趣旨は、評価できます。

しかし、「成功しているように見えるもの」にも、行政が主導することで、構造的には地域全体に与える問題もあったりします。では、こうした「経済活性化」という名目で行政が施設整備を税金で行い、その施設運営を民間に委託して実施することで生じる問題点は、どこにあるのでしょうか。

「初期投資ゼロ」がもたらす「大きな歪み」とは?

道の駅は基本的に、自治体が事業主体となって、施設そのものは税金によって開発されていきます。作った施設を、指定管理制度を活用した第3セクターなどに任せて経営してもらうというモデルが主流です。

もし、普通に民間が事業として施設を開発するならば、施設整備の初期投資部分の回収も含めて、施設運営の売上げから捻出するのが常識です。しかし、道の駅のほとんどは、初期投資は税金で作られています。

したがって、「その部分」については、稼ぐ必要がないという前提になってしまいます。そのため、事業計画の段階から、あまり売上げがあがらなくても「成立する」というような環境になってしまいます。立派な施設を税金で作っておカネはかかっているのに、経営上、売上げのハードルが楽になる、という歪んだ状況がここに生まれます。

一見すると、「立派なものを支援して作ってあげて、その後も大して儲からなくてもいいような仕組みになっているので、楽だからいいじゃないか」と言われたりするのですが、その過剰投資を税金で賄って、その後「楽になる」ということが、実際は経済を活性化するうえで、関係者の生産性を下げてしまうわけです。

結局、地方の生産性が上がらないのは、「損益分岐点が歪んだ形で、通常より低い水準で容認され、生産性は低くても維持可能な環境そのもの」にあります。運営を任された第三セクターなどの、売上げ向上・改善に向けての努力があまり行われなくなり、自ずとその地域に本来生まれるはずの利益が小さくなってしまうのです。

「ゼロよりはいいだろ」、と言われればそうかもしれません。しかし、普通に事業規模に対応した初期投資を皆で行い、より高い利益を生み出そうとして売上げの水準を上げていこうという「サイクル」の先に、活性化があるのです。

何も高いリスクをとることだけを奨励しているのではありません。しかし、「リスクが低く生産性をほとんど考えず、ソコソコでいいよね」という経営環境を求めているのであれば、それは活性化とは程遠い状況になってしまいます。

しかも、事はそう簡単ではありません。「初期投資がゼロ=売上げを上げる努力が怠られがち」だけなら、まだましかもしれません。実は、経費面でもマイナス効果を生みます。

4820とはずがたり:2015/12/01(火) 14:39:40

どういうことでしょうか。行政が中心となって最初に立派な施設を建設するため、普通の民間事業では到底建てられないような施設になりがちなのです。数億円の施設はザラで、場合によっては温浴施設などと一緒に整備して20億円以上かけているようなケースもあります。こうした過剰投資は、税金だからこそ可能なのです。それらは結果的に、自治体の財政負担=市民の負担、国の支援=国民の負担、という形で成立しています。

過剰投資をすると、施設の維持費も「ハンパない」

行政が計画する施設は、商業施設としては過剰な内容になりがちです。また必ずしも運営者が設計するわけでもありません。あくまで設計は設計、開発は開発、運営は運営というカタチが多く、いざ運営する側からすると、不便も多かったりするのです。

さらに過剰投資した施設の維持費は、カタチには見えにくいものの、実際は、運営で生まれる利益から捻出したり、もしくは自治体が予算を立てて維持しています。結果として、経営的にはせっかくの売上げからも高い施設維持費が差し引かれて一段と薄利になったりします。もちろん、自治体が予算を新たに組めば、その分、財政は悪化するわけです。

一般に、施設を建ててから解体するまでの「ライフサイクル全体のコスト」は、建設費の4〜5倍かかると言われており、決して馬鹿にできません。このような、見えないコストが事業の利益を蝕んでいるわけです。

売上げの面で目標が低くても、事業が一見成立するようになり、一方、経費面では過剰投資のツケが運営にまわって割高なコストで薄利になってしまう。この「ダブルパンチ」によって、道の駅事業は、表向きは人がそこそこ来ていたとしても、地元で大きな利益を産んで、再投資がされていく、という理想的なサイクルにつながっていないことが多くなっています。

さらに、まだ問題は隠されています。「事業主体が行政である」という、初期段階からの依存構造が発生してしまっています。

結局、道の駅の事業主体は自治体です。

そのため、施設の運営を委託された業者や産直施設への納入者は、事業主体としての意識が希薄になりがちです。結局、最終責任は自治体なわけですから。「行政の事業を受けて施設を経営している」、「誘われたので、産直施設に商品を納入している」、という「受け身の姿勢」を生み出す構造も大きな問題になります。

初期投資だけでなく、経営が行き詰まれば行政に救済を求める。さらに、産直市場での売れ行きが悪ければ「わざわざ出荷しても、どうせ売れない」と、農家は商品さえ持って行かなくなってしまう。こうなると、ますます経営は悪化します。

今まで道の駅の構造を見てきましたが、これを前々回のコラム「リアルな地方創生は、補助金に頼らない」>>4804-4805で取り上げた、岩手・紫波町のオガールの施設と比べてみましょう(オガールは「道の駅」ではありませんので、お間違えのないように)。

オガールの商業施設の一つである、「紫波マルシェ」は、ひとことでいうと、産直市場+肉屋、八百屋の複合業態です。普通に市中銀行から借り入れをして施設整備をして、立派に黒字経営されています。これらは、全体の事業計画から逆算し、建物は坪あたり40万円未満という低い建設費と、初期の農業者の加入登録制度などによって、成功しています。

実は、補助金などをもらうと、地元産品の比率を一定以上にするなどのルールがあり、冬場になると、商品がほとんど地元でとれないので売り場が閑散としてしまうような産直市場もあることを、皆さんはご存知でしょうか。

しかし、紫波マルシェは完全に自前でやっているため、そういう制約もありません。冬は九州などからも仕入れを行い、売り場の充実を図ることで、年間を通じて安定的な経営を実現しています。これは、施設を開発し、その運営を担い、事業責任をとるのが「オガール紫波株式会社」である、と明快でかつ一貫しているからと言えます。

4821とはずがたり:2015/12/01(火) 14:40:05
>>4818-4821
地域で経済を生み、生産性を高めていくのは行政ではなく、民間です。逆に、民間が「なんでもかんでも行政に金を出してもらおう」という姿勢でいる限り、その地域が活性化することはありません。また、行政も「税金で手助けすれば、地域で楽に事業ができる」という過信を持つと、支援なしに事業に取り組む人が地域からどんどん少なくなり、生産性が下がって、ますます衰退を招くことを認識しなくてはなりません。

「民間主導の行政」は、実現できるか

本来、商業施設などをつくる場合は、トイレなどの公共機能部分は行政が整備するにしても、その脇という優位な立地を活かして、事業を考え、利益から逆算して施設規模を計算し、資金の調達をして経営するのが基本です。

もちろん、私も地方において自分たちで投融資をして事業に取り組んでおり、すべてのケースで事業がうまく行くわけではなく、環境面で難しい場所があることも重々承知しています。しかしながら、「難易度が高いから不可能」なのではなく、また、「都会と同じやり方」ではなく、別の工夫をして、事業を成り立たせるよう、努力しています。

簡単にいえば、都市部なら「坪当たり100万円」を投資して施設の整備ができるような事業でも、地方だと坪30〜40万円、つまり民家とほとんど同様の建築費で整備をしなくてはならない、などというケースはザラにあるのです。

場合によっては、それでも無理で、最初はテントなどを張ったマーケット形式で事業を始めていくこともあります。私のような者から言わせれば、道の駅のように都会同様の立派な施設を地方に作るのであれば、税金が必要になってしまうのは当然です。

地方創生を貫くテーマであり、これからも何度も繰り返すと思いますが、地方の活性化は「おカネがないからできない」のではなく、「知恵がないからできない」のです。

かつては私自身も関わったプロジェクトでは、まず初期の段階で行政支援を仰ぎ、そのうえで事業にとりかかったこともありました。しかしながら、すりあわせをしていくと、どうしても民間の事業ルールと行政の計画との間にはズレがあり、結果として成果も小さくなってしまうことが過去何度もありました。

だからこそ、最初は本当に大変なのですが、民間でできることを考え抜いて実行することこそ、しっかりと地に足の着いた経営ができると思って取り組んでいます。

何でもかんでも行政が支援をしていると「支援もないのに頑張れない」という依存心がますます強くなり、普通の市場では戦えなくなってしまいます。正常な民間の力がどんどん失われていってしまうのです。

道の駅に似たような産直業態でも、民間でしっかり利益をあげている商業施設もあります。しかし、一度「行政支援」を前提として道の駅を出店してしまえば、そのような芽は摘んでしまうことにもなりかねません。

地方では、民間で事業を起こしてくれるめぼしい人がいないから、「まずは先行投資などで行政が頑張る」という話は一見理解を得られやすい話です。しかし、行政が頑張れば頑張るほど、民間は行政に依存してしまうという矛盾があります。これが地方創生事業における難しさでもあり、一番の大きな問題でもあります。

見た目では分からない、一見民間の事業活動なのに、実際は行政支援が行われ、それが見えないカタチで地域の生産性を低下させているという矛盾、その一例が道の駅だと思います。今一度、公共としての役割、民間としての役割についてしっかり線を引き、一定の緊張感をもった連携ができるか、が問われています。

【参考URL】道の駅の全国リスト(国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/road/Michi-no-Eki/list.html

4822とはずがたり:2015/12/01(火) 15:05:58

>右肩上がりの時代なら、事前に計画も立てやすく、計画どおりいかなくても、結局、拡大する経済と財政のおかげで、事後的に問題は解決されました。「拡大する社会」では、いかに迅速に正確にまじめに供給する、というのが計画の基本です。需要は当たり前に増加するのですから、考える必要はほとんどありません。
>しかし縮小する社会においては、これが逆転しています。需要がそもそも先細るため、単に供給をまじめにルールに沿って行ったとしても、需要と一致しません。恐ろしいのは、初期の計画で失敗すると、後に需要はますます細るので、ほぼ再生不能になってしまうのです。

>計画段階こそ、最も情報量が足りない
>取り組みを進めていく中で、得られた情報をもとにして、執行する規模や内容をどんどん変更していきます。そうすることをする時期と基準を、初期に定めておく必要があります。場合によっては撤退を決断することも躊躇なくやれるよう、初期に撤退基準を設けておく必要があります。
>従来の計画論で重要視された「一貫性」などは、無意味です

>予算を獲得するための計画策定をすると、予算獲得自体が目的になり、「タテマエ」としての計画をたてることになります。
>組織的に決定された計画は、その後数年にわたり、その組織を縛り続けることになります。
>無理矢理でも計画をもとに補助金や交付金を獲得し、その資金をもとにして事業に取り組んでしまうのです。そして結果は言わずもがな失敗し、地域に大きな禍根を残していきます。

>”合意”を優先すると、未来は二の次になる
>縮小する社会では、優先順位をつけて実行する必要がでてきます。しかし、真っ向正面からそのようなことをやっては、合意はとれません。
>現在の地域に住む人達にとっては「総論賛成各論反対」になり、各論で合意形成を行うことは事実上、極めて困難になります。
>解決策の一つは、意思決定者こそ皆の合意で決めるものの、各論に関してはその責任者に一任して取捨選択をしていく方法です。代表制民主主義や株式会社の取締役会と同様です。

合意形成してはだめなんだなぁ。それにしても地方はこれから行政ではなく経営の時代になるな。

なぜ地方は厳しい現実を直視できないのか
「建前だけのバラ色計画」が地方をつぶす
http://toyokeizai.net/articles/-/64736
木下 斉 :まちビジネス事業家 2015年03月31日

今回のコラムでは、地方創生にあたって、「形ばかりの『タテマエ計画』をつくることが、いかに地方にダメージを与えるか」ということをお伝えしたいと思います。

地方創生については2014年末に「まち・ひと・しごと創生総合戦略」が閣議決定され、今後5年の目標や施策、基本的な方向性が国から提示されました。それを受け、各地方自治体でも「自らの総合戦略」を発表しています。

なぜ自治体は非現実的な計画を平気で出すのか

3月3日のコラム「地方を滅ぼす『名ばかりコンサルタント』」>>4815-4817でも触れましたが、他の地域をパクったような計画や、実効性のない計画は、その自治体を疲弊させるだけです。残念ながら、各地域の”戦略”をウォッチしていると、正直首をかしげたくなるものがいくつも見かけられるのです。

例えば、先日発表された京丹後市(京都府)の”戦略”には「驚き」の声があがっています。なぜかというと、人口がV字回復するというシナリオに沿って、計画が立てられているからです。京丹後市の「まち・ひと・しごと創生」に関する「総合戦略」(移動しちゃってるけどこの辺https://www.city.kyotango.lg.jp/shisei/shisei/tihousousei/documents/vision_270302_3.pdfか?)をご覧いただくとよくわかります。

4823とはずがたり:2015/12/01(火) 15:06:09

「地方創生」は、そもそも地方の人口問題を発端にスタートしました。それゆえ、地方自治体として国に提出する計画が、人口減少を前提としていては、理屈が通らないのかもしれません。

しかし、同市の人口は約5.9万人(2010年の国勢調査)です。国立社会保障・人口問題研究所では2060年には2.6万人程度まで減少すると予測しているものを、一気に7.5万人にするという計画をたてているのですから、あまりに非現実的とも言えます。

このような「都合」と「願望」をもとに全国の計画を積み上げていけば、日本の人口が計画上は2億人を突破してしまうという笑えない話になりそうです。これは今に始まったことではありません。このような野心的な目標を設定し、無謀な開発を行った結果、その都度計画は失敗に終わり、ツケは計画を立てた主体(地方自治体)に残されてきたのです。

この連載でも指摘してきた通り、地方活性化事業をすればするほど、負債が拡大し、衰退が加速するのです。では、なぜこのような事態は繰り返されるのでしょうか。

よく地域活性化事業の失敗では「ヒモ付き予算」などが問題視されます。事業を実行するおカネがつくかわりに、自由にそのおカネが使えないことで事業がうまくいかないという批判です。

しかし、一番の問題はおカネとヒモ云々ではありません。そもそも、従来型の「計画行政」が通用しなくなったにもかかわらず、未だに従来通りのやり方をしているので、深刻な問題を引き起こしています。

「供給」ではなく、「需要」がカギを握る

右肩上がりの時代なら、事前に計画も立てやすく、計画どおりいかなくても、結局、拡大する経済と財政のおかげで、事後的に問題は解決されました。「拡大する社会」では、いかに迅速に正確にまじめに供給する、というのが計画の基本です。需要は当たり前に増加するのですから、考える必要はほとんどありません。

役所が主導して基本計画をたて、しっかりルールに沿って乱開発を制限しながら都市整備する。それさえすれば、民間がビルを立てたり、店をひらいたり、工場を建設したりしたわけです。ひとことで言えば、供給に需要が従う時代でした。

しかし縮小する社会においては、これが逆転しています。需要がそもそも先細るため、単に供給をまじめにルールに沿って行ったとしても、需要と一致しません。恐ろしいのは、初期の計画で失敗すると、後に需要はますます細るので、ほぼ再生不能になってしまうのです。

だからこそ、最初に需要の確保を行い、その実需に沿って、実行する事業の規模を最適化するという、従来とは「全く逆のプロセス」が計画論の基本になります。こうした「需給逆転」は、地方における社会構造の前提を大きく変えています。このような前提にたち、計画のあり方を見直していく必要があるのです。

さらに、将来が不透明な縮小時代において事前に計画をたて、皆が合意し、成果を残すには3つの限界があり、それぞれに対応しなくてはなりません。ではどんな限界があるのでしょうか。

(1) 計画段階こそ、最も情報量が足りない

初期に予見できる情報には限りがあります。何事もプロセスを踏んでいくごとに情報量が増していき、的確な意思決定ができるようになります。つまり計画段階とは、最も情報量が少ない段階です。

そのため、取り組みを始めた段階で得られている情報では、「そもそも正確な計画などできない」、と最初から諦めることが大切です。


取り組みを進めていく中で、得られた情報をもとにして、執行する規模や内容をどんどん変更していきます。そうすることをする時期と基準を、初期に定めておく必要があります。場合によっては撤退を決断することも躊躇なくやれるよう、初期に撤退基準を設けておく必要があります。

従来の計画論で重要視された「一貫性」などは、無意味です。今回の地方創生でも、目標設定を数字などで出すだけでなく、数年間のプロセスで示し、この時期にこれが未達成の場合には修正する、もしくは中止する、といった修正・撤退要件を入れておくことが大切です。

4824とはずがたり:2015/12/01(火) 15:06:34
>>4822-4824
(2) 予算獲得が目的化し、計画は”タテマエ”になる

予算を獲得するための計画策定をすると、予算獲得自体が目的になり、「タテマエ」としての計画をたてることになります。

時に「これはあくまで予算をもらうための建前(タテマエ)ですから」という言い訳がされます。しかし、組織的に決定された計画は、その後数年にわたり、その組織を縛り続けることになります。無理矢理でも計画をもとに補助金や交付金を獲得し、その資金をもとにして事業に取り組んでしまうのです。そして結果は言わずもがな失敗し、地域に大きな禍根を残していきます。

建前論を防ぐためには、各事業の責任を明確にすること、その責任を、個人や組織で負い切れる範囲で実行する必要があります。建前論が言えるのは、自分が責任をとる気がないからです。計画に基づいて執行される各事業の責任の所在は誰にあるのか、を明確にし、その人・組織が成功した時、失敗した時の取り扱いを初期に契約で決めておく必要があります。

(3) ”合意”を優先すると、未来は二の次になる

計画策定においては、よく「地域の人たちで合意しなくてはならない」という話が出てきます。拡大する社会であれば、なんでもプラスの話ばかりすればよかったものの、縮小する社会では、優先順位をつけて実行する必要がでてきます。しかし、真っ向正面からそのようなことをやっては、合意はとれません。

現在の地域に住む人達にとっては「総論賛成各論反対」になり、各論で合意形成を行うことは事実上、極めて困難になります。合意することを優先するあまり、計画はすべて現状で地域に合理的な結論となっていきます。予算獲得のための計画というのはその一つです。

解決策の一つは、意思決定者こそ皆の合意で決めるものの、各論に関してはその責任者に一任して取捨選択をしていく方法です。代表制民主主義や株式会社の取締役会と同様です。

一例を挙げましょう。昨今は空き家などを活用して、店舗にしたり、ゲストハウスにしたりという「リノベーション事業」の取り組みなどが全国各地で実行されています。人口減少のなか、地方創生では非常に重要な取り組みです。

その中でも、失敗するケースは従来型計画の方法です。多くの人達を入れた協議会で、「立派な計画」をたてて、それをもとに自治体が補助金を出して立派な改装工事を行ったものばかりです。

「縮小社会型」で成功しつつある、北九州市小倉地区

一方、成功するケースは、最初に営業活動をしながら実需に沿って計画を修正していきます。すなわち、入居する人たちが支払い可能な家賃を調査しなおして再設定したりして、十分に投資回収ができるよう、改修工事の水準を見極めています。資金も民間の投融資を中心としており、ちゃんと稼ぐシステムとなる仕掛けをしています。

例えば、北九州市小倉地区で展開されている取り組みでは、北九州市を中心に「北九州小倉家守(やもり)構想」を産官学横断で立てつつも、あくまで概要という位置づけを示したうえで、個別プロジェクトは民間主導で各自の責任を明確にしつつ、複数の不動産オーナーや建築家などが実行しています。

北九州市は、産業空洞化等による人口減の深刻な大都市の一つです。この取り組みによって、3年間で10件ほどの物件が再生され、のべ300人以上の就業・雇用が生まれ、中心部の通行量も増加に転じています。実は、過去に国の方針にそった「中心部再生計画」にも取り組んできましたが、成果が出ていませんでした。それを転換し、現在の縮小社会型の計画と実行の方法に転換してから、成果が一気に出ているのです。

いかがでしょうか。問題は予算がないとか少ない、あるいは外部環境が一段と悪化したとかいったことではなく、過去に囚われたやり方なのです。縮小時代に対応した方法を用いれば、どれだけ困難な環境でも、「身の丈にあった解」が必ずあります。

非現実的な計画を立てると、計画が破綻した時に悲惨なことになります。その時、ツケを払うのは、未来の若者や子どもたちです。地域活性化に関連する計画に重要なのは、「血気盛んな今の大人たち」の願望ではなく、最悪な状況になっても対応できる、「未来に向けたリアリズム」ではないでしょうか。

4825とはずがたり:2015/12/01(火) 15:15:32
>前回のコラム「地方を滅ぼす『名ばかりコンサルタント』〜パクリの再生計画に自治体の未来はない」には、連載開始以降、最高といっても良いほどの反響がありました
俺もまずこの記事で衝撃を受けた。

新幹線は地方創生に役立っているのか
利益を大都市に吸い取られるだけ?
http://toyokeizai.net/articles/-/63381
木下 斉 :まちビジネス事業家 2015年03月17日

前回のコラム「地方を滅ぼす『名ばかりコンサルタント』〜パクリの再生計画に自治体の未来はない」>>4815-4817には、連載開始以降、最高といっても良いほどの反響がありました。頂戴した「いいね!」の数などを見ると、本当に驚いてしまいます。これからも読者の皆さんに、地方創生を考えるうえでヒントになる材料を提供できれば幸いです。

さて、3月14日、北陸新幹線が開業しました。そこで、今回のコラムでは「新幹線と地方創生について」考えて見たいと思います。一言でいえば、「新幹線は本当に地域活性化に役立っているのか」ということです。

新幹線は地方創生の「夢の切り札」ではない

地域での取り組みを考えるとき、その地域が抱えるすべての問題が解消される「地域活性化の起爆剤」がいつも期待されます。新幹線はそうした「夢の切り札」とされてきました。

しかしながら、新幹線は過去の結果を見る限り、「作って地域活性化完成」「作って終わり」ではありません。

かつては、社会資本は地方で手薄だったので、「いかに新幹線を地方にもってくるか」に、皆の注目が集まっていました。作るまでが大切だったのです。しかし作ったからといって、果たして、その地方は活性化したのでしょうか。答えは皆さんもご存知の通りです。

2つの国土交通省の資料をみればわかるように、約半世紀をかけて、新幹線だけでなく、高速道路、地方空港含め、かなりの交通網が整備されてきました。今後の地方活性化には、作ることよりも、むしろ「いかに活用できるか」が求められるのです。

では、地域活性化においては、新幹線開通とともに、何が起きるのでしょか。その結果、どのような対策をとらなくてはならないのでしょうか。さっそく過去の教訓を踏まえながら、皆さんと今一度考えたいと思います。

この14日に石川県の金沢まで開業した北陸新幹線も、「北陸地域活性化の起爆剤」になることが期待されています。

石川県の新幹線開業影響予測調査によれば、新幹線による観光・ビジネスを含めた経済効果は年間約121億円と試算されています。石川県の観光産業の規模は約2600億円ですので、これから観光産業が一定レベル伸び、波及効果もあることが予想されます。

とはいえ、石川県の県民総生産は4.2兆円もあるのです。「新幹線開業の効果はない」とは言いませんが、新幹線効果だけで県民が皆、飯が食えるわけではないことがわかります。

交通網は、単なる「ひとつの手段」に過ぎない

何よりも、新幹線が開発されてから半世紀が経ちます。先述のように、日本全国で空港や高速道路といった高速移動手段が多様に整備され、半世紀前よりも新幹線の優位性は相対的に落ちています。さらにインターネットの存在も加味すると、仕事や居住地域の選択、観光行動、商圏構造などはますます複雑になっています。

こうして見た時、まず重要なことは何でしょうか。それは「新幹線に過剰な期待をしない」ということです。

自分たちのまちは、何で食っていくのか。そのために必要な取り組みはなにか。その基本方針のほうが大切です。それを実現するために、交通手段を活用するのが基本です。

過去のケースを振り返ると、新幹線の開通に際しては、以下の3つが成功のための必須条件です。一つ一つ見ていきましょう。

4826とはずがたり:2015/12/01(火) 15:15:43
その1?他と異なる「地域独自の営業」をしよう

すでに地方での新幹線としては、東北新幹線、上越新幹線、九州新幹線が開通しています。では、これらの新幹線は、地域を再生してきたのでしょうか。

一部については「再生してきた」といえるかもしれません。しかし、1982年開通の上越新幹線の開通前後の5年を見ると、新潟県内の人口増加率は低下、県民総生産の増加率も低下しています。近年ではこの傾向が加速しています。

1997年開通の長野新幹線はどうでしょうか。やはり開通前後を見ると、長野県内では1996年と比較すると2001年までに人口こそ約2万1000人増えたものの、約4,600件の事業所が減少、従業員数は約3万人減少しました。その後、長野県も2002年以降は人口減少に転じ、その減少幅は、むしろ全国平均よりも大きくなっています。

専門家の中には、新幹線駅のある市町村の、短期的な統計だけに着目する人がいます。典型的なのは初期の誘客効果を見て、「心配されたような(東京などの大都市に吸い取られる)ストロー効果はなかった」などという人もいます。しかし、長期的には、もしくは広域でみれば、長野のケースでもわかるように、確実に地域外に都市機能が吸い取られています。単に、新幹線を引くだけでは厳しいのです。

一方で、「独自の活用法」を選択した地域は、効果を出しています。

例えば、長野新幹線の軽井沢です。軽井沢は宅地としての魅力を基本軸にしており、未だ需要が堅調に推移し、高く評価されていることは多くの方もご存知の通りです。単に商業や観光だけでなく、「住んでもらうための新幹線」という活用法を選択することによって、人口増や地元市場規模の拡充につなげています。

また、上越新幹線の通る新潟県大和町(現在の南魚沼市)は、新幹線開通と共に、国際大学や、県立国際情報高校の誘致で一気に学術集積を図っています。英語教育の必要性が声高に叫ばれ始めていますが、国際大学はすでに英語を学内公用語として採用し、教育レベルも国際的に評価を得ています。これに伴って、新潟の優良企業が本社を移転してくるなどの集積も果たしています。

軽井沢や南魚沼市のケースでもわかるように、エリアの特色を活かし、「どうしたら大都市圏との競争でも優位にたてるのか」、という明確なターゲット思考が重要です。つまり、突き詰めれば、「その場所に行くだけの、明確な目的づくり」が求められているのです。

これに対し最悪なのは、単に新幹線を引いてしまうケースです。一般的な交付金の対象になるような「駅前広場整備」や「区画整理」をして、補助金が出るからといって、観光での誘客キャンペーンを展開してしまいます。こうした「従来型の模範解答」をやってしまうと、間違いなくその地域は埋もれて、衰退してしまいます。

その2 新幹線開通で逆に不便になる、地域内交通をどう再構築できるか

新幹線ができると、都市間の移動は目に見えて便利になります。反面、地域内での公共交通が不便になっていくという、厳しい現実があります。

新幹線に並行する在来線などは、第3セクター方式で切り離されることが珍しくなくなります。大抵は赤字路線のため、運賃は従来よりも1.2倍〜1.5倍程度も値上がりします。さらに特急路線の廃止、JR関連バスの再編なども行われ、新幹線以外の地域内公共交通利用は、ますます高コストかつ不便になります。

そのため、新幹線駅が近隣にない周辺地域の活用という点では、「新幹線+在来線」だけでなく、「新幹線+アルファ」でいかに来てもらえるか、という活用案を考える必要があります。

例えば、新幹線駅から離れた地域の例としては、青森県八戸市において、郊外の生鮮卸売市場の観光拠点化で成功している「八食センター」があります。八食センターでは、八戸駅からの「八食100円バス」を運行し「新幹線+バス」でのルート開発で観光誘客へとつなげています。さらに市街地を結ぶ八食200円バスも運行をし、駅と郊外である八食センター、そして街なかを結んでいます。

その際、拠点経営的に重要なのは、「地元利用(卸や小売)+観光利用」という組み合わせで構成を考えることです。観光客には常に波があります。あくまで基礎収入は地元客で確保しつつ、新幹線駅を活用した観光客収入については、「ボーナス的な位置付け」をすることによって、安定的な経営と「伸びしろ」を確保するのです。

4827とはずがたり:2015/12/01(火) 15:16:04
>>4825-4827

このように、地元として明確な来訪目的を作りつつ、不便になった地域内交通網を「補完する手段を、独自に用意すること」が、新幹線駅拠点だけでなく、周辺地域へ波及を生み出すうえで非常に大切です。

さて、大事なことは3つといいましたが、3つ目は何でしょうか。ストロー効果の話です。先述のように、新幹線開通で地元事務所などが閉鎖され、人も大都市部へ流出するなどのいわゆる典型的なストロー効果も一部では見られます。石川県も実際に、北陸新幹線によるこうした「ストロー効果」を「年27億円のマイナス」と試算しています。

しかし、実は、目に見えない地域間のストロー効果もあります。それは大都市資本が地方にどんどん進出し、「地方市場をどんどん席巻していくという構造」です。

その3 目に見えない資本ストロー効果を防ぐため地元資本投資を行う

わかりやすいのは、新幹線の主要駅における駅ビル開発でしょう。その際、駅ビルのテナントを見るとわかるように、東京や大阪資本の百貨店や、大型チェーンストア企業ばかりです。

これは何を意味するでしょうか。大都市資本企業の地方都市進出は、地元にとっては一見利便性が高まります。人が集まり、事業所数も増加し、雇用も拡大し、歓迎されるべき話に見えます。しかし大都市資本の進出が進めば、その地域から生まれた利益は、結局、チェーンを通じて、大都市へと吸い上げられるのです。

では、指をくわえて見ているしかないのでしょうか。そんなことはありません。例えば、鹿児島中央駅前では、地元の事業者によって「かごっまふるさと屋台村」が経営されています。若手経営者を中心に切磋琢磨しており、とても活気を帯びています。新駅周辺に形成される、新しい市場に対しては、小規模でも地元事業者が商機を見出して投資することは極めて大切なのです。

大都市間の高速・安定・大量の輸送を可能にする新幹線は、国家単位での生産性改善にはさまざまな面で合理性があると思います。一方で、地方にとっては明確な活用方法を独自に考え、対策を打たなくては、逆効果になることもあるのです。

新たな産業や拠点の作り方、まちのあり方を考える機会となれば、新幹線を活用することも十分に可能でしょう。観光産業での活用もありますが、ありきたりな観光イベントやツアーだけでは不十分です。見てきたように、独自のターゲットを定めた営業、新幹線と在来線だけでない独自の交通補完、さらに地元資本での投資が成功の「必須3条件」です。

もう一度言いますが、重要なのは「新幹線を作ることではなく、使うこと」です。活性化の起爆剤などという言葉に踊らされず、自分の地元は何で飯を食っていくのか、それにはどう使えるのか、という独自の考えと具体的な取り組みが問われています。これは、新幹線に限らず、あらゆる地方活性化事業に言えることでもないでしょうか。

◯ 参考資料

鯉江康正「全国都道府県間産業連関表による地域間産業連関構造の分析」

内閣府「県民経済計算(平成23年度)」

日本政策投資銀行「北陸新幹線金沢開業による石川県内への経済波及効果」

4828とはずがたり:2015/12/03(木) 15:43:27
>>4802-4829の木下氏の連載の初回

ゆるキャラは、地方創生に役立っているのか
「地域活性化」という曖昧な言葉に騙されるな
http://toyokeizai.net/articles/-/54183
木下 斉 :まちビジネス事業家 2014年11月25日

都電荒川線をジャック、「鉄道王国・熊本」をアピールする「くまモン」。くまモンのように、日本を代表するようなキャラになるのは難しいが、ゆるキャラに自治体が税金を投入するのは、正しいことなのか(アフロ)

はじめまして、木下斉(ひとし)です。今回から「リアルな地方創生」についての連載を開始することになりました。普段は全国各地の都市中心部で、不動産オーナー等と共に投資して共同出資会社を作り、地域活性化に取り組んでいます。「政治行政的なアプローチが多い地域再生・都市再生に経営を!」、がモットーです。どうぞよろしくお願いします。

さて、初回のコラムでは、「ゆるキャラ」についてとりあげたいと思います。7〜9月期の実質GDPの成長率が年率マイナス1.6%となるなど、改めて消費税の影響の大きさにはビビりました。安倍首相は「アベノミクス解散」で政策の正当性を問うようですが、政権の重点課題は、地方創生や地域活性化です。その地域活性化というと、いまだに地方自治体は「ゆるキャラ」にジワジワと取り組んでおり、頭が痛いです。

ゆるキャラは、税金をブチ込んでまでする経済政策か

自治体が中心となって取り組んでいるゆるキャラは総数で2000を超えているといわれ、ヒットしたゆるキャラと言えば「ひこにゃん」から始まり、今は「くまモン」が筆頭株といったところ。特にくまモンが出てきて以降は、大変な人気なわけですが、「そもそも論」として、大の大人たちが集まって、税金をブチ込んでやるような経済政策なのか、との疑問符がつくわけです。

読者の皆さんからは、「何をいっているんだ、観光振興などに大いに役立っているじゃないか」との反論もあると思います。

確かに、一部のキャラクター商品を販売する企業などにとっては、プラス効果はあるかもしれません。しかし、実体的な経済効果を考えると、プラスだけでなく、それらの関連商品に追いやられて売れなくなる商品もあるわけですから、マイナス効果も少なからずあるわけです。新たなキャラクター商品による売上げが、別の商品の売上げを食っているという構造です。

ましてや、「キャラクタービジネス」に関連して、「独自のオリジナルな製品」などがイノベーティブに開発されたわけでは、必ずしもありません。多くの場合は、単に「携帯カバー」にキャラクターをつけたり、地元のおまんじゅうにキャラクターをつけたり、そういった既存商品のデザインを変えるだけに使われているケースも多いわけです。

付加価値高まらず、経済効果の根拠も薄弱

新たなキャラクター商品による売上げが、既存商品の売上げから置き代わっているという構造もあるのです。逆に言えば、地元やその他を含めて、多くの事業者が、単にキャラクターをくっつけて商品を売ればいいだけですから、ブームに簡単に便乗できます。地元からも支持されやすいとも言えます。

キャラクター経済効果のプラスとマイナスとは?
ただし、ここでより深刻な問題は、多くの場合、根本的に製品の技術性能やサービスの優位性などによって、より生産性の低い商品から置き代わって売れているわけではない、ということなのです。

商品改善など、地道な経営努力をせずに、「自治体におんぶにだっこ」で、ゆるキャラヒットに便乗して商品を売ろうという話が地域活性化策であるとすれば、それは筋が悪いですし、長続きはしないのではないでしょうか。

もちろん、個別の民間企業が皆でおカネを出して、ブランド形成のためにプロモーションをやるのであれば理解できます。しかし、「マスマーケティング」的な発想で、中身がスカスカなのにもかかわらず、「キャラ人気」でどうにか物を売ろうという、浅はかなる取り組みを、よりによって自治体が全力で税金を使って展開してしまう。しかも、「地域活性化の切り札」とも言われてしまうわけですから、政策企画力の低下も甚だしい、と思わずにはいられません。

4829とはずがたり:2015/12/03(木) 15:44:07

ゆるキャラなどによる地域活性化に対する希薄な考え方を、それっぽく見えるように支えているものの一つとして、「経済効果」というキーワードが挙げられると思います。「これだけ経済的な効果がありました」、などといいながら、事業を肯定化するわけですが、この数字の根拠は怪しいといわざるをえません。ゆるキャラ関連だけではなく、常々、世の中で唱えられるこの「経済効果」がまともに実体経済に発生して、成長に繋がっていれば、日本の経済成長は万々歳なわけですが、地域活性化分野の経済効果も、注意してみないといけないわけです。

例えば、かの有名な熊本県庁がPRキャラクターとして採用している「くまモン」の場合には、日銀の熊本支店が気を利かせたのか、2013年末に「1000億円超の経済効果」、と謳ったわけです。しかしながら、数字の根拠を見ると、「くまモンをつけた関連商品売上高」のアンケート調査が主体になっています。

前述したような、実際の経済全体を見据えた上でのマイナス効果も考慮されず、何でもかんでも売上げから産業連関分析に基づく効果まで、積算してしまっての効果をあげています。

しかしながら、こんな数字が出れば、ひとり歩きをはじめて、一気に他の自治体も「くまモンにつづけー」といった具合に参入しかねません。せっかくのくまモンも、ご愁傷様です。

さらには、戦いは過熱しており、最近はコンテストなどで優勝するため、メディア露出を高めるために、莫大な予算を広告代理店に支払ったりして戦っているケースがあります。これは、結局は、キャラクターを活用する民間企業と共に、プロモーターなどのビジネスプレーヤーに税金が搾取されているだけとも言えます。

冷静に考えれば、一過性の人気商売で、さらには、まったく別の次元でガチの企業も参入してやっているキャラクタービジネス領域に、自治体が税金をブチこんで全国区で戦うということ自体、全く合理的ではないわけです。稀有な一部の成功事例に引き込まれて、皆でそこに参入して「二番煎じ、三番煎じ」を争い、殴り合いを「税金」を使ってやるわけです。不毛としかいいようがありません。

一般的に言って、日本の自治体の財政は「火の車」であるところも少なくないのです。もっと地元経済の中で改善できることがヤマほどあるというのに、なぜか、外を向いて「ゆるキャラ」で激戦を繰り広げてしまうわけです。

例えば、先日、「財政破たん懸念」を発表した千葉県の富津市でさえ「ゆるキャラ」の取り組みをしていて、「おーい、大丈夫かー」、と思わず言いたくなってしまいます。もちろん、大丈夫ではないわけですが。

4830とはずがたり:2015/12/03(木) 15:44:18
>>2828-2830
全国区で無駄な競争をするより、地元経済と向き合え

本来は、「ゆるキャラ」で全国区で戦う前に、地元の経済活動と向き合うべきです。個別の商品力を高め、付加価値をあげていこうとか、使わない地域内の遊休不動産などを活用して、新規開業者を増加させるなどの地味な取り組みのほうが、地域内で雇用も生まれ、他の自治体と不毛な競争に巻き込まれず、適切な設備投資などが促されるわけです。

しかし、例えば地元向けに自治体関係者が「そんな低生産的な仕事をやめて、もっと工夫しろ」などと上から目線で言ったら、ひんしゅくを買いますよね。結局、自治体は、頑張ってキャラクターをヒットさせて、関連商品で地元企業が一時的にでも儲かれば、そっちのほうがありがたがられるってわけですから、ついそっちのほうをを選択してしまいがちになる、というわけです。ヒットするのは一部だけですから、ほとんどは経費を無駄に使って終わるだけになってしまうのですが・・。

自治体が取り組む地域活性化策は、大抵はその時に話題になっていることや、数字の根拠が必ずしもはっきりしないのに、一見大きな経済効果が示されるようなネタに、集中しがちです。

しかし、「ゆるキャラ」のように、皆で一気に参入、ガチで殴り合いをして、互いに憔悴しきってしまって最後は尻すぼみで終焉を迎えることも少なくありません。どの地域も幸せにならない「不毛なる戦い」が、毎回のように繰り広げられてしまう。そのうちに「これはもはや時代遅れ。効果がなくなった」などと言い出して、次なる不毛なる戦いとなる「カッセイカジギョウ」を探し求めていくのです。

全てとは言いませんが、こんなことばかりを繰り返しているから、ずーっと活性化事業に数十年取り組んでいるはずの、地方自治体の歳入はなかなか増えず、歳出だけが増加して自治体財政が悪化していくばかりなのです。そうこうしているうちに、「自治体が破綻するー」と大騒ぎになって、「地方創生だー!!」 などといった話にもなっているわけです。

「ゆるキャラ」からわかる教訓としては、少なくとも、自治体が主導する地域活性化に期待することは、やめたほうがいいということなのです。地道に地域で民間が事業を積み上げていくことが、一番信用できる地域活性化であると思います。

4831名無しさん:2015/12/05(土) 14:17:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151201/k10010325051000.html
中山間地域の生活改善 2つの村の計画認定し支援
12月1日 6時36分

政府は地方創生に向けて、中山間地域などの生活環境を改善するための計画として、地域の交流拠点を整備したり生鮮食品などを販売する「道の駅」を拡充したりする、茨城県と岡山県の2つの村の計画を初めて認定し、交付金で施設整備を支援することになりました。
政府は中山間地域などの生活環境を改善するため、診療所や商店といった医療や買い物などの拠点となる施設の集約を後押しする方針で、先の通常国会では、自治体の計画を認定して交付金を配分することを柱とした改正地域再生法が成立しました。
これを受けて政府は、自治体から申請を募った結果、茨城県美浦村と岡山県新庄村の2つの村の「地域再生計画」を初めて認定しました。
このうち茨城県美浦村は、高齢者が交流するサロンや農産物の直売所のほか、保育施設も備えた地域の交流拠点を整備するとしています。
また、岡山県新庄村は、独り暮らしのお年寄りが一時滞在して共同生活できる施設を整備するほか、これまで村内では買えなかった魚や肉などの生鮮食品を販売するため、「道の駅」を拡充することにしています。
政府は計画の認定を受けて、交付金で施設整備を支援することにしており、ほかの自治体にも制度の積極的な活用を促すことにしています。

4832とはずがたり:2015/12/08(火) 13:16:16
冨山氏は大学を専門学校みたいにして仕舞おうとしているので日本の知識階級の再生産に関して非常に危険だと思うけど,そもそも大学が増えすぎているのは問題ではある。

>明確に言えることは中小、零細の企業数が多過ぎるということです。結局、ものすごい数の経営者がいるわけですが、現実には優秀な経営者の数は限られる。さらに、政策として、会社が潰れないようにしてきたことも大きいですね。
一方で冨山氏自身も解って居てて,実際に指摘もしているけど,日本は無能な経営者─自民党の支持基盤である─を保護しまくっていてそれが低生産性の企業の存続を許し日本の労働生産性を大いに下げている。

>>4802-4829の木下氏の地方経済活性化とも通じるのであるけど,地方が衰退しているのは政府の財政出動が少なすぎるからでは無く多すぎるからなのである。
市場経済の中に突き落として競争させれば良い。無能な地方の零細企業経営者は倒産して労働者として働かないと行けないからこれは大変な事だけど,財政が彼らに安穏とした生活をただで送らせるだけの余裕を許さないのだから仕方が無い。

第一回まち・ひと・しごと創生会議 説明資料
2014年9月19日(金)
株式会社経営共創基盤
代表取締役CEO 冨山和彦
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/meeting/souseikaigi/h26-09-19-siryou3-5.pdf

我が国の産業構造と労働市場のパラダイムシフトから見る
高等教育機関の今後の方向性
2014年10月7日(火)
株式会社経営共創基盤
代表取締役CEO 冨山和彦
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/061/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2014/10/23/1352719_4.pdf

[地方から変える日本の未来]
ローカル経済成長のカギは「労働生産性」の向上--冨山和彦(経営共創基盤CEO)
http://net.keizaikai.co.jp/archives/10924
2014年8月5日

近頃、メディアは「景気回復による人手不足が問題」だと言う。しかし、人手不足は景気に左右される一過性の問題ではなく、今後は、さらに深刻な労働者不足が予想される。冨山和彦氏が近著『なぜローカル経済から日本は甦るか』(PHP新書)で主張したのは、グローバル経済とローカル経済のふたつの経済圏の存在と分離。さらに、日本の70%のGDPと80%の雇用を占めるローカル経済の危機だ。少子高齢化が世界最速で進む日本で何が起こっているのか、地域の課題を俯瞰できなければ解決もない。日本の現状と今後を経営共創基盤の冨山氏に聞いた。20140826_Tokushu_2_01y

グローバルとローカルふたつの経済圏

-- グローバル経済とローカル経済のふたつの経済圏があるそうですが、その違いは。

冨山 競争がグローバルで行われている産業なのか、実質的に地域、ローカルの中で完結するのか。経済の地理的な広がりで分けていて、産業の中身によっても違うわけです。

 製造業やIT産業に加え、エネルギーとか油のようなコモディティーなどがグローバル経済ですね。一方、ローカル経済というのは、サービス産業などがそうで、分かりやすく言うと、例えば東京に住んでいる限りは、東京の床屋にしか行けないわけです。また、私たちは岩手県でみちのりグループというバス会社を経営していますが、人件費が高いからといってベトナムで走らせても岩手県の人は乗れないわけです。つまりは、地域で完結する経済圏。これがローカル経済です。ですから、この先いくらグローバル化しようとしてもグローバルワンマーケットにはならないんです。グローバルワンマーケットになっていく産業領域とローカルで帰結する産業領域との間は離れるどころか実際には分断してしまっているのです。

4833とはずがたり:2015/12/08(火) 13:16:32
-- トリクルダウンも起きないということですね。

冨山 かつての加工貿易立国のモデルであれば、大手組立メーカーの下に部品メーカーがぶら下がる形でしたから、世界で売れたものがローカルの部材メーカーにも大きな影響を及ぼしたのですが、今のグローバルな競争下では、世界中から参加したプレーヤーが熾烈な競争を行っています。この世界では、部材の調達も世界中から最適なものを持ってくるわけですから、国民経済という単位で見れば、この分野の経済の調子が良いからといって、国民経済のローカルの分野にこぼれ落ちるわけではありません。ですから、いくら大手製造業の業績が良くなっても大半の人には関係ないのです。

 しかし、これはしょうがないことで、日本だけの問題ではなく世界中が同じ条件のもとで戦っているからです。言うなれば、グローバル経済はワールドカップやオリンピックの舞台で戦っているようなものですね。

 日本のグローバル企業は世界的に見ても生産性が高く、プレーヤーは優秀ですから、また復活するのではないでしょうか。

-- では、ローカル経済のほうはいかがですか。

冨山 ローカルの経済圏、その多くは対面で行うようなサービス産業が主役で、規模の経済性があまり効かないので中小企業が多いんです。こちらは空洞化しようがありません。先進国ではこのローカルなサービス産業でご飯を食べる人が増えて、日本でも80%の人たちがこちら側の世界で働いています。

 ただ、労働生産性が低いという問題を抱えています。アメリカの半分でイギリスやフランスにも負けています。

-- その原因は何ですか。

冨山 明確に言えることは中小、零細の企業数が多過ぎるということです。結局、ものすごい数の経営者がいるわけですが、現実には優秀な経営者の数は限られる。さらに、政策として、会社が潰れないようにしてきたことも大きいですね。

 日本は、過去20年間需給ギャップにあえいでいました。設備の過剰、雇用の過剰、債務の過剰で、供給力過多の状態で人間も余っていました。この時期、労働集約型のサービス産業は雇用吸収力の最後の砦でしたので、労働生産性が低いのはいいことだったんです。人が余っていたので、賃金は低いがメシを食わすことができる。社会政策的には、総動員で中小企業の破綻を止めていたことに意味があった。ある種のワークシェアリングだったんですね。

 でも、アベノミクスが始まって、第1の矢と第2の矢は需要刺激策でしたから、その結果、株価が上がって、土地の値段も上がってきました。需要も高級品から活発化してきました。円安によって企業業績も良くなった。そうなると、需給ギャップが埋まってくるわけです。

 しかも、じわじわと生産労働人口が減り続けているので、グッと需要が高まったある日「人手が足りない」となった。確かに団塊世代の大量退職で、ここ数年、急激に減った事実もあります。ただ、人が足りないのは長期的な構造要因ですから、短期的に効く手はありません。

 また、地方ではもっと前から生産労働人口の減少による人手不足は始まっていたんです。ローカルを支えるサービス産業の多くが介護士や交通機関などの公共サービスですから、需要は高齢者の数が大きく影響します。地方は高齢者が多いですから昔から人手不足で、私たちが経営する、みちのりグループではリーマンショックの時でも人手不足でした。だって、グローバル経済とは関係ないですから。トレンドは先に地方で起きているんです。それがようやく、東京でも顕在化した。

-- 今後、どうすればいいのでしょうか。

冨山 日本経済の持続的成長を促すのは、サービス産業の潜在成長力、すなわち労働者の頭数の確保と労働生産性の向上しかありません。そのためには、まず何とか生きながらえているゾンビ企業の速やかな退出と、今後増えると見込まれる人件費倒産を放っておくことです。間違っても倒産を止めちゃいけない。

4834とはずがたり:2015/12/08(火) 13:16:58
>>4832-4834
 右肩上がりの高度成長時代は旺盛な外需に対して生産性を上げてきたのですが、今の右肩下がりの時代でも生産性を上げなければならないわけです。

-- 人が路頭に迷う危険性は。

冨山 ないです。今こそ、もう一度生産性を高めることを真剣に考えなければ、この国の経済成長は持続しなくなります。

 ただ、今後多くの倒産が起きてもそれが、人生の悲劇にならないようにしなければなりません。大事なことは2つあって、ひとつは、倒産すれば職場を移動しなければなりませんから、移りやすいような仕組みが必要になります。サービス産業の職の多くが総合職型ではなく運転手や保育士などのいわゆるジョブ型と言われる職です。そのためにも職業訓練と転職支援の充実が求められます。

 もうひとつが、移った先で賃金が上がるようにすることです。

 労働生産性と賃金は比例しますから、当然、労働生産性の高い会社に移れば賃金も上がるはずです。

 また、経営者もクビをくくらないでいいようにしなければなりませんね。これは、制度を変えてしまえばいい話ですけどね。

-- 海外は連帯保証制度を取ってないのですか。

冨山 連帯保証を取る商習慣はないですし、中小企業を守る政府の厚い保護も海外ではありません。会社がつぶれるのは当たり前のことですから。その代わり、欧州などは職業訓練などが充実していますよね。

-- 近い将来、日本の経済は変わっていると思いますか。

冨山 変わっていないと日本経済は大変なことになりますよ。潜在成長力は下がってくるわけですから。シニアと女性の就労参加は大事なんですが、劇的に労働力は増えませんし、既に地方ではかなりの高参加率です。

 みちのりグループも、キーワードは女性ドライバーとシニアです。既に定年制も事実上なくなっています。政府が女性の就労という前に、民間は生き残らなければなりませんから、既に活用しているわけです。

 アベノミクス第3の矢も、グローバル経済関連メニューはもうおおむね十分です。どんなに応援してもグローバルの雇用は20%ですし、GDP比は30%でしかない。もちろんグローバルも大事ですが、彼らは既に世界トップレベルで戦っています。

 むしろ、今後の本丸はローカル経済圏の再生なのです。繰り返しますが、労働生産性の向上と労働者の頭数の増加しかないんです。労働者も増やしますが、これだけでは無理なので、国内製造業の半分といわれている労働生産性を上げて、実質賃金を上げていく。この実質賃金が持続的に上がることで、消費に回って、投資に回って、さらなる生産性の向上という循環につなげていかねばなりません。

 そうしなければ、日本の未来は厳しいですよ。

(聞き手=本誌・古賀寛明 写真=佐々木伸)

4835名無しさん:2015/12/17(木) 21:42:35
意味があるかはともかくまともな取り組みだ。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151217/k10010344411000.html
全国知事会 沖縄の基地問題検討の場を設置へ
12月17日 20時47分

全国知事会は東京都内で会議を開き、沖縄に集中しているアメリカ軍基地による負担をどう軽減していくかなど、基地問題について話し合う場を知事会に新たに設ける方針を確認しました。
17日に東京都内で開かれた全国知事会議では、政府が編成作業を進めている来年度、平成28年度予算案に関する要望事項など、地方が抱えている当面の課題に関して意見を交わしました。
この中で、沖縄県の浦崎副知事は「全国知事会で、沖縄の基地負担を軽減する場の設定などを含めて議論していただきたい」と述べ、沖縄に集中しているアメリカ軍基地による負担を巡って幅広く議論する場を設置することを提案しました。
これについて、全国知事会の会長を務める京都府の山田知事は「国の大きな防衛問題の中で、一つの都道府県に過大な重荷が背負わされている。こうした問題に地方公共団体が結束して当たる必要がある」と応じ、基地問題について話し合う場を知事会に新たに設ける方針を確認しました。

4836とはずがたり:2015/12/18(金) 21:55:15
>>4785
亀レス失敬ですが私の>>104サルベージ頂き感謝っすヽ(´ー`)/

都市の効率的な行政制度の確立はマイテーマの一つなんですがなかなか定着しているのをぶっ壊すのは難しいっすねー。
橋下は或る意味狂人だと思うけど,あれくらいの神経持ってないと凝り固まった制度を動かせないのかも知れないです。。

4837名無しさん:2015/12/19(土) 11:33:00
<近畿>兵庫県芦屋市

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151218/k10010345921000.html
兵庫・芦屋市 “全国一厳しい”屋外広告規制の条例
12月18日 20時50分

兵庫県の芦屋市議会は、現在市内にある看板などの4割近くが基準から外れることになる、景観条例案を可決しました。芦屋市は、屋外広告を規制する条例としては全国で最も厳しいとしています。
条例は、閑静な住宅街が広がる芦屋の景観と環境を守ることを目的に、屋上の看板やネオンサインなどの設置を全面的に禁止するとともに、看板やポスター、のぼり旗などについても、面積や色、文字の大きさに制限をかけ、違反した場合は50万円以下の罰金が科されます。
芦屋市によりますと、ことし3月現在で市内にある看板などのうち、4割近い318の広告物が基準から外れ、屋外広告を規制する条例としては全国で最も厳しいということです。
市議会では慎重な意見も出て、市民への周知期間を設けるため、施行日を3か月延長して来年7月からとする修正案が提出され、18日の本会議で賛成多数で可決されました。
市は基準から外れる広告物について、原則3年間の猶予期間を設けて撤去を求めていくことにしています。
屋上の看板やネオンなどは市全域で禁止
芦屋市議会が制定した広告を規制する条例では、屋上の看板やネオンサイン、LEDを利用して文字を表示する看板などは、原則すべて、市内の全域で禁止されます。
それ以外も地域ごとに厳しく規制され、例えば幹線道路沿いではのぼり旗を出すことが全面的に禁止されます。建物の壁に取り付けるタイプの看板も、高さが地上から4メートル50センチ以下、面積が1平方メートル以下に制限され、道路にはみ出さないように設置しなければなりません。
市長「市民に丁寧に説明」
条例案が可決されたことを受けて、芦屋市の山中健市長は「商業などに影響が出るという懸念の声もあるので、可決されたからといって終わりではなく、市民に丁寧に説明していきたい。芦屋市の景観は世界のトップランナーを目指し、とびきりの街を作って行きたい」と話しています。

4839とはずがたり:2015/12/20(日) 18:47:25
大企業の富裕サラリーマンが自然の豊かさに地方を選んで住んで地域にカネ落としてくれるなら効果でかいんちゃうか。富裕層へのやっかみ剥き出し(まあかなり抑制的に書いては居るけど)の記事はみっともない。

地方移住促進のため通勤手当控除を拡大、これって意味あるの?
http://thepage.jp/detail/20151213-00000004-wordleaf?pattern=2&amp;utm_expid=90592221-48.hwO5r5EoTSCBuGKgIeW2Fg.2&amp;utm_referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2F
2015.12.14 07:00

 自民党の税制調査会が、地方への移住を促進する目的で、通勤手当にかかる所得税の限度額を引き上げる方針を固め、来年度の税制改正大綱に盛り込まれる予定です。

 現在、サラリーマンが会社から通勤手当を受け取る際には、月10万円までが非課税となっていますが、改正後は月15万円まで税金がかかりません。消費税の引き上げで通勤費の負担が大きくなっていることに加え、東京一極集中を緩和し、地方への移住を促進することが目的です。

 新幹線を利用して東京まで通勤するケースでは、非課税範囲が100キロから200キロに広がるため、東海道新幹線では静岡県の「静岡」、東北新幹線では福島県の「新白河」、上越新幹線では新潟県の「越後湯沢」までが対象範囲に含まれます。長距離通勤をしてきた世帯にとっては朗報でしょうし、これをきっかけに地方への移住を検討する人もいるかもしれません。

 ただ、こうした通勤費を実質的に政府が補助することについては異論もあります。政府が住む場所によって実質的に国民の所得を変化させるということになると、経済的な利益を得られる人と、そうでない人との間で不公平感が生じてしまいます。また企業の経済活動に政府が介入することになりますから、場合によっては市場メカニズムに合わない非効率的な結果をもたらす可能性も出てくるでしょう。地方への移住については、政府が介入せず、自然の成り行きに任せた方が最終的な問題解決は容易との意見もあります。

 さらにいうと、15万円という高額の通勤手当を払える企業というのは、裕福な大企業に限定されると考えられます。地方移住を推進させるという点では効果があるかもしれませんが、所得の再分配という点ではむしろ逆効果となりかねません。

 企業の中には、政府の方向性とは逆に、会社の近くに住むことを奨励しているところもあります。ネット企業のサイバーエージェントでは、勤務しているオフィスの最寄駅から2駅圏内に住んでいる正社員に対して月3万円が補助されます。つまり会社としてはできるだけ近い所に住んで、通勤時間の無駄をなくして欲しいというメッセージです。最近では、ベンチャー企業を中心に、サイバーエージェントと同様の通勤手当を導入するところも増えているようです。

 人がどこに住んで、どの程度、交通費をかけるのかについては、最終的には本人が決めるべきことです。コストが高くてもよいので近くて便利なところに住みたいのか、遠くてもよいので安いところや環境のよいところに住みたいのかというのは、人それぞれです。各人の考え方に合った働き方を選択できる社会を目指すべきでしょう。

(The Capital Tribune Japan)

4840とはずがたり:2015/12/20(日) 18:56:19

地方移住
1万人超え 5年で4倍 支援策拡充で
http://mainichi.jp/articles/20151220/k00/00m/010/063000c
毎日新聞2015年12月19日 20時28分(最終更新 12月20日 00時04分)

http://tohazugatali.we b.fc2.com/pop/063000c.jpg
移住者数の推移

 2014年度に地方自治体の移住支援策を利用するなどして地方に移住した人が1万1735人と1万人を超えたことが、毎日新聞とNHK、明治大学地域ガバナンス論研究室(小田切徳美教授)の共同調査で分かった。09年度から5年間で4倍以上に増えた。移住志向の高まりを受け、支援策を拡充した自治体が増えたことが背景にあるとみられる。【阿部亮介】

 東京都と大阪府を除き、移住相談の窓口や中古住宅を活用する「空き家バンク」などの支援策を利用した人や、住民票提出時の意識調査で移住目的とした人のうち、別の都道府県から移り住んだ人を都道府県や市町村に尋ねた。昨年12月に09〜13年度分を初めて調査。今秋、14年度分を調べた。昨年12月の回答率は92%、今秋は90%だった。

 13年度の移住者数は8181人で09年度(2864人)の2.9倍だった。14年度は43%増えて1万人を突破した。ただ、移住者数を集計していない自治体もある。行政の支援策に頼らない移住者もいるとみられ、実際はさらに多いとみられる。

 14年度に最も多かったのは岡山県の1737人で前年度より1000人以上も増加。続いて鳥取県が1246人、長野県953人、島根県873人、岐阜県782人。09年度に移住者数が0人だった青森県は10人、沖縄県は25人だった。

 一方、09年度からの6年間でみると、群馬県は2人から135人に、高知県は19人から652人に急増した。高知県の担当者は「相談窓口を東京に設置したり情報発信を増やしたりするなど取り組みを強化している。窓口を多く設置したため『移住者』として把握できる人が増えたことも要因ではないか」と分析している。

 政府は地方移住の促進に向け、20年までに東京圏から地方への転出を13年の37万人より4万人増やす一方、地方から東京圏への転入を47万人から6万人減らす目標を掲げている。

 移住希望者や受け入れ自治体をサポートする民間団体「生涯活躍のまち移住促進センター」(東京都)の渥美京子センター長は「東京に住む50〜60代は、介護施設の不足など10年後の生活を心配して『第二の人生』の相談に来る人が多い。30〜40代でも安心して子育てできる環境を求めて地方移住を考える人も増えている」と話している。

上位5県で48%、地域間格差課題

 共同調査では移住者は岡山や鳥取、長野といった10県ほどに集中し、「地域間格差」がみられる。14年度は島根、岐阜を加えた上位5県で計5591人で、全体の48%を占めた。

 鳥取や島根は過疎化による人口減少に悩み、早くから移住支援に取り組んできた。小田切教授は「移住者数が持続的に伸びる傾向は評価できるが、『地方消滅』という課題に対処するには幅広い地域への移住が望ましい」と指摘。「地域の特徴や特産品を生かし、魅力ある地域づくりに取り組む必要がある」と語った。【阿部亮介】

4841とはずがたり:2015/12/20(日) 19:04:57
今迄安保スレでやってたっけか?

所有者不明8島
国有化求める 五島の期成会、県に要望書 /長崎
http://mainichi.jp/articles/20150319/ddl/k42/040/378000c
毎日新聞2015年3月19日 地方版

 五島市の商工団体や漁協などでつくる「五島市鳥島等の保全・整備を求める期成会」(立石光徳会長)は、日本の領海を定める基準となっている離島の保全、管理を強化するため、県内にある所有者不明の8島について、早急に国有化に向けた働き掛けをするよう求める中村法道知事宛の要望書を県に提出した。

 政府は昨年8月1日、日本の領土・領海をアピールするため、沖縄県・尖閣諸島の五つの小島を含め、正式名称がなかった全国158の島に名前をつけた。県内では、男女群島にある「ガメ瀬小島」など五島市の4島と「一本松のはなれ」など対馬市の4島の計8島について、名称が国土地理院の地図や海上保安庁の海図に記載された。

 県によると、これらの島は登記簿と国有財産台帳に記載が無く、国は民法の「所有権のない不動産は、国庫に帰属する」に基づき、国有化できるか検討しているという。立石会長は「五島沖では外国漁船の不法操業が相次いでいる。海洋資源の確保のためにも、県当局から国へ強く要望してほしい」と話した。【大場伸也】

〔長崎版〕

4842とはずがたり:2015/12/20(日) 19:07:44

高齢者移住構想
3500人計画 15市町が受け入れ
http://mainichi.jp/articles/20151209/k00/00m/010/086000c
毎日新聞2015年12月8日 21時27分(最終更新 12月9日 08時22分)

http://tohazugatali.we b.fc2.com/pop/086000c.jpg
高齢者の移住受け入れを検討している自治体

 健康な定年前後の人の地方移住を促す「日本版CCRC」構想に関し、全国15市町が計3500人程度の高齢者の受け入れを検討していることが、毎日新聞の調査で分かった。この他にも受け入れを検討している自治体が複数あり、「移住計画」はさらに拡大する見通しだ。地方創生の柱であるCCRCに関する政府の有識者会議は11日にも最終報告書をまとめ、構想実現に向け動き出す。

<73歳金沢移住ルポ 課題は?>
 調査は11月下旬〜12月初旬に実施。今年秋に地方創生に関する政府の交付金を受けた5県・32市町村に対し、受け入れ人数や居住施設整備の有無などを尋ねた。概数のケースも含め人数を固めていたのは15市町だった。山梨県都留市と栃木県那須町はそれぞれ各1000人を見込んでいる。

 実施時期は「2019年度までの5年間」(那須町など)や「最短で17年度から」(新潟県南魚沼市)などのほか、「早期に」とするにとどまるところもある。

 ただ、どれだけ希望者が集まるかは未知数のうえ、受け入れ施設の整備の大半は民間活力の導入を前提としており、実際にどの程度の移住が実現するかは不透明だ。

 都留市は団地の空き部屋や空き住宅を改修し、見守りサービスの付いた民間の「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」として運営。地元の大学と連携して生涯学習や交流の場の提供を目指す。鹿児島県伊仙町は賃貸住宅を借り上げて移住者に安く貸すことなどを想定する。生活支援には、要介護高齢者らを総合的にサポートする「地域包括支援センター」などを活用する。

 大半の市町村は首都圏からの受け入れを考えている。埼玉県秩父市は人数は未定だが、友好都市の東京都豊島区を主な対象とする意向だ。一方、徳島県美馬市などは首都圏だけでなく都市部の市出身者を中心に呼び込む。高知県土佐町は定着率を高めるため、仕事の多い高知市に住んで週末を土佐町で過ごす「2地域居住」から始め、将来的に土佐町に移住を促す構想を検討中だ。

 西日本のある自治体の担当者は「元気な高齢者が移住してくることで地域の活性化につなげたい」と話す。【阿部亮介】

 【ことば】CCRC

 「Continuing Care Retirement Community」(継続的なケア付きのリタイア共同体)の略称。健康なうちに移住してボランティアなどの社会活動に取り組んだり働いたりして地域に溶け込み、新たなコミュニティーを形成。医療や介護が必要になってからもケアを受けて暮らし続ける。米国で発達しており、日本国内では「シェア金沢」(金沢市)や「ゆいま?る那須」(栃木県那須町)が知られている。有識者でつくる日本創成会議が、将来、首都圏で多くの「介護難民」が生まれる可能性を指摘し、推進を求めた。政府も、希望者が地方に移住すれば東京一極集中の是正につながるとし、「生涯活躍のまち」として推進方針を決めている。

4843とはずがたり:2015/12/20(日) 19:10:23
なんか違和感あるけどなぁ。。

地方移住
昨年度、1万人超 5年で4倍に 岡山・鳥取1000人超
http://mainichi.jp/articles/20151220/ddn/001/040/002000c#cxrecs_s
毎日新聞2015年12月20日 大阪朝刊

 2014年度に地方自治体の移住支援策を利用するなどして地方に移住した人が1万1735人と1万人を超えたことが、毎日新聞とNHK、明治大学地域ガバナンス論研究室(小田切徳美教授)の共同調査で分かった。09年度から5年間で4倍以上に増えた。移住志向の高まりを受け、支援策を拡充した自治体が増えたことが背景にあるとみられる。【阿部亮介】

 東京都と大阪府を除き、移住相談の窓口や中古住宅を活用する「空き家バンク」などの支援策を利用した人や、住民票提出時の意識調査で移住目的とした人のうち、別の都道府県から移り住んだ人を都道府県や市町村に尋ねた。昨年12月に09?13年度分を初めて調査。今秋、14年度分を調べた。昨年12月の回答率は92%、今秋は90%だった。

 13年度の移住者数は8181人で09年度(2864人)の2・9倍だった。14年度は43%増えて1万人を突破した。ただ、移住者数を集計していない自治体もある。行政の支援策に頼らない移住者もいるとみられ、実際はさらに多いとみられる。

 14年度に最も多かったのは岡山県の1737人で前年度より1000人以上も増加。続いて鳥取県が1246人、長野県953人、島根県873人、岐阜県782人。09年度に移住者数が0人だった青森県は10人、沖縄県は25人だった。

 一方、09年度からの6年間でみると、群馬県は2人から135人に、高知県は19人から652人に急増した。高知県の担当者は「相談窓口を東京に設置したり情報発信を増やしたりするなど取り組みを強化している。窓口を多く設置したため『移住者』として把握できる人が増えたことも要因ではないか」と分析している。

 政府は地方移住の促進に向け、20年までに東京圏から地方への転出を13年の37万人より4万人増やす一方、地方から東京圏への転入を47万人から6万人減らす目標を掲げている。

 移住希望者や受け入れ自治体をサポートする民間団体「生涯活躍のまち移住促進センター」(東京都)の渥美京子センター長は「東京に住む50?60代は、介護施設の不足など10年後の生活を心配して『第二の人生』の相談に来る人が多い。30?40代でも安心して子育てできる環境を求めて地方移住を考える人も増えている」と話している。

一部の県に集中

 共同調査では移住者は岡山や鳥取、長野といった10県ほどに集中し、「地域間格差」がみられる。14年度は島根、岐阜を加えた上位5県で計5591人で、全体の48%を占めた。

 鳥取や島根は過疎化による人口減少に悩み、早くから移住支援に取り組んできた。小田切教授は「移住者数が持続的に伸びる傾向は評価できるが、『地方消滅』という課題に対処するには幅広い地域への移住が望ましい」と指摘。「地域の特徴や特産品を生かし、魅力ある地域づくりに取り組む必要がある」と語った。【阿部亮介】

4844とはずがたり:2015/12/20(日) 19:28:35

東京圏から地方へ 移住希望者の心つかめ 目標41万人、国が情報提供強化
http://mainichi.jp/articles/20150516/dde/001/010/047000c
毎日新聞2015年5月16日 東京夕刊

http://tohazugatali.we b.fc2.com/pop/047000c.jpg
市町村による移住支援の主な取り組み(2014年度)

 東京一極集中を是正する「地方創生」の柱として、政府が東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県)から地方への移住支援に力を入れている。総務省は3月、JR東京駅近くに情報提供施設「移住・交流情報ガーデン」をオープンした。地方の人口減少対策は時間との闘いだ。地方創生を、都市部で広がる「田舎暮らし」志向にいかに結びつけるのか。成果が問われている。【田中裕之】

 「コンサートやお芝居はやってますか。図書館へのアクセスは?」。同ガーデンで4月18日に開かれた北海道厚真町(あつまちょう)の相談会で、埼玉県の地方公務員(58)が担当者を質問攻めにした。以前旅した北海道の自然にひかれ、定年後に娘との移住を考えている。「都会暮らしが長くて、いきなり山奥に住む勇気はない」。厚真町は「有力候補にしたい」と気に入った様子だ。

 厚真町は人口4700人。民間の「日本創成会議」が「消滅可能性」を指摘した自治体の一つだ。札幌市から車で1時間20分。新千歳空港にも35分と近く、「東京圏との日帰りも可能」が売り文句の一つだ。同町への道外からの移住者は、2014年度までの5年間で42人。

 「働き盛り」の人々にとっては、雇用の確保が条件だ。相談会に参加した東京都墨田区の会社員男性(48)は「新しい仕事を考えれば、雇用が多い都市近郊が希望だ」と語る。北海道の担当職員は「空港周辺は東京や札幌などとのアクセスの良さで人気が高い。道東地域などは苦戦しており、道内でも移住人気には格差がある」と説明する。

 ガーデンでは毎週末、移住者を待ち望む各地の市町村が個別の相談会を開いている。東京、福島を除く45道府県のパンフレットがずらりと並び、一度に何冊も持ち帰る人も。

 総務省は、地方の仕事や住居の検索サイト「全国移住ナビ」(https://www.iju-navi.soumu.go.jp/ijunavi/)も開設。自治体などから収集した情報を随時掲載している。

 一方、移住支援は「田舎暮らし」ブームもあり、民間が一歩先んじている。02年設立のNPO「ふるさと回帰支援センター」の東京・有楽町の事務所には14年に1万人が訪れた。センターの同年のアンケートで、移住先の人気上位は山梨、長野。担当者は「積極的な情報提供と、東京との近さが人気を呼んだのではないか」と言う。

 政府目標は、20年までに東京圏から地方への年間転出者数を41万人(現在37万人)に増やすことだ。ただ、政府統計の転出者には転勤、進学が含まれ、自発的に動いた人の公式データはないのが実情だ。

 毎日新聞と明治大地域ガバナンス論研究室(小田切徳美教授)の共同調査で、13年度に自治体の移住支援策を利用するなどして東京都、大阪府以外の45道府県に移り住んだ人は8169人。移住先は鳥取、岡山、岐阜の順に多かった。鳥取県へは962人で、3分の1を近畿圏からが占めたが、東京圏からも147人いた。県は、07年に相談窓口を設け情報発信するポータルサイトも整備したことなどが奏功したと分析する。小田切教授は「人口減のスピードが速い中国地方は、早くから移住政策に取り組んできた。大都市から離れていても、サポート態勢を決め手にする人は多い」と話し、移住希望者の心をつかめるかは受け入れ先の自治体の努力次第とみている。

4845とはずがたり:2015/12/20(日) 19:30:10
京丹後市のは有名だけど,こんなに極端なのは此処だけなのか?それともたまたま取り上げられて有名になっただけで他所も同じなん??

見かけの「改善」、すり替え、押し付け…地方創生の虚実
http://mainichi.jp/articles/20151215/dde/012/010/003000c
毎日新聞2015年12月15日 東京夕刊

 「自治体消滅」の危機が叫ばれ、安倍晋三政権が重要課題と位置付ける「地方創生」は今、どうなっているのか。安倍首相は“成果”を語るが、お寒い実態も浮かび上がってきた。これでホントに「地方こそ成長の主役」(今年2月の施政方針演説)なんて言えるの?【小林祥晃】

求人倍率のカラクリ

 今月8日夜、東京都心の高級ホテル。企業経営者らが集うパーティーで、安倍首相は誇らしげに語った。「この1年、地方創生に取り組んでまいりましたが、七つの県で有効求人倍率は過去最高になりました。高知県においては1963年に統計を取り始めて以来、初めて有効求人倍率が1・0倍になった。県庁で乾杯をしたそうです」

 有効求人倍率とは、求職者1人当たりに何件の求人があるのかを示した数字。それが上がったということは、雇用環境が改善されたことに他ならない。この話がよほど気に入ったのか、首相は先月29日の自民党立党60年記念式典でも披露した。地方創生の成果としてアピールするには、もってこいなのだろう。

 ところが、である。厚生労働省高知労働局と高知県に「首相が話題にしているが」と尋ねると、いずれも「え、そうなんですか」と驚くのだ。担当者の話を総合すると、確かに県の今年9月と10月の有効求人倍率は、史上初めて1倍の大台に乗った。だが、その要因は求人の増加だけでなく、求職者の減少にもあるというのだ。

 労働局によると、2009年の求職者は毎月平均約1万9000人だったが年々減少し、今年10月は約1万4000人。仮に求職者数が09年と変わらなければ、10月の倍率は約0・75倍だった。計算上、分母に当たる求職者が減れば、有効求人倍率が上がるのは当然だ。では、なぜ求職者が減ったのか。「明確には分かりません。ただ、若者の県外流出などで労働力人口が減っているのは事実。人手不足は否めません」と担当者は声を落とす。

 「雇用改善」の一因が過疎化・少子化による人手不足にもあるとすれば、地方の「創生」どころか「衰退」が進んだことにもなりかねない。

非現実的な人口目標

 政府が「地方創生」を打ち出したきっかけの一つが、日本創成会議(座長=増田寛也・元総務相)のリポートだ。「40年には全国約半数の市区町村で20?39歳の女性が半数以下となり、その結果896自治体が消滅する恐れがある」という衝撃的な内容だった。

 これを受け、政府は60年の人口を1億人程度に維持することを目標とする「長期ビジョン」を掲げた。13年の合計特殊出生率は1・43。これを30年に1・8に、40年までに、人口の増減がないレベルの2・07に上げるよう対策を講じる。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が60年の人口を「9000万人を割る」と予測しているのと比べると、強気な目標だ。

 国は昨年、全国約1800の自治体に対し、個別に「人口ビジョン」を策定するよう求めた。しかし、ここでも奇妙なことが起きている。

 例えば、人口約5万8000人の京都府京丹後市。社人研の推計では60年の人口は2万6000人だったが、市の人口ビジョンでは高速道路や大学の建設で、同年に7万5000人にV字回復するというのだ。同市は「市の魅力を高めれば、流入人口は増やせると信じている」とする。

4846とはずがたり:2015/12/20(日) 19:30:31
>>4845-4846
 現在約37万人の和歌山市も社人研の推計で60年に21万人に減るとされたが、子育て支援の拡充などで33万〜36万人を維持するとしている。

 「多くの自治体が『実現は難しい』と知りながら、あり得ない数字を掲げている。国が掲げる出生率に合わせた数字を出しているからです」。こう批判するのは「地方創生の正体」(ちくま新書)の共著がある金井利之・東京大大学院教授(行政学)である。「正直に『できない』と言えば、財政面などで国から不利な扱いを受けかねない。非現実的な計画を、余計な労力をかけて策定しなければならない地方も気の毒です」

 国は自治体に、大都市への人口流出を防ぐための「地方版総合戦略」策定も求めている。雇用創出や地域活性化のプランに数値目標や達成年度を明記させ、優れた案には「新型交付金」で支援する。金井教授は、このやり方にも批判的だ。「地方同士を競わせ、限られた人口の奪い合いをさせているだけで、少子化対策に全くなっていない。問題のすり替えです。本当に人口減少を解決したいなら、少子化がより深刻な大都市部の対策を考えるべきなのです」

 そして、こう訴えるのだ。

 「少子化がここまで深刻化したのは、大都市圏で若い世代のワーキングプアが増えたことが原因です。長期的な視点に立って、経済界とともに国が雇用政策を見直し、非正規労働者の正社員化や安定した賃上げを進めるべきです。それは自治体の仕事ではない。『地方創生』は国が地方に責任を押しつける『ヤレヤレ詐欺』です」

介護難民は嫌々移住?

 地方創生の目玉施策の一つに「日本版CCRC」(継続的なケア付きのリタイア共同体)がある。定年前後の中高年が健康なうちに地方のケア付き住宅などへ移り住み、地域でボランティアなどをして過ごし、医療や介護が必要になったら現地でケアを受けて暮らし続ける新しい生活スタイルで、米国で発達した。都会から地方への人の流れをつくるなどの狙いで、国が支援のあり方を検討している。

 国はCCRC推進の根拠として「東京在住者の4割が、地方移住を望んでいる」というインターネット調査の結果を挙げる。しかし、埼玉大と埼玉県が今年、無作為抽出した県民約2500人に調査した結果、7割が「今、住んでいる場所に住み続けたい」と回答した。移住したいという人の中にも「同じ地域の別の場所」を選ぶ人がいて、「全く別の地域に移住したい」という人は全体の1割程度だった。

 宮崎雅人・埼玉大准教授(地方財政論)は「国は『高齢者の希望をかなえる政策』と強調していますが、この結果を見る限り、遠方への移住を希望する人は極めて少ない」と指摘する。ではなぜ、CCRCを進めるのか。「国の本音は、首都圏で懸念される大量の『介護難民』の受け皿にしたいのでしょう」

 社人研によると、10年後に東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で、75歳以上の後期高齢者が現在より175万人増える。一方、首都圏の医療・介護の人材は今後、大幅に不足すると見られている。

 「国は大都市の高齢化に向き合わず、責任を地方に押しつけているようにしか見えません。このままでは『嫌だけど移住せざるを得ない』という高齢者が出てくるかもしれない。それでも形だけは『本人の希望』ということになる」(宮崎准教授)

 国の責任を自治体、そして国民に押しつけるのが地方創生だとしたら、ますます地方は弱くなり、国民生活はじり貧になるだけだ。

4847名無しさん:2016/01/25(月) 06:38:03
<九州・沖縄>鹿児島県奄美大島

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2016012400154&amp;j4
奄美に雪「初めて見た」=115年ぶり、島民驚き

 南の島に、115年ぶりに雪が降った。24日午後1時すぎ、降雪が観測された鹿児島県・奄美大島では「本当にびっくり」「初めて見て感動した」と島民が驚きの声を上げた。

 島南部の瀬戸内町で、ペンション「海人スタイル奄美」を営む諌山綾香さん(41)は「普段はまず10度以下にならない。パラパラ降る氷の粒を見て本当にびっくりした」と興奮気味。中学1年の娘と3歳の息子は大喜びで、外に出て空を見上げたり、かき集めて解ける様子を見守ったりしたという。「島の子供は雪を見たことがなく、取り寄せて学校の授業で観察するほど。良い思い出になったのでは」と話した。
 島西部・宇検村の職員相良博樹さん(27)は近くの湯湾岳に登り、頂上近くの公園で雪景色を撮影した。風が強く痛いほどの寒さだったが、多くの見物人が集まっていたという。「山間部で時折降ることもあるが、これほどの雪を見たのは初めて。感動しました」とうれしそうに話した。(2016/01/24-19:08)

4848とはずがたり:2016/02/07(日) 05:58:54
商品券 静岡の町活性化ならず2015年8月15日(土) 15時21分掲載
プレミアム商品券 地元商店活性化にならず 静岡・吉田町中間報告
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6170783

 吉田町がプレミアム商品券発行事業の中間報告をまとめた。町が発行した1億8千万円分のうち、7月末時点で9割近い1億6千万円分がすでに消費された。しかし消費された商品券の70%以上がスーパーマーケットやドラッグストアなどの量販店で、地元商店の経済活性化につながったとはいえない状況が浮き彫りになった。(@S[アットエス] by 静岡新聞)

4849とはずがたり:2016/02/07(日) 05:59:10
「地域消費つながらぬ」プレミアム商品券に疑問の声
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/206387?area=ranking
2015年07月10日 11時00分

■エリアや店に制限なく

 佐賀県が発行するプレミアム商品券の販売が12日から再開される。初回分は発売直後に在庫切れし、売れ残った販売所には県内各地から購入客が殺到した。地域内での買い物増を期待する商工団体などからは「域内消費につながらない」との指摘も。県全域で使えるため、消費者のメリットは大きい半面、運用や消費喚起を狙った政策の効果をめぐっては疑問の声も上がっている。

 6月下旬の発売日に1万6000セットが売れた佐賀市の佐賀玉屋。開店直後から数百人が並び、在庫切れで他店から流れてきた客も加わって、社員20人が対応に追われた。残りが発売される12日は、バーゲンや中元商戦の最盛期。「初回のように人は割けない」。窓口の混乱に不安を募らせる。

 商品券は1セット1万円で、1万1000円分の買い物ができる。発行総額は60億5000万円。10%の上乗せ分は国の交付金を活用。全県で消費を喚起するために県がとりまとめ、初回は全55万セットの半分を販売した。

 地域振興策として市町ごとに発行してきた従来の商品券と違い、利用できる地域や店に制限はなく、県外資本の大型店でも使える。車の購入や住宅のリフォームなどにも使えるため、上限の20セットをまとめ買いする人も多く、県などには「金持ちの優遇策」といった苦情も相次いだ。

 対面販売の混乱を避けるため、他県ではインターネット限定で販売する自治体もあるが、課題は販売手法にとどまらない。

 初回分が数日間、売れ残った唐津上場商工会には、佐賀市などから購入客が殺到した。担当者は「域内の消費につながるかは疑問。中心部に資本が集まる動きが加速しかねず、地方創生の流れに逆行している」と政策の整合性に疑問を投げ掛ける。

 抽選会などを打ち出して顧客の囲い込みを狙う店もあるが、「市街地の利便性や大型店の品ぞろえを上回る魅力は簡単につくり出せない」。佐賀市郊外の菓子店主は商品券を生かす手だてを見いだせないでいる。

 一過性の消費にとどまれば、反動で需要が減る恐れもある。商品券自体、「ばらまき」との指摘もあり、「このままだと景気対策の棚ぼたで終わってしまう」と佐賀市の商工会幹部。消費喚起のかけ声の一方で、地域浮揚につなぐ取り組みは手探りが続いている。

4850とはずがたり:2016/02/07(日) 15:23:07
商品券にプレミアムついてるから余分にカネ使おうなんて阿呆なんてゐるのか!?

プレミアム商品券を巡る論点。必要な「費用対効果」の見極め
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150501-00000005-wordleaf-bus_all
THE PAGE 2015年5月8日(金)7時0分配信

 額面に上乗せした金額で使えるプレミアム商品券を発売する地域が増えている。国の交付金を使うことで必要な費用を捻出し、地域振興に役立てるとの見方がある一方で、税金を使った「バラマキ」との批判もつきまとう。プレミアム商品券をめぐる論点を考えてみる。

プレミアム商品券を巡る論点。必要な「費用対効果」の見極め
[画像]プレミアム商品券はバラマキか?
 プレミアム商品券とは、一定額の商品券を購入すると、地元商店街などでプレミアム(上乗せ分)を含めた金額まで使える商品券のことで、たとえば、1万円で500円券が22枚=1万1000円分=が得られる場合は、1000円分がプレミアムにあたる。

 地域社会の振興を目的に、公明党の主張を受けて、政府が2014年度補正予算で交付金を創設し、各地に広がりを見せている。プレミアム商品券の発行額は1500億円を超え、全国で1700を超える市町村が既に実施したり、これから実施する計画を立てたりしている。今後、5月から7月にかけて動きが本格化すると見られている。

 ここで焦点となるのは、「おまけ」の金額を上乗せすることで、それを使う地域にどれほどの経済効果がもたらされるかである。大都市の企業に郊外の自治体から通勤している人の多くは、普段、買い物を都市で済ませることが多いのだろうが、そうした人が居住地の地元商店街で買い物する場合には、地元消費を促すことができる。またプレミアム分で、普段は買わないような高額商品を思い切って買う動きにつなげることができるかどうかもカギだ。この部分を節約に回すような人が多ければ効果はあまり期待できないだろう。

 さらに、プレミアム部分を交付金(税金)で補填する場合には、費用と効果を比べてみて、全ての市町村や商店街で必ずしもうまくゆくとは限らないケースもある。プレミアムを使っても、継続的に客を呼べない場合などである。

 交付金を使うとなると、自治体は「我も、我も」と参加したがるが、必ずしも効果のない地域で使うと、最初のうちは物珍しさで需要があるかもしれないが、二度、三度と出すうちに、人気がなくなる事例もこれまで起きている。

 第一生命経済研究所・首席エコノミストの熊野英生氏は「商店街が集積しているようなところは『呼び水効果』となり、プレミアム商品券が売り切れても、商店街として自力を持っているところでなら効果が上がる可能性がある。そうでない場合は、期待したほどの効果は得られないだろう」と指摘する。

 多くの自治体がこぞってやろうとしているものの、税金を原資とする交付金を使う場合には、本当に効果が出るのかを見極める必要がある。自治体は消費の喚起効果をアピールしがちだが、結果として税収が増えたのか、事後に需要の反動減などはなかったのかなどの検証は必要となるだろう。

 もちろん各自治体も昨今のような財政難の折、慎重な取り組みをするだろうが、全国一律でやると、どうしても対応が甘くなるところが出るのはやむを得ない。地方創生とは、交付金を使って商店街を保護するのではなく、創意工夫で商店街を強くすることが目的である。あくまで地域の民間の力をいかに高めるかにかかっているのである。
(3Nアソシエイツ)

4851とはずがたり:2016/02/12(金) 22:30:56
なぜかお金持ちが多い「岐阜県大野町」に学ぶ世帯年収1千万超えの鉄則
http://news.livedoor.com/article/detail/11164283/
2016年2月10日 6時0分 女性自身

「なぜ岐阜県の小さな町が第7位なんだ?」とマネー専門家も首をかしげる統計結果が話題を呼んでいる。

「昨年、総務省が公開した『平成25年住宅・土地統計調査』がそれ。全国の市区町村別に世帯の年間収入階級(300万円未満、300万〜500万円未満、500万〜700万円未満、1千万円未満、1千万円以上の5区分)を公表。市区町村別に世帯収入1千万円以上が何パーセントいるかがわかるようになったんです」

そう話すのは、1千万円以上貯蓄のある家庭の分析などで定評のあるファイナンシャルプランナー(FP)・西山美紀さん(生活情報サイト・オールアバウト貯蓄ガイド)。

このランキングで驚きなのが、お金持ちが多いといわれる兵庫県芦屋市と肩を並べ、神奈川県鎌倉市を上回る全国第7位に岐阜県揖斐郡大野町が入っていること。東海エリアを中心にアクサ生命でFPとして活躍する牛田松雄さんは次のように語る。

「第7位の大野町だけでなく静岡県長泉町、愛知県田原市が12%超えで、全国第21位。首都圏と名古屋市周辺、芦屋市を除くと、ベスト25に入っているのはこの3市町だけですべてが中部地方。東海エリアには豊かな地域が点在しているということです」

なぜ、中部地方の小さな町にそんなにお金持ちが集まっているのか?

「豊臣秀吉が天下人になる立役者の1人で、質素をむねとし、聡明で堅実な人柄だったことで知られる竹中半兵衛の故郷ということは大野町が全国第7位ということと関係があると思います。長い時代を経ても気質は受け継がれているようで、収入が1千万円を超えてもおごらず倹約家が多いんです」

こう話すのは、大野町に隣接する大垣市生まれで、東京と大垣を行き来しながらFPとして活躍する伊藤亮太さん。

「また、大野町のバラ苗は以前、美智子妃殿下がいらっしゃってご覧になられたほど有名で、バラ苗農家はおしなべて非常に裕福。これも全国第7位になった理由の1つでしょう」

伊藤さんは岐阜県大野町、静岡県長泉町、愛知県田原市にお金持ちが集まる共通点をあらためてこう分析する。

【便利なわりに土地が安い】
「大野町は車社会では岐阜も大垣も近く便利なのに周辺より土地が安い。田原市は知多半島の先端で不便そうですが、じつは新幹線停車駅の豊橋市に隣接。また長泉町はやはり新幹線停車駅の三島市に隣接。三島から東京までは約50分。十分に通勤圏内なのに、首都圏と比べたら地価が安い。資産家はこうしたお得感に敏感で集まってくるので、高収入世帯の割合が高くなる」

【日本一の特産品や医療施設がある】
「大野町がバラなら、田原市は農家1戸あたりの農業産出額が日本一。菊とキャベツが有名です。また長泉町には日本全国から患者が集まる静岡がんセンターがあり、そこで働く医療関係者の多くが町に住む。こうしたことが世帯収入1千万円を超える下支えをしていると思います」

【住民福祉も充実】
「長泉町は町の財政が豊かで中学生までの子どもは医療費がタダ。大野町も保育施設の待機児童ゼロをずっと維持しています。田原市も含め、この3地域はなにより道路舗装が抜群にきれい。これもお金持ちが集まる条件ではないでしょうか」

4852とはずがたり:2016/02/23(火) 16:04:40
持続性を理解出来ず永久に国の補助金を乞食すれば良いと思ってる地方が多すぎる。

地方創生、持続可能なまちづくりのヒント
https://www.salesforce.com/jp/blog/2015/09/local-creation.html?d=701300000021KtO&amp;soc=OU

1920 年の第一回国勢調査以来、2005 年に初めて日本の総人口は減少に転じました。その後一時は持ち直すものの、2011 年以降の対前年人口増減率はずっとマイナスをキープしており、これから先もずっと人口は減り続けると予測されています。人口減少による地方都市への影響は 深刻で、産業の減退、シャッター商店街の拡大などに苦しむ都市は増えていくと予想されています。

日本の人口の推移と将来人口の予測

地方都市にとって、地方創生や町おこし・村おこしは「生存戦略」と言っても過言ではありません。しかし、そのような厳しい状況でも地方創生に成功している自治体があります。彼らの戦略の共通項は、

一過性ではなく、持続可能なまちづくりを行うこと
自治体が持っている良さを客観的に見直し、最大限活かすこと
にあります。

今ある街並みを活かして、観光地化に成功した豊後高田市
大分県北部に位置する豊後高田(ぶんごたかだ)市は、かつて賑わっていたころの昭和 30 年代の町並みをテーマにして「昭和の町」を設立。一時期は「人よりも犬、猫が多い商店街」とまで言われた町を、年間 20 万人近い観光客が訪れる観光スポットに育て上げました。
豊後高田市は、その昔は海上交通の拠点としておおいに栄えました。最盛期の昭和 30 年代には 300 店を超える商店街で賑わっていたものの、時代の流れに押され衰退の一途をたどっていきました。商店街のお店はどんどんと撤退していき、一時期はまさに シャッター商店街そのものとなってしまいました。

1990 年代に入り、かつての賑わいを取り戻すべく、地元の商工会議所が大手広告代理店に地域活性化の施策立案を打診したところ、既存の商店街を取り壊し、巨大な 商業施設へと作り変えるプランが提案されました。しかし、財政難であった豊後高田市にとって、到底受け入れられる提案ではありません。そこで地元の若者が 立ち上がり議論を重ねた結果、寂れた商店街を逆手に取った「昭和の町」構想にたどり着きました。

ポイントは、豊後高田市が持っている資産・強みと、他の観光地の持つ特性を分析し、最もコストパフォーマンスの優れる施策を打ったことです。豊後高 田市の商店街は昭和 30 年代から大規模な再開発を行っておらず、少しの改修で当時の街並みを再現することができました。「寂れた商店街」という見方を「レトロな町並み」として評 価したのです。また史跡や歴史スポットを前面に押し出して観光地化すると、京都や金沢、鎌倉など強力なライバルとの勝負が避けられません。しかし、昭和を テーマとした観光地は他に競合がほとんどいませんでした。つまり豊後高田市は、自身の持つ最大の強みを生かせるブルーオーシャンで戦うという、最も効率の 良い戦い方を選択したのです。

2005 年からは「豊後高田市観光まちづくり株式会社」による第 3 セクター方式で運営されており、ますますの発展が見込まれています。豊後高田市の取組みは、2003 年に「半島活性化優良事例表彰 国土交通大臣賞」、「日本観光協会主催第 11 回優秀観光地づくり賞 テーマ賞」を受賞、2004 年には「手づくり郷土賞 地域整備部門 国土交通大臣賞」を受賞するなど、大きく評価されました。またその結果、ここ数年、人気雑誌のランキングで 3 年連続「住んでみたい地域」として選出されるなど、「人口増」に向けた戦略が実を結び始めています。

ないものはない! あるものを活かした島根県・海士町

松江から約60km沖にある、島根県・海士町。10 年前には財政破たんの危機に瀕し「島が消える」寸前だった海士町は、町を挙げて様々な取り組みに挑み、今や町おこしの代表例とまで言われるようになりました。海士町はどのようにして再生の道を歩んだのでしょうか。

2002 年に当選した山内町長は、政策を「守り」と「攻め」の両面から進めていきました。「守り」の政策では、行政職員の年功序列廃止、不要な役職の廃止、自らの 給与カット断行など、徹底的な行財政の改革を進めていきました。町長だけではなく、他の職員や町の人々も給与カットや行政からの補助金の削減を自主的に申し出るなど、町全体で政策を後押ししていきました。

4853とはずがたり:2016/02/23(火) 16:04:58
>>4852-4853
一方「攻め」の政策では、海士町に現在する資源を活かした産業を作ることが目標に掲げられました。例えば地元の隠岐牛。急峻な崖地で育つため、足腰 が強く病気にもかかりづらく、また海風のミネラル分を豊富に含んだ牧草により、美味しい肉質に仕上がることが特徴です。これまでは子牛のうちに本土の業者 に卸していましたが、利益率の向上を目指して繁殖から肥育までの一貫した生産販売ができる体制が整えられました。また、白イカや牡蠣などの海産物も有名で すが、離島ゆえに本土への輸送の間に鮮度が落ちてしまい、高値でさばくことが難しい状況でした。そこで海士町では、CAS という最新の凍結設備を導入し、鮮度を保ったまま本土に商品を届けることを可能にしました。CAS は決して安い投資ではありませんが、輸送時間の問題さえクリアすれば海産物を高値で取引できる=投資の回収が確実に見込めるという判断でした。また年間を 通じて取引が行えるようになり、収入の安定化にもつながりました。
並行して海士町は様々な施策を打ち、2004 年から 10 年間で 294 世帯、437 人が島外から定住しました。人口の約 2 割(島の人口が全体で 2,300 人)を増やした上、驚くべきことに、その多くは 20 代から 40 代の若い世代でした。

コンビニもない、ショッピングモールもないと、無い無い尽くしに見える島根県・海士町。しかし、島のキャッチフレーズ「ないものはない!」にある通り、無いことを悲観するのではなく、あるものをどのように活かしていくかに注力することで開けた再生の道でした。

和歌山県白浜町のふるさとテレワークにおける地方創生
国としても地方創生のための施策を遂行しており、その一つとして総務省が現在「ふるさとテレワーク推進のための地域実証事業」を進めています。

2014 年の内閣府世論調査によると、東京在住者の 40.7 %が地方への移住を「検討している」または「今後検討したい」と回答しています。しかし、同世論調査では、「仕事が少ない」という問題点もあわせて指摘さ れているのです。この解決策として、現在、時間・場所の制約に縛られずに仕事ができるテレワークの活用が検討されています。

セールスフォース・ドットコムも「ふるさとテレワーク推進のための地域実証事業」に参加しており、クラウドサービスを活用した戦略的テレワーク拠点 「Salesforce Village」を和歌山県白浜町に設置し、本社機能の一部を移転して業務を行う新しいテレワークモデルの効果検証を行います。テレワークだけでなく、地 域の課題を解決する生活直結サービスのアプリを開発し、地域の活性化を支援します。また効果検証後には、同ソリューションを他の地域で展開することも検討 しています(詳しくはこちら)。

自治体の強みを再評価することの重要性
豊後高田市や島根県・海士町の事例にみられるように、自治体が今すでに持っている強みをきちんと再評価することで、「持続可能なまちづくり」への道 が大きく開けてきます。日本の人口減から生まれる各種の問題は確かに深刻ですが、このような自治体の学びを活かすことで、未来に希望をつなぐことができる でしょう。セールスフォース・ドットコムもクラウドサービスを活かして、地方創生に取り組んでいきます。
【参考文献】

総務省 豊後高田市(大分県)商業と観光の一体化による中心市街地の再生-「昭和の町」
宮崎幹朗 愛媛大学地域創成研究センター 地域創成研究年報 vol.2, p.78-87
大分県豊後高田市「昭和の町」に見る 地域活性化策の展開と課題
富沢 木実 法政大学地域研究センター 地域イノベーション第5号 p.65-78 海士町にみる「地域づくり」の本質
宇野 重規 nippon.com「Iターン」と地域活性化??海士町の挑戦(2014年12月11日)

4854とはずがたり:2016/02/24(水) 17:16:01
ビジネスチャンスは佐賀にあり
【実直・謙虚な県民に、日本一地震が少ない佐賀】
http://toyokeizai.net/articles/-/101163
制作 :東洋経済企画広告制作チーム

4855とはずがたり:2016/03/02(水) 21:28:12
幸福度「ビリから2番目」高知県にみる「逆転」のヒント
http://news.yahoo.co.jp/feature/114
3月1日(火)11時21分配信

2016年2月に発表された国勢調査では、1920年の調査開始以来、初めて日本の人口が減少に転じる結果だった。東京圏への人口の集中が進む一方、33の道府県で減少率が拡大した。…地方移住を進めたい政府側と、地方は疲弊しており、移住は甘くないという意見。果たして地方活性化の兆しはないのか。その答えのヒントを高知県から探る。(Yahoo!ニュース編集部/Forbes JAPAN編集部 副編集長兼シニアライター 藤吉雅春)

2015年2月、地方移住を推進する政府の「日本版CCRC構想有識者会議」でのことだ。…時代の変化を象徴する数字が、会議で配布された「東京在住の50・60代の地方移住に関する意向」という資料である。
定年退職後の第二の人生を念頭に、東京から脱出しようと考えている50代男性は50.8%だった。
団塊の世代がすべて後期高齢者となる2025年、東京圏では介護要員や医療施設が圧倒的に不足する。この危機を解消するためにも、政府は地方移住を後押しする「CCRC構想」を推進している。CCRCとは、Continuing Care Retirement Community(継続的なケア付き退職者コミュニティ)の略で、移住した人たちの地域交流や健康寿命の延伸ができるよう、受け皿機能を充実させた町づくりである。

しかし、50代以降の地方移住に対しては、会議中に懐疑的な声が出た。
「移住者の多くは、病気や伴侶の死を機に、都会に戻っている現実があります」
それに、自然災害を起きた場合、高齢者ばかりの集落で誰が助けてくれるのか。地域の扶助力は低下している。働く世代が減り、経済的な疲弊だけでなく、自治体そのものが消滅するとまで言われている。高齢化や人口減少に伴う地方の課題を、高齢者の移住で解消できるのか。
都会か地方か。どちらも難題を抱えるが、ここで興味深い県を紹介したい。日本がバブル期最後の繁栄を謳歌していた1990年、47都道府県で最も早く人口が自然減に転じた県。高知県である。

「ビリから2番目の県」
「知事、高知県と高知大学は一蓮托生の関係ですよ」
2012年に高知大学学長に就任した脇口宏氏は、高知県の尾﨑正直知事にそう言い、危機感を込めてこう続けた。
「高知大学が消えれば、高知県も消えるんです」
日本の10年後の姿は高知県にあると言われている。「少子・高齢化」が、「全国より約10年先行」と厚生労働省や内閣府で指摘されているからだ。高齢化率31.1%は秋田県に次ぎ日本で2番目の高さであり、年少人口割合は全国45位。また、県民所得は46位で、相対的貧困世帯率は全国トップと、経済基盤が弱い。

他にもさえない数字が並ぶ。中学生の学力テストではワースト2~3位と低迷。高知大学医学部の医師国家試験の合格率も、全国80の医学部ランキングで下位と「中の下」の間をさまよっている。
多くの指標で数字が低いため、「47都道府県の幸福度ランキング」(2011年の法政大学大学院調査、2014年の日本総研の調査)では、そろって高知県は46位。「ビリから2番目の県」と自嘲する県民もいる(ちなみにどちらも最下位は大阪府で、1位は福井県)。
そこで、産業振興や人材育成、CCRCなど多くの分野で、高知大学を拠点として県の地域活性化を行うことになった。だから学長は、「一蓮托生」と言ったのだ。

4856とはずがたり:2016/03/02(水) 21:28:37
>>4855-4856
最悪の数字が並ぶ環境と、ごく一般的な地方大学。実は、この両者が作用しあい、ある効果を生み出している。
(中略)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1097992700/4587-4588

人を育てることで、課題解決に挑戦できる。これが高知大学が導き出した答えである。

それは産業にも言えることだった。

悪いデータは「斜陽」か「伸びしろ」か
高知県の食料品出荷高に目を向けると全国46位と、またしてもビリから2番目。しかし、農業生産高は31位だし、高知の食材のおいしさは有名である。
生鮮品は流通できる量に限度があるため、本来なら地元で食品加工を行い、付加価値をつけて県外に売って利益を得るべきだが、そういう商売ができていない。そこで2008年、高知大学と県が連携協定を結び、金融機関や経済界の協力をもとにスタートした事業が、「土佐FBC(フードビジネスクリエイター)」である。
食品製造の技術からマーケティングまで、食のプロを育てようというものだ。さっそく誕生したのが、特産品である柚子を使った「ポン酢」「食後酒」や、トマトソース、グァバ茶の機能を活かしたコスメ商品。つまり、悪い数字は、視点を変えれば伸びしろでもあったのだ。
同じく2008年、高知大学では全学部で地域で働きながら課題を探求するプログラムが開始された。当初は「自律型人材の育成」を目標にした取り組みだった。
しかし、「高知は課題が多くて学生が鍛えられやすい環境でした」と、ある教授は苦笑する。地域に分け入ることで本音を掴み、課題の解決方法を考える教育に進化した。このプログラムは、企業など外部モニターの高い評価を受け、2015年、「地域協働学部」として創設が認可された。

「入学した学生の半数は起業家志望です。学生たちは地域に仕事がない現実を知っている。だから、生産から流通までを見据えた6次産業化で仕事を創出したいと考えているのです」(上田健作学部長)
数ある暗いデータとは真逆の数字がある。土佐経済同友会が県内在住の20歳以上(回答者数4009人)を調査したところ、「高知で暮らして幸せと感じる」人が約7割もいたのだ。実際、高知市内で、こんな声を聴いた。「ビリから2番目でこれだけ幸せなんだから、日本も捨てたもんじゃないですよね」。
医療費の無駄遣いの県と指摘される一方で、高知県は内閣官房が調査した、全国都道府県の「稼ぐ力分析(労働付加価値額)」の「医療・福祉部門」で4位。また、首相官邸に提出された「医療・介護余力指数」(高橋 泰・国際医療福祉大学教授)でも、トップレベルに位置する。
斜陽、負担、お荷物ーー。モノサシを変えれば、それは潜在的な成長力にもなる。最悪の数字を「伸びしろ」と見る人たちは、高知に限らず、全国にいる。どん底にビジネスを見い出す人々を、この連載で紹介してきたい。

4857とはずがたり:2016/03/27(日) 00:23:37

<人口激減の足音>相続契機に首都圏へ
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151208_43012.html

銀行や証券会社の支店が集まる秋田駅前を背景に、地元金融機関が扱う相続定期のパンフレットのコラージュ
拡大写真
 人口が約102万と東北で最も少ない秋田県は、全国最速のペースで人口減少が進む先行県でもある。2040年には70万人にまで落ち込むとの国の推計が出て以降、動揺が広がった。人々が消えゆくまちで何が起きているのか。立ち向かう有効な手段はあるのか。金融や住宅供給、小売りなどの現場で、人口激減の足音に耳を傾けた。(秋田総局・上田敬)

◎先行県・秋田のいま(1)資産流出

<関係途切れる>
 人口減の進行に伴い、個人資産が県外に流出するとの危機感が、秋田県内の金融関係者に広がっている。理由は相続だ。
 「相続人は全員が首都圏在住というケースが珍しくなくなった」。SMBC日興証券秋田支店の依田正文支店長が明かす。顧客が亡くなって相続が発生すると、相続人は自社の口座に財産を残してくれる。ただ、住宅購入や子どもの教育などでまとまったお金が必要になると、口座から引き出される。それきりということも少なくない。
 営業現場からは「信頼関係を積み上げてきても、相続というタイミングで関係が途切れてしまう」と嘆きが漏れる。相続相談の専門担当者の配置や相続セミナーの開催などにも力を注ぐ。とはいえ、営業の基本は顔を合わせること。首都圏にいる子世代と新たに関係を築くのは簡単ではない。
 依田支店長は「後継者がいない富裕層の企業経営者や医師が少なくない。将来が見えず、子どもに無理に秋田に帰ってこいと言えないケースも多く、事業承継もお金の承継も難しくなった」と解説する。

<金利で優遇も>
 危機感を抱くのは銀行も同様だ。
 北都銀行(秋田市)は、相続で受け取った財産に限定して金利を優遇する定期預金の取り扱いを2014年12月に始めた。ことし3月には県外への資金流出防止を念頭に、インターネット支店でも受け付けを開始。担当者は「今後とも秋田とつながってもらいたい」と狙いを話す。秋田銀行も店頭限定で相続専用定期預金を扱っている。
 今後20〜25年間に、相続に伴って家計金融資産の5割以上が首都圏と近畿圏に集中する-。三井住友信託銀行は昨年公表したリポートで、こんな見通しを示した。高度成長期以降、地方の親と大都市圏の子という組み合わせが多くなり、相続で地域間の資産移動が起きることを踏まえた。
 親子同居世帯比率や別居世帯の地域内訳などから、地域ごとに域外流出の割合を試算。全国で相続されると見積もった資産は650兆円で、東北は38兆円を占める。東北からはこのうち10兆円が首都圏を中心とした域外に流出するとした。

<5年間正念場>
 ただ、秋田県内もここ10年は県内金融機関の預金残高が横ばいで推移する、と秋田銀行系シンクタンク、秋田経済研究所の松渕秀和所長はみる。
 国の推計では、10年に32万1000人だった65歳以上の人口が25年には35万3000人に増加する。預金する年金受給者が増え、資産流出のマイナスと一定程度相殺されると推計する。
 問題は25年以降、高齢者数も減少に転じる局面だ。松渕所長は「地方創生の総合戦略に取り組むこの5年間が正念場。人口減に歯止めをかけ、地域で稼ぐ力を高めて雇用を増やしていかなければ経済活動の縮小が加速する」と警告する。

4858とはずがたり:2016/03/29(火) 00:08:05
<東北・北海道>

支庁再編計画、支庁→総合振興局へ
編集部・2009/06/30
http://pucchi.net/hokkaido/gappei/area_info.php

4859とはずがたり:2016/04/01(金) 08:21:14
<北関東>茨城県

合併して筑波市,市役所土浦市内で良いんじゃないかと思ったんだけどなぁ。
阿見や牛久とも一緒になって政令指定都市を狙いたい所。

つくば、土浦の両市が広域連携探る 合併にこだわらず
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/6836
2016年3月30日

 勉強会終了後の記者会見で、協議が進まなかった理由について、市原健一つくば市長は「土浦は長期的な財政の見通しを立てているが、つくばは、まだ行っておらず、すり合わせが難しかった」と説明した。
 中川清土浦市長は「平成の大合併のように国が面倒を見てくれる時代ではなく、合併は簡単ではない」と感想を述べた。
 市原市長は、オブザーバーの石岡、守谷、かすみがうら、つくばみらいの四市にも参加を呼び掛けて、今後も勉強会を継続し、広域連携について話し合っていく考えを示した。

4860とはずがたり:2016/04/05(火) 10:16:01
青根は此処。中央道の道志ルートが通りそうな相模のどん詰まりだ。
http://map.goo.ne.jp/map/search/latlon/E139.7.54.375N35.32.25.931/q/%E7%B7%91%E5%8C%BA%E9%9D%92%E6%A0%B9/zoom/7/?

<相模原・青根小全焼>誇り失い「悔しい」 住民、涙の消火
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160404k0000e040254000c.html
04月04日 16:34毎日新聞

 「青根の誇り、心のよりどころを焼失して、悔しい」??。県内で唯一の木造校舎だった相模原市立青根小(同市緑区青根)の校舎が3日朝、全焼した。駆け付けた須藤ゆかり校長ら教職員9人は、「何もかも焼けて」と顔色を失った。同小を拠点に地域おこしに取り組んでいた地元住民は泣きながら消火活動を手伝った。【高橋和夫】

 同小近くで商店を営む井上和夫さん(62)は「パーン、パーン」と打ち上げ花火のような音に気付いた。「火事だ」という母親の声で20メートルほど高台にある学校を見ると、校舎西側から火の手が上がっていた。消火栓からホースを引いて駆けつけた2人と一緒に消火活動に当たったが、火の回りが早く瞬く間に燃え広がったという。

 同市消防局から消防隊22隊約100人が出動したが、火勢は衰えず消し止めるまでに約2時間かかった。わずかに校舎の正面玄関と校舎東側の一部を残しただけで焼け落ちてしまった。近くに住む林業会社社長の佐藤好延さんは「みんな泣きながら消火活動を手伝った」と声を詰まらせた。青根地域振興協議会の関戸正文会長も「我々のおやじたちが力を出し合って建てた地域の宝が失われて悔しい」と話した。

 同小は1873年に民家を仮校舎として開設。1928年に青根村尋常小学校として校舎が建てられたが、41年に全焼。住民が山から木を切り出して製材し、2年後に青根村国民学校として国内でもまれな総ヒノキ造りの校舎が建築された。現役の木造校舎だけに映画やテレビのロケ地にも利用されていた。

 類焼を免れた体育館に集まった教職員はみな言葉を失った。同小は先月に3人が卒業し、新入生1人を含めた児童数は4人と県内の小学校で最も規模が小さく、5日の入学式を前に2日に職員5人が出勤して式典会場となる体育館の飾り付けなどの準備をした。「職員室のファンヒーターを使っただけで校舎に火の気はなかった。職員は清掃して午後6時半ごろに引き揚げた」(須藤校長)という。

 青根地区は今年2月現在、219世帯576人が暮らす山間過疎地。「限界集落にならないように」と、同小と連携した環境教育や休耕田の復活など地域の活性化に取り組む市民グループ「あざおね社中」代表の村山史世・麻布大学地域環境研究室長も駆け付け、「残念でならない」と話した。

 5日の入学式は近くの青根中学校の空き教室を借りて行う予定。岡本実・同市教育長は「子どもたちの心のケアを第一に、近隣の中学校と連携し、教育活動に支障がないよう万全の体制を整える」とコメントした。

4861とはずがたり:2016/04/13(水) 10:17:08
沖縄県が這入っていないのは何故だ?そんなにも急成長したのか?!
鳥取は島根と合併させないとしゃーないやろー。
鳥取と島根で3.0兆円,徳島と高知で4.0兆円だ。

県民所得ランキング 日本で最も低いのは「◯◯県」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160409-00000004-zuuonline-bus_all
ZUU online 4月9日(土)11時10分配信

内閣府が公表している「平成25年度県民経済計算暫定版(平成28年3月末現在)」によれば、県民所得が最も多かった東京都の60兆円弱に対し、最も少なかった鳥取県は1兆円強となった。

地域格差の大きさを改めて認識させられる結果だが、今後の方策を考えることが大切ではあるにせよ、まずは実態を捉えておく必要があるはずだ。なお、石川県については算出記録が無かったため、ランキング計算には入れていない。

■県民総生産が最も少なかったのは鳥取県

名目の県民総生産を見ると、最も多かったのはやはり東京都で93兆1283億円だった。第2位は大阪府の37兆3150億円で、以下愛知県の35兆4475億円、神奈川県の30兆2185億円、埼玉県の20兆6782億円が続く。

一方最も少なかったのは鳥取県で、1兆7676億円だった。2番目は高知県の2兆2627億円で、以下島根県の2兆3508億円、佐賀県の2兆6811億円、徳島県の2兆9371億円が続いている。

■県民所得が最も少なかったのも鳥取県

県民所得が最も多かったのは、東京都の59兆9592億円だった。第2位は神奈川県の26兆9807億円で、以下愛知県の26兆6391億円、大阪府の26兆5056億円、埼玉県の20兆6466億円が続く。

これに対して最も少なかったのは鳥取県で、1兆3497億円だった。2番目は島根県の1兆7016億円で、以下高知県の1兆8226億円、佐賀県の2兆1103億円、徳島県の2兆2155億円が続いている。

■一人当たりの県民所得も計算

さらに県民所得を総務省統計局が公表している2014年10月1日時点の県別人口推計で除した「一人当たりの県民所得推計」で見ると、県民所得が最も少なかったのは鳥取県で一人当たり約235万円となった。これは東京都の約448万円と比較すると約半分強となる。ちなみに島根県は約244万円、高知県は約247万円、佐賀県は約253万円、徳島県は約290万円となる。

県民所得の多かった神奈川県は約297万円、愛知県は約357万円、大阪府は約300万円、埼玉県は約285万円などとなっており、東京都がいかに際立っているのかがわかる。

また、県民所得では5番目に少なかった徳島県だが、一人当たりの県民所得は埼玉県よりも多かったこと、他方愛知県の一人当たり県民所得が、その他の県民所得の多かった県の2割程度多くなっていることなども明らかになっている。

■最も貧しい県にある『金持神社』

こうして見ると、日本で「最も貧しい県」は鳥取県、ということになるのだが、面白いのは、東西に長く広がる鳥取県の西方には、『金持神社』という名所があることだ。全国にひとつしかない縁起のよい名前とあって、金運祈願に全国から多くの参拝者が集まるのだという。もちろん「開運八社巡り」のひとつにも挙げられている。

このほか鳥取砂丘や水木しげるロードなど、同県には見どころもたくさんある。ぜひとも観光に訪れて、少しでも県の経済に貢献できたと満足感を味わうのも悪くはないのかもしれない。(ZUU online 編集部)

■県民所得トップ10、ワースト10

<トップ10>(単位百万)
東京都:約60兆円(59.959,202)
神奈川県:約27兆円(26,980,700)
愛知県:約26.6兆円(26,639,100)
大阪府:約26.5兆円(26,505,585)
埼玉県:約20.6兆円(20,646,618)
千葉県:約18.7兆円(18,693,885)
兵庫県:約15.7兆円(15,650,854)
福岡県:約14.4兆円(14,406,447)
北海道:約13.8兆円(13,821,483)
静岡県:約12.4兆円(12,381,679)

<ワースト10>(単位百万)
鳥取県:約1.3兆円(1,349,726)
島根県:約1.7兆円(1,701,647)
高知県:約1.8兆円(1,822,583)
佐賀県:約2.1兆円(2,110,329)
徳島県:約2.2兆円(2,215,472)
福井県:約2.3兆円(2,260,764)
山梨県:約2.5兆円(2,472,479)
秋田県:約2.6兆円(2,586,434)
宮崎県:約2.7兆円(2,697,540)
香川県:約2.8兆円(2,757,623)

4862とはずがたり:2016/04/22(金) 10:31:24
<九州・沖縄>熊本県

この辺は地震より台風で屋根瓦重たく作ってたのかねぇ・・。家に恐くて入れないという報道が今迄より多い気がする。

小規模自治体で苦境とあるが財政的には全部国からの補助が少なくとも後から出るんだろうけど,此を機に西原と嘉島と合併したり出来ないのかねぇ?
そもそも益城は熊本近郊の発展著しい自治体で熊本との合併も拒否して独立を選んだ訳で小規模自治体というのは失礼だけど。

それはさておき熊本市も熊本市民が避難してるなら応分の応援はすべきだね。

熊本地震:避難数千人 小規模自治体は苦境に 益城町
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%86%8A%E6%9C%AC%E5%9C%B0%E9%9C%87%E9%81%BF%E9%9B%A3%E6%95%B0%E5%8D%83%E4%BA%BA-%E5%B0%8F%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E8%87%AA%E6%B2%BB%E4%BD%93%E3%81%AF%E8%8B%A6%E5%A2%83%E3%81%AB-%E7%9B%8A%E5%9F%8E%E7%94%BA/ar-BBs3d1F
毎日新聞
19 時間前

 熊本地震で住宅1026棟が全壊、4374棟が半壊・一部損壊した熊本県益城(ましき)町は、人口約3万4000人の小規模自治体だ。約250人の職員は避難所運営やインフラの復旧に忙殺され、被災者のニーズに十分応えらず、苦境に立たされている。

 益城町の役場本庁舎は1982年に完成し、2012年度に震度7に耐えられる耐震工事を終えた。だが16日の地震で亀裂が入り、倒壊の恐れがあるとして約1.5キロ西の保健福祉センターに避難した。

 同センターには既に避難者がいたため、一部に他の部屋に移動してもらい、約50平方メートルのスペースを確保した。地域防災計画は災害時、センターをお年寄りや障害者が身を寄せる「福祉避難所」に位置づけていたが、その機能は果たせなくなった。

 消防隊員や警察官もいて混み合う対策本部には、他の自治体から応援職員を呼べるスペースはない。更に隣接する熊本市からとみられる数千人が町内の指定避難所ではない施設の駐車場に避難し、車中泊をしている。指定避難所でないため本来は職員を派遣する必要はないが、あまりにも避難者が多いため、職員3人を交代で常駐させるなど「想定外」の対応も迫られた。

 益城町の苦境は財政規模などが似ている自治体にとって、他人事ではない。

 仙台市に隣接する宮城県富谷(とみや)町は人口約5万2000人で、町職員は約300人。東日本大震災では16棟が全壊、537棟が半壊するなどの被害が出た。町職員は「仮に益城町と同じような被害が出れば、町職員が足りない。避難所も運営には手が回らなくなるだろう」と話す。

 南海トラフ地震による被害が懸念される高知県いの町は指定避難所が115カ所あるが、職員は約310人しかいない。担当者は「避難所の職員常駐は無理。一部は巡回する方針だ。ニュースで益城町の状況を見ると、自分たちも災害時に要援護者のケアに手が回らなくなるのではないかと感じた」と話す。

 1995年の阪神大震災後、神戸市生活再建本部長を務めた金芳外城雄(かねよし・ときお)さん(73)は「中小自治体は災害対応に限界がある。車中泊の避難など今回の被災を踏まえて防災計画を作る必要がある」と話している。【吉川雄策】

4863とはずがたり:2016/04/25(月) 14:06:53
北陸新幹線開業で浮き彫りになる新潟の苦悩
連携構築しづらい「大きな1人っ子」
http://toyokeizai.net/articles/-/87497
櫛引 素夫 :青森大学教授・地域ジャーナリスト・専門地域調査士 櫛引 素夫 青森大学教授・地域ジャーナリスト・専門地域調査士 1962年青森市生まれ。東奥日報記者を経て2013年より現職。東北大学大学院理学研究科、弘前大学大学院地域社会研究科修了。整備新幹線をテーマに研究活動を行う。

本州の真ん中に位置し、大きすぎるがゆえに置き場所が定まりにくい「1人っ子」の新潟県。今後、2本の新幹線の間で、どんな将来像を描いていくのだろう。

4864とはずがたり:2016/05/02(月) 12:45:11
<九州・沖縄>熊本県阿蘇地方

道路が出来ても過疎が進んだ話ししか聞いたこと無いけど,ちゃんと発展した地域もある事をこういう事象でもないとマスコミは報道しにくいんだな。。

阿蘇大橋失い集落消滅の危機 「新しい橋はいつ、どこに」 南阿蘇・黒川地区
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00010000-nishinp-soci
西日本新聞 5月2日(月)10時5分配信

 熊本地震で崩落した阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)のたもとにある同村の黒川地区が地域消滅の危機に直面している。村を襲った4月16日の本震から半月が過ぎた1日、地区から住民や東海大学生の姿がほとんど消えた。「大橋と大学が再建されなければ、地域はこのままなくなる」。区長の竹原満博さん(55)は故郷の未来像を描けないでいる。

 深い渓谷と山々に囲まれた黒川地区。押しつぶされたり、倒れかかったりしている家屋やアパートが目立つ。道路にも無数の地割れ。家の片付けに訪れる住民や学生がぽつぽついる程度で、野鳥が静かに鳴く。

阿蘇大橋が開通すると一変

 地区はもともと、約25世帯が農業を営んでいた。1960年代の高度経済成長期に人口が減少。「牧畜や養豚にも挑戦したがうまくいかず、他の仕事もなかった」と旧長陽村の村議だった古沢育男さん(80)。

 ところが、71年に大型車両も通れる全長205メートルの阿蘇大橋が開通すると一変。東海大誘致にも成功し下宿やアパートが続々と建てられ、活況を見せた。村史は「大学の建設は大きな刺激だった。特に黒川地区住民への経済効果は絶大であった」と記す。

 73年4月に開校した東海大だけでなく、周辺にはゴルフ場などレジャー施設が建てられ、雇用も増加。新住民も流入し世帯数は約60世帯に。学生800人が定住し、人口は大橋開通前の約10倍に膨れた。古沢さんは「小さな石橋しかなかった地域を大橋が開いた。黒川は村で最も潤う地域になった」と言う。

 大学の校舎から徒歩15分圏内にある「学生村」の下宿とアパートの総数は68軒。アパートごとに毎春、大家主催で卒業パーティーや新入生の歓迎会が開かれ、ボウリング大会や夏のキャンプも企画される。

 農業兼アパート経営の竹原区長も全国に散らばった卒業生の結婚式にたびたび招かれた。「学生も含めて黒川は大きな家族だった」

観光の玄関口だった大橋は住民の生活路でもあった
 「家族」の崩壊を招いた地震。大学は6月末まで休校を決め、学生は全員が親元へ戻り、住民は地区から離れた避難所で別々に暮らす。親類宅へと村を離れた住民も少なくない。「怖いので自宅に住めない」と自営業の竹本カヨ子さん(63)。

 阿蘇観光の玄関口だった大橋は熊本市や大型ショッピングセンターがある隣町に向かう住民の大切な生活路でもあった。石井啓一国土交通相は4月30日、阿蘇大橋について国が主体となって再建する方針を示したが、現地調査をした土木学会は同じ場所での再建は困難との見解を示した。

 大家の中にはアパート再建を断念した人も。「(新しい橋は)いつ、どこに架けられるのか。大橋がなければ大学の再建はない。そして学生も戻らない」と竹原さん。竹原さんの自宅は全壊したが、下宿が無事だったため、年老いた両親の求めで黒川に残ると決めた。「先祖が守ってきた、この地の行く末が心配なのでしょう」。倒壊した家々の庭先には、ピンクのツツジや紫のアヤメなどの花々が咲き誇り、それぞれの家族の帰りを待っている。

=2016/05/02付 西日本新聞朝刊=

4865とはずがたり:2016/05/09(月) 11:11:58
<防災計画>連続震度7想定せず 全ての都道府県
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160509k0000m040100000c.html
00:33毎日新聞

 災害時の緊急対策などを定めるため、各自治体が策定する「地域防災計画」に、熊本地震のような最大震度7の地震が連続発生することを想定した記載がないことが、47都道府県への取材で分かった。熊本地震では、4月14日の震度7の発生後、避難者が自宅に戻り、16日の2度目の震度7で死者を含む深刻な被害が出た。専門家は地域防災計画に盛り込むよう呼び掛けており、兵庫県など4府県が見直しを検討すると回答した。

 今月2?6日に取材した結果、「震度7が連続して発生する」と想定した地域防災計画を定めている都道府県はなかった。熊本県は、熊本地震を引き起こしたとされる布田川(ふたがわ)、日奈久(ひなぐ)の断層帯で地震が発生した場合、「最大震度7」と想定していたが、連続発生については記載していなかった。

 連続して発生することを計画に盛り込んでいない理由について、各担当者は「国が想定していない」(滋賀県)▽「過去に例がない」(長野県)▽「1回でも複数回でも対応は同じ」(宮崎県)??などと回答した。ただ、阪神大震災で被災した兵庫県は「震度7」とは明示していないものの、「(四国の南の海底にある)南海トラフ沿いで、複数の地震が数時間から数日のうちに連続発生する可能性がある」と記載。最初の地震で損傷した建物が次の地震で倒壊して死傷者が出るのを防ぐため、建築士らが住宅などの安全性を調べる「応急危険度判定」を早急に実施するなどの対応を盛り込んでいる。

 一方、「地域防災計画の見直しを検討する」と回答したのは、兵庫、奈良、鳥取、大阪の4府県。このうち、奈良県は「県に影響する八つの断層を確認しているが、現在の計画では複数の断層が同時に動くことは想定しておらず、実際に発生すると十分に対応できない」と説明。大阪府も「ハード面での対策は国の対応を待たなくてはならないが、避難に関しては独自に見直すことができる」と答えた。兵庫県も「実際に連続で発生した以上、具体的な対策が必要」としている。熊本県は見直しについて「未定」と回答した。

 熊本地震で4月14、16日に震度7を記録し、大きな被害を受けた熊本県益城(ましき)町では、14日の地震による死者(地震による直接死)は8人、16日は12人。12人の中には、14日の地震でいったん屋外に避難したものの、自宅に戻って被災したケースが含まれている。役場も使用不能になり、熊本県の蒲島(かばしま)郁夫知事は4月25日、記者団に対し「(震度7の地震の連続発生が)あった時の対応を考えておかなければならなかったが(想定が)そこに至っていなかった」と語った。

 内閣府の担当者も取材に対し「地域防災計画の基になる国の『防災基本計画』には、大きな地震が2度連続で起こった場合の対策については特に明示していない。今後、中央防災会議の中で見直される可能性は十分にある」と語った。【樋口岳大、林由紀子、吉住遊、尾垣和幸】

 【ことば】地域防災計画

 災害対策基本法に基づき、都道府県や市町村が定める。震災対策や風水害対策など災害の種類ごとに、予防や応急対策、復旧・復興に関して実施すべき業務などについて策定する。国の「防災基本計画」や「南海トラフ地震防災対策推進基本計画」、各自治体の被害想定などを踏まえて決める。各地で発生した災害や地域の実情などに応じ、順次見直すことになっている。

4866とはずがたり:2016/05/13(金) 20:01:40
冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
どうして被災県知事が情報の司令塔になれないのか?
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2016/04/post-827.php
2016年04月19日(火)12時00分

 熊本地震では、余震が続く中で被災者の避難をどうするか、物資の調達をどうするかなど、日々、危機管理が続いています。危機管理の中で、最も重要なのが情報です。情報の管理といっても、別に情報を隠せとか操作しろというのではありません。被災県民に対しても、全国に対しても必要な情報が的確に流れることは重要ですし、それに加えて、顔の見える個人が肉声で情報を整理して発信することができれば、心理的な安心感を与えることもできるはずです。

 今回の危機管理を見ていますと、こうした人的なリーダーシップとコミュニケーションという問題がとても気になります。2011年の東日本大震災でも同様の感想を持ったのですが、例えばですが、県知事が行う定例会見を情報集約とメッセージ発信の場にすることはできないのでしょうか?

 これはアメリカの例で、しかも天災ではなく人災ですが、2001年に911のテロが起きた際には、当時のジュリアーニ(ニューヨーク)市長は、連日定例会見を行い、それがローカルと全国のテレビに流れて、地元の人々と全国の人々とのコミュニケーションの「ハブ」になりました。

 その内容は多岐に渡り、「昨日の時点では何丁目から南は立ち入り禁止だったのを、本日の◯時から立ち入り禁止を解除します」という種類の具体的な生活情報もあれば「本日時点での身元判明犠牲者は何名、不明者は何名です」といったファクトの確認、そして「小職は殉職した市警のAさんの葬儀に行って参りました。悲しいがいい式でした」といったエモーショナルなものまで、連日キチンと会見で説明し、質問に答えていたのです。

 時には「今は戦争状態だと言うこともできるかもしれません。でも、皆さん閉じこもっていてはダメです。ショッピングに行ける方は行ったらいいと思います。お子さんのいらっしゃる方は、お連れになったらいい。安全は私が請け合います」というような、ヒューマンなメッセージも発信していました。

 ジュリアーニ氏個人に関して言えば、その後は保守的な外交政策を掲げたり、今はドナルド・トランプを支持したり、政治的な立場はハッキリしていますが、この危機管理の期間中は、定例会見で党派的な発言は一切しなかったのも見事だったと思います。

 私にとってさらに身近なのは、ハリケーン「サンディ」の襲来を受けた際のクリス・クリスティ(ニュージャージー州)知事の対応です。知事は、ハリケーン上陸の前からFMラジオに出ずっぱりで、州民からの質問に答えたり、被災後は状況を説明したり、コミュニケーションの「ハブ」の役割をしていました。

4867とはずがたり:2016/05/13(金) 20:02:04
>>4866-4867
 知事は時にはざっくばらんに、時には真剣に怒ったりしながら、州民に情報提供をしながら、どうして強制避難措置になっているのかを説明したり、現状を確認したりしていました。このハリケーン被災というのは、大統領選の直前でしたが、知事は、自分は共和党員なのでロムニー候補を応援していたにも関わらず、オバマ大統領を被災地に招いて州と連邦が団結して復興への努力をするという超党派的なメッセージを出し、州民の喝采を浴びていたのも記憶に新しいところです。

 今回の熊本地震の場合も、蒲島郁夫知事がそのコミュニケーションの「ハブ」となって、その定例会見の場が「最新の事実の確認」の場となり、また「被災者へのメッセージ発信」も、「全国へのメッセージ発信」の場ともなる、そしてそのコミュニケーション全体が、蒲島知事という「顔の見える個人」を中心に回っていく、そのような方法論が取れれば、極めて効果的だと思うのです。

 例えば、全国の世論としては「どうして物資が届かないのか?」「どうして広域避難が難しいのか?」「支援として今は何をすべきなのか?」といった疑問があるわけです。また県民にとっては、「家屋が倒壊した場合は当面何に注意したらいいのか?」とか「家族構成はこうだが、どの避難所が適当なのか?」とか「水道やガスの復旧見込みは?」といった具体的な質問が山のようにあると思います。

 もちろん、細かな点まで定例会見で答えていては大変ですが、大きな方向性や、クリティカルな問題点に関しては、日々知事が肉声で対応していれば、安心感と信頼感がまったく違うのではないでしょうか?

 どうして東京の大手町の気象庁の会見が重視されたり、経験の浅いテレビ各局のレポーターによるランダムな情報がバラバラに出て来たりするのでしょうか? あるいはどうして被災者への注意事項を、東京などのスタジオから「専門家」がやっているのでしょうか? そして、玉石混交の情報がSNSで飛び交う中で、多くの人がそれに振り回されるのはどうしてなのでしょう?

 そうしたコミュニケーションの多くの部分は、できれば全部、熊本で蒲島知事がやって、メディアは、万が一それに対してチェックが必要な場合を想定して、冷静なファクト報道で補完する、それで良いと思うのですが、なぜそれではダメなのでしょうか?

 現場と中央政府の関係についても、不自然でムダが多いように思われます。例えば、菅官房長官も何度も会見していましたが、そのたびに「災害のプロでもない官邸詰め記者」が「現在の被害状況は?」などと、怖い顔をして突っ込むのは、なぜなのでしょう? 何となく「官邸の危機管理を試してやるぞ」的な意地悪なニュアンスを感じますし、それに対して官房長官が必死になって答える、ということも含めて、全体的に無駄なプロセスのように思います。

 熊本から遠く離れた官邸で、何度も緊急会議を首相が招集するというのも、どう考えてもセレモニー的に見えます。現場での迅速で現実的な対処にイニシアチブを任せて、中央政府はその支援に回るという役割分担には、どうしてできないのでしょう?

 例えば被災地であっても、知事の会見を取材するのは県庁記者クラブの独占で他のメディアは入れないとか、そういう理由があるのでしょうか? それとも、そんな高度な広報体制を敷ける準備は、都道府県レベルではできていないのでしょうか? それとも国家的危機には総理と官房長官が「顔」になるのが中央集権国家の「しきたり」なのでしょうか? ガチンコの会見の「場」を危機管理の司令塔にするようなカルチャーは、そもそも日本には馴染みがないのでしょうか? 何とも理解に苦しみます。

4868とはずがたり:2016/05/15(日) 20:07:53
<政令市調査>「総合区」検討3市のみ 大半「利点ない」
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160515k0000m040115000c.html
05月14日 23:25毎日新聞

 地方自治法改正(今年4月)で政令市に導入が可能になった「総合区」制度について、毎日新聞が全国20政令市にアンケート調査したところ、導入を検討しているのは新潟、名古屋、大阪3市にとどまることが分かった。大半は「メリットがない」などとして導入予定がなかった。道府県と政令市が二重行政解消などを協議する「調整会議」では、会合を開催したのは大阪、名古屋2市で、大半は開催のめども立っていない。総合区、調整会議とも住民自治の強化や行政の合理化を図る目的で新設されたが、政令市のニーズに合っていない実態が浮かんだ。

 総合区導入を検討している3市で、新潟は「住民自治の強化につながる可能性がある」と評価。「有用な大都市制度」として位置付ける大阪は区割りなど具体案づくりに着手しているが、新潟は「議会や市民と丁寧に検討を進める」、名古屋は「導入の可否を検討している段階」と温度差がある。

 導入予定がない17市で最も多かった理由は、「区の権限強化は現行制度で対応できる」。区によって住民サービスに差が出る可能性を懸念する声や、人口規模や区数に合わないとする意見もあった。

 調整会議の未開催18市のうち14市は「協議するべき課題がない」と答えた。道府県と協議する場が以前からあり、二重行政を解決してきた経緯があったためとみられる。会議自体は「法定の会議で協議結果の意義・位置付けがより一層強化される」(横浜)と評価する一方、「課題解決には県市の粘り強い努力で協力関係を築くことが重要。制度の変更によって解決できるものではない」(千葉)と否定的な意見もあった。

 首相の諮問機関「地方制度調査会」の答申(2013年)は調整会議への議会の参画が重要と指摘したが、会議メンバーに常に市議が入るのは名古屋、神戸、仙台3市だった。

 総合区は政令市の行政区を格上げして権限を強化する制度で、区長が福祉やまちづくりなどの権限を持ち、人事や予算にも関与する。調整会議は道府県と政令市の間で設置が義務付けられた。首長で構成し、必要と認めた場合は両議会の代表者も加える。

 大阪市では市を解体して特別区を設ける「大阪都構想」が住民投票(昨年5月17日)で否決されたが、総合区と修正した都構想とで賛否を問う再度の住民投票を18年度中に実施する構えだ。【牧野宏美、青木純】

 ◇総合区導入についての自治体の意見

【導入する】

・住民自治の強化につながる可能性(新潟)

・大阪にふさわしい大都市制度の一つ(大阪)

【導入しない】

・現行制度で区役所の機能強化に取り組み、きめ細かな住民サービスが提供できている(仙台、さいたま、京都、広島、福岡など)

・区ごとにサービス水準に差が出る可能性がある(札幌、北九州)

・人口や行政区数が多くないため、導入のメリットはない(千葉、岡山)

・現行の政令市制度自体が不十分。そこで総合区を導入しても効果はない(横浜)

4869とはずがたり:2016/05/16(月) 10:37:54
地方から都市への人口移動の減少には少子化が原因として確かにあるんだけど,地方から都市への若者の移動は優秀な人材の移動であったと,若い頃に地方から都市部(関西も一応都市部だと思っている)へ移動してきた俺は思ってゐて,移動が減ったと云ふのは「優秀な」人材(この優秀は戦後経済に特有に利いた一定のと云う限定付きかも知れないけど)が既に地方に方に残ってゐないのか,地方の優秀な人材が地方と中央の格差の中で能力を発揮出来なくなってゐるのかどちらなのかが気になってゐる所。この筆者もさう云ふ視点は持ってゐる様ではある。

賢者の知恵
2016年05月11日(水) 貞包英之 日本人が「移動」しなくなっているのはナゼ? 地方で不気味な「格差」が拡大中大都市と地方の、幸福と不幸
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48598
文/貞包英之(山形大学准教授)

地方から出ることをためらう人びと

現在の「地方創生」の声の賑やかさには、これまでにない特徴がある。

地方都市の「消滅」に対する危機感があおられ、巨額の税金がそれを回避するという名目で地方に投入されている。しかしその一方で、地方を居心地のよい場所とみなす声も少なくない。

ベストセラーになった藻谷浩介らの『里山資本主義』から、ネットで話題のイケダハヤト氏のブログまで、地方はしばしば快適で、金がかからず、ひょっとすれば人情のある場所としてもてはやされているのである。

たしかに地方を理想化する声だけなら、かつてもみられた。魂の故郷として地方を称えることは、たとえば戦前の農本主義や、1970年代の第三次全国総合開発計画(三全総)でみられたことである。地方を純朴な場とみなす一方で、都会の風俗の堕落を嘆き、その都会によって地方が汚染されていると批判すること――それがこれまで地方賛美のひとつの型になってきた。

ただし現在の賛美の声において興味深いのは、地方が理念的にもちあげられるだけではなく、集団的な「移動」の変容というかたちで、地方への固執が実際に確認されることである。

たしかに地方に向かうUターン、Iターンの動きが大きくなっているわけではない。しかし地方に入ってくる人が減るのに応じて、地方からの転出者も少なくなっていることが確かめられる。

たとえば下のグラフは東京、中京、大阪の三大都市圏に移動した人口を示したものである。長期的にみれば移動者は1970年に158万人を記録して以降、70年代、また90年代なかばや00年代末に目立って減少し、2011年には最盛期の半分の79万人にまで減っている。

移動の退潮を引き起こしたのは、ひとつには少子高齢化である。日本では10代後半から20代の若者の移動率が高いのであり、それゆえ少子化による若者層の縮小はそれだけ移動者数の減少にむすびつく。

ただ移動が少なくなっているのは、そのためだけではない。詳述はしないが、若者自体の移動率の減少も目立つのであり、その両者が重なることで移動者は急減している。

こうした移動の減速が一概に悪いかといえば、そうはいえないだろう。地方を出る若者が減ったのは、端的にいえば地方が「豊か」になったからではないか。地方に快適な家が立ち並び、また巨大なモールがつくられることで、都会発のモードに遅れない暮らしが容易になった。

それに加え、商業環境の充実は、雇用の場――ただし非正規的なものが多い――を誰にでも開きつつある。これまでのように受け継ぐ土地や資産やコネを持たなくとも、地方に留まることのできる状況が生まれているのである(参照:巨大化するショッピングモールは、地方都市の「最後の希望」か「未来の廃墟」かhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/3063-3065)。

4870とはずがたり:2016/05/16(月) 10:38:20
>>4869-4870
移動は階層化し、地方は閉塞する

以上のような見方を、ここで否定したいわけではない。知らない人の多い大都市で、古くて狭い家に住み、長い通勤時間に耐え暮らすことに比べれば、地方の暮らしのほうがよっぽど「快適」とみる見方も、一定の説得力をもっている。

ただしだからといって地方から出る人の動きが小さくなっていることを、手放しで喜ぶことはできない。最大の問題は、移動の減少が均一にではなく、格差を伴い起こっている恐れが強いことである。

たとえば近年、大学進学のため、また大学卒業後に就職のために地方を出る人びとはかならずしも減っていないのに対し、進学や就職のため県外に出る高卒者や専門学校卒の人びとは減少している(学校基本調査)。

それはつまり移動が階層化されていることを意味しよう。学歴、そしておそらく特別の資産やコネをもたない者は、地方を出づらい傾向が高まっているのである。

言い換えるならば、「移動できる者」と「できない者」の二極化が、地方では進んでいる。近年、国境さえ超える社会的な移動が活発になっていることがしばしば話題になっているが、移動の拡大には、あくまで学歴的、資産的な偏りが大きいのである。

問題になるのは、そのせいで地方社会の風通しが悪くなっていることである。学歴に優れ、資産を持つ「社会的な強者」がいち早く抜けていく地方で、なお留まる人びとには、これまで以上に地元の人間関係やしきたりを大切にすることが迫られる。地方を出る可能性が低いとすれば、それらを何よりの資源としてサバイバルしていかなければならないためである。

結果として、地方には、「地域カースト」的とでも呼べる上下関係が目立つようになっている。移動の機会の減少は、それまでの人間関係を変え、ちがう自分になる可能性を奪う。

それによって子供のころからの関係がたびたび持ちだされ、補強されていくのであり、そのはてに飲み屋や「まちづくり」の場などで大きな顔をするのはいつも一定の集団――最近「ヤンキーの虎」などと呼ばれもてはやされ始めているが――になり、そうではない人は地元でこっそり暮らすという分断が、地方社会で強められているのである。

(以下犯罪と結びつけて説明が続くがそちらは省略。但し地方で豊かに暮らしながら上京して困窮して犯罪に至った2例をみると地方の閉塞感としては興味深い。)

貞包英之(さだかね・ひでゆき)
山形大学准教授。1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程単位取得満期退学。専攻は社会学・消費社会論・歴史社会学。著書に『地方都市を考える 「消費社会」の先端から』『消費は誘惑する 遊廓・白米・変化朝顔〜一八、一九世紀日本の消費の歴史社会学〜』など。

4871とはずがたり:2016/05/19(木) 21:40:40

冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
どうして被災県知事が情報の司令塔になれないのか?
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2016/04/post-827.php
2016年04月19日(火)12時00分

 熊本地震では、余震が続く中で被災者の避難をどうするか、物資の調達をどうするかなど、日々、危機管理が続いています。危機管理の中で、最も重要なのが情報です。情報の管理といっても、別に情報を隠せとか操作しろというのではありません。被災県民に対しても、全国に対しても必要な情報が的確に流れることは重要ですし、それに加えて、顔の見える個人が肉声で情報を整理して発信することができれば、心理的な安心感を与えることもできるはずです。

 今回の危機管理を見ていますと、こうした人的なリーダーシップとコミュニケーションという問題がとても気になります。2011年の東日本大震災でも同様の感想を持ったのですが、例えばですが、県知事が行う定例会見を情報集約とメッセージ発信の場にすることはできないのでしょうか?

 これはアメリカの例で、しかも天災ではなく人災ですが、2001年に911のテロが起きた際には、当時のジュリアーニ(ニューヨーク)市長は、連日定例会見を行い、それがローカルと全国のテレビに流れて、地元の人々と全国の人々とのコミュニケーションの「ハブ」になりました。

 その内容は多岐に渡り、「昨日の時点では何丁目から南は立ち入り禁止だったのを、本日の◯時から立ち入り禁止を解除します」という種類の具体的な生活情報もあれば「本日時点での身元判明犠牲者は何名、不明者は何名です」といったファクトの確認、そして「小職は殉職した市警のAさんの葬儀に行って参りました。悲しいがいい式でした」といったエモーショナルなものまで、連日キチンと会見で説明し、質問に答えていたのです。

 時には「今は戦争状態だと言うこともできるかもしれません。でも、皆さん閉じこもっていてはダメです。ショッピングに行ける方は行ったらいいと思います。お子さんのいらっしゃる方は、お連れになったらいい。安全は私が請け合います」というような、ヒューマンなメッセージも発信していました。

 ジュリアーニ氏個人に関して言えば、その後は保守的な外交政策を掲げたり、今はドナルド・トランプを支持したり、政治的な立場はハッキリしていますが、この危機管理の期間中は、定例会見で党派的な発言は一切しなかったのも見事だったと思います。

 私にとってさらに身近なのは、ハリケーン「サンディ」の襲来を受けた際のクリス・クリスティ(ニュージャージー州)知事の対応です。知事は、ハリケーン上陸の前からFMラジオに出ずっぱりで、州民からの質問に答えたり、被災後は状況を説明したり、コミュニケーションの「ハブ」の役割をしていました。

 知事は時にはざっくばらんに、時には真剣に怒ったりしながら、州民に情報提供をしながら、どうして強制避難措置になっているのかを説明したり、現状を確認したりしていました。このハリケーン被災というのは、大統領選の直前でしたが、知事は、自分は共和党員なのでロムニー候補を応援していたにも関わらず、オバマ大統領を被災地に招いて州と連邦が団結して復興への努力をするという超党派的なメッセージを出し、州民の喝采を浴びていたのも記憶に新しいところです。

4872とはずがたり:2016/05/19(木) 21:40:57
>>4871-4872
 今回の熊本地震の場合も、蒲島郁夫知事がそのコミュニケーションの「ハブ」となって、その定例会見の場が「最新の事実の確認」の場となり、また「被災者へのメッセージ発信」も、「全国へのメッセージ発信」の場ともなる、そしてそのコミュニケーション全体が、蒲島知事という「顔の見える個人」を中心に回っていく、そのような方法論が取れれば、極めて効果的だと思うのです。

 例えば、全国の世論としては「どうして物資が届かないのか?」「どうして広域避難が難しいのか?」「支援として今は何をすべきなのか?」といった疑問があるわけです。また県民にとっては、「家屋が倒壊した場合は当面何に注意したらいいのか?」とか「家族構成はこうだが、どの避難所が適当なのか?」とか「水道やガスの復旧見込みは?」といった具体的な質問が山のようにあると思います。

 もちろん、細かな点まで定例会見で答えていては大変ですが、大きな方向性や、クリティカルな問題点に関しては、日々知事が肉声で対応していれば、安心感と信頼感がまったく違うのではないでしょうか?

 どうして東京の大手町の気象庁の会見が重視されたり、経験の浅いテレビ各局のレポーターによるランダムな情報がバラバラに出て来たりするのでしょうか? あるいはどうして被災者への注意事項を、東京などのスタジオから「専門家」がやっているのでしょうか? そして、玉石混交の情報がSNSで飛び交う中で、多くの人がそれに振り回されるのはどうしてなのでしょう?

 そうしたコミュニケーションの多くの部分は、できれば全部、熊本で蒲島知事がやって、メディアは、万が一それに対してチェックが必要な場合を想定して、冷静なファクト報道で補完する、それで良いと思うのですが、なぜそれではダメなのでしょうか?

 現場と中央政府の関係についても、不自然でムダが多いように思われます。例えば、菅官房長官も何度も会見していましたが、そのたびに「災害のプロでもない官邸詰め記者」が「現在の被害状況は?」などと、怖い顔をして突っ込むのは、なぜなのでしょう? 何となく「官邸の危機管理を試してやるぞ」的な意地悪なニュアンスを感じますし、それに対して官房長官が必死になって答える、ということも含めて、全体的に無駄なプロセスのように思います。

 熊本から遠く離れた官邸で、何度も緊急会議を首相が招集するというのも、どう考えてもセレモニー的に見えます。現場での迅速で現実的な対処にイニシアチブを任せて、中央政府はその支援に回るという役割分担には、どうしてできないのでしょう?

 例えば被災地であっても、知事の会見を取材するのは県庁記者クラブの独占で他のメディアは入れないとか、そういう理由があるのでしょうか? それとも、そんな高度な広報体制を敷ける準備は、都道府県レベルではできていないのでしょうか? それとも国家的危機には総理と官房長官が「顔」になるのが中央集権国家の「しきたり」なのでしょうか? ガチンコの会見の「場」を危機管理の司令塔にするようなカルチャーは、そもそも日本には馴染みがないのでしょうか? 何とも理解に苦しみます。

4873とはずがたり:2016/05/29(日) 17:10:57
<九州・沖縄>熊本県
滅茶苦茶だ。
熊本からの合併の誘いを断った益城町だから自業自得と云いたくも成るんだけど。。
町政の機能が崩壊したのを奇禍に合併したらどうか。

<熊本地震>「出直せ」罹災証明書めぐり益城町民から怒り
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160529k0000e040150000c.html
11:03毎日新聞

罹災証明書の交付受け付けは午前9時開始とされているが、実際は午前7時過ぎに始まる。午前7時半過ぎには受け付け終了の看板が立てられた
(毎日新聞)

 「83歳の姉を連れて熊本市内からタクシーでもう3回来ました」と60代の女性。「僕は98歳のおやじの家の壊れたから、神戸から来たけど、もういっぺん出直せて言われました」と70代の男性。「0歳の孫を連れて来た時も追い返されて、もう何度、来たのか分からん」と50代の女性。熊本県益城町の罹災(りさい)証明書を交付するグランメッセの駐車場には、被災者たちの行政に対する怒りとため息と不信の声があふれていた。【福岡賢正】

 ◇行政側の危機感欠如

 私自身、同町小池で被災した両親のために順番待ちの列に並んで痛感したのは、被災者の切実な声と乖離(かいり)した行政側の危機感の欠如だ。

 私がグランメッセに到着したのは午前6時ごろ。テント内の300席ほどの椅子は埋まり、列が長く延び始めていた。両親の元に送られてきた「『り災証明書』の発行開始について」という町役場からの通知には「午前9時整理券配布開始」と明記され、小池地区の指定日は28日だった。

 ◇何も知らされずに並ぶ被災者

 ところが、列に並んだ大半の人は、28日の指定地区の人々ではなく、27日以前に交付を終えたはずの地区の人たちだった。しかも整理券の発行開始は午前9時ではなく、午前7時ごろ。1日700人を受け付け、701番目以降の人は後日再度並ばせられるという。

 町職員に聞くと、午前7時に整理券を配ることや、700人で打ち切ることも町民には知らせていないという。701番で出直しを求められた広崎地区の白木敏美さん(66)が怒りの表情で語る。「1日に700人と決まっているなら、通知を出す時に何日の何時に来てくださいと書いておけば済むこと」。白木さんも27日に続いて来たのは2度目で、28日は午前7時から並んだという。

 午前9時過ぎ、町役場の通知を信じてグランメッセ駐車場の入り口にやってきた人々が、「今日はもう終わりました」とその日も「追い返され」続けていた。

4874とはずがたり:2016/05/30(月) 07:48:50

大峯に大切畑,古閑はこの辺http://map.goo.ne.jp/map/latlon/E130.55.51.750N32.50.31.250/zoom/8/

布田はここらhttp://map.goo.ne.jp/map/latlon/E130.54.21.188N32.49.24.944/zoom/8/。布田川断層の布田はここなのか。

風当は見付からず。残る3地区はどこだ?

西原村、集団移転を提案へ 熊本地震初、150世帯に
http://www.asahi.com/articles/ASJ5Y4TFTJ5YTIPE00M.html
北崎礼子、吉田啓2016年5月30日07時31分

 熊本地震の本震で震度7に襲われた熊本県西原村が、被害の大きい7地区に集団移転を提案する方針を固めた。付近に活断層が通っていることなどから、将来的に住むのが難しいと判断したためで、6月1日に住民説明会を開く。その後、地区ごとの住民の意向を確認し、同意が得られれば移転候補地の選定に入る。

 熊本地震で、集団移転について検討しているのが明らかになったのは初めて。

 村によると、対象は大切畑や古閑、布田、風当などの計約150世帯。大部分が山の斜面やふもとに家屋が立っていて、全壊か大規模半壊した家が多く、高齢化も進んでいる。各地区は活断層付近にあり、再び地震が起きればさらに家屋が倒壊する危険性がある。複数の地区に山すそがかかる大峯(おみね)(標高409メートル)の山肌の一部に亀裂が入り、土砂崩れの恐れもあるため、村は将来的に住むには危険と判断した。

4875とはずがたり:2016/05/30(月) 07:49:06

口永良部島噴火1年、警戒引き下げ見通し立たず
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/37/59c675d15e5d052e48f06ce082952b60.html
(読売新聞) 09:19

 鹿児島県屋久島町・ 口永良部 ( くちのえらぶ ) 島の新岳で爆発的噴火が発生し、全島避難が行われてから29日で1年を迎える。

 全島避難は昨年末に解除されたが、故障した観測機器の復旧の遅れなどにより、火山活動の危険度を示す「噴火警戒レベル」は最高の「5(避難)」のままで、いまだレベル引き下げの見通しは立っていない。

 口永良部島では昨年5月、9000メートル以上の噴煙や火砕流を伴う噴火が発生。現在も、火口から約2〜2・5キロ・メートルが、危険が及ぶ恐れのある「警戒範囲」になっている。範囲内の住民(7世帯15人)は、隣の屋久島で避難生活を続けたり、帰島しても自宅以外で生活したりしている。

口永良部噴火29日で1年 復興計画は夏以降か
http://news.goo.ne.jp/article/minaminippon/nation/minaminippon-35569841.html
09:00南日本新聞

 屋久島町・口永良部島の新岳が爆発的噴火し、住民が島外に避難してから29日で1年を迎える。昨年12月の全島避難解除で住民の8割が帰島し、人口100人余りの小さな島をいかに復興させるかが今後の課題だ。柱となる復興計画の策定は夏以降になるとみられている。
 昨年9月、町は復興対策本部を設置した。企画調整課によると、復興計画策定に向け、どのような事業ができるか各課の意見を集約している段階。「長期振興計画のような形にするのか、復興事業をまとめた形になるのかなど、まだ決まっていない」としている。
 町は防災態勢の強化をまずは優先し、関連のソフト事業の費用を計上した補正予算案を6月議会に提出する方針。復興関連のメニューが出そろうのは、9月議会以降になる見込みだ。
 一方、鹿児島県はU・Iターン者の受け入れを狙い、「特定離島ふるさとおこし推進事業」で定住促進住宅を建設する意向を示す。伊藤祐一郎知事は5月13日の定例記者会見で「公共事業の準備は進んでいるが、生活の構築がむしろ大きな問題。(定住促進住宅を)5軒くらいつくる話を町とした」と述べている。

4876とはずがたり:2016/05/30(月) 10:30:19
<北関東>

残念だ。市議の利権オヤジどもが反対と云う事は良い施策だって事だ( ゜д゜)、 Peッ

みどり市、桐生市 合併協議 白紙に
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/6903
2016年5月28日

 みどり市が桐生市との任意合併協議会設置見送りを回答したことを受け、桐生市の亀山豊文市長は27日、市役所で会見し「みどり市の最終判断ということで重く受け止めざるを得ない」と話した。近いうちに両市が合併する可能性はほぼなくなったが、両市長は別の枠組みでの合併には含みも残している。 (原田晋也)
 昨年四月の市長選で、みどり市との三年以内の合併を公約に掲げて再選した亀山市長。会見では「合併を現時点で実現できないことは市民に大変申し訳ない。機運の醸成まで至らなかったという点ではもう一度、どこに問題があったのか検証する必要がある」と述べた。
 みどり市の石原条市長は、設置見送りの最大の理由は市議会の意向だったと明らかにしている。市内の関係団体や市議に意見を聞いたところ賛成が四割、反対が六割だったという。

4877とはずがたり:2016/06/20(月) 19:43:49
ひでえなぁ。。と云うか寧ろどんな事業なのか良く判らない。

若者食いつぶす“ブラック自治体” 地域おこし協力隊のトンデモ実態
dot. 2016年6月20日 07時00分 (2016年6月20日 18時52分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160620/asahi_2016061700059.html

 7年間で200億円という巨額が投入された、安倍首相肝煎りの地方創生事業「地域おこし協力隊」。取り組む自治体が広がる一方で、“地域おこし”とは程遠い、トンデモ話が全国各地から出てきている。

 隊員側が、自治体の対応に戸惑うケースもある。

 滋賀県内で隊員になった木村智樹さん(28)は、「活動は観光施設での接客とPRのはずが、実態はただのブラック企業だった」と憤る。施設内の掃除はもちろん、職員用トイレの便器磨きにも明け暮れた。

「丁寧に作業すると、『ゆっくりしないで!』と急かされて。次から次へと雑用を押し付けられました」

 木村さんは結局2カ月で“除隊”を余儀なくされた。

 11年から14年までの3年間、長崎市で協力隊として活動していた小島健一さん(40)。長崎の離島、池島の魅力を発信したいという思いから、協力隊に志願した。だが、初日から驚きの連続だったという。

「市が用意してくれた住居を確認しに行ったところ、あまりに傷んでいてとても住める状況ではない。さらに活動予算がないと、隊員の活動は大幅に制限されるにもかかわらず、見積もりを出す締め切り日すら教えてくれなかった」

 最初のうちは隊員から市に要望等を伝える場が月に一度は設けられていたが、いつの間にかなくなった。「こんなことをやってほしい」という要求もなく、完全に放置状態。地域の住人はおろか、活動に関与する他部署の人の紹介すらしてくれなかった。

「活動期間中は、ほとんどメールのやり取りで、月報を出すのと1年に一度経過報告を出すぐらい。出しても特に反応がないし、必要性に疑問を持ちながら書いていました」

 任期を終えるとき、市の担当者から、市長をはじめ市議会議員らが参加する報告会でスピーチしてほしいと頼まれた。「悪い面も話して良いなら」という条件で登壇し、「受け入れ側が変わらないとだめだ」と思いの丈をぶつけたという。

「ここで自分が言わなかったら、次の代の人たちが同じ目にあうと思いました。でも、さらっと『ごめんね』と言われた程度で『じゃ、2次会行こうか』という軽いノリ。最後までそんな感じで、とても残念でした」

4878とはずがたり:2016/06/20(月) 19:44:09
>>4877-4878
 高知県で13年から2年間、協力隊員として活動した木村良子さん(仮名・41)も同様の経験をした一人だ。

「せっかくアイデアを企画書にまとめても、担当者のところでストップしたままで待てど暮らせど反応がない。実際は会議すら参加させてもらえなかった。“出る杭は打たれる”的な空気でした」

 なぜ、こんな例が続出するのか。元島根県議会議員で、在職中から協力隊制度の問題点について提起している三島治さんは、「ビジョンを持たない自治体側が、“臨時のお手伝いさん”感覚で協力隊を受け入れる例が多すぎる」と指摘する。

「費用は国が負担してくれるし、人手が足りないから、とりあえず隊員で賄おうとする地域が目立つ。本来、地域内でやるべきことを、よそから来た若者に押し付けている。任期が終わればポイと、使い捨てです」

 管轄の総務省は、こうした実態をどこまで捉えているのか。聞くと、隊員の意識の低さや自治体の受け入れ体制の未熟ぶりは、「ちらほら耳に入ってきています」という。では、改善策をどう考えているのか。

「まずは自治体の受け入れ体制強化を図るべく、昨年から職員を対象に、地域ブロックごとの研修会を開始しました。成功例をもとに、識者らの意見を交えつつ学ぶ場を設けています。これに加え、隊員の相談を受け付けるサポートデスクも設置に向け準備を進めています。これで全て解決というわけにはいきませんが、地道に現場の声を拾いながら、少しずつ改善の方向に持っていければ」(総務省地域自立応援課)

 もちろん、協力隊は悪い例ばかりではない。実際に、協力隊の活動が地域の発展につながり、新たな動きが生まれている例もある。

 人口165人の「限界集落」、岡山県美作市の上山地区もそうした地域の一つだ。数年前までは荒れ放題だった棚田を地域資源として甦らせる活動が、元協力隊員らの手によって着々と進められている。みるみるうちに美しい風景を取り戻す上山地区の姿は口コミで広まり、多くの人が集うようになった。13年にはこれまでの活動が評価され、日本ユネスコ協会連盟のプロジェクト未来遺産にも登録された。

 こうした活動の中心にいる元協力隊員・梅谷真慈(まさし)さん(29)は言う。

「協力隊制度は、あくまで地域を良くしたいという目的のための“手段”として活用させてもらった。地域に根ざす意識と思いが集まるなら、良い制度だと思います」

 地域イノベーションについて研究する、飯盛義徳教授(慶応義塾大学)は、協力隊と自治体側のミスマッチを防ぐには「ビジョンの共有が欠かせない」と釘を刺す。「地域をどうしていきたいのか、自治体側と協力隊側がとことん議論することが大切。“よそ者”を生かすには、対等に意見を言い合える場づくりが必要です。隊員も、主体的に動くことで初めて楽しいと思える。やる気を持ち続けてもらうためにも、お互いが歩み寄る姿勢を持つべきです」

 各地で拡大が進む協力隊。現在の条件で政府が目標に掲げる4千人に到達すれば、年間でおよそ126億円という巨額の税金投入が見込まれる。今のままでは、ふたを開けたら“なんちゃって地域おこし”ばかりになりかねない。国も自治体も、制度の充実のために、対策を練る必要があるだろう。

※週刊朝日 2016年6月24日号より抜粋

4879とはずがたり:2016/07/19(火) 17:48:27
なんの工夫も無く寂れて行く中心市街地を見るに財政支援を図々しくも要求する自営業者から嫌悪感しか感じないけど,考えてみたら京都にはおくだ・あかし・風媒館・せんなり・まさ・東京ラーメン・ままかり・ブラウン・大銀・花梨・くるみ・天宝と素晴らしい自営業者の食い物屋が充実していた。自営業者万歳である。
営業生活権は京都(少なくとも左京区界隈)の規模の都会でしか成立しないのではないか?知ってる他都市だと生駒レベルでも厳しいしつくばは密度が薄すぎて掛川は田舎過ぎる。名古屋(御器所から千種付近)は行けそうかもしれない。神戸も西区辺りはつくばと同じ傾向で,三宮など都心近くでは都市過ぎるかも。その他の都市はどうかなぁ。

京都に関しては分厚い大学生の存在が外食産業のクオリティを上げてるだろうから田舎なら田舎なりのクオリティが確保出来る産業があるかどうかが課題。とりま農業って事になるんだろうけど,バイオマスや中小水力の発電や休耕田での飼料作物,輸入農産物と価格競争力のある野菜なんかと組み合わせて地域毎に特色出せる場所が生き残れれば良いんだけど利権政治の自民政権がばらまきするから田舎民どもがものを考えなくなってしまってゐる。

秋田で唯一消滅しない村「大潟村」に学ぶ「営業生活権」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/1700-1701
『和の国富論』藻谷 浩介[著]
ネット書店で購入する
■地域再生の成功学(7)

4880とはずがたり:2016/08/13(土) 08:18:49

名古屋めし 天むす、トンテキ、モーニングにパクリ疑惑
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20160813/Postseven_436990.html
NEWSポストセブン 2016年8月13日 07時00分 (2016年8月13日 07時33分 更新)

 23万部超のベストセラーとなった『京都ぎらい』は、京都人の「いけず」さを表し多くの人の共感を呼んだ。しかし、「京都ぎらい」よりも潜在数は多い(!?)との説も存在するのが「名古屋ぎらい」。「何かイラッとする」と不人気な「第3の都市」について調べてみた。食べ物編をお届けしよう。
●豚汁も「赤味噌」しか認めない
味噌汁と言えば赤だし。定食屋もチェーンもインスタントも赤だし。それ以外認めない。
●「台湾ラーメン」なのに名古屋名物
豚挽肉、ニラ、唐辛子の辛さが特徴の「台湾ラーメン」。「味仙」という店が発祥。台湾にはないという謎の食べ物だが、名古屋に行くと高確率で地元民に連れて行かれる。
●冷やし中華には「マヨネーズ」をかける
名古屋人はほぼマヨネーズをかける。小学校の給食でも小さなマヨチューブが添えられる。セブンーイレブンがマヨを付けずに冷やし中華を発売した時は大ブーイング。今は付いている。
●天むすもトンテキもちゃんも、モーニングの習慣まで“パクリ”
「名古屋めし」として喧伝される天むすとトンテキは三重県、鶏ちゃんは岐阜のパクり。ボリューム満点のモーニングの文化も実は一宮や豊橋あたりが発祥。
●日本初のファストフードは「名古屋のケンタッキーだ」と自慢してくる
しかし、わずか半年で撤退。
◆監修/川合登志和(『名古屋あるある』共著者)
※週刊ポスト2016年8月19・26日号

4881とはずがたり:2016/10/02(日) 20:02:48
幸福度日本一の福井、実際は24位? 県議会でランキング疑問視
http://news.goo.ne.jp/article/fukui/politics/fukui-20161001174445591.html
10月01日 17:43福井新聞

 福井県議会は30日、人口減少対策特別委員会を開いた。同県がU・Iターン促進や地域の魅力発信のよりどころにしている幸福度日本一について、委員から「人口増加率など基本となる指標は前回調査より下がっている。本当の意味で福井は幸福な県だと他県に発信できるのか」と、ランキングの在り方を疑問視する意見が出た。

 シンクタンクの日本総合研究所(東京)が7月に発表した都道府県別の2016年版幸福度ランキングで、福井県は前回の14年版に続き2回連続で日本一に輝いた。人口増加率や1人当たりの県民所得、財政健全度などを基にした基本指標は24位と前回(14位)より下がったが、女性の労働力人口比率や子どもの運動能力、学力など関連指標が上位を占め総合1位になった。

 山岸猛夫委員(自民党県政会)が「トータルで1位になったが、基本指標での24位が本県の本当の順位ではないか」とただした。理事者は「教育分野やU・Iターン促進に結び付く仕事分野は前回に続き1位。幸福度1位は全65指標を統一した結果で、自信を持って発信していきたい」と答えた。

 井ノ部航太委員(希望ふくい)は、ブランド総合研究所(東京)が昨年発表した都道府県の魅力度調査で、福井県は29位だったことに触れ「幸福度がそのまま地域の魅力につながっていない」と指摘。理事者は「幸福度ランキングは、幸福な暮らしをするための基盤がどの程度のレベルにあるかという指標。一方でブランド力や観光魅力度は、そこに出掛けていきたいという個人の主観的な価値評価になる」と述べ、幸福度と魅力度は必ずしもリンクしないとの考えを示した。

4882とはずがたり:2016/10/21(金) 23:13:48
此処かな?

「斜陽」×「高齢化」の可能性 新聞屋がドローン飛ばす理由
http://news.yahoo.co.jp/feature/129
3月18日(金)12時51分配信

2015年、国内の新聞発行部数はスポーツ紙も含めて4424万部。10年間で806万部も減った。2007年を境に、1世帯あたりの部数はついに1紙を割っている。新聞社だけでなく、各家庭に新聞を届ける新聞販売店も部数減の影響を大きく受ける。
しかし、数字だけを見て「斜陽」とあきらめていいのだろうか。新聞販売店ならではの強みを活かして、高齢社会に活路を見出そうとする人たちがいる。(Yahoo!ニュース編集部/Forbes JAPAN編集部 副編集長兼シニアライター 藤吉雅春)

マイナスからビジネスチャンス
「斜陽産業」×「超高齢化社会」。マイナスの掛け合わせが、新たなビジネスを生んでいる。
2015年5月、幕張メッセで開催された「国際ドローン展」でとある映像が注目を集めた。

山間の集落に暮らす老夫婦の庭先に、一機のドローンがゆっくりと舞い降りる。ドローンに搭載されていた箱を開けると、そこに入っていたのは好物のおはぎだった。この老夫婦の自宅500メートル圏内には生鮮食料品店がない。いわゆる「買い物弱者」だ。経済産業省によれば、日本には約700万人の買い物弱者がいると言われている。彼らの自宅一軒一軒にドローンが生活必需品を運ぶようになればこうした問題の解決の糸口も見える。すでにアメリカでは世界最大の小売チェーン・ウォルマートがドローンメーカーと協業、店舗から家庭への宅配をドローンでおこなうべく実験を始めている。
老夫婦のもとにドローンを飛ばしたのは、IT企業ではない。新聞販売店である。全国の隅々に販売網をもつ新聞販売店の強みを活かしてシニア向けサービスを展開するのが、元外資系企業で働いていた鯉渕美穂が社長を務める「MIKAWAYA21」だ。冒頭のドローンの映像は展開する事業の一つ。「MIKAWAYA21」の狙いは何か。彼女はこう答えた。
「社名は『サザエさん』に登場する「三河屋さん」からとりました。21世紀版の御用聞きを目指しているんです」
2012年に創業した「MIKAWAYA21」は、3人の創業者たちが日本の社会が抱えた数々の課題に直面して生まれた。
1977年生まれの鯉渕はもともと、外資系企業のキャリアウーマンだった。彼女は妊娠した時、「育児か仕事か」という問題に直面した。

「その頃、ママ友達がたくさんできたのですが、多くの女性が妊娠・出産を機に仕事を辞めたまま、仕事に復帰できるタイミングを失っていました」

苦戦する新聞屋、「iPhoneを売る」というアイディア

社会との関わりをもちたい女性たちのために何かできないか。そう考えていた時に出会ったのが、のちに「MIKAWAYA21」の役員となる青木慶哉だった。奈良県生駒市で読売新聞の販売店を経営していた青木の取り組みが「MIKAWAYA21」のビジネスの原型となっている。
23歳で新聞販売の世界に飛び込んだ青木は、大阪府寝屋川市の販売店で7年働き、購読件数を1919件から1万2000件に拡大した実績をもつ。その手腕を買われて、次に大阪のベッドタウンである生駒市の販売店で経営を任された。ところが、最初の4年間はまったく営業成績が上がらなかった。

生駒市は現役世代の人口が増加中なのに、なぜ契約件数が落ち込むのか。彼は購読者の年齢を調べた。すると――、
「読者の8割が60代以上でした。新聞は若い世代には見向きもされなくなり、"シニアの媒体"になっていたのです」
そこで彼は経営を圧迫するプロ野球のチケットや洗剤による販促をやめて、代わりに「シニアサポート」を始めたのである。最初はiPhoneの販売とそのサポート業務に乗り出した。
「iPhoneを購入したお客様に対して、『真心をこめて異常なくらい親切にしよう』をテーマにしました。困りごとを頼まれたら断らない。草むしりでも何でも手伝う。特殊な用件であれば、業者を紹介する。これを売りにしたのです」

当時、携帯電話ショップはシニア層への販売をためらいがちだったという。機能をなかなか覚えてもらえず、手間暇がかかるからだ。この負担を逆手にとって、徹底的に親切にすることに集中したのである。社内からは反発の声があがった。
「俺たちは草むしりをしたり携帯を売ったりするために入社したんじゃない。必死に営業をしても成果が出ないのに、なぜ手間がかかることを増やすんだ」
ところが、嫌々ながら手伝いに出かけたスタッフの表情に変化が見えた。草むしりに行くと、ぜんざいをつくって待っているおばあちゃんがいる。別れ際に手を握り、「ありがとう」と涙をこぼす老人がいる。彼らは自分が客から頼りにされ、必要とされていることに気づいた。

4883とはずがたり:2016/10/21(金) 23:14:08
>>4882-4883
結果的にこの取り組みは当たった。当初、月間60〜80台がiPhoneの売り上げ目標に対し、多い月で月間300台に伸びた。シニアがお年寄りの仲間や家族を店に連れてきたり、首都圏に住む家族が「いつも、おじいちゃんがお世話になっています」と、わざわざ携帯電話の契約にやってくるからだ。こうして全国に当時400店舗以上あった「コラボショップ」と呼ばれる副業型のソフトバンクショップで、売り上げ1位を達成したのである。

国に頼っていたら超高齢社会は破綻する
「青木さんの経験を全国に広げましょうよ!」
そう言って共鳴したのが、鯉渕の知人で、同じくのちにMIKAWAYA21の役員となる岡田光信である。7年前、彼の母親は脳梗塞で倒れて、介護が必要となった。介護保険制度により、ヘルパーが食事の世話や入浴介助を担う。通院の介助は介護保険制度の対象になっているが、途中で美容院や買い物、墓参りに行くことは制度の対象になっていない。制度上、仕方がないこととはいえ、自分の親、あるいは高齢者にしてあげたいことをすべて国に頼っていたら、超高齢社会は破綻するだろう。岡田が言う。
「1時間3000円の家事代行サービスがあったのですが、9万2000円の年金暮らしの母にとって、その金額では頼めない。近くにいる叔母が『お金はいらないから』と手伝おうとしたら、母は『それだと頼みにくい』と言って、少しお金を出すことにしたのです」
少額のお金で地域社会に助け合いの仕組みができるのではないか。そんなことを思いついた矢先、彼は青木に出会ったのだ。
出産後、仕事に復帰できない女性、斜陽の新聞販売店、サポートを必要とする高齢者を持つ家族。こうした課題に直面した三者が出会い、MIKAWAYA21は創業したのである。

高齢者のニーズは「ガマン」
鯉渕が社長に就任して切り盛りを始めると、彼女は高齢社会のキーワードに気づいた。それは「我慢」である。
鯉渕が話す。
「最初の依頼は、『話を聞いてください』でした。水道の修理は専門業者に頼めるし、トイレットペーパーや洗剤など生活必需品の買い物は人に頼みやすい。でも、会話の相手やちょっと重いものを持ってほしい、とかは人に頼みにくいですよね。頼みにくいことになると、高齢者は我慢してしまうのです」。

不便さと寂しさを我慢している間に心身が弱まり、気がついたらトイレや入浴が困難になってしまうこともあるという。
MIKAWAYA21はこの「我慢」に着目した。新聞販売店が、購読者には30分500円で、非購読者は750円でシニアサービスを提供。草むしり、窓拭き、網戸の張り替えからコメの精米、なかには「畳の上に針を落としたけれど、見えない」といった依頼があった時は、スタッフが知恵を使い、掃除機の吸引口にストッキングをつけてすぐに発見したりと、日常のちょっとした困り事をすべて請け負う。MIKAWAYA21は販売店と月1万5000円で契約を結び、派遣される新聞配達員にシニアケアのアドバイスを行っていく。販売店のスタッフだけでは手が足りないため、育児中の女性もスタッフとして登録されている。

「子供をシニアに見てもらいながら、草むしりなどのお手伝いができます。地域で働くことから社会との関わりを増やしていき、次へのステップにしてもらう。そんな道筋をつけてもらえればなと思いました」と、鯉渕は狙いを語る。

地方の高齢者にとって、「新聞」はまだまだ信頼が厚い。頼みやすさから、月に50件ものサービスを受ける販売店が複数誕生した。また、本業の新聞販売でも38%の店が新規契約件数を増やしたのだ。

買い物弱者をドローンで助ける

次に、鯉渕たちが組んだのは地方自治体である。
「自治体は住民の課題解決を最大のミッションにしています。それだけでなく、自治体は地域のリーダー格の高齢者を知っています。そうした高齢者の方々は、どの地域の誰が困難を抱えているかを把握しています。地域のことは地域の人にしかわからないのです」

高齢者と一括りにしても、千差万別。近所に世話をしてくれる人がいる人もいれば、弁当の宅配や移動スーパーがある地域もある。自治体と組むことで、本当の買い物弱者を絞り込める。そこで実用化に向けて実験し始めたのが、ドローンだった。まだドローン事業は実証実験の段階であり、乗り越えるべき規制はある。だが、鯉渕は「自治体や住民側の協力と、機体価格が安くなっていくことで改善の余地はある」と手応えを語る。

たった3人で始まった「斜陽」×「高齢化」のビジネス。現在は、30都道府県、311エリアの新聞販売店に拡大した。「次は47都道府県に広げる」と目標を掲げる。
「先日、窓ガラス拭きに行ったら、お嫁さんのことや息子さんの会社の問題まで相談されました」と、鯉渕は笑う。新聞で得てきた信頼を、次は超高齢社会のサポートに活かす。ここに、未来を切り開くビジネスのヒントがあるのかもしれない。

4884とはずがたり:2016/10/28(金) 13:03:14
面白い!
けど,義務化したら合弁しか認めない社会主義中国と同じになってしまうから無理だな〜。
そもそも本社直轄店がそんなに多いのか?フランチャイズが多いのかと思ってた。

チェーン店の地方出店は「フランチャイズ」を義務化してしまえ。(玉木潤一郎 経営者)
http://news.goo.ne.jp/article/sharescafe/business/sharescafe-20161020075217237.html?page=1
10月20日 07:51シェアーズカフェ・オンライン

何かと元気な東京に比べ、地方経済の衰退が問題視されている。

中小零細企業の収益低下はもちろんのこと、シャッター街と化した商店街の寂れ具合は特に深刻だ。

それらは、新幹線が停車する程度のいわゆる中核都市に類する街にあっても同様で、商店街に残っている商店のほとんどが、駅前のチェーン店や郊外の大型店に完敗している状況だ。

地方で零細企業を経営する筆者としても、このまま地方経済が衰退すれば商売の継続に関わる切実な問題である。

■チェーン店の地方出店の実態

出張などで訪れる地方都市の風景は、今や全国どこへ行っても同じであることに気づく。

筆者の住む静岡市でも、駅前にはパルコや丸井などのファッションビルがあり、商店街にはスターバックスや吉野家、マクドナルド、サイゼリアなどのチェーン店が並ぶ。

また繁華街には、ドンキホーテやシダックス、居酒屋系チェーン店の看板が目立ち、郊外に出ればイオンなどのSC(ショッピング・センター)や、ユニクロなどの量販店、ファミレスなど全国チェーンの飲食店が幹線道路沿いに建ち並ぶ。

それらのチェーン店が、強力な販売力をもって地方の商店街から客を奪っているのは明らかである。各個店の経営努力にも期待したいところだが、品揃えや販売力の面では小舟で巨大戦艦に挑むくらいの差があるのが現実だ。

■商店街から客を奪うチェーン店の出店は規制できないのか

しかし、商店街の衰退につながるからといって、「チェーン店は地方に進出してくるな」と言うのは、消費者の利益を阻害する上、自由経済の精神にもとる。

実は、かつては売り場面積の大きい店舗に関してだけは、大規模小売店舗法(大店法)により出店が制限されていた。大型店舗は面積によって、地元の商業活動調整協議会(商調協)による審議が必要であった。商店街はそこで大型店の出店に反対する機会があったわけだが、何度かの改正を経て、1998年には大店法は廃止され、かわって「大規模小売店舗立地法」(大店立地法)が成立した。

大店立地法は、大型店と地域社会との融和の促進を図ることを目的としており、店舗面積等の量的な調整は行わないものであり、商店街はかつてのように商調教を通じて大型店の出店に反対する機会を失った。

しかし大店法廃止前であっても、コンビニやファミレス、ファストフードなど、中小規模の売り場面積に収まるチェーン店は地方への出店をどんどん加速しており、それらは商店街から文字通り客を奪い、関係する地元の企業をも衰退させていった。

そこに大型店の出店規制が緩くなった事で、更に地方の商店は客を奪われていくことになる。

4885とはずがたり:2016/10/28(金) 13:03:24

■なぜチェーン店が増えると地方経済は衰退するのか

消費者にとっては便利になるメリットだけに思える地方へのチェーン店の波及だが、実は地方で働き、地方で暮らす人々にとって、深刻な問題もはらむ。

かつての金融ビッグバンをはじめとする業界再編で、企業の合併が相次ぎ、金融機関や商社はもちろんのこと、地方に本社機能を置いていた企業の多くが、東京に本社を移転した。

チェーン店を展開する会社も同様で、飲食業を始めとする各業種でも買収と吸収と合併を繰り返し、結果的に本社が東京にある会社が多い。

地方自治体の税収面も含め、地方の企業や商店、またそこで働く人にとっては、東京本社のチェーン店が地方を席巻することが、様々な側面から経済に影響をおよぼす。

まず、チェーン店の出店にあたって、資金調達を行うのは東京本社であるから、金融機関からの借入れを行なうとしたら、都内の取引銀行からとなる。
店舗の建築や内装も、ダイワハウスなどお抱えの大手建築会社を使うケースが多い。
事務機器、パソコンや通信機器などランニングコストがかかるものも本社の取引先から支給される。
食材や消耗品、什器備品も、ほとんどが本社から納品される。
そして、パートアルバイトは地元であっても、店長クラスの人材は本社の正社員がやってくる。

更に、地方で売り上げた利益は本社が吸い上げ、本社が再投資する。東京に本社があるチェーン店の売上は、要するに東京に集まるのだ。

■地方に経済的メリットのある出店とは

ところで、かつて酒類販売が距離で制限されていた頃、地方の幹線道路沿いの酒屋がいつの間にかコンビニエンスストアに変わっていた、という光景をよく目にしなかっただろうか。

これは、酒屋の商店主が、コンビニエンスストア本部とのフランチャイズ(FC)契約を締結し、加盟店オーナーとなってコンビニ経営を始めた場合が多い。

さてこの場合、先に述べた地方から東京への金の吸い上げは部分的に解消する。

実は筆者も地方で、居酒屋、雑貨店、介護施設、ファストフード、不動産店舗などのFC加盟店を経営しているが、FC本部によって差異があるものの、地元の加盟店が地元で回せる金は、直営店が出店する場合よりもはるかに多い。

資金調達は、加盟店企業と取引する地元の地方銀行や信金である。
建物の建築は、加盟店が地元の建築会社に発注できる。
設備、什器、備品なども地元の商社に頼める。
食材や消耗品も、一部は地元で調達できるケースが多い。
そして、店長クラスの人材も地元で雇用し、店舗数が増えていけばエリアマネージャーや事業部長クラスの管理職まで地元の人材が担う。

更に、加盟店が地方で売り上げた利益は、その地方で再投資されるケースが多いだろう。

4886とはずがたり:2016/10/28(金) 13:03:45
>>4884-4886
■地方企業がFC出店するメリット

大手チェーン店が地方に出店するにあたり、本社の直営店であるか、地方企業のFC加盟店であるかで、地方経済に与える影響の違いは大きい。

さらには、副次的に解消する社会問題もある。たとえば最近大きな問題となったチェーン店の過剰労務も、地元の加盟店では起きにくい。すき家のワンオペ(深夜に店員1人で店を運営する事)や、自殺者まで出た和民のブラック勤務も、地方にあって本社経費が薄く、利益目標が低い地元の加盟店企業であれば、起きにくい問題である。

また、地方の企業がFC加盟する事で、経営者もレベルアップする。FC化できるほど良くできた商売の仕組みを、内部からつぶさに見ることができるからだ。それは筆者がFC加盟店として地方で運営する中で実感してきたことでもある。

例えばファストフード業態の某FCでは、QSC(クオリティ・サービス・クリーンリネス)に関する管理ノウハウが、個人店では到底構築できないほどハイレベルなもので、特にフードセイフティー(食材の鮮度管理)に対する本部の指導は、極めて厳しい。

また居酒屋業態の某FCでは、アルバイトでも一定の衛生管理ができるようにするためのオペレーションの仕組みや、シーズン毎の新規メニュー開発など、やはり筆者が個人店だとしたらやり切れないであろう仕事量を、本部の業務部門が担ってくれている。

そんなFCの仕組みの中で、地元の経営者は加盟店として人材教育と経営計数の管理に専念できる。企業が新規事業に取り組む際には、一定のリスクを想定する必要があるが、既に直営店で成功しているFCの加盟店なら、そのリスクは軽減すると言っていい。

■地方経済のための提案

商店街の衰退は、実は大手チェーン店に客を取られてしまった事だけが原因なのではない。実際には衰退した商店街の中にあっても、独自の経営努力で収益を確保している個店は存在するのだ。

消費者の選択肢が増え、得られる情報が膨大になった現在では、個店の独自性、更にはその経営力により高いものが望まれている。

チェーン店を嫌う商店街の商店主も、むしろ家業存続のためにも異業種(大抵のFC本部が、加盟店が同業種の競業店舗を経営する事を禁じているから)のFC加盟を思い切って試してみることをお勧めする。

そこで一定の収益を確保して、経営基盤を安定させた上で家業を追求すればいいし、場合によっては新しい事業展開に打って出るヒントが見つかるかもしれない。少なくとも現状に籠って衰退していくよりは、商売に広がりが出ることは疑いない。

この際、チェーン店の地方出店には、一定の割合でFC化を義務化してしまえば、経済の東京一極集中を解消する一助になると考える。

もちろんFC本部となる大手チェーンにとっても、加盟店による展開を推進することでメリットはある。FC募集を通じて出店速度を高めたり、ノウハウの構築にもつながる。

大手チェーンが地元のFC加盟店に地方出店を任せることで、地方企業の収益を向上させたり、衰退した商店街の商店主が新規事業にチャレンジする機会を得る。そこから得た収益を、雇用や納税、また新たな設備投資など、地元経済に再投資することが出来れば、地方経済の発展にも寄与する。

玉木潤一郎 経営者 株式会社店舗応援団 代表取締役

4887とはずがたり:2016/11/04(金) 18:00:39
新発田藩と長岡藩に挟まれた土地で,しかも歴史有る沼垂が没落して矢鱈大きくなった新潟に対して一時期県庁を石川郡に持ってかれたり富山県が分離したり苦戦の金沢だから金沢を応援したくもなるけど新潟の工業都市っぷりもなかなか好ましい。

新潟市と金沢市 全国的には無名な美女事情でも張り合う
NEWSポストセブン 2016年11月4日 16時00分 (2016年11月4日 16時33分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20161104/Postseven_461979.html

 これまで新潟市は日本海側ナンバーワンを自称し、加賀百万石の城下町の伝統を持つ金沢市に対抗してきた。この二つの都市のライバル関係をたどると、インフラ面でいち早く整備が進んだのは新潟。田中角栄元首相の影響力で、1982年には上越新幹線が開業した。
「“金沢には新幹線がない”と言われて、ずっと悔しい思いをしてきた。でも、やっと金沢に新幹線が通ったし、ますます観光客で賑わいそう」(金沢市民)
 北陸新幹線開通による新潟市民の焦りは隠せないようだ。新潟市にある北方文化博物館の佐藤隆男専務理事がいう。
「金沢が“新幹線が通った”と浮かれているのは気分が悪い。この前、金沢に行ったら、駅にでかでかと『金沢に来るなら、春か夏か秋か冬がいいと思います。』なんてキャッチコピーが掲げられていた。金沢は雨が多くて一年中ドンヨリしていますよ。新潟も雨が多いですが、四季を楽しむなら新潟のほうがふさわしい」
 さらに、全国的には有名でないようなことでも、両市は張り合っている。
「新潟といえば『新潟美人』。色白で肌がキレイな女性が多い。新潟の離婚率が低い(全国46 位)のも、新潟女性が美人で我慢強いからです」(前出・佐藤氏)
「新潟美人? 聞いたこともない。制服のスカートが短いのは知ってるけど、品がないですよね。その点、金沢女性はエレガント」(金沢市民)
 そんな両市に挟まれている富山県民は「いつも置いてけぼり」とぼやくのみ。
 富山の頭越しに石を投げ合うこの争い。決着はなかなかつきそうにない。
※週刊ポスト2016年11月11日号

4888とはずがたり:2016/11/13(日) 00:03:03
商店街みたいな昭和の遺物はさっさと解体せにゃいかん。
高いし品揃え悪い癖に保護寄越せの要求の声ばかりでかくて地域にダメージしか与えてない。

…と思ったけどもうその力すら無い商店街も相次いでいるんだな。良い傾向だ。

商店街組合の「解散」全国各地で相次ぐ 北海道、新潟、広島、沖縄……
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161112/zuuonline_127670.html
ZUU Online 2016年11月12日 19時02分 (2016年11月12日 23時13分 更新)

地方の人口減少が深刻さを増す中、各地の商店街組合解散がこのところ、全国で相次いでいる。売り上げ激減に伴い、加盟組合員が減少して組織運営が困難になっているためだ。法人組織が解散しても商店街自体は残るが、中心商店街はその都市の顔ともいえる存在だけに、地域に与える悪影響は計り知れない。

中心市街地の空洞化は大都市圏を除けば、ほとんどの地方都市に共通した悩み。商店街組合の解散は空洞化に一層拍車をかけかねないだけに、各自治体や地元商工会議所は対応に苦慮している。

■財政破綻の夕張で本町商店街振興組合が解散

市の財政破綻で急激な人口減少が続く北海道夕張市。中心部の本町商店街振興組合が今春、解散した。地区内では新たに任意団体の振興会が設立されたが、中心商店街の法人組織解散に地元の経済界はショックを隠せない。

夕張市はかつて石狩炭田の中心都市として栄え、約12万人が暮らしていた。しかし、2006年に約353億円の財政赤字を抱えて財政破綻を表明、財政再建を続けている。廃坑後、観光、リゾート面で地域振興を図ろうと、無理な投資をしたのが原因だ。

市は超緊縮財政となり、住民負担を限度いっぱいまで引き上げる一方、公共施設の廃止と補助金の打ち切りを進めた。「最高の負担で最低の行政サービス」という状態を嫌がった住民は、相次いで市を離れ、今や人口1万人を下回っている。

これに伴い、商店街を訪れる買い物客も激減した。小売店は櫛の歯が抜けるように次々に営業を取りやめ、シャッター通りと化した。近くに市役所があるのに、平日の昼時も人影は見えない。市の財政破綻前、50店近くあった加盟店は10店ほどに減少、振興組合を維持できなくなった。

夕張商工会議所の担当者は「中心商店街だけに、何とかしたいが、これだけ人口が減ればどうしようもない」と表情を曇らせる。市も財政再建中のため、商店街の危機を救うことができなかった。

同じ北海道では、旭川市中心部にある平和通買物公園の商店街のうち、北側の旭川平和通三和商店街振興組合が2016年度中の解散を決めた。1970年代の最盛期に比べ、加盟店が半減し、組合運営が難しくなったという。

旭川商工会議所は「組合代表者のなり手がいないとも聞く。中心商店街の1つだけに、市とともに地域への支援を続けるつもりだが、時代の流れは厳しい」と肩を落とした。

4889とはずがたり:2016/11/13(日) 00:03:30
>>4888-4889
■振興組合の解散後、さらに遠のく客足

商店街が苦境に立たされているのは、郊外型ショッピングセンターやインターネット通販の登場、地方で急速に進む人口減少の影響が大きい。しかし、このトリプルパンチにあえぐのは北海道だけではない。

沖縄県第2の都市・沖縄市では2014年、沖縄市銀天街商店街振興組合が62年の歴史に幕を閉じた。数軒のバラックから市の経済を牽引するまでに育った中心商店街だったが、かつて120店を超えていた加盟店が40店足らずまで減り、組合費を支払えない店舗が増えていた。

沖縄市商工振興課は「組合と2人3脚で地域を立て直したかったが、顧客の減少に歯止めがかからなかった」と苦い口調。新規出店の初期費用に補助金を出すなどの対策を講じているものの、組合の解散後さらに客足が遠のいているという。

新潟県上越市の稲田商店街振興組合も2015年末で解散している。かつて50店舗が軒を連ねていたが、後継者不足などから10店ほどしか残っていない。任意団体の商店会はあるものの、法人組織の解散が地域の沈滞ムードに拍車をかけている。

上越商工会議所は「市がイベントなどに補助金を出しているが、店主の高齢化で元気を取り戻せていない。地方の商店街を取り巻く環境は年ごとに厳しさを増している」と厳しい見方を示した。

■売り上げ減少と後継者不足で見えない明日

広島県尾道市瀬戸田町のせとだ本町商店街協同組合も2015年に解散した。尾道市と合併する前は瀬戸田町の中心商店街だったが、合併後は客足が大きく減少、加盟店の廃業が相次いでいた。

2001年に53店舗の加盟で「しおまち商店街」の愛称をつけ、協同組合方式で運営していたが、解散前には店舗が45に減少していた。解散後は任意団体の組織も作らず、それぞれの店舗が個人で活動しているだけだ。

解散時の理事長だった鹿田恭一さん(68)=土産物店経営=は「後継者もなく、高齢化した店主が多い。もう限界と感じ、早めに組合を解散した。解散から1年以上が過ぎたが、地域はますます元気がなくなっている」と視線を落とした。

商店街はいわばその地域の顔。そこが元気を失えば、地域全体の活力も乏しく見える。しかし、売り上げの減少と後継者不足から、店主が高齢になると店をたたんでいるのが実情。息子や娘に跡を継がせたくないと思うほど商店街の店舗経営に魅力がなくなっているわけだ。

そこへ人口減少が追い打ちをかけている。このまま人口減少と高齢化が進めば、多くの自治体が消滅の危機を迎えるといわれるが、それをひと足早く商店街が体現しているようにも見える。

もはや自治体や経済団体が手をつけられないほど衰退しきった地方の商店街に、明日の希望は感じられない。このまま消滅に向かうのを、指をくわえて眺めるしかないのだろうか。

高田泰 政治ジャーナリスト この筆者の記事一覧(https://zuuonline.com/archives/author/takadatai
関西学院大卒。地方新聞社で文化部、社会部、政経部記者を歴任したあと、編集委員として年間企画記事、子供新聞などを担当。2015年に独立し、フリージャーナリストとしてウェブニュースサイトなどで執筆中。マンション管理士としても活動している。

4890とはずがたり:2016/11/16(水) 11:04:50
路線図が複雑とか大阪人をバカにしとるやろ。大阪人はネタでゆうとるやけやで(多分)
で,オノマトペを多用するのは大阪人で京都人はそんなんではない様な気がする。神戸人は知らん。。
東京は嫌いで京都や神戸が好きな静岡人の俺だが,お上品な関西のうっすいうどんだけには不味くて閉口している。つゆはどす黒くて田舎風で下品な東国風でなきゃ〜だめだら♪

「大阪人が東京住みづらいって言う理由」ハッシュタグが盛り上がる
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1479192238103.html
Excite Bit コネタ 2016年11月15日 17時00分
ライター情報:和泉涼

東京と大阪にはさまざまな違いが存在する。有名なものとしては、エスカレーターに立つ時は「東京は左、大阪は右」、ハンバーガーチェーンの「マクドナルド」の呼び方は「東京はマック、大阪はマクド」などが挙げられるだろう。大阪人にとって東京は住みづらいと感じることがあるらしく、Twitterでは「#大阪人が東京住みづらいって言う理由」というタグをつけたツイートを投稿する人たちで盛り上がっている。

東京の食文化が無理

「東京のうどんは二度と食べない」「あんな醤油臭いうどん好きになれない」という声があるように、東京の出汁を嫌う大阪人はたくさんいる。昆布出汁+薄口醤油で慣れた口にとって、かつお出汁+濃口醤油は「クソ濃くてワロてるwww」「つゆが茶色くてひどい」と感じるらしい。

また、日清食品カップ麺の「どん兵衛」も東日本と西日本では出汁が異なるため「西のどん兵衛が恋しい…」と嘆く大阪人も。「関東版のどん兵衛食べた時のあの真っ黒い出汁を見て、ダメだわと思ったよね」「どん兵衛の味濃すぎ」「どん兵衛がまずい」という投稿が見られた。

東京の路線図は複雑

「東京都内の電車路線図を見ただけで気が遠くなる乗り継ぎ、乗り換えだけで死亡するレベル」という投稿があるほど、東京の路線図の複雑さに戸惑う大阪人も多い。「東京の路線図は新参者にはきつい」「路線図が鬼畜。わからん」などの声が上がっている。

また、「なんだかんだでいつも電車は混んでる」「満員電車がほんまに無理」と、電車の混雑具合を苦手とする人も多い。しかも、東京の電車はギチギチに人が詰め込まれているにもかかわらず静かなため「めっちゃ静かやった。雰囲気が気持ち悪い…」という人も。

「会話に笑いどころが無い」

最も分かりやすい違いである“言語”に対しては、「東京もんの男の喋りが好かん」「言葉づかいがそもそも嫌い。あれは標準語ちゃう、東京弁」と嫌悪する声が。会話の内容についても「テンポが合わん。会話に笑いどころが無いのが慣れない」「シュッ! とかドバーっと! とかドン! とかいうオノマトペが少ない」ということが違和感を抱くポイントのようだ。

そして、「#大阪人が東京住みづらいって言う理由」というタグについても、「大阪なら『住みづらい』ではなく『住みにくい』って言うやろ。このタグ作ったん絶対関西人違う」という意見まで。方言の違いはなかなか根が深いらしい……。

4891とはずがたり:2016/11/24(木) 13:32:12
3世代同居+共稼ぎ最強だなぁ(;´Д`)
それに福井県民何人か知ってるけど皆結構賢い。原発銀座なのも進取の気性と云えなくもないしな。

「貯める力」トップの都道府県は?
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161123/zuuonline_129117.html
ZUU Online 2016年11月23日 13時13分 (2016年11月24日 12時55分 更新)

お金持ちの都道府県はどこかと聞かれて、まず思い浮かべるのは東京都などの大都市ではないでしょうか。確かに、日本経済の中心としてヒトも企業も集中し、たくさんお金を持っているイメージがあります。

■「貯める力」NO.1は福井県

不動産や株式、預貯金などを多く保有する資産家のことを「お金持ち」と呼ぶように、貯蓄残高が多い人も「お金持ち」といえます。たしかに、今の貯蓄が多ければ、しばらくはお金持ちでいられます。しかし、預貯金などは使い続けるうちに、いつかなくなってしまうものです。これからの時代、貯蓄残高の目減りを抑え、いざという時にも困らないように貯蓄を増やす力が求められます。では、実際に得た収入からどれだけ貯蓄できるのかという「貯める力」に地域による違いはあるのでしょうか。

「貯める力」を示すデータの一つとして、5年に1度行われる総務省の「全国消費実態調査(平成26年)」に「平均貯蓄率」という項目があります。「平均貯蓄率」は、実収入から税金や社会保険料などを差し引いた可処分所得に対する貯蓄純増※の割合を示しています。
※貯蓄純増:「(預貯金-預貯金引出)+(保険料-保険金)」

2人以上の勤労者世帯※での「平均貯蓄率」上位の都道府県
※2人以上の勤労者世帯:世帯主が会社、公官庁、学校、工場、商店などに勤めている世帯

1位:福井県(21.7%)
2位:山梨県(20.1%)
3位:鳥取県(19.1%)
4位:富山県(19.0%)
5位:秋田県(17.3%)

1位の福井県は、全国平均10.7%の約2倍となっています。

■「貯める力」が貯蓄残高を増やす

一方、「お金持ち度」を表すデータの一つとして、同調査での「貯蓄現在高」上位をみてみましょう。今度は、預貯金に加え、株式や債券、投資信託などの有価証券や生命保険などもカウントされます。

2人以上の勤労者世帯での「貯蓄現在高」上位の都道府県

1位:福井県(約1,601万円)
2位:香川県(約1,438万円)
3位:愛知県(約1,420万円)
4位:東京都(約1,413万円)
5位:富山県(約1,413万円)

※公表資料の数字を万円単位に四捨五入しています。

こちらでは、東京都や愛知県といった大都市圏も上位に入ってきています。

興味深いのは、福井県が「平均貯蓄率」ばかりでなく「貯蓄現在高」でもトップであることです。同様に、富山県も両データで上位にあります。

お金を貯める力が強い要因としてはどのようなことが考えられるでしょうか。

総務省の「平成24年就業構造基本調査」によると、夫婦共働き世帯の割合(共働き率)の全国平均は45.4%ですが、前出の「平均貯蓄率」上位の都道府県のうち秋田県を除く4県は「共稼ぎ率」でも高い方から10位までに入っています。また、福井県が共働き率58.8%でこちらでも1位となっています。「貯める力」が強いところでは、共働きで稼いだ分をしっかりと貯蓄に回していることがうかがえます。

世帯の構成も考慮する必要がありそうです。共働きだと家事や育児と仕事を両立させる負担も重くなりがちですが、2010年(平成22年)の国勢調査によりますと、3世代が同居している世帯の割合が最も高いのは山形県で21.5%、2位以降は福井県(17.6%)、秋田県(16.4%)、新潟県(16.4%)、富山県(16.1%)と続いており、貯蓄率上位の福井県、富山県、秋田県が再び登場します。日本列島は気候・風土もさまざまで地方によって文化や生活習慣が異なるため一概に結論づけることはできませんが、祖父母と孫が同居して家事や育児を分担しながら共働きを支えることが貯蓄率の高さに反映されているとみることもできそうです。

4892とはずがたり:2016/11/24(木) 13:32:27
>>4891-4892
■「貯める力」は持ち家率とも関係あり?

では、家計においては財産である「持ち家」の保有率が高いのはどこでしょうか。総務省「平成25年住宅・土地統計調査」によると、持ち家率が最も高いのは富山県で79.4%、2位以降は秋田県(78.1%)、3位山形県(76.7%)、4位福井県(76.5%)、5位新潟県(75.5%)と続きます。

こちらでも、貯蓄率上位の富山県、秋田県、福井県の名前が見え、一定の共通した地域特性がうかがえます。

持ち家があれば、住宅ローンを抱えている場合もありますし、固定資産税や修繕費といった維持費もかかりますが、そのようななかで「貯める力」を維持する堅実さがうかがえます。

こうしてみると、貯蓄率上位の地域では持ち家や親世帯との同居といった環境も生かしながら、しっかりと働き、貯めている様子がうかがえます。大都市では仕事口は多いかもしれませんが、核家族化や待機児童の問題で共働きを続けづらかったり、さまざまな出費も多かったりするために貯蓄に回しづらい環境になっているという実情が浮かびあがってきます。(提供:お金のキャンパス)

4893とはずがたり:2016/11/24(木) 13:35:42
>>4874
集団移転いい!と思ったけど先走りだった様だ(;´Д`)
そんな直ぐには結論出ないか。。

集団移転「提案」は誤報 熊本・西原村の抗議で朝日新聞が訂正
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yanaihitofumi/20160602-00058375/
楊井人文 | 日本報道検証機構代表・弁護士
2016年6月2日 18時15分配信

【GoHooレポート6月2日】朝日新聞は5月30日付朝刊で、熊本県西原村が熊本地震で大きな被害を受けた7地区に集団移転を提案する方針を固めたと報じた。しかし、西原村は、ウェブサイトで「提案」の事実を否定し、誤報だとして強く抗議したことを明らかにした。朝日新聞は「集団移転を提案する方針を固めた」は「集団移転の検討を始めた」の誤りだったと認め、6月2日付朝刊で訂正した。

朝日新聞は5月30日付西部本社版の朝刊1面トップに「西原村、集団移転提案へ 熊本地震初 7地区150世帯に」と見出しをつけて「特ダネ」扱いで大きく報道。第1社会面にも対象地区の住民の思いなどを伝える記事を掲載した。東京本社版は、第2社会面で「西原村、集団移転提案へ 熊本地震 活断層付近の7地区」とやや小さい扱いで掲載された。



これに対し、西原村はウェブサイトに「誤報!『集団移転提案』という記事について」と題する記事を載せ、集団移転「提案」の事実を否定したうえで、「説明会」については「風当地区の区長様より『集団移転とはどのようなことなのか地区住民に説明をしてほしい』という要望により、行われるものです」と指摘していた。



動画投稿ニュースサイト「8bitNews」は、朝日の報道が出た5月30日、地震で大きな被害を受けた西原村布田地区などを上空から撮影したとみられる投稿映像を掲載。「集団移転」報道が先き走ったことで地元住民が困惑しているとの古閑地区長、志賀さんの話も伝えた。志賀さんは朝日の取材も受け、西部本社版社会面の記事に登場していた。

楊井人文
日本報道検証機構代表・弁護士
慶應義塾大学総合政策学部卒業後、産経新聞記者を経て、平成20年、弁護士登録。弁護士法人ベリーベスト法律事務所所属。平成24年4月、マスコミ誤報検証・報道被害救済サイト「GoHoo」を立ち上げ、同年11月、一般社団法人日本報道検証機構を設立。

4894とはずがたり:2016/11/24(木) 13:36:38
西原村、集団移転の事例説明へ
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/feature/TO001139/20160530-OYS1T50066.html
2016年05月30日
特集 熊本地震
 熊本地震の本震で震度7を観測した熊本県西原村は、区長の要望を受け、集団移転に関する住民説明会を6月1日に開く。村民の中に集団移転を希望する声があり、東日本大震災の事例などを説明する。

 西原村では5人が死亡し、住宅の全半壊は1134棟に達している。特に活断層に近い風当や大切畑などの地区で被害が大きく、今後の地震でさらに家屋が倒壊したり、土砂災害が起きたりする危険がある。村によると、4月末に開いた区長会で、一部の区長が集団移転を検討する意向を表明したという。

 区長の要望を受けて開く住民説明会では、東日本大震災で津波被害を受けた沿岸部の集団移転に活用された「防災集団移転促進事業」や、新潟県中越地震で集落再生に適用された「小規模住宅地区改良事業」を紹介。いずれも国の補助が受けられることなどを説明する。

 内田安弘副村長は「集団移転するかどうかは住民主導で決めること。村としては住民に判断材料を提供したい」と語った。

4895とはずがたり:2016/11/29(火) 21:05:25
地方で働くにあたり不安なこと、1位は?
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/bizskills/mycom_1551857.html
11月28日 15:01マイナビニュース

エン・ジャパンは11月25日、ミドル世代の転職活動を支援する転職サイト「ミドルの転職」上で、「地方で働くこと」についてアンケート結果を発表した。調査は9月30日?10月31日、サイトを利用している東名阪の三大都市圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、兵庫、京都、奈良)在住のユーザー682名を対象にインターネットで行われた。

○地方で働くことに「興味がある」は59%

「地方で働くことに興味はありますか?」と聞いたところ、59%が「興味がある」と回答。昨年行われた同調査より10ポイントマイナスという結果になった。希望するエリアで人気が高いのは「九州・沖縄エリア」(23%)、「北信越エリア」(16%)、「中国・四国エリア」(11%)だった。

地方で働く際に不安な点を聞くと、「働き口が少なく、転職先が見つからなそう」(65%)、「給与減少の可能性がある」(35%)、「交通の利便性が悪そう」(11%)、「家族の理解が得られない」(10%)、「友人とのつながりがなくなる」(6%)などが挙げられた。

地方で働くにあたり妥協可能な条件については、「交通の利便性」(41%)、「役職・ポジション」(37%)、「給与の減少」(34%)、「友人とのつながり」(32%)、「レジャー・娯楽施設の減少」(31%)が多く票を集めた。

地方で働くことに興味がない人に、どのような条件であれば地方で働いてもよいか聞くと、「やりたい仕事内容である」(63%)、「給与のアップ」(59%)、「交通の利便性が良い」(37%)、「賞与のアップ」(33%)、「家族と同居できる」(32%)となった。

4896とはずがたり:2016/12/08(木) 14:55:04
若手の「U・Iターン」が増加、成功するには
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20161128/Itmedia_business_20161128011.html
ITmedia ビジネスオンライン 2016年11月28日 07時00分 (2016年11月28日 07時15分 更新)

移住・起業の経験を話す井上さん

 大都会を離れ、地方で働く――「Uターン」や「Iターン」といった言葉を耳にする機会が増えた。窮屈な都会を離れ、生まれ育った故郷へ帰ったり、魅力的な地域へと移住する動きは近年急増。希望者も、従来のリタイア組から働き盛りの家族へとシフトしているという。

●地方移住希望者は増加中、「若返り」が顕著に

 地方暮らし希望者を支援するNPO法人・ふるさと回帰支援センター(東京都千代田区)によると、「地方で働きたい」という問い合わせは、2008年のリーマンショックを機に増え始めたという。その後13年にかけて緩やかに増え続け、政府が「地方創生」を掲げた14年を機に急増。地方への移住施策が拡充された15年の問い合わせ件数は2万1584件と、08年の約10倍に上った。

 08年までは50〜70代が移住希望者全体の7割を占めており、団塊世代の移住相談が多かった。だがリーマンショックを境に20〜40代が増加。東日本大震災が起きた11年には、30代の移住希望者の増加が特に多かった。「地域のきずなの重要性が再評価された」とみている。

 震災以降も若手の移住希望者が増え続け、2015年には利用者の7割が20〜40代に。「若返り」が顕著となっている。

 若い世代が移住を考えるきっかけは、就職後10年が経過したタイミングや、子供が小学校に入学するタイミングがほとんどだという。「子供を自然環境の良いところで育てたい」「これまでの経験を生かし、地域に密着した仕事がしたい」という動機が多いそうだ。移住の種類別では、ここ3年間でUターン就職の希望者が約15ポイント増加。一方、Iターン就職の希望者は減少している。

●地方移住後のライフスタイルは?

 移住を希望する地域は「地方都市」が47.5%を占め、「農村」「山村」「漁村」などを大きく上回った。希望するライフスタイルは、「就労」が年々増加し、2015年には約8割に達している。一方、「半農半休」「悠々自適」は減少中だ。

 希望する就労形態の内訳をみると、「企業への就職」が61.4%と最多。次いで「農業」(23.5%)、「自営業(起業)」(22.5%)の順に多かった。

 全体的に一般企業への転職を目指す人が多く、農業への転向や起業、老後の生活を目的に地方への移住を希望する人は少ないようだ。

 希望する住環境は「空き家」が約70%を占め、「アパート」「マンション」などの賃貸物件を大きく上回る結果に。古民家を有効活用するニーズが強い傾向がみられた。

●移住・転職経験者の声

 実際に移住を経験した人の働き方はどう変わったのか。

 広島県呉市で飲食店などを展開する「合同会社よ〜そろ」代表執行役員の井上明さんは、九州の地方都市で就職後、出身の広島に戻ってきたUターン組。移住者としては少数派の「起業」に成功している。

 井上さんは九州在住時に営業マンとして企業に7年間勤務。その後、妻の実家がある呉市へと8年前に移住した。会社を構えた御手洗地区は、瀬戸内海に面し、江戸時代の建物も残る町並みなどで知られる。現在は飲食店などのほか、移住希望者のための仕組みづくりにも取り組んでいるという。

 「移住当初、観光ボランティアとして観光業を手伝う中、御手洗という地域に観光客向けの店舗が少ないことに気づきました」という。そこでカフェを開店し、うどん店や土産物店も立ち上げ、事業の幅を広げていった。「働き盛りの若者の移住を受け入れるための雇用作りも兼ねています」(井上さん)。

 ただ、移住者の受け入れについては課題も残されているそうだ。

 「移住希望者の住環境として人気の空き家ですが、データベース化や賃貸の仕組みの整備はまだ未完成。移住希望者と空き家を結びつけるシステム作りにも取り組んでいきたい」(井上さん)

 移住先で起業を成功させるポイントは、地域の特徴を理解することだという。井上さんは「移住先で新たに事業を始める場合は、考え過ぎず、まずは行動に移してみるべき。働く中で、建物・風景・特産物といった『その場所にしかない特徴』を見つけ出し、事業展開の手がかりにすることが大事」と、働く地域や仕事内容が変わっても活躍するためのポイントを説いていた。

4897とはずがたり:2016/12/30(金) 19:42:11
<東北・北海道>北海道
道央県が大きすぎるな。。

もしも北海道が4県になったら 自民道議ら「分県」提言
http://digital.asahi.com/articles/ASJDF6DCBJDFIIPE03L.html?_requesturl=articles%2FASJDF6DCBJDFIIPE03L.html&amp;rm=273
花野雄太、光墨祥吾2016年12月27日10時31分

http://tohazugatali.web.fc2.com/gyosei/AS20161224002060.jpg

 「でっかいどう」が小さくなる? 北海道議会の与党議員たちが、「北海道分県」を提言した。面積は九州7県や東北6県より広いのに、知事は1人だけ。いくつかの県に分割すればきめ細かな地域運営ができ、全国的な存在感も増すのだという。その現実味は――。

 「九州には7人の知事、県議会議長、経済団体トップがいる。まとまって動いた時のパワーを想像してもらいたい」

 11月に提言をまとめた「北海道分県研究会」会長の喜多龍一道議(64)は、こう話す。道議会議長も務めた自民党会派の重鎮。地元の十勝地方は今夏の台風で大きな被害を受け、道内の疲弊を改めて実感した。

 ログイン前の続き九州と本州の間にはトンネルと橋が計4本。四国も本州と3ルートでつながっているのに、北海道は青函トンネル1本だけ。国にインフラ整備を働きかける「政治力」が弱いのではないか。そんな問題意識から、自民党会派の有志37人が研究会を設立したのが昨年10月。1年余りかけて、高橋はるみ知事に「北海道の未来に、熱く!」と題した約30ページの報告書を提出した。1千部印刷し、希望者にも配っている。

 報告書では「4県案」(道央、道南、道北、道東)と「6県案」(道央、道南、道北、オホーツク、十勝、釧路・根室)を検討した。道央は札幌市、道南は函館市、道北は旭川市などが主な都市だ。

 北海道の面積は、北方領土(約5千平方キロメートル)を除いても全国の21%を占め、面積の小さい21都府県分の広さだ。4県に分割しても、3県は北海道に次いで大きい岩手県(1万5275平方キロメートル)を上回る。最小の「道南県」(6568平方キロメートル)でも島根県ほどの広さがあり、報告書は「面積において問題はない」とした。

 問題は、人口と経済規模だ。「道南県」の人口は45万5千人で、全国最少の鳥取県(58万3千人)の8割ほど。国内総生産(GDP)を都道府県別にみると、「道央県」が11位の茨城県並みで、「道東県」が40位の奈良県並み。ほかの2県は鳥取県と最下位を争う位置になる。

 税収も同様で、報告書は4県または6県への分割は「自立力保持の観点から、無理と言わざるを得ない」と結論。2〜3分割が望ましいとしている。

4898とはずがたり:2016/12/30(金) 19:42:28
>>4897-4898
■札幌一極集中を是正? 否定的な意見も

 分県には、北海道が抱える「札幌一極集中」という課題を是正する狙いもある。道内179市町村のうち8割が、国から過疎指定を受ける。一方で、札幌市の人口は道内の36・28%(2015年国勢調査)を占める。札幌に集中する道や国の機関を分散すれば、地域活性化につながるというわけだ。

 今月9日の道議会予算特別委員会では、他会派議員からも賛同する声が出た。「鉄道を維持するため、分県は一考に値する」と発言したのは、無所属議員らでつくる第3会派「北海道結志会」の金岩武吉氏(72)。地元の日高地方では、JR北海道による日高線の廃線が現実味を増す。「県庁所在都市があれば、線路はなくならない。ただ『国頼み』の分県ではだめ。北海道独立ぐらいの気概を持つべきだ」と話す。

 分県論は、ネットでも話題だ。ただツイッターには「札幌圏とくっついたところは勝ち組で、それ以外は負け組になりそうな予感」「マジで札幌以外終わるわ」などと否定的なつぶやきが多く、「考え直すのはいいことだ」といった賛成派は少ない。

 分県となれば、住民投票や特別法の制定が必要。前大阪市長の橋下徹氏らが目指した大阪都構想が頓挫したように、簡単ではない。高橋知事は提言について「一つのご見識だと思う」としつつ、「法体系などを考えるとハードルは高い」。分県より「分権」を重視する姿勢だ。

■昔、3県に分かれていた時期も

 実は北海道は、3県に分かれていた時期がある。札幌大の桑原真人学長によると、1882年に開拓使が廃止されて函館県、札幌県、根室県が置かれた。4年後、北海道庁の設置に伴い姿を消したが、直後に道南地方で函館県の復活を求める運動が起きたという。

 戦後も1947年の地方自治法制定期に3〜4分割案が議論されたほか、55年に日本民主党(現自民党)が5分割案を提案。83年には釧路市で地元新聞社を中心に4〜5分割を求める運動が起きたという。ただ、桑原氏は「札幌との格差が開きすぎたので、分県しても手遅れ」と指摘する。

 自民党の道州制推進本部は昨年7月、参院選の合区問題で都道府県への帰属意識が強まり、道州制への国民の支持が得にくくなったなどとして、道州制推進法案の国会提出を当面見送ると決めた。道州制への動きが下火になっていることで、反対の分県論が盛んになっている一面もありそうだ。

 分県案をまとめた側は、報告書で「一段落」の雰囲気だ。喜多氏は「一つの問題提起ととらえてもらえれば。課題が浮き彫りになり、道政に緊張感が生まれた」と話す。賛意を示した金岩氏も「分県は国会議員じゃないとできない話。若くて骨のある先生がいなくなったなあ」。現実の政治日程にのぼる気配は、今のところない。(花野雄太、光墨祥吾)

4899とはずがたり:2017/01/09(月) 18:13:19
俺が居た頃は正式名称はごきしょだったんか!?!
黄金通はこがねやろー。県が勝手に読み方決めちゃったんだな。。

名古屋の「黄金通」読み変更へ 「誰も口にしなかった」
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/region/ASK15566FK15OIPE01C.html
14:54朝日新聞

 名古屋市中村区の町名「黄金通」が、「おうごんどおり」から「こがねどおり」に変更される。地元で口にする人がほとんどいなかったという「おうごん」。少なくとも70年近く続いた違和感が、ようやく解消される。市の町名変更は、昭和区の「御器所」を「ごきしょ」から「ごきそ」に初めて変えて以来、15年ぶりになるという。

 昨年8月に地元から町名変更の要望があり、市の町名・町界審議会が今月5日、河村たかし市長に変更を答申した。2月市議会で認められれば、市が6月にも変更を告示し、晴れて「こがねどおり」となる。

 「黄金通」は地下鉄・中村区役所駅から近鉄・黄金(こがね)駅にかけての1〜8丁目の地域(約14万平方メートル)。市によると、1939(昭和14)年、土地区画整理組合の上申書を受けた県が「オウゴンドホリ」と振り仮名を付けて告示し、正式名となった。

4900とはずがたり:2017/01/12(木) 12:35:44
糸魚川大火、火元の「上海軒」は醤油ラーメンで大繁盛だった
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170112/DailyShincho_516552.html
デイリー新潮 2017年1月12日 05時58分 (2017年1月12日 12時20分 更新)

 有名人の炎上騒動ばかりが取り沙汰された2016年――。奇しくも、その年の瀬に文字通りの「大炎上」に見舞われたのは新潟・糸魚川の商店街である。近年稀に見る「大火」は、消し止められるまでに30時間を要し、実に150棟を焼き払った。その火元となったのは、地元では誰もが知る大繁盛店だった。

 ***

 火災発生から数日が経過しても、現場は煤に塗れた真っ黒なガレキで埋め尽くされていた。焼け出された住民によれば、

「あの日は“空襲”のようにあちこちで火の手が上がった。ようやく鎮火したと思ったら戦後の焼け野原のような有り様ですよ……」

 12月22日の午前10時半ごろ、JR糸魚川駅にほど近い中華料理店「上海軒」から黒煙が立ち上った。


焦土と化した街並み
 これが、幕張メッセの総面積に相当する7万5000平方メートルが焦土と化した「大火」の発端である。

 飲食店従業員の目撃談。

「すぐに消防車が到着したものの、換気ダクトから炎が噴き出し、屋根の上には大きな火柱が立って全く手が付けられない状態でした。上海軒の“店主”は全身を水や煤でドロドロに汚しながら立ち尽くしていた」

 この中国籍の店主(72)が、鍋に火をつけたまま近所にある自宅へ戻ったことが出火の原因だった。

 店主の甥っ子によると、

「火災後は妻子と一緒に、うちに身を寄せていました。伯父さんは憔悴し切った様子で、“もう死んでお詫びするしかない”と繰り返すだけ。早まったことをしないように親族が24時間態勢で監視していたんです」


「店主」の謝罪文
 火災から5日後、店主は「謝罪文」を新聞各紙に折り込み、1万6000世帯に配布した。それでも、
「市が開いた住民向け相談会では、“火元の店主を呼んで土下座させろ!”という声も上がった」(先の住民)

 火災保険に入っていない高齢者も多いため、不注意による失火が非難されるのは当然だろう。だが、意外にも、店主に同情的な声も少なくないのだ。

■長野から通うファンも
 町の古老が振り返る。

「上海軒は中国から渡ってきた、今の店主の親父さんが始めたんです。創業した約60年前は糸魚川に国鉄の機関区があって、昼休みになると職員があの店に雪崩れ込んだものです。代替わりしてから30年ほど経ちますが、客足が途切れることはなかった」

 近所の商店主が言葉を継ぐには、

「店の売りは1杯550円の中華そば。先代の頃から変わらない、昔ながらの醤油ラーメンで、魚介系の出汁がきいたスープがクセになる。上越や富山どころか、長野から足を運ぶファンもいたし、お盆や年末になれば帰省客が行列を作るほど。かくいう私も週に4、5回は通っていました。こんな時に不謹慎だけど、あのラーメンが食べられなくなるのはさみしい」

 商売が繁盛していたのも事実のようで、

「1日平均で100食は出ていたから、月に100万円以上の売り上げがあったと思う。ご主人が厨房で奥さんは接客、息子さんが麺を打つという家族経営なので人件費も掛からない。去年の秋口には自宅隣の空き家も買い取った。ただ、蓄えがあったかは疑問です。仕事が終わると夫婦でタクシーに乗ってパチンコに通うのが日課だったからね」

 無論、補償問題に発展すれば、店の再建など夢のまた夢。地元に愛された「醤油ラーメン」も、災禍の果てに失われようとしている。

「週刊新潮」2017年1月12日号 掲載

4901とはずがたり:2017/01/15(日) 14:25:33

子どもの絆で活気呼べ 「島留学」始めます
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/391655
唐津・馬渡、加唐島
2017年01月01日 09時11分

◆住民ぐるみ受け入れ

 玄界灘に浮かぶ唐津市鎮西町の馬渡島(153世帯)と加唐島(65世帯)は、新年度から小中学生を対象に「島留学」を始める。少子高齢化が顕著に進む離島で「子どもの声を絶やしたくない」との島民たちの切なる願いが事業を後押し。豊かな自然体験や少人数教育、島民とのふれあいを通じて、島の子と一緒に成長する子どもたちを募集している。

 県内では過疎化による児童数減を食い止めようと、佐賀市富士町の北山東部小が学校の生き残り策として1994年から留学生を受け入れている「山村留学」の例がある。今回はこの離島版と言える取り組みで、島ぐるみでの受け入れ体制をつくる。

 七つの離島では神集島が小中学校が廃校になり、小学校分校の向島と松島が休校の現状にある。島民や市職員でつくる「からつ七つの島活性化協議会」が3年前から先進地を視察するなどして準備を進め、12月26日に二つの島で実行委員会を立ち上げた。馬渡島は現在小学生15人、中学生14人、加唐島は小中学生3人ずつが在校している。

 留学期間は原則4月から1年間で、留学は島内の里親宅から通う「里親留学」、家族と一緒に島に住み込む「家族留学」、島に祖父母が住む家庭の「孫留学」の3タイプがある。里親留学は里親への委託料月額6万円を実行委と実親で半額ずつ負担する。家族留学は転入家族に、孫留学では祖父母世帯に、月額3万円の助成金を実行委が出す。原資は公的な補助金を見込んでいる。

 1月28日に現地で説明会を開く。唐津市の離島地域コーディネーターの小峰朋子さん(47)は「親の思いよりも、『島に行ってみたい』という思いのある子どもに来てほしい」と話している。現在、里親も募集している。

 問い合わせは唐津市地域づくり課内の同協議会、電話0955(72)9220。

4902とはずがたり:2017/01/17(火) 21:34:27

北関東3県、「地域ブランド調査」不名誉ワースト3のワケを徹底分析 隠れた魅力も紹介
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/161117/lif16111715560011-n1.html
2016.11.17 15:56

4903とはずがたり:2017/01/26(木) 13:38:46
人口減の衝撃、896の自治体が消える
増田寛也元総務相が説く「不都合な真実」
http://toyokeizai.net/articles/-/48330?utm_source=yahoo&amp;utm_medium=http&amp;utm_campaign=link_back&amp;utm_content=related
塚田 紀史 :東洋経済 記者 2014年09月28日

増田寛也(ますだ・ひろや)●東京大学公共政策大学院客員教授。1951年東京都生まれ。同大法学部卒業後、建設省入省。1995年4月より2007年4月まで3期にわたり岩手県知事、2007年8月から2008年9月(第1次安倍改造内閣、福田内閣、福田改造内閣)に総務相を務める。2009年から現職。2011年から日本創成会議座長。(撮影:尾形文繁)
第2次安倍改造内閣の金看板になった地方創生。その背景には「896の自治体が人口減で消滅しかねない」ことがあるという。『地方消滅』(中公新書)を書いた増田寛也・元総務相に話を聞いた。

──サブタイトルに「東京一極集中が招く人口急減」とあります。

人口減少は、とかく出生率や少子化の問題として議論されることが多い。その観点に加えて、東京一極集中が人口減少を加速させていて、国土政策が大いに関係していることに気づいてもらいたかった。そこで、副題に強いメッセージ性を込め、東京一極集中は極点社会化を招いてしまうと警告を発した。

極点社会=東京だけが残る社会

──極点社会化?

東京だけが一極となり、東京だけが残る社会だ。そこには二つの意味があって、東京だけに人が集まる特異さ、異様さ、しかも「人口のブラックホール現象」を招いて、若者を集めのみ込んだうえで、東京での出産・子育ては厳しいがゆえに、結局東京自体も消滅していくことになる。その結果、日本は国全体としても消滅に向かってしまう。その状況を表現している。マイナスイメージを植え付けるつもりはないが、人口動態をあえてこういう表現にした。

──東京には大規模災害リスクもあります。

特に心配されるのは首都圏直下型地震だ。私は昨年末に報告をまとめた検討委員会の委員長をしていた。その報告で被害リスクが95兆円と試算したが、これは一次的な被害額。関連することを考え合わせればさらに被害は大きくなる。しかも、地震学者が30年以内に70%の確率で首都直下型地震は起きる可能性があるとしている。今のままで東京にだけあらゆる機能を集めておくのではなく、企業の事業継続計画(BCP)のようなもので作り替えていかなければならない。災害の面からも東京一極集中は問題なのだ。

──この本のデータ分析では東京都豊島区も「消滅可能性」のある自治体になっています。

今のままなら東京でも、たとえば豊島区は2040年には消滅しかねない。豊島区には、埼玉県からの社会的移動があればこそ人口を確保できてきたが、そうもいかなくなる。今回の分析は若年女性(20〜39歳)人口の減少率(10年→40年)において、その率が5割を超える推計の自治体を「消滅可能性都市」としたものだ。日本では生まれる子どもの95%をこの若年女性層が産んでいる。

──自治体ごとの2040年の姿が一覧できます。

岩手県知事の時代にいちばん欲しかったのが、市町村ごとのこの種のデータだった。国全体で人口が減るといわれ、県レベルの予測もできることはできるが、それに対して制度設計をどうするかとなったときに、せめて市町村ごとの減り方の見当がつかないと、住民の皆さんになかなか納得してもらえない。

4904とはずがたり:2017/01/26(木) 13:39:03
>>4903-4904
地域ごとに特徴がある

──市町村によって、増減はもちろん一律ではありません。

岩手県でいえば盛岡市には周辺の市町村から若い人が集まる。盛岡市も人口は減るが、近隣県都の秋田市や青森市とは違って消滅可能性都市には入っていない。同じ県都でも、また同じ県内の市町村でもそれぞれ様子が異なる。だから、どういう人口推計になるのか、粗い数字でも欲しいと思っていた。

昨年3月、政府の研究機関によって市町村ごとの推計が出されたので、これを私の属する日本創成会議なりにリアルな形にして、東京一極集中は止まらないという前提なども取り込んで、40年時点での姿を描いてみた。

──もともと出生率には地域差があります。

人口学者に聞くと、九州が高いのは結婚時期が早いからと。結婚時期がなぜ早いのか、この理由を追究しないといけないが、8割程度が消滅可能性都市に当てはまる北海道、東北地方は近年時期が遅くなり出生率も低い。たとえば北海道は札幌市内に若い女性が集まっているが、男性は道外に出て少なくなる。これに対して東北は、特に農村部に男性はけっこういるが、若い女性が少ない。こういう具合に結婚・出産の適齢と思われる年代層のいる割合は地域でだいぶ違う。

──政策が5年遅れると、人口が全国で300万減るペースになるのですか。

どこで減り、それが積み上がっての300万人なのかをはっきりさせたい。そこがカギだ。現状認識の差が対策を遅らせたり、間違った方向に行かせたりする。人口が増える自治体はもう本当にわずかだ。てきめんにあおりを受ける社会保障が全滅することのない形にしなければいけない。

──来年は国勢調査の年です。

人口の減った現実がはっきり見えてくる。また地域間のバランスの崩れもはっきり見える。東京へ人が集まる状況はまだ変わらず、地方がそうとう減る形だろう。

──悲観論でもなく楽観論でもなく対応せよ、と。

人口が減るのは間違いない。しかしこの程度のことでうちひしがれていても意味がない。本当にやらなければいけないことは何なのか。とにかくデータを集めて、住民がどう動いているか移動表を作る。年齢別にどうなっているのかもはっきりさせる。まず社会増減、自然増減の実態をつぶさに把握することだ。

西日本の県や市町村では、沖縄県や鹿児島県あたりで自然増が続くようなところもある。しかし全国的には自然減が圧倒的に多くなってくる。その理由が何なのか。いま起きていること、これから起きそうなことを具体的に考えて対策を取る。

それも一つの市町村だけでは対策は完結しなくなる。たとえば自分の自治体だけで若い人が外に出ていかないような仕事場をつくるのには限度がある。機能分担するところまで近隣自治体が連携しなければならなくなる。あれやこれや、試み挑戦すべき対策メニューはたくさんある。

社会保障制度の見直しが必要

──社会保障への影響も大きい。

人口減少が町村部で先行的に起きてくれば、介護保険の将来の姿は不安に包まれたものになる。いずれは市町村ごとの介護保険のあり方を抜本的に変えていかなければいけなくなり、社会保障の制度設計のし直しが始まる。人口急減は、「一人で一人を肩車する」ような社会保障制度さえ無理にする。社会保障はもろに影響を受けてしまう。

──政府が新たに創設した「まち・ひと・しごと創生本部」の役割は大きいわけですね。

鳥取県出身の適役を地方創生担当相に迎えて大いに期待している。有識者懇談会においても真剣な議論が始まっている。

4905とはずがたり:2017/02/15(水) 05:55:14
400年続く「農民ロケット」 轟音が渡す次世代へのバトン
http://news.yahoo.co.jp/feature/500
2/5(日) 12:16 配信

空に次々とロケットが打ち上がる。天に昇る龍にその姿が似ていることから「龍勢(りゅうせい)」と名付けられた。それは戦国時代の狼煙(のろし)の風習と技法を源流とする「農民ロケット」だ。かつては全国に30カ所以上あった龍勢も現在は4カ所を残すのみ。そのうちのひとつ、秩父市・吉田の龍勢祭は400年の歴史を誇る。龍勢が打ち上がるその日までの人々の姿を追った。
(作家・伊勢華子/Yahoo!ニュース編集部)

4906とはずがたり:2017/02/19(日) 20:31:56
新名神・京奈和道など開通済みに堪え難く『街の達人コンパクト京阪神』入手。
更に県別マップルの『京都』・『大阪』・『兵庫』も大人買い♪
こうなると『滋賀』・『奈良』・『和歌山』も欲しいなあ(;*´Д`*)

4907とはずがたり:2017/02/19(日) 20:49:08

「名古屋飛ばしを明言した」 河村市長、首相に抗議検討
http://www.asahi.com/articles/ASJB34DFTJB3OIPE00X.html
嶋田圭一郎2016年10月3日17時38分

 河村たかし名古屋市長は3日、安倍晋三首相が今国会の所信表明で地方創生について「東京と大阪を大きなハブ(結節点)とする」と演説したことに対し、「国会で『名古屋飛ばし』を明言した。抗議したほうがええ」と述べ、抗議を検討していることを明らかにした。

 河村氏が発言したのは、3日の市幹部会。首相の所信表明演説について、「名古屋がすっぽり抜け落ちている。『最も行きたくない街ナゴヤ』も笑い事では済まん状況になる。内閣がこういうことを言うとは何事だ」と不満を語った。

 河村氏には、名古屋港が国の予算を重点配分する「国際コンテナ戦略港湾」の選に漏れるなど、名古屋が国の戦略から取り残されているとの危機感がある。この日は愛知県の製造品出荷額や名古屋港の貿易黒字額も引き、「この地域は圧倒的な日本の金もうけの原点だ」と訴えた。

 首相は9月26日の所信表明で、リニアも含む新幹線整備について「東京と大阪を大きなハブとしながら、全国を一つの経済圏に統合する『地方創生回廊』を整える」と演説していた。(嶋田圭一郎)

4908とはずがたり:2017/02/28(火) 10:36:29
圏央道スレにて。日本は欧州の大国2個分ぐらいの大国なんで3大都市圏(+福岡都市圏)があるのは寧ろ当然。
>イギリスもフランスもロンドンとパリ以外の大都市がないだけで、
>人口は結構農村部に分散してる。
これは本当かな?だけど此処は大陸の欧州と山岳列島日本の違いか?(イギリスよりも日本の方が山がちのイメージ)

350 名前:R774[sage] 投稿日:2017/02/28(火) 00:50:43.75 ID:2IR72nX+
日本は外国みたいに分散してないから
人も物も都心に向かってく、都心をスルーしていくのは誤差の範囲で切り捨てても影響しない
それぐらいに一極集中が進んでる

371 名前:R774[sage] 投稿日:2017/02/28(火) 08:05:35.01 ID:8DF5KS6T [2/2]
>350
外国=分散とか日本=一極集中とか勝手に決めつけるなよ

イギリスやフランスなんて東京どころじゃない首都一極集中だし
首都圏の他に関西圏や中京圏みたいな都市圏持てる国なんてそうそうないんだぞ

378 名前:R774[sage] 投稿日:2017/02/28(火) 09:27:10.04 ID:a1EEdchQ [2/2]
>371
イギリスもフランスもロンドンとパリ以外の大都市がないだけで、
人口は結構農村部に分散してる。
イギリスなんてイングランド中部の人口はかなり多い。
中都市が重なり合ってるだけ。

人口集中度で見れば日本のほうが異常だぞ。
1億2千のうちの3分の1が首都圏集中だからね。

パリやロンドン(都市圏約1500万)は4分の1くらいの集中度。

379 名前:R774[sage] 投稿日:2017/02/28(火) 09:35:19.34 ID:vpfQbCoF
とは言っても日本は三大都市圏があるのでイギリスのロンドンやフランスのパリ程には国内の他都市を圧倒しているわけじゃない

4909とはずがたり:2017/03/15(水) 21:52:29
>>4802-4830
木下先生の意見は本当に正論。俺だったら彼を自治相にする(地方創成みたいな胡散臭い単語造るよりも自治省復活やろ)。

地方は儲からない「イベント地獄」で疲弊する
現場がボロボロになる3つの「危険な罠」とは
http://toyokeizai.net/articles/-/154998?utm_source=goo&amp;utm_medium=http&amp;utm_campaign=link_back&amp;utm_content=related
木下 斉 :まちビジネス事業家 2017年01月25日

地方はただでさえ人手がない。なのに「にぎわいが出るから」とイベントばかりやりすぎていないか(写真:OrangeMoon/PIXTA)

「何をするか」だけでなく「何をやめるか」も決めているか

2017年も読者の皆さんは、自治体や商工会議所など、さまざまな会議の場で「今年は新たに何をするか」「4月からの新年度は何をするか」ということをテーマにしているかもしれません。しかし、実は「何をするか」ばかりが議題に上がっている段階で、ヤバイのです。それは事業が失敗する「予兆」といっても、いいかもしれません。

どういうことでしょうか。そもそも衰退している地域ではヒト・モノ・カネが慢性的に不足しています。その中でも、一番の問題は、「人手」です。モノやカネは国などが支援したとしても、結局地元で真剣に事業に取り組む「人」は、簡単に補えません。

そうした状況にもかかわらず、自治体や商店街などのトップ層は「活性化のためだ」という名目で、新たに事業をプラスすることばかり考えがちです。「過去にやってきたことを減らす」という発想がないのです。

その結果、午前と午後で、違う組織の違う会議なのに、参加しているメンバーはほとんど一緒、などということも珍しくありません。メンバーは限られているのに、それぞれの組織で「新たにやること」ばかりが決められ、現場で動くメンバーたちはどんどん消耗していくことになります。

たとえば、毎年増えることはあっても、減ることはないものにイベントがあります。ひとことでいえば、イベント地獄です。

にぎわうだけのイベントは、「精神安定剤」にすぎない

「イベントをやればにぎわいが出る」というようなことで、「月1回」だったイベントが2週に一度、毎週末などと増加し続け、イベントだらけになったりします。人は来るけど商売は必ずしも伸びないのに、精神安定剤のようににぎわいを求めて、さらなるイベントを仕掛けていきます。

たとえば、温泉街などでは「花火大会をやれば満室になる」ということで宿泊施設が加盟する組合主催の花火大会を年に1度から四半期に1度、毎月、隔週末と増やしていったら組合が潰れかけた、なんて笑えない話も耳にします。ただでさえ資源がないのに、毎年やることばかりを増加させたらどうなるでしょうか。一つひとつにかけられる人手も資金も手薄になります。当然、それぞれから得られる成果は乏しくなるわりに、つねに忙しくなってしまい、現場は疲弊していきます。

しかも地域活性化の現場は、本業がある中で、ボランティアとして協力しているヒトがほとんどです。ある一定の量を超えると「これ以上はもうできない」ということで若手がますます離れ、青年部などは解散という地域も少なくありません。中には、地域活性化事業ばかりに付き合いすぎて、本業が傾いてしまった事業者もいます。

毎年増加する「やること」に現場の人たちが振り回されて、忙しい割に成果もでず、なおかつ地方の経済を支えている本業まで傾いてしまっては、地域が活性化するはずもありません。

読者の皆さんの地域のトップや責任者の方針は、以下の「3つのチェックポイント」に当てはまっていないでしょうか。もし該当するなら、要注意です。

4910とはずがたり:2017/03/15(水) 21:52:44
>>4909-4910
いつのまにか、もらうこと自体が取り組みに…

危険信号1 : 「予算目当て」で事業を増加させる
まず危険なのは、「予算目当て」で事業に取り組むことです。「◯◯事業をすると予算がつく」といったような情報をもとにして、毎年新たな事業を増加させていないでしょうか。コンサルタントが「今なら、この事業をやれば予算がつきますよ」といった具合に地域側に売り込みにきて、それに乗っかって「やること」を増やしてしまうのです。さらに補正予算などが決定されると、予算消化のための「突発イベント」を急にやるなどと言い出すのは最悪です。

予算をもらうことは、目的を達成するための手段にすぎないはずです。なのに、いつのまにかもらうこと自体が取り組みになっている組織が少なくありません。結局、すべては予算ありきで事業は進みます。予算が尽きれば何も残らない。そこにかけた人手も組織予算も、すべて予算をもらうためだけなので地域に何も残らず、事業が終わると、むしろ衰退していくのです。

危険信号2 : 「はやり」に左右されて事業に一貫性がない
地域活性化の分野では、毎年「はやり」というのがあります。仕事を増やすことばかりを考えている危険なトップは、そうした情報にすぐに左右されます。新聞で取り上げられる事例、年度末に出てくるさまざまな役所が出していく報告書などに掲載される「先進地域の事例」に、強い関心を示すのです。

そして、トップは「ウチのまちでも、同じような取り組みをやろう!」と言い出し、やることを増やしていきます。

各地域の成功は「地域の課題」「解決に取り組むメンバーの力量」「タイミング」という3つの要素によって成立しています。本連載で繰り返し指摘しているように、他地域の事例は参考にはしても、自分の地域の状況判断とその解決策の起案は、あくまで地域のトップたちが自分たちの頭で答えを出すしかありません。

課題もメンバーもタイミングも異なるほかの地域でパクっても、成果を再現できるものではないのです。一過性のはやり廃りでパクリ事業を増加させるトップのいる地域もまた衰退していきます。

危険信号3 :「無駄な数値目標」のために、やることを増やす
最近では、活性化事業の計画に数値目標が設定されることが当たり前になりました。たとえば「年間で前年比数千人の”観光客”を増加させる」。一見、とてもよさそうですが、無駄な計画を立てて、自分たちの首をしめることもあるのです。

どういうことでしょうか。たとえば、インバウンド需要でも重要なのは、人数ではなく「消費総額」です。しかし、計画で数千人の観光客と目標を掲げてしまえば、人数を達成しなくてはならなくなります。そうなると、今度はイベントやらモニター募集をやったり、イベント会場を通過した地元の人さえも「日帰り観光客」とするなど、数値目標を無理やり達成しようとします。

本来は人が商品やサービスを使って地域に「経済」が発生することが活性化のはずなのですが、それは二の次になる。トップが定めた「誤った数値目標」に縛られて、予算を使い、人手を食いつぶす。こうした、非効率で活性化効果の薄い「やること」を増加させる地域も、当然衰退していきます。

「やめること」を決めることから、始めよう

地域におけるトップの仕事として重要なのは、限られた資源を有効活用するために優先順をつけること、そして優先順位の低いものについては「やめる決断をすること」です。何かを始めることは比較的簡単で、これはトップでなくとも起案できます。しかし、過去に組織的にやってきたことをやめる、という決断はトップにしかできないことです。

新たなことを始めるためには少なくとも2〜3つのことはやめ、資源の余裕を作らなくてはなりません。人手が変わらないまま、やることばかりを増加させるのは、トップとして何の意思決定もしていないのと同義です。

年初や来年度に向け、まずは「今まで取り組んできたことの中で、やめること」について意思決定してほしいのです。やめることができるからこそ、新しいことが始められる。実は、この順番を間違わない地域こそ、適切に成果を挙げているのです。

4911とはずがたり:2017/03/15(水) 21:56:25
いってみてえ〜>4月25日(火)に「地方創生」や「日本の明日」について考える「超・生産性会議」(主催:東洋経済新報社、参加申し込み受付中)が東京・品川で開催されます。

地方は結局「若者」を排除して自ら衰退する 「若者に活躍してほしい」は、ほとんど口だけ
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/bizskills/toyokeizai-161667.html
06:00東洋経済オンライン

前回の記事「地方は儲からない『イベント地獄』で疲弊する」では、地方がいたずらに「やることばかり」を増加させ、「やめること」を意思決定できない無能なマネジメントによって衰退している話を解説しました。今回は、地方では人手不足などといいながら、多くの組織で有能な若い人材を排除し、自ら衰退を招いている構造について触れたいと思います。

地方の「上の世代」は若者を積極的に受け入れていない
そもそも「地方から若者がいなくなる」などということは、新しくも何ともありません。

若者がいなくなる原因については、「大学も含めて、東京にはさまざまな機能が集中しているから」「地方は相対的にインフラが貧弱で不便だから」「経済力が劣っており金融面でも不利」など、構造的な要因がいくつもあります。

しかし、それだけではないのです。従来、地方を担ってきた上の世代が、若者を積極的に受け入れてきたのかといえば、そんなことはありません。

自分たちの言うことを聞かない若者、自分たちの理解できない感性をもっている若者をないがしろにし、多様性を排除してきた結果、地域のさまざまな組織が社会変化に対応できなくなり、衰退が加速している側面が強くあります。全国でまちの再生に携わっていると、たとえば商店街の重鎮などが「いやー、うちのまちは閉鎖的で」などと、自虐的に話しかけてきたりします。

しかしながら、私はかれこれ20年近く、さまざまな地域の再生にかかわっているからわかるのですが、閉鎖的でない地域など、見たことがありません。全国津々浦々の人が何気なしに「うちのまちは閉鎖的だから……」と言うとき、それは「閉鎖的なことはその地方の伝統的なもの」であり、「排除している自分たちには直接的な責任はない」と肯定しようとしているにすぎないと私は思っています。

何よりも重要なのは、排他的な地域をこれから変えられるか否かは、「今そこにいる人達次第」ということです。もし過去からの流れをまったく変えずに、力のある若者を排除していくと、その地域の未来に必要な「リーダーシップ人材」「サポート人材」「イノベーション人材」の3つを失っていくことになります。一つひとつみていきましょう。

「うちのまちには”いい若者”がいない」は、ウソ
まずは、「リーダーシップ人材」です。全国各地で、地元のさまざまな組織の上役は、口をそろえてよくこう言います。「いやー、うちのまちには”いい若者”がいなくて……」と。しかしながら、本当にそうかと言われれば、大抵の場合は間違っています。

とある、残念な地方都市の商店街に行った時のことです。「若い世代に世代交代したいが、いい若者がいない」と例のごとく言われる年配の会長さんがいらっしゃいました。「いやー、そんなことはないでしょう。ほら、地元に〇〇〇〇さんという、魅力的な居酒屋を全国区で展開している人がいるじゃないですか! 彼みたいな商売上手な人に、次の世代の商店街を担ってもらえればベストですよ」とお話すると、「アイツは俺の話を聞かない。商店街の活動にも消極的だからダメだ」と言うのです。

そりゃあ、衰退する商店街の事業なんて、大抵は駄目な取り組みばかりで、賢い事業者ほど、かかわりません。成果の出ない取り組みを延々と繰り返しているわけですから、全国区の居酒屋のトップが、そんな人の話を聞かないのも当然です。

「地元で人気のお店を経営している」ということは、「何が地元で求められているのか」を掘り起こすマーケット感覚に優れている証拠です。さらに「多数のスタッフを雇えている」ということは、マネジメント能力に長けているということです。そのような若くて有望な人材に重要な役割や立場を与えずして、どうしてその地域が発展するのでしょうか。

結局、上役たちが欲しいのは「地方に必要な、いい若者」ではなく、自分たちにとっての「都合のいい若者」なわけです。上役の好き嫌いではなく、有能である人材を認め、役割を渡せるかどうかが、地方の未来を分けていきます。

4912とはずがたり:2017/03/15(水) 21:57:58
>>4911-4912
「若者は『キツい仕事』を安く引き受けて当然」は傲慢
次に「サポート人材」です。若者に、自分たちにできないことを頼むときの「頼み方」にも大きな問題があるのです。結果として、サポート人材を失っているケースが多々あります。

よく「地方活性化のために、若者のアイデアと行動力に期待したい」と言いながら、実際は自分たちがやりたくないことを押し付け、若者に支払う報酬は自分たちよりも低く設定するのに何の躊躇もなかったりします。

さらに、せっかく手を挙げてきた若者たちに「期待ほどではなかった」などと、「上から目線」で批判的な評価を平気で下したりします。そんなことをしているうちに、本当に誰も来なくなります。

私が20代のころ、とある地方経営者が集まる会議において、「最近の若者は我慢が足りない」と経営者の方々が盛り上がる現場に出くわしたことがあります。そのとき、私は「従業員の我慢が足りないのではなく、むしろ従業員に不当な処遇をしているのではないですか? この場所に『従業員の我慢に頼らない経営』を考える人はいないのですか?」と言って、場がシーンと静まり返ったのを思い出します。

地方の経営者たちがこんな考え方では、地方に必要な業務を遂行してくれる人材層は、より恵まれた機会を求めて、別の都市へと移動していくわけです。

自分にできないことは年齢にかかわらず、むしろ「自分たちより高い報酬を支払ってでもやってもらう」という覚悟なくして、地方に良い人材が集まることはありません。

若者の感性を完全否定したら、そのまちは「おしまい」
さらに、3つ目は「イノベーション人材」の喪失です。若者が特段の迷惑をかけていないことでさえも、自分たちに理解できないことは、頭ごなしで「ダメだ」「劣化している」と決めつけがちです。匿名性の低い地方においては、そのような圧力によって、新たな芽がつぶされてしまう危険性があります。

たとえば、北九州市の成人式などはマスコミによって、「変な格好しているヤンキー」くらいに報道されたりして、つぶされそうになったことがあります。しかし、実際には地元でまじめに働く若者たちが何十万円もかけて衣装を作ったり、レンタル衣装を借りて、自分たちの文化として発信しているのです。そもそも、それだけのおカネを持っているということは、しっかりと働き、さらに計画的に預金を積み立てているからこそ、できることです。北九州市の知人によれば最近では「同じような衣装を着て写真を撮りたい」とわざわざ北九州市に来る人さえいるそうです。

このごろはよく「イノベーション人材を地方へ!」などという話で盛り上がりますが、そもそもイノベーションとは、従来のサービスや構造が、新しいものに置き換わることを意味します。自分たちに理解できない若者文化などを攻撃し、排除してしまっては、イノベーションもへったくれもありません。自分が理解できないことを否定しないことが、地方でイノベーションを起こす第一歩なのです。

もし、いま挙げたような「3つの人材」を排除していくと、結果として地方には上役の言いなりになる、「年齢こそ若いものの考え方は保守的で硬直的な人たち」が残っていきます。その結果、どうなるかは言うまでもありません。

今、実権を握る人はまずは役職を降り、若者に意思決定を委ね、事業報酬などはフェアに転換することが大切です。たとえば、宮城県女川町は、2011年の東日本大震災を契機に、官民のさまざまな組織で、意思決定を若い世代に委ねました。私も女川は被災前から知る地域だったため、その転換が被災後のまちづくりに大きな影響を与えるのを目の当たりにしました。過去の閉鎖性を未来につなげず、むしろ今の世代で大きく転換を果たし、若い人材に機会を与えることが求められています。

さて、4月25日(火)に「地方創生」や「日本の明日」について考える「超・生産性会議」(主催:東洋経済新報社、参加申し込み受付中)が東京・品川で開催されます。私も登壇しますので、ぜひお越しください。

4913とはずがたり:2017/03/23(木) 18:44:05
糸魚川大火3カ月 復興へ課題多く
http://news.goo.ne.jp/article/bsn/region/bsn-kennai20170322-7781656
03月22日 20:03BSN新潟放送

糸魚川市中心部で147棟を焼いた糸魚川大火から22日で3か月です。糸魚川市では焼け落ちたがれきの撤去も今月中には終了する予定で、街は元の姿を取り戻すため動き始めていますが、難しい課題も控えています。
去年12月22日に発生した糸魚川大火。中華料理店から出た火は強風などの影響で燃え広がり、4万平方メートルが焼失しました。糸魚川市によりますと、この大火により、17人がけがをしたほか147棟が焼けました。糸魚川市によりますと、これまでに被災した56の事業所のうち、31の事業所が仮設店舗や元の店舗で営業を再開しています。大火からの復興を手助けしようと全国からも支援の手が差し伸べられています。3カ月となる22日、被災した造り酒屋・加賀の井酒造の小林大祐さんと加賀の井の酒を取り扱う東京の食材宅配業者が糸魚川市役所に義援金を届けました。利用者に呼びかけ、糸魚川市に98万円、加賀の酒造に対しては124万円が集まったということです。加賀の井酒造小林大祐さんは「復興と言うと何がゴールかわからないが、まずは私としては、酒屋として待ってくださるお客様に対して商品を届けられるように頑張っていきたい」と語りました。
糸魚川市は8月中の復興計画策定を目指していますが、住宅再建を急ぎたいとする住民もいて、復興への道のりを早期に示せるかが課題です。復興を目指して、糸魚川市は被災エリアを「居住」「商業飲食」「にぎわい」の3つに分け、市道を6メートルに拡幅する整備計画案を示しています。エリア分けは地域ごとの特徴に合わせるためで、市が被災者に行ったアンケートによりますと、全体では土地や建物を所有している人のおよそ6割が同じ地域で再建したいとしています。ただ、エリアごとに見ていくと意識の差が浮き彫りになっています。商店街が中心のエリアでは67%と高いものの、一般住宅が多いエリアと飲食店が多いエリアでは半数を下回ります。敷地の広さや道路の幅などそれぞれ抱える課題が違うためです。エリアごとの特性を生かしたまちづくりですが、居住区、商店街、飲食店街、抱える課題はそれぞれ違います。例えば、居住区では道路拡幅に協力すると住宅の再建が難しくなるといった事情も抱えているようです。糸魚川市では8月までに「復興計画」を策定する予定ですが、計画が進めば進むほど、細かな現実問題に直面することがあり被災者の意向をくみ取り、納得してもらうためには市側の丁寧な説明が求められています。

4914とはずがたり:2017/03/25(土) 19:33:35
すさみ町に新保育所完成 高台移転第1号
http://news.goo.ne.jp/article/agara/region/agara-330560.html
03月15日 17:00AGARA 紀伊民報

すさみ町に新保育所完成 高台移転第1号
【完成した新しい周参見保育所。公共施設の高台移転計画では第1弾になる(和歌山県すさみ町周参見で)】
(AGARA 紀伊民報)
 和歌山県すさみ町周参見に、新しい町立周参見保育所が完成した。町が進める公共施設の高台移転計画の第1号で、4月3日に開所する。2017年度から、年末年始を除く土日曜と祝日の保育も始める。19日に竣工(しゅんこう)式がある。

 新しい保育所は、紀勢自動車道すさみインターチェンジ(IC)近くの造成地(海抜11メートル)にできた。いまの周参見保育所がある場所は海抜4メートルで、巨大地震で想定される津波浸水区域内。町は16年6月から工事を進めていた。

 新保育所の敷地面積は4466平方メートル。紀州材を多く使った木造平屋の1棟(床面積901平方メートル)や園庭(762平方メートル)がある。遊戯室(109平方メートル)は高い天井が特徴だ。

 一部の屋根には太陽光パネルを設置。災害時でも最低限の電気は確保できるようにしたとしている。避難所にもする。総事業費は3億8368万円。うち9730万円は県からの補助を充てた。

 定員は95人。0歳(10カ月)?5歳の子どもが利用する。1日現在の園児は77人。

 岩田勉町長は「保育所の完成で『安全なまちづくり』に弾みがつく。これから続ける高台移転の第一歩が踏み出せた」と話している。

4915とはずがたり:2017/04/08(土) 18:09:17
商店主と結託した腐敗自民のクソ政策は日本を滅ぼすものばかり。
中心商店街への補助金を直ぐに全廃しろよなあ。

「シャッター商店街」は本当に困っているのか
国交省の「空き家バンク」で空き家は減らない
http://toyokeizai.net/articles/-/139294?utm_source=goo&amp;utm_medium=http&amp;utm_campaign=link_back&amp;utm_content=related
木下 斉 :まちビジネス事業家 2016年10月07日

…さっそく数字で検証してみましょう。国土交通省実施の「平成 26 年空家実態調査」では、空き家にしておく理由の3分の1以上を占める37.7%の人が「特に困っていないから」と回答しています(調査結果の概要の14ページ、複数回答)。

その他の理由でも44.9%の人が「物置として活用する」とか、36.4%の人が「将来使うかもしれない」といったような理由で空き家にしているわけです。

他人に貸したり、売ったりしなければ、家計や事業が破綻するような切羽詰まった状況にあれば、必死になって営業してどうにか借り手や買い手を探します。つまり、そこまでに至らない空き家が問題の中心になっているのです。

実際に、全国の自治体で行われている「空き家バンク」にアクセスするとわかりますが、大した物件がアップされていない地域が多数あります。つまり、マッチング以前に、空き家を貸し出す必要がない人が多いという状況こそが問題なのです。

シャッターを閉めているオーナーはカネに困っていない

これと同じ構造なのが、いわゆる「シャッター商店街」です。私が再生に関わる地方都市部では、昔からシャッター商店街が問題視されてきました。

しかしながら、シャッター商店街の不動産オーナーが明日の生活にも困っているかと言われれば、そんなことはない、むしろ豊かであることが多くあります。

シャッター商店街の不動産オーナーは、多くがもとから商売をやっていて、特に戦後の高度成長期、大儲けした時代がありました。その時代には小さな土地の値段もうなぎ登り。その土地を担保に銀行からおカネを引き出して小さな店をビルに変え、さらに周辺のアパート・マンション等にも投資。このようにして一財を成した人が少なくありません。

たとえ今の商売が大して儲からなくなっても、息子たちも立派に東京などで自立しているし、過去の蓄財と不動産収入などで「死ぬまで生活するカネには困らない」、といった人々が、シャッター商店街のオーナーたちだったりします。

商売が行き詰まって、不動産収入も乏しく余裕がなくなってしまった人は、土地・建物・自宅・車などなど一切合切もって行かれ、現在のシャッター商店街の所有者ではないのです。本当に困っている人は、シャッターを閉めて不動産を放置しておくことなどはできないのです。

例えば、大手の新聞の1面に「シャッター商店街」が深刻な話として描かれていても、実際にその商店街の理事長さんとお会いしたら「不動産オーナーたちも別に収入があり、組合も駐車場経営がうまくいっているから全く困っていない」と誇らしくお話頂いたりしたこともありました。これはある意味素晴らしいことです(笑)。

4916とはずがたり:2017/04/08(土) 18:09:31
>>4915-4916
「空き店舗対策」の補助金で、かえって街はシャッター化

このように、当座の生活に困っていない不動産オーナーが保有する商店街中心部の空き店舗に補助金を入れて、市民や学生活動の拠点やらチャレンジショップなどに変える、「空き店舗への家賃補助金制度」なるものがいまだに全国にあります。

このような家賃補助は一見、市民活動をしている人や、学生や、これから商売を始める人を支援しているように見えます。しかし、実際には生活に困らず適当な家賃設定をして、営業の努力もせずに放置している豊かな不動産オーナーの懐に税金が入るだけ、とも言えます。

さらに最悪なのは、補助金で一部の不動産オーナーが「おいしい思い」をしたことで、他の不動産オーナーにも「次はうちも補助金で……」といらぬ期待を持たせてしまったりします。その地域では結果、不当な家賃相場が維持され、シャッター商店街のシャッター化はさらに加速します。

これからの日本全体をみれば、人口減少・世帯減少が続く中で空き家は増加しますし、今後はEC(電子商取引)などの伸長によって、商業店舗の需要も減少するので、空き店舗も増加するのは避けられないでしょう。

「空家対策特別措置法」などでは、空き家のまま放置している場合に固定資産税を高くする「マイナスの政策」によって、活用を促進させようとしています。

行政は「マイナス」+「プラス」政策で支援を

しかしながら、空き家認定の実務は未だ難しく、また不動産の価値が下がりきった地方都市では、固定資産税が数倍になっても放置したほうが得という場合もあります。これからの日本では、道路や公共施設などの社会資本が手厚く整備されているエリアでは、「より積極的なマイナス政策」を検討しても良いと考えます。

一方で、例えば北九州市の小倉では、不動産オーナーの世代交代をきっかけに、10年近く空き店舗にしていた不動産への入居者営業や投資を不動産オーナー自らが行い、空き店舗が多かった周辺の不動産まで再生している中屋興産などの取り組みもあります。

また、従来であれば不動産屋さんが相手にしなかったような地元の古い空き家・空き店舗を積極的に取扱い、エリア再生にまで繋げている大阪の丸順不動産などの取り組みも出てきています。

従来の不動産オーナーや不動産会社では考えられなかったような民間の取り組みが、エリア全体の変化をも生み出すのです。実は、このような「プラスの事業」が全国各地で増加しています。

民間はこのような取り組みを着々と増加させていくことが大切です。一方で、行政はこのような取り組みを、「素晴らしいので補助金を出して全国に広げる」、などとやっては絶対に駄目です。むしろ空き不動産を活用して再生したものについては、一定期間の固定資産税減免などを講じるなど、行政にしかできないことと向き合って頂きたいのです。

どちらにしても、間違った政策や事業は「街の空洞化」を加速させます。しっかりと、実態を捉え、表面的な「空いている」という状況の先にある、ホンネに即した政策や事業が求められています。

4917とはずがたり:2017/04/08(土) 18:28:45
地震からの復興課題に 熊本市政令市移行から5年
https://news.goo.ne.jp/article/kumanichi/region/kumanichi-20170401151753.html
04月01日 15:14熊本日日新聞

 熊本市は4月1日、政令指定都市移行から丸5年を迎える。観光客数や企業立地などで政令市効果がうかがえる一方、熊本地震からの復興や人口減少への対応など課題も少なくない。

 100万人以上だった政令市の人口要件が70万人程度に緩和されたことを受け、市が政令市を見据えた取り組みをスタートさせたのは2002年。富合、城南、植木3町との合併を経て、12年4月に全国20番目の政令市が誕生した。

 政令市移行に伴い、市内に五つの行政区が設置され、県から317事務の権限が移譲された。児童相談所の設置や国道、県道の維持管理、教員も市教委独自で採用できるようになった。

 政令市効果の一つが都市ブランド力の向上だ。企業や観光客から“選ばれるまち”へと成長した。企業立地は政令市移行後、10件以上で推移。企業立地推進室は「政令市移行による知名度アップが大きい」と分析する。九州新幹線全線開業や外国人観光客の入り込みもあり、10年ほど前、年間400万人台だった観光客数はほぼ右肩上がりで増え、15年度は560万人を突破した。

 区制も定着。身近な区役所では証明書の発行などさまざまな行政サービスが受けられ、各区が年2千万円でまちづくりを支援する仕組みも整えた。

 昨年10月の市民アンケートで、区役所のサービスに「満足」と回答したのは約6割。一方、区のまちづくりを知っていると答えた人は約3割で、市民への浸透はいまひとつ。市は新年度、地域担当職員を配置したまちづくりセンターを各所に設け、まちづくり支援を強化する。

 中心市街地も様変わりした。ダイエー熊本下通店や県民百貨店が閉店。跡地には再開発ビルがたつ。JR熊本駅では駅ビル計画も進んでおり、市中心部の再開発とともに新たなにぎわい創出が見込まれる。

 人口は転入数が転出数を上回り、14年度には人口74万人を突破したが、15年度は政令市になって初めて転出超に転じた。

 市は昨年4月、人口70万人維持を目標に経済振興や子育て環境の充実など「上質な生活都市」への取り組みをスタートさせたが、その直後、熊本地震が起きた。市は復興を最優先課題と位置付け、新しい都市づくりに力を入れる。(高橋俊啓)

4918とはずがたり:2017/04/15(土) 16:22:30
2016.12.2 08:36
大阪府岸和田市が中核市移行断念 財政赤字膨らみ、組織体制維持も困難…市長「極めて残念」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/3857-3858

 中核市 規模や能力などが比較的大きな都市の権限を強化し、住民の身近なところで行政を行うことができるようにした都市制度。保健所の設置や産業廃棄物の不法投棄の監視などが都道府県から移管される。平成26年5月に、人口要件が30万人以上から20万人以上に緩和。大阪府岸和田市の人口は約19万5千人(27年10月時点)で要件を満たさないが、国の特例措置により31年度末までは移行が可能だった。府内では、高槻、東大阪、豊中、枚方の4市が中核市。八尾と寝屋川の両市が移行を目指している。

4919とはずがたり:2017/04/16(日) 08:02:50
経営からの地域再生・都市再生 [木下斉]
http://blog.revitalization.jp/

中心市街地活性化、地域活性化、商店街活性化、まちづくり、コミュニティビジネスなど
地域問題に取り組む中で気づいた内容を木下斉が書いていきます。

4920とはずがたり:2017/04/16(日) 20:39:02
二宮尊徳の報徳精神は第二次大戦に利用されて印象悪くしちゃったよなあ。。

600農村を再生した報徳仕法、現代に活かす10の教訓。 (No.1031)
http://blog.revitalization.jp/?eid=810928
2015.09.18

人口縮小社会において、縮小する600もの農村を再生した取り組みが、かつて江戸時代にありました。

自ら自然災害が原因で衰退し、その苦労で両親をなくした一人の少年は、自らの手で薪を売り、田を耕し、失った田畑を買い戻して、家を復興させます。少年は青年となり、その手腕を買われ、依頼された借金に喘いでいた藩の重臣の家計も見事に再生。その後、藩主からの命を受けて今の栃木県に移ります。

その頃、天明・天保の大飢饉などにより、北関東から東北などを中心に多くの農村が廃村の危機に陥っていました。地元生産力の要である田畑は荒れ、各藩の財政は重税を貸してもなおりずに借金を続けて破たん寸前までに追い込まれ、そのような悪条件から多くの住民は土地を離れて、他の土地へと移住していってしまいました。残る人々の人心は荒み、勤労意欲もなく、賭博に走り、わずかな利得を互いに奪い合うという有り様になっていました。

そのような環境下で、彼は移り住んだ衰退する三ヶ村の再生までをも達成します。

その噂は広く多くの人々が知ることとなり、全国各地の農村から再生依頼が押し寄せます。最初の頃は個別の申し出についても個別対応していたものの、もはや全てに対応することは不可能。弟子を集め、自らが取り組んできた農村の生産力再生と金融手法、さらに租税に関わる藩財政改革までをも体系的に整理し、その手段を細かくまとめたマニュアルを作成します。

それこそが「報徳仕法」です。
報徳仕法は、その後、弟子たちを中心に問題を抱える藩や農村に積極的に採用され、実に600もの農村を再生したと言われています。

関係書籍などを全部をまとめるのはいきなりは難しいのですが、ひとまず10の教訓としてまとめてみました。
その面白さを垣間見ていただければと思います。

【報徳仕法・現代に活かす10の教訓】

(1) 補助金は地域生産力を低下させる

彼は、自分が派遣される先に向けて支給されている支援金について、停止するように殿様に進言しています。
殿様がお下しになるから、地元の役人も農民もそれをいかに自分がもらうかということばかりを考えるようになる。といっています。貧しい地域が、自らの自らの生産力をもって生活を豊かにし、地域全体の再生につなげていく。それに集中させるためにも、補助金をやめてくれなければ、私はいかない、と云います。

これは今の地域でも同じですね。
地域で生産力を拡大するのではなく、単に補助金などの制度活用ばかりが議論され、やってみたら大赤字。地域はますます衰退したりするわけですが、その補助金関係で仕事をして得をする人たちがいる。役人もそれが仕事。民間でもそれをもらって何かをやるほうが生産力を拡大して儲けるというよりもてっとり早い。だからますます生産力がマイナスになり、財政負担も拡大する。

江戸も今も変わらないですね。

(2) 基礎税収に対応した、継続可能な地域財政計画を約束する

彼は、まず各世帯を周り、困窮の状況を図るとともに、過去の長期にわたる収穫記録から豊作、凶作の平均を求め、田畑の生産力分析を行います。生産力にもとづいて、妥当な租税を改め、基礎的な租税合計額を算定。それをもって、各藩の今の基礎税収にあたる歳入を算出し、その基礎税収額を下にして歳出予算計画を見直します。いわゆる収支均衡予算の策定を行います。彼はこれを「分度」と呼び、全ての仕法のスタート地点としていました。
もしこれを行わなければ、いくら民が生産力を拡大しても、結局は重税を課されるか、藩が高利貸などからさらに借金し続けることになり、不健全財政が継続し、結局のところ、民間は働けど生活が改善せず、生産意欲が奮起しないと考えたからです。当時は、既に借金地獄の藩も多く、商人などから決して安くない金利で金をかりつづけ、その返済でさらに重税を課していくという悪循環に陥っていたからです。

彼は「三年の蓄えなくして、その国、国にあらず」という中国古典からの引用もしています。

4921とはずがたり:2017/04/16(日) 20:39:14

生産力拡大に基づいて、分度改定を行っていく健全な経営モデルを目指しているのは、今の地方自治体にも求められる考え方です。重要なのは、あくまで生産力の拡大が先であるということです。それに基づく、税収によって収支を均衡させていく。蓄財をし、時に投資をするとしても、返済の見込みなき負債を重ねていけば、必ずそれを一気に返済しなくてはならなくなる。

その時には極端な緊縮財政になるので、さらに地域は危機に陥る。常に余裕を作り、過度な緊縮が起こらないように、長期的な安定的財政計画を地元の税収を下に策定することが求められていますね。

(3) 税制優遇をもとに新規経済開発を優先せよ

彼は、既存の田畑の再生だけでなく、新田開発を積極的に取り組ませます。
新田開発は一定期間無税になるため、農民たちはこぞって新規開墾に取り組めば、豊かになるわけです。時に、既存の豊かな畑を豊かな農民から貧しい農民に売却させ、豊かな農民には自ら新田開発に乗り立たせるということもしています。当座の生活に困らない人ほど、より生産力を拡大するために投資させる。この循環で地域は豊かになっていきます。豊かな人が既得権のようにその生産力を我が物にしていれば、時期にその地域は衰退していく。当座の生活にこまる人は新田開発なんてしていられないため、いい場所を持つものばかりに搾取され、結局のところは地元を離れていく。

今の地方も同様ですね。農業も、水産業も、林業も、商業さえもそうです。

新たな産業力改善に向けたところに、既存事業者に今の権利を極力放棄させるようディスインセンティヴを設け、その資本をもとにして、新規事業に投資させるインセンティヴを設ける方向性が必要です。

(4) 移民を積極的に取り入れ、優遇せよ

怠惰な生産活動問題です。とはいえ、なかなか苦しくなると心も荒んできます。
地域が衰退するというから、新田開発などを指導すれば、「今の田畑だけでも大変なのに、新田なんてとんでもない」というわけです。であれば、ということで地域外から移民を引き受けるよう、家も田畑も用意して受け入れる体制を彼はつくります。やはり元々の生活を捨ててくるわけですから、住む場所や田畑が昔からある地元民と同じスタートラインでは誰も移住しません。だから、そういうスタートラインだけは作り、あとは自分で生産力拡大に向けて頑張ってもらうわけです。
しかし、地元民の一部は移民に対して無理難題をおしつけ、集落の様々なものに協力させ、仕事をやっていられないようにし、住みにくくなって地元を離れさせる。それで「どうら地元も捨ててここにきたような薄情な奴だから、次なる土地に逃げていったんだ」と罵る。溜飲は下がるかもしれませんが、地域はさらに衰退していくわけです。

今の時代も地域外から若い労働力を受けいれても、彼らに苦労するのが当たり前、といわんばかりにしたり、もしくはあまり協力的でなかったりします。それで最近の若い者は、、、という場合もありますね。もう少し地域として生産力を拡大していくために、元々の地元の人より豊かになる機会を提供するという意識を持って迎え入れないといけないわけです。

(5) 官民共に遊休資産は生産活動に活用せよ

彼は、潰れかかった家老の家計(といっても禄をもらい、人をやとっているので今でいう企業会計に近い)の建て直しをする際にも、使っていない庭の木などは梅の木にしたり、裏庭などにも売却可能な生産物をつくるように転換したりしています。

お金がないのに立派な庭を単に庭にしていたら単なるコストセンター、しかしながら有価物を育てる場所にすれば、それはプロフィットセンターになるわけです。マイナスがプラスに変われば、それは毎年積み重ねるととてつもない変化になります。また、かまどについてススについても、炊事場を任されている人たちから買い取る制度を作ります。鍋からススを細かに落とせば、燃料代が大幅に安くなるわけです。その燃料効率改善の金額を割り出し、その中からススの買い取り財源を捻出したりもします。これでコストセンターの負担も軽くなっていきます。

稼げないものだと諦めるのは簡単ですが、実は知恵を出せば活用できるものが沢山あるわけです。

公共資産などについても既に国内では余っているものがやまほどあります。一方で財源はりなくなってる。
民間資産でも空き家も空き店舗もあるわけですが、これらも活用できる。

まちには活用できる資産だらけですが、過去のやり方に囚われていると活用されないんですよね。もっと知恵出すことが大切です。

(6) インセンティヴを効果的に活用せよ

彼の特徴はタテマエのみならず、個人などの純粋な損得意識をテコにして取り組みを設計しているところにあります。
先ほどのスス落としもそうですが、儲けが出る仕組みをつくって、その一部を従事者に還元するモデルにします。だから担当者は熱心にそれに取り組む。

4922とはずがたり:2017/04/16(日) 20:39:35

新田開発も同様です。無税期間を効果的に活用することによって、個人にとって既存田だけではないメリットを認識させるようにしているわけです。

インセンティヴがなければ、誰も真剣に取り組みません。
しかも、そのインセンティヴを皆に理解させないといけないのです。

現代においては「べき論」とか綺麗な話にばかり注目が集まりますが、それはマヤカシであることが多かったりします。実際には、巨額の交付金などで展開されており、誰よりも資金を使うだけつかっている取り組みも沢山あります。そういうプロジェクトの関係者に限って、「まちづくりは損得ではない」とか「地域活性化で利益とか考えてはならない」とか未だに眠いことを言っていたりします。しかし、結局は利益をだしている誰かのお金を使って、地域の衰退を加速させているだけだったりするわけです。結局は雇用も増やせなければ、税収も改善しない。個人のメリットと地域社会全体のメリットは相反するモデルにならない。それを構築するのが重要なのです。

(7) 地域金融を用いて経済の複利効果を導入せよ

実は彼は、先の個々人にインセンティブを設けて得をさせた後、その資金をさらに集めて「五常講」という仕組みを作ったりしています。今で言う、信用組合、市民型のマイクロファイナンスの仕組みです。

それぞれが毎月1万円ずつもらえるインセンティヴが作られたとして、それを1年で12万。100人から集めれば、1200万になります。また、地元でタンス預金しているような個々人の資金、そういう様々な地域内に台流している資金を原資にして、金融事業を始めるのです。しかも、単なる貸金みたいな話ではありません。

彼は、経済開発、弱者対策、社会資本整備を金融の力で区分して行っていたことが極めて優れています。
地域で富める人が武士のような給与所得のようなものをもらえる人、事業や当座資金などで資金が必要な時はそれなりの利子設定をしてお金をかりてもらう。一方で、貧しい人には無金利で融資して(高利貸しからの借り換えなどを推進)、元本返済だけ(金利計算すると返済意欲がなくなるのでわかりやすい元本返済の目標設定)で良しとするが、元本返済が終わった後にはその返済金と同額を何ヶ月か出資させる仕組みを作ったりしています。これにより、貧しい人の生活再建をするだけでなく、返済能力=生活力としつつ、さらにその返済能力をそのまま生活に使うのではなく、出資させて、家計に金融収入モデルまでも作り上げます。労働力だけではない収入モデルを樹立するわけです。さらに、いわゆる社会資本整備についても長期低金利で投資・融資する仕組みをつくるなど、開発銀行のような仕掛けをつくっています。

このように地域金融を多重的に作り上げ、地域の余剰資金を使い、今では財政などでやっていることまで金融で仕掛けています。
これは現代においても、金融支援などのほうが事業が稼ぐ力を身につけ、地方を豊かにする事例が出てきています。地域内の資金で、地域において産業力に?がり、公共サービスに繋がるものに投融資を展開すれば、その資金を預けている地元の人達にさらに資金が回るようになっていきます。この循環効果は複利的に発生するため、地域はより豊かになっていきます。

今はこの循環構造が地方では断絶してしまっているため、これを変化させるのが大切です。

(8) 家庭、企業、行政を一体的に考え、全体の収支黒字化を目指せ

報徳仕法は、「域外収支」などの概念がしっかりしています。
家庭においても収支をしっかり黒字化させる、産業においても同様で黒字化、さらに行政についても黒字化をして蓄えをしていくことを求めています。これが単純な緊縮財政と思われがちなところなのですが、弱者を切り捨てろという話ではなく、彼はあくまで弱い人にまで支援がいきつくためにも、堅牢な稼ぐ仕掛けをつくりあげようとしているところがあります。彼自身が自然災害で家族が崩壊した経験を持つわけでもあるので。

現代においては、地方におていはこのあたりの黒字化についての意識が、かなりごちゃごちゃになり、特に財政支援が多くつくことで、より判断が「使うこと」にばかりいって、収支のイメージがありません。公共事業さえ東京に資金が戻る仕組みになってしまっているところもあります。

今の活性化でも域外収支を意識し、個別でしっかり黒字化を目指すというのが、重要です。

(9) 成果の生まれるところから手を付けよ

いきなり困難な地域を取り扱わないのも重要です。

4923とはずがたり:2017/04/16(日) 20:40:11
>>4920-4923
報徳仕法をやってくれときた藩の一部では、藩内で一番困難な場所を指定したりします。まぁ外モノの二宮をいじめてやろうと意地悪にやっている可能性もあるし、逆になんか困っているところから手助けするのがいいと勘違いしている人もいたりします。「この土地が再生すればどこの地域でも再生できる」とか間違ったことをいい出す人って今でも居ますよね。そんな考え方では全く物事うまくいきません。

重要なのは、成果がうまれるところからやる、ことです。
なぜならば、今ある手元資金で困難な地域を手がけたら、すぐに枯渇しますし、時間がかかりすぎる。結局成果が出る前に終わります。ただ成果がうまれやすいところからやれば、すぐに成果がでて、資金がむしろリターンで大きくなる。その大きくなっていく資金をもとにして、困難な地域はある程度成果がうまれていったうえでやらないといけない。成果が生まれれば、関係者の納得感も強くなり、物事は進みやすくなる。

彼は、何度も失敗している河川工事を任された時に、上の人から「お前ならどうしたらできるか」という答えに対して、「これは何年かかるかもわからないし、いくらの予算がかかるかも分からない。しかし、やり続ければ、いつかはできる。そのため、まずは河川工事をすることは後回しにすべき。そうすればできる」という回答をします。上のものは「河川工事をしろといってんのに、なんで河川工事は後回しにしていたらますますできないだろ」という話をするわけですが、彼は「河川工事予算をつかって、新田開発を行い、その新田開発から得られる収入を毎年の予算とすれば、永年完成するまでの予算を生み出し続けるモデルができる。だからまずは河川工事は後回しにして新田開発をし、それを活用すべき」というわけです。特定財源として、開発をしてその収入で何年かかるか、いくらかかるか分からない河川工事をすすめるべきというわけですね。極めて理にかなっていますが、当然そんなことは受け入れられません。今と同じ縦割り。順序などを戦略的に設定できないカタチです。

これは今も同じですね。なんか皆、困難なことから始めて成果がでれば、簡単なところはできると思っているけど、逆です。
簡単なところからはじめ、困難なところにシフトしないと、困難なところはそれだけマイナスが大きいので、必要な投資も時間も額が違います。物事の順序を間違えると、誰も救えないのです。さらに、順序によってはできないこともできるようになる。物事を1側面からだけ捉えてはならないのです。

私もまち会社設立の初回は確実に稼げる事業を作り上げて、その利益をもとに継続させる仕掛けを創ります。熊本城東マネジメントにおいてもごみ処理などのエリア全体でのファシリティマネジメントコストの削減をしてその財源で取り組みを続けています。このあたりの構造をいかにして効果的に維持、継続していくモデルとするか、が問われています。

(10) 身分を尊重しても、信念は捨ててはならない

彼は農民から幕臣にまで登用された身ですが、それでもやはり元々の武士のような立場にはなれない。
しかし、相手に対して身分の尊重はしつつも、自らの信念を曲げるようなことはせず、道から外れたことは断ります。これは今の時代にも必要なことですが、意外と皆は迎合主義で、自分だけは嫌われないようにしていきます。

それによって地域の取り組みはますます変な方向にいったりしますね。信念を捨てないまちづくり。どこまでできるでしょうか。自分に対する宿題でもあります。

実は、このような報徳仕法をまとめた人物こそ、皆がよく知る「二宮金次郎(二宮尊徳)」、その人です。
彼は単に薪を背負って本読んでいる人として有名になったのではありません。彼が有名になったのは、報徳仕法を作り上げていく、自らの実践と体系化が評価され、さらに死後に報徳記という彼の取り組みを弟子が記した本が遍参され、明治天皇に上奏され、廃藩置県後の各自治体に配布されたことが発端になっています。しかしながら、彼はその思想性である、報徳思想が注目されたり、その忍耐強く幼少期から努力した姿が政策的に使われたりと、大変偏りのある評価になってしまいました。私は彼自身の実践におけるケーススタディも参考になるだけでなく、その報徳仕法(方法論)を現代の経済、経営、政策などの観点から評価をすると極めて立体的かつ重要な地域経営の方針として採用できると思っています。

そのため、人口減少社会における地方創生において最も参考にすべきは報徳仕法であると思います。

現在、二宮金次郎の超訳を「エリア・イノベーション・レビュー」にて不定期連載をしていますので、ご関心ある方はぜひ購読いただければと思います。来年にはどうにか報徳仕法に関する書籍をまとめたいと思っています。
◯ 「元祖再生人」二宮金次郎に学ぶ地方創生
http://toyokeizai.net/articles/-/59625

4924とはずがたり:2017/04/17(月) 21:38:29
コンピュータとか意外に古くからあるのを知って一寸吃驚したりするもんだけど,海外への産業空洞化が1970年代に始まってたって印象は余りない(勿論ニクソンショックは知識としては知ってるけど矢張り1985年のプラザ合意の世代。)

>んでもってダンピング訴訟が収束するのが1983年。この頃には現地生産体制はバッチリ、地元で大規模な雇用を生み出し、彼らをベースにして政治家へのロビイングなどを積極的に展開するまでに至ったわけです。
対策完了してから満を持しての円高か。

田中角栄が地方に持ってくるはずだった工業はどこへ消えたか。 (No.1035)
http://blog.revitalization.jp/?eid=810939
2016.09.03
木下斉 HitoshiKinoshita

昨日TBSラジオの「荻上チキSession-22」という番組で田中角栄の話をやっていて、地方ネタということでお声がけ頂いて電話出演したのですが、あろうことかスタジオにいた田中角栄大好きな感じのコメンテーターの方に阻まれて不完全燃焼だったので、先日、エリア・イノベーション・レビューのコラムで田中角栄について書きました。笑

さて、そもそも私も含めて田中角栄をリアルタイムで知らない人は、色々な本も出ていますし、さらにウィキペディアにも詳しく書かれています。まぁ今になってもこれだけムック本とかで話題になるんだから、それだけ強烈な印象を残した人物であることは間違いないですよね。

田中角栄wikipedia

私は82年生まれですから全く首相歴任時代などは知らないわけですけれども、私の高校時代などは田中真紀子大活躍ということもあり、人物としては知っているわけです。そういえば、田中邸の早稲田口って勝手口があって、そこから田中真紀子さんがスーパーで買い物する姿などは目撃したりしておりました。

実際に彼が首相歴任をするのは、1972年〜1974年というかなりの短期間だったんですよね。実際に彼は首相になるまでがとてつもない馬力で突き進み、首相になった後には一気にやせ細って憔悴してしまい、最後にはロッキード事件で逮捕されるに至るわけです。 もともと持病持ちということもあり、それが年齢と共に深刻になったという話もあります。

【日本列島改造論とは何か】
さて、そんなことはさておき、それでは田中角栄と地方といえば、日本列島改造論を抜いては語ることは出来ません。

日本列島改造論

田中(+ブレーンたち)は、「日本列島を高速道路・新幹線・本州四国連絡橋などの高速交通網で結び、地方の工業化を促進し、過疎と過密の問題と公害の問題を同時に解決する」ということを構想し、書籍というカタチで打ち出し、そしてそれを引っさげて首相になるわけです。

戦後復興は雪の降らない太平洋ベルトを先行し、北米市場への輸出といった大市場に向けた展開を積極的に日本は行ってきました。結果として、各地工業地帯・工業地域として発展できなかった地域(まさに田中の出身地の新潟はその一つ)は、その分復興も遅く、生活水準格差も大きくなっていたわけです。

一方で、都市部は過密問題・公害などを抱えていたのも事実で、それを地方分散すれば地方も繁栄するばかりではなく、都市部の生活環境も改善する、という話だったわけです。

しかしながら、実態としてはそうならなかったわけです。

全国各地に「売れ残った産業団地」は山程出現して今となっては外資のアウトレットモールになったりしているのはマシという状況。 高速道路のIC付近にはバイパスが整備されてチェーンストアが軒を並べて地方市場で儲けた利益を東京へ送り、2000m以上の滑走路を持つ60以上の地方空港も結局は赤字の第三セクター経営ばかり。地元のひとが東京に行きやすく、出て行った人が帰省に便利になるが、県内企業が多少集まっただけの新幹線駅は数えられないほど出現してしまったのです。

4925とはずがたり:2017/04/17(月) 21:38:41

【もはや時代遅れだった!?日本列島改造論】
1970年というのは大変微妙な年代で、1950-60年代というまさに戦後復興、高度経済成長、まっただ中を過ぎて、日本は国際的にも経済大国としての存在感と共に、世界的な責任を負わされる時代に入ろうとしていたわけです。特にこれは、田中角栄が示していた「工業化=製造業の地方移転」というシナリオに大きな変化をもたらしてしまいます。

変化をもたらした要因は大きくは2つあります。

1つは、為替です。1973年には日本は変動相場制に移行し、徐々に為替変動リスク(特に円高)を製造業企業(輸出するため)は抱えるようになり、従来のような経営では立ちゆかなくなっていきます。

もう1つは、貿易摩擦。1965年からは日米間における貿易収支においてアメリカ側が赤字に転落したことから貿易摩擦も活発化して、 1968年にはアメリカ電子機械工業会(EIA)は「日本製テレビのダンピングの容疑」をもとにし、ソニーを含む日本メーカー11社を財務省に提訴したりし始めていました。

その後、1972年に日米繊維協定(繊維製品)が締結、1977年には鉄鋼・カラーテレビにおいて日本による実質上の対米輸出自主規制がなされ、1980年代に入れば自動車・コンピューターなど幅広い分野で問題が噴出していきます。日米のみならず日本企業の世界的躍進は国際的な軋轢を産むことになっていく、そんな時代になっていったわけです。まさにエコノミック・アニマルの時代ですな。

んでもって、日本企業が何をしたか。ここが大切。

「現地生産体制」への移行です。

部材を日本に仕入れて、そして日本で加工して輸出販売するビジネスから転換。できるだけ消費地に近い場所に工場を作り、地元の人を雇用して、そこで出来た商品をその国や周辺国で販売する。つまり脱日本でのビジネスモデルを模索し始めたわけです。
ソニーの盛田さんとかも、変動為替や貿易摩擦を鑑みてアメリカやイギリスでのテレビ工場建設を積極に推進し、「これはアメリカのテレビ工場です。アメリカ人が自らつくったソニーのテレビを買ってください」といったようなことを地元の人達にスピーチしたり、イギリスでも同様のことをしていた文書を読んだことがあります。

以下のソニーの社史をみてもサンディエゴ工場の操業開始が1972年ですから、もう田中角栄の時代には現地生産体制がソニーくらい当時のスピードある会社だとスタートしていたわけですね。

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/History/SonyHistory/2-20.html

んでもってダンピング訴訟が収束するのが1983年。この頃には現地生産体制はバッチリ、地元で大規模な雇用を生み出し、彼らをベースにして政治家へのロビイングなどを積極的に展開するまでに至ったわけです。

実は国際企業は既にこの時に「東京と地方」だなんていうような小さなスケールの政治ではなく、国際問題を解決するための「政治」と向き合っていたと思うと、感慨深いものですね。

実際に1970年には2700万人いた製造業従事者は、2007年には1700万人へと減少していきます。日本はもともと内需中心でしたが、さらに内需サービス中心の経済大国へと突き進んだ結果として、「人がいるところに仕事が集まる」という構造になっていきます。つまりは、サービス産業大国ってことは、大都市にたくさんの仕事があるということになったのです。工場に仕事があるのではなく。てか、そもそも工場は国外に出て行ったわけです。

太平洋側から日本海側などへの工場分散のはずが国外に行ってしまい、国内においては公害は規制強化によってイノベーションが起きて技術的に解決されると共に、太平洋側の工場自体も閉鎖していくことになって生活環境も改善したわけです。

4926とはずがたり:2017/04/17(月) 21:39:06
>>2923-2925
【日本列島改造によって『成長パターン』を失った日本】

結果として何が起きたか、ですね。以下の衆議院発行の資料をみてもらうと良く分かります。

【PDF】戦後日本の人口移動と経済成長
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/keizai_prism/backnumber/h20pdf/20085420.pdf

膨大な公共事業は地方に税金による仕事を生み出しました。結果として、地方から東京への若者の移動は一気に鈍化します。地方でも仕事が生まれたわけですから、当然です。

日本はそれまで「強烈な生産性改善」を図りながら、そこに生産力としての人口を全国から集めて生産量を高めて、工業によって世界で戦っていたわけですが、これが完全に終焉しました。地方で仕事が生まれたことで国内生産拠点においては人も集まらない=人件費が高騰していく、ということで、結果として先の工場の世界分散の理由の一つにもなっていったわけです。

目先としては地方に仕事ができたわけですが、今となっては農業に従事していた人たちの多くが土建業に転向したものの、あまりに従事者が多くなってしまった中で、00年代に入ると公共事業費が削減されると共に、結果として地方は引きずられて縮小。皮肉な話です。

そもそも地方の産業構造そのものが完全に行政支出だけで回されるようなものになってしまったのです。そのため、作ったインフラを活用するとかでもなく、「作っている時が一番儲かる」ということになってしまったわけです。だからひたすら作り続けるが、インフラの維持コストだけで地元にバリバリ残っていき、それをつかって稼ぐ人は出てこない。負のループです。インフラは使ってなんぼです、使うからこそ社会資本と言われるわけです。使わないのであれば、単なる金食い虫。それが地方に増加したわけですから、見せかけでは資本、けど実際にはそれは「負債」だったのです。

このあたりは参考までに、金持ち父さん貧乏父さんは読みましょう。
https://www.amazon.co.jp/%E6%94%B9%E8%A8%82%E7%89%88-%E9%87%91%E6%8C%81%E3%81%A1%E7%88%B6%E3%81%95%E3%82%93-%E8%B2%A7%E4%B9%8F%E7%88%B6%E3%81%95%E3%82%93-%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E9%87%91%E6%8C%81%E3%81%A1%E3%81%8C%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%8A%E9%87%91%E3%81%AE%E5%93%B2%E5%AD%A6-%E5%8D%98%E8%A1%8C%E6%9C%AC/dp/4480864245/ref=as_li_ss_il?ie=UTF8&amp;qid=1472870242&amp;sr=8-1&amp;keywords=%E9%87%91%E6%8C%81%E3%81%A1%E7%88%B6%E3%81%95%E3%82%93&amp;linkCode=li1&amp;tag=chiikikeiei-22&amp;linkId=bf732587fba957d121209782c3ea5e4f

さらに日本列島改造論はもともとが東京と地方を接続するというネットワーク構造のため、外部性が発生し、結局は全てのアクセスで相対的優位性を持つのは「東京」という事実はもともと変わらない話なんですよね。ヒト・モノ・カネが集まるのは当然なのですが、当時は地方が不便だから人が集まらないと思い込んでいた(今もそうかも)わけです。目的があるか、全国各地が東京と結ばれたら、地方同士の関係は変わらず、むしろ拠点地域に全てがあつまるという「地方の共食い」を始めることになるというあたりもノンタッチだったわけです。今や各地方で一強(北海道なら札幌、東北なら仙台といったように)となっているのも、インフラ投資の賜物です。

このようにこのように列島改造論だけによるものではないですが、日本工業化の曲がり角の時代に全て重なってしまったこともあり、結果としては地方は便利になったけど、、、というところで終わってしまったということでもあります。ただ負債は確実に地方に残り、近代化によって東京資本が進出して利益は飛んでいき、多少の観光客が増加したということにも地域外資本のホテルチェーンによって駆逐される、という話になっているのも悲しいところです。

人口減少社会となった今、懐古主義的に田中角栄を褒め称えたりするのではなく、未来に向けたビジョンを我々は持たなくてはならないと改めて思わされるところです。

4927とはずがたり:2017/04/17(月) 21:45:57
>【PDF】戦後日本の人口移動と経済成長

>なぜ 70 年代に人口移動が急減したのか
この視角は恥ずかしながら知らなかった。

この時期から地方へのばらまきで現在に至る日本衰退(特に地方衰退)の芽が蒔かれたのかもね。

4928とはずがたり:2017/05/12(金) 21:21:08
魅惑のブラックホール説をひもとく「福岡スタイル」が再び始動
http://qbiz.jp/article/105329/1/
2017年03月12日 03時00分 更新記者:吉武和彦

吉武和彦(よしたけ・かずひこ)
1971年7月生まれ、北九州市出身。大学を卒業後、福岡市の月刊経済誌を経て、1999年9月西日本新聞社に入社。経済部、宇佐支局(大分県宇佐市)、経済部、東京報道部、北九州本社編集部から、2015年8月にqBiz編集長に。「ガラケー」を使いこなすが、今回の異動を機にスマートフォンの練習を始める。
 東京・新橋のガード下に並ぶ居酒屋。週末の夜ともなると、スーツ姿のおじさんたちでごった返す。その混雑ぶりは、後ろの席の客と背中が触れ合うほどだ。モツ煮やマグロの刺し身をさかなに、ホッピー(麦芽発酵飲料)で割った甲類焼酎で乾杯する。

 東北の吟醸酒などにも手を出し、さんざん飲んで、さて、お会計。幹事から「一人8000円でーす」。えっ、新橋ってサラリーマンの味方じゃなかったのか…。

 芋焼酎のロックを頼めば、店員からまるで高級ウイスキーのように「ツーフィンガーで800円」などと言われる。

 安く飲むにはもう、上野の立ち飲み屋で足をふらつかせながらもぶれずにホッピーで割った甲類焼酎をあおり続けることだ。

 今から10年前。4年半に及んだ東京勤務時代の私の実体験。自分自身も含めて酒臭いおじさんたちでぎゅうぎゅう詰めになった帰りの深夜の常磐線で、いつも思った。

 「早く福岡に帰りたい…」

 ■芋焼酎ロックは驚きの安さ

 毎年7万?8万人の転入者を迎える福岡市。その4割近くが3?4月の春の異動シーズンに集中する。

 この春、東京や大阪から転勤や就業で初めて福岡で生活するという方々も少なくないだろう。

 どんな街なのか。

 多くの店では、甲類焼酎はまず飲まない。ホッピーもほとんど置いていない。

 しかし、芋焼酎のロックはグラスになみなみ注いでくれて400円とか500円とか。東京価格に比べたら、その安さにまずは驚くことだろう。

 焼き鳥屋なのに、豚バラが人気。「お通し」のように、焼き上がりを待つ間に出てくる生キャベツは、酸味のあるタレがかかっていて、口直しにもちょうどいい。

 住居費も、家賃の相場は東京に比べて安いため、職場の近くに住むことができるだろう。タクシーでも帰れるため、飲み会が終わるのは午前様になりがちだ。

 アジアの都市の光景をほうふつとさせる屋台街では、隣のおじさんから「どっから来たと?」と博多弁で話しかけられ、友達になることだってあるかもしれない。

 私は朝の通勤バスの二人がけ席で隣のおじさんから旧知の友人のように話しかけられ、会話が盛り上がったこともある。

 ■「もう本社に帰りたくない」

 「暮らしやすい」「食べ物もおいしい…」。そうして転勤してきたサラリーマンを優しくとりこにし、本社に帰りたくなくさせる魅惑の「ブラックホール」説までささやかれる街が福岡だ。

 実際、「帰ってこい」とする本社の命にも従わず、「帰りたくない」と、ずるずる勤務を延ばしているIT会社勤務の40代男性を私は知っている。理由は「(プロ野球)福岡ソフトバンクホークスがあるから」だった。

 この春、福岡に着任された方々に、ぜひ、福岡ライフを満喫していただきたい。そんな願いを込めて、福岡の魅力と魅惑をひもとく人気連載「福岡スタイル」を今年も始めました。

4929とはずがたり:2017/05/23(火) 22:01:56
《ビジネスマナー》福岡人が「どんどん不機嫌になる」驚きのNGワード
https://www.nishinippon.co.jp/feature/fukuoka_style/article/259099/
2016年07月15日 11時06分

 福岡市に転勤後は、歓迎会などの席で、締めの手拍子を余計にたたいて注目されるかもしれない。地元の「博多手一本」には、全国的な一本締めとは異なる独特の「間」があるからだ。地元通にすれば「かわいいミス」。「福岡のビジネスマナーにタブーはない」と余裕をみせてくれるが、油断は禁物だ。福岡人がどんどん不機嫌になっていく「NGワード」(地元営業マン)がある。

■転勤者が陥るワナ 
 「いよーお!」
 パン、パン

 「も一つ」
 パン、パン

 「よっさの」
 パパン、パン

 これが、博多手一本である(かけ声には諸説あり)。特に、最後の手拍子は、一本締めの「パパパン、パン」に比べ、1回少ない。独特の「間」に、転勤者は手をたたいて、周囲の目を集めてしまう。

 だが、心配は無用。これは間違えていい。むしろ、手拍子の仕方を教えてくれる、親切な福岡人と巡り合うチャンスになることだってある。

 問題は、ここから先だ。優しくされたあなたが、つい言ってしまう一言。

 「九州の人は、独特の文化をお持ちですね…」

 これを言われた福岡人の表情に注目してほしい。

 親切心たっぷりのにこやかな表情が一転、悲しそうになったり、不機嫌そうになったり、複雑な表情を浮かべることだろう。

 転勤者が陥るワナ、禁句、タブー。心の琴線に触れる「NGワード」が、お分かりだろうか。

 答えは「独特の文化」?

 いえいえ、「九州の人」なのである。

■「九州の人」はNG 「県名を言った方がいいよ」

 「他の県と一緒にされたら嫌な気がするよ」

 16年前。横浜市出身の藤井学さん(42)は、職場で”意味不明”の注意を受けた。

 民間シンクタンクの九州経済調査協会の主任研究員。大学院を修了後、就職のため「縁もゆかりもない」福岡市に移り住んだ。

 悪気はなかった。が、着任早々、職場で言ってしまった。

 「九州の人は…」

 すぐさま、上司や先輩がやって来て、「注意」された。中には、鹿児島県出身者もいて、「九州の人」が、九州各県に共通するNGワードであることを知る。

 東京がナンバーワンの関東とは違う。九州は各県が「ナンバーワン」と思っている。中でも、福岡は思い入れが強く、ひとくくりに「九州」とされると、「個性が認められなかった」(地場企業幹部)と、しょんぼりしてしまうのだ。

 福岡人は、福岡が好き。「福岡の人は…」と言ってほしい。

 藤井さんは「知らず知らず、相手に嫌な思いをさせた」と自省した過去を打ち明けてくれた。

 福岡の歴史や習慣を解説する「福博講座」の講師、斉藤寛さん(50)=三好不動産経営企画課長=も「東京出張などアウェイならともかく、ホームの福岡で『九州の人』は厳禁だ」と注意を呼び掛けている。

■成功のチャンスに

 このほか、支店長クラスなどエグゼクティブ層は「博多祝い唄(祝いめでた)」のサビは歌えた方がいい▽焼酎のお湯割りは、お湯を先に注ぐ▽博多祇園山笠の期間中、祭り関係者はキュウリを食べない―などさまざまなマナーがある。

 飲み会は長く、閉会も遅い。東京に比べ家賃が安く、職場の近くに住めることが背景にあるとみられるが、「会議ではなく、酒席でだいたいのことが決まる」(中堅サラリーマン)との証言もあり、あなどれない。

 面倒に思われることだろう。しかし、「福岡だから事業ができた」と語る札幌出身者もいる。福澤俊幸さん(59)だ。16年前、福岡市で人材研修会社をつくった。

 「飛び込み営業でも、責任者が会ってくれる」。来るもの拒まずの市民性が「起業の支えになった」と振り返る。

 タブーも逆手に取れば、ビジネスチャンスだ。

 福澤さんは「福岡で成功するには、福岡を本当に好きになること。福岡のことをいっぱい褒めること」とアドバイスする。

 ただ、ご注意を。福博講座の斉藤さんは言う。

 食べ物がおいしい、人が優しい…と”マニュアル”みたいに心がこもっていない「福岡好き」を連呼すると、すぐに見抜かれるという。

 「福岡好きを商売の『手段』に使うと、逆効果になりかねない」のだ。

4930とはずがたり:2017/05/23(火) 22:03:11
「モスルの西側9割を制圧」…米主導有志連合
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20170517-567-OYT1T50002.html
05月17日 00:18読売新聞

「モスルの西側9割を制圧」…米主導有志連合
読売新聞 【読売新聞社】
(読売新聞)
 【カイロ=倉茂由美子】イスラム過激派組織「イスラム国」の要衝イラク北部のモスルで奪還作戦を展開する米主導有志連合の報道官は16日、モスルの西側約9割を制圧したと発表した。

 記者会見をしたジョン・ドリアン報道官は「敵は完全に包囲された。完全敗北は目前だ」と述べた。

 有志連合による空爆で、「イスラム国」が備えていた300以上の車爆弾や200以上の地下トンネルなどを破壊し、「イスラム国」の支配地は、旧市街周辺に1割程度残っているだけだという。

 ただ、旧市街周辺は、細い道が入り組んでおり、作戦は難航する可能性がある。イラク軍は同日、モスルの完全奪還が近いことを市民に知らせるチラシを上空からまき、有志連合が誤爆しないよう、車の使用を控えるよう呼びかけた。

4931とはずがたり:2017/05/25(木) 13:29:21
HOMEトピック地方経済から見た中国企業の“ニッポン買収”
http://newswitch.jp/p/3964
2016年03月15日
文=滝口亮(JCナレッジマネジメント代表取締役、日立市日中友好協会理事)

 北海道は、長きにわたり中国人観光客を惹きつけている人気観光地だ。札幌、函館を訪れた後は、知床の世界自然遺産、紋別、網走のオホーツク海流氷ツアーなどを訪れるリピーターも多い。その北海道で2015年11月、大きなニュースがあった。星野リゾートが運営する「星野リゾート トマム」(北海道占冠村)を中国企業が買収したのだ。買収したのは商業施設を運営している上海豫園旅游商城。

星野リゾート「所有」と「運営」を分離

 そして、その親会社は国際的な投資活動で、急成長した復星集団(フォースン・グループ)。中国系企業による買収と聞くと、ニセコなどでホテル買収が多発したこともあり、今回もマイナス要素の強いニュースだった。ただ、当事者である星野リゾートの姿勢は冷静で、運営も引き続き星野リゾートが担い、名称も変えないとしている。

 近年の動きを振り返ってみれば、09年にラオックスが、10年にレナウンが中国企業に買収され、14年に東京スター銀行が台湾企業に買収された。台湾の鴻海精密工業も長いことシャープの買収にこだわっている。

 これら老舗企業の買収以外にも、今では多くの分野でチャイナマネーが日本に入り込んでいる。たいていの日本人にとっては歓迎しにくい現象だろうが、足腰が弱った日本企業の経営再建を担っている一面もある。こうした動向に、今や地方も無縁でいられなくなっている。

米沢はレノボ傘下で活況に

 山形県米沢市でも中国企業に関連した大きな動きがあった。ここにはNECの法人向けパソコン(PC)を生産する米沢事業場がある。どのメーカーも不振が続くPC事業の再編を進める中、NECは11年、中国最大手のレノボと事業統合を実施。

 この再編の中で米沢事業場の存続も懸念されたが、一転レノボのノートPC「シンクパッド」の生産が加わり活況が続いている。日本の工場ならではの生産管理システムが注目されて実現したこの事例は、地方に工場を持つ他の製造業にも参考になるのではないか。

水資源、地主側の事情も

 一方で、中国系企業を含む海外企業が、水資源を目的に地方の山林買収を進めている報道もある。この問題をよく掘り下げてみると、林業不振から山を手放したいという地主側のニーズもあるようだ。

 つまり地方が疲弊し続ければ、こういう買収は増加する可能性が高い。自分たちが住む地域を守り、発展させていくためにも海外の動向に敏感になっておくべきだろう。今後は地方でもグローバルな視点が必要な時代だと言える。
日刊工業新聞2016年3月15日 金融面

明 豊
03月15日 この記事のファシリテーター
それぞれ個別事情があってひとくくりににはできないが、ある側面で中国の方がよっぽど資本市場の論理で動いてくる。星野氏のようなグローバルな経営センスを持つ経営者が、政治家がどれだけいるか・・。

4932とはずがたり:2017/06/10(土) 10:15:38
たわけなたもりなんか出禁にすりゃーいーがーw
そろそろ名古屋・愛知・東海スレたてにゃーいかんがあ。
でしょ〜??

ブラタモリが来る、ざわつく名古屋 「宿敵」に期待も?
http://www.asahi.com/articles/ASK5R42S2K5ROIPE00Q.html?iref=pc_rellink
原知恵子2017年6月5日18時14分

 NHKの人気紀行番組「ブラタモリ」の名古屋編が10、17日午後7時半から放送される。名古屋の人にとってタモリさんといえば、かつて「エビフリャー」(エビフライ)のギャグなどで方言や気質を揶揄(やゆ)されたという因縁もあり、注目が集まっている。

 番組は、タモリさんが街をブラブラ歩きながら知られざる歴史や人々の暮らしに迫るもの。NHKによると、名古屋編では名古屋城や熱田神宮などをめぐったという。

 「ついに」「歴史的な出来事」――。放送決定が発表されると、インターネットにはタモリさん来訪の衝撃を物語る書き込みが相次いだ。

 昨年、名古屋市の調査で国内主要8都市で名古屋が「行きたくない街ナンバーワン」となり、市民の多くも「仕方がない」などと受け止めていることが明らかに。要因や打開策が論じられる中、タモリさんの過去の「イジリ」が負のイメージや人々の「地元コンプレックス」に大きな影響を与えたとの見方がある。

 名古屋に関する著書も多いフリーライターの大竹敏之さんは地元の盛り上がりについて「自分の街に対する自信を失いかけているこのタイミングだからこそ、かつての『宿敵』タモリさんが魅力を発見してくれることに期待を寄せる方が多いのでは」とみる。

 撮影には市も協力した。市ナゴヤ魅力向上室は「市のウェブサイトでロケ地のルートを紹介するなど、放送が内外の方に名古屋の魅力を知っていただく起爆剤になってほしい」と期待を寄せている。(原知恵子)

4933とはずがたり:2017/07/13(木) 16:34:25
コミュニケーションに問題ありの富山県人は労働者でもやってろって意味の偏見としか聞こえない。
遊び人の東京生まれで青学出身の馬鹿者は採るのは止そう,と本人が云われたらどう思うか?

富山生まれ「極力採りません」「閉鎖的な考え方が強いです」 本間不二越会長、会見で持論
05:00北日本新聞
https://news.goo.ne.jp/article/kitanihon/nation/kitanihon-96041159.html

■「不適切」と怒りの声
 総合機械メーカーの不二越(富山市不二越本町)が5日、本社の東京一本化を発表した会見の席上、本間博夫会長(71)が採用に関し「富山で生まれ地方の大学に行ったとしても、私は極力採らない」「偏見かも分からないが、閉鎖的な考え方が強い」などと発言した。1928(昭和3)年に富山市で産声を上げた不二越。その経営トップが、富山生まれを否定するかのような持論を語り、県内企業、行政関係者は「出身地などでレッテルを貼るのはおかしい」「侮辱だ」などと怒りをあらわにした。学校関係者からは「富山の若者が閉鎖的とは思わない」と戸惑いの声が上がった。

 本間氏は東京都出身、青山学院大経営学部卒。1970年に入社し2009年に社長、今年2月に代表権のある会長に就いた。

 発言があったのは5日、富山市の富山商工会議所ビルで開いた17年5月中間期の決算発表会見。本間氏は、富山と東京の2本社体制から、8月に本社を東京に一本化する理由について、ロボットを核とした事業拡大に向け「最先端の情報や優れた人材を獲得するため」とし「富山に優秀な人材がいないわけではないが、幅広く日本全国、世界から集めたい」と説明した。

 その上で「富山で生まれて幼稚園、小学校、中学校、高校、不二越。これは駄目です」と述べ、「富山で生まれて地方の大学へ行った人でも極力採りません。なぜか。閉鎖された考え方が非常に強いです」と明言。一方で「ワーカーは富山から採ります」とも話した。

 県内の経済団体トップや企業経営者からは、批判や異論が相次いだ。富山経済同友会の米原蕃代表幹事(米原商事会長)は「地方創生の機運が高まる中、時代に逆行している。富山県民を侮辱していると言わざるを得ない」と語気を強めた。

 富山市出身で富山大OBの電子機器メーカー社長と電子部品メーカー社長はそれぞれ「極端な意見で賛同できない」「出身地でレッテルを貼るのは理解しがたく、不適切」などと疑問視した。釣谷宏行CKサンエツ社長は「富山県民はまじめで素直。これまでに閉鎖的だと感じたことはない」と話す。

 富山大OBで富山経済同友会特別顧問の中尾哲雄アイザック取締役最高顧問は「富山が工業立県として発展したのは不二越の力が大きい。本社一本化は経営判断であり、やむを得ない」と理解を示す一方、県出身者を「閉鎖的」と表現したことは「極めて遺憾。上場している大企業のトップとしてふさわしくない」と苦言を呈した。

4934とはずがたり:2017/07/13(木) 16:34:43
>>4932-4933
■不二越経営企画部、県出身者採用「抑制せず」
 不二越は来年春、大学と大学院卒、短大、高卒を合わせて今春より22人多い166人の採用を計画している。同社経営企画部は「採用は人物本位。富山の出身者の採用を抑えるということではない」とした。現在、社員約3千人の多くは富山県出身者で占めるという。 北日本新聞は本間氏の発言の真意について取材を申し入れたが、同経営企画部は「コメントを控えたい」とした。

◆本間会長の会見発言要旨(抜粋)◆

 不二越は2020年に(売上高)4千億円を目指しており、うち約4割をロボットで担おうとしている。大きな飛躍を狙う中で必要なのは、ソフトウエアの人間だ。特に不二越は機械メーカーのイメージが強く、富山にはまず来ない。富山で生まれて幼稚園、小学校、中学校、高校、不二越。これは駄目です、駄目です。変わらない。 ことしも75名ぐらい採ったが、富山で生まれて地方の大学に行ったとしても、私は極力採らないです。学卒ですよ。地方で生まれて、地方の大学もしくは富山大学に来た人は採ります。しかし、富山で生まれて地方の大学へ行った人でも極力採りません。なぜか。閉鎖された考え方が非常に強いです。偏見かも分からないけど強いです。
 閉鎖的な考え方が強いです。いや優秀な人は多いですよ、富山の人には。だけど私の何十年、40年くらいの会社に入ってからの印象は、そういう印象が強いです。ですから全国から集めます。ただしワーカーは富山から採ります。

■公正とは言い難い
 富山中央法律事務所の丸山哲司弁護士の話 出身地を採用の判断基準の一つにするのは公正とは言い難く、就職差別につながる。公平な採用選考が重視される中、近年は出生地や本籍、家族構成といった本人の能力や適正とは関係のない事項を尋ねる企業は、減少している。

■トップとして不見識 宮井清暢・富山大経済学部経営法学科教授(憲法学)の話
 企業に採用の自由はあるが、法の下の平等や職業選択の自由を不当に侵害しないことが前提だ。発言は出身地による採用差別のように聞こえ、法的に不適切と言われてもやむを得ない。企業トップしては不見識で不用意な発言だ。

4936とはずがたり:2017/07/29(土) 06:32:29
ハッキリ言って正論であるし俺もそう思うし正しいが,山本が言うなら反発喰らってしまえ( ゜д゜)、 Peッ

頑張らなければ応援せず=地方創生で山本担当相
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072801482&amp;g=pol

 山本幸三地方創生担当相は28日、地元の北九州市内で地方創生について講演し、「(地方は)稼がなければだめだ」と強調した。その上で「稼ぐことに頑張ろうという所はどんどん応援し、そうじゃない所は(応援)しませんということだ」と述べた。
 同相は、地方創生は地方の平均所得を上げることと定義。地方が稼ぐには「自助の精神の発揮」が大事と説明したが、過疎化などに悩む自治体の反発を招く恐れもある。
 応援方法として同相は財政支援のほか、中央省庁の職員や専門家を地方に派遣することなどを挙げた。(2017/07/28-23:42)

4937とはずがたり:2017/08/31(木) 14:18:23
木下斉さんが「我々は儲けているが、もっと多くの奴隷さえいればもっと儲かるのに残念だ」みたいな話をいけしゃあしゃあとできるのすごいな。感心した。」と辛辣なコメしてた。

ほんとに人手不足で倒産する事になったら賃金支払い始めるのだろう。高い賃金支払わなきゃならなくなる前に外国人労働者入れてくれと云う主張だが,都心並みに儲けながら賃金として還元出来ない強突く張りの阿漕振りには批判されても仕方が無いであろう。

日本一豊かなホタテの村も人手不足で四苦八苦、オホーツク沿岸の猿払
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-24/OV2UX06TTDW901
日高正裕
2017年8月25日 06:00 JST

ベルトコンベヤーの両側にずらりと並んだパートの女性たちが手作業でホタテのウロやミミを取り除く。地方自治体の所得ランキング上位の北海道・猿払村の干し貝柱加工場。自動化が進んだとはいえ、加工は人の目と手に頼るところが大きい。日本で最も豊かな村でも、最大の課題は人手不足だ。
  加工場を運営する漁業協同組合の木村幸栄専務理事(73)は「やる気になれば24時間稼動して生産を3倍に増やせるが、それにはあと100人以上必要だ」と語る。加工場の従業員90人のうち19人は中国などの技能実習生。木村氏は「日本人従業員の多くは高齢者で、あと7、8年したら日本人はいなくなる」と悲鳴を上げる。

  少子高齢化に伴う人口減少で縮む地方経済。北海道は他都府県への転出超過幅が全国最多で、全国より速いペースで人口減少が進行している。日銀札幌支店は2月に公表したリポートで、道内企業は技能実習生への依存度が高いと指摘。働くことを希望する女性と高齢者が全員仕事に就いても、働く人の数は中長期的に現在の水準を維持できないと試算した。
  深刻な労働力不足は猿払村のように稼げる産業や企業を抱える地域も例外ではない。北海道大学の宮脇淳教授は優良企業でさえ「工場移転を考えざるを得ない環境にある」と分析する。将来的に「札幌以外に一つか二つしか町が残らない可能性もある」という。

最高級品
  猿払村は東京23区をやや下回る面積に人口2764人(8月1日現在)を抱え、昨年の住民の平均所得は港区、千代田区、渋谷区に続き4位。高級住宅街が立ち並ぶ兵庫県芦屋市を上回る。村の平均所得を押し上げているのはホタテ漁に携わる約250人の漁業組合員で、加工場の時給は最低賃金の786円にとどまっている。
  北海道北端の稚内市の東隣に位置し、晴れた日には遠くサハリンを望む。冬は雪に閉ざされる厳しい環境下、目前に広がるオホーツク海はホタテの好漁場で、日本有数の水揚げ量を誇る。加工したホタテは道内最大の輸出品だ。干し貝柱の大部分は香港を経由し、世界中の中華料理店に高級具材として提供される。

  東京赤坂の中華料理店トゥーランドット臥龍居のオーナーシェフで、村の観光大使を務める脇屋友詞氏は、30年前から猿払産ホタテを使っている。「世界でも最高級品。味が濃く、かめばかむほど味が出る」と語る。

4938とはずがたり:2017/08/31(木) 14:18:47
>>4937-4938
移住実績ゼロ
  村もあの手この手で人集めを試みている。3年前からふるさと納税者約100人を対象に2泊3日の移住体験ツアーを実施。移住に際して仕事や住居だけでなく介護やお墓の心配があることも分かったため、短期滞在型の介護施設を開き、公営の合葬墓地の建設も計画する。冬の就労場所確保のため、イチゴ栽培も検討中で、販路としてサハリンにも目を向ける。
  それでも移住実績はゼロ。伊藤浩一村長(57)は都会との収入格差が障害だと話す。ある40歳代の男性は500-600万円の年収を希望していたが、見合った就労先はなく、畜産振興公社の年収300-400万円の商品開発の仕事を打診したものの話は進んでいないという。
  村長は「それほど収入がなくても十分暮らしていけるのだが」と嘆く。加工場の賃金についても、「時給1000円くらいに上げて他地域と差別化できないか」と述べ、企業側の協力も不可欠だと訴える。
  漁業協同組合の木村氏は「時給を多少上げたところで日本の若い人は来てくれない。2、3倍にすれば来るかもしれないが、それでは採算が合わない」と述べた。漁業が先細る中、省力化投資しようにも特殊な技術が必要な機械は量産が難しく、コストも高くつくという。

美しい理論 
  猿払産ほたてを冷凍加工している稚内市の「稚内東部」は従業員73人中18人が中国人。「せっかく海にホタテというお金があるのに、人手がない」と、実習生の受け入れ枠拡大を望む。しかし、同社も採用当初は最低賃金で、仲村房次郎相談役(79)は「うちだけ賃金を上げると、より小さな会社から人を奪うことになる」と話す。

  日銀は最近、人手不足に対応した省力化投資や無駄な事業からの撤退で生産性が上がり、経済の成長力向上につながると主張している。中曽宏副総裁は7月の講演で、人手不足は構造改革を強力に促す「究極の成長戦略」との見方を示した。
  北海道大の宮脇教授は「需要構造が大きく変わっており、これだけ投資コストが下がっているのに新規投資は出てこない」と指摘。「ごく一部の地域では、日銀が言う非常に美しい経済理論のような世界も描けるかもしれないが、北海道では極めて難しい」としている。

4939とはずがたり:2017/09/15(金) 20:03:39
後輩が関わってるらしい。

JTB関東と山梨県北杜市が地域振興に関する包括連携協定を締結
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001259.000005912.html
産業振興及び地域経済活性化を目的
株式会社ジェイティービー 2017年9月11日 14時00分

 JTBグループの株式会社JTB関東(埼玉県さいたま市、代表取締役社長:今枝敦、以下JTB関東)は、山梨県北杜市と地域振興に関する包括連携協定を2017年9月14日に締結します。
 JTB関東は、地域の課題と正対し、旅のチカラにより地域経済を活性化させる「地域交流事業」に力を入れています。北杜市はその特有の観光資源を活かし、北の杜フードバレープロジェクト事業等をはじめとした「食」と「農」を核とした産業振興に力を入れています。
 両者が協定を締結することで、北杜市の更なる産業振興及び地域経済が活性化することを目的としています。

1、締結日時
2017年9月14日(木)11:00〜 北杜市役所(西会議室)

2、連携事業内容
(1)「食」と「農」を核とした産業振興による地域経済活性化に関すること
(2)「食」と「農」を核とした魅力ある観光地づくりに関すること
(3)「食」と「農」の分野で北杜ブランド力向上に関すること
(4)その他、地域活性化に関すること

3、実施予定事業
・JTBファームの活用 等

※JTBファームとは
弊社が株式会社ファームフェス(株式会社ジェイティービーと9月7日付で業務提携締結)と連携し、旅のチカラにより北杜市の農地(一般社団法人里くらが運営・管理)を活用する事業。これにより、交流人口の増加を狙い、地域経済の活性化を目指す。

4940とはずがたり:2017/09/18(月) 19:04:58

県内移住者右肩上がり 自治体、積極策で結果
https://news.goo.ne.jp/article/gifu/region/gifu-20170917100151.html
09月17日 10:01岐阜新聞

 岐阜県内の自治体は、県外からの移住者の受け入れを積極的に進めている。田舎暮らしの体験ツアーをはじめ、住まい探しや職のあっせんなどさまざまな分野で移住者をサポートする。

 県は東京、大阪、名古屋の三大都市圏に相談窓口「清流の国ぎふ移住・交流センター」を設置。移住セミナーなどを通じて都市部からの移住をPRしている。

 県外からの移住者は右肩上がりで、2016年は過去最多の1310人。16年度からは県内へのUターンを条件に返済を免除する県出身の学生向け奨学金制度を設け、若者の県外流出対策にも力を入れる。

 市町村では、回答した40市町村が移住定住に関する取り組みを実施。最も多い取り組み項目は「PR」で、32市町村が東京でのセミナーなどの事業を挙げた。

 「住居」は、18市町村が空き家のあっせんや住宅取得の助成などを実施していると回答。うち住居の事業で成果が出たと答えたのは7市町村あり、「移住を検討している方から住居の情報がほしいため、予想以上に問い合わせがある」(関市)などと答えた。

 その他の取り組みでは、大垣市がUターンを促すための親元近居支援などを行い、「移住定住支援事業は移住先を決める一つの材料になっている」と回答。移住実績が県内トップの高山市は「補助金制度の充実」を成果の理由に挙げた。

 中心市街地への転居者向けの助成制度を設ける岐阜市は「市外に限らず、市内からのまちなか居住も進めている」と説明。JR岐阜駅周辺では再開発事業やマンション建設が相次いでいるため、「移住者の実績はマンションの供給数に左右される」と答えた。

4941とはずがたり:2017/09/20(水) 22:47:30
路面電車を残した地方都市の共通点
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170920/Itmedia_business_20170920017.html
ITmedia ビジネスオンライン 2017年9月20日 06時30分 (2017年9月20日 22時31分 更新)

 地方都市の中心市街地が衰退したと言われるようになって久しい。

 実際、さまざまな地方都市を訪れてみても、場所によっては県庁所在地のアーケード商店街に人がほとんど通っていない、というケースも少なくない。こうした風景を目にしたり、映像をテレビなどで見たりすることがあれば、地方都市は廃墟になりつつあるように感じられるかもしれない。

 ただ、冷静に考えれば、シャッター商店街を抱える街だからといって、人口が10分の1に減少している、ということではなく、人々が中心市街地を歩いていないだけなのである。それが証拠に、街を歩いている人はいなくても、周辺道路を見れば、ひっきりなしにクルマが通っているはずだ。

 見た目の街のにぎわいとは何か? それは単純に人が歩いているか否か、ということになる。歩いている人が多い、とは街に用がある人が多いという以上に、地域の公共交通が機能していて、交通ハブである中心市街地を経由して目的地まで行っている人がどれくらいいるかによって決まってくる。中心市街地の衰退とは、街の交通ハブ機能が失われたことによって、そこを通る人が減少した、ということなのである。

 そして、その主要因は、地方都市がクルマによる域内移動を是としたことである。元々、公共交通の利便性が低い地方においては、パーソナルな移動が自由なクルマが普及すれば、公共交通を利用する人は減少し、その影響から公共交通の運営基盤が傾き、利便性がさらに悪化し、利用者の減少に拍車がかかる、という負のスパイラルが進行し続けた。こうして、クルマ移動が主流となった地方においては公共交通のハブ機能が失われ、中心市街地の存在意義自体が希薄となったのである。

 ただ、その衰退度合いにはかなり差があり、中心市街地が存在感を維持している街もないわけではない。そうした街にある程度共通する要素とは、「路面電車」の存在である。

●路面電車と百貨店の関係

 若い読者の方は記憶にもないと思うが、路面電車は、モータリゼーション以前の市内交通の主役であり、全国ほとんどの主要都市で走っていた。しかし、1960年代以降、慢性化した渋滞の邪魔ものとされた路面電車は多くの街から姿を消し、一部の都市で存続したのみであった。

 首都圏や京阪神といった大都市では、代替公共交通として地下鉄、民鉄、バスが十分に機能したが、地方では公共交通への追加投資をする余力もなかったため、モータリゼーションが取って代わることとなった。中でも、80年代以降、地方に分散した製造業を誘致して雇用を創出したタイプの都市は、クルマへの依存度を高めた。工場は中心市街地ではなく、周辺郊外部に立地するため、共働きが多くなった住民の生活動線は、郊外にある自宅と郊外にある勤務先の往復となり、中心市街地を通る必要はなくなった。

 中心市街地のにぎわいは、そこを中心とした放射状の生活動線が前提であり、公共交通の維持が条件となる。地方の中心市街地は、路面電車(公共交通維持への意思)を捨てたときから、その衰運は不可避だったと言っていいだろう。活性化のために、周辺に駐車場を設けるといった小手先の対策は無意味ではないが、本質的な問題解決にはならないということになる。

 中心市街地の機能維持を示す目安として、百貨店が存在感を保っていることだと思っているのだが、そうした百貨店が残っている都市の大半が、路面電車などを存続させた街である。以下に示す図は、「日経MJ」の2016年度百貨店調査のデータを基に、三大都市圏、および札幌、福岡以外の地方都市に存在する百貨店の売り上げランキングと路面電車などの存在を表にしたものである。これを見ると、その関係性を感じてもらえるだろう。路面電車などを存続させているといっても、その路線はピーク時から縮小を余儀なくされている街が多いが、コストをかけても残すという街の姿勢の現れだと思う。

 例えば、熊本県熊本市は筆者の妻の実家もあり、よく訪れる街なのだが、この街のにぎわいはなかなか大したものだ。震災後、1年少し経ったが、修復工事中の熊本城の姿が未だ痛々しいながら、熊本の中心市街地には時刻表を気にすることのない路面電車とバスが行き来し、平日でも地方都市とは思えない人の往来が残されている(ちなみに夜遅くなって往来が絶えないのも素晴らしい)。

4942とはずがたり:2017/09/20(水) 22:47:54
>>4941-4942
 熊本も他地域同様、クルマ社会化が進行しており、郊外には巨大な商業施設である「イオンモール」や「ゆめタウン」が数多く出店し、中心市街地もその影響を免れなかったのであるが、公共交通の利便性もあって一定水準以上のにぎわいを保った。「鶴屋百貨店」はそうした往来を背景にしつつも、売り場面積を大手百貨店の基幹店並みに整え、品ぞろえを強化するという積極策を貫き、その存在感を十分に維持している。

 同様の存在としては、広島の「福屋」、鹿児島の「山形屋」、岡山の「天満屋」といった百貨店があり、路面電車の残る街では百貨店の存在感は残されているという実感がある。昔を知る街の住民から言わせれば、人が少なくなったということのようだが、よそとの比較ではかなりマシなのである。

 こうした存在感は企業努力も大きいとは思うが、中心市街地がそのハブ機能を維持したという前提があってのことだろう。路面電車はそのための施策の1つにすぎないが、無策に広域化、希薄化する市街地に歯止めをかける取り組みが有効であるという事例を示しているように思う。

 路面電車などへの投資で、中心市街地の機能を再構築する動きは全国にあるようだが、なかなかスムーズには行かないようだ。宇都宮市は中心市街地の活性化に向けてLRT(次世代型路面電車システム)の導入を決定し、準備を進めているということだが、反対論も根強いと聞いている。多くの公費投入が必要であるため、賛否両論あるのもうなずける。ただ、栃木県は日本でも有数のクルマ依存度の高い地域であるため、このまま自然体で推移すれば、中心市街地の再構築の難易度はかなり高い。こうした問題は今後、各地の都市を悩まし続けることになるだろう。

●都市機能を再集結できるのか

 地方都市の公共交通に関する投資判断を悩ませている最大の要因は、自動運転とカーシェアリングが、いつごろ普及するかという環境変化の問題であろう。こうしたインフラが完全に整備されると、完全にパーソナルな移動手段が実現し、公共交通自体が不要のものとなることが想定される。

 2040年以降には、半分以上が自動運転車になるという予測もあり、そうなれば現在の公共交通の整備は極めて非効率な投資になってしまう。これによって、地方の郊外に住む高齢者の不便は、解消するかもしれないが、完全に自由な移動が実現するということになれば、公共交通のハブ機能を背景として成立している現在の中心市街地は立地優位性を完全に失うことになる。こうなると地域住民が求める利便性は、後は時間だけとなるため、なるべく近くにあって機能(買物、官庁、病院、学校など)が集積している場所に人は集まる、ということになるだろう。

 これまで役所、大学、病院といった公共施設を郊外に移転してきた地方都市も多い。その割にはターミナル駅の裏側がスカスカで未利用地が残っていたりする。とにかく、機能が分散していて住民がさまざまな用事を済ますのに、移動時間がかかって仕方がない。都市機能を最も効率的な場所に再集結することが、今後の地方都市に求められることではないだろうか。そして多くの場合、その場所とは現在の中心市街地ということになるだろう。もしもそれが郊外の大型商業施設とその周辺地だとすれば、そこを中心とすればいい。

 こうした街の再構築にはさまざまなハードルがあり、極めて困難な話であることは当然だが、整備ができない街は、都市としての引力を失い、人口流出を避けることはできないだろう。都市機能をワンストップ化できた街の周辺に人口は集まり、そうでない街は消えていく。住民の移動制約が完全になくなった世界では、街自体の容赦ない選別が起こることになるだろう。

 このような前提に立てば、広域の商圏を必要とする商業者は、これまで以上に街づくりに協調して、関与していかざるを得ない。特に交通ハブ機能に依存していた百貨店、駅ビル運営者などは、住民の動線を享受するためには応分の負担をしていく必要がある。これからは立地へのタダ乗りは許されないのであり、受益者として都市機能を維持することに投資していくことが求められる。

 かつて、モータリゼーションは、小売業の盛衰に大きな影響を与えてきたが、自動運転によってまた大きな環境変化が起きようとしている。ただ、過去のモータリゼーションで何が起きたかを振り返れば、ある程度の想定は可能である。2040年まではまだ年月があるが、手をこまねいている時間はあまりない。

(中井彰人)

4943とはずがたり:2017/09/30(土) 22:34:07
>>4877-4878>>4749
閉鎖的な地方はどうしようもないなあ。早いところ潰れてしまえ。

地方公務員の恐ろしい告白「地域おこし協力隊を使って起業させた後は、追い出して乗っ取る」
HARBOR BUSINESS Online 2017年9月15日 08時45分 (2017年9月18日 18時29分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170915/Harbor_business_150918.html

 先月、筆者は日本海側のとある山中にあるゲストハウスを訪れた。目的は単なる観光だったが、思いもよらない情報を得られた。

 そのゲストハウスにたまたま訪れていたメンバーのほぼ全員が、地方自治体職員だったのだ。

 彼らは口々に、「地域おこし協力隊はみんな一生懸命やっていますよ」と言う。しかしその発言には根本的に裏があるのだ。以前も説明したが、地域おこし協力隊とは週24時間程度の臨時職員扱いでパート程度の給与が支払われている。ところが一生懸命やるにはそれだけでは時間が全く足りない。

 同じ頃、あるブログが話題になった。 この春、地域おこし協力隊を辞めたZさんは、地域で起業しようとして1年目でかなりのビジネス枠組みを作った。そのことが地元自治体の反感を買い、何度も警告文を送られて、辞めざるをえなくなったのだ。

 自治体では来たばかりの地域おこし協力隊に、目立った活躍などしてほしくないのだ。自治体が地域おこし協力隊に求めるものはひとつ。一生懸命、地域のために時間外も駆け回り、自治体のためになることをすることだ。

 移住してきた人間をバックアップする体制も人材も地方自治体にはない。地域おこし協力隊は、身寄りのない村で、自力で生きるつてを探さなくてはならない。でもビジネスセンスを生かしてバリバリやるのはご法度ということだ。それなのに「田舎で成功する!」という希望夢を持たせて、田舎に人を移住させるうわついた夢を与えようとしている。

 ある県で地域おこし協力隊にとっているアンケートの中には「自己実現」というと項目がしっかり入っている。まずはこの項目を見ていただきたい。

 地域おこし協力隊の入隊者アンケートの中の項目はいかにも生半可な項目が並ぶ。居住者の期待に関しての質問の答え(選択制)にこんな項目がある。

(1)活動を通じて、自己実現を感じられること(自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、何かを成し遂げること)
(2)活動そのものがおもしろいこと
(3)地域(住民や自治体など)から自分の活動や働きが認められ、評価されること
(4)地域の広報誌やマスコミなどで取り上げられたり、注目されたりすること
(5)地域(住民や自治体など)から受け入れられ、良好な人間関係を築けること
(6)地域に心を開ける友達がいること、できること
(7)報酬や活動費などにより、生活に困らないこと
(8)不満や不便を感じない住居に住めること
(9)地域(住民、自治体、NPO法人など)が活動をバックアップしてくれること
(10)活動を通じて、任期終了後の生活がイメージできるようになること(能力が高まる、定住のための準備ができるなど/その地域に定住する、しないに関わらず)

4944とはずがたり:2017/09/30(土) 22:34:25
>>4943-4944

◆パソナが仕切る「地方インターンシップ」の謎

 一番に、自己実現があるところが興味深い。自己実現を田舎で得られれば移住を決意するだろうと自治体が思っているのは明白だが、ちょっとビジネス書の読みすぎなんじゃないかとも思える。

 その後、先ほど話にでた地方自治体職員に詳しい話を聞くともっと恐ろしい計画が聞けた。

 村とはいえ職員たちは公務員法で起業ができない。そのため地域おこし協力隊を使ってゲストハウスを運営するNPOを作り、自分たちがそこの理事の一員に収まる算段だという。

 NPOであれば理事になるのは違法ではないのだ。最終的にはそのNPOで採算がとれるようになったら、公務員を辞めてゲストハウスを経営するという計画だというのだ。地域おこし協力隊は3年を過ぎたらお払い箱になる。ただの使い捨て要員と思われている側面を垣間見た。

 若者の間では、就職感覚で地域おこし協力隊に応募するものも増えている。そのため受け入れ先である自治体を訴える隊員も出現した。そのためか、国は地域おこし協力隊は失敗だったと思っているフシがある。なぜなら別途、「地方インターンシップ」という制度が新しくはじめたからだ。

 仕切りは派遣会社のパソナ。ブラック自治体の搾取がいいか、派遣会社の搾取がいいか、どちらも暗雲がたちこめている。

 多少はアドバイスを派遣会社からもらえるほうがいいか、地方に行ってまで派遣で暮らすか。どちらを選ぶかは本人次第だ。ただこの手の地方人材事業にパソナが参入してきたということは、国から大きな資金が派遣会社に流れていることは間違いない。

 ほかにもパソナは、「歌・踊り・芝居」で『地方の未来を創生する』地方創生エンターテイナーを探すオーディションを開催している。この地方再生派遣事業も数年後に結果が語られるだろう。

(文・小手平箸歌)

4945とはずがたり:2017/10/03(火) 14:48:18
>>4943とか

観光協会で人員募集も「問い合わせすら無い」 和歌山県北山村の「厳しすぎる」採用条件とは
http://news.livedoor.com/article/detail/13694218/
2017年10月2日 18時2分 J-CASTニュース

「本州の自治体では人口が一番少ない村」(写真は北山村の「地域おこし協力隊」募集ページより)
写真拡大
村の97%を山林が占め人口約450人程度の「秘境」、和歌山県北山村が観光協会配属の職員を総務省の「地域おこし協力隊」制度を使って募集したところ、1カ月近くたっても「問い合わせもない」状態が続いた。

そうしたことが新聞記事になり、採用条件を知った人たちから「誰が応募するのか?」などといった批判が出ることになった。村の担当者はJ-CASTニュースの取材に対し、条件の見直しを検討していると語った。

20〜35歳で車を持ちパソコン操作にたけ月給は16万6000円
読売新聞が2017年9月28日にネット配信した記事の見出しは、

「地域おこし隊、応募ゼロ...『問い合わせもない』」
となっている。町興しをするためにはパソコン操作にたけた人材が必要だと「地域おこし協力隊」の公募を決め、9月5日から募集を開始した。配属先は村の観光協会で、20〜35歳の1、2人を採用する。報酬は月額16万6000円と書いている。募集要項を見るとこの他にも、3大都市圏など都市部に在住している人、委嘱後に北山村へ住民票を異動させて生活できる人、自家用車を所有し運転している人、などが書かれている。住む家は用意されるが、家賃が発生する。勤務期間は最長3年だ。これらの条件についてネット上では、まず、都市部に住んでいる若者は車を持っていない人が多い、ということから始まり、

「東京の荒波に負けたUターンは40オーバーしていることを分かってないな。35歳とか都会で歯食いしばってるわ」
「若い人に働きに来てもらうということは、その若い層に向けて魅力的なものを提示する必要があるのに、それらを全部蔑ろにしている」
「車はあるけど16万じゃ維持費で死ぬわ」
などといったことが掲示板に書き込まれた。さらに、

「そもそも補助金でしか給料払わないドケチな村が本当に村興しする気あるのか疑問」
というものもあった。実はこの募集要項、総務省の「地域おこし協力隊推進要綱」に則ったものなのだ。

国から上限400万円が交付されるが応募が無い例も
J-CASTニュースが17年10月2日に総務省に取材したところ「地域おこし協力隊」というのはおおよそこんな制度だった。

都会に住む人が人口減少や高齢化の進む地域に行き、農林漁業の応援、水源保全・監視活動、住民の生活支援などの各種地域協力活動を行い、勤務の後に定住を目指す。どのような活動をしてもらうか、何人募集するかは受け入れる自治体が決める。自治体は国に申請をし、認可が下りれば、1人当たり給与として200万円、その他経費として200万円の計上限400万円が特別交付税措置として自治体に渡される。つまり、北山村が支払う給与の16万6000円というのは、単純に200万円を12カ月で割ったものだ。

この制度は09年から始まり、16年度は約3000人が働いている。最長3年働いた後だが、17年3月末に総務省が調査したところ、定住した人は約6割で、そのうちその地で就業した人は47%、起業した人は29%だった。隊員の約70%は20代、30代で、60歳以上の人もいる。女性は約40%だ。では自治体が公募すると人は集まるのかについて担当者は、

「応募が無かった、という例もあります」
と打ち明けた。

募集が初めてのため願望が先走ってしまった
それでは今でも北山村には、問い合わせすらゼロなのか。J-CASTニュースが10月2日に村の政策推進室に話を聞いてみたところ、

「メールなどで問い合わせが来るようになりました」
と喜んでいた。新聞のショッキングな報道内容で興味を持った人たちが現れたようだ。ネット上で募集要項内容に批判が出ていることについては、「地域おこし協力隊」募集が初めてのため、願望が先走ってしまった、と説明した。村には若い人が少ないから来てくれるのは若者が良いし、車が無ければ移動するのが難しい地域であるため車所有を条件としたが、都会の若者は車を持っていない人が多いことに気付いた。村の観光協会が機能していないため、地域観光の掘り起こしと、発信力を期待し「パソコンができたほうがいいよね?」となって、基本操作ができる人を募集した。給与も交付金から割り出したけれども、

「募集する年齢や、車の有り無し、パソコン操作、給与面など、再考することになると思います。せっかく問い合わせが来るようになりましたので、そうした人たちを逃さないように、募集の締め切りも当初の10月4日から延長します」
と担当者は話していた。できれば永住を考えてくれる人がいいという。

4946とはずがたり:2017/10/07(土) 08:02:36
名古屋がえーがね

愛知の若者、なぜ海外嫌い? 出国率で東京・大阪下回る
http://www.asahi.com/articles/ASK9H4QNWK9HOIPE018.html?ref=goonews
吉野慶祐2017年10月6日11時37分

 愛知の若者は東京や大阪に比べ、海外旅行に出かけない――。そんな調査結果に危機感を抱いた中部空港(愛知県常滑市)の関係者が、対策に乗り出している。

 「こんなに立派な空港があるのに、若い方々が海外に行かない。ぜひセントレア(中部空港)から出かけてほしい」。9月中旬、中部空港であった若者への海外旅行を呼びかけるイベントで、名古屋商工会議所の田中豊理事が訴えた。

 空港を運営する中部空港会社によると、都道府県別の20代の出国者率(2016年)は、東京33・7%、大阪27・4%に対し、愛知は23・4%。海外路線網の充実度は地域で異なるため単純比較できないものの、全国平均(23・5%)も下回った。

 なぜ低いのか。三菱UFJリサ…

4947とはずがたり:2017/10/30(月) 10:46:12
週刊サラダぼうる・それホント?
若い女性、過疎地に急増 「狭くて濃い」関係が新鮮
https://mainichi.jp/articles/20171030/ddm/014/040/032000c
毎日新聞2017年10月30日 東京朝刊

 最近、離島や中山間地域などの過疎自治体で若い女性が増えている。一般社団法人・持続可能な地域社会総合研究所によると、2010年と15年を比べると、全国の過疎市町村の4割で、20代後半から30代女性が増加した。どんな思いで離島に移住するのか。【塩田彩】

 新潟市の北方63キロの日本海沖に浮かぶ粟島。9月下旬に訪れると、1週間前に通過した台風が海の濁りを一掃し、透明度の高い波が強い日差しを受けてきらめいていた。

 人口360人の粟島浦村は島唯一の村。1955年の885人をピークに12年には337人にまで減少した。しかし、13年ごろから島外からの移住者が増え始めた。主な産業は観光と漁業。周囲23キロの島の大部分は緑深い山で、海との間のわずかな平地に「内浦」と「釜谷」という二つの小さな集落がある。港に面した通りに民宿が軒を連ねるが、観光シーズンも終わってひっそりと静まりかえっていた。

 「お待たせしました」。エプロン姿で港に現れたのは、釜谷地区の旅館で「若おかみ」として働く渡辺佑香さん(32)。渡辺さんも移住した一人だ。

 大学卒業後の10年、NPO法人・地球緑化センターが派遣する「緑のふるさと協力隊」で粟島にきた。大阪府吹田市出身。マンション生活だった小学生の頃、テレビ番組の「ムツゴロウ王国」を見て田舎暮らしに憧れた。大学時代、全国の農家を回って住み込みで働き、「作った野菜を顔の見える相手に食べてもらえる手の届く範囲で農業をしたい」と思うようになった。

 島で民宿の手伝いなどを無償で引き受けるうち、食事に誘われるようになった。「なしてあそこに行ったんにおらとこ来ねえんだ」。たまに誘いを断るとそう怒られる。うわさ話は1日で島中に広まる。そんな「狭くて濃い」人間関係が新鮮で面白かった。1年の任期を終え、村の臨時職員として働いていた12年に旅館の後継ぎの泰介さん(38)と結婚、翌年に長女が生まれた。

 島と本州をつなぐ船は1日3便。冬は2便に減り、海がしけると数日欠航することも。島民は野菜や大豆を自作し、島内で生活を回してきた。集落の裏手には、畑に続く急な石段や坂道がある。渡辺さんも子育てと旅館業の合間に野菜を作り、早朝の漁で取れた魚と一緒に宿泊客に提供する。願っていた「手の届く範囲」の暮らしを営んでいる。

 地方の深刻な人口減少が叫ばれて久しいが、持続可能な地域社会総合研究所の藤山浩所長は「東京の後追いではない暮らしにひかれて移住する若者を地域住民が支える。そんな関係が離島や中山間地域で生まれている」と話す。農業や漁業に従事する移住者を村民が支援したり、地域の将来像をともに話し合う場を持ったりする。子育て世帯への手厚い補助施策を打ち出す自治体もある。都市部とは異なる生き方を模索する若い世代に、地域消滅の危機感から積極的に移住者獲得に動き始めた過疎自治体が応え、成果が出ている形だ。

 粟島浦村も移住者の体験談や移住までの流れをネットで発信し、積極的に移住相談を受ける。15年から今年7月末までに島外からIターンで定住した人は計59人に上る。

 一方、生計を立てられる職が少ないのも現実だ。島民たちは、仕事が続かず島を離れる移住者の姿を見続けてきた。「あんたもいつかは帰るんでしょう」。渡辺さんも村職員時代にそう言われた。この島で暮らし続けるため、商売を始めることも考えていた。「仕事があるからここにいるのではなくて、ここで暮らしたいから仕事を探す。そうやって島の人間になっていくんでねえかなあ」。言葉に、島のアクセントがにじんだ。
        ◇
 ちょっと気になるデータや現象の現場を記者が歩いて検証する。

30代女性増加率上位の過疎市町村
順位 市町村     増減率(%)
 1 鹿児島県十島村 129
 2 和歌山県北山村  83
 3 鹿児島県三島村  79
 4 沖縄県北大東村  48
 5 島根県海士町   47
 6 長野県北相木村  38
 7 山梨県小菅村   35
 8 島根県知夫村   31
 9 沖縄県伊是名村  30
10 鹿児島県大和村  27
 (全国持続可能性市町村リストより)

4948とはずがたり:2017/11/01(水) 21:51:03
田舎の全体主義の自民利権政治屋どもがクルマ乗り回してイオンで買い物して新興住宅街に住むと云ふ快適な郊外ライフを抑圧しようとしているのだ。怒れ中間層よ!

コンパクトシティはなぜ失敗するのか 富山、青森から見る居住の自由
https://news.yahoo.co.jp/feature/423
2016/11/8(火) 14:00 配信

4949とはずがたり:2017/11/09(木) 20:10:48

全国でUターン者のトラブル多く 「村八分」で弁護士会が是正勧告も 感覚のギャップに起因
12:03西日本新聞
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1223559981/306

 勧告書などによると、男性は2009年6月に兵庫県から出身地の集落(男性を含め14世帯)に戻った。介護していた母親は11年12月に死去。男性は営農を始めたが、農地や水路整備のために国から交付される補助金の分配に疑問を抱いて市役所に問い合わせるなどし、集落内で13年3月ごろからトラブルになった。

4950とはずがたり:2017/11/09(木) 20:12:51

【生きる 働く 第6部】ブラック企業 現場の叫び<1>求人情報 数々のわな
https://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/177664/
2015年06月24日14時37分 (更新 06月25日 11時24分)

 今なら理解できる。そのときは意味が分からなかった。

 3年前、不動産会社に転職した貴弘さん(42)=仮名=は、入社1週間後に開かれた退職者4人の「合同送別会」の席上、自分を面接した当時の男性上司からひたすら謝られた。

 「ごめんね、ごめんね。僕が辞めることができる条件が、同業他社から5人引き抜くことだったから…」

 妻と幼い子ども3人を養うため、より良い条件を求めて10年以上勤めた不動産会社を依願退職。当時の年収は約580万円。「条件を満たす求人はハローワークにはないだろう」。キャリアを生かせる同業で給与水準が下がらないことを条件にインターネットで検索した。「スタートは月給25万円だが、力を発揮すればどんどん上がる」。面接での誘い文句を信じ、転職先を選んだはずだったが…。

 配属された支店には約50人の営業マンがいたが、机は30席ほどしかなかった。業務で使うパソコンは当初は支給されなかったが、離職者が出ると回ってきた。最初は不思議だったが、次々に誰かが辞めて誰かが入社してくる。出入りが激しいのでこれで事足りることが次第に分かってきた。

 仕事は過酷だった。深夜、未明までの残業は当たり前。たまに午後9時ごろ帰ろうとすると上司から「みんながいるのに何で帰るんだ! 仕事がなくてもみんなと一緒にいろ!」と叱責(しっせき)された。休日も「公休だから昼から出てきていいよ」と平気で言われた。なのに、勤務表は定時の午前9時〜午後6時に入力しないとはねつけられた。

 営業車は4台しかなかった。私用のミニバイクで営業に回っていたとき車との接触事故を起こした。救急車で搬送された病院で、鎖骨を折っていると診断された。上司に報告すると「休みの日にプライベートで事故したことにしといて。まさか労災って言い出すんじゃないよね」。辞職を決意した。

 異常な長時間労働や残業代未払いなどで、主に若者を使いつぶす「ブラック企業」。大量に採用し、大量の離職者を出すのが典型パターンだ。入社の際には、月収の誇張や虚偽の条件での募集など、わなが仕掛けられている。

 貴弘さんの場合も正社員で募集されながら、実は契約社員だった。「半年の試用期間が終われば正社員になる」と言われたが辞めるまでの2年間、契約社員のままだった。月給25万円には月30時間の残業代が含まれていることも後で知らされた。「残業は30時間を超えることはない」と説明されたが、ゆうに月100時間は残業させられた。

 「募集内容は何もかもがうそだった。なぜ、気付くことができなかったのか。歯がゆい」。貴弘さんは今、自分を責める毎日を送っている。

    ◇    ◇

 人口減少や少子高齢化で人手不足が深刻化する中、過酷な労働条件で働く人を使い捨てるブラック企業が、法の網をかいくぐり、はびこっている。その巧妙な手口を紹介しながら、今後も登場するであろう新たな手法への防衛策を考えたい。

 【チェック】 大量採用には注意

 インターネットでの求人サイトは、求人する企業が広告料を払っているのがほとんど。いわゆる「求人広告」のため、企業に不利な情報は載りにくい。現状の社員数に対し明らかに多い採用計画には注意したい。職種や地域によって異なるが、大学新卒の初任給の相場は基本給17万〜20万円。学者や弁護士らでつくる市民団体「ブラック企業対策プロジェクト」は、「27万円以上の提示には用心しよう」と呼び掛けている。採用後の試用期間は、面接だけではその人の性格、能力などが分からないため観察を行う期間。勤務態度が悪いなど合理的な理由があれば労働契約を解除できるが、一般的に半年間を超える長期の試用期間は認められず、原則延長もできない。契約した初任給を支払う義務があり、減額は許されない。


=2015/06/24付 西日本新聞朝刊=

4951とはずがたり:2017/12/14(木) 22:59:03
宮城県七ケ宿町稲子は此処だそうだが町道所か国道がはしっとる。後沢や稲子峠の方か?
https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E140.19.20.830N37.57.48.700/zoom/8/

こういう聚落がなくなって行政コストが掛からなくなるのは歓迎すべき事だ。我々の税金ではとてもまかないきれん。

「超限界集落」ついに1世帯1人に 高齢者相次ぎ特養へ
http://www.asahi.com/articles/ASKCZ71R5KCZUNHB01F.html?ref=goonews
石橋英昭2017年12月14日08時00分

 仙台藩の藩境警備に由来する山中の集落で「超限界集落」化が進んでいた宮城県七ケ宿町稲子(いねご)の住人が、1世帯1人だけになった。昨年は3世帯4人が暮らしたが、高齢の3人が今年、相次いで町中心部の特別養護老人ホームに入居。残る1人も冬の間は山を下り、無人となる。

 稲子は1681年、仙台藩が足軽10人を住まわせたのが始まりで、町役場から車で30分ほどの山あいにある。明治以降も養蚕や炭焼きで生計を立て、1960年には127人がいた。仕事を求めて若い世代が山を下り、自立生活ができなくなったお年寄りも次々と離れ、集落はついに消滅寸前となった。

 町は6年前から、稲子に向かう町道の除雪費節減や吹雪の際の緊急搬送が難しいことを理由に、住人に冬期間は山を下り、施設や空いている町営住宅で過ごすよう要請してきた。さらに今夏までに、大葉富男さん(91)、敦子さん(88)夫婦と一人暮らしだった佐藤あきをさん(96)が特養に入り、住民票も移した。

 残る佐藤富世司さんは71歳。町の水道検針などの仕事を請け負い、小さな畑を耕して暮らす。「ほかの住人の心配をしなくてよくなり、かえって気が楽だ」と話していた。

 稲子には空き家が数軒残り、うち2軒は、福島市などに住む元住人がときどき泊まるなどしている。(石橋英昭)

4952とはずがたり:2017/12/14(木) 23:00:21
グーグルマップ
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92989-0643+%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E7%9C%8C%E5%88%88%E7%94%B0%E9%83%A1%E4%B8%83%E3%83%B6%E5%AE%BF%E7%94%BA%E7%A8%B2%E5%AD%90/@37.9668795,140.3160075,16z/data=!4m5!3m4!1s0x5f8a58c5b39be975:0x2ab656d37a4f9764!8m2!3d37.966512!4d140.3190822

4953旧ホントは社民支持@鹿児島2区に転居:2017/12/14(木) 23:41:56
>>4946
商売柄どっかで見たデータなんで,ソースは覚えてないんですが,確か県内高校からの大学進学者に占める自県内の大学に進学した生徒の割合が一番高いのは愛知。8割弱くらいだったはず。
東京は第3位でした。

4954とはずがたり:2017/12/27(水) 15:28:50

湯沢町ふるさと納税 初の3億円超
返礼商品券が人気
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20171226365217.html

 湯沢町の2017年度のふるさと納税寄付額が、25日までに初めて3億円を突破した。町内のスキー場などで使える感謝券(商品券)が人気で、本年度末には目標額の3億5千万円に届くペースとなっている。

 同町によると、寄付額はスキーシーズンが近づいた11月に8503万円と急増。12月中旬には合計額で、過去最高だった16年度の2億5583万円を上回った。12月も24日現在で9289万円となっており「冬場の観光での利用を見越して申し込みが増えた」(担当の企画政策課)と分析している。

 昨年7月に返礼品を寄付の半額相当の感謝券に一本化。スキー場や飲食店など町内の約280の施設で使うことができる。同課によると「(昨年度の寄付者からの)リピート率が高い」という。利用先の5〜6割が宿泊施設で、商店やスキー場、飲食店が続く。

 「善意を新たな政策に活用していきたい」という田村正幸町長は「町のネームバリューもあると思う。ぜひふるさと納税をきっかけに町を訪れて、リフレッシュしてほしい」と呼び掛けている。

【政治・行政】 2017/12/26 15:13

4955とはずがたり:2017/12/27(水) 15:31:08
>>4953
有り難うございます!
なるほど〜。私は河合塾千種校出身なんですが,愛知での名大の圧倒的な存在感はありますよね。

4956とはずがたり:2017/12/27(水) 22:00:30
地方移住に失敗した人たちが語る、田舎暮らしの“影の部分” 週プレNews 2015年4月3日 06時00分 (2015年4月16日 06時01分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/column_g/20150403/Shueishapn_20150403_45910.html

ここ最近、都会での暮らしに見切りをつけて、田舎で第二の人生を始める人が増えているらしい――。

とはいえ、誰もが地方へ行けば平穏が約束されるわけではない。“田舎の掟”を知らなかったために地元になじむことができず、逆にストレスを抱えて出戻り…なんていう例も少なくないのだ。ここでは、そんな地方移住の“影”の部分をクローズアップする。

まずは、東京都X区から福島県Y町へ移住したAさん(24歳・男性・フリーター)。「行けば仕事ぐらいあるはず」という甘い認識が招いた“悲劇”の日々とは…。

* * *

都内の大学を卒業後、2年間で3社ほど離転職を繰り返し、会社員という生き方が窮屈に思えてフリーターになりました。当時は実家で悶々(もんもん)とした生活を送ってましたね。

そんなある日、福島のある村を舞台にしたドキュメント番組を見たんです。都会から村に移住した大勢の若者が地元の人と一緒に村おこしに携わる姿は楽しそうで、「これだ!」と思いましたね。放射線量が低かったことも移住の決め手となりました。

翌週、村に入ると、NPOの人に安いシェアハウスを紹介してもらえました。ただ、仕事はない。村にはハローワークもありません。ネットで求人検索しても「農作業」しかヒットせず…。

先輩移住者は皆、有名大卒でそれぞれNPOを運営したり、農産品のネット通販をやったりと賢い仕事をされていたのですが、学歴コンプレックスからか、うまく絡めませんでした。

移住して1ヵ月、貯金が底を突きかけていたある日、村役場が地域おこし協力隊を募集していることを知り、その募集要項には「地域活性化補助事業・月収15万円」とある。役場に速攻で連絡、後日面接を受けて内定をもらいました。

村おこし頑張るぞ、と勇んで役場に向かった勤務初日、上司に「とりあえず田畑の草刈りを」と指示されました。午後は村外の芸術家向けに貸し出している小学校の廃校舎の清掃業務。それが終わると子供向けのグリーンツーリズムに駆り出され、森で遊んで汚れた玩具の水洗いを延々と…。思い描いていた村おこしのイメージとはかけ離れた、雑用とも呼べない仕事が毎日続き、正直ウンザリしていたんです。

腐りかけていた頃、「新しい仕事をやる」と、今度は村のゆるキャラの着ぐるみを渡されて。それから1ヵ月後の真夏の炎天下、その日もゆるキャラに扮(ふん)してスーパーの入り口横にポツンと立っていました。ゆるキャラの正体が私だということはすでに知れ渡っていて、買い物帰りのじいさんにこう言われたんです。

「地域おこしというけど、ソレ、意味あんの? あんた、税金で食べてるんだよね」

もう、心をへし折られましたね。3日後、東京の実家に帰りました。

4957とはずがたり:2017/12/27(水) 22:00:49
>>4956
■田舎暮らしの特殊なルール

次に、京都府P市から長野県Q村へ移住したBさん(29歳・男性・営業マン)のケース。“癒やし”を求めて移住するも田舎特有の閉塞感から人間不信になってしまったという…。

* * *

僕が移住したのは長野県の山村。観光で一度訪れたことがあって、雄大な山岳風景や美しい棚田など日本の原風景を残すこの村にひと目ぼれし、移住を決断しました。

冬はスキー場、それ以外は土建業や林業で食いぶちを得ていたんですが、田舎暮らしの理想と現実のギャップは受け入れ難いものでした…。

まず田舎は出費が多い。例えば、冬場の光熱費は月数万円。零下の環境では家の水道管の中にたまった水が凍るので留守中も常時、ストーブをつけっぱなしにしなきゃいけないんです。加えて、ムダに回数が多い集金。月4千円の集会費に青少年育成会費、体育協会費、交通安全協会費…と何かと持っていかれ、低収入な僕には地味ながらきつい負担でした。


村じゃ60代までは若者扱いで、80過ぎのじいさんも現役バリバリの農家。年寄りがみんな元気すぎるんです。毎晩誘われる酒盛りは身体的にきつかったですね。

また、家の鍵は基本、開けっ放しだからプライバシーがなく、仕事後に帰宅したら勝手に洗濯物が取り込まれていたり、掃除されていたり、エロ本の置き場所が変わっていたり…。

正直、これもストレスに感じてたんですが、田舎暮らしを断念する決定的なきっかけになったのが、2年目の春に実施された村役場の職員採用試験に合格してしまったことですね。

役場といえば、最も安定的な収入が得られる村一番の大企業であり、村を出た若者がUターンできる唯一の仕事。何年かに1名という、その採用枠をよそ者の私が奪ってしまったことで、役場の同僚や一部の村民から拒絶されるようになったんです。あいさつをしても返事がなかったり、「あのコ、京都で借金をつくって村に逃げてきた」とか「女癖が悪い」とか根も葉もない噂まで広められて…。

私の悩みを優しく聞いてくれていた人も、地区の役員が集まる集会の場では「コイツ、この村から出ていきたいらしい」なんて平気で裏切るし、もう人間不信に陥りましたよ。

そのうち酒盛りにも誘われなくなって村で孤立し、役場も退職。京都に戻らざるを得ない状況となりました。二度と田舎暮らしをしようなんて思いません。

(構成/興山英雄)

4958とはずがたり:2018/01/02(火) 18:52:13
>90年代以降は地方部の人口減少傾向が強くなり、さらに生産性改善が伴わない非効率な構造がそのまま放置され、需要がない中で支援による供給を継続した結果、使われない宅地、工場用地、インフラなどが地方にとって負担となりました。支援が逆効果となったわけです。

>地方の不動産などには大きなマイナス効果を生んでいます。既に空き家、空き店舗などが問題視されているにもかかわらず、区画整理、再開発、農地の商業・住宅への転換利用といった「供給を支援する政策」を継続、一部拡大しており、結果として空き家や空き店舗がさらに増加。地方不動産の下落を加速させてしまっています。

>中心部の活性化を目的に大きな再開発施設を建設したら、それが大きな廃墟ビルとなってしまい、結果として地元自治体がそれを税金で購入したり、借りることになったりしてしまった事例も後を絶ちません。

>しかしながら、このように地方にとって割を食うはずの政策を、なぜ地方が選択してしまうのでしょうか。それは都道府県、市町村は「国から何か予算をもらう」ということが半世紀以上にわたり主業務となってしまい、それが地域にとって中長期の発展につながるかどうかを判別したり、独自に稼ぎを増やしていく工夫をする力が鈍化してしまったからと言えます。戦前などには地方自治体は独自の都市開発や政策展開をして、都市間で競争をしていました。

>例えば、戦前は大阪市が東京市(今の東京23区)を超える人口となった時期もあるほどに、画期的な都市開発を展開、大阪発の成長企業も続々と誕生し、産業集積も進んでいました。当時大阪市も予算が潤沢にはなく、御堂筋開発では、開発による資産価値上昇による利益を試算し、周辺不動産所有者から前納で資金調達する受益者負担制度を作るなど、民間資金によってしっかりと稼げる都市開発を推進していました。民間投資も活発で、阪急電鉄の沿線宅地開発、ターミナル駅での百貨店開発などは全国主要都市にも広がる画期的なビジネスでした。

>九州であれば、出島時代からの貿易などで優位性があった長崎、新政府による行政拠点が集積していた熊本、九州一の呉服商など商人がいた博多を擁する福岡市といった都市が互いにけん制し合いながら独自の成長を果たしていました。九州帝国大学誘致において長崎、熊本、福岡が競った時には、「国からいくらもらうか」ではなく、「地元でいくら出すか」の競い合い。福岡市は当時財政力が低く、まったく資金がない。そのため地元有力の民間事業家たちの多額の寄付や用地提供によって九州帝国大学誘致合戦に打ち勝っています。

>各地域がそれぞれの状況に応じた都市発展を模索し、「民間」投資が地方の中核企業を作り出して雇用や税収を拡大、自らの都市の発展に尽くしました。結果として地方都市の競争力を押し上げたそんな時代が、ほんの100年ほど前にはあったわけです。

地域活性化伝道師が語る:
「地方は不利」――そんな常識を覆す手段はあるのだ
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1801/01/news002.html
2018年01月01日 00時00分 公開
[木下斉,ITmedia]

 明けましておめでとうございます。いよいよ2018年が始まりました。

 昨年は地方創生政策がスタートして3年が経過。計画ではなく、その実績が問われる1年となりました。例えば、地方創生先行型交付金、加速化交付金、推進交付金というカタチでさまざまな支援先が講じられました。若者を地方に移住させて出生率を改善するという狙いから始まり、高齢者を病院不足の都市部から地方部に移住させるといった話も展開されました。

 地方から人がいなくなり、地方自治体が消滅するといったセンセーショナルな人口論からスタートした地方創生政策ですが、実態としては大都市部にいまだ人口は続々と流れ込んでいます。

 地方自治体が互いに人口を減らさないように、限られた日本人の取り合いをするのではなく、むしろ人口が減ったとしても自治体が破たんせず、地方に住み続ける人の生活が一定担保されることの必要性を感じます。従来のやり方で人口だけでどうにか地方を保持しようとするのではなく、新たな地方の持続可能な仕組みを考えるというテーマに地方創生はシフトしていくのが本筋ではないか、と思わされる1年でした。

 地方創生議論は数年前から盛り上がり、その後、個別事業について国の予算がつけられ、さまざまな事業が行われてきました。しかしながら、このような方式は決して新しいものではなく、地方が計画を立てて、それを国が審査・認定し、予算をつけるというのは伝統的な地方政策の方式です。

 戦後、GHQのシャウプ勧告から中央集権型によるあらゆる地域での予算平準化を目指した「地方交付税交付金」をはじめとして、地方に足りない予算を、国を通じて稼ぎが大きい東京などから分配することによって、地方を発展させてきたのです。

4959とはずがたり:2018/01/02(火) 18:52:35
支援が支援にならなくなった「地方政策」
 そのような支援策は、1970年代〜80年代の人口増加や経済発展などに伴い国全体、また地方に需要がある時期には機能しました。国を通じ、地方で不足する道路、公共施設、宅地、工場用地を予算の力で作り上げるという供給支援が、地方での雇用拡大、経済発展、財政改善につながりました。

 しかし、90年代以降は地方部の人口減少傾向が強くなり、さらに生産性改善が伴わない非効率な構造がそのまま放置され、需要がない中で支援による供給を継続した結果、使われない宅地、工場用地、インフラなどが地方にとって負担となりました。支援が逆効果となったわけです。

 本来の市場取引であれば需要が減少するときには、併せて供給が減少し、経済効率は自律されるはずなのですが、財政的支援は市場とは異なる論理で展開されてしまうため、どんどん供給だけがなされて効率が悪くなっています。

 例えば、地方の不動産などには大きなマイナス効果を生んでいます。既に空き家、空き店舗などが問題視されているにもかかわらず、区画整理、再開発、農地の商業・住宅への転換利用といった「供給を支援する政策」を継続、一部拡大しており、結果として空き家や空き店舗がさらに増加。地方不動産の下落を加速させてしまっています。

 また、中心部の活性化を目的に大きな再開発施設を建設したら、それが大きな廃墟ビルとなってしまい、結果として地元自治体がそれを税金で購入したり、借りることになったりしてしまった事例も後を絶ちません。

 有名な事例としては、青森市中心部に開発された「アウガ」という複合施設は、開発したもののテナントが思うように入らず運営赤字が続き、債務超過に至りました。結局、市役所が資産買取することとなり、今後、青森市民は施設維持、行政機能維持に必要な負担を強いられ、その分、ほかの事業予算を圧迫することになります。経済が活性化し税収が改善するはずが、そんな施設の需要は民間には存在せず、地方の財政負担が拡大する結果となってしまったわけです。

 時代の局面が変わり、かつて効果があった地方政策も、資産価値の低下、財政負担の拡大につながる「衰退加速政策」となってしまっている側面があるのです。

「もらう」より「稼ぐ」、地方が輝いた時代
 しかしながら、このように地方にとって割を食うはずの政策を、なぜ地方が選択してしまうのでしょうか。

 それは都道府県、市町村は「国から何か予算をもらう」ということが半世紀以上にわたり主業務となってしまい、それが地域にとって中長期の発展につながるかどうかを判別したり、独自に稼ぎを増やしていく工夫をする力が鈍化してしまったからと言えます。戦前などには地方自治体は独自の都市開発や政策展開をして、都市間で競争をしていました。

 例えば、戦前は大阪市が東京市(今の東京23区)を超える人口となった時期もあるほどに、画期的な都市開発を展開、大阪発の成長企業も続々と誕生し、産業集積も進んでいました。当時大阪市も予算が潤沢にはなく、御堂筋開発では、開発による資産価値上昇による利益を試算し、周辺不動産所有者から前納で資金調達する受益者負担制度を作るなど、民間資金によってしっかりと稼げる都市開発を推進していました。民間投資も活発で、阪急電鉄の沿線宅地開発、ターミナル駅での百貨店開発などは全国主要都市にも広がる画期的なビジネスでした。

 九州であれば、出島時代からの貿易などで優位性があった長崎、新政府による行政拠点が集積していた熊本、九州一の呉服商など商人がいた博多を擁する福岡市といった都市が互いにけん制し合いながら独自の成長を果たしていました。九州帝国大学誘致において長崎、熊本、福岡が競った時には、「国からいくらもらうか」ではなく、「地元でいくら出すか」の競い合い。福岡市は当時財政力が低く、まったく資金がない。そのため地元有力の民間事業家たちの多額の寄付や用地提供によって九州帝国大学誘致合戦に打ち勝っています。

 各地域がそれぞれの状況に応じた都市発展を模索し、「民間」投資が地方の中核企業を作り出して雇用や税収を拡大、自らの都市の発展に尽くしました。結果として地方都市の競争力を押し上げたそんな時代が、ほんの100年ほど前にはあったわけです。

 しかし現在は、財政均衡政策によって国からいかに予算をもらうかに腐心する地方自治体、さらに地方自治体からいかに予算をもらうかという民間企業が増加してしまった結果、地方は自らの発展を独自に考えるのではなく、画一的な都市開発、そして衰退を招いてしまったと言えます。

「技術革新」を地方自立に向けた挑戦につなげよ
 そもそも都市は技術革新によって成立、発展してきました。

4960とはずがたり:2018/01/02(火) 18:53:39
>>4958-4960
 産業革命による動力革命で鉄道が開発され、物資の大量・定期輸送、そしてさまざまな企業による製品の大量生産が可能となり、近現代の大都市が成立していきます。人々が高密度に生活しても、衛生的な生活ができるのは、上下水道など含めたさまざまな技術革新があったからです。人口が急激に増加、密集するという社会問題も解決したのは技術なのです。

 人口集積がある大都市と、そうでない中小規模の都市との間では、本来であれば技術的に解決を図るべきテーマが別です。しかし、戦後は大都市も小都市も戦後復興、地方都市活性化に向けた政策によって、基本的に技術は同じものを採用しながら、「予算」支援、つまりお金の力によって無理やり成立させてきました。

 例えば、都市は人口集積によって、「単位あたりコスト」を引き下げる効果があります。上下水道なども同じ中央処理型のシステムであれば、密度の高い都市部のほうが、人口密度の低い地方部より一人当たりの負担は少なくて済む。密度の高い地域でやっている技術をそのまま、密度の低い地域に持って行ってしまっては、本質的には地域の負担に対して割に合わないことが多数あります。

 今後、地方に必要なのは、人口規模と人口密度で効率が左右されない方法を新技術で達成できるかどうかが1つの命題です。人口減少しながらも生産力を維持して稼ぐことができたり、密度が低くとも公的負担が低くとも衛生的で現代的な生活が可能になれば、地方は新たな活性化のシナリオを組み立てられます。

 例えば、人口減少で労働力不足の地域こそ、生産性を高め、付加価値を向上する新たな技術が積極的に採用されれば、労働力に依存しない産業モデルを樹立できるようになります。自動化技術はその大きな柱となるものですが、日本はまだまだ地方での活用が遅れているものの、通信大手のソフトバンクやNTTドコモなどが地方バス路線を活用した実証実験を始めるなど、今後に期待が集まります。

 また、従来は非効率なものとして成長を諦めてきた地方に集積する農林水産業分野においても、農業での生産管理、林業では自伐林業などの新業態に適した伐採機材の開発、水産業でも科学的な水産資源管理や魚価を高める地方空港からの飛行機輸送などを活用した取引、物流革新などによって、地方経済の成長力を引き出すことができます。例えば、羽田市場は地方空港を活用した航空路線を活用して朝獲れた海産物を夕方には都内などに流通させて魚価を上げ、地方産業の付加価値向上につなげています。

 そのほかにも、シェアリングエコノミーといったインターネットを活用したマッチングサービスを適切に用いれば、使わない空き部屋を民泊に活用したり、町の空きビルを簡易宿泊業態に転換したりして、観光振興にプラスにつなげることもできます。過疎地など従来のバス路線などでは交通網を整備・維持できなかった範囲までをマッチングシステムを活用して効率的にカバーしようとする試みも、Uberと提携した京都府京丹後市、相乗りサービスのnottecoと提携した北海道天塩町など各地で始まっています。

 さらに、従来よりも効率的なインフラ技術活用によって全国一律かつ、自治体単位でやってきた昭和のころから変わらない電話やFAX、窓口、専用の公共施設などでの非効率な公共サービスを変える可能性を秘めています。自治体単位でやっていた業務を広域で統合し、重複投資をなくし、互いに効率を追求した結果、人口減少でも負担増加を軽減した岩手県北上市、花巻市、紫波町の水道企業団なども出てきています。

 人手だけに依存しない新たな「稼ぐ産業」構造という攻めと、効率的な「公共サービス」という守りの両面を実現することで、地方に新たな活路が見出されていきます。

 もちろん新技術を採用したり、元々のやり方を変えたりすることに消極的な地方部が多いのも実態ですが、逆に言えばそれは人口減少で滅ぶのではなく、人口が少なくても発展する方法を選択しなかったからこそ滅んでしまうと言えます。状況に応じて新たな技術を使い、従来のやり方を変える地域が生き残っていくのは、かつて人口急増に対応した都市部がそうであったように、人口減少に対応する地方部に課せられた構造的な課題です。都市の真似をしても発展はしないのです。

 地方創生とは、新たな技術によって従来の価値観、常識では不利とされた立地環境を転換することであると考えられます。

 従来では不可能とされたことが可能になる新技術が次々と登場する今だからこそ、地方には多様なチャンスがあります。従来の技術では「不利な地方」であった構造を、予算の力ではなく、新技術によって変革する試みこそ、地方創生の本質です。

木下 斉(きのした ひとし)
1982年東京生まれ。早稲田大学高等学院在学中の2000年に全国商店街合同出資会社の社長就任。早稲田大 学政治経済学部政治学科卒業後、一橋大学大学院商学研究科修士課程へ進学。

4961とはずがたり:2018/03/22(木) 12:43:56
1日で消えた市名もあったような。東葛市とか違ったっけ?→調べたら2ヶ月はあったようだ。

【幻の東葛市】
http://park20.wakwak.com/~toukatsu/toukatsushi.htm

“最も短命”な「幻の福岡県宇島市」 わずか4日で改名 何があった? 福岡県
https://www.nishinippon.co.jp/feature/attention/article/272465/
2016年04月15日 17時22分

 1955年、今の豊前市の名前がわずか4日間だけ「宇島市」だったことをご存じだろうか。宇島市は「昭和以降、市名としては最も短命」(総務省市町村課)。2番目の徳島県鳴南市(現・鳴門市)が61日間なだけに短さが際立つ。豊前市で61年前、何があったのか。

 宇島市が存在したのは、築上郡中部の9町村が合併して市制施行した55年4月10日から同13日まで。14日には豊前市に名称を変えている。その謎を解くため、手にしたのは同市が91年に発行した「豊前市史」だ。

 市史によると、事の発端は戦前の35年にさかのぼる。当時、旧宿場町で早くから発展していた旧八屋町が、石炭積み出し港の宇島港のある旧宇島町を編入合併した。旧八屋町は存続し、自治体名から「宇島」が消滅することになる。

 ところが54年9月、旧八屋町と近隣8村の合併のために設置された新市建設協議会が、国鉄(現JR)日豊線宇島駅や宇島港の知名度から新市の名前を宇島市と決めた。

 これに反発したのが八屋地区住民だ。35年合併以前の八屋町域だけ新市に加わらない「分町」を主張、八屋、宇島両地区が対立する事態に陥った。

 当時、旧八屋町職員で、協議会事務局が置かれた同町総務課勤務だった畑憲一さん(81)は振り返る。「住民が農協に『八屋町役場』と書いた看板を掲げ分町をアピールしたり、八屋、宇島双方の住民がデモ行進したり。八屋の銭湯に行くと『役場のスパイが来た』といわれました」

 当時から八屋地区に住む豊前市教育委員会の戸田章教育長(72)は「両地区は今も4〜5月にそれぞれが祇園祭をやって競い合うほど。ライバル意識は今より強かった」と話す。

 しかし、深刻な町内対立に不信感を募らせた2村が合併不参加を表明するに至り、八屋の住民側が態度を軟化。「一応『宇島市』として発足するが(中略)『宇島市』『八屋市』『築上市』のいずれでもない市名に変更する」(豊前市史)条件で合併を了承、予定から4カ月以上遅れて宇島市が誕生した。その翌日の初めての市議会で「豊前市」への改名条例案を可決。わずか4日で宇島市は豊前市に名称を変えた-。これが「幻の宇島市」の経緯だ。

 そんな豊前市は24日、市内にある東九州自動車道の未開通区間が開通、「素通り」を防ぐための対策が待ったなしだ。

 八屋出身で現在、宇島に住む畑さんはいう。「いろいろあったが、最終的には合併できた。(歴史を教訓に)今後も全市民が手を携え、市を盛り上げていかないと」

この記事は2016年04月15日付で、内容は当時のものです。

4962とはずがたり:2018/03/27(火) 12:21:39
福島県双葉郡8町村に「合併」という選択肢はあるか?
http://machi-pot.org/modules/topics/index.php?page=article&amp;storyid=244
2018-03-23

「政経東北」(東北圏と中央を結ぶユニークな政治経済情報誌と銘打っている)は2月号で、「8町村「単独運営困難」で合併不可避!?」という記事を掲載している。その記事の信ぴょう性はともかく、現在の個々の町村が財政もふくめて自立して行けるのかというのは、今後の重要な名課題であることは確かである。

4963とはずがたり:2018/03/29(木) 19:47:26

<首都圏>埼玉県

川口市
県と事務引き継ぎ 来月1日、中核市に移行 /埼玉
毎日新聞2018年3月29日 地方版
https://mainichi.jp/articles/20180329/ddl/k11/010/057000c

 川口市が4月1日から中核市に移行するのを前に、県と同市の事務引き継ぎ式が28日、県庁で行われた。保健や福祉分野などを中心に県から約2200件の事務権限が同市に移譲され、保健所の設置や特別養護老人ホームの設置認可などを独自にできるようになる。

 同市の奥ノ木信夫市長と上田清司知事が事務引き継ぎ書に署名した。奥ノ木市長は「市民生活に関する新たな責任を担うことになり、改めて身が引き締まる思いだ」と述べた。上田知事は「市民の幸福度を上げていく作業を微力ではあるが支えていきたい」と応じた。

 県内では既に川越、越谷両市が中核市に指定されている。【鈴木拓也】

4964とはずがたり:2018/04/03(火) 13:14:15

「ほどよい田舎」車の街 愛知・豊田、山間部に移住者増
https://www.asahi.com/articles/ASL3M45PVL3MOBJB005.html?iref=com_rnavi_arank_nr02
臼井昭仁2018年4月3日12時02分

 40万都市、愛知県豊田市の山あいにある空き家へ移り住む人が増えている。市の空き家情報バンクを利用して移住した人は2017年度、過去最高の34世帯82人になった。都市部に比較的近い「ほどよい田舎」が人気の理由という。

 市中心部から車で約1時間、旭地区の東萩平町。1月に横浜市から移ってきた堀内厳(つよし)さん(49)は、妻(42)、長男(4)とともに築80年超の木造平屋建ての家を借りて暮らしている。「自然環境がいいのか、子どもの体調が良くなりました」

 妻の希望で有機農業をしながら田舎暮らしができる場所を探していた。農産品を売る大消費地、名古屋にも近いうえ将来、親の介護の際は首都圏とも行き来しやすい豊田の場所が決め手になった。「買い物はネットで間に合うし、地元の人たちが助言もくれる。住みやすいです」

 トヨタ自動車系販売店勤務の男性(37)は昨年10月、旭地区の時瀬町にある古民家へ妻子と引っ越した。築91年で宅地面積は約1千平方メートル。カメムシが多いことを除けば、まきストーブを備えた夢の「広い庭がついた古民家」での生活に満足しているという。市中心部の職場まで車で45分はかかるが、「仕事を一から探すような場所は避けたかった。幸い豊田には希望を満たす物件がいくつもあった」。

 豊田市は05年に周辺の旧6町村を吸収合併した後も自動車産業に支えられて人口は増え続けている。だが旭、足助(あすけ)、小原(おばら)、下山(しもやま)、稲武(いなぶ)の山村地域の5地区は過疎化が進み、空き家が増えていった。そこで少しでも定住者を増やそうと空き家情報バンクを10年に立ち上げた。

 5地区(他地区の一部も含む)にある空き家を物件として登録する一方、賃貸、購入を希望する人に情報として提供。トラブル防止のため、希望者は地元住民とも面談する。移住後は住民が相談に乗ってくれるのが売りだ。

 市は補助制度を充実させ、また住民らに空き家を提供するようPRし、物件を充実させてきた=表参照。堀内さんに家を貸した名古屋市昭和区の男性(69)は「空き家は壊すにしてもカネがかかり、草刈りなど管理が大変だった。住む人が現れることは所有者だけでなく、地元住民にとってもいいこと」と話す。

 バンクを利用して移住する人は当初、年10世帯前後だったが徐々に増え、累計で124世帯300人になった。

 分析によると、これまでの移住者のうち県外からは1割と「県内組」が多いのも特徴だ。移住者の相談窓口「おいでん・さんそんセンター」の鈴木辰吉センター長は「全国的にみれば、田舎暮らしの候補地として知名度は低いが、『移住しやすい場所』として知られている」と説明する。豊田市地域支援課の担当者は「物件が多いことに加え、車を走らせれば働く場所も病院もあるという『ほどよい田舎』である点が魅力になっているようだ。今後も地元を中心にアピールしていきたい」と話している。(臼井昭仁)

     ◇

〈豊田市の人口〉 2005年4月に市周辺の旧6町村を合併した当時は40万7682人。今年2月時には42万5059人と増え続けている。だが山村地域の旧5町村だけは、05年の計2万6248人から5002人減った。

移住者向けの補助制度
・賃貸物件向け 空き家の改修費の8割以内(上限100万円)

・用地の取得費の1割以内(上限50万円)

・建物の取得費の1割以内(上限50万円)

※市が指定する山村地域(他地区の一部も含む)のみ。空き家情報バンクの利用が前提など諸条件あり。

空き家情報バンクの登録物件(抜粋)
 地区 家賃(月額、円)  建築時期   宅地面積

・足助 3万5千     1945年   145平方メートル

・小原 1万5千     1955年以前 687平方メートル

・下山 2万       1868年   583平方メートル

・下山 3万       1945年ごろ 688平方メートル

・稲武 売却希望(応相談)1897年   154平方メートル

※2018年3月末現在の登録物件数は22。移住希望の登録者は262。

4965とはずがたり:2018/04/08(日) 19:05:57


過去10年間の企業転入超過数、埼玉県が全国トップ861社
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1804070021.html
04月07日 10:24産経新聞

 平成20?29年までの10年間の都道府県をまたぐ企業の本店移転で、転入から転出を差し引いた転入超過数は埼玉県が861社で全国トップだったことが帝国データバンク大宮支店の調査で分かった。埼玉県への転入企業数は2360社で転出企業数は1499社だった。都道府県別の転入超過数のランキングは2位が神奈川県、3位が千葉県、最下位が転出が多い東京都だった。(黄金崎元)

 調査は本店所在地の移転(転入・転出)状況を同社のデータベースから抽出して分析した。

 埼玉県へ転入した企業の転入元は東京都(1992社)がトップで千葉県(85社)、神奈川県(65社)と続いた。転出先も東京都(1084社)がトップで、次いで千葉県(114社)、神奈川県(57社)だった。

 業種別にみると、転入企業は卸売業が605社、サービス業が545社、製造業が491社の順。転出企業はサービス業の337社がトップで、次いで卸売業が288社、製造業が279社だった。

 埼玉県の転入超過数が全国トップレベルにあることについて、同支店は、新幹線が北海道や北陸まで延伸した▽高速道路の整備▽東京に近い割に土地が比較的安価?を挙げている。ただ、ここ数年は転入超過数が減少傾向にあり、同支店は「伸ばすには東京都との関係で誘致政策をいかに進めるかがポイントになる」と指摘している。

4966とはずがたり:2018/04/13(金) 13:02:40
地域商社・四万十ドラマの挑戦!直営店開始で高知・四万十川の魅力を世界へ!
https://faavo.jp/kochi/project/2730

https://twitter.com/shoutengai/status/984641065494822912
木下斉/HitoshiKinoshita
?@shoutengai
50 分50 分前
その他
道の駅の運営ではなく、自ら直営店を作り経営していくというあるべき姿に挑戦することに。応援!→地域商社・四万十ドラマの挑戦!直営店開始で高知・四万十川の魅力を世界へ! - FAAVO高知

もともと不透明な経緯で道の駅入札の指定管理者を外されたけど、結果オーライになるでしょう。地域商社が自ら新たな事業を作っていく上で、資産を公共資産に依存する必要はなく、自ら民間資金調達で攻めていくほうが自由であり、奪われるとかもないですからね。

20:54 - 2018年4月12日

4967とはずがたり:2018/04/19(木) 13:38:26
もう一段の合併が必要である。長野は康夫が合併を邪魔して回ったツケが出ている。

“定員割れ”ならまだマシ!?〜村議会消滅の危機を救った74歳〜
https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2018_0418.html
4月18日 16時55分

4968とはずがたり:2018/04/20(金) 15:24:01
https://twitter.com/shoutengai
木下斉/HitoshiKinoshita
?@shoutengai
4月19日
その他
地方自治に向けた全体的な展望とかそういうのがなくて、なんでも反対、自由でたくさんの予算を国からもらいたい、というだけの答申とかばかりだもんな。知事会っているのかね・・・。

木下斉/HitoshiKinoshita
@shoutengai
4月19日
その他
地方財源の充実って地方独自の経済活性化であって、国から予算を沢山ください、なんて誰でも言えるわな。合区にも反対。難局なのに現状維持求めている。│「地方財源充実が命題」=全国知事会の上田新会長が会見:時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041700921&amp;g=pol … @jijicomさんから


「地方財源充実が命題」=全国知事会の上田新会長が会見
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041700921&amp;g=pol

 全国知事会議が17日、都内で開かれ、新会長に埼玉県の上田清司知事を正式に選任した。上田氏は就任記者会見で「地方財源の充実は大きな命題だ」と述べ、政府が今夏に策定する経済財政運営の基本指針「骨太の方針」に向け、安定的な地方財源の確保を求めていく考えを示した。
 徳島と高知、鳥取と島根で導入された参院選挙区の「合区」については、「徳島県に居住や活動の実態がある人が高知県も代表しているのはなかなか難しい話だ」と批判。早期の解消を訴えた。
 会長交代は7年ぶり。山田啓二前京都府知事の引退に伴うもので、上田氏は無投票で新会長に選ばれた。
 山田氏も同日の知事会議前に退任のあいさつに訪れ、骨太の方針や合区など多くの課題が残されていると述べ、「力を合わせてこの難局を乗り切っていただきたい」と出席していた知事らを激励した。(2018/04/17-17:56)

4969とはずがたり:2018/05/18(金) 12:23:08
異例、財源不足で市職員の給与減 大雪影響の福井市が方針
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180516-00010001-fukui-l18
5/16(水) 10:33配信 福井新聞ONLINE

 2018年2月の記録的大雪で除雪経費など多額の財政負担が生じた福井県福井市は、本年度予算で財源不足に陥る見通しとなり、全職員の給与10%を9カ月間削減する方針を固めたことが5月15日分かった。貯金に当たる財政調整基金は、除雪経費に充てるため既に全額取り崩す異例の措置を実行。本年度は事業を凍結・先送りするなど厳しい市政運営を強いられる。給与削減について市職員労組は反対の姿勢を示しており、曲折も予想される。

 市によると、除雪や傷んだ公共設備の補修など大雪関連経費の17年度決算見込みは約50億円。このうち、自然災害など年度当初に予想できなかった経費として国が配分する特別交付税約14億円や国土交通省の関連補助金など約4億6600万円に加え、市の災害対策基金の全額約8億円を当てても足りないため、財政調整基金約7億4千万円を全て取り崩した。

 財政調整基金が底をつくのは「突然の支出があっても柔軟に対応できる財源がない」(財政課)という異例の事態。市は15日、わずかずつでも同基金を積み立てられるよう、新たな財政計画を策定する方針を議会に示した。

 市の予算では例年、財源不足を前年度の繰越金で穴埋めし、それでも不足する場合に財政調整基金を充てていた。しかし、17年度は多額の除雪経費を計上したため繰越金は見込めず、財政調整基金もなく、本年度は約13億円分の財源が不足する見通しという。

 このため市は、大型事業の先送りや既存事業の見直しにより約5億円を捻出した上で、さらに不足する約8億円を職員の給与削減で補填する方針を決定。賞与を除き、全常勤職員の給与10%と管理職手当10%、特別職報酬20%を7月から来年3月までの9カ月間削減する案を職員労組に提示した。

 常勤職員は約2300人で、職員労組によると1人当たりの平均給与は32万100円(17年度)。給与を9カ月間10%削減した場合、合計28万8090円の減額になる。職員労組は▽健全財政計画を見直した上でも必要な措置と言えるのか▽10%の削減率は生活に与える影響が大きすぎる▽市のイメージ低下が懸念される―などの理由から反対を表明している。

 6月議会に給与削減の条例改正案を提案したい市は「事業を先送り、凍結することで、市民にサービス低下などの負担を強いることになる」とし、職員の負担も避けられないと職員労組に理解を求めている。

 記録的大雪により、県内の自治体で除雪費用などが通常よりかさんだが、福井市を除く嶺北の各市町は、国庫補助や各種基金を充てるなどして賄っている。

福井新聞社

4971とはずがたり:2018/05/30(水) 10:57:26
新卒1年目で解雇された地方公務員の主張
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180529-00025254-president-soci&amp;p=1
5/29(火) 9:15配信 プレジデントオンライン

4972とはずがたり:2018/06/17(日) 23:49:43

日南市長が明かした、秘策「日南バディ」モデルとは何か
https://excite.co.jp/News/economy_clm/20180612/ForbesJapan_21514.html
Forbes JAPAN 2018年6月12日 12時30分

宮崎県日南市は2017年度だけで113もの自治体が視察に訪れ、話題の地域再生モデルとして知られる。5年前、33歳で市長になった崎田恭平が初めて明かしたノートの中身とは。

「誰にも見せたことがない。初めてですよ」としきりに恥ずかしがりながら、崎田恭平は、市長室から6冊のノートを引っ張り出した。

現在2期目。「猫さえ歩かない」と言われた商店街の活性化などで、全国から視察や取材が引きも切らない。崎田に政策のルーツを尋ねるなかで話題に上ったのが、県庁職員だった27歳の年始から、故郷の日南市で市長選を迎えるまでの覚書をつづったノートだ。開くと、地域再生への思いが目に飛び込んできた。

「カリスマはいらない。コーディネーターが必要」。そして赤ペンで「俺がそうなるんだ!!」

若き日の決意は、”チーム日南の総合プロデューサー”を自任する今につながる。地元の人々に化学反応を起こし、知恵と工夫を生む触媒となるような民間人を外から登用してきた。その極意とは。

「民間人が地域を巻き込んだチームのプレイヤーとして一緒に汗をかくこと」と、崎田は言い切る。その好例が、江戸時代から280年続いた飫肥(おび)藩の城下町、飫肥地区の再生事業だ。風情ある町並みが残る観光地だが、知名度が低く、宿泊施設もなかった。景観を損ねる空き家問題も抱えていた。

そこで崎田は「まちなみ再生コーディネーター」を公募。2015年に3人目の民間人として着任、移住してきたのが、当時28歳の徳永煌季だ。大学卒業後、JPモルガンに4年半勤務。知人に誘われて訪れた日南市で公募を知り、すぐ応募した。飫肥の潜在力や地方創生ブームなどに商機を感じたのに加え、「人ですよね、市長に惹かれたり」と振り返る。

何十年変わらなかったことが動き出した

徳永は老朽化した武家屋敷2軒の宿泊施設改築に奔走し、宮崎銀行と地域経済活性化支援機構から計9000万円の資金を調達。17年4月には一棟貸しの宿を「季楽 飫肥」としてオープンさせた。

この取り組みに、広告・コンテンツ制作などを手がける「プラスディー」(東京)が共鳴し、同地区の古民家を再生してサテライトオフィスを開設。さらに飲食業などを展開する地元の会社「大清」も、同様に古民家をカフェレストランに。同社常務取締役の本田清大は、崎田のやり方を「市内でも賛否あるが、何十年もかけて変わらなかったことがこの数年で大きく動き出した」と評価する。

月額65万円の「まちなみ再生コーディネーター」委託料のほかに特別な予算を付けずして、建物整備だけでおよそ2億円が地元工務店に流れ込んだ。しかも町並みが整い、宿や飲食店に観光客を呼び込める。サテライトオフィスは地域の若者6人分の雇用を生み、運営するECサイトで地元の産品が扱われることに。

民間人起用が成功のカギ? 市長就任時に民間から「マーケティング専門官」に抜擢された田鹿倫基は、否定する。

「うまく転がすのは市役所の力量。民間人には見えない地元のしがらみや既得権益に切り込む時、根回ししてくれたり止めてくれたりする存在が必須ですから」

崎田は、民間人と公務員とで必ず「バディを組ませる」という。崎田流のもう一つの極意だ。徳永の「バディ」に任命された市職員は、「民間のスピード感を共有して職員たちもスキルアップしてきた」と行政への波及効果も挙げる。

他自治体からの招聘をはじめ年間50回近くの講演もこなす崎田だが、”総合プロデューサー”としての密かな矜持がある。

「まちづくりのプロを入れればいいと勘違いしている自治体が多く、首長は人を見てどうチームを組むかまで意識していない。ノウハウは隠さないですが、真似できるものなら真似してみろ、ともどこかで思っています」。

Forbes JAPAN 編集部

4973とはずがたり:2018/06/22(金) 14:48:14

>今まで簡単に出入りできていた海岸に行くことが難しくなってきたから。
海岸沿いを占有する企業は一部を一般に開放義務づけとかやったらいいね。

古き良き自民党的公共事業というか懐かしきバブル期的活況とでもいうべきかで調子の良い宮古島。宮古島だけでは無く県全体がこんな感じになってくると,県知事選は勿論,参院選もやばいかもね。

「宮古島バブル」が地元住民にもたらす光と影
観光業が成長する中で問題が起こっている
https://toyokeizai.net/articles/-/225301
桝本 誠二 : クリエイターズアイ代表取締役 2018年06月19日

通称、宮古島(正確には宮古諸島、沖縄本島から南西に約300kmに位置)は、宮古島、来間島、伊良部島、下地島、池間島、大神島の6島からなっている。

主な産業は、農業と観光業だ。十数年前までは、移住者も今ほど多くなく、島の歴史をそのまま受け継いだ文化に包まれていた。

今、その島はバブルを迎えている。

その要因はいくつかあるが、まずは、「下地島空港が国際空港に生まれ変わる」という点だ。

下地島空港が国際空港化する光
下地島は、6つの島からなる宮古島の中でも、西端に位置するのどかな場所だ。

2015年1月31日に開通した、伊良部大橋(無料で通れる橋では日本一長い)が開通するまでは、宮古島から船で渡るしかなかった。

その島に2019年、国際空港が誕生する。

私が行った日は、平日だったが、敷地外から見ると、工事が行われているようには見えない。ちょうど潮干狩りの時期で、空港の周りの海では、多くの家族やカップルが貝掘りをしていた。

下地島空港とは、もともとパイロットを養成する訓練用の空港だった。以前は民間航空機が発着したこともあったが、近年では、訓練飛行場として活用されている。

この空港が、国際空港に生まれ変わるのだ。これからの活用方法としては、既存の訓練飛行場事業に加え、国際線、国内線、プライベートジェットの離着陸を行うとのこと。その狙いは、宮古諸島を国際的なリゾート地にすることだ。

沖縄県は、2021年までに入域観光客数1200万人を目標にしている。2017年度(2017年4月〜2018年3月)の宮古諸島の観光客数は98.8万人。さらに多くの観光客確保のため拡大の一翼を担う国際空港になる予定だ。その旅客ターミナル施設の建設工事を大手企業の三菱地所が行っている。2017年10月に着工しており、2019年3月の開業を目指す。

今年の春時点ではこれから国際空港になる雰囲気は見られなかったが、来年の夏には海外発の飛行機からたくさんの観光客が降りてくるだろう。

下地島空港に続く道を車で走るとサトウキビ畑の間から、あちらこちらで大規模な工事が行われている。

全国でホテルやリゾート開発を手がける森トラストは2016年1月、伊良部島の土地を取得した。2019年には高級ホテルを開業させる見通しだ。

4974とはずがたり:2018/06/22(金) 14:48:29

また、フィリピンの新興住宅企業レボリューション・プレクラフテッドは、宮古島にヴィラタイプのブティックホテルを建設する事業を受注したと発表。この事業が同社にとって日本進出の足ががりとなる。

さらに、宮城県仙台市の不動産業は、伊良部島に低価格ホテルと賃貸マンションの建設を予定。その他、埼玉県の不動産コンサルティング企業もホテル建設に参入するなど、まさに宮古島、特に伊良部島はホテルの建設ラッシュで沸いている。

宮古島市の下地敏彦市長は、「今、宮古島の景気がいい。都内も東京オリンピック開催で建設業の景気がいいだろう。それと連動しているのではないだろうか。さらに、下地の空港が国際空港として生まれ変わる準備をしている。空港が開設されると、グレードの高いホテルが必要となるので、今、大手企業が参入し建設を始めているところだ。これからも建設ラッシュは、進んでいくので平良(宮古島の中心街)だけではなく、伊良部もどんどん栄えるだろう」と語る。

下地島空港に続く道路の開発は、まだまだ手付かずだが、今後数年の間には、さらなる大手企業の進出も考えられる。

だが、このリゾート開発に地元民は手放しに喜んでいるわけではない。

海岸が買われる恐怖が現実に
大手企業が、リゾートホテルを運営することにより、観光客が増え、雇用も増える。その中で、50代の宮古島在住の男性は、リゾートホテル建設に対して次のように語った。

「宮古島は、どんどん変わっていっています。伊良部島の海岸線は本土企業に買い占められ、リゾートホテルの建設ラッシュで、僕たちが見てきた昔の風景とはどんどん変わってきているんです。それは伊良部島民の方がいちばん感じていることでしょう。

はじめに東急ホテル(1984年開業)が来て、ユニマットプレシャス(シギラリゾート、1993年開業)が来て、今度は森トラストが来ました。大手企業がどんどん宮古島に入ってきているんです。

東急さんが来たとき、あの一帯は何もない雑木林とさとうきび畑でした。そこに突然リゾートホテルができたんです。その後、ユニマットさんが上野村(2005年に合併)一帯を買っていきました。

そのとき、仲間内から『ちょっと待てよ、これ大変なことじゃない?』という声が上がったんです。なぜなら今まで簡単に出入りできていた海岸に行くことが難しくなってきたから。

これまで雑木林を駆け抜け、遊んでいた浜辺も企業のものになり、ホテルの敷地になってしまいました。当時、もしかして宮古島の海岸線は、全て本土企業に買い占められるんじゃないかという大きな衝撃があったんです。そう思っていたのが、まさに現実になったんです」

このように考えている島民は決して少なくない。

別の50代男性は、「島の土地は限られているので、自分たちが代々大切にしてきたいた土地が内地の企業や外国人の手に渡るのは、いい気がしない。城辺(ぐすくべ)、来間島などの海岸を買われているのは嫌だな」と島民感情を語った。

さらに40代の女性は、「基幹産業は、サトウキビでもそれだけでは成り立たないので、観光産業も大きな柱になっています。観光で多くの人が来て、おカネも落ちるし、ホテルで雇用も生まれているのはいいことだけど、見慣れた風景がどんどんなくなっていくというのに関しては、すごく寂しいことだなと思います」と続けた。

4975とはずがたり:2018/06/22(金) 14:48:42

島の発展とともになくなっていく自由と自然。この問題をどう解決すべきなのか。

利便性を求める声も確かにある。続々と内地企業が進出する中、40代の男性は、「宮古島に昔から何度も来る観光客は、どんどん変わっていく島を嘆くけど、それならもっと田舎の島に行けばいい。生活している俺たちは、便利になった方がいいんだから」という。

観光客が求めるものと、現地に住む人の間には、少なからず乖離がある。観光するのと住みよい島にするのとでは異なるので、当然と言えば当然かもしれない。

内地企業が潤い、現地の企業はバブルではない
景気がいいからといって、手放しで喜んでもいられない。別の40代男性は、「外から入って来た大手企業が儲けているだけで、宮古の企業は潤っていない」という。

タクシー業界は人手不足という反面、「観光客はレンタカーを使うので、そんなに儲からない」(60代のタクシーの運転手)

沖縄本島でも見られるが、大手レンタカー会社は無料バスで空港から営業所まで送迎するサービスを行っている。やはり内地企業におカネを吸い上げられているという肌感覚があるのだ。

さらに、横浜から移住して来たゲストハウスの30代オーナーは、「大手企業が入り、個人経営で頑張っている現地商店のお店が減るのは嫌だなと思うので、ぼくはなるべく現地のお店に行くんです」と話してくれた。

ほとんどの大手企業は、島外から来ている。また建設業界や観光業界だけではなく、飲食業界においても、マクドナルドや吉野家、大戸屋などの大手チェーン店の進出により、個人商店が危機を迎えているようだ。

この現状を下地市長にぶつけてみた。
島外の大手企業の売り上げに対して、地元民の企業のそれは、多くないどころか、減っているという現状を下地市長は認識しており、以下のように語った。

「観光業にも力を入れているが、いちばんは、やはり農業だ。観光業は、いついかなるときにどうなるかわからないので、農業を基幹産業にしている。この分野を活性化させることで島民の生活は守られるだろう。

だからさらなる農業の成長を促すために農産物の新しい商品開発の資金や技術の支援をしている。こうしながら生産量を増やすという地道な活動をしているのだ。さらに農業と観光をリンクできれば、地元の小さな企業も景気が良くなると思う」

宮古島には地下ダムがある。地下にはサンゴ層と粘土層があるため雨が降ると、粘土層で止まる。この水を組み上げて農業用水として活用しているのだ。昔の水無農業から水あり農業へと変換。結果、生産量は伸びている。

たとえば、サトウキビ、ゴーヤー、かぼちゃの生産高は、県内トップ。サトウキビに関しては沖縄県の生産量の半分を占める。

また、宮古島市の農業生産額は、県内の市町村別で3年連続県内トップの182億4000万円(2016年)と県内の農業界を牽引しているという。

大型観光クルーズ船入港によるバブル
宮古島のバブルは、新たにできる下地島の国際空港だけではない。これまで宮古島空港とともに観光客を入島させてきた平良港がある。この港にクルーズ船が就航し、アジアの観光客が続々と入島するようになった。

現在は改修工事が進められ、さらなるバブルを引き起こすトリガーとなりそうだ。

4976とはずがたり:2018/06/22(金) 14:49:08
>>4973-4976
下地市長は、「現在15万トンのクルーズ船が埠頭に接岸するための工事をしている。3年間で完成させようと工事を進めている最中だ。世界では25万トンクラスのクルーズ船が主流の時代になってきている。この工事が終わると、それに対応するために港湾のルールを改定し工事を始める計画も考えている」という。

宮古島におけるクルーズ船での入島は、昨年だけで約36万人。直近の5月には約6万3000人で、前年度比約170パーセントを記録した。工事が進めばさらに多くのクルーズ船観光客を受け入れることができる。

彼らが飲食し、お土産を買えば、わずか人口5万5000人の島に、大きな経済効果をもたらしていくことは間違いない。宮古島の農産品を訪日観光客にうまく紹介できれば、地元経済も活発化できるだろう。

宮古島はダイビングスポットとして有名だが、魅力はそれだけではない。観光客の集客のために、鉄人レースのトライアスロンをはじめとするさまざまなイベントを企画してきたのだ。…

イベントをさらにもり立てるのは、美しい風景が映えるインスタグラムやツイッターという情報発信ツール。…

移住者が住むためのアパートがない
こういった取り組みも奏功し、近年は観光客だけではなく、内地からの移住者も増えている。

島民も移住者も口を揃えて言うのが、「家賃が急騰している」という言葉。これまで家賃3万円前後のワンルームマンションが、高いものだと5万円を超えるほどになっている。

地元の不動産に話を聞くと、「4、5年前からすると2倍近く家賃が上がっている。しかも高騰するだけではなく、物件自体がない。入居したいというご連絡は連日いただくのですが、紹介できる物件がないというのが実情です」と話す。

また、ゲストハウスで出会った移住希望の20代女性は、「マンション入居の契約はもう済んでるんですけど、そのマンションがまだ建設中なので、できるまで、ここにいるんですよ」と語る。

このような移住希望者は山ほどいるという。移住や長期出張などで島内に住もうと思っても住む場所がないのだ。

移住者が増える一方で、増えるのが荷物だ。日本全国から集まる船の荷物の運送を行う海運業に勤める40代男性は、「伊良部大橋ができてから、荷物が1.5倍に増えたんです。宮古島はもちろん、伊良部島への荷物が大変多くなりました」と汗を拭く。近年、アマゾンや楽天などのネット通販が多く、離島には欠かせないものとなっている。この流れは当分続くだろう。

アパートやホテル建設、空港や港など公共の大型工事が増える中、1つ興味深い話がある。島内の仮設トイレが、足りていないのだ。

4月のトライアスロン取材のルール説明のため、各メディアの取材者たちが集められた。そこで発せられた言葉は、「他の工事で島内の仮設トイレが足りないため、なるべく用を済ませてから、来てください」とのこと。

仮設トイレが足りなくなるという珍事。逆にいえば、想定を上回る工事量だともいえる。

今の宮古島が直面する問題
建築資材を扱う40代男性は、「建築資材は高くなっているが、入ってくれば、まだいい。資材が入ってこない」と嘆く。資材や人材の不足が建設を遅らせ、アパート不足につながる。それがまた移住者を困らせるという、景気が良いからこその悪循環が起きている。

今の宮古島は、観光業が大きく成長する中で生じた問題に直面している。

経済的豊かさを重視するのか、また生まれ育った自然を守るのか。島民の間でも意見は分かれている。これからも、インバウンドを中心とした観光客増加、移住希望者増加の波は変えることができないだろう。その中で、大切なものを失わない努力をしなければならない。

4977とはずがたり:2018/06/25(月) 17:25:52
地方を貧乏にして働かざるを得ない状況に持ってくのが自民党流。

新規就業30万人増目標 政府
https://www.asahi.com/articles/DA3S13529452.html
2018年6月7日05時00分

 政府は6日、地方の新規就業者を今後6年間で30万人増やす目標を掲げた今年度の地方創生政策の基本方針を取りまとめた。東京一極集中を是正して地方の人口減少に歯止めをかけるため、移住推進施策に取り組む自治体を国が交付金で後押しすることなどが柱。今月中旬にも閣議決定し、具体的な政策を進める。移住推進施策は…

4978とはずがたり:2018/07/04(水) 10:56:10

義務的に掛かってくる経費は統合してスケールメリット活かせるだろうしね

人口減、行政に「圏域」提言 市町村連携でサービス維持
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2018070301002263.html
20:43共同通信

 人口減少や高齢化が深刻になる40年ごろの自治体行政を巡り、総務省の有識者研究会は3日、複数の市町村で構成する「圏域」を行政主体として法制化し、連携して行政サービスを担う態勢を整えるよう提言する報告書をまとめた。市町村ごとで施策を続けていては住民の暮らしが維持できなくなると強調した。

 同省は市町村に関して近年、合併ではなく連携を推進しており、この流れを加速する内容。5日に発足する首相諮問機関の地方制度調査会で、具体化に向けた議論を進める。

 報告書は「市町村が全分野の施策を手掛けるフルセット主義を脱却し、圏域単位の行政を標準にしなければならない」と明記した。

4979とはずがたり:2018/07/04(水) 11:20:27
>>4978
画像貼り忘れた。テキストに起こして貼り付け

総務省研究会の報告書ポイント
●地方の9割以上の市町村で人口減少が見込まれ,市町村ごとで施策をしていては住民の暮らしが維持できなくなる

●複数の市町村で構成する圏域を法律で新たな行政単位に位置付け,圏域単位での行政を標準にしなければならない

●圏域から離れた地域の小規模な市町村に関しては,都道府県が支援すべきだ

●人工知能(AI)などを活用し,職員が半減しても自治体が機能できる仕組みが必要だ

4980とはずがたり:2018/08/01(水) 21:40:46

4915 名前:とはずがたり[] 投稿日:2017/04/08(土) 18:09:17
商店主と結託した腐敗自民のクソ政策は日本を滅ぼすものばかり。
中心商店街への補助金を直ぐに全廃しろよなあ。

「シャッター商店街」は本当に困っているのか
国交省の「空き家バンク」で空き家は減らない
http://toyokeizai.net/articles/-/139294?utm_source=goo&amp;utm_medium=http&amp;utm_campaign=link_back&amp;utm_content=related
木下 斉 :まちビジネス事業家 2016年10月07日

…さっそく数字で検証してみましょう。国土交通省実施の「平成 26 年空家実態調査」では、空き家にしておく理由の3分の1以上を占める37.7%の人が「特に困っていないから」と回答しています(調査結果の概要の14ページ、複数回答)。

その他の理由でも44.9%の人が「物置として活用する」とか、36.4%の人が「将来使うかもしれない」といったような理由で空き家にしているわけです。

他人に貸したり、売ったりしなければ、家計や事業が破綻するような切羽詰まった状況にあれば、必死になって営業してどうにか借り手や買い手を探します。つまり、そこまでに至らない空き家が問題の中心になっているのです。

シャッターを閉めているオーナーはカネに困っていない

これと同じ構造なのが、いわゆる「シャッター商店街」です。私が再生に関わる地方都市部では、昔からシャッター商店街が問題視されてきました。

しかしながら、シャッター商店街の不動産オーナーが明日の生活にも困っているかと言われれば、そんなことはない、むしろ豊かであることが多くあります。

例えば、大手の新聞の1面に「シャッター商店街」が深刻な話として描かれていても、実際にその商店街の理事長さんとお会いしたら「不動産オーナーたちも別に収入があり、組合も駐車場経営がうまくいっているから全く困っていない」と誇らしくお話頂いたりしたこともありました。これはある意味素晴らしいことです(笑)。

「空き店舗対策」の補助金で、かえって街はシャッター化

このように、当座の生活に困っていない不動産オーナーが保有する商店街中心部の空き店舗に補助金を入れて、市民や学生活動の拠点やらチャレンジショップなどに変える、「空き店舗への家賃補助金制度」なるものがいまだに全国にあります。

このような家賃補助は一見、市民活動をしている人や、学生や、これから商売を始める人を支援しているように見えます。しかし、実際には生活に困らず適当な家賃設定をして、営業の努力もせずに放置している豊かな不動産オーナーの懐に税金が入るだけ、とも言えます。

さらに最悪なのは、補助金で一部の不動産オーナーが「おいしい思い」をしたことで、他の不動産オーナーにも「次はうちも補助金で……」といらぬ期待を持たせてしまったりします。その地域では結果、不当な家賃相場が維持され、シャッター商店街のシャッター化はさらに加速します。

これからの日本全体をみれば、人口減少・世帯減少が続く中で空き家は増加しますし、今後はEC(電子商取引)などの伸長によって、商業店舗の需要も減少するので、空き店舗も増加するのは避けられないでしょう。

「空家対策特別措置法」などでは、空き家のまま放置している場合に固定資産税を高くする「マイナスの政策」によって、活用を促進させようとしています。

行政は「マイナス」+「プラス」政策で支援を

しかしながら、空き家認定の実務は未だ難しく、また不動産の価値が下がりきった地方都市では、固定資産税が数倍になっても放置したほうが得という場合もあります。これからの日本では、道路や公共施設などの社会資本が手厚く整備されているエリアでは、「より積極的なマイナス政策」を検討しても良いと考えます。

一方で、例えば北九州市の小倉では、不動産オーナーの世代交代をきっかけに、10年近く空き店舗にしていた不動産への入居者営業や投資を不動産オーナー自らが行い、空き店舗が多かった周辺の不動産まで再生している中屋興産などの取り組みもあります。

また、従来であれば不動産屋さんが相手にしなかったような地元の古い空き家・空き店舗を積極的に取扱い、エリア再生にまで繋げている大阪の丸順不動産などの取り組みも出てきています。

4981名無しさん:2018/08/15(水) 07:24:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180814-45178865-bbc-int

「世界で最も住みやすい都市」ランキング発表 日本の都市も上位に
8/14(火) 14:58配信

BBC News
英誌エコノミストの調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」がこのほど発表した「2018年世界で最も住みやすい都市ランキング」で、オーストリアの首都ウィーンが1位となった。前年まで7年連続で首位だったオーストラリアのメルボルンは2位に転落した。

EIUが毎年発表している国際調査で、ウィーンが1位となるのは初めて。

調査は世界140都市について、政治的安定性、社会的安定性、犯罪、教育、健康医療制度の利用しやすさなどの項目を評価し、順位付けする。

調査では英マンチェスターが欧州の都市で最も順位を上げ、前年度から16位上昇して35位タイとなった。

同じ英国のロンドンは48位で、マンチェスターとは13位差。調査が始まった20年前以来、この2都市の差は最大となった。

エコノミストは、マンチェスターのランキング大幅上昇は、治安の点数が増えたためと述べた。

「復活力」この調査は昨年、死者22人を出したマンチェスター・アリーナでの自爆攻撃を受けてマンチェスターの順位を下げ、批判を受けた。

ロクサナ・スラブチェバ調査担当編集長は今年の順位について、マンチェスターが「話題となった最近のテロ攻撃で安定性が揺らいだが、攻撃からの都市復興で復活力を見せた」と述べた。

スラブチェバ氏は、「西欧の複数都市」で治安が改善したとし、ウィーンがランキングの首位を獲得したのは、「治安の改善に関連する、欧州の大半にわたる安定性の回復」を反映したものだと語った。

調査結果によると、この1年で対象都市の半数近くで、住みやすさが改善した。

今年の国際ランキングでは2位となったメルボルンは、前年まで7年連続で1位だった。

オーストラリアからは他にもシドニーとアデレードの2都市が今年の上位10都市に入った。

調査の対極にある「住みにくさ」ランキングでは、戦争で荒廃しているシリアのダマスカスが最も住みにくい都市にランク付けされた。バングラデシュのダッカ、ナイジェリアのラゴスもダマスカスに僅差となっている。

犯罪、市民の不安、テロリズムもしくは戦争が、同ランキングの下位10都市で「強い役割」を果たしたとエコノミストは述べた。

2018年版 世界で最も住みやすい都市ベスト101位 ウィーン(オーストリア)

2位 メルボルン(オーストラリア)

3位 大阪(日本)

4位 カルガリー(カナダ)

5位 シドニー(オーストラリア)

6位 バンクーバー(カナダ)

7位 東京(日本)

8位 トロント(カナダ)

9位 コペンハーゲン(デンマーク)

10位 アデレード(オーストラリア)

2018年版 世界で最も住みにくい都市ワースト101位 ダマスカス(シリア)

2位 ダッカ(バングラデシュ)

3位 ラゴス(ナイジェリア)

4位 カラチ(パキスタン)

5位 ポートモレスビー(パプアニューギニア)

6位 ハラレ(ジンバブエ)

7位 トリポリ(リビア)

8位 ドゥアラ(カメルーン)

9位 アルジェ(アルジェリア)

10位 ダカール(セネガル)

(英語記事 The city ranked as the most liveable in the world)

(c) BBC News

最終更新: 8/14(火) 14:58
BBC News

4982とはずがたり:2018/08/25(土) 11:07:58
まあ無事廃村になったようでなにより。カネがないのだ。維持する為にカネかけるならもっと現代の貧困層に使わねばならない。

勿論自主的になんかしようとする動きが生まれるのは素晴らしい事だが。

https://twitter.com/kendou774/status/1033005313455091714
R774@まとめ屋
@kendou774

百夜月集落について、東さんからお聞きした話を纏めます。
百夜月集落は歴史ある集落とはいえ、すっと人が住んでいたわけではない。人が途絶えていた期間もある。一番近いところでは、終戦前は無人になっていたようだ。その後、終戦後の食糧難の時代、東さんのお父さんがこの地に入られた。


2010.10.04 Monday
説話の集落「百夜月」に行ってきました。
http://kumano-kodou.jugem.jp/?eid=510

熊野移住して9年目。
以前からずっと行きたいと思っていた場所があったのですが、昨日ようやくそれが実現できました。
その場所とは「百夜月(ももよづき)」。(名前の由来はこちらから)
ロマンチックな地名と共に数々の説話が残るところです。
何といっても、車では行くことができず、また歩いていくのも険しい山道を行かなければならない事がその神秘性を一層かきたてます。
対岸のバス停に車を止めて、川舟で向こう岸に渡してもらうしかないのです。
(google map ではこちら 地図中では「百夜月」という小字名は使われず「紀和町花井と」いう大字の表現になっています)
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;q=%E7%86%8A%E9%87%8E%E5%B8%82%E7%B4%80%E5%92%8C%E7%94%BA%E8%8A%B1%E4%BA%95&amp;lr=lang_ja&amp;um=1&amp;ie=UTF-8&amp;hq=&amp;hnear=%E4%B8%89%E9%87%8D%E7%9C%8C%E7%86%8A%E9%87%8E%E5%B8%82%E7%B4%80%E5%92%8C%E7%94%BA%E8%8A%B1%E4%BA%95&amp;gl=jp&amp;ei=uGypTOe4E5K0vgO30Oz0DA&amp;sa=X&amp;oi=geocode_result&amp;ct=image&amp;resnum=1&amp;ved=0CCwQ8gEwAA

百夜月、地名の由来
http://www.mikumano.net/setsuwa/momoyoduki.html

 三重県熊野市紀和町花井(けい)に「百夜月(ももよづき)」という美しい地名があります。北山川沿いにあり、現在でも対岸の和歌山県新宮市熊野川町九重(くじゅう)から渡し船で渡るしか行く方法がないという陸の孤島のような集落です。

 そこには光月山紅梅寺という寺があった。この寺には美しく若い尼僧がひとり住み、仏道修行に励んでいた。尼僧は近隣の村の若者たちの憧れの的であった。

 ひとりの若者が彼女に会って話をしたいと思い、昼間では村人に知られては尼僧に迷惑になるので、夜に川を渡って会いに行こうと決心をした。
 若者が夜、川を渡ろうとすると、山の上に顔を出してきた月があまりに明るく、こんなに明るくては村人に知られてしまうとその夜は行くのを諦め、家に引き返した。次の日もその次の日もそのまた次の日も、若者は尼僧に会いにいこうと川まで下りてきたが、月明かりがまぶしく行くことができなかった。「今晩で何度めだろうか」と若者が数えてみると、九十九夜めであった。
 家に引き返し、母にそのことを打ち明けると、母は「あの方は仏様をお守りしている方なのだから、お前が好きになってはいけない人だよ。あのお月様の光は人々が悪さをしないようにいつも辺りを照らしているのだよ。だから百夜通っても駄目だよ」と諭した。それからこの土地を「百夜月」と呼ぶようになった。

 このお話にはまだ続きがあります。

 尼僧は仏の教えを広めるため、寺の宝物を近隣の村に分け与え祀ってもらおうと考え、川下の村には花瓶を与え、川向の村には九重の重箱を与え、川向川上の村には竹の筒を与えた。花瓶を与えられた村が花井と呼ばれるようになり、九重の重箱を与えられた村が九重(くじゅう)、竹の筒を与えられた村が竹筒(たけと)と呼ばれるようになった。

 百夜月、現在では1戸があるのみです。

2007.10.11 UP

4983とはずがたり:2018/08/25(土) 11:14:53
あれ,無人になったんちゃうのか?

R774@まとめ屋
@kendou774
8月23日

誰も参りに来なくなったお寺。時々、地元の方が手入れをしている以外に訪れる人はいない。『寂しくなったな』なんて、背後のお墓に祀られているご先祖様がぼやいていそうだ。紀和町花井(けい)集落。最後の住人(1名)が残る。

で,軌道がある!?!?なんだかすげえ。。

R774@まとめ屋
@kendou774

百夜月集落には車道がない代わりに軌道が存在する。その名は『紀和町百夜月軌道等運搬施設』。東さんによると、町長に百夜月集落への道路を作ってくれと度々陳情したが難しいと言われ、その代わりに軌道が敷設されたとのことだった。

4984とはずがたり:2018/08/25(土) 11:16:57
紀和町花井(きわちょうけい)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%80%E5%92%8C%E7%94%BA%E8%8A%B1%E4%BA%95

歴史

近代

1871年(明治4年)7月、花井村は和歌山県の管轄となったが、同年11月に度会県へ移管し[15]、1876年(明治9年)に度会県が三重県に編入されたことで同県の所属となった[10]。これは、廃藩置県の際に北山川を境に右岸(西岸)を和歌山県、左岸(東岸)を度会県(三重県)にすると決定されたためであり、右岸は九重村、左岸は花井村となった[6]。当時の村人は明治政府の意向に対し、従来通り両岸とも花井村とすることを望んだが、要望は聞き入れられず、左岸のみが花井村となった[6]。このため、花井村だった西の峯が九重村に移った一方、九重村だった百夜月が花井村となった[15]。また1879年(明治12年)に牟婁郡が南北に分かたれ、南牟婁郡花井村となり、1889年(明治22年)には周辺村と合併し、上川村の大字となった[10]。

一方で花井の子供は北山川対岸(和歌山県側)の九重小学校(1876年〔明治9年〕開校)へ通学[注 4]し、1908年(明治41年)には九重と花井が共同出資して校舎を新築し、「九重花井尋常小学校」に改称した[10]。この頃の花井では、花井紙の生産は大幅に縮小し、農林業が生業となっていた[24]。なお当時の田の面積は1町2反(≒11.9ha)、畑の面積は5町6反(≒55.5ha)であった[10]。大正時代になると養蚕が盛んになった[10]。

近代のうちに道路の整備はなされず、三重県内の他の集落から孤立していた花井の住民は各自船を所有して、対岸の九重[注 5]に渡っていた[6]。ただし棹と櫂を使って船を操るのは難しく、操船技術を持たない住民は操船の可能な住民と相乗りして川を渡っていた[6]。相乗りのタイミングが合わず、九重で対岸の自宅を見つめながら半日待った経験を持つ住民もいたという[6]。

現代
戦後になると九重との間に渡船ができ、交通条件は多少改善された[6]。とはいえ北山川が増水すると川を越えることができず、急病人や怪我人が出ても九重の診療所へ連れていくこともできない状況は変わらなかった[6]。このため周辺地域の人々の間では「舟で渡らないと行けない所には嫁に行くな」と言われることもあった[6]。1949年(昭和24年)には役場から紹介を受けた人々が百夜月に入植[注 6]し、山を切り崩し田畑を開拓した[11]。百夜月に渡船はなく、子供達は親が漕ぐ木造船で対岸の学校へ通学した[16]。1964年(昭和39年)、百夜月に電気が通り、ラジオを付けるとちょうど東京オリンピックを中継していたという[25]。

1980年(昭和55年)になっても花井には自動車が通れる道路が建設中という有様で、地域住民は和歌山県側から北山川の渡船を利用するしかなかった[14]。この頃、地元の新聞が百夜月の住民が植えた1万株超に及ぶショウブやハスの美しさを紹介して、各地から観光客が訪れるようになった[11]。百夜月への交通手段は船しかないため、ショウブなどを植えた住民自らが観光客を船で送迎した[11]。

1984年(昭和59年)になってようやく林道が開通し、三重県内から花井へアクセスできるようになった[9]。しかし百夜月まで道路が整備されることはなかった[11]。この頃には、花井の人口は25人まで減少しており[26]、最後まで残ったのは4世帯のみとなった[9]。百夜月の方は1997年(平成9年)時点で2戸4人となっていた[25]。最後まで残った4世帯の住民も最終的には花井を離れる選択をし、2人の男性を残して和歌山県新宮市や三重県御浜町・紀宝町へ転居した(挙家離村)[9][11]。この4世帯は花井にある住宅や墓、ミカン畑を維持するために、盆や正月に帰省するという生活を送るようになった[9]。2000年(平成12年)6月25日に実施された第42回衆議院議員総選挙兼参議院議員三重選挙区補欠選挙の際の花井の有権者は10人で、うち花井集落が5人、百夜月が5人であったと中日新聞が報じている[27]。投票所は花井の区長宅で、縁側に候補者名を書く記載台と投票箱が置かれ、投票立会人4人は座敷から投票を見守った[27]。投票者は7人(すなわち投票率は70%)で、うち3人は百夜月から船で投票に訪れた[27]。

2006年(平成18年)、百夜月の最後の住民であった男性が病で倒れ、故郷に帰ることなく2011年(平成23年)に亡くなった[11]。2011年(平成23年)7月には花井の最後の住民であった男性[注 7]が亡くなり、事実上無人地区となった[9]。同年9月3日には台風12号(紀伊半島豪雨災害)が襲来して北山川が氾濫し、花井の住宅が流され、跡にはがれきが残った[9]。この時、住宅を復興すると朝日新聞の取材に答えたのは2世帯にとどまった[9]。

沿革

4985とはずがたり:2018/08/27(月) 18:48:00
買おうかどうしようかな。。

日本版DMOは、TMOと同じ轍を踏まずに済むか。学ぶべきは海外よりも、国内で長く続く観光事業組織。
https://note.mu/shoutengai/n/nfc50068f1445
木下斉/HitoshiKinoshita
2018/03/25 09:17
\500

日本で近年で経済成長している地方はどこか。この一つの共通要素は観光産業が伸長している地域です。北海道の倶知安などは不動産だけみても日本トップクラスの価値向上を実現しています。国が観光ビザ発給を規制緩和し、それに対応して地方での観光産業が適切に動いていけば地方成長も可能であることが良くわかります。

【目次】
◯ 市場と向き合い顧客から稼ぐ制度か、国と向き合い予算を貰う制度か
◯ 日本型TMO政策の失敗から学ぶ
◯ 「人を集めるポイント」と「稼ぐポイント」をしっかり組み合わせる
◯ 初期予算は経費ではなく、投資に回す。補助金ではなく、金融が肝

さて、このような流れを受けて、日本の経済成長に向けてインバウンド政策が強化され、それに伴い全国各地に設立されている日本版DMO。現在、観光庁に登録される日本版DMOの候補法人は平成29年11月28日時点で広域連携DMO2件、地域連携DMO52件、地域DMO79件の計133件。実際に登録されたものは平成29年11月28日現在で、広域連携DMO5件、地域連携DMO23件、地域DMO13件の計41件とあります。

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4986とはずがたり:2018/09/03(月) 19:05:45
内閣の仕事は首になったんか??
参院選に野党から出て貰いたい。

徳島は「阿波おどり」で揉めてさらに衰退する
地方を滅ぼす「本当の敵」は常に「外」にいる
https://toyokeizai.net/articles/-/235812
木下 斉 : まちビジネス事業家
2018/09/01 6:00

徳島の夏の風物詩、「阿波おどり」が大混乱のうちに幕を閉じました。いろいろな意味でメディア露出は多かったにもかかわらず、4日間での人出は減少して約108万人。昨年より15万人減少しました。

確かに日取りも悪かったものの、「主催者団体の巨額累積赤字」だけでなく「徳島市観光協会の破産」と来て、さらには全員参加でフィナーレとして行う総踊りについても「やる、やらない」を、祭りの当日まで引きずってしまったため大混乱となりました。

大混乱を招いた原因についてはすでに「徳島の阿波踊りが『イベント地獄化』した理由」で触れたとおりですが、「地域内の泥仕合」に本当に飽き飽きした方も多かったのではないでしょうか。一時が万事、今回の阿波おどりの混乱は徳島市の現在の状況を象徴する出来事であり、衰退地域によくある構造とも言えます。

「地域の衰退→行政の予算化→利権争い」の構図
そもそも祭りは、本来であれば「稼ぐ地域産業」があり、その「地域産業による余剰を地域内で循環させるための行事」といった側面が強くあります。大抵の伝統行事は神事と絡んだものです。そのなかでも華やかな祭りには「その地域の経済力が増した時代に発展したもの」が多くあります。

しかしながら栄華を極めた地域産業が衰退していくと、「不採算だけど伝統行事だから」ということで行政が予算を出すようになり、祭りに関連する利権で稼ごうとする人が暗躍します。阿波おどりも例外ではありません。長い歴史の中で形成されてきた、さまざまな利権の所在をめぐって互いに争っているわけです。

今回の「総踊りをめぐる小競り合い」も、ある意味の茶番です。徳島市の思惑はこうです。阿波おどり事業で過去の赤字責任を事実上認めて3億円の寄付を行った徳島新聞を、運営の中核に置きつつ、新たな「分散会場での手法で稼ごう」とするのが本心なのに、表向きは「安全のため」という建前で「総踊り中止」で押し切ろうとしました。

対立している踊り手団体である「阿波おどり振興協会」側も、「いやいや、ダイナミックな総踊りを市民は望んでいる」、などといって「総踊り」を独自に決行しましたが、不明瞭な運営が指摘され、破産した徳島市観光協会との関係がチラついたままです。

表向きは権力側と市民側の対立のようにメディアは描いていたものの、実際のところはどっちもどっちというところです。こうした「しょうもない対立」に、市民や観光客など多くの人が飽き飽きとしたことが動員数の伸び悩みにつながったことは否めないでしょう。

市と地元有力団体との対立は、実はこれだけではありません。

徳島市の遠藤彰良(あきよし)市長(2016年就任)は、選挙の争点となっていた「新町(しんまち)西地区市街地再開発」でも、白紙撤回することで市民の信託を得て当選し、中止を決定して大きな争点となっています。

「阿波おどり騒動」の裏にある、深刻な再開発めぐる対立
この新町西地区は、阿波おどり会館のある眉山(びざん)のふもとで、地元の有力者たちが土地を持ち、長年にわたって再開発計画を進めてきたエリアです。

しかし、実はこれまでの市政と再開発組合が計画してきた再開発事業は、総事業費約225億円にも上り、さらにこれから開発される施設の多くは巨大な市民ホールなどとなり、市が税金で買い取るというものでした。中止決定後、再開発組合は遠藤市長を相手取って異例の訴訟に踏み切りましたが、1審で市の決定に権利の濫用などはないとされ、控訴審判決でも棄却されています。

4987とはずがたり:2018/09/03(月) 19:06:01

今回、阿波おどりをめぐる混乱のなかで破産した観光協会などは前市長、つまりは再開発推進派を選挙で推していたわけですが、当選した遠藤市長はそれを真っ向から中止に追い込んだという形となっており、再開発問題だけでなく阿波おどり問題にも無関係とは言い切れないのです。

このように、遠藤市長率いる市政側と、地元の各種団体との間ではさまざまな形で対立が起きています。阿波おどりは目に見えやすい対立構造であるからこそ、メディアなども巻き込み大騒動になっただけでしょう。

そもそも徳島自体がこのように再開発をめぐる問題や、阿波おどりの事業赤字問題などでもめるのは、前出のように、「そもそも地域経済が大きく沈んでしまっているから」と言えます。

経済に余裕があれば、再開発も行政投資などを期待せずとも推進できるわけですし、また祭りに資金を拠出する民間企業などもより多く出てくるはずなのです。経済が好調であれば財政力も豊かになるため、逆説的ですが市民ホールなどを建設する事業費などもそれほど問題にならないと言えます。しかし、経済が低迷し、引きずられて税収も低迷する徳島市にとっては、過去にやっていたことを当たり前のように続けることさえできなくなり、地域内のさまざまな組織が「誰がそのマイナスを引き受けるか」でもめていると言えます。

読者の皆さんの中には驚かれる方もいるかもしれませんが、かつて、徳島市は全国有数の大都市だった時代があります。その繁栄の礎は戦国時代に築かれていきます。藍染(あいせん、あいぞめ)です。藍染めは、「虫などが近づいてこない」ということで武士の間で人気になり、さらに江戸時代に入ると一般大衆にまで普及していきます。

人々が着る服の素材として麻から綿へ普及が変化したものの、一般的な自然染料では綿が染まらない中、藍染は綿にも染色が可能だったからと言われます。こうして、藍は多くの人たちに愛され、日本社会の到るところで見られるようになりました。明治時代に日本にやってきたイギリス人宣教師で科学者でもあるR.W.アトキンソンによって書かれた「藍の説」の中では「ジャパンブルー」と呼ばれるようになり、今でもサッカー日本代表のユニフォームは藍色なのは、これに起源があります。

もしくは、安藤広重の浮世絵で世界に広まったことで「ヒロシゲブルー」と呼ばれることもあります。安藤広重の「東海道五拾三次」を活用して、当時の人々の中でどれだけ古い藍染が普及しているかを調べた研究があります。結果、同作品に登場する衣類全体の41%、登場人物の64%が藍染めされたものを着用しているなど、いかに当時藍染が普及していたかがわかります。

このように江戸時代から明治初期にわたって広く普及した藍。そのトップブランドを誇ったのが、実は徳島だったのです。なかでも阿波藍は「本藍」と呼ばれ、その他の地域で生産されるものは「地藍」と呼ばれるほど「一段上のブランド」でした。

徳島で藍染が栄えた「3つの理由」
なぜ徳島は藍染で栄えることができたのでしょうか。その背景には大きくわけて3つあると言われます。

1)【政策要素】紆余曲折ありながらも、徳島藩は、藍染流通を一部の藍商などに独占させ、製造・販売・品質管理に至る統制制度を徹底し、藩の財政基盤として藍産業を形成していきました。こうした政策要素があります。

2)【生活様式】時代が移り変わる中で、人々の着る衣料素材が麻から綿に変化し、染料としての藍の需要が拡大しました。こうした生活様式の変化です。

3)【地理的要因】地政学的に吉野川流域に位置する、徳島の広範囲なエリアの恩恵です。徳島は毎年のように吉野川の氾濫などの影響を受けていました。そのため台風が到来する旧盆よりお前に収穫が終わる作物として藍が最適だったという地理的要因があるのです。

実質的に言えば、藍染は植物から作られる加工品であり、地域経済に落とされるお金は極めて大きく、江戸時代には「吉野川が育てた最大の特産物」と称されました。実際、阿波藩の財政基盤となり、「阿波25万石、藍50万石」ともいわれるほどの経済力を誇っていました。

その勢いは、明治時代の中ほどまで続いたのです。実は、1873(明治6)年から、1889(明治22)年の市政が敷かれるまでは徳島市は、全国トップ10の人口規模を擁する大都市でした(5万〜6万人前後で推移)。当時の徳島市は、のちに急速に発展していく横浜や神戸などとさほど変わらない繁栄を謳歌していたのです。

全国の市場を相手に形成された藍産業などによる経済力は、地域内経済にも強い影響を与えます。

4988とはずがたり:2018/09/03(月) 19:06:24
>>4986-4988
たとえば取引業者が徳島を訪れた際に、藍商が接待などを積極的に行うことで飲食業界や花柳界が栄え、発展していきます。この折に阿波おどりも一般大衆の踊りというだけでなく、華やかさをグンと高めるようになったというのが定説です。地域産業によって、阿波おどりは全国からも注目されるレベルの華やかさ、藍商などの経済力で全国各地の踊りの流派を呼び込むなどして、先進的な形式へと進化していったのです。

しかしながら、武士の世の中が終わり、工業的なインディゴ(鮮やかな藍色の染料)が流通し始める明治時代の後半からは藍産業は衰退していきます。残念ながら、戦後は主たる地域産業も大きくは発展することができていません。さらに1990年代には明石海峡大橋で陸続きとなった神戸・関西エリアへ消費が流出していくことなどによってさらに衰退することになり、その結果、現在の徳島市は全国88位の人口規模の市となっています。

「内輪もめ」している暇はない、敵はつねに「外」にいる
今回の阿波おどりの大混乱については、それぞれの組織・個人に言い分はあるはずです。しかし、内輪で互いにもめればもめるほど、地域としての力は低下していきます。敵は地元ではなく、外にいます。徳島市の状況は江戸・明治中期までを頂点にして、その後産業は細り、衰退の流れを止められていません。

2018年は徳島と関西を接続することになった明石海峡大橋が開通して、20年の節目の年に当たります。もともと、徳島経済は関西経済とも海によって一定の隔たりがあったものが、橋の開通によって神戸や大阪の商業とつながりが深くなり、そして物流が改善したことによって徳島内にさまざまな「地元外資本」による大型モールが開業していきました。競争のゆるい内需経済に慣れていた徳島市中心部商業は壊滅的な打撃を受け、地域として輸出する産業も細る中、内需経済にも「決定打」となる変化となりました。

このような中で、年に一度の大イベントである阿波おどりや、再開発事業といったもので互いに利権を奪い合い地元でもめればもめるほど、それは地元が衰退し「その分だけ他の地域に吸い上げられる」と認識したほうがよさそうです。写真は2009年に撮影したものですが、今の徳島市の中心部は残念ながら、あまり変わっていません。

実は、徳島市と対極にある都市も数多くあります。代表的なのが、筆者が前から注目している福岡市です。

地元のおじさんたちのもめごとが地域を衰退させる

日本の他の地域の商店街が「百貨店よ、出て行け!」などと大型店を排斥しようとし、地域内対立を深めていた時代に、福岡市では天神地区にある百貨店や商店街などが互いに連合して「都心界」を組織しました。そして、合同で、隣接する都市の商業中心地に「天神に来てください」といった「エリア営業」をかけて、しだいに優位性を築いていきました。

また、祭りでも大いに参考になります。もともと「博多祇園山笠」は、「博多部」で長らく続いてきていた伝統行事でしたが、「福岡部」にあたる天神から参画することを受け入れ、「飾り山笠」を建てるなどしています。

こうしたこともあり、もともとは新興商業エリアにすぎなかった天神は、今や九州一の商業中心市へと発展。1889(明治22)年時点では徳島市よりも人口が少なく全国15位だった福岡市は、現在全国5位の大都市へと成長しています。

徳島市の実情をみれば、市の経済力も財政力も、伝統行事とのかかわり方も含め、内輪でもめている猶予はもうありません。

一刻も早く外を見て、新たな地域経済の立て直しにとりかからなくてはいけません。簡単に言えば、次の100年に徳島は「何で飯を食っていくのか」「何に力を注ぐのか」を決めることです。それらは、官民の関係なく、地元のさまざまな組織のトップの重要な役目です。

ひとことで言えば、「地元のおじさんたちのもめごとが未来を衰退に至らしめる」のは、何も徳島市に限った話ではないのです。

「誰と戦い、誰と組むべきなのか」。より合理的な判断と行動が熱望されます。

<参考文献> 鍛冶博之「近世徳島における阿波藍の普及と影響」

4989とはずがたり:2018/09/07(金) 09:26:01
地方創生大全 単行本 ? 2016/10/7
木下 斉 (著)
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4492212256/toyokeizaia-22?p=TK

福岡市が地方最強の都市になった理由 単行本(ソフトカバー) ? 2018/2/18
木下 斉 (著)
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4569837670/toyokeizaia-22?p=TK

4990とはずがたり:2018/09/09(日) 09:42:47

どうも賛同出来ないけど

畳に土足で上がりこめ!
現代日本を独自の視点で考察する
いつの間にかアメリカの街より広大になっていた日本の地方都市
https://blogs.yahoo.co.jp/alohaggyy/22227194.html
2018/9/6(木) 午後 11:00

宇都宮市内にサンフランシスコ市域がスッポリ入る

 平成の大合併が進められた2000年代、合併のほとんどは地方で行われた。結果的に、超広大な面積を有する地方都市が大量に出現した。結果的に起きたのがアメリカの都市よりもデカイ地方都市の大量出現である。

 上のMAPfrappeの比較を見てほしい。左がサンフランシスコ、右が宇都宮である。アメリカ西海岸を代表するあのサンフランシスコの市域全体が、宇都宮にスッポリおさまるのである。実際の宇都宮市域は鬼怒川の反対側や、日光に近い山間部などにも広範囲に広がっているので、これよりもはるかに大きい。

 日本人の多くはアメリカ=巨大国家、日本=小さな島国と思い込んでいるが、それは国土全体の話。全米のあちこちを行き来する人なんて大統領くらいである。実際の国民が普段の日常を過ごす生活圏の範囲は限られていて、その幅は日本と大差ないか、日本の方がデカイことさえ当たり前なのである。

ハワイより巨大な釧路の住宅街の路地

 一目でわかる。どう見てもホノルルより釧路の方がバカでかい。日本人の多くはアメリカは土地が広いので、家がバカでかくて路地の道路さえ広大だと思っているが、私たちが想像するアメリカに近い住宅街は国内の釧路に存在していて、れっきとしたアメリカでありながら、茅ヶ崎市内のような密集度合いの狭路だってホノルルにはあるのだ。どの家も広大な庭もプールもない。道路沿いを歩くと、家の中から生活の匂いが漂ってくるのが楽しい。

 北海道が開拓地だから特別広いわけではない。内地である秋田県でも同じくらい広い路地を私は歩いたことがある。そして、ホノルルの路地を歩けば、自動車さえも入れないくらい狭い路地だっていくらでもある。

宇都宮市内にサンフランシスコ市域がスッポリ入る

 平成の大合併が進められた2000年代、合併のほとんどは地方で行われた。結果的に、超広大な面積を有する地方都市が大量に出現した。結果的に起きたのがアメリカの都市よりもデカイ地方都市の大量出現である。

 上のMAPfrappeの比較を見てほしい。左がサンフランシスコ、右が宇都宮である。アメリカ西海岸を代表するあのサンフランシスコの市域全体が、宇都宮にスッポリおさまるのである。実際の宇都宮市域は鬼怒川の反対側や、日光に近い山間部などにも広範囲に広がっているので、これよりもはるかに大きい。

 日本人の多くはアメリカ=巨大国家、日本=小さな島国と思い込んでいるが、それは国土全体の話。全米のあちこちを行き来する人なんて大統領くらいである。実際の国民が普段の日常を過ごす生活圏の範囲は限られていて、その幅は日本と大差ないか、日本の方がデカイことさえ当たり前なのである。

ハワイより巨大な釧路の住宅街の路地

 上の画像はホノルル郊外。下は釧路郊外の路地の様子だ。
 一目でわかる。どう見てもホノルルより釧路の方がバカでかい。日本人の多くはアメリカは土地が広いので、家がバカでかくて路地の道路さえ広大だと思っているが、私たちが想像するアメリカに近い住宅街は国内の釧路に存在していて、れっきとしたアメリカでありながら、茅ヶ崎市内のような密集度合いの狭路だってホノルルにはあるのだ。どの家も広大な庭もプールもない。道路沿いを歩くと、家の中から生活の匂いが漂ってくるのが楽しい。

4991とはずがたり:2018/09/09(日) 09:43:09
>>4990
 北海道が開拓地だから特別広いわけではない。内地である秋田県でも同じくらい広い路地を私は歩いたことがある。そして、ホノルルの路地を歩けば、自動車さえも入れないくらい狭い路地だっていくらでもある。

 釧路市には片側4車線の8車線道路が一直線に何キロも続く区間があるという。これはその一部の映像で、この様子が延々とあるというのだから、壮観である。

 ハワイの場合、ワイキキの真ん中を貫くクヒオ通りは片側2車線の4車線。ビーチ沿いのカラカウア大通りと運河沿いのアラワイ大通りはそれぞれ対面通行の3車線道路なので、大して道幅が広いわけではない。ハッキリ言って東京の街中の幹線道路と同じ水準だ。

 郊外の幹線道路なども片側2〜3車線の4~6車線道路なので、日本国内の地方都市と水準的に大差はない。したがってロードサイド店舗などの規模も、相模原や厚木の国道バイパス沿いに近い。建物は大きいといえば大きいが、バカみたいに広い母屋に滑走路みたいな広大な青空駐車場が広がる感じはなく、徒歩や自転車での来客もある。それに比べれば釧路や苫小牧のホーマックやイオンがあるあたりの方がよほどアメリカ的なのである。

課題点は肥大化に即した公共インフラと行政の不在
 ただし日本の地方都市は最初から大きかったわけではない。
 大昔は、東京圏と同じくらいに狭い街のサイズだった。戦前の大合併、昭和の大合併、平成の大合併と合併を繰り返して大きくなった。
 特に戦後のマイカーの普及の影響が大きい。それに合わせて高速道路やバイパス道路が整備され、職住近接で徒歩圏の集落内に人生の殆どが完結していた構造から生活圏が広がった。

 アメリカの場合、最初から広くて当たり前であるし、戦前にはモータリゼーションを迎えていた。つまり巨大な地方都市が当たり前である前提で社会システムが成立していて、たとえばスクールバスで通学する学校のような仕組みが最初からあったりする。
 問題は日本の場合、首都圏が過密地帯で相変わらず狭い暮らしをしているので、土地と地方で世界が違くなっているのに、社会の仕組みが合わないのである。例えばアメリカでは路線バスが高速道路を走れるが日本では高速自動車国道は走行不可能(自動車専用道路なら走れる場合もある)だったりするので、地方都市の路線バスは距離は長く速度は遅く、客離れが進んでいる。しかも路線経路を簡単に変更できないので、バイパスができても旧道沿いを走ったりする。

 東京首都圏だけが日本じゃない。都市部の過密化して、電車移動や歩きばかりの生活をしている空間は、首都圏と関西くらい。広く見ても、北海道なら札幌くらいでしか成立しない。東京の人間が、東北地方などの地方都市の国道沿いとかに行けば「これは完全に別の国が出来上がっているなあ」と肌で感じることができるはずだ。にもかかわらず、生活実態はアメリカ並か、アメリカより広大な地方都市だってあるのに、路線バスやローカル鉄道などの公共交通は、公立学校は、医療機関は・・・あらゆるものが現代のファスト風土地帯の生活実態と乖離しているし、東京も東北も全く同じ法律が適応されている。歩行者なんていやしない高規格道路でも100キロ出せば捕まるのである。

 日本はアメリカのように地方分権がされていない。東京と東北は誰がどう見ても地続きなだけで外国同然であるにもかかわらず、州が独自の地域事情に合った法整備や州政による統治を行うことが、日本ではできない。東北の人たちの多くは、東京に出るということは東京の人が海外旅行に行くくらいにレアな経験なのに、なぜ同じ法律なのか。結果的に東北の人々は昔より便利になった近代化された生活と不便を強いられる中央集権的なシステムのゆがみの中で生きている現状がある。

 社会が根本から違うなら、日本を分割するべきだと考えるのは私だけじゃないはずだ。

4992とはずがたり:2018/09/10(月) 16:33:24
篠山って響きが昔から好きで良い名前だと思うけど先日篠山城へ行って来て知ったが篠山は家康が対大阪城包囲罔形成の為に西国大名に笹山と呼ばれる小丘に築城させてからの比較的新しい名前。
元々この辺は多紀郡だった。丹波がなんか印象良くなっちゃって氷上郡も丹波市になってしまった。篠山市は多紀市に,丹波市は氷上市に帰るのが復古主義者としての俺の持論w

「丹波篠山市」改名 篠山市、住民投票実施へ
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201809/0011625780.shtml
時計2018/9/10 13:17神戸新聞NEXT

 兵庫県篠山市の市名を「丹波篠山市」へ改名することの賛否を問う住民投票を目指し、市民団体「市名の名付け親になろう会」が集めた署名が、投票実施に必要な数を超えたことが10日、関係者への取材で分かった。署名活動は9日に締め切られ、今後、署名簿を市選挙管理委員会に提出する。市住民投票条例によると、審査などを経て、有効署名数が有権者数の5分の1に当たる7095以上と確定すれば、2019年1月までに住民投票が行われる。

 市民団体の関係者によると、集まった署名は1万669人分。一部、要件を満たしていない無効な署名が含まれているとみられるが、1万は超える見通しという。

 市民団体は7月下旬、「(市名変更に)賛成でも反対でもなく中立的な立場で、名付け親になるための市民の権利を行使したい」(小寺恵美代表)などとして発足。8月9日に署名活動を始めた。

 篠山市の市名を巡っては、酒井隆明市長が8月1日、かねて市商工会など各種団体から要望があった「丹波篠山市」に変更する方針を表明。ただ、市民団体が住民投票実施を目指して活動を始めていたことから、変更に必要な条例案を市議会へ提出することは見合わせている。(尾藤央一)

4993とはずがたり:2018/09/17(月) 00:18:23
すげえ

1人当たり所得増減マップ あなたのまちは?
2018.9.15公開
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/income-map/#8/138.6227/36.6243/2004/5/

4994とはずがたり:2018/09/18(火) 22:45:19
なにをいっちゃってんだこいつは。
四つって事は東京洲は関東東北北海道か。

日本を「四洲」に再編せよ 東京一極時代と決別へ
川勝平太・静岡県知事
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20180619/pol/00m/010/009000c
2018年6月20日

川勝平太氏=長谷川隆撮影
川勝平太氏=長谷川隆撮影
首都機能を那須野が原へ移す
 日本は、奈良、平安京都、鎌倉、室町京都、安土桃山、江戸と首都機能を移してきた世界でも珍しい国である。首都機能の地名に時代をつければ、それがそのまま日本の時代区分(奈良時代、平安時代、鎌倉時代……)になる。明治以降の日本は、東京に首都機能が置かれた。過去150年間は「東京時代」と名付けられる。

 1980年代の日本は、東京の一極集中が極端に進み、集中のメリットよりも、災害の際のデメリットなどへ…

この記事は有料記事です。

4995とはずがたり:2018/09/22(土) 15:14:33

野党は,身の丈に合った事業で収益性・自立をって云ふ木下さんのラインで地域政策立案すべし。

https://twitter.com/shoutengai/status/1043146084485230592
木下斉/HitoshiKinoshita
@shoutengai

ロスにお茶のカフェだすとかで2億円以上出資するのがすごいねw てか、どういう経緯でこの会社はできたんだか色々と不思議・・・。│

7:33 - 2018年9月21日

「事業は瀕死」クールジャパン機構を長崎企業連合が提訴
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180921-00000109-asahi-soci
9/21(金) 20:28配信 朝日新聞デジタル

 官民ファンド「海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)」と組んで米国で「日本茶カフェ」事業を展開する長崎県の企業グループが、機構が一方的に運営会社を清算しようとして損害が出ているとして、約4千万円の損害賠償と出資契約の無効確認を機構に求める訴訟を東京地裁に起こした。提訴は11日付。

 原告は、日本茶を輸出するマエタクや地方銀行十八銀行など長崎県や周辺の11企業・団体が出資する会社グリーンティーワールドホールディングス。機構とは15年4月、約210万ドルずつ出資して運営会社をつくり、米ロサンゼルスでカフェ1店舗を営む。運営会社株は長崎側が50・1%、残りを機構が持つ。

 訴状によると、機構は昨年以降、事業赤字などを理由に運営会社の解散を迫り、今年4月には米国の裁判所に清算を申し立てた。長崎側は、機構から不相応に大きな組織や新ブランドの商標登録を要求されて費用負担が膨らんだにもかかわらず、今度は運営会社を無理やり清算させられようとしているとして、出資時の契約に違反すると主張する。

 長崎側は単独での事業継続を望んでいるという。原告代表者は取材に「不毛な時間と費用、労力を費やして事業は瀕死(ひんし)の状態。早く機構のしばりから解放してほしい」とコメントした。

 機構は取材に対して「機構としては手続きを踏んでやむなく清算を求めるに至ったと認識している」と回答した。

 クールジャパン機構は日本の商品や文化の海外発信支援を目的に13年に設立。会計検査院から投融資額を回収額や保有株の評価額などが下回る損失状態と指摘され、近く改組される産業革新機構の傘下に入る方向で再編が検討されている。(藤田知也)

朝日新聞社

4996とはずがたり:2018/09/25(火) 09:22:11
2012/9/2819:47:00
「多治見」
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1094807635
多治見風土記によると、天火明命(あめのほあかりのみこと)の十一世の子孫が、この辺りに移り住み、タジヒ部を名乗ったことから、その地の人をタジヒ部と呼び、やがてタジミの地になったとあります。
タジヒとは、マムシの古称。

古来、蛙目粘土(がいろめねんど)、木節粘土(きぶしねんど)を産出する、陶磁器(美濃焼)の産地。
平安時代の新撰姓氏録に「多治部を諸国に定め、皇子の湯沐邑と為す」とあり、それが地名となった説があります。
「多治部」は天皇の養育に当たる古代の部曲の一つ「蝮部(たぢひべ)」、「湯沐邑」とは皇族に与えられた領地のこと。
なお、虎杖(イタドリ)を指す「多遅(タヂ、タヂヒ)」とする説もあり、県内に旧「板取(村)」の地名も見えます。



「多治見」という地名が登場するのは南北朝時代頃で、それ以前は「只見」と書いて「たじみ」と読んだともされます。
歴史に詳しい人にとっては、「太平記」に登場する多治見国長が有名です。
後醍醐天皇が鎌倉幕府に叛旗をひるがえそうとした時に参画したのが、岐阜県の名族土岐氏の一族である多治見国長。しかし、事は事前に幕府側にもれて京都で幕吏に急襲され、自害しました、いわゆる「正中の変」です。

以後、「多治見」の名前は歴史の表舞台には登場しません。
中世は名家・土岐氏の勢力圏の一部に組み込まれ、江戸時代は天領。多治見を中心とした政治圏や経済圏は誕生しなかった。

4997とはずがたり:2018/09/30(日) 18:32:30

9/6の記事。

台風被害に悲痛な声 停電や集落孤立、爪痕深刻
https://www.gifu-np.co.jp/news/20180906/20180906-71564.html
2018年09月06日 07:40

 台風21号の猛威から一夜明けた5日、岐阜県内では本巣市の国指定天然記念物「淡墨桜」の枝が折れる被害や、収穫期を迎えた栗やナシの農業被害など、台風が残した深刻な爪痕が明らかになった。市民生活への影響も大きく、停電からの復旧が遅れ医療機関や高齢者施設では対応に追われたほか、山県市の孤立集落では「早く電気を」と悲痛な声が聞かれた。

◇電話も不通

 台風21号の風雨による県道の倒木で、山県市神崎の伊往戸(いおど)地区が孤立状態になっている。5日も停電が続き、電話も不通のまま。住民は「電気だけでも早く通じて」と訴える。

 「家が揺れて、トタン屋根の一部が吹き飛んだ。伊勢湾台風以上の風だった」。神崎川沿いの山あいの同地区で、男性(78)は振り返った。

 風雨が強まる中、4日午後4時半ごろに停電し、慌ててろうそくを探した。情報源はラジオだけ。食料は3日分程度あるが、男性の妻(76)は「冷蔵庫が使えず傷んでしまう」と不安がる。

 市部に通じる県道神崎高富線は、7月の豪雨で一部が通行止めに。歩いて通る程度には復旧していたが、今回の台風で同地区手前の少なくとも5、6カ所で倒木や土砂が道をふさぎ、再び通行が困難になった。

 県岐阜土木事務所によると、倒木が電線や電話線に掛かっている箇所が複数あり、各事業者による処理が必要になるため、除去や道路復旧の見通しは「まだ分からない」という。

 同地区には5日現在、5世帯10人が住んでいる。長屋勝自治会長(87)は「発電機のガソリンが足りず、風呂も入れない状態。いま一番欲しいのは電気で、早く復旧してほしい」と話す。

 同市によると、近くの円原地区でも8世帯14人が孤立している。

◇診療所停電

 長時間にわたる停電によって、高齢者が入る医療機関や介護施設でも空調設備が使えなくなるなどの影響を及ぼした。

 高齢者が長期入院する療養病床などがある岐阜市安食の診療所「福富医院」では、4日午後から約27時間にわたり停電した。蓄電池式の自家発電機は5日早朝に残量が尽き、職員らは冷蔵が必要な免疫製剤などの注射薬を保冷バッグに移すなどの対応に追われた。

 60〜80代の15人が入院。病室の窓を開け放すことで風を通し、氷枕を用意するなどして体調の悪化を防いだが、福富悌院長は「暑さがピークの時期だったらより深刻になっていたかもしれない。停電が長期化した場合の備えを見直したい」と話す。

 岐阜市大洞の特別養護老人ホーム「大洞岐協苑」では4日午後から5日早朝にかけて停電。ナースコールが使えなくなり、職員は巡回の頻度を増やし、自力で動ける利用者には代わりに鈴を渡した。

 発電機や投光器を用意し、照明を確保するなど事故防止に努めたが、長谷部博施設長は「電力がないと備えがあっても対応が難しいと痛感した。停電がさらに長引いていたらと思うとぞっとする」と表情をこわばらせた。

4998とはずがたり:2018/09/30(日) 18:32:43
>>4997
◇大木折れる

 本巣市根尾板所の淡墨桜は、地元住民が枝4本が折れているのを確認した。60年以上生育状態を記録し続ける藤原俊博さん(78)=同市根尾神所=は「これだけの被害は伊勢湾台風以来」と話し「花付きが良く、見事な花を咲かせてくれる枝だった」と声を詰まらせた。

 樹木医大平猛司さん(44)=同市屋井=は「現段階で来年以降の開花にどのような影響があるかは何とも言えない」としつつ「折れた箇所が腐らないよう早急に処置する必要がある」と指摘した。枝を支える支柱も倒れたり傾いたりしており、市と県は「専門家の意見を交え早急に対応したい」としている。

 揖斐郡揖斐川町谷汲岐礼では、高さ約35メートルの県指定天然記念物「伊野一本杉」が強風で折れた。同所の新宮神社のご神木で、樹齢千年以上。古くから住民の信仰の対象で地域のシンボルだった。地面から約7メートルの高さで折れた木は、近くを通っていた電線と電柱を巻き込んで倒れた。子どもの頃に一本杉を遊び場にした男性(79)は「すっかり殺風景になってしまった」と肩を落とした。

 歴史的な建物などの被害も。岐阜市司町では、1924年に建設された旧県岐阜総合庁舎の2階と3階の約1メートル四方の窓ガラス計4枚が割れた。県によると、塔屋の金属製の扉も外れ、屋上に吹き飛んでいたという。

◇秋の味覚大きな痛手 栗、ナシ落下

 猛威を振るった台風21号の強風で、県内では特産の栗やナシが落下し、秋の味覚が打撃を受けた。

 JAひがしみのによると、中津川、恵那市では相当数の栗園に影響が出たといい、木が倒れ、大量のいが栗が青いまま落ちた。中津川市栗振興会長の榊間信明さん(77)の栗園は約250本のうち幼木が数本倒れ、いが栗は3割が落ちた。「不作の年で例年の7割の収量を見込んでいたが、6割になるかもしれない」と肩を落とした。

 同市の観光栗園も約300本が被害を受けた。8日に今季の営業が始まるため、5日は約15人が復旧作業に当たった。恵那市のえな笠置山栗園も倒木や実が落ちる被害があった。今季の収量は5トンの予定だったが、1・5トンに落ちる見込み。

 県内有数のナシの産地・美濃加茂市山之上町では「豊水」が数多く落下した。山之上果樹農業協同組合の湯浅誠組合長(67)によると「6〜7割落下した農家が多く、ひどい農家は9割。今季は雨が少なく、実が小さめで収量も少ない。台風とダブルパンチで品薄は避けられない」と嘆く。

 約7割が落下したナシ農園の経営者(41)は、落ちた実を拾いながら「防風ネットで対策したが、効果はなかった」と天を仰いだ。

4999とはずがたり:2018/10/02(火) 11:03:44
>ここ数年、日本の労働者の実質賃金は下がる一方だったが、若年層の賃金の下がり方は尋常なレベルではなかった。

>先ほど筆者は地方では雇用が少ないと述べたが、一方で地方は深刻な人手不足に悩まされている。…考えられるのは雇用のミスマッチだろう。

この国で、地方移住がまったく進まない根本理由が分かった
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180919-00057571-gendaibiz-bus_all
9/19(水) 7:00配信 現代ビジネス

 このところ地方移住への関心が再び高まっている。安倍政権がアベノミクスの一環として地方創生を掲げたことや、石破茂元幹事長が自民党総裁選への出馬に際して地方創生を全面的に打ち出したこともあり、このテーマがメディアに取り上げられる機会も増えてくると思われる。

 一方、地方移住にはトラブルがつきものであり、理想と現実はだいぶ異なる。地方移住が漠然とした希望であるうちはそれでよいが、本格的に移住を考えるのであれば、相当な下調べが必要だ。

若年層の移住希望者が増えている
 国土交通省の調査によると、20代の4人の1人が、それ以外の年齢層の6人に1人が、地方移住について関心を持っているという。地方移住の支援を行っている、特定非営利法人100万人のふるさと回帰・循環運動推進・支援センター(ふるさと回帰支援センター)への来訪や問い合わせ件数はこのところ急激に増加しており、10年間で10倍以上となっている。

 支援センターへの問い合わせ件数については、地方創生という政策強化によってセミナーの開催件数が増えるなど、別の要因があるため、数値の増加がそのまま関心の高まりを示しているわけではない。だが、地方移住を取り上げたブログやSNSにおける関連投稿の状況などを考えると、関心を持つ人が増えているのは間違いないだろう。

 もっとも、関心が高まっているからといって、多くの人がすぐに移住を決断するとは限らない。先ほどの国土交通省の調査においても「親世代との同居もしくは近居」「中古住宅の取得」といった項目も、地方移住と同じくらいの関心度合いになっている。

 興味深いのは、地方移住に関心を持つ人の属性が年々変化していることである。

 ふるさと回帰支援センター利用者の年齢構成は、2008年には50代が27.9%、60代が35.1%と圧倒的に中高年が多かった。だが2017年では20代が21.4%、30代が28.9%と若年層と高齢者が完全に入れ替わっている。

 若年層の関心が高まっているのは、経済的な問題と関連している可能性が高いだろう。
 
ここ数年、日本の労働者の実質賃金は下がる一方だったが、若年層の賃金の下がり方は尋常なレベルではなかった。一部の若年層労働者は、都市部の物価では暮らすことそのものが困難になっており、これが地方移住に対する漠然とした関心を高めていると考えられる。

政府は金銭的な支援も検討している
 もっとも地方に移住したからといって経済的な問題が解決するとは限らない。地方は物価が安く、農村地域に行けば、食料が「おすそわけ」で手に入ったりするので、現金の支出は大幅に減る。だが地方では基本的に雇用が少なく、仮に職を見つけられたとしても、年収が200万円以下というケースもザラにあるため、結局は経済的な問題がつきまとう。

 政府もこうした状況は認識しているようで、地方移住者に対する経済的支援について検討を開始している。

 現在、議論されている制度は、東京、埼玉、神奈川から地方に移住し、現地で起業した人には最大300万円、現地の中小企業に転職した人には最大100万円を支援するというものである。経済的な理由で地方への移住を諦めていた人に、直接的な支援で行動を促そうという仕組みだ。

 だが、この施策は、はからずも地方移住が抱えている根本的な問題を浮き彫りにしたともいえる。

 先ほど筆者は地方では雇用が少ないと述べたが、一方で地方は深刻な人手不足に悩まされている。これは相反する事象であり話が矛盾している。

 地方に雇用が少ないのも、人手不足が深刻なのも事実だとすると、考えられるのは雇用のミスマッチだろう。適正な条件の求人があれば、本来ならすぐに求職者が応募してくるので、深刻な人手不足にはならないはずだ。

5000とはずがたり:2018/10/02(火) 11:04:08
>>4999
 だが、多くの人が考える雇用環境や雇用条件を満たす職場が少ないのだとすると、いくら求人をかけても人は集まらない。一方、都市部から移住を希望する人にとっては、自分が求める仕事はないという結論になってしまう。

 このような状態だからこそ、人手不足が深刻な中小企業への転職の場合には100万円、さらにハードルが高く雇用を生み出してくれる起業の場合には300万円の支援があると考えた方がよい。

村八分でゴミが出せない?
 一連の状況を総合的に考えた場合、このままでは地方移住が進展する可能性は低いだろう。

 自由な移動というのは資本主義を成り立たせる根源的な要因とひとつであり、人口減少社会において都市部への人口集中が進むのは自然な動きといってよい。都市部の方が物価の高さをカバーできるくらいに賃金が高いのも自然なことであり、都市部で生活するのは合理的な選択といえる。

 しかしながら、政策として地方を重視するということであれば、それはそれでひとつの決断であり、多くの国民がそれを望むのであれば、推進していく価値はあるだろう。

 だが、実施しようとしている政策が市場メカニズムとは逆の流れにある場合、これを確実に実施するためには相応の準備が必要となる。現時点ではそうした準備が出来ているとは到底、思えない。

 地方移住を妨げている最大の理由は、経済的な問題はもちろんのこと、それ以前の社会的な問題である。

 近年、SNSが発達してきたことで、多くのナマの声がネットで拡散されるようになった。地方移住に関する話題もSNSに投稿されているのだが、その中には、近代民主国家としては目を疑うような事例も散見される。

 よく目にするのはゴミの問題である。

 ある地域では、都会からやってきた新住民が村八分のような扱いを受け、何十キロも離れた集積所までゴミを運ばなければならない状態になっているという。

 ゴミの集積所は自治会が運営しており、自治体のゴミ収集はその集積所でしか行わないという。新しい居住者は自治会に加入していないため、自治会の集積所にはゴミが出せず、自治体が運営する遠くの集積所まで、毎日、クルマを運転してゴミを出しに行っているという。しかも自治会に加入できないのは、本人に加入の意思がないわけではなく、自治会側が新住民を拒否しているという。

経済的な問題ではなく社会的な問題
 SNSの情報なので真偽の程は不明だが、似たような事例が多数、ネットで報告されている現状を考えると、こうしたケースは珍しくないものと考えられる。

 自治会はあくまで自治会なので、そのルールは地域住民が決めるべきものだが、自治会に加入していないことで行政サービスが受けられないという話が本当だとすると、それは近代民主国家として絶対にあってはならないことである。

 ゴミの収集をはじめとする各種行政サービスを受ける権利は、納税する住民に等しく保障されたものであり、特定の住民が何の理由もなくこうしたサービスを受けられないというのは、基本的人権にも関わる重大問題といってよい。

 本当に地方移住を推進したいのであれば、場当たり的な支援ではなく、社会的な部分での対策をしっかりすることが先決である。

 ごくわずかな金銭的な支援だけを行い、あとは自己責任ということでは、誰もこうした施策には乗らないだろう。地方創生や地方移住というのは、実は日本社会の制度そのものが問われている問題なのである。

加谷 珪一

5001とはずがたり:2018/10/02(火) 11:05:12
もう15年位も市町村合併なんかを観察してきたこのスレも遂に5000。容量の半分迄来た。
感慨深い。

5002とはずがたり:2018/10/05(金) 13:41:00
徳島は「阿波おどり」で揉めてさらに衰退する
地方を滅ぼす「本当の敵」は常に「外」にいる
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木下 斉 : まちビジネス事業家
著者フォロー
https://toyokeizai.net/articles/-/235812
2018/09/01 6:00

5003とはずがたり:2018/10/05(金) 13:44:08
地方を変えるのは巨大計画より小さな店だ
日高の名店が「フェス」を開く理由
企業経営 2017.10.14 #地方創生 #地域活性化
木下 斉
まちビジネス事業家 木下 斉
PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/23319

5004とはずがたり:2018/10/10(水) 09:37:11
スーパー編輯者もいつかはマンネリが来る。二代目が育成出来るかどうかだな。

それにしても三芳ってなんでそんなに豊かなんだ??

若者に読まれる「日本一」の三芳町広報誌。作ったのはスーパー公務員編集者
https://www.businessinsider.jp/post-176601
室橋祐貴 [Business Insider Japan]
Oct. 04, 2018, 05:05 AM MEDIA, ADVERTISING97,272

東京・池袋から電車で約25分。東京にもっとも近い「町」、埼玉県三芳町。

人口約3万8500人の小さな町に、多くの若者に読まれている自治体広報誌がある。町役場が毎月発行する「広報みよし」だ。

2011年にリニューアルするまでは他の自治体と変わらない平凡な自治体広報誌だったが、リニューアルからわずか4年後の2015年には全国広報コンクールで内閣総理大臣賞を受賞。この年に行われた住民への調査では、20代の8割が町の情報を「広報みよし」で得ていると回答するなど、若者からの反響も大きい。

通常、自治体が発行する広報誌は固い内容が多く、その内容は若者に伝わり難いが、なぜ「広報みよし」は若い世代で読まれているのか?ほぼ一人で「広報みよし」を作り上げてきた三芳町秘書広報室の佐久間智之さん(41)に話を聞いた。

捨てられている広報誌「税金の無駄だな」

定期的に自宅に届く自治体の広報誌。中身を読まずに、ゴミ箱に捨てている人も多いだろう。

健康増進課に所属していた佐久間さんが広報誌作りに関わるようになったのも、広報誌がゴミ箱に捨てられているのを見たのがきっかけだった。

「マンションのポスト脇のゴミ箱に広報誌が捨てられているのを見て、『税金の無駄だな』と思ったんです。読まれていないということは町の情報も伝えられていない。これをどうにかしたいと考えました」(佐久間さん)

その後、庁内で広報担当の公募があり、手を挙げた。

広報みよし2011年

外部に発注して作っていたリニューアル前の「広報みよし」。

広報誌作りは未経験だったが、制作費が税金から出ていることを考えて、それまで外部に委託していたデザインやレイアウトをやめ、自分で全て制作することにした。写真撮影からデザインまで独学で学んだ。

リニューアルにあたり意識したのは、より幅広い層に読んでもらえるように、直感的に「面白そう」と感じる写真やレイアウトに変えること。

「若い人にも読んでもらえるように、タイトルをひらがなの『みよし』からローマ字に変え、写真を大きく掲載したところ、町民からは『外国かぶれ』、庁内からは『もっと文字をたくさん入れろ』という批判もありました。わかりやすく伝える工夫をし続けていった結果、少しずつ理解していただけるようになりました」(佐久間さん)

リニューアル後は「雑誌」のように文字量が少なく、ぱっと見でわかりやすいビジュアルメインの広報誌に生まれ変わった。

結果的には役所内部で制作することでコストが半減した一方で、読みやすさが評判となり、広告収入は1.5倍に、財政面でも貢献した。

三芳町は県内でも数少ない地方交付税をもらっていない自治体の一つだが、財政に余裕はなく、「1円でも収入源を自分たちでつくっていく」と佐久間さんは意気込む。

5005とはずがたり:2018/10/10(水) 09:37:23
>>5004
表紙は住民、「アイドル」として子どもも
大きく変えたのはデザインやレイアウトだけではない。

「住民が主役の広報誌」を意識し、単なる「町のお知らせ」ではなく、住民が読みたいと思うような特集を毎月組んでいる。その企画や取材もほぼ佐久間さん一人が担当している。

今まで認知症や障害者差別解消法、食育などさまざまなテーマを特集として扱ってきたが、その反響は大きく、町内で蛍が見られるスポットを特集したら、例年700人ほどだったイベントに約1300人も訪れるようになったという。

表紙の写真も「主役」である住民を積極的に載せ、「読者と目が合うように」正面からの写真にこだわっている。

「毎月最後のページに『MIYOSHIのアイドル』として小学校入学前の子どもの写真を載せていて、最初は足りないから職員の子どもの写真を載せていたんですが、今では載せきれないほどたくさん応募が来ます」(佐久間さん)

住民も自分が載ったら親戚に配ったり、知り合いが載るのを楽しみにしている人も多いという。

AR、動画も活用「広報はラブレター」
佐久間智之

佐久間さん自身は東京都板橋区出身。バンドマンでプロを目指していたが、途中で音楽の道を諦め、公務員になった。

より多くの若者に読んでもらうために、紙だけではなく、ウェブはもちろん、多言語アプリ、町のFacebookやTwitterのアカウント、AR(拡張現実)、動画も活用し、さまざまな形で読めるようにしている。メディア・ユニバーサルデザインの資格を取得し、お年寄りから子ども、外国人にも配慮したデザインを心がけている。

三芳町の広報大使には、埼玉県出身で「ハロー!プロジェクト」のグループ「Juice=Juice」の金澤朋子さんが任命されている。町役場には、金澤さんが表紙になっている号の「広報みよし」をもらうために、町外からもファンの若者たちが訪れる。

2015年に「日本一」の自治体広報誌になって以降、他の自治体から多くの講演依頼が来るようになった。2018年5月には『パッと伝わる!公務員のデザイン術』を出版。 「結論を早く伝え、自分事と気付いてもらう」「文章ではなく箇条書きにする」など、具体的なノウハウがまとめられている。

しかし、もっとも重要なのは、職員自身が町のことを好きになることだと佐久間さんは語る。

「自分の勤める自治体のことにあまり関心がない職員は意外と多いですが、町のことが好きになれば、多くの人にその良さを伝えたくなる。どんな地域にもダイヤの原石のような魅力があります。広報誌はすべての人に情報(想い)を伝えるラブレターだと思っています」

(文、写真・室橋祐貴)

5006とはずがたり:2018/10/11(木) 13:49:20

高島市役所
新庁舎が開庁 地下水を空調に利用 /滋賀
https://mainichi.jp/articles/20181010/ddl/k25/010/496000c#cxrecs_s
会員限定有料記事 毎日新聞2018年10月10日 地方版

 高島市役所本庁舎(同市新旭町北畑)の隣に新庁舎(新館)が8日、開庁した。本庁舎(本館)は各部局が新館に移転を終えた後、改修に着手し、新館とは通路でつながれる。来年5月のゴールデンウイーク後には、3カ所に分かれている各部局が本館と新館に全て集約される予定。

 2005年1月に旧6町村が合併して発足した高島市は、新庁舎の整備地を巡り今津町での新築案と現庁舎の増改築案が対立。15年4月の住民投票にまでもつれた経緯がある。この日の…

この記事は有料記事です。

残り320文字(全文533文字)

5007とはずがたり:2018/10/20(土) 10:56:49
鷺山問題,総務省は新地名いやがるのか?
随分糊塗的な解決策やな。。
>新しい町名は作らず、登記上の地番は「鷺山1769の2」のまま各世帯をブロック分けしたうえで、建物ごとに住居番号を割り振ることにした。
鷺山1769-2-1-13とかなるのか!?

救急車も呼べぬ、同じ住所の250世帯に新住所
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181013-OYT1T50009.html?from=yartcl_outbrain1
2018年10月13日 17時19分

 岐阜市鷺山地区で、同じ住所「鷺山1769の2」になっていた約250世帯について、市は12日、建物ごとに割り振った新しい住所表示を公表した。新住所への変更は来年2月4日に行われる。

 市によると、鷺山地区では1950年、戦後の住宅不足を補うため、市が地権者から一帯の土地を購入して賃貸住宅を建設したが、入居を急いだため、住所が同じまま残されたという。

 しかし、郵便物の誤配、救急車や消防車を呼ぶ際などの不便があり、2015年1月、住民が市との会合で解決を要求。これを受け、市が総務省と協議した結果、新しい町名は作らず、登記上の地番は「鷺山1769の2」のまま各世帯をブロック分けしたうえで、建物ごとに住居番号を割り振ることにした。

(ここまで314文字 / 残り81文字)

5008とはずがたり:2018/11/06(火) 20:33:03

首相 地方銀行や路線バス事業者の経営統合へ仕組み整備を
2018年11月6日 20時31分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181106/k10011700681000.html

人口減少などに伴い、地方銀行や路線バスの事業者の経営環境が悪化していることを受けて、安倍総理大臣は未来投資会議で、地域住民に不可欠なサービスを維持するために経営統合を後押しする新たな仕組みを整備する考えを示しました。

総理大臣官邸で開かれた未来投資会議で、内閣官房の事務局は、人口減少などに伴う経営環境の変化で、全国の5割の企業がメインバンクにしている地方銀行と第二地方銀行の半数のほか、路線バスの事業者の3分の2が、赤字に陥っていると報告しました。

これを受けて、安倍総理大臣は「地方銀行や乗り合いバスは、地域住民に不可欠なサービスを提供しており、サービスの維持は国民的課題だ」と指摘したうえで、地方でのサービスを維持するために、地方銀行や路線バスの事業者の経営統合を後押しする新たな仕組みを整備する考えを示しました。

政府内では、経営統合を後押しする方策として、特例法の制定などによる法整備や、独占禁止法に基づいてガイドラインを策定することが検討されていて、未来投資会議のもとに設けられた専門家による協議会で具体的な検討が進む見通しです。

5009とはずがたり:2018/11/16(金) 17:22:28
「受かる気なかった」けど町議に当選 名前すら未掲載で
https://www.asahi.com/articles/ASLC6454JLC6UJUB005.html?ref=goonews
成田認、大西英正2018年11月13日06時29分

 無効票が3割超、選挙公報に名前すら出さなかった候補者が当選――。10月28日にあった岩手県雫石町議補選は異例ずくめだった。町村議員のなり手不足や地方議会の弱体化は全国的な課題だが、ここ岩手でもひとごとではなくなっている。

投票箱開けたら…無効票3割 岩手・雫石町議補選
 町議補選は1議席を巡って農業の細川祐弘氏(62)と自営業の宮嶋浩二氏(57)が争い、細川氏が3710票で当選した。9325の投票総数に対し、白紙などの無効票は3割超の3138。宮嶋氏は無効票より少ない2476票だった。1票足りないのは、誰かが投票用紙を持ち帰ったためとみられる。

 同じ日にあった町長選の無効票は1・51%。補選とはいえ3割超の無効票には町の選挙管理委員会も「こんな数字は初めて」と驚きを隠さない。

 細川氏は2014年の補選、15年の町議選に出馬。いずれも落選し、今回が3回目だった。だが、選挙公報には「希望しない」として名前を出さず、作成した選挙ポスターにも公約こそ書き並べたが、自身の写真は載せなかった。

 当選後、細川氏に理由を尋ねると「当選しようという気はなかった。ポスターを見て少しでも政治に関心を持ってくれる人がいればという気持ちで立候補した」という。「通ったからにはきちんと務める」とし、人口増につながる施策に取り組む意欲を示した。

 県知事選などにも関わった同町…

5010とはずがたり:2018/11/18(日) 17:25:49
「母の慈愛を」発言、小池知事は不快感 鳥取知事が謝罪
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181116-00000044-asahi-soci
11/16(金) 12:55配信 朝日新聞デジタル

 東京都の小池百合子知事は、今月の全国知事会議で鳥取県の平井伸治知事から「母の慈愛の心を持って」と言われたことに対し、16日の定例会見で「私は母になれなかった。安易な発言で、大変傷ついた」と不快感を示した。

 全国知事会議は9日に都内で開かれ、大都市の税収の一部を地方に配分する「偏在是正」をめぐり、議論が交わされた。地方を中心に多くの県が是正に賛同しているが、東京都は税収減につながるため、小池知事が反対している。

 平井知事は、今年のハロウィーンのコスプレイベントで小池知事が人気漫画「銀河鉄道999」のキャラクター「メーテル」の衣装を着たことに触れ、「先日のメーテルはすばらしかった。私たちの世代、男たちはメーテルに恋をしている。メーテルに頭をなでてもらう『鉄郎』になりたいと思っていたもので、いまの柔らかいお声に感激もした」と発言した。さらに「メーテルの名前の語源はギリシャ語で母。ぜひ母の慈愛の心を持って、大都市と地方の折り合える案を考えていただければ」と語った。

 これに対し、小池知事は16日の定例会見で、この発言への批判を自ら切り出し、「ちゃかすような発言があり、非常に困惑した」と強調。小池知事は子宮筋腫のために子宮を全摘出しており、「『母として』と言われたが、私は母になれなかった。私ができなかったことをみなさんにかなえてほしいと、多くの女性に仕事も子育てもやってもらえるような環境づくりをしている」と話し、「大変傷ついた」と述べた。

 平井知事はこの日、「広い視野で議論したいという以外に全く他意はありませんでした。しかしながら、小池知事のお気持ちを害したこととなり、率直に心から深くお詫(わ)び申し上げます」とのコメントを出した。

朝日新聞社

5011とはずがたり:2018/11/18(日) 21:41:02
丹波市は丹波氷上市にでも変えるべきやね。

50%の壁突破、篠山の住民投票成立へ 市名変更問う
12:42朝日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASLCK5QF2LCKPIHB00K.html

 市名変更への賛否を問う全国的にも珍しい兵庫県篠山市の住民投票が18日、成立する見通しになった。期日前投票者数とこの日の投票者数の合計が午後1時現在で当日有権者数の50%を超え、開票要件を満たした。黒枝豆などで有名な「丹波ブランド」を強く意識した「丹波篠山市」に変えるかどうか、18日夜には市民の「意思」が判明する。

 住民投票は出直し市長選とのダブルで、当日有権者数は3万5005人。住民投票は、期日前投票者数1万479人と、18日午後1時現在の投票者数の7728人を合わせた投票者数が1万8207人となり、投票率が50%を超えた。

 住民投票は投票率が50%に達しないと成立せず開票されないと、市の条例は定めている。前回の市長選は無投票で、前々回は投票率が過去最低の48・45%。この1、2年、各地の住民投票は条例の多くが成立条件とする投票率50%に達せず、開票されない例が相次いでおり、投票率も注目されていた。

 市長選は、前市長の酒井隆明氏(64)=自民、国民、公明、維新推薦=と、前市議会副議長で住職の奥土居帥心(すいしん)氏(60)がいずれも無所属で立候補し、舌戦を展開した。

 市名変更を巡っては、隣接する同県丹波市の誕生後、農業関係者や経済関係者らの間で黒枝豆や焼き物などのブランドイメージを奪われる懸念が強まり、市名に「丹波」を加えるべきだとの声が上がった。市長だった酒井氏が今年8月、変更の方針を発表。ところが、市民団体「市名の名付け親になろう会」が「市民の手で市名を決めよう」と、住民投票の実施に必要な数を大きく上回る1万人を超える署名を集めた。

 実施が決まると、酒井氏は「市名変更を進めた活動の信を問う」と3期目途中で辞職し、出直し選への立候補を表明。奥土居氏も立候補を表明した。両氏ともに住民投票の結果を尊重するとしている。

5012とはずがたり:2018/11/19(月) 08:34:24
兵庫・篠山市
「丹波篠山市」変更が賛成多数 住民投票
毎日新聞2018年11月18日 23時15分(最終更新 11月19日 00時31分)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181119/k00/00m/010/115000c

出直し市長選、改名進める前市長の酒井隆明氏が4選
 「丹波篠山市」への市名変更の賛否を問う兵庫県篠山市の住民投票が18日、投開票された。「賛成」は1万3646票で、「反対」の1万518票を上回り、賛成多数となった。同日あった出直し市長選では改名を進める前市長の酒井隆明氏(64)が4選を決め、「丹波篠山市」の誕生に大きく前進した。

 市名変更を巡る住民投票は異例。投票率は69.79%で、条例で成立要件とする50%を大幅に上回った。市選挙管理委員会によると、当日有権者数は3万5005人で、3割に当たる1万479人が期日前投票し、市民の関心の高さを示した。

 酒井氏は市内で支持者を前に「市名の問題をやっと解決できる。住民投票の結果を尊重し、手続きを進めたい」と述べた。12月の定例市議会にも改名の条例案を提出し、改元に合わせて来年5月の市名変更を目指す方針だ。

 これまで市特産の「丹波」ブランドの黒豆やクリなどが、隣接する兵庫県丹波市や京都府京丹波町の生産と間違われる事例が頻発。2007年に市長に就いた酒井氏は、「丹波」を冠した市名に変更する条例の準備を進めた。しかし「トップダウン」との批判から市民団体「市名の名付け親になろう会」が先月に住民投票を請求し、酒井氏も辞職して市長選と同日実施する異例の事態に発展した。

 市民の間では「『丹波篠山ブランド』が特産品のPRに役立つ」という賛成派と、システム改修をはじめ市支出は6550万円に上ることなどから「費用や手間がかかる」とする反対派に二分された。改名への賛否を呼び掛ける行為が市長選候補の応援と捉えられるおそれもあり、市民団体などは11日の告示以降は活動を控えた。それでも投票率は50%以上となった。

 同会の小寺恵美代表(35)は「市名論争に終止符を打ち、賛成、反対を超えて市を良くするため力を合わせたい」とコメントした。【丸井康充、目野創、黒詰拓也】

旧国名「丹波」付けるのは今の時流にも合致
 辻幸恵・神戸学院大教授(ブランド論)の話 ブランド化のため自治体名を変えるのは一つの有効な手法。自治体名、地名、商品名の関係が密になるほどイメージされやすい。旧国名の「丹波」を付けるのは、古いものを見直す今の時流にも合う。ただ、全国の「○○銀座」が全て栄えたわけではないように、特産品も「篠山」ならではの具体的価値を生み出さなければ埋没してしまうだろう。

「丹波篠山市」への市名変更を巡る動き
1999年 4月 4町が合併して兵庫県篠山市誕生

2004年11月 兵庫県丹波市誕生

  05年10月 京都府京丹波町誕生

  17年 2月 篠山市商工会などが市名変更の要望書提出

  18年 8月 酒井隆明市長が丹波篠山市へ改名する意向表明

         市民団体が住民投票を求める署名活動開始

      9月 市民団体が約1万人分の署名提出

     10月 住民投票の実施決定。酒井市長が辞職表明

  11月11日 住民投票と出直し市長選告示

     18日 住民投票と出直し市長選投開票

5013とはずがたり:2018/12/15(土) 20:58:59
木下さんの本買うだけ買って読んでない,,
この本も買うかなあ。

東京より成長できる"平日ガラガラ"の福岡
100万人増えても、まだまだ余裕
https://president.jp/articles/-/26962
政治・社会 2018.12.14 #福岡市 #国内経済
長崎 洋二
観光経営研究者 長崎 洋二
PRESIDENT Online
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福岡市の人口が増え続けている。人口増加率は日本一で、2035年には160万人に達すると試算されている。観光経営研究者・長崎洋二氏は「福岡人が『平日はガラガラ』とよく言うくらい、もともと都市機能の割に人口が少なかった。そのぶん伸びしろが大きい」と分析する――。
※本稿は、長崎洋二『福岡人はなぜ超活躍するのか』(河出書房新社)の一部を再編集したものです。

5014とはずがたり:2018/12/15(土) 21:02:05

木下さんの本買うだけ買って読んでない,,
この本も買うかなあ。

勝田線を復活させて福岡市交と相互乗り入れさせよう♪

東京より成長できる"平日ガラガラ"の福岡
100万人増えても、まだまだ余裕
https://president.jp/articles/-/26962
政治・社会 2018.12.14 #福岡市 #国内経済
長崎 洋二
観光経営研究者 長崎 洋二
PRESIDENT Online

福岡市の人口が増え続けている。人口増加率は日本一で、2035年には160万人に達すると試算されている。観光経営研究者・長崎洋二氏は「福岡人が『平日はガラガラ』とよく言うくらい、もともと都市機能の割に人口が少なかった。そのぶん伸びしろが大きい」と分析する――。

※本稿は、長崎洋二『福岡人はなぜ超活躍するのか』(河出書房新社)の一部を再編集したものです。



少子化時代に人口が増えている理由
なぜ、福岡は人口が増えているのだろうか。

それは「福岡市はもともと、都市機能の割に人口が少なかったから」である。

2018年現在、福岡市の人口は約150万人だが、試算では2倍の300万人前後まで増えても大丈夫だといわれている。研究者によっては500万人まで増えても大丈夫だという方もいる。この根拠は、福岡市発表の資料「構造改革特別区域計画」のなかからも求められる。

1500万人経済圏の中枢地域高速交通体系等の整備にともない、近年は、福岡に九州・山口1500万人経済圏の中枢管理機能がさらに集積しており、福岡を核として人・モノ・情報の交流構造が構築され、九州・山口の活性化に貢献している。また、九州は約4070億ドル(平成16年)の国内総生産(GDP)を有し、福岡県は、その約4割を占め、九州経済の中心地として発展している。

なぜ福岡が「日本を救う」のか?
上記の資料は2004年のものだが、2005年には九州のGDPは5000億ドルを突破している(九州経済調査協会)。

1500万人の経済圏で「福岡県は4割」と示してあるので、福岡県全体では「600万人の経済圏」とまず試算できる。ここから福岡市内のみのGDPに限定すると、約4〜5割なので、240万〜300万人となる。ただ、これは「経済圏」という文言であり「居住者(人口)」とはいっていないので注意が必要だ。しかし、それでも現在の福岡市内の人口150万人には遠く及ばず、定量データからは福岡市は「あと100万人程度は、人口が増えても大丈夫」といえるだろう。

さらに、筆者自身の肌感覚や福岡在住の方々の観察、いわゆる数値にはできない「定性データ」でもこのことは裏付けできうる。

たとえば、福岡空港と博多駅は混雑していても、福岡市営地下鉄のひとつ隣、東比恵駅、その次の祇園駅、中洲川端駅で降りると土日祝日であっても空いていることが多い。というよりも、よほど大きな祭りやイベントがない限り、ガラガラといえるレベルですらある。

5015とはずがたり:2018/12/15(土) 21:02:18
>>5014
「福岡は都会といっても平日はガラガラやけんね」は、福岡市民の間では、けっこうよく使われる日常会話の言い回しでもある。

2035年には160万人を超えると予想
したがって、都市機能の割に人口が少なかった街に「特区」や「インバウンドビジネス」など、国策レベルでの後押しが入り、国内のみならず国外からも人気がでてきたというのが福岡市の人口増の支配的な要因だと思われる。

福岡市総務企画局の推計では人口は微増し続け、2035年、福岡市の人口は160万人を超えると予想されている。それでも200万人には届かないので、東京のように混雑することはないだろう。

ともあれ福岡は、大きな自然災害やミサイルが飛んでくるようなことが起こらない限り、あと約20年は人口増ボーナスの恩恵を受け、プレミア感が増していく都市であることは間違いないといえる。

日本全体では人口減となっている。ここ20年の福岡の活躍と伸びしろは、自県のみならず「日本を救う一翼を担う」といっても暴論ではないかもしれない。

どこからでも中心部へ1時間
また、福岡と東京と海外をトライアングルで行き来する筆者には、人口増のデータだけではなく、もっとハッキリみえてくることがある。

福岡市は、博多区、中央区、東区、西区、南区、城南区、早良区と合計「7区」で構成されており、さらにこの周辺に大野城市、春日市、那珂川市、筑紫野市など住み心地と利便性を兼ね備えたベッドタウンが点在する。

福岡市内の中心部へは、これらどこからでもタクシーなどクルマはもちろん、公共交通機関を使えば「ほぼ1時間以内」で到着できる。それゆえに、東京だと1時間半くらいなら通勤圏内だが、福岡の場合は「よくぞ遠方からきんしゃった(いらっしゃいました)」と労をねぎらうレベルなのである。JR、福岡市営地下鉄がとかく便利で、終電を逃し、タクシーで帰っても3000円前後で家路につくことができる。

この「終電を逃してもタクシーで数千円」は、「深夜まで飲む福岡人」をサポートしている。

「深夜まで飲める福岡」の裏付けデータとしては、大都市比較統計年表の「深夜における酒類提供飲食店営業数」を確認すれば一目瞭然だ。2013年のデータでは、東京都区部の3万6622店には及ばないものの、福岡市(6846店)と北九州市(5826店)の合計1万2672店は、横浜市(7267店)+川崎市(3491店)の合計1万758店より多い。人口は「横浜市+川崎市」のほうが「福岡市+北九州市」よりも2倍以上多いのに、深夜まで営業している店は福岡県のほうが多いのである。

この数値データは「いかに福岡人が夜遅くまで飲食をしているか(経済活動がおこなわれているか)」の裏付けといっていい。「東京は飲み会で帰るのが早い」と筆者は思っていたが、こうして数字でみると「福岡人が深夜まで飲み過ぎ」という言い方もできるのかもしれない。どっちが良いか悪いかは、人それぞれである。

長崎洋二
観光経営研究者
福岡県生まれ。観光経営、MICE(国際会議などのイベントマネジメント)、ホスピタリティ・マネジメントを研究。外資系、日系大手のIT企業、広告代理店の現場で培ったビジネス経験と学術的視点を融合させ、大学や企業で講師を務める。

5016とはずがたり:2018/12/18(火) 17:44:03
YouTubeと「さびれた街」の共通点
http://qbiz.jp/article/145744/1/
2018年12月16日 03時00分 更新
記者:福間慎一

YouTubeとシャッター街の共通点とは…

福間慎一(ふくま・しんいち)
福岡市生まれ、2001年入社。文化部、長崎総局、本社報道センターなどで記者。1年間のヤフー出向を経て17年9月からqBiz編集長。特技は居酒屋のメニューを指1本でくるくる回すこと。

 「『人生の大半の時間を動画で台無しにすることができるね』なんて話してましたよ」

 福岡市・天神のアクロス福岡でイベントに登壇した、動画共有サービスYouTubeの共同創業者、チャド・ハーリー氏。創業当時を振り返る際に出たその言葉に、思わず「あ、あなたが “犯人”か…」と独りごちてしまった。

 というのも、わが家の下の子(4歳)、一通りいろいろ遊びを終えると、「見ていい?」と聞いてくる。YouTubeだ。

 もちろん「30分だけだぞ」などと決めて見せているが、その間は「人間ってこんなに集中することができるのか」というほど画面に見入る。時間が来たことを告げなければ、どこまでも見続ける勢い。まさに時間“泥棒”である。

 ハーリー氏が描いていたのは▽動画にコメントを付けられる▽関連する動画を表示する▽動画をウエブサイトに埋め込むことができる――といった機能。今でこそ当たり前のサービスだが、2005年のYouTube登場当時、こういうものはなかった。

 企業価値は1年半で8倍以上に。といっても実際の金額で言えば220億円が1850億円だ。ケタが違う。もちろん、誰もやっていなかったサービスを着想したということが一番大きいのは言うまでもない。だが、それを実現するために必要な要素がちゃんとあった。

 とても分かりやすかったので、自分なりに理解した部分を箇条書きする。

▽小さいチームで、小さく始める。チームが大きいと、コンセンサスを得にくい
▽外ではアイデアを盗まれることを恐れずに話す。するとサポートが得られる
▽最初のうちは、利益よりも「人」を増やすことを重視する
▽競合に入られないよう「この事業は大変だ」とホラを吹く
▽先々起こる問題のことは(あまり)考えない
▽自分の直感を信じる
▽成功には「運」も大事

★★  ★★  ★★

 世界でもまれに見る「成功者」の話を聞きながら思い出したのが、数日前に天神で昼食を一緒に食べた、事業家の木下斉さんの話だ。

 私より5歳年下だが、学生時代から全国の商店会に「でっち奉公」し、その後も熊本や女川(宮城県)など全国50都市以上で街おこしの現場にかかわってきた木下さん。「いや、もうひどいところは本当にひどいですよ」と言う。

 補助金を「麻薬」と断じ、全国の失敗事例を「墓標シリーズ」として有料コンテンツ化さえしてしまうその舌鋒は「狂犬」だとか「溺れる人に石を投げる」などとも言われる。その木下さんが見てきた、地域活性化の現場での悪例を思い出したのだ。これも列挙する。

▽マインドが暗く、物事を面白がらない
▽変化することで立場が危うくなると感じる人が、何か創ろうとする人を妨害する
▽「喜ばれるモノやサービスを作る」ことよりも、お金の出入りに執着する
▽「こんな懸念が」「ここが危ない」とリスクを見つけてばかりいる
▽必要のないものを無理やり作る
▽「誰も取り組まない」と愚痴を言い、その本人に当事者意識と覚悟がない
▽過去の成功体験に固執する

 多少のずれはあるが、見事にハーリー氏の言葉の「裏側」が表現されている。要は「新しいこと」と「再生すること」のプロセスは同じ。というか、再生することはもはや新しいことをやることだ。

 そういう意味では、「さびれた中心市街地」というのは、ベンチャー(冒険)の最前線なのかもしれない。

 さらに言えば、これは街に限った話ではない。今、私がいる新聞業界だって同じことだ。「さびれた」と書くと怒られそうだが、少なくとも紙の新聞の部数は今後も落ち続けるだろう。まだ人口は多くても、着実に衰退する中心市街地のようなものだ。ここでも、さきほど列挙した現象が見られる。「うんうん、うちも」という別業種の方もいるだろう。

 YouTubeのハーリー氏の言葉で印象に残ったことがもう一つある。「今でこそ、YouTubeの(成功の)ストーリーを語ることができるが、当時は自分でも何をやっているのかわからなかった」。

 先のことは分からない、だからとにかく信頼できる仲間と信じる方向へ一生懸命進め――。こう書くと実に平易な表現だが、やるのは簡単ではない。でも自分がいるところを元気にしたいのだったら、やるしかない。

5017とはずがたり:2018/12/30(日) 14:07:45
出羽国・秋田県

立倉トンネルで出てくる南外村。その響きが違和感有りで調べてみた。
http://yamaiga.com/tunnel/tatikura/main.html

南外(なんがい)村・仙北郡所属。
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い仙北郡南楢岡村,外小友村が成立。
1955年(昭和30年)3月31日 - 仙北郡南楢岡村、外小友村が合併し、南外村となる。南楢岡村の南・外小友村の外という外延部同士の合併と云う訳か。
2005年(平成17年)3月22日 - 大曲市、仙北郡中仙町、神岡町、太田町、協和町、仙北町、西仙北町と合併し、大仙市となる。

南樽岡村の相方は北樽岡村であるが元々神宮寺村の一部であったようで再合併後に神宮寺の神と北樽岡の岡で神岡町となったようだ。全然記憶にないなあ。

1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、神宮寺村、北楢岡村の区域をもって神宮寺村が発足。
1890年(明治23年)3月24日 - 神宮寺村の一部(北楢岡)が分立して北楢岡村が発足。
1955年(昭和30年)3月31日 - 北楢岡村が神宮寺町と合併して神岡町が発足。同日北楢岡村廃止。
2005年(平成17年)3月22日 - 神岡町が大曲市・西仙北町・中仙町・協和町・南外村・仙北町・太田町と合併して大仙市が発足。


一方,小友村は 秋田県由利郡にあって,合併により本荘市,現由利本荘市となる。
小友は由利郡であって由利郡の外,仙北郡下の小友が外小友って感じか。

1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、荒町村、万願寺村、三条村、南ノ股村、北ノ股村、金山村、大沢村、館前村、大中ノ沢村、二十六木村の区域をもって発足。
1954年(昭和29年)3月31日 - 本荘町に編入。同日小友村廃止。本荘町は即日市制施行して本荘市となる。

wikiの記述によると小友は結構内部であるから隣接はしていない。なんか飛び地的にあったのかな?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%8F%8B%E6%9D%91_(%E7%A7%8B%E7%94%B0%E7%9C%8C)
goo mapだと此処
https://map.goo.ne.jp/map/search/latlon/E140.5.30.938N39.21.19.889/q/%E7%94%B1%E5%88%A9%E6%9C%AC%E8%8D%98%E5%B8%82%E5%B0%8F%E5%8F%8B/zoom/8/?order=1&amp;qo=%E7%94%B1%E5%88%A9%E6%9C%AC%E8%8D%98%E5%B8%82%E5%B0%8F%E5%8F%8B
因みに小友村は出羽本荘藩領。仙北郡下の出羽本荘藩領とかだったんかね??wikiには仙北郡は全領久保田藩領だったとあるが。。

5018とはずがたり:2019/02/15(金) 12:06:25
長崎の貿易現状は「鎖国」 日銀支店リポートで指摘 空港と港湾 機能に課題 [長崎県]
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/485795/
2019年02月10日06時00分 (更新 02月10日 07時07分)

 「“鎖国”から“開国”へ」がキーワード-。日銀長崎支店は、県内産業を巡る輸出の現状と課題をまとめたリポートで、こう指摘をした。江戸時代、海外に開かれた唯一の貿易窓口だった長崎が「鎖国」状態とはどんな意味なのか? リポートからは、港湾の施設や航路・航空路の数など貿易機能が九州他県に比べて脆弱(ぜいじゃく)で、県産品を海外に売り込む態勢が劣る実情が浮かび上がった。

 リポートは、豊富な水揚げを誇る魚介類を中心とした農林水産品などを、海外を含む県外に積極的に“輸出”することを「人口減少が著しい県内の経済発展の鍵」として奨励。アジアに近い地の利を生かし、県内から直接輸出する態勢を考察、問題点を探っている。

 データ分析の一例が、長崎港発着の定期貨物航路。週3便(昨年5月時点)しかなく、全て韓国行きだ。北九州港は42便、博多港は38・5便、伊万里港(佐賀県)は6便で、いずれも大消費地の中国行きがある。

 コンテナ輸出に関する九州7県の自県内港湾の利用率をみると、長崎が8・6%で最下位。コンテナの大半が、博多港や神戸港、伊万里港など県外から輸出されている実態を示した。

 また、長崎空港国際線の貨物取扱量(2017年度)は52トンで、福岡空港(約3万トン)に遠く及ばず、佐賀空港(1893トン)とも大きな開きが確認できた。県によると、長崎空港は貨物専用機の発着はなく、貨物は全て上海行き旅客機(週2便)の空きスペースに載せて送る鮮魚だという。

 九州7県で輸出された農林水産品の額を08〜12年と、13〜17年の年間平均で比較すると、長崎は7・2%減で、唯一減少していた。ただ、産出額ベースでは増えており、同支店は「県外港湾・空港を経由して輸出される割合が高まっている可能性がある」と指摘。県内企業の声として「毎日出荷できず、近隣の港に持って行くしかない」との見方も紹介した。「港湾の設備が他県に比べ見劣りしている」との、施設面の厳しい評価も加えた。

 リポートは「空港の24時間化を含め、需要地のニーズに合わせた物流体系の確立が急務」と総括。貿易の玄関口として(1)港湾や空港のインフラ整備(2)生産地から港湾や空港までのアクセスの整備(3)需要地に向けた航路、航空路の拡充-などの遅れている対応を列挙した。平家達史支店長は「これまでは長崎の中で商売していれば何とかなったので、販路の開拓を他地域よりしてこなかったのではないか」と辛口に評価する。関係者はどう受け止めるか。

   ◇    ◇

輸出額2846億円 2年連続減少 県内貿易概況

 長崎税関がまとめた2018年の県内貿易概況によると、輸出額は2846億8800万円(前年比11・4%減)で2年連続のマイナス、輸入額は2213億9000万円(同17・9%増)で2年連続のプラスだった。差引額は632億9800万円で40年連続の黒字となった。

 輸出の内訳は、船舶類が2323億6600万円(同14・3%減)で全体の8割を占める。新造船が45隻(同8隻減)、中古船が17隻(同8隻減)といずれも減少し、全体のマイナスに影響した。一般機械は、ケニア向けの発電プラント用資材の輸出があり、399億8700万円(同5・1%増)。

 輸入は、石炭や液化石油ガスなどの価格上昇に伴い、鉱物性燃料が1858億8500万円(同32・6%増)と大幅に増えた。韓国からの船舶建造用の資材が減り、金属製品は63億7300万円(同42・9%減)、鉄鋼は56億7000万円(同38・1%減)だった。

 港別では、長崎港の輸出額は1590億6400万円(2・9%減)、輸入額は684億3000万円(6・1%増)。佐世保港の輸出額は1253億6200万円(20・3%減)、輸入額は1520億3200万円(24・6%増)だった。

=2019/02/10付 西日本新聞朝刊=

5019とはずがたり:2019/02/19(火) 14:22:14

慶応出てトラックの運転手に……稼いだ金で通う「消えゆくムラ」 24歳が「遠い親戚」づくりに励む理由
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000002-withnews-soci
2/18(月) 7:00配信

withnews
慶応出てトラックの運転手に……稼いだ金で通う「消えゆくムラ」 24歳が「遠い親戚」づくりに励む理由

「消えゆくムラ」に通う古川拓さん

 繁華街で信号を待っているときに、派手なトラックを見かけたこと、ありませんか? 慶応高校から慶応大学へ進み、そうした宣伝広告用トラックの運転手になった若者がいます。東京で稼いだお金で通うのは、群馬県にある小さな村です。南牧村。なんもくむら、と読みます。人口は60年間で5分の1になり、1875人。高齢化率は62%と全国一です。海外メディアからは「消えゆくムラ」と呼ばれています。若者はそこで「できるだけ長く続けたい」と話す活動をしています。さて、いったい何をしているのでしょう?(朝日新聞記者・藤原学思)

【画像】トラック運転手の給料で通っている意外な場所……渋谷とは別世界!奥深い谷、人の気配は……
「大学卒業後、フリーターをしています」

 話は若者の街、東京・渋谷から始まります。

 若者は、よくこの街で宣伝広告用トラックに乗り、スクランブル交差点付近を低速でうろついています。

 主張の強すぎる外装の車両から、宣伝対象が爆音で連呼されるおなじみの光景。

 いったいどんなひとが運転しているんでしょうか?

 「私です」

 え!?

 「まさに、ああいう車を運転しているんです」

 元気に答えるこの若者が、今回の記事の主人公。名前は古川拓さん。24歳。

 「車を運転するのが好きなんですよ。あと、ひとを観察するのも」

 なるほど。って、違う。渋谷と「消えゆくムラ」の関連性がわからない。

 もらった名刺をよく見ると、こう書かれています。

 「大学を卒業後、フリーターをしています。趣味は旅行、トラックの運転、カホン、DIYなど」

 そして、こう続きます。

 「誰もが第二第三の故郷を持つ時代を夢見て、全国各地で活動中」

 月8回ほどトラックで稼いだお金で古川さんが通っているのが、「消えゆくムラ」なのです。

 やっとつながった……。
もう一つの職業は「大学の事務局長」

 渋谷をうろつくトラックのドライバーが、「消えゆくムラ」に行くと、大学の事務局長になります。大学名は「なんもく大学」です。

 もちろん、正式な大学ではありません。でも、どこの大学よりもたぶん、キャラが立っています。

 2014年末から「開校準備」を始め、2016年5月に「正式開校」しました。村に通っていた会社員の女性が発起人で、現在、フェイスブック(FB)の登録者は1千人を超えています。

 いったい何をしているのか? 活動のテーマは「幸せな村が100年続くためのアクションを仕掛ける現代版寺子屋」。壮大です。

 メンバーは月1回程度、FBの募集に応じて現地に泊まります。地元の祭りの手伝いをしたり、メープルシロップづくりなどの体験学習を企画したり。学生たちの宿泊先でもある「キャンパス」は、村民が貸し出してくれている古民家です。

5020とはずがたり:2019/06/22(土) 15:26:25

東京23区、「区」の廃止表明で「市」への脱却目指す…東京都、財源と権限を収奪し弊害
https://www.excite.co.jp/news/article/Bizjournal_mixi201904_post-15201/
ビジネスジャーナル 2019年4月22日 10:00 1



●市への脱却目指す千代田区

 実は、東京23区制度は時代遅れと認識される向きが強く、各区からも「特別区制度をやめるべき」との声が出ているのだ。
 
 例えば、東京の中心に位置する千代田区は、15年以上前から千代田市になりたいと宣言している。千代田区が千代田市になったところで、名前が替わるだけだと思ってはいけない。

 東京23区は、本来なら自分たちの税収になる固定資産税・市町村民税法人分・特別土地取得税の3税を東京都に収めている。千代田区の場合、3税で約3300億円の税収を1年間で得ているが、これが一旦はすべて都に収奪されている。ある千代田区職員は言う。

「千代田区が『市になりたい!』と宣言した約15年前、3税の合計は約2500億円前後でした。千代田区に企業が集中したこともあり、都に取られる3税の税収はさらに増えました。千代田区も『3300億円全額を千代田区の財源にしろ』と主張したいわけではありません。千代田区にはオフィスがたくさんあり、昼間人口は100万人近くまで増えます。そのオフィスで働く人や学生、買い物に来る人などのためにも案内板の設置、緑化や街の清掃、フリーwi-fiの整備、歩道や公園の整備、図書館をはじめとした公共施設の充実などをしなければならないのです」

 千代田区の人口は約5万5000人。平たく言えば、約6万人で100万人を支えることになる。ゆえに千代田区はそれらの人たちのために、インフラ整備に取り組まなければならない。

 金持ち自治体の千代田区だから、こうしたワガママを言っているわけではない。世田谷区も同様に、特別区から脱却を模索している。世田谷区職員は言う。

「世田谷区の人口は90万人を突破していますが、まだ増える傾向にあります。90万人といえば、政令指定都市に匹敵する人口です。人口規模だけを見れば、世田谷区が半人前の区のままなのはおかしい。住民サービスを充実させるためにも市になるという選択は、当然ながら検討されるべきです」

5021とはずがたり:2019/06/22(土) 15:26:43
>>5020

●実情に合わせた都市開発の妨げに

 特別区が奪われるのは財源ばかりではない。本来なら市が有する権限も奪われる。その一例が、都市計画における用途地域だ。東京23区には、用途地域と呼ばれる都市計画の権限がない。そのため、「地域の実情に合わせた都市開発が進められない」とこぼすのは杉並区の職員。

 従来、街には人が住む住宅地域、商店が営業しオフィスが立地する商業地域、工場などが操業する工業地域、食糧生産や酪農のできる農業地域といったように、人が住みやすいように地域の役割を明確化して、それに応じた計画が立てられている。

 極端な例を出せば、閑静な住宅街にガスコンビナートが立地していたら、住民は常に事故の危険性に怯えなければならない。小中学校の隣にラブホテルや風俗店が進出するのは教育上よろしくない。オフィス街に牧場を開設すれば、家畜の糞や肥料から発せられる臭気でビジネスに影響が出る。そうした混在を避けるのが、用途地域の目的にある。実態に合わせた用途地域が定められなければ、住民の生活は著しい混乱を生じる。

 近年、建築基準法の規制緩和で閑静な住宅街にもコンビニ出店が可能になった。これにより、来店客による騒音・振動問題をはじめ、店舗から排出される臭気、排気口や電気設備の騒音が不安視されている。また、コンビニが出店することで往来する自動車が増加し、その自動車のライトや店舗看板の照明等による光害も地域住民は悩まされるだろう。

「特別区には、それらを変更する権限がありません。東京都は東京都全体を管轄する立場にあるので、仮に区が都に陳情してもすぐには動いてくれないでしょう。都市開発においても、区が機動的に動けなくなるわけです。だから、都になったからといってメリットがあるとはいえないのです」(前出・杉並区職員)

 都制度の弊害を解決するべく、東京23区で構成される特別区協議会は「特別区の廃止」を表明している。23区の一部には特別区廃止にそれほど積極的ではない区もあるが、特別区協議会は東京23区すべてが加盟している。つまり、「特別区の廃止」は東京23区の総意と見なすことができる。

●大阪都構想は劇薬

 また、維新の「府市が一体化することで成長する」という主張も必ずしも正しいとはいえない。昨今、地方自治体関係者の間で、「もっとも伸びている都市」と衆目一致しているのが福岡だ。その福岡は政令指定都市が2つ存在する。いわば、県知事・福岡市長・北九州市長と、それぞれトップが3人いる。なおかつ、福岡県知事と福岡市長は対立している。

 統一地方選の福岡県知事選でも、福岡市長は対抗馬として出馬した新人候補への支持を表明。3選を目指した現職との対立が鮮明化した。それでも、福岡はすごい勢いで成長している。府と市、県と市の対立と都市の発展・成長に相関関係はない。

 選挙直前、大阪府の府内総生産額が愛知県の県内総生産額に抜かれたという衝撃的なニュースも流れた。都道府県の総生産は為替や海外市況にも大きく左右されるので、大阪府と愛知県の総生産額が入れ替わることは大きな出来事として受け止める必要はない。しかし、東の東京、西の大阪という長らく固定化されていた概念はすでに崩れた。

 東京都でさえ、足下から特別区を廃止する声が出ているのに、大阪は成長を名目にして「都」を目指そうと躍起になる。その間、愛知県や福岡県が急成長を遂げ、大阪の立場は揺らぐ。

 大阪市を解体する大阪都構想は、まさに劇薬。本当に、大阪都は大阪を成長させられるだろうか。(文=小川裕夫/フリーランスライター)

5022とはずがたり:2019/07/19(金) 20:17:27
そのまま住むには就職口がないよね。老人になって住もうかと思ってるくれるかも知れないけど。

高齢になって田舎に引っ込むって現象はよくある気がするけど限界集落の無住化をその程度阻止してるんだろうか?

広がる「離島通学」 生徒ら船で登校、地域の未来託す
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47239130R10C19A7SHB000/?n_cid=NMAIL007
ドキュメント日本 社会
2019/7/14 6:00 日本経済新聞 電子版

>廃校寸前だった学校が島外の子供に転入学を呼びかけ、自然体験や少人数授業を提供している。

5023とはずがたり:2020/02/10(月) 20:09:00


『限界』から『消滅』集落へ 高齢化・人口減の厳しい現実「成り行きに任せるしか」「出たくない」地元の声https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200123-00010000-mbsnews-l36&amp;p=1
1/23(木) 15:49配信MBSニュース

住民の半数以上が65歳以上の集落を「限界集落」と言いますが、さらに高齢化や都心回帰などが進んで住民が0人となってしまった集落を「消滅集落」といいます。いま、この消滅集落が徐々に増えているといいますが、人が住まなくなった「集落」はどのような状況になるのか、徳島県三好市を取材しました。

『限界』から『消滅』集落へ 高齢化・人口減の厳しい現実「成り行きに任せるしか」「出たくない」地元の声
双子布集落へと向かう車
消滅した「双子布集落」
徳島県三好市。人口は約2万6000人で山間部が市全体の9割を占めています。その山間部に「双子布(ふたごの)集落」がありましたが、消滅してしまったそうです。MBSの辻憲太郎解説委員が三好市役所の集落支援員・日浦孝夫さんと車で向かいました。

「最寄りの駅から車で30分ほど走った場所です。ほぼもう、山の中です。」(辻解説委員)

双子布集落へと続く道はほとんど車も通らないのか、狭いアスファルトの道路は枯れ葉で覆いつくされていました。通ると車が大きく左右に揺れ、危険な状態です。

『限界』から『消滅』集落へ 高齢化・人口減の厳しい現実「成り行きに任せるしか」「出たくない」地元の声
双子布集落にある住宅
「到着しました。家があります。ほとんど森の中ですけども、家があります。」(辻解説委員)

『限界』から『消滅』集落へ 高齢化・人口減の厳しい現実「成り行きに任せるしか」「出たくない」地元の声
三好市役所の集落支援員・日浦孝夫さん(左)とMBS辻憲太郎解説委員(右)
山の途中に開かれた土地にかつて存在していた「双子布集落」。ぽつぽつと住居は存在しますが、誰も住んでいません。双子布集落には、ともに80歳を超える2人の女性が最後まで暮らしていたといいますが、1人は亡くなり、もう1人は転居。2014年に消滅集落となりました。2人の女性が住んでいた家へ案内していただくため、日浦さんとともに山を登ります。



5024とはずがたり:2020/05/04(月) 00:12:24

まぷすた
https://kudougames.com/mapstudy/

5025とはずがたり:2020/05/06(水) 19:56:56
ホボロ島
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%9C%E3%83%AD%E5%B3%B6

概要
豊田郡安芸津町(あきつちょう)に属していたが、2005年2月7日に安芸津町が東広島市に編入されたため、現在は東広島市に属している。地元でホボロと言われる竹かごをひっくり返したような形をしていることから、ホボロ島の名が付けられた。

地元では、嫁入りしてきたこの島が、松の木や周囲の島の励ましにもかかわらず、すこしずつやせ細っているという伝説[1]があり、年々小さくなっている。昭和時代中期に国土地理院が発行した地形図によれば、昭和3年に発行された地図には島の高さは21.9mと標記されており[2]、島名の由来になった「竹籠」のような小山であったが、21世紀初頭現在では満潮時に岩が顔をのぞかせるのみである。

この急速な景観の変化の原因が、島を構成する凝灰岩がワラジムシ目コツブムシ科のナナツバコツブムシによって生物侵食(英語版)されているためであることが、広島大学名誉教授沖村雄二の調査により明らかになった[2]。島は、2007年現在では高潮位時で6mに過ぎず[2]、100年後には島自体が消滅してしまうとも言われている[3]。

5026とはずがたり:2020/05/07(木) 22:27:01
広域行政派としては県はこのくらいの大きさの方が良い。

https://twitter.com/katsunomisanzai/status/1257688627267514371
ミサンザイ 「天皇を旅する本」 「まんが東京ご縁起めぐり」
@katsunomisanzai
明治36年(1903)12月に閣議決定された「府県廃置法律案」付図をみなおしてみる。

全道府県を28に再編する法案で、第19回帝国議会の短期解散がなければ通過していた可能性が高いもの。
実現してたら「他県」「県境」の意識もずいぶん違ってたろうな…などと考えつつ明日も暮らしていこうと思います。

5027とはずがたり:2020/05/08(金) 22:35:36

これ嫌がらせする連中の人権意識の希薄さに腹立たしい案件だけど県を越えた生活圏という視点は大好き。都道府県体制の打破が持論。

県境またぐけど「生活圏を共有しています」…自粛の対象外アピール、車に掲示する「圏域証」配布
2020/05/08 15:39
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200508-OYT1T50170/

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、県境をまたぐ移動の自粛が続くなか、三重県伊賀市と京都府笠置町、南山城村、奈良県山添村でつくる「伊賀・山城南・東大和定住自立圏」(略称・伊賀城和定住自立圏)が、圏域住民であることをアピールする「圏域証」を作成し、配布を始めた。車のダッシュボードなどに掲示して使う。岡本栄・伊賀市長は「伊賀市内で京都、奈良ナンバーを見ても、同じ生活圏であり、自粛の対象外だと分かってもらえれば」と話している。(山本哲生)


 圏域証はA4判。4市町村の地図に「わたしたちは生活圏を共有しています」の文字を載せた。三重県は緊急事態宣言延長の発表後、県内の移動自粛を求めなくなった一方で、県境を越える移動の自粛は「これまで以上に徹底」すると発表しているが、各町村から伊賀市内へ買い物や通勤する人が多い。この圏域証を掲示すれば、三重県が自粛を求めている「県境をまたぐ移動」には当たらないとアピールできる。

 伊賀城和定住自立圏は、2016年10月に三重県伊賀市と京都府2町村で発足、昨年10月に奈良県山添村が加わった。日常的に往来がある同一の生活圏となっている。

 4市町村の公式サイトからダウンロードできるほか、伊賀市役所や3町村の役場でも配布するという。

 伊賀、亀山、滋賀県甲賀の3市が13年度から進める「いこか連携プロジェクト」もあり、伊賀市は、2市にも呼びかけて同様の圏域証を作成する。

 他県ナンバー車は「県境を越えてきた」と見なされ、静岡県では車を傷つけられたり、徳島県ではあおり運転や暴言を浴びせられたりするなどの嫌がらせが各地で発生している。

5028とはずがたり:2020/05/18(月) 23:49:19
聳え戸とか聳え洞とか聳え渡と聳え門とかが由来かな? 

ソビエト (和歌山県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%93%E3%82%A8%E3%83%88_(%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C)

5029とはずがたり:2020/06/25(木) 20:51:18

北海道稚内

避難所って看板でてるけどどうみても崖崩れ現場なんですけど。。
https://www.google.co.jp/maps/@45.387538,141.6426567,3a,58.7y,91.59h,95.55t/data=!3m9!1e1!3m7!1sgMZap1BrUnrFSF5ziFKSrQ!2e0!7i16384!8i8192!9m2!1b1!2i31

5030とはずがたり:2020/07/23(木) 23:25:52
https://7cascades.blog.fc2.com/blog-entry-24.html

 実はその「支庁」、現在は「総合振興局」と「振興局」などという何だか訳のわからない名称に変わってしまいました(笑)。従って、旧「釧路支庁管内」ですと「釧路総合振興局管内」というふうに変更されました。この狙いは、元々14あった支庁を9つの「総合振興局」に再編し、その下に5つの「振興局」を置こうとしたものらしいです。「振興局」にされてしまう5つの支庁管内の自治体からすれば、今まで横並びの支店だったものが営業所に格下げされて隣の支店の下に置かれるようなものですからそりゃあ面白いはずがありません。これら管内の自治体から激しい反発を受けて結局この5支庁も同格組織として存続することが決まったそうですが、名称だけは当初の計画どおり「総合振興局」と「振興局」に分けることになりました。道庁としては「名を捨て実を取った」のではなく「実を捨て名を取った」という結果なんでしょうが、いかにもお役所仕事らしい足して2で割ったような素晴らしい折衷解決策です(これならやらんでもよかったような気もしますが)。この時、釧路や石狩などの支庁名はそのまま踏襲されたのですが「網走支庁」だけは「オホーツク総合振興局」に改称されてしまいました。何故にわざわざロシア語の地名を冠してまで改称する必要があったのでしょうか。網走市は元々支庁の所在地でもありますし、映画でも有名になった監獄のある都市として全国的に高い知名度を誇りますから「そのままでよかったんじゃないの」というのは、私を含めた事情を知らぬよそ者の考えの致すところであります。みなさまも長文で大変お疲れのことと思いますので三行で答えを書きます。旧網走支庁管内には3つの市がありますが、その人口は次のとおりです(2018年現在)。

網走市 36,300人(管内総人口に占める割合:12.9%)
紋別市 22,500人(同:7.9%)
北見市 118,800人(同:42.1%)

以上です(笑)。あ、ちなみに先の冬季オリンピックのカーリング種目で見事銅メダルに輝いたロコ・ソラーレは、北見市(旧常呂町)を拠点とするチームで、創設者であり現代表理事の本橋麻里さんをはじめとするメンバー全員が北見市の出身者です。「何がなんでも『網走』にはしたくね北見の気持ちもわかるっしょー」、「そだねー」(笑)。

5031とはずがたり:2020/10/29(木) 11:36:32
<近畿>

4363 自分:とはずがたり[] 投稿日:2020/10/27(火) 13:35:35
大阪市に隣接する2市、都構想実現なら「特別区を目指す」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20201027-OYT1T50109/
2020/10/27 11:18

 「大阪都構想」の住民投票(11月1日投開票)の手続きを定めた大都市地域特別区設置法(大都市法)には、都構想が実現した場合、大阪市に隣接する自治体も特別区に移行できる規定がある。該当する大阪府内10市の市長に読売新聞がアンケートをしたところ、守口、八尾両市長が特別区を目指す考えを持っていることが判明した。住民投票の結果は、周辺自治体のあり方にも波及する可能性がある。(浦野親典)

議会で可決必要
 大都市法は、政令市と隣接市町村を含む人口200万人以上の地域で特別区を設置できるようにした法律だ。来月1日に賛否が問われる制度案は、大阪市を廃止して4特別区を新設する内容で、市民対象の住民投票で賛成多数になると、実現する。

 さらに同法の規定では、4特別区が設置される2025年1月以降、現在の大阪市に隣接する自治体も特別区への移行が可能で、堺、豊中、吹田、守口、八尾、松原、大東、門真、摂津、東大阪の10市が対象となる。


 実現までの手続きは、移行を希望する市と府で制度案をまとめ、府・市両議会で可決する必要がある。

 市を複数の特別区に分割する場合、議会可決後に住民投票を実施し、賛成多数となる必要があるが、市を丸ごと一つの特別区にする場合、住民投票は不要。これは市域が分割されなければ、住民生活への影響は少ないと考えられたためだ。

2市は否定
 読売新聞がこれら10市長にアンケートをしたところ、松原市長を除く9人が回答。地域政党・大阪維新の会に所属する守口、八尾両市長が特別区移行の考えが「ある」と答えた。

 このうち、大松桂右・八尾市長は、八尾市の人口が約27万人にとどまることから特別区の数は「1区」を選択。西端勝樹・守口市長は「市域の成長と市民福祉の向上につながるなら特別区の議論を否定する必要はない」としつつ、「(区数は1区か複数区か)どちらともいえない」とした。

 ほかの7市長のうち、堺、大東、門真、摂津、東大阪の5人は、特別区移行について「どちらともいえない」を選択。永藤英機・堺市長と宮本一孝・門真市長は維新所属だが、永藤市長は「今任期中は都構想の議論はしない」、宮本市長は「特別区を目指す考えはあるが、具体的な制度設計や道筋が示されていない」とした。

 一方、豊中、吹田の2市長は特別区移行の考えは「ない」とした。豊中市では、特別区に移行すると、市税収入の最大5割超が他の区に分配されると試算。長内繁樹市長は「現在の市のサービスが維持できるか保証がない」と説明した。

 10市は政令市の堺市、中核市の豊中、吹田、八尾、東大阪の4市など権限や財源規模が異なり、特別区になった場合、府との間で権限や財源をどう分担するかは制度案の作成時に決めていくことになる。また、特別区移行の時期は早くても25年1月以降で、10市長の現任期以後となるため、方針は変わる可能性がある。

5032とはずがたり:2020/11/16(月) 17:35:02
新過疎法案で激変緩和を 自民道連、二階氏に要望
10/24 20:38 更新
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/474247

 来年3月末に期限切れとなる過疎法に代わり自民党が検討している新法案で、道内の最大13市町村が過疎地域から外れる見通しとなっていることについて、自民党道連は24日、二階俊博幹事長に激変緩和措置などの支援を要望した。

 二階氏は党道連が札幌市内で開いた政経懇談会に出席し、吉川貴盛道連会長が「財政力が弱い市町村にとって大きな課題。北海道の窮状を理解して」と求めた。道連幹部によると、二階氏は「党内にしっかりと指示を出していく」と述べ、要望に沿って対応する考えを示した。

残り:60文字/全文:292文字

5033とはずがたり:2020/11/16(月) 17:35:54
新過疎法、半数以上が指定外れる見通し 現在指定は18市町村 財政に打撃
10/12(月) 6:04配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e52c38ef5e446024ddf108c1107b493b63eba7a
琉球新報
(写真:琉球新報社)

 過疎化が進む市町村に国が財政支援する過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)が2020年度で期限切れとなり、現在指定を受けている県内18市町村のうちの半数以上が、21年度から始まる予定の新法では、指定から外れる見通しであることが9日、県の試算で分かった。与党自民党は新法案で人口減少率の指定要件基準を変更する方針を示している。方針に沿えば県内の指定自治体では減少率に改善が見られるため指定外になる見込み。指定外になると、ハード事業の高率補助や診療所の運営費などに充てられてきた過疎債が使用できなくなり、自治体財政に深刻な影響を与える可能性がある。 
 沖縄の指定自治体は財政力に乏しい離島市町村が多い。また米国施政下に置かれていたため全国で唯一、同法の適用が10年遅れた特殊事情もある。県と県過疎地域振興協議会(過疎協)は、それらの事情を基に国へ指定継続を求めている。

 現在過疎法の指定を受けているのは国頭村、大宜味村、東村、本部町、伊江村、渡名喜村、渡嘉敷村、座間味村、粟国村、伊平屋村、伊是名村、南大東村、北大東村、久米島町、竹富町、与那国町、多良間村、宮古島市。県は「混乱を来す」として、指定が外れる見込みの市町村名を公表していない。本紙による各市町村への取材では本部町と座間味村、南大東村、北大東村、竹富町が新法の指定から外れる見通しを持っているとした。

 県過疎協会長の宮里哲座間味村長は「(新法は)沖縄の過疎地域にとっては非常に厳しい内容になると思う。簡単ではないが、過疎協としては1市町村も外れることがないよう訴えていきたい」と述べた。

 県地域・離島課の森田賢課長は「指定要件は人口減少に重きを置いているが、財政力指数が低いところは一定の配慮が必要だと訴えないといけない。ただ過疎法は全国法なので、要請活動が難しい面もある。過疎協と連携して取り組んでいきたい」と話した。
 (梅田正覚)

5034とはずがたり:2020/11/16(月) 17:37:02
2020/11/12 17:00
新過疎法の自民素案 鹿児島県内の十数市町村が指定除外・縮小 南日本新聞試算
https://373news.com/_news/?storyid=128451

南日本新聞ニュース 国が過疎の自治体を支援する過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)は2021年3月末で期限切れを迎える。自民党は議員立法による新法を検討中だが、要件見直しで鹿児島県内の十数市町村が指定から外れたり、対象地域が縮小したりする可能性があることが分かった。指定除外になると、返済額の7割が交付税措置される過疎対策事業債(過疎債)が発行できなくなるため、自治体運営にも影響が及ぶとみられる。

 過疎法が指定する「過疎地域」は人口の減少率と財政力の弱さで決まる。現在県内ではいちき串木野市と出水市を除く41市町村が対象。自民党の特別委員会が9月にまとめた素案では、人口減少の基準年を見直す方針が示された。現行法の1960年を、地方圏からの人口流出がいったん収束した75年か80年を軸に「引き続き検討する」としている。

 南日本新聞が75、80年を基準年に、人口減少率を含む主な要素を現状通りで試算したところ、東串良町や龍郷町などが除外対象となった。離島で財政基盤も弱い十島村も外れる恐れがある。人口減少率や合併前の過疎市町村の扱いのほか不確定な面もあり、実際にどうなるかは流動的だ。

 県過疎地域自立促進協議会の森田俊彦会長(南大隅町長)は「どう考えても過疎と思われる自治体が外れる可能性が出ている。一部の指数だけで判断せず、しっかり状況分析してほしい」と話す。

 素案は、過疎地域の持続的発展を後押しするため、デジタル技術による遠隔医療・教育やテレワーク推進、企業移転による雇用創出などを重点分野と位置付け、財政支援を強化するとしている。期間は31年3月末までの10年間。自民は公明や野党とも協議し、年明けの通常国会に法案を提出し、4月施行を目指す。

〈過疎法〉1970年に10年間の期限付き議員立法として施行され、期限延長や内容を再検討した新法制定を繰り返してきた。現在県内の95.3%に当たる41市町村が過疎地域に指定され、割合は島根県に次いで2番目に高い。指定は市町村単位が基本だが、合併特例で旧市町村単位の「一部過疎」もあり、県内では鹿児島市(旧桜島町)や姶良市(旧蒲生町)など6市が該当する。

5035とはずがたり:2020/11/16(月) 17:39:35

過疎法の対象地域継続を 期限切れ控え田辺市議会が意見書
(2020年07月14日 14時30分 更新) 和歌山 紀南 政治・行政
https://www.agara.co.jp/article/70604

 国が過疎の自治体を財政支援する「過疎地域自立促進特別措置法」(過疎法)が、2020年度末に期限切れを迎える。新たな過疎対策法の制定に向けた動きはあるが、対象地域が縮小される可能性があり、これまで市内全域が対象となってきた和歌山県田辺市は気をもんでいる。市議会は6月定例会で、現行の過疎地域を引き続き対象とすることなどを求める意見書を可決した。


 過疎法は1970年に10年間の期限付きで施行されたが、その後も新法の制定や期限の延長を繰り返してきた。

 現行法には、市町村合併の特例として「一部過疎」と「みなし過疎」が設けられている。一部過疎は、合併前の旧市町村のみを過疎地域とみなす制度で、県内では白浜町が対象。みなし過疎は、合併後の新市町村が過疎地域の要件を外れていても、人口や面積など一定の要件を満たしていれば新市町村全体を過疎地域とみなす制度で、県内では田辺市と有田川町が対象となっている。

 自民党の過疎対策特別委員会が3月に示した「今後の過疎対策の方向性」素案では、一部過疎については「設けることを検討」としているのに対し、みなし過疎は「設けることの是非を含めて検討」となっており、継続されるかは不透明な状況だ。

 過疎法に基づく「過疎対策事業債」(過疎債)は、元利償還金の7割が交付税として戻ってくる「有利な借金」で、過疎自治体にとって貴重な財源となっている。みなし過疎が廃止されれば、旧田辺市地域での事業に過疎債が利用できなくなる。

 田辺市は合併後、過疎債を84億409万円(ハード事業分、20年度予算含む)発行している。旧町村地域でケーブルテレビの整備や小中学校の施設整備などに活用してきたほか、旧田辺市地域でも消防施設整備や小中学校のトイレ改修などに充ててきた。

 ハード事業だけではなくソフト事業も対象で、市では集落支援員の人件費やスクールバスの運行などに活用している。

 また、意見書では、主に旧町村部をカバーしていた旧簡易水道事業についても過疎債の対象とするよう要望した。18年度から簡易水道事業と上水道事業を統合し、過疎債が活用できなくなったため。市のこれまでの過疎債発行額のうち、簡易水道事業は約2割を占めている。

5036とはずがたり:2020/11/16(月) 17:40:24
東京一極集中是正へ過疎地支援
新法案の概要判明
https://www.47news.jp/5251531.html
2020/9/13 06:01 (JST)9/13 06:19 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 2021年3月末に期限切れとなる過疎法に代わる新法案の概要が12日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、東京一極集中是正と地方分散の受け皿となる過疎地域の役割を重視。持続的な発展を後押しするため、デジタル技術による遠隔医療・遠隔教育やテレワークの推進、企業移転による雇用創出などを重点分野と位置付け、財政支援を強化する。期間は31年3月末まで10年間。

 自民党を中心に公明党や野党とも協議し、議員立法として来年の通常国会に法案を提出する。早期に成立させ、21年4月施行を目指す。

5037とはずがたり:2020/11/16(月) 17:41:50

社説:国の過疎対策 地方の現状映す新法を
2019年11月30日 掲載
https://www.sakigake.jp/news/article/20191130AK0017/

 国が過疎の市町村を財政支援する過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)が2021年3月で期限切れを迎える。学識経験者による国の懇談会や、自民党の過疎対策特別委員会は過疎対策を継続させる方向で議論を進めている。人口減少が著しく、財源に乏しい地方の厳しい現状を十分に踏まえ、新法が制定されることが求められる。

 過疎法は1970年から10年ごとに議員立法で制定されてきた。現行法は2000年に制定され、10、12年の2度の改正で期限が延長された。

 人口や財政面で一定の要件を満たす市町村を過疎地域に指定する。インフラ整備や地域活性化などの財源として過疎対策事業債の起債を認め、元利償還額の7割に地方交付税を充当する形で、国が肩代わりする。公立小中学校の校舎などの整備事業で、国庫補助率をかさ上げする制度もある。

 本県では現在、潟上市と大潟村を除いた23市町村が過疎指定されている。ただし秋田市は河辺地域だけの指定となっている。全市町村が対象の島根県などと並び、指定された自治体の割合は全国トップクラスである。

 過疎債の起債は18年度、全国で計約4600億円だったが、そのうち本県は約139億円だった。県内市町村の財政にとっては、過疎債をはじめとする支援は極めて重要であり、引き続き過疎対策制度は不可欠だと言える。

 ただ、国も財政再建が大きな課題になっている。市町村の多くは過疎指定の対象地域が今後、縮小されることを懸念している。特に心配されるのは「みなし過疎」が現行通り継続されるかという点である。

 みなし過疎は、合併後の新市町村全体では過疎地域に該当しなくても、合併前の市町村が過疎地域だった場合など、一定の要件を満たせば、新市町村全体を過疎指定する制度。全国では25市町村、本県では大館、由利本荘、大仙、横手の4市が対象となっている。

 例えば横手市は18年度、12億2千万円を起債し、道路整備や特別養護老人ホームの助成などに充てた。みなし過疎が廃止されたり、要件が厳しくなった場合、事業遂行に大きな支障を来しかねない。市町村側も要望活動を一層強め、国側の理解を得る努力をするべきだ。

 過疎指定地域は、人口は全国の8・6%にすぎないが、面積は6割を占めている。食料や水の供給、国土の保全など重要な機能を担っている。人口減少、高齢化、集落の衰退が加速している状況に歯止めをかけなければならない。

 安倍政権が掲げる地方創生は目立った成果がないと指摘されている。新法と過疎対策の制度設計は、国が地方振興に取り組む本気度を測るバロメーターにもなる。過疎地域の期待を裏切らない対応が必要だ。

5038とはずがたり:2020/11/16(月) 19:55:45
政府、2市を中核市指定 長野県松本、愛知県一宮
2020年10月09日11時51分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100900547&amp;g=pol

 政府は9日の閣議で、長野県松本、愛知県一宮の2市を中核市に指定する政令を決定した。2021年4月1日からの施行で、全国の中核市は62市となる。

5039とはずがたり:2020/11/16(月) 21:14:07
2020/6/19 金曜日
自民過疎対策特委と大鰐町などが意見交換
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2020/06/60343.html

 自民党の過疎対策特別委員会は18日、本県と熊本県の過疎関係市町村と意見交換し、参加した大鰐町など市町村側が、加速する少子高齢化や人口減少、厳しい財政状況などを訴え、新たな支援措置を要望した。
 意見交換はビデオ会議システムを使って行われ、本県からは大鰐町、佐井村、新郷村が参加した。
 大鰐町の山田年伸町長は過疎対策事業債について、町立病院の有床診療所化などに活用されている事例を挙げながら「県全体では地方債の約6割を占める。諸課題に対処するためにも市町村が必要とする額を確保していただきたい」と訴え、今年度末に失効する現行の過疎法についても「『みなし過疎』『一部過疎』を含む現行の過疎地域を引き続き対象とするよう最大限の配慮をいただきたい」と要望した。
 意見交換会終了後、山田町長は「新型コロナの影響で陳情に行けない中、このような形で意見交換の場を設けてもらったのはうれしいこと」と述べた。
 同党では現行の過疎地域自立促進特別措置法が今年度末で期限切れとなることから、市町村からのヒアリングを重ね、今夏に「今後の過疎対策の基本的な考え方」を取りまとめる予定。

5040とはずがたり:2020/12/11(金) 13:20:08
2020.12.10 22:01
自民大阪、「都構想停止法」を検討 再投票阻止狙う
https://www.sanspo.com/geino/news/20201210/sot20121022010010-n1.html?fbclid=IwAR01os2eaRAgWAQ_1aRzxRuv_bvthQCEcTCG5TPCCXzlN9TMx_-T1T-UKv0

 自民党大阪府連は、11月の住民投票で否決された大阪都構想の根拠法である大都市地域特別区設置法(大都市法)の効力を停止させる法案を策定する方向で検討に入った。3度目の住民投票阻止が狙い。府連関係者が10日、明らかにした。党本部へ働き掛ける意向だが、菅義偉首相が同法成立を後押ししただけに党内で賛同を得られるかは見通せない。

 同法は2012年に自民党など与野党7会派が共同提出し成立した。政令指定都市を廃止し複数の特別区に再編するための手続きを規定し、住民投票の結果に法的拘束力を与えている。


 日本維新の会が推進する都構想は15年5月と今年11月の住民投票で2度否決された。同法には住民投票の回数を制限する規定はない。

5041とはずがたり:2021/01/10(日) 23:21:26

すげえw

砺中町,調べて見ると今の小矢部市。砺中+石動=小矢部だそうな。小矢部は何処から出てきたんだ??

https://twitter.com/nekonoizumi/status/1347155264340848641
猫の泉
@nekonoizumi
昭和の大合併の富山県の砺中町の合併議決の事例で、反合併派で議決を防ぐために沈黙する議長に対し副議長が議長席に駈け上り議長を突き落として「議長事故あるものと認め、副議長が代行する」と叫んで合併議決したというのがあったけど、今のアメリカなら起こりそうな雰囲気がある。
午後9:16 ・ 2021年1月7日・Tween

5042名無しさん:2021/01/25(月) 21:29:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fddf212007b550c0dad0e214e785cd502d43969
消防団員の待遇改善を検討 減少に危機感、人員確保へ
1/25(月) 8:13配信
共同通信
 総務省消防庁は、地域で消火活動や災害救助に当たる消防団員を確保するため、待遇改善に向けた検討を始めた。2020年の全国の団員数は過去最少の約81万8千人。少子高齢化などで減少傾向が止まらず、地域防災力の低下に危機感が強まっている。同庁は団員に支払う報酬や出動手当の引き上げを視野に有識者会議で議論し、今夏にも対策の方向性を打ち出す方針だ。

 消防団員は1955年に200万人近くいたが、90年に100万人を割り込んだ。若年層を中心に入団者数も落ち込み、20年の団員数は前年比で約1万4千人減少。1万人以上減ったのは2年連続で、消防庁は「危機的状況」と強調する。

5043とはずがたり:2021/01/26(火) 17:23:07

夕張の工業団地、未利用また一つ マルハニチロ撤退 地の利に限界
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/504617
01/25 18:07

 【夕張】水産加工食品大手のマルハニチロ(東京)が3月末で夕張工場を閉鎖させることにより、市内の工業団地にまた一つ未利用区画が生じる。市は空港や札幌、港湾に近い地の利を武器に企業誘致を進めてきたが、近年は人口減による従業員確保などが課題となっており、操業見合わせや撤退の流れが止まらない。

 同社夕張工場がある夕張緑陽工業団地(沼ノ沢)は、1997年に中小企業基盤整備機構により分譲が開始され、マルハニチロ以外に4社が進出している。計8万平方メートルの敷地に空き区画はないが、計5社のうち2社は土地を所有しているのみで操業の実績がない。

5044とはずがたり:2021/01/29(金) 12:44:07
指定外れていいんじゃないか。限界集落を温存する様な土地に対する支援から人に対する支援に切り替えた方が良い。
どうせ此処から地方の声とやらでひっくり返されるのが自民だけど。

>新法案では人口減少の起点となる「基準年」を地方からの人口流出が進んだ60年から、流出が一度は収まった75年とする案が浮上している。

>上野村の場合、財政健全化の指標の一つ「財政力指数」(1・0を上回れば地方交付税は不交付)が、現行法の制定当時は過疎指定の要件となる0・42以下だったが、現在は0・9に改善している。

>合併で市に編入された5地区のうち2地区でも「過疎地域」の要件を満たさず、指定を外れる可能性が出ている。

新過疎法案で指定除外も 自民検討 群馬の嬬恋と上野両村と2地区
毎日新聞2021年1月29日 12時04分(最終更新 1月29日 12時04分)
https://mainichi.jp/articles/20210129/k00/00m/010/092000c

 人口減少などが進む自治体を国が財政支援する時限立法「過疎地域自立促進特別措置法」(過疎法)が2020年度末で期限切れとなり、現在は「過疎地域」に指定されている群馬県内の9自治体5地区のうち嬬恋、上野両村と2地区が、自民党が検討する新法案で指定から外れる可能性があることが分かった。新法案の内容は流動的だが、コロナ禍の中で指定から外れれば厳しい財政運営が迫られそうだ。

 00年に制定された現行法では「1960〜95年の人口減少率が30%以上」などの一定の要件を満たせば過疎指定される。だが、新法案では人口減少の起点となる「基準年」を地方からの人口流出が進んだ60年から、流出が一度は収まった75年とする案が浮上している。

 嬬恋村によると、基準年が60年の場合の人口減少率は35・7%だが、75年とした場合は9・8%となり、要件を満たさなくなる恐れがある。

 上野村の場合、財政健全化の指標の一つ「財政力指数」(1・0を上回れば地方交付税は不交付)が、現行法の制定当時は過疎指定の要件となる0・42以下だったが、現在は0・9に改善している。

 06年に藤岡市と合併した旧鬼石町など、合併で市に編入された5地区のうち2地区でも「過疎地域」の要件を満たさず、指定を外れる可能性が出ている。

 過疎法は70年に10年間の期限付きで議員立法として初めて制定。その後、新法として更新されてきた。人口と財政力に基づき過疎地域の要件を定め、過疎市町村は返済金の7割を国が手当てする過疎対策事業債を発行できるなど、財政支援措置が受けられる。【庄司哲也】

5045とはずがたり:2021/01/29(金) 14:57:33

https://twitter.com/shoutengai/status/1355029603698368515
木下斉/Hitoshi Kinoshita
@shoutengai
これなんだけど社会移動しか見ないで一極集中が鈍化はミスリード。東京は2020年通じれば8000人程度の人口増。減少の多くは外国人人口に起因。一方地方は自然減が今、猛烈に進んでいるので相対的な東京人口優位は変わらず。

東京圏への人口集中、コロナで大幅減速
2021/1/29 14:41 (JST)
c一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/727760846079770624

 総務省が29日公表した2020年人口移動報告によると、東京圏への人口流入を示す「転入超過」は約9万9千人で、前年の約14万8千人から大幅に減った。新型コロナウイルス感染拡大で転入が減り、人口集中のペースが減速した。

5046名無しさん:2021/03/14(日) 07:04:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/44b14f2d48a4322b3c4b2ea08858a9862e21da9c
「”被災地”から脱皮を」 報道の難しさ知る 兵庫から東北へ10年通う記者 「善意の暴走」も垣間見る【#これから私は】/兵庫・丹波篠山市
3/13(土) 15:19配信
丹波新聞
 東日本大震災の発生から10年が過ぎた。直後は1000キロ近く離れた兵庫県丹波地域からも数多くの支援が行われ、現在も東北の人々との交流が続いているケースもある。記者は発生1カ月後に初めて現地に入り、ボランティアをしながらルポを書いた。その後も訪問を続ける中でたくさんの友人ができ、毎年、東北に足を運んでいる。この経験は自身の考え方や記事執筆にも大きな影響を与えた。被災直後、そして、変わっていったまちと人の姿を振り返りたい。

 2011年4月、巨大な津波が襲った宮城県を初めて訪れた。復旧への支援はもちろん、丹波地域(丹波市、丹波篠山市)を発行エリアとする新聞社ではあるが、全国、世界中に衝撃を与えた大災害の現場を、丹波で暮らす者の目で見て、伝えさせてほしいと考えたからだった。

◆話すつらさ 記者の仕事に悩む

 あの時の記憶は、10年が過ぎても鮮明に思い出せる。家々が立ち並んでいたと思われる沿岸部には、元が何であったか分からないものが至る所に山積みになっていた。マンション4階に刺さった木、ひしゃげた電車や車。水の力が起こしたことだとはなかなか信じられなかった。

 目の前に広がる異様な光景とは裏腹に、潮風は悠々とまちを吹き抜け、ウミネコが鳴いていた。人の営みは徹底的に破壊されているのに、自然はいつもと同じ表情だった。

 そんなまちでスコップを手にひたすら泥をかき出し、「がれき」と呼ばれた地元の人たちの生活の痕跡を片付けた。

 壊されたまちを見ること以上につらかったのが地元の人と話すことだった。ボランティア作業の合間、話をしたいという地元の人は一定数おられた。外から来た人間に思いを吐き出すことで、少しでも気持ちを落ち着かせたかったのかもしれない。

 「家族が目の前で津波に持っていかれてね。毎日、捜しに歩いている」「主人が見つかったんだけど、フェンスの高い所に引っ掛かっていて降ろすのが大変だったの」

 ただうなずくしかできず、記者という職業を明かすこともできなかった。「話を聞く」から「取材」に変わってしまうからだ。

 あの時、地元の人が求めていたのは取材ではなく、ただ、話をすること。もし記者だとわかれば、話をやめてしまうかもしれない。記者という仕事に悩み、こんなに逡巡をしたことはなかった。

◆「みんなに伝えて」 この言葉で書けた

 顔なじみになった人に勇気を振り絞って記者であることを告げると、「それなら見ていって」と案内された場所がある。高台の公園に急きょ作られた仮土葬場だった。

 朝もやの中、何本もの木の墓標が立ち並び、声を上げて泣いている人、ただ茫然と立ち尽くしている人、想像もできないような悲しみが霧の粒子のように辺りを包み込み、重く沈殿していた。

 写真を撮ることをためらっていると、「撮って。そして、帰ったらみんなに伝えてね」。情けないことだが、この言葉がなければ記事を書けなかったと思う。

 兵庫県に戻ってから、何度も東北の夢を見た。悲惨な光景だけでなく、「また来てね」と言ってくれた人々の顔も。それから個人で、あるいは市や市社会福祉協議会が出したボランティアバスに乗って、また、高校生たちの交流・支援事業をサポートする役として、ほとんど毎月、東北に通う日々が始まった。「あらぁ、また来たの」と言ってくれる人が増えていった。

5047名無しさん:2021/03/14(日) 07:04:45
>>5046

◆善意は暴走する 垣間見た現実

 「助け合い」「絆」。あのころよく使われた言葉。その通り、地元の人々は助け合い、また、ボランティアなどとも絆を結んでいった。美しく、勇気づけられる出来事がたくさんあり、当時も今も多く報道されている。けれど、そうではない場面に出くわすこともあった。

 震災後、物資の配給にきちんと列を作って並ぶ人々の姿が報道された。「災害時にあっても冷静で、礼儀を忘れない日本人」と報じられたが、少なからず物資の奪い合いや避難所内での盗難もあった。

 支援活動を行う中で地元の軋轢に悩み、失語症になった友人もいた。また知人の女性は家の修繕に来た業者に料金を支払ったものの、工事には来なかった。料金は法外な額だった。

 被災地の内部だけではない。

 全国各地から物資が届けられていたが、使い古された衣服もあり、結局捨てられた。また震災直後はともかく、その後も延々と送られてくる物資は無料で配られ続け、営業を再開した地元経済を圧迫した。

 ボランティアの多くは被災地のためにという志と礼儀をわきまえた人だったとは思うが、中には津波が襲った後のまちで、住民の前で平然と「汚い」「臭い」と言ったり、ピースサインで記念撮影をしたり。作業を巡って地元の人とトラブルになる人、地元でがんばっている団体の代表者に、「全然ダメ」と見下す発言をする人もいた。

 仮設住宅ではボランティアセンターなどを介さないボランティアが突然訪れ、大音量で音楽を演奏し、「がんばって」と呼びかけた。「支援に来てくれているんだから断れない。でも、もう疲れた。ボランティア疲れ」。自治会長の男性が嘆いていた。

 「善意は暴走する」。これは何度も被災地に入らないと分からないことだった。

 一方、あの時、それらが報道されることでより溝を深めたり、復興の邪魔になるのではないかとも思えたりし、報道の難しさを知った。

◆歩み続ける いつか出会う日まで

 いろんなことがあった10年。しかし、まだ10年でもある。

 沿岸の一部を除き、見た目はきれいなまちとして再建された。しかし、避難所から仮設住宅、そして災害公営住宅や自力で再建した新居など、被災した人たちの生活は転々とし、そのたび孤独死やコミュニティーの再建など、新しい課題が出ている。

 最も仲が良く、現地の住民でありながら、被災者支援や自立活動に取り組んできた友人は言う。

 「私たちは今、『被災地』『かわいそうな被災者』という肩書から脱皮して、ふるさとで暮らし、さらによいまちにするためにがんばる一市民になりたい。災害を経験した人が、いろんなことを乗り越え、自分にできることで地域に恩返しがしたいという気持ちが芽生えたときにこそ、復興したと言えるんじゃないかな」

 さらに「いつか、亡くなった人たちに出会うときが来たら、目と目を合わせて、『がんばってきたよ』と言えるように、これからも歩み続けていこうと思う」。

 この思いを称賛して終わりではなく、これから、それぞれの暮らす場所で、同じ方向を向き、「共に」取り組んでいくことが、よりよいまちを全国につくっていくことになるのではないか。今、そう感じている。

5048名無しさん:2021/03/31(水) 18:00:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e02264f283bca23a9deb1ba66439abee6fd519a
「ふざけんなよ」「偉そうにしてんじゃねえよ」…市の女性職員、職場で暴言
3/31(水) 7:00配信
読売新聞オンライン
 職場で暴言を繰り返したとして、静岡市は30日、保健福祉長寿局の30歳代の女性職員を戒告の懲戒処分にした。職員は2月15日、文書が自分に回覧されなかったことに腹を立て、職場内で上司や同僚に対し、「ふざけんなよ」「悪すぎでしょ、頭が」などと大声で暴言を発した。同24日にも自分の意見が受け入れられなかったことに怒り、同僚に「偉そうにしてんじゃねえよ」などと暴言を浴びせた。

 一方、静岡県富士宮市は30日、大勢の人の前で職員を叱責(しっせき)した市立病院の50歳代の男性診療部長を戒告の懲戒処分とした。部長は昨年2月まで、複数回にわたって病院職員を大声で叱責したり、ごみ箱や椅子を蹴飛ばしたりしたとして、パワーハラスメントにあたるとした。また、昨年11月、警察官が持参した公文書を庁内で引き裂いたとして逮捕された50歳代の男性の市民生活課長も戒告とした。課長は不起訴となっている。

5049とはずがたり:2021/05/07(金) 16:06:11
<広域合併>東海

岐阜が嫌がったのか〜。。

8110 :チバQ :2021/05/04(火) 03:46:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7e1e1c1c6d608e97aedb9a7b0613af2bb4b73be
東海3県合併構想なぜ消えた 海なし岐阜県、海を諦め「川の水守る」
5/3(月) 9:27配信


中経連の説明会開催を1面トップで報じる1963年8月29日付の岐阜日日新聞・朝刊
 新型コロナウイルスの感染拡大でこの1年強、岐阜、愛知、三重の3県が連携する理由として聞かれるのが「東海3県は経済圏、生活圏が一体」だということ。実感を伴う言葉だが、本当に一つになろうとしたことがあった。その根拠となるのが「東海3県合併構想」だ。1964年東京五輪の開催に向かう高度経済成長期、岐阜、愛知、三重県の3県合併が真剣に議論された。結局実現せず現在に至るが、合併構想はなぜ浮上し、そして消えたのか。幻となった歴史を掘り起こした。

 戦国時代、織田信長の正室、帰蝶は美濃の斎藤家から尾張の織田家に嫁いだ。両家の和議の象徴として。昨年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」で、斎藤道三は稲葉山城(岐阜城)の天守から濃尾平野を眺め、構想を語った。「国を豊かにするなら海を手に入れることじゃ。尾張の向こうには海がある。和議を結べば海が近うなる」と。

 同じような話が昭和期にもあった。それが、59年から中部経済連合会が旗を振り始めた東海3県合併構想だ。同年の岐阜県議会。推進派県議は「海のない岐阜県が海を持つことこそ岐阜県の幸い」「強大な経済力を持つ愛知県と合併することによって県民生活を豊かにする」(県議会史4巻)と訴えた。臨海部の工業化で、海あり県と海なし県との間に経済格差が広がることへの危機感があった。

 合併構想は57年に国の第4次地方制度調査会が示した「地方制」がきっかけだった。都道府県を廃止し、全国7〜9ブロックの「地方」に分ける案で、採用されなかったものの東海3県では実現させようと中経連が継承した。そして構想の中で岐阜、愛知、三重県は木曽三川の恵みの下につながり、繊維や陶磁器、自動車といった産業も県境を越えて結束。人の動きも名古屋を中心に同じ生活圏にあると強調した。

 また中経連は、各県が自県本位で行政の計画を立てるため、重複や対立があると指摘した。特に治山治水は当時、自県域だけしか見ておらず、上・中流の岐阜県は「膨大な事業費を投入」しているが、下流の愛知、三重県は「利水面の受益のみを主張」し、協力姿勢に欠けていると批判した。ちょうど、構想が浮上した59年は伊勢湾台風の被害に見舞われた年。復旧復興などで、広域的に行政を行う必要性が高まっているとして「一体化した行政体制」を求めた。

 合併構想を巡り、愛知県は前向きに捉えて審議を始めた。だが、岐阜県で合併機運が高まることはなかった。63年、中経連が岐阜市で開いた説明会。岐阜日日新聞(現岐阜新聞)は「批判的な発言が多かった」と報じた。県内財界の代表者約80人が出席するも「愛知県が岐阜県を吸収する形になり、資金も人も愛知県へ流れてしまう」といった不安の声が上がった。「歴史的な県民感情があって、一挙に解決できない」と両県の長年の"因縁"に触れる人さえいた。

 当時の松野幸泰知事も県議会で慎重な姿勢を崩さなかった。製鉄所など臨海部の工業地帯では工業用水として「淡水」が必要で、愛知県が岐阜県の川の水を狙っているとみた。松野知事は59〜63年の県議会で、推進派県議の質問に「岐阜の水を持ってゆくこと以外の何ものでもない」「本県の財政は、むしろ愛知県に食われる立場に立つ」(県議会史4巻・5巻)と警戒し、合併に反対した。そして「時期尚早」という形で決議され、合併議論は次第に熱を失っていった。「海を持つ」ことを諦め「川の水を守る」ことを選択したのだった。

 当時は全国総合開発計画の時代で、県内では同じ時期に名神高速道路や東海道新幹線、新県庁舎の建設など大型プロジェクトが進んだ。揖斐川と琵琶湖をつなぐ日本横断運河や、岐阜県営空港といった幻の計画もあった。合併構想も、経済成長があってこその夢物語だったのだろう。
岐阜新聞社

5050とはずがたり:2021/08/02(月) 21:36:41
なぜか番地表示が2丁目から始まる「1丁目がない町」の不思議
ライフサイエンス
https://diamond.jp/articles/-/277611?page=2
ライフ・社会 おもしろ雑学 日本地図のすごい読み方
2021.8.1 5:05

5051とはずがたり:2021/08/03(火) 00:18:08
島根県知事は自民党と喧嘩したから出来てる云えてるって自由度を感じるけど,和歌山・鳥取・島根等の県知事が光ってる。これ人口少ない方が小回り効くという事なら都市部の都府県分割した方が良いとなるけど人口が多い都市部そのものの困難さだとなると都市部にもっとカネ掛けないと無理。個人的には小池も維新も支持しないが彼らの失政より都市部冷遇構造に原因がある気はしてる

https://twitter.com/yogoren/status/1422177916440354819
よごれん
@yogoren
島根県知事すごいな。首都圏は既に医療崩壊していて、新型コロナに罹っても必要な療養を受けられないから、首都圏にいる島根県民と親近者に島根県への帰省を呼びかけて費用も補助すると発表。
島根県民近親者の帰省を支援へ 島根県知事「医療崩壊と理解するのが自然」

詳しくは記事を読んで下さいね。誰彼構わず帰省を支援しているのではありませんので。基礎疾患があり、島根県民の1親等または2親等に当たる親族の一時避難的な帰省を支援、です。

海外で新型コロナが蔓延している国から、チャーター機で邦人を救出した時のよう。国内でこのようなことが発生するとは思わなかった。特に地方部では大多数の県民から批判を受けるでろう政策を、人命最優先で堂々と発表できる知事は凄いと思いました。

首都圏でのコロナ療養…島根県民近親者の帰省を支援へ 島根県知事「医療崩壊と理解するのが自然」
7/29(木) 19:36配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8a1612a747f03dc176f00fe2e4fe768e50bf7fb
BSS山陰放送

首都圏の新型コロナ陽性者が連日過去最悪を更新しているのを受け、島根県は、医療体制のひっ迫で県民の近親者の命が危険にさらされるのを防ぐため、基礎疾患がある人の一時避難的な帰省を支援すると発表しました。

29日、県が公表した支援策によりますと、対象になるのは、東京都または埼玉・千葉・神奈川の3県に居住し、慢性の呼吸器や心臓の病気などの基礎疾患があって、島根県民の1親等または2親等に当たる親族です。

安心して実家などに帰られるよう、帰省直後6泊7日から13泊14日、ホテルなどに宿泊するための費用を1泊当たり半額(上限5000円)補助します。8月3日から9月13日までの宿泊分が対象で、同様の制度は今年1月からと4月からに次いで3回目です。

「療養者を観察できても、状況が悪化したと認知した後に実際に医療を届けることができるとはとても思えませんので、そういう意味で自宅療養自体のリスクは残ったままだと思う」

支援決定の理由について島根県の丸山知事は、「今回は緊急事態宣言発令中の急増で今後も増えると見込まれる。自宅療養を病床のように使ってという都の現状は、健康状態を確認する体制を整えているとはいっても医療崩壊と理解するのが自然で、県民の近親者が病状が悪化しても医療を受けられないといった状況に置かれることは避けたい」と説明し、県民の理解を求めました。


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5052とはずがたり:2021/10/06(水) 10:41:07
脱成長という罠?地域再生にも蔓延る、豊かな老人たちの欺瞞?
https://note.com/shoutengai/n/n2e6b9fe24b83
木下斉/HitoshiKinoshita
2021年8月21日 16:30

5053とはずがたり:2024/01/04(木) 23:23:50

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240103/k10014307791000.html
石川で孤立状態の地域相次ぐ 自衛隊ヘリも 孤立地区の現状は…
2024年1月4日 21時52分

石川県によりますと、4日午後3時現在、能登地方の5つの市と町の30の地区で、少なくともおよそ780人が孤立状態になっているということです。

【珠洲市】
大谷町でおよそ300人、折戸町でおよそ110人、馬緤町でおよそ100人、高屋町でおよそ90人、川浦町でおよそ50人、折戸木ノ浦でおよそ40人、宝立町大町泥木でおよそ15人です。
狼煙町横山も孤立状態になっていますが、人数など詳しい状況は確認中となっています。
また、真浦町の8人は自衛隊による救出活動が行われています。

【七尾市】
中島町河内地区で5世帯およそ10人

【穴水町】
麦ケ浦地区でおよそ20人、北七海地区で1人

【能登町】
北河内地区で16世帯20人、桐畑地区で5世帯9人、田代地区で3世帯7人が孤立状態になっているほか、十郎原地区も孤立状態になっていて、人数など詳しい状況は確認中だということです。

【輪島市】
14の地区が孤立状態になっていて、人数など詳しい状況は確認中です。
孤立状態になっているのは▽町野地区、▽鵠巣地区、▽西保地区、▽大屋地区、▽南志見地区三井地区、▽仁岸地区、▽小山地区、▽諸岡地区、▽小石地区、▽本郷地区、▽浦上地区、▽七浦地区、▽河原田地区です。

孤立状態の地域 衛星画像では…(2日時点)

NHKは民間の測量会社「パスコ」の協力を得て、フランスの人工衛星が今月2日に撮影した衛星画像をもとに周辺の状況を確認しました。

輪島市長井町

輪島市鳳至町

輪島市西保地区

輪島市諸岡地区

輪島市浦上地区

輪島市河原田地区

珠洲市蛸島町

NHKにも孤立の情報寄せられる(4日午後7時時点)

NHKの情報提供窓口「ニュースポスト」などには、石川県の輪島市や珠洲市、それに能登町などで孤立状態になっている地区があるという情報が複数寄せられています。

4日午後7時の時点で、NHKが確認できている情報は以下のとおりです。

【輪島市】
▽町野町広江、▽町野町寺山、▽長井町、▽深見町一乗地区、▽門前町七浦地区、▽門前町皆月地区、▽白米町、▽空熊町前田、▽空熊町別所、▽滝又町、▽別所谷町、▽稲屋町、▽小池町

【珠洲市】
▽川浦町、▽笹波町

【能登町】
▽小間生地区、▽十郎原地区

専門家分析でも 孤立訴える声 多数

一方、インターネットのセキュリティーに詳しい慶応大学の武田圭史教授がSNS上に発信された情報などをもとにまとめたところ、県が公表している地区以外にも孤立を訴える声が多数、寄せられていることがわかりました。

3日午後4時までの情報では
▽珠洲市の三崎町、笹波町、高屋町、馬緤町、若山町、蛸島町、狼煙町
▽輪島市の町野町、門前町、縄又町、南志見地区、鳳至町、西保地区、上山町、尊利地町、
▽穴水町、
▽能登町、
▽内灘町となっています。

5054とはずがたり:2024/01/08(月) 17:11:01
https://twitter.com/tohazugatali1/status/1744264747623788950

石川県内の死者168人に…連絡取れない「安否不明者」は323人に増加
2024/01/08 15:36
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240108-OYT1T50039/

 石川県能登地方で最大震度7を観測した地震で、同県は8日、県内の死者が168人(午後2時現在)になったと発表した。輪島市と 珠洲 市で各70人、穴水町で18人、七尾市で5人、志賀町と能登町で各2人、 羽咋 市で1人。
地震から初めての風呂、被災者の表情和らぐ…石川・七尾の避難所に自衛隊が入浴施設を開設
時折雨が降る中、倒壊した住宅を捜索する消防隊員ら(6日午前10時15分、石川県珠洲市で)=秋月正樹撮影

 行方不明者は珠洲市の1人。連絡がとれない「安否不明者」は323人となっている。


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