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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

3607名無しさん:2019/03/08(金) 22:12:32
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190214-00010734-bunshun-pol
細野豪志に続け!? 小池百合子氏はなぜ二階幹事長を絶賛するのか
2/14(木) 7:00配信 文春オンライン
 小池百合子東京都知事(66)が、年明け早々「次の都知事選に向けて選対の体制を整えて」と周辺に指示し、再選へ向けて意欲満々だという。週末には、普段なら知事が出席しないような小さなイベントにも顔を出すなど、知事選に向けた地ならしを始めている。

 そんな中、彼女のある言動が注目を集めている。無所属のまま自民党二階派入りした細野豪志元環境相と、それを受け入れた二階俊博幹事長を称える発言を繰り返しているのだ。2月1日の記者会見でも細野氏を「希望の党立ち上げで、中心的な役割を果たしてくれた。大変責任感の強い方」と絶賛。さらに二階氏を「色々な人を寛容に受け止められる方。山梨県知事選でも長崎幸太郎さんを二階先生がケアされて知事になった。二階先生のような寛容な方が減ってきている」と持ち上げた。

 実は昨年末も、二階氏に重病説が流れると小池氏は自民の中堅議員らに電話で「二階さんと連絡がとれないの。一体どうなっているの?」と何度も訊ねていた。

なぜ小池氏は「二階先生」を持ち上げるのか
 こうした小池氏のすり寄りについて、東京都の幹部は「来夏の都知事選で、さすがに自民の推薦はもらえなくても、せめて対立候補を擁立しないでほしい、との淡い期待を込めて二階さんを頼っているのだろう。一昨年の衆院選で安倍政権を倒しに行った小池さんが自民党で頼れるのは、新進党以来の長い付き合いで、清濁併せ呑む二階さんぐらいしかいない」と解説する。

 ただ頼みの二階氏を巡っては、「参院選後にも幹事長交代か」との見方が燻ぶる。後継候補の一人が安倍政権の大番頭・菅義偉官房長官だ。菅氏は周囲に「小池って人は、信用できない女狐だね」などと漏らすこともあり、“犬猿の仲”なのは周知の事実。菅氏が選挙の全権を握れば、小池氏の淡い期待は儚く潰え、強力な対抗馬を立てられて再選に黄信号が灯るだろう。

 そうした危機感からか、政府の拉致問題対策本部と東京都の共催で2月9日に開かれた「北朝鮮拉致問題解決を願う都民の集い」では、拉致問題担当相を兼ねる菅氏を前に、小池氏が笑顔を振りまいて同席する珍しい場面も見られた。

 一方、秋波を受ける二階氏は満更でもないのか、10日の自民党大会に小池氏を独断で呼ぼうとし、萩生田光一幹事長代行らの怒りを買ったという。当の小池氏は、彼女一流の嗅覚で空気を読んだのだろう、姿を現すことはなかった。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年2月21日号

3608チバQ:2019/03/10(日) 19:52:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190310-00394113-okinawat-oki
「あまりにひどい」波紋広がる防衛相発言 自分の言葉で語る“岩屋流” 際立つ沖縄との乖離
3/10(日) 5:15配信 沖縄タイムス
「あまりにひどい」波紋広がる防衛相発言 自分の言葉で語る“岩屋流” 際立つ沖縄との乖離
 岩屋毅防衛相の国会や記者会見での名護市辺野古の新基地建設を巡る発言が波紋を広げている。「米軍普天間飛行場を返還するため」という目的を説明しようというのが本心とみられるが、現状は辺野古に固執する政府方針と「辺野古反対」の民意との乖離(かいり)を浮き彫りにしている。(東京報道部・大城大輔)

【沖縄は決起せよ】橋下徹氏が書いた「政治的けんか」の指南書

防衛族 衆院8期目 麻生派
 岩屋氏は早稲田大の雄弁会出身で、ゆっくりとした語り口が特徴。自民党内で国防部会長や安全保障調査会長を歴任した「防衛族」議員だ。衆院8期目で麻生派に所属。安保法制の与党協議主要メンバーで法整備を推し進める一方、「自衛隊のリスクは高まる」と、リスク増を認めない安倍政権に異を唱えたこともある。

 大臣就任後、記者会見などでは想定問答を集めた紙に目を落とさず、自身の言葉で語ることもしばしば。政権にとって重要課題である沖縄に関する答弁も岩屋流だ。「南西地域を守ることは沖縄を守ることであり、沖縄を守ることは日本を守るということだ」などの言い回しもある。

 「辺野古反対」が多数を占めた県民投票の結果を受けた2月26日の記者会見では、「沖縄には沖縄の民主主義があり、国には国の民主主義がある。それぞれに民意に対して責任を負っている。沖縄の民意はしっかり受け止めないといけないが、国も民主的に選挙された国会によって内閣が構成され、時の政権は日本の国の安全保障という大きな責任を負っている」と言葉をつないだ。

 記者団に「国は強大な力を持っているということを示そうとしているのか」と詰められると、「そういうことではない。沖縄の皆さんにも多くの悩みはあると思うが、国は国で悩み、考えながらこの政策を進めている」と言葉を選んだ。

「1日も早い普天間返還を」
 「辺野古に移設し、普天間飛行場を全面返還する」という政府方針の説明を尽くそうとする中、今月5日の参院予算委員会では「かねてより事業を継続させていただきたいと決めていた」と、県民投票前に辺野古の工事続行を決めていたと明かし、「あまりにひどい発言だ。直接民主主義の趣旨を理解していない」(謝花喜一郎副知事)と強い反発を買った。

 防衛省関係者は「自分の言葉で伝えようとするのは長く防衛に関わってきた岩屋さんらしい」と評する。事前決定の発言は「一日も早く普天間を返還したいという思いの中での発言だ」と解説した。

 説明する姿勢は見せるも、工事を強行している実態は変わらず民意との乖離が際立つ。軟弱地盤の改良工事が必要となり工事は長期化することが確実で、普天間の早期返還も不透明だ。

 県幹部は「政府は『沖縄に寄り添う』というが、それはまやかしだ」と批判した。

3609チバQ:2019/03/10(日) 20:18:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-00000504-san-pol
またやらかした「魔の3回生」…細野豪志氏が予言していた自民党の人材難
3/9(土) 19:55配信 産経新聞
またやらかした「魔の3回生」…細野豪志氏が予言していた自民党の人材難
細野豪志元環境相(古厩正樹撮影)
 平成24年衆院選で初当選した自民党議員が、またやらかした。交際していた女性から準強制性交罪で刑事告訴された田畑毅氏(46)=二階派(志帥会)=の議員辞職が、1日の衆院本会議で認められた。同期当選組は29年衆院選をはさみ「魔の2回生」「魔の3回生」と呼ばれる。若手の人材難は深刻といえるが、この事態を「予言」していた人物がいた。自民党入りを目指し、二階派の特別会員となった細野豪志元環境相(47)だ。

【表】自民党「魔の3回生」の主な不祥事

 田畑氏が衆院に辞職届を提出した翌日の2月28日、東京・平河町のビルの一室。二階派の例会で、二階俊博幹事長(80)は「このごろは、なんだか痛める日が多いように思う」とこぼした。

 関係者によると、マスコミ退席後は、田畑氏の同期議員が「こういうときだからこそ、田畑氏を支えていこう」などと述べ、同調する議員が続いた。仲間同士の結束が固い二階派らしい場面だ。二階派最高顧問の伊吹文明元衆院議長(81)は「この場ではよいが、外に出たらそういうことを言わないように」とたしなめた。

 例会には細野氏も出席していた。田畑氏の辞職を受け繰り上げ当選する吉川赳元衆院議員(36)=岸田派(宏池会)=は、静岡5区で細野氏と争っている。渦中となった細野氏は記者団に「選挙はお互いにしっかり戦う」と語った。

 民主党、民進党、希望の党で自民党と対決してきた細野氏は、党幹部として自民党を批判し続けてきただけに、説明責任を問う向きは多い。「魔の3回生」が初当選した24年12月衆院選では、民主党政調会長としてこう語っていた。

 「誰が将来の日本を担うのか。自民党にそんな人はいない。民主党には人材がいる」

 当時、細野氏がこう主張していた背景は、主に自民党の「世襲議員」の多さへの批判だった。24年11月には国会で「自民党幹部は世襲ばかりだ。私は自分の力でこの世界に入った。親のすねをかじって政治家になったのとは全く違う」と熱弁した。

 先代から、地盤(後援会などの組織)、看板(名前や顔)、カバン(資金)の「三バン」を受け継げる世襲議員は選挙に有利で、自民党は世襲議員が多くなりがちだ。29年衆院選で小選挙区で自民党から当選した218人のうち、世襲議員は72人と33%を占め、他党に比べ突出していた。

 24年初当選組の世襲議員では、中川秀直元幹事長(75)の次男、俊直氏(48)=細田派(清和政策研究会)=が29年4月に不倫問題で経済産業政務官を辞任。自民党を離党し、同年12月の衆院選で出馬を断念した例がある。

 自民党では、世襲の多さが党の閉鎖性や不公平さを印象づけるなどとして、有志議員がたびたび見直しを検討した。菅義偉官房長官(70)や河野太郎外相(56)はその急先鋒だった。

 世襲批判を避けるように広く導入されている候補者の「公募」の問題点も指摘されている。

 妻の妊娠中にタレント女性と不倫していたことが発覚して議員辞職した宮崎謙介氏(38)=二階派=や、未公開株をめぐる金銭トラブルなどを週刊誌に報じられ自民党を離党した武藤貴也氏(39)=麻生派(当時の為公会)=らが公募組だ。

 公募に関しては、政党の主張に合うように書類を作成して候補者となる例や、公募の形を取りながら結果的に世襲候補が選ばれる例も目立つという。

 あるベテラン議員は「自民党は地元密着の政党だ。国会議員や地方議員が地元で有望な人を発掘して、候補者として選ぶべきだ」と訴えた。昔は派閥が候補の発掘機能を果たしていたが、衆院小選挙区制になってから党本部主導の公募がトレンドとなり、「政治家が小粒になった」として、手法を見直すべきだと主張した。

 一方、細野氏は18年10月に女性タレントとの路上キスを報じられながら、衆院の連続当選を7回に延ばし、二階氏は「総裁候補だ」と持ち上げている。この強さは、政治家には求められるもののひとつなのかもしれない。(政治部 沢田大典)

 ※平成24年衆院初当選組の派閥は、自民党議員時代の所属

3610チバQ:2019/03/10(日) 21:23:11
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/609388.html
二階幹事長、静岡県入り 同行の細野氏「手足となり働く」
(2019/3/10 10:55)
建設中の橋などについて細野豪志元環境相(左)に質問する自民党の二階俊博幹事長(中央右)=9日午後、富士市内
建設中の橋などについて細野豪志元環境相(左)に質問する自民党の二階俊博幹事長(中央右)=9日午後、富士市内
 自民党の二階俊博幹事長が9日、静岡県入りし、1月に同党入りを目指して二階派に入った無所属の細野豪志氏(衆院静岡5区)を伴って沼津市内の会合に出席した。8日には同党の岸田文雄政調会長が静岡市で個人後援会発足の会合を開いたばかり。静岡5区で過去3回、細野氏と議席を争った吉川赳元衆院議員が所属する岸田派は細野氏の同党入りに反発していて、対立する派閥の領袖(りょうしゅう)が前後して本県に入り、けん制し合った格好だ。
 二階氏は沼津市で、自らが秘書を務めた旧静岡2区選出の衆院議員で建設相などを務めた故遠藤三郎氏の関係者による会合に出席した。あいさつした細野氏は二階氏を「私よりも地元を理解しているし実力も持っている」と持ち上げ、「二階幹事長の手足となって働きたい」と改めて自民党入りを目指す考えを示した。
 二階氏は細野氏の会派入りなどには触れなかったものの、秘書時代を振り返り「(自分は他県出身者だが)『よそもの』と言われたことがない。静岡の人は心が広くて、私をすっぽり包むように受け入れてくれた」と述べ、県外出身の細野氏を支援する考えをにじませた。二階氏と細野氏は会合の後、富士市を訪れて国道工事の現場も視察した。
 一方、吉川氏は12日に比例東海から繰り上げ当選する見通し。岸田氏は8日の会合後、報道陣の取材に応じ、細野氏について「まだ自民党の議員ではない。吉川氏に支部長として頑張ってもらいたい」と述べ、吉川氏支援の立場を強調した。

3611とはずがたり:2019/03/11(月) 08:03:58

細野氏「二階先生の手足となって働きたい」
2019年3月9日15時43分
https://www.asahi.com/articles/ASM394VHJM39UTFK004.html?ref=newspicks

 自民党の二階俊博幹事長が9日、静岡県入りした。自らが秘書を務めていた故・遠藤三郎衆院議員の関係者らとの会合に出席。1月末に二階派に入った無所属の細野豪志衆院議員=衆院静岡5区=も同席した。

 細野氏は会合で二階派入りしたことに触れ「長く非自民にいたので、批判があることは当然。それを乗り越えても貢献をしたい。二階先生にご指導いただいて、手足となって地元のために働きたい」とあいさつした。

 細野氏は会合後、記者団から選挙区の変更について問われたが、「ここ以外でやるという話になれば政治家をやめる」と改めて否定した。

 衆院静岡5区で細野氏と議席を争ってきた自民党の吉川赳(たける)・元衆院議員(岸田派)は、田畑毅衆院議員=比例東海ブロック=の辞職に伴い、比例東海ブロックから繰り上げ当選する見通しだ。

3612チバQ:2019/03/13(水) 13:52:32
https://www.sankei.com/politics/news/190312/plt1903120038-n1.html
安倍総裁4選論、自民に急浮上 求心力維持…二階氏「十分あり得る」
2019.3.12 22:34政治政策
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安倍晋三首相の自民党総裁連続4選をめぐる主な発言
安倍晋三首相の自民党総裁連続4選をめぐる主な発言
 自民党内で安倍晋三首相の党総裁連続4選論が急浮上している。二階俊博幹事長は12日の記者会見で「十分あり得る」と明言した。総裁任期は「連続3期9年まで」となっており、党則改正が必要だ。首相の任期は平成33年9月末までで、任期後半の求心力を維持する狙いがありそうだ。野党は「悪夢だ」などと批判している。(沢田大典)

 二階氏は12日の会見で「党内外や海外からの支援もあり、この状況では十分あり得る。首相は党員の期待に応えて頑張っている」と述べた。内閣支持率が堅調で、首相がトランプ米大統領やプーチン露大統領らと良好な関係を築いていることなどが念頭にあるとみられる。

 もっとも「ポスト安倍」候補とされる岸田文雄政調会長や茂木敏充経済再生担当相らを牽制する狙いもあり、「余人をもって替え難いというときには、何ら問題はない」と強調した。

 菅義偉官房長官は会見で「自民党総裁としての任期はまだ始まったばかりなので、一つ一つの政策課題にしっかり取り組んでいきたい」と述べるにとどめた。

 4選をめぐっては、二階氏側近の林幹雄幹事長代理が2月18日、首相との会合で「あり得る」と漏らしたのをはじめ、首相に近い加藤勝信総務会長も2月と3月の講演で重ねて触れた。首相自身は2月28日の衆院予算委員会で「自民党のことは自民党においてしっかりと議論していく」と述べ、否定はしていない。

 二階氏は、29年3月の党大会で決まった総裁任期を「連続2期6年」から「連続3期9年」とする党則改正を主導した。昭和61年7月の衆参同日選で自民党が大勝し、当時の中曽根康弘首相の任期が1年間延長になった例もある。

 首相が目指す憲法改正や北朝鮮による日本人拉致問題の解決、ロシアとの平和条約締結といった課題は今回の任期中に実現するか見通せない。若手参院議員は「4選があれば、求心力をもって課題にじっくり取り組める」と語った。

ただ、党内には4選論が世論の反発を招き、「おきゅうを据える選挙」といわれる参院選に悪影響を与えかねないとの警戒感もある。吉田博美参院幹事長は12日の会見で「議論すること自体がまだ早い」と述べた。

 一方、首相批判を続けている石破茂元幹事長に近い中堅議員は「受けて立つよ。いいんじゃない」と述べ、総裁選で首相に3度挑戦する構えを見せる。

 野党からも発言が相次いだ。共産党の小池晃書記局長は会見で「悪夢だ。論外中の論外だ。連続する選挙で、口にできなくなるような結果を出したい」と批判し、日本維新の会の馬場伸幸幹事長は会見で「(二階氏は)党の人材不足を痛感しているのではないか」と指摘した。

3613チバQ:2019/03/14(木) 13:44:57
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1903130046.html
竹下派統率、変わる茂木敏充氏 トップ不在で若手掌握に汗
2019/03/13 22:44産経新聞

竹下派統率、変わる茂木敏充氏 トップ不在で若手掌握に汗

【自民党竹下派パーティー】降壇する際、壇上から写真撮影に応じる平成研究会の茂木敏充会長代行=13日午後、東京都港区(川口良介撮影)

(産経新聞)

 自民党第2派閥の竹下派(平成研究会、56人)は13日夕、都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。竹下亘会長は食道がんの治療に専念しており、派を代表してあいさつしたのは会長代行の茂木敏充経済再生担当相。トップ不在の間、派内を統率できるかどうかは「極めて優秀だが部下や後輩に厳しい」と評された茂木氏にとって「ポスト安倍」に向けた試金石にもなる。(田中一世)

 「トランプ米大統領が『手ごわそうだ』という人はあまり世の中にいない」

 パーティーに来賓として出席した安倍晋三首相(党総裁)は、昨年、日米の通商交渉の担当閣僚として茂木氏を紹介した際、トランプ氏が語った言葉を引用し、茂木氏を持ち上げた。

 当の茂木氏は自らの主張は抑え「皆さまの大きなご支援を参院選でたまわりたい」と頭を下げた。

 首相は茂木氏の手腕を高く買い、要職に起用し続けてきた。周囲には後継候補として岸田派(宏池会)会長の岸田文雄政調会長とともに茂木氏の名を挙げる。

 しかし、派内では慕う仲間が少ないとも言われ、衆目一致するリーダーと認知されていなかった。昨年、額賀福志郎元財務相からの会長交代劇では、主導した参院側(21人)と対立し、首相にたしなめられた。

 茂木氏はこの頃からイメージチェンジを図ったようだ。最近は派の議員と当選期別に懇親会を重ねる。2月下旬、中華料理店に若手を招き、悩みに耳を傾けつつ「会長不在だが、動揺せずに一枚岩でやっていこう」と宴を締めた。参加者は「茂木さんはかなり変わった」と語る。

 参院側を率いる吉田博美参院幹事長も茂木氏を立てており、派閥運営は今のところ順調といえる。引退後も参院側に影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長は茂木氏中心の態勢に難色を示したが、吉田氏が「任せてほしい」と抑えた。

 ただ、青木氏や参院側の一部には「反茂木」感情が根強く残る。しかも、派内にはライバルとなりそうな加藤勝信総務会長がいる。

 加藤氏は最近「高みを見据えたい」とポスト安倍への意欲を見せ、青木氏との関係も良好だ。信頼感ゆえか、首相は13日のパーティーで2度も「加藤幹事長」と呼び間違えた。同派幹部は「能力や面倒見の面で茂木氏が本命、加藤氏が対抗馬」と解説する。

 竹下氏の復帰は夏の参院選後になる公算が大きい。政治決戦における茂木氏の献身ぶりに、竹下派だけでなく自身の命運がかかる。

3614チバQ:2019/03/14(木) 13:45:47
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-190313X532.html
自民・竹下派、揺らぐ結束=参院選へ正念場
2019/03/13 19:05時事通信

 自民党第2派閥の竹下派(56人)の結束が揺らいでいる。昨年の党総裁選で対応が割れたしこりに加え、派閥会長の竹下亘前総務会長の病気療養による「不在」が長期化し、「鉄の結束」を誇った往時の存在感はない。参院議員の割合が比較的多い竹下派にとって、夏の参院選は求心力維持に向けて正念場となりそうだ。

 竹下派は13日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開催。会長代行の茂木敏充経済再生担当相が「われわれは日本政治の中枢で、さまざまな政策を立案、実現してきた」と強調し、「竹下会長から『4月の統一地方選、夏の参院選に、一丸となって取り組んでほしい』との伝言を受けている」と結束を訴えた。

 竹下派は昨年4月、参院側が額賀福志郎元財務相に会長交代を迫る「お家騒動」を経て、額賀派から衣替えして発足した。同年9月の党総裁選では結束できず、茂木氏や加藤勝信総務会長らが安倍晋三首相、竹下氏や吉田博美参院幹事長らが石破茂元幹事長をそれぞれ支持した。

 この時の不協和音を拭えないまま、竹下氏が今年1月、食道がんを公表し、治療に入った。復帰までの派閥運営は茂木、吉田、額賀3氏中心の「集団指導体制」としたが、茂木、吉田両氏は政権の要職にあり、閥務に集中しづらい状況だ。

 竹下派の参院議員21人のうち、夏に改選を迎えるのは吉田氏を含む10人。自民党の苦戦も予想されている上、参院を束ねる吉田氏の去就がはっきりせず、参院選の結果によっては派の足並みがさらに乱れかねない。

 故小渕恵三首相(当時)を最後に、竹下派は20年近く総裁派閥の座から遠ざかっている。「ポスト安倍」候補に茂木、加藤両氏も取り沙汰されるが、いずれも派が一致して推す状況にはない。

 恵三氏の次女の小渕優子元経済産業相を将来の首相候補と期待する向きもあるが、過去の政治資金問題による閣僚辞任の影響が尾を引いている。

3615とはずがたり:2019/03/14(木) 20:14:54

自民・竹下派、揺らぐ結束=参院選へ正念場
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190314-00000025-jij-pol
3/14(木) 7:16配信
時事通信

 自民党第2派閥の竹下派(56人)の結束が揺らいでいる。

 昨年の党総裁選で対応が割れたしこりに加え、派閥会長の竹下亘前総務会長の病気療養による「不在」が長期化し、「鉄の結束」を誇った往時の存在感はない。参院議員の割合が比較的多い竹下派にとって、夏の参院選は求心力維持に向けて正念場となりそうだ。

 竹下派は13日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開催。会長代行の茂木敏充経済再生担当相が「われわれは日本政治の中枢で、さまざまな政策を立案、実現してきた」と強調し、「竹下会長から『4月の統一地方選、夏の参院選に、一丸となって取り組んでほしい』との伝言を受けている」と結束を訴えた。

 竹下派は昨年4月、参院側が額賀福志郎元財務相に会長交代を迫る「お家騒動」を経て、額賀派から衣替えして発足した。同年9月の党総裁選では結束できず、茂木氏や加藤勝信総務会長らが安倍晋三首相、竹下氏や吉田博美参院幹事長らが石破茂元幹事長をそれぞれ支持した。

 この時の不協和音を拭えないまま、竹下氏が今年1月、食道がんを公表し、治療に入った。復帰までの派閥運営は茂木、吉田、額賀3氏中心の「集団指導体制」としたが、茂木、吉田両氏は政権の要職にあり、閥務に集中しづらい状況だ。

 竹下派の参院議員21人のうち、夏に改選を迎えるのは吉田氏を含む10人。自民党の苦戦も予想されている上、参院を束ねる吉田氏の去就がはっきりせず、参院選の結果によっては派の足並みがさらに乱れかねない。

 故小渕恵三首相(当時)を最後に、竹下派は20年近く総裁派閥の座から遠ざかっている。「ポスト安倍」候補に茂木、加藤両氏も取り沙汰されるが、いずれも派が一致して推す状況にはない。

 恵三氏の次女の小渕優子元経済産業相を将来の首相候補と期待する向きもあるが、過去の政治資金問題による閣僚辞任の影響が尾を引いている。

3616チバQ:2019/03/19(火) 15:07:25
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/01250558/?all=1
ボスにがん発覚でも… 「竹下派」後継者に疑問符がつく「茂木敏充」
政治週刊新潮 2019年1月24日号掲載

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竹下亘
竹下亘会長(他の写真を見る)

 後顧の憂いを絶てぬまま病に臥(ふ)したのは、自民党竹下派(平成研)の竹下亘会長(72)である。今月9日、食道がんの治療に専念すると公表したのだ。

 政治部記者によれば、

「竹下さんは、早ければ数カ月で職場復帰できると話していますが、逆に言えば、1カ月や2カ月で退院できるような病状ではないということ。何せ酒と煙草をこよなく愛する人でしたから、遅かれ早かれこうなるのは覚悟していたのかもしれませんが……」

 ご存知の通り、竹下派は衆参合わせて56人の議員を擁する大派閥。当然、会長の不養生の後始末は、自身の覚悟云々では済まされない。

「竹下さんは病気療養中も会長職にはとどまるものの、派閥の運営は経済再生相の茂木敏充さんと参院幹事長の吉田博美さんの“集団指導体制にする”と話していました。留守を任された茂木さんは、早くも後継者としてのやる気を見せていますが、果たしてコトがそう上手く運ぶかどうか」

 その理由はというと、

「何せ人望がないんですよ。東大経済学部卒で当選も9期連続と能力は高いのですが、短気で怒りっぽく人が寄りつかない」(同)

茂木敏充
茂木敏充経済再生相(他の写真を見る)

 さらに、後継者としての資質に首を傾げるのは、さる自民党関係者で、

「彼は昨年の総裁選で、石破支持を要請したかつての参院のドンこと青木幹雄さんの意向を無視して、早々に安倍支持を打ち出した。それで、参院竹下派の反感を買ってしまったのです」

 平成研では、伝統的に参院の力が強く、

「現在の参院竹下派を取りまとめている吉田さんは、今夏の参院選で選挙区からの不出馬を決めており、政界引退もちらついている。吉田さんという要を失えば、参院竹下派が空中分解し、彼らが茂木さんの会長就任にノーを突きつける、というシナリオも現実味を帯びてきます」(同)

 留守預かりの間に徳を積めるかどうか……。

3617さきたま:2019/03/23(土) 09:45:22
内容的にはこちらか。

2936 :さきたま :2019/03/23(土) 09:44:04
旧民主出身の鷲尾衆院議員が自民入党
毎日新聞2019年3月22日 19時45分(最終更新 3月22日 20時00分)
https://mainichi.jp/articles/20190322/k00/00m/010/208000c

 自民党は22日、旧民主党出身で無所属の鷲尾英一郎衆院議員(新潟2区)の入党を了承した。新潟2区では2017年衆院選で鷲尾氏に敗れた細田健一氏(比例代表北陸信越ブロック)が党支部長を務めており、執行部は細田氏との競合を回避する方針。ただ、党内には野党議員の入党に反発も出ている。

 これに先立ち、自民党青年局長の佐々木紀衆院議員は同局会合で、鷲尾氏ら旧民主党出身の国会議員の入党の動きが相次いでいることに関し「簡単に入党を認めることは看過できない」と指摘。青年局として党執行部に慎重な対応を申し入れる意向を表明した。

 佐々木氏は「なんで自民党を批判していた人が今さら入ってくるのか。おかしいじゃないか」と批判。入党プロセスを明確にする▽党員・支援者への説明責任を果たす▽自民現職は次期衆院選で従来と同じ選挙区から立候補する――の3点を求める考えを示した。【田辺佑介】

3618チバQ:2019/03/26(火) 19:18:47
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190326/k10011861131000.html
自民 石破派から議員1人退会の意向 次の総裁選へ痛手
2019年3月26日 14時07分

ポスト安倍を目指す自民党の石破元幹事長の派閥から、衆議院議員1人が退会する意向を示し、次の総裁選挙をにらんで態勢固めを図る石破派にとって痛手となりそうです。

衆議院比例代表北陸信越ブロック選出で、石破元幹事長の派閥に所属する石崎徹議員は26日、石破派の幹部と面会し「初心に返って、政策の幅を広げるため、無派閥で出直したい」などとして、派閥を退会する意向を伝えました。

石破派は、今後、幹部が対応を協議することにしています。

石破派は、石破氏本人を含め国会議員20人が所属していますが、石崎氏が退会すれば、19人となります。

自民党の総裁選挙に立候補するためには、国会議員20人の推薦人が必要で、去年9月の総裁選挙で、石破氏は、みずからの派閥に加え、竹下派の参議院側や無派閥の議員らから推薦を得て立候補しました。

次の総裁選挙をにらんで態勢固めを図る石破派にとっては痛手となりそうです。

石崎議員「当面は無派閥で」
自民党の石崎徹衆議院議員は記者会見し、石破元幹事長らと26日面会し、派閥の退会届を提出したことを明らかにしました。

そのうえで、「派閥にとらわれることなく、さまざまな政策課題に取り組んでいきたいという思いが強くなった。平成の時代が終わろうとしていて、社会全体が大きな節目を迎えることも判断材料の1つだ。去年9月の総裁選挙は石破氏への恩返しのつもりで頑張った。当面は無派閥で活動したい」と述べました。

3619チバQ:2019/03/26(火) 22:00:05
https://www.asahi.com/articles/ASM3V4RZPM3VUTFK00W.html
石破派、痛い若手退会 冷遇状態から立て直しのさなか
有料記事

岡本智 2019年3月26日20時52分
 自民党の石破茂・元幹事長率いる石破派(水月会、20人)から、石崎徹衆院議員=比例北陸信越、3期目=が退会する見通しとなった。昨秋の党総裁選で安倍晋三首相に敗れ、冷遇状態からの立て直しを図る石破派にとって、大きな痛手となる。

 石崎氏は26日、石破氏に派閥退会の意向を直接伝えた。石破氏は慰留したものの、石破派事務総長の田村憲久・元厚生労働相に退会届を提出。その後の記者会見で「派閥にとらわれることなく、様々な政策課題に取り組んでいきたいとの思いを強くした」と説明した。当面は無派閥で活動するという。派閥幹部が協議のうえ、退会を認める。

 石破氏は、昨秋の総裁選で「正直、公正」を掲げ、一騎打ちとなった安倍首相の政策や政治姿勢を批判。石破派に加え、参院竹下派などの支援で党員・党友の地方票45%を獲得し、国会議員票でも50票台とみていた両陣営の予想を上回る73票を得て存在感を示した。

 ところが、その後の内閣改造・党役員人事では、自身を含め、石破派に所属する議員の大半が外された。参院竹下派との連携の継続を模索した「合同勉強会」は実現しなかった。今年2月には、石破派を除外した6派閥の事務総長らが首相と公邸で「極秘」会食に臨んでいたことが発覚した。

 ログイン前の続きそれでも石破氏は、「地方票45%」を糧に、次期総裁選を視野に入れた地方行脚を開始。「選挙の恩は選挙で返す」と、4月の統一地方選や夏の参院選に活路を求め、総裁選で支援を受けた議員の地元を中心に、休日返上で選挙応援に走り回る。「地方人気をテコに国会議員を動かす」(石破派幹部)とのねらいだ。

 とはいえ、派閥の「数」の積み重ねが総裁選の勝敗を左右するなか、もともと20人の小所帯からの離脱は石破氏の求心力にも影響しかねない。石破氏は周囲に、「(石崎氏が)自分で決断したことだ。自分で責任を取ればいい。もう何も言わない」と語った。

 党内では石破派への冷めた反応が相次ぐ。総裁選で首相を支持した閣僚経験者は「あと2、3人は(派閥から)出るんじゃないか」と指摘。石破氏を支持した参院議員からも「石破氏に期待ができなくなったら去っていく人が出てくるのも当然だ」との声が上がる。(岡本智)

3620チバQ:2019/03/27(水) 14:17:50
https://news.yahoo.co.jp/byline/azumiakiko/20190327-00119738/
二階幹事長に健康不安説! 迷走する発言と後継者不在の悩み
安積明子 | 政治ジャーナリスト
3/27(水) 8:00
体調不良で部屋から出られない
 二階俊博幹事長が倒れた―。3月26日午前に行われた役員連絡会に姿を見せないことで、自民党本部はちょっとした騒ぎになった。自民党関係者はこう述べている。

「どうも体調が悪くて自室から出られず、宿舎で安静にしているそうです」

 2月17日に80歳になった二階氏には、“健康不安”の噂がつきまとう。3月4日に小池百合子東京都知事と自民党本部で会い、「東京都知事選に小池知事が出馬すれば、全面的に協力するのは当たり前」と述べた時もそうだった。

小池知事にしてやられた?
 これについて「何を考えているんだ!」という批判が上がった一方で、「小池知事以上の候補を早く探せと自民党都連にはっぱをかけたということだ」との騒ぎを鎮静化する声も聞こえた。だが冷静に見る側からも、「小池知事にやられたのではないか」と疑問も出ていた。

 この日の都議会は荒れていた。午前に東京都議会の経済港湾委員会が開かれ、築地市場跡地の再開発を巡る知事への一問一答方式での質問が行われたが、2017年の東京都議会選挙直前に築地市場跡地の「食のテーマパーク」化を宣言して都民ファーストを躍進させた小池知事が、希望の党が振るわなかった衆院選後の11月には「ひとつの考え方だ」と一気にトーンダウンしたことに、自民党都議が激しく追及していた。

「都議会での紛糾を助けてもらおうと、小池知事が二階幹事長に急遽面会を要請した。旧来の知り合いである小池知事の懇願に、二階幹事長が抗えなかったのだろう」

 自民党東京都連関係者はこう述べている。実際に二階氏は、6日に公明党の斉藤鉄夫幹事長や高木陽介国対委員長と会談した際に、「もう(小池擁護の)発言しない」と宣言した。しかし15日には小池知事と会食して、緊密な関係を見せつけた。「昨年末に奥さんが亡くなったので、二階幹事長も寂しいのではないか」-そんな声も聞こえている。

辞職した田畑前議員も二階氏を無視?
 そのような二階氏の側に常に寄り添うのは、林幹雄幹事長代理だ。「林代理の主な仕事は二階氏の発言をチェックして、訂正することだ」-これは自民党議員から直接聞いた言葉だ。

 実際にSNSで知り合った女性とのトラブルで議員辞職した田畑毅前衆議院議員は、2月15日に離党届を二階幹事長ではなく林代理に提出している。

「離党届というのは幹事長のところに持ってくるものだ。私は受け取っていないし、その様子を聞いたこともない」

「こういう話題になった以上は、本人が釈明に来るというか、お詫びに来るとかがあっても当然だ」

 2月18日の会見で二階氏は、このように田畑氏への不満を述べている。しかも田畑氏は二階派に所属していた。

 もっとも党内の求心力を維持するために、二階氏は勢力拡大に努めている。細野豪志氏や鷲尾英一郎氏など元民進党の衆議院議員を傘下に入れ、山梨県知事選を勝利に導き、いち早く「安倍4選」も提唱した。しかし懸念は地元・和歌山の選挙だ。

有望な後継者不在という悩み
 長男の俊樹氏は2016年5月の御坊市長選に出馬。小泉進次郎氏や稲田朋美氏などが次々と応援に入る華々しい選挙戦を展開したが、7期目を目指した75歳(当時)の柏木征夫市長に9375票対5886票で敗北した。次男・直哉氏は二階氏が経済産業大臣の時に秘書官に就任し、後継者として有望視されていたが、役員を務めていた企業がトラブルを起こしたというハンディがある。三男・伸康氏が航空会社を退職し、2014年から二階氏の秘書を務めているが、まだ選挙区を譲るまでに至っていない。

 そういう事情のためだろうか。二階氏が一貫してぶれないのは、大阪維新の会への批判だ。3月4日には「思い上がっているのではないか」「もっと謙虚にやって下さいと要望したい」と皮肉った。

 というのは、和歌山県と大阪府は同じ近畿圏内にあるため、大阪維新の会の台頭は二階氏の選挙にも影響する。ましてや後継者問題を抱える二階氏にとって、黙ってはいられないものだ。

 このように古いタイプの政治家として、その存在感を発揮してきた二階氏。しかし最近は、それも限界に来ているように見えなくもない。だが二階氏という「一角」がなくなれば、党内の勢力バランスが一気に崩れる危険もあり、自民党はなかなか悩ましい。

3621チバQ:2019/03/29(金) 16:58:56
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190328-OYT1T50335/
石破氏、足元グラグラ…「冷遇」に求心力低下か
9 時間前
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 自民党の石破茂・元幹事長率いる石破派は28日の幹部会で、石崎徹衆院議員(比例北陸信越、当選3回)の派閥退会届を受理した。昨年末には古川禎久衆院議員が事務総長を辞任しており、「ポスト安倍」をうかがう石破氏の足元は揺らいでいる。

 石破氏は幹部会後に開いた派の全体会合で石崎氏の退会を報告し、「同志だった絆を大切にし、石崎氏の大成を願いたい」と述べた。石破氏によると、石崎氏は「政策集団(派閥)にとらわれることなく、自らの政策の幅を広げたい」と退会の理由を説明したという。石崎氏は当面、無派閥で活動する。

 石破氏は昨年9月の党総裁選で安倍首相の政策や政治姿勢を強く批判し、直後の内閣改造・党役員人事で派のメンバーの多くが冷遇された。関係者によると、石崎氏は周囲に「自分の活動が評価されない」と不満を漏らしていた。

 石崎氏の退会で、派は19人に減った。党総裁選への立候補には20人の推薦人が必要だ。派の事務総長を務める田村憲久・元厚生労働相は会合後、記者団に「仲間を増やしていこうという意識はある」と語った。

 派内では昨年12月にも、古川氏が石破氏の慰留を振り切って事務総長を辞任した。石破氏の求心力に疑問符が付きかねない事態が続き、派内から「後を追う者が出なければいいが」(若手)と懸念する声も出ている。

 一方、他派閥は冷ややかだ。首相の出身派閥である細田派のベテラン議員は「石破氏に期待できなければ人は去る。極めて自然なことだ」と突き放した。

3622チバQ:2019/04/02(火) 17:27:21
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190402-00000005-pseven-soci
参院選で菅vs二階vs麻生が激突 安倍自民怨恨の人間関係
4/2(火) 7:00配信 NEWS ポストセブン
参院選で菅vs二階vs麻生が激突 安倍自民怨恨の人間関係
悲願の幹事長就任は叶うか?(時事通信フォト)
 夏の参院選は自民党の大苦戦が予想されている。選挙分析に定評がある政治ジャーナリスト・野上忠興氏は、自民党幹部たちは「20議席減」の“大敗”を覚悟していると読む。

【写真】統一地方選のカギを握る男

「自民党は6年前の参院選で大量当選(65議席)した議員たちが改選を迎えるため、今回は大幅に議席を減らすのは確実。甘利明選対委員長は、『目標は自公で安定多数』と語っているが、それは自民党が20議席減の大敗で40議席台しか取れなくても達成可能な数字です」

 だが、議席を20も減らせば、選挙の指揮を執る二階俊博・幹事長の引責辞任論が浮上するのは避けられない。参院選後の内閣改造・党人事は「幹事長ポスト争奪戦」が焦点になる。

“影の総理”として官邸を仕切る菅義偉・官房長官は次は幹事長を希望するとみられており、岸田文雄・政調会長も幹事長就任が悲願だ。麻生太郎・副総理も自分の派閥から後釜の幹事長を出そうと虎視眈々と狙っている。

 しかし、二階氏は選挙に負けても幹事長の座を譲る気はない。二階氏が大阪で菅氏、福岡で麻生氏との代理戦争を仕掛けたのは、「地方選で2人を敗北させ、参院選後の“二階降ろし”を防ぐための戦術」(自民党ベテラン)と見られている。

 幹事長の座を脅かすもうひとりの政敵、岸田氏にも参院選で露骨に“ケンカ”を吹っかけた。岸田氏の地元・広島選挙区(改選2)には岸田派現職がいるにもかかわらず、二階氏は「2議席独占は可能だ」と自民党から2人目の候補を公認した。自民党候補同士の“骨肉の争い”を強いられる岸田派議員は「うちの派閥に刺客を送ってきた」とカンカンだ。

 そればかりか、二階氏は旧民主党の細野豪志氏(衆院静岡5区)、鷲尾英一郎氏(衆院新潟2区)をスカウトして党内の批判を浴びながら、参院選ではさらに旧民主党の元議員3人を二階派から比例代表に出馬させるという野党人材を利用した派閥拡大戦略に走っている。

「政治家は当選すれば正義。二階さんは派閥の勢力拡大で幹事長留任の足場を固めながら、静岡と新潟の野党陣営の要だった細野と鷲尾を引き抜いて野党の参院選準備を混乱させようとしている」(二階派議員)

 まさに自分の立場を守るために、党内紛争の十字路で敵にも味方の自民党にも鉄砲を撃ちかけている。不気味なのは、安倍晋三首相がそんな二階氏の“ケンカ上等”に高みの見物で、事態収拾に動かないことだ。

「総理は菅官房長官の力が突出するのを警戒しており、実力者たちが互いに足を引っ張り合うのはむしろ都合がいいと考えている」(安倍側近官僚)

 そうなると対立の連鎖は参院選の先、来年の東京都知事選へと続いていく。

 都知事選は小池百合子・都知事が二階氏の「全面支援」で再選をめざしているのに対し、小池氏と五輪の主導権争いをしてきた森喜朗・元首相―麻生副総理の文教族ラインは橋本聖子氏ら対立候補を擁立する構え。そこに菅氏とパイプが太い橋下徹氏が出馬すれば、それこそ二階vs麻生vs菅の三つ巴の大混戦に発展する。

 新元号で最初の国政選挙を3か月後に控え、日本政治は安定の時代から群雄相食む時代に突入する。

※週刊ポスト2019年4月12日号

3623チバQ:2019/04/02(火) 18:00:27
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190326-00011115-bunshun-pol
成り上がり茂木 VS. 小渕家の姫 竹下派の「跡目争い」勃発
3/26(火) 6:00配信 文春オンライン
成り上がり茂木 VS. 小渕家の姫 竹下派の「跡目争い」勃発
安倍首相と同じ93年初当選の9回生 ©共同通信社
 自民党竹下派の政治資金パーティーが、3月13日に都内ホテルで開かれた。竹下亘会長が食道がん療養で不在の中、一人高揚していたのが会長代行の茂木敏充経済再生相(63)。「安定政権を作ることが外交、経済、社会保障といった様々な課題解決の上でも重要だ」と声を張り上げた。

 同じく会長代行で「参院のドン」、吉田博美党参院幹事長は欠席。足を痛め、車イスに乗る吉田氏は今夏、改選を迎えるが不出馬説が有力。実力者が次々と力を失う中、パーティーでカメラを向けられピースサインをする茂木氏に、派閥領袖への意欲が滲んだ。

 茂木氏といえば、以前は「パワハラ男」として有名だった。官僚との打ち合わせで、自分と違うタイミングで資料をめくる音が響くと「うるさい!」と一喝。レクに訪れる官僚たちは緊張で震えたという。朝が弱く不機嫌なことでも有名で、記者も朝方は寄りつかなかった。早朝の会議に遅刻し、おまけに酒臭かったため谷垣禎一元総裁から面罵されたこともある。

 東大から丸紅、ハーバード大大学院に入り直して読売政治部記者、さらに米コンサル大手マッキンゼーと華麗なる経歴を誇り、政策に強く英語も堪能で能力は高いが人望は皆無。そんな評が定着していた茂木氏だが、最近変化が見えている。予算成立時、汗をかいた党側にあんパンを差し入れたり、若手議員を誘って飲み会を開いたり。

 記者との接し方も然り。かつては好き嫌いが明確で「利用しがいがある」か「付き合っておかないと怖い」と思った記者とだけ付き合っていたが、最近は自らブリーフを行うようになった。以前は一度の説明で理解できない記者には露骨に不快感を示したが、今は繰り返し説明し、笑顔で「Do you understand?」。参院選後には念願の外相就任も噂される。

 そんな茂木氏の対抗馬が、小渕優子元経済産業相だ。小渕恵三元首相の愛娘で34歳で初入閣。早くから「女性宰相候補」「いずれは小渕派へ大政奉還」といわれたが、2014年に「政治とカネ」問題で経産相を辞任。秘書が有罪判決を受けて以降、表舞台から遠ざかった。ただ最近は沖縄サミットを開催した父の志を継ぎ、党沖縄振興調査会長に就任。今も4月の沖縄三区補選のために飛びまわる。

“地盤、看板、鞄”もなく日本新党から成り上がり、名門派閥を手中に収めんとする茂木氏に、姫の逆襲はあるか。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年3月28日号

3624チバQ:2019/04/04(木) 16:43:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190403-00000094-asahi-pol
「忖度」発言の塚田副大臣、政府や自民にも更迭論
4/3(水) 23:14配信 朝日新聞デジタル
「忖度」発言の塚田副大臣、政府や自民にも更迭論
塚田一郎国土交通副大臣
 本州と九州を新たに結ぶ道路事業の調査で、安倍晋三首相と麻生太郎副総理の意向を「忖度(そんたく)した」と発言し、撤回した自民党麻生派の塚田一郎国土交通副大臣(55)は3日、国会答弁で「我を忘れて事実と異なる発言をした。行政の信頼性をゆがめた」と陳謝した。菅義偉官房長官は塚田氏を厳重注意し、安倍首相は塚田氏の続投を明言したが、政府自民党内にも更迭を求める声が出ている。

 塚田氏は北九州市で1日にあった集会で、自民党の吉田博美参院幹事長から「首相と副総理の地元事業なんだよ」と言われたことを紹介し、「国直轄の調査に引き上げた。私が忖度した」と発言した。3日の衆院厚生労働委員会では、発言が「事実と異なる」として改めて撤回し、陳謝。そのうえで昨年12月20日、国交省副大臣室で吉田氏と会談したことは認めた。

 一方、吉田氏は3日、塚田氏が紹介した自身の言葉について「発言した事実はない」とするコメントを発表。ただ、会談に同席した同省関係者によると、道路事業が話題となり、吉田氏が塚田氏に「僕も一生懸命やるし、国の仕事だよね」などと陳情したという。

 菅氏は3日の記者会見で、塚田氏に対し、2日午後に厳重注意したことを明かした。首相は3日の衆院内閣委員会で「まずは本人からしっかり説明すべきで、そのことを肝に銘じて職責を果たしてもらいたい」と述べ、続投させる考えを示した。

 しかし、政府内には「辞めたほうがいい」(官邸幹部)、自民党内にも「国会で徹底追及される。辞めさせたほうがいい」(参院幹部)との声が出ている。立憲民主党など野党6党は3日、塚田氏の辞任要求で一致した。

朝日新聞社

3625チバQ:2019/04/05(金) 09:45:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190404-00000068-mai-pol
忖度発言、地元統一選に影響 アピール材料が一転、疑惑の的に
4/4(木) 20:23配信 毎日新聞
忖度発言、地元統一選に影響 アピール材料が一転、疑惑の的に
下関北九州道路の位置
 統一地方選のさなかに飛び出した、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相の地元を結ぶ下関北九州道路での「忖度(そんたく)」発言が、地元の選挙戦にも余波を広げている。自民参院議員の塚田一郎副国土交通相(新潟選挙区、麻生派)の発言を巡り、自民候補の陣営からは悪影響への懸念が聞こえる一方、野党陣営は「敵失」に乗じ批判を強めている。

 「あんなことを言わなくてもいいのに」。福岡県北部で県議選を戦う自民候補の陣営関係者は気をもんだ。

 地元自治体や経済界が求める下関北九州道路は、財政難から2008年に計画が凍結されたが、19年度予算で国は再び調査費を計上。自民関係者が困惑するのは、事業推進がアピール材料だったが、一転して疑惑の的になったからだ。県内の麻生氏の勢力圏で県議選を戦う保守系候補は「自分の選挙に必死の中、世間から『政治家はみんな利益誘導する』とみられかねない」と迷惑がった。

 野党側は攻撃材料を得て争点化を図る。対岸の山口県下関市で議席を争う県議選の野党系候補の陣営幹部は「安倍さんは問題発言した人を処分しないから図に乗っているようにしか思えない。こういう政治は変えなくてはいけない」と批判。立憲民主福岡県連も「政治の私物化」と指摘し、3日の統一選候補の合同個人演説会で取り上げて問題視するなど攻勢を強めている。

 影響は、保守分裂選挙の福岡県知事選にも及んでいる。

 自民推薦で新人の武内和久氏(47)の陣営関係者は「選挙に関係ない。我々は有権者と毎日触れあうだけだ」と打ち消しに必死だ。小川洋氏(69)は現職として下関北九州道路推進の立場。国直轄の調査移行を実績として訴えてきただけに、陣営関係者は「下関北九州道路の問題を政争の具にするなど許されない。我々は正々堂々と政策として(必要な道路だと)訴えていく」と話した。

 一方で、共産推薦の新人、篠田清氏(70)は「(武内氏と小川氏の)2人とも下関北九州道路の推進を表明している。忖度政治のもとで、大型開発に熱中するような県政でいいのか」と保守系の両候補を矛先に批判を強めている。【西嶋正法、下原知広、近藤綾加】

 ◇「本当の話、許されない」

 塚田氏は発言を撤回し謝罪したが辞任要求は拒否している。政権の「緩み」との指摘もある今回の問題を有権者はどう受け止めているのか。

 福岡市中央区の公園で花見をしていた同市の無職の男性(67)は「(塚田氏は)本当の話をしたのだと思う。政治家として許されないし、責任は取るべきだ」としつつ「自民党を支持するのは変わらないし、それは知事選でも同じ。自民党はもっとしっかりしてほしい」と注文をつけた。

 同市の会社員の男性(47)は「発言を撤回するのは当たり前。安倍首相は早めに辞任させた方が良いのではないか」と語った。

 「(事実ではなかったという)言い訳は苦し紛れにしか聞こえない。公共事業を正当な理由なく進めてはいけない」と問題視するのは同市の会社員の男性(24)。「このままでは自民がやりたいようにやってしまう」と統一選の投票先は自民党を避けるつもりで「野党がもっと頑張ってほしい」と漏らした。【佐野格】

 ◇塚田副国交相の「忖度」発言

 大家(敏志)さんが、私が逆らえない吉田博美参議院の幹事長と一緒に、私の副大臣室にアポを取って来られました。地元の要望がある。これが下関北九州道路です。実はこれ、11年前に凍結されているんです。下関は誰の地盤ですか。安倍晋三総理ですよ。安倍総理から麻生副総理の地元でもある北九州への道路の事業が止まっとるわけです。大家敏志が来てですね、「副大臣、これ何とかしてもらいたい」。吉田幹事長が私の顔をみて「塚田分かってるな。これは総理の地元と副総理の地元の事業なんだよ」と。私すごく物分かりがいいんです。すぐ忖度します。分かりましたと。総理とか副総理がそんなこと言えません。そんなこと実際ないんですよ。森友とかいろいろ言われてますけど。でも私は忖度します。今回の新年度予算に国で直轄の調査計画に引き上げました。できるだけ早く、皆さまのもとに下関から橋が通ってこられるように頑張りたいと思います。=1日の北九州市内の集会で。一部を抜粋

3626チバQ:2019/04/05(金) 16:18:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190405-00000044-kyodonews-pol
忖度発言、塚田国交副大臣を更迭 野党、任命責任追及
4/5(金) 9:47配信 共同通信
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忖度発言、塚田国交副大臣を更迭 野党、任命責任追及
記者会見で謝罪する塚田一郎国交副大臣=5日午前11時59分、国交省
 塚田一郎国土交通副大臣(55)=参院新潟選挙区=は5日、道路整備を巡り「安倍晋三首相や麻生太郎副総理(兼財務相)が言えないので、私が忖度した」と発言した問題の責任を取って辞表を提出した。国交省で記者団に明らかにした。事実上の更迭で、統一地方選や衆院大阪12区、沖縄3区補欠選挙への影響を抑えるための判断とみられる。夏の参院選を控え安倍政権への打撃となるのは必至で、野党は首相の任命責任を追及。政府は牧野京夫元国交副大臣を充てる方針を固めた。

 森友、加計学園に続き、政権への忖度問題が与野党論戦の焦点になる。

3627チバQ:2019/04/09(火) 15:29:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000083-mai-pol
菅官房長官、高まる存在感 北海道知事選で大勝 派閥領袖は「失速」
4/8(月) 21:00配信 毎日新聞
菅官房長官、高まる存在感 北海道知事選で大勝 派閥領袖は「失速」
統一地方選で浮沈する政権内での立場
 統一地方選の大阪、福岡、島根の3府県知事選で派閥領袖(りょうしゅう)が支援した自民党推薦候補が敗北する中、唯一の与野党対決となった北海道知事選で新人擁立を後押しして大勝につなげた菅義偉官房長官(70)の存在感が政権内で高まっている。

 福岡では麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相(78)が現職に対抗する新人擁立を主導し、党本部推薦をもぎ取った。だが古賀誠、山崎拓両元幹事長や、過半数の党所属衆院議員・県議が現職支援に回る分裂選挙に突入し大敗。5日には麻生派の塚田一郎元副国土交通相が「忖度(そんたく)」発言で辞任に追い込まれた。

 島根では竹下派会長の竹下亘前総務会長(72)と最大派閥・細田派の細田博之会長が新人を推したが、竹下氏の直系県議らが造反し、別の新人に敗れた。

 二階派会長の二階俊博幹事長(80)は大阪府知事・大阪市長のダブル選挙の支援で選挙期間中3回現地入りしたが、いずれも地域政党「大阪維新の会」に敗北。二階氏は地元・和歌山県議選で元秘書の現職が共産党新人に敗れる痛手も負った。

 領袖の中央での力は、地元を制する政治力が基盤だ。今回、地元の基盤が傷ついた領袖の中央での影響力に影が差す可能性がある。

 対照的に「連勝」したのが菅氏だ。8日の記者会見で菅氏は北海道知事選に触れ、「全国最年少の知事。幅広い声を反映させ新たな道政に取り組んでいただける」と語り、前夕張市長の新人、鈴木直道氏(38)への期待を隠さなかった。菅氏は昨年8月に鈴木氏と直接会い出馬の決断を後押し。選挙戦最終日の6日に札幌市で街頭演説するなど精力的に支援した。菅氏の地元・神奈川県知事選でも支援した現職が3選した。

 派閥領袖が「失速」する中、菅氏は1日の新元号「令和」発表で脚光を浴び、注目度が高まる。1989年に「平成」を発表した当時の小渕恵三官房長官はその後、首相に上り詰めた。菅氏は派閥に属していないが「ポスト安倍」として取りざたされるのは確実だ。

 早速、二階氏が10日発売の月刊「文芸春秋」のインタビューで官房長官としての手腕を評価し「そういうこと(『ポスト安倍』の総裁候補)にも十分堪えうる人材だ」と発言。菅氏は8日の会見で「私自身、今まで発言しているように全く考えていない」と苦笑いを浮かべて打ち消してみせたが、注目が増すのは確実だ。

 ただ、菅氏は大阪市長に当選した維新代表の松井一郎氏と近く、大阪ダブル選に精力を注いだ二階氏と対照的に静観の姿勢を貫いた。菅氏の「維新優遇」への党内の不満も強まっており、二階氏は8日の会見で「党が真剣にやっている最中に意識的にサボタージュするというようなことがあったとすれば、けしからんことだ」と暗にけん制した。【高橋克哉、竹内望】

3628チバQ:2019/04/09(火) 15:46:25
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190409-00275727-toyo-bus_all
統一地方選、安倍政権「実力者3人」に明暗
4/9(火) 5:40配信 東洋経済オンライン
統一地方選、安倍政権「実力者3人」に明暗
大阪ダブル選挙で当選確実となり、記者会見する地域政党「大阪維新の会」の松井一郎氏(左端)と吉村洋文(同2人目)(写真:時事通信)
 「亥年選挙」の初戦となった統一地方選前半戦の11道府県知事選、6政令市長選などが7日、投開票された。

 最大の焦点だった大阪府知事・市長ダブル選は、大阪都構想実現を目指して立場を入れ替えて立候補した吉村洋文前同市長(43)と松井一郎前大阪府知事(55)の大阪維新コンビが、自民党を軸とする「維新包囲網」を突破して圧勝した。

 一方、自民実力者も絡む激しい保守分裂選挙となった福岡県知事選では、現職の小川洋知事(69)が、麻生太郎副総理兼財務相の意向を踏まえて自民党本部が推薦した新人候補を圧倒的大差で退けて3選を果たした。今回の知事選で唯一の与野党対決として注目された北海道知事選は、与党が推薦した新人の鈴木直道前夕張市長(38)が、同じ新人で野党統一候補となった石川知裕元衆院議員(45)に大差をつけて初当選した。

■野党は参院選の態勢を立て直し

 与野党が「反維新」で結集した大阪と、地元の「反麻生連合」が結成された福岡に、安倍晋三首相の政権運営とも絡んで永田町の関心が集中したが、大阪では維新が勝利、福岡では麻生氏の落胆ぶりが際立った。

 首相や自民党首脳にとってどちらも苦い結果だが、維新との太いパイプを維持する首相官邸や、候補擁立での麻生氏のごり押しに不満を隠さなかった自民党本部は、「ある程度予想されたこと」(選対幹部)と冷静に受け止めている。投開票直前に事実上更迭された塚田一郎・前国土交通副大臣の「忖度(そんたく)発言」の影響が軽微だったこともあって、安堵の表情を浮かべている。一方、唯一の与野党対決で敗れ、選挙戦全般でも存在感が希薄だった主要野党の意気は上がらず、野党共闘の困難さも浮き彫りになったことで、参院選に向けての態勢立て直しを迫られている。

 大阪ダブル選で吉村、松井両氏が予想を超えて圧勝したことで、大阪での維新人気の根強さを見せつけた。同時に行われた府議選では維新が過半数を獲得、市議選でも過半数まで2議席と勢力を拡大した。「悲願の大阪都構想実現への展望も開けた」(維新幹部)ことは間違いない。主要野党も巻き込み、与党は維新降ろしをもくろんだが、維新側の「野合批判」と陣営内の足並みの乱れによる惨敗に意気消沈している。

 ただ、維新創業者の橋下徹・元大阪市長は安倍首相と親しく、菅義偉官房長官は松井氏と太いパイプを持っている。安倍政権に協力的で改憲勢力でもある維新が「大ばくちに勝って生き残った」(官邸筋)ことを、首相官邸は内心では好感しているとみられている。松井氏らは2025年の大阪万博開催でも政府との連携を強めており、「今後も首相官邸と維新の協力は不可欠」(政府筋)だからだ。

 一方、保守分裂となった福岡県知事選は、現職の小川氏が自民推薦の新人で厚労省出身の武内和久氏(47)にトリプルスコアをつけて圧勝した。武内氏は、麻生氏が強引な手法で自民党本部の推薦を取り付けた候補者だが、地元の二階派国会議員や山崎拓元副総裁、古賀誠元幹事長らによる「反麻生連合」の前になすすべもなく敗れ去った。

■「反麻生」圧勝で麻生氏の求心力低下も

 過去2回の知事選では、麻生氏が先頭に立って小川氏を支援したが、保守分裂選挙となった2016年の衆院福岡6区補選での小川氏の対応に激怒した麻生氏が、子飼いの武内氏擁立に走ったのが内輪もめの原因だ。ただ、麻生氏が「失政」と批判した8年間の小川県政が、県民には高い評価を受けていたこともあり、麻生氏のごり押しへの嫌悪感も重なって小川氏の地滑り的大勝となった。

 選挙期間中、小川氏を支援する自民議員らを「造反者」と攻撃した麻生氏だが、県民から突き付けられた選挙結果には「誠にふがいなく、我々の力不足だったと心からお詫び申し上げる」と苦虫をかみ潰したような表情で頭を下げた。自民党内では「わざわざ党本部を負け戦に引きずりこんだ麻生氏の罪は大きい。責任を取るべきだ」(選対幹部)との声も相次ぐ。安倍政権内部での麻生氏の求心力低下は避けられそうもない。

3629チバQ:2019/04/09(火) 15:46:45
 総務省出身の新人同士が激突した島根県知事選は、自民地元県議の多くが推した丸山達也氏(49)が、地元国会議員全員が支援した自民党推薦の大庭誠司氏(59)に競り勝った。

 島根は故竹下登元首相や青木幹雄元参院議員会長が築いた強固な選挙地盤から「竹下・青木王国」と呼ばれてきた。今回も故竹下氏の実弟で自民竹下派を率いる竹下亘前総務会長が大庭氏の推薦を決めたが、分裂選挙に敗れ、竹下・青木王国の崩壊が現実のものになった。竹下氏が病気療養中で、青木氏の威光にも陰りが見えていたが、今回の選挙結果は竹下派の後継争いも絡んで、自民党内の権力構造の変化にもつながりそうだ。

 保守分裂選挙ばかりが目立った今回知事選で、参院選の前哨戦として注目されたのが、与野党全面対決となった北海道知事選だ。現職の参院選転出で新人同士の戦いとなった同知事選は、自民党が擁立し与党推薦候補となった鈴木氏が、野党統一候補の石川氏に60万票超の大差をつけた。

 都庁職員だった鈴木氏は財政破綻した夕張市に乗り込んで市政を改革した実績と手腕を買われて知事候補に推されたが、選考過程での地元の自民党国会議員の不満もあって、選挙戦には不安も抱えていた。これに対し、主要野党が小沢一郎自由党代表の元秘書でもあった石川氏を統一候補に担ぎ、共産党とも連携して与党打倒を狙った。

 北海道は前回衆院選でも与野党が議席を分け合う結果を出してきた地域だけに、今回の大差の敗北を「善戦」と評価した立憲民主党の長妻昭選対委員長に対し、野党内でも「負け方がひどすぎる。これでは参院選も戦えない」(国民幹部)との声が噴出している。このため、野党共闘の前途に暗雲が垂れ込め始めている。

 今回の統一選前半戦は、1強を誇示する安倍政権や自民党にとって「参院選への不安要素が拡大した」(自民選対)ことは否定できないが、それ以上に野党の共闘戦略の乱れや脆弱さが際立った。与党内には「結果的に、参院選も与党が優位となるはず」(公明党幹部)との安堵感も広がっている。

■菅官房長官の存在感が拡大

 ただ、安倍首相の今後の政権運営に波乱要因が拡大したことは間違いない。政権の3本柱と呼ばれる麻生、二階、菅各氏の立ち位置の違いや感情的対立が露呈したからだ。

 首相の盟友を自認する麻生氏は、政権内での存在感の低下につながる可能性が少なくない。選挙の最高責任者だった二階氏も、大阪での維新圧勝や保守分裂選挙の頻発で、幹事長としての指導力が問われている。立場上選挙戦の前面には立たなかった菅氏は、与野党対決の北海道を制した鈴木氏を「菅氏主導で擁立した」(自民道連)とされ、維新を率いる松井氏との連携も含めて「政権の要としての存在感が拡大した」(閣僚経験者)との見方も広がる。

 「大阪春の陣」と騒がれた自民と維新の戦いも、「一皮めくれば、菅氏が笑って二階氏が泣いた」(自民選対)という構図にもみえる。選挙戦の最中に、二階氏の仕掛けで首相の総裁4選論が浮上したが、その一方で新元号「令和」決定に絡んで「菅後継」説も取り沙汰されるなど、3本柱の力関係にも変動が目立つ。

 安倍首相は当面、首脳外交や天皇陛下退位・新天皇即位の皇室行事に専念する構えだが、自民党の苦戦が予想される9日告示の衆院大阪12区と同沖縄3区の両補欠選挙の結果や、参院選での実力者の貢献ぶりは注視せざるをえない。参院選後に想定される自民党役員・内閣改造人事での「骨格維持か人心一新かの重要な判断材料」(自民長老)となるからだ。それだけに、今回の選挙戦では冷静さを装った安倍首相も「これからは心中穏やかには過ごせない」(側近)のが実情だ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

3630チバQ:2019/04/10(水) 19:41:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190410-00010005-nishinpc-soci
自民に亀裂、修復なるか パワーバランス変化 参院選にくすぶる「火種」
4/10(水) 11:51配信 西日本新聞
自民に亀裂、修復なるか パワーバランス変化 参院選にくすぶる「火種」
福岡県知事選で、支援してきた武内和久氏の敗戦を伝えるテレビ速報を見つめる麻生太郎副総理兼財務相=7日午後8時、福岡市博多区
 20年ぶりの「紙幣刷新」を発表する晴れの場にも笑顔はなかった。

 9日朝、麻生太郎副総理兼財務相は財務省で記者会見し、1万円札などの紙幣刷新について説明。福岡県知事選で支援した新人が大敗した受け止めを問われると、「政府の立場で今、答弁していますんですね…」と渋りながら「自民党福岡県連の立場というのであれば、責任を感じている」とだけ答えた。

【写真】落選が確実となった武内和久氏にねぎらいの言葉を掛ける麻生氏

 麻生氏側近は「安倍晋三首相の総裁3選を真っ先に支持したのも麻生氏。首相との関係は揺らがない」と語るが、自民党第2派閥の領袖(りょうしゅう)の影響力低下を懸念する声は強まるばかりだ。

   ◇    ◇

 麻生氏の会見直後。自民党の二階俊博幹事長が国会内で記者会見に臨んだ。

 二階氏は10日発売の月刊誌「文芸春秋」のインタビューで「ポスト安倍」候補の一人に菅義偉官房長官の名前を挙げた。理由を問われると、「多くの候補が出てくると思うが、その1人として一例を挙げた」と語り、菅氏を持ち上げた。

 菅氏は麻生氏とは対照的に、北海道知事選で新人擁立を後押しして勝利に導いたほか、地元の神奈川県知事選でも支援した現職が3選。新元号「令和」の発表で知名度も上げ、「ポスト安倍」として光が当たる。

 一方の二階氏。全面支援した大阪府知事、大阪市長のダブル選で自民推薦候補が敗北。地元の和歌山県議選御坊市選挙区(定数1)で元秘書の自民現職が共産新人に破れ、「二階王国」の崩壊を印象づけた。

 緊張関係をはらみながら「3本柱」(与党関係者)で政権を支えてきた麻生、二階、菅の3氏だが、パワーバランスに微妙な変化が生じている。

   ◇    ◇

 故竹下登元首相が保守の固い地盤を築いた島根でも自民党県連は分裂、党推薦候補が敗れた。対立候補を支援した自民党町議は「激しい戦いだったもんだから、すぐに皆で一緒にやっていくのは一筋縄にはいかないね」とこぼす。徳島、福井両県知事選でも自民は分裂し、しこりを残した。

 今年は統一地方選と参院選が同じ年に行われる12年に1度の亥(い)年。前回の2007年は閣僚の不祥事や失言が重なり、統一地方選後に総崩れして参院選に惨敗、第1次安倍政権の退陣につながった。

 今回の統一地方選前半戦では自民党は堅調だったが、「火種」はいくつも残る。党幹部は「地方では政権への不満がたまっており、閣僚の失言や不祥事が相次ぐ。12年前と雰囲気は似ている」と警戒する。

 「結果については真摯(しんし)に受け止め、(統一地方選)後半戦、必勝を期して全力で臨んでまいりたい」。参院選まで約3カ月。亥年選挙のトラウマを抱える首相は8日、政府、与党の幹部会合で力を込めた。

西日本新聞社

3631チバQ:2019/04/10(水) 23:36:43
https://www.asahi.com/articles/ASM4B6VYTM4BUTFK01H.html
桜田五輪相を更迭 被災地議員を「復興以上に大事」発言
有料記事

2019年4月10日21時35分
 桜田義孝五輪相は10日夜、東日本大震災で被災した岩手県出身の自民党衆院議員のパーティーであいさつし、議員の名前を挙げ「復興以上に大事」などと発言した。その後、記者団に釈明したが、被災地軽視と言える発言への批判が高まり、辞表を提出した。事実上の更迭とみられる。

 安倍政権にとっては忖度(そんたく)発言で塚田一郎・前国土交通副大臣が辞任したばかり。相次ぐ発言をきっかけとした更迭は政権にとって痛手となる。後任には衆院岩手2区選出の鈴木俊一前五輪相(麻生派)を起用する。

 安倍晋三首相は辞表を受理した後、記者団に「任命責任は私にある。国民の皆様におわび申し上げる」と述べた。桜田氏は「被災者の気持ちを傷つけた話をしてしまい申し訳ない。それだけでは十分でないと感じ、辞表を提出した」と話した。

 発言は、同日夜、東京都内であった高橋比奈子衆院議員(比例東北)のパーティーのあいさつ。桜田氏は来年の東京オリンピック・パラリンピック開催で多くの訪日客が訪れるとし、「おもてなしの心を持って、復興に協力していただければ、ありがたい。そして、復興以上に大事なのは、高橋さんでございます」と語った。

 桜田氏は今年2月にも、競泳の池江璃花子選手が白血病を公表したことに「がっかりしている」などと発言し、その後、謝罪、撤回した。この日のあいさつでは、乾杯前だったことに触れ「がっかりしているんじゃないかと(みなさんが)思ってですね。がっかりという言葉は禁句なんですけど」とも述べた。

 桜田氏はパーティー出席後、記者団に対し、いったんは「言ったことありません。記憶にありません」と釈明。その後、首相官邸を訪れ、辞表を提出した。安倍首相も同日夜、急きょ官邸に戻り、政権幹部と対応を協議。桜田氏の辞表を受け入れた。

 二階派に所属する桜田氏は千葉…

3632チバQ:2019/04/10(水) 23:38:18
https://www.sankei.com/politics/news/190410/plt1904100037-n1.html
桜田義孝五輪相、問題発言で辞任 後任に鈴木俊一氏再起用
2019.4.10 20:47
桜田義孝五輪相(69)は10日夜、東京都内で開かれた自民党所属国会議員のパーティーで東日本大震災の被災者を傷つける発言をしたとして安倍晋三首相に辞表を提出した。首相は受理し、後任に鈴木俊一元五輪相(65)を充てる方針を決めた。

 道路整備をめぐる「忖度(そんたく)」発言で塚田一郎元国土交通副大臣が事実上更迭された直後の辞任となった。閣僚の辞任は第2次安倍内閣以降、8人目。平成29年4月には当時の今村雅弘復興相が東日本大震災の被害を「まだ東北で良かった」と発言した責任を取って辞任している。

 桜田氏は10日夜、岩手県出身の高橋比奈子衆院議員(比例東北)のパーティーで、出席者らを前に「復興以上に大事なのは高橋さんだ」と発言した。「おもてなしの心を持って、復興を協力していただければありがたい」とも語った。

 桜田氏は3月にも千葉県柏市の集会で、東日本大震災の津波被害で沿岸部の高速道路や国道が各地で不通になったにもかかわらず「健全に動いていたから良かった」と発言した。

 桜田氏は首相官邸で首相に辞表を提出した後、記者団に「被災者の気持ちを傷付けるような発言をして申し訳ない。発言の撤回だけでは十分でないと思うので責任を感じ(首相に)辞表を提出した」と述べた。

 首相も記者団の取材に応じ「被災地の皆さまに首相として、この発言に深くおわび申し上げたい。任命責任は首相たる私にある」と述べた。

3633チバQ:2019/04/10(水) 23:51:54
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201904100001137.html
「USBはよく分からない」/桜田氏過去の問題発言
[2019年4月10日22時31分]

桜田義孝五輪相(18年11月6日撮影)
桜田義孝五輪相(18年11月6日撮影)

桜田義孝五輪相(69)が10日、安倍晋三首相に辞表を提出した。同日、都内で行われた高橋比奈子衆院議員(比例東北)のパーティーで「復興以上に大事なのは高橋さんだ」などと発言。これまで、不適切な発言が相次いだ責任を取る必要があると判断した。同大臣の過去の主な問題発言は、以下の通り。

◆「自分でパソコンを打つことはない」(18年11月14日)衆議院内閣委員会で、立憲民主党の今井雅人議員から「パソコンは使うか」と質問され「25歳の時から自分で独立し、そういうことは常に従業員、秘書に指示をしてやっているので、自分でパソコンを打つということはない」と断言。サイバーセキュリティー基本法改正案の担当閣僚として不適格と指摘されると「私1人で決めることではない。私の事務所、国の総力を挙げて総合的にやること。落ち度がないと自信を持って言える」と反論

◆「USBはよく分からない」(同日)同委員会で、国民民主党の斉木武志議員からUSB(パソコンなどに周辺機器を接続する規格)メモリーを使ったイラン核施設サイバー攻撃事件を例に挙げた、日本の原発に関する質問を受けた。その中で「使う場合は穴を入れるらしいですけど、細かいことは私はよく分かりませんので、専門家に答えさせます」とUSBを知らないと明言

◆「世界に私の名が知られた」(同21日)同委員会で「自分でパソコンを打つことはない」と発言したことが世界各国で報じられたことに「世界に私の名が知られた。いいか悪いかは別として、有名になったんではないか」と主張

◆「せいご」(同日)14日の同委員会で、斉木議員から「(USBを)知らないで、どのように危険を判断するのか」と質問され「事務所では使っていない」と答弁。その中て官僚原稿を読む際、制御システムの「制御」を「せいご」と読む場面が何度も見られた

◆「スマートフォンは使うがパソコンは諦めた」(同22日)同委員会で、今井議員からスマートフォンは使うかと聞かれ「便利なので1日に何回も使っている」とポケットから得意げにスマホを取り出したが、パソコンは「教室に行ったが、忙しくて自ら覚えるのはやめようと(思った)」と諦めたと発言

◆「答弁書を、間違いのないように読むことが最大の仕事」(同日)斉木議員から、官僚が用意した答弁書の読み上げばかりだと批判され「多くのスタッフの協力に基づく答弁書を、間違いのないように読むことが最大の仕事だ」と述べた

◆「国防省」(同日)同委員会で防衛省を「国防省」と言い間違える場面も

◆「いしまきし」(9日)参院内閣委で、宮城県石巻市の東京五輪・パラリンピック関連イベント欠席の理由を聞かれ「いしまきし」と答弁。2回目はいったん「いしまきし」と言い「いしのまきし」と言い直したが3回目も間違い。

3634チバQ:2019/04/11(木) 10:30:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190411-00000012-jij-pol
政権中枢、力学変化の兆し=菅氏に存在感、揺らぐ麻生・二階氏-統一選
4/11(木) 7:10配信 時事通信
政権中枢、力学変化の兆し=菅氏に存在感、揺らぐ麻生・二階氏-統一選
記者会見する菅義偉官房長官=10日午後、首相官邸
 統一地方選前半の結果を受け、安倍政権中枢の力学に変化の兆しが出てきた。

 後ろ盾となった首長選などをめぐり、菅義偉官房長官は勝利して存在感を高める一方、敗北を喫した麻生太郎副総理兼財務相と二階俊博自民党幹事長は求心力が揺らいでいる。安倍晋三首相を支える3氏の明暗は、今後の政権運営に影響を与えそうだ。

 「私自身は全く考えていない」。菅氏は10日の記者会見で、党内外から「ポスト安倍」の一人に挙げる声が出始めたことへの感想を問われ、こう語った。新元号「令和」の発表を務めた菅氏は、「令和おじさん」として一躍注目を集めている。

 菅氏は北海道知事選で、新人の擁立などに積極的に関与。6日には北海道入りし支持を訴え、知事選で唯一の与野党対決を約65万票の大差で制した。首相は「野党が強い地域でこれだけの差が出るとは」と喜んだという。

 大阪府知事・市長のダブル選で地域政党「大阪維新の会」が勝利したことも、菅氏にとってプラスに働きそうだ。菅氏は、新市長に当選した維新の松井一郎代表と近く、引き続き国会運営などで協力を期待できるからだ。

 これに対し、麻生氏は福岡県知事選で、強引な新人の擁立が党内の分裂を招き、現職に100万票近い大差で惨敗した。投開票日の直前に、麻生派の塚田一郎参院議員が「忖度(そんたく)」発言で国土交通副大臣を辞任したことも、劣勢に追い打ちをかけた。

 麻生氏は「誠にふがいなく、力不足だった」と陳謝。党県連最高顧問を辞任する意向も示した。党内には「麻生氏はやり過ぎだ」(関係者)と不満の声がくすぶる。

 二階氏は大阪ダブル選の期間中、3度も現地入りしたが及ばなかった。さらに、お膝元の和歌山県議選でも、元秘書の現職が共産党新人に敗れた。党内からは、影響力の衰えを指摘する声が上がった。

 統一選の余波は党の派閥にも及んだ。島根県知事選では、竹下派会長の竹下亘前総務会長らが推した新人が、県議らの反旗により敗北。故竹下登元首相が強固な地盤を築いた「竹下王国」の陰りを印象付けた。

3635チバQ:2019/04/11(木) 21:46:46
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190411/soc1904110013-n1.html
問答無用!安倍首相の逆鱗に触れた“失言大臣”桜田氏 「復興より議員」発言から2時間で更迭へ (1/2ページ)
2019.4.11
 安倍晋三首相は10日夜、桜田義孝五輪相(衆院千葉8区、自民党二階派)を事実上、更迭した。これまでも、桜田氏は失言を繰り返してきたが、東日本大震災(2011年)の被災地を傷つける暴言が、逆鱗に触れた。安倍首相は、被災地復興を「政権の最重要課題」と位置付けており、来年には「復興五輪」を控えている。夏の参院選への影響も踏まえて、発言からわずか2時間で電撃決着を図った。

 「復興以上に大事なのは、高橋さんだ」

 桜田氏は、自民党の高橋比奈子衆院議員(比例東北)のパーティーで、こうあいさつした。全体を聞くと、被災地を地盤とする高橋氏への支援を求める内容だが、冒頭部分はさすがに「復興軽視」だと問題視された。

 記者団が早速、真意をただした。桜田氏はいったんは「記憶にありません」とはぐらかしたが、批判は一気に広まった。

 桜田氏には、以前から言語処理能力に疑問符が付いていた。競泳の池江璃花子選手による白血病公表を「がっかりした」と述べたり、被災地の宮城県石巻市を国会答弁で3回にわたり「いしまきし」と言い間違えるなど、失言と謝罪を繰り返してきた。

 だが、被災地に関わる失言は次元が違う。

 安倍首相は2年前にも、「(東日本大震災が)まだ東北だったから、よかった」という暴言を吐いた今村雅弘復興相(当時)を即刻更迭している。今回も問答無用で、桜田氏は辞表を提出するほかなかった。

 安倍首相は同日夜、「任命責任は私にある。全閣僚が復興相だとの認識を再確認し、今後も東北の復興に全力を傾けたい」と官邸でわびた。後任は、鈴木俊一元五輪相を再登板させた。

 安倍内閣では5日、塚田一郎前国土交通副大臣が、山口、福岡両県を結ぶ「下関北九州道路」事業をめぐり、安倍首相や麻生太郎副総理兼財務相を「忖度(そんたく)した」と発言し、辞任したばかり。

 統一地方選後半戦と衆院大阪12区、沖縄3区の補欠選挙の最中、夏の参院選も見据えて、これ以上、「辞任ドミノ」を広げるわけにはいかないという危機感が、今回の即断劇につながった。

 政治評論家の小林吉弥氏は「桜田氏の発言は論外であり、政治家の自覚がなさすぎる。彼に限らず、政治家全体の言葉が軽すぎる。塚田発言も論外だ。『安倍一強』ゆえ、党内に緩みが出ていることは否定できない。今一度、襟を正す必要がある」と語っている。

3636チバQ:2019/04/12(金) 10:44:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190411-00000598-san-pol
桜田氏更迭「危機感足りない」 大型選挙への影響懸念
4/11(木) 20:30配信 産経新聞
桜田氏更迭「危機感足りない」 大型選挙への影響懸念
自民党役員会へ向かう岸田文雄政調会長=8日午後、国会内(春名中撮影)
 桜田義孝前五輪相が東日本大震災をめぐる失言で事実上更迭されたことを受け、政府・与党には11日、危機感が広がった。道路整備をめぐる「忖度(そんたく)」発言で辞任した塚田一郎元国土交通副大臣に続く失態で、21日投開票の衆院大阪12区と沖縄3区の両補欠選挙や夏の参院選に響きかねないからだ。自民党幹部は痛手を最小限に食い止めようと、党内を引き締めている。

 「統一地方選後半戦に臨むところで水を差されたのは否めない。長期政権だけに、いつ国民が愛想を尽かすかという危機感が足りない」

 石原派(近未来政治研究会)会長の石原伸晃元幹事長は派の会合でこう苦言を呈した。

 11日の各派の会合では、桜田氏の失言に対する批判が続出した。

 岸田派(宏池会)会長の岸田文雄政調会長も「あってはならない発言。政権、与党の気の緩みがあるのではないか」と訴えた。細田派(清和政策研究会)の下村博文元文部科学相は「(問題が)立て続けで、今後に非常に影響する。引き締めてやらないと大変厳しい」と呼びかけた。

 とりわけ沈痛な空気に包まれたのが、桜田氏が所属する二階派(志帥会)だ。東日本大震災に絡む失言での閣僚辞任は「まだ東北で良かった」と発言した今村雅弘元復興相に続く2人目。同派の河村建夫元官房長官は「閣僚はもちろん、国会議員は日頃から言葉に気をつけていかなければならない」と注意を促した。

 公明党の山口那津男代表も11日の中央幹事会で「(塚田氏の辞任後に)与党として気を引き締めて、と申し上げた矢先だ。怒りを禁じ得ない」と指弾し、「二度とないよう政府には厳しく申し上げていく」と強調した。

 厳しい批判の声が上がるのは、衆院の2補選や統一地方選後半戦、夏の参院選へのダメージを懸念しているからだ。安倍晋三首相が10日夜、桜田氏の失言から2時間で更迭を即決したのも、早期の幕引きで影響を最小限に抑えようという危機感による。

 自民党内からは、閣僚の不祥事や失言が相次ぎ自民党が惨敗した平成19年の参院選を引き合いに「嫌な流れだ」(党中堅)との声も漏れ始めている。

 桜田氏はこれまでも閣僚としての資質が問われてきたが、首相は、昨年9月の自民党総裁選で支持を受けた二階俊博幹事長への配慮もあり、二階派の桜田氏をかばい続けてきた。

 自民党関係者は「派閥推薦型や入閣適齢期を重視しすぎる人事はもう止めるべきだ。失敗したときのリスクが大きすぎる」と語った。(長嶋雅子)

3637チバQ:2019/04/12(金) 10:45:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190412-00000013-jij-pol
就任半年、実績なく自滅=過去の教訓も学ばず-桜田氏
4/12(金) 7:14配信 時事通信
就任半年、実績なく自滅=過去の教訓も学ばず-桜田氏
辞表を提出後、取材に応じる桜田義孝五輪担当相(中央)=10日夜、首相官邸
 就任わずか半年で五輪担当相を更迭された自民党の桜田義孝衆院議員は、相次ぐ失言で「抜群」の存在感を示す一方、開催まで1年余りに迫った2020年東京五輪・パラリンピックの担当閣僚としては実績を残せなかった。

 震災復興をめぐっては過去の閣僚もたびたび軽率な言動で批判されてきたが、こうした教訓に学ばず「被災者を傷つけるような発言」(桜田氏)で自滅した。

 桜田氏は昨年10月の内閣改造で初入閣後、緊張感を欠く言動で注目を浴び続けた。サイバーセキュリティー基本法の担当閣僚にもかかわらず、国会答弁で「自分でパソコンを打つことはない」と開き直った
 国会答弁では資料を棒読みすることが多かったが、質問と関係ない別の答弁書を間違って読んだり、「防衛省」を「国防省」などと誤読したりする場面も目立った。

 五輪啓発イベントには精力的に出席したが、政策面で指導力を見せることもなかった。記者会見で北朝鮮の五輪参加への対応を問われた際は、なぜか「(所管)分野外だ」と明言。その後、政府関係者が「事実誤認」と訂正する一幕もあった。

 東日本大震災後、歴代内閣は復興を政権の最重要課題と位置付けてきたが、被災者の感情を逆なでする言動が繰り返された。安倍内閣では今村雅弘復興相(当時)が「まだ東北で良かった」と発言して辞任。石原伸晃環境相(同)は、原発事故の除染で出た汚染土の中間貯蔵施設建設をめぐり「最後は金目でしょ」と述べた後、謝罪した。

 東京五輪は「復興五輪」と位置付けられているだけに、五輪のイメージダウンや、被災地との溝が生まれることも懸念される。桜田氏の後任に任命された自民党の鈴木俊一衆院議員は記者団に「被災地と五輪の距離を縮め、真に復興五輪になるよう仕事をしたい」と強調した。

3638とはずがたり:2019/04/15(月) 14:15:29

耄碌して抑制の効かなくなった麻生は国益を損ねてるけどまあ仕方が無い。

麻生副総理が自民党福岡県連最高顧問を辞任へ 県知事選の対応で引責
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1904090024.html
2019/04/09 15:04産経新聞

 麻生太郎副総理兼財務相が、自民党福岡県連の最高顧問を辞任する意向を県連幹部に伝えたことが9日、分かった。保守分裂選挙となった7日の県知事選で、党が推薦した候補が敗れた責任をとる。22日の県連執行部会で承認される見通し。

 県知事選をめぐり県連は過去2回の選挙で支援した現職の小川洋氏を推さず、党本部は元厚生労働官僚の新人、武内和久氏を推薦したが大差で敗れた。

 新人候補擁立にこだわった麻生氏は7日、福岡市内で支援者に対し「残念ながら当選させ切れなかったことは誠にふがいなく、われわれの力不足だった」と陳謝した。麻生氏は8日に県連の蔵内勇夫会長に最高顧問を辞任する考えを伝えたという。

 知事選での敗北を受け、県連ではすでに蔵内氏が会長を辞任する意向を表明している。

3639チバQ:2019/04/15(月) 18:48:30
https://www.sankei.com/politics/news/190415/plt1904150001-n1.html
【政界徒然草】福岡知事選で動かなかった「ポスト安倍」岸田氏
2019.4.15 01:00政治政局
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安倍晋三首相に面会するため、首相官邸に入る自民党の岸田文雄政調会長=4月8日、首相官邸(春名中撮影)
安倍晋三首相に面会するため、首相官邸に入る自民党の岸田文雄政調会長=4月8日、首相官邸(春名中撮影)
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 保守分裂となった7日投開票の福岡県知事選。「ポスト安倍」候補で岸田派(宏池会・49人)会長の岸田文雄政調会長(61)もまた厳しい判断を迫られた。派の国会議員や古賀誠名誉会長(78)は現職を支援していたが、党推薦の新人を推す麻生派(志公会・56人)会長の麻生太郎副総理兼財務相(78)から応援のために福岡入りするよう再三要請されていたためだ。だが、最終的に岸田氏は動かなかった。なぜか。

 岸田氏は2日、東京・永田町の砂防会館に古賀氏を訪ねた。関係者によると、当時、岸田氏の気持ちは麻生氏の要請に応え、福岡入りに傾いていたが、古賀氏は否定的だった。

 知事選の勝敗が見えている中で、岸田氏を福岡に入れようとする麻生氏の狙いは何か。派をばらばらにしたいからではないのか-。古賀氏はそう不信感を持っていた。

 岸田氏にとって、有力派閥である麻生派との連携は次期総裁選を考えるうえで無視できない選択肢だ。麻生氏とは定期的に2人で会食する仲でもあり、知事選の応援も麻生氏本人や周辺から強く要請されていた。

 知事選は早い段階から現職の圧勝が有力視され、麻生氏は厳しい立場に立たされていた。その状況下で党三役の岸田氏が福岡入りすれば、麻生氏のメンツは立ち、恩を売れる。

 麻生派の議員も「総裁選を考えても両派の関係は間違いなく良くなる。夏の参院選(福岡選挙区)で出馬する岸田派の現職を一丸となって支援できる」と期待を示した。岸田派内の一部にも支持する声があった。

■派閥内は否定的

 しかし、現在も派内に影響力を保つ古賀氏や、派内の大半の議員は岸田氏の福岡入りに否定的だった。

 幹部の1人は「同じ派閥で会長と名誉会長が違う候補を応援するのはおかしい」と漏らす。ベテランも「負ける選挙に総裁候補がわざわざ行く必要はない。その程度で麻生さんが本当に恩を感じるのか」と疑問を呈していた。

 知事選では、岸田派の福岡選出の国会議員4人のうち2人が現職、2人が新人の応援にまわった。だが、全員が岸田氏の福岡入りには反対した。

 最終的に、岸田氏は福岡入りを見送った。竹下派(平成研究会・56人)との関係も考慮し、島根県知事選の応援に入る案も一時浮上したが調整がつかず、立ち消えになった。

 岸田派幹部は「総裁選まではまだ時間がある。勝負時まで変に動かず、どの派閥とも敵対しないでやっていくのも戦略の一つだ」と語る。

 他の議員も、麻生氏と反麻生派の有力OBや議員が複雑に対立する福岡の特殊事情に触れ、「二階俊博幹事長(80)や麻生派の甘利明選対委員長(69)も応援に入らなかった」と岸田氏の決断を評価する。

 一方、岸田氏の福岡入りに賛成した議員は「それなら、次の総裁選までにどんな戦略を描いているのか」と落胆する。

 「首相を目指す人間がリスクを取れなくてどうする。古賀さんを説得できずに、トランプ米大統領を説得できるはずがない」

 袖にされた形の麻生氏周辺からも早速、批判の声が上がりはじめた。

 そんな中、古賀氏は8日のBS番組で、岸田氏について「ポスト安倍の一人ということは否定しない」としつつ「必ずしもポスト安倍でなければいけないということではない」と言及した。さらに、自身と親しい菅義偉(すが・よしひで)官房長官(70)もポスト安倍の一人との見方も披露した。

 岸田派幹部は「岸田さんへの叱咤(しった)激励だ」と分析するが、派内には知事選をめぐる対応が両者の関係に影響を与えたとみる向きもある。

 派をまとめつつ、他派との連携をいかに構築していくか-。今回の知事選を通じ、岸田氏がポスト安倍を目指すうえで避けて通ることのできない課題が浮き彫りになったといえる。

 「気宇壮大(きうそうだい)」

 自民党が製作したカレンダーの「4月」には、岸田氏が揮毫(きごう)した力強い字が記されている。「心意気がよく度量の広い」(大辞泉)という意味には、岸田氏のどんな思いが映し出されているのだろうか。(政治部 田村龍彦)

3640チバQ:2019/04/17(水) 09:25:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190417-00000003-asahik-pol
石破氏の応援行脚、摩擦 「総裁選の恩」参院竹下派を優遇
4/17(水) 5:30配信 有料 朝日新聞デジタル
石破氏の応援行脚、摩擦 「総裁選の恩」参院竹下派を優遇
石破氏が応援に入った自民分裂選挙の構図
 統一地方選で全国行脚を進める自民党の石破茂・元幹事長の応援が一部でハレーションを生んでいる。自民系候補が分裂した余波を受けた格好だが、「ポスト安倍」を狙う石破氏にとっては地方人気が頼りでもあるだけに、石破派内からは懸念の声も上がる。

 ■地方議員反発「義理欠く行動」
 石破氏は、昨秋の自民党総裁選で安倍晋三首相に一騎打ちを挑み、党員・党友の地方票45%を獲得。首相には敗れたものの、「選挙の恩は選挙で返す」と、総裁選で支援を受けた参院竹下派の議員の地元を中心に、選挙応援に走り回る。
 自民党の国会議員が推す党推薦候補と県議の大半が支持する候補との事実上の一騎打ちとなった島根県知事選(7日投開票)。……

3641チバQ:2019/04/17(水) 09:30:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190415-00000572-san-pol
安倍首相が石原慎太郎、亀井静香両氏と会食
4/15(月) 22:19配信 産経新聞
安倍首相が石原慎太郎、亀井静香両氏と会食
安倍晋三首相(春名中撮影)
 安倍晋三首相は15日夜、東京都内で石原慎太郎元東京都知事、亀井静香元金融担当相、衛藤晟一首相補佐官と会食した。衞藤氏によると、自民党が公認候補を擁立している衆院大阪12区補欠選挙(21日投開票)や外交について意見を交わしたほか、夏の参院選も話題に上り「今度は大変だ。簡単にはいかない」などの意見が出たという。

3642 チバQ:2019/04/21(日) 21:42:55

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190419-00000514-san-pol
「昨日の敵は今日の友」相次ぐ旧民主組の入党に反発する自民党青年局の理

4/19(金) 11:09配信��
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自民党の二階俊博幹事長(右)主導で旧民主党議員の引き抜きが続く。細野豪志元環境相が代表例だ(大島悠亮撮影)

 昨日の敵は今日の友-。旧民主党に籍を置いた議員による自民党入党や入党希望が相次いでいる。入党した鷲尾英一郎衆院議員(42)=新潟2区=や、二階派(志帥会)入りした無所属の細野豪志元環境相(47)=静岡5区=が代表例だ。党内では、二階俊博幹事長(80)が主導する一連の動きに、45歳以下の党員で構成される党青年局が反発するという世代間抗争の様相も呈している。どちらに「理」があるのか。

【表】自民党「魔の3回生」の主な不祥事

 ■「現職の国会議員いる」

 「自民党を地方で支えてきた皆さんにすれば、苦しいときに自民党を批判していた人たちが今さら入ってくるのはおかしい、納得がいかないのではないか」

 自民党の佐々木紀(はじめ)青年局長(44)=衆院石川2区=は3月22日、党本部で開かれた青年局の会合でこう訴えた。

 佐々木氏は「現職の国会議員がいる選挙区もある。簡単に入党を認めるのは看過できない」とも語った。その上で(1)プロセスを明確にする(2)説明責任を果たす(3)比例復活も含め前回衆院選小選挙区で立候補した現職を同じ選挙区で党公認とする-ことなどを求める提言をまとめたい考えを示した。4月21日の統一地方選後半戦終了後に、議論を本格化させる。

 提言は事実上、新潟2区で細田健一衆院議員(54)=比例北陸信越、静岡5区で吉川赳(たける)衆院議員(37)=比例東海=の公認を求める内容だ。佐々木氏と細田氏は細田派(清和政策研究会)、吉川氏は岸田派(宏池会)にそれぞれ所属しており、二階派を牽制(けんせい)する意味合いもある。

 佐々木氏の念頭にあったのは、平成29年衆院選での埼玉11区の例だ。24、26年の両衆院選で自民党公認だった細田派所属の今野智博前衆院議員(43)は党公認を得られず、復党が認められた二階派所属の小泉龍司国際局長(66)と無所属同士で争って落選した。

 佐々木氏自身は26年衆院選以来全3回の当選を小選挙区で果たしているが、同期には不祥事が相次ぎ、「魔の3回生」と呼ばれる。追い風の選挙しか経験しておらず、その中でも比例復活組に関しては、二階氏が「差し替え」の可能性に言及している。佐々木氏の発言は、これに対する若手らの危機感を代弁した形だ。

 3月22日の青年局の会合では、旧民主党経験者への反感や、「差し替え」に対する若手の危惧を象徴するような発言があった。

 出席者によると、山本朋広国防部会長(43)=比例南関東=は「自民党議員は党議拘束がかかった法案で造反すれば、最悪、除名処分にもなる。他党の議員は毎回、造反しているようなものだ」と訴えた。「3〜5年間、法案への投票行動をみるなど、経過期間を置いたほうがよいのでは」とも指摘した。

 山本氏は4回の当選のすべてで小選挙区で敗れ、比例代表で復活当選している。山本氏が地盤としている神奈川4区では、旧みんなの党代表だった浅尾慶一郎前衆院議員(55)が自民党に入党し、29年衆院選では山本氏が自民党公認、浅尾氏が無所属で戦い、立憲民主党の早稲田夕季衆院議員(60)が漁夫の利を得る形で小選挙区を制した。

 山本氏は周囲に「僕は相手が落選しているから吉川さん、細田さんらとは違う」と話しており、青年局会合では「(自民党公認を希望する者同士の)予備選という考え方もある」と述べた。

 ■目立つ比例復活組

 当事者である吉川氏は、今回の件について言葉が少ない。青年局の会合後、記者団には「経過を見守りたい」と述べるにとどめた。関係者によると、会合では「(自民党公認を意味する)支部長選任規定を精査した方がよい」などと語ったという。

 衆院選に3回当選した吉川氏だが、24、26、29年の各選挙で小選挙区ではすべて細野氏に敗れ、比例復活を果たした。自民党には2回連続小選挙区で落選した者は原則として公認しないルールがあるが、形骸化している。吉川氏が寡黙なのは、今後、青年局の提言と引き換えに、このルールを厳密に適用されたら抗弁できなくなるという負い目もありそうだ。

 若手も一枚岩ではない。二階派に所属する中曽根康隆衆院議員(37)=比例北関東=は同じ会合で、「公認に関する自民党のルールは、あってないような面もある。その選挙区で『この人に出てほしい』という声があれば認められるような制度作りも必要だ」と強調した。

3643 チバQ:2019/04/21(日) 21:43:17

 新陳代謝の重要性を語ったものだが、中曽根氏自身、29年衆院選で群馬1区からの出馬を模索した経緯がある。「比例復活も含め前回衆院選で小選挙区で立候補した現職を同じ選挙区で党公認とする」とする青年局の提言は、自らの足かせとなりかねないのだ。

 党総務会では3月26日、細野氏らの入党問題について議論が交わされた。佐々木氏は「自民党を非難していた議員の入党を簡単に認めるべきでない」などと訴え、村上誠一郎元行政改革担当相(66)が同調した。

 これに対し、林幹雄幹事長代理(72)は「地元県連の了承のもと、入党が認められた。党の懐の深さを示すものだ」と主張。平沢勝栄元内閣府副大臣(73)も「とにかく選挙に勝つことだ」と述べた。両氏は二階派に所属しているため、ある若手は「二階派は勢力拡大のために、今後も旧民主党議員をどんどん入党させるのではないか」と不満を漏らした。

 選挙区での公認は議員の生殺与奪を握っている。安倍内閣の支持率が堅調に推移し、野党の影響力が一向に上向かない中、今後も自民党の公認問題をめぐり、党内の派閥間や世代間で骨肉の争いが繰り広げられるのは間違いない。(政治部 沢田大典)

3644チバQ:2019/04/23(火) 18:34:29
932 :チバQ :2019/04/23(火) 18:32:46
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASM4Q73LRM4QUTFK01V.html
自民・吉田参院幹事長、政界引退へ 健康状態など考慮
2019/04/22 22:11朝日新聞

自民・吉田参院幹事長、政界引退へ 健康状態など考慮

自民党の吉田博美参院幹事長

(朝日新聞)

 自民党の吉田博美・参院幹事長(69)が今夏の参院選に立候補せず政界を引退する意向を固め、22日、周辺に伝えた。23日に記者会見をして説明する。長野選挙区を後進に譲り、比例区での立候補を検討したが、健康状態などを考慮した。参院を取り仕切る実力者の引退は、政権運営にも影響を与える可能性がある。

 吉田氏は、金丸信・元自民党副総裁の秘書や長野県議を経て、2001年の参院選長野選挙区で初当選。3期連続で当選を重ね、今夏の参院選で改選を迎える。だが、昨年10月に元衆院議員を後継指名して同選挙区からの立候補を断念。比例区への転出か、政界引退かの検討を重ねてきた。

 国会では、政治の師と仰ぐ青木幹雄・元参院議員会長と気脈を通じて参院自民党をまとめ、野党との水面下交渉などで力を発揮。安倍晋三首相や二階俊博幹事長ら政権幹部からの信任も厚く、党内からは比例区転出による現役続行を求める声が相次いでいた。青木氏も比例区での当選に向け、後ろ盾となる業界団体からの支援が得られるよう調整に奔走した。

 ところが、有力な支援団体は見つからず、吉田氏の体調がすぐれない状態も続いた。関係者によると、吉田氏は足が思うように動かせなくなった。当初は杖をついて歩いていたが最近は車いすを欠かせず、リハビリや検査入院などを繰り返している。昨年12月の記者会見では「体力、気力が十分の選挙ができるのか疑問」と話していた。


933 :チバQ :2019/04/23(火) 18:33:51
https://www.sankei.com/politics/news/190422/plt1904220097-n1.html
自民・吉田参院幹事長、参院選不出馬へ 体調不良で引退決断
2019.4.22 23:01政治政局

 自民党の吉田博美参院幹事長(69)は22日、改選を迎える夏の参院選に立候補せず、政界を引退する意向を固めた。23日の記者会見で表明する。自身の健康状態を踏まえ、出馬は困難と判断した。

 吉田氏は参院自民党の人事や国会運営を取り仕切っており、党内では出馬を求める声が強かった。不出馬を決めたことで参院の権力構造が大きく変わる事態は避けられず、安倍晋三首相の参院選後の政権運営にも影響しそうだ。

 吉田氏は昨年10月、地盤の参院長野選挙区(改選数1)で出馬せず、元衆院議員に選挙区を譲ると表明した。比例代表で出馬するか引退するかを3月末に決断する意向だったが、脚の具合が悪化。検査に時間を要し、判断を先送りしていた。

 一部の党幹部は特定の比例代表候補を優先的に当選させる「特定枠」の適用を検討したが、吉田氏は「選挙区に候補を擁立できない合区対象県の候補に適用すべきだ」として固辞した。

 吉田氏は故金丸信・元副総理の秘書や長野県議などを経て平成13年に初当選し、現在3期目。青木幹雄元参院議員会長の下で頭角を現し、26年に参院国対委員長、28年に参院幹事長に就任した。竹下派(平成研究会)の会長代行も務めている。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019042301009&g=pol
自民・吉田参院幹事長、政界引退を正式表明=参院選不出馬、政権運営に影響も=
2019年04月23日18時20分


記者会見する自民党の吉田博美参院幹事長=23日午後、国会内

 自民党の吉田博美参院幹事長は23日、国会内で記者会見し、改選を迎える夏の参院選には立候補せず、政界を引退する考えを正式に表明した。足のけがに加え、脳腫瘍も発覚して25日に手術する予定だと明かし、「この健康状態では選挙運動は難しい。出馬しない決断をした」と語った。参院自民党を取り仕切る吉田氏の引退は、安倍晋三首相の政権運営に影響する可能性がある。
 車いすで会見に臨んだ吉田氏は、参院議員の18年で最も印象に残るエピソードとして、参院国対委員長時代の2015年に成立した安全保障関連法を挙げた。「大変厳しい委員会運営だった。私にとって一番の大仕事だった」と振り返った。

記者会見を終え、退室する自民党の吉田博美参院幹事長=23日午後、国会内

 吉田氏は、参院の実力者として法案処理などに力を発揮。昨年10月には長野選挙区からの不出馬を表明したが、党内からは比例代表での現役続行を求める声が出ていた。ある政権幹部は「存在感があった。吉田氏の穴は手痛い」と指摘。公明党幹部は「いつも配慮してくれた。本当に残念だ」と引退表明を惜しんだ。
 吉田氏は会見で、参院の今後の在り方について、「衆院との違いを出すハウスとして、野党との話し合いの中で丁寧に粘り強くやってほしい」と述べ、与野党協調の重要性を訴えた。

3645チバQ:2019/04/24(水) 13:06:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190424-00000502-san-pol
大阪4重選で惨敗自民、読みも甘くまとまらず
4/24(水) 7:00配信 産経新聞
大阪4重選で惨敗自民、読みも甘くまとまらず
大阪府・市議選の結果
 維新政治の息の根を止める-。こう意気込んで臨んだ大阪府知事・市長のダブル選と府議・市議選で、自民党が大敗を喫し、組織の立て直しを迫られている。停滞していた大阪都構想の議論を進めるため、知事と市長の立場を入れ替えてダブル選に持ち込むという大阪維新の会の奇策に、候補者選定の段階から後手に回った自民府連。選挙では、安倍晋三首相(総裁)の大阪入りはかなわず、維新との関係で首相官邸との温度差も垣間見えた。一連の結果を受け、府連の左藤章会長は辞職の意向を示しているが、自民関係者からは「府連の立て直しは10年かかっても無理」と、ため息ばかりが聞こえてくる。

■甘かった見通し

 今回の“4重選挙”では、「大阪の成長を止めるな」という分かりやすいフレーズで、これまでの改革や実績をアピールした維新が戦略勝ちし、無党派層から保守層まで幅広く浸透。府議選では31ある1人区のうち8割で勝利を収めた。市議選でも過半数に迫る40議席まで積み上げることに成功した。

 対する自民は、府議選では選挙前の24から15、市議選では同19から17と大幅に議席を減らした。「そもそも戦ったこと自体が間違いかもしれない。われわれに力がなかったということに尽きる」。自民府連の幹部は、ショックを隠しきれない様子で語った。

 そもそも見通しが甘かった。高い発信力を誇った維新前代表の橋下徹氏はすでに政界を去り、選挙前には「維新にこれまでのような勢いはない」と楽観視する声もあった。

 ダブル選では準備不足も否めなかった。ある自民市議は「知事と市長が辞職するとは思っていなかった」と話す。

 知事だった維新代表の松井一郎氏と、大阪市長だった吉村洋文氏(維新政調会長)は、都構想の住民投票に協力を求めていた公明党との交渉が決裂したことを受け、3月8日に記者会見し、任期途中の辞職と入れ替え選への立候補を表明した。

 ただ正式表明はこの日になったものの、昨年末の時点ではダブル選に挑む覚悟を固めていたとされる。「最終的には公明が維新に折れると思っていた」(自民市議)というように政局の筋読みを誤り、それが候補者擁立の遅れにつながってしまった。

 ■内部の不協和音も

 維新への追い風が急速に吹き始めた選挙戦では、内部の不協和音も聞こえ始めた。

 その一つが、党内の温度差だ。二階俊博幹事長が複数回応援に駆け付け「自民党は力の限り応援する」と挙党態勢をアピールしたのに対し、安倍首相や菅義(よし)偉(ひで)官房長官が選挙中に大阪入りすることはなかった。維新は国政において貴重な改憲勢力。菅氏と松井氏はかねて親交が深く、維新との関係性に配慮したがための静観だったとみられている。

 これには地元議員からは不満が続出。「維新は党首が出て戦っているんだから、こっちも党首が出てきてくれないと。なかなか五分の戦いにはならない」(府連幹部)、「官邸が維新との関係を優先し、中途半端なことをした。もっと協力してほしかった」(大阪市議)と恨み節が漏れる。

 公明党も党本部が府本部と距離を置き、山口那津男代表が大阪で、自民が擁立したダブル選候補を応援することはなかった。地元の陣営関係者は「有権者はこちらが本気がどうかをよくみている。中央が熱を入れていないというのが伝わっている」と悔しがった。

3646チバQ:2019/04/24(水) 13:07:18
■維新にどう対峙するか

 ダブル選の余波は、府議・市議選にも伝わった。平成に入ってから府議会では40前後、市議会では30前後の議席をそれぞれ保ってきたが、今回の府議選で自民は、平成23年に次いで少ない15議席となった。

 一方、両議員選でも大きく勢力を伸ばした維新は、「民意が示された」と都構想の協議再開へ意欲をみせている。府議選で過半数の議席を獲得した維新は、都構想の制度案を議論する法定協議会でも過半数の委員確保が確実となり、制度案を単独でまとめることが可能になった。松井氏は夏までに法定協を再開したい意向を示し、「スケジュールありきではなく、反対派の意見も聞きたい」と他会派に秋波を送る。

 ただ、仮に法定協で制度案が可決されても、住民投票の実施には府市両議会で過半数の賛成が必要。維新は、市議会では過半数にあと2議席届かず、松井氏は多数派工作に乗り出す考えを示している。

 維新前代表の橋下徹氏も自身のツイッターで自民の大阪市議団に対し、維新と組んで都構想の推進を促すなど、“側面支援”の動きもみられる。

 維新に今後どう対峙(たいじ)していくのか-。自民市議団幹部は選挙後、「住民投票に賛成することはないというのははっきり言える」と強調。「大阪市民が、いばらの道をいくというのが都構想。1票をいただき負託を得ている以上、賛成することはない」と断言した。

 今回の惨敗に火だねはくすぶる。府連幹部は「官邸を含めてとことん戦えたなら別だが、無理だった。あまりに敵が巨大だった」と吐露。これまで反対一辺倒だった住民投票への向き合い方についても再考せざるを得ないのではとの見解を示した。

3647 チバQ:2019/05/06(月) 07:50:28
>>2999
https://www.sankei.com/smp/politics/news/190423/plt1904230016-s1.html
党員獲得数1位は堀内氏 自民が国会議員ランキング

2019.4.23 11:33政治政局

 自民党の山口泰明組織運動本部長は23日の記者会見で、党所属国会議員の昨年1年間の党員獲得数ランキングを発表した。トップは堀内詔子衆院議員(山梨2区)だった。2位は二階俊博幹事長(和歌山3区)、3位は野田毅元自治相(熊本2区)と続いた。目標に設定した党員1000人以上の獲得は、国会議員全体の約8割が達成したという。
 そのほかの上位は、4位・森山裕国対委員長(鹿児島4区)▽5位・寺田稔副幹事長(広島5区)▽6位・宮腰光寛沖北相(富山2区)▽7位・茂木敏充経済再生担当相(栃木5区)▽8位・根本幸典衆院議員(愛知15区)▽9位・城内実衆院議員(静岡7区)▽10位・中曽根康隆衆院議員(比例北関東ブロック)-となった。

 ワースト10については「その中に参院選の関係者がいる」(山口氏)として、夏の参院選後に公表する。

3648チバQ:2019/05/10(金) 20:09:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190509-00000590-san-pol
二階氏、参院選へ「党内融和」 幹事長続投へ試金石
5/9(木) 22:00配信 産経新聞
二階氏、参院選へ「党内融和」 幹事長続投へ試金石
【政治 自民党志帥会(二階派)パーティー】パーティーで乾杯する自民党の二階俊博幹事長(中央)=9日午後、東京都千代田区(古厩正樹撮影)
 ■負の連鎖

 自民党二階派(志帥会、43人)を率いる二階俊博幹事長は9日、都内で開いた同派の政治資金パーティーで、夏の参院選に党の総力を挙げて臨む考えを重ねて示した。自民党は4月の大阪府知事・大阪市長のダブル選と衆院大阪12区、沖縄3区の両補欠選挙で敗れた“負の連鎖”を断ち切りたいところ。二階氏にとって、参院選の勝敗は幹事長職の続投を左右する試金石となるとの見方もあるだけに、危機感も強い。

 「内外に極めて重要な問題が山積している。われわれには一つ一つ丁寧に答えていく義務がある」

 二階氏はパーティーで、党が安倍晋三政権を支え、政治の安定化に取り組む意向を訴えた。

 来賓として駆けつけた安倍首相も「こういう人を大黒柱という。自民党の安定感はまさに二階氏が幹事長であるからこそだ」と持ち上げた。首相は、2月の自民党大会で口にしたフレーズを再び使いながら「(かつて)民主党政権が誕生し、混迷を極めた。悪夢が舞い戻ることのないように参院選に勝ち抜く」とも語った。

 二階氏は平成28年8月、歴代最年長の77歳5カ月で党幹事長に就任した。昨年9月の党総裁選では「連続2期」までだった総裁任期を「連続3期」に延ばす党則改正を主導して首相の連続3選の流れを作った。

 今年に入り、連続4選の可能性について言及したのも「首相のレームダック(死に体)化を防ぐための高度な判断」(政府高官)との見方もある。

 しかし、最近は両者の足並みがそろわない場面もみられた。4月の大阪ダブル選では、憲法改正で協力を仰ぎたい日本維新の会への配慮から、首相や菅義偉(すがよしひで)官房長官は選挙応援に入らず静観した。自民推薦候補はいずれも敗れ、二階氏は「(官邸の)サボタージュがあったとすれば、けしからん」と非難した。

■官邸と足並み

 今年は統一地方選と参院選が重なる12年に1度の「亥年選挙」で、選挙疲れから地方組織の動きが鈍るとされる。12年前の第1次安倍政権下では「消えた年金問題」などで大敗を喫している。二階氏は二の舞いを避けるため、党と官邸との足並みをそろえ、引き締めを図りたい考えだ。

 パーティーには、岸田派(宏池会、49人)を率いる岸田文雄政調会長ら各派の領袖(りょうしゅう)も出席した。岸田派は旧民主党出身の細野豪志元環境相=衆院静岡5区=が二階派に入り、岸田派の議員が所属する同区をめぐって対立している。しかし岸田氏は「二階氏の下、心を一つに政治決戦に臨まなければならない」と訴え、党内融和を演出した。

 衆参同日選もささやかれる中、自民党を勝利に導けば、二階氏の「次」も見えてきそうだ。(大島悠亮)

3649チバQ:2019/05/14(火) 16:31:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190514-00010006-nishinpc-soci
石破氏「ポスト安倍」へ正念場 苦言が不評、支持低迷
5/14(火) 11:51配信 西日本新聞
石破氏「ポスト安倍」へ正念場 苦言が不評、支持低迷
石破茂元幹事長=2018年撮影
 自民党の石破茂元幹事長(62)が「ポスト安倍」候補として正念場を迎えている。13日には都内で自身が率いる派閥のセミナーと政治資金パーティーを開き、次期党総裁選に改めて意欲を示したものの、国会議員の支持は広がりを欠く。存在感をアピールする政権運営への苦言も、主要派閥から「党内野党」とやゆされる状況で、求心力を高める戦略は描けていない。

 「総裁選でいろんな考え方、いろんな選択肢を提示することは、国民政党であるわが党が党員に対して果たす責任だ」。石破氏は13日のパーティーで昨年9月の総裁選を振り返りつつ、「ポスト安倍」への意欲を強くにじませた。

 安倍晋三首相が連続3選を果たした昨年9月の総裁選で石破氏は地方票(党員・党友票)の45%を獲得。地方での根強い人気を示し、課題は国会議員への支持拡大とされる。ただ、この日のパーティーは二階俊博幹事長や加藤勝信総務会長ら党幹部を除けば、他派閥であいさつのマイクを握ったのは2人だけ。首相も姿を見せなかった。

 首相に直球勝負を挑み知名度を上げた石破氏だが、首相がなお求心力を維持する中で党内での立ち位置は微妙だ。3月には若手衆院議員が派閥を退会。派閥は現在19人で、総裁選出馬に必要な20人の推薦人を自前で確保できない。

 しかも総裁選で唯一、組織だって石破氏を支援した参院竹下派をまとめる吉田博美参院幹事長が夏の参院選への不出馬を表明した。石破氏支持を吉田氏に求めた青木幹雄元参院議員会長も、自民分裂選挙となった地元の島根県知事選で影響力の低下がささやかれる。

 パーティーでは参加者から「昨年より人数が減ったのでは」との声も漏れた。地方人気を追い風に、国会議員の「石破ファン」をどう増やすか。石破派議員の一人は、「本の虫」である石破氏の立ち回り方について「とにかく酒を飲めとは言わないが、他派閥の議員ともっと付き合った方がいい」と気をもむ。

西日本新聞社

3650とはずがたり:2019/05/15(水) 18:16:32
現実見ないで安倍凄いってのに心地よくなってるの多過ぎるしな。。

石破氏、苦言が不評、支持低迷 「ポスト安倍」へ正念場
https://web.smartnews.com/articles/fTTv2kGUybq
西日本新聞

 自民党の石破茂元幹事長(62)が「ポスト安倍」候補として正念場を迎えている。13日には都内で自身が率いる派閥のセミナーと政治資金パーティーを開き、次期党総裁選に改めて意欲を示したものの、国会議員の支持は広がりを欠く。存在感をアピールする政権運営への苦言も、主要派閥から「党内野党」とやゆされる状況で、求心力を高める戦略は描けていない。

 「総裁選でいろんな考え方、いろんな選択肢を提示することは、国民政党であるわが党が党員に対して果たす責任だ」。石破氏は13日のパーティーで昨年9月の総裁選を振り返りつつ、「ポスト安倍」への意欲を強くにじませた。

 安倍晋三首相が連続3選を果たした昨年9月の総裁選で石破氏は地方票(党員・党友票)の45%を獲得。地方での根強い人気を示し、課題は国会議員への支持拡大とされる。ただ、この日のパーティーは二階俊博幹事長や加藤勝信総務会長ら党幹部を除けば、他派閥であいさつのマイクを握ったのは2人だけ。首相も姿を見せなかった。

 首相に直球勝負を挑み知名度を上げた石破氏だが、首相がなお求心力を維持する中で党内での立ち位置は微妙だ。3月には若手衆院議員が派閥を退会。派閥は現在19人で、総裁選出馬に必要な20人の推薦人を自前で確保できない。

 しかも総裁選で唯一、組織だって石破氏を支援した参院竹下派をまとめる吉田博美参院幹事長が夏の参院選への不出馬を表明した。石破氏支持を吉田氏に求めた青木幹雄元参院議員会長も、自民分裂選挙となった地元の島根県知事選で影響力の低下がささやかれる。

 パーティーでは参加者から「昨年より人数が減ったのでは」との声も漏れた。地方人気を追い風に、国会議員の「石破ファン」をどう増やすか。石破派議員の一人は、「本の虫」である石破氏の立ち回り方について「とにかく酒を飲めとは言わないが、他派閥の議員ともっと付き合った方がいい」と気をもむ。

=2019/05/14付 西日本新聞朝刊=

3651チバQ:2019/05/20(月) 15:10:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190518-00000502-san-pol
菅官房長官の「令和おじさん」ブームで政権にきしみ
5/18(土) 11:00配信 産経新聞
菅官房長官の「令和おじさん」ブームで政権にきしみ
新元号「令和」を発表する菅義偉官房長官=4月1日、首相官邸(春名中撮影)
 菅義偉(すが・よしひで)官房長官が「令和おじさん」として「ポスト安倍」候補に急浮上したのを受け、安倍晋三政権の屋台骨が揺れている。菅氏は平成24年12月の第2次安倍政権発足後から一貫して首相の黒子役に徹し、首相の座を目指す意欲の一端も感じさせなかった。だが、歴史的な新元号発表と官房長官としての異例の米国訪問を行って一気に知名度を上げたことで、政府・自民党内では、菅氏への警戒感が急速に強まっている。

 「確かに知名度はあがりましたよね」。菅氏は4月1日に新元号「令和」を自身の手で発表してから数日後、周囲にこう語り、満足そうな表情を浮かべた。

 「令和おじさん」の勢いはすさまじい。同月13日、東京・新宿御苑で首相が開いた「桜を見る会」では菅氏と記念撮影を求める来場者が相次ぎ、菅氏は名刺の束を用意して終始笑顔を絶やさず撮影に応じた。

 同月28日には動画配信サイトのイベントに参加し、観衆から大歓声があがった。菅氏は会場に向かって「こんなに注目されるとは思わなかった」とうれしそうに語った。

 菅氏は普段から口数が少なく、感情を表に出すことはめったにない。それゆえ「菅氏があんなにうれしそうな表情をするのに驚いた」(自民党閣僚経験者)と話す人は多い。菅氏は記者会見で「ポスト安倍」への意欲を聞かれると「全く考えていない」と繰り返すが、今、その言葉を信じる人は永田町にいないだろう。

3652チバQ:2019/05/20(月) 15:10:57
    ×  ×    

 4月の統一地方選の結果も菅氏への警戒感を増幅させた。大阪府知事選・市長選のダブル選は日本維新の会が圧勝したが、菅氏は維新の結党に深く関わった。国会運営では与野党対決型の法案採決でたびたび維新の協力を得て「強行採決」との批判をかわすなど、菅氏と維新代表の松井一郎大阪市長は盟友だ。ダブル選で維新の存在感が高まる一方、自民党は大阪府議・市議選で議席を減らしたことで、党内から「得したのは菅氏だけ」(中堅)との恨み節が聞かれるようになった。

 さらに、安倍政権で菅氏と互角の影響力を持つ麻生太郎副総理兼財務相は、保守分裂になった同月の福岡県知事選で擁立に関わった新人候補が大惨敗を喫した。首相の党総裁連続3選の布石を打った二階俊博幹事長も、地元の和歌山県議選の御坊市選挙区(定数1)で、二階氏の元秘書の現職県議が共産党の新人に敗れた。一連の選挙で麻生、二階両氏の影響力が衰えたことで、相対的に菅氏の存在感は高まった。

 一方、新元号「令和」の発表後、官邸にも波風が立っている。ある政府関係者は「官邸の中は抜き差しならない状況になっている」と話す。

 平成の御代替わりでは、昭和天皇の崩御が伴ったこともあり、「平成」の発表は小渕恵三官房長官(当時)が行い、首相は書面で談話を出すのみだった。今回は上皇さまがお元気な中での改元であるため、安倍首相自らが新元号を公表する案が検討され、実際に複数の政府高官が首相と菅氏に進言した。

 しかし、最終的に首相の判断で菅氏が新元号を発表することが決まった。

 菅氏は年下の首相に対し、常に敬語を使う。観光振興による成長戦略や携帯電話料金の値下げなど“菅案件”と呼ばれる政策は、首相の看板政策である「アベノミクス」が目指すデフレからの脱却が目的だ。首相はそうした菅氏の献身と貢献を誰よりも理解している。だからこそ、新元号発表という「せっかくの晴れ舞台」(首相)を菅氏に譲ったのだ。

 ただ、数年前から、首相が全幅の信頼を置く今井尚哉首相秘書官と菅氏に対しては、自民党や経済官庁の中で「どちらが決定権を持つのかわかりにくい」などと戸惑いが広がっている。菅氏が「ポスト安倍」として影響力を増すようになったことで、首相と菅氏の真意とは別に、永田町や霞が関の思惑もからみ、官邸内の主導権争いは激化するだろう。

 菅氏の5月上旬の米国訪問がひときわ注目されたのは、内政を一手に引き受けてきた菅氏が、首相の“独壇場”である外交に進出したとみられたためだ。

 菅氏は米国滞在中、ペンス副大統領やポンペオ国務長官、シャナハン国防長官代行の米政権中枢と相次いで会談。訪米直前までトランプ大統領に面会するとの観測が根強く残り、「菅氏がトランプ氏と一瞬でも会ったら政権は終わりだ」(関係者)という声も出ていた。今回の訪米は表向き目新しい成果はなかったが、菅氏が周囲に「こんなものでしょう」とそっけないのは、首相への配慮だろうか。

 安倍政権は、首相と「日米同盟」に例えられる盟友の麻生氏と、官僚を掌握し政策実行力で首相を支えてきた菅氏との絶妙なパワーバランスの上に続いてきた。それだけに「令和おじさん」ブームが政権運営に与える影響は小さくない。

 菅氏が万一、自民党の岸田文雄政調会長や石破茂元幹事長、河野太郎外相など「ポスト安倍」といわれる面々を追い抜いて首相の座を射止めれば、党内の勢力図は大きく塗り替えられる。夏の参院選の結果次第で菅氏が政界の台風の目になる可能性もあり、今後の動向に目が離せない。(政治部 小川真由美)

3653チバQ:2019/05/20(月) 15:11:42
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190518-00562037-shincho-pol
「令和おじさん」がポスト安倍に急浮上 菅官房長官のアキレス腱とは
5/18(土) 10:00配信 デイリー新潮
「令和おじさん」がポスト安倍に急浮上 菅官房長官のアキレス腱とは
ポスト安倍に急浮上
 4月1日、新元号「令和」発表という「歴史的な瞬間」の舞台に立ち、一躍「ポスト安倍」の有力候補に浮上した菅義偉官房長官。その地味な政権の「黒子役」が5月9〜12日の訪米で華々しい外交デビューも果たした。このまま後継首相レースのトップランナーとしてゴールを切れるのか――。しかし「政界一寸先は闇」。先はまだまだ長いのである。

「裏を返せば官房長官を歴代最長の6年以上もやっているのに、驚くほど国民にはなじみがなかったということだ。新元号発表までは歴代で最も“無名”の官房長官だったかもしれない」

 自民党のベテラン秘書は、ライジングスターたる菅氏をそう評する。

 このところ永田町、霞ヶ関での菅氏の“株”はうなぎ登りだ。「令和おじさん」の愛称も女子高生たちの間で一気に広がるなど、菅氏が知名度を上げるうえでも令和効果は予想以上に大きかった。出所不明の「菅内閣」の閣僚名簿も永田町に流れた。

 そして、その余韻に浸っての訪米だった。菅氏の海外出張は4年前の10月、在沖縄米海兵隊の移転先となる米領グアムを訪問して以来のことだ。拉致問題担当相として北朝鮮による拉致問題解決に向けて日米の連携を確認する――というものだったが、それはあくまで表向きの理由にすぎなかった。

「米国側も菅氏を日本の『政権ナンバー2』、いや『政権ナンバー1.5』とみなして厚遇してくれた。トランプ米政権は今後、菅氏の存在を重視してくるだろう」

 外務省関係者は、先の菅氏の訪米をそう総括する。

 菅氏は10日、目玉だったトランプ政権ナンバー2のペンス副大統領との会談や国連本部での講演をこなし、訪米日程を終えた。

 ペンス氏とは北朝鮮の短距離弾道ミサイル発射や日本人拉致問題、在日米軍再編など幅広い分野で連携することで一致した。安倍政権の要として存在感を増す菅氏には米側も9日、シャナハン国防長官代行、ポンペオ国務長官ら政権幹部が相次いで会談に応じ、強固な日米関係を演出した。

 本来、日本の政権ナンバー2は副総理を兼務する麻生太郎財務相だが、危機管理担当で外交の表舞台に立つことは稀な菅氏を、米側は「青田買い」よろしく破格のもてなしで迎え入れたようである。

 折しも7月上旬に、安倍晋三首相が「無条件」で金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との日朝首脳会談を行う方向で調整中とされる。むろんその実現には、米側からお墨付きを得るのは不可欠である。それだけに官邸も、外務省から鈴木量博北米局長、金杉憲治アジア大洋州局長、山上信吾経済局長の3局長を揃って菅氏に同行させる「首相級の異例の陣立て」(官邸筋)を敷いた。

 かくして菅氏は、ご満悦そのもので、ニューヨークでの“締め”の記者会見で「(米側と)拉致問題の早期解決や米軍再編の着実な推進に向けて連携を確認することができた。大変有意義だった」と成果を強調してみせた。

 その外交成果の具体的な中身は不明だが、ポスト安倍をめぐる菅氏の存在を世に知らしめるだけの大きな効果はあったといえる。

3654チバQ:2019/05/20(月) 15:12:05
「ポスト安倍」最右翼の死角
「次(の総理)は菅さんかな」。昨年9月の自民党総裁選後、安倍首相が周囲にそう漏らしたとされる。

 当の菅氏は訪米直前、記者にポスト安倍に向けての意欲を問われ「全くありません」と改めて否定したが、政界でそれを額面通りに受け取る空気はない。

 菅氏に近い官邸筋いわく「菅氏には、自らを支える若手グループは自民党内にあるが、派閥という強固な支持母体がない。本人もポスト安倍を狙う上で“数”はどうしても必要だと十分承知している。いずれ大勝負に出る。早ければ夏の参院選後に動くのではないか」。

 やはり「総理のイス」に対して菅氏は野心満々ということらしい。

「目の前に極上の女性(最高権力)が現れたら、その気にならない男(政治家)はいない」。自民党の閣僚経験者は、いささか下品な表現ながら、菅氏の立場をそう解説する。

 しかし「総理を目指さない政治家」「裏方がはまり役」と評されてきた菅氏が、かくもスポットライトを浴び始めたのも、岸田文雄政調会長や石破茂元幹事長、野田聖子元総務会長らポスト安倍候補の誰もが生彩を欠き、ドングリの背比べ状態だからにほかならない。

 菅氏は秋田県のイチゴ農家の長男に生まれたが、家業を継ぎたくないとの一心で高校卒業後に上京した。2年間の工場勤務後、法政大学に進み、卒業後はサラリーマンや国会議員秘書、横浜市議を経て国政に転身した。二世・三世議員が跋扈する自民党にあっては数少ない「たたき上げ」の一人である。

 その地味すぎる政治家が、官房長官の最長在任記録を更新し続け、今や霞ヶ関を掌握した。安倍政権の屋台骨を支えてきた実績と安定感からも、ポスト安倍の最右翼に挙げる向きも強まっているが、死角はないわけではない。解説するのは自民党の閣僚経験者だ。

「ポスト安倍として浮上したのが時期尚早だった。早いアドバルーンは落ちていくのが運命だ。安倍首相の自民党総裁任期(2021年9月)まで2年余り。それまでに官邸を巻き込んだ失政やスキャンダルで安倍退陣となれば、菅氏も連帯責任で退場を余儀なくされる」

 こう解説する自民党閣僚経験者が続ける。

「菅氏が首相の座を射止めるのは、せいぜい安倍氏が第一次政権と同様に体調不良で辞めるときに限られる。ただ、安倍氏の意中の後継者は、兄弟のように仲が良い加藤勝信総務会長だ。乳母日傘(おんばひがさ)の安倍氏は、育ちや匂いが違う菅氏にはバトンをつなぎたくないだろう」

 自民党の中堅議員も手厳しい。

「菅氏は人望がなく陰険で、そもそも首相の器ではない。あの相変わらずの身なりでオーラがなく、まさに明るい農村ならぬ『暗い農村』といった感じ。選挙の候補者調整で強引に我を通すなどの手法も党内で反発を買っており、菅氏がポスト安倍レースに最後まで残ることはない」

 そんな菅氏にとって最も怖いのは、自身や周辺の「政治とカネ」などをめぐるスキャンダルだろう。

「たたけばホコリが出る身だろうが、今まで鉄壁の防御で尻尾をつかませなかった。警察庁出身の杉田和博官房副長官を通じて警察組織をがっちり押さえ込んでいるようだ。しかし、首相候補となればメディアの目もより厳しくなる。多くの週刊誌も手ぐすねを引いている。実は菅に関する疑惑のネタは尽きないから……」。警察関係者はそう声を潜める。

“わけあり”の「成り上がり者」が土壇場で奈落の底に落ちる――。作家・松本清張が代表作「砂の器」などで描いた主人公はそんな末路をたどる。

 はたして「菅政権」は日の目を見るのだろうか。

週刊新潮WEB取材班

2019年5月18日 掲載

新潮社

3655チバQ:2019/05/21(火) 11:01:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190521-00000501-san-pol
竹下派続く受難 竹下氏療養、吉田氏引退…茂木氏に負担
5/21(火) 0:42配信 産経新聞
竹下派続く受難 竹下氏療養、吉田氏引退…茂木氏に負担
自民党の竹下亘総務会長=東京・永田町の自民党本部(斎藤良雄撮影)
 自民党第3派閥の竹下派(平成研究会、55人)が非常事態にある。会長の竹下亘前総務会長は今年1月から食道がんの治療に専念し、派の参院側(20人)を束ねる吉田博美会長代行(党参院幹事長)は脳腫瘍が見つかり、夏の参院選への不出馬を表明した。かつて最大派閥として権勢をふるった平成の名を冠する名門派閥は、受難が続く中で令和を迎えた。

 16日には参院選で派閥を挙げて所属候補の支援態勢を整えるため、派としての選対本部を立ち上げた。本部長に就いた茂木敏充経済再生担当相(同派会長代行)は同日の派閥定例会合で「(候補者以外の)衆参の議員が自分の選挙だという思いで取り組めば勝利につながる」と強調した。

 同派は平成の最初の11年間で竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三の3氏が首相を務めたが、その後は遠ざかり、最大派閥の座も細田派(清和政策研究会、97人)に譲っている。参院選では改選の現職9人に加え、新人4人を当選させて派の勢力を拡大し、名門復活に弾みをつけたい考えだ。

 昨年1、2月に起きた額賀福志郎元財務相から竹下氏への会長交代劇も、参院選を意識して吉田氏ら参院側が主導した動きだった。竹下氏の兄は平成研の前身の経世会を旗揚げした登氏。吉田氏らは竹下氏を会長に担ぐことで自民党支持者に利く「竹下ブランド」の復活に期待した。しかし、竹下氏は参院選を前に療養に入り、本格的な復帰は参院選後になる公算が大きい。

 吉田氏自身も4月23日、参院選に出馬しない考えを明らかにした。記者会見では「平成研に総理・総裁を狙える人材が登場してみんなで仲良くやっていくことが大事だ」と派閥再興を願った。早期の現場復帰を目指しているが、参院選をもって引退する。同派幹部は「吉田さんが党参院幹事長として自民党の参院全体を動かしていたことが平成研の影響力の大きさにつながっていた。(引退は)非常に痛い」と語る。

 派内では、確実に当選できる比例代表の「特定枠」で処遇されていた同派所属の島田三郎参院議員が今月8日に死去した。参院選の前哨戦となった4月の衆院沖縄3区補欠選挙では、同派の島尻安伊子元沖縄北方担当相が野党統一候補に敗れた。

 現在の竹下派は、もう一人の会長代行である茂木氏が牽引(けんいん)せざるを得ない状況にある。参院選では海外出張を抑えて同派の候補者の応援に奔走する構えだ。しかし、参院側の勢力が衰えれば、竹下派は土台から揺らぎかねない。(田中一世)

3656チバQ:2019/05/21(火) 18:06:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190521-00010005-fnnprimev-pol
“失言防止マニュアル”だけじゃなかった! 野党も羨む!?自民党の“遊説虎の巻”が面白い!
5/21(火) 17:01配信 FNN.jpプライムオンライン
“失言防止マニュアル”だけじゃなかった! 野党も羨む!?自民党の“遊説虎の巻”が面白い!
写真:FNN PRIME
賛否両論の“失言防止マニュアル”は「遊説ハンドブック」の号外だった
自民党の遊説局が5月10日に全ての所属国会議員や、夏の参議院選挙の候補者に配布した、「『失言』や『誤解』を防ぐには」と題したいわゆる“失言防止マニュアル”。FNNも含め様々なメディアが、賛否両論を交え取り上げた。

「発言は切り取られることを意識する」
「タイトルに使われやすい『強めのワード』に注意」

【写真】自民党が作った“選挙虎の巻”・・・画像を見る

マニュアルは、こうした見出しをつけた上で、「説明を端折ったり、言葉遣いが荒くなったりしないように」「歴史認識、政治信条に関する個人的見解や事故や災害に関し配慮に欠ける発言には特に気をつけるように」などと注意喚起し「誰もがスマートフォンで写真や映像を発信できることを意識しましょう」と呼びかけている。

自民党議員について「復興以上に大事」と発言して更迭された桜田前五輪担当相や、安倍首相と麻生副首相を「忖度した」と発言して辞任した塚田前国交副大臣の舌禍の記憶が残る中で、自民党としては夏の参議院選挙に向け引き締めを図る狙いがあるとみられるが、「よく読むと勉強になる」との声が党内から挙がる一方で、野党はもちろん自民党の閣僚経験者からも「レベルが低い」といった否定的見方も出ている。

このように物議を醸した“失言防止マニュアル”だが、実はこれは「号外」として配られたものであり、これよりも詳細に遊説のコツなどがまとめられた【遊説活動HANDBOOK】が存在しているのをご存じだろうか。これがなかなか面白いのだ。

演説の“ビールケースのステージ”は理想
「歩いた家の数しか、票は出ない。握った手の数しか、票は出ない」
「行動する事は少しも恐れはしない。恐れるのは、ただ無為に時を過ごす事だけだ」

ハンドブックの冒頭には、田中角栄元首相とウィンストン・チャーチル元英国首相の言葉が大きく書き込まれている。そして、「政治に携わろうとする者は昼夜を問わず自らの足で歩き、有権者と言葉を交わし、指が腫れるほどの握手を繰り返す。そこまでして私たちが得なければいけないもの、それは有権者からの『信頼』です」とした上で、ハンドブックには遊説活動のコツが具体的に4つの点にまとめられている。それを1つ1つ見ていきたい。

1「遊説のスタイルを考える」
1番目の項目では、自民党の様々な遊説の形が紹介されている。北海道では「お茶懇」として、お茶の間を借りて、地元政治家と有権者が語り合う“集会スタイル“がとられていることが紹介され「陣営からの細かいお願いを地域毎に浸透させる際に有用」「意見交換の後は皆で写真撮影としっかり握手」などと指南が書かれている。

また、「商店街の練り歩きとスポット演説」の組み合わせの遊説スタイルが紹介され「地元の商店街という場所柄、お客さんや通行人、またお店で働く皆さんはその地域に居住する有権者の可能性が高く、活動の効果が期待できます」と利点が示されている。

その上で演説の際には「ビールケースなどをステージに使い、聴衆と近い目線で話ができることが理想です。最後に一人ひとりとしっかり握手することをお忘れなく」と、安倍首相がビールケースのステージで演説している写真付きで説明がされている。

他にもこれまでの効果的な取り組みが紹介され、番外編としては、家族で演説会に行けるような環境を整えていくことの必要性が指摘されていた。
筆者としては小泉進次郎議員が「赤ちゃんが泣いてもいい。子どもが走り回ってもいい。」というコンセプトで取り組んでいる「0才からの活動報告会」を取材した際、新しい時代を感じたことを思い出した。
また、「過密スケジュールで握手する時間が十分に取れない」時には「ハイタッチ」がおススメとも説明されている。ちなみに、安倍首相も、演説などの際に聴衆とのハイタッチを多用している。

3657チバQ:2019/05/21(火) 18:06:18
宣伝車の効果的な使い方も・・・
2「遊説の場所を考える」
2つ目の項目は演説会の場所選びについての指南だ。
準備がスムーズだからと言って「いつもの場所」になりがちな演説場所について、「『いつもの場所=“有権者のいる場所”』という固定観念を取り払い、本当に効果的な場所であるか見直してみる」と記されている。

さらに参考として期日前投票の利用が増える中で、演説場所を「期日前投票所の直近」にすることで、「演説会後に投票依頼をアナウンスできることはもちろん、演説の中でも投票を促してもらうことが可能」という点が挙げられているほか、「商店街のような有権者の生活に近い場所を選ぶ」「宣伝車の運行ルートの見直し」についても触れている。

3「遊説のツールを考える」
3つ目の項目は遊説するときの道具の説明だ。
ここで大きく記述が割かれているのは「宣伝車」についてだ。選挙中の宣伝車から候補者の名前が連呼される様子はよく目にするが、「うるさい」という指摘も多く、スピーカーの音が反響し、もはや何を言っているのか聞き取れない演説もある。また車の上からの演説は目線が高くなり、有権者との距離が開くという問題も指摘されているが、ここではそれらへの対処法が指南されている。

例えば「スピーカーを使用せずに、窓から地声であいさつ」する例や、細かい路地がある住宅街では「自転車遊説」を行っていることが紹介されている。音の問題についても、PA(Public Address)システムという美しい音を届けるシステムが勧められているほか、上から目線の演説と言われないように、前にも登場した「ビールケース」を使用することや、「トラックの荷台」を使用した例なども記され「現場にあるものを使うことで、目の前の聴衆にも映像や写真を見た人にも親近感やインパクトを与えることができる」と説明されている。

“その女性は奥様か?”“お父さんお母さんによろしく”の問題点
4「遊説の言葉を考える」
そして最後の4点目は“失言防止マニュアル”にも通じる注意点だ。

ここでは、「果たして、その女性は『奥様』か!?」として、宗教や文化、性別や容姿などの違いによる偏見・差別を含まない政治・社会的に中立な表現や用語を使おうという「ポリティカル・コレクトネス」という概念が説明されている。そして「昔ながらの概念で固定化されてしまっていませんか?」との注意喚起とともに、「多様性を重んじる自民党にふさわしい言葉づかいになっているか、一度点検してみましょう」と呼びかけている。

例えば、前述の「奥様」という表現については、独身女性に呼び掛けている可能性もあるし、「主夫」として働いている男性がいることも指摘されている。また、具体例として女子学生が「人口減少、少子化時代なんだから子ども産みなさないよ!」と言われたことや、「選挙カーに手を振ったら、『お母さん、ありがとう』と言われた女性が、不妊治療中で悲しい思いをした」という話、子どもに対して「お父さん、お母さんに宜しく伝えてね」と話している候補者を見て、シングルファザーの有権者から「家族の形は様々だと思いますので、『おうちの方にも』と言ったほうが良い」と指摘されたケースなどが挙げられている。

過去に「必ず3人以上の子供を産み育てていただきたい」と結婚披露宴で発言し、その後撤回した国会議員もいた。本人としては「良かれ」と思って言ったことが、誰かを傷つけたり悲しませたりすることもある。
自分の価値観と他人の価値観が同じだと思わないことも重要だろう。もちろん公人であるかないかに関係なく、我々も十分注意して判断しなければいけないことは言うまでもない。それだけ言葉というのは、重みがあるのだ。

3658チバQ:2019/05/21(火) 18:06:32
野党にも有用?マニュアルを生かすかは候補者次第
“失言防止マニュアル”も含めた、こうしたマニュアルを遊説局が作成したことについて、ある自民党幹部は「ここは幼稚園じゃない。そんなことは言わなくてもわかることだ」と吐き捨てていた。一方で、野党議員には自民党のこうした手厚い“指導”に羨ましさを抱き、マニュアルを有効な実践書として欲しいという人もいた。

政治家の普段の活動の仕方や、発言のスタイル、選挙戦の在り方については様々な形があるだろう。これまでの政治家たちが積み上げてきた効果的な手法もあれば、時代に合わせて変化していくもの、新たに生み出される方法もある。世の中にマニュアルというものが溢れていることは身に染みて感じるところだが、マニュアル化には画一化を招いてしまうという問題点もある。

それだけに、このマニュアルを見た人自身が、いかにこれを有効活用し、自分のものとして生かすことができるかが問われている。そして、その結果は、来る夏の参議院選挙にもつながっていくことになるだろう。

3659チバQ:2019/05/21(火) 18:16:19
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/511241/
佐賀との交渉「北朝鮮のよう」 自民・谷川氏、長崎新幹線巡り
2019/5/19 6:00 (2019/5/19 6:00 更新)
西日本新聞
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 自民党の谷川弥一衆院議員(長崎3区)は18日、九州新幹線西九州(長崎)ルートのフル規格整備に難色を示す佐賀県の山口祥義知事を説得することは「北朝鮮と交渉するようなものだ」とやゆした。長崎県内の新幹線トンネル掘削現場を視察中、あいさつの中で発言した。

 山口知事は4月の与党検討委員会で、長崎ルートの新鳥栖-武雄温泉に関し「佐賀県は新幹線整備を求めたことはなく、現在も求めていない」と述べ、着工に向けた協議は暗礁に乗り上げている。長崎県側はフル規格整備を求めている。

 西日本新聞の取材に谷川氏は「本人にも言ったことがある。平和的に解決したいという意味だ」と話した。視察には長崎県選出の国会議員や沿線の首長らが参加した。

=2019/05/19付 西日本新聞朝刊=

3660チバQ:2019/05/22(水) 15:12:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190522-00010001-huffpost-soci
男性育休「義務化」は、「誰かが悪役にならなくては」。 議連発足、自民・和田義明氏の決意とは
5/22(水) 10:21配信 ハフポスト日本版
男性育休「義務化」は、「誰かが悪役にならなくては」。 議連発足、自民・和田義明氏の決意とは
和田義明衆院議員
男性の育児参加を促そうと、5月23日に自民党有志による「男性の育休『義務化』を目指す議員連盟(仮称)」の発起人会が開かれる。

議連発足の契機は、2018年12月に行われた自民党女性活躍推進本部(森まさこ本部長)の会合で、和田義明衆議院議員が「男性の育休は義務化すべきだと思う」と発言したことだった。育休「義務化」への思いを聞いた。(中村かさね、泉谷由梨子/ハフポスト日本版)

「文化を変える。荒療治が必要だ」
ーー「義務化」というワード、思い切りましたね。

潜在的なニーズは感じていたんです。この話をすると、友人でも顔色が変わるほど「本当にやってほしい」という人がものすごく多くて。特に女性は「絶対やって」と切実。男性も取れるものなら取りたいけど、そんな雰囲気でも文化でもないし、というところですよね。

日本の育休は、これだけ以前からいい制度があるのに、取得が進まない。これは文化を変えなければいけない。荒療治が必要だ、と。そういう意味で「義務化」という刺激的な言葉を使いました。それくらいの覚悟でやらないと実効性が担保できない、という切迫した思いがあった。


ーー「義務という形で強制するべきではない」というような反発もあるのでは?

報道を見て、地元・札幌の事務所には「中小企業でできるわけがない」とお叱りの電話もありました。経営者の団体、企業の団体からは反発が強いと思う。ただ、中長期的に見れば、「このままではあなた方の未来がないんですよ」ということを丁寧に理解を求めていかなくてはと思っています。

それから、男女とも親の責務は果たしましょうよ、と。日本の一番の問題は少子化ですよね。教育無償化とか対策はやってはいるが、特効薬はない。効くだろうということを、ひたすら打ち続けていくしかない。そして、男性が子育てをすることによって、状況は必ず変わってくる。最大の国益につながる政策の一つだと思っています。


ーー議連のゴールは? 「義務」を盛り込んだ法改正も検討していますか?

「義務化」というのは職場側に対するメッセージですよね。議連として目指すのは、法改正というよりも、一定期間、きちんとした期間の育児休業を取りましょういうことと、取得率100%。

ただ子どもとベッタリ一緒にいるのではなく。育休を5日取っても、その後の働き方が変わらなければ意味がないわけです。きちんと育児参加が定着していくことが大事。休むばかりでは限界もあるでしょうが、そもそも現行の育休制度では、育休中でも月80時間までは働くことが可能です。こうした制度や時短勤務などの軽勤務をミックスしてもいい。

軽勤務は有効活用するればサステナブル(持続可能)だと思うんですよ。じゃあ、育休を何日取るのがいいのか。軽勤務はどれくらいの期間なのか。まだ議論すべきところは色々あって、時間をかけて切り崩していく必要があると思っています。

もちろん法律に落とし込むのは簡単ではない。理念法かガイドラインか分からないが、企業や団体が動いてくれるようなものを作る。何より実効性が大事なので。

以下略

3661チバQ:2019/05/22(水) 15:23:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190521-00000582-san-pol
「令和も1強」目指す細田派に3つの弱点
5/21(火) 21:24配信 産経新聞
「令和も1強」目指す細田派に3つの弱点
細田派のパーティーであいさつする細田博之会長=21日午後、東京港区(古厩正樹撮影)
 安倍晋三首相(自民党総裁)の出身派閥で党内最大勢力の細田派(清和政策研究会、97人)は21日、東京都内のホテルでパーティーを開いた。長期政権を背景に、令和の時代も「1強」維持を目指す。ただ、足元では派閥内の「ポスト安倍」不在をはじめ、3つの弱点がささやかれている。(沢田大典)

 ◇後継者不足

 「参院選では(政権の)大黒柱を支えている清和研の候補者に勝ち抜いてもらう必要がある」

 パーティーに出席した安倍首相は、細田派が夏の参院選に22人の候補者を擁立することを紹介し、気勢を上げた。

 「ポスト安倍」を狙う岸田文雄政調会長は、15日に自身が率いる岸田派(宏池会、49人)のパーティーを同じ会場で開いたことを紹介し「清和研のほうが勢いがあるかな、と正直申し上げる」と持ち上げた。

 細田派の空気を象徴する場面が4月25日、派の幹部会合であった。下村博文事務総長が「『令和』と『清和』はよく似ているから、令和の時代も清和研の時代になるように頑張ろう」と呼び掛けた。下村氏は会合後、記者団に「今後もおごることなく政策を継続したい」と語った。

 平成12年の森喜朗氏以降、小泉純一郎氏、安倍氏、福田康夫氏と細田派出身の首相が続いた。麻生太郎元首相や民主党政権をはさみ、安倍氏が再び首相に就いた。安倍首相は退任後、「安倍派」の領袖(りょうしゅう)としてキングメーカーを担うとの見方が強い。

 派幹部らによる宴席での定番のあいさつは「細田氏を次の総裁に」だ。細田氏の名前を挙げるのは首相を支える立場を強調する意味があるが、衆目の一致するポスト安倍候補の不在の裏返しともとれる。

 竹下派(平成研究会、55人)に所属する加藤勝信総務会長を擁立する案がささやかれるのがその証左だ。細田派内では松野博一元文部科学相や首相の実弟の岸信夫元外務副大臣、西村康稔官房副長官、萩生田光一幹事長代行、稲田朋美筆頭副幹事長らを推す声があるが、いずれも決め手を欠く。

 ◇結束の緩さ

 派内の結束も緩い。若手は「先輩の面倒見が悪い」と口をそろえる。細田派は福田赳夫元首相が創設したが、源流は首相の祖父である岸信介元首相の岸派だ。福田系と岸・安倍系が対立しながらDNAの二重らせんのように絡み合う。

 直近で表れたのは、町村信孝元官房長官と安倍首相が争った24年の自民党総裁選だった。首相が勝利し、その後、下村、萩生田、稲田各氏ら首相に近い議員が重用されてきたことに不満もくすぶっている。

 ◇「魔の3回生」

 細田派は衆院当選3回以下の議員を30人以上抱える。選挙基盤が弱く、言動が問題視される衆院の「魔の3回生」も少なくない。

 幹部も若手への強い危機感を持っており、4月には都内の日本料理店で若手を対象とした「選挙塾」を開くなど対策に必死だ。一時期、派の例会で若手議員の「1分間スピーチ」がマスコミに公開されていたが、「失言の温床」だとして昨年の臨時国会以降、なくなった。

3662チバQ:2019/05/22(水) 15:41:01
https://www.sankei.com/premium/news/190522/prm1905220006-n1.html
【政界徒然草】「令和おじさん」台頭でポスト安倍「岸破義信」構図に変化
2019.5.22 01:00
自民党内で安倍晋三首相の「次の首相候補」を指す「岸破義信」(きしばよしのぶ)の勢力図が変化してきている。岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官、加藤勝信総務会長の4人からそれぞれ一文字を取った造語で小欄が初報したものだが、この中で菅氏が「令和おじさん」として名を上げ、急浮上しているのだ。派閥領袖(りょうしゅう)や大物OBの思惑も絡み、ポスト安倍レースのマグマはたぎっている。

長老らの利害一致

 「こんなに人気が出るとは思わなかった」

 菅氏は最近、側近から「令和おじさん」として親しまれていることについて水を向けられ、軽く笑みを浮かべながらこう話したという。

 5月上旬の米国訪問が注目されたのは、内政を担ってきた菅氏が、ポスト安倍をにらみ外交デビューしたとみられたからだ。

 菅氏が「ポスト安倍」の有力候補に挙げられる理由は大きく分けて3つある。

 まず、「平成」を発表した当時の小渕恵三官房長官が「平成おじさん」と親しまれ、後に首相となった先例がある。

 次に、長老らの利害計算だ。二階派(志帥会、43人)を率いる二階俊博幹事長と、岸田派(宏池会、49人)で名誉会長を務めているはずの古賀誠元幹事長が「ポスト安倍」に菅氏を挙げている。念頭にあるのは、安倍首相の出身派閥の細田派(清和政策研究会、97人)と麻生太郎副総理兼財務相が率いる麻生派(志公会、56人)との力関係だ。自民党ベテラン議員はこう読み解く。

 「仮に盟友関係にある首相と麻生氏が岸田氏を担げば総裁選は帰趨(きすう)を決し、二階、古賀両氏が権力の中枢に近づく余地がなくなりかねない。麻生氏は古賀氏と犬猿の仲で、菅氏との関係は微妙といわれる。両氏は菅氏の名前を出すことで、麻生氏や岸田氏らを牽制(けんせい)している」

 古賀氏は一時期、岸田氏を「ポスト安倍でなくてもいい」と言い切ったこともある。議員を引退したとはいえ、永田町で権力を維持し、政敵と対峙(たいじ)するためには、腹心の岸田氏より菅氏を選ぶような冷静な計算が働く可能性があるのだ。

 首相にしても、後継に菅氏を選択しうる背景があるという。細田派の議員は、首相が党則で上限となる党総裁連続3期目を迎えていることなどを念頭に「70歳の菅氏が『次』なら時計の針が動かず、待望論が出れば(菅氏をワンポイントリリーフとして)安倍首相の再登板の目もある。(ロシアで大統領と首相へ交互に就任した)プーチンーメドベージェフ方式だ」と話した。

 最後に、菅氏自身にも足場となる議員グループがあり、30人を超える人数がいる。派閥に所属していない無派閥議員による複数の集団で、ゆるやかな連合体を形成している。これには、派閥横断的に菅氏に近い議員が集まった「偉駄天の会」、そのうち衆院当選4回以下に絞った「ガネーシャの会」などがあり、梶山弘志前地方創生担当相や菅原一秀国対筆頭副委員長らベテランもいる。菅氏はポスト安倍について「全く考えていない」と繰り返すが、文字通り受け止める向きは少ない。

3663チバQ:2019/05/22(水) 15:41:34
板挟みの岸田氏、存在感薄い加藤氏

 菅氏の急浮上に反比例する形となっているのが岸田氏だ。岸田氏は首相からの「禅譲路線」が基本で、細田派や麻生派との連携が不可欠だ。しかし、保守分裂となった4月の福岡県知事選では、麻生氏が岸田氏に自身が推した新人候補の応援に入るよう求めたにもかかわらず、岸田氏は最終的に断念した。

 麻生派中堅議員は「岸田氏がポスト安倍を目指すなら、麻生派と岸田派が合流する『大宏池会構想』に乗るのが近道なのに-」と不快感を示した。岸田氏はこの先も、麻生氏と古賀氏の板挟みに苦しみそうだ。

 総務会長に抜擢(ばってき)され「ポスト安倍」に数えられるようになった加藤氏は、先月末から5月上旬にかけて訪米した。記者会見では、ポスト安倍を意識しているのかを問われ「私自身の知見を広めたいと同時に、日本としてのネットワークづくりに少しでも資することができればよいと思う」と述べるにとどめた。会見などの発言は安全運転が目立ち、世論調査で「首相にふさわしい政治家」として問われても「0%」という結果もある。

 加藤氏が浮上したのは、安倍首相と家族ぐるみの付き合いがあるうえ、抜きんでた総裁候補が不在の細田派と、加藤氏が所属する竹下派(平成研究会、55人)が連携する場合を想定してのことだ。ただ、加藤氏自身は細田派内では「首相に近い議員以外とはあまり接点がない」(細田派若手)とされ、竹下派内にも会長代行の茂木敏充経済再生担当相をポスト安倍に推す声が広がり始めている。

石破氏「令和」批判で風向き一変

 石破氏は13日、都内で開いた石破派(水月会、19人)のパーティーで「政策集団(派閥)とは、その中から誰かを党総裁にして政策を実現すべきものだ」と述べ、改めて「ポスト安倍」への意欲をにじませた。しかし、石破氏は党所属議員への支持の広がりを欠いており、総裁選では「選挙の顔」として党員票で圧勝して議員の態度を変えさせる以外の活路がみえていない。

 また、首相への批判の受け皿となる思惑もあり苦言を続けてきたが、「令和」を批判して風向きが変わった。石破氏は「(令和の)字が『命令』を連想させる」と述べ、社民党などの主張と同一視され、派内の議員らから猛反発を受けたのだ。

 「岸破義信」に河野太郎外相や野田聖子衆院予算委員長を入れるべきだとの議論もある。ただ、河野氏は菅氏の評価が高いことが背景にあり、菅氏が浮上している現状では、入る余地は少ない。野田氏は総裁選出馬に必要な党所属国会議員20人の推薦人を超える固い支持層を持たないことがネックとなっている。

(政治部 沢田大典)

3664チバQ:2019/05/23(木) 19:58:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190523-00050190-yom-soci
眠っていて気づかず…白須賀議員、秘書「当て逃げ」に
5/23(木) 13:33配信 読売新聞オンライン
 白須賀貴樹・文部科学政務官(衆院千葉13区)は23日の参院文教科学委員会で、1月に千葉県内で公設秘書の運転する車が別の車と接触事故を起こし、その場から立ち去っていたことを認め、「心から被害を受けた方におわび申し上げる。真摯(しんし)に対応したい」と陳謝した。事故当日は緊急事態に備えて、首相官邸や文部科学省に約1時間以内で駆けつけられる場所で待機する当番の日だった。

 国民民主党の大島九州男氏らの質問に答えた。白須賀氏は事故時に車に同乗していたが、「眠っていて(事故に)気づいておりません」と釈明した。秘書から報告を受けた直後に警察へ届け出るよう指示しなかった点については、「車幅規制のブロック柱にぶつけたものだと思いこみ、相手がいるとは思わなかった」と説明した。

3665チバQ:2019/05/29(水) 19:53:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190527-00000503-san-pol
「ポスト安倍」より「ポスト吉田」が喫緊の課題
5/27(月) 14:00配信 産経新聞
「ポスト安倍」より「ポスト吉田」が喫緊の課題
参院自民党を代表して定例の記者会見に臨む(左から)関口昌一国対委員長、吉田博美幹事長、松村祥史幹事長代理 =3月26日、国会内(春名中撮影)
 自民党の吉田博美参院幹事長は脳腫瘍が見つかったため、夏の参院選に出馬せずに議員を引退する。120人超の参院自民党を派閥を超えて束ねた吉田氏の存在は、安倍晋三首相にとって安定した政権運営のために必要だった。参院が揺らげば政権も揺らぐ。「ポスト吉田」問題は「ポスト安倍」以上に喫緊である。

 吉田氏が参院で事実上の最高実力者として取り組んできたのは、時に「衆院の補完勢力」と揶揄(やゆ)された参院の発言力を高め、衆院や首相官邸にモノが言える存在にすることである。4月23日の引退表明の記者会見直前、部下にあたる副幹事長らを国会内に集め、語った言葉によく表れている。

 「参院自民党は強くなくてはダメなんだ。強くなければ必ず参院不要論が出てくる」

 政府が提出する法案の大半は衆院で可決された後、参院で可決されて成立する。参院が法案の生殺与奪権を握っている。かつて青木幹雄元参院議員会長は、この構図を利用して「強い参院自民党」を目指した。

 青木氏は平成17年の郵政民営化法案の審議などで小泉純一郎首相(当時)に恩を売り、独断タイプの小泉氏も青木氏の要求だけは飲んだ。参院の存在感は高まったが、青木氏が一線を退くと薄れていった。

 だが、吉田氏が平成26年に参院国対委員長、28年に参院幹事長に就くと状況は変化した。安倍首相を高く評価する吉田氏は参院を挙げて法案審議や政権運営に協力した。首相は吉田氏の野党人脈や根回しの手腕を信頼し、国会運営などで意向を尊重した。

 27年の通常国会は安全保障関連法を成立させるため、会期を現行憲法下で最長の95日間延長した。昨年の通常国会は32日間延ばした。いずれの時も衆院側では短い延長幅を求める声が強かったが、「衆院よりも熟議に力を入れる参院」という独自性を打ち立てたい吉田氏の考えを、首相や官邸が飲んだ結果だ。

 人事の要求にも応えた。直近2回(29年8月と30年10月)の内閣改造では、当選回数や参院への貢献を考慮して吉田氏が作成した推薦リストの中から、それぞれ参院議員2人を入閣させた。以前の安倍政権下での組閣でも参院議員は入閣しているが、当選2回の丸川珠代元五輪相ら大半が首相の一本釣りだった。

 衆院や官邸を相手に成果を残すことで参院内での吉田氏の求心力は高まり、首相もますます吉田氏を重んじるようになった。

 ■周囲に「次は世耕さん」

 当面、吉田氏に代わるかじ取り役は見当たらないが「同じやり方はできないにしてもリーダーは必ず出て来るもの」(参院自民党幹部)だろう。

 それは誰なのか。本命視されるのは最大派閥の細田派(清和政策研究会)に所属する世耕弘成経済産業相(10年初当選)だ。

 吉田氏は半年ほど前から周囲に「次は世耕さん」と語っていた。世耕氏は24年12月の第2次安倍政権発足以降、政府で官房副長官と経産相を務め、首相とのパイプは太い。参院でも世耕氏、竹下派(平成研究会)の吉田氏、岸田派(宏池会)の林芳正前文部科学相の主要3派の実力者3人による会食を定期的に重ねてきた。

 一方、野党への根回しや派閥を超えて参院議員をまとめる能力は未知数だ。現在、閣僚としてロシアとの平和条約締結に向けた経済協力を担当しており、閣僚を退任すれば「日本政府は北方領土返還を諦めたとのメッセージになりかねない」との懸念もある。

 現職閣僚である点がネックとの指摘もある。参院議員会長と幹事長は参院選直後の総会で選ぶのが通例で、世耕氏がどちらかに就けば次の内閣改造まで経産相ポストに空白が生じてしまうからだ。過去、現職閣僚が参院会長や幹事長に就いたケースは少ない。

3666チバQ:2019/05/29(水) 19:54:20
 ■「3本の矢」と呼ぶ部下3人も

 いずれにせよ、次のかじ取り役は主要3派の中核議員が務める公算が大きい。国会運営の司令塔を2年間務めている関口昌一参院国対委員長(15年初当選、竹下派)も候補に名前が挙がっている。

 松山政司・前1億総活躍担当相(13年初当選、岸田派)、吉田氏の療養中に代役を務め、首相にも近い岡田直樹参院幹事長代行(16年初当選、細田派)、議院運営委員長を経て入閣した山本順三国家公安委員長(16年初当選、細田派)についてもそれぞれの所属派閥で参院幹事長などのポストに推す声がある。

 吉田氏が引退表明の記者会見で「3本の矢」と呼んだ直属の部下もいる。岡田幹事長代行、松村祥史幹事長代理(16年初当選、竹下派)、石井準一筆頭副幹事長(19年初当選、竹下派)の3人で、「私の精神を受け継いでいただける。(今後の参院自民党について)何も心配していない」と強調した。

 当面、こうした面々が中心になるとみられる。自民党の二階俊博幹事長は「今後、参院の皆さんがより一層団結し、吉田さんの後をみんなで埋めようと取り組んでほしい」と語っている。(政治部 田中一世)

3667チバQ:2019/05/30(木) 17:59:03
https://this.kiji.is/506442349864371297
桜田氏「子ども最低3人産んで」
前五輪相、少子化問題で発言

2019/5/29 23:07 (JST)
 自民党の桜田義孝前五輪相(69)=衆院千葉8区、二階派=は29日、千葉市で開かれた会合で少子化問題に言及し「お子さんやお孫さんにぜひ、子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」と来場者に呼び掛けた。会合は猪口邦子元少子化担当相のパーティー。

 発言後、「子どもを安心して産み、育てやすい環境をつくることが重要との思いで発言した。誰かを傷つける意図はなかった」と釈明するコメントを出した。

 出産を巡っては昨年、自民党の加藤寛治衆院議員が同様に発言し、批判された経緯がある。

 会合で桜田氏は「結婚しなくていいという女性がみるみる増えちゃった」とも語った。

3668チバQ:2019/05/30(木) 22:30:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190530-00000079-asahi-pol
「3人くらい産んで」に与野党反発 自民内に擁護の声も
5/30(木) 18:14配信 朝日新聞デジタル
「3人くらい産んで」に与野党反発 自民内に擁護の声も
衆院本会議後、自らの発言に関して記者らに囲まれる自民党の桜田義孝・前五輪相=2019年5月30日午後1時15分、国会内、岩下毅撮影
 自民党衆院議員の桜田義孝・前五輪相が少子化問題に関連し、「子供を3人くらい産むようお願いしてもらいたい」などと述べたことに対し、与野党は30日、一斉に反発した。一方、自民党の一部からは、発言の内容自体には理解を示す声も上がった。

 桜田氏の発言は、29日に千葉市であった自民党参院議員のパーティーで飛び出した。桜田氏はその後、コメントを発表し、「子供を安心して産み・育てやすい環境を作ることが重要だとの思いで発言した。それを押し付けたり、誰かを傷付けたりする意図はなかった」などと釈明した。

 立憲民主党の辻元清美国会対策委員長は党会合で、北方四島をめぐって戦争に言及した丸山穂高衆院議員に与党が譴責(けんせき)決議案を出したことを引き合いに、「開いた口がふさがらない。大臣を辞めたからといって見過ごせない。こういうのは譴責だ」と批判。公明党の斉藤鉄夫幹事長も党会合で、「ニュースを見てびっくりした。まさに与党のおごり、ゆるみだ。これは選挙に直結する」と危機感をあらわにした。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は記者会見で「自民党の(失言)防止マニュアルがあまり効果を発揮していないのかなという印象だ。政治に携わる者は『3人産め』と言うのではなく、望む子どもの数を持てるような環境を整えていくことが大切だ」と指摘した。

 桜田氏は30日、記者団の取材に応じなかった。所属する自民党二階派の会合では、河村建夫・元官房長官が「一回口から出ると覆水盆に返らずで影響がある。しっかり考えた上で発言してほしい」と注意を促した一方、「桜田先生の気持ちはよくわかる。婚礼の席に行くと、激励の意味を込めてそういうことは我々もよく口にする」とも述べた。

 同党の加藤寛治衆院議員も昨年5月、所属する細田派の会合で「必ず新郎新婦に3人以上の子どもを産み育てて頂きたいとお願いする」などと述べて批判を浴びた。同派の下村博文・元文部科学相は記者団に「加藤さんが同じこと言って炎上した。あの年齢層の方々は共通して思っていることかもしれないが、ちょっと昔の感覚だ」と述べた。(明楽麻子)

朝日新聞社

3669チバQ:2019/06/03(月) 15:12:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190602-00010004-jij-pol
【点描・永田町】多難な最強軍団復活への道
6/2(日) 19:07配信 時事通信
【点描・永田町】多難な最強軍団復活への道
自民党竹下派の政治資金パーティーで、壇上で撮影に応じる会長代行の茂木敏充経済再生担当相(右端)=3月13日、東京都港区
政治ジャーナリスト・泉 宏
 かつて自民党最大派閥として権勢を振るった平成研究会(竹下派)が、影響力の回復に苦しんでいる。

〔写真特集〕問題発言集〜あの政治家が…〜

 2018年春に派嫡流の竹下亘総務会長(当時)を領袖(派会長)に担ぎ出し、保守本流の名門派閥再興に踏み出したが、同年秋の自民総裁選への対応では結束が乱れた。

 さらに、会長の竹下氏が年明けから闘病生活に入り、参院を取り仕切ってきた吉田博美参院幹事長も体調悪化で引退表明を余儀なくされ、リーダー不在で派閥運営もままならないのが現状だ。

 19年の亥年選挙前半戦の統一地方選でも、竹下氏や、派長老で参院のドンと呼ばれた青木幹雄元官房長官の地元の島根県知事選で、両氏が擁立を主導した新人候補が敗北。その結果、故竹下登元首相と青木氏が築いた「竹下・青木王国」にも、崩壊の危機がささやかれている。

 今後の派結束のためには総理総裁候補擁立が必要だが、有力視される茂木敏充経済再生相は派内の信望が不足し、加藤勝信総務会長も「本籍・安倍派」と揶揄されるなど、“外様”扱いが目立つ。このため、当面は竹下氏の本格復帰と、ポスト安倍候補の一本化が同派の課題となる。

 平成研は2000年代の初めまで、政局を支配する自民最大派閥で、「一致結束箱弁当」という結束の固さと戦闘力から、最強軍団と呼ばれていた。

 派閥の源流は、1972年に故田中角栄元首相が立ち上げた田中派(七日会)で、故竹下元首相が同派を割って出る形で旗揚げした竹下派(経世会)は、竹下元首相の退陣以降も最大派閥として党運営を仕切り、「経世会支配」と恐れられた。

 95年には派閥の名称を「平成研究会(平成研)」に変更したが、派領袖の橋本龍太郎、小渕恵三両氏(いずれも故人)が連続して首相を務めるなど、最強軍団は健在だった。

 平成研という名称は、竹下政権下で元号が昭和から平成に変わったことが由来だが、同派幹部は「令和になっても名称は変えない」と口を揃える。

茂木氏らも「ポスト安倍には程遠い」
 議員数と資金力で自民党を支配してきた平成研が落ち目になったのは、2001年の小泉純一郎政権誕生からだ。

 同年春の総裁選で、「自民党をぶっ壊す」と叫んで国民の熱狂的支持を得て圧勝、首相の座に就いた小泉氏は、公約の郵政民営化に反対する平成研を「抵抗勢力」と敵視し、党執行部からも外した。

 その後、派閥幹部の政治資金スキャンダルなどもあって所属議員の離脱が相次ぎ、急速に影響力を失った。

 永田町では「小泉氏は、自民党ではなく、派閥政治の中心の平成研をぶっ壊した」(細田派幹部)というのが定説だ。

 その結果、平成研は最大派閥の座を、小泉氏や安倍晋三首相らの出身派閥でもある清和政策研究会(現細田派)に奪われ、有力な総裁候補も出せない状況が続いている。

 19年1月に食道がんを公表して以来、入院加療を続けている竹下氏は、当初連休明けの復帰説もあったが、「手術の影響で声が出しにくいことなどから、なおリハビリが必要」(周辺)とされる。

 このため、竹下氏不在の間の派閥運営は会長代行の茂木氏と、参院組を代表する吉田氏、前会長の額賀福志郎氏で進められている。

 表舞台で派を代表するのは茂木氏だが、総裁候補として認知されたわけではない。派内には加藤氏に加えて、派嫡流で「初の女性首相」を目指す小渕優子元経産相もいるからだ。

 現在、55人の議員を抱えて麻生派に次ぐ党内第3派閥だけに、竹下氏も次期総裁選での独自候補擁立を狙っているが、派内調整は難航必至。このため、党内では「茂木氏も含め、まだポスト安倍には程遠い」(閣僚経験者)との声が多く、最強軍団復活への道は前途多難と言えそうだ。

(時事通信社「地方行政」5月27日号より)

3670チバQ:2019/06/04(火) 19:12:26
>内閣府副大臣兼環境副大臣を務める秋元司衆議院議員が登場する。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190604-00064973-gendaibiz-pol
ついに警視庁に「ロックオン」された大物衆議院議員の名前
6/4(火) 6:30配信 現代ビジネス
ついに警視庁に「ロックオン」された大物衆議院議員の名前
写真:現代ビジネス
東レのトラブルと、なぜか登場する「副大臣」
 警視庁が国会議員の立件に向けて動き出したという。

 「化学企業大手で三井グループの中核たる東レが、業者との資金の貸し借りを巡ってトラブルになった事件について、捜査二課が『貸金業法違反』だけでなく『弁護士法違反』の容疑でも捜査を開始した」

 警視庁のさる捜査幹部はそう明かす。なぜこの事件で国会議員が立件対象となるのか。核心に触れる前に、これまでの経緯を説明しておこう。

 事件の発端は、2016年7月に遡る。東レがバングラディシュで受注した水処理装置の販売が、同国内で発生したテロ事件による治安悪化などの影響で頓挫。だが、すでに装置は製造段階に入っていた。

 処理に窮した東レは、その装置の引き受け先を探した。白羽の矢が立てられたのは、中国や東南アジア向け事業のコンサルを行うO社。東レ水処理事業部の営業部長であったF氏は、「資金調達ではうちが連帯保証するし、転売にも全面的に協力する。売れ残ったものは、高値で引き取る」と好条件でかき口説いた。

 応諾したO社だったが、問題がすぐに発生した。関係者が語る。

 「慌てて資金調達に走ったO社は足元を見られたんでしょう。昨年4月に飛び込み営業をかけてきたL社から2億4000万円の融資を受けたのですが、このL社、本業は広告や経営コンサルで貸金業者ではないのです。

 融資は2ヵ月という短期で、金利は月利8%にもおよぶ法外なものでした。返済に苦慮したO社は借入期間を延長。8月に完済するまでに7000万円もの金利を払わされてしまった」

 そして、この最中、なぜか内閣府副大臣兼環境副大臣を務める秋元司衆議院議員が登場する。前出の捜査幹部が語る。

 「のちの捜査で判明したことだが、L社の実質的なオーナーが知人を介して、秋元議員に融資金の残額1億2000万円の返済を催促してくれるよう依頼したという。議員は8月の完済日直前に東レの日覺(昭廣)社長に電話を入れた」

 副大臣を務める国会議員から突然の連絡を受けた東レは、慌てて事態収拾に動いたという。営業部長のF氏に事情説明を求めると同時に、法務・コンプライアンス部が調査に着手。また、L社に1億2000万円を返済したのちには、O社のほかの借入先との交渉の場も設けるなどした。

 だが、L社への高額な金利の影響で各社の融資金は契約通りに返済されず、事態は紛糾。そうしたなか、F部長はこっそりと退職届を出して姿を消し、東レ側の呼び出しにも応じなくなってしまった。

 窮したのはO社だった。東レと借入先との間に挟まれ身動きが取れず、代わりに一連の経緯資料を各社に開示、状況説明に努めた。

非弁活動
 そして、年が明けて今年2月。にわかに事が動き出した。

 「あの名門企業の東レが架空売り上げを計上して粉飾決算をしている!」――そんな話がメディアを駆け回った。裏付けとなる資料も流布されたのである。

 直後、東レが火消しに動いた。警視庁幹部が続ける。

 「2月12日、東レは警視庁中央署に、『Fの独断による不正取引が行われた』として告訴状を提出したが、それによって断片的にしか聞こえてきていなかった事件の構図が明らかになった。

 これを機に内偵を開始すると、資金を融資した業者の悪質な貸付実態や関係者の過去の犯罪などが判明すると同時に、弁護士資格のない者が借金取り立てを行う『非弁活動』、すなわち弁護士法に抵触する行為の数々の証拠まで出てきた」

 貸金業登録もせず、法外な金利で貸し付けをしているその業者については、下記のような実態が確認されたという。

 ・悪質として知られる業者が実際の資金提供者で、その代表者は過去に摘発されたこともある人物であった

 ・グループの一員と見られる会社がさらに東レを揺さぶろうとした動きがあった

 ・暴力団関係者との交流があった

 一方、秋元議員の「非弁活動」疑惑についても、以下のような証拠が押さえられたとされる。

 ・秋元議員への依頼状

 ・取り立てを迫る通話記録

 ・秋元議員への回答書

 などなどだ。

3671チバQ:2019/06/04(火) 19:12:43
警視庁が国会議員を狙う「前例」
 ところが、警視庁がこうした捜査の進展を伏せ、今後の方向性を検討している最中、「週刊文春」が事件について報じたのだった。

 そして、秋元議員は同誌の取材に対し、東レに電話を入れたことも、L社のことについても「知らない」と繰り返した。完全否定である。また、事務所を通じて「そうした(借金を取り立てた)事実は全くない」とのコメントも出した。

 もっともその際、「知らない」との前言を撤回するような説明も自身のFacebook上で行っている。「知人から相談があり、東レに債務の連帯保証をしているか確認するため電話したところ、社長から『そのような事実はない』と回答があった」というのだ。しかし、「借金の支払いを求めたという記事は、事実に反する」と記し、あくまでも取り立てについては否定していた。

 そこで筆者と「現代ビジネス」は、秋元議員に完済の報告をしたF部長らによる書面を傍証として改めて確認したが、それでも「既に返済が終わっていた件であり、ご質問、ご指摘のような会話はした覚えはありません」と突っぱねたのである。

 警視庁は、こうした経緯も踏まえ、秋元議員の立件を視野に入れているというのだが、東京地検ではなく警視庁が国会議員をターゲットにするのは珍しい。友部達夫議員(故人)以来のことだ。

 友部議員は1995年7月、小沢一郎氏らが率いる野党の新進党から参院選に出馬し、比例区で当選したものの、翌年には議員自身が理事長を務めていた共済団体・オレンジ共済組合が出資法違反の容疑で捜索を受けて倒産。さらに1997年1月、高金利と元本保証を謳った預金で顧客から計約1億4000万円をだまし取ったとして、詐欺の容疑で警視庁と北海道警、広島県警の合同捜査本部の捜査によって逮捕された。

 友部議員は総額93億円にもおよぶ資金を集めながら、私的に流用。多額の資金が選挙費用や政界工作費、遊興費や組合専務理事だった妻・次男らの手当てなどに充てられていたことが判明した。

 裁判では厳しく罪が問われ、2000年、東京地裁で懲役10年の実刑判決が下された後、控訴・上告したものの、翌2001年には早々に上告棄却。判決が確定し、議員を失職した。

選挙との兼ね合い
 この事件と比べると、弁護士法違反はスケールが小さい。また、友部議員と違って今回のターゲットは政権幹部。しかも、安倍晋三首相を支える二階派所属でもある。

 かねて政権への忖度が指摘されている警視庁とその指揮官庁たる警察庁に、本当に立件までする覚悟があるのだろうか。

 「もう安倍首相も二階(俊博)幹事長も了承している。参院選後の8月には内閣改造もある。だから、秋元氏の事情聴取は8月以降の予定だ」

 官邸筋は、あっさりと言うものの、こう付け加えるのも忘れなかった。

 「もっとも衆議院が解散されて衆参同日選挙になれば、話は違ってくるだろう」

 やはり政権による有形無形の圧力は避けられなさそうだ。警視庁は捜査機関として毅然たる姿勢が示せるのか。事件の行方が気になるところだ。

時任 兼作

3672チバQ:2019/06/06(木) 13:14:17
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190606-00012234-bunshun-pol
女同士の戦いをどうまとめるか……“ポスト安倍”狙う岸田文雄の試練
6/6(木) 6:00配信 文春オンライン
女同士の戦いをどうまとめるか……“ポスト安倍”狙う岸田文雄の試練
酒の強さには定評があるが…… ©文藝春秋
 自民党の岸田文雄政調会長(61)が率いる岸田派が沸いている。衆院の比例中国ブロック選出の現職議員が、夏の参院選に転じることになり、同ブロックで次点だった畦元将吾氏が繰り上がるのだが、同氏は岸田派への所属が確定的だからだ。岸田派の正式名称は宏池会。池田勇人、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一と4人の総理を輩出し、領袖が代わっても唯一名称を変えなかった名門派閥だ。「これで期せずして50人の大台に乗る」(同派若手議員)と、ポスト安倍に向けて気勢が上がる。

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 しかしその勢いも、夏の参院選で一気にしぼみかねない。秋田、山形、山梨、滋賀の4つの一人区で、岸田派の現職が厳しい戦いを強いられているのだ。いずれも党が指摘する激戦区だが、中でも岸田氏のリーダーとしての資質が問われかねないのが山形だ。「安倍晋三首相も『男前』と評するイケメン岸田氏が、女同士の戦いをどうまとめるかが注目です」(政治部記者)。

「女同士」とは、参院2期目を目指す大沼瑞穂元厚生労働政務官と、地元選出の加藤鮎子衆院議員のこと。同じ79年生まれの40歳で、慶応大学法学部卒も一緒。かたや国際法学の権威だった大沼保昭東大名誉教授の娘、こなた一時は首相候補筆頭だった加藤紘一元官房長官の娘である。

「応援してもらいたいなら私への悪口をやめないとね」
 元々大沼氏が山形の反加藤勢力に担がれた経緯もあり、2人の犬猿の仲は有名だ。最近、岸田氏が仲を取り持つ会合を開いたが、加藤氏が「応援してもらいたいなら私への悪口をやめないとね。聞こえてくるわよ」と大沼氏に言い放ち、仲介は無惨にも失敗した。「山形を一枚岩にさせる力量ぐらいないと、首相になんて到底なれるはずがない」と政治部デスクは嘆息する。

 夏の参院選で山形をはじめ懸案の4つの一人区を死守しても、岸田氏には次なる関門がある。領袖を譲った今も派内に影響力を持つ古賀誠元幹事長だ。4月にテレビ番組で「岸田氏は必ずしもポスト安倍でなければいけないわけではない」と語り、菅義偉官房長官をポスト安倍に挙げたことが波紋を広げたが、実は、古賀氏の本音はもっと厳しい。

 先日、若手議員らとの会合で「世界は激動の時代だ。岸田さんに総理なんて無理だ。総理になったら、耐えられずに死んでしまう」と漏らし、その場は凍り付いた。安全運転ばかりが目立つ岸田氏だが、時には後輩を従わせ、長老を刮目させる「剛腕」が必要かもしれない。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年6月13日号

3673チバQ:2019/06/11(火) 20:22:58
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190611-00000067-sasahi-pol
人気女性モデルと自民党のコラボ広告で公選法違反か 「ViVi」の政党ロゴ付きTシャツプレゼントが波紋〈dot.〉
6/11(火) 17:01配信 AERA dot.
人気女性モデルと自民党のコラボ広告で公選法違反か 「ViVi」の政党ロゴ付きTシャツプレゼントが波紋〈dot.〉
ViViのモデルと自民党のコラボ企画ホームページ
 講談社の女性向けファッション雑誌「ViVi」オンライン版が、自民党の広告記事で同誌所属のモデルを9人登場させ、Tシャツをプレゼントする企画を発表したことが波紋を広げている。

 同誌は10日、「わたしたちの時代がやってくる!権利平等、動物保護、文化共生。みんなはどんな世の中にしたい?」と題した記事を公開。ツイッターでは、「#自民党2019」「#メッセージTシャツプレゼント」の2つのハッシュタグをつけて、どんな世の中にしていきたいかをツイッターやインスタグラムに投稿するよう呼びかけた。また、メッセージを投稿した人から抽選で13名にモデルたちが考えたメッセージをプリントしたTシャツをプレゼントすると発表した。

 講談社に取材を申し込むと、「このたびの自民党との広告企画につきましては、ViViの読者世代のような若い女性が現代の社会的な関心事について自由な意見を表明する場を提供したいと考えました。政治的な背景や意図はまったくございません」との回答だった。なお、今回の企画の広告費用については「お答えできません」(講談社広報担当者)という。

 ただ、今夏に実施される参院選を控えた政党が、人気カリスマモデルを使って広告を展開すること自体は異例なこと。広告の連絡先は『「#自民党2019」プロジェクト事務局』となっていて、同プロジェクトは安倍首相の側近の一人である甘利明選対委員長がリーダーを務めている。

 しかも、ViViのホームページでは「メッセージTシャツプレゼント」の企画も告知されていて、そのTシャツには自民党のロゴマークも印刷されているように見える。公職選挙法では、政治家が選挙区内でお金や物を贈ることは禁止だ。選挙区内の有権者に線香セットを配ったことで、2000年に小野寺五典衆院議員が議員辞職した例もある。

 はたして違法性はないのか。政治資金の問題に詳しい神戸学院大学法学部の上脇博之教授は、こう話す。

「公職選挙法では、現金や物を渡したり、受け取ったりするだけではなく、事前に受け渡しを約束することも寄付行為として禁止されています。また、自民党はすでに今夏の参院選で全国比例で出馬する候補者を発表しています。同法では、候補者の氏名が類推されるような方法での寄付は禁じられており、今回のプレゼント企画は同法に抵触している可能性があります」

 一方で、同法では候補者による寄付については細かく禁止規定があるが、政党による寄付については定義があいまいだ。総務省に問い合わせたところ「後ほど回答します」とのことで、現在でも正式な見解は示されていない。今回の広告記事を出稿した「自民党プロジェクト2019」の事務局担当者は「法律上は、党内で問題ないと判断してプロジェクトを進めています」と、違法なことはしていないとの認識を示している。

 ただ、「ViVi」という有名女性雑誌が、人気モデルと協力して制作した限定Tシャツとなると、プレミア価格がつくのは必至。当選した場合、高額で転売される可能性もある。この点について上脇教授は、「プレゼント企画が仮に法律違反ではなくても問題がある」と指摘する。

3674チバQ:2019/06/11(火) 20:23:18

「自民党は178億円の政党交付金を得ています。その原資は国民の税金であることを考えると、今回のTシャツの制作費にも税金が事実上使われていることになります。法律で明確に禁止されていないことに乗じて税金を使ってプレゼント企画をすることは、たとえ違法ではなくても、政治的・道義的に問題があります」

 もし、今回の企画が「合法」と判断された場合、どうなるのか。政党は選挙のたびに有名タレントを雇ってプレゼント企画をする必要が出てくる。選挙費用が激増すれば、大きな政党が選挙戦で有利になる。選挙資金で不利になる野党議員は「どう考えてもアウト」とバッサリだ。

 Tシャツプレゼントだけではなく、人気モデルが自民党とコラボ企画をしたことでも炎上も止まらない。

 ViViの記事では、モデルのメッセージとして「他の文化を認めて、いろんな文化が共存できるようにしたい」、「他人の価値観を理解し、尊敬し合えることができたらどんなにいいだろう」といったメッセージが掲載されている。ところが、ツイッターでは自民党議員の過去の問題発言として「子どもを産まない方が幸せじゃないかと勝手なことを考えて(いる人がいる)」(二階俊博幹事長)、「必ず新郎新婦に3人以上の子供を産み育てていただきたいとお願いする」(加藤寛治衆院議員)などが紹介されているほか、「Tシャツよりも年金が欲しい」「早く自民党政権が終わってこういうくだらない企画が二度と起こらない世の中にしたいです! 」といった意見も相次いでいる。

 もっとも一番かわいそうなのは、ひょんなことから政治の世界のいざこざに巻き込まれ、違法性まで指摘されてしまった若きカリスマモデルたちかもしれない。ツイッターでは、「自民党に迎合した#ViViのことは嫌いでも、素晴らしい意見を表明したモデルさん達のことは応援しような!」といった声も出ている。(AERA dot.編集部/西岡千史)

3675 チバQ:2019/06/14(金) 18:12:19
https://www.sankei.com/smp/premium/news/190614/prm1906140009-s1.html
【政界徒然草】二階幹事長、参院選へ全国行脚 なぜか岸田派関係先に集中

2019.6.14 01:00プレミアム

 夏の参院選を目前に控え、自民党の二階俊博幹事長が全国行脚を本格化させている。勝敗を分ける改選1人区のなかでも、山形や滋賀、秋田などとりわけ激戦が予想される地域に入り、自民党の支持団体や経済界の関係者を回って頭を下げた。これらの選挙区には、いずれも二階派(志帥会)と衝突を繰り返した岸田派(宏池会)の候補が出馬するが、二階氏は気にするそぶりを見せない。党を勝利に導けば、幹事長として今秋以降、4期目の続投の目も出てくるからだ。

 「必ず勝利をするという自信を持って、ことに臨んでいきたい」
 二階氏は10日の記者会見で、参院選に向けた決意をこう力説した。
 今回、改選を迎える現職が当選した平成25年の参院選は、自民党が政権奪還した直後に行われた最初の大型国政選挙で、同党は65議席を取り、大勝した。
 当時は32の改選1人区で与党候補が29勝2敗と圧勝したが、主要野党が1人区で統一候補をそろえた28年参院選では、野党が11勝をあげている。今回も野党は1人区すべてで候補を一本化した。

 安倍晋三内閣の支持率は50%前後と堅調に推移しているとはいえ、10月には消費税率の10%引き上げを予定するなど、与党は厳しい政策も抱えている。6年前に「これ以上できないほど議席を取った」(閣僚経験者)反動も見込まれるだけに、自民党は今回、厳しい戦いを強いられるとの見方もある。
 党の陣頭指揮を執る二階氏は、早い段階から選挙戦に向けて動き出した。3月には山形、5月には滋賀、秋田に立て続けに入った。3選挙区で自民党から出馬する山形の大沼瑞穂(40)、滋賀の二之湯武史(42)、秋田の中泉松司(40)の3氏は、いずれも岸田派に所属する。


 夏の参院選を目前に控え、自民党の二階俊博幹事長が全国行脚を本格化させている。勝敗を分ける改選1人区のなかでも、山形や滋賀、秋田などとりわけ激戦が予想される地域に入り、自民党の支持団体や経済界の関係者を回って頭を下げた。これらの選挙区には、いずれも二階派(志帥会)と衝突を繰り返した岸田派(宏池会)の候補が出馬するが、二階氏は気にするそぶりを見せない。党を勝利に導けば、幹事長として今秋以降、4期目の続投の目も出てくるからだ。

 「必ず勝利をするという自信を持って、ことに臨んでいきたい」
 二階氏は10日の記者会見で、参院選に向けた決意をこう力説した。
 今回、改選を迎える現職が当選した平成25年の参院選は、自民党が政権奪還した直後に行われた最初の大型国政選挙で、同党は65議席を取り、大勝した。
 当時は32の改選1人区で与党候補が29勝2敗と圧勝したが、主要野党が1人区で統一候補をそろえた28年参院選では、野党が11勝をあげている。今回も野党は1人区すべてで候補を一本化した。

 安倍晋三内閣の支持率は50%前後と堅調に推移しているとはいえ、10月には消費税率の10%引き上げを予定するなど、与党は厳しい政策も抱えている。6年前に「これ以上できないほど議席を取った」(閣僚経験者)反動も見込まれるだけに、自民党は今回、厳しい戦いを強いられるとの見方もある。
 党の陣頭指揮を執る二階氏は、早い段階から選挙戦に向けて動き出した。3月には山形、5月には滋賀、秋田に立て続けに入った。3選挙区で自民党から出馬する山形の大沼瑞穂(40)、滋賀の二之湯武史(42)、秋田の中泉松司(40)の3氏は、いずれも岸田派に所属する。

3676チバQ:2019/06/20(木) 21:45:12
https://digital.asahi.com/articles/ASM6N53J2M6NUTFK018.html?rm=400
「ポスト安倍」への基板固め? 菅氏の「令和の会」発足
有料記事

永田大 2019年6月20日19時53分

 菅義偉官房長官に近い自民党無派閥の衆参議員13人による「令和の会」が発足し、20日に東京都内で会合を開いた。派閥やグループではなく、「連絡会」との位置づけだが、党内では「ポスト安倍」に取りざたされる菅氏の基盤固めの動きとみられており、存在感を高めそうだ。

 この日の会合は、自民党の各派閥の定例会合と同じ時間帯に開かれた。菅原一秀、城内実、鷲尾英一郎、石川昭政、木村弥生、三谷英弘各衆院議員と自見英子、小川克巳、朝日健太郎、小鑓隆史各参院議員の計10人が出席。菅氏も駆けつけ、意見交換した。

 会合後、菅原氏は「(参加者)それぞれが長官との縁があり、長官をバックアップすることで安倍政権を支えるというスタンスだ」と記者団に説明。派閥に所属する数人の議員からも参加の申し出があったという。参加者の一人は「無派閥の菅さんに党内で政治的な基盤はない。党務に戻った時に我々が必要だ」と発足の意義を強調する。

 ログイン前の続き菅氏は、新元号「令和」の発表役を担ったことで、知名度が上昇。自民党の二階俊博幹事長らが「ポスト安倍」の有力候補に挙げるなか、5月に訪米するなど、党内では「ポスト安倍を見据えて動き出した」との見方が広がる。

 党内には、衆院当選4回以下の無派閥議員でつくる「ガネーシャの会」や、派閥に属している議員も加えた「偉駄天(いだてん)の会」など、事実上の「菅派」と呼ばれる集まりが複数ある。令和の会は、菅氏側近の菅原氏の主導で発足。中堅議員を中心に、石田真敏総務相などベテランも参加する。

 菅氏はかつて小渕派や古賀派に所属していたが、2009年以来、無派閥を貫いている。派閥には否定的とみられているが、令和の会の参加者は「菅さんが腹を決めたら、派閥化するだろう」と話す。(永田大)


https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190620/k00/00m/010/264000c
菅氏支える「令和の会」発足 自民・無派閥議員間で主導権争い
会員限定有料記事 毎日新聞2019年6月20日 19時56分(最終更新 6月20日 20時29分)
 菅義偉官房長官に近い自民党の無派閥議員による動きが活発化している。菅氏を支える中堅議員を中心に新たなグループ「令和の会」が発足し、20日、菅氏と会食した。新元号「令和」発表で知名度が急上昇し「ポスト安倍」としての期待感が高まる菅氏に対し、無派閥議員間の主導権争いが過熱しそうだ。【遠藤修平、立野将弘】

 「(令和の発表で)びっくりするくらい注目が集まって驚いている。元号の発表は大きかった」。20日昼、…

3677とはずがたり:2019/06/25(火) 16:29:55

自民党が党として作成した本の絵と謀略ビラの絵の作者,完全に一緒やろ。

沖縄に関する様々なフェイクニュースを検証し、ファクトを発信するブログメディア
2019-06-22
参院選2019 ① 自民党本部が配布した謎冊子と差別的イラスト - ネトウヨ化がとまらない自民党の闇の闇 - 昨年四月に沖縄市でばら撒かれた中傷ビラと同列の悪質さ
FactCheck 2019 選挙
http://uyouyomuseum.hatenadiary.jp/entry/2019/06/22/180629

3678チバQ:2019/06/26(水) 22:13:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190626-00000567-san-pol
長島氏「今の野党は政治信条と相いれない」 自民入り
6/26(水) 16:42配信 産経新聞
 旧民主党政権で防衛副大臣を務めた長島昭久衆院議員=東京21区=は26日、自民党に入党届を提出した理由について「二大政党の実現を目指してきたが、今日の野党勢力のありようはほど遠く、私の政治信条とは相いれない」と述べた。自民党本部で記者団の取材に応じた。

 長島氏は、主要野党が参院選で32の改選1人区全てで候補者を一本化することを念頭に「政権交代可能な政治の実現には、政権を担いうる健全な野党の存在が不可欠だ。しかし、その根本を見失い、自衛隊も日米安全保障条約も天皇制をも否定する共産党との選挙協力を堂々と進めている」と批判した。

 また、長島氏は「外交安全保障には与野党もなく、あるのは国益だけということを信条に国会活動を続けてきた。このことは野党陣営に身を置いてきたとはいえ、保守政治家として誇るべき点だ」と強調した。

3679チバQ:2019/07/01(月) 17:29:34
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190626-00012513-bunshun-pol
大塚高司防災担当副大臣 新潟・山形地震直後もホステスと飲酒疑惑
6/26(水) 16:00配信 文春オンライン
大塚高司防災担当副大臣 新潟・山形地震直後もホステスと飲酒疑惑
派閥の事務局長でもある大塚副大臣 ©共同通信社
 6月18日夜10時22分頃、最大震度6強を観測した新潟・山形地震。その発生直後、防災担当の国交副大臣・大塚高司衆院議員(54)が、周囲の制止にもかかわらず、赤坂の老舗クラブでホステスらと飲み続けていたことが「週刊文春」の取材で分かった。

【写真】大塚氏が地震直後に飲酒していたクラブ「K」

 大塚氏がこの日、竹下派の後輩議員3人と訪れたのは、行きつけだという赤坂の老舗クラブ「K」。同席者によれば、大塚氏は芋焼酎「佐藤」の水割りを飲んでいたという。

「地震が発生して、一同テレビに釘付けになり、後輩議員は『国交省に上がった方がいいんじゃないんですか?』と何度も声を掛けていました。ところが、大塚氏は『(行かなくて)大丈夫や』と繰り返すだけで、水割りを飲み続けていたのです」(居合わせた客)

 震度6弱以上の地震だったため、対応を「非常体制」としていた国交省。政務三役には、「直ちに登庁できる態勢で付近に待機」することが求められていた。

 大塚氏に事実関係を尋ねると、以下のように回答した。

「国会議員どうしの懇親を深めるため、質問にあるとおり『K(回答は実名)』を訪れました。実際には、対策会議が開催され参集する必要が生じる可能性があったため、アルコールを取るのを止め、国交省からも近い距離にある同店で、テレビなどで状況を確認しながら、待機していました。この対応は、適切であったと認識しています」

 だが、事態の発覚を恐れたのか、翌19日以降、「俺はあの日、飲んでないよな?」などと周囲に念押ししていたという。

 国際医療福祉大学の川上和久教授(政治心理学)はこう指摘する。

「防災担当の政務三役には、『国民の生命・財産を24時間365日守り抜くんだ』という強い覚悟が求められます。(クラブで待機したことは)国民感情としても納得できる説明ではなく、政治家の資質が問われる問題です」

 昨年7月の西日本豪雨の際には、西村康稔官房副長官が酒席「赤坂自民亭」の画像をSNSに投稿し、批判を招いたばかり。防災担当の国交副大臣として大塚氏の行動は適切だったのか、議論を呼びそうだ。

 6月27日(木)発売の「週刊文春」では、大塚氏の経歴や、大塚氏とKの関係、店内での詳しい様子などについて報じている。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年7月4日号

3680チバQ:2019/07/08(月) 11:04:35
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190708-00012651-bunshun-pol
鷲尾、長島が相次ぎ“菅派”へ 勢力拡大する“令和おじさん”が狙う次の標的は?
7/8(月) 6:00配信 文春オンライン
鷲尾、長島が相次ぎ“菅派”へ 勢力拡大する“令和おじさん”が狙う次の標的は?
危機管理の要だが、積極的に選挙応援に回る ©文藝春秋
「文春の記事はひでぇな。運転手も待機させて、誰にも迷惑をかけないようにしているのになぁ……」

【写真】この記事の写真を見る

 こうぼやくのは菅義偉官房長官(70)。衆院議員会館の保育所用駐車スペースを、菅氏の車がルールに反して使っていると報じた小誌先週号への愚痴だ。衆議院議員会館課も「保育所利用者の待機用」と明言、他議員なら少し停車しただけで即座に衛視に注意される場所なのだが、どうも反省の色は薄い。

 それもそのはず、菅氏はその勢力を益々拡大しているのだ。参院選を前に、菅氏を支える新グループ「令和の会」が発足。若手中心の「ガネーシャの会」など、複数の菅グループは計40人を超え、事実上の“菅派”は第4派閥の岸田派に迫る。党外からの流入も進む。6月27日に自民党入りした長島昭久衆院議員。民主党政権で首相補佐官などを歴任した同氏が自民入りを相談した相手は菅氏だった。当初は次の衆院選を無所属で戦うことで経歴をロンダリングしてから自民入りする目論見だったが、細野豪志、鷲尾英一郎両衆院議員らが次々と活発に動く中、「このままでは埋没する」と菅氏のもとへ。菅氏は自民党東京都連に所属する萩生田光一幹事長代行や菅原一秀国会対策副委員長の名を挙げて「彼らと相談して欲しい」と応じ、自らも根回しに動いた。菅氏の手引きで地元の反発を抑え、スムーズに自民入りしたのは、鷲尾氏と同じ構図。鷲尾、長島両氏は将来“菅派”に所属することが確実視されている。

 さらなる触手も伸ばす。「同じ神奈川の笠浩史衆院議員が次の標的だろう」(菅氏と近いベテラン議員)。民主党政権で文科副大臣を務めた笠氏は、自民党が勝った過去3回の衆院選でいずれも小選挙区勝利と選挙に強い。このベテランによると、笠氏は先の国会で内閣不信任案の採決に眼帯をして登院、反対票を投じた。「目の病を理由に欠席してもよかったはずだが、あえて反対票を投じ、自民入りへアピールした」(同前)。財界人の仲介で既に菅氏との面会も済ませているという。

 面白くないのが、事あるごとに菅氏と対立する麻生太郎財務相だ。長島氏は、一昨年、民進党を離党した直後に麻生氏に挨拶しに行ったほど可愛がられていた。笠氏が自民入りとなれば、最も困るのは同じ選挙区で比例復活している麻生派の中山展宏衆院議員。菅氏が権勢を拡大するほど、2人の間の火種は大きくなる。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年7月11日号

【関連記事】

3681 チバQ:2019/07/11(木) 22:21:48
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190710-00570127-shincho-pol
二階俊博vs岸田文雄 「次期自民党幹事長」はどっち?

7/10(水) 5:57配信��
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迷走気味?

 参院選後に控える自民党の党内人事。中でも目玉になるのは、幹事長ポストなのだが……。

 政治部記者によれば、

「現在幹事長の二階俊博さんは、就任してすでに丸3年。1期1年という任期を考えれば、かなり長い。さらに、80歳と高齢で健康不安説もあり、選挙の結果如何によっては、当然、交替ということになるでしょう」

 これを知ってか知らずか、

「二階さんは6月に入ってから、参院選に向け、老体に鞭打って全国行脚を本格化しているんです。各地の経済団体などに率先して頭を下げて回っている。細野豪志さんの問題や、山梨県知事に当選した長崎幸太郎さんの問題など、岸田派とぶつかることが多かった二階さんですが、岸田派議員の選挙区にも率先して入っている。議席を大きく減らせば、幹事長続投の目は無くなりますからね」

 ここまでされれば、岸田文雄政調会長(61)も怒りの矛を収めざるを得まい。ところが、その岸田氏も複雑な心境なんだとか。

「実は、彼も幹事長ポストにご執心なんですよ」

 と、自民党関係者。

「もちろん今でも総裁の座を狙っているんですが、そのための最短ルートが幹事長だと考えている」

 この理屈がまた岸田氏らしく、

「先の総裁選で出馬を辞退し、派閥の内外から“決められない男”のレッテルを貼られた岸田さんですが、今回も決して積極的な理由ではありません。幹事長として身を粉にして働いて安倍総理にゴマをすり、ポスト安倍の椅子を禅譲してもらおうと思っているだけなんです」

 もっとも“岸田幹事長”の政権構想は、砂上の楼閣のごとくだといい、

「二階さんは幹事長というおいしいポストを手放す気などサラサラありません。さらに、もし二階さんが倒れでもして、岸田さんが後を継いだところで、次の衆院選を仕切って勝利すれば安倍さんの4選が見えてくる。そうすると、岸田さんへの禅譲は遠のくばかりなんですよ」

“岸田総理”誕生は見果てぬ夢か。

「週刊新潮」2019年7月11日号 掲載

新潮社

関連記事

3682チバQ:2019/07/15(月) 23:06:14
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190714/pol1907140002-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】北海道、鈴木宗男氏の応援で自民「2議席目」あるか? 依然強い非自民系の地盤…北の大地で熱い戦い! (1/2ページ)
参院選2019
2019.7.14
 改選定数3に、主要政党など9人が出馬し、激戦となった北海道選挙区。今回、従来の参院選とは少し様相が異なる現象が出ている。自民党道議会議員が解説する。

 「自民党は伊達忠一参院議長が高齢を理由に引退するなか、新人2人が立候補して、2議席獲得を狙っている。新人の1人は、4期16年、道知事史上最長を誇った高橋はるみ前道知事で、知名度・実績とも群を抜いている。事実上、高橋氏以外の残り2議席の争奪戦となっている」

 選挙戦中盤での報道各社の世論調査を見ても、高橋氏が2位以下をやや引き離しているが、高橋陣営は「上滑り」を警戒して、引き締めに躍起だ。

 「リードしているという情報は耳に入るが、あくまで投開票前の不確定情報だ。とにかく、気を引き締めて最後まで愚直に道民に政策を訴えていくしかない」(高橋事務所広報担当者)

 高橋氏は道内各地で、「食と観光による北海道の観光成長は著しい。しかし、まだ伸びしろがある。それを国政の立場からサポートしたい」などと訴えている。

 今月に入り、札幌市内のホテルで開いた総決起集会には、約1200人が集まり、細田博之元官房長官(清和会会長)や、鈴木直道知事らも駆け付けた。

 もう1人の自民党新人は、道議5期を務めた岩本剛人(つよひと)元道連幹事長だ。北海道の名門政治家一家の出身で、父は元道議で元道議会議長。叔父は参院議員を2期務めた。

 自民党関係者は「岩本家の人脈がフル稼働している。6月の札幌市内で行われた総決起集会には約1800人が集まった。そこには、菅義偉官房長官や、吉川貴盛農水省(党道連会長)らが駆け付け、弾みになった」という。

 自民党は2議席獲得のため、鈴木宗男元衆院議員が率いる地域政党「新党大地」や、公明党の支援も仰ぐ。

 二階俊博幹事長も北海道入りし、農業関係先などを訪れて農業票固めに走った。

 だが、北海道はもともと非自民系が強い地盤だ。

 2016参院選でも、自民党は2人擁立して2議席獲得を狙ったが、野党が2議席で、自民党は1議席に甘んじた。

 今回、野党陣営からは、道議4期、道議会副議長も務め、教職経験もある立憲民主党の勝部賢志氏や、元衆院議員で一定の知名度はある共産党の畠山和也氏、国民民主党の獣医師、原谷那美氏ら、強力新人が激しく競っている。

 26万人の組織力がある連合北海道は、立憲民主党と国民民主党を支援する。

 札幌市議会関係者は「原谷氏は35歳と若く、知名度は低い。だが、知名度の高い徳永エリ参院議員と二人三脚で全道を回っている。獣医師だけに畜産農家などの評判もよく、支持拡大中だ」

 北の大地で、熱い戦いが続いている。(ジャーナリスト・田村建雄)

3683チバQ:2019/07/15(月) 23:09:41
https://www.sankei.com/politics/news/190715/plt1907150001-n1.html
【政界徒然草】自民入りした長島昭久氏 菅長官が誘導 苦渋の選挙区返上 
2019.7.15 01:00政治政局

 長島昭久元防衛副大臣=衆院東京21区=が6月27日、自民党に入党した。長島氏はかつて旧民進党を離党し、新党結成も視野に無所属の道を選んだが、自ら「生きるしかばね」と語るほど、これまで存在感を発揮できなかった。次期衆院選で自らの選挙区を返上する代償を払ってまで、安全保障政策などで自身に近い自民党の門をたたいた背景には、菅義偉官房長官の存在もあった。

おわびの日々

 7月7日夜、東京都国立市の洋食店。自民党幹部が長島氏を囲み、ささやかな歓迎会を開いた。

 「民主党や民進党では(安保政策や憲法議論で)党内に気を使って窮屈だったでしょう。これからはのびのびと自由にやってくださいね」

 こう語りかけたのは安倍晋三首相(自民党総裁)だ。首相は外交や参院選に話題を振って場を盛り上げ、長島氏は安倍首相に丁寧に謝辞を伝えた。

 今の長島氏は、これまでの選挙区内で自分の選挙ポスターを剥がしてまわっている。同じ選挙区には、これまで戦ってきた自民党の現職議員がいるためだ。長島氏の予定には「おわび行脚」の予定がびっしり詰まっている。



 「申し訳ありません。小選挙区制度では所属政党を変えれば選挙区の変更も余儀なくされます。小選挙区制の先輩である英国でも元首相のチャーチルは保守党から自由党に、また保守党に復党するたびに選挙区を替えたんです」

 長島氏は支援者のもとでこう語りながら頭を下げる。とはいえ、長年、長島氏に期待をかけ、支えてきた支持者の理解は簡単に得られるものではない。

民進党を離れるも…

 長島氏はニューヨークの米シンクタンク「外交問題評議会」で上席研究員を務めた後、平成15年衆院選で旧民主党から出馬し、初当選した。米共和党を中心に培った安保人脈は重宝され、党の安保政策の取りまとめ役を担った。

 しかし、野党転落後に党名を変えた民進党は共産党との選挙協力にかじを切るる。長島氏は、共産党との共闘路線を嫌い、離党して同年9月に小池百合子東京都知事が代表を務めた希望の党結党に加わった。

 ただし、同党は安全保障法制廃止を掲げた民進党出身者を大量に受け入れ、政策のすり合わせが難航。翌10月衆院選で大敗後は民進党出身者が主導権を握り、古巣の同党との合流を模索するようになった。

3684チバQ:2019/07/15(月) 23:10:31
 長島氏はその頃、首相官邸の幹部に、自民党と憲法改正で共闘できないか相談していた。同党は昨年5月に分党し、長島氏は無所属となった。

新天地は自民党

 長島氏が自民党入りに向けたプロセスを踏み出したのは昨年12月。交渉相手は菅義偉官房長官だった。

 両氏の距離が縮まったきっかけは、2016年11月の米大統領選だった。当時は民主党のヒラリー・クリントン元国務長官の当選が有力視され、長島氏は後のトランプ政権で外交・安保政策の要職を務める人物を菅氏に紹介した。

 長島氏は菅氏の了解を得た萩生田光一幹事長代行らと自民党入りを模索した。ただ、東京21区の自民党支部長は小田原潔衆院議員=比例東京=が務めている。当初、長島氏は小田原氏と21区で戦い、勝者が自民党公認となる主戦論を念頭に置いていたが、自民党側は受け入れなかった。

 長島氏にとって転機となったのが、6月6日の衆院安全保障委員会だ。同委では、国民民主党の前原誠司元外相が岩屋毅防衛相に新たな防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」の課題などについて質問した。前原氏の質問は練られたものだったが、岩屋氏を始め官僚らもどこか白けた雰囲気に映った。

 「この質問がいったい何につながるのか。前原さんの姿は今の自分なんだ…」

 その数日後、長島氏は小異を捨てて大同につく決断に至ったという。

 「落ち度のない小田原さんを蹴落としてまで、自分が自民党に入りたいというのは道理に合わない」

 長島氏は萩生田氏に選挙区変更も受け入れる考えを伝えた。萩生田氏もほっとした表情だったという。

 現職の自民議員との競合を避けたことで、長島氏の入党話はスムーズに進んだ。党執行部は都内を念頭に長島氏の選挙区を調整している。

煮え切らない男の返上なるか

 長島氏には「腰が重く、政治決断が曖昧だ」という評価がある。

 昨年5月に希望の党が分党する直前、長島氏は松沢成文参院議員(現・日本維新の会)らが結成する新たな希望の党へ参加する方針を記者団に示していたが、土壇場で無所属を選んだ。

 今回の入党劇も、野党勢力が低迷するさなかに衆参同時選挙の可能性が浮上したため、政権与党へ駆け込んだという見方もある。

 自分の選挙ポスターを一枚一枚剥がす悔しさをバネにしてもらいたい。

(政治部 奥原慎平)

3685チバQ:2019/07/18(木) 11:08:16
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190718-00292373-toyo-bus_all
与党優勢の参院選、関心は早くも「選挙後人事」
7/18(木) 5:10配信 東洋経済オンライン
与党優勢の参院選、関心は早くも「選挙後人事」
自民党候補者の応援演説後、集まった有権者と手を合わせる安倍晋三首相(写真:時事通信)
 参院選での自民党優勢が伝えられる中、政府与党内では安倍晋三首相が選挙後に断行するとみられる党役員・内閣改造人事に関心が移り始めている。

 最大の焦点は政権の「3本柱」と位置付けられる麻生太郎副総理兼財務相、二階俊博自民党幹事長、菅義偉官房長官の処遇だ。自民党内では続投説が多いが、人心一新のための交代説も浮上しており、選挙後の安倍首相の判断が注目される。

■安倍流人事の集大成となる選挙後人事

 参院選は、各メディアの情勢調査で「自民堅調、与党勝利」との見方が支配的となっている。政権幹部が勝敗ラインとした「与党改選過半数(63議席)」を大きく上回り、2016年参院選で与党が獲得した70議席(自民56、公明14)も超える勢いだ。

 野党が統一候補で自民に挑む32の1人区も自民劣勢の選挙区は限定的で、比例代表でも自民18議席以上が確実視されている。安倍首相の国政選挙6連勝は濃厚で、2013年参院選での自民の記録的大勝で築いた安倍1強体制が選挙後も継続するとみられている。

 そこで注目されるのが、選挙後に発足する第4次安倍再改造内閣の顔ぶれだ。周辺に「総裁4選はまったく考えていない」と繰り返す首相だけに、「次が安倍流人事の集大成になる」(自民長老)とみられている。政権の骨格として重用してきた麻生氏らを続投させるかどうかが焦点で、人心一新なら「新体制での政権の仕上げ」(同)につながるからだ。

 首相は第1次政権以来、すでに10回の組閣・内閣改造人事を断行して、歴代最多記録を更新中だ。次の人事は第2次安倍内閣として9回目となるが、過去8回の人事で、麻生、菅両氏を副総理兼財務相、官房長官という内閣の要に起用し続けてきた。二階氏は前回参院選後の2016年8月の人事で、自転車転倒事故で重傷を負った谷垣禎一元総裁に代わって幹事長に就任して以来、党運営などで剛腕を発揮し、麻生、菅両氏とともに政権の3本柱と呼ばれてきた。

 ただ、「安倍政権を全力で支える」ことでは一致している3氏も、首相との個人的関係や政治理念、手法などは「三者三様」(自民幹部)だ。首相の長年の盟友で後見人を自認する麻生氏は、「首相の精神安定剤」(政府筋)とも呼ばれるが、前代未聞の財務省の公文書改ざん事件や老後資金2000万円不足問題で担当閣僚としての責任を問われ続けている。さらに相次ぐ失言、放言などへの国民的批判も重なって「安倍内閣の不良債権」(閣僚経験者)との指摘も少なくない。

 また、首相が「政治的技術は最高」と持ち上げる二階氏もすでに80歳と高齢で、激職の幹事長としての体調も不安視されている。その一方で、保守色の強い野党議員の一本釣りなどによる強引な派閥勢力拡大で党内の反発も買っている。

 対照的に、「内閣の黒子」に徹してきたことで党内での求心力が日増しに拡大しているのが菅氏だ。新元号発表をきっかけに、国民の間で「令和おじさん」として一気に注目度があがった菅氏は、無派閥ながら党内無派閥議員の半数以上を束ねている。ここにきて菅氏に近い無派閥議員による政策勉強会「令和の会」も発足し、麻生、二階両氏と肩を並べる党内実力者にのし上がっている。

■目立つ政権運営をめぐる主導権争い

 こうした状況の変化も反映して、現在の3氏の関係は「極めて微妙」(自民長老)とされる。安倍首相との距離では「いちばん近いのが麻生氏で、遠いのが二階氏。菅氏はその中間だが、首相への忠誠心はいちばん」(自民幹部)と評されている。

 さらに、政界では「麻生、菅両氏の不仲説」も広くささやかれる一方で、二階氏は麻生、菅両氏と「あえて一定の距離を置いている」(自民幹部)とみられている。しかも、人気急上昇でポスト安倍の有力候補にも浮上している菅氏と、「年齢的にも政界引退間近」(自民若手)とされる麻生、二階両氏との政権運営をめぐる主導権争いも目立ち始めている。

 安倍首相はこれまで、3氏を政権の骨格と位置付けることで、党内基盤の安定化を図ってきた。政治理念も手法も異なる3氏をまとめて政権に取り込むことで、党内の反安倍勢力の増大を防ぐ効果もあったからだ。内閣から離れて以降、反安倍の立場を鮮明にする石破茂元幹事長や、首相からの政権禅譲論が取りざたされる岸田文雄政調会長というポスト安倍の有力候補も3氏の陰に隠れる状況が続いており、「現在の安倍1強は、首相の指導力だけでなく、麻生、二階、菅の3氏の存在によって維持されてきた」(自民長老)とみる向きも多い。

3686チバQ:2019/07/18(木) 11:08:35
 このため、党内では次回人事でも3氏の続投を有力視する向きが多い。参院選の司令塔の二階氏は、かねてから幹事長続投を狙っているとされ、「参院選で自民が勝てば、続投以外の選択肢はない」との見方が多い。その場合、幹事長ポストでの「ポスト二階の本命」とされる菅氏も官房長官続投が順当ということになる。そうなると、「麻生氏だけを外すことはありえない」(首相周辺)だけに、首相も「とりあえず3本柱続投という安全策を選択する可能性が大きい」(自民幹部)というわけだ。

 しかし、長期化した1強政権のもと、与党や霞が関官僚による「過度の忖度(そんたく)」が政治をゆがめているとの批判も根強い。与党内からも「任期満了まであと2年余となれば、人心一新による安倍新体制づくりが必要」(公明党幹部)との声も広がる。政権運営をめぐる党内の閉塞状況を打破し、首相も後継者づくりに取り組むことが「歴史的大宰相への道」(首相経験者)とみるからだ。

 党内の一部では、二階氏を副総裁に格上げして菅氏を幹事長に据え、岸田氏を麻生氏の後任の財務相に起用する人事案も取りざたされている。麻生氏については首相との盟友関係を傷つけないため、副総理のまま、五輪担当相として東京五輪の総責任者とする案も浮上している。東京五輪直前の1964年7月の第3次池田勇人内閣で、党内有数の実力者だった河野一郎氏(故人、河野洋平氏の父、河野太郎外相の祖父)が副総理、東京五輪担当相を務めた例もあるからだ。

■例年と異なる「9月上中旬人事」の可能性も

 人事のタイミングも注目されている。7月の参院選後の人事は選挙結果を踏まえて7月末から8月初旬に行われるケースが多く、2016年の参院選後は8月3日に人事を断行した。今回も8月初旬説が有力とされていたが、ここにきて首相周辺では9月上中旬説が浮上している。

 9月末か10月初旬とみられる次期臨時国会の召集や、8月から9月にかけての首相の首脳外交の日程を考慮したものだ。ただ、お盆休み後の9月上中旬人事では、党内状況が変わる可能性も少なくない。このため、党内には「あえて時間を置くとすれば、首相が人心一新の可能性を探るためでは」(岸田派幹部)との臆測も広がる。

 「憲法改正を国会で議論するのか、しないのか」を選挙の争点に掲げた首相だけに、仮に参院で改憲勢力3分の2を失っても、参院選での与党勝利で「国民が憲法論議の必要性を認めた」と主張して任期内の改憲実現に猛進する可能性もある。その場合、党・内閣人事で「改憲シフト」を進め、「改憲慎重派とされる二階氏を菅氏と交代させ、党や国会役員人事でも要所に改憲派を起用する」(細田派幹部)とみる向きもある。

 今回、安倍首相が衆参同日選を見送ったのは、衆院での改憲勢力3分の2を失うことを恐れたからとされる。政権幹部も「首相にとって、国政選挙は今回が最後との思いもあるはず」と安倍首相の心中を推し測る。「任期満了までのあと2年2カ月を、解散権を行使せずに改憲実現にまい進するのでは」(自民幹部)とみるからだ。

 だからこそ、自民党内では早くも選挙後の人事に注目が集まっているのだ。11月下旬には史上最長政権という勲章を手にする首相が「政権のレガシー(政治的遺産)づくりなど、安倍政治の締めくくりをどう考えるのか」(首相経験者)によって新体制の陣容は変わる。そこに、麻生、二階、菅3氏の権力闘争と、石破氏らのポスト安倍の戦いも絡む。安倍首相が人事断行でこれまで以上に熟考を強いられるのは間違いなさそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

3687チバQ:2019/07/18(木) 11:16:09
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190718-00572155-shincho-pol
茂木敏充大臣、参院選後の「平成研奪取」で総裁ポストを狙う
7/18(木) 5:56配信 デイリー新潮
茂木敏充大臣、参院選後の「平成研奪取」で総裁ポストを狙う
茂木敏充・経済再生担当相
 参院選を前に怪しい動きを見せているのは、自民党の竹下派こと平成研究会の会長代行、茂木(もてぎ)敏充・経済再生担当相である。

 政治部記者によれば、

「会長の竹下亘さんが食道がんで入院して以来、茂木さんは、参院幹事長の吉田博美さんとともに派閥の運営を仕切ってきました。しかし、その吉田さんも体調不良を理由に引退を決めた。茂木さんは、平成研の命運を一身に背負う形になり、最近、派閥を拡大させようとうごめいているんです」

 最大派閥として鉄の結束を誇った平成研も、今や第3派閥。勢力回復は悲願で、

「茂木さんは、参院平成研を中心に、改選を迎える無派閥議員15人ほどに声を掛けている」

“参院平成研”とは、平成研に共鳴する無派閥の参院議員を加えて組織された別働隊。いわば、非正規会員を正規会員に勧誘しようという腹づもりなのだが、

「茂木さんは自信たっぷりに“7〜8人は入る”と吹聴しています。平成研は公示前の時点で55人。仮に8人増えれば麻生派を抜き、第2派閥に躍り出る」

 もちろん、茂木氏にも“意図”があって、

「彼はとにかく人望がないし、平成研を裏で牛耳る青木幹雄さんのウケも悪い。だから青木さんの目の黒いうちは茂木さんが領袖の座に収まることはないとすら言われていました。茂木さんは、実績を手土産に、会長就任を認めさせようと企てているのでしょう」

 野心はこれにとどまらず、

「彼のライバルは同じ平成研の加藤勝信衆院議員。加藤さんが党三役である総務会長に就任した際は機嫌が悪く、会見でも職員に当たり散らしていました。ただ、近頃は9月の内閣改造で外相をやりたいと漏らしていて、本気で総裁ポストを狙いに行くつもりです」

 私利私欲では“中興の祖”も遠のくばかり? 

「週刊新潮」2019年7月18日号 掲載

3688 チバQ:2019/07/21(日) 21:09:11
溝手落選はポスト安部レースに大きな影響ですね。岸田が一気に不利になった流れ
禅譲は消えたかなあ。
菅が色気を見せたときに、二階や麻生はどう動く?

3689とはずがたり:2019/07/22(月) 08:44:48
腐った宏池会等滅んでしまえば良い。

自民・岸田派、現職4人敗れる “惨敗”に力なく
2019/07/22 01:54産経新聞
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1907220058.html

 参院選で自民党岸田派(宏池会)の現職候補が相次ぎ落選した。同派会長の岸田文雄政調会長の地盤、広島選挙区(改選数2)でも溝手顕正元国家公安委員長が自民新人との「2議席目」の争いに敗北。21日夜のテレビ東京番組に出演した岸田氏は「2人の自民候補を通すのは難しい戦いだとずっと感じていた」と力なく語った。

 岸田派は改選1人区の秋田、山形、滋賀の3選挙区でも現職が野党統一候補に敗れた。今月、比例中国の衆院議員が繰り上げ当選し、正式な入会手続きを経れば10年ぶりに派閥議員が50人台になるはずだった。参院選で現職4人が落選し、「幻の50人」になりそうだ。

 「ポスト安倍」を狙う岸田氏の求心力が弱まる可能性もある。テレビ東京番組では、安倍晋三首相が広島市での参院選の応援演説で「令和の時代は岸田さん」と持ち上げたことについて水を向けられた。岸田氏は「広島(選挙区)に対する一つの応援という演説だったと理解している」と言葉少なだった。

3690チバQ:2019/07/22(月) 15:26:32
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/327460?rct=n_councilors
「ポスト安倍」処遇焦点 内閣改造9月12日軸
07/22 05:00
 安倍晋三首相は参院選で与党が勝利した結果を踏まえ、9月中旬にも内閣改造を行う。首相は21日夜のNHK番組で「国民から『安定した政治基盤のもとでしっかりと政策を進めてほしい』と判断をしてもらった。期待に応えたい」と強調した。ただ、米国が提唱する中東ホルムズ海峡での「有志連合」構想への対応など課題は山積している。

 首相は11月19日に通算在職日数が戦前の桂太郎に並び歴代最長となる。内閣改造は9月12日の日程が軸で、これに先立つ同10日にも自民党役員人事を予定。政権の骨格の麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官、二階俊博幹事長らの留任に加え、岸田文雄政調会長ら「ポスト安倍」候補の処遇が焦点となる。首相は22日に記者会見し、今後の政権運営について説明する。

 首相は21日夜のNHK番組で、自衛隊の派遣が焦点となる中東ホルムズ海峡での「有志連合」に関し「米国から聞き取りをしているところで、それを見極めたい。イランとも友好関係を維持しており、日本の役割を果たしたい」と述べた。 民放番組では、膠着(こうちゃく)しているロシアとの平和条約締結交渉について「なんとか任期中に前進させたい」と強調。日米貿易協定交渉でも米国から厳しい要求が予想されるほか、元徴用工訴訟問題などを巡り悪化している日韓関係なども重要課題となる。

 一方、政府・与党は参院の構成を決める臨時国会を8月1日に召集し、5日までの5日間の会期とする方向。引退した伊達忠一参院議長らに代わる正副議長を選出する。

 参院選後初の本格論戦となる秋の臨時国会は10月上旬の召集となる見通しで、参院選の争点となった老後資金2千万円問題なども問われそうだ。(金子俊介)

3691チバQ:2019/07/22(月) 18:23:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000078-jij-pol
参院議長、山東氏で調整=来月臨時国会で選出へ-自民
7/22(月) 16:04配信 時事通信
 自民党は22日、今期で引退する伊達忠一参院議長の後任に山東昭子元参院副議長(77)を推す方向で調整に入った。

 8月1日召集予定の臨時国会で選出される。

 山東氏は比例代表選出で当選8回。旧科学技術庁長官や副議長を歴任し、2015年から約2年間、女性で初めて自民党の派閥領袖(りょうしゅう)を務めた。

3692チバQ:2019/07/23(火) 08:22:07
1677: チバQ :2019/07/17(水) 10:18:25
https://www.sankei.com/politics/news/190716/plt1907160053-n1.html
石破氏、選挙応援「ビッグ3」から陥落危機 菅長官人気で
2019.7.16 22:04
 参院選(21日投開票)で自民党の石破茂元幹事長が、昨年9月の党総裁選で自身を支持した参院議員を熱心に応援し、“恩返し”に励んでいる。ただ、与野党が拮抗する激戦区へは「令和おじさん」として一躍有名になった菅義偉官房長官が重宝される。石破氏は知名度の高さから党内で安倍晋三首相や小泉進次郎厚生労働部会長に並ぶ人気弁士「ビッグ3」と称されていたが、その座を菅氏に奪われた形だ。

 「信念と行動力と実力の人。両手を振っての声援、ありがとうございます」

 今月10日、石破氏は遊説カーで千葉市内を回り、千葉選挙区(改選数3)に立候補した自民現職の名前を連呼して支持を訴えた。次の遊説会場に移動する時間も有効活用したい陣営側の要請を石破氏が快諾したという。

 石破氏は選挙戦終盤に接戦が伝えられる秋田(同1)や三重(同1)に入る。とはいえ、これまでの応援先は自民現職の当選が確実視される自身の地元の鳥取・島根(同1)のほか、千葉や佐賀(同1)、静岡(同2)など昨年の総裁選で石破氏を支持した参院竹下派の議員が中心だ。

 石破氏は「総裁選で力をもらった人に恩返しをするのは人の道として当然だ」と語るが、石破派(水月会)の議員は「人気の高い石破氏が広く応援演説することで、石破氏の求心力を高める機会だ」と参院選を位置づけていた。

 石破氏は幹事長時代の平成25年参院選では「党の顔」として全国を駆け回った。投開票日にテレビに映る石破氏の日焼けした姿はネット上で話題となり、アンパンマンをもじって「焦げパンマン」と称された。

 今回、石破氏に代わり、激戦区を回るのが菅氏だ。官房長官は危機管理の要として国政選挙の際も官邸に待機するのが通例だが、菅氏は4月の新元号「令和」発表を機に知名度が高まり、応援要請が相次ぐ。今月4日の公示後、少なくとも延べ19都県で遊説した。石破氏は9都県だ。

石破氏は昨年10月の内閣改造や党役員人事で冷遇され、衆院予算委員会で質問の機会も与えられない。首相は4年連続で石破派パーティーへの出席を見送っている。石破氏も党内で冷遇されている状況を察したのか、参院選前に周囲にこう漏らしていた。

 「今回の参院選では久しぶりに自分の選挙区を回ろうかな。『死ぬ前に石破茂の顔を一目見たい』という人もいるだろうから…」(奥原慎平)

3693チバQ:2019/07/23(火) 08:24:20
https://special.sankei.com/a/politics/article/20190722/0001.html
自民、人事にらみ派閥明暗 岸田派4現職落選 二階氏続投弾み
2019.7.22
 参院選は自民党が勝利したが、岸田文雄政調会長率いる岸田派(宏池会)と二階俊博幹事長の二階派(志帥会)で明暗が分かれた。岸田派は派内の現職4人が落選し、「ポスト安倍」を見据える岸田氏にとって大きな痛手となった。一方の二階派は所属する岩手選挙区の現職が落選したが、党としては平成28年の前回を上回る57議席を獲得、自身の幹事長続投に弾みをつけた。

3694チバQ:2019/07/23(火) 08:41:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000670-san-pol
安倍首相「国政選6連勝」の軌跡 安定の得票、異例の長期政権
7/22(月) 23:22配信 産経新聞
安倍首相「国政選6連勝」の軌跡 安定の得票、異例の長期政権
平成〜令和 安倍首相6連勝の軌跡
 安倍晋三首相は21日投開票の参院選で、自民党総裁として前回の平成28年参院選の56議席を上回る57議席を獲得し、平成から令和にかけて国政選挙6連勝を果たした。その軌跡を振り返る。

 最初の勝利は野党・自民党の総裁として臨んだ24年12月の衆院選だった。自民党は「日本を、取り戻す。」とのキャッチフレーズを掲げ294議席で大勝した。首相が「悪夢のような時代」とする旧民主党政権から3年3カ月ぶりに政権を奪還し、自身も5年3カ月ぶりに首相に復帰した。

 しかし、安定への道はまだ半ばだった。自民、公明両党の連立政権は参院では多数派ではなく、衆参のねじれが生じていた。これを解消したのが、第2次安倍政権後、首相として臨んだ最初の国政選挙である25年参院選だ。24年衆院選と同じキャッチフレーズで自民は65議席(改選数121)を獲得し、衆参両院での多数派を「取り戻」した。

 消費税率は26年4月に5%から8%に引き上げられた。首相は同年11月、27年10月に予定していた10%への引き上げを1年半延期すると表明。その判断の評価を問うとして初めて衆院解散を断行した。結果は291議席の大勝だった。

 28年参院選は主要野党が32の改選1人区全てで候補者を一本化して対抗した。首相は消費税率10%への引き上げを再び2年半延期して勝負に臨み、自民は1人区で21勝するなどしてまたも勝利。自公に憲法改正に前向きな党などを加えた「改憲勢力」が衆参両院で3分の2を超えた。

 首相は29年9月に消費税率の引き上げ分の使途変更などを表明して再び衆院を解散した。衆院選直前に発足した希望の党が台風の目となったが惨敗。自民は284議席を得た。

 首相は今回の参院選で「政治の安定」を掲げたが、国政選挙ではまさに安定的な結果を出してきた。特徴的なのは自民の比例代表の安定ぶりで、1600万〜2千万票台で推移した。24年衆院選までは、選挙のたびに第一党が交代する「振り子現象」が顕著だったが、自公の議席占有率は、衆院で24年が67%、26年が68%、29年が67%とほぼ同じ。参院選の結果を踏まえた議席占有率も25年が55%、28年が60%、今回が57%と安定している。

 18〜24年に7年連続で首相が交代していた時代とは異なり、6年半以上続く安倍政権だからこそ、アベノミクスや「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」など腰を据えた政策が可能となっている。

 首相の通算在職日数は11月20日に桂太郎を抜いて歴代単独1位となることも確実となった。一方、これだけ国政選挙で勝利を重ねても、首相が強い意欲を示す憲法改正はなお道筋が見えていない。首相は令和3年9月までの自民党総裁任期までの間に衆院解散・総選挙に臨むとみられるが、憲法改正の実現に向け国政選挙7連勝へと記録を伸ばすかどうかも焦点となる。(酒井充)

 ■国政選挙の連勝記録 自民党総裁としての国政選挙の連勝記録は、これまで佐藤栄作元首相の5連勝(衆院2回、参院3回)だった。4連勝は池田勇人、中曽根康弘(昭和61年の衆参同日選を含む)、小泉純一郎各元首相がいる。選挙直後も政権を維持したとの意味では、自民党結党前に首相を務めた吉田茂氏も5連勝している。

【関連記事】

3695チバQ:2019/07/23(火) 09:02:53
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20190723-OYT1T50110/
岸田氏は「選挙の顔には到底ならぬ」…手腕疑問視
08:02
 今回の参院選では、自民党岸田派所属の現職候補が相次いで落選した。派を率いる岸田政調会長の「ポスト安倍」としての求心力に影響が出る可能性がある。


 岸田派は改選を迎えた現職9人のうち、5人が当選した。改選定数1の「1人区」では、秋田、山形、滋賀の3選挙区で野党統一候補の新人に競り負けた。岸田氏の地元・広島(改選定数2)でも、無所属の現職と自民党本部が全面支援した新人が当選し、同派の溝手顕正・元防災相が敗れた。

 岸田氏は21日夜のBS朝日の番組で広島選挙区の結果について「議席独占を目指したが、厳しい選挙だった」と力なく語った。

 岸田氏は選挙期間中、広島市で街頭演説をした安倍首相(党総裁)から「令和の時代は岸田さんだ」と持ち上げられた。しかし、今回の結果を受け、党内からは「地元すら勝たせられないなんて、選挙の顔には到底ならない」(幹部)と岸田氏の手腕を疑問視する声が出ている。

 派内には不安感が漂い始めた。「ポスト安倍」に急浮上している菅官房長官が広島で当選した新人の支援に積極的だったため、「岸田氏は菅氏に差をつけられた」(中堅)との指摘が出ている。

3696とはずがたり:2019/07/23(火) 23:46:24

そもそもこいつ最近全く目立ってなかったやろ。

自民比例で丸山弁護士が落選、敗因は丸山穂高氏?
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201907220000788.html?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=20190723-07230158-nksports-soci
[2019年7月22日19時19分]

「行列のできる法律相談所」で人気を博したタレント弁護士の先駆けで、07年参院選で初当選し、2期務めた自民党の丸山和也氏(73)は、比例代表で落選した。

22日、自身のツイッターで、同姓の丸山穂高衆院議員が起こした問題発言の被害を受けたことを、3つの敗因の1つとして挙げた。一方で「選挙を含め何事も基本は自己責任。他人のせいにするなど考えてもいません」と、つづった。

3697チバQ:2019/07/24(水) 09:45:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00000136-jij-pol
自民参院会長に関口氏調整=主要派閥のバランス考慮
7/23(火) 19:59配信 時事通信
 自民党は23日、新たな参院議員会長に竹下派の関口昌一参院国対委員長(66)=埼玉選挙区=を推す方向で調整に入った。

 本命候補が不在の中、主要3派閥のバランスを考慮した結果、当選4回の同氏が浮上した。

 会長人事は現職で細田派の橋本聖子氏(54)の任期満了に伴う。参院自民党は23日、国会内で選挙管理委員会を開き、会長選を25日告示、29日投開票の日程で行うことを決めた。ただ、関口氏以外に出馬の動きはなく、無投票で選出される見通しだ。

 参院執行部の主要人事は細田、竹下、岸田の3派が主導して決めてきた。3派の幹部は23日、人選をめぐり断続的に協議した。

 安倍晋三首相(自民党総裁)は9月中旬に内閣改造・党役員人事を行う方向で調整している。このため、今回は参院議員会長だけ決め、参院幹事長や参院国対委員長など他の主要ポストは内閣改造を踏まえて調整する見通しだ。

3698チバQ:2019/07/24(水) 16:58:16

1942 :チバQ :2019/07/24(水) 16:58:04
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190724-00000017-pseven-soci
参院広島選挙区 岸田派と官邸・執行部に深い“怨念”残る
7/24(水) 16:00配信 NEWS ポストセブン
参院広島選挙区 岸田派と官邸・執行部に深い“怨念”残る
「参院のドン」を巡って仁義なき戦い(写真/時事通信フォト)
 参院広島選挙区では次の「参院のドン」の座をめぐる“仁義なき戦い”が展開された。広島は6人の岸田派国会議員がいる岸田派の牙城で、参院選では6選をめざす同派最高顧問・溝手顕正氏の“楽勝”とみられていたが、そこに「2議席独占」を掲げた官邸と執行部が元広島県議の河井案里氏を擁立したことで自民候補同士の血で血を洗うつぶし合いとなった。

 案里氏の夫は河井克行・総裁外交特別補佐。安倍晋三首相に近いだけでなく、菅義偉・官房長官の「側近ナンバー1」としても知られる。岸田派の地元議員はこう語る。

「参院自民党を仕切ってきた吉田博美・前参院幹事長が引退したことで、今回は“参院のドン”を決める選挙でもあった。次の“ドン”の有力候補が溝手さんだったが、溝手さんは2012年の総裁選の前に安倍さんを『過去の人』と言い放つなど安倍批判を繰り返した経緯がある。総理は肌が合わない溝手さんに参院を牛耳られるのは面白くないのだろう。だから官邸は2議席独占などという無理難題を吹っかけて“刺客”を立ててきた」

 そこで岸田派主導の自民党広島県連はホームページの表紙に参院選候補として溝手氏の名前を写真入りで載せながら、案里氏は名前も載せないといった恥も外聞もない“パワハラ”に出た。

 選挙戦でも非難の応酬。安倍首相、菅義偉官房長官、さらに二階俊博氏ら大物が案里氏の応援に入り、焦った溝手氏が「党幹部が少しフラフラし過ぎている。天から一声かければ何でも有利になるというのは間違いだ」と中央を批判すれば、二階氏は「悪口を言ってイジメていては政治家は育たない」と反論した。

 結果、河井氏は当選したものの、溝手氏は落選し、“参院のドン”の座も逃すことになった。選挙が終わってもノーサイドにはなりそうになく、岸田派と官邸・執行部に深い“怨念”が残りそうだ。

※週刊ポスト2019年8月2日号

3699チバQ:2019/07/25(木) 13:05:43

1950 :チバQ :2019/07/25(木) 13:05:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000139-jij-pol
参院選、岸田派一人負け=菅氏存在感、「ポスト安倍」影響も-自民
7/24(水) 19:51配信 時事通信
 自民党は今回の参院選で現職10人(選挙区8、比例代表2)が落選した。

 党内の派閥ごとに見ると、岸田派が4人と突出して多い「一人負け」状態。菅義偉官房長官が存在感を示したこともあり、安倍晋三首相の後継レースにも影響しそうだ。

 岸田派の現職は9選挙区に1人ずつ出馬。このうち改選数1の秋田、山形、滋賀で落選。岸田氏のお膝元広島(改選数2)で同派最高顧問の溝手顕正氏が議席を失い、衝撃が走った。岸田氏は投開票日の21日夜の民放番組で「定数2で2人の自民候補を通すのは難しい」と言葉少なに語った。

 現職で他の落選者は細田、麻生、二階、石原各派の1人ずつと無派閥の2人。最大の細田派は20人が立候補した中では健闘とも言える数字だ。

 岸田派は新人1〜2人の入会を期待するが、一連の結果を受けて党内から、岸田氏に対し「選挙の顔になるのか」(関係者)と疑問視する声が上がった。ある岸田派中堅は「首相を目指すどころじゃなくなる」と危機感を隠さない。

 一方、新元号発表で「令和おじさん」として知名度が急上昇した菅氏は、溝手氏から議席を奪った形の新人河井案里氏を全面支援。当初の劣勢予測を覆した。河井氏の夫は菅氏を囲む無派閥議員グループの中心メンバー。公明党が最重視した兵庫(改選数3)で同党新人を2位に押し込み、失速気味の岸田氏と対照的な結果となった。

3700チバQ:2019/07/25(木) 13:29:46
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/328142?rct=n_councilors
岸田氏、揺らぐ足元 参院選で派閥内現職4人落選 求心力低下「ポスト安倍」混沌
07/24 05:00
 自民党の「ポスト安倍」有力候補の岸田文雄政調会長の足元が揺らいでいる。自ら率いる岸田派から擁立した現職9人中4人が参院選で落選し、求心力低下は避けられない情勢に。安倍晋三首相の総裁4選論も浮上し、ポスト安倍レースの行方は混沌(こんとん)としてきた。

■菅氏存在感首相4選論も浮上

 「与えられた職責に結果を出す。その役割を果たしてもらったと感謝している」。首相は22日の記者会見で、参院選「勝利」の功績者として菅義偉官房長官や二階俊博・自民党幹事長らを挙げたが、同席した岸田氏の名前には触れず、岸田氏は硬い表情を崩さなかった。

 岸田派は激戦となった改選1人区の秋田、山形、滋賀のほか、優勢とみられた岸田氏の地元・広島選挙区(改選数2)でも敗北。20人を擁立して1人が敗れた細田派、8人が立候補して敗戦は「忖度(そんたく)」発言で国土交通副大臣を辞任した塚田一郎氏1人だった麻生派などに比べ、選挙の弱さを印象付けた。

 特に広島選挙区は首相や菅氏らが全面支援した自民新人と競り合っての敗北。岸田氏は「2人の自民候補を通す難しい戦いだった」と話すが、首相からの禅譲狙いとされる岸田氏が官邸主導の新人擁立を許しただけに、岸田派議員には「首相に配慮しすぎ」「判断が甘かった」との不満が広がりつつある。

 他派閥からは「ポスト安倍から脱落した」(中堅議員)との見方も出るほど。首相は9月に内閣改造・党役員人事を行う意向で、岸田派関係者は「冷遇されれば一気に求心力を失いかねない」と懸念する。

 ポスト安倍候補の中で存在感を示したのは「令和おじさん」として全国を回った菅氏だ。広島選挙区には新人の後ろ盾として6月以降3回訪れ、パイプを持つ公明党の支持母体・創価学会にも支援を要請。岸田氏との「代理戦争」を制した。兵庫選挙区(改選数3)でも自民新人が当選確実とみるや、劣勢の公明新人に業界票を回すよう主導。両候補とも当選したが、公明新人が得票数で上回る逆転現象を生んだ。ただ、菅氏が連日入った全国32の1人区で自民は10敗。「菅効果がどこまであったか微妙」(自民関係者)との声も漏れる。

 目立たなかったのは石破茂元幹事長。首相への批判的な姿勢からか、過去の国政選挙より応援依頼が減り、「我慢の時」(石破派幹部)が続いている。(山田崇史、金子俊介)

3701チバQ:2019/07/25(木) 22:10:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190725-00000564-san-pol
岸田氏、派閥会合で「断腸の思い」 参院選で現職4人落選
7/25(木) 18:51配信 産経新聞
岸田氏、派閥会合で「断腸の思い」 参院選で現職4人落選
岸田文雄政調会長=21日午後、東京・永田町の自民党本部(佐藤徳昭撮影)
 自民党の岸田文雄政調会長は25日、自身が率いる岸田派(宏池会)の会合で挨拶し、先の参院選で派に所属する現職4人が敗れたことについて「大切な4人の同志を落選させてしまった。誠に残念で断腸の思いだ。申し訳ない」と謝罪した。その上で「選挙の借りは選挙で返すという覚悟で、しっかりと(次期)衆院選に向けて一致結束、努力していかなければならない」と訴えた。

 会合では、繰り上げ当選した畦元将吾衆院議員(比例中国)の派閥入りが正式に決まり、派の所属議員数は46人になった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190725-00000576-san-pol
自民党各派閥が参院選当選者の争奪戦を展開
7/25(木) 20:37配信 産経新聞
自民党各派閥が参院選当選者の争奪戦を展開
参院選で初当選した自民党新人らの動向
 自民党の各派で、先の参院選の当選者をめぐる「争奪戦」が本格化している。25日の二階派(志帥会)の会合には初当選組3人が出席した。複数の派閥から誘いの声がかかり、態度をはっきりさせない当選者もいる。勢力拡大に向け、各派の駆け引きは今後も激しさを増しそうだ。

 「溶け込んでしっかりやってもらいたい」

 二階俊博幹事長は二階派の会合でこうあいさつし、初当選組を歓迎した。

 会合に出席したのは、岩本剛人(北海道)、河井案里(広島)、宮崎雅夫(比例代表)の3氏。いずれも二階派入りする。

 菅義偉官房長官の支援を受け、岸田派(宏池会)の現職を破り当選した河井氏は、菅氏の助言を受けて二階派に入ったという。

 二階派は先の参院選で、現職1人が落選した。別の現職1人が引退するため、差し引き1増の44人となる。派関係者によると、群馬で初当選した清水真人氏も加入する可能性があるという。

 竹下派(平成研究会)は衆院からくら替えした三浦靖氏(比例)が、衆院時代から所属していた竹下派に所属。細田派(清和政策研究会)には、元北海道知事の高橋はるみ氏(北海道)が入会する見込みだ。

 派の勢力拡大は、参院執行部人事などの駆け引きに直結する。入会する新人側も、派から選挙支援や人事の配分などが期待できる。

 このため、複数の派閥が新人獲得に綱引きするケースも多い。兵庫で当選した加田裕之氏について、二階派は特別会員であることを理由に「仲間に加わる可能性がある」(幹部)と期待する。ただ、選挙戦では岸田派が議員秘書を派遣し、加田氏を支援した。

 両派は25日にそれぞれ会合を開いたが、加田氏はどちらにも姿を見せなかった。加田氏の地元関係者は「本人は岸田派にも恩義を感じているはず」と胸の内を明かす。

 日本薬剤師連盟の組織内候補として比例で初当選した本田顕子氏は、岸田派が選挙戦で支援したが、麻生太郎副総理兼財務相率いる麻生派(志公会)も秋波を送る。(大島悠亮、田村龍彦)

3702チバQ:2019/07/26(金) 11:04:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190725-00010010-fnnprimev-po
「かわいい」と大人気で“ポスト安倍代理戦争”にも勝利! 「令和おじさん」菅長官の選挙戦と今後
7/25(木) 20:04配信 FNN.jpプライムオンライン
「かわいい」と大人気で“ポスト安倍代理戦争”にも勝利! 「令和おじさん」菅長官の選挙戦と今後
(FNN PRIME)
「かわいい〜」の声相次ぐ!選挙戦での令和おじさん人気
参院選の選挙戦最終日の7月20日。日焼けした菅義偉官房長官の姿は、自身の故郷、秋田にあった。到着後、会場に集まった人たちから歓声と大きな拍手を受けた。

【画像】「かわいい〜」と駆け寄ってきた女子高生と一緒に写真を撮る令和おじさん…

そして演説に先だって、司会者から次のように紹介された。
「今の安倍政権発足から官房長官を6年半務めました。歴代1位の記録です。いまや永田町では安倍総理の次の総理候補と、有力者という声が日増しに高くなっています」

今回の参院選にあたって菅長官は、安倍首相から「徹底してやってほしい」と伝えられ、公示前から精力的に全国各地を飛び回った。各候補者からの応援要請は党内きっての人気者、小泉進次郎氏をしのぐほどだったという。公示から17日間の遊説先も、のべ28都県と各党首を凌ぐほどの移動距離だったが、それ以上に目を見張ったのが全国どこに行っても圧倒的だったその人気ぶりだ。

遊説中の菅長官の周りには幾重もの人垣ができ、記念撮影の列が伸び、新元号「令和」の額縁まで掲げる人たちがいた。なかでも10代や20代の若い女性たちからの人気は群を抜いていたのではないだろうか。まるで人気アイドルを偶然見かけたように歓声を上げ、興奮を抑えられない女子高生もいた。

当の菅長官本人はこの人気について「一過性に過ぎない」と控えめだが、4月1日に新元号「令和」を発表してから沸騰した人気は、3ヶ月経過して冷めるどころか、この選挙戦でさらに熱を上げているように伺えた。

新登場“スガノメシ”はアベノメシに勝るとも劣らず!?
その菅長官は一部では「ガースー」のニックネームで親しまれているが、世の女性たちからは“かわいい”という声が相次いでいる。女性たちが“かわいい”と表現する一つの理由が、菅長官の「大の甘党」としての横顔だ。

菅長官のインスタグラムには広島で好物のパンケーキを食べる姿、仙台でアイスクリームを食べる姿がアップされている。また、選挙戦中のインスタと言えば安倍首相が連日“アベノメシ”をアップしているが、菅長官も香川の讃岐うどんや秋田の稲庭うどん、広島のお好み焼きなど、“スガノメシ”とも言える遊説先での食事風景を掲載し、ネットでも話題となっている。

3703チバQ:2019/07/26(金) 11:04:40
高まる「菅総理待望論」…加藤キャスターが直撃取材
FNNはそんな菅長官の素顔を探るべく参院選期間中に単独インタビューを行い、加藤綾子キャスターが、期待の声が上がる総理大臣就任への思いがあるのかどうか直撃した。

加藤キャスター:
演説会場を取材していても、やはり多くの方から日本のリーダーにという声があがったんですが、いかがですか?

菅長官:
考えていません。とにかく今は私共やる事がございますから、政権として一つ一つ実行に移していくしかない。こういう風に思っております

加藤キャスター:
ただ、やはり人気ぶりも含め、日本のリーダーにという声が上がる事自体は、菅さんにとって嬉しい事じゃないですか?

菅長官:
やるべきことをやるという事が、一番だと思っています

加藤キャスター:
これから、より国民の民さん、議員の方々からもこういった声が大きくなってくると思うのですが、いずれ決断すべき時というのは来ますでしょうか?

菅長官:
いや、そこはないです

加藤キャスター:
でも、(国民の望む)政治を実現させるという信念からすると、総理という道もあるのではないでしょうか?

菅長官:
そこは考えていないです

加藤キャスター:
でも2万%ないと言って出た人も…

菅長官:
ないです。はい。はい。

このように総理大臣就任に関しては「考えていない」「ない」と否定した菅長官。かつて大阪府知事選にあたって「2万%ない」と出馬を否定しながら一転して出馬した橋下徹氏を念頭においた加藤キャスターの質問も、あっさりといなした。しかし、総理就任についての菅長官の答えのうち、「ない」ではなく「考えていない」の方に注目すれば、今後考える余地は残しているという見方もできるかもしれない。

ポスト安倍代理戦争に勝利で一層高まる求心力
実は、今回の選挙戦でポスト安倍レースを見据えた代理戦争とも表現された選挙区があった。2議席を巡って7人が立候補し争われた広島選挙区だ。

この選挙区で自民党は、地元広島県連が全面支援する現職の溝手顕正氏に加え、首相官邸や自民党本部が主導して新人・河井案里氏を擁立し、2議席独占を狙った。

溝手氏は、ポスト安倍候補の1人である岸田政調会長(広島1区)が率いる岸田派に所属している。岸田氏は広島が選挙区であり、その地盤を活かして溝手氏を支えた。

一方の菅長官は、公示前も含めて3度広島入りするなど河井氏を全面的に支援した。そのため、この広島選挙区は、ポスト安倍をにらんだ「岸田VS菅の仁義なき戦い」として注目された。そして結果は新人の河井氏のみが当選し、現職の溝手氏が議席を失う形となった。

岸田氏については、地元で派閥の重鎮を落選させたことで、求心力の低下を指摘する声も出始めた。対照的に菅長官は、河井氏当選の立役者の一人として求心力が一層高まったという声が出ている。これについて22日の首相官邸での菅長官の定例会見で記者団から質問が及んだ。

記者:
この選挙戦は菅長官と岸田政調会長のポスト安倍代理戦争との見方も一部にあったが、菅氏が応援した新人河井氏が勝った。ポスト安倍レースへの影響はあると思うか?

菅長官:
それは全く考えすぎじゃないでしょうか。いずれにしろ個々の選挙区の結果については選挙区の皆さんの投票によって決められるものでありますのでコメントは控えたいと思います

参院選でも自身の人気と影響力を改めて見せつけた形の菅長官。その胸に抱く青写真に描かれているのは、自らのどんな姿なのだろうか。

FNN PRIME編集部

3704チバQ:2019/07/27(土) 15:40:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190726-00000599-san-pol
岸田派と谷垣G 合流話…紆余曲折も
7/26(金) 23:39配信 産経新聞
岸田派と谷垣G 合流話…紆余曲折も
自民党岸田派との会合後、記者団の取材に応じる谷垣グループの逢沢一郎代表世話人=26日午後、東京都港区(田村龍彦撮影)
 自民党の岸田文雄政調会長率いる岸田派(宏池会)と谷垣禎一前幹事長が特別顧問を務める谷垣グループ(有隣会)の両幹部が26日、都内のホテルで会合を開いた。今後は一部の岸田派議員が谷垣グループを兼務する方向で調整しており、将来の合流も視野に関係を深める考えだ。岸田氏は次の総裁選に向けて勢力を拡大したいが、谷垣グループには「ポスト安倍」レースを見据えて合流に慎重な声もあり、紆余(うよ)曲折も予想される。

 会合に出席したのは、岸田派が岸田氏と望月義夫事務総長、谷垣グループが代表世話人の逢沢一郎元国対委員長と中谷元・元防衛相、小里泰弘事務総長の5人。表向きは参院選の慰労会で、約1時間、昼食を取りながら意見交換した。

 会合後、岸田氏は「選挙で(岸田派候補を)応援してもらったお礼の会だ。引き続きいろんな形で意思疎通を図っていく」と記者団に述べた。ただ、逢沢氏は岸田派との合流について「あらゆることが選択肢にあるかもしれないが、特に傾いているわけではない」と明言を避けた。

 谷垣グループでは、岸田派との合流をめぐって意見が割れている。ある幹部は「可能性はゼロではない」と打ち明ける。谷垣氏の政界復帰が難しい中、今後も党内で単独で生き残りを目指すのか見通しにくくなっているためだ。昨年には石原派(近未来政治研究会)との合流話も浮上した。

 そもそも同グループは宏池会の流れをくみ、逢沢氏も「同根で、特に近しい関係にある」と認める。

 ただ、岸田派は今回の参院選で派所属の現職4人が落選し、岸田氏の求心力が落ち込んでいる。別の谷垣グループ幹部は「じっくり党内の様子をみるべきだ」と慎重な姿勢を崩さない。岸田派にも「焦って合流に動いているとみられる」との懸念がある。

 そもそも、谷垣グループは他派との掛け持ちを認めているため、若手を中心に菅義偉官房長官に近い議員も多い。これとは別に、グループには安倍晋三首相の政権運営に批判的な議員もおり、首相からの“禅譲”を視野に入れる岸田氏は難しい対応を迫られる。

 一方、麻生派(志公会)を率いる麻生太郎副総理兼財務相はかねて、自身が主導して岸田派などと合流する“大宏池会構想”に意欲を見せ、岸田氏にも秋波を送ってきた。岸田派と同グループの急速な接近は新たな軋轢(あつれき)を生む懸念もくすぶる。(田村龍彦)

3705チバQ:2019/07/28(日) 18:27:45
https://digital.asahi.com/articles/ASM7T5749M7TUTFK00S.html?rm=393
「勧誘がすごい」 自民の各派、初当選組取り込み活発化
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豊岡亮 2019年7月26日08時00分

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 自民党の各派閥が25日の会合で参院選を総括した。所属議員の当落により受け止めはさまざま。派閥は「数が力」。今後の党役員や閣僚の人事で有利な立場になるために、派閥に所属していない初当選組を取り込もうとする動きが活発になっている。

 竹下派は現職7人全員が当選。茂木敏充会長代行(経済再生相)は会合で「たいへんいい結果。現職議員の全員当選を果たすことができた」と報告した。

 一方、岸田派の会合では会長の岸田文雄政調会長が「大切な4人の同志を落選させてしまった。誠に残念で断腸の思い」と厳しい表情で振り返った。岸田氏の地元・広島選挙区で派閥最高顧問の現職が議席を失うなど現職4人が落選した。派閥幹部は「岸田氏にとっても派閥にとっても衝撃だ」と「ポスト安倍」レースへの影響を懸念する。岸田氏は「選挙の借りは選挙で返す。衆院選に向けて一致結束、努力をしていかなければならない」と再起を誓った。

 ログイン前の続き党内最小派閥の石原派は現職が比例区に立候補したものの、獲得した個人票が自民の当選枠(19人)の水準に届かず落選した。会長の石原伸晃前経済再生相は「我々の応援も力及ばず大変申し訳ない。結果的には(参院選は)完勝ではない」と評した。

 自民で当選した57人中9人が前職・新顔で無派閥。内閣改造や党人事を前に、派閥による引き抜きが激しくなっている。

 日本薬剤師連盟の組織内候補として比例区で初当選した本田顕子氏に対しては「勧誘がすごい」(閣僚経験者)という。麻生、岸田、竹下の各派閥が誘う。麻生派幹部は選挙期間中に何度も応援に入った。岸田派は投開票日の21日に、派閥事務所に設けた本田氏のネームプレートに花をつけて祝った。

 兵庫選挙区で初当選した加田裕之氏の勧誘には、少なくとも岸田、二階両派が動いている。

 一歩先を行っているのが幹事長派閥の二階派だ。25日の会合には、北海道選挙区の岩本剛人氏、広島選挙区の河井案里氏、比例区の宮崎雅夫氏の初当選組3人がさっそく顔を出した。派閥を率いる二階俊博幹事長はあいさつで「当選した人は一日も早く動きに溶け込んでしっかりやってもらいたい」と励ました。

 これに対し岸田派の若手議員からは「この結果では勧誘にも影響が出るかも」と派閥の求心力低下を心配する声が出ている。(豊岡亮)

3706チバQ:2019/07/30(火) 10:56:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190730-00000008-jij-pol
参院自民「3派体制」揺らぐ=麻生派存在感、岸田派に並ぶ
7/30(火) 7:07配信 時事通信
参院自民「3派体制」揺らぐ=麻生派存在感、岸田派に並ぶ
自民党の参院議員会長に就任し、記者会見する関口昌一氏=29日午後、国会内
 参院自民党の運営を主導してきた細田、竹下、岸田各派による「3派体制」が揺らいでいる。

 参院選で現職4人を失った岸田派が、所属議員数で麻生派に並ばれた。麻生派は次期参院議長を手中に収めて存在感を増す一方、岸田派は党の参院幹部の主要ポストを得られない可能性がある。

 参院自民党は29日の特別議員総会で、新たな議員会長に竹下派の関口昌一氏を正式に選出。関口氏は記者会見し「参院のことは参院で決める。その先頭で汗をかきたい」と抱負を語った。

 これまで参院議長と、党参院の議員会長、幹事長、国対委員長のポストは、所属議員が多い3派が協議して分け合うことが多かった。だが、今回は麻生太郎副総理兼財務相が安倍晋三首相に直談判し、麻生派の山東昭子氏の議長起用に道筋を付けたとされる。麻生派中堅は「3派の枠組みを壊そうとは思わないが、今後は発言させてもらう」と語る。

 焦点は9月の内閣改造に合わせて行われる参院の幹事長、国対委員長人事。衆参共に最大勢力の細田派幹部が「少なくとも幹事長を取り、できれば国対もほしい」と意気込む一方、岸田派幹部は「うちは政審会長だろう。国対委員長をできる人がいない」(幹部)とこぼしている。


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