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じゃあ聞くけど逆にガルパンの誰にだったら力負けしたいんだよ
182
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/03/29(日) 20:57:20 ID:IJplYcgg
優季「先生、落ち着きましたか?」
あれからどれほど経ったか分からない。一しきり泣いた男は、6人に優しく慰められていた。当然真正面には紗希が鎮座している。
桂利奈「で、先生!返事は!?」
あゆみ「空気台無し!」
先ほどの空気はどこへやら、部屋中に明るい笑い声が響いた。男も幾分か落ち着きを取り戻したようである。
男は再び返事をするべく、意を決した。しかしその面持ちは、さっきとは打って変わっている。
先ほどの返事は撤回。一人の人間として紗希の告白は非常に嬉しかったこと、しかしやはり教師と生徒という関係がある以上表立って交際することは難しいこと、紗希たちが卒業してから真剣に正式に付き合うことを伝えた。
梓「紗希、よかったね!」
紗希「…」
微笑む紗希。男も充足感で満たされていた。この後大変なことになるとも知らずに。
あや「じゃあこれから3年間、紗希はガマンしなくちゃいけないってことですか?うーん…」
あゆみ「仕方ないよ」
桂利奈「あいぃー!」
突然、桂利奈に右足を拘束された。
桂利奈「あやちゃんは左足!あゆみちゃんは右手!優季ちゃんは左手!早く!」
あや「…了解!」
あゆみ「えっ何!?」
桂利奈とあやに両足を拘束されてしまった。二人とも必死にしがみついて離れようとしない。先ほどまでベッドに腰かけていたせいで動けない。
優季「どうしたの?」
梓「二人とも何してるの!?」
桂利奈「紗希ちゃんと先生をラブラブにしてあげるの!あっ、梓ちゃんは私たちのサポートよろしく!」
あゆみ「よくわかんないけど、二人のためになるなら!」
あっという間にベッドに寝かせられ、四肢にしがみつかれてしまった。さっき以上に全く身動きが取れない。
紗希「…」
紗希だけは相変わらずそこに立っている。
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