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ウィトゲンシュタイン『哲学探究』読書会
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:
ムラタ
:2024/03/02(土) 05:25:37
僕はまさに今その『言語哲学大全(Ⅰ)』を読んでいます(笑)
『言語哲学がはじまる』のおわりに、フレーゲとラッセルについて、より深く学び考えるには最適と紹介されていたので。
まだ読んでいる途中ではあるのですが、今のところ確かにそのような本になっているように思います。
田島氏の発言の意図やニュアンスは分からないのですが、単なるフレーゲやラッセルの学説の紹介ではなく、それが出現した文脈やその意義なども詳しく書かれているので、もしかしたらそのようなところに「枝葉」を見られたのかもしれません。少なくとも僕には、今のところですが、理論的な部分では「枝葉」と表現されるほど不要な議論はないように思われます。
そもそも飯田氏自身がまえがきで次のようにことわっています。
【言語哲学の「古典的成果」なるものの各々に関して、その結論部分を述べるだけで済ませるということならば、ひょっとすると、最初私が考えていたように、薄っぺらな本一冊の中の一章の紹介で十分間に合ったかもしれない。】
また、同様の箇所において、言語をめぐる哲学的問題で、わが国で決定的に欠けていたのは、各々の理論の位置であり、どのような問題解決のために提示されたものであるかといったコンテキストの理解である、としています。
そのような意図で書かれた本であるがゆえに理論的「幹」が見えにくくなってしまっているという指摘はありうるかなとは思います。
なので一冊目は薄い入門書で理論的「幹」を概観し、二冊目以降に、もし時代的文脈も含めてより深く知りたいという場合に、読むのに適した本なのだと思います。
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