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金融機関観察スレッド
1
:
■とはずがたり
:2002/11/07(木) 17:40
銀行・証券・信託銀行・生保・損保といった金融機関とその子会社・関連会社の観察スレッド
101
:
とはずがたり
:2003/09/17(水) 01:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030916-00000159-kyodo-soci
優勝で預金金利が7・7倍 尼崎信金のタイガース定期
預金金利が7・7倍−。阪神タイガースのリーグ優勝で、尼崎信用金庫(兵庫県尼崎市)が発売した1年ものの定期預金「パワーアップ勝星77」の金利が年0・04%から0・308%へ跳ね上がった。
低金利時代で家計の助けとまではいかないものの、預金者にうれしいプレゼントとなりそうだ。
同定期は星野仙一監督の背番号77にちなんでおり、昨年の「勝星77」からの継続分も含め預金総額が2280億円余りのヒット商品。ひと口100万円前後が多く、100万円だとBクラスで400円(税引き前)の利息が優勝で3080円(同)に。これに伴い、信金の支払い負担は約6億1000万円増えるという。(共同通信)
[9月16日16時50分更新]
102
:
とはずがたり
:2003/09/17(水) 11:43
http://news.fs.biglobe.ne.jp/economy/ym20030914ib22.html
銀行への天下り役員111人、地銀などで依然高水準
全国の銀行124行の役員(今年3月末時点)のうち、旧大蔵省や日本銀行などからの「天下り」は111人で、全体の6・6%を占めていることが、民間の信用調査機関、帝国データバンクの調べでわかった。
銀行の役員数は、リストラが進むなか、前年同期より72人少ない1687人に減少した。これに対し、天下り役員は、大手銀行でこそゼロになったものの、地方銀行や第二地方銀行での割合は「ここ数年ほぼ横ばいで、依然として高水準」(帝国データバンク)だ。
調査によると、天下り役員は前年同期より6人少なく、3年連続で減った。
内訳は、旧大蔵省(37人)と日銀(46人)で全体の4分の3を占めており、旧大蔵省が財務省になってからの天下りはない。その他は、県庁・市役所出身者や、その他の省庁出身者らだ。
銀行別にみると、大手銀行では、前年同期には1人ずついた三菱信託銀行と中央三井信託銀行がゼロになり、天下り役員が姿を消した。地方銀行は3人減の54人、第二地方銀行では1人減の57人となっている。これら天下り役員のうち、36%にあたる40人は代表権を持つ役員に就いており、帝国データバンクでは「依然として重要ポストが用意されている」としている。
[読売新聞]
104
:
荷主研究者
:2003/09/23(火) 04:11
>>103
第2位は千葉銀行で7.27兆円、第3位が静岡銀行の6.91兆円。(2002年3月期)
105
:
荷主研究者
:2003/09/23(火) 04:13
http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20030916/ftu_____thk_____000.shtml
2003.09.16 中日新聞
日興とM&Aで提携 愛知銀行
愛知銀行は、企業の合併・買収(M&A)仲介業務について、日興コーディアル証券と業務提携したと発表した。金融庁に先月末提出した機能強化計画で打ち出した取引先企業に対する経営支援策の一環。
企業のM&Aや提携などを仲介する際、相互に情報交換などを行う。愛知銀は「日興コーディアル証券の持つ全国規模の情報や、蓄積したノウハウを顧客に提供できる」とメリットを説明している。
106
:
とはずがたり
:2003/09/24(水) 00:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030923-00000213-yom-bus_all
りそなHD、近畿大阪銀の増資引き受けへ
りそなグループの地方銀行である近畿大阪銀行が、2003年度中に2500億―3000億円規模の増資をする方向で検討していることが23日、明らかになった。
資産の再査定によって、経営の健全性を示す自己資本比率が低下するのを防ぐ狙いで、グループの持ち株会社のりそなホールディングスが増資額を引き受ける方向で調整している。
具体的な増資額や方法は、査定の結果などを見極めて10月にも最終決定する。ただ、増資の原資を巡っては「りそな銀行に注入した公的資金の流用になる」との見方もあり、実現までには課題も残っている。(読売新聞)
[9月23日22時49分更新]
110
:
荷主研究者
:2003/09/25(木) 22:41
>>109
は
>>107
でをれが貼り付け済み。
111
:
とはずがたり
:2003/09/25(木) 22:44
ごめん。マミ公と電話ちうで。
「トヨフジ海運、新門司にトヨタ車の物流拠点検討」は貼りつけそうになって気付いた。
112
:
荷主研究者
:2003/09/25(木) 22:50
を疲れ。 >マミ公と電話ちう
114
:
荷主研究者
:2003/09/27(土) 01:20
http://www.shizushin.com/area21/area21_2003091714.html
【2003年09月17日(水)】静岡新聞
静銀と静銀ティーエム証券 熱海と浜松に共同店舗
静岡銀行の証券子会社の静銀ティーエム証券(静岡市)は十六日、熱海市と浜松市に静岡銀行との共同店舗をオープンした。
熱海市には同行熱海支店(熱海市銀座町)の三階に熱海支店として開設。浜松市には同行葵町支店(浜松市葵東)の二階で浜松北支店として営業する。
同社は十三年七月から営業を始め、今回の開設で店舗網は証券会社としては県内最大の十二店舗となる。同行との共同店舗は金融庁の規制緩和後の昨年十二月から開設し、十二店舗のうち六店舗が共同店舗となる。八月末現在の開設口座数は約一万五千、預かり資産残高は約一千億円。
116
:
とはずがたり
:2003/09/27(土) 01:26
http://www.shizugintm.co.jp/index.html
静銀TM証券
銀ティーエム証券は静岡銀行グループと東京三菱銀行の出資で設立された新しいタイプの証券会社です。
インターネットでお取引いただけるほか、本店営業部、清水、藤枝、島田、沼津、富士、三島、熱海、浜松、掛川、磐田、浜松北の12店舗でもお取引いただけます。
TM…おい,東京三菱かいっっ
117
:
荷主研究者
:2003/09/28(日) 03:28
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20030927001.htm
2003年9月27日 北國新聞
「ほくほくFG」来年9月に設立 北陸銀、北海道銀の統合 収益力強化、リストラ加速
北陸銀行と北海道銀行は二十六日、取締役会と統合準備委員会を開き、経営統合の時期 を来年九月とすることを決めた。統合後の持ち株会社は、同日設立された北陸銀行の持ち 株会社「ほくぎんフィナンシャルグループ(FG)」と北海道銀行が株式を交換し、ほく ぎんFGが名称を「ほくほくフィナンシャルグループ」に変える。懸案だった統合作業の 大枠が固まり、公的資金注入を受けて経営再建中の両行は、収益力の強化や経費削減を加 速させる方針だ。
北陸銀行の高木繁雄頭取、北海道銀行の堰八義博頭取が各本店で会見し、来年九月とし た統合時期について「できるだけ早い時期を選択した」と説明した。統合準備委員会の企 画、業務、事務・総務の三ワーキンググループで来年三月までの工程表をまとめ、作業を 急ぐ方針を示した。
統合形態では、新たな共同持ち株会社を設立すると税負担などが生じることから、「ほ くぎんFG」を活用する。両行内の公募で最も多かった「ほくほくFG」を新商号に採用 し、統合後は「ほくほくFG」の傘下に両行が並んで入る。
統合比率については、今中間期の業績や一定期間の株価推移などで算定され、来年春ご ろに固まる見通しだ。統合後の持ち株会社では社長に高木頭取、副社長に堰八頭取が就任 する。
両行は統合を待たず、顧客への情報提供や事務インフラの共同化などを推進する。今月 発表した双方の経営健全化計画を洗い直して共同持ち株会社の健全化計画を策定し、営業 力の強化などで収益基盤を拡充する。さらに、人員削減や店舗の再編で効率的な経営体制 の構築を目指す。
119
:
とはずがたり
:2003/09/29(月) 01:26
http://www.asahi.com/business/update/0928/001.html
不健全金融機関は保険料高く 預金保険機構が制度見直し
預金保険機構は、銀行の破綻(はたん)などに備えて、金融機関から一律に広く薄く集めている今の保険料制度を改め、財務内容に応じて徴収額が変動する新制度を導入する検討に入った。同機構は、過去の破綻処理への資金援助で約4兆円の損失を抱えている。05年4月には、破綻時の預金保護の上限額を1000万円までとするペイオフ全面解禁が控えており、財務基盤の強化には、制度見直しが欠かせないと判断した。
10月中旬に学識経験者や業界団体の代表約10人を集めて研究会を発足、来年6月にも報告書をまとめる予定。預金保険機構は、早ければペイオフ全面解禁と同時に新制度を始めたい、としている。
新制度は「可変保険料率」と呼ばれ、格付けや財務諸表などからみて、信用力が高い金融機関には低めの料率を設け、逆に信用力の低い金融機関には高めの料率を設ける仕組み。判断基準には、自己資本比率や不良債権比率などが有力だ。
米国やスウェーデンなどではすでに導入され、日本の預金保険法でも採用することを認められている。だが、金融危機直後の99年の金融審議会では「信用不安に拍車をかける」として導入が見送られた。
91年以降に約180の金融機関が破綻したため、預金保険機構は02年度末で約3兆9200億円の損失を抱えている。一方、年間の保険料収入は約5000億円。ペイオフ全面解禁で出費がかさむことも予想され、財政基盤強化が急務となっていた。だが、財務内容の健全な金融機関からは、逆に徴収額の引き下げを求める声も出ており、一律引き上げは難しい状況だ。
景気回復の兆しが強まるなかで、金融システム不安は遠のいているとみられることから、「一定の格差導入には理解がえられるのではないか」(預金保険機構幹部)と、改めて打ち出すことにした。しかし、「『官製の格付け』につながる」と風評による被害を恐れる中小金融機関から反発の声が出るのは必至だ。 (09/28 03:00)
120
:
とはずがたり(1/2)
:2003/09/29(月) 16:26
あさひ銀行と日興証券の抵当証券合弁会社に就いて
http://www.nikko.co.jp/GRP/news/1999/p_990323.html
平成11年3月23日
日興證券株式会社
関係先に対する支援について
本日開催の当社取締役会において、共同抵当証券株式会社 および日興不動産株式会社に対する支援に関し決議いたしま した。
1.共同抵当証券株式会社に対する支援
(1)支援先の概要
名称 共同抵当証券株式会社
(2)支援内容
I. 支援金交付額 :134億円
II.支援金交付時期:3月下旬
(3)支援目的
不良資産問題を早期かつ抜本的に解決することによる、 「不良資産早期処理に対する社会的要請への対応」 「日興證券の顧客および金融機関等への信用力の維持」 および「日興證券の今後の業務展開力の強化」
(4)当社における会計処理
支援金交付額134億円のうち、既引当済の9千万円を除く 133億1千万円を特別損失(関係先支援損失)として処理
http://www.nikko.co.jp/GRP/news/2001/p_0102261.html
平成13年2月26日
日興證券株式会社
共同抵当証券株式会社における合弁の解消について
日興證券株式会社は、本日、株式会社あさひ銀行との間で、共同抵当証券株式会社における合弁の解消について合意いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.経緯
日興證券は、昭和59年にあさひ銀行(旧協和銀行)などとともに共同抵当証券を設立し同社が発行する抵当証券(モーゲージ証書)の販売業務等を行ってまいりました。この度、日興證券は、抵当証券関連業務からの撤退を決定するとともに、あさひ銀行との間で、共同抵当証券における合弁の解消について合意いたしました。日興證券では、グループにおける融資業務から順次撤退しておりますが、今回の合弁の解消もその方針に沿ったものであります。なお、あさひ銀行グループとは今後とも、他のビジネス面において良好な関係を維持してまいります。
2.合意の内容および今後の予定
(1)日興證券グループは、保有する共同抵当証券の株式をあさひ銀行に譲渡する。
(本年3月末までに実施予定)
(2)日興證券出身の共同抵当証券役員は退任し出向者は日興證券へ復職する。
(本年3月末までに実施予定)
(3)日興證券は、共同抵当証券の発行する抵当証券(モーゲージ証書)について販売を停止する。
(本日、2月26日をもって実施)
(4)日興證券は、共同抵当証券に撤退費用として120億円を支払う。
(本年3月末までに実施予定)
121
:
とはずがたり(2/2)
:2003/09/29(月) 16:27
http://216.239.57.104/search?q=cache:jqCrAb78LskJ:www.resona-hd.co.jp/ir/pdf/i_01_as/13.03.23-1.pdf+%E5%85%B1%E5%90%8C%E6%8A%B5%E5%BD%93%E8%A8%BC%E5%88%B8&hl=ja&ie=UTF-8
共同抵当証券株式会社への支援について
株式会社あさひ銀行(頭取 伊藤龍郎)は、関連会社である共同
抵当証券(株)の連結子会社化に伴い、不良債権の抜本的処理と
財務内容の早期健全化のため下記内容の支援を行うことを決定い
たしました。
2.支援内容
(1) 支援方法 債権放棄
(2) 支援の時期及び支援額
平成13年3月期 288億円
平成14年3月期 220億円
http://216.239.57.104/search?q=cache:RtjrXKN1jEsJ:newsflash.nifty.com/news/keyword/bank/te__reuters_JAPAN-120651.htm+%E5%85%B1%E5%90%8C%E6%8A%B5%E5%BD%93%E8%A8%BC%E5%88%B8%E3%80%80%E3%82%8A%E3%81%9D%E3%81%AA&hl=ja&ie=UTF-8
りそなグループ、関連ノンバンク2社は業務撤退の方向で検討(ロイター)
[東京 24日 ロイター] りそなホールディングス<8308.T>の細谷英二会長は、りそなグループのノンバンク、共同抵当証券とあさひ銀リテールファイナンスの2社について、業務から撤退する方向で検討を始めたことを明らかにした。傘下のりそな総合研究所もマクロ経済分析などのシンクタンク業務から撤退する。
記者会見で語った。
細谷会長は、りそなグループの資産査定の一環で、傘下の関連会社や親密取引先との関係を「ゼロベースで見直す」としてきたが、まず旧あさひ銀行と関連が強いノンバンク2社の問題に着手することにした。また、旧大和銀行の親密先である不動産関連会社の取り扱いは、「秋までに具体的方向性を決めていきたい」と述べるにとどまった。「徹底的な見直しをしたいが、取引が複雑で簡単には撤退などの選択肢が取れない」とした。
一方、りそな総研のリストラでは、マクロ経済調査や海外経済調査などのシンクタンク業務から撤退する。シンクタンク業務は売上高の2割程度で、関連社員は全社員300人のうち50人を占めるが、細谷会長は、「十数億円のコスト削減につながる。その見合いの人員の見直しもしてもらう」と語り、従業員の削減にも踏み切る考えを示した。
グループ全体でコスト削減に取り組むため、社外取締役を出しているトヨタ自動車<7203.T>と花王<4452.T>の2社の力を借りて、コンサルティングをしてもらう考えを明らかにした。
取引先のダイア建設<8858.T>が産業再生機構のもとで再生を図るとの見通しについては、「産業再生機構との選択肢は重要だ」と述べたが、機構側との交渉の推移については明らかにしなかった。
[ロイター:07月24日 20時55分]
122
:
とはずがたり
:2003/09/30(火) 15:29
縁の下で紡ぎ車を回している小人さんより情報入電。
当方東三株は入手しておりません!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030930-00000003-kyodo-bus_all
三菱東京が利益2000億円超 予想の3倍に上方修正
三菱東京フィナンシャル・グループの2003年9月中間決算は29日、最終利益が今年5月に予想した700億円の約3倍に当たる2000億円超に膨らむ見通しとなった。今週中にも業績の上方修正を発表する。
経営不振企業の事業再生や最終処理が進み、不良債権処理に伴う損失が大幅に圧縮され、最近の株高によって有価証券損益も大きく改善した。この結果、貸出総額に占める不良債権比率は大手銀行グループの先陣を切って、9月末に3%台後半に下がる。
大手銀行グループで中間業績の上方修正に踏み切るのは初めて。他のグループの中間決算にも、株高や企業業績の改善などが反映されるとみられ、景気動向にも心理的な好影響を与えそうだ。(共同通信)
[9月30日0時59分更新]
123
:
とはずがたり
:2003/10/01(水) 16:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031001-00000015-cnc-l23
名鉄系カード会社を買収 UFJ銀系が子会社化
【愛知県】UFJ銀行系のセントラルファイナンスは30日、名鉄グループのカード会社「メディアサービス」(名古屋市)の発行済み全株式を10月1日付で取得し、子会社化すると発表した。同日付でメディアサービスの社長に、セントラルファイナンスの菅勝明常務が就任する。買収金額は明らかにしていない。
メディアサービスは名古屋鉄道の全額出資子会社「名鉄メディア」が今年8月、カード事業部門を分社化して設立、東海地区を中心にカード会員が約30万人いる。
セントラルファイナンスは今回の買収で、カード事業の基盤拡大を図る狙い。カード会員は合わせて700万人を超える規模になる。同社は「将来的には合併も選択肢の一つ」としている。(中日新聞)
[10月1日13時21分更新]
124
:
とはずがたり
:2003/10/08(水) 20:16
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200310080035.html
太陽・大同・T&Dフィナンシャル生命、来年4月の持ち株会社設立で合意
[東京 8日 ロイター] 太陽生命保険<8796.T>と大同生命保険<8799.T>、T&Dフィナンシャル生命保険は、2004年4月1日に持ち株会社「T&Dホールディングス」を設立することで合意したと発表した。資本金は1000億円。持ち株会社株の割り当ては、大同生命株1株につき100株、太陽生命株1株につき55株、T&Dフィナンシャル生命株1株につき15株。
T&Dホールディングスは、来年4月1日の株式移転に伴い、期末配当金に代えて株式移転交付金を支払う。具体的には、太陽生命は1株につき1500円、大同生命は1株につき3000円の予定。
2008年度の経営目標(3社単体合算)は、保有契約高70兆円以上(2002年度実績は57兆9254億円)、基礎利益1600億円以上(同1142億円)、当期利益600億円以上(同98億円)、新契約高10兆円以上(同7兆3164億円)、ROE12%以上(同2.9%)と定めた。
3社は、持ち株会社設立を通じて効率化を図り、人件費やシステム関連を中心に2003年度から2008年度までの累計で約210億円以上の削減を見込んでいる、という。
持ち株会社株式は、東証と大証に上場する。太陽と大同の株式は、来年3月26日に上場廃止とする。持ち株会社の社長には大同生命の宮戸直輝社長が、会長には太陽生命の吉池正博社長が就任する。
都内で会見した宮戸社長は、3社の将来の合併について、「当面、やることは考えていない」と否定した。さらに、太陽、大同が公表しているEV(エンベディッド・バリュー、純資産価値と保有契約価値の合計)について、2004年3月期はグループおよび3社それぞれの数値を公表したい、とした。
(10/08)
128
:
とはずがたり
:2003/10/23(木) 16:54
ソニー銀行なんてあったっけ?
http://www.asahi.com/business/update/1023/068.html
ソニーが金融持ち株会社設立へ 銀行・生損保3社を統括
ソニーは、金融子会社のソニー銀行、ソニー生命保険、ソニー損害保険の3社を統括する金融持ち株会社を来春にも設立する方針を固めた。資産運用のノウハウを共有し、事業の強化を図る。将来は金融持ち株会社を上場し、独立性を高めることも検討する。
銀行と生保、損保の3業態を傘下に抱える持ち株会社の設立は国内で初めて。金融持ち株会社は、ソニー本体の傘下に置く中間持ち株会社にする。グループ内の事業のうち金融に絞って一元的に管理する体制で効率化を図る。預金や一部の保険商品を相互に販売するなどして営業力を高める狙いだ。現状では相互販売できるのは変額保険や住宅ローン関連の保険などに限られるが、今後さらに規制緩和されれば効率化も進むと見込んでいる。
ソニーは昨年から、金融事業を強化するため、ソニー生命と外資系生保などと提携交渉を進めていた。だが、今年5月に白紙に戻し、他の強化策を検討していた。
(10/23 10:52)
131
:
とはずがたり
:2003/10/25(土) 11:23
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news01.asp?kiji=5415
西日本銀・福岡シティ銀 合併まで1年
西日本銀行と福岡シティ銀行の合同支店長会議には100人近くが参加した=23日、福岡市の西銀本店で
一層の合理化 不可避/支店長会議 早期融和訴え
西日本銀行と福岡シティ銀行が来年10月に合併するまで1年を切り、システム統合や資産査定などの準備作業が本格化してきた。初の合同支店長会議が23日から始まり、両行首脳が「合併で九州ナンバーワン銀行に」を合言葉に早期融和を訴えた。合併後の規模では福岡銀行と肩を並べるが、経営体力では格差が大きく、一層の合理化や不良債権処理を迫られる。
支店長会議は地区ごとに両行同席で開かれ、融和策などを話し合う。23日午前は北九州地区などの支店から約100人が出席。合併行の頭取に就任する見通しの新藤恒男・西銀頭取は「競い合った仲なので理解不足は当然。遠慮のない意見交換で相互理解を進めてほしい」と呼びかけた。両行員への意識調査で合併への不安が出たことも踏まえたものだ。
西銀からみれば、シティ銀は公的資金の注入を受けるなど財務面が弱い。一方のシティ銀は、影響力の強かった四島司前頭取の退任で、人事面で冷遇されるとの懸念がある。シティ銀の本田正寛頭取は会議で「合併成功が両行役職員全員の責務」とクギをさした。
今後はシステム統合担当者の人事交流などを進め、新銀行のロゴマークも近く公表する。「今までは助走期間。準備の成果がこれから目に見えてくる」と西銀役員。資産査定を踏まえて年明けにも合併比率を固め、来年6月の株主総会で合併を正式に決める段取りだ。
合併後は、銀行本体の収益力を表す実質業務純益こそ福銀を上回るが、不良債権残高は2倍近い。両行は「できるだけきれいになってから一緒になる」(西銀役員)と合意しており、処理の上積みが求められる。従業員数や店舗数も福銀より大幅に多く、人員削減や店舗統廃合が必要だ。
迎え撃つ福銀の寺本清頭取は「特に合併対策は考えていない」と余裕。不良債権処理の加速でさらに差を広げる構えだ。
■■■■■ 福岡主要3銀行の比較 ■■■■■
銀行 業務純益 不良債権 従業員 店舗
西日本 297 3340 3107 169
福岡シティ 247 3176 2008 127
2行合計 544 6516 5115 296
福岡 514 3446 3273 170
<注> 03年3月末の単体の数字。業務純益は一般貸し倒れ引当金繰り入れ前の業務純益から債権売買損益を除いた実質額(億円)。不良債権は金融再生法開示債権で部分直接償却前の残高(億円)。店舗数は出張所などを含む
(10/24)
132
:
とはずがたり
:2003/10/27(月) 19:30
http://www.asahi.com/business/update/1027/001.html
三井生命、資本金1740億円確保 来春の株式会社化で
来年4月に相互会社から株式会社に転換する三井生命保険の資本構成がほぼ固まった。三井グループを中心に、普通株と議決権のない優先株を合わせて1740億円を確保。筆頭株主となる三井住友銀行に対して追加的な出資を要請し、1800億円までの上積みを目指す方向で最終的な調整に入った。
現行の基金(株式会社の資本金に相当)に拠出する企業や地方銀行に、基金から資本金への振り替えを要請。さらにほかの取引先や出資先から新規の出資も取り付けた。
結果的には、三井住友銀行を筆頭に、中央三井信託銀行、三井住友海上火災保険、三井物産、三井不動産の三井グループ主要5社が約8割、1400億円強分の株式を保有することになる。
(10/27 00:10)
134
:
とはずがたり
:2003/11/04(火) 19:14
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20031104k0000e020082000c.html
信金合併:
大阪信金と南大阪信金が来年4月以降に
大阪府内の信金業界で預金量3位の大阪信用金庫(大阪市天王寺区)と同5位の南大阪信用金庫(大阪府堺市)が来年4月以降に合併することが4日、明らかになった。午後、正式発表した。合併後の預金量は約1兆3000億円となり、大阪市信用金庫(今年3月末で1兆200億円)を抜いて府内トップとなる。
大阪信金は昨年3月、経営破たんした大阪第一信用金庫(大阪市中央区)を、昨年6月には同じく経営破たんした相互信用金庫(大阪市阿倍野区)の事業譲渡を受けるなど、活発に店舗網を拡大してきた。
一方、南大阪信金は01年11月に泉陽信用金庫(堺市)と泉州信用金庫(大阪府岸和田市)の対等合併で発足。地盤の大阪府南部が関西国際空港開港後の地価下落や、繊維などの地場産業の低迷が続くことから、合併による規模拡大を図った。
03年3月末の預金量は大阪信金が7445億円、南大阪信金が5595億円。両信金は支店の競合が少なく、合併により大阪市から大阪府南部にかけ100店を超える店舗網に拡大する。【塩谷英明】
[毎日新聞11月4日] ( 2003-11-04-14:41 )
135
:
とはずがたり
:2003/11/06(木) 09:59
<静岡>
http://www2.asahi.com/senkyo2003/localnews/shizuoka/TKY200311050313.html
《争点の現場から 03秋総選挙:5》貸し渋り 「健全化の波」で倒産
県中部地区の元建設業者(55)は、今も釈然とできないでいる。
工場や店舗を建てる会社を夫婦で経営してきた。従業員6人、年商は3〜5億円。長期の運転資金として、県信用保証協会を通じ地銀などから数千万円を借りていた。協会が公的保証人になり、企業は融資を受けやすくなる。工事代金が入れば返済し、また借りる−−98年ごろまで金融機関も融資に積極的だった。
しかし、デフレが進み、工事代が安くなって利益率が下がりだした。決算上は黒字でも手持ちの金がなく、仕事が切れると資金繰りが苦しくなった。500万円から多いときは2千万円。当座の経営に使う短期融資をその都度追加し、しのいでいた。
昨年春ごろから、融資の審査が厳しくなったと感じた。「担保力がない」「保証人を増やせ」「債務超過だ」。しかし、売り上げが急落したわけでなく、返済が滞ったこともない。ちょうど小泉構造改革路線のもと、不良債権処理が加速し始めていた。「銀行も自己資本比率を上げたいんだろう」。そう推測した。
夏の終わり、融資打ち切りが告げられた。多くの中小企業経営者の例に漏れず、会社に対し個人保証している。何とか資金を確保しようと田畑を売り、貯金もはたいたが焼け石に水だった。今年2月、自己破産。自ら起こし、約20年続いた会社は2億4千万円の負債を残して倒産した。
負債圧縮のため自宅も約2千万円で売り払われた。家族4人で今月中に立ち退かなければならないが、引っ越し費用もない。職安に通い、3社の面接を受けたが不採用だった。「中小企業は金融機関の融資で延命している。(人工呼吸器の)チューブを外されたようなものだ。景気を回復させないと経営者は立ち直れない」。
「個人保証のあり方を適正化」(自民)、「中小企業金融を大企業向けと区別」(民主)。痛みを実感する男性の目に政党の公約はどれも、現実とかけ離れたスローガンとしか映らない。彼をよく知る同業者(64)が代弁する。「急に融資を打ち切ったのは、銀行の不良債権処理に連動した貸し渋りとしか思えない」
協会は「個々のケースがあり一概に言えないが、一般的には、この時世なので借り入れが多いとそれ以上の保証は難しい」と言う。協会の保証債務残高は約1兆7千億円と全国4位、9月の保証承諾額は前年より微増している。
主要銀行の不良債権比率は今年3月期で7・2%と1年で1・2ポイント下がった。これに対し、地銀など地域金融機関の不良債権処理は、地域経済への打撃が大きいためあまり進んでいないと言われる。
しかし、国が金融機関の健全性を見る尺度として「自己資本比率」(4%以上)を打ち出したこともあり、地方でも「貸し渋り」がじわじわと広がっている。
金融庁に寄せられた貸し渋り、貸しはがしの相談や情報提供は、昨年10月の開設からの累計が1100件を超えた。県商工団体連合会が10月中旬に富士宮市で開いた、会員を対象にした相談会で8割が融資と資金繰りに関する内容だった。榊原重市事務局長は「金融機関は地域から預かったお金を地域に返し、産業を元気にさせることを考えてほしい」と話す。
静岡大学人文学部の居城(いしろ)弘教授は指摘する。「貸し渋りで必要な所にお金が回っていない。中小企業金融は民間だけに任せず政府系金融機関が支援するなどの政策が必要だ。必要な所にお金が回るような公約を具体的に示すべきだ」 =終わり
(11/05)
136
:
とはずがたり
:2003/11/08(土) 07:59
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20031108k0000m020033001c.html
決算:
アイワイバンク銀行が黒字転換 3年目で初
セブン―イレブンやイトーヨーカ堂の店舗にATM(現金自動受払機)を設置しているアイワイバンク銀行が7日発表した03年9月中間決算で、最終(当期)利益が1億円と、設立3年目で初めて黒字転換した。新規参入銀行では初の黒字計上。売り上げにあたる経常収益も前年同期比174.1%増の121億円。ATM1台あたりの平均利用件数が増えたことが収益改善につながった。
アイワイバンクは01年5月に設立。初期投資の負担が大きく、03年3月期までは赤字決算が続いた。今上期に入って、他の金融機関との新規提携を241社増やし、ATM1219台を増設した結果、予想を上回る収益で黒字転換を果たした。04年3月期決算では経常収益282億円、最終利益11億円を予想している。【後藤逸郎】
[毎日新聞11月7日] ( 2003-11-07-20:46 )
139
:
とはずがたり
:2003/11/11(火) 14:42
http://www.asahi.com/business/update/1111/086.html
楽天、ネット証券大手DLJを年内買収 金融事業に進出
インターネット上の仮想商店街を運営する楽天が、ネット証券大手のDLJディレクトSFG証券を年内に買収することが11日明らかになった。大手金融グループのクレディ・スイス・ファースト・ボストンが保有する同社株50%、三井住友グループが持つ44%を買い取る方針。買収額は約300億円超に上るとみられる。
楽天は金融事業に進出して、顧客に総合的なネットサービスを提供する狙い。DLJは99年に設立され、資本金は30億円。03年9月中間期の営業収益は46億円で、ネット専業証券では松井証券、イー・トレード証券に次ぐ規模。同中間期の経常利益は13億円、10月末の口座数は約15万に上る。
(11/11 13:11)
140
:
とはずがたり(1/2)
:2003/11/13(木) 23:34
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/chigin.html?d=13fuji30707&cat=7&typ=t
“新りそなショック”でアノ地銀も「国有化要注意」 (夕刊フジ)
大手銀行に続き、地銀も揺れてきた-。りそなグループが自己資本に算入する「繰り延べ税金資産」を3年分から1年分に圧縮する。これに伴い、各地銀の「目付役」監査法人が竹中改革で「資本の水増し」と批判される税金資産の厳格化を9月中間決算で採用すると、「台所の苦しい地銀はひとたまりもない」(ベテラン公認会計士)。夕刊フジが再三指摘する関東の危ない有名地銀をはじめ、税金資産への依存度が高く、経営不振が懸念される地銀の場合、決算発表の今月下旬、りそなショックで「国有化が要注意」となってきた。
【過小資本の地銀】
経営不振とも密接に絡み、自己資本に占める繰り延べ税金資産の割合が高い地銀、第2地銀は現状では少なくない。
別表のように、足利銀行や近畿大阪銀行は、中核的自己資本の100%以上を繰り延べ税金資産相当額で占める。びわこ銀行や広島総合銀行、福岡シティ銀行、長崎銀行は80%を超える。
いずれも公表されている数字。当たり前のことだが、税金資産の割合が極端に高いからといって、直ちに資本注入-国有化されることはない。
だが、過小資本は経営を危うくするだけに、メガバンクが今春、資本注入-国有化逃れでなりふり構わず、外資も頼りに資本増強したばかり。
足利銀も600億円の増資を計画。近畿大阪銀は持ち株会社・りそなホールディングスを引き受け先に、3000億円を増資するなど自己資本増強に懸命である。
【りそなショック】
約2兆円もの公的資金再注入を受けたりそなグループは先月、経営改革プランを発表した。
経営健全化に向け、不良債権処理の加速、繰り延べ税金資産の圧縮などを積極的な改革を断行し、9月中間決算では、1兆7000億円に上る最終赤字を計上する。
銀行が不良債権処理の際に納めた税金は、貸付先が破綻(はたん)して損失として確定した段階で還付される。還付金をあらかじめ自己資本に計上するのが、「繰り延べ税金資産」である。
計上額には一定の制限が設けられ、通常、向こう最大5年間の収益予想に基づく納税見込み額までとなっている。
「過小資本に陥る銀行にとっては経営上、必要不可欠な対策。5年間、目一杯計上している銀行が多い。だから『資本の水増し』『資本のカサ上げ』と批判が根強い」(金融アナリスト)
【りそな改革】
りそなは今春、監査法人が税金資産を従来の「5年分」から「3年分」にカットしたことで自己資本不足に陥り、実質国有化に追い込まれた。
ところが、9月中間期ではさらに「1年分」に圧縮して、約3500億円を損失処理する。
この「1年分」が定着すれば、銀行経営の土台が大きく揺らぐ。とくに台所事情の厳しい地銀は「りそな基準」の波及に警戒感を強めている。
【日本だけ大アマ】
竹中平蔵金融・経済財政担当相が大好きなグローバルスタンダードの米国では、繰り延べ税金資産の計上は「1年分」か、中核的自己資本の「10%以内」の小さいほうしか計上できない。
「日本の「5年分」は実に、大アマもいいところだ」(同)
金融コンサルタントは現状をこう説明する。
「本来、1年分しか税金資産の計上は認められていない。だが、不良債権処理で税務上、欠損を抱える多くの銀行を救済するため、特例として『おおむね5年分』の計上が認められた」
「特例の拡大解釈で7年分まで認めてきた監査法人もある。税金資産は野放図に放置されていたのが実情だ」
【債務超過隠し】
バブル崩壊で巨額の不良債権を抱え、事実上、債務超過に陥る銀行も少なくないといわれる。
「過小資本をカムフラージュするため、監査法人に料亭での接待攻勢をかけ、手心を加えてもらった。確かに銀行と監査法人の腐れ縁はあった」(都市銀幹部)
141
:
とはずがたり(2/2)
:2003/11/13(木) 23:34
【竹中改革】
暗黙の領域に踏み込んだのが、昨年10月に竹中氏がまとめた「金融再生プログラム」だった。
これを受け、日本公認会計士協会は税金資産の厳格化を打ち出し、血祭りに上がったのがりそな銀行だった。
「5年分」計上を前提に自己資本比率4%を達成しようとしたが、新日本監査法人が「3年分」との結論を出した。
「3年分」への減額の際、税金資産を過大計上する銀行は、監査法人の指摘で取り崩しを迫られる可能性があり、パニックに陥った。
【パニック最高潮】
そして今回、「1年分」に圧縮され、パニックは最高潮に達する。
ある地銀幹部は「5年分でやっと持ちこたえてきた。3年分だと(国内業務に必要な自己資本比率の)4%を割り込む。1年分だと債務超過に転落する。倒産ですよ」とため息をつく。
金融庁は、国際ルールで8%以上の自己資本比率を求められる大手銀と地域金融機関で監督方法に格差を設けている。
ところが、日本公認会計士協会がハードランディング型の竹中改革と破綻時に責任が問われる株主代表訴訟を恐れ、地銀や第二地銀に対し、大手銀と同一基準で監査する方針を打ち出し、パニックに油をそそいだ。
「株主代表訴訟もあって、腐れ縁を断たないと監査法人も大変。我々も『もう手加減はしないぞ』というわけです」(前出の都銀幹部)
【地雷】
監査法人が「5年分」を認めるのか「3年分」に減額するか。はたまた「1年分」まで圧縮するのか。
繰り延べ税金資産の比率が高い銀行は、大幅な取り崩しが即、自己資本比率の国内基準の4%割れにつながる。いつ爆発するか分からない経営危機の「地雷」となる。
9月中間決算は11月下旬に発表される。それまでには、税金資産をめぐる攻防の結論が出る。
危ない関東の有名地銀をはじめ、国有化地銀はどの程度出るのか。
【繰り延べ税金資産の比率が高い地銀】
○足利銀行 187.2%
○近畿大阪銀行 102.3%
○びわこ銀行 97.7%
○広島総合銀行 92.6%
○福岡シティ銀行 89.8%
○長崎銀行 85.0%
○紀陽銀行 74.3%
○北都銀行 71.2%
○北陸銀行 66.8%
○西日本銀行 63.7%
※比率は、中核的自己資本に占める繰り延べ税金資産の割合。2003年3月期決算時点
[ 2003年11月13日(木)18時0分 ]
145
:
とはずがたり
:2003/11/20(木) 23:16
またも個人事業強化ですな。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031121-00002084-mai-bus_all
<UFJ銀>日本信販を子会社化へ 個人客取り込み狙い
UFJ銀行は20日、05年3月末までに信販業界最大手の日本信販を子会社化する方針を固めた。21日に正式発表する。UFJは日本信販を個人客取り込みの核とする狙い。グループ会社のUFJカードと合わせるとカード会員数は2320万人で、4大銀行グループの中で最大のカード事業を展開することになる。(毎日新聞)
[11月20日23時7分更新]
147
:
とはずがたり
:2003/11/21(金) 16:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031121-00000015-cnc-l21
24時間ATM好調 大垣共立銀の年中無休店舗
【岐阜県】年中無休で窓口業務を行う大垣共立銀行の「エブリデープラザ岐阜出張所」(岐阜市)で、現金自動預払機(ATM)コーナーの利用が一日約九百件に達し、同行で最も利用されるATM拠点の一つとなっている。同出張所では二〇〇〇年四月から東海三県で初めてATMの二十四時間営業を実施。午後九時から午前八時までの夜間利用も一日二百件あり、同行は「利便性が認められ定着してきた」とみている。
年中無休の窓口業務やATMの二十四時間稼働はUFJ銀行が今秋から実施するなどしており、効果が明確になれば、さらに導入する銀行も増えそうだ。
大垣共立銀の岐阜出張所は一九九八年十一月に開設、平日は午前九時から午後八時まで、土・日・祝日は午前九時から午後五時まで窓口業務を行う。同一建物内に、コンビニエンスストアと旅行代理店、携帯電話取扱店が併設された異業種“同居”の複合店舗。ATMコーナーには外貨両替機も設置されている。
同出張所の宮坂彰博所長は「コンビニの買い物客や旅行代理店の利用者が立ち寄るケースも多く、複合店舗の相乗効果が出ている」と話す。同行のATM拠点は合計四百十カ所あり、一台当たりの利用は平均して一日二百件弱。同出張所には三台設置され、利用件数は平均の一・五倍から二倍になるという。(中日新聞)
[11月21日11時34分更新]
148
:
とはずがたり
:2003/11/22(土) 13:17
http://www.asahi.com/business/update/1122/002.html
新生銀、自前でコンビニATM展開 デイリーヤマザキと
新生銀行はコンビニエンスストアを展開するデイリーヤマザキと提携し、コンビニ店舗内にATM(現金自動出入機)を独自に設置する。首都圏や関西圏を中心に、12月上旬までにデイリーヤマザキ14店舗内に設ける。都市銀行や郵便貯金のキャッシュカードも利用可能となる。
利便性を増して個人取引分野を強化するほか、ATMの利用件数に応じて手数料収入も得られ、新たな収益源の確保にもつなげる。
新生の総合口座のキャッシュカードでは24時間365日、手数料無料で利用できる。郵貯のカードも24時間利用できるが、手数料が必要。都銀やあおぞら銀行、信託銀行5行、商工中金の提携金融機関は手数料は無料だが、深夜早朝に利用制限がある。
デイリーヤマザキは全国に約2200店を出店。同行は今後、設置店舗を拡大、地方銀行などとも提携して利用者数を増やしたい考えだ。 (11/22 06:13)
149
:
とはずがたり
:2003/11/28(金) 19:16
群馬か常陽か埼玉りそなに譲渡して北関東銀行の母体にすれば如何でしょう?
県内の銀行では競争が無くなって面白くない。北関東にスーパーリージョナルバンクがあっても良い。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031128-00000528-reu-bus_all
足利銀行に公的資金注入へ、金融危機対応会議を近く開催=政府筋
[東京 28日 ロイター] 政府は、足利銀行に対して公的資金を注入する方針を決めた。近く小泉首相を議長とする金融危機対応会議を開催し、正式決定する。
政府筋が明らかにした。
ただし、処理方法については決まっていない。金融庁は27日、足利銀行に対して2003年3月期の検査結果を通知したが、政府筋によると、「若干の債務超過」になった。
検査結果通知後、金融庁は27日夕、銀行法24条に基づき足利銀行に対して2003年9月期の財務状況を報告するよう命令を発出した。この報告を受けて政府は最終的な対応を決めるが、資産超過だが国内行基準の自己資本比率4%を割り込んだと認定すれば、預金保険法102条1号措置を発動し、公的資金を注入する。しかし、債務超過だった場合には、同102条2号か3号措置を発動し、破たん処理することになる。(ロイター)
[11月28日8時45分更新]
150
:
とはずがたり
:2003/11/28(金) 19:20
>>143
銀行って横並びで(株)〜銀行って名前だから法律で決まっているかと思ったけどそうでもないのね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031128-00000609-reu-bus_all
開業は05年4月予定、名称は「新銀行東京」=都の銀行構想
[東京 28日 ロイター] 東京都の石原都知事は、定例の記者会見で、都が検討を進めている新銀行について、開業は2005年4月を予定しており、名称は「新銀行東京(仮称)」とし、委員会等設置会社として運営されることを明らかにした。
また、準備会社としてBNPパリバ信託銀行を買収することも発表された。
新銀行の代表執行役には、前トーメン取締役副社長の仁司泰正氏が就任する。
新銀行は、開業3年後の2007年に、総資産1兆9000億円、預金口座数120万口座、融資残高9300億円(延べ融資実行額は1兆6138億円)、業務純益145億円、経常利益70億円、自己資本比率13.1%という姿を描いている。
新銀行の特徴となる融資商品は、1)債務超過の中小企業も対象にし、無担保で最長5年まで、最大5000万円まで融資を行う「ポートフォリオ型」、2)技術力や将来性のある企業に、最長3年まで無担保で最大1億円まで融資を行う「技術力・将来性重視型」、3)提携金融機関との協調融資により中小企業っ融資を行う「シンジケート型」──の3商品。
運用商品としては、普通預金、定期預金のほか、外貨預金、投資信託、社債の取扱いを行う予定にしている。
また、新銀行が発行する多機能ICカードは、日本郵政公社やIYバンクとの提携により、3万台以上のATMが利用可能となる。さらに、JR東日本とはビュー・スイカとの一体型カードを発行する計画。クレジット機能やポイントカード機能としては、IYグループ、三越、JAL、日本コカコーラなどと提携する予定だ。
新銀行の準備会社となるBNPパリバ信託の買収は、現在、デュー・デリジェンスを行っており、年内に基本合意し、2004年3月末には買収が完了するスケジュールとなっている。(ロイター)
[11月28日16時44分更新]
151
:
とはずがたり
:2003/11/29(土) 14:01
>>149
続報
遂に銀行の株式が紙屑に!!
http://www.asahi.com/business/update/1129/018.html
足利銀、債務超過の決算承認へ 臨時取締役会
足利銀行と持ち株会社の「あしぎんフィナンシャルグループ」は29日午前、それぞれ臨時取締役会を開き、債務超過となる見通しの足利銀の9月中間決算を承認、金融庁に決算報告を行う。
足利銀は同日朝、行員を本支店に集め、破綻(はたん)処理になっても預金は全額保護されることを預金者や取引先に周知徹底するよう指示した。週明けの窓口営業を前に、各営業所の責任者を本店に集める部店長会議の開催も検討している。これまでのところ、現金自動出入機(ATM)などで大きな混乱は確認されていない。
ただ、経営破綻で株式が無価値になることが確実になり、これまで同行の増資に応じた株主に混乱が生じる恐れがある。また、今後の融資継続を心配する中小企業経営者らに不安が広がる可能性もある。
このため、栃木県は同日早朝から福田昭夫知事ら幹部が登庁し、緊急対策の検討に入った。政府の金融危機対応会議を受けて、福田知事も緊急会見を開く予定だ。 (11/29 11:27)
152
:
おりーぶの木
:2003/11/29(土) 15:08
>>151
とうとうこの日が来たか。数年前、俺が宇都宮に在住してた時から噂はありましたが、栃木県民にとって銀行と言えば足銀でしたからショックはデカイでしょうね。
キャッシュポケットの数でも足銀ばかりだったもんな。栃木県民じゃなくなったけどチト、寂しいな。
153
:
とはずがたり
:2003/11/29(土) 18:13
受け入れ先が何処になるか注目ですね。
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031129k0000e020032002c.html
2003年11月29日
足利銀行:破たん処理後、1兆円超の公的資金投入へ
政府は29日夜に、金融危機対応会議を首相官邸で開催し、栃木県が地盤の地銀グループ、あしぎんフィナンシャルグループ(本店・宇都宮市、日向野善明社長)傘下の足利銀行が経営破たんしたと認定し、公的資金の投入を決める。足利銀行が03年9月中間期末に債務超過に陥ったためで、国が預金保険法102条に基づき、足利銀行の全株式を取得して一時国有化し再生を目指す。投入する公的資金は1兆円を超える見通し。預金は全額保護され、営業も通常通り継続する。
足利銀行には、金融庁が27日に03年3月期末に債務超過だったとする検査結果を通知。同行はこれを受けて9月中間決算の確定作業に入っていた。だが、監査法人から、将来の利益を前提に過去の納税分の一部が戻ってくることから、自己資本に組み込みが可能な繰り延べ税金資産を大幅に圧縮するように求められた結果、自己資本比率が急低下。9月末時点でも大幅な債務超過に陥ることになった。
政府は、足利銀行に対する公的資金投入の方法として、今年5月にりそなグループに対して実施した公的資金による資本増強(預保法102条1号措置)の可能性も検討していた。しかし、同行が債務超過となったことから、一時国有化し特別危機管理銀行とする破たん処理(同3号措置)を初めて適用する以外に方法がないと判断した。銀行が破たん処理されるのは、02年3月の中部銀行以来。
足利銀行に対する破たん処理では、預金保険機構が全株式をゼロ円で強制取得することで一時国有化する。株式は無価値になり、株主責任も問われる。政府が派遣する新経営陣は旧経営陣の責任を追及するとともに、不良資産を整理した後で、営業譲渡する金融機関を探す。
足利銀は29日臨時取締役会を開き、公的資金投入の申請を決定し、同行の頭取を兼務する日向野社長ら経営首脳が退任する。日銀は資金繰りの支援のために、同日中に臨時政策委員会を開き、特別融資を実施できる体制をつくる。
足利銀は県内の観光産業向けなどバブル期の過剰融資が焦げ付き、経営が悪化。98、99年に3回にわたり計1350億円の公的資金の投入や地元自治体の増資引き受けなどの支援を受けたが、経営再建に失敗した。政府は預金や貸し出しで県内シェア4割以上を持つ足利銀の破たんで地域経済に混乱が生じないよう万全を期す方針だ。【白戸秀和】
◎ことば=預金保険法102条
首相が「国または地域の信用秩序の維持に極めて重大な支障が生ずる恐れがある」と認めた場合、金融危機対応会議を開き、預金を全額保護したうえで、金融機関に公的資金を投入できることを定めた条項。時限立法だった金融再生法に代わり01年4月施行された。
投入方法は(1)自己資本が足りない金融機関への資本増強(1号)(2)債務超過か預金の払い戻しを停止する恐れがある金融機関に金融整理管財人を送り、預金保護のため資金援助する(2号)(3)債務超過でかつ預金の払い戻しが停止する恐れがある金融機関の全株式を政府が0円で取得し、特別危機管理銀行にする(3号)――の3種類がある。
[毎日新聞11月29日] ( 2003-11-29-12:11 )
155
:
杉山真大
:2003/11/29(土) 18:50
>>151-153
気になるのが第二地銀の栃木銀行と隣・茨城の常陽銀行の動きですね。
足銀と比べても比較的体力のある栃木銀・地銀業界でも屈指の実力がある常
陽銀。この2社で引き受けるとしたら北関東に巨大地銀が出来ることになりま
すから。ただ、「水戸っぽ」根性を栃木が受け入れるのかと言う不安が残りま
すが・・・
http://www3.to/mtcedar/
156
:
とはずがたり
:2003/11/29(土) 19:04
地銀と第二地銀で競争させた方がいいと思ってますので常陽銀行とかが足銀を買ってくれないかなあ。
かつて旧くろしお銀行はその前身が破綻して救済する時,親密行のさくらが買収したのですが,同じく親密だった東海銀行に5%程出資して貰おうとしたが監督官庁が頑として認めなかったためさくら単独となったという経緯があります。
栃木と常陽が半分づつ出資して引き受けという話し(噂?)でも有るのでしょうか?それとも足銀を分割して各々バラバラにしてという意味でしょうか?
兎も角,常陽が栃木へ本格的に進出すれば面白いことになると期待してます。
157
:
杉山真大
:2003/11/29(土) 19:17
>>156
「わかしお銀行」ですよね。
自分が見るところ、栃木県の支払い業務関係を栃木銀が引き受けて、支店空
白区を埋め合わせる分だけを譲受。残りを常陽銀に、と言うとこでしょうかね。
http://www3.to/mtcedar/
158
:
とはずがたり
:2003/11/29(土) 19:22
失敬&ご指摘感謝>わかしお銀行
なるほど,面白そうです>栃木県の支払い業務関係を栃木銀が引き受けて、支店空
白区を埋め合わせる分だけを譲受。残りを常陽銀に
するとやはり懸案は茨城資本になった銀行を栃木県民がちゃんと使うのかという点に絞られてきますね(笑)
北関東経済は一体という訳でもないのでしょうかね?県単位の経済圏がそれ程強いのでしょうか?
159
:
とはずがたり
:2003/11/29(土) 20:31
自民党政権では数字ですら裁量行政な訳で…。
小泉=竹中の得点稼ぎの犠牲にされたのだろうよ。
自民党を圧勝させたんだし文句云うなや,栃木県。
http://www.asahi.com/business/update/1129/024.html
栃木県知事、足利銀の破綻処理に不満表明 「なぜ急ぐ」
足利銀行の破綻(はたん)報道を受け、栃木県の福田昭夫知事は29日午後、県庁で緊急記者会見した。「足利銀は順調に利益を上げており、あと2年半で再建できたと思う」との認識を示した上で、「何でそんなに急ぐ必要があるのか、大きな疑問だ」と、実質国有化を検討している国への不満をぶちまけた。
福田知事は「(監査法人の)繰り延べ税金資産の取り扱いが百八十度変わったと聞いている。突然の変更は大きな疑問だ」と話し、「どこかからの圧力や指導がなければ監査法人の姿勢は急変しない。憤りを感じる」と、暗に国の関与が破綻の引き金になったとの持論を展開した。
また、足利銀を「本県の貸し出しシェアの約5割を占める中核的金融機関で、地域経済の発展や県民生活の向上などに極めて重要な存在」と表現。国の措置に対して「足銀の役割を十分理解し、地域の金融システムや信用秩序に支障が出ない適切な措置を強く望む」と話した。
実質国有化されると、足利銀から融資を受け、経営不振に陥っている企業の整理が進むとの見方もあり、福田知事は「(仮に第3号措置なら)県内経済に与える影響は大きい。県も何らかの方策を考えなくてはいけない」と、中小企業対策などに乗り出す考えがあることも明らかにした。
福田知事によると、記者会見に先立ち、足利銀の日向野善明頭取や槙田光一常務らが県庁を訪れ、「ご心配やご迷惑をかけ申し訳ない」と一連の混乱を福田知事に謝罪した。9月中間決算の自己資本比率など具体的な数字は示さなかったが、日向野頭取は「非常に厳しい内容だ」と説明したという。
(11/29 19:41)
160
:
とはずがたり
:2003/11/29(土) 23:32
足銀とのつき合いで増資引き受けざるを得なかった地元企業と税金による増資引き受けさせられた日本国民は怒れ!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031129-00000116-jij-pol
国家的粉飾と批判=足利銀行の一時国有化決定で民主
民主党は29日、政府が足利銀行の一時国有化を決定したことについて、「足利銀行には過去2回公的資金が投入され、今年3月期決算でも健全行とされていた。これまでの金融行政が国家的粉飾と欺まんに満ちていることが証明された」と批判する枝野幸男政調会長の談話を発表した。 (時事通信)
[11月29日23時1分更新]
161
:
とはずがたり
:2003/11/30(日) 13:44
>突然このような大幅な変更
国が突然基準を変えて圧力を掛けてきたのだな。
http://www.asahi.com/business/update/1130/002.html
足利銀頭取「監査法人が豹変」 破綻めぐり会見で訴え
足利銀行の日向野善明頭取は29日深夜の記者会見で、「監査法人が突然態度を変えた」と述べ、経営破綻(はたん)にいたる過程で、繰り延べ税金資産の計上額について監査法人と鋭く対立していたことを明らかにした。
日向野頭取によると、監査法人が繰り延べ税金資産を一切認めないと通告してきたのは、金融庁から検査結果が通知される直前の27日午前中。それまでは約1200億円の繰り延べ税金資産を計上する方向で監査法人と打ち合わせていたという。日向野頭取は「突然このような大幅な変更は何か、とずいぶん議論したが、意見を変えてもらえなかった」と話した。
また、03年3月期決算を債務超過とした金融庁の検査についても、「これまで地銀に適用していないような厳しい手法を適用された。これまでの資産査定が甘かった部分もあるが、地域を守るためにできるだけいいところを見ようとしたことも事実」と話した。
(11/30 01:32)
162
:
とはずがたり
:2003/11/30(日) 13:46
合併して公的資金注入なら兎も角買収には地銀や第二地銀には荷が重すぎるのでしょうか?
http://www.asahi.com/business/update/1130/003.html
足利銀の譲渡先候補に東京三菱銀や外資系ファンド浮上
東京三菱銀行や外資系ファンドが29日、一時国有化する足利銀行を将来買収する検討を始めた。地銀とはいえ、栃木県など北関東に強い営業基盤を持つからだ。政府は、98年に一時国有化した旧日本長期信用銀行や旧日本債券信用銀行と同様、早ければ1年以内にも国内外の金融機関などを対象に譲渡先の選定に入る見込みだ。
東京三菱銀は、足利銀の持ち株会社あしぎんフィナンシャルグループ株式の3.4%を保有する筆頭株主。今年度からコンピューターシステムの共同化に向けた準備に入るなど親密な関係にある。今月20日ごろには預金流出などの不安を抱えていた足利銀に対し、資金繰り支援を目的に1000億円を融資していた。破綻(はたん)処理を受けて、本格的な買収へ向けて検討に入った。
このほか、破綻した旧東京相和銀行(現東京スター銀行)を買収した米ローンスターなど、複数の外資系投資会社も名乗りを上げることが確実だ。
(11/30 03:09)
163
:
とはずがたり
:2003/11/30(日) 13:48
>老後の備えだったお金。紙くずになったら困る
大事なお金だったらリスキィな足銀に出資なんかして貰っては困る。
まあ医者なら500万ぐらいはしたガネでしょ?
http://www.asahi.com/business/update/1129/027.html
727億円増資及ばず、地元に衝撃 足利銀国有化
有力地銀だった足利銀行の破綻(はたん)に、地元・栃木県には衝撃が走った。未解決だった地域金融機関の経営問題は、各地で「火薬庫」(金融庁幹部)となっており、景気回復を追い風にしてきた小泉政権にとっても不安材料になりかねない。
倒産した百貨店の空きビルやシャッターを下ろしたままの店も目立つ宇都宮市中心街。ある商店主は「国有化になって経営者が変わると、取り立てがきつくならないだろうか」と心配顔だ。
足利銀は県内の貸出残高の5割を占める「ガリバー」銀行。製造業から観光、流通にいたるまで関係は広く、深い。
日光市の温泉ホテルの経営者も「鬼怒川など県内の温泉街は、みんな足利さんに面倒をみてもらってきた。借金を続けられればいいが……」。
足利銀は経営不振が表面化した99年と02年に増資をし、主に県内から約1万5000件、727億円をかき集めた。企業だけでなく個人も多い。500万円を出資した宇都宮市の医師、五味渕昭夫さん(73)は「老後の備えだったお金。紙くずになったら困る」と、怒りを抑えきれない様子だ。
栃木県も6億円の増資を引き受けている。県の出資差し止めを求めてきた市民団体、オンブズパーソン栃木の米田軍平さんは「県が出資したことで企業や個人も応じた。その人たちにどう対応するのか」と行政の責任を追及する構えだ。
かつて「地銀の雄」と呼ばれた足利銀だが、バブル期に東京や海外で不動産融資にのめり込んで傷を負った。その後は温泉街など地域経済の停滞が追い打ちをかけ、北朝鮮への送金窓口だったこともイメージを損ねた。
「変な会社に貸し込んだこともあった。どこでボタンを掛け違えたのか――」。ある支店幹部は破綻の知らせを受け、そうつぶやいた。
29日深夜、宇都宮市の足利銀本店で開かれた記者会見。日向野善明頭取は「株主や取引先の皆様に多大な心配や迷惑をかけたことを深くおわび申し上げる」と、他の役員とともに何度も頭を下げた。
(11/29 23:05)
164
:
杉山真大
:2003/12/02(火) 17:26
タイーホキタ────────(゚∀゚)────────!!!
武富士の武井保雄会長を逮捕 盗聴事件で警視庁
http://www.asahi.com/national/update/1202/030.html
大手消費者金融「武富士」(東京都新宿区)の元課長らによるジャーナリスト宅盗聴
事件で、警視庁は2日午後3時45分、同社会長の武井保雄容疑者(73)を電気通信
事業法違反(通信の秘密の侵害)容疑で逮捕した。
この事件で警視庁はこれまでに同社元課長の中川一博容疑者(42)ら5人を逮捕。
供述や武富士本社の家宅捜索で押収した資料などから、武井会長が同社に批判的
なジャーナリストの通話を盗聴するよう中川容疑者に指示して実行させた疑いが強ま
ったと判断した。
捜査2課の調べでは、武井会長は中川容疑者や横浜市の調査業「アーク横浜探偵
局」経営の重村和男容疑者(57)らと共謀して00年12月から01年2月にかけ、東京
都内に住むジャーナリスト宅近くの電話線に盗聴器を仕掛けて通話内容を録音した
疑い。武井会長は容疑を否認しているという。
これまでの調べに中川容疑者は盗聴について「武井会長の指示でやった」「会長と
の間で盗聴は『耳の件』と言っていた」「盗聴内容を録音したテープは会長室で2人で
聴いた」などと、武井会長の関与を示す具体的な供述をしていた。
また、同課が入手した資料の中には、盗聴があったとされる期間に武富士内部でア
ーク社への支出を承認した禀(りん)議書があり、その一部に武井会長の決裁印とみ
られる印鑑が押されていた。
武富士広報部はこれまでの取材に対し「盗聴について武井会長や会社は一切関与
していない」と説明していた。
武井会長は68年に有限会社武富士商事を設立して社長となった。74年に株式会
社化して武富士と改称。社長、会長兼社長などを経て02年6月から会長を務めている。
(12/02 16:39)
http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
(My HP)
165
:
とはずがたり
:2003/12/02(火) 21:05
>>164
おお!続報行きます。
http://www.asahi.com/national/update/1202/034.html
裏業務担当の元課長持ち出し資料が発端 武富士会長逮捕
東証1部上場企業「武富士」をめぐる数々の事件が表面化したきっかけは、暴力団や右翼団体の対応などの「裏業務」を担ってきた元課長の中川一博容疑者(42)が同社から持ち出した膨大な内部資料だった。「盗聴は絶対的権限を持つ会長の指示で逆らえなかった」。中川容疑者の供述通り、トップの武井保雄会長が盗聴にかかわっていた疑いで逮捕された。
公判などでの中川容疑者の発言によると、武井会長には「右翼は暴力団に弱い。暴力団は警察に弱い。警察は右翼に弱い。この関係をうまく使ってトラブルを処理しろ」と指示を受けていたという。
中川容疑者は借金が4000万円を超え無断欠勤も続き、02年9月に懲戒解雇された。
暴力団対応など危険な業務を担ったにもかかわらず、退職金が支払われないことが不満だった。「内部資料を持ち出して金に換えることを思いついた」とされる。
資料はまず盗聴事件の被害者となったフリージャーナリスト(44)に持ち込んだ。「闇社会」にも出回り、武富士に資料の買い取りを迫る恐喝未遂事件にも発展した。中川容疑者自身、恐喝未遂事件の共犯として逮捕され、資料を持ち出したとして業務上横領容疑で再逮捕された。
中川容疑者は自らの業務上横領事件の裁判などで、ジャーナリストら6人を盗聴していたことを明かし、被害を受けたジャーナリストが警視庁に告訴した。
今年11月14日、警視庁は盗聴容疑で中川容疑者や元専務の小瀧國夫容疑者ら5人の逮捕に踏み切った。武富士本社の家宅捜索は2日間に及び、武井会長室からも多数の資料を押収した。 (12/02 19:34)
166
:
とはずがたり
:2003/12/03(水) 22:18
北海道┬→ほくぎんFG(共同金融持株会社保有)
北陸―┘
あしぎんフィナンシャルグループ(足利銀行)→一時国有化
千葉興業→旧富士系
八千代(国民銀行救済吸収)
東日本
和歌山
もみじホールディングス(せとうち銀行・広島総合銀行)
熊本ファミリー
福岡シティ→(西日本銀行と経営統合へ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031203-00000218-kyodo-bus_all
不良債権4%減にとどまる 公的資金受けた15地銀
公的資金の投入を受け再建に取り組む地方銀行、第二地方銀行15行の今年9月末における不良債権残高の合計が、3兆円弱と今年3月末に比べ約4%の減少にとどまったことが3日明らかになった。大手銀行7グループは、合計で約13%減らしており、長引く地方経済の低迷や地価下落を背景に、地方の投入銀行で不良債権処理が遅れている実態が浮き彫りになった。最終損益では、5行が減益、3行が最終赤字となった。
政府は、債務超過となって破たん申請した足利銀行を一時国有化したが、こうした危機対応措置の発動には、地方経済を疲弊させるとの批判が強い。このため金融庁は、過小資本や債務超過に陥らなくても予防的に公的資金を投入できる新制度の導入を検討中。地方の銀行を取り巻く厳しい状況が、こうした予防投入論に弾みを付ける要因となりそうだ。(共同通信)
[12月3日20時35分更新]
http://216.239.57.104/search?q=cache:O5PsDsRZRFwJ:kumanichi.com/news/kyodo/main/200308/20030801000271.htm+%E5%85%AC%E7%9A%84%E8%B3%87%E9%87%91+%EF%BC%91%EF%BC%95%E5%9C%B0%E9%8A%80&hl=ja&ie=UTF-8
金融庁が業務改善命令 公的資金投入の15銀行に
金融庁は1日、公的資金を投入した銀行が経営健全化計画で示した収益目標を達成できなかったことを理由とする初の業務改善命令を、みずほフィナンシャルグループなど大手5銀行・グループと、地方銀行など10行の計15銀行に対し発動した。命令を受けた銀行は、29日までに追加リストラなど収益強化の業務改善計画を同庁に提出。3カ月ごとに計画達成度合いの報告が義務付けられ、来年3月期の決算でも再び計画を大幅に下回った場合には、トップ退陣を迫られる。
改善命令を受けたのは、大手銀行ではみずほのほか、UFJホールディングス、三井住友フィナンシャルグループ、三井トラスト・ホールディングス、住友信託銀行の5銀行・グループ。地銀と第2地銀では、北海道、あしぎんフィナンシャルグループ、千葉興業、八千代、東日本、北陸、和歌山、もみじホールディングス、熊本ファミリー、福岡シティの計10銀行・グループ。
167
:
とはずがたり
:2003/12/10(水) 18:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031210-00000016-nnp-kyu
大牟田、柳川信金 対等合併を発表
大牟田信用金庫(福岡県大牟田市、森年治理事長)と柳川信用金庫(同県柳川市、松藤博明理事長)は九日、来年十一月までに対等合併すると発表した。合併後の預金量は約千四百六十一億円となり福岡県内八信用金庫で四番目、九州三十二信金では十番目となる。
大牟田信金を存続金庫とし本店機能も同金庫に置く。名称は「大牟田柳川信用金庫」とする。合併後、森氏は理事長、松藤氏は副理事長に就任する。
大牟田信金本店で記者会見した両氏は、長引く不況で地域経済が疲弊しているとして「合併効果で組織を効率化する一方、スケールメリットを生かして営業地域を拡大し、収益力を強化したい」(森氏)、「合併による体力強化で、地域経済の活性化を支援したい」(松藤氏)と述べた。
大牟田信金は預金量約千八十三億円、職員数百六十四人で、大牟田市を中心とする同県筑後地区で十一店舗を展開。柳川信金は預金量約三百七十八億円、職員数六十八人で、柳川市を中心に六店舗を持つ。両信金の営業エリアの重複は少なく「本店機能を縮小して営業に投入し、きめ細かな営業を展開したい」(関係者)としている。(西日本新聞)
[12月10日2時21分更新]
168
:
とはずがたり
:2003/12/13(土) 16:58
http://www.asahi.com/business/update/1213/012.html
足利銀の新頭取に横浜銀・池田氏起用へ
政府は13日、債務超過に陥り、一時国有化した足利銀行(本店・宇都宮市)の新頭取に、地方銀行最大手の横浜銀行の元代表取締役最高財務責任者で、現非常勤取締役の池田憲人氏(56)を起用する方向で最終調整に入った。
池田氏は横浜銀で融資、企画畑が長く、横浜銀の不良債権問題の解決で中心的な役割を果たした経験があることから、早期再生を目指す足利銀のトップに適任と判断した。来週前半にも正式に決定する。
金融庁はこのほか、足利銀の地元、栃木県経済に詳しい人材や、弁護士など法律の専門家を経営陣に加える方向で調整している。
新経営陣は業務を続けながら、受け皿金融機関への正常債権と預金の引き継ぎと、整理回収機構への不良債権の売却の準備を進める。
経営が受け皿金融機関に引き継がれた後も、新経営陣が残るかどうかは、売却先との交渉次第になる。
(12/13 11:28)
170
:
とはずがたり
:2003/12/14(日) 00:59
香川支店は★♀↑◆で有名だそうで…。(一部自己規制有り)
http://www.shikoku-np.co.jp/news/economy/200312/20031213000137.htm
中小公庫と企業再生で提携−香川銀
2003年12月13日 10:01
香川銀行は十二日までに、中小企業金融公庫高松支店と中小企業の支援などに関する業務提携を結んだ。リレーションシップバンキングの機能強化策の一環で、相互の連携により中小企業金融の再生を図る。同支店によると、地銀との業務提携は四国で初めて。
双方が連絡窓口を設置して顧客情報を共有化。定期的に情報交換会を開き、中小企業の再生支援や事業再生スキーム、ベンチャー支援などについて協議する。
171
:
とはずがたり
:2003/12/17(水) 11:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031217-00002073-mai-bus_all
<りそなHD>埼玉りそな銀への埼玉県などの申し出に困惑
埼玉県とさいたま市がりそなHD傘下の埼玉りそな銀行に出資し「県民銀行化」を目指すとの計画を、16日突然発表したことに、りそなHDが困惑している。約2兆円の公的資金が投入されたりそなは、05年3月末までの集中再生期間には「傘下銀行の売却や外部資本の受け入れはしない」ことを基本路線としているためだ。(毎日新聞)
[12月16日22時25分更新
173
:
とはずがたり
:2003/12/17(水) 19:51
http://www.asahi.com/business/update/1216/083.html
埼玉りそな銀 地元県・市が10億円出資方針
埼玉県とさいたま市は16日、国の指導で経営再建が進むりそなホールディングス(HD)傘下の埼玉りそな銀行(本店・さいたま市)に約10億円を出資する方針を明らかにした。上田清司知事は「県内に特化した銀行として独自の審査基準があってもいい」と述べ、出資を通じて同行の経営に一定の発言力を持ち、中小企業対策などに結び付ける狙いだ。
同行の株式はりそなHDが全額保有。上場しておらず、簿価は約1500億円。県などはりそなHDと監督官庁に要望して株取得を目指すとみられる。
県経営者協会、県商議所連合会などの地元の経済5団体に加え、「埼玉トヨペット」などの地元有力企業4社も出資を検討しているという。上田知事は「国の健全化計画では埼玉りそなに対する具体的な言及がなく、地元経済界は強い不安を抱いている。地元の意見を反映できる経営体に変えていきたい」とした。
りそなHD、埼玉りそな銀行はともに「(出資の)話は聞いておらず、打診もされていない。現段階では何もコメントできない」としている。 (12/16 15:42)
174
:
とはずがたり
:2003/12/18(木) 23:29
みずほ信託とかはどうなってたっけ?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031218-00000869-jij-biz
法人融資業務を統合=信託銀、企業融資から撤退―05年7月めど―UFJ
*UFJホールディングス(HD) <8307> は18日、2005年7月をめどに、傘下のUFJ信託銀行の法人融資業務をUFJ銀行に移管・統合する方針を固めた。傘下銀行同士で重複する融資業務の効率化を進めるとともに、UFJ信託銀の経営資源を信託業務に集中、収益力向上を図る。4大銀行グループ傘下の信託銀行が企業融資業務から撤退するのは初めて。 (時事通信)
[12月18日20時14分更新]
176
:
とはずがたり
:2003/12/27(土) 01:18
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/pension.html?d=24reutersJAPAN133770&cat=17
スカンディア生命株式を200億円で取得、完全子会社化=ミレアHD (ロイター)
[東京 24日 ロイター] ミレアホールディングスは、傘下の東京海上火災保険がスカンディア生命(東京都渋谷区)の全株式を200億円で取得し、完全子会社化すると正式発表した。
スカンディア生命は、スウェーデンを本拠にする世界的な国際金融・保険グループ、スカンディアが100%出資する日本法人。総資産1014億円で、資本金150億円。2003年3月末業績は、収入保険料1617億円、当期損益は39億円の赤字だった。
東京海上は、来年1月から2月にかけて譲り受ける。新体制や社名などは未定。
買収によりミレアは、変額年金市場に参入する一方、スカンディアは日本の生保市場から撤退する。今年夏のGEグループに次ぐ、外資系生保の日本撤退となる。スカンディアは米国の事業も米保険大手プルデンシャルに売却するなど、世界的な事業見直しを進めていた。
スカンディアが強みとする変額年金保険は、証券、銀行の窓販で急拡大し、成長性が見込まれている。ミレアは買収によって、傘下に医療保険などに強みをもつ東京海上日動あんしん生命保険と、スカンディア生命の2社を持つことになり、取り扱い商品や収益源の多様化を図る。
[ 2003年12月24日17時20分 ]
177
:
荷主研究者
:2003/12/28(日) 01:32
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/miyagi/html/kiji01.html
仙台には“0台” コンビニATM 政令都市で唯一 地銀「自社ネット先決」…設置のめど立たず
コンビニエンスストアで提携銀行口座から24時間、預金を引き出すこともできる「コンビニATM(現金自動預払機)」が東北にも進出してきたが、150万都市、仙台には皆無。政令指定都市で存在しないのは仙台だけで、他県からの転勤者からは「不便で困る」との不満の声が出ている。
地方都市の場合、コンビニでATMを運用するには資金や機器の管理などで地元銀行の協力が必要だが、仙台では「自社ネット充実が先決」(地銀関係者)のため設置のめどは立っていない。
東北ではこの数年、ファミリーマートのATMを管理する「イーネット」(東京)が青森県に56台、福島県に20台を設置している。山形銀行も12月4日、東北では福島県のセブン−イレブンに325台のATMを運用する「アイワイバンク銀行」(東京)との利用提携を発表。
山形銀は「利便性やコストパフォーマンスを考えて決めた」と話す。アイワイの広報担当者は「将来は東北でもできるだけ多くの地域に展開したい」と意欲的だ。
しかし、宮城県では設置の計画はない。イーネットの担当者は「大都市の仙台はのどから手が出るほど欲しい。再三、地銀と交渉を試みてきたが、残念ながらまだ計画段階にない」と漏らす。仙台には単身赴任者も多く、コンビニATMに慣れた県外の人からは「夜中にお金を引き出せない。まさか仙台にないとは」と驚く声も。「イーネット」には同様の問い合わせのメールが相次いでいる。
地元の地銀がコンビニATMにメリットを見いだしていないようだ。七十七銀行は「この件についてはコメントできない」と口を閉ざす。しかし、地銀関係者は「量販店などに自行のATMネットワークを充実させる戦略。コンビニATMは、費用対効果や顧客の需要などを見極める必要がある」と説明する。仙台銀行も同じ対応で、当面は仙台にコンビニATMが登場する見通しはない。
178
:
とはずがたり
:2003/12/28(日) 13:15
足銀の足を引っ張って県経済に多大な迷惑を掛けた温泉街という論調は出てこないのん。貸した足銀だけが悪い訳でもあるまいて。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/chigin.html?d=27yomiuri20031227i514&cat=35&typ=t
足銀破たんで冷える温泉街…鬼怒川・川治、不安な年末 (読売新聞)
山あいに豪華ホテルが並ぶ栃木県藤原町の鬼怒川・川治温泉。資金面で支えてきた足利銀行(本店・宇都宮市)の破たんで、不安な年の瀬を迎えている。
露天風呂の豪華さなどを競ってきた業界からは、設備一辺倒の経営を見直す動きも出てきた。
「足銀破たんで、株がすべてパーになった。忘年会はキャンセルしたい」。鬼怒川温泉のある旅館に県内の建設業者から電話が入った。「1番の書き入れ時。打撃は大きい」と経営者。客室数が100を超す大型ホテルの男性経営者も「バブル期以降、客の減少は激しい。これでは、足銀から借りた金は15年かかっても返せない」と途方に暮れる。
バブル期、慰安旅行などの団体を中心に宿泊客は右肩上がりに増えた。露天風呂やバーなどがもてはやされ、設備投資を競った。
銀行側も過剰融資に走った。ある足銀OBは「融資額だけが評価対象。だから相手の担保も度外視して貸した。それでも貸せないものは関連ノンバンクに紹介した」と明かす。バブル崩壊後、客足は遠のき、担保の土地や建物の価値も急落。経営を続けるため集客力の向上や担保価値の維持に迫られ、借り入れを重ねては設備投資を繰り返した。
足銀の新経営陣は来年1月中をメドに、新経営計画を策定する予定。鬼怒川・川治温泉観光協会の船曳富士男会長は「数字上、温泉街はほとんど債務超過。債権が整理回収機構に回れば、ホテルや旅館はつぶれてしまう」と不安を隠さない。ホテル・旅館の固定資産税や入湯税に頼る藤原町も「このままでは町がつぶれる」(町幹部)と嘆く。
こんな中、地元の日光地区商工会議所は24日、「旅館・ホテル活性化協議会」を設立。会長の小野吉正・鬼怒川パークホテルズ社長は「金融庁は足銀を『地銀再生のモデルにしたい』と言った。我々も温泉街再生のモデルを目指したい」とし、会では「テーマパークや自然も楽しめる、設備だけに頼らない経営を考えたい」と話す。
そうした意気込みの一方で、ある経営者は「倒産による競売を前提に外資系や県外のホテル関係者が視察に来ている」という。足銀とともに歩んできた老舗温泉地の不安は尽きない。
[ 2003年12月27日21時49分 ]
179
:
とはずがたり
:2003/12/28(日) 13:18
生徒に足銀勤めとる奴の手を挙げさせるのはどうかと思うが,あとの破綻しちゃうとか信用無くなっちゃうとかはいいんじゃねーの?
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/chigin.html?d=27yomiuri20031227i201&cat=35&typ=t
栃木県で「足銀みたいに…」教師の無配慮発言相次ぐ (読売新聞)
栃木県内の複数の公立小中学校で、教諭が、経営破たんした足利銀行(本店・宇都宮市)に親が勤めているかどうか挙手させたり、配慮を欠く発言をしたりしていたことが26日、分かった。父母が足銀に勤めている児童・生徒の中には、傷つき、落ち込んで帰宅した子もいたといい、足銀は県教委に子供たちへの配慮を申し入れた。
県教委などによると、宇都宮市の小学校で今月上旬、教諭が「お父さん、お母さんで足銀に勤めている人はいますか」と児童に挙手を求めた。別の同市立小学校では、「一生懸命頑張らないと足銀みたいに破たんしちゃうよ」などと教諭が児童の前で発言。また、県南の別の市立中学では、教諭がいたずらをした生徒に「足銀みたいに信用がなくなっちゃうよ」と注意した。
[ 2003年12月27日3時3分 ]
180
:
とはずがたり(1/2)
:2003/12/28(日) 13:19
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/chigin.html?d=26fuji32542&cat=7&typ=t
福岡シティと西日本銀“大地銀”統合に大不安 (夕刊フジ)
足利銀行の破綻(はたん)処理が進むなか、マーケットは早くも次なる再編・淘汰(とうた)を注視する。風圧が一段と強いのは、金融庁から業務改善命令を受けた福岡シティ銀行と西日本銀行。来年10月に経営統合すると、九州で最大、全国トップ級の地銀となるが、株価が急降下し、この1カ月間で株価は一時、ほぼ半分になっている。このまま叩(たた)かれ続けると、統合作業にも影響が出かねない。両行が市場に不安視される理由とは…。
【株価急落】
福岡シティ銀の株価は今週初めの22日、前週末比22円安の74円まで急落し、年初来安値(95円)を大幅に更新した。
先月25日は153円だったから、ここ1カ月間で一時、ほぼ半分になったことに。25日の終値は前日比30円高の123円とかなり戻している。
西日本銀も22日、前週末比18円安の128円をつけ、年初来安値(145円)を大幅更新。先月25日の終値が240円だから、こちらも株価が一時、ほぼ半分になった。25日の終値は前日比38円高の196円だった。
【くすぶる不安】
なぜ、両行の株はこうも売られるのか。
地元・福岡の財界筋は「福岡シティ銀と西日本銀の経営統合が生き残りに向けた正しい選択なのか-という疑問がくすぶっている」と指摘し、次のように解説する。
「両行が持ち株会社方式の経営統合で合意し、発表したのは平成14年。当初は今年4月メドに統合予定だったが、延期されて1年半後の来年10月となった。これは統合に向け、解決しなくてはいけない大きな課題があることを意味する」
【資産内容の悪さ】
統合すれば総預金量は6兆円規模となり、九州で最大、全国でもトップクラスの地銀が誕生することになる。
それなのに、シックリいっていない背景には何があるのか。
金融庁関係者は「単刀直入にいうと、西日本銀が福岡シティ銀の資産内容の悪さに、相当ビクついているのが背景にある」と明かす。
福岡シティ銀は15年3月期決算で純損益が554億円の赤字となり、公的資金注入で国が保有する優先株が無配になってしまった。
この責任をとって、34年間も同行トップを務めた創業者一族の四島司前頭取が辞任。7月には金融庁から収益改善の業務改善命令を受けた。
【西日本銀ピリピリ】
「その後、西日本銀は統合前の下準備で福岡シティ銀にデューデリジェンス(資産の再評価)に入った。が、福岡シティ銀の資産内容がショックだったのか、統合に消極的な姿勢を見せ始めた」(金融庁関係者)
福岡シティ銀といえば今春、女性元行員が在任中の18年間に約1億3000万円を横領していたことが発覚した。このため、業務改善命令を受けた際、横領事件の再発防止も求められた。
「横領事件に象徴されるような内部管理体制の甘さなどもあって、西日本銀側は福岡シティ銀の財務内容にピリピリしている」(同)
181
:
とはずがたり(2/2)
:2003/12/28(日) 13:20
>>180-181
【金融庁が締め上げ?】
この経営統合が白紙になれば、またぞろ、地銀に対する信用不安が台頭しかねない。
それを懸念する金融庁は11月に入り、西日本銀への検査に着手した。
「この検査で、なぜか西日本銀の消極姿勢が消え、統合後のトップ人事を発表する前向きな動きが突然、出始めた。金融庁が検査で西日本銀を締め上げたとしか思えない」(大手行幹部)
【影を落とす事件】
金融庁の後押しもあって、統合作業が動き出したようだが、今後、スムーズに進むかはかなり不透明である。
地元財界筋は「もっと大きな問題があり、経営統合の前に頭をもたげている」と明かす。
ここに登場する問題とは、福岡市の第3セクターをめぐる特別背任事件のことである。
この事件で、福岡シティ銀と関係が深いデベロッパー・福岡地所が今年7月、福岡県警の家宅捜索を受けている。
【シティ不動産部】
福岡地所は、福岡シティ銀の創業者である四島一二三氏が昭和36年7月に設立。四島氏の秘蔵っ子ともいわれた榎本一彦氏が長期間、社長を務めた(現在は会長)。
福岡などを中心に大規模な都市開発などを手掛け、地元では「シティ銀の不動産部」とも揶揄(やゆ)されている。
「この3セク事件については、年明け以降に捜査が本格化し、都市開発に絡んだ汚職事件に発展する可能性が指摘されている。福岡シティ銀に火の粉が降りかかってこなければいいがと、地元で不安視する向きがある」(地元財界筋)
【対応は官邸扱い】
「金融の目付け役」金融庁にもこの情報は入っており、それ相応の対応がとられている。
前出の金融庁関係者が解説する。
「福岡シティ銀と西日本銀の経営統合は、単に2つの銀行をくっつければいいというのではなく、いろいろなものが絡み合っている。そのため、経営統合に向けた対応の主導権は金融庁ではなく官邸にある」
両行の株価が急落したのも、実はこうした問題が頭をもたげ、経営統合の妨げになる可能性が捨て切れないためだ。
「地銀ということでいえば、足銀の処理と同じくらい、福岡シティ銀と西日本銀の成り行きは注目されている」(金融担当アナリスト)という言葉は、決して誇張された表現ではない。
[ 2003年12月26日(金)18時0分 ]
183
:
とはずがたり
:2004/01/09(金) 12:50
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20040109k0000m020117001c.html
三井住友銀:
店舗拡大に転換 中小向け融資重点 月内に5店
三井住友銀行は8日、中小企業向け無担保融資を行う法人営業部5店を首都圏などに今月下旬開設する計画を明らかにした。営業部の新設は合併後初めてで、このほか小規模営業拠点35店を年度内に増設し、リストラ中心だった営業戦略を拡大路線に転換する。03年度1年間の中小企業向け無担保融資実行額の目標も当初目標より3000億円多い2兆6000億円に上方修正、追随する他行を迎え撃つ考えだ。
三井住友は02年3月、他行に先駆けて、売上高10億円未満の中小企業向け無担保融資「ビジネスセレクトローン」を開始。財務データをコンピューターで評価する「自動スコアリングモデル」を導入して審査を簡略化し、コスト減とスピード化を実現した。貸し倒れリスクは通常より高い金利をとることで補う。03年には債務超過企業にも融資する「クライアントサポートローン」なども始め、中小企業向け無担保融資実行額は03年4〜9月の半年間に計1兆2580億円と、02年度1年間の1兆2000億円を上回るなど、大手行の先頭を走る。その後、他行も続々参入し競争が激化している。
これまで三井住友の営業戦略は、合併による拠点の水膨れを解消するため、拠点集約を軸にしてきた。しかし、中小企業向け無担保融資が順調に伸び、03年から始めた支店のない地方都市での営業も好調だったことから、「拠点拡大」(西川善文頭取)へと営業戦略を転換。中小企業や中堅企業向け融資の潜在需要が大きい都市部に法人営業部の新設を進め、03年12月末の全国134店から、04年度中に200店体制を目指す。
[毎日新聞1月9日] ( 2004-01-09-03:00 )
184
:
とはずがたり
:2004/01/14(水) 11:34
統合が進んでるねえ>県内に本店を置く信用組合はただ一つとなった
どうも読みにくい文章のような気がする。
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=6876
3信組合併 新たな県信組発足
■84店 預金残高9193億円に
茨城県信用組合(水戸市)と勝田信組(ひたちなか市)、日立信組(日立市)が13日、対等合併し、新たな県信組として営業を開始した。県内に本店を置く信用組合はただ一つとなった。預金残高は信組としては国内最大規模の9193億円になる。ペイオフ解禁(預金の全額保護の廃止)や競争激化に備え、経営基盤の強化と効率化を図る。
合併で、県信組が本店、日立信組と勝田信組は支店となり、店舗数は計84店、職員数は計1380人となった。3店舗を統廃合し、7月には2店舗を統廃合して1店舗を出店する予定だ。新理事長は県信組の幡谷祐一理事長が就任した。
県信組によると、合併後の預金量は約9193億円となり、県内の金融機関では常陽銀行、関東つくば銀行、水戸信金に次いで4番目。自己資本比率は合併コストなどで9.92%(03年3月末時点)から9.35%に下がる見込みだが、健全経営の目安とされる4%は大幅に上回る。
貸出金は計約5701億円となった。県信組は、高萩市や十王町など、県北地域に新たに店舗を設置し、営業基盤の拡大と強化を狙う。合併後の不良債権は約800億円(03年9月期)。
(1/14)
185
:
とはずがたり
:2004/01/15(木) 11:15
JPモルガン+チェースマンハッタン+バンクワンか。
http://www.asahi.com/business/update/0115/066.html
米銀2位JPモルガンが6位を買収 総資産トップに迫る
米銀行2位のJPモルガン・チェースは14日、同6位のバンクワンを買収することで合意した、と発表した。株式交換方式で、買収額は約580億ドル(6兆2000億円)にのぼる。買収により、総資産は単純合計で1兆827億ドル(約115兆円)となり、トップで1兆2000億ドル超のシティグループに迫る。
ニューヨークを本拠に国際的な投資銀行として強みを持つJPモルガンに対し、バンクワンはシカゴを地盤に厚い国内営業網を持っており、統合でビジネスを拡大する狙いだ。米銀行合併の規模としては、過去3番目の大きさ。
JPモルガンのハリソン会長兼最高経営責任者(CEO)が当面現職にとどまり、バンクワンのダイモン会長兼CEOが最高執行責任者(COO)に就任。06年にダイモン氏がCEOに昇格する予定という。
(01/15 10:19)
187
:
とはずがたり
:2004/01/18(日) 00:50
http://www.asahi.com/business/update/0117/006.html
りそな銀、一等地ビルなど19物件を三井不動産に売却へ
りそな銀行の大口融資先で、同行OBが経営にかかわる不動産会社3社所有の不動産19件が、三井不動産に一括売却されることが16日明らかになった。旧大和銀東京本部があった東京都千代田区の大手町野村ビルや大阪市北区のアクア堂島など一等地のビルが含まれる。総額1100億円程度の取引とみられるが、不動産価格の下落で、売却額は不動産3社への融資残高を大幅に下回っており、差額は損失になるが、「損切り」をしてこれ以上の出血を止める。
不動産会社は、りそな銀行OBらが役員を務める船場産業(大阪市)、恒和興業(同)、大彌商事(東京都)の3社。
東京のダイヤ虎ノ門ビル、大阪のりそな船場ビル、備後町興和ビルなど19カ所のうち15カ所に、りそな銀の支店がある。
三井不動産が全額出資する特別目的会社(SPC)が買い取り、運営・管理して、りそな銀行などに賃貸する。三井側は「有力テナントの誘致や管理業務の効率化で、ビルの価値を高め、将来はファンドに売却することも検討する」という。
持ち株会社りそなホールディングス(HD)は、銀行OBがかかわる不動産会社など67社(融資残高約8000億円)を清算・売却する方針を決めており、今回もその一環。売却によって生じる差損は、公的資金注入後に引当金を積んでおり、04年3月期決算の業績見通しには影響しない、としている。 (01/17 06:13)
188
:
とはずがたり
:2004/01/18(日) 15:12
クレジットがいしゃはクレジットカードはっこうするかいしゃだけどしんぱんがいしゃってなにするかいしゃなん?
UFJ(三和・東海)+JCB(旧三和から独立色)+日本信販(UFJの子会社化)+アプラス(旧三和)+セントラルファイナンス(旧東海)
三和系は大きくなって独立色を強めたグループ企業が多い気がする。日本生命,オリックスそしてこのJCBだ。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20040118/K0017201126020.html
2004年01月18日(日)
日本信販・JCB提携へ UFJ系列カード連合に
クレジットカード最大手のジェーシービー(JCB)と、信販最大手の日本信販は17日、カードの発行や審査などの分野で提携する方針を決めた。JCBの設立母体で大株主のUFJ銀行は日本信販を子会社にすることを決めており、カード事業強化には提携が欠かせない、と判断した。個人取引の核としてカード事業を位置づけるUFJは、系列カード連合へとつなげたい考えだ。
両社の提携は、カードの発行や審査、与信枠の判定など「プロセシング」と呼ばれる業務の統合が柱となる。貸し倒れを防ぐための重要な業務で今後のシステムの開発や更新なども含めて、業務一本化による投資負担やコストの削減を図る。
日本信販は、第三者割当増資を実施しUFJの子会社となるだけでなく、UFJカードとも経営統合するため実質的に3社提携となる。3社を合わせたカード会員数は7000万人で国内最大。UFJグループの信販会社アプラスとセントラルファイナンスも提携に加えることも検討している。
JCBはビザやマスターと同様の国際ブランドのひとつ。UFJの前身の旧三和銀行が設立母体の一つだが、多くの金融機関がJCBブランドを利用する。このため、JCBは特定の銀行色をつけたくないとの考えが強く、UFJとも距離を置いてきた。UFJは将来的にJCBもグループ化する意向とされ、今回の提携はその布石との見方もある。
191
:
とはずがたり
:2004/01/20(火) 11:37
頑張れ三井住友!
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/university.html?d=19fuji33175&cat=7&typ=t
三井住友、“金の卵”めぐり東京三菱らに先勝 (夕刊フジ)
三井住友が東大、京大のメーンバンクに-。三井住友銀行が、4月に独立行政法人化される国立大学のメーンバンクの座の獲得に乗り出し、東京大学、京都大学など17国立大学のメーンバンクに内定した。国立大は研究開発などの資金需要を増やすことが予想され、ベンチャー育成にも存在感を発揮できるだけに、囲い込みの狙いがあるようだ。長年、融資拡大に踏み出せなかった大手銀にあって、東大、京大という“超優良大学”を抑えた三井住友が、みずほ銀や東京三菱銀など他メガバンクに先勝か。
昨年7月に成立した国立大学法人法により、全国89の国立大学は今年4月から独立行政法人となる。これにより、各国立大は、研究開発にかける資金調達や経営効率化などをより自由に取り組むことができ、日本銀行が担ってきた資金管理や決済業務も民間金融機関に解放される。
大手銀にとって、こうした改革が意味するのは、「新たな巨大市場の誕生」に他ならない。
少子高齢化という共通の課題を抱える各大学は、最大の収入源である学生の数がどんどん減ってしまう苦境にある。このため、大学関係者の間では「研究開発の実績や教育体制を充実させることで、学生を確保しなければならない。そのためには相当の資金が必要」との思いが強い。
金融関係者は「平成16年度予算で、国立大に交付された運営費は1兆2400億円。大手企業に匹敵する経営規模がある」と指摘。その上で、「今後、国立大が研究開発や教育体制の充実を加速させれば、巨大な資金需要が発生する可能性がある」と、国立大向け融資の将来性を評価する。
また、銀行にとって大学は、新たな産業を生む「金の卵」になりうる存在でもある。国などが進める産学連携によるベンチャー育成などの取り組みが進めば、「バイオテクノロジーやロボット産業といった、日本の経済成長の原動力と期待される分野でビジネスが生まれる可能性がある」(大手銀行)からだ。
三井住友銀は今月に入り、国立大へのサービス提供に向け、法人営業部に約10人の専任チームを設置し、すでに東大、京大など17の国立大学のメーンバンクの座を獲得。「みずほや東京三菱、UFJなど他のメガバンクに比べて一歩リードした」(金融アナリスト)といい、大学病院の業務効率化や科学研究費の低利調達などを目指す。
大手銀行はこれまで「資金需要がない」と口を揃え、融資残高の減少を放置してきた。こうした銀行の融資姿勢が日本経済の活力を奪ってきたとの指摘は多い。だが、株価回復や不良債権処理が減速したとの判断から有望な融資先探しも本格化しつつあり、メガバンクによる国立大争奪戦が一気に過熱しそうだ。
[ 2004年1月19日(月)13時0分 ]
192
:
とはずがたり
:2004/01/21(水) 02:12
注目ニュース!!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040121-00000134-mai-bus_all
<生命保険>日本生命と三井住友海上がタイ大手生保の経営に参画
日本生命保険と三井住友海上火災保険が共同して、タイの大手生命保険会社、バンコク・ライフの経営に参画することが20日、明らかになった。日本の大手保険会社が共同でアジア進出するのは初めてで、両社は計25%を出資し複数の役員を派遣する方針。成長が見込まれるアジアでの生命保険事業の強化が目的だ。
バンコク・ライフはタイ5位の生保で、日生は昨年12月に株式の公開買い付け(TOB)を実施し、従来の9%の出資比率を16%強に拡大した。三井住友海上も現地子会社を通じ、今月中にTOBを行い約10%弱の出資を行う方針。両社は今後もアジアでの生保事業の拡大を目指して、タイ以外での共同進出を検討する。【後藤逸郎】(毎日新聞)
[1月21日1時31分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040121-00002134-mai-bus_all
<生命保険>日本生命と三井住友海上がタイ大手生保の経営に参画
日本生命保険と三井住友海上火災保険が共同して、タイの大手生命保険会社、バンコク・ライフの経営に参画することが20日、明らかになった。日本の大手保険会社が共同でアジア進出するのは初めてで、両社は計25%を出資し複数の役員を派遣する方針。成長が見込まれるアジアでの生命保険事業の強化が目的だ。(毎日新聞)
[1月21日1時47分更新]
193
:
とはずがたり
:2004/01/24(土) 15:49
http://news.msn.co.jp/newsarticle.armx?id=670440&gcs=1
[UFJ銀] 金融庁が異例の長期検査 大口融資先資料に問題か
2004 年 1 月 24 日
--------------------------------------------------------------------------------
金融庁がUFJ銀行に対して昨年8月から行っている金融検査が異例の長期にわたり、検査体制が拡充されていることが24日、分かった。関係者によると、大口融資先の状況を調べる検査で、特定の融資先に関し、検査官に示された資料とは別に、より内容が悪い内部資料が見つかったという。
大手行に対する検査は、毎年行われる通常検査と、大口融資先を集中的に審査する特別検査がある。同庁は昨年8月末にUFJ銀行に対して通常検査に入り、並行して昨秋、特別検査も行われた。内部資料は特別検査の過程で問題になった。他の大手行の場合、通常検査は2〜4カ月で終了しているが、UFJ銀行の通常検査は現在も続いており、異例の長期間になっている。
UFJ銀行は「昨秋の特別検査は終わり、中間決算に反映させた。融資先にはいろいろなシミュレーションをしているが、金融庁に提出する資料は一つだけで、ダブルスタンダードは存在しない」と話している。
194
:
とはずがたり
:2004/01/24(土) 22:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040125-00002039-mai-bus_all
<みずほ銀行>クレジット機能付きカード、全預金者に
みずほ銀行は24日、04年度から年会費無料のクレジットカード機能を付けたキャッシュカードを、大手行で初めて原則として全預金者に発行する方針を明らかにした。個人取引強化で収益拡大を図る考えだ。傘下のユーシー(UC)カードと全面協力して実施する。7月から原則として新規の口座開設者に発行する。(毎日新聞)
[1月24日21時9分更新]
195
:
とはずがたり
:2004/01/25(日) 23:35
http://www.asahi.com/money/aera/TKY200311110158.html
金融庁・謎の辣腕検査官 銀行が震え上がる理由
2003年11月03日号
「目黒さんが来るらしい」。銀行関係者はそれだけで身構える。
融資先の経営状況から銀行のガバナンスまで、正論を貫く検査が信条という。
東京・大手町。UFJ銀行東京本部のある会議室にこの秋、金融庁検査局第4部門の目黒謙一統括検査官(56)が指揮する約20人の検査マンたちが陣取った。
「えっ、目黒さんっ……」
UFJ側は当初、今回の検査責任者が、ベテランの目黒と知って身構えた。「凄腕(すごうで)の検査マン」「資産査定のプロ」と言われ、ここ数年、厳しい検査で金融界から畏怖(いふ)されてきたからだ。
「貸出先の資料を出してほしい」
「取締役会は、どう機能しているのか」
●お茶や弁当持参の検査
訛(なまり)のある木訥(ぼくとつ)な口調だが、言うことは厳しい。
「表情は温和。でも、狙った点を厳しく突いてくるので怖い」
ある関係者はそう言った。
9月から始まった検査の詳細は明らかではないが、厳しいやりとりが続いたようだ。融資先のチェックだけでなく、銀行の企業統治(ガバナンス)が適切に機能しているかどうかも、今では重要な検査項目だ。
検査チームはポットに入れたお茶や昼食の弁当を持参。銀行側からの供与は一切受け取らない。旧大蔵省時代の馴れ合い検査とは様変わりだ。ある検査関係者が話す。
「(一時は乖離幅が大きかった)銀行の自己査定と我々の検査との乖離はだいぶ縮小してきたが、まだ組織に完全に定着したとは言い切れない。定着させる意味で、しばらく厳しい検査が必要だ」
目黒は昨年のメガバンク検査で、大規模なコンピューターシステム障害を引き起こした「みずほグループ」の統括検査官を担当。竹中金融相の不良債権処理加速策の影響もあって、みずほは03年3月期決算で2兆円の不良債権処理と1兆円の増資に追い込まれた。目黒から厳しい注文がついたことも、その一因だった。
「一言で言うと職人肌。大工の棟梁みたいな人だ。事前にあらかじめデータを蓄えた上で『この会社の査定はこうだろう』と狙い撃ちしてくるので、言い逃れができない。情状酌量もしてくれない」
みずほ関係者はそう振り返る。経営陣直々に厳しい意見を言うが、「清廉で実直な人」(みずほ関係者)と、評判は悪くない。
●「正論で信頼できる」
それ以前に目黒が担当した三菱東京フィナンシャル・グループも、01年3月期決算で不良債権処理額を当初計画より倍増させ、赤字に陥った。三菱関係者が言う。
「相当、厳しい方ですね。まあ、おかげで早くウミを出せて、結果的には良かったですが……」
目黒は、いわゆる「ノンキャリ」官僚として1966年に旧大蔵省に入省した。76年以降は金融部門をほぼ一筋に歩み、その多くを検査部門で過ごした。大量処分者を出した大蔵不祥事では文書厳重注意を受けたこともあるが、元同僚の一人はこう言う。
「厳しさばかり注目されるが、正論を吐く、信頼できる人」
この元同僚によると、大蔵省時代、検査部門は大部屋に集められ、役所内では低い位置づけだったが、金融監督庁(現・金融庁)発足後は検査の重要性の認識が高まり、地位が向上。しかも、竹中改革が後押しして、債権分類の統一化、DCF法による査定、さらにはガバナンスのチェックまで、検査項目は増える一方。公務員の定数が抑制されるなか、検査部門は94年の110人が03年には460人に激増している。
「前線で働く人は増えてもマネジャー層が少ない。増えた要員を時代の要請に応えられるよう、どう教育するかが課題です」と、検査局のある補佐は打ち明ける。
目黒は、同じ検査マン出身の木村耕三がノンキャリ初の審査課長に就く直前の6月、検査監理官という指導役に就いた。それでも現場で部隊を引き連れなければならないのは、こうした中堅層の人材不足が背景にある。現場と指導役の兼務で、
「大変な激務でしょう。使命感だけが彼を支えている」
と、元同僚は見る。(敬称略)
(編集部・大鹿靖明) (11/12)
196
:
とはずがたり
:2004/01/25(日) 23:35
>>193
http://www.asahi.com/business/update/0125/003.html
別資料大量発見でUFJ銀の融資先資料を再検証 金融庁
金融庁は、昨夏から続けているUFJ銀行に対する検査で銀行側から提出された融資先企業の経営状況に関する資料を、検証し直す方針を固めた。立ち入り検査で、提出資料より悪化した財務内容を示す別の資料が大量に見つかったため。精査し、場合によっては資産査定の見直しや引当金の増額を求める。UFJは「資料を隠す意図は全くなかった」としている。
関係者によると、昨年秋、UFJの内部情報に基づき、正式な資料が保管される部屋とは別の部屋を探したところ、融資先の財務状況や収益予想などについて記した資料が見つかった。
UFJは、大口取引先の収益見通しに応じて幾通りかのシミュレーションをしており、見つかったのはその資料としている。
金融庁が大量の資料を収集したことなどに対してUFJ側に不満が出ており、意見の対立も生じている模様だ。
(01/25 09:13)
197
:
とはずがたり
:2004/01/28(水) 05:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040127-00000015-yom-bus_all
郵貯の限度額超過者に国債を強制販売へ
日本郵政公社は27日、郵便貯金の預け入れ限度額(1人1000万円)を上回る貯金をしている貯金者に対し、1000万円以内に減額するよう求めても応じなければ、郵便貯金法に基づいて、超過分で国債を強制的に購入する措置を初めて実施する方針を固めた。
まず、再三の減額要請に応じない十数人(超過額は計3億円超)を対象に、2月に通告し、3月中に実施する。
郵貯法によると、貯金額が限度額を超えた場合には公社が貯金者に通知し、1か月以内に貯金の減額に応じなければ超過分で国債を強制的に購入、保管することができる。貯金者が請求すれば国債を売却し、貯金者に戻す。
これまでは、貯金者への配慮などから、この措置を実施した例はないが、法定違反の貯金を放置すれば、郵貯への批判が高まりかねないとして、厳しい措置に踏み切ることにした。郵政民営化などにからんで、郵貯肥大化の弊害などが指摘されていることも意識したと見られる。
郵政公社は、1人の貯金者が複数にわたる口座を持っている場合、その残高を合算する「名寄せ」を定期的に実施しているが、昨年3月末には約129万人が限度額を超えて貯金し、超過額は約2兆5000億円だった。その後、公社の減額要請によって対象者は約21万人、超過額は約5000億円程度となっている。(読売新聞)
[1月28日3時6分更新]
198
:
とはずがたり
:2004/01/29(木) 22:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040129-00000003-mai-l15
アイワイバンクと北越銀行、ATMを利用提携−−3月1日から /新潟
アイワイバンク銀行(本社・東京都千代田区)の安斎隆社長と北越銀行(本店・長岡市)の野崎国昭頭取は28日、北越銀本店で会見し、3月1日からATM(現金自動受払機)の利用提携を始めると発表した。これにより同日以降、コンビニエンスストアのセブンイレブンやスーパーのイトーヨーカドーなどに設置されているアイワイバンクのATMで、北越銀行のカードが使える。
両銀行によると、3月末には県内のセブンイレブンの大部分に当たる275店とイトーヨーカ堂グループのスーパー5店にATM設置を拡大する予定だ。このほか、アイワイバンクは県内すべての信用金庫とも3月1日までに提携し、これらの信金のカードも利用可能にしたい考え。既に新井信金を除く8信金とは利用提携を済ませており、新井信金とも近く提携する見通しだという。
アイワイバンク銀行は01年4月、イトーヨーカ堂やセブンイレブンなどが出資して設立された。これまでに16都府県の約6900店のセブンイレブンなどに約7200台のATMを設置している。同銀行との提携について北越銀行の野崎頭取は「コンビニで買い物する人が増えており、顧客の利便性を考えて提携した」と述べた。
県内では第四銀行(本店・新潟市)とコンビニエンスストアのローソンが利用提携を結んでおり、昨年5月から同様のサービスを行っている。(毎日新聞)
[1月29日19時21分更新]
199
:
とはずがたり
:2004/01/29(木) 23:33
何!?この批判的な新聞記事は?
悔しかったら自分でリスク取って旧長銀買えってんだ。
http://www.asahi.com/business/update/0129/126.html
新生銀、再上場の仮条件決定 リップルウッド売却益巨額
新生銀行は29日、2月19日の再上場時に、株式を売却する価格の目安となる仮条件を1株450〜525円とする、と発表した。株主であるリップルウッドを中心とする投資グループは計4億4000万株を売り出す予定で、1株525円なら2310億円を手にする。
新生銀に対するリップルウッドなどの投資額は計1210億円。00年3月、一時国有化された旧長銀の株式を10億円で買い、1200億円の増資に応じた。再上場時に保有株式の約3分の1を売り出すだけで、投資額を回収することになる。
株式の売り出し価格は、投資家の需要を調査したうえで2月9日に決まる。仮条件は調査のための目安だが、機関投資家の意見なども反映されており、価格が仮条件を外れて決まることは通常ないという。
一方、リップルウッドなどへの株式譲渡時に、債務超過穴埋めのために投入された公的資金3兆7035億円は損失となっている。このほか不良債権など資産買い取りのための2兆9811億円、旧長銀から引き継いだ債権の価値が2割以上目減りすれば国に買い取りを求めることができる「瑕疵(かし)担保条項」の適用による8530億円などを合計すると約8兆円。その多くが回収状況次第で損失となり、国民負担となる見通しだ。 (01/29 21:46)
200
:
61
:2004/01/30(金) 02:47
当時から「外資はイヤだイヤだ」言われてましたよね。
三井トラストの現状を見ると中央三井信託だったら再破綻したような・・・
あおぞら銀行(オリックス他)の現状を見るとこの復活はやっぱ外資だったからできたんだろうな
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