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ウィトゲンシュタイン『哲学探究』読書会

118ムラタ:2024/04/05(金) 00:36:53
>>117

>>116を投稿した後で思ったのですが、論理がうまく語れないのは原理的に当然のことだったのかもしれません。第89節で、有名なアウグスティヌスの時間に関する文章の引用がありましたが、論理もまた、時間と同様に、原理的に、常に語りえぬ手前にあるもの、というのがその存在形式なのですから。

公理にも様々なヴァリエーションがあり、また物理学の文脈では量子論理や古典論理などもある。それらのものはすでにわれわれの前に体系化されたものであり、それぞれがそれなりにわれわれを納得させるだけの妥当性を所有しているが、その妥当性の基礎・指針になっているのは、他の明文化された体系ではなく、明文化される以前の、われわれの論理なんですよね。


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