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女子会板/2

280SAKURA:2013/02/26(火) 20:14:45 ID:1Xv3bE6g
「トキ様」 へ     「観覧者の皆様」 へ
こんばんは…。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。
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上記は【ミカさんのイギリス体験談シリ―ズ&その他…】ですが【番外編…】

■ 第ハ章 『 6000坪のカントリ−ハウスを手に入れる 』…   
Garden
―――――  ガ−デナ−、ミスタ−・スミス ―――――  その①

 ロンドンのわが家の庭の守り神、ミスタ−・スミスはこの道ウン十年の大ベテラン。足
元は長靴、手には軍手、エルボ−パッチつきのセ−ターを着込み、季節によってはロウ引
きのハ−フコ−トを重ねる。もう、どこから見ても「ガ−デナ−!」といういで立ちだっ
た。イギリスには、ガ−デナ−とペンキ屋さんがことのほか多く、とくにガ−デナ−は、
17世紀には上流階級のお抱え庭師として職業的に確立されていたというほど歴史が長い。

 ミスタ−・スミスには毎週一回庭手入れにきてくれていたが、その仕事は、季節をおっ
て、自然の営みにしたがって進められていた。
 春先、冬の寒さにとざされ、固くなった庭の土を鍬でたんねんにほぐす。土にたっぷり
と空気がはいり、ふんわりとしたところで、肥料を混ぜて土に栄養を与える。前の年から
積み上げておいたコンポストはもちろん、飲んだあとに大量にでる紅茶の葉も肥料として
利用していたのが、いかにもイギリスらしい。土の準備ができたら、さぁ、種まき、とな
るわけだが、この時期はまだ朝夕はかなり気温が下がるので、直接庭の土にはまかない。
コンサバトリ−(温室)のプランターに種をまき、苗になるまで育てる。土に入れた肥料
がすっかりなじみ、苗もたくましくなってくる6月はじめに、庭に植えかえるのだ。

                      つづく


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