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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 2●

615自炊:ツンデレに看病を頼まれたようです〜おまけ〜:2010/01/26(火) 00:00:06 ID:cTPqACE2
調子に乗って、後日談とか。


翌日。俺、別府タカシにメールが届いた。差出人はかなみで、どうやら風邪が治ったらしい。だから部屋に来い、と。
何故?と思いつつかなみの部屋へ行くと、
『正座よ!!!』
黙って正座をする俺を、かなみは仁王立ちで見下す。
どうやら、これから説教をされるらしい。
「いきなり呼び出されたと思ったら……」
『うるさいっ!!』
捲し立てるかなみの顔は真っ赤だ。
「あ、もしかして昨日の」
『にゃあああああ』
あ、かなみが壊れた。
『きっ、昨日のアレは、そのっ……熱で頭がおかしくなってたのよ!!』
「ほう」
『だいたい、着替えとか……胸とか……もー!!』
一人で悶えるかなみ。ウム。眼福眼福。
『アンタ!!責任取りなさい!!』
「いや……指差されてもだな……でも、確かに昨日付き合うみたいな雰囲気になったけど、お前が嫌なら……」
『え……?』
「かなみは凄い高熱出してたからな。俺も正常な状態でかなみの気持ちが聴きたい」
一息。俺の目が真剣なものに変わる。
「かなみ、好きだ。もし俺なんかで良ければ……付き合って、くれないか?」
顔が熱い。昨日はかなみから言ってきたので楽に言えたが、流石に自分が言うときは緊張する。
『……バカ』
かなみは膝をつき、俺と同じ目線になる。
『タカシじゃなきゃ……ダメだもん……』
かなみの顔が更に紅くなり、目には涙が溜まっている。
「かなみ……」
『ずっと……ひくっ……待ってたんだよ……?』
かなみの頬を水が伝う。
「泣くなー、かなみー」
わざとおどけた調子で。
勿論頭を撫でるのも忘れない。
『ぇうっ……ひぐっ…ぅ……にゅぁ……はゆぅ……♪』
……本当に単純な奴だ。
『……タカシ?』
「……何だ?」
『ドラマだったら、こう言うとき、どうするんだっけ……?』
「……よし」
かなみを抱き寄せ、唇を重ねる。
しかし、ホントにドラマみたいだな……。
『……撫でなさい』
唇を放し、命令。そしてまたキスをしてくる。
……かなみ、好きだぞ。
頭を撫でながら、キス。
『ん……ちゅ…ぅ…ふぁ……ぅにゃ…ちゅっ……♪』


以上。
後日談って蛇足だよね。




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