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ウィトゲンシュタイン『哲学探究』読書会
116
:
ムラタ
:2024/04/02(火) 22:46:54
先日の会は論理について議論が白熱しましたね。
それに対する僕の意見と疑問を残しておきます。
第89節で、野口さんが、『探究』の「論理学(英訳ではlogic)はすべての学問の根底に位置しているように思われたのだ」という内容に対し、量子力学の観点から異を唱えられたのがきっかけでした。
おそらく野口さんは量子論理を念頭においておられたのだと思います。
量子論理については、家に帰って少し調べてみましたが、以下のブリタニカ国際大百科辞典の説明が分かりやすかったです。
ttps://kotobank.jp/word/量子論理-178327
量子力学の世界において、普段われわれが使っている古典論理とは異なる量子論理という論理体系がある、ということです。
これについて僕は、「そうか」と思うだけで、別に何の反論もありません。
さて、問題は、『探究』第89節で書かれていた「論理」というのが「古典論理」を意味していたのか、それとも「量子論理」を意味していたのか、ということです。
おそらく、野口さんは、前者のように『探究』第89節で書かれている「論理」を「古典論理」として解釈されたのではないでしょうか。だからこそ反論があった。
しかし、僕が思うのは、おそらく、『探究』で書かれた「論理」は、「古典論理」でも「量子論理」でもなく、それとは別次元の論理だということです。
古典論理というのは、確かにわれわれの常識的な論理を表現したもののように思います。しかし、われわれが古典論理をもって知的探究の推論を行っていると言うのなら、それはヘンだと思います。
古典論理(あるいは量子論理も)というのはすでに「語られたもの」であって、僕らが普段知的探究をする際に用いている論理(それが『探究』で書かれた「論理」だと思う)というのは、もっと手前にある、語られる以前にあるものなのではないでしょうか?
しかし、ここのところが、どうも曖昧で、うまく言語化できません。
野口さんを説得させるだけの説明もできたようには思いません…
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