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じゃあ聞くけど逆にガルパンの誰にだったら力負けしたいんだよ

177名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/03/29(日) 20:55:21 ID:IJplYcgg
ふと空腹を覚えたので時計を見ると正午を回っていた。
時折他愛もない雑談も交えていたとはいえ、全員が夢中になって過ごしていたということだろう。
勉強していた4人と指導に当たっていた梓は勿論のこと、紗希も心なしか少し疲れているようである。
この状況で外出するのも憚られるため、ピザの出前でも取ろうかと提案する。

梓「いやそんな、全然お構いなく…!」

梓が真っ先に遠慮するのは想定内である。そうは言っても昼飯を食わねば午後まで持たない。生憎男は客人に料理を振る舞えるほどの腕前も持っていなかった。

あや「私たち少しはお金持ってきてますよ」

だから自分の分は自分で支払う、ということだろう。しかし生徒にそんなことをさせるのは、男の教師としての矜持が許さなかった。

優季「じゃあ、お言葉に甘えて…」
あゆみ「そう言われると迷っちゃうなあ…どれにしよう…」

本当に遠慮することは無いぞと声を掛けて何の気なしに首を動かすと、桂利奈が紗希と話していた。

桂利奈「紗希ちゃん何読んでたのー?」

紗希「…」

紗希は先ほどまで読んでいた本を開いて見せるが、桂利奈はすぐ目を逸らしてしまった。

桂利奈「漢字ばっかりでわかんないよー!」

男は2人も呼び、各々好きなピザを選ばせた。男が狭い部屋でこのような大人数と一緒に飲み食いするのは学生時代の飲み会以来である。
生徒相手とはいえ、この後も楽しい時間を過ごすことができそうだと期待したのは言うまでもない。


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