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投稿するまでもないSSスレ 7/7

1名前が無い程度の能力:2008/03/20(木) 14:04:00 ID:oLnzbUDc0
創想話に投稿するまでもないSS用スレ。
理屈なんていらない、東方に熱い想いがあるというなら
とにかくそれをぶちまけろ! 長編・短編どちらもOKだ!

前スレ
投稿するまでもないSSスレ 6/6
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1201010640/

関連サイト
プチ東方創想話ミニ
ttp://cgi.www5d.biglobe.ne.jp/~coolier2/sss/anthologys.cgi

SSを書いている人へ
なぜ自分が書いたSSが評価されないのか
どうしてイタイヤシと叩かれなければならないのか
U-1ってなに?って思ってる人
こうすれば、貴方のSSは生まれ変わる
『 メアリ・スー 』 テストで自己診断。これで皆は貴方のSSにメロメロだ!!
ttp://www.imasy.or.jp/~hir/hir/marysue/marysuefaq_j.html
ttp://iwatam-server.dyndns.org/column/marysue/

関連スレ
【夢夢嫁嫁】東方キャラとイチャつくスレ14【夢嫁嫁】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1205947173/l100
【こんなSS】 貴方に合うSSを探すスレ 第3話 【どうですか】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1205951152/l100
幻想郷のキャラをいぢめるスレ 8.1
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1205947364/l100
SSの実力向上を目指すスレ スレ立て待ち

144名前が無い程度の能力:2008/04/03(木) 00:14:50 ID:fsk.XD2U0
「まったく、うち以外ろくな従者がいないわね。月の姫、あなたの所はどうなのよ?」
「だめだめ、全然逆らえないもの」
苦笑を浮かべて、永遠の姫君は吸血姫の問いに答える。
「財布も指揮権も全部永琳が握ってるのよ?プロバイダ契約切られそうになった時は土下座して謝ったわよ」
私は名誉会長で、代表権を持った取締役はあっち、と輝夜は永琳を指差す。
「じゃあ、あのへにょ耳ウサギはどうなのよ?あれは薬師の弟子なんでしょう?」
「格闘家じゃあるまいし、薬学の先生と生徒でなんで命の掛け合いするのよ」
ドライに答える薬師。
「それに私は姫のペットですから」
仮にも人型の存在が口にするには問題がありそうなことを、月ウサギがさらりと言う。
「じゃあ、そのお姫様のためなら命をなげうつの?」
「犬じゃあるまいし、ウサギにそんなこと期待する?」
馬鹿馬鹿しい、と月の姫。


「じゃ、じゃあやっぱり幻想郷一の従者はうちの咲夜で決まりね!」
「消去法っぽいけどね」
百年来の友人に茶々を入れられる吸血姫。まあ、勝ちは勝ちでいいじゃない。

「そういえば、お前はちゃんと給料貰えているのか?」
「私は取締役の一人よ?利益が出なきゃ報酬なんて無いわ」
居合わせた黒白の魔法使いの問いに、メイドが答える。あれ、なんかうちも怪しい雲行き?
「生産性皆無の居候は新書の費用を請求してくるし、強行突破してくる不法侵入者から受ける被害も馬鹿にならないし」
そのうえ、主は見えっ張りだから遊興費もかさむし、と紅魔館三大支出を一睨み。
「門番自慢の菜園が無ければ、今ごろ会社更生法のお世話になってるわね」
ああ、ヒエラルキーが音を立てて崩れて行く。まさか実は美鈴にも頭が上がらなかったなんて。
「お嬢様は紅魔館の頭首なんですから、どうぞ御気になさらず」
「は、はい。アリガトウゴザイマス……」

権力闘争とも階級闘争とも無縁の幻想郷。
そんなものは、まだしばらく幻想入りはしそうにないのです。

145名前が無い程度の能力:2008/04/03(木) 00:49:46 ID:tJ.vPGIE0
藍の母性愛に全俺が歓喜した
紫は泣いた

ラストを読み返すとまた深い

146名前が無い程度の能力:2008/04/03(木) 02:31:59 ID:ev2TBrWE0
妖夢のポジションの新解釈が良いですねw
是非曲直庁はしっかりしてそうだからなあ……

147名前が無い程度の能力:2008/04/03(木) 14:43:44 ID:2VVFRQDM0
極一部の善意に支えられてるw ワロタw

148名前が無い程度の能力:2008/04/04(金) 10:39:40 ID:N9b5BZpA0
フランス革命もはるか昔の話なのに、いまだ概念は幻想郷入りせず。かw
面白いわ、これw

149名前が無い程度の能力:2008/04/05(土) 11:06:07 ID:iPsx4z.c0
紅魔館に一つの白黒い陰
それに立ちはだかる門番

魔「おっす、今日も通してもらうぜ!!」
美「今日という今日は通しませんよ!!」
「と言って何回目かしら?」
美「へ?あぁ!咲夜さん!!」
咲「あなたの言葉、信用ならないのよ。それでね、今日は別のルールで戦ってみては
 どうかしら?」
美「別のルール?」
咲「これよ」
一瞬の間で魔理沙と中国の前それぞれに、小さな机とその上にたっぷりと水を注がれた容器が現れた
魔「ん…これってあれか?どっちが長く息が続くかって言う奴か?」
咲「そうよ、私が審判を務めるわ。さぁ準備して頂戴」
魔「面白そうだ、乗ったぜ!!」
美「了解(流石咲夜さんです、私がこういうの得意だと知ってていらしたんですね
   私の記録は幻想郷でも5本の指に入るとか入らないとか。咲夜さんありがとう!!)

咲「始めるわ、よーい」
魔、美(スゥウウウウ)
「ドン」
と同時に中国は顔を水の中に突っ込む、魔理沙も………?
魔理沙は顔をつける振りだけしてつけてはない

結構な時間経過

美「ゴポゴポ(ふふふ、相手は小さな人間、もうとっくに顔を出している所でしょう
 だがな魔理沙、酸素を持て余す)

さらに結構な時間経過

美「ゴポポ(このぐらい長ければ咲夜さんも尊敬してくれるでしょう、すごいわ美鈴なんていわれちゃったりとか
  美鈴様これからは私になんなりとご注文をとか肩をおもみいたしましょうだとかやだな咲夜さん私に惚れないで
 くださいよ付き合って欲しいそんなこまりまs………っとそろそろきつくなってきたわ……もう十分よね)

魔「おい、咲夜、それは酷いんじゃないか?」

美「ゴポ(ん、魔理沙の声…て事はもうギブアップですか、なら私も顔をあげると………あれ?あがらない
  なんか頭に違和感が…gggg、ちょ・・やばいって酸素が、ぶぶぐぐぐぶぐgぶggぶgぶgぶg
…………g………………)」

咲「良い子は真似しちゃだめよ」

150名前が無い程度の能力:2008/04/12(土) 01:37:41 ID:Gx45Aqe60
貼っておくべ。管理スレより。
この板、アンビリカルケーブル外れてるみたいよ。

872 :凜  ◆Wpuzura65A:2008/04/12(土) 01:02:16 ID:vnbT/JnI0
流石に、自分で取っておいて、管理は他の人に丸投げとか非道過ぎるでしょう。
てなわけで、腰を上げてくれた人には申し訳ないけれど、板の移動以外は今まで通りで。
管理人も続けさせて頂きます。

まあ、こちらとあちらで 少しばかり差は有るんですが、
その辺はこう……板が違うって事で。


このスレ使い終わったら諏訪子様も新しい幻想郷へ!
http://jbbs.livedoor.jp/game/42679/

151名前が無い程度の能力:2008/04/12(土) 04:38:36 ID:R4htJnKE0
追記:向こうに立てるのは話し合って適切な時期で。隙間落ちする可能性があるので。

152名前が無い程度の能力:2008/04/16(水) 01:03:37 ID:VDprGaI.0
保守!

153名前が無い程度の能力:2008/04/19(土) 01:46:29 ID:NsYRkccQ0
スレタイに真っ向から反するけど、ここって保管の需要ある?

154名前が無い程度の能力:2008/04/19(土) 01:50:24 ID:m2c6hcps0
需要はあるだろうけど、
逆に保管されたくないって人も居そうな気はする。

155名前が無い程度の能力:2008/04/20(日) 19:39:36 ID:xRilGFkY0
昔あった、紅魔館の下っ端メイドが咲夜さんに告って仕事をクビ・・・
ってやつが好きだったな

156名前が無い程度の能力:2008/04/20(日) 23:04:08 ID:G6dG4mlk0
http://jbbs.livedoor.jp/computer/6306/storage/1152798704.html#674
これか
さっきゅんマジ瀟洒

157名前が無い程度の能力:2008/04/20(日) 23:08:16 ID:Aj./1oXk0
改めて読むとやっぱり上手いなぁ

158名前が無い程度の能力:2008/04/26(土) 22:26:51 ID:lnmqP3RE0
まさにショートショートだな、すばらしい

159名前が無い程度の能力:2008/04/28(月) 06:31:47 ID:78m9z6mM0
居間でちゃぶ台を囲んでいた昼下がり。
「早苗、こっちいらっしゃい」
胡坐をかいた神奈子様が、自分の膝を叩いた。

ちょっと辺りを見回し、人の目がないか確かめる。
大丈夫だ。
正座のまま、膝とつま先を交互に浮かせて、神奈子様の隣にすりよる。

「で、では失礼します」
背中から、神奈子様に重さがかからないように。お尻がちょうど胡坐の中に入るように。
前のように足を組めず、体育座りの格好で、神奈子様の脚の中に納まった。
「なぁに、失礼しますって。昔からご飯のときはこうやって食べてたのに。」
「それは中学生までです。今はちゃんと普通に食べてます。」
「早苗大きくなったもんね」
両脇から腕を回され、緩く抱きしめられる。
「本当に大きくなった」
後ろから聞こえる囁くような声と、触れているところから伝わる体温に、気恥ずかしくなった。
やっぱり、この年ですることじゃないな、と少し後悔し始める。
「早苗」
「はい」
「友達できた?」
「昨日1人できました。アリスさんという魔法使いの人」
「そう、よかった」
「はい」
それきり、話は途切れてしまった。
神奈子様は変わらず、腕を軽く交差させて抱きとめている。
なんとなく、腕の中から出るのが名残惜しくなった。
そして、そのまま神奈子さまの緩やかな呼吸を聞いているうち、うとうとしてしまった。
ふと外に目をやると、日は赤みを帯びている。
もう秋も終わりだもんなあ。
寒くなったら、神奈子さまに、またこうしてもらおう。

160名前が無い程度の能力:2008/04/28(月) 18:26:07 ID:3G.Xw2b60
なんという慈愛の母

この後ケロちゃんが帰ってきて早苗をサンドイッチするんですね

161名前が無い程度の能力:2008/05/05(月) 00:03:36 ID:UXOcSIg60
チルノ「性格にナンありっていいことだわ」
魔理沙「この妖精、またなんか言い出したぜ」
チルノ「ナンって食べ物なんでしょ?
     性格にナンすらないやつは、まるで食えない奴、ってことじゃない」
魔理沙「……なるほど」

162第2回月都万象展:2008/05/19(月) 00:43:37 ID:7yZ/NGi60
輝「えーりんえーりん、また万象展やるわよ!」
永「それは構いませんが何を展示するんです? 前回あらかた展示してしまって特に目新しい物はありませんが」
輝「だいじょーぶよ。巷で流行ってる(?)儚月抄がらみで、いつぞやの月面侵略戦争んときのアレがあるじゃない」
永「ひ、姫。まさかアレを展示なさるつもりですか!?」
輝「そうよ。何か問題でも?」
永「問題も何も、あんな物引っ張り出したら妖怪連中に黙っていませんよ!」
輝「その点は心配ないわ。その分の儲けは折半することで話はつけてあるから。――ねぇ、てゐ?」
て「うん。ぬかりないよ」
輝「というわけだから、早速準備にかかってちょーだい♪」



【永遠亭はあるよ。ここにあるよ】でおなじみ、永遠亭で第2回目となる月都万象展が開催されている。


前回好評だった『兎の餅つきショー〜月と地球の競演〜』には再び長い列が出来ているが、
それを上回る勢いで長蛇の列を築いているのが今回の目玉展示『月面戦車凸型』だ。
これは先の月面侵攻戦争で月軍が使用した物で、古参妖怪の中には忌まわしい記憶として覚えている方もあるだろう。
しかしあれから長い歳月が過ぎ、新しく生まれた妖怪や外来の妖怪、


更には人間が増えた今日では異文化の技術(戦争という負の産物だが)は目新しい娯楽の種であることは否めない。
また、本展示には件の戦争を模した遊具(これまた古参妖怪には苦々しい限りだが)が併せて展示されており、
これが大行列の呼び水となっている。
遊具は『侵略者』という名前で、隊列を組んで蟹歩きで攻撃してくる敵(妖怪か?)を
月面戦車凸型を操作して迎撃するもので、手軽に弾幕ごっこのごっこが出来るため大変な人気を博している。


他にも特別企画として里の戦車工房『久利須亭(ある戦車技師の名前がモチーフ)』から
戦車技師の里香さんを講師として迎え、「月面戦車凸型とその系譜」と題した講演も行われた。
講演会では最新鋭の『スペースボンバー凸型』のデモンストレーションが行われ、
ドリルアームが次々と標的を(点やPやBアイテムごと)破壊して、圧倒的破壊力を見せつけ聴衆をわかせた。


                                    〜文々。新聞より抜粋〜



こうして第2回月都万象展は幻想郷中でコインが不足する程度に賑わったという……。

163名前が無い程度の能力:2008/06/10(火) 19:55:36 ID:XOJrzam60
>>161
なんだか、某所の4コマみたいだ。

164名前が無い程度の能力:2008/06/10(火) 21:10:49 ID:ghNryi1o0
殺される。

萃香は、目の前の霊夢を見てそう思った。霊夢はまったく何の表情も浮かべていない。それがひたすら怖い。
唯一感情があるのは目だ。怒りでも憎しみでも、侮蔑でもない。養豚場の豚を見るような目。
あんな目で見られるならば、憎悪を叩き付けられる方がマシだった。
「……萃香」
謝らなくては。だが、なんと言って? 自分が霊夢の立場だったら、許せないだろう。
「……れ」
す、と霊夢が手のひらを萃香に向けた。
「ご、ごめ」
「そう、自分の罪を認めるのね」
「うん。わたしが、悪かった」
「でも、もう遅いわ。たとえあんたを八つ裂きにしたところで、手遅れよ」
「う……」














「あれだけ、用を足してから寝ろって言ったのに!! またババして!!! しかも私の布団で!!」
「うわ〜ん! ごめんなさいぃぃっ」
「酒を飲むなとは言わないわ!! でも、おねしょするまで飲むのは許せない!!」
「だって、飲みたかったんだもん!!」
「おかげで! みなさいこの新聞!! 『博麗の巫女、おねしょ癖発覚!!』 幻想郷中の笑いものよ!!」
「あ、あ、文を連れてくるよ! 事情を説明して……」
「あの覗き野郎ならさっき永琳の所に入院させたわよ。半年は出てこれないくらいにしてね!!
あんたは一年は出てこれなくしてやるわ! それとも病院すっ飛ばして説教屋のところが良いかしら!?」
「ギエーーー!?」

165名前が無い程度の能力:2008/06/10(火) 21:12:20 ID:yd93Ae5.0
すいかのおちっこと聞いて飛んできました

166名前が無い程度の能力:2008/06/10(火) 22:20:35 ID:47fdSUl.0
\ぺどゐ/

167香川平定:2008/06/10(火) 23:47:26 ID:WB0uMyUA0
お宅キモイよ
http://ameblo.jp/tikyuusaisei48dengeki

168名前が無い程度の能力:2008/06/11(水) 20:20:57 ID:/9I1becQ0
ババって俺の地元じゃウンコなんだが
まあ聖属性のアイテムである事には変わりはない

169名前が無い程度の能力:2008/06/11(水) 21:22:54 ID:e7/LlJOw0
「ふんふーん。私はミスティアー。ナイトバードなのー。今日も人間をー。惑わせるのよー」
「夜雀見っけ」
「た、食べられるーーー!!!」
「あら、食べないわよ」
「ほ、本当?」
「生で食べるとお腹壊すでしょう?」
「助けてーー!へるぷ!へるぷみー!」
「あらあら」
「そろそろ黙らないと本当に食べちゃうわよ?」
「…!」
「そうそう、いい子ね。ところであなた。ちょっと鳴いてみてくれるかしら?」
「…?」
「早く鳴きなさい?」
「ち、ちんちん…」
「もっと大きな声で」
「チンチンチンチン!」
「ふふふ。良く出来ました」
「な、なに?」
「ちょっと一緒に付き合ってもらおうかしら」

ここまでの文で俺の考えてるオチが分かったら作者名公開する

170名前が無い程度の能力:2008/06/11(水) 21:24:23 ID:ZqPR3SIU0
公衆の面前でひたすらチンチン言わせるんですね

171名前が無い程度の能力:2008/06/11(水) 21:37:29 ID:l/C1y.L20
妖夢に羞恥プレイじゃないのん?
みすちーは別に恥ずかしかないだろうし

172名前が無い程度の能力:2008/06/11(水) 21:57:06 ID:e7/LlJOw0
>>170-171
違うな。残念だ。しかし俺の中の妖夢虐め魂に火がついた
妖夢に羞恥プレイはぜひSSにして投稿しよう

173名前が無い程度の能力:2008/06/12(木) 03:25:26 ID:eZub3zfQO
>>164
その後霊夢が一人で寝てうっかり本当におねしょしちゃうのが見えた

174名前が無い程度の能力:2008/06/16(月) 00:01:21 ID:8.iUVhPs0
反重力光線『デストロイド・カイザー』を操り、
怪獣軍団主力のギドラ部隊の長のカイザーギドラ。
かつて地球の伝説の領域に存在し、古代文明に封印されて以来
文明を憎むようになった古代獣、バガン。
2体の怪獣を従え、怪獣達の前に立つ彼らの総大将。
最強の命を手に入れた生物。神々さえも裁けず、しばし眠らせるだけがやっとの、
生命力。
天からも、地獄からも見放された生物。故に、ただ隠され続けた存在。
今、彼は自分の世界を作るために動き出した。多くの配下を従えて。
『完全生命体』デストロイアの始動であった――。

175名前が無い程度の能力:2008/06/26(木) 22:51:29 ID:uoiOBcP20
あまり濃くならないようにしたが所々で暴走しちまってたようだ。まいいや。
中途半端に長い上にくどいので注意。


今日も霊夢は一人ぶつぶつ呟きながら幻想卿内を飛んでいた。

霊「はぁ〜人里まで食料の買出しに行くだけなのに今日はやけに疲れるわ〜」

前方にチルノらしき妖精がこちらを見て仁王立ちしてたのが見えたが、
霊夢は無視して避けて通過した。

チ「こ、こら、無視するな〜」

霊夢の目の前に来て先を阻むチルノ

霊「もう。また何の用よ(こんな時にまた面倒なのに会っちゃったわ・・)」
チ「ここで会ったが100年目!弾幕しょーぶよ!今度こそ負けないからね!」

霊「あ〜チルノ?今日は忙しいからパス、そういうわけで、じゃあね♪」
チ「あ、こら、待ちなさいよ!」

霊「もーついで来ないでってばー」
チ「今日は何が何でも勝負してもらうよ!いつも負けっぱなしはヤだもん!」
霊「にーげーるーがー勝ーちーよー」

1時間以上に及ぶ追いかけっこが行われた。それでもチルノはしつこく追ってくる。

霊「(あ〜もう、しょうがないわねえ・・)」
霊「わかったわかった、相手してあげるからもう追ってこないでよ・・」

チ「ハァ、ハァ・・そ、そうこなくっちゃ」
霊「・・・あんた、休憩してからにしたら?待ってる間に逃げるけど。」
チ「へーきだよ!さあ、かかって来なさい」

やれやれと、ため息をつく霊夢

チ「こないならこっちから行くよ!くらえ!アイシクルフォール!」
チ「ふっふーん、あたいの氷の矢で踊りなさ・・」

ひゅん!

チ「い!?」

突然チルノの目の前に現れた霊夢は、また溜息をこぼしながら哀れみを込めて言う。

霊「だから何でEasyにするのよ・・あんた」

チルノは慌てて一歩後ろに下がる

チ「あたいの技を見切るなんてさすがれいむね!」
霊「・・・・学習能力皆無ね。」

176名前が無い程度の能力:2008/06/26(木) 22:52:20 ID:uoiOBcP20

霊「じゃあ今度はこっちからいくわよ、夢想封印〜(※ややめんどくさそうに)」
チ「う、いきなりこれなの・・」

霊「ほらほら、私のところまでこれるかしら?」
チ「ふ、ふん、やってやるわ!こんなの飛んで火に入る夏のリグルよ!」
霊「・・・それは私が言うべきセリフよ。」

チ「よーし見てろ〜。こんなの無傷で突破してやるんだから!」

ガッガッガッガッガッ

霊「・・ちょっとあんた、いくら何でもいきなり喰らいすぎよ!」

チ「大丈夫、これくらいなんてこ・・と」
霊「(・・いつもよりかなり抑えてるはずなのに・・)」

霊夢はこれ以上は無理と思い、スペルを解いた

霊「まったく、自動殴打装置のAAでも貼ろうかと思ったわ」
霊「それより、あれだけ自信たっぷりに挑んできた割には、いつもより動き悪いわよ?」

チ「はあ・・はあ・・そんな事・・ないよ、あたいはいつもどおり・・」
霊「バカねえ。だから休憩してからにしなさいって言ったのに。汗びっしょりじゃないの」

霊「・・とにかく勝負は私の勝ちね、じゃあ私はもう行くから」
霊「・・って聞いてる?」

チルノは息を荒げながらうつむいている。

チ「はぁ・・はぁ・・・・・」

そして気を失い、そのまま落下していった。

霊「ちょっと・・チルノ!?」

霊夢は落下するチルノを慌てて追いかけ、手を掴み、抱きかかえた。

霊「・・気が失う程戦って・・って、ちょっとあんた、すごい熱じゃない!」

チルノは常に冷気を帯びているはずだった、確かに今も冷気を帯びてはいるが
霊夢はその冷気の奥から熱が伝わる不思議な感覚に驚いた。

チ「うぅ・・あつ・・い・・・・」

霊夢はハッと気づいて空を見上げ、太陽がギラギラと照っているのを確認した。

霊「そうか・・この地域、陰が全く無く、気温も高いから・・」

チルノが勝手についてきたとはいえ、この地域にまで連れた自分のせいでもあると
責任を感じた霊夢はチルノを抱え、とにかくこの暑い地帯から離れようと
移動をはじめるが・・

177名前が無い程度の能力:2008/06/26(木) 22:53:56 ID:uoiOBcP20

霊「まずいわ・・どんどん身体の冷気が消えていく・・
  早くしないとチルノが・・どこか・・どこか涼しい場所・・」

チ「うぅ・・・」
霊「・・待ってて、絶対助けるから」

辺りを見渡すと、山頂付近に雪が積もっている高い山があった。

霊「そうだわ、ここからだと、あそこが良さそうね、・・すごく高いけど」

霊夢は目にした山頂を目指してひたすら上へ上へとチルノを抱えて上る

ヒュォォォォォ

霊「・・って、さすがにちょっと上まで来すぎたかしら・・でもここなら大丈夫ね」

雪をチルノにかぶせて意識が戻るのを待つ霊夢

霊「ふぅ・・それにしても、高いだけあってほんっと寒いわね(特に腋辺り)
  それも酸素も薄いし・・はぁ、抱えて一気に駆け上がったから疲れちゃった・・」


・・・

数時間後


チ「ん・・うーん・・こ、ここは?確かあたいは・・暑さで気を失って・」

チルノが目を覚ました。
横には霊夢が体育座りで自分の体を抱えるようにしてうつむいてる霊夢が居た

チ「れいむ、起きて、起きてよー」
霊「・・・・」

しかし霊夢に反応が無い。
人間がこの場所に長時間居るのは自殺行為に等しいくらい気温が低く、酸素も薄い事は
チルノでも分かるくらいであった。

チ「れいむ・・顔あげてよ!」

チルノが霊夢を揺すると、身体をぶるぶる震わせながら小さな声で呟く

霊「・・よかった、良くなったのね・・」

そう言うと再び気を失う霊夢。

チ「れいむ!ちょっと・・!」
チ「・・とにかく、ここから降りないと・・」

今度はチルノが霊夢を抱えて、下へと運んでいく

178名前が無い程度の能力:2008/06/26(木) 22:57:25 ID:uoiOBcP20

チ「・・う・・重いよ・・れいむ」

体格が小さいチルノには霊夢を運ぶのは無理があるが、
ゆっくり降下するだけなので、何とか霊夢をおぶって下へと下へと運んでいく。
下へ降りていく内に気温が少しずつ上がっていき、徐々に酸素も濃くなっていくと
霊夢は、チルノにおぶられたまま虚ろながら意識は戻っていた。

霊「・・ごめんね。助けるつもりが逆に助けられたわね・・」
チ「ううん、これでおあいこだよ。ごめんね・・れいむ」

チ「でもどうしてすぐ山を降りなかったの・・?人間がそんな格好であんな所に長く居たら・・」
霊「あんたがちゃんと目を覚ますの確認しないと安心出来ないじゃない・・責任も感じてたし
  それに、あれで良くなる保障もなかったしね・・。」

チ「・・・そんな事で・・バカだよ・・れいむ」
霊「・・ふふ、まさかあんたにバカって言われる日が来ようとはね・・」

霊「ま、今回は私のバカでいいよ。ありがとう・・チルノ。」

おわり。

SS書いた事無かった上に、やっぱ普段小説まったく読まないせいもあるのか、
どうも語りの部分がダメだな特に。

179名前が無い程度の能力:2008/06/30(月) 00:17:42 ID:8ZJy9cQY0
>>175
GJと言わせていただこう!
こういうのは好きだよ。心に来るものがある。今回は温まった。
技術云々よりもそっちが重要だと思うんだぜ。えらそうですまん。

180175:2008/07/01(火) 22:20:05 ID:AstbrAOI0
>>179
そいつぁヨカッタ。
一人でもそう言ってくれる人が居てくれて助かったよw
チルノネタで温まるというのもアレだが(氷キャラ的な意味で
あえてそういうのもいいかなと思ってついカッとなってな。

181 ◆n0X/C6ZNOM:2008/07/06(日) 20:52:05 ID:sxNouENY0
         _______
         ̄二つ )、_
      _,. -'"      `ヽ、____
     ,.'"           <
    , ' γ   、    -、  、  `,
   .,'  ノ_  ハ ハヽ、ヽ i ハ  i ゝ
   i'  く レ イ,.--=.、ハノ_イ、ハノイ´
   i   i ヘイハ'゜ _ノ⌒i Lォ.!ハ>
  ノ    ハ |  ̄  、`ー-'l |   僕の名前は森近霖之助。
   |,.イ  λ ゝ.   -_-   ハ リ   魔法の森の近くで古道具屋「香霖堂」を開いている者だ。
     レヘハ イiヽ、   /iノ     この幻想郷という地には、人間をはじめ、妖怪から神様まで
    __,.-.イ V L_ゝ、ニT´、!/       色々な存在がいるわけだが、なかなかどうして、魅力的な子も多い。
  γ    ヽ> \ \_ _/ / i `゙r、     僕も普段は表にださないものの、持て余すものがないわけでもない。
 /      i〉  \ y' /  |/  _.〉_     そう…色々とね…
 i  _,,...--...,,ヽ   / /  /|   Y  
 ',.      ,.イ、 / /  / .|、  ',   
  ハ!     ._ヽ!イ__イ____/___yゝ、ヽ,
   ',    r> '"´  `', ', ',  ヽ!
   i,   ,.イ       l  l l   i
   |ハ      .........:::::::::|  | |   イ

182 ◆n0X/C6ZNOM:2008/07/06(日) 20:56:53 ID:sxNouENY0
|    /`iー、、
|    〉/;;;;;||\
|   ,//;;;;;〃;;;;;;\
|  //;;;;;〃;;;;;;;;;;;;;;\
|. 〈〈;;;;;〃;;;;;;;;;;__>、´`ー、r -――n-,-'ア
|   |.|;;;ヾ、,.:'.:´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ̄ ` ー - 、;;;;;;;;||;;| /
|   |.|;;;;/.:/.:.:.:./.:.:.:.:l.:.:.:l.:.:.:.:ヽ.:.:.:\;〃;| |
| /ヾ/ /.:.:.:.:.:./.:.:..:.:.:l:.:.:.:l.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:\//
|':::::///.:.:.:.:.:.:.:./.:/.:.::.::l.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:ヾ、
|:// l.:.:.:.:/.:.:/.:/‐- 、l_.:.:.:.:l ,,.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:ヽ
|/l l:::::::l.:.:/:.:l.,ィェ=ァ、、`// l__.:l.:.:.ハ.:.:.:.:.:.l
|//、:::::l.:.:!、 つ;;;;;゚l .ソ'"´'"__ l`/ハ l.:..:.:.:.l
|/::/冫:ハヾ、ヽヒ;;;;;/ン    イっ::ハ/::::ll.:.:.:/l:l
|::::/ノ:::/;;;;、;;;;;l  ̄´     ヒ;;::/,,ノ,:::::〃.:/!/
|::/ノ:::/;;;;;;;_ l、      '   ̄ イ"k'"´'";;;;;l      こんにちは、霖之助さん。
|/ノ:::/>"エオ` ト、  ` −   _イ;;;;;l 'ヽ;;:::::;;;;;\     調子はどう?
|ノ:::/ノ, '´l.:.:.:ヽ<>-,― ' ´l_,ェェ、l  \:;;;;;;::::\
|:::/ノ l.:.:.:ll.:.:.:.:l \_,イ::`ー 、 l,z=ェ、l    ヽ、;;;:::::::ヽ、
|:/ノ/ ヾ、ヾ、.:.:ト、 l-ヽ、::::: l::.:.:.:.:l       \;;::::::::\
|'ノ   //、´゛'l`゛ l'´ ̄ヽ、::l.:!.:.:i.:l`、       ヽ;;:::::::::ヽ、
|'   //;,;,;,;,ヾ=l  ll:,:,:,:,ヽ:,:,`'、"'´'l l         \:::::::::ヾ、
|  /;;;;;;,;,;,;,;,;,ヾ=! !;;l:,:,:,:,ヾ、:,:,;:;` 、ト、l_, -―,ァ     ヽ:::::::》i〉
| ./;;;;;;;;;,;,;,;,;,;,;,ヾ,! l;;;l:,:,:,:,:,:,;:ヽ、:,:,、l ヽェ="/      );;:::》l
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|ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,ノ`' ";;;;;;;;;  ::ノ/:: l      `'"
| ヽ;;;;;;;;;;;ヾ、;;;_,;,;_;;´;;,;,;,;,;,;,;,;, ̄;,;,;,,〉::: l

183 ◆n0X/C6ZNOM:2008/07/06(日) 21:08:43 ID:sxNouENY0
         _______
         ̄二つ )、_
      _,. -'"      `ヽ、____
     ,.'"           <
    , ' γ   、    -、  、  `,
   .,'  ノ_  ハ ハヽ、ヽ i ハ  i ゝ
   i'  く レ イ,.--=.、ハノ_イ、ハノイ´ .。oO(博霊霊夢。博霊神社の巫女…)
   i   i ヘイハ'゜ _ノ⌒i Lォ.!ハ>      (彼女はとてもフランクな性格で、誰にでも人当たりがいい。)
  ノ    ハ |  ̄  、`ー-'l |        (誰かに好意を持っているのかどうかも分かりにくいわけだが…)
   |,.イ  λ ゝ.   -_-   ハ リ        (僕に芽はあるのかな…?)
     レヘハ イiヽ、   /iノ      
    __,.-.イ V L_ゝ、ニT´、!/      
  γ    ヽ> \ \_ _/ / i `゙r、   
 /      i〉  \ y' /  |/  _.〉_

184名前が無い程度の能力:2008/07/07(月) 02:03:59 ID:K7xEGimQ0
>>183
AAでもSSでも一通り完成させてから書こうぜ

185名前が無い程度の能力:2008/07/07(月) 02:04:49 ID:DRY7SlF20
それ以前の問題だと思う

186名前が無い程度の能力:2008/07/07(月) 18:50:33 ID:WMV3lG3.0
こんなこーりん嫌です

187名前が無い程度の能力:2008/07/07(月) 23:26:03 ID:Fy9itEnc0
その日も空は青かった。
とんてん、かんてん。
谷に掘った洞窟。穴から聞こえてくる。
鉄を叩く音。叩く音。
「こんなもんかね。大体」
碧い妖怪が、胡瓜を齧り、呟いた。
――全自動卵割り機。
鶏卵を設置すれば自動で割ってくれる機械。
白身と黄身の分離機能も付属。お菓子作りにも役立つ予定。
「全く。見た目通りというか、見た目に似合わずというか」
モノクロの魔法使いからの依頼。
――卵を綺麗に割れる道具があればなぁ。
何気ない一言。盟友の為に、少女は槌を振るう。
とんてん、かんてん。きり、きり、きり、きり。
ロゴプレートの螺旋を締められて。機械は完成した。
帽子を脱ぎ、髪留めを外し。
汗を拭いて、またすぐに帽子を被るはずだった。
「にとりー、遊びに来たぞー。なんだ、いないのか。
 あー?なんだこの面白そうな機械は。せっかくだから貰って行くぜー」
突然の声に驚き隠れ。影から出る前に白黒は再び加速を始めて。
機械の傍に置かれた帽子は。機械と共に持ち去られて。
被るもののなくなった少女は。
「おーい何をするのかねぇ!返してええええ!!」
鍋を被って走り出していた。
「お?なんだあの怪しげな鍋は。とりあえず撃っておこうか!」
閃光が幾筋も放たれる中で。少女はそれでも立ち止まれず。
「おおおお!のっびーるアーンムッ!!」
背負った鞄から伸びる腕、腕、腕。
しかし。箒は尽く機械の指から逃れ。
「じゃあなー」
少女は空の彼方の星と消えた。

魔法の森の小さな家。壁には蔦がうねり、看板の下には茸が芽吹く。
焦り、河童は力の限り走り。そして辿り着いた。
がちゃり。扉が開く。
「おっ、と。どうした盟友、そんな鍋を被って。帽子でもなくしたか」
飄々と告げる。
「返してよ。私の帽子。さもなきゃ、弾幕で勝負させてもらうよ」
淡々と告げる。
二人は、口だけを微かに歪めた。

大波のような青白の弾幕。その中を掻い潜り閃光を放つ。
最低限の動きで白をかわし、無数の腕を伸ばす。
隙間に陣取り、星をばら撒く。
鞄にかすり。服を破り。鍋に当たり。それでも、左右から波を流す。
魔女は焦り前に出て。光学迷彩に隠された腕に掴まれた。
高い空を見つめて。魔法使いは落ちていった。

「あー、負けた負けた。今日のところは引き分けにしといてやるぜ」
「どういう理屈よ。さ、帽子は返してもらうわ」
肩を上下させ、碧い妖怪は手を突き出した。
「ああ、帽子は返すぜ。って機械はいい、の、か……」
白黒の魔法使いは被っていた帽子を脱ぎ。
中から緑の帽子を取り出し。
固まった。
「お前、帽子の下は。成程、そうなってたのか。道理で」
急ぎ、鍋に手を当て。不自然な突起に触れ。それが破れた鉄板だと気づいて。
「きやぁあぁ!?」
河童の絶叫が幻想郷にいつまでも響いていた。
その日も空は青かった。

188名前が無い程度の能力:2008/07/11(金) 19:55:28 ID:q9Yh0qqk0
びっくりした
何がびっくりしたって
新参の私にはまだこの幻想卿に住処がないわけよ。
んでしばらくは一番最初に目に入った廃れた神社に住むことにしたの
そこを拠点に私の家を探そうって訳。
どうみても人が住んでいなさそうだし、
例え廃れていても屋根の下で寝たいじゃない?

日が落ちて周囲は暗くなり……
あー遠まわしな言い方めんどくさいから、夜よ。夜になったの。
んで今日はもう寝ようかと思ったとき、何か気配がするの。
こんな廃れた神社に私以外の気配ってあれしかないわよね、うん。
お化けよお化け。足払い喰らわせようとして空振りしたのだから間違いないわ。絶対お化けよ。

流石に祟られるのもあれだから床下、境内の下かしら、暗かったんでよくわからないけど
逃げ込んだの。
逃げ込んだのはいいけれど、そこにも何かいたのよ……
ヌルッとして気持ち悪かったわ。人間じゃなかったわね。爬虫類かなにか。
蹴り飛ばしてもとても硬い鱗をお持ちのようで、激痛で一瞬足の感覚が無くなったわよ。

食べられたらたまったものじゃないと、今度は屋根裏に逃げ込んだの、そこなら安全…
かと思いきや、幼女が寝ていたのよ。
なんだ、人が住んでいたのか、という一瞬の安堵の後、あることに気づき、冷汗が止まらなかったわね。
この頭から生えている2本の鋭い角のようなものは……
鬼です!鬼なんです!!知っていますよそれぐらい……

なんなんですかこの神社は……
怖気づいた私は逃げましたね。こんな所で一晩明かしたら、もう二度と太陽を拝めなくなるかもしれない。
一目散にその神社から離れました。途中木々には藁人形が張り付けてあったりと、もう恐怖で泣きそうでした。


もっと早く気付くべきだった。あの神社の廃れ具合は兎も角、畳、襖、障子、あらゆるものに歯型のようなものが付いていたことに
不気味だ。不気味すぎる。あんな神社は潰したほうが良いかも知れない。神社を潰すなんて……とは思うが、物の怪の住処となっては
逆に潰してあげたほうがいい筈だ。
私の力なら可能。局地地震を起こすことなど朝飯前だ。むしろこれは私に授けられた命なのかもしれない。
やるしかない。



そぉい!
地震「先憂後楽の剣」


後日、自称神社の住人である破廉恥腋巫女にフルボッコされたのは言うまでもない。

  * * * * * * * * *
駄作ですまない。神社が潰れたら亀(げんじー)とかどうなったんだろうな と思っただけだ。
天子の話だ。

189名前が無い程度の能力:2008/07/11(金) 21:24:12 ID:.yUmJTMc0
歯形は玄爺のものなのかそれとも…
霊夢、飯でもおごろうか?

190名前が無い程度の能力:2008/07/12(土) 03:03:57 ID:6FBdadzk0
もう一本

「霊夢、食事の支度ができたぜ。今日はスッポン鍋だ」
「あら、どこで取ってきたの? あの湖にいたかしら」
「いや、境内の下にいたぜ」
「げんじーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

191名前が無い程度の能力:2008/07/29(火) 21:40:46 ID:fA0j2Kbw0
サー!保守!サー!

192名前が無い程度の能力:2008/08/04(月) 00:10:55 ID:XJq/0FvM0
あげお

193名前が無い程度の能力:2008/08/05(火) 21:17:37 ID:nCVxUBcg0
このペースで一目に触れず消えてしまう前に
新板に移行した方が良い気がするんだが

194名前が無い程度の能力:2008/08/07(木) 19:25:35 ID:KIMdn/E.0
確かに移行した方がいいかもしれないな

195sera:2008/08/11(月) 21:40:52 ID:gUMmA3.E0
女性の視点から作ってみました。
ブログも見てくださいね

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、<title>アラビアンナイト</title>

196言葉のアヤ 1/3:2008/08/14(木) 23:23:32 ID:VOAp2EKI0
正味のところあの中国人はどのくらい強いんでしょうか
通りすがりの狐に聞いてみましょう

「ん?あの門番かい?」
ぶっちゃけあなたより強いってことはないですよね?
「さあ。勝負は時の運ともいうからね。」
そんな歯切れの悪いことを
「少なくとも私ならスペルカード以外で勝負挑むことはしない」
決着がはやいからですね
「いや、死ぬわけにはいかないからだ」
またまた、あんな中国もどきがあなたを殺せるわけないじゃないですか
「無駄な殺生を好んでいるようにも見えないしな」
なんか話が噛み合ってませんね
「ふ・・・まあ君も戦闘になるようなら気をつけたほうがいい」
私がですか。イマイチ笑えない冗談ですね。
「いや、冗談などではないよ。くれぐれもスペルカード以外で勝負しないことだ」

197言葉のアヤ 2/3:2008/08/14(木) 23:24:54 ID:VOAp2EKI0
いやはや私が気をつけた方がいいとは
エコノキックスに脳をやられているのですね
中国人の実力やいかに。ここは紅魔館と交流の深い魔理沙に聞いてみるのが得策でしょう

「そんなこと魔理沙にでも聞きなさいよ」
そう思ったんですけどねぇ。神社にいないとなるとどこにいるものやら
「大体誰?紅魔館の門番って」
あなた一度あってますよ?(この人間も脳が・・・)
「なんか思った?」
そうそうそうそう、八雲藍氏に伺ったところ弾幕ごっこ以外で勝負するなと仰っていてですねハイ
「それはアレよ。あの狐勝手に戦うと紫に折檻されるから」
あーはいはい。以前にそんな事を取材したような気がします。
死にたくないからとも言ってました。
「あははは、それだ」
あげくに私にも気をつけろなどと
「ほお、あんた程度の妖怪にか・・・・ああ思い出した。緑のあいつね」
強かったですか
「いんにゃさっぱり。ただなぁ・・・うん、弾幕ごっこね」
あの、一人で納得していないで教えてくれません?
「あんた功夫って分かる?」
くんふうですか
「平たく言うと修行の成果。稽古、修行、鍛錬。あんたら妖怪には一生縁がないものね」
全くですね。
「あいつからは功夫を感じるのよね」
そうですか。それがなにか関係が?
「解らんか。功夫を積んだ人間はそうじゃない人間と天と地ほどの差が出ることがあるのよ」
「霊力もなく、魔力を持たない人間故に道具なしでは魔法一つ使えない」
「徒々その身の功夫に寄り最強級の妖怪とも渡り合う人間がいるわね」
まさかぁ、あなたじゃあるまいし
「なに言ってる。あんたもよく知ってるやつよ」
あ・・・
「徒の道具屋の一人娘をそこまで強くする。それが人間のもつ功夫というものよ」
「功夫の本質を解りえない妖怪には持ち得ない物の一つね」
それをあの中国もどきがもっていると
「それも人間できるの何倍もの密度で何倍もの期間研鑽していたとしたら」
ごくり。そ、それでも私より強いって言うのはいくらなんでも言いすぎじゃ
「知らんそんな事。魔理沙が見つからないなら。本人にでも聞きなさいよ」

198言葉のアヤ 3/3:2008/08/14(木) 23:26:14 ID:VOAp2EKI0
「強い?私が?あははは!!」
実際どうなんです?私、がぜん興味沸いてまして。
「そんな、紫様の式さんに勝てるくらいならこんなところで門番なんてしてませんて」
ですよね〜。以外と謎が多いもんですから勘ぐっちゃいましたよ
「そ、それは影が薄いと暗に言っているわけですね」
そうとも言いますね
「ひどい」
藍氏は私にも気をつけろと忠告を
「え?えええ!?そ、そんな勝負になりませんよ!大体あなたと勝負する理由なんてないじゃないですか!」
彼女一流の冗談なんでしょうか。やるなら弾幕ごっこで挑めと。
「あ、弾幕ごっこですか。それならいつでもお相手しますよ。負けちゃうでしょうけどね。あはははは」
そうそう、ここのメイド長にいつもぼっこぼこにされているとは聞いてます
「ええ、しょっちゅうですね。お嬢様と殺し合いした時もぼっこぼこでしたから」
そりゃそうでしょうねぇ。
「手加減してくれないんだもんなぁ」
なるほど、なるほど、、、っと。よし。わざわざ今日はありがとうございました。
「あ、もう行っちゃうんですね。なにもお構いできませんで」
いえいえこちらこそ、記事になったら最初にお持ちしますよ
「そりゃわざわざどうも」


なんだ。やっぱり徒のエセ中国でした。
やはり最初から本人に聞くべきした。
記事に華を持たせようと遠回りしてしまいまたね。


・・・あれ?なんか引っかかりますね。


(手加減してくれないんだもんなぁ)

ん?

(お嬢様と殺し合いした時も・・・)

殺し合い?レミリア・スカーレットと?本気の?


言葉のアヤですね。
巫女が変なこと言うから気になってるだけです。

(勝負になりませんよ!)

誰が誰に対して?

(弾幕ごっこですか。それならいつでもお相手しますよ)

・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

言葉のアヤ、言葉のアヤ・・・。

199名前が無い程度の能力:2008/08/15(金) 16:00:40 ID:w5uVPh6I0
めーりんは中国人風の妖怪だぞ

200名前が無い程度の能力:2008/08/15(金) 17:01:52 ID:z7fw9u0A0
>>199
お前は何を言っているんだ。

201名前が無い程度の能力:2008/08/15(金) 17:10:28 ID:w5uVPh6I0
だから分かりやすく説明するとな?

めーりんは中国人風の妖怪なんだよ!

202名前が無い程度の能力:2008/08/15(金) 17:13:59 ID:z7fw9u0A0
>>201
…まさか「書いた人が美鈴を人間だと勘違いしている」なんて勘違いをしてるんじゃないだろうな?

203名前が無い程度の能力:2008/08/15(金) 17:15:54 ID:w5uVPh6I0
すまん
思いっきりしてる

204名前が無い程度の能力:2008/08/15(金) 17:22:41 ID:z7fw9u0A0
2/3の下から三行目が一番分かりやすいかな。
人間と比較してる文章だから。

205名前が無い程度の能力:2008/08/15(金) 17:30:34 ID:KbgPp9560
私は、私が貴方を疑っていることを、貴方が気づいていることに気づいていました。
を彷彿とさせる流れ

206名前が無い程度の能力:2008/08/15(金) 17:31:58 ID:w5uVPh6I0
ホントだ
見落としてたわ

二番目の
> (この人間も脳が・・・)ってとこがみょんに印象に残ってた
すまん

207名前が無い程度の能力:2008/08/17(日) 01:51:28 ID:SQHiCSTU0
スレ引越しどうしよう

208名前が無い程度の能力:2008/08/17(日) 02:01:00 ID:ZgTqBjOw0
してみるのも良いんじゃないかな

209名前が無い程度の能力:2008/08/17(日) 02:03:14 ID:qqkCRb.Y0
このスレもう必要とされてないんじゃないか?

210名前が無い程度の能力:2008/08/18(月) 21:47:00 ID:/ztvyZww0
たまに投稿してるぞ。

211夜明けまで一マイル 1/2:2008/08/21(木) 02:05:36 ID:ui8zGIlA0
 書きなぐった挙句、めんどくさくなった過去作が発掘されたので投げこんでみるテスト。
 適当に罵倒していただけたりすると幸い。

―――――――――――――――――――――――――――

「夜が…焦げていく……」

 その小さな声は、大きさに反し、狂おしいまでの慟哭だった。

 お願いだ。神よ、もし貴方が居るのなら。何もかも救える力を、抱きとめることの出来る御身をお持ちだと言うのなら、全てを赦す程の心をお持ちだと言うのなら、ほんの一刻、遅らせてくれるだけでいい――

「どうか…夜空を焦がさないで……」
 今だけは、世界を光で照らさないで。貴方に慈悲があるのなら。どうか、お願いです。
 私はまだ、何一つ伝えていない。

 お願い…。
 もう……これ以上、私から大切なものを奪わないで。



 衣服も髪も乱れ、覗く腕と足には擦り傷だらけ。顔は、とうの昔に止まらない涙でしわくちゃだ。
 そこに、瀟洒と呼ばれた少女の姿は無い。
 薄汚れたメイド、無力なだけの、歳相応の少女が居た。
「どうか…どうか……お願いです…」

 ようやく…ようやく見つけたのだ。自分の居場所を。
『貴方が必要だわ』
 そう、言ってくれた。例え、それが使い勝手のいいだけの、行き場所の無い憐れな自分に向けられただけのものだとしても。

『そんなに心を覆わなくても、誰も貴女を怖がったり、拒絶したりしませんよ』
 その言葉を、向けられた笑顔を、暖かいと思ったのだ。この場所が、光の差し込まない闇の揺り篭なのだとしても。

「だから…お願い」
 声は嗚咽。息遣いは見苦しいほどに乱れ、土に塗れた顔も見るに堪えない。
 それでも、真摯に、月と闇に請い願う。
 ここが居場所だ。自分の帰る場所だ。私の家だ。
 私の、大切な家族皆が住む場所だ、生きていく場所だ。
 どんなに里の人間たちに、笑われようと、蔑まれようと、構わない。惨めで、情けなくて構わない。瀟洒でなんかない、みすぼらしくて愚かだと認めます。だから――

「どうか…夜よ。まだ明けないで――」

 悪魔の主人に仕える人間が、どんな思いで神に縋り、祈りの言葉を紡ぐのか。
 神を信じてなど居ない。どんなに願い、叫ぼうとも、自分を救ってはくれなかったから。信じ、願い、どんなに請おうとも、応えてなどくれなかったから。居たとしても、この世には、信じるものすら救わない神々ばかりだから。世界が優しいというのなら、自分はそもそも此処には居ない。
 けれど、願わずには居られない。
 長くも無い、綺麗な爪を地面に突き立てて、土と砂を握り締める。
 爪の隙間に入り込んだ砂が爪をこじ開け、痛みを訴える。けれど、それがなんだろう。無力に歯噛みし、唇は深く切れ紅に染まっている。力強く握りすぎて、爪が食い込んだ手の平は、とっくの昔に血を流し始めている。
 肉体が訴える痛みなど、些細なことではないか。
 白み始めかけた夜空で、弱い月光を浴びて輝く羽を持つ少女が言う。
「ねぇ、覚えてる?」
 やめて…欲しい。
 そんな、静かな声音で。大切な思い出を思い返すように、まるで、お別れをするみたいに言わないで欲しい。

212夜明けまで一マイル 2/2:2008/08/21(木) 02:06:16 ID:ui8zGIlA0
 ナイフもフォークも知らなくて、当然使い方なんて分からなくて。出されたケーキを手掴みで食べた私を、咲夜は叱ってくれたね。
 なんで怒られるのか分からなくて、むくれる私に、一生懸命、何度も何度も、ナイフとフォークの使い方を、手を取って教えてくれたね。咲夜は、私の手の冷たさに驚いて、私は咲夜の手は暖かい、なんて言って笑ったっけ。

「嬉しかったよ」
 どうして、泣きそうな顔をなさるのですか?
 まだ、これからじゃありませんか。お嬢様。咲夜には、分かりません。

「ありがとう。自分の為に、誰かが怒ってくれることも――」
 泣いてくれるなんてことも、夢にだって見なかった。
 ふわりと、まるで宝石をあしらったような輝く翼を瞬かせ、私の眼前に降りてくると、優しく、そっと目尻を拭ってくれた。
 違う、違うのです、お嬢様。
 私は本当は、ただ貴女を恐れていただけ。家族だなんだと言っておきながら、心の奥底で貴女を恐れ、怯えていただけ。全て、仮初なのです。
 貴女は、私をこんなにも愛してくれていたのに――



「もう、お止めになってください、お嬢様!」
 そんなことで、例えこの場所が守られてとしても、それでは意味が無いではないですか。
 そんな、誰もが鼻で笑ってしまえそうな、そんな思い出なんかの為に。
「たったそれだけ。そう、たったそれだけなんだよ」
 でもそれが、私にとって世界の全てなの。
 曇りの無い、澄んだ瞳で告げる。
 これが、狂気に愛された少女の姿だと言うのなら、自分は今の今まで、何を見ていたのかと思い知らされる。
「何か一つでも欠けるのがイヤ。私の断り無しに、壊されるのがイヤ。家族を、友達を傷つけられるのがイヤ。もし、私が、この力を持って生まれてきたことに意味があるのなら、この為だったんだよ」
 だから、泣かないで。何一つ、恐れることはないのだから。貴女の身に、塵一つほどの災厄だって降り注がせはしないから。
 貴女はこの場所で、館に住む皆と、美鈴とパチェと小悪魔と。お姉様と、いつまでも瀟洒に微笑んでいて。

 額に口付けを。
 泣きそうな声で、最後のお別れを。

「大好きだよ、咲夜――」

213名前が無い程度の能力:2008/08/26(火) 13:24:48 ID:8EG7ev0s0
age

214お借りします:1/2:2008/08/28(木) 12:27:05 ID:Mo6VRUPk0
雛スレ(東方幻想板)4スレ目の872から脱線したIFのお話。
雛以外がでるため勝手にコッチに投下。
======================================
--------------------------------------
(直前あらすじ:雛スレ)
ある日の夕刻、雛は里のハズレで泣いている少年をみつける。
話を聞くと、お人形遊びを咎められたとのこと。
人形を思ってくれるその気持ちがうれしかった雛は、
少年と遊ぼうと『約束』する。

しかし、その遊びは…
(雛スレ872ではそのまま終了。)
(この脱線区間は最後の一行に到達する前の出来事として作成)
------------------------------------------------------------

<そこまでよ!>な行為をされてる最中、その少年が突然苦しみだした。
誰にも許したことのない純潔を奪われる直前まで展開が進み、半分意識がとびかけてた雛は我に返る。

 なぜこの少年は苦しんでいるの?--厄は返してきた後だから私の体には残ってないはず--

そこに声が響く
「「人形」になにやってるの!」
その声に振り向くと、雛に近い服装の…見た目でも人形とわかるその人物がいた。
「やっぱり人間はそういう目でしか人形をみてないんだ!そんな人間なんか、しんじゃえ!」

理解した。その人物は確か、メディスン・メランコリー。毒でできてる「人形」。
人間に嫌悪を抱き、人形解放をうたう妖怪…

--少年が苦しんでる理由、それは、「毒」
厄を扱う体質であるため毒には強い雛。そのためすぐに気づくことはできなかった。
…犯される寸前で意識の混乱(抵抗と約束の狭間)があったのも事実。

「やめなさい!里の人間には手をだしちゃいけない約束でしょ!」
「なにいってるの!おねーさんないてたでしょ!いぢめられてたんでしょ!?」
「それは…!」
自ら犯した過ち、してしまった約束…
言葉がつまったのを気にメディスンが続ける。

「おねーさんはお人形の神様、っていうのはさっき聞いた。約束も聞いた、
 でもその約束はそこの人間とおねーさんが関係する約束、私には関係ないわ!
 私は憎き人間が人形を乱暴に扱うのをみてられなかった!おねーさんを助けたかった!
 人間なんてしんじゃえばいいんだ!」

このままでは少年が毒で死んでしまう、しかし苦しんでる少年が体から離れてくれないのでメディスンを
力づくでとめることができない

少年に話しかける。
「お願いだから一旦離れて、でないと死んでしまうわ!」
「雛おねぇちゃんは、ぼくの・・・」
まだこんなことを言うのか、方向性がすこしアレだけどよっぽど人形がすきなのか。

「おねーさんは、人間、人形、どちらの味方なの!?」
「いっちゃ…やだ…」

215お借りします:2/2:2008/08/28(木) 12:28:55 ID:Mo6VRUPk0
どちらも捨てられない選択肢、しかしそれでも雛は答えた。
「…私は厄神、人間の厄を回収する人のための神!」
「人形の神様っていったじゃない!あれは嘘なの!?」

もうふっきった。問答無用

「…ごめんなさい!」
そういって少年を突き放す。離れた隙に一気にメディスンに詰め寄る。

どちらも泣いていた。
「おねーさんは人形の神様なんでしょ!なんで人間に味方するの!」
「そんなこと言ってる場合じゃないわ!はやくしないとあの子が死んでしまう!
 お話はソレがすんでからもできるけど死んだら何も出来なくなるわ!」
「人間なんか、しんじゃえばいいんだ!」

だめだ、話が通じない…

最終手段をとることにした
ここまで「私に対して」の攻撃がないのはそれでも人形の神様と信じているからだろう。
それも裏切ることになる。あと何度裏切ることになるだろう その罪も全て背負う。
「悲運『大鐘婆の火』!!」
メディスンに抱きついた直後にスペル発動。自爆気味にメディスンを巻き込んで地面に落下。
真っ黒こげになり失神するメディスンを確認し、即座に次の行動へ。
すでに失神してる少年から取れる限りの毒を回収し、里の診療所へ運ぼうとしたところで
スペル発動にきづいた慧音さんがやってきたので、少年を預け、メディスンを無名の丘まで
はこぶ。

少年もメディスンも私を信じ、そしてその両方を結果として裏切ってしまった。
正しかったんだよね…  ごめんね…
そうつぶやくしかできなかった。

=====================================
勢いです。雛スレではすでに別EDも用意されてたけど思いついた。
個人的にはどちらのエンドも文章は良いと思う。
好みで言ったら、872は悲しく、つらい。892は872にくらべたらまだやんわりしてて好き。

216名前が無い程度の能力:2008/08/28(木) 12:41:54 ID:Mo6VRUPk0
追記:
自分は、雛スレ870-872 & 890-892の筆者ではありません。
筆者に感謝。

217やおい:2008/09/02(火) 00:28:16 ID:NrNhrkJ.0
「だぜーーー!」
 魔理沙はいつものように茶をたかりに博麗神社を訪れた。
「霊夢、いるか〜、魔理沙様が茶を飲みにきてやったぜ!」
「霊夢ならこっちだよ……」
「お、萃香に、紫もきてたのか、って」
 萃香と紫は、ちゃぶ台のところで行儀良く正座をしていた。
「どした? おまえら」
「あら、霧雨さん。いらっしゃい」
「……ナンデスト?」
 名字で呼ばれ、固まる魔理沙。呼んだのは霊夢だった。
「……れいむ?」
「どうぞ、おあがりになって。いまお茶をお入れしますわ」
 ぞぞぞぞぞわあああああ、と魔理沙に怖気がはしる。お淑やかな霊夢。ひたすら怖い。
「……朝からずっとこうなんだよ……」
 真っ青な表情の萃香がぼそっと言った。
「伊吹さん、八雲さんも、羊羹のおかわりはいかが?」
「いいいいいえ! もう、結構ですわわわわ」
 がたがた震えながら紫がことわった。
「れ、れ、霊夢。わ、私はこのへんで失礼するわ。やることがあるので」
 紫が、いま思いついたようなコトを口走りながら立ち上がった。
「ゆ、紫! 逃げる気!?」
「あら、そうですの。またいつでもいらしてくださいな」
「え、ええ、ありがとう……」
 ぼわん、とスキマを開き、そそくさと退散する紫。
「ゆ、紫、置いてかないで! 霊夢、私もちょ〜っと出かけるから!」
 萃香も慌てて立ち上がると、後も見ずにスキマに身を投げる。
「霧雨さん? どうなさったの? どうぞ、お茶をお入れしますわ。羊羹もありますの、どうぞ遠慮なさらず」
「は、はい。あがるぜのです」
 かくかくと先行者のような動きで魔理沙はちゃぶ台につく。
「な、なんなんだ……霊夢のイタズラか? 天狗のドッキリカメラか?」
「お待たせしました。どうぞ、霧雨さん」
「あ、ああ、いただくぜ……」
 これは夢だ、悪夢をみているだけなんだ、と思いつつ、魔理沙はお茶を手に取った……

218名前が無い程度の能力:2008/09/27(土) 21:02:41 ID:J.QvS5zk0
◇◇   ◇◇
 ◇  ◇ ◇  ◇
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     ◇
このスレをみちゃった人。ラッキーな人です。だってすきでもないのにあなたに5人の男が告ってくれます。そして女子からも人気がでてお嬢様生活をエンジョイできます。でもこのスレを5箇所に張らないと男子からはブス扱いをされ、女子からはいじめられ、最終的には先生にまで成績を落とされるなどがおきます

219名前が無い程度の能力:2008/09/27(土) 21:03:06 ID:J.QvS5zk0
◇◇   ◇◇
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このスレをみちゃった人。ラッキーな人です。だってすきでもないのにあなたに5人の男が告ってくれます。そして女子からも人気がでてお嬢様生活をエンジョイできます。でもこのスレを5箇所に張らないと男子からはブス扱いをされ、女子からはいじめられ、最終的には先生にまで成績を落とされるなどがおきます

220名前が無い程度の能力:2008/10/12(日) 01:40:20 ID:0qK0kBoo0
保守!

221名前が無い程度の能力:2008/10/12(日) 20:15:21 ID:CANxJruY0
「幽々子様、由々しき事態です!」
叫びながら少女が半分、こちらに走ってきた。
「幽々子しき事態?それはそれは、優雅なことでしょうねぇ」
やや遅れて幽霊が半分、こちらに飛んできた。
「由々しき事態、です!」
蝶のような少女は振り返りもせず、盆栽をいじっていた。
「だから、幽々子しき事態、でしょう?」
半人半霊の少女に、諭すように言った。
「そんなに大きな声を出さなくても、聞こえているわ」
そうして幽霊は、ようやく振り返った。
「聞いてないじゃないですか」
肩で息をしつつ、おかっぱ娘はまた叫んだ。
「事態を幽々子しくしないでください!」
亡霊嬢は鋏をチョキチョキ、指をチョキチョキさせていた。
「ややこしいのは貴方の方よ、妖夢」
そのチョキチョキの間で半霊はどんどん等分されていっていた。
「切れないものはあんまりないと言っても、頭が切れないのは少しまずいわ」
銀髪の少女は、下唇を噛み締めた。

222名前が無い程度の能力:2008/10/13(月) 16:56:35 ID:XYn8/OLc0
tst

223名前が無い程度の能力:2008/10/13(月) 16:57:06 ID:mPF.HgyM0
tst

224:2008/10/18(土) 05:13:32 ID:eFxa.IHMO
アリの巣コロリってあるじゃん。
蟻の行列にポンと置くと、一瞬ビックリして列が乱れる。
邪魔だなと言わんばかりに迂回する列が出来る。
そのうち好奇心旺盛な一匹がアリの巣コロリに入る。
そいつをマネして何匹も入る。
毒とも知らずにツブツブを運び出す。
一匹が一粒づつ。
いつのまにか行列はアリの巣コロリが折り返し地点になる。
黄色い粒と黒い蟻が作り出す模様は綺麗で見てて楽しい。
一匹が一粒づつ、丁寧にせっせと毒の粒を運ぶ。
せっせと、せっせと、せっせと、せっせと。
蟻さんって働き者だなと思う。
俺も頑張らなきゃなと思う。
次の日、あれほど沢山いて俺を困らせた蟻が一匹もいない。
ほんとにいない。
探してもいない。
泣きたくなった。




このレスを見た人は4日後にあなたの大切な人がいなくなるでしょう・・・・
それが嫌ならこのレスを5つの板にコピペしてください。
信じるか信じないかはあなた次第です。

225名前が無い程度の能力:2008/10/26(日) 20:11:33 ID:.pUqpvE20
アリスのコロリってあるじゃん。(ry

226名前が無い程度の能力:2008/10/29(水) 19:59:09 ID:zoxs2gIE0
あーあー、ただいまテストのマイク中。

227名前が無い程度の能力:2008/11/06(木) 09:31:51 ID:intSxVRs0
「大変だ、香霖が無数の幼女に囲まれて高笑いをしている」
「何ですって」
「ほら見ろよ」
「何て事かしら、これは過去最大級の異変よ」
「早速本人に突撃インタビューですね!」

「ちょっと霖之助さん、この無数のチルノたちは一体?」
「ああいい所に。どうだいこの眺め、なかなか壮観だろう?」
「これは一体どういうことだ?香霖がやったのか?」
「これだけ作るのにはかなり苦労したが、やればできるもんだね」
「作ったんですか?」
「自然にできるわけが無いだろう」
「しかしなぜチルノをこんなに?」
「実は、『コピー人間作成の技術』がついこの間幻想入りしてね。試しに使ってみたんだ」
「? そんなはずはありませんよ。クローン技術はちょっと前にES細胞のクローンニング
 が、いまはiPS細胞の培養技術が確立され始めているんですから、まさに今外の世界で
 伸び始めている技術。忘れられるはずがありません」
「文君、それは早計というものだ。僕が無縁塚で見つけたのは『コピー人間作成の技術』、
 言い換えれば『複製人間の恐怖』だよ。脳神経学の進歩は、記憶の生成が純粋に脳神経
 の組織構造だけでなく、その時走っている興奮の火花の状態にも左右される事を示した。
 以前考えられていたような、脳漿の再構成が完璧なら本人と全く同等な知識と記憶を複
 製された人間を作り出せるという考えは、どうやらお伽噺のようだと確認されたんだ。
  体だけ似せたところで記憶が伴わないならコピーを作る意味は大分薄れる。この先数
 百年は、コピーを作るにしても一部臓器のみのコピーが主になるだろうね。」
「? ちょっと霖之助さん、話が飲み込めないわよ」
「まあ乱暴に言ってしまえば、マモーは幻想入りしたって事さ」
「そうじゃなくて、何でその知識でチルノをたくさん作るのよ?」
「彼女は基本的に知識ではなく直感で行動するから、知識を複製できなくても大きな問題にはいたらないだろう?」
「そっちでもないわよ。なんでコピーを作るなんて真似をしたのよ」
「霊夢、いいかい?世の中には、やってはいけない事と、やらなければいけない事があるんだ」
「これがやらなければいけない事だというの?」
「いや、やってはいけないことだと思うよ」
「じゃあ何でこんな事をするのよ」
「やってはいけない事は、やると楽しいからさ」

228名前が無い程度の能力:2008/11/09(日) 19:47:37 ID:PHNTRCEw0
あーうー by KDDI

229名前が無い程度の能力:2008/11/18(火) 05:18:53 ID:qe7nPWFo0
東方シリーズ総合スレッド
いわゆる「本スレ」は、2008年11月18日火曜日

揆符「東方シリーズ総合スレッド 5390/5390」
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1226924573/l50

をもって終了しました
もうスレ立て、避難の必要はありません
今まで本スレに関わってこられた皆さん
並びに、スレッド数という点で本スレとの良きライバル関係にあったスパスレの皆さん
お疲れ様でした

230名前が無い程度の能力:2008/11/20(木) 15:46:49 ID:ne2T8YwE0
デマ乙

231名前が無い程度の能力:2008/11/21(金) 00:31:50 ID:WrteoNPk0
ほっほっほっ

232名前が無い程度の能力:2008/11/21(金) 20:25:41 ID:WPmVRDm20
ホが三つ

233Q:2008/11/27(木) 02:14:39 ID:JuWHVJMQ0
紫「犠牲が怖ければ、ベッドの中でいることね。
  幻想郷は危険な所よ。
  けど、だからこそ、心が震えるような感動とミステリーに出会えるのよ。
  臆病者に用はないわ」

234名前が無い程度の能力:2008/11/27(木) 02:15:17 ID:JuWHVJMQ0
さて、名(迷)シーンスレと間違えた俺はどうしたら良いんだろうか。

235名前が無い程度の能力:2008/11/29(土) 01:24:47 ID:Ugm7r4rM0
>>234
何かSS書いていけばいいと思うよ。

236名前が無い程度の能力:2009/01/16(金) 21:13:10 ID:VNoOdp7U0
>>234
笑えばいいと(ry

237名前が無い程度の能力:2009/01/16(金) 21:53:50 ID:zGK3.fIc0
二ヶ月近く音速遅いとかw

238お借りします 不法投棄改変物 1/2:2009/01/25(日) 14:58:31 ID:ODRnN5T.0
中ボス会議 〜第6回人気投票の結果を受けて〜

大妖精「やあ!東方紅魔卿の中ボスキャラ、大妖精よ」
てゐ「わざわざ説明しなくてもいいと思うけど私が東方永夜抄の中ボスキャラ、因幡 てゐよ」
リリー「………」
てゐ「リリーよ」
大妖精「東方妖々夢の中ボスキャラ、リリーホワイトね」
てゐ「で、東方界になくてはならないそうそうたる中ボスキャラが三人
   すでにそろってしまったんだけど、他は誰が来るの?
大妖精「後は風神録、花映塚、地霊殿から選りすぐりの中ボスキャラが集う予定よ
   一応、風神録からは静葉さんを呼んでいる。地霊殿からは……キスメさんに連絡入れてみようか?
リリー「春でガハァ!」
大妖精「血を吐いた!」
てゐ「リリーが血を吐いた!そうよ!駄目だったのよ!
   一発ネタ人気的な意味での人気キャラをリリー以外に呼んだら駄目だったのよ!
   これ以上人気を食われて存在感が薄くなるは駄目だったのよ!」
大妖精「そ、そうでした!そうとも知らず、これは失礼をしてしまって……」
リリー「は……春ですよー」
てゐ「本当、リリーは春じゃないから、気をつけるウサ。
   で、花映塚からは誰を呼ぶの?」
大妖精「……誰を呼びましょうか?」
てゐ「………」
リリー「………」
大妖精「……いらないね」
てゐ「……うん、いらないね」
リリー「………」
てゐ「まぁあれよ、大ちゃん。第6回人気投票は残念だったウサ。
   今年の人気は私に任せて気を落とさないで来年がんばってウサ」
大妖精「いやぁ、心配に及ばないですよ。
   今回の結果で、チルノちゃんからたくさん励ましてもらってね
   傍目には人気が落ちたかもしれないけど
   実はちょっと投票数が伸びてきているんだよね。
   紅魔の中ボスのこぁもマンネリになってきたでしょ?だからちょっとだけ引いてみたの」
てゐ「ああ、なるほど!あなたほどの中ボスキャラの人気が落ちたから何かあると思ったら
   そういうことなのね。チルノから励ましか、かわいいウサ。
   まぁそれくらいのいい思いがないと、中ボスキャラなんてやってられないウサ」
大妖精「ええ、この中ボス業界は一見地味だけど、
    その裏ではどす黒い陰謀の数々が渦巻いているからね。
    中ボスも楽じゃないよ」
リリー「春ですよー」
てゐ「でしょでしょ、いくら私たちみたいに絶大な地位を築いていても
   いつまた新しい中ボスキャラが生まれるとも限らないしね。
   旧作の中ボスキャラ達は醜い蹴落とし合いをやっとるらしいウサ」
大妖精「まったく、嘆かわしいわね」

239お借りします 不法投棄改変物 2/2:2009/01/25(日) 15:01:00 ID:ODRnN5T.0
椛「ごめん、文様を慰めてて遅くなってしまった。椛だ。
  まだ中ボス会議はやっているか?
てゐ「……!?」
大妖精「……!?」
椛「え、どうしたの……?」
てゐ「ちょ、どうゆうことよ、大妖精!風神からは静葉じゃなかったの!?」
大妖精「そ、そうよ!私が呼んだのは静葉さんよ!あなたは何しに来たの!?」
椛「何って……中ボス会議じゃないの?風神録代表としてきたんだけど…
  あとあなた呼ばわりはしないでほしいわ」
てゐ「何が風神録代表よ!お前が来てしまったら台無しウサ!
  リリーもものすごく怒っとるウサ!!」
リリー「……春ですよー」
椛「な、何だ?私が悪いのか?
  これは各シリーズの中ボスキャラが会議を行う集まりではないのか?」
大妖精「そ、そうよ! そうだけど、あなたはダメなんです!」
てゐ「お前みたいな中ボスキャラが来たらオシマイウサ!」
椛「解らんことを言うわね…… あなたたちとて中ボスキャラでしょう?
 そこのリリーホワイトは現実世界はやたらと認知されて、
  きめ台詞で何人もの会場で引っ張りだこじゃないですか」
リリー「春でガハァ!」
大妖精「血を吐いた!」
てゐ「リリーが血を吐いたウサ! そうよ!駄目だったのよ!
  現実世界とか言うたら駄目だったのよ!実際には地味で他にネタがないことを
  突付かれたら駄目だったのよ!!」
リリー「春ウゴハァ!」
大妖精「謝れ、犬走椛!」
てゐ「リリーに謝れウサ!」
椛「え、何、どういうことなの!?」
リリー「hウゴガハァ!」
椛「な、何、こっち向いて吐かないでぇぇぇ!
いや、ごめん、私が悪かった。許してくれ」
大妖精「解れば良いのよ……」
てゐ「解ればいいウサ」
椛「一体、どういう会議なのよ、これは……」


――――続かない

というかここ改変物OKかどうか知らないで投下してしまったけどいいのだろうか

240名前が無い程度の能力:2009/01/25(日) 15:11:51 ID:P0srezp.0
せっかくなので読みにきた 乙乙

241名前が無い程度の能力:2009/01/29(木) 10:47:12 ID:fWdz1oSM0
「あんたは何のために生きてるの?」
「唐突だな」
「だって答えが出ないのだもの」
「自分で考えてみたか?」
「うん、分かんなかった。だからあんたのを参考にしようと思って」
「そうか。私は……そうだな、お前と同じだぜ、チルノ」
「どういうことよ、分かんないわ」
「そういうことだよ」
「あたいの生きてる理由をあんたは知ってるの?」
「いいや、知らん。ちっとも分からん」
「じゃあなんであんたは
 私は自分の生きてる理由を知ってる、みたいに言うのさ」
「知ってるからさ」
「あたいの生きてる理由を知らなくて
 それであんたの生きてる理由はあたいと一緒って
 それ、分かってないんじゃん」
「ああ、分かってない。分かってないって分かってる。
 これは分からないことも分からないのとは幾分違うぜ」
「あんた何言ってるの?頭大丈夫?」
「……難しい日本語使って悪かったよ」

242名前が無い程度の能力:2009/02/17(火) 21:47:05 ID:AABYd7WQ0
東方ProjectクロスSSスレ
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1234699193/l50

243<裁かれました>:<裁かれました>
<裁かれました>




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