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女子会板/2

396SAKURA:2013/05/14(火) 21:35:25 ID:BEUD3XFA
「トキ様」 へ   「観覧者の皆様」 へ
こんばんは……     ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。
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上記は【ミカさんのイギリス体験談シリ―ズ…】ですが

■ 第九章 『 ベットの中の紅茶で始まる、英国人の優雅な一日 』…   
Tea
―――――  紅茶で始まるイギリスの一日 ! ―――――   その①

 イギリスといえば、紅茶。紅茶ぬきにイギリス人の生活は語れない、といってもいいか
もしれない。
 
一日の始まりは、起きぬけに寝室でいただくア−リ−・モーニング・ティ−から。使用
人のいる家庭では、メイドがご主人さまのベットまでお茶を運ぶ。トーマス家のお祖母ち
ゃま、グラニ−・トーマスには、彼女のコンパーニオンが毎朝お気に入りのお茶を入れ、
ベットサイドに運んでいたのだそうだ。使用人がご主人さまのために、というばかりでは
なく、週末ともなれば、夫が妻のために朝いちばんの紅茶を入れ、ベットに運ぶという、
うるわしい習慣もある。この行為は、いかに夫が妻を愛しているかというバロメーターに
もなっているから、イギリスの夫たちは、なかなか気がぬけない。週末のア−リ−・モ−
ニング・ティ−のもうひとつのパターンとしては、子どもたちが、まだベットのなかにい
るパパとママのために、おいしい紅茶を入れ、注意深く運んでいく、ということもある。

 ア−リ−・モーニング・ティ−の次に紅茶を飲むのは、世界に名だたる、イングリッシ
ュ・ブレックファースト、平たくいえば朝食のときである。ア−リ−・モーニング・ティ
−と朝食のときのお茶は、目覚ましの意味もあって、ストロングなお茶を濃―くだして、
たっぷりのミルクを入れていただく。

 一日の仕事の始まり、ちょっとひといき入れたくなる午前11時のティ−・ブレイクが、
イレブンシス。ビスケットをつまみながら、しばしの休息。お役所でも、会社でも、商店
でも、イレブンシスはかならずとられていた、そうだ。残念ながら忙しい現代綾会では、
このノンビリとした習慣も少しずつ見られなくなってきたようだ。もちろん、いまでもこ
れらの習慣を守っている人がまったくないわけではない。しかし、ふつうに働いている
人にとっては、ちょっと無理があるかも。イレブンシスに代わって、午前10時から11時ご
ろにコ−ヒ−ブレイクをとる人がふえている。これも時代というものだろうか。

 イレブンシスの習慣のなごりからか、イギリスのランチタイムは午前1時から2時とい
うのが、一般的だ。サンドイッチなどで軽くすませる人が多いけれど、ここで飲まれるの
は、やはり紅茶だ。しかし、男性はパイントといってビールを飲む人が増えてきた。

                                つづく


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