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Tohazugatali Medical Review

1とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58
医学・病院・地域医療など今までTER http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/l10で扱ってた話題を独立させます。

医薬品・製薬関連はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/l10

自民党と結託し日本の成長に対する桎梏となってる医師会・歯科医師会の不祥事はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l10

TERの過去レスは>>2-5あたり

1999名無しさん:2012/10/20(土) 15:35:23
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121020-OYT1T00357.htm
ハーバード大関連病院、森口氏の特許出願を撤回

 iPS細胞(新型万能細胞)から作った心筋細胞の移植手術を行ったと森口尚史氏(48)が虚偽発表した問題で、根拠としたiPS細胞作製技術について、森口氏と米ハーバード大医学部の准教授を発明者とする米国特許が出願され、17日(日本時間18日)に取り下げられていたことがわかった。

 特許は同大関連病院が出願し、今年1月にその事実が公開されたが、病院側は、森口氏の研究に疑義が生じたとしている。病院側では、「我々も『詐欺』の被害者」としている。出願前には病院内でも審査しており、今回の取り下げで審査が不十分だったことになる。

 特許を出願していたのは、同大関連のマサチューセッツ総合病院。特許申請書によると、森口氏のほか、同病院医師のレイモンド・チャン准教授を発明者として、2種類の化合物によるiPS細胞の作製技術を発明したとして、同病院の知的財産管理部門が2010年7月に米国で暫定特許を出願、今年1月に一般公示された。

 森口氏と連名で特許出願したことについて、同病院では、共同発明者にチャン准教授が名を連ねているため、内容などに問題はないと判断し、「2人の共著論文もあったため、研究内容を信用した」としている。

 特許出願の根拠となった研究について、森口氏は東大の事情聴取に対し、「09年冬ごろ米国でiPS細胞を作製した」と主張。マサチューセッツ総合病院などは、細胞作製などの研究が行われたことを否定しており、「研究はすべて森口氏が日本で行ったものと理解していた」としている。

 森口氏は1999年〜00年の約1か月間だけ同病院の客員研究員だったが、同病院は、それ以降は一切関わりはなかったと主張。しかし、その後も、森口氏の提案で特許出願を行うなどチャン准教授を通じて、同病院側との関係が続いていたことになる。

 今回の問題を受けて、チャン准教授は17日、森口氏との共著論文から名前を削除することを同病院を通じて表明。森口氏との共著論文について「今後一切内容を支持しない」としている。

 特許出願の前提となっている森口氏のiPS細胞作製技術については、読売新聞も11日朝刊で報じたが、誤りだった。

(2012年10月20日10時49分 読売新聞)

2001荷主研究者:2012/10/21(日) 15:32:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120916t15020.htm
2012年09月16日日曜日 河北新報
HIV新薬、米で承認 東北大・JT共同開発

 東北大病院内科・総合感染症科の児玉栄一助教(ウイルス学)が、日本たばこ産業(JT)と共同開発した抗エイズウイルス(HIV)薬が、米国で新薬承認された。日本で開発された抗HIV薬の新薬承認は初めて。国内でも本年度内に認可される見込み。

 エイズの感染者は世界で3400万人以上、日本でも約2万人に達する。近年、複数の抗HIV薬の服用で免疫力が回復し、感染者の寿命は非感染者の寿命に近づきつつある。

 一方で長期間の感染者や発症者の1〜2割に、抗HIV薬に耐性を持つ変異株が出現し、問題になっている。

 新薬「エルビテグラビル」は、HIVの遺伝子が、ヒトのDNAを切断・侵入する際に必要とする酵素の働きを止めることで、ウイルスの増殖を防ぐ。

 米国で市販される薬は「エルビテグラビル」をはじめ4種類の薬が配合された錠剤。従来の抗ウイルス薬は一般的に、1回につき数錠を1日3回服用しなければならなかった。新薬は1日1錠で、従来の薬と同等以上の効果があるという。

 児玉助教は京大助教だった2006年に新薬に関する論文を発表。2009年に東北大に移り、抗ウイルス薬の開発と、ウイルスの耐性メカニズムの解析に取り組んでいる。

 児玉助教は「患者の多くは20〜30代で、学校や職場で毎回たくさんの薬を飲めば、病気が他者に知られる。少ない服用はプライバシーの保護になり、患者の負担が軽減される」と話している。

2002荷主研究者:2012/10/21(日) 15:58:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120918t15010.htm
2012年09月18日火曜日 河北新報
寝る子は脳もよく育つ 海馬の体積大きく 東北大チーム解明

 睡眠時間の長い子どもほど、記憶や感情に関わる脳の部位「海馬」の体積が大きかったことを、東北大の滝靖之教授らの研究チームが17日までに突き止めた。研究成果は18日から名古屋市で開かれる日本神経科学大会で発表する。

 研究チームによると、うつ病や高齢者のアルツハイマー病患者で、海馬の体積が小さいことが明らかになっており、滝教授は「子どものころの生活習慣を改善することで、健康な脳を築ける可能性がある」としている。

 研究チームは2008年からの4年間で、健康な5〜18歳の290人の平日の睡眠時間と、それぞれの海馬の体積を調べた。その結果、睡眠が10時間以上の子どもは6時間の子どもより、海馬の体積が1割程度大きいことが判明したという。

 滝教授は東日本大震災の後、宮城県内の被災者の健康状況も調査しており「十分な睡眠を取れず、ストレスを感じたことが、子どもの脳にどう影響を与えるのか、見ていかなければならない」と話した。

 海馬は大脳辺縁系の古皮質に属し、本能的な行動や記憶に関与する。

2003名無しさん:2012/10/21(日) 16:23:53
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/49478/
森口氏の「証拠」はパクリ映像?
2012年10月21日 11時00分

 これで全主張が崩壊か――。自称「ハーバード大客員講師」の森口尚史氏(48)が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の治療をしたと主張した問題で、読売テレビは17日までに、同氏が資料として一部メディアに提供した動画が、2年前に同局が放映した無関係の手術映像に酷似していると報じた。「1例だけは治療した」との主張は曲げない同氏だが、その根拠とも言える映像がパクリとなれば、もはやおしまいだろう。

 ここまで指摘されたら逃れようがない。

 ピンセット状の手術器具が人体の組織に接する場面をとらえた2つの映像に「これ同じ」「(複写による)画面のしま模様が…」の声が上がる。さらに「後ろのライトが横切ったりするタイミングが完全に同じ」画面の「カット割りのタイミングまで同じ」――。専門家らから「同じ」という言葉が繰り返された。

 指摘したのは17日の読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」。森口氏が今月、ニューヨークで一部メディアに「心筋細胞から作ったiPS細胞を患者の心臓に移植した場面」として提供した映像が俎上に乗せられ、2010年7月14日放送の同局の番組「かんさい情報ネット ten!」で使った京都府立医科大の手術映像と比較検証が行われた。専門家も出演したスタジオでの分析で、2つの映像はウリ二つということが判明。しかも同医科大の手術はiPS細胞とは無関係だった。

 実際、2つの映像を見ると、器具が組織に接する位置や角度、周辺に映っているものなどがピタリと一致する。アップで映し出された施術者の手も、手首に巻かれたサポーター状のものなども同じ。となると、後発である森口氏の映像が読売テレビのパクリだった可能性が極めて高い。

 当初はiPS細胞を使った治療を6件としていた森口氏は、肩書や手術件数・時期など虚偽が次々と判明しながらも「1例だけは治療した」との主張は覆していない。仮に1件だけでも行われたことが証明できれば、「治療は実施された」との主張は成り立つ。治療の具体的な状況や証拠を出さない同氏にあって、映像はその主張の根幹を成すが、テレビからの無断拝借とあっては、既にないも同然の説得力はゼロになる。つまりは「iPS細胞を使った世界初の治療」説の崩壊だ。

 当初は読売テレビも森口氏の映像を「画期的な治療が行われた」という趣旨の報道に使用した。その後、捏造疑惑が生じたことから調査を進め、「ten!」と類似していることが分かった。

 読売テレビは法的措置について「今のところはないです。どういう権利侵害をしたのかどうかも定かではないですし、森口氏も『ある外科医を介してもらった』としていますから。それに、まだ似ているという域を出ていませんからね」としているが、明らかにその域は出ている。

 本紙既報で板倉宏日大名誉教授が指摘したように森口氏をめぐる一連の虚偽事実が捜査当局を動かす可能性はある。iPS細胞の研究費を、企業、投資家からの資金でまかなったとも一部メディアに語っており、実際にお金を調達して治療を全く行っていなければ、詐欺未遂や詐欺の疑いも生じる。映像のパクリ問題はそのカギにもなる。

2004名無しさん:2012/10/21(日) 22:15:17
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20121021/enn1210210712001-n1.htm
【ナンシー小関】iPS森口氏“虚偽を上手に述〜べる賞”2012.10.21

 「世界で初めてiPS細胞を臨床応用した」と報じられ、時の人となったかと思ったら、一転して虚偽発表で話題の“日本人研究者”森口尚史氏。今回の一件は山中伸弥教授のノーベル賞には遠く及ばない結果となったが、もし「虚偽を上手に述〜べる賞」があったなら受賞間違いなしであろう。(スタンプ画家)

2005名無しさん:2012/10/22(月) 17:51:05
http://www.news-postseven.com/archives/20121022_150592.html
iPS森口氏捏造 見抜けなかった理由をジャーナリストが検証
2012.10.22 16:00

 iPS細胞からつくった心筋細胞を重症の心臓病患者に移植したと主張したものの、そのほとんどが虚偽であることを認めた森口尚史10+ 件氏の誤報問題。なぜ見抜けなかったのか、医師でジャーナリストの富家孝氏と元朝日新聞編集委員で医療ジャーナリストの田辺功氏が捏造疑惑の本質を語り合った。

富家:読売の第一報を見た時、山中教授のノーベル賞が決まった直後にこんな記事が出るなんて、あまりにタイミングが良すぎるなと思いましたね。本当だったら、これもノーベル賞ものですよ。驚いてすぐに森口氏の母校の東京医科歯科大の知り合いに問い合わせたら、「そんな人間はまったく知らない」という。狭い業界なのに、同じ大学の関係者が知らないのはおかしいなと思いました。

田辺:私がまずアレッと思ったのは、iPS細胞を山中教授と違う方法でつくったと書かれていたこと。山中教授のは前駆細胞に4つぐらいの遺伝子を導入する方法なのに、森口氏はたんぱく質を入れて生成したという。それも前代未聞で、事実なら大変なこと。本当に可能なのかと首を傾げざるをえませんでした。

富家:おかしい点はまだまだある。森口氏は医師ではなく、看護師の資格しか持っていなかった。最先端の臨床研究に看護師の資格で立ち会うなんて、医療の現場を知る人ならありえないとわかったはずです。読売の記者は、そこから疑わなければいけなかった。

田辺:私も同感です。そもそも読売の記者はこの“スクープ”を書く前に、森口氏が医師免許を持っているのか確認していなかったのでしょう。もし看護師の資格しかないとわかっていれば、その人が中心メンバーとしてこれほどの大プロジェクトを仕切れるわけがない。私の経験からいって、科学部の記者だったら、すぐにピンときたはずです。

富家:森口氏は、心筋細胞を「ドクドクしているヤツですね」と説明していますが、専門家ならそんな表現はしないですよ。

 そのおかしさに気づかないほど記者の質の低下は著しい。最近は科学部の記者でも、医師と医学博士がまったく別物だということすら理解していない。医師は国家試験に合格して医師免許を取得した人。医学博士は大学院で学び、論文を作成し、それが医学部の審査にパスして「学位」を取得した人。医師でなくても医学博士にはなれるわけです。

 ところが、医学博士イコール医師と思い込んでいる記者が多い。ある記者に「あの人は商学部を出て、医療経済を学んで医学博士の学位は取ったけど、医師ではないよ」というと、「えっ、そうなんですか」ときょとんとされたことがある。それまでずっと医師だと疑わずにコメントを求めていたようなんです。

田辺:それはひどい。私が新聞社の科学部にいたころであれば考えられなかったことです。

2006名無しさん:2012/10/22(月) 17:58:55
http://www.news-postseven.com/archives/20121022_150598.html
iPS森口氏捏造 科学誌に発表という段階なしに違和感と識者
2012.10.22 16:00

 大騒動に発展した森口尚史氏の捏造問題。医師でジャーナリストの富家孝氏と元朝日新聞編集委員で医療ジャーナリストの田辺功氏は、看護師の資格しかない森口氏が先端の臨床研究に立ち会う不自然さに気付かない記者の知識不足を指摘。さらに問題の本質がどこにあるのか語り合った。

田辺:元科学部の記者として擁護する点があるとすれば、仮に怪しい言動があったとしても、取材相手に「医師免許を見せてください」とはいえない。たいていの研究者は「それなら取材は受けない」と怒りますよ。

 だから、私が記者だったとしても森口氏に「本当に医師ですか」と聞くことはないでしょうね。「なぜ正体を疑わなかったのか」と記者に問うのは酷な話だとは思います。それまでにも読売には森口氏のコメントが何回も載っていたのだから、役所の先例主義ではないですが、信用していたところはあったと思います。

 ただし、今回は研究発表の手続き、ステップがおかしかったことは気づかなければいけなかった。

富家:そう、今回の発表はとにかく順序がおかしかった。一般的に学会は、研究者が提案したものはフリーで発表させてくれる。

 だから、学会発表をしただけでは研究者の業績は低い扱いを受ける。論文にまとめて、初めて評価されるわけです。それに研究発表がいくら早かったとしても、同内容の論文を誰かが先に出してしまったら、論文が早かった人に特許などの権利がすべて行ってしまう。

 そのため、研究者は大事な研究成果はまず論文にし、学会発表よりも、“査読”という厳しい審査を通らなければ掲載が許されない権威のある科学誌での発表を狙うのが当たり前なのです。

田辺:代表的なのが『ネイチャー』とか『サイエンス』といった雑誌ですね。事実であれば世間の注目を浴びることは間違いない偉業なのに、そのステップを踏まずに唐突に発表するなんてあり得ない。科学記事を担当する人間なら違和感を感じなければ失格だ。

編集部:記者の目が曇ったのは、ハーバード大とか東大が登場する森口氏の肩書きにもあったのではないか。

田辺:森口氏にハーバード大学客員講師という肩書きを示されていなかったら、今回の記事もこんな大きな扱いにはならなかったでしょうね。もちろん、超有名大学の先生のいうことなら信憑性が高まるだろうという、大マスコミの権威主義に陥った姿勢がノーチェックの根幹にあると思います。科学部の上司が「もっとステータスのある肩書きはないのか」なんて部下に聞くこともよくある話です。

富家:メディアとは本来、権威を疑う側に立つべきなのに、日本の大マスコミは驚くほど権威に弱い。加えて指摘すべきは、記者の好奇心の欠如ぶりです。こんな興味深い研究なら、どこの病院で、その何科で手術が行なわれたのか。

 手術の執刀者や研究の責任者は誰で、どんな発言をするか。手術をうけた被験者の現在の体調はどうか、どんな気持ちでいるのか、といった話を聞きたいと思うのは当然だと思うんです。なのに、そうしたディテールの取材はまったくなされていない。

田辺:記者クラブに象徴されるように、役所や取材先が配る発表資料をもとに、独自の取材はしないでそのまま書くというのが、今はどの分野でも多い。だから「情報を与える側」の思惑を疑ってかかる訓練ができていない。その結果、功を焦ってスクープを狙ったはいいが、自分が理解して裏取りを慎重に行なうといったことが疎かになってしまっているのでしょう。

※週刊ポスト2012年11月2日号

2007とはずがたり:2012/10/23(火) 04:20:28
>>1998-2000
これはどういうことなんでしょうかねぇ!?
マサチューセッツ総合病院の特許出願はどういう体制になってんだろ??

2008名無しさん:2012/10/23(火) 13:06:19

iPS誤報の共同通信 取材したNY特派員を帰国させて事情聴取
2012.10.23 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20121023_150602.html

 iPS細胞からつくった心筋細胞を重症の心臓病患者に移植したと主張したものの、そのほとんどが虚偽であることを認めた森口尚史氏の騒動。今回の大誤報の発信源である読売新聞では、処分問題でピリピリしている。そして、読売の報道を後追いし、各地方紙に配信して誤報を広げた共同通信のダメージは非常に大きかったようだ。

 共同通信の社内状況について社員のひとりはこう話す。

「読売のスクープに慌てた編集局幹部が、医療・科学に疎いニューヨーク特派員に“現地にいる森口を取材しろ!”と怒鳴って取材させたんです。それと同時に国内でも科学部が取材を始めていたはずなのに、なぜ記事を止められなかったのか……。

 そのニューヨーク特派員は東京に呼び戻されて、今“事情聴取”の最中ですが、加盟社の怒りは収まらない。当然、適切なアドバイスをしなかった科学部にも責任は及ぶと見られている」

 その後、共同通信は19日に、編集局長の報酬を減額するなど計5人を懲戒処分とし、そのなかには科学部長も含まれていた。

※週刊ポスト2012年11月2日号

2013とはずがたり:2012/10/25(木) 23:46:42

Meicalスレではなく文部スレ相当かも。

iPS治療だけじゃない! 医療業界にはびこる“研究ロンダリング”の実態
http://news.livedoor.com/article/detail/7076131/
週プレNEWS
2012年10月24日19時30分

iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った世界初の臨床応用をしたと大手メディアに大々的に報じられ、即座に大半が嘘だと判明した森口尚史(ひさし)氏(48歳)。

当初、森口氏が6例行なったという手術のうち5例は虚偽。1例は実際に行なったと主張しているものの、10月18日時点で手術記録の詳細は明かしていない。

また、森口氏のハーバード大学客員講師という肩書についても、同大学側が「1999年11月末から1ヵ月余り在籍していたが、その後、関わりがない」と否定している。

医療ジャーナリストで写真家の伊藤隼也(しゅんや)氏がこの騒動について語る。

「森口氏に問題があるのは言うまでもありませんが、メディアの報道姿勢もおかしい。そもそも騒動の発端は、彼の荒唐無稽な話を読売新聞が1面で大きく報道したこと。読売だけでなく、大手各紙が過去に彼の話だけを鵜呑みにして記事を書いてきた。今回もきちんと検証報道をしていれば、すぐに嘘だとわかるケース。そこをまず反省すべきだと思います」

確かに、今回のように、iPS細胞開発者でノーベル医学生理学賞に決まった山中伸弥・京都大学教授(50歳)より、一歩も二歩も先をいく臨床応用をしていた……なんて話は、森口氏が所属して(いると主張して)いたハーバード大学に問い合わせれば、すぐに嘘だとわかったことだ。

とはいえ、こんなとんでもない人が東京大学医学部附属病院で特任研究員を務められていることも、にわかには信じられない話ではある。

「特任研究員というのはいわばパートタイマーのようなもので、組織や研究チームの責任者にとって都合のいい人物が任命されるケースもある。その結果として、彼のようにムチャクチャな人が医療研究の現場にはいくらでもいるんです」(伊藤氏)

実は、今回ほどの騒動になることはめったにないが、医療研究の世界では森口氏のケースと似たような不正が頻発している。

例えば今年だけでも、東京大学分子細胞生物学研究所の教授らが過去にアメリカの科学誌に載せた論文の研究データを捏造していたことが発覚したほか、京都府立医科大学、獨協医科大学、名古屋市立大学などで論文データの改竄(かいざん)や捏造が明らかになっている。

なぜ、こうした“研究ロンダリング”が続くのか?

「大雑把に言うと、研究費を取得したいから。リスクを冒してまでデータの改竄や論文の捏造をするのは、実体以上に自分や組織の成果を大きく見せるため。そうすれば、しかるべきところからお金が落ちてきますから」(伊藤氏)

実際、森口氏のケースも、内閣府や文部科学省は彼が関係してきた研究に計数億円にも上る助成金を出している。

一方、森口氏が関与する研究プロジェクトについて、東大病院側が内閣府に提出した報告書のうち森口氏の担当した部分を、プロジェクトの代表者すらチェックしていなかったことが判明している。これでは不正は防ぎようがない。

医療ジャーナリストで医学博士の森田豊氏はこう指摘する。

「共同研究者と認めていて、組織のボスがその研究の中身を知らなかったというのはおかしい。仮に共同研究者および所属している研究チームが論文や学会発表を増やすためだけに名前を貸していただけだとすれば、無責任な話です。結局、研究の現場でも、その研究が正しいかどうか、間違った方向にいっていないか、信頼性に富んでいるかどうか、チェックする機能が働いていないということ。今の日本の研究現場システムを変えないかぎり、同じことが繰り返される可能性はあります」

嘘がばれ、つるし上げをくらう森口氏を、人ごとと笑えない研究者が日本中にたくさんいるということか。

(取材・文/コバタカヒト)

2019名無しさん:2012/10/30(火) 10:07:07

iPS誤報:日テレも報道局長らを処分
毎日新聞 2012年10月29日 19時01分(最終更新 10月29日 19時07分)
http://mainichi.jp/select/news/20121030k0000m040015000c.html

 日本テレビは、森口尚史(ひさし)氏が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を臨床応用したとの誤報をめぐり、粕谷賢之報道局長ら5人を処分した。いずれも25日付。

 粕谷報道局長と狐野由久外報部長、同部担当副部長は減給とし、編集責任者のニュースセンター長と同主任はけん責とした。報道担当の渡辺弘取締役常務執行役員は社長の厳重注意を受け、役員報酬の返上を申し出た。

 同局は11日の情報番組などで森口氏の主張を報じ、13日のニュースで「裏付け取材が不十分なまま報じた不適切なものだった」と謝罪。15日のニュースで誤報の経緯を検証している。

2022名無しさん:2012/11/07(水) 11:18:17

またも常勤医が辞意、上小阿仁村 着任1カ月足らず

 先月12日に上小阿仁村国保診療所長として着任したばかりの西村勇医師(71)が、「体調が思わしくないので、後任を探してほしい」と村に辞意を伝えていたことが6日分かった。

 村内唯一の医療機関である同診療所はただ1人の常勤医の所長が定着せず、前任を含む3人は連続していずれも1年ほどで辞意を示し、今回は1カ月足らずでの辞意となった。

 中田吉穂村長は秋田魁新報社の取材に「健康面を心配したが、本人が健康に自信があると言っていたし自己管理できていると思っていた。突然で驚いた」と話した。西村医師は取材を拒否し、病名などを明らかにしていない。

(2012/11/07 09:09 更新)
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20121107c

2023名無しさん:2012/11/10(土) 21:06:12

森口氏の論文2本取り消し=卵巣凍結と肝がん細胞初期化―英科学誌
時事通信 11月10日(土)18時9分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121110-00000096-jij-soci

 米国で人工多能性幹細胞(iPS細胞)を心筋細胞に変え患者に移植したと虚偽発表を行った森口尚史氏(48)の別の論文2本について、英科学誌サイエンティフィック・リポーツは9日付で取り消した。
 1本目はヒト肝がん細胞を化合物だけで直接初期化する手法に関する2月21日付の論文で、2本目はヒト卵巣組織の凍結保存技術に関する7月27日付の論文。2本とも森口氏のほか、同氏の恩師である佐藤千史東京医科歯科大教授や、森口氏が懲戒解雇されるまで勤務していた東京大医学部付属病院の上司である三原誠助教らの共著。
 同誌は取り消しの理由について、「著者らが正確さを保証できないとして撤回を望んだ。森口氏の所属先として米マサチューセッツ総合病院とハーバード大医学部が記載されたのは間違いだった。研究は倫理審査委員会の承認を得ていなかった」としている。

2025名無しさん:2012/11/16(金) 16:29:44
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121116/bdy12111607490000-n1.htm
「医療再生」の論文募集
2012.11.16 07:48
 開業医や開業歯科医が加盟する神奈川県保険医協会は、来年6月の創立50周年を記念し、懸賞論文『日本医療再生の具体的提言』を募集。勤務医の過重労働や小児科、産婦人科の医師不足が社会問題となる中、将来の医療に希望を託せる提案を求めている。一般からの応募や共同執筆も可。日本語で2万〜2万5千字。今年12月31日までに応募し、来年6月30日(消印有効)までに論文を提出。入選1本に100万円、佳作1本に20万円の賞金が贈られる。同協会事務局(電)045・313・2111。

2027名無しさん:2012/11/20(火) 04:55:28

「ホラ吹き」森口氏に出演オファー
2012年11月17日 15時53分
高視聴率が狙える?森口氏

 iPS細胞の発見でノーベル賞の受賞が決まった山中伸弥教授の快挙に乗っかって、「iPS細胞を使い世界最初の治療を行った」と吹きまくり、大手メディアをコロッとだました自称ハーバード大研究者の森口尚史氏。これだけ世間を騒がせた大ウソをついて、法的責任はないのかというと…。

「国から研究費を貰い意図的にありもしないことをでっち上げたとしたらなら今後、詐欺罪もしくは偽計業務妨害罪に問われる可能性もある。しかし、争点は本人に騙す意思があったかどうかを立証しなければならない。これまでの彼の行動や言動を見聞きする限りはかなり難しそうだ」(大学関係者)。

 こんな森口氏に、テレビのバラエティー番組スタッフが関心を示しているというから、世の中どうなっているのか。すでに「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)で、岡村隆史が森口氏のソックリさんキャラを喜々として演じ注目されたばかりだ。

「現在、明石家さんまが司会を務める『ホンマでっか!?TV』(フジ系)なんかは、かなり積極的です。森口氏をコメンテーターとして番組に出そうと水面下で動いている。もちろん批判は覚悟の上ですが、番組でなぜウソをついたのかを解き明かされれば、意義はあるし高視聴率も狙えて一石二鳥だ」(放送作家)

 日テレやテレ朝、TBSも興味津々な様子だ。「日テレは『世界一受けたい授業』の講師としてテレ朝は『シルシルミシル』、TBSは『サンデー・ジャポン』などで、出演をオファーしている」と話すのは事情通だ。

 ちなみに、気になる森口氏の反応だが報道番組以外なら出演する気は満々だと言う。視聴者が喜ぶとは思えないが…。

http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/55523/

2029名無しさん:2012/11/21(水) 04:14:46
森口尚史氏の猿芝居

2031名無しさん:2012/11/27(火) 11:36:06
http://mainichi.jp/area/akita/news/20121127ddlk05010003000c.html
(略)

 農業だけではなく、医療現場からも懸念の声が上がっている。南秋田整形外科院長で県医師会常任理事の小玉弘之医師は「TPPに参加したら利益追求型の米国の病院が参入し、地方の病院がつぶされる。国民皆保険のシステムは崩壊し、患者は医療を受ける権利を奪われパニックに陥るだろう」と話す。報酬の高い病院に医師が集中し、地方の医療機関の医師不足が加速する危険も高まるという。小玉医師は「危機的な状況が迫っている」と強く懸念する。

2032名無しさん:2012/11/28(水) 21:16:20
http://www.oita-press.co.jp/localSports/120731038207/2012_135397882308.html
医科学的、冬の野球練習法を伝授
[2012年11月27日 10:02]

後輩に正しい投げ方を指導する筑波大硬式野球部チームドクターの馬見塚さん(右端)=25日、舞鶴高

 野球の医科学的研究成果や応用方法を市民に紹介している公開セミナー「つくば野球研究会」(茨城県)の特別版が25日、舞鶴高であった。同高野球部員が冬場の練習法などについて学んだ。
 同高野球部OB会(梶原孝一会長)が後輩への支援として企画。同部OBで、同セミナーを続ける筑波大硬式野球部チームドクターの馬見塚尚孝さん(医学博士)に協力を依頼。文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けている同高で研究を行った縁もあり、快諾を得た。
 馬見塚さんは同高での研究でデータを得た「皮膚温と末梢(まっしょう)神経伝導速度の関係」について説明。「皮膚の温度が8度下がると、神経の伝導速度は3分の2ほどに低下し、それだけパフォーマンスが落ちる。冬は夏と同じ感覚で動くと危ないことを意識してほしい」と訴え、練習の合間にストレッチなどで体を温める練習法などを指導した。
 この後、29人の部員を投手と野手に分けて実技指導。馬見塚さんは投手陣を対象に、自身が提唱する、投球動作を区切って確認し、正しい投げ方を身に付ける「逆フェーズ法」を伝授。野手は同大野球部の金堀哲也コーチが担当。打撃時の下半身の使い方を中心に、バットに力をうまく伝える方法を指導した。部員は体を冷やさないように心掛けながら、熱心に取り組んでいた。

2034名無しさん:2012/11/30(金) 15:01:36
今年むかっとした有名人
1.野田佳彦
2.石原慎太郎
3.酒井法子
4.鳩山由紀夫
5.小沢一郎
6.安倍晋三
7.橋下徹
8.田中真紀子
9.李明博
10.森口尚史

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20121130/dms1211301139012-n1.htm

2035名無しさん:2012/12/04(火) 12:54:26
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=68942
進む死亡時画像診断活用…茨城

 死因不明の遺体を解剖前にコンピューター断層撮影法(CT)などの技法で分析し、内部の異変を調べる「死亡時画像診断(Ai)※」の活用が進んでいる。

 茨城県警捜査1課によると、2007年の利用は1件だったが、昨年は62件に達した。検視でわからない遺体の内部損傷を明らかにできるため、同課は今後も活用を進める方針だ。

 ◆解剖の限界

 見つかった遺体は、管轄する警察署員が検視を行うが、事件性の有無の判断が難しければ専門職の捜査1課検視係が加わる。それでも判断できない場合は、司法解剖で死因を究明する。

 警察庁の有識者研究会は昨年、「5年以内に司法解剖率20%、将来的には50%」と目標を提言した。県警は07年に6人だった検視係を今年までに21人に増員したが、検視官の臨場率50%には届かない。県内では昨年、遺体4408体のうち司法解剖したのは313体で目標にはほど遠い。司法解剖できる機関が少なく、捜査1課の検視官(警部以上)の立ち会いも必要なためだ。

 ◆Aiの効果

 そこで威力を発揮するのがAiだ。検視官が臨場できない場合でも体表の写真に加え、CTやMRIにより、出血や骨折などの内部損傷がわかり、解剖前に死因を推測できる。外傷のない子供の遺体でも、Aiで内部の出血を確認し、虐待が判明したケースもある。

 同課の飯村光昭検視官は「遺体をチェックできる方法が増えた」と効果を実感している。

 ◆究明は3割

 ただ、医学関係者の中では、「Aiで非外傷性死因がわかるのは3割前後」と言われ、薬物死や心臓死などはわからない場合もある。飯村検視官はAiを「現時点では、あくまでも司法解剖の補助」と前置きしたうえで「死因究明につながる効果は大きい」と期待する。

 県警は昨年、16施設の協力を得てAiを実施。Aiを死因の判断材料の一つとして活用する方針で、飯村検視官は「死因をある程度絞り込めるだけでも効果は大きい」と話している。

 ◆医師「効率上がる」

 Aiは解剖医にとっても大きな武器となっている。Aiを導入している筑波メディカルセンター病院(つくば市天久保)で、司法解剖も行っている早川秀幸医師は「Aiで解剖の効率が上がる」と語る。

 早川医師は解剖を請け負う「筑波剖検センター」でセンター長を務め、昨年5月から司法解剖も行っている。昨年は28体、今年は10月末までに71体を解剖しているが、事件性のない遺体を解剖する行政解剖と兼務のため、負担は大きい。

 解剖は3時間以上かかることもあるが、死後CTの撮影は数分。早川医師は「解剖の代わりにはならないが、解剖の効率を上げられる」と語る。

 ただ、同病院では死後CTの専用機はなく、撮影できているのは「まだ1割程度」という。すでに20以上の都道府県で遺体専用のCT機が設置されているといい、放射線科の塩谷清司医師は「専用機があれば、もっと多く撮影できるはず」と話している。

 <メモ>死亡時画像診断(Ai) 検視と画像診断を組み合わせた英語「オートプシー・イメージング」の略。CTやMRIで断層撮影し、外見からはわからない遺体内部の損傷を透視する。医師で作家の海堂尊さんの小説「チーム・バチスタの栄光」で紹介され、一般にも知られ始めた。

(2012年12月3日 読売新聞)

2036荷主研究者:2012/12/09(日) 11:29:06

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/329211
2012年10月16日 00:25 西日本新聞
コニカミノルタヘルスケア、福岡市に新拠点 東京や大阪の業務を集約

 コニカミノルタの100%子会社で、医療機器企画・販売のコニカミノルタヘルスケア(東京)は15日、全国3カ所で担ってきた消耗品の受注や発送、顧客対応などの業務を集約した「新業務センター」を福岡市博多区博多駅東に新設した。業務の効率化とサービス向上が狙い。

野崎憲治社長

 同社はこれまで、同業務を東京都文京区▽大阪市西区▽福岡市博多区−の3カ所で実施してきたが、顧客情報の一元管理と販売力強化に向けて集約を検討。地震などの自然災害が比較的少なく、東京や大阪に比べて競合社が少なく優秀な人材を確保しやすいとの理由で福岡市に決めた。

 集約に伴い、これまで十数人体制だった福岡市の「九州CS(カスタマーサポート)センター」を移転し、新たに嘱託社員など約50人を採用。東京、大阪のセンターを閉鎖したことで賃料などで年間数百万円の経費削減につながるという。野崎憲治社長は「今後も積極的な採用を続け、九州に貢献したい」としている。

 同社は、エックス線や超音波を用いた医療用画像診断機器が主力商品。2012年3月期の売上高は約500億円。

=2012/10/16付 西日本新聞朝刊=

2037名無しさん:2012/12/12(水) 22:11:26
スキーが大人気だった昭和時代には整形外科がひそかな人気だった

スキー場で整形外科医はスキーを楽しみながら、怪我人が出たときにだけ
スキー場の診療所に戻った。

2038名無しさん:2012/12/17(月) 21:00:29
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/38786.html
医系議員でも民自に明暗- 維新は医師ら当選続出で“第2党”に

 16日に投開票が行われた衆院選では、医系議員でも自民党と民主党の明暗が分かれた。自民党で医師の鴨下一郎氏(元厚生労働副大臣)が7選を果たしたほか、新人でも医系議員の当選が相次いだ。一方、民主党では、医師で元厚労大臣政務官の岡本充功氏ら医系議員が軒並み落選した。

当確と報じられた候補者の名前の上にバラを付ける自民党の石破幹事長(16日、党本部)

 比例代表で第2党の議席を獲得した日本維新の会では、小選挙区選と比例選で医師などの当選が続出し、衆院での医系議員の数も、自民党に次ぐ“第2党”の座を占めた。また、みんなの党も、小選挙区に擁立した新人の医師が比例で復活当選を果たした。日本未来の党も、党副代表で医師の阿部知子氏が比例で議席を獲得した。

 報道各社が早々と自民党の優勢を伝える中、同党の開票センターでは石破茂幹事長が午後8時半すぎから、当選確実が報じられた鴨下氏ら候補者の名前の上にバラの花を飾った。その後も次々と「当確」を打ち、マスコミの要求に応えて写真撮影でポーズを取る余裕も見せた。

 数多くの医系議員が落選した民主党では、大勢が判明した16日深夜、党代表の野田佳彦首相が記者会見し、「政権与党の中で、一生懸命に働いてくれた同志、将来が嘱望されている有意な人材を数多く失ってしまった。痛恨の極み」と述べ、大敗の責任を取って党代表を辞任することを表明した。【編集部取材班】

 当選した主な医系議員は次の通り(敬称略)。

【自民党】
鴨下 一郎 前 医師
冨岡  勉 元 医師
三ツ林裕巳 新 医師
小松  裕 新 医師
今枝宗一郎 新 医師
勝沼 栄明 新 医師
新谷 正義 新 医師
赤枝 恒雄 新 医師
阿部 俊子 前 看護師
松本  純 前 薬剤師
渡嘉敷奈緒美 元 薬剤師

【日本維新の会】
宮沢 隆仁 新 医師
伊東 信久 新 医師
河野 正美 新 医師
今村 洋史 新 医師
西根 由佳 新 薬剤師

【みんなの党】
柏倉 祐司 新 医師
中島 克仁 新 医師

【日本未来の党】
阿部 知子 前 医師

【訂正】
【自民党】から「大隈 和英 新 医師」を削除しました。

2039名無しさん:2012/12/18(火) 21:23:15
http://www.47news.jp/feature/medical/2012/12/post-802.html
2012.12.18
女性医師8人に1人フリー
産科医療の現場に課題

 全国の分娩取り扱い病院で働く女性産婦人科医の8人に1人は、特定の常勤先がない「フリー」の医師であることが、日本産婦人科医会 の実態調査で分かった。
 フリー医師は勤務の日数や時間が少ないパートの身分。自らの妊娠や出産、育児を機に分娩業務を離れ、そのまま常勤先を持たなくなった人が多いとみられる。一方で産科医療の現場は、医師不足や分娩施設の減少など国民生活の不安に直結する問題を抱えている。同医会は「勤務医全体の就労環境改善のためにも、常勤先を持たない女性医師の再就職支援や再教育システムの促進が急務だ」としている。
 調査は、産婦人科勤務医の待遇改善などを目的に2007年から毎年実施。全国の分娩取り扱い病院1112施設にアンケートを郵送し、793施設から回答を得た。
 それによると、回答施設の常勤医師の総数は4751人。1施設当たり6・0人で、07年の4・5人から徐々に増えてきた。ただ、08年から集計している男女別データを分析すると、男性が横ばいなのに対し、女性は08年の1・5人から2・3人へと1・5倍に増加。現場での女性の存在が年々大きくなっていることが分かった。
 こうした状況の中、今回初めて設けた質問で、常勤以外にフリーの女性医師が数多くいることが判明。女性医師全体の12・7%、8人に1人を占め、特に東京、神奈川、千葉、愛知、大阪の大都市圏に集中していた。
 調査を担当した中井章人日本医大教授は「産婦人科は女性にとって最もきつい診療科。やむを得ない事情で離職した人が大半だろう。常勤に呼び戻すには、当直の軽減や時短勤務などの環境改善を進める必要がある」と話している。

2040名無しさん:2012/12/19(水) 01:54:04
http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/news/kyushu/post_934.shtml
「無医」状態が解消 八女市の辺春診療所 3日から診察開始
[更新日時]2012年12月07日

 地域に医師がいない状態が3年近く続いていた八女市立花町の辺春地区に1日、久留米市の社会医療法人「天神会」(古賀伸彦理事長)が辺春診療所を開設した。3日に診察を始める。


 診療所は、2011年3月に閉校した旧上辺春小学校の校舎の一部を改修した。秋吉循環器科内科医院(久留米市田主丸町)の元院長、秋吉俊則さん(72)が院長を務め、看護師と事務員が各1人常駐。診察や往診のほか、健康教室なども実施する。

 辺春地区は人口約2400人。10年3月に地域医療を担っていた個人の診療所が閉鎖したため、住民が署名集めなどを通じて新たな診療所の誘致を市に求めていた。

 1日の内覧会に参加した辺春地区の中村一範・区長会長(63)は「とにかくほっとしている。昔の小学校のように、診療所が地域の核として発展することを期待したい」と話した。

【写真説明】テープカットで完成を祝った辺春診療所

=2012/12/07付 西日本新聞朝刊=

2041名無しさん:2012/12/19(水) 17:45:45
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20121212rky00m040006000c.html
医師不足問題:県立と医師会病院統合も/沖縄
2012年12月12日

 【北部】「北部医療の発展を考えるシンポジウム」(名護市各種団体女性代表ネットワーク協議会主催)が2日、名護市の北部会館で開かれ、医療関係者が北部の医師不足解決に向けて議論した。県北部福祉保健所の宮里達也所長は「行政ではなく、一専門家としての意見」と断った上で、中長期的な解決策として県立北部病院と北部地区医師会病院の統合を提案した。同医師会の石川清和副会長も同調した。

 宮里所長は、県内の医師不足の解決策は「人材育成しかない」と強調。そのために琉球大学の機能強化や、医師が働きやすい環境の整備などが必要と説いた。

 北部における具体的な解決策として、病院統合のほか、琉大から産科医を派遣する制度をつくることを提案。「医療の課題は住民が一致した考えで行動しないと成功しない」と市民の意識向上を呼び掛けた。

 県立北部病院の病床は約300、医師会病院は約200ある。統合によって必要な医師数が少なくて済み、さまざまな病気を抱えた患者を1カ所で対応できるようになるという。研修医にとっても多くの医師から学ぶことができ、研修医同士の切磋琢磨(せっさたくま)も期待される。

 また、同じく登壇した名護療育園の泉川良範施設長は、北部で医師を育てる方法として(1)医学部進学希望者への奨励金支給(2)北部出身医師の組織を設立(3)北部出身医師に地元に帰るよう呼び掛けるキャンペーン−などを提案した。

(琉球新報)

2042名無しさん:2012/12/20(木) 01:03:10
http://www.med.or.jp/nichinews/n241220l.html
第1231号(平成24年12月20日)
医師の偏在

 医師の地域偏在,診療科偏在が問題になっている.その背景には複合的な要因があることが指摘されているが,医師の地域偏在については,平成十六年にスタートした新医師臨床研修制度が大きな要因となっている.研修医は大学を離れ,自らの自由意思により都市部の臨床研修病院に集中した.その結果,地域における医師配置のバランスが大きく崩れ,地方における医師不足が加速した.

 診療科偏在については,訴訟問題,診療科特有の労働環境の差異などが影響していると考えられている.

 日頃,クリニカルクラークシップとして医学部の六年生,また,研修協力病院として前期研修医を受け入れているが,これら若い世代の生の声を聞くと,ネットを中心とした溢れる情報の中で,医療を取り巻くさまざまな問題に不安を感じ,可能な限りリスクを回避し,現実的な行動を取ろうとしていることがよく分かる.

 医学部の定員増などにより,確実に医師の数は増加しているが,一方で医師の勤務形態,勤務先の多様化が進み,また,医療の高度化・複雑化,患者意識の多様化などにより,患者一人に対する医師の業務量は確実に増えているため,必ずしも常勤医として第一線で活躍している勤務医の負担軽減にはつながっていない.

 医師不足の現実は,必ずしも特定の診療科,地方に限ったことではない.医局の医師派遣機能が弱体化し,医師紹介業者を利用してリクルート活動をする医師が増えているが,医療機関側の費用負担は大きい.
(榮)

2043名無しさん:2012/12/21(金) 04:08:25
http://www.topnews.jp/2012/12/19/news/f1/others/fia/79205.html
元F1専属医、統括団体FIAに激怒
2012年12月19日(水)

長らくF1の専属医を務めてきたゲイリー・ハートスタイン医師が、F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)に怒りを燃やしている。

ジャン・トッド会長率いるFIAが、ハートスタイン医師との2013年以降の契約を更新しなかったことは、ハートスタイン医師が11月にツイッターで明かした。その際ハートスタイン医師は、「今回の決定に至った理由はわからないが、私には知らされないのだ」と話していた。

しかし、今週になってハートスタイン医師のトーンが変化している。8,000人のフォロワーがいるツイッターで、「(専門医を解雇されて)当然、ものすごく腹が立っている」とつぶやいたのだ。

「FIAからの回答を求める運動を起こすかもしれない。あるいは、あの仕事を取り戻すか、FIAの医療現場の現実を世間に知らしめる」

「これだけはわかってくれ。私には苦々しい思いも、悲しい思いもない。ただ怒りに燃えている。最悪だ」

「いつどのようにしてかはわからないが、暗雲が近づいてくるときが来る。嵐になるぞ!」

2044名無しさん:2012/12/22(土) 19:02:02
http://www.asahi.com/area/shizuoka/articles/TKY201212100401.html
小学生、研修医から応急手当て学ぶ 静岡
研修医から心肺蘇生の方法を学ぶ小学生=静岡市立城北小学校


 急に倒れたりした人への応急手当てを学ぶ講習会が10日、静岡市葵区の市立城北小学校であり、5〜6年生の約210人の子どもたちが、県立総合病院の研修医9人から学んだ。

 講習会ではまず、研修医が人工呼吸の方法や、自動体外式除細動器(AED)の操作方法を説明。その後、子どもたちが九つのグループに分かれ、人形を相手に人工呼吸をしたり、AEDを使ったりしていた。

 6年の藤波未来さん(11)は「突然倒れた人がいたら、周りの人と協力して命を救いたい」と話した。

2045とはずがたり:2012/12/23(日) 13:12:42
三ヶ日蜜柑をよろぴく♪
下の記事と比較して一ヶ月で成果でたのかね?

2012年12月22日7時30分
骨粗鬆症予防にミカン 黄色い色素が骨を増やす
http://www.asahi.com/science/update/1222/TKY201212220006.html

 【冨岡史穂】ミカンをよく食べると骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を予防できるらしいことが、果樹研究所の杉浦実主任研究員らの研究でわかった。ミカンを黄色くする色素であるβクリプトキサンチンが、骨を増やしたり、減少を抑えたりしていると考えられる。20日付米科学誌プロスワンで発表した。

 女性が閉経してホルモンのバランスが変わると、骨粗鬆症にかかりやすくなる。一方、杉浦さんらが温州ミカンの産地の一つ、浜松市の三ケ日町地域で行ってきた研究で、ミカンを多く食べる女性は患者が少ない傾向もわかっていた。

 そこで、この地域の閉経後の女性212人で、βクリプトキサンチンの血中濃度と骨粗鬆症の関連を調べたところ、ミカンを毎日4個食べることに相当する血中濃度の人は、ミカンを食べない日がある人よりも、骨粗鬆症にかかるリスクが92%低いことがわかった。

 果物などに含まれる色素の骨粗鬆症予防効果が明らかになったのは世界で初めてという。

2012年11月20日
ミカンを食べて健康で長生き 毎日3〜5個で効果
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/1342

 果樹研究所(本部・茨城県つくば市)の杉浦実主任研究員らは03年から、三ケ日ミカンで知られる静岡県の旧三ケ日町(浜松市)の住人約千人を対象に、βクリプトキサンチンの血中濃度と健康状態の関連を調べる疫学調査を行っている。

 調査からは、ミカンを毎日3〜5個食べている人は、肝機能障害や動脈硬化、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)といった病気の割合が少ないことが分かってきた。浜松市に合併する前の国勢調査では、三ケ日町に住む女性の平均寿命は静岡県の平均より1年余り長かった。

 ただ、今までの杉浦さんらの研究では「ミカンを食べることで病気が予防できる」とまでは言い切れない。

2048名無しさん:2012/12/28(金) 21:13:31
http://www.news-postseven.com/archives/20121227_161092.html
眼科医 女子大生合コン前に視力聞き処方箋なしカラコン配る
2012.12.27 16:00

「カラコン」「黒コン」──。瞳を大きく強調するカラーコンタクトは、付けまつげと共に、いまや“デカ目”メイクに欠かせない必須アイテム。量販店などで販売されている使い捨てのタイプから、眼科で処方してもらうタイプまで、種類も値段もさまざまだ。

 そんなカラコンをダシに、合コンで女子大生を釣ろうとする眼科医10+ 件がいたという。都内の私大に通うAさんは、大学の友人に誘われて医師たちが集まる合コンに参加した。

 当初、その合コンにはあまり乗り気で無かったAさんに、幹事をつとめる友人は「コンタクトの度数教えてくれる?」と聞いてきたそうだ。その理由を尋ねると、友人は「まだ秘密だけど、来て損はないから!」という。

「結局参加したんですが、行ってみたら男女4対4の合コンでした。こっちは皆女子大生。向こうは、30代の外科医と、30代の歯科医2人、そして40代の眼科医10+ 件。外科医は自慢話に終始し、歯医者はなにかにつけて『歯を矯正した方がいいよ』と失礼な発言。でも一番驚いたのは、眼科医でした」(Aさん)

 眼科医は突然、参加した女子の名前を「○○ちゃ〜ん」と順番に呼び、一人一人にプレゼントを渡しはじめたそうだ。

「その場で開けてびっくりしました。私の度数に合わせた黒コンだったんです。周りの3人は大はしゃぎで喜んでたんですが、私はドン引きしました。度数を聞いてきたのは、これで釣るためだったんだ……と。しかも、眼科医10+ 件がやっちゃダメなことですよね。目の検査もしていないのに」(同前)

 眼科医がプレゼントしたのは、レンズのふちに黒や焦げ茶のラインが入っているコンタクトで、市販の「カラコン」よりもナチュラルに黒目が大きくなるということで、女性からの人気も高いものだ。とはいえ、目に合わないコンタクトの使用や、誤った用法でおこるトラブルも後を絶たない。

「この1日使い捨てのコンタクトは普通のものより高いんです。だから、もらった友だちは喜んじゃって。その眼科医は、また別のタイプが欲しかったら次の合コンで持って来てあげるよ、とダシにしていました……。職業自慢より最低だなと思いました」

2049名無しさん:2012/12/29(土) 11:29:52
http://www.y-mainichi.co.jp/news/21584/
産婦人科5人体制に 八重山病院
2012年12月29日
内科医も1人着任、風船治療可能に

 県立八重山病院(松本廣嗣院長)にこのほど、内科医の田守唯一医師(39)=東京都出身=と産婦人科医の中上弘茂医師(40)=千葉県出身=が着任した。これで同院の産婦人科医は5人体制となった。内科医も増えたことで急性心筋梗塞治療法の「風船治療およびステント治療」が5年ぶりに行えるようになった。

 「風船治療およびステント治療」は狭くなった血管を広げて血流を良くする治療で、循環器系はこれまで2人体制で担当していたが、担当医師の1人が5年前に他の病院に異動となり、対応できなくなっていた。
 また、市内の民間病院では定期的な治療はできたが、急病患者には対応できず、宮古病院に搬送していた。
 今回、田守医師が着任したことで治療が可能となり、今年11月にはすでに1件の治療が行われた。
 また、産婦人科は5人体制となったが、来年度には2人の退職が決まっており、松本院長は「5人体制を維持できるよう、新たな医師確保に向けて準備を進めている」と述べた。

 田守医師は琉球大学医学部卒、国立国際医療研究センターなどで勤務。「これまで島外で行ってきた治療を島内でできるようにすることで、患者の負担を軽減したい。そのためにも微力ながら頑張っていきたい」と話した。
 中上医師は東邦大学医学部卒、上尾中央総合病院などで勤務。「大学では婦人科を専門にやっていたので、わざわざ沖縄本島までいかなくても、八重山病院で婦人科も利用してほしい」と述べた。

2050名無しさん:2012/12/30(日) 10:13:50
2012. 12. 27

第4回 医学部新設、是か非か 〜最終集計結果〜
圧倒的多数が「医学部新設は必要なし」
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/debate/201212/528423.html

2051名無しさん:2012/12/30(日) 11:15:01
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121228-OYT1T01469.htm?from=ylist
億単位で医師への過払い・未払いあった大学病院

 青森県弘前市の弘前大学は28日、医学部付属病院に勤務する医師への超過勤務手当の支給ミスを調べた結果を発表した。

 医師への過払いが約2億9500万円あった一方、未払いも約4億5200万円に上り、ずさんな実態が明らかになった。同大は戒告3人など医師や職員計26人を処分した。

 2010年にミスが発覚し、調査委員会などが、超過勤務手当の支給が始まった04〜09年度にいた医師約640人の勤務実態を調べた。

 過払いには、医療行為がなかった宿直医師に宿直手当と別に機械的に支払っていた事務処理が多く、勤務時間内に他の医療機関で治療にあたった医師への支給もあった。逆に未払いは、医師が超過勤務手当を申請していなかった事例が一番多かった。

 過払いと未払いを相殺した結果、最も過払いが多かった医師には約57万円の返還を求める。一方、最も未払いが多かったのは、超過勤務を全く申請していなかった医師の約400万円。今月から清算に入っている。

 原因として、膨大な超過勤務の事務処理を行う職員が数人しかいなかったことなどを挙げた。記者会見した同大の神田健策理事は「億という単位が出ており、反省している」と話した。

(2012年12月29日17時50分 読売新聞)

2052名無しさん:2012/12/30(日) 21:42:16
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201212270026.html
'12/12/27
医学生らに奨学金制度新設へ

 広島県神石高原町は医師や看護師の確保に向け、医学生らを対象にした奨学金貸付制度を2013年度に新設する。将来、町内の医療機関に勤務すれば、返済を全額または一部免除する。

 医師、看護師、助産師、准看護師として町内で働く意思のある学生と研修医が対象。出身地や居住地は問わない。

 奨学金は医学生と研修医が月20万円以内、看護学生は10万円以内。期間は最長6年。このほか入学支度金として医学生に最大100万円、看護学生に同50万円を貸し付ける。

 奨学金を出した期間と同じ期間、町内の病院などに勤めれば返済を全額免除する。

 初年度は8人の利用を見込む。4月1日〜15日に受け付け、審査会で対象者を決める。

 町内で唯一、入院設備のある町立病院は現在常勤医5人。外科系の医師確保が難しく、他の病院から非常勤医師の派遣を受けている。看護師も介護施設を含め不足気味という。

 同様の制度は県内では尾道市や庄原市が設けている。町福祉課は「医療の安定的な確保に結びつけたい」としている。

2053荷主研究者:2012/12/30(日) 22:30:52

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121125t15023.htm
2012年11月25日日曜日 河北新報
糖尿病研究の“お宝”寄贈 後藤名誉教授が東北大へ280冊

後藤名誉教授が寄贈した糖尿病関連の貴重な学術誌=仙台市青葉区の東北大図書館医学分館

 糖尿病研究の第一人者の後藤由夫東北大名誉教授(87)=仙台市青葉区=が、糖尿病関連の貴重な学術誌と蔵書約280冊を同大図書館医学分館に寄贈した。1940年代に発行された米糖尿病学会の学術誌全巻などが含まれており、糖尿病に関する国内大学図書館有数のコレクションとなる。

 寄贈したのは、書籍や学術誌で段ボール40箱分。このうち、米国糖尿病学会発行の年刊「米国糖尿病学会論文集」は41年に創刊され、52年に同学会の「Diabetes(糖尿病)」に引き継がれるまで、世界の糖尿病研究をリードする成果が記されている。

 創刊号では、糖尿病治療に欠かせないインスリンの発見でノーベル医学生理学賞を受賞し、41年に死去したフレデリック・バンディングの追悼記事を掲載する。日本国内の大学図書館で同誌を所蔵するのは2館で、全巻そろうのは東北大だけという。

 「論文集」は、留学先の米国で指導教官から譲り受けた。後藤名誉教授は「日本にない本だからぜひにとお願いした。いずれの本も、後輩に当たる先生方に役立ててほしい」と話す。

 後藤名誉教授は、日本の糖尿病治療の草分けとして活躍。「糖尿病の病態解析と地域医療への貢献」で86年度、河北文化賞を受賞した。

 寄贈を受けた東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授(代謝疾患学)は「糖尿病草創期の著名な研究者たちの、新しい発見への熱意や苦心の様子がうかがえる。研究者同士響き合うものがあり、学生の手本になる」と期待している。

2054荷主研究者:2013/01/03(木) 09:18:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121204t15005.htm
2012年12月04日火曜日 河北新報
パーキンソン病のサル 骨髄幹細胞で症状改善 東北大など

 パーキンソン病を発症させたサルの骨髄に含まれる幹細胞から神経伝達物質ドーパミンを分泌する神経細胞を作り、同じサルの脳内に移植して症状を改善させることに、東北大や理化学研究所などのチームが成功、3日付の米科学誌電子版に発表した。

 手の震えや小刻みな歩行などの運動障害が現れるパーキンソン病は、脳内でドーパミン量が低下して起きるとされるが、根本的治療法はない。骨髄は白血病の治療で採取方法が確立しており、東北大の出沢真理教授(細胞組織学)は「近い将来に人間への応用が期待できるだろう」と話している。

 チームはパーキンソン病のサル5匹の腰骨に針を刺して骨髄液を採取。骨や神経のもとになる間葉系幹細胞を分離し、さまざまな物質を加えながら培養、ドーパミン細胞に成長させた。

 この細胞をドーパミンが減った脳の部分に移植すると、移植4カ月後ぐらいから、餌を取ろうとする手の動きが改善した。少なくとも8カ月後までは効果が持続、解剖すると移植した細胞が生着している様子を確認できたという。自らの細胞のため拒絶反応がなく、がんにもならなかった。

 パーキンソン病の治療研究では、京都大のチームが人間の人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)をドーパミン細胞に成長させてサルの脳に移植し、症状を改善させることに成功している。

2055名無しさん:2013/01/04(金) 17:30:44
>>1307

秋田県・上小阿仁村の“医者いじめ伝説”を追え![2013年01月04日]
http://wpb.shueisha.co.jp/2013/01/04/16397/

2058名無しさん:2013/01/10(木) 15:48:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013010902000222.html
勤務医の偏り拡大 20年後 国際医療福祉大予測
2013年1月9日 夕刊

 二十年余り後の二〇三五年には、大都市周辺を中心に十四都府県の三十一地域で病院勤務医の不足が深刻化する一方、十八道府県の二十一地域では勤務医が余る可能性が高いことが、国際医療福祉大大学院の高橋泰教授の調査で分かった。少子高齢化の進行で人口構成が変動し、地域ごとの患者のニーズと病院の受け入れ能力との差が広がるためだ。

 調査では、複数の市区町村にまたがる「二次医療圏」(全国で三百四十九地域)ごとに、三五年までの人口構成の変化を反映させ、病院での医療が必要な人と勤務医の数を分析し、将来の過不足を独自に判定した。

 人口十万人当たりの勤務医数が百人を割り込み、十分な診療を続けるのが難しくなりそうなのは、大都市のベッドタウンに多い。さいたま市や千葉県市川市、京都府木津川市などの三十一地域だ。

 現在でも勤務医が比較的少ない上に、高齢化が医療需要の増加に拍車をかける。例えば東京都心で働き埼玉県や千葉県に住む人は、勤務先の近くで受診することが多いが、定年後は自宅近くの病院にかかるようになるからだ。

 逆に前橋市や島根県出雲市、高知市、長崎市のように、大学病院など医療機関が集中している二十一地域では勤務医が余りがちになる。いずれもゼロ〜七十四歳人口がかなり減少する見込みの地域。十万人当たりの勤務医数は現在でも百五十〜三百人程度と手厚い上、病気のなり始めで症状の激しい「急性期」に対応する医療の必要度は人口減に伴い低下し、マンパワーに余裕ができる。

 一方で受診が頻繁な七十五歳以上の高齢者は全国的に増える見通し。高橋教授は「勤務医の地域偏在を解消し、急性期中心の医療から地域密着型の医療に転換していくべきだ」と提言している。

 一〇年時点の勤務医数や将来の人口増減率、医療需要の予想数値などを用いて調査。現在ある病院が存続する前提で、開業医数は考慮していない。

 2次医療圏 医療法に基づき各都道府県が設定する地域的な単位で、特殊な技術を除き、圏内で一般的な入院医療に対応できることを目指す。人口規模や交通事情などで決められ、圏内にどれだけのベッド数が必要かを計算する時に基準となる。多くの場合は複数の市区町村を一つにまとめて都道府県内を3〜20程度に分けており、全国に349ある。身近な医療を提供する市区町村ごとの「1次医療圏」、高度な先進的医療を提供し原則的に都道府県単位の「3次医療圏」もある。

2060名無しさん:2013/01/12(土) 00:07:56
http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/y2013/m01/h1301111.html
【大船渡】支援者ケアに理解を 精神科医が講演会

 精神科医の加藤寛・兵庫県こころのケアセンター長の講演会(大船渡保健所主催)は9日、大船渡市盛町のリアスホールで開かれた。行政や医療関係者ら約120人が復興期の支援者ケアの重要性に理解を深めた。

 今月、大槌町に派遣されていた兵庫県宝塚市の職員が死亡していたことが判明。自殺とみられる。加藤センター長は「地元でもショッキングな話題として受け止められている」と述べ、阪神大震災の復興期に神戸市助役が自殺したことを振り返った。

 災害救援者や復興担当者が受ける心理的影響を解説。日常業務に対する意欲低下、上司に対する部下の不信といった組織内の葛藤、休職者の増加や自殺など、支援者の疲弊の影響は深刻なだけに「支援活動を進める上で自分の健康を守ることは最も大切」と強調した。

【写真=支援者が自らの健康を守る大切さを力説する加藤寛センター長】

(2013.1.11)

2061名無しさん:2013/01/13(日) 18:52:29
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20130113ddlk43040247000c.html
水俣病事件研究交流集会:医師、弁護士らが意見発表 /熊本
毎日新聞 2013年01月13日 地方版

 水俣病をテーマに医師や弁護士、大学関係者らが意見や研究成果を発表する水俣病事件研究交流集会が12日、水俣市浜町の市公民館で始まった。13日まで計16人が登壇する。

 前半の自由報告で、熊本学園大の中地重晴教授(環境化学)は、今秋に県内で開く外交会議で採択予定の水銀条約について、使用済み蛍光管や血圧計などから回収された国内の水銀の一部が海外に輸出されている現状を取り上げ「輸出を禁止し、自国内できちんと保管する仕組みをつくるべきだ」と述べた。

 後半は水俣病の被害実態調査をテーマに、山間部の住民検診や新潟水俣病の検査結果など、主に医学面の研究結果が発表された。

 集会は熊本学園大水俣学研究センターの呼びかけで始まり、今年で8回目。13日は被害補償や水俣病裁判に関する発表のほか、昨年亡くなった医師の原田正純さんらを追悼する発表がある。資料代1000円。誰でも参加できる。【西貴晴】

2062名無しさん:2013/01/14(月) 16:50:46
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20130113/enn1301130710002-n1.htm
“天皇陛下の執刀医”が患者に贈るメッセージ★天野篤著「一途一心、命をつなぐ」飛鳥新社
2013.01.13

 「天皇陛下の心臓手術」は、“誰もが真似できない完璧かつ最高の内容”だった。本書は、ひたむきにその道を突き進んできた天才外科医の「告白」である。(文・写真 倉西隆男)

 ──執筆のきっかけは

 「医者になって30年、心臓手術を始めて25年。手術数6000例を超え、この道に入り、肩に背負うだろうと思っていた数を突破したことで区切りをつけたいと思いました。また、天皇陛下の手術もあり、このあたりでまとめておこうという気持ちでした」

 ──多忙の中の執筆は大変だったのでは

 「毎日、朝5時ごろ起床、海外からのメールチェックのあと、手術に入ります。その後会議、記録作成などに追われますから半分寝ながら書いていたことも(笑)。若い方から年配の方まで、そのリアルな内容を読んでもらえるように書きました」

 ──手術に対して思うことは

 「ゴルフでいえば、ドライバー、パター、リカバリーなどの総合力。手術も同じで、自分が一番だという自覚があります。手術には“無駄のないスピード”を追求するのが自分のスタイル。加えて、術後も(患者の)心臓がずっと永らえていけるようにと、思いを込めてやっています」

 ──ご自身の健康法は

 「月1、2回のゴルフ。病院にいると1日2000歩程度しか歩きません。だからひたすら歩きます。だいたい1万2000〜1万3000歩ぐらいになりますね。コースでは外の季節感を自分の中に擦り込んでいくという感覚です」

 ──外科手術の未来をどうみていますか

 「たとえば、タッチパネルで指1本の操作で手術ができるような発想を現実に取り入れられるかどうか。ロボット手術や人工心臓などの現在の発想とはまったく異なったものが生まれてくると医療が変わります。ただ、そんな“とんでもない考え方”は、現場で一生懸命やっていないと出てこないでしょう」

 ──患者側から、よいお医者さんをみつけるコツはあるのでしょうか

 「いい医者と出会うためには、患者が勇気を持ってセカンドオピニオンやサードオピニオンを求めることです。“先生ならどうしますか。この手術を受けますか”と逆に質問したりして、自分が納得できる結論を得ることが大切です。その結論には後悔しないこと、責任を持つことです。一方で日ごろから自己管理に努め、いざというときの選択肢を用意しておきましょう」

 ──読者へのメッセージを

 「今日1日頑張ったら『明日』は必ず来る、明日は何かプラスになることがあるかもしれない。そういった期待を365日続けていけば、また次の1年がやってきます。患者さんにはいつも“明日のために今日の1日を大切に”という言葉を贈っています」

 ■あらすじ

 医師としての覚悟を決めるきっかけとなった父親の死、失敗や挫折など30年に及ぶ無私の生き方を明かす。心臓を動かしたまま行う「オフポンプ手術」、医師に必要な心構えなども綴られ、仕事論、リーダー論、組織論としても読むことができる。

 ■あまの・あつし 1955年、埼玉県生まれ。2002年より順天堂大学医学部教授。昨年2月の天皇陛下の心臓バイパス手術執刀医。6000例以上の手術を手がけ、成功率98%を誇る。心臓を止めないで行うオフポンプ手術の第一人者。趣味はゴルフ。

2064荷主研究者:2013/01/20(日) 11:20:47

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130109t15018.htm
2013年01月09日水曜日 河北新報
東北大グループが人工胎盤開発 早産のヒツジの子、長時間生存

 東北大病院周産母子センター副部長の松田直准教授(小児科)らの研究グループが、哺乳類の胎盤機能を再現した人工胎盤装置を開発し、帝王切開で母親から取り出したヒツジを72時間生存させることに成功した。この技術が人向けに実用化されると、早産などで心肺機能が未熟な状態で産まれた胎児を胎内に近い状態で成育させることができる。グループは年内にも臨床試験を始める。

 人工胎盤装置は欧米でも研究が進んでいるが、生存期間の最高記録はヒツジで4時間だった。

 ヒツジの試験は、出産予定3〜4週前に母親から帝王切開で取り出し、人工胎盤装置に入れ、胎内の成分や温度とほぼ同じ状態になるように、39度に保たれた生理食塩水に浸した。

 装置内で、ヒツジのさい帯動脈・静脈(へその緒の中の血管)にカテーテルと小型人工肺を接続し、ヒツジの心臓の動きだけで血液が循環し、酸素が全身に行き渡る仕組みを構築した。外部から人工肺に酸素ガスを注入した。

 人工肺は、ヒツジの負担にならないように、微弱な力で機能するように開発。血管拡張剤を投与して血流の流れを良くするなどして、長期間の生存に成功した。

 人間の胎児は早産でも医療の発達で妊娠22〜23週以降は生存が可能とされるが、実際にはその週数で4分の1が亡くなるという。新生児集中治療では、人工呼吸器で本来なら出生まで閉じられている肺や気管などを強制的に動かすため、肺や脳の成長に影響を受ける例がある。

 人工胎盤は心肺機能が未熟な子どもを母親の子宮内に近い環境で成長させ、肺や脳の機能を損なわずに成育させるのが利点だ。

 松田准教授は「将来的に早産などで産まれた胎児の心肺の負担を軽減し、成育させることができる。遺伝子疾患などで生存が難しい胎児の場合、家族が触れ合い、お別れする時間をつくることも可能だ」と話している。

2066荷主研究者:2013/02/10(日) 12:00:04
>原料となるモリブデン99は100%を海外に依存。半減期が66時間のため長期貯蔵できず
なるほど。

http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13582598453241
2013年1月16日(水)茨城新聞
モリブデン99 国産化へ予備試験着手

核医学検査薬の原料 原子力機構、量産目指す

【写真説明】モリブデン99を抽出し、テクネチウムに転換するホットラボの鉛セルで機器を操作する日本原子力機構研究員=大洗町成田町

 がんや心臓病の診断に使用される核医学検査薬テクネチウムの原料となる放射性物質モリブデン99の国産化へ向け、日本原子力研究開発機構(原子力機構)は週明けにも、実用化をにらんだ予備試験に着手する。同機構開発の新技術で製造したモリブデン99をテクネチウムに転換、千葉県内の民間製造会社で成分検査して実用医薬品としての課題を探る。海外に頼っているモリブデン99の国産化は20年来の悲願とされ、2016年をめどとする目標の第1段階では国内消費量の25%を賄う計画だ。

 モリブデン99の国産化は、原子力機構の材料試験炉JMTR(大洗町)で固形のモリブデン98に中性子を照射し、関連施設のホットラボでモリブデン99を抽出、さらにテクネチウムへと転換する構想。

 予備試験では、京都大学の協力でモリブデン99を製造。ラボ機器の稼動性や実用性を検証し、テクネチウムを国内で唯一製造する千葉県内の民間会社で成分分析。既製医薬品との違いや医薬品としての課題を見つける。

 次の段階では、この会社と大洗町に研究所を構えるラジオアイソトープ製造会社の2社とともに実証試験を実施し、その後の量産を目指す。

 テクネチウムは放射能の半減期が6時間とごく短いため、人体に注入して全身のがんを発見する画像診断などに大きな効果を上げており、心臓病治療の血流測定薬品としても広く使われている。日本は米国に次ぐ消費大国で、テクネチウムでの検査を手術前に義務付けているがん専門医療機関もあるという。

 一方、その原料となるモリブデン99は100%を海外に依存。半減期が66時間のため長期貯蔵できず、主にカナダ、オランダなどから成田空港に輸入して近くの民間会社でテクネチウムに転換して全国流通している。

 両国の製造原子炉は稼働から30年以上経過。老朽化のためトラブルを起こすなどして輸入が不安定なことから、安定供給が望まれている。

 国産医薬品としての実用化には安全性の実証や輸送体制の確保など依然ハードルは高いが、県科学技術振興課でも「原子力の未来を開く計画」と期待している。

2067とはずがたり:2013/03/05(火) 18:59:35
確かに田舎だけど東武伊勢崎線を介して営団11号線とも直結している大都市近郊の久喜をして医療機関不足?!

救急搬送36回断られ呼吸困難の男性が死亡 埼玉・久喜
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20130305522.html?fr=rk
2013年3月5日(火)12:07
 埼玉県久喜市で1月、呼吸困難の症状を訴えて救急搬送された同市内の男性(75)が、延べ25病院から計36回受け入れを断られ、通報から約2時間半後に死亡していたことが5日、久喜市などへの取材で分かった。

 久喜市などによると1月6日午後11時25分ごろ、1人暮らしの男性が「呼吸が苦しい」と自ら119番通報した。自宅に到着した救急隊員が埼玉県東部や茨城県など周辺の25病院に救急搬送先を照会したが、「処置困難」「ベッドが満床」などを理由に受け入れを断られたという。

 翌7日午前1時半ごろ、37回目の照会で茨城県内の病院への搬送が決まり、約20分後に到着したが、男性は病院で死亡が確認された。男性は当初、会話が可能な状態だったが、搬送先が決まるまでの約2時間10分の間に容体が悪化したとみられる。

 問題を受けて久喜市は救急患者の受け入れに努めるよう周辺病院に要請した。

2068とはずがたり:2013/03/21(木) 17:48:44

全てのものが逆さまに見えるなら,そういうものだと本人は思ってる筈で,しかも他人には絶対にそう見えてるとは解らない筈ではないか?

ジョーク記事?

すべての光景が上下さかさまに見える! 世界でも稀に見る脳障害『Spatial orientation phenomenon』をもつ女性
http://news.livedoor.com/article/detail/7519920/

2069荷主研究者:2013/04/01(月) 01:08:45

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130306/CK2013030602000010.html
2013年3月6日 中日新聞
「日本紅斑熱」発症者が6年連続全国一

日本紅斑熱を媒介するマダニの一種。左上はつまようじ(県提供)

 今年に入って死者が相次いで見つかったマダニ媒介とみられるウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)と同じように、病原体を持ったマダニにかまれて感染する「日本紅斑熱」の発症者が、三重県で突出して多い。昨年は三十七人の発症が確認され、六年連続で全国最多。五日の県議会一般質問でも取り上げられ、ダニが活発化する春に向けて県は「野外活動後に異変を感じたら医療機関へ受診してほしい」と呼び掛ける。

 日本紅斑熱は、マダニにかまれた際に「リケッチア」という病原体が体内に入って感染。発症すると、全身に米粒大の赤い発疹や四〇度前後の高熱、頭痛などの症状が出る。

 早期に受診すれば完治するが、処置が遅れると重症化や死亡するケースもある。発症時には感染症法に基づき、保健所への届け出が必要な病気で、国によると二〇一二年は全国で百七十人の発症が確認された。

 三重では二〇〇五年に初めて発症を確認。〇七年には二十四人に急増して全国最多となり、毎年三十人前後で推移している。南勢地方での感染が多く、昨年の発症者三十七人のうち三十五人が伊勢保健福祉事務所の管内で見つかっている。昨年全国で二番目に多かったのは広島県(二十五人)、三番目は和歌山県(二十四人)だった。

 マダニは野山に生息し、農林業に携わる人たちが分け入った際にかまれるケースが多い。ただ近年、里に下りてくるシカやイノシシに付着して人里で生息域を広げている可能性がある。感染経路や県内で多発する理由には謎が多く、県薬務感染症対策課の松村義晴副課長は「追跡調査の対象外でもあり、理由は分からない」と頭を悩ませる。

 県によると、西日本などで相次いで死者が確認されたSFTSと同じく、ダニとの接触を避けるのが一番の予防方法。野山に立ち入る際は長袖、長ズボン、手袋を着用するよう呼び掛けている。

 (河北彬光)

 <日本紅斑熱> 1984年に徳島県の医師によって初めて確認された感染症。2〜8日間の潜伏期間を経て発症するが、人から人へ感染することはない。かみついたマダニをつぶした際に病原体が人体に入ることが多く、取らずに医療機関に受診するか、つぶさないようにピンセットなどで取り除くことが必要。山に入る機会が多い高齢者の感染が多く、2009年には鳥羽市の男性=当時(84)=が感染後に死亡したが因果関係は分かっていない。

2070荷主研究者:2013/04/10(水) 23:40:45

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020130306eaae.html
2013年03月06日 日刊工業新聞
東北大、ドライアイ発症機構の一端解明−治療法開発に道

 東北大学大学院生命科学研究科の牟田達史教授らのグループは、自己免疫疾患の一種でドライアイ(目の乾燥)などを引き起こす「シェーグレン症候群」の発症メカニズムの一端を明らかにした。「Iκ(カッパ)B―ζ(ゼータ)」と呼ぶ遺伝子の欠損により、涙腺上皮細胞などの過剰な細胞死が起き、同症候群が発症することをマウスでの実験で解明。さらに、細胞死を抑える薬剤を投与することで、症状が改善することを確かめた。

 牟田教授は「細胞死を抑える薬剤を直接人間に応用するのは難しいが、発症機構を解明することで同症候群の治療法を開発する手がかりになる」としている。成果は米科学誌イミュニティー電子版に掲載された。

 牟田教授らはIκB―ζ遺伝子が欠損したマウスが、同症候群と似た慢性炎症を起こすことを発見した。炎症組織を詳しく調べると、血管からリンパ球が浸入していることが判明。

2071とはずがたり:2013/04/13(土) 14:08:06

中国、鳥インフル死者11人に 感染者は40人
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013041201002695.html
2013年4月12日 23時03分

 【上海共同】中国上海市は12日、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染して治療中だった74歳の男性が死亡したと発表した。新たに2人の感染者も判明。中国全体の感染者は死者11人を含む計40人になった。
 死亡した男性は重症の肺炎を起こしていた。新たに判明した感染者はいずれも3日に発症した53歳の男性と86歳の男性。2人と密接に接触した周囲の人に異常は見られないという。

2072とはずがたり:2013/04/13(土) 18:39:48

哺乳類に感染しやすい特徴 鳥インフルウイルス解析
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013041301001172.html
2013年4月13日 05時47分

 中国で感染者が相次ぐ鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の遺伝子には、哺乳類に感染しやすい特徴が複数あり、人への感染や流行の可能性を高めているとの解析結果を、国立感染症研究所の田代真人インフルエンザウイルス研究センター長らが12日、欧州の科学誌ユーロサーベイランスに発表した。
 上海市などで発症した4人と、市場のハトなど3検体から検出したウイルスの遺伝情報の解析から、人間の細胞への取り付きやすさを増すような特徴を持っていることが分かったという。
(共同)

2073チバQ:2013/04/14(日) 10:56:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130413-00000561-san-bus_all
TPPで変わる社会 医療分野 混合診療 分かれる評価
産経新聞 4月13日(土)12時19分配信



医療分野で予想される影響(写真:産経新聞)
 「国民皆保険は医療制度の根幹だ。揺るがすことは絶対にないよう取り組む」。衆院予算委員会のTPPに関する集中審議。甘利明TPP担当相は制度堅持を強調した。

 国民皆保険とは、全ての国民が公的医療保険に加入し、保険料を支払う代わりに1〜3割の負担で診療を受けられる制度で、金持ちでも貧しくても平等に治療が受けられるメリットがある。開業医らでつくる日本医師会(日医)は、世界でも類を見ないこの制度が、TPPに参加すれば崩壊してしまうと強く訴える。

 日医の主張はこうだ。現在、保険で使える薬の値段や診療費は国が決め、安価に抑えている。これに対し、医療分野でも輸出拡大を目指す米国は、自由診療を広げるため、TPP交渉で混合診療の全面解禁を求めてくると想定。米国には、自国企業の高い薬を売り、高額治療に備える民間医療保険の加入を増やす狙いがあるほか、株式会社の病院参入を求めてくる可能性もあるとみている。

 日医は、それによって保険適用範囲の診療が縮小し、貧しい人が十分な医療を受けられなくなったり、薬が高くなったりすると主張。医療機関の競争が激しくなるという危惧もある。だが、混合診療は、同じ病気でも患者によって治療法や薬を自由に選べるという利点もある。国が保険診療を一定レベルで保てば、高い金を支払わなくても必要な診療は受けられる。

 「競争力ゼロの自分たちの社会をつぶされたらたまらんという意識なのでしょう。既得権益を守るために国民皆保険堅持を主張している」。高度医療を行うある医院の院長は冷ややかに語る。がん治療に定評のあるこの医院には、国内各地のほか台湾、韓国など海外からも患者が訪れる。「いくらかかっても構わない。最もいい治療をしてほしい」。患者の願いは共通だが、外国人が自由診療なのに対し、混合診療ができない国内患者はこの医院では保険診療の範囲での治療にとどめている。

 「誰でも平等に医療を受けられる制度は最低限保証されるべきだが、制度自体がほころんでいる」。院長は痛切に感じている。財政難で制度維持が危ぶまれる一方、保険適用で処方された3カ月で約210万円もする抗がん剤を「飲むと気持ち悪くなるからほとんど飲んでいない」と告白する患者もいた。院長は「制度見直しはもはや避けられない」と考えている。

 患者側にも、変革には複雑な思いがある。「海外で流通する抗がん剤があるのに、国内未承認というだけで使えないケースもある。切迫した命が、混合診療であれば救われる可能性もある」。8年前に乳がんの手術を受けた兵庫県西宮市の橋本真由美さん(46)は、混合診療を前向きにとらえる半面、「国民皆保険制度が崩れて患者負担が増えたり、格差が出たりするのであれば反対せざるを得ない」とも語る。

 「公的医療保険制度の在り方そのものは(TPP交渉の)議論の対象にはなっていない」。甘利担当相は衆院予算委で説明したが、参加各国の思惑がどのように動くのかがはっきりしない中で、懸念は消えない。一方、日医がTPPに反対するのは、開業医の市場が荒らされ、競争に敗れることへの恐れからだという見方もある。それでも政府は、日医への配慮を欠かさない。日医が自民党の有力な支持団体であることが背後に透けて見える。

 夏の参院選をにらみ、自民と支援団体との関係を重視するあまり、政府が国益を害するような結果を招くようなことは、無論あってはならない。

2074荷主研究者:2013/04/21(日) 12:00:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130318t15014.htm
2013年03月18日月曜日 河北新報
東北大が「遺伝カウンセラー」養成コースを来月開設

 東北大は4月、大学院医学系研究科に「認定遺伝カウンセラー」の養成コースを開設する。全国10番目で、北海道・東北では初めて。

 認定遺伝カウンセラーは、遺伝子治療などの際に患者や家族に寄り添って、適切な遺伝情報の提供や社会の支援体制の説明を行い、当事者の意思決定をサポートする。

 コースは医療保健など生命科学系の大学出身者、医療系国家資格を持つ社会人入学者が対象。医科学専攻修士課程(40人)の一部も対象となるが、既に入試を終え、2人が確定している。

 東北大病院には、小児科遺伝科に遺伝カウンセリング外来がある。遺伝カウンセラーの臨床教育ができる臨床遺伝専門医指導医は全国の大学病院で最も多い6人で、指導体制が整っている。

 カウンセラー資格取得後は、大学や医療機関、地域の保健センターで、遺伝カウンセリングを行うことができる。製薬・検査企業に勤務するゲノム(全遺伝情報)の専門家、研究プロジェクトの支援なども担える人材の育成を目指す。

 カリキュラム作成と資格認定は、日本人類遺伝学会と日本遺伝カウンセリング学会による制度委員会が行う。現在、全国で140人の認定遺伝カウンセラーが活動している。

 東北大医学部は「多様化する臨床研究に即応できる人材育成を目指す」と話している。

2075荷主研究者:2013/04/21(日) 13:59:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130326t13014.htm
2013年03月26日火曜日 河北新報
胎児心電図、臨床試験スタート 東北大病院

周産期分野初の大学発純国産医療機器を目指し臨床試験が行われる胎児心電図装置の試作機=仙台市青葉区の東北大病院

 お母さんのおなかに電極を張り、赤ちゃんの心電図を計測する「腹壁誘導胎児心電図装置」の臨床試験が、仙台市青葉区の東北大病院で始まった。装置は東北大と国内の医療機器メーカーが共同開発した。実用化されれば、周産期分野では初めての「大学発純国産医療機器」の誕生となる。

 胎児の心電図は5〜20マイクロボルトと微弱。母親の約1000マイクロボルトと比べわずか200〜50分の1で、通常の心電図装置では胎児の心電図を取れなかった。

 計測法は東北大医学系研究科の木村芳孝教授(周産期医学、生体情報工学)が開発した。複数の電気信号から不要な信号を除去する独自の解析理論を導入し、母親の心電図から胎児の信号をリアルタイムで抽出する。

 医療機器製造のアトムメディカル(東京)と共同開発した試作機は妊娠中期から測定できる。胎児の脳の低酸素状態を示す微細な揺れも測定でき、心疾患の早期発見と治療、切迫早産の管理などに役立つことが期待できるという。

 臨床試験は東北大病院に通院か入院する妊娠中期〜後期の妊婦17人を対象に22日に始めた。胎児の心拍数を測る従来の分娩(ぶんべん)監視装置との比較などを行い、薬事法などの審査を経て1年後の実用化を見込む。

 東北大によると、医療機器の多くは海外の大手メーカー製。医療関連予算の国外流出や輸入超過が続いており、国産機器の開発と実用化、輸出増を図るのが課題という。

 木村教授は「実用化で1人でも多くの赤ちゃんを助けたい」と語る。東北大病院臨床試験推進センター長の八重樫伸生教授(産婦人科学)は「純国産の医療機器をぜひ世界標準に育てたい」と話している。

2076荷主研究者:2013/04/29(月) 12:21:16
なるほど。
>薬科の単科大が所有する全国初の総合病院

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130402t15030.htm
2013年04月02日火曜日 河北新報
東北薬科大病院が開院 仙台

開院を祝う関係者

 東北薬科大が東北厚生年金病院(仙台市宮城野区)を取得する形で新設した「東北薬科大学病院」が1日、開院した。薬科の単科大が所有する全国初の総合病院で、医療施設は同大の学生の臨床実習でも使われる。

 関係者約50人が出席した式典では、同大の高柳元明理事長と田林晄一病院長が正面玄関前に設置した銘板から布を外し、門出を祝った。

 高柳理事長は「医療現場と薬学教育が融合した新病院に多くの期待が寄せられている。より良い病院にしたい」とあいさつ。田林病院長は「薬剤師が臨床に参画することで、相乗効果が生まれる。地域医療の向上につなげたい」と述べた。

 診療科22、病床数466床で、仙台市内5番目の規模。急性期対応型の総合的医療を提供する。県の災害拠点病院やがん診療連携拠点病院に指定されている。

 同大は昨年12月、東北厚生年金病院を所有する厚労省所管の独立行政法人と土地建物の売買契約を結んだ。契約額は7億7330万円。病院職員はこれまでと同じ雇用条件で引き継いだ。

2077とはずがたり:2013/04/30(火) 19:19:11
単なる変わりもんに成ってしまう?

2013年4月30日6時55分
消えるアスペルガー症候群 米診断手引19年ぶり改訂で
http://www.asahi.com/tech_science/update/0429/TKY201304290158.html

 【行方史郎=ワシントン、土肥修一】日本でも広く使われている米精神医学会の診断の手引(DSM)が5月に改訂され、発達障害の一種「アスペルガー症候群(AS)」の分類が消える見通しだ。「適切な支援が受けられなくなる人が出る」などの不安が米国で出ており、日本の臨床現場への影響も出そうだ。

 ASは、言語発達の遅れや知的障害はないが、対人関係を築くのが苦手なのが特徴で、「アスペルガー障害」とも呼ばれる。「軽い自閉症」と見なされることもあり、19年ぶりに改訂されるDSM第5版では、重い自閉症からASまでを連続的に捉える「自閉症スペクトラム(連続体)障害」に一本化される。

 診断に使う項目も改訂版では、「社会コミュニケーションの障害」「限定した興味や反復行動」に絞る。改訂に関わったグループは「第4版の基準は医師によって診断名が違ってくる」などとし、「より正確な診断が可能になる」としている。

 だが、米エール大の研究グループが、第4版でASと診断される人のデータを第5版で診断し直したところ、4分の3の人が、自閉症スペクトラム障害に該当しなくなった。

 そのため、今後は同じような障害を抱えていても診断で除外され、コミュニケーション技術の支援教育などが受けられない可能性があるという。さらに、現在、ASと診断されている人の間でも、診断名がなくなることへの不安の声が出ている。

2078とはずがたり:2013/05/01(水) 11:06:55

再生医療推進法:きょう成立 財源の議論、乏しく
http://mainichi.jp/select/news/20130426mog00m010003000c.html
2013年04月26日

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)などを使った再生医療を促す再生医療推進法案が25日、参院厚生労働委員会で全会一致で可決された。26日の参院本会議で可決、成立する見通し。国には研究開発から実用化までを後押しする責務があるとしている。

 ただ、実現すれば40兆円近い国民医療費を一層押し上げると予想され、医療保険制度の根幹を揺るがしかねない側面もある。それなのに財源を巡る議論は乏しい。

 法案は超党派の議員が提出した。再生医療の普及に財政、税制上の措置をすることも国の責務としている。

 近年の医療費高騰は医療技術の進歩が要因だ。10年度の国民医療費は対前年度比3・9%増で、うち2・1%分が医療の高度化による。しかしiPS細胞の実用化は先の話であるうえ「まだ限られた人が対象」(与党厚生族議員)とあって、保険適用を巡る議論は低調だ。その点を国際医療福祉大の矢崎義雄総長ら一部医療関係者は強く懸念している。

 厚生労働省は高度な再生医療を保険外併用療養費制度の対象とすることを想定する。保険が利く診療と利かない診療を組み合わせた混合診療を例外的に認めるのが同制度。本来混合診療なら保険診療分も含めて全額自己負担となるが、同制度なら保険外のiPS関連以外には保険が利く。

 それでも同制度は、確かな技術はいずれ保険適用するのが前提。所得にかかわらず高度な医療を受けられるようにするためだ。ただそれだけでは財政が窮迫するので、風邪など軽症の治療、大衆薬への保険適用の制限も検討せざるを得なくなる可能性があるという。

 一方、保険の制限は受診を手控え、重症化する人を増やしかねない。田村憲久厚労相は3日の衆院厚労委で「非常に高額のものをどのように保険適用にするか、大変大きな問題」と指摘した。

 矢崎総長は再生医療への保険適用について「難病や事故で身体機能を失った人にはある程度妥当だが、加齢で衰えた身体機能を回復するために用いるのはいかがか」と話す。【佐藤丈一】

2080荷主研究者:2013/05/03(金) 23:05:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130416t15025.htm
2013年04月16日火曜日 河北新報
HIV新薬来月発売 東北大・JT開発、国が承認

 東北大大学院医学系研究科の児玉栄一講師(ウイルス学)が、日本たばこ産業(JT)と共同開発した抗エイズウイルス(HIV)薬について、日本での製造販売が厚生労働省から承認された。国内で開発された初の抗HIV薬で、5月中旬以降に販売が始まる。

 承認されたのは、児玉講師らが開発した「エルビテグラビル」を含む4種の薬を配合した錠剤。従来の抗ウイルス剤は1回数錠を1日3回服用するが、新薬は1日1錠で従来の薬と同等かそれ以上の効果があるという。

 エルビテグラビルは、HIVの遺伝子がヒトのDNAを切断・侵入する際に必要な酵素の働きを止めることで、ウイルス増殖を防ぐ。錠剤は昨年8月、「スタリビルド」という名称で米国で先行して新薬承認された。

 錠剤の価格は1錠6000円程度の見込み。児玉講師は「朝または晩に1錠飲むだけで済むので、プライバシーも保護でき、患者の負担軽減につながる」と話している。

2081とはずがたり:2013/05/04(土) 08:41:38

中東遠総合医療センターあす開院
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/115
2013年4月30日

◆掛川・袋井の市立病院を統合
開院する中東遠総合医療センター=掛川市菖蒲ケ池で

 掛川市立総合病院と袋井市民病院を統合するため両市が共同で建設した「中東遠総合医療センター」(掛川市菖蒲ケ池)が、五月一日に開院する。二自治体の市立病院の統合は全国初で、他の自治体や医療関係者の注目を集めている。
 最新の免震構造で、地上八階建て延べ床面積四万六千平方メートル。防災用備蓄倉庫や太陽光発電装置などを備える。総事業費は二百二十五億円。

2084荷主研究者:2013/05/12(日) 15:29:38

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013042022004831/
2013/4/20 22:00 山陽新聞
岡山大病院で新診療棟竣工式 5月7日から運用

5月7日から運用が始まる岡山大病院の新しい総合診療棟

 岡山大病院で診療の中核となる、新たな総合診療棟の竣工(しゅんこう)記念式典が20日、岡山市北区鹿田町の病院内で開かれた。血管造影装置を併設し、心臓手術など高度で複雑な治療が可能なハイブリッド手術室を整備しており、5月7日から運用する。

 敷地南側の入院棟北側に鉄筋コンクリート5階(延べ約1万1800平方メートル、免震構造)を建設した。手術室は3階に15室、4階に移植用やハイブリッド手術室など5室の計20室。現在の中央診療棟より7室増え、余裕ある日程を組むことが可能になった。年間約8500件の手術件数を1万件まで増やす。

 このほか、集中治療室10床、循環器用集中治療室8床を4階に整備。1階は血管内治療などを行うIVRセンターで、3月に先行稼働させている。事業費は約100億円。

 式典には県内外の医療関係者ら約100人が出席。槇野博史病院長、森田潔学長が「高度で安全な医療を提供するとともに、優れた医療人を育てる拠点とし、われわれが目指す医療都市づくりの第一歩としたい」とあいさつし、施設見学も行われた。

2085チバQ:2013/05/15(水) 20:57:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130514-00000037-jij_afp-ent
A・ジョリーさん、乳腺切除を告白 乳がん予防措置で
AFP=時事 5月14日(火)16時28分配信
英ロンドンで、女性暴力に関する演説を終えてランカスターハウスを後にする米女優アンジェリーナ・ジョリーさん(2013年4月11日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】米女優アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)さん(37)が14日、新聞に寄稿した記事の中で乳腺切除手術を受けていたことを明らかにした。乳がんリスクが非常に高いことが判明したため、予防措置として手術を受けたという。


 ジョリーさんは、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に寄稿した記事「My Medical Choice(医療における私の選択)」のなかで、乳がんや卵巣がんリスクを高める恐れのある病的変異のある遺伝子が見つかっため、乳腺を削除することを決めたことを明かしている。

 医師の診断でジョリーさんはBRCA1として知られるがん抑制遺伝子に変異があり、乳がんリスクが87%、卵巣がんリスクが50%にもなることが分かった。

 ジョリーさんは「現実を知ってすぐに、出来る限り(がん)リスクを最小とするために行動すると決めた」と話しており、最初に乳腺切除手術を受けた理由については、乳がんリスクの方が高かったことと、卵巣がんの予防手術がより複雑なものだったためとしている。

 3か月におよんだ医療措置は前月27日にすべて完了し、ジョリーさんの乳がんリスクは5%にまで低減した。

 ジョリーさんは夫のブラッド・ピット(Brad Pitt)さんとともに米映画界を代表する俳優の1人。2人の間には、実子3人と養子3人がいるが、子供たちには「あなたたちは乳がんで母親を失うことはないから安心するように」と言うことができると述べた。ジョリーさんの母親は、がんのために56歳で死去している。【翻訳編集】 AFPBB News

2086チバQ:2013/05/15(水) 22:28:40
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130515/bdy13051521540003-n1.htm
がん予防で乳房切除 アンジー決断の手術とは
2013.5.15 21:48 (1/2ページ)

母親のマルシェリーヌ・ベルトランさん(左)と一緒に写真撮影に応じるアンジェリーナ・ジョリーさん。ベルトランさんはがんのため56歳で亡くなったという=2001年7月、米ハリウッド(ロイター)
 日本人女性の16人に1人が罹患(りかん)している乳がん。米女優のアンジェリーナ・ジョリーさん(37)が、その予防のため、両乳房を切除したと公表し、話題を呼んでいる。がんになる可能性が高い遺伝子変異が見つかったためというが、こうした医療はどこまで進んでいるのだろうか。

 14日付のニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたジョリーさんの寄稿文「私の医学的選択」によると、母親のマルシェリーヌ・ベルトランさんが約10年間がんと闘い、56歳の若さで亡くなっていることから、幼い子供たちの将来を案じ検査を実施。その結果、がん抑制遺伝子の一つ「BRCA1」に変異があり、乳がんにかかる確率が87%、卵巣がんは50%と指摘された。

 「できるかぎり乳がんになるリスクを減らすため手術を受けることを決断した」とジョリーさん。2月上旬から約3カ月にわたり、乳頭を残しつつ乳腺を切除する手術や乳房再建手術を受けた結果、乳がんになる確率は5%以下まで低下した。

 ジョリーさんは難民救済活動などに取り組む「行動する女優」として知られており、手術を公表した理由については「いろいろな治療の選択肢があることを他の女性にも知ってもらいたい。私の経験が役に立てばと思った」と記している。

 乳がんに遺伝的要因があることは、これまでの研究ですでに明らかになっている。がん研究会有明病院(東京)遺伝子診療部の新井正美部長によると、欧米では乳がん患者の7〜10%が遺伝によるものとされ、母親が乳がんの場合、通常の2倍の発症率という。遺伝子検査と予防的手術は米国で一般的になってきており、遺伝子変異が見つかった人の約半数が何らかの予防的治療を行っている。

 しかし、日本での実施例は限られている。同病院では平成23年秋以降、臨床試験として予防のための卵巣と卵管の切除手術を約10例実施。保険は適用されず、約100万円の費用がかかるという。乳房切除は、国内で報告例はなく、同病院が近く院内の倫理委員会に申請し、実施する予定だ。

 新井部長は「今回は、遺伝的要因による乳がんに、リスク低減手術があることを多くの方に認識してもらういい機会になったのではないか」と話している。

 アンジェリーナ・ジョリーさんは、1975年6月4日、米ロサンゼルス生まれの女優。10代でモデル活動を始め、「17歳のカルテ」「60セカンズ」「トゥームレイダー」などの映画に出演。パートナーは「Mr.&Mrs.スミス」で共演した俳優のブラッド・ピットさん(49)、父は俳優のジョン・ヴォイトさん(74)。

2087とはずがたり:2013/05/20(月) 16:24:53

硬軟様々のマッサージ類事業があるけど,まあ目くじらを立てる程の事ではないね。

足ツボやリフレはマッサージではない? その違いは
http://dot.asahi.com/wa/2013051700056.html
(更新 2013/5/19 07:30)
太陽光発電が100万円安く?www.tainavi.com【都内41歳男性】タイナビで太陽光発電を見積ると訪販より100万安かったです
インタレストマッチ ? 広告の掲載について

 日本では国家資格を持っている人以外は、仕事として他人の体にマッサージすることは禁止されている。アロマテラピーなど、海外で通用する資格を持っていても、日本では日本の資格を持たなければならない。

 だが、実際には、資格を持たないスタッフが施術をする、マッサージ類似の施設があふれている。「リラクゼーション」や「癒やし」「ほぐし」を掲げたり、「足ツボ」「タイ古式」などの名前の付いた店は、繁華街に看板を並べ、健康ランドのような温浴施設や大型商業施設の中には必ずある。それが不調に悩む現代人の駆け込み寺になっている。

 ちなみに、「リラクゼーション」や「リフレクソロジー(足の裏にある反射区を刺激していく足裏健康法。英国式などがある)」「足ツボ(リフレクソロジーと考え方はほぼ一緒。台湾式などがある)」「ボディーケア」などをうたうチェーン店が登場したのは、今から15年ほど前。ストレス社会を反映してか、急激に成長を遂げた。今では「ほぐし系」「癒やし系」「ストレッチ系」などに分かれてもきた。

 なぜ、それらの施設が問題とならずに増えているのか。それについて取材先で何人もが口にしたのは、50年以上前に出た最高裁判決(1960年1月27日)だ。

 その判決は、医業類似行為(医師がおこなう治療以外で、健康や症状の改善をもたらす行為)では、それによって「人の健康に害を及ぼすおそれがあること」が認められない限り、処罰の対象とならないと解釈されるものだった。

 日本薬科大学学長で百済診療所(東京都中央区)院長、丁宗鐡(ていむねてつ)医師は言う。「この判決以降、保健行政の隙間をぬって、無資格で医業類似行為をする人たちが出てきた。その結果、こういう産業が既成事実化してしまったのです」。

 では、こうした店舗を運営する会社は、はたして資格や施術者の技術の質についてどう考えているのか。代表的な5社に記事の趣旨を伝えた上で、取材を申し込んだ。

 すると、業界大手の一つA社は、店舗の許可が下りないとの理由で取材拒否。上場企業のグループ会社として店舗を展開するB社は「ほかの企業と考え方は同じなので、今回は見合わせたい」と、丁寧な対応ながらNG。格安のサービスで注目され始めたC社は、取材を一度は了承したものの、取材前日に「多忙」を理由にキャンセルとなり、それ以降は連絡が取れなくなった。首都圏を中心にチェーン展開するD社は、取材も終え、「当社のおこなっているのは健康管理サービスです」などの話も聞いたが、その後、「社内稟議がおりない」と掲載不可となった。

 そんななかで、唯一取材に応じてくれたのは、業界最大手の「ボディワークホールディングス」。有資格者が始めた同社は、現在、全国でラフィネ(Raffine)というリラクゼーション店などを約470店舗、温浴施設内に約200店舗を展開している。セラピストと呼ばれるスタッフは、グループ全体で約4700人。

 資格に対する考え方を聞くと、「有資格者がおこなうのは治療行為。私たちがおこなっているものと目的が違う」(経営企画部)という。有資格者に敬意を払いつつ、それとは別のサービスをおこなっていると強調する。

「店舗では、施術と会話を通じたコミュニケーション、また香りや音楽など含め五感に働きかける癒しをお客様に提供しています。有資格者がされているような、『腰痛を治してほしい』などの要望には応えることができません」(同)

※週刊朝日 2013年5月24日号

2088とはずがたり:2013/05/23(木) 14:34:01

マダニからウイルス検出=SFTS、国内初確認―山口
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-130523X327.html
2013年5月23日(木)12:52

 マダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染した山口県の60代の女性に付着していたマダニから、SFTSウイルスが検出されていたことが23日分かった。厚生労働省などによると、このウイルスを持つマダニが確認されたのは国内で初めて。

 国立病院機構岩国医療センター(山口県岩国市)などによると、マダニは女性の右腕に付着していた。国立感染症研究所が遺伝子を調べたところ、関東以西に生息するタカサゴキララマダニと判明。このマダニからSFTSウイルスが見つかった。

 ただ、女性にはマダニにかまれた痕が数カ所あり、他のマダニから感染した可能性もあるという。

2089とはずがたり:2013/05/23(木) 14:36:13
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts.html

重症熱性血小板減少症候群
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E7%97%87%E7%86%B1%E6%80%A7%E8%A1%80%E5%B0%8F%E6%9D%BF%E6%B8%9B%E5%B0%91%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

2090とはずがたり:2013/05/25(土) 23:34:19

小児がん経験し晩期合併症 「働きたい」でも「働けない」
2013年5月25日(土)15:25
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20130525140.html
(産経新聞)
 ■突然解雇、不採用…「将来が不安」

 「就職して働きたい。でもこれまでのことを思うと不安」。厚生労働省研究班のアンケートで浮かび上がった小児がん経験者の自立・就労の障害。晩期合併症を抱え、低身長のため就職活動で採用を断られたり、アルバイトを突然解雇されたりした経験がある大阪市の中村航さん(22)は将来への不安を隠せない。

 中村さんは4歳のときに小児がんが発病し、3歳下の弟から骨髄移植を受けた。医師から完治したと診断され、中学進学以降は年に数回の検診で病院に通うだけに。晩期合併症のため身長は今も146センチだ。

 大学時代の平成23年2月には、自宅近くの製本所で出荷準備のアルバイトをしたが、理由も分からないまま約2週間で突然解雇された。他のアルバイトも同様に辞めさせられた。

 母親(51)は「どうしたらいいか分からず、労働基準監督署や市の相談所などに相談した。でも、納得できない」と語る。中村さんも「何度も同じようなことになって自信が持てない」とうつむいた。

 就職活動も大学3年から進め、40社以上にエントリーしたものの結果は出ていない。今年3月、就職が決まらないまま卒業した。当初は心理学を学んだ経験を生かし、カウンセラーや社会福祉に携わる仕事を志望していたが、「今は何がしたいとかではなく、とにかく働きたい」という。

 3月、携帯電話の販売員の求人に応募したとき、不快な経験をした。面接前のアンケートの持病の項目に「なし」と書いたところ、面接官から「本当に持病はないんですか」「何か病気したんじゃないですか」と執拗(しつよう)に聞かれ、「本当にいやだった」という。

 晩期合併症で悩み、自殺に至ったケースも。大阪府東大阪市の男性=当時(23)=は何度も就活で不採用となった後、低身長を生かして芸人になった。しかし高額な治療費などで家族への負担を感じ、22年、自ら命を絶った。

 この男性や中村さんの主治医で大阪市立総合医療センターの原純一副院長(58)は「晩期合併症をマイナスに受け止めるのではなく、患者も周りも個性として受け止めることが大事だ」と話している。

晩期合併症(晩期障害、後遺症)
http://www.childhoodcancer.jp/ChildhoodCancer_LateEffects.aspx/
アメリカでは、毎年およそ12000人以上の20歳未満の小児・青年に悪性新生物が発生しています。生存率がおよそ80%に達していることから、現在、およそ30万人の小児がん経験者が日々生活を過ごしていると推計されています。アメリカでは1970以降、政府による小児がん登録が始まり、小児がんの罹患数および死亡数の推計の他、小児がん経験者の長期的追跡調査も実施されてきています。この長期フォローアップ調査によって、小児がん経験者では化学療法や放射線療法による治療が原因となる健康障害(晩期合併症)の発生が明らかとされ、小児がん治療方法の開発によって生存率が伸びる一方、小児がん経験者の晩期合併症が深刻な医療問題となっています。今後、生存率を引き上げるだけに留まらず、晩期合併症の発症率を下げることを目的とした治療開発が必要とされます。小児がん経験者における晩期合併症発症状況とそれらを発症する原因については、2005年前後から、詳細が報告され続けています。それらのデータは、今後も、当サイト内で紹介して参ります。小児がんを克服した子どもたちが、本来、彼ら彼女らがいるべき子ども社会のなかで、子どもらしく生活して成長していくことを願います。

2091とはずがたり:2013/05/27(月) 12:33:37
エロ医者登場。若い女性の下着くらい見慣れてるやろうに。。
しかし下着4枚で4万円て高くないっすか!?

下着泥棒で60歳医師逮捕 ホテル大浴場の脱衣所から
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130526/crm13052621290007-n1.htm
2013.5.26 21:29

 岐阜県警高山署は26日、ホテルの大浴場の脱衣場で女性の下着を盗んだとして、窃盗の疑いで、三重県津市一身田上津部田、伊勢赤十字病院の医師、保科彰容疑者(60)を逮捕した。

 逮捕容疑は3月3日午後10時から11時ごろまでの間、高山市内にあるホテルの大浴場の脱衣場で女性客(23)の下着4枚(計3万9500円相当)を盗んだとしている。

 同署によると、保科容疑者の自宅からは女性の下着がほかに約50枚見つかり、盗みを繰り返していた可能性もあるとみて調べている。

 高山署によると、保科容疑者は同日、1人で宿泊していた。女性が被害届を出し、ホテルでの目撃情報などから保科容疑者が浮上した。

2092チバQ:2013/05/27(月) 19:30:43
眼科医だったかもしれないし....

2093とはずがたり:2013/06/05(水) 08:55:56
ネット情報ですと泌尿器科のお医者さんだったみたいですw

2094とはずがたり:2013/06/08(土) 11:16:51

重粒子線がん治療センター:九州初 保険適用外だが期待大
毎日新聞 2013年06月01日 21時45分(最終更新 06月01日 23時45分)
http://mainichi.jp/select/news/20130602k0000m040086000c.html

九州国際重粒子線がん治療センターの開院式で行われた関係者によるテープカット=佐賀県鳥栖市原古賀町で2013年6月1日、上田泰嗣撮影

 国内で4番目、九州では初めての重粒子線治療施設「九州国際重粒子線がん治療センター」(サガハイマット)が1日、佐賀県鳥栖市に開院した。痛みを伴わず、治療期間も短いことなどから、がん患者と家族からの期待は高い。ただ、全てのがんに対応できるわけではなく、高額な治療費などもネックとなっている。がんの最先端治療として注目される重粒子線治療の現状と課題を探った。

 「多くの人たちの希望の星となるよう、(施設設置の)発案者として支えたい」。1日にハイマットであった開院式。ハイマットに20億円を投じる佐賀県の古川康知事は、職員ら約40人を前に期待を込めてあいさつした。

 重粒子線治療は放射線治療の一種。体にメスを入れることなく、体内のがん細胞をピンポイントで狙い撃ちして死滅させる。従来のエックス線やガンマ線に対し、重粒子線は患部で線量が最大になるのが特徴で、がん細胞を死滅させる力も2?3倍ある。がんの部位や進行度で異なるが、治療5年後に腫瘍が再びできない割合は7割を超えるなど優れた結果が得られている。

 周囲の正常な細胞を傷つけにくく、骨肉腫など外科手術が難しい部位のがん治療にも有効だ。1回の治療は20〜30分で、入院せずに働きながら治すことも可能。小さな肺がんなら1〜4回(従来の放射線治療4〜10回)の治療で終わる。

 ただ、治療に不向きながんもある。患部を標的にミリ単位で照射部位を合わせるため、白血病など血液のがんの他、胃や大腸など不規則に動く臓器のがんは対象外。前立腺、骨軟部、頭頸(とうけい)部、肺などのがんに限られる。

 こうしたがんでも、広範囲に転移している場合などは対象外となるため、九州大学大学院(福岡市)の塩山善之教授(重粒子線がん治療学)は「実際に適応できるのは全がん患者の5?10%。適応できるか見極めることが大事だ」。ハイマットへの期待の高さから、適応対象外の患者も治療を望むことが懸念され、運営する公益財団法人の北村信専務理事は「患者の希望と実際に必要な治療との折り合いをつけ、医療現場が混乱しないよう対策を考えたい」と語る。

 一方で、重粒子線治療は自由診療のため、治療費が約300万円に上る。「先進医療特約」が付いている民間のがん保険などに加入していれば負担は軽減されるが、患者が富裕層に限られる恐れもある。国は保険適用を検討しているが、まだ結論は出ていない。

 資金調達難も影を落とす。ハイマットの総事業費は150億円。佐賀県や鳥栖市、福岡県の補助、民間からの寄付に頼るが、現段階で集まったのは104億円。うち20億円は借金でまかない、なんとか開院にこぎつけた。

 焦点は九州電力が経営難に陥り、約束した40億円の寄付が滞っていることだ。九電の松尾新吾相談役が「原発が再稼働すれば何てことない」と発言して波紋を呼んでいるが、再稼働のめどがたっているわけではなく、不安を抱える中での船出となった。【金秀蓮、上田泰嗣】

原発が再稼働すれば何てことない:九電相談役が発言撤回
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/1722

2096荷主研究者:2013/06/20(木) 00:00:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130604t15009.htm
2013年06月04日火曜日 河北新報
東北大研究グループ「腎性貧血」マウス開発 治療薬など期待

 東北大大学院医学系研究科の山本雅之教授(医化学)らの研究グループは3日、慢性腎臓病の合併症の一つである「腎性貧血」のモデルマウス開発に世界で初めて成功したと発表した。

 慢性腎臓病は糖尿病や高血圧など生活習慣病で引き起こされ、国内では患者が1330万人に上る「国民病」。腎性貧血の新たな治療薬の開発をはじめ、貧血による心臓疾患対策などに貢献すると期待される。

 腎臓は、体内の老廃物を尿として排出する役割に加え、骨髄の赤血球形成を促すホルモンであるエリスロポエチン(EPO)の分泌も担う。慢性腎臓病でEPOが分泌されなくなり、腎性貧血を併発する。

 研究グループは、出生後は主に腎臓から分泌されるEPOが、胎児期には肝臓で造られることに着目。遺伝子組み換え技術で腎臓でEPOを造れないマウスを作成した。

 モデルマウスは赤血球が通常の4割程度で、EPO製剤を投与すると貧血症状が改善した。貧血で心臓が肥大するが、寿命や繁殖能力は通常と大差なかった。

 現在、腎性貧血治療には患者の身体的負担が大きいEPO製剤の皮下注射が用いられる。病態研究では、腎臓を6分の1の大きさに切除したマウスを使っていたが、得られるデータに個体差があるなどの問題があった。

 山本教授は「モデルマウス開発は患者負担の少ない飲み薬の開発にもつながる」と話す。研究成果は、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズのオンライン版に掲載された。

2098とはずがたり:2013/06/25(火) 17:34:56

これ氷山の一角なんちゃうの?
ところでローラって誰だ?

ローラさんの父親に逮捕状 海外療養費詐取の疑い 被害1千万円以上か
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/entertainment/snk20130625535.html
2013年6月25日(火)12:53

 知人が一時帰国中に入院したように装い、国民健康保険の海外療養費を詐取したとして、警視庁組織犯罪対策1課は、詐欺容疑で、タレントのローラさんの父親で、バングラデシュ国籍のジュリップ・エイエスエイ・アル容疑者(53)の逮捕状を取った。昨年8月に帰国し、出頭要請を拒否しており、同課は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて現地警察に手配した。

 同課によると、ジュリップ容疑者は詐欺グループの指南役で、バングラデシュの病院関係者に依頼し、偽造書類を作成。遅くとも平成19年ごろから、10人以上のバングラデシュ人に偽造書類を使って海外療養費計1千万円以上をだまし取らせ、一部を報酬として受け取っていたとみられる。

 ジュリップ容疑者は21年12月、バングラデシュ人の男(45)=同容疑で逮捕=が同国に一時帰国中、同国内の病院に赤痢などで1カ月間入院したとする嘘の書類を東京都世田谷区役所に提出し、海外療養費など計約87万円をだまし取った疑いがもたれている。

 男は「日本は簡単にお金をくれる。ジュリップ容疑者が書類を作ってくれた」と供述しているという。


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