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PC関連スレ

1■とはずがたり:2002/11/04(月) 22:01
新規購入を検討するスレ

174香川県民:2004/06/19(土) 22:01
自分でPCを組みたいと思い立って早数ヶ月、現在手元にあるのは懸賞で当たったケースのみ。
新チップセットや新ソケットのCPUが登場したので計画の練り直しが必要かも知れません。

LGA775対応Pentium 4とマザーが一斉にフライングで登場
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20040619/etc_lga775.html
RADEON系のPCI Expressビデオカードも発売に、中堅クラスのX600 PRO
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20040619/etc_x600pro.html

正式発表を待たず、LGA775対応の新型Pentium 4とi915/i925チップセット搭載マザーボードが一斉にアキバで出回り始めた。

夕方時点で確認できているのは、CPUがPentium 4 540(3.20GHz/FSB 800MHz/1MB Cache)で実売価格は35,000円前後。i915/i925搭載のマザーボードは、GIGABYTEから7種類、MSIから2種類、ABITから2種類、ASUSから3種類、Albatronから2種類で実売価格は約19,000円〜約35,000円程度。

175とはずがたり:2004/06/19(土) 22:04
いいですねぇ>懸賞で当たったケース

当方は最近モニタも入手しまして,あとはケースさえあれば昔つかってた部品組み合わせてサブ機が完成します…。

176とはずがたり:2004/06/20(日) 06:08

Mini-ITXマザーの「EPIA」が最高速更新、先進のセキュリティ機能も搭載
2004/5/6
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/05/06/007.html

VIA Technologiesは、17cm×17cmのMini-ITXフォームファクタを採用するマザーボード「EPIA」シリーズで、同社製CPUのC3 1.2GHzをオンボード搭載した「EPIA MII 12000」を発表した。

EPIAシリーズに搭載されるCPUは「EPIA MII 10000」などで採用されているC3 1GHzが最も高速だったが、今回それをさらに上回る1.2GHz版の搭載製品が登場した格好。CPUコアはC5P Nehemiahで、高速なAES暗号/復号機能を実現する「PadLock Advanced Encryption Engine(ACE)」をEPIAシリーズとしては初めて実装したとされている。同社によると、PadLock ACEはAESの暗号化または復号を、毎秒12.8ギガビットの速度で連続して行えるという。

その他のオンボード機能やインタフェース群は、従来のEPIA MIIシリーズの仕様を継承する。背面にCardBus対応PCカードスロットおよびCFスロットが用意されているのが最大の特徴で、メモリーカードや無線LANカードを手軽に利用することができる。チップセットにはCLE266を搭載、MPEG-2デコードアクセラレータ内蔵のグラフィック機能および5.1chサウンド機能をオンボードで備えるほか、IEEE1394端子、USB2.0×2ポート、LANポート、ビデオ出力端子などを装備している。


VIA、バックパネルなしのMini-ITXマザーボード「EPIA MS」発表
2004/6/18
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/06/18/013.html

バックパネルのない「EPIA MS」(COMPUTEX TAIPEI 2004にて展示されたもの)

VIA Technologiesは、COMPUTEX TAIPEI 2004で展示したMini-ITXマザーボード「EPIA MS」を正式に発表した。各種コネクタが配置されるバックパネルをなくし、さらに小型の筐体にも組み込むことが可能となっている。

通常のマザーボードでは、主要な入出力端子のほとんどがバックパネルに装備されているが、EPIA MSでは背面に備わっているのはVGA出力、LANポート、CFスロットのみとなっている。そのほか、PS/2、シリアル、USB 2.0、アナログオーディオ、S/PDIF、TV出力といった端子はボード上のピンヘッダとして搭載されている。

CPUとしてはファンレスのEden 800MHz/1GHzのほか、さらに速度が必要な場合はC3 1.2GHzを組み合わせることができるとされている。チップセットはCLE266+VT8237、拡張スロットとしてはCFのほかPCIスロット1本を利用できる。また、AES暗号/復号を高速に行うPadLock機能も搭載している。

同社Embedded Platform DivisionのSteven S. Lee氏は「VIA EPIA MSは急速に発展するパーソナルエレクトロニクス市場の需要を満たす」とコメントし、情報家電などでPCのフル機能が必要される分野に向けた製品であることをアピールしている。

177香川県民:2004/06/21(月) 23:04
>>175
ちなみに
http://www.owltech.co.jp/products/pc_case/103sltII/103sltI400I.html
が当たりました。
外観は平凡ですが、ファンや電源は結構いい製品らしいです。


それからPGA478からLGA775への移行を考えると、915/925チップセットでAGPやPGA478をサポートする
ある意味「ゲテモノマザー」とも言える製品が出てくれるとありがたいのですが
メーカーとしては造りたくないんでしょうねぇ・・。

178とはずがたり:2004/06/21(月) 23:35
おお,owltechじゃないですか!
俺のメイン機もowlのアルミ製です。結構良い品だと気に入ってます。

柔軟なマザーの方がいろいろな組み合わせを遊べていいですけどねぇ,技術革新が早くて結局は全替えしてしまう気が…。

183香川県民:2004/06/25(金) 22:22
PCが起動しなくなるなどの重大な不具合が発見され925X/915チップセットを採用したマザーボードが回収へ。
新プラットフォームのチップセットは出だしから躓いた格好になった。
Intelは逝ってる。

ICH6シリーズに重大な不具合
〜MSIがIntel 925X/915マザーを回収
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0625/msi.htm

エム・エス・アイ・コンピュータ・ジャパン株式会社は25日、22日に発表されたIntel 925X/915 Expressシリーズで採用されているICH6/Rの一部に重大な不具合があることが判明したと発表した。

同社を始め、いくつかのメーカーはすでにICH6搭載マザーボードを出荷開始しており、秋葉原の店頭でも販売が開始されていた。

不具合の内容については明かされていないが、同社は不具合品の交換をアナウンスしており、ソフトウェアアップデートでは対応できない不具合と推定される。また、標準チップであるICH6の不具合であることから他社製マザーボードについても同様に不具合があるものと思われる。

同社の台湾本社とIntelとで現在協議がもたれており、詳細内容については28日にホームページ上で公表される予定。

□エム・エス・アイ・コンピュータ・ジャパンのホームページ
http://www.msi-computer.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.msi-computer.co.jp/company/press/?ID=100
□関連記事
【6月22日】インテル、Intel 925X/915とLGA775 Pentium 4を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0622/intel1.htm
【6月19日】LGA775対応Pentium 4とマザーが一斉にフライングで登場(AKIBA)
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20040619/etc_lga775.html

184とはずがたり:2004/06/26(土) 14:56
>>182
何社だ?
>世界市場の9割を米2社が占める
どういう市場構造でしょう。
>国内シェアも現在2社合計で約10%から30%以上に引き上げたい

ルーター:国際競争力強化へ日立とNECが合弁
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040626k0000m020024000c.html

 日立製作所とNECは25日、インターネットでのデータ送受信を制御する「ルーター」などの高速通信機器を開発・販売する合弁会社を10月1日に設立すると発表した。

 ルーターは外部と内部のネットワークをつなぎ、不正なアクセスを防止するなどの機能を持つ。今後の通信機器事業の中核とされるが、世界市場の9割を米2社が占めるため、国内2社で技術を結集して国際競争力の強化を目指す。06年度に単年度黒字化し、国内シェアも現在2社合計で約10%から30%以上に引き上げたい考えだ。

 出資比率は日立60%、NEC40%。社員数は約350人で、社長は日立が派遣する。経済産業省も安全保障などの面から通信事業を重要視し、同社の次世代高速通信機器の技術開発に補助金を出す方針だ。
毎日新聞 2004年6月25日 18時57分

186とはずがたり:2004/06/26(土) 15:12
>>183
インテルも嘗ての様な絶対的な独占的供給者では無くなって多少準備不足で製品リリースするようになっている印象がありますね。

925X/915の正式発表の記事。DDR2とDDR1に対応と有るけどRIMMは最近どうなっちゃったんでしょうか?

インテル、Intel 925X/915とLGA775 Pentium 4を発表
〜この10年間における最も重要な革新の1つ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0622/intel1.htm
6月22日 発表

 インテル株式会社は22日、包括的なプラットフォーム変更をもたらすIntel 925X/915P/915G Expressチップセット、およびLGA 775パッケージを採用したPentium 4プロセッサ6製品を発表。同日、都内で発表会を行なった。

 チップセットはCOMPUTEX TAIPEI 2004の会場で、正式名称や主な仕様などが明らかにされていたが、今回正式に発表された。

●プロセッサ・ナンバー初採用のLGA775版Pentium 4

 Pentium 4の新製品は、Pentium 4 Extreme Edition(XE) 3.40GHzと、Pentium 4 560(3.60GHz)/550(3.40GHz)/540(3.20GHz)/530(3GHz)/520(2.80GHz)。Pentium 4 5xxシリーズはPentium 4として初めてプロセッサ・ナンバーを採用したもので、コアは従来のPrescottコアを継承する。

 いずれも新パッケージLGA 775を採用し、FSBは800MHz、L2キャッシュはPentium 4 5xxが1MB、Pentium 4 XEが512KBで、XEは2MBのL3キャッシュも搭載する。

 1,000個ロット時のOEM向け価格は、Pentium 4 XE 3.40GHzが114,200円、Pentium 4 560が72,820円、550が47,670円、540が31,780円、530が24,920円、520が20,350円。

●DDR2-533、PCI Expressに対応

 これまでIntel 925XはAlderwood、Intel 915P/GはGrantsdaleのコードネームで呼ばれてきた製品。両者の違いは、925Xにメモリのデータ転送を効率化する機能が搭載され、DDR2専用でECCメモリに対応する点、915G/PはDDR1にも対応する点、915Gに新しいビデオ機能が内蔵される点で、それ以外の仕様は共通となる。

 インテルでは今回のチップセットを「この10年間における最も重要なPCプラットフォームの革新の1つ」と位置づけており、広範な機能追加や新アーキテクチャへの対応が図られている。

 新アーキテクチャの1つは前述のLGA775への対応。LGA775は従来のパッケージより、マザーボードとの接続における電気特性を改善しており、より高い周波数のCPUに対応できる。

 なお、Intel 925X/915シリーズは従来のμPGA478にも対応しているほか、Intel 865シリーズなど従来のチップセットもLGA775ソケットを搭載可能で、CeBITやCOMPUTEXではそのようなマザーボードもすでに展示されている。

 メモリは新たにDDR2-533に対応。同社によれば、DDR2-533(CL 4-4-4)を搭載したIntel 925Xベースのシステムは、DDR-400(CL 3-3-3)搭載のIntel 875Pシステムと比較して、ベンチマーク上で10%前後メモリ性能が向上するという。

 もう1つの大きな変更が、PCI Expressへの対応。ビデオカード用にPCI Express x16スロット×1、インターフェイスカード用にPCI Express x1スロット×4を搭載できる。

 PCI Expressの利点はバス帯域幅の向上にあり、PCIのバス全体で上り/下り合計が133MB/secに対し、PCI Express x1はデバイスごとに上り/下りとも250MB/sec。AGP 8Xの上り/下り合計で2.1GB.secに対し、PCI Express x16は上り/下りとも4GB/secの帯域を持つ。

 一般のアナログTVの録画では1ストリームあたり40MB/sec程度の帯域を要求するが、1080iのハイビジョン映像の録画では200〜250MB/sec程度の帯域が必要となることから、同社ではハイビジョン録画や、複数ストリームを同時に扱うビデオ編集、複数のキャプチャカードによる同時録画などで効果を発揮するとしている。

(後略)

187とはずがたり:2004/06/26(土) 23:13
東芝:中国ノートPC市場でシェア急下降
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040626-00000008-scn-sci

 東芝は、中国市場におけるノートPC販売で不調が続いている。IDC(インターネット・データ・コーポレーション)の調査によれば、今年第1四半期(1−3月)の同社の販売シェアは前の期の12.1%から9.7%に低下した。その後、4−5月も低調であるという。24日付で南方都市報が伝えた。

 今年2月、東芝(中国)は二つの新型ノートPCの発売にあたり、販売ルートの調整を行った。それまで同社の中国における唯一の総合代理店で、中国最大のITサプライヤーである神州数碼(デジタルチャイナ)ではなく、新規の代理店2社と販売契約を締結。東芝(中国)と神州数碼の両社は、以前から不仲説が囁かれており、両社の完全な亀裂が決定的になったととらえられた。

 しかし、東芝(中国)は今年5月下旬から6月上旬にかけて、2月に発売した「TecraM2」の代理販売権で再び神州数碼と契約した。業界は、両社の関係修復よりも、東芝(中国)の背景にある台所事情を指摘している。

 神州数碼マーケティング部の周茜・総経理は、東芝(中国)が再び同社と接触してきた要因として「(東芝が)新規契約した翰林匯と佳杰科技の販売ルートは大都市市場に集中しているが、当社は中小都市まで販売網を有している」と述べる。

 中国のノートPC市場において、東芝は神州数碼との独占代理販売の下、1997年から2000年までの4年間はトップの座に君臨していた。しかし、その後は聯想(レノボ)、IBMに抜かれ、03年のシェアランキングでは3位。同社は現在、ハイテク製品の新機種リリースで巻き返しを図るが、「TecraM2」の販売価格は発売当初からすでに2000元以上値下がりしている。(編集担当:吉田雅史)

(サーチナ・中国情報局)
[6月26日9時16分更新]

188とはずがたり:2004/06/28(月) 19:21
CPUはAMDとは行かないのねん。

富士通とマイクロソフト、次世代サーバー開発で提携
http://www.asahi.com/business/update/0628/080.html

 富士通と米マイクロソフトは28日、インテルの新型CPU(中央演算処理装置)を搭載した次世代サーバーを共同開発すると発表した。マ社のサーバー用基本ソフト(OS)「ウィンドウズサーバー2003」を組み込んだ製品を05年前半に、次期OS「ロングホーンサーバー」搭載製品を07年に発売する。両社はシステム構築事業で提携しており、03年の同事業の富士通分の売上高は約3500億円。提携拡大で07年に8000億円を目指す。 (06/28 17:25)

189とはずがたり:2004/06/28(月) 19:37
富士通:MSと提携 次世代高性能サーバーを共同開発
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040629k0000m020020000c.html

 富士通の秋草直之会長と米マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)は28日、東京都内で記者会見し、両社の提携を強化して次世代の高性能サーバーを共同開発し、07年に発売すると発表した。新型基本ソフト(OS)にはマイクロソフトの「ロングホーン」を採用する。

 マイクロソフトの充実したソフトウエアを生かして次世代の高性能サーバーのシェアを広げたい富士通と、銀行や流通業界向けの大規模な基幹業務システム分野への本格参入を目指すマイクロソフトの狙いが一致した。また05年前半にも、パソコンで使われているOS「ウィンドウズ」を使った高性能サーバーを販売する予定。今回の提携強化で、富士通は03年に約3500億円だった提携分野の事業規模を、07年には約8000億円に引き上げたい考えだ。
毎日新聞 2004年6月28日 18時54分

190とはずがたり:2004/07/14(水) 11:15
ソースがソースだけにかまわんがちょっとMS寄りの記事なんちゃうノン?

MS排除勧告:狙いはソフト支配けん制か 業界「今さら」
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040714k0000m020130000c.html

 パソコンの基本ソフト(OS)で世界の9割以上のシェアを持つ「ウィンドウズ」。その販売元、米マイクロソフト(MS)に対し、公正取引委員会が13日、独占禁止法違反(拘束条件付き取引)の疑いで「排除勧告」をしたが、パソコン業界は「今さらのことで、市場への影響はない」(大手メーカー)と、冷静な見方が一般的だ。

 ウィンドウズのライセンス契約の中には、メーカー側の特許権技術がウィンドウズに使われている疑いが後に発生した場合も「メーカーは特許権侵害の主張をしない」とする項目(特許非係争条項)が盛り込まれている。公取委は、これを独禁法違反と判断した。

 MSの独占的地位に対し、欧州連合(EU)も独禁法違反で約5億ユーロ(約675億円)の巨額の制裁金を命じている。

 ただ、MSは今年初め、制限条項の削除を決めている。米司法省は先週、「削除も決まっており、問題ない」との見解を示した。MSはEUの決定取り消しを求めて提訴しており、日本の公取委に対しても「過去の契約での効力は限定的」と勧告を応諾せず、審判手続きに持ち込む構えだ。

 こうした情勢を承知の上で公取委が勧告に踏み切ったのは、圧倒的シェアを背景に、他のアプリケーションを「支配」できるMSをけん制する狙いが大きいと見られる。

 国内の一部メーカーからは「ウィンドウズ使用のパソコンでは、AV(音響・映像)機能などの自社特許が侵害される可能性がある」との強い懸念が出ていた。あるメーカー担当者は「特許争いを避けるためにソフト開発をMSに頼っていた部分があったことも事実。現状が改められれば、ソフト開発競争が促進される可能性はある」と指摘する。

 さらに、MSが次期OS「ロングホーン」の開発を進めていることもにらみ、機先を制する形で「日本のソフト開発競争力強化を側面支援する」(大手メーカー)との狙いが公取委にあるとの見方も出ている。
毎日新聞 2004年7月13日 23時22分

191とはずがたり:2004/07/14(水) 11:16
公取委:米MSに排除勧告 OS契約に特許訴訟封じ条項
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040714k0000m020066000c.html

 米国マイクロソフトがパソコンメーカーと結ぶOS(基本ソフト)のウィンドウズ使用契約で、特許侵害の恐れがあってもメーカーが訴訟を起こせない条項を盛り込んでいたとして、公正取引委員会は13日、独占禁止法違反(拘束条件付き取引)で排除勧告した。同社は勧告を拒否して争う見通しだ。同社のこうした条項を違法と認定したのは世界で初めて。

 公取委によると、同社は00年以降、東芝やソニーなど日本のメーカー15社とウィンドウズシリーズのMeや2000、XPの使用契約を締結した際、メーカー側が持つ特許がウィンドウズで使用されていても、訴訟を提起しないとする非係争条項を盛り込んだ。

 マイクロソフトは00年からウィンドウズに音楽や画像を見るAVソフトの「メディアプレーヤー」を組み込んだ。一方、日本のパソコンメーカーも画像圧縮やビデオ機能で新技術の開発をリードしてきた。非係争条項により、マイクロソフトやライセンス契約を受けた他メーカーに特許侵害を主張できなくなると懸念した日本のメーカーの一部は、ウィンドウズにより侵害されているAV機能の特許リストをマイクロソフト側に提示し、条項の削除や修正を強く求めたが、マイクロソフトは無回答や拒否の姿勢を示した。

 公取委は、ウィンドウズが市場の約95%を独占し、1年ごとに使用契約を結ぶメーカーは弱い立場にある▽新技術の開発コストが回収できないメーカーの開発意欲が損なわれる−−と問題視し、2月にマイクロソフトの日本法人(東京都渋谷区)を立ち入り検査した。

 マイクロソフトは8月以降の新規使用契約から非係争条項を削除する方針。しかし、「非係争条項は契約終了後も存続する」という規定があり、公取委は過去結ばれた契約も含め、規定を削除するよう勧告した。

 同社の非係争条項については欧州連合(EU)の欧州委員会も昨年11月、予備調査に着手している。
 ◇MS日本法人「押しつけない」

 マイクロソフト日本法人の平野高志執行役は13日記者会見を開き、「メーカーには特許侵害がないかどうかを十分確認してもらってから契約してもらっている。制約条項がない契約方法もあり、(条項の)押しつけはない。審判手続きなどを検討する」と述べ、法的に争う姿勢を見せた。
毎日新聞 2004年7月13日 20時06分

192magenta:2004/07/14(水) 20:15
IEのシェアが低下--1%の変化は何を示すのか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040714-00000012-cnet-sci

MicrosoftのInternet Explorer(IE)は、ウェブブラウザのチャンピオンとして長年ゆるぎない地位を保ってきたが、ここにきてその人気にかげりが見え始めたことが最新の調査で明らかになった。こんなことはもう何年もなかったことだ。

 データ分析会社のWebSideStoryが先ごろ発表したデータによると、IEの市場シェアはこの1カ月の間、確かに下降線をたどっているという。全米のインターネットユーザーのうち、6月4日時点でIEを利用していたのは95.48%だった。しかし、これが7月9日には94.16%と、1ヶ月で約1%強減少したことになる。

 WebSideStoryのあるアナリストは、IEのシェア低下の要因として、6月にセキュリティ上の欠陥が見つかったことに加え、Opera、Apple のSafari、そしてオープンソースのブラウザ開発プロジェクトMozilla FoundationがつくるFireFoxのような代替製品の人気が高まりつつあることを挙げた。

 「問題はこの変化が何を示しているのかだ。世の中が大きく変わることの前兆なのか。それとも、Microsoftのブラウザから他の製品に切り替える口実を探していたユーザーが、すでに数百万人もいたということなのか」と、WebSideStoryのGeoff Johnstonは述べている。

 WebSideStoryは、特にFireFoxのシェアが増加したとの結論に関し、それが「状況証拠」や「事例的な証拠」に基づくものであることを認めたが、それでもIEに関するこの数字からはさまざまな問題が持ち上がってくる。別のデータは、同時期にMozillaのシェアが3.54%から4.59%に伸びたことを示している。なお、この数字はMozillaの「Gecko」テクノロジーを利用して開発されたすべてのブラウザを含むものだ。

 シェアが1%変化したところで、大勢には全く影響はない。だが、WebSideStoryがブラウザのシェアに関する統計をとり始めた1999年以来、IEのシェアに初めて下降傾向が見られたことは注目に値する。

 その頃優勢だったNetscape Communicationsのブラウザを負かすために、Microsoftが積極的な戦略を展開していた1999年当時、IEウェブブラウザは絶頂期にあった。PCのオペレーティングシステム市場を独占するWindowsにIEを結びつけようとするMicrosoftの商慣習は、政府が同社を相手に起こした独占禁止法違反をめぐる訴訟の争点となった。Microsoftはその後、Netscapeの親会社にあたるTime Warnerに7億5000万ドルを支払うことで和解を成立させた。Time Warnerは、同社のAmerica Onlineサービスで、IEを7年間無償で利用できる権利を得ることで、この訴訟を取り下げた。

 Mozillaプロジェクトに参加する開発者らは、インターネットユーザーがFireFoxに乗り換えはじめている新しい証拠として、WebSideStoryのデータを歓迎している。Mozillaの広報担当を務めるBart Decremによると、2週前にFireFox 0.9.1という最新バージョンがリリースされて以来、Mozilla.orgサイトでは100件のダウンロードがあったという。

 この数字のなかには、Mozilla.org以外のミラーサイト等からのダウンロードは含まれておらず、実際のダウンロード数はもっと多くなるだろうと、Decremは語った。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

193とはずがたり:2004/07/15(木) 00:23
おお,素晴らしい>>192
まぁ1%ですけどね。

お薦めブラウザOperaスレです↓。IEに飽き足らない方は是非どうぞ。
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1037865862/l100

194とはずがたり:2004/07/20(火) 03:36
三洋電機 次世代光ディスク基幹部品 青色レーザー量産化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040720-00000017-san-bus_all
年度内、主導権争い参入
 三洋電機は十九日、次世代光ディスクの基幹部品である「青色レーザー」を今年度中にも量産化する方針を明らかにした。ポストDVDとして「ブルーレイディスク」と「HD−DVD」の規格争いが本格化する中、どちらの規格にも必要な青色レーザーの生産・販売態勢を築くことで、競争の行方にかかわらず利益を生み出す戦略だ。
 三洋は昨年、青色レーザーのサンプル出荷を開始し、今春には世界最高の百二十ミリワットの光出力を持つ青色レーザーの開発に成功した。今年から来年にかけてブルーレイ、HD−DVD両陣営の録画再生機の商品化が活発になるとみられており、青色レーザーの量産化に踏み切りたい意向だ。
 このため、三洋は次世代光ディスクを使った録再機の商品化を急がず、規格争いを見極めて判断する。青色レーザーの開発では日亜化学工業などが先行しているが、三洋も得意の電子デバイス(部品)分野で次世代光ディスクをめぐる主導権争いに本格参入する。
 高精細なハイビジョンを二時間以上録画・再生できる次世代光ディスクは、電機業界期待の大型商品だ。しかし、規格は東芝・NEC陣営のHD−DVDと、ソニーや松下電器産業、フィリップスなど日米欧韓十三社が推進するブルーレイ陣営の二つに分裂。ビデオの「VHS対ベータ」を思わせる主導権争いが本格化している。
 それぞれの規格には記憶容量や生産性に違いがあるとされるが、どちらの方式も基幹部品として青色レーザーを使う。青色発光ダイオード(LED)の技術を応用して作る同レーザーは、現行DVDの情報読み取りに使う赤色レーザーに比べて波長が短く、より精密に情報を読み取る。
 すでにブルーレイ普及をにらんでソニーと日亜化学工業は青色レーザーの関連特許の相互開放契約を結んだ。一方、今月末にブルーレイ録再機を発売する松下は、青色レーザーを外部調達によってまかなう予定だ。(産経新聞)
[7月20日2時56分更新]

195とはずがたり(1/3):2004/07/23(金) 01:23
開発担当者が語る『iPod』誕生秘話 (Hotwired)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/computer/apple.html?d=22hotwiredi01&cat=8&typ=t


 ベン・クナウス氏(33歳)は、米アップルコンピュータ社がMP3プレーヤーの開発を依頼した米ポータルプレーヤー社の元上級マネージャーだ。このMP3プレーヤーが、後に『iPod』(アイポッド)として爆発的な人気を博することになる。

 クナウス氏は、開発プロジェクトの打ち切りにつながりかねなかった技術的なミスなど、iPodの開発にまつわるエピソードと、iPodを極秘にするためにアップルがとった非常措置について、自らの体験をもとに語った。

 アップル社とのパイプ役を務めたクナウス氏は、2001年にポータルプレーヤー社を辞めた。クナウス氏によれば、iPodはもともとトニー・ファデル氏(写真)のアイディアだったという。ファデル氏はフリーランスのハードウェア専門家で、米ジェネラルマジック社や蘭フィリップス社のハンドヘルド機器開発に携わったこともある。

 「MP3プレーヤーと『ナップスター』のような有料音楽配信サービスを組み合わせて完全なものにし、これを核にして会社を設立するというのがファデル氏の構想だった。ビジネスのアイディアを持っていたのだ」と、クナウス氏は明かす。

 クナウス氏によれば、ファデル氏はフィリップス社を去り、自分のアイディアを売り込むために独立したという。ファデル氏は数社に売り込んだが、話に乗ってきたのはアップル社だけだった。

 アップル社は2001年初めにファデル氏を雇い入れ、約30人の社員からなるチームのリーダーにした。クナウス氏によると、デザイナー、プログラマー、ハードウェア・エンジニアらで構成された「典型的な工業デザインの開発チーム」だったという。ファデル氏は現在、アップル社の上級ディレクター(iPodおよび特別プロジェクト・グループ担当)を務めている。

 クナウス氏によると、ポータルプレーヤー社との初期の会合でファデル氏は、「このプロジェクトは、アップル社を造り変えることになる。10年後には、コンピューター事業ではなく、音楽事業になっているだろう」と述べたという。

 「ファデル氏は事業プロセスのアイディアを持っていた。アップル社は、ファデル氏が数年前に思いついたアイディアに基づき、自社を変革しつつある」と、クナウス氏は付け加える。

 クナウス氏によると、ファデル氏は、ポータルプレーヤー社が参考として用意したMP3プレーヤー2機種のデザイン――その1つはタバコ用ポケットに収まる程度の大きさ――についてよく知っていたという。参考デザインは未完成だったが、試作品はいくつか製作されていた。クナウス氏は、「かなり不格好だった。たくさんのボタンがあるFMラジオみたいだった。(インターフェースは)いかにもハードウェア専門の連中が作りそうな代物だった」と語る。

 だが、ファデル氏は有望なデザインだと考えたという。「ファデル氏は、これは製品になると考えた」とクナウス氏。

 「アップル社を惹きつけたのは、(ポータルプレーヤー社が)オペレーティング・システム(OS)を開発していたことだった。実際、それがセールスポイントだった。ポータルプレーヤー社はすでにハードウェアもソフトウェアも完成させており、一方、アップル社には時間の余裕がなかった」

196とはずがたり(2/3):2004/07/23(金) 01:24

 クナウス氏の話では、アップル社が電話してきたとき、参考デザインは8割がた完成していたという。たとえば、試作品は10曲以上のプレイリストをサポートしていなかった。「iPodの開発にかかった時間の大半は、ポータルプレーヤー社の製品を仕上げるのに費やされた」

 当時、ポータルプレーヤー社の参考デザインをベースにMP3プレーヤーを設計している顧客が12社あった。大半はティアックなどアジアのハードウェア・メーカーだったが、米IBM社も名を連ねていた。

 IBM社は、自社製の小型ハードディスク・ドライブを内蔵し、独自の円形画面と『ブルートゥース』ワイヤレス・ヘッドホンを特徴とする、黒の小型MP3プレーヤーを設計していた。「IBM社のデザインのほうがはるかに魅力的だった」とクナウス氏。

 だが、ポータルプレーヤー社はアップル社と独占契約を結んだ。「アップル社と交渉が始まった時点で、ほかのすべての顧客と手を切った」と、クナウス氏は語る。その後の8ヵ月間、米国に200人いるポータルプレーヤー社の従業員とインドで働く80人のエンジニアは、iPodにかかりきりだったという。

 アップル社は、自社の『AAC』(アドバンスト・オーディオ・コーディング)形式や米オーディブル(Audible)社のオーディオブック形式への対応、5バンドの音質調節用イコライザーなど、いくつかの機能を参考デザインに加えるよう求めた。

 アップル社はさらに、新しいインターフェースも求めたが、これについてはアップル社が約3ヵ月で設計したという。

 ファデル氏には事業プランがあったかもしれないが、iPodの形状や手触り、デザインを考えたのは、アップル社のスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)だった。

 「iPodに関して興味深いのは、最初からジョブズCEOが全力投球していた点だ。そういうプロジェクトはあまりない。ジョブズCEOはプロジェクトのあらゆる局面に深く関与していた」と、クナウス氏は言う。

 当初は、2、3週間に1度会議を開いていたが、iPodの試作品第1号が完成すると、ジョブズCEOは毎日口を出すようになった。

 「会議が繰り返され、ジョブズCEOは、好きな曲を聴くのに3回以上ボタン操作をしないといけないことにひどく気分を害していた。たびたびポータルプレーヤー社に注文がつけられた。『ジョブズCEOの考えでは、音量が十分でない、音質のシャープさが足りない、メニューの表示が遅い』といった具合だ。毎日、改善点についてジョブズCEOから一言あった」とクナウス氏。

 ジョブズCEOの個人的な事情に影響されることもあった、とクナウス氏は語る。たとえば、iPodは大半のMP3プレーヤーよりも音量が大きいが、これはジョブズCEOの耳が少し遠いからだという。「ジョブズCEOに聴き取れるよう音量が上げられた」とクナウス氏。

 アップル社のコピー防止機能の付いた音楽フォーマット『フェアプレイ』(FairPlay)に対応するようにという要求はなかったと、クナウス氏は指摘する。フェアプレイは、『iTunes(アイチューンズ)ミュージックストア』の開設にあわせて、第2世代のiPodに搭載された。

197とはずがたり(3/3):2004/07/23(金) 01:24

 「(デジタル著作権管理の問題)はいっさい話題に上らなかった。アップル社は、iTunesミュージックストアを展開する際にはデジタル著作権管理が売り上げに影響すると考えた。最初のiPodでは、とくにデジタル著作権管理を求めていなかった」

 クナウス氏によれば、iPodの(数タイプある)試作品はすべて、靴箱大の強化プラスチック製の箱に厳重に密封されたという。

 「どんな大きさのどういう製品が入っているかわからないように、開発されたボタンやスクリーンは箱のあちこちに置かれていた。スクロール・ホイールは横、スクリーンは上といったように、いつも調整ボタンは別々の場所に置かれていた――最終デザインを予測できないようにするためだ。わかるのはプラグの差し込み口だけだった」

 クナウス氏によれば、完成間際にiPodプロジェクトはご破算になりかけたという。テストの結果、電源を切ってもバッテリーの電力を消費することがわかったからだ。「3時間稼働すると動作しなくなり、電源が切れてしまう」とクナウス氏。

 「すでに生産ラインが組まれていた。緊迫した状況だった。3時間しか使えないMP3プレーヤーだと、8週間のあいだ思われていた」

 クナウス氏によると、最終的に問題は修復され、直後にアップル社はポータルプレーヤー社株を購入して、最大株主になったという。

 クナウス氏は、iPodが完成する間際までポータルプレーヤー社に残っていたが、発表の直前に辞職した。プロジェクトが成功するという自信がまったくなかったからだ。

 「辞めたのはおそらく間違いだっただろうが、人はそれぞれの時点で自分の考えにしたがって行動するしかない」とクナウス氏。

 現在、クナウス氏は米マイクロソフト社と契約している。

 アップル社、IBM社、ポータルプレーヤー社からコメントは得られていない。ただし、ポータルプレーヤー社は、クナウス氏が同社の上級マネージャーだったことは認めている。


[日本語版:矢倉美登里/高森郁哉]

198とはずがたり:2004/07/31(土) 01:26
駆動部分があって最も壊れやすいパーツの一つ,HDだが,磁気という発想の転換が必要ではないのか?

HD大容量化へ一歩、「強相関」素子を開発 産総研など
http://www.asahi.com/science/update/0730/001.html

 容量がけた違いに大きいハードディスク(HD)へつながる画期的な素子の開発に、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)や東京大、東北大などが成功した。「強相関」と呼ばれる状態の電子の磁気的性質をコントロールし、HDの読み出しヘッドに使う。実用化できれば、HDの容量が一気に10〜100倍になる可能性もあるという。30日発行の米科学誌サイエンスに発表する。

 HD上のデータは、小さな磁石として書き込まれており、ヘッド部分で磁石の向きを読み取り、データを解読している。HDの容量を大きくするには、HD上の磁石をさらに小さくして密度を高めればいいが、発生する磁力も弱くなり、読み出しヘッドの感度を高くする必要がある。

 産総研強相関電子技術研究センターの川崎雅司・研究チーム長らは、電子が持っている磁石の向きが完全にそろい、近くにある磁石の向きを極めて鋭敏に感じる強相関状態の電子を使う素子に着目。電子が持つ磁石の向きの乱れをなくす改良を加え、ヘッドの感度を示す「トンネル磁気抵抗率」を約3倍向上させる基礎実験に成功した。

 実験はマイナス263度程度という低温で行われているが、常温でも感度を高く保つ工夫はできるといい、将来はHDの容量を10〜100倍にできる可能性がある。

 強相関電子の研究は、同センターの十倉好紀センター長が96年、磁場をわずかに変えるだけで電気的・磁気的特性が変わるマンガン酸化物を見つけてから活発化した。通常の素材では電子はバラバラに動いているが、電子の数を増やしていくと、電子同士が互いに反発し、ほとんど立ち止まる寸前の状態になる。こうした強相関の状態では電子の磁気的性質が変わる。十倉氏は01年度朝日賞を受賞している。

 強相関電子物質研究は世界的に競争の激しい分野だが、日本はトップを走っている。

(07/30 05:59)

199とはずがたり:2004/08/08(日) 12:58
事故というものは不運が複数重なって発生するものですなぁ。(だから予見できても油断してる)

①先日よりPCが突然シャットダウンする症状に見舞われていた私はパソの側面の板を外して運用中だった。雨が降り込むおそれはあったが熱がパソ内にこもってシャットダウンしている恐れもあったし,強制シャットダウンするたびに板を外すのは面倒くさい作業であった
②最近は暑くて部屋が帰ってくると暑いというのが嫌で不在中も窓を開けっ放し,ゴキブリなどが入ってくるので網戸はしてた,であった。滅多に振り込むほどの雨は降らないし,網戸もあるし…。
③昨日,不在中に,凄いにわか雨が降ったらしく,部屋の中窓付近びちょびちょ。パソコンの内部にまで水が降り込む。

帰宅後惨事に気付いて水分をふき取りドライヤーで乾かした。(コード類の接続部分などに結構水分が入り込んでいた…)
更に一晩経ってもう乾いただろうとスイッチを入れると立ち上がるのだが途中までしかいかない。。_| ̄|○
どうもHDDの認識が変な様で,IDEコントローラーがやられたのかもしれぬ。。マザボ買い換え強いられるよかーん・゚・(ノД`)・゚・。
まぁHDDが壊れてなければ良いとしよう…。

200とはずがたり:2004/08/09(月) 03:19
どうやらBIOSの設定の記憶が水に浸かって変になったらしくBIOSを再設定したらしたら復活した。
我ながら良くやっているなぁw

201とはずがたり:2004/08/09(月) 04:13
コンパクトPC=統合型グラフィックチップが主流への流れは変わらないと云うことでしょうな。インテルつえ〜。
対象8社はIntel(37.7%),NVidia(23.2%),ATI(23.2%),VIA(8.9%)とあと4社か。

PC グラフィックス市場でもシェア拡大、Intel が首位
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040809-00000005-inet-sci

CPU 市場ですでに文句なしの王座にある Intel ( NASDAQ:INTL ) が、PC グラフィックス市場でも他社を圧倒しつつある。
グラフィックスおよびマルチメディア関連の調査/コンサルティング会社 JonPeddieResearch が3日に発表した四半期調査『Market Watch』によれば、Intel は2004年第2四半期、PC グラフィックス市場シェアを第1四半期の33.0%から37.7%に伸ばし、2位との差を拡大した。同調査は、2004年第2四半期中の PC グラフィックス機器出荷数や各メーカーの市場シェアなどを調べたものだ。調査対象には、デスクトップおよびノートパソコン向けの統合型チップセット、モバイル機器向けの非統合型モバイルプロセッサを含んでいる。Intel は統合型しか製造しておらず、非統合型に参入する計画は発表していない。
前回調査と同じく第2位につけた NVidia ( NASDAQ:NVDA ) の市場シェアは23.2%で、第1四半期 (27.2%) から4ポイント減らした。
ATITechnologies ( NASDAQ:ATYT ) は、前回の3位から順位を上げて NVidia と同率2位になったが、シェアそのものは第1四半期 (24.0%) より0.8ポイント落ちた。NVIDIA は、1個の価格が500ドル近いグラフィックスプロセッサ市場で ATI とトップ争いを続けている。両社は、デスクトップおよびノートパソコン、ワークステーション、セットトップボックス (STB)、デジタルテレビ向けプラットフォームに加え、ゲーム機市場でも競合関係にある。
今回の四半期調査によると、対象メーカー8社のうち、シェアを伸ばしたのは Intel を除くと VIATechnologies だけだった。VIA のシェアは、第1四半期 (7.8%) から1.1ポイント増の8.9%になっている。

202とはずがたり:2004/08/10(火) 13:33
今度はまたキーボードが突然ダウン。
古い奴を引っぱり出してきたが,キーが一箇所壊れてた筈だが異常がない。自然治癒力があるようだ…。

203香川県民:2004/08/14(土) 22:53
2万円台で購入可能なミドルレンジのビデオカードでこれだけの機能が使えるのはかなり魅力。
ATIがこれにどう対抗するのかという点も注目したいです。

NVIDIA、SLI対応のGeForce 6600GT
〜DOOM 3の1,600×1,200×32bitで42fps
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0814/nvidia.htm

米NVIDIAは12日(現地時間)、ミドルレンジ用ビデオチップ「GeForce 6600/6600GT」を発表した。「NV43」のコードネームで呼ばれていた製品で、GeForce 5750(NV39)の後継にあたる。
DirectX 9.0 Shader model 3.0をサポートし、UltraShadow IIなど上位機種GeForce 6800の仕様も継承している。また、現在注目のゲームタイトル「DOOM 3」を1,600×1,200×32bitの設定で、42fpsの高い品質で再生できるとしている。

上位機種の「GeForce 6600 GT」は8パイプライン、ビデオメモリは128MB GDDR3対応、SLIに対応しデュアル動作が可能。店頭予想価格は199ドル。
下位機種の「GeForce 6600」も8パイプライン、ビデオメモリは128MB DDR対応となり、SLIには対応しない。
主な共通の仕様は、128bitメモリインタフェース、メモリバンド幅16.0GB/sec、フルレートで40億texels/sec、3億7,500万/sec頂点、メモリデータレート1,000MHz、8ピクセル/クロック(ピーク)、RAMDACs 400MHzなど。

NVIDIAによれば、Albatron、AOpen、ASUS、Chaintech、エルザジャパン、Gigabyte、Leadtek、Prolinkなど多くのベンダーが搭載製品の出荷を予定している。

204香川県民:2004/08/14(土) 22:58
>>199-200
この時期は熱による不調が多く発生しますねぇ・・。
自分の知人もAthlon64+GeForce FX5900XT+HDD3台のマシンの側面の板を外して運用中です。

それはそうとケースが当たってから暫くやりくりして、ようやく5万円ほど溜まりました・・・(つд`)
自作PCを製作するという目標に達するにはまだまだ時間が掛かりそうです。

205とはずがたり:2004/08/16(月) 16:18
>>204
今は念のため側板を着けての運用です。今のところ問題ナシ。キーボードは相変わらず不調。

>Athlon64+GeForce FX5900XT+HDD3台のマシン
暑い夏になりそうですなぁ(笑) にわか雨にはくれぐれもご注意下さいとお伝え下され。

206とはずがたり:2004/08/16(月) 16:19
デル、中国の消費者向け低価格帯パソコン市場から撤退
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040816-00000252-reu-bus_all

 [香港 16日 ロイター] 世界最大のコンピューターメーカーの米デル<DELL.O>は16日、競争激化を理由に、中国の消費者向け低価格帯パソコン市場から撤退することを明らかにするとともに、今年の中国事業全体の成長目標を下方修正した。
 デルのアジア・太平洋部門のビル・アメリオ社長が、ロイター通信との電話インタビューで述べた。同社長は、「一部のライバル社が消費者向け事業で攻撃的に展開しようと決めたことが分かった」と語った。
 アメリオ社長は、「(競合他社は)低価格帯で攻撃を仕掛けることを決めた。従って、われわれは低価格帯から撤退し、より高価格帯の消費者向け事業にシフトする。そして、しばらくそこにとどまる」という。
 シフトの結果、デルは今年の同社の中国でのパソコン出荷台数伸び率を、中国パソコン市場全体の伸び率の「2倍近く」に下方修正した。デルはこれまで、中国でのパソコン出荷台数の伸び率目標を、中国パソコン市場全体の3倍としていた。(ロイター)
[8月16日13時2分更新]

207香川県民:2004/08/16(月) 16:47
Intelが発展途上国向けの廉価版CPU「Shelton」を投入する模様。

Cashless Intel Shelton takes on AMD Sempron
http://www.theinquirer.net/?article=17790

主な仕様と要約

東南アジア向けに投入される
Sheltonの位置付けはCeleronよりも下で非常に安価
90nmプロセスで製造、L2キャッシュ無し→Prescottのクロックの出ない選別落ち品?
このSheltonでAMDやVIAの廉価版CPUに対抗

209香川県民:2004/08/18(水) 01:50
従来の変換チップを介したS-ATAとネイティブに対応したS-ATAIIではどの程度体感差やベンチスコアの差があるのかという点も気になります。

Maxtor、ネイティブSATA対応の「DiamondMax 10」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0818/maxtor.htm

米Maxtorは16日(現地時間)、Serial ATA対応の3.5インチHDD「DiamondMax 10」シリーズの出荷を開始したと発表した。
価格はオープンプライス。

シングルチップ化されたネイティブSATA対応チップをベースに、ネイティブ・コマンド・キューイング(NCQ)などによる高速な処理を実現したという。

回転数は7,200rpm。80/120/160/200/250/300GBの各機種が用意される。バッファ容量は250/300GBが16MB、他機種は8MB。

Ultra ATA/133対応機種は第3四半期に発売予定。

210とはずがたり:2004/08/18(水) 17:48

ハイニックス半導体、中国の無錫市から工場建設の認可を取得
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040818-00000487-reu-bus_all

 [ソウル 18日 ロイター] 韓国のハイニックス半導体<000660.KS>は18日、中国江蘇省の無錫市から、欧州のSTマイクロエレクトロニクス<STM.PA>と共同で20億ドルの半導体工場を建設する認可を取得した、と発表した。
ハイニックスは先週、工場建設について債権者の合意を得ていた。中国での工場建設により、同社は中国で半導体市場を開拓し、報復関税の可能性による影響も緩和することができる。債権者は同社株の81%を保有している。
ハイニックスは当初、8億ドルを投じて8インチウエハーの生産ラインを構築する予定。その後、12億ドルを投資して12インチウエハーの生産ラインを構築する。
ハイニックスとSTマイクロはすでに、フラッシュメモリーの開発で提携している。
(ロイター) - 8月18日15時34分更新

212とはずがたり:2004/08/25(水) 16:56
実家の近所の家も落雷に遭い,テレビや電子レンジなどがオシャカになったそうな。

落雷、家電を直撃 精密化で弱さ、故障は昨年の5〜6倍
http://www.asahi.com/national/update/0825/013.html

 この夏、落雷で家電製品が故障する被害が各地で相次いでいる。異常な暑さが続いた影響で、平年より落雷の数が激増したのが主な原因だ。加えて、製品の精密度が増して落雷に弱くなったことや、ブロードバンドの普及で屋外からの回線に常時接続しているパソコンが急増し、雷の進入口になっていることも一因になっているようだ。

 松下電器産業によると、落雷によるファクスやテレビなどの修理依頼や問い合わせが、7月に昨年の約6倍にあたる約600件寄せられた。パロマでも同月、落雷による給湯器の故障が例年の5倍にのぼった。

 多発する落雷が故障を誘発している。全国で落雷を観測し、情報提供するフランクリン・ジャパン(神奈川県相模原市)によると、7月の全国の落雷数は、昨年の約1.6倍にあたる約166万回。月別にみると、ここ4年間で最多を記録した。

 大阪管区気象台によると、落雷が多いのは異常な暑さが原因という。太平洋高気圧が平年よりも広く日本上空に張り出しているため、気温の高い日が続き、太陽熱で暖められた空気が上昇気流となり、雷を発生させる積乱雲を形作るという。

 ただ、家電の故障が増えたのは、家電自体に問題があるとの指摘もある。落雷による社会的被害などを研究する東京大先端科学技術研究センターの妹尾堅一郎特任教授は「精密化が進み、わずかの電圧の変化でも不具合を起こす製品が増えた」と話す。

 複雑な機能を制御するマイコンを搭載した家電や、微弱な電圧で動くパソコンなどは、落雷による過電流の影響を受けやすい。ケーブルテレビの普及で屋外と家電を接続するアンテナ線も増え、これらも落雷による電流の進入口になっているという。

 妹尾さんは「落雷対策についてメーカーの意識はまだまだ低いのが現状。使用者が過電流を防ぐ装置を付けたり、コンセントや回線などを抜いたりするなどの自衛が大切だ」と指摘する。 (08/25 15:11)

213とはずがたり:2004/08/31(火) 14:49
三洋電機、次世代DVD規格の「HD DVD」陣営に参加へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040831-00000729-reu-bus_all

 [東京 31日 ロイター] 三洋電機<6764.T>は、主導権争いが続いている次世代DVD(デジタル多用途ディスク)規格について、NEC<6701.T>や東芝<6502.T>が提唱する「HD DVD」に参加する方針を決定した。広報担当者が、ロイター通信に述べた。三洋は、「HD DVD」が現行のDVDに関する技術を継承しているため、コスト負担も少なくてすむうえ、消費者にとって使い勝手もよいことから参加を決めたという。三洋は、2005年秋に国内で「HD DVD」方式に対応したプレーヤーを発売し、その後に米国でも発売する予定。さらにDVDレコーダー発売も計画している。

 次世代DVD規格を巡って、「HD DVD」陣営は、ソニー<6758.T>や松下電器産業<6752.T>などが推進する「ブルーレイ・ディスク」陣営と標準規格争いをしている。三洋は、光ピックアップなどの基幹部品で強みを発揮しており、「HD DVD」陣営にとっては技術やコストの面で競争力アップにつながる。三洋は、光ピックアップでは世界シェア4割を持っている。
(ロイター) - 8月31日14時36分更新

214magenta:2004/08/31(火) 22:22
はがきサイズのWindows PC「HagakiPC」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040901-00000093-myc-sci

長野県の三石印房は、はがきサイズで薄型・軽量重視のモバイルPC「HagakiPC」を開発した。同社では、大きさ135(W)×109(H)×18(D)mm、重さ約340gの試作品の開発に成功。今後はOEM提供などを予定しており、現在、提携先を模索中だ。価格は10万円以下が想定されるとのこと。

キーボードは装備しておらず、ソニー「VAIO type U」のように液晶一体型のタッチパネルで操作を行うスタイル。CPUはAMD Geode SC1200 266MHz、メモリは128MBを搭載。また、内蔵フラッシュメモリ128MBも搭載するほか、外部CFスロットも装備。OSは、外部スロットのCFカードやマイクロドライブ、または内蔵フラッシュメモリから起動できる。

インタフェースは、CFスロットのほか、ステレオヘッドフォン出力×1、USB1.1×1を本体上部に装備。ネットワーク用のモデム/LANポートは搭載していないが、CFスロットかUSB接続の機器を別途用意すれば利用できる。バッテリは市販ニッケル水素充電池4本を使用しており、3時間20分(2500mAhバッテリ使用時)の連続利用が可能。

OSは、Windows 95/98/2000/XP、Linuxなどに対応し、各OSのグラフィック/オーディオ/タッチパネルドライバ等が提供されるという。現在、製品化については未定だが、同社としては「PDAの代わりになる製品」としてアピールしていきたい考え。

(大塚実)

製品画像はこちら
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/08/31/006.html

今度の"U"は550g! - ソニー、タッチパネルの「VAIO type U」を発表
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/05/10/004.html

HagakiPC
http://www.hagakipc.jp/


(MYCOM PC WEB) - 8月31日21時9分更新

215magenta:2004/08/31(火) 22:47
スレ違いかもしれませんが…

夏休みの宿題でネット検索が過熱!「天気」は20倍
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040831-00000401-yom-soci

 夏休み最後の日曜日となった29日、インターネットの検索サイト「ヤフー・ジャパン」で、「夏休みの天気」「読書感想文」など、夏休みの宿題に絡むキーワードの検索が、大幅に増加したことが、サイトを運営するヤフーの調べで分かった。

 夏休み終盤になって宿題に取り組む小中学生らが、手がかりを見つけるために集中的に利用したとみられる。ヤフーでは、これらのキーワード検索は、31日にピークを迎えるとみている。

 検索件数や順位は明らかにされていないが、「夏休みの天気」の検索数は、8月1日と比べ約20倍、「読書感想文」は約4倍に増加し、いずれも月間最高を記録した。昨年の8月29日と比べて「夏休みの天気」は56%増、「読書感想文」が210%増で、ヤフーは「小中学生にインターネット検索が浸透していることを裏付けている」と分析している。

 「読書感想文」と組み合わせた検索では「世界の中心で、愛をさけぶ」「五体不満足」などのベストセラーが多かった。検索キーワードの中には「1日でできる自由研究」「簡単な自由研究」などもあった。
(読売新聞) - 8月31日3時9分更新

216香川県民:2004/08/31(火) 23:43
メインストリームにもL2が2MBのPrescottを採用したPen4 6xxシリーズを投入。
モデルナンバーの細分化はデュアルコア投入後のマーケティング戦略を変更するための布石か?

■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■
IntelがPentium 4 6xx(Prescott 2M)ファミリを2005年頭に投入
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0831/kaigai114.htm

●600番台のProcessor Numberが登場

 Intelは「Pentium 4 6xx」ファミリを、来年(2005年)早々に投入する。Pentium 4 6xxの正体は、90nm版Pentium 4(Prescott:プレスコット)のL2キャッシュ強化版「Prescott 2M」。Intelは、これまで高価格のPentium 4 Extreme Editionブランドだけで投入する計画だったPrescott 2Mを、Pentium 4 6xxとしてより広範囲に低価格帯にまで普及させる。

 Pentium 4 6xxはL2キャッシュが2MBに増量されたほか、「Enhanced Intel Speedstep Technology(EIST)」と呼ぶモバイル同様のSpeedStep技術も実装される。SpeedStepが実装されているためPentium M系に見えるかもしれないが、CPUコアはDothanコアではなくPrescottコアだ。

 今回のPentium 4 6xxファミリ投入には、これまでの新CPU投入と大きく異なる点がある。それは、Pentium 4 6xxがPentium 4 5xxを置き換えるものではない点。Intelは、Pentium 4 6xxを、現在のPentium 4 5xxファミリと平行して販売する。全く同じ価格帯に、Pentium 4 6xxとPentium 4 5xxが並ぶ。ただし、同じ価格帯では、Pentium 4 6xxの方が、動作周波数が低くなる。つまり、Intelは、同価格で、“高クロックだがL2キャッシュが1MB”のPentium 4 5xxと、“L2キャッシュが2MBだが低クロック”のPentium 4 6xxの選択肢を提供する。

 IntelのPentium 4 6xxでの新戦略は、2005年中盤のデュアルコアCPU「Smithfield(スミスフィールド)」での戦略が同種のものである可能性を強く示唆している。IntelはパフォーマンスCPUがデュアルコアに完全に置き換わるのではなく、デュアルコアとシングルコアの両ラインが平行して提供されると説明しているという。とすると、2005年前半はPrescott 2MとPrescottが同価格で提供され、2005年後半はSmithfieldとPrescott(Prescott 2M)/Cedarmillが同価格で提供されると推定される。

218香川県民:2004/09/03(金) 01:42
高スペックで上位に位置付けられるパーツも良いですが
こういう下位に位置付けられる製品の投入も重要ではないかと思いますな。

ATI RADEON X800SEの小売市場投入を決定
http://fcj.s18.xrea.com:8080/modules/news/article.php?storyid=1058

HKEPCによると、ATIは8月31日にOEMのみといわれていたRADEON X800シリーズの下位モデルRADEON X800SEを小売市場にも投入する決定をしたという。

ATIがRADEON X800SEの小売市場への投入を決めたのは現在のATIのラインナップで$299の部分に穴がいているため。NVIDIAは$299でGeForce 6800を投入している。
RADEON X800SEは8本のピクセルパイプラインと6つのバーテックスrシェーダ。コアクロックは425MHz。メモリインターフェイスは256bitで128MBのGDDR3を搭載する。メモリクロックは800MHz。

RADEON X800SEが投入されるのはAGPのみで、PCI Expressの$299はRADEON X700XTがカバーする。

219香川県民:2004/09/03(金) 01:47
発展途上国向けに投入されるShelton。
発表当初、このCPUの正体はPrescottコアの選別落ち品ではないかと伝えられていましたが
本当の正体はL2キャッシュを無くしたBaniasコアのPentiumMのようです。

Intel Shelton レビュー
http://fcj.s18.xrea.com:8080/modules/news/article.php?storyid=1055

HKEPCにIntelのSheltonサンプルボードのレビューが掲載された。Sheltonはセカンドキャッシュ無しのPrescottコアCPUとも言われていたが、正体は別物のようだ。

HKEPCが入手したSheltonのサンプルボードはD845GVSH。
Mini-ITX規格のマザーボードで、メモリスロット、IDEは一つづつ。FDDとPCI、オンボード上にサウンドとVGA、LANを搭載。
外部端子はPS2,USB 2.0x2,LAN,Sound,VGAのみで、シリアルとパラレルは無い。
搭載するチップデットはi845GV + ICH4。

220とはずがたり:2004/09/06(月) 21:33

最尖端指向のルネサスと正反対指向のミツミの意見の一致ですな。

ルネサステクノロジ、ミツミに北海道・千歳工場を売却
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040902-00000013-nkn-ind

ルネサステクノロジとミツミ電機は1日、ルネサスの千歳工場(北海道千歳市)をミツミに売却することで基本合意した。

古い生産プロセス工場の構造改革を進めるルネサスと、半導体事業の拡大を狙うミツミの思惑が一致した。

12月に譲渡予定で、金額は今後詰める。

千歳工場に勤務する約450人強の従業員は、2年間の出向扱い後に転籍する予定。

千歳工場はルネサスの100%子会社、ルネサス北日本セミコンダクタが所有し現在、汎用マイコンを6インチウエハーで月産1万4000枚(8インチ換算)でフル操業している。

プロセスルールは0・35―2マイクロメートル。

生産金額は110億円で(03年度実績)、適正利益を出しているという。

ただ中長期的にみると需要が減る見込みで、「どこかで閉鎖という案にしたくない」(伊藤達ルネサス社長)という考えから売却先を探していた。

221香川県民:2004/09/06(月) 23:01
不具合によって第三四半期に出せないようなので、第四四半期のOEM供給に多大な影響を及ぼすのは避けられないと思われます。
RADEON IGPシリーズはメモリやUSBの相性問題もありましたが、オンボードながら高いグラフィック処理能力を持つチップセットであり
田舎でPCショップを営む知人もえらく気に入っていたんですが・・・。

ATi 次期チップセットの投入を後退へ
http://www.septor.net/

ATiは、Q3中の投入を予定していた次期統合型チップセット2製品、RS400及びRS480をQ4のリリースへと後退させたようだ。
RS400はPentium 4プラットフォームをサポートする製品で、これまでにはI/O周りの不具合などから2度の改定作業が行われたと言われている。
また、RS480はK8プラットフォームに対応し、こちらもわずかながら問題を抱えていたという。
両製品はGMA 900相当の性能を持つグラフィックスコアを搭載し、RS400はデュアルチャネルDDR2-533/667とDDR400メモリをサポートする。
なお、これら2製品の後退に伴い、ALiではATiチップ向けに設計したM1573サウスブリッジの量産を延期しているようだ。

223とはずがたり:2004/09/20(月) 16:14
規格争いは消費者に混乱を招くだけだが,規格制定でしか儲からないのだから仕方がない。

次世代DVD規格争い激化 東芝などが新団体設立へ
http://www.asahi.com/business/update/0918/017.html

次世代DVDの2陣営
HD−DVD 東芝・NEC・三洋電機>>213・メモリーテック
ブルーレイディスク ソニー・松下電器産業・日立製作所・デル・サムスン電子・TDK

 高画質の映像を長時間録画できる次世代DVDの規格争いで、「HD―DVD」を作る東芝、NECなどの陣営が来年初めに独自の団体を発足させる。すでに対抗する「ブルーレイ・ディスク(BD)」のソニー、松下電器産業などの陣営が団体発足を決めており、ビデオテープやDVDレコーダーに続いて、規格をめぐって業界「真っ二つ」の様相だ。関連各社は、どちらの団体を選ぶかを迫られる。

 次世代DVDは、地上デジタル放送などの高画質映像を記録できるディスクとして期待される。だが、関連企業がBDとHD―DVDに分かれる構図になっている。

 ディスクの大きさは直径12センチで同じ。でも情報を読み書きする層を置く場所が異なり、互換性がない。容量はBDが勝るが、HD―DVDは現在のDVDと似た技術のため「製造コストを抑えられる」(東芝)とする。このまま普及段階に入ると、ビデオで起きたVHSとベータマックスのような争いになるとみられる。

 HD―DVD陣営はこれまで、現行DVDの規格を決めた世界的な標準化団体「DVDフォーラム」で規格を話し合ってきた。このフォーラムには対立陣営のソニー、松下などを含む世界の主要メーカー200社以上が加盟していて、陣営の色分けは、はっきりしていなかった。

 HD―DVDの新団体は近く関連する企業に呼びかけを始め、来年初めの発足後は、技術に関する情報交換などをする。すでに、東芝、NECのほか、三洋電機やディスク製造大手のメモリーテックなど約30社が集まる見込みだ。関与の度合いに応じて3段階のメンバー資格を設け、加入しやすくするという。

 これに対しBD陣営は規格を話し合う「BDファウンダーズ(BDF)」(13社)を02年に結成。今年10月にはBDFを発展させた「BDアソシエーション(BDA)」を発足させる予定だ。
(09/18 17:27)

225magenta:2004/09/21(火) 19:41
カナダの発明家、鼻で操作する「マウス」を開発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040921-00000002-wir-sci

カナダの発明家がこのほど、鼻とまぶたの動きで操作するコンピューター用ポインティングデバイスを http://synapse.vit.iit.nrc.ca/Nouse/index2.html 開発した。ハンズフリーになることで生産性向上が見込める作業や、身体障害者向けのデバイスとして期待される。

 名称は『ノウス』(Nouse)。「Nose as Mouse」(マウスとしての鼻)というフレーズを短縮した造語。カナダ学術研究会議(NRC)の情報技術研究所に所属するドミトリ・ゴロドニチ氏が発明した。

 システムは、コンピューターに接続されたカメラと、動作認識ソフトウェアで構成される。カメラから入力されたユーザーの顔の映像から、鼻の動きをソフトウェアが認識し、画面上のポインターの動きに変換。また、意図的なまばたき(2回連続したまばたきなど)やウインクが、マウスのクリックとなる。

 ノウスの研究論文は、科学雑誌『イメージ・アンド・ビジョン・コンピューティング』および『ニュー・サイエンティスト』に掲載されている。
(WIRED) - 9月21日18時0分更新

226とはずがたり:2004/09/22(水) 01:05
>>225
すげぇ。
友人の知り合いが足マウスを自作して使っているというのは聞いたことありますが。

227とはずがたり:2004/09/22(水) 01:18
>>223

2004年09月21日(火)
ソニー、次世代ゲーム機は「ブルーレイ」採用へ
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/keizai/20040921/JAPAN-157655.html

 [東京 21日 ロイター] ソニー<6758>のゲーム事業子会社であるソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の久多良木健社長兼グループCEOは、開発中の家庭用ゲーム機「プレイステーション2(PS2)」の次世代機について、次世代光ディスク規格である「ブルーレイ・ディスク」に対応させることを明らかにした。次世代機は、再生専用規格である「ブルーレイ・ディスクROM」を採用する。同社は、ソニー陣営が推進する「ブルーレイ・ディスク」をゲーム機にも採用して規格普及を後押しするほか、ゲームをプレイする以外の用途も拡大する。

 久多良木社長は、次世代ゲーム機で、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタル多用途ディスク)、ブルーレイ・ディスクROMの3つのフォーマットを採用する方針を明らかにした。これに伴い、デバイスも開発していくという。また、これまでの「プレイステーション」用ゲームソフトなどのライブラリーも使えるようにすることを検討している。

 一方、携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」について、久多良木社長は、「冬から販売する。しかし、今日は価格に関しては発表しない」と述べた。将来、「PSP」で映画、本、音楽などが楽しめるようになるという。久多良木社長は、携帯型ゲーム機市場をほぼ独占している任天堂<7974><7974>の「ゲームボーイアドバンス」と比較して「PSPでは、まったく新しい市場を狙いたい」との見解を示した。さらに、久多良木社長は、「『PSP』については、本体は整っており、あとはソフトの問題」としていた。「PSP」には、60社のゲームソフトメーカーが既にソフトを開発することで契約しており、さらに100社が契約を検討しているという。「PSP」用ゲームタイトルは現在、105タイトルを予定している。

228とはずがたり:2004/09/22(水) 01:50
>>227

新型PS2発表 任天堂追撃へPSポータブルも投入予定
http://www.asahi.com/business/update/0921/104.html

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)と任天堂の両大手ゲーム機メーカーが21日、相次いで年末商戦向けのゲーム機戦略を発表した。国内だけでなく海外でも両社は激突する立場。お互いの主力製品を強化しながら、低価格化も進めて火花を散らすことになりそうだ。

 SCEの久多良木健社長は同日都内で会見し、据え置き型ゲーム機「プレイステーション2」の新モデルを11月3日に発売すると発表した。基本性能は従来機と同じだが、厚さが約3分の1の2.8センチという薄型。体積は約4分の1、重さは半分弱となる。

 オンラインゲームに対応するため、ネットワークへの接続端子を標準装備した。オープン価格だが、現在の1万9800円(税別、希望小売価格)よりも安くなる見通し。

 一方、任天堂は新型の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」を12月2日に、税込み価格1万5000円で発売すると発表した。携帯型で圧倒的な強さをもつ同社は、年末商戦の主戦場を携帯型としたい考えで、二つの画面を搭載した新機種としては「幅広い年齢層が買いやすい額にとどめた」と自信をみせる。

 携帯型では任天堂に挑む立場のSCEは、年末に「プレイステーション・ポータブル(PSP)」を投入する予定。両社の全面対決が予想される中、任天堂は国内外での流通や宣伝準備のため、ライバルに先駆けて詳細を公表した格好だ。対するSCEの久多良木社長はこの日、価格や詳しい投入時期について言及を避けた。

 両社の激突の構図は、同時期に海外でも繰り広げられそうだ。年末商戦が日本より早く始まる北米では、任天堂が「DS」を11月21日、149.99ドルで発売する。SCEも新型プレステ2を日本より早く11月1日、北米では149ドル、欧州では149ユーロで発売。携帯型、据え置き型の違いはあるものの、両社は同じ価格帯で、世界中のゲームファンの奪い合いを演じることになる。

(09/21 22:50)

229香川県民:2004/09/23(木) 02:50
DOOM3というキラーコンテンツの存在が大きいんでしょうねぇ。

DOOM3がハイエンドAGP8xカードの販売に好影響

http://fcj.s18.xrea.com:8080/modules/news/article.php?storyid=1141
http://www.digitimes.com/news/a20040922A7055.html

DigiTimesによると、DOOM 3の影響でATI、NVIDIAともにハイエンドAGP8Xグラフィックカードの小売での需要が伸びているという。

ATIは追加でRADEON 9800シリーズ用に1400枚のウェハをTSMCに注文する計画。
ATIは11月に70,000個のRADEON 9800チップを出荷できる。RADEON 9800カードのターゲットは$170-200未満。

NVIDIAは第四四半期に低価格版のGeForce FX 5900シリーズを計画しているという。

230さむらい:2004/09/23(木) 04:29
パソコンを電源を入れたら、「BMS CPU.....Microcode OK AMIBIOS Power Management Ver.1.10 (C) Copyright 1998,American Megatrends Inc Invalid HIBERNATION partition / file...RUN HDPREPEZ... Drive not Ready Insert BOOT diskette in A:Press any key when ready」と表示されてWindowsが起動しません。どうしたらいいか分かる人はいませんか?

231とはずがたり:2004/09/23(木) 05:47
よくわかりませんがフロッピーディスクが入りっぱなしになってたりしませんか?

232さむらい:2004/09/23(木) 06:13
いや、フロッピーディスクはちゃんと出してますよ。2chのパソコン板でも相談してみました。そうしたらシステムインストールディスク(起動用)が必要なことが分かかりました。システムインストールディスクは普通の電気屋さんで売ってますか?

233さむらい:2004/09/23(木) 06:21
2chのパソコン板で相談したらシステムインストールディスク(起動用)は普通には売ってないと言われました。どうやら修理しないといけないようです。

234とはずがたり:2004/09/23(木) 06:37
ひょっとしたら起動ディスクをパソコン買ったときにつくったのでは?
もしくはウインドウズのCDロムが必要なんでしょうか?
お役に立てられなくてすみません。香川県民さんの方が俺より詳しいかとは思いますが。

235さむらい:2004/09/23(木) 06:58
>>234姉からのお下がりなんで買った時のことは分かりませんが、2chではシステムインストールディスク(起動用)は買った時についてると言われました。

236さむらい:2004/09/23(木) 07:01
>>234いえいえ、気にかけていただいただけで、本当に感謝しています。ありがとうございます。

237とはずがたり:2004/10/04(月) 21:23
>>223 >>227

米映画会社フォックス、次世代光ディスク規格「ブルーレイ」に参加
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041004-00000796-reu-ent

 [東京 4日 ロイター] 次世代光ディスク規格「ブルーレイ・ディスク」普及推進団体、ブルーレイ・ディスク・アソシエーションは、米映画会社の20世紀フォックスが「ブルーレイ」陣営に参加すると発表した。
 次世代光ディスク規格をめぐっては、ソニー<6758.T>や松下電器産業<6752.T>などが推進する「ブルーレイ」と東芝<6502.T>やNEC<6701.T>が推進する「HD DVD」が競合している。フォックスは、意思決定に参加するボードメンバーになった。規格競争では、多くの映像ソフトを持つ映画会社などを取り込んだ方が有利になるため、両陣営は、米ハリウッドの映画産業への働きかけを強めている。
(ロイター) - 10月4日20時13分更新

240さむらい:2004/10/06(水) 22:50
パソコンを修理に出したら初期化したんですけど、ADSLはもう一度接続しないといけないんですか?

241さむらい:2004/10/06(水) 23:34
2chのパソコン板で聞いたら「当たり前や」と言われました。初期化なんで全てチャラの状態のようです。

242さむらい:2004/10/10(日) 17:21
パソコンを修理に出したら初期化したんですけど、どうやって設定していったらいいですか?誰か何かアドバイスをいただけませんか? 何せ初めてなもんで。パソコンもよく分からないんで。

243とはずがたり:2004/10/10(日) 17:27
何をパソでするかですね。
ADSLは俺はヤフーなんですが特に何の設定もせずにLANケーブルつなぐだけで行けましたがおりーぶさんはなにやら手こずったみたいで設定が必要な会社もあるのかもしれません。古いパソコンだとLANがパソに着いてない場合があるのでその場合は別途購入が必要です。
メールはアカウント名とパスワード,受信POPサーバーと送信SMTPサーバーぐらいの設定が必要でしょうねぇ。
あと常時接続にするならファイヤーウォールを設定しといた方が良いかもです。

244香川県民:2004/10/10(日) 22:36
>>242
万が一の場合に備えて定期的にバックアップを取っておくのが楽です。

お気に入りは ファイル→インポート及びエクスポート→お気に入りのエクスポート
メール関連は OE→ツール→オプション→保存ファイル→別のフォルダにその内容をコピー

それをCD-RやFDDに保存しておくという訳です。

246さむらい:2004/10/11(月) 23:50
アプリケーションの追加と削除のプロパティを出してWindowsファイルを開いたら、インターネットツールなどが残ってました。パソコン修理の時、初期化して全て消えたと思っていたら残っていたんで使えると思うんですけど。使えるようにするにはどうしたらいいですか?

247とはずがたり:2004/10/16(土) 00:23
米グーグル、パソコン内検索ソフトの無料提供開始
http://www.asahi.com/business/update/1015/073.html

 インターネット検索大手の米グーグルは14日、利用者が自分のパソコンの中身を検索できる試作版ソフトウエアの無料提供を米国で開始した。現在は英語版のみの提供だが、今後、日本語版も提供する方針だという。パソコンの中身の検索は、次世代パソコンの目玉になると見られ、グーグルの動きは米大手の間でこれを先取りするものだ。

 グーグルが同日から試作版の提供を始めたソフトは「グーグル・デスクトップ・サーチ」。マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の「XP」と「2000」を搭載するパソコンが対象だ。ソフトを導入すると、インターネット上のホームページを検索するのと同じように自分のパソコンの中身を瞬時に検索できる。

 様々なデータをファイル名で横断的に検索できるほか、マイクロソフトの電子メールソフト「アウトルックエクスプレス」や応用ソフト「ワード」なら書類の中身も検索可能だ。同社のネット閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラ」で過去に閲覧したホームページも検索することができる。

 パソコンの中身の検索は、これまでも「ウィンドウズ」の中で可能だったが、時間がかかったり、横断的な検索ができなかったりして使い勝手が悪かった。マイクロソフトは「横断検索」を次世代技術の目玉として開発を急いでいる。 (10/15 11:11)

検索競争、ネットからパソコン内へ グーグル新ソフト
http://www.asahi.com/business/update/1015/126.html

 米グーグルが14日に開始したパソコン内検索ソフトウエアの無料提供は、開発を急ぐマイクロソフトに先んじるものだ。同様の機能は、米アップルコンピュータも来年上半期に導入する予定で、米ハイテク大手の主戦場は、ネット検索から利用者のパソコン内検索に移り始めた。

 グーグルが提供を始めた試作版の「グーグル・デスクトップ・サーチ」は、導入時に、パソコンが利用されていない間を使って数時間から数日かけてパソコン内の文書の中身やファイルの位置を確認し、その後は新たなファイルが追加されるごとに位置情報を追加していく仕組み。

 米マイクロソフトは、次世代OS「ロングホーン」の目玉の機能としてこうした「横断検索」機能を追加する予定だ。しかし、開発が遅れていることから、「ロングホーン」が投入される06年後半の発売当初は、この機能は盛り込めない見通しだ。

 一方、アップルは05年上半期に投入する最新版の基本ソフトにこうした横断検索機能を付加する方針だ。

 米国内では一部の中小ソフト会社がすでにこうしたパソコン内の検索ソフトを提供しているが、米大手の間で提供を開始するのはグーグルが初めてとみられている。

 マイクロソフト、ヤフー、グーグルなどは、サービスの充実などを通じて利用者の囲い込み競争を展開している。利用者が増えれば、広告収入が増加するためで、最近は無料のウェブメールの容量拡大でもしのぎを削っている。

〈グーグル・デスクトップ・サーチ〉 利用者が自分のパソコン内の様々な種類のデータを瞬時に検索できるのが特徴。現在は英語版のみの提供だが、今後各国語版を提供していく予定で、日本語版についても提供する方針という。 (10/15 23:02)

249とはずがたり:2004/10/16(土) 18:36
>>246
うーん,ちょっと判りかねますね。すまそ。

250さむらい:2004/10/24(日) 00:18
インターネットが出来るようになったので
プロバイダのホームページでメールの設定をしたら
メールも再び出来るようになりました。
ですけどwordはCDキーがないので、できません。
電気屋さんにはCDキーに関しては
「メーカーに相談してみれば」とのことでした。

251香川県民:2004/10/29(金) 00:04
普通3万円程度の予算ではOS込みでPCを組むことさえ満足に出来ませんからこの記事には驚きました。
海外のサイトでは15インチの液晶とのセット販売で300USDを下回る価格で販売されているところもある模様。

AMD、新興市場向けに「249ドルPC」を設計
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20075344,00.htm

Advanced Micro Devices(AMD)は今週、新興市場の人々がインターネットにアクセスできるよう設計した、低価格コンピュータの青写真を発表する。

「Personal Internet Communicator(PIC)」という名前が与えられたこのマシンは、年間所得が1000〜6000ドルの家庭向けに考えられたもので、AMDの関係者によると、まず初めにインドと中南米のメーカー3社から、この設計に準拠したPCが発売されるという。
PICの予想価格は約249ドル(ディスプレイを除く)。AMDはこの低価格を実現するため、自社のGeode x86プロセッサ、128MバイトのSamsung製メモリ、10GバイトのSeagate製ハードディスクなどをこのPCに搭載することにした。また同社の仕様によると、OSはMicrosoftのWindows CEをベースにしたもので、Windows XPに対応する機能拡張が加えられているという。これにより、グラフィカルインタフェース(GUI)、電子メール、ウェブブラウザ、インスタントメッセージ、ワードプロセッサなどが利用可能になる。PICマシンは、マルチメディアファイルの再生や、PDFやPowerPointファイルの表示も可能だ、とAMDは説明している。

AMD広報担当のSteve Howardによると、「(PICマシンの)パフォーマンスはかなり強力だ。25秒で起動し、一旦起動すれば、ブラウザは非常に小気味よく動作するし、ワードプロセッサや表計算ソフトの処理速度も、既存のPCと比べて遜色ない」という。
AMDは、2015年までに世界の人口の50%がネットにアクセスできるようにする「50x15」という取り組みを進めているが、PICはその一環として投入される。同社によると、現在はまだ全世界で約10%の人々しかネットにアクセスできていないという。コンピュータやインターネットの次の大市場--つまり中国、インド、ロシアといった国々への売り込みは、コンピュータ業界の大手各社にとって大きな焦点となっている。そして大半の大手企業は、低価格PCが自社製品の売上拡大に役立つと考えているようだ。

たとえば、Microsoftは低価格PC実現に向けてWindows XPの廉価版を開発した。同社のいわゆるWindows XP Starter Editionsは、すでにいくつかの市場での発売されることが明らかになっている。

252とはずがたり:2004/10/29(金) 00:32
>25秒で起動し
俺のパソコン起動にだらだらと時間がかかるからこれは良いですねぇ。
やっぱ軽いOSって大事なんでしょうか。

>OSはMicrosoftのWindows CEをベースにしたもの
膨大なシェアを獲得できる可能性があるからLinuxベースとかだったらもっと良かったんだけど。。

253とはずがたり:2004/11/17(水) 16:34
富士通・AMD,がんがれ〜ヽ(´ー`)/

メモリー生産に1千億円の追加投資検討 富士通・AMD
http://www.asahi.com/business/update/1117/057.html

 富士通と米半導体大手AMDが共同出資するフラッシュメモリー大手のスパンションLLCが、福島県会津若松市の工場に1000億円を超える追加投資を検討していることが16日、明らかになった。デジタル家電向けの需要拡大が見込まれることから、直径300ミリの大口径ウエハー(基板)対応の新製造設備を導入して増産を図る。

 スパンションは富士通が4割、AMDが6割を出資し、現在米テキサス州と会津若松市の2カ所に生産拠点を持つ。会津若松工場は空きスペースがあり、そこに新製造設備を導入する。

 スパンションは03年のフラッシュメモリー市場で世界シェアの15.8%を占め、NOR型と呼ばれる高速読み書きができる種類では世界首位。

 NOR型フラッシュメモリーは携帯電話向けが主流で、DVDレコーダーやデジタルカメラ向けなどにも需要が広がるとみられている。半導体世界最大手のインテルもこの分野でスパンションと激しいシェア争いをしており、量産化によるコスト競争力強化が課題になっている。 (11/17 09:16)

254とはずがたり:2004/11/20(土) 19:33
AMDにとってはどういう意味を持つのでしょうか?

nForceがIntelでも動くように――NVIDA、Intelとチップセット契約締結
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041120-00000012-zdn_n-sci

 NVIDIAとIntelは11月19日、広範囲かつ複数年にわたる特許のクロスライセンス契約を締結した。また、Intelのフロントサイドバス(FSB)技術をNVIDIAがライセンスするチップセット契約も複数年にわたって結び、NVIDIA nForceプラットフォーム技術をIntelプロセッサベースのシステムに提供することが可能となる。nForceは従来、AMD製プロセッサにのみ対応していた。

 Intelのデスクトップ・プロダクト・グループ担当副社長兼ジェネラルマネジャーであるルイス・バーンズ氏は「本日の提携は両社にとって意義深く、さらにそれ以上に双方の顧客がPC体験を強化する上での選択肢が増えるという意味で重要だ」と述べている。

 「NVIDIAとIntelは共同でエンドユーザーのコンピューティング体験を強化しようと考えている」とNVIDIAの社長兼CEOであるジェンスン・ファン社長。同氏はNVIDIA nForceプラットフォームとPCI ExpressをベースにしたSLIグラフィックス技術ソリューションをIntelユーザーに提供できると述べている。

http://www.itmedia.co.jp/news/
(ITmediaニュース) - 11月20日13時33分更新

255とはずがたり:2004/11/30(火) 02:43
>>237-238

次世代DVD「東芝・NEC」規格、米映画4社が支持
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000217-yom-bus_all

 東芝は29日、パラマウント・ピクチャーズ、ユニバーサル・ピクチャーズ、ワーナーブラザース、ニューラインシネマの米映画4社から次世代DVD(デジタル多用途ディスク)で東芝やNECが推進する規格「HD(高品位)DVD」の支持を受けたと発表した。

 4社は2005年末から2006年初頭に「HD DVD」対応の映画ソフトを発売する。米映画大手が「HD DVD」ソフトの発売表明をしたのは初めて。

 米映画会社では、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントがソニーや松下電器産業などが推進するもう一つの次世代DVD規格「ブルーレイディスク」の映画ソフトの発売を表明しており、米ハリウッドを巻き込んだ2陣営の争いが激化している。

 だが、互換性のない2規格の統一が一段と難しくなり、消費者が製品の選択に迷って、普及を妨げる可能性も出てきた。

 パラマウントなど4社が米国で販売する現行DVDシェア(市場占有率)は今年上半期で計44・6%。東芝は「米映画会社はこれまで採用する規格は1つだけという態度を取っている」として、次世代DVD規格の世界標準争いで優位に立てると自信を見せている。
(読売新聞) - 11月30日2時3分更新

257とはずがたり:2004/11/30(火) 23:07
ファミコンの地位はソニーのプレステにとられてしまったからねぇ。最後の砦の維持に賭ける意気込みが伝わってきますが。

米国で一足先に発売された『ニンテンドーDS』、レビュー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041130-00000004-wir-sci

 マリオが地面に向かってまっさかさまに落ちてくる。だが、気の毒なことにつかまるものは何もない。さあ、どうすればよいのだろう? タッチペンを取り出してトランポリンを描き、マリオを救ってあげればいい。

 任天堂の新型携帯ゲーム機、『 http://www.nintendods.com/index.jsp ニンテンドーDS』は米国では21日(米国時間)に発売された[日本での発売日は12月2日]。そのデザインでは、 http://www.wired.com/news/images/0,2334,65816-16180,00.html 上下二面に分かれた液晶画面(写真)がもっとも目を引く。しかし、ゲームをプレイするうえでもっとも魅力的なのは、 http://www.wired.com/news/images/0,2334,65816-16172,00.html タッチスクリーン機能(写真)だ。現在販売されているゲームソフトすべてがタッチスクリーンを最大限に活用しているわけではないが、この機能のおかげで、ニンテンドーDSはユニークで楽しいゲーム機に仕上がっている。

 だが、ニンテンドーDSが備える機能はこれだけではない。音声を使うゲームのためのマイク入力、『ゲームボーイアドバンス』(GBA)用ソフトとの下位互換性、『IEEE802.11』規格のワイヤレス接続といった機能や、さらに『ピクトチャット』というアプリケーションが内蔵されている。ピクトチャットを使えば、最大16台のニンテンドーDSで同時に http://www.wired.com/news/images/0,2334,65816-16174,00.html 文字や絵によるチャット(写真)ができる。

は鋭角的なデザインで、表面は緩やかに傾き、角は丸くなっている。『ゲームボーイアドバンスSP』に比べると少し大きいものの、軽くて持ち歩きやすい。ゲームソフトのカートリッジはとても小さく、デジタルカメラのフラッシュメモリ・カードほどの大きさだ。本体の色は現在のところ、黒と銀の2色を使ったモデルの1種類のみだが、任天堂は今後、色のバリエーションを増やしていく予定だ。

 ニンテンドーDSではGBAのゲームソフトもプレイできる。ただし、シングルプレイヤー・モードにしか対応していない(ワイヤレス通信用のハードウェアに互換性がないため)。ニンテンドーDSは高性能なバックライト付き液晶画面を採用しており、GBAより色鮮やかで、細かいところまでくっきりと映るため、GBA専用のゲームにも最適な環境だ。ニンテンドーDSを起動すると、モードを選択するメニュー画面が現れ、GBAとニンテンドーDS、ピクトチャットのいずれかを選ぶことになる。

 ゲームの操作は十字ボタンなどのボタン類でも可能だが、タッチスクリーンを使ったほうがより思いのままに操作できる。その際、付属のタッチペンが少し小さ目なので、専用のタッチストラップをタッチペン代わりにすることもできる。ストラップに付いている小さなプラスチック片を親指に固定し、画面上で動かせば滑らかに操作できる。

 任天堂はニンテンドーDSの新発売にあたり、目玉ソフトとして『スーパーマリオ64DS』を投入した。このゲームはもともと、『ニンテンドウ64』とともに1996年に発売されたものだ。『スーパーマリオ64DS』では、グラフィックが向上し、キャラクターとレベルが追加されただけでなく、タッチスクリーンを活用し、創意に富んだミニゲームがいくつも用意されている。ルイージの神経衰弱など一部のゲームは、単なる気晴らしといった程度の内容だが、(前述のトランポリンゲームをはじめとする)いくつかのミニゲームはメインのゲームよりはまってしまうほどだ。『スーパーマリオ64DS』の唯一の欠点は、3つの操作方法[ボタン、指でタッチ、タッチペンで操作]のいずれも、アナログスティックほど正確に狙いを定められないことだ。ニンテンドーDSにはアナログスティックが付いていない。
 その他にも、『Asphalt Urban GT』、『マッデンNFLスーパーボウル2005』、『ザ・アーブズ シムズ・イン・ザ・シティ』、『スパイダーマン2』の4タイトルが販売されており、クリスマスまでにはさらに7タイトルが発売される。入手可能なゲームの種類にかかわらず、ニンテンドーDSが今年最も人気のあるクリスマスプレゼントの1つになることは間違いない。しかし、ニンテンドーDSのさまざまな機能がゲーム業界を塗り替える新機軸となるか、単なる一発屋で終わるかは、来年登場するゲームにかかっている。

259とはずがたり:2004/12/02(木) 18:52
>>257
ときにDSって何の略だ?
ソニーは据え置き型での絶対的優位を武器に携帯型へ切り込みを図る戦略だし,任天堂も携帯型での絶対的優位を元に据え置き型へ切り込んで欲しい。この世界,OSのWindowsの絶対的優勢等に示されるように正に両雄並び立たずの世界であるが,プラットホームが選択できた方が健全な競争が図られるのではないだろうか?
まぁ現状の携帯型=任天堂vs据え置き型=ソニーというのはそれはそれで棲み分け出来てて良いのかも知れないけど。。一社が両分野を独占するよりかは。

ニンテンドーDS、市場拡大かけて2日発売
http://www.asahi.com/business/update/1201/125.html

 任天堂は2日、新しい携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」を発売する。マイクや無線など従来のゲーム機にない機能を搭載、「ゲームの定義を広げ、見たことがないものを提供したい」(岩田聡社長)と自信を見せる。国内のゲーム市場が縮小傾向にある中、同社の業績も伸び悩む。DSで新たな顧客をつかみ、市場を再び拡大傾向に転換できるか――。

 DSは上下に2つの画面がある「ダブルスクリーン」。画面に触れて操作するタッチスクリーンやマイク、無線通信機能も備える。価格は税込みで1万5000円。

 先行して発売した米国では、1週間で50万台を売った。従来型のゲーム機と合わせた販売台数は計130万台に達し、1週間単位での販売記録を更新した。国内予約も予想の2倍の200万台に達し、年度内に150万台を増産する。発売日の2日には全国で計50万台を投入する。

 ゲーム業界は、ここ数年低迷が続く。コンピュータエンターテインメント協会(東京都)によると、03年の国内ゲーム市場の規模はピークだった97年の約59%に落ち込んだ。

 任天堂はゲーム本体と関連ソフトの売り上げが連結売上高の99%(04年9月中間連結決算)を超える。売上高は5千億円台で、頭打ちの状態にある。02年には2万円をつけた株価も、現在は1万2000円台だ。

 戦略の練り直しに迫られた結果、「複雑で、時間とエネルギーを消耗するゲームから離れていく人が増えた」(岩田社長)という結論にたどり着いた。DSの開発では、誰もが簡単に親しめる機能を付加することを重視。ゲームに無関心な層の取り込みを目指す。

 ただ、ゲーム機市場の競争も激しさを増している。任天堂が独占してきた携帯ゲーム機の分野でも、ライバルのソニーが12日発売する「プレイステーション・ポータブル(PSP)」で挑む。任天堂はDS投入で、ソニーの挑戦を跳ね返す構えだが、低迷が著しい据え置き型ゲーム機の分野では、まだ新商品の姿が見えない。

 任天堂は来年5月に米国で開かれるゲーム見本市で、据え置き型の新ゲーム機「レボリューション」を発表する予定。この商品で、従来のゲーム機との明確な違いを打ち出せるかどうか。任天堂の戦略見直しはこれからも続く。

(12/01 23:32)

260とはずがたり:2004/12/03(金) 01:54
おお,復活ですか。折角の牛印も一時の日本撤退でしたたかブランド力下げた気もしますが。。
>日本にはすでにゲートウェイのブランド力がある

米ゲートウェイ、日本市場に再び挑戦 低価格機発売へ
http://www.asahi.com/business/update/1202/130.html

 米パソコンメーカー3位のゲートウェイが2日、日本市場に3年ぶりに再参入すると発表した。01年にいったん撤退、世界戦略上の重要市場として販売再開を決めた。まず10日に価格を抑えたノート型など3機種を投入する予定で、日米メーカー入り乱れたシェア争いがさらに激しさを増しそうだ。

 ゲートウェイは94年に日本に参入し、直営店を中心に約150万台を売った。米国での業績悪化の影響で01年に国際事業から撤退した。今年3月に低価格パソコンで急伸していた米イーマシーンズを買収。イーマシーンズ社長だった日系3世のウェイン・イノウエ氏が社長に就任し、コスト削減の徹底で業績を好転させ、国際戦略を再開した。

 イーマシーンズは02年末に日本参入しているため、新ゲートウェイはそれを足がかりに、北米以外で初の海外市場を日本と決めた。10日に発売するのは、いずれも日本向けに開発した11万9800円〜14万9800円のノート型と、11万9800円のデスクトップ型。イーマシーンズ同様、石丸電気、上新電機、九十九電機、ノジマ経由のみで発売する。

 来日したイノウエ社長は「日本にはすでにゲートウェイのブランド力がある。また日本メーカーよりもコスト競争力は圧倒的に強く、戦えると判断した」と再参入の理由を述べた。

(12/02 22:00)

261とはずがたり:2004/12/03(金) 06:28
>>259

ゲーム機バトル:任天堂とソニー 戦略の違い鮮明に
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041203k0000m020057000c.html

 任天堂とソニーが携帯ゲーム機で正面から激突、話題を呼んでいる。任天堂は2日、「ニンテンドーDS」(1万5000円)を発売、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)も「プレイステーション・ポータブル(PSP)」(2万790円)を12日に発売する。タッチパネルや音声認識など斬新な操作方法を取り入れたDSに対し、PSPは画面や機能の質の高さを追求。路線の違いが鮮明になった両社のどちらに軍配が上がるか−−。

 ◆縮小続く市場

 国内のゲーム市場(小売りベースの売上高)は、97年をピークに減少傾向にある。ゲーム機の画質や音質は向上したが、「操作方法が複雑になりすぎてゲーム離れを招いた」(関係者)結果で、03年も前年比11%減の4462億円と3年連続のマイナス。ソフトメーカーも「ドラゴンクエスト」などのシリーズ続編に力を入れ、「新しいヒット作が少なく、マンネリ化した」(同)という。

 ◆戦略に違い

 任天堂はこうしたゲーム離れに危機感を抱き、「ゲームの遊び方に幅を持たせ、多くの人に興味を持ってもらう」戦略に出た。DSはタッチペンで画面をこすってキャラクターを自在に走らせたり、声で呼び寄せることもでき、従来のボタン操作にとらわれないゲーム機。鼻歌を吹き込んで譜面を作るソフトも登場し、ゲーム離れした層も再び引き寄せたい考えだ。

 これに対し、ソニーはハードの性能向上にこだわる。PSPの画質は家庭用ゲーム機「PS2」とほぼ同水準。映画や音楽も楽しめる「エンターテインメント携帯端末機」(久多良木健SCE社長)で、任天堂の牙城を切り崩したい考え。

 ◆新たな対決も

 両社は今回の対決で、家庭用ゲーム機の次世代機での勝負も視野に入れている。任天堂は開発中の新型家庭用ゲーム機「レボリューション」(仮称)を05年に発表する予定で、DSのように発想を転換して家庭用ゲーム機で圧倒的なシェアを持つソニーに挑む構えだ。

 ソニーは、PS2の次世代機に次世代DVD(デジタル多用途ディスク)の「ブルーレイディスク」規格の採用を決定するなど、高性能ゲーム機を重要戦略商品に位置づけており、ともに負けられない戦いになりそうだ。
毎日新聞 2004年12月2日 19時39分

262とはずがたり:2004/12/06(月) 22:30

>>182-185(除183)
ルーター:国際競争力強化へ日立とNECが合弁

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036554230/167
ウイルス対策不備なパソコン、社内通信網の接続拒否―日本IBMとシスコシステムズ

1位 Link-System …世界シェア60%弱
2位 Cisco Systems …世界シェア30%強+富士通
3位 BUFFALO(メルコ)
4位 D-Link
5位 NETGEAR

?位 NEC+日立


富士通:「ルーター・スイッチ」で米シスコと提携
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20041207k0000m020070000c.html

 富士通は6日、米通信機器最大手シスコシステムズと、高速通信網の基点となりデータの送受信を制御する「ルーター・スイッチ」分野で提携すると発表した。NTTなど日本の通信会社が計画を進める次世代IP(インターネット通信手順)網を視野に入れた通信会社向けの高性能機を共同で開発・販売する。富士通は、3年間で同分野の売り上げ(03年度約400億円)の50%増を目指す。

 シスコの世界最先端のIP技術を利用したい富士通と、「ブロードバンド先進国」である日本での市場を拡大したいシスコの思惑が一致した。計画では、両社でルーターの基本ソフト(OS)を開発し、このOSを搭載した機器を「富士通・シスコ」ブランドで販売する。第1弾の発売は05年春の予定。【野原大輔】
毎日新聞 2004年12月6日 20時05分

263とはずがたり:2004/12/06(月) 22:39
>>262

国賊富士通め!って云いたいとこだけど株主だし利潤最大化で行ってちょーだい。
>日立製作所とNECは10月に事業を統合し、合弁で「アラクサラネットワークスhttp://www.alaxala.com/jp/」を設立。政府の補助金も受け、シェア拡大を目指す。
>富士通も日立・NEC連合に誘われたが、すでに製品供給を受けている世界最大手との提携強化の道を選んだ。

事業者向けルーター開発で米シスコと提携 富士通
http://www.asahi.com/business/update/1206/098.html

 インターネット通信用に使われる基幹制御機器(ルーター)を巡り、富士通とルーター最大手の米シスコシステムズは6日、業務提携したと発表した。主に通信事業者向けの高性能ルーターを共同開発する。インターネット回線を使ったIP電話の拡大で今後のルーター市場拡大は確実な情勢だ。この分野では苦戦してきた日本メーカーも、収益源に育てるために戦略の立て直しに乗り出した。

 富士通とシスコの発表によると、主に通信事業者向けの高性能ルーターの基本ソフト(OS)を両社で共同開発し、シスコ製ルーターに搭載する。05年春に連名ブランドで日本で発売する。また、富士通が扱う企業向けの中級品は順次シスコ製に切り替え、富士通はソフト開発やサービスに比重を移していく。

 富士通のルーター事業の売り上げは現在約400億円。提携を機に3年後に600億円とし、早期の黒字化をめざす。

 ルーターは複数のルート(通信経路)から一番ふさわしい経路を探し出し、次の行き先に通信データを転送する装置。現在は電話会社が電話交換機を使って電話網を築いているが、次世代インターネット網ではそれに取って代わる装置だ。通信事業者にとって今後の設備投資の中心になる。

 通信事業者向けのルーターはシスコと米ジュニパーネットワークスの2社が世界市場の8割以上を占めている。ほかの先端機器と比べて市場が小さいわりに技術の進歩が急速で、年約4000億円の研究開発費をかけるシスコのような超大手でなければ堅実に運営できないからだ。

 日立製作所とNECは10月に事業を統合し、合弁で「アラクサラネットワークス」を設立。政府の補助金も受け、シェア拡大を目指す。富士通も日立・NEC連合に誘われたが、すでに製品供給を受けている世界最大手との提携強化の道を選んだ。限られた研究開発費を生かすには強者との提携の方が有利との判断だ。

 シスコは日本でも過半のシェアを獲得しているとみられるが、富士通と組むことで日本の通信事業者への売り込みをさらに強化する。ブロードバンドが世界一普及しているといわれる日本で最先端のルーター技術を磨き、欧米や中国などでの事業に役立てる狙いもありそうだ。

(12/06 19:12)

264とはずがたり:2004/12/07(火) 22:41
完成品のパソコンは既にもうたたき売り製品だし完全競争=利潤ゼロの商品に成っているようだ。
大手が品揃えの一環で手がける製品では無いと思われ。

IBMのパソコン事業、中国との合弁会社に売却…米紙 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=07yomiuri20041207i313&amp;cat=35

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は7日、コンピューター大手IBMと中国のパソコン最大手「聯想(レノボ)集団」が合弁会社を設立したうえで、IBMのパソコン事業を移管することで合意し、7日にも発表する見通しだと報じた。

 同紙によると、新たな合弁会社には、聯想が最大で20億ドル(約2060億円)を出資して過半数の株式を握る。IBMは部分的な出資にとどまる見込みで、実質的にIBMが聯想にパソコン事業を売却する形となる。完全売却でなく合弁形式にすることで、IBMが引き続き保守・サポート業務などを担当し、顧客流出を防ぐ狙いがあると見られる。

 新会社はIBMパソコンの開発や生産などを手がけ、IBMや同社のノート型パソコン「シンクパッド」などのブランドも当面使用するとしている。本社はIBMのパソコン開発拠点がある米ノース・カロライナ州に置き、IBMのパソコン関連の従業員約2500人が移籍する計画という。

 IBMは一連のパソコン事業売却報道に関して「憶測には一切コメントしない」としている。

 IBMのパソコン事業は最大手米デル、2位の米ヒューレット・パッカードに次いで世界3位。IBMは今後、利益率が高い企業向け情報システムの構築サービスなどに注力する方針とみられる。中国系メーカーがパソコン市場で世界3位に浮上することで、価格低下などに悩む日本のパソコンメーカーは一段と厳しい競争環境に置かれることになる。

[ 2004年12月7日20時48分 ]

265とはずがたり:2004/12/08(水) 21:03
>>264
富士通・東芝・NEC・日立・・三菱電機も作ってたっけ?
嘗ての8大紡を見てるようだ。
低落するのはそれ程遅くはないのかもしれぬ。

IBM:PC事業売却 国内メーカー、新たな対応迫られる
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20041209k0000m020080000c.html

 IBMの聯想(レノボ)へのパソコン事業売却は、世界パソコン市場のメーンプレーヤーの「交代」を象徴している。市場の成熟化に伴う低価格競争に追われている間に「下請けの色彩が濃かった中国企業が、世界ブランドを手に入れて表舞台に立った」(大手メーカー)。国内メーカーはパソコン事業を継続していく姿勢を示しているが、一層のコスト削減や「ソフト化路線」の強化など新たな対応を迫られそうだ。

 IBMは81年にパソコン市場に参入して以来、内部仕様の公開を通じた標準化に取り組み、世界のメーカーが互換機を製造。急拡大した市場は価格競争を招いた。パソコンは「基幹部品のねじ穴の幅まで同じ」(大手メーカー)となるほど部品も含めて標準化され、各メーカーの利益は減少。独自の直販体制で低価格販売する米デルなどの新興メーカーが成長し、先駆者のIBMのシェアは3位に転落した。

 パソコン生産の主力は今やアジア勢だ。CPU(中央演算処理装置)などを搭載したメーンボードの大半を台湾メーカーが安価に製造し、多くのメーカーが、アジア勢から部品供給を受けている。中でも経済成長が続く中国では、依然としてパソコン市場の成長が見込まれているだけに、聯想が世界ブランドを手にしたインパクトは市場全体に広がりそうだ。

 日本の富士通やNECは、IBMと同じく企業向けに情報機器とシステムコンサルティングなどを組み合わせたサービス事業を収益の柱に位置づけ、ソフト化路線に軸足を移し始めている。経営戦略のノウハウとIT(情報技術)システムをセットで販売する戦略だ。

 ただ、パソコン事業はビジネス向けが主体のIBMに対し、国内メーカーのほとんどが「個人向けと企業向けが半々」(大手メーカー)。このため「パソコン事業はものづくりの強さを示す指標と思っているので、製造を含め、今後も事業を続けていきたい」(富士通の伊東千秋専務)などと受け止め、ブランド維持のためIBMのような事業売却には慎重だ。

 一方、03年度にパソコン事業で220億円の赤字を出した東芝は、海外生産の拡大で低価格機種の商品競争力を高めるとともに、国内向けにはAV(音響映像)機能を強化した高品位モデルを投入するなど、パソコンで再起を図る。今年度黒字化を目指す東芝幹部はライバルの撤退に、「巨人がいなくなった分、ビジネスチャンスが広がる可能性がある」と受け止めている。
毎日新聞 2004年12月8日 20時20分

266とはずがたり:2004/12/09(木) 16:58
>>258

まぁディスクの大きさは一緒なんだしその内DVD±W/Rみたいなのが現れるんでしょ。
>2規格が併存したまま普及が進み、消費者が選択に困る可能性が高まってきた。

ディズニーはブルーレイ陣営に 次世代DVD争い拮抗
http://www.asahi.com/business/update/1209/099.html

 ハイビジョンなど高精細の画像を録画できる「次世代DVD」を巡って電機業界が2規格に分裂している問題で、米娯楽大手ウォルト・ディズニーは8日、ソニーなどが推進するブルーレイ・ディスク(BD)を採用すると発表した。米映画大手ワーナー・ブラザーズなど4社が、東芝などが推進するHD−DVD陣営への参加をすでに表明し、有利な情勢とみられていたが、大手の中で唯一態度を示していなかったディズニーのBD陣営参加で、両陣営の勢力は拮抗(きっこう)する様相だ。

 ディズニーと同社の家庭向けビデオ事業部門であるブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントは同日、BDを利用できる機器が北米と日本で発売されるのに合わせ、BD規格に合わせた映像ソフトを発売すると発表した。

 次世代DVDの規格を巡っては、米国でのDVD販売全体の約45%を占めるワーナー、ユニバーサル、パラマウント・ピクチャーズ、ニューライン・シネマの4社が11月末に、HD−DVD陣営への参加を表明した。

 これに対し、ソニーや松下電器産業などが推進するBD陣営は、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、MGM、20世紀フォックスの3社のシェア合計が約30%にとどまっていたため、HD陣営が有利な情勢になったとみられていた。

 ただ、その時点では、約17%のシェアを握るディズニーは態度を明らかにしておらず、規格争いのカギを握る存在とみられてきた。そのディズニーが今回、BD陣営参加を表明したことで、同陣営のシェアは約47%に上がり、HD陣営と互角になる。

 両陣営が技術的に歩み寄ることは難しいとみられており、2規格が併存したまま普及が進み、消費者が選択に困る可能性が高まってきた。 (12/09 13:24)

268とはずがたり(1/3):2004/12/11(土) 03:03
AMDの革命的な半導体製造技術の粋“APM”とは?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041211-00000001-zdn_n-sci

 言うまでもないが、半導体製造において、歩留まり向上は企業力に繋がるもっとも大切な要素の1つである。このことは新製造プロセスや新工場のデキひとつで、大きく業績や製品の力が変化するプロセッサ業界を見れば一目瞭然だろう。

 だからこそ、半導体技術に強く依存する企業は収入の多くを半導体製造部門へと投下する。とはいえ、半導体、特に最先端の分野ではプロセス開発のコストは増大する一方だ。より多くの資本を投下し、より良い製品を作り出し、より多くの資金を回収し、次なる投資を行う。そのサイクルを大規模に行った者が圧倒的に有利な事は言うまでもない。

 そうした業界構造の中で、AMDはライバルに比べ小さな規模ながらx86互換プロセッサやフラッシュメモリの分野で大いに健闘していると言えよう。

 米AMDコーポレート製造グループ製造技術ディレクタのトーマス・J・ソンダーマン氏にAMDの半導体製造技術について話を伺った。

 かつて「Pentium Pro」や「Pentium II」対抗の「K6」時代、歩留まりが向上せず苦労していたAMDを知る世代の中には、さらにそのずっと以前、AMDが半導体製造において優れた生産効率を誇っていた事を知らない人がいるかもかもしれない。しかし、そのころのAMDは、インテル製プロセッサのセカンドソースビジネスで、本家インテルのビジネスを脅かすまでに至り、インテルが製造していない高クロック動作品まで提供していたほど、AMDの半導体製造部門は強みを持っていた。

 その後、さまざまな理由で一時的な低迷を味わったAMDだったが、決して半導体製造技術におけるプライドや自信を失ったことは無かったという。彼らの自信の源は“APM”というシステムと、そのシステムを構築するためのコンセプトにあったようだ。

 APMとはAutomated Precision Manufacturing、つまり自動調整製造というものである。半導体を製造する上で発生するさまざまな問題を検出し、検出した結果を自動的に製造プロセスに反映して、調整しながら製造ラインを動かすための技術、システム、ノウハウだ。

 AMDはAPMを80年代から採用し、調整要素を増やし、自動調整のためのソフトウェアを熟成させ、装置間の連携を強めるためのノウハウと技術を蓄積してきた。

 AMDはインテルから約半年遅れとなる2004年8月から、ドイツ・ドレスデンにある「Fab30」で90ナノメートルプロセスのプロセッサ製造を開始している。AMDの90ナノメートルプロセスはSOIと9層銅配線、Low-k層間絶縁膜を採用し200ミリウエハーでの製造が行われているが、ソンダーマン氏によると全く問題なく歩留まりは素早く向上しているという。リーク電流の大幅増大も認められず、各製品の消費電力は同一クロック周波数ならば下がっているとしている。

269とはずがたり(2/3):2004/12/11(土) 03:04

――AMDの製造部門に力を与えているAPMとはどのようなシステムなのか?

 「APMによって我々は俊敏性を得ています。製造技術の精度を上げ、新しい製品の製造や新しいプロセスを素速く立ち上げることができます。我々の製造ラインは高いレベルで自動化されており、製造ラインの中のさまざまな機器が共通のソフトウェアインフラの中で統合的に制御されているのです」「APMには2つのアプローチがあり、1つは物理的にウエハーが異なる製造プロセスへと移動するところで自動的にチェックし、その結果をフィードバックしながら各装置が連携するものです。もう1つは製造装置がきちんとターゲットのパフォーマンスで動作し、さらにプロセスを施すごとに歩留まりに大きな変化がないかを確認し、異常があった場合はそれを調整するものです。我々はAPMに関して最も早くから取り組み、すでに300以上の特許を取得しています」

――APMは製品に対し、直接的にどのようなメリットをもたらしているのか?

 「既存製造技術のパフォーマンスを上げたり、消費電力問題の解決などのプロセス改良、それに全体的な歩留まり向上などの成果が出ています。中でも、新技術を実際の製造ラインに簡単に実装できる点は、我々のユニークなところでしょう」

 「我々は『ミックストマニュファクチャリング』と呼んでいますが、自動化が徹底されているため、新プロダクトや新プロセスの実験製造を、パイロットラインで確認するのではなく実際に製品を作っている現場のラインで行えてしまうのです」

――AMDの言うAPMと同様のコンセプトはライバル、たとえばインテルも導入している。AMDが持つアドバンテージは何になるのだろうか?

 「APMの生みの親は私たちです。我々はAPMを自分たちの競争力を高めるための鍵として、製造装置を同じプラットフォーム上で徹底的に統合し、改善に取り組んできました。先行者故のノウハウがあります。他社のAPMでは調整の自動化はできても製造パフォーマンスは落ちてしまうといったことがあり、我々のようにパフォーマンスと自動化の両立にまで至っていません。我々のAPMは、あらゆる面で完全な自動化を図っており、純粋な意味で人的要素が一切入りません。製造の成果が自動予測可能ですし、ひとつひとつのウエハーを完全に自動装置でトラッキングしています。他社が我々をこの分野で追いかけているのは当然でしょうが、我々もまた前に進んでいます」

――昨年、AMDはAPMの新しいバージョンについて話をした。新バージョンが導入予定のFab36やプロセッサ以外の分野ではどうか。

 「APMはウエハーサイズとともに進化してきました。1980年代終わりから1995年にかけての150ミリウエハーではAPM 1.5、95年以降の200ミリウエハーではAPM 2.0です。Fab30のほか、オースチンのFab25、そして会津若松のSpansion(AMDと富士通合弁のフラッシュメモリ製造合弁企業)の工場でも導入しています」

――1995年と言えばFab25が立ち上がった時期と重なる。しかしFab25の立ち上げは当初よりも遅れ、さらに創業当初は歩留まりがなかなか向上せず悩んだ。K5ファミリのパフォーマンスは上がらず、K6では市場に受け入れられつつも歩留まり低下から思ったような出荷ができず、クロック周波数競争でも遅れを取るなどAMDの最悪期だったと言っていい。製造部門の不調はビジネスチャンスとテクノロジ企業としての評価を失うことにもつながった。その後、Fab30が立ち上がってからの改善は目覚ましかったが、新世代のAPMを導入したFab25を擁したAMDが、なぜそのような迷路に入ってしまったのか?

 「APMは製造装置やラインの構成に強く依存するため、ウエハーサイズの変更と同時に新しいアイディアが詰め込まれ、革新的に進歩します。Fab25では新しいAPMが導入されただけでなく、他にも新しい最適化されていない技術が多数・同時に導入されました。“やってはいけないこと”を多数導入してしまったこともあり、歩留まり向上が滞りました。しかし、“やってはいけないこと”も出尽くし、それらを繰り返さないよう新規Fabやプロセスの開発時に予防対策を施すようになり、Fab30では成功しています」

 「またAPMは導入後も、ソフトウェアや装置の改良などで少しづつ進化していきます。現在のAPM 2.0は熟成し、すでにやるべき事はやり尽くした感がありますね」

270とはずがたり(3/3):2004/12/11(土) 03:04
>>268-270


――300ミリウエハーを導入するFab 36ではどのような取り組みを行っているのか?

 「2005年から稼働する300ミリウエハーにおいてAPM 3.0が稼働します。APM 1.5の時代、内部開発したソフトウェアは30%しかありませんでしたが、APM 3.0では70%を内製として製造ライン全域の製造管理を実現します。すべての装置が単一のバックプレーンでまとめられ、1カ所で制御可能なように接続されているため、新しい技術の導入はさらにスピードアップできるでしょう。APMは」

 「もともとAPMは、インテルよりも規模が小さいAMDでも、インテル並に早い時期に新しい技術を導入したり、新設計の半導体チップを素早く立ち上げられるようにできないかと考え、ひねり出したアイディアです。我々はインテルのように最新装置を次々に導入するような事はできません。そこでソフトウェア開発によって、その差をカバーできないかと考えたわけです。それが現在では、企業力を高める革命的な技術にまで成長しました。今ではAPMによって、インテルとも対等に渡り合えると言えるレベルに達しています」

――インテルはさまざまな場所に製造工場を分散して建設しているが、AMDは1カ所に集中している。中でもドレスデンへの投資集中は顕著で“メガFab”化している。これは戦略的なものなのか?

 「AMDは歴史的に、1カ所で集中的に堅牢性の高い技術開発を行ってきています。会津若松の工場も既に3つになっていますし、オースチンでも継続的な投資が行われています。これは従業員、技術者のスキルを重視しているからです。AMDのメソッドは他の半導体製造企業とはやや異なる特殊性があり、そのAMDメソッドが根付いている場所で継続していく事に意味があります。良い技術だけで成功できるのではなく、良い技術と良い人材があってはじめて成功すると考えるからこそ投資が同じ場所に集中するのです」

――AMDの90ナノメートルプロセスはリーク電流が少ないとの評判だが、プロセスの微細化とともに顕在化してくる消費電力の問題に、AMDはどのように取り組んでいくのか?

 「我々は130ナノメートルプロセスでSOIを一足先に導入しました。そこで徹底して製造プロセス側からの低消費電力化アプローチをほどこしました。そのため、90ナノメートルプロセスでも、電力消費に関してある程度の余裕を持つことができたのです。また低誘電率素材による層間絶縁皮膜(low-k)に関しても、やはり2003年中に導入して経験を積んでいました。今後は45ナノメートルで高誘電率素材のゲート間絶縁皮膜(High-k)を導入する予定です」

――SOIの発展と新絶縁皮膜の両立は難しい問題だが、AMDは今後どのようなアプローチで進んでいくのか?

 「静的な電力消費、動的な電力消費、その両方を下げるハイブリッドのアプローチです。我々は既に、消費電力を上げずにパフォーマンスを上げていく技術を見つけています。SOIの改良もその1つですが、ほかにもさまざまな有望な技術があり、それらを複合的に活用していきます。サンフランシスコで開催されるInternational Electron Devices Meeting (IEDM)の席上で、我々の省電力化テクニックに関して発表する予定です」

http://www.itmedia.co.jp/news/
(ITmediaニュース) - 12月11日0時57分更新


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