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自民党スレ

1294名無しさん:2016/07/23(土) 22:31:07
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072000738&g=pol
自民・山東派が研修会

 自民党山東派は20日、栃木県那須町のホテルで夏季研修会を開いた。会長の山東昭子元参院副議長はあいさつで、「参院選が終わり、安倍政権は政策を着実に行っていかなければならない」と述べ、参院選公約の実現に注力する必要性を訴えた。
 研修会には高村正彦副総裁を含む所属議員11人のうち、7人が参加。自民党では、最大派閥の細田派をはじめ複数の派閥が8〜9月に相次いで研修会を実施する予定だ。 (2016/07/20-18:04)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072000785&g=pol
自民、小池氏処分先送り=選挙後の対応苦慮も【都知事選】

 自民党の制止を振り切って東京都知事選(31日投開票)に立候補した小池百合子元防衛相に対し、党本部は選挙期間中の処分はしない方針だ。党が推薦した増田寛也元総務相との分裂選挙が鮮明になるためで判断を先送りする。ここへきて小池氏健闘を伝える情勢調査も出ており、党内の一部には選挙後をにらみ、積極的な増田氏支援をためらう空気もあるという。

 「劇場型候補者に都政を任せるわけにはいかない」。自民党は20日、都連の区議会議員らを集めた選対会議で組織の引き締め強化を確認。出席した菅義偉官房長官が小池氏批判を展開する場面もあった。
 小池氏は自民党都連を「どこで誰が何を決めているのか不透明なことが多い」と抵抗勢力に見立てる一方で、党籍を残したまま出馬した。都連幹部は「反党行為」と除名を求めている。ただ、選挙中に厳しい処分に踏み切れば「小池氏を利するだけ」(都議)なため、判断を先延ばししているのが現状だ。
 党は小池氏を支援する所属議員への対応にも頭を悩ませている。都連は告示直前、「親族を含め、非推薦候補を応援した場合、除名等の処分の対象になる」と文書で警告したが、若狭勝衆院議員が公然と小池氏を支援。一部区議も小池氏応援に回っている。
 こうした「離反」の動きについて、自民党都議の一人は「選挙が終わったら厳重に処分すべきだ」と都連幹部の意をくむ。もっとも、報道機関の情勢分析では小池氏がリードし、党の調査でも小池氏に勢いがある。別の都議は「国会議員も地方議員も本気で動こうとしない。小池氏が当選してもいいように影を潜めているようだ」と指摘した。 (2016/07/20-18:52)

1295チバQ:2016/07/24(日) 18:43:57
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0296441.html
自民派閥 新人囲い込み 「安倍1強」で存在感低下
07/24 07:00


 自民党の各派閥が参院選で当選した新人議員の囲い込みに力を注いでいる。安倍晋三首相が政権運営の主導権を握る「安倍1強」下で、派閥は存在感の低下が指摘されるだけに、「数の力」で発言力を高め、来月3日にも行われる内閣改造・自民党役員人事でポスト獲得につなげる狙いがある。次の総裁選も見据えて勢力を拡大し、1人でも多く入会させようと勧誘に躍起だ。

 今回当選した自民党の新人18人のうち、北海道新聞の集計では、既に首相出身の最大派閥・細田派に3人、二階派に1人、山東派に1人が入会した。このほか二階派にはさらに1人、麻生派にも1人が加わる見通しで、残る11人の新人獲得にしのぎを削る。

 各派とも、所属議員が多いほど党人事での発言力が増すとみる。実際、参院選の結果を受けた新議長や党参院執行部の人事は、所属議員の多い細田、額賀、岸田の3派主導で進んでいる。少数派閥の参院議員は「最後は数で決まる以上、どうしようもない」と嘆く。

 内閣改造をめぐっても、首相に閣僚の「推薦名簿」を提出する派閥があるほか、副大臣や政務官人事では派閥の意向が尊重されるケースが少なくない。自民党関係者は「派閥はポスト獲得組織として、今もある程度機能している」と話す。

 2018年9月に任期満了に伴う自民党総裁選が控えていることも、各派を勢力拡大に駆り立てている。立候補には20人の推薦人が必要で、昨年9月の総裁選では出馬を模索した野田聖子前総務会長が推薦人をそろえられずに断念した経緯がある。

 「ポスト安倍」をうかがう石破茂地方創生担当相が率いる石破派は本人が出馬すれば20人に1人届かず、同派幹部は「別の派閥と新人の激しい奪い合いになっている」と話す。(東京報道 宮口江梨子)

1296チバQ:2016/07/24(日) 18:44:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201607/CK2016072202000130.html
月初旬に内閣改造 要職は固定化、膨らむ「待機組」の処遇は

2016年7月22日 朝刊


写真
 安倍晋三首相は八月初旬に内閣を改造する。首相は四年前の政権発足時から、麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉(すがよしひで)官房長官ら主要メンバーを要職で起用し続けているのが特徴だ。メンバーが固定されているため、入閣待機組が膨らんでいる。 (大杉はるか)
 首相が重用するのは、首相と思想的立場が近く、気心が知れたメンバーだ。二〇一二年十二月の第二次政権発足時から留任している麻生、菅両氏、世耕弘成官房副長官、衛藤晟一首相補佐官らが典型といえる。女性では高市早苗総務相や稲田朋美党政調会長も閣僚や党幹部を歴任している。麻生、菅両氏は今回も留任が有力視されている。
 一方、首相は党内融和を進めるため、外交・安全保障政策などが異なっても、派閥を率いる有力者らを起用してきた。ハト派の派閥とされる「宏池会」会長の岸田文雄外相や野党自民党の総裁として政権交代に道筋を付けた谷垣禎一幹事長らが代表格といえる。一二年の総裁選で首相のライバルだった石破茂地方創生担当相は閣内にとどめることで、自らの影響下に置こうとしている。
 こうした首相の方針は今回の人事に反映されるとみられるが、谷垣氏は十六日に趣味の自転車走行中に転倒して入院した。幹事長続投が困難な場合は人事構想全体に影響する。
 首相は一八年九月に党総裁任期を迎える。ポスト安倍といわれる岸田氏や石破氏の去就も焦点だ。
 首相が重用するメンバーが固定化している影響で、党内には衆院で五期以上、参院で三期以上の経歴を積んだ「入閣待機組」とされる議員が六十人以上になる。派閥幹部は「待機組にも経験を積ませることで、党が強化される」と積極的な起用を期待する。
 ただ、大幅な入れ替えにはリスクもある。政権復帰後初めて行った一四年九月の改造では、小渕優子経産相、松島みどり法相の政治資金を巡る不正などが発覚し、わずか一カ月で辞任に追い込まれた。

1297チバQ:2016/07/24(日) 18:47:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160723-00000092-jij-pol
谷垣自民幹事長、入院から1週間=状況説明なく、復帰めど不明
時事通信 7月23日(土)18時51分配信

 自民党の谷垣禎一幹事長がけがで入院して23日で丸1週間が経過した。

 党側は「軽傷」としているが、同日まで詳しい説明を一切していない。党務復帰のめども依然不明で、情報を隠すかのような対応に党や政府内からも批判が出ている。

 複数の政府・自民党関係者によると、谷垣氏は皇居の周囲で趣味のサイクリングをしている際に転倒して負傷。脊椎を痛めたため、東京都内の病院で手術を受け療養しているという。

 同党は、こうした情報を公表していない。谷垣氏サイドに、完治のめどが分かるなど、状況が落ち着くまで説明を控えたいとの意向があるとされる。

 ただ、党幹部の一人は「党内で情報を共有しなければ、危機管理にならない」と指摘。政府関係者も「政治家という公職に就いていて、しかも党の顔である幹事長の容体を一切表に出さないのは問題だ」と語る。

1298名無しさん:2016/07/24(日) 18:48:00
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49259
歳川隆雄「ニュースの深層」
幹事長交代なら、候補はこの人?内閣改造に影響を与える「予期せぬ情報」
2016年07月23日(土) 歳川 隆雄

麻生・菅氏は留任の予定、一方の谷垣は…

永田町と霞が関の関係者の間では今、8月3日に実施される内閣改造・自民党役員人事が最大の関心事である。

そうした中、『読売新聞』(7月22日付朝刊)は一面左肩に「内閣改造、菅・麻生氏は留任へ―政権の安定運営重視」と報じた。麻生太郎副総理・財務相と菅義偉官房長官は政権の安定運営に不可欠と、安倍晋三首相が判断したというのである。

筆者は以前から、「安倍1強」体制の権力構図は、麻生副総理・財務相、菅官房長官、そして谷垣禎一自民党幹事長の3人が絶妙なバランスと適度の緊張感を保ち、支えてきたことで成立すると考え、今回の内閣改造・党役員人事は小幅なものになると指摘してきた。

ところが、先週後半に予期せぬことが二つ起こった。一つ目は、7月16日に谷垣幹事長が趣味の自転車(イタリア製ロードバイク)で東京・皇居前を走行中に転倒、病院に搬送されて手術を受け、現在なお入院しているということだ。

二つ目は、ハプニングではなく、耳を疑いたくなるような仰天情報だった。その情報は、筆者の見立てとは違い大幅な内閣改造・党役員人事が行われるというものだった。すなわち、菅官房長官と岸田文雄外相の続投以外は麻生幹事長、谷垣副総理・経済財政相など主要閣僚・党執行部を大幅に代えるというのである。

「ポスト安倍」に依然として意欲を持つ石破茂地方創生相も閣外に出て、2018年9月の自民党総選の準備に入る。財務相には加藤勝信1億総活躍相が起用され、石原伸晃経済財政・再生相が1億総活躍相に横スベリするという。事実であれば、大サプライズ人事である。

週明けから各紙の人事を巡る報道合戦の幕が切って落とされることになる、まさにその矢先に、『読売新聞』が麻生、菅両氏は留任と報じたのだ。

同紙が報じたので許して頂くとして、筆者の“持ちネタ”を紹介する。もちろん、完全オフレコで得たものだ。

1299名無しさん:2016/07/24(日) 18:48:26
>>1298

次期幹事長候補の2人

先週の金曜日(15日)午後、田原総一朗氏が司会のBS朝日の「激論!クロスファイア」(毎週土曜日午前10時放映)の収録があった。ゲストは菅官房長官。筆者はコメンテーターを仰せつかった。

番組収録終了後、局内のメイク室で菅氏の隣に座りファンデーションを落としながら、厚かましくも「完オフで結構です。官房長官と外務大臣、幹事長は続投ですね」と尋ねた。じろりと見据えた上で「そうですね」とだけ答えたのだ。

このオフレコ発言もあって、筆者は「小幅改造」説に自信を深めたことは言うまでもない。だが、谷垣氏の自転車転倒事故の出来となった。

各紙は幹事長交代不可避と書いている。であれば、様相は一変してくる。安倍首相は内閣改造・党役員人事前日の8月2日に超大型経済対策(財政出動)を発表するという。所管の麻生財務相は代えられまい。

となると、次期幹事長候補は?

名前が挙がるのは、安倍首相の総裁任期延長をいち早くぶち上げた二階俊博総務会長、「安倍外交」を支え抜いた岸田外相の2人である。もちろん、谷垣幹事長が月末までに回復して退院すれば、続投ということもある。現時点で断定できる材料を持ち得ていない。

しかし、ハッキリしていることがある。その大型経済対策だが、各紙報道にあるように、事業規模が20兆円超というとてつもない金額に膨れ上がったものになるということだ。

では、その財源は?真水で3兆円が限界だとの声が経済官庁から聞こえて来る。だが、「埋蔵金」と呼ばれる外国為替資金特別会計(約1兆5000億円分のドルを運用して約2兆5000億円/年の利益)から約1兆5000億円、労働保険特別会計(積立金約6兆円)から約2兆円を引き出して、一般会計の真水3兆円と合算してトータル6兆円超として景気対策に充てる。

残りは、新聞報道に解説されているように、政府系金融機関融資、財政投融資、建設国債発行などを総動員し金額を積み上げて20兆円超にするというのである。20年までにプライマリーバランスの黒字化という公約は、一体どうなるのだろうか。

1300名無しさん:2016/07/24(日) 20:30:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072100387&g=pol
参院会長に橋本氏選出へ=自民

 自民党の溝手顕正参院議員会長(岸田派)の後任に、橋本聖子元外務副大臣(細田派)が選出される見通しとなった。参院細田派が21日、議員会長選挙(26日告示-29日投票)に橋本氏を推す方針を決め、額賀、岸田両派に説明した。ほかに立候補の動きはなく、無投票で選出される公算が大きい。

 参院細田派会長の世耕弘成官房副長官は21日午前、国会内で溝手氏、吉田博美参院国対委員長(額賀派)とそれぞれ会い、橋本氏を擁立する方針を伝え、理解を求めた。溝手氏は「承った」と応じ、吉田氏は「支持する」と明言した。 
 橋本氏は参院比例代表選出で当選4回。1992年アルベールビル冬季五輪のスピードスケート女子1500メートルで銅メダルを獲得し、参院自民党の政審会長も務めた。(2016/07/21-12:43)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072100754&g=pol
初入閣「待ちきれない」=自民70人、改造で切望

 安倍晋三首相が8月上旬に行う内閣改造を控え、初入閣を切望する自民党の中堅議員らがそわそわし始めた。衆院当選5回以上、参院当選3回以上で閣僚経験のない「待機組」は約70人に上る。各議員や派閥による猟官運動は活発化しつつあるが、主要閣僚の留任が予想される上、首相が推薦通りの起用を行う保証はなく、狭き門をめぐる競争となりそうだ。

 「もう待ちきれない。いつになったら閣僚になれるんだ」。衆院当選7回のある議員は改造人事を前に、焦りに満ちた心情を吐露した。一方、同6回の一人は「先輩議員の入閣が滞っているから、自分はまだまだ先だろう」と半ば諦めの様子で語った。
 昨年10月の内閣改造で、19人の閣僚のうち自民党からの初入閣は8人。改造の規模が大きいほど待機組が入閣するチャンスは広がるが、今回も麻生太郎副総理兼財務相ら主要閣僚が続投するとの見方が強く、初入閣枠の大きさは読めない。しかも、首相は前回改造で参院当選2回の丸川珠代氏を環境相に抜てきしており、年功序列にとらわれない人選も予想される。
 こうした中、各派閥や議員グループは待機組を押し込もうと懸命だ。現内閣で4人の初入閣を実現させた最大派閥の細田派は、前回改造で漏れた木村太郎党広報本部長らを推す。同派参院議員の世耕弘成官房副長官も入閣候補の一人に浮上している。額賀派は衆院当選7回の今津寛、三原朝彦両氏らの入閣を優先する考えだ。
 一方、前回改造で閣僚起用が会長の岸田文雄外相だけだった岸田派は巻き返しを狙う。衆院当選7回で農政通の宮腰光寛氏を既に首相サイドに推薦した。岸田氏は21日の例会で「議員は落ち着かないのが本音と思うが、さまざまな動きに対応していきたい」と語った。 
 また、派閥横断の勉強会「きさらぎ会」は、これまで主宰していた鳩山邦夫元総務相の死去に伴い、政権中枢の菅義偉官房長官を顧問に迎えるとともに、共同世話人に入閣待機組の今村雅弘元農林水産副大臣らを据え、ポスト獲得を目指す。

◇自民党の主な入閣待機組
【細田派】木村太郎(7)、松野博一(6)、吉野正芳(6)
【額賀派】今津寛(7)、三原朝彦(7)、山口泰明(6)、渡辺博道(6)
【岸田派】竹本直一(7)、宮腰光寛(7)、山本幸三(7)、北村誠吾(6)、平井卓也(6)、福井照(6)
【麻生派】岩屋毅(7)、原田義昭(7)、松本純(6)
【二階派】今村雅弘(7)、山本拓(7)、江崎鉄磨(6)
【石破派】後藤田正純(6)
【石原派】平沢勝栄(7)
【無派閥】逢沢一郎(10)、山本公一(8)、小此木八郎(7)、田中和徳(7)、石田真敏(6)、梶山弘志(6)、金子恭之(6)、河井克行(6)、桜田義孝(6)、土屋品子(6)
(注)衆院当選6回以上の主な閣僚未経験者。敬称略、丸数字は当選回数
(2016/07/21-20:02)

1301名無しさん:2016/07/24(日) 20:30:18
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072300250&g=pol
谷垣自民幹事長、入院から1週間=状況説明なく、復帰めど不明

 自民党の谷垣禎一幹事長がけがで入院して23日で丸1週間が経過した。党側は「軽傷」としているが、同日まで詳しい説明を一切していない。党務復帰のめども依然不明で、情報を隠すかのような対応に党や政府内からも批判が出ている。
 複数の政府・自民党関係者によると、谷垣氏は皇居の周囲で趣味のサイクリングをしている際に転倒して負傷。脊椎を痛めたため、東京都内の病院で手術を受け療養しているという。
 同党は、こうした情報を公表していない。谷垣氏サイドに、完治のめどが分かるなど、状況が落ち着くまで説明を控えたいとの意向があるとされる。
 ただ、党幹部の一人は「党内で情報を共有しなければ、危機管理にならない」と指摘。政府関係者も「政治家という公職に就いていて、しかも党の顔である幹事長の容体を一切表に出さないのは問題だ」と語る。 
 26日に細田博之幹事長代行が記者会見し、一定の説明を行う予定だが、どこまで具体的な内容に踏み込むかは不明。党内には「遠からず回復して復帰する」「幹事長交代は不可避」との見方が交錯しており、説明が不十分ならば、臆測がさらに広がりそうだ。(2016/07/23-18:57)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072300259&g=pol
自民が27年ぶり単独過半数=平野元復興相が入党-参院

 自民党は23日、1989年の参院選で失った単独過半数を27年ぶりに回復した。同日の岩手県連常任総務会で、元復興相で無所属の平野達男参院議員(岩手選挙区)の入党を了承。これにより同党の参院新勢力は過半数の122議席に達した。
 平野氏は3年前に旧民主党を離れ、無所属で活動していたが、12日に自民党の谷垣禎一幹事長に入党届を提出した。 
 10日の参院選で、自民党は追加公認を含め56議席を獲得。非改選議席と合わせ、過半数にあと1議席まで迫っていた。(2016/07/23-19:34)

1302名無しさん:2016/07/24(日) 20:52:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071900606&g=pol
谷垣氏入院で臆測=党役員人事に影響か-自民

 趣味のサイクリング中にけがをした谷垣禎一自民党幹事長の入院が臆測を広げている。軽傷との党側の説明にもかかわらず、党務復帰のめどが立っていないためだ。けがの回復に時間がかかり職務続行が困難になれば、8月上旬の内閣改造に併せた党役員人事に影響する可能性がある。

 谷垣氏がけがをしたのは16日午前。党本部は軽傷だが大事を取って入院したとしていた。だが19日になっても退院していない。
 同日の党総務会では、欠席した谷垣氏の席に細田博之幹事長代行が着席し、「党務に支障がないよう、よろしくお願いしたい」との谷垣氏の言葉を出席者に伝えた。ただ、けがの状態などに関する詳しい説明はなかった。
 この後、二階俊博総務会長は記者会見で、「詳細は、われわれも知らされていない。無事回復されることを祈るのみだ」と述べるにとどめた。当面は細田氏が谷垣氏の職務を代行する。
 「来週には党務に復帰するようだ」と見る向きはあるが、党内には緊張感も漂う。ある自民党関係者は「脊椎を痛めたようだ。最初に運ばれた病院では手が付けられず、専門の病院に移った」と語り、必ずしも楽観できないとの見方を示した。
 政治家の健康に関する情報は、政治生命に関わりかねず、表に出にくい傾向がある。ただ今回は、それが「事態は深刻なのではないか」といった推測につながっている。 
 もっとも谷垣氏は、激務の幹事長職について、退任したいとの考えを周囲に漏らしているとされる。今回のけがを理由に、谷垣氏が自ら身を引く可能性も捨て切れない。
 党内では早くも幹事長候補として、麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官、岸田文雄外相、二階氏らの名が取り沙汰されている。安倍晋三首相は、谷垣氏の回復具合などを見極め、慎重に判断するとみられる。
 一方、内閣改造をにらんだ党内の動きも活発化してきた。棚橋泰文幹事長代理らは19日、「アベノミクスの完遂を強力に支える会」の会合を開催。出席者には「入閣待機組」が多く、ポスト狙いの側面が強いようだ。棚橋氏らはこの後、首相官邸に菅長官を訪ね、経済対策のため10兆円超の補正予算を編成することなどを提言した。(2016/07/19-18:28)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071900390&g=pol
自民に総裁任期延長論=二階氏ら相次ぎ言及

 自民党内で、2018年9月までの安倍晋三総裁(首相)の任期延長論が浮上してきた。来月上旬の内閣改造・党役員人事を控え、二階俊博総務会長や棚橋泰文幹事長代理が19日に相次ぎ言及。先の参院選勝利で「安倍1強」が当面続くとの見方が支配的な状況の下、首相への忠誠を示すのが得策との判断が働いているとみられる。

 二階氏は記者会見で、任期延長について「あってもいい。余人をもって代え難しという状況が生まれてくれば、柔軟に考えることは検討に値する」と容認した。党則で3年間と定めている総裁任期に関しても「党内のしかるべき機関で検討するのも一つの方法だ」と述べ、見直しを示唆した。
 棚橋氏も記者団に「安定した長期政権が、経済の安定、国民生活の向上のためにはプラスになる」と指摘し、任期延長を支持する考えを表明した。 
 一方、昨年の総裁選で出馬を模索した野田聖子前総務会長は18日の会合で、「安倍首相も任期を守る人だから、必ず18年には総裁選をやる」と述べ、任期延長をけん制。これに対しベテランの二階氏らが延長論を打ち出したことで、党内で論争を招く可能性もある。(2016/07/19-19:20)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071800162&g=pol
総裁任期延長をけん制=「どん詰まれば女性」-野田聖子氏

 自民党の野田聖子前総務会長は18日、東京都内で開かれた「国際女性ビジネス会議」に出席し、安倍晋三首相の党総裁任期が2018年9月に切れることについて「かつて相当人気があった小泉純一郎元首相ですら任期を守った。安倍首相も任期を守る人だから、必ず18年には総裁選をやる」と述べ、党内にある総裁任期延長論をけん制した。

 会議には稲田朋美政調会長も出席。両氏は日本でも女性首相誕生が近づいているとの認識で一致した。野田氏はその一例としてアベノミクスが失速した場合を挙げ、「東京五輪後は暗黒の時代が来る。思い切って政治を変えようとなって、英国のサッチャーさんもメイさんもそうだが、どん詰まったときに女性が出てくる」と指摘した。 (2016/07/18-15:43)

1303名無しさん:2016/07/24(日) 21:20:55
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160722-00510713-shincho-pol
岸田外相「外務大臣はもういい」 次に狙うは幹事長
デイリー新潮 7月22日(金)5時50分配信

 英国のEU離脱に、バングラデシュの邦人殺害テロ事件。有事が連続して発生したのに加え、米大統領選もいまだ趨勢が判然としない。混迷を極める世界情勢を前に、他ならぬ岸田文雄外相(58)に疲労の影が見えるという。

 政治部デスクの話。

「最近、近しい人に『外務大臣はもういい』と漏らしています」

 情けない話だが、2012年に第2次安倍内閣が発足してから現在まで、在任期間はまもなく1300日の歴代4位と、なるほど短くはない。この間、訪問国は延べ70カ国を超えている。たしかに激務には違いない。

「いや、疲れたというより今のポストに飽きたということでしょう。岸田さんの狙いは別にあると思います」

 と、さる自民党関係者。

「早ければ8月に予定されている内閣改造で、外務大臣の交代はありえます。アベノミクスを推し進める安倍政権の中にあって、麻生さんや石原さんら、経済系の閣僚の続投はあっても、外相ポストは、『そろそろ次の人に』という党内からの声に安倍さんも耳を傾ける可能性があるからです」

 晴れてお役御免となった場合、岸田氏は今後どうなるのか。この関係者の見立てによれば、

「岸田さんは、伊勢志摩サミットやオバマの広島訪問で閣僚としての実績は十分。宏池会の領袖も務めている。そこで今度は党務に戻って汗をかき、党内での評価を得て、ポスト安倍のポジションを固めたい。そんな彼が狙うのは、党のカネを握る幹事長なのです」(同)

 無論、総理のハラまでは窺い知れないが、

「現在、岸田さんを除き幹事長候補に名前が挙がっているのは菅官房長官ですが、彼は余人をもって代えがたく、留任の見方が大勢。一方、安倍さんに従順な岸田さんなら、党内コントロールもより楽になる。外相の仕事も、官邸の意向を汲み、相手国に忠実に伝えることに徹してきただけですから」(同)

 メッセンジャーとしていくら有能でも、総理の座は近づいてこない。

「週刊新潮」2016年7月21日参院選増大号 掲載

新潮社

1304名無しさん:2016/07/24(日) 21:21:36
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160721-00510674-shincho-pol
鳩山邦夫、次男の後継に“待った”の声がかかるワケ
デイリー新潮 7月21日(木)5時51分配信

 良し悪しはさておき、亡き政治家の地盤を子供が引き継ぐのはよくある話だ。先月21日に急逝した鳩山邦夫氏(享年67)の後継者として、次男で福岡県・大川市長の二郎氏(37)の名前が挙がるのも自然な成り行きである。しかし今、この動きに“待った”がかかっている。

 与党担当記者が言う。

「今月7日、地元紙の取材に対し二郎氏は、10月23日投開票の福岡6区衆院補欠選挙への出馬の意欲を示しました。するとこの報道を目にした自民党福岡県連が激怒。『候補者選定はまだ白紙状態だ』と、新聞社にクレームを入れる騒動にまで発展しているのです」

 二郎氏が正式に出馬表明をしたわけではない。にもかかわらず、県連のこの反応は過剰とも見える。

 県政担当記者の解説。

「2014年12月の衆院選の際、県連は『地盤を子に継がせない』との条件で邦夫さんの出馬を認めました。その約束が反故になることに反発しているのです」

 周知の通り邦夫氏は、2010年に自民党を離党。2年後の選挙は無所属で出馬し、当選。その後復党したという経緯がある。

「そうした邦夫さんの行動に地元では不信感が強まり、擁立には強い抵抗がありましたが、党本部の意向には逆らえなかった。先の約束は、地元有権者の不満を和らげるためになされたのです。彼が引退した暁には、地元から別の候補者を擁立する予定でした」(同)

 しかし、こんなに早く“その時”が訪れるとは想定外。

 自民党関係者が嘆息する。

「県連は選考委員会を設置し、7月末までに候補者を決定する予定ですが、現状、他に手を挙げる人は現れていない。二郎氏で決まる可能性はあります」

 弔い合戦は始まっている。

「週刊新潮」2016年7月21日参院選増大号 掲載

新潮社

1305チバQ:2016/07/26(火) 12:24:21
http://mainichi.jp/articles/20160726/k00/00e/010/182000c
谷垣氏
頸髄を損傷 自民・細田氏、復帰めど明言せず

毎日新聞2016年7月26日 12時05分(最終更新 7月26日 12時11分)
 自民党の細田博之幹事長代行は26日午前の記者会見で、サイクリング中に転倒して入院中の谷垣禎一幹事長の症状について、頸髄(けいずい)を負傷して手術を受けたと明らかにした。意識ははっきりしているという。細田氏は「今後の正確な見通しは言うことはできない」と述べ、公務復帰のめどは明言しなかった。細田氏によると、会見前にあった党役員会では、谷垣氏の進退について議論していないという。


 谷垣氏は今月16日、東京都内で趣味の自転車で走行中に転倒して負傷し、入院した。これまで党は「たいしたけがではないが大事を取って入院した」と説明しただけで、けがの部位や詳しい容体についての言及を避けていた。党内では、谷垣氏の入院が長引けば、来月3日にも行われる内閣改造・党役員人事に影響するとの見方も出ている。【高橋恵子】

1306チバQ:2016/07/26(火) 12:35:22
http://www.sankei.com/politics/news/160725/plt1607250001-n1.html
2016.7.25 08:00
【安倍政権考】
内閣改造・自民党役員人事の目玉ポストは意外にも… 政府高官も「重鎮じゃないと務まらない」と強調する役職とは
 「今回選挙を通じて信任をいただいたわけですが、そうした選挙でお約束したことをしっかりと実行していくための強力な新たな布陣をつくっていきたいと思っています」

 安倍晋三首相(自民党総裁)は、参院選の投開票日翌日の11日、党本部で記者会見に臨み、8月3日にも断行する内閣改造・党役員人事について、こう述べた。ただ、具体的な陣容をめぐっては「今の段階では白紙でございます」としか語らなかった。

 この会見以降、首相から人事に関する発言はなく、首相は会見3日後の14日にアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席するためモンゴルへ出発。2泊3日で帰国すると、翌日の17日には山梨県鳴沢村の別荘で夏休みに入った。首相は財界人らとのゴルフ三昧の日々を過ごしたが、その一方で新閣僚らの“身体検査”を担当する北村滋情報官が別荘入りしており、首相は静かな環境でじっくりと人事構想を練っていたとみられる。

 今回の人事の第1の注目点が、首相と緊密な関係にある麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官の処遇だ。この2人を他のポストに動かすか次第で、人事が大幅になるかどうかにも大きく影響する。首相が会見で「新たな布陣」と言及したことをとらまえて「大幅改造になるのでは」とみる向きもある。合わせて自転車事故で重傷を負った谷垣禎一幹事長の動向も関心を集めている。

 ただ、首相側近の1人は「今回の人事は首相が新たな態勢で何をしたいと思っているかがポイントだ」と指摘する。参院選で改憲勢力が3分の2の議席を獲得したことを踏まえると、人事の目玉ポストは党の「憲法改正推進本部長」だというのだ。

 憲法改正推進本部は、自民党が野党時代の平成21年、谷垣総裁(当時)の下に新憲法制定推進本部を改組する形で発足。初代本部長に保利耕輔元自治相、保利氏の後任には船田元・元経済企画庁長官が就任し、早期の憲法改正を目指して党内議論をリードしてきた。

 昨年10月からは森英介元法相が3代目の本部長を務めている。森氏は自ら改憲議論の「素人」と認めているが、「温和な人柄で知られる森氏が本部長なら野党も反発しない」と谷垣氏の一押しで本部長に抜擢された。参院選の勝利を優先させ、党内議論を一時的に封印する意味合いもあった。

 今回の参院選の結果、改憲発議が現実味を帯びてくると、本部長には、実現可能性のある新たな改憲案の取りまとめに加え、難航が予想される公明党や野党との実務者協議の中核メンバーになることも予想される。党内からは「本気で憲法改正を実現しようとするなら森氏では荷が重すぎる」(閣僚経験者)との声が上がっている。

 党内ににらみが利き、公明党や野党にも信頼される顔が広い人物というと適格者は限られる。政府高官は「谷垣氏や高村正彦副総裁クラスの重鎮じゃないと本部長は務まらない」と強調する。

 しかし、与野党で改憲論議を本格化させると、その間は首相の伝家の宝刀である衆院解散に踏み切れなくもなる。衆院の任期満了は2年半後の30年の年末。2年ほどかけて憲法改正を実現させてから解散となると、首相のフリーハンドを奪う「追い込まれ解散」となる可能性が高くなるのだ。

 首相の解散戦略とも密接に絡む改憲論議。そのキーマンとなる憲法改正推進本部長に誰を選ぶか、首相も頭を悩ませているに違いない。(桑原雄尚)

1307チバQ:2016/07/26(火) 22:04:52
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1607240028.html
故鳩山邦夫氏の「きさらぎ会」が活動継続へ 塩崎恭久厚労相らの集団指導態勢に
07月25日 05:04産経新聞

 自民党の派閥横断型の政策グループ「きさらぎ会」を主宰していた鳩山邦夫元総務相の死去に伴い、同会が塩崎恭久厚生労働相ら9人による新体制に移行することが24日、分かった。8月1日に都内で開く鳩山氏を「偲ぶ会」で発表する。

 鳩山氏が務めた会長ポストをなくし、塩崎氏と佐田玄一郎元行革担当相、田村憲久元厚労相のほか、今村雅弘、田中和徳、木村太郎、山口泰明、桜田義孝、武見敬三の各氏が共同世話人となる。幹事長には河井克行首相補佐官が留任する。

 きさらぎ会は安倍晋三首相を支えることを基本方針に掲げている。平成23年6月に5人程度で結成して以来、鳩山氏の人脈と豊かな資金力でメンバーを増やし現在は100人を超す。自民党最大派閥の細田派(95人)を上回る。

 新役員には閣僚経験のない「入閣待望組」も多く、内閣改造・党役員人事を控え、きさらぎ会を存続させることで存在感を高めようとする狙いもありそうだ。

1308チバQ:2016/07/26(火) 22:05:15
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160726_31003.html
<平野氏自民入り>与党で復興に尽力と決意
17:23河北新報

 自民党に入党した元復興相の平野達男参院議員(62)=岩手選挙区=は25日、盛岡市で記者会見し「東日本大震災からの復興や人口減少対策に与党の立場で力を尽くしたい」と決意を述べた。自民党政策全般について「大局的に賛成」としたが、原発政策には「考え方の違いがある」とも語った。派閥は二階派(会長・二階俊博総務会長)に所属する意向を示した。
 平野氏は入党決断の理由を「今の自民党の政策を継続させることが重要。野党は共闘の動きを強めており違和感がある。共闘の問題点を指摘するためにも立ち位置をはっきりさせる必要がある」と説明した。
 入党により、憲法改正に前向きな自民、公明など「改憲4党」が国会発議に必要な3分の2議席を衆参両院で確保した。平野氏は憲法改正について「拙速に進めると逆にマイナスになる。第2党と合意するレベルまで議論することが必要」と慎重な姿勢を示した。
 昨夏の知事選で自民党の支援を受けながら立候補を撤回したことにも触れ「知事選から入党に至る経緯を説明したい」と党関係者と話し合う考えを示した。
 かつて行動を共にした小沢一郎生活の党代表(衆院岩手4区)らとの勢力争いについては「いずれ衆院選がある。自民への支持が拡大するよう努力したい」と話した。

1309とはずがたり:2016/07/27(水) 01:48:45
何時迄に議員辞めたら補選だ??

<自民>入院の谷垣幹事長の交代論強まる 頸髄損傷と公表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160726-00000132-mai-pol
毎日新聞 7月26日(火)22時20分配信

 自民党は26日、自転車で転倒して入院中の谷垣禎一幹事長の症状を頸髄(けいずい)損傷と公表した。ただ、職務復帰の時期は明らかにせず、党内で「幹事長交代は避けられないのではないか」との見方が強まっている。谷垣氏の留任を検討していた安倍晋三首相は8月3日に行う内閣改造・党役員人事を前に、処遇について最終判断する見通しだ。【高橋恵子、堀井恵里子】

 細田博之幹事長代行は26日の記者会見で谷垣氏が手術を受けたと説明。「テレビで相撲観戦するなど意識ははっきりしている。経過は順調だ」と強調した。さらには「手術で100%治る人も多い」とも語った。

 ただ、8月1日召集の臨時国会への出席は「わからない。現段階では正確な見通しは言うことはできない」と述べた。谷垣氏本人とは直接は話していないという。記者会見に先立つ党役員会で首相を含め党幹部に同じ内容を報告をしたが、谷垣氏の進退に関する議論はなかった。

 細田氏の説明を受け、党内では臆測が広がっている。党幹部は「頸髄損傷は重傷だ」と指摘。別の党関係者も「職務復帰が可能でも数カ月かかるかもしれない」と語る。

 首相は麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官を留任させ、党人事でも要となる谷垣氏の留任が念頭にあったが、困難な場合は人事構想の練り直しを迫られる。幹事長が交代する場合には、後任に岸田文雄外相や細田氏らの名前が浮上している。

 谷垣氏は今月16日、東京都内を趣味の自転車で走行中に転倒して負傷し、入院した。自民党は「たいしたけがではないが大事を取って入院した」とし、詳しい容体に関する言及を避けていた。

 頸髄は、首の骨の中にある神経の束。交通事故やスポーツ事故で損傷する場合が多く、まひを起こす。東京都目黒区の「メディカルクリニック柿の木坂」の岩田誠院長は「頸髄はどの位置を損傷するかでまひする部分が異なる。頸髄損傷と診断された場合、何らかの後遺症が残るのではないか」と話している。

1310チバQ:2016/07/27(水) 20:02:52
http://www.sankei.com/politics/news/160727/plt1607270009-n1.html
2016.7.27 05:00更新


復帰未定の谷垣禎一幹事長、安倍晋三首相が続投希望のわけとは 信頼おける逸材、他の候補者はいずれも難あり?

 頸髄損傷が明らかになった自民党の谷垣禎一幹事長は復帰のめどが立たず、党内では来月の内閣改造・党役員人事に合わせた交代論もささやかれる。ただ安倍晋三首相は谷垣氏を続投させたい意向を持っており、本人と面会したうえで見極める考えだ。背景には「ポスト谷垣」の適任者が見当たらない事情もある。

 首相は平成26年9月の党役員人事で、党総裁経験者としては初めて谷垣氏を幹事長に起用。谷垣氏は期待に応え、約2年間堅実な手腕を発揮してきた。

 首相が5月、消費税率10%への引き上げ再延期を決断した際、谷垣氏は反対の立場ながら党内をまとめあげた。表立って文句の一つも言わず、出過ぎない「模範的なサラリーマン」(中堅議員)と揶揄(やゆ)もされるが、首相にとっては谷垣氏ほど安心して党運営を任せられる人材は見当たらない。谷垣氏の側近に対し「なんていい人なんだ」と率直に語ったこともある。

 参院選を受け憲法改正に前向きな勢力が衆参で発議に必要な3分の2以上を確保し、首相は秋の臨時国会から憲法改正の議論を加速させたい考えだ。これにも、「リベラル派」として知られる谷垣氏は欠かせない。改憲に慎重な党内勢力や公明党の警戒を和らげることへの期待がある。

 一方、現状では党内に適当な幹事長候補がいないことも大きい。後継には細田博之幹事長代行や二階俊博総務会長らの名前が挙がる。ただ、細田氏を昇格させれば、総裁、幹事長、参院議員会長と主要ポストを首相の出身派閥の細田派が独占することになり、党内不和を招きかねない。

 二階氏は首相との「戦略的互恵関係」を背景に党内での影響力を増しており、「幹事長になれば党内を牛耳られる」(党幹部)との見方もある。二階派の河村建夫元官房長官の起用説もあるが、二階氏が留任すれば同派が党三役の2つを占める異例の事態となる。

 岸田文雄外相も候補に挙がるが、岸田派の古賀誠名誉会長は安全保障関連法をめぐり首相を批判するなど、警戒心をぬぐえない。菅義偉官房長官は内閣の要として欠かせず、首相は早々に留任を決定した。

1311チバQ:2016/07/27(水) 22:57:52
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1607270039.html
岸田外相と石破地方創生相、「ポスト安倍」候補2人、閣内に残るのか、閣外に去るのか-その処遇は?
22:14産経新聞

岸田外相と石破地方創生相、「ポスト安倍」候補2人、閣内に残るのか、閣外に去るのか-その処遇は?
岸田文雄外相
(産経新聞)
 来月3日の内閣改造・自民党役員人事をめぐり、岸田文雄外相と石破茂地方創生担当相の処遇が注目されている。2人はともに派閥の領袖で、「ポスト安倍」の有力候補として周囲の期待も大きい。果たして閣内に残るのか、閣外に去るのか-。

■岸田氏

 岸田氏は平成24年12月の第2次安倍晋三政権から3年7カ月にわたり首相の「地球儀を俯(ふ)瞰(かん)する外交」を支えてきた。

 今年5月にはオバマ米大統領の被爆地・広島への訪問を実現させ、昨年末には慰安婦問題をめぐる日韓合意を取り付けるなど実績を残してきた。外務省幹部も「この10年、20年で岸田氏以上に実績を残した外相はいない」と断言する。

 一方、首相の積極的な首脳外交を前に、埋没気味との指摘もある。そもそも岸田氏が会長を務める岸田派(宏池会)はハト派路線で、首相の路線とは必ずしも一致しているとはいえず、自民党内には「首相の『対外スピーカー』のようで、独自色が薄れている」(中堅)と揶(や)揄(ゆ)する声もある。

 それだけに、派内からは「ポスト安倍」をにらみ、閣僚を離れて党内基盤を固めるよう促す声が強まっている。将来、ポスト安倍に名乗りを上げるのであれば、岸田派を含めた党内の求心力の拡大が欠かせないからだ。岸田氏に近い中堅議員も「次の人事では外相を離れ、少なくとも党三役に就いてもらわなければ困る」と指摘する。

 実際、岸田氏は幹事長や政調会長など党三役の経験がなく、派内には谷垣禎一幹事長の後任として幹事長ポストへの期待が膨らんでいる。ただ、調整力が問われる幹事長として党内をまとめられるか、政治手腕は未知数だ。

 一方で、「決して踏み外さない」(官邸筋)と評価される岸田氏に対し、首相が外相留任を要請する可能性もある。岸田氏が外相を続ければ、8月下旬には首相の父で歴代3位の安倍晋太郎元外相の1334日に並ぶ。

 内閣改造・党役員人事に関する話題が連日飛び交う中、岸田氏は21日の岸田派会合で、苦笑まじりに周囲にこう漏らした。

 「(改造の)8月3日まではいろいろと言われて気分がいいけどさ、3日に現実を突きつけられるんだ」(石鍋圭)

■石破氏

 「任ある限り全力を尽くすということ以外に、申し上げることは全くない」。石破氏は26日の記者会見で、自身の去就について問われたが、「お約束」の答えを繰り返すばかりだった。

 幹事長などを歴任した石破氏は昨年9月、自身が会長の石破派(水月会)を旗揚げし、派閥を足がかりに「ポスト安倍」をうかがう姿勢を鮮明にした。だが、翌10月の内閣改造では安倍晋三首相の留任要請を受け入れ、派内には失望感が漂った。それでも「安倍政権を全面的に支える」などの「優等生然とした発言」(石破派若手)が際立つ。

 「現職閣僚が若手の地元を訪れると、やはり受けがいい」(石破派議員秘書)との声が漏れ、閣内にとどまることで求心力を維持できるとの見方もある。とはいえ、安倍政権の金看板の「地方創生」は、政策分野が重複する「1億総活躍社会」の陰に隠れがちだ。

 石破氏は「国に頼むのではない『地方発の地方創生』の意識がだいぶ醸成されてきた」と成果を強調するが、目立った実績は見えていないのが実情だ。

 加藤勝信1億総活躍担当相が首相に近い存在ということも石破氏の埋没感に拍車をかけており、石破派内には次期総裁選をにらみ、「閣外に出るべきだ」との声が根強い。あるベテランは「昨年の改造の際に入閣を固辞していれば、派閥の人数はもっと膨れあがっていたはずだ」と嘆く。今回の改造で留任要請があれば、どうするのか。煮え切らない態度を続ければ、派内外から冷ややかな視線を浴びるのは避けられない。

 その石破氏は26日の記者会見で「(石破派は)100年先の日本をどうするかということで作った同志とのグループだ。同志の意見を真摯(しんし)に承るのは一般論として当然のことだ」と踏み込み、派内への配慮をにじませた。

 そして「正念場の夏」を迎える自身に言い聞かせるように、こう続けた。

 「こういう季節になるといろんな記事を拝見するが、そういうことにわずらわされることなく、私心を滅して考えていかねばならん」(松本学)

1312名無しさん:2016/07/30(土) 14:00:04
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072600036&g=pol
参院会長に橋本氏=女性初、無投票で選出-自民

 自民党の参院議員会長選挙が26日告示され、唯一立候補した橋本聖子元外務副大臣(51)の当選が無投票で決まった。会長選は溝手顕正現会長の任期満了に伴うもので、同党参院トップへの女性の就任は初めて。29日に所属参院議員による特別議員総会を開き、橋本会長を承認するほか、参院幹事長など幹部人事も決定する。
 橋本氏は当選後、国会内で取材に応じ、「強固な新体制で、今までの枠にとらわれない参院改革が必要だ。困難に立ち向かうのがアスリート魂だ」と抱負を語った。
 橋本氏は比例代表選出で当選4回。2012年12月からは参院自民党の政審会長を務めた。政界に入る前にはスピードスケート選手として活躍。1992年アルベールビル冬季五輪の女子1500メートルで銅メダルを獲得した。 
◇橋本聖子氏の略歴
橋本 聖子氏(はしもと・せいこ)駒大苫小牧高卒。外務副大臣、党政調会長代理兼参院政審会長、党20年オリンピック・パラリンピック東京大会実行本部長。比例代表、当選4回。51歳。(2016/07/26-10:43)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072600703&g=pol
橋本参院会長に期待=菅長官

 菅義偉官房長官は26日午後の記者会見で、女性初の自民党参院議員会長に橋本聖子氏が選出されたことについて、「経験といい、今日までの政治活動といい、十分な有資格者だ。大いに期待したい」と述べた。(2016/07/26-17:23)

1313名無しさん:2016/07/30(土) 14:00:14
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072600316&g=pol
自民・谷垣氏復帰めど立たず=「頸髄損傷で手術」

 自民党の細田博之幹事長代行は26日午前の党役員会で、自転車で転倒し負傷した谷垣禎一幹事長について「16日に頸髄(けいずい)を損傷し、手術を受けた。テレビで相撲を観戦するなど意識ははっきりしており、経過は順調だ」と報告した。ただ「今後についての正確な見通しを申し上げることはできない」と、職務復帰のめどが立たないことも明らかにした。

 細田氏はこの後の記者会見で、谷垣氏が幹事長職を続けられるかどうかについて「(本人から)そういう話は一切ない。安倍晋三首相からもない。実際どのように回復されるかは個人差がある。見守りたい」とするにとどめた。8月1日召集の臨時国会に合わせて復帰できるかも「分からない」と述べた。首相は同3日に内閣改造・党役員人事を予定しており、谷垣氏の進退も焦点となる。
 関係者によると、谷垣氏は16日、皇居周辺で趣味のサイクリング中に転倒し負傷。東京都内の病院にいったん運ばれたが、専門的な治療を施すため、別の病院に移って手術を受けた。 (2016/07/26-11:54)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072600744&g=pol
谷垣幹事長、交代強まる=後任に岸田氏の名-改造・自民人事

 安倍晋三首相が8月3日に予定する内閣改造・自民党役員人事で、けがで入院している谷垣禎一幹事長が交代する可能性が強まってきた。党務復帰のめどが立たないためだ。首相はぎりぎりまで状況を見極めて最終判断するとみられるが、交代させる場合、後任には岸田文雄外相らの名前が挙がっている。

 自民党の細田博之幹事長代行は26日の党役員会で、谷垣氏が自転車で転倒し、頸髄(けいずい)損傷で手術を受けたと報告。「意識ははっきりしており経過は順調だ」と説明したが、職務復帰については「現段階で今後についての正確な見通しを申し上げることはできない」と述べた。
 これについて、政府関係者の一人は「8月3日に幹事長として復帰できるかがポイントだ」とした上で、医師も復帰時期が判断できないとする現状を踏まえ、「交代は強まっている」と述べた。首相は谷垣氏続投の選択肢を捨てていないとされるが、別の政府関係者も「官邸内では交代やむなしの雰囲気になっている」と明かした。 
 首相は麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官を続投させる意向。谷垣氏を交代させる場合の後任について、党内では「ポスト安倍」候補とされる岸田氏を推す声が強いほか、二階俊博総務会長、茂木敏充選対委員長らの名も取り沙汰されている。
 政権安定の観点では、次期総裁選出馬をにらむ石破茂地方創生担当相の処遇も焦点。政府内には「野に放てば政権の不安定要因になりかねない」(首相周辺)として、引き続き閣内にとどめるのが得策との声もある。
 一方、公明党の石井啓一国土交通相は就任から1年足らずで職務もそつなくこなしていることから、留任するとの見方が広がっている。首相は同党から要請があれば受け入れる方針だ。(2016/07/26-19:12)

1314名無しさん:2016/07/30(土) 15:40:17
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072700406&g=pol
安倍首相、谷垣氏と近く面会=幹事長続投の可否判断

 菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、安倍晋三首相が8月3日に予定する内閣改造・自民党役員人事に先立ち、入院中の谷垣禎一幹事長と面会するとの見通しを明らかにした。菅長官は「物事を進めていくには、そういうことは常識ではないか」と述べた。
 首相は谷垣氏の容体を直接確認し、幹事長続投の可否を判断するとみられる。交代させる場合、後任には岸田文雄外相らの名前が挙がっている。首相は27日午前、外遊先のラオスから帰国した岸田氏と羽田空港で約10分間会談した。 
 谷垣氏は16日、趣味のサイクリング中に転倒。頸髄(けいずい)を損傷し、手術を受けた。自民党の細田博之幹事長代行は26日の党役員会で、谷垣氏の職務復帰について「正確な見通しを申し上げることはできない」と説明した。(2016/07/27-12:48)

1315名無しさん:2016/07/30(土) 16:17:04
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160725/k10010607161000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_083
自民の各派閥 新人議員獲得へ働きかけ強化
7月25日 5時51分
自民党の各派閥は、先の参議院選挙で初めて当選した新人などに対し獲得に向けた働きかけを強めていて、来月3日にも行われる内閣改造と党役員人事を前に勢力を増やして、派閥としての存在感を示すねらいもありそうです。
先の参議院選挙で56人が当選した自民党では、初めて当選した新人18人などに対し、党内の各派閥が獲得に向けた働きかけを強めています。
このうち、安倍総理大臣の出身派閥でもある最大派閥の細田派は、これまでに新人3人の入会を発表し、引き続き党内最大の100人近い勢力を維持することになります。
また、第2派閥の額賀派では新人1人の入会が内定しているほか、現職1人と複数の新人の獲得を見込んでいます。
さらに、二階派は新人1人の入会を発表し、新たに入党した現職が入会する方向です。このほか、山東派が新人1人を獲得し、麻生派は現職1人の入会を内定しています。
各派閥は、態度を決めていない新人などに働きかけを続けていて、来月3日にも行われる内閣改造と党役員人事を前に勢力を増やすことで、派閥としての存在感を示すねらいもありそうです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160726/k10010608641000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_072
首相 谷垣幹事長の交代視野に検討へ
7月26日 4時11分
安倍総理大臣は、来月3日に行う自民党の役員人事で、谷垣幹事長ら党3役を続投させたい考えでしたが、けがで入院している谷垣氏の復帰のめどが立たないことから、谷垣氏らの交代も視野に入れて検討を始めました。一方、内閣改造では、麻生副総理兼財務大臣と菅官房長官を続投させる意向を固めました。
安倍総理大臣は、新しい参議院議長など参議院の構成を決める臨時国会を来月1日に召集し、3日に自民党の役員人事と内閣改造を行う方針を固め、具体的な調整に入りました。

菅官房長官は、25日の記者会見で、「総理自身が内外の諸課題にしっかりと対処できるように適材適所で人事構想を練っていると思う。一億総活躍社会の実現、さらに総合的で大胆な経済政策を進めていくのに必要な人材を考えていると思う」と述べました。

このうち、自民党の役員人事について、安倍総理大臣は、先の参議院選挙で勝利したことも踏まえ、谷垣幹事長や二階総務会長ら党3役を続投させたい考えでした。しかし、サイクリング中に転倒してけがをした谷垣氏の治療が予想以上に時間がかかり復帰のめどが立たないことから、安倍総理大臣は、谷垣氏らを交代させることも視野に入れて検討を始めました。

一方、内閣改造で、安倍総理大臣は、麻生副総理兼財務大臣と菅官房長官を続投させる意向を固めました。安倍総理大臣としては、第2次安倍内閣発足当初から閣内で安倍総理大臣を支えてきた麻生副総理や菅官房長官の続投で政権を安定させるとともに、経済の再生や沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画など、政権の重要課題の着実な前進を図るねらいがあるものとみられます。

1316名無しさん:2016/07/30(土) 22:23:09
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160726/k10010609011000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_069
自民 参院会長に橋本聖子氏就任へ 女性初
7月26日 11時31分
自民党の新しい参議院議員会長を決める選挙は、26日立候補の受け付けが行われ、橋本聖子元外務副大臣のほかに届け出がなく、女性としては初めて議員会長に就任することになりました。
自民党は、溝手参議院議員会長の任期が来月切れることから、26日午前9時から、後任を決める選挙の立候補の受け付けを行いました。
その結果、橋本聖子元外務副大臣のほかに立候補の届け出はなく、橋本氏の当選が9年ぶりに無投票で決まり、女性としては初めて、自民党の参議院議員会長に就任することになりました。
橋本氏は、当選4回で51歳。
スピードスケートや自転車競技の選手としてオリンピックに通算7回出場したあと、平成7年の参議院選挙の比例代表で初当選し、これまでに党の女性局長や参議院政策審議会長などを歴任しました。また、来月のリオデジャネイロオリンピックでは、日本選手団の団長を務めます。
橋本氏は記者団に対し、「良識の府としての参議院の独自性を発揮できるよう、初めての女性の会長として、新たな視点も持ちながら取り組んでいきたい。また、さきの参議院選挙で導入された『合区』の解消を求める声も党内にあるので、選挙制度改革も丁寧に進めていきたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160726/k10010609191000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_065
自民谷垣幹事長 頚髄損傷で復帰のめど立たず
7月26日 12時48分
自民党の細田幹事長代行は党の役員会で、サイクリング中に転倒し入院している谷垣幹事長の容体について、頚髄(けいずい)を損傷して手術を受け、意識ははっきりしているものの復帰するめどは立っていないことを報告しました。
自民党の谷垣幹事長は、今月16日に、東京都内で趣味のサイクリングをしていたところ転倒してけがをしたため都内の病院に入院していて、当初、党側は「けがは大したことはなさそうだが、大事をとって入院した」としていました。
26日開かれた自民党の役員会で細田幹事長代行は谷垣氏の容体について、「頚髄を損傷し手術を受けた。その後、テレビで相撲を観戦するなど意識ははっきりしている。合併症はなく経過は良好だが、今後の正確な見通しは申し上げることはできない」と報告しました。
このあと、細田氏は記者会見で、「医学的にもどのように回復するか個人差があり、経過を見守っていきたい。党の役員人事への影響は、議論もしていないし承知していない。来月の臨時国会に戻れるかどうかも分からない」と述べました。
菅官房長官「説明以上でも以下でもない」
菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「自民党の役員会で、細田幹事長代行より、『谷垣幹事長は7月16日に自転車運転中に転倒し、頚髄を損傷して手術を受けた。意識ははっきりしており、合併症もなく経過は順調である』との説明があったことは私も承知をしているが、内容については、これ以上でもこれ以下でもない」と述べました。また菅官房長官は、記者団が「来月には内閣改造と党役員人事が予定されているが影響はあるか」と質問したのに対し、「意識ははっきりしており、合併症状もなく経過は順調であるという説明があったので、それがどのような状況であるかということなのだろう」と述べました。

1317名無しさん:2016/07/30(土) 22:31:10
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160727/k10010610601000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_046
首相 谷垣幹事長見舞って復帰のめどなど確認へ
7月27日 14時16分
菅官房長官は、午前の記者会見で、来月3日に行う内閣改造と自民党の役員人事を前に、安倍総理大臣が、けがで入院している谷垣幹事長を見舞い、復帰のめどなどを確認することになるという見通しを示しました。
安倍総理大臣は、来月3日に行う自民党の役員人事で、谷垣幹事長ら党3役を続投させたい考えでしたが、谷垣氏は趣味のサイクリングをしていた際に転倒して頚髄を損傷し、現在も入院しています。
これに関連して、菅官房長官は午前の記者会見で、記者団が「人事を前に安倍総理大臣が谷垣幹事長と会って状況を確認するのか」と質問したのに対し、「物事を進めていくにはそういうことは常識ではないか」と述べ、自民党の役員人事などを前に安倍総理大臣が谷垣氏を見舞い、復帰のめどなどを確認することになるという見通しを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160728/k10010612161000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_031
谷垣氏のけがの状況「きちんと伝えるべきだった」
7月28日 15時59分
けがで入院している自民党の谷垣幹事長を中心とするグループの会合が開かれ、代表世話人の棚橋幹事長代理は「状況をきちんと伝えるべきだった」と陳謝したうえで、谷垣氏の早期復帰を信じて結束するよう呼びかけました。
自民党の谷垣幹事長は今月16日に、東京都内で趣味のサイクリング中に転倒し、けい髄を損傷したため手術を受けて入院していて、意識ははっきりしているものの復帰するめどは立っていません。
谷垣氏を中心とするグループの会合が28日に開かれ、代表世話人を務める棚橋幹事長代理は「グループの皆さんには、きちんとけがの状況を伝えるべきだったが、十分な説明がされていないとすれば私の責任であり、おわびを申し上げる」と陳謝しました。
そのうえで、棚橋氏は「谷垣氏はすぐ戻ってくると信じているが、それまでの間は経済の安定や国民生活の向上を目指し、これまで以上に団結して頑張りたい」と述べました。

1318名無しさん:2016/07/30(土) 22:32:18
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160729/k10010613441000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_015
自民 参院議員会長に橋本氏が就任
7月29日 13時02分
自民党の参議院の特別総会で、橋本聖子元外務副大臣が参議院議員会長に就任することが正式に了承され、橋本氏は「歴代の会長に比べて、『超軽量級』かもしれないが、『オリンピック魂』で務めたい」と抱負を述べました。
会合では、新しい参議院議員会長を選ぶ選挙で、橋本聖子元外務副大臣が無投票で当選したことが報告され、女性として初めて議員会長に就任することが、正式に了承されました。

橋本氏は「参議院で自民党が27年ぶりに単独過半数を得た重みを真摯(しんし)に受け止め、山積する問題の解決に取り組みたい。重鎮の歴代の会長に比べて『超軽量級』かもしれないが、『オリンピック魂』で果敢に務めたい」と抱負を述べました。

また、会合では新しい参議院幹事長に吉田博美参議院国会対策委員長が就くことも了承されました。一方、新しい参議院議長の人事を巡って、一部の出席者から「三権の長の一人であり、参議院の顔を選ぶにあたっては明確な手続きを決めるべきだ」といった意見が出されましたが、最終的には、そのほかの人事も含め橋本氏ら執行部に一任されました。

1319名無しさん:2016/07/30(土) 23:49:59
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160726/k10010608611000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_070
自民 沖縄の課題議論する組織を新設へ
7月26日 4時22分
自民党は、沖縄が抱える課題を議論する組織を党内に新設する方向で調整する考えで、アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡る政府と沖縄県の対立が続くなか、次の衆議院選挙に向けて沖縄での党勢の立て直しにつなげるねらいもあるものとみられます。
自民党の稲田政務調査会長は、25日、訪問先の沖縄県名護市で、日米地位協定や基地負担の軽減の問題など沖縄が抱える課題を議論する組織を党内に新設する方向で調整する考えを示しました。

沖縄の自民党は、おととし、翁長知事が就任して以降、県政野党となり、ことし6月の沖縄県議会議員選挙では、共産党や社民党など県政与党が引き続き過半数を占めました。さらに、先の参議院選挙の沖縄選挙区で、現職閣僚がアメリカ軍普天間基地の移設計画反対を掲げた野党統一候補に敗れたことで、衆参両院とも県内の選挙区選出の自民党の議員はいなくなり、党内からは「今のままでは次の衆議院選挙は戦えない」という声も出ています。自民党としては、こうした状況を踏まえ、沖縄が抱える課題を議論する組織を党内に新設して、次の衆議院選挙に向け沖縄での党勢の立て直しにつなげるねらいもあるものとみられます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160725/k10010607911000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_081
自民党内に沖縄の課題議論する組織新設で調整へ
7月25日 15時34分
自民党の稲田政務調査会長は沖縄県名護市で記者団に対し、党内に日米地位協定や基地負担の軽減の問題など、沖縄が抱える課題を議論する組織を新たに設ける方向で調整する考えを示しました。
自民党の稲田政務調査会長は25日、沖縄のアメリカ軍の軍属の男が20歳の女性を殺害したなどとして逮捕・起訴された事件で、女性の遺体が見つかった恩納村の雑木林を訪れ、花を手向けて黙とうをささげました。
このあと稲田氏は名護市で記者団に対し、「現場を訪れ、改めて強い怒りを感じた。こうした凶悪かつ残忍な犯罪が起きないよう、今後もアメリカ側と意見交換したい」と述べました。
また、稲田氏は「党の沖縄県連から、『日米地位協定は、運用は改善されたが、十分ではない』という話を聞き、そうした問題を党本部と意見交換できる常設の機関を設置してほしいという強い要請も受けた。安倍総理大臣らと話して前向きに検討したい」と述べ、党内に沖縄が抱える課題を議論する組織を新たに設ける方向で調整する考えを示しました。

1320チバQ:2016/07/31(日) 01:05:41
http://www.asahi.com/articles/ASJ7Z04FCJ7YUTFK03X.html
岸田外相、留任で調整 茂木氏の入閣検討 内閣改造
2016年7月30日03時06分
 安倍晋三首相は3日に行う内閣改造で29日、政権発足当初から外相を務める岸田文雄氏を留任させる方向で調整に入った。日ロや日韓など首相が重視する「安倍外交」の課題を、引き続き担当させたい考えだ。改造に併せて行う自民党役員人事では、入院中の谷垣禎一幹事長の交代を検討する。

 参院選で自民党の大勝に貢献した茂木敏充・党選対委員長を閣僚で起用する方針。経済再生担当相などに充てる方向で調整している。参院選で落選した岩城光英法相と島尻安伊子(あいこ)・沖縄北方相は交代させる。島尻氏の後任には、宮腰光寛元農水副大臣が浮上している。

 首相は内閣改造で、菅義偉官房…


http://www.jiji.com/jc/article?k=2016073000209&g=pol
谷垣幹事長が辞意=安倍首相、最終判断へ-石井国交相は続投・改造・自民人事


 8月3日の内閣改造・自民党役員人事を前に、けがで入院中の谷垣禎一幹事長が安倍晋三首相に辞意を伝えていたことが分かった。同党関係者が30日明らかにした。首相は谷垣氏を留任させたい意向だが、職務復帰のめどが依然立っておらず、交代も視野に最終判断する。内閣改造では、公明党の石井啓一国土交通相の留任が固まった。
自民・谷垣氏復帰めど立たず=「頸髄損傷で手術」

 自民党関係者によると、谷垣氏は16日に東京都内でサイクリング中に転倒し、頸髄(けいずい)損傷で入院して間もなく、周辺を通じて首相官邸に「もう党務は続けられない。後任の人選を急いでほしい」と伝えたという。
 だが、首相サイドは谷垣氏の続投を求めて折り合わなかった。首相は総裁経験者でもある谷垣氏の安定した党運営の手腕を高く評価しており、留任が固まっている麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官と並び、政権の要と位置付けている。
 このため首相周辺では、谷垣氏が8月3日の改造・党人事までに職務復帰できなくても、9月召集予定の臨時国会までにけがから回復することを見込んで、それまでは細田博之幹事長代行に職務を委ねる案も浮上している。 
 ただ、複数の政府・自民党幹部によると、谷垣氏はけがから2週間たった今も安静状態で、退院も見通せない状況だ。谷垣氏周辺は首相の続投要請を「受け入れないだろう」と指摘しており、首相は難しい判断を迫られる。
 一方、公明党の山口那津男代表は、石井国交相留任を首相に求める意向を固めた。8月1日の与党党首会談で伝えることにしており、首相も受け入れる方針だ。(2016/07/30-16:18)

1321チバQ:2016/07/31(日) 01:06:20
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0730/ym_160730_5269781507.html
「谷垣氏、会話できる状態でない」人事に影響大
読売新聞7月30日(土)20時14分
 安倍首相が8月3日に行う内閣改造・自民党役員人事を巡り、入院中の谷垣幹事長が「党務の継続は難しい」との意向を首相側に伝えたことは、首相の人事構想に大きな影響を与えそうだ。
 首相は政権運営の要である谷垣氏の続投を望んでいるが、谷垣氏のけがの回復にはなお時間がかかる見通しだ。首相は谷垣氏の回復具合を見極める考えだが、構想の修正を迫られる可能性が出てきた。
 「内閣改造前に幹事長と首相が相談するのは、ある意味当然ではないか」
 菅官房長官は29日午後の記者会見でこう述べ、8月3日までに首相と谷垣氏が直接面会するか、電話で会談するとの考えを示した。だが、谷垣氏側は「当面安静が必要で、会話できる状態ではない」として、電話会談を含め、接触に否定的だ。

1322チバQ:2016/07/31(日) 01:12:30
http://www.sankei.com/politics/news/160729/plt1607290047-n1.html
2016.7.29 22:17

参院自民、橋本聖子会長を了承 参院議長は伊達忠一氏 閣僚経験なし異例の「軽量級」

自民党参院議員総会に出席した橋本聖子氏(左から2人目)。右は溝手顕正参院議員会長=29日午前、国会内(斎藤良雄撮影)
自民党参院議員総会に出席した橋本聖子氏(左から2人目)。右は溝手顕正参院議員会長=29日午前、国会内(斎藤良雄撮影)

 参院自民党は29日の特別総会で、細田派の橋本聖子参院議員会長(51)=比例代表、当選4回=の就任を正式に了承した。任期は3年で、女性の議員会長は初めて。参院で27年ぶりに過半数を獲得した同党だが、選挙区の合区問題といった課題が山積する中、閣僚経験のない橋本氏は自らを「軽量級」の議員会長と認めるなど、不安な船出となった。

 橋本氏は了承後、各会派に対し、細田派の伊達忠一前参院幹事長(77)=北海道選挙区、同3回=を参院議長に充てる方針を伝えた。参院幹事長には額賀派の吉田博美前参院国対委員長(67)=長野選挙区、同3回=を指名した。

 橋本氏は記者団に、存在感発揮に向けた参院改革や、参院選挙制度改革について積極的に取り組む考えを示した。五輪メダリストとしても「信念と情熱は誰にも負けない。『五輪魂』で取り組む」と強調した。

 閣僚未経験の議員会長は60年を超える自民党で29代目にして初めてで、橋本氏は「私は見た目も中身も超軽量級と認めている」と述べた。空席の副会長ポストを復活させる考えだが、党内には「どこまで会長職を熱心にこなすのか未知数」(中堅)との声が漏れる。

 過去の議員会長を振り返ると、村上正邦、青木幹雄両氏ら重鎮が「参院のドン」として君臨してきた。閣僚人事も参院の推薦が聖域だったが、最近は参院自民側の意向とは別に「一本釣り」されるなど影響力は低下している。

 橋本、伊達両氏の人事は、細田、額賀、岸田の有力3派の調整で決まった。ただ、当選3回、閣僚未経験では異例の議長となる伊達氏の就任について、山本一太元沖縄北方相は29日の総会で「三権の長にふさわしい方を選ぶべきだ」と疑問を呈し、結束にも不安を残す形となった。

1323チバQ:2016/07/31(日) 01:13:16
http://www.sankei.com/politics/news/160728/plt1607280051-n1.html
2016.7.28 23:42
【自民党役員人事】
焦点の党憲法改正推進本部長は留任?交代? 有力候補はいずれも一長一短あり


 8月3日の内閣改造・自民党役員人事に伴い、主要閣僚や党三役と並んで焦点となるのが党憲法改正推進本部長の人事だ。参院選を受けて改憲に前向きな勢力が衆参両院で発議に必要な3分の2以上を確保。秋の臨時国会から議論が本格化する見通しで、改憲議論の加速に慎重な公明党や野党との調整役を担う本部長はキーパーソンとなるからだ。党内で浮上する有力候補と評判をまとめた。

 現在の森英介本部長は、長年憲法に携わってきた“憲法族”ではない。各党との交渉が本格化すれば経験不足が露呈する可能性がある。ただ、留任の芽も残る。就任して1年たっていない上、「勉強熱心。温和な性格なので他党との交渉に向いている」との評価もある。改憲議論の推進には各党の理解が必要なだけに、適任というわけだ。

 改憲の議論に携わってきた古屋圭司本部長代理も有力候補の一人だ。安倍晋三首相にも近い。懸念は“強すぎるリーダーシップ”で、「野党と対決するのではないかとみられがちだ。良い意味でも悪い意味でも首相に近いと思われる」との声が漏れる。


 船田元・前本部長も改憲議論の経緯に詳しく、野党に人脈がある。ただ、本部長だった昨年6月、衆院憲法審査会で自民党推薦の参考人が安全保障関連法を違憲と断じ、以降の改憲議論が停滞したことへの「責任論」が依然残る。

 中谷元(げん)防衛相は平成24年に推進本部幹部として党憲法改正草案作りに深く関わった。「野党とパイプが太く、欠点はあまりない」と評価が高く、本部長としての“復帰”への期待は少なくない。民進党などが激しく批判する草案の作成経緯をよく知る中谷氏ならば、柔軟な対応もできそうだ。もっとも本人は防衛相続投を望んでいるとされる。

 高村正彦副総裁ら重鎮の名前も挙がるが、本部長は国会の憲法審査会の幹事を兼ねるのが慣例。他党との交渉に動き回る必要があり、“重すぎる本部長”には激務となる。いずれも一長一短ある中、首相は慎重に人選を進める考えだ。(内藤慎二)

1324チバQ:2016/07/31(日) 01:13:58
http://www.sankei.com/politics/news/160729/plt1607290049-n1.html
2016.7.29 22:28
【内閣改造】
谷垣禎一幹事長の処遇焦点 細田博之氏や岸田文雄外相の起用浮上

 安倍晋三首相(自民党総裁)は29日、公明党の山口那津男代表と官邸で会談し、8月3日に内閣改造・自民党役員人事を行うと伝えた。首相はこれに先立つ閣僚懇談会で同日の内閣改造実施を正式表明。サイクリング中に転倒し、頸髄(けいずい)損傷で入院中の谷垣禎一幹事長の処遇が焦点だ。

 首相は閣僚懇で「新たな布陣の下、アベノミクスを一層加速するとともに、参院選における国民の負託に応え、諸政策を強力に実行していきたい」と述べた。

 すでに麻生太郎副総理兼財務相と菅(すが)義偉(よしひで)官房長官を留任させる方針で、茂木敏充選対委員長の重要閣僚での起用を検討している。

 山口氏は首相との会談後、公明党の石井啓一国土交通相に関し「非常に継続性のある重要な仕事だ」と記者団に語り、続投させたいとの意向を示した。

 党人事に関し、首相は谷垣氏に直接面会して回復状況などを把握する考えだった。ただ、体調を考慮し、面会の見送りも検討している。菅氏は29日の記者会見で「会うのか、電話にするのか、いろんな手段がある」と述べ、電話で状況を確認する可能性に触れた。

 谷垣氏をめぐっては、法案などを審議する秋の臨時国会まで1カ月以上あるため、「じっくり療養して9月に復帰すればいい」(政府関係者)との声がある。谷垣氏が続投し、療養中は細田博之幹事長代行が職務を担う案が出ているが、入院が長期化する場合は細田氏の昇格や岸田文雄外相の起用が浮上している。

1325チバQ:2016/07/31(日) 10:12:48
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160731k0000m010114000c.html
<安倍首相>谷垣幹事長処遇を近く判断 留任要請に本人難色
00:11毎日新聞

<安倍首相>谷垣幹事長処遇を近く判断 留任要請に本人難色
谷垣禎一氏
(毎日新聞)
 安倍晋三首相は来月3日に行う内閣改造・自民党役員人事で、サイクリング中の転倒事故で入院した谷垣禎一幹事長に留任を要請している。ただ、谷垣氏は難色を示している。首相はぎりぎりまで説得を続けたうえで、近く最終判断する。

 首相は麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官らは留任させ、長期政権の支えとなってきた内閣の骨格を維持したい考えだ。谷垣氏の続投も前提だったとみられるが、負傷で谷垣氏の去就が最大の焦点となった。谷垣氏を交代させれば人事構想全体に影響する。これまでの政権構造が変わることにもなりかねないため、首相は慎重な判断を迫られている。政府関係者は「首相は、谷垣氏を余人をもって代え難いと思っている」と指摘しており、可能な限り続投させたい考えだ。

 首相が谷垣氏の留任にこだわるのは、首相の意向に沿って党内を取りまとめる手腕を評価しているためでもある。谷垣氏はもともと首相と近い関係にはなかったが、2014年9月に幹事長に起用した。総裁経験もありハト派の顔を持つ谷垣氏の立ち位置が、首相との間で絶妙のバランスとなり、政権全体の安定につながっているとみられている。秋の臨時国会で本格化するとみられる憲法改正論議でも一定の役割を果たすとの観測もある。

 消費税率10%への引き上げをめぐっては今年5月、再延期の判断に傾いた首相に対し、財政再建を重視する谷垣氏は麻生氏とともに、増税延期の場合は衆院を解散すべきだと主張して意見が対立。しかし、持論を封印して首相判断を受け入れた後は、すぐに党内議論を収束させた。参院選でも自民党の勝利に貢献し、負傷さえなければ「交代させる理由はない」(党関係者)との声が強かった。

 8月1日から3日間の臨時国会を欠席しても、秋の臨時国会は9月中旬以降の召集のため、当面は幹事長不在でも乗り切れるとの読みもある。その間は、細田博之幹事長代行が代わって党務を担う想定だ。

 一方で、谷垣氏は頸髄(けいずい)損傷で手術を受け、後遺症が残る懸念もあり、首相の留任要請に現段階では応じていない模様だ。首相が谷垣氏の交代を決断した場合は、後任に細田氏や岸田文雄外相の起用が取りざたされている。【高橋恵子】

1326名無しさん:2016/07/31(日) 12:31:36
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072900861&g=pol
岸田、石破氏、去就いかに=「ポスト安倍」占う-内閣改造

 安倍晋三首相が8月3日に踏み切る内閣改造・自民党役員人事で、岸田文雄外相と石破茂地方創生担当相の去就が焦点となっている。いずれも、首相の党総裁任期切れに伴う次期総裁選出馬をにらむ「ポスト安倍」候補。人事の行方が2人の将来を左右することになりそうだ。
 「さまざまな可能性について首相が判断することになると思う。私が何か申し上げることは適切ではない」。岸田氏は28日午後(日本時間29日未明)、訪問先の米ニューヨークで、けがで入院中の谷垣禎一幹事長の後任に取り沙汰されていることを記者団に問われると、いつもの紋切り型の言い回しに終始した。
 岸田派会長として、2012年12月の第2次安倍政権発足以降、外相として首相を支えることに徹してきた岸田氏。派内からは「ポスト安倍」を見据え、「幹事長で戻ってきてほしい」との声が相次ぐ。
 谷垣氏の復帰が困難視される中、自身も幹事長への意欲を強めているのは間違いない。最近も派閥メンバーとの会合で、次の党執行部人事の具体名が飛び交うと、「俺が幹事長になったらそんなこと簡単にできる」と言ってのけたという。
 ただ、岸田氏の背後で同派名誉会長としてなお派内ににらみを利かす古賀誠元幹事長の影響を懸念する向きもある。古賀氏が安倍政権に批判的なのはよく知られており、岸田氏の期待通りの結果になるかは見通せない。
 前回の内閣改造で同派からの入閣は、岸田氏1人にとどまった。今回も岸田氏の留任だけに終われば、「派内がもたない」(ベテラン)との声は強い。岸田氏が派内の「待機組」らをいかに閣内に送り込めるか、求心力が問われる。
 ◇埋没懸念も
 「任ある間、その仕事に全知全能、全身全霊を尽くす以外のことは考えるべきではない」。石破氏は29日の閣議後の記者会見で、自身の去就について質問を受けると、こう述べるにとどめた。
 自ら率いる石破派内では、前回の内閣改造で石破氏が地方創生担当相に就いたことに対し、「首相に閣内に封じ込められた」(周辺)と残念がるメンバーも少なくない。
 実際、担当する地方創生は「1億総活躍社会」と重なる政策が多く、存在感の薄さを指摘する声もある。首相と良好な関係を築いている岸田氏と比べ、「ポスト安倍」から遠ざかっているとの見方がもっぱらだ。
 引き続き今のポストに残るようなら次期総裁選レースへの参加すらおぼつかない。派内には「重要閣僚でなければ、閣内に残るべきではない」と、首相と距離を置き自由に発言した方がいいと説く向きもある。
 「判断は任せてくれ」。28日の派閥会合でこう語った石破氏。難しい判断を迫られそうだ。(2016/07/29-18:17)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072900050&g=pol
自民、橋本参院会長が就任=民進は小川氏

 自民党は29日、国会内で参院議員特別総会を開き、参院議員会長に無投票で当選した橋本聖子氏(51)の就任を承認した。任期は3年。党参院トップに女性が就くのは初めて。橋本氏は特別総会で、吉田博美氏(67)を参院幹事長に指名し、了承された。
 民進党も同日の参院議員総会で、小川敏夫氏(68)の参院議員会長就任を正式決定した。任期は2018年の通常国会会期末まで。小川氏は参院幹事長に小川勝也元首相補佐官(53)、参院国対委員長に榛葉賀津也元外務副大臣(49)をそれぞれ起用する人事案を示し、了承された。 (2016/07/29-15:58)

1327名無しさん:2016/07/31(日) 12:33:33
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072800730&g=pol
憲法審査会人事も焦点=与野党合意形成に影響も-自民

 8月3日に予定される内閣改造・自民党役員人事に絡み、衆院憲法審査会の同党メンバーの人事に注目が集まっている。安倍晋三首相は秋の臨時国会から改憲論議を本格化させる意向を示しており、今後の議論の方向性や自民党の出方を占うとみられているためだ。公明党や野党には自民党への警戒感が広がっており、人選次第では合意形成に影響する可能性もある。
 自民党は衆院憲法審査会に、会長と幹事6人、委員24人を出しており、焦点は会長人事だ。現審査会長は保岡興治元法相。審査会の前身である衆院憲法調査会で幹事を務め、改憲手続きを定めた国民投票法成立に尽力するなど、憲法問題に長年取り組んできたエキスパートだ。
 保岡氏自身は改憲積極派で、東日本大震災を教訓に、緊急事態条項の創設を唱える。ただ、2014年12月に審査会長に就任してからは、調査会長だった中山太郎氏が確立した手法を受け継ぎ、小会派にも配慮する丁寧な議事運営に努めている。自民党内には、他党との摩擦を避けるため「今のままでいい」(幹部)との声は少なくない。 
 党憲法改正推進本部長の人事も焦点の一つだ。現在は森英介元法相で、憲法審査会幹事も務めている。森氏も本部長就任後、慎重に議論を進めていく方針を掲げ、他党との協調に軸足を置く。
 これに対し野党側は、民進党が首相の態度に「押し付け憲法論だ」などと反発するなど、対決姿勢を崩していない。先の参院選で議席の3分の2を占めた「改憲4党」に数えられる公明党にも、ここへきて「改憲勢力3分の2には意味がない」などと自民党と距離を置く発言が目立ち、与野党の合意形成には高度な調整力が求められる。
 自民党保守派には、保岡氏や森氏のような手法では、首相が在任中に目指す改憲実現はおぼつかないとの懸念もくすぶる。党内では「他党に根回しできる人がいい。ぎらついていると言われるかもしれないが、代えるだろう」(中堅議員)との交代論もささやかれる。(2016/07/28-17:24)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072900276&g=pol
来月3日に内閣改造=「諸政策を強力に実行」-安倍首相表明

 安倍晋三首相は29日午前の閣議後の閣僚懇談会で、内閣改造を8月3日に行う方針を明らかにした。首相は「新たな布陣の下、アベノミクスを一層加速するとともに、先般の参院選における国民の負託に応え、諸政策を強力に実行していきたい」と述べた。
 閣僚懇談会で、首相は総合経済対策を来月2日に閣議決定すると表明。首相は経済再生をはじめとする重要課題を着実に前進させるため、政権中枢を担う麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官を続投させる意向。先の参院選で落選した岩城光英法相と島尻安伊子沖縄担当相は交代する。 
 首相は自民党役員人事も3日に行う方針で、サイクリング中に転倒し、頸髄(けいずい)を損傷した谷垣禎一幹事長の処遇が焦点。幹事長交代の場合、主要閣僚人事にも波及しそうだ。(2016/07/29-11:53)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072900809&g=pol
来月3日改造、公明代表に伝達=安倍首相「アベノミクス加速」

 安倍晋三首相(自民党総裁)は29日午後、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談し、8月3日に内閣改造を行う方針を示した上で、「アベノミクスを加速させるための布陣としたい」と述べ、経済政策を重視した人事を行う考えを明らかにした。山口氏は首相に同党の希望を週明けに回答すると伝えた。
 首相は、政権中枢を担う麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官は続投させる意向。公明党の石井啓一国土交通相も、同党から要請があれば留任させる方針だ。
 内閣改造に併せた自民党役員人事では、サイクリング中に転倒して頸髄(けいずい)を損傷した谷垣禎一幹事長の交代論が強まっているが、谷垣氏を続投させた上で、けがが回復するまで細田博之幹事長代行が職務を肩代わりする案も浮上している。
 首相は入院中の谷垣氏と会った上で処遇について最終判断する考えだったが、同氏の体調を考慮して改造・党人事前の面会は見送る見通し。
 谷垣氏交代の場合、自民党内では、岸田文雄外相の起用や細田氏の昇格などが取り沙汰されている。 (2016/07/29-19:29)

1328名無しさん:2016/07/31(日) 13:01:19
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016073000209&g=pol
谷垣幹事長が辞意=安倍首相、最終判断へ-石井国交相は続投・改造・自民人事

 8月3日の内閣改造・自民党役員人事を前に、けがで入院中の谷垣禎一幹事長が安倍晋三首相に辞意を伝えていたことが分かった。同党関係者が30日明らかにした。首相は谷垣氏を留任させたい意向だが、職務復帰のめどが依然立っておらず、交代も視野に最終判断する。内閣改造では、公明党の石井啓一国土交通相の留任が固まった。

 自民党関係者によると、谷垣氏は16日に東京都内でサイクリング中に転倒し、頸髄(けいずい)損傷で入院して間もなく、周辺を通じて首相官邸に「もう党務は続けられない。後任の人選を急いでほしい」と伝えたという。
 だが、首相サイドは谷垣氏の続投を求めて折り合わなかった。首相は総裁経験者でもある谷垣氏の安定した党運営の手腕を高く評価しており、留任が固まっている麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官と並び、政権の要と位置付けている。
 このため首相周辺では、谷垣氏が8月3日の改造・党人事までに職務復帰できなくても、9月召集予定の臨時国会までにけがから回復することを見込んで、それまでは細田博之幹事長代行に職務を委ねる案も浮上している。 
 ただ、複数の政府・自民党幹部によると、谷垣氏はけがから2週間たった今も安静状態で、退院も見通せない状況だ。谷垣氏周辺は首相の続投要請を「受け入れないだろう」と指摘しており、首相は難しい判断を迫られる。
 一方、公明党の山口那津男代表は、石井国交相留任を首相に求める意向を固めた。8月1日の与党党首会談で伝えることにしており、首相も受け入れる方針だ。(2016/07/30-16:18)

1329名無しさん:2016/07/31(日) 14:53:57
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160729-00049298-gendaibiz-bus_all
山崎拓がいま明かす、「小泉純一郎総理誕生秘録」
現代ビジネス 7月29日(金)11時1分配信

 「私は議員になってからずっと、衆議院手帖に首相をはじめ閣僚らと交わした会話、相手の様子などを細かく要領筆記していた。これらのほぼ正確な事実は、同時に近現代政治における生の資料になると考え、ここに『秘録』として公開することにした」

 当選12回。自民党政調会長、幹事長、副総裁などを歴任した重鎮・山崎拓氏が、その歩みを記した『YKK秘録』が発売された。YKK誕生の舞台裏、加藤の乱の真実があますところなく綴られたこの書の中から、小泉純一郎総理誕生秘話に触れた部分を公開する――。

変人宰相の圧勝劇
 2001年3月13日13時、日本武道館で行われた自民党大会。古賀誠幹事長から党情報告が行われ、「危機感をもって党再生に取り組む」と述べたが、森喜朗総裁は、「前倒し総裁選挙を行う」と述べ、事実上の退陣表明が行われた。

直ちにポスト森の動きが始まった。経世会(平成研究会)は、森後継に野中広務を推す動きも見られたが、橋本龍太郎元首相を推す動きが主流となりつつあった。

明くる日の18時30分、私は議員会館の田中眞紀子の部屋を訪ねた。小泉純一郎擁立に助勢を頼むと、思いがけなく「大賛成」とのことだった。

21日、早くも「ポスト森に小泉氏意欲」というニュースが出始める。翌日、私は近未来政治研究会総会を開き、「昨秋は加藤の乱で迷惑をお掛けする結果になったが、党再生のために思い切った行動を取るのでもう一度ついて来てもらいたい。新総裁に、今度は小泉純一郎を推したい」と言った。一同粛然として反対の声はなかった。

26日、氏家齊一郎氏の仲介で中曽根康弘元首相とお会いした。場所は日本テレビ本社「四阿」だ。中曽根元首相の話は、列挙するとこうだった。

 一、自民党は空前の危機に直面している。公明党と連立しておかしくなった。目の覚めるようなオペレーションが必要だ。
二、森首相は辞めると肚が決まってから、総理らしい風格が出てきた。上野公成官房副長官を通じ、アーミテージレポートを読むようにアドバイスした。
三、自民党総裁選は、小泉純一郎君が出るか出ないかが焦点。野中広務君はたぶん出ないだろう。子分がいない。

 四、その点、青木幹雄君は顔に深みがある。則天去私の心境のようだ。
五、日本の総理大臣は代わり過ぎる。昭和9年から16年にかけて8人も総理大臣が代わったことがある。その時は支那事変をめぐって対立が生じた。その時と比べると、今の政権交代劇は原因が軽い感じだ。

 このことについて私から、「三角大福中はレベルが高く責任感が強かった」と発言したところ、中曽根元首相の答えはこうだった。

 六、われわれの世代は戦争経験を持っている。国家が体中に入っている。だから責任感がある。

1330名無しさん:2016/07/31(日) 14:57:21
>>1329

橋本に勝てないことはわかっているが、必ず立つ
 28日は、銀座「吉兆」にて青木から総裁選についての派内事情を聞く。青木からは、概略以下のような話があった。

 「経世会(平成研)は現時点では白紙である。野中は出さない方針だが、小泉が出るなら対抗して出るのを止められない。(小泉が)出ないなら責任をもって止めるつもりだ。小泉はたしかに参院選の顔になりうるが、郵政関係600万票が逃げる。小泉は郵政事業民営化の主張を引っ込められるか。個人的には、橋本元首相の再登板で挙党一致内閣は可能だと思う」

 私からは多くは言わず、「小泉の出馬の意思は固いようだ」とだけ伝えた。おそらく、そう思っていたであろう青木も、何としても止めてくれとは口にしなかった。

 翌日、赤坂の料亭「たい家」で大島理森国対委員長と会う。総裁選に小泉が出るなら応援するとの言質を取ることができた。

 そうした下交渉を進めたうえで、30日、近未来政治研究会四〜五期生が集まり、小泉出馬要請を再確認した。その夜、帝国ホテル1509号室にYKKが集った。小泉曰く、

 「経世会は、僕の出馬意思が固いので困っているようだ。橋本内閣が再び実現すれば、官房長官か幹事長にならないかと言ってきた。森内閣の時に官房長官を引き受けなかったのに、橋本内閣で引き受けるわけにはいかない。橋本に勝てないことはわかっているが、必ず立つ。

 清和会は森さんを含め全員賛成してくれている。負ければ一人でも党を割る。もしYKK3人で離党すれば、自民党は終わりになる。その時は新党を結成しよう。自民党は参院選に大敗し、年内総選挙に追い込まれるよ」

 加藤は、小泉の言葉に乗り、「新党結成資金は僕が作る」と息巻いたが、私の意見は少し違っていた。「負けると決まっているわけではない。勝てるような気がする。国民が味方するよ」と小泉の背中を押した。

「自民党をぶっ壊す」の真意
 4月9日20時、赤坂の割烹「もりかわ」で実践倫理宏正会の上廣榮治会長および亀井静香自民党政調会長と3人で会食した。

 付き合いの古い両人は、お互いに遠慮のない物言いをしていたが、亀井が、「景気回復のため30兆円の公共投資が必要だ」と強弁し、「その実行のため総裁選に立つ」との意欲を言い立てるのに対し、上廣会長は冷静に、「成算なき政争事は避けるべきだ」とたしなめていた。しかし、亀井の出馬への意思は固かった。

 12日11時、自民党本部8階「リバティクラブ」でいよいよ自民党総裁選挙立候補受け付けが始まった。

立候補者は届け出順で麻生太郎、橋本龍太郎、亀井静香、小泉純一郎の4人だった。それぞれ20人の推薦人がついたが、小泉候補の推薦人は山崎拓、亀井善之、甘利明、渡海紀三朗、平沢勝栄、田中和徳、山内俊夫、塩川正十郎、三塚博、中村正三郎、伊藤公介、清水嘉与子、中島啓雄、加藤紘一、谷垣禎一、中谷元、岸宏一、岩崎純三、釜本邦茂、以上山崎派7人、森派7人、加藤派5人、これにプラスして異色の田中眞紀子が名を連ねた。

 亀井静香も、推薦人代表に御大・中曽根康弘元首相を戴き、背水の陣で臨んだが、下馬評は事実上、橋本龍太郎・小泉純一郎の一騎討ちの情勢だった。

 翌13日、橋本本命で揺るがなかった総裁選の流れがガラッと変わる。自民党本部8階ホールで行われた総裁選挙立ち会い演説会で、小泉候補は、「自民党をぶっ壊す」という過激な表現で、解党的出直しを訴えた。

 私には、小泉の言う「自民党をぶっ壊す」とは、田中角栄政権以来30年にならんとする経世会(旧田中派)支配を打倒する意味だと理解できたし、また持論である郵政民営化の必要性を力説したが、これも「郵貯資金→財投会計→公共事業ルート」に巣くう政官財癒着の構造を壊すという意味だと理解していた。

これを機に、一挙に国民を巻き込んでの小泉フィーバーが起こる。15日に渋谷駅前で行われた街頭演説には、一万人を超える聴衆が交差点を埋め尽くした。街宣車に上がったのは、小泉純一郎、加藤紘一、私のYKK3人と田中眞紀子だった。田中は、応援演説の中で、

 「小泉純一郎は変人、梶山静六は軍人、小渕恵三は凡人」

と人物評を行ったが、勢い余って小渕のことを“お陀仏さん”と言ったので、マスコミからも攻撃を受けることになった。渋谷駅周辺は完全な交通麻痺となり、交通警察が街宣車に怒鳴り込んできた。私は、その対応にてんてこ舞いさせられた。

1331名無しさん:2016/07/31(日) 14:59:18
>>1330

圧勝の果てに
 その夜は、加藤と赤坂の焼肉屋「一龍」で食事をした。加藤は、「小泉が敗れれば、直ちに新党を結成しよう」と張り切っていたが、あくまで小泉劣勢の情勢判断をしていた。そこで私から、

 「今度の総裁選は、古賀誠幹事長の英断で、予備選挙では地方の県連票で1位になった候補が、勝者総取り方式で3票を獲得することになった。地方で人気のある小泉に有利ではないか」

と小泉有利論をぶった。

 4月19日、小泉が加藤とともに来福し、10時半から岩田屋デパートZサイド前の広場で街頭演説。私の地元なので、集まった大群衆の前で、「自分がもし当選できたら、拓さんを軸に新政権を作るつもりだ」とリップサービスしてくれた。

翌20日夜、ホテル西洋銀座の一室で渡邉恒雄氏、氏家齊一郎氏ご両人と会食した。2人ともマスコミ界の重鎮であるがゆえ、情報が早く、そして正確だ。「小泉の大勝利は疑いのないところだが、暴走政権にならないよう、盟友としてコントロールを怠るな」という忠告だった。

 22日14時30分、党本部でYKKが顔を合わせた。小泉は微塵も疲れを見せない。全国遊説の反応がすこぶる良いので気宇壮大になっていると思われた。事実、演説会は街頭であれ、建物内の会場であれ、数千人のにわか小泉ファンが集まり、超満員だった。

この勢いを見て、立候補していた亀井は予備選挙の段階で降り、本戦には出なかった。

23日0時30分、小泉より電話があり、その前夜、中曽根元首相と秘密会談した内容を知らせてくれた。それによると中曽根氏は、

 「君の勝利は疑いない。財政再建は急務である。井上準之助の財政政策を範とすべきだ。政権運営は山崎君を頼りにしろ」

 というような話をされた由。小泉は私に、「僕は、君だけを頼りにしている」と言ってくれた。私は、豊臣秀吉に対する黒田官兵衛のような心境になっていた。

 24日13時、自民党両院議員総会で総裁選挙の投票が行われた。開票結果は、

 小泉純一郎 298票(議員票175票、県連票123票)
橋本龍太郎 155票(議員票140票、県連票15票)
麻生太郎 31票(議員票31票、県連票0票)

 文字通り、小泉が圧勝した。小泉総裁は直ちに党三役を指名し、私が幹事長に、政調会長に麻生太郎、総務会長に堀内光雄が就任した。

1332名無しさん:2016/07/31(日) 15:01:15
>>1331

「精神安定剤になってほしい」
 2日後に行われた組閣では、外務大臣に田中眞紀子が抜擢された。前夜、森喜朗より電話があり、

 「田中眞紀子が『内閣官房長官にしろ』と小泉首相にねじこんでいるので、阻止しろ。もっと軽いポストにしないと、すぐに内閣が潰れかねないぞ」

という警告を受けていた。小泉首相に電話すると、「官房長官にはしないが、外務大臣ぐらいにはしないと収まるまい」と言ったので、「まあ、やむをえないかなあ」と言った。

 わが派から武部勤が農林水産大臣に起用されたが、まず順当なところと考え、入閣待望組だった同志たちは、党の役職に就けることで収めることにした。29日23時、小泉首相より電話があり、

 「時々官邸か公邸に訪ねて来てくれ。精神安定剤になってほしい」

と言われた。

 私は、やや我田引水的に言えば、2014年放映のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』の主役・黒田官兵衛的な役割を果たしてきたと思う。

宮澤政権時には建設大臣となり、宮澤総理・加藤官房長官と渡辺副総理とのリエゾン(連絡調整)役を演じた。細川政権時には、細川・渡辺秘密会談の黒子をやった。村山政権時には自民党国対委員長として自・社・さ政権の国会運営を担当し潤滑油となった。橋本政権の誕生には触媒の役割を果たしたと思うし、小泉政権の誕生にも同様の役割を果たしたと思う。

また、橋本政権では自民党政調会長として自・社・さ政権の政策調整を辛抱強くやり、小泉政権では自民党幹事長として公明党冬柴鐵三幹事長・保守新党二階俊博幹事長と共に三幹時代を築いた。

 私は今、政治の第一線から身を引いて、大学で教鞭を執ったり、評論活動を行ったりしているが、テーマは結局、外交・安保のジャンルに偏っている。現役時代は自民党きっての国防族といわれ、PKO協力法やイラク特措法等々の成立に血道を上げたが、今になって加藤紘一の憲法九条改正反対論には共鳴しないまでも、一定の理解を示す心境になっている。理の当然だが、平和ほど尊いものはないということに尽きる。

山崎拓

1333とはずがたり:2016/07/31(日) 16:45:51
誰が軽症やねん(;´Д`)

「谷垣氏、会話できる状態でない」人事に影響大
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160730-00050104-yom-pol
読売新聞 7月30日(土)20時16分配信

 安倍首相が8月3日に行う内閣改造・自民党役員人事を巡り、入院中の谷垣幹事長が「党務の継続は難しい」との意向を首相側に伝えたことは、首相の人事構想に大きな影響を与えそうだ。

 首相は政権運営の要である谷垣氏の続投を望んでいるが、谷垣氏のけがの回復にはなお時間がかかる見通しだ。首相は谷垣氏の回復具合を見極める考えだが、構想の修正を迫られる可能性が出てきた。

 「内閣改造前に幹事長と首相が相談するのは、ある意味当然ではないか」

 菅官房長官は29日午後の記者会見でこう述べ、8月3日までに首相と谷垣氏が直接面会するか、電話で会談するとの考えを示した。だが、谷垣氏側は「当面安静が必要で、会話できる状態ではない」として、電話会談を含め、接触に否定的だ。

1334名無しさん:2016/07/31(日) 22:50:37
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072500562&g=pol
橋本会長、26日選出=参院自民、無投票の公算

 自民党は26日、溝手顕正参院議員会長の任期満了に伴う会長選を告示する。出馬の意向を固めている橋本聖子元外務副大臣(51)以外に立候補の動きはなく、無投票で選出される公算が大きい。同党は所属参院議員による特別議員総会を29日に開き、会長人事を正式に決定する。
 橋本氏は比例代表選出で当選4回。2012年12月の政権復帰後には参院自民党の政審会長を務めた。政界に入る前にはスピードスケート選手として知られ、1992年アルベールビル冬季五輪の女子1500メートルで銅メダルを獲得している。 
 橋本氏は会長選出後、参院執行部の人事に着手する。参院幹事長には吉田博美参院国対委員長(67)、吉田氏の後任には松山政司参院議院運営委員長(57)をそれぞれ起用する人事案を29日の特別議員総会で示す方針だ。
 自民党は参院議長に伊達忠一参院幹事長(77)を推す方向で調整しており、伊達氏は8月1日召集の臨時国会初日の参院本会議で選出される見通し。ただ、伊達氏の人事に対しては、当選回数が3回と歴代議長と比べ少ないなどの理由で党内から異論が出ており、調整はぎりぎりまで続くとみられる。(2016/07/25-16:27)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072500580&g=pol
入閣待機組、安倍首相に提言=人事前に存在感アピール

 自民党の有志議員でつくる「アベノミクスの完遂を強力に支える会」のメンバーが25日、安倍晋三首相を首相官邸に訪ね、10兆円規模の補正予算編成など経済政策の提言を手渡した。来月上旬の内閣改造・自民党役員人事を前に存在感をアピールする狙いがあるとみられる。
 首相と面会したのは、同会呼び掛け人の棚橋泰文幹事長代理、松本純政調会長代理、田中和徳国際局長、宮腰光寛選対副委員長。棚橋氏を除く3人は閣僚経験のない「入閣待機組」。首相が山梨県で静養中の19日には菅義偉官房長官に同じ申し入れを行っており、猟官運動の一環との見方が出ている。 (2016/07/25-16:43)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072500748&g=pol
自民入り平野氏、4野党批判

 自民党に入党した平野達男参院議員は25日、盛岡市の党岩手県連で記者会見し、参院選で共闘した民進、共産、社民、生活の4野党について「政策の枠組みにかなり違いがある。今の枠組みではその先がなかなか見えにくい」と批判した。
 平野氏はかつて、旧自由党と旧民主党で生活の党の小沢一郎代表と行動を共にしていた。今回の自民入党について「(野党4党と自身の)政策的違いを明らかにするため決意した」と説明した。(2016/07/25-19:39)

1335名無しさん:2016/07/31(日) 22:51:20
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016073100190&g=pol
岸田外相留任で調整=谷垣氏処遇、1日にも判断-安倍首相

 安倍晋三首相は、3日に行う内閣改造で、岸田文雄外相(59)を留任させる方向で調整に入った。近隣アジア諸国やロシアなどとの間で山積する懸案の解決に向け、外交の継続性を重視する考えとみられる。一方、自民党役員人事では、けがで入院している谷垣禎一幹事長の処遇について1日にも最終判断する。複数の政府・自民党幹部が7月31日明らかにした。
 首相は、政権中枢を担う麻生太郎副総理兼財務相(75)と菅義偉官房長官(67)を続投させる意向を既に固めている。政権復帰以来「安倍外交」の推進役を務めてきた岸田氏も留任させることで、内閣の骨格を維持したい考えだ。
 アジア外交をめぐっては、中国との間で東・南シナ海問題が引き続き懸案となるほか、北朝鮮の核・ミサイル開発への対処も求められる。また、元慰安婦支援のため韓国が設立し、日本が約10億円を拠出する財団を軌道に乗せることやソウルの日本大使館前の少女像撤去も課題だ。
 日ロ関係で首相は、9月の極東ウラジオストクでの首脳会談や、プーチン大統領の年内訪日を成功させ、北方領土問題の進展を狙う。11月の米大統領選を控え、日米同盟の深化も重要性を増しており、岸田氏に継続して取り組んでもらう考えだ。
 一方、谷垣氏は自転車で転倒して頸髄(けいずい)を損傷し、職務復帰のめどが依然立っていない。谷垣氏は既に首相に辞意を伝えており、これまで続投を望んできた首相は、交代に踏み切るかどうか慎重に判断する。 
 谷垣氏が9月召集の臨時国会までに復帰が見込める場合、細田博之幹事長代行(72)に臨時に職務を委ねる案がある。交代の場合は、細田氏の昇格や他のベテラン議員の起用などが取り沙汰されている。(2016/07/31-21:34)

1336とはずがたり:2016/08/01(月) 17:02:18
自民党 総務会長に細田氏の起用が内定
http://news.livedoor.com/article/detail/11834880/
2016年8月1日 16時35分 日テレNEWS24

 自民党の役員人事を巡り、安倍首相は、ケガで入院中の谷垣幹事長を交代させ、後任に二階総務会長を起用する意向を固めた。総務会長の後任には細田幹事長代行を起用することが内定した。

 安倍首相は1日午前、首相官邸で二階総務会長と会談した。正式に幹事長就任を要請したものとみられる。二階氏はこれまで、自民党総裁任期の延長を主張するなど安倍首相を支える姿勢を鮮明にしてきた。

 これに伴って、二階氏の後任の総務会長には安倍首相の出身派閥・細田派会長の細田幹事長代行を起用することが内定した。また、高村副総裁の留任も固まった。

 内閣改造では、外交の継続を重視する観点から岸田外相の留任が内定した。さらに、参院選の指揮をとった茂木選挙対策委員長と、安倍首相に近い稲田政調会長を重要閣僚で処遇する方向。石破地方創生担当相にも閣内残留を求めている。また、公明党から入閣している石井国土交通相は留任の方向。

1337チバQ:2016/08/01(月) 20:48:29
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160801/plt1608011700005-n1.htm
自民“激震”人事 谷垣氏交代“二階幹事長”の波紋 「権力バランス」に影響か

2016.08.01

 安倍晋三首相が3日に断行する内閣改造・自民党役員人事で、頸髄(けいずい)損傷で入院中の谷垣禎一幹事長を交代させ、二階俊博総務会長を幹事長に起用することを決めた。安倍首相は1日午前、官邸で二階氏と会談し、正式に幹事長就任を要請した。二階氏も受諾した。「大物幹事長」の誕生で、政権与党の権力バランスに激震が走りそうだ。

 二階氏は衆院当選11回で、運輸相や経産相、党国対委員長などを歴任した。党内屈指の実力者で、安倍首相の信頼が厚いとされる。

 百戦錬磨の二階氏は、安倍首相の総裁任期延長に前向きだ。安倍首相は2018年9月に総裁としての任期満了を迎えるが、自民党内には、20年東京五輪を見据えて、2年程度延長する案が浮上している。

 当初から幹事長候補といわれた二階氏だが、党内には「二階氏は剛腕のため、官邸は『二階幹事長』は避けるだろう」(ベテラン議員)との見方も強かった。

 安倍政権は発足以来、官邸の力が強く、党の力が弱い「政高党低」といわれてきたが、大物・二階氏の就任で「政権内の力学」が変化するのは避けられそうにない。

 内閣改造にも、影響がありそうだ。

 現時点で、麻生太郎副総理兼財務相と、菅義偉官房長官の留任が固まっている。幹事長候補と報じられた岸田文雄外相も留任する見通し。このほか、稲田朋美政調会長や、茂木敏充選対委員長の入閣が有力視されているが、電撃人事があり得るのか。

1338チバQ:2016/08/01(月) 20:49:08
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186850

入院中の谷垣幹事長交代 後任は財政出動派の二階総務会長


2016年8月1日







幹事長就任を受け入れた二階俊博氏(C)日刊ゲンダイ
幹事長就任を受け入れた二階俊博氏(C)日刊ゲンダイ

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 3日に行われる内閣改造・自民党役員人事。ケガで入院中の谷垣幹事長が留任するのか、それとも交代するのかが最大の焦点となっていたが、「交代」が決まった。安倍首相は幹事長に二階俊博総務会長を充てることを決め、1日午前、官邸で会談。二階氏は幹事長就任を受け入れた。

 安倍首相のホンネは谷垣氏の続投だった。すでに菅官房長官と麻生財務相は留任が固まっており、谷垣続投で内閣と党の骨格を動かさず、政権の安定を優先させる意向だった。

 ところが谷垣氏がサイクリング中の転倒事故で入院。頚髄を損傷し、復帰のメドが立たないとして、谷垣氏が安倍首相に辞意を伝えていた。

 二階氏は参院選直後の先月19日、唐突に2018年9月までの安倍首相の党総裁任期の延長について言及。

「余人をもって替え難しという状況が生まれてくれば、対応を柔軟に考えていくのは大いに検討に値する」と語り、露骨な“猟官運動”ともみられていた。

 国土強靱化を先頭に立って進めてきた二階氏は、公共事業推進の財政出動派。2日にも空前の28兆円超の経済対策を発表する安倍首相といいコンビか。

1339チバQ:2016/08/01(月) 20:49:53
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100722&g=pol

安倍首相、二階氏の幹事長起用で安定重視=任期延長めぐり党内警戒も-自民人事













自民党役員会に向かう二階俊博総務会長=1日午後、国会内

 安倍晋三首相(自民党総裁)が、入院中の谷垣禎一幹事長の続投をあきらめ、後任に二階俊博総務会長を充てる方針を決めた。公明党とパイプが太く、調整力に定評がある重量級を党の要に据え、引き続き安定的な政権運営を図るのが狙いだ。残り2年となった首相の党総裁任期延長に向けた布石との見方もあり、党内には警戒感も出ている。
 二階氏は1日、首相と官邸で二人きりで約20分間、会談した。二階氏はこの後、「党のこと(人事)はまだこれからだ。日を改めてとなる」と記者団をけむに巻いたが、首相と人事構想を話し合ったとの観測が一気に広がった。
 自転車で転倒し負傷した谷垣氏の早期復帰が困難視される中、幹事長ポストには岸田文雄外相も取り沙汰されていた。ただ、ある閣僚は「最初から二階さんが一番良いと思っていた」と指摘。「岸田幹事長」になれば、「ポスト安倍」レースが動きだすとして「党内バランスがおかしくなる」と語った。閣僚経験者も「岸田幹事長では石破茂地方創生担当相と(次期総裁をめぐる)戦争が始まる」と述べ、党内の不安定化に懸念を示した。
 二階氏は昨年の総裁選で首相支持をいち早く打ち出し、無投票再選の流れをつくった。安全保障関連法など重要政策も、官邸と連携しながら党内を取りまとめてきた。国会対策の経験や党内外の人脈が豊富で、秋の臨時国会から本格化する憲法改正論議でも調整役が期待されそうだ。
 総裁任期は党則で2期6年までと規定され、2018年9月で任期満了となる。二階氏は先の参院選後、任期延長は「あってもいい」と容認する考えを示していたこともあり、任期延長に向けた議論が加速化する可能性もある。石破派議員は「任期延長の布石だろう。そんな見え透いた人事をやっていいのか」と疑問視。岸田派中堅も「好き勝手にやられてしまう」と二階氏が自派の勢力拡大に動くことに警戒感を示した。
 一方、公明党の山口那津男代表は1日、二階氏について「わが党と大変長い交流がある。コミュニケーションを取れると期待している」と記者団に語った。(2016/08/01-18:57)

1340チバQ:2016/08/01(月) 20:50:17
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100613&g=pol

二階幹事長、細田総務、茂木政調=稲田氏入閣-安倍首相、3日改造・自民人事













自民党役員会に臨む(左端2人目から)細田博之幹事長代行、安倍晋三首相、高村正彦副総裁、二階俊博総務会長、橋本聖子参院議員会長=1日午後、国会内

 安倍晋三首相は、3日の内閣改造・自民党役員人事で、けがで入院中の谷垣禎一幹事長の後任に二階俊博総務会長(77)、総務会長に細田博之幹事長代行(72)、政調会長に茂木敏充選対委員長(60)をそれぞれ起用する方針を固めた。高村正彦副総裁(74)は留任させる。また、稲田朋美政調会長(57)は入閣させる方向で検討に入った。
 首相は1日の党役員会で、改造・党人事の一任を取り付けた。首相はこれと前後して、二階、細田、茂木各氏と首相官邸で相次いで面会。各ポストへの就任を要請したとみられ、残りの人事を固めるため、詰めの調整を急ぐ。
 細田氏は衆院島根1区選出で当選9回。最大派閥細田派を率い、堅実な実務能力が党内でも評価されている。現在は、頸髄(けいずい)損傷で入院した谷垣禎一幹事長の職務を肩代わりしている。
 稲田氏は衆院福井1区選出で当選4回。3期目で行革担当相として初入閣し、その後も政調会長に抜てきされた。稲田氏は、当選4回で党四役に加え、2度目の閣僚を経験することになる。首相には、「ポスト安倍」候補の一人として稲田氏を育てる狙いもあるとみられる。








自民党役員会に臨む茂木敏充選対委員長=1日午後、国会内

 茂木氏は、衆院栃木5区選出で当選8回。金融担当相などを務め、野党時代に政調会長を経験した。政権復帰後は経済産業相に就任。2014年9月に選対委員長に就き、同12月の衆院選と先の参院選で与党勝利に貢献した。
 内閣改造で首相は、麻生太郎副総理兼財務相(75)、菅義偉官房長官(67)、岸田文雄外相(59)を続投させる方針。一方、公明党の山口那津男代表は1日の与党党首会談で、石井啓一国土交通相(58)の留任を要請。首相はこれを受け入れる考えだ。 
 自民党内では、このほか入閣候補として松野博一元文部科学副大臣(53)、松本純政調会長代理(66)らの名が取り沙汰されている。(2016/08/01-19:49)

1341チバQ:2016/08/01(月) 20:52:50
5651 :チバQ :2016/08/01(月) 20:52:23 http://www.jiji.com/jc/article?k=2016073100172&g=pol

分裂自民、手痛い敗北=小池氏処分で寛容論も【都知事選】













東京都知事選で落選が確実となり、支援者らに頭を下げる増田寛也元総務相と、自民党東京都連の石原伸晃会長(右)=31日午後、東京都千代田区隼町

 自民党は31日投開票の東京都知事選で、推薦した増田寛也元総務相が小池百合子元防衛相に及ばず、保守分裂選挙で手痛い敗北を喫した。増田氏擁立を主導した党都連の石原伸晃会長らの責任が問われるのは必至だ。党に反旗を翻す形で出馬した小池氏の処分も検討するが、小池氏率いる都の新体制との関係構築を重視して寛容な対応を求める声もあり、難しい判断を迫られそうだ。


小池氏の処分検討=「反党行為は事実」-自民・下村氏

 石原氏は31日夜、増田氏の事務所で支持者らに「完敗だった。力不足で申し訳ない」と陳謝したが、自らの進退には言及しなかった。同党の茂木敏充選対委員長は「都民の審判を謙虚に受け止めたい。新知事には、都政の混乱を一日も早く収拾し、課題の解決に力を尽くしていただきたい」とのコメントを発表した。
 自民、公明両党は増田氏をそろって推薦し、徹底した組織選挙を展開。自民党都連は、親族を含め小池氏を支援した場合は除名などの処分対象にするとの文書を出し、締め付けを図った。
 しかし、小池氏はこうした圧力を逆手に取って改革姿勢を前面に出し、与野党支持層や無党派層から幅広く支持を獲得。自民党からは若狭勝衆院議員や一部区議らが公然と小池氏を応援し、党の締め付けは裏目に出た。
 自民党の下村博文総裁特別補佐は31日の民放番組で、小池氏や応援者の処分について「党紀委員会などできちんと議論する必要がある」と述べた。党内には「勝ち負けに関係なく除名にすべきだ」との強硬論が出ている。
 一方、2020年の東京五輪・パラリンピックや少子高齢化対策など重要政策で都と連携していくため、除名など厳しい処分を避けるべきだとの意見もある。増田氏を応援した国会議員からも「国と都はこれから一緒にやっていかなければならない」「今後の小池氏の対応次第だ」といった声が上がる。
 安倍晋三首相は今回、増田氏への支援を呼び掛けるビデオメッセージを寄せたものの、街頭での応援は見送った。敗北のダメージを最小限にとどめ、小池都政との全面対立を避けたいとの思惑があるとみられる。 (2016/07/31-22:01)

1342チバQ:2016/08/01(月) 20:54:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160801-00000530-san-pol

閣僚辞任の甘利明氏、約半年ぶりに国会復帰 自民党代議士会で「ご迷惑おかけした」と陳謝

産経新聞 8月1日(月)14時23分配信



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閣僚辞任の甘利明氏、約半年ぶりに国会復帰 自民党代議士会で「ご迷惑おかけした」と陳謝


第191臨時国会の衆院本会議を終え、安倍晋三首相にあいさつする甘利明前経済再生担当相(右)=1日午後、国会(斎藤良雄撮影)(写真:産経新聞)


 1月に現金授受問題の責任をとって閣僚を辞任し、その後「睡眠障害」として国会を休んでいた自民党の甘利明前経済再生担当相が1日、約半年ぶりに国会に姿を見せた。甘利氏は党代議士会に出席し、「大変なご心配とご迷惑をおかけした」と陳謝した。

 甘利氏は、道路新設工事をめぐる千葉県の建設業者と都市再生機構(UR)との補償交渉に関し、あっせん利得処罰法違反罪などで刑事告発されていたが、東京地検特捜部は不起訴処分としていた。7月には東京第4検察審査会も「不起訴相当」と議決した。

 甘利氏は代議士会で「心が折れそうにあることが何度もあったが、私を信じ支えていただいた皆さんのおかげで乗り切ってくることができた」と謝意を述べた。

 また、「不起訴相当」の議決に触れ、「私が辞任会見以降、ずっと申し上げてきた事実関係が理解されたものと思っている」と指摘。同審査会が元秘書2人の告発内容の一部について「不起訴不当」としたことを念頭に「引き続き捜査の上で、もう一度判断を求めることになった。推移を見守っていきたい」と述べた。

1343チバQ:2016/08/01(月) 21:30:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160801-00000080-mai-pol
<自民>党内ににらみで二階幹事長 安倍総裁任期延長視野か

毎日新聞 8月1日(月)21時28分配信


<自民>党内ににらみで二階幹事長 安倍総裁任期延長視野か

毎日新聞 8月1日(月)21時28分配信

 安倍晋三首相(自民党総裁)が1日、自民党の谷垣禎一幹事長(71)の後任に二階俊博総務会長(77)の起用を決めたのは、二階派の会長を務める重鎮で、首相は党内ににらみを利かせる役割を期待したためだ。党内では、2018年9月までの総裁任期の延長を視野に入れた人事ではないかという見方も出ている。

 当初は岸田文雄外相(59)の幹事長説も取りざたされたが、政府関係者は1日、二階氏の起用を「重量級だ。首相は安定感を求めたのではないか」と解説した。二階氏は14年9月から総務会長を務め、安全保障法制の整備や、消費税率10%への引き上げ再延期について、首相の意向に沿って党内の反発を抑える役回りを演じてきた。二階氏周辺は「首相は党内の異論を抑える役割を期待しているはずだ」と語る。

 7月の参院選後、二階氏は記者会見でいち早く首相の総裁任期延長を容認する考えを表明した。総裁任期は党則で連続2期6年までと定められており、任期延長には党則変更が必要になる。12年12月の第2次安倍政権発足後、国政選挙で勝利を重ねた首相は任期延長を視野に入れているとみられており、二階氏の発言は、その環境整備という受け止めもある。党幹部は「二階氏が選挙後すぐに任期延長論を出したのはうまかった」と分析する。

 二階氏は首相からの幹事長就任の打診を即答で受け入れた。首相は、谷垣氏の続投を断念せざるを得ない状況を想定し、後任を二階氏に頼むと事前に伝えていた可能性がある。

 「ポスト安倍」候補の1人である岸田氏を幹事長につけなかったことで、当面は党執行部の世代交代が進まない。石破茂地方創生担当相(59)が率いる石破派に所属する衆院議員は「首相の二階氏起用は任期延長を見据えているのだろう。そんなことは許されない」とけん制した。

 二階氏は1993年に自民党を離党し、生活の党の小沢一郎代表らと行動をともにしたこともあるが、04年に復党した。その後は、第1次、第2次安倍政権を通じて、国対委員長や総務会長などの要職に就いてきた。財政再建を重視する谷垣氏とは対照的に、公共事業を重視する国土強靱(きょうじん)化を主張し、財政出動に積極的だ。このため、政府筋からは「二階氏の起用は劇薬になり得る」との声も出ている。

 二階氏の後任の総務会長に就任する細田博之幹事長代行(72)は、首相の出身派閥の細田派会長で、首相と近い。過去には総務会長、幹事長、官房長官など要職を歴任しており、二階氏とともに党を抑えることになりそうだ。

 政調会長に起用される茂木敏充選対委員長(61)は、野党時代に政調会長を務めた経験がある。第2次安倍政権で経済産業相を務めるなど首相の信任が厚く、政策通の一人だ。4月の衆院北海道5区補選や7月の参院選で自民党を勝利に導いた手腕も評価されたとみられる。【水脇友輔、樋口淳也】

1344チバQ:2016/08/01(月) 21:30:38
 ◇幹事長留任崩れる 首相と谷垣氏、すれ違い

 安倍晋三首相は政権基盤の安定のため自民党側で政権を支えてきた谷垣禎一幹事長の続投を強く望んでいた。谷垣氏留任のシナリオが崩れ、最終局面で「二階俊博幹事長」に切り替わった背景には、首相と谷垣氏双方にコミュニケーションの「すれ違い」があったようだ。

 7月の参院選を含め4回連続で国政選挙を勝利した首相だが、長期政権を築くためには安定した政権基盤が不可欠との意識が強い。政権の骨格を維持する方針は早々に決めていた。閣内では麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、党役員では谷垣氏と二階総務会長を残し、安定感をアピールする算段だった。

 しかし、先月16日に谷垣氏がサイクリング中に転倒事故を起こし、状況は一変した。自民党は谷垣氏のけがを当初、軽傷と説明したが、同26日になって頸髄(けいずい)を損傷し、手術を受けていたことを公表した。

 谷垣氏は事故直後、周辺を通じて「幹事長職を全うできない」と辞意を首相に伝えたが、谷垣氏続投を軸に人事構想を練っていた首相は慰留を試みた。「首相は説得をあきらめていない。週明けに最終判断する」(政府関係者)などギリギリまで説得を続けた。

 実は谷垣氏は31日、周辺に「幹事長職を全うできないとは申し上げたが、幹事長は総裁(首相)の要請を断るわけにはいかない」と続投受け入れをほのめかしていた。しかし、首相は同日、谷垣氏説得を断念し、二階氏に幹事長就任を打診した。微妙な時間差による行き違いが組閣直前の方針転換につながった。

 首相は「見舞い」名目で病院を訪れ、谷垣氏に直接意向を確認するつもりだった。菅長官も記者会見で「ものごとを進めていくには、そういうことは常識ではないか」と語っていたが実現しなかった。関係者によると、首相と谷垣氏はメールや周辺を通じて意思疎通をしていたが、直接言葉を交わすことはなかった。間接的な接触が続くなか、首相はタイムリミットを迎えたと考え、決断に至った。【古本陽荘】

1345チバQ:2016/08/02(火) 19:00:08
http://www.sankei.com/politics/news/160802/plt1608020006-n1.html
2016.8.2 01:35更新


自民党幹事長、二階俊博総務会長が起用される訳とは 首相任期延期、改憲、安倍晋三首相との「戦略的互恵関係」
 3日の内閣改造・自民党役員人事で、党幹事長に二階俊博総務会長(77)が起用される。決め手となったのは党重鎮としての高い調整力とともに、節目ごとに安倍晋三首相を支える姿勢を鮮明にする「戦略的互恵関係」。二階氏は選挙や国会対策にも通じたベテランだが、辣腕が逆に党内の混乱を引き起こすリスクも抱える。

 「二階氏とは戦略的互恵関係だ」。首相は決断の理由を周囲にこう漏らした。歴史認識問題などの懸案を抱えながらも日中関係の発展に向け首相が唱える「戦略的互恵関係」を、二階氏との関係になぞらえた。

 首相はこれまで、けがで入院中の谷垣禎一幹事長(71)の続投にこだわってきた。安心して党運営を任せられる存在だったからだ。一方の二階氏は憲法改正では慎重姿勢が目立ち、首相とは政治手法も異なる。

 「党三役としてことあるごとに(谷垣禎一)幹事長と相談してきたので、その延長線上に考えていきたい」。1日、官邸で首相と会談後、記者団にこう語った二階氏には首相の思惑を「先読み」する政治的な嗅覚にも定評がある。首相周辺も「打ち合わせてもいないのにピタリと合わせてくる」と舌を巻くほどだ。

 平成27年9月の党総裁選で、他派閥に先駆けて二階氏率いる二階派は首相の再選支持を表明し、無投票再選の流れをつくった。先の参院選後には30年9月に切れる首相の党総裁任期の延長も「検討に値する」といち早く容認。「一番やり」を務めることで政権内での存在感を高めてきた。

 秋の臨時国会では憲法改正の議論などが待ち受ける。10月には衆院補選もある。首相は憲法改正に慎重な公明党と太いパイプを持つ二階氏に政治手腕を発揮してもらい、政治課題を乗り切る考えだ。

 一方、二階氏は5年に自民党を離党し、新進党などで小沢一郎氏を支えた過去があるが、復党後は要職を歴任。首相との距離を縮めることで発言力を高め、二階派の勢力拡大につなげている。野中広務元幹事長の復党を主導し、無所属の長崎幸太郎衆院議員らの復党も求めてきた。党内からは早くも「二階氏に関係する人は全員復党だ。影響力は谷垣氏よりも大きい」(細田派幹部)との懸念も漏れる。これに対し、政権関係者は「首相が強い求心力を維持していれば、二階氏を御することはできる」と指摘する。

1346チバQ:2016/08/02(火) 19:02:19
http://www.sankei.com/politics/news/160802/plt1608020045-n1.html
2016.8.2 18:52更新

【自民党役員人事】
国対委員長に竹下亘氏、選対委員長は古屋圭司氏が内定

 安倍晋三首相は3日に行う自民党役員人事で、国対委員長に竹下亘前復興相(69)を起用する方針を固めた。政調会長に内定している茂木敏充選対委員長(60)の後任には、古屋圭司元拉致問題担当相(63)を充てる。党関係者が2日、明らかにした。

1347チバQ:2016/08/02(火) 19:13:20
http://mainichi.jp/articles/20160802/dde/001/010/060000c
「働き方改革相」新設 石破氏閣内固辞「党内、多様な意見」



毎日新聞2016年8月2日 東京夕刊

 安倍晋三首相は3日に行う内閣改造・自民党役員人事で、閣内に「働き方改革」を担う特命担当相を新設する方針を固めた。政府は長時間労働の是正実現などを重視しており目玉ポストと位置付ける。中間層の底上げに向けた施策についても担い、1億総活躍担当相との関係についても調整している。また、松本純元官房副長官を入閣させる方向だ。


 閣外に出る意向を首相に伝えた石破茂地方創生担当相は2日の閣議後記者会見で「自分として足らざるところ、政策面で錬磨を図らなければならないところは多々あると認識している」と述べた。そのうえで「自民党には多様な意見があり、国民の強い支持をいただくことは大事だ。そのため自分がなすべきことは何なのかという思いはある」と固辞の理由を説明した。

 関係者によると、石破氏は1日に首相と国会内で会談した際、「一党員としての立場で安倍内閣を支える」と固辞したという。【田中裕之、加藤明子】

1348チバQ:2016/08/02(火) 19:15:29
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080200590&g=pol

稲田氏、防衛相起用=石原氏続投、世耕氏入閣-安倍首相、3日内閣改造













稲田朋美政調会長

 安倍晋三首相は3日、内閣改造・自民党役員人事を断行する。2日には新たに、自民党の稲田朋美政調会長(57)の防衛相起用と石原伸晃経済再生担当相(59)の続投、世耕弘成官房副長官(53)の初入閣が固まった。首相は政権の骨格は維持する考えで、残る閣僚ポストの調整を進めた。
 稲田氏の入閣は2度目。女性が防衛相に就くのは小池百合子東京都知事に次いで二人目で、女性の活躍をアピールする狙いがあるとみられる。
 世耕氏は、第1次安倍政権で首相補佐官を務めた首相側近の一人。第2次政権以降は官房副長官を務め、連続在職日数の最長記録を更新し続けている。
 内閣改造では、松本純政調会長代理(66)も初入閣。加藤勝信1億総活躍担当相(60)の留任や松野博一元文部科学副大臣(53)の初入閣が取り沙汰されている。
 麻生太郎副総理兼財務相(75)、菅義偉官房長官(67)のほか、高市早苗総務相(55)、岸田文雄外相(59)、塩崎恭久厚生労働相(65)、石井啓一国土交通相(58)はそれぞれ留任する。一方、石破茂地方創生担当相は閣外に去る。
 3日は、午前に二階俊博総務会長(77)の幹事長起用など、自民党役員人事を正式決定。午後に閣僚名簿を発表し、皇居での認証式を経て、第3次安倍再改造内閣を発足させる。 (2016/08/02-17:24)

1349チバQ:2016/08/02(火) 19:15:58
http://www.news24.jp/articles/2016/08/02/04336924.html
 3日に行われる内閣改造をめぐり、石破地方創生相が、安倍首相からの農林水産相への就任要請を断り閣外に出ることが確実になったことなどについて、舞台裏を日本テレビ政治部の青山和弘・首相官邸キャップが解説する。

 これまで安倍首相は、次の首相を狙うポスト安倍候補の議員を内閣に取り込んで、政権批判を抑えてきた。一方で石破氏は、「これまで自分は封じ込められてきた」という思いを持っていて、そろそろ安倍政権と距離を置きたいと考えていた。

 お互いの考えに溝が生まれる中、安倍首相は1日夕方、石破氏本人に電話をかけ、次の国会の焦点であるTPP関連法案の審議を抱える農林水産相として、閣内への残留を要請した。

 なぜ地方創生相の留任ではなく農林水産相だったかというと、安倍首相が地方創生相と分野がかぶる1億総活躍相という新たな目玉ポストを作ったことに石破氏が不満を持っていたため、安倍首相は新たなポストを打診した。しかし、石破氏は首を縦に振らなかった。

 電話は3〜4分の短いものだった。その中で石破氏は、安倍首相が2度目の自民党総裁に返り咲く前に5年間、主要なポストにつかない時期があったことを引き合いに出して、「自分にもそういう時間がほしい」と話したという。

 安倍首相は「残念です」と電話を切った後、周辺に対して「石破さんは、地方票では圧勝した4年前の総裁選から時計の針が止まっている」と嘆いたという。

 このことは今後、安倍政権の不安定要因となる可能性がある。例えば安倍政権が世論の批判を浴びた時などに、石破氏を中心として党内に非主流派が形成される可能性も出てくる。

 安倍首相は、こうしたことを防ぐために現在、他の人事の調整を急いでいる。もう一人のポスト安倍候補である岸田外相は留任。次世代のリーダーとして期待している稲田政調会長は、新たに防衛相で起用する方針。

 菅官房長官など7人の閣僚の留任を固めて政権の骨格を維持する一方で、約70人ともいわれる自民党内の入閣待望組にも気配りして、全体の布陣を決める考え。

1350名無しさん:2016/08/02(火) 20:18:13
石破は禅譲が考えられないから閣僚就任拒絶、
稲田は禅譲が考えられるから閣僚就任承諾。

ここまでは理解できますが、
閣内に取り込まれたままの岸田は、
総裁への道を思い描けているんでしょうか?

1351チバQ:2016/08/02(火) 21:10:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160802-00000569-san-pol
内閣改造 金田勝年予算委筆頭理事が入閣へ
産経新聞 8月2日(火)19時43分配信

 安倍晋三首相は3日の内閣改造で、自民党の金田勝年・衆院予算委員会筆頭理事(額賀派)を入閣させる方針を固めた。

 金田氏は衆院秋田2区選出。当選回数は衆院3回、参院2回で初入閣となる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160802-00000150-jij-pol
今村、鶴保氏入閣へ=内閣改造
時事通信 8月2日(火)20時45分配信

 安倍晋三首相は2日、内閣改造で今村雅弘衆院議員と鶴保庸介参院議員を入閣させる方針を固めた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160802-00000156-jij-pol
山本幸三氏入閣へ=内閣改造
時事通信 8月2日(火)20時59分配信

 安倍晋三首相は2日、山本幸三衆院議員を入閣させる意向を固めた。

1352チバQ:2016/08/02(火) 22:09:57
http://mainichi.jp/articles/20160803/k00/00m/010/101000c
内閣改造
石破氏、閣外望む 岸田氏残留で派内に不満も

毎日新聞2016年8月2日 21時27分(最終更新 8月2日 21時38分)
 石破茂地方創生担当相が3日の内閣改造で閣外に出る意向を固め、安倍晋三首相に伝えたのは、2018年9月の自民党総裁の任期切れに向け、「ポスト安倍」の布石を打つ狙いからだ。閣内で独自色を出すのは困難で、周辺から「野に下る」よう求める声が強まっていた。一方、石破氏とともに次期首相の有力候補とされる岸田文雄外相は今回も留任するため、岸田派内で「チャンスがしぼみかねない」との不満も出ている。【田中裕之、高橋恵子】

 石破氏は1日夜、周辺に「(自身が出馬した)12年総裁選は反民主党政権という大義があった。次の総裁選は簡単ではない。なぜ自分が首相を目指すのか、整理をしたい」と説明。2日の記者会見でも「政策面で錬磨を図らなければならない。エネルギー、社会保障、日本の持続可能性をどのように維持していくかを考える」と語った。

 首相と石破氏は野党時代の12年9月の自民党総裁選で対決。首相が地方票で圧倒的人気を誇った石破氏を幹事長に起用した。同年12月の政権奪還後も続投させ、14年9月からは地方創生担当相に据えていた。首相としては、地方の人気が高い石破氏を封じ込める狙いもあったとみられる。

 これに対し、石破派には「飼い殺しだ。閣外で自由に発言すべきだ」(中堅議員)との不満が高まっていた。首相が今回の党役員人事で総裁任期の延長を容認した二階俊博総務会長を幹事長に起用することにも、「言うことを聞く人だけが出世する」との反発も出た。財政規律派の石破氏は、首相が決定した来年4月の消費増税の再延期にも懐疑的だったとされ、路線の違いも決断につながったとみられる。

 ただ、石破氏は無役となる見通しで、求心力を失うリスクも伴う。自民党関係者は「無役に耐えられるのか」と指摘。「非安倍勢力」の結集を警戒する首相周辺からは「改造のたびに話題を振りまくが、閣外に出れば存在感はない」とけん制する声が出ている。首相との対立に発展する恐れもあり、石破氏は大きなかけに出たと言えそうだ。

 一方、岸田氏は2日の記者会見で「人事は首相が判断するもので、コメントは控えたい」と述べるにとどめた。首相は官邸主導の外交を強めており、岸田派幹部は「閣内で埋没しかねない」と懸念。石破氏の決断に対し、「アベノミクスや党運営への反発、いろんな受け皿になるだろう。巻き返された」(若手衆院議員)との焦りも漏れた。

 入閣待機組には「岸田氏が閣外に出ないとポストが回ってこない」との不満もあり、派内の結束も課題になる。閣僚経験者の一人は「総裁任期がどうなろうが、次回総裁選に石破氏は必ず出る。岸田氏は首相からの禅譲しか道はないのではないか」と語った。

1353チバQ:2016/08/02(火) 22:10:43
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160802/k10010619041000.html
内閣改造 新たに山本公一氏など5氏 入閣の方向で調整
8月2日 21時09分
内閣改造 新たに山本公一氏など5氏 入閣の方向で調整
動画を再生する
安倍総理大臣は3日行う内閣改造で、防衛大臣に自民党の稲田政務調査会長を、経済産業大臣に世耕官房副長官を起用する方針を固めました。さらに、自民党の山本公一元総務副大臣、今村雅弘元農林水産副大臣、山本幸三元経済産業副大臣、金田勝年元外務副大臣、鶴保庸介参議院政策審議会長が入閣する方向で調整が進められています。
安倍総理大臣は3日午前に自民党役員人事を行ったあと、午後に臨時閣議を開いて、閣僚の辞表を取りまとめたうえで、組閣本部を設置し、内閣改造を行うことにしています。
安倍総理大臣は、党役員人事で、谷垣幹事長の後任に二階総務会長を充てるなど、党三役を固めたほか、内閣改造ではこれまでに、麻生副総理兼財務大臣、菅官房長官、岸田外務大臣ら主要閣僚に加え、高市総務大臣、塩崎厚生労働大臣らを留任させ、内閣の骨格をほぼ維持する方向で調整を進めています。
こうした中、安倍総理大臣は、新たに防衛大臣に自民党の稲田政務調査会長を、経済産業大臣に世耕官房副長官を起用する方針を固めました。
また、安倍総理大臣は、同一労働同一賃金の導入や長時間労働の是正など、働き方改革を推進する必要があるとして担当大臣を置き、加藤一億総活躍担当大臣を留任させて、兼務させる方向で調整に入ったほか、麻生内閣で官房副長官を務めた自民党の松本純政務調査会長代理の入閣が内定しました。
さらに、自民党の山本公一元総務副大臣、今村雅弘元農林水産副大臣、山本幸三元経済産業副大臣、金田勝年元外務副大臣、鶴保庸介参議院政策審議会長が入閣する方向で調整が進められています。
安倍総理大臣としては、稲田氏について、みずからと政治信条が近いことに加え、女性の登用を積極的に進める内閣の方針を踏まえて、重要閣僚で起用する方向で調整を進めてきました。
また、世耕氏は、第2次安倍内閣の発足当初から官房副長官を務め、幅広い分野の政策に通じていることを評価したものとみられます。
さらに、自民党の国会対策委員長に竹下前復興大臣、選挙対策委員長に古屋元国家公安委員長が就任することが内定しました。

一方、安倍総理大臣は、石破地方創生担当大臣に閣内にとどまるよう打診しましたが、石破大臣は固辞する考えを示し、交代することになりました。
石破大臣は閣議のあとの記者会見で、「自民党内に多様な意見があるということは大事だ。与えられたポストで全身全霊を尽くしてきたが、なお足らざるところ、政策面において錬磨を図らなければならないところは多々あると認識している」と述べ、「ポスト安倍」をにらんで、政権構想を練る作業に集中したいという考えをにじませました。
これにより、第2次安倍内閣発足当初から、内閣や党執行部で安倍総理大臣を支えてきた、谷垣幹事長と石破大臣が交代することになり、政府・与党内では、政権内のバランスに変化が出るのではないかという見方も出ています。

1354とはずがたり:2016/08/03(水) 02:14:12
>>1350
役職受けてたから総裁狙っちゃいかん的な風潮がありますが,与えられた重職担いながら次ぎも狙うってのがあっても良いとは思うけどどうなんでしょう。

岸田はまあお公家集団宏池会領袖なんでそんな事考えずにまあ留任してくれと言われれば留任するだけ(あんま戦略的な事は考えてない)のような感じもしますが。
稲田が総裁候補になるには未だ未だ先なので滅私奉公してれば禅譲もあるかと考えてるのかも。

1355チバQ:2016/08/03(水) 23:08:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160803k0000e010174000c.html
<内閣改造>五輪担当相に丸川環境相 顔ぶれ固まる 
10:11毎日新聞

<内閣改造>五輪担当相に丸川環境相 顔ぶれ固まる 
丸川珠代氏=森田剛史撮影
(毎日新聞)
 ◇19閣僚で初入閣8人 女性は現内閣と同数の3人

 安倍晋三首相が3日午後に行う内閣改造の顔ぶれが固まった。丸川珠代環境相の五輪担当相への就任が内定した。山本有二元金融担当相は農相に就く。このほか、松野博一元副文部科学相は文科相に、金田勝年元副外相を法相に起用する方針も固めた。山本公一元副総務相は環境相に、今村雅弘元副農相は復興相に、松本純元官房副長官は国家公安委員長兼防災担当相に就く。鶴保庸介元副国土交通相は沖縄・北方担当相、山本幸三元副経済産業相は地方創生担当相に充てる。

 全19閣僚のうち、初入閣は8人。女性は3人で現内閣と同数となる。初入閣は経済産業相に就任する世耕弘成官房副長官のほか、松本氏、鶴保氏、今村氏、山本公一氏、金田氏、山本幸三氏、松野氏。

 首相は、長時間労働の是正などに取り組む担当相を新設し、「働き方改革」を内閣の新たな重点課題に据える。「働き方改革」担当相は、加藤勝信1億総活躍担当相を留任させ、兼務させる。加藤氏は拉致問題担当相も兼務する。

 政権の安定性や継続性を重視し、重要閣僚の多くは留任させた。首相は菅義偉官房長官、麻生太郎副総理兼財務相の留任を早々に決めたほか、慰安婦問題をめぐる日韓両政府の合意の履行や、ロシアのプーチン大統領の訪日など外交課題が山積していることから岸田文雄外相を続投させた。

 また、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の関連法案などが審議される秋の臨時国会に備えるため、石原伸晃経済再生担当相を留任させ、塩崎恭久厚生労働相、高市早苗総務相も続投する。公明党の山口那津男代表からの続投要請を踏まえて、同党の石井啓一国土交通相も続投する。

 首相は、稲田朋美政調会長を防衛相に起用。稲田氏は第2次安倍内閣で行革担当相として初入閣しており、当選4回で2度目の閣僚経験となった。首相に近く、将来の首相候補として経験を積ませる狙いもあるとみられる。

 一方、石破茂地方創生担当相は、首相から農相など複数のポストを提示され、閣内にとどまるよう求められたが、固辞した。「ポスト安倍」の布石を打つためとみられる。首相は今回、石破派から山本有二氏を起用し、党内融和を図りたい考えだ。

 参院選で落選した岩城光英法相と島尻安伊子沖縄・北方担当相は交代。業界団体から現金を受け取っていた森山裕農相、選挙区内の香典支出問題で追及された高木毅復興相ら、「政治とカネ」の問題が浮上した閣僚も交代させる。遠藤利明五輪担当相も代える。

 萩生田光一官房副長官は留任し、世耕氏の後任には野上浩太郎元副国交相が就く。

 首相は同日午後、公明党の山口代表と会談し、首相官邸に組閣本部を設置。皇居での認証式を経て、第3次安倍再改造内閣が発足する。【佐藤慶】

1356チバQ:2016/08/03(水) 23:11:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080300041&g=pol
農水に山本有氏、五輪は丸川氏=文科・松野氏、地方・山本幸氏-改造内閣今夕発足



 3日夕に発足する第3次安倍再改造内閣の全19閣僚が固まった。農林水産相に山本有二元金融担当相(64)が内定。文部科学相に松野博一元文科副大臣(53)、国家公安委員長兼防災担当相に松本純自民党政調会長代理(66)、地方創生担当相に山本幸三元経済産業副大臣(67)、五輪担当相に丸川珠代環境相(45)がそれぞれ就任する。

 安倍晋三首相は、麻生太郎副総理兼財務相(75)と菅義偉官房長官(67)、岸田文雄外相(59)ら8人を留任させ、内閣の骨格を維持。経済政策「アベノミクス」の加速や、ロシア外交の進展を目指す。
 法相には金田勝年元外務副大臣(66)、環境相に山本公一元総務副大臣(68)、復興相に今村雅弘元農水副大臣(69)、沖縄・北方担当相には鶴保庸介元国土交通副大臣(49)が就く。初入閣組は8人で、自民党内の融和に一定の配慮を示した。
 首相は、目玉ポストとして働き方改革担当相を新設し、信頼を置く加藤勝信1億総活躍担当相(60)に兼務させる。経産相には側近で初入閣となる世耕弘成官房副長官(53)を起用。防衛相には女性で2人目となる自民党の稲田朋美政調会長(57)を充てた。女性閣僚は改造前と同じ3人で、引き続き積極活用をアピールした。
 重要政策を担う高市早苗総務相(55)、塩崎恭久厚生労働相(65)、石井啓一国交相(58)、石原伸晃経済再生担当相(59)はそれぞれ留任させ、政権の安定性に配慮した。
 「ポスト安倍」候補として去就が焦点となっていた石破茂地方創生担当相は閣外に去る。
 首相は午後1時半からの臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめた上で、公明党の山口那津男代表と会談。組閣本部設置後、菅氏が新閣僚を発表。皇居での認証式を経て、再改造内閣が正式に発足する。この後、首相は記者会見に臨み、今後の政権運営方針を明らかにする。
 内閣改造に先立ち、自民党は午前に臨時総務会を開き、二階俊博幹事長(77)ら新執行部人事を正式決定した。 (2016/08/03-13:20)

1357チバQ:2016/08/03(水) 23:11:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080201010&g=pol
「お友達」、側近を重用=待機組にも配慮-内閣改造


 3日の内閣改造では、安倍晋三首相に近い議員や、当選回数を重ねながら閣僚経験のない待機組への配慮が目立つ。ただ、第1次内閣でも側近議員で固めた布陣は「お友達人事」と批判を浴びた。待機組の入閣も全体の数からみればわずかで、起用されなかった議員の不満はたまりそうだ。

 今回の改造で「目玉人事」と目されるのが、防衛相に起用される稲田朋美自民党政調会長だ。保守的な思想・信条が首相と近く、衆院当選4回ながら2度目の入閣で、党内のやっかみは一層強まりそうだ。
 経済産業相に就く世耕弘成官房副長官も首相側近の一人として知られる。続投する塩崎恭久厚生労働相や石原伸晃経済再生担当相も、かつて首相と議員グループ「NAIS(ナイス)の会」を結成するなど盟友関係にある。岸田派中堅は「内閣全体の印象は新鮮味に欠ける。以前よりも『お友達』っぽさが増した」と指摘した。
 改造人事の焦点の一つは、待機組の処遇だった。自民党内には衆院当選5回以上、参院当選3回以上で未入閣の議員が約70人に上り、各派閥は首相サイドに売り込みを激化。岸田派の山本幸三氏、二階派の今村雅弘氏、麻生派の松本純氏らの入閣が固まったが、その一方で、60人以上に上る待機組が入閣を逃したことになる。(2016/08/02-22:39)

1358チバQ:2016/08/03(水) 23:14:10

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080300584&g=pol
閣僚横顔=第3次安倍再改造内閣
◇不満抑えて首相支える=副総理兼財務 麻生太郎氏(留任)
 首相経験者にして安倍晋三首相の盟友ながら、消費税増税をめぐってはたびたび意見を異にしてきた。6月の増税再延期に至る過程では、「衆院を解散して信を問うべきだ」と進言したものの、首相に聞き入れられず、3時間に及んで説得された末に矛を収めた。祖父は吉田茂元首相。イタリア製の帽子を愛用するなどファッションにこだわりを持ち、海外メディアから「ギャングスタイル」と評されたことも。マンガやアニメなどの大衆文化に造詣が深い。75歳。(麻生派)
 ◇首相側近の保守派論客=総務 高市早苗氏(留任)
 安倍晋三首相の下で、女性初の自民党政調会長など要職を歴任した側近の一人。毎年の終戦記念日と春秋の例大祭に靖国神社参拝を欠かさず、自主憲法制定の必要性を唱えるなど、党内きっての保守派論客の一人に数えられる。今年2月には、政治的公平性を定める放送法に違反した放送事業者に対し、電波停止を命じる可能性に言及、言論界や野党の厳しい批判を招いた。議員立法に熱心に取り組む生真面目さの一方、「調整力に欠ける」との評もつきまとう。55歳。(無派閥)
 ◇官僚出身のゼネラリスト=法務 金田勝年氏
 故竹下登元首相の勧めで、旧大蔵省主計官を経て1995年の参院選で政界入り。2007年に落選、衆院くら替え後には大病を患うなど挫折や苦労を重ねたが、その都度復活を遂げた。財政以外にも農林水産や厚生労働行政、外交から国対まで幅広い分野をこなすゼネラリスト。第2次安倍政権では長く衆院予算委員会理事を務め、野党との折衝に当たった。真面目で誠実な人柄だが、官僚や秘書には厳しく接する面も。プロテニスプレーヤーの錦織圭選手の大ファン。66歳。(額賀派)
 ◇堅実なハト派=外務 岸田文雄氏(留任)
 慰安婦問題をめぐる日韓合意やオバマ米大統領の広島訪問に道筋を付け、堅実な仕事ぶりが評価されての留任。党三役入りを期待していた岸田派内では落胆の声も漏れた。当選同期の安倍晋三首相に忠実に仕え、昨年の党総裁選では、派閥名誉会長の古賀誠元幹事長の意に反し、首相の無投票再選支持で派内をまとめた。ハト派を自任し、憲法9条の改正は「当面考えない」との立場。発言は慎重で、空中を見上げながら答弁書をそらんじ、「面白みがない」との評も。59歳。(岸田派)
 ◇温厚篤実な文教族=文部科学 松野博一氏
 民間企業から松下政経塾を経て、2000年衆院選で初当選。文部科学副大臣や文科委員長を歴任した文教族で、新科目「公共」の導入に関する党内論議や国立公文書館の移設場所選定で中心的な役割を果たした。国対や議院運営委員会で下積みも経験し、満を持しての初入閣だ。座右の銘は故松下幸之助氏の口癖だった「素直」。温厚篤実な性格で知られるが、「パフォーマンスが苦手で地味」との評も。息抜きは、高校のソフトボール部で活躍する長女の応援。53歳。(細田派)
 ◇難題に挑む首相の盟友=厚生労働 塩崎恭久氏(留任)
 公的年金の運用損が5兆円を超えた問題で野党の厳しい追及を乗り切り、難題山積の厚生労働行政を引き続き担うことになった。安倍晋三首相の盟友の一人で、官房長官に起用された第1次政権では実力を伴わない「お友達内閣」の筆頭格と批判を浴びたが、手堅い仕事ぶりで汚名を返上しつつある。ハーバード大院留学で磨いた英語を駆使し、米国に豊富な人脈を築く。日銀出身で政調会長代理を務めた政策通だが、厚労省内からは「発信力に欠ける」との不満も。65歳。(無派閥)

1359チバQ:2016/08/03(水) 23:14:35
 ◇首相と石破氏のパイプ役=農林水産 山本有二氏
 「ポスト安倍」を狙い閣外に出た石破茂氏の側近であり、同氏率いる「水月会」の幹部。一方で安倍晋三首相とも座禅仲間で親しく、首相と石破氏をつなぐパイプ的な存在だ。2006年の党総裁選では、安倍氏を支持する「再チャレンジ支援議員連盟」の会長を務め、勝利に貢献。第1次安倍内閣では金融担当相として初入閣した。弁護士出身で明るい性格。高知県議を経て、1990年に国政入りした。64歳。(石破派)
 ◇「見せ方」得意な首相側近=経済産業 世耕弘成氏
 安倍晋三首相の側近。第1次政権で首相補佐官、第2次政権発足以降は官房副長官として、内政・外交両面で首相を支えた。NTT報道担当課長の経験からメディア戦略を得意とし、政権の「見せ方」で手腕を発揮。5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)では、世界経済をめぐり首相が「リーマン・ショック前に似ている」と発言したと、実際とは異なる説明を行い、物議を醸した。副長官(政務)在任は歴代最長。妻は民進党前参院議員の林久美子さん。53歳。(細田派)
 ◇建設省OBの政策通=国土交通 石井啓一氏(留任)
 旧建設省出身で、約5年間にわたり党政調会長を務めた政策通。昨年10月の就任以降は、傾斜マンション問題や長野県でのスキーバス事故などで原因究明や再発防止に忙殺されたが、堅実な仕事ぶりは役所内でも評価されている。ただ、安倍晋三首相と太いパイプを持っていた前任の太田昭宏氏と比べると、存在感はいまひとつで、党内からは「もっと大きく動いてもいいのではないか」との声も漏れる。将来の党代表候補とも言われているだけに、発信力が今後の課題となりそうだ。58歳。(公明)
 ◇気さくな首相同期生=環境 山本公一氏
 愛媛県議から1993年の衆院選で国政入り。一貫して環境政策に取り組み、党調査会長として温室効果ガス削減目標の提言を取りまとめた。当選同期の安倍晋三首相とは一定の距離感があり、昨年の自民党総裁選では、首相の無投票再選阻止を目指した野田聖子元総務会長を支援した。温和で気さくな人柄だが、「野心に欠ける」との指摘も。座右の銘は、正しいことを恐れず実行することを意味する「履正不畏(りせいふい)」。孫と過ごす時間が息抜きだ。68歳。(谷垣グループ)
 ◇負けん気強い保守論客=防衛 稲田朋美氏
 靖国神社を節目ごとに参拝し、極東国際軍事裁判(東京裁判)に疑義を呈するなど保守色が極めて強い。安倍晋三首相から将来のリーダー候補の一人として重用され、行政改革担当相や党政調会長を歴任。党内に抵抗のあった公務員制度改革や農協改革に尻込みせずに取り組んだ。弁護士出身の論客で負けん気が強く、街頭演説やテレビ討論でたびたび野党側を挑発。防衛相として冷静に行動できるか注目される。地元・福井産の眼鏡と網タイツを愛用する。57歳。(細田派)
 ◇内閣支える屋台骨=官房長官 菅義偉氏(留任)
 第2次安倍内閣で官房長官に就任以来、屋台骨として政権を支えてきた。今年7月に在職期間が歴代最長を更新。危機管理には絶対の自信を持つが、バングラデシュで邦人を巻き込んだテロ事件が起きた際、参院選応援で東京を離れていたため、野党の批判を招いた。秋田県の農家出身のたたき上げで、議員秘書、横浜市議を経て国政に進出した。政府・自民党にくまなくにらみを利かせる半面、気配りを怠らない「人たらし」の一面も。下戸で大の甘党。67歳。(無派閥)
 ◇旧国鉄出身の硬骨漢=復興 今村雅弘氏
 旧国鉄、JR九州を経て1996年の衆院選で政界入り。得心がいかなければ執行部にも反旗を翻す硬骨漢だ。2005年、当時の小泉純一郎首相が推進した郵政民営化法の採決では、自民党の方針に逆らって反対。直後の衆院選では党が送り込んだ刺客候補を下したものの、離党の憂き目に。安倍晋三首相との関係は良好で、第1次安倍政権の06年末に復党を果たした。超党派の演歌議連幹事長を務めるカラオケ好きで、十八番は郷ひろみの「2億4千万の瞳」。69歳。(二階派)
 ◇麻生氏側近の「カメラマン」=公安・防災 松本純氏
 麻生太郎副総理兼財務相の側近で、どこへ行くときもカメラを持参することで知られる。カメラ歴は半世紀を超えており、8歳の時には選挙演説中の岸信介首相を撮影した写真を本人に送り、返礼で「明るく清く正しく強く」という自筆の色紙を贈られたのが政治との出会いだった。どんな仕事にも全力投球を信条としており、調整力には定評がある。多くの党務を任され、「困った時の純ちゃん」(ベテラン議員)の異名も。薬剤師の資格を持つ。66歳。(麻生派)

1360チバQ:2016/08/03(水) 23:14:45
 ◇二階氏に近い政策通=沖縄・北方 鶴保庸介氏
 旧自由党から1998年の参院選に出馬し、初当選。その後、同じ和歌山県選出の二階俊博幹事長と行動を共にし、2003年にそろって自民党入りした。野田聖子元総務会長はかつてのパートナーで、郵政民営化に反対して離党した野田氏の選挙応援のため、当時の二階グループを退会しようとしたことも。政審会長として参院選の「合区」解消に向け、憲法改正を急ぐよう主張してきた。参院議員の間では政策通として知られるが、閣僚としての手腕は未知数。49歳。(二階派)
 ◇「頼りなさ」拭えるか=経済再生 石原伸晃氏(留任)
 財政規律重視派ながら、不祥事で閣僚を辞任した甘利明氏の後釜としてアベノミクス推進役に起用され、持論を封印して景気浮揚に力を注ぐ。石原慎太郎元東京都知事の長男で、経済政策全般に精通した「政策新人類」として若手時代から首相候補と目されてきたが、2008年と12年の自民党総裁選では涙をのんだ。党都連会長として指揮した先の都知事選では推薦候補が大敗し、指導力に疑問符が付いた。「頼りないリーダー」との評価を拭えるかが課題だ。59歳。(石原派)
 ◇2代続く安倍側近=1億・働き方 加藤勝信氏(留任)
 第2次安倍政権発足以降、官房副長官として安倍晋三首相を支えてきた側近の一人。昨年9月、首相が「1億総活躍社会」の実現を掲げると、実務能力を買われて担当相に抜てきされ、工程表の取りまとめに尽力した。旧大蔵省出身。故加藤六月元農林水産相の女婿となり、政界入りした。岳父も首相の父・故晋太郎氏の側近で、2代続けて安倍家とは関係が深い。娘4人の父親で、夏恒例の家族旅行は楽しみの一つ。健康を気遣い10階の大臣室まで毎日、階段を使う。60歳。(額賀派)
 ◇アベノミクス立案に寄与=地方創生 山本幸三氏
 一貫して安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」を支持してきた功績が評価され初入閣を果たした。野党時代に経験した東日本大震災では、日銀による国債購入で復興財源を賄うべきだと主張。当時無役だった首相を会長とする議員連盟を発足させ、アベノミクス立案に一役買った。毎年、ワシントンを訪れ米要人とパイプを保つ国際派で、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長とは旧知の仲。旧大蔵省出身。首相の政権運営に批判的な古賀誠元幹事長に近い。67歳。(岸田派)
 ◇環境相時に失言も=五輪 丸川珠代氏
 「女性活躍」を掲げる安倍政権の目玉の一人として昨年、環境相として初入閣。今年2月には講演で、東京電力福島第1原発周辺地域の除染基準を「何の科学的根拠もなく時の環境相が決めた」と述べ、後に撤回した。野党時代には「愚か者めが」など挑発的なやじが話題になった。安倍晋三首相の政治理念に共鳴し、2007年にテレビ朝日を退社して政界入り。翌年に自民党の大塚拓衆院議員と結婚し、1児の母となった。好きな言葉は「感謝」「我が道を行く」。45歳。(細田派)(2016/08/03-15:45)

1361チバQ:2016/08/03(水) 23:16:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080300042&g=pol
安保の理論的支柱=高村正彦氏横顔
 弁護士出身で外相、法相、防衛相などを歴任した。安全保障関連法では党内の理論的支柱として公明党との協議を担い、論議をけん引。安倍晋三首相の信頼も厚い。皮肉を交えた独特の言い回しで野党を批判することもしばしばで、憲法改正をめぐる民進党の岡田克也代表の主張を「デマの類い」と断じ、岡田氏を激怒させた。今年もロシア、中国を訪問するなど議員外交にも積極的。少林寺拳法5段で武道に明るく、相撲の横綱審議委員会委員も務める。74歳。(無派閥)
◇高村正彦氏略歴
 高村 正彦氏(こうむら・まさひこ)中大法卒。法相、防衛相、外相。衆院山口1区、当選12回、74歳。(無派閥)(2016/08/03-04:59)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080300043&g=pol
政局観鋭いベテラン=二階俊博氏横顔
 県議出身の党人派で、党内外に豊富な人脈を持つベテラン。2015年の自民党総裁選でいち早く安倍晋三首相支持を表明するなど、独自の政局観を持つ。党内第5派閥の長ながら、幹事長の座を射止めた。参院選後には首相の総裁任期延長に言及し、党内からは「一歩先を行っている」と驚きの声も。一方で「古いタイプの政治家」との評もあり、党の顔としての発信力などが課題となりそうだ。国土強靱(きょうじん)化が持論。津波防災の必要性を訴え、国連「世界津波の日」制定に尽力した。77歳。(二階派)
◇二階俊博氏略歴
 二階 俊博氏(にかい・としひろ)中大法卒。運輸相、経済産業相、党総務会長。衆院和歌山3区、当選11回。77歳。(二階派)(2016/08/03-05:00)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080300044&g=pol
安定感買われ再登板=細田博之氏横顔
 政権奪還前の2012年に総務会長を務めており、安定感を買われて再登板となった。選挙制度に通じ、衆院選の「1票の格差」是正に向けた選挙制度改革関連法の成立に尽力した。同法に盛られた新たな定数配分方法「アダムズ方式」には批判的な立場だったが、首相官邸の意向に従い、導入に踏み切った。官房長官や幹事長など要職を歴任しており、経験は豊富だが、押しの弱さは衆目の一致するところ。日本コントラクトブリッジ連盟の会長も務める。72歳。(細田派)
◇細田博之氏略歴
 細田 博之氏(ほそだ・ひろゆき)東大法卒。官房長官、党幹事長、党総務会長。衆院島根1区、当選9回。72歳。(細田派)(2016/08/03-05:00)

1362チバQ:2016/08/03(水) 23:17:15
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080300045&g=pol
政策通の仕事師=茂木敏充氏横顔
 政策全般に明るく、実務能力の高さから「仕事師」として知られる。2014年9月に選対委員長に就任。2度の大型国政選挙で勝利に貢献したが、東京都知事選では保守分裂選挙を回避できなかった。読売新聞記者や外資系コンサルタントなどを経て、旧日本新党から政界へ。自民党入党後は金融担当相、党政調会長や経済産業相など重要ポストを歴任してきた。安倍晋三首相とはゴルフ仲間。先の参院選ではDVD鑑賞で息抜きした。60歳。(額賀派)
◇茂木敏充氏略歴
 茂木 敏充氏(もてぎ・としみつ)ハーバード大院修了。党選対委員長、経済産業相、党政調会長。衆院栃木5区、当選8回。60歳。(額賀派)(2016/08/03-05:02)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080300046&g=pol
首相に近い改憲派=古屋圭司氏横顔
 3代続く政治家の家系に育ち、成蹊高・大の後輩に当たる安倍晋三首相の父、故晋太郎氏の秘書として下積みを経験した。思想・信条が近い首相と同様、憲法改正に熱心に取り組むほか、北朝鮮による日本人拉致問題にも長年携わり、拉致問題担当相を務めた。今年は性的少数者(LGBT)をめぐる課題を議論する党の特命委員長に就き、仕事の幅を広げた。初の党四役入りで、選挙指揮の手腕も未知数と言え、真価が問われそうだ。趣味はクラリネット演奏。63歳。(無派閥)
◇古屋圭司氏略歴
 古屋 圭司氏(ふるや・けいじ)成蹊大経卒。経済産業副大臣、党広報本部長、国家公安委員長。衆院岐阜5区、当選9回。63歳。(無派閥)(2016/08/03-05:02)

1363チバQ:2016/08/03(水) 23:19:37
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080300851&g=pol
平均年齢60.8歳=石破氏側近からも起用-再改造内閣

第3次安倍再改造内閣が発足し、記念撮影する安倍晋三首相(前列中央)と閣僚ら=3日午後、首相官邸
 第3次安倍再改造内閣の閣僚の平均年齢は安倍晋三首相を含め60.8歳で、第2次安倍内閣発足時の57.7歳を約3歳上回った。最年長は麻生太郎財務相の75歳、最年少は丸川珠代五輪担当相の45歳だった。
 閣僚19人のうち留任は8人。初入閣は8人にとどまった。参院からは世耕弘成経済産業相ら3人が入閣し、民間からの登用はゼロだった。
 女性活躍推進を掲げる安倍政権だが、女性の起用は3人。環境相から横滑りした丸川氏のほか、留任の高市早苗総務相、再入閣の稲田朋美防衛相といずれも首相に近い閣僚経験者を起用した。
 衆院当選回数で最多は麻生氏の12回だった。最少は金田勝年法相の3回だが、参院議員も2期務めている。金田氏を除くと最も当選回数が少ないのは稲田氏の4回。
 派閥別にみると、首相の出身派閥の細田派が4人と最も多かったものの、額賀派、岸田派、麻生派、二階派から各2人、石原派、谷垣グループからは1人ずつとまんべんなく起用。「ポスト安倍」を狙い閣外に出た石破茂氏率いる石破派からも、山本有二農林水産相が入閣した。
 出身大学は東大が8人で最多。早大が5人、慶大が2人と続いた。(2016/08/03-19:38)

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20160803-567-OYT1T50128.html
「トリプル山本」に期待の声…同姓3閣僚
19:28読売新聞

 今回の内閣改造では「山本」姓の閣僚が3人誕生した。

 自民党内からは「『トリプル山本』が3本の矢となって政権を支えてほしい」と期待する声が出ている。

 3閣僚は名字が同じである上に、環境相が公一(こういち)氏、農相が有二(ゆうじ)氏、地方創生相が幸三(こうぞう)氏と、名前の漢字が「一、二、三」とくしくも並んだ。

 これについて、有二氏は「非常にわかりやすい」、公一氏は「(3人の区別は)ナンバー1、2、3でもいいのではないか」と語った。幸三氏は「『山本ブーム』とみんなで笑い合った。忘れられないように頑張りたい」と意気込んでいた。

1364チバQ:2016/08/03(水) 23:20:01
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1608030105.html
【内閣改造】「和歌山が安倍政権の要となる」二階幹事長と2閣僚誕生で沸く地元
22:24産経新聞

 今回の内閣改造や自民党人事では、大都市圏と比べて人口も少なく同党国会議員が5人しかいない和歌山県から、二階俊博幹事長と2閣僚が起用された。同県の自民関係者は「和歌山が安倍政権の要となるときだ」と沸き立っている。

 「幹事長と2閣僚を担うとは、和歌山の歴史始まって以来の大変な栄誉だ。和歌山の議員として誇りに思う」と語ったのは、二階氏の秘書を務め側近として仕えてきた中村裕一県議。中村氏は「和歌山の政治家は、地方の現状や厳しさを身をもって知っている。必ず弱者のための政治をしてくれるはずだ」と期待を寄せた。

 自民県連の吉井和視幹事長も、「世間では『首相と二階氏は考えが違う』といわれるが、そうであればこれほど重用されるはずがない。和歌山が安倍政権の要として全国の先頭に立ち、首相が掲げる憲法改正などの諸課題に取り組んでいきたい」と語った。

 仁坂吉伸知事は「県選出の国会議員2人が同時に入閣したことは大変誇りだ。わが国の発展のため、活躍を期待するとともに、引き続き県の発展のために力添えをいただきたい」とコメントした。

1365チバQ:2016/08/03(水) 23:23:40
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160804k0000m010084000c.html
<自民党>派閥バランスを重視 役員人事、正式決定
21:30毎日新聞

<自民党>派閥バランスを重視 役員人事、正式決定
二階俊博氏=阿部弘賢撮影
(毎日新聞)
 自民党は3日の臨時総務会で幹事長など主要役員人事を正式決定した。安倍晋三首相(自民党総裁)は厚い党内基盤を持つ二階俊博氏を幹事長に配して安定的な政権運営の継続を狙う構えだ。一方で他の役員に各派の重鎮をバランスよく取り込み、二階氏周辺には自らの側近議員を配して官邸の影響力を維持する姿勢も見せた。

 焦点は自転車事故で入院中の谷垣禎一前幹事長の後任だった。幹事長は資金や公認権を握る強い権限があるからだ。先月31日に首相は二階氏起用を内定したが、仕事師の異名も持つ二階氏に、官邸内には「力が強くなりすぎる」(官邸関係者)との懸念もあった。

 そこで首相は総務会長に自身の出身派閥(細田派)を率いる細田博之氏を起用し、山東派重鎮の高村正彦副総裁の留任も決定。額賀派の茂木敏充政調会長も執行部に残し派閥均衡を図った。さらに幹事長代行に側近の下村博文元文部科学相、選挙を仕切る選対委員長に政治信条が近い古屋圭司元拉致問題担当相を充てた。いずれも官邸主導を確保し、二階氏の抑制を図る狙いがありそうだ。

 ただ、二階氏は早くも独自色を出し始めた。首相の宿願の憲法改正に二階氏は慎重で、3日の就任記者会見で「慎重の上にも慎重に対応するのは当然だ。特に野党との話し合いが大事だ」と語った。

 また、二階派には、自民党の公認争いを経て当選した無所属の長崎幸太郎氏(山梨2区)と山口壮氏(兵庫12区)や、川上義博元民主党参院議員(鳥取選挙区)が所属。他派や地元県連は二階氏の幹事長就任で自民入党が進むことを警戒する。二階氏は3日の記者会見で、川上氏について「これから話し合う機会もあるだろう。できるだけ円満に。かたきじゃないんだから」と述べた。【小山由宇、加藤明子】

1366チバQ:2016/08/04(木) 00:24:04
http://www.sankei.com/politics/news/160803/plt1608030007-n1.html
2016.8.3 07:09
【内閣改造】
石破茂氏「閣外」を決断したのは「三度目の正直」なのか? でも、なかなか見通せない「ポスト安倍」への道筋
(1/2ページ)

 3日の内閣改造を前に石破茂地方創生担当相は「三度目の正直」で閣外に出る方針を固めた。自身が率いる自民党石破派(水月会)内に広がる“主戦論”を無視できず、ついに「ポスト安倍」を狙う道に踏み出した格好だ。ただ、重要ポストに未練を残していた節もあり、態度はいまひとつ煮え切らない。

 「防衛相、農林水産相、自民党政調会長に幹事長、地方創生相…。9年間、与えられたポストで全身全霊尽くしてきた。『これ以上のことはできない』という仕事はしてきた」

 石破氏の2日の記者会見は、まるで離任の挨拶だった。そして「自民党が引き続き国民の支持をいただくために、自分がなすべきことは何だろうかという思いはある」と語り、閣外での活動に意欲をにじませた。

 石破氏は平成26年と27年の2回、入閣か閣外かの判断を迫られたが、いずれも最後は安倍晋三首相の入閣要請を受け入れた。ただ、優柔不断な態度は派内に不満を生んだ。1日の石破派の会合では「今回は閣外で首相の座を見据えた活動をしてほしい」(中堅)との声が大勢を占めた。


 石破氏自身も閣内にいながら、いらだちを募らせていた。入閣が首相の封じ込め策であることは周知の事実。今回の内閣改造で首相が石破氏続投の意向を示したことを「飼い殺し」「幽閉」と評する報道への不快感も周囲に漏らしてきた。前回の内閣改造で、首相が「1億総活躍社会の実現」を掲げて担当閣僚を置き、地方創生が埋没したことにも「去年、辞表をたたき付けてやればよかった」と怒りさえあらわにしていた。

 一方、石破氏周辺は「党幹事長や財務相ならともかく、地方創生担当相の留任は当初から考えていなかったはずだ」と本人の胸中を読み解く。裏を返せば、重要ポストには色気があったといえる。

 2日の記者会見でも「自民党に多様な意見があることは大事だ」と強調し、首相の「1強」を危ぶんだかと思えば、「安倍政権が強い支持をいただくことは大事だ」とも述べ、ちぐはぐさを印象づけた。

 ただ、閣外に出ても、ポスト安倍への道は平坦ではない。表舞台から姿を消せば、存在感が薄れるのは必至。今後、石破派議員のポストを確保できなければ、求心力の低下も避けられない。今後は「反安倍の受け皿作りに動く」(石破派ベテラン)ことになるが、妙案は見えていない。(松本学)

1367チバQ:2016/08/04(木) 12:02:01
http://mainichi.jp/articles/20160804/k00/00e/010/140000c

再改造内閣
.
稲田防衛相、保守派論客も言動は抑え気味 



毎日新聞2016年8月4日 08時36分(最終更新 8月4日 08時52分)

 今回の内閣改造の目玉となったのが稲田朋美氏の防衛相起用だ。首相としては政治信条が近い稲田氏に将来の首相候補として経験を積ませる狙いがありそうだ。ただ、保守色の強い稲田氏が靖国神社参拝や慰安婦問題で持論の発信を続けた場合は中国や韓国など周辺国との外交にも影響が出かねず、政府・与党内にも懸念がある。


<首相、新内閣で「非正規という言葉をこの国から一掃する」> .


<丸川氏 都知事選で小池氏を酷評…東京五輪大丈夫?> .

【写真特集】新内閣顔ぶれは? 全閣僚の写真 .

<「復興いまだ道半ば」経産、環境、復興3閣僚短期交代に戸惑い> .

<「新鮮味ない内閣」野党冷ややか 「タカ派」稲田防衛相に懸念も> .


<小泉元首相、安倍首相に「これから大変だよ」> .

 稲田氏は衆院当選4回ながら異例の2度目の入閣。政府や党の防衛関係の役職経験はなく、起用は稲田氏にとっても意外だったようだ。小池百合子東京都知事に次いで2人目の女性防衛相であるだけに、注目も集まりそうだ。

 近年、防衛相に小野寺五典氏や前任の中谷元氏らハト派議員を起用してきたのは、中韓との関係をにらんだ部分もある。稲田氏は党内きっての保守派なだけに、「政治信条と違う慎重な対応が必要なのではないか」(政府関係者)との指摘も出ている。

 稲田氏は8月15日には第2次安倍政権発足後、行政改革担当相、政調会長として毎年靖国神社を参拝している。今年も参拝すれば、中韓との関係悪化はさけられない。自民党の二階俊博幹事長は3日夜、BS日テレの番組で稲田氏の参拝について「相手が嫌と言っているものをなんでもかんでも参拝しなければいけないものでもない」と指摘。公明党の山口那津男代表も記者団に「さまざまな影響を総合的に判断されると思う」と述べ、クギをさした。

 ただ、稲田氏もこうした懸念を意識して、早くも言動は抑え気味だ。3日夜の記者会見では靖国神社参拝について「安倍内閣の一員として適切に判断し、行動してまいりたい」と述べ、自粛をにじませた。中韓との関係についても「東アジアの状況を見れば韓国と連携し、中国との話し合いも大事だ」と強調した。

 一方の外相は、ハト派の岸田文雄氏が留任し、バランスを取った。首相にとってロシアのプーチン大統領との関係を核にした北方領土問題の進展は政権の最重要課題の一つだ。年内のプーチン氏訪日を実現して、領土交渉の打開を狙う。また、従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意の履行という問題もある。このため首相は継続性を重視して、岸田氏を続投させた。岸田氏にとってもこうした重要課題をこなせれば、「ポスト安倍」としての存在感が増す。【村尾哲】

1368チバQ:2016/08/04(木) 12:03:24
http://www.sankei.com/politics/news/160804/plt1608040010-n1.html
2016.8.4 06:59更新

【内閣改造】
稲田朋美防衛相は「女安倍」だ 韓国報道 「歴史修正主義者を起用」松野博一文科相も注目


 安倍晋三首相の内閣改造について韓国の聯合ニュースは3日、官房長官や外相ら「中枢閣僚は留任し、超長期政権の基盤強化に重点を置いた」と指摘した。防衛相に起用された稲田朋美氏や、文部科学相に就いた松野博一氏を挙げて「歴史修正主義の傾向がある強硬右翼の人物が抜てきされた」とも伝えた。

 稲田氏は過去の靖国神社参拝に加え、竹島(韓国名・独島)北西の韓国・鬱陵島への視察を計画して入国不許可となったことから、強硬右派との印象が強い。東亜日報は、稲田氏入閣の見通しを伝えた3日付の紙面で、保守系の安倍首相に近い「女安倍」とも表現した。

 聯合ニュースは松野氏について、慰安婦問題で旧日本軍による強制性を否定する主張をしてきたとし、今後、日本の教科書で「慰安婦問題の記述を削り、強制性を否定する動きがより強まるとの懸念が出そうだ」と伝えた。(共同)

1369チバQ:2016/08/04(木) 12:04:26
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12159-0804e040184/


内閣改造:福島県内の首長 復興相ら短期交代に戸惑い











2016年08月04日 11時10分 毎日新聞



内閣改造:福島県内の首長 復興相ら短期交代に戸惑い

東日本大震災発生以降の歴代関係3閣僚
 3日の安倍内閣の改造では、東日本大震災からの復興と東京電力福島第1原発事故の収束に関わる経済産業、環境、復興の3閣僚がすべて交代した。いずれも昨年10月の就任から約10カ月での交代。福島県内の首長らは関係閣僚が短期間で次々交代することに戸惑う一方、新閣僚へ復興施策の継続を強く求めた。【曽根田和久、乾達】

 今回の内閣改造では、経産相が林幹雄氏から世耕弘成氏に、環境相は新たに五輪担当相に就いた丸川珠代氏から山本公一氏に代わった。復興相も高木毅氏から今村雅弘氏に交代した。2011年3月以降、経産相はこれで8人目。環境相は7人目、復興相は5人目だ。任期は最長でも約1年8カ月にとどまる。

 今回の内閣改造を受け、避難指示区域内の自治体の首長もコメントを発表した。渡辺利綱・大熊町長は「主要閣僚が留任する中、復興に関係が深い3大臣が道半ばで交代される。じっくりと腰を据えてこれからという矢先で残念」と戸惑いを表現。「双葉郡全体が大きく変動していく大事な時期。一貫性を欠いた施策で復興を停滞させることのないように」と念を押した。

 馬場有・浪江町長は「双葉郡をはじめ県の復興はいまだ道半ば。さまざまな課題が山積している。被災地に寄り添い、復興創生に全力で取り組むことを期待する」。伊沢史朗・双葉町長は「政策の継続性をしっかり保つことが重要。町内の状況をよく理解し、被災者の声にしっかりと耳を傾け、復興の加速化に全力を尽くしてほしい」と要望した。

 内堀雅雄知事もコメントを発表。「本県復興の要」として就任したばかりの世耕、山本、今村の各氏の名前を挙げ、「何度も福島に足を運んでいただき、県民の思いに寄り添いながら復興再生に力を尽くしていただきたい」と強調した。

1370チバQ:2016/08/04(木) 12:06:06
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12180-434852/


内閣改造をめぐり菅VS麻生・岸田連合の暗闘勃発











2016年08月03日 07時00分 NEWSポストセブン




内閣改造をめぐり菅VS麻生・岸田連合の暗闘勃発

自民党内のパワーゲームに発展(菅義偉氏)



 8月3日に予定されている内閣改造は、人事権を一手に握る総理大臣がポスト配分を武器に求心力を高めるチャンスのはずだが、今回は少し様相が違っていた。菅義偉・官房長官、麻生太郎・副総理兼財務相、岸田文雄・外相ら、主要閣僚は留任となり、谷垣禎一氏の後任の自民党幹事長には二階俊博・総務会長が就くことになった。

 しかし、内閣改造がすんなりと決まったわけではない。その裏では、いったい何が起こっていたのか。

 今回、安倍晋三・首相は次の総選挙をにらんだ布陣を組んで、総選挙に勝ったうえで「総裁任期延長」に持ち込み、2020年の東京五輪を首相で迎え、憲法改正も実現するという野望を抱いていると見られていた。

 ところが、大誤算だったのは留任を想定していた谷垣氏がサイクリング中に転倒、頸髄を損傷したことだ。当分、車椅子生活が避けられないとの見方も出ている。

 それでも官邸は谷垣氏を幹事長に残したいと考えていた。というのも、幹事長人事をめぐる政権の2大巨頭、麻生氏と菅氏の暗闘があるからだ。

 参院選前、消費税率10%への増税の2年半延期を決断した安倍首相に対し、麻生氏が「延期するなら解散・総選挙で信を問うのが筋だ」と迫り、衆参ダブル選を回避すべきと進言していた菅氏との間で激しい火花を散らしたことは記憶に新しい。

 麻生VS菅の水面下の暗闘は、参院選中も都知事選中も続けられた。参院選では麻生氏が菅氏の地元・神奈川選挙区で自民公認候補とは別に推薦候補を立てて全面支援したが、それに対抗して菅氏は、麻生派の候補がいるお膝元・福岡に乗り込んで公明党候補を応援。

「菅のヤロー、オレの地元にまで手を突っ込んで来やがった」

 麻生氏は自民党福岡県連幹部の前で激怒した。都知事選の候補者選びでも2人はぶつかった。

「実は、麻生さんは民進党右派の長島昭久氏を自・民両党の相乗りできる候補として推していたが、菅さんが増田寛也氏を一本釣りで候補に担ぎ出した。『勝てるわけがない。人を見る目がないな』と麻生さんは冷笑していた」(大手紙政治部記者)

 そして改造人事の駆け引きでバトルが再燃した。引き金となったのは安倍政権が策定中の事業規模約28兆円の超大型景気対策についての菅氏の一言だ。

「赤字国債を発行する予定はないということは明言しておきたい」

 事業規模さえ明らかになっていない時点で、菅氏は米通信社・ブルームバーグのインタビューにそう語った(7月16日付)。これに麻生氏はカチンと来た。政治ジャーナリスト・藤本順一氏が指摘する。

「赤字国債云々は本来、財務大臣の麻生さんがいうべきこと。菅さんは消費増税先送りの時に続いて、今回の景気対策の財源でも財務大臣の頭越しに財政方針を明言した。麻生さん流にいえばまた『法をこえた』わけで、麻生さんの我慢も限界ギリギリのところまできています」

 麻生氏が菅氏の“噛ませ犬”として目をつけたのが岸田氏だった。藤本氏が続ける。

「今回の内閣改造で一番重要なのは間違いなく幹事長ポスト。安倍首相の意向は麻生、菅、谷垣の3人を留任させて政権の骨格を守りたかった。だが、3人の思惑は違う。谷垣さんは降板したがっていたし、菅さんは幹事長をやりたがっていた。

 それに対して、麻生さんは菅さんに『そんなに財政に口を出したいのなら幹事長の前に財務大臣をやってみろ』という気持ちでしょう。だから岸田さんの幹事長就任をバックアップすることで菅幹事長の芽を完全に摘み取り、菅さんがこれ以上政権内で力を強めるのを牽制しようという気持ちはあったと思います」

 菅VS麻生・岸田連合のパワーゲームに発展したという見方である。一方、安倍政権の大番頭として権勢を振るう菅氏にすれば、仮に岸田氏が幹事長になって後継総理という流れができると、いっぺんに力を失いかねないという懸念もあった。

 そこで「谷垣さんは車椅子幹事長でもいいじゃないか」という動きも出ていた。菅氏に近い内閣官房スタッフがいう。

「安倍総理は菅さんを官房長官に置いておきたいし、できれば谷垣さんも残したかった。菅さんは、自分が幹事長になれないなら、総理の意向通りに病み上がりの谷垣幹事長を留任させ、官房長官のまま谷垣氏をサポートすることで事実上、官邸と党の両方をコントロールしていくことを考えていたかもしれない」

※週刊ポスト2016年8月12日号

1371チバQ:2016/08/04(木) 12:07:33
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12180-434695/


岸田外相 谷垣氏入院で2年後に一気に総理・総裁狙える

2016年08月02日 11時00分 NEWSポストセブン

岸田外相 谷垣氏入院で2年後に一気に総理・総裁狙える

内閣改造はどうなる?(安倍首相)

 本来、内閣改造は、人事権を一手に握る総理大臣がポスト配分を武器に求心力を高めるチャンスのはずだが、今回は少し様相が違っている。思わぬ“誤算”に安倍晋三・首相が直面し、並行して党内では激しい暗闘が繰り広げられていた──。

 7月31日に投開票された東京都知事選であれほどヒートアップしていたはずなのに、終わると同時に永田町のセンセイ方の関心は内閣改造一色となった。

 安倍首相にとって、今回の組閣は「憲法改正準備内閣」の性格を持ち、次の総選挙をにらんだ布陣でもある。総選挙に勝って「総裁任期延長」に持ち込み、2020年の東京五輪を首相で迎え、憲法改正も実現するのが安倍首相の野望だ。

 内閣改造はそうした安倍政治の総仕上げに向けた重要な人事になる。それだけに、じっくり構想を練るため、安倍首相は7月に早めの夏休みを1週間も取った。

 ところが、大誤算だったのは留任を想定していた谷垣禎一・幹事長が趣味のサイクリング中に転倒、頸髄を損傷したことだ。それによって人事の大幅な練り直しを迫られることになった。

 谷垣氏が入院したのは7月16日。当初は「大けがではないが、大事を取った」(幹事長室)と発表され、静養先の山梨県鳴沢村の別荘で報告を受けた安倍首相も、「雲隠れしてどこかに遊びにでも行ったんじゃないか」と周辺にジョークを飛ばしていた。

 それがいつまで経っても病状についての情報が入らない。幹事長室を預かる谷垣側近の棚橋泰文・幹事長代理は正確な病状を伏せ、報告しなかったとみられている。

 しびれをきらした首相が、「本当はどうなのか」と怒り出した。慌てた細田博之・幹事長代行が谷垣氏から説明を聞きたいと求め、病室に付き添っている谷垣氏の実弟を通じて「頸髄損傷で手術した」という重大な説明があったことを会見で明らかにした。

 党内は幹事長交代の見方が強まり、大幅内閣改造の可能性が出てきたことに、にわかに沸き立った。いささか不謹慎ながら、党内では入閣適齢期の待望組が70人近くに膨れあがり、他人を押しのけても「今度こそは」と目の色を変えているのだ。

 そんな中堅議員からは、「谷垣さんは声が出せないんじゃないか」「頸髄損傷なら、少なくとも当分は車椅子生活は避けられないだろう」という見方が上がり、後任の幹事長には、細田氏の昇格や高村正彦・副総裁の“降格”、さらに二階俊博・総務会長の名前や、菅義偉・官房長官の幹事長起用という大型人事まで取りざたされている。

 なかでも、「チャンスが回ってきた」と幹事長就任に意欲を燃やしたのが岸田文雄・外相だ。岸田派議員がボスの背中を押す言い方をする。

「岸田さんは外務大臣の在任期間が3年半になる。悲願だったオバマ大統領の広島訪問を実現したことで、もう十分な実績をあげたという達成感があるようだ。『外相はもういいな』と漏らしている。

 外相留任より、幹事長として党務をやりたいのが本音。幹事長として次の総選挙を仕切れば、間違いなくポスト安倍の一番手の地歩を固めることができるし、2年後の総裁選で一気に総理・総裁を狙える」

 それに対して官邸の安倍側近からは、「よほどのことがない限り、谷垣幹事長の続投だ。病気ではなく事故だから、元気になれば、場合によっては当面車椅子でもいいじゃないか。幹事長職は務まる」という声があがっていた。

 しかし、次の幹事長は二階氏に決まり、「岸田幹事長」は幻に終わった格好になった。

※週刊ポスト2016年8月12日号

1372チバQ:2016/08/04(木) 18:43:23
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160804/plt1608041140002-n1.htm
内閣改造舞台ウラ 「ポスト安倍」「小池援護」意識 中韓は警戒感あらわ (1/3ページ)

2016.08.04

 第3次安倍再改造内閣が3日午後、発足。今回の改造では、麻生太郎副総理兼財務相(75)ら8人を留任させながら、「ポスト安倍」や「次世代」も意識した陣容となった。中国の軍事的暴発が懸念されるなか、歴史問題で中国や韓国と対峙する稲田朋美政調会長(57)を防衛相に抜擢する一方、親中派の二階俊博幹事長(77)を重用するなど、硬軟両様で隣国に対応していく。2020年東京五輪を成功させるため、小池百合子都知事(64)との連携を意識して、同じキャスター出身の丸川珠代環境相(45)を五輪相に横滑りさせた。組閣の舞台裏を検証する。

 今回の改造では、「ポスト安倍」と呼び声の高い2人の対応が分かれた。歴代4位の在任期間を誇る岸田文雄外相(59)は留任し、石破茂地方創生担当相(59)は閣外に去った。

 安倍首相は、秋の臨時国会でTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)関連法案の審議があるため、農水行政に精通する石破氏を農水相で処遇しようとしたが、石破氏は固辞した。石破氏は2日、「自民党に多様な意見があることは大事だ」と、安倍路線を否定するような発言を披露した。

 この選択が吉と出るか、凶と出るか。

 女性2人目の防衛相となった稲田氏は、党内屈指の保守系議員として安倍首相の信頼が厚い。

 稲田氏の入閣報道を受け、中国メディアは「右翼の女性政治家」と紹介し、警戒感をあらわにした。韓国・聯合ニュースは「安全保障協力が容易でなくなるとの懸念も生じる」と伝えた。

 韓国政府は2011年8月、稲田氏らが、韓国が不法占拠している島根県・竹島に近い、韓国・鬱陵(ウルルン)島を視察しようと訪韓した際、金浦(キンポ)空港で入国不許可にしている。

 中国はいつもの「反日」姿勢といえるが、韓国は自衛隊や在日米軍と連携できなくなると、自国が困るのではないか。

 五輪相に担当替えとなった丸川氏は、小池氏とは前職だけでなく、同じ兵庫県出身という共通点もある。

 今後、膨張した五輪予算などをめぐり、小池氏と、「犬猿の仲」といわれる東京五輪組織委員会の森喜朗会長(79、元首相)が緊張関係になった場合、「機転が利き、誰とでも無難に付き合える」(永田町関係者)という丸川氏が緩衝材の役割を果たす場面もありそうだ。

 ちなみに、小池氏と、安倍首相が幹事長に起用した二階氏は、新進党や自由党、保守党と政治行動をともにしてきた同志である。小池氏は夕刊フジの独占インタビュー(2日掲載)で、「二階氏は仕事師だ。人の心をつかむのが天才的にうまい。本当に尊敬している」と絶賛している。

 初入閣組にも、安倍首相らしさが見えた。

 経産相に起用された世耕弘成官房副長官(53)は、近畿大学総長一族の出身で、祖父は元経企庁長官、伯父は元自治相という環境に育った。メディア戦略の専門家で、安倍首相が幹事長時代に一緒に党改革に取り組み、信頼を勝ち得た。

 安倍首相を「理想の上司」と言い切る側近だが、これまで入閣できなかった。実は、世耕氏の妻は、自民党の宿敵である民進党の林久美子元文科政務官。「林氏が6月の参院選で落選したため、入閣できたのではないか」(自民党中堅議員)という見方もある。

 地方創生担当相への起用が決まった山本幸三元経産副大臣(67)は、東大卒の元大蔵官僚で、いわゆる「リフレ派」と呼ばれる金融政策のスペシャリスト。安倍首相とは野党時代に金融政策の勉強会を重ね、アベノミクスを進めてきた人物だ。

 農水相として2度目の入閣となる山本有二元金融担当相(64)は、安倍首相に弓を引いた石破氏の側近だが、安倍首相とも親しい関係を築いている。

 第1次政権が約1年で終わり、安倍首相が失意の中にいるとき、有二氏は東京・谷中にある禅寺に誘った。それ以降、安倍首相は「心を落ち着かせたい」と月1回ほど座禅を組んだ。安倍首相が2012年の自民党総裁選で電撃復活する道筋を敷いた1人である。

1373チバQ:2016/08/04(木) 20:52:25
http://www.sankei.com/politics/news/160804/plt1608040007-n1.html
2016.8.4 06:07更新

【内閣改造の全内幕】
これが安倍組閣の真相だ! ついに「留任」の電話なし 遠藤利明五輪相は参院選の責任を問われた 石破茂氏は財務相か外相を要求していた 岸田文雄外相に禅譲なし 

■託した「百合子対策」

「五輪相には心機一転、東京選出の丸川(珠代)大臣にお願いします」

 3日夜、第3次安倍再改造内閣を発足させた後、首相官邸で記者会見に臨んだ首相の安倍晋三は、4年後の東京五輪・パラリンピックに向けた決意を口にした。

 3日前の7月31日、五輪の舞台となる東京都には新たなトップが誕生していた。自民党と“決別”して都知事選に勝利した元防衛相の小池百合子だ。小池は、膨張した五輪予算の適正化を掲げ、選挙戦を勝ち抜いた。元首相で東京五輪組織委員会会長の森喜朗との不仲も伝えられる。東京五輪成功の鍵は、両者の間に立つ五輪相が握るといっても過言ではない。

 丸川の所属する細田派は、森がかつて領(りょう)袖(しゅう)を務めた縁がある。安倍は「機転が利く」とされる丸川にその重責を担わせる白羽の矢を立てた。

 丸川の登用の陰では別の動きもあった。内閣改造を翌日に控えた2日夜、五輪相の遠藤利明は、しきりに自らの携帯電話を気にしていた。ニュースでは続々と「留任」が報じられ、該当者には安倍の電話がかかっていた。しかし、遠藤の携帯はついに鳴らなかった。



(2/6ページ) .

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 遠藤の五輪相の仕事ぶりに、決して問題があったわけではなかった。だが、第3次安倍再改造内閣の布陣を見ると、一つの傾向がうかがえる。7月の参院選を踏まえた“信賞必罰”だ。

 遠藤の地元・山形選挙区(改選数1)では、自民党候補が野党4党の統一候補に惨敗した。全国的に見れば自民党の勝利に終わった参院選だが、東北6県は秋田を除き自民候補は壊滅。勝利のムードを減退させた。一方、勝利をもぎとった秋田を地盤とするのが法相として初入閣した金田勝年で、環境相の山本公一も自民候補が野党との激戦を制した愛媛を地盤とする。新しい19人の閣僚は全員、地元で自民党が勝利した。丸川の地元・東京も2人の自民候補が当選した。


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 安倍は記者会見で東京五輪について、こう述べた。「必ず成功させないといけない。丸川五輪相を筆頭に東京都、都民と力を合わせる」

 ■谷垣氏からメール

 東京都知事選の投開票を翌日に控えた7月30日、安倍は、自民党幹事長、谷垣禎一から1本のメールを受け取った。

 頸(けい)髄(ずい)損傷で身動きがとれないことを理由に病院への見舞いを固辞する内容に加え、メールには安倍が最も懸念していた言葉が付け加えられていた。

 幹事長は続けられない-。谷垣は7月16日、自転車で転倒。当初は軽傷とされたが、症状は思いのほか深刻だった。8月の内閣改造・党役員人事の構想を練っていた安倍にとって、信頼する谷垣の続投は基本線だったが、方針転換を余儀なくされた。

1374チバQ:2016/08/04(木) 20:53:07
 ■石破側近が「人質」に

 一方、閣内では地方創生担当相の石破茂が不穏な動きを見せていた。内閣改造を前に石破派内では「今回こそ閣外に出るべきだ」との声が高まっていた。

 それでも安倍は石破を再任するつもりだった。だが、安倍の直談判を受けた石破は「下野」をほのめかしつつ、閣内に残る条件を突き付けた。

 「財務相か外相なら残ってもいい」。法外とも言える要求に、安倍は「農林水産相はどうか」と提案したが、石破は首を縦に振らなかった。3日の記者会見で、石破は吹っ切れたように「次の政権に代わるときに何を示せるかを錬磨するのも責務だ」と述べた。

 安倍は次の策に出た。石破の最側近、山本有二の農水相起用だ。「閣外へ」の主戦論が占めた1日の石破派会合は、ほかならぬ山本の音頭によるものだった。

 石破派は歓喜に沸いた一方、中には「こっちに手を突っ込んできた」との警戒も出ている。山本を“人質”にした安倍の「分断工作」というわけだ。安倍は3日の会見で石破について問われ、こう牽(けん)制(せい)した。

 「参院選で国民から負託された責任感は、閣外にいても変わりない」

 ■「外相はもういい」

 「安倍外交」を担う外相の岸田文雄は宏池会(岸田派)領袖の顔も持つ。派内では「そろそろ党中枢でポスト安倍の足場を固めてほしい」との期待もあった。岸田も周辺に「外相はもういい」と漏らし、そのことは安倍も耳にしていた。

 岸田の立場に理解を示す安倍だが、対ロシアなど今後の外交日程を勘案すると「岸田抜き」は考えられない。結局、留任した岸田だが、宏池会は過去10年間、党三役に縁がない。派の幹部は「禅譲のあてもないのに閣内にとどまっても…」と失意の声を上げた。

 「参院選で国民から負託された責任感は、閣外にいても変わりない」

 ■「外相はもういい」

 「安倍外交」を担う外相の岸田文雄は宏池会(岸田派)領袖の顔も持つ。派内では「そろそろ党中枢でポスト安倍の足場を固めてほしい」との期待もあった。岸田も周辺に「外相はもういい」と漏らし、そのことは安倍も耳にしていた。

 岸田の立場に理解を示す安倍だが、対ロシアなど今後の外交日程を勘案すると「岸田抜き」は考えられない。結局、留任した岸田だが、宏池会は過去10年間、党三役に縁がない。派の幹部は「禅譲のあてもないのに閣内にとどまっても…」と失意の声を上げた。

1375チバQ:2016/08/04(木) 20:54:06
http://www.sankei.com/politics/news/160804/plt1608040042-n1.html
2016.8.4 17:17更新


石原伸晃経済再生担当相、都知事選敗北「責任回避の批判は心外」 谷垣前幹事長の責任論で


 第3次安倍晋三再改造内閣で再任された石原伸晃経済再生担当相は4日午後、産経新聞などのインタビューに応じ、東京都知事選での自民党推薦の増田寛也候補の敗北に絡み、自身が谷垣禎一前幹事長の責任に言及した問題について、「党本部で候補の推薦をしているから、知事選の責任は幹事長にあることは決まっているという(手続き上の)説明しただけだ」とした上で、「責任を回避したように言われるのは心外だ」と述べた。

 また、同日午前に党都連会長を辞任する意向を表明したことについて、「国民の審判は謙虚に受け止めなければいけない。現場の(都連)会長として責任を取る」と述べた。

1376チバQ:2016/08/04(木) 21:51:38
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ8456BMJ84UTFK00B.html
「首相による石破派分断だ」 農水相に山本氏を一本釣り
20:44朝日新聞

 内閣改造で農林水産相に入閣した自民党の山本有二氏が所属する石破派に衝撃が広がっている。石破茂・前地方創生相が「ポスト安倍」を見据え、安倍晋三首相からの要請を断ったポスト。首相による切り崩しを警戒する声が上がる。

 「皆さまのおかげで、政治家としてのピークを迎えることができた」。4日の派閥会合に出席した山本氏は、こうあいさつした。3日には記者団に「石破派を代表して入閣したつもりで、国を支えたい」と語った。派内には入閣を好意的に受け止める議員もいるが、「首相による石破派分断だ」とする見方もある。

 山本氏に首相から電話があったのは2日夜だったという。首相は「石破さんが断ったポストだが、農水相をお願いしたい」と伝え、口外しないよう求め、山本氏は石破氏にも事前には連絡しなかった。その前日、石破氏は首相からの入閣要請を固辞し、山本氏を含む約10人と会食して「石破政権」への展望を語り合ったばかりで、山本氏入閣で石破氏は「ショックを受けたようだ」(周辺)という。(松井望美)

1377チバQ:2016/08/04(木) 21:51:59
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1608040002.html
内閣改造舞台ウラ 「ポスト安倍」「小池援護」意識 中韓は警戒感あらわ
17:05夕刊フジ

内閣改造舞台ウラ 「ポスト安倍」「小池援護」意識 中韓は警戒感あらわ
内閣改造・自民党役員
(夕刊フジ)
 第3次安倍再改造内閣が3日午後、発足。今回の改造では、麻生太郎副総理兼財務相(75)ら8人を留任させながら、「ポスト安倍」や「次世代」も意識した陣容となった。中国の軍事的暴発が懸念されるなか、歴史問題で中国や韓国と対峙する稲田朋美政調会長(57)を防衛相に抜擢する一方、親中派の二階俊博幹事長(77)を重用するなど、硬軟両様で隣国に対応していく。2020年東京五輪を成功させるため、小池百合子都知事(64)との連携を意識して、同じキャスター出身の丸川珠代環境相(45)を五輪相に横滑りさせた。組閣の舞台裏を検証する。

 今回の改造では、「ポスト安倍」と呼び声の高い2人の対応が分かれた。歴代4位の在任期間を誇る岸田文雄外相(59)は留任し、石破茂地方創生担当相(59)は閣外に去った。

 安倍首相は、秋の臨時国会でTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)関連法案の審議があるため、農水行政に精通する石破氏を農水相で処遇しようとしたが、石破氏は固辞した。石破氏は2日、「自民党に多様な意見があることは大事だ」と、安倍路線を否定するような発言を披露した。

 この選択が吉と出るか、凶と出るか。

 女性2人目の防衛相となった稲田氏は、党内屈指の保守系議員として安倍首相の信頼が厚い。

 参院選期間中の6月、NHKの番組で、共産党の藤野保史政策委員長(46、当時)が防衛費を「人を殺すための予算」と語った際、稲田氏は即座に「それは言い過ぎだ。(防衛費は)日本を守るためだ!」と反論した。

 稲田氏の入閣報道を受け、中国メディアは「右翼の女性政治家」と紹介し、警戒感をあらわにした。韓国・聯合ニュースは「安全保障協力が容易でなくなるとの懸念も生じる」と伝えた。

 韓国政府は2011年8月、稲田氏らが、韓国が不法占拠している島根県・竹島に近い、韓国・鬱陵(ウルルン)島を視察しようと訪韓した際、金浦(キンポ)空港で入国不許可にしている。

 中国はいつもの「反日」姿勢といえるが、韓国は自衛隊や在日米軍と連携できなくなると、自国が困るのではないか。

 五輪相に担当替えとなった丸川氏は、小池氏とは前職だけでなく、同じ兵庫県出身という共通点もある。

 今後、膨張した五輪予算などをめぐり、小池氏と、「犬猿の仲」といわれる東京五輪組織委員会の森喜朗会長(79、元首相)が緊張関係になった場合、「機転が利き、誰とでも無難に付き合える」(永田町関係者)という丸川氏が緩衝材の役割を果たす場面もありそうだ。

 ちなみに、小池氏と、安倍首相が幹事長に起用した二階氏は、新進党や自由党、保守党と政治行動をともにしてきた同志である。小池氏は夕刊フジの独占インタビュー(2日掲載)で、「二階氏は仕事師だ。人の心をつかむのが天才的にうまい。本当に尊敬している」と絶賛している。

 初入閣組にも、安倍首相らしさが見えた。

 経産相に起用された世耕弘成官房副長官(53)は、近畿大学総長一族の出身で、祖父は元経企庁長官、伯父は元自治相という環境に育った。メディア戦略の専門家で、安倍首相が幹事長時代に一緒に党改革に取り組み、信頼を勝ち得た。

 安倍首相を「理想の上司」と言い切る側近だが、これまで入閣できなかった。実は、世耕氏の妻は、自民党の宿敵である民進党の林久美子元文科政務官。「林氏が6月の参院選で落選したため、入閣できたのではないか」(自民党中堅議員)という見方もある。

 地方創生担当相への起用が決まった山本幸三元経産副大臣(67)は、東大卒の元大蔵官僚で、いわゆる「リフレ派」と呼ばれる金融政策のスペシャリスト。安倍首相とは野党時代に金融政策の勉強会を重ね、アベノミクスを進めてきた人物だ。

 農水相として2度目の入閣となる山本有二元金融担当相(64)は、安倍首相に弓を引いた石破氏の側近だが、安倍首相とも親しい関係を築いている。

 第1次政権が約1年で終わり、安倍首相が失意の中にいるとき、有二氏は東京・谷中にある禅寺に誘った。それ以降、安倍首相は「心を落ち着かせたい」と月1回ほど座禅を組んだ。安倍首相が2012年の自民党総裁選で電撃復活する道筋を敷いた1人である。

 話題性も意識しながら、閣僚経験のない「待機組」8人を処遇した今回の人事。安倍首相に長期政権の余裕と巧妙さを感じる。

1378チバQ:2016/08/04(木) 21:52:34
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160804_11017.html
<改造内閣>環境相交代またか…首長冷ややか
11:43河北新報

 3日発足の第3次安倍再改造内閣で、環境相に山本公一氏(衆院愛媛4区)が就任した。主要閣僚が軒並み留任する中、昨年10月の内閣改造からわずか10カ月での交代。東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質で汚染された廃棄物を抱える自治体の首長は冷ややかに受け止め、停滞する問題の解決に主体的な取り組みを求めた。
 「大臣が代わったからといって、物事がすぐに進展するとは思えない。事実、これまでがそうだった」。国の基準(1キロ当たり8000ベクレル)を超える指定廃棄物の最終処分場建設候補地の一つに挙がった宮城県栗原市の佐藤勇市長は、淡々とした口ぶりで語った。
 「新大臣は現場に来て当事者の声に耳を傾け、実情をしっかりと勉強してほしい。そうすれば、おのずと国、東京電力の責任の重さが分かるだろう」と、皮肉交じりに注文を付けた。
 県内で最も多い2235トンの指定廃棄物がある登米市の布施孝尚市長も、新大臣に現場へ足を運ぶよう要望する。「汚染牧草など国の基準を下回る一般廃棄物の処理についても、イニシアチブを取って確実な処理方法を見つけるべきだ」と国の責任を強調した。
 最終処分場の建設候補地の一つで、昨年8月末から計22日間にわたって環境省の現地調査を阻止した加美町の猪股洋文町長は「新大臣は環境問題に精通していると聞いた。反対する地域住民の意向を受け止め、じっくりと問題解決に当たってほしい」と要望した。
 廃棄物を福島県に集約して処理すべきだと提案してきた猪股町長。「(指定廃棄物の処理を巡る)特別措置法と、発生した県ごとの処理を定めた基本方針の見直しに取り組み、根本的解決を図ってほしい」とあらためて訴えた。
 村井嘉浩知事は「新大臣には国の責任をしっかり果たしてくれることを期待する」との談話を出した。

1379チバQ:2016/08/04(木) 21:53:15
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1608040024.html
【内閣改造】『お友達人事』とは言わせない? 世耕、鶴保両氏が初入閣 豪腕・二階幹事長も 和歌山内では活躍に期待する声
09:59産経新聞

【内閣改造】『お友達人事』とは言わせない? 世耕、鶴保両氏が初入閣 豪腕・二階幹事長も 和歌山内では活躍に期待する声
会見する世耕弘成経産相=3日午後、首相官邸(山崎冬紘撮影)
(産経新聞)
 3日に発足した第3次安倍再改造内閣で、和歌山県選出の世耕弘成参院議員が経済産業相に、鶴保庸介参院議員が沖縄・北方担当相にそれぞれ就任し、初入閣した。自民党役員人事では、二階俊博衆院議員が正式に幹事長に就任。和歌山選出議員が閣僚と党幹部のうち、3ポストを占めることになり、県内の与党関係者や支持者からは二階氏や2閣僚の活躍を期待する声が上がった。

 自民県連の吉井和視幹事長は「人口流出などさまざまな課題を抱える和歌山は地方の縮図。現状を熟知している和歌山選出の議員が閣僚などの重要ポストに選ばれたことで、地方の活性化が一層進むのではないか」と歓迎した。その上で、「世耕氏は側近として仕えたことで、首相の考え方をよく理解しており、政策にも通じている。鶴保氏は米軍基地問題などを抱える沖縄の課題解決に尽力してほしい」と語った。

 門博文衆院議員(比例近畿)も「幹事長と閣僚に3人が同時に就任するのは大変珍しい」と驚きの声を上げた。

 首相の側近として知られる世耕氏は、平成24年12月の第2次安倍内閣の発足に伴って官房副長官に就任し、政権を支えてきた。新宮後援会長の尾崎征朗さん(72)は「感無量だ。地方経済活性化のために頑張ってほしい」とエールを送った。

 鶴保氏は、国交副大臣や参院政審会長などの要職を歴任。7月の参院選では、30万票の大台に乗せて4選を果たした。鶴保氏の初当選から支援し、後援会幹部を務める和歌山市の淡路修身さん(77)は「安倍政権のさまざまな目標を後退させることがないように国のために尽くしてほしい」と語った。

 また、和歌山市の尾花正啓市長は二階氏について「経済産業相や自民総務会長など、内閣や党の要として活躍してきた。今後は党運営の柱となる幹事長として政治手腕を発揮してほしい」と激励。初入閣を果たした世耕氏と鶴保氏については「組織の顔としてリーダーシップを発揮し国益のために活躍してもらいたい」などと期待を寄せた。

 連立政権を組む公明党県本部の多田純一代表は「3人ともそれぞれ、公明党との太いパイプを持った人たちだ。自公政権の安定にふさわしい人選だ」と評価した。

 一方、野党からは冷ややかな声が上がった。共産党県委員会の下角力委員長は「首相の側近の世耕氏を起用したのは『お友達人事』、鶴保氏は『入閣待機組』を消化しただけという印象だ」と話した。

1380チバQ:2016/08/04(木) 23:04:12
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-160803X528.html
安定重視で守りの布陣=内閣改造
08月03日 19:25時事通信

 安倍晋三首相は3日の自民党役員人事で、党の要となる幹事長にベテランの二階俊博氏を据えた。内閣改造では、麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官ら屋台骨を残しつつ、約半数を入れ替えて、閣僚ポストを切望する各派閥に配慮も見せた。政権の安定を重視した「守りの布陣」と言え、新鮮味に乏しいことは否めない。

 首相は3日の記者会見で、二階氏ら新執行部に関し、「百戦錬磨の政治家だ。果敢にチャレンジを続けるための盤石の体制を築くことができた」と強調。麻生氏については「引き続きアベノミクスのエンジンとしての役割を担ってもらいたい」と語った。

 人事の出発点は、谷垣禎一氏が自転車事故で入院したため幹事長交代を余儀なくされたことだ。谷垣氏は総裁経験者として、党内の重しとなっていた。「党内のパワーバランスが変わる」(閣僚経験者)との見方も出る中、首相は党内外ににらみの利く二階氏に党運営を託した。

 麻生、菅両氏は2012年の政権復帰以降、首相を支え続ける政権の中核。消費税増税をめぐって両氏の間に隙間風が吹いたこともあり、いずれかを閣外に出して不安材料をつくる選択肢は首相になかった。

 初入閣は8人で、このうち女性はゼロ。待望の入閣を果たした「待機組」は各派閥に散らばっており、特定の派閥への偏りを避けたことがうかがえる。

 石破茂前地方創生担当相が閣外へ去ったことは、首相の誤算と言えそうだ。石破氏は「ポスト安倍」をにらんで対立軸を形成する構えで、谷垣氏が執行部を離れたことと併せ、「安倍1強」に変化が生じる可能性もありそうだ。

1382名無しさん:2016/08/04(木) 23:40:25
https://news.nifty.com/article/world/china/12181-146417/
自民党幹事長に「知中派」の二階氏起用へ、中国の反応は…―中国紙
2016年08月02日 21時00分
2日、自民党役員人事で、入院中の谷垣禎一幹事長に代わって二階俊博総務会長が幹事長に起用される見通しであることについて、環球時報は「安倍首相は知中派の人物を幹事長に起用する」と伝えた。写真は自民党のポスター。
2016年8月2日、日本メディアが「3日に行われる自民党役員人事で、入院中の谷垣禎一幹事長に代わって二階俊博総務会長が幹事長に起用される見通しだ」と報じたことについて、中国メディア・環球時報は「安倍首相は知中派の人物を幹事長に起用する」と伝えた。

日本の一部メディアでは、「二階氏は親中派の代表的な人物」と報じられているが、取材に応じた中国社会科学院日本問題専門家の呂耀東(リュー・ヤオドン)氏は、「二階氏は知中派と呼べるが、親中派ではない」と指摘する。

呂氏は、「二階氏は中国に何度も訪れており、日中関係の発展に注力してきた。ほかの政治家と比べて温和で、中国にも理解がある」とする一方、「彼は入閣するわけではなく、安倍首相の政策を変えることはない。日中関係に実質的な影響を及ぼすことは期待できない」としている。(翻訳・編集/北田)

1383名無しさん:2016/08/04(木) 23:41:31
http://jp.reuters.com/article/nikai-constitution-idJPKCN10E0AJ
Domestic | 2016年 08月 3日 12:10 JST
憲法改正、二階自民幹事長「慎重の上にも慎重に対応する必要」

[東京 3日 ロイター] - 自民党の二階俊博幹事長は3日、就任会見の中で、憲法改正は「慎重の上にも慎重に対応していく必要がある」との見解を示した。

憲法改正の議論を進めるには「野党との話し合いが大変大事だ」と指摘。できるだけ時間をかけて話し合う姿勢が大切との見解を示した。

また、参院選後に総務会長として安倍晋三首相の党総裁任期の延長に賛成したことについて、その考えに変わりはないとした上で「党内に機関を設け議論する場を作ることが大事」と述べた。

一方、中国との関係改善に関連し、日中の政党間協議を進める意向を示すとともに、次回の両国間の訪問では「中国(共産党の関係者)が日本に来る番」であるとし、友好関係の増進に努力していく方針を示した。

東京都知事選で自民・公明両党の推薦候補に対抗して立候補し当選した小池百合子新知事と、応援した自民党国会議員などの処分については、「慎重の上にも慎重に対応していく」と述べ、党内にある除名などの厳しい処分を求める声とは一線を画す意向を明らかにした。

(田巻一彦)

1384名無しさん:2016/08/04(木) 23:55:55
http://www.sankei.com/politics/news/160720/plt1607200033-n1.html
2016.7.20 21:56
自民党派閥、はや新人争奪戦 「数は力」 人事にらみ囲い込みに躍起

 参院選から10日が過ぎ、自民党の派閥が活動を本格的に再開させた。各派は今回当選した「新議員」のリクルート活動を着々と進めており、安倍晋三首相が8月3日にも想定している内閣改造・党役員人事をにらみ、「数は力」とばかりに影響力拡大に躍起となっている。

 「参院選も終わり、今後の安倍政権は政策を着実に進めなければなりません」

 高原らしい涼やかな空気に包まれた栃木県那須塩原市。自民党山東派は20日、党内8派閥の先陣を切って夏季研修会を開き、山東昭子会長はこう強調した。

 研修会には、比例代表で初当選した今井絵理子氏もさっそく出席した。今井氏は、山東氏が直接出馬を打診。選挙戦では山東事務所の秘書が全国遊説などの陣頭指揮にあたり、山東氏も積極的に支援した。同派は今井氏の入会で参院選前から1増の11人に増えた。

 産経新聞のまとめでは、参院選で初当選した自民党新人18人(議員任期は26日から)のうち、最大派閥の細田派に3人がすでに入会した。同派では岩城光英法相らが落選したが、準会員だった山田宏氏(比例)も含め選挙前から1減にとどめ、95人の勢力を維持した。

 二階派は1人落選したが、全国土地改良政治連盟が組織内候補として擁立した進藤金日子氏が入会。自民党入党が内定している平野達男元復興相も入る方向だ。麻生派は神奈川選挙区で当選し、追加公認された中西健治氏と、無派閥だった猪口邦子元少子化担当相が入会の方向だ。

 各派が勢力の維持や拡大に血眼で取り組むのは、8月の人事を見据えているからだ。党内では衆院当選5回以上、参院同3回以上の「入閣待望組」が計70人近くおり、首相周辺も「次の改造人事は中規模以上」と初入閣組を複数登用する可能性を語る。

 首相はこれまで派閥からの入閣希望リストをあまり採用しなかったが、ある派閥幹部は「閣僚が無理でも副大臣や政務官人事で派の『規模感』が大切になってくる」と強調。さらなる議員獲得に奔走している。(水内茂幸)

1385名無しさん:2016/08/04(木) 23:59:34
http://www.sankei.com/politics/news/160721/plt1607210019-n1.html
2016.7.21 12:35
橋本聖子氏が自民参院会長へ 主要3派が支持

 自民党の溝手顕正参院議員会長の後任を決める会長選(26日告示、29日投開票)で、世耕弘成官房副長官は21日、国会内で記者団に同党細田派として橋本聖子元外務副大臣を擁立することを明らかにした。第2派閥の額賀派と第3派閥の岸田派が賛同し、橋本氏が無投票で新会長に選出される公算が大きい。

 参院幹事長は額賀派の吉田博美参院国対委員長、参院国対委員長には岸田派の松山政司参院議院運営委員長の就任が有力視されている。

1386名無しさん:2016/08/05(金) 00:19:43
http://www.news-postseven.com/archives/20160613_420407.html
自民党・二階総務会長が野中広務氏復党提案 全土連対策か
2016.06.13 07:00

 参院選に突入する直前の通常国会閉幕日前日(5月31日)、自民党役員会で二階俊博・総務会長が突然、党幹部たちの意表を突く発言をした。

「参院選のためにも、党の団結のためにも重要だ」

 2011年に自民を離党した野中広務・元官房長官と、2005年の郵政民営化に反対し除名された綿貫民輔・元衆院議長の復党を提案したのだ。

 二階氏といえば、自民党の族議員の頂点に立ち、「業界団体からの陳情を一手に取り仕切り、業界が望む議員立法は二階さんのOKがないと審議もされない」(自民党ベテラン)といわれる力を持つ。その二階氏がなにゆえに、とうの昔に引退した2人の老政治家を復党させたいのか。2人のバックについている組織に理由があった。

 野中氏は「全国土地改良事業団体連合会(全土連)」の名誉会長。農地の大規模化や用水路の整備といった農業土木事業の総元締めの団体だが、実態は、自民党長期政権を支えた「最強の集票マシン」でもある。

「農業票といえばJA組合員などの農家票と思われているが、実際に選挙で動いてくれるのは農業土木が専門の地元の中小・零細の建設会社だ。それを動かすのが全国に6000か所ある土地改良区のトップ。だから選挙になれば候補者は真っ先に挨拶に行くし、自ら土地改良区の役員になっている議員も多い。そうした全国の土地改良区を統括し、農業土建会社、農業コンサル、測量会社などの団体を事実上、傘下に置いているのが全土連です」(同前)

 そのため、自民党選挙の裏を知り尽くしている小沢一郎氏は2009年の総選挙で民主党が政権を取ると真っ先に全土連つぶしに動いた。それまで年間約6000億円あった国の土地改良予算を一挙に3分の1に減らしたのだ。野中氏は政敵の小沢氏に白旗を掲げて「全土連の政治的中立」を表明し、2010年の参院選以降は自民党からの独自候補の擁立を見送り、自らも自民党を離党した。

 だが、自民党が政権復帰すると、自民と全土連は再接近。安倍政権は今年1月の補正予算でTPP対策費の中で土地改良予算を一気に990億円上積みして“詫び料”を支払い、全土連は今回の参院選に9年ぶりに自民党から候補者を立てる。ただし、全土連内部にはまだ不満があると西日本の土地改良区役員が語る。

「民主党政権時代に予算を削られてわれわれが非常に苦労した時、自民党は何もできなかったが、野中さんは離党までして組織を守ってきた。野中さんを復党させて名誉回復し、民主党に減らされた土地改良予算を政権交代前の水準まで増やさなければ票は出せない」

 参院選で自民党候補は地元の土地改良区からそう圧力をかけられ、踏み絵を迫られているわけである。

※週刊ポスト2016年6月24日号

1387名無しさん:2016/08/05(金) 00:21:50
http://www.asahi.com/articles/ASJ6F53LWJ6FUTFK00B.html
野中広務氏の自民復党決定 参院選の関係団体支持に期待
石田耕一郎2016年6月13日21時10分

 自民党の党紀委員会は13日、2011年に離党した野中広務元幹事長(90)の復党を決めた。山東昭子委員長は記者団に対し、野中氏が京都府土地改良事業団体連合会長であることを挙げて「(参院選で)ご協力いただかなければいけない」と語り、土地改良関連団体の支持に期待を示した。

 谷垣禎一幹事長が13日、野中氏に復党手続きが完了したことを伝え、野中氏も応じる考えを示したという。

 民主党政権が土地改良関連予算を大幅に削減したことを受け、全国土地改良事業団体連合会(全土連)の会長だった野中氏は11年4月、「国から補助金をもらっている団体の会長は政党色がない方がいい」として離党した。

 野中氏の復党は、野中氏の後任として全土連会長に就いた二階俊博・党総務会長が5月31日の党役員連絡会で提案。記者会見で「参院選までに(復党手続きを)やるべきだというのが私の考えだ」と述べた。野中氏の地元の党京都府連も復党を求める上申手続きをした。

 党は参院選比例区で、全土連の組織内候補で新顔の進藤金日子氏を公認している。(石田耕一郎)

http://www.j-cast.com/2016/06/14269587.html
野中広務氏の自民復党を決定 参院選支援を見込む
2016/6/14 15:20

自民党の党紀委員会は2016年6月13日、11年に離党していた野中広務元幹事長(90)の復党を決めた。京都府連の復党申請を受け、執行部が党紀委員会に審査を要請していた。野中氏は民主党政権下の11年、全国土地改良事業団体連合会(全土連)会長を務めていたが、関連予算が大幅に減らされる見通しになったため「政治的中立を明確にする」などとして離党していた。

山東昭子・党紀委員長は記者団に対して

「(参院選で)色々ご協力いただかないといけない」
と述べ、土地改良関連団体からの支援に期待を寄せていた。

1388名無しさん:2016/08/05(金) 00:24:37
http://mainichi.jp/articles/20160609/k00/00m/010/092000c
野中広務元幹事長の復党を調整
毎日新聞2016年6月8日 23時23分(最終更新 6月8日 23時32分)

 自民党は8日、2011年に離党した野中広務元幹事長(90)を復党させる調整を始めた。野中氏は全国土地改良事業団体連合会(全土連)の前会長で、現会長である二階俊博総務会長が5月に復党を提案していた。

 野中氏は全土連会長だった旧民主党政権時代、自民党の支持組織である全土連の土地改良予算を確保するため「政治的中立を明確にする」などと述べ、離党していた。野中氏は官房長官などを歴任し、03年に政界を引退していた。【高橋恵子】

http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160614/k00/00m/010/040000c
野中広務氏
自民復党を決定 参院選での協力期待
毎日新聞2016年6月13日 19時29分(最終更新 6月13日 21時17分)

 自民党は13日、2011年に離党した野中広務元幹事長(90)の復党を決定した。野中氏は自民党の有力支持団体である全国土地改良事業団体連合会(全土連)の前会長で、復党の背景には参院選での組織票積み上げへの期待がある。

 自民党の党紀委員会は13日に野中氏の復党を了承し、山東昭子党紀委員長が党本部で谷垣禎一幹事長に報告した。谷垣氏は野中氏側に復党決定を伝えた。

 山東氏は記者団に対し、参院選前の復党を認めた狙いについて野中氏が現在も京都府土地改良事業団体連合会の会長も務めていることに触れ、「いろいろ協力をいただきたい」と述べ、組織票のてこ入れに期待感を示した。

 野中氏は03年に政界を引退。全土連の会長は続けていたが、旧民主党政権が削減を進める土地改良事業の予算確保を図るため、「政治的中立を明確にする」などと述べ、11年に離党していた。野中氏の復党は全土連会長を務める二階俊博総務会長や党京都府連が求めていた。【飼手勇介】

1389チバQ:2016/08/06(土) 09:48:34
http://news.livedoor.com/article/detail/11854605/

首相実弟の岸信夫氏、再び外務副大臣 副大臣・政務官人事決定 派閥バランス重視も谷垣グループはゼロ


2016年8月5日 22時43分
産経新聞


 政府は5日の閣議で、内閣改造に伴う副大臣25人と政務官27人の人事を決めた。

 外務副大臣に安倍晋三首相の実弟である岸信夫衆院外務委員長を再び起用。北朝鮮が核実験やミサイル発射など挑発的な行動を繰り返していることを踏まえ、若宮健嗣防衛副大臣を留任させるなど、外交・安全保障を重視し、実務に精通する人員を配置した。

 副大臣会議と政務官会合をそれぞれ開き、菅義偉官房長官と萩生田光一、野上浩太郎、杉田和博の3官房副長官も出席した。菅氏は会見で派閥の推薦を考慮したかどうかについて「全くしなかった」と述べた。

 ただ、自民党の所属派閥別の人数は各派の勢力にほぼ応じている。最大派閥の細田派は副大臣、政務官とも最多の7人で、第2派閥の額賀派は副大臣5人。勢力がほぼ均衡している岸田、麻生、二階各派は、いずれも閣僚2人、副大臣2人、政務官3人だった。

 谷垣禎一前幹事長率いる谷垣グループは今回の人事で閣僚2人が交代。副大臣、政務官も1人も入らなかった。頸髄(けいずい)損傷で入院中の谷垣氏のほか、国対委員長だった佐藤勉元総務相も交代し、同グループは党幹部からも姿を消す結果となった。

 石原宏高衆院議員は、兄の伸晃経済再生相も関わる内閣府の副大臣に就任。丸川珠代五輪相の夫である大塚拓衆院議員は財務副大臣に就いた。不倫を理由に辞職した宮崎謙介前衆院議員の妻、金子恵美衆院議員は総務政務官を務める。

1390チバQ:2016/08/06(土) 09:49:10
http://mainichi.jp/articles/20160806/k00/00m/010/149000c

改造内閣
.
政務三役、派閥に配慮 副大臣・政務官人事決定

毎日新聞2016年8月5日 21時35分(最終更新 8月5日 23時46分)

 政府は5日の閣議で、第3次安倍再改造内閣の副大臣・政務官人事を決定した。閣外に出た石破茂前地方創生担当相が会長を務める石破派を含め、各派閥のバランスに配慮した顔ぶれをならべた。



 安倍晋三首相は5日に首相官邸で開いた副大臣会議で「それぞれの分野の改革に受け身ではなく果敢にチャレンジしていただきたい」とあいさつした。

 決定したのは副大臣25人、政務官27人。副大臣人事では、注目を集めている稲田朋美防衛相を支えるため、若宮健嗣副防衛相(副内閣相兼務)が留任した。副外相には首相の実弟の岸信夫衆院外務委員長を再登用し、副農相には首相に近い礒崎陽輔元首相補佐官を起用した。公明党からは、副大臣に古屋範子副代表ら3人、政務官には3人を充てた。

 菅義偉官房長官は5日の記者会見で「継続が必要な副大臣は留任させた」と説明した。副大臣・政務官人事では各派閥が官邸側に候補者名を伝えているが、菅氏は「まったく(推薦を考慮)しなかった」と述べた。

 ただ、実際は政務三役の数で派閥の均衡に配慮したことがうかがえる。前回2015年10月の内閣改造時と比べ、額賀、二階両派は2人、岸田派が1人増。首相の出身派閥の細田派は1人減っており、細田派幹部は「今回は少し遠慮した」と語った。

 首相は閣僚人事と同じく安定した政権運営を維持するため、副大臣・政務官でも各派閥の意向をこれまで以上に重視したとみられる。石破派には、石破氏が閣外に出たことによる冷遇を懸念する声もあったが前回と同数で、関係者は「影響はなかったようだ」と受け止めている。岸田派の若手は「どこかが突出して多いわけではなく、妥当な布陣ではないか」と指摘した。【高橋恵子、加藤明子】

1391とはずがたり:2016/08/06(土) 12:34:14
ノブテルめ,人として欠陥品だなぁ。まあオヤジがあれじゃあ仕方が無いけど。

都知事選敗北 石原氏「責任者は幹事長」 自民党本部の推薦、強調
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00000057-san-pol
産経新聞 8月3日(水)7時55分配信

 東京都知事選で推薦候補が大敗した責任をとって自民党都連会長を辞任する石原伸晃経済再生担当相は2日の記者会見で、「知事選は党本部マターだ。お金も都連が集めたのではなく党本部だ。責任者は(谷垣禎一)幹事長だ」と強調した。敗北の責任は谷垣氏にあると受け取れ、責任転嫁のような発言となった。

 自民党は都知事選に当たり党本部が増田寛也元総務相を推薦した。石原氏は、党本部推薦である以上、党務の責任を担う谷垣氏に都知事選敗北の責任もあると強調したかったようだ。

 もっとも、石原氏は都連会長として、親族も含めて所属議員が増田氏以外の候補を支援した場合、除名などの処分にするとの文書を通達。これが“脅し”と受け取られ、都連内でも「増田氏側のイメージを落とす一因となった」との指摘が出ている。

 しかも、谷垣氏は都知事選告示の2日後の7月16日、サイクリング中に転倒し、頸髄(けいずい)を損傷。現在に至るまで入院している。実質的に都知事選に関与できず、増田氏は大敗。谷垣氏も幹事長退任が決まった。石原氏は会見で「責任を痛感」と述べたが、後味の悪い敗戦処理となった。

1392名無しさん:2016/08/06(土) 14:23:42
今見るとちょっと面白い10年以上前の甘利明の選挙区民向け通信。

AKIRA AMARI 第 55号/2004・10
国会リポート
http://www.amari-akira.com/diet/pdf/report20041002_0055.pdf

総 覧
今回の改選人事で予算委員長に内定いたしま
した。正式には12日の衆議院本会議で指名され
決定いたします。
衆議院には17の常任委員会があり、その数だ
け委員長がおりますが、中でも議院運営委員長と
予算委員長だけは閣僚級委員長として別格扱いさ
れています。
その中でも予算委員長は特別で、閣僚経験者
の中から1名だけ選ばれます。過去に閣僚経験が
なく就任したのは浜田幸一氏だけであり、問題発
言を恐れて入閣を見送られ続けてきたために、最
終的に予算委員長のポストが与えられました(そ
れでもたちまち問題発言で辞任しましたが…)。
地元もそうでしょうが、マスコミ関係者は私が入
閣の有力候補者と見ていたため、各社から10分
おきに入閣打診の有無の問合せがありました。し
かし山崎派の入閣第一候補は大野功統氏であり
ましたし、武部勤氏が驚天動地の幹事長指名を受
けた時点でそれは難しくなりました。
与謝野馨氏の政調会長就任の話は、前々日の
午前中にはマスコミから私に伝わっておりましたし、
前日にはご機嫌で床屋に行っていたと記者団が語
っておりましたが、完全秘密主義の小泉総理は新
幹事長のニュースが漏れるのを極度に嫌って、山
崎拓氏にすら連絡を入れませんでした。
当日、朝9時05分に安倍晋三氏の待つ党本部
幹事長室に小泉総理が入り、
「新しい幹事長がぜひ君に幹事長代理をやって欲
しいと言っているので、やってくれないか」
「新しい幹事長って、誰ですか?」
「武部さんだ」
「!!……。」
というやり取りが2人の間でありました。その日の
夜、あるパーティーで一緒になった安倍さんに、
「なぜ幹事長代理を受けたんですか?」
と尋ねたところ、
「何せ時間がない中でとっさに言われたもんです
から、断りきれなかったんです」
とのことでした。
額賀福志郎氏の政調会長を外し、青木参院議
員会長の幹事長就任要請にも耳を貸さなかった小
泉総理は組閣後、さすがに気が引けたのか当の
額賀氏に予算委員長就任を打診したようですが、
額賀氏はこれを固辞し「甘利さんが適任だと思う」
と私を推薦してくれたそうです。
山崎会長、亀井前農相を始め山崎派の同志は
懸命に私を売り込んでくれましたが、同時に額賀
氏や中川国対委員長、そして安倍前幹事長等々、
派閥を越えた多くの方々が私を心配し、強力な後
押しをしてくれました。友情に心から感謝したいと
思います。
私自身、与えられた職務の中で全力を尽くすこ
とは言うまでもありません。
今週の出来事( あっと驚く… )
私が務めていた筆頭副幹事長職というのは、大
臣以外の人事を担当します。適材適所で評価され
る人事をするのはなかなか難しいのですが、3期
務めて次は入閣を目指すということで、私の後任
を誰にするか山崎会長と話あった際、武部氏が適
任ではないか、という結論になりました。そうしたら
幹事長になっちゃいました。
そういえば安倍氏も森会長から「副幹事長として
汗をかけ」と言われたら幹事長になりましたし、こ
れからは派閥の会長から副幹事長指名を受けると
幹事長になれるかもしれませんね。

1393名無しさん:2016/08/06(土) 14:24:05
>>1392
他のはここから読めます。

http://www.amari-akira.com/diet/


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