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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3098チバQ:2011/02/07(月) 21:51:12
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000151101260001
【「県央の雄」は今 厚木市長選を前に】


下・住民獲得へ魅力PR
2011年01月26日


登校する児童を見守る地元の住民=厚木市戸室

 「子育て環境が県下19市で1位」。厚木市は今、医療費の中学生まで無料化、県内初となる子供用自転車ヘルメットや3人乗り自転車の購入費助成など、手厚い子育て支援策をまとめた冊子を作成している。2月に市内のほか、小田急線沿線の海老名市や相模原市で5万部配布する。新住民獲得を目指す「切り札」だ。


 背景には市の人口が減少している危機感がある。ピークは2009年12月の約22万6千人で、それ以降は減少傾向に転じた。予想していた20年より10年早かった。08年秋のリーマン・ショックによる事業所の統廃合や閉鎖の影響が出ているという。


 昨年1月には、県央のライバル大和市に人口で抜かれた。「予想されていたことだし、ショックはない」。市の担当者は淡々と話したが、周辺市との競争意識は隠せない。人口の減少は市税の減収だけでなく、活気の低下など様々に影響してくる。だからこそ、都市間競争をいとわず、20〜40歳代の子育て世代の獲得作戦に打って出る。


 一方で後手に回る施策もある。保育所への待機児童は06年4月から出始め、昨年4月は47人が入所できなかった。


     ◇


 「安心」して暮らせる環境づくりも長年の重要課題だ。市の中心街は、市役所や銀行、スーパーなどに混じって、所々に風俗店のどぎつい看板が目立つ。夜の街を歩いている男性には「黒服」の客引きが寄ってきて店に誘う。女性には「スカウト」の声がかかることも。07年の県条例改正などで悪質な客引きは減ったが、「夜の厚木は怖い」というイメージが今も残る。


 市は昨年11月、世界保健機関(WHO)の専門組織が認証する「セーフコミュニティ」(SC)を国内で3番目に取得した。安心で安全な街づくりに取り組んでいる地域を認証する制度で、市内外へのアピールとなった。


 官民挙げてのSC取得の取り組みは08年から始まった。市民参加で児童の登下校を見守る「愛の目運動」、夕方や夜間に街を巡回する「パトロール隊」。そろいのベストやジャンパー姿のボランティアは、街に定着し、住民に安心感を与えている。


 本厚木駅から約1・5キロの住宅地、戸室地区はSCモデル地区。地元の自治会長志村賢治さん(68)はあいさつが増えるなど、「地域の一体感が高まっている」と活動に手応えを感じている。「市民と行政がともに汗をかくことが、魅力ある街づくりへの道だ」と志村会長。行政に頼るだけでなく、住民がどう街づくりにかかわるか。その姿勢も問われている。


(須田世紀)

3099チバQ:2011/02/07(月) 22:00:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20110207/CK2011020702000057.html
厚木市長選 保守対決小林氏が再選 「改革継続」訴え逃げ切る
2011年2月7日

再選を確実にしてバンザイする小林常良氏(中)=厚木市で


 任期満了に伴う厚木市長選は六日、投開票が行われ、現職の小林常良氏(61)=自民、公明、みんな推薦=が、新人で前市議の石射正英氏(57)を破り、再選を決めた。当日有権者数は十七万五千六百二十八人、投票率は40・44%で、前回二〇〇七年の45・34%を下回った。 (藤浪繁雄、志村彰太)

 保守系同士の一騎打ちを制し、再選を決めた小林氏が同市水引一の選挙事務所に姿を現すと、大きな拍手に包まれた。支持者らと握手を交わした後、表情を引き締めた小林氏は「改革を止めるなと訴えてきた。市民協働の社会をつくっていこうという姿勢を評価いただいた。二期目は市民の皆さんと約束したことを守れるようしっかりとやっていきたい」と意気込みを語った。

 小林氏は昨年九月の出馬表明前から、再選へ向けた準備を開始。選挙戦になると、一期四年で取り組んできた実績を掲げ、「さらなる改革を進める」と訴えた。昨年開催の「B−1グランプリ」で、厚木の知名度を全国に広めたことも追い風となった。さらに、前回の市長選では政党の推薦はなかったが、今回は自民、公明、みんなの党の推薦を受け、連合の地域組織など各種団体の支援も受けた。

 一方、石射氏は、前回の市長選で小林氏に敗れた前市長山口巖雄氏らが支持。市中心部の停滞ムードを立て直そうと、経済対策などを掲げ、現市政への批判票を狙ったが、政策では小林氏との大きな違いも見受けられず、支持を広げることができなかった。

3100チバQ:2011/02/07(月) 22:03:26
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1297047248
4新人舌戦スタート
産廃問題、活性化など訴え 勝浦市長選
2011年02月07日11時54分[県南エリア]

 任期満了に伴う勝浦市長選は6日告示された。立候補を届け出たのは、元団体職員の高梨竹雄氏(63)、歯科医師の磯野武氏(58)、元中学校長の山口和彦氏(59)、前勝浦市議の水野正美氏(74)=いずれも無所属新人=の4人。同市鵜原で計画される産業廃棄物処分場建設への反対と少子高齢化で疲弊する地域の活性化を訴える舌戦が始まった。

 高梨候補は串浜の自宅前で支持者に向け第一声。少子化で廃校になった小学校に危機感を示し、「人口の減少によって沈みかけている勝浦をなんとかしなきゃならない。故郷の皆さまに恩返しをしたい。勇気を持って困難な道を進む覚悟」と意気込み、選挙カーに乗り込んだ。

 磯野候補は松野の温泉施設で支持者が見守る中、舌戦を開始。「今の勝浦は住みよい場所ではない。水道料金は県内で一番高い」と市民負担の大きさを問題視し「行政改革をしない限り市民の生活は守れない」と力を込めた。さらに、遊休地の活用による観光振興に意欲を示した。

 山口候補は沢倉の武道研修施設前で最初のマイクを握った。前勝浦市長を8期務めた亡き父、吉暉氏と親交のあった国会議員らの姿も。「全家庭を回る活動で会って話すことの大事さを痛感した。県、国とのパイプを太くして活性化を図る。勝浦のかじ取りをぜひしたい」と訴えた。

 水野候補は墨名の事務所前で出陣式。同僚だった市議も駆け付ける中、産廃問題は「市民が力を合わせ全市民で阻止していく」と強調。他候補を意識し「32年間にわたり一人の市長が市政を担った。歴史の針を逆に戻すのか、それも問われている」と現市政の継承発展を約束した。


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3101名無しさん:2011/02/08(火) 08:36:00
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110208/CK2011020802000063.html

【埼玉】
<彩の国 まつりごと>(1)逆風にあえぐ民主  選挙戦略は“党名隠し”
2011年2月8日

 「民主はオールアウトだ」「民主じゃ当選できないよ」−。

 昨年十二月。県議選に初めて挑戦する男性は、地元の有力者や企業へあいさつ回りをする度に非難された。無所属だが、民主党の推薦を受けている。尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件への対応をめぐり、菅直人内閣への有権者の批判がピークに達していた。

 自民党の現職に勝つには政党の支援が必要だと思い、民主に推薦を求めた。だが、「現実は民主の看板が足かせだった」。自身のビラの下書きには党のロゴマークや「民主党推薦」の文字を入れていたが、中止に。新しいビラには「無所属」とだけ書き、支援のメッセージを寄せた民主衆院議員の肩書からも「民主」を消した。

 「今さら推薦を返上できない。民主と言わないのが選挙戦略になってしまった」

■  ■

 一月の菅改造内閣発足後も、支持率低迷が続く。外交や消費税問題、党の元代表小沢一郎の強制起訴…。民主の牙城と呼ばれた愛知県でさえ、六日の県知事選と名古屋市長選で民主推薦候補は惨敗。地域政党を率いて圧勝した名古屋市長の河村たかしに、政権与党の威光は通じなかった。

 「今の民主はまるで泥舟。誰も乗りたがらない」(民主県議)。候補者の擁立にも苦しむ中、公認を返上した立候補予定者も。

 県北部の市議選に出馬する新人は昨年二月に公認を受けたが、今年一月に「無所属で出る」と離党した。本人は「党の支持率は関係ない」と話すが、地元の民主関係者は「民主では何も良いことがない、と気付いたのだろう」と嘆いた。

 県議選で県東部の選挙区に無所属で立候補予定の新人は、民主サイドから「推薦を出したい」と誘われている。当初は悩んだが、今は「もう、十中八、九(推薦は)ない」と打ち明けた。

 この新人は、地元市長選に出馬する新人候補の支援者から要請され、立候補を決めた。この候補は前回、県議選に民主推薦で出たが、自民現職に惜敗。民主県連は、今回の市長選が統一選の前哨戦と位置付けている。

 「県議候補と市長候補が連携して支持を拡大できる」と踏んでいた民主県連。だが、当初は一緒にビラ配りをしていた二人は、今はそれぞれ独自の活動を続けている。

■  ■

 民主は苦境をどう乗り越えるのか。

 一月十七日、さいたま市内で開かれた民主県連の「新春の集い」。次期県連代表に内定している衆院議員武正公一は開会直前、「民主党の実績が国民に伝わっていない。県連としても分かりやすく県民に伝えたい」と報道陣に語った。

 開会後、来賓の知事上田清司があいさつをした。八ッ場(やんば)ダムの建設中止や、子ども手当の地方負担など民主の政策を批判してきた上田は「政権交代の歴史的意義を見せてほしい」と激励しつつ、こう言い切った。

 「菅総理が『正しいことをしているが、国民に理解されていない』との言い方をされているが、それは違う。(正しくないと)理解しているからこそ、支持率が下がった」

 =敬称略



 県議選とさいたま市議選が行われる統一地方選の前半戦の告示(四月一日)まで、二カ月を切った。既成政党に対する国民の不信が高まる中で、決戦の日が近づく選挙の現場を歩いた。

 民主党県連の県議選の擁立方針 全59選挙区(定数4以上の計4選挙区は各2人)で擁立し、県議会(定数94)での第一会派を目標に掲げる。これまでに決まったのは32人(計30選挙区)。自民党の地盤が強い定数1の「一人区」を中心に難航しており、定数4以上の選挙区で2人を擁立したのは東9区(越谷市)、西1区(所沢市)。

 県議会の民主系会派は現在18人で、自民党会派(50人)に次ぐ第二会派。このほかの統一地方選でも、さいたま市議選の第一会派などを目指す。

3102チバQ:2011/02/08(火) 20:51:32
http://mytown.asahi.com/areanews/saitama/TKY201102070447.html
追い風?危機感? 河村氏圧勝、改援隊内に温度差
2011年2月8日


7日、さいたま市議会で答弁した清水市長

 統一地方選を前に、名古屋市長選や愛知県知事選などの「トリプル選」で、河村たかし市長らの地域政党「減税日本」が圧倒的な力を見せつけた。埼玉県内の5市町長が統一選に向けて設立した政治団体「埼玉改援隊」では、追い風と見て市議選の候補者の推薦準備を進めるメンバーもいれば、課題を口にするメンバーもいる。既成政党は名古屋との違いを強調しつつ、危機感もにじませる。

 「名古屋市長選の結果をどう思うか」。さいたま市議会で7日、最大会派・自民党の市議から質問を受けた清水勇人市長は「今ここで、詳細な答弁はできません」などと応じるにとどめた。

 改援隊の代表を務め、市議選に向けて「過半数確保」の目標を掲げたものの、市議会の反発で撤回したばかり。慎重な言い回しに終始した。

 しかし、議会終了後、報道陣には、「既成政党への有権者の不満や閉塞(へいそく)感があった」「地域政党が注目され、勇気づけられる。追い風にしたい」と強気な言葉を並べた。市議選について、「改援隊も議会のスリム化の方向性を示しており、争点となる可能性がある」と話した。

 「減税日本」の圧勝について、副代表を務める4人の首長の見方は分かれる。

 松本武洋・和光市長は「地方が主体となって進める流れを市民が後押しした。この流れは大切にしたい。河村さんの今後の進め方で地域政党の真価が問われる」と言う。名古屋市長選の投票率が前回より上がったことも評価し、「埼玉でも関心を高めたい」と話した。

 「ワンフレーズで有権者の心を射止めた。大したもの」と評したのは小島進・深谷市長。改援隊について「ワンフレーズがないのが欠点。色々な分野で地道に説明しないといけない」と課題を挙げた。

 高畑博・ふじみ野市長は「改援隊のあり方とは距離を感じる。我々は自分たちの方向に同調させようというものではないので、(首長連合として)ひとくくりに見られてしまわないかと懸念している」と違いを強調した。

 清水雅之・神川町長は「河村さんはタレント性もあり、PR上手なところがあった」と話した。

■既成政党、民意の変化を警戒

 既成政党は、改援隊について、「減税日本」ほどの影響力はないとしつつも、民意の変化に神経をとがらせる。

 さいたま市議会では、「民主党・無所属の会」の神崎功団長は大きな影響はないと話す。「改援隊は中長期的な視点で、行政を変えようとしていて、直接的に市民へ訴える河村さんの動きとは別物」と分析する。

 自民党の青羽健仁団長は「改援隊は、減税のように市民を巻き込んだ具体的な政策を掲げれば市議会で議論できるのに、理念がない」と言う。その一方で、名古屋では既成政党が否定されたとして、「我々も4月までに独自性のある政策を市民に提示しないと、理解を得られない」と危機感を示した。

 他の市議選で改援隊の推薦を受ける予定の新顔の一人は「政治の流れが、既成政党に縛られない市民の力に変わってきたことを実感した。(減税日本と)性格は違うが、改援隊の動きもそうした流れに沿ったものだ」と期待する。

 自民系無所属のある市議は「既成政党の時代ではなくなった。公認や推薦にはあまり関係なく、自分の考えで投票する有権者が大多数になったということだ」と指摘。その上で、「普段の活動や主張を市民に発信していくことが、今まで以上に大事になる」と話した。

3103チバQ:2011/02/08(火) 20:54:15
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1102070071/
第一会派から“陥落”、議員定数問題めぐり三宅氏が民主離団/川崎
2011年2月7日
 定数問題をめぐり、民主党川崎市議団の三宅隆介氏(39)=多摩区=が7日、離団した。4日に離団・離党の意思を表明した伊藤久史氏(52)についても、正式に手続きが行われた。両氏の離団により、同市議団は15人となり第一会派から“陥落”した。

 飯塚正良団長によると、三宅氏は先月下旬、「民主党川崎市議会議員団だより」と題した文書で、議員定数削減について議事録の残らない会派の代表者による団長会議で決めたことを、「談合3減案」と批判。執行部が内容の撤回を求めたが、三宅氏が「従えない」と主張、離団勧告を受けていた。同市議団は2007年の市議選で、マニフェスト(選挙公約)に議員定数「7減」を盛り込んでいる。

 定数削減は、民主、自民、公明の主要3会派が昨年末、団長会議で現行の63から60に3減することで合意。これに対し、両氏ら民主党市議団の6人が1月26日、潮田智信議長に開かれた場での議論を求める緊急要望書を提出しようとした。しかし「団の総意でなければ受け取れない」として拒否されている。

 飯塚団長によると、両氏以外の4人は、団を飛び越え議長に要望書を提出したことを謝罪したという。主要3会派件は、15日開会の市議会定例会に「3減案」を提案する予定。民主党市議団は、団員に会派拘束を掛けるという。両氏の離団による会派構成は次の通り。

 自民16、民主15、公明14、共産10、神奈川ネット2、無所属5、欠員1。

3104チバQ:2011/02/08(火) 23:15:08
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1102080020/
厚木市長選で激しい保守一騎打ち、定まらぬ民主党の立ち位置/神奈川
2011年2月8日
 保守対決を制し、現職の小林常良氏が再選を決めた6日投開票の厚木市長選。今回は4年前の「多選の是非」のような大きな争点がなかった。それも影響し、市民の関心は高まらず、投票率が前回を5ポイント近く下回り、過去2番目に低い40・44%にとどまった。一方で、対決をあおるようなビラもまかれるなど、保守系の一騎打ちゆえの激しい戦いも繰り広げられた。

 厚木市長選で現職が敗れたのは過去2回のみ。小林氏が4選を目指した前市長・山口巖雄氏に挑んだ前回と、6選を目指す故石井忠重氏に対し元助役の故足立原茂徳氏が挑み初当選した1979年。

 いずれも、多選が争点になった。だが、今回、現職は2期目の挑戦。ある有権者の男性は「まだ、4年しか市長を務めていない。代える理由はない」と、小林氏に投票した。

 一方、前市議会議長の石射正英氏に一票を入れた男性は「街づくりの進展がない」と説明。石射氏の支持者からは「小林氏は食の祭典・B―1グランプリなどイベントばかりに熱心。表玄関の小田急線本厚木駅周辺は衰退している」などの批判も相次いだ。組織票で劣る石射氏だったが、小林氏に約8千票差まで迫る結果となった。

 石射氏の陣営は「失われた4年間!」などと、現職批判を書いたビラを配布。新人と比較し、現職は夢のない候補者などと記し、浮動票の獲得を狙った。だが、対立軸は見えにくく、多選のような切り札もなく、現職の壁を破れなかった。

 厳しい保守地盤の戦いの中で、民主党の定まらない立ち位置も浮き彫りになった。2人の市議が両陣営に分かれたほか、地元の後藤祐一衆院議員(16区)は、1月30日の市長選告示日に両陣営に顔を見せ、石射陣営ではあいさつもした。これに対し、小林陣営が本人の意思を確認。後藤氏はホームページで「厚木市長選は中立とさせていただきます」と、理解を求める一幕もあった。

 石射氏は落選を受け、「厚木が活気のあるまちになるため、選挙後は一丸になっていただきたい」と今後の融和を訴えた。再選を果たした小林氏は7日の会見で、今回の低投票率について、何度も続く激しい保守対決に対して市民も嫌気が差したのではとの記者の質問に、「それもあったと思う。そもそも争点があったのだろうか」と振り返った。

3105チバQ:2011/02/09(水) 00:20:42
>>3100
>山口候補は沢倉の武道研修施設前で最初のマイクを握った。前勝浦市長を8期務めた亡き父、吉暉氏
>山口吉暉 8期 1967〜1999年
http://www.chibanippo.co.jp/cn/senkyo/2011/katsuurac/20989
口氏が出馬表明 インフラ整備に意欲 勝浦市長選
2010年12月07日 18:58
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 任期満了に伴う勝浦市長選(来年2月6日告示、13日投開票)に、8期にわたり勝浦市長を務めた故山口吉暉氏の長男で、新人の元中学校長、山口和彦氏(58)=無所属=が6日、立候補を表明した。「活気のある勝浦を次の時代を担う子どもたちのためにもつくりたいと決意した」と語った。同市長選への出馬表明は4人目。

 現職で3期目の藤平輝夫市長(75)=同=は今期限りで勇退を表明している。

 記者会見した山口氏は、国・県とのパイプ強化を公約の第一に掲げ、JR外房線の複線化、大多喜−勝浦間の道路整備など父の時代から続くインフラ事業を実現させ、定住化や観光振興に努めるとした。産業廃棄物処理場には反対姿勢。


http://www.chibanippo.co.jp/cn/senkyo/2011/katsuurac/16354
水野市議が出馬表明 「勝浦の自然守る」 勝浦市長選
2010年11月05日 14:38
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 任期満了に伴う勝浦市長選(来年2月6日告示、13日投開票)に、新人の同市議、水野正美氏(73)=無所属=が4日、立候補を表明した。「鵜原に産廃処分場が建設されかねないとの危機感がある。議会から誰か出てほしいとの声もあった。人生最後の仕事として勝浦の自然を守る」と語った。同市長選への出馬表明は3人目。

 現職で3期目の藤平輝夫市長(75)=同=は今期限りで勇退を表明している。

 記者会見した水野氏は、公約の第一として産廃処分場の反対を掲げた。さらに「藤平市政が切り開いた市民参加型のイベントを発展的に継続するほか、新しい視野も加えたい」として、保育所などを例に老朽化した公共施設の改築などに意欲を示した。


http://www.chibanippo.co.jp/cn/senkyo/2011/katsuurac/15313
高梨氏が出馬表明 「経験生かしたい」 勝浦市長選
2010年10月29日 13:44
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 任期満了に伴う勝浦市長選(来年2月6日告示、13日投開票)に、新人の元団体職員、高梨竹雄氏(63)=無所属=が28日、立候補を表明した。「勝浦は町としての体力が落ちている。なんとか活性化させたい。勝浦のために体を張る」と語った。同市長選への出馬表明は2人目でいずれも新人。

 現職で3期目の藤平輝夫市長(75)=同=は今期限りでの勇退を表明している。

 記者会見した高梨氏は、公約として都市基盤整備、港湾や道路整備、市街地の再生、耕作放棄地の活用、予防医学の推進、産業廃棄物処分場の建設反対を掲げた。市の収入を増やし支出を減らすことで特にインフラ整備に意欲を示し「わたしの経験を故郷のために生かしたい」とした。

3106チバQ:2011/02/09(水) 22:58:42
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110209/CK2011020902000079.html
前橋で小寺前知事 県民葬 自民議員“政敵”しのぶ
2011年2月9日

献花で小寺前知事をしのぶ参列者=いずれも前橋市で


 昨年十二月二十一日に心不全のため七十歳で死去した小寺弘之前知事の県民葬が八日、前橋市のALSOKぐんまアリーナで営まれた。二〇〇七年の知事選で小寺氏を破って初当選した大沢正明知事が葬儀委員長を務め、小寺氏と対立関係にあった自民党県連所属の国会議員や県議が多数参列。政敵だった小寺氏の死を複雑な表情でしのんだ。 (中根政人)

 今夏の知事選で再選を目指す大沢知事は、この日ばかりは小寺氏への批判を“封印”。式辞では「四期十六年の知事在任中は、教育改革や文化振興、自然保護などの政策を通じて、県民のために力を尽くした」と功績をたたえた。

 一方、一月二十九日に知事選への出馬を表明したばかりの後藤新県議も参列した。後藤氏は「高い志を受け継ぐことが自分の務め。小寺さんのような知事になりたいとの思いを新たにした」と“後継者”の立場を明言。静かに闘志を高めた。

 〇七年の知事選は、五期目を目指した小寺氏を、自民が“刺客”として擁立した大沢知事が小差で破った。今夏の選挙は、その大沢知事と、小寺氏のもとで県出納長を務めた後藤氏が対決。「自民系対小寺系」が再び激突する構図となる。

 県民葬では、政財界関係者や一般県民など九百人以上の参列者が黙とうや献花で哀悼の意をささげた。喪主を務めた小寺氏の妻・郁子さんは、小寺氏が生前、八ッ場(やんば)ダム問題について「(解決に向けて)与党内に進言していきたいと話していた」とのエピソードを披露し、声を詰まらせた。

3107名無しさん:2011/02/10(木) 08:30:01
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/2568

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110210/CK2011021002000080.html
彩の国 まつりごと【第二部】揺れる「政党」の現場<3>  地方で足場固め狙う
2011年2月10日

 九日夜、さいたま市のJR大宮駅西口のビルの一室で、みんなの党の勉強会があった。参加したのは、同党公認・推薦で四月の統一地方選に県内から立候補する予定者ら十一人。選挙対策を学ぶため、県内唯一の同党衆院選挙区支部長(12区)、永沼宏之(42)が開催を呼び掛けた。

 結党から一年半。民主党に落胆し、自民党も信頼できず行き場を失った有権者の受け皿として一定の支持を受けるが、足元を支える地方組織は心もとない。勉強会は、県内でやっと始まった組織づくりの一歩だ。

 市議選の立候補予定者は「公認申請の面接で、『組織もお金もないがいいか』と念を押された」と話す。それでも、恩恵は大きい、と期待する。

■  ■

 「無所属の時とは有権者の反応が全然違います」。県議選南22区(朝霞市、定数二)で二度目の挑戦となる新人星野文男(53)は手応えを語る。四年前は無所属で出馬し、自民の現職神谷裕之(67)と民主推薦の新人醍醐清(58)に大差で敗れた。再び神谷と醍醐に挑むに当たり、みんなの公認を得た。

 週四日、駅頭に立つが、今年から代表の渡辺喜美の等身大人形を傍らに置いたところ、ビラを手に取る人が増え始めた。「頑張ってと声も掛けられた。票は伸ばせる」

 熊谷市議選で四選を目指す磯崎修(55)は、もともと自民系無所属だが「熊谷のような地方が浮上するには中央集権制を変えなければ。地方分権に一番積極的なのがみんなだった」と志を語る。同時に、脳裏をよぎったのが前回の市議選だ。

 「組織のない若い候補が、駅頭やつじ立ち、自転車で走り回る戦術でトップ当選した。あんな選挙、熊谷で通じるわけないと見ていたから驚いた」。みんななら浮動票にも浸透しやすい。「逃げる票は覚悟。新しく得る票の方が多い」とみる。

■  ■

 同党本部は、今回の統一選を足掛かりに党勢拡大を図ろうと、全国で公認と推薦合わせ五百人の目標を掲げ、擁立を急ぐ。しかし、九日までに発表できたのは三百人弱。県内でも県議選三人、さいたま市議選五人、ほかの市町議選で九人が決まったが、党の選対本部事務局長山内康一が昨年十二月に示した「県議選、さいたま市議選とも二けた」の目標には届いていない。

 それでも、ある関係者は「急速な組織拡大のために無理な候補者発掘がされている」と心配を口にする。

 星野や磯崎はともに自民系だが、狭山市議現職で推薦を出した三浦和也(35)は、もともと民主党で衆院議員秘書も務めていた。鴻巣市議選では、川里地区からいずれも元職の青木勝也(67)、羽鳥健(43)の二人が公認で出馬。もともと青木は社会党系民主、羽鳥は自民党員で、ともに旧川里町議のころは行動を共にしたことはない。今回、二人とも当選した場合に統一会派を組むのか、青木は「その時になってみないと…」と言葉を濁す。

 民主が言われ続けたような「寄せ集め」の混乱の懸念に、永沼は「党のアジェンダに共鳴する人なら、過去がどの党でも問題ない」とする。同時に、勉強会の冒頭、「党の名前だけで当選できるほど選挙は甘くない」と候補予定者らの安易な期待にくぎを刺した。

 さいたま市議選南区で三期目を目指す無所属の土井裕之(39)は、「みんなから誘いを受けたが、断った」と明かす。「政治姿勢は自分と近いが、公認数を増やそうと候補者の質を後回しにしている。小さくても光る政党であってほしいのに。そんな中に入りたくない」  =敬称略

3108名無しさん:2011/02/10(木) 08:33:44

民主党の横浜市議が離党の意向、後継者がみんなの党から出馬予定で「けじめ」か/神奈川
2011年2月10日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1102100001/

 民主党の横浜市議、内田重雄氏(戸塚区・5期)が離党の意向を固め、党県第5区総支部に伝えていたことが9日、分かった。内田氏は今期での引退を表明しており、任期は4月29日まで。一方、16年にわたり秘書の役割を務めた「事実上の後継者」が、4月の横浜市議選で同区でみんなの党からの出馬を表明しており、その選挙戦を全面的に支援するため「けじめをつけた」(関係者)ものとみられる。

 内田氏は民間労組などの支援を受けており、田中慶秋氏(衆院5区)の初当選時には公設第一秘書を務めるなどした。

 民主党は同区で新人2人を含む3人を擁立し議席数の維持を目指すが、内田氏の支持者がみんなの党候補に流れることも予想されるほか、3候補間の協力体制に不均衡が生じるなど、選挙戦に影響を与えそうだ。

 前回2007年の市議選で同党は、同区で3人当選を果たしたものの、最後の1人は次点と462票差の激戦。国政を受けた同党への逆風に加え、今回選挙区が定数1減(議席6)になることから「相当厳しい戦いになる」(市会関係者)と見込まれる。

 内田氏の後継者は、みんなの党政調会長の浅尾慶一郎氏(衆院比例南関東)の選挙を民主党在籍時代から支援している。同じ5区では昨年泉区補選が行われ、父親が自民党市議だった候補者がみんなの党から出馬、当選した民主党候補に114票差に迫った経緯がある。民主党内部では「(他党の身内を候補に立て票を確保する)泉と同じ構図になるのでは」と警戒する声も上がっている。

3109名無しさん:2011/02/10(木) 11:51:12

民主埼玉、県議会単独過半数を断念
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110210-OYT1T00471.htm

 統一地方選前半戦(4月1日告示、10日投開票)の埼玉県議選(定数94)で、民主党埼玉県連が、単独過半数の議席獲得を断念したことが分かった。

 県連執行部は擁立作業を続けるとしているが、候補は30人台にとどまる可能性がある。愛知県知事選と名古屋市長選で党候補が大敗するなど逆風は収まっておらず、自民党から県議会第1会派の座を奪取することも困難な情勢だ。

 民主党県連幹部が9日、読売新聞の取材に「冷たい風が吹いている。『守りの選挙』をするしかないと考えが変わった。過半数の獲得は難しい」と語った。

 民主党は2007年の県議選で8議席増の15議席を獲得し、県議会第2会派にある。昨年2月には、当時の枝野幸男県連代表が全選挙区での候補擁立を打ち出したが、公認・推薦候補の擁立は現在、全59選挙区のうち30選挙区32候補にとどまる。定数4〜6の選挙区での複数擁立の目標も定めたが、2選挙区だけとなっている。

 公認・推薦を避ける動きも相次いでいる。10年9月の県議補選西11区(坂戸市)で民主党推薦を受けて当選した木下高志氏は今回、民主推薦を辞退し、無所属で出馬。県議選南2区(川口市)では、民主党公認で前回当選した松本佳和県議がみんなの党公認で出馬する。

 民主党の山根隆治県連代表代行は「どの党も過半数に達しない可能性があり、第1会派を目指す旗を降ろしたわけではない。既に擁立した候補を確実に勝たせることが大事だ」と述べる。高山智司県連幹事長は「最終的には40候補程度の擁立を目指したい」とする。

 県議会で50議席を占める自民党は「最低でも過半数の維持」が目標。自民党県連は現在、50選挙区で53公認候補と5推薦候補を擁立。南21区(鳩ヶ谷市)など、残る9空白区でも擁立したい考えだ。

 公明党は、県議選の候補擁立を前回から1人減らし、9人を公認。全員当選を狙った活動を本格化させている。みんなの党は県議選南2区(川口市)、南22区(朝霞市)、東9区(越谷市)で3人を公認し、10人以上の候補擁立を目指す。

(2011年2月10日11時40分 読売新聞)

3110名無しさん:2011/02/10(木) 16:27:33
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/7408

民主議員、支持者「戦えない」 党内混乱に広がる不満
2011.2.10 16:09

 「政治とカネ」の問題や子ども手当の対応などで、民主党や菅直人政権への厳しい目が向けられる中、統一地方選を控えた千葉県内の支持者からは不安が広がっている。千葉市内で6日、開催された同党県連定期大会では統一地方選に向けた結束を図りたい執行部に対し、地方議員や党員らからは「このままでは戦えない」といった批判が続出。現場の怒りが一気に噴出した形となった。

 「県民は、米軍普天間飛行場の移設や尖閣諸島をめぐる対応であきれ返っている。県民にもわかるように説明をしなければ、戦えない」

 一致結束を目指して開かれた大会だったにもかかわらず、地方議員や党員、サポーターなど約280人が集まった会場内は、政権運営をめぐる批判の声に包まれた。とりわけ、小沢一郎元代表をめぐる「政治とカネ」の問題では「党内には弁護士も公認会計士もいるのに、なぜ率先して調査を行わないのか」と、党幹部の責任を問う声も飛び出した。出席した党員は「こうした問題を政局にするから、国民に混乱しているイメージを持たれる。国会議員はもっと現場を大事にしてほしい」と苦言を呈した。

 大会後、取材に応じた選対本部事務局長の黒田雄衆院議員は「厳しい意見は党本部も含めて真正面から受け止める。挙党一致を実現する上で、自由に意見を出し合うよい機会になった」と述べた。

 県連では当初、県議選の定数(95)の過半数にあたる50人前後の擁立を目指していた。しかし、党内の混乱や支持率の低迷などを受け、公認・推薦を決めた候補者は32人にとどまっている。今後もできる限り擁立を行う方針を示しているが、ある県連幹部は「(地元との関係が薄い)落下傘の候補者で勝てる環境にはない。(前回選挙で得た)20議席の確保が最優先だ」と話すなど“弱気”な声も出始めている。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110210/chb11021016100005-n1.htm

3111チバQ:2011/02/10(木) 21:17:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20110210-OYT8T00490.htm
県議選 民主単独過半数を断念

候補擁立30人台の可能性も
 統一地方選前半戦(4月1日告示、10日投開票)の県議選(定数94)で、民主党県連が、単独過半数の議席獲得を断念したことが分かった。県連執行部は擁立作業を続けるとしているが、候補は30人台にとどまる可能性がある。愛知県知事選と名古屋市長選で党候補が大敗するなど逆風は収まっておらず、自民党から県議会第1会派の座を奪取することも困難な情勢だ。

 民主党県連幹部が9日、読売新聞の取材に「冷たい風が吹いている。『守りの選挙』をするしかないと考えが変わった。過半数の獲得は難しい」と語った。

 民主党は2007年の県議選で8議席増の15議席を獲得し、県議会第2会派にある。昨年2月には、当時の枝野幸男県連代表が全選挙区での候補擁立を打ち出したが、公認・推薦候補の擁立は現在、全59選挙区のうち30選挙区32候補にとどまる。定数4〜6の選挙区での複数擁立の目標も定めたが、2選挙区だけとなっている。

 公認・推薦を避ける動きも相次いでいる。10年9月の県議補選西11区(坂戸市)で民主党推薦を受けて当選した木下高志氏は今回、民主推薦を辞退し、無所属で出馬。県議選南2区(川口市)では、民主党公認で前回当選した松本佳和県議がみんなの党公認で出馬する。

 民主党の山根隆治県連代表代行は「どの党も過半数に達しない可能性があり、第1会派を目指す旗を降ろしたわけではない。既に擁立した候補を確実に勝たせることが大事だ」と述べる。高山智司県連幹事長は「最終的には40候補程度の擁立を目指したい」とする。

 県議会で50議席を占める自民党は「最低でも過半数の維持」が目標。自民党県連は現在、50選挙区で53公認候補と5推薦候補を擁立。南21区(鳩ヶ谷市)など、残る9空白区でも擁立したい考えだ。

 公明党は、県議選の候補擁立を前回から1人減らし、9人を公認。全員当選を狙った活動を本格化させている。みんなの党は県議選南2区(川口市)、南22区(朝霞市)、東9区(越谷市)で3人を公認し、10人以上の候補擁立を目指す。

(2011年2月10日 読売新聞)

3112チバQ:2011/02/10(木) 23:18:36
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110210/stm11021022400013-n1.htm
選挙間近、荒れるさいたま市議会 議会改革も「手柄争い」の怪
2011.2.10 22:39

4月の選挙を控え、ピリピリムードのさいたま市議会。「議会改革」ですら会派の対立を呼んでいる=1日、市議会議場
 4月の市議選まで2カ月を切ったさいたま市議会が混乱している。議員定数の削減、報酬カットなどの議会改革をめぐり、主要会派が「どちらが改革を主導したか」で先を争い、泥仕合となっているのだ。「選挙を見据えたパフォーマンス合戦」(無所属市議)という指摘もあるが、その結末は−。(安岡一成)

 ●議会改革=手柄争い?

 1日の市議会では、清水勇人市長らが立ち上げた政治団体「埼玉改援隊」がマニフェストで議会改革に言及していることに自民などが反発、清水市長に撤回を迫った。一見、清水市長にかみついたイメージだが、これは市長与党の「民主党・無所属の会」などに対する攻撃でもあった。

 8日はその対立がさらに激化した。自民・公明は午前、「議員報酬10%カット」「政務調査費4万円カット」の2条例案を議会運営委員会に提出。これに対し、民主は「議会改革は超党派でやってきたはずなのに、事前に相談なく勝手に出した」と猛反発。対抗する形で午後に1つの条例案を出してきたが、それは自民が昨年秋に記者発表したままお蔵入りとなっていた「定数54構想」をほぼそのまま条例案にしたものだった。思わぬ逆襲に今度は自民がじだんだを踏んだ。

 自治体が財政難にあえぐ中、議員報酬や定数の削減案はどの会派が出そうと反対する理由はなさそうだが、今回は4月に選挙が控えているという特別な事情がある。「超党派で合意したのでは選挙でのアピールにならない。出された案には乗らざるを得ないわけだから、どちらが先に提案したかが重要になる」(ある市議)というわけだ。

 議論は空転し、結局、真取正典議長が「議員の身分や議会の根幹にかかわる問題を軽々に議論するべきではない。後日、議長案を提出したい」と、民主案の上程を見送ることで収拾。この日は予定時間を約3時間オーバーして終了した。

 ●改援隊が漁夫の利?

 こんな会派同士の争いから蚊帳の外に置かれた市議会関係者は、一様に疲れた表情を浮かべた。

 無所属の吉田一郎市議は真取議長の発言中、傍聴席でわざと大きな笑い声を上げた後、委員会室を出て記者団に「パフォーマンス合戦。キツネとタヌキの化かし合いじゃないか」と吐き捨てた。

 市職員ら100人以上も夜遅くまで待機を余儀なくされ、「職員の残業代も税金から出ているのを議員は考えたことがあるのか」とのボヤキも聞こえた。

 荒れる市議会を尻目に、埼玉改援隊は8日、さいたま市議選での1次推薦候補者12人を発表。清水市長が最初に口走った「過半数」には及ばないが、記者団に見せた清水市長の表情は満足そうだった。3月上旬の2次推薦でどれだけ上積みできるかに注目が集まる。

 ある市関係者がつぶやいた。「改援隊は議会からやりこめられたが、このまま議会会派の対立が泥沼化して市民から反感を買えば、がぜん存在感が増してくるかもね」

3113チバQ:2011/02/10(木) 23:26:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20110209-OYT8T01174.htm
取手市長選 みんなが擁立

元財務省男性 民自と対決へ
 4月の統一地方選で行われる取手市長選で、みんなの党が元財務省の男性(35)を擁立することが9日、わかった。市長選には、民主、自民の各党が事実上支援する現職、新人の2人がすでに立候補を表明。昨年12月の県議選取手市、守谷市両選挙区で、県議選として全国初勝利を果たした勢いに乗るみんなの党の参戦により、二大政党と第3極勢力が対決する見通しとなった。

 男性は9日夜、取手市内で、みんなの党県議会代表の梶岡博樹氏らと面談。関係者によると、男性は市長選出馬に前向きな考えを示し、同党が推薦する方針を伝えたという。梶岡氏は「自民、民主ではだめだという民意の受け皿として、市長選に擁立したい」と述べた。

 男性は龍ヶ崎市出身で、土浦一高、筑波大を卒業後、大蔵省に入省した。

 取手市は、都内に通勤・通学する「茨城都民」が多く住む土地柄で、国政の影響を受けやすいとされる。昨年の県議選市選挙区では、民主、自民、みんな、共産の各党公認候補者に、無所属が加わった5人が激戦を繰り広げ、自民、みんな、無所属の3人が当選した。

 市長選には、再選を目指す現職の藤井信吾氏、新人で市商工会長の菊地城一郎氏が出馬を表明。いずれも党の公認、推薦を得ていないが、藤井氏は2007年市長選で民主党衆院議員の支援を受けた。菊地氏は今回、自民党県議らが支援を打ち出している。

(2011年2月10日 読売新聞)

3114チバQ:2011/02/13(日) 11:52:45
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20110211/456152
阿部県議が自民推薦で出馬 県議選那須塩原市・那須町選挙区
(2月12日 05:00)
 県議会会派の無所属県民クラブに所属する阿部寿一県議(56)=那須塩原市・那須町選挙区=は11日までに、下野新聞社の取材に対し、4月の県議選に自民党推薦で立候補することを明らかにした。1月中に同党に復党したという。自民党の県議選公認・推薦候補者は、これで33人となった。

 阿部氏は元那須塩原市議。2003年の旧黒磯市長選の対応をめぐり、当時自民党の衆院栃木3区支部長だった渡辺喜美衆院議員(現みんなの党代表)と対立し、06年に自民党を離党。07年の県議選に無所属で立候補し、初当選した。10年夏の参院選では初当選した自民党の上野通子参院議員を支援していた。

 那須塩原市・那須町選挙区は定数4。現職県議2人が10年6月に自民党を離党しみんなの党に移った。このため那須町と旧黒磯市は自民党の支部が壊滅状態となり、県北での組織の立て直しを急いでいた同党と、旧黒磯市が地盤で復党を希望していた阿部氏の思惑が一致した。

 同選挙区はこれで自民党2、みんなの党3、民主党1の計6人がしのぎを削る激戦区となる。

3115チバQ:2011/02/13(日) 12:47:43
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20110212/456451
琴寄氏、自民推薦で出馬へ 県議選栃木市・岩舟町
(2月13日 05:00)
 県議会の1人会派「新政クラブ」の琴寄昌男氏(49)=栃木市・岩舟町選挙区=は12日、下野新聞社の取材に対し4月の県議選に自民党推薦で立候補することを明らかにした。同党の県議選公認・推薦候補者は、これで34人となった。

 琴寄氏は元旧栃木市議。自民党籍を持ちながら2007年の県議選では無所属で出馬し初当選した。当選後は党籍を持ったまま公明党と統一会派「公明党・新政クラブ」を結成したが、昨年3月に「独自色を出したい」として会派を解消。1人会派で活動してきた。

 自民党籍を持ちながら推薦がこの時期にずれ込んだのは、地盤の旧栃木市で競合する他の候補者との調整が遅れたため。最終的には県議会での過半数維持を狙う同党県連主導で推薦が決まった。

 栃木市・岩舟町選挙区は旧栃木、大平、藤岡、都賀の1市3町の合併に伴い新設された。これで定数4を自民3、民主1、みんな1の5人で争う構図となった。旧大平町を主な地盤とする現県議会議長の野田尚吾氏(70)は今期限りで引退を表明しており、琴寄氏を全面支援している。

3116チバQ:2011/02/16(水) 00:21:06
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1297735193
勝浦市長に山口氏初当選
「父の仕事やり遂げる」
2011年02月15日10時59分[県南エリア]


勝浦市長選に初当選しバンザイをして喜ぶ山口氏=13日午後10時すぎ、勝浦市墨名の選挙事務所
 任期満了に伴う勝浦市長選は13日、投票が行われ、即日開票の結果、元中学校長の山口和彦氏(59)が前勝浦市議の水野正美氏(74)、元団体職員の高梨竹雄氏(63)、歯科医師の磯野武氏(58)=いずれも無所属新人=の3人を大差で破り、初当選を果たした。投票率は66・70%で前回より16・62ポイント上昇した。

 同市墨名の山口氏の選挙事務所には午後10時すぎ、「当確」の一報が入った。支持者の拍手が鳴り響く中、山口氏は「多くの人に支持をいただき選挙戦を乗り越えることができた。感謝の気持ちでいっぱい。このご恩は仕事を通して返す」と喜びをかみしめた。

 山口氏の出馬表明は昨年12月と出遅れたが、出陣式では国会議員や県議、近隣首長らが応援に勢ぞろい。亡き父で前勝浦市長を8期務めた吉暉氏時代からの後援会組織もフル回転し、必勝態勢で臨んだ。過疎化防止や観光振興にはインフラ整備が必要と「国や県とのパイプ強化」を第一に掲げた。

 今後の抱負ではJR外房線複線化、企業誘致、国道297号バイパス整備の3点を「必ず実現する。おやじの残した仕事をやり遂げたい」と表明。同市鵜原の産業廃棄物処分場建設計画には「市を挙げて反対する」とし、市長ら特別職の給与20%削減などに真っ先に取り組む考えも示した。

 ◆勝浦市長選開票結果 =選管確定=
当5141 山口和彦 59 無新(1)
 2908 水野正美 74 無新
 2221 高梨竹雄 63 無新
 1338 磯野 武 58 無新


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3117チバQ:2011/02/16(水) 00:24:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110215/CK2011021502000052.html
三つどもえ 現新の争い 吉川市長選告示
2011年2月15日

 吉川市長選が十三日告示され、新人の不動産賃貸業高崎正夫氏(63)と、現職戸張胤茂氏(63)=自民、公明推薦、新人で不動産賃貸業高鹿栄助氏(62)=民主推薦=がいずれも無所属で立候補を届け出、三つどもえの選挙戦が始まった。投開票日は二十日。

 自民、民主推薦の候補が対決する統一地方選の前哨戦としても注目され、出陣式にはそれぞれの国会議員らが応援に駆けつけた。

 高崎氏は午前十一時の出陣式で「まちづくりに夢がない。政治家に必要なのは国や県に対する交渉力。みなさんが幸せに感じるまちづくりをしたい。夢を託してほしい」と訴えた。JR吉川駅前での演説には、柿沢未途衆院議員(みんなの党)も応援に加わった。

 戸張氏の出陣式には自民党の関口昌一、古川俊治両参院議員のほか、地元県議や近隣の首長らが出席。戸張氏は三期の実績を強調した上で、「初心を忘れず、三期を全力投球してきた。これからも住み良さ日本一を目指したまちづくりを行う」と決意を述べた。

 高鹿氏は午前十時からの出陣式で「市民の将来不安に応えていない。官僚主導の自己保身の政治を打破するために、市民が立ち上がらなければならない」と第一声。民主党から、次期県連代表の武正公一衆院議員や中野譲衆院議員も駆けつけた。十二日現在の有権者数は、五万一千八百十二人。

  (大沢令、前田朋子)

◇吉川市長選立候補者(届け出順)
高崎正夫(たかさきまさお) 63 無新

不動産賃貸業(元)市議▽杉戸農

<公約>(1)市長任期は二期八年(2)市長の退職金五割カット(3)産業振興・経済の拡大(4)有料の福祉バス復活・保育待機児童解消(5)農村集落の道水路整備

戸張胤茂(とばりたねしげ) 63 無現<3>

市長(元)市議長・会社役員▽杉戸農 =自公

<公約>(1)生活道路の整備(2)自治会活動の支援(3)吉川美南駅の開業と周辺整備(4)子供医療費助成の年齢拡大(5)いじめのない学校づくりの推進

高鹿栄助(こうろくえいすけ) 62 無新 

不動産賃貸業(元)市議▽中大 =民

<公約>(1)市長報酬を半減する(2)市独自の奨学金制度を創設(3)学童保育室を充実(4)国保料の負担軽減(5)治水対策の強化(6)桜通りの北部延伸

3118チバQ:2011/02/17(木) 00:12:47
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110216/stm11021623150012-n1.htm
さいたま市の多目的広場、「きずなひろば」のネーミングに議会が批判 清水市長は困惑顔
2011.2.16 23:12
 さいたま市の来年度予算案に清水勇人市長の肝いりで盛り込まれた「スポーツもできる多目的広場」整備事業で、広場の愛称を「きずなひろば」と名付けたことが波紋を呼んでいる。清水市長が自身の選挙戦や施策の中で「絆」という言葉を好んで多用していることから「市長の政治活動を連想させる」として市議会が15日、愛称の撤回を求める決議を採択したのだ。当の清水市長は「私だけの言葉ではないのに、どうしてかな」と困惑顔だ。

 この事業は、球技を禁止する公園が増える中、遊休地を活用してスポーツやボール遊びができる多目的ふれあい広場を整備するもので、清水市長がマニフェストに盛り込んだ。市は広場の愛称を「きずなひろば」と名付けた上で管理運営者を募集するパンフレットを1500部作成、区役所などで市民に配布していた。

 ところが、15日の市議会で「市長の政治活動を直接的に連想させ、誰もが使用できる広場のネーミングとしては不適切」と愛称の撤回を求める決議案が自民から出され、賛成多数で可決。市はパンフレットの回収を余儀なくされた。

 清水市長は16日の記者会見で、自身が日頃の政治活動の中で「絆」の言葉を多用していることを認めつつも、インターネットで「絆」を検索したら1510万件ヒットしたことなどを明かし、「私のキャッチフレーズではない。普遍性のある重要な言葉なのにどうしてかな。残念だ」と、不服そうな表情を浮かべた。

3119チバQ:2011/02/18(金) 12:31:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110217-OYT8T01144.htm
秋山氏、太田市長選出馬へ

元自民県議、22日にも正式表明
 太田市の元自民党県議・秋山一男氏(64)は17日、次期市長選に無所属で立候補する意向を固めた。清水聖義市長(69)は任期を2年以上残しているが、自民党の衆院群馬3区候補者に内定したため、衆院解散があった場合、市長選も行われる見通しとなっている。市長選に名乗りを上げるのは秋山氏が初めて。

 秋山氏はこれまで、4月の統一地方選で行われる県議選太田市区と、市長選の両方をにらんで政治活動を進めてきた。

 しかし清水氏が今月6日、自民党の衆院選候補者となる群馬3区支部長に内定したことから、支持者からも市長選一本に絞るべきだとの声が寄せられていたという。17日も、地元地区の後援会幹部との会合で意欲を示していた。読売新聞社の取材に対し、秋山氏は17日夕、「18日にも後援会幹部と会合を行う。そこで理解を得られれば、22日の後援会の新春の集いで正式に表明したい」と話した。

 秋山氏は太田市出身。1975年に旧太田市議に当選後3期を務め、91年に県議へ転身。2003年に県議会副議長を務めた後、05年4月と、09年4月に太田市長選に立候補したが、いずれも次点で落選している。

 清水氏の太田市長としての任期満了は13年4月。それまでに衆院選がない場合も、秋山氏は市長選に出馬する意向という。

(2011年2月18日 読売新聞)

3120チバQ:2011/02/18(金) 17:38:55
>>3118
みんなの広場

にすればイイと思う

3121チバQ:2011/02/20(日) 11:27:32
>>1481
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1298166539
恐喝未遂で執行猶予中、小梛元議長、出馬へ
「議会改革取り組む」
2011年02月20日10時48分[千葉エリア]

 恐喝未遂事件で有罪判決を受け執行猶予中の元市議会議長、小梛輝信氏(68)が4月の市議選(稲毛区選挙区)に出馬することが19日、分かった。小梛氏は取材に「事件で世間を騒がせたことは心からおわびする。やり残した議会改革に取り組みたい」と出馬する意思を明らかにした。

 小梛氏は同日、市内で自身の後援会幹部を集めた会合を開き、4月の統一選で行われる市議選で稲毛区選挙区(定数9)から無所属で立候補することが承認されたという。

 同氏は1995年、市議初当選。以後、連続4回当選。自民党市議団幹事長、議会運営委員長などを歴任し、2009年6月には第70代議長に就いた。

 同年9月、稲毛区内のビル建設をめぐりトラブル仲介に入った不動産会社社長に暴力団の名刺を見せ、金を脅し取ろうとしたとして県警が恐喝未遂容疑で逮捕した。

 小梛氏は議員辞職したものの、当初は容疑を否認。公判では一転、罪状を認め、千葉地裁は09年12月、懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡した。


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3122チバQ:2011/02/20(日) 11:39:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20110220-OYT8T00101.htm
昭和町会議長・浅川氏 県議選出馬断念




昭和町会議長浅川氏県議選出馬を断念 4月の統一地方選で行われる県議選で、新設される中巨摩郡区(昭和町)から立候補する意向を示していた昭和町議会議長の浅川武男氏(68)が、出馬を断念したことが19日、分かった。浅川氏は、「準備を進めてきたが、健康面の不安があり、断念することを決めた」と語った。

 また、同町議の塩沢浩氏(50)が同日、読売新聞の取材に「支持者と相談を進めており、前向きに検討している」と述べ、出馬の意向を明らかにした。

 同選挙区をめぐっては、前回選の選挙違反による連座制適用で失職した鷹野一雄前県議(50)も出馬を検討している。

(2011年2月20日 読売新聞)

3123チバQ:2011/02/20(日) 12:00:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110212/CK2011021202000068.html
2011統一地方選 県議選予想顔ぶれ<1> 前橋市区
2011年2月12日

 二〇〇九年に旧富士見村が前橋市と合併したのに伴い、選挙区名から「勢多郡」の名が消えた。定数八に対して、現段階で十一人の立候補が見込まれる。県都での基盤確保を狙い、自民や民主など各党がしのぎを削る中、無所属の候補予定者も絡んで激しい票争奪戦が予想される。

 自民は現職三人と新人一人の出馬が確定的。市北東部を地元とする中村紀雄(六期)、市南部が拠点の中沢丈一(五期)は、強い危機感から後援会組織の引き締めに全力を注ぐ。狩野浩志(二期)も旧市東部などの支持固めを図る。

 新人の安孫子哲は、前橋市議としての実績を基に、地域密着をアピールする。〇九年の補選で返り咲き、現在四期目の山本龍は、来年二月に任期満了となる前橋市長選への立候補などを見据え、県議選には出馬しない意向を示している。

 一方、政権与党でありながら「議席ゼロ」の民主。前回は現職と新人の二人を擁立したが、共倒れに終わった。雪辱を期す今回は、新人二人を公認。県都での二議席獲得を目標に掲げる。

 本郷高明は、富岡由紀夫前参院議員の秘書を務めた。弁護士の小川晶は、宮崎岳志衆院議員が擁立に動いた。菅直人政権の人気低迷で民主に“逆風”が吹き荒れる中、ともに若さを前面に出し、支持拡大に懸命だ。

 一方、前回は民主公認で出馬した亀田好子は、福祉の改善などを訴え、民主支持層への食い込みを狙う。自らを“民主系”と訴える旧粕川村長の後閑千代寿も、旧郡部などでの票確保を図る。

 公明は、前回初当選した水野俊雄(一期)の議席死守に全力を挙げる。前回五選を果たした早川昌枝を除籍した共産は、〇九年の衆院選に立候補した酒井宏明を公認。県議会での議席回復を目指す。

 前回トップ当選の岩上憲司(二期)は、昨年十二月に死去した小寺弘之前知事に近い立場。小寺氏側近で、〇九年の補選で初当選した後藤新が今夏の知事選へ出馬するのに伴い、県議選を「小寺系」の支持結集に向けた試金石と位置付けている。 (文中敬称略)

   ×  ×

 今春の県議選(四月一日告示、十日投開票)に向け、立候補予定者の顔触れが固まってきた。市町村合併に伴う定数増や合区などで選挙区の事情も変化を遂げた。各政党では、自民が県政与党としての地位を高めようとする一方、民主は地方組織の拡充を目指し、新人を積極的に発掘。公明、共産なども支持拡大に躍起だ。夏の知事選に向けた思惑も複雑に絡み合う中、県議選の構図を各選挙区ごとに追った。

(定数8−候補予定11)

中村紀雄 70 自現

中沢丈一 62 自現

狩野浩志 50 自現

安孫子哲 39 自新

本郷高明 39 民新

小川晶 28 民新

水野俊雄 38 公現

酒井宏明 45 共新

岩上憲司 38 無現

後閑千代寿 67 無新

亀田好子 55 無新

3124チバQ:2011/02/20(日) 12:01:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110213/CK2011021302000061.html
2011統一地方選 県議選予想顔ぶれ<2> 高崎市区
2011年2月13日

 隣接する多野郡区だった旧吉井町との合併に伴って定数が一増え、県内最多の九となった。直後に予定される高崎市長選とも絡み、激戦が予想される。

 自民は、在任中に小林義康(五期)が亡くなり、平田英勝(二期)が引退を表明。中島篤(同)は市長選へ立候補予定で、現職の公認は二人となる。

 一時は市長選への出馬を模索した橋爪洋介(同)が党の慰留によって県議選へ。前回二位の約一万五千票を集めた組織を固める。議長の関根圀男(五期)は、かつて多野郡区だった狭い旧新町が地盤。同郡区だった旧吉井町が加わり、支持層の拡大に力を入れる。

 新人では、平田の事実上の後継となる元市議の岸善一郎を公認。平田の支持者からの得票にも期待し、北部での地盤固めを図る。公募で市議の清水真人と私立幼稚園事務長の桂川孝子も選出し、ともに公認。清水は支援者を固め、桂川は女性層の支持集めを急ぐ。

 一方、民主は前回約一万四千票を獲得して三位で当選した保守系の石川貴夫(一期)と、労組系の後藤克己(同)の現職二人を公認。石川は市長選に出馬が取り沙汰されたが、県議選にとどまり、若さをアピールする。

 多野郡区選出で無所属の角倉邦良(同)は、地盤とする旧吉井町の合併に伴い高崎市区から出馬予定で、民主の推薦を得た。

 公明の福重隆浩(二期)は前回約一万六千票でトップ当選し、今回も強固な地盤の引き締めを図る。

 前回、次点に泣いた共産元職の伊藤祐司は早くから議席の奪回へ向けて活動している。 (文中敬称略)

(定数9−候補予定10)

関根圀男 64 自現

橋爪洋介 43 自現

岸善一郎 61 自新

桂川孝子 47 自新

清水真人 35 自新

後藤克己 37 民現

石川貴夫 32 民現

福重隆浩 48 公現

伊藤祐司 52 共元

角倉邦良 50 無現

3125チバQ:2011/02/20(日) 12:02:04
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110215/CK2011021502000067.html
2011統一地方選 県議選予想顔ぶれ<3> 太田市区
2011年2月15日

 前回当選した自民県議二人がそれぞれ辞職、引退表明し、定数五に対し今のところ現職三、新人四、元職一の計八人が立候補の意向を示している。自民、民主はそれぞれ三人を公認し、公明も太田市区では初めて公認候補を擁立。選挙戦は厳しさを増しそうだ。

 自民は長谷川嘉一が一昨年に市長選出馬のために任期途中で辞職し、金田克次(三期)は引退を表明。党勢回復へ現職、新人含め三人を公認した。唯一の現職で前回トップ当選の笹川博義(一期)は元衆院議員笹川尭の三男で、高い知名度を生かし支持拡大に力を入れる。

 新人の高田勝浩は市議二期の経験を生かし、長谷川の支持者からの得票も目指して市中心部の大票田・宝泉地区の支持固めを急ぐ。新人の社会福祉法人事務長の穂積昌信は高齢者福祉の充実を訴えて浸透を図る。

 一方、前回は不正経理をめぐって組織内で保守系と労組系に分裂するなどし、公認候補が出せなかった民主。今回は現職、新人合わせて三人を公認した。

 労組系の黒沢孝行(四期)は支持基盤を引き締める。阿部知世(一期)は支持層の拡大を図る。新人の田島国彦は、県連会長代行の中島政希衆院議員の政策担当秘書。前回落選した雪辱を期す。

 公明は新人の弁護士薬丸潔を公認。党県本部青年局次長の薬丸は若さをアピールする。

 元県議の秋山一男は県議時代は自民会派だったが、無所属で出馬する意向。ただ、清水聖義市長が次期衆院選の群馬3区の自民党県連支部長に内定したため、後援会から将来の市長選への挑戦を促す声もある。県議選に出馬するかどうか、今月中に最終判断する。 (文中敬称略)

(定数5−候補予定8)

笹川博義 44 自現

高田勝浩 42 自新

穂積昌信 36 自新

黒沢孝行 59 民現

阿部知世 39 民現

田島国彦 41 民新

薬丸潔 32 公新

秋山一男 64 無元

3126チバQ:2011/02/20(日) 12:03:16
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110216/CK2011021602000085.html
2011統一地方選 県議選予想顔ぶれ<4>
2011年2月16日

◆民主公認おらず 桐生市区
 定数三に四人が立候補の意向を示している。今のところ前回と同じ顔ぶれだが、民主は組織内対立の影響で公認候補がいなくなった。

 前回は民主公認候補としてトップ当選した大沢幸一(二期)は、民主の衆院群馬2区総支部長の石関貴史衆院議員と対立しているため公認を得られず、無所属で出馬する。連合群馬の推薦を受けて前回と同様に労組票を固め、地域の支持基盤を引き締める。

 自民は現職二人を公認。腰塚誠(五期)は大票田の旧市部をはじめ新里、黒保根地域でも支持固めを急ぐ。村岡隆村(二期)も後援会を生かして市全域で支持拡大を図る。

 共産新人の関口直久は三度目の挑戦。二〇〇三年の県議選で失った共産議席の奪回を目指す。

(定数3−候補予定4)

腰塚誠 62 自現

村岡隆村 60 自現

関口直久 61 共新

大沢幸一 67 無現

◆初選挙、現新一騎打ちか みどり市区
 前回は無投票だったが、みどり市区として初の選挙戦になる見通し。今のところ自民現職と民主新人の一騎打ちの構図だ。自民現職の須藤昭男(三期)は、地元の旧笠懸町を中心に広く支持を集めて安定した戦いを目指す。民主新人の元病院職員石川直哉は旧大間々町出身で、若さをアピールする。

(定数1−候補予定2)

須藤昭男 50 自現

石川直哉 31 民新

◆現職3人で無投票も 邑楽郡区
 現職三人が出馬の意向を示しており、選挙戦になるかは不透明だ。

 前回トップ当選の自民現職の久保田順一郎(三期)は、大泉町をはじめ邑楽郡西部の支持基盤を引き締める。自民現職の舘野英一(一期)は地盤の板倉町、明和町の邑楽郡東部を中心に支持拡大を図る。

 無所属現職の塚原仁(二期)は労組票を固めて大泉町を軸に広く支持を訴える。(文中敬称略)

(定数3−候補予定3)

久保田順一郎58 自現

舘野英一62 自現

塚原仁60 無現

3127チバQ:2011/02/20(日) 12:04:04
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110217/CK2011021702000107.html
2011統一地方選 県議選予想顔ぶれ<5>
2011年2月17日

◆7人の激戦か 伊勢崎市区
 前回当選した自民県議三人が辞職や引退し、顔ぶれが大きく変わる。定数五に今のところ現職二人、新人五人が立候補の意向を示している。自民、民主のほか、みんなの党が県内で初めて公認候補を擁立。無所属の候補も交え激戦が予想される。

 自民は前回トップ当選の五十嵐清隆が二〇〇八年十二月に市長選出馬のため辞職。田島雄一(八期)と原富夫(五期)は引退を表明した。現職がいなくなり、党勢を維持するため新人三人を公認。

 会社役員井下泰伸は、無所属で出馬した前回に続いての挑戦。地元の市中心部を始め支持拡大を狙う。医療法人役員の原和隆は原富夫の三男。境、赤堀、佐波・東の旧三町村の支持固めを急ぎ、旧市部への浸透を図る。市議の臂(ひじ)泰雄は三月まで市議を続ける予定で、地盤の市中心部ほか旧赤堀町などに後援会を広げて支持固めを急ぐ。

 民主現職の久保田務(一期)は、地盤の旧赤堀町や佐波・旧東村を中心に支持を広げて票確保を図る。

 みんなの党は新人の会社役員吉山勇を擁立。吉山は元市議の経験を生かして支持を訴える。無所属現職の塚越紀一(四期)は市中心部の支持層や労組票を固める。無所属新人の自営業森田修は、元市議で衆院選に三度挑戦した経験を生かし、票確保を狙う。

(定数5−候補予定7)

臂泰雄 58 自新

井下泰伸 47 自新

原和隆 41 自新

久保田務 61 民現

吉山勇 48 み新

塚越紀一 69 無現

森田修 61 無新

◆現職1人無投票か 佐波郡区
 自民現職の井田泉(一期)が出馬の意向を示しているほかは候補が浮上しておらず、選挙戦になるかははっきりしない。井田は後援会を引き締めて支持拡大を図る。 (文中敬称略)

(定数1−候補予定1)

井田泉 47 自現

3128チバQ:2011/02/20(日) 12:04:59
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110218/CK2011021802000089.html
2011統一地方選 県議選予想顔ぶれ<6>
2011年2月18日

◆4人競り合いへ 富岡市区
 定数一に四人が立候補を表明する激戦区。今井哲(二期)は前回は無所属で、非保守系だったが、今回は自民の公認を獲得。ところが、同じ保守系で元市議会議長の大手治之も出馬を表明。大手は岩井賢太郎元市長の後援会の支援も期待し、対抗する。

 一方、民主はコンサルタント会社社長の下山真を推薦。岡野光利市長は昨春、民主層の支持を背景に当選した。下山氏も過去に県議選や市長選に計三回出馬しており、知名度で食い込みを図る。

 廃棄物処理会社社長の矢野英司は政党の支援は受けず、理事長を務めた富岡青年会議所など若手の力で選挙戦に備えている。

(定数1−候補予定4)

今井哲 42 自現

下山真 61 無新

大手治之 58 無新

矢野英司 43 無新

◆12年ぶり選挙か 館林市区 
 過去二回、無投票が続いたが、今回は定数二に対して、これまでのところ三人が立候補の意向を示しており、一九九九年以来、十二年ぶりの選挙戦になる見通しだ。自民は松本耕司(三期)と須藤和臣(一期)の現職二人を公認。長年、独占してきた議席死守を目指す。民主は新人で食品会社社長茂木直久を公認。茂木は元市議の経験を生かして支持を訴え、労組票の上積みを図る。 

(定数2−候補予定3)

松本耕司 66 自現

須藤和臣 43 自現

茂木直久 55 民新

◆現職のみ無投票か 安中市区
 自民公認の岩井均(三期)と無所属の茂木英子(一期)のほか、現時点では目立った動きはなく、無投票の可能性もある。

 岩井は旧松井田町が地盤だが、前回は約一万四千票でトップ当選。昨春の市長選では出馬が取り沙汰された。自民は旧安中市でも擁立を模索している。

 茂木は旧安中市が地盤で、市議から転向した前回は約九千票を集めた。支援するのは市民団体「未来塾」。未来塾は昨春の市長選で落選した元市議も支援した。 (文中敬称略)

(定数2−候補予定2)

岩井均 47 自現

茂木英子 50 無現

3129チバQ:2011/02/20(日) 12:05:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110219/CK2011021902000092.html
2011統一地方選 県議選予想顔ぶれ<7>
2011年2月19日

◆現職に挑む元職 藤岡市・多野郡区 
 高崎市と旧吉井町の合併に伴い、同町を除く多野郡の神流町と上野村が藤岡市区に加わった。定数は変わらず、前回と同じ顔触れの現職二人と元職がしのぎを削る。

 元鬼石町長で無所属の関口茂樹(一期)は前回、約一万三千票でトップ当選。ただ昨春の藤岡市長選で、新井利明市長の対抗馬の陣営に回り、苦戦したため、巻き返しを図る。

 前回約一万一千票で二位だった新井雅博(二期)と、元職の田所三千男はともに自民公認。市長選では新井市長の選対を支え、当選に貢献した。田所は前回約一千票差で新井に惜敗しており、今回は自民で議席独占を狙う。

(定数2−候補予定3)

新井雅博 50 自現

田所三千男 61 自元

関口茂樹 64 無現

◆保守分裂の争い 沼田市区 
 自民現職の金子浩隆(三期)に、無所属新人で元沼田市議長の金井康夫が挑む。一時は二回連続の無投票との観測も流れたが、今月十五日に金井が出馬表明し、一転して保守分裂の選挙戦が確定的となった。

 同市の星野已喜雄市長派の勢力も対抗馬の擁立を模索しており、金子と金井の一騎打ちか、保守三つどもえの戦いになるか、流動的な情勢だ。

(定数1−候補予定2)

金子浩隆 50 自現

金井康夫 42 無新

◆無投票の可能性も 甘楽郡区 
 前回、無投票だった自民の織田沢俊幸(二期)に現時点で対抗馬はなく、今回も無投票の可能性がある。

 助役を務めた甘楽町が地盤だが、下仁田町と南牧村にも幅広く浸透。強固な後援会組織の引き締めを図る。

 約二年半前の甘楽町長選も無投票になっており、同町は政治的に安定し、対抗馬が立ちにくい状況にある。

(定数1−候補予定1)

織田沢俊幸 59 自現

◆激戦2氏再び対決 利根郡区 
 自民現職の小野里光敏(三期)と無所属元職の星野寛が一議席を争う。定数一減の一人区となった前回は、現職だった二人が生き残りをかけた一騎打ちを展開。小野里が激戦を制したが、今回再び対決する。

 西部のみなかみ町を地盤とする小野里に対し、星野は東部の片品村を拠点とする東西対決の構図。境界となる川場村と昭和村が草刈り場となりそうだ。

(定数1−候補予定2)

小野里光敏 70 自現

星野寛 55 無元

3130チバQ:2011/02/20(日) 12:07:15
前回選挙結果が乗っているものの省略してます
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110220/CK2011022002000065.html
2011統一地方選 県議選予想顔ぶれ<8>現職に挑む新人
2011年2月20日

◆現職に挑む新人 吾妻郡区
(定数2−候補予定3)

南波和憲 63 自現

萩原渉 57 自現

重野能之 33 無新

 自民現職の南波和憲(四期)と萩原渉(一期)に無所属新人で温泉施設代表の重野能之が挑む。前回と同じ顔ぶれによる選挙戦になりそうだ。

 前回、前々回と県内最多得票だった南波は郡内全域に張り巡らせた後援会組織の引き締めと支持拡大に全力。萩原は現職としての四年間の活動実績を訴え、地盤とする草津町など郡西部から郡東部へも支援の輪を広げる。三回連続の挑戦となる重野は地元の東吾妻町を中心に地道な「草の根選挙」で若者層などへの浸透を狙う。

 建設中止問題に揺れる八ッ場(やんば)ダム(長野原町)を抱える選挙区だが、三人とも建設推進を訴えており、選挙戦では建設中止の是非は争点にならない見通しだ。

◆三つどもえ戦か 渋川市区
(定数2−候補予定3)

真下誠治 69 自現

星名建市 54 自現

金子渡 40 無新

 自民現職の真下誠治(三期)と星名建市(一期)、元渋川市議で無所属新人の金子渡の三つどもえ戦が濃厚。三期連続で無投票だったが、一九九五年以来、十六年ぶりの選挙戦となる見通しだ。

 真下は後援会組織の拡大・強化に力を入れる。星名は前回は無所属だったが、今回は自民公認での出馬。金子は市議三期の実績をアピールする。

 三人とも合併前の旧渋川市域が地盤で、大票田の旧市部で地縁血縁の入り組んだ激戦が予想される。旧町村部が草刈り場で、選挙戦の鍵を握りそうだ。

◆無投票の可能性も 北群馬郡区
(定数1−候補予定1)

大林俊一 53 自現

 現時点で立候補を予定しているのは自民現職の大林俊一(一期)だけで、対抗馬の擁立を模索する動きは見当たらず、無投票の可能性が強い。

 大林は吉岡町を地盤とする元県議会議長で自民党県連幹事長を務めた大林喬任(故人)の長男で、後継として前回、自民公認で立候補し、無投票で初当選を果たした。

 前回まで三回連続で無投票の無風区だが、大林は選挙戦に備えて後援会の組織固めを進めるなど、陣営を引き締めている。(文中敬称略)=おわり

3131チバQ:2011/02/20(日) 12:25:34
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000821102080001
県議選の構図 上
2011年02月08日


2007年の前回県議選で、有権者に支持を訴える候補者。前回は158人が立候補した

95議席に133人が準備


 県議選(定数95)には、これまでの朝日新聞の集計で133人が立候補する意思を示しており、ほかにも立候補に向けた動きがある。県内45選挙区ごとに、選挙の構図の見通しや予想される顔ぶれを、3回にわたって紹介する。



6人の可能性も、中央区


▽中央区(定数3)
 前回当選した3人のうち、自民の臼井正人氏が昨年の参院選に転出、公明の吉野秀夫氏が引退した。民主は新顔を擁立。自民は現職を公認し、元職が推薦を得て無所属で立候補する。市民ネットも新顔を立てた。みんなも擁立の方針を明らかにしたほか、新顔女性が無所属での立候補に向けて動いている。公明は擁立を断念した。


▽花見川区(定数3)
 民主は前回当選した黒田雄氏の衆院転出により、同氏の秘書を務めた男性を擁立する。自民と共産は現職がいずれも昨年のうちに、立候補を表明。1月にはみんなが新顔男性を立てることを発表しており、4人の争いになる公算が大きい。


▽稲毛区(定数2)
 民主と自民の現職がそれぞれ立候補を表明している。現時点ではほかに立候補の動きは見られず、無投票の可能性がある。


▽若葉区(定数2)
 民主と自民の現職がそれぞれ立候補を表明。前回選挙に続き無投票の可能性があるが、新顔男性の立候補に向けた動きもみられる。


▽緑区(定数2)
 民主は現職が立候補を表明。自民は公募に手を挙げた地元育ちの新顔男性が名乗りを上げた。前回市民ネット公認で当選したもう1人の現職は、無所属で再選を狙う。


▽美浜区(定数2)
 民主の現職が立候補を表明。衆院選に転出した自民元職が無所属で立候補する意向を示し、自民に推薦を求めている。他の政党に擁立の動きはない。



6議席に12人か、市川市


▽市川市(定数6)
 現職は民主1、自民3、公明1、共産1。このうち民主と自民の1人ずつは昨年9月に補選で無投票当選したばかりで、再選を目指す。民主はさらに新顔の男女2人がそれぞれ立候補を表明している。
 市議から転身する新顔男性2人はいずれも無所属だが、1人は自民推薦。社民は前回議席を失った村上克子・県連代表の後継として、新顔男性が名乗りをあげている。みんな公認の新顔男性も立候補することを1月末に発表しており、名前が挙がっているだけで12人が6議席を争う有数の激戦区となりそうだ。


▽船橋市(定数7)
 自民現職の田久保尚俊氏が引退し、現職で立候補を表明しているのは民主2、自民、公明、共産が各1人(欠員1)。
 野田佳彦財務相のおひざ元だが、民主の擁立は現職2人の見通し。自民は新顔の市議3人と現職1人の計4人が立候補を表明。前回は現職4人中1人が落選しており、4議席獲得を狙う。2009年の知事選に立候補し、落選した自民元職は、今回は無所属で立ち、返り咲きを狙う。
 公明、共産もそれぞれ現職1人が再選を目指している。みんなは前回県議選に無所属で出て、落選した元市議が立候補を表明、初の議席獲得を目指す。


▽館山市(定数1)
 自民の現職以外に立候補の動きはなく、無投票の可能性が高い。


▽木更津市(定数2)
 補選で民主の推薦を受けて当選し、今回は公認となった現職と、自民現職が立候補を表明。ほかに立候補の動きはなく、無投票になる公算が大きい。



少数激戦の様相、松戸市


▽松戸市(定数7)
 前回は無投票だったが、現職7人すべてが立候補を表明する一方、みんなが元民主衆院議員秘書と前松戸市長の次男を公認、ほかにも無所属新顔が立候補の動きを見せている。少数激戦の様相だ。
 新顔の登場で、どの現職も安閑としていられなくなった。民主は昨年11月の市議選で現職4人が全員落選するという惨敗を喫しただけに、現職2人も一層厳しい戦いとなる。自民の現職2人も政治経験豊富なベテランとはいえ、新顔と支持層が重なり、警戒感を募らせる。公明と共産の現職も議席維持を目指している。


▽野田市(定数2)
 民主と自民の現職と、無所属の元市議が立候補を表明している。保守系の若手新顔が立候補する動きもある。
(行政)=前回落選した元自民田中由夫・元県議の働きかけで、出馬しなければ自身が出る見込み。昨年、野田市議選で民主から出て落選した池田利秋・元市議が7日、無所属で立候補を表明。


▽茂原市(定数2)
 民主の現職と、自民の現職と新顔が立候補を予定している。自民新顔は補選で敗れた雪辱を期す。

3132チバQ:2011/02/20(日) 12:26:02
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000821102090001
県議選の構図 中
2011年02月09日

▽成田市(定数2)
 現職の自民2人のうち4期目の成尾政美氏が引退の意向で、事実上の後継指名を受けた市議と、もう一人の現職が立候補を表明した。みんなも擁立する方向で検討している。


▽佐倉市(定数3)
 民主は新顔男性を公認した。自民は現職2人が立候補を予定、今年に入りみんなが新顔男性の擁立を発表した。市民ネットが現職に代わる新顔女性を、佐倉市民オンブズが新たに新顔男性をそれぞれ擁立すると発表しており、6人による激戦になる公算が大きい。


▽習志野市(定数2)
 民主新顔と自民の現職が立候補表明。前回初当選した民主現職は習志野市長選に立候補を表明したが、前回次点の元職も立候補を表明し、3氏の争いになりそうだ。


▽柏市(定数5)
 民主は現新2人を立て、議席増を目指す。自民は鈴木良紀議長の引退に伴い、40歳の市議を擁立し、2議席維持を狙う。前回トップ当選した公明の現職や、無所属の現職に加え、共産の元職も立候補を表明している。さらに無所属で新顔の市議2人が準備を進めているほか、みんなも擁立を模索。乱戦が予想される。


▽東金市(定数1)
 自民現職が立候補を表明しているが、無投票阻止に向けて候補擁立の動きもある。


▽旭市(定数1)
 自民の現職以外に立候補の動きがなく、無投票の可能性が高い。


▽勝浦市・夷隅郡(定数1)
 立候補をいったん表明した無所属新顔が急きょ辞退し、自民元職の無投票の公算が大きい。


▽市原市(定数4)
 民主の現職2人と、自民、公明の現職各1人の計4人が再選を目指して活発に動いている。民主、自民の3人はそれぞれ市議歴も長く地元に浸透しており、公明は強固な支持層を持つ。これら現職に、前回選挙で涙をのんだ市民ネットの元職が再挑戦し、市議から転進の新顔がみんなから立候補の予定で、激戦になりそう。


▽流山市(定数2)
 自民と社民の現職以外に立候補の表明はない。民主は擁立を模索しているが、候補者名は白紙で、見送る公算も。


▽八千代市(定数3)
 前回定数が1増えて3となったが、昨年12月の市長選に自民と民主の県議2人が出たため現状は欠員2。民主の新顔、自民現職、公明、みんなの両新顔に加えて、元自民県議の後継として無所属の新顔男性が立候補を表明し、5人による戦いになりそう。


▽我孫子市(定数2)
 民主と自民の現職のほか、無所属の元職が社民推薦で立候補の動きを見せている。みんなも擁立の可能性を示唆する。


▽鴨川市(定数1)
 自民の現職以外に立候補の動きはなく、無投票の可能性が高い。

3133チバQ:2011/02/20(日) 12:26:32
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000821102120001
県議選の構図 下
2011年02月12日

▽鎌ケ谷市(定数2)
 民主と自民は現職が立候補を表明。市議2期目の新顔男性が無所属で名乗りをあげ、今のところ3氏の争いの様相を見せる。市議選の候補者擁立と並行して、みんなの動向も注目される。


▽君津市(定数2)
 民主と自民の現職2人が議席を分け合っており、自民系にも他に動きはない。君津市単独の選挙区となって以来初めて、無投票となる可能性がある。


▽富津市(定数1)
 自民現職以外に動きはなく、3回連続で無投票となる公算が大きい。


▽浦安市(定数2)
 民主と自民の現職がそれぞれ立候補を表明。さらに、元派遣会社員の女性が無所属で準備を進めている。


▽四街道市(定数2)
 民主の新顔と自民の現職が立候補を表明。2月に入って元職の元市長が名乗りを上げた。ほかに市議ら2人に立候補の動きがあり、最大5人の激戦も予想される。


▽袖ケ浦市(定数1)
 自民現職は前回、自民ベテラン候補を破って初当選したが、今回はそのベテランの次男が立つ。再び保守を二分した選挙になりそうだ。


▽八街市(定数1)
 昨年1月の補選で初当選した自民現職のみと見られていたが、最近になって、過去に県議選にも出た元市議が無所属で立候補する意向を示している。


▽印西市(定数1)
 市議から転じる民主の女性新顔が、自民現職に挑む一騎打ちとなりそうだ。


▽白井市(定数1)
 自民現職と、前回は民主で出た無所属の新顔女性、民主の推薦を受ける新顔による、三つどもえになりそうだ。


▽富里市(定数1)
 自民の現職以外に立候補の動きはなく、3回連続で無投票の可能性がある。


▽南房総市・安房郡(定数1) 
 自民の現職以外に立候補の動きはみえず、無投票になる可能性が高い。


▽匝瑳市(定数1)
 自民の現職以外に立候補の動きがなく、無投票の可能性が高い。


▽香取市(定数2)
 前回は保守系3氏の激戦だったが、今回は、自民の現職2人に、民主と無所属の2新顔が挑む構図になる見通し。


▽山武市(定数1)
 自民現職が立候補を表明している以外に動きがなく、無投票の公算が大きい。


▽いすみ市(定数1)
 自民現職が立候補を表明しているほかに、立候補を模索する動きもある。


▽印旛郡(定数1)
 民主、自民の新顔の争いだった前回と違い、立候補を表明しているのは自民現職のみ。民主は擁立できないか検討中だが無投票の可能性も。


▽香取郡(定数1)
 前回は自民推薦の現職2人の争いだった。前回落選した元職が立候補する方向で検討しており、同じ顔ぶれによる一騎打ちの可能性がある。


▽山武郡(定数2)
 現職は自民2人のうち1人が引退。新たに民主と自民から新顔が立候補を予定し、三つどもえの戦いになりそうだ。


▽長生郡(定数1)
 自民現職が立候補を表明しているが、他に立候補を模索する動きもある。

3134チバQ:2011/02/20(日) 12:29:03
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000721102160001
【県政の構図】


【上−自民】改革着手 参院で復活
2011年02月16日


「ぐんま政治塾」。群馬出身の元首相の写真などが掲げられた一室で、受講生は講師の話を聴いた=前橋市大手町1丁目の自民党県連

 いかめしい福田赳夫氏。「平成」を掲げる小渕恵三氏。米大統領と語り合う中曽根康弘氏――。


 前橋市大手町1丁目の自民党県連に、群馬出身の元首相の胸像や写真が飾られた一室がある。1月下旬、ここで「ぐんま政治塾」が開かれた。党本部職員が語る選挙実務に、20〜40代の男性約20人が耳を傾けた。


 政治塾は昨年秋から月に2度開いている。明治維新にも影響を与えた陽明学を説く塾長をはじめ、県の政治史を語る県立歴史博物館学芸員、県財政を明かす元県幹部……。講師陣は様々だ。


 「党を支える若い人材を育てたい」と県連総務会長の山本龍県議(51)は言う。


   ■   ■


 2009年夏の衆院選で、「自民王国」が崩れた。1区尾身幸次氏、2区笹川尭氏、3区谷津義男氏という重鎮が議席を失った。衆院議員は民主党の6人に対し、自民党は3人に減った。


 「自己否定から始まった」と、県連関係者は振り返る。


 同じ年の年末。県連の一室で、県議12人と、会社員や農業、幼稚園教諭ら民間の12人が向かい合った。


 「議員は落選する年齢まで頑張らなくていい」


 「議員と有権者が考えることには大きなズレがある」


 党再生プロジェクトチーム。党をどう改革すべきか。民間のメンバーから厳しい指摘が次々と飛び出した。


 県連は改革に着手した。政治塾の開講をはじめ、県連会長の公選制や衆院選候補の公募と党員予備選を導入。県議選候補に定年制も採用した。


 そして昨夏の参院選で「福中小」が手を携え、中曽根弘文氏は民主党の富岡由紀夫氏との現職対決に圧勝した。


 県連に変化が見られる。


 昨年12月の県議会で、若手中心でつくる自民党議連が各会派にも呼びかけ、がん対策推進条例を立案した。本格的な議員提案は県議会では初めてのことだった。若手が活発に議論する姿を見て、「『古い政治』は淘汰(とう・た)される」と思った古参議員もいた。


   ■   ■


 県連会長の中曽根氏は11月、前橋市であった県連のパーティーで、約3千人の支持者を前に語気を強めた。「政治を正しい方向に戻すため、統一地方選は大事だ」


 統一地方選の県議選(定数50)で、県連は35〜38人の公認候補の擁立をめざす。現有議席は31人。常任委員会の正副委員長まで独占できる31議席の獲得が最小目標だ。


 夏の知事選で、再選をめざす大沢正明知事(65)は元自民党県議。今回は無所属で立候補するが、県連とのつながりは強い。県の新年度予算案にも、公共事業増など党の要望が反映された。


 だが、県連にも課題もある。一度失った県民の支持をどこまで引き戻せるか。1991年に県内に10万人いた党員は、市町村合併で議員が減った影響もあって09年には5分の1に減った。


 県議選の立候補予定者は、各地域の首長選や議員選の保守系候補と連携を密にする方針。統一地方選後に、市町村の議員との連絡会議を設け、県連との結びつきを強めるという案もある。


 空白だった衆院2、3区の支部長(次期衆院選立候補予定者)の公募には、両区で8人が応募した。予想以上の手応えだった。


 衆院選も視野に入れる真下誠治・県連幹事長(69)は「民主党の支持率は下がっているが、自民党の支持も依然低迷している」と油断を戒めている。(木村浩之)


   ◇


 政権交代後、初の統一地方選まで2カ月を切った。県議選は4月1日告示、10日投票。8市町村の首長選、21市町村の議員選はいずれも4月24日投票だ。夏には知事選も控える。国政の勢力の変化は群馬の選挙にどんな影響を及ぼすのか。各政党の戦いぶりを探る。

3135チバQ:2011/02/20(日) 12:29:28
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000721102170001
【県政の構図】


【中−民主】逆風 公認避ける動き
2011年02月17日


支援者に政策を訴える、県議選に立候補予定の小川晶氏(右)。左から宮崎岳志衆院議員(群馬1区)、石井一民主党副代表=前橋市大友町3丁目

 今春の県議選(定数50)で、民主党への逆風が強まっている。


 「党公認では無理だ。党籍も外してほしい」


 高崎市区(定数9)から立候補予定の現職の角倉邦良氏(50)は、後援会幹部から何度もこう求められた。


 角倉氏は民主党衆院議員の秘書を11年間務め、党籍も持つ。前回は無所属で立ったが、今回は公認で立候補するつもりだった。


 結局、公認より1段階弱い推薦での出馬を決めた。角倉氏は言う。「地方選挙は政党や会派ではなく、地元の役に立てるかどうかが重要だ」


 前橋市区(同8)から党公認で立候補する弁護士で新顔の小川晶氏(28)の会合。角田義一・元参院副議長は壇上で、「お江戸のことは地方に何の責任もない。(小川氏が)かわいそうで仕方ない」とゲストの石井一・党副代表に向けてほえた。石井氏は苦笑し、うつむいていた。


 藤岡市・多野郡区(同2)で立候補を検討し、党県連に公認申請していた大学院生の金沢充隆氏(33)は立候補そのものをあきらめた。「『今は時期ではない』と支持者に言われた」


    ■   ■


 2009年の総選挙で政権交代を果たした民主党。県内では3小選挙区と北関東比例区で計6人が当選した。


 党本部は、統一地方選を「地方からの足場固め」と位置づけ、候補者に渡す公認料を新顔100万円、現職60万円に倍増した。県連も「全国でも破格」という100万円を支給する。


 前回の県議選で、党公認で当選したのは3人、推薦はいなかった。今回はこれまでに公認10人、推薦2人が立候補予定だ。18選挙区すべてに候補者を擁立するのが目標。だが、今のところ決まったのは7選挙区のみだ。


    ■   ■


 県連は「保守系」と「労組系」の不和も抱える。


 06年、県連に不正経理があったとして、保守系が労組系を告発したことから始まる対立には、党本部も乗りだし、県連人事の刷新などに取り組んだ。だが、いまだに両者の溝は深い。


 民主党の最大支援組織、連合群馬の北川秀一会長は昨年11月、前橋市を訪れた岡田克也幹事長に「選挙どころではない。県連をまとめてほしい」と直談判したほどだ。


 前回の県議選で、公認で立候補し、桐生市区(定数3)でトップ当選した労組系の大沢幸一氏(67)の公認申請を、保守系の石関貴史衆院議員(群馬2区)は役員会に上申しなかった。大沢氏は無所属で立候補することを決めている。


 統一地方選後半の首長選や市町村議選に向けて県連の動きはにぶい。


 今夏の知事選で独自候補の擁立も難航している。無所属で立候補を予定する新顔の後藤新氏(50)に好意的な意見が県連内に多く、統一地方選後に対応を決める予定だ。


 県連内には「民主党に風当たりが強いのは、この国が二大政党制に移行する過渡期にあるためだ」「有権者から期待されて政権交代した責任がある」といった声がある。


 政党批判に耳を傾け、独自の政策を打ち出そうとする候補者もいる。


 中島政希・県連会長代行(57)は「群馬の次の時代を担う世代を統一選で出したい。候補者選定は最後まで続ける」と話している。(石川瀬里)

3136チバQ:2011/02/20(日) 12:30:02
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000721102180001
【県政の構図】


【下−みんな・共産・公明】票掘り起こしへ
2011年02月18日


県議選に立候補する吉山勇氏と握手する、みんなの党の上野宏史参院議員(左)=1月30日、伊勢崎市宮子町

 みんなの党は、今春の県議選で伊勢崎市区(定数5)に、元市議の新顔吉山勇氏(48)を擁立する。初の議席獲得を狙う。


 1月30日、伊勢崎市内であった吉山氏の事務所開きに、市議時代の支持者ら約90人が集まった。同僚だった保守系市議の姿もあった。


 「みんなの党から立候補したいという話もたくさんある。だが、県政を預けられると公認したのはただ一人です」


 昨年夏の参院選の比例区で初当選した同党の上野宏史氏(39)が吉山氏を持ち上げると、大きな拍手がわいた。


 宏史氏は元官房副長官・上野公成氏の娘婿だ。参院選で、公成氏は自民党時代の支援者の支持をとりつけるなど全面的に支援した。みんなの党の比例区の県内得票率は、自民党29・27%、民主党28・42%に次ぐ17・09%へと躍進した。


 宏史氏は当選以降、祭りや文化祭、式典など、県内全市町村で500回ほどの地域行事に足を運んだという。今回の統一選で公認・推薦したのはいまのところ吉山氏だけだが、次の衆院選に向け、自民党系の立候補予定者の事務所開きや集会に顔を出している。


 吉山氏は「参院選の集票力は泡のようなもの。中央の政局がどう変わるかわからない」と党の力に全面的に頼るわけではない。市議時代の基盤組織を中心に個人票の積み上げに重点を置く。


    ■   ■


 共産党は、県議会に議席がない。前回の県議選後、当選議員が党を離れ、21年ぶりに議席を失った。


 春の県議選で前橋市区(定数8)、高崎市区(同9)、桐生市区(同3)に1人ずつ擁立する。2003年以来の3議席獲得を統一地方選最大の目標に掲げる。夏の知事選にも独自候補を擁立したいとしている。


 市町村議選では、高崎、太田の両市で1議席増を狙う。


 小菅啓司県委員長は、有権者の関心が民主党からも自民党からも離れたとみる。「民主党政権のもとで様々なゆがみが広がった。自民党が頼る地域の地盤も崩れてきた」


 TPP(環太平洋経済連携協定)反対や住宅リフォーム補助事業といった政策については、JAや建設業協会とも話し合いや集会をもっている。統一地方選で個別の政策で理解を求め、票の掘り起こしをはかる。


    ■   ■


 公明党は1975年から、前橋市区と高崎市区で県議を1人ずつ当選させてきた。


 今度の県議選では、太田市区(定数5)で新顔を立てる。東毛地域での支持拡大を図るとともに、議会運営委員会に参加できる交渉団体の資格が得られる3議席の獲得が目標だ。


 市町村議選では、高崎市で1議席増を狙うほか、吉岡町でも87年以来の議席獲得を狙う。


 国政でともに政権を担った自民党との関係について、県本部は「政策ごとに是々非々で協力すればよい」という構えだ。「村議から国会議員までいる党内のネットワークを生かせば解決できる課題も多い」といい、自民党と一定の距離を保つ姿勢を見せる。


 一方、次期衆院選で政権奪還をめざす自民党にとっては、小選挙区で組織票を持つ公明党は大事なパートナーだ。自民党は太田市区で3人を擁立するが、水面下での公明党支援に含みを持たせる。「公明党が1議席獲得するなら、自民党が2議席でも仕方ない」。そう明かす自民党関係者もいる。(木下こゆる)

3137チバQ:2011/02/20(日) 12:56:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/maturigoto/list/CK2011020802100003.html
【彩の国 まつりごと】
【第二部】揺れる「政党」の現場<1> 逆風にあえぐ民主
2011年2月8日

逆風の中、統一地方選の勝利に向け新春の集いで気勢を上げる民主党の立候補予定者たち=1月17日、さいたま市で


 「民主はオールアウトだ」「民主じゃ当選できないよ」−。

 昨年十二月。県議選に初めて挑戦する男性は、地元の有力者や企業へあいさつ回りをする度に非難された。無所属だが、民主党の推薦を受けている。尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件への対応をめぐり、菅直人内閣への有権者の批判がピークに達していた。

 自民党の現職に勝つには政党の支援が必要だと思い、民主に推薦を求めた。だが、「現実は民主の看板が足かせだった」。自身のビラの下書きには党のロゴマークや「民主党推薦」の文字を入れていたが、中止に。新しいビラには「無所属」とだけ書き、支援のメッセージを寄せた民主衆院議員の肩書からも「民主」を消した。

 「今さら推薦を返上できない。民主と言わないのが選挙戦略になってしまった」

■  ■

 一月の菅改造内閣発足後も、支持率低迷が続く。外交や消費税問題、党の元代表小沢一郎の強制起訴…。民主の牙城と呼ばれた愛知県でさえ、六日の県知事選と名古屋市長選で民主推薦候補は惨敗。地域政党を率いて圧勝した名古屋市長の河村たかしに、政権与党の威光は通じなかった。

 「今の民主はまるで泥舟。誰も乗りたがらない」(民主県議)。候補者の擁立にも苦しむ中、公認を返上した立候補予定者も。

 県北部の市議選に出馬する新人は昨年二月に公認を受けたが、今年一月に「無所属で出る」と離党した。本人は「党の支持率は関係ない」と話すが、地元の民主関係者は「民主では何も良いことがない、と気付いたのだろう」と嘆いた。

 県議選で県東部の選挙区に無所属で立候補予定の新人は、民主サイドから「推薦を出したい」と誘われている。当初は悩んだが、今は「もう、十中八、九(推薦は)ない」と打ち明けた。

 この新人は、地元市長選に出馬する新人候補の支援者から要請され、立候補を決めた。この候補は前回、県議選に民主推薦で出たが、自民現職に惜敗。民主県連は、今回の市長選が統一選の前哨戦と位置付けている。

 「県議候補と市長候補が連携して支持を拡大できる」と踏んでいた民主県連。だが、当初は一緒にビラ配りをしていた二人は、今はそれぞれ独自の活動を続けている。

■  ■

 民主は苦境をどう乗り越えるのか。

 一月十七日、さいたま市内で開かれた民主県連の「新春の集い」。次期県連代表に内定している衆院議員武正公一は開会直前、「民主党の実績が国民に伝わっていない。県連としても分かりやすく県民に伝えたい」と報道陣に語った。

 開会後、来賓の知事上田清司があいさつをした。八ッ場(やんば)ダムの建設中止や、子ども手当の地方負担など民主の政策を批判してきた上田は「政権交代の歴史的意義を見せてほしい」と激励しつつ、こう言い切った。

 「菅総理が『正しいことをしているが、国民に理解されていない』との言い方をされているが、それは違う。(正しくないと)理解しているからこそ、支持率が下がった」

 =敬称略



 県議選とさいたま市議選が行われる統一地方選の前半戦の告示(四月一日)まで、二カ月を切った。既成政党に対する国民の不信が高まる中で、決戦の日が近づく選挙の現場を歩いた。

 民主党県連の県議選の擁立方針 全59選挙区(定数4以上の計4選挙区は各2人)で擁立し、県議会(定数94)での第一会派を目標に掲げる。これまでに決まったのは32人(計30選挙区)。自民党の地盤が強い定数1の「一人区」を中心に難航しており、定数4以上の選挙区で2人を擁立したのは東9区(越谷市)、西1区(所沢市)。

 県議会の民主系会派は現在18人で、自民党会派(50人)に次ぐ第二会派。このほかの統一地方選でも、さいたま市議選の第一会派などを目指す。

3138チバQ:2011/02/20(日) 12:57:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/maturigoto/list/CK2011020902100005.html
【第二部】揺れる「政党」の現場<2> 絆強める票バーター
2011年2月9日

公明党県本部の「新春賀詞交換会」では、自民党の県議らも壇上で一人一人紹介された=1月24日、さいたま市で


 「私たちの絆は強い。春の統一地方選挙は、お互いが成果が出るように頑張りましょう!」

 一月二十四日、さいたま市内で開かれた公明党県本部の「新春賀詞交換会」。来賓の自民党県連会長、新藤義孝があらためて両党の結束を訴えた。壇上では公明の統一選の立候補予定者百十人とともに、自民の県議や小選挙区支部長ら約三十人が紹介され、まるで「合同総決起大会」のようだ。

 出席者の一人は「選挙協力が一番の絆だな」とつぶやいた。二年前の衆院選で「自公政権」は終わったが、「バーター」と呼ばれる両党間の票のやりとりは、あらゆる選挙で続いている。

■  ■

 昨夏の参院選。埼玉選挙区(定数三)では民主が二人当選を目指す中、自民現職の関口昌一や公明現職の西田実仁ら計十人が激戦を繰り広げた。

 県南部のある自民県議は約千人の支持者宅を回り、「西田さんに一票を」と訴えた。埼玉選挙区は公明の「最重点区」。西田は苦戦したものの、関口に次ぐ二位で再選した。この自民県議の選挙区は定数一で、四月の県議選では民主新人との一騎打ちが見込まれる。「今度は自分が見返りをもらう番だ」

 公明は菅直人政権との対決姿勢を鮮明にしており、「統一選での選挙協力に障害はない」(公明県議)。自民関係者は「バーターなしでは、県議選では自民の獲得議席は十人ぐらい減るかもしれない」と話す。

■  ■

 県内の地方議会は「自民王国」だ。県議会(定数九四)では過半数の五十人を自民が占め、会派単独で議案の成否を決定できる。県連幹部は「最大会派の座を民主に譲れば、名実ともに野党だ。『埼玉自民』が崩壊する」と危機感をあおる。

 自民の支持率低下に歯止めはかかったが、名古屋市長の河村たかしが率いる地域政党「減税日本」が支持を集めるなど、既成政党への不信も高まる。幅広い層に名前を売り込もうと、今回は「知事の威光」に頼る自民県議も増えている。

 昨年十二月。加須市内で一斉に張られたポスターが、政界関係者の話題になった。自民県議の野本陽一と、知事上田清司の顔写真が並ぶ。東3区(旧加須市)で十期目を目指す野本にとって、上田との“ツーショット”のポスターは初めてだ。

 上田は知事としては無所属だが、民主の元衆院議員。二〇〇三年の知事選で、自民県連の支援候補らを破って初当選した。自民関係者は「野本先生は自民の本流中の本流で、自民県議団で最も影響力がある一人。上田さんとのポスターは想像できなかった」。

 前回県議選で野本は無投票当選したが、今回は民主公認の新人恩田博と争う見通しだ。野本は「以前は自民の人たちだけで戦ってきた。それでは届かない層にも(自身を)認識してほしい」とポスターの狙いを話す。

 ポスターで上田と並ぶ自民県議は既に十四人に上り、前回選より倍増。その一人は「今は野党だから、県とのパイプを強調するしかない」と、政権交代の影響を認める。

 ある県連幹部は「民主への大逆風で緊張感が緩んでいる。自民の党員数は減っており、公明との選挙協力もいつまで続くか」。自民の看板だけで党勢を取り戻せるのか、まだ答えは見えない。

 =敬称略

3139チバQ:2011/02/20(日) 12:57:34
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/maturigoto/list/CK2011021002100002.html
【第二部】揺れる「政党」の現場<3> 地方で足場固め狙う
2011年2月10日

公認・推薦の立候補予定者らが集まったみんなの党の勉強会。残り2カ月あまりの選挙の戦い方が伝授された=さいたま市で


 九日夜、さいたま市のJR大宮駅西口のビルの一室で、みんなの党の勉強会があった。参加したのは、同党公認・推薦で四月の統一地方選に県内から立候補する予定者ら十一人。選挙対策を学ぶため、県内唯一の同党衆院選挙区支部長(12区)、永沼宏之(42)が開催を呼び掛けた。

 結党から一年半。民主党に落胆し、自民党も信頼できず行き場を失った有権者の受け皿として一定の支持を受けるが、足元を支える地方組織は心もとない。勉強会は、県内でやっと始まった組織づくりの一歩だ。

 市議選の立候補予定者は「公認申請の面接で、『組織もお金もないがいいか』と念を押された」と話す。それでも、恩恵は大きい、と期待する。

■  ■

 「無所属の時とは有権者の反応が全然違います」。県議選南22区(朝霞市、定数二)で二度目の挑戦となる新人星野文男(53)は手応えを語る。四年前は無所属で出馬し、自民の現職神谷裕之(67)と民主推薦の新人醍醐清(58)に大差で敗れた。再び神谷と醍醐に挑むに当たり、みんなの公認を得た。

 週四日、駅頭に立つが、今年から代表の渡辺喜美の等身大人形を傍らに置いたところ、ビラを手に取る人が増え始めた。「頑張ってと声も掛けられた。票は伸ばせる」

 熊谷市議選で四選を目指す磯崎修(55)は、もともと自民系無所属だが「熊谷のような地方が浮上するには中央集権制を変えなければ。地方分権に一番積極的なのがみんなだった」と志を語る。同時に、脳裏をよぎったのが前回の市議選だ。

 「組織のない若い候補が、駅頭やつじ立ち、自転車で走り回る戦術でトップ当選した。あんな選挙、熊谷で通じるわけないと見ていたから驚いた」。みんななら浮動票にも浸透しやすい。「逃げる票は覚悟。新しく得る票の方が多い」とみる。

■  ■

 同党本部は、今回の統一選を足掛かりに党勢拡大を図ろうと、全国で公認と推薦合わせ五百人の目標を掲げ、擁立を急ぐ。しかし、九日までに発表できたのは三百人弱。県内でも県議選三人、さいたま市議選五人、ほかの市町議選で九人が決まったが、党の選対本部事務局長山内康一が昨年十二月に示した「県議選、さいたま市議選とも二けた」の目標には届いていない。

 それでも、ある関係者は「急速な組織拡大のために無理な候補者発掘がされている」と心配を口にする。

 星野や磯崎はともに自民系だが、狭山市議現職で推薦を出した三浦和也(35)は、もともと民主党で衆院議員秘書も務めていた。鴻巣市議選では、川里地区からいずれも元職の青木勝也(67)、羽鳥健(43)の二人が公認で出馬。もともと青木は社会党系民主、羽鳥は自民党員で、ともに旧川里町議のころは行動を共にしたことはない。今回、二人とも当選した場合に統一会派を組むのか、青木は「その時になってみないと…」と言葉を濁す。

 民主が言われ続けたような「寄せ集め」の混乱の懸念に、永沼は「党のアジェンダに共鳴する人なら、過去がどの党でも問題ない」とする。同時に、勉強会の冒頭、「党の名前だけで当選できるほど選挙は甘くない」と候補予定者らの安易な期待にくぎを刺した。

 さいたま市議選南区で三期目を目指す無所属の土井裕之(39)は、「みんなから誘いを受けたが、断った」と明かす。「政治姿勢は自分と近いが、公認数を増やそうと候補者の質を後回しにしている。小さくても光る政党であってほしいのに。そんな中に入りたくない」  =敬称略

3140チバQ:2011/02/20(日) 12:57:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/maturigoto/list/CK2011021102100003.html
【第二部】揺れる「政党」の現場<4> 生き残り図る少数野党
2011年2月11日

6日の「共産党演説会」では、統一地方選の立候補予定者らが支援を求めた=所沢市で


 「共産党のかけがえのない議席を増やすため、絶対に負けるわけにはいきません」。六日夜、所沢市の市民文化センター。約五百人が集まった党の演説会で、西1区(同市)選出の共産県議、柳下礼子(64)が力を込めた。

 共産は県議会(現在は定数九四)に、最大で十一人を送り込んだ。だが、今は柳下と、西5区(ふじみ野市の旧上福岡市)選出の山川寿美江(68)の二人だけ。しかも今県議選の候補者は前回より十四人少ない七人にとどまり、初めて一けたになる見通しだ。県委員長の小松崎久仁夫は「われわれに見合った力を、議席を取るべきところに集中させる」と説明する。

 「二大政党化」が進み、共産は党勢拡大に苦しむ。党の大きな収入源である機関紙「しんぶん赤旗」の県内部数は「四年前から一割減った」(小松崎)。こうした中、定数一〜二の県議選選挙区などに擁立してきた候補者への支援態勢を、今回はほかの選挙区や市町議選に振り向ける。

■  ■

 「共産票はどこに流れるのか」。共産が候補擁立を断念する県議選選挙区で、他党陣営が気をもむ。二年前の衆院選で共産が県内十五の小選挙区の候補者を九人に絞り込んだ際は、共産候補の空白区で「多くの共産票が民主候補に流れた」(県委員会関係者)からだ。小選挙区で全敗した自民候補十五人のうち比例で復活当選できたのは、皮肉にも共産候補がいた2区と8区だけだった。

 衆院選で共産陣営は「自公政権の打倒」を繰り返し訴え、民主への政権交代を“アシスト”した。だが共産は、消費増税などの問題をめぐり「民主は自民と同じになった」(小松崎)と、今は民主批判を強める。

 県議選の共産候補が初めていなくなる選挙区の地区委員会からは「オレたちはどうすればいいんだ」との相談が、県委員会に寄せられている。「党員は投票行動に悩むだろうが、個々が判断するしかない」と小松崎。民主と自民の一騎打ちになる選挙区に住む党員がため息をついた。

 「今回は白票を入れるしかない」

■  ■

社民党県連合の「新春のつどい」で気勢を上げる立候補予定者たち。福島瑞穂党首(右から4人目)も駆けつけた=先月28日、さいたま市で


 「国民は、自民党もどきの政治を望んだわけではありません!」

 一月二十八日、さいたま市内で開かれた社民党県連合の「新春のつどい」。党首の福島瑞穂が気勢を上げた。二年前の政権交代で社民は民主、国民新党との連立政権を組んだが、米軍普天間飛行場の沖縄県内移設に反対して政権から離脱。この判断は正しかったと、会場に拍手が起こった。

 だが、「存亡の瀬戸際」に立つ社民にとっては、政権離脱は微妙な影も落とす。

 県連合が、若者の党員らを対象に開いている勉強会「埼玉社民ユース」。県連合代表の日森文尋は「地方や国政選挙に出る若者も育てたい」と期待するが、大学生ら約十五人の参加者のうち、二人は昨年に「政権内で政策を実現するべきだった」などと離党した。

 社民の県内議員は現在十六人。今回の統一地方選では、社民ただ一人の県議佐藤征治郎(71)=南12区(さいたま市岩槻区)=ら八人が改選を迎えるが、これまでに擁立を決めたのは九人。前回統一選の十五人には届かない見通しだ。

 今回は二十代の新人二人が熊谷、蓮田両市議選に挑むが、日森は「党員が高齢化し、労働組合の支援も減り続けている。『死ぬまで社民党だ』という党員や議員に支えられているが、全体の力が弱まっている」。

 県連合の統一選の“合言葉”は、「社民党、どっこい生き残ろう」。日森は「政権が代わっても政治は変わっていない。民主が『生活第一』の政治をやらないなら、社民がやるしかない」と訴えた。  =敬称略

3141チバQ:2011/02/20(日) 12:58:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/maturigoto/list/CK2011021202100003.html
【第二部】揺れる「政党」の現場<5> 迷走する埼玉改援隊
2011年2月12日

市議会本会議後の記者会見で「過半数撤回」を表明する清水勇人市長=さいたま市で


 「のぼり旗がもらえると聞いているけど…。武器になるのか」

 「推薦するなら、(選挙運動に必要な)名簿をくれるのか、人を貸してくれるのか、という話。どちらもないだろうから、推薦は損にはならない、という程度でしょ」

 九日、さいたま市長の清水勇人ら五市町長でつくる政治団体「埼玉改援隊」が、四月の統一地方選に向けて、一次推薦候補を発表した。だが、さいたま市議選で推薦した十二人に名を連ねなかった新人と現職は、「推薦のうまみ」について疑問符を並べた。

 「十分な人数だ」。清水は記者団に胸を張ったが、発表当日に頼まれ、急きょ参加を決めたメンバーもいたという。

■   ■

 「地域主権」を旗印に、国から地方への権限や財源の移譲を求める改援隊。推薦を受けた現職のさいたま市議は「理念に共鳴した」と話す。

 だが、同じ「地域政党」として扱われている大阪府知事の橋下徹の「大阪維新の会」が掲げる「大阪都構想」、名古屋市長の河村たかしの「市民税減税、議員報酬半減」と比べてインパクトに欠けるとの指摘も。知事の上田清司は「共通八策」などのマニフェストについて、「いっぱい言っていて、私も覚えていない」と印象の薄さを語った。

 加えて、ある現職市議は、清水を「カリスマ性がない。よくも悪くも『アク』がない」。新人の候補予定者は「清水さんと一緒に写ったポスターに、市民がどれほど注目してくれるのか。河村さんや橋下さんが来てくれた方が、街頭演説でもよっぽど人が集まるよ」と、推薦申請を迷う理由を話す。

 清水が河村や橋下と決定的に違うのは、当初はさいたま市議選(四月の選挙から定数六〇)で過半数獲得を目指す方針を示しながら、撤回してしまったことだ。市議会二月定例会初日の一日、清水は長時間にわたった議会後、憔悴(しょうすい)した表情を見せた。「誤解を招くような発言をして、反省している。今後は『一人でも多く』ということでやっていく」

 改援隊のマニフェストには、定数削減など議会改革に触れた部分があり、清水と対立する自民党、公明党、共産党などの逆鱗(げきりん)に触れた。メンバーの五市町長のうち清水だけが「過半数獲得が目標」としていたことが、この日の本会議で「議会を支配するつもりか」などと指弾され、清水は目標撤回に追い込まれた。

 二〇〇九年五月の市長選で民主党などの支持で初当選した後、少数与党の市議会で、たびたび提出議案を否決されてきた清水。過半数獲得は政策実現の足がかりではなかったのか…。「やりたい政策があるのなら、過半数を押し通してくれた方が、市民に分かりやすい」と清水を支援する会派の市議は嘆く。別の市議は「十五万もの票を獲得して市長になったんだから、市民を味方に付ければいい。メッセージが明確なら、市民はついていく」ともどかしげだ。

■  ■

 では、なぜ改援隊の推薦を受ける候補もいるのか。ある民主現職は、他候補との差別化を挙げた。

 さいたま市議選は、一つの選挙区から複数の当選者が出るいわゆる「中選挙区制」。特に市長与党の民主は議席拡大を目指し、「各区二人または三人」の方針で候補を擁立している。四年前の市議選では追い風の中で当選できたが、今回は民主への逆風が吹き荒れる。

 「地域政党ブームの今、改援隊にもひょっとしたら、風が吹くかもしれない。それを期待したい」

 =敬称略、おわり

 (この企画は、杉本慶一、前田朋子、鈴木賀津彦、大沢令、中里宏、柏崎智子、池田宏之が担当しました)

<名古屋と大阪の地域政党> 名古屋市では、河村たかし市長が主導した住民投票により解散が決まった名古屋市議選(定数75)が来月13日に投開票される。過半数を目指す減税日本はこれまでに民主27人(推薦1人)、自民24人を上回る32人の公認候補を擁立。既成政党への有権者の不信感が増す中で、「カリスマ首長」による地域政党が、候補者の新たな受け皿となっている。大阪府の橋下徹知事が結成した「大阪維新の会」も4月の統一地方選に向け、府議選57人(定数109)、大阪市議選41人(定数86)、堺市議選14人(定数52)の公認候補を擁立している。

3142チバQ:2011/02/20(日) 13:03:29
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20110220ddlk11010159000c.html
’11統一選・埼玉:県議選 民主の擁立難航 選挙区の半数、候補不在 /埼玉
 4月10日投開票の県議選(定数94)に向けた、民主党県連の候補擁立が難航している。59選挙区すべてでの擁立などを目指すが、告示まで2カ月を切った今も、見通しがついたのは半分程度だ。

 民主党は県議会で会派「民主党・無所属の会」(18人)を構成している。第1会派になろうと、各選挙区で「空白区」をなくし、定数4以上の4選挙区では2人の擁立を目標に掲げる。県連は19日に「統一地方選対策本部会議」を開き、この目標を改めて確認した。

 達成には63人以上の候補が必要だ。しかし現時点で県連の推薦・公認候補は、30選挙区で現職14、新人18の計32人と目標の半分程度だ。複数擁立も、西1区(所沢市、定数4)、東9区(越谷市、定数4)の2カ所だけ。衆院の15小選挙区単位でみても、2選挙区で県議候補がいない。

 この日の対策本部会議では、各衆院小選挙区の衆院議員から「擁立に向けて頑張っているが、厳しい」などの情勢が伝えられた。中央政界では、菅直人首相の退陣論も党内から公然と出始めている。

 対策本部会議に続いて開かれた県連常任幹事会でも、新たな候補予定者は出なかった。高山智司・県連幹事長は「まだ投票日まで2カ月ある。鋭意擁立していく」と話している。【佐藤丈一】

3143チバQ:2011/02/20(日) 13:06:00
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20110217ddlk14010294000c.html
’11統一選:神奈川 大都市制度巡る首長たち “同床異夢”の再編構想 /神奈川
 ◇横浜・川崎「県から独立」唱え 知事「中央集権、加担だ」
 4月の統一地方選を控え、大阪府や愛知県で府県と政令指定都市が合併する「都構想」が唱えられ、自治体の再編論議が活発になっている。全国で唯一、三つの政令市を抱える神奈川でも、政令市が県からの「独立」を指向する大都市制度の構想が浮上している。二重行政の解消といった目的は共通するものの、再編で描くシナリオや都市像は首長によって違い、「同床異夢」の様相を呈している。【川端智子、木村健二、吉住遊、杉埜水脈】

 「道州制と大都市制度を両方取り上げて検討を進めるように主張した方がいい」

 昨年11月2日、県庁で開かれた県地方分権改革推進会議(座長・松沢成文知事)。政府への提言の内容を巡り、事務レベルで作成された原案では道州制の検討しか求めていないことに、川崎市の阿部孝夫市長が不満を隠さなかった。

 松沢知事は「大都市制度についてまだ一度も説明を受けていないので、中身がよく分からない」と慎重論を述べたが、横浜市の林文子市長が阿部市長に加勢し、「私も賛成」と発言。話し合いの結果、「大都市制度等の基礎自治体のあり方についても検討を進める」との文言が追加されることになった。

 ただし、道州制論者の松沢知事は「大都市が広域自治体を無視して国に直結するのは中央集権に加担する仕組みだ」として大都市構想と一線を画すスタンスを変えていない。「小さな中央政府、広域自治体、強い基礎自治体」による3層構造の再編を描いている。

 一方で、大都市圏を中心とした議論になりがちなことに、郡部の首長からは危機感もにじむ。

 会議では、県町村会の会長を務める大井町の間宮恒行町長が「横浜市から清川村を比較すると、ゾウとアリのような大小の違いがある。小さい自治体も存在意義を認めるように進めていただきたい」と割って入る一幕もあった。

3144チバQ:2011/02/20(日) 13:06:26
 ◇473億円無駄カット−−横浜市試算
 横浜市は昨年5月、大都市制度の創設に向けた基本方針を策定し、(1)区の権限強化(2)道州制導入後も道州の傘下に入らない−−の2点を打ち出した。

 制度創設で、市と県で重複する事務経費のうち議会費と総務費だけで473億円の無駄をカットできるとの試算も提示しているが、細部の検討まではなされておらず、具体像を描き切れていない。

 ◇「市警本部」構想も−−川崎
 川崎市は昨年10月、新たな大都市制度の創設への基本的な考え方をまとめた「地方分権の推進に関する方針」を公表した。全国の19政令市でつくる指定都市市長会が大都市制度として「特別自治市」(仮称)を提唱しているのを受け、「県域から独立した地方自治体」をうたった。

 大都市制度を創設する効果としては、県と市の2層制の行財政運営が市に一元化される点を強調。全ての地方税の課税・徴収などに加え、阿部市長は「市警本部」の設置にも言及している。

 県警は既に警察法に基づき横浜、川崎、相模原の3政令市に「市警部」を置いて市内の署の監督・指導や他の行政機関との連絡・調整役などを担っているが、市長が掲げるのは全く別の組織だ。

 犯罪捜査は従来通り県警が担当し、交通安全部門など市民に身近な業務を切り離して市警が直接受け持つことを目指す。阿部市長は交通規制は県警、道路管理は市が行っていることなどを挙げ「市でやるようにすれば、もっと効率的にできるのでは」とメリットを指摘するが、法改正に向けた議論が高まっているとは言い難いのが現状だ。

==============

 ◇県内の政令市による大都市制度構想の骨子◇
 ◆川崎市

 (1)法的な位置づけ

県に包括されない、県域から独立した自治体

 (2)担う事務権限

真に国が担うべき権限以外の市域に及ぶ全て

 (3)新たな税財政制度の構築

全ての地方税を一元的に課税、徴収

 (4)区の設置

行政区を単位とし、市民自治の充実を図る

 ◆横浜市

 (1)広域自治体(府県)からの独立

大都市は国の事務以外の全ての地方事務を担う。基礎自治体である一方、国の成長拠点に

 (2)近接市町村と水平的・対等な連携協力

大都市は周辺地域の中枢都市として産業・観光振興、防災、環境対策、高度医療の提供で広域的な役割を担う

 (3)役割に見合った税制

大都市は市域内地方税の全てを課税、徴収

 (4)住民自治機能を拡充

市−区の2層構造を基本とし、区への分権・機能強化を推進

毎日新聞 2011年2月17日 地方版

3145チバQ:2011/02/21(月) 22:58:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110221/CK2011022102000058.html
吉川市長選 戸張氏が4選 民主推薦の新人ら破る
2011年2月21日

当選が決まり、万歳する戸張氏(中)=吉川市で


 吉川市長選は二十日投開票が行われ、無所属で現職の戸張胤茂氏(63)=自民、公明推薦=が、いずれも無所属で新人の不動産賃貸業高鹿栄助氏(62)=民主推薦=と、同高崎正夫氏(63)の二氏を大差で破り、四選を果たした。投票率は39・46%。 (大沢令)

 自民、公明推薦の現職が民主推薦の新人を制したことで、四月に控える統一地方選の行方にも影響しそうだ。

 戸張氏は同市の事務所で支持者と万歳し、「三期十二年の実績と『住みよさ日本一のまちづくり』にご理解をいただいた。街づくりは人づくりを基本として、子育て支援などに取り組みたい」と抱負を述べた。

 選挙戦で戸張氏は実績に加え、多選批判に対し「経験で培った人脈を街づくりにプラスに生かせる」と反論。自民の新藤義孝県連会長のほか、公明も地元市議らが支援し、支持を広げた。

 高鹿氏は「地方行政のセーフティーネットが必要」と主張し、市長報酬の半減や独自の奨学金制度の創設などを公約に掲げた。民主は武正公一・次期県連代表らが応援に訪れたが、政権批判の“逆風”のあおりも受け、及ばなかった。

 高崎氏は現職の多選批判を展開。「吉川の魅力を売り込むトップリーダーが必要」と訴え、農村部の振興などを公約に掲げたが、保守層を広く取り込めなかった。当日有権者数は五万一千百七十三人。

◆開票結果
当 11,623 戸張胤茂 無 現<4>

  4,633 高鹿栄助 無 新 

  3,660 高崎正夫 無 新 

  全票終了

3146名無しさん:2011/02/22(火) 15:09:53
石原慎太郎東京都知事(78)が、四月十日投開票の都知事選に出馬しない意向を固めたことが分かった。知事の長男で自民党の石原伸晃幹事長が、不出馬の意向を有力支援者らに伝えた。ディーゼル車の排ガス規制や夏季五輪招致活動などで注目を集めた石原都政は、三期十二年で終止符を打つことが濃厚になった。都知事選は混戦が予想される。

 関係者によると、石原氏は二十二日夕、自民党都連が開く統一地方選の決起大会に出席し、自身の進退に言及する可能性がある。自民党を支援する都内の業界団体などが、四選出馬を働き掛けていたが、石原氏は「誰がどう言おうと左右されない」と話していた。

 石原氏は芥川賞作家で、国会議員として環境庁長官や運輸相を歴任。一九九九年の都知事選で初当選し、大気汚染防止のためのディーゼル車の排ガス規制のように、国の不作為を突いて存在感を示す独特の政治手法で求心力を高めた。

 一方、二期目の選挙公約に掲げ、都が一千億円を出資して中小企業支援を目的に設立した新銀行東京は、ずさんな融資で不良債権が膨らみ、税金から四百億円の追加出資を迫られた。〇九年秋には一六年夏季五輪の東京招致にも失敗するなど、都政運営の硬直化が指摘されていた。

 石原氏は〇七年の選挙で「最後のご奉公」と訴えて三選され、引退は既定路線とされていた。だが、〇九年の都議選で民主党が第一党に躍進し、自民、公明両党が支える石原氏への対決姿勢を強めたこともあり、自身の進退についてけむに巻く発言を繰り返していた。

 開会中の都議会定例会では、民主党が批判する築地市場移転のための予算案審議が控えているため、石原氏は、予算案が議決される三月十一日の閉会日に去就を正式表明するとみられる。

 次の都知事選には、共産党政策委員長の前参院議員小池晃氏(50)、外食大手「ワタミ」創業者の渡辺美樹氏(51)らが既に名乗りを上げている。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011022202000185.html

3147二階席:2011/02/22(火) 22:18:58
石原去りて松沢?
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011022202000184.html?ref=rank

松沢知事が意欲 都知事選
2011年2月22日 夕刊
 神奈川県知事の松沢成文氏(52)が、四月の東京都知事選への立候補に向けて調整していることが、関係者の
話で分かった。松沢氏は現在二期目で四月に任期満了を迎える。
 石原慎太郎都知事の支援者らが松沢氏擁立に動き、石原氏の進退表明を見極めている。無所属での出馬を想定、
自民党や公明党、民主党の一部も含めた支援を模索する。
 松沢知事は二十二日、県庁内で報道陣に対し、「二月中は県議会もあり、しっかりと対応したいので、
(神奈川県知事選への対応も含めて)三月に入ったらしっかり決めようと思う。国政を含めてすべての政治環境を
勘案して決めたい」と、都知事選に関する具体的な言及は避けた。
 松沢氏は川崎市出身。慶大法学部を卒業後、松下政経塾に入塾。神奈川県議を経て一九九三年から新生党公認で
衆議院に初当選。二〇〇三年に民主党を離党し神奈川県知事に初当選。知事の任期を三期までとする多選禁止条例や
受動喫煙防止条例の制定などに取り組んだ。

3148:2011/02/22(火) 22:19:19
☆超☆レア書き込み≪☆≪〜
三年に一度しかない書き込み★☆
この書き込みであなたの運命がかわるよ♪♪
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(無視した場合→二度と両思いになる事はありません)>>>>>>>2、うまくいかない恋人と超ラブラブになれちゃう
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(無視した場合→仲良くなれずもっと、仲が悪くなります)
5、貧乏な生活が金持ちの生活に変わる☆
(無視した場合→貧乏どころじゃなくホームレスみたいになっちゃいます)
6、今友達と喧嘩中、又はいじめられたりする人はその問題から解放される
(無視した場合→喧嘩やいじめがもっとひどくなります)→これを14箇所にはってネ♪あなたの願い事が叶いま〜す!!
これをやった貴方は夢や学校一のモテ子に
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やんなかったら不幸が突撃します
もうココまで読んでしまった人は最低3ヵ所は回さないと絶対不幸が100%突撃して死亡するでしょう
これをやった人は実際に
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学校一のモテ子になれたり、
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だから回してね失敗した人なんていません

3149名無しさん:2011/02/22(火) 22:25:20
>>3146 >>3147

>>1
都政・都知事・都議選はこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1101930771/l40


2405 :とはずがたり:2010/09/14(火) 20:56:18
>>2404
判りにくくて申し訳ないですけど東京ネタは都議選スレでやっております。

3150チバQ:2011/02/22(火) 23:04:10
そのまんま東は神奈川知事選に出たら良いのでは?

3151二階席:2011/02/22(火) 23:15:38
>>3149

いやー、うっかり。
失礼しました。

>>3150

で、こうなると神奈川県知事は誰になるんだろう??
中田宏??そりゃ、あんまりか(苦笑)

3152神奈川一区民:2011/02/22(火) 23:38:15
>>3150
それは勘弁して下さい。田嶋陽子氏よりマシですが。

>>3151
中田宏氏は国政希望でしょうし、開国博失
敗の責任を取らずに辞職しましたからね。

3153チバQ:2011/02/23(水) 00:46:44
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1298338225
みんなの党、千葉県議選11人
定数3以上全区に擁立 千葉統一地方選
2011年02月22日10時30分

 4月の統一地方選で候補擁立を進めるみんなの党は21日、千葉県議選(定数95)について、すでに公認している8人の立候補予定者に加え、柏市(定数5)と千葉市中央区(同3)、我孫子市(同2)の各選挙区にそれぞれ1人の公認候補者を内定したことを明らかにした。これで同党公認は11人となり、同党が目標としていた3人区以上の全9選挙区で擁立が実現する見通しとなった。昨夏の参院選で躍進した同党だが、政党支持率も伸び悩む中、「第三極」としての勢いを維持できるのか。統一選初参戦となるみんなの党の動向を他党も注視している。

 同党は県議選の松戸市(同7)に2人、船橋市(同7)、市川市(同6)、市原市(同4)、佐倉市、八千代市、千葉市花見川区(各定数3)に各1人の計8人の公認を決めている。

 千葉市内で同日開かれた政策セミナー後、水野賢一幹事長代理(参院千葉選挙区)は「2人区の習志野や鎌ケ谷、成田、四街道も狙い目」と述べ、さらなる擁立に意欲をみせた。一方で「成田と四街道は難航しており、擁立人数を10人台後半とするのは厳しい状況」と現状分析し、10人以上の当選を目標に掲げた。

 市議選では、千葉・船橋市に各4人、習志野市に3人、市川・佐倉市に各2人、浦安市に1人の計16人を公認、木更津市で1人の推薦を決めている。水野氏は、告示まで1カ月半を切ったことを踏まえ「ポスターの作成などの準備を考えると、新たな人材発掘は難しくリミットにきつつある」と語った。

 一方、次期衆院選に向けては、すでに2区と6区で候補予定者を決定したほか、5区でも擁立する見通し。水野氏は「現在の衆院候補は約35人だが、主導権を握るには60〜70議席は必要。首都圏では順調だが、全国では1人も決まっていないところが十数県ある」と課題も口にした。


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3154チバQ:2011/02/23(水) 00:56:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110222/CK2011022202000079.html
<彩の国 まつりごと>「逆風見せつけられた」 吉川市長選
2011年2月22日

 二十日に投開票された吉川市長選は、無所属の現職戸張胤茂氏(63)=自民、公明推薦=が圧勝。現職に挑んだ無所属の新人候補二人のうち、民主党が単独推薦した高鹿栄助氏(62)は、戸張氏に大差をつけられた。「逆風の現実を見せつけられた」。四月の統一地方選に出馬する民主の現職や新人にも動揺が広がった。 (杉本慶一、大沢令、前田朋子)

 「こんなに票が少なかったのは信じられない」。二十日夜、吉川市内の事務所で高鹿氏がうなだれた。得票数は戸張氏の一万一千六百二十三に対し、次点の高鹿氏は四千六百三十三。予期せぬ惨敗に、支持者からは「民主の推薦がダメだった」との声も飛んだ。

 高鹿氏は四年前の前回県議選で東15区(吉川市、定数一)に民主推薦で立候補した。一騎打ちとなった自民党公認の現職蓮見昭一氏(69)に敗れたが、高鹿氏の得票数は七千七百四十九。今回の市長選は三つどもえで、投票率が前回県議選より約3ポイント下がったとはいえ、高鹿氏の得票数は約三千も減ってしまった。

 選挙戦で高鹿氏の応援に出向いた民主県連の山根隆治代表代行は「結党以来、今が一番厳しい状況。(高鹿氏の選挙戦に)影響を与えたと思う」。県議選を控えた民主の現職や新人からは「人ごとではない」「逆風の現実を見せつけられた」と不安の声が相次いだ。

 一方、自民県連の滝瀬副次幹事長は、市長選の結果を「予想以上の大勝。民意の流れは自民に向きつつある」と歓迎した。

 市長選で自民は、県議選で六期目を目指す蓮見氏とも連動した選挙戦を展開。戸張氏の応援演説に立った新藤義孝県連会長は「県議会を動かしているのは自民党。蓮見先生が中心になり、吉川市にいろんな仕事、政策を持ってくる」と、蓮見氏の“売り込み”にも時間を割いた。

 県議選(定数九四)へ候補擁立作業でも、両党の勢いの差が浮き彫りになっている。これまでに公認・推薦を決めた立候補予定者数は、最大会派を目指す民主が三十二人にとどまるのに対し、自民は既に六十人に達した。

 ある県連幹部は「当初は五十五人前後だと思ったが、今年に入り公認や推薦の申請が次々と来ている。最終的には、前回の六十四人と同数程度になる」と明かし、「(現有勢力の)五十人以上は当選できるだろう」と自信をのぞかせた。

3155チバQ:2011/02/23(水) 01:08:31
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110222/kng11022222450003-n1.htm
「態度示せ」 松沢知事が後継浮上で神奈川政界に驚きの声
2011.2.22 22:28
 石原慎太郎都知事の後継として名前が急浮上した神奈川県の松沢成文知事(52)。県政界では「早く態度を明確にすべきだ」「(都知事選に出馬した場合)自身の後継者を決めているのか」などと、驚きの声が上がった。

 松沢知事は22日午前、自身の擁立を都政関係者が検討していると一部で報道されたことについて、「そういった方から打診があったとか連絡があったというのは一切ない」などと述べた。出馬自体は否定も肯定もせず、「すべての政治環境を勘案して最終的に決めたい」と、これまで通りの答えを繰り返した。自身の進退については「3月に入るときには、しっかりと決めていかなければならない」とした。

 松沢知事は現在2期目。都知事選と同日に予定されている県知事選への態度を明確にしておらず、都知事選出馬の噂も早くから流れていた。1月25日の定例会見では都知事選出馬の可能性について、「何があるとか、何がないとかというのは一切言わないのが私の主義」と答えていた。

 これまでに県知事選に出馬表明したのは、共産推薦の候補予定者1人。県政界ではこれまで松沢知事の3選出馬を確実視する見方が強く、各党の県知事選の戦略に影響を与えそうだ。

3156名無しさん:2011/02/23(水) 03:11:32
そりゃあ、自分ところで出るかどうか延ばし延ばしにしてるのに
よその知事選に出るとか取り沙汰されたらイラっとくるだろう

3157杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2011/02/23(水) 12:56:26
樫村・日立市長が引退表明 4月の市長選に出馬せず
2011年2月23日 常陽新聞

 日立市の樫村千秋市長(67)は22日、市役所内で会見を開き、4月に予定される市長選に出馬せず、引退することを明らかにした。昨年10月に腰痛治療のため1カ月の入院を経て、11月から職務に復帰したものの、「自分が思っていたほど回復していない」ことを理由に挙げた。
 樫村氏は「10月に行った腰の手術の回復が思うようではなく、熟慮の末、今期限りで市長職を辞することを決断した」と述べた。18日に自ら決断し、先週末に後援会関係者に不出馬について説明。この日の午前中に市議会各会派にも伝えたという。
 樫村氏は1966年に県職員に。知事公室秘書課長、地方課長、知事公室長などを経て、99年の市長選で初当選し、現在3期目。新ごみ収集システムの導入、ふれあいプラザの建設、住宅都市整備公社や生きがい事業団の解散、旧十王町との合併、吉田正音楽記念館や多賀市民プラザの建設、住民窓口の土日開庁、新消防拠点施設の建設、ベンツ社の新車整備センターの誘致などを手掛けた。
 昨年12月の定例市議会の一般質問では、「次の10年の新たな展望を開き、市民にとって住みやすい環境の向上を図り、生き生きと充実した生活が送れるまちをつくることが大切」だとし、4選に向けて立候補する意向を示していた。
 これまで同市長選への正式な立候補表明はない。後継者について樫村氏は「即戦力となり、市政をスムーズに継続できる人に打診している」とした。

3158名無しさん:2011/02/23(水) 17:35:02
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1102230020/
松沢知事は進退なお明言せず、都知事選候補として名前浮上で県政界に波紋/神奈川
2011年2月23日

 知事選告示が1カ月後に迫る中、都知事選候補として松沢成文知事の名前が浮上、県政界に波紋が広がっている。

 松沢知事は22日午前、東京都知事選への松沢氏擁立を関係者が検討しているという一部報道について、「そういった方(都政関係者)から打診や連絡は一切ない。私自身もびっくりしている」と語った。

 一方、都知事選、県知事選を含め、この日も出処進退は明言しなかった。「2月いっぱいは(県議会など)きちんとやることをやる。国政もいつ解散になるか分からない。3月になったら総合的にすべての政治環境を考えて、政治家として何をなすのが一番いいのか、結論を出す」などと、従来と同様の見解を述べた。

 知事選の告示(3月24日)まで、まもなく1カ月を切る。松沢氏は4年前、2月5日に再選出馬を正式表明したが、今回は2月下旬になっても、3期目への態度を明らかにしていない。加えて、「年が明けてからゆっくり考えればいい」(昨年4月8日)、「予算案をきちんと議会にお認めいただけるメドが付いた時が決断の時」(今年2月8日)などと、表明の時期を微妙に先延ばししてきた。

 この件について、松沢氏は「(過去2回の知事選では)かなり立候補者がいてレースが始まっていたが、今回は立候補予定者がとても少ない。議会のヤマを越した後で十分、間に合うのではと思っている」と説明。松沢氏の周辺も「共産党(推薦)以外の対抗馬がいないので、早く表明する必要はない。早く言っていいことは、何もない」と語っていた。

 松沢氏が3選出馬した場合、自民党県連は対抗馬を擁立しない方針を固めており、県知事選をめぐる松沢氏の環境は、かつてなく良い。松沢氏が4月以降の県政課題に意欲を示すことなどもあり、県政界では「九分九厘出る」(自民県連幹部)などと、3選出馬が有力視されていた。

 一方、松沢氏は多選の問題点を訴え、知事の任期を3期12年までとする多選禁止条例も既に成立させている。3選を果たしても最後の任期となるため、「先をにらんで、転身する可能性もある」(同)との指摘もかねて挙がっていた。

 松沢氏が県知事選に出馬しない場合、自民党は県知事選に候補者を擁立する方針。

 県政界ではこの日、そのケースを想定し、候補者選定をにらんだうごきも始まった。

3159チバQ:2011/02/24(木) 00:30:06
>>3157

http://mytown.asahi.com/areanews/ibaraki/TKY201102220411.html
日立市長、4選不出馬 腰痛の回復遅く 後継者打診中
2011年2月23日


記者会見で市長選に出馬しないことを表明した樫村千秋市長=日立市役所


 日立市の樫村千秋市長(67)は22日、記者会見を開き、腰痛手術の回復が思わしくないとして、4月の市長選に立候補しないことを表明した。後継については、意中の人物に打診中という。3期12年にわたって市政のかじ取りを担った現職の引退表明で、立候補へ向け動きが活発化するとみられる。

 杖をついて記者会見に臨んだ樫村市長は、立候補を断念した理由について「4期目の出馬に向けて腰の手術をしたが、回復が思ったほど順調ではなかった」と話した。2月上旬に主治医の定期検診を受け、18日に最終決断をしたという。

 後継指名について「仕事がスムーズにまかせられる即戦力の人材に」と答え、数日前から市政に詳しい人物に打診していることを明かした。

 十数年前からの持病の腰痛が悪化。歩行も困難になったことから昨年10月に手術に踏み切った。1カ月療養した後、復帰。12月議会の一般質問や今年1月の新年会では、立候補表明ともとれる先人の句を用いて答え、4選に強い意欲を見せた。選挙用のポスターを準備する一方で、今年1月の記者会見では「杖を持って選挙カーには乗れない」とも語り、複雑な胸の内を明かしていた。

 樫村市長は県知事公室長などを経て、1999年に初当選。その後、2回連続で無投票当選を果たした。旧十王町との合併や吉田正音楽記念館の建設などに力を入れた。任期は4月30日まで。今のところ立候補表明はない。(成田認)

3160チバQ:2011/02/24(木) 00:35:14
http://www.townnews.co.jp/0105/2011/02/24/94729.html
元衆議の土田氏出馬
2011年2月24日号
 今春の統一地方選挙の横浜市議選に、民主党の元衆議院議員・土田龍司氏(58歳・白根在住)が旭区から出馬する。

 土田氏は法政大学法学部卒業。横浜市議の秘書を経て衆議院に2回当選。その後、大学で政治学の講師を務め、政治学と日本国憲法を教えていた。

 今回の出馬にあたり、地域政党「ヨコハマ維新の会」を結成。議員定数と議員報酬の半減を公約に掲げ、「横浜経済の立て直しを図りたい」と訴えている。


神奈川13区 (大和市,海老名市,座間市,綾瀬市)
■2005年選挙得票
甘利明      自由民主党  前      174,361  当選   
土田龍司     民主党    元      88,170       
近藤知昭     日本共産党  新      22,907       
■2003年選挙得票
甘利明      自由民主党  前      139,236  当選
土田龍司     民主党    前      86,256        
新井俊次     日本共産党  新      19,431   
■2000年選挙得票
1.池田元久     民主党    前       77,169  当選
2.上田勇      公明党    前       52,175  比例区当選
3.佐藤茂      無所属    新       45,624  
4.藤井美登里    日本共産党  新       26,355  
5.土田龍司     自由党    元       24,444  比例区当選
■1996年選挙得票
1.池田元久     民主党    元       60290  当選
2.土田龍司     新進党    前       55182  
3.山東昭子     自由民主党  新       50411  
4.堀野祐吉     日本共産党  新       26316  
5.大川敏彦     自由連合   新        2410

3161チバQ:2011/02/24(木) 00:36:44
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100402-465846/news/20110223-OYT1T00279.htm
相模原市議、“通信簿”に怒る…中立性欠けると

 相模原市議の通信簿を1月に発行した市民団体「相模原市議会をよくする会」(赤倉昭男代表)に対して、同市議会最大会派「新政クラブ」(久保田義則会長、16人)は22日、「不偏不党・中立・公平な立場からの採点になっていない」として謝罪と発行の取り消しを求める抗議文を郵送した。

 抗議文は〈1〉評価の観点に疑問があり、中立性に欠ける〈2〉能力・人格などの評価方法に疑問がある〈3〉統一地方選直前の発行で人気投票の公開を禁じた公選法に抵触しかねない――など5項目の理由を列挙している。

 通信簿は、同会の会員が本会議や委員会を傍聴して資料を収集。「秀」「優」「良」「可」「不可」「落第」の6段階で市議の活動を評価、採点したもの。新政クラブ所属の市議16人は「可」と「不可」がそれぞれ7人、「優」と「良」がそれぞれ1人とされた。

 抗議について、赤倉代表は「市議は市民が税金で雇っている公人であり、雇い主の市民が評価するのは当然。低評価ゆえに抗議すること自体が問題」と一蹴したうえで、「より良い開かれた議会を目指し、議員の皆様と共に活動していきたい」と呼びかけている。

(2011年2月23日16時59分 読売新聞)

3162チバQ:2011/02/24(木) 23:59:51
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001102240002
ネット記事丸写し 米国視察報告書の一部
2011年02月24日


右の冊子が県議の報告書、左はインターネットの記事を印刷したもの。文面も写真も同じだ=県議会議事堂

   ■「事前資料として参考に」1人が認める


 県議3人が作成した海外視察の報告書の一部が、インターネットに掲載された記事から丸写しされていたことが23日、分かった。ワインショップ経営者に会って話を聞いたという内容だが、県議の一人は「(実際には)会っていない。事前資料としてインターネットを参考にした」と話している。出典は記載していなかった。(田中聡子)


 報告書を提出したのは皆川巌(自民党政友会)、鈴木幹夫(同)、山下政樹(明全会)の3県議。昨年1月17〜23日に、5泊7日の日程でニューヨークやワシントンなど米国の4都市を周り、旅行会社の現地支店やホワイトハウス、ワイナリーなどを見学。県議会予算から1人約90万円が支出された。


 問題の報告書は、帰国後に県議会に提出された。「ニューヨークワイン」と題した6ページ分が、ネット情報誌「日経トレンディネット」の記事、写真とまったく同じだった。


 ネットの記事は、女性ジャーナリストがニューヨークのワイン専門店の経営者に会い、現地のワインの歴史やブドウの栽培地域、種類などについて聞いた内容が書かれている。報告書には、経営者がジャーナリストにワインを薦める場面などもそのまま写されているため、県議が会って話を聞き、ワインを薦められているように読み取れる。


 写された部分を小越智子県議(共産党)が発見し、23日、県議会議長あてに調査と海外視察の中止を申し入れた。小越県議は「報告書は研修した内容を県政に生かすためにある。いったい何を研修してきたのか」と憤る。


 山下県議は「視察の事前資料を作る際にインターネットから参考文献を引用し、それを報告書として出した」と認めた上で、「出典の記載をしなかったことなど、報告書の作り方への指摘は甘んじて受ける」と話した。


 「日経トレンディネット」を運営する日経BP社(東京都港区)の著作権窓口の担当者は、「報告書を見ていないので著作権の侵害に当たるかは分からない」とした上で、「二次利用する場合は事前申請が必要で、掲載する時にはクレジットが必須だ」としている。


 県議会の武川勉議長は「議会としても、今後、事実関係を確認していきたい」とコメントを出した。

3163チバQ:2011/02/25(金) 00:03:46
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110224-OYT1T00533.htm?from=navr
松沢知事どうする?続投、国政それとも都知事選




 3月24日の神奈川県知事選告示まで、あと1か月と迫ったが、立候補を表明しているのは共産党が推薦する市民団体代表鴨居洋子氏(66)ただ一人。

 3選出馬有力と見られていた松沢成文知事(52)が態度を明らかにしないままこの時期を迎え、同日程の東京都知事選に出馬するのではとの観測も出ている。

 3月22日告示だった前回選(2007年)に松沢氏が出馬表明したのは2月5日。今回、表明が遅くなっていることについて松沢氏は、「過去2回と異なり、今回は立候補予定者も少なく(選挙準備が)間に合う」と説明する。前回、前々回と松沢氏に大敗した自民党は今回、松沢氏が出馬した場合は対立候補を擁立しないことを決めている。

 松沢氏が将来的な国政復帰に意欲を持っていることも、判断を先延ばしする理由の一つとみられる。予算審議を巡って国会情勢が混迷し、衆院の早期解散の可能性も取りざたされており、知事周辺は「ぎりぎりまでフリーハンドを持っていたいということだ」と解説する。

 こうした中、22日、石原都知事の4選不出馬とともに、その後継として松沢氏を擁立する動きがあると一部で報道された。松沢氏は「打診や連絡は一切なく、驚いている」と否定したが、もともと石原氏と親交が深いだけに、県政界に戸惑いが広がった。

 民主党県連の笠浩史代表は「最終的にどういう判断をするのか見極めたい」と冷静を装い、自民党の菅義偉県連会長は「よもや告示まで1か月の段階で、都知事選に出ることはありえないのではないか」と、松沢氏をけん制。公明党の藤井深介県議団長は「もし都知事選出馬なら、新しい候補を見つける時間があるだろうか」と困惑する。

 一方の鴨居氏は昨年12月27日に出馬表明。今月15日には、初年度に8万2000人の新規雇用を創出するなどとした基本政策を発表し、17日には支持者ら約3000人を集めた「県民大集会」を開催した。

 鴨居陣営の高橋輝雄事務局次長は「(松沢氏が)いつまでも態度を表明しないのは不誠実。都知事選に出るのなら、県民、都民を無視した行動だ」と批判する。

 23日の県議会本会議。一般質問で、「県民のために、知事としてご尽力を強く要望する」(民主党・茅野誠氏)、「この時点でいきなり県のトップが立ち去ると、残された県民にとって時間が少ない」(自民党・長田進治氏)などの声が上がると、松沢氏は苦笑いを浮かべるばかり。本会議終了後、松沢氏は記者団に、「3月に入って、そう遅くならないうちに出処進退を発表したい」と述べた。

(2011年2月24日12時24分 読売新聞)

3164チバQ:2011/02/25(金) 22:38:10
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20110218/CK2011021802000101.html
2011県議選 16選挙区の情勢<1> 自・過半数、民・倍増狙う
2011年2月18日


 統一地方選の前半戦に実施される県議選は四月一日告示、同十日に投開票される。十六選挙区(定数五〇)でこれまでに七十五人が名乗りを上げており、激戦が繰り広げられそうだ。立候補予定者の顔ぶれと各選挙区の情勢を四回に分けて紹介する。

◆各党の情勢
 最多の二十八議席を有する自民党は三十人を公認、四人を推薦し、過半数維持を目標に掲げている。現有六議席の民主党は十二人を公認、一人を推薦し倍増を狙う。みんなの党は全選挙区での擁立を目指し、すでに十七人を公認。五議席から第二党への躍進を図る。二議席を持つ公明党は三人を立て、共産党は現職一人を公認。ほかに政党の推薦を受けない無所属が七人いる。

 ■宇都宮市・上三川町 (定数13)

 増渕賢一(64)自現(9)
 梶克之(66)自現(7)
 高橋文吉(68)自現(5)
 螺良昭人(51)自現(3)
 五月女裕久彦(58)自現(2)
 中島宏(42)自新
 横松盛人(52)自新
 佐藤栄(64)民現(3)
 山田美也子(55)民現(3)
 斉藤孝明(38)民現(1)
 石井万吉(69)民元(1)
 金井亨(46)民新
 中川幹雄(60)み現(2)
 佐原吉大(43)み新
 渡辺幸子(28)み新
 山口恒夫(47)公現(1)
 野沢和一(51)公新
 野村節子(58)共現(1)
 西弘次(41)無新

 同市と合併した河内、上河内町の選挙区が組み込まれ、定数が一増になった。十三の椅子をめぐり、十九人が争うことになりそう。

 自民は増渕、梶、高橋、螺良、五月女の現職に加え、市議の中島と横松がくら替え出馬する。県議から参院議員に転身した上野通子は後継を指名しておらず、前回獲得した約一万四千票の行方が注目される。民主は現職の佐藤、山田、斉藤のほか市議の石井、元会社役員の金井を公認し、党勢拡大を図る。

 みんなは県議会会派代表の中川と病院長の佐原、党代表・渡辺喜美のおいの妻で塾講師の渡辺を擁立した。会派代表の小高猛男が引退する公明は、現職山口と新人野沢で二議席の維持が目標。全県で共産唯一の候補となる野村は再選を狙う。無所属の西は補選を含め六度目の県議選に挑む。 (敬称略)

■顔ぶれの見方■立候補予定者の並びは、県議会での議席数の順。自=自民党、民=民主党、み=みんなの党、公=公明党、共=共産党、無=無所属で、丸数字は当選回数。

3165チバQ:2011/02/25(金) 22:40:48


1495 :チバQ:2011/02/25(金) 22:39:53
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20110219/CK2011021902000069.html
2011県議選 16選挙区の情勢<2> 足利市現4、新3が激突
2011年2月19日

 ■足利市  (定数4)
 木村好文(68)自現(5)
 斉藤具秀(75)自現(4)
 早川尚秀(38)自現(2)
 杉田勉(61)自新
 鶴貝大祐(45)み新
 野村寿彦(56)無現(5)
 加藤正一(49)無新

 四議席を現職四人、新人三人で争う激戦区。自民は県議長経験のある木村、五選を目指す斉藤、前回最多得票の早川に、過去二回の市議選でトップ当選した杉田を加え、議席独占を狙う。みんな新人の鶴貝は、市長の大豆生田実から支援を受ける。前回選挙で復活当選した無所属の野村は六選を目指す。加藤は市議からのくら替えで、無所属ながら民主の推薦を得た。

 ■栃木市・岩舟町 (定数4)
 櫛淵忠男(68)自現(2)
 平池秀光(70)自元(5)
 保母欽一郎(51)民現(1)
 角田正展(41)み新
 琴寄昌男(49)無現(1)

 合併に伴う新・栃木市の誕生で再編された選挙区。自民は県議長の野田尚吾が引退を表明し、三選を目指す櫛淵と返り咲きの六期目を狙う平池が出馬する。無所属の琴寄は自民の推薦を受ける。民主の保母は県連代表山岡賢次の支援を受け、議席維持を図る。前回無所属で出馬した角田は、みんなから公認を得て再挑戦する。

 ■佐野市  (定数3)
 青木務(66)自現(3)
 金子裕(48)自現(1)
 早川桂子(55)み新
 亀田清(63)無新

 前回は無投票で自民が三議席を独占したが、今回はみんなが候補を擁立、選挙戦に突入する。自民は青木、金子の現職二人を公認。引退する元県副議長島田文男の後継として、市議で無所属の亀田を推薦した。一月下旬に出馬表明したみんなの早川は故早川吉三・元市長の次女で、組織づくりを急いでいる。

 ■鹿沼市・西方町 (定数3)
 神谷幸伸(56)自現(3)
 小林幹夫(57)自現(2)
 松井正一(45)民現(1)
 小松英夫(55)み新

 無投票だった前回から一転、三党による椅子の奪い合いになる。自民は県副議長神谷と小林とで二議席維持が目標。二〇〇八年の補選で無投票当選した民主松井は、議席の死守を目指す。自民を離党した市議の小松はみんなから立ち、浮動票取り込みを図る。 (敬称略)

■顔ぶれの見方■ 立候補予定者の並びは、県議会での議席数の順。自=自民党、民=民主党、み=みんなの党、公=公明党、共=共産党、無=無所属で、丸数字は当選回数。

3166チバQ:2011/02/25(金) 22:41:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20110220/CK2011022002000062.html
2011県議選 16選挙区の情勢<3>小山市 野木町 一転、8人の争奪戦へ
2011年2月20日

 ■日光市  (定数2)
 渡辺渡(68)自現(6)
 船山幸雄(56)民新
 鈴木秀顕(41)み新
 阿部博美(50)無新

 元県議長で会派会長も務めた渡辺は知名度を強みに戦う。市議の阿部は自民の推薦を受け、組織づくりを急ぐ。民主県連幹事長・福田昭夫の秘書だった船山は、福田の支援で態勢を整えている。県外で会社を経営していたみんなの鈴木は、同市に会社を移して初当選を狙う。

 ■小山市・野木町

       (定数5)

 板橋一好(70)自現(10)
 栗田城(70)自現(3)
 五十嵐清(41)自現(2)
 舘野崇泰(35)民新
 高橋修司(39)み現(2)
 西村真治(49)公新
 渡辺直治(67)無現(3)
 白石資隆(35)無新

 前回の無投票から一転、五議席を八人で奪い合う厳しい争いに。自民は十一選を目指す板橋をはじめ、栗田、五十嵐の現職三人が立候補する。前回は自民から出馬した高橋は、みんなに移っての戦い。前回民主から出た渡辺は公認を見送られたものの、党の支持母体・連合栃木から推薦を得た。民主は町議の舘野を擁立。公明は西村を立て、初の議席獲得を狙う。前回の市議選で最多得票だった白石は無所属で初当選を目指す。

 ■真岡市  (定数2)
 石坂真一(55)自現(4)
 一木弘司(69)民現(2)

 無投票だった前回と同じ顔ぶれで、自民県連幹事長の石坂と、民主会派代表の一木が立候補する。みんなも候補擁立を模索中だ。

 ■大田原市 (定数2)
 相馬憲一(53)み現(2)
 池田忠(55)無新
 本沢節子(66)無新

 全選挙区で唯一、自民の公認候補がいない。前回、自民から出た相馬はみんなから立候補し、三選を目指す。無所属の池田は、自民県議から市長に転身した津久井富雄の地盤を引き継いだ。無所属で立つ市議の本沢は、浮動票の取り込みに全力を注ぐ。

 ■矢板市  (定数1)
 青木克明(58)自現(3)
 斎藤淳一郎(38)み新

 前回は無投票のため、八年ぶりの選挙戦になる公算。三期の実績を掲げる前県議長の自民青木に、元県職員でみんなの斎藤が挑む。斎藤は福田昭夫の娘婿で、民主支持層の動向が鍵になりそうだ。

 (敬称略)

 <顔ぶれの見方> 立候補予定者の並びは、県議会での議席数の順。自=自民党、民=民主党、み=みんなの党、公=公明党、共=共産党、無=無所属で、丸数字は当選回数。

3167チバQ:2011/02/25(金) 22:43:05
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20110221/CK2011022102000065.html
2011県議選 16選挙区の情勢<4> みんな代表地元に注目
2011年2月21日

 ■那須塩原市・那須町 (定数4)
 小滝信光(69)自現(2)
 中塚英範(36)民新
 阿久津憲二(67)み現(5)
 増渕三津男(66)み現(2)
 相馬政二(53)み新
 阿部寿一(56)無現(1)

 みんなが、代表・渡辺喜美のお膝元の選挙区で議席を増やせるかに注目が集まる。前回自民から出た阿久津と増渕に加え、会社社長の相馬を擁立。勢力維持が課題の自民は、ともに現職の小滝を公認、阿部を推薦した。元参院議員簗瀬進の秘書だった中塚を立てる民主は、県北での足掛かりを作りたい。

 ■さくら市・塩谷郡 (定数2)
 花塚隆志(51)自現(2)
 神林秀治(51)み新
 菅谷文利(57)無現(4)

 自民花塚は三選を目指し、組織を固める。民主党籍を持つ無所属菅谷は党推薦を受けられなかったが、連合栃木の推薦を得て戦う。高根沢町議長のみんな神林は、町長の高橋克法から支援を受ける。

 ■那須烏山市・那珂川町 (定数1)
 三森文徳(54)自現(3)
 沼田邦彦(39)み新

 自民県連政調会長の三森に、市議のみんな沼田が挑む。三森はこれまで渡辺喜美を支えてきたものの、自民に残って議席を死守する構え。市議会で渡辺を支持する会派に属している沼田は、“渡辺票”の結集を図る。

 ■下野市 (定数1)
 若林和雄(62)自現(1)
 安里満信(43)み新

 自民とみんなの一騎打ちになる公算。前回は無所属で出馬した若林は、自民公認で再選を目指す。地元・自治医大病院の医師だったみんな安里は知名度アップに全力を注ぐ。

 ■芳賀郡 (定数2)
 岩崎信(59)自現(2)
 山形修治(47)自現(1)
 山口幸照(58)民新

 自民独占区に民主が切り込む構図。自民現職の岩崎と山形はそれぞれ地盤の益子、茂木町を中心に組織を固める。民主新人の山口は市貝町長の入野正明から支援を得て議席奪取を狙う。みんなは候補擁立を模索中。

 ■下都賀郡北部 (定数1)
 佐藤良(31)自現(1)

 新・栃木市の発足に伴い旧都賀町が抜け、壬生町単独の選挙区に。前回、無投票当選した佐藤は、父の衆院議員・佐藤勉の支援で再選を目指す。みんなは候補者擁立をあきらめていない。 (敬称略) =おわり

 (この企画は小倉貞俊が担当しました)

 <顔ぶれの見方> 立候補予定者の並びは、県議会での議席数の順。自=自民党、民=民主党、み=みんなの党、公=公明党、共=共産党、無=無所属で、丸数字は当選回数。

3168チバQ:2011/02/25(金) 23:08:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20110224/CK2011022402000043.html
検証・松沢県政2期目 低コストで看板施策
2011年2月24日

松沢成文知事(右)に、マニフェストの達成状況を報告する小池治・第三者評価機関委員長=1月25日、県庁で


 県知事選か、都知事選か−。出処進退をめぐり、周辺が騒がしくなる中、「三月に決める」と語る松沢成文知事(52)。次のステップに向けた評価の土台となるのが、県政での実績だ。いずれの知事選も告示まで一カ月。二期目となるこの四年間に松沢知事は何をしたのか、振り返った。 (寺岡秀樹)

 松沢知事の二期目のマニフェストを検証した第三者評価機関は先月、「八十三点で良好」と高い評価を付けた。根拠は、十一本の条例を制定した点などを挙げた。飲食店などに禁煙または完全分煙を義務付ける「受動喫煙防止条例」や、知事の任期を将来にわたって連続三期までに限定する「多選禁止条例」などが含まれる。

 ただ、「条例は予算を付けずにできるものばかり。実績を残したと思わせるアピール力がある」と、ある県政関係者は指摘する。

 受動喫煙防止条例は、広報宣伝費などで、二〇〇九年度こそ約五千万円を予算計上したが、その後は減少。本年度は約二千万円と、一般会計当初予算が一兆七千億円以上の県の目玉施策としては、掛かる費用は限りなく少ない。多選禁止条例に至っては、予算計上額はゼロだ。

 マニフェストで掲げた施策ではないが、県職員の残業を原則として認めない「残業ゼロ革命」の取り組みもスタート。受動喫煙防止、多選禁止の両条例とともに、全国初の取り組みだとアピールした。

 県議会最大会派の自民党の県連幹部は「政策的に絶対に受け入れがたいものはない。県政界からも世論からも、すごい反対意見があるわけではない」と語る。松沢知事が県知事選に出馬すれば、独自候補を擁立しないことを決めた理由の一つだという。

 県政関係者は、こう皮肉った。

 「(対抗馬が)他にいないという状況をつくり上げたことこそ、彼の実績ではないか」

◆主な取り組み
2007年10月 多選禁止条例が可決

 08年4月 公共施設を全面禁煙にする方針を発表

 09年1月 派遣切りで、非正規労働者の雇用創出策を発表

   3月 受動喫煙防止条例が成立

   6月 海水浴場の禁煙化を表明

   10月 全国初の「残業ゼロ」宣言

   12月 子ども手当の地方負担に「法的措置も検討」と反発

 10年4月 受動喫煙防止条例が施行

3169チバQ:2011/02/25(金) 23:12:23
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20110202ddlk19010098000c.html
11年知事選:呉越同舟、下りた後は…県議選に向けて /山梨
 知事選は中央政界で敵対する民主、自民両党が呉越同舟で支持した現職、横内正明氏の圧勝で幕を閉じた。4月の統一地方選に向け、舟を下り両党は「さあ対決」と意気込むが思惑通りに事は進まない。【小林悠太、曹美河】

 ◇「過半数」へ態勢整わず−−民主
 ◇4年前の分裂が続く−−自民
 ■民主

 「各党が団結して支えた結果。暮らしやすさ日本一を目指し知事を支えることを誓う」

 30日夜にあった横内氏の当選報告会。民主党県連代表の後藤斎衆院議員がこう祝辞を述べると、客席の前列を占める自民党県議から拍手がわき起こった。知事選の期間中、横内選対では民主、自民両党の関係者が一堂に会する呉越同舟の光景が定着していた。

 政権与党として初の知事選に臨んだ民主党県連。にもかかわらず独自候補の擁立を見送った背景には「4月の県議選での党勢拡大に向け、知事と対立するのは得策でない」(県連幹部)との思惑があった。

 県議選で同党県連が掲げる目標は全16選挙区への公認・推薦候補の擁立。さらに、定数3以上の選挙区には複数人を擁立し「過半数の議席獲得を目指す」としている。しかし、知事選が終わっても、県議選に向けた態勢が整っているとは言い難い。

 「民主党の名前を前面に出して戦うのは難しい」。こう話すのは、同党党員で県議選甲府市選挙区への出馬を予定する飯島脩・甲府市議。県連からは公認を打診されたが、推薦にとどめ無所属で出馬する。

 菅直人内閣の支持率低迷で、擁立作業は難航している。出馬が決まっているのは、飯島氏を含め6選挙区に7人。公認にいたっては現職1人にとどまる。統一選で、政権与党としての存在感を示すのは難しい情勢だ。

 ■自民

 「久しぶりに党内が一致団結した知事選。自民・民主対決の統一選に向け大きなはずみがついた」

 横内氏の再選が決まった30日、自民党県連の皆川巌幹事長はこう総括した。07年の前回知事選では、当時の現職山本栄彦氏支持派と新人の横内氏支持派で県連は真っ二つに割れた。今回は表面上、党所属の県議全員が横内氏支持で団結したかに見えた。しかし内実は、横内選対内での主導権争いに終始していた。

 告示直前の1月12日、全県議の会合で、前回知事選時から横内氏を支持する県議会の会派「県民クラブ」の県議から「遊説総隊長」というポストを新設し、同会派の所属県議を就任させる動きがあった。だが、他会派の県議が「自分の名声を高めるためだ」と猛反対。「遊説総隊長」の肩書自体が選対名簿から消えた。横内氏の選対幹部は「自民党県議間の調整が一番大変な仕事だった」と苦笑する。

 県議選について、皆川幹事長は「挙党一致で政党対決に持ち込みたい」と話す。しかし、4年前から続く党内分裂が解消する気配はなく、ある県議は「県議選で党公認をもらわない可能性もある」という。統一選に向けた会合などの予定もなく、「挙党一致」は絵に書いた餅のままだ。

毎日新聞 2011年2月2日 地方版

3170チバQ:2011/02/25(金) 23:23:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20110225/CK2011022502000051.html
白井市長 有権者に年賀状送る
2011年2月25日

 白井市の横山久雅子市長(60)が一月、公職選挙法で禁止されている有権者への年賀状十数通を送っていたことが、開会中の市議会で明らかになった。横山市長は「反省している」と陳謝した。

 公選法では、年賀状などのあいさつ状について、答礼や自筆の場合を除き、選挙区内の有権者に送ってはならないと定めている。違反の罰則はない。

 市議会本会議の一般質問で指摘を受けた横山市長は「百通程度の年賀状をいただき、返事を出す際に、(別の)ごく親しい人にまで出してしまった」と述べた。

 このほか、横山市長は公選法上の寄付禁止期間だった二〇〇八年十月十五日、自身を支援する政治団体「フレッシュの会」に三十万円を寄付したとの記載が、同団体の政治資金収支報告書にあることも発覚。当時は、初当選した市長選の直前だった。横山市長は「会計責任者に確認する」と答弁した。

3171チバQ:2011/02/26(土) 18:28:36
>>3032>>3122
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20110226ddlk19010159000c.html
選挙:県議選 連座制失職、前県議出馬へ 区割り変更で禁止解除 /山梨
 県議会は25日、現行の「中央市・中巨摩郡選挙区」(定数2)を分割し、中央市と中巨摩郡(昭和町)を各定数1の単独区とする条例改正案を全会一致で可決した。これを受け、07年の公職選挙法違反事件で連座制が適用されて中央市・中巨摩郡選挙区から立候補禁止になっている鷹野一雄前県議(50)が、4月の県議選で中巨摩郡選挙区からの出馬を表明した。

 総務省によると、選挙区域が変更されると、それまでの選挙区は消滅したと判断され、実質的な立候補制限の解除となる。

 鷹野氏は07年4月の県議選中央市・中巨摩郡選挙区で初当選したが、08年11月、陣営幹部による公選法違反事件の連座制により失職。当該選挙区からの立候補が5年間、禁止されていた。

 鷹野氏は出馬表明の記者会見で「(違反は)重く受け止めているが、前回は道半ばで、やり残しがある」と出馬理由を述べた。

 中巨摩郡選挙区には、昭和町議も出馬を検討している。【小林悠太】

中央市・中巨摩郡 定数2−候補3 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 8,512(40.7%) 河西敏郎 57 無所属 新 1 (元)玉穂町長 ●自由民主党→■自民クラブ(09.3)
当 7,222(34.5%) 鷹野一雄 46 無所属 新 1 (元)昭和町議 フォーラム政新
□ 5,181(24.8%) 多田源久 70 無所属 新 (元)中央市議

3172チバQ:2011/02/26(土) 18:32:36
>>3157>>3159
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20110226ddlk08010194000c.html
選挙:日立市長選 吉成副市長が出馬表明 後継打診で急転直下 /茨城
 日立市の吉成明・副市長(66)=同市多賀町3=は25日、記者会見し、同日付で副市長を辞職し、統一地方選(4月24日投票)で予定されている日立市長選に立候補する意向を明らかにした。22日に引退表明をした樫村千秋市長から後継として打診を受けたもので、「樫村市政を支えてきた者として、やらざるを得ないと判断した」と決意を語った。

 吉成氏は同市出身で、東北大卒業後に同市役所入り。財政部長や市民活動・産業経済部長、政策審議室長などを歴任し、04年から助役、副市長を務めた。

 会見で吉成氏は、健康上の理由から4選出馬を断念した樫村市長の引退表明について「急転直下。想定外で予想もしなかった」と説明。唐突な出馬打診だったことを示唆した。今後の市政運営については「力強い産業と豊かな自然が調和した産業のまち、そして福祉や環境、教育文化のまちとして誇りを持って明るく幸せを感じられるまちづくりに力を注いでいきたい」などと抱負を語った。【臼井真】

3173名無しさん:2011/02/27(日) 03:49:38
>ただ、「条例は予算を付けずにできるものばかり。実績を残したと思わせるアピール力がある」と、ある県政関係者は指摘する。

国政で民主党が苦労してるのは、こういうところだよな(それだけじゃないが)
ある種のカラクリみたいなもんだ

3174チバQ:2011/02/27(日) 20:26:18
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1102270010/
3人から推薦依頼の自民党支部が苦慮/茅ケ崎市長選
2011年2月27日
 4月24日に実施される茅ケ崎市長選で、自民党茅ケ崎市連合支部(支部長・佐藤光県議)が対応に苦慮している。無所属での出馬を表明した4人のうち、3人から推薦依頼が提出されたが、2人が保守系のいわば“身内”で、1人は過去2回推薦している現職。どの立候補予定者に推薦を出しても影響は避けられない情勢だ。同支部では近く総務会を開いて対応を決めるが、「自主投票にすべき」「政策で判断すべき」とさまざまな声が上がっている。

 同支部に推薦依頼を提出しているのは、提出順に現職の服部信明氏(49)、元県議の藤間明男氏(55)、市議の永田輝樹氏(47)。同支部によると、服部氏は1月上旬、藤間氏は1月下旬、永田氏は2月中旬にそれぞれ提出した。

 服部氏は市長初当選と再選の際、同支部から推薦を受けた。

 藤間氏は同党国会議員の秘書を務め、市議時代には同支部の青年局長を務めたほか、県議時代に保守系無所属の会派に所属していた。

 永田氏は同支部所属の市議で筆頭副幹事長も務める。既に市議選で同党から公認を受けていたが、市長選に無所属での出馬を決意した。
 どの立候補予定者に推薦を出すか。同支部の悩みの種の一つが、市長選最大の争点でもある市役所建て替えに対する各予定者の主張だ。
 市は耐震性に課題を抱える市役所本庁舎について「早急な建て替えが最良」との方針を決定。これに対し、同党議員らで構成する会派「湘風クラブ」は容認する立場を示している。

 だが同じ保守系の藤間、永田両氏は建て替えではなく、耐震補強で安全性を確保すべきと主張。どちらかに推薦を出せば、“自己矛盾”を引き起こしてしまう。その一方で、服部氏を支援するのは身内を切り捨てることにつながりかねず、推薦しにくいというわけだ。

 ある自民党市議は「これほど悩ましい選挙は経験がない」と嘆く。同支部によると、「自主投票にすべき」「今や政策で候補者を判断する時代」など、さまざまな意見が出ているという。同支部幹事長の青木浩市議(52)は「総合的に判断して対応を決めたい」とコメントした。

 一方、市長選に出馬を表明している高校講師の桂秀光氏(54)は「同支部の推薦を受けたら、これまでの支持者が投票しない可能性が高い」との理由から、推薦依頼を提出していない。

3175チバQ:2011/02/28(月) 23:03:45
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001102280003
民主、全区擁立「困難」
2011年02月28日


県議選を控え、党内の結束を求める後藤斎・民主党県連代表(中央)=甲府市相生1丁目

 民主党県連は27日、4月の県議選(定数38)で全選挙区に候補者を擁立するとしていた当初目標を事実上断念する方針を示した。同党への「逆風」で候補者擁立が難航し、残されたわずかな期間での目標達成は困難との見方が濃厚になった。県連は前回県議選で擁立した6人の倍増にあたる12人以上を新たな目標に詰めの作業を急ぐ。(田中聡子)


 党県連は27日午後、甲府市内で選挙対策委員会を開いた。後藤斎代表(衆院議員)は記者会見で「全選挙区での擁立は困難を伴う」と述べ、「全選挙区に計20人以上」としてきた方針がほぼ不可能になったことを認めた。


 県連は、今回の選対委員会を候補者擁立の「タイムリミット」としてきたが、新たな推薦候補の追加は2人にとどまった。すでに公認・推薦が決定している8人と合わせ、10人にとどまる。後藤代表は現職と新顔の6人を擁立した4年前の前回選挙を踏まえ、「倍増できるようにしたい」と大幅に下方修正した。


 県内の党勢拡大が課題の民主党は、県議選を最優先課題ととらえ、昨年7月の参院選後から候補者選びを本格化。横内正明知事が再選した1月の知事選で、相乗りを禁じる党本部の方針に反して対立候補の擁立を見送った理由として、統一選を前に「反横内」の姿勢を鮮明にすることで予想される党内の無用な争いを避ける狙いがあった。


 ところが、参院選の惨敗や菅直人内閣の迷走から「選挙は勝たなければならない」(新顔)として、党公認や推薦を拒否する新顔候補が続出。加えて、現職議員や同党系会派所属で有力支持団体出身の女性議員が引退を表明。すでに全選挙区擁立は難しい情勢になっていた。


 県議会の民主党系会派の所属議員は現在5人。後藤代表は「公認・推薦が必須条件ではない」「会派も含めて議会でどうできるか(が重要)」などと語り、県議選後の多数派工作を示唆する。今回無所属で立候補する新顔らを会派に入れることで、自民党系会派に対抗したい考えだ。

3176チバQ:2011/02/28(月) 23:04:09
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1298854892
自民公認7人、公明が推薦決定
八千代市での協力焦点 千葉県議選
2011年02月28日10時01分

 4月1日告示、同10日投開票の千葉県議選で、公明党県本部(代表・富田茂之衆院議員)は27日までに、自民党県連から推薦依頼があった自民公認立候補予定者の現職7人を推薦することを決めた。このほかにも推薦申請が出ており、同県本部は追加推薦を検討する。同県本部は、千葉市中央区選挙区の現職の引退に伴い、初挑戦となる八千代市(定数3)に新人を擁立しており、同市での選挙協力の行方も焦点となりそうだ。

 県議選に向け、自民党県連は41人の推薦を公明党県本部に要請。これを受け、公明党県本部は26日、候補者が競合しないなどの事情を考慮した上で、7人の1次推薦者を決定した。

 同党県本部は昨年7月の参院選では自民党への正式な選挙協力は打ち出さなかったものの、「政権交代まで連立内閣で協力してきた。人間関係も深い」として、現場レベルでは自民党候補を支援していた経緯がある。

 同党県本部の吉野秀夫代表代行は「これまでの国政選挙の協力実績や、長年にわたって友好関係を築いてきた自民候補から支援することを決めた」と説明。ほかの申請者についても「一方的な協力ではなく、ギブアンドテイクできる条件が整えばさらに推薦を検討する」としている。


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3177チバQ:2011/02/28(月) 23:46:31
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20110228ddlk10010080000c.html
’11統一選:民主系地方議員連盟「改革ぐんま」設立 党離脱も視野に /群馬
 民主党系の県議、市議ら8人が27日、前橋市のホテルで会合を開き、改革を目指す地方議員連盟「改革ぐんま」(代表・石川貴夫県議)を設立した。石川代表によると、政治団体として届け出、統一地方選後に地域政党の結成を目指す。民主党からの離脱も視野に入れるという。

 「改革ぐんま」に参加したのは、県議1人、市議4人、県・市議選立候補予定者3人の計8人。いずれも民主党衆院議員、石関貴史、中島政希両氏と関係が近く、うち4人が民主党籍を持っている。幹事長・会計責任者には伊勢崎市議の田村幸一氏が就任した。

 石川代表は「国政の混乱が続き、政党の形骸化も感じる中、国に頼らず強い地方をつくりたい」と議連結成の意義を強調。橋下徹大阪府知事や河村たかし名古屋市長らの地域政党、また夏の知事選に出馬する後藤新県議との連携は「可能性がある」としたが、小沢一郎元代表を支持する勢力との連携は否定した。

 今後は、▽行財政改革の推進▽地方主権の研究と推進▽議会定数削減を含む議会改革−−などを検討。国政・県政への提言や、統一地方選での協力を行う。3月に再度会合を開き、超党派の議員に参加を呼びかけるという。【奥山はるな】

3178チバQ:2011/03/01(火) 22:59:49
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/03/01/kiji/K20110301000344110.html
「主役」降板で一転で大慌て 神奈川知事選まだ立候補者1人だけ

神奈川県の松沢成文知事
Photo By 共同 
 神奈川県知事の松沢成文氏が4月の東京都知事選に立候補する意向を固めた。同じ日に実施される神奈川県知事選は、3選が有力視されていた“主役”の同氏を欠き、一転して混沌とした情勢になってきた。

 県知事選には、共産党推薦の市民団体役員鴨居洋子氏(66)が、ただ1人出馬を表明。前回選挙で200万票以上を獲得した松沢氏の出馬が当初は確実とみられたため、支援する予定だった民主党や、対抗馬を擁立しない方針を決めていた自民党などは3月24日の告示まで1カ月足らずで候補者擁立を迫られることになった。既に県議や国会議員、財務省OBらの名前が挙がっている。

 民主党県連の水戸将史幹事長は「松沢知事にはもう1期務めてほしかった。対応を協議したい」。みんなの党の県議は「驚いている。告示まで時間がないが、候補を擁立できるかどうか検討したい」と述べた。

[ 2011年3月1日 12:47

3179チバQ:2011/03/01(火) 23:03:51
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1298942798
145陣営が出馬の構え
18選挙区で“無風状態” 告示まで1カ月
2011年03月01日10時26分


 任期満了に伴う千葉県議選(定数95)は、4月1日の告示まで1カ月に迫った。28日までの千葉日報社の集計では、45選挙区に145陣営が立候補の準備を進めている一方、18選挙区で“無風状態”となっている。民主党に政権交代後、初めてとなる今回の県議選。県政与党の自民党をはじめ、国政での逆風から苦戦を強いられている民主党、参院選に続き躍進を狙うみんなの党など、各党とも勢力拡大に向け、しのぎを削っている。4月10日の投開票日に向け、各陣営の攻防がいよいよ本格化する。

 前回2007年と同じ定数と選挙区で行われる今回の県議選では、自民の現職5人のほか、公明、市民ネットの現職各1人の7人が引退するほか、民主の現職1人は首長選に鞍(くら)替えする。

 県選管が立候補届出書類を配布したのは28日現在で計151人で、名前を公表していない陣営なども含まれる。

 本社の集計では、立候補予定者の内訳は現職80人、新人55人、元職10人の145陣営。党派別の公認状況は、自民56人、民主31人、みんなの党11人、公明7人、共産5人、市民ネット3人、社民2人、無所属30人(諸派1人含む)。無所属のうち推薦候補は自民2人、民主1人、社民1人。

 県議選初参戦となるみんなの党は正式決定している8人に加え柏市、千葉市中央区、我孫子市で各1人の公認を内定している。このほか、自民党も唯一候補者のいない千葉市美浜区の元職候補の推薦を検討。市民ネットは船橋市で擁立を模索している。

3180チバQ:2011/03/01(火) 23:09:12
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110301/CK2011030102000073.html
早くも知事選「前哨戦」 大沢知事後藤県議 県政運営めぐり激論
2011年3月1日

 二十八日の県議会一般質問で、今夏の知事選に出馬する後藤新氏(リベラル群馬)が登壇。再選を目指す大沢正明知事との間で、選挙の“前哨戦”となる激論を展開した。後藤氏は、割り当てられた時間のすべてを大沢知事への質問に充て、四年間の県政運営などを痛烈に批判。大沢知事は「県民目線の政治を実行してきた」と猛反論した。一方、八ッ場(やんば)ダム問題は後藤氏の質問項目になく、論戦が回避された。 (中根政人)

 ■県政運営

 後藤氏は、民間企業による「地域ブランド力」の調査で群馬が最下位を記録していることを挙げ、県のイメージアップ戦略が失敗したと指摘。東京・銀座のぐんま総合情報センターについても「効果が薄い」と撤退を求めた。大沢知事は「観光や企業誘致の拠点として実績を重ねている」と成果を強調した。

 前橋赤十字病院(前橋市)の移転問題でも、後藤氏は「反対住民へ率先して説明すべきだった」と苦言を呈した。大沢知事は「住民の理解がないままの対応は不可能」と訴え、慎重な取り組みに理解を求めた。

 ■地域主権

 大沢知事は、地域主権の実現に向けた課題について「国と地方には厳然とした上下関係がある。複数の県による広域的な協力関係が必要」と説明した。

 後藤氏は「他県との連携では不十分。群馬が(地域間競争に)取り残される」と真っ向から否定。「県と前橋市、高崎市が既存の枠組みを超えて新たな県都づくりに取り組むなど、スケールの大きな発想をすべきだ」と持論を述べた。

 ■政治姿勢

 後藤氏は、二〇〇七年の前回知事選に自民党公認で立候補した大沢知事の政治姿勢について「現在の自民との関係性が分かりにくい」と指摘。大沢知事は「幅広く支援を受ける用意がある」と“県民党”を強調した。

 自らが描く知事像として、後藤氏が「力強い挑戦ができる本当のリーダーが必要」と訴え、大沢知事は記者団に「有能な職員を活用できる県政こそ大事」と主張。選挙戦本番を見据え、互いに対抗意識をあらわにした。

3181チバQ:2011/03/01(火) 23:15:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20110301-OYT8T00575.htm
告示まで1か月
県議選 自民に勢い 民主、候補擁立足踏み

 統一地方選前半戦(4月1日告示、10日投開票)の県議選とさいたま市議選が1か月後に迫った。県議選は第1会派をめぐる自民党と民主党の争いが焦点だ。2けたの新人擁立を実現するなど、単独過半数をうかがう勢いの自民党に対し、初の第1会派を目指す民主党は、菅政権の混迷が響き、候補擁立が足踏みしている。今回の県議選(定数94)には、59選挙区に156人が立候補を予定しており、162人が出馬した前回2007年と同規模となる見通しだ。


 現在過半数を握る自民党は、現有50議席を上回る55議席の獲得を目指す。自公政権だった前回の64人とほぼ同じ63人を公認・推薦するが、前回4人だった新人候補は18人に達した。かつては自民党公認の「看板」を避けて無所属で出馬するケースが目立ったが、今回は「国政でふがいない民主党を追及する自民党」とのイメージ戦略を有効活用しようという動きが候補予定者に共通している。

 滝瀬副次・県連幹事長は、「自民党への風が吹き始めている。県民が『県議会は自民』と考えてくれている証し」と述べ、今後も候補擁立を追加したい考えだ。

 第2会派の民主党は、31人を公認・推薦した。全員の当選で第1会派を目指すが、新人の候補擁立は停滞気味。計16人のうち、菅首相と小沢一郎元代表が争った昨年9月の党代表選以降の擁立は6人にとどまり、今年に入ってからはゼロ。深刻な党内対立が響き、新たな擁立は難航している。

 現職を含め、候補予定者からは「批判の風当たりが強まるばかり」といった窮状が民主党県連に伝えられてきているといい、矢部節・県議団長は「候補者の拡大より、いまや全員当選に向けた現実的対応に集中していくべきだ」と話す。

 公明党は、現有9議席と同数の9人の公認候補を擁立し、全勝を狙う。民主候補が出馬し、激戦が予想される南4区(さいたま市北区・定数2)からは撤退。4新人を擁立し、党の若返りを印象づける戦略をとる。山本晴造・県議団長は「完全勝利を目指す」としている。

 現有2議席の共産党は、前回の21人から大幅に減らして7人を擁立。柳下礼子・県議団長は「少数精鋭による現実路線」と議席拡大を目指す。社民党は、現職1人のみの擁立。佐藤征治郎県議は「現有の1議席を守る戦い」と位置づける。

 みんなの党は、これまでに5人を擁立した。民主からくら替え出馬する1人を除き、すべて新人。渡辺喜美党代表は2月25日、県庁での記者会見で「定数94もあるのに、5人しか候補者がいない。空白区を埋めていきたい」としている。

(2011年3月1日 読売新聞)

3182チバQ:2011/03/01(火) 23:17:10
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103010014/
松沢氏が都知事選へ転身、出馬表明いまだ1人の県知事選は異例の展開/神奈川
2011年3月1日
 3月24日の告示が迫る中、3選出馬が有力視されていた松沢成文県知事が都知事選への転身を決めた。現時点で、県知事選に出馬を表明しているのは共産党推薦の1人のみ。自民党は松沢氏が3選出馬しない場合は候補を立てる方針を示しているが、3月になって候補者の擁立作業が始まるという異例の展開となった。

 県知事選への出馬表明が1人にとどまっている最大の理由は、松沢氏の「抑止力」だった。

 過去2回の県知事選で、自民党は元町SS会理事長(党推薦)、埼玉高速鉄道元社長(党県連支援)を擁立したが、得票数はいずれも60万票台で次点に終わっていた。一方の松沢氏は、104万票から200万票へと大きく得票を伸ばした。

 それゆえ、「現職がいる限り、今回も勝てない」(自民党県連幹部)という見方は、県政界では支配的だった。自民党が昨年末の段階で、松沢氏が3選出馬した場合、対抗馬を擁立しない方針を固めたのも、その流れだった。

 一方、共産推薦以外に候補者がいない状況は、松沢氏の転身検討に、余裕を与えた。松沢氏は4年前、2月5日に再選出馬を正式表明したが、今回は2月下旬になっても、県知事選、都知事選、国政復帰の「3にらみ」のような構えを示し続けることができた。

 松沢氏は「(過去2回は)かなり立候補者がいてレースが始まっていたが、今回は立候補予定者がとても少ない。議会のヤマを越した後で十分間に合うのではと思う」と説明。松沢氏の周辺も「共産党(推薦)以外の対抗馬がいないので、早く表明する必要はない」とフリーハンドの優位性を口にしていた

3183チバQ:2011/03/02(水) 22:28:47
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110302/elc11030209070000-n1.htm
元浦和・日本代表GKが埼玉県議選出馬へ 「埼玉維新の会」代表に 橋下氏と連携も
2011.3.2 09:05


 サッカーJリーグ浦和レッズなどでGKとして活躍し、今年1月に現役を引退した元日本代表の都築(つづき)龍太(りょうた)氏(32)が、4月10日に投開票が行われる統一地方選の埼玉県議選に、無所属で出馬することが分かった。都築氏は、統一地方選をにらみ、さいたま市の自民党市議らで設立される政治団体「埼玉維新の会」の代表に就任する予定。今後、大阪府の橋下徹知事の「大阪維新の会」との連携も模索するという。

 都築氏は県議選南11区(さいたま市緑区)に出馬を予定。政治には初挑戦だが、市民に知名度が高く、2児の父でもある都築氏を代表に立てることで、これまで選挙に無関心だった若い世代や子育て世代にアピールを図りたい考えだ。

 関係者によると、「埼玉維新の会」はスポーツ振興や議会改革などを提唱。4月の市議選や県議選の市内10選挙区で、趣旨に賛同する既存政党所属議員らを推薦する。

 大阪、名古屋などのように“首長新党”が議会を席巻することを恐れた議会側の対抗措置との側面もある。同市では清水勇人市長ら5首長が政治団体「埼玉改援隊」を設立している。

 都築氏は奈良県生まれ。長崎・国見高校から平成9年にG大阪に入団。15年に浦和へ移籍し、2009年のワールドカップ最終予選オーストラリア戦に出場した。昨季途中から湘南に移籍したが、今年1月に現役を引退したばかりだった。

 都築氏は産経新聞の取材に、「やる以上はさいたま市議会で議席過半数を目指したい。さいたま市はスポーツ施設は充実しているものの、相互の連携が皆無で県民に有効活用されていない。胸を張って全国からスポーツファンを呼び込める仕組みを構築することで、サッカー選手として自分を育ててくれた県民に恩返しをしたい」と意気込みを語った。

 都築氏らは3日に正式に記者会見を開き、政治団体の届け出を行う予定だ。

3184チバQ:2011/03/04(金) 00:00:22
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20110303ddlk14010284000c.html
’11統一選:神奈川 知事選 菅原県議が出馬を検討 /神奈川
 菅原直敏県議(32)=大和市、1期=は2日、知事選について「いろんな可能性について考える」と述べ、出馬を検討していることを明かした。県庁で記者団の質問に答えた。

 菅原氏は県議会会派「民主党・かながわクラブ」の所属。次期県議選についても去就を明らかにしておらず、県議会第1回定例会の会期末の14日までに態度を表明するという。民主党県連は、県議選で当初は菅原氏を公認していたが、昨年12月に取り消している。【木村健二】

大和市 定数3−候補7 (選管確定)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/4492
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/5852
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/3247
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 19,146(23.2%) 菅原 直敏 28 無所属 新 1 (元)大和市議→民主入党
当 17,172(20.8%) 益田 駿 66 公明 現 6 党県代表代行=市長選で大木(当選)支援
当 15,782(19.2%) 江田 実 73 民主 現 4 党県代表代行=市長選で大木(当選)支援
□ 13,607(16.5%) 安藤 博夫 59 自民 現 党県IT局長
□ 6,981(8.5%) 吉川 章 53 無所属 新 (元)大和市議=甘利支援
5,116(6.2%) 武志 富美枝 58 ネット 新 (元)大和市議
4,565(5.5%) 宮応 勝幸 63 共産 新 党市後援会長

3186チバQ:2011/03/04(金) 20:03:18
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news/20110304-OYT1T00289.htm?from=navr
県議選、「無所属」がブーム

 統一地方選前半戦(4月1日告示、10日投開票)の埼玉県議選で、「無所属」の看板を前面に掲げる候補予定者の動きが目立ち始めた。

 政権交代後の混迷で、政党のしがらみのなさをアピールした方が得策との判断が働く一方、旧態の議会風土を変えたいとの思いもあるようだ。

 南23区(和光市・定数1)に初出馬する和光市議・井上航(31)もその一人。4年間の市議時代、自転車にまたがり、町中の人に声をかけては、議会での発言を練る試みを重ねてきた。

 「政党に入ると、議会での賛否は答えありきになってしまう。無所属は党本部に左右されることもなく、自由に政策提言ができるのが魅力」と話す。3日には、通勤・帰宅時間帯の東武東上線和光市駅に立ち、「無所属」と書かれたパンフレットを計4時間半かけて配り続けた。

 1月、同じく「無所属」を強く打ち出す春日部市議・白土幸仁(37)、元戸田市議の菅原文仁(35)と「埼玉県政を改革する会」を作った。白土は東8区(春日部市の一部・定数3)、菅原は南20区(戸田市・定数2)でそれぞれ初挑戦する。

 無所属ブームは、自民党長期政権が崩壊した1993年の直後にもあり、今回は第2次ブームともいえる状況。国政の停滞、地方首長・議会の対立が目立つ2元代表制の袋小路……、共通するのは政党の対立が足かせになるとの見方だ。

 南17区(志木市・定数1)から3選を目指す鈴木正人(42)は第1次ブーム世代だ。93年に日本新党で河村たかし衆院議員(当時)の秘書になって以来、新進党で上田清司衆院議員(当時)秘書、志木市議、県議と歩んだ。一貫して無所属。県議会では、5人の無所属議員で作る会派「無所属刷新の会」代表を務める。

 2月27日には、地域政党「減税日本」を率いる名古屋市長の河村から電話が入った。「おみゃあ、減税日本、入ってちょうよ」。鈴木は「親分に大変申し訳ないですが、無所属でやらせてください」と断った。河村は「正人ちゃんも会派の代表をやっとるからな」と引き下がった。無所属はどうしても譲れなかった。

 南23区に立つ井上は、政治団体「埼玉改援隊」の松本武洋・和光市長を支援する少数派の市議でもある。井上は最近、松本とこんな約束をしたという。「自由に議論し、政策を深める議会風土に変えていこう」(敬称略)

(2011年3月4日17時26分 読売新聞)

3187チバQ:2011/03/04(金) 23:47:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20110227-OYT8T00860.htm
岩舟町 合併で迷走
腰を据えて議論を


合併問題に揺れる岩舟町の町役場 来年4月の実現を目指していた岩舟町の佐野市との合併に暗雲が立ちこめている。1月の住民投票で、栃木市との合併を検討する法定合併協議会(法定協)設置が賛成多数に。佐野市との合併に向けた新市基本計画の協議は、県の判断で休止状態になった。同町はこれまでも合併を巡って二転三転しており、迷走が続いている。

(岡本朋樹)

 「栃木市との法定協の設置前に新市基本計画に回答すれば、佐野市との合併が決定した印象を与えかねない」

 2月に本協議が始まった新市基本計画について、県が回答を留保、佐野市との法定協が10日、無期限延期となった。本協議は通常2週間程度で終了。県の回答を法定協にかけ、全ての合併協定項目の確認を終えるはずだった。今回の留保は「市町村合併で中立な立場」の県が、佐野市との合併にストップをかけた形だ。

 これを受け、茂呂幸司町長は栃木市との法定協を3月末までに設置する方針を決定。だが、佐野市との合併もこれまで通り進めるとし、栃木市との合併を目指す住民グループの1人は「直近の民意は栃木市との合併を望んだ。佐野市との法定協は休止し、栃木と佐野、双方の合併後の形が見えた後、改めて民意を問うべき」と反発を強めている。

      ◇

 岩舟町の合併を巡る紆余(うよ)曲折は歴史が古い。2004年には旧大平、藤岡両町との合併が破談に。08年には栃木地区との合併が、住民投票で佐野市との合併が多数となったことで頓挫した。その佐野市との法定協も09年、対等合併を主張する前町長が休止を決定。前町長のリコール、出直し町長選を経て、再び合併協議を進めていたところだった。

 同町は、東側で栃木市、西側で佐野市と隣接。農協や高校の学区など行政的なつながりは栃木市と強い一方、買い物など生活圏は佐野市と重なる部分が多い。合併のメリットが異なるため、民意は長く二分されたままだ。

 ただ、合併協議が滞っている間に、合併推進債の発行など特例措置を認める合併新法の終了期限(10年3月)を迎え、優遇措置を受けられなくなるなど、不利益も生じている。

 同町は財政力指数が0・61で県内平均(0・79)は下回るが、全国平均(0・55)は上回り、財政的に合併が急務という状況ではない。市民サービスの向上など、何を重視して合併を目指すのか、町民一丸となり、腰を据えて議論することが求められている。

(2011年2月28日 読売新聞)

3188チバQ:2011/03/04(金) 23:51:23
http://www.shimotsuke.co.jp/special/seijinogenba2011/20110126/447746
政治の現場で 11県議選を前に
【第1部 政党対決】1自民 県政の「責任政党」強調 「敵は民主よりみんな」
(1月17日 05:00)
 政権交代後初の統一地方選まで3カ月を切った。前半戦の県議選は4月1日告示、同10日投開票で行われる。本県では既に県政与党の自民、政権与党の民主の二大政党に、存在感を増しているみんなの党を加えた3党を軸として、政党対決の色合いが濃くなった選挙戦が事実上始まっている。議席増を狙う公明党や党勢拡大を目指す共産党なども含め県議選の「現場」を追った。

 県議会最大会派・自民党議員会を仕切る自負がにじんだ。真岡市で6日に開かれた真岡商工会議所の新春賀詞交歓会。自民党県連幹事長の石坂真一県議は短い言葉で新年の抱負を語った。「長々とは申しません。わが党は責任を持って県政運営に当たってきた。これからもそうだ」

 混迷する民主党の現状を説明しながら、10分近く長口上をふるった同党県連代表の山岡賢次衆院議員とは対照的だった。

 統一地方選への危機感を募らせる民主党県連が年明け早々に対策本部設置を決めたのに対し、自民党県連の新年は静かな幕開けだ。県議会議事堂の自民党議員会控室はひっそりとしている。

 だが石坂氏は「これが本当の危機感の表れ。全議員が必死に地元を回っている」と説明する。「みんなの党が全選挙区に候補者を立てるって言うしな」

 ◆  ◆

 みんなの党はこれまでに13人の立候補予定者を擁立し、民主党(推薦含む)と肩を並べた。菅内閣の支持率低迷など逆風下で民主の候補者擁立が思うように進まない中、みんなはさらに候補者数を伸ばす勢いだ。

 茨城県議選をはじめ地方選で民主は負けが続いている。こうした中、自民県議らは「真の敵はみんな」とも口にするようになった。4つの1人区のうち3つは自民とみんなの一騎打ちとなっていることも影響している。

 ある自民県議は「2人を相手に戦っているようだ」と言う。1人はみんなの党候補、もう1人は同党代表の渡辺喜美(わたなべよしみ)衆院議員のことだ。

 同党のフレッシュなイメージに加え、渡辺氏の知名度や支持基盤との戦いを強いられる。自民党を離党して立ちはだかる渡辺氏への「近親憎悪」も深まっている。

 ◆  ◆

 自民党はこれまでに、県議選に公認・推薦合わせて32人の擁立を決めている。定数50に対し26議席以上の過半数を維持できるかが焦点となっている。前回の県議選直後は35議席だったが、現在は28。5議席はみんなの党への移籍分だ。

 自民の強みは県議会で過半数を握る最大会派であること。数を背景に県政全般に影響を与える。この「力」は選挙戦でも大きな武器になる。

 昨年夏の参院選で民主現職を自民新人の上野通子氏が破り金星を挙げたことも、自民県連の求心力を高めている。

 一昨年夏、衆院選で惨敗し、野党に転落した時のような逆風はない。ただ自民県連幹部の1人は「党再生に向けたリハビリが終わったわけではない」と引き締める。自民にはベテラン候補も多いだけに、世代交代の波にもさらされる。

 自民県連幹事長として選挙戦を統括する石坂氏は言う。「絶対に過半数は取る」

 [写真説明]賀詞交歓会で鏡開きをする石坂氏(左から2人目)と山岡氏(同3人目)ら=6日、真岡市内

3189チバQ:2011/03/04(金) 23:51:49
http://www.shimotsuke.co.jp/special/seijinogenba2011/20110126/447753
政治の現場で 11県議選を前に
【第1部 政党対決】2民主 政権党強み生かせるか 内紛続き「挙党一致」課題
(1月18日 05:00)
 「困った改造をしてくれた。政権交代の原点を忘れている」

 宇都宮市内で14日夜に開かれた労働団体の新年会。民主党県連幹事長の福田昭夫衆院議員は同日発足した菅再改造内閣を痛烈に批判した上で、統一地方選について「県連としては一致団結して、何としても全員当選へ頑張る」と強調した。

 小沢一郎民主党元代表の強制起訴問題などをめぐり、内紛状態が続く同党。混乱の影響は地方組織の同県連にも波及し、船出したばかりの菅再改造内閣への評価も割れている。

 新年会の出席者の一人は、足並みがそろわぬ党の実情にため息をついた。「団結という言葉がむなしいね…」

 ◆  ◆   

 政権交代を果たした一昨年の総選挙で、民主党県連所属の衆院議員は2人から5人に急増した。その勢いを保ちながら、県議選などで議席拡大を図り、地方での基盤を固めるのがそもそもの戦略だ。

 しかし内閣支持率は乱高下し、昨夏の参院選栃木選挙区では民主現職が自民新人に敗北。同9月の党代表選は県連代表の山岡賢次衆院議員や福田氏が小沢氏支持、谷博之参院議員らが菅直人首相支持と分かれ、地方議員の間で「党内抗争をしている場合ではないのに」との指摘が出始めた。

 同県連が県議会の無所属県民クラブに所属する民主党籍を持つ2人に対し「党の結束を乱す行為をした」などとして県議選での公認・推薦を見送った。県議会の民主党・無所属クラブから1人が離脱し、みんなの党入りする事態もあった。昨年末の茨城県議選では民主党が惨敗した。

 定数50の県議会で第2勢力の民主党・無所属クラブは6議席。昨年4月には、同党県連幹部から県議会で過半数獲得を目指す発言もあったが、目標は14議席に下方修正された。現在、党公認・推薦の立候補予定者は13人にとどまっている。

 ◆  ◆   

 今月11日早朝、民主党県連青年委員会の若手県議らが寒空の下、JR宇都宮駅前に立った。市町議なども参加し、政権党としての実績や政策への理解を訴えた。

 同日午前、宇都宮市内では同県連の臨時幹事会があった。この場で統一選を控えた地方議員らは「どうも国会議員の先生方は協調性がない」「一丸となって統一選に勝つ態勢を組んでほしい」と訴えた。国会議員を中心とした統一選の対策本部設置が決定した。

 民主党への逆風を「台風」と表現する関係者もいる。危機感が強まる中、民主党・無所属クラブの一木弘司代表は「政権与党の国会議員に直接、つながっているのはわれわれだということを強調していくときだ」と話し、反転攻勢を誓う。政権与党としての力量が試されている。

 [写真説明]民主党県連の臨時幹事会には地方議員が足を運び、「挙党一致」を求めた=11日午前、宇都宮市内

3190チバQ:2011/03/04(金) 23:52:23
http://www.shimotsuke.co.jp/special/seijinogenba2011/20110126/447756
政治の現場で 11県議選を前に
【第1部 政党対決】3みんな 自民体制に風穴狙う TPP参加、農業に神経
(1月19日 05:00)
 口調は一気に熱を帯びた。「自民党が駄目だから政権交代が起こった。民主党がこれまた駄目だから自民党に戻るのか。そういう選択肢は非常に不毛だ」

 大田原市で4日に行われたみんなの党代表・渡辺喜美衆院議員の後援会新年会。渡辺氏は批判の矛先を古巣の自民党に向けた。県議選で渡辺氏は「敵は自民党」と位置付け、全16選挙区で20人以上の候補者擁立を目指す。これまでに11選挙区から13人が立候補を表明し、民主党の候補者数(推薦を含む)と肩を並べた。月内にはさらに増える見通しだ。

 渡辺氏が全選挙区での候補者擁立にこだわるのは、最大会派の自民党議員会が過半数を占める県議会に風穴を開け、「県政でキャスチングボート(決定権)を握ることが、国政にも波及する」(渡辺氏)と考えるからだ。

 ◆  ◆

 2009年の衆院選、10年の参院選でみんなの党は渡辺氏の地元の県北地区で抜群の集票力をみせつけたが、それ以外では課題を残した。渡辺氏は県議選を通じ地方組織の充実を図り、次期衆院選につなげる青写真を描く。「最低でも10人当選」「自民を過半数割れに」と意気込むみんなの党に対し、自民党県連内では「全面対決だ」との声が挙がる。

 みんなの党の新人候補は政治経験がない医師や起業家などが目立つ。関係者の1人は「他党のようにしがらみがなく、新人が出やすい環境にある」と背景を説明する。

 ただ擁立作業は全て順風満帆ではない。現職の多い自民党は地域への浸透度が強く、選挙区によっては対抗する候補者選びも難しい。みんなの党新人の1人は立候補表明の際、「候補者が2人いたが諸般の事情で白紙になり、(自分が)立候補した」と曲折した擁立の舞台裏を明かした。

 ◆  ◆

 県議選でみんなの党が特に神経を使っているのが環太平洋連携協定(TPP)への対応だ。政府は6月をめどに参加の是非を判断する方針でいる。

 みんなの党は増税に頼らない経済対策を目指し、「開国しないと、日本の稼ぎ頭のものづくり産業が壊滅的な打撃を受ける」(渡辺氏)とTPPへの参加に前向きだ。

 ただ農協関係者などからは反対の声が出ており、渡辺氏は会合などで地域版公約に農業再生策を盛り込むと表明している。「(TPPを議論しても)関税がゼロになるのは15年先。今から徹底して農業のテコ入れをやる。『尊農開国』だ」と農業重視の姿勢を強調する。

 県議会会派・みんなのクラブ代表の中川幹雄県議は「政策をきちんと有権者に説明していく」と話す。国政選挙での勢いを持続し、地方に根を張れるか。県議選が試金石となる。

 [写真説明]初詣で統一選の必勝祈願をしたみんなの党代表の渡辺氏(前列中央)ら関係者=4日午後、那須塩原市

3191チバQ:2011/03/04(金) 23:52:49
http://www.shimotsuke.co.jp/special/seijinogenba2011/20110126/447757
政治の現場で 11県議選を前に
【第1部 政党対決】4公明 「3議席復活」に全力 乱立、小山・野木に初擁立
(1月20日 05:00)
 年頭の街頭演説に小山市を選んだのは初めてだった。

 1月3日、公明党県本部の遠藤乙彦代表は同市郊外で声を張り上げた。「党の存在感を出すために統一選で勝たなければならない」

 県議選で公明党は4年ぶりの3議席復活を目標に掲げる。宇都宮市・上三川町選挙区(定数13)での現有2議席維持に加え、初めて候補者を擁立する小山市・野木町選挙区(同5)で勝利を目指す。

 ◆  ◆

 県議会では2議席ながら、公明党は県政界で独特の存在感を示してきた。昨年10月末の同党県本部大会には、福田富一知事も出席し「(統一地方選は)パーフェクト勝利を」と激励した。

 公明党の県内での基礎票は10万票とされる。選挙での協力関係などを意識する他党からは、常に動向が注目されている。

 一方、県議会での少数会派ゆえの苦悩もある。3人に満たない会派は本会議で代表質問ができず、議会運営委員会に正式に委員を送り込めないなど活動に制約がある。

 このため4年前は政策面で考えの近い無所属県議1人と会派「公明党・新政クラブ議員会」を結成して数をそろえた。だが昨年3月に「当初から3年間の約束だった」として、両者合意の上で同会派を解消した。再び「3議席の壁」に直面することになった。

 ◆  ◆

 公明党は会派解消直後から、3議席確保に向け対策を本格的に練り始めた。着目したのは那須塩原市・那須町選挙区(定数4)と小山市・野木町選挙区。いずれも定数と党所属の市町議数が多く、一定の基礎票が計算できることなどから候補者擁立の対象となった。

 小山市・野木町に絞った背景には立候補予定者8人の「乱立」があった。支持母体である創価学会の安定した組織力に支えられている公明党は「票が分散し当選ラインが下がれば有利になる」(同党関係者)とも分析したという。

 ただ危機感もある。同党県本部関係者は「『公明党だから大丈夫』と思われるのが怖い。現職が票固めに奔走する中、新人が票を上積みするのは厳しい」と明かす。

 今期限りで引退する公明党現職の小高猛男(こだかたけお)県議は「全員当選すれば、3県議できめ細かく地域の課題を取り上げられる」と期待する。

 課題は大票田の小山市などで票の掘り起こしを図ること。同党県本部は県内向け公約集に「ベンチャー起業」支援策や都市住民向け政策などを盛り込むことを検討している。

 [写真説明]公明党県本部は昨秋の大会で早くも統一選の立候補予定者を披露した=宇都宮市内

3192チバQ:2011/03/04(金) 23:53:20
http://www.shimotsuke.co.jp/special/seijinogenba2011/20110126/447758
【第1部 政党対決】5共産 1議席死守へ政策論争 無所属 埋没回避に存在感強調
(1月21日 05:00)
 「福祉や景気を良くできるのは共産党だけ」。同党唯一の県議野村節子氏は年始の訴えで1月2、3の両日、宇都宮市内の駅前など計8カ所でマイクを握った。

 「(有権者は)民主党政権に憤りを感じ、自民党に戻るのも望まない。みんなの党は自民とどこが違うのか」。県議選で多数の候補者を擁立する3党との対立軸を鮮明にした。

 野村節氏は前回、宇都宮市・上三川町選挙区で初当選。共産党にとって4年ぶりの議席復活だった。今回はその1議席を死守する戦いでもあり、高齢者福祉や医療などで政策論争を挑む構えだ。

 同党県委員会の小林年治委員長は大激戦が確実な同選挙区を念頭に「風頼みでは抜け出せない。自分たちで切り開くしかない」と言う。同党は同選挙区以外の2選挙区でも、1人ずつの候補者擁立を目標に作業を続けており、2月上旬にも結論を出す方向だ。

 ◆  ◆

 政党対決の様相が県議選で強まる中、立候補する無所属県議は埋没の危機感を強め、存在感のアピールに躍起だ。政党や各種団体との関係を強化する動きもみられる。

 無所属県議5人のうち4人は「無所属県民クラブ」に所属する。同会派は基本的に「知事与党」のスタンスで活動してきた。

 民主党籍を持ちながら民主党系会派を離れた渡辺直治氏(小山市・野木町選挙区)と菅谷文利氏(さくら市・塩谷郡)、どの政党にも属していない野村寿彦氏(足利市)、阿部寿一氏(那須塩原市・那須町)がメンバーだ。渡辺、菅谷両氏は民主党の公認や推薦はないが、既に連合栃木などの推薦を得た。

 ◆  ◆

 6期目を目指す野村寿氏はどの政党からも距離を置く。「政党のマニフェストに縛られたくない」という。足利市選挙区も激戦は必至だが、「民主はだめ、自民も嫌、みんなの党は信用できないという無党派層に照準を合わせる」戦略だ。

 再選を目指す阿部氏は自民党への復党を望む。2003年の旧黒磯市長選を機に地元選出の渡辺喜美衆院議員と対立し、自民党を離党した。その渡辺氏は自民を離党し、現在はみんなの党代表。県北部では自民とみんなが全面対決の様相で「復党に障害はなくなった。自民に認めていただければ、反渡辺票をかき集める先頭に立ちたい」と存在感を強調する。

 1人会派「新政クラブ議員会」の琴寄昌男氏は無所属で栃木市・岩舟町選挙区から再選を目指す。自民党籍を持っている琴寄氏は「1人では活動に限界がある」として、自民への傾斜を強めている。

 (第1部終わり)

 [写真説明]県議の名前が並ぶ電光掲示板。共産党や無所属議員は存在感を強調する=県議会議事堂

3193チバQ:2011/03/04(金) 23:54:58
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000721102220001
【県議選選挙区から】


【1】前橋市 現・新11人表明 激戦か
2011年02月22日

 前橋市と旧富士見村が合併し、選挙区名から「勢多郡」が外れた。いまのところ現職5人、新顔6人の計11人が立候補を表明しており、8議席を争う激戦区となりそうだ。


 民主党は、富岡由紀夫前参院議員の秘書を務めた本郷と、千葉県出身の弁護士、小川の新顔2人を公認した。


 前回も党公認で2人を擁立したが、共倒れに終わった。今回、政権与党とはいえ逆風が吹くなか、県連は「しがらみのない政治の実現」を訴える。


 議会与党で、同区に4人の現職がいる自民党は、現職3人と新顔1人を擁立する。中村は北東部、中沢は南部、狩野は東部を足場に、後援会組織などの地盤を固めたうえで支持拡大を目指す。安孫子は、前橋市議の実績を訴える。


 09年の補選で当選した自民党の山本龍は立候補を見送る予定だ。来年2月の前橋市長選を見据える。


 公明党の水野は前回初当選した。創価学会の組織票を基に議席を守りたい。


 共産党は前回5選したが除籍処分となった早川昌枝に代わって、09年の衆院選で公認した酒井を公認。議席回復を目指す。


 前回民主党公認だった亀田は、無所属で立候補する。前回トップ当選した岩上は、知事選立候補を表明し県議選を見送る後藤新と政策的に近い。後閑は赤城南麓(なん・ろく)地域を地盤に支持拡大を目指す。(敬称略)


     ◇


 政権交代後、初めて迎える統一地方選。前半戦の県議選(定数50)は4月1日告示、10日投票で行われる。市町村合併に伴う区割り・定数の見直しにより、選挙区は前回の19から18に減る。多野郡区はなくなり、藤岡市区と一緒になり定数2のまま。高崎市区の定数は1増えて9となった。全体の定数は変わらない。4年間の県民の代表をめざし、現職、元職、新顔計70人前後が立候補の準備を進めている。各選挙区の立候補予定者を紹介する。


 ■前橋市(定数8)


 本郷高明  39  民新


 小川晶   28  民新


 中村紀雄  70  自現


 中沢丈一  62  自現


 狩野浩志  50  自現


 安孫子哲  39  自新


 水野俊雄  38  公現


 酒井宏明  45  共新


 岩上憲司  38  無現


 後閑千代寿 67  無新


 亀田好子  55  無新

3194チバQ:2011/03/04(金) 23:55:25
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000721102230001
【2】高崎市 民主、3議席確保狙う
2011年02月23日

 旧吉井町との合併で定数が1増えて9に。現職6人、新顔3人、元職1人の計10人がしのぎを削る。


 民主党は前回、公認1人だったが、今回は石川、後藤の2人を公認、角倉を推薦し、勢力の拡大を狙う。


 前回、新顔ながら3位当選した元NHK記者の石川は、今回も組織に頼らない運動を展開する。後藤は出身の県職労を柱とした労組に加え、地元の八幡地区を中心に地域の支持拡大に力を入れる。


 前回、多野郡から選出された角倉は選挙区再編により高崎に回った。地元の吉井地区を固め、これまでなじみの薄かった旧高崎市で票の掘り起こしを進める。


 自民党は、中島篤が市長選に立候補、平田英勝が引退するのを受け、公募候補の清水、桂川を含め5人を擁立した。


 市議から転出した清水は市北部が地盤。市議2期の実績を訴える。松下政経塾出身の桂川は幼稚園事務長を務め、子育て世代の女性にも支持を呼びかける。


 橋爪は地盤の片岡、石原など市西部を固め、関根は地元の新町地区に加え、新たに選挙区に加わった吉井地区にも勢力を伸ばす。


 市議から回った岸は、旧群馬町が地盤。平田の事実上の後継で、箕郷、榛名、倉渕を含めた旧郡部に力を入れる。


 前回トップ当選の公明党の福重は組織を固め、まんべんなく市内を回る。前回は当選を逃した共産党の伊藤は、身近な政策を掲げて議席の回復を目指す。(敬称略)


 ■高崎市区(定数9)


 石川貴夫   32 民現


 後藤克己   37 民現


 関根圀男   64 自現


 橋爪洋介   43 自現


 岸善一郎   60 自新


 清水真人   35 自新


 桂川孝子   47 自新


 福重隆浩   48 公現


 伊藤祐司   52 共元


 角倉邦良   50 無現

3195チバQ:2011/03/04(金) 23:55:54
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000721102240001
【3】太田市 公明擁立で構図が変化
2011年02月24日

 ◆太田市区


 民主党は前回、党県連の会計問題に端を発した混乱を収拾できず、公認申請があった3人に公認を出せないまま選挙戦に突入した。今回はその3人を早々と公認した。


 前回、3度目の挑戦で初当選した阿部、労組票をまとめて4選を果たした黒沢は、ともに手堅い個人票を固めつつある。前回は届かなかった田島は街頭活動などに力を入れている。


 自民党は前回当選した3人のうち、1人が2009年の市長選に立候補するため辞職し、1人が引退した。唯一の現職笹川と、新顔の高田、穂積の3人が挑む。


 同市区で初めて公明党が公認候補を擁立したことで選挙戦の構図が変わり、自民党候補にも波紋を広げている。


 公明党はこれまで自主投票ながら、国政での自公協力などを背景に、多くの票は自民党系候補に向かったと見られていた。


 前回トップ当選した笹川は、危機感をバネに組織の引き締めを図る。3月中旬に予定していた事務所開きは今月下旬に前倒しした。


 高田は、旧市以来市議を2期務め、地元の宝泉地区の支持を固めたうえで、市内全域に拡大を図る。福祉施設事務長の穂積は、福祉関係者を軸にどれだけ支持を広げられるかがカギとなる。


 公明党は薬丸を擁立。県議会で議会運営委員会などに代表を出せる会派(交渉団体)の構成要件が県議選後に2人から3人に増えることから、現有の前橋、高崎両市区に加え、太田市区で「3人目」を確保することが目標。4人いる現職市議が、自身の選挙とともにフル稼働している。(敬称略)


 ■太田市区(定数5)


 黒沢孝行   59 民現


 阿部知世   39 民現


 田島国彦   41 民新


 笹川博義   44 自現


 高田勝浩   42 自新


 穂積昌信   36 自新


 薬丸潔     32 公新

3196チバQ:2011/03/04(金) 23:56:15
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000721102250001
【4】伊勢崎市・佐波郡 自民、新顔擁立へ
2011年02月25日

 ◆伊勢崎市区


 定数5に対し、7人が立候補を表明。現職は民主党と無所属の2人のみで、世代交代が進みそうだ。


 民主党は、党県連幹事長の久保田が再選をめざす。「前回と違って党公認として票の上積みは期待しにくい」と、地盤の東・赤堀地区を中心に街頭などで4年間の実績を訴える。


 自民党は市長選へのくら替えと引退で、前回投じられた票の半分以上を集めた当選者3人が出馬しない。代わりに現職原富夫の三男・和隆、現市議の臂(ひじ)、前回約440票差で次点だった中心商店街店主の井下の3人を公認した。


 吉山は、みんなの党の県内唯一の候補。街頭演説で党ののぼりを見て集まる市民も多いと感じるが、市議時代の支援者を中心に個人票の積み上げに重点を置く。


 塚越は前回と同様、社民党と連合群馬の推薦を得た。組織票に加え、現職として培ってきたつながりを生かしたいと言う。


 森田は、昨年の市議選での落選の雪辱をめざす。


 ◆佐波郡
 町を二分する選挙となった前回から一転、自民党現職の井田のみが立候補の準備を進めている。


 井田は元町長の長男。前回は、ともに自民党に公認申請した前町長との一騎打ちを約1300票差で制した。今回も町長や過半数の町議らの支援を受ける。(敬称略)


 ■伊勢崎市区(定数5)


 久保田務   61 民現


 井下泰伸   47 自新


 原和隆     41 自新


 臂泰雄     58 自新


 吉山勇     48 み新


 塚越紀一   69 無現


 森田修     61 無新


 ■佐波郡区(定数1)


 井田泉     47 自現

3197チバQ:2011/03/04(金) 23:56:47
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000721102260001
【5】桐生市・みどり市 共産獲得なるか
2011年02月26日

 ◆桐生市区


 前回と同じ顔ぶれの4人が立候補を予定している。


 前回トップで当選し、3選を目指す大沢は、石関貴史衆院議員(群馬2区)との確執などから今回は民主党の公認がとれなかった。民主党は公認・推薦候補を立てておらず、民主党系の分裂は避けられた。大沢は労働組合の厚い支持を受けている。


 自民党は、県連政調会長の村岡、元県議会議長の腰塚を擁立する。2人とも厚い支持基盤を維持し、それぞれ3回目、6回目の当選を目指している。
  焦点は、3回目の挑戦となる共産党の関口が議席に届くか。前回の選挙では、前々回の得票に1295票を上積みして1万824票を獲得し、腰塚に1887票差まで迫った。建設や福祉関係の集会にこまめに顔を出し、個人票の上積みを図っている。


 ◆みどり市区


 自民党は4選を狙う須藤を擁立。前々回は新田郡区で、前回は笠懸、大間々、東の旧3町村が合併して誕生したみどり市区でと、2回連続して無投票で当選した。


 今回は民主党が「無投票阻止」を掲げ、石川を公認した。石川はまだポスターもつくっていないなど、取り組みが遅れている。(敬称略)


 ■桐生市区(定数3)


 腰塚誠    63 自現


 村岡隆村   60 自現


 関口直久   61 共新


 大沢幸一   67 無現


 ■みどり市区(定数1)


 石川直哉   31 民新


 須藤昭男   50 自現


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