http://www.afpbb.com/articles/-/3017838
コロンビア大統領選、FARC和平交渉推進の現職サントス氏が再選
2014年06月16日 14:24 発信地:ボゴタ/コロンビア
【6月16日 AFP】南米コロンビアで15日、任期満了に伴う大統領選挙の決選投票が行われ、現職のフアン・マヌエル・サントス(Juan Manuel Santos)大統領(62)が接戦を制して再選を果たした。
選挙管理委員会の発表によると、中道右派のサントス大統領の得票率は50.95%で、より保守色の濃いオスカル・イバン・スルアガ(Oscar Ivan Zuluaga)元財務相(55)の45%を上回った。
サントス大統領は1期目の任期中、半世紀にわたる左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(Revolutionary Armed Forces of Colombia、FARC)」との「内戦終結」を公約に掲げ、和平交渉を率いてきた。一方のスルアガ氏は長く和平交渉に反対の立場を取ってきた人物で、今回の選挙でも「刑事免責なし」を掲げ、もっと厳しい条件での対応を主張していた。
対FARC和平交渉の是非を国民に問う形となった今回の大統領選だが、「紛争の終結か、終わりなき紛争か」の選択を迫ったサントス大統領が、より多くの国民の支持を集めた。アンデス大学(University of the Andes)の政治アナリスト、フェリペ・ボテロ(Felipe Botero)氏は、「国民は和平交渉の継続を望んでサントス氏に投票した。必ずしも1期目の政策全般を支持したわけではない」と述べている。
【7月1日 AFP】前日にイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」とみられる武装集団が複数の教会を襲撃して50人以上が死亡したナイジェリアで30日、サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝トーナメント1回戦フランス対ナイジェリアのパブリックビューイングが各地で行われ、襲撃の危険をものともせず会場に集まったサポーターたちが声援を送った。
現地人とのこのような社会経済的な格差は、西アフリカではレバノン系住民との間で、東アフリカではインド系住民との間で見られる。このような格差が生み出した嫉妬心が、社会の秩序が失われた時に暴力という形で噴出するのだ。(c)AFP/Christian Panika and Jean-Pierre Campagne in Libreville
【10月4日 AFP】ブラジルで3日に実施された大統領選挙は、現職のルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)大統領が後継指名する与党・労働党のジルマ・バナ・ルセフ(Dilma Vana Rousseff)元官房長官が得票率47%で首位に立った。だが、当選に必要な過半数に達しなかったため、得票率33%で2位となったブラジル社会民主党(PSDB)のジョゼ・セラ(Jose Serra)前サンパウロ(Sao Paulo)州知事と、31日に決選投票に臨むこととなった。
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ニュージーランド選管は4日、9月20日に行われた総選挙の最終結果を発表した。同国議会の基本定数は120だが、今回は比例配分の関係で121人が当選。キー首相が率いる与党・国民党60議席、最大野党の労働党32、緑の党14、ニュージーランドファースト党11、マオリ党2など。投票率は77・9%だった。