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じゃあ聞くけど逆にガルパンの誰にだったら力負けしたいんだよ
1
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/12/17(火) 10:50:46 ID:2zR1CQRQ
僕はオレンジペコです(半ギレ)
オレンジペコroom
貴方はオレンジペコにベッドに押し倒されている
貴方は手首をオレンジペコの白い腕で押さえつけられている。
その細い腕からは想像できないような怪力で、押さえられた腕はピクリとも動かない
「○○さん、今日はダージリン様とお話しされていましたね? いえ、だから何と言うわけではありませんよ 浮気だと言うつもりもありません。」
「人間なんですから、顔を合わせれば話をすることくらいあるでしょう…ダージリン様は素敵な人ですし…」
「ですが、他の人とあまり親しくされると…私は、貴方に『私の物』だ…っていう証拠をたくさん付けないと安心できなくなっちゃいます…
貴方は私の……だから」
そういうとオレンジペコは貴方の首筋に優しく噛み付く
「もし、貴方が他の人とあまり親密にして激しい嫉妬にかられたら…今日みたいに力ずくで押さえ付けられて、でも今日よりも激しくなぶられちゃうかもしれませんよ…」
貴方の首筋には少しばかりの赤い痕が残っていた
ってしたいから、オレンジペコです(半ギレ)
157
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/02/27(木) 02:20:02 ID:H/KpTtwk
健全もいいけどアンチョビにエッチな事されたい気持ちもある
158
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/01(日) 07:49:54 ID:7Qi.63Mc
ナオミ
ある日の帰り道
ナオミとの帰り道
貴方はガムを噛みながら駄弁り一緒に歩いていた
「ねぇ○○、そのガムまだある?」
貴方はいま食べているのが最後の分だと答え、新しいガムを買うためにコンビニに寄ろうと提案した
「あっそ…」
彼女は貴方の頭に手を伸ばし、鮮やかな手付きで自分の方に無向かせると、唇を合わせ舌を入れた
「…ん…ふぅ…」
彼女が顔を離すと貴方の口の中にあったガムは彼女の口の中に収まっていた
「サンキュー、○○」
彼女はそういうと何時ものようにガムを噛み出した
3日振りの初投稿です
159
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/01(日) 09:29:13 ID:79I/ZC6.
アーイイ、タマラナーイ
160
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/26(木) 16:44:08 ID:2Omyn13Y
丸山咲希
貴方は一人で歩いていた
そんなあなたの視線の先にある顔見知りの少女の姿があった
「……」
その少女――丸山咲希――は言葉を発しなかったが視線を貴方に向けた
貴方は彼女に挨拶をしたが、彼女は少し頭を下げたのみだった
しかし、それは普段通りなので貴方は気を悪くすることも無い
「………」
貴方は彼女に当たり障りの無い世間話をしていると、彼女が唐突に貴方の服の裾を摘まんだ
「……」
言葉こそ無かったが、彼女との付き合いで得た経験からそれは彼女が何処かに連れていきたい時の合図だと知っている貴方は彼女に引かれるままに付いていった
161
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/26(木) 16:46:51 ID:2Omyn13Y
到着した場所は彼女の住んでいるアパートだった
彼女はここでもまた無言のまま玄関を開けて貴方を招く
そして貴方を部屋に入れると、鍵を閉め彼女も続いた
貴方は部屋で一人、あぐらをかいて座り、何故彼女が自分を部屋に呼んだか考えたが普段から妹のように見ている彼女に対しては何の警戒もしていなかった
少し遅れて部屋に入ってきた彼女は当たり前のように貴方の足の上に腰かけた
そこから暫くの間沈黙が続いた
貴方は沈黙に耐えかね、何故自分を呼んだのかという質問を切り出した
彼女はその質問を受けて尚、少しの間無反応だったが、沈黙の後、携帯を取り出した
彼女がその携帯に表示させたのは、貴方と貴方の付き合っている大洗学園戦車道チームの一人が接吻をしている画像だった
貴方は、彼女がその画像を持っていたことに動揺したが、彼女はその画像を見せ付けて尚、言葉を発しない
そして、貴方が逃げるように立ち上がろうとするように足を崩した瞬間、彼女は不安定な体勢な貴方に体重を掛けて、押し倒した
そこで貴方は、彼女が裾を引いてから貴方に見せなかった眼を、見た
あまり言葉を発しない口
滅多に動かさない表情筋
それらを補って余りあるほど巨大で歪な感情の動きが、その眼からは見て取れた
貴方は、その視線に見いられ体を動かすことが出来なかった
物理的な圧力を持っているのかと思わせるほどだった
しかし、たとえ体を動かせたとしても、彼女はそれを許さなかっただろう
彼女はその瞬間でも油断無く貴方の手足を抑えていた
そして、掴まえた貴方を見つめたまま
「…○○は……私の…」
声は平淡に、しかし視線は貴方に一層の執着を見せながらそういった
貴方は蛇に睨まれた蛙のように、彼女に甘くなぶられた
162
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/26(木) 17:14:03 ID:.t7a5.gE
>>161
正直一番怖いとともに興奮する
163
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/26(木) 22:08:35 ID:E254XHFk
ちょっと文体変わってる気がするけど相変わらずいい
164
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/26(木) 22:27:56 ID:fEcuRKH6
俺が守護らねばならぬってなってる咲希ちゃん相手にこれやられたら怖いけどやっぱり興奮する
165
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 01:05:43 ID:2c/KL7M.
ナカジマ
貴方は雨になる度に、雨の独特の冷気と反比例するように頭がのぼせる
まるでパブロフの犬のように
それはある少女による後天的な条件付けによるものだった
貴方は自室の中で浮き立つ感情を抑えている
今日は雨…そして、いつも通りならこの時間帯にそろそろ彼女がやってくる
貴方は外の物音に耳を澄ましている
そして、降り続ける雨音の他に廊下を歩く足音を聴いた貴方
その音を聞いた瞬間ドアの鍵を開けると、扉の前には彼女――ナカジマ――が立っていた
166
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 01:06:45 ID:2c/KL7M.
「久し振り〜○○…って、はしゃぎ過ぎだって〜」
彼女は落ち着きのない子供を見るのと変わらない視線で貴方を見る
「とりあえず入れてよ…寒くてさ〜」
その言葉を聞き、忙しなく招き入れる
そして、彼女と共に部屋に入ると貴方はまるで幼子のように彼女の胸に飛び込む
「はいは〜い…ママでちゅよ〜」
自分より年下の彼女に向かって甘える貴方
しかし、貴方はそれを当たり前のように行い、そして彼女もそれを当然のことのように受け入れる
そのまま幾ばくかの時間が過ぎると彼女は貴方の部屋の物色を始めた
貴方は彼女の行動に寒気から体を震わせる
「…ここかなぁ…それともここ?」
そして数分後、彼女は貴方の反応から、数冊のアダルト雑誌と性的玩具を見つけた
「ねぇ…○○…私いつも言ってるよねぇ?…こんなもの使ったら怒るよ…って」
貴方は言い訳するように口を動かしたが、彼女は穏やかなまま貴方を圧する
「だめじゃん…○○は私より年上でも、私よりお子様なんだからこんなもの持ってたら…」
そして彼女は、親が幼子に叱るように貴方の行いを批難する
「まったく…久し振りに会ったんだから甘えさせてあげようと思ったんだけど…」
「お仕置き…しないとね?」
167
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 01:08:06 ID:2c/KL7M.
貴方は逃げることも出来ず―出来たとしてもしなかっただろうが―、彼女に捕まる
捕まった貴方は、座り込んだ彼女に前から捕まるような体勢でお尻を少しあげた状態を、彼女の片腕で固定される
「じゃあ行くよ〜 い〜……ち!に〜…い!」
彼女はカウントしながら、柔らかなしなりと並の男を上回る腕力で貴方の尻を叩く
貴方の臀部は瞬く間に赤く腫れ上がっていく
その痛みは痛覚を直接刺激されるかのような激痛だったが、貴方はそれに比例するかのようにとても大きな興奮と快楽を感じる
「ねぇ○○〜…反省…した?」
貴方は痛みによる衰弱で答えられなかったが、彼女は腹部に触れている貴方のものの感触に気付く
「まったく…後10回追加するからね♥️」
彼女が追加の10回を叩き終える頃、貴方は息も絶え絶えに絶頂していた
貴方は目覚めると慈母のような笑みを浮かべる彼女にソファーの上で膝枕をされていた
彼女の話によると極度の興奮と疲労で気を失っていたようだった
雨は止んだが外はかなり暗くなり、起きた貴方を寝かせると彼女は帰る準備をしだす
「じゃあ○○…そろそろ帰るね 会うのは雨の日に!」
そういって、彼女は玄関を出ようとする直前に
「あっ、○○の汚れたおしめ…変えといてあげたよ❤️」
そう言うと今度こそ去っていった
貴方は彼女の蕩けるような飴と痛烈な鞭に支配されていた
168
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 01:11:43 ID:2c/KL7M.
数日空いたので初投稿です
母性と尻叩きはセットにして欲しい(ワガママ
好きな子とかシチュエーション有ったら書いて、どうぞ
書けたら書きます(書くとは言ってない)
169
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 01:20:15 ID:YjlMta.o
安藤と押田
昼はクラスメートの押田に、
夜はルームメイトの安藤に押し倒される。
休日は2人セットで押し倒してくる。
170
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 01:28:22 ID:E43pCicA
宇津木ちゃんの声に脳から溶かされて力奪われたい
171
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 12:32:08 ID:IJplYcgg
>>114
ですがちょっと自分で作ってみることにしました
長くなりますができたら投下しますのでオナシャス
172
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 18:29:40 ID:uyef9LmM
あくしろよ(期待)
173
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 20:53:24 ID:IJplYcgg
>>114
です。フッ(自嘲)お待たせしました
先の大会で黒森峰を破り、優勝を果たした大洗は瞬く間に戦車道で名を知られるようになった。
それが原因か、入学者も急増。学校側は教員を急募したが、そこは花の女子校。男性教師の志望者に対する審査の眼は厳しかった。
「起立!礼!」
授業の終わりを告げるチャイムとともに、教室に元気な声が響き渡る。
その声が向けられているこの男は、国語教師となる夢を叶えたばかりである。
学生時代から禄に女付き合いもせず、ひたすら文学作品と向き合って過ごしていた。
その真面目さと熱意が評価され、このご時世にも関わらず大洗の教員採用試験に唯一合格した男性教師だった。
「…」
金曜日の最後の時限である漢文の授業を終え、各々が部活や帰りの支度をする中、一人の少女がその男のもとへ行く。
丸山紗希。滅多に言葉を発せず、何を考えているかよく分からない、というのが第一印象だった。
しかし漢文が得意科目のようで、定期試験でも発展問題すら難なく解いて満点を取っている。
紗希「…」
教卓に来た紗希に用件を尋ねたが、無言で立っている。どうしたものかと考えていると、おもむろに口を開いた。
紗希「もっと…読みたいです…」
彼女の声を初めて聞いたことに驚きつつも、自分の担当科目にさらなる興味を示してくれたことを嬉しく思った男は、図書室へ行くことを提案した。
紗希「…」
ところが予想に反し、紗希は無言で首を横に振った。
「紗希〜何話してるの〜?」
「早く準備しないと練習遅れるよ〜」
「まさか先生と禁断の恋!?きゃー!」
「どこぞの少女漫画みたい!」
「何バカなこと言ってんの…」
いつの間にか、紗希以外の少女たちに囲まれていた。
澤梓。阪口桂利奈。宇津木優季。大野あや。山郷あゆみ。
紗希のチームメイトにして大親友である。
事情を話すと、それぞれが口々に説明してくれた。
梓「紗希はもう図書室の本は探し尽くしています。でも読みたい本…漢文だったっけ、は無かったみたいで…」
桂利奈「ここの図書室、品ぞろえ悪いもん!特撮の本なんて1冊も無いし!」
あや「置いてたら逆に問題じゃない?面白いけど〜」
優季「恋愛小説だってそんなに置いてないんですよ〜。あっても難しいのばっかりでわかんないんです」
あゆみ「紗希がこんなに強く興味を持つなんてそうそうあることじゃないので、何とかしてあげたいんですが」
合点が行った。それならば、教師としてその思いに応えてあげなくてはなるまい。
自宅に学生時代の研究資料が残っているため、それをいくつか持ってくることにしよう。
ところが、紗希は一瞬顔を上げたかと思うと、また首を横に振った。
174
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 20:53:49 ID:IJplYcgg
優季「紗希ちゃん、ダメなの?」
あゆみ「いい提案だと思うんだけど」
親友2人が心配そうに聞く。
桂利奈「何かこだわりでもあるんじゃない?わたしだって特撮見るときは絶対録画しておくし!」
あや「ちょっと違うような…。でもわたしも買ったストラップは全部大事に並べておくから、それに似たようなものかなあ」
個性的な趣味を持つ親友2人が考える。
梓「…ひょっとして、先生の家に直接行きたいの?」
紗希の様子から察したリーダーが確かめる。
紗希「…」
紗希はゆっくりと頷いた。
困ったのは男である。是非とも生徒の興味に応えたいが、自宅に上げるとなると話は別。
下手をすれば折角就いた天職を失うことになりかねない。
梓「やっぱり…。でもそれだと先生に迷惑が掛かっちゃいますよね…」
やはり残念だったのだろう、紗希も心なしか落ち込んでいるように見える。
優季「先生の家で二人きり…!そこから始まる禁断の愛…!」
あゆみ「あのねえ…」
あや「まーこのご時世、色々言われちゃうんだろうね」
桂利奈「じゃあみんなで行って勉強教えてもらうことにしようよ!」
突然の提案。話が大きくなってきたため、校長が許可しないだろうから駄目だと何とか丸め込もうとする。しかし。
あゆみ「もし校長先生が認めても、生徒会長が何て言うか…」
あや「でもあの杏先輩なら認めてくれるかも!」
桂利奈「よーし、聞きに行こう!突撃〜!」
優季「先生、ちょっと職員室で待っててくださいね」
そうか、ここは生徒会長が校長に優越する学校か。その生徒会長の杏先輩とやらは大洗の戦車道を復活させた大胆な手腕の持ち主だという。
さてどうしたものかと職員室で悩みながら仕事をしていると、生徒会室に呼び出された。
いくら生徒会長とはいえ、生徒が校内放送で教員を呼び出すなど前代未聞である。同僚の生暖かい視線と揶揄いを背中に受けながら生徒会室へ向かった。
175
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 20:54:16 ID:IJplYcgg
桃「先生をお呼び出ししてしまい申し訳ございません。ですが会長直々にお話があるということだったので」
柚子「どうぞ、お茶です」
呼び出されて数分後、男は生徒会室のソファーに座っていた。
別のソファーには紗希たち6人が並んで座っている。「大丈夫だよ、杏先輩が何とかしてくれるから」と聞こえたが、何を何とかするというのか。
いきなり叱責か詰問でも食らうものと思っていたが、どうも違ったようである。或いは嵐の前の静けさか。
杏「あ〜先生、そう肩肘張らなくていいですよ」
目の前で干し芋を齧りながら呑気に話すこの少女が生徒会長とは。男は改めて自分が固定観念に縛られていると実感した。
杏「さっき彼女たちウサギさんチーム…あ、戦車道の1年生チームですね。が来て、先生の家に行ってもいいかって」
いきなり本題である。まさか生徒から苦言を呈されるという、教師にあるまじき事態になるのか。
その警戒心は即座に解かれることとなった。
杏「もし先生のお邪魔にならなければ行かせてあげてくれませんかね?いい機会だと思うんで」
桃「私からご説明します。彼女たちはこれからの大洗の戦車道を率いることになる重要な立ち位置にいます。
ですが、そこはまだ高校生の身。他にも多くの事を経験して視野を広げることが求められます」
柚子「桃ちゃんも私たちも高校生だけどね」
桃「桃ちゃん言うな!…失礼しました。話を聞いたところ、先生の家に行きたいと言い出したのは丸山だそうですね。端的に言って驚きました」
柚子「こう言うのも何ですが、紗希ちゃんはあまり自分の考えを表に出さない子なんです。
その紗希ちゃんが『先生の家に行けば、もっとたくさん読めるから』とはっきり言ったんです」
杏「私も最初は面食らったんですけどね、これは今後大洗の戦車道を担っていく彼女たちの精神的なコンディションを上げるチャンスじゃないかと思ったんですよ。
二人きりだと私でもちょっとマズイと思ったんですが、みんなで行くなら勉強会でも開いて成績向上につながるし、結束力もさらに強まるんじゃないかってね」
1年生の12の瞳が男に注がれる。こうなっては無下に断るのも憚られる。それに杏の言う通り、彼女たちの成長に資する可能性は確かにある。
第一、6人もいれば変な間違いも噂も起きないだろう。男は「生徒と教師が乱交」という噂が立ってはたまったものではないと一瞬でも思ったことを密かに恥じた。
そんなこんなで、早速翌日の土曜日に男の自宅へ6人の少女が押し掛けることになった。
176
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 20:54:49 ID:IJplYcgg
あっという間に一晩が過ぎた。男は朝起きてすぐに朝食を掻き込むと、珍しい客人を迎えるべく奮闘した。
本だらけの自室の整理に掃除。持ち帰ってきた仕事書類の収納。来客用の食器の確認。
そうこうしているうちに軽快なチャイムが鳴った。
梓「先生、こんにちは。お邪魔します」
あや「うわ〜、これが男の人の部屋なんだ!」
優季「元カレの部屋にも入ったことなかったし感激〜」
あゆみ「き、緊張する…」
桂利奈「お兄ちゃんの部屋ともちょっと違うなー」
紗希「お邪魔…します…」
一人暮らしを想定して設計された部屋のため、7人が同室ではさすがに狭い。
本を読みに来た紗希と、6人の中でも取り立てて成績が振るわないわけではない梓を仕方なくベッドに座らせ、残る4人は勉強会のため机の四方に陣取らせた。
4人には次の試験範囲で重要となる部分の問題集を解かせ、梓に指導のサポートを要請することにした。
飲み物を取りに行きがてら、紗希を自室の本棚へと案内する。
紗希「…」
言葉こそ発しないが、わずかに動いた口元の動きから紗希の喜びようが垣間見える。昨日まで抱いていた不安は完全に払拭された。
紗希「…これ」
紗希は男が学生時代に教材として購入した漢詩集、それに小説を指した。小説の方は数百年も前の恋愛小説である。
さすがの紗希でも原文から読むのは難しかろうと思ったが、幸いにも男がかつて熱心につけたメモがそのまま残っていた。これなら読めるだろう。
2冊を紗希に渡して先に部屋にへ行かせると、男は台所で飲み物を用意してからその後を追った。
あゆみ「あーダメだ!ここどうしても読めないよー」
桂利奈「あい〜…」
優季「何でこんな意味になるの〜?」
あや「あっ、この単語って意味が2つあるんだって!文脈から判断とか無責任すぎー」
梓「はいはい、とりあえず自分で調べて考えても分からなかったら聞いてね。先生もいらっしゃるんだから」
女三人寄れば姦しい、とはよく言ったものだ。その倍の人数だと「姦しい」程度では済まない。
梓「あっ先生すみません、いきなり押し掛けた上にうるさくしてしまって…」
梓が申し訳なさそうな顔をする。1年生にしては本当にしっかりしている。自分を始めとする教師陣の評価が高いのも納得だ。
黙々と本を読む紗希を尻目に、梓と2人態勢で勉強を教えることにした。
177
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 20:55:21 ID:IJplYcgg
ふと空腹を覚えたので時計を見ると正午を回っていた。
時折他愛もない雑談も交えていたとはいえ、全員が夢中になって過ごしていたということだろう。
勉強していた4人と指導に当たっていた梓は勿論のこと、紗希も心なしか少し疲れているようである。
この状況で外出するのも憚られるため、ピザの出前でも取ろうかと提案する。
梓「いやそんな、全然お構いなく…!」
梓が真っ先に遠慮するのは想定内である。そうは言っても昼飯を食わねば午後まで持たない。生憎男は客人に料理を振る舞えるほどの腕前も持っていなかった。
あや「私たち少しはお金持ってきてますよ」
だから自分の分は自分で支払う、ということだろう。しかし生徒にそんなことをさせるのは、男の教師としての矜持が許さなかった。
優季「じゃあ、お言葉に甘えて…」
あゆみ「そう言われると迷っちゃうなあ…どれにしよう…」
本当に遠慮することは無いぞと声を掛けて何の気なしに首を動かすと、桂利奈が紗希と話していた。
桂利奈「紗希ちゃん何読んでたのー?」
紗希「…」
紗希は先ほどまで読んでいた本を開いて見せるが、桂利奈はすぐ目を逸らしてしまった。
桂利奈「漢字ばっかりでわかんないよー!」
男は2人も呼び、各々好きなピザを選ばせた。男が狭い部屋でこのような大人数と一緒に飲み食いするのは学生時代の飲み会以来である。
生徒相手とはいえ、この後も楽しい時間を過ごすことができそうだと期待したのは言うまでもない。
178
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 20:55:48 ID:IJplYcgg
しばらくしてきた大量のピザを7人で平らげ、午後はどうするかと考えていると、優季が近付いてきた。
優季「ちょっと聞きたいんですけど、先生って彼女さんいたことあるんですか?」
こんな男にも彼女はいるにはいた。教員免許を取るための授業で知り合った女子学生である。勉強や将来のことで相談し合ううちに親密になり、男の方から告白して付き合いだした。
しかし初めて恋人を得た男の気遣いは空回りにしかならず、徐々に気まずくなってしまい、気がついたら連絡を取ることも無くなって自然消滅。
それ以来、男は金輪際恋愛などしないと決めていた。時間も金も気も遣い、そこから交際、結婚、家族とスムーズに進めば大いに結構だが、男が経験したのは骨折り損のくたびれ儲けだった。
男がここまで仕事に精を出しているのは、恋愛に虚しさしか見出せなかったことの裏返しでもある。
あや「それすごく気になる!どうだったんですか?」
梓「失礼なのは承知してますけど、私も…少し気になります…」
男にとっては過去の下らない失敗談、苦い思い出だが、隠すことでもないためぽつぽつと話し出した。
こんな甲斐性無しな男には引っ掛かってくれるなという、自虐を交えた生徒指導である。
「…」
数秒間の沈黙。最初は興奮していた面々も、神妙な面持ちになっていた。
いくら自虐でもこんな話はすべきではなかったか、ましてや女性生徒相手に、という後悔の念が押し寄せる。
あゆみ「…えっ!?紗希、どうしたの!?」
紗希「…」
桂利奈「悲しかったのかな…」
沈黙を破ったのはあゆみの声だった。見ると紗希がぽろぽろと涙を流している。
男の後悔は倍増した。よりによって自分の担当科目に興味を示してくれた生徒を泣かせてしまうとは。
男は紗希を慰めつつ、自分はもう大丈夫だという意思表示をするために紗希の頭を撫でた。
そのときである。
紗希「…先生…」
普段の様子からは想像できないほど強く抱きしめられ、勢いのままベッドに押し倒される。
男は驚いたが、一瞬でこの状況が教師としてはよくないものであることを理解し、何とか紗希を宥めすかして離れさせようとする。
ところが紗希は離れるどころか、さらに腕の力を強めている。
紗希「…」
そのまま男にキスをした。
179
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 20:56:12 ID:IJplYcgg
梓「ちょ、ちょっと紗希!?何してるの!?」
桂利奈「あ、あ、あいぃーー!!」
優季「キャー!!」
あや「え、え、え?なにコレ?」
あゆみ「う、うわぁ…キスだ…本物はじめて見た…」
五者五様の反応を尻目に、紗希は男の胸に頭を落とす。
紗希「…」
男は混乱した。いや、「混乱」だけではない。困惑。驚愕。快楽。羞恥。それはそれは様々な感情が脳内を駆け巡った。
教師という身でありながら生徒とキスをしてしまうなど、言語道断。翌週からクビを切られることになるかもしれない。
そのようなことを考えることができない程度に、男の思考は停止していた。
とにかく、紗希の意図を確かめなくてはならない。一体何があったのか。
紗希「…」
紗希は男から腕を離すと、先ほどまで読んでいた小説を見せた。まさか先ほどの話とこの小説に中てられたとでも言うのか。
紗希「…愛して、います」
追撃。しかし、先のキスほどの衝撃ではなかったため、男の思考は何とか稼働していた。5人は相変わらず騒いだり赤面したりしている。
なぜ、自分なのか。やはり小説のせいか。周囲に年頃の男子がいないからか。それとも何か勘違いでもしているのか。
極力言葉を選びつつ、理由を聞く。
紗希「…」
紗希は微笑んだまま答えない。と、優季が尋ねてきた。
優季「先生!紗希ちゃんへのお返事は!?」
男の思考力が徐々に戻る。キスされた後とはいえ、生徒から告白を受けてしまったのだ。返答せざるを得ない。
180
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 20:56:34 ID:IJplYcgg
紗希は見れば見るほど端正な顔立ちをしている。大洗が女子校でなければ間違いなくモテているだろう。
性格も一見掴みどころがないとはいえ、授業態度は真面目そのものである。それに梓たちのような親友、さらには戦車道の先輩からも可愛がられているという。
自分が教師という身分ではなく、年がもう少し近ければ即座に受け入れたに違いない。
しかし、その教師という身分、そして先ほどの失恋経験が男を思いとどまらせていた。
もし自分が紗希を受け入れ、何とか教師と生徒という関係のハードルを乗り越えたとしても、またあのときのように自分も相手も辛くなってしまうかもしれない。
あや「先生!どうするんですか!?」
桂利奈「あ、あいぃ〜…」
あゆみ「うわぁ…あの恋愛漫画の展開に似てる…すごい…」
梓「あ、あぁ〜…どうしよう…」
外野が何やらのたまっているが、まずは紗希に返答することに集中しなくてはならない。
これまでの人生で最も慎重に言葉を選びつつ、告白には応えられないこと、その理由は自分が教師で紗希が生徒であることを述べた。
紗希「…」
またしても紗希の目から涙が流れ落ちた。
優季「えぇー!?何でえ!?」
理由は今言ったのだが、聞こえていなかったのだろうか。
あや「先生、ほんとにそれだけですか?」
梓「…ふぅ。ちょっと落ち着いたかも。先生、私は生徒として先生になるべくご迷惑をお掛けするわけにはいかないんですが、そのご回答では到底納得できません」
返事の相手は紗希であるにも関わらず、ガンガン攻めてくる。
桂利奈「そーですよー!あの紗希ちゃんがあんな風にするなんて、私たち見たことないんです!」
あゆみ「先生と生徒という関係がダメなら、卒業してからならいいんですか?」
彼女たちが紗希を大切に思っている気持ちは十二分に理解できる。
その気持ちに免じて、男は隠さず全て打ち明けることにした。
先ほどの失恋が、まだ心の中で尾を引いていること。もう自分は恋愛などできない、したくないと思っていること。
そして、自分と付き合うことで自分にも相手にも辛い思いをさせたくないこと。
家族にも友人にもなかなか打ち明けられなかった本心が、なぜかするすると出てきた。
181
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 20:56:58 ID:IJplYcgg
梓「…紗希、ちょっと貸してくれる?」
またしても訪れた沈黙を破ったのは、梓だった。紗希が見せた小説をぱらぱらとめくる。
梓「先生、こんなときにすみませんが、この小説ってどんな話なんですか?」
男は何を唐突に、と思ったが、梓は考え無しに行動する生徒ではない。何かあるのだろうと判断し、簡潔に答えてあげた。
その小説は、簡単に言ってしまえば身分の違う男女が紆余曲折の末に恋愛を成就させ、結婚して大団円で終わるというものである。だが、それが何だというのか。
梓「先生がおっしゃることはごもっともです。ですが、紗希の親友として、一人の男性である先生に言わせてください。
身分の違いなんてすぐに乗り越えられます。この小説みたいな封建社会じゃあるまいし。
それと、先生が辛い思いをされたのもよく分かりました。でも、恋愛って辛いことばかりじゃないと思うんです。この小説の男女も色々なすれ違いで辛い思いをしてるみたいですが、日に日に想いが強くなって最後は大団円なんですよね?
紗希が先生のことを好きだったのはさっきまで知りませんでしたが、今思えばこれまでの態度もそういうことだったんじゃないかって思えるんです」
あゆみ「態度って…前言ってたやつ?」
桂利奈「えっ、あれほんとだったんだ…」
自分が預かり知らないところで何かあったらしい。紗希は先ほどから顔を赤らめて俯いている。
梓「紗希は、先生の授業を受けるときだけ少しそわそわしてたんです。視線だって、普通は板書に集中するはずなのに、紗希は先生の動きまで注視していたんです。
いくら自分の好きな教科だからって、そんなになるものじゃありません。紗希はずっと先生を真剣に想っていたんですよ。」
あや「梓、よく見てるねえ」
梓「ふと見たときに何か変だなって思ったの」
これまでよく生徒の様子を観察するようにしていたが、そんなことになっていたとは。男は改めて自分の教師としての未熟さを痛感した。
梓「そのときの紗希、うまく言葉にできませんけどすごく楽しそうだったんです。そんな紗希ならどんな先生だって受け入れてくれるはずです。
こう見えてこの子は鋭いんです。先生が何か気を遣われたなら、すぐそれに気づいて『ありがとう』って言ってくれますよ。…いや、口には出さないか。でも素直に喜んでくれるのは確実ですよ。
…無理に受け入れてくださいとは言いません。ですが、どうか先生も真剣に紗希のことを考えてあげてくれませんか」
この瞬間、男は閉ざされていた心が一気にほぐれた気がした。気が付くと紗希ではなく自分が涙を流していた。
182
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 20:57:20 ID:IJplYcgg
優季「先生、落ち着きましたか?」
あれからどれほど経ったか分からない。一しきり泣いた男は、6人に優しく慰められていた。当然真正面には紗希が鎮座している。
桂利奈「で、先生!返事は!?」
あゆみ「空気台無し!」
先ほどの空気はどこへやら、部屋中に明るい笑い声が響いた。男も幾分か落ち着きを取り戻したようである。
男は再び返事をするべく、意を決した。しかしその面持ちは、さっきとは打って変わっている。
先ほどの返事は撤回。一人の人間として紗希の告白は非常に嬉しかったこと、しかしやはり教師と生徒という関係がある以上表立って交際することは難しいこと、紗希たちが卒業してから真剣に正式に付き合うことを伝えた。
梓「紗希、よかったね!」
紗希「…」
微笑む紗希。男も充足感で満たされていた。この後大変なことになるとも知らずに。
あや「じゃあこれから3年間、紗希はガマンしなくちゃいけないってことですか?うーん…」
あゆみ「仕方ないよ」
桂利奈「あいぃー!」
突然、桂利奈に右足を拘束された。
桂利奈「あやちゃんは左足!あゆみちゃんは右手!優季ちゃんは左手!早く!」
あや「…了解!」
あゆみ「えっ何!?」
桂利奈とあやに両足を拘束されてしまった。二人とも必死にしがみついて離れようとしない。先ほどまでベッドに腰かけていたせいで動けない。
優季「どうしたの?」
梓「二人とも何してるの!?」
桂利奈「紗希ちゃんと先生をラブラブにしてあげるの!あっ、梓ちゃんは私たちのサポートよろしく!」
あゆみ「よくわかんないけど、二人のためになるなら!」
あっという間にベッドに寝かせられ、四肢にしがみつかれてしまった。さっき以上に全く身動きが取れない。
紗希「…」
紗希だけは相変わらずそこに立っている。
183
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 20:57:43 ID:IJplYcgg
梓「何が起こってるのよ…桂利奈、何するつもり?」
桂利奈「この前お兄ちゃんの部屋で見つけた本に書いてあったことを紗希ちゃんにさせてあげるの!こうすればラブラブ間違いなし!」
あや「そういうことね…バッチコイ!」
あゆみ「お兄さんの本に書いてあったことでラブラブって…まさか…」
優季「ハァハァ…紗希ちゃん、頑張って!」
紗希は仰向けになった男のそばに来ると、いきなり男の服を脱がせ始めた。しかも下である。
梓「ちょ、ちょっと!紗希、ストーップ!」
赤面した梓が紗希を止めようとするが、紗希は動きを止めない。梓も男も、紗希が何をしようとしているのかは何となく察していた。二人とも口では止めさせようとしているが、梓は言うだけでわたわたしている。
そのうちに男のイチモツが出て来た。大きさはそこそこである。
あゆみ「これが…先生の…」
優季「キャー!キャー!」
あや「ほほう…これはこれは…」
桂利奈「紗希ちゃん!先生のおちんちん、ペロペロしてあげて!」
紗希は頷くと、おもむろに男のソレを咥えた。男は経験したことのない快感と、生徒たちに拘束され口淫を受けている恥辱の狭間で悶絶していた。
頼りになる梓は相変わらず真っ赤な顔で慌てているだけである。
紗希「…気持ちいい…?」
一旦動きを止めたかと思うと、耳元で囁いてきた。男の思考力は枯渇寸前である。
この部屋で唯一の男根は、紗希の拙いながらも丁寧な口淫によって大きくそそり立っていた。
184
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 20:58:08 ID:IJplYcgg
あや「よーし!準備万端ね!」
何の準備が万端だというのか。まさか、これを可愛い生徒であり大切な恋人となった紗希に挿入させられるというのか。それだけは避けたい。ここにいる全員が不幸になる未来しか見えない。そうなっては紗希との関係がどうこうという話では済まなくなる。
必死に懇願すると、さすがに全員マズイと思ったのか、あっさりと妥協案を示してくれた。
桂利奈「んー…じゃあ紗希ちゃん、手でこすってあげて!」
優季「紗希ちゃんの手コキ…絶対気持ちいいですよ、先生」
あゆみ「…今後の参考にしよ…」
あや「先生への愛、今こそ見せるときよ!」
梓「…もう知らないからね…」
紗希は尻を男の方へ向ける態勢で跨ると、イチモツに手を伸ばした。男の目には、紗希の可愛らしい、まだ幼さが残る純白の下着が映った。
紗希「…」
イチモツはさらに大きくなっている。それは、男が紗希の魅力に早速のめりこんでいることの証左でもあった。
紗希「…」
口淫と同じく拙い手つきだが、繊細で丁寧な動きは紗希の愛情を示していた。男の目の前には紗希の下着。気のせいか芳香まで感じられるようである。いつからこんな変態になったのか。
紗希「…」ペロッ チュッ
手でしごかれるだけかと思いきや、先端を口で愛撫してきた。限界を迎えた男が未だかつてない激しさで放った精が紗希の顔を白く染めていく。
桂利奈「うわー、すごい…」
あや「こんな風になるんだ…」
あゆみ「想像以上だわ…」
優季「これが体の中でなんて…」
梓「と、とりあえず紗希をきれいにしてあげないと」
男を拘束していた4人と梓が各々動き、紗希の顔や手をティッシュで拭いてやる。その紗希はというと上気した顔で放心している。
男はしばらく快感の余韻に身を任せていたが、たちまち大きな不安に襲われた。いくら複数の生徒に押さえつけられて無理やりされたとはいえ、恋人になった直後の生徒に自らの欲望をぶつけてしまった形なのだ。教師としての自分が男としての自分を苛む。
紗希「…先生」
親友たちに世話を焼かれてすっかり元通りになった紗希がゆっくりと口を開く。
紗希「…また…今度…」
その顔は、完全に一人の男を愛する女のものであった。
185
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 20:58:28 ID:IJplYcgg
月曜日。また大洗の一週間が始まった。
出勤した男は何事も無かったかのように振る舞い、授業もいつも通りこなした。戦車道の6人も何事も無かったかのように平然としている。
ただ、心なしか紗希と目線が合ったときに小さく微笑むようになった気がした。男の態度も以前にも増して明るく取っつきやすくなったと評判である。
放課後、男は生徒会室へ行った。全てを話すつもりは無いが、あの生徒会長にだけはとりあえず紗希に目当ての本を読ませたことと勉強会で親睦を深めたことを報告しておかねばなるまい。
杏「…で、ぶっちゃけ丸山ちゃんとはステディな関係になれたわけですか?」
予想外の言葉に茶を噴き出す。カマを掛けられているのか?幸いにも桃と柚子は別件で外出しているため、杏にさえ気取られなければ大丈夫のはず。
杏「いやあ何も隠さなくていいですよ。丸山ちゃんが先生に好意を抱いているのはすぐ分かったし、お二人ともお似合いだと思いましたし」
ケラケラと笑う杏とは対照的に、男は生きた心地がまるでしなかった。下手にウソをついて誤魔化しても厄介になるだけだ。それならばいっそのこと認めてしまおうか。
と、杏は急に神妙な顔つきになった。
杏「…いや、ほんとに丸山ちゃんの恋愛が成就したかどうかは個人的にも気になってるんですよ。前も言いましたが、彼女たちはこれからの大洗の戦車道を担っていくんです。
何となくわかると思いますが、丸山ちゃんは1年生チームの中でも動じない子です。だからあの子たちは最終的には丸山ちゃんを頼りにすることもある。勿論澤ちゃんも頼りになってますけどね。
そんな丸山ちゃんに心の支え、精神的な支柱ができたとなれば、大洗の戦車道の土台固めが一歩進んだってことにもなるんです。それが全てじゃありませんが」
さすが大洗の生徒会長と言ったところか。読んでいる。これは敵わないと思った男は、とりあえず紗希と恋人になったことだけ認めた。
杏「そーですか!とりあえずよかったよかった。まあその後ひょっとしたらナニかあったかもしれませんが、まあそれは聞かないことにしときましょう」
男は内心の動揺を極力隠しながら話を終え、仕事を済ませて職員室を出た。もう午後6時である。
校門をくぐった直後、男の袖を引っ張った者がいた。
紗希「…先生」
紗希は男の驚きにも反応することなく腕を絡ませた。帰路を共にしようという意思表示であることは男にもすぐわかったが、こんな状態を周囲に見られたらと思うと気が気ではなかった。
紗希「…」
ベッドに押し倒されたときのように、その繊細さからは考えられないほどの強い力で腕を絡められている。
観念した男は紗希と微笑み合い、二人の将来を胸に描きながら家への道中を静かに楽しんだ。
186
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 21:00:49 ID:IJplYcgg
(人生初SS)終わり!閉廷!
>>114
にほならね理論を自ら適用して休日を丸一日潰しました…SS書いてる人はすごいって改めて思いました(小並感)
やたら堅苦しい文体だったり紗希ちゃんメインだったり口調が多少イカれてるかもしれないのはすいません許してください!何でもしますから!
187
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 21:03:36 ID:DNBe2xVI
エッチで尊い
188
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 21:13:08 ID:E43pCicA
ああ^��たまらねぇぜ
ここじゃなくてもいいからもっとSS投下、しよう!
189
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 21:22:46 ID:QtAM8Je2
玉も竿もでけぇなお前(褒めて伸ばす)
新作もお待ちしてナス!
190
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/04/01(水) 07:27:07 ID:HTrGuZNI
良スレ発見記念あげ
AILE君頑張ってまとめてくれよな〜頼むよ〜
191
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/04/03(金) 02:13:00 ID:DASM/NF6
>>170
しょうがねぇな〜(悟空)
貴方は自分の部屋で何処か艶のある少女――宇津木優季――と二人で雑談をしていた
どちらも寛いだ体制で、優季に至ってはソファーで顔だけあげてうつ伏せになるほどリラックスした状態だった
そうして時間を過ごしていると、彼女は体を起こしソファーを降り、背中から抱き付くように貴方に撓垂れかかる
「わぁ〜、○○さんの背中って、おっきぃですねぇ〜 腕が前でくっつかない〜」
彼女はそんなことを言いながら、押し付けるように体を密着させる
192
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/04/03(金) 02:15:53 ID:DASM/NF6
「あ〜、○○さんドキドキしてるぅ〜!恥ずかしいんだ〜♪」
彼女は貴方をからかうように笑いながらそう言った
貴方は照れ隠しのように、彼女にこんなことを誰にでもしていたら勘違いされる……と言葉を返す
「いくら私でも〜、誰にだってこんなことする訳じゃないですよ〜?」
彼女はまるで心外かのように顔を貴方の顔の側に寄せ、そう言ったが、貴方はそれどころでは無く、彼女の蕩けるような声にゾワリとした感覚を覚える
「あっ、さっきの話の続きなんですけどぉ〜、○○さんって体鍛えてるんですね〜」
貴方は彼女の言葉を言葉として感じられず、まるで耳を愛撫されているかのように微かな快楽を感じていた
しかし、彼女は貴方の様子がおかしい事に気付き、理由におぼろげに気が付く
193
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/04/03(金) 02:19:49 ID:DASM/NF6
そうすると、小悪魔のような笑みを貴方の死角で浮かべると、少し息を吸い、わざと耳を刺激するように声を出す
「…ねぇ、○○さん、○○さんってぇ〜、お耳、弱いんですかぁ〜…?」
彼女の無意識の声ですら微かに快楽を得ていた貴方は、敢えて刺激するように出された声に、まるで固まった体を思い切り背伸びで伸ばした時のような快感を感じる
貴方の微かに痙攣するような反応に気を良くした彼女は貴方の耳元に更に口を寄せ、囁き出す
「あたしぃ〜…重戦車キラーって楽しいなぁ〜…って思うんですよぉ〜♪ 多分〜、私のチーム全員もそうだと思うけどぉ〜!」
彼女は唐突にそんな話題を切り出す
しかし、貴方は話題の変化に着いていく余裕は無く、連続で刺激される快感に耐える
「そんなに大きくない私達の戦車でぇ〜…おっきな戦車を倒すとぉ〜…爽快っていうか気持ちいいんですよぉ〜」
「だからぁ〜…あたし今、自分よりおっきぃ○○さんが私の腕の中で震えてるこの状況…すっごく楽しいんですよぉ♪」
彼女が少し声を昂らせると、貴方の快感はそれに比例するように増大していく
「あっ…!○○さぁん♥️…おっきくなってますよ〜♪」
彼女は貴方の股間部に優しく触れながらささやく
「すっごいおっきいですねぇ〜○○さんの〜…こんなの私のに入るかな〜?」
「○○さんとえっちしたらぁ〜、こんなティーガーの主砲みたいなおっきいのでズコズコされちゃうのかなぁ〜♪」
彼女による陰茎へのズボン越しの柔らかな刺激、そして淫靡な囁きと声の昂りによるまるで耳から脳をチュクチュクと弄られるような刺激で貴方はもう少しで絶頂するという所まで高められている
「うふふ〜…○○さぁん、すっごく気持ち良さそ〜♪」
彼女はそう言うとほぼ触れるように顔を耳に寄せ、陰茎を優しくポンポンと叩く
「じゃあ〜…○○さん…ビュービュー!って……出してくださぁい♪」
貴方はその言葉が止めのように、絶頂する
「わぁ〜♪ズボンの上からでも解るくらい勢いすごぉ〜い♪」
貴方は絶頂を終えると息を荒げる
彼女は貴方のシミになったズボンの上に触れていた手を舐めると
「うふふぅ〜♪気持ち良かったですねぇ〜…○○さぁん♪」
「でもぉ〜、まだ小さくなってないですねぇ〜?」
彼女の行為と声でまた大きくなっていた事を指摘される貴方
「そのおっきいのを撃破するまでぇ〜、続けちゃいますからねぇ〜♥️」
その後、貴方は立たなくなったら、彼女の声のみで射精せず絶頂するようになるまで続けられた
194
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/04/03(金) 02:23:13 ID:DASM/NF6
また数日空いたんで、恐らく初投稿です
んまぁ…そう…(力負けかは)よく分かんなかったです…
書いてほしい娘とかシチュエーションあれば、レスして、どうぞ。(定型文)
195
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/04/03(金) 23:12:59 ID:j9eyKKl2
>>194
大洗のサキュバスええぞ!ええぞ!
文字見ただけで声が脳内再生されてイキソイクッ!
196
:
てめぇさえ居なければさぁ!僕は幸せに書き込みできたんだよ!
:2020/04/04(土) 02:01:15 ID:???
やはりヤバい
197
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/04/04(土) 16:52:51 ID:O/gW.rik
カルパッチョに一服盛られたい
198
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/04/16(木) 01:39:23 ID:FllL545I
学園艦着港日
貴方は昼間から、体から強い酒の臭いを漂わせながら、人が多く往来する街中を歩いていた
空は貴方の気分とは真逆のように澄み渡っていた
周囲の人は貴方を、あるいは軽蔑を、あるいは哀れみを、あるいは存在を無視するかのような視線で見る
貴方はその視線に耐えきれず人気の少ない港の方に歩いていった
港に着くと適当なものに腰を下ろし、クビを宣告された今朝の事を考えながら、更にアルコールを摂取する
そうして数十分が経つと、貴方の視線に不意に白いセーラー服を着た大柄な女子高生――ムラカミ――が写り込んだ
貴方はその女子高生を見つけると、フラフラとしながら近付いていった
港に着いてから飲んだ酒は貴方の理性を飛ばすには十分な量だった
「……ん…酒の臭い…? なんの用だい…ニイさん?」
酒を飲み、顔を赤らめた男に何一つ物怖じすること無く、ただ顔を訝しげに歪める少女
貴方は、目の前に立つと胸を擦るように触る
「……こんな可憐な女子高生の胸を触るなんて、覚悟は出来てんでしょうねぇ?」
彼女の怒気にも気付かず、貴方はニヤつきながら、更に胸に顔を少し寄せて、両手で鷲掴みにする
「……一回までなら、一発殴って許してやったんだけどねぇ…」
そう静かに呟くと、少女は貴方の頭の後ろに腕を回し、引き付けると、顔を胸に埋めさせる
貴方は柔らかい感触を顔に得たが、その数秒後には息苦しさからもがきだした
「ほら、好きなんだろぉ…女子高生のおっぱいがさぁ?」
少女はまるで熊のような腕力で、貴方の抵抗などなんのことも無いように、大した力みもなく押さえつける
徐々に貴方は酸欠から意識を飛ばしていき、気絶した
貴方を船舶課なので持っていた縄で縛ると、とても成人男性一人では持てないような重さの荷物を持つ片手間に小脇に抱え、自分と自分の仲間達しか知らない秘密の搬入口から船内に入っていった
199
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/04/17(金) 23:01:34 ID:YIDUrUK.
ムラカミのママみに溺れ負けたい
200
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/10/17(日) 04:36:54 ID:iJGEzaUU
オレンジペコ part3
控えめだが情緒ある調度品で飾られた落ち着いた部屋には、天蓋付のベッドがあった
重厚な作りのそのベッドには、頑丈そうな柱と板で作られたヘッドボードがあり、そこに、これもまた頑丈そうな手錠が、ボードの左右から1つずつ繋がっていた
その二つの手錠のもう1つの輪に、貴方が繋がれていた
そして、そんな貴方をベッドの脇に置かれた椅子に座ったオレンジペコが冷たい目で見下ろしていた
「サンダースのケイさんに…キスされていましたね…頬ですけど」
ポツリと、静かに吐き出される言葉
全くもって平坦な語調だが、それが故に奥に隠された煮えたぎるような感情を隠していることを感じさせる
「いえ…ケイさんに特別な感情があったかどうかはわかりませんし…親愛としてああいった行為をされたことは私もありましたが…」
そして椅子から腰を浮かすと、オレンジペコもベッドに上がり、貴方に跨がるようにして座り込む
「ですが……鼻の下を伸ばして喜んだ貴方は……許せませんよ」
「貴方は私のものですし、私も貴方のものなんです 何もかもを束縛する気はありませんが、他の女性のキスで喜ぶなんて…!」
怒りを無理に消した顔をやめ、少し頬を膨らまして怒った顔に皮肉にも安心感を覚えた貴方に、顔を寄せるオレンジペコ
少し気恥ずかしく思った貴方は唯一動く顔を逸らすが、オレンジペコの白く小さな手が貴方の顔を無理やり自分に向かせる
そして、真っ赤な舌をチロリと出すと頬を――以前、サンダースのケイにキスされた場所――ベロリと舐めた
「まずは上書きと……貴方の快も不快も、今日は私に向けてもらいますね…?」
そう言うと、次は貴方の口に、舌を蛇のようにうねらせ侵入させる
オレンジペコのキスは、愛撫と言うよりは最早凌辱だった
口を這い回る舌が、歯列を、歯茎を、内頬を、口蓋を撫で回し、暴力的な快楽を与える
そして、その凌辱の間に絶えずオレンジペコの唾液も送り込まれていく
陰茎が膣をほじかえすように、オレンジペコはその行為を繰り返した
貴方は快楽の中、与えられるその液はまるで蜜のように甘く感じていた
「……はァ…」
そして、暫くして舌を引き抜いたオレンジペコは、放心状態の貴方の目を見つめると……
指で閉じないように固定し、ベロリと眼球を直に舐める
貴方はその瞬間、あまりの不快感から放心していた意識を取り戻す
その様子をオレンジペコは嗜虐心に溢れた微笑を見せる
そして、首を振り抵抗する貴方の顔の頬骨から下を骨が軽く軋むような握力で掴みベッドに押し付け動けなくすると、もう片方の手で瞼をこじ開けられる
眼に目薬を指すように、乾燥する目にオレンジペコは舐めることで水分を補充する…し続ける
貴方はあまりの不快感から涙を流すが、その涙すらもオレンジペコの涙が舐め取っていく
そうして精神に過大なストレスを受けた貴方は気絶寸前のようになっていた
そんな貴方を見たオレンジペコは、眼球から顔を離すと、生理的な拒否感から口と鼻から溢れていた体液を舐め取っていく
「愛していますから 貴方のものなら…汚いとは思いませんよ…それどころか私を思って、感じて出してくれたんですから……」
そう言いながらどこかに意識をやった貴方の顔をマーキングするように……隈無く舐め続けていた
201
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/10/17(日) 04:38:54 ID:iJGEzaUU
一応スレ主です
久し振りの投稿&オレンジペコなので筆が乗っちゃっ、たぁ!
たまに書いていくのでキャラとシチュの要望あればレスしてIKEA
202
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/10/17(日) 04:57:15 ID:AOeoyn4.
乙シャス!
ミカいなかったらオナシャス!
203
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/10/17(日) 06:42:24 ID:uE1EUYcw
久々の投稿ええぞ!ええぞ!お前のSSが好きだったんだよ!
カバさんチームの共有家具になりたい…
204
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/10/17(日) 12:43:53 ID:lOrubrJE
気づきづらいから新作ごとに新スレ立ててやってほしい(切実)
205
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/10/18(月) 13:13:31 ID:Gn4mRJGU
AILE君キリのいいところでまとめて(懇願)
206
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/09/16(月) 14:53:10 ID:UFiUHbQs
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