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Tohazugatali Medical Review

2062名無しさん:2013/01/14(月) 16:50:46
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20130113/enn1301130710002-n1.htm
“天皇陛下の執刀医”が患者に贈るメッセージ★天野篤著「一途一心、命をつなぐ」飛鳥新社
2013.01.13

 「天皇陛下の心臓手術」は、“誰もが真似できない完璧かつ最高の内容”だった。本書は、ひたむきにその道を突き進んできた天才外科医の「告白」である。(文・写真 倉西隆男)

 ──執筆のきっかけは

 「医者になって30年、心臓手術を始めて25年。手術数6000例を超え、この道に入り、肩に背負うだろうと思っていた数を突破したことで区切りをつけたいと思いました。また、天皇陛下の手術もあり、このあたりでまとめておこうという気持ちでした」

 ──多忙の中の執筆は大変だったのでは

 「毎日、朝5時ごろ起床、海外からのメールチェックのあと、手術に入ります。その後会議、記録作成などに追われますから半分寝ながら書いていたことも(笑)。若い方から年配の方まで、そのリアルな内容を読んでもらえるように書きました」

 ──手術に対して思うことは

 「ゴルフでいえば、ドライバー、パター、リカバリーなどの総合力。手術も同じで、自分が一番だという自覚があります。手術には“無駄のないスピード”を追求するのが自分のスタイル。加えて、術後も(患者の)心臓がずっと永らえていけるようにと、思いを込めてやっています」

 ──ご自身の健康法は

 「月1、2回のゴルフ。病院にいると1日2000歩程度しか歩きません。だからひたすら歩きます。だいたい1万2000〜1万3000歩ぐらいになりますね。コースでは外の季節感を自分の中に擦り込んでいくという感覚です」

 ──外科手術の未来をどうみていますか

 「たとえば、タッチパネルで指1本の操作で手術ができるような発想を現実に取り入れられるかどうか。ロボット手術や人工心臓などの現在の発想とはまったく異なったものが生まれてくると医療が変わります。ただ、そんな“とんでもない考え方”は、現場で一生懸命やっていないと出てこないでしょう」

 ──患者側から、よいお医者さんをみつけるコツはあるのでしょうか

 「いい医者と出会うためには、患者が勇気を持ってセカンドオピニオンやサードオピニオンを求めることです。“先生ならどうしますか。この手術を受けますか”と逆に質問したりして、自分が納得できる結論を得ることが大切です。その結論には後悔しないこと、責任を持つことです。一方で日ごろから自己管理に努め、いざというときの選択肢を用意しておきましょう」

 ──読者へのメッセージを

 「今日1日頑張ったら『明日』は必ず来る、明日は何かプラスになることがあるかもしれない。そういった期待を365日続けていけば、また次の1年がやってきます。患者さんにはいつも“明日のために今日の1日を大切に”という言葉を贈っています」

 ■あらすじ

 医師としての覚悟を決めるきっかけとなった父親の死、失敗や挫折など30年に及ぶ無私の生き方を明かす。心臓を動かしたまま行う「オフポンプ手術」、医師に必要な心構えなども綴られ、仕事論、リーダー論、組織論としても読むことができる。

 ■あまの・あつし 1955年、埼玉県生まれ。2002年より順天堂大学医学部教授。昨年2月の天皇陛下の心臓バイパス手術執刀医。6000例以上の手術を手がけ、成功率98%を誇る。心臓を止めないで行うオフポンプ手術の第一人者。趣味はゴルフ。


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