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各種イノベーション・新発明・新技術など
1
:
とはずがたり
:2006/11/06(月) 22:31:36
真面目な開発から怪しげな発明迄何でも。但し対象の産業スレ等がある場合はそちらに。
3
:
とはずがたり
:2006/11/06(月) 22:32:09
ユーチューブを選定 タイム誌「今年の発明」
2006年11月6日(月)10:14
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/world/20061106a3710.html
[ニューヨーク5日共同] 米タイム誌最新号(6日発売)は、同誌恒例の「今年の発明」に動画投稿サイト「ユーチューブ」を選んだと発表した。
同誌は、今年は1ガロン(約3・78リットル)のガソリンで5000キロメートルも走る車や、「魔法のつえ」で遊ぶ新種のビデオゲームなど、興味深い発明が相次いだが、ユーチューブほど「世界を変えた」発明はないと指摘。ユーチューブは多くの人々に楽しみ、教育、ショックを与える新しい方法を未曾有の規模で実現したと述べた。
ユーチューブは米シリコンバレーでインターネット好きの若者グループが昨年、動画投稿サイトとして設立、アマチュアを中心に日に約7万本ものビデオが投稿され、約1億本が見られる巨大サイトに発展した。
4
:
小説吉田学校読者
:2006/11/07(火) 19:23:30
アンドロイドとアクトロイドの差は大きいとはいえ共通点も多いですが、これがアクロイドとアクトロイドだとかなり大きい違いがある。ちょっと計り知れないと私は思う。遣り残したことがあってもそれをしなかったのか、それにしてもJANJANはミステリ好き。
アクトロイド−DER2に感じる「飛躍」の予感
http://www.janjan.jp/culture/0611/0611064155/1.php
東京秋葉原UDXにて11月3日から5日まで開催されたアキバ・ロボット運動会に登場した、株式会社ココロ(本社:東京・羽村市)制作のアクトロイド(演じるアンドロイドという意味であり、同社の登録商標)「アクトロイド−DER2」についての評価を述べたい。
“DER2”について感じるのは、「飛躍」の予感である。
“DER2”は、現時点では、自律的知能を有さないが、人間そっくりの容姿を誇り、「アイドル的」な華麗な外見を持ち、表情の豊かさ、女の子らしい動作を実現している。
自律的知能を持ち、なおかつ、人間的構造を持つアンドロイドは、かねてから、SF小説・漫画などにおいて、理想として、あるいは、嫌悪すべき存在として描かれてきた。数々のロボットが生み出されてきたが、意外とそれに近いのは、この「アクトロイド」かもしれないと思い始めている。容姿のクオリティを落とすことなく、自立歩行システムの内蔵、アクチュエータの小型化・内蔵、人工頭脳の内蔵を達成すれば、自律型アンドロイドの誕生である。おおいに、期待している。
自律的知能を持ち、なおかつ、人間的構造を持つアンドロイドの登場する作品の例を、個人的見解において挙げるならば以下のようになる。(あくまで、参考として挙げるものである。)
理想としている:CLAMP著『ちょびっツ』
どちらでもある:もりしげ著『こいこい7』、手塚治虫著『鉄腕アトム』、『ターミネーター』シリーズ(アメリカ映画)
嫌悪すべきものとしている:『ブレードランナー』(アメリカ映画:原作は、フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』)、『バブルガムクライシス』(日本のアニメ)
アンドロイドが、これからどう進展していくかは、人間の良心および良識にかかっている。
(写真解説)華麗な容姿を誇る新型アクロイドの“DER2”
5
:
とはずがたり
:2006/11/11(土) 17:35:48
(25)育て次代のエジソン…青森
少年少女発明クラブ数14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/jiman/ji_ji_06101201.htm?from=os2
指導員のアドバイスを受けながら、工作に熱中する発明クラブの子供たち(八戸市児童科学館で)
小学1年の息子(7)は工作が大好き。最近もペットボトルで潜水艇を作り、風呂場で遊んでいた。この才能(?)を伸ばしてやりたいと思っていたら、小・中学生に“モノづくり”の楽しさを教える少年少女発明クラブが各地にあることを知った。一体、どんな活動をしているのか。14ものクラブが活動しているという青森県を訪ねた。
東北新幹線の終点、八戸駅で降りて、八戸市の児童科学館へ。作業台が並ぶ実習室で、市少年少女発明クラブ(小4〜中2の40人)のメンバーが、それぞれ作品のアイデアを発表し合っていた。
市立旭ヶ丘小5年の夏堀紅生君(10)が考案したのは、「自動モップマシン」。モーターで尺取り虫のように動く工作キットにぞうきんを付け、床をふく優れ物だ。「仕事と家事で忙しいお母さんを助けてあげたい」のだという。何て感心な子だろう……。
だが、他のクラブ員の指摘は鋭い。「まっすぐしか進まないから、役に立たないのでは」「床に傷を付けないための工夫は」と、次々、質問が飛ぶ。夏堀君は「Uターン機能をつけ、床と接する部品にはスポンジを巻きつける」と答え、製作に意欲を見せた。
電器店主ら基礎を指導
東北で最初に子供向けの発明クラブが誕生したのは、青森県だった。まず、十和田市で1981年、理科教師の指導者研究会が母体となって発足。翌82年、八戸市の鉄工会社経営者の呼びかけに、市内の小学校の理科教諭だった林野栄会長(71)らが応えた。「学校では扱えない専門知識や技術を教えることができる。目を輝かして取り組む子供たちの姿がうれしい」
活動は原則、月2回。教員やOB、電器店主らがボランティアで、工具の使い方やアイデア作りの基礎から教える。林野会長は「工業団地があるせいもあって、みんな、モノ作りへの関心が高い。子供が多かったころは、入会申し込み日に長蛇の列ができ、断るのが大変でした」と振り返る。
県も98年12月、子供の「科学する心」を育てようと、クラブへの助成金支出や指導者派遣などを始めた。県新産業創造課の成田勝治さん(48)は「青森には、有名企業や立派な科学施設が少ない。小さいころから科学に親しむ機会を増やし、産業を担う人材を育てたい」と趣旨を説明する。その後、それまで十和田、八戸、弘前、青森の4市だけだったクラブが、毎年一つ〜三つずつ各地で増え続け、2003年には首位の北海道を抜き、今もトップを走る。
ロボコンで技術磨く
また、青森の発明クラブを語るうえで、忘れてならないのがロボットコンテスト(ロボコン)。実は、八戸市は中学生以下(ジュニア)のロボコン発祥の地だ。チームでロボットを作り、性能や技術を競うロボコンは高専の全国大会が有名だが、これを参考に91年、市立第三中の下山大教諭(46)(現・市立東中教諭)が技術科の授業に取り入れた。今では、全国に広がり、2003年には初の国際大会が市内で開かれた。
県内企業の主催で、毎年2月に行われる県大会は、次が8回目。市の発明クラブにとっても、ロボコン参加は欠かせない一大イベントで、出場目当てで入会する子供も少なくないという。下山教諭は「同じ目標に向かって仲間と協力する大切さも学べる」と語る。
熱心な指導者と、子供たちが切磋琢磨(せっさたくま)できる土壌がそろった青森から、将来、“第二のエジソン”が生まれるかもしれない。(梅沢清次)
少年少女発明クラブ 1974年6月、社団法人「発明協会」の創立70周年記念事業として、千葉市と愛知県刈谷市で発足。当時の同協会会長のソニー創業者・井深大氏(故人)が呼びかけ、企業から集めた10億円の寄付で運営基金を作った。現在、全国に192クラブあり、約9000人の小・中学生が活動している。
◇
知る人ぞ知る「ふるさと“地”慢」をお寄せ下さい。〒100・8055 読売新聞東京本社地方部内信課へ。電子メールnaishin@yomiuri.com
(2006年10月12日 読売新聞)
6
:
とはずがたり
:2007/01/16(火) 11:25:46
記事の描写が悪いせいか全然想像が付かぬ。早く地下鉄に入れてみてよ。。
>現在時刻を示すランプを時間軸に合わせて点滅させ、
>次の列車が瞬時に分かるようにした時刻表は特許申請中
県立大卒の磯貝さんが最高賞 次の列車が瞬時に分かる時刻表を特許申請
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061028-00000004-cnc-l25
<滋賀県> 県立大(彦根市八坂町)環境科学部を今春、卒業した京都工芸繊維大大学院生の磯貝直紀さん(25)が、プロデザイナーを目指す学生の卒業制作のコンペ「ジュニア・デザイナー・アワード」で最高賞の大賞に輝いた。自らの通学経験をもとに、鉄道の時刻表などの情報媒体を分かりやすくしようと提案した。
京都市の自宅から県立大まで2時間かけて通学、公共交通機関の案内に分かりにくさを感じていた磯貝さんは、京都市営地下鉄・烏丸線の各駅を調査。(1)情報提示が分かりにくい(2)現在位置が把握しにくい(3)地上とのつながりがない−など5つの問題群にまとめた。
その上で、天井のポールと床面地図を用いて地上での現在位置を認識しやすくするなど、3つの解決策を提案。特に、現在時刻を示すランプを時間軸に合わせて点滅させ、次の列車が瞬時に分かるようにした時刻表は特許申請中。コンペでも、すぐにも実現できる完成度の高さが評価された。
コンペは、次世代を担う逸材の発掘などを目的に2001年から開催。ことしは263作品が寄せられ、アーティストの日比野克彦さんや脳科学者の茂木健一郎さんら10人が、独創性や機能性、社会への貢献度などを審査。大賞の磯貝さんには賞金200万円が贈られた。
磯貝さんは「あこがれの方々に評価していただいてうれしい。デザインで人の役に立ちたいという自分の思いは正しかったと感じた」と笑顔を見せた。 (築山栄太郎)
(中日新聞) - 10月28日11時31分更新
7
:
とはずがたり
:2007/01/31(水) 03:28:59
裁判所は法律変えて迄率先して自民党に献金したがってるキャノンに甘いんじゃないやろねぇ?ヽ(`Д´)ノ
キヤノン元社員「発明対価3350万円にはガッカリ!」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20070130/20070130-00000018-ann-soci.html
キヤノンの元社員が、レーザープリンターの技術をめぐる発明で適正な対価を受け取っていないとして起こした裁判で、東京地裁はキヤノンに対し、3350万円あまりを支払うよう命じました。元社員は、10億円の対価を求めていました。
元キヤノン社員・箕浦一雄さん(61):「非常に低い額でがっかりしています。(対価は)少なくとも数億は下らないと期待していたのですが」
レーザービームプリンターでは、以前、画質が低下するゴースト像の発生が問題となっていましたが、キヤノンは、これを取り除く技術で1993年に特許を取得しました。発明した元社員には、職務規定で87万円の対価を支払っていましたが、元社員は「450億円あまりを求める権利がある」と主張し、その一部、10億円の対価を求めて訴えていました。判決で、東京地裁は元社員の主張を一部認め、キヤノンに対し、支払済みの対価との差額にあたる3352万円を支払うよう命じました。
[30日19時12分更新]
8
:
とはずがたり
:2007/08/29(水) 10:42:07
折角の新アイディアがねぇ。。勿体ない。
非可燃性の代替ガスで開発すれば完璧だったかな?
商品名「氷殺」が誤解招く 経産省、殺虫剤事故で指摘
http://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2007/08/28/20070828010006911.html
経済産業省は28日、ライオンが自主回収に乗り出したスプレー式殺虫剤「バルサン 氷殺ジェット」の引火事故について、「氷殺」という商品名が引火を起こさないという誤解を利用者に与え、事故につながった可能性があると指摘した。
氷殺ジェットは、スプレーを噴射するとマイナス40度の冷気が出て害虫を凍死させる。3月に発売し、ヒット商品となったが、ライオンは一連の事故を受けて製造を中止し、これまでに販売した約325万本の自主回収を始めた。アイデアを働かせた商品名が原因となって事故を招き、製造中止に追い込まれる珍しいケースとなった。
氷殺ジェットは殺虫剤成分を使っていないものの、噴射剤として可燃性ガスを使用している。経産省は「氷殺という名称や、殺虫成分を使用していないことから、可燃性ガスが含まれていないという誤解が(利用者に)生じた可能性がある」としている。
(8月28日20時44分)
9
:
とはずがたり
:2007/09/04(火) 22:18:58
PCスレに貼るにはまだまだ実用性が足りない気がするねぇ。
光メモリー実用化へ前進 信号化に京大が成功
http://www.asahi.com/science/update/0902/OSK200709020021.html
2007年09月03日11時04分
電気・電子ではなく、もっと速い光を利用した高速、大容量のコンピューター向け光メモリーの開発で、京都大の研究チームが実用化に向けて大きく前進した。原型となる人工結晶(フォトニック結晶)の中で光を入れたり出したりして信号として扱えた。2日付の英科学誌ネイチャー・マテリアルズ電子版に掲載する。
研究チームは、同大工学研究科の野田進教授(光量子工学)と田中良典・博士研究員ら。
厚さ250ナノメートル(ナノは10億分の1)のシリコン製の薄板に1万分の4ミリ程度の間隔で小さな穴を格子状に開け、メモリーのもとになる人工結晶を製作。特定の横一列の穴をふさぐと、光の「通路」ができ、その近くに穴を数個ふさいだスペースをつくると、そこに通過中の光が引き込まれ、たまることがわかった。いろいろな工夫でこれまでに光を1.7ナノ秒閉じ込められた。
しかし、情報を担う信号として処理するためには、閉じこめるだけではなく、もっと短時間に光を入れたり出したりすることが必要。今回、研究チームは別の光を通路に当てることで、スペースに光が入らない「ふた」をつくったり、とったりする方法を開発した。スペースに光を2.5ピコ秒(ピコは1兆分の1)閉じこめ、出すことにも成功した。
野田教授は「光メモリーだけでなく、光を使った量子コンピューターなど光情報処理の基本的な技術になると思う」と話している。
10
:
とはずがたり
:2007/11/15(木) 00:35:46
自動車スレでもエネルギースレでもまた環境スレにも物足りない。ここはイノベーションスレにご登場願おう。
バスとか木炭化出来ないのかねぇ?
廃材や端材でも燃料にできる薪ガス自動車
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091133450017.html
[ 2005年12月02日 10時00分 ] エキサイト
先月25日〜28日に開催された大阪モーターショーで、大手自動車メーカーが様々なコンセプトカーを発表する中、木を燃料として走る「薪ガス自動車」が注目を集めていた。この薪ガス自動車を出展したのは、鳥取県智頭町で「だいいち薬局」を経営する國岡啓二さん。
車の後部にある「薪ガス発生装置」の中で、こぶし大の薪を炭化にして、それに空気を送り込んで1300℃の高温で燃焼させる。次に、そのガスを木炭層で還元して一酸化炭素と水素を発生させる。その混合気でエンジンを動かし、車を走らせるという仕組みだ。
水素と一酸化炭素が等量の「薪ガス」は、一酸化炭素主体の「木炭ガス」に比べて、水素の爆発力によるパワーが強いという。また、木炭は炭焼きの段階で3分の2のエネルギーをロスしてしまっている。木炭ではなく薪を用いる理由はここにある。
さらに、普通なら捨ててしまう廃材や端材でも燃料にできることが魅力だ。
実は、薪ガス自動車は20年ほど前に完成していた。
かつて、高校の教員を務めていた國岡さんは、オイルショックの後、80年代に石油代替エネルギーとして薪ガス発生装置の開発を始め、88年には薪ガス自動車の走行実験で約600kmを薪のエネルギーだけで走りきっていた。
そして最近になって、様々なエネルギーが注目され始めていることから、環境に優しい新エネルギーとして、一昨年から再び研究・開発を進めてきた。
今回は、「ハイブリッド」ということで、ガソリンと薪ガスの切り替えもできるようになっていて、薪ガスとガソリンの混合での走行も出来る。また、発生ガスで普通の4サイクルエンジンを回転して発電機を回すことも可能。排気ガスは硫黄酸化物が少ないので近くにいても臭くないとか。
ただ、まだ薪ガスでは認可が下りていないため、公道を走るときはガソリンを使わなければならない。
さて、どれぐらい走れるかというと、薪70kgで50〜80kmほどは走行可能だそうだ。エンジンに濃いガスを押し込むように改造を施したので高速道路を走れるぐらいの速度を出すことも可能だとか。
大手自動車メーカー各社は、水素から電気を発生させモーターを動かす燃料電池車の開発を行っているが、その水素は地下にある天然ガスからメタンガスを取り出し、炭素を除去して水素ガスをとりだしているが、薪ガス自動車は地表にある木材を使用するので、炭素は地上で循環するだけとなり、環境に優しいという(これは「カーボンニュートラル」と呼ばれている)。
國岡さんの地元の智頭町は95%が山なので、木材を利用した薪ガス自動車・発電の普及によって「エネルギー自給の町」の実現が夢だそうだ。
11
:
とはずがたり
:2007/11/15(木) 00:40:58
本田よ豊田よ次世代エネルギィとしての有望株は木炭だ!
自動車が揮発油で走ってゐるのはたまたま発明国家の米洲にふんだんに石油が湧いたからに過ぎん。
我が緑溢るる豊葦原瑞穂之國のメエカアなら木炭自動車を現代の使用に耐えうる様に改良して見せよ♪
木炭自動車
http://kahuetaisyourouman.hp.infoseek.co.jp/mokutan/mokutan.html
木炭自動車、それは戦前戦後を通じて石油不足に悩んだ我が国が生み出した代燃機関を搭載した自動車である。
当時既に完成していた天然瓦斯自動車や電気自動車、ヂーゼル自動車よりも普及していた実用車両である。
作者は学生時代石油不足が叫ばれる昨今きっと今一度活躍するはずだと力説したこともある。
(正確には石油に代わる次世代の燃料はと言う問いに木炭と答えた)
此処ではそんな木炭自動車及びその要たる木炭瓦斯発生装置について、
国民自動車読本(中根良助著)を元に解説していこうと思う。
2.ガソリン自動車との相違点
ガソリン自動車ではキャブレーターでガソリンが気化し(ガソリン瓦斯)、適当量の空気とともにシリンダーに導かれ、圧縮され、電機着火によって爆発させてシリンダーを動かす。
木炭自動車では木炭瓦斯発生炉で木炭を燃焼させて瓦斯を発生させ、瓦斯中の夾雑物(水分、木炭紛、灰等)を取り除き、清浄な瓦斯と適当量の空気をシリンダーに導かれ、電気着火によって爆発させてシリンダーを動かす。
このように両者の相違点はガソリン自動車では「タンク」と「キャブレーター」が燃料を供給しているのに対して、木炭自動車ではこの二つの装置の代わりに「木炭瓦斯発生装置」が用いられていることである。
即ち、燃料装置のみが異なり、其の他の機関は全て同じである。
3.木炭自動車の欠点
ガソリン自動車に比して出力が劣る。
木炭の投入、着火、木炭瓦斯発生炉の清掃、手入れ等に手間がかかる。
木炭への着火、瓦斯発生までに若干時間がかかる。
薪炭炉への燃料補給
4.木炭瓦斯発生装置の各部名称と働き
木炭瓦斯発生装置は大きく分けると以下に示す五つの部分になる。
中でも瓦斯発生炉が最も重要な部分であり、其の他四つの部分は之に従属する部分である。
イ 瓦斯発生炉
鉄板又は鋳物で造られ、円筒型縦長の上向通風式と下向通風式、
角型横長の横流式がある。(詳細は後述)
いづれの形式も上下二段に分かれ、上段に木炭を貯蔵し、
下段で之を燃焼して瓦斯を発生させる。
燃焼室は一般に二重壁構造で、内壁は耐火煉瓦で造られ、
下部に火格子を設けている。
ロ 瓦斯冷却機
瓦斯発生炉で発生した瓦斯を冷却し、容積を縮小することで、
瓦斯の濃度を高めて熱量を高める装置。
水冷式と空冷式があるが、木炭自動車には軽量な空冷式が多く用いられている。
ハ 瓦斯清浄機(瓦斯濾過機)
瓦斯中に浮遊する水分、灰、木炭紛、等を濾過し、瓦斯を清浄にする装置。
ニ 瓦斯貯溜槽
濾過された清浄な瓦斯を蓄えておく装置。
この装置によって、始動時には貯留槽の瓦斯を用いて、
発生炉は之を補充することになる。
ホ 空気調節器(瓦斯空気混合調整機)
瓦斯量・空気量の調節、ガソリン切換を行う装置。
空気と瓦斯の混合割合は、瓦斯の性質によって変化すべきものである。
空気取り入れ口から入った空気と混合され、切換弁からシリンダーへ送られる。
木炭自動車はガソリン自動車に木炭瓦斯発生装置を取り付けたものであり、
車庫内の移動や、瓦斯発生炉の故障の場合にはガソリン運転が可能なように、
切換機能がついている。
12
:
とはずがたり
:2007/11/15(木) 00:45:16
なんと木炭よりも薪の方が優れていると云う結論を発見!!
薪よりも木炭の方が手が掛かっている訳で薪の方が優れていると云うならコストが益々低下する朗報であるのだが。。
結構真面目なウェブサイトだと思われるのだが。
木炭自動車 vs マキ自動車
http://www.asahi-net.or.jp/~pu4I-aok/cooldata2/gassification/charcoalj.htm
小学館の広瀬氏が彩流社の新刊本「炭焼きの二十世紀」を教えてくださった。これを紐解くと日中戦争が拡大し、太平洋戦争準備中、不足するガソリン代用として木炭またはマキを原料とするガス化ガスをエンジン燃料とすることを国家が立案した。これを「ガソリン代用薪炭瓦斯」と呼び、昭和14年12月(1939/12)には木炭配給統制規則が制定され、昭和15年(1940)にはガソリン代用燃料用木炭の需要が急増した。岩手県は増産、増産の毎日となった。しかし生炭者が軍に徴用されて生産量はむしろ少なくなる一方であった。昭和16年12月8日(1941/12/8)に太平洋戦争がはじまり、軍用以外の全ての自動車のガソリンの使用が禁止されるに至った。と書かれていた。まるで毛沢東末期の中国を思い出させられる光景である。
木炭自動車は岩国市麻里布町の麻里布モーターの藤村氏が復元して何台か製造している。木炭のコストが普及の阻害因子になっているとのこと。マキをガス化原料に選ぶのが正しいことか検証するために、木炭原料のガス化炉も設計して比較してみた。
1.バイオマス組成 略
2.機器仕様 略
3.パーフォーマンス
なにより顕著なことは木炭は水分も含め、マキのように酸素含有量が多くないため、空気で酸素を補給する必要があることである。結果として空気に多量含まれる窒素が発生ガスを希釈し、発生ガスの発熱量を下げてしまう。木炭からの発生ガスの可燃ガスは46mol% のCOと1mol%のメタンだけで残りは窒素ガスである。木炭は空気希釈のため発生ガスの発熱量が低く、発生動力はマキの20%に過ぎない。
徹底的に保温して設計温度を1,000度Cに上げてもガス化炉のエネルギー転換効率は含水量20wt%マキの77.5%に比べ50%に低下する。
マキを焼いて木炭にする時、マキから木炭経由ガスへの総合転換効率は40%位という。従って総合変換率は20%程度になってしまう。この30%が電力になるわけだからマキのたった6%が電力になるわけでマキの26%の四分の一である。
木炭のメリットとしては生産地からの輸送の便だけしか考えられない。産地から最寄の鉄道まではマキ自動車で行なったというから生産現地ではマキの有利さが知られていたのに、当時の戦争指導者がなぜ木炭自動車をマキ自動車と共に採用したのか理解に苦しむ。よく検討しないまま、情報欠落の部屋の中で企画立案したためであろうか。太平洋戦争自体が杜撰な企てだったのだからいまさらどうこういうこともないのだろうが。
クールな話題
http://www.asahi-net.or.jp/~pu4I-aok/core/cool/coolj.htm
環境関連
エネルギーと環境etc
13
:
とはずがたり
:2008/01/06(日) 11:56:14
【あれもこれも関西発!】ATM(現金自動預払機)
2008年1月5日(土)16:37
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/e20080105010.html
■「機械の中に人間が入っているのか!?」
小学館の調査によると、昨年の正月に小学生がもらったお年玉の平均額は約2万5000円。使い道の約3割は「貯金」だった。そんな大切なお金をいつでも気軽に引き出したり、預けたりする現金自動預払機(ATM)を昭和44年に世界で初めて開発したのが大手電子部品メーカー「オムロン」(京都市下京区)だ。当時の人々は「まるで機械の中に人がいるみたいだ」と驚いたという。(白岩賢太)
この年は銀行で給与の振り込みサービスが始まった年でもあった。毎月、給料日の25日から月末にかけて銀行窓口にできる長蛇の列。金融機関の窓口は長時間待たされる人であふれる光景がどこでも見られた。
もちろん行員にとっても窓口業務は大きな負担だった。「何とか自動化できないか」。そんな発想からATMは誕生した。旧住友銀行と協力し、オムロンはこの年の12月、世界初のATMを開発、東京と大阪に計4台を設置した。
当時のATMに預金機能はなかったが、現在と同様、利用者はキャッシュカードを機械に入れ、4けたの暗証番号を入力すると、紙幣を引き出すことができた。機械の中はすべてが千円札で、1万円を引き出す場合は、千円札10枚が封筒に入った状態で出てくる。さらに、暗証番号の入力に黒電話のアナログ式ダイヤルが使われていたのも特徴だった。
お披露目式でその機能を目の当たりにした当時の住銀頭取は「まるで機械の中に人がいるようだ」と驚いたという。
「草津の工場で毎晩寝泊まりしながら不眠不休で作り上げた製品。それだけに世に出たときの感動は今でも覚えている」。開発を担当した西村弘之さん(61)は振り返る。
ただ1号機は口座のある店舗でしか使えなかったことや、1台約1000万円の高額だったこともあり、売れ行きは芳しくなかった。当時、営業マンとして駆け回った同社グループ監査室担当部長の岩崎富夫さん(58)は「営業といってもエンジニアみたいに仕様書の作成や導入前のテスト、打ち合わせなど何でも1人でやった」と話す。
2年後には、どの店舗でも現金の引き出しが可能なオンライン機が登場し、ATMは一気に普及する。出金方法も「バラ出し」方式が採用され、利便性もアップ。47年当時、年200台だった生産台数は49年に8倍近くまで急増した。
従来の支払機に預金機能を加えたマシンが登場したのは53年。さらに、機器の中で“寝かした”ままの現金に利息が発生する問題を解消するため、5年後には自動精算システムを導入。入金記録が早い現金から優先して支払いに回すことができるようになったことから環流式と呼ばれた。タッチパネルによる暗証番号の入力機能も追加され、業界内では「チャンピオンスペック(性能)」と高く評価されたという。
3年前に開発した最新機種は指静脈のパターン認証が初めて採用され、「ユビキタス」時代にも対応。セキュリティーはより強化された。
多機能化に合わせ、偽札対策も進化した。同社によると、真贋(しんがん)の見分け方の詳細は「企業秘密」だが、紙質などの素材や印刷状態、長さや厚さといった形状などから判別しているという。「技術的なものを除けば、手法は昔とあまり変わっていない」(西村さん)。
今やコンビニ店での設置も常識になったATM。岩崎さんは「お金というものがある限り、これだけ身近になったATMの需要がなくなることはないでしょう」と話している。
14
:
とはずがたり
:2008/02/28(木) 20:19:15
此は凄い。ちょっと高いけど。
睡眠相を測定して一番目覚の良いタイミングで起こしてくれる目覚まし時計だそうな。
http://www.axbo.jp/joomla/index.php?option=com_frontpage&Itemid=1
15
:
とはずがたり
:2008/02/28(木) 20:23:19
4万円も目覚ましに使ってられないという方はこちらw
生活改善応援サイト
早起き生活
http://www.hayaoki-seikatsu.com/
16
:
とはずがたり
:2008/03/12(水) 18:53:07
敗者HD-DVD派生規格をゴリ押しする中国の“商魂”
2008年3月12日(水)13:00
http://news.goo.ne.jp/article/diamond/business/2008031204-diamond.html
2月中旬、中国の中央電視台(CCTV)のプライムタイムのニュースが、東芝のHD-DVD撤退を報じた。政府の意向が色濃く反映されるCCTVがHD-DVDの敗北を報じたことで、業界関係者のあいだには「(HD-DVDの派生規格である)中国独自のCH-DVDもこれで終わり」という見方が広がった。
だが、それははずれた。CH-DVDの推進団体が、この春にも加盟会社からプレーヤーが発売される見通しを示したのだ。ブルーレイ・ディスク(BD)の勝利が決定的であるにもかかわらず、なぜ中国は独自規格をごり押しするのか。
狙いは明白だ。「BDのライセンス料の軽減と技術支援」(大手メーカー幹部)である。振り返れば10年ほど前にも、中国は世界標準規格のDVDに対抗してSuper Video CDなる独自規格を押し通すことで、DVDのライセンス料軽減と技術移転を目論んだ。結局、ライセンス料の交渉は不調に終わったが、技術移転は勝ち取った。今回も、CH-DVDという“当て馬”をつくることで、BD陣営からなんらかの譲歩を引き出す作戦と見られる。
その証拠に、CH-DVD陣営の中心的存在である中国TCLは、すでにBDのライセンシー(特許実施の許諾を受ける者)リストにも名を連ねており、本気でCH-DVDを立ち上げようという気はさらさらない。中国メーカーが早晩BDに参入するのは確実だ。
さらに中国は、HD-DVDから撤退した東芝やワーナー・ブラザーズも、巧みに利用する。
両社は昨年、陣営拡大を目的にCH-DVDの推進団体に加盟した。今となっては一刻も早く“足抜け”したいところだろうが、そうはいかない。中国側の見解では、CH-DVDは、HD-DVDとは一部異なる信号変換方式を採用している“別規格”であり、CH-DVDが撤収を宣言しない限り、加盟会社には規格推進の責任がある。国内企業だけでなく東芝やワーナーなど海外企業も陣営に抱き込むことで、中国は、BDの対抗勢力としてのCH-DVDに箔をつけているのだ。
転んでもただでは起きない中国。BD陣営にとっては、一難去ってまた一難である。
(『週刊ダイヤモンド』編集部 前田剛)
17
:
とはずがたり
:2008/05/15(木) 19:18:03
プラモデルは親がいい顔しなかったので殆ど作らなかったけど,タミヤの楽しい工作シリーズは親もオッケーで,好きで良く買って貰ってました。
http://www.tamiya.com/japan/products/list/educational/kit70001.htm
http://www.tamiya.com/japan/products/list/educational/kit70002.htm
久しぶりにカタログ見ると懐かしさでほろっとなるなぁ。。元来不器用で面倒くさがりなので色々改造したくても結局モノにならなかったけど。。
適当なスレが見つからないのでやや苦しいけど此処へ。
31年ぶりタミヤ社長交代
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080515054.html
「ミニ四駆」などで知られる模型メーカー最大手のタミヤ(静岡市)は、田宮俊作社長(73)が代表権のある会長に就任し、後任に長女の夫である田宮昌行専務(50)が昇格する人事を発表した。6月1日付。社長交代は31年ぶり。
タミヤは俊作氏の父親、義雄氏が創業した木材会社が前身。木製模型やプラモデル事業を担当した俊作氏は1977年に社長となり、商品開発などを主導。ミニ四駆ブームを起こすなど、同社を世界的な模型メーカーに育て上げた。
今回の交代は「今年が国産プラモデル誕生50周年の節目になることもあり、(俊作氏が)若返りを決断した」(同社)。新社長の昌行氏は、俊作氏が「生涯現役」の気持ちで、会社運営から離れないことを条件に就任を引き受けたという。
田宮 昌行氏(たみや・まさゆき)東大卒。83年東海銀行(現三菱東京UFJ銀行)。88年タミヤに転じ、90年1月から専務。静岡県出身。
[ 2008年05月15日 18:13 ]
18
:
とはずがたり
:2008/06/19(木) 02:08:30
東京発オドロイター通信・・なんだかなー。
キスもできる! 寂し〜い男性向けロボット彼女発売
2008.6.18 13:42
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080618/trd0806181344010-n1.htm
[東京 ロイター] 玩具メーカーのセガトイズが、寂しい成人男性をターゲットにした「彼女」を製作した。この「彼女」は身長38センチで、大きな胸をしており、とてもやさしいが、電池で動くロボット。9月に発売予定で価格は1万8900円。
赤外線センサーを搭載した「エマ(E.M.A.)」と名づけられたこの小柄な女の子は、顔を近づけるとキスもする。エンジニアがいう「ラブ・モード」に入ったときの動きだ。名刺を渡したり、歌ったり、ダンスもできる。
セガトイズのスポークスマンは「ロボットには強いとか戦闘態勢といったイメージがあるが、私たちはそういう固定概念を突き破って、優しいインタラクティブなロボットを作りたかった」と説明。「彼女はとても愛らしい。人間ではないけれど、本物の彼女のように振る舞える」と語った。
19
:
とはずがたり
:2008/06/23(月) 02:21:16
なんじゃこりゃ。。それにしても最後の映像のおまけ画像がなんでハルヒなんでしょか?
ジッとあなたを見つめるだけのDVD「ミテルだけ」
http://digitallife.jp.msn.com/article/article.aspx/genreid=120/articleid=307031/
「ミテルだけ」は、じっとあなたを見てるだけのDVDです。50人の女性が、1人ずつ、ひたすらあなたを見続けます。(ギズモード・ジャパン)
無理をせず、一歩一歩少しずつ人見知りを克服したいあなたに。
「ミテルだけ」は、じっとあなたを見てるだけのDVDです。50人の女性が、1人ずつ、ひたすらあなたを見続けます。
たまに一言発したりしますが、基本は無音。黙ってじっと見つめ合うのです。全部で96分あります。
もちろんジョークソフトなのでしょうが、マジレスすると、これ、もしこちらの態度や視線や表情によってインタラクティブに反応が変わるんだったら、実際に少し効果があるかもしれませんね。気になるお値段2625円です。
ほかの「ミテルだけ」映像は以下でどうぞ。
http://www.gizmodo.jp/2008/06/dvd_7.html
20
:
とはずがたり
:2008/07/31(木) 13:41:39
最近わざわざ一つのニュースを二つのページに分ける風潮があるけど(特に産経MSN),見かけの閲覧者頁数が上がったりして広告費高めに取れたりするんかね?不便でしゃーないヽ(`Д´)ノ
それにしても似非科学なのかカオス的な微細な条件が結果を変える一つの現象なのか。
俺は未解明の物理現象があると云う不思議でも超常現象でも何でもないただの現象で,NHKが似非科学=超常現象礼讃をしたと云う批判は的外れに思うのだが。
「湯は水より早く凍る」現象議論沸く 大槻教授は批判
http://www.asahi.com/national/update/0731/TKY200807310120.html
2008年7月31日12時49分
水よりもお湯の方が早く凍ることがある――。NHKの番組「ためしてガッテン」で紹介された不思議な現象が話題になっている。科学的には未解明で、物理学者の大槻義彦・早稲田大名誉教授がブログで「実に馬鹿馬鹿もの」と批判している一方、雪氷学者らは「条件次第では起きる。まじめに研究しては」という。
7月9日放送の「今年も猛暑!お宅の『氷』激ウマ大革命」。「常識逆転!お湯は水より早く凍る」として、37.2度と66.5度の水を60グラムずつ零下25度の冷凍庫に入れ、高温の方が早く凍ったという実験などを紹介した。
番組に協力した前野紀一・北海道大名誉教授(元国際雪氷学会会長)によると、この現象は「ムペンバ効果」と呼ばれ、西洋で古くから知られていた。60年代以降、米国やカナダなど多くの研究者らが実験を試み、論文や雑誌記事が出ている。
放送の後、ネット上で「ムペンバ効果」の検索件数が急増。ブログ読者に知らされた大槻さんは「お湯が冷えて水になるまで余分に時間がかかるのに、水より早く凍るわけがない」と批判する。
大槻さんのもとには100件を超えるメールが届いている。大槻さんを支持する声もあるが、「自分で実験したのか」との批判も。そこで、大槻さんが冷蔵庫の製氷室で実験してみたら、お湯は早く凍らなかったという。
しかし、前野さんは「水よりもお湯が早く凍る場合がある」との立場だ。水が冷えるときに奪われるエネルギーより、湯が蒸発する際に奪われるエネルギーの方が大きい。風や湯の中の対流などの条件によっては「ムペンバ効果」が起こり得るという。
ただ、容器の大きさや形、熱伝導率、周囲の空気や水の温度など多くの条件が複雑にからんでおり、メカニズムの科学的な検証は難しい。雪氷学会会員の間では「9月の日本雪氷学会で議論しよう」との声も。前野さんは「身近にも、まだ解明しきれない現象がたくさんあることを知ってほしい」と話している。(中山由美)
◇
NHK広報局の話 実験を繰り返し、高温水の方が早く凍るということを確認したうえで番組を制作しました。誤解を与えたとは考えていません。
21
:
とはずがたり
:2008/08/13(水) 15:45:37
米研究者、完全な「光学迷彩」技術の開発に成功
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200808111255
【Technobahn 2008/8/11 12:55】日本の人気アニメ「攻殻機動隊」で登場する物体を透明化する「光学迷彩」技術の開発に米カリフォルニア大学バークレー校の研究グループが成功していたことが11日、明らかとなった。
この研究発表を行ったのは同大学のXiang Zhang教授(Chancellor's Professor)を中心とする研究グループ。
Zhang教授が開発した「光学迷彩」技術はナノサイズの特殊な素材を使ったもの。この素材に光の波動がぶつかると一般の物質のように光を反射することなしに物体の表面に沿って光波を屈折させることが可能(研究グループはこの現象を「ネガティブ・リフレクティング(negative refracting)」と呼んでいる)。結果的にこのナノサイズの特殊な素材は素材を通して向かい側の光波をそのまま反対側に通過させてしまうため、この素材は透明に見えてしまうことになるというものとなる。
この素材、今のところ大きさが10マイクロメートルと極小サイズであること、また光を屈折させる方向は決められており、2次元の方向でしか「ネガティブ・リフレクティング」は機能しないなどの制約はあるものの、理論上は大型の物体を完全に透明化させることも可能だと説明している。
この研究成果は近く、英科学雑誌「ネイチャー」と米科学雑誌「サイエンス」に論文発表の予定。
この「ネガティブ・リフレクティング」技術の研究は米軍の財政支援の元で進められたものとなる。米軍ではこの技術を応用することで将来、戦車などを可視的に透明化することを計画しているという。
22
:
とはずがたり
:2008/09/01(月) 18:57:56
切符や寝台列車はもう無くなりそうですねぇ・・。
MDやビデオ,DVDやBRなど記憶媒体は基本的に進化して無くなるものですな。
ブラウン管のテレビも次世代が現れて進化することで無くなりそう。
10年後にはなくなっているかもしれないと思うものランキング
http://news.goo.ne.jp/article/gooranking/life/20080901-grnk.html
2008年9月1日(月)09:30
今と未来のあたりまえ
10年前を振り返った時に、「当時はこんなことがあたりまえになるとは夢にも思わなかったなあ」というのはよくあること。これは、現在あたりまえだと思っているものが、10年後にはそうではなくなっている可能性があることを意味しています。はたして今から10年後の2018年に、私たちの前から姿を消しているものとは何なのでしょうか?
「10年後にはなくなっているかもしれないランキング」で1位に選ばれたのは、《ブラウン管のテレビ》でした。薄型液晶テレビの普及によって、最近はその姿を見ることが少なくなった《ブラウン管のテレビ》ですが、ハイビジョンブラウン管を採用したテレビは画質のよさ、階調表現の豊かさから現在でも愛好している人が少なくありません。しかし、国内メーカーのほとんどはすでに生産・販売を終了。松下電器が海外向けに生産・販売を続けていますが、こちらも2010年には撤退する方針を固めているようです。
3位は《レンタルビデオ(VHS)》。「10年前の自分が見たらスゴイ!と思うことランキング」において《ビデオテープを使わなくなった》が第4位にランク・インしたことからもわかるように、レンタルショップにおいても主流となっているのはDVD作品。とはいえ、そのDVDすらも盤石とは言えないのがAV家電の世界。今から10年後には「レンタルDVD屋」を飛び越えて「レンタルBD(《ブレーレイ》ディスク)屋」になっているのかも……。
国内普及台数が1億台を突破した携帯電話の影響で、《公衆電話》に人が列を作る姿もすっかり見なくなりました。NTTが発足した1985年には90万台以上が設置されていた《公衆電話》も、今や当時の半分以下に減少しているとのこと。衰退の原因を作った携帯電話は、その多機能さゆえにさまざまなものに影響を与えています。今回ランク・インしている15位の《電車やバスの切符》や21位に入った《紙のレシート》なども、携帯電話に搭載された「モバイルFeliCa」の普及が進むことによって、近い将来には姿を消してしまうのではないでしょうか?
このほか、10位の《寝台列車》や11位の《デパートの屋上遊園地》など、なくなってしまうことを考えると何だか寂しい気持になるものも多数ランク・インしていますが、本当に必要とされているのであれば、なくなることはないはず。次へ進むこと、変化することを人々が求める以上、淘汰されるものがあるのは仕方がないことなのかもしれませんね。 (gooランキング)
10年後にはなくなっているかもしれないと思うものランキング
http://ranking.goo.ne.jp/ranking/999/disappear_2018/&f=news&LID=news
23
:
とはずがたり
:2008/09/21(日) 01:28:05
沖ノ鳥島を救え…海水から砂造成、通電で化合物「自然付着」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080920-OYT1T00360.htm
海に沈めた電極に5か月間電気を通し続けると…(海洋産業研究会提供)
化合物の上にサンゴが付着しているのが確認された(海洋産業研究会提供)
日本最南端の沖ノ鳥島(東京都小笠原村)を波の浸食から防ぐため、政府は自然に砂地を造成する新技術の活用を検討する。
民間の実証実験では、政府が取り組んできたサンゴの増殖事業より短期で保全効果が期待でき、環境への負荷が少ないことも利点だ。
新技術は「電着工法」と呼ばれ、経済界の支援を得て海洋開発の調査・研究を進める社団法人「海洋産業研究会」が、企業と共同実験を重ねてきた。電極を海水に漬けて電気を流すことで、水中のカルシウムやマグネシウムのイオンがマイナス側の電極に集まり、炭酸カルシウムや水酸化マグネシウムといった砂状の化合物となる。
鹿児島県の与論島で行った実証実験では、通電後約1か月で化合物が電極表面に付着、約5か月後にはその上にサンゴが付着して生息可能になることが確認された。同研究会では2010年度にも、沖ノ鳥島で実験する予定だ。
干潮時は周囲約11キロ・メートルのサンゴ環礁である沖ノ鳥島は、満潮時は二つの小島が海面に頭を出すだけとなる。国連海洋法条約の「島」の定義は「自然に形成された陸地で、高潮時にも水面上にあるもの」で、水没すれば領海や排他的経済水域(EEZ)が設定できない。
沖ノ鳥島のEEZは約40万平方キロ・メートルと、日本の国土面積(約38万平方キロ・メートル)に匹敵するが、中国は沖ノ鳥島について、「島ではなく岩」と主張している。
政府が06年から取り組んでいるサンゴの増殖事業は「自然に形成」という定義に着目し、サンゴの卵を水槽で育てて、環礁内に移植するものだ。同研究会の中原裕幸常務理事は「サンゴの成長には50年以上かかるが、電着工法は『自然に形成』の要件を満たし、かつ、数か月で砂を作ることができる」としている。
(2008年9月20日14時35分 読売新聞)
24
:
クロスマリコ
:2008/09/30(火) 14:49:19
各種のブランドを経営して、財布、腕時計を包みます.
主要な経営のブランド:Louis Vuitton、Chanel、Gucci、hermes、DG、bvlgari、
Rolex、BVLGARI、CARTIER、FRANCK MULLER
、CHANEL、OMEGA、TUDOR、IWC.待ちます
品種は非常に多くて、商品の種類(品質?品数)はそろって、各種の規格の商品は在庫(品)にになります.
一回 大量に予約購入して、精巧で美しい贈り物を贈呈します.
ホームページを拝読します:URL:
http://www.brand-shop.net
25
:
とはずがたり
:2008/10/08(水) 01:06:55
俺も欲しいねw
コーラの殺精子効果研究など受賞 イグ・ノーベル賞
2008.10.4 12:30
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/081004/trd0810041232014-n1.htm
[ワシントン 2日 ロイター] ユーモアがあり、かつ意義深い科学的研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が2日行われ、コーラ飲料に精子を殺す効果があることを発見した研究などに賞が贈られた。
ボストン大学医療センターのチームによるコーラの殺精子効果の研究は「化学賞」を受賞。1985年に発表された研究だが、受賞者の一人であるデボラ・アンダーソンさんは当時、コーラが避妊薬として利用されていたことから研究に着手。その後、エイズウイルスの感染を防ぐ効果もあることも突き止めたとしている。
このほか「生物学賞」は、犬のノミが猫のノミよりも高く飛ぶことを突き止めたフランスの研究者らに贈られ、値段の高い偽薬の方が、安いものよりもよく効くことを発見した米国のチームには「医学賞」が贈られた。
26
:
とはずがたり
:2008/10/10(金) 15:17:31
ノーベル賞、賞金減額も 金融危機、財団を直撃
2008.10.9 19:52
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/081009/acd0810091954010-n1.htm
9日付のスウェーデン紙ダーゲンス・ニュヘテルは、世界的な金融危機がノーベル財団の資産を直撃しており、危機が長期化すればノーベル賞各賞の賞金額が減額される可能性があると報じた。
同紙によると、ノーベル財団の資産は36億クローナ(約504億円)。資産の運用益などから物理学賞、化学賞、文学賞などの賞金として、それぞれ1000万クローナが支出されるほか、授賞式の際の夕食会費用にも充てられる。
昨年の財団報告では全資産のうち26億クローナが株式などに投資されており、大半を米国で運用。毎年、運用益の一割の再投資が必要だが、金融危機でこの確保が難しければ、賞金額減額も検討されるとの見方を示している。(共同)
27
:
とはずがたり
:2008/10/11(土) 15:27:03
素晴らしいね。
<合コン「席決め」>奈良の学生ベンチャーがシステム開発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000050-mai-soci
10月11日15時1分配信 毎日新聞
合コンの参加者のなるべく多くが、不公平なくそれぞれの好みの異性の近くに座れるように席を決める計算システム「ザ・セキガエ」を、奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市)の学生ベンチャー企業「ホープフル・モンスター」が開発した。既にお見合いパーティーで活用され、カップルも誕生。男女の赤い糸を結ぶ手助けをするシステムとして評判を呼びそうだ。
同大学院情報科学研究科博士課程の黒岩将さん(28)と、修士課程の武田康臣さん(24)が開発。異性と出会う機会が少なく、独身者が多い研究者の現状に危機感を持ったことがきっかけだった。
仕組みは(1)参加者に番号を割り振る(2)参加者が近くに座りたいと思った相手の番号を第1〜3希望まで選び、自分の携帯電話のメールで「ザ・セキガエ」に送信(3)全員の希望に最も近い席順をサーバーが数学の「組み合わせ」を応用した情報処理学を使い計算(4)数秒後に携帯メールに座席表を返信する。
男女5人ずつが横一列に向かい合って座る場合、約100万通りの席順があるが、98%以上の確率で第1〜3希望の異性が自分の正面に座る席順をはじき出せる。男女15人ずつまでならこの確率を維持できるという。好みが1人に集中するような場合は、希望に添えないこともある。
京都府内の商工会が先月主催した30代中心のパーティーでは、男女36人中、7組のカップルを誕生させた。
今後、合コンで誕生したカップルの事例を基に、どのような組み合わせなら相性が良いか、性格や趣味などのデータを蓄積。登録会員の中から独自の方法で相性の良い会員を選び、合コンを開くサービスも検討している。代表取締役の黒岩さんは「いい出会いをプロデュースしたい」と話している。
問い合わせは同社(0743・72・5617)。【泉谷由梨子】
28
:
とはずがたり
:2008/10/21(火) 13:32:07
ゴミ箱じゃなくてこっちに移動なのは俺の寛容さである。
家庭向けデジタル式熱量計の開発企画
1 :zhaoheping:2008/10/21(火) 12:19:18 221.218.155.241
家庭向けデジタル式熱量計の開発企画
1.開発背景
熱エネルギー市場で,家庭向け積算熱量計は主に羽根車式の物が使用されてきた。羽根車の回転数を直接に検出するギアレスという仕組みである。しかしながら,羽根車式熱量計は,計量に不適な精度, 機械的磨耗, 計量時の圧力損失などという問題点があり,運用・維持費用が非常に高い。そこで,エコーの21世紀に向かって,新型積算熱量計の開発が望まれている。
2.新型積算熱量計
熱量で流量を測るという斬新な考え方に基づいて,摩耗も損失もしない電熱式センサーを用いて,新型デジタル熱量計を開発することで,羽根車式の不足を克服し, 更に高いコストなどの問題も解決できる。新型家庭向けデジタル式熱量計の特徴は下記の通りである。
(a) 電熱式センサーで機械的磨耗・トラブルがない
(b) 高計量精度
(c) 省エネで圧力損失が少ない(羽根車式の20%で,アルカリ電池で駆動可能))
3.開発概要
現存の設備を利用する量産ができ,コストを大幅に削減し,中国の大規模市場に高性能の熱量計を低価格で提供すること,即ち羽根車式熱量計を取り替えることが可能である。
資料の収集・分析,理論計算及び定性実験がすでに完成し,下記のファイルが提供できる。
・ 「新型デジタル家庭用積算熱量計のフィージビリティ研究報告書」
・ 「羽根車式積算熱量計の仕事損失分析」
・ 「新型デジタル家庭用積算熱量計の時間定数測定」
・ 「新型デジタル家庭用積算熱量計の設計書」
・ 「国内外の加熱器に関する資料」
・ 「新型デジタル家庭用積算熱量計の自主規格」
・ 「新型デジタル家庭用積算熱量計の分析」
・ 「新型デジタル家庭用積算熱量計の熱量分析」
・ 「新型デジタル家庭用積算熱量計の仕事分析」
・ 「新型デジタル家庭用積算熱量計の実施計画書」
4.共同開発条件
(a) 電子メーターの製造会社
(b) 計量器具メーターの製造会社
(c) 相応の技術開発担当
(d) 上記の資料を有料で提供
5.共同開発者の連絡先
趙和平
Tel: (+)86-10-64883049
Email: zhaoheping836@hotmail.com
29
:
とはずがたり
:2008/10/23(木) 22:49:07
>「競争性がない契約に国費を充当するのは不適切」との指摘を受けていたことが22日、分かった。
まぁ此処ではただの調査なんで競争入札が可能なんかも知れないけどこの物言いには疑問。
新産業の創成・育成なんて随意契約だからこそ中身見て決定できるんじゃないであろうか。競争入札にしても成功確率×創業する内容で政策実現目指すとするなら一番安い金額と内容は殆ど無関係の筈で,それをこう云ってしまうのは極めて不適当ではないか?
「仙台市の随契は不適切」国の知的クラスター創成事業
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081023t13035.htm
仙台市などが文部科学省の「知的クラスター(産業集積)創成事業」の一環として進める「先進予防型健康社会創成クラスター構想」で、2007年度の調査研究事業に充てた3000万円の随意契約について、文部科学省から「競争性がない契約に国費を充当するのは不適切」との指摘を受けていたことが22日、分かった。
調査研究は既に終了し、発注先から報告書の提出も受けている。指摘された事業費について、市は独自財源からの補てんなどの対応策を検討している。
指摘があったのは、疾患の発症を未然に防ぎ、健康を維持できる社会システムの構築に向け、各種医療サービスの可能性を探る調査研究事業。
仙台市が中心となり宮城県、東北大、インテリジェント・コスモス研究機構(仙台市)などでつくる仙台クラスター推進本部が07年、専門調査領域で実績があるとして、東京のNPO法人「日本医療政策機構」と随意契約を結んだ。
文科省はことし7月の検査で、競争性がない契約方法について、国費の充当は妥当でないとの見方を示した。クラスター構想に基づく他の研究事業との関連性も疑問視したという。
市経済局は「事業費の補てんや調査研究の位置づけなど協議を重ねており、年度内には結論を出したい」と話している。
構想は、予防医療システムなど関連サービスを興し、地域活性化につなげるのが主な目的。高齢化に伴って増加する医療費の抑制も目指す。
第1期事業は02―06年度に実施。現在、07年度からの第2期事業を進めており、11年度までの5年間で、文科省から約30億円が交付される見込み。
[知的クラスター創成事業] 産学官連携による技術集積や新産業の創出を目指し、文部科学省が2002年度から全国で実施。第1期(02―06年度)は仙台など18地域、07年6月には第2期(07―11年度)として継続採択の仙台など6地域が対象に選ばれた。
2008年10月23日木曜日
30
:
とはずがたり
:2008/11/06(木) 00:38:36
頑張って欲しいですなぁ。
秋田には村岡姓多いんでしょうか?偶々ですかね。
ご当地化粧品いかが 「Miss小町」発売
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081105k
県商工会連合会(村岡淑郎会長)は5日、同連合会が企画・開発した「秋田美人倶楽部」ブランドの化粧品「Miss小町」を同連合会加盟の10店舗で発売した。販売する化粧品は、北秋田市産のコゴミと三種町産のジュンサイの成分、鹿角市の湯瀬温泉の温泉水を使用。抗酸化作用があるという。保湿クリーム(30グラム入り4200円)、化粧水(120ミリリットル入り3360円)、洗顔料(80グラム入り2310円)の3種類。
4日、秋田市の秋田ビューホテルで開かれた販売開始セレモニーには、同連合会高橋敏生専務理事、県商工会女性部連合会和田テヱ子会長、同社の中野紀美枝社長が出席。高橋専務理事が「まずは県内で知られる化粧品を目指し、その後、東北、全国へと販路を広げたい」とあいさつ。和田会長は「女性の観点からMiss小町をPRしたい」、中野社長は「Miss小町は本格志向のご当地化粧品。秋田を全国に発信する商品として育てていきたい」とそれぞれ抱負を述べた。
商品の問い合わせは同商工会連合会TEL018・888・2333
(2008/11/05 15:01 更新)
31
:
とはずがたり
:2008/11/08(土) 20:27:33
研究大学の教官は皆既に大学の学部所属ではなく大学院の研究科所属になっているのであるから一々”大院”とする事無いんじゃないでしょうかね。学院大なんかと紛らわしい。
石黒東北大院教授にイグ・ノーベル賞
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081108t13032.htm
迷路を解く単細胞生物「真正粘菌」の発見で、ユーモアあふれる研究として今年の「イグ・ノーベル賞」に選ばれたグループに、東北大大学院工学研究科の石黒章夫教授(44)=システム工学・ロボティクス=が参加していた。東北大研究者の受賞は初めて。今年は本家のノーベル賞の日本人受賞ラッシュに話題をさらわれたが、「研究の独創性が評価され、世間の耳目を集めたことがうれしい」と喜んでいる。
研究グループは生物学、数学、工学の研究者6人。脳を持たないアメーバのような真正粘菌が、迷路の最短距離を導き出すことを発見した。
石黒教授はロボット工学の立場から、アメーバのような動きを再現できるモジュラーロボットを使って粘菌が迷路を解く動作を検証した。
粘菌の能力を知ったのは2005年。プログラムに頼らず自律的に動くロボット開発を目指したが、アイデアに詰まった時期だった。研究当初を「原始的な生物が何億年も生き抜いてきたのは理由がある。このからくりを解き明かせば、新発想のロボットができると考えた」と振り返る。
グループの中心メンバー2人とともに10月、受賞研究を発展させた新プロジェクトを始動させた。科学技術振興機構研究事業の一環。5年がかりで、液体状のロボットを開発し、粘菌から線虫、昆虫などへと生物の進化を再現する試みだ。
石黒教授は「ソフトでウエットな素材を使い、壊れても自ら治癒するロボットを作りたい」と目標を熱っぽく語る。
究極のイメージは映画「ターミネーター2」に登場する悪玉の液体金属ロボット「T―1000」。ユニークな発想で「産業発展にも貢献したい」と力を込める。
[イグ・ノーベル賞] ハーバード大系のパロディー科学誌が主催し、医学、物理、平和など10部門で「人々を笑わせ、そして考えさせた」研究を表彰する。ハーバード大教授らが学術誌に発表された論文などから選考する。直訳は「愚かなノーベル賞」。
2008年11月08日土曜日
32
:
とはずがたり
:2008/11/10(月) 23:48:48
黒鉛超電導30年の論争に決着 東北大グループ
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081110t15028.htm
東北大の大学院理学研究科の佐藤宇史助教(固体物理学)と原子分子材料科学高等研究機構の高橋隆教授(固体物理学)らの研究グループは、「黒鉛超電導体」の電子の状態を観測し、極低温で電気抵抗がゼロになる超電導にかかわる電子を特定した。黒鉛超電導のメカニズムが明らかになり、30年来対立していた学説の論争に決着がついた。
黒鉛(グラファイト)はシート状の炭素原子が重なった層状の構造。佐藤助教らは層の間にカルシウム原子を挿入し、黒鉛超電導体の単結晶を作製。高輝度の紫外線を当て、放出する電子エネルギーを測る光電子分光装置を用い、超電導の電子の状態を観測した。
黒鉛超電導体の層間には、電子の収納スペースとなる「層間電子状態」が出現。カルシウム原子から電子が移り、超電導を起こしていた。
層間電子状態については、東京理科大の上村洸特別顧問が1979年、黒鉛超電導の発現メカニズムと指摘。これに対し米仏の研究者は黒鉛に存在する電子の一つが超電導に関与すると主張し、学説が対立していた。
高橋教授は「長年の課題だった黒鉛超電導のメカニズムを明らかにし、日本の理論モデルを実証できた」と説明する。
層間電子状態を突き止めたことで、層状構造を持つほかの超電導体のメカニズム解明も期待できるという。佐藤助教は「層間電子を安定できれば、超電導に転移する温度を上昇させることも可能だ」と話している。
研究成果は、9日付の英科学誌ネイチャーフィジックス電子版に発表した。
[黒鉛超電導体]1968年、黒鉛(グラファイト)層の間にカリウムを挿入すると超電導を示すことが発見された。2005年、カルシウムを入れると、超電導に転移する温度がリチウムの1.9K(ケルビン、ゼロKはセ氏零下273度)から11.5Kにアップすることが分かり、注目される。転移温度の上昇で光電子分光装置での観測が可能となった。
2008年11月10日月曜日
33
:
とはずがたり
:2008/11/20(木) 13:47:06
群馬高専 池の泥を腐葉土に再利用 生態系も維持
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/579
東洋スポーツ建設など3社、地面の雨水を直接貯水
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1105074193/422
36
:
とはずがたり
:2008/12/10(水) 17:31:49
シビアだねぇ・・(´・ω・`)
1カ月遅れでノーベル受賞逃す? GFP研究で井上さん]
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/2008120901000797.htm
【ストックホルム9日共同】緑色蛍光タンパク質GFPの研究で、下村脩さん(80)ら3人に授与される今年のノーベル化学賞。受賞者発表以来、チッソ横浜研究所(横浜市)の次席研究員、井上敏さん(51)は周囲から「ノーベル賞を逃した男」と評されている。
井上さん自身は「みんなからそう言われるんですよ」と、全く気にする様子もない。
下村さんと同時受賞するマーティン・チャルフィー米コロンビア大教授は、遺伝子操作で線虫にGFPを組み込んで光らせ、ほかの生物にも応用可能なことを示したことが評価された。
光る線虫の写真が米科学誌サイエンスの表紙を飾ったのは1994年2月。一方、独自に研究を進めていた井上さんらが大腸菌を光らせた成果を発表したのは同年3月。わずかに及ばなかった。
「当時、世界で数人しか取り組んでいない研究だった」と井上さん。
研究を通じて下村さんとも長年の親交がある。「下村さんは自分で何でもできるから徒党を組まない。とても器用で、まるでピアニストのような指を持っている研究者だ」とたたえる。
2008年12月09日火曜日
37
:
とはずがたり
:2008/12/10(水) 17:41:43
日本人3氏が物理学賞独占「全く偶然」 選考委員長語る
朝日新聞2008年12月10日(水)12:36
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/K2008121000780.html
【ストックホルム=行方史郎、久保田裕】10日夕(日本時間11日未明)のノーベル賞授賞式を前に、物理学賞と化学賞の選考委員長が朝日新聞のインタビューに応じた。物理学賞を日本育ちの3人が独占したことについて「まったくの偶然。国については何も考慮していない」と語り、化学賞を授ける下村脩(おさむ)さん(80)については「誰からも異論は出なかった」と明かした。
物理学賞の選考委員長を務めたウプサラ大のヨセフ・ノルドグレン教授(61)は、小林誠さん(64)、益川敏英さん(68)の素粒子理論について「基本粒子には3世代(類型)あると予言した明解な業績」と評価した。南部陽一郎さん(87)=米国籍=については「自発的対称性の破れという理論が、素粒子論に及ぼした影響の大きさが評価された。物理学への長年の貢献や高齢というのはまったく関係ない」と述べた。
38
:
とはずがたり
:2008/12/10(水) 17:45:30
<特集>ノーベル賞と日本の歩み 伝統の物理・化学 00年以降、受賞者相次ぐ
毎日新聞2008年12月10日(水)13:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20081210ddm010040099000c.html?C=S
◇地道な研究が開花
ノーベル賞授賞式が10日(日本時間11日)、スウェーデンのストックホルムで行われる。今年は日本人3氏と南部陽一郎氏=米国籍=が選ばれるという快挙を達成した。日本人受賞者は8番目に多い15人となった。特に2000年以降の受賞が相次ぎ、これまでの地道な研究活動が世界に評価されつつある。過去の受賞者の歩みと今年の受賞決定者の成果を紹介する。【河内敏康】
ノーベル賞には、物理学、化学、医学生理学、文学、平和、経済学の6部門ある。1901年に始まって以来(経済学は69年から)、800を超える人や機関が受賞した。最も多いのが米国の302人・団体で、次いで英国、ドイツ、フランスが続く。日本の受賞者の内訳は物理学6人、化学5人、医学生理学1人、文学2人、平和1人の計15人。このうち、00年以降が7人と集中している。経済学での受賞者はまだいない。
◇
◇湯川秀樹氏
49年物理学賞。日本で最初にノーベル賞を受賞した。原子の中心にある原子核を構成する粒子に陽子と中性子があるが、これらの粒子の間に働いてお互いを結びつける「中間子」と呼ばれる粒子があることを予言した業績が評価された。
◇朝永振一郎氏
65年物理学賞。湯川氏と京都大の同級生。素粒子の世界を記述する理論の基礎研究での貢献が認められた。
◇江崎玲於奈氏
73年物理学賞。量子効果を応用した半導体作製が評価されて選ばれた。カメラの記憶媒体であるフラッシュメモリーなどに応用されている。
◇小柴昌俊氏
02年物理学賞。岐阜県の鉱山跡地に設置した観測施設「カミオカンデ」を使い、宇宙からやって来る素粒子ニュートリノをとらえた。天文学の新しい分野を開拓した成果が認められた。
◇福井謙一氏
81年化学賞。量子力学を使った電子の軌道理論と化学の反応性とを結びつけた功績が評価された。
◇白川英樹氏
00年化学賞。電気を通すプラスチックを発見した。携帯電話の電池に使われている。
◇野依良治氏
01年化学賞。左手と右手の関係にある分子を作り分ける手法を開発。香料や安全な薬剤を生産する道が開かれた。
◇田中耕一氏
02年化学賞。たんぱく質の質量分析の技術開発に貢献した。たんぱく質の特徴を調べるのは医薬品の開発などに不可欠で生命科学の発展に貢献している。田中氏は博士号を持たない企業研究者としても注目された。
◇利根川進氏
87年医学生理学賞。人の免疫に関係する多様な抗体が生じる仕組みを遺伝子レベルで解明した。
◇
39
:
とはずがたり
:2008/12/10(水) 17:45:43
自然科学分野以外でも日本人は活躍している。
◇川端康成氏
68年文学賞。「伊豆の踊子」や「雪国」など。繊細で叙情豊かな表現が高く評価された。
◇大江健三郎氏
94年文学賞。現代人の苦悩を見事に描いた作品が評価された。代表的な作品に芥川賞受賞作「飼育」や「沖縄ノート」などがある。
◇佐藤栄作氏
74年平和賞。元首相。「非核三原則」を提唱した。
◇
候補に推薦されながら受賞できなかった日本人研究者もいる。
ノーベル財団の公開資料によると、北里柴三郎氏が破傷風菌の純粋培養成功で最終選考に残った。うさぎの耳にコールタールを塗って、人工的にがんを発生させた山極勝三郎氏も候補に4度推薦された。
◆素粒子の性質を解明
◇南部陽一郎氏 08年物理学賞
ものになぜ質量があるのか。根源的な問いの答えとなったのが、南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授(87)=米国籍=の「自発的対称性の破れ」という理論だった。
自発的対称性の破れとは聞き慣れない言葉だが、南部氏は我々の身の回りで起こる現象を引き合いに出して説明している。
円卓に沿って大勢の客が座っていたとする。それぞれの客の左手前方と右手前方にナプキンが置かれている。この時点で、左右のどちらも自分のものであり、自分のものでないのかもしれない。ナプキンは左右対称に置かれており、対称性が保たれていると考えられる。ところが、ある客の1人が左右どちらかのナプキンを取った瞬間、他の客も自然とそれにならわなければならなくなる。これを、ナプキンの対称性が壊れたと考えるのだ。
この現象を素粒子の世界に応用した。宇宙誕生直後、素粒子に質量がなかったが、宇宙の膨張と共に素粒子の回転に関係する対称性が壊れ、質量が生じるとの論理を展開した。これが基礎となり、英研究者が質量の源となるヒッグス粒子の存在を提唱することにつながった。
このほか、南部氏は素粒子クォークの間に働く力を説明する「量子色力学」と呼ばれる理論の原形や、素粒子は点でなく、ひもと考える「超弦理論」の原形も提唱。斬新な理論に実証が追いつかず、04年の受賞者発表で、ノーベル財団が「ナンブは(登場するのが)早すぎた」と異例の論評をした。だが、他の研究者の追随を許さない先見性は無視できず、今年花開いた。
◇益川敏英氏/小林誠氏 08年物理学賞
世界に物質がなぜ存在するのかという謎に迫ったのが、小林誠・高エネルギー加速器研究機構名誉教授(64)と益川敏英・京都産業大教授(68)だ。物理学の世界では、「粒子」と、その反対の電気を持つ「反粒子」が存在することが知られている。ところが、現実の世界は粒子からできた物質で成り立っている。これは「CP対称性の破れ」という現象で説明できる。両氏は73年、基本粒子クォークが少なくとも6種類あれば破れが起こると予言した。
CPとは何か。Cは粒子の電荷を変える操作、Pは粒子を鏡で写したように反転させる操作を指す。大ざっぱに言えば、CPは粒子を反粒子に変える操作だが、CPの対称性が壊れるとは、粒子と反粒子が対等ではないということだ。
小林、益川両氏が予言した73年当時、発見されていたクォークはわずかに3種類しかなかった。その後、未知のクォークが相次いで発見された。最後の6番目のクォークも95年に見つかり、先見性の高さを証明した。
一方、粒子と反粒子との性質の違いを実証する実験についても日本の研究チームが大いに活躍した。茨城県つくば市にある大型の粒子加速器を使った実験で、素粒子の一種であるB中間子とその反粒子の壊れ方に違いがあることが01年に確かめられた。小林・益川理論の提唱から約30年の歳月を経ての実証だった。
40
:
とはずがたり
:2008/12/10(水) 17:46:04
>>38-40
◆光るたんぱく質発見
◇下村脩氏 08年化学賞
オワンクラゲがなぜ光るのか。素朴な疑問を突き詰めたのが米ウッズホール海洋生物学研究所の下村脩・元上席研究員(80)だ。その起源が「緑色を発する蛍光たんぱく質(GFP)」にあることを発見した。後の生命科学に大きく貢献した。
クラゲをはじめ光る生き物は多数存在する。下村氏は米プリンストン大研究員のとき、家族らと一緒に約5000キロ離れた米西海岸を毎年のように訪れた。採集したオワンクラゲは数十万匹に及ぶ。その中からイクオリンという発光たんぱく質を62年に見つけた。イクオリンは海水のカルシウムと反応して青色に光るが、これを緑色に変える働きを持ったのがGFPだ。下村氏はGFPの発見だけでなく、分離と精製にも成功した。
GFPが注目されたのは、光を当てるだけで発光するためだ。それまでの研究で生物が光るには、発光する物質の他に、光るのを手助けする酵素などが必要で、応用面に限界があった。
90年代に入って、米国の研究者らがGFPの遺伝子の特定と複製に成功した。調べたい遺伝子とGFPを結びつけ、生きた細胞に入れれば、遺伝子が働いている時間や場所を容易に追跡できるようになった。がんの転移やアルツハイマー病による神経細胞の異常の可視化など、医学や生命科学で不可欠な標識技術になっている。
………………………………………………………………………………………………………
◆国別受賞者数(1901〜2008年)◆
(医=医学生理学、物=物理学、化=化学、経=経済学、文=文学、平=平和の各賞)
国名 合計 医 物 化 経 文 平
米国 302 90 80 57 41 10 24
英国 106 28 21 26 8 11 12
ドイツ 80 16 24 28 1 7 4
フランス 54 9 12 8 1 15 9
スウェーデン 30 8 4 4 2 7 5
スイス 27 6 3 6 0 2 10
旧ソ連 19 2 10 1 1 3 2
日本 15 1 6 5 0 2 1
オランダ 15 2 8 3 1 0 1
イタリア 14 3 3 1 0 6 1
デンマーク 13 5 3 1 0 3 1
カナダ 11 2 2 4 1 0 2
オーストリア 11 4 3 1 0 1 2
ベルギー 10 4 0 1 0 1 4
ノルウェー 9 0 0 1 3 3 2
イスラエル 8 0 0 2 2 1 3
南アフリカ 7 1 0 0 0 2 4
スペイン 6 1 0 0 0 5 0
オーストラリア 6 5 0 0 0 1 0
アイルランド 5 0 1 0 0 3 1
アルゼンチン 5 2 0 1 0 0 2
インド 4 0 1 0 1 1 1
ポーランド 4 0 0 0 0 3 1
その他 55 3 3 4 0 18 27
(文部科学省調べ、受賞者の国名は国籍による、08年物理学賞受賞の南部陽一郎氏は米国籍のため米国に計上)
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