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静止画・動画実況専用スレ2
1
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/05/05(日) 14:40:22 ID:BhhNTkWM
静止画・動画実況の専用スレッドです
<静止画実況のやり方>
1.30以降のCardWirthには、「Print Screen」キーを押すとスクリーンショットを撮れる機能が
デフォルトで搭載されているので、それで冒険内で起きた珍プレー好プレー的なものを撮影して保存する
その画像をアップローダにうpしたURLに、キャラの台詞や小粋なコメントを付け加えてカキコ
スクリーンショットの撮影に何か機能が欲しい場合は、キャプチャソフトを使うと良いかも
ttp://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/art/graphics/saver/
<動画実況のやり方>
【Stickam JAPAN!】←現在主流です
ttp://www.stickam.jp/
【Stickamでデスクトップ配信したい人への解説】
ttp://kaho.itjp.net/nanoha/file/stickam.html
【manycam導入からstickamの設定迄】
ttp://kson.jp/mc.htm
【Livetube】
ttp://livetube.cc/
【LiveTube.cc - Livetubepedia】
ttp://wiki.livetube.cc/index.php/LiveTube.cc
詳細な設定は各自で最適なものを探してください
230
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/10/27(日) 17:50:20 ID:zxw8nF5M
>>228
ありがとう、とりあえず文章で出来るだけ簡潔にまとめて
いいシーンを選んでいくようにしてみる。
231
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/10/27(日) 17:54:53 ID:2ls7etdc
あ、そうだ
漫画のコマ割っぽいのを意識すればいいんじゃないかな
場面転換は移動後マップ1画像&ナレーションだけで伝わるみたいな
もちろんおいしい会話は残して
232
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/10/27(日) 22:56:38 ID:DVj0s52U
ひたすら撮りまくって後で整理、それでも多い時は
『分割結合「あ」』というソフトを使って一枚に纏めて圧縮してるな
まとめた大きな画像のファイル容量が大きい時は、減色ソフトで256色まで落としたり
PNG形式対応だと、「Padie」とか「最適BMPtoPNG」とかかな
233
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/10/27(日) 23:18:41 ID:2ls7etdc
むかーし落とした「jointogether」ってソフトが
画像を好きな位置にスライドさせて一枚の画像を作るのにぴったりだった
PC画像省いてセリフだけ欲しいときにいいんじゃないかな。
みんな画像の結合に何使ってるのかな。
234
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/11/03(日) 01:27:12 ID:oK37aKto
ブーンと白日の宿のリプレイ好きだから新作が見たいwww
235
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/11/03(日) 08:16:46 ID:0vA.eUKg
わんわんお!
236
:
本スレはさるさんとかいうのくらったのでこっちで
:2013/11/03(日) 10:28:29 ID:0vA.eUKg
http://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2943/41.png
アンナ「動けない方に魔法の矢を撃ち込むわ」
クラウディア「あたしはさっきの茸を右のオーガに投げて撹乱する!」
アルベルト「よし、残りは左のオーガに集中攻撃だ!」
スネアで満足に戦えない左のオーガは、アンナの魔法の矢と
アルベルトの渾身の一撃、フランの攻撃で倒れた。
http://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2944/42.png
アルベルト「残りは一匹!一気に仕留めるぞ!」
茸の効果で混乱したオーガは、満足に動けず攻撃を受け続け、一気に重傷に陥る!
http://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2945/43.png
レミーヤ「このオルトリンデで!」
オーガ「オォォォォォン!!」
http://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2946/44.png
しかしその咆哮も長くは続かず、レミーヤの槍が再び振るわれると、
ついにオーガは力尽きた。
アルベルト「…罠と幻覚茸が効いたな。意外にあっけなかった。
これで今日から俺は『オーガ殺しの』アルベルトだ!」
クラウディア「……あ、そう」
237
:
優位なもの
:2013/11/03(日) 10:30:15 ID:0vA.eUKg
・村長宅
http://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2947/45.png
アルベルト「そう何度も頭を下げないでくれ。
結局俺たちは村人を助け出せなかったんだからな…」
そう、オーガの居た洞窟には、全部で9人分の人骨があった。
これはアリメ村と隣村の行方不明者数と一致したのだ。
村長「確かに村の者たちについては残念でしたが…。
皆様の働きがなければ村は滅んでいたでしょう」
http://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2948/46.png
アルベルト「確かに…じゃあ村長、俺たちはこれで失礼するよ」
村長「皆様、ご達者で……」
・村の入口
アルベルト達が村を出ようとした時、聞き覚えのある笛の音が聞こえてきた。
レミーヤ「あら、あの笛の音は…」
http://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2949/47.png
と、これで全て終わったはずであったが、村からの帰り道……
238
:
優位なもの
:2013/11/03(日) 10:31:37 ID:0vA.eUKg
アリメ村の事件から3日後――
――リューンに通じる街道の宿屋にて
http://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2950/48.png
http://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2951/49.png
http://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2952/50.png
http://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2953/51.png
シーナス「くそっ、山で見つけた薬草を売り払って手に入れた銀貨50枚がパーだ!」
アルベルト「く〜、痒い!何でこんな目に…! 痒い痒い!」
クラウディア「あの沼さえ調べなければ…って、アルベルトのせいじゃない!」
アルベルト「お、お前たちだって反対しなかっただろう!
反対したのはあのゲップのうるさい村人だけだ!」
クラウディア「そうだけど!でもアルベルトが――」
アルベルト「なら何故反対しない――」
こうして、アルベルト一行の最初の冒険は、無事(?)に終わったのでした。
報酬:+800sp
減額:−50sp(痒み止め)
増額:+50sp(拾った薬草)
239
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/11/03(日) 10:35:06 ID:0vA.eUKg
これで終わりです。ありがとうございました
さっそく本スレに転載していただき感謝です
そうか、投下間隔が短かったのか…
5分くらい間を置いた方がいいのかな
240
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 19:55:20 ID:rmaERLXw
膨大な画像枚数のおかげで、ずいぶんと難産でしたが……やっとリプレイが完成
前回の冒険(儀式の森にて)のログはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/55867/1384086477/
冒険するのは、いつものこいつら
http://wikiwiki.jp/vipwirthyado/?%B9%F5%C5%B4%A4%CE%C9%F7%BB%C2%A4%EA%B1%A9%BA%AC
なお撮影したのが第18回と第19回の間なので、スキルは未完成の状態です
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/18_021.png
そしてシナリオは、リクエストされた「メウレンの花」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_001.png
第19回では技能習得行脚を含めた、数ヶ月の長旅に出ていた一行……その理由が今明かされる
何処か分からない執務室で悩む男が一人、彼が親父宛てに出した手紙が全ての発端だった
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_002.png
男の名はハインツ……『逆玉の』という締まらない二つ名からも、どういう人物か容易に伺えるというもの
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_003.png
そんな所に起きてきたのが、アレクシオスたち『黒鉄の風斬り羽根』と来たもんだ
セレナ「美濃牛が言うと説得力がありますね、それに技能購入のため貯蓄した資金ではありますけれど
今は財布が非常に温かいですし、そう急いで仕事をする必要もありませんので、まずは話からという事で」
アレクシオス「正直に言うとそっちが乗り気な依頼はハズレが多いんでね、少し疑ってかかりたい気分なのさ」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_004.png
241
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 19:58:27 ID:rmaERLXw
アレクシオス「貴族の依頼は基本的にパスなんだがな、あいつら『冒険者は貴族とのコネ欲しさに働くもの』
と考えてるのか報酬と依頼難易度で割が合わないうえ、そのコネとやらも有事には殆ど役に立たん
むしろ使えなくなったら捨てるくらいの扱い、端金で寒村に湧いたゴブリン退治でもしてた方がマシだな」
ザイウス「酷い言われようですねぇ、まあ否定はしませんがハッハッハ」
ヴィーヴィ「いつぞやの『犬探し(by 屍の恋人)』みたいに、先に相応の額を提示してたら話は別なんだけどね
でも今回の依頼主は元冒険者だし、その辺の機微は大丈夫なんじゃないの? 討伐相手もゴブリンでしょ」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_005.png
アレクシオス「ゴブリンとはいえ20〜30匹で500かよ、お貴族様の依頼にしちゃ少ないな……600〜800は欲しいがね
そっちは知り合いかも知れんが、俺は顔も知らん相手だからな、割り引いてやる義理は無いぞ」
アプリコット「報酬額は要交渉だね、銀貨は無理でも、いつかの依頼みたいに物で出るかもしれないし」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_006.png
とりあえず話を聞く一行、その行き先に宿の親父が言及した時、思いっきり反応する人物が一人
アプリコット「うわぁ……何て言うかさ、年を取るって悲しい事なんだね……」
ヴィーヴィ「無いわー、子供ならともかく、あの年でアレは無いわー」
セレナ「アレは特別です、目を合わせちゃいけません……あと面と向かって『行き遅れ』なんて
言ったりしちゃダメですよ? 秀麗ロリとか、ヘイトの矛先のトップでしょうから(笑)」
アレクシオス「お前ら少しは俺の心配もしろよ……というか実際の話、そういう事はあり得るのか?」
ザイウス「迷信ですね……香水は付ける人物の体臭との相性があります、一級の調香師に選んでもらった
体臭に合った香水であれば、半死人である私の腐臭さえも和らげますが……裏を返せば逆もまた然りです
それこそ魔法の品と言うならば話は別ですが、香水が欲しいなら調香師を訪ねるべきだと思いますよ」
アレクシオス「ご高説ありがたいね、道理で殆ど臭わないはずだな……あいつ全然聞いてないみたいだが」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_007.png
アレクシオス「知ったことか、別にお前が悲しもうが、俺は何の痛痒も受けないからな
こいつ(アプリコットを指差し)が悲しむと言うのなら、話は別だがね」
ザイウス「相変わらずストレートに言い放ちますねぇ、そこまで行けば立派なものですよ」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_008.png
242
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:00:12 ID:rmaERLXw
アレクシオス「花の方はどうでも良いんだが……ぶっちゃけた話、仕事としてはどう思う?」
ヴィーヴィ「仕事は楽だと思うけど、貴族からの依頼で500ってのは無いわね、賃上げは期待できそう?」
アレクシオス「やれと言われれば多少は引き出してみせるがな、まあ交渉の結果次第ってとこか」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_009.png
まあ受けなかったらシナリオ終了なので、受けるんですがね
アレクシオス「クソうぜー……」
アプリコット「あ、拗ねた」
セレナ「拗ねるとか、こっちも子供ですか?」
アプリコット「兄貴が『憶えてたら』とか『暇があったら』とか言う時はね、だいたい憶えてるし暇も作ってくれるんだよ
頭は良いんだから……そこで余計に突っつくと、拗ねてわざとすっぽかしちゃったりするんだけど」
ヴィーヴィ「ああ見えて_繊細で_神経質なのよね、意外と気が利くって事でもあるけど」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_010.png
ヴィーヴィ「(ちょっと、このままだと普通に蹴りかねないわよ、なんかフォロー入れないと)」
アプリコット「え、えーと兄貴、そんなに良い香りの花なら、あたしもちょっと欲しいかなーなんて……」
アレクシオス「……しょうがないな、アプリコットのついでで良けりゃ、オマケで買ってきてやるよ」
セレナ「(ナイスフォローです、と言うか本当に妹さんに対してはダダ甘ですよねこの人)」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_011.png
アレクシオス「……前言撤回、花の値段が100spをビタ一文でも越えてたら、アレの分は無しだ」
ザイウス「人気の花ともなると100spでは済まないと思いますが、まだ買う気があるだけマシですかね
嘘泣きというのも酷い話ですが、騙すなら最後まで騙しきるのが礼儀でしょうに」
アレクシオス「涙を拭って上目遣いの笑顔とともに『ありがとう』、ほくそ笑むのは自分の部屋に帰ってから
ってのが常識だろうにな、いい女が相手なら男のほうも気分良く騙されてやるものを
だからオマジナイに頼らなきゃならんほど行き遅れてあの様なんだろうが」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_012.png
243
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:01:50 ID:rmaERLXw
色々とやる気が起きない流れだが、とりあえず一行はメウレンへと向かうことに
アレクシオス「おもいっきりビビってるな……主に美濃牛に、以前はよく見た光景だけどな」
セレナ「ミノタウロスの冒険者(レベル5)の噂は、交易の盛んな都市には届いているでしょうが
こういう小さな街には、まだまだのようですね……ほーら怖くありませんよー」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_013.png
アレクシオス「微妙に話が読めるような読めないような、厄介事の嫌な気配がしてきたな」
ヴィーヴィ「元冒険者なのに、ゴブリン退治を冒険者に依頼する、宿では言えない事情とやらね
兵隊が当てにならないのは、門番の様子を見れば分かったけど……」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_014.png
厄介事への不安を感じながらも、一行は教えられたとおり屋敷へと移動
アレクシオス「口が悪くてすまんね、だがそういう柵が嫌で冒険者やってる、って連中も結構多いのさ
もっとも銀貨と契約が支払われて、正式に依頼主になったら多少は改めるけどよ」
アプリコット「貴族や領主って言っても、ザイウスのおじさんくらいしか近くにはいないから
言葉遣いとか気にしたこと無いんだよねー、それに元冒険者なら気にしないと思うな」
ザイウス「どうもどうも、お呼びに与った『化物男爵』ことザイウス=マルファスです、以後お見知り置きを(一礼)」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_015.png
アレクシオス「そっちの口調の方があんたの地か、どうやら逆玉も楽じゃないみたいだな
まあ言葉遣いに気を使わなくて済むのは助かるが、それと仕事の話は別だからな?」
ヴィーヴィ「あたし達の聞いてる話と、門番や街の人の聞いてる話が食い違ってる事の、説明はあるのよね?」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_016.png
244
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:05:35 ID:rmaERLXw
アレクシオス「なんてしょうもない理由だ……立ち回りが悪すぎる、それでよく領主なんてやれてるな」
セレナ「ではあなただったら、どんなふうに立ちまわるので?」
アレクシオス「俺ならスッパリと剣を捨てるね、でもって『私は今まで、剣によって諸問題を解決してきたが
しかし人の上に立つ身となるなら暴力を捨て、法と徳によってこの地を治めることを神に誓おう』と
宣言して以後は刃物に一切触れないだけさ、領主なら必要な時は召使に任せられるんだから可能だ
ついでに聖北教会の一つも立てて、日に二回のお祈りで信心深さをアピールすれば完璧だな」
セレナ「はあ……何と言いますか、あなたって人は本当に抜け目の無い悪党ですね……」
アレクシオス「言ったろ? 騙すなら徹底的に、そして最後まで騙しきる事……ってな」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_017.png
アレクシオス「ゴブリン退治に兵隊を出せる隣国と接してるのかよ、この街の台所事情は知らんが
万一に備えて、治安隊くらい組織しといた方が良くないか? 事が起こってからじゃ遅いぞ」
ヴィーヴィ「仕事場は花の採れる森と洞窟、ゴブリンの棲みつく場所としてはよくある話よね」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_018.png
アレクシオス「仲介料が5割とか……これで心置きなく、ツケも踏み倒せるってもんだな」
アプリコット「冒険者に直で依頼を持ち込む人が多いのにも納得だよ、600が仲介で半分になって
300になったら誰も依頼を受けてくれないもん、そりゃお金の無い村とか直で冒険者を探すよね」
アレクシオス「そしてリザードマンもオーガーもビホルダーも斬ってきた俺たちだ、今更ゴブリン程度の
名声に執着はしないさ……だがもちろん、タダでくれてやるわけにはいかんなぁ〜
オラちょっとジャンプしてみろよ、領主ってのは金持ってるもんだろうが」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_019.png
アレクシオス「そんな所に隠してるのかよ、と言うかヘソクリって……本当に領主なのかお前」
ザイウス「ゴブリンの影響による財政悪化が原因なのか、それとも奥さんの尻に敷かれてるんですかね?」
ヴィーヴィ「今までの話から憶測で物を言うと、奥さんの尻に敷かれてる方に一票入れたくなるかな」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_020.png
245
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:06:51 ID:rmaERLXw
とまあ依頼を正式に受けたところで、タイミングよく部屋を訪れる人物が
アレクシオス「(急に姿勢を正して)いえ、どうぞお気遣いなく」
ヴィーヴィ「(ちょっと、あからさまに態度が違うんだけど)」
セレナ「(あの手の美人には、弱そうですからね……)」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_021.png
ザイウス「確かにこれは独特な……この地方特有の茶となると、花茶の一種ですかね?」
アレクシオス「美人の淹れた茶なら、この程度表情一つ変えずに頂くのが男の心意気というもの」
アプリコット「むむむむむむ(デロデロデロ)」
ザイウス「やれやれ、軟派もそこまで行けば立派だと、心底本気で思いますよ……」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_022.png
ヴィーヴィ「(……もしかして『元冒険者』って過去さえ隠して、逆玉に乗ったっていうの?)」
セレナ「(うわー、『竜殺しの冒険者』くらいの吹かしは予想してましたが、元冒険者なのを隠すとは
いったいどんな嘘をついたのか、知りたいような知りたくないような怖さがありますね)」
アレクシオス「(当たり障りの無い話か……)そうですね、この街は花で有名と聞きますが、『セピリィ(by 光の花)』
という花をご存知ですか?(あれなら魔物退治の仕事じゃなかったし、たぶん大丈夫だろう)」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_023.png
アレクシオス「(まあ下手に屋敷に泊めて、ポロッと致命的な一言漏らされる事を考えるとな)」
セレナ「(残念でしたねー、セアラさんを口説くチャンスが無くなって(ニヤニヤ))」
アレクシオス「(お前それアプリコットの前では絶対に言うなよ、あとで宥めるの大変なんだからな)」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_024.png
246
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:09:38 ID:rmaERLXw
やっと自由時間になった一行は、宿は後回しでさっそく街に繰り出した
アレクシオス「だが考えようによっては街の方に出られるぶん、宿に泊まる形の方が良いかもしれないな
あいつはどうにも頼りにならない、危険を回避するためにも情報は自前でも集めておかないとだ」
ヴィーヴィ「前言ってた『使い捨てにされたくなければ、段取りを自分で付けるのは基本、情報収集はその段取りの
基本中の基本』ってやつね、それでその情報収集する先なんだけど、何処から行くの?」
ザイウス「指針が無いなら、薬屋から行ってみませんか? 私の病に効く薬があるかもしれませんからね」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_025.png
という事でまずは薬屋から、売っている薬はごく普通な物だったので購入は無し
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_026.png
アレクシオス「森の方は大した事無いみたいだな、しかしこの演技が面倒で仕方ない」
ザイウス「まあ期待はしていませんでしたが、あまり良い薬は置いてありませんね
良い薬の材料になる花は輸出されるから、この街には無いのかもしれませんけど」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/20_027.png
薬屋での情報収集も済んだので、今度は街中で情報を集めることに
アプリコット「話に出てた『花師』って人は、花を採ってきて他の街に売りに行くのが仕事の人みたいだね」
アレクシオス「という事は森や洞窟にも詳しいってことだな、そいつに話を聞けば情報は事足りるか」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/20_028.png
セレナ「これは、何と言うべきか……このレベルの大嘘が、よく通ったものだなと、むしろ感心しますよ」
アレクシオス「普通に考えて、こんな即バレ級の嘘をつくはずがない、という先入観でむしろ通ったんだろうな
しかしまあ臆面もなく盛りに盛ったもんだな、苦労するのも自業自得って感じだぞ」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/20_029.png
247
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:12:37 ID:rmaERLXw
通りでの話は聞き終えたので、今度は話に聞いた『花師』の所へ向かう
アレクシオス「なんて五月蠅い女だ……頭痛が痛いにも程がある、一発ぶん殴って黙らせて良いか?」
美濃牛「アマリ トメルキハ シナイノダガ ハナシヲ キクノナラ オンビンニ スマセタホウガ ヨクナイカ?」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/20_030.png
アレクシオス「馬鹿を馬鹿と言って何が悪いんだこの馬鹿、その馬鹿を早めに直しておかないと
うちの宿の恋愛脳みたいに行き遅れて、オマジナイに頼るしか無くなるんだぞこの馬鹿」
ヴィーヴィ「(何気にフラストレーションたまってるわねー、一応_穏健なこいつがこうも喧嘩売るなんて)」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/20_031.png
まあ仕方ないので、お金を払って情報を買うことに
アレクシオス「『ルタの花』ってのは、なかなか貴重らしいな、憶えておくとするか」
セレナ「洞窟にも足を伸ばす予定ですからね、機会があれば拾えるかもしれませんし」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/20_032.png
ザイウス「それは素晴らしいですね、もしかしたら私の病にさえも、効果があるかもしれません」
アレクシオス「面白い話だ、まあそんな高価な花を、あの恋愛脳のために買ってやる義理は無いがな」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/20_033.png
アレクシオス「……最初から隣の道具屋に行くのが、どうも正解のルートだったようだな」
ヴィーヴィ「仲介が無いと話をしてくれないみたいだから、一応は無駄じゃないみたいだけど?」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/20_034.png
アレクシオス「花は無いのか良かった良かった、これであの恋愛脳に買って帰らない正当な理由ができたな」
セレナ「おや、あなたの妹さんが欲しがっていませんでしたっけ?>花」
アレクシオス「アプリコットの分の花なら大丈夫、ゴブリン退治のついでに現地調達するだけの話さ
不作で無いんじゃなくて、ゴブリンのせいで取りにいけないのが品薄の理由なんだからな」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/20_035.png
248
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:15:11 ID:rmaERLXw
アレクシオス「やっぱり一発殴って黙らせるべきだったな、五月蠅い女ってのは正直な話
ネクストバッターズサークルで待つ打者にデッドボールするくらい
ストライクゾーンかけ離れた、クソボール球だと思うぞ」
セレナ「ああいう物体は例外中の例外です、と一人の女として意義を申し立てたい」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/20_036.png
店を追い出された一行は、とりあえず紹介された道具屋の方に話を聞くため移動
アレクシオス「ガスが出ているのか、『光の花』の時もそんな話を聞いた記憶があるよな
そういう土壌だからこそ強靭な植物が育って、そういう植物が薬になるんだっけか」
アプリコット「この人の口ぶりからすると、あの花師から結構迷惑かけられてるみたいだね」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/20_037.png
アレクシオス「火気厳禁、ついでに冷気も厳禁ってとこか、ゴブリンを駆逐しても
花がダメになったら本末転倒だしな、憶えておこう……そしてやっぱり面倒だ」
ヴィーヴィ「やっぱり気づく人には気付かれてるのね、嘘がバレるのも時間の問題ってところかしら」
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/20_038.png
アレクシオス「おいおい、他の化け物まで居るのかよ……全く当てにならない依頼主だ
自前で情報収集しておいて正解だったな、多少なりとも準備はできる」
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そして聞ける話は全て聞いた事を確認しつつ、一行は明日に備えるため紹介された宿へと向かった
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ちなみにその『アントの花亭』だが、店主の名前が由来というわけではない模様
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249
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:16:19 ID:rmaERLXw
店内には何人か客が居るので、ついでに彼らからも情報収集
アレクシオス「その『でっけえ奴』ってのが、道具屋の言っていたゴブリン以外の魔物なのか?」
ヴィーヴィ「どうかな……そんなに目立つくらい大きいなら、道具屋も大きさに言及したんじゃない?」
ザイウス「これはゴブリン以外にも、複数の魔物が群れている集団なのかもしれませんよ」
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アプリコット「この街に居た冒険者の人たちは、あんまり信用出来ない人たちだったんだね」
アレクシオス「信用は大事なんだがな、俺だって『金は取るがその分の仕事はする』って信用は得ているぞ
まあ何処にでも居るはずの冒険者が居なくて、領主にお鉢が回ってきた理由は分かった」
セレナ「この街に居た冒険者たちが、もっとまともな連中だったら、私たちも苦労せずに済んだんですけどねー」
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とりあえず話は聞いたので、そろそろ食事を済ませて明日に備える事に
アレクシオス「よし意趣返しだ、追加もジャンジャン頼んで構わんぞ、なにしろ子爵様の奢りだからな」
セレナ「当然ですね、美濃牛もお腹一杯になるほど食べちゃって大丈夫ですよ、お酒の方も高いやつから
順番に注文しちゃいますか、余ったら包んでもらって明日のお弁当にすれば良いですし」
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アレクシオス「ふーん、まあ冒険者という博打打ちから、宿の親父という胴元にクラスチェンジしたなら
そう悪くないのかも知れないな、常宿の冒険者が居ないのは難かも知れないが」
ヴィーヴィ「あれ? 何だかちょっと前に見たような人が、あの人が噂の奥さんかしら」
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アレクシオス「……何と言うか、あの逆玉男の数年後を見ているかのような光景だな」
ザイウス「見物も感想も良いですが、そろそろ止めたほうが良くありませんか?
顔色が紫になりつつありますよ、明日の朝食も作って貰わないといけないですし」
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250
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:18:10 ID:rmaERLXw
そんな修羅場な宿に飛び込んできたのは、これまたちょっと前に見たような少年
アレクシオス「(よくある事といえばそうだが、どうやら子供らは言いつけを守らず森に入ってるみたいだな
それでも無事ってことはゴブリンが居るのは森の奥のほうか、ゴブリンの方も一度人間に追われて
警戒するようになったからなんだろうが、仕事をする側としては少々面倒な話だ)」
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セレナ「人並みにヤンチャな少年って感じですね、魔物を倒す冒険者に憧れているようですし」
アレクシオス「やめとけやめとけ、魔物退治だけなら冒険者って仕事も悪くないんだけどな
冒険者には時に魔物退治とは別の、しかもそれより厄介で面倒な仕事が降って湧くんだ
宿の親父という胴元に転職した、親の跡を継いだほうが色々とマシだと俺は思うぞ」
ザイウス「身につまされる忠告ですねぇ、特に今回の仕事はその典型ですからハッハッハ」
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とりあえず事は収束したし、親父のことは大丈夫(?)らしいし、色々面倒になった一行は寝ることに
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そして翌日
ザイウス「何だか普通に元気ですね、生命力だけなら私か美濃牛に匹敵するくらいあるんじゃないですか?」
アレクシオス「もう少し勇猛さか狡猾さがあって、仲間にも恵まれたなら、冒険者として大成してたかもな」
アプリコット「何だかんだ言って30年も連れ添って子供もいるし、他人が見るよりも本当は仲が良いのかもね〜」
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アレクシオス「まあ何にせよまずは朝食だな、昨晩と同じくガンガン高いもの追加で頼んで構わんぞ」
セレナ「……とか言ってたら、依頼主が到着してしまいましたね、残念ですが追加は仕事の後ということで」
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251
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以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:20:44 ID:rmaERLXw
アレクシオス「(『元気でな』よりも『また会おう』か、やれやれ面倒な演技の必要が無いなら
ゴブリンごとき美濃牛の敵じゃないさと返すところなんだが、話し辛くて叶わんな)」
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アレクシオス「(さすがに執事について来られたら、実は弱いことが即バレ間違い無しだからな
俺としてはもう、それを指さして笑って仕事放棄して帰るのも悪くない気分なんだが)」
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かくして一行はシラノ少年らに見送られつつ、仕事場の森へと出発した
アレクシオス「やっぱりコイツは全然当てにならなかったな、自前で情報収集してて助かったぞ」
ヴィーヴィ「ゴブリン以外の魔物がいる事も知らないみたいだしね、本当に30で済むとは限らないわよ
あまりにも多すぎるようだったら、適当なところで切り上げるのも視野のうちね」
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セレナ「あなたって結構スペック高かったんですね……危険には慎重かつ、臆病ゆえにクレバーですし
何より『格好付けたいと思った時に、格好付けることができる』ってのは相当なものですよ」
アレクシオス「比較対象がこの疫病神じゃ、褒められてもあまり嬉しくないのが難だがな……」
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そしてNPCの役にも立たない依頼人を置いて、一行は森の奥へと歩を進める
美濃牛「カリノ ジカンダ」
アレクシオス「長丁場だし技能は控えめに、となると素殴りの強い美濃牛の出番だな」
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以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:22:20 ID:rmaERLXw
アレクシオス「さっそくお出ましか、どの程度のものか見せてもらうとしよう(百識の瞳)」
ヴィーヴィ「これで5匹ね、30匹というなら6分の1を倒したことになるんだけど」
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能力的にも普通のゴブリン技能なし、それこそ通常攻撃で十分な相手だった
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初戦を軽く蹴散らしたあと、森を探索していると木の実を発見、とりあえず貰えるものは貰う
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ザイウス「ゴブリンは通常攻撃でも楽勝と分かりました、ここからは節約して行くとしましょう」
アレクシオス「あまりに面倒になっても、誰か一人が薙ぎ倒し系を使うだけで十分だな」
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アレクシオス「なんだか木の実が三色揃ったな、これって食っても大丈夫な種類なのか?」
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セレナ「どれもこれも効果不明ですね、安全な時に食べてみて効果を確認するというと
某不思議のダンジョンシリーズを思い出します、私は遠慮しておきますけど(笑)」
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アプリコット「5匹、4匹、5匹って出てきたから、これで14匹は倒したことになるね」
アレクシオス「30という数が正しいなら、これで半分と……全部がゴブリンなら楽勝の流れだが
ゴブリン以外の魔物も居る可能性が高いんだよな、まだ安心はできなそうだ」
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アレクシオス「どうやらここは森に来た人間の休憩所みたいだな、そしてあれに見える花は」
ヴィーヴィ「花師の言っていた花の一つね、あまり高価な花じゃないみたいな、口ぶりだったけど」
アレクシオス「だが無価値な物ってわけでもないからな、貰えるものは貰って行こうか」
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253
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以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:24:21 ID:rmaERLXw
アレクシオス「色々疲れたし見張りとか面倒臭いな、ロープと小屋の中にあった薪の木片を使って
鳴子の罠を辺りに適当に仕掛けておくから、そいつが俺の代理ってことでよろしく頼むわ」
ザイウス「相変わらず抜け目が無いですねぇ、罠があると見張りも楽なので助かりますが」
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そんな感じでしばらく休んだ一行だが、少し進むと森はもう終わりだった、となると次に姿を表すのは
アレクシオス「ここから洞窟か、残り15匹前後がどの程度のものか……って不意打ちだと!?」
セレナ「ゴブリン以外の魔物の姿も見えます、これはちょっと一筋縄ではいかないかもしれませんよ!」
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最初のカードの引きが良かったので楽勝かと思いきや、不意打ちによる行動キャンセル&カード交換が
おかげで多少の手傷を負ってしまうものの、落ち着いてオークを始末すれば後は問題なく勝利
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オークの方もレベル3なだけで技能無し、美濃牛がぶん殴れば普通にミンチになる程度
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セレナ「ええい、この不意打ちでの行動キャンセル、なかなか厄介ですね!」
アレクシオス「とりあえず1ターン目は、防御なり見切りなりを選択する事でお茶を濁し
2ターン目からは技能を大盤振る舞いして始末しよう、もう終わりは見えてるんだ」
アプリコット「傷もこまめに治しておくね、不意打ちで集中攻撃を受ける可能性もあるから」
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アレクシオス「おっと今度は赤い花か……確かメウレンの花の中でも、高価な部類に入るんだっけか?」
ザイウス「洞窟の中に咲く花には高価なものが多い、といった感じの口ぶりだったような記憶が
最近花師が立ち入ってないからこそ、こうして残っているんだと思いますよ」
ヴィーヴィ「そんな高価な物ならもちろん、貰って行っちゃうのが冒険者よね」
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以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:28:21 ID:rmaERLXw
ちなみに花の解説、ルタの花の『精神力回復』が魔法薬と同等の意味なら、そりゃ高価はなずである
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ザイウス「6匹とは纏まった数が来ましたね、とは言え不意打ちは避ける事ができましたし」
アレクシオス「技能の引きも悪く無いと来れば楽勝だな、しかしこの不意打ち判定はどういう基準なんだ?
ランダムに選ばれた一人の知力で判定とかだと、少々困ると言いたい感じなんだがな」
セレナ「言外に知力に明るい緑丸が無いのをディスられた気がするのですが、邪推ですかね?
まあこれで4匹、4匹、6匹で14匹、表の14匹と合わせて28匹、そろそろ打ち止めでしょうけど」
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そして道具屋に話を聞いていたガスの通路に到達、残すは最奥部のみのようだ
アレクシオス「さすがに毒ガスの中を突っ切るのはぞっとしないな、道具屋に話を聞いておいて良かった」
ヴィーヴィ「通路を掘ってまでして毒ガス地帯の先に行こうとするってことは、その先にそれだけの
価値のある物が存在するってことよね、確か花師に聞いた話だと最奥には……」
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アレクシオス「高価なはずのルタの花を、花の採集に関しちゃ素人の冒険者が2本も見つけられた時点で
少し期待してたんだが大当たりだな、最近花師が立ち入ってないから残ってたんだ!」
ザイウス「あれが話に聞いた、万能の効能を持つ花ですか、天恵とはあるものですねぇ……」
アプリコット「ちょっと兄貴! なんかでっかいのが突進してくるけど、アレどうすんの!」
アレクシオス「ふん、これも仕事のうちだしな、目の前にお宝があるなら邪魔者は蹴散らすのみさ!」
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ちなみに最初のターンで5人が技能を引いてきたので、それを全力ブッパした結果
トロールは暴露される暇もなく、洞窟の露と散りました……しかしその結果
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255
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以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:30:48 ID:rmaERLXw
ザイウス「わ、私の薬になるかも知れなかった花が……」
アレクシオス「しくじった……これは一旦逃げて、通路の毒ガス辺りで始末するのが正解だったのか?
すまんなアプリコット、約束の花は、メウレン薔薇(ルタの花)の方で我慢してくれ」
ザイウス「潰れてても薬には使えるかもしれませんし、この死体動かせませんかねぇ?」
セレナ「止めた方が良いと思いますよ、トロールから新しい病気をもらったら、目も当てられません」
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そんなこんなで徒労感を抱えた一行は、依頼主への八つ当たりを心に決めつつ洞窟を後に
アレクシオス「ここに来てまたもう一仕事かよ、正直そろそろ勘弁して欲しいんだがな……」
ヴィーヴィ「報酬を支払わせた後なら、もう見捨てて帰る所なんだけど、依頼成功の報が宿に行かないと
後金の500が出ないのよね……ここまで苦労したのに、タダ働きだけは絶対に嫌よ!」
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アレクシオス「うるせー、美濃牛にやらせないだけ心優しいわ、黙って俺らの鬱憤の捌け口になりやがれ」
ヴィーヴィ「……次は私よ」
アプリコット「死なない程度にね〜」
セレナ「顔はバレるからダメですよ、ボディーボディー(笑)」
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教育と八つ当たりの混じった腹パンを依頼主に食らわせKOした一行が、彼を引きずりつつ街へと戻ると
アレクシオス「凱旋パーティね……今日は徒労感しか無いんで、大人しく寝かせて欲しいんだがな」
ヴィーヴィ「見習いって演技の都合があるからね……朝食の続きって事で、食事でも酒でも高い方から
順番にドンドン頼んじゃいましょ、あのホラ吹きの奢りなんだから遠慮はいらないわ」
セレナ「自棄食いは美容の大敵なんですがね……そうでもしないと、やってられません」
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以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:33:07 ID:rmaERLXw
アレクシオス「大した事はしてないさ、洞窟の奥で綺麗な花を見つけたが、無粋な魔物を小突いたら
花の上に尻もち付かれてしまって、台無しになりましたとかそんな程度だな……」
ザイウス「そんなに邪険にする事は無いでしょう……子供は素直です、見ていてくれたじゃないですか」
アレクシオス「そうだな……おい少年、土産だ、ゴブリンの使ってた短剣だけどな、女将さんには黙っとけよ?」
ヴィーヴィ「あきれた目敏さね、何時の間にそんなの拾ってたの?」
アレクシオス「いつも宝箱だの扉だのの蝶番をぶっ壊したり、荒い事に使っている短刀がそろそろ寿命でな
一番良さそうなのを拾っておいたんだが……まあリューンに帰ったら、ちゃんとしたのを買い直すさ」
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アレクシオス「俺が好きなのは、『美味い酒・いい女・静かに流れる時間』の三拍子なんだよ……」
セレナ「おや聞き捨てなりませんね? そのいい女、しかも3人に囲まれているというのに」
アレクシオス「……まあ恋愛脳のアレとか人の話を聞かないアレに比べりゃ、確かにいい女かもしれんな
比較対象がダメすぎる、ってのは置いといて。しかしこうも馬鹿騒ぎでは静かな時間とは程遠いし
酒の味だってろくに分かりゃしない、やっぱり最低としか言いようが無いって訳さ……」
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愚痴るアレクシオスを他所に、馬鹿騒ぎの一夜は更け……そして夜が明けた
アレクシオス「お早いことで、まあ俺にしてみればまだ遅いがね……そりゃまあ美濃牛を見て
『いやコイツは強いだろ』って気づかないのは、節穴にも程が有るわな」
アプリコット「この時間でまだ遅いって、もしかして兄貴、一晩中起きてたの?」
アレクシオス「馬鹿騒ぎに巻き込まれないよう見張ってたのが半分、あまり気分良く酔えなかったんで
寝る気になれなかったのが半分だ、昼間に森の休憩所でずっと寝てたのもあるしな」
美濃牛「ヤハリ キヅカレル ニンゲンニハ キヅカレテイル ウソガ バレルノモ ジカンノ モンダイダナ」
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以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:36:33 ID:rmaERLXw
アレクシオス「もう出発かよ、徹夜には変わりないんだから、もう少しダラダラしていたいんだが」
ヴィーヴィ「じゃあもう一日、連中の馬鹿騒ぎに付き合う? いま出発して、最寄りの宿場に泊まり直して
そこでゆっくり休んだほうが、結果的には無事で済むと思うんだけどな」
アレクシオス「最後の最後まで、こうも疲れる仕事とは……帰ったら自室で飲み直そう」
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もう仕事は終わったし、これ以上の厄介事は勘弁と、一行は早々に街を離れることに
アレクシオス「悪いね、もう仕事のほうが終わってる以上、アイツは既に依頼主じゃあないんでな
……とは言え佳人がご所望なら、少しは態度を改めるといたしますよ?」
ヴィーヴィ「(ええいこの見栄っ張りめー、あからさまに元気になっちゃって)」
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ザイウス「こ、これは……メウレンの花!? まさか手にする機会が、二度も巡って来るなんて」
アレクシオス「アイツの大嘘、やっぱりバレてたのか……まあ『内乱に巻き込まれ落ち延びてきた東国の皇族』
とかいう酔っぱらいレベルの与太話が、普通に考えて通るはずが無いよな」
ヴィーヴィ「でもそれって、アイツがダメ男と分かっていて、それでも結婚した……って事かしら?
それとも、結婚した後で気づいたの? どっちにしろ、別れてないってことはそういう事よね?」
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アレクシオス「ははっ、なるほどね、あんたいい女だな……あのボンクラのものにしておくには、惜しいくらいだ」
セレナ「でも残念ですが、抜け目の無い悪党はお呼びじゃないようですよ?(ニヤニヤ)」
アレクシオス「いやいや、5年後くらいの倦怠期にもう一勝負だね……」
アプリコット「あぁ〜にぃ〜きぃ〜?(デロデロデロ)」
アレクシオス「待て、冗談! 冗談だから! いつも言ってるでしょ、笑顔で人に刃物を向けないの!」
ヴィーヴィ「……あんたもいい加減その性格直さないと、そのうち本当に刺されるんじゃない?」
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以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:38:44 ID:rmaERLXw
最後に佳人からの贈り物でアレクシオスの機嫌も直り、一行は意気揚々とリューンに帰還したのだった
アレクシオス「しかし手数料5割とは、ずいぶん荒稼ぎしてるじゃないか
これならツケも踏み倒して大丈夫そうだな、いやー良かった良かった」
親父「やかましい、お前が全然ツケを返さないもんだから仕方なくだ、それにお前たちは依頼を
宿の外で受けてくることが多いから、お前が思っているほど儲けていないんだぞ」
アレクシオス「そういや小さい仕事の帰りに別の仕事を、ってのが結構多かったな
とはいえそれはそっちも悪い、手数料が5割で600の報酬が300になったら
誰も仕事なんて受けてくれないし、小さい村では冒険者に直談判するしか無いわけだ
卵が先か鶏が先かの議論はあまり意味が無い、企業努力しろってことさ」
親父「相も変わらず、口の減らなさだけは一丁前だなお前は……」
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アレクシオス「まあ売ってたところで、100spをビタ一文でも越えてたら買ってくる気は無かったけどな
だが一応メウレンの近くの森に生えてた花を採ってきてやったぞ、ありがたく部屋にでも飾っとけ」
ヴィーヴィ「(森に生えてた方って確か安いやつね、ケチる辺りまだ機嫌が悪いのかしら)」
セレナ「(とは言え完全に『無い』で押し通さない程度には、気を使う余裕が戻っているようです)」
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とまあこの辺で終われば、それなりに良い話だったかも知れなかったのだが
アレクシオス「こんの盗人野郎! それでも宿の娘か、住人の荷物を勝手に漁るとか信用問題だろうが!
その腐った性根の臭いはメウレンの花でも消えやしないんだから、とっとと返せ馬鹿!」
ザイウス「ああっ、私の薬が! 潰される前に取り返さないと、あと今度こそ絶対にダメにしないでくださいねっ!」
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以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:41:58 ID:rmaERLXw
アレクシオス「今まで散々年上趣味呼ばわりされてきたが、もう決めたぞ二度と否定しない!
女は落ち着きのある年上に限る! 聞き上手で、清楚な美人だったらもう言うこと無しだ!
やはり『五月蠅い・人の話を聞かない&都合を考えない・恋愛脳』の四拍子揃ったガキはダメだな!」
ヴィーヴィ「異議あり! ああいう連中は、250億分の1くらいの確率で発生する、女の例外よ!」
アプリコット「そんな例外を基準に女を語るのは、種の尊厳に賭けて抗議するからねっ!」
美濃牛「シュノ ソンゲン トマデ イイキルノカ……」
セレナ「当然ですっ! それこそ美濃牛がミノタウロス族の群れに帰った際に『人間のメスはあんな感じだった』
なんて広められようものなら、人間種の末代までの恥ですからね、全力で否定させてもらいますよ(真剣)」
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そしてここで4人がレベルアップ、第19回でそうだったように、全員5レベルになったのでありました
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アレクシオス「あんの恋愛脳の盗人野郎め、せっかくの佳人からの贈り物が……」
ザイウス「やっと手に入った、私の病の薬になるかも知れなかった花が……」
アレクシオス「報復として『野犬のように鼻が利き、盗人のように貪欲かつ利己的に他人の荷物を漁り
そして冒険者と乱闘を繰り広げるほど獰猛な、男に飢えた野獣(♀)が、メウレンの花の臭いを
プンプンまき散らしながら、獲物(男)を探してリューンの街を徘徊している』という噂を
今後5年間は『素敵な出会い(笑)』が訪れない勢いで流布してやったがな」
ザイウス「私も連絡が取れる限りの、騎士・貴族の知人(≒良物件)に同様の話を伝えておきましたよ
彼らやその親族が、悪い女に引っかかったら気分が悪いですからねぇハッハッハ」
セレナ「いやー情け容赦手加減なしですね、気持ちは分からなくもないですが(笑)」
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アプリコット「あーあ、でも2回もチャンスがあったのに、2回ともダメになっちゃったね……」
ヴィーヴィ「すごく綺麗な花だったのに、縁が無かったと言うには酷すぎるわ」
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以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:44:24 ID:rmaERLXw
アレクシオス「……おい男爵どの、花弁の2〜3枚じゃ薬にはならないよな?」
ザイウス「えっ? はあ、まあその程度の量では、加工のしようもありませんからね」
アレクシオス「アプリコット、手を出せ……約束していたからな」
アプリコット「兄貴? ……これって、花弁? もしかして」
アレクシオス「乱闘の最中に、隙を見てちぎり取って隠しておいた」
ヴィーヴィ「もう感心する他無いわ、盗賊顔負けよあんたの抜け目の無さは」
セレナ「これは良いですね、栞に貼り付けて本にでも挟んで、押し花にでもしましょうか
……ところで2〜3枚と言うには、2枚しか無いので私の分がありませんが?(ニヤニヤ)」
アレクシオス「恨むならあの恋愛脳を恨め」
セレナ「(あらら、『花を愛でるなんて歳じゃないだろ19歳』とか、軽口が帰ってくるかと思ったのに
まだ随分と神経に障ってるみたいですねー、これは触らぬ神に祟りなしっと……)」
ザイウス「ところでこれからどうします? 報復はしましたが、野獣のあの様子では間違いなく逆恨みしますよ」
アレクシオス「抜かりはない……4人が一気にレベル5に達したうえ、今までの冒険で資金も十分に貯蓄できている
ならば技能習得行脚の時間さ、一つの技能を習得するのにかかる時間に、複数の街や店を回る移動時間
それらに加えて流しで依頼を受けて時間を潰せば、数ヶ月くらい宿を離れるのは簡単な事だ」
ザイウス「なるほど、野獣の頭が冷えて『素敵な出会いにはオマジナイじみた香水に頼るより、性格を直すことが大事』
と気づくまで宿を離れる算段ですね、それではさっそく遠出の準備を済ませて出発するとしましょう」
アレクシオス「よーしお前ら、そろそろ待望の技能を買いに行くぞー、今回は少し長旅になる予定だから
金目の物とか大事なものは全部持ち出しとけよー、それこそ盗人に漁られたら堪らないからなー」
かくして一行は宿を離れ、長い長い技能行脚の旅へと出発したのだった……
というところで今回のリプレイはここまで、長時間お付き合いいただき有難う御座いました!
(オマケ&ネタバレ注意)レベル5に達した記念に、VIP版悪魔の書的なシナリオ「身体検査」に
作成PCの2人を突っ込んでみました、兄貴の抵抗力の死にっぷりと、妹分の残念な能力値を御覧ください
ttp://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/19_051.png
261
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 20:59:33 ID:ZuAJNQOs
リプレイ乙!
やっと全部読んだー
このシナは、やってるときに
このPTにやってもらったらセリフがいっぱい増えそうだなって思っていたけれど
まさかこんな大長編になるとは…!
序盤の依頼量引き上げ交渉がこの面子にはまりすぎ。
花びらちぎったラストがなんとも粋だね
262
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/03(火) 23:19:16 ID:TDfOQmfk
力作おつー
すぐ終わるシナリオかと思ってたけど随分ボリュームあったんだな
263
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/15(日) 13:01:12 ID:/mW1eMFI
本スレが落ちたのでリプレイを転載
【別・第21回】薬草摘みのお手伝い
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/55867/1387078974/
264
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/22(日) 01:32:11 ID:TXTHtYMc
本スレが落ちたのでリプレイを転載
【別・第22回】LESSON4_終了時点&水まんじゅうを切り分けるなら剣で
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/55867/1387625801/
265
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/29(日) 14:57:48 ID:W11ivWVg
本スレが落ちたのでリプレイを転載
【別・第23回】鉱石集め&魔剣工房&旧兵器の目覚め
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/55867/1388247551/
266
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/29(日) 18:11:03 ID:Ti26R8po
おつー。
黒霧亭のミノタウロスは通訳が必要だったので
片言でもしゃべれる美濃牛ってもしかしてすごいのか!?
267
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2013/12/29(日) 18:51:43 ID:W11ivWVg
基本的に無口だけど、とりあえず愛想笑いというものを理解しているし
「よろしく」に「ヨロシク」と返す程度には、人間の言葉を知っているようなので
http://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay02/0005.png
かなり人間の事を勉強している部類だと思われるw>美濃牛
一体何があって人間に興味を持ったのかは、語られないから分からないが……
268
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 02:33:51 ID:F9FOeugs
リプレイ行きます。
前回からかなり時間がたちましたが『夢飾る導き亭』のアルベルト一行。
ちなみにリーダーのアルベルト以外は、VIP宿からの連れ込みです。
アルベルト一行
http://wikiwiki.jp/vipwirthyado/?%A5%A2%A5%EB%A5%D9%A5%EB%A5%C8%B0%EC%B9%D4
今回の依頼はこれ
http://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2954/001.png
アルベルト「初冒険でオーガを退治したのに、今度はキャンディ屋の依頼か…」
シーナス「だが危険度と報酬を考えると、今回の依頼はかなり割が良さそうだ」
クラウディア「危険じゃないと決めつけるのは早いんじゃない?」
シーナス「一般市民の立ち寄るキャンディ屋の依頼だぞ? 妖魔の類が出るとは思えん」
クラウディア「妖魔が出ないからって危険じゃないとは限らないわ」
レミーヤ「まあまあ、とにかくこのお店に行ってみよう」
アンナ「そうね。困ってる人は、できれば助けてあげたいし」
フラン「それにキャンディ屋ということは、子供に被害が及ぶ可能性もあるわけだしな」
269
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 02:36:45 ID:F9FOeugs
奪われたキャンディ
アルベルト「ここが問題の店か」
http://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2955/002.png
クラウディア「ま、あたしたちにはあまり縁の無い店よね」
http://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2956/003.png
シーナス(キャンディ泥棒を捕えれば銀貨800枚か。悪くない)
アルベルト「キャンディを奪う、ねぇ…ワルガキの仕業じゃないのか」
フラン「決めつけるのは早い。それに、それを調べるのも仕事のうちだぞ」
トーニ「ご質問があれば、何なりと」
アンナ「犯人の心当たりはないの?」
シーナス「同業者の妨害とかな」
http://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2957/004.png
トーニはそこでもう一度、笑顔で「きぼう的かんそくですが」と付け加えた。
アンナ(あ、なんか『いい人』っぽい店長ね)
トーニの話によれば、従業員やトーニ自身への怨恨の線は薄く、
子供たちの方には「この店にきた子供」という以外の共通点はない。
無差別ならば、この店ばかりが狙われる理由が分からない、とのことであった。
人の良さそうな店長は、最後に「素人意見なので見落としがあるかもしれませんが」
と付け加えた。
270
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 02:38:38 ID:F9FOeugs
シーナス「犯人の手掛かりなんかはないのか?」
http://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2958/005.png
レミーヤ「小さくてピンクで黒ずくめ…?」
アルベルト「小さい=子供。ピンク=血色の良い肌。黒ずくめ=服装。
真っ黒な服を着た、血色のいい子供だな。まあ、ワルガキだろう」
クラウディア(あんた真面目にやってよ)
アルベルト(しかしなぁ、オーガ退治のアルベルト様がキャンディ泥棒退治とは…)
シーナス(もし失敗したらどうなるか考えてみろ…オーガ退治の冒険者様が、
キャンディ泥棒すら捕まえられないのか、と評判を下げることになるぞ)
アルベルト(……それは拙いな)
トーニ「どうかしましたか?」
アルベルト「いや、じゃあその子たちにも話を聞いておくか…」
http://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2959/006.png
クラウディア「だってさ。アルベルト、その髭面を近づけすぎないようにね」
アルベルト「むぅ…」
クラウディア「あと、この店についても聞いておきたいんだけど…
そうね、怪しい客とかは来なかった?」
http://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2960/007.png
アルベルト「その男が犯人…というわけでは無さそうだな」
レミーヤ「どうして?」
アルベルト「二十代の男なら、小さいという特徴には当てはまらないはずだ」
レミーヤ「指示しただけかもしれないじゃない」
アルベルト「むむ…」
シーナス「今回の盗難事件について、治安隊に通報したのか?」
http://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2961/008.png
アルベルト「そうか…まあ頼って貰えるのは悪い気はしないな。
この事件、我々が責任を持って解決しよう」
トーニ「ありがとうございます」
271
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 02:39:52 ID:UrdmV0vQ
そう言えば_醜悪もちだったっけw>髭面
272
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 02:45:28 ID:F9FOeugs
そうそう、醜悪な髭面で…
って、NGワードが含まれてるとか出て投下できないです
どうしましょうかね
273
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 02:47:10 ID:UrdmV0vQ
http〜がレス中にたくさん含まれていると、そうなる事があるみたいです
h抜きしてttpなら、多分引っかからないんじゃないかなと
274
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 02:49:21 ID:F9FOeugs
>>273
ありがとう!
アルベルト「店員にも話を聞いてみるとしよう」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2962/009.png
フラン(さりげなく酷いこと言ってる人がいるぞ)
アンナ(いい人そうなのに、気の毒ね…)
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2963/010.png
シーナス「おとり捜査か…良い案だ」
アルベルト「ふむ、実際に子供が襲われるのを待つわけにはいかないし、
おあつらえ向きに、我々の中には子供がいる」
フラン「私のことか」
シーナス「他に誰がいる?」
フラン「……まぁ、私は構わないが…」
クラウディア「とりあえず現場にも行ってみましょ。何か手掛かりがあるかもしれないし」
・・・
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2964/011.png
クラウディア「平和な名前よね…。事件が起きるとは思えないくらい、
綺麗で穏やかな場所で…」
レミーヤ「私たちにとっては、ちょっと馴染みにくい場所だけどね…」
アルベルト「お、人がいるぞ。話を聞いてみよう…ちょっとすみません」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2965/012.png
シーナス「えぇ、アメ泥棒について調べているのですが…
話を聞かせて頂けませんか」
アルベルト(こんな時は丁寧に喋るんだな。さすがエセ神父)
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2966/013.png
シーナス「犯人について知っていることがあればお願いします」
275
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 02:51:27 ID:F9FOeugs
アルベルト「あの女性へからの聞き取りはシーナスに任せて、と。
あっちの少年にも話を聞いておこう」
レミーヤ「ねぇ、君。ちょっと話を聞きたいんだけどいいかな?
最近この辺を騒がせてるアメ泥棒についてなんだけど」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2967/014.png
フラン「よし、殴っておこう。約束だ」
シーナス「おい、話を聞いてきたぞ」
アルベルト「どうだった?」
シーナス「店員の話と一緒だ。犯人は『小さく、ピンクで黒い布をかぶってる』
キャンディ店の店長はいい人で、恨まれるようなタイプじゃない」
クラウディア「目新しい情報はないわね」
アルベルト「さて、どうするかな……」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2968/015.png
フラン「さっきも言ったが、私がおとりになってもいいぞ。
まさか、あそこにいる少女をおとりにするわけにも行かないだろうしな」
アンナ「ちょっと待って。さっきの少年の話だと、
あの子がどついただけで犯人は逃げていったそうよ」
レミーヤ「…そうね。あんまり強そうな子供はおとりに向いてないかもしれない」
フラン「…そ、そうか?」
アルベルト「喋り方も子供っぽくないしな」
シーナス「それに、あのパワーと魔力は子供のそれとは思えん」
フラン「……くっ、何故か悔しい」
アンナ「フランをおとりにするのは最後の手段ね…」
276
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 02:53:05 ID:F9FOeugs
クラウディア「みんな、ちょっと来て!」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2969/016.png
アルベルト「なんだこりゃ?模様…じゃないよな?ピンク色だが、足跡か?」
クラウディア「他に手がかりがないか調べてたら見つけたのよ。
どうも郊外まで続いてるみたいね」
シーナス「…小さくてピンク色だという犯人の足跡かもしれない」
アルベルト「よし、これを追っていこう!」
フラン「そうだな。どうやら私はおとりには向かないようだしな…」
レミーヤ「あ、ちょっとやってみたかったりした?」
フラン「……」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2970/017.png
・・・
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2971/018.png
アルベルト「さて、どうしよう」
クラウディア「足跡はいつの間にか見えなくなったけど、
この家の方に続いていたのは間違いないわよ」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2972/019.png
アルベルト「よしクラウディア、扉を開けてくれ。
誰かの家だったりしたら…まぁ、何とかごまかそう」
クラウディア「おっけー。……ん、ちょっと待って。これは特別な鍵が……あれ、開いた」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2973/020.png
アルベルト「さすがだな」
アンナ「すごいすごい」
レミーヤ「おめでとう!」
クラウディア「…大げさすぎない?」
シーナス「さぁ、そんなことより侵入しよう」
フラン「あれ、甘い匂いが……待った、何かいるぞ!」
277
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 02:54:36 ID:UrdmV0vQ
囮作戦以外でも、調査判定が良ければいけるのか
278
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 02:55:32 ID:F9FOeugs
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2974/021.png
アンナ「何かしら? ゴーレム…?」
アルベルト「気をつけろ、襲ってくる!」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2975/022.png
アルベルト「俺が左の奴を調べるから、みんなは右を攻撃してくれ」
レミーヤ「了解!」
アルベルト「この徐林の陣で相手を見極めれば…と」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2976/023.png
アルベルト「キャンディゴーレム…だと…?」
クラウディア「とにかく倒しましょう、話はそれからよ」
アルベルト「おう、全員で集中攻撃!」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2977/024.png
だが予想外に相手が粘り、アンナが渾身の一撃を貰ってしまう。
アンナ「…っ! 当たらないと思ったんだけど…次は防御しておこうかしら」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2978/025.png
そしてシーナスの一撃で敵が倒れ…戦闘終了!
アルベルト「ふ〜、倒し終わったか……アンナ、大丈夫か?」
アンナ「甘〜い」
レミーヤ「なにアメ舐めてんの!?」
アンナ「だって、体力が減ったから…でも大丈夫、キャンディゴーレムのおかげで回復したわ」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2979/026.png
クラウディア「舐めても平気なんだ…」
279
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 02:57:13 ID:F9FOeugs
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2980/027.png
アルベルト「キャンディゴーレムか。一体誰が何を考えてそんなモノ作ったんだろう?」
クラウディア「さぁ…よほどのアメ好きとか?」
レミーヤ「店長が話してた怪しい客の仕業じゃないかしら。
ほら、大量にアメを買い込んでたっていう…きっとそのアメでゴーレムを作ったのよ」
フラン「食べ物を粗末にするとはとんでもないヤツだな」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2981/028.png
アルベルト「じゃあ地下に行くか!」
クラウディア「待って、暗いからこのままいくのは危険よ。そこに落ちてた松明を使いましょう」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2982/029.png
シーナス「じゃあ準備を整えたら地下に降りよう」
レミーヤ「前回はうっかり使い忘れた『祝福』を使うわね」
アルベルト「僧侶が祝福忘れるとか…」
レミーヤ「う、うるさい!」
フラン「いいから、早く下りよう」
・・・
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2983/030.png
アルベルト「キャンディゴーレムの親玉か!?なんか気が抜ける顔をしてるが、やるしかないか…。
まずは周りの小さいのから倒すぞ!」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2984/031.png
フラン「鋼氷斬!」
フランの技で一体、他の数人の攻撃でもう一体が倒される。
しかしアンナとレミーヤがダメージを受ける。
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2985/032.png
クラウディア「この松明を親玉に投げつけるわ!」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2986/033.png
280
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 02:59:21 ID:F9FOeugs
怯んだ親玉を全員でボコボコにし、フランの一撃でキャンディゴーレムの親玉はついに倒れる。
クラウディア「やった…って、あら?誰か縛られてるわ」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2987/034.png
アルベルト「先にトイレ行っても構わないんだが…」
ハイアンズの話をまとめると、以下のようになる。
二ヶ月前のこと。
研究室を追われ、独学で研究していた彼は、ゴーレムの素材に悩んでいた。
その時、通りかかったキャンディショップの前でキャンディゴーレムの構想を思いつく。
勝手に歌い踊り、飽きたら食べられ、子供用のおもちゃとして最適である、と。
しかし完成してから気づく。土足で歩き回るアメは衛生上問題があるのでは。
研究の中止を考えていた時、ゴーレムにどつかれて縛られた。
その後2週間、アメを舐めつつトイレを我慢して生き延びた…というわけである。
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2988/035.png
その言葉を最後に、ハイアンズは安らかな顔で倒れた。
アルベルト「…漏らしてないだろうな」
レミーヤ「そんなことより、早く医者を呼んであげないと」
クラウディア「じゃ、ちょっと呼んでくるわ。ついでに治安部隊にも通報してくる」
フラン「アンナ、腹の具合は大丈夫か?」
アンナ「…?」
フラン「土足で歩いてたゴーレムをさっき…いや、なんでもない」
281
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 02:59:36 ID:UrdmV0vQ
松明というと、隠者の庵とか、新港都市ポートリオンあたりに、数は少ないけど松明スキルがあったりするな
282
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 03:01:02 ID:F9FOeugs
その後、医者と治安部隊にハイアンズを引き渡した一行は、
キャンディショップへと戻り店長に事の次第を報告した。
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2989/036.png
アルベルト「…ああ、ハッキリしたことは分からなかった」
アンナ「でも、何か判れば魔術師ギルドから連絡があると思いますよ」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2990/037.png
アルベルト「絶対とは言えないが、ゴーレムを作った魔術師は捕まったから…
まぁ、ほぼゼロに近いだろう」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2991/038.png
アルベルト「あんまり大げさに感謝されると尻がむずむずするな」
レミーヤ「…子供相手の商売だから、全然大げさじゃないんじゃない?」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2992/039.png
フラン「うむ、殴っておいたぞ。…だが、5発じゃなかったか?」
少年と、殴った数について言い合っているフランを放っておいて、
アルベルトは店長に分かれの挨拶をすることにした。
アルベルト「店長、我々はこれで…」
トーニ「そうですか……」
クラウディア「? まだ何か?」
トーニ「いえ…」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2993/040.png
アンナ「せっかくだから見せてもらいましょうか」
フラン「うむ、興味があるな」
283
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 03:03:37 ID:F9FOeugs
>>281
剣技の要領で松明振り回したら強そうw
キッチンヘ入ると、甘い香りがアルベルトたちを迎える。
そして、その部屋の隅にうず高く積まれていたのは……
人のような形をした謎の植物だった。
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2994/041.png
アルベルト(……怪しい材料だな。ゴーレムの暴走はアレのせいじゃないのか?)
シーナス(ああ…この店のキャンディばかりが狙われたのは、
あの怪しい植物のせいという可能性は高いな)
フラン「ふむ、この店のキャンディの味の秘訣はそのバリュバリョか」
トーニ「バルバリョです」
フラン「バリバリョか」
トーニ「バルバリョ」
フラン「バリョバ……」
アルベルト「……おいフラン、もう帰るぞ。
店長、それでは我々はこれで失礼します」
トーニ「そうですか。またぜひお越しください」
店の外に出ると、少女がアメを咥えていた。
レミーヤ「バイバイお嬢ちゃん、もうアメ泥棒は出ないから安心してね」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2995/042.png
284
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 03:05:16 ID:F9FOeugs
クラウディア「ふふん、シーナス…あんたキャンディ屋の依頼が危険なわけがない、
とか何とか言ってたわね。でも実際にはゴーレムが出たじゃない」
シーナス「それほど手ごわくもなかっただろう。美味しい依頼だったと言えるな」
クラウディア「そんな負け惜しみを…」
アルベルト「これで俺は『ゴーレム壊しの』アルベルトだな!」
レミーヤ「でも、キャンディゴーレムでしょ?」
アルベルト「ゴーレムはゴーレムだ!」
フラン「あ、お土産にアメを買えばよかった……」
アンナ(……キャンディゴーレム美味しかったな…)
こうして、何ともおかしな事件は幕を閉じたのでした。
奪われたキャンディ 完
クラウディア、アンナ、フラン、レミーヤがレベル2に!
報酬:+800sp
リプレイ終了!
ありがとうございました
285
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/01(水) 03:11:16 ID:UrdmV0vQ
リプレイ乙〜、ゴーレムといえば餅ゴーレムの出るシナリオも、VIPシナにあったなw>ゴーレム壊しの〜
286
:
<対象消去>
:<対象消去>
<対象消去>
287
:
<対象消去>
:<対象消去>
<対象消去>
288
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/05(日) 19:41:12 ID:y/4Z.bzg
本スレが落ちたのでリプレイを転載
【別・第24回】殺され魔女の楽園&滅び行く者の鎮魂歌
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/55867/1388852172/
289
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:09:31 ID:5j2LF/1E
リプレイ行きます。『夢飾る導き亭』のアルベルト一行。
ちなみにリーダーのアルベルト以外は、VIP宿からの連れ込みです。
アルベルト一行
ttp://wikiwiki.jp/vipwirthyado/?%A5%A2%A5%EB%A5%D9%A5%EB%A5%C8%B0%EC%B9%D4
今回は店シナでちょっと買い物+短い依頼を2つです。
290
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:11:23 ID:5j2LF/1E
ちょっとばかり懐に余裕がある一行は、
解錠に使える雑貨を買うために、とある店に立ち寄った…
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2996/001.png
一行が店に入ると、一羽のペンギン(?)が出迎えた。
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2997/002.png
レミーヤ(な、なんだろうこのカオスすぎる生き物は…)
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2998/003.png
アルベルト「よかった、ちゃんと人間の店主がいた(しかも何か腕が立ちそうだ)」
クラウディア「えぇと…解錠セットをください」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/2999/004.png
アンナ「あ、このミントティー美味しそう」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3000/005.png
シーナス「おい、無駄遣いするなよ」
アンナ「でもこのお茶、精神を落ちつける作用があるみたいよ」
アルベルト「それじゃあ一つ買っておこう。他に買うものはないな?…じゃあ帰るぞ」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3001/006.png
フラン(……変な鳥)
所持金:2200sp
購入:500sp+10sp
残金:1690sp
291
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:13:17 ID:5j2LF/1E
買い物を済ませた一行は、宿に戻って仕事を探していた。
アルベルト「そろそろ俺たちも『賢者の杖』みたいなアイテムが欲しいと思わんか?」
シーナス「あれは市場には出回っていないから、入手は難しいぞ。
…噂では、ゴブリンの洞窟でそんな杖を手に入れた奴らがいるらしいがな」
レミーヤ「なぜゴブリンがそんな杖を?」
シーナス「どこかから盗んだんだろう。詳しいことは知らん」
フラン「ゴブリン退治の依頼を見つけてきたぞ」
アルベルト「おお、何てタイミング!」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3002/007.png
クラウディア「ねぇ、この『☆』が気になるんだけど…」
アルベルト「そうだな…なんだろうな、これ」
シーナス「そんなことよりフラン、報酬はいくらだ?」
フラン「親父の話だと、銀貨300枚だそうだ」
シーナス「相場の半分だぞ……安すぎないか」
レミーヤ「でも、さっきの話じゃないけど『ゴブリンの洞窟』なら
賢者の杖があるかもしれないし、受けといた方がいいんじゃない?」
シーナス「……うーん、確かに賢者の杖は欲しいが、そのゴブリンが持ってるとは限らな――」
アンナ「やることもなくて暇してるし、受けてもいいと思うな」
クラウディア「そうよね。例え賢者の杖がなくても、別のお宝があるかもしれないし」
アルベルト「よし決まりだ、行こう!」
シーナス「……まぁいいか」
292
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:14:46 ID:Oi/Gu2rI
解錠セットは持っておくと、技能切れ時に役立つからなー
そして明らかに怪しげな依頼にw
293
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:15:14 ID:5j2LF/1E
――セイカ村
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3003/008.png
アルベルト「よろしく。さっそくだが話を聞かせてくれないか」
村長「実は数日前から村の北側の森の洞窟にゴブリンが住み着きまして、
被害がでる前になんとか退治して頂きたいのです。
報酬として300sp払います。どうでしょうか?」
シーナス(やれやれ、妖魔退治でたった300か…)
レミーヤ(ここまで来て文句言わない)
シーナス(わかったわかった……つーか、本当に杖はあるのか?)
アルベルト「よし、この『ゴーレム壊し』のアルベルトに任せてくれ」
村長「そうですか。ではお願いします」
――洞窟前
アルベルト「ここが問題の洞窟だな」
アンナ「見張りのゴブリンがいるわ」
クラウディア「いよいよね」
シーナス「さっさと済ませよう。アンナ、あの見張りに眠りの雲だ」
アンナ「えぇ、分かったわ」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3004/009.png
アンナ「眠ったみたい」
アルベルト「じゃあ始末しておくか…おらっ」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3005/010.png
アルベルト「よし、仕留めた」
クラウディア(あ…☆だ)
294
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:17:21 ID:5j2LF/1E
――洞窟内
アルベルト「侵入するぞ。気をつけ……うわっ」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3006/011.png
アルベルト「こんな所にゴブリンが寝てるとは…」
フラン「外で物音がしたら、すぐに起きて対処できるように…かな?」
シーナス「そこまで考えてるかどうか…」
レミーヤ「どっちにしても、私たちがこんなに近づいても起きないようじゃあ
あまり意味はないわね…」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3007/012.png
クラウディア「……あ、この先にゴブリンがいるけど…ゴメン、気づかれてるわ」
通路を進むと、ゴブリンが襲ってきた!
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3008/013.png
アルベルト「なに、たかが一匹のゴブリンだ。さっさと倒すぞ」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3009/014.png
アルベルト「ま、一匹ならこんなもんか。先を急ごう」
クラウディア「待って!罠が仕掛けてある」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3010/015.png
クラウディア「うーん、盗賊の手を習っておけばよかったな…」
シーナス「さっき買った解錠セットは使えないのか?」
クラウディア「ちょっと無理みたいね。ちゃんとした技術を身につけてないとダメみたいだわ」
アンナ「ゴブリンのわりに、やっかいな罠を仕掛けるのね」
クラウディア「うん、何て言うか…デタラメに縛ってあるからかえって解きにくい、みたいな?
あぁ、なんとか解除できそう」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3011/016.png
アルベルト「さすがだな。それじゃあ先に進むぞ」
クラウディア「この先から気配がするわね…」
295
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:19:29 ID:5j2LF/1E
先へ進むと、ゴブリンシャーマンが率いる一団と遭遇した!
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3012/017.png
レミーヤ「あ、祝福忘れた……orz」
アルベルト「ま、まあ大丈夫だろ。数はそれほど多くない」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3013/018.png
シーナス「前の2体のホブゴブが、ゴブリンシャーマンを守るように立っているな」
フラン「それじゃあ、前の2体から倒せばいいんだな?」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3014/019.png
アンナ「私は眠りの雲を使おうかな」
クラウディア「眠らなかった敵は、この鞭で威嚇するわ」
(クラッキング…敵全体に混乱配布)
眠りの雲が思ったよりも効かず(両端のゴブリンが眠っただけ)、
それでも残った敵にはクラウディアが鞭で威嚇を行った。
だが、その後は敵にあまり有効打を与えられないまま、こちらだけがダメージを受けてしまう。
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3015/020.png
フラン「くっ…ダメージを受けたが、一匹倒したぞ」
レミーヤが癒身の法でクラウディアの傷を癒していいる間に、
フランが鋼氷斬でホブゴブを叩き斬ったものの…
…ここでゴブリンシャーマンが眠りの雲を使用。3人が眠ってしまう。
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3016/021.png
レミーヤ「もう一度眠りの雲を使われたらまずいわ…。
オルトリンデで体勢を立て直さないと!」
(オルトリンデ…攻撃と同時に、一定確率でカード交換する武器)
296
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:21:27 ID:5j2LF/1E
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3017/022.png
シーナス「援護する。トドメは頼んだぞ」
レミーヤ「了解!」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3018/023.png
クラウディア「やった、これでゴブリンどもも逃げ出すわね!」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3019/024.png
フラン「ふぅ…依頼完了か」
アルベルト「まだ洞窟の先があるようだし、行ってみようぜ」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3020/025.png
クラウディア「宝箱…とくればあたしよね…っと、罠も鍵もないみたい。
ただの箱みたいだし開けるわよ」
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クラウディア「へぇ、さすがはゴブリンシャーマンね。呪文を隠し持っていたなんて…。
役立ちそうだし、貰っておきましょうか」
アルベルト「こっちの銀貨はどうする?」
シーナス「村長は『被害が出る前に』と言っていたから、
この銀貨はセイカ村から奪われた物じゃないってことになる。
つまり、俺たちが貰っても構わないと思うぞ」
レミーヤ「確かに、被害者を探して返す、なんて事までする必要はないわね」
アルベルト「そうだな、貰っておくか」
シーナス「そんなことより賢者の杖は無かったわけだが…」
クラウディア「…そうね」
アルベルト「まあ、そんな簡単に見つかるわけはないな」
シーナス「……追加収入があっただけよしとするか」
297
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:23:13 ID:5j2LF/1E
アンナ「ねぇ、その火の玉だけど…フランが使わない?」
フラン「私か? 私は氷柱の槍があるし、アンナが使った方が…」
アンナ「私はもう魔法の矢と眠りの雲と呪縛解除の3つを覚えてるから、
今の技量じゃこれ以上は覚えられないのよ」
フラン「(呪縛解除は要らないと思うけど…まぁいいか)分かった。私が使おう」
アルベルト「さて、村に戻って報告だ」
――セイカ村
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3022/027.png
村長「どうぞ。お礼の300spです」
シーナス「確かに受け取りました」
村長「皆様、重ね重ねありがとうございました」
アルベルト「また何かあったら、うちの宿に頼しく」
アルベルト「これで俺は『ゴブリン退治の』アルベルトとして名を馳せ……って、
そんなのちっとも凄くないじゃないか。
二つ名は『ゴーレム壊し』のままで行くぞ!」
シーナス「そんなことにこだわっても仕方ないだろうに…」
ゴブリンの洞窟☆ 完
※なお、このシナリオは2周目からは内容が少し変わり、何度か楽しめるとのことです。
報酬:300sp
収穫:200sp スキル「火の玉」(フランが所持することに)
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3023/028.png
所持金:2190sp
298
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:24:18 ID:5j2LF/1E
もういっちょ行きます。
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3024/029.png
アルベルト「……魔王?」
レミーヤ「なんか、魔王にしてはやってることが小さいわね」
フラン「魔王って洞窟に住むものなのか?」
シーナス「なんかの冗談だろう。なぁ親父――」
冗談半分に親父に話を聞いたところ、内容はまさに貼り紙の通りで報酬は銀貨600枚。
おまけに「半日もあれば片付くだろう」とまで言われてしまった。
アルベルト「親父…魔王なんてそう簡単に退治できるもんでもないだろう」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3025/030.png
クラウディア「どうする?」
アルベルト「……ちょっと行ってみるか」
――依頼人の家
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3026/031.png
クラウディア「…何を根拠に『魔王』って判断をしたのかしらね」
シーナス「『怪物』を見た、とかならまだしもな」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3027/032.png
アルベルト「……分かった。引き受けよう」
依頼人「良かった……これで村長代理としての面目が立ちます」
レミーヤ「失礼ですが、その村長はどこに?」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3028/033.png
レミーヤ「……無責任ね」
アルベルト「そ、それでは出発するぞ。みんな、一応油断はしないようにな」
299
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:26:17 ID:5j2LF/1E
――洞窟
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3029/034.png
アンナ「ゴブリンがいるってことは、ここに間違いないわね」
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フラン「…もし本物の魔王だったら…逃げないとな」
アルベルト「ああ…だが、今はとりあえずあのゴブリンを何とかしよう」
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クラウディア「あたしが忍び寄って仕留めるわ……」
アルベルト「頼んだぞ」
・・・・・・
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3032/037.png
こちらに気づき襲いかかってくるゴブリンであったが…所詮は一匹である。
見張りゴブリンはあっさりと倒された。
アルベルト「……ふぅ。中の奴らに気づかれたかもしれないな」
クラウディア「…ゴメン」
アルベルト「気にするな。さぁ、洞窟に入るぞ…」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3033/038.png
シーナス「……洞窟の方から声が!?」
300
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:28:21 ID:5j2LF/1E
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3034/039.png
レミーヤ「何だ、ゴブリンか……」
フラン「ゴブリンのくせに立派な鎧をつけているな」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3035/040.png
シーナス「……馬鹿?」
ゴンゴル「あんだとこのヤロー!?」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3036/041.png
勢いよく飛びあがったゴンゴルベッソーは、落下してド派手な音を立てた…
アルベルト「……あれ?」
アンナ「いったいどこに着地したの?」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3037/042.png
レミーヤ「鎧の重みで着地に失敗したみたいね…」
シーナス「文字どおり馬鹿だったか…」
――洞窟内部
洞窟内は、特に罠があるでもなく敵が待ち構えている様子もなかった。
通路の奥からは地鳴りのような音が聞こえている。
アルベルト「行ってみよう」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3038/043.png
フラン「あれだけドタバタしてたのに気づかずに寝てるとは…鈍いヤツだな」
アルベルト「トドメを刺しておくか」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3039/044.png
301
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:30:19 ID:5j2LF/1E
さらに先へ進むと、再びどこからか声が聞こえてきた。
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3040/045.png
シーナス「だが、ゴブリン数匹で俺たちを止められるかな」
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3041/046.png
アンナ「あら、ザザ…なんとかは自分では戦わないのかしら」
フラン「それはそれで好都合だ。一気に突っ切ろう!」
敵を速攻で蹴散らすと…
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3042/047.png
ザザドレンダーは逃げていった。
レミーヤ「この奥で待ち構えてるってとこかしらね…念のため、祝福を使っておくわ」
祝福を受けてから奥へ進むと、やはりそこにはザザドレンダーが。
ttp://dl1.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3043/048.png
アルベルト「……!こ、これは…クマ!?」
現れたのは巨大なクマであった。
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3044/049.png
調子に乗ってクマに命令していたザザドレンダーは、あっさりと食われた。
アルベルト「……おいおい」
そこへ現れたゴンゴルベッソー。
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3045/050.png
クマはゴンゴルベッソーを追いかけていった……。
アルベルト「さ、さぁ…奥へ進むぞ」
302
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:32:29 ID:5j2LF/1E
――最深部
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3046/051.png
シーナス「いや、たぶん人違いだ。俺たちは勇者じゃない」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3047/052.png
アルベルト「それも違うな。見て分かれよ」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3048/053.png
アルベルト「魔王ハンス……なんか、普通の名前だな…」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3049/054.png
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3050/055.png
アルベルト「魔王か肉屋か知らんが、こいつが元凶なのは間違いなさそうだな!」
クラウディア「ゴブリンを手下にして粋がってるヘッポコ魔王なら、なんとかなりそうね」
シーナス「まずは周りの雑魚から片付けるか」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3051/056.png
レミーヤ「魔王を名乗ってるくせに、やってることはゴブリンの親玉だもんねぇ…。
…情けないというか……」
フラン「もっと凄い悪事をしろとは言わんが、程度が低すぎるな」
アンナ「……馬鹿なんじゃない?」
魔王「ぐむむ…許さん!」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3052/057.png
魔王が素人剣法を振るい、レミーヤが重傷に!
レミーヤ「くっ……!素人でも剣法は剣法ね!」
フラン「魔王なのに素人なのか…」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3053/058.png
アンナ「とりあえずレミーヤは防御してて。邪魔なゴブリンを魔法で片づけるわ」
303
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:34:02 ID:5j2LF/1E
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3054/059.png
魔王「ならば魔王自らが手を下すしかあるまい!
――ほわとぁ〜〜ッ!」
再び振るわれる素人剣法!
アンナ「きゃっ!」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3055/060.png
ここまでの被害…素人剣法×2によるダメージだけ。
ゴブリンからの攻撃は全く受けないまま、残るは魔王のみとなった。
アルベルト「これで雑魚は居なくなった!自称魔王をぶちのめすぞ」
全員「「おう!」」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3056/061.png
シーナス「さて、トドメといくか?」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3057/062.png
箱をひとつ残し、魔王はスタコラサッサと逃げていった。
アルベルト「ヘッポコ魔王の残したお宝か。中身に期待はできんが…クラウディア頼む」
クラウディア「じゃ、開けるわよ」
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3058/063.png
アルベルト「仮にも魔王が残した宝なのに、安すぎる……」
シーナス「まあ、あの魔王にはお似合いのお宝だ」
アルベルト「せめてこう、ちょっとしたマジックアイテムとか欲しかったけどな」
フラン「マジックアイテムと言えば、ここもある意味では『ゴブリンの洞窟』だったな。
賢者の杖ならぬ『魔王の杖』とかあっても良さそうなものだが…」
クラウディア「ないない。あんなヘッポコ魔王(笑)が、
そんな凄そうな道具を持ってるわけないわ」
304
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:35:59 ID:5j2LF/1E
こうして魔王を退治したアルベルト一行であったが…
ttp://dl6.getuploader.com/g/9%7Czikkyou/3059/064.png
クラウディア「自称魔王に自称勇者…ね。どっちもどっちかしら」
レミーヤ「自称勇者の方が怪しいんじゃない?」
フラン「それにしてもあのハンスと言う男は、いったい何がしたかったんだ?」
シーナス「さぁな。肉屋の三男だとしたら、家業を継ぐ必要がないからということで
好き勝手遊んでいるうちに、妙なモノをこじらせたかな」
アルベルト「これで俺は『魔王退治の』アルベルト、だよな?」
アンナ「そうねぇ…恥ずかしくないなら、いいんじゃないかしら?」
アルベルト「……。いや、恥ずかしくない!魔王は魔王だ!
魔王を退治したと言い張っていれば、仕事も増えるってもんだぜ!」
アンナ「……そんなものかしら?」
魔王討伐 完
報酬:600sp
収穫:150sp
所持金:2940sp
アルベルトがレベル3に!
これにて今回は終了!ありがとうございました!
305
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/11(土) 21:41:00 ID:Oi/Gu2rI
リプレイおつー、ゴブリンの洞窟改変ものは数多いし
宝箱タイムの中身も色々だな、ブーン一行は「VIPPERの洞窟」で
賢者の杖互換っぽいアイテムを手に入れていた記憶がある
というか今回は賢者の杖やその互換アイテムの拾得無しだったなw
306
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/12(日) 17:26:28 ID:TppqH.cs
シナをプレイしたのでやっとリプレイ見れた
このPTは賢者の杖とニアミスし続けるのだろうか?
307
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/19(日) 02:52:15 ID:6EiVkMv6
3分おきに投げてたのに、ばいさる食らいました、転載をお願いします
セレナ「ちょっと物は試しで『三段突き』振ってみたら、当たりましたよ?」
ヴィーヴィ「『雷光』も通ったってことは、どうやら物理無効ってわけじゃないのね」
リッチ「……あのー、もしもし?」
アレクシオス「悪党の泣き声は聞こえんな、お前は死ね」
セレナ「後の戯言は地獄のサタンにでも言ってください(笑)」
アプリコット「ううん、あんたには地獄すら生ぬるいよ!」
リッチ「ま、また2ターンで……」
http://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/25_066.png
かくして再び滅多斬りにされたリッチは、今度こそ『ミンチより酷ぇや』され、この世から強制排除となった……
アプリコット「あたしも兄貴も不心得者だから、神の加護とか期待できないよね〜」
アレクシオス「確かに神とやらの加護よりも、シスターのキスのほうが、ご利益がある気が……
って冗談! 冗談だから! 教会の中で刃物を持ち出すのはやめなさいっ!」
ヴィーヴィ「……まあケイン君だっけ、あの少年なら大丈夫よ、最後は彼自身の意志でリッチを追い出して
自身の辛い過去と決別したんだから……心に整理がついたなら、きっと元気になるわ」
セレナ「こちらに向かっているという神官氏には、代わりに遺跡に放置されている『古代の剣』の封印のほうを
お願いしておいてください、呪われた剣なんて、放置しておいて良い物ではありませんからね」
http://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/25_067.png
蛙の子は蛙とは、確かにそうかも知れない、彼もまた両親と同じ『冒険者』という道を
進もうと考え始めているのだから……そして美濃牛がレベルアップ、一人前のミノタウロス(レベル6)に
なりました、小さい村ならコイツ一匹で滅びかねないと考えると、怖いものがあったり無かったり
http://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/25_068.png
308
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/19(日) 02:53:24 ID:6EiVkMv6
ザイウス「ところで最後に『ありがとう』と言ったのは、誰だったんでしょうかね?」
ヴィーヴィ「……普通に考えたら、ケイン君なんじゃないの?」
ザイウス「既に意識を失っている状態で?」
アレクシオス「誰かは知らないが誰かは分かる、禅問答じゃないぞ……俺たちを夢の中に引き込んだ奴だよ
リッチの目的はあの少年の体を乗っ取ることだったし、あの少年も俺たちの存在は望んでいなかった
それなのに俺達は夢の中に引きこまれ、打開の手段である本を集める事になったんだしな」
セレナ「誰だって良いじゃないですか、ケイン君の潜在意識でも、あのリッチに殺され無念を抱えていた亡霊でも
もしかしたら、本当にケイン君の両親でも……そうあって欲しい、誰かの声だったと、信じていれば良いのです」
アプリコット「もう悪い奴はやっつけたし、色々あったけどケインくんも立ち直ることができたんだからね」
http://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/25_069.png
ちなみにあの便利な本三冊は、シナリオ終了時に回収されてしまい、残ったのは呪いの首飾りだけでしたとさ
とまあそんな感じで1.60移行後の初リプレイはここまで、お付き合いいただきありがとうございました!
309
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/01/19(日) 21:43:54 ID:6EiVkMv6
本スレが落ちたのでリプレイを転載
【別・第25回】Bye-bye yesterday
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/55867/1390068515/
310
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/02/02(日) 12:13:43 ID:N99IlX4o
本スレが落ちたのでリプレイを転載
【別・第26回】戦場の・・・
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/55867/1391262969/
311
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/02/02(日) 20:12:32 ID:f4tpvG82
ゲテモノ好きの称号ってどこでゲットできたっけ?
312
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/02/22(土) 23:59:04 ID:qZInweM2
人様のシナを茶化すのは恐れ多いので
とりあえず自シナの店主を茶化してみたら良い絵が取れたのでご報告します。
http://goldenvip.org/up/src/gv1421.png
>>311
多分メレンダ祭りのアリスのイベントだったと思われ
313
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/02/23(日) 00:04:38 ID:ErOblxaU
低レベルで屋敷探索するシナでも
暖炉から変な生き物出てきて左端のにゲテモノ好きがついたような
314
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/03/02(日) 22:17:33 ID:JbJVyy9A
本スレが落ちたので、リプレイを転載
【別・第27回】月下の妖蛇
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/55867/1393763168/
315
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/03/03(月) 07:52:39 ID:UotJLM0Q
VIPシナの「鮭加工場調査依頼」って女性だけのパーティーで行くとあっけなく終わっちゃったんだけど、
元ネタが元ネタだから、最低でも男を一人入れておいた方が良かったの?
316
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/04/13(日) 18:08:47 ID:x1ma1gEk
入れなくていいよ;
むしろ男が一人いたが、やばいところを女にさせたよw
まあ、実況でおいしいところを披露したいなら若者か大人の男は2人必要かな。
317
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/04/13(日) 18:17:49 ID:x1ma1gEk
>>313
むしろそっちだけかな。「散々な一日」ってシナリオ。お気に入り。
アリスのをやったキャラにはついてない。
ゲテモノ好きだと作る飴が全部あの飴になってしまい、いやーんであります。
318
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/05/05(月) 22:27:35 ID:/nl50ciU
本スレが落ちたので、リプレイを転載
【別・第28回】妖魔の血
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/55867/1399217759/
319
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/05/25(日) 16:53:40 ID:5JdwEs4Y
本スレが落ちたので、リプレイを転載
【別・第29回】英雄は二度死ぬ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/55867/1400947641/
320
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/06/29(日) 01:23:47 ID:H4gL7s1o
本スレが落ちた時に備え、リプレイを転載しておいて寝る
【別・第30回】ある日のゴブリンの洞窟
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/55867/1403956710/
321
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/07/01(火) 04:38:59 ID:S1wsQQ4Y
実況とは少し違うが、試してみたら案外いけそうだったので片手間でやってみる。
コンセプトはリンク先の通り
ttp://syohasaikyo.wix.com/cwv150b
(別タブで開くと楽?)
概要
●作成した自作ユーティリティにパーティを突っ込ませ、_1に_妖を取得させ、
全メンバーに素質クーポンにあたる種族クーポンを設定する。
(vipギルドの互換ユーティリティが近いものがある。こちらは種族←→素養の変換ができる。)
●別に用意したCW本体のTableに妖魔バリのを差し替え、Resourceにもvipの妖魔バリアント特殊素材を適用。
ついでにDefCoupon.txtとDefKeyCodeも書き足しておく。
今回は1〜8までのPT作成編。
322
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/07/01(火) 06:48:37 ID:XDFjBaxw
えっ、これすごいかも
最近は色んな種族クーポンが出回ってて
人外オンリーパーティなんてのもいそうだし、需要ありそう
323
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/07/01(火) 20:39:10 ID:w2Nxp0cc
揃いし勇士が濃すぎだろwwwwww
妖魔バリアントVer1.50風がこんなに簡単に出来ようとは目から鱗つーか画期的だわ
324
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/07/04(金) 01:04:39 ID:VyvTcgbA
カードワース ノンヒューマンドラマ
おまえら人間じゃねえ!(第2回目)
コンセプトはリンク先の通り
ttp://syohasaikyo.wix.com/cwv150b
(別タブで開くと楽?)
概要
●作成した自作ユーティリティにパーティを突っ込ませ、_1に_妖を取得させ、
全メンバーに素質クーポンにあたる種族クーポンを設定する。
(vipギルドの互換ユーティリティが近いものがある。こちらは種族←→素養の変換ができる。)
●別に用意したCW本体のTableに妖魔バリのを差し替え、Resourceにもvipの妖魔バリアント特殊素材を適用。
ついでにDefCoupon.txtとDefKeyCodeも書き足しておく。
●その他もろもろ。
ページ分けしたので今回は2、ヘッダーにメニュー追加。
325
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/07/04(金) 21:00:30 ID:dhJov382
spがgになってる・・・ここまで出来るのか!!
次回の妙案、正座しながらwkwk待ってる!
326
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/07/08(火) 22:24:47 ID:OQhEtAsE
メソポタページの更新乙です
327
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/08/03(日) 01:24:08 ID:dc66a0xs
本スレが落ちたので、リプレイを転載
【別・第31回】イキテユクコト
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/55867/1406983435/
328
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/09/19(金) 23:37:54 ID:BhD9a8zQ
生存報告用の超短編なのと、土曜日の夜はTRPGのオンセの予定なので、避難所のほうに投下
前回のリプレイ(イキテユクコト)のログはこちら
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/55867/1406983435/
冒険するのは、いつものこいつら
http://wikiwiki.jp/vipwirthyado/?%B9%F5%C5%B4%A4%CE%C9%F7%BB%C2%A4%EA%B1%A9%BA%AC
対象レベルも特に無い、ごく短編なシナリオである
http://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/32_001.png
アレクシオス「繁殖周期が人間の数十倍とか、それって真面目にGどころの話じゃないぞ」
ザイウス「とは言え考えてもみれば、私たちも何匹のゴブリンを始末してきたのかって話ですしねぇ
何時ぞやのメウレンでは合計で28匹も始末しましたし。加えて駆け出しの冒険者の仕事としても
多く斡旋されるのはやはりゴブリン退治、それくらいの勢いで増えていてもおかしくはないかと」
ヴィーヴィ「それに大型の魔物……例えばオーガーとか、人喰い鬼なんて呼ばれていても、人間を食おうものなら
すぐに冒険者が差し向けられるわけよね? となると普段食ってるのは、ゴブリンってことでしょ?」
アレクシオス「オーガー一匹が、ゴブリン一匹を2日かけて食うなら180匹、3日かけて食うなら120匹は食われるのか
確かにそれくらいの勢いで数が増えなければ、ゴブリンも絶滅してそうではあるが……嫌な話だなオイ」
http://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/32_002.png
そういう大型の魔物が、山のゴブリンを食い尽くし、麓の村に出てくる……よくある冒険者の仕事の流れである
ちなみにゴブリンたちはアッサリ美濃牛にボコボコにされ、小銭と経験値を巻き上げられていたw
http://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/32_003.png
329
:
以下、名無しにかわりましてNPCがお送りします
:2014/09/19(金) 23:38:39 ID:BhD9a8zQ
アレクシオス「おいおい、冒険者の宿や治安隊の詰め所じゃなくて、往来で受け渡しするのかよ」
ブラウン「火曜以外は班長じゃないんでな、外回りをやっているよ」
美濃牛「マア トリアエズ コレガ シゴトノ ショウメイダ つ(ゴブリン生首)」
ブラウン「お、おう……(ドン引き)」
http://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/32_004.png
貰う物も貰った一行は、適当にブラつきながら宿へと帰ることに
アレクシオス「うちでリューン出身(_都会育ち)なのは、俺とアプリコットだけだからな」
セレナ「聖北のシスターですので、顔見知りは多いんですよ? 今日は縁がありませんでしたが」
アレクシオス「何時ぞやの小芝居(by パパの背中を見よ)じゃ、それが原因で面倒なことになってたがな」
セレナ「あれはあの時だけはどうにかなっても、後で絶対バレてより酷いことになってましたって(笑)」
http://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/32_005.png
アレクシオス「とっくに足を洗ったもんだと思ってたが、まだ盗賊なんか続けてたのか?」
ヴィーヴィ「そんなわけないでしょ、ギルドに入ってすぐ辞めたおかげで『二十日鼠』呼ばわりよ!
だけど服も買えないほど困窮してた子供が、それまでどうやって生活してたと思ってんの!」
アレクシオス「そこが脇が甘いというのさ、証拠だの目撃者だの足跡を残すようじゃダメだな」
ヴィーヴィ「えーい安穏と生きてたはずの騎士の家の子のくせして、相変わらずあんたの方が盗賊臭いわね!」
アレクシオス「誰が騎士だ盗賊だ、この見紛うことなきラストサムライに向かって」
ヴィーヴィ「とにかく! あたしは回り道して、先に宿に帰ってるから!」
アレクシオス「堂々としていた方が、案外気づかれないもんだと思うんだけどな……」
http://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/32_006.png
ザイウス「そういえば山に住むカラスと、街に住むカラスは種類が違うんですねぇ、鳴き声も違いますし」
アレクシオス「ハシブトとハシボソだったっけか、山に住んでるカラスがハシボソだったかな」
ザイウス「山奥の寂れた領地でしたからねぇ、山カラスの方しか聞いたことはありませんでしたよ」
http://yui.oopsup.com/readfile.php/CardWirthReplay03/32_007.png
そんなこんなで一行は、花追い人の涙亭に帰還したのだった
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