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国際政治・世界事情(その2)

81チバQ:2014/08/28(木) 20:16:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140828-00000018-jij_afp-int
エボラ熱流行、隣国コートジボワールで奇想天外なデマ拡散
AFP=時事 8月28日(木)11時43分配信

コートジボワールの中心的都市アビジャンで、エボラ出血熱を予防するという噂に従い、子どもを塩水で洗う準備をする女性(2014年8月25日撮影)。
【AFP=時事】西アフリカで猛威をふるっているエボラ出血熱がコートジボワールにも拡大した、というデマが同国で広まり始めたのは1週間前。噂は深夜の電話で瞬く間に広まり、おびえた村人たちは一斉に「塩水」を飲み始めた。


 北部コトウバ(Kotouba)村の住民によると、デマの発端はある男性の「お告げ」で、その内容は「エボラウイルスがコートジボワールにも到達した。塩水を飲んだり、塩を体にすり込んだりすれば、病気にかからない」というものだった。

 隣国ギニアで3月に発生が確認されて以降、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリアで1500人近くの命を奪っているエボラ出血熱だが、コートジボワールでは公式には確認されていない。コトウバ村で農業を営むシアモウ・コベナンさんによれば「コトウバでは今のところ、エボラの問題はない」が、村人たちの間では代わりに、塩の使い過ぎによる下痢が広まっているという。

■タマネギ食べてエボラ予防? 

 だが塩がエボラウイルスに効くというデマは、単に北部の辺境地にある村で一時的に広まったものではない。南部沿岸地域にある経済の中心都市アビジャン(Abidjan)の貧困地区でも、住民たちが同じ行動に走っていた。貿易商のエバリステ・クアッシさんは、「皆が塩水を飲んだり、タマネギを食べたりしてエボラを防ごうと言っている」と語り、集団ヒステリーが引き起こした「狂気」だと嘆いた。

 今月22日、コートジボワール政府は、407人が死亡したギニア、および624人が死亡したリベリアと接する陸路の国境を封鎖した。しかし実際には、もう何週間も国境は非公式に封鎖された状態だった。

 アビジャンでは、全身の出血が止まらず臓器が崩壊する恐ろしいエボラ出血熱に関する話題が飛び交っている。一方、メディアは、感染者や発熱している人との身体的接触を避けるといった予防方法を伝えている。

 コウモリが媒介とされるため、現地では一般的な野生動物の肉の食用が禁止されて以降、コートジボワールでは感染が確認された国へ向かう旅客機の運航が中止され、国内で予定されていたすべての国際スポーツ大会の開催も禁じられた。


 ブログで情報発信を続けるジャーナリスト、イスラエル・ヨロバ・グエボ(Israel Yoroba Guebo)氏は今月中旬、『ストップ・エボラ』と題する「大衆歌」を作曲し、インターネット上で8700回再生されるヒットを記録。携帯電話の着信トーンにこの曲を採用する事業者も出てきた。このグエボ氏も、コートジボワールの人々がパニックに陥っていると話している。

■「白人が発明したウイルス」

 エボラ出血熱に関する警告や情報の広報活動にもかかわらず、科学的事実に反する奇想天外な説でこの疫病を説明しようとする者もいる。研究者のジュール・エバリステ・トア(Jules Evariste Toa)氏によれば、農村部では「皆が野生動物の肉を食べ続け、エボラウイルスはアフリカ人を滅ぼすために白人が発明したものだと噂している」ところもあるという。

 また一部の人々は、すでにエボラ熱はコートジボワールに到達しており、政府は患者を隠していると主張しているが、公衆衛生当局は明白にこれを否定している。

 常に国境が抜け穴だらけのコートジボワールでは、いかに警備しても完全に封鎖することは難しい。ギニアに近い北西部の都市オジェネ(Odienne)では、30ドル(約3000円)程度で密入国ができる。貧しい現地の基準に照らしても比較的少額でできる越境で、これによりコートジボワールは感染拡大の危険にさらされている。【翻訳編集】 AFPBB News


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