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●事情によりこちらでSSを投下するスレ●
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プロバイダー規制や本スレの空気などでSSを投下できない人が、
本スレの代わりにこっちでSSを投下するスレ。
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>>126
ちょwwwwwwかーちゃんツンデレかwwwwww
続きwktkwwwwww
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>>126
うはーwktkしまくりんぐwwwwww
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現時刻での本スレ>>162 ・ツンデレの部屋のベッドの中にタカシがいたら
冷静な人間を、私は自負している。
しかし、何事があろうとも大声を出さない(リアクションが薄い)の、問題があるのではと、
今日はじめて考えを改めようと思った。
『ええぃ、起きろ!!』
「( ゚Д゚)ハッ あ、え? うん? ………あぁ! 尊、おはy」
『誰が目覚めの挨拶をしろと言ったこの馬鹿者がああぁぁ!!!(ゴスッ』
「いだっ、いったああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
部屋に帰ってきてみれば、ベッドが不自然なふくらみを見せているでは無いか。
だから、ともかく中を確認してから行動を起こそうと確認すれば、知り合いとはいえ男が潜んでいるとは……。
ともかく今は、制裁あるのみ。
「いだいって!! みぞおちだけは勘弁し―――ゴフッ」
〜〜〜〜ただ今タカシが制裁を受けているため、少々お待ち下さい〜〜〜〜
『して……このような時間に何故、私のベッドで快眠していたのか。理由を問おうか』
「その前に救急車がいいなぁ……俺…………(シクシク」
『まだ足りないか、そうか』
「いや、もう俺ぜんっぜん元気。今からフルマラソン5セットいける」
『体力馬鹿でも死にかねんぞ……全く、調子のいい』
「……いや、さ……昨日尊を送った時に、酔いつぶれてて鍵が開けれなかったでしょ?
その時の鍵が、まだ俺のポケットに入ってたから、返そうと思って此処に来たんだけど」
『…………私がいなくて?』
「で、ちょっとお邪魔してベッド使って横になっちゃえー、で横になったら……」
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『寝てしまった、と』
「はい……」
『確かに昨日の件は私にも非がある……(////)……だが、人のベッドを勝手に使うのは、流石におかしいな』
「反省してます……」
『せめて私の居ない間、この部屋を護るくらいの甲斐性が欲しいものだ』
「ああ、こんな事で俺の甲斐性にまで評価が下されてる……」
『……ともかくだ、先日の送ってもらった事と、今日わざわざ鍵を届けに来た事は汲む。
明日にでも、何らかの形で詫びよう……(//////』
「はいっ……」
『時間も時間だ。そろそろ―――』
「うん、マジでお邪魔した。おやすみ」
『ん、おやすみ』
やれやれ……あれほど殴る蹴るを繰り返した後でも、奴は笑顔で去っていくんだな。
変わり者もここまでくれば、立派なものだ…………本当に。
――――フと、奴が寝ていた所為で少し乱れた布団が眼に入った。
今は酷く疲れている……少しだけ横になろうか。………ほんの少しだけ暖かい……そうか、タカシの体温が……。
ん……残り香……(//////)……
いつも独りで入る布団は、冷たく孤独を実感させた。
でも、今日だけは違う。独りじゃない、二人分の温もり。
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>>130
イイ!
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>>130
うまく表現出来ないんだが、とにかくいい感じだなあ。
クールな尊がイイwwwwwwww
あと、アク禁カワイソス(´・ω・`)
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>>130
いいなぁwwwwこれwww
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>>130
タカシの温もりや残り香を素直に喜べる尊がいい
GJ!!
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現時刻の本スレ >>577 ・ツンデレに「ほら、ネクタイ曲がってるわよ」って言われた(属性によるセリフ変化有)
「おはよう」
『お早う。……2分前か、上出来だな』
今日は、尊に借りてたノートを返すために朝から待ち合わせをしていた。
……時間にはかなり正確な彼女には、2分前に到着した今でも「待たせてしまった」と反省してしまう。
「はい、これ。ありがとう、文も綺麗でやり易かった」
『いや、大したことでは無い。そんな事よりも、今後体調管理に気を付けてくれればそれでいい』
「ん、そうする」
……38超えの熱が出たのは久しぶりかな? ともかく、そんな事情によりノートを借りていた。
『……しかし、幼稚園からの仲とはいえ、親も少々介入しすぎだとは思うが。
本人から頼まれてもいないのに、まさか親からお前にノートを貸すよう言われるとはな……』
「心配性だもんね、そっちのお母さんは……」
『全くだ』
因みに、「お母さん」と呼んでいるのに他意はない。ただ、「おばさん」と呼ぶ自分自身が気まずいから、使わないだけ。
―――――この単調な日常が、自分はたまらなく好きだった。
そしていつの日からか、その単調な日常を彩る彼女が好きになった。
彼女自身も………自惚れじゃない限り、自分のことが好きだと思う。異性として、とは違うかもしれないけど。
『おい、ネクタイが曲がっているぞ。……だらしがない』
「ん? そうかな……」
『少し止まれ。…………………。……よし、これで良いだろう。』
「ありがとう」
『本当に、世話の焼ける奴だな……貴様は』
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……フと、ほんの少しだけ可笑しい事に気付いたから、口に出した。
「何か、新婚さんがする玄関先でのやりとりみたいw」
『なっ……(/////)……馬鹿な事を言うんじゃない!(/////』
「おっ?! 怒らないでよ……」
『〜〜〜っ! 怒ってない!!(/////』
少しだけ紅潮した彼女の顔を見ながら、少し思う。
自惚れたいと考える自分と、自惚れるのは馬鹿みたいだから……もう少しこのままで居たいと思う自分。
でも、欲張りだから……ほんの少しだけ、進展していきたいと思った。
「久しぶりに手ぇ繋ごう」
『っ……(////)……何年前の話をしている、この馬鹿っ……!』
「ね、ほら」
無理矢理彼女の手を取って、思った。
自分達が成長した事。…………それでも、昔握ったことのあるその手は、少し冷たくて、か細くて。
それでも他の人とは違う、柔らかさや例えがたい温もりがあって…………
『……駅までだ…………(/////』
いつか堂々と、手を繋げる関係になりたと。
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>>136
うはwwwwwwいいよいいよwwwwww
テラモエスだから本スレに投下すればよかったのにwwwwww
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>>137
アクセス規制で書き込めません 。・゚・(ノД`)・゚・。
出来るのなら多くの人が見てる本スレがいいけど、妄想が溢れてるなら仕方が無いのです。
それを形にして、ぶちまけるのが書き手としての自分だと思っています故。
いとカナシ(´・ω・)ス
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>>138
実は俺もwwwwww
DION使えナス・・・
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>>139
DION ('A`)人('A`)ナカーマ……
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携帯厨のすゝめ
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>>136
うはwwwwwww萌えたwwwwwすんごく萌えたwwww
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>>136
GJ!!
こういう穏やかな雰囲気すごく好きですwwwwwww
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・ツンデレ×ツンデレ カップル
「タカシ、ほんとに尊先輩と付き合ってるのかお? ( ^ω^)」
「あぁ…………そうだけど?」
「でも一緒に帰ってる所とか、お昼を一緒にしてる所を一回も見たことがないお ( ^ω^)」
「別に、そんな必要もないだろ? 付き合ってるからって、四六時中一緒に居なきゃいけない事はないし」
「……何だか冷たいお ( ;^ω^)」
「必要がないものはない。二人で居る時間なんて、学生何だからいくらでも作れるし」
「(…………何だか納得出来ないお ( ^ω^) )」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ねぇ尊、あの1年生の子……別れたの?」
『? ……何故そうなる』
「いや、だって……何もしてないし」
『何かする必要があるのか?』
「ほら、一緒に帰ったりとか……」
『…………別に、そこまでして一緒に居る時間を増やす事もないと思うが』
「別府君だっけ? ……不憫に思えてきた」
『訳の分からん奴だな……』
「それはコッチの台詞」
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――――その後の、タカシの部屋。
「さ、どうぞ」
『ん』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『こういう時、お前に兄弟が居ないことを嬉しく思うよ』
「俺も昔は寂しいとか思ってたけど、今はその方が都合いいな」
―――座り、互いに抱きしめ合いながら会話する。
『好きでやっているから別に良いんだが、相変わらず凄い顔の距離だ……(////』
「そうですねw 人とこんな至近距離で話すなんて、普通なら有り得ない……えいっ(チュッ」
『! こら、不意打ちは止めろと言ってるだろ?』
「だって、こんな近くにあったらつい……」
『んっ……(チュッ』
「わぷっ」
『仕返しだ……(////』
「ならこっちは……(チュッ、チュッ、チュッ」
『わっ……とっ……止まっ……』
「ははは……w」
『私はこの方が好きだがな……(ちゅ』
「――――――(ちゅぱっ」
『やはり、キスはゆっくりした方が……』
「えいっ(ぎゅーっ」
『む……(ぎゅーっ』
「落ち着きますね……」
『あぁ、全くだ……』
〜〜〜〜〜以下、長々とイチャつくので割愛〜〜〜〜〜
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――――翌日、朝。
「おっす、おはよう」
「タカシ、前の方に尊先輩が居るんだからそっちに行くんだお ( ^ω^)」
「え? 居るの?」
「ずっと前の車両に乗ってたお。……本当に付き合ってるのかお? ( ^ω^)」
「いや、うん、そうだけど……」
「そのうち愛想つかされても知らないお ( ^ω^)」
「そうは言ってもな……」
―――――――きっと、二人っきりになった時を誰かに見られれば、思いっきり幻滅される。
「尊ーっ、後ろのほうに彼氏クン居たよ?」
『ん? 本当か?』
「あんたねぇ……彼氏が乗る電車の時間ぐらい知っときなさいよ」
『別に、一緒に登校する訳でもないのに知っていても意味はないと思うが……』
「愛想、つかされちゃうよ?」
『…………そうか?』
―――――――そう思った、タカシと尊であった。
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>>146
いいなあこういう関係
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>>146
こういう感じも好きだwwwwww
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>>146
これぞまさにツンデレ!
GJ!!!!!!
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>>146
GJ!!
ツンデレの理想的なカップルだwwwwwwwww
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>>146
た、たまりません!wwwwwwww素晴らしいなwwGJ!!
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「おいおい」
「・・・我をこんなにさせた責任を取るのは当然だろう?」
「教えなかったお前も悪いけどな」
「・・・済まない」
「悪いと思うなら自分で慰めたらどうだ」
「これは唯単に我の我侭だ、・・・貴様が嫌なら我慢しよう・・・・・・どうだ?」
「まさか、過程や理由はどうであれ、お前を抱けるんだ、願ってもないさ」
キスをする、今までの幼いキスではなく深くまで入り込むキス。
クラードの嗚咽が舌に響く、さっきまで食べていたチョコレートの所為か少し甘かった。
何十分もしていたように感じたが実際は十秒ほどだろうか?
口を離し、電気とTVを消し、棺桶のある寝室へとクラードを運ぶ。
クラードを自分に寄り掛からせ、ショーツの上から秘裂を指で優しくなぞる。
「ぐっ・・・タ、タカシ・・・・・・」
「どうした?」
そういいながらクラードの耳を舌でなぞる。
「くふぅ・・・ああ・・・・・・」
秘裂をなぞる手と反対の方で少しずつ、ゆっくりと服を脱がしていく。
クラードは呼吸が徐々に激しくなり、俺は舌を耳から首筋へと這わせる。
「タカシ・・・我は…・・・もう・・・」
「おいおい、まだ直接弄ってねーよ、まあ、イキたいんならイッちゃって良いぞ」
そう言いながら脱がし終わった上半身を愛撫し始める。
「クッ・・・タカシぃ・・・・・・」
秘裂を少し強い力でなぞると、クラードの全身の筋肉が痙攣するのを感じた。
「大丈夫か?」
ぐったりしているクラードに問いかける。
「・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・フフ・・・貴様のナニも結構硬くなってるではないか」
「ああ、お前を弄ってる間、ずっとギンギンだ・・・」
「・・・特別に・・・・・・我が口でしてやろう」
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俺が仰向けに寝て、クラードがその上に反対に乗る、つまり69の形になった
「まあ、随分と硬くなって・・・」
ゆっくりと自分の物がやわらかい物に包まれていく感覚
俺はそれに負けないように、クラードの秘裂を指で広げ、舌で舐めあげる。
「ん・・・んん・・・・・・」
吸い上げるような感覚と嗚咽の微妙な振動が気持ち良い。
「は・・・あ・・・・・・」
突然、舌が自分の物から離れる
「もう我慢できん、入れさせてもらうぞ、タカシ・・・」
俺の何の上で、自分から秘裂を広げ、クラードはゆっくりと腰を落とす。
「っ・・・く・・・・・・ふぅ・・・・・・」
クラードの膣は程よく絞まり、潤滑液で音を立てていた。
「クラード、ちょっと速過ぎ・・・」
「ハッハッ・・・だっ・・・て、切なくって・・・・・・」
俺は上体を起こしクラードの唇を塞ぎ、全身を愛撫していく。
胸に乳房の突起が当たり、その度に舌で感じるクラードの嗚咽は微妙に乱れる。
「クラード、俺、そろそろ・・・」
「わ、我も・・・・・・んん・・・!」
自らの絶頂が近い事を感じ、膣から自分を抜こうとしたとき、クラードが思いっきり俺に抱きついた。
「ちょ、な、膣に・・・グッ!」
「んっんっんっ・・・・・・だ、出すの・・・じゃ・・・・・・〜〜〜〜!!」
二人同時に絶頂を迎えた。
「・・・膣に出せって、妊娠したらどうするつもりだよ?」
布団の中でクラードに話しかける。
「したらしたでよいではないか、それに、猫と犬が交わらぬように人間と吸血鬼も交わる事はないわ」
「ああ、さいですか」
半年後、半吸血鬼の幼児が生まれるのは、また別の話
本スレ>>509より fin
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まあ、終わりです
続編は公言しないで書くくらいなら良いかな、と
忘れた頃に続編書きます
もちろんタカシとクラードの子供さんでw
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>>153
まさかこっちで続きが見れるとはwwwwwエロスwwwwww
GJ!!! お疲れ様でした。いつの日かの続編、wktkして待ってます。
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>>154
やべえwwwおっきおっきしまくったwwwwwwwwwwwww
クラードたんかわいいよwwwww続編、期待ww
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>>154
こっち覗いてみて良かったぜ。
GJだ。うんGJ!!
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数ヶ月ぶりに停滞していた長編の続きを書いてみた。。
でもみんな忘れてるだろうからこっちにひっそり投下しよう。
全壊までのあらすじ→ttp://www.vipper.org/vip153089.txt.html(PASS=tun)
さよならはツンデレに〜決戦編・震撼の章〜
〜学校正門前 AM8:50〜
俺「いやあ、なんとかまにあったなー。」
ツンデレ『…はぁ…はぁ…誰かさんのせいで…遅刻するところだった……』
俺「いや、俺のせいじゃねーだろ。」
ツンデレ『あなたのせい……いっぺん、しんでみる?』
俺「うはwwwwwww俺地獄逝きwwwwwwwコワスwwwwwwwwwww」
委員長「ほらほら、だべってないで早く行くわよ!」
俺「うぃーす。」
ツンデレ『うん…』
ファンファンファンファンファン…(←サイレンの音)
俺「あん?」
ツンデレ『……パトカー?』
委員長「……こっちにくる?……まさか!?(だっ)」
俺「い、委員長!どこへ!?」
委員長「………嫌な予感がするのよ……っ!!』
山内「……行っちまったぞ。いいのか?」
俺「よかねーだろ。ケガ人だぞ!?」
澤田「何かあったのは事実だ…行こう清水さん!スクープだ!」
あい「あ、ちょっと待ちなさいよ!メイクがまだ…」
澤田「そんなのどうでもいいよ!!」
あい「どうでもいいですって!?リポーターの大事な準備なのよ!!あっ、こらまてカメラマン!!先に行かないでよー!」
ちとせ「ぼさっとしてんな!私らも行くぜ!!」
山内「お、おう!」
俺「とにかく急ごう。委員長、すげー焦ってた。」
ツンデレ『…うん……!!』
〜校長室 AM8:55〜
ギャラリー「校長先生が……朝来たら死んでたんだって〜……こえぇ……ざわ…ざわ……」
委員長「はぁ…はぁ………そ、そんな……!!?どうして……!」
巡査「おいそこの女学生。ここは現在見分中だから立ち入り禁止だ。というか君は少し怪しいのでちょっと署 ま で 来 い。いいからこい。」
委員長「ちょ……離してください!!」
巡査「抵抗するところを見るとますます怪しいな。いいからこい。特別指導をしてあげねば…ハァハァ…」
委員長「こ……この……!!」
???「おいそこのお前。何をしている。」
巡査「こ、これは町村刑事!…い、いえその、怪しい女学生を見つけたので…」
町村「ハァ…ナンパなら休みの日にやれ。つーか高校生に何する気だ?」
巡査「い、いえ、自分はそんなつもりは全くといっていいほどありませんです、はい!…で、では、自分は校門の方で立番をしますので!(タタタッ)」
町村「全くしょうがない奴だ……あんなんだから彼女もできねーんだよ…ったく………君、すまなかった。VIP署を代表して謝罪する。」
委員長「全く……市民の安全を守るべき警察があんな事でどうするつもりなんですか!?」
町村「本当にすまん。ゆるしてくれ。…でも、ここももう立ち入り禁止になるからね、悪いけど他へいってくれないか。」
委員長「…あの、校長先生がなくなったって聞きましたけど…」
町村「あぁ……殺しだな、これは……」
委員長「殺された…!?だ、誰に……!!」
町村「それを探すために今見分中だよ。っと、いかん。生徒さんにいらん動揺をあたえちまったな。…悪いが、他のみんなには黙っててくれないか?」
委員長「………………」
町村「あ〜…ついでに聞くが、今日の早朝はどこに?」
委員長「疑っているのですか?ここの生徒を?」
町村「いや、一応仕事上…ね。」
委員長「…友人と一緒でした。なんなら名前を教えてもかまいません。」
町村「ああ、その必要はないよ。…じゃあ、災難だったね。必ず犯人を捕まえるから、落ち込まないで勉強に励みなさい。」
委員長「あんな変な巡査がいるようじゃ、信用できませんけどね。」
町村「ははは、これは手厳しい。…あんな警官ばっかじゃない。アイツだって、根は真面目でいい奴なんだよ。」
委員長「そうかしら?名乗りもしない刑事のいうことなんて信用できませんけど。」
町村「ああ、これはすまない。俺はVIP署刑事一課の町村慶二だ。」
委員長「下の名前も「けいじ」なんですね。……笑えるわ。」
町村「よく言われるよ。…おっといかん。鬼課長が呼んでらぁ。…それじゃ、何かあったら情報提供頼むぜ。ええと…」
委員長「川田美香。…2年A組で委員長してます。」
町村「そうか。じゃあ美香ちゃん、悪かったな。(たたっ)」
委員長「美香…ちゃん!?…馴れ馴れしいのよ、おっさん刑事の癖に!」
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俺「おーい委員長!何があったんだ!?」
委員長「あ、別府君。」
ツンデレ『さっきの人……誰……?』
委員長「刑事だって。……それより、大変な事になったわ。」
澤田「……校長が、殺されたようだね。」
あい「あーもう!その情報は私が仕入れたのよ!自分の手柄みたいにいわないでくれる!?」
澤田「別にどうだっていいじゃないか。…で、委員長……大変な事って…」
委員長「とりあえず教室に行きましょう。……ここじゃ、ちょっと騒がしいわ。…今後の対策を立てないと……」
〜教室(一応自習タイム) AM9:25〜
俺「で、どういうことなんだよ。校長が死んだことの何が大変なんだ?」
委員長「…その前に、皆にいわなくてはならない事があるの。……もう知っている人もいると思うけど…」
みんな「………(しーん)」
委員長「私は、ある人物に頼まれてこの学園に入学したの。孤児だったしね、大学進学もしたかったし…」
委員長「その理由は……ツンデレさんを、監視…そして「計画」の通りに操る事。」
みんな「………!?……(ざわ…ざわ……)」
委員長「最初は……計画が順調に進む事に満足していた。…でも…2年生になって、このクラスになって…」
委員長「私は……自分の任務に耐えられなくなった……!明るくて、楽しい、このクラスの皆が、大好きで……」
ツンデレ『…………いいんちょ……』
委員長「それで、私は「計画」に疑問を持ち……そして「彼ら」から離反した……ちょうど、タカシ君が転校してきた頃の話よ…」
俺「そうか…じゃあ、こないだのVIPランドのときは……」
委員長「ええ……なんとなく予想はついたの……あんな卑劣な事をするのは……「彼ら」だけだって……」
澤田「それでわかったよ。…あれだけ迅速に行動できたわけが…」
あい「でも、それなら事前に言ってほしかったけど…」
山内「おいおい、それで澤田といちゃいちゃできるようになったんだろ?かえって良かったじゃねーか。」
あい「それって結果論でしょう!?私、すっごく怖かったんだからね!」
委員長「…清水さんをあんな目にあわせてしまったのは……私のミスだわ。正直、あそこまでするのは想定外だったから…」
あい「ま、委員長責めても全然意味無いしね…」
ちとせ「そうだぜ。委員長がいなかったら、私ら今頃どうなってたか……」
委員長「ちとせ……ありがとう……」
ちとせ「礼を言うのはこっちのほうだ。……早く体治せよな。じゃないと、挑戦できないじゃんか。」
山内「やめとけやめとけ。オメーじゃ束になっても委員長にゃ勝てねーよ。」
ちとせ「にゃんだとコノヤロウ!!今度こそ病院送りになりてーか!!」
俺「まぁまぁ、落ち着けよ。…まだ肝心の話を聞いてねぇ。」
委員長「そうね………私は、この「計画」の黒幕が……「彼」だとばっかり思っていた。でもそれは間違いだったようだわ。」
ツンデレ『……「彼」……?』
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委員長「………校長よ………」
俺「な………っ!?」
澤田「校長が………「計画」の…首謀者……!?」
山内「黒幕は身内だったって訳かよ。……ベタ過ぎるぜ。」
あい「でも待ってよ…校長は死んじゃったんでしょう?どうして問題なの?万々歳じゃない。」
ちとせ「そうだよなぁ。ラスボスが勝手におっちんじまったようなもんだしなぁ。」
委員長「清水さん、わからない?……このタイミングで、校長が殺されたのよ?」
俺「城間美咲をぶったおして……「計画」に深くかかわってた委員長が生きてた……」
澤田「……全部暴露するのを恐れて自殺……なら筋書きは通る。でも……殺されたとなると……」
委員長「誰がやったか……そして何のために……?」
ちとせ「でもさー、ただの強盗じゃねーの?悪く考えてもしょうがねーじゃん。」
委員長「……姉さん…いえ、城間美咲が傍にいたはずだわ。……この時間は、いつもそうだったから。」
俺「そ、そうなんか?……見たことなかったぜ……ていうか、あのオネーサンがいたら並の強盗じゃ無理だな。」
委員長「そうなの。あの人は契約には律儀な人だから……依頼中に依頼人を殺すようなマネはしない……」
ツンデレ『プロプロうるさかったしね……』
委員長「それらを総合的に判断して……校長の後ろに、さらに誰かがいる可能性があるわ……杞憂であればいいけど…」
みんな「ざわ…ざわ……」
ツンデレ『……………ねぇ、委員長。「計画」って…なんなの?』
委員長「私が携わっていたのは「ツンデレ恋愛成就記録映画作成計画」…」
みんな「だぁぁっ(ずっこけ)」
俺「な…なんだそりゃ!?そんなしょーもない計画なのかよ!?」
委員長「…でしょう?だから嫌になったのよ。しょーもない計画の為に、みんなの…ツンデレさんと、別府君のこころを弄ぶのがね…」
俺「だろうなぁ……でも、生活のためだったら俺もやっちまうかもしれん……」
ツンデレ『…………最低。』
俺「しょーがねえじゃん。…つか、そんなもんの為に委員長撃たれたのかよ。マジでむかつくな!」
委員長「ホントよ。……でも、その計画の首謀者である校長は殺された。……不自然すぎるわ。」
山内「たしかにな……じゃあ、校長を殺した、本当の黒幕ってのはいったい………」
委員長「皆目見当もつかないわ。…私が考えすぎならそれでもいいの。…でも、城間美咲に連絡がつかない以上……楽観はできないわ。」
俺「…………」
委員長「とにかく、みんな気をつけて。相手はもうなりふり構ってないみたいだわ。」
俺「そうだな…ツン、俺のそばを離れるなよ。」
ツンデレ『それは…私の台詞。』
俺「ちげぇねぇ。お前強いからな。」
ツンデレ『……えっへん。』
澤田「……相手の目的が何なのか、ますますわからなくなってきたね。」
委員長「ええ……この「計画」……もっと深く、恐ろしい規模のものみたいだわ……正直、私にも何がなんだかわからないの。…役に立てなくてごめんなさい。」
俺「謝る必要はねーぜ。俺らは、仲間だしな。」
ツンデレ『……いいんちょが生きててくれて、逆にこっちがありがとう……だよ………』
委員長「みんな………」
俺「ま、気をつけて頑張っていこうぜ。委員長がいれば、俺らのクラスは無敵だからな!」
みんな「おーー!!」
委員長「ありがとう……」
「あーもしもし、ワイやけど。うん。せやなー、やっぱ切り崩し作戦がええとおもうんやけど。」
「うん。うん。まかしとき、ちょうどええ駒を確保しとるんや。すごいやろ?」
「あー…ははは、ぶっちゃけ城間美咲の残しもんやけどな。使えると思うで。」
「せやな。うん。あーはい。それじゃあさいなら。」
「…てなわけや。これからはワイの指示に従ってもらうで。」
「はい……仰せのままに…」
「そうそう、そうやって素直に言う事聞いてくれれば悪いようにはせぇへんからな。遠藤やっけ?お望みは?」
「えぇ……ちとせを手に入れるためなら……なんでもするわ……」
「歪んでるなー……まぁ、ワイらも人の事言えんけど。そんじゃ、よろしく頼むで。」
「ええ、まかせて……フフフ……」
まだつづく。
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* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 *
+ 。 | |
* + / / 復活イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
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>>160
初めてリアルタイムで学園を見た!!
wktk!!
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>>160
うわああああああああああああああああ!!!!
待ってた! 舞ってたよう!!! リアルで視界が滲んでるしwwwww何これwwww
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>>160
久し振り。懐かしいなあ。
しかし、うpろだのテキスト読まなくても大体の話は覚えている俺バロスwwwwwwwwww
ええ。第一話からリアルタイムで見てましたよ。
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>>160
キタ━( ´∀`)゚∀゚)*゚ー゚)・ω・) ゚Д゚)´ー`)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)`Д´)´Д`)丶`∀´>━!!
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遅ればせながら……
>>160
\ /\ /\ /
\ _/:::: ヽ__/:: ヽ_ ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
/ ヽ <
/ノヽ 、、 ヽ) ( ノ ヽ < ┏┓ ┏━━━┓ ┏┓
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// `ー--― 'ノ \\
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キタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ━━━!
ずっと待ってたよ!!!!!
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現行スレ>>328 ・タカシが幼児化、タカシだと気がつかないツンデレ
幼児化。それは一種のファンタジー。
それを身をもって体験するなんて、どれだけの人が考えたことがあるだろう?
「これは、やばいよなぁ…………」
自分の手を見ながら、そう呟く。
一瞬、「うはwwwwwこれなんてバーロー?wwwwwww」とテンションを上げかけた自分が恨めしい。
「どーしよ……とりあえず、何でこんな事に……」
必死になって思い出す。そう、俺は帰宅部の活動(← ?)をすべく、足早に下校をはじめて……
突然後頭部に激痛を感じて…… そうだよ、俺拉致とか誘拐とか、そんなんされると思って!
それで目が覚めたら…………こんな……姿に……
「――――あれ? じゃあ今俺が着てる服は……?」
辺りを見渡せば、どうやら着ていた制服が入っているらしい俺の愛用鞄がある。
俺をこんな事にした犯人は一体何を考えてるんだ? ご丁寧に幼児用の服まで着せて…………
「…………あっ、尊ー!」
助かった! ……って、もう生徒会の活動が終わるような時間なのか…………
どうでもいいけど、我ながら見事な少年ボイスだな。昔はこんな声で喋ってたのかと思うと、成長したと
感慨深くなる。
『…………?』
辺りを見回している尊。……そうか、俺がこんなんだから回りに別の人が居ないか確認してるんだな。
「尊、俺だよ!」
『…………は?』
「あー……っと、説明すれば長くなるけd」
『こらっ!』
「!?」
『何故私の名を知っているかは知らんが、いきなり呼び捨てにするのは駄目だろう?』
「え……いや、そうじゃなくて」
『こういう事に「そうじゃない」もない。いいか? 年上の人にはキチンと丁寧な言葉を使ってだな……』
「あ……はい」
『! ……そうしょげた顔をするな。分かればいいんだ』
ポンっ、と俺の頭に手を置いて、優しく撫でる尊。…………人に頭撫でられるのって何年ぶりだろう。
とりあえず俺はしょげたんじゃなくて、子供にちゃんと説教できる尊に少し諦めが入っただけなんだけど。
『それじゃあ、時間も時間だ。気をつけて帰るんだぞ?』
「あ、待って」
そう言って、思わずスカートの端を掴む。残念ながらパンツは拝めない……じゃなかった、
このままもう子供の振りをして一緒に帰ってしまえ。
……でもなぁ、仮にも家が近所の幼馴染なんだから、面影で気づいてくれてもいいじゃん……。
『どうした?』
「家、どっちか分かんない……」
『なっ…………そうだな、家の近くに何か目印になるような物は?』
流石尊、こういう時の順応性はピカ一……って、俺は何をこんな面倒なことを…………
一人で帰ればいいじゃん。まあいいか、面白いし色んな事を子供権限で聞いてやれ。
「VIP駅」
『VIP駅? …………ここから、4駅も離れてるぞ?』
-
「うん、電車乗ってきた」
『やれやれ、とんだ冒険家だな。……私もVIP駅に行くんだ、一緒に行こうか』
笑顔で尊が手を伸ばしてくる。案外、子供好きの節があるのかもしれない。
この優しさを、もう少し普段の生活に盛り込んでくれれば俺も楽なんだけどな…………。
ところで、さっき思いついた子供権限。早速発動してみようか。
「ねぇ、お姉ちゃんは好きな人いるの?」
『なっ……そういうませた発言は、もう10年くらいしてから言うんだ(////』
「あ、顔赤いーw」
うんうん、これ結構楽しいぞ。
『まったく、最近の小さい子供は…………ああ、居るよ。これで満足か?(////』
「どんな人?」
『そのなりでそこまで訊いてくるか……恐ろしいな』
「どんな人〜〜?」
『ああもう、分かった分かった。話せばいいんだろう……?(///』
「やった」
『近所に住んでいる奴でな、とてつもなく鈍感で、馬鹿な奴だ』
「ふーん……馬鹿なのに好きなの?」
『それを言われると辛いな……。でも、たまに見せる真剣な顔や優しさがたまらなく良いんだ(/////』
「へぇ〜……(誰だろ? 近所って事は、同じ中学……)」
『それにな、馬鹿だから私からそれらしい事を言っても、全く気づかないんだ』
「そうなんだ……(同じ中学……)」
『普通、お弁当を作って貰えば気がありそうだとは考えないか?』
「えっ……(弁当作ってもらったことある……)」
『そうは思わないか? 好きな子にお弁当を作ってもらったら、嬉しいだろう?』
「えっ……えっ……?」
『何だ、君は好きな子がいないのか?』
「いや、そういうのじゃ……」
『途端に歯切れが悪くなるな。ずるいぞ、もう……』
「…………」
どうしよう。聞いてはいけない事を聞いてしまった予感。
……気まずい。……超気まずい。……一方的に俺が滅茶苦茶気まずい。
―――と、考えていると気づけば駅についていた。これから電車に乗って、VIP駅まで行けばいい。
とりあえず定期を出して…………
『ん? お金、ちゃんと持ってるのか?』
「あ、うん、定期が―――」
『定期!? ちょっと貸して』
「あっ……」
なんだろう、定期を見て何が―――あ、そうか、名前!
『別府…………タカシ?』
「そうだよ、それ見せたら話は早かった!! 俺、気がついたらこんな――」
『…………タカシなのか?』
「そうなんだよ!! とりあえず事情を分かってくれそうな人を探してたら―――」
『さっきの話…………(//////』
「え……?」
あ、そういえばお弁当云々。ぶっちゃけ、尊が弁当を作ったのは後にも先にも俺にだけなんで。
いやだって彼女、普段は学食で食べてますから。
『馬鹿者がーっ!!!(////////』 げしっ!
「はぅ!?」
―――この日俺は、はじめて空を飛んだ。
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>>169
うはwwwwwwww続き書けバーローwwwwwwwwwwwwww
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>>169
モエスじゃないかwwwwwバーローwwwwww
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「会長、これ」
『ああ』
『……おい、別府。誤字が大量にあるのだが?』
「――え? ぁ、すみません」
『はっきり言って困る。あれほど、全ての作業には集中を怠らないようにと言ったはずだが』
「……はい」
………………
「それでは、先に帰ります」
「僕も一緒に帰るお ( ^ω^)」
「あ、お疲れ様〜……」
『…………』
………………
「……タカシ、尊先輩とは付き合ってるって聞いたお? ( ^ω^)」
「ん? ああ、そういえばそうだね」
「(そういえばって…… ( ;^ω^)) 付き合ってるっていうのに、二人とも冷めてるお ( ^ω^)」
「別にいいんじゃない?」
「(……破局寸前のカップルだお ( ;^ω^))」
「―――あっ」
………………
「……ねぇ、尊。別府クンとは付き合ってるんだよね」
『確かな』
「(確かって……)良いの? あんな風に怒っちゃって……」
『悪いのはアイツだろう』
「でもほら……もっと言い方って、ない?」
『ないな』
「そ、そう…………それじゃ、今日はちょっと用事あるから、先帰るね?」
『ああ、お疲れ』
「(……良く考えたら、この二人って一緒に登下校もしてない? ……今まで、よくもったよ……)」
『―――ふぅ、今日も施錠は私だな』
………………
「忘れ物、しちゃいました」
『何だ、おっちょこちょいめ』
「おっちょこちょいはないでしょ?」
『ふっ……』
「……ね、尊」
『ああ、少し待て……』
外は夕闇が近づき、傾いた日は大きな影を壁に映す。
壁に映った一組の男女は唇を重ね合い、離す。互いを抱き合いながら、云う。
『……タカシ、愛しているぞ……』
「俺も…………尊」
『んっ……』
今度は舌を絡めあい、互いの愛を貪るように抱きしめ合う。
長い長い、官能的なキスを終わらせた二人。
たまらなく愛おしそうな顔を互いに向け合い、柔らかく、しかし必ず離れることの無い力で抱き合うその姿は、
まさしく恋人のそれ。
『離さない、からな……』
「尊が離れたいって言っても、俺が離れない」
『私はそんなことは言わないっ……』
「例えばの話。でも良く考えたら、ストーカー……」
『タカシはストーカーに何てならない。私が愛し続けるのだからな……』
「……当然、尊がそうなることもないよ」
『ありがとう』
「こちらこそ……」
そしてまた、愛は深まってゆく――――
………………
「タカシ、遅いお ( ^ω^)」
「いや、ちょっと会長と話してたら、長引いちゃって。悪いな」
「(……このタイミングで長引く話って、もしかして…… ( ;^ω^))」
「どうした? 早く行くぞ」
「タカシ、今日は何か奢るお。一緒にコンビニに…… ( ^ω^)」
「いや、別にいらねぇし」
彼らの愛は確かなもの。
ただ、彼らはそれを表に出したがらないだけ。
二人の幸せは、永遠に続く…………
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>>170
正直、不完全燃焼SSだった。
続けれそうな展開のくせに、続きが沸いてこないという駄目なパターン。
ので、お詫びにこれを。
-
ってこれ、どうみても二番煎じです。
本当にあり(ry
うん、しばらく書くのを控えよう。
-
幕間編・ちとせと山内の章
〜武道場 PM6:50〜
山内「あー……疲れた……正直しんどい……」
ちとせ「なんだよだらしねーな!さすが幽霊部員だな!」
山内「うるせー…俺ぁこういう汗くせーのは嫌いなの。」
ちとせ「そのわりにゃ随分必死に練習してたじゃんか。雨でもふるかな?」
山内「ばーか。たまにゃーやる気ださにゃならんだろうが。」
ちとせ「ま、どういう風の吹き回しかしらねーけど、頑張れよな。」
山内「言われんでもやってやらぁ。…そろそろ着替えて帰るとすっか?」
ちとせ「ああ、うん。シャワー浴びてくっから、待ってろよな。」
山内「へーへー。わーってますよ。」
ちとせ「ちゃんと大人しくしてろよ!いいか、覗いたりすんなよ!絶対覗くなよ!!」
山内「お前は上島か。…今更覗きなんかするかよ、馬鹿。(くしゃっ)」
ちとせ「えへへ…ちょっと期待してたりw」
山内「はいはい、帰ってからな。ほら、早く言って来いって。」
ちとせ「はーい。わかりましたよーだ(すたすた…)」
山内「ったく、アイツは……すっかりお猿さんになっちまいやがって………ま、俺も人のこと言えねーかなwww」
由梨「山内君。」
山内「あ?…あぁ、なんだ。須藤じゃねーか。どうしたんだ?」
由梨「ちとせは?」
山内「今シャワー浴びてる。」
由梨「待ってあげてるんだ、優しいなぁ。」
山内「ま、一応付き合ってるって事になってるしな。」
由梨「そうねw彼氏なら当然よねw」
山内「そうそう。正直、どうしたらいいのかよくわかんねーんだけどな。」
由梨「ふぅん……山内君、女の子と付き合うの初めてなんだw」
山内「悪かったなwていうか面と向って言われると凹むな、おい」
由梨「ゴメンゴメンw…まぁ、ちとせもはじめてだし、丁度いいんじゃない?初々しくてさw」
山内「お前はどうなんだよ。聞いてるぜー?部長に告られたんだろ?」
由梨「嫌よ、あんな人。ニキビ面でなんかハァハァしてるし。キモイわ」
山内「辛辣だなぁ…部長が可哀相だぜ…」
由梨「しょうがないじゃない。私他に好きな人いるもん。」
山内「お、マジで?誰よそれ。」
由梨「えへへ〜、内緒だよ〜。」
山内「ヒントくらいあってもいいんじゃね?わかったら応援もできるしさぁ。」
由梨「山内君には無理よそんなの。」
山内「ひでぇwwwそりゃ確かに俺は喪男だけどさぁ…」
由梨「あ、ううん、そういうことじゃなくって……」
山内「まぁいいや。とにかく頑張れよな。」
由梨「ええ……そうさせてもらうわ……」
ちとせ「お待たせ山内〜!…って、ゆ、由梨!?まだ残ってたのかよ!?」
由梨「道場の施錠はマネージャーの仕事ですから。ほらほら、早く出て!」
ちとせ「ああ、うん…お、おい山内!ぼさっとしてんじゃねーよ!(どげしっ)」
山内「いてぇっ!蹴ることねーだろ!!」
ちとせ「ふ、ふん!お前がだらだらしてっからいけないんだろうが!!」
山内「だらだらしてねーだろ!!なんだよ、お前を待っててやったのに…」
ちとせ「ばっ…(かぁぁ)…だ、誰もそんな事言ってねぇ!バーカ!馬鹿山内!!」
山内「ちょwwww何言ってんのお前wwwwww」
ちとせ「あーもう、だらだらすんなら私は先に帰るかんな!!(だっ)」
山内「あっ、おいこら、ちとせー!!………全くわけわかんねー奴だぜ、ったく…」
由梨「…照れてるのよ、あの子。私がいたからかな?」
山内「しょうがねー奴だなぁ……それじゃあな須藤!施錠、頼むぜ!」
由梨「はいはいwちとせに後でご飯食べに来いっていっといてねー」
山内「あいよ、りょうかーい!(たたた……)」
由梨「…全く、しょうがない二人なんだから………(かちゃ…かちゃ…←施錠中)」
由梨「しょうがないちとせ……あんな喪男と付き合うなんて……(かちゃ……かちゃ……)」
由梨「でも…大丈夫……私が………助け出してあげるから………(かちゃ…かちゃ…かちゃ…かちゃ…かちゃ………)」
由梨「渡さないわ……誰にも……うふふ…あははは……あはははははははははははははははははははっ!!」
-
〜校門前 PM7:20〜
山内「おーい、ちとせー?どこ行きやがったー?」
山内「どっかに隠れてんのか?おーい!ちとせー!」
山内「いねぇ……とっととでてきやがれホルスタイン女!!」
ちとせ「誰が牛乳(うしちち)で馬鹿っぽく見えるイエローキャブだこらー!!(ばっきゃぁっ!)」
山内「ごはぁっ!?…そ、そこまで、言ってねぇ……」
ちとせ「ふんっ!お前の心がそういっていた!」
山内「ちょwwwお前ひどくね?」
ちとせ「あ…す、すまん…私、つい……」
山内「あーいてえ……これはもうだめかもわからんね。」
ちとせ「あうぅ……ごめん……私…乱暴で…(しゅん…)」
山内「さっき蹴られたとこもずきずきするなぁ。」
ちとせ「うぅ…でも、由梨がいたから…恥ずかしくてさ……ごめんなさい…ぐす…」
山内「泣くなって。冗談に決まってんだろ(くしゃ)」
ちとせ「でも…」
山内「あーもう。俺はお前よりつえーんだから、お前何かにやられてもきくわけねーっつの。」
ちとせ「むぅ…私より柔道弱いくせに…」
山内「柔道くらいお前に華を持たせてやろうという配慮だ。」
ちとせ「あー!うそつくなよな、スッゲー必死だったくせに!!」
山内「ば、ばかいえ。あれはな、演技っつーんだ!オスカーだって狙えるぜ?俺の演技力は。」
ちとせ「むー!うそつき!」
山内「嘘なもんか。現にハリウッドからオファーが来てるんだぜ。スプルバーグから。」
ちとせ「ま、ままっままま、マジで!?」
山内「おう。是非とも主役でって話だ。すげーだろ!」
ちとせ「すごい…けど、山内さ……ハリウッド…いっちゃうの…?」
山内「ちとせ?」
ちとせ「嫌だよ…離れたくないよぉ…でも…山内の出世のためだったら…だけど……そんなの寂しいよぉ……(ぐすぐす)」
山内「ちょwwwwおまwwwww」
ちとせ「ひっく……行ってほしくない…だけど……頑張って、ビッグになって、私を迎えに来てね…?」
山内「ああ…もちろんだ、必ず迎えに来る……って、違うっつーの!!」
ちとせ「へ?」
山内「お前あほ過ぎだろ!こんな話信じるか、普通!?」
ちとせ「う、嘘……なの?」
山内「う……す、すいません!嘘つきました!殴らないで!!」
ちとせ「ひっく……嘘でよかったぁ……離れないでいいんだね……よかったよぉ……ひっく…ひっく…(ぎゅ)」
山内「ちとせ………すまん、俺…アホだな……」
ちとせ「ずっと、一緒にいてね、山内……(ちゅ)」
山内「(ちゅ…)…ああ、はなさねーぜ。」
ちとせ「えへへ………嬉しいな………さてと。」
山内「ん?なんだ、帰るか?」
ちとせ「うん、でもその前に……」
山内「??」
ちとせ「くだらねー嘘ついた罰だこの糞馬鹿野郎〜〜〜〜!!(ばっきゃぁぁぁぁっ!!)」
山内「一人時間差〜〜〜〜〜〜!!!?(ひゅるるるるるる……どかーん)」
ちとせ「ふんっ!馬鹿が!……でも、ホントに悲しかったんだからな!」
山内「う、うぅ……ギギギ……」
そんな、ある日の放課後。
つづく。書き忘れたけどこれ、「さよならはツンデレに」ですので。
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>>175
萌えたwwwww
続きwktk。
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>>175
名前で分かるよwwwwwwwww
本スレに投下して欲しいと思う今日この頃wwwwGJ!!!! モエタww
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>>175
おkwwwwwwwGJ!!!!!
百合だから由梨かwwwwwwww
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>>175
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
今気付いた!!!!!!!!!!!!1111帰ってきてたのか!!!!!!!!!!!11111111
スゲェ久し振りwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ところで今までのまとめの再うpキボン
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>>175
ちょwwwww由梨さんテラコワスwwwwwwwwwww
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さよならはツンデレに〜幕間編・あいと澤田の章〜
〜報道部部室 PM8:50〜
澤田「(カタカタ…カタカタ…←キーボード打ち込み)………うぅん………」
あい「おつかれさま、澤田君。…はいこれ、差し入れ。」
澤田「ああ、清水さん…ありがとう。」
あい「精が出るわねー……やっぱり、あれ?」
澤田「うん。ここまでの情報を整理して保存しておこうと思って。」
あい「もう校舎閉められちゃうわよ?早く帰ろう?」
澤田「うぅん…もう少し…」
あい「そう、それなら学校に泊まって行けばいいじゃないの!!」
澤田「あ…え、えっと…清水さん?」
あい「何よ何よ何よ!アンタね、一応この私が心配してあげてるってのに、どうしてそうなわけ?ていうか事件があったりで全然デートとかしてないじゃない!付き合ってるってのに何よ何よ!!もう知らないっ!澤田君なんか、知らないんだからっ!!(だっ)」
澤田「え……えっと………し、清水さん!?待ってよ!……っと、いけない!PCきって…ああもう、早く終われー!…って、ほっときゃいいんだってこんなの!まって、清水さーん!!(だっ)」
〜校舎内 PM9:00〜
あい「なによなによ、あの馬鹿!鈍感男!いくらジャーナリスト志望だからって、彼女である私をほっぽってていいと思ってるわけ!?ホントしんじらんない!どうしてあんなのと付き合ってるんだろ、私ってば!」
タカシ「よぉ、清水やないけ。なにしとるんやこんな遅くに。」
あい「別府…タカシ君。なんか会うの久しぶりな気がするわね。」
タカシ「あいかわらずキッツイやっちゃな〜……お前ら助けんのに体はったんはワイらやで?」
あい「…えぇと、ごめん。いたのに気付かなかった。」
タカシ「どうせワイは一発キャラですよ……(しくしく)」
あい「ごめんなさいwところで、なにしてんの、こんな時間に。部活…って訳じゃないわよね。何もしてないし。」
タカシ「さすが報道部やなぁ、いきなり質問攻めかいな。」
あい「別に。そういうわけじゃないわよ。」
タカシ「そうやなぁ。そもそも最初に聞いたのはこっちやん。」
あい「それもそうねwごめんなさいwww」
タカシ「謝ってばっかやな自分。で、何かあったんか?」
あい「ううん。何も無いけど。」
タカシ「そういや、あの青瓢箪がおらんな?フラレたんか?」
あい「まさか。ちょっと喧嘩しただけよ。いつもの事。」
タカシ「あっちゃー…そないに惚気られたら口説こうにもくどけんやないか。」
あい「残念でしたw」
タカシ「しっかしあいちゃんみたいなかわいい子があんな青瓢箪になぁ…世の中わけわからんわ……ハァァ…」
あい「でもね、世の中に不思議なことなんか何もないのよ?」
タカシ「なんやそれwww」
あい「私のおじいちゃんの口癖。ことあるごとに言うからつい使っちゃったw」
タカシ「そうなんかw……でも、確かにそうやな……世の中に、不思議なことは………何もない………」
あい「タカシ君?」
タカシ「あ、ああ、なんでもあらへん。…で、愛しの彼氏はどうしたんや?」
あい「さぁ?どうせまた見当違いのところ探してんでしょ?」
タカシ「ははは、あいつ普段は頭切れるくせにこういうのはてんでダメなんやな。」
あい「そうなのよ〜。ホント空気読めないの。ムカつくわ、ホント。」
タカシ「そんならや〜…アイツとわかれてワイとくっつかへん?」
あい「なにがそんならや〜、よ。お生憎様。私、知的な人が好きなの。」
タカシ「あっちゃ〜……またふられてもうた……ワイ、こっち来てから勝率0やん……大阪もどろかな。」
あい「もうちょっと真面目にならないと女の子は相手してくれないわよ。うちの学校、真面目な子多いの。」
タカシ「ま、不真面目な子のほうが気楽やからな〜…真面目になるんは遠慮しとくわ。」
あい「まったく…そんなんだからツンデレさんを別府君に取られるのよ?」
タカシ「……いずれ必ず取り返したる………」
あい「あ…ごめん、触れちゃいけないことだったかな?」
タカシ「え、あ、ああ、ええんやって。今はまだあかんかった、ってだけの話や。アイツ…別府護がいる限りは………」
あい「無理よ、あの二人、絶対離れそうに無いから。」
タカシ「そないなことあらへん!!……ワイが……ワイが引き離したる!!」
あい「ちょ……何言ってるのよ、あなた……」
タカシ「う……す、すまん。妄想生活が長くて混乱してるようやな……情けないで、ホンマ……」
あい「ちょっと重傷みたいねぇ……今度友達紹介してあげよっか?」
タカシ「ええんか?おおきにやで!!」
あい「はいはい、それじゃ今度連絡するからね。」
タカシ「おう。そんじゃケータイ教えてや。」
あい「はいはいw」
-
澤田「清水さーん!…どこですかー?」
タカシ「迎えが来たようやな?」
あい「全く、遅すぎんのよ!……それじゃ、行くね。アイツに説教しなきゃ。」
タカシ「おう。仲良くしてやー」
あい「う、うるさいわね!ひやかさないでよ、馬鹿!」
タカシ「はははwwww」
あい「笑うな!……こらー澤田ー!私はこっちにいるんだからねー!!(たたた…)」
タカシ「行ったか……」
タカシ「クラスの情報参謀も……大した事ないなぁ………ワイらのこと、何もつかめてへんやん。」
由梨「ええ…そのようね…」
タカシ「ま、ワイらが動くのはもう少し後や……ククク…今はせいぜい楽しんでおけや……別府護と愉快な仲間達……!!」
由梨「全然愉快じゃないですけど、ちとせをのぞいて。」
タカシ「あ、冷たいな〜、東京モンはつっこみに暖かさが無いで〜。もっとこう、人情にあふれたやな…」
由梨「つまらないですから。」
タカシ「ぐっ!……凹むわ〜……そや、ワイを可哀相やと思うんなら一緒に飯でも食いにいかん?」
由梨「遠慮します。さようなら。」
タカシ「あ〜!…………ホンマヘコむわ………つなぎでやらせてくれる女探さんとなぁ………」
タカシ「…ま、その必要もないわな。…動き始めれば、すぐやし……ククク……クククククク……ア〜ッハッハッハッハッハッハッハ!!」
先生「別府〜。こんなところで高笑いしてんな。早く帰れよ。なんなら救急車呼ぶか?」
タカシ「あ、えろぉスンマヘン……すぐ帰りますさかいに……(すごすご)」
〜帰り道 PM9:30〜
あい「まったくアンタって人は!どうしてそう肝心なところで間が抜けてんのよ!」
澤田「うぅ…ごめん、清水さん…」
あい「ごめんじゃすまないわよ、この馬鹿!いい?この私が!あなたと!付き合ってあげてるのよ!?勘違いしないで貰いたいわ!」
澤田「………ごめん…」
あい「……もう!謝ればすむと思ってんの!?」
澤田「…そんなに嫌なら…しかたなく付き合ってるんなら…別れよう。」
あい「え……?い、今、なんて……」
澤田「僕は清水さんのことが好きだ。愛してるって言っても過言じゃない。だけど……やっぱり僕はジャーナリストでありたい気持ちもあるんだ。…そのせいで好きな人を傷つけてしまうなら……僕は……」
あい「なんで…何でそうなるのよ……?」
澤田「だって、嫌なんだろう?なら…」
あい「ホント!全然!女の子の気持ちがわかんないのねアンタって!!」
澤田「………………ごめん。」
あい「抱きしめればいいじゃない!!」
澤田「え…?」
あい「抱きしめて、キスすればいいじゃない!!」
澤田「し、清水さん…?」
あい「好きなら…私の事、愛してるなら……抱きしめて……キス…すればいいじゃない……ぐす…ひっく…」
澤田「そ、そんな…でも…」
あい「いちいちくっだらないこと頭で考えてんじゃないわよ馬鹿!鈍感!!(ぎゅっ)…こうしてくれれば……私は…満足できるんだからぁ……ひっく……」
澤田「清水さん……(ぎゅっ)」
あい「言ったじゃない…!好きだって…!信じてよ…!バカァ………」
澤田「あい……!」
あい「付き合ってあげてるのは事実だけど……私は……澤田君のこと、好きなんだから…ね……?」
澤田「うん…僕は……馬鹿だ……!」
あい「……わかればよろしいw………ん…(ちゅ…)」
澤田「ん……(ちゅ…)」
あい「えへへ……キスするのも、久しぶりだね。」
澤田「昨日もしたじゃないか…」
あい「ダメよう、もっといっぱいしたいんだからぁ……」
澤田「(ごくり…)あ、あい…!」
あい「えへへ……なんか硬いの、あたってるよ?なにかなぁ、これは?んー?」
澤田「あ、ああ……僕は……あいと、したいです……!!」
あい「よく言えましたw…それじゃあ、うち、来る?…誰もいないし…ね?」
澤田「あ、う、うん……い、行くよ!!」
巡査「おいお前ら。高校生がこんな夜遅くに何をしている。」
あい「あ…!ほ、ほら、アンタが遅くまで変なことしてるからお巡りさんに怒られちゃったじゃないの、馬鹿!!」
澤田「う、確かにそうだけど…変なことって…」
巡査「スケベなことか?ならば署まで来てもらわねばならない。」
あい「す、スケベなことなんか、する訳無いじゃないですか!こんな青瓢箪と?冗談じゃないわ!」
澤田「ちょwww話が違うwww」
巡査「よくわからんな。…おまえらちょっと署 ま で 来 い 。」
あい&澤田「あ〜れ〜」
結局澤田の親に迎えに来てもらったので、その日はエッチなことはできなかった二人でした。
そんな、何気ないある日の放課後。
つづく。本スレ投下は見送ることにした。ああ俺はヘタレさ!
-
つttp://www.vipper.org/vip156720.txt.html
本日投下分までまとめたものだよ。よかったら見てね。
PASS=tun
-
>>183
GJ!!! それでも待ってるぞwwwww
-
>>183
>世の中に不思議なことなんか何もないのよ?
ちょwwwww爺さん京極堂wwwwwwwwww
-
・ツンデレと幼なじみの男がひょんな事から一週間一つ屋根の下で生活“番外編”
タイトル
“ちょwwwwwボスケテwwwwww”
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 21:01:47 ID:b0sktK12O
久々に実家に帰ってきた。
両親は何か結婚20周年記念の旅行に行ってていない。
家には弟一人だけと思ってたら、幼馴染の女の子と一緒にいた。
まぁ、それだけなら別にいいんだけど、こいつら一緒に風呂に入りやがったwwwwww
どうすればいい?wwwwwwwボスケテwwwwww
とりあえず今家の近くの公園に避難してるwwwwww
>>20
ヘルプwwwww
2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 21:02:57 ID:aobA32Os0
弟と幼馴染のスペック教えろ
5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 21:15:05 ID:78Bsvkicx0
1「俺もまぜてwwwwww」
弟「うはwwwwwおkwwwwww」
幼馴染「キタコレwwwwww」
3Pセクロス
これしかないな
7 1 2005/12/17(土) 21:20:35 ID:b0sktK12O
弟も幼馴染の娘も高3
幼稚園以前からの付き合いで、いつかはくっつくかなって思ってたけど、まさかいきなり一緒に風呂とはwwwwww
8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 21:20:43 ID:B0k22bno0
(´・ω・`)弟裏山死す……
11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 21:24:12 ID:kskoi5690
とりあえずksk
16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 21:30:12 ID:r+SBpo4m0
なかなか加速しねぇな
ksk
20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 21:43:32 ID:oaPPskbiz0
風呂盗撮してうp
-
26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 21:44:01 ID:B0k22bno0
>>20
キタコレwwwwwwwwwww
27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 21:44:03 ID:op59zs0sO
>>20
犯罪wwwwwww
29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 21:44:10 ID:biSziuS930
>>20
>>20
>>20
>>20
>>1
逃げるなよ?
32 1◆3SbYzrD9aP 2005/12/17(土) 21:44:23 ID:b0sktK12O
>>20
ちょwwwwwwおまwwwwwwwおkwwwww逝ってくるwwwwww
40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 21:44:50 ID:oKIO98zzmjO
>>32
GJwwwwwww
44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 21:45:12 ID:kgi589so0
>>1
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:.... .... .. . く / 三三三∠⌒>:.... .... .. .:.... .... ..
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... ..:( )ゝ ( )ゝ( )ゝ( )ゝ無茶しやがって… ..........
.... i⌒ / i⌒ / i⌒ / i⌒ / .. ..... ................... .. . ...
.. 三 | 三 | 三 | 三 | ... ............. ........... . .....
... ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 21:46:01 ID:BMos9Zs0
wktk
75 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 22:10:32 ID:BNUzi5880
wktkあげ
100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 22:32:12 ID:b58ziOSg0
100ゲト
>>1
まだー?
119 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 22:45:36 ID:mizxu848a0
>>1
逃げたか?
-
136 1改め田代◆3SbYzrD9aP 2005/12/17(土) 22:50:59 ID:b0sktK12O
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン
帰ってきたおwwwwwwwwwwwwww
あいつらセクロスしてたwwwwwwwwww
とりあえずムービーは流石に本人達がかわいそうだから音声だけうpするおwwwwwwww
証拠として最後にID読み上げてるおwwwwwwww
ttp://??????????????????????????????
140 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 22:55:22 ID:mizxu848a0
>>136
犯罪乙wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
141 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 22:56:23 ID:rusio78x0
>>136
GJwwwwwwwwww名前ワロスwwwwwwwwwww
142 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 22:56:24 ID:gaiu58zm0
>>136
おまwwwwwwwwテラエロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
144 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 22:57:00 ID:wibu227m0
/`ー──一'\ /
,r(●)(、_, )、(●)\ __ __/ __ / /
.| '"トニニニ┤'` .:| / / / /
|. | .:::| .::::| __ __/ _/ __ / _____/ /
.| ヽ .::::ノ .::::::| / / _/
\ `ニニ´ ..:::::/ / /
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ーーノ゙-、. _/ _/ _/
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
149 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 22:57:21 ID:buSK04210
>>136
キタコレwwwwwwwwww田代バロスwwwwwwwwww
151 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 22:57:45 ID:pbi30xkm0
通報しますたwwwwwwwww
160 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 22:59:35 ID:mrNN8Sk0
犯罪wwwwwwwwwwwエロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
165 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 23:01:37 ID:B40OspZs0
>>1
__,. -─-- 、_
, - ' _,´ --──‐- )
,イ´__-___,. -‐ '__,. - '´
`ー----, - ' ´ ̄ `` 、__
__,ィ ヽ. `ヽ.
, '⌒Y / 、ヽ ヽ ヽ.
/ / i /l/|_ハ li l i li ハ
. // 〃 /l i|j_,.//‐'/ lTト l、l j N i |
{イ l / l li //___ リ_lノ lル' lハ. ソ ___◎_r‐ロユ
i| /レ/l l l v'´ ̄ , ´ ̄`イ !| ll,ハ └─‐┐ナ┐┌┘ _ ヘ____
ハ| ll∧ハヽ ト、 '''' r==┐ '''' /l jハ| ll ll /./┌┘└┬┘└┼────┘ロコ┌i
〃 ‖ レ'¨´ヽiへ. _ 、__,ノ ,.イ/|/ ノ ll l| </  ̄L.l ̄ ̄L.lL.! ┌┘|
ll ll { ⌒ヽ_/ } ー‐<.__ ′ l| ‖
‖ ‖ ヽ, /、 〈 |:::::::| `ヽ ‖
‖ {. ハ ヽ Y`‐┴、::::v l ‖
‖ |iヽ{ ヽ_ゾノ‐一’::::ヽ. | ‖
‖ |i:::::`¨´-- :::......:...:.:.::.}| ‖
‖ |i::::::ヽ._:::_:::::::::::::::::::_ノ | ‖
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〃:::::::マ二 _,ノ
//::::::::::::i ー 一 '´ ̄::.
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-
180 田代◆3SbYzrD9aP 2005/12/17(土) 23:12:22 ID:b0sktK12O
次はどうすればいい?wwwwwwwwwwwwwwww
>>200
190 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 23:15:36 ID:mizxu848a0
kskkskkskksk
196 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 23:16:16 ID:gaS4BIOs0
ksk
200 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 23:17:00 ID:gaiu58zm0
弟達にムービーを見せる
215 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 23:19:12 ID:qba2BwWw0
>>200
ちょwwwwwwwwwネタバレすんのかよwwwwwwwwwww
235 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 23:22:15 ID:A09biBos0
>>200
>>1終わったな
242 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 23:25:37 ID:baiBosus0
>>200
>>200
>>200
>>200
243 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 23:25:44 ID:bcvip2bzO
>>200
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
260 田代◆3SbYzrD9aP 2005/12/17(土) 23:30:56 ID:b0sktK12O
>>200
ちょwwwwwwwww
とりあえずもう二人は寝たっぽいから明日の朝やるおwwwwwww
300 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/17(土) 23:51:46 ID:BNUzi5880
wktk保守
345 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/18(日) 00:29:54 ID:Alo69zuo0
田代が帰ってくるまで保守
-
502 田代◆3SbYzrD9aP 2005/12/18(日) 08:35:01 ID:taEEh0bqO
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン
今気管wwwwwww
見せたら幼馴染の娘は顔真っ赤にしてぶっ倒れたおwwwwwww
弟にはぶち切れられたwwwwwwww
しばらく家に帰れないおwwwwwwwwwww
証拠写真(プライバシー保護のため目は隠してます)
ttp://??????????????????
503 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/18(日) 08:37:20 ID:Alo69zuo0
>>1
ネ申wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
504 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/18(日) 08:42:31 ID:gaiu58zm0
>>502
おまwwwwwwwwwwwすげぇよwwwwwwwwwwwwwwwwwww
507 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/18(日) 08:47:54 ID:biSziuS930
>>502
バロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
幼馴染結構かわいいなwwwwwwwww
ところで横にいるもう一人の女の子は?
509 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/18(日) 08:51:28 ID: op59zs0sO
>>502
バカスwwwwwwwwwwwwwww
510 田代◆3SbYzrD9aP 2005/12/18(日) 08:52:36 ID: taEEh0bqO
>>507
それは幼馴染の妹
ちなみに高1
もう家に帰らないといけないから、これでさよならだおwwwwwwwww
511 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/18(日) 08:53:11 ID:B0k22bno0
1よありがとう
512 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/18(日) 08:53:32 ID:mizxu848a0
>>502
GJ
-
812 田代◆3SbYzrD9aP 2005/12/18(日) 23:01:46 ID: taEEh0bqO
大変だ……
819 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/18(日) 23:02:16 ID:mE+sziKS0
>>812
田代マタキタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!!
どうした!?
823 田代◆3SbYzrD9aP 2005/12/18(日) 23:02:50 ID: taEEh0bqO
妹の方とセクロスした
825 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2005/12/18(日) 23:02:16 ID:bZ12soiB0
>>823
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
おしまい
-
ちょwwwwなんかキテタwwww
隆二さんヴィッパーかよwwww
ってかちなみとwwwwwwwwっうぇwwww
-
ちょwwwwww兄貴wwwwwwwwwwwバカスwwwwwwwwww
ていうか、Vippreの鑑wwwwwwwwwwwww
-
うはwwwwwwwwwwwwwwwwwww何やってんだ隆二wwww
みwwなwwwぎwwwっwwwてwwwきwwwwたwwwwwww
-
http://www.vipper.org/vip161210.txt.html
http://www.vipper.org/vip161212.txt.html
の続き
http://www.vipper.org/vip161226.txt.html
を本スレに投下してたら落ちたので、続きをこちらに投下。
・・・2月・・・
ち「タカシ君、猛勉強の甲斐あって、かなり成績上がってきたわね」
か『そうね、この前の実力テストの順位も一桁上がってるし・・・頑張ってるじゃない』
タ「ああ、これもひとえにちなみちゃんのおかげだ。ありがとう」
か『こらっ!勉強会の主催は私よ!?』
タ「はいはい、ついでに感謝感謝」
か『ついでって何よ!誰が眠気覚ましのコーヒー淹れてやってると思ってんのよ!!』
タ「ああ、それだけは本当に感謝している。thx!!!」
か『"だけ"じゃないでしょ!』
ち「まあまあ・・・もうすぐ試験だし、今日は久々に景気づけでパフェ食べに行かない?」
タ「そうだな。行くか」
・・・パフェ帰り・・・
ち「じゃあ、私一旦帰るから。後でかなみんち行くね」
か『うん、じゃ、また後で』
タ「またな。気をつけて」
タ「ふぅ、まだまだ日の落ちるのは早いなぁ。もう暗くなっちまった」
か『そうね。変質者とか出なければいいけど・・・』
男「セイセイセイ!お熱いねぇ、お二人さん。ヒューヒューフォー!」
タ「・・・そんなこと言うから出たじゃねーか」
か『わ、私が呼んだんじゃないわよ!』
男「彼女ぉ、そんなやつほっといて俺といいことして遊ぼうぜ?」
か『・・・(無視)』
男「ツンツンだなぁ・・・無視すんなよ、フヒヒヒ!」
か『・・・やめてよ』
た「おい・・・今すぐ消えろ」
男「あぁ!?なんだテメェ?」
た「聞こえなかったか?もう一度だけ言うぞ?・・・消えろ」
男「へっ!聞こえねぇなぁ、ギコハハハ!!!ほらっ、こっち来いよ!」
か『嫌っ!やめて!!』
タ「・・・プッツーン」
バキボカドスッ
男「あべし!ひでぶ!たわば!」
か『ちょっと・・・タカシ・・・』
タ「おらっ!消えろって言ってんだよ!」
グキャバキャゴンッ
男「・・・」
か『タカシ!やめて!・・・やりすぎよ・・・』
タ「はぁ・・・はぁ・・・」
警「おい!そこで何をしている!!」
か&タ『「!!!」』
警「・・・事情はわかったが、やりすぎだ。君の学校へは連絡せざるを得ない」
タ「・・・」
か『そんな!だって向こうが先に・・・』
タ「・・・かなみ、もういい。先に手を出したのは確かに俺だ」
か『タカシ・・・』
・・・次の日・・・
ち「タカシ君、二週間の停学だってね・・・」
か『・・・』
ち「○○大学厳しいから、暴力沙汰起こしたら受からないだろうって・・・せっかくこれまで頑張ったのに」
か『タカシは・・・いつもそう』
ち「・・・え?」
か『昔からそうだった・・・私がいじめられてたら、すぐ相手に殴りかかっちゃって・・・』
か『やりすぎてよく怒られてた・・・』
か『バカよ・・・タカシの・・・バカ・・・』
ち「かなみ・・・」
か『バカ・・・ぐすっ・・・ホントにバカなんだから・・・』
To Be Continued...
-
・・・合格発表・・・
ち「あった!私の番号あった!」
か『私もあった!やったぁ!!』
ち「これで大学も一緒だね」
か『うん!』
・・・その夜・・・
か&ち&タ『「乾杯!」』
タ「いやぁ、合格おめでとう!」
ち「ありがとう」
か『ありがとう・・・あの・・・』
タ「なんだ?ああ、気にすんなって。俺も第二志望の××大学には受かったからよ」
タ「山田も受かったそうだからな。俺たちゃ俺たちで楽しくやるさ」
か『うん・・・』
タ「うるさいかなみがいない方がコンパとかし放題だからな、ウッシッシ」
か『なっ!?うるさいとは何よ!』
タ「うるさいじゃねーかよ。大体そんな大声出したら他の客の迷惑だっつーの」
か「くっ!・・・なによバカッ!知らないっ!プイッ」
ち「(・・・ホント、不器用よねぇ・・・)」
・・・ある日・・・
タ「かなみー、ちょっとビー玉の片割れ貸してくんねぇ?」
か『ん?いいけど?はいっ』
タ「サンキュー。・・・よっと」
ペタッ
か『え!?ちょっと、なんでビー玉接着剤でくっつけてんの!?』
タ「まとめてかなみが持っててくれよ」
か『どうして!?二人で半分ずつ持ってるって言ったじゃない!』
タ「ああ・・・でも、俺たちは離れちまうからさ、せめてこいつだけは一緒にしてやりたいと思って」
か『そんな・・・でも・・・』
タ「ごめんな・・・俺、一緒に行けなくて・・・」
か『タカシ・・・』
タ「ま、大学行っても頑張れよな。福祉学科で母子家庭の社会保障とかの勉強したいんだろ?」
か『うん・・・ありがとう・・・』
タ「ま、卒業まではまだちょっとあるからな。それまではよろしく頼むわ。んじゃ」
スタスタスタ
ち「かなみ・・・」
か『ちなみ!?い、いたの・・・?』
ち「ごめん、途中からいたんだけど出てくるタイミングとれなくて・・・」
か『・・・そう・・・』
ち「いいの?このまま卒業しちゃって」
か『・・・』
ち「卒業しちゃったらまた離れちゃうのよ!?」
か『・・・だからこそじゃない』
ち「・・・え?」
か『離れちゃうから・・・想いを伝えたって・・・ツライだけだから』
ち「かなみ・・・じゃあ・・・」
か『そうよ!タカシのことが好きよ!小学校の時からずっと・・・』
か『だから・・・もう想い続けてツライのは嫌なの・・・』
ち「そんな・・・今時、離れてたっていくらでも連絡取れるじゃない」
か『ううん・・・ダメなの。離れちゃダメなの・・・』
か『離れて想い続けるなんて・・・もう・・・』
ち「かなみ・・・」
-
・・・数週間後・・・
か『もうすぐ卒業か・・・早いものね・・・高校生活も色々あったなぁ・・・』
か『お母さんが死んじゃって・・・落ち込んでたら、タカシが転校してきて・・・』
か『・・・タカシが来てから、急に騒がしくなったのよね』
か『毎日うるさいし、私まで巻き込まれて先生に怒られるし・・・』
か『挙句の果てに、交通事故よ!?しかも2回も死にかけたらしいし・・・』
か『どれだけ波乱万丈なのよ、私の高校生活』
か『・・・でも、それももうすぐ終りね・・・』
プルルルルル
か『あっ、電話だ・・・もしもし、椎水ですが・・・え?○○大学!?』
か『はい、かなみは私ですけど・・・』
か『・・・えぇ!?本当ですか!!??』
・・・タカシ宅・・・
J( 'ー`)し「タカシー!××大学から電話よー!」
タ「はーい!・・・はい、お電話変わりました、別府タカシです」
タ「はい・・・はい・・・え?」
タ「・・・な、なんだってー!!!ΩΩΩ」
か&タ『「合併!?」』
・・・翌日・・・
か『ちょっと!合併ってどういうこと!?』
タ「俺に訊くなよ・・・××大学が○○大学に吸収合併されるんだろ?」
ち「・・・え?そ、それって本当!?」
タ「うん、そうなんだけど・・・」
か『なんで同じ大学になんのよ!うちの方が偏差値高かったのに、ズルイわよ!』
タ「知らねーよ!お前んとこが吸収したんじゃねーか!」
か『はぁぁぁぁ・・・○○大学に受かるためにした苦労はなんだったの?』
タ「まあ、苦労は買ってでもしろって言うじゃん」
か『棚からボタモチ拾ったヤツが言うな!』
ち「・・・あの・・・」
タ「おればっか得したみたいに言うなよ。引越し準備とか進めてたんだぜ?」
か『どの漫画捨てるか悩んでただけでしょ!?』
タ「あ、バカにしたな!?ジョジョを古本屋に持って行くかどうかで一週間悩んだんだぞ!?」
ち「・・・えーっと・・・」
か『バッカじゃないの?漫画ごときで・・・』
タ「"ごとき"だと!?神よ!この者に天罰を与えたまへ!!!」
ち「・・・ちょっとは人の話を・・・」
か『なによ!私がアンタと離れることであんなに苦しんでたのに、自分は漫画の悩み!?』
ち「・・・え?」
タ「うるせー!俺がオマエを忘れようとどれだけ努力したと思ってんだ!」
ち「・・・え?え?」
か『バカッ!』
ガバッ
か『もう・・・離れないんだから・・・バカ・・・』
タ「バーロー・・・二度と離すもんかよ・・・俺が」
ギュッ
か『うん・・・離さないで(/////)』
ち「┐(´д`)┌」
Fin.
-
・・・OKシーン・・・
タ「かなみ、寒くないか?」
か『え?・・・べ、別に・・・』
タ「うそつけ。震えてんじゃねーか・・・ほらっ、俺のコートに入れよ」
ガバッ
か『ちょ、ちょちょちょちょちょっと!やめてよ!知り合いに会ったらどうすんのよ!(///)』
タ「だーいじょうぶだって」
か『(そんなに近寄ったら・・・心臓のドキドキがきこえちゃうかも・・・/////)』
・・・NGシーン・・・
タ「かなみ、寒くないか?」
か『え?・・・べ、別に・・・』
タ「うそつけ。震えてんじゃねーか・・・ほらっ、俺のコートに入れよ」
ガバッ
か『ちょ、ちょちょちょちょちょっと!やめてよ!知り合いに会ったらどうすんのよ!(///)』
タ「だーいじょうぶだって」
か『(タカシ・・・コートの下、裸・・・/////)』
http://J.pic.to/1T6JW
-
GJ! 世辞抜きでクオリティの高い文章に、なんだか長編ラブストーリーを読み終えたかのような読了感を覚えた。
しかも絵まで描けるのか… 俺にもその才能を10分の1でいいから分けてくれ!
-
>>198
おまwwwwwwwwwwwwwww折角感動したのにwwwwwwwwww
GJ!!!!! ビー玉の起こした奇跡か……! 感動した!!wwww
-
>>198
ビー玉の力恐るべしwwwwwwww爽やかな感じがすごく良かったwwwww
てか、おまけワロスwwwwww
-
>>198
GJでした。ほのぼのしたカンジでよかったよ。
しかし、大学合併というラストの落ちで3年奇面組を思い出したのは
俺だけだろうな。
-
・食わず嫌いなツンデレ
『お邪魔しますわよ……』
「どーぞ、狭いトコだけど。」
『本当に、狭いところですわね。このような所、メイド達の宿舎よりも狭いですわ。』
「はいはい、これが庶民と言う名の現実ですよっと。あ、悪い。今飯食ってるとこなんだ。待っててくれる?」
『淑女を待たすとは…マナー違反ですわね。少しなら待ってさしあげますわ』
『これ、貴方が全てお作りになったの?』
「そーだよ。いずれ一人暮らしするつもりだから、料理ぐらい出来ねぇとさ。」
『私がする必要はございませんから…ある意味尊敬しますわ』
「そう?へへ…」『調子にのらないでくださる?』
「はい…」
『玉子焼き…お魚…。健康的ですわね。』
「まーね。バランス取るようにしてるから。」
『その白い箱の中は何ですの?』
「あぁこれ…ちょっと待ってね、開けるから…」 ねばぁ…
『な…ななななな、何ですの!?その糸を引いているネバネバはっ!!未確認生命体ですの!?』
「え…納豆ですけど…」
『な…なっとうと言うんですの…とてもではありませんが…食べる物ではございませんわ!!』
「食べた事…ないの…?」『あるわけないでしょう!!このような見るからに不衛生な物!!』
「食べてみなよ…結構いけるy『結構ですわ!!!』……(プチッ)…」
「食 べ な さ い 。 食 わ ず 嫌 い は 許 し ま せ ん 」
『うぅ……この糸がもう不気味で仕方ありませんわ…(もぐもぐ…)』
「……どう?」
『ふ、ふん!食べれない事はありませんわ。でも、このような物を食べるぐらいでしたら…!』
「そー言ってる内に箸がお進みのようで、姫君」
『うっ……あ、貴方が食べろと言うからですわ!仕方なくですわよ!』
「はいはい…ところで、それ俺の箸なんですが…」
『そ、そういう事は先に言いなさい!!!(////)』
爺「お、お嬢様!!なにやら臭いますぞ!!」
『う・る・さ・い・!!』
爺「モルスァ……」
-
>>203
GJ!!
お嬢カワイスwwwwwwww
-
>>197
ちょwwwwwwその絵で余韻が一気にwwwwwwwwww
>>202
あるあるwwwwwwwww
>>203
ナットウウマスwwwwwwwwwww納豆と白米と味噌汁があれば何もいりません。
あ、ごめん、ツンデレはいるwwwwwwwww
-
>>203
ナットウウマスwwwwいいね、庶民とお嬢の対比wwwwwwカワエエwwwwwww
-
>>203
ほのぼのしたwwwwwwお嬢カワユスwwwwww
-
本スレ(142)>>722>>724-726の委員長ver.をこちらに投下。
出来は微妙。つーか逆視点から見ると全然ツンねーけどwwwwwwwww
-
・ツンデレの眼鏡を壊してしまったら(委員長ver.)
『失敗したな……』
渡り廊下を小走りに走りながら、私は自分自身を呪った。
昼休み、食事の後にちょっと本でも読もうと図書室に行ったのだが、睡眠不足が祟った
せいか、うたた寝をしてしまった。司書の先生が起こしてくれなかったら、そのまま授業
が始まるまで寝ていたに違いない。
『(クラス委員長が授業サボって寝ていたなんて、話にならないもの)』
授業開始まであと2分。ギリギリ間に合いそうだ。私はちょっと足のペースを速める。
バタバタと教室に駆け込むなんてみっともない真似はしたくないから、ちょっと時間を稼
いでおく必要がある。
あそこの角を曲がれば、後は歩いて教室まで行こう。
そう目標を定めて、私は走る。あと、3メートル……2メートル……1メートル……
ドンッ!!
廊下の角を曲がろうとした瞬間、突然何かにぶつかって、私は後ろに弾き飛ばされた。
『きゃああっ!』
何が起こったのか、訳が分からなかった。激しい衝撃が連続し、目の前が真っ暗になる。
『う……』
手が、冷たくて固いものに触れる。それから少しずつ、全身の感覚が蘇ってきた。どう
やら、衝撃で倒れてしまったらしく、私は横向きに廊下に寝そべっていた。
「……い! ……丈夫か!?」
何か、遠くで誰かの声が聞こえる。いや、違う。意外と近く……すぐ傍だ。頭をはっき
りさせようと、軽く振ると、私は体を起こそうと手を付いた。
『いったあ〜〜〜〜〜〜……』
結構激しく倒れたから、どこか打ち身でも作ったかもしれない。痣になると嫌だなあ、
と思いながら、ゆっくりと体を起こす。
何だか、視界がぼやけてるな。そう思った時、目の前で、誰かがしゃがみ込んで私の方
を窺っているのに気づいた。
-
ああ。そうか。私、この人とぶつかったんだ。男子生徒のようだけど、視界がぼやけて
よく視えない。どうやら、衝撃で眼鏡が外れて落ちたらしい。
と、その時だった。
「……あれ? もしかして、委員長?」
聞き覚えのあるその声に、私の心臓がトクン、と反応する。
顔をよく見ようと、眼を凝らし、顔を少し近づける。
『……もしかして、別府君?』
私の言葉に、彼は少し戸惑ったような仕草をした。
「いや。そりゃそうだけど?」
そうか。彼からすれば、私がどのくらい視えているかよく分からないんだ。普通なら、
同じクラスの人の顔を見て分からないなんて有り得ないし。
私は、目を擦ると、彼の顔をよく見ようとじっと見つめた。うん。確かに別府君だ。
それから自分がしている事に気づき、慌てて顔を逸らす。人の顔を凝視するなんて、何て
失礼な事をしてしまったんだろう。
『め……眼鏡、探さないと……』
顔が赤くなったの、気づかれなかっただろうか。内心ではドキドキしながら、ごまかす
ように言うと、私は床を見回す。
「ちょ、ちょっと待って!」
急に別府君に制止され、私は驚いて彼を見た。
「お……俺が探すよ。よく見えないんだろ。それに、ぶつかったのだって前を良く見てな
かった俺が悪いんだし」
よく見えないと言っても、そこまで見えない訳じゃないんだけど。それに、私も前をよ
く見てなかった事は同じだし。そう言おうと思ったが、言葉にならず、私は無言で彼を見
ただけだった。
とりあえず立ち上がろうと、彼は片膝を立てた。そしてグッと足に力を入れる。
バキッ!
その瞬間、彼の足の下で何かが壊れるような音がした。
-
「……バキ?」
『……どうかしたの? 何か、音がしたけど』
ああ。何かとても嫌な予感がする。別府君が下を見る。釣られて私も下を見る。
その視線の先には――
私の愛用の眼鏡が、再起不能な姿で転がっていた。
私は、壊れた眼鏡を拾い上げた。レンズは割れ、フレームもひしゃげている。どう見て
も、買い直すしかないようだ。
『(この眼鏡…… お気に入りだったのにな……)』
私は軽くため息をついた。
高校受験の時に視力が落ちて買って以来、ずっと使っていたので愛着がある。コンタク
トが嫌いな私としては、肌身離すことの出来ない持ち物だったのだ。
「あの……いや、その…… マジでゴメン……」
本当に申し訳無さそうな声で、別府君が謝罪を述べる。こんな元気の無い彼の声は聞い
た事が無かった。
私は別に、別府君を責める気持ちは無かった。もちろん、彼に責任はあるのだけど、悪
気があってやった事ではないし、むしろ親切心が裏目に出た格好なのだから。
ただ、コンタクトを付けなければならない事を考えて、ちょっと憂鬱になった。
何故か、私は直接目に何かを付ける、という事に抵抗感があって、そのせいか今でもコ
ンタクトには馴染めずにいた。それに付けるのも慣れていなくて時間が掛かる。古文の授
業は、コンタクトなしで受けなければならないだろう。
『……どうしよう。これが無いと、ほとんど見えないのに……』
そんな言葉が、自然に出た。
「そんなに目、悪かったのか?」
別府君が聞いてくる。私は、コクリ、と頷いた。
『黒板の字も見えないし、ノートも取れないもの』
別府君を見つめると、彼は申し訳無さそうな顔をして廊下に正座している。
「一応聞くけど……替えの眼鏡とか、そういうの持ってる訳……ないよな?」
聞きにくそうに、彼は言った。
-
『……言っておくけど、眼鏡って高いのよ』
事実をそのまま答えたつもりだったが、何だか責めているような言い方になってしまっ
た。案の定、別府君はため息をついて肩を落としている。
私は、慌てて付け足した。
『い、一応……教室に行けば、コンタクトがあるけど……嫌いだから、あまり使いたくないし』
「じゃ、とりあえず教室行けば、何とかなるのか?」
ちょっと救われたように、彼が顔を上げる。一応、私が不自由しなくて済むと知って、
少し安心したらしい。
『無事、辿り着ければ……ね。でも、次の古文はもう手遅れだけど』
私は少し意地の悪い言い方をした。本当は、当然の事とは言え、それでも、別府君が、
ここまで私の事を気に掛けてくれた事が嬉しかったのだけれど、このままだとその気持ち
が表に出てきてしまいそうだったので、それを隠したかったのだ。
幸か不幸か、彼はさほど気にも掛けずに時計を見た。
「じゃあ、まずは教室行こうぜ。まだ、始まってちょっとしか経ってないし」
彼の言葉に、私は頷いた。
すると――
不意に、彼は、私の手を取った。
突然のことに、私は頭が真っ白になる。
そのまま、彼は立ち上がる。自然と、私の手が上に引かれる。私は思わず、それに逆らった。
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『ちょ、ちょっと! 何を……』
「目、良く見えないんだろ? だから、俺が教室まで先導するよ」
事も無げに言われた。
私は、こんなにも胸をドキドキさせているのに。
何だかちょっと腹が立つ。がしかし、抵抗できず、私は引かれるがままに立ち上がった。
『い、い、いいわよ……。そそ、そ、そこまでしなくても……』
「だって、怖いだろ? そのままで歩くの」
さらっと受け流された。やっぱり、手を握るくらいじゃ、何とも思っていないのだろう。
何だか少し落ち込みつつ、私はさらに、断る理由を懸命に考える。
『そ、それはそうだけど…… でも、このまま教室とか入ったら、ただでさえ遅くなって
注目を浴びるのに……』
「大丈夫。手は教室に入る前にちゃんと離すし、それに誤解されないように俺から説明するから」
『け、けど……』
これ以上断る理由も見つからず、私はうつむいてしまう。恥ずかしくって膝がガクガク
して、前に踏み出せない。
すると、グイッ、と手が引かれ、半ば強引に私は前に足を一歩踏み出した。
「けど、このままここにいたってしょうがないだろ? それとも、このまま俺と一緒にサボるか?」
その言葉に、私は一瞬ポカン、とした。それから我に返ると、首を激しく横にブンブンと振る。
授業をサボって、このまま二人でどこかに行く。ほんの僅かだけ、私の心にそんな誘惑
が襲い掛かった。けれど、そんな事、出来る訳ない。
彼だって、本気で言った訳じゃなくて、ただグズグズしている私にイライラして言っただけだろう。
「だろ? だったらちょっとだけ、我慢してくれよ」
ついに諦めて、私は首を縦に振る。彼は安心したように微笑むと、そのままクルリと踵
を返し、私の手を引いて歩き出した。私は、無言のまま、彼に手を引かれて後に続いた。
教室までの、ほんの僅かな距離だけど。
大好きな人に手を引かれて歩ける。それは、眼鏡一つを代償にして余りある程に幸運な
事だな、と私は心からそう思った。
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>>213
テラモエス!!!!
委員長可愛いよ、可愛いよ委員長
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委員長カワエエ
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( ゚∀゚)o彡゚ いいんちょ! いいんちょ!1wwwww
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迷ったけど、こっちに投下。
題名「桃咲里美の雨模様」
使用レス数「8」
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校門の前で一人、佇む私。
誰かを待ってるわけじゃない。
友達の都合が悪いから。
一緒に帰る相手が居ないから。
だから仕方なくこうしているだけ。
他に一緒に帰れる相手は居ないかって。
そう、別に深い意味は無い。
「何してるんだ? こんな所で」
帰りはどうしようかな?なんて考えてたら、ふいにアイツが話しかけてきた。
「別に。友達を待ってるの」
そう言ってやったら、「そうか。それじゃ、またな」だって。
……ちぇ。
いつまでもここに居たって仕方が無い。
不本意だけど一人で校門を出る。
数歩進んだ後、鼻先に水滴。
空を見ると不機嫌な雲が少し泣きだしていた。
――そういや、アイツも傘持ってたっけ。
仕方ない。ちょっとメンドクサイけど傘を取りに戻るか。
校内へと戻る私の足取りが重いのは、単に二度手間だから。
……別に落ち込んでるわけじゃない。
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結局、一人で帰ることになった。それも雨の中を一人で。
いつもなら、友達と騒いで帰るのに。
話し合える誰かが居て、ふざけあえる誰かが居るはずの。
なのに、今は私一人。隣に誰も居ない寂しい帰り道。
ひとりぼっちの帰り道は退屈で、それにとても長く感じる。
アイツでも居れば、そんなことも無いのに。
時間なんかあっという間に過ぎて―――
って、別にアイツじゃなくても良いんだけどね。
なんとなくイラついて道端の小石をコツン!と蹴飛ばす。
蹴飛ばした小石は綺麗な放物線を描いて、、、
「痛っ!」
その先にアイツが居た。
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「何してるの?」
さっさと帰ったくせに。
「雨宿り」
「傘、どうしたのよ」
さっきは持ってたくせに。
「傘が無くて困ってる奴が居たから、そいつにあげた」
ふーん。で、
「女の子?」
「ん? ああ、そうだけど?」
へぇ〜。で、
「いくつぐらいだった?」
「確か、小学生くらいだった」
「なんだ。子供か……」
「? 子供じゃ悪いのか?」
あ〜、ホント嫌な奴。
「別に。ただ、小学生相手にカッコイイとこ見せようとするなんて変態かな?って思っただけ」
「……善意でやったんだ」
「偽善の間違いでしょ」
その言葉に、アイツは眉を顰めて押し黙る。
……はぁ、またやっちゃったな。
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アイツはあれから一言も話さない。
私からずっと顔を背けたまま。
それはアイツなりの「謝れ」っていうサイン。
冗談じゃない。誰が謝ってなんかやるもんか。
嫌われたって平気だ。あんな、どうでもいい奴。
――けど、無視されるのはなんとなく気に入らない。
顔色を伺うわけつもりは毛頭無い。
でも、少し気になる。
横目でちらっとアイツを盗み見る。
相変わらずのムスッとした顔。
腕を組んで偉そうにしてる。感じの悪い奴。
だから、嫌いだ。そ、大嫌い。
こんな奴、放っといて帰ってしまおう。
そう思って視線を外そうとして………
その時、初めてアイツの指が震えているのに気がついた。
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これは気まぐれ。単なる同情。
自分にそう言い聞かせてから傘を突き出す。
「入って」
目は合わせない。
「…いいのか?」
良くない。全然良くない。でも、
「そのままじゃ、風邪ひくでしょ」
そうだ。そうじゃなかったら、誘ったりするもんか。
それも私から。
「でも、狭くないか?」
ちょっとイラついた。
「いいから入って」
袖を掴んで引きずり込む。
握った手から冷たい感触。これも気に入らない。
「ほら、帰るわよ」
煮え切らないアイツを引っ張って歩き出す。
まったく。
なんで、私から誘わなきゃいけないのだろう。
-
アイツと一緒に帰ること。
それは別に大したことじゃない。
同じマンションの、それも隣の部屋に住んでいるのだから。
だから、一緒に帰ることぐらい、誘いさえすればいつでも出来る。
ううん、別に誘ったりしなくたって、偶然帰りが一緒になったことくらい今までに何度もある。
でも、1つだけ。たったひとつだけ、いつもと違うことがある。
それは、アイツが私のすぐ側に、それも吐息のかかるほど近くに居るということ。
不思議な気分だった。自分でも形容できないくらいに。
私の隣にアイツが居る。
「傘、小さかったな」
道路を行きかう車の騒音の中でさえ、アイツの呟きはハッキリと私の耳に届く。
「入れてもらってるくせに文句言わないの」
「単なる独り言だよ」
ふて腐れた様にアイツが言う。
「だったらもっと、小さな声で話したら?」
「聞き流したらいいだろ」
「耳障りなのよ。一人でブツブツと文句ばかり言って」
「ったく、細かなことでグチグチと」
煩わしさを乗せて見下ろしてくるアイツを
苛立ちを込めて見上げ返す。
「嫌な女」
「女々しい奴」
いつもと同じやり取り。
いつもと同じ口喧嘩。
だけど、アイツへの文句や不満で一杯になるはずの私の意識は
もう少しだけアイツの方に寄れないかな。なんて
そんなことばかり、気にしていた。
-
終わらないはずの口喧嘩が、今日に限って途切れた。
無言の時間を誤魔化すように、アイツは明後日の方を見つめていて。
私は赤信号の長さにイラついた振りをしながら、足元の水溜りに視線を逃がしてる。
どうしてだろう? 何だか、ちょっと、、気まずい。
いつもよりずっと近くに居るのに。肩が触れそうなほど側に居るのに。
何かを言おうとするたびに言葉に詰まって。
視線が絡まるたびに居心地の悪さを感じる。
……気に入らない。
またいつもの口喧嘩に戻りたいのに。
もっと近くに歩み寄りたいのに。
「ねぇ、こっちに寄ったら?」
たったそれだけの言葉を出すのに苦労する。
「ん?」
「そのままじゃ濡れるでしょ」
「いいのか? 俺は濡れてるぞ」
「大した事じゃないわよ」
この距離が埋まることに比べれば。
「じゃ、ちょっとだけ」
ほんの少しだけ、距離が縮まる。
肩から伝わる冷たい感触……でも、まだ遠い。
「このぐらいしないと濡れるでしょ」
後ろからそっとアイツの腕を組む。
「でも、これじゃまるで………」
「まるで?」
「いや、なんでもない」
そう言うと、アイツはまたそっぽを向いてしまう。
ひょっとして、気にしてたのかな?
私がアイツを気にしていたように。
アイツも私を……。
そうならいいな。そうだといいな。
なぜだか、その時は素直にそう感じる事が出来て。
すこしだけなら――
そう、ほんの少しだけなら素直になるのも悪くはないかな?
そんな事を思いながら、濡れたアイツの腕にそっと頬を沈めた。
-
マンションに着くまでのことは、ぼんやりしていてよく覚えてない。
気が付いたら、私は自分の部屋の前に立っていて
アイツは自分のドアに鍵を差し込んでいるところだった。
「それじゃ、また明日な」
そんな言葉を残して、ドアの向こうへと消えていこうとするアイツ。
その背中に自然と声がこぼれる。
「家、寄ってく?」
「は?」
「大丈夫よ。今日は私一人だけだから」
「え、あ、、いや、、でも……それはさ。その……」
あわあわと慌てふためいて、家の鍵を落すさまを
しっかりと目に焼き付けておいてから言う。
「嘘よ。バカ」
呆気にとられた顔したアイツを残して家に飛び込む。
してやった。思いっきりしてやった。
背中をドアに預ける。
目を閉じてもまだアイツの姿が残ってる。
いつもは憮然としてるアイツの……
焦る姿がおかしくて。
戸惑う姿がおかしくて。
次々と浮かんでくる笑みを両手でこらえる。
バカみたい。あんなこと本気にしちゃって。
そう、今のは嘘。あれは嘘。
ただちょっとアイツをからかうための、ささいな嘘。
本気の言葉じゃない。ホントの思いじゃない。
素直になったわけでもなんでもない。
そう、あれは嘘。
だから―――
この胸の熱さも嘘にしなくちゃ。
洗面所へ向かう私の足取りが軽いのはきっと気のせい。
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>>225
すごい。文がとてつもなく上手い。俺の胸も熱くなった。
いや、ホント尊敬するわ。
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