したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

●事情によりこちらでSSを投下するスレ 2●

1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/01/17(木) 22:11:54 ID:Fi7UeqgM
プロバイダー規制や本スレの空気などでSSを投下できない人が、
本スレの代わりにこっちでSSを投下するスレ。
ごあー。

552以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/24(木) 20:36:48 ID:???
クリスマスプレゼントとしてこれはないでしょうよこれは
あのバカがオーオタだってのは前々から知ってたけど、
クリスマスプレゼントにWALKMANよこしてくるほどのバカだとは思わなかったわ…
まあ、折角だから大切に使わせて…って…
これは…///

http://www.jp.sonystyle.com/Special/Original/Collection/Engraving/Message/index.html

愛のメッセージを刻印してプレゼントしてはどうですか?(ちなみにiPodでもできます)

553以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 14:57:42 ID:???
「ちなみ」にiPodでもできます

5541/2:2010/01/02(土) 09:45:44 ID:fdrIIMYw
(自炊)ツンデレに明けましておめでとうって言ったら

『さむっ…… 洗い物してたらすっかり体が冷えてしまいました。早くこたつに入らないと』
「あ、姉さん。明けましておめでとう」
『え?』
「いや、もう12時過ぎたからさ」
『あ、そうですね。明けましておめでとう、タカシ。と言っても余りおめでたくありませんけど』
「は? おめでたくないって何で?」
『だって、タカシの顔を見ながら年越しなんて、おめでたいわけないじゃないですか』
「新年早々から毒舌かよ。てか、毎年の事じゃん。何を今更」
『ええ。ですから私は、おめでたいお正月なんて一度も迎えた事はありません』
「はっきりと言い切ったね。この姉は」
『だってどうして、この顔見て、おめでたいお正月だなんて言えると思います? 有り
得ないでしょう?』
「わかったよ。なら、俺は姉さんが不幸にならないように、部屋でゲームでもしてるよ。
大晦日なんだし、今日くらいは夜遅くまで遊んでてもいいだろ?」
『ダメです』
「そんなケチ臭い事言うなよ。いいじゃん。年末年始くらいさ」
『ダメです。ゲームがダメとは言いませんけど、こたつから出ちゃダメです』
「何言ってんだよってつめたっ!! 何だこれ? 姉さんの足か?」
『食器洗いしてたら、冷え切ってしまいましたから。タカシには湯たんぽがわりになって貰います』
「こたつから出るなってそれでか。つか、めっちゃ冷たいんだけど」
『我慢しなさい。誰のおかげで豪華な夕食が食べられたと思っているんですか』
「そりゃ、稼いでくれてる親父のおかげ……って冷たい冷たい冷たい!! 両足で包み込
んでスリスリすんな」
『私が作ってあげてるからでしょう。そういう意地悪い事言っていると、朝のお雑煮は無しですよ』
「わかった、わかったから。全くもう……我慢すればいいんだろ」
『分かればいいんです。んふふっ♪ 暖かくて気持ち良いですね』
「さっきまで、めでたくないとか言ってたクセに、めっちゃ幸せそうな顔してるよこの人」
『仕方ないでしょう。この気持ち良さには勝てないんですから』
「でさ。姉さん」

5552/2:2010/01/02(土) 09:47:26 ID:fdrIIMYw
『何ですか。文句なら受け付けませんよ』
「いや。何で足がだんだん上に上がって来てんのかなーって思って」
『足先の温度だけだと物足りなくなって来たので。文句は言わせませんからね』
「わかったよ。もう好きにしてくれ」

『(年明け早々からタカシといちゃいちゃ出来るとか、幸せですね……フフッ……)』
『いっそこのまま足を奥に伸ばして行って、タカシのア……アソコを…… ここが一番熱いの……とか。って私ってば新年早々何を変態な妄想してるんだろ……はぅ……(/////////)』


終わり
規制中なのでこっちで

556以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 16:44:00 ID:???
規制戻らないので落書き。
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1151.jpg

557以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 17:16:04 ID:HwMKQds2
スクロールしてくr

いやして下さいお願いします

558以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 00:04:33 ID:C24wYFI6
>556
GJ!
しかしスクロールしていただかないとオレの今年が始まらないのですが

5591/8:2010/01/05(火) 01:41:51 ID:PcWl8OCQ
(自炊)大晦日にツンデレと二人っきり

「(ん…… いい匂いがするな?)」
『〜♪』
「芽衣。何か作ってるのか?」
『きゃっ!? タッ……タカシ様!! いつも急にキッチンに顔を出さないで下さいと言っ
ているじゃありませんかっ!! どうして私の言う事が聞けないんですかっ!!』
「別に、普通に顔出しただけなんだけどな。ちゃんと声も掛けてるし。まあ、料理に夢中
になってる所を邪魔しちゃったのは悪かったけどさ」
「(つか、芽衣が物思いに耽ってるかそうでないかの差だけなんだよな。いい加減分かって
来たけど……)」
『ちょっと、一人では初めてのお料理に挑戦しておりましたので。で、何のご用事でしょうか?』
「いや。何作っているのかなって、そう思ってさ」
『え? これは、その……おせち料理です……』
「へえ? 確かに芽衣がおせちを作ってくれるなんて初めてだな」
『当たり前じゃないですか。タカシ様はこれまではずっと本家の方で大晦日を過ごされた
のに、今年は急に元日の昼までは残るとか言い出すんですもの。主人が残る以上、私も戻
る訳には参りませんし、お正月におせち料理を出さないというのも、メイドとしては失格
だと思いまして』
「ゴメン。芽衣には迷惑掛けちゃったかな」
『へっ…… あっ……当たり前です!! 今までも本家の方でお手伝い程度には作った事
ありますけど……でも、本格的に一人で準備するのは初めてで……バタバタで大変だった
んですから』
「その割には、鼻歌交じりで楽しそうだったけど」
『!!!!!(////////////) バッ……バカな事を仰らないで下さいっ!! 別に楽しいから
鼻歌歌ってた訳じゃありません!! むしろ、その……やる気を高めようとしてただけで
す。ご主人様に初めてお出しするおせちを、失敗する訳にはいきませんから……』
「そっか。それじゃあ、邪魔したのも悪かったかな?」
『無論です。理解出来たのでしたら、さっさと出て行ってください。お風呂が湧いており
ますので、なるべく早くお入りになられて下さいませ』

5602/8:2010/01/05(火) 01:42:13 ID:PcWl8OCQ
「分かったよ。それじゃあ、風呂に入って、芽衣のおせち料理を妄想しつつ、明日の朝を
楽しみに待つとするか」
『待たなくていいですってば!! もうっ!!』


「ふぅ……スッキリした……」
『お風呂の方はいかがでしたか? 一年でこびりついた汚れをしっかりと洗い落として来
て下さいましたか?』
「ああ。もうバッチリと。なんなら点検する?」
『なっ!!(//////////) またそんな、バカな冗談は止めて下さい。そ……そろそろお夕食の
準備が整いますので、テーブルでお待ち下さい』
「はいはい。了解っと」
『(タカシ様ったら、何て事を……お体の汚れを点検とか……私が、タカシ様の体を……す
……隅々まで……? それって……は……はうぅ……(/////////////))』


「へえ。今日はまた、一段とご馳走だな」
『まあ、大晦日ですので。締めくくりくらい、贅沢してもバチは当たらないかと思いまして』
「お? ビールもある」
『いつもは、健康維持の為に節制して貰っていますが、今日ばかりは、お酒も好きなだけ
お飲みになられて下さって結構です。冷蔵庫にはワインも冷えておりますし、ウイスキー
も御所望とあればご用意致しますが』
「まあ、それはとりあえずはいいよ。それより、芽衣」
『はい。何でしょうか?』
「今日はさ。お前も付き合え」
『はい……って、ダメです!! そんな事は!!』
「何で。一年の最後の日なんだしさ。お前もちょっとくらいリラックスしたっていいじゃん」
『だ……だってその……ご主人様と酒の席を同伴するなんて、使用人としてはあるまじき
事です。許されません!! 大体、そんな命令を出す事自体が無神経過ぎます!!』
「そうか? ウチの執事は良く親父とウイスキーや日本酒を酌み交わしてるぞ」

5613/8:2010/01/05(火) 01:42:35 ID:PcWl8OCQ
『おっ……とうさ…… ち……父はその……使用人とはいえ、特別な存在ですし……それ
にその、ちょっとやそっとのお酒では、全く酔わない鋼鉄の体質なので……』
「芽衣もめっちゃお酒強いんだろ? 親父さんから聞いたぞ」
『あぅ……お父さんてば余計な事を…… と、とにかくダメです!! 食事が終わっても、
後片付けしたり、年越しそばも作らなくちゃならないんですから』
「芽衣なら大丈夫。どんな事があっても仕事は忘れやしないって」
『何ですか。その根拠の無い保障は』
「根拠は、今までの実績かな? とにかく、軽くでもいいから俺の晩酌に付き合う事。いいな?」
『ズ……ズルいです…… そこまで言われたら、断れないじゃないですか……』
「だって、断って欲しくないし。はい。返事は?」
『か……かしこまりました……』


「はい。芽衣、どうぞ」
『い、いえその……結構です!!』
「さっき、一緒に飲むって言ったじゃん」
『そうではなくて、その……私がタカシ様のお酌を受けるなんて、出来ません。手酌で大
丈夫ですから』
「そんな寂しい事言わない。ほら。主人の腕を疲れさせる気か」
『またそんな卑怯な事を…… いっ……頂かせていただきますっ!!』
「何か変な日本語だな。ま、いいや。はい……」
『も……申し訳ありません。本来でしたら、私はタカシ様の後ろに立って、給仕役をしな
ければならないのに、こんな風に真向かいの席で……』
「それはいつもの事だろ。といっても、最初に俺が一緒に夕飯食うように言ったんだけどな」
『タカシ様は、使用人に対して分限を弁えない事を平気でさせようとするから困るんです』
「まあ、それは芽衣だからな。俺の専任メイドって事もあるし、何よりも絶対に増長した
りしないから。仮に明日からは夕食は給仕だけに専念して別で食えって言っても、顔色一
つ変えずに従うだろ?」
『それはまあ。その方が気楽ですから』

5624/8:2010/01/05(火) 01:42:55 ID:PcWl8OCQ
『(そんな訳無いじゃないですか!! そりゃ、その場では……でも、一人になったら、きっ
と泣きますから……)』
 グイッ……
「だから、安心して俺も心を許せるんだ。って、あれ? もう空なのか。早いな」
『え? あ……申し訳ありません。喉が渇いていたみたいで……』
「やっぱり親父さん譲りの体質か。ほら。もう一杯」
『い、いえその……タカシ様を差し置いてなんて……』
「気にすんなって。今日は無礼講。ほら。また腕がだるくなってきたぞ」
『タカシ様はもう少し筋肉を鍛えられた方が宜しいんじゃないですか?』
「ちゃんとジムで筋トレもしてるんだけどな。ほら」
『頂戴致します……』
「お? 紅白始まったぞ」
『……宜しいんですか? 紅白で。他に見たい番組はございませんか?』
「いや。どのみちテレビなんて付けとくだけだし。まあ、実家にいたら、気にする暇もな
いくらい忙しいけどな」
『大晦日から、ご親戚の方が集まりますものね。でも、本当に宜しかったのでしょうか……?
こんな風にくつろいで……』
「親父がいいって言ったんだ。ちゃんと正月から長男としての勤めは果たして貰うから、
大晦日くらいは芽衣とゆっくりしろって」
『……その、最後の一言が余計です……』
『(……旦那様公認とか……何かその……照れちゃうかも……(/////////))』
「でも、いいじゃん。こういうゆったりした大晦日も。芽衣だって、本家の手伝いでバタ
バタしてるよりはいいだろ?」
『……いいかどうかはともかく、確かにメイド見習いを始めてからは、こんなにゆっくり
した大晦日はなかったですね』
「だろ? 来年もこうやって過ごせるかどうかも分かんないんだしさ。もう少し肩の力を
抜いてゆっくりしようぜ」
『……は、はい……』

5635/8:2010/01/05(火) 01:43:19 ID:PcWl8OCQ
『(どうしてだろう……? いつもと同じ、夕食の席なのに。何でこんなに緊張しちゃって
いるんだろう……? お酒のせい……なのかな? 何か凄い…ドキドキするな……)』
「あれ?」
『どうかいたしましたか? タカシ様』
「いや。この女性ボーカルのロックバンドって、芽衣が好きな歌手じゃなかったっけ?」
『え……いやその……何で知ってるんですかっ……ていうか、別にそこまで好きと言うほ
どではありませんけど……』
「そうなの? さっきもだけど、芽衣がよく鼻歌で歌ってるのって、このバンドの曲じゃ
なかったっけ」
『そ、それはその……私、よくテレビを付けながら掃除とかしてるじゃないですか。そう
いう時、よく流れてきて、それで自然に頭に残ってるだけで……』
「いいじゃん。別に音楽の趣味があるのは誰だって悪い事じゃないし、そんなに言い訳し
なくたって」
『言い訳じゃありません!! だって、実際知ってるかって言われたら、バンド名くらい
で……曲もこれだけ、音楽サイトからダウンロードしただけで…… でも、その……私、
こういう前向きな曲は好きです』
「そうなんだ」
『はい。だってその……良くない事とかも、いっぱいあるかも知れないけれど、前向きに
生きていればきっといい事あると思ってますし、だから、そういう時に背中を押してくれ
るような明るくて励みになるような曲は好きです』
「へぇ……」
『……どうか、なさいましたか?』
「いやその、芽衣がこんな風に自分の気持ちを語るのって、あんまり無い事だからさ。珍
しいなって」
『!!!!!(///////////) ももも、申し訳ございませんっ!! 出すぎた真似をしてしま
いまして』
「いや。いいんだけどさ。というか、芽衣にはもうちょっと自然な所を曝け出してくれて
もいいと思うんだ」
『良くありません!! メイドがご主人様にペラペラと語るなどと……というか、タカシ
様が悪いんです!!』

5646/8:2010/01/05(火) 01:43:42 ID:PcWl8OCQ
「え? 俺が?」
『そうですよ。私にお酒なんて飲ませるから、うっかり口が軽くなったりしたんです!!』
「そうか。じゃ、ま、問題ないな」
『何がですか? 大いに問題ありです』
「だって、芽衣が失礼な事をしたご主人様って俺だろ?」
『そうですよ』
「で、芽衣に失礼な事をさせるきっかけを作ったのも俺だ」
『そうですね。自覚がおありなら反省してください』
「いやいや。だったらそれは、ご主人様の自己責任って事で問題無しだろ。じゃあ、もう一杯」
『何でそこで注ぐんですかっ!!』
「だって、もっともっと芽衣にはくつろいで貰いたいからね。今日くらいは」
『タカシ様。私の誕生日にも、毎回そう言って料理とか勝手になさいますよね』
「そうか。ま、今日は今日だ。な?」
『もう……勝手にして下さい……』
『(何だか、こんな風にタカシ様と親しげに過ごしてしまうなんて……メイド服を着ている
から、まだ節度を保っていられるけど……まるで、恋人とか夫婦みたい……って、私って
ば何を考えているんだろう。恐れ多くもタカシ様と夫婦とか……はぅぅ……(///////////))』
「……何、悶えてるんだ? 芽衣」
『!!!!!!!(///////////////) だから観察しないで下さいってば!! タカシ様のバカッ!!』


「ふぅ…… 食った飲んだ。ご馳走様」
『それでは、私は片付けて、少し経ったらおそばの準備を致しますね』
「いや。今日は俺も手伝うよ。洗い物の量も多いしさ」
『何を言ってるんですか。食器洗いなんてメイドに任せてゆっくりなさってください。む
しろ、ご主人様が傍にいられると、息が詰まります』
「そっか。俺は芽衣と一緒に台所に立ってると、楽しいんだけどな。食器洗いでも、料理
を作るのでも」
『なんっ……!!!!(///////////)』

5657/8:2010/01/05(火) 01:44:13 ID:PcWl8OCQ
「ただ、芽衣が嫌だって言うなら、仕方ないから諦めるけど。確かに、主人らしくない振
る舞いだとは思ってるし」
『……タ……タカシ様…… 申し訳ありません。ちょっと、その……失礼な事を、させて
頂きますっ!!』
「――え?」
 ギュッ……
「ど、どうしたんだよ。急に真後ろに廻って、服の裾掴んで、おでこを背中に押し付けて……」
『申し訳ございませんっ!! でも……私っ……今、その……顔を見られたくないんで
す!! 絶対……変な顔してますから……』
『(危なかった……もう少しで……抱きついてしまうところだった…… 本当は、こんな風
に傍に立って、服を掴むだけでも失礼極まりないけど……でも、逆にこうしないと……抑
えられない……)』
「どうしたんだよ、芽衣。何かちょっと変だぞ? 酔っ払ってるのか?」
『タカシ様が悪いんですっ!!』
「……俺が?」
『そうです!! 私を困らせるような事ばかり言うから…… だって、そんな……私と一
緒に台所に立ってると楽しいとか……そんな事言われたら断れなくなっちゃうじゃないですか!!』
「いや。別に芽衣が嫌だったら、俺の事なんて気にしなくたって――」
『違いますっ!!』
「……え?」
『あ……その……っ…… 私はその……嫌とかそういうのは関係が無くって…… だから
その、料理ならともかく、タカシ様に食器洗いをして頂くなど以ての外なのに、それを楽
しいとまで言われたら、私はその……どう対応していいのか……』
「それは、芽衣が迷惑じゃないんだったら、一言で済むと思うけどな」
『え?』
「宜しくお願いしますって、こう言ってくれれば。気にすることないよ。そりゃ、実家み
たく大勢のメイドさんがいて、役割分担もキチンとしてる中では俺も迂闊なことは出来な
いけどさ。ここは二人暮しなんだし、それにもう何年も一緒なんだしさ」
『で、でもその……』
「主人の趣味が家事だったら、メイドとしてはどうすべきだと思う?」

5668/8:2010/01/05(火) 01:44:38 ID:PcWl8OCQ
『そ、それはその……確かに、その程度の趣味であれば、ご主人様のしたいようにするの
がメイドとしての勤めですが……』
「だろ? 俺が今日は食器を洗いたい気分なんだ。だから、芽衣はこっちは気にしないで
お蕎麦の方を頼むよ。それに、初詣も芽衣と一緒に行きたいからさ。一人でやらせてたら
時間無くなっちまうし」
『わっ……私と……初詣ですか? ふっ……二人きりで……』
「ああ。近くのお寺さんには行った事なかったろ。来年はここで年越しを迎えられるか分
かんないしさ。だから、いい機会だろ?」
『でも、どのみち本家にお帰りになられれば、ご家族で……』
「それはそれ。これはこれだろ。それに、向こうに帰ってからのは、ちやほやされ過ぎて
疲れちまうし。だから、地元のお寺で気楽に済ませておきたいんだ。付き合ってくれるだろ?」
『わ……分かりました。その……お供します』
「よし。決まりな。それじゃあ、そうと決まれば、ササッと洗い物を済ませるとするか」
『仕方ありませんね、もう…… やるからには、キチンとやって貰いますから。ちゃんと
汚れが綺麗に落ちているかどうか、全部チェックしますからね』
「うは。厳しそうだな。でもまあ、頼むよ」
『かしこまりました』
『(フゥ…… 何とか、少しは落ち着いたけど……まだドキドキしてる…… タカシ様に、
一緒にいると楽しいからとか言われてあんなに取り乱すなんて……私……きっと、まだま
だ修行が足りないんですね。タカシ様……)』


「芽衣。随分丁寧に拝んでいたな。そんなに熱心に、何をお願いしていたんだ?」
『べ、別に熱心にお願いしていた訳ではありません。仏様に対する礼をキチンとしていた
だけです。大体、召使とはいえ、女性のお願いを聞くなんて失礼にも程がありますよ。タ
カシ様』
「わ、分かったよ。これ以上は聞かないけど、叶うといいな。その願い」
『はい。叶えてみせます。きっと』
『(私のお願いは…… いつか、こんな風に二人で過ごせなくなっても、タカシ様に生涯死
ぬまで、お仕えして傍に居続ける事。ただそれだけですから……)』

567以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 01:45:55 ID:PcWl8OCQ
終わり

年末帰省までに書き上げられなくて時期外したが、まだ正月気分は抜けてないし大丈夫だよね。
しかし、PC携帯両方とも規制とか辛いぜ。

568以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 02:41:52 ID:???
GJ!!!
>絶対……変な顔してますから……
の件なんかヤバすぎる

569遊びすぎたおwwwwwww:2010/01/05(火) 21:18:43 ID:???
かつみんにコスプレさせてみたらノリノリだった
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org532147.jpg

570以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 01:06:40 ID:S5CcFHHk
マトリックスかwww

571以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 01:41:40 ID:cTPqACE2
4レスほど拝借。
1日前ですが
自炊)お嬢と七草粥

早朝、携帯電話の着メロが鳴り響く。
まだ寝てたのに……。寝ぼけ気味に通話ボタンを押す。相手はクラスメートの神野リナだった。
『独り暮らしで正月気分も味わえない貴方に七草粥を御馳走致しますわ!!』
流石は財閥の一人娘、なかなかのお嬢様っぷりだ。
「なんで俺?他の人は?」
『そっ、そんなことより!!今すぐ私の家に来なさい!!』
ガチャリ。電話が切られた。
「急に言われてもなぁ……」
まぁ、御馳走してくれると言うし、行って損は無いだろう。
俺は着替え、神野の屋敷に行くことにした。


〜神野邸〜
『お待ちしておりました』
メイドの冥さんが玄関で待っていた。
『上着をお持ちします』
「あ、どうもすいません」
冥さんに上着を渡す。
『…………』
……気のせい、だろうか。冥さんの顔が少し赤い。
上着も心なしか、こう、抱き締めるような……?
『失礼します。お嬢様、連れて参りました』
そう言い、冥さんは粥の準備に退室した。
『ご苦労様。さぁ、タカシ。テーブルに着きなさい』
「お前の家には何回か来てるが、未だに何処に座ればいいか分からん」
いくらなんでもテーブル長すぎるだろ。椅子もどんだけあんだよ。

572以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 01:43:20 ID:cTPqACE2
『はぁ……学習能力のない輩は、これだから……』
リナが俺を可哀想なモノを見るような目で俺を見る。
『ココですわ。早く座りなさい』
と、リナは隣の席を指し、命令。
「おう、了解」
応じて座る俺。
「そう言えば、リナ」
『なんですの?』
俺は先程の冥さんの様子を話した。
『……そ、それはどういう言ですの?風邪?』
「いや、そんなんじゃなくて、なんかポーッとしてて、想い耽ってると言うか……」
『……冥。今日やけに嬉しそうにしてると思ったら……。そういうことでしたのね……』
「嬉しそう?」
『い、いゃあ、何でもありませんですことよ?』
めちゃめちゃ怪しいっての。
「まぁ、何とも無いんなら、いいやな」
『そうですわね』
『お嬢様。七草粥をお持ちしました』
冥さん再び入室。
リナの前に七草粥を置いた。
『どうぞ。タカシ様』
「ありがとうございます。ではさっそく……」
『お待ち下さい!!』
食べようとした瞬間、冥さんが声を張る。
「な、どうしたんですか……?」
『……お、おいしくな〜れ♪らぶらぶきゅん♪』
…………。
「え?」
『い、いえ。テレビでメイドがやっていたもので。これをやると美味しさが普段の倍になるとの事』

573以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 01:46:15 ID:cTPqACE2
淡々と冥さん。ただ、顔は先程の非でなく真っ赤だ。
『客人には、美味しいものを召し上がって頂きたいという、スタッフの一存です』
真っ赤な顔の冥さん、可愛いなぁ。
『タカシ……?何を惚けてらっしゃるのかしら?』
「……目が笑ってないぞ、リナ」
『大体、冥!!なんで私にはソレをやりませんの!?』
『さぁ、早く召し上がって下さい。最高級のペンペン草を使用しております』
『話をそらさないで!!』
「最高級のペンペン草!?マジかよ!?」
『タカシもつられない!!』
「御馳走さん!!」
『早いですわね!!』「どうした?食わないのか?」
「ん、いいのか?」
『よろしくてよ。はい、あ〜ん……』
「待て。どういう事だ」
『テ、テレビで見ましたの。何やら、あ〜んすると、美味しさが倍になるとか……』
「リナ、お前もか……」
『つべこべ言うのは禁止ですわ。はい、あ〜ん……』
『あ〜ん……』
「あ〜ん……って何でスプーンが二つも」
『冥?その手を退けなさいな。命令ですわよ……?』
『客人をもてなしてこそメイドの本分。譲るわけには……!』

574以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 01:47:53 ID:cTPqACE2
「ええいお前ら!!あんま喧嘩してると俺がお前らにあ〜んするぞ」
『え!?』
『……!!』
「なんてな、冗談……あれ?」
『『あ〜ん♪』』
「結局こうなるのかー!!」

以上。
なんか最後おかしな感じになったが気にしない。

575以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 02:43:19 ID:S5CcFHHk
GJ!!
冥さんも嫉妬するお嬢もかわええwwwww

576自炊:ツンデレと書初め そのいち:2010/01/10(日) 01:35:31 ID:cTPqACE2
4レスほど拝借。


新年。学校も始まり、正月ボケもやっと覚めたある休日のお話。
僕は、先輩であり彼女(のはず、多分)の尊先輩の家の前にいた。
週末に先輩からメールが来たのだ。『書初めやるから、来い』と。
決して拒否を許さない問い。今年も先輩は強引だ。断るつもりは無かったけど。
――書初め、か……。あまり得意じゃないんだよなぁ。
そんなことを考えながら、呼び鈴を鳴らす。
『……遅いぞ、バカ。遅刻魔。変態』
不機嫌そうな声。尊先輩だった。
ただ、最後のは確実に悪口だ。
『まぁ、入れ』
「はい」
先輩に促され、家の中に入り、先輩の部屋へ。
『さて、やるか!!』
「すいません、先輩。習字道具が家に有りませんでした……」
『いや、良いよ。私のを貸す!!』
さっきの不機嫌さは何処に行ったのか。
『でもな、タカシ……』
鋭い目線を僕に向ける。
「え、えと……先輩……?」
『【習字】じゃない。【書道】だ』
僕が芸人ならすかさずツッコんでいるかもしれない。
「は、はぁ……」
『うむ。分かれば良いんだ。さぁ、やるぞ!!』
どうやら、先輩は【書】に相当なこだわりを持っているようだった。

577自炊:ツンデレと書初め そのに:2010/01/10(日) 01:37:39 ID:cTPqACE2

道具をだし、いよいよ書初め開始。
『とりあえず、書道は墨をする事から。さぁ、やれ。タカシ』
「はい」
言われるがままに墨をする。硯に水を指し、墨を持ち、力強く硯に擦る。
あらかたすり終わり、さて書こうとしたその時。
『バカ者!!』
ペチリ。なかなか痛い。どうやら得物は定規のようだ。
『まだだ!!そんなので良い字が書けると思っているのかぁ!!』
「えぇ〜……」
『こんなものじゃあ、薄すぎて話にならないぞ!!』
先輩は我慢の限界、といった感じで、僕の背後に立つ。
そして僕の右腕を持ち、
『良いか!!こ、こうするんだ!!(////』
僕の腕をホールド。先輩の腕の力で墨をする。
しかし、密着状態。背中には、柔らかな二つの双丘が僕の背中を幸せで満たす。
尚且つ先輩もその事実に気付いているようで、少し手が震えているのが分かった。
尊先輩、可愛いなぁ。
『……よし。これでいい……(/////』
先輩が僕から離れる。背中の感触が非常に名残惜しい。

『む。き、貴様!!何を顔を赤らめて……へ、変態っ!!』
「いえいえ。あんな感触、今年初めてです」
『なっ……(///』
先輩の顔は、これ以上ない位に紅潮していた。

578自炊:ツンデレと書初め そのさん:2010/01/10(日) 01:40:03 ID:cTPqACE2
「いやぁ、新年早々ツイてるなぁ。願わくば、これ以上の幸せあらんことを」
僕が本気で願い出したからか、先輩の瞳に悲哀の色が浮かぶ。
『タカシは……』
「なんですか?」
『タカシは……私より胸の大きい女が好みか?』
さらに続ける。
『なぁ、答えてくれ。タカシは、タカシは……』
「やだなぁ……先輩だって充分巨乳じゃないですか」
と、いうか、充分過ぎる。それだけの質量が、先輩の胸にはあった。
『い、いや、それは解っている。でも……不安なのだ。大体、タカシは変態だからな。胸が大きければ良いと考える生き物かも分からんからな』
「はぁ……」
ひどい言われようだった。
「まぁ、書初めやりましょう。先ずは僕が」
『お、おい!!人の話は……!!』
「はい、先輩」
半紙に書いた文字を、先輩に見せる。

書かれた文字は、【尊命】
下手なりに書いた、僕の精一杯だ。
「少し、気障ですかね?でも、これが僕の答えです」
『お、お前……』
「さて、交代」
涙目の先輩に、更に一言。
「半紙の上でくらい、素直になってくださいよ?」
『う、五月蝿い。タカシの癖に……生意気だ(///』
言いながら、半紙に筆を滑らせていく。
『……出来たぞ(///』

579自炊:ツンデレと書初め そのよん:2010/01/10(日) 01:42:22 ID:cTPqACE2
書かれた文字は……長文?
『お、お前への気持ちは、簡潔には表せん……と、とりあえず、読め!!!』
とりあえず、読む。
書かれていた内容は、およそこんな感じ。
『タカシ、いつも素直になれなくて御免ね』とか、『本当はタカシじゃなくてタカ君と呼びたい』とか。挙げ句の果てには、『胸はタカ君に、おっきくしてほしいな(はぁと×2』なんて事も……。
「……デレッデレな……」
『……わ、悪いか!!私にも、こんな想いがあるんだ!!付き合っていて何で気付かん!?』
「んな事言われても!!」
『五月蝿い!!この……鈍感!!』
ゴン。先輩の拳骨がクリーンヒット。
『罰として、き、貴様にはなぁ……』
「はい……」
『その文に書いてある事を、全部叶えて貰う!!』
「いいですよ?」
僕は再び文に視線を落とす。
『タ、タカ君……?』
「なんでしょう?先輩?」
『ホントにいいのか……?』
「大好きな先輩になら、どんな呼び方でも構わないですよ」
『……!!』
先輩の瞳が輝く。まるで、プレゼントを貰った子供のように。
そして、僕はこう思うのだ。
――あぁ、やっぱり先輩は可愛いなぁ、と。

先輩の胸を大きくするのは、また別のお話。

以上。ツンが少ない気がするなぁ

580以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 01:50:50 ID:???
>>579
GJ!!
さらにデレると先輩と呼ぶのも直させられるのですね?

581以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 13:04:37 ID:???
>>579
GJ!

別のお話マダー

582以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/12(火) 01:24:02 ID:ncHFadlI
デレッデレ
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1175.jpg

583以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/12(火) 01:47:41 ID:???
>>582
夜中のしかも避難所に投下はズルイぜ?

あの…その…あーGJだよ

584以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/12(火) 01:51:14 ID:dp6XVns.
>>582
男には絶対見せられない表情ですね
GJ!!

585以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/12(火) 07:08:30 ID:4waHE3hE
>>582
うわあああああああGJ!!

586以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/12(火) 18:46:22 ID:k8xWN3wQ
なんかみなぎってきたGJ!

587以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/13(水) 18:02:19 ID:???
>>568は俺か
そしてまとめてで本当に申し訳ないが
>>567>>574>>579もナイス脳汁!!
ところで>>579の続きマダー?

>>582
なんだスナイパーか(ハートを撃ちぬく的な意味で)

588以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/14(木) 00:14:18 ID:???
くちびるだいすき
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org559612.jpg

589以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/14(木) 00:33:45 ID:???
こっちのくちびるもすき
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1178.jpg

590以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/14(木) 00:35:42 ID:???
なんで荒木風なんだよw

591以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/14(木) 00:36:04 ID:YntlYh9U
バカヤロウwwwwww

592以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/14(木) 01:44:59 ID:6g98izqE
吹いたwwww

593以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/15(金) 05:36:33 ID:???
本スレで既出だけんども
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1180.jpg

594以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/16(土) 00:31:01 ID:lINKLZ9w
>>593
今気付いたぜ
GJ過ぎるwwwww

595以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 08:59:51 ID:???
俺達は何かとても大切なものを見失っていたのかもしれない…
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1182.jpg

596以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 15:46:31 ID:???
きもちわる

597以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 20:37:21 ID:YntlYh9U
八重歯いいよな

598以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:16:14 ID:???
違うんだ。
尊大+黒ストっていい感じの組み合わせだよなと思ったんだ。
そしたら描いてみたくなるだろ?
これは決してやましい気持ちとかではなk(ry

http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1187.jpg

599以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:38:24 ID:???
>>598
描き忘れがあったのでリトライ

http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1189.jpg

あと線路早速ブックした。

600以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 07:40:13 ID:zm8oQ5SE
>>599
GJ
朝からヤバスwww

601以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 12:18:47 ID:???
尊のぱんつを見て良いのは俺だけだ!と叫びたい

602以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 00:51:30 ID:cTPqACE2
>>601
言った直後、「だ、誰が見せるかぁ!!」とアゴにハイキック喰らって、でもそのせいでやっぱりパンツ見えちゃう、みたいな妄想が沸いた

603以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 04:49:38 ID:???
友「つまんなーい!!最近すっかり静かになっちゃってネタが無いじゃないの!!」
山「ま、まぁみんな色々事情があるから仕方ないよ」
友「むー!!山田!アンタなんとかしなさいよ!!」
山「なんとかって…どうすりゃ良いのさ…」
友「それをアンタが考えるの!!」
山「うーん…そうだな…じゃあ…」

ちゅっ

友「んむっ…!?ちょ、ちょっと!!何考えてんのよ!!」
山「…だから、なんとかするんだよ」
友「な、なんで私なのよ!私は主役じゃないでしょうが!!」
山「(…この子も立派なツンデレだと思うけどなぁ)」
山「良いから良いから。ほら、ボクらがこうしてるの見たら周りも触発されて盛り上がるかもよ?」
友「む、むぅ…盛り上げるためなら…仕方ないわね…け、けど」
山「うん、別にボクとこうしたいわけじゃないとか言わなくて良いからね」
友「!!!!ひ、人の心を読むなぁ!!」

604以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 05:17:24 ID:???
友ちゃんは可愛いなあ

605以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/23(土) 04:08:06 ID:daj3zRNQ
規制ウザい友ちゃんカワイイ

606自炊:ツンデレに看病を頼まれたようです そのいち:2010/01/25(月) 01:08:12 ID:cTPqACE2
少し借ります


〜早朝 タカシの部屋〜

目覚まし時計が鳴る。
「ん……ふぁあ……」
時計の針は、7時を示していた。
せっかくの休日なのに目覚まし時計をセットしてしまっていたらしい。くそ、昨日の俺め。
「一回起きると寝れないんだよなぁ……」
ぼやきつつ、携帯電話を開く。
と、画面には《メール受信 1件》の表示があった。
「かなみ……?」
どうやら送り主は向かいの家の幼馴染、かなみのようだ。
とりあえず確認。

1/24 6:47
差出人:かなみ
件名:命令よ!!
本文:風邪引いた。今すぐ来なさい。
来なかったら殺すから。

「…………」
休日の朝からなんとまぁ。
てか俺殺されるね?
「まぁ……暇だし、行くか……」
とりあえず、支度にかかることにした。


〜椎水かなみ宅前〜
「とりあえず着いたな」
向かいだけど。
それにしても、このメール、かなみは一体何のようがあって俺にメールを……?
「まあ、かなみに聞けば解るな」
インターホンを押す。
ややあって、スピーカーから返事。
『……開いてるわよ……』
「じゃあ入るぞ」
ドアを開けると、パジャマ姿のかなみが玄関に立っていた。
『……遅い。死刑よ……』
おかしい。いつもなら――
『遅い!!極刑よ!!死刑!死刑!死刑なんだからぁーー!!』
「ちょ、かなみ!!流石にドリルはまず……ぎゃあーー!!!」
――なはずなのに。
『……アンタ、今物凄く失礼な想像しなかった?』
「ハハ、まさか」
誤魔化すため、笑みは忘れずに。
「で、どうしたんだ?あんな朝から。風邪ごときで」
『……熱出たのよ』
言うかなみの顔は赤い。よく見ると汗もかいてるようだ。
『だから……看病しなさい』
「おばさんは?」
『……お母さん、買い物。お父さん、仕事……。私、一人』
「解ったお前すぐベッド行け」
熱に浮かされ片言になってやがる。
『……』
フラフラと自室に戻るかなみ。
さて、どうしたものか。
「とりあえず、お粥でもつくるか……」

607自炊:ツンデレに看病を頼まれたようです そのに:2010/01/25(月) 01:11:09 ID:cTPqACE2
「他にすることあるか?」
『……着替え』
「ゴメン無理」
『……何よ?私みたいな可愛い娘のハダカ見れるのよ?』
「見ないから」
『……良いから取ってきなさい。と言うかその箪笥の中』
かなみに促され、箪笥の中から新しいパジャマを出す。
「はい、じゃあ着替えの間は俺は外に」
『着替えさせて』
「……は?」
『……早く。汗かいて辛いんだからね。あ、汗拭いてくれる?』
「……背中だけなら」
かなみは無言でバンザイをする。脱がせ、とでも言うのだろうか。
「……やるしかないのか」
『……何よ。私だってさせたくてさせてるんじゃないんだからね?手を動かすのも辛いのよ?』
「解った解った」
かなみのパジャマはワンピースなので、下を脱がすという変態的な事はせずに済む。
俺はかなみの服を脱がした。
『……エッチ。胸、触った』
「ほれ、早く着ろ。悪化するぞ」
素早く服を着せる俺。
今年始まって以来の良い仕事だったかもしれない。
「薬はいいのか?」
『……流石に座薬は無理よ』
座薬とな。最近の医者は容赦ないな。
「まぁ、ぐっすり寝ることだな。じゃ、もういいよな?帰るぞ」

608自炊:ツンデレに看病を頼まれたようです そのさん:2010/01/25(月) 01:13:51 ID:cTPqACE2
『……待って』
帰ろうと踵を返した俺の服の裾を掴むかなみ。
『あの……ね。一つ、気になること、無い……?』
気になること。確かに一つ、重要な事を聞き忘れていた。
「……なんで俺なんだ?」
メールをもらった時から疑問だった。
かなみは女の子だ。女の子の看病を何故男の俺に頼んだのか?女の子なら、着替えも体を拭くことも、なんら恥は無いはずなのに。
『……タカシにして欲しかったから』
「答えになってないぞ」
『……好きな人に看病して欲しかったのよ。悪い?』
「いや、悪くは無いんだけど……」
いきなり告白された、のか?
『……ゴメン。我が儘よね。こんな嫌な女……彼女になんて』
「おいおい、俺が何年幼馴染やってると思ってるんだ?お前の我が儘で俺が怒ったことあるか?」
『……無い、です』
「じゃあ、良いじゃねえか。俺も、お前の事好きだし」
かなみは、少しきょとんとし、少し顔をしかめた。
『ズルい。私がどれだけ勇気出したと思ってんのよ』
「ハハ、すまん」
『でも、嬉しい……です』
そう言って微笑むかなみ。
「ドラマとかだとここで抱き締めたりキスしたりするんだが――」
『……風邪よ。伝染るからやめて』
「そうだな。じゃあ、医療的な意味をこめて、ヴィップス 〇ポラップを塗ってやろう」
何か地味に段階跳ばしてる気がするが、まぁいいだろう。
『…ぅ……ふぁぁ……』
よし、ぬりぬり終了。
『……タカシのエッチ』
「風邪薬だって。医療行為だよー」
『……』
あ、かなみさんご立腹か。
「なでなでー」
頭を撫でてやる。
『……ぅにゅう♪』
「……簡単な奴だな」
『……うるさい、ばか……ぅにゃ♪』

609自炊:ツンデレに看病を頼まれたようです:2010/01/25(月) 01:15:35 ID:cTPqACE2
以上。
普段強気な子が病気になると弱気になるのっていいよね。

610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/25(月) 01:18:34 ID:.SSurg8I
こんな夜にこっそりと…許さ…スミマセン許すんで続きお願いします

風邪治ったらどんな反応だろうなwktk

611以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/25(月) 01:21:09 ID:???
すごくいい

612以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/25(月) 01:41:31 ID:???
座薬…ゴクリ

613以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/25(月) 01:41:57 ID:k7WJpQoI
>>609
GJ!!

614以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/25(月) 07:07:16 ID:4e0eSlWQ
かなみ可愛すg…うにゃ♪

615自炊:ツンデレに看病を頼まれたようです〜おまけ〜:2010/01/26(火) 00:00:06 ID:cTPqACE2
調子に乗って、後日談とか。


翌日。俺、別府タカシにメールが届いた。差出人はかなみで、どうやら風邪が治ったらしい。だから部屋に来い、と。
何故?と思いつつかなみの部屋へ行くと、
『正座よ!!!』
黙って正座をする俺を、かなみは仁王立ちで見下す。
どうやら、これから説教をされるらしい。
「いきなり呼び出されたと思ったら……」
『うるさいっ!!』
捲し立てるかなみの顔は真っ赤だ。
「あ、もしかして昨日の」
『にゃあああああ』
あ、かなみが壊れた。
『きっ、昨日のアレは、そのっ……熱で頭がおかしくなってたのよ!!』
「ほう」
『だいたい、着替えとか……胸とか……もー!!』
一人で悶えるかなみ。ウム。眼福眼福。
『アンタ!!責任取りなさい!!』
「いや……指差されてもだな……でも、確かに昨日付き合うみたいな雰囲気になったけど、お前が嫌なら……」
『え……?』
「かなみは凄い高熱出してたからな。俺も正常な状態でかなみの気持ちが聴きたい」
一息。俺の目が真剣なものに変わる。
「かなみ、好きだ。もし俺なんかで良ければ……付き合って、くれないか?」
顔が熱い。昨日はかなみから言ってきたので楽に言えたが、流石に自分が言うときは緊張する。
『……バカ』
かなみは膝をつき、俺と同じ目線になる。
『タカシじゃなきゃ……ダメだもん……』
かなみの顔が更に紅くなり、目には涙が溜まっている。
「かなみ……」
『ずっと……ひくっ……待ってたんだよ……?』
かなみの頬を水が伝う。
「泣くなー、かなみー」
わざとおどけた調子で。
勿論頭を撫でるのも忘れない。
『ぇうっ……ひぐっ…ぅ……にゅぁ……はゆぅ……♪』
……本当に単純な奴だ。
『……タカシ?』
「……何だ?」
『ドラマだったら、こう言うとき、どうするんだっけ……?』
「……よし」
かなみを抱き寄せ、唇を重ねる。
しかし、ホントにドラマみたいだな……。
『……撫でなさい』
唇を放し、命令。そしてまたキスをしてくる。
……かなみ、好きだぞ。
頭を撫でながら、キス。
『ん……ちゅ…ぅ…ふぁ……ぅにゃ…ちゅっ……♪』


以上。
後日談って蛇足だよね。

616以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/26(火) 00:23:00 ID:???
そんなことないよおおおおおお

617以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/26(火) 00:24:45 ID:???
顔面の筋肉が崩壊した
超GJ!

618以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/26(火) 00:29:36 ID:cTPqACE2
>>616
そうですか……
蛇足だ、と言われると思うと怖くて怖くて

619以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/26(火) 01:10:17 ID:GYQAymrs
こまけぇこたぁ(ry

620以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/26(火) 01:20:48 ID:???
>>615
蛇足は嫌いじゃないんだぜ。
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1202.jpg

看病とか弱ってるのとかいいよね

621以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/26(火) 01:21:26 ID:???
死ぬwww

622以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/26(火) 01:46:33 ID:cTPqACE2
>>620
可愛い!!
GJーー!!

623以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/26(火) 02:11:15 ID:GYQAymrs
>>620
GJだぜ

俺がこういう事を言うのはおこがましいが、
どんどん手を描くのが上手くなってるよな

624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/27(水) 01:41:04 ID:???
ヴイックスヴェポラッブの存在を始めてしった

625酒が入ると変なの描きたくなる:2010/01/30(土) 00:43:34 ID:???
かつみんの本気。男のことバカにでもされたんでしょう
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org605099.jpg

626以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 01:39:22 ID:???
著作権とか色々言われないといけないのはわかる。
でも俺がこのスレに居座ることになった理由の50%以上はお前のダウナー絵だったんだ。ありがとう。

http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1214.jpg

627また規制だよっ♪:2010/02/02(火) 00:23:08 ID:???
寒いのでちゅんでれを抱きしめてみた
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1219.jpg

628以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/02(火) 04:19:04 ID:???
また俺の日常が覗かれてるようだな

629以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/03(水) 02:10:13 ID:???
俺は悪くないんだ
昨日立ってたスレで「褐色+ホイップクリーム」とかふざけたことぬかしてた奴が悪いんだ

http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1221.jpg
お嬢結婚しようぜふひひwwwww

630以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/03(水) 02:14:54 ID:???
内臓が破裂するまで食ったwwwwwwwwwwwww

631自炊:ツンデレと節分(夫婦版) そのいち:2010/02/04(木) 21:28:35 ID:cTPqACE2
少しレスかります。
1日遅れですが、節分ネタ。



仕事から帰宅したらいきなり豆を投げられた。
「……尊さん?」
俺は、豆を投擲した犯人――我が妻、尊を睨む。
『今日は節分だ。タカシ。お前は普段から邪念の塊だからな。きっちり穢れを……ってどうした恐い顔して』
「いや……何でもないっす……」
いつものような罵声。どちらかと言うと、尊さんのが鬼じゃないだろうか。
『……鬼は外』
考えてる事に気付かれたのか、豆を投げられる。
「……風呂」
『……え?』
「風呂、入ります。んですぐ寝ますから」
乱暴に言い、浴室に向かった。


「……あぁ〜……」
言い過ぎた……。
確かに、仕事帰りで疲れていた。それを尊さんに当たるなんて……
「……最低だな、俺」
『……タ、タカシ?』
浴室のドアに外の人影が見える。尊さんだ。
「……何ですかー?」
『あ……あの、いっ、いっ…しょに、入らないか?』
「……は?」
『いっ、いや……たまには、一緒に入ってもいいかな……とかな!!ほ、ほら!!今日節分だし……』
節分は関係無いかと。
もしかして、尊さん……責任感じてる?

632自炊:ツンデレと節分(夫婦版) そのに:2010/02/04(木) 21:30:54 ID:cTPqACE2
尊さんは普段絶対に一緒に風呂に入りたがらない。そんな尊さんが……何かおかしい。
「尊さん。無理しなくて良いですよー」
尊さんに気を使わせたくなかった。
『……そ、そうか……すまんな……』
……あれ?
予想外の反応だった。
おかしい。俺、何か勘違いしてる?
浴槽から上がり、風呂を出て、着替え。急いでリビングに向かう。
「……尊さん?」
『……ぐすっ……』
尊さんは食卓の椅子に座り、伏せて泣いていた。
「……すみません、尊さん。ちょっと仕事で疲れてて、つい……」
『うぅ……馬鹿者ぉ……』
顔を上げる尊さん。目と鼻が少し赤かった。
『折角、節分を利用して……タカシと……普段、素直になれないからぁ……っ』
尊さんが椅子から立ち上がり、俺に抱きつく。
「み……尊さん?」
『本当は……こうしていたいし、一緒にお風呂も入りたい』
抱き締める両腕は更に強く、
『たかしぃっ……すきぃ……』
「尊さん……すみませんでした」
心からの謝罪。おまけに頭を撫でる。
『馬鹿者……』
「じゃあ、飯にしますか?」

633自炊:ツンデレと節分(夫婦版) そのさん:2010/02/04(木) 21:33:54 ID:cTPqACE2
『今日は恵方巻だ』
「……食べたいな〜」
『ダメだ。お前はさっき、風呂に入ったら寝ると言ったもんな?』
うぅ、返す言葉も無い。
『それに、私は今、充分幸せだぞ?』
「……俺もです」
『恵方なんか向かなくていいだろう?』尊さんは顔を更に紅くし、
『……もっと、私を見ろ』
「そうですね。俺にとっては、福は尊さんですから」
『……タカシ』
「鬼も尊さんですけど」
『なっ!?きっ、貴様ぁ……』
鬼が出る前に、口を塞いでやる。勿論、唇で。
『ん……ふぅ、む……ば、馬鹿者ぉ……』
結局、鬼も福もいてくれた方が、俺は幸せなのだった。


終了。あんま節分関係無いっすね。ゴメンナサイ。

634以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 22:09:46 ID:???
すばらしい



すばらしい

635以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 22:44:31 ID:KdIP8QdA
>>633
GJ

お題に沿って書き始めたはずなのにどうしてこうなったってのは自分も多いです……

636以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 22:44:57 ID:???
いや素晴らしい

637以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:06:50 ID:vgJceh6I
規制されたからとりあえず録画する。
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1223.jpg

638以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:46:25 ID:???
>>637
GJGJ

639以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:49:05 ID:???
>>637
gj
AVかww

640以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/05(金) 00:11:36 ID:KdIP8QdA
>>637
GJ!!
いやもう、エロくなくてもツンデレさんの日常を撮ってるだけで興奮するわ

641以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/05(金) 00:19:35 ID:???
ついでにはめd(ry

642以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/05(金) 19:34:41 ID:???
なんかグッジョブなカキコあるし!節分ネタ1日遅れだが俺もこっそり投下するぜ!

643そのいち:2010/02/05(金) 19:36:30 ID:???
・勢いで虎柄ビキニを買ってしまい、悩むツンデレ

♪あんまりソワソワしないで〜

ボクの名前は水上梓。ごく普通の女子高生・・・のつもり。そこ!ちびっこ言わない!後で酷いかんね!?
こほん。ま、普通の女の子のつもりなんだ。普通にガッコ通って、普通に勉強して、普通に友達とおしゃべりして、・・・普通に恋して。
でもね、片思いの相手にはライバル多いんだ。

♪貴方はいつでもキョロキョロ〜

タカシ!ボクの友達や先輩、知人に可愛い娘が多いからって、フラフラし過ぎ!

♪あぁ〜男の人って〜幾つも愛を持っているのね〜

ちょっとタカシ!かなみちゃんと仲良くし過ぎ!ちなみちゃんとくっつき過ぎ!リナちゃんの胸見過ぎ!みこと先輩にでれでれし過ぎ!
あったま来た!ちょうど今日は節分だし、タカシの煩悩払ってライバルに差を付けてやるっ!!

644以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/05(金) 19:37:28 ID:???
そして、ボクは自分の部屋でその物体の目前で悩んでいるのであった。

♪好きよ好きよ好きよ(うっふん)

タカシを振り向かせ、かつ煩悩を解消する・・・。
今にして思えば、ちょっとテンション変だったのかもねー。
いっつも行く下着屋さんで目にして、店員のおねーさんに乗せられるままに購入してしまった・・・虎柄のビキニ。

うわ・・・思わず変なノリのまま着けてみたケド、スッゴくこれエッチじゃない?胸は・・・まぁ「多少」控え目かも知れない自覚はあるのにさ・・・。
問題はショーツの方だよ!布面積少ないよ!ハイレグだよ!軽くお尻のほうも食い込んじゃうよ!おまけにオプションに虎柄のしっぽと獣耳、角があるし!
これじゃ鬼娘って言うより虎娘だよ!

・・・などと一人ツッコミしてたら・・・妙なテンションのまま全部装着しちゃってました。

645以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/05(金) 19:38:15 ID:???
うぅ、変だよボク。こんなコトしてもタカシは振り向いてくるないかも知れないし。馬鹿だよ、ボク。
・・・でも・・・

♪貴方が一番好きよ〜

タカシ「あ、梓!?」
梓「タカシっ!?何でボクのウチにいるのさっ!?」タカシ「お前が豆撒きしようって言ったんじゃねーか!来たら来たでエロい格好してるし!」
梓「(////)!!こうなりゃヤケだ!とうっ!」
タカシ「うわっ!いきなり何してんだお前!」
梓「タカシ・・・ボクのコト嫌い?」
タカシ「・・・嫌いな訳ねーだろ?じゃなきゃわざわざお前ん家こねーし。それに、こんな可愛い虎娘の電撃にやられちまったようだぜ・・・」
梓「鬼娘だってば!・・・もぅ。う、ウチもダーリンの事好きだっちゃ?」
タカシ「うはwwwラムちゃんキタコレ!いただきまーすwwww」
梓「あんっ!いきなりはダメだよぅ・・・」

この後部屋から粘っこい甘やかな水音したり、梓が「んくっ!タカシの恵方巻き・・・おっきい(////)」とか言ったり、梓のお豆クリクリしたりするのはゴールデンタイムなんで自重するわ。
あ!?オチなんてねーよ!全部前スレ>>451のせいだから。
後あずあずは俺の嫁な。ワッフルワッフル!

646以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/05(金) 19:49:10 ID:???
…ふぅ

まったくちびっこのビキニで興奮するわけないd







…ふぅ

647ツンデレと節分(兄妹版) そのいち:2010/02/05(金) 22:57:08 ID:cTPqACE2
ちょっとレス借ります


節分の夜。
俺、別府タカシは妹のちなみと豆まきに興じていた。
『鬼は外……なの』俺の顔には鬼の面がつけられている。
「ふはは、がおー」
豆をぶつけられたので、後ろに退く。
『鬼は外……鬼は外……』
立て続けに豆をぶつけられ、玄関まで追い詰められ、
「ぐあぁ、助けてー」
ドアを開け、家をでた。その時、
ガチャリ。
……錠の落ちる音。
あれ?閉め出された。
インターホンを押す。
「ちなー?開けてくれ?」
『鬼は外……おにぃは外、なの……』
いつもながら辛辣な妹だ。
ポケットから家の鍵を取り出し、開ける。
「ふっふっふ、ちな?甘かったな」
『……うるさい』
酷え。
嘆いても仕方がないので、夕食の準備。
今日は恵方巻だ。
「ちな?恵方巻の食べ方、知ってるか?」
ちなみは不機嫌そうに、
『知ってる……にぃといっしょにするな……です』
「……可愛くない奴」
『……訂正を要求するです……』
右手の恵方巻を頬に押し付けてくる。
「こらこら、酢飯が頬っぺたに付くだろ」
『……もぐもぐ』
聞いてなかった。
ちなみは恵方を向き黙々と恵方巻を食べている。

648自炊:ツンデレと節分(兄妹版) そのに:2010/02/05(金) 22:59:38 ID:cTPqACE2
「はぁ……」
……相手にされてないなぁ、俺。
『……もぐもぐ』
黙々と寿司を食べるちなみが可愛かったので、頭を撫でてみる。
『……はぅぅ……っ!!!』
目を細め、小さく唸るちなみ。
しかし、何故か叩かれる俺。
『ばかばか……にぃ……ばかばか』
ぽかぽか殴られる。
「ちな?俺……何した?」
『……とちゅう、切っちゃった……にぃのせい』
あぁ、そうだ。
恵方巻は、恵方を向いて何も言わず、黙々と一気に食べなければいけない。
「あぁ、俺が撫でたから恵方巻噛みきっちゃったのか……」
『福、来ない……にぃの、せい』
「……すみませんでした……」
『それくらいじゃ……足りないの……もっと、態度で……示すです』
「……どうやって?」
『…………』
ちなみは無言で、胡座をかいている俺の上に座る。
『……さいちゃれんじ』
恵方巻を掴み、恵方を向く。
偶然なのか、恵方を向くちなみと、俺が対面するような形となった。
『……なでる、です……』
「お、おぅ……」
頭を撫でる。
『……しあわせ……もぐもぐ』
ちなみが恵方巻を食べる間、俺はずっと頭を撫でることになった。


終了。
ダウナーっていいよね。

649以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/05(金) 23:44:56 ID:???
GJ
妹ダウナーとはすばらしい

650以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/06(土) 17:17:12 ID:5W7FNz5g
避難所でしか投下出来ない長いの一気に行きます

6511/15:2010/02/06(土) 17:17:34 ID:5W7FNz5g
・ツンデレに今年の抱負を聞いてみた

「先輩。今年の抱負って何か決めましたか?」
『ふぇっ!? な、何?』
 唐突だったので、驚いて彼女が僕の方を見つめる。
「ああ、すみません。急に質問したりして」
『驚かさないでよね。全くもう。で、何だっけ?』
 髪を苛立たしげにかき上げつつ、先輩が聞き返す。僕はあらためて言った。
「いや。年初めですし、先輩は何か、今年の抱負を決めたのかなと思って」
『抱負…… 抱負、ねぇ……』
 腕を組んで考え出してしまった先輩の顔を覗き込んで、僕は聞く。
「もしかして、何も考えてなかったですか?」
 すると先輩は、パッと顔を上げ、顔を赤くして僕を睨み付けると、怒ったように言った。
『バッ……バカ言わないでよ!! あたしだって、抱負くらいあるわよ。ただ、その……
急だったから、咄嗟に出て来なかっただけよ』
「普通、抱負なんて日頃やろうとかしなきゃいけないなって思ってる事を、そのまま一
年の目標に据えるだけだと思いますけど。例えば、今年はちゃんと真面目に授業を受け
ようとか、遅刻しないようにしようとか」
『何それ? あたしへの当て付け?』
 僻みっぽい声で先輩が言ったのも当然である。無論、僕が言ったのは去年の先輩の行
動を意識しての事だから。
「いえ。別に抱負を決めるのは先輩ですから。ただまあ、前日飲み過ぎて一限欠席する
のはともかく、夜更かしし過ぎた挙句の単なる寝坊とか、部活の友達や先輩と遊びに行っ
て授業サボるのって、普通女の子はあんまやらないんじゃないですかね」
『新年一発目から、くだらない説教してんじゃないわよっ!!』
「いえ。どちらかと言えば、僕からの希望ですが」
 先輩が、授業をサボるたびに、出席票を取ったりノートを見せなくてはならない僕と
しては、切実なお願いだった。というか、普通は男女逆だと思うんだけど。
『ふうん。じゃあ、それは絶対しない。大体、学年が一緒になったからって偉そうにす
るんじゃないわよ。アンタが一年年下である事には変わりないんだからねっ!!』




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板