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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

83チバQ:2010/09/19(日) 17:24:50
http://mainichi.jp/select/science/news/20100918k0000e040050000c.html
スズメ:都市部で「少子化」 個体減少の一因か
 都市部を中心に一つがいのスズメの育てるヒナの数が減っている可能性があることが、三上修・岩手医科大助教(生態学)やNPO法人「バードリサーチ」の全国調査で分かった。近年、スズメが減少していると言われているが、研究チームは「少子化が一因かもしれない」と指摘する。千葉県船橋市の東邦大で18日始まった日本鳥学会で発表した。【西川拓】

 スズメの数は、農作物の被害面積や駆除・捕獲される数が減少傾向にあることなどから、「減っている」と考えられている。しかし、その原因については、「営巣場所が減った」「餌場が減った」「カラスが増えた」など諸説ある。

 三上さんらは商業地、住宅地、農地で繁殖成績を調べ、環境特性と絡めて減少要因を推測しようと、バードリサーチを通じ全国の愛鳥家らに一つがいが何羽のヒナを連れているか調査を呼びかけた。今春の繁殖期に集まったつがい346組のデータを分析したところ、商業地で平均1.41羽だったのに対し、住宅地1.79羽、農地2.03羽と、都市部ほど繁殖成績が悪かった。

 過去に同種の調査をした例はないが、愛鳥家らの「30〜40年前には4、5羽のヒナを連れた親スズメは珍しくなかった」といった体験談などから、研究チームは「昔より一つがい当たりのヒナの数が減っている可能性がある」と推測する。

 三上さんは「特に商業地のヒナの数では、全体の生息数を維持できないだろう。餌場が遠かったり、巣を作る材料が少ないなど、繁殖環境が悪いのが少子化の原因ではないか。今後、産卵数やふ化率、巣立ち後の生存率なども調べ、繁殖のどの段階で減っているのか解明したい」と話す。


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