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女子会板/2
488
:
SAKURA
:2013/07/28(日) 20:42:34 ID:pMLLKHKU
「トキ様」 へ 「観覧者の皆様」 へ
こんばんは…… ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。
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>>483
>>484
上記は【ミカさんのイギリス体験談シリ―ズ…】ですが〜〜〜
■ 第九章 『 ベットの中の紅茶で始まる、英国人の優雅な一日 』…
Tea
――――― アフタヌーン・ティ−のテーブルセッティング ――――― ≪その1≫
日本で、あまり馴染みがないものとして、ホット・ウォーター・ジャグというものがあ
る。これは、お話をしている間にポットのお茶が濃くなりすぎた場合に、薄めるためのお
湯を入れておくものだ。ちなみに、お義母さんのホット・ウォーター・ジャグは100年
以上前のウエッジウッドのアンティークだった。
ホット・ウォーター・ジャグを使わない場合は、小さなシルバー・ケトルをオイル・ラ
ンプに乗せて、常にお湯を沸かしておく。お義母さんの場合、基本的にはケトル派だった。
さすがに本場のお茶道具は、おいしい紅茶をいただくためのくふうがなされているけれ
ど、なによりも、おいしい紅茶をいれるための大原則は、完全に沸騰したお湯を用意する
こと。ポットとカップも熱湯であたためておく。ポットに人数分プラス「ポットのための
1杯」の紅茶の葉を入れ、ぼこぼことたぎるようなお湯を注ぐ。ふたをする前に、スプ−
ンで紅茶の葉をグルッとかき混ぜておくのもポイントだ。こうすると均一に蒸らされて、
香りの高い紅茶がいれられるのだ。蒸らす時間は、最低でも5分ぐらい。ただし、日本の場
合は、軟水なのであまり時間をおきすぎると渋くなってしまうので、時間はそれぞれに調
節することをおすすSめする。また、日本では入れっぱなしにすると、とても飲めるもので
はなくなるので、茶こしでこして別のポットに入れかえたほうがいいと思う。
ミルクティーにする牛乳は、あたためる必要はない。ぼこぼこに沸いた熱湯でいれた紅
茶は、冷たいミルクを入れてさめてしまうほどヤワではないからご安心を。また、ミルク
が先か、紅茶が先か、というお馴染みの話題がある。近ごろは、どちらでもいいじゃない
か、という意見が多いけれど、正式なティ−・パーティーの場合は、紅茶が先、ミルクが
あと、と決まっている。しかし、である。ミルクを先に入れて紅茶を注いだほうが、双方
の混ざり具合がよい。つまり、味そのものは、後者のほうに軍配があがる。自宅でカジュ
アルにお茶をいただく場合には、ミルクを先に入れ、正式な「Tea」の場合には、ミルク
はあとにする、というのが柔軟な考え方でしょう。
❤〜次回の項目に続きます…。
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