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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

73チバQ:2010/02/20(土) 11:44:26
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001002200002
希少生物 帰って来い
2010年02月20日


「彩湖・道満グリーンパーク」内の湿地再生区域=戸田市

◇戸田ケ原のトダスゲやホンドキツネ


野生の動植物の宝庫だった湿原「戸田ケ原」の復活を目指し、戸田市が荒川の調節池「彩湖」周辺の自然再生に本腰を入れる。市民や地元企業に協力を呼びかけ、都市部に生き物のオアシスを取り戻すのが狙い。本格的な再生活動に先駆けて27日、現地で「さくらそうフェスタ」が開かれる。


◇生息調べ繁殖 戸田市、本腰


 戸田ケ原はかつて、現在の戸田市沿いの荒川河川敷に広がっていた。市によると、江戸時代からサクラソウの名所として知られたが、開発や開墾で1940年代に消滅したという。


 再生活動の第一歩は、河川敷の「彩湖・道満グリーンパーク」内北側の「湿地再生区域」(約4500平方メートル)から。もとはヨシやオギに覆われた場所で、市が最近、湿地に適した環境を作るために掘り下げた。現在は土がむき出しだが、希少なサクラソウやトダスゲなどを植え、成育状況を調べるという。


 荒川河川敷の生き物の調査を手がける市民団体「荒川緑地エコネットの会」代表の小林隆子さん(61)は「本来の自然を取り戻し、維持するのは大変だが、生物の多様性の大切さがよく分かる場所になってほしい」と話している。


 昨年3月の市の再生構想では、パーク内の施設を残し、彩湖周辺の湿地再生区域をさらに4カ所拡大。再生の象徴として、サクラソウやトダスゲのほか、わずかに生息が確認されているホンドキツネやホンドカヤネズミなど計10種を定め、繁殖を目指す。


 キツネのえさ場やカヤネズミの巣作りのための草場を増やし、カワセミの営巣に適した崖(がけ)を設ける。市民や企業などによる「再生連絡会議」(仮称)を設け、活動の具体的な進め方を決めるという。


 「市民に関心を持ってもらい、ステップアップしていきたい」と市公園緑地課の菊池利春課長。長い取り組みになるため、再生の最終的な目標時期は定めていない。


 構想作りにかかわった県生態系保護協会の堂本泰章事務局長は「街の魅力が高まり、転居してきた市民も自然と触れ合うことで、地域への愛着が深まる」と期待している。


◇活動に先駆け27日「さくらそうフェスタ」


 「さくらそうフェスタ」は午前10時〜正午、同パークで。サクラソウ(600株)やトダスゲ(500株)の記念植栽、カワセミの形の紙飛行機作りなどがある。問い合わせは市公園緑地課(048・441・1800)へ。


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