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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:27:55
生命科学綜合スレ。進化論から自然動物保護迄幅広く。

50荷主研究者:2009/10/04(日) 03:41:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090928t15026.htm
2009年09月28日月曜日 河北新報
性染色体が種を守る 新種誕生深く関与? 東北大解明

 東北大大学院生命科学研究科の北野潤助教(進化生物学)らの研究グループが、トゲウオ科の魚「イトヨ」を用いた実験で、性染色体の構造の違いが種の保存に大きくかかわっていることを突き止めた。これまで未知の部分が多かった生物の新種形成でも、性染色体が重要な役割を果たしている可能性が高いという。研究成果は、英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載された。

 北野助教らは、太平洋に分布する「太平洋型イトヨ」と、太平洋型から派生したやや小さい「日本海型イトヨ」が、太平洋の一部海域で共に生息しながら、それぞれの種を維持していることに着目。交配行動や遺伝的な構造の違いを探る実験で、日本海型の独自の性染色体が、別種の子孫を残しにくくしていることを解明した。

 日本海型のオスには、背中のとげでメスをつつくなど攻撃的な求愛行動を引き起こす性染色体があることを発見。攻撃性を嫌う太平洋型のメスが、日本海型のオスを遠ざけ、交配しないことが分かった。

 一方、日本海型のメスは双方のオスと交配するが、太平洋型と交配した場合、メスの性染色体に、子どもの精子形成異常を引き起こす作用があることも判明したという。

 生物の異なる種の形成についての研究は、150年前のダーウィンの進化論提唱に端を発するが、遺伝的なメカニズムには未解明の部分が多い。

 北野助教は「性染色体の変化が新種を生み出し、種を保存する主要なメカニズムになっている可能性が高い。別の種でも研究を進め、生物の多様性が維持されるシステムの解明につなげたい」と話している。

51とはずがたり:2009/10/13(火) 01:24:16

文ちゃんもいいけどやっぱりカイくんがかわぐぅ〜(;´Д`)ハアハア

北海道犬・カイくん、市長と尼崎競艇PR
http://mainichi.jp/select/wadai/horidashi/news/20091012mog00m040008000c.html

白井文・尼崎市長とともにレースを観戦したカイ君=兵庫県尼崎市水明町の尼崎競艇場で、2009年10月11日午前11時25分、中里顕撮影

 【兵庫】尼崎市水明町の尼崎競艇場で12日に行われる全日本選手権優勝戦をPRしようと、携帯電話会社のCMで人気の北海道犬、カイくん(6歳)が11日、同競艇場で白井文・尼崎市長とレースを「観戦」した。ファンとの記念撮影会も開かれ、会場を盛り上げた。

 カイくんは、ソフトバンクモバイル社のCMに女優の上戸彩さんらと出演中。愛らしい姿が人気を集め、写真集やDVDも発売されている。

 この日、白井市長の隣に「お座り」をしてレースを観戦したカイくん。大の犬好きという白井市長は「連れて帰りたいくらい可愛い。尼崎の競艇も『カイ様』の力でぜひ盛り上げてほしい」と笑みが止まらなかった。【中里顕】

52とはずがたり:2009/10/27(火) 18:41:53
すげえすげえ。
信天翁は鈍重そうで飛ぶのが苦手が印象だったけど鳥島から聟島に雛移送する必要ない位行動範囲広いですやん。
繁殖地ぐらいもっとあちこちで造っても良さそうなものなのに。純粋にはぐれて迷い込んだだけか??

小笠原のアホウドリ、米で確認 移動2万6千キロ
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102701000166.html

 小笠原諸島・聟島から巣立った国の特別天然記念物のアホウドリが、米国カリフォルニア州サンフランシスコ南西約80キロの海上で確認されたことが27日、分かった。移動距離は2万6千キロ以上とみられている。

 環境省によると、巣立ったアホウドリは衛星で追跡しているが、国外で目視で確認できたのは初めて。

 アホウドリは、現地の研究員が11日(日本時間12日)に発見。写真撮影にも成功した。足輪や装着した衛星発信機から、聟島のアホウドリと特定した。カムチャツカ半島やアラスカ湾、カナダなどを経て、米国まで移動したとみられる。

 見つかったのは雌で、アホウドリの繁殖地を分散させるために山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)が伊豆諸島の鳥島から聟島に移送したひな15羽のうちの1羽。約3カ月人工給餌した後、5月までに15羽すべてが巣立った。
2009/10/27 09:56 【共同通信】

53とはずがたり:2009/10/27(火) 18:43:27

7月の記事

アホウドリの求愛行動を初確認 小笠原諸島、繁殖の候補地に
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009070701000814.html

 絶滅の危機にある国の特別天然記念物アホウドリの新たな繁殖地づくりを進めている山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)は7日、小笠原諸島・聟島から約100メートル離れた無人島で若鳥の求愛行動を確認したと発表した。小笠原諸島での求愛行動の確認は初めてといい、同研究所は「繁殖の兆しが見えた」と話している。

 2羽のうち少なくとも1羽は5歳ぐらいとみられ、くちばしを付き合わせる行動を繰り返していた。同研究所は「島で求愛行動をすれば、繁殖の一つの候補地になる」としている。

 同研究所はまた、噴火の危険がある伊豆諸島の鳥島から聟島に移送して人工飼育したひな15羽のうち、5月に巣立った7羽を人工衛星で追跡した結果、紀伊半島などに接近したり、太平洋上を北上しているところを確認。中には聟島から約3200キロ離れたオホーツク海まで到達した例もあるという。

 同研究所と環境省などが昨年から5年間の計画で実施している共同事業で、追跡は昨年に次いで2回目。
2009/07/07 18:32 【共同通信】

54とはずがたり:2009/10/30(金) 12:03:30
タンチョウ、再び県内で越冬? 愛鳥家ら「温かく見守って」
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091030f

大潟村の西部承水路付近にすみ着き、2度目の冬を越そうとしているタンチョウ

 昨年5月に北秋田市に飛来し、大潟村の西部承水路付近で越冬した国の特別天然記念物のタンチョウが、そのまますみ着き2度目の冬を越そうとしている。国内では北海道だけに生息するタンチョウが、本州で1年半も過ごすのは極めて異例で、地元愛鳥家などは「秋田タンチョウ友の会」を結成して事故に遭わないよう見守り続けている。11月1日のカモ猟解禁を前に、友の会は「流れ弾などで傷付けないよう十分配慮してほしい」と呼び掛けている。

 「ツル子」や「タンちゃん」などの愛称で親しまれてきたこのタンチョウ。酪農学園大(北海道江別市)による羽根のDNA解析で、中国大陸生まれとみられている。友の会によると、北秋田市で目撃された後、男鹿市脇本に移動。同市や大潟村の西部承水路付近で越冬し、今年3月末まで過ごした。4月に秋田市に出没した後、北海道せたな町、新潟県佐渡市、山形県鶴岡市と一時は県外を転々としたが、5月29日に再び同承水路付近に舞い戻った。

 大潟草原鳥獣保護区(国指定)管理員で友の会代表の加賀谷幸男さん(70)は「無農薬や減農薬農法の浸透で、村内に餌となるイナゴやタニシ、ドジョウなどが増え、越冬できる環境になったのではないか」と推測。北海道苫小牧市の会員加藤均さん(46)も「北海道のタンチョウは冬場、人間が与える餌を頼りに生きているが、秋田のタンチョウは凍らない水路で餌を探し、自力で懸命に生きている」と話す。

 主にすみ着いているのは、西部承水路を挟んで東西を県道男鹿琴丘線(男鹿市)と男鹿八竜線(大潟村)に、南北を同承水路・野石橋と祝田橋に囲まれたエリア。加賀谷さんは「長い間、無事に過ごせたのは地域住民の温かい配慮のおかげ。今冬も事故やトラブルが起こらないよう協力してほしい」と訴えている。
(2009/10/30 11:12 更新)

55杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/11/10(火) 22:02:19
【衝撃事件の核心】レアな淡水魚を産地偽装 会社員の危ない“副業”

2009.11.1 18:00

 環境省が絶滅危惧(きぐ)種に指定している淡水魚「イチモンジタナゴ」を、捕獲が禁止されている滋賀県の琵琶湖産と偽って、ネットで販売したとして不正競争防止法違反(原産地の虚偽表示)の疑いで埼玉県伊奈町の会社員、中根弘倫容疑者(40)が滋賀県警に逮捕された。中根容疑者は自宅で、国が捕獲を禁じている絶滅危惧種で天然記念物の淡水魚「アユモドキ」や「ミヤコタナゴ」も無許可飼育しており、文化財保護法違反容疑も持たれている。中根容疑者は会社員生活のかたわら“副業”で観賞用淡水魚の卸売業を営んでいたという。
 
まるで観賞魚ショップ

 捜査関係者によると、中根容疑者の自宅には飼育設備の整った多くの水槽が並び、さながら観賞魚ショップのようだったという。水槽ではアユモドキやミヤコタナゴが無許可で飼育され、特にミヤコタナゴは約400匹が水槽で飼われていた。小さな稚魚もいたといい、繁殖させていた可能性があるという。
 捜査関係者は「ほかにもさまざまな魚がいた。自分で繁殖させて、闇ルートに流していたのでは」とみている。
 環境省によると、絶滅危惧種に指定されている淡水魚類などは約140種類。このうち国の「種の保存法」により捕獲などが禁止されている種類は、アユモドキやミヤコタナゴなど4種類だけだ。
 こうした魚は、闇市場で売られ、高額に取引されている。県警によると、アユモドキの密売価格は1匹2〜3万円、ミヤコタナゴの密売価格は1匹3〜4万円にもなるという。

DNA鑑定が決め手に

 「琵琶湖産のイチモンジタナゴがネットで販売されている」
 滋賀県警にこんな通報が寄せられたのは今年6月のことだった。
 イチモンジタナゴは、かつては琵琶湖でも広くみられたが、現在は北部の数カ所にしか生息しておらず、滋賀県は条例で捕獲を禁止している。岐阜や岡山、九州などにも生息しているが、琵琶湖産は希少価値が高く、マニアの間で人気という。
 通報を受けた県警は捜査に着手。イチモンジタナゴは生息地によってDNA型も違うといい、押収した魚のDNA鑑定を専門家に依頼。滋賀県産ではないことを確認し、原産地の虚偽表示の疑いがあると判断した。
 中根容疑者の逮捕容疑は、同月、滋賀県産ではないイチモンジタナゴ20匹をネットオークションで販売する際、「天然採取、産地直送 琵琶湖産」「琵琶湖にて採取」などと産地を偽装して表示したとしている。 「希少価値のある琵琶湖産と表示することで、マニア受けをねらったのは間違いない」と捜査関係者は指摘する。

56杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/11/10(火) 22:03:42
活気づくネット市場

 今回の事件の背景には、ネットと宅配の急速な普及があるとみる関係者も多い。
 観賞魚飼育情報誌の編集担当者は「わざわざ都会のペット販売店に出向かなくても、地方にいながら希少価値のある魚が、店で販売されるより安い値段で手に入る。今や膨大な数の海水魚や淡水魚がネットで売買されている」と話す。宅配技術も向上し、魚を輸送する際に、袋に酸素や水を入れて、2〜3日間は持つという。
 売買が容易になると、マニアの心理につけこんで一儲けしようという者が出てくるのが世の常。
 「『めずらしい』というだけで飛びつくマニアもいる。絶滅の恐れがあるほど、プレミア感がついてくる」とある専門家は説明する。「『とりこ』といわれる密漁グループの存在もある」と指摘する。
 「しかし、いくら好きだからといって、行き過ぎた不法な販売は許されない」と語気を強めた。
 県警は中根容疑者が、希少価値のある魚を不法に販売していた可能性があるとみて詳しい実態について調べを進めている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091101/crm0911011800011-n1.htm

57とはずがたり:2009/11/30(月) 16:28:13

今季入園30万人を突破 大森山動物園
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091130f

 秋田市の大森山動物園のシーズン入園者が29日、30万人を突破した。同園の入園者が30万人を超えるのは1991年以来、18年ぶり。

 同園のことしの通常営業は3月20日にスタート。感謝祭などが行われた29日午前10時すぎ、入園者が30万人を突破した。同園によると、昨年のシーズン入園者(3月20日?11月30日)は25万3702人で、ことしは前年比約20%の増加となった。約35万人が来園した91年はゾウ、キリンの展示が始まった年で、それ以降の入園者はおおむね24?25万人で推移してきた。

 小松守園長は、今シーズンの入園者増について、園内に大型の遊具施設を備えた「アソヴェの森」がオープンしたことに加え、高速道路の自動料金収受システム(ETC)の割引効果で県外客が増加したことなどを挙げた。
(2009/11/30 09:53 更新)

58とはずがたり:2009/11/30(月) 16:30:22
>>55
琵琶湖産のイチモンジタナゴも絶滅危惧種のアユモドキやミヤコタナゴなど4種類もマニアに繁殖させて貰えばいいのにw
水産試験場よりも上手に無償でやってくれるんちゃうか。

59とはずがたり:2009/12/05(土) 17:13:55

兵庫で放鳥したコウノトリ、長野に飛来
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20091126-OYT1T00660.htm?from=main5

 兵庫県豊岡市で繁殖・放鳥された国の特別天然記念物コウノトリが2羽、長野県内に飛来したことが確認された。

 兵庫県立コウノトリの郷公園や目撃者によると、今年5月に生まれた雄(個体番号J0018)が、24日午後と25日午前に長野県安曇野市で見つかった。

 同市内の水田でコウノトリを撮影した「日本白鳥の会」理事の会田仁さん(60)は「双眼鏡で見ると大きなミミズをついばんでいた」と話している。

 また、10月31日に放鳥された別の雄(同J0400)が24日、同県中川村で目撃された。
(2009年11月26日13時42分 読売新聞)

60とはずがたり:2009/12/05(土) 17:15:45
朱鷺と云い鳥の飛翔力ってのは凄いですなぁ。

61とはずがたり:2009/12/05(土) 17:25:47

線路置き石:「悲鳴」でカラス撃退 JRが岩手で実験
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091205k0000e040052000c.html

カラスによる置き石を防ぐため、JRが始めた仲間の悲鳴を流す実験
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/nature/20091205k0000e040053000p_size5.jpg

 JR東日本盛岡支社(盛岡市)がカラスによる線路への置き石を防ぐため、軌道内へ立ち入った際に仲間の悲鳴をスピーカーで流す実験を始めた。カラスの習性や賢さを逆手に取り、「線路は危険」と学習させるという。置き石はダイヤの乱れだけではなく、事故にもつながりかねない。同じ悩みを抱える他支社からも問い合わせがあり、盛岡支社は「置き石対策の決定版に」と意気込んでいる。【山中章子】

 カラスの置き石は同支社管内で年間約15〜20件。同支社によると、線路下に餌を隠す際やいたずらで、石をくちばしで挟んでレール上に置くとされている。事故は起きていないが、車輪が石をつぶす時の異常音のたびに安全確認のため運転を見合わせるなど、遅れの一因になっていた。

 置き石の多い場所にカラスの模型を置き、風車を回したこともあるが、設置場所しか効果がなかった。このため、カラスの生態を研究する宇都宮大農学部の杉田昭栄教授の協力で、広範囲をカバーできる装置を開発。東北線花巻−花巻空港間の1カ所に設置した。

 装置は、線路に100メートル間隔で赤外線センサーを取り付け、カラスを感知すると線路脇のスピーカーからカラスの悲鳴や警戒時に発する声を数パターンの周波数で流す。

 カラスは仲間の悲鳴を聞くとその場を離れる習性があり、同じ音に慣れないよう装置が無作為に音を選択するよう工夫した。同時に、視力が人間の5倍というカラスが嫌がるよう発光器も約5秒間点滅する。

 10月の設置以降、置き石は確認されておらず、雪が積もり始める時期まで実験を続ける。仙台、長野など他支社から問い合わせもあり、盛岡支社施設課の高瀬力男副課長は「効果が実証されれば他地域でも生かしたい」と話している。

毎日新聞 2009年12月5日 15時00分(最終更新 12月5日 15時00分)

62とはずがたり:2009/12/15(火) 23:56:19

世界の雑記帳:気候変動で「ニモ」が絶滅の危機に=IUCN
http://mainichi.jp/select/world/newsinbrief/news/20091215reu00m030001000c.html

 [コペンハーゲン 14日 ロイター] 映画「ファインディング・ニモ」のキャラクターとなり、一躍人気者になったカクレクマノミが、地球温暖化による海水の酸性化などにより、絶滅に近づいているという。

 国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が開催されているデンマークの首都コペンハーゲンで14日、国際自然保護連合(IUCN)が報告した。 

 それによると、海水の酸性化や水温の上昇で、さんご礁が破壊されるほか、カクレクマノミが隠れ場所のイソギンチャクを探すための嗅覚が影響を受けているという。

 この報告では、地球温暖化で最も打撃を受けた動植物10種も明らかになり、カクレクマノミのほかには、ベルーガ(シロイルカ)や、オサガメ、コウテイペンギン、コアラなどが挙がった。

 報告書を執筆したウェンディ・フォーデン氏は、記者団に「動植物は環境に適応するが、変化の速度は遅くなければならない。各国の政府が力強くタイムリーな目標に全力を傾け、気候変動の速度を落とすことができれば、これらの種に生き延びるチャンスを与えることができる」と話した。

2009年12月15日 12時43分

63とはずがたり:2010/01/05(火) 17:26:30

去年の5月の記事だが。

チドリやシギなど渉禽類が急速に減少
http://ecotech.nies.go.jp/fnews/detail.php?i=2326
発表日:2009.05.20

チドリやシギなどの渉禽類を初めて包括的に調査した「渉禽類アトラス」が公表され、欧州、西アジア及びアフリカの渉禽類の半数以上が急速に減少していることが明らかになった。特に渡りの経路にある、アフリカや中東の重要な湿地の保護が急務だという。このアトラスは、ウェットランド・インターナショナルによるもの。渉禽類とは、チドリやシギなどの湿地に生息する鳥類で、その多くは、繁殖地の北極圏から、南アフリカ等の越冬地へ渡りを行う。EU内では、野鳥指令により、既に保護地域のネットワークが形成されているが、アフリカ東西の海岸や東アフリカでは重要な地域の保護・管理が不十分だという。さらに、ダム開発による湿地の乾燥、灌漑による水の流入の停止、農地への転用等、急速な開発で、アフリカや中東の湿地は危機的な状況にある。渉禽類アトラスでは、各個体群を保護するために最も重要な湿地を指摘するとともに、適切な水管理は、渉禽類だけでなく、地域の人々にも恩恵を与えると、湿地保全の効果を訴えている。

64とはずがたり:2010/01/11(月) 14:46:44

トキ分散飼育、石川の動物園で始まる 東京・多摩に続き
http://www.asahi.com/national/update/0109/OSK201001090038.html
2010年1月10日22時20分

 国の特別天然記念物トキの分散飼育地に選ばれた石川県能美市のいしかわ動物園で9日、新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センターから移送されたつがい2組が専用ケージに放された。分散飼育は鳥インフルエンザの大量感染を防ぐことなどが目的。トキが佐渡島の外で飼育されるのは、2007年に始まった東京・多摩動物公園に続いて2例目となる。
<関連動画>トキ分散飼育、石川の動物園で始まる

 2組のトキは8日午後5時半過ぎにいしかわ動物園に到着。暗い中で暴れてけがをしないよう、翌朝を待ってケージ内に放された。美馬秀夫園長によると、4羽とも健康状態に問題はない。2羽はケージ内の水場に入り、好物のドジョウを食べたという。

 石川県は、本州最後のトキ「能里(のり)」が能登半島で生息していたことから、04年に分散飼育の候補地として名乗りを上げた。いしかわ動物園はホオアカトキなど近縁種を飼育し、繁殖に成功した実績などが評価された。トキは専用ケージで飼育され一般公開されないが、園内に新設する大型モニターでケージ内のトキの映像が公開される予定だ。(加藤藍子)

66名無しさん:2010/01/26(火) 17:57:51
>>45
ずっとどうなったのか 気になってました。閉館後も面倒見てたんですねぇ
合掌(´;ω;`)

67とはずがたり:2010/01/27(水) 13:34:24
ひどいなぁ。。

迷子の犬猫、短期で殺処分 法改正後、飼い主捜せず
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012701000015.html

 2007年に遺失物法が改正された後、迷子の犬や猫が飼い主捜しを十分にされないまま短期間で殺処分されていることが27日、動物問題解決を目指す弁護士らでつくる「THEペット法塾」(大阪市北区)の調査で分かった。

 殺処分後に飼い主が見つかったケースもあり、同塾代表世話人の植田勝博弁護士は「飼い主の手に戻るべき動物が平然と殺処分されている。遺失物法を見直すべきだ」と話している。

 調査は09年6〜7月に47都道府県と政令市、中核市など計113自治体を対象に実施し、112自治体から回答を得た。

 迷子の犬や猫は従来、警察署が遺失物として2週間預かり、その間に飼い主を捜していたが、法改正後は直接保健所などの行政機関に引き渡されるようになった。

 調査結果によると、預かってから殺処分するまでの最短日数を尋ね、各自治体の平均を算出したところ犬は5・6日、猫は4・5日。警察から引き渡された犬や猫の90%以上を殺処分していた自治体もあった。

 過去5年間で殺処分された後に飼い主が見つかったケースがあるかどうかについては、約3分の1の自治体が「ある」と答えた。
2010/01/27 06:03 【共同通信】

68とはずがたり:2010/01/30(土) 00:29:26

恐竜の色わかった!…中華竜鳥は「赤茶」
http://osaka.yomiuri.co.jp/science/news/20100128-OYO8T00294.htm

 中国東北部・遼寧省で発見された白亜紀前期(1億2000万〜1億2500万年前)の恐竜の羽毛に2種類のメラニン色素が存在することを中国科学院などの研究チームが突き止めた。恐竜の色を初めて科学的に確かめた画期的な成果だ。英科学誌ネイチャー電子版に28日発表する。
色素の存在がわかった中華竜鳥の化石。首筋から尾にかけて羽毛が確認できる(中国・南京研究所提供)

 チームが電子顕微鏡を使って化石を調べた結果、羽毛恐竜「中華竜鳥」では、赤茶色の色素「フェオメラニン」が首筋から背中にかけてと、尾の羽毛から見つかった。尾は、しま模様だった可能性がある。
(2010年1月28日 読売新聞)

69とはずがたり:2010/02/09(火) 05:05:36

肉がまずくなったから?パンダ、菜食主義者に
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090128-945694/news/20091214-OYT1T00882.htm?from=nwla

 ジャイアントパンダが、肉食のクマ科に属しながら竹を主食にしているのは、進化の過程で肉の「うまみ」を感じる味覚を失った可能性が高いことがわかった。

 ジャイアントパンダの遺伝情報を解読した北京ゲノム研究所などの国際チームが解析したもので、英科学誌ネイチャー電子版に14日発表した。

 国際チームは3歳のメスのパンダを対象に、全遺伝情報の約94%を解析。24億塩基対のDNA配列のうち、遺伝子は推定約2万1000個、パンダに固有の遺伝子も約2500個あった。

 肉食動物特有の消化酵素の遺伝子はあったが、植物繊維のセルロースを分解する酵素の遺伝子はなかった。竹の消化は、腸内の微生物の働きで行うと考えられる。

 「甘み」「苦み」など基本的な味覚の遺伝子のうち、肉に豊富な「うまみ」を感じる遺伝子が機能を失っていた。味覚が変化したことで、手に入れやすい竹を主食に変えた可能性があるという。

 ジャイアントパンダは一度に生まれる子どもが少なく、野生では四川省の山間地に約2500〜3000頭しかいないと推定される。今回の分析では、遺伝的な多様性は残っていることがわかり、勢力回復が不可能な状態ではないという。
(2009年12月14日21時10分 読売新聞)

70とはずがたり:2010/02/09(火) 05:06:40

良い試みですねぇ〜。

ヤギで除草…旺盛食欲、エコな活用
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090128-945694/news/20100202-OYT1T00830.htm

雑草を食べさせるために放たれたヤギ=長崎県島原市で篠原太撮影

 雑草をモリモリ食べるヤギ。その食欲をエコロジーに生かそうとする取り組みが各地で広がっている。

 北九州市八幡西区のミクニ建設(世良勝彦社長)は今春から、除草用にヤギを貸し出す事業を始める。

 「ヤギで草刈りしたら面白いんじゃないか」。世良社長(38)は2006年、仕事仲間との雑談の中でヒントを得た。ヤギは傾斜地を好む習性があり、様々な草を旺盛に食べる。専門書を読んだりインターネットで調べたりして、ビジネスの可能性を研究した。

 昨年5月、長野県の牧場からヤギ5頭を購入。福岡県中間市の野球場のネット裏にワイヤでつないでみた。すると、5頭は1週間で500平方メートルの雑草を食べ尽くした。「これはいける」。世良社長は確信した。もちろん、草刈り機に比べれば除草の速度は遅い。しかし、刈り取った草の処分の必要はなく、ふんも肥料になる。

 同社は4月以降、北九州市や中間市の学校を中心に1頭を月1万5000円で貸し出す予定で、年間約200万円の売り上げを目指す。将来は100頭程度まで増やし、乳を使ったチーズや菓子の製造・販売も計画している。

 北九州市も中小建設業新分野進出支援助成金(上限100万円)の交付を決定しており、事業を後押し。「環境にやさしくユニークな取り組み。注目したい」と市中小企業振興課。世良社長は「ヤギを使った除草を定着させ、北九州の名物に」と意気込む。

 長崎県島原市の水無川下流。柵の中のヤギ、羊6頭が、背丈より高い草をはんでいた。ここで行われているのは、観光施設などの雑草や有明海の海藻アナアオサを、ヤギや羊に食べてもらおうという「ヤギ・ヒツジECOプロジェクト」。中心人物は島原農業高校の山田善光教諭(32)だ。

 国交省雲仙復興事務所や県とタイアップ。山田教諭が顧問の「社会動物部」で飼育するヤギ、羊を用いる。同事務所が6頭のヤギを借り、20メートル四方の柵に放って草を食べさせると、4か月間で約800平方メートルを除草したという。「予想以上に食べてくれた。ふんや尿のにおいが心配だったが、気にならなかった」と同事務所も効果の大きさに驚く。

 一方、有明海のアナアオサは乾燥して大麦などと交ぜ、ヤギなどの飼料に活用することに社会動物部が成功。焼却処理より費用は少ないうえ、「二酸化炭素排出削減にもつながる」と山田教諭。同部は今後、動物の毛や肉を使った加工品開発にも取り組む。(中村明博、篠原太)
(2010年2月2日17時16分 読売新聞)

71チバQ:2010/02/09(火) 08:42:03
パンダの話
>遺伝的な多様性は残っていることがわかり、勢力回復が不可能な状態ではないという。
この一文が重要なのに

72チバQ:2010/02/20(土) 11:26:58
http://mainichi.jp/select/today/news/20100220k0000e040021000c.html
霊長類:半数、300種が絶滅の危機
2010年2月20日 10時58分

 地球に生息する霊長類のうち、半数にあたる約300種が絶滅の危機に直面しているとの報告書を国際自然保護連合(IUCN)などがまとめた。熱帯雨林の伐採などが主な原因。アフリカ・マダガスカルのキツネザルなど最も絶滅の危険度が高い25種をリストアップし、保護対策強化を訴えている。

 報告書によると、ベトナム北東部のトンキン湾の島にのみ生息するゴールデン・ヘッド・ラングールは60〜70頭。マダガスカルのキタイタチキツネザルも100頭を切った。ベトナム北東部のヒガシクロテナガザルも110頭前後しか残っていない。原因として、熱帯雨林の伐採による生息地の破壊のほか、食用やペットとしての違法取引などを指摘している。

 報告書を執筆した環境保護団体「コンサベーション・インターナショナル」のラッセル・ミッターマイヤー会長は「10月に日本で開かれる国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で、各国政府に対策を働きかけたい」と話している。【足立旬子】

73チバQ:2010/02/20(土) 11:44:26
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001002200002
希少生物 帰って来い
2010年02月20日


「彩湖・道満グリーンパーク」内の湿地再生区域=戸田市

◇戸田ケ原のトダスゲやホンドキツネ


野生の動植物の宝庫だった湿原「戸田ケ原」の復活を目指し、戸田市が荒川の調節池「彩湖」周辺の自然再生に本腰を入れる。市民や地元企業に協力を呼びかけ、都市部に生き物のオアシスを取り戻すのが狙い。本格的な再生活動に先駆けて27日、現地で「さくらそうフェスタ」が開かれる。


◇生息調べ繁殖 戸田市、本腰


 戸田ケ原はかつて、現在の戸田市沿いの荒川河川敷に広がっていた。市によると、江戸時代からサクラソウの名所として知られたが、開発や開墾で1940年代に消滅したという。


 再生活動の第一歩は、河川敷の「彩湖・道満グリーンパーク」内北側の「湿地再生区域」(約4500平方メートル)から。もとはヨシやオギに覆われた場所で、市が最近、湿地に適した環境を作るために掘り下げた。現在は土がむき出しだが、希少なサクラソウやトダスゲなどを植え、成育状況を調べるという。


 荒川河川敷の生き物の調査を手がける市民団体「荒川緑地エコネットの会」代表の小林隆子さん(61)は「本来の自然を取り戻し、維持するのは大変だが、生物の多様性の大切さがよく分かる場所になってほしい」と話している。


 昨年3月の市の再生構想では、パーク内の施設を残し、彩湖周辺の湿地再生区域をさらに4カ所拡大。再生の象徴として、サクラソウやトダスゲのほか、わずかに生息が確認されているホンドキツネやホンドカヤネズミなど計10種を定め、繁殖を目指す。


 キツネのえさ場やカヤネズミの巣作りのための草場を増やし、カワセミの営巣に適した崖(がけ)を設ける。市民や企業などによる「再生連絡会議」(仮称)を設け、活動の具体的な進め方を決めるという。


 「市民に関心を持ってもらい、ステップアップしていきたい」と市公園緑地課の菊池利春課長。長い取り組みになるため、再生の最終的な目標時期は定めていない。


 構想作りにかかわった県生態系保護協会の堂本泰章事務局長は「街の魅力が高まり、転居してきた市民も自然と触れ合うことで、地域への愛着が深まる」と期待している。


◇活動に先駆け27日「さくらそうフェスタ」


 「さくらそうフェスタ」は午前10時〜正午、同パークで。サクラソウ(600株)やトダスゲ(500株)の記念植栽、カワセミの形の紙飛行機作りなどがある。問い合わせは市公園緑地課(048・441・1800)へ。

74とはずがたり:2010/03/01(月) 12:25:51

「雪の動物園」初めて1万人を突破 大森山
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20100301e

アライグマの餌やりには28日も人だかりができた

 秋田市の大森山動物園(小松守園長)の今シーズンの「雪の動物園」が28日最終日を迎え、来園者は1万1708人に上り、初めて1万人を突破した。同園の本間弘生主席主査は「天候に恵まれたことやイベントに力を入れた結果ではないか」と話し、3月20日の通常営業開始に向けて弾みをつけた形だ。

 雪の動物園は、冬の動物の姿を楽しんでもらおうと2005年度から実施。1、2月の土曜・日曜日と祝日に営業し、寒さに弱い一部の動物を除いて大部分の動物を展示する。同園によると、入園者数はこれまで2006年度の9079人が最高だった。

 今季開園したのは17日間。1日の来園者数が最も多かったのは1月11日で、2174人が訪れた。最終日の28日は親子連れなど839人が来園。期間中毎日実施された餌やりが人気で、この日もアライグマやトラのおりには大勢の人だかりができていた。
(2010/03/01 09:23 更新)

75チバQ:2010/03/03(水) 23:43:43
冥福を祈ります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100303-00000608-yom-soci
目に接着剤…人々和ませた犬の「純平」天国へ
3月3日14時32分配信 読売新聞

 東京・神楽坂の社会福祉施設「救世軍新光館」で、家や職を失った人々や地域の住民の心を和ませてきた犬の「純平」が2月末、息を引き取った。

 生後2か月ほどだった14年前、両目を接着剤でふさがれて捨てられ、新光館に引き取られた純平。入館者や職員たちは「ここのために生まれてきてくれたような犬でした」と悼んでいる。

 純平は1996年3月、栃木県小山市の公園で、瞬間接着剤で目をふさがれた姿で見つかった。地元の獣医師が治療し、引き取り手を探していたところ、入館者の一人が読売新聞で知って手紙を書いた。「犬小屋を作り始めています。みんなで責任を持って育てます」。こうして純平は新光館にやってきた。純平の名前は純粋な心で、いつまでも平穏で、との願いを込めて付けられた。

 新光館では、病気やけが、倒産など様々な事情で居場所を失った人たちが一時的に暮らす。純平は誰が来ても決してほえず、しっぽを振って歓迎した。持病の腰痛の悪化で働けなくなり、施設を転々として今年1月に入館した男性(55)は「玄関で純平の目を見てホッとした。嫌なことがあっても純平に話したら安らいだ」という。

 純平は、自分も職員の一人と心得て、朝8時半のミーティングでは館長の真鍋精一さん(52)の目の前のイスにちょこんと座るのが日課だった。散歩をすると、近所の人たちから声をかけられたり頭をなでられたりする。「人間不信になるような思いをしたのに、周りの人を元気づけてくれた。地域の人と館の絆(きずな)でした」と職員の畠山信美さん(68)は言う。

 昨年末に食欲がなくなり、がんと診断された。既に手術は難しかった。先月24日に散歩から帰って具合が悪くなり、25日夜、静かに息を引き取ったという。

 26日、純平は多くの入館者らに見送られて、都内の動物霊園に葬られた。真鍋さんは「いなくなって改めて純平の存在の大きさを感じる。本当にお疲れさま」と話した。 .

76とはずがたり:2010/03/27(土) 19:55:09
へえ,蛇は耳が聞こえないのか。まだらの紐のトリックは無理という話しを某所で聞いて調べてみた。

ヘビの生態
http://www.geocities.co.jp/Outdoors-Mountain/2000/hebi-seitai.html

ヘビの生態
1.感覚機能

Ⅰ.目(視覚)
まぶたが無く、ウロコの変化した透明なメガネと呼ばれるものに覆われ、目は開いたままの様になっています。
目の位置から判断して前方60度程度しか見えていないと考えられています。視力については良く分かっていませんがエサを獲る時や攻撃する時などの敏速な行動から近くは良く見えているのでしょう。逆に上や後ろはあまり見えていません。

Ⅱ.耳(聴覚)
ヘビの耳は皮膚内にうもれて鼓膜、鼓空などを欠き挫骨の一端は方骨に接し、もう一方は前耳骨にはまって内耳に接しているので空中を伝わる音波は感じません。ヘビの近くで騒いでも特に問題はありませんが視覚の中にいる1番近いものにヘビは警戒しますのでヘビを見つけたらすぐに離れた方が良いでしょう。また、聴覚の変わりに皮膚感覚を発達させています。

Ⅲ.皮膚(皮膚感覚)
聴覚が弱い代わりに皮膚から伝わる地面の振動などは良く感じるようです。地面から伝わる人やネズミの歩く振動音は皮膚で感じています。特に頭部は効果的に敵や獲物の足音(振動)を感じる事ができます。ただ人はゴム底のくつをはいてそ−っと近づけばきずかれにくいので容易に捕らえられます。

Ⅳ.舌・鼻(味・嗅覚)
ヘビの味覚、臭覚器官は口の中の上部にヤコブソン器官と言われる特有のものがありこれにより司られている事が解剖実験学上分かっています。一般に良く知られるようにヘビは絶えず長い舌をチョロチョロ出していますがこれは単なる癖ではなく空気中のにおいや味を舌でとらえ、ヤコブソン器官に送り判断していると言われます。ネズミの通った後を舌先で捕らえ追跡したり交尾期に相手を探すのもこの器官によると考えられています。嗅覚は発達し、鼻孔の口腔に通じる部分のふくらみにあります。ヤコブソン器官に神経が分布し舌とあいまって嗅覚を司っています。また、舌の前部はふたまたに分かれこれで空中にただようにおいを吸着させ舌を口に納めると先端がヤコブソン器官に差し込まれ嗅覚を助けます。舌は空中の震動も感じます。

Ⅴ.ピット器官(温・距離感)
ヘビの第6感器官で目と鼻孔の間にある一対の窩(頬窩器官)でニシキヘビ科の多くの種とクサリヘビ亜科のヘビが持っています。ここには多くの神経、毛細血管が集まっていてわずかの熱(赤外線)を感じ取る事ができます。ヘビの目を覆い熱を持った電球やゴム球を近づけると正確に飛びつき咬みつきますが熱のない物を近づけても反応はありません。生きた温血動物をエサとし、敵を一撃で倒す為に発達した器官です。

2.生息場所と食性
ヘビは変温動物です。温度の低い冬季には冬眠するのはこのためです。逆に熱帯地方のヘビは熱を避けるために夏眠する場合もあります。
ヘビの食べ物は生きた動物ですが一般的にはかなり広範囲の動物を食べます。よくヘビの餌といえばカエルが挙げられますがカエルを好むヘビはヤマカガシやヒバカリ、シマヘビなどで他の多くの種はネズミや鳥などの温血動物を好んでいるようです。
アオダイショウのように木登りが得意なヘビは鳥を襲うことが多く、地上性のマムシなどはネズミ類を多く獲っているのが現実です。

3.その他
自分の体より大きな物を大きな口を開け、呑みこむ姿はヘビ特有のものです。上下に大きく開き顎の左右が別々に動く様になっているので大きな動物を呑み込む事ができるのです。無毒蛇の場合相手が強い場合は敏速にぐるぐるに巻きつけ締めつけ窒息死させた後ゆっくり呑み込むことが多く毒蛇は獲物に毒を注入し、たとえ相手に逃げられても後を追い倒れた後に呑みこみます。
ヘビのウロコは魚のように沢山の爪状のものが重なっているのではなく1枚の皮膚のヒダでできています。脱皮はヘビの種類によって時期は違いますが年に2〜3回周期的に行います。脱皮する場所は水たまりの回りが多く岩などにこすり付けて約50分で終わります。
またヘビ類は体内受精を行い、産卵前に受精します。精子は雌の体内で数年間生存しています。 産卵数は数個〜100個くらい、孵化日数は数時間から9ヶ月くらいです。ヘビの3/4は卵生残りは卵胎生で卵は輪卵管内で発育し幼蛇となって産まれます。

77チバQ:2010/05/03(月) 20:40:32
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100502ddm041040174000c.html
ニッポン密着:「廃棄物」ペット死体、葬儀業者規制なし 「弔いの場」に遠く
 埼玉県飯能市の山中にペットの死体が投棄された事件は、家族同然だったペットがゴミのように扱われていたことで、多くの飼い主に衝撃を与えた。だが法律上、動物の死体はあくまで「廃棄物」。事件の背景には、飼い主の感情にある程度配慮した形で死体を処理する自治体がきわめて少ないことがある。「家族」か「ゴミ」か。ペットの弔いの現状を探った。【百武信幸、大谷津統一】

 廃棄物処理法違反容疑などで逮捕されたのは、元同県三芳町議、阿部忍容疑者(71)。県警によると、8000〜6万円で葬儀と火葬を請け負っていたが「利益を上げるため、00年ごろから捨て始めた」と供述。多い時で月90万円の売り上げがあったという。

 三芳町の公民館で4月17日に開かれた被害者集会。投棄を警察に通報したペットサロン経営の女性(54)が「ハムスターや小さい犬、猫はゴミとして出していたらしい」と告げると、約250人が集まった会場は悲鳴に包まれた。電話帳の広告を見て小型犬など3匹の火葬を依頼した井岡信三さん(68)は嘆いた。「一緒に暮らした家族なんだ。うそでもいい。うちの子は土に埋めたと言ってくれ」

       □

 廃棄物処理法で動物の死体は、ゴミや汚泥などと同じ「一般廃棄物」。処理業をするには市町村長の許可が必要だ。しかし兵庫県宝塚市長が77年、市内の民間動物霊園がペット葬祭業を行っていることの可否を当時の厚生省環境衛生局に問い合わせると「動物霊園事業において取り扱われる動物の死体は廃棄物に該当しない」と回答。法改正をしないまま、許可がなくてもペットの葬祭業ができると事実上認めた。

 だが、自治体にとって動物の死体が「廃棄物」であることには変わりない。埼玉県のある市では、燃えるゴミの日に「犬の死体」などと書いて集積所に出せば、収集車が他のゴミと一緒に回収しているという。多くは野良猫などだが、首輪をつけたペットの死体もある。担当者は「ゴミと言うには違和感があるが、法律上やむをえない」と話す。

 一方、東京都内では00年以降、23区のほぼすべてが川崎市の民間動物専用霊園「平和会ペットメモリアル」に動物死体の合同火葬を委託している。葬儀は行わないが、世田谷区の場合、料金は体重25キロ未満なら一律2600円と格安だ。また動物専用の火葬炉を所有する横浜市は、飼い主に骨を返す個別火葬もしている。料金は1〜5キロ未満で2万円。しかしこうした自治体は少数派だ。

       □

 「骨つぼの中を見たら空だった」「返された骨に知らない傷がある」。国民生活センターによると、ペットの葬祭業を巡っては今年に入りこうした相談が寄せられているという。ペットブームを受け、ペットの丁重な弔いを希望する飼い主は増えるが、悪質業者を規制する法律はない。環境省動物愛護管理室は改正動物愛護法で規制強化も検討しているものの、動物死体の位置づけについては「愛情があってもゴミに出す人もおり、判断が難しい」という。

       □

 平和会の木村鉄郎さん(51)は、火葬炉を担当し15年になる。「飼い犬も野良猫も一緒に骨になり、一つになって地球に返っていく。モノでもゴミでもなく、同じ命だ」。平和会の行政用の慰霊碑には、約50年間で弔われた75万匹以上の動物が眠っているという。

 ■ブーム受け20年で業者4倍以上

 厚生労働省の統計では、狂犬病予防法に基づく犬の登録頭数は、98年度の約542万頭が、08年には約680万頭に増えた。一般社団法人ペットフード協会によると、90年代に人気だった大型犬がこの数年で死別期を迎えているほか、02年にCMに登場して人気となったチワワの影響で増えた小型犬の多くもこれから死別期が来るという。

 これに伴いペット葬祭業者も増加している。ペット雑誌などを出版する「野生社」の調査では、関連業者数は今年4月現在、全国831社。1989年の190社に比べ4倍以上だ。民間業者によるペット火葬の料金はペットの大きさによって異なるが、合同火葬で1万〜3万、個別葬なら2万〜4万円程度。

 遺骨を専用の墓に納める飼い主もいる。東京都豊島区南池袋のペット霊園「ペットエンジェルゲイト」では、7階建てビルの3、4階に納骨室がある。1室は通常、コインロッカー大で、中に骨つぼや写真を置くことができる。使用料は納骨室の材質や大きさなどで異なり、一般的なもので年間1万〜3万円程度だが、最高で10万円の場所も。永代供養料1万500円の合同納骨に1年で移す人もいれば、6年間更新し続けている人もいるという。

78とはずがたり:2010/06/01(火) 18:31:58

俺も猫との長いバトルをしてきたが迷惑動物なんだよねぇ。可愛いけど其れと此れとは別。。

野良猫餌付け:癒やしか迷惑か…地域の共生でトラブル回避
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100601k0000e040089000c.html

「猫の飼育ガイドライン」に沿って猫の世話をするボランティアの女性=横浜市磯子区で、三浦博之撮影

 野良猫への餌付けは禁止、ふん尿で迷惑をかけた近所の人には慰謝料約200万円−−。近くの猫に餌をやっていた将棋の元名人・加藤一二三さんが5月、東京地裁立川支部でそんな判決を受けた。餌付けが愛猫家のエゴと言われないために、どうすればいいのか。【山本紀子、池田知広】

 加藤さんは控訴を断念し敗訴したが、判決については「外で暮らす猫の問題は、皆で支え合っていくというすう勢にあることを認めている」などと評価。「(集合住宅の)敷地外で餌やりを続ける」としている。

 近くの80代女性は「判決後は近所での餌付けは、ぱったりやんだ」と話すが、自宅には見知らぬ人から「猫をいじめないで」と電話がかかってきたという。「私たちはふん尿のにおいに悩まされていただけだったんです」。猫に悩む人たちと愛猫家との溝は深い。

 猫の餌付けトラブルは各地で深刻化している。08年には川崎市と東京都足立区で、09年には千葉県船橋市で殺人事件まで起きた。日本動物愛護協会事務局長の吉野功さんは「猫問題は人口の密集した都市部で顕在化しやすい。餌やりは自由だが、敷地管理者の了解を得たり、生まれる子猫をどうするかなどの対応が必要」と指摘する。

 横浜市磯子区の安達節子さん(55)は、餌やりを始めて10年。毎晩外に出るとなじみの猫数匹が寄ってくる。「いやなことがあっても忘れてしまう」という癒やしのひと時だ。

 食べ残しの餌やふんは始末し、猫には必ず不妊・去勢手術を施す。近所に20匹いた猫は、自然に7匹に減った。一緒に餌をやる森谷美恵子さん(54)は「地域の人とコミュニケーションをとるのが最も大切。町会には猫ボランティアの活動を説明し、防災訓練や公園清掃には参加する」。

 磯子区は99年、全国に先駆け、人と猫とが共生するための「猫の飼育ガイドライン」をまとめた。安達さんらも含め27のボランティアグループが餌付けしている。ガイドライン推進協議会事務局長の獣医、坂田充古(みつこ)さんは「グループが活動する場所で猫は増えていない」と話す。

 カギは不妊・去勢手術。猫は年30匹以上を産むとされ、手術には協議会から助成金が出る。原資は賛同者が払う年会費1000円で、猫に困る人たちも入会して負担している。

 環境省によると、さいたま市や相模原市など約150の自治体に同様の助成制度がある。全国の猫の殺処分数も、約30万匹(96年度)から約19万匹(08年度)に減っている。

 野犬に関しては、狂犬病予防法などに基づき保健所や動物愛護センターが捕獲・処分する場合があるが、野良猫は、明らかに遺棄されたものや飼い主が引き取りを求めたものなど以外は処分の対象になっておらず、放し飼いされた飼い猫との区別も難しい。

 上野動物園元園長の中川志郎さんは「餌を与えるなら繁殖のコントロールは必須で、餌付けする人は、猫嫌いの人と折り合う努力が求められる」と話した。共生は、まずは人間から、のようだ。

毎日新聞 2010年6月1日 12時51分(最終更新 6月1日 13時05分)

79とはずがたり:2010/06/10(木) 17:12:21
どうぶつナビ:ドッグショーの参加資格に体重、体高の下限を導入。理由は。
http://mainichi.jp/life/housing/news/20100610ddm013100018000c.html
 ◆ドッグショーの参加資格に体重、体高の下限を導入。理由は。
 ◇無理な小型化に歯止め 人気で高額化…健康無視した業者現れ

 今春、犬の血統書を発行する国内最大の団体「ジャパンケネルクラブ」(東京都千代田区)は、ドッグショーに参加できる犬の体重や体高などに下限を設ける取り組みを始めた。行き過ぎた小型化に歯止めをかけるのが狙いだ。

 鼻や耳など体の部位ごとに、理想の形や大きさなどを細かく定めた「犬種標準」を改正したもので、4月に開かれたドッグショーから一部の犬種で適用され、来年4月までの間に順次改めていく。

 例えば現在、チワワの体重は「500グラム〜3キロの間。1〜2キロが好ましい。3キロ以上は失格」と定めているが、4月からは「理想体重は1・5〜3キロの間。500グラム未満、3キロ超の場合は失格」と変え、失格事項に「500グラム未満」を明記した。

 またプードルは、地面から首の付け根までの高さを示す「体高」によって「スタンダード」「ミディアム」など4種に分かれるが、7月以降は最も小さな「トイプードル」の体高の規定を改正。現在の「28センチ以下(26センチが望ましい)」から、「24〜28センチ(理想は25センチ)。マイナス1センチまで許容」とし、23センチ未満は基準外とする。

 同クラブの石川一郎・学術教育課長は「加盟する世界組織・国際畜犬連盟の改正に連動した動きですが、下限を明確に設けたのは初めてではないか」と話す。

 背景には、小型犬ブームに乗った無理な繁殖が一部で行われ、犬の健康に悪影響を及ぼしている現状がある。石川課長は「新基準はドッグショーだけではなく、ブリーダーの繁殖の指針にもなる。小型の犬すべてに問題があるわけではないが、健全な犬種を次世代に残すための取り組みの一環です」と説明する。

   *

 「最近のお客様は、より小型の犬を好む傾向があるようです」。トイプードルやティーカッププードルなどの交配・販売を手がける「ミニプードルいしかわ」(群馬県伊勢崎市)代表の石川登茂子(ともこ)さんは話す。

 同店ではドッグショー出場用とペット販売向けの両方の犬を扱っている。ティーカッププードルの子犬の価格は平均30万円前後だが、極小サイズでは60万円を超える犬もいる。体重は生後45日ぐらいで平均400〜500グラム程度。「一部には売らんかな主義で300グラムほどの未熟児のような子犬を売るブリーダーもいるようだ」という。骨格構成が優れているチャンピオン犬の両親が3世代以内にいるなど、遺伝的疾患のないしっかりした血統の犬を提供できるブリーダー販売店から購入するのが望ましいようだ。

 日本獣医師会開業小動物理事の細井戸大成(たいせい)さんは「無理な小型化は、成長ホルモンの分泌抑制などホルモンバランスを乱し、体に悪い影響を及ぼす可能性が高い」と警鐘を鳴らす。「小型化するために極度に小さい犬同士を交配したり、年2回の出産目的で無理な交配が続くと母体に負担がかかり、遺伝的な問題が生じる危険性が高まる」という。

 数年前にチワワやミニチュアダックスがブームになった時は、無理な交配が原因と思われる、水頭症などの遺伝的疾患をもつ子犬が動物病院を多く受診したという。「小型犬は体が小さい分、けがや病気に弱いので、すぐに相談できる主治医を見つけておくことが大事」と細井戸さん。「そもそもペットは命あるものだと理解し、商業ブームに乗ってアクセサリー感覚で安易に購入するのは避けるなど、飼い主側のモラルも問われています」と話す。【清水優子】

毎日新聞 2010年6月10日 東京朝刊

80とはずがたり:2010/07/01(木) 20:42:18

男の涙にフェロモンあった マウスで確認、人間はなし
http://www.asahi.com/science/update/0701/TKY201007010124.html
2010年7月1日11時31分

 マウス(ハツカネズミ)のオスは、涙腺から性フェロモンを出すことを、東京大学の東原和成教授(応用生命化学)らが突き止めた。フェロモンは昆虫がおしりから出すことが知られているが、哺乳(ほにゅう)類では珍しく、涙腺からフェロモンを出す生物は初めてという。1日付英科学誌ネイチャーに発表した。

 グループは、マウスの涙腺から出る特定のたんぱく質がオスにしかないことに注目。これをメスにかがせると、性行動を調節すると言われる脳の視床下部の活動が活発になった。オスにかがせても、視床下部に変化はなかった。

 フェロモンをかがせたメスは、オスを受け入れる態勢を取る頻度が3〜5倍になり、交尾の成功率も約3倍高かった。一方、フェロモンを出すオスは、野生マウスに多く、ケージで飼われている実験用マウスは少ないことがわかった。このたんぱく質をつくる遺伝子は人間にはなかった。

 東原教授は「メスと出合う機会が少ない野生マウスの方が、確実に交尾につなげる機能を残していた。フェロモンが相手の脳を刺激していることまでわかったのは初めて」と話す。

 哺乳類ではほかに、オスのブタが唾液(だえき)からフェロモンを出すことがわかっている。このフェロモンは世界3大珍味の一つ、トリュフの香りと似ていることから、フランスではトリュフを探すのにメスのブタが活躍している。(宮島祐美)

81とはずがたり:2010/07/31(土) 03:43:56
これは凄い。技術的には何が決め手だったんだ??

ウナギの完全養殖 初の成功 水産総合研究センター
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100408/mca1004082314030-n1.htm
2010.4.8 23:12

 水産庁などの委託でウナギ養殖の技術開発をしている水産総合研究センターは8日、人工的に孵化(ふか)させたニホンウナギから次世代のウナギを育てる「完全養殖」のサイクルをつくることに成功したと発表した。ウナギ養殖は天然の稚魚を捕らえて育てる方法しかなく、完全養殖の成功は世界初だという。

 センターによると、天然ウナギから採った卵の孵化には、1970年代にすでに成功していた。だが、人工的に孵化させたウナギを卵が産める親魚にまで成長させることが難しかったという。

 センターはウナギに適したエサの改良などで、孵化から2〜5年間育てることに成功。これらのウナギから採れた約25万粒の受精卵が3月に孵化し、今月2日に稚魚になる前の段階である仔魚(こぎよ)がエサを食べていることを確認した。現在、10万匹以上が順調に成長している。

 ただ、エサや養殖設備に課題があるほか、安全性の確認や味についても今後研究が必要で、実用化のめどはたっていないという。

 ウナギの稚魚は昭和32年に207トンだった稚魚の捕獲実績は、平成20年にはわずか9トンにも減少。養殖のための乱獲による資源の枯渇が指摘されていた。センターの井上潔理事は「完全養殖は関係者の悲願だった。天然ウナギの保護に役立つとともに、日本の食文化を守る重要な技術となることが期待される」と意義を強調した。

82とはずがたり:2010/08/20(金) 05:03:12

大きなカメムシ繁殖、県が注意報、稲に被害
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000001008180004
2010年08月18日

 強い生命力がある大型のカメムシ「ミナミアオカメムシ」の被害がイネなどに広がっているとして、県農業試験場病害虫防除所が県内全域に発生注意報を発令し、被害の拡大防止を呼びかけている。ミナミアオカメムシはもともとは南方系だが温暖化によってじわじわと讃岐地方にも繁殖範囲を広げてきた。農家の担い手不足で手入れの行き届かない休耕田が増えたのも繁殖の一因とみられている。(林亜季)
 県農業経営課によると、県内全域でイネに対するカメムシの発生注意報が出たのは2005年以来で、ミナミアオカメムシを含む注意報は初めての発令。7月に発令し、2度目を近く発令するという。
 同課によると、ミナミアオカメムシは高知県などには生息しているが、県内では08年に初めて確認された。冬季の気温上昇により県内でも越冬が可能となり繁殖したと推定している。昨年は西讃、東讃に被害があり、今年もすでに小麦の被害などが出ている。
 ミナミアオカメムシは大型なので被害も大きくなる。高知県によると、薬剤による防除が有効という。
 米は厳しい基準で等級分けされている。カメムシ類が栄養分を吸い取った米は一部が変色して「斑点米」と呼ばれ、斑点米の混じった量によって等級が格下げされる。米1千粒あたり1粒を超えると2等、3粒を超えると3等に格下げされる。7粒を超えると規格外とされて市場には出回らないという。
 等級によって価格も下がるため、稲作農家にとっては死活問題だ。県内で主要品種「ヒノヒカリ」は、1等から2等に格下げされると、1俵(約60キロ)約600円、2等から3等に格下げされると約1千円下がるという。
 一方、斑点米については色彩選別機で米粒を選別、除去する必要がある。このためJA香川県仲多度地区営農センターは08年3月に配備し、1時間あたり3トンの米を調べて斑点米を取り除くようにしているが、担当者は「扱える量には限りがある」と嘆く。JA香川県では高松市や三豊市でもすでに色彩選別機を導入している。
 丸亀市飯山町東坂元の稲作農業三谷寿一さん(60)は「カメムシ防除の農薬だけで月に1万円以上かかる。散布するのも大変だ。今後被害が広がれば色彩選別機に並ばなければならない。頑張っても頑張っても米価が上がらないのに……」と不安を漏らす。

83チバQ:2010/09/19(日) 17:24:50
http://mainichi.jp/select/science/news/20100918k0000e040050000c.html
スズメ:都市部で「少子化」 個体減少の一因か
 都市部を中心に一つがいのスズメの育てるヒナの数が減っている可能性があることが、三上修・岩手医科大助教(生態学)やNPO法人「バードリサーチ」の全国調査で分かった。近年、スズメが減少していると言われているが、研究チームは「少子化が一因かもしれない」と指摘する。千葉県船橋市の東邦大で18日始まった日本鳥学会で発表した。【西川拓】

 スズメの数は、農作物の被害面積や駆除・捕獲される数が減少傾向にあることなどから、「減っている」と考えられている。しかし、その原因については、「営巣場所が減った」「餌場が減った」「カラスが増えた」など諸説ある。

 三上さんらは商業地、住宅地、農地で繁殖成績を調べ、環境特性と絡めて減少要因を推測しようと、バードリサーチを通じ全国の愛鳥家らに一つがいが何羽のヒナを連れているか調査を呼びかけた。今春の繁殖期に集まったつがい346組のデータを分析したところ、商業地で平均1.41羽だったのに対し、住宅地1.79羽、農地2.03羽と、都市部ほど繁殖成績が悪かった。

 過去に同種の調査をした例はないが、愛鳥家らの「30〜40年前には4、5羽のヒナを連れた親スズメは珍しくなかった」といった体験談などから、研究チームは「昔より一つがい当たりのヒナの数が減っている可能性がある」と推測する。

 三上さんは「特に商業地のヒナの数では、全体の生息数を維持できないだろう。餌場が遠かったり、巣を作る材料が少ないなど、繁殖環境が悪いのが少子化の原因ではないか。今後、産卵数やふ化率、巣立ち後の生存率なども調べ、繁殖のどの段階で減っているのか解明したい」と話す。

84チバQ:2010/09/22(水) 19:45:58
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100921-OYT1T00016.htm
ポスター、電話作戦…飼い主捜しに保健所奮闘
どうぶつ


盛岡市保健所の獣医師らが手作りした保護犬猫のポスター 迷子で保護されたり飼い主が持ち込んだりした犬や猫の命を1匹でも多く救おうと、盛岡市保健所の獣医師らが奔走している。

 あの手この手の取り組みで、犬では一昨年度71・7%、昨年度は78・0%が返還・譲渡され、全国平均(一昨年度28・9%)を大きく上回った。原動力は「殺処分するつらさに比べたら、できる限りの手を尽くしたい」という思いだ。20日、動物愛護週間が始まった。

 市保健所に犬が保護されてくると、岩崎ささ子獣医師(30)らはまず、首輪に鑑札があるかを調べる。ない場合は、保健所のホームページに保護情報を載せ、飼い主捜しの作業が始まる。

 登録簿を基に、近くで飼われている似た犬の飼い主に1軒ずつ電話をかける。ポスターを手作りして張って回る。車に犬を乗せ、スピーカーで呼びかけながら走ったこともある。こうした努力で、10年前には盛岡地域では23%だった返還率を7割近い、全国でも高い水準まで引き上げた。

 市保健所は2008年4月、市の中核市移行に伴いスタートした。飼い主捜しのこうした手法は、「住民に近い市と一体の保健所だからできた」(佐藤圭生活衛生課長)という。

 手間はかかる。だが、飼い主が見つからなければ殺処分しなければならない。ただ待っているだけでは、いたたまれない。だから、ポスターを見た飼い主から連絡が来ると、フロア全体が喜びに沸く。それでも飼い主が見つからなかった場合、新しい飼い主への譲渡を考える。こうして、昨年度は保健所に来た犬82匹のうち64匹が命をつないだ。

 登録制度のない猫の場合、昨年度保護・引き取りされた118匹のうち返還・譲渡は38匹のみ。「庭にふんをする」「鳴き声がうるさい」など苦情も多く、同保健所は今年度、愛護団体「動物いのちの会いわて」と協働で「地域ねこモデル事業」に取り組む。

 飼い主のいない猫に不妊手術をして増えないようにした上で、餌やりを管理し、猫用トイレも作る。地域の理解と合意のもと、適正に管理する狙いで、各地の成功事例を参考に準備中だ。

 岩崎獣医師は「保健所だけでできることはほとんどないが、愛護団体や獣医師会、市民の協力があれば、1匹ずつ救える命が増えるはず。飼い主には、ぜひ鑑札や迷子札を付けてほしい」と力を込める。

(2010年9月21日09時52分 読売新聞)

85とはずがたり:2010/09/28(火) 22:04:33
アメリカシロヒトリの幼虫大発生 駆除班出動大幅増 酒田
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100928t55006.htm

庄内地方で大発生したアメリカシロヒトリの幼虫=酒田市内

 山形県庄内地方でこの夏、庭木や街路樹などの葉を食べるアメリカシロヒトリの幼虫が大量に発生した。被害が大きかった山形県酒田市では、市が実施する個別駆除が追いつかない状況になり、防除方式の見直しも検討されている。
 酒田市では2003年から、要請があった世帯へ個別に駆除班が出動し、薬剤を散布している。今年の駆除は約2100世帯に上り、08年の約1100世帯、09年の約1300世帯と比べて大幅に増えた。
 市中心部の飲食店経営の男性は「今年は特にひどく、家の中にまで入ってくるありさまだ。相談が殺到して、駆除の順番がなかなか回ってこなかった」と話す。
 アメリカシロヒトリの繁殖は、前年から越冬した個体が卵を生んで5〜7月に増える「第1世代」と、第1世代が親となって8、9月に発生し、さなぎになって冬を越す「第2世代」に分けられる。
 酒田市によると、今年は第2世代が爆発的に増加。作業班を通常の1班3人の2班体制から3班体制に増やし、作業期間も1週間延長した。駆除費用も当初の予算約570万円を上回るのは確実だという。
 鶴岡市や庄内町は、自治会などへの防除機の貸し出しで対応しているが、貸出件数は例年よりも増え、薬剤も追加発注したという。
 酒田市農林水産課の担当者は「今年は、前年までの増加傾向に加え、高温、小雨の異常気象の影響がある。来年も増えることが予想される」と警戒。住宅地など周辺環境の安全性を考えて02年を最後にやめた薬剤の一斉散布方式の復活も検討しているという。

2010年09月28日火曜日

86とはずがたり:2010/10/11(月) 03:30:03

熊と違って銃殺されへんのん??

かみつきザル?ついに御用 被害は100人超 静岡
http://www.asahi.com/national/update/1010/TKY201010100228.html
2010年10月10日22時14分

 静岡県三島市などで8月下旬から人がサルにかまれる被害が相次いでいた問題で、同市内で10日、このサルとみられるニホンザルが捕獲された。民家に侵入したところを住民が部屋に閉じこめた。同市周辺では、これまでに100人以上が被害に遭っており、同市は20万円の懸賞金を用意するなどして捕獲を目指していた。

 サルが捕まったのは同市川原ケ谷の会社員、米山悠己さん(33)方。午後0時40分ごろ、2階の子ども部屋前のベランダにサルがいるのを妻高江さん(36)が発見。高江さんが子ども部屋のドアを閉めて、米山さんがサルに背後から近づいて追い込んだ。

 米山さん方では9月11日にもサルがベランダに現れ、網戸を開けて室内に侵入しようとしたことがあった。その際は取り逃がしたため、今回は、夫婦で冷静に対処したという。

 同市では、この日も午前中に5歳の子どもを含む女性3人がかまれるなどの被害が出ていた。米山さん方は、最後に目撃された場所からわずか300メートルほどだったという。

 三島市や隣接する裾野市、沼津市、富士宮市などで女性や子どもを中心に被害が拡大、10日現在でけが人は計117人になっていた。捕まったサルは、三島市立公園「楽寿園」で保護している。同市は11日に米山さんに懸賞金を贈呈する。

87チバQ:2010/10/11(月) 09:45:05
怒!!!
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101011k0000m040043000c.html
動物虐待:犬が顔だけ出して生き埋め 富山の土手

運河の土手で顔だけ出した状態で埋められていた犬=富山中央署で2010年10月10日午後(共同) 富山市興人町の運河の土手で9日午後、犬が顔だけ出した状態で土に埋められているのが見つかり、通報で駆けつけた消防署員と警察官が保護した。富山県警富山中央署は悪質ないたずらとみて、動物愛護法違反(虐待)容疑で調べている。

 同署によると、犬は体長約1メートル、体重約30キロの雑種とみられる雄。全身を横向きにされ、体の上に高さ70〜80センチの土が山のように盛られていた。9日午後2時5分ごろ、犬が盛んにほえる声に通行人が気付き、通報した。ぐったりしていた犬は現在、署でドッグフードを食べ、元気に回復しつつあるという。【岩嶋悟】

88とはずがたり:2010/10/11(月) 14:42:10

ちょい前の記事

多様性条約の作業部会開幕=名古屋会議占う重要交渉
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201009/2010091800238

 【モントリオール時事】名古屋市で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)を10月に控え、動植物や微生物など遺伝資源(生物資源)の取得と利益配分を規定する「名古屋議定書」の原案作成を目指した国連作業部会が18日、カナダのモントリオールで始まった。
 COP10では議長国・日本は、生物多様性の保全と持続可能な利用に向けた2010年以降の各国共通の行動計画を規定する「ポスト2010年目標(新・戦略計画)」のほか、医薬品開発などに使われる遺伝資源の取得と同資源の原産国への公平な利益配分を規定した名古屋議定書の採択などを目指しており、4日間にわたるモントリオール作業部会で同議定書の原案合意を図りたい考えだ。(2010/09/18-23:30)

89とはずがたり:2010/10/12(火) 01:44:43
ためされる水路

動画のハサミで威嚇する姿に久しぶりにザリガニ飼いたくなってきたw

大量のザリガニ出現 岡山の用水
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010101021190179/


 岡山市東区神崎町、住宅地の用水路に、大量のアメリカザリガニが出現。10日朝も約500メートルの範囲で折り重なるように密集したり、列をなしてうごめいたりし、異様な光景に「何万匹いるの」と気味悪がる住民も。

 地元の人によると、集まってきたのは9日昼ごろ。水は深い所で5センチ程度とほとんど流れていない用水(幅約1・8メートル)の底に、体長5?10センチサイズが数え切れないほど集まった。近くで鮮魚店を営む奥山正人さん(62)は「ずっと住んでいて、こんなに多くのザリガニは記憶にない」。

 県内の野生生物研究者らでつくる岡山野生生物調査会(岡山市)の吉鷹一郎事務局長は「非常に珍しい現象。原因としては水路や田の水量調整など人為的なものと、猛暑など自然環境の変化の両方が考えられる」と話す。

90とはずがたり:2010/10/12(火) 01:45:49
>>87
無事飼い主には引き取られたよう。

生き埋めの犬の飼い主名乗り 生後10年、雄の秋田犬
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010101101000465.html

 富山市の運河岸で犬が埋められ見つかった事件で、飼い主が富山中央署に名乗り出て、犬を引き取ったことが11日、分かった。

 同署によると、現場から約1キロ離れた同市下新北町に住む男性(73)が11日午前9時ごろ、テレビのニュースを見て署に連絡した。

 男性が9日午前6時半ごろ、散歩させようとしたところ、犬小屋からいなくなっていることに気付いた。鎖につないだ首輪が外れていた。生後約10年の雄の秋田犬という。

 犬は9日午後2時ごろ、同市興人町の運河岸の斜面で、大量の土をかけられ顔だけ出した状態で、鳴いているところを見つかった。

 同署は動物愛護法違反容疑で調べている。
2010/10/11 23:43 【共同通信】

91チバQ:2010/10/14(木) 12:24:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101013-00000480-reu-int
犬にも「楽観主義者」や悲観的なタイプ=英研究
ロイター 10月13日(水)14時53分配信


拡大写真
 10月12日、英国の研究チームによると、犬にも楽観的なタイプと悲観的なタイプがいることが明らかに。写真はロンドン市内の公園で5月撮影(2010年 ロイター/Stefan Wermuth)
 [ロンドン 12日 ロイター] 英国の研究チームによると、犬にも楽観的なタイプと悲観的なタイプがおり、その性格は飼い主の留守中の行動にも現れるという。

 研究を率いた英ブリストル大学のマイク・メンドル教授は、「人間の心理状態は判断に影響を及ぼし、幸せな人は曖昧な状況を楽観的にとらえる傾向があると分かっている。今回の研究では、同様の傾向が犬にもみられた」と説明した。

 実験では24匹の犬に、部屋の一方の端にあるボウルには餌が入っており、反対側のボウルには餌が入っていないと覚えさせた。その後、中間にボウルを置くと、楽観的な犬は全速力で走って行ったのに対し、悲観的な犬はちゅうちょしたり走る速度が遅かったという。

 また、楽観的だと判断された犬は飼い主の留守中に落ち着いていることが多いのに対し、悲観的な犬は飼い主が帰ってこないのではないかと不安げな様子を見せ、ほえたり悪さをすることが多かったという。

92とはずがたり:2010/10/23(土) 02:11:52
>>86
取り敢えず自然に帰す訳には行かないのだろうが,人気者になるの!?
改めて射殺されちゃう熊が可哀想だが。。

「かみつきサル」で来園者2〜3倍に 三島・楽寿園
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20101020000000000012.htm
10/20 07:35
 三島市立公園「楽寿園」で公開された「かみつきサル」とみられるニホンザルを見ようと、公開後初の週末を迎えた16、17日、週末の平均入場者数の2〜3倍となる2300〜3300人が詰め掛けたことが同園の集計で分かった。
 楽寿園によると、両日とも朝から来場者が絶えず、サルを飼育している施設には常に20〜30人の来園者が訪れた。一時は列ができるほどの人気ぶり。18日は休園日で19日は約800人が訪れた。
 サルは14日に捕獲用のおりからリスザルの飼育施設に“引っ越し”した当初は施設の隅に隠れることが多かったが、現在は金網の近くで毛繕いをするなど、徐々に環境に慣れてきているという。リスザルは別の1メートル四方のおりに移した。
 同園は「サルの名前の募集は時期や方法などを含めて検討中」としているが、これまでに電話や、はがきで「かむかむモンキー」「カミング」や英語で「かむ」を意味する「バイト」などの名前が寄せられたという。担当者は「人気は年内いっぱいで終息するのではないだろうか」と話している。

93とはずがたり:2010/10/28(木) 12:05:11

駆除獣肉を地域資源に 掛川で利用研究会
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20101028000000000014.htm
10/28 07:55
 農林産物の食害対策で駆除したイノシシやシカの肉を地域資源として活用する可能性と課題をさぐる「獣肉利用研究会」(県農林産物野生鳥獣被害対策連絡会主催)が27日、掛川市内で開かれた。市町職員や被害農家、食品業界関係者など120人が参加し、県内外の先行事例の発表を聞いたり成果品を試食したりした。
 シカ肉食品加工センターを来春の稼働に向けて建設中の伊豆市の担当者は「民宿や飲食店との連携により、シカ肉を伊豆の食材として広めたい。狩猟者増加も期待できる」と、農作物被害減少と地域活性化への戦略を説明した。山梨県富士河口湖町の食肉加工施設の運営を担当する料理店経営者は「迅速な血抜きを徹底するなど、いい肉を提供することが大切。さらに、消費者においしいと言ってもらうためには料理人の人材育成や地元料理とのマッチングも重要」と指摘した。
 会場では、駆除獣肉の商品化例としてイノシシ肉で作ったハムやソーセージ、コロッケ、肉まんなどが紹介された。
 駆除した獣肉を地域資源として有効活用しようという動きを受け、県は今年3月、衛生的な処理と安全な流通を目的にガイドラインを策定した。

94チバQ:2010/11/10(水) 22:31:49
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/101110/dst1011102039009-n1.htm
駆除しようとゴキブリに火→燃えたまま逃げる→作業場500平方メートル全焼 
2010.11.10 20:39

 10日午前11時35分ごろ、香川県三豊市のしいたけ栽培農家で、ゴキブリを駆除しようとアルコールをまいて火を付けたところ、ゴキブリが燃えたまま逃げ回り、鉄骨平屋のしいたけ栽培作業場約500平方メートルを全焼した。

 燃えたのは同市高瀬町、香川忠さん(64)方の作業場。

 三豊署によると、作業用の機械についたゴキブリ数匹を駆除するため、香川さんがゴキブリや周辺にアルコールをかけて火を付けたところ、建物の断熱材の裏側などに逃げ込んだという。

 同署は機械などにかかったアルコールの炎が直接建物に引火した可能性もあるとみて、詳しい出火原因を調べている。

95とはずがたり:2010/11/19(金) 18:31:44

キャビア食べられなくなる? カスピ海沿岸国、5年の禁漁で合意
2010.11.19 10:54
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/101119/fnc1011191054006-n1.htm

 “黒いダイヤ”と呼ばれ、世界三大珍味の一つであるキャビアが、食べられなくなる恐れが出てきた。ロシアのインタファクス通信によると、卵のキャビアを採取するチョウザメの主要生息地であるカスピ海の沿岸5カ国が18日、アゼルバイジャンのバクーで開いた首脳会議で、チョウザメ類の捕獲を5年間禁止することで本合意した。

 カスピ海沿岸は、キャビア生産量の約9割を占めるが、密漁による乱獲で絶滅の危機に瀕しているという。チョウザメの養殖によるキャビア生産も進んでいるが、生態が不明な点が多く、養殖キャビアの量は十分ではなく、捕獲禁止により、キャビアの価格が高騰するのは避けられない状況だ。

 禁漁で合意したのは、アゼルバイジャンのほか、ロシア、カザフスタン、トルクメニスタン、イランの5カ国。3カ月以内に禁漁に向けた向けた準備を終えるよう各国の関係省庁に指示するという。

 キャビアは、最高級の品種で1キロあたり60万円以上で取引されているという。カスピ海では乱獲で生息数が激減。チョウザメ類の一部は、ワシントン条約で国際取引が規制されている。

96チバQ:2010/11/29(月) 12:13:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101129-00000002-maip-kr
北朝鮮砲撃 延坪島のペット置き去り 救護活動を開始
毎日新聞 11月29日(月)11時1分配信

 【延坪島(韓国西方)西脇真一】北朝鮮砲撃事件でほとんどの住民が避難した韓国・延坪島(ヨンピョンド)では、多数のペットが置き去りにされ、負傷し治療もされなかったり、食べ物もなく建物につながれるケースが見られる。28日にはソウルに本部を置く社団法人・韓国動物福祉協会が救護活動を開始。犬を保護して撮影し、ホームページに掲載。飼い主が閲覧し、動物の状態を確認できるようにする。愛護団体は「人間同様、動物にもケアが必要」と訴えている。

 上陸した同協会の4人は、直ちに状況を確認するため、街を歩いて回った。協会幹部の田京玉(ジョン・ギョンオク)さん(39)は「住民によると、犬だけで約100匹はいるそうだ」。田さんは地元の小学校の近くで砲弾で足を負傷したとみられる犬を見つけ、傷を消毒した。

 緊急避難する住民が、泣く泣くペットを置いていったのには訳がある。近くに身寄りがない場合の避難先は、仁川市内のサウナ。また、韓国では戸建て住宅よりマンション暮らしを好む傾向が強く、親族らの家に連れて行きにくい事情もある。

 田さんらは数日間滞在し、えさや水を与える一方、連絡先を確認できた飼い主には今後、動物をどうするのかを尋ねる。また、島の役場など関係機関と協議し、今後の対応も決めたいという。

 田さんは「韓国は大地震のような災害が少なく、今回のような活動はまだ手探り状態。日本の団体にアドバイスを受けながらやっている」と話している。

97チバQ:2010/12/02(木) 12:35:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101202/stt1012021103001-n1.htm
犬好きの小沢、鳩山両氏が動物愛護議連結成 「動物との共存」訴える
2010.12.2 11:01

「動物愛護管理法改正を検討する議員連盟設立総会」であいさつ、動物愛護を訴えた杉本彩さん(左奥)=2日午前、東京・永田町の衆院第一議員会館(酒巻俊介撮影) 民主党の有志議員でつくる「動物愛護管理法改正を検討する議員連盟」の設立総会が2日、国会内で開かれ、ともに犬好きとして知られる小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前首相がそろって出席した。

 シバイヌを飼っている小沢氏は「『籠の鳥』という言葉があるように、生き物を一生懸命飼うのが人間との共生と矛盾しないかと時々考えている。命を授けられた動物同士だから共存していくことは当然だ」と述べた。

 総会には小沢、鳩山両グループを中心に約60人が出席。来賓には、動物愛護の活動に取り組んでいる女優の杉本彩さんも招かれた。議連の会長に松野頼久前官房副長官、顧問に小沢、鳩山両氏が就任した。

98チバQ:2010/12/02(木) 21:47:36
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/101202/fnc1012022042016-n1.htm
降ってわいたペット税構想 無責任買い主防止狙うも抗議殺到
2010.12.2 20:39
「動物愛護管理法改正を検討する議員連盟設立総会」であいさつ、動物愛護を訴えた杉本彩さん(左奥)=2日午前、東京・永田町の衆院第一議員会館(酒巻俊介撮影) 犬や猫などの飼い主に税金をかける「ペット税」構想が民主党内で急浮上している。ペットを無責任に捨てる飼い主に動物愛護の自覚を促すのが目的だが、税収が保健所の「殺処分に使われる」とのうわさが広がり、党本部に抗議が殺到する事態に。一方で具体的な制度設計はまったく進んでおらず、単なる“空騒ぎ”に終わる可能性も高い。

 民主党税制改正プロジェクトチーム(PT)は、平成23年度税制改正に関する提言に「ペットの無責任な放棄を行政が費用負担する負の連鎖に手を打つ」として、ペット税の導入を盛り込んだ。だが、事前の根回し不足から党内外で情報が錯綜(さくそう)。一部議員からは「事務所にクレームが来た」などとの不満が出ている。

 ペット税構想は自民党政権時代にもあった。ペット購入時に税金を支払い、税収を動物収容施設の収容期間を延長するための運営費や飼い主への啓発活動に充てるというものだ。

 ペット法制に詳しい帯広畜産大学の吉田真澄副学長は「ペット税は諸外国では珍しくない」と話す。代表例はドイツの地方税「犬税」で、税額は円換算で年1千〜2万円と自治体ごとに異なる。日本では犬猫合わせて年間約28万匹(20年)が殺処分されている。「税金を払うことで家族の一員を迎えるという自覚につながる」(日本動物愛護協会)と歓迎する声もある。

 ただ、民主党の提言は制度の具体案に言及しておらず、財務省は担当部署すら決めていない。23年度税制改正での実現はほぼ不可能で「世論喚起のため提言に盛り込んだ。本気で法制化するつもりはない」(民主党関係者)と冷めた意見もある。降って湧いたペット税構想だが、民主党内の思い付きは、人間だけでなく犬や猫まで振り回すことになりかねない。

99とはずがたり:2010/12/03(金) 15:22:11

ドラマですねぇ。

びっくり、ラマが16年ぶり出産 仙台・八木山動物公園
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101203t15023.htm

16年ぶりに生まれたラマの赤ちゃんと母親のクララ

 仙台市八木山動物公園(太白区)で11月、ラマの赤ちゃんが生まれた。父親は2009年12月、園内の事故で死んでおり、2世誕生を諦めていた中での朗報だった。同園で、ラマの出産は16年ぶり。
 誕生した赤ちゃんは雌で体長約80センチ、体重約15キロ。白い毛で覆われた体の所々に茶色のぶちがある。母親のクララ(16歳)の母乳ですくすくと育っており、来園者に愛くるしい姿を見せている。
 父親のアントニーは09年9月、鹿児島市の平川動物公園からやって来た。2歳の誕生日を前にした同年12月上旬、運動場のフェンスに衝突して頸椎(けいつい)を骨折し、息を引き取った。クララと過ごしたのはわずか3カ月だった。
 飼育員らは繁殖を諦めていたが、アントニーの死から1年近くたった先月23日、ラマ舎に赤ちゃんがいるのを見つけた。八木山動物公園飼育展示課は「ラマは妊娠が分かりにくく、正直言って驚いた。アントニーそっくりの忘れ形見をかわいがってほしい」と話している。
 同園のラマはクララ親子のほか、クララの母親のクラカケ(24歳)、雌のユカリ(6歳)の計4頭になった。

2010年12月03日金曜日

100名無しさん:2010/12/04(土) 11:02:09

朝青龍に今回の海老蔵のご乱行について聞くと・・?
 
 ”俺は裸一貫と実力で王座についたし、泥酔して喧嘩もしていないし、誰も怪我させていない。示談で金も1500万払ってちゃんと後始末した。
翌日は休まずチャンと垣添に勝っている。興行に何の迷惑もかけてない!
 反面、海老蔵は血統だけで努力・実力はなく、半アル中・不倫・暴力したい放題で不問にされて、逆に遊びは芸の肥やしとか同情を買っている。共に皇族観覧もされるが、品格はさほど問題視されない・・・?”

”これは日本人が無意識に持つ「血統家柄」を尊重する「偏見」と差別の何モンでもない?(このまま不問なら俺も名誉回復をして欲しいくらいだ・・・ ”)とか言いかねない。

http://research.news.livedoor.com/r/55841

101とはずがたり:2010/12/15(水) 15:57:42
クニマス:70年ぶり「生息」確認 さかなクン持ち込む
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101215k0000e040039000c.html

 環境省のレッドリストで「絶滅」とされているサケ科の淡水魚「クニマス」が富士五湖の一つ、山梨県の西湖で生息していることを京都大総合博物館の中坊徹次教授らが確認した。クニマスは1940年ごろ、秋田県の田沢湖で最後に確認されて以降、姿を消しており、約70年ぶりの発見となった。「絶滅」とされた種の魚の発見は初めて。

 中坊教授によると、同教授からクニマスの絵を描くよう依頼された知人でタレントのさかなクン(東京海洋大客員准教授)が、西湖で捕獲された黒っぽいマスを持ち込んだのがきっかけ。

 改めて捕獲したマスを3〜4月に解剖したところ、体の色だけでなく、胃にある指状の器官の数やえらの形の特徴などが、記録に残っていたクニマスと一致した。西湖のマスは形などが似ているヒメマスの亜種とされていたが、遺伝子分析を行うと遺伝子型が違っていた。

 クニマスは田沢湖だけに生息していた固有種で、成魚は全長約30センチ。35年ごろ、田沢湖から卵10万個が西湖と、近くの本栖湖に移されたという記録があり、中坊教授は「その時、生まれたクニマスが生き残っていたのではないか」と話している。【広瀬登】
毎日新聞 2010年12月15日 11時39分(最終更新 12月15日 14時19分)

102とはずがたり:2010/12/15(水) 19:21:16
>>101-102

お手柄!さかなクン=クニマス「二度と滅ぼさないで」
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2010121500415

 クニマス「再発見」のきっかけをつくったのは東京海洋大客員准教授でもあるさかなクンの執念だった。
 さかなクンは今年3月、京都大総合博物館の中坊徹次教授からクニマスの絵を描くよう頼まれた。しかし、標本では思うように描けず、全国各地の湖からクニマスによく似たヒメマスを取り寄せた。このうち、山梨県の西湖の魚について「体が黒っぽいな。もしかしたらクニマスじゃないか」。どうしても納得がいかず、中坊教授に尋ねた。同教授らのグループが調査したところ、クニマスだと判明した。
 思いがけない「再発見」に、さかなクンは「クニマスを二度と滅ぼすことがないように、『自然』『生き物の尊さ』をしっかり考えていきたいです」とコメント。「これからも『ますます』よろしくお願い致します」とつづった。(2010/12/15-15:37)

103とはずがたり:2010/12/15(水) 20:39:00
ちゃんと保存せいヽ(`Д´)ノ

12月15日のながさきニュース
長崎新聞
対州馬29頭、脱「絶滅」へ 対馬市が放牧場や資料館など構想
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20101215/05.shtml

日本在来馬8種の現状
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/animal/05.jpg

 対馬市は、日本在来馬8種の一つで、絶滅が危惧されている「対州馬(たいしゅうば)」の保存・活用事業を新年度以降、本格化させる。現在、2014年度までに取り組む対州馬活用プロジェクトの策定を進めており、保存拠点となる新たな専用の放牧場や厩舎(きゅうしゃ)などを整備する構想を描いている。

 プロジェクトでは、同市上県町佐護に20頭前後を飼育できる放牧場(5ヘクタール規模)と厩舎を整備して新たな保存拠点とするほか、同町瀬田の市営目保呂ダム馬事公園内の厩舎を増築して「対州馬資料館」を設けることなどを検討している。

 財部能成市長は開会中の市議会一般質問答弁で「対州馬の新たな振興計画の策定に向けて動いている。上県町に放牧地をつくり繁殖させたい」と前向きな姿勢を示し、市教委も市天然記念物指定に向けた調査を始めるとした。

 本年度中には島内外の有識者でつくる「対馬自然環境資源活用検討委員会(仮称)」も設置。対州馬を保存する上で適正な目標頭数や血統管理の手法、観光面での活用策などについて専門的な意見を交え、中長期的な「対州馬保存管理計画」の策定を目指す。

 対州馬はかつて農耕馬として島内に4千頭以上いたが、農耕具の機械化や道路網の整備など高度経済成長の中で現在は29頭まで減少。日本在来馬の中で最も少ない。保存活動はこれまで市や農協でつくる「対州馬振興会」が主体だったが、近年、対州馬の捉え方が「家畜」から「希少動物」へと変化。新たな視点で、対州馬の保存・保護を求める声が島内外で高まっている。

104とはずがたり:2010/12/16(木) 22:06:48

2010年12月16日(木)
幻の魚 15年前は違うと判定 
西湖でクニマス生息 
漁協は釣り客増を懸念 
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/12/16/1.html

 富士河口湖町の西湖で見つかったクニマス。国内唯一の生息地で70年前に絶滅したとされていた魚の生息が確認されたことが分かった15日、西湖関係者からは、驚きと戸惑いの声が上がった。西湖漁業協同組合は「絶滅種」を狙った釣り客が増えることを憂慮。同日、組合員による会議を開いて禁漁区を設定して保護する方向で検討することになったという。
 ヒメマス釣りの人気スポットの西湖では、以前から体が黒みがかったヒメマスに似た魚の存在は有名だった。同漁協も「1回の漁で、数匹捕れることもある」といい、長く「クロマス」と呼ばれてきた。
 「あの時の魚はクニマスだったのか」。同漁協の三浦保明組合長(61)は、クロマスが絶滅種だった可能性を指摘する結果を聞き、15年前のことを思い出したという。
 田沢湖観光協会がクニマスの生息情報を求め、1995年に100万円の懸賞金を出した際、5匹ほどのクロマスを県水産技術センター忍野支所に持ち込んだ。ただ当時の判定はクニマスと認められず、長く存在を忘れていた。
 三浦組合長は「幻の魚が西湖で繁殖していたことはうれしい。ただ今後は保護方法を考えないとならない」と複雑な心境。15日、「クニマスを釣りたい」という電話があった西湖畔の釣り宿の経営者も「お客さんが来てくれるのはありがたいが、『絶滅種が釣れる湖』としてにぎわうのは本意ではない」と困惑する。
 同漁協は15日夜、今後の対応を協議するための会合を開いた。来年3月20日のヒメマス解禁日から湖に禁漁区を設けるべきだとの意見が出た。場所は湖北岸で、クロマスがよく釣れるポイントの1カ所が候補に挙がった。ヘラブナやワカサギなどほかの漁も規制する方向で考えている。
 一方、山梨県は今後の課題として、漁が認められているヒメマスとクニマスの区別がしにくい点を挙げる。「漁場管理上の対応を講じる必要がある」(県森林環境部、農政部担当者)としており、今後は環境省と情報交換をしながら検討していくという。

105とはずがたり:2011/01/11(火) 21:45:36

むぅ。スペインの伝統も3/4が無関心か。鯨肉食みたいなもんか。

スペイン:闘牛中継を中止 子どもへの影響考慮 国営放送
http://mainichi.jp/select/world/news/20110112k0000m030024000c.html

 【パリ福原直樹】スペインで禁止の動きが広まる闘牛について、同国の国営放送「RTVE」がテレビなどでの実況中継の中止を正式に決めた。児童への影響を考慮したためで、同放送は「子どもは闘牛を見て『動物を虐待している』と悲しみを覚えるだろう」と説明している。

 AFP通信などが伝えた。同放送は07年以降、闘牛の実況中継を一時的に中止してきたが、その理由を「視聴率が稼げない」としていた。だが9日、「闘牛のイメージは子どもにとって避けるべきものだ」と明言した。

 同国のカタルーニャ州(北東部・州都バルセロナ)議会は昨年、同州での闘牛を12年から禁止する法案を可決。「残酷」などとしてすでに禁止している地域もあり、国民の4分の3が闘牛に「無関心」と回答している。

 国営放送は「(スペインの伝統技である)闘牛の重要性は無視していない」と強調。闘牛に関する報道は続ける意向という。

毎日新聞 2011年1月11日 19時17分(最終更新 1月11日 19時43分)

106とはずがたり:2011/01/26(水) 16:08:38
>>92

「らっきー」施設に目隠し グッズ販売一時休止
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20110126000000000012.htm
01/26 08:15

 三島市立公園「楽寿園」で飼育されていた雌のニホンザル「らっきー」が逃げ出し、25日午前に同市萩で捕獲された騒動で三島市は同日、らっきーは継続して同園で飼育するが、安全性の確保ができるまでは飼育施設にビニールシートを取り付け、全面公開しないことを決めた。同園での、らっきーの縫いぐるみなどのグッズ販売を一時休止し、市職員がらっきーを名乗って投稿していた短文投稿サイト「ツイッター」も自粛することにした。
 同日に開かれた記者会見で、同市は「職員配置の見直しや飼育施設の改修の必要性などを協議してから公開する」と説明した。同園は今後、ニホンザルの飼育許可を出している県東部保健所に再発防止策などを報告し、立ち入り調査を受ける。らっきーの全面公開やグッズ販売、ツイッターの再開はその後になるというが、25日現在、いつごろ再公開するかめどは立っていないという。
 飼育施設のシートは同日午後、同園の職員が取り付けた。「全面にシートを張ると、らっきーがストレスを感じてしまう」(同園職員)とし、人の目線に合わせて帯状に縦約1・3メートル、横約8メートルのシートを張った。
 らっきーは時折、施設内の木に登り、シートの上から顔をのぞかせ、外の様子をうかがっているようだった。
「らっきー」脱走で苦情殺到 捕獲するも展示見合わせ 静岡
2011.1.25 17:51
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110125/szk11012517560067-n1.htm

 飼育先の静岡県三島市立公園「楽寿園」(同市一番町)からニホンザル「らっきー」が逃走した問題は、逃走から24時間でスピード決着した。市内の路上で25日朝に繰り広げられた捕獲劇に、関係者からは安(あん)堵(ど)の声が漏れた。しかし、本来ならあり得ない猛獣の“脱走”を許した同園のずさんな管理は批判を免れず、本当の意味での「解決」にはしばらく時間がかかりそうだ。

 「24時間で解決できてよかった」。同園の杉山静雄園長がこう語るように、けが人を出す前に捕獲できたことに、関係者はとりあえず胸をなで下ろした格好だ。だが、杉山園長を含め職員らの厳しい表情は一向に晴れなかった。

 「どうして逃すんだ」「ちゃんと管理できないなら飼うな!」。同園には24日以降、約50件の苦情電話が殺到。動物愛護管理法で、人を襲う「特定動物」として猛獣扱いされるニホンザルの甘い管理に対する市民の怒りが押し寄せた。

 こうした声を受け、市地域振興部の宮崎真行部長は「気のゆるみで取り返しの付かないことをしてしまった。責任を感じ、肝に銘じてほしい」と、同園の職員らを前に厳しく訓示し、安全マニュアルの再点検とともに、2月4日までに再発防止策を提案するよう職員に求めた。

 同市を管轄する県東部保健所も同日、同市に対し、原因の究明と再発防止策を報告するよう指示したことを明らかにした。今後、改めて現地調査などを行い、再発防止の徹底を求めていく構えだ。

 一方、らっきーは捕獲後、再び同園に戻された。当初28日まで臨時休園の方針を固めていた同園は、26日以降は通常通り営業する。だが、らっきーのおりは周囲をシートで覆い、保健所による調査の結果、十分な安全が確認されるまで展示をとりやめることにした。

 さらに、当面の間、来園者へのぬいぐるみなどグッズ販売も中止。市がらっきーによる観光PR策として始めたインターネットのミニブログ「ツイッター」も、しばらく書き込みを停止する。

107チバQ:2011/01/27(木) 23:30:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20110126-OYT8T00913.htm
殺処分過酷な現場
口蹄疫でも担当県職員苦悩


 鳥インフルエンザで、早期の封じ込めを図ろうと、県内2例目の発生地となった新富町の養鶏場で懸命の殺処分が続いている。対象41万羽の殺処分を27日に完了させることを目指しているが、昨年の口蹄疫(こうていえき)に続き、生き物の命を絶つという行為が作業に当たる人たちの心に重くのしかかっている。殺処分に参加した男性が読売新聞に過酷な体験を語った。(帆足英夫)

 23日夕方。宮崎市の発生に続き、新富町で2例目が発生したことを休みで自宅にいた県総務部の男性職員(39)はテレビニュースで知った。間もなく上司から電話があり、翌日の防疫作業を頼まれた。

 「また殺処分をしなければならないのか」――。男性は昨年の口蹄疫で約10回にわたり牛の殺処分などの防疫に携わったことを思い出した。

 24日午前9時頃、防疫作業の県職員を乗せた専用バスで新富町の養鶏場につき、防護服、マスク、ゴーグル、帽子、長靴、手袋を身に着けた。仲間と入った鶏舎の中は奥行き十数メートル。幅約1メートルの通路を挟んで三段重ねのケージ(小型の金網)が両側に無数に並ぶ。ケージの中で鶏がごそごそと動き、鳴き声と羽ばたきの音が鶏舎内に響いていた。

 男性はまず、ケージから鶏を出す「捕鳥」という作業を割り当てられた。ケージにそっと手を突っ込み、鶏の足をぎゅっと握る。引きずり出したとき、鶏の頭がケージに当たり、「コケッー」と鋭い声を上げた。「叫び声に聞こえた」。

 仲間が持ってきたプラスチック製の大型バケツに鶏を入れた。10羽入ったところで、さらに別の仲間が炭酸ガスをバケツに注入し、ふたをすると、鶏は窒息死した。

 午後はバケツで鶏を回収する作業を担当した。毎回、炭酸ガスが注入されると約10秒間は鶏は一時おとなしくなる。その直後、バケツは突然、約5秒間にわたって振動する。バタバタと中で羽ばたきの音が聞こえる。「鶏が断末魔で動いているのだろうか」。鶏を殺処分しているんだという事実をそのたびに突き付けられた。

 バケツを傾け、死んだ鶏を袋に移し替えた。2重になった手袋越しに死骸の温かさが伝わってきた。

 その後、捕鳥、バケツ運びの作業を1時間ずつ繰り返した。休憩を除く実作業は4時間。「最初は鶏をかわいそうに思ったが、そのうち感情がまひしてきた」。

 ぼうぜんとした気持ちは作業終了後も続き、専用バスで県庁に戻る途中、車内の誰もが黙り込んだ。

 口蹄疫で牛の殺処分に参加した際は、現場の指導者が誰なのかが分からず、何をすべきか戸惑った。今回は明確な指示があり、「機械的に従事することができた」が、割り切れない気持ちは残ったままだ。

 口蹄疫に続き、鳥インフルエンザでも体験した殺処分作業。「食用という、本来あるべき形とは違う仕方で命を絶つことが残念でならない」と心底思う。

 体験を妻に話した。失われた命に思いをはせ、「食べ物を大切にしよう」と語り合った。

 男性は「一日も早く終息し、殺処分でこれ以上の命が絶たれることがないようになれば」と願っている。

(2011年1月27日 読売新聞)

108チバQ:2011/01/27(木) 23:30:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20110126-OYT8T00959.htm
「ここで食い止めないと」県職員ら徹夜で殺処分


殺処分した鶏を入れるための袋を鶏舎に運び入れる県職員ら  なんとしても養鶏産地を守らねば――。出水市の養鶏農家の鶏から鳥インフルエンザウイルスが検出された26日、県は未明に記者会見を開き、現地で県職員らが夜を徹して殺処分などの防疫作業を行った。この日設定された半径10キロの移動制限区域内では、162戸で522万羽に上る鶏が飼育されており、関係者には卵の出荷や餌の搬入などへ懸念が広がっている。

  ■未明の記者会見

 県は26日午前3時、県庁で急きょ記者会見を開き、弓指博昭・農政部長が「殺処分の作業に着手するよう指示した」と述べ、迅速な対応を強調した。

 弓指部長の頭の中には、昨年4月に宮崎県で発生し、牛約29万頭が殺処分された口蹄疫(こうていえき)での県の対応があった。即座に宮崎とつながる主要道路を封鎖、24時間態勢で消毒作業にあたるなど徹底した防疫策で県内への口蹄疫侵入を食い止めた。

 県内ではそれまで、鳥イフルエンザや口蹄疫の発生はなかったが、昨年4月以降、鳥インフルエンザを含む家畜伝染病の県内発生を想定した訓練やシミュレーションを繰り返してきた。

 「相手は見えない敵。鹿児島で起きない保証はない」(北野良夫・畜産課長)。昨年末、県内の獣医師や防疫作業員ら約3000人の名簿をそろえ、埋却や消毒ポイントの候補地、資材調達先の店舗などをリストアップした。

 会見が終了したのは午前4時10分過ぎ。弓指部長は会見後、「初動は1分1秒を争う。防疫の着手に時間は関係ない。これ以上拡大させない」と強調した。

 ■懸命の防疫作業

 26日午前3時20分ごろ、出水市高尾野町下水流(しもずる)の養鶏場に続く通行止めポイントに、市総合体育館に待機していた県職員約180人がバス数台に分乗して次々に到着。真っ白な防疫服姿で降り立った職員らは緊張した面持ちで養鶏場へ入っていった。

 埋却用の穴を掘る重機を運び込んだ同市の建設会社社長松本一正さん(63)は午前0時頃、農協から依頼を受けてショベルカーを手配。同2時頃から掘削作業を開始した。「市民全員がひとごとではないと思っている。早く終息してほしい」と話した。

 午前8時過ぎ、殺処分を終えた県職員らが養鶏場を出てバスに乗り込んだ。徹夜の作業で目を真っ赤にした男性職員(26)は「ここで食い止めないといけない。これ以上、広がらないでほしい」と話した。

 ■影響への不安

 移動制限区域内では、約100戸が採卵用の鶏344万羽を飼育。区域内の卵の出荷について、農林水産省の「家きん疾病小委員会」は今月、区域内の周辺農家を検査して感染していないことが確認されれば出荷を認めることを決めているが今回、「具体的に出荷が可能になる時期は、まだ分からない」(県の担当者)状況だ。

 県内の大手スーパー「タイヨー」(鹿児島市)には25日夜、約170人の組合員を抱えるマルイ農協(出水市)から卵の出荷を停止するとの連絡があった。タイヨーの木下孝之加工食品課長は「現時点ですぐに影響はない」としながらも、「鹿児島や宮崎からの供給が止まれば、影響は全国に及ぶ。十分な卵を確保できるか心配」と話した。

 生協コープかごしま(鹿児島市)も「出水からの仕入れができなければ、その分を県内の他地区からの仕入れに頼るしかない」と話し、「何とか早く終息してほしい」と願った。

 JAグループ鹿児島は25、26の両日、緊急の対策会議を開催。県内で養鶏を営む全組合員に消毒用の消石灰の追加配布を行うことを決め、鶏舎の消毒などの防疫対策の徹底を指示した。

 移動制限区域内には養鶏農家のほか、牛や豚を飼育する畜産農家もあるため、餌の搬入方法について協議。制限区域の境界地点に中継基地を設置して積み荷を移し替え、車両や人が制限区域内へ直接出入りしないことにした。

 JA鹿児島県中央会総合対策部の片平金也部長は「今後、新たに発生したり、移動制限が長期化したりすれば、県全体の畜産に大打撃を与えかねない」と話した。

(2011年1月27日 読売新聞)

109チバQ:2011/02/13(日) 12:52:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110213-00000011-mai-soci
<東大寺>かじる鹿ないっ! 境内の柵の鎖、鹿の謎の行動
毎日新聞 2月13日(日)9時32分配信


ゴリゴリと音を立てながら鎖をかむ鹿=奈良市の東大寺で、花澤茂人撮影
 奈良市の奈良公園内にある東大寺境内で、参道と芝生の境にある柵の鎖をかじる鹿の姿が観光客の注目を集めている。金属製の鎖をあごでしっかりくわえ、ゴリゴリと音をさせてかじる姿は、まるで食べているかのよう。このエリアだけで見られるといい、専門家も謎の行動に首をひねっている。【花澤茂人】

 鎖をかじる鹿が見られるのは、大仏殿から南にまっすぐ延びる参道の真ん中あたり。南大門や本坊がある周辺だ。東大寺参拝のメーンストリートとして観光客が歩き、多くの鹿が頭を下げて鹿せんべいをねだる。

 昼ごろ本坊前に行ってみると、鹿が5頭ほどいた。柵の鎖は高さ約40センチ。1頭の鹿が柵に近づくと、鎖はちょうど顔の高さにある。鹿はフンフンと鎖のにおいをかいだかと思うと、おもむろにかじりついた。よく見ると、他にも鎖をかじっている鹿がいる。すぐにやめて、またかじる鹿もいれば、1分ほど延々とかじり続ける鹿もいる。「鉄分不足ちゃうか」という観光客。外国人からは「アー・ユー・ハングリー?」などと声がかかる。

 奈良公園で鹿の保護活動をする「奈良の鹿愛護会」が、鎖をかじる行動に気付いたのは03年。写真コンテストの応募作品にあるのを見つけた。子供のころから東大寺にいる狹川宗玄長老(90)は「昔から見かける。一種の食料みたいなものかなと思っていた」と話しており、相当古くからの行動らしい。

 ただし愛護会によると鎖は奈良公園内の他の場所にもあるのに、かじるのは南大門、本坊の周辺で行動する群れだけ。同公園の鹿約1100頭のうち、わずか10頭程度とみられる。季節や性別は問わず、親鹿も子鹿もかじる。

 同会の池田佐知子事務局長は「同じ群れの中で、鎖をかじることを教え合っているのだろう。代々受け継がれているのは、鹿にとって必要な行動だからではないか。確かなことは鹿に聞かないと分からない」と首をかしげる。同会の獣医師、吉岡豊さんは「栄養バランスが崩れるとミネラル補給のため、土をなめることはあるが、特定の鹿だけが鉄分不足とは考えづらい。何かのきっかけで鎖をかじり、癖になったのだろう」と分析する。

 天王寺動物園(大阪市天王寺区)の今西隆和・飼育係長は「牛などが鉄分補給のため牛舎のクギをなめたりすることはあるが、鹿は初めて聞いた。鉄分不足か、感触が面白いからかもしれない」と話している。

110チバQ:2011/03/07(月) 23:33:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20110304-OYT8T00941.htm
ヤンバルクイナ 交通事故死最多・・・昨年31羽


路上を走るヤンバルクイナ(2010年4月、沖縄県国頭村で)=田中成浩撮影  沖縄本島北部だけに生息する飛べない鳥、ヤンバルクイナが車にはねられる事故が続発し、昨年はやんばる自然保護官事務所(沖縄県国頭村)が調査を開始した1995年以降で最多の31羽が死んだことがわかった。事故は繁殖期に入って活動が活発化する3月下旬以降に増える傾向があり、同事務所はドライバーに注意を促すチラシなどを作成する。

 ヤンバルクイナの交通死事故は、95年から10年間は年間10羽未満で推移してきたが、国が地元住民らに保護を広く呼びかけて警戒心が薄れたためか、2005年には12羽と初めて10羽を超え、07年は21羽、08、09年はいずれも16羽が死んでいる。

 同事務所によると例年、3月下旬から9月頃までの繁殖期に事故は集中しており、昨年は31羽中27羽がこの期間にはねられて死んだ。ヒナにもエサを与えるため、車道にはい出たミミズを食べようとして事故に遭うらしい。雨上がりなどはぬれた路面にミミズが出ることが多く、特に事故が増えるという。

 高速で車が近づいてくるとパニックになり、逃げる方向が分からず車に飛び込むケースもある。骨の中心が空洞で折れやすく、折れた骨が内臓を傷つけることで致命傷につながりやすいという。

 希少なヤンバルクイナを事故から守ろうと、北部国道事務所では07年以降、出没頻度が高い国道58号沿いの4か所に高さ1メートルの侵入防止柵(延長計1100メートル)を次々と設置。さらに同事務所や県は昨春まで2年がかりで、道路下の地中にヤンバルクイナ専用の通路(幅1・5メートル、高さ1メートル)5か所を整備した。

 ただ、雨が多かった昨年はこうした対策も奏功せず、事故はやまない。ひかれた後に見つかるため「犯人」は分からないが、やんばる自然保護官事務所は地元の道路に不慣れな観光客や、事故が多い朝夕に通勤する地域住民によるものとみる。事務所では「ヤンバルクイナは道路脇から急に飛び出してきます」「低速運転を心がけて」といった注意事項を記したチラシを作成し、今春からドライバーに配布する予定だ。

 同事務所の福田真保護官は「ヤンバルの森のシンボルを守るためにも、ドライブの際にはゆっくり走り、道脇に十分注意を払ってほしい」と訴えている。

 <ヤンバルクイナ>国の天然記念物で、沖縄本島北部3村(国頭村、東村、大宜味村)に約1000羽が生息する。1981年に発見された。成鳥は体長約30センチ。環境省のレッドリストで、ごく近い将来に絶滅の危険性が極めて高い「絶滅危惧1A類」に指定されている。

(2011年3月4日 読売新聞)

111チバQ:2011/03/17(木) 21:35:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000107-mai-soci
<東日本大震災>電源の燃料尽き魚類など絶望 福島の水族館
毎日新聞 3月17日(木)19時33分配信


元気に泳ぎ回っていたセイウチ。来館者を楽しませた=福島県いわき市のアクアマリンふくしまで2009年6月、去石信一撮影

 東日本大震災で停電した福島県いわき市小名浜の水族館「アクアマリンふくしま」で、急場をしのいでいた電源の燃料が尽きた。海獣など一部は首都圏の水族館に運んだが、魚類、熱帯系植物など計22万点はこのまま死ぬ可能性が高い。県生涯学習課の吉田清一主幹は「かわいそうだが今は人命が大切。燃料調達は当分あきらめなければ」と話している。

 水族館は県教委が管理し、海の生物や環境を学ぶ施設として00年に開館、年間100万人の入館者がある。

 11日の津波で1階の電気施設が浸水して停電し、非常用電源も燃料の重油が16日なくなった。水槽への酸素供給や水温調節ができなくなり、餌を保管する冷蔵庫も使えなくなった。展示していたのは魚類約4万4000匹▽エビやクラゲなどの無脊椎(せきつい)動物約15万5000匹▽植物2万点▽両生類30匹▽爬虫(はちゅう)類23匹▽哺乳類18匹▽鳥類27羽−−などで、職員2、3人が残っているが手の施しようがなく、魚は徐々に弱って死んでいるという。

 一方、トドやタイヘイヨウセイウチ、ゴマフアザラシなど海獣類計7頭、エトピリカとウミガラスの鳥類計13羽、ユーラシアカワウソ1匹は、鴨川シーワールド(千葉県)▽上野動物園(東京都)▽葛西臨海水族園(同)▽伊豆・三津(みと)シーパラダイス(静岡県)−−の4施設に16日運んだ。【長田舞子】

112チバQ:2011/03/19(土) 11:23:53
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001103180002
海獣たちを受け入れ 鴨川の水族館
2011年03月18日

 東日本大震災で深刻な被害を受けた、福島県いわき市小名浜の水族館「アクアマリンふくしま」(安部義孝館長)からセイウチ、トド、ゴマフアザラシなどが17日、鴨川市の鴨川シーワールドに「避難」してきた=写真、鴨川シーワールド提供。


 アクアマリンでは、津波の影響で機械装置が海水につかり動かなくなった。魚類はほとんど死んだが、生き残った海獣類や鳥類は他の動物園、水族館が引き取ることに。鴨川の飼育担当者らが大型トラックで16、17日にいわき市まで2往復、約6時間かけて鴨川まで運び込んだ。


 セイウチ2頭は、オス800キロ、メス500キロの巨体。トドが3頭もいて、大きな雄は500キロ近い。ゴマフアザラシもオスとメスの2頭。ユーラシアカワウソと海鳥のエトピリカ、ウミガラスなどは、上野動物園や葛西臨海水族園に引き取られた。


 荒井一利館長は「うちも飼育スペースに余裕があるわけではないが、緊急避難として受け入れた。今後のことはこれから考えます」と語り、無事に着いた海獣たちにホッとしていた。

113チバQ:2011/03/22(火) 21:29:19
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20110322-751462.html
ペット救って!置き去りも/ルポ
 東日本大震災から10日が経過し、被災地への支援物資が集まり始めた一方で、被災したペットのエサを中心とした物資の不足、被災地での放置、心身のケアなどが問題となっている。

 仙台市で大町ペットクリニックを経営する荻原輝紀医師(39)の元には、震災後から連日、1日に20〜30匹のペースで犬や猫が運び込まれている。多くが、心拍数の上昇や発熱に加え、過度にほえておびえるなど、人間の心的外傷後ストレス障害(PTSD)に似た症状を見せている。揺れに驚き、走り回った末の激突死や高齢犬の急死も多い。18日にも福島県南相馬市で被災した犬2匹が同クリニックで診察を受けたが、診察台に乗せようとしただけで激しく抵抗した。

 避難所に入るため、泣く泣くペットを捨てるケースも多いという。ペットカフェを営む男性は「避難所に行けないペット連れの被災者が、うちで共同生活をしていました。その方が自宅に戻った後も、ペットを預かってます」と話した。

 ペットフードも不足しており、街を探し歩く飼い主も多い。67の動物病院で組織される仙台市獣医師は18日に災害対策本部を発足。日本獣医師会や日本動物愛護協会もペットフードを集めるなど救援物資の一元化を行っているが、荻原医師は「ペットは家族。もっと大きなところが動いてくれれば」と国の支援を期待した。【村上幸将】

 [2011年3月22日8時10分 紙面から]

114チバQ:2011/03/22(火) 21:37:14
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110322/its11032221290000-n1.htm
「ペット数日で殺処分」はウソ、各動物団体がネットのウワサを否定
2011.3.22 21:27
 日本動物愛護協会や日本愛玩動物協会など4団体は22日までに、被災地で保護されたペットが数日間で殺処分されているとの風評がインターネット上で広がっているとして、「事実ではないことを確認している」との声明をホームページに掲載した。

 日本愛玩動物協会によると、被災地の各自治体はペットを「被災動物」として保護した上で飼い主を捜しているという。同協会は「殺処分している自治体がないことを確認しているので、ペットとはぐれた人も安心してほしい」としている。

 風評は、短文投稿サイトのツイッターや交流サイトのフェイスブックなどで広まっているという。

115チバQ:2011/03/22(火) 22:28:21
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20110321/CK2011032102000048.html?ref=rank
被災者のペット預かります 愛犬などを無料で「生活再建を支援」 中原の動物病院
2011年3月21日

 東日本大震災では、飼われていた犬などのペットも被災した。人的被害が甚大で、なかなかペットにまで気持ちが及ばないが、家族同然にかわいがられているケースもある。ペットを助けることは、飼っている被災者の支援につながる。 (平木友見子)

 川崎市中原区の馬場総合動物病院は、被災地から避難してきた人の犬などのペットを無料で預かる取り組みを始めた。「ペットの取り扱いで困っている被災者はたくさんいるのでは」と、馬場国敏院長(62)は指摘する。

 きっかけは、福島県いわき市大久町から、犬を連れて中原区に避難してきた菜花(なばな)功さん(45)ら家族三人からのSOSだった。自宅は福島第一原発から約三十キロ、第二原発から約二十キロの位置にある。

 十七日に次女の里沙さん(20)が住むアパートに車で避難してきた。だが、このアパートでは犬が飼えないことになっていた。困り果てて探し回ってたどり着いたのが、馬場総合動物病院だった。

 柴犬の雑種の雄(九歳)で、名前を「ポテト」という。被災後、家族が身を寄せた避難所にも犬は入れなかったため、犬と共に車の中で寝泊まりするほどかわいがっていた。

 それだけに預け先が決まり、妻の貞子さん(45)は「家族と一緒にいられて本当にうれしい」。ホッとしたのか、涙を流しながら馬場院長の善意に感謝した。

 川崎市獣医師会長でもある馬場院長は「今回のことがモデルケースになって全国に広がり、被災者が安心して避難できる環境が整えば」と話し、日本獣医師会に「被災者の生活再建のため、全国的なペットの無料預かり支援を」と呼び掛けている。

 馬場総合動物病院では、犬など二十匹ほど預かる余裕があるという。問い合わせは、同病院=電044(777)1271=へ。

116チバQ:2011/03/22(火) 23:53:37
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110322_11
被災ペット、行き場なく 動物病院は満杯

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 飼い主と共に被災した犬猫などのペットが、行き場に困るケースが急増している。宮古市では動物病院などが避難所で受け入れられないペットを保護しているが、ほぼ満杯状態。避難所では、ペットの存在が飼い主の癒やしとなっている一方、動物との共同生活が住民間で問題を起こすことも少なくない。被災動物の保護は今後も増えることが予想され、受け入れ態勢の拡充が急がれる。

 宮古市宮町のグリーン動物病院には21日、市内で衰弱していたところを保護されたシバイヌが運び込まれた。田口庸蔵院長(62)は血液検査や点滴後、回復するまで保護することにした。犬には首輪の跡があり、津波で避難する際に飼い主が逃がしたことも考えられるという。

 同病院では、犬猫30匹やオウムなどの鳥を保護。部屋はいっぱいで、スタッフ3人が毎日世話をする。ほとんどが避難所に連れて行けなかったペットだ。

 宮古市では同病院など3カ所で、被災動物を飼い主が元の生活に戻るまで保護。田口院長は「今後は震災で飼い主を失ったペットの保護も増える。被災した沿岸で受け入れるのは難しく、全県で里親を探していく必要がある」と指摘する。

 避難所でも、ペットの扱いは悩ましい問題だ。約370人が避難する宮古小では、犬と一緒に体育館内で生活する飼い主が10人ほどいる。避難間もないころは興奮してほえたり、校内でふんをするなどし、ほかの住民から苦情が相次いだという。

 そのため学校側や住民代表は、外に出た犬は体を洗うなど衛生面に気を付けることを飼い主と確認。主に小型犬だったこともあり、今は共同生活を容認している。

 同校の川上良治副校長は「大災害の後だけに、ペットを心の支えにする飼い主から引き離すことはできない。話し合いを重ねて、共生の形を考えるしかない」と理解を求める。

【写真=保護されたシバイヌを診療する田口庸蔵院長(左)。このような被災動物の受け入れが課題となりそうだ=21日午前11時すぎ、宮古市・グリーン動物病院】

(2011/03/22)

117チバQ:2011/03/22(火) 23:59:59
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110322/CK2011032202000124.html

「ペットは家族、離れない」 福島の男性が犬6匹と伊東に避難
2011年3月22日

避難してきた笠原さん(左)とホテルの大川社長=21日、伊東市富戸のプチホテル・サンロードで


 「ペットは家族。この子たちと離れることはできない」。東日本大震災で被災した福島県須賀川市から、愛犬6匹と伊東市富戸のホテルに避難してきた男性がいる。

 福島市内のペットショップに勤務する笠原祐一郎さん(35)。仕事中に大震災に見舞われ、店の窓から外へ飛び出して、道路の真ん中で地震がおさまるのを待った。店内はめちゃめちゃに壊れ、飼育ケースからヘビが逃げ出すなどした。翌日、約60キロ離れた自宅に戻ると、倒壊こそ免れたが、タンスは倒れ食器類も割れて散乱し、ライフラインは寸断されていた。

 燃料も、食料も、愛犬の餌もない状況。このままでは犬たちが餓死してしまうと思い、犬も一緒に避難できる場所を探した。伊東市内の友人に連絡すると、日頃からペット同伴の宿泊を受け入れているプチホテル・サンロード(大川満幸社長)を紹介された。同ホテルは受け入れを快諾。笠原さんは19日夕、比較的ガソリン供給が安定していた新潟経由で、24時間かけて伊東に着いた。

 カニヘンダックスフント、オーストラリアンシェパードなど6匹と一緒に、久しぶりにゆっくり眠れたという。「10日ぶりのお風呂が何より。気持ち良く受け入れてもらえ、感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。

 自宅には両親と弟を残してきた。「父が自宅から離れたくないと言うので弟と相談し、自分と犬たちが避難した。旅行にでも行くつもりで、と言っても聞いてくれなかった」と苦笑いする。

 同ホテルは17ある客室のうち、7部屋を避難所として確保。岩手県などから問い合わせが殺到しているという。大川社長は「ペット同伴の避難をできるだけ受け入れたい。こんな時こそ力を合わせて苦境を乗り切りたい」と話した。 (杉本三佐夫)

118チバQ:2011/03/23(水) 21:25:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000092-reu-int
被災地の田んぼでイルカ救助、海に放され元気取り戻す
ロイター 3月23日(水)19時48分配信

 [東京 23日 ロイター] 東日本大震災で津波被害を受けた仙台市で22日、同市内の田んぼから体長1.2メートルの小型イルカが1頭救出された。ペット関連会社を経営する平了さん(32)によると、このイルカは海岸から2キロほど陸側に入った田園地帯で見つかった。

 震災後、動物保護活動を行っていた平さんは、田んぼの近くを通った男性からイルカを見つけたとの連絡を受け、「現場」に急行した。田んぼにたまった海水でもがくイルカを発見すると、ネットを使って救出を試みるも失敗。その後何とか田んぼ内を歩いて進み、救出に成功した。

 イルカは平さんと友人らによって、濡れたタオルで覆われ海に戻された。発見当時は弱っていたが、太平洋に放された際には元気を取り戻した様子だったという。

119チバQ:2011/03/25(金) 20:37:40
http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY201103250274.html
ペットと暮らしたい 苦情避け避難所に入らぬ飼い主も(1/3ページ)
2011年3月25日19時58分
段ボールで囲った区画で避難するペットの犬=17日、岩手県大船渡市の大船渡中学校、諫山卓弥撮影
 震災はペットと飼い主との暮らしも引き裂いた。家族同然のペットを連れ、避難所で、動物が苦手な被災者とどう共生するか。はぐれたペットはどうやって保護すればいいのか。国内でペットとして飼われている犬と猫は2千万匹を超えるといわれるなか、大災害のたびに問いかけられる課題だ。

 岩手県大船渡市の大船渡中学校の体育館の隅に、パイプ椅子と段ボール箱で仕切られた一角がある。ペット連れの避難者のためのスペースだ。避難所の自治組織によると、ペットへの苦情が目立ち始めたからだという。

 新沼芳彦さん(46)は、チワワの「茶々」と一緒にこの中で暮らす。津波が自宅を襲う直前、妻の睦子さん(47)が持ち出せたのは位牌(いはい)と茶々だけだった。

 「動物が苦手な人もいるからしょうがない」とこぼしつつ、茶々をなでながら「子どもがいない私たち夫婦には我が子も同然」と話した。館外に犬用のケージもつくられたが、「離ればなれなんて考えられないし、帰る家や預け先も無い。一緒に置いてほしい」。

 一方、同市の大船渡北小学校は、室内に動物を入れることを禁止にした。同小の体育館で暮らす佐藤勢子さん(57)は「避難所は多くの人がいて、空気も悪くなるから、動物は入れないでほしい」と訴える。それでも連れ込む人がいて、動物アレルギーを持つ孫(2)の体調を気遣う。

 ペットと暮らすため、避難所に入らない人もいる。

 津波に襲われた福島県浪江町の石上礼久さん(27)は12日から、3歳のボーダーコリー「バロン」と一緒に、避難所の駐車場にとめた軽自動車の中で寝泊まりしている。ほかの避難者に迷惑になるのではないかと思うからだ。配給品のパンやおにぎりを、バロンと分け合って食べている。

 2004年の新潟県中越地震では、愛犬を避難所に連れて行けずに車の中で生活していた女性が、エコノミークラス症候群で死亡した。16年前の阪神大震災では、多くのペットが飼い主とはぐれ、まちをさまよった。

 こうした課題に対応しようと、自治体と獣医師会がペットの保護や治療について協定を結ぶ動きが広まり始めていたところだった。

 岩手県獣医師会は、阪神大震災や新潟県中越地震を契機として、08年春、災害時にペットを救うための協定を県と結んだ。東日本大震災を受けて避難所に獣医師を派遣。飼い主や避難所運営者の相談にのったり、ペットを入れておくケージを支給したりといった取り組みを始めた。

 宮城県獣医師会も同様に県との協定があり、県内の9カ所で獣医師が無料の健康診断やけがの治療にあたっているほか、保健所とともに約20匹の放浪犬を引き取った。

 仙台市獣医師会は、3月中に市と協定を結ぶ予定だったが、今回、前倒しで実施した。市内の動物病院で被災者が飼えなくなった犬や猫を預かっているほか、飼い主が分からないペットを約40匹保護している。130匹のペットについて、行方が分からないと届け出を受けつけた。

 岩手県獣医師会の多田洋悦・副会長は「今回は親族すべてが被災した例も多く、避難所生活が長期化したり、ペットの預け先がなかったりといった問題が、より顕著だ。人とペットの共存のため努力したい」と話す。

 民間による支援の動きも広がっている。

 広島市のNPO法人「犬猫みなしご救援隊」の佐々木博文さん(42)は13日から被災地に通い、仙台市から、飼い主のわからない犬と猫計5匹を連れ帰った。仙台市の道路を歩いていたポメラニアンは泥まみれで体の震えが止まらず、近づくと、おびえて歯をむきだした。

 佐々木さんは「民間には限度がある。日本には動物愛護法があり、自治体は災害時の救護マニュアルも整備している。それを実行する時です」と訴えた。(赤井陽介、安倍龍太郎、下地毅)

120チバQ:2011/03/27(日) 05:51:20
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=38657
愛犬、83歳女性救う…散歩コースと逆の高台へ

命を救ってくれた愛犬と避難所で過ごす赤沼タミさん=菊政哲也撮影 東日本巨大地震による大津波で壊滅的な被害を受けた岩手県宮古市で、愛犬に命を助けられた女性がいる。

 津波襲来までの30分間、愛犬は興奮した様子で女性を高台にぐんぐん引っ張り、安全な避難所に導いた。

 女性は、海岸から約200メートルの同市田老川向(たろうかわむかい)に住んでいた赤沼タミさん(83)。メスのシーズー犬「バブ」と自宅の居間でくつろいでいるときに地震に襲われた。蛍光灯が消えると、バブはせわしなく走り回り、尾を強く振って鼻をクンクン鳴らしたという。

 赤沼さんが「散歩の時間にはまだ早いのに」と思いながら、玄関先で首にリードをつけていると、防災無線が大津波警報の発令を知らせていた。

 田老地区で900人以上の死者・行方不明者が出た1933年の昭和三陸地震を体験した赤沼さんが「避難しなきゃ」と玄関を開けると、バブも勢いよく飛び出し、いつもの散歩コースと逆の高台へ向かった。

 赤沼さんの歩みが緩むと、バブは振り返って歩みを促すようなしぐさを見せ、追いつくと勢いよく前へ出た。それを繰り返すうちに、自宅から約1キロ離れた避難所への急坂を一気に上りきっていた。

 振り返ると、歩いてきた道は津波にのみこまれ、自宅も濁流の中に。普段は散歩も嫌がるバブの行動に、赤沼さんは「津波を予知してたのかも」と不思議がる。

 バブは今、近隣地区の集会場で赤沼さんら住民約60人と避難生活を送る。12歳の誕生日にあたる23日には、お気に入りのピンクの服を洗ってもらい、うれしそうなしぐさを見せたという。(浅見徹)

(2011年3月26日 読売新聞)

121チバQ:2011/03/27(日) 05:52:04
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110326t15051.htm
家族の一員、でも先行き不安 仙台のペット連れ被災者
 仙台市内の避難所では、ペットを連れた被災者が「家族の一員」を守ることに心を砕きつつ、周囲の理解を得ようと神経をすり減らす日々を送っている。仙台市動物管理センターは大規模災害時のペット保護プランの策定を検討していたが、今回の大震災には間に合わなかった。
 津波で家を失った人たちが多く避難している仙台市宮城野区の岡田小では、体育館の物置をペット連れ避難住民の専用スペースに割り振った。現在7頭の犬が飼い主に寄り添って過ごしている。
 「他に行き場所はない」。同区の主婦吉田玲子さん(63)は、シバイヌの「チャチャ」を抱き寄せて胸の内を明かした。15歳の老犬のため、よそに預けることもできない。アパートを借りようにもペット禁止が大半だ。
 壁1枚を隔てて大勢の人が寝起きしている。「犬嫌いの人もいるはず。出入り口の扉はすぐに閉め、鳴き声や臭いが漏れないようにしている」と気を配る。
 若林区の七郷小に避難した同区の建設業菅原忠夫さん(61)は、愛犬の「ラブ」を校庭の一角につながせてもらう代わりに、まき割り、火の番など積極的にボランティアを引き受けるよう心掛けているという。
 こうした事態に備えようと、市動物管理センター(宮城野区)は2004年から宮城県や市獣医師会との連携を模索。ペットを一時保護する仕組みを検討していた。
 だが、市獣医師会事務局も大地震で機能が全面的にストップ。市内に67ある動物病院も、医療機器が壊れたり、医薬品が不足したりして、一時預かりに協力できる病院は半数に満たない。
 連携に向けた協議が始まったのは震災から11日目の21日。25日に市獣医師会や動物愛護ボランティア団体の協力を得て「市被災動物救護対策臨時本部」の開設にこぎつけた。
 全国から寄せられた救援物資のペットフードを避難所に届けている市動物管理センターの相原健二所長は「人を救うのが先ではないかと非難されることもある。非常時には動物愛護の精神もなかなか受け入れられない」と対応の難しさを話す。(関川洋平)

122チバQ:2011/03/27(日) 05:52:43
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011032502000191.html
避難所 ペット居場所ない 受け入れ枠わずか
2011年3月25日 夕刊

 東日本大震災では、ペットも被災した。飼い主にとり大切な「家族の一員」だが、首都圏の各避難所ではペットの受け入れスペースはわずか。避難所に着いても中に入れず、飼い主と一緒に寒い車内などで過ごすケースも出ている。 (佐藤大)

 福島県浪江町から各地の避難所を経て、二十三日に味の素スタジアム(東京都調布市)に避難してきた中学三年福島みなみさん(15)。その夜は駐車場の車の中で愛犬のミニチュアダックスフント「バク」(オス、三歳)と明かした。

 母親のこずえさん(39)らと避難所に着いたが、バクを連れて中に入ることができなかった。室内飼いなので、屋外につなぎっぱなしにしてはおけない。「寂しくないように」と軽自動車の車内で一緒に過ごした。暖房はつけず、毛布をかけて寝ると、バクが潜り込んできた。夜には雪もちらついたというが、みなみさんは「寒くても平気」と笑顔でバクを見つめた。

 味の素スタジアムでは、ペット用に会議室を開放しているが、すでに犬八頭が入り「満室」だ。担当者は「もっと受け入れたいが、においや騒音を嫌う人もいる」と説明する。同じく避難所の東京武道館(足立区)でも犬五頭、猫一匹が入り、「空き」は二頭分しかない。犬三頭がいる東京ビッグサイト(江東区)では、犬ならあと七頭程度までは、受け入れが可能という。

    ◇

 避難所のペットの入居難を知り、支援の動きも始まった。豊島区で「猫ホテル」を運営する「リフレックス」は、通常日帰りで二千百円、宿泊で四千二百円かかる猫の預かりサービスを、避難者には無料で行う。問い合わせは同社=(電)03(3917)4630=へ。

123チバQ:2011/03/31(木) 21:46:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000071-jij-soci
原発避難で野良犬化=かまれた住民も―福島
時事通信 3月31日(木)15時57分配信

 東日本大震災から20日がたった31日、福島第1原発周辺からの住民避難が続く福島県では、住民が自宅などに放置したペットが問題化している。飼い主が避難所に連れて行けず、放して野良犬化したケースも多いといい、県や保健所が対応に追われている。
 同県食品生活衛生課には27日現在で、「ペットを残して避難してしまったが、どうしたらいいか」との問い合わせが38件あり、「避難のためペットを預かってほしい」との要望も35件寄せられた。「原発20キロ圏内の自宅に犬をつないだまま避難した。何とかしてほしい」との相談もあったが、同課は「圏内への立ち入りはできず、直接行って何かできる状況ではない」と頭を抱える。
 簡易ブログ「ツイッター」などでは、住民が放置したペットを保健所が捕獲し、すぐに殺処分しているというような誤った情報が広まったといい、真偽の問い合わせが相次いだ。同課は「そうしたことは一切ない。保護したペットは県の施設で長期間保護し、飼い主を捜すことにしている」と説明している。
 同県の相双保健福祉事務所(南相馬市)の担当者は、「ペットも個人の所有財産。家の中で放置されているからといって、行政側がいきなり連れてくるわけにはいかない」と苦しい立場を語る。同市内では既に、放置された飼い犬にかまれたケースが数件発生しており、問題が長期化した場合、野良犬が増え、感染症や衛生状態の悪化が懸念されるという。

124チバQ:2011/04/02(土) 00:54:03

http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040101001203.html
気仙沼沖漂う屋根に犬 海保、1時間後に救出


 第3管区海上保安本部の特殊救難隊に救出された犬=1日午後5時ごろ、宮城県気仙沼市本吉町の沖合約1・8キロの海上(海上保安庁提供)
 1日午後4時ごろ、宮城県気仙沼市本吉町の沖合約1・8キロの海上で、漂流していた屋根の上に犬がいるのを、第3管区海上保安本部(横浜)所属の特殊救難隊が見つけ、約1時間後に救出した。

 地元の第2管区海上保安本部(宮城県塩釜市)によると、同救難隊は東日本大震災の行方不明者を捜索するため海上をヘリコプターで飛行中に犬を発見。ヘリコプターから助けようとしたが、犬は海上にあった木材などに飛び移って逃げた。

 隊員3人が救助艇で再度近寄り、最後は救助用の担架に乗ったところを助け出した。

 犬は黒っぽい首輪をつけていたが、飼い主の住所などは書かれていない。海保の巡視船の中でビスケットやソーセージを食べ、おとなしくしているという。

2011/04/01 23:43 【共同通信】

125チバQ:2011/04/02(土) 17:29:38
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110402/dst11040214390018-n1.htm
3週間ぶり救出の「奇跡の犬」はヘリの爆音に驚き、救難隊員の目にとまる
2011.4.2 14:31

第3管区海上保安本部の特殊救難隊に救出された犬=1日午後5時ごろ、宮城県気仙沼市本吉町の沖合約1・8キロの海上(海上保安庁提供)
 東日本大震災が起きてから3週間を越えたが、犬が海上に流された浮遊物の上から奇跡的に救出されるドラマがあった。

 1日午後2時ごろ、行方不明者の捜索にあたっていたヘリ搭載巡視船「つがる」(第1海上保安本部=北海道)のヘリが、宮城県気仙沼市本吉町の沖合約1・8キロを捜索中、家の屋根に乗った犬を見つけた。

 1管では被災者の生存の可能性があるとして、特殊救難隊員が降下して家の中などを捜索したが、被災者は見つからなかった。隊員は犬を救出しようとしたが、ヘリの爆音に驚いた犬は現場から浮遊物を伝いながら逃走した。

 「つがる」は午後4時すぎ、隊員2人が乗った小型船で犬に接近し、無事救出に成功した。犬の性別や年齢は不明だが、与えられた水やビスケットをたいらげ、元気そうにしているという。「つがる」の接岸の時期は未定で、奇跡の犬はしばらく船中暮らしとなりそうだ。

126チバQ:2011/04/03(日) 10:08:30
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110403t13020.htm
「奇跡だ」荒れた海 3週間生き抜いた? 漂流の犬を保護

海上を漂流中に救助され、塩釜港に到着した犬=2日午後5時すぎ


 宮城県気仙沼市本吉町末ノ埼の沖合約2キロの海上で1日午後2時ごろ、漂流する屋根の上に犬がいるのを、第3管区海上保安本部(横浜)所属の特殊救難隊が見つけ、保護した。犬は2日午後5時半ごろ、宮城県動物愛護センター(富谷町)に引き渡された。震災の大津波で海に流されたとすると、過酷な環境を3週間、生き延びたことになり生命力に専門家も驚いている。
 2管本部(塩釜)によると、行方不明者を捜索中の救難隊ヘリコプターが、犬を発見。潜水士が降下し、漂うがれきの上を逃げ回る犬を助けた。
 犬は体長約70センチの雑種のメスで、毛は茶色。黒っぽい首輪を付けていたが、飼い主の住所などは書かれていない。2日午後、保護した巡視船「つがる」から2管本部の巡視艇に移され、夕方に塩釜港に着いた。巡視船ではビスケットやソーセージを食べ、おとなしくしていたという。
 陸に上がると安心したのか、毛布にくるまれたままお漏らしも。迎えに来た県動物愛護センターの伊藤光市さん(52)は「ちょっとおどおどしていたが、思ったより元気で安心した。早く飼い主に返したい」と語った。
 宮城県獣医師会の高橋勝一事務局長は「一般論だが、水さえあれば人間の倍近い約2週間は生き延びられる。生命力が強い雑種だったこともあるが、過酷な環境を3週間も生き抜いたとすれば奇跡だ」と話す。
 仙台市出身の獣医師で「野宿に生きる、人と動物」の著者中野真樹子さん(東京都)は「海水は塩分が強過ぎ、人間以上に犬には向かない。降り積もった雪を食べ水分を補給していたのでは」と推測する。
 2管本部には「自分の飼い犬かもしれない」という問い合わせが2件寄せられているという。


2011年04月03日日曜日

127チバQ:2011/04/04(月) 23:08:21
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110404/dst11040417010028-n1.htm
津波から3週間後に救助された漂流犬、飼い主の元へ
2011.4.4 16:58

津波から3週間後に救助され、飼い主と再会した犬=4日、宮城県富谷町の宮城県動物愛護センター(同センター提供)
 宮城県気仙沼市の沖合約1.8キロの海上で漂流していたところを、津波から3週間後に救助された犬が4日、名乗り出た飼い主の元に戻った。飼い主は「これから絶対離さずに、大事に飼う」と喜んでいたという。

 犬は雑種の雌。震災の行方不明者を捜索していた第3管区海上保安本部(横浜)の特殊救難隊のヘリコプターが1日に発見、救助艇で助けた。県動物愛護センターで保護されていたが、気仙沼市の避難先でテレビを見た50代男性の家族が「うちの犬じゃないか」と名乗り出た。

 妻が同センターを訪れたところ、犬はしっぽを振って大喜び。センター職員らに見せる態度とは全く異なり、飼い主と判断したという。鈴木寿郎同センター所長は「不慮の事故で離れ離れになったペットと飼い主が再会できて、うれしい」と話した。

128とはずがたり:2011/04/06(水) 14:42:04

ゴキブリ前線北上中!? ライオンが「ゴキブリ指数」を発信
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110406/bsc1104061241008-n1.htm
2011.4.6 12:39

 ライオンは6日、殺虫剤ブランド「バルサン」のウェブサイト内に、気温の上昇に伴い動きが活発になるゴキブリの活動状況や駆除方法を配信するサイト「ゴキブリ天気予報〜ゴキてん〜」を開設した、と発表した。

 目玉となるコンテンツは、全国のゴキブリの活動状況を表す独自の「ゴキブリ指数」。天気や最低・最高気温をもとに、「ゴキブリお目覚め注意報」から「ゴキブリ活動警報」まで4段階で算出され、指数に合わせた対策をとることができる。

 全国のユーザーから寄せられたゴキブリの目撃情報のほか、バルサンのキャラクターでゴキブリ軍と戦うヒーロー「バルサンマン」のツイッターで、正しい駆除方法をみることもできる。

129チバQ:2011/04/07(木) 23:09:25
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110406/gnm11040602160003-n1.htm
被災ペット想定外 特設ケージや乾燥室を開放 群馬・みなかみ町
2011.4.6 02:16
倒壊した家屋から救出され、ペットショップで保護された犬=20日、岩手県宮古市
 ■「家族の一員」…24施設が受け入れ

 東日本大震災の影響で、本県に避難している他県の被災者が3千人を超え、同伴ペットのイヌやネコの処遇に困るケースが出ている。

 高崎市佐野窪町の佐野長寿センターでは、被災した1匹のネコが飼われている。同センターに避難した福島県南相馬市の自営業、須田美紀子さん(51)のペットの「タマ」だ。須田さんは「同居したいが、ほかの避難者の迷惑になる」と考え、近所の駐車場にある私有のマイクロバス内で飼っている。

 県被災者受け入れ支援本部(伊勢崎市)には、ペットの犬と県営住宅での同居を求める被災者から問い合わせがあったが、県が「ほかの避難者がアレルギーを引き起こす可能性がある」と断ったケースもあった。

 こうしたペット問題に独自の手法で取り組んでいるのが、みなかみ町観光協会だ。当初、被災者受け入れ施設でのペット同伴を拒否していたが、途中から「ペットも家族の一員」と判断、現在では24施設で受け入れている。

 ただ、もともと「ペットと泊まれる宿」を売りにしている同町湯原の旅館「だいこく館」以外では、客室へのペット持ち込みができない旅館やホテルが多い。このため、こうした宿泊施設では玄関先に特設のペット用ケージを設置したり、スキー客のスキー板を保管する乾燥室をペットに開放したりと対応に苦慮している。

 本県に被災者とともに避難したペットの数は把握されておらず、県では「ペットの受け入れという事態は想定外だ」と困惑気味で、明確な取り扱い指針を示せない状態が続いている。(伊藤徳裕)

130とはずがたり:2011/04/12(火) 15:02:26

愛犬、83歳女性救う…散歩コースと逆の高台へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110326-OYT1T00434.htm?from=y10

 東日本巨大地震による大津波で壊滅的な被害を受けた岩手県宮古市で、愛犬に命を助けられた女性がいる。

 津波襲来までの30分間、愛犬は興奮した様子で女性を高台にぐんぐん引っ張り、安全な避難所に導いた。

 女性は、海岸から約200メートルの同市田老川向(たろうかわむかい)に住んでいた赤沼タミさん(83)。メスのシーズー犬「バブ」と自宅の居間でくつろいでいるときに地震に襲われた。蛍光灯が消えると、バブはせわしなく走り回り、尾を強く振って鼻をクンクン鳴らしたという。

 赤沼さんが「散歩の時間にはまだ早いのに」と思いながら、玄関先で首にリードをつけていると、防災無線が大津波警報の発令を知らせていた。

 田老地区で900人以上の死者・行方不明者が出た1933年の昭和三陸地震を体験した赤沼さんが「避難しなきゃ」と玄関を開けると、バブも勢いよく飛び出し、いつもの散歩コースと逆の高台へ向かった。

 赤沼さんの歩みが緩むと、バブは振り返って歩みを促すようなしぐさを見せ、追いつくと勢いよく前へ出た。それを繰り返すうちに、自宅から約1キロ離れた避難所への急坂を一気に上りきっていた。

 振り返ると、歩いてきた道は津波にのみこまれ、自宅も濁流の中に。普段は散歩も嫌がるバブの行動に、赤沼さんは「津波を予知してたのかも」と不思議がる。

 バブは今、近隣地区の集会場で赤沼さんら住民約60人と避難生活を送る。12歳の誕生日にあたる23日には、お気に入りのピンクの服を洗ってもらい、うれしそうなしぐさを見せたという。(浅見徹)
(2011年3月26日13時57分 読売新聞)

131とはずがたり:2011/04/14(木) 12:32:41

太ると脳もビッグサイズに 徳島文理大、ナメクジで解明
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011041201000766.html

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/nature/photo.jpg
実験で使用した太らせたナメクジ(左)と絶食状態のナメクジ。体重が10倍になると、細胞や脳の体積が3〜4倍に増えた(徳島文理大提供)

 肥満で体が大きくなると、脳と脳内の神経細胞のサイズも大きくなることを徳島文理大香川薬学部の松尾亮太講師らのチームがナメクジで明らかにし、13日付の米科学誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス(電子版)に発表した。

 神経細胞にあるDNAの量が増えており、松尾講師は「大きくなった体をうまく動かすのに必要なタンパク質などをより多く作り出せるよう、神経細胞のDNAを増やしたと考えられる」と話している。

 松尾講師によると、アルツハイマー病では脳内のDNA量が増えて異常を来し細胞が死滅しており、DNAの量が増える仕組みが解明できれば病因の解明につながる可能性がある。
2011/04/13 07:02 【共同通信】

132チバQ:2011/04/16(土) 18:58:03
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110407/trd11040717090013-n1.htm
「たまげた生命力」4週間ぶりに烏骨鶏を救出 石巻市のがれきの中で
2011.4.7 17:08

約4週間ぶりに救出された烏骨鶏を抱く藤間忠一さん=7日午後、宮城県石巻市
 7日午前11時ごろ、宮城県石巻市の藤間忠一さん(78)方で、がれきに埋まっていた鳥小屋の中から烏骨鶏1羽が救出された。最初は弱っていたが、コメと水を与えると「コッコッ」と元気に鳴いた。約4週間ぶりの再会に、藤間さんは「生命力にたまげた」と話した。

 烏骨鶏は6歳の雄。高さ約2メートルの木造小屋の上段に閉じ込められているのを、神奈川県逗子市のボランティア、宮崎昭博さん(34)が見つけた。小屋は傾いて津波で浸水した跡があり、一緒にいた雌は死んでいた。別の場所の3羽は流された。

 「生きていると思わず、小屋ごと捨てるつもりだった。残った餌と津波の水で生き延びたんじゃないか」と藤間さん。「いがったなや(よかったなあ)。ずっと飼うからな」と抱き締めていた。

133チバQ:2011/04/17(日) 17:03:39
http避難所のペット、飼い主負い目 物置に隔離「同伴可」わずか
産経新聞 4月17日(日)7時57分配信

ペット連れ被災者の専用スペースにあてられた避難所脇の物置で愛犬の「みかん」とたわむれる米山紗与さん(右)ら=仙台市宮城野区(写真:産経新聞)

 東日本大震災で避難所生活を余儀なくされるペット連れの被災者らにとって、肩身の狭い日々が続いている。仙台市ではペット同伴を認めている避難所はわずかで、市担当者は「どの避難所にもペットを敬遠する人がいて積極的に受け入れるところはない」と説明する。物置で生活しているケースもあり、見かねたペットショップのオーナーが無償でペットの一時預かりを引き受けるケースもある。(宮本尚明、八木択真)

 ◆鳴き声や臭い

 約300人の被災者らが避難生活を送る仙台市内の小学校。体育館脇の物置がペット連れ被災者の専用スペースに割り当てられ、8匹の犬が飼い主家族17人と一緒に寝泊まりしている。

 物置に入ると、小学5年の米山紗与さん(10)が愛犬のミニチュアダックスフント「みかん」を大切そうに抱えていた。避難した当初、物置が「犬小屋」と呼ばれていたという。傷ついた紗与さんは「『ワンコルーム』と言ってもらうようにした」と話す。

 飼い主家族らは、他の被災者がいる体育館に出入りする際も扉をすぐに閉め、鳴き声や臭いが漏れないように気を配っている。

 ◆トラブルに

 仙台市動物管理センターによると、仙台市内の避難所では、ペット同伴の可否は、避難所ごとに被災者らでつくる運営委員会が決めているが、同伴を認めているのは数カ所。ただ、こうした避難所は他のペット希望者が流入することを恐れ、市は公表していない。

 同伴が可能な避難所でもペットが毛布に尿をかけるなどのトラブルも報告されている。同センターの相原健二所長(51)は「防災訓練でペットを同伴して避難するようアドバイスしてきたが、理想と現実はまったく違った。忸怩(じくじ)たる思い」と肩を落とす。

 ◆家族の一員

 行き場のないペットを救う動きもある。仙台市青葉区で動物病院やドッグカフェなどを運営する「ドッグウッド」では避難生活で同伴が難しくなった犬や猫を無償で預かる活動を始めた。日中はペットを遊ばせる広場「ドッグラン」を活用し、夜間用にプレハブ小屋6棟も急遽(きゅうきょ)借り入れた。

 東京電力福島第1原発近くの自宅を出て避難所に身を寄せる福島県浪江町の佐藤直子さん(32)は中型の雑種犬を預けに来た。「避難所はペット禁止。早く迎えに来たい」。施設では現在、犬と猫計約180匹が預けられている。施設オーナーの我妻真紀さん(39)は「避難所に連れて行けず、崩れた家で犬と過ごしていた人もいた」と話す。全国からカンパを受けながら、飼い主を亡くしたペットの救出や一時預かりのボランティア探しにも取り組む。

 我妻さんは「飼い主にとってペットは家族。できる限りのことをしたい」と話した。

://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110417-00000090-san-soci

134こうすけ:2011/04/29(金) 01:56:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110428-00000034-maip-soci
福島第1原発 飼い主待つペット犬…20キロ圏で救出作業
毎日新聞 4月28日(木)21時12分配信

南相馬市の原発から20キロ圏内で保護された犬=2011年4月28日(環境省提供)

 福島県は28日、東京電力福島第1原発から20キロ圏内の「警戒区域」に取り残されたペットの保護を震災後、初めて行った。狂犬病予防法などに基づく措置で、主に放し飼い状態になっている犬が対象。つながれた犬や猫などは現場で獣医師が衰弱度合いを見て判断する。

 この日は南相馬市小高地区と葛尾村で獣医師7人を含む11人で約2時間かけて捜索。犬5匹と猫1匹を保護した。捕獲した場所でスクリーニング検査を行った。

 保護した犬の飼い主が分からない場合は県のホームページで公開し、一定期間が過ぎて飼い主が現れなかった場合も新たな飼い主を探し、処分などはしない方針。【須賀川理

135名無しさん:2011/05/02(月) 02:33:57
浅尾慶一郎氏(みんなの党)の元秘書が地元で評判になっている

高谷スキャンダルの真相を追って ① / 2011年04月23日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4627

高谷スキャンダルの真相を追って ② / 2011年04月24日(日)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4628

高谷スキャンダルの真相を追って ③ / 2011年04月26日(火)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4632

高谷スキャンダルの真相を追って ④ / 2011年04月28日(木)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4636

高谷スキャンダルの真相を追って  ⑤ / 2011年04月29日(金)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4638

高谷スキャンダルの真相を追って ⑥ / 2011年04月30日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4641

高谷スキャンダルの真相を追って  ⑦ / 2011年05月02日(月)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4645

136荷主研究者:2011/05/03(火) 00:49:22

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020110422eaag.html
2011年04月22日 日刊工業新聞
ハエは味より栄養価重視−九州大が発見

 ハエは味にだまされず、栄養を重視―。九州大学理学研究院生物科学部門の谷村禎一准教授の研究グループは21日、ショウジョウバエは味ではなく栄養の有無を学習して食べ物を選ぶことを発見したと発表した。

 ショウジョウバエは人間と多くの遺伝子を共有しており、人間の食行動と栄養学研究の実験モデルに期待できるとしている。今後はハエが体内でどのように栄養を判断するかなどを研究する。

 実験は、ハエにとって無味だが栄養価があるソルビトールと、甘いが栄養価がないアラビノースの2種類の糖を使った。ソルビトールと水に別々のにおいを付けて食べさせた後に時間を置き、再びソルビトールと水を与えた結果、ソルビトールを選ぶハエが多かった。またアラビノースを与えると最初は食べるものの、次第に食べなくなったという。研究結果は米科学誌カレントバイオロジーのオンライン版に掲載された。(福岡)

137チバQ:2011/07/02(土) 18:17:32
>>110
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110702-00000014-ryu-oki
ヤンバルクイナ 非常事態すぐそこ 事故19件
琉球新報 7月2日(土)12時10分配信


交通事故のけがから回復し無事放鳥されたヤンバルクイナの雌の成鳥=5月10日、国頭村安田

 環境省那覇自然環境事務所は1日、6月末時点で確認されたヤンバルクイナとケナガネズミの交通事故の発生件数を発表した。ヤンバルクイナは19件で、非常事態を宣言した昨年同時期の20件とほぼ同数となっている。ケナガネズミの事故は14件で、昨年同時期より4件多く、過去最多の年間17件を記録した昨年のペースを上回っている。
 7、8月はヤンバルクイナのヒナの成長期で、注意力がまだない若鳥が道路へ飛び出す可能性が高い。昨年の7、8月は9件の事故が発生している。ケナガネズミは夜行性で主に木の上で生活しているため、道路上では動きが鈍く交通事故に遭いやすいという。
 事故は全て国頭村内で発生していることから、同事務所は本島北部、特に同村内を運転する際は、昼夜問わず、自動車の速度を落とすよう注意を呼び掛けている。

138チバQ:2011/07/03(日) 20:51:22
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110703/crm11070319480013-n1.htm
馬虐待容疑で住民書類送検 神事中「興奮させるため」 三重
2011.7.3 19:46

多度大社の「上げ馬神事」で、坂の最後の壁を駆け上がろうとする馬=平成22年5月、三重県桑名市 
 三重県桑名市の多度大社で人馬が急傾斜の土壁を駆け上がる県の無形民俗文化財「上げ馬神事」の期間中、馬を興奮させるために殴ったとして、動物愛護法違反容疑で、同県警桑名署が神事を奉納した地元住民ら5人を書類送検していたことが、3日までに分かった。

 神事は壁越えに成功した回数で農作物の豊凶や景気を占う勇壮な祭りとして知られる一方、馬への虐待を指摘する声も出ていた。桑名署によると、昨年5月に動物愛護団体から同法違反容疑の告発を受け捜査していた。

 書類送検容疑は平成20年5月5日午後、壁を駆け上がる本番の直前に、馬を興奮状態にするため腹や尻を棒で殴った疑い。今年2月25日に書類送検した。神事の様子を撮影した同団体のビデオ映像などで5人を特定したという。

 神事をめぐっては県教委が1月、大社に是正勧告。大社は5月の神事では、監視員の数を倍増するなどの対策をとった。

139とはずがたり:2011/09/23(金) 15:53:57

全国初の柴犬の警察犬 「二葉」が交通安全で初仕事 岡山
2011.9.23 02:11
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110923/oky11092302120004-n1.htm

 全国初の柴犬の警察犬となった岡山県警の嘱託警察犬「二葉(ふたば)」(メス、5歳)が21日、岡山市であった「秋の交通安全県民運動」の出発式に参加した。

 二葉は8月の就任以来、初の仕事。式には約200人の参加者と一緒に、「交通安全」「FUTABA」と書かれた黄色い服装で登場。

 司会の女性が「交通事故にあ」というと、二葉が「ワン!」とほえ、「交通事故にあワン」と宣言。会場から大きな拍手と笑いがわき起こった。

140とはずがたり:2011/09/28(水) 14:17:18

可愛いけどこれ育っちゃったらどうするつもりなんでしょ?!

落とし物は「うり坊」!? 宇治署が保護
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20110912000041

 京都府宇治市伊勢田町の住宅地で9日深夜、イノシシの赤ちゃん「うり坊」が1頭見つかり、宇治署が保護している。小さなハーネスが巻かれており、誰かが飼っていたとみられる。

 9日午後11時すぎ、うり坊を捕まえたと、近隣の男性から通報があった。男性が歩いていると、後ろについてきていたという。

 全長約40センチで、性別不明。背中にはうり坊独特の縦じまが走る。ハーネスは青色で、同署は迷い犬や猫と同様、拾得物として扱っている。署員がドッグフードを与えてもなかなか振り向かないが、足元に盛んにすり寄るなど、人に慣れた様子だという。

【 2011年09月12日 12時48分 】

141とはずがたり:2011/09/29(木) 23:40:46
>>101-102>>104>>

「国鱒」「クニマス」を商標登録 田沢湖観光協会
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20110923d

 仙北市の田沢湖観光協会(佐藤和志会長)が特許庁に出願していた「国鱒」と「クニマス」の商標が22日までに登録された。登録対象は日用品や飲食類など多岐の商品に及ぶ。協会は「利益目的で個人が商標を独占できないようにするのが狙い。いかがわしいものでない限りはクニマスの商標を自由に使えるようにしたい」としている。

 昨年12月、クニマスの生存が山梨県の西湖(さいこ)で70年ぶりに確認されたのを受け、協会が今年1月に商標登録を出願していた。登録は今月2日付。

 協会の黒沢聡事務局長は「奇跡的なクニマスの発見を受けての申請。商標登録できて安心した。クニマスを使った商品開発の際は協会に連絡してほしい」と話している。問い合わせは同協会TEL0187・58・0063
(2011/09/23 10:40 更新)

142チバQ:2011/10/08(土) 13:33:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111007-00001405-yom-soci
動物愛護法改正めぐり、意見10万件超が殺到
読売新聞 10月8日(土)3時6分配信

 ペットとして販売する子犬や子猫をどのくらいの日数で親から引き離すのかなどを盛り込む動物愛護法の改正をめぐり、環境省が一般の意見を募ったところ、メールなどで予想をはるかに超える10万件以上が殺到した。

 早く売りたいペット業者と、動物の健全な育成を願う愛護家などがそれぞれの意見を大量に送ったためだ。同省は意見を整理集計できず、改正を検討している委員会に意見を提出できない状態になっている。

 改正案は昨年8月から中央環境審議会の「動物愛護管理のあり方検討小委員会」で審議されている。最大の争点は、子犬や子猫を親から引き離す日数で、ペット業者は生後6週間、動物愛護団体は最低でも8週間と主張している。

 その根拠について、ペット業者は「子犬でなければ売れない」「8週間も持っていると餌代など費用がかかる」。愛護団体は「親から早く離すとかみ癖やほえ癖がつくなど問題行動を起こす」「8週間が国際基準」とし、対立している。

 このため環境省は今年8月27日までの1か月間、意見を募った結果、メール約5万1000件、郵送とファクス約5万2000件が届いた。この影響で同省動物愛護管理室はメールが受信できなくなったりファクスが不通になったりした。

143チバQ:2011/10/15(土) 21:13:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111015-00000014-maiall-soci
<野良猫>町内に100匹超、ふん尿など被害ひどく 捕獲計画も全国から抗議殺到
毎日新聞 10月15日(土)17時59分配信

 三重県亀山市みどり町に多くの野良猫がすみ着き、住民が対応に悩んでいる。連合自治会は市に相談し、捕獲して保健所に収容することにしたが、全国の愛猫家や動物愛護団体などから市や鈴鹿保健所に電話やメールで数百件の抗議が寄せられた。このため連合自治会は保健所への収容を取りやめたが、問題を解消する妙案はなく、苦慮している。【駒木智一】

 市健康推進室などによると、人口約2200人の同町内には100匹以上の野良猫がおり、住民はふん尿などの被害に遭っているという。連合自治会は8月、市に相談してイノシシなどに使う捕獲器1台を借りた。捕獲計画は今月11日から来月30日までとし「野良猫を捕獲器で捕獲し保健所に収容する」とした計画案を9月に提出した。

 捕獲器を持っている人に協力を呼び掛ける回覧板は9月下旬に住民に回されたが、計画がインターネットに流出。文書には住民から寄せられた「自宅の敷地内に毒餌を置くのも効果的」などの意見も掲載したことから、愛猫家らから抗議が殺到した。同室は「捕獲計画は法的に問題はなく、住民が野良猫の被害に苦しんでいる実態もある。計画を中止させることはできない」とする一方、抗議内容を連合自治会に伝え、計画の再考を促した。このため連合自治会は捕獲した野良猫を同県鈴鹿市の動物愛護団体に保護してもらうことにした。団体側は一部については里親を探すものの、大半は去勢した後、地元に戻す方針で、住民の多くは納得していないという。

 連合自治会の会長は「無責任な餌付けで野良猫が繁殖し住民が困っている。市も当初は協力的で問題があるとは思っていない」と話す。同室は「これほどの騒動になると思ってはいなかった。対応がぶれたと言われても仕方がない」と釈明している。

144チバQ:2011/10/23(日) 18:39:26
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111017-OYO1T00301.htm?from=main3
ルポ 飼育放棄から命救う ペット保護民間施設


「早く新しい家族を」。保護したシュナウザー犬を世話する亀岡さん(大阪府能勢町で)=前田尚紀撮影 飼い主に捨てられるなどした犬や猫を、新たな引き取り手が見つかるまで保護する「アニマル・シェルター」と呼ばれる民間施設がある。全国の自治体施設で殺処分される犬猫は、1日600匹超。安易なペット販売の規制に向け、国が来年を目標に動物愛護法改正に乗り出す中、人間の身勝手に翻弄される犬猫たちの<命の砦(とりで)>を訪ねた。(中沢直紀)

 今月1日、大阪府能勢町の山あいをさらに奥へと進んだ。「キャンキャン」。けたたましく、どこか悲しげな鳴き声が幾重にもこだまし、耳に飛び込んでくる。

 声の主は林の先の犬舎群にいた。NPO「アニマルレフュージ関西」(ARK(アーク)、エリザベス・オリバー代表)が運営するアニマル・シェルター。今年で開設から21年。約1000坪の敷地に、飼い主を持たない犬や猫約370匹が、約30人のスタッフの世話を受けて暮らす。

 1台のワゴン車がシェルターに着いた。中には、この日保護したシュナウザー犬3匹と猫4匹。スタッフの平田明日香さん(39)が状態を確認する。汚れはひどいが思ったほど弱っていない。「これなら大丈夫」。表情に安堵(あんど)の色が浮かんだ。

 7匹の飼い主の男性は、「飼育放棄」をしていた。ARKが把握したのは8月。「山中の空き家に、多数の犬猫を放置している」と通報があった。スタッフが出向いたが、男性は「繁殖させてオークションで売る」と7匹の引き渡しを拒否。ただ、一緒にいた十数匹は、あっさり手放した。

 応じたのは、悲惨な状態だったからかもしれない。チワワはわきの下のゴルフボール大の腫瘍が破裂、ポメラニアンは子宮の感染症で、共に程なく死んだ。目が腫れ上がったり、やせ細ったりした犬もいた。

 セラピー犬育成団体代表の肩書も持つ男性は、これらの犬をセラピー犬として連れ回す一方、何の治療も受けさせていなかった。「7匹も危ない」と案じ、男性側に説得を続けてきた平田さんは、やっと救えた命を愛(いと)おしそうに見つめた。

 事務所の電話が鳴った。「猫が増えすぎた。引き取って」。応対した女性スタッフが、「本当に飼えませんか」とねばり強く繰り返す。数分後、相手は「やってみる」と、翻意した。

 引き取り依頼は毎日10件ほどあるが、実際に引き取るのは犬が年250匹、猫は100〜150匹。逆に「里親」にもらわれていくのは犬200匹、猫が100匹。引き取り手がないまま病死する犬猫を加えると出入りはほぼ同数で、犬舎は常に満杯状態だ。

 かといって、あっさり受け入れを断れば、飼い主が殺処分の道を選びかねない。「引っ越すので」「彼女と別れたから」。身勝手な依頼者にできるだけ再考を促し、それでもダメな時に初めて引き取るのが原則だ。

 この日、1匹の雑種犬が持ち込まれた。担当飼育員の亀岡亜希さん(29)は一目で、「時間がかかる」と思った。元の飼い主が家から出さなかったため、未知の人の存在におびえていた。

 懐かないままでは、引き取ってもらうのは難しい。だから、息の長いリハビリで少しずつ恐怖心を取り除く。それが亀岡さんの仕事だ。「『里親』が見つかれば飼育スペースが空き、次に助けを待つ動物を救うことができる。多くの動物に生きるチャンスをあげたいんです」。力を込めて、説明した。

 飼育放棄された犬猫は、都道府県や政令市、中核市が運営する「動物管理センター」などと呼ばれる施設に送られ、引き取り手がない場合は殺処分される。

 環境省によると、殺処分数は減少傾向にあるものの、2009年度で約23万匹(犬6万4000匹、猫16万6000匹)。自治体は譲渡会を開くなどして引き取り手を探すものの、処分を免れるのは全体の15%に過ぎない。

 インターネット販売など一部業者の販売方法が安易な飼育放棄の一因との指摘もあり、同省は▽客への対面説明義務付け▽生後一定期間に達しない子犬などを親から引き離すことの禁止――などを盛り込んだ動物愛護法改正案を、来年の国会提出を目標に検討。今夏、一般の意見を募ったが、引き離す時期を巡り、「生後6週間」を主張するペット業者と、「8週間が国際基準」と訴える動物愛護団体からのメールなど10万件以上が殺到する事態となった。
アニマル・シェルター もらい手が現れるまで飼育し、不妊去勢手術まで行うのが一般的。ドイツや英国では広く普及しており、ペットを飼う際にはシェルターから譲り受ける人も多いという。国内には数か所のみ。寄付金で運営されるが行政の支援はなく、資金難に陥る例もある。

(2011年10月17日 読売新聞)

145チバQ:2011/11/01(火) 00:40:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111031-00000118-jij-pol
犬や猫の夜間展示を禁止=来年6月から実施へ―環境省
時事通信 10月31日(月)19時15分配信

 環境省は31日、犬や猫について、午後8時以降に販売目的で店頭展示することを禁止する方針を明らかにした。深夜にペットを売る店が増加する中、ペットに与えるストレスを減らすために規制が必要と判断した。動物愛護管理法の施行規則などを改正し、来年6月からの実施を目指す。
 ペットの適切な管理の在り方を議論している中央環境審議会(環境相の諮問機関)小委員会に、同省が示した。
 新たな規則では業者が販売目的に店舗内で犬、猫を展示することを午後8時から午前8時まで禁止し、その間は照明を弱めるなど、静かな環境で過ごせるよう配慮することを求める。

146チバQ:2011/11/24(木) 23:50:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111124-00000138-jij-soci

忠犬ジュニアを町が表彰=横転車中で3歳児温める―北海道
時事通信 11月24日(木)20時3分配信

 北海道奈井江町の相馬愛政さん(81)と孫娘の木村澄海ちゃん(3)=相模原市=が16日、横転した乗用車内から救出された事故で、同町は24日、2人が閉じ込められた車内で澄海ちゃんを温めた相馬さんの愛犬ジュニアについて「多くの町民に感動を与え勇気づけた」として、同町施設に招き表彰した。
 北良治町長は「今年はいろいろな災害があり、暗いニュースが続いていたが、明るくホットな話。お礼を言いたい」と満面の笑み。表彰状と金色のメダル付きの首輪、ドッグフードをプレゼントした。
 相馬さんらは15日午後、ジュニアの散歩に出たまま行方不明になり、翌16日午前、隣町の浦臼町内で救出された。ジュニアはこの間、澄海ちゃんに寄り添い、冷えた体を温め続けたという。隣接する美唄市では零下3.8度を記録、車はフロントガラスが割れ、風が吹き込む状態だった。
 ジュニアは雄のラブラドルレトリバーで、7歳。大事をとって入院中の相馬さんに代わって、表彰式に立ち会った妻アサ子さん(78)は「『ジュニア偉いね』と抱き締めたいです」と慈しむような表情で話した。

147とはずがたり:2011/11/30(水) 17:09:38

2011年11月30日7時48分
ナポレオンフィッシュの繁殖に成功 国内初、長崎大など
http://www.asahi.com/national/update/1129/SEB201111290054.html

写真:ナポレオンフィッシュの成魚=水産総合研究センター提供拡大ナポレオンフィッシュの成魚=水産総合研究センター提供

写真:全長12ミリほどになったナポレオンフィッシュの稚魚=水産総合研究センター提供拡大全長12ミリほどになったナポレオンフィッシュの稚魚=水産総合研究センター提供
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 観賞魚としてダイバーに人気があるメガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)の繁殖に、独立行政法人「水産総合研究センター」(横浜市)と長崎大大学院の共同研究グループが国内で初めて成功した。

 ナポレオンフィッシュは、アジアやオセアニアの熱帯や亜熱帯域に住むベラ科の大型魚。日本では沖縄県に生息し体長は最大で2メートルになり、中国では食用の最高級魚として人気が高い。

 乱獲の影響で数が減り、2004年にワシントン条約で取引が規制された。稚魚の生産は03年にインドネシアで成功したが、成長させるのが難しかった。

148とはずがたり:2011/11/30(水) 17:10:48

パラオのクラゲ繁殖に高い評価 加茂水族館
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001111220003
2011年11月22日

 ∞ 「種の保全に意義」

 鶴岡市の加茂水族館(村上龍男館長)が南太平洋のパラオ諸島の海水湖で独自に進化したクラゲの繁殖・展示を始めて8年になる。山形大学理学部の半澤直人教授(進化遺伝学)への研究協力の一環だが、水族館では世界的にも珍しい取り組みで、「種を保全する上でも大きな意義がある」と高い評価を得ている。

 同館はこのほど新たにパラオ諸島オンゲール島の海水湖で採取したタコクラゲとサカサクラゲの展示を始めた。今月上旬、半澤教授の調査に同行した奥泉和也副館長(47)が、パラオ政府の特別許可を得て研究用に採取してきた約30個体の一部だ。

 日本の南約3千キロにあるパラオ諸島では、約1万年前の氷河期の終わりの海面上昇で海水が流入し、内陸部に海水湖ができた。海と隔絶された環境で、足のような「口腕付属器」が退化するなど独自に進化してきたクラゲの一群がいる。

 半澤教授は「海洋生物の進化の実験場」ともいえるこれらの海水湖を13年前から研究。奥泉さんは2003年からほぼ毎年、同行して採取を続けている。

 奥泉さんが担うのは遺伝子研究用のクラゲの採取と繁殖技術の確立だ。当初は生態もわからなかったが、試行錯誤の末、冬場に繁殖する日本のクラゲの生態を逆手にとって水温を25度から30度に上昇させるなどして、一年中繁殖させることに成功。3代、4代と繁殖を重ね、遺伝子解析用に半澤教授に提供している。

 パラオ諸島では近年、大干ばつによる環境変化や、観光化で海水湖に入り込んだ外来生物などの影響で、独自の進化を遂げたクラゲが絶滅する恐れも出ている。現地の水族館には繁殖技術がないため、「加茂水族館の技術を移転すれば種の保存にも役立つ可能性がある」と半澤教授。

 奥泉さんは「1万年の進化の過程を目の当たりにできる展示をしたかった。クラゲを通じてパラオの自然環境への思いも深めてほしい」と話している。(溝口太郎)

149とはずがたり:2011/11/30(水) 17:23:05

2011年11月7日17時1分
繊細ツシマヤマネコ、繁殖失敗続く 福岡・富山の動物園
http://www.asahi.com/eco/news/SEB201111070002.html

 絶滅の恐れのあるツシマヤマネコの人工繁殖に取り組む福岡市と富山市の動物園で、子ネコが死産だったり、生まれて間もなく死んだりする例が相次いでいる。昨年から6匹の繁殖に失敗し、この2年間の成功例はゼロ。人工授乳や人工授精も検討しているが、課題は多い。

 ツシマヤマネコの繁殖施設は全国に5カ所あり、福岡市動物園は最多の10匹を飼っている。2000年に国内初の人工繁殖に成功し、これまで40匹が生まれた。環境省が目標に掲げる100匹の繁殖へ向け、順調に計画を進めてきた。

 しかし今年4月、生後4日目の子ネコが死んだ。同じ母ネコは昨年4月にも双子を宿したが、1匹は死産、もう1匹は生後5日で死んだ。3匹を飼育する富山市ファミリーパークでも、昨年4月に生まれた3匹が死んだ。

 福岡市動物園で飼育を担当する長野理史さんは「ショックは大きい。失敗が続けば子を産める若いネコが減り、野生復帰どころでなくなる」と心配する。

 相次ぐ失敗の原因は、はっきりとはわからない。福岡市で生後間もなく死んだ2匹は、解剖すると胃の中が空っぽで、母乳を飲んでいなかったという。また、適齢期を迎えた雄と雌の相性が合わず、繁殖行動に結びついていない可能性も考えられるという。

 ツシマヤマネコの性格は繊細だ。福岡市動物園ではこれまで子育てを母ネコに任せ、飼育員はビデオカメラの映像を別室から見守るだけだった。だが、相次いだ失敗を踏まえ、子ネコが母乳を飲まない場合は飼育員による人工授乳も試すことにした。人工授精についても、動物を研究している大学などと協議して可能性を探っている。


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