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Tohazugatali Medical Review

2086チバQ:2013/05/15(水) 22:28:40
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130515/bdy13051521540003-n1.htm
がん予防で乳房切除 アンジー決断の手術とは
2013.5.15 21:48 (1/2ページ)

母親のマルシェリーヌ・ベルトランさん(左)と一緒に写真撮影に応じるアンジェリーナ・ジョリーさん。ベルトランさんはがんのため56歳で亡くなったという=2001年7月、米ハリウッド(ロイター)
 日本人女性の16人に1人が罹患(りかん)している乳がん。米女優のアンジェリーナ・ジョリーさん(37)が、その予防のため、両乳房を切除したと公表し、話題を呼んでいる。がんになる可能性が高い遺伝子変異が見つかったためというが、こうした医療はどこまで進んでいるのだろうか。

 14日付のニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたジョリーさんの寄稿文「私の医学的選択」によると、母親のマルシェリーヌ・ベルトランさんが約10年間がんと闘い、56歳の若さで亡くなっていることから、幼い子供たちの将来を案じ検査を実施。その結果、がん抑制遺伝子の一つ「BRCA1」に変異があり、乳がんにかかる確率が87%、卵巣がんは50%と指摘された。

 「できるかぎり乳がんになるリスクを減らすため手術を受けることを決断した」とジョリーさん。2月上旬から約3カ月にわたり、乳頭を残しつつ乳腺を切除する手術や乳房再建手術を受けた結果、乳がんになる確率は5%以下まで低下した。

 ジョリーさんは難民救済活動などに取り組む「行動する女優」として知られており、手術を公表した理由については「いろいろな治療の選択肢があることを他の女性にも知ってもらいたい。私の経験が役に立てばと思った」と記している。

 乳がんに遺伝的要因があることは、これまでの研究ですでに明らかになっている。がん研究会有明病院(東京)遺伝子診療部の新井正美部長によると、欧米では乳がん患者の7〜10%が遺伝によるものとされ、母親が乳がんの場合、通常の2倍の発症率という。遺伝子検査と予防的手術は米国で一般的になってきており、遺伝子変異が見つかった人の約半数が何らかの予防的治療を行っている。

 しかし、日本での実施例は限られている。同病院では平成23年秋以降、臨床試験として予防のための卵巣と卵管の切除手術を約10例実施。保険は適用されず、約100万円の費用がかかるという。乳房切除は、国内で報告例はなく、同病院が近く院内の倫理委員会に申請し、実施する予定だ。

 新井部長は「今回は、遺伝的要因による乳がんに、リスク低減手術があることを多くの方に認識してもらういい機会になったのではないか」と話している。

 アンジェリーナ・ジョリーさんは、1975年6月4日、米ロサンゼルス生まれの女優。10代でモデル活動を始め、「17歳のカルテ」「60セカンズ」「トゥームレイダー」などの映画に出演。パートナーは「Mr.&Mrs.スミス」で共演した俳優のブラッド・ピットさん(49)、父は俳優のジョン・ヴォイトさん(74)。


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