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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1

691高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2015/11/18(水) 23:01:38
>>686
……まぁ、カバに胸ぶち抜かれて
心臓が(即死しないってことは多分)無事なだけでも行幸だ。

このまま調査中はゆっくり踊っていてもらおう。
テンポを限界まで低速化してみる。どれ位になるだろう

「ありがと」

小角に例を言い……さて、調査だ。手を伸ばす。

移動に十時間以内の可能性となると限定されそうだ、まずは


「北半球の国家という質問への回答ががYESであれば『六大陸分類で言うアジア大陸内の国家』か、
 仮にNOであれば『アフリカ大陸内の国家か』で」

692高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2015/11/18(水) 23:05:16
>>686
……まぁ、カバに胸ぶち抜かれて
心臓が(即死しないってことは多分)無事なだけでも行幸だ。

このまま調査中はゆっくり踊っていてもらおう。
テンポを限界まで低速化してみる。どれ位になるだろう

「ありがと」

小角に例を言い……さて、調査だ。手を伸ばす。

移動に十時間以内の可能性となると限定されそうだ、まずは


「北半球の国家という質問への回答がYESであれば
 『ルンクスの行き先は六大陸分類で言うアジア大陸内の国家』か、
 仮にNOであれば『ルンクスの行き先はアフリカ大陸内の国家か』で」

693『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/19(木) 00:10:53
>>687(小角)
『モナ・リザ』を介して得た情報と、
拠点を調べた時点で見つかった『予定』を前提に、
小角は『調査』に先鞭をつける。

>『ルンクスの行き先は、地球上、北半球の国家である』
ルルル・・・・
                 ──『YES』

>>688(紫)
>『ルンクスの行き先はフランスである?』
ルルル・・・・
                 ──『No』

>『ルンクスの行き先は韓国である?』
ルルル・・・・
                 ──『No』

>>689(エイノー)
地球儀を持ち帰り、語り掛けるエイノー。

>>690(青田)
空港からの所要時間から逆算すれば、
国の数はかなり絞られる。

『イル・ソン・パティ』にかろうじて参加が間に合った。
コインに指を載せ、『質問』を発する。

>ルンクスがユーラシア大陸に居るか
ルルル・・・・
                  ──『NO』

>>691-692(高遠)
『クレモンティーヌ』のスピードを可能な限り落とすが、
いわゆる『スローテンポ』が限界だった。

> 『ルンクスの行き先は六大陸分類で言うアジア大陸内の国家』か
ルルル・・・・
                  ──『NO』


──『1周目』が終わった。
サイレンの音は次第に大きくなっている。
スヴァルトがちらりと、窓の外を見た。

694青田『トライブ・コールド・クエスト』:2015/11/19(木) 00:26:13
>>693
「では、次の質問は『ルンクスが居るのはアメリカ州か』で。誰かアフリカを聞いてくれ、そしたら絞り混みやすくなる筈だ。」

一周目終了次第すぐに上記の質問をしたい。北半球でユーラシア大陸に居ないなら、居場所は一気に制限される。

695『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/19(木) 00:30:23
.>>694(青田)

>『ルンクスが居るのはアメリカ州か』
ルルル・・・・
                  ──『NO』

696高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2015/11/19(木) 00:46:59
>>693
「『ルンクスの行き先はアフリカ大陸内の国家か』」

聞く。

697『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/19(木) 00:48:50
>>696(高遠)

>『ルンクスの行き先はアフリカ大陸内の国家か』
ルルル・・・・
                  ──『NO』

698紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』:2015/11/19(木) 00:59:10
>>693

   「ふむ。となると残りの候補は限られてきますが……」「さらに狭めましょう」


      「『ルンクスの行き先は、大西洋に面した国か?』」


自らの口で、尋ねよう。
これで、『イギリス』『アイスランド』『西インド諸島諸国』あたりの是非を聞ける。

699『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/19(木) 01:02:07
>>698(紫)

>『ルンクスの行き先は、大西洋に面した国か?』
ルルル・・・・
                  ──『NO』

700紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』:2015/11/19(木) 01:12:18
>>699

   「――――では『ホームズ』」


      「『ルンクスの行き先は、島国であるか?』と尋ねてください」


そして、次は『ホームズ』に。
一応。一応の確認だが――――確認する価値はある。

701『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/19(木) 01:14:13
>>700(紫)

>『ルンクスの行き先は、島国であるか?』
ルルル・・・・
                  ──『YES』

702青田『トライブ・コールド・クエスト』:2015/11/19(木) 01:21:36
>>701
「…………あ、ユーラシア大陸としかいってないし東南アジアとかの可能性もあるのか。あの辺で島国と言うと……フィリピンか?」

「ルンクスが居るのはフィリピンか?」と質問する。

703『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/19(木) 01:24:37
>>702(青田)
『コイン』は動かない。

青田の『質問』はすでに終わっている。
『2周目』を待つ必要がある──

704小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/11/19(木) 01:28:50
>>693 >>699 >>701 >>703(GM)

   「北半球で」

           「ユーラシア、アメリカ、アフリカではなく」

  「フランスでも……
   韓国でもなく……
   もちろん日本も違うだろう。」

            「そして太平洋に面していない……島国だって?」

そんなものは。
そんなものは、この地球上に。

         クル

地球儀を回す。
ある。この地球上に、そんな国が。小角も知る国が一つ。

「青田くん。わたしも……きみと同じ意見だ。」

小角一人では解けなかった謎。
しかし――刺青師は言った。

「――――『ルンクスの行き先は、フィリピンである』」

                ――信頼できる仲間。
                   それも、小角の探偵としての武器。

(……まだ、わからない。
 小さな島国なら、他にもあるんだ……)

油断はしない。
しかし、謎の答えは、もう、近いはず。

スヴァルトはどう反応して来るか――?

705青田『トライブ・コールド・クエスト』:2015/11/19(木) 01:30:41
>>703
「ん?……あ」

完全に周を終えたつもりになっていた。迂闊をしたが、後はローラーで潰しきれるだろう。多分。

706『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/19(木) 01:36:40
>>704(小角)

>『ルンクスの行き先は、フィリピンである』

ルルル・・・・
                  ──『NO』


「・・・・カカッ、カカカッ」

小角の顔を覗き込むように、
邪悪な笑みを浮かべるスヴァルト。

                タン タン!

ゆっくりと響き始める、『太鼓』のリズム。
アーントは表情を曇らせ、
フライスは無表情にスヴァルトを見つめる。

「本当に見つけられるのか・・・・?
 おまえらに・・・・ルンクスの行き先が」

スヴァルトのもたれる西の壁。
先刻、エイノーが開けた大穴の向うに、
音もなく現れた影があった。

『百獣の王』──ライオンだ。

「どうした・・・・『真実』を見つけるまで、
 残された時間は、多くはないぜ?」

707紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』:2015/11/19(木) 01:55:17
>>706

   「ふむ。距離的にも大本命だったのですが――――」

『ライオン』など見向きもせず、思案する。
残された時間は多くも無いが、焦るようなものでもない。
笑えよ。タフに笑え。
ガオ! ライオンなんか逆に食ってやるぐらいの気持ちでいよう。

       「ならば、まずは確認を」

   「『スリランカ、モルディブ、ブルネイ、インドネシア、
     パラオ、シンガポール、キリバス、ミクロネシア、マーシャル諸島。
     ルンクスの行き先は、これらのうちのどれかである?』」

708『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/19(木) 02:02:49
>>707(紫)
『2周目』に突入する四人+1。


>『スリランカ、モルディブ、ブルネイ、インドネシア、
  パラオ、シンガポール、キリバス、ミクロネシア、マーシャル諸島。
  ルンクスの行き先は、これらのうちのどれかである?』

ルルル・・・・
                  ──『YES』

709紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』:2015/11/19(木) 02:10:52
>>708

   「――――ということで、本当に我々に見つけられそうですよ、ルンクスの行き先は」

残りは1/9……後は、ゆっくり潰していくだけだ。
ちなみに、ここで仮に『ライオン』が襲って来たら?
はっはっは、それは『論外』だ。どうしようもない『笑い話』だ。
もしそうなったら、指さしてスヴァルトとフライスを笑ってやろう。

   「では『ホームズ』」

   「『スリランカ、モルディブ、パラオ、ミクロネシア。
     ルンクスの行き先は、これらのうちのどこかである?』と」

710『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/19(木) 02:16:36
>>709(紫)

>『スリランカ、モルディブ、パラオ、ミクロネシア。
   ルンクスの行き先は、これらのうちのどこかである?』

ルルル・・・・・
                  ──『NO』


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

     フシュッ

ライオン、そして『太鼓』が同時に消えた。


「『ヒント』は無用だったな、スヴァルト」

腕組みをしたフライスが、そうつぶやく。

711エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/11/19(木) 06:02:42
>>710
「日付変更の早い『キリバス』比較的開けた『マーシャル諸島』と
『シンガポール』で聞いてみて欲しい」

これで残りは『インドネシア』と『ミクロネシア』、『YES』でも『NO』でも
残り2問で決着するはずだ。

712エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/11/19(木) 21:12:10
>>711補足
・『YES』→
Q1.3国のうちランダム2国で質問
→『YES』なら2国のどちらかでQ2へ、
『NO』であれば聞かなかった国が『当該国』で『確定』
Q2の回答は『YES』でも『NO』でも『当該国』は『確定』
(『YES』であれば聞いた国、『NO』であれば聞かなかった国)

・『NO』→
Q1.『インドネシア』と『ミクロネシア』
どちらで質問してどういう結果が出ようとこの時点で『確定』
(『YES』であれば聞いた国、『NO』であれば聞かなかった国)

713青田『トライブ・コールド・クエスト』:2015/11/19(木) 23:09:02
>>710
「大分絞れてきたな……。」

さて、この五択をさらに絞るには……
>「『ヒント』は無用だったな、スヴァルト」

(ライオンがヒント?では、もしかしたら国名が獅子に由来するシンガポールか?)
とは思うが、別の意味もあるかもしれないので、

「『50以上の島・あるいは環礁を領土とする国家』がルンクスの行先であるか?」
と質問したい。
残存する『ブルネイ、インドネシア、シンガポール、キリバス、マーシャル諸島』
の内、ブルネイが一つ、インドネシアが万を越え、シンガポールが60、キリバスとマーシャル諸島が30と少しだ。
インドネシアとシンガポールの二国とそれ以外を切り分ける。

714『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/20(金) 00:26:41
>>711(エイノー)
絞り込みをアドバイスするエイノー。

>>713(青田)
ヒントによる答えを想像しつつ、さらに絞り込む。

>『50以上の島・あるいは環礁を領土とする国家』がルンクスの行先であるか?

ルルル・・・・

                 ──『YES』

715小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/11/20(金) 00:41:32
>>710 >>714(GM)

(なに? …………ヒント、だと……?)

         「……」

            「ライオン?」

なぜここでヒントを?
スヴァルトは――『ルンクスを切除(カット)したがっている』?

今は、その疑問は解く時ではない。
残るは二つ。虱潰しですら、すぐさま終わる――

(ライオンの国。そんなもの、今度こそ、一つだ。)

「……『ルンクスの行き先は、シンガポールである』」

……ライオン。
深い知識を持たない小角でも、わかる。

        ・・・・シンガポール。
            それこそが、ライオンの国だ。



「どっ……どういうつもりだ……!?
 す、スヴァルト! わたしを試したのは、きみだろう!」

スヴァルトに問う。
これが仮に外れても、もはや謎は解けている。

              ・・・・自ら試練を課しておいて、どういうつもりだ?

(……やはりルンクスの切除か?
 そ、そして、ルンクスが勝てば、それはそれでいいと……?)

それが一番ありえる可能性だ。
あるいは小角が気づかなければ、『それでもよかった』のだろう。

716『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/20(金) 01:12:07
>>715(小角)
仲間によって狭められた選択肢、そし『ライオン』というヒント。

>『ルンクスの行き先は、シンガポールである』

ルルル・・・・
                     ──『YES』
 
                          ド       ド   ド

ついに小角は、ルンクスの居場所に辿り着いた。


     ド  ド   ド  ド    ド   ド    ド


「カカッ、別にヒントじゃない。
 これでも見つけられなければ、もう一つ嘲笑えるネタを仕込んでみた。
 それだけの話だ」

「フン・・・・まあ、『ジニ』の有用性は認めてやろう。
 おまえ一人ならどうだったかわからんが・・・・」

                                  「スヴァルト」

「チッ・・・・、わかってるよ。

 今夜『24時』までに、仲間を集めろ。
 奴の『予定』に、おまえらを間に合わせてやる」

「その先は──『好きにしろ』。
 奴もおまえらも、死のうが生きようが知ったことか」

「・・・・フライス、おまえも動くなよ?
 『アフリカの為』を思うなら、あの屑の排除を邪魔するな」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

717小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/11/20(金) 01:23:54
>>716(GM)

ルルル・・・・
                     ──『YES』
 
                          ド       ド   ド

          「や……った!」

     ド  ド   ド  ド    ド   ド    ド

答えは出た。
そしてスヴァルトの言い分。

「〜〜〜〜っ……ど、どこまでも……」

       (だ、だが……これで。
        これで仕事は……果たしたぞ。)

役目は終わった。
敵の手を借りて、情報も極めて不完全。不格好ながら、だが。

              ・・・・これで任された仕事の最低限、その半分だけは、こなせた。

「わ……わかった。
 どこに集めたらいいんだ……?」

この先は――『謎ではない』のだ。
あるのはルンクスの撃滅か、それとも。

(……よそう。アウレアさんやウィルくんが負けるはずがない!)

「……そ、それから……この周の質問は、まだ残っている。
 イルソン君はそういうスタンドだ……あと、4つ残っている。」

        「……構わないだろうか?
         ルンクスについて、この質問数を使い切っても。」

現在、テーマは『全て』だ。
三週目に入り、質問者はまだ小角だけ。

(か、仮にも切り抜けたが……気は抜けない。
 無理なら無理で、アウレアさん達にすべてを託すしかない……)

             救急車はまだ、もう少しくるまい。
             それまで、『能力調査』とできれば、最善だが――

718紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』:2015/11/20(金) 04:17:01
>>716

   「まっ、これも……また一つの結末ではありますか」

望む望まないに関わらず、如何なる行動にも関わらず。
ただ『意志』と『存在』によって、『闇』を振り払う。それが『名探偵』という概念だ。
ならば――――この結末も。
当初は予想もしなかったこの結末も、やはり『名探偵』に相違あるまい。

      「さて、はて、『名探偵』の時間はこれでおしまい。
       活劇ができないわけじゃありませんが、あとは『活劇屋』の仕事です」

紫自身は、『ウィル』という女――――もとい、男のことは知らないが。
だが、なるようになるだろう。
ならなければ、それまでだ。いずれにせよ、名探偵の出る幕は終わるのだから。

    「おっと、しかし幕が降りるまでは、『名探偵』を続けましょう」

         「求められる限りは、いつだってそうです」

胸の痛みも、腕の痛みも、気にせずタフに笑ってコインに向かう。


     「ハッキリ言って――――私は、『名探偵』なのですから」


調査を続けるのならば、続けよう。
戦わない紫だからこそ、戦わない部分では尽力しなければならない。

719高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2015/11/20(金) 09:23:41
>>716
うつ伏せのまま、密かに安堵する。
あがき抜けばたまには道は開ける、という実感とともに。

(今日だけで何度、どうなることかと思ったやら……)

与えられた状況のなかで、最善を尽くそうとしたことを思えば
いつぞやの『殺し屋』との対峙も無駄ではなかったと言うことだろう。


ともあれこれでいま、『ヤングダイヤモンド』の3人が敵対する事はなくなった。

後は『ルンクス』を始末……だけだ。
そこらへんは、こちらの手の出せる場所ではない。

とはいえ『ヤングダイヤモンド』三人には目を向けておく。
動向を見ながら、タイムリミットであった救急車の到来を待つ。


尚、調査を出来るかの小角の質問については聞き耳をたてておく

720エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/11/20(金) 20:04:53
>>716
「有難う小角君に青田君、紫探偵に……愛川君。
 さて長々放置の上手間をかけてすまなかった高遠君
『応急処置』だけしておこう」

調査に集まったメンバーに頭を下げ高遠に近付き
『F・O・Q』で壊れた椅子のパイプを伸ばし
高遠の脚を折れているなりに正常な内部構造位置に
戻るようパイプと破ったシャツで固定する。
そしてヤング・ダイヤモンドの3人を見て問う。

「回答は期待しないが一つ尋ねたい。『5m以内に近寄るな』
 確か貴方がたのどなたかがルンクス氏に通牒した科白だった。
『男』であるはずの『知人』も青田君によれば『芸術作品』さえ
『花嫁』たりうると言う。しかしこの街は概ね正常で貴方がた3人も
 ルンクス氏に会った私も『花嫁』にはなっていない。
 ルンクス氏の『スタ…『ジニ』には何か『求婚条件』があるのだろうか?」

「ダメで元々」な質問だが先のスヴァルトのライオンの例もある、
『気まぐれ』で何か手がかりが得られるなら儲けものだ。

721青田『トライブ・コールド・クエスト』:2015/11/20(金) 22:31:37
>>716
ふう、と息を吐く。ここで仕掛けてこないという事、国外に引いたルンクスを攻撃する準備が叶った事。
少なくとも一旦この場では安心する余地がある状態だ。

しかし。

「……これは、能力周りは直接突っかける組頼み、か?」
そう、自分にだけ聞こえるよう呟く。

ここにはヤング・ダイヤモンドが居て、ルンクスはヤング・ダイヤモンドで、
ヤング・ダイヤモンドを調べないと誓う事で安全を得ているのだ。
質問は出来ない。

722『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/20(金) 23:47:36
>>717(小角)

「フライス・・・・聞こえる?」

「ああ。
 救急車より先に到着する」

顔を見合わせる、フライスとアーント。


「──この『一周』だけ、『質問』を認めよう。
 それ以上は、他にバレる可能性が高い。
 『ルール』の締結前とは言え、先んじて調べたことが知られれば、
 この目論見自体が水泡に帰す。
 我々が黙認出来るのは、そこまでだ」

「──いいわよね? スヴァルト」

「ああ、構わん。
 奴に義理立てする理由は、オレにはない。
 『情報』で勝てるなら、恩の字だ」

>>718(紫)
小角が突き止めた『真実』を、ともに喜ぶ。

だが、小角自身の提案──
ルンクスの調査が、僅かではあるが許されるようだ。

『名探偵』の仕事は、まだ残されている。

>>719(高遠)
『ヤング・ダイヤモンド』には三方を囲まれた状態だ。
今、彼らの気が変われば、全員の命がない状況に変わりはない。
油断なく三人を見つめながら、小角の質問の動向を伺う。

>>720(エイノー)
椅子のパイプを使い、高遠の手当てを始める。
『フィストフル』の力強い腕で、添木を当て、シャツの包帯を巻いた。
エイノー自身も血まみれだ・・・・重症ではないが、治療が必要だろう。

「わ、私のこと・・・・ね、それ」

どもりながら、アーントが返答する。
スヴァルトやフライスとは明らかに態度が異なった。
表情を見るに、対人に苦手意識があるようだ。
小角にはそうでないことを見るに、
『初見の男性』に対して発露するのだろう・・・・

「『ジニ』については・・・・言えないわ。
 それは本当の『裏切り』だから」

フライスも話に乗る様子がない。
やはり、『調査』するしかなさそうだ。

>>721(青田)
意外にも、フライスは『一周』のみ、『質問』を許した。
残された質問数は小角を除いた
青田、紫、高遠、ホームズの四人、四回だ──

723エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/11/21(土) 18:11:49
>>722
「失礼『無理』を申し上げたアーント嬢。他2方も流して欲しい、
 小角君達、『頼んだ』。かわりにもならないが『24時』からの
 一件は何とかしよう」

視線を合わせずアーントに謝罪、改めて小角達に質問を
頼み肩のコンクリ片をようやくはじき出しシャツの残りを
自身の口と左手で巻く。
『20:00』まで処置してもらって『一時帰宅』が『脱走』、
帰って『着替え』と『準備』をして『24:00』にはギリギリ
どうにかなるだろう。

724青田『トライブ・コールド・クエスト』:2015/11/21(土) 19:16:54
>>722
ちょっと驚いたように目を見開くが、まぁルンクスを除くという点で利害が一致した、という事だろう。で、あれば。

「……ルンクスの能力の発動条件を俺は儀式的な『結婚』に見ている。『誓いのキス』『ケーキ入刀』、そういうのだ。
で、5m以内まで近寄るな、と言われている以上一定距離まで効果が発揮し得ると思われる。
正直な所5mまで離れて、という事を考えると難しい」
「が、『誓いのキス』は『体液』の『交換』あるいは『移動』という表現にする事である程度の距離まで届かせる事が可能だ。」

それが誓いのキス、と呼べるのかはこの際気にしない。
スタンドには、そういうちょっとした無茶が起きる事がある。

「よって俺の質問は、『ルンクスのスタンドの能力は体液の移動により発動するか?』だ。」

今回、こればかりは勘と当て推量が大きい、外れて元々だ。外れたら、それ以外の可能性を考えよう。

725『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/21(土) 22:53:36
>>723(エイノー)
最後の『質問』に傍耳を立てながら、
自身の手当てに入る。

「・・・・ちなみにアーントは、
 ルンクスに限らず、男性全てに同じ態度だ」

「今言うの、それ!?」

>>724(青田)

>『ルンクスのスタンドの能力は体液の移動により発動するか?』

ルルル・・・・
                     ──『YES』

726高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2015/11/21(土) 23:12:17
>>725
なんとなく、アーントに対する目線が変わりそうな気がした。
仲間かな?的な。

「……た……」

絶句。
では『ウィルさん』もそれで感染させられ
『モナ・リザ』もそれで出来たというわけか。


「……『ルンクスのスタンド能力は体液の種類により能力の効力に違いが生じる?』」

一口に体液と言っても色いろある。ツバつけにしろ別の何かにしろ、おぞましい話だ。

……実際戦う時に、物によって致命打となるのか、
量や数によって進むのかは謎だが、種類によって危険度が変化する可能性を考えてみる。

727『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/21(土) 23:19:59
>>726(高遠)

>『ルンクスのスタンド能力は体液の種類により能力の効力に違いが生じる?』

ルルル・・・・
                      ──『NO』

728小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/11/23(月) 23:35:44
>>722(GM)

(な、何が……聞こえるというんだ。
 まだここに来るというのか……!?)

フライスとアーントの言葉。
恐らく――4人目、なのだろう。

「……よ、よし。
 礼を言わせてもらおう……」

             ・・・・そうして、調査が始まる。

>>724 >>726(青田、高遠)
>>725 >>727(GM)

そして。

「た、体液……よだれや血というわけか! 
 発動条件まで、な、なんて汚らしいやつだ……!」

下劣な能力だ。
しかし、それだけに――恐ろしい。

(こ、こういう時、他にどんな質問をすればいい?
 敵と戦う時、聞かなければいけないことは何だ……!?)

「そもそも体液ならなんでもいいのだろうか……!?
 あるいは……体液だけで、よ、嫁にしてしまえるのか……?」

「それなら……なんでウィルくんだけなんだ?
 も、もっとたくさんのスタンド使いが、嫁になっていても……」

小角の周辺でそういう物は誰もいない。
気づいていないだけにしては、出来過ぎではないか?

                 ・・・・何か基準か、条件がある?

(し、しかしそれが闘いの中で役に立つのだろうか……)

自分は戦士ではない。
戦いに役立つ情報とは、いったいなんだ?

                    ――と。

>>723(エイノー)

「ま、待った。エイノー先生……た、戦う気なのか!?」

          「じゅ……重傷じゃないか!
           今から治療なんか、と、とても……」

驚く小角。
もし戦えたとして――

(ゆ……勇気、というものなのか?)

自分にはとても、ない。
ヤング・ダイヤモンドと進んで事を構える勇気など。

729紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』:2015/11/23(月) 23:48:54
>>722

    「ふむ……『誓いのキス』や『性交』、
     あるいは無法者が行うような『血液の交換』や『酒の回し飲み』などによって感染する、と。
     もはや『超能力』というより、『呪術』のような能力ですね」

しかし、さて。何を聞いたものか。
『体液交換によって発動する』、『体液の種類によって効力は変わらない』。
ただし、現在の『ウィル氏』の様子を聞くに、その症状は非常にゆっくり進んでいく……
……『量』による症状の進行速度の加速は、もはやあって当然というぐらいだろう。
如何に強力な能力と言えど、これほどに遅効性であれば戦闘中は使い物になるまい。
であれば、戦闘中にも使えるような要素があるはずなのだ。彼が『ヤング・ダイアモンド』の一角であるのならば。

 「……となると、ええ。
  『ホームズ』、まず貴方は『ルンクスのスタンド能力は、傷一つない皮膚に体液が接触するだけでも発動する能力である?』と。
  要するに、粘膜接触などによって体内に体液が混入する以外のことでも発動するか、ということですが」

紫自身の質問は、この質問の回答を待つことにする。

730『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/23(月) 23:56:19
>>728(小角)
手当を始めるエイノーの様子に驚く小角。

エイノーは、本気でルンクスを倒すつもりなのだ。
この怪我にも拘らず・・・・
それは『勇気』か、それとも『無謀』なのか。

その答えは、おそらくは
『シンガポール』で明らかになるのだろう。

>>729(紫)
『ホームズ』の問いに、『コイン』が応じる。

>『ルンクスのスタンド能力は、傷一つない皮膚に体液が接触するだけでも発動する能力である?』
ルルル・・・・

                        ──『YES』

731高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2015/11/23(月) 23:57:35
>>727
「む……」

となるとおそらく量がキーになって症状が加速すると見るべきか。
しかしまぁ、こんな本能的な能力がスタンドとして発現するなんて

(頭の中にまで○液詰まってるんか……)

能力もさることながら、そういう精神性にとてつもない脅威を覚える。

732紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』:2015/11/24(火) 00:32:41
>>730

   「……聞いといてなんですが、厄介ですね。
    『皮膚接触』だけで発動するとなると、接近戦を挑む時点で危険が付きまといます」

いや、あるいは。
加湿器に体液を混入させる、だとか。
そういった次元の攻撃すら、可能性にのぼる。
であれば何を聞く?
皮膚接触でも発動するとなると……

      「……では、最後に」

 「『ルンクスのスタンド能力は、与えた体液の量によって能力の効力に違いが生じる?』」

……ここを詰めておく意味は、ある。

733『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/24(火) 00:44:44
>>732(紫)

>『ルンクスのスタンド能力は、与えた体液の量によって能力の効力に違いが生じる?』

ルルル・・・・

                        ──『YES』

紫の最後の『質問』に『コイン』が応じる。


スヴァルト:
「・・・・本気で『戦る』つもりなら、覚悟しておけ。

 ルンクスは『女』で世界を征服できるとマジで考えてる、
 『アフリカ史上最悪のイカレ野郎』だが・・・・
 あの齢まで生き延び、『ヤング・ダイヤモンド』まで昇りつめたのも事実だ。
 マフィアから傭兵まで、あらゆる『男』に狙われながら・・・・だ。

 そして今、奴の野望は、現実味を帯びつつある。
 遠からぬ未来──奴の『嫁』が各国政府の要職につくことで、な」

「おまえらが殺すなら、オレの手間が省ける」

734高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2015/11/24(火) 01:00:15
>>733
『スタンド使い』であることを考えても、それだけの生存力か。
色キチではあるが、非常に危険なことに変わりはなさそうだ

「ルンクスの考える『制圧』はそれってわけね……」

本当に十人十色の『制圧』だ。高遠はそう思い、
『クレモンティーヌ』は踊り続ける。

……後はコレを『始末』するべく集まる者へ伝達する必要がある。
覚えておくとともに閲覧ロックを掛けた電話内メモに突っ込んでおこう。

735紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』:2015/11/24(火) 01:11:29
>>733

    「ま、『洗脳能力』っていうのはそういうものですからね」

人の精神を支配する。
それはたくさんの人を殺せる能力よりも、ずっとずっと恐ろしい能力だ。
加えてその能力発動の容易さは、法外と言ってもいいだろう。
文字通り『唾をつける』……それだけで、どんな人間であっても自在に操れる手駒にできる。
……いや、あるいは、『人以外』でさえも。
それはルンクスの死によって崩壊する支配だが……逆説、ルンクスが死ぬまでは支配が可能になるという事。
確かに、世界征服ということも非現実的な話ではあるまい。
それは恐ろしい話ではある。が――――

        「ですが、ええ」

     「後のことは、後の者に。
      成すべき事は、成すべき者に任せましょう」


――――それは、もはや『紫斜六』の手からは離れた物語だろう。


  「ハッキリ言って、私は『名探偵』――――それ以上でも、それ以下でも無いのですから」

『Q.E.D.(証明終わり)』。
そう言ってハンチング帽を深くかぶり直す。
今度こそ、『名探偵』の時間はおしまいだ。あとはお開き、続刊に乞うご期待。
交わった道は再び別の方向へ進む。あるいはまた、交差することもあるかもしれないが。
いずれにせよ――――シュレディンガーの猫の生死を語る機会は、また今度に。

736小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/11/24(火) 01:26:22
>>733(GM)

「――――調査終了、だ。イルソン君。」

        パッ

コインから手を放す。

――――――――――――――――――――――

今回の使用額:53万円
テーマ:『全て』使用済み(一週間質問不可)

               ――これにて、調査完了。

――――――――――――――――――――――

『イル・ソン・パティ』を解除する。

(もっとも、解けていない謎の方が、よほど多いが……
 わたしはわたしの頼まれた仕事だけは、こなせたよね……)

        ギュ

鹿撃ち帽を押さえる。
これから先のことは何も分からないが――

(祈るしかないよ……ルンクスを、みんなが倒すことを。)

今はもう、これで限界だ。
身体は傷一つない。護衛達のおかげで。しかし心は違う。

         ドサ

(これでよかったのだろうか?
 何が正解だったのだろう? 
 ……答えてはくれないよね、イルソン君。)

誰にも分からないことは、優秀な『相棒』にも分からない。
ならば小角 宝梦は――今はただ、その場にへたり込む。

             ・・・・それでせいいっぱいだ。

737エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2015/11/24(火) 21:37:07
>>733
「ああスヴァルト氏、『24:00』に『何処』に行けば良いのかくらい
 教えてくれたまえよ?代わりに一つ『私を哂う所以』を提供しよう。
 貴君が誓ったキリマンジャロの『山頂の豹』私は『広大な大地に
飽きて天の頂を目指した』と思っているよ。ほら『貴様ごときが倣おうと
抜かすか』と『行って死ぬが良い』という気になったろう?
 アーント嬢、フライス氏なら2mくらい近くて良いと思うなら助言しよう
『世界の半分』は『それ』だ、『次』があったら苦情を聞くのでひとつ
 向き合って見ると良い。フライス氏、バジ君とヘルの『息災』を
 言祝いでくれた事に感謝する、私には『歯が立たなかった』事
 だったからね」

>>728(小角)
「そうだねえ、次に会ったら昼食でもご馳走するのでその時
『あの時貴方を馬鹿かと思った』くらいの笑い話にしようよ」

>ALL
「何であれ『感謝する』。私は漸く『好きにする』事ができそうだ。
 何せほら、前『月が堕ちて来る』とかいう時は『何もできなかった』
 からねえ。少し帳尻が合わないと収まりが良くない」

思う所は色々あって随分好き放題を言った気がするが最後には
それなりまともに『笑えた』と思って横になる。
何せ本意であれば『後がある』。
仔細は『そこから帰ってくる事が出来たなら』で良いだろう。

738青田『トライブ・コールド・クエスト』:2015/11/25(水) 23:17:20
>>733
「……アメリカの大統領や日本の総理がいつの間にか女性になってる、って事か」
そう呟く。成程、あの『モナ・リザ』の状況を見る限り妄想でも何でもなく実現可能だろう。
それに、能力を与えられる以上、四肢をもごうが治療能力を与えた『花嫁』を用意するだけで問題は無くなる、
正直に言えば、死なねば止まらない、そういう相手だ。

しかしま、ここはこれで終わり、そういう雰囲気だ。
今夜の決死隊が勝てねば終わり、まぁそういう事もあるだろう。あの、ずれた満月のように。

(それからそうだな、今回得た情報はウィルに伝えておく必要があるか)

739『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/26(木) 19:18:24
>>734(高遠)
ルンクスの計画は、すでに黄金町に収まるものではない。
町の制圧すら軽視しているのではないか・・・そう思われるほどだ。

高遠は携帯に、今の情報を記録した。

果たして、この怪物を『始末』するのは誰なのか?
それは並の戦力では成し得ない難行だが、
このまま放置することも、決して出来はしない。

サイレンの音が、近づいてくる。
この状況を救急隊員にどう伝えたものか、
今から頭の痛い問題だ・・・・

>>735(紫)
『Q.E.D.(証明終わり)』。
そう言ってハンチング帽を深くかぶり直す紫。

『名探偵』の仕事は謎解きであり、
その後の荒事は、別の誰かの仕事だ。

>>736(小角)
コインから手を離すと同時に、
『イル・ソン・パティ』はゆっくりと消えていった。
これで『一週間』──発現は出来なくなる。

同時に、その場にへたり込む小角。
体は傷付いていないが、状況はヘビーに過ぎた。

『彼ら』に直接対峙する者には、それ以上の重圧がかかるはずだ。
小角は挑戦者にはなれない──が、
『答え』を求められる時は、いつか必ず訪れるだろう。
『問い』、『答える』──それが人生の本質である限り。

>>737(エイノー)

スヴァルト:
「『キリマンジャロの雪』、か。
 古い映画を知っているな」

「おまえの戦力は認める。危険な『ジニ』だ。
 群れのサイを封じる敵は、そうはいない。手際もいい」

「だが『豹』がそうであるように、
 群れで戦わない動物は──『脆い』。
 どれほど強くとも、戦場全体を把握できなければ、
 いずれ力を削がれ、潰される。
 戦場を動かすことを考えろ・・・・でなければ『頂』には手が届かん」

「集合場所は・・・・校門前でいい。
 使うのは私用機だ。フライトは関係ない」

いつになく冷静に、スヴァルトが応じる。
熱しやすく、冷めやすい・・・・そういう気質なのかもしれない。

フライス、アーント:
「「余計なお世話だ」」

応急手当を済ませ、床に横たわるエイノー。
明日には、さらなる危険に身を投じることになるが、
そこに悲壮感はない・・・・『やるべきことをやる』だけなのだ。

>>738(青田)
フライス:
「直接である必要すらない。
 大統領の妻や娘、家族から籠絡も出来る」

『ヨハネスブルグ』との対話を得たおかげで、
ルンクスの危険性がはっきりと浮かび上がった。
これは成果の一つだろう・・・・ウィルにも伝える必要がある。


>ALL

「──『来た』な」
「会わせると面倒だわ。足止めしましょう」「ああ」

               ズギュ ウ ウウ

フライスのつぶやきにアーントが応じ、
その身にスタンドを発現する。
『蝙蝠』を思わせる両腕に沿った『翼』と、
不気味極まりない『仮面』・・・・全身を覆う『纏うタイプ』だ。


          ド ロ  ォォオオオ

膝から崩れたその姿が、床に飲み込まれ、消え去った。
元の床に変化はない・・・・『すり抜けた』かのようだ。

気付けばフライスとスヴァルトの姿もなく、
吹き抜ける風の中、一同は部屋に取り残されていた。
サイレンの音が、校舎傍から聞こえている。
じき、通報を受けた隊員が、部屋に向かってくるだろう。

危険な『調査』が終わった・・・・
次なる戦いは、『シンガポール』に舞台を移す──




                  『小角 宝梦は火種となる』 ⇒ END

740『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/26(木) 20:50:54
リザルト:

青田『トライブ・コールド・クエスト』⇒『負傷なし』
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』⇒『全身に打撲、擦過傷』『右肩杙創』
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』⇒『負傷なし』『53万消費』
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』⇒『左肩骨折』『左腕複雑骨折』『左肋骨骨折』『右掌裂傷』
高遠 嶺『クレモンティーヌ』⇒『全身に打撲、擦過傷』『左大腿骨骨折』
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』⇒『胸部・背部貫通傷』『胸部・胴部貫通傷』
                         『右肺破壊』『右腎臓破壊』『大腸刺傷』『再起不能』

『報酬』 ⇒ 全員に『150万』

741<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

742『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/02/11(木) 00:55:29

   ヒ  イ  イ  イ

                   イ  イ  ィ ィ  ・ ・ ・ ・


満点の星の下、一帯の空気を震わせるのは
『小型ジェット機』のエンジンだ。

某日、午後24時。
黄金町を襲う『ヨハネスブルグ』──
その一角である『ルンクス』と関わった者たちは、
彼を追い詰めるべく、秋映学園校門前に集合した。
小角の調査によると、男の居場所は『シンガポール』。

そこまでの足を用意したのは、同じく『ヨハネス』の一人、『スヴァルト』だ。
連絡を受け、深夜の校門前に集まった『スタンド使い』たちは、
車で揺られること一時間、山間に放置された『廃工場』に案内された。

敷地だけは大きいが、近隣に民家の一つとてないその場所で、
彼らを待っていたのは一機の小型航空機。
数名の黒人が作業を続ける中、
逆光を浴びながら現れたスヴァルトが、車を降りた一行を出迎えた。

「・・・・来たか。
 離陸の準備は出来ている。
 朝日が昇る頃には、シンガポールの上空だ」

743エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/02/11(木) 02:45:21
>>742
「約束事ではあったが改めて言おう、
『今回はお世話になるよ』スヴァルト氏」

『敵』ではあるがこの件では助力を請う身だ。
スヴァルトに軽く一礼して飛行機に向かう。

エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
能力詳細:ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/160
服装:ダブルのスーツ&ネクタイ&タイピン、革靴
持ち物:『シガリロ』(短身の葉巻)20本入り一箱、
ソーラー電卓、電熱式電子ライター
ttp://www.amazon.co.jp/Lightec-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-LT-BLD-005BK/dp/B00KR0CM04/ref=pd_sim_sg_1?ie=UTF8&refRID=15T6EQVSY8JZWHMGT5ZH、
携帯用灰皿、LEDライト付きキーホルダー、
出張パック(内容:石鹸、タオル、歯ブラシ、歯磨き入り小チューブ、
ステンレス製クシ、携帯ドライヤー、電動シェーバー)、
ハンカチ、財布(硬貨・紙幣各種数枚入り)、
小銭入れ(各種硬貨それぞれ10枚いり)、スマートフォン,
衛星通信携帯電話、プリペイド携帯電話(国外通話未対応)、

744高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/02/11(木) 19:11:10
>>742
「どうもありがとう」

【『ヤング・ダイヤモンド』の『ルンクス』】

その言葉だけが、高遠嶺の頭のどまんなかを専有している。
足を折られた相手に対し狼狽する事すら無い位に。

小型航空機に送られる目線は、どうしようもなく、険の色に満ちていた。


『概要』
常に『二人一組のダンス』を行う、半自立型の男女不定のスタンド。
『踊り続ける』限り『ダンスパートナー』を『完全に護る』能力。

『クレモンティーヌ』
破壊力:A スピード:B 射程距離:E〜∞
持続力:A 精密動作性:B 成長性:D

『詳細』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/760

『服装・所持品』
緑のベレー帽、黒の社交ダンス用トップス・パンツ(ttp://www.chimai.biz/goods/2/002646_2_1376779662.jpg)、ダンサーシューズ。
ウェストポーチに湿布、ハサミ、財布、携帯電話。

745ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/02/11(木) 20:11:20
>>742

「世話になるわね」

微笑みながら、『スヴァルト』へと軽く頭を下げる。
経緯は『小角』から伺ったが、これから『ルンクス』を倒すまでは彼は協力者だ。
敵意を向ける必要はない、利害は一致しているのだから。


「・・・・・・・・・・」

今頃アウレアは夢の中にいる頃だろう。そうなるように、自分が仕向けた。
『ルンクス』を倒して帰ったら、途轍もない剣幕で怒られそうだ。一人苦笑する。
まぁそれも受け入れよう。この戦いに勝利さえできるならば、何を代償にしても良い覚悟はある。ただ一人、アウレアを除いて。
さて、手伝いをする『黒人』の中によもや女性はいないだろうか。
飛行機ごと落とされたら、流石になす術もないだろうから。



『服装』シャツに黒いスラックス、黒いベスト、革靴、飛行機の旅に備えジャケットも。
『所持品』スマホ、財布、ピアス、並苗の『才能』の弾丸(胸ポケット)
『能力詳細』ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/296-297

746ロンパリ『落伍人』:2016/02/12(金) 07:26:42
>>742


 
    ヒュォォォォォォオオオオオ才才

           「……」

          「――ルンクス」




危険度指定:B
ロンパリ
『服装』短長靴・破けたジーンズ・ボロのシャツ
『所持品』汚れたポーチ・白いビニール袋×3
100円ライター・形見の彫刻刀・空のペットボトル
ホイッスル

『スタンドアイテム』
入手経路↓
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1389185313/57
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1389185313/58

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1316795608/474
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1424962526/210
『スタンド眼鏡』×1『スタンドDVD』×5
『プリントメディアスタンド看板』×1『携帯型プロペラヘッド』×1
『使い捨てエルドラド』×1『ロンリー・ギャザリング』×1

747井上正『ハッピー・オルガン』:2016/02/14(日) 02:22:54
>>742
「…俺、日本に帰ってこれるのかな」

【無理だなァ〜】

「い…いやだ…」


服装:白いパーカー、ボロボロのジーンズ
持ち物:なし
能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/211

748『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/02/14(日) 22:10:05
>>743(エイノー)

スヴァルト:
「気にする必要はない。
 『害虫駆除』に協力するのは当然の話だ」
 
スヴァルトは改めて、集まった面々を見回し、付け加える。

「・・・・なかなかの『重火力』を揃えたようだが、
 果たして、奴を追い詰めきれるかな」

スヴァルトの疑問を背に、
エイノーは旅客機から伸びたタラップを発見した。
あれを昇れば、シンガポールへの夜間飛行が始まる。

>>744>>746>>747(高遠、ロンパリ、井上)
スヴァルト:
「・・・・女を参加させるのか。
 勝算があるとは思えんが──?」

スヴァルトが問うたのは、
高遠にではなく、彼女たちを連れてきた『髭の男』に対してだ。

スタンドの『ライフル』を携え、
髭の先にキャンドルを灯した『エルガマル』は、
従えた一隊──【護り屋】【殺し屋】合同チームを振り返り、笑みを浮かべた。

「ちょいと『人手不足』でな。
 人を選ぶ余裕がなくなッた・・・・何、たいした問題じャあない。
 性別に関係なく、オレが選んだ『精鋭』だ」

             ド ド   ド ド   ド ド ド ド

その面子とは──
旅客機を脅かすほどの肥満を誇る──『ナツメグ』。
メイド服を着用した小柄な中年女──『浜岡』。
巨大なスタンドに付き従う脆弱な男──『井上』。
『ヨーダ』のマスクを被った謎の若者──『菊川』。
そして『不滅の踊り手』──『高遠』だ。

スヴァルト:
「で、そいつは?」

「途中で拾った。
 一応こいつも、『ヨハネスブルグ』を追って来た男だ。
 ・・・・ま、何かの役に立つかもしれねェし、
 その覚悟はあるみてェだからよ」

ロンパリ──かつてそう呼ばれた男の残滓である、
『マンティコア』を見ながら、二人は同時に首を捻った。

>>745(ウィル)
スヴァルト:
「『忠告』はしたはずだが・・・・『覚悟』はあると認識するぜ」

『ヨハネス』の一角の言葉は、『嫁』に限りなく近づくウィルが、
その主人に歯向かう危険性を意味する。

当然、ウィルはそれを呑んで、この場にやって来た。
最愛のアウレアを残し、自分と協力者のみで決着をつける為に。

機材を扱う技術者たちを見やるが、その大半は日本人であり、
残りの黒人含めて、女性は一人もいない。
もし旅客機を落とす壮大な罠であれば危険極まりないが、
もはや残された時間は少ない・・・・信じて飛ぶ他にない。

749エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/02/14(日) 23:07:03
>>748
「他に方法はない、『そういう事』だよ」

スヴァルトに返答してタラップに向かう。
入り口で振り向き他のメンバーに問う。

「だが、あるいは『逃げ切る』という選択肢はあるかもしれない。
『エルガマル』氏を前に僭越だがここは最後の『分水嶺』だ。
『生きる』為の選択に疚しい事は何一つない、『考える』べきだ。
 私が『降りない』理由を言おう、『あんな男が生きているのが許せない』、
 こんな『卑俗な理由』だよ」

後はスヴァルトが呼び止めなえれば飛行機に乗るが一つ質問。

「この飛行機は基本空港に着くと思って良いのだね?
『その前提ではない』なら『防水パック』と脱出手段のレクチャーを
 お願いするよ。私の『武器』は取り扱い注意品が多くてね」

750高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/02/14(日) 23:37:10
>>748
同行する人達を見る事すら忘れていた。

息を吸って、吐き……頭を振って、社長の選抜した『一隊』を視界に収める。
……そう言えばセージが居ない。

そして、もう二人。謎の誰かと、ルンクスに攻撃されたというウィルさん。
そういう能力なんだと知っていなければ、ウィルさんが男だったと言われても信じたかどうか。

「ルンクスの正確な潜伏場所までは『未詳』、で良いのよね」

シンガポールへ行き、ルンクスの居場所を突き止め、始末する。
という目標を、スヴァルトの口から得ておこうという事。


降りる理由、なくはない。
恐怖がないとは口が裂けても言えないし、勇気がそれを上回れるかという自信も、実はさほどない

『だが』
職業『護り屋』として、『女』として、『高遠個人』として、
ルンクスという『特級の危険存在』を教えられて、
それを殺るべく仲間が行くというのに自分が黙って待っているなんてことは、出来ない。

……のだろう、多分。

751ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/02/15(月) 21:42:49
>>748

「『洗脳されずに立ち向かう』」「『ルンクスは倒す』」
「両方やらなければいけないけれど、辛いなんて思ったことはないわね」
「わたしの隣にはアウレアがいるから 『覚悟』なんてその時からとうにできているの」

周囲をぐるりと見渡す。ミスター・ニョルズにミスター・マンティコアは既知の仲だが、他は初対面だ。
思ったよりも大所帯になっているが、逆に言えば、それだけ『ルンクス』が強大な相手だということでもある。
『準供与者』たるその能力、相手も当然ルンクスだけではなく、他の『嫁』と戦う必要もあるだろう。
それを考えれば、ヤツを逃さずに追い詰めるにはこれくらいがちょうどいいのかもしれない。

「本日は よろしくお願いします」

集まった面々に頭を下げる。

752井上正『ハッピー・オルガン』:2016/02/16(火) 05:00:51
>>748
「自分でも不思議なんだが、俺は今怖くない、
誰を見ても、自信に満ち溢れた表情をしている、その中に俺がいると思うと、不安が小さくなっていくんだ…」

【……】

「これから何をするのか、どこへ行くのか、俺は知らない、でも、何があったって驚かない。
俺にとっての最悪は、俺自身だからな」

井上は飛行機に乗り込む。
『ハッピー・オルガン』は飛行機の『上』に飛び乗る、『スタンド』という精神エネルギーは、物理法則に縛られない。
猛烈な速度も風圧も、『スタンド』には作用しない。

753ロンパリ『落伍人』:2016/02/16(火) 19:15:58
>>748-751

 誰、何かしらであれ。この町ではちょいと小首を傾げるぐらいの転機で
夢絵空事に近い冒険劇へと気づけば転がりこむ事が出来る。
 今回も、ロンパリが道を歩きがてら髭の生えた奴(エルガマル)
に、携えていた複数のスタンドの玩具が興味を惹かれたのか気づけば
この旅路の初夜へと立っていた。本物のロンパリであれば、狼狽えるか恐慌するか
大穴で武者震いを起こすのか…… 止そう、オレは『ロンパリ』では無いんだから。

           ウト ウト    パチ

            「ク  ゥウあ゛ ぁ〜」
           「……あん時と似てる夜空ダ」

 大きな欠伸を一度、夜空は何時しか満月が降り落ちそうな時と同じ輝きを放っている。

宝石箱をぶちまけたかのような夜の下で、狂え、狂い、狂った獣の魂は暫し上を見つめてから周囲を見る。

目立っていたのは女、そして近くにいる黒人。

>本日は よろしくお願いします

 「改まって畏まらなくて良いぜ。おりゃあ、最後の最期ッて時にテメェの両手首か、その命を喰らうって『誓って』んだ。
(※↑の詳細→ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1393171061/728-780)
いまさら嫌だ、って言おうとも、オリャあ結構決まり事にゃア五月蠅いンでね。撤回は受付ねェ
                 ……ンで」

 『ウィル』の言葉に、スタンド看板を肩に担ぎつつ面倒そうな口振りで返答しつつ近づき。
近くにいる黒人『スヴァルト』に顔を向ける。
 こいつ『ウィル』にも聞く事があるが、まず先決はあちら『スヴァルト』だ。

 唸りつつ見つめ、唐突に吐息を出しつつ空いた手で汚れた七色ダークピンクメッシュ
の髪を乱暴に掻き毟りつつ口開く。
この時点では未だ説明されてないのでマンティコアはスヴァルトの名前を知らない。

 「あァ゛ー てめェは……くそっ ロンパリの腐れ脳味噌がッ。眠さも祟って思い出すのがおせェ
お前が…フロイス? チャプチャプ? アーント? チャクラ? フストゥル? スヴァルト? ナグサ? 
あぁ゛、ナグサってのは黒くは無かったんだっけか?? チっ とうとうオレも頭が……いや元々なんだが。
……すまねェな、年老いてる所為か最近ボケててよォ。それと人類ってのは挨拶ってのが大事だから最初に
オレから名乗らないとなァ……『ロンパリ』だ。
前置きはこれ位で良い、おめェが『ヨハネスブルグ』だってんなら、聞いておく事があってなァ。
2、3。手間は取らせねェんで聞かせてくれねェか」

 そう、名を知らぬヨハネスブルグの一人『スヴァルト』へ質問を取っていいか確認する。
確認という前提条件。断るのならば別に良い、他にする事も山積みだ。金輪際話す機会が失われる
以外には痛手もない。

奴らにとって『ロンパリ』は小虫。いや小虫よりは目立つ煩わしいクソ以下って所か。
 別に卑屈でそう表現してる訳でもない、れっきとした事実は事実として受け取る事が大事だ。
馳せ参ずる群体のスタンド使いの中で、『ロンパリ』と言う悪い意味で非凡な立ち位置に酔う訳でもない。
 勘違いした勇気と覚悟が白鯨を呑むほどの波に太刀打ちなど出来る事など何も無い。

ただ、オレは『ロンパリ』として、そして中に巣くってる『マンティコア』として。
いま、いまも過去にあった常人に見えぬ満月の下で袂を分かった半身と共に生じた
疑問の答えを探し、オレはただこの旅路で『ルンクス』を狩る。ただ それだけの事だ


『ウィル』 女のウィル。確か いかれた脳味噌の引き出しでは。奴は既に雌の成りであるに関わらず
件の『ルンクス』って奴に悪趣味なシンデレラに仕立て上げられたとかだった筈だ。
 既に雌の臭いで鼻がひん曲がりそうであり、オレの五感が正しいのならば奴が狂ったと考えるのが普通なんだろう。
 だが、生憎と。オレ自体が初めから終わりまで螺旋(ねじ)れ曲がった存在だ。
女のウィルの言葉の真偽なぞさっそくどうでも良い。
 ――『ルンクスの魂を狩る』
 それが今のオレの仕事であり、生存意義であり、暇つぶしだ。

754『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/02/24(水) 01:02:52
>>749(エイノー)
スヴァルト:
「『滑走路』は使うが、空港に着くとは限らん。
 無論、シンガポールに直接乗り入れるわけもない。
 手順は道中でブリーフィングされるが、
 余計な心配は無用だ、『プロフェッサー』。
 
 オレが届けると約束した以上、
 傷の一つもつけず、必ず届けてみせる。
 その後でどうなろうが、それはお前たち次第だがな」

エイノーはタラップの前に立ち、旅客機を見上げる。
小型とはいえ、ジェットエンジンを備えたそれは、
十分な威容と迫力を伴い、賓客の乗船を待っている。
コクピットには、すでに黒人のパイロットの姿も伺えた。

後は、二階に足を運ぶ程度の労力で、
彼らは日本を離れ、海を越えた戦場へと翔ぶことになる。

>>750(高遠)
【殺し屋】のセージ、そして【護り屋】の新妻の二人は
確かに、その場に姿が見えなかった。

服装こそ男性のものだが、
一目見たウィルの感想は、明らかに『男装の麗人』だ。
面識がない高遠にとって、男性であるウィルは想像し難い。

「・・・・『潜伏場所』? それは知らん。
 奴はシンガポールで『潜伏』なぞしてないからな」

スヴァルトは意味深な口調で高遠の質問に応じた。

「だが、奴の『予定』はすでに調査済みだ。
 奴を追い詰められるには絶好の場所だ。
 気にくわなければ、何処で襲おうがオレは構わんが、な」

>>751(ウィル)
集まったスタンド使い達に頭を下げるウィル。
老弱男女、大から小まで様々な人間模様が、
空港のコンクリートに怪物のような影を伸ばしている。

「初めまして。『浜岡 頼子』です。
 【護り屋】で隊長を努めております」

すまし顔で握手を求めてきたのは、
背の低い中年女だ。メイド服を着ているが、
小太りのその様子は、女中という表現が正しく思われる。

「うんうん、あんたはいい男だね。
 あたしにはわかるよ。
 これでこそ護り甲斐があるってもんさ」

従順な表情から一転、浜岡は人を食った笑みを浮かべる。

「結局来ちまッたんだな、『台場ウィリアム』。
 賢い選択じャあない・・・・だが、
 おまえさんは来る予感があッた。
 その勇気に敬意を表して、この『エルガマル』からアドバイスだ」

奇妙な髭を風に泳がせながら、
エルガマルはウィルに片目を閉じて見せる。

「短所は長所の裏返しだ。
 どんなにヤバくなッても、生き抜くことを考えな。
 頭はクールに、指先は慎重に。
 それが『ガンスリンガー』の心意気だ・・・・憶えとけヨ」

>>752(井上)
並んだ面々の自信に感化されたのか。
井上の中の怯懦は雪のように解け去った。

戦士の表情でタラップを踏み、旅客機に乗り込む。
その後を追うのは【殺し屋】の『ナツメグ』だ。
ウィルに挨拶もせず、感慨の一つもなく、
タラップを盛大に揺らしながら登ってくる。

「──さっさと終わらせて、
 『チキンライス』でも食っていくか」

旅客機の屋根にまたがった『ハッピー・オルガン』に、
乱杭歯を剥き出しにして笑いかけた。

>>753(ロンパリ)

スヴァルト:
「・・・・・・・・・・・・何だ、この『ゴミ』は?」

歯に衣を一切着せず、
あまつさえロンパリではなくエルガマルを見ながら、
スヴァルトは率直な感想を吐き出す。

「オレがそうしていいなら、
 この場でこいつを引き裂いて、
 牛か豚を一匹、座席に突っ込むがね。
 その方がまだしも役に立つんじゃないか?」

「・・・・さて、ねえ。
 オレが一つだけ言えるとすれば、
 『可能性』ッてのは、あきらめねェ奴しか掴めねェッてことだ。
 こいつばかりは、牛や豚にャ期待できねェ」

両手を広げるエルガマルに、
スヴァルトは改めて、ロンパリに視線を注いだ。

「質問か・・・・いいだろう。
 おまえが生きてここに戻って来れたなら、
 三つ、質問に答えてやろう。
 本物の『戦士』と認めた上でな」


ひりつくようなエンジン音が、ロンパリの耳に蘇った。
今夜は風が強い──
何処から飛んだか、草の葉交じりのそれが、
スタンド使いの背を押し、満天の星まで駆け抜けていく。

出発の時が、近づいている。

755高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/02/24(水) 01:26:43
>>754
「『予定』。それは良いわね。
 追い詰めるのに絶好というからには……自信のある情報のようね。

 教えてくれないかしら?」

(気にくわないかどうかは、訊いてから決めるわけだし)

何だったか、『モナ・リザ』が成功したら閨にどうこうみたいな話をしていた気がする。
ルンクスがモナ・リザ撃破を感知……していたらとっくに蒸発してるだろう
『予定』の通りと見るべきだ。

その予定を掴んでいて、そこまで言うのなら目標の捕捉にもぐっと近づくはず。
事、ルンクスを始末するという点においてこの黒人は助力する側。
意地の悪いことはしても『嘘』は言わないはずと見て、スヴァルトから引き出したい。

756井上正『ハッピー・オルガン』:2016/02/24(水) 03:01:44
>>752
【『チキンライス』よりもォ…『ビーフシチュー』が好みだなァ〜】

『ナツメグ』に視線を向けず、夜空を見上げたまま、独り言のようにつぶやく。

自分は…『スタンド』は、あの脆弱な本体から生まれたものだ。
スデに『ハッピー・オルガン』は一個の生命として確立しており、最早本体などは必要ない、武器としてもてんで役には立たないし、
暇つぶしはとうにやり尽くした。けれども、まだ切り捨てられずにいる。
その気になれば、ハナクソをほじるより簡単に心臓を止めてしまえば、煩わしい雑音から解放はされる、しかしその気にはならない。
井上という人間は、俺にとって必要な『重石』であることがわかってきた。
楽しむには『制限』が必要なのだ。思うままに、勝手気ままに振る舞うのは楽ではある、だが、楽しくはない。
限られたルールの中で、工夫して勝利する。それが楽しいということだと、つい最近分かった。
俺は、『ハッピー・オルガン』は無敵ではないし、万能でもない。それ故に、無限に遊ぶことができる。

できるだけ、楽しく遊ぼう。
できるだけ、たくさん殺そう。
敵とか、味方とか、そんなことはどうでもいいじゃあないか。
人間の価値観を、人間でないものが理解できると思うなよ?

【カッ カカッ カカカカカカカカカッ】

うれしい笑いが込み上げる。
はじまるぞ、殺し合いだ、どいつもこいつもブッ殺してやる!




「…………一応、伝えておくけど、俺は俺のスタンドを制御できない。
オマケに、俺のスタンドは人間をオモチャ程度にしか考えてない、背後には、注意してくれ。
スタンドの名前は『ハッピー・オルガン』 鍵盤を弾くみたいに、笑いながら肋骨をヘシ折るスタンドだ」

757ロンパリ『落伍人』:2016/02/24(水) 21:46:03
>>754

・『スヴァルト』の周辺にいる人物達との会話内容に関してPCは
その内容の情報を共有してる状態で問題ない?

・現ミッションでの『季節』

758『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/02/25(木) 00:42:21
>>757(ロンパリ)

>・『スヴァルト』の周辺にいる人物達との会話内容に関してPCは
>その内容の情報を共有してる状態で問題ない?
問題ない。

>・現ミッションでの『季節』
『夏』。

759エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/02/25(木) 02:41:45
>>754
「失礼したスヴァルト氏。それでは先の事に集中するとしよう」

スヴァルトの一礼し改めて機内に入る。
まさかシンガポールが『ルンクス王国』になっている訳では
ないだろうが、ルンクスと対峙するまで『直通』ともいかないだろう。
スヴァルトの保証を信じてシンガポールでの段取りを考える事にする。

760ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/02/25(木) 19:49:34
>>754

メイド服を着込んだ姿に懐かしいものを覚える。
『祖国』に仕えていた頃は、こういう姿の女性達と共に仕事をしたものだ。
そのいかにも女中然とした振る舞いに、笑顔を作りつつ握手を返す。

「台場ウィリアムと申します」
「本日はよろしくお願い申し上げます ミス───」

そして素の様子を見せる浜岡に、思わず瞼を数度開閉させるも、
緊張の和らいだ微笑みを返しながら頭を下げる。なるほど、これは心強い味方だ。

「恐れ入りますミス・ハマオカ」
「あなたのような素敵な女性に守られるだけの男であることは───これから直に見て頂こうかと」

手を離し、ウィンクをする。そして『エルガマル』の方へと向き直り。

「・・・・・ありがとう ミスター・エルガマル」「肝に銘じておくわ・・・わたしがあの男に 真の意味で勝つには
 わたしが無事に『アウレア』の元に帰らなければならないもの」

短所もあえて長所に変えるだけの『冷静さ』を。彼の言葉を常に忘れないよう、心に刻もう。
それでは準備が整い次第、搭乗する。

761ロンパリ『落伍人』:2016/02/25(木) 23:28:09
>>754

 >『潜伏場所』? それは知らん。奴はシンガポールで『潜伏』なぞしてないからな」

>何だ、この『ゴミ』は?

 前者は気になる言葉。後者はどうでも良い言葉。……まァ 
見てクれやら何やらで『ロンパリ』がこう言われるのは、何つー力。モぅ慣れてる。
 と言うか、ヨハネスブルグって奴等モ、他の奴等と同じで『ロンパリ』の外見でしか
物事を判断しない事だけでも解っただけ恩の字だナ。



 ツーか、奴は『潜伏』してない?? ……ふぅゥン。

>>760
「……ウィル、おいウィル」

出し抜けに、近くにいる『ウィル』に再度話しかける。
「おめェ、『ルンクス』って奴をそっチでも調べてたンだろ?
 能力の目星とかも付いてンの力?」

「正直、マンティ……あァ、面倒ダ。
ロンパリのオムツのままで単身で挑んでも、刻んだ肉にされるのがオチなんでナ。
 そちらで知ってる事があれば教えてくれると有り難いンだがね」

「『対価』として、一応幾つかアイテムもあるんでね。欲しいもんがあるなら渡すゾ」

 無料で能力をペラペラ喋ってくれとは言わン。ただオレのこの躰での……
いや、そんなの言い訳か。オレの単身の力じゃ、能力を調べ上げるのも今のままじゃ『無理』だ。
 獣に恥も外聞も無ェ。とりあえず、この旅路じゃ『要』であろう『ウィル』に
把握してる情報を聞く事にする。それと此奴に特に視線を向けてる奴が居そうだったら
気を付ける事にする。オレは『ゴミ』だし、他の奴より周囲を傍観者として観察出来るだろう。

762ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/02/26(金) 20:44:05
>>761

「?どうしたのかしら ミスター・マンティコア」

>「おめェ、『ルンクス』って奴をそっチでも調べてたンだろ?
> 能力の目星とかも付いてンの力?」

「ええ もちろん」
「道中での『ブリーフィング』でも話すつもりだけれど・・・そうね 簡単に説明すると
 本体の『体液』を触れさせた生物を『女性化』させて『僕』にする能力よ」

『嫁』にする能力とは言わない。
相手の人格を塗りつぶす能力で、『嫁』呼ばわりなど子供の我が儘に等しい。

「ふふっ これから共に挑む『仲間』に こんなことで『対価』を求めるわけないでしょう?」

763ロンパリ『落伍人』:2016/02/27(土) 21:52:34
>>762

 >本体の『体液』を触れさせた生物を『女性化』させて『僕』にする

「―そォか…あリが卜よ」

 『体液』……『血』『尿』『涙』『唾液』『汗』……

(めんどゥ だナ。だが 手が無いわけじゃナい〉

『ロンリー・ギャザリング』『使い捨てエルドラド』は能力が使えない。
その物体の形そのもののみ。残るは『看板』『携帯型プロペラヘッド』『DVD』

 「……なら、一つだけ言う力゛」

『対価』になるとは思わン。だがありのままの『事実』だけ伝えておく。

「今回の『物語』ってのは、『主賓』はお前ダ。
お前の動き方次第で情勢も変わってくる。オレやオレ以外の奴らも無論全力で動くが」

「きっと。お前が奴の『妃』になるような事になれば……それこそ『終わり』だ。
……『ウィル』 オレがルンクスの奴に『僕』にされるなら。容赦なく撃て
お前の『未来』の枷となるぐらいなら、容赦なくオレは捨て石にしろヨ」

 まだ話す時があると思うが。マンティコアから言えるのはそん位だ。

最強の怪物。それも過去の事で今じゃ霧の死を殺意を司る化け物に夢の中で
体よく扱われるような身だ。獣だって二度も敗北を味わえば 学ぶ。

この『旅路』で、頭と霊の力を上手く扱える者こそ、最後の最後で残れる。

 『ロンパリ』は、弱い奴だった。オレは違う、そうはっきりと示したところで
形としてなる『結末』の結果次第で、オレの言葉なゾ霞より弱弱しいものだ。

 (どう、この『立場』で動くか……決断すべきだナ〉

 ふァあ〜と欠伸を一つ。周囲で『ウィル』に特異な視線を向ける奴がいれば
頭の中で留めておく。この中に、居ないとは願うが、既に奴の手の者が居ても
別に不思議でも何でもないからナ。

764『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/02/28(日) 00:30:45
>>755(高遠)

スヴァルト:
「──『アルメニアン教会』。
 奴は明日、そこで『挙式』の予定だ。
 シンガポールの要人の娘とな」

>>756(井上)
空を見上げ、来るべき殺戮の予感に
身を震わせる『ハッピー・オルガン』。

「シンガポールは金融と貿易で栄える国だ。
 文化も食い物も、あのクソ狭い土地に山と盛られてる。
 中華とマレーシア人が多いが、人種は多種多様だ」

「つーまり、美味いもんは選び放題ってこった。
 生き残りさえすれば・・・な」

口元をごしごしと擦ると、『ナツメグ』はそう言い残し、機内に入った。
井上に対しては、

「オレぁオマエより、オマエのスタンドのが気ぃ合うぜ」

などと宣いながら。

>>759(エイノー)

機内は旅客機ほどではないが、
10名までであれば十分なほどに広く、快適だ。
座席は向きを自由に変えられる仕組みで、
倒せば寝床に、向き合えば会議室にも使える。

「──やあ。初めまして」

エイノーの後に乗り込んだのは、
『ヨーダ』の仮面を被った青年だ。
服装と体格から男だと思われるが、当然顔はわからない。
ひょろりと背が高く、そして細い。
肉体労働には明らかに不向きな人材だった。

「ぼくの名は『菊川』。
 【護り屋】の一人ってことでいいと思うよ。
 一緒に戦うことはないと思うけど、どうぞよろしく」

慇懃に頭を下げてきた。

>>760>>762(ウィル)
浜岡:
「期待してるよ。
 一緒に、『悪い魔法使い』を暖炉にブチ込もう」

浜岡は片目を閉じ、タラップを上がって行った。

エルガマル:
「ま、そういうこッた。
 ルンクスの手先に堕ちたおまえさんは、
 他の誰よりも危険で厄介な敵になるからな」

ウィルはロンパリと言葉をやりとりし、
他に続いて、小型機のタラップを登っていく。

「それじャア──『よい旅を』」

エルガマルが、茶目っ気を含んだ『敬礼』を見せた。

>>761>>763(ロンパリ)

ウィルとは因縁浅からぬ縁がある。
『ヨハネスブルグ』を追う間に知り合った間柄だが、
危険な旅の前に忠告を残す感情が、マンティコアにはあった。

周囲を見回すが、ロンパリを奇異な目で見る者はいれど、
ウィルをそういった目で見る者はいない。
滑走路にはすでに人気は見当たらず、
離陸の準備が整ったことを暗に告げていた。

小型旅客機に、次々と『征伐隊』が乗り込んでいく。
怪物のような白いスタンドが、
遊園地の子供のように、飛行機の天蓋にまたがっているのが見えた。

765エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/02/28(日) 12:48:50
>>764
「やれやれ『晴れの日の招かれざる客』になるのか」

『明日のルンクスの予定』に苦笑して機内に乗り込み 

「私はエイノー・ニョルズ。こちらこそ宜しく」

『菊川』に返礼し握手の手を差し出す。
とりあえず不文律的に『同行者』達とは積極的な会話を
してこなかったので『菊川』の挨拶はむしろ有難かった。

766ロンパリ『落伍人』:2016/02/28(日) 22:31:11
>>764

>──『アルメニアン教会』。奴は明日、そこで『挙式』の予定だ。
>シンガポールの要人の娘とな

>中華とマレーシア人が多いが、人種は多種多様。

 「……guru゛uu」

奴『ルンクス』の拠点は『アルメニアン教会』
 シンガポールの国は多種多様。奴の能力は『体液での女性化の僕』

推察出来る事。

 『要人の娘』は元々は男であり、奴の能力で既に『僕』である。
その場合、その挙式自体が『罠』。旅路そのものは死の航路である可能性にもなる。
 
利点はある。居場所があり、本当にそれが行われるのだとすれば、奴を
狩る機会は少なくとも一度は必ずある。
 だが、既に『僕』としてある人物が、ある程度の人間って言う種族での地位が高いものであれば
理由なんぞ幾らでも挙げられるが、王族やそれ等には厳重な警備を置くのは古くからの常識。
 一般の人間でも、挙式に見慣れない顔ぶれである者は排除される流れ。

 (忍び込む事ノ\…いや 未だ早計か。この国の言葉に直せば
取らぬ狸の何とやら……力)

 ガシャン……。

 「ま……無いよりも、ダ な」

 此処が『廃工場』であるなら、窓にある『ガラス』を割り、そのガラスの幾つかの
破片を『ビニール袋』の一つに提げて入れる。

  (『ウィル』……それ以外の奴で、見込みあノレのは。
以前のロンパリに気質が似てた男『井上』
そして人の匂いが希薄な奴『エイノー』
緑色の帽子を被った雌猿『高遠』
……あ卜は、良く解らない……滴の流れ次第 か)

 行動が終わったら遅れつつも旅客機へ入る。

上記の四名の行動を気にかけつつ【護り屋】【殺し屋】合同チームの方面に
近づきつつ様子を伺いたい。

767高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/02/28(日) 23:15:11
>>764
「バージンロードを血で染めに行く事になるわけねまぁ素敵」

一般の人に迷惑がかからないと良いけど……と思ったけど

「『要人の娘』の時点で十分ハードル高いわね。
 SPやらが居るのはもちろん、それら丸々ルンクスの手に落ちている可能性も」

……考えておく。
最悪、大量の『嫁』に囲まれた『大将首』をどうにかする事になる。

まぁ、なんにせよここに来た時点で、他の選択肢はない
やるしかないのだ。

「重ねてありがとう。
 ……生きてアンタの顔をまた見たいものね」

機内へ乗り込もうとしながら、『スヴァルト』へ向けて頭を下げて、言ってやる。

768ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/02/29(月) 22:05:11
>>763(マンティコア)

「・・・・・・・・・・」

いつもならば、ウィルは即座に否定する言葉だろう。
目的のために自分以外の誰かを犠牲にすることなど、ウィルの最も嫌う行為の一つだ。
だが、それでも彼に否定の言葉を紡がせないのは、マンティコアの『覚悟』が本物であるからだろう。
その瞳が、同じ『覚悟』をウィルに宿す。

「了解したわ ミスター・マンティコア」「願わくば また共にこの地を踏めることを」

己が胸に手を、深く頭を下げ最敬礼を行う。

>>764

「人に手を出している間に他の女と『結婚式』を挙げるなんて・・・『性豪』の二つ名は伊達ではないわね」

肩をすくめ、首を振る。

>「それじャア──『よい旅を』」

「行ってくるわね ミスター・エルガマル」
「『シンガポール』は初めてね・・・日本と同じくらい素敵な場所なら アウレアと一緒にまた訪れるわ」

茶目っ気には軽口で答えつつ、そして飛行機の中に乗り込もう。
彼はいい男だ、ルンクスなどの嫁になるくらいなら、あれ位魅力的な男性の方がまだ良い。

769井上正『ハッピー・オルガン』:2016/03/02(水) 21:45:49
>>764
【味覚は無駄な機能だなァ〜】

そうだ、いくらでも選べる。それは楽しみだ。
生きている限り殺せる、合理的だ。
『鶏』と『牛』 比喩なのは言うまでもない。

「…それじゃあ、あんたも人でなしだ」

井上は目を伏せたまま、言った。

770『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/03/04(金) 01:37:07
>>765(エイノー)

菊川:
「──戦場は『教会』なんだね。
 なら、ぼくも『給料泥棒』にならずに済むかな。
 ああ、よく考えたら『無駄』なわけがないよね。
 エルガマル社長の指示だから」

謳うような、独特の言い回しで独言しながら、
菊川は座席を大きく回転させた。
互いに向き合う、会議用の仕様だ。

「シンガポール到着まで、時間は十分ある。
 睡眠は必要だけど、それまでに軽い作戦会議をしよう。
 ぼくのサポートについて、知らない人に教えておきたいし」

「おっと、そのまえにシートベルトだね」

>>766(ロンパリ)

格納庫は廃工場に偽装されているが、
ここは滑走路、建物は遥かに遠い。
武器調達は、到着後にした方が確実のようだ。

ロンパリは改めて、機内へと一行を追う。
菊川と名乗るマスク男の言葉が聞こえた。
到着までにミーティングを行うようだ。
席を動かし、互いに向き合うように動かしている。
座席二つを占領した『ナツメグ』は別枠だが。

地上に残されたエルガマルとスヴァルトが、
窓を見上げている。タラップが移動し、旅客機から離れた。

>>767(高遠)

スヴァルト:
「一般人のSP相手に手間取る程度なら、
 ルンクスを追い詰めるなど、夢物語だな」

辛辣な口調は変わらず、地上のスヴァルトが返答する。
エンジン音と渦巻く風の中で、その言葉は不思議とよく通った。

「もし生き残れたら、敬意を表してやろう。
 オレと『ヨハネスブルグ』最大の敵として、な」

高遠は旅客機に乗り込んだ。
回転式のシートが並ぶそこでは、
マスク男がいそいそとシートを回し、対面に変えている。

察するに、到着までにミーティングするつもりらしい。


>>768(ウィル)

エルガマル:
「自然は少ないが、ここと同じくらい『近代都市』さ。
 おまえさんの記憶に、美しい国として残る未来を祈ッとくゼ」

敬礼のまま浮かべる笑みを背に、ウィルは機内に乗り込んだ。
回転式のシートが並ぶそこでは、
マスク男がいそいそとシートを回し、対面に変えている。
たっぷり2シートを陣取った『ナツメグ』以外は、
概ね作業を手伝っているようだ。

察するに、到着までにミーティングするつもりらしい。

>>769(井上)

ナツメグ:
「人でなし・・・・ブハハッ。
 オレは殺し屋だぜ? 聖人に見えたかい?」

肥満体は大笑しながら、シートの一角に倒れ込んだ。
井上はロンパリに押されるように機内に入る。

回転式のシートが並ぶそこでは、
マスク男がいそいそとシートを回し、対面に変えている。

察するに、到着までにミーティングするつもりらしい。


>ALL


                   ヒィ ィィィ イイイイ ・ ・ ・ ・

エンジン音が高鳴り、機内放送が流れた。

「間もなく当機はシンガポールに向け、離陸いたします。
 座席に座り、シートベルトを締めてください。
 また、離陸中は席をお立ちにならないよう願います」

アナウンスは流暢だが、ややイントネーションが異なる。
日本人でないことは、容易に想像がついた。

771ロンパリ『落伍人』:2016/03/04(金) 09:26:59
>>770

 『皮肉』だナとも、マンティコアは体が一瞬重力が減るのを感じながら想う。
あの『月の夜』も、ロンパリは空を飛び『月』を消す事を望み上昇した。
 最も、結果は無残の一言デ。嗤ってやる事すら出来ない

 離陸。シートベルトをカチャッと嵌めつつ、他の者と同じく
シートを回す。手元にスタンド看板を置いて一先ずといった具合で口開く。

 「そンじゃまァ  改めて言う事でもねェが」

 ミーティングの顔ぶれを斜視の目で一瞥しつつ、告げる。

「俺はロンパリ。縁あって『ヨハネスブルグ』には一つ拭い切れない『貸し』がある。
 『月』に『死を想う霧』。おレは二度、『死んでる』ンでな、三度目は流石にこの肉体ごと
滅びるのはチョいと不味い。だから、出し惜しみはしネぇし、必要なら奴のケツを
舐めて命乞いしろって指図も受け入れる。ソレが必要な事柄ならナ。
 才れには、お前ラ見たいに霊を使える力は無い。精々、玩具程度で見えて、この
持ってる合金の棒切れでぶっ叩くぐらいしか、今のとコろはナ」

 そう言いつつ、持ってる所持品のスタンドアイテム。
『スタンドDVD』×5
『使い捨てエルドラド』×1『ロンリー・ギャザリング』×1
を散らかすようにして、全員の見える場所に置く。

「全部、今の時節じゃ使えネぇが……何かしら、あんた等の役に
立たせられるかも知れん。欲しい奴は遠慮なく使ってくレや。
 こっち。オレが望むのは『地図』だナ。
『アルメニアン教会』周辺の詳しい市街図がありャ、欲しい。
 それと……これまで、あんた達が『ヨハネスブルグ』とかち遭ったってンなら。
その『情報』。そレがありゃ、言う事ねェ」

 ……出せる手札は、早目に使い切るべきだ。と、瞬きの中で星が告げる。

ロンパリは『無力』だ。だからこそ、今は『手を合わせる』べきだ。
 それが決して俺と言う『マンティコア』の行動に反する事であっても。

772エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/03/04(金) 13:55:14
>>770
「伺おう。こちらからも提示できる手法があるかも知れない」

菊川にそう応え座ってシートベルトを締める。

>>771(ロンパリ)
「それらの物に貴方の言う『霊的性質』を付与する事も可能なので
『使える』と思うなら申し出て欲しい」

ロンパリに応える。
自身の負荷もあるしロンパリ自身の危険もあるが
『スタンド』効果の『物理性質』を使い捨てる事もできるのは
それなりロンパリだけではなくこの場の全員に有益に思えた。

773ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/03/04(金) 21:29:10
>>770-772

「Thank you(ありがとう)」

『マスク男』に礼を言いつつ、座席に着席する。
そしてシートベルトを締めよう。

「・・・・・・・・・・」

スマホを取り出し、電波の届く今の内に、アウレアや家族へとメールを送る。
『出かけてくるわ。明日、遅くても明後日には帰るから』と。
そして懐にしまい、意識を切り替える。後は『ルンクス』を倒し、生き残ることだけを考えよう。

「確かに『地図』は欲しいわね」「その方が連携も取りやすくなるし」
「どなたかミスター・エルガマルから受け取っていたりするかしら」
「現地で入手するとかそういう『無駄』は嫌いそうだもの」

774高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/03/04(金) 23:25:51
>>770
『一般人のSP』ならね、との意識はあるが……
まぁ自分の挙式に『能力影響下の者』を使うかどうかもはっきりはしていないのだし何も言わない。

 以降、敵同士だ。


マスク男に見覚え、声に聞き覚えがあっただろうか。
とりあえず感謝を述べつつミーティングの席につくことにする。

ちゃんとベルト着用だ。


「『クレモンティーヌ』高遠 嶺。
 ……地図、なさそうなら探してみるわね」

緊張でちょっと固めの声で言うだけ言っておく。

エルガマルが無駄を省いたか何かで、全員知っているならそれでいいが
そうでない場合自力で調べあげなきゃいけない。

電話が通じるうちに教会をまず。続いて周辺の地域が地図検索にヒットしないか見てみたい。
『アルメニアン教会』を紹介するHPでもあれば、もっと言えばルンクスの予定がひっかかればモアベターだ

775ロンパリ『落伍人』:2016/03/05(土) 16:18:30
>>772

>「それらの物に貴方の言う『霊的性質』を付与する事も可能なので
>『使える』と思うなら申し出て欲しい」

 ピクッ

「ン……おめェさん、そう言う『使い手』カ」

『エイノー』をしげしげと見つつ、頬の星図のようなニキビを指の腹で
なぞりつつ呟く。どうモ、マンティコアに似た奇妙な既視感を覚える。
 こいつもどうも人では無さそうナ、やはり人のよゥな。

マぁそんな事は今、関知の外であるので詳しい説明だけする。小枝を摘まみ掲げる。

「こっちの小枝(『ロンリー・ギャザリング』)は
『何にでも貼り付けて』、それで貼り付けたのと『同じ材質の花』を咲き散らせる。
だが、春にしか使えネぇ。何にでも張り付く、って部分は、もしかしたら今も
使えノレかも知れん」

 小枝を置いて、次に扇を軽く広げ掲げる。

「こっちの扇(『使い捨てエルドラド)は広げたら半径10メートルを
『夏』の気温に変えるって代物だ。まァ、説明を聞けば解る通り今の
時期じゃ、その力は使えン。精々ちょっと仰ぐのに便利な位ダな。
 だが、この小枝も扇も、あんたの言う『霊的物質』ってもンだ。
……そっチの、『霊的性質』の付与ってもんに関し詳しく説明シちゃ
くレねぇか? 興味ノ\あル。」

 言葉が本物なら、この男『エイノー』の霊の力で多少は俺がルンクスと
相対する時にマシになるかも知れン。

776エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/03/05(土) 23:55:03
>>775(ロンパリ)
初対面の顔も多い、一つ実地に説明してみよう。
ネクタイを抜き伸ばした状態でネクタイピンから
『硬度』カートリッジを抜きネクタイにスロットを
作成して装填する。

「と、まあ『絹のネクタイ』がちょっとした『銀の剣』に
 なったりする。ネクタイは単に『硬くなる』だけだが
 その扇のような『スタンド物質』だと『硬さ』で
『スタンド』にも干渉できる。ただ注意事項もあって
 1:『機能』を抜いた器物以上の『容積』がないと付与できない
 2:『機能』を抜いた器物は『機能』回復後10分は
 再度性質を抜けない
 3:『機能』付与限界時間は五分
 あと私自身の『スタンド』である『F・O・Q』も『機能』付与しないと
 単なる『念動力』にすぎないのでおそらく『貸与限界』は3つ
 くらい、という所だろうか」

ロンパリや他のメンバーに『ネクタイ剣』の『硬度』を確認
してもらったら離陸までに『硬度』を解除する。
流石に離陸時にこれは危険だ。

777ロンパリ『落伍人』:2016/03/07(月) 23:28:12
>>776 

 「卜、なれば……」

 『エイノー』に、『使い捨てエルドラド』と『ロンリー・ギャザリング』
ついでとばかりに『スタンドDVD』も『二つ』。傍へと置く。

「此れらは、あんタが持っておいた方がいィだろ。
小枝(『ロンリー・ギャザリング』)は……張り付く事は無理だ力゛
 あんタなら今そう言う風に硬くするのにヤったように、何かしら使えノレ。
まァ、全部終われば返してクれや。壊してモ、別にいイけどョ」

 そう、告げて渡しておく。

戦争が、始まった際。一々エイノーにスタンド物質にカートリッジの
抜き差しなんぞチンタラする余裕ノ\無いだろゥし。

 ならば使える奴が使うべきだ。

778エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/03/08(火) 19:07:58
>>777
「承知した。然るべき時もしくは
 別行動となる時までお預かりしよう」

『使い捨てエルドラド』と『ロンリー・ギャザリング』
『スタンドDVD』2枚をロンパリから預かる。
確かに必要な折はこちらで『機能』を装填してから
ロンパリに渡す方が1工程早い。

779井上正『ハッピー・オルガン』:2016/03/10(木) 00:42:36
>>770

780井上正『ハッピー・オルガン』:2016/03/10(木) 00:45:14
>>770
目を閉じて、眠る。
俺が生き残るためには、僅かでも体力を万全にしておかなければならない。

781『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/03/10(木) 01:00:33
>ALL

ヒィィイイ ィィィ
                    ・ ・ ・ ・ ・

シートベルトを締め、各々は離陸に備える。
機外から伝わる車輪の振動は、
想像以上に素早く、床下から遠ざかり、
代わりに浮遊感と、見事な夜景を提供した。
黄金町の町の灯だ──
これが最後の町の記憶になるかもしれない。

「離陸に成功しました。
 シートベルトを外していただいて構いません」

アナウンスが響き、機内に静かな音楽が流れ始める。
スチュワ-デスこそいなさそうだが、
十分以上に機内は快適に過ごせそうだ。

「・・・・よし。
 それじゃあ、作戦会議を始めようか」

ヨーダマスクの菊川が、
くぐもった声でメンバーに呼びかけた。


>>773(ウィル)

離陸する間に、
ウィルはスマートフォンでメールを送る。
スチューワーデスがいれば注意されそうだが、
ここは法の外にある旅客機だ。
携帯機器は問題なく使用可能で、メールは送信された。
仮にアウレアの返信があったにせよ、
もはやウィルに追いつくことは出来ないだろう。

菊川:
「──残念だけど、地図はないよ。
 行き先を聞いたのはついさっきだし、
 『エルガマル社長』も聞いてなかったんじゃないかな」

「今調べたら・・・・周辺の地図はあるね。
 『ヒル・ストリート』に面した小さな教会みたい。

 『1835年に建てられたシンガポールで最も古いクリスチャン教会です。』

 なるほどなるほど」

菊川はスマートフォンをフリップしながら、
しきりに頷いている。


>>774(高遠)
菊川と名乗る男を、高遠はすぐに思い出した。
【殺し屋】との闘いの際、壁伝いに情報を知らせていた声だ。
名前は何度か会話に登ったが、姿を見たことはなかった。

菊川に倣い、高遠もスマートフォンで検索する。
建物のちょっとした紹介と、
周辺地図がリンクされたページが、すぐに見つかった。

(アルメニアン教会の地理状況、外観などは
 実物に即したものとする。
 建物内については、GMの推察の元、構成)

ttp://www.yoursingapore.com/content/traveller/ja/browse/see-and-do/culture-and-heritage/places-of-worship/armenian-church.html

他に検索にかかったのは、
アルメニアン教会の利用状況だ。
『明日は貸し切り予定』
『元大統領の長女が結婚式』『相手は南アフリカ出身』
などの情報も、決して大きくはないが散見された。

>>771>>775-778(ロンパリ、エイノー)
自身の自己紹介と所持品を見せた。
エイノーは興味を示してくれたが、
『ナツメグ』の反応はいたって冷淡。
浜岡もさして必要性を感じないようだ。

>ALL

「──まずは簡単な自己紹介から。
 ぼくは菊川 言(ゲン)。
 スタンドの名は『ザ・ユーズド』。
 建物を『体の一部にする』のが、ぼくの能力だよ」

「『人食い屋敷』のように動かせたりはムリだけど、
 中の様子は自在にわかるし、床や壁越しに連絡もできる。
 鍵を開け閉めしたり、灯りを操作したりも自由自在。
 屋内に限れば、今回も君たちのサポートを果たせると思う」

「今回一番役に立つかなって部分は、
 その建物を『破壊不能』なくらいに強化出来ること。
 例えルンクスでも、壁を壊して簡単に逃げられたりは
 しないんじゃないかな」

「──ただし、弱点が二つ。
 このスタンドは、ぼくが建物に触れていないと成立しない。
 あと、戦闘能力はゼロだから、
 誰かに護ってもらわないといけないんだ。
 もちろん、隠れててもいいんだけどね」

782エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/03/10(木) 02:33:44
>>781
「了解した、宜しくお願いする菊川氏。ただ私は護衛は無理だろう。
『建物』に機能付与する場合精緻で迅速な状況判断が必要になる。
 突入組にいた方がベストだと思うが他のメンバーが『建物全体に 
機能付加する』状況を有効に使えるなら私が菊川氏の護衛と 
 バックアップに回る事も可能だろう」

『役割分担』について提起する。
誰も全く『無関心』を通すならロンパリにも残ってもらい
『機能』付与アイテムを返して『第二陣』として突入という方策もある。

783ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/03/11(金) 00:38:52
>>781-782

「あら?そうなのね」

『アナル・キティ』も万能ではないということか。いや、逆に言えばここで調べて
手に入る情報ならば、わざわざ『地図』という形で持って来た方が『無駄』かもしれない。

「わたしも調べてみるわ」

スマートフォンを操作しつつ、『菊川』の声に耳を傾ける。
『アルメニアン教会』の情報が見つかれば、顔も彼の方へと剥けよう。

「よろしくお願いするわね ミスター・キクカワ」
「なるほど・・・何だかとても面白い能力ね」「サプライズにはぴったりよ」

軽く冗談を交えつつ、本題に入る。

「戦場に出ることのメリットはないと見て良いのかしら?あなたの『ザ・ユーズド』は」
「ロックできる部屋の中にこもって、適宜室内を操作しつつ
 こちらからの要望を受け取って、それに応えることも可能だものね」

一度鍵をかけてしまえば、その扉は破壊不可能で鍵を開けることもできない。
その状態でもこちらの声は伝わり、向こうからも声を発せられるのであれば、やはり彼には隠れてもらうのが上々か。

784高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2016/03/11(金) 00:40:16
>>781
「内部の状況は、現地につかないと無理そうね、菊川さん」

【殺し屋】との闘いの時……あの声か。と思いつつ他に掛かった情報を見る。

思えば、ああいう時致命的に誰かが死ぬようなことが避けられていたのは
この人が戦場全体を監視してたんだろうか、との思考が頭をよぎる。

ルンクスは……元大統領の長女と挙式。
教会はそれで貸し切りか……。

「私は防御組かしらね……ただ、『護衛』という意味では出来るけど
 より確実に『防御』する『パートナー化』を菊川さんにしてしまうと
 建物に触れていないといけないという条件を満たせないから……」

作戦や状況によるのは言うまでもないが、
『護衛』を自分をパートナーにして行う事をベースに考えておこうか

785ロンパリ『落伍人』:2016/03/11(金) 16:16:14
>>781-784

    ク     ヵ  ア ァ゛  アー…

でかい欠伸一つ鳴らし。  斜視の片目で全員を一瞥しつつ呟く。

「一つ あンた方に聞きたいンだ力゛ね」

 「すッかりと全員、その教会の中に乗り込める気でいル見たいダが。
『権力者の子供の挙式場』って処二、あんた方はリストに載ってない
のを承知で出入りする気なのカね? まず出会い頭に『元』大統領の
娘の護衛に、あの喧しい鉄砲で蜂の巣にされるのが関の山だと思う力゛」

 『アルメニアン教会』の中に入るまでの過程での部分の問題を指摘する。

「ノレンクスって奴の……スタンドの名前が解らん、が。そのオテガの
スタンドの『体液で僕にする能力』……ッてだけが、本当に下僕にする
『だけ』で終わルのかも疑問なモんでね。こうまで団体で襲撃する手筈
になるって事ノ\、だ。そこまで毛嫌いされる奴の能力が、たかが兵隊
にするだけで終わるとも思えねェんだヨな……」

 「  『ウィル』  てめェは、奴の能力の奥底まで
実は知ってンじゃねェ力? まだ、喋っていねェ事が ヨぉ…」

 >>762で『簡単に説明すると』って言われたしな。
『ウィル』がまだ奴の霊の力、その細部を把握してても不思議じゃネぇ。
マンティコア以外、もう知っテる事なノかも知れンけどナ。

全員に教会の内部に入るまでの方針を聞く。
(PLとしては:『婚約期間』 ─5日目─↓
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1421852015/
の情報を共有したい)

786エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/03/11(金) 22:08:13
>>785(ロンパリ)
「ああ、特に方法がない場合私が『爆破テロリスト』になって
『善意の有志』とここの皆に追ってもらおうかと考えていたよ」

しれっと言いはしたが『もう少し考慮された潜入手段』が
あるに越した事はないだろうとは思う。
反面贅沢を言える余裕が無いのも事実なので最悪この手法でいく気でもいる。

787ウィル『ヴェノム&ファイア』:2016/03/11(金) 22:56:31
>>785(ロンパリ)

「あら・・・せっかちなのね ミスター・マンティコア」
「今はそうならないために各々の能力を確認しているところよ?」

とはいえ、彼を知り己を知ればというチャイニーズのことわざがある。
先に敵の能力を知ってから、各面々の能力を聞くのも良いだろう。

「では先に わたしの知っている限りでお話ししましょう」

「ルンクスのスタンド 『エンジェルズ・ラダー』は『本体の体液に触れた生物を僕にする能力』」
「恐らくは『近距離パワー型』ね・・・かなりの威圧感を覚えたわ
 本体と同じく 『一部分』が肥大化しているのが特徴かしら」
「質感は『黒曜石』に似ていたわ・・・頑丈なのかもしれないわね」

「そしてここからが『重要』」

「『僕(しもべ)』となった生物には 特長的な『才能』や『スタンド』に目覚めることがある」
「・・・わたしが先日病院で戦った女性は『神速』の動きを可能にしていたわ
 幸い彼女には『才能』だけでスタンドは見えていなかったようだけれど」
「あとこれは推測だけれど・・・『無尽蔵』に僕にできるわけではないようね」
「それならヤツは『ヨハネスブルグ』で今より上の位置に立っているはずだから」

788エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2016/03/12(土) 00:10:12
>>787(ウィル)
「過大評価も良くないが楽観もできない。直接見た訳ではないが
 昼にルンクス調査に協力してくれた『スタンド』使いの青田君が
『花嫁』にされた『モナ・リザ』に襲撃された。生物ならともかく
『絵画』だよ?『ヨハネスブルグ』もおそらく総がかり前提で
 相対している事で均衡がとれていたのだと思う。ちなみに『モナ・リザ』
 にも『魅了』に近い能力があったらしい」

ウィルの話に昼の体験を補足する。

789ロンパリ『落伍人』:2016/03/12(土) 21:33:22
>>786-788

>特に方法がない場合私が『爆破テロリスト』になって
>『善意の有志』とここの皆に追ってもらおうかと考えていたよ

「そリャ、ちょィと無茶力゛あるナ。お若いノ」

 『エイノー』に対し、ギシッと背もたれを軋ませながら腰を深く座らせ告げる。

「奴。ルンクスって奴にして見りゃ、誰かが襲い掛かって来ようと襲撃しようと
事前に対処出来る『確信』がある。だからニュースなンぞで隠さず堂々とやってンだ。
 わざわざ外道な真似して炙り出そうとしてモ、こちラが火傷すルだけヨ」

 「おレなら……『ヨハネスブルグ』の面子を騙り、ちょいと反応を確かめて
シンガポールに居るだろう子鼠共をおびき出すがネぇ。まァ、さっき居た
スヴァルトって奴の筆跡なり、何かしら奴の能力ヲ知ってりゃア出来るんだが」

 才れは、けんもほろろに話も碌にさレねぇからな。と、淡々と呟く。

そして続く『ウィル』と『エイノー』の言葉に、幾つかの節で上下に軽く頷いてから
軽く唸り、航空機の天井を仰ぎ睨みつつ、そして表情を無に戻して顔の位置を正す。

「天使達の梯子(エンジェルズ・ラダー)……ネぇ。それに『絵画』……
予想はしてたが、シャーマン(スタンド使い)の群れが待ち構えてるのは当然……。
ンで、その何人かに。こちらが奴の領域に入った瞬間に発動する能力を持ってる奴が
数人いれば教会に辿り着く事も出来ねェって事かィ。やれやれだネぇ……」

 やる事は変わらん。ただ、もう少し綿密に計画を立てざるをえないと言うにが
現状だろう。無作為に突っ込んで死んだ大馬鹿(ロンパリ)が良い実例だ。
 
 「……ンで。これ等の意見を聞いての、プロフェッショナルの
アんた方の意見も聞いて見たい処なンだがねェ」

 そう、【護り屋】【殺し屋】合同チーム。井上以外(眠ってるので)の
面子を一瞥しつつ聞いて見る。もっとも期待なゾしてねェが。

790井上正『ハッピー・オルガン』:2016/03/13(日) 10:11:55
>>781
「俺からは …特にない。
俺の『スタンド』が出てきたら、近くには来ないでくれ。
ただパワーがあるだけの『スタンド』だが、気難しい、八つ当たりの責任は取れない」

飛行機上からの景色はどうか?


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