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女子会板/2

1220SAKURA:2014/06/02(月) 16:14:38 ID:3/pn4/Pc
「トキ様」 へ   「観覧者の皆様」 へ
こんにちは……     ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。
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>>578>>643>>644>>660>>661>>663>>913>>1196>>1216>>1217 ミカさんのイギリス体験談シリ―ズ…】ですが〜〜〜

■ 第十章 
『 イースター、ジェーン、ブライド、ピクニック、ガイ、フォ−クス・ディ、そしてクリスマス 』…   
The Seasons in England       
―――――  ピクニック   ――――― (転載編・)― その1―

■イギリスの夏は、盛夏でも日本のような暑さにはならない。せいぜい25度前後といった
ところだろ思う。日本の感覚からすると、「夏じゅう、ずーっと初夏」という気候だ。つ
まりは、最高の季節!ということ。9月には、もう秋風が吹きはじめるので、夏はめい
っぱい戸外で過ごすことになる。

イギリス人の夏の楽しみといえば、なにをおいてもピクニック。老いも若さも、田園へ
海辺へ、ピクニック・バスケットを車に積んで、いそいそと出かけていく。

ピクニック・バスケットに詰められた食料品のことを、ハンパ−というのだが、ハンパ
−はイギリス人にとって、とても馴染みの深いもの。ピクニックばかりではなく、レガッ
タ見物、博物館巡りなどにもたずさえていったということだ。基本的には、オードブル、
チーズ、フル−ツ、パン、ポットにう詰めた紅茶、ワインとアルコールに近いもので、いわ
ゆる「お弁当」とはちょっとばかり、スケールが違う。

 スケールが違うといったら、ある日わが家に届いたハンパ−は、ハンパ(しゃれではな
い)じゃなかった。一㎝四方はあろうかという巨大なもので、送り主はポール・マッカー
トニ−。それは、フォトナム&メイソン製のハンバ−だったのだが、大きさもさることな
がら、中身のゴージャスさも並みたいていのモノではなかった。そうでなくても、高級食
料品ばかり集めた店であるフォとナム&メイソンであるのに、その中でも選りすぐった
最高級品が、これでもかこれでもか、と詰め合わされていたのだった。ロシアのキャビア、
フォアグラ、天然スコッチサーモン、パイが各種、スティルトンチーズにシャンパン……
ビン詰めやカン詰もあって、全部食べ切るには一年以上かかっただろうか。
             
  (その2)につづく


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