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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1■とはずがたり:2003/01/11(土) 04:21
政権交代には足腰となる地方組織が重要である。
統一地方選や地方議会ネタを扱います。

6009やおよろず:2007/04/22(日) 09:38:02
>>6008

>>中野・田中
 
 米沢は、めでたく引退ということですね。

>>三者のなかでは川端が一番真面目に取り組んでるような気もするんですけどね 

 おっしゃるとおりです。
 しかし、比べる相手が良すぎるような・・・

 知事へのフリーライダーになるのではなく、民主党自体の基盤を強化して言ってもらいたいものです

 そういえば、今日の大津市議選は注目ですね

6010小説吉田学校読者:2007/04/22(日) 17:48:15
郷ひろみですよ。もうムチャクチャ。

’07統一地方選 激戦区ルポ 大田区長選
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070420/CK2007042002010196.html

 都内の首長選でも最激戦区となった大田区。朝夕とも乗降客の多い蒲田駅や池上駅では、複数の区長、区議候補者が同じ時間帯に、同じ場所で街宣するという光景が何度も見られた。新人6氏の争いで混沌(こんとん)とする選挙戦の、終盤の激しさを物語っていた。 (越守丈太郎)
 大田区の玄関口、JR蒲田駅。午後六時の駅東口は、乗降客であふれている。税理士佐伯正隆氏(58)=共産推薦=は、区議選候補や衆院議員らと訴えた。「これまでの冷たい区政を、温かい区政に変えたい。『蒲蒲線』や羽田空港跡地などは白紙撤回する。もっと区を良くする方法を区民と考えたい」と雨の中、力を込めた。
 反対側の同駅西口、午後五時。元助役小松恵一氏(58)の応援演説に、タレントの郷ひろみさんが現れた。西野善雄区長の姿もある。郷さんから「まじめだが華がない」と紹介された小松氏は、「西野区政を引き継ぎ、発展させることが私の責務。子育て支援などあらゆる分野で、団塊世代から若い世代の力につなげる仕組みが必要だ」と聴衆にアピールした。
 元都議松原忠義氏(64)=自民推薦=は午後四時すぎ、自民党衆院議員らとJR蒲田駅西口の商店街を歩いた。商店主や買い物客に頭を下げ、「蒲田駅前のにぎわいより、隣の川崎が上だが、開発して魅力のある蒲田に再び元気を取り戻させる。産業振興などをしっかりやると誓う」と率直に訴えた。選挙戦初日には、石原慎太郎都知事も応援に来ている。
 午前八時すぎ、元区議内田秀子氏(57)は東急池上線池上駅前で、通勤客にビラを配っていた。少し離れた所では区議候補の男性が演説中で、さらに二人の区議候補が順番待ちをしている。それから約四十五分後にマイクを握った内田氏は「区は区民を見ておらず、これまで一方的に区政を決めてきた。一人一人の思いを実現できる区をつくりたい」と声を張り上げた。
 再びJR蒲田駅東口。午後七時十分ごろ、前衆院議員宇佐美登氏(40)が選挙カーの上に上った。冷たい雨の中、宇佐美氏は傘を差さずに雨がっぱ姿。「大田区はずっと役人のための所だった。区民の役に立つ所と書いて区役所だ。だれが区の未来をつくれるのか。私は国と闘い交渉する力を持っている」。野太くガラガラの声による訴えは、次第に熱を帯びていった。
 「ヤタロー、ヤタロー、ヤタロー。大田区長には岩崎ヤタロー。住民税を下げます」。教育団体代表岩崎弥太郎氏(48)は午前八時半ごろ、東急線池上駅に街宣車で現れ、同じフレーズを繰り返している。「区が引き下げられる住民税は数千円だが、少しのことから始めることで、何かが大きく変わっていくのではないかと有権者に思ってほしい」と戦略を語った。

6011名無しさん:2007/04/22(日) 21:25:06
練馬区長選、志村氏が当確。
元民主衆院議員の鮫島氏落選

6012やおよろず:2007/04/22(日) 21:28:25
函館 西尾当選

6013やおよろず:2007/04/22(日) 21:28:45
函館市長で現職敗北。

6014やおよろず:2007/04/22(日) 21:29:13
函館は民主が裏支援にかなり回っていたから
今後は民主が第一与党として振舞うことになりそう。

6015やおよろず:2007/04/22(日) 21:44:45
宮城県・加美町長選
 
 法定得票に届かず、再選挙決定

6016名無しさん:2007/04/22(日) 22:17:45
宜野湾市長
開票 25%

 外間 伸儀  無  新      6,000  60.0  
 伊波 洋一  無  現      4,000  40.0  

伊波市長苦戦してますね

6017やおよろず:2007/04/22(日) 22:23:47
>>6016

 それを報告しにきました

6018名無しさん:2007/04/22(日) 22:30:08
夕張、秀吉100票で1位 2位以下は50票www

6019やおよろず:2007/04/22(日) 22:32:18

                         ,、r'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`';,、
                        /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
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                        /|ヽヽ、___,,,,、 '    l ',
                       ノ. | ヽ          / |`ー-、

6020名無しさん:2007/04/22(日) 22:40:28
宜野湾市長

開票 98%

 伊波 洋一  無  現   当  21,000  54.1  
 外間 伸儀  無  新      17,801  45.9  

少し苦しんだ程度だったか。

6021名無しさん:2007/04/22(日) 22:44:28
秀吉、前線もこれまでかorz

夕張市長 開票 25%

 藤倉  肇  無  新      850  37.0  
 千代川則男  無  新      500  21.7  
 羽柴 秀吉  無  新      500  21.7  
 若林 丈人  無  新      350  15.2  
 鴨川 忠弘  無  新      50  2.2  
 森谷  猛  共産  新      50  2.2  
 作出 龍一  無  新      0  0.0

6022小説吉田学校読者:2007/04/22(日) 22:45:49
宜野湾は結局、伊波氏当確。

開票 98%
 伊波 洋一  無  現   当  21,000  54.1  
 外間 伸儀  無  新      17,801  45.9

6023今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2007/04/22(日) 22:48:47
>>6010
宇佐美登が区長選挙に出てたんですか 国政あきらめたかな

岩崎弥太郎は以前何度か選挙に出た泡沫候補だったような

6024やおよろず@吉報:2007/04/22(日) 22:53:08

 函館・八尾・藤井寺で自民現職が敗北〜

6025やおよろず@無念:2007/04/22(日) 22:58:36

 秀吉、力尽きる

6026とは:2007/04/22(日) 23:09:38
素晴らしい。特に藤井寺とか八尾とかだらだらと自民が強いイメージだったので少しはあの辺変わるか?

6027やおよろず@森高:2007/04/22(日) 23:13:19
>>6026
 同和行政がたたかれまくった地域ですから、国政にも影響大と期待していいのではないでしょうか?
 
 とは氏のお膝元、取手でも現職が落選したとか?

====

渋谷区区長現職当選確実@NHK第一

 宅八郎敗れる

6028やおよろず@森高:2007/04/22(日) 23:14:17
大和現職死亡キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

6029やおよろず@取手市:2007/04/22(日) 23:16:29

有権者 92,082人 投票率 50.13%

 藤井 信吾  無  新   当  25,194  55.2  
 塚本 光男  無  現      20,430  44.8

6030名無しさん:2007/04/22(日) 23:16:40
神奈川の大和市は新人の大木氏当確
四選目指した現職に、多選批判が出たようです。

6031とは@奈良県民?:2007/04/22(日) 23:21:32
あんま取手が地元って感じはしないですけど(牛久、阿見、土浦位迄かな)あちこちで地味に風が吹いてませんかねぇ。

6032やおよろず@小樽市:2007/04/22(日) 23:23:01
 
 自民元職の佐藤静雄があぽーんしました。

6033やおよろず@常総市(水海道??):2007/04/22(日) 23:25:23
杉田 光良  無  新      18,000  50.0  
 遠藤  利  無  現      18,000  50.0  


 こちらも大接戦

 間違いなく、自民系同士の戦いだろうけど

6034とは@生駒市民:2007/04/22(日) 23:26:16
山下市長派の市民派三人がトップ当選の勢いだそうな。10人が落選する激戦だったがだれが落ちるのやら。

6035やおよろず@滝川市長:2007/04/22(日) 23:26:42
北海道唯一の自民現職vs民主新人ガチンコ対決は自民現職逃げ
きり

6036とは@茨城在住:2007/04/22(日) 23:29:03
常総は元水海道ですね。武平vs喜四郎の確率80%ぐらいでわ?

6037やおよろず@生駒市議会:2007/04/22(日) 23:30:53
>>6034

 議長が逮捕だそうです

6038名無しさん:2007/04/22(日) 23:31:37
相模原市は自公に連合が支援する加山当確

>>6032
兄弟揃って負けですか。
自民党から除名されたし、さすがにもう出てこないでしょうね。

6039とは:2007/04/22(日) 23:35:23
>>6037
まじっすか?議長ってサカイ?

6040やおよろず@生駒市議会:2007/04/22(日) 23:39:08
>>6039

 イエス
 地検が動いたみたいです

6042とは:2007/04/22(日) 23:46:55
選挙前には愛人の娘が捕まってましたよねぇ?
選挙広報には私は生駒を愛してますと書いていてみんな愛人の事を思い出してた筈w
更には誠実とか教育とか環境とか自分の正反対の事を厚顔無恥に書いてて殆んどネタチックだったのだが。

6043やおよろず@長崎市(事件の解明を望む):2007/04/22(日) 23:51:04
 横尾  誠  無  新      33,155  40.4  
 田上 富久  無  新   確  29,769  36.3  
 山本 誠一  共産  新      9,499  11.6  
 前川 智子  無  新      7,899  9.6  
 前川 悦子  無  新      1,797  2.2

6044やおよろず@大津市:2007/04/23(月) 00:00:52

 民主公認4人中3人の当選が確実

6045とは@同感:2007/04/23(月) 00:06:11
こう言う場合弔い合戦する陣営が圧倒的有利っぽいけど議員と首長は違うんでしょうかねぇ。ちょっと前には不祥事的な話もあった気がするしそれほど人気が高かったわけでもないのかな?自民の夏の候補に推される場面もあった様に記憶してるが。

6046名無しさん:2007/04/23(月) 00:08:56
東京

鳩山太郎アボーン

文京区長

開票 93%

 成澤 廣修  無  新   当  27,000  36.7  
 鹿倉 泰祐  無  新      19,500  26.5  
 鳩山 太郎  無  新      17,000  23.1  
 中川さやか  無  新      10,000  13.6

6047小説吉田学校読者:2007/04/23(月) 00:13:35
生駒市議会は、清和会の4人と反市長派の西口の5現職が落選。

6048名無しさん:2007/04/23(月) 00:13:35
調布市議選、開票率58%ですが予想通り、真山勇一圧勝です。2位以下に6000票の大差

真山勇一 8000
自民 2700
共産 2500

軒並み民主候補の票が伸びていないような気が。真山に相当侵食さている様子。

6049とは:2007/04/23(月) 00:27:22
>>6047
おお、現職が派手に落ちてますかねぇ。民主の振る舞いなどを含めてミニ滋賀県的な様相に。

>>6048
こういう客寄せパンダがいると市民を基盤とする民主には迷惑か…

6050小説吉田学校読者:2007/04/23(月) 00:33:08
市川市議、心室細動などのスポーツ事故防止を訴えたプリティ長嶋がトップ当選。
「市政刷新」とか抽象的なこという候補よりは1億倍くらいマシなのだが、こちらは調布と違って、民主新人も2位3位当選。

6051名無しさん:2007/04/23(月) 00:34:15
真山、2位に6600票の大差をつけてトップ当選。この集票力だと将来国政や市長選の候補として名が出てきそうです。
民主は全員当選したものの、下位当選3人中2人が民主候補という苦戦ぶり。真山に侵食された。

調布市議会議員選挙 開票結果(23時58分確定 開票率100%)

当選人 真山 ゆういち 無所属 9,346.000
当選人 伊藤 まなぶ 自由民主党 2,731.000
当選人 ドゥマンジュ 恭子 調布・生活ネットワーク 2,627.000
当選人 小林 いちゆき 公明党 2,608.090
当選人 鮎川 ゆうすけ 無所属 2,592.000
当選人 いび 匡利 日本共産党 2,550.000
当選人 内藤 みき子 公明党 2,528.953
当選人 福山 めぐみ 公明党 2,524.000
当選人 川畑 英樹 民主党 2,469.000
当選人 土方 ながひさ 無所属 2,333.000
当選人 広瀬 みち子 民主党 2,315.000
当選人 宮本 かずみ 民主党 2,298.000
当選人 田中 ひさかず 無所属 2,297.000
当選人 福田 たかし 民主党 2,258.000
当選人 おぎくぼ 貞寛 公明党 2,092.000
当選人 たちばな 正俊 公明党 2,086.000
当選人 大河 みとこ 無所属 2,081.000
当選人 漁 ぐんじ 社会民主党 2,034.000
当選人 大須賀 ひろすけ 無所属 1,988.000
当選人 岸本 なお子 日本共産党 1,959.000
当選人 鈴木 正昭 自由民主党 1,916.000
当選人 元木  勇 無所属 1,912.000
当選人 むとう 千里 日本共産党 1,853.000
当選人 雨宮 幸男 日本共産党 1,775.000
当選人 内藤 よしお 社会民主党 1,753.046
当選人 丸田 絵美 民主党 1,706.000
当選人 林 あきひろ 無所属 1,667.000
当選人 井上 耕志 民主党 1,629.000
  小林 みつお 無所属 1,611.909
  五嶋 ゆきひろ 無所属 1,454.000
  渡辺 進二郎 無所属 1,424.000
  山口  茂 無所属 1,363.000
  庄司 洋子 無所属 1,247.000
  清水 ひとえ 社会民主党 1,173.000
  栗田 一秋 無所属 277.000
  ふくもり 誠治 無所属 116.000
合  計     76,593.998

6052名無しさん:2007/04/23(月) 00:43:45
盛岡市議選で2位当選の民主公認で新人の鈴木一夫(37歳)は、
4年後の県議選に出る可能性強いかも。NPOとの連動で草の根選挙。
市中心部候補として擁立した高橋貞勝で惨敗したから、鈴木だとかなり得票できるはず
自民は高橋ひなこ・雪文が中心部候補。鈴木が出れば雪文は厳しい。

6053名無しさん:2007/04/23(月) 00:53:18
高山は2回連続トップ当選。前回は自由党公認。

■文京区議選上位当選者 開票率92%

高山たいぞう(民主) 3600
えびさわけいこ(自民) 2600
上田ゆきこ(無) 2400
松下純子(民主) 2200
渡辺まさし(民主) 2200
高畑ひさ子(共産) 2200
いたくら美千代(共産) 2200

6054杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/04/23(月) 00:58:40
>>6033
遠藤氏は元・関鉄労組委員長で社会党市議だった方です。で、その有力後援者だった杉田氏が今回敵に回った格好。

・・・・・にしても78歳じゃ流石に高齢過ぎたか?

当選 杉田 光良 無 新 18,585 
    遠藤   利 無 現 18,548

6055名無しさん:2007/04/23(月) 02:04:16
文京区議選、民主は8(旧自由1人含む)→6に2減。
次点、次次点に2名いて惜しいが、3人の新人を落とす。
自民も2人落としているが。
上位8人に民主は4人いるので、票が偏りすぎたのかも。

6056名無しさん:2007/04/23(月) 02:57:27
佐藤静雄氏が政界引退表明(04/23 02:03)
 【小樽】小樽市長選に立候補して落選した元自民党衆院議員の佐藤静雄氏(65)は二十二日、「政治の世界は引退したい」と表明した。佐藤氏は道議三期、衆院議員を四期務め、国土交通副大臣や自民党道連会長などを歴任。二○○三、○五年の衆院選に同党公認で道4区から立候補したが、ともに落選した。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/election/22149.html

6057片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/23(月) 03:01:48
富士宮市の深澤竜介さんがトップ当選 なんとなく応援したい感じだったので、よかったです。

>>6049
自民推薦ということで、同じ自民推薦候補の票を食ったという指摘も見かけました。
漂う票をことごとくかき集めた感じですね。

6058今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2007/04/23(月) 07:18:14
皆さん熱心ですね 私は0:00ころに寝ましたが
印象に残ったこと
1)宮城の首長選挙で再選挙になったこと
2)世田谷区議選 上川あやが2位で再選ですか 保坂とマイノリティ票で?
3)新宿区議選 通勤途中で見かけた、自転車+メガホンで朝からわめいていた民主のオバサン新人落選
4)椎葉村村議選挙 椎葉さんがたくさん
5)熊本市議選 なんちゃってテロリストが最下位じゃなかったこと

6059名無しさん:2007/04/23(月) 09:22:17
世田谷区議選

定数は52 過半数は27。自民+公明では23
現在、議長は自民、副議長が公明だが どうなるか。

区民連(民主・ネット・社民)9→17に倍増 民主11、ネット4、社民2
自民16→12に減 *23人擁立したが派手に11人落選。
公明11→11 *下位当選5人のうち3人が公明。かなり苦戦した模様。
共産3→5 *現職3人に加え元職2人も復活 
政策4→3
市民1 *虹と緑系
無所属3 *上川あや(野党系)、ひうち(不明)、青空(不明)

6060とは:2007/04/23(月) 10:20:59
>>6059
かなり動きましたねぇ。ほっといても自民にいれずに民主に流れる票が増えて二大政党化が着実に進展しているのでわ?

6061やおよろず:2007/04/23(月) 10:41:48
富士吉田市長

有権者 42,025人 投票率 81.07%

開票終了

   党派  新旧 当選
当確  得票  得票率
 堀内  茂  無  新   当  17,105  50.8  
 渡辺 正志  無  新      16,583  49.2

6062やおよろず:2007/04/23(月) 10:42:08
南アルプス市長

有権者 56,078人 投票率 71.63%

開票終了

   党派  新旧 当選
当確  得票  得票率
 今沢 忠文  無  新   当  14,701  37.1  
 小池 通義  無  新      14,676  37.0  
 斉藤 公夫  無  新      9,396  23.7  
 清水 元春  無  新      904  2.3

6063やおよろず@参院選山梨選挙区:2007/04/23(月) 10:43:25
>>6061>>6062

 「参院選に向けて一枚岩」にはなりにくい票差ですね

6064とはずがたり:2007/04/23(月) 11:26:43
>>6054
解説感謝です。ここらは寧ろ杉山さんのお膝元ですな〜。
関鉄労組か。京阪労組出身者が市長してる八幡市みたいやな。。
もうちと民主の支援組織として明確な形を取るには民主が底力をつけねばならないな〜。
TXと合併して大手民鉄の仲間入りして取手〜水海道くらいを電化して今開発中の住宅地が男山ぐらいは宅地化して…ともう10年20年は掛かるか?

>>6055
惜しいですなぁ。。
民主は無党派票を吸い上げる戦略だとどうしても票の調整とかしにくいですよねぇ。。
組織化してその辺の調整が出来るようになるとそれはそれで組織政党になってしまうし。。

>>6061-6062
それぞれどっちが前知事派で現知事派とかあるんでしょうかねぇ?
山梨も福島張りに自民組織ががたがたしてる気もするが民主の存在感もなかなかに薄い。。

6065とはずがたり:2007/04/23(月) 11:35:40
●民主・社民から推薦を受けた無所属候補9人中6人が当選した
●民主推薦の新顔が東白川郡で自民党現職を破る

県議選 投開票 自民過半数守れず
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000704090005
2007年04月09日

 統一地方選の前半戦となる県議選(定数58)は8日、県内14選挙区で投票が行われ、即日開票された。民主党出身の佐藤雄平知事の誕生後初めての県議選で、同党が改選前より4議席増やし、同党系の無所属議員も善戦して6議席を確保した。民主、社民、無所属議員でつくる県議会第二会派の県民連合は20議席を獲得した。一方、自民党は東白川郡、双葉郡などで現職が次々と落選し、29議席となって過半数を守れなかった。公明党は3議席、共産党は3議席だった。

 −民主が善戦、11議席 公明・社民・共産は3−

 昨年11月の出直し知事選で佐藤知事が誕生して議会運営で野党になった自民党が、退潮ムードに歯止めを掛けられるかどうか、民主党が知事選の余勢をかって躍進できるかどうかが、選挙の最大の焦点だった。

 民主党は激戦が予想された双葉郡や安達郡で議席を確保し、福島市や会津若松市では新顔が当選して議席を伸ばした。同党県連の玄葉光一郎代表は「目標を達成できた。少数与党を助けたいという県民の思いを反映した結果だ」と語った。

 同党とともに県民連合を構成する社民党も、4人中3人が当選。民主推薦の新顔が東白川郡で自民党現職を破るなど、民主・社民から推薦を受けた無所属候補9人中6人が当選した。県民連合は改選前の15議席から5議席増やした。県議会で自民党の優位は変わらないが、県民連合の存在感が格段に増しそうだ。

 一方、自民党は現職5人が落選し、過去50年以上、守ってきた単独過半数を割り込む結果となった。今回は前回より4人少ない37人しか擁立できず、苦戦が予想されていた。改選前の31議席確保を最低条件に掲げていたが、守れなかった。吉田弘・同党県連幹事長は「誤算だ。想像以上に厳しい。結果を重く受け止めたい」と語った。

 また、公明党は、福島市や郡山市、いわき市の3選挙区で擁立した3人が上位で当選し、安定した戦いを見せた。

 共産党は6人中3人が当選。いわき市では1議席にとどまり、会津若松市でも議席奪取はならなかったが、福島市で議席を獲得した。前回失った交渉会派の権利(5人)を回復することはできなかった。

 −県民連合、福島市で3 自民は目標確保できず−

 福島市(定数8)では12人が激戦を展開し、民主、社民両党などで構成する第二会派の県民連合が3議席を獲得した。

 民主党新顔の石原信市郎氏(40)は当選を決めて「議員特権を無くし、皆さんが安心して住める福島を作るために頑張りたい」と述べた。

 選挙戦では、各陣営とも当初から、「保守は保守、革新は革新で互いに票を食い合っている」と危機感を強めていた。

 県民連合は、昨年11月の出直し知事選で、県政刷新を掲げて当選した佐藤知事を支えようと議席倍増をねらった。民主党現職の高橋秀樹氏(41)は、連合を中心に組織の引き締めを徹底。石原氏は知名度をいかして票の取り込みを狙い、幅広い層に支持を訴えた。

 自民党は、現職の桜田葉子氏(49)らが市北部で、引退した同党の斎藤卓夫氏票をめぐる攻防を展開。市南部でも地盤が重なる保守陣営同士が争い、目標の4議席を確保できなかった。

 −双葉郡 南部から民主新顔−

 自民党が長らく2議席を占めてきた双葉郡(定数2)で、民主党新顔の坂本栄司氏(52)が当選した。同選挙区では前回まで南北で自民党が1議席ずつを分け合っていたが、今回は南部で自民党系候補が立候補せず、南部出身の坂本氏が「南部から県議を絶やしてはならない」と訴え、自民支持層の一部の支持も取り込んだ。

 坂本氏は当選を決めて支持者らに「恩返しをさせてもらいます」と頭を下げ、「農業活性化など難しい問題もあるが、少しずつ勉強して頑張りたい」と抱負を述べた。

 坂本氏は、昨年11月の県議補選に続いての立候補。連合系の組織票や秘書を務めた吉田泉衆院議員の後援会に加えて、補選を戦った社民党候補の支持団体や一部の自民党支持層などを手堅くまとめた。

 一方、自民党は公認の馬場有氏(58)と、昨年の補選で当選した吉田栄光氏(43)が同じ浪江町出身で、北部の票を取り合う形になった。

6066とはずがたり:2007/04/23(月) 11:39:19
●満山@白河市…前回、民主などの推薦で初当選したが、今回は「自分はもともと自民党員」と立場を翻し、保守色を強めて選挙戦に臨んだ。
●渡部@原町市…民主の推薦を受け、佐藤雄平県政の与党の立場を強調した選挙戦を展開。自民現職にあと一歩及ばす、涙をのんだ。

福島県議選 自民、単独過半数割れ
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070409t61027.htm

 福島県議選は8日、投票が行われ、即日開票の結果、無投票当選者12人を含めた全58議席が確定した。自民党は党籍証明を出した無所属1人を含む29人で最大会派は維持したが、単独過半数の30議席を割り込んだ。民主、社民両党の県議らでつくる第2会派、県民連合は民主11人、社民3人、無所属6人の計20人で、改選前の15議席を上回り、県政与党の勢いを示した。

 自民は相馬市や石川郡などで現職が圧勝したが、会津若松市や双葉、東白川両郡で現職が落選するなど苦戦。公認4人を擁立した福島市でも現職と新人の2人が落選した。改選前の31議席を下回って単独過半数に届かず、議会運営では無所属議員の取り込みや公明との連携が焦点になる。

 県民連合は南会津郡や伊達郡などで現職が議席を守り、双葉、安達両郡で新人が当選。一人区の東白川郡でも新人が現職を破るなど郡部で健闘した。福島、会津若松両市では現職が議席を確保した上、新人が議席を奪った。全体で議席を伸ばして自民に迫り、民主出身の佐藤雄平知事を支える一定の勢力を確保した。

 公明は、福島、いわき両市で現職、郡山市では新人が当選を決め、改選前の3議席を維持した。共産は郡山市の現職に加え、いわき市と福島市で新人が当選し、改選前を1議席上回る3議席を獲得した。

◎満山さん混戦制す 白河
 福島県議選白河市選挙区(定数1)は、無所属現職の満山喜一さん(55)が三つどもえの混戦を制し、再選を果たした。喜びに沸く事務所で、満山さんは「困難な戦いだったが、皆さんの力で勝てた」と、安堵(あんど)の表情を浮かべながら、喜びをかみしめた。

 前回、民主などの推薦で初当選したが、今回は「自分はもともと自民党員」と立場を翻し、保守色を強めて選挙戦に臨んだ。逆風の中、徹底した草の根運動を展開し、2新人を突き放した。

 万歳の中、「住んで良かったと言われる白河をつくりたい」と強調した満山さん。「その中心として頑張れ」との支持者の声に笑顔で応えた。

◎出遅れ響き渡部さん涙 原町
 福島県議選原町選挙区(定数1)で、無所属新人の渡部一夫さん(58)が自民現職にあと一歩及ばす、涙をのんだ。事務所に落選の一報が伝わると、支持者から「政治の流れを変えたかったのに」と無念の声が漏れた。

 民主の推薦を受け、佐藤雄平県政の与党の立場を強調した選挙戦を展開。県議会改革や医療、子育て環境の整備などを訴えた。だが、立候補表明が告示のわずか半月前と出遅れたことが最後まで響き、知名度を生かして先行した自民現職をとらえ切れなかった。

 渡部さんは「支持者の皆さんには申し訳ない」と深々と頭を下げた後、「地元のために政治活動は続けたい」と語った。
2007年04月09日月曜日

6067やおよろず@参院選沖縄選挙区:2007/04/23(月) 11:45:38
【長崎市長選】「父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした」 落選した横尾誠氏の妻、声を詰まらせる

 一方、伊藤市長の長女の夫で西日本新聞記者の横尾誠さん(40)は22日午後11時50分ごろ、
長崎市内の選挙事務所に伊藤市長の長女で妻優子さん(36)とともに喪服姿で現れ、涙ぐみながら
あいさつ。伊藤市長の大きな遺影が掲げられた会場で、横尾さんは「伊藤市政への期待をあんな
卑劣な暴力で止めるわけにはいかないと立候補した。私のいたらなさでこんな結果になり、本当に
申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

 優子さんは「本当にありがとうございました。父伊藤一長はこの程度の存在でしたか。父は
浮かばれないと思います。残念です。父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いません
でした」と声を詰まらせた。

 横尾さんは、東京での記者生活を休職して補充立候補した。1000を超える団体推薦や伊藤市長
の後援会組織を受け継ぎ、遺族が喪服姿で街頭に立つなど、徹底して情に訴えたが及ばなかった。

毎日新聞 2007年4月23日 0時18分 (最終更新時間 4月23日 1時19分) ※一部抜粋
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070423k0000m040113000c.html

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 そりゃ、落選するわな。
 こんなアホ夫妻に市は預けられん。

 言ってはいけないと思いつつも「長崎市長の裏金への対応は最悪だったし」、自民・民主総ぐるみで隠蔽するため擁立しただけだし

6069とはずがたり:2007/04/23(月) 11:56:18

酒井議長を逮捕-生駒市土地背任  (2007.4.23 奈良新聞)
http://www.nara-np.co.jp/n_all/070423/all070423b.shtml

   生駒市の総合スポーツ公園用地売買をめぐる背任事件で、大阪地検特捜部は22日、一連の山林売買に深くかかわり、市に損害を与えたとして背任容疑で市議会議長酒井隆容疑者(65)を逮捕した。

 酒井容疑者は同日投開票の生駒市議選に立候補、1417票を獲得して6回目の当選を決めた。特捜部の係官は投票終了を待って午後9時20分ごろ任意同行し、自宅マンションなどを捜索した。

 調べでは、酒井容疑者は、中本幸一前市長(70)と建設会社「ウツミ」社長小松秀次容疑者(63)らと共謀。平成15年12月、市土地開発公社に同市南田原町の約4万平方メートルの山林を時価の10倍以上に当たる約1億3500万円で買い取らせ、市に損害を与えた疑いが持たれている…

6070やおよろず@恋の空騒ぎ:2007/04/23(月) 11:58:11
>>国民:1←何処の誰だ?!

>>6068

 倉田 麗華  国民  新   当  4,643

6071やおよろず@欲張り爺さんイン生駒:2007/04/23(月) 12:00:09
>>6069

 新市長を議長室呼びつけ、マスコミの前で、恫喝してましたね。

6072やおよろず@訂正:2007/04/23(月) 12:02:23
>>6070

  練馬区議選だから、違うか

6073とはずがたり:2007/04/23(月) 12:07:28

>同党が比較的強いとされる都市部でも苦戦した面があり、
どこで苦戦したんでしょか?

自民、過半数は維持 花沢氏は落選/県議選
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000704090001
2007年04月09日

 統一地方選前半戦の県議選と千葉市議選が8日に投開票された結果、県議選では、県議会最大会派の自民党は50議席獲得し、改選前の60議席を割り込んだものの、過半数は維持した。現有議席12の民主党は20議席に躍進した。一方、税不正免除事件で有罪判決を受けた無所属元職の花沢三郎氏(71)の返り咲きはならなかった。社民党県連と市民ネットワーク千葉県では代表が落選した。

 自民党の議席は過半数の48を2議席上回った。定数85に対して39議席にとどまった87年以来の半数割れは回避した。

 同党県連の浜田靖一会長は、保守系無所属の当選者に会派入りを呼び掛ける方針。これに7、8人が応じる構えで、同党が改選前に持っていた60議席に迫る見通し。自民党が引き続き、県議会の主導権を握り続けることになりそうだ。

 自民党の獲得議席数に関心が集まった今回の県議選で、60の現有議席を下回る57人を公認していた。当選回数の多いベテラン議員の引退で、立候補時点で世代交代が進んでいた。

 現有12議席の民主党は前回の5議席から大きく増やした。同党県連は今回、03年衆院選に代表されるような無党派層に後押しされた「風頼み」から脱却しようとした。32人を公認し、無所属候補ら2人を推薦。擁立人数は過去最多だった。

 躍進したとはいえ、同党が比較的強いとされる都市部でも苦戦した面があり、7月の参院選に向けて課題を残した。

 公明党は強固な組織力を見せた。自らの公認候補だけでなく、県本部レベルで推薦した自民党公認・推薦候補も相次いで当選した。03年衆院選以降、国政選挙や知事選が立て続けにあり、組織が引き締まっていた。

 次は7月の参院選比例区で、「自民党から貸しを返してもらう」(公明党県本部幹部)。同党の目標とする「県内48万票」を達成するため、今回の県議選で推薦した自民党候補側からの支援を待つことになる。

 共産党は手堅い選挙を展開した。公認候補が立候補した選挙区で、候補乱立により、当選ラインが下がったため、党の手堅い組織力が功を奏した側面もあった。

 社民党は1議席を確保したものの、村上克子県連代表(67)が落選するなど後退した。

 市民ネットワーク千葉県は山本友子共同代表(58)が落選したが、千葉市緑区の新顔当選で現有議席を維持した。

6074とはずがたり:2007/04/23(月) 12:07:51

>民主党県議は06年秋、知事から、ある選挙区について、「新顔候補を擁立できないの」と声を掛けられたという。この県議は「『反堂本』を掲げる県議の地元だった」。
流石強かな堂本だけのことはありますなぁ。何処の誰だろ・・

公明選挙協力 推薦基準に「堂本色」
http://72.14.235.104/search?q=cache:iUYPj2klegwJ:mytown.asahi.com/chiba/news.php
2007年04月02日

 県議選で、公明党と自民党の選挙協力に、堂本暁子知事の影が見え隠れする。国政与党の両党も、県政では与党と野党に分かれる。それでも7月の参院選をにらみ、公明党県本部は自民党公認・推薦候補61人のうち19人を推薦した。推薦する、しないの線引きの一つは、知事肝入りの「障害者差別をなくす条例」。県政与党カードを持つ公明党は、条例制定に最後まで反対した自民党現職は誰も推薦しなかった。

 公明党が、自民党公認・推薦候補の推薦第一弾を発表したのは3月28日。推薦から漏れた自民党の現職候補は翌29日、電話で党県連職員になぜ推薦されなかったのかを問いつめた。

 思い当たるのは同条例に一貫して慎重論を唱えてきたことだった。06年9月の定例県議会で成立した同条例に、当初は慎重だった自民党も最後は賛成に回った。それでもこの現職候補は、採決に加わらず、本会議場を退席した。

 公明党県本部の幹部は「誰を推薦するか、堂本知事からの指示や助言はない」と知事関与を否定する。ただ「障害者差別をなくす条例にどんな対応だったか、推薦するかどうかの要素にはした」と明かした。

 県政与党の公明党は知事提案の条例に賛成だった。自民党は当初は慎重な姿勢を取り、土壇場まで姿勢がぐらついた。最終局面での両者の協議で、公明党は県議選の選挙協力をちらつかせながら緩衝役を果たした。

 告示日の3月30日、県庁前で第一声を上げた公明党候補の応援に、知事は姿を見せた。マイクを握り、「○○さん(候補名)がいない県議会なんて考えられない」と後押しした。

 知事の影は県議選の候補擁立段階から見え隠れしていたとされる。
 民主党県議は06年秋、知事から、ある選挙区について、「新顔候補を擁立できないの」と声を掛けられたという。この県議は「『反堂本』を掲げる県議の地元だった」。
 この選挙区に、無所属で立候補した新顔候補の事務所開きに3月中旬、公明党の衆院議員が訪れていた。
 衆院議員は「(堂本知事と親しい公明党の)浜四津敏子代表代行に頼まれて激励にきた」などとあいさつした。知事と代表代行は旧知の仲として知られ、同条例もそもそも、代表代行から知事へ進言があったのがきっかけとされる。
 党県本部幹部は衆院議員による無所属候補の応援をこう解説してみせた。「(公明党が支援して欲しいという)堂本知事のメッセージが込められている」。

6075とはずがたり:2007/04/23(月) 12:08:17

>自民県連関係者は「県議選の選挙協力では党内が混乱した。参院選の協力に影響がある」と話している。
どう影響あるんでしょうかね?公明党の推薦貰えなかった県議の後援組織からは票出ないよってことか?

【統一選・(千葉)県議選】明暗分けた「公明票」 自民「思惑交錯、参院選に影響」
http://www.sankei.co.jp/chiho/chiba/070411/chb070411009.htm

 統一地方選の第1陣で行われた県議選で、自民党と公明党の選挙協力が初めて実施された。支持母体の創価学会の堅い組織力を背景にした「公明票」が随所で県議選の戦いの行方を左右した。一方、堂本県政をめぐり自民と公明は与野党に分かれる立場。今回の選挙協力で生じた思惑のずれは、7月の参院選での両党の協力に微妙な影響を与えそうだ。

 県議選で公明が推薦した自民の17選挙区19人の公認、推薦候補は全員が当選した。わずか1081票の小差で4選を果たした自民の田中宗隆氏(63)=白井市選挙区=も「公明に支援してもらわなかったら勝てなかった」と断言する。公明の推薦を受けた候補の一人は「公明票の7、8割ぐらいが入ったのではないか」と“感謝”した。

 公明の公認、推薦候補がいない選挙区でも、公明票の行方は関係者の大きな関心事だった。複数の選挙区で支部レベルでの独自支援が行われ、「当落に大きな影響を与えた」(公明党関係者)といわれる。公明の市議候補者と実質的に連携した千葉市緑区の保守系候補は落選したものの、平成16年12月の補選時と比べ、得票は倍増した。

 しかし今回の選挙協力は自民にとってメリットばかりではない。自民公認、推薦を合わせた61人のうち、裏を返せば42人が公明推薦から漏れたことになる。自民県連幹部の一人は「公明が出ていないところは全員を推薦してほしかった」と不満を口にしたが、公明党県本部の吉野秀夫代表は10日、「自民候補全員を推薦したら政党としての意味はない」と明言した。

 こうしたしこりを残した背景には、堂本県政をめぐる両党のスタンスの違いがある。公明は今回、自民候補を推薦する基準の一つに、堂本暁子知事が強く推進した「障害者差別禁止条例」への貢献度などを挙げていた。その証拠に、条例成立に強く反発した自民現職には一人として推薦を与えなかった。

 自民県連関係者は「県議選の選挙協力では党内が混乱した。参院選の協力に影響がある」と話している。(名古屋和希)
(2007/04/11 03:55)

6076とはずがたり:2007/04/23(月) 12:10:01
>>6070
>>6070>>6072
おお,そんな候補が!
国民新党て,またマニアックな女の子ですなぁ。。
都区部の区議も市議に準じるからカウントしてるんですかねぇ。。

6077とはずがたり:2007/04/23(月) 12:12:43
秀吉も落選,暢三も失脚。諸無系は飽くまで諸無系かw

加西市長、失職へ
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000260704230005
2007年04月23日

 職員採用問題で不信任を決議された加西市の中川暢三市長が議会を解散したことに伴う市議選は、新議員18人が決まった。内訳は、不信任に賛成した元職12人、反対した元職1人、新顔5人。不信任に賛成の元職が過半数を占めており、再び不信任が決議され中川市長は失職、出直し市長選が6月中にも実施される見通しだ。

 元職14人と新顔7人の計21人が立候補し、地域の課題に加え、市長の不信任も争点に舌戦を展開した。不信任に賛成した元職らは選挙戦で、就任から1年半余の中川市長の市政について「パフォーマンス行政」「独善的だ」などと批判。職員採用試験への市長の介入についても「公正さを欠き、地方公務員法に違反している」と訴えた。

 新顔は、市長擁護の姿勢を鮮明にした一部を除いて、不信任の問題には触れなかった。

 開票所で開票作業を見守った中川市長は「結果は想定の範囲内だ。(失職の)覚悟はしている。改革の火を消さないためにも、市長選で私の考えを訴えていきたい」と話した。

6078やおよろず@杉本彩:2007/04/23(月) 12:16:37
>>6076

 小林の選挙区ですからね。
 しかも、小林は芸能面に知り合いがいるみたいで、総選挙のときも芸能人(パイレーツなど)が応援に来たようです。

 おそらく、そういう小林の知り合いのプロダクションに所属してるんでしょうね

6079片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/23(月) 13:19:19
金沢は自民が新進&民主に快勝。
奥田建が柱になれず新進の遺産を食い潰し、民主を代替勢力に育てることもできない。
秘書を当選させて喜んでるんだろうな。バカだな。

自民17議席、参院選へはずみ 石川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news002.htm

 現職29人と新人・元議員24人による大激戦の結果、金沢市議会の主導権争いは自民に軍配が上がった。また、新人21人のうち11人が当選し、世代交代も進んだ。

 定数40に対し、現職14人と新人6人の計20人を公認した自民は17人が当選。一方、18人を擁立した「かなざわ議員会」は12人が当選するにとどまった。

 当選した新人候補の事務所は喜びにわき返った。自民の不破大仁さん(31)は、市議を8期務めた父実さん(63)の後継として出馬。不破さんは吉報を受け、同市涌波の事務所で「期待に応えなければいけないという重責を感じながらも、喜びでいっぱいです」と話した。

 かなざわ議員会の小林誠さん(30)は、奥田建・元衆院議員の秘書などを経て市議選に初挑戦。小林さんは大きな拍手と歓声に沸く同市寺中町の事務所で「本当にありがとうございます。信念を持って一生懸命働きます」と話した。

(2007年4月23日 読売新聞)

6080片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/23(月) 13:24:02
堀内派・蓬莱派を向こうに回して勝つとは、私にとってはかなり意外な結果でした。
どうなってるんだろう。

富士吉田市長堀内さん「脱派閥」訴え競り勝つ 讀賣山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news002.htm

 新人同士の争いとなった富士吉田市長選は、脱派閥を訴える堀内茂さんが組織力に勝る渡辺正志さんを振り切った。

 支持者が集まる会場に顔を出した堀内さんは、花束を手渡されると「長くて厳しい戦いだった。相手陣営は派閥がくっついて、こっちは竹やり軍団だった」と選挙戦を振り返り、「みなさんの心と良識を重く受け止め、よい市政を作りたい。子供たちが誇れる富士吉田を作りたい」と語り、喜びを爆発させた。

 昨年12月に出馬表明した堀内さんは派閥に頼らない選挙を掲げ、長年続いてきた市内2大派閥による政治打破の姿勢を強調。「改革派」のイメージを強く打ち出し、市政転換を望む無党派層の支持を集めた。

 渡辺さんは支持基盤である政治派閥「堀内派(躍進会)」のほか、萱沼俊夫市長の後援会など「蓬莱派」の多くからも支援を取り付けた。マニフェストを使って行政と市民との共生や行政サービスの向上など政策を打ち出したが、及ばなかった。

 渡辺さんは事務所で集まった支持者に「私の不徳の致すところ」と敗戦の弁を述べ、敗因について記者団に対し「市民が(自分より堀内さんを)派閥を解消できると選んだのだろう」と話した。

(2007年4月23日 読売新聞)

6081名無しさん:2007/04/23(月) 13:40:14
大田区議選
トップ当選は民主のやながせ裕文。
上位4人中3人が民主候補。一人落選したものの7名当選

前回自由で9位当選だった犬伏は今回、定員50人中47位とぎりぎり当選。
38位から最下位50位までの13人中自民党候補が10人と下位にひしめく。
大田区でも集票力の低下が感じられる。

6082やおよろず@参院補選沖縄:2007/04/23(月) 14:03:50

 革新候補のリードは、宮古島だけみたいだね

6083やおよろず@参院補選福島:2007/04/23(月) 14:07:53

 相馬地区で健闘した以外、山口に良いとこなし

 仮に、自民が森単独で、民主が福島で2人目を立てるなら、浜通りから立てたら?

6084とはずがたり:2007/04/23(月) 15:12:40
これだけ惨敗を続けるとしょうがないねー。参院選迄引っ張って欲しかったが。

地元に困惑と反発 地権者「180度違う」
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007042300082&amp;genre=A2&amp;area=S10&amp;mp=
自民滋賀県連新駅「推進」撤回

 栗東市の新幹線新駅問題で、自民党滋賀県連が「推進」から「凍結」への方針転換を固めたことについて23日、前夜の同市議選で当選したばかりの議員や新駅予定地の地権者らから困惑や反発の声が上がった。

 「県連から何も聞いていない」。市議会で推進派会派「新政栗東」の代表を務め、前日に再選を果たした井之口秀行市議(56)は厳しい表情を見せた。市議選で推進派は12人が当選して過半数を獲得した。自民党の方針転換に戸惑いながらも「県連と相談して会派としての方針を決めたい」と述べた。

 新駅予定地周辺の地権者らでつくる「新幹線のぞみの会」会長の中井建夫さん(64)も「今までと180度違う。県連に抗議したい」と憤慨した。

 一方、凍結を掲げてトップ当選した田村隆光さん(49)は「賢明な判断。市議選で凍結・中止派の当選者は少ないが、1人当たりの得票数は多い。議会が一丸となって、新駅を前提としない予定地のマスタープランを討議すべき」と歓迎した。

 また、国松正一市長は、午前9時半からの記者会見で「正式に聞いていないので何も言えない」と話すにとどまった。

 栗東市でこの日、開かれた県や周辺市でつくる駅設置促進協議会正副会長会議に先立ち嘉田由紀子知事は「自民党から直接聞いているわけではないので分からない。今後、必要なら事情を聴く場を設けたい」と語った。
 推進を主張する市民団体や地権者らは、同会議の会場に向かう嘉田知事や周辺市長に対し、横断幕やのぼりを持って「推進をお願いします」と大きな声で懇願した。

自民滋賀県連、新駅推進撤回へ
方針転換 設置は不可能に
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007042300042&amp;genre=A2&amp;area=S00

 自民党滋賀県連は22日までに、栗東市の新幹線新駅について、これまでの「推進」方針を撤回し、「凍結」に転換する方針を固めた。凍結を目指す嘉田由紀子知事と対立してきた自民党の方針転換で、新駅設置は不可能となることが確定的になった。

 自民党は、8日投開票の県議選で大敗した最大の理由を、新駅凍結を主張した嘉田知事の支援団体「対話でつなごう滋賀の会」が、推進を掲げる自民党を「抵抗勢力」と位置づけたため、と分析。方針転換により、嘉田知事との対決色を消し、7月の参院選で新駅問題が争点となるのを避けるべき、と判断した。

 自民党は県議選を控えた今年2月、推進の姿勢を維持しながらも、「(県や周辺自治体でつくる)駅設置促進協議会の結論に従う」と態度を軟化させた。3月には県議会で、新駅工事費を盛り込まない県の本年度予算案に賛成し、新駅問題が県議選の争点となることを避けた。

 しかし、県議選で「対話の会」は県内全域の選挙区で新駅凍結を訴え、4議席を獲得した。新駅への態度を明確に示せなかった自民党は、改選前の27から16に議席数を大きく後退させた。

 新駅に関する方針転換は、23日に開く県議会の自民党系会派「自民党・湖翔クラブ」の政務調査会に諮ったうえ、5月13日の県連定期大会で正式決定する。
 ある自民党県議は「昨年7月の知事選から、新駅問題では選挙に負け続けてきた。参院選で同じ失敗を繰り返すわけにはいかない」と話している。

6085とはずがたり:2007/04/23(月) 15:27:48

八幡市議選の開票結果
選管最終
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007042200129&amp;genre=A2&amp;area=K20&amp;mp=
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/archive/news/2007/04/16/20070416ddlk26010402000c.html
◇八幡市議選(定数22−26)自2民2公3共5無14→無所属4人落選
 当 1780  赤川 行男 68 無現⑤ 飲食店経営▽府サッカー協副会長
 当 1667  上谷 耕造 57 無元⑤ 吉井松里町内会参与[歴]市職員→前回市長選落選。こいつのせいで横須賀が落選したので印象は良くない。
 当 1592  森川 信隆 64 民現⑤ 党府幹事[歴]NTT社員
 当 1585  岡田 秀子 53 公現② 党副支部長▽主婦[歴]家電会社員
 当 1553  松本 昭昌 66 公現③ 党支部長[歴]ダイハツ工業社員
 当 1520  森下 由美 57 共現⑦ 党地区委員[歴]看護師▽PTA会長
 当 1456  細見  勲 58 公現③ 党副支部長[歴]呉服店経営
 当 1386  山本 邦夫 48 共現③ 党地区常任委員[歴]赤旗記者
 当 1367  田辺 勇気 30 民現② 党府幹事[歴]衆院議員秘書(玉置)←次世代八幡民主のエース。将来は府議候補?http://www.yuki-tanabe.com/
 当 1270  北川 昭典 51 無現④ 調査企画業[歴]府PTA協役員
 当 1247  亀田 優子 46 共現② 党地区委員▽女性団体役員
 当 1219  横須賀昭男 56 無現① 不動産管理会社役員[歴]市職員→前回市長選出馬(民主主導共産も支援。京阪労組出身現職に肉薄するも惜敗)
 当 1161  巌   博 54 共現③ 党地区委員▽八幡民商副会長
 当 1005  小北 幸博 43 無現③ 保険代理業[歴]市自治連合会副会長

 当 991  山口 克浩 32 無新① 会社役員▽海外教育支援団体員→前回市長選上谷支援。ちょいと顔見知りだったりもします。向こうは忘れてるかもしれぬが。取り敢えずおめ。
 当 987  橋本 宗之 68 自現⑧ 党府役員▽府更生保護協副理事長
 当 984  鷹野  宏 71 無現③ 農業▽城西土地改良区理事長
 当 943  松島規久男 58 共現⑥ 党地区委員▽農業委員[歴]自治会長
 当 920  長村 善平 49 無現③ 農業▽JA府青壮部顧問[歴]市職員
 当 905  菱田 明儀 59 無新① [元]市自治連副会長[歴]松下電器社員→元市長から自民代議士も菱田だったが・・
 当 845  増尾 辰一 60 自現③ 党府政調副会長[歴]枚方市職員
 当 811  横山  博 62 無現② [元]松下電器社員[歴]自治会長
   803  田中 健一 33 無新  学習塾経営▽美濃山小PTA会長
   770  山田 芳彦 45 無現(1) [元]府議秘書[歴]学習塾講師←唯一の落選現職。誰の秘書だ?
   272  金村 次郎 57 無新  [元]市納税課長
   80  時津 勝美 44 無新  政治団体代表▽自営業

6086とはずがたり:2007/04/23(月) 15:34:31
誰なんざんしょ?で,通ったのかな?>対話の会の推薦二人@大津市議選

栗東など3市議選は静観
対話の会 統一地方選後半戦
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007041500026&amp;genre=A2&amp;area=S00

 15日に告示される統一地方選後半戦で、滋賀では前半戦の県議選で公認候補4人を当選させた嘉田由紀子知事を支援する「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)は、新幹線新駅問題を抱える栗東市など3市議選については静観する見通し。一方、大津市議選では2人を推薦し、他の候補からは県議選での勢いを持ち込まれるのではと警戒感が広がっている。

 栗東、彦根、近江八幡の3市議選では、「対話の会」の公認、推薦候補はゼロ。寺川庄蔵代表(63)は「人柄や政策を確認する時間がとれなかった」と振り返る。

 一方、大津市議選では現職と新人を推薦した。「2人は昨年の知事選から嘉田を支援してきた実績があった。ホームページで名前を紹介するなどできる限りの支援はしていきたい」と話している。

 推薦を受けた候補は「選挙カーでなじみのない街に行っても、『嘉田』の名前は通用する」と知事人気による追い風を期待。「『もったいない』の精神は市議会にも必要だ」とアピールする方針だ。
 一方、「対話の会」の推薦候補の登場に対し、保守系候補者は「県知事を支えるのに、どうして市議なのか」と批判する。しかし、「人気投票になって、訴える政策がしっかり吟味されなくなる恐れがある」と危機感を抱く候補も出ている。

6087とはずがたり:2007/04/23(月) 15:38:01
>>6086

大津市議選の開票結果
選管最終
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007042200134&amp;genre=A2&amp;area=S10&amp;mp=
http://taiwa-shiga.net/cgi/su2_diary/su2_diary.cgi
 大津市議選(定40−立55)
 当  4351  佐藤 健司 34 無現
 当  4328  山本 哲平 27 民新
 当  3779  奥村  功 46 民現
 当  3529  小松 明美 57 無現=対話の会推薦
 当  3368  泉  恒彦 59 無現
 当  3365  礒田 英清 62 無現
 当  3271  草川  肇 47 無新
 当  3267  高橋 健二 55 公現
 当  3263  石黒賀津子 44 共新
 当  3256  武田 平吾 59 無現
 当  3217  間宮 文徳 42 無現
 当  3097  竹内 基二 57 無新
 当  3026  近藤 敦樹 48 公現
 当  2939  佐藤  弘 51 公新
 当  2862  安田 晴彦 60 民現
 当  2817  藤井 重美 57 公現
 当  2798  横田 好雄 66 無現
 当  2754  岸本 典子 42 共新
 当  2713  塚本 正弘 52 共現
 当  2700  船本  力 38 無新
 当  2688  堀井 幸男 64 自現
 当  2612  浜奥 修利 49 公新
 当  2596  仲野 弘子 49 無現
 当  2487  杉浦 智子 46 共現
 当  2454  北村 正二 53 無現
 当  2439  津田 新三 57 無新
 当  2426  竹内 照夫 50 自元
 当  2411  北林  肇 67 無現
 当  2383  谷  祐治 33 無新
 当  2368  青山三四郎 63 無現
 当  2354  鷲見 達夫 58 無新
 当  2324  八木  修 62 共現
 当  2286  佐々木松一 59 共新
 当  2284  本郷あけみ 46 無新
 当  2245  堀井 三正 65 無現
 当  2244  園田  寛 60 無現
 当  2106  中江 忠洋 62 無現
 当  2012  中野 治郎 60 無新
 当  1951  宮尾孝三郎 38 無新
 当  1845  安楽 好正 59 無新=対話の会推薦
    1769  白子貞治郎 58 無現
    1634  田中  薫 33 無新
    1580  岡田 啓子 60 無現
    1548  藤井 邦男 57 無現
    1465  中川 忠士 45 無新
    1413  山澤 明美 56 民新
    1245  杉山 泰子 55 無新
    1216  山本 忠興 66 無新
    1202  山岡  京 52 無新
    1198  秋田  誠 58 無新
    1009  山田  徹 49 無新
    842  中小路 晃 61 無新
    666  扇子美智子 54 無新
    303  田中 敏雄 65 無新
    144  猪飼 広一 69 無新
 【注】氏名、年齢(4月22日の投票日現在の満年齢)、党派、現元新別の順。党派の省略は自=自民党、民=民主党、公=公明党、共=共産党、無=無所属。敬称略。

6088とはずがたり:2007/04/23(月) 15:42:26
>>6084
栗東市では新駅推進派が力を伸ばしているのか。自民県連の方針転換は彼らを見捨てたことになるな。

凍結・中止派の全員当選ならず
栗東市議選 新幹線新駅めぐり
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007042300012&amp;genre=A2&amp;area=S00&amp;mp=

 22日に投開票された第16回統一地方選後半戦で、滋賀県では、2新人が争った豊郷町長選は、伊藤定勉氏(59)が競り勝った。新幹線新駅問題が焦点の栗東市議選では、凍結・中止派の全員当選はならなかった。そのほか、3市議選、4町議選(1補選を含む)が投開票された。

 ■豊郷町長に伊藤氏

 豊郷町長選は無所属新人で前町議の伊藤氏が、無所属新人で建設設備業の前田広幸氏(35)に325票の差をつけて破り、町長選3度目の挑戦で初当選を果たした。

 伊藤氏は、情報公開や公平公正な入札制度の確立、市町合併など重要な課題について住民投票条例の制定など「透明性のある住民主体の開かれた町政」を掲げ、子育て支援制度の見直しなど福祉の充実を約束して幅広い支持を得た。

 前田氏は、「豊郷小の旧校舎改築問題以降、二分した町を一つにしたい」と、告示4日前に立候補表明して挑んだが、出遅れが響いた。

 当日有権者数は5773人、投票率は63・88%で前回を20%も下回った。

 栗東市議選(定数20)は現職15人、新人4人、元職1人が当選した。公明党は2、共産党は3議席をそれぞれ維持した。新幹線新駅問題では、推進派が3議席増やし新人4人を含む12議席を獲得、議長を出しても過半数となる「安定多数」を確保した。凍結・中止派は2減の8議席となり、両派の構成は改選前の9対10から12対8に逆転した。

 大津市議選(定数40)では新人16人が当選、滋賀県の嘉田由紀子知事を支援する「対話でつなごう滋賀の会」推薦の2人がともに議席を確保した。党派別では自民党が1人増えて2人となったほか、民主党は3人、公明党は5人、共産党は6人と、いずれも現有議席を維持した。

 彦根市議選(定数28)は、現職22人、新人5人、元職1人が当選した。女性は6人で、1人増えた。公明党は2人を維持し、共産党は3人が当選、8年前の議席に戻した。

 近江八幡市議選(定数20)は、現職13人、元職2人、新人5人が当選した。党派別では共産党が3人、公明党が2人でともに現有議席数を維持した。民主党は1人が当選した。改選前の市議会では市の機構再編の条例案が否決されており、会派構成など今後の動向が注目される。

 【豊郷町長選の当選者】

 伊藤 定勉氏(いとう・さだむ)

 彦根工高卒。1987年、町議に初当選、4期。議会運営委員長、議会広報特別委員長などを歴任。JA東びわこ役員。八町。

6089とはずがたり:2007/04/23(月) 16:16:25
>>6069

奈良・生駒市議長を逮捕 投票終了待ち任意同行
http://topics.kyodo.co.jp/feature47/archives/2007/04/post_131.html

 奈良県生駒市のスポーツ公園用地売買をめぐる背任事件で、大阪地検特捜部は22日、一連の山林売買に深くかかわり、市に損害を与えたとして背任容疑で市議会議長酒井隆容疑者(65)を逮捕した。

 酒井容疑者は同日投開票の生駒市議選に立候補、1417票を獲得して6回目の当選を決めた。特捜部の係官は投票終了を待って午後9時20分ごろ任意同行し、自宅マンションなどを捜索した。

 調べでは、酒井容疑者は、中本幸一前市長(70)と不動産仲介「ウツミ」社長小松秀次容疑者(63)らと共謀。2003年12月、市土地開発公社に同市南田原町の約4万平方メートルの山林を時価の10倍以上に当たる約1億3500万円で買い取らせ、市に損害を与えた疑いが持たれている。
(2007年04月23日)

「首突っ込んでいない」 逮捕の生駒議長、関与否定
http://topics.kyodo.co.jp/feature47/archives/2007/04/post_135.html

 奈良県生駒市のスポーツ公園用地売買をめぐり、大阪地検特捜部に背任容疑で逮捕された市議会議長酒井隆容疑者(65)は逮捕前、共同通信の取材に「首を突っ込む問題ではない」などと土地取引への関与を否定していた。

 調べにも同様の供述をしているとみられるが、特捜部は酒井容疑者が中本幸一前市長(70)=入院中=ら市側に働き掛け、市土地開発公社と摘発された不動産仲介「ウツミ」の取引を主導した可能性があるとみて追及する。

 酒井容疑者はことし3月、自宅近くで取材に応じた。公社が約4万平方メートルの山林を約1億3500万円で買い取ったことについて「高過ぎると言われているが、評価の仕方の問題ではないか」と指摘。取引への関与は「公社がやっていることに市議が首を突っ込むことはない」と否定した。

 公社や市側に買い取るよう圧力をかけたり、口利きをしたかどうかについては「一切ない。ウツミがいくらで買っていくらで売ろうが、間にだれが入ろうが、うかがい知るところではない」と話した。
(2007年04月23日)

6090とはずがたり:2007/04/23(月) 21:31:58
三木市 定数1−候補3 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当 12,404(39.9%)仲田 一彦34無所属新1(元)衆議員秘書
□11,752(37.8%)米沢 修二58無所属新 (元)三木市議
6,902(22.2%)東中 香代59民主新 (元)三木市議

2007年 ひょうご統一地方選
議会とは議員とは −第2部 前哨戦の現場
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200703gikai2/01.html
1.一人区(2007/03/19)

長老引退、「風」どこへ

 後援会入会はがき一万枚のうち、三千枚が三月二日に刷り上がった。
 三木市選挙区(定数一)から県会を目指す元市会議長米沢修二(58)=無所属=の事務所。そろそろ日付が変わろうというのに、選挙に向けたスタッフたちの準備作業は終わらなかった。告示まで一カ月を切っていた。
 「衆院解散でもないのに、こんな突貫作業になるとは」。陣営幹部が苦笑した。
 米沢自身、今回の県議選に挑戦するとは思ってもみなかった。短期決戦を覚悟し、立候補を表明したのは二月二十二日。その九日前の十三日、県会で最多選、最長老の自民現職、鷲尾弘志(81)が立候補を見送る意思を明らかにしたからだった。
■   ■
 鷲尾は、全国の県議で四番目となる十二選への意欲をみせていた。しかし、自身や妻の体調を理由に身を引く決心をした。県会正副議長、自民党県連幹事長などの要職を務めた重鎮。築き上げた後援会組織は約二千人に上り、三十三の支部が市内に張り巡らされる。
 十年ほど前から後援会長を務める吉田直彦(75)は、選挙を仕切った経験がない。四回連続で無投票だったためだ。「三木では、鷲尾以外の誰かを選ぶという考えを聞いたことがなかった」
 圧倒的な存在感が対立候補の生まれる余地さえ許さなかった。
 そこへ、鷲尾の立候補断念が伝わると、情勢は一気に流動化した。
 鷲尾表明の翌十四日に民主公認の元市議東中香代(59)、一週間後には無所属の衆院議員秘書仲田一彦(34)。そして米沢。わずか九日で一挙に三人が名乗りを上げ、二十年ぶりの選挙戦へと動き始めた。
■   ■
 三木市選挙区だけではない。今回、自民の牙城だった定数一の選挙区「一人区」に異変が起きている。
 前回の県議選で、一人区の二十三選挙区中、自民が十九を占めたが、うち十四は無投票。今回、その無投票選挙区は半減する見通しだ。
 三木市選挙区を上回る五回連続無投票だった(旧)飾磨郡選挙区では、六期目の自民、村上寿浩(76)が引退を表明。三人が立候補を決めた。
 小野市、(旧)多可郡、神崎郡、佐用郡、宍粟市…。前回無投票の選挙区に続々とライバル候補が名乗りを上げている。自民県連は急きょ十九選挙区を重点区に指定。てこ入れに乗り出した。
 二大政党制を目指す民主の激しい追い上げを受ける自民。「公共事業の誘導という議員バッジの力も、財政難で薄れつつある」。自民県連幹部は危機感を募らせる。
■   ■
 短期決戦に入った三木市選挙区。自民の牙城を守り続けた鷲尾票の行方が、勝敗を左右する。
 「早速、あいさつに来た陣営もある」と、鷲尾後援会の幹部。鷲尾は、農村部や旧市街地に強固な組織票を抱えていた。
 だが後援会は自主投票を決定。鷲尾票の行方が見えなくなる中、各陣営は、昨年の市長選に着目する。自民、社民推薦の現職に対し、元県課長の薮本吉秀(48)が、政党支援を得ないまま倍近い差で初当選。これまで選挙に関心の低かったニュータウン票が動いた―というのが共通した見方だ。
 東中と仲田は早朝、新興住宅地近くの駅前に立ち、神戸方面へ出勤するビジネスマンらに名前の浸透を図る。米沢は、鷲尾が地盤とする旧市街地に拠点を置きつつも、ニュータウンへの足がかりを探る。
 一議席をめぐる激しい火花が散っている。
 十八日現在、県議選の立候補予定者数は計百四十三人。前回よりわずか九人増だが、前哨戦の激しさは比ではない。(敬称略)
□   □
 告示まで十日余り。兵庫県議選では、合併の影響や無党派層の動向などが注目される。神戸市議選では、昨年の市議汚職が最大の争点となる。県内各地で繰り広げられる前哨戦。その攻防を追った。(統一地方選取材班)

6091とはずがたり:2007/04/23(月) 21:32:20
西脇市 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当10,620(60.1%)東野 敏弘52無所属新1(元)黒田庄町長
□7,062(39.9%)山本 章66無所属現 保育所理事長 =自民党所属

美方郡 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当16,002(70.6%)上田 良介56無所属=自民新1司法書士
□6,670(29.4%)中村 茂76無所属=民主現 民主党県役員

2007年 ひょうご統一地方選
議会とは議員とは −第2部 前哨戦の現場
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200703gikai2/02.html
2.合併特例(2007/03/20)

地盤分断、訴え手探り

 一議席を争う兵庫県議選(旧)西脇市選挙区。立候補を表明した元黒田庄町長の東野敏弘(52)は三月九日夜、決起集会の場で、割り切れぬ思いを口にした。
 「自分に一票を投じることができないんです」
 二〇〇五年十月、西脇市は旧黒田庄町と合併した。しかし今回の選挙に限った合併特例で、同町は従来の(旧)多可郡選挙区に含まれる。
 東野は、西脇市民でありながら、同町在住のため、(旧)多可郡選挙区での有権者だ。旧西脇市域だけが選挙区となる今回の(旧)西脇市選挙区では投票できない。
 「町長として合併することを選んだ。地域の声を伝えるため、西脇から立候補することにした」。壇上の東野は、動機をこう説明した。
 決起集会は市民会館大ホールで開かれたが、町長時代から支援する旧黒田庄町の約二百人は、席を譲る格好で、隣の中ホールに入った。東野に一票を託せず、(旧)多可郡選挙区での有権者となる人たちだ。
 モニター越しの演説を見つめていた男性(69)は、「棄権したことは一度もないが、こんないびつな選挙区で投票する気にならない」。
 東野は、全国でも数少ない共産系町長として二期七年務め、退任後に離党。合併特例によって「地盤」を引きはがされ、苦戦を強いられる中、親類や知人、同級生といったわずかなつながりから支持を広げていくしかない。
■   ■
 一方、二期目を狙う現職の山本章(66)にも危機感が募る。
 〇五年十一月の市長選で、山本が応援した候補は落選。現市長側に付いたのは東野だった。
 山本陣営の幹部は、東野の動きについて「想像以上に浸透が早い」と驚く。
 二人とも無所属だが、山本は、単独で議席の半数を握る自民県議団の一員。新人の東野を意識しながら、折に触れて県とのパイプを強調し、支持拡大へ躍起だ。
 四年後となる次回の県議選では、いびつな選挙区は解消されるとみられる。とはいえ、山本には、今選挙を乗り切ることが最優先事項だ。「今のうちに、後援会組織を黒田庄地域にも広げたいが、まだ余裕はない」
■   ■
 合併の余波に揺れる県議選。美方郡選挙区(定数一)では、立候補を予定する無所属現職の中村茂(76)=民主推薦=が、合併によって、これまでの選挙区を分断された。
 「県政報告会を計画しても、人集めすら苦労する」と陣営幹部。
 前回までの選挙区のうち、美方郡選挙区に含まれるのは、中村の出身地である旧香住町だけ。他のエリアは豊岡市選挙区となり、支持者の半分を失ったことになる、という。旧香住町の有権者は、美方郡全体の三割ほどにすぎない。
 民主を軸とする会派「ひょうご・県民連合」では、最長老の通算七期。以前なら、集会場所の確保や人集めは、電話一本で済んだ。今回は開催地区の全戸に案内はがきを出した。
 「草の根活動をして、まずは知名度を上げるところから」。陣営幹部は“新人”候補並みの活動をする覚悟だ。
 対抗する無所属新人の上田良介(56)=自民推薦=も旧香住町の出身で、「他の町には親せきや知人もほとんどいない」。
 上田は今年一月、急病で倒れた自民県議の後継者として立つことが決まった。支持を広げる時間はあまりにも少なく、懸命に選挙区を走る。
 平成の大合併後、初の県議選。候補者も有権者も、戸惑いを抱える中で本番が迫る。(敬称略)

6092とはずがたり:2007/04/23(月) 21:32:59

2007年 ひょうご統一地方選
議会とは議員とは −第2部 前哨戦の現場
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200703gikai2/03.html
3.自公協力(2007/03/22)
透ける衆院選への思惑

 昨年末、風変わりなポスターが張り出された。選挙区の異なる三人が、一枚のポスターに納まっていた。
 三人は、兵庫県会の自民現職で、今回の県議選にも立候補を予定している。それぞれの選挙区は、隣接し合う神戸市兵庫、北、長田区。つまり、衆院小選挙区の「兵庫2区」だった。自公協力の下、公明の衆院議員赤羽一嘉(48)が選出されている選挙区だ。
 「自民として、自分たちの地元候補を国政に送りたい」
 ポスターに写る兵庫区の自民県議は、“悲願”を口にした上で、ポスターが次期衆院選にらみであることを認める。
 その衆院選に担ぎ出そうとしているのが、ポスター左端に写る長田区の県議。自公の選挙調整で兵庫2区から比例近畿に回り、二〇〇三年七月、急逝した自民衆院議員奥谷通の元秘書でもある。
 兵庫区の自民県議は昨年、県連幹事長就任の打診を辞退した。「統一地方選を迎える時期の幹事長は、自公協力を話し合える人がやればいい」との理由だった。
 「三人ともトップ当選。長田区では大差をつける。衆院選擁立に向け、これがわれわれの越えるべきハードルだ」
■   ■
 統一選に続き、夏に参院選を控える選挙イヤーの今年。安倍内閣の支持率低迷で、衆参同日選も取りざたされる中、各党の思惑が、統一選の現場に透けて見える。
 小選挙区選出の衆院議員が全国に八人しかいない公明。赤羽の議席は貴重だ。県議選では、その兵庫2区とかぶる兵庫、北、長田区に現職三人を立て、より強固な地盤固めを目指す。それぞれに新人、前職計三人を擁立する共産もライバルだけに、自民県議三人のポスターに対し、公明関係者らの不快感は強い。
 県議選で、自民への推薦は出していないが、公明県本部幹部は「応援する幅は、ゼロから百まで」。兵庫、北、長田区でポスターを張り出した三人については、「もちろんゼロ」。答えは明快だ。
 一方、神戸市内で昨年末に開かれた赤羽の忘年会は、自公の蜜月ぶりをうかがわせるものだった。旧奥谷後援会幹部や自民市議の親族が経営する建設会社幹部ら、兵庫2区内の有力な自民後援者が席を埋めた。
 その場にいた自民衆院議員の元秘書は、今更、県議レベルで選挙協力する必要があるのか、疑問を感じた。「公明は、自民県議の後援会名簿をほしがるが、もういらないんじゃないか」と。
 国政レベルで緊密な関係を築く自公。それは、必ずしも地方には当てはまらない。
■   ■
 民主も、国政をにらみながらの統一選となる。
 前回衆院選で、公認候補は赤羽に敗れ、引退した。民主県連は一月、北区の神戸市議向山好一(49)を兵庫2区で擁立することを決めた。
 しかし、県議選候補予定者は、兵庫2区内の兵庫、北、長田区のうち、一人だけ。その北区の現職は「向山も私も労組出身。兵庫2区の組合はまとまってくれる」。兵庫、長田区の不戦敗は意に介さないが、地盤を固めたい向山にとっては心もとない状況だ。
 このため神戸市議選では、向山自身が兵庫、北区で新人二人の擁立にこぎ着けた(→二人とも当選)。集会や街頭演説にはほぼ、向山の姿がある。「来るべきときにはお世話になります。そのときのため二人をお願いします」
 自公協力の裏側で激化する両党の攻防。そこに割って入ろうとする民主。票の掘り起こしを図る共産…。次期衆院選への「号砲」が、統一選の現場を熱くする。(敬称略)

6093とはずがたり:2007/04/23(月) 21:33:33
>>6092-6093

〜兵庫県議選〜
兵庫区 定数2−候補3 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当15,946(39.5%)松田 一成54公明現2党県役員
当12,897(31.9%)立石 幸雄58自民現7団体顧問=兵庫2区から加田の擁立を模索
□11,533(28.6%)井村 弘子60共産元 党地区役員
北区 定数3−候補5 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当21,744(26.6%)羽田野 求57公明現5党県副幹事長
当19,131(23.4%)梶谷 忠修69自民現3保護司=兵庫2区から加田の擁立を模索
当19,019(23.3%)藤井 訓博58民主現3党支部幹事長
□11,489(14.1%)貫名 ユウナ55共産新 党地区役員
□10,212(12.5%)伊藤 栄介30無所属新 (元)衆議員秘書
長田区 定数2−候補3 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当15,519(38.2%)渡部 登志尋58公明現3党県副幹事長
当14,238(35.1%)加田 裕之36自民現2党県役員・奥谷通の元秘書=兵庫2区から立候補を模索
□10,837(26.7%)木下 清子58共産新 党地区委員

〜神戸市議選〜
兵庫区 定数5−候補7(選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当10,565(25.9%)菅野 吉記45公明新1党副支部長
当7,438(18.2%)平野 昌司65自民現7党県総務会長
当7,063(17.3%)大瓦 鈴子41共産現2党地区委員
当6,250(15.3%)大寺 真理子51民主新1大学講師
当4,253(10.4%)守屋 隆司51自民現4党県選対役員
□3,973(9.7%)西本 忠司38無所属現 NPO理事
1,286(3.1%)樋口 浩正44改革新 貿易商社役員
長田区 定数5−候補7(選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当9,726(23.7%)米田 和哲58公明現4(元)参議員秘書
当6,704(16.3%)浜崎 為司59自民現6党市総務会長
当6,638(16.2%)森本 真44共 産現2党地区役員
当5,763(14.0%)荻阪 伸秀69民主現9党県副代表
当5,423(13.2%)北山 順一69改革現10NPO理事長
□5,413(13.2%)平井 真千子30自民現 党県幹事
1,393(3.4%)浜崎 盛史40無所属新 警備会社役員
北区 定数10−候補12(選管確定)自3民3公2共1他1/共1無1
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当10,067(12.3%)山田 哲郎53公明現3党県役員
当8,911(10.9%)芦田 賀津美49公明現4党県幹事
当8,172(10.0%)藤原 智子45民主新1(元)衆議員秘書
当7,735(9.5%)高山 晃一42市民力現4団体副代表
当7,685(9.4%)池田 林太郎63民主現4党県常任幹事
当7,613(9.3%)坊 恭寿40自民現2NPO理事
当6,895(8.5%)金沢 治美49共産現3党地区委員
当6,808(8.3%)植中 進63自民現6(元)衆議員秘書
当6,236(7.6%)福浪 睦夫62自民現6党県監査
当5,730(7.0%)田中 健造69民主現8党県常任幹事
□3,602(4.4%)森 浩司35共産新 党地区委員
□2,121(2.6%)藤原 敏彰50無所属新 建築士

6094とはずがたり:2007/04/23(月) 21:33:56
東灘区 定数3−候補5 (選管確定)→自民空白区!素晴らしいね。
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当16,187(24.6%)井戸 正枝41民主現2NPO代表
当14,109(21.5%)高橋 進吾39無所属新1歯科医師
当12,341(18.8%)加藤 修49民主現3党支部幹事長
□12,098(18.4%)北浜 みどり46自民新 薬品会社役員=公募
□11,016(16.8%)古谷 敏郎56共産新 医療法人職員

中央区 定数2−候補4 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当12,492(36.5%)小池 啓納57民主現2大学客員教授
当10,388(30.3%)原 吉三65自民現5党県役員
□7,140(20.8%)渡辺 和代49共産新 党地区役員
4,232(12.4%)佐藤 陽太25無所属新 調査会社社員
須磨区 定数3−候補4 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当18,410(28.3%)大塚 崇弘40民主新1食品会社社長
当16,589(25.5%)松本 義宏59公明現4党県副幹事長
当15,885(24.4%)葛西 利延66自民現5幼稚園理事
□14,167(21.8%)森田 多希子51共産元 党地区委員

2007年 ひょうご統一地方選
議会とは議員とは −第2部 前哨戦の現場
4.公募候補(2007/03/24)
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200703gikai2/04.html
戦略に実態追い付かず

 「医療や福祉分野での改革を訴えたい」。自民兵庫県連の候補者公募に応募したのは、そんな思いからだった。
 介護施設で健康指導などに携わった経験もあり、論文提出や面接を経て「合格」。夫と起こした有限会社を一時休業し、転身を図った。
 神戸市東灘区。県議選に初挑戦する自民公募の候補予定者の事務所は九坪。自民党“大物”国会議員らの激励文が、壁一面にびっしり並ぶ。入り口には首相、安倍晋三のポスターを掲げた。
 「県連として、恥ずかしい戦いをさせるわけにはいかない。最重点区の一つだ」。十八日、事務所開きで、県連幹部が意気込みを見せた。
 自民県連の公募方式は、地方選としては全国初の試み。県議選の東灘、同市垂水区、加古郡選挙区と、神戸市議選の東灘、灘、中央、西区で計七人を擁立する。
 郵政解散となった二〇〇五年の衆院選では、公募候補を立てた兵庫1、3、6区で全勝。その余勢を駆った。
 とはいえ、地方議員が支援に回れた衆院選とは違い、地方議員自らが選挙を抱える。「小泉人気」もない。
 「同じ公募でも、そう簡単にいかないのでは」。ある自民県議は、県連の試みを疑問視する。
■   ■
 対する民主県連も、今回の統一選で公募方式を導入した。狙いは地方組織の補強だ。
 県内で小選挙区全敗となった〇五年衆院選で、比例の得票率は自民に6ポイントしか開いていないが、県会の議席は自民の四割。「支持の広がりに比べ、地方の議席が追い付いていない」。民主県連は「公募は落差を埋めるツールになる」と読んだ。
 しかし最終的な擁立は、県議選の神戸市須磨区と神戸市議選の中央区で、計二人にとどまった。
 二十六人の応募を受け、当初「二十人の擁立は可能」と豪語する県連幹部もいたが、問題は支援態勢にあった。
 「民主から『この人で頼む』と言われても『はい、そうですか』とはならない。『初めまして』だ」と労組幹部。
 選挙活動を手伝うスタッフをはじめ手厚い支援を受ける組合系候補とは異なり、公募組は政策協定を結ぶだけとなる。
 県連幹部は「選挙に出たい側と、候補を担ぐ組織に温度差があった」と認める。
■   ■
 会社員、医師、主婦…。公募組に、党勢の一翼を託そうとする自民、民主。「清新さ」を狙うイメージ戦略に、組織の実態が必ずしも追い付かない。走りだした公募組の陣営内でも、不安が膨らみ始めている。
 東灘区で公募に応じた自民県議候補予定者の陣営では、選挙活動に欠かせない後援会名簿すら、まとまったものがない。知人らがスタッフとして動き回るが、選挙経験者は一人だけだ。
 東灘を最重点区とした県連だが、「こちらで用意できるのは、党公認という“看板”と、安倍のポスターぐらい」と県連会長の渡海紀三朗(59)。「あとは自分でやってもらうしかない。それが自民党だ」
 一方の民主も心もとない。公募に応じた須磨区の県議候補予定者は、活動の九割を駅前など街頭での演説に充てる。残り一割の集会も知人らが用意した。元衆院議員の秘書という肩書にもかかわらず、民主を支える労組関係者の姿はどちらにもない。「もしかしたら、私自身が、選挙カーの運転もやらないといけないかも」。候補予定者自身がそう漏らした。
 公募候補をめぐる「春の陣」は、風向きが定まっていない。 (敬称略)

6095とはずがたり:2007/04/23(月) 21:34:24

党派に聞く  −07’ひょうご統一選
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200703touha/index.html

自民党 渡海紀三朗 県連会長  信頼性ある政策を問う
メモ 県議選(改選後定数92)の目標は、過半数47人の当選。公認27人、推薦22人に絞り込んだ。神戸市議選(同69)は公認21人。地方選では初めて公募し、県議、同市議選で7人を擁立。夏の参院選をうらなう前哨戦としても党の力が問われる。

民主党 辻泰弘 県連代表  生活者の視点取り戻す

メモ 県議選では公認22人、推薦6人、神戸市議選では17人を公認した。同市議選では、前回を上回る数の女性新人候補を立てる予定で、支持層の拡大を図る。労組などの組織票に全面的に頼らない候補者の動きも注目される。

新社会党 原和美 県本部委員長 党の存亡をかけた戦い
 ―存在感をどう出すか。
 「国会の議席はないが、それぞれの地方議会で、議員の地道な活動量はほかの党に負けないはず。どこまでも市民の立場に立った視点、活動をアピールしたい」
 ―統一選での課題は。
 「全国政党とはいえ、小さな組織。どこまで有権者に訴えを届けられるか。歯がゆく感じるが、それが課題だ」
 ―具体的には何を訴えるのか。
 「今の政治情勢には黙っていられない。特に非正規雇用の拡大と国民の負担増の問題を訴えたい。高齢者の国民健康保険料や税金が上がり、若年者は非正社員採用で安定した暮らしも望めない。国政が暮らしを追い込む中で、市民の福祉を守る地方議会の責任と役割は大きい。国政に『NO』と言える力はあるはずだ」
 ―県会で唯一の議席を持つ現職が引退。公認候補を減らしているが。
 「前回選挙から二大政党制の流れが進み、自治体合併で市町の議員定数が減った。候補者擁立が難しくなった。厳しい選挙になるのは承知している。何としても県会の議席を引き継ぎ、県内すべての現有議席を維持したい。党の存亡をかけて戦う」
メモ 県議選では公認1、推薦1。須磨区の現職が引退し、灘区で公認候補を擁立した。前回8人を公認した神戸市議選は、公認3、推薦2にとどまる見通し。後半戦の各市議選も含めると、公認は10減の7、推薦は4増の5。

▼神戸改革フォーラム 伊藤正視 代表 「真の保守」神戸に新風
 ―基本理念に「真の保守」を掲げている。
 「保守というのは本来、改革の精神をもつものだ。絶えず自らを律しながら環境の変化に対応していく。既存の既得権や利益を守ることが保守ではない」
 ―神戸市会の汚職事件が政治団体結成のきっかけとなった。
 「地方の時代といわれる中、地方行政と地方議会の緊張関係を見直す時期に来た。公明公正さはもちろんだが、議会のコストも考える必要があるだろう」
 ―神戸市議選に現職二人と新人六人を立てる。
 「現職の一人は九期務めたベテラン。組織固めやどう運動をすべきかのノウハウもある。即戦力になる新人も集まった。神戸に新しい息吹を吹き込むには十分の人数だ」
 ―市当局との関係は。
 「基本は与党の立場だ。ただしイエスマンの与党ではない。ともに改革を進めるという姿勢を貫きたい」
 ―目指す改革とは。
 「一言でいえば、行政に対しても、市民に対しても、よりよきコミュニケーションを求めていく。具体的には議員報酬や定数、政務調査費など山積する課題を見直していく。ボランティア精神で、活動する議員を市会に送りたい」
メモ 神戸市議汚職事件を受け、昨年11月に経済界を中心に結成された政治団体。前伊藤ハム社長の伊藤代表をはじめ、約250人が所属する。事件を踏まえ、市会への批判票をどこまで受け止められるかが焦点。

6096とはずがたり:2007/04/23(月) 21:34:55

2007年 ひょうご統一地方選
議会とは議員とは −第3部 自民大敗
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200704gikai/01.html
上.誤算(2007/04/10)
政調費ショック大きく
 神戸市中央区、兵庫県庁の北側。自民党県連事務所に集まった幹部らは、開票作業が進むにつれ、顔色を失った。
  県会議長、元副議長、元県議団副幹事長…。ベテラン勢が続々と議席を落としていった。
  八日投開票を迎えた県議選。過半数の四十七議席を目指す自民は、公認・推薦を四十九人に絞り込み選挙に臨んだ。結果は、現職七人を含む十一人の落選。獲得した三十八議席は、予想をはるかに上回る大敗だった。
  一方で、当選した保守系無所属組は十人。「もし全員取り込めても過半数ぎりぎりだ」。九日午前二時すぎ、県連で会合を終えた幹事長の原亮介(63)が声を振り絞った。
  前回、前々回も四十三議席で過半数を割ったが、多数派工作の難しさはその比ではない。
■   ■
  自民には逆風下の選挙だった。政務調査費の不透明な使途が指摘され、争点の一つとなった。
  「市民オンブズ尼崎」などから不適切な使途を指摘された県議の一人、自民現職の門信雄(57)。立候補した定数一の芦屋市選挙区は、県内屈指の注目選挙区となった。対立候補は、議会改革を掲げる新人、山田美智子(60)だった。
  門は、政務調査費をめぐり、車のリース代として報告した約百十万円が、実際はローン支払いだった。私有財産の形成につながる使途は認められていなかった。
  「自動車販売会社の担当者と相談し、負担が軽いからと安易に考えた」
  選挙告示前の三月四日、門は後援会総会で支持者らに弁明した。全額返還したことや、不起訴になった経緯の説明にあいさつの大半を割いた。
  県連選対委員長を務める門は、県議団幹事長や副議長を歴任。改選後は議長候補としての呼び声も高かった。県連は、実績と知名度に勝る門が逃げ切ると分析。独自調査では、山田とは大差が開き、県連は当選をほぼ確信していた。
  しかし、ふたを開けると八百六十七票差で落選。同様に書類送検された自民現職で、元議長の清元功章(78)も、姫路市選挙区で議席を失った。
  一夜明けた九日、知事井戸敏三は定例会見で「期待が大きいほど、信頼を失えば結果は厳しくなるということを、われわれも自戒しておかなくてはならない」と、結果の深刻さを受け止めた。
■   ■
  自民の「誤算」は、政務調査費問題だけではなかった。
  県議選で初めて取り組んだ公募方式による候補三人のうち、当選者は、神戸市垂水区選挙区の新原秀人(44)ただ一人。自民票に無党派層の上積みを期待したが、思惑通りとはならなかった。
  対して、都市部で無党派層の受け皿になったのは、山田をはじめとする「市民派」だった。「政務調査費の全面公開」など、訴えの中身が有権者に分かりやすかった。
  尼崎市選挙区では、市民オンブズ尼崎の世話人丸尾牧(42)が市議からくら替えし、初当選。現職稲村和美(34)とともに、尼崎市長白井文の支援を受け、自民元職や共産の二人にも競り勝った。
  県議会は丸尾、山田、稲村の動きに神経をとがらせる。政務調査費をめぐっては、市民オンブズが情報公開で入手した資料を基に、議会は厳しい追及を受けた。しかし今度は、丸尾らによって、議会内部からの監視が強まる。
  「台風の目がどう動くのか」。県幹部らも注視する。(敬称略)
□   □
  兵庫県議選は、自民の大敗で終わった。夏の参院選を控えるだけに、影響は計り知れない。過半数を大きく下回った背景と波紋を探る。
(統一地方選取材班)

6097とはずがたり:2007/04/23(月) 21:35:31

宍粟市 定数1−候補3 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当9,582(39.7%)高嶋 利憲54無所属新1(元)山崎町長
□7,316(30.3%)長田 執75無所属現 県会議長=自民党所属
□7,221(29.9%)春名 哲夫55無所属新 (元)宍粟市議
神崎郡 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当14,227(53.9%)上野 英一53無所属=民主・社民・新社会新1(元)大河内町長
□12,171(46.1%)前川 清寿65無所属=自民現 嶺雲寺住職
飾磨郡 定数1−候補3 (選管確定)→どっちが自民推薦だ?
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当6,379(46.6%)宗行 恭義62無所属新1(元)夢前町議
□3,781(27.6%)振角 利允67無所属新 (元)夢前町議
□3,527(25.8%)東影 昭53無所属新 (元)夢前町議

2007年 ひょうご統一地方選
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200704gikai/02.html
議会とは議員とは −第3部 自民大敗
下.変化(2007/04/11)

ほころび見せた「牙城」

 現職議長の落選は、兵庫県会にとって初めての事態だった。
  「高齢と、準備不足が響いた」と、議長を務める自民現職、長田執(75)の後援会幹部。八日夜、県議選宍粟市選挙区の開票結果を受け、支持者が集まった事務所は静まり返った。
  長田と競り合い、初当選したのは、十六年ぶりの再戦となった元山崎町長高嶋利憲(54)。選挙参謀として、かつて長田の選挙を支えた元宍粟市議春名哲夫(55)も加わり、保守票が分裂する中、展開が読めない混戦だった。
  一九九一年に高嶋らを制して初当選した長田は以後、連続三回無投票で当選した。五選を目指したものの、選挙はまだ二度目。約一万一千人の後援会に支えられていたが、久しぶりの選挙に動きは鈍かった。支持者の多くは高齢で、選挙戦に入ってからも「やり方が分からない」と戸惑った。
  取り付けた約二十団体の推薦は、すべて団体側から申し出てきたもの。会員約二千人を抱え、支援する地元商工会は終盤、組織の引き締めを図ったが、流れは止められなかった。
  ある若手会員は「(長田の)政治的手腕に魅力はあるが、世代交代を期待する声がかつてないほど強かった」と明かす。
  対する高嶋陣営。「必勝」の張り紙は、市長や国会議員から届いたわずか三枚だけだった。業界団体の推薦が全くない高嶋は、細かな地域票の掘り起こしで勝利を呼び込んだ。
■   ■
  宍粟市をはじめ、自民は今回、牙城である一人区で、公認・推薦の七人が敗れた。
  十二年ぶりの選挙となった神崎郡選挙区もその一つ。三期十二年の実績を持つ前川清寿(65)は「県から予算をとってきてこそ議員といえる」と選挙期間中、力を込めた。
  県議団幹事長ポストをうかがう中堅議員として、道路や河川整備の必要性を訴えた。保守系町議や区長会、婦人会など地元組織をフル回転。人海戦術を繰り広げた。
  対する新人で民主、社民、新社会の推薦を受けた上野英一(53)の個人演説会では、会場が閑散とした日もあった。上野は旧大河内町(現神河町)の町長を二年半務めたが、市川、福崎町での知名度は未知数だった。
  「陳情型政治をなくす」。前川を意識した明快な訴えもどこまで地域に届くのか、組織のない上野陣営には不安が消えなかった。しかし、得票は三町すべてで上野が上回った。
  落選が決まり、前川は「もう古い議員はいらないということだろう」と事務所でこぼした。
  「組織の頭をおさえる選挙は、もう通用しない。今回の選挙は、時代の変化を映し出しているのかも知れない」。郡内の町議らは、選挙結果をこう受け止めた。
■   ■
  実績と組織力も備えた自民現職たちの落選。今回の県議選は、都市部以外でも、有権者の選択基準が多様化している実態を示した。
  十六年ぶりの選挙戦となった宍粟市のほか、二十四年ぶりの(旧)飾磨郡選挙区でも、自民推薦候補が落選。自民の牙城のほころびを見せつけた選挙戦だった。
  「ライバル候補が名乗りを上げることすらできない無投票こそが実力の証しだった」。自民のベテラン県議は「政治的な力が強くなる半面、いざ選挙になると弱い」と続けた。
  夏には参院選が控え、政治決戦の年と位置付けられる今年。自民県連幹部らの悩みは深刻だ。弱まる組織。早まる変化。流れを見極める時間は限られている。(敬称略)
(統一地方選取材班)

6098名無しさん:2007/04/23(月) 21:38:01
公明は全員当選というものの、候補者を絞って議席減。しかも東京でもぎりぎりの下位当選が見受けられる。
自民との連立で得票や議席を伸ばしてきたけれど、そろそろ頭打ちになってきたみたい。

6099とはずがたり:2007/04/23(月) 21:58:32

これは佐倉ショックでしょうかな?

’07統一地方選佐倉市長に蕨氏 3新人の対決制す
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20070423/CK2007042302010936.html
2007年4月23日

 統一地方選を締めくくる県内の四市町長選、二十市町村議選は二十二日、投開票され、新しい首長や議員の顔ぶれが決まった。各地の選挙事務所では、当選を決めた候補者が喜びの表情。万歳の声が夜空に響いた。県議選と千葉市議選からスタートした統一選は終了し、県政界は夏の参院選に向けて本格的に走りだす。 (統一地方選取材班)
 無所属新人三人の争いとなった佐倉市長選は、会社社長の蕨和雄氏(57)が、元市議長の清宮誠氏(67)、元県議の密本俊一氏(60)を破り初当選した。蕨氏は一九九五年の市長選で約千八百票差で敗れており、二度目の挑戦で雪辱を果たした。
 選挙事務所で蕨氏は「少子高齢化などの不安や悩みを解決したい。市民と共同の新しい行財政を実現する」と語った。
 蕨氏は保守系市議の一部、市民ネット、民主などから支援を受け、幅広い支持層を取り込んだ。新住民の多い市西部を地盤とし、「しがらみのないクリーンな市政」を掲げた。
 元銀行員で、現在はゴルフ練習場などを経営する経歴から「経済人としての知識を活用し『高福祉、低負担』の道を探りたい」などと訴えた。
 清宮氏は市議三期の実績をアピールし、福祉関連の市民団体などから支援されたが、組織力で及ばなかった。
 自民の推薦を受けた密本氏も自民県議三期の実績を強調。地元の自民党衆院議員らの支援を受けたが、票を固めきれなかった。
 佐倉市は昨年度から地方交付税の不交付団体となったものの、市財政課は「国の交付基準が変わったためで、決して豊かな財政状況ではない」と指摘する。候補者三人が公約の柱に掲げていた行財政改革などが、新市長の当面の課題となる。

6100いなばやま:2007/04/23(月) 23:21:54
>>6098
そのお話も含めて世田谷の選挙のことを
いやぁ、すごい結果でした投票率40%そこそこで民主党が11議席と大勝利。
野党分裂で楽々区長再選を果たした熊木氏ですが区議会は区政野党が過半数で
最大の争点だった下北沢の再開発計画は停滞を余儀なくされる状況になりました。

野党が過半数ってことは自公が過半数割れしたって事で
公明は現有11を確保しましたが自民党が12議席しか取れず大惨敗
落選した公認候補は11人に及びある意味壮観でした。
公明も現有は確保しましたがブービーの51位当選の候補も出るなど
前回に比べ1000票あまり減らしました。
もともとリベラルな土地柄、公明も都内の他地域に比べれば弱い所とはいえ
低投票率でこの結果はびっくりです。

公明、頭打ちの要因ははっきりとは分かりません。
組織の選挙疲れというか、与党疲れというか
自民党ほどではありませんが公明も現世利益追求型の政党
ですが、元々福祉・平和を掲げてきた理念政党でもあるわけで
どちらかと言えば民主・社民や自民党非主流派との親和性が高いと思います。
「安倍カラー」には拒否的な心性もあるわけで
なんで自民党のフォローばっかりしないといけないんだという思いが
末端の運動員・支持者にはあるのかもしれません。
いやもしかして組織内部で小さな亀裂があるのかもしれません。
まぁ内情はうかがい知ることはできませんが。

6101小説吉田学校読者:2007/04/24(火) 01:17:29
>>6067
首長で世襲ってのはあまり聞かないし、長崎市民は心のどこかに「世界のナガサキ」を意識しているところがあると思うんです。
国際舞台に立つ「被爆者」の選良としては、「いい人」っぽい人を選びたかったかもしれない。
長崎の香りがどこからか体から出ないとね。娘婿、いかにも東京育ちといった風貌(特にめがねとネクタイ)でかなり損したと思う。

>>6073
千葉市の中央区と我が稲毛区じゃないでしょうかね。なお、中央区は公明は楽勝ムードでたるみがあったそうな。

>>6083
地盤のはずの郡山で惨敗、中通りはほぼダブスコ。会津もほぼダブスコ。いわきと田村で踏ん張ったとはいえ4割届かず、ほぼ全域で惨敗。
マジで、民主の保守系1、労組系+市民派1で民主が参院選選挙区独占狙うかもしれない。自民がダメすぎる。
それと知事選で「足元に火が点いた」と私が評した玄葉と根本ですが、玄葉は鎮火(もともと名家だし。姻戚別にしても)したけど、根本は噴火している。民主が2区で本田朋あたり出すと分からなくなるぞ。

>>6099
まあ、ショックというわけじゃないけれども、衝撃はあったんじゃないんでしょうかねえ。
ほとんどの人が「密本市長」を予測していたでしょうな。
佐倉・印西地域が読めなくなってきたという感じ。前書いた「新住民の流入でボスがいなくなり」云々というのは、実は佐倉と印西の境あたりのことともう1箇所のことをリンクさせて書いたわけであります。

6102小説吉田学校読者:2007/04/24(火) 01:26:43
>>6099
佐倉は市議選でもネットが4、新社会党(中選挙区時代も左派の橋頭堡)が2、オンブスマンが1、共産が2と市民派がちょっとした勢力を築いているのかもしれませんな。

6103やおよろず:2007/04/24(火) 03:33:20
民主公募の岡野さん見事トップ当選−高松市議選

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20070423000048

 40議席を43人で争う少数激戦となった高松市議選の高松選挙区は、民主の岡野朱里子さん(33)が新人ながら大差のトップ当選を果たした。民主は同じく新人の山本悟史さん(38)も初陣を飾り、改選前の2議席を確保した。
【→参照記事】

 岡野さんと山本さんは党の公募候補。県議選を含めた今回統一選で、民主は県内で擁立した公募の3人がいずれも初当選した。

 このうち岡野さんは「人にやさしい街づくり」を訴え、昨秋の立候補表明後、地道な街頭活動を繰り返してきた。香川県高松市花ノ宮町3丁目の事務所に当確の知らせが入ったのは午前零時過ぎ。待ちわびた支持者がどっと沸き、「しゅりちゃん」と歓声が上がる中、現れた岡野さんも感激を抑えきれない様子。「心から心から、感謝の気持ちでいっぱい。勉強して努力して、皆さまのお役に立てるよう一生懸命仕事します」と抱負を述べると、再び拍手と歓声を一身に浴びていた。

合併5選挙区で新旧入れ替わり
 高松市議選は、合併時の増員選と同様に各選挙区で大激戦。合併町の六選挙区のうち、選挙戦に突入した5選挙区すべてで新人候補が相次いで現職を破るドラマが生まれた。

 定員3に5人が立候補した国分寺では、増員選にも出馬した落合隆夫さん(60)と西岡章夫さん(66)の新人2人が接戦を制し、初当選。増員選では1、2位で当選した現職2人が涙を飲んだ。

 現職と新人の一騎打ちとなった庵治では、新人の新上隆司さん(51)が現職の追い上げをかわし、増員選の雪辱を果たした。

 牟礼では、社民系現職が保守系の現職と新人との激戦にのまれる格好で得票を伸ばせず、惜敗。保守系が議席を独占した。

6104やおよろず:2007/04/24(火) 03:38:10
石川県

 野々市町長に粟氏当選 金沢市議選は「自民」が「かなざわ」上回る

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20070423103.htm

  石川県内の統一地方選を締めくくる野々市町長選、金沢、小松、輪島、珠洲の四市議選、野々市、内灘、津幡、志賀、穴水の五町議選と七尾市議選中島選挙区補選は二十二日、投開票が行われた。無所属新人二氏が争った野々市町長選は、元県議の粟貴章氏(46)が一万五千六百八十五票の大差を付け初陣を飾った。四市議選のうち金沢市議選は、改選前十五議席で並ぶ二つの第一会派の勢力争いが焦点となり、自民党金沢・市民会議が、県議会会派・新進石川に連なる保守系と民主系で構成するかなざわ議員会を大きく上回った。
 野々市町長選は、現職安田彦三氏が二月に今任期限りの引退を表明。後継候補の選考で町議会各勢力が駆け引きを演じる中、新進石川所属で地元選出の粟氏が要請を受けて三月に出馬表明し、自民は対抗馬擁立を模索したものの断念した。

 粟氏は政党・政治勢力の推薦は受けず、選挙戦ではローカルマニフェスト(公約集)を掲げ、安田氏が目指した「五万人市制」に向けた安心で住みよい「新・野々市づくり」や県議時代の実績などを訴えて幅広い支持を集め、一万七千三百七票を獲得。告示前日に出馬表明した政治団体女性代表の青木万理子氏(69)は浸透できなかった。投票率は58・62%で前回の65・82%を下回った。安田氏の任期満了は六月九日のため、粟氏の任期は同十日から四年間となる。

 四市議選では、五十三人が出馬した激戦の金沢市(定数四〇)で、自民系は公認の現職十三人と新人四人、無所属新人一人の計十八人が当選し、改選前より三増。かなざわ議員会は推薦の現職八人、元職一人、新人三人の計十二人で、改選前より三減らした。

 かなざわ議員会に加わっている民主は、公認の現職、新人各一人と推薦現職一人の計三人が当選し、改選前より一減。公明は公認の現職二人と新人二人の計四人が当選し、改選前議席を維持。社民は公認現職一人と推薦現職一人、社民系の無所属新人一人の計三人が当選し、改選前より一減。共産は公認の現職一人と元職二人の計三人が当選し、改選前から一増やした。

 新人は十一人、元職は三人が当選し、現職三人が涙をのんだ。女性は過去最多だった改選前の六人から五人に減った。

 定数二減で四人超の争いとなった小松市(同二四)は現職十八人と新人六人が当選した。

 能登半島地震の被災地・輪島市では、定数三減の輪島選挙区(同一七)で現職十六人と新人一人が当選。門前選挙区(同七)では定数の二倍の十四人が出馬する激戦となり、現職六人と新人一人が勝ち上がった。

 定数三減で一人超の少数激戦となった珠洲市(同一五)は現職十一人と新人四人が当選した。

6105片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 08:55:10
>>6098
京都も他党の票割りがもう少しよければ公明党が落ちていましたし、他都道府県でもいくつかありました。
常々こういう薄氷が多いんでしょうか。 今回特に見られるのもなんでしょうかねぇ。

6106とはずがたり:2007/04/24(火) 10:09:25

統一地方選:課長から市長へ 長崎市長に田上さん 見た目は「のび太」能力はピカ一
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/seibu/news/20070423sog00m040004000c.html

 立候補していた現職市長が射殺されるという異常事態の中で長崎市長選。初当選した元市統計課長、田上(たうえ)富久さん(50)は一夜明けた23日朝、市役所で記者会見し、953票差の大激戦を振り返った。亡くなった伊藤一長市長(61)の「後継」を掲げ、わずか3日間で課長からトップに上り詰めた田上さんは、どんな人物なのか、市民は何を期待したのか。事件の衝撃がさめやらないまま25日、新市政が走り出す。【横田信行、長澤潤一郎】

 「市長としての仕事が始まると思うと身の引き締まる思いです。実感がわきつつあります」。田上さんは午前8時から記者会見し、心境を語った。「リーダーは市民の中から選ぶという市民力を発揮してくれたことです」と勝因を分析した。

 家族の反応については、妻和代さん(50)は「立候補を勧めてくれたので喜んでもらった」。長男(24)と長女(20)は、市統計課長からトップの市長という立場になった父親の変化に「驚いているようでした。娘は朝から新聞やテレビを気にしていました」と紹介した。

 伊藤市長の後継を主張してきたが、手法の違いを問われると「伊藤市長はアイデアマンでいろんなことを実現してきた。私はいろんな人と話す中でヒントをもらって見つけていく」と説明した。

   ◇ ◇ ◇

 「見た目は(ドラえもんの)『のび太』みたいだけど、人と人を結びつける力はすごい」

 広報課の20代の後輩はこう評する。「演説していも目立たない」と本人も苦笑する“和み”系の外見とは裏腹に、行政マンとしての能力は市役所内でもピカ一。かつての上司だった部長が「市役所で市長を務められるのは、あいつぐらい。もう『ちゃん』付けでは呼べないけど、喜んで『市長』って呼ばせてもらうよ」と言うように一様に歓迎ムードだ。

 「自分の意見をきちんと持っていて、意外に頑固」というのが上司や同僚の一致した見方。日本初のまち歩き博覧会「長崎さるく博」(06年)の進め方を巡って、伊藤市長と衝突したこともあるという。23日の会見で、伊藤市長との違いを「市役所で26年半、仕事し、働く者の立場や感覚が分かる。どこをどうすればよくなるかも分かっている」と話した。事件でかじ取り役を失った市役所内では「即戦力」として、指導力に期待が集まる。

6107とはずがたり:2007/04/24(火) 10:09:52
>>6106
   ◇ ◇ ◇

 市役所では、広報や観光畑で活躍した。その時培った人脈が手弁当で選挙応援を始めた。若手経済人が選対を買って出て、ポスターや看板、チラシなどは知り合いの印刷業者などが担当した。出馬を決断したのが18日夜で、翌19日夕方までに用意してもらったという。

 立候補すると聞き支援するかどうか見極めようと面談した長崎商工会議所の幹部は「会ってみたら商店街活性化や観光イベントで一緒に汗をかいてくれた人だった。名前と顔が一致しなかっただけ。まさかあの人が出るとは思わないから」と笑う。

 自前の組織はゼロ。ハンドマイクを片手に回り始め、選挙カーを調達できたのは投票2日前の20日午後3時。時間不足で、支援に回った経済界や市民が頼ったのは携帯電話とメールを使った徹底した口コミ作戦だった。

 田上さんは会見で「市民と気楽に話す機会をできるだけつくりたい」と話し、市民と市役所との距離を縮めたいという考えを強調した。「変化の時代を乗り越えていく、役に立つ市役所づくり」を目指し、▽市民の問い合わせに一括して応じるコールセンターのような機関の設置▽昼休みに市民と意見交換する「チャンポンミーティング」−−などを挙げた。

 被爆地として常に注目される平和については「世界中に発信する方法を考えたい。必要なことは国にも訴えていきたい」と話した。

 また、行政対象暴力について問われると「暴力をいかになくすかという視点で現実的な方法を検討する必要がある」としつつも、自身への警備は「できるだけフリーに動きたい」と述べた。

   ◇ ◇ ◇

 長崎市民からは、「じげもん(地元出身者)」の新市長誕生を喜ぶ声が聞かれた。

 「伊藤さんに入れようと思っていた」という長崎市伊王島町の無職、吉井キクエさん(86)は田上さんに投票した。県外で仕事をしていた伊藤市長の長女の夫、横尾誠さん(40)と、田上さんが補充立候補し、無風から一転して大激戦となった3日間。「県外にいた人より長崎をよく知っている人のほうが市民のために働いてくれると思った。事件には同情するが公の仕事と個人は違う」。同市銀屋町の無職女性(80)も「同情と選挙は別。伊藤さんを支持していたが地元の人の方が安心」と話した。

 一方、横尾さんに一票を投じた人の中にも、田上さんに期待する声がある。同市の青果店主(52)は「実質3日間しかなく、候補の政策は分からなかった。伊藤市長はよく商店街に足を運ぶ人で、お世話になったので、心情的に横尾さんに投票した。これからは新市長を市民で育てていかなくては」と話していた。

 2007年4月23日

6108とはずがたり:2007/04/24(火) 10:17:37

期日前に伊藤氏に投じられた票が無効に成ってしまったわけですよねぇ。色々規定に不備があるようである。
殺された等という異常事態は選挙を一時停止して改めてやり直す方が良いのかもしれぬ。

長崎市長選:事件に配慮、万歳控え 田上氏
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/photojournal/news/20070423k0000m040113000c.html

 長崎市内の田上さんの選挙事務所では、当選確実になると歓声が上がった。ただ、死亡した伊藤市長に配慮して万歳は控えた。田上さんは「市民と市職員の力を生かし、こういう事件の後こそ『市民力』を発揮する時」と喜びを語った。

 田上さんは「肉親の情と自治体運営は違う。市職員としての弔い合戦だ」と出馬を決意し、退職金を選挙費用に充て、背水の陣で臨んだ。26年半の市職員生活では06年に日本初のまち歩き博覧会「長崎さるく博」を発案、企画し、延べ1000万人を集めるなど広報や観光畑で活躍。培った人脈が草の根運動の核になった。

 時間、資金、人員とないものばかりだったが、世襲に反発した地元経済界から後押しを受け、一部の国会議員や地方議員からも支援を得て、まとまった得票につながった。

 一方、伊藤市長の長女の夫で西日本新聞記者の横尾誠さん(40)は22日午後11時50分ごろ、長崎市内の選挙事務所に伊藤市長の長女で妻優子さん(36)とともに喪服姿で現れ、涙ぐみながらあいさつ。伊藤市長の大きな遺影が掲げられた会場で、横尾さんは「伊藤市政への期待をあんな卑劣な暴力で止めるわけにはいかないと立候補した。私のいたらなさでこんな結果になり、本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

 優子さんは「本当にありがとうございました。父伊藤一長はこの程度の存在でしたか。父は浮かばれないと思います。残念です。父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした」と声を詰まらせた。

 横尾さんは、東京での記者生活を休職して補充立候補した。1000を超える団体推薦や伊藤市長の後援会組織を受け継ぎ、遺族が喪服姿で街頭に立つなど、徹底して情に訴えたが及ばなかった。

 ◇無効票は約1万5000票

 長崎市長選の無効票は約1万5000票あった。中には死亡した伊藤市長に投票し「伊藤市長さんありがとうございました」などと書かれた票もあったという。無効票の中には、期日前を含めて伊藤市長に投じた票が多かったとみられる。
英文を読む

毎日新聞 2007年4月23日 0時18分 (最終更新時間 4月23日 8時09分)


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