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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし
148
:
とはずがたり
:2011/11/30(水) 17:10:48
パラオのクラゲ繁殖に高い評価 加茂水族館
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001111220003
2011年11月22日
∞ 「種の保全に意義」
鶴岡市の加茂水族館(村上龍男館長)が南太平洋のパラオ諸島の海水湖で独自に進化したクラゲの繁殖・展示を始めて8年になる。山形大学理学部の半澤直人教授(進化遺伝学)への研究協力の一環だが、水族館では世界的にも珍しい取り組みで、「種を保全する上でも大きな意義がある」と高い評価を得ている。
同館はこのほど新たにパラオ諸島オンゲール島の海水湖で採取したタコクラゲとサカサクラゲの展示を始めた。今月上旬、半澤教授の調査に同行した奥泉和也副館長(47)が、パラオ政府の特別許可を得て研究用に採取してきた約30個体の一部だ。
日本の南約3千キロにあるパラオ諸島では、約1万年前の氷河期の終わりの海面上昇で海水が流入し、内陸部に海水湖ができた。海と隔絶された環境で、足のような「口腕付属器」が退化するなど独自に進化してきたクラゲの一群がいる。
半澤教授は「海洋生物の進化の実験場」ともいえるこれらの海水湖を13年前から研究。奥泉さんは2003年からほぼ毎年、同行して採取を続けている。
奥泉さんが担うのは遺伝子研究用のクラゲの採取と繁殖技術の確立だ。当初は生態もわからなかったが、試行錯誤の末、冬場に繁殖する日本のクラゲの生態を逆手にとって水温を25度から30度に上昇させるなどして、一年中繁殖させることに成功。3代、4代と繁殖を重ね、遺伝子解析用に半澤教授に提供している。
パラオ諸島では近年、大干ばつによる環境変化や、観光化で海水湖に入り込んだ外来生物などの影響で、独自の進化を遂げたクラゲが絶滅する恐れも出ている。現地の水族館には繁殖技術がないため、「加茂水族館の技術を移転すれば種の保存にも役立つ可能性がある」と半澤教授。
奥泉さんは「1万年の進化の過程を目の当たりにできる展示をしたかった。クラゲを通じてパラオの自然環境への思いも深めてほしい」と話している。(溝口太郎)
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