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Tohazugatali Medical Review

1とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58
医学・病院・地域医療など今までTER http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/l10で扱ってた話題を独立させます。

医薬品・製薬関連はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/l10

自民党と結託し日本の成長に対する桎梏となってる医師会・歯科医師会の不祥事はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l10

TERの過去レスは>>2-5あたり

1951名無しさん:2012/10/16(火) 12:51:55
森口氏記事、共著者「関わってない」と名前削除

 iPS細胞(新型万能細胞)から作った心筋細胞を患者に移植したと森口尚史氏が虚偽発表した問題で、英科学誌ネイチャーの姉妹誌「ネイチャー・プロトコルズ」のサイト内の自由投稿欄に、森口氏らが9月に発表した記事から、共著者の慶応大医学部の興津太郎助教の名前が削除されたことがわかった。

 記事では、化学物質を用いて肝臓がんの細胞を正常化する手法が説明されている。慶応大によると、興津助教は、研究に関わっていないにもかかわらず、自分が共著者にされていると、ネイチャー・プロトコルズの編集部に指摘、13日に削除されたという。

 米国立生物工学情報センターのデータベースによると、森口氏を筆頭著者とする共著論文は、同誌の記事のほか18本ある。このうち英医学誌ランセットと米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された4本について、両誌の責任者は「研究成果ではなく、意見を書いた内容なので、今のところ論文を削除する理由は見あたらない」として掲載を継続する方針を明らかにした。

(2012年10月16日11時46分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121016-OYT1T00566.htm?from=ylist

1952名無しさん:2012/10/16(火) 12:56:20
森口氏「大胆ウソ」の動機
2012年10月16日 11時00分

 自称・米ハーバード大客員講師の森口尚史・東京大病院特任研究員(48)が今年2月、iPS細胞を使った心筋移植を行ったと大々的に報じた読売新聞は13日付朝刊で、森口氏の主張は虚偽で、それに基づいて掲載した一連の記事は誤報だったと認め、謝罪した。iPS細胞のパイオニアである山中伸弥・京都大教授(50)のノーベル医学生理学賞受賞に水を差すような結果になったが、なぜ森口氏はこんな大胆なウソをついたのか。

 読売新聞は森口氏が発表した「iPS心筋移植」は虚偽だったことを認めるとともに、1ページを使って検証記事を掲載した。それによると、森口氏が治療を行ったとしたマサチューセッツ総合病院は12日、「iPS細胞の臨床研究に関する申請自体がない。(森口氏による)手術は、当病院では一切行われていない」として、同氏の主張を全面否定。同病院と関係があったのはわずかな期間で、10年以上も前だったことを明らかにした。

 また、ハーバード大も「森口氏の研究に関連するいかなる臨床研究もハーバード大及び病院の倫理委員会によって承認されていない」との声明を発表した。

 また、森口氏が今回発表するとしていた論文に「共同執筆者」として名前が挙げられた研究者のほとんどが「iPS心筋移植」について共同研究をしたことはなく、論文に自分の名前が使われた事実さえ知らなかったと困惑している。

 唯一、論文の共著者であることを認めた森口氏の母校・東京医科歯科大の恩師、佐藤千史教授は12日に東京で会見し、「論文の整合性を判断する役割で名を連ねたが、実験には関与していない」と説明。また、2010年に森口氏は、同大と共同でiPS細胞を使い、C型肝炎に効果的な薬の組み合わせを発見したと読売新聞に報じられていたが、これについても佐藤教授は「実験研究が医科歯科大で行われた事実はない」と否定した。大学としても「(卒業生の森口氏が)ご迷惑をかけていることを深くおわびします」と謝罪する異例の事態となった。

 米国に滞在中の森口氏は11日、報道陣に「(証明する証拠は)すべて日本に置いてきた」「ハーバード大の客員講師として(手術の)暫定許可を取っている。(同大に)誤解されている…」などと釈明したが、しどろもどろ。今年2月に米国内の病院での手術に立ち会った証拠として、パスポートの提示を求められても断固拒否した。また12日には報道陣の質問に対し治療の有無や経緯について「わからない」などとあいまいな発言を繰り返し、治療をしたとの主張を事実上やめた。

“世紀のスクープ”から大誤報になった今回の記事を掲載した読売新聞。医療ジャーナリストの松井宏夫氏は「読売の記者と森口氏が懇意にしていたのでしょうが、3年前にハーバード大研究員として(紙面に)登場した際、きちんと在籍の裏取りをしていれば、ウソだと分かったはず」と指摘する。

 では、森口氏は今回、何のためにウソをついたのか。松井氏はこう推察する。

「iPS細胞を使った再生医療や創薬は既にシ烈な争いになっていて、特許は早い者勝ちみたいなところもある。そのための論文は、一番に中身が重要だが、無名な森口氏にとっては、ハーバード大や東京医科歯科大が協力しているとあれば、多少は見られ方が違ってくると思ったのでは」

 動機はいずれ明らかになるだろうが、山中教授らのような真の研究者らの研究開発に今後、支障が起きないことを願わずにはいられない。

http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/47639/

1953名無しさん:2012/10/16(火) 14:07:37

疑惑のiPS・森口尚史 医師免許なくても「法的には問題なし」
女性自身 10月16日(火)8時41分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121016-00000307-jisin-soci

いまノーベル賞の山中教授よりも注目されているのが、自称・ハーバード大学客員講師の森口尚史氏(48)。読売新聞が1面で【iPS細胞から心筋の細胞を作り、重症の心不全患者6人に移植した】と報道したのが10月11日の朝刊。すぐさま多くの疑問が噴出した。

森口氏は《自分はハーバード大客員講師》《事前にハーバード大の倫理委員会から「暫定承認」を受けた》《治療はマサチューセッツ総合病院でおこなった》と主張した。だが当の大学と病院が全否定。なんでも「’99年から’00年をまたぐ約1カ月間、病院の客員研究員だった」だけなのだという!

森口氏はニューヨークのロックフェラー大で開かれている学会でこの”研究”のポスターを貼って発表したが、学会にポスターをはがされてしまった。滞在中のホテルには日本の報道陣が押しかける。『移植はあったんですか?当日アメリカにいたというパスポートの記録を見せてください』と詰め寄られ、困り顔でうつむいてしまう森口氏の姿は何度もテレビで報じられた。

「医師免許は持っていない」という森口氏。確かに臨床研究なら法的に問題はないのだが……。それにしてもどうしてバレたのか?医学博士の米山公啓先生は言う。

「動物実験をすっ飛ばして現段階でiPS細胞を人間に移植することは理論的には可能だが、人体実験と同じなので実際にはありえない。発表で名前が上がる魅力はあるだろうが、調べればすぐにわかる捏造でレベルが低すぎる」

また、内科が専門のある大学教授はこう話す。

「iPS細胞を臨床で使うためにいちばんのネックは、がん細胞になる可能性がゼロでないこと。山中さんたちが動物実験を繰り返し、来年、網膜から臨床を始めようかという段階だ。万が一のとき取り返しのつかない心臓に移植するには、あまりに時期尚早」

倫理的にハーバード大の許可が出るはずもなく「移植」はなかった疑いが大。今回の騒動、唯一の”功績”は、結果的に山中教授のiPS研究への真摯さを知らしめたことか。

(週刊FLASH 10月30日号)

1954名無しさん:2012/10/16(火) 14:20:19

森口氏雇用経費、内閣府事業から967万円
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121016-OYT1T00696.htm?from=ylist

 前原科学技術相は、16日の閣議後記者会見で、森口尚史氏が関わる内閣府の研究事業で、森口氏の雇用経費として約967万円支出されたことを明らかにした。

 森口氏は、内閣府の「最先端・次世代研究開発支援プログラム」に採択された細胞や臓器の凍結保存技術の研究(2010〜13年度、助成額約1億6400万円)の一部に関わっているとされる。内閣府のこれまでの調査によると、同計画の予算のうち、森口氏との関係が明らかになっているのは、昨年3月から今年9月までの雇用経費という。

(2012年10月16日13時38分 読売新聞)

1955名無しさん:2012/10/16(火) 14:30:09

「早急に調査進める」森口氏問題で3閣僚
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20121016-1033304.html

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った治療の大半をうそと認めた森口尚史氏に、16日の閣議後の記者会見で閣僚から発言が相次いだ。

 三井辨雄厚生労働相は、森口氏が関わった厚労省の研究について「当時の主任研究者に研究内容を確認しているところだ。なるべく早く調査結果をまとめたい」と述べた。厚労省によると、森口氏は1998〜2006年度、同省の科学研究費補助金を受けた研究3件に分担研究者として参加。補助金は総額約4900万円だった。

 前原誠司科学技術政策担当相は、内閣府の研究支援事業から、森口氏の人件費として11年3月〜12年9月に967万円が支払われていたと明らかにした。前原氏は「支出の中身が適切だったのか、調査を進めたい」とした。

 田中真紀子文部科学相は「研究者のモラルが問われている」と指摘。国が出す補助金について「(対象の)人物の信ぴょう性もチェックしないと、このようなことが他でも起こっているかもしれない。厳格な管理が大事だと感じている」と述べた。(共同)

[2012年10月16日14時18分]

1956名無しさん:2012/10/16(火) 14:34:10

【iPS臨床虚偽】
森口氏の雇用に967万円支出 国の若手研究活動支援 前原国家戦略相が公表
2012.10.16 14:12
http://sankei.jp.msn.com/science/news/121016/scn12101614150006-n1.htm

 前原誠司国家戦略担当相は16日の閣議後会見で、世界初のiPS細胞(人工多能性幹細胞)の臨床応用をしたと虚偽の発表をした森口尚史氏に対し、国が助成したプロジェクトから967万円が人件費として支出されていたことを明らかにした。

 プロジェクトは内閣府などが次世代の若手・女性研究者を支援しているもので、329の研究が選ばれた。森口氏はこのうち、iPS細胞の凍結保存技術の確立などをテーマとする東京大学の研究に関わっていた。

 前原国家戦略相によると、この研究には平成23年2月から26年3月までで総額1億6千万円が支出され、森口氏を雇用するための経費として23年3月から24年9月までの1年半で967万円が充てられた。

 前原国家戦略相は森口氏に返納を求めるかについて、「貴重な税金を使っていることを鑑みれば、大事なのは研究内容がいかがなものだったのか、支出の中身が適切だったか(という観点)から判断されないといけないので、調査を進めたい」と述べた。

1957名無しさん:2012/10/16(火) 15:52:35
http://www.j-cast.com/tv/2012/10/16150171.html?p=all
こんな大ウソ想定外!? 森口尚史にコロリやられた東大・報道機関のおマヌケ
2012/10/16 10:37

自分の言っていることがどこまで信用されると思っているのか。不思議な人物である。iPS細胞を使った世界で初めての移植手術を実施したという森口尚史氏(48)は、きのう15日(2012年10月)、アメリカから帰国し特任研究員を務める東京大学付属病院で事情聴取を受けた。実施したという手術すべてに疑問があるが、きのうの段階でも「(当初実施したといった6例のうち5例は行っていないが)1例は実施した」という説明は変えていない。しかし、証明するものが何はない。いったい、どういうつもりなのか。

過去論文の検査や経歴、手術記録チェックすればたちまちバレたはずが…
東大病院による聴取は3時間続いた。昨年(2011年)6月2日、ボストン市内の病院で行ったという手術について、「2011年春ごろ、見ず知らずの方からメールが来て、私が作ったiPS細胞が保管されていることを知り、自分の患者に使いたいという申し込みがあった」と説明したそうだ。だが、「証明できる人が、こういう騒動になったために出てきてくれない。社会通念上、証拠が出せない以上、やったといえないことが残念だ」と釈明したという。

会見した東大病院の齊藤延人副院長は、「一部つじつまが合わないと思われる部分もあると私も感じています。(1件手術したということについて)素直にそうだなとは思っていない」と語ったが、当たり前だろう。

コメンテーターのロバート・キャンベル(東大教授)は「医療機関で手術すれば、記録が資料として残っている。証明する人が出てくるとか、来ないとかの話ではありません。それを事実確認せずに、日本の新聞社が報道したことが発端。どうしてこういうことになったのか」と強い疑問を呈する。

東大病院は森口をどうして特任研究員として採用したのか。キャンベルは「彼の履歴書をどれぐらい洗い直して確認したのか。正規採用の場合はしらみつぶしに調べます。ここからは推測ですが、特任研究員の場合は研究プロジェクトごとの雇用なので、過去の論文の検査や経歴に詐称があるのかないのかも含めてどこまでの調査だったのか…」

精神科医の香山リカ「これまでは、そんなことする人がいるとは思っていない。論文の共同執筆者まで調べるとなると膨大な作業になる」

肩書き、動画、巧みな弁舌に事実確認お座なり

キャスターのテリー伊藤「哀れな男だ。自分で納得できない人生を送っていたのだろう。山中伸弥教授みたいになりたいと思って、あんなことを発表して、自分の中でどんどん妄想が膨らみ、マスコミに注目されて興奮していった。怒るというより哀れですよ。悲しいね。論じるに値しないような男なのかと思います」

司会の加藤浩次「そこを報道してしまった責任もある」。その通りで、うそをついた男も悪いが、やすやすと乗せられた報道機関にも責任がある。ノーベル賞のタイミング、動画など小道具を取りそろえ、一応の知識もあり弁舌も巧みだったのかも知れないが、最初の段階でハーバード大客員講師という肩書や移植治療を行ったというマサチューセッツ総合病院で事実を確認しておれば、こんな騒ぎにはならなかっただろう。

1958名無しさん:2012/10/16(火) 16:13:39

病院聴取にも「1回は実施」=iPS問題で森口氏―副院長「つじつま合わず」・東大
2012年 10月 16日 15:35 JST
http://jp.wsj.com/Japan/node_530537

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を心筋細胞に変え移植治療に使ったと発表した森口尚史氏(48)は15日午後、米国から帰国した。森口氏は成田空港で報道陣に対し、1回だけ実施したと主張する移植について「私は自信を持っているが、客観的な機関の調査に協力する段階で資料などを提示する」と説明。特任研究員を務める東京大付属病院の事情聴取に対しても、「1回は実施した」と主張したという。

 森口氏は、成田空港から東大病院に直行。約3時間にわたり事情を聴かれた。病院側は同日夜、記者会見し、森口氏が2011年6月、ボストン市内の病院で30代の男性に移植治療を実施したと説明したことを明らかにした。本人は会見に同席しなかった。

 東大病院によると、森口氏は「ハーバード大客員講師」の肩書について「公的なものではない」と釈明。実施したと主張する1件の手術は「確かに実施したが、証明できる人がこの騒動で出てきてくれない」とした。

 治療に使ったiPS細胞は09年、二つの化合物を使う方法で米国で作製したという。11年春ごろ「見ず知らずの人」からメールで治療への使用を提案され、「倫理委員会の承認を取ってある」との説明を信じたとしている。

 森口氏は帰国直後、電話で共同研究者の東大病院助教に辞意を伝えたが、事情聴取では「きちんと説明責任を果たし、決着をつけてから身の処し方を考える」と述べたといい、病院側は辞意を撤回したと判断した。

 斉藤延人副院長は会見で、森口氏の説明について「つじつまが合わないと感じている。事実の裏付けが取れておらず、調査を続ける」と述べた。 

[時事通信社]

1959名無しさん:2012/10/16(火) 16:17:48
画像 米国から帰国し、多くの報道陣に囲まれる森口尚史氏(中央)=15日午後、千葉・成田空港 【時事通信社】
http://www.jiji.com/news/photos/photo_news/images/450/view0013461390.jpg
http://www.jiji.com/news/photos/photo_news/images/450/view0013461395.jpg
http://www.jiji.com/news/photos/photo_news/images/450/view0013461392.jpg

1960名無しさん:2012/10/16(火) 16:23:24

iPS森口氏、厳罰必至 「不正受給」5年以下懲役または100万円以下…2012.10.16
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20121016/dms1210161548017-n1.htm

帰国直後、報道陣にもみくちゃにされる森口氏。騒動の代償は大きい=15日、成田空港【拡大】

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った世界初の治療を行ったと発表し、後でそのほとんどをウソと認めた森口尚史氏(48)の研究騒動は、刑事事件に発展する可能性が出てきた。森口氏に関しては過去の研究にも疑惑の目が向けられ、そのなかには国から研究費を受けたものもある。法律の専門家は「調査でさらなるウソが出れば、詐欺などの罪に問われることがある」と指摘。お騒がせ研究者は窮地に立たされつつある。

 特任研究員として所属する東京大学医学部附属病院に帰国後の15日、辞意を伝えたとしながら、東大側が「辞めるかどうか迷っているようだ」と証言するなど、森口氏の曖昧さは相変わらず。6人のうち5人の治療はウソと認めた上で、1人は本当と言い続けているが、東大病院は「つじつまの合わないことがある」と疑念を隠さない。

 「森口氏をめぐっては、2010年に出身大学の東京医科歯科大と共同で『iPS細胞を使用してC型肝炎の新しい治療法を発見した』という趣旨の報道が出たが、今回の騒動発覚後、大学側がこの研究内容を否定。関係した他の大学でも調査に乗り出している」(文部科学省関係者)

 過去に関わった研究の中には、国から助成金などを受けたものが3件ほどあり、最近では「細胞や臓器などを冷却保存する手法の開発」(2010〜13年度)で、内閣府が約1億6000万円などの助成を決めた。

 関係者は「研究の主要部分に関わっていた可能性は低いが、研究報告書の中に『森口氏を中心に進めている』と書かれた部分もある。虚偽が見つかれば、国が森口氏に補助金の返還を求める事態も起こりうる」と問題視する。

 虚言でiPS研究に泥を塗った森口氏だが、気になるのは、その法的責任だ。

 元名古屋高検検事長で弁護士の宗像紀夫氏は「今回の事態で、森口氏が関わった大学や研究機関の信用は大きく失墜した。意図的に虚偽の風説を流布し、研究機関の信用失墜を招いたと証明されれば、偽計業務妨害罪に問われるケースがある。被害届を出されれば、当局が捜査に乗り出す事態が考えられる」と指摘する。

 仮に偽計業務妨害罪で有罪になると、3年以下の懲役あるいは50万円以下の罰金刑になる。

 過去に受けた国からの補助金などが問題視されることになれば、より厳しいペナルティーが待っている。

 日大名誉教授(刑法)の板倉宏氏は「研究費を不正に受け取ったということになると公金の詐取になる。刑法の詐欺罪か、特別刑法の1つ『補助金等に係(かか)る予算の執行の適正化に関する法律』が適用されるだろう。後者は、国の補助金の不正受給を防ぐための法律。有罪なら5年以下の懲役100万円以下の罰金」と解説する。

 一連の森口氏のウソが「詐欺に当たる」とされ、詐欺罪で実刑判決が下れば最高刑は10年以下の懲役。事態は深刻だ。

 森口氏の運命は…。

1961名無しさん:2012/10/16(火) 17:18:03

虚偽発表、森口氏の勤務実態を調査
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5157545.html

 世界で初めてiPS細胞の移植に成功したと虚偽の発表をしていた森口尚史氏が、国が資金を助成する研究プロジェクトに関わっていたことがわかり、内閣府が実態の調査を始めました。

 前原国家戦略担当大臣は会見で、内閣府が助成する東京大学の臓器凍結技術の研究プロジェクトに、森口氏が研究者として参加していたことを明らかにしました。内閣府がこれまでに調査したところ、このプロジェクトでは森口氏の雇用のために助成資金が総額で967万円が使われたということです。

 前原大臣は森口氏の勤務実態やプロジェクトへの関与を、さらに調査して、今後の対応を決めたいとしています。(16日16:19)

1963名無しさん:2012/10/16(火) 19:07:31

iPS細胞移植虚偽発表 国から森口尚史氏に1,000万円近い報酬
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00233576.html

iPS細胞(人工多能性幹細胞)の移植について、うその発表をした森口尚史氏について、16日、閣僚からも発言が相次いだ。研究費から支払われた1,000万円近い報酬は、適切だったのか、波紋はさらに広がっている。

田中 真紀子文科相は「この森口なる人がですね、人件費として967万円、総額受け取っておられたと」と話した。

iPS細胞を使った世界初の治療を6人に行ったと、虚偽の発表をした森口尚史氏。

田中文部科学相が言及したのは、森口氏に支払われた金額について。

内閣府の調査によると、森口氏が特任研究員を務める国のプロジェクトの研究費から、967万円が森口氏に支払われていた。

前原科学技術担当相は「今後、実態調査を内閣府で進めさせていただきたい」と述べた。

その森口氏は、15日にアメリカから帰国した。

森口氏は15日夕方、「これから大学と話をさせていただくことになります。それに対して、誠心誠意答えていこうというような流れになると」と話した。

特任研究員として在籍する東京大学病院を訪れ、およそ3時間にわたって、事情聴取を受けた。

その後、病院側は会見で「きょうのところは、(森口氏)本人の話を(聞いて)...。かなり一部、『つじつまが合わないんじゃないか』と思われる部分も、私も感じてございます。(『手術は1件』を信用しているか?)素直に『そうだな』というふうには思っていません」と話した。

東大病院側の聴取に対しても、森口氏はiPS細胞を使った移植手術について、「1例はやった」と主張したという。

東大病院は、15日夜の会見で、「しかし、それを証明できる人が、こういう騒動があったために、出てきてくれないと(森口氏は言っている)」と話した。

また、帰国直後の会見で、森口氏は「先ほど、東京大学の方に、辞意の方をお伝えをいたしました」と話し、関係者に迷惑をかけたとして、病院側に辞意を伝えたとしていた。

しかし、東大病院は、会見で「森口氏は、きちんと説明責任を果たして決着をつけたあと、自分の身の処し方を考えるという話がありましたので、今の段階での辞意・辞任はない」と話した。

その森口氏に対して支払われていたのが、田中文科相も言及したあのお金だった。

田中文科相は「人件費として967万円、総額受け取っておられたと」と話した。

前原科学技術担当相は「(森口氏の)雇用のために967万円が使われた」と述べた。

森口氏がかかわっている東大病院の研究には、内閣府の研究支援事業から1億6,000万円が支払われていて、そこから森口氏に、2011年3月から2012年9月までに月45万円を基本給として、あわせて967万円が支払われたという。

前原科学技術担当相は「(森口氏の)勤務実態どうだったのか、あるいは、このプロジェクトにどういうところに関わっていたのか、これからしっかりと調査をさせていただきたい」と述べた。

田中文科相は「研究者のモラルというものが問われていると思います。厳格な管理というものが大事だということを感じています」と述べた。
(10/16 18:04)

1964名無しさん:2012/10/16(火) 19:28:07

“別の論文にも許可なく教授の名前”
10月13日 11時30分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121013/k10015717181000.html
アメリカで開かれた国際学会で日本人研究者がiPS細胞の移植に世界で初めて成功したとの発表について信ぴょう性が強く疑われていることに関して、アメリカの医療機関は12日、この日本人研究者が去年発表した論文にも、共同研究者として医療機関の教授の名前が許可なく使われていたことを明らかにしました。

この問題は、ニューヨークで開かれた国際学会で研究者の森口尚史氏がiPS細胞から変化させた細胞を世界で初めてヒトに移植したと発表したことに対し、学会側が疑義を示すなど信ぴょう性が強く疑われる事態になっているものです。

これについて、ハーバード大学の関連医療機関、マサチューセッツ総合病院は12日、森口氏が共同研究者としてレイモンド・チャン教授の名前を挙げていることについて、「教授は森口氏が主張する臨床研究のことは全く知らない」などと、全面的に否定する声明を発表しました。

マサチューセッツ総合病院は、さらにNHKに対して、森口氏が去年、インターネット上の学術論文サイトに発表したiPS細胞に関する論文でもチャン教授が共同研究者とされているものの、「教授は論文の存在を今日(こんにち)まで知らず、名前を使うことを許可したこともない」と主張しました。

森口氏は、ニューヨークでNHKのインタビューに答え、細胞移植を行ったと改めて主張していますが、アメリカでは森口氏のこれまでの学術的成果についても疑義がさらに強まっています。

1965名無しさん:2012/10/16(火) 20:48:03

調査委が共著の教授聴取=森口氏「iPS移植」−東京医科歯科大
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012101600842

iPS細胞の「移植」問題で、東京医科歯科大の調査委員会に臨む論文共著者の佐藤千史教授(中央)=16日午後、東京都文京区 森口尚史氏(48)が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を心筋細胞に変え移植治療を行ったと虚偽発表した問題で、東京医科歯科大は16日、調査委員会の初会合を開き、論文の共著者の佐藤千史教授から事情を聴いた。

 調査委は計5人で、研究担当の森田育男理事が委員長を務める。森口氏は1995年に同大大学院を修了し、医師の資格はない。佐藤教授は森口氏の恩師で、調査委は論文の共著者になった理由や妥当性を調べる。

 佐藤教授は健康情報分析学が専門。12日の記者会見では、iPS細胞は専門外で、今回の虚偽発表論文や過去の共著論文では、森口氏から電子メールで送られたデータと考察に矛盾がないかをチェックしただけだったと説明していた。(2012/10/16-19:37)

1966名無しさん:2012/10/17(水) 07:57:24
医科歯科大が初の調査委、共著の教授出席(東京都)

 iPS細胞(=人工多能性幹細胞)を使って心臓の治療を行ったと森口尚史氏が発表し、その後、一部をウソと認めている問題で、論文で共同研究者とされた教授が所属する東京医科歯科大学は16日、調査委員会を開いた。 森口氏は今回、iPS細胞を使ったとする研究の論文で、東京医科歯科大学・佐藤千史教授を共同研究者としていた。これを受けて東京医科歯科大学は16日、佐藤教授が関わった経緯などを調べるための調査委員会を開いた。 会議には佐藤教授が出席し、佐藤教授は今回の論文の他、森口氏と共同で執筆されたとするこれまでの論文がどういった経緯で書かれたかを説明した。 調査委員会は今後も会議を開き、佐藤教授が論文に名前を連ねた妥当性について詳しく調べることにしている。

[ 10/17 3:55 NEWS24]
http://news24.jp/nnn/news89045970.html

1967名無しさん:2012/10/17(水) 08:07:01

東京医科歯科大、森口氏めぐり調査委
http://news.tbs.co.jp/20121016/newseye/tbs_newseye5158147.html

 iPS細胞の移植手術について嘘の発表をした森口尚史氏をめぐり、論文などの発表で共同の著者とされた教授が所属する東京医科歯科大学が調査委員会を設置し、初会合を開きました。

 調査委員会は、東京医科歯科大学の佐藤千史教授が森口氏の論文などで共同の著者となった理由や、妥当性などを調べる目的で設置されたものです。

 16日の初会合では、佐藤教授がこれまでに森口氏の論文など20本に共同の著者として名前を載せていることについて、佐藤教授本人から聞き取りを実施しました。委員会は16日の聞き取りを踏まえ、森口氏の発表と佐藤教授の関わりについて検証することにしています。(16日23:26)

1968名無しさん:2012/10/17(水) 14:51:06
みんな森口氏にかかわりたくないw

http://www.asahi.com/national/update/1017/TKY201210170244.html
2012年10月17日13時53分
森口氏投稿の共著者名を削除 ネイチャー関連誌

 森口尚史(ひさし)氏がiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った移植手術をしたと主張している問題で、英科学誌ネイチャーの出版元は17日、森口氏が同誌関連誌の投稿欄に発表した投稿の日本人共著者3人の名を、3人の求めで削除したと発表した。

 iPS細胞の技術を使った肝臓がんの新しい治療法と称する投稿。共著者リストから、慶応大医学部の興津太郎助教、東京大先端科学技術研究センターの井原茂男特任教授、大田佳宏特任助教の名が削除された。

 読売新聞は森口氏らが肝臓の組織からiPS細胞を作り、心臓病の治療に使ったなどと報じていた。

1969名無しさん:2012/10/17(水) 14:58:50
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012101701001403.html
森口氏の映像、別のに類似と報道 読売テレビ

 森口尚史氏が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の治療をしたと主張した問題で、読売テレビ(大阪市中央区)は17日までに、同氏が資料として一部メディアに提供した動画が、2年前に同局が放映した無関係の手術映像に似ていると報じた。

 問題の映像は今月、森口氏がニューヨークで、心筋細胞から作ったiPS細胞を患者の心臓に移植した場面だとして一部メディアに提供したもの。読売テレビも「画期的な治療が行われた」という趣旨の報道に使用。

 しかしその後、同局は調査を進め、映像が2010年7月14日放送の同局の情報番組で使った京都府立医科大の手術映像と類似していることが分かった。

2012/10/17 13:52 【共同通信】

1970名無しさん:2012/10/17(水) 15:01:49
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012101701001296.html
科学誌、共著者をさらに2人削除 森口氏発表の文章から

 英科学誌ネイチャーの姉妹誌「ネイチャープロトコルズ」は17日、森口尚史氏が9月に同誌の情報交換コーナーに発表した文章から、共著者となっていた2人の名前を削除したことを明らかにした。

 東京大の井原茂男特任教授と大田佳宏特任助教で、東大によると、名前を勝手に使われたとして削除を依頼していた。

 この文章の共著者のうち慶応大の興津太郎助教の名前も既に削除されており、森口氏以外で残るのは東京医科歯科大の佐藤千史教授だけ。

 ネイチャーの出版元は、別の科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に森口氏が今年発表した2論文についても、調査するとしている。

2012/10/17 12:22 【共同通信】

1971名無しさん:2012/10/17(水) 15:06:12
>森口氏はここ三年間に英文だけで約三十編の論文著者となっており「量産のため、手早くネットから調達したようだ」と研究者の間でささやかれている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012101702000098.html

森口氏 巧妙に業績作り 身内雑誌に論文、写真はネット転用?
2012年10月17日 朝刊

森口氏が論文に用いた卵子の写真(上)。下の写真が米国医療機関のホームページの写真
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/images/PK2012101702100056_size0.jpg

 iPS細胞をテーマに虚偽の研究をした森口尚史氏(48)は、「ハーバード大客員講師」などの肩書を作り出すだけでなく、専門家の評価を避けながら、巧みな手段で業績作りに励んだ。自分が編集長の英文学術誌に論文を掲載していた。一方で、論文に添える写真はネット上から得た疑いもある。

 学術誌は「アカデミック・コラボレーションズ・フォー・シック・チルドレン」。森口氏の雇い主でもある東京大医学部付属病院の三原誠助教が中心となって二〇〇九年に創刊し、一〇年から森口氏が編集責任者になった。森口氏は同年、二種類の化学物質を用いてiPS細胞を作ったという、本当なら重大な成果となる論文を、この雑誌に掲載した。

 一流の学術誌は同じ分野の専門家による査読がある。だが三原助教は創刊にあたって「科学的知見からの十分な検討がなされていなくとも、アイデアの新しい研究成果を公表する」と編集方針を記している。

 福田恵一・慶応大教授(循環器内科)は「重要な発見だったら高水準の学術誌に投稿するべきだ」。また医学論文に詳しい専門家は「査読が甘くニュース誌のようなもの。この雑誌で発表しても研究者の業績とは普通はみなされない」と話している。

 また今年七月、英国の一流科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した論文で、卵子の写真が、米国の医療機関のホームページに掲載されている写真と酷似していることも分かった。この写真は画像検索で簡単に見つかる。森口氏はここ三年間に英文だけで約三十編の論文著者となっており「量産のため、手早くネットから調達したようだ」と研究者の間でささやかれている。

 一流誌の投稿欄などに短い報告を頻繁に出してハクを付け、長い論文は自分が編集する雑誌に載せる。学会では目立たないポスター発表。そしてマスコミに報道させて虚像をつくり出すという戦略が垣間見える。

1972名無しさん:2012/10/17(水) 15:10:06
>佐藤教授は学生時代の森口氏を指導し、米国での虚偽の学会発表のもととなった論文案にも名を連ねている。
http://www.saga-s.co.jp/news/global/corenews.0.2311182.article.html

東京医科歯科大が初の調査委 / 森口氏との共著論文対象

 東京医科歯科大が開いた、森口尚史氏と同大教授との共著論文に関する調査委員会=16日午後、東京都文京区

 森口尚史氏が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の治療をしたと主張した問題で、東京医科歯科大(東京都文京区)は16日、森口氏と同大教授との共著論文に関する調査委員会の初会合を開いた。

 多数の共著論文がある佐藤千史教授(保健衛生学)から事情を聴取。今後も会合を開き、共著の理由や妥当性を調べる。調査委員会の委員長は森田育男同大理事。

 佐藤教授は学生時代の森口氏を指導し、米国での虚偽の学会発表のもととなった論文案にも名を連ねている。

2012年10月16日 21時11分

1973名無しさん:2012/10/17(水) 15:56:10
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20121017-1033659.html
森口氏雲隠れ アパート大家「家賃心配」

 森口尚史氏(48)が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った治療をしたと主張し、大半をうそと認めた問題で、森口氏は16日も千葉県市川市の自宅アパートには戻らなかった。前日15日に米ニューヨークから帰国、東大に直行して事情聴取を受けた後は“雲隠れ”状態。自宅前には多くの報道陣が集まったが、本人は姿を見せず、アパートの大家は「今月の家賃が心配」と不安げだった。家賃の払い込み日は15日だが、まだ振り込みはないという。

 一方、母校の東京医科歯科大はこの日、森口氏と同大教授との共著論文に関する調査委員会の初会合を開いた。会合には、学生時代の指導教官で多数の共著論文がある佐藤千史教授(保健衛生学)も出席、委員らが事情を聴いた。今後も会合を開き、共著の理由や妥当性を調べる。また前日に会見を開いた東大でも調査は続けるとしているが、森口氏の再聴取については「今のところ予定はない」と話した。

[2012年10月17日8時41分 紙面から]

1974名無しさん:2012/10/17(水) 17:22:10
平成22年 弁護士 の平均年収:1271万円
http://nensyu-labo.com/sikaku_bengosi.htm

平成22年 医師 の平均年収:1141万円
http://nensyu-labo.com/sikaku_isya.htm

弁護士も医師も平均すると意外と低い

1975名無しさん:2012/10/17(水) 17:29:09
>>1973
推測:東大か医科歯科(東医歯大)の近くのそこそこの規模の病院にでも滞在しているのかな?
(隠すにはこれが一番)

院内箝口令。仮眠用ベッドと中央手術室のシャワーだけでも人間らしく生きることが出来る。昼間は東大関係者や医科歯科関係者から尋問(?)されたり、話し合いしたりしているとか?

1976名無しさん:2012/10/17(水) 18:34:29
>>1975の続き

どこぞの病院の個室に入れて外部との接触を断ってる可能性もあるけど、
それだと後から「その高額な費用はどこから出た」とマスコミに叩かれるから
その可能性はなしと推測。

オレンジ共済組合事件のときなんかは、渦中の人(故人)を永田町から遠く離れた日本医科大学千葉北総病院に(誰かが)一時期入院させてマスコミから隠したりしていましたけど。

1977名無しさん:2012/10/17(水) 18:40:59

森口氏主張に京大教授「米国ではあり得ない」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/10/17/kiji/K20121017004350150.html

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の治療をしたとの森口尚史氏の主張について、胚性幹細胞(ES細胞)研究で有名な中辻憲夫京都大教授は17日、報道陣の取材に対し「最初は、先端医療に関する規制がない国の話かと思った。(治療をしたとする)米国ではあり得ない」と話した。

 中辻教授はiPS細胞の臨床応用について「第三者による検証を公開し(治療による)リスクを表明することが必要。臨床応用は一段一段、プロセスを確実に進めていかなければいけない」と指摘した。

 今回の騒動による影響を問われると「臨床応用はそんなに簡単ではないという反面教師的な啓発になったのではないか」と語った。
[ 2012年10月17日 18:05 ]

1978名無しさん:2012/10/17(水) 23:25:34

佐藤千史教授の名、森口氏の共同執筆者から削除
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121017-OYT1T01238.htm?from=ylist

 iPS細胞(新型万能細胞)から作った心筋細胞を患者に移植したと森口尚史氏が虚偽発表した問題で、英科学誌「ネイチャー・プロトコルズ」は17日、同誌サイト内の自由投稿欄に森口氏が7月と9月に発表した記事2本の共同執筆者から東京医科歯科大の佐藤千史教授の名前を削除した。

 7月の記事からは、海外の共同執筆者の名前も17日、削除された。これで2本の記事の執筆者は森口氏だけになった。

 佐藤教授は報道で投稿欄記事の存在を初めて知ったとして、同誌や科学誌ネイチャーを編集・発行するネイチャー・パブリッシング・グループ(本社・ロンドン)に削除を要請していた。

 これまでに、慶応大の興津太郎助教と東京大先端科学技術研究センター(先端研)の井原茂男特任教授、大田佳宏特任助教の名前が、森口氏の投稿欄記事から削除されていた。

(2012年10月17日23時18分 読売新聞)

1979名無しさん:2012/10/18(木) 14:38:46
科学誌、恩師の名前削除…筆者は森口氏だけに

 英科学誌ネイチャーの姉妹誌「ネイチャープロトコルズ」が、7月と9月に掲載した森口尚史氏の文章から、共著者となっていた恩師の佐藤千史・東京医科歯科大教授の名前を削除したことが17日、分かった。

 ほかの共著者は、既に同誌に依頼して名前を削除されており、2本とも著者は森口氏1人となった。

 2本は、卵巣の凍結保存に関わる技術と、化学物質で作ったiPS細胞の臨床応用に関するもの。実験手法について情報交換するコーナーで、掲載に当たって専門家の審査はないという。
.[ 2012年10月18日 00:38 ]

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/10/17/kiji/K20121017004354190.html

1980名無しさん:2012/10/18(木) 14:41:32
森口氏のパロディーTシャツ発売

「iPSTシャツ」を手に持つ菊竹進店長(撮影・峯岸佑樹)

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の治療をしたと虚偽の発表をした森口尚史氏(48)の一連の騒動を受け、東京・吉祥寺の時事Tシャツ販売店、スモールデザインが「iPSTシャツ」を今日18日から発売する。同店は、虚偽騒動後の15日に企画・製造に着手。Tシャツは、ノーベル賞絡みで独物理学者アインシュタインの舌出し写真をモチーフに“森口氏バージョン”を製作した。店長の菊竹進さん(40)は「森口さんの有名人願望と、山中教授や世間に向け多くのうそをついて『ごめんなさい』という意味を込めてつくりました」と説明。さらに「この問題は命に関わる問題」と強調し「特に、森口さんを反面教師とする医学部の学生に着てもらいたい」と願った。Tシャツは、店頭と同店のHPから購入可能。色は黒限定で1枚2900円。

[2012年10月18日9時14分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20121018-1034097.html

1981名無しさん:2012/10/18(木) 14:44:08

森口氏“手術映像”読売テレビ放映の無関係動画に酷似
http://news.livedoor.com/article/detail/7055138/

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の治療の大半がうそだったと認めた森口尚史氏(48)が、iPS細胞の移植場面だとして一部メディアに提供した動画が、2年前に大阪・読売テレビが放映した無関係の手術映像と酷似していることが17日までに分かった。同局はすでに16日の番組で専門家の分析も踏まえ「似ている」と結論づけて放送。森口氏に新たな疑惑が浮上した。

 問題の映像は今月、森口氏が米ニューヨークで、心筋細胞から作ったiPS細胞を患者の心臓に移植した場面だとして一部メディアに提供したもの。読売テレビもこのタイミングで入手した。以前に自局で放送した映像と似ていることには誰も気付かず「画期的な治療が行われた」という趣旨の報道に使用していた。

 しかし、森口氏の説明に虚偽疑惑が生じたことから同局が調査を進めたところ、映像は2010年7月14日放送の同局の情報番組「かんさい情報ネット ten!」(月〜金曜・後4時47分)で使った京都府立医科大の手術映像と類似していることが判明した。

 同局によると、実際に2年前の手術にかかわった京都府立医科大の関係者から先週末、「以前うちでやった手術を読売テレビが放送したものだ」との指摘があったという。16日には専門家の分析も踏まえて検証し、「似ている」と結論づけ、同日の同番組内で報じた。

 京都府立医科大の手術は、心筋に分化する能力がある幹細胞を心臓から採取後に培養して増やし、再び心臓に戻して心筋を再生させる「心筋再生手術」で、素人目には似ている部分もあるが、iPS細胞とは無関係だった。

 動画は2カットあり、医師の手元が映ったものを同局クルーが、心臓のアップが映ったものを医大関係者が撮影。森口氏提供の動画も2カットあり、それぞれについて「ライトの動きや、血流の膨らみが非常に似ていた」と同局。さらに森口氏側の映像に「テレビ画面をカメラで撮影した際に出る『しま模様』や、画質の粗さなどの特徴があった」と強調した。

 同局は「(森口氏が)どういう経緯で入手したのか、うちから流出したものか調査を進めたい。映像を提供してくれという話は一切なかった」と説明。盗用だと明らかになった場合など今後の対応については「検討中」とした。

 森口氏は映像についてスポーツ報知の取材に「私は手術者から提供されたものを渡した。きちんと手続きを経た上で撮影されたもの」としている。

1982名無しさん:2012/10/18(木) 15:14:17

森口氏 iPS証拠映像パクった!?
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20121018-1034094.html

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の治療をしたと虚偽の発表をした森口尚史氏(48)に17日、新たな盗用疑惑が浮上した。読売テレビ(大阪市)がこの日までに、iPS細胞を患者の心臓に移植した場面だと同氏が“証拠”として一部メディアに提供した動画が、2年前に同局が放送した無関係の手術映像に似ていると報じた。この映像は、10年7月に放送された京都府立医科大での心筋再生の手術だった。

 読売テレビの情報番組「ミヤネ屋」はこの日、森口氏がiPS細胞を患者の心臓に移植した場面だとした映像と、読売テレビの2年前の番組映像を比較した。注射針などの手術器具の形や、光の当たり具合などに注目。奈良先端科学技術大学院大に分析を依頼し、同大教授らが「すべての動きが完全に一致している。全部が同じというのは、偶然には起こり得ない。元の映像は同じだと思う」などと話す様子を放送した。

 この映像は今月、森口氏が日本テレビのニューヨーク支局記者に見せたもので、日本テレビ系で放送された。その後、京都府立医科大の指摘があり、森口氏の盗用疑惑が浮上。同局は調査を進め、映像が10年7月14日放送の同局の情報番組「かんさい情報ネット ten!」で使った同大の手術映像と類似していることが分かった。この映像は、心筋再生医療の特集コーナーで放送されたが、iPS細胞とは無関係だった。前日16日の同番組でも、この盗用疑惑を報じた。

 「ミヤネ屋」では、16日に森口氏に電話取材した内容も報道。森口氏は盗用疑惑について「映像は治療した外科医から送ってもらったもの。それがテレビ局の映像と一緒だったと言われても、私は分からない」と話したという。司会の宮根誠司キャスターは「外科医が関西に来て、テレビ画面を撮ったんか?」とあきれていた。同局広報は「事実関係を調査中。今後の対応は未定」としている。京都府立医科大の広報は「テレビ局に提供した映像なので、盗用の判断はこちらではしない。我々は、目の前にいる患者さんの治療の方が大事」と話した。

 英科学誌ネイチャーは12日付の電子版で、iPS細胞に関して森口氏が執筆した論文の一部に、ノーベル医学生理学賞に決まった山中伸弥京都大教授の論文と同じ表現があったと報道。森口氏の論文盗用疑惑も浮上している。

 [2012年10月18日8時27分 紙面から]

1983名無しさん:2012/10/18(木) 17:49:18
専門家が見た「森口氏の頭の中」
2012年10月18日 16時00分

 なぜバレバレのうそをついたのか? 自称「ハーバード大客員講師」の森口尚史氏(48)が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の治療を行ったと公表した件は、続々と虚偽が判明している。本人があっさりそれを明かしていることも奇妙だが、単なる虚言癖なのか、何らかの目的があってのことなのか。

肩書きや、実施したとする治療の件数や時期など、うそが次々と明るみに出る森口氏。

 研究者として「やっていくのは無理」と自覚しているほどの大虚言。だが、すぐにバレる内容をメディアに吹きまくったのはなぜか。犯罪心理学者の福島章氏は「うそで皆を驚かせて、一時的にでも大勢の人からもてはやされて有名になる欲望を持った空想虚言症でしょう。いつかバレるという観念は頭になく、どれだけ有名になれるかが重要なのです」と説明する。

 言うだけ言って雲隠れする手もあるが、記者会見するなど、取材からは逃げていないことも特異だ。これについて福島氏は「うそがバレることに恐れはない。詐欺などでの経済的利益が目的ではなく、あくまで名声を得ることが目的」と指摘。騒動を起こすタイミングも計算ずくだった可能性が高いという。

「山中伸弥京都大教授がノーベル医学生理学賞を取るんじゃないかと、日本人の研究者の間では噂になっていたわけですから、山中さんを利用して注目を浴びようとしたのでは。結果的に一連の騒ぎは彼にとっては大成功だったでしょう」

 森口氏への追及が今後も続くことは避けられないが、「これだけ大事になっても、彼は落ち込んでいないでしょう。(今後)会見を開いても、また新しいうそをついてつくろう可能性が高い」と指摘した。

http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/47830/

1984名無しさん:2012/10/18(木) 17:52:30

【iPS臨床虚偽】論文の捏造、世界的に増加 ES細胞の権威「すぐ変だと思った」2012.10.18 10:29
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/121018/cpc1210181039000-n1.htm

報道陣の取材に答える中辻憲夫京都大教授=17日午後、京都市左京区【拡大】

 森口尚史氏が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の治療を行ったと発表し、その後大半を嘘と認めた問題で、ES細胞研究の権威である京都大物質−細胞統合システム拠点(iCeMS)の中辻憲夫拠点長が17日、報道陣の取材に応じ、森口氏について「コメントするに値しない」と話した。

 中辻教授は知人からのメールで報道を知ったといい、「そんなことはあるはずがないし、すぐにおかしいと思った」と当時の心境を振り返った。研究者の間でも懐疑的な見方が多数を占めていたという。

 さらに、論文の捏造(ねつぞう)が世界的に増加傾向にあると指摘。「信用できない論文は研究をミスリードし、無駄な税金が使われることになる」と話した。

 中辻教授は、京都大理学部卒で同大再生医科学研究所長などを務めた。現在はiCeMSでiPS細胞、ES細胞に関する研究を行っている、幹細胞生物学の権威。

1985名無しさん:2012/10/18(木) 22:10:50
>同委員会は「こうした行為は軽率で、本学の名誉を著しく損ねた」と判断した。

http://www.asahi.com/national/update/1018/TKY201210180591.html
現在位置:朝日新聞デジタル社会記事2012年10月18日21時2分
iPS臨床問題、森口氏の恩師処分へ 東京医科歯科大

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)の臨床応用を行ったと森口尚史(ひさし)氏(48)が主張し、一部メディアが報道した問題で、東京医科歯科大は18日、調査委員会を開き、森口氏の大学院時代の指導教官で、19本の共著論文がある佐藤千史・同大教授の関与について「データの検証もせずに論文に名を連ねるのは、研究者にあるまじき行為」として、佐藤教授を処分する方針を決めた。

 具体的な処分は、懲戒委員会を開いて決める。

 調査委員長の森田育男・教育担当理事によると、佐藤教授は、共著の論文について、専門外のテーマなのに、論理的な矛盾がないか判断しただけで、データの検証はしていなかったという。同委員会は「こうした行為は軽率で、本学の名誉を著しく損ねた」と判断した。

 今回のiPSの臨床応用を発表する予定だった国際会議の抄録案にも、佐藤教授は名を連ねていた。

1986名無しさん:2012/10/18(木) 22:27:31

「移植手術日」は「学会発表日」=森口氏説明に疑問−東京医科歯科大
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012101800997

 森口尚史氏(48)が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を心筋細胞に変え移植治療を行ったと発表した問題で、東京医科歯科大は18日、森口氏が米国で手術を行ったと主張する昨年6月3日は、同氏が「ハーバード大の学会で発表する」と大学側に伝えていた日に当たることを明らかにした。

 森口氏は当初6例としていた移植を6月3日の1例のみと訂正したが、この説明にも改めて疑問が生じた。

 東京医科歯科大によると、論文共著者の佐藤千史教授は、森口氏がハーバード大でiPS細胞に関する発表を行うとの理由で、本人の代わりに旅費を申請。医科歯科大から約23万円が支出され、森口氏は昨年6月2〜5日渡米したが、3日はハーバード大で幹細胞研究の進展に関する学会が開かれていた。森口氏が学会で発表したかどうかは調査中という。(2012/10/18-22:05)

1988名無しさん:2012/10/19(金) 00:19:19

森口氏「学会に招待された」と渡米 費用を東京医科歯科大が負担
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/10/18/kiji/K20121018004359820.html

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)による治療の大半をうそと認めた森口尚史氏が米国で手術をしたと主張する昨年6月の渡米費用は、「学会に招待された」との申請を受けた東京医科歯科大が負担していたことが18日、医科歯科大の調査委員会の調べで分かった。

 学会のプログラムには森口氏の名前はなかった。医科歯科大は実際に参加したかを調査し、結果次第で森口氏に費用の返還を求める方針。

 医科歯科大によると森口氏は、米ハーバード大で昨年6月3日に開かれた幹細胞に関する学会に「特別講演とポスター発表を依頼された」と主張。医科歯科大が23万円の費用を負担した。

 ほかにも2009年、欧米での2度の学会参加に計63万円を負担したという。

 また森口氏と19本の共著がある佐藤千史教授について、調査委委員長の森田育男理事は「論文の内容を見ずに構成の指導だけで共著者になることはあり得ない。懲戒委員会で処分を決める」と明らかにした。
[ 2012年10月18日 23:56 ]

1989名無しさん:2012/10/19(金) 00:51:48

森口氏「学会招待」と渡米 医科歯科大が費用負担
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012101801001780.html

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)による治療の大半をうそと認めた森口尚史氏が米国で手術をしたと主張する昨年6月の渡米費用は、「学会に招待された」との申請を受けた東京医科歯科大が負担していたことが18日、医科歯科大の調査委員会の調べで分かった。

 学会のプログラムには森口氏の名前はなかった。医科歯科大は実際に参加したかを調査し、結果次第で森口氏に費用の返還を求める方針。

 医科歯科大によると森口氏は、米ハーバード大で昨年6月3日に開かれた幹細胞に関する学会に「特別講演とポスター発表を依頼された」と主張。医科歯科大が23万円の費用を負担した。

2012/10/18 23:22 【共同通信】

1990名無しさん:2012/10/19(金) 14:39:39

東大が森口氏を懲戒解雇 「5件は虚偽の発表」と判断
2012年10月19日 14時32分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012101901001536.html

 東京大は19日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床応用をしたと虚偽の発表をした東大病院特任研究員の森口尚史氏(48)を同日付で懲戒解雇したと発表した。

 森口氏は、iPS細胞から作った心筋細胞を重症の心不全患者6人に移植したと米国の学会でポスターを掲示して発表したが、東大は「少なくともそのうち5件は虚偽の発表だった」と判断した。森口氏の行為は、就業規則で定める「大学の名誉または信用を著しく傷つけた場合」に該当するとした。

 人事労務担当の磯田文雄理事は「本学の教職員としてあるまじき行為で、厳正な措置をした」と文書でコメントした。(共同)

1991名無しさん:2012/10/19(金) 14:43:53

2012年10月19日12時47分
東大、森口氏を懲戒解雇 虚偽発表「大学信用傷つけた」
http://www.asahi.com/national/update/1019/TKY201210190174.html

 東京大学は19日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った世界初の臨床応用となる移植手術を実施したと主張している、同大病院の森口尚史・特任研究員(48)について、懲戒解雇処分にしたと発表した。

 同大によると、移植手術6件のうち、少なくとも5件は虚偽の発表であるとし、「森口特任研究員の行為は大学の名誉、信用を著しく傷つけた」と判断した。森口氏は実施したとしている1件についても、実施施設のほか、時期、共同研究者などの説明が二転三転している。

1992名無しさん:2012/10/19(金) 14:45:47

森口氏、出張もウソの申請か
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20121019-OHT1T00027.htm

 森口尚史氏(48)がiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った世界初の治療をしたと虚偽の内容を公表した問題で、東京医科歯科大(東京都文京区)は18日、森口氏と同大教授との共著論文に関する調査委員会の第2回会合を開き、19本の共著論文がある佐藤千史教授(保健衛生学)からも事情を聞いた。

 同委員会によると、2009年7、9月に大学側はバルセロナとボストン(ハーバード大)への渡航費用として、森口氏に約63万円、12年6月にも同様の名目で約23万円を支出(総額86万円)。しかし、昨年6月の学会の記録には、森口氏の名前はなかったとした。渡航費用は佐藤教授の名前で申請されているが、虚偽の申請だった場合、森口氏に渡航費用の全額返還を求める方針を示した。

 また、論文の共著者となっていた佐藤教授の責任についても「データの検証もせずに論文に名を連ねるのは、研究者としてあるまじき行為」として、懲戒処分の対象とする方針を明らかにした。

(2012年10月19日06時02分 スポーツ報知)

1994名無しさん:2012/10/19(金) 16:58:05

“疑惑の男”森口氏に「詐欺罪の疑い」
2012年10月19日 16時00分
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/48823/

“疑惑の男”森口尚史・東大病院特任研究員(48)が15日、米国から帰国し成田空港は騒然となった。森口氏は100人以上の報道陣に囲まれ「結果的に、大変申し訳なく思っている」と東大特任研究員を辞すると明言。「大学の調査に協力したい。これ以上はもう申し上げられない」と繰り返した。

 空港から電車を利用しようとする森口氏に、警察は「駅や車内が大変なことになる。タクシー等で移動してほしい」と要請したものの、約2万円かかるタクシーは拒否。結局、報道陣を“お供”に従え、成田エクスプレスに乗車した。

「もうしゃべらない」と宣言していた森口氏だが「ちょっとしゃべったらいきなり読売新聞の1面になってビックリした」「僕が目立ちたがり屋だったらノーベル賞の時期ではなく、話題が空いている時期を狙っている」などとまくし立てた。

 その後、東大で3時間に及ぶ事情聴取を受けたが、iPS手術の1件は行ったと変わらず主張。ただ東大側は「まだ裏づけ作業をしていないから何ともいえないが、(手術1件の実施は)素直にそうだと思えない」とグレー判定だった。

「人をあやめたワケではないので、看護師資格を剥奪されることはないでしょうが、医療従事者や研究者の道は途絶えたでしょう」(医療関係者)

 失職は時間の問題だが、日大名誉教授(刑法)の板倉宏氏は補助金詐欺等の刑事的な制裁が科される可能性を指摘する。過去、文科省や内閣府は、森口氏が携わっていた研究に補助金を出していた。だが、研究が虚偽申請や実態がなければ、補助金詐欺となるわけだ。

 また森口氏はiPS細胞の研究は米国で行っていたと主張し、読売新聞に対し、起業投資家から1億5000万円の研究費を集めたとしていた。

「1件は本当に行っていたとしても5件はうそだったと認めている。民間からうそでお金を募ったり、もらっていたとしたら詐欺未遂や詐欺の疑いがある。本当に1億円を超え、日本でも被害者がいるようなら捜査当局が動かざるを得ない」(板倉氏)。徹底した調査での全貌解明が急務だ。

1995名無しさん:2012/10/19(金) 23:38:42

iPS誤報で共同通信が5人処分
10月19日 21時37分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121019/k10015880301000.html
日本人の研究者がiPS細胞を6人に移植したと誤って報じた問題で、共同通信は、編集局長の役員報酬を減額するなど、5人を懲戒処分にしました。

共同通信は「森口尚史氏がアメリカで重い心臓病の患者6人にiPS細胞を移植した」という記事を、今月11日、配信しましたが、その後、誤報と判明しました。

この問題で、共同通信は、19日、管理・監督責任があるとして、吉田文和編集局長の役員報酬を減額するほか、記事送信の責任者の尾崎徳隆ニュースセンター長と取材と記事作成の責任者の科学部長を「けん責」にするなど5人を懲戒処分にしました。

これについて、共同通信の吉田編集局長は「傷ついた信頼を回復するため、医療取材の在り方を見直し、再発防止に全力を挙げます」としています。

1996名無しさん:2012/10/19(金) 23:41:02

共同通信編集局長を減俸=計5人を懲戒処分−iPS臨床応用の誤報問題
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012101900966

 共同通信社は19日、森口尚史氏が人工多能性幹細胞(iPS細胞)の臨床応用を行ったとする配信記事の誤報問題を受け、管理・監督が不十分だったとして、吉田文和常務理事・編集局長の報酬を減額とするなど計5人を懲戒処分とした。

 尾崎徳隆ニュースセンター長と科学部長はけん責、ニュースセンター副センター長と整理部長は戒告とした。

 処分理由について「一部報道を後追いしてその結果が間違っていたもので、通信社としてあってはならないミス。信用を大きく失墜させる業務上の重大な過失があった」としている。(2012/10/19-21:23)

1997名無しさん:2012/10/20(土) 02:05:05
>>1995-1996
処分は当然

1998名無しさん:2012/10/20(土) 15:33:41
http://mainichi.jp/select/news/20121020k0000e040199000c.html
iPS虚偽問題:森口氏の特許取り下げ 米病院
毎日新聞 2012年10月20日 10時43分

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)の臨床応用に関して元東京大病院特任研究員の森口尚史(ひさし)氏が虚偽の発表をした問題で、米マサチューセッツ総合病院は19日、森口氏と同病院のレイモンド・チャン医師を共同発明者とするiPS細胞作製技術の特許を米当局に出願、取り下げていたことを明らかにした。

 同病院によると、出願していたのは知的財産部門で、森口氏の虚偽問題を受けて取り下げた。広報担当者は「正式な出願は2011年7月7日で、森口氏が医師や知的財産部門に強く働き掛けたと聞いている。結果的に虚偽の研究に基づくものと判明したため取り下げた」と説明している。(ワシントン共同)

1999名無しさん:2012/10/20(土) 15:35:23
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121020-OYT1T00357.htm
ハーバード大関連病院、森口氏の特許出願を撤回

 iPS細胞(新型万能細胞)から作った心筋細胞の移植手術を行ったと森口尚史氏(48)が虚偽発表した問題で、根拠としたiPS細胞作製技術について、森口氏と米ハーバード大医学部の准教授を発明者とする米国特許が出願され、17日(日本時間18日)に取り下げられていたことがわかった。

 特許は同大関連病院が出願し、今年1月にその事実が公開されたが、病院側は、森口氏の研究に疑義が生じたとしている。病院側では、「我々も『詐欺』の被害者」としている。出願前には病院内でも審査しており、今回の取り下げで審査が不十分だったことになる。

 特許を出願していたのは、同大関連のマサチューセッツ総合病院。特許申請書によると、森口氏のほか、同病院医師のレイモンド・チャン准教授を発明者として、2種類の化合物によるiPS細胞の作製技術を発明したとして、同病院の知的財産管理部門が2010年7月に米国で暫定特許を出願、今年1月に一般公示された。

 森口氏と連名で特許出願したことについて、同病院では、共同発明者にチャン准教授が名を連ねているため、内容などに問題はないと判断し、「2人の共著論文もあったため、研究内容を信用した」としている。

 特許出願の根拠となった研究について、森口氏は東大の事情聴取に対し、「09年冬ごろ米国でiPS細胞を作製した」と主張。マサチューセッツ総合病院などは、細胞作製などの研究が行われたことを否定しており、「研究はすべて森口氏が日本で行ったものと理解していた」としている。

 森口氏は1999年〜00年の約1か月間だけ同病院の客員研究員だったが、同病院は、それ以降は一切関わりはなかったと主張。しかし、その後も、森口氏の提案で特許出願を行うなどチャン准教授を通じて、同病院側との関係が続いていたことになる。

 今回の問題を受けて、チャン准教授は17日、森口氏との共著論文から名前を削除することを同病院を通じて表明。森口氏との共著論文について「今後一切内容を支持しない」としている。

 特許出願の前提となっている森口氏のiPS細胞作製技術については、読売新聞も11日朝刊で報じたが、誤りだった。

(2012年10月20日10時49分 読売新聞)

2001荷主研究者:2012/10/21(日) 15:32:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120916t15020.htm
2012年09月16日日曜日 河北新報
HIV新薬、米で承認 東北大・JT共同開発

 東北大病院内科・総合感染症科の児玉栄一助教(ウイルス学)が、日本たばこ産業(JT)と共同開発した抗エイズウイルス(HIV)薬が、米国で新薬承認された。日本で開発された抗HIV薬の新薬承認は初めて。国内でも本年度内に認可される見込み。

 エイズの感染者は世界で3400万人以上、日本でも約2万人に達する。近年、複数の抗HIV薬の服用で免疫力が回復し、感染者の寿命は非感染者の寿命に近づきつつある。

 一方で長期間の感染者や発症者の1〜2割に、抗HIV薬に耐性を持つ変異株が出現し、問題になっている。

 新薬「エルビテグラビル」は、HIVの遺伝子が、ヒトのDNAを切断・侵入する際に必要とする酵素の働きを止めることで、ウイルスの増殖を防ぐ。

 米国で市販される薬は「エルビテグラビル」をはじめ4種類の薬が配合された錠剤。従来の抗ウイルス薬は一般的に、1回につき数錠を1日3回服用しなければならなかった。新薬は1日1錠で、従来の薬と同等以上の効果があるという。

 児玉助教は京大助教だった2006年に新薬に関する論文を発表。2009年に東北大に移り、抗ウイルス薬の開発と、ウイルスの耐性メカニズムの解析に取り組んでいる。

 児玉助教は「患者の多くは20〜30代で、学校や職場で毎回たくさんの薬を飲めば、病気が他者に知られる。少ない服用はプライバシーの保護になり、患者の負担が軽減される」と話している。

2002荷主研究者:2012/10/21(日) 15:58:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120918t15010.htm
2012年09月18日火曜日 河北新報
寝る子は脳もよく育つ 海馬の体積大きく 東北大チーム解明

 睡眠時間の長い子どもほど、記憶や感情に関わる脳の部位「海馬」の体積が大きかったことを、東北大の滝靖之教授らの研究チームが17日までに突き止めた。研究成果は18日から名古屋市で開かれる日本神経科学大会で発表する。

 研究チームによると、うつ病や高齢者のアルツハイマー病患者で、海馬の体積が小さいことが明らかになっており、滝教授は「子どものころの生活習慣を改善することで、健康な脳を築ける可能性がある」としている。

 研究チームは2008年からの4年間で、健康な5〜18歳の290人の平日の睡眠時間と、それぞれの海馬の体積を調べた。その結果、睡眠が10時間以上の子どもは6時間の子どもより、海馬の体積が1割程度大きいことが判明したという。

 滝教授は東日本大震災の後、宮城県内の被災者の健康状況も調査しており「十分な睡眠を取れず、ストレスを感じたことが、子どもの脳にどう影響を与えるのか、見ていかなければならない」と話した。

 海馬は大脳辺縁系の古皮質に属し、本能的な行動や記憶に関与する。

2003名無しさん:2012/10/21(日) 16:23:53
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/49478/
森口氏の「証拠」はパクリ映像?
2012年10月21日 11時00分

 これで全主張が崩壊か――。自称「ハーバード大客員講師」の森口尚史氏(48)が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の治療をしたと主張した問題で、読売テレビは17日までに、同氏が資料として一部メディアに提供した動画が、2年前に同局が放映した無関係の手術映像に酷似していると報じた。「1例だけは治療した」との主張は曲げない同氏だが、その根拠とも言える映像がパクリとなれば、もはやおしまいだろう。

 ここまで指摘されたら逃れようがない。

 ピンセット状の手術器具が人体の組織に接する場面をとらえた2つの映像に「これ同じ」「(複写による)画面のしま模様が…」の声が上がる。さらに「後ろのライトが横切ったりするタイミングが完全に同じ」画面の「カット割りのタイミングまで同じ」――。専門家らから「同じ」という言葉が繰り返された。

 指摘したのは17日の読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」。森口氏が今月、ニューヨークで一部メディアに「心筋細胞から作ったiPS細胞を患者の心臓に移植した場面」として提供した映像が俎上に乗せられ、2010年7月14日放送の同局の番組「かんさい情報ネット ten!」で使った京都府立医科大の手術映像と比較検証が行われた。専門家も出演したスタジオでの分析で、2つの映像はウリ二つということが判明。しかも同医科大の手術はiPS細胞とは無関係だった。

 実際、2つの映像を見ると、器具が組織に接する位置や角度、周辺に映っているものなどがピタリと一致する。アップで映し出された施術者の手も、手首に巻かれたサポーター状のものなども同じ。となると、後発である森口氏の映像が読売テレビのパクリだった可能性が極めて高い。

 当初はiPS細胞を使った治療を6件としていた森口氏は、肩書や手術件数・時期など虚偽が次々と判明しながらも「1例だけは治療した」との主張は覆していない。仮に1件だけでも行われたことが証明できれば、「治療は実施された」との主張は成り立つ。治療の具体的な状況や証拠を出さない同氏にあって、映像はその主張の根幹を成すが、テレビからの無断拝借とあっては、既にないも同然の説得力はゼロになる。つまりは「iPS細胞を使った世界初の治療」説の崩壊だ。

 当初は読売テレビも森口氏の映像を「画期的な治療が行われた」という趣旨の報道に使用した。その後、捏造疑惑が生じたことから調査を進め、「ten!」と類似していることが分かった。

 読売テレビは法的措置について「今のところはないです。どういう権利侵害をしたのかどうかも定かではないですし、森口氏も『ある外科医を介してもらった』としていますから。それに、まだ似ているという域を出ていませんからね」としているが、明らかにその域は出ている。

 本紙既報で板倉宏日大名誉教授が指摘したように森口氏をめぐる一連の虚偽事実が捜査当局を動かす可能性はある。iPS細胞の研究費を、企業、投資家からの資金でまかなったとも一部メディアに語っており、実際にお金を調達して治療を全く行っていなければ、詐欺未遂や詐欺の疑いも生じる。映像のパクリ問題はそのカギにもなる。

2004名無しさん:2012/10/21(日) 22:15:17
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20121021/enn1210210712001-n1.htm
【ナンシー小関】iPS森口氏“虚偽を上手に述〜べる賞”2012.10.21

 「世界で初めてiPS細胞を臨床応用した」と報じられ、時の人となったかと思ったら、一転して虚偽発表で話題の“日本人研究者”森口尚史氏。今回の一件は山中伸弥教授のノーベル賞には遠く及ばない結果となったが、もし「虚偽を上手に述〜べる賞」があったなら受賞間違いなしであろう。(スタンプ画家)

2005名無しさん:2012/10/22(月) 17:51:05
http://www.news-postseven.com/archives/20121022_150592.html
iPS森口氏捏造 見抜けなかった理由をジャーナリストが検証
2012.10.22 16:00

 iPS細胞からつくった心筋細胞を重症の心臓病患者に移植したと主張したものの、そのほとんどが虚偽であることを認めた森口尚史10+ 件氏の誤報問題。なぜ見抜けなかったのか、医師でジャーナリストの富家孝氏と元朝日新聞編集委員で医療ジャーナリストの田辺功氏が捏造疑惑の本質を語り合った。

富家:読売の第一報を見た時、山中教授のノーベル賞が決まった直後にこんな記事が出るなんて、あまりにタイミングが良すぎるなと思いましたね。本当だったら、これもノーベル賞ものですよ。驚いてすぐに森口氏の母校の東京医科歯科大の知り合いに問い合わせたら、「そんな人間はまったく知らない」という。狭い業界なのに、同じ大学の関係者が知らないのはおかしいなと思いました。

田辺:私がまずアレッと思ったのは、iPS細胞を山中教授と違う方法でつくったと書かれていたこと。山中教授のは前駆細胞に4つぐらいの遺伝子を導入する方法なのに、森口氏はたんぱく質を入れて生成したという。それも前代未聞で、事実なら大変なこと。本当に可能なのかと首を傾げざるをえませんでした。

富家:おかしい点はまだまだある。森口氏は医師ではなく、看護師の資格しか持っていなかった。最先端の臨床研究に看護師の資格で立ち会うなんて、医療の現場を知る人ならありえないとわかったはずです。読売の記者は、そこから疑わなければいけなかった。

田辺:私も同感です。そもそも読売の記者はこの“スクープ”を書く前に、森口氏が医師免許を持っているのか確認していなかったのでしょう。もし看護師の資格しかないとわかっていれば、その人が中心メンバーとしてこれほどの大プロジェクトを仕切れるわけがない。私の経験からいって、科学部の記者だったら、すぐにピンときたはずです。

富家:森口氏は、心筋細胞を「ドクドクしているヤツですね」と説明していますが、専門家ならそんな表現はしないですよ。

 そのおかしさに気づかないほど記者の質の低下は著しい。最近は科学部の記者でも、医師と医学博士がまったく別物だということすら理解していない。医師は国家試験に合格して医師免許を取得した人。医学博士は大学院で学び、論文を作成し、それが医学部の審査にパスして「学位」を取得した人。医師でなくても医学博士にはなれるわけです。

 ところが、医学博士イコール医師と思い込んでいる記者が多い。ある記者に「あの人は商学部を出て、医療経済を学んで医学博士の学位は取ったけど、医師ではないよ」というと、「えっ、そうなんですか」ときょとんとされたことがある。それまでずっと医師だと疑わずにコメントを求めていたようなんです。

田辺:それはひどい。私が新聞社の科学部にいたころであれば考えられなかったことです。

2006名無しさん:2012/10/22(月) 17:58:55
http://www.news-postseven.com/archives/20121022_150598.html
iPS森口氏捏造 科学誌に発表という段階なしに違和感と識者
2012.10.22 16:00

 大騒動に発展した森口尚史氏の捏造問題。医師でジャーナリストの富家孝氏と元朝日新聞編集委員で医療ジャーナリストの田辺功氏は、看護師の資格しかない森口氏が先端の臨床研究に立ち会う不自然さに気付かない記者の知識不足を指摘。さらに問題の本質がどこにあるのか語り合った。

田辺:元科学部の記者として擁護する点があるとすれば、仮に怪しい言動があったとしても、取材相手に「医師免許を見せてください」とはいえない。たいていの研究者は「それなら取材は受けない」と怒りますよ。

 だから、私が記者だったとしても森口氏に「本当に医師ですか」と聞くことはないでしょうね。「なぜ正体を疑わなかったのか」と記者に問うのは酷な話だとは思います。それまでにも読売には森口氏のコメントが何回も載っていたのだから、役所の先例主義ではないですが、信用していたところはあったと思います。

 ただし、今回は研究発表の手続き、ステップがおかしかったことは気づかなければいけなかった。

富家:そう、今回の発表はとにかく順序がおかしかった。一般的に学会は、研究者が提案したものはフリーで発表させてくれる。

 だから、学会発表をしただけでは研究者の業績は低い扱いを受ける。論文にまとめて、初めて評価されるわけです。それに研究発表がいくら早かったとしても、同内容の論文を誰かが先に出してしまったら、論文が早かった人に特許などの権利がすべて行ってしまう。

 そのため、研究者は大事な研究成果はまず論文にし、学会発表よりも、“査読”という厳しい審査を通らなければ掲載が許されない権威のある科学誌での発表を狙うのが当たり前なのです。

田辺:代表的なのが『ネイチャー』とか『サイエンス』といった雑誌ですね。事実であれば世間の注目を浴びることは間違いない偉業なのに、そのステップを踏まずに唐突に発表するなんてあり得ない。科学記事を担当する人間なら違和感を感じなければ失格だ。

編集部:記者の目が曇ったのは、ハーバード大とか東大が登場する森口氏の肩書きにもあったのではないか。

田辺:森口氏にハーバード大学客員講師という肩書きを示されていなかったら、今回の記事もこんな大きな扱いにはならなかったでしょうね。もちろん、超有名大学の先生のいうことなら信憑性が高まるだろうという、大マスコミの権威主義に陥った姿勢がノーチェックの根幹にあると思います。科学部の上司が「もっとステータスのある肩書きはないのか」なんて部下に聞くこともよくある話です。

富家:メディアとは本来、権威を疑う側に立つべきなのに、日本の大マスコミは驚くほど権威に弱い。加えて指摘すべきは、記者の好奇心の欠如ぶりです。こんな興味深い研究なら、どこの病院で、その何科で手術が行なわれたのか。

 手術の執刀者や研究の責任者は誰で、どんな発言をするか。手術をうけた被験者の現在の体調はどうか、どんな気持ちでいるのか、といった話を聞きたいと思うのは当然だと思うんです。なのに、そうしたディテールの取材はまったくなされていない。

田辺:記者クラブに象徴されるように、役所や取材先が配る発表資料をもとに、独自の取材はしないでそのまま書くというのが、今はどの分野でも多い。だから「情報を与える側」の思惑を疑ってかかる訓練ができていない。その結果、功を焦ってスクープを狙ったはいいが、自分が理解して裏取りを慎重に行なうといったことが疎かになってしまっているのでしょう。

※週刊ポスト2012年11月2日号

2007とはずがたり:2012/10/23(火) 04:20:28
>>1998-2000
これはどういうことなんでしょうかねぇ!?
マサチューセッツ総合病院の特許出願はどういう体制になってんだろ??

2008名無しさん:2012/10/23(火) 13:06:19

iPS誤報の共同通信 取材したNY特派員を帰国させて事情聴取
2012.10.23 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20121023_150602.html

 iPS細胞からつくった心筋細胞を重症の心臓病患者に移植したと主張したものの、そのほとんどが虚偽であることを認めた森口尚史氏の騒動。今回の大誤報の発信源である読売新聞では、処分問題でピリピリしている。そして、読売の報道を後追いし、各地方紙に配信して誤報を広げた共同通信のダメージは非常に大きかったようだ。

 共同通信の社内状況について社員のひとりはこう話す。

「読売のスクープに慌てた編集局幹部が、医療・科学に疎いニューヨーク特派員に“現地にいる森口を取材しろ!”と怒鳴って取材させたんです。それと同時に国内でも科学部が取材を始めていたはずなのに、なぜ記事を止められなかったのか……。

 そのニューヨーク特派員は東京に呼び戻されて、今“事情聴取”の最中ですが、加盟社の怒りは収まらない。当然、適切なアドバイスをしなかった科学部にも責任は及ぶと見られている」

 その後、共同通信は19日に、編集局長の報酬を減額するなど計5人を懲戒処分とし、そのなかには科学部長も含まれていた。

※週刊ポスト2012年11月2日号

2013とはずがたり:2012/10/25(木) 23:46:42

Meicalスレではなく文部スレ相当かも。

iPS治療だけじゃない! 医療業界にはびこる“研究ロンダリング”の実態
http://news.livedoor.com/article/detail/7076131/
週プレNEWS
2012年10月24日19時30分

iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った世界初の臨床応用をしたと大手メディアに大々的に報じられ、即座に大半が嘘だと判明した森口尚史(ひさし)氏(48歳)。

当初、森口氏が6例行なったという手術のうち5例は虚偽。1例は実際に行なったと主張しているものの、10月18日時点で手術記録の詳細は明かしていない。

また、森口氏のハーバード大学客員講師という肩書についても、同大学側が「1999年11月末から1ヵ月余り在籍していたが、その後、関わりがない」と否定している。

医療ジャーナリストで写真家の伊藤隼也(しゅんや)氏がこの騒動について語る。

「森口氏に問題があるのは言うまでもありませんが、メディアの報道姿勢もおかしい。そもそも騒動の発端は、彼の荒唐無稽な話を読売新聞が1面で大きく報道したこと。読売だけでなく、大手各紙が過去に彼の話だけを鵜呑みにして記事を書いてきた。今回もきちんと検証報道をしていれば、すぐに嘘だとわかるケース。そこをまず反省すべきだと思います」

確かに、今回のように、iPS細胞開発者でノーベル医学生理学賞に決まった山中伸弥・京都大学教授(50歳)より、一歩も二歩も先をいく臨床応用をしていた……なんて話は、森口氏が所属して(いると主張して)いたハーバード大学に問い合わせれば、すぐに嘘だとわかったことだ。

とはいえ、こんなとんでもない人が東京大学医学部附属病院で特任研究員を務められていることも、にわかには信じられない話ではある。

「特任研究員というのはいわばパートタイマーのようなもので、組織や研究チームの責任者にとって都合のいい人物が任命されるケースもある。その結果として、彼のようにムチャクチャな人が医療研究の現場にはいくらでもいるんです」(伊藤氏)

実は、今回ほどの騒動になることはめったにないが、医療研究の世界では森口氏のケースと似たような不正が頻発している。

例えば今年だけでも、東京大学分子細胞生物学研究所の教授らが過去にアメリカの科学誌に載せた論文の研究データを捏造していたことが発覚したほか、京都府立医科大学、獨協医科大学、名古屋市立大学などで論文データの改竄(かいざん)や捏造が明らかになっている。

なぜ、こうした“研究ロンダリング”が続くのか?

「大雑把に言うと、研究費を取得したいから。リスクを冒してまでデータの改竄や論文の捏造をするのは、実体以上に自分や組織の成果を大きく見せるため。そうすれば、しかるべきところからお金が落ちてきますから」(伊藤氏)

実際、森口氏のケースも、内閣府や文部科学省は彼が関係してきた研究に計数億円にも上る助成金を出している。

一方、森口氏が関与する研究プロジェクトについて、東大病院側が内閣府に提出した報告書のうち森口氏の担当した部分を、プロジェクトの代表者すらチェックしていなかったことが判明している。これでは不正は防ぎようがない。

医療ジャーナリストで医学博士の森田豊氏はこう指摘する。

「共同研究者と認めていて、組織のボスがその研究の中身を知らなかったというのはおかしい。仮に共同研究者および所属している研究チームが論文や学会発表を増やすためだけに名前を貸していただけだとすれば、無責任な話です。結局、研究の現場でも、その研究が正しいかどうか、間違った方向にいっていないか、信頼性に富んでいるかどうか、チェックする機能が働いていないということ。今の日本の研究現場システムを変えないかぎり、同じことが繰り返される可能性はあります」

嘘がばれ、つるし上げをくらう森口氏を、人ごとと笑えない研究者が日本中にたくさんいるということか。

(取材・文/コバタカヒト)

2019名無しさん:2012/10/30(火) 10:07:07

iPS誤報:日テレも報道局長らを処分
毎日新聞 2012年10月29日 19時01分(最終更新 10月29日 19時07分)
http://mainichi.jp/select/news/20121030k0000m040015000c.html

 日本テレビは、森口尚史(ひさし)氏が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を臨床応用したとの誤報をめぐり、粕谷賢之報道局長ら5人を処分した。いずれも25日付。

 粕谷報道局長と狐野由久外報部長、同部担当副部長は減給とし、編集責任者のニュースセンター長と同主任はけん責とした。報道担当の渡辺弘取締役常務執行役員は社長の厳重注意を受け、役員報酬の返上を申し出た。

 同局は11日の情報番組などで森口氏の主張を報じ、13日のニュースで「裏付け取材が不十分なまま報じた不適切なものだった」と謝罪。15日のニュースで誤報の経緯を検証している。

2022名無しさん:2012/11/07(水) 11:18:17

またも常勤医が辞意、上小阿仁村 着任1カ月足らず

 先月12日に上小阿仁村国保診療所長として着任したばかりの西村勇医師(71)が、「体調が思わしくないので、後任を探してほしい」と村に辞意を伝えていたことが6日分かった。

 村内唯一の医療機関である同診療所はただ1人の常勤医の所長が定着せず、前任を含む3人は連続していずれも1年ほどで辞意を示し、今回は1カ月足らずでの辞意となった。

 中田吉穂村長は秋田魁新報社の取材に「健康面を心配したが、本人が健康に自信があると言っていたし自己管理できていると思っていた。突然で驚いた」と話した。西村医師は取材を拒否し、病名などを明らかにしていない。

(2012/11/07 09:09 更新)
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20121107c

2023名無しさん:2012/11/10(土) 21:06:12

森口氏の論文2本取り消し=卵巣凍結と肝がん細胞初期化―英科学誌
時事通信 11月10日(土)18時9分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121110-00000096-jij-soci

 米国で人工多能性幹細胞(iPS細胞)を心筋細胞に変え患者に移植したと虚偽発表を行った森口尚史氏(48)の別の論文2本について、英科学誌サイエンティフィック・リポーツは9日付で取り消した。
 1本目はヒト肝がん細胞を化合物だけで直接初期化する手法に関する2月21日付の論文で、2本目はヒト卵巣組織の凍結保存技術に関する7月27日付の論文。2本とも森口氏のほか、同氏の恩師である佐藤千史東京医科歯科大教授や、森口氏が懲戒解雇されるまで勤務していた東京大医学部付属病院の上司である三原誠助教らの共著。
 同誌は取り消しの理由について、「著者らが正確さを保証できないとして撤回を望んだ。森口氏の所属先として米マサチューセッツ総合病院とハーバード大医学部が記載されたのは間違いだった。研究は倫理審査委員会の承認を得ていなかった」としている。

2025名無しさん:2012/11/16(金) 16:29:44
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121116/bdy12111607490000-n1.htm
「医療再生」の論文募集
2012.11.16 07:48
 開業医や開業歯科医が加盟する神奈川県保険医協会は、来年6月の創立50周年を記念し、懸賞論文『日本医療再生の具体的提言』を募集。勤務医の過重労働や小児科、産婦人科の医師不足が社会問題となる中、将来の医療に希望を託せる提案を求めている。一般からの応募や共同執筆も可。日本語で2万〜2万5千字。今年12月31日までに応募し、来年6月30日(消印有効)までに論文を提出。入選1本に100万円、佳作1本に20万円の賞金が贈られる。同協会事務局(電)045・313・2111。

2027名無しさん:2012/11/20(火) 04:55:28

「ホラ吹き」森口氏に出演オファー
2012年11月17日 15時53分
高視聴率が狙える?森口氏

 iPS細胞の発見でノーベル賞の受賞が決まった山中伸弥教授の快挙に乗っかって、「iPS細胞を使い世界最初の治療を行った」と吹きまくり、大手メディアをコロッとだました自称ハーバード大研究者の森口尚史氏。これだけ世間を騒がせた大ウソをついて、法的責任はないのかというと…。

「国から研究費を貰い意図的にありもしないことをでっち上げたとしたらなら今後、詐欺罪もしくは偽計業務妨害罪に問われる可能性もある。しかし、争点は本人に騙す意思があったかどうかを立証しなければならない。これまでの彼の行動や言動を見聞きする限りはかなり難しそうだ」(大学関係者)。

 こんな森口氏に、テレビのバラエティー番組スタッフが関心を示しているというから、世の中どうなっているのか。すでに「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)で、岡村隆史が森口氏のソックリさんキャラを喜々として演じ注目されたばかりだ。

「現在、明石家さんまが司会を務める『ホンマでっか!?TV』(フジ系)なんかは、かなり積極的です。森口氏をコメンテーターとして番組に出そうと水面下で動いている。もちろん批判は覚悟の上ですが、番組でなぜウソをついたのかを解き明かされれば、意義はあるし高視聴率も狙えて一石二鳥だ」(放送作家)

 日テレやテレ朝、TBSも興味津々な様子だ。「日テレは『世界一受けたい授業』の講師としてテレ朝は『シルシルミシル』、TBSは『サンデー・ジャポン』などで、出演をオファーしている」と話すのは事情通だ。

 ちなみに、気になる森口氏の反応だが報道番組以外なら出演する気は満々だと言う。視聴者が喜ぶとは思えないが…。

http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/55523/

2029名無しさん:2012/11/21(水) 04:14:46
森口尚史氏の猿芝居

2031名無しさん:2012/11/27(火) 11:36:06
http://mainichi.jp/area/akita/news/20121127ddlk05010003000c.html
(略)

 農業だけではなく、医療現場からも懸念の声が上がっている。南秋田整形外科院長で県医師会常任理事の小玉弘之医師は「TPPに参加したら利益追求型の米国の病院が参入し、地方の病院がつぶされる。国民皆保険のシステムは崩壊し、患者は医療を受ける権利を奪われパニックに陥るだろう」と話す。報酬の高い病院に医師が集中し、地方の医療機関の医師不足が加速する危険も高まるという。小玉医師は「危機的な状況が迫っている」と強く懸念する。

2032名無しさん:2012/11/28(水) 21:16:20
http://www.oita-press.co.jp/localSports/120731038207/2012_135397882308.html
医科学的、冬の野球練習法を伝授
[2012年11月27日 10:02]

後輩に正しい投げ方を指導する筑波大硬式野球部チームドクターの馬見塚さん(右端)=25日、舞鶴高

 野球の医科学的研究成果や応用方法を市民に紹介している公開セミナー「つくば野球研究会」(茨城県)の特別版が25日、舞鶴高であった。同高野球部員が冬場の練習法などについて学んだ。
 同高野球部OB会(梶原孝一会長)が後輩への支援として企画。同部OBで、同セミナーを続ける筑波大硬式野球部チームドクターの馬見塚尚孝さん(医学博士)に協力を依頼。文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けている同高で研究を行った縁もあり、快諾を得た。
 馬見塚さんは同高での研究でデータを得た「皮膚温と末梢(まっしょう)神経伝導速度の関係」について説明。「皮膚の温度が8度下がると、神経の伝導速度は3分の2ほどに低下し、それだけパフォーマンスが落ちる。冬は夏と同じ感覚で動くと危ないことを意識してほしい」と訴え、練習の合間にストレッチなどで体を温める練習法などを指導した。
 この後、29人の部員を投手と野手に分けて実技指導。馬見塚さんは投手陣を対象に、自身が提唱する、投球動作を区切って確認し、正しい投げ方を身に付ける「逆フェーズ法」を伝授。野手は同大野球部の金堀哲也コーチが担当。打撃時の下半身の使い方を中心に、バットに力をうまく伝える方法を指導した。部員は体を冷やさないように心掛けながら、熱心に取り組んでいた。

2034名無しさん:2012/11/30(金) 15:01:36
今年むかっとした有名人
1.野田佳彦
2.石原慎太郎
3.酒井法子
4.鳩山由紀夫
5.小沢一郎
6.安倍晋三
7.橋下徹
8.田中真紀子
9.李明博
10.森口尚史

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20121130/dms1211301139012-n1.htm

2035名無しさん:2012/12/04(火) 12:54:26
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=68942
進む死亡時画像診断活用…茨城

 死因不明の遺体を解剖前にコンピューター断層撮影法(CT)などの技法で分析し、内部の異変を調べる「死亡時画像診断(Ai)※」の活用が進んでいる。

 茨城県警捜査1課によると、2007年の利用は1件だったが、昨年は62件に達した。検視でわからない遺体の内部損傷を明らかにできるため、同課は今後も活用を進める方針だ。

 ◆解剖の限界

 見つかった遺体は、管轄する警察署員が検視を行うが、事件性の有無の判断が難しければ専門職の捜査1課検視係が加わる。それでも判断できない場合は、司法解剖で死因を究明する。

 警察庁の有識者研究会は昨年、「5年以内に司法解剖率20%、将来的には50%」と目標を提言した。県警は07年に6人だった検視係を今年までに21人に増員したが、検視官の臨場率50%には届かない。県内では昨年、遺体4408体のうち司法解剖したのは313体で目標にはほど遠い。司法解剖できる機関が少なく、捜査1課の検視官(警部以上)の立ち会いも必要なためだ。

 ◆Aiの効果

 そこで威力を発揮するのがAiだ。検視官が臨場できない場合でも体表の写真に加え、CTやMRIにより、出血や骨折などの内部損傷がわかり、解剖前に死因を推測できる。外傷のない子供の遺体でも、Aiで内部の出血を確認し、虐待が判明したケースもある。

 同課の飯村光昭検視官は「遺体をチェックできる方法が増えた」と効果を実感している。

 ◆究明は3割

 ただ、医学関係者の中では、「Aiで非外傷性死因がわかるのは3割前後」と言われ、薬物死や心臓死などはわからない場合もある。飯村検視官はAiを「現時点では、あくまでも司法解剖の補助」と前置きしたうえで「死因究明につながる効果は大きい」と期待する。

 県警は昨年、16施設の協力を得てAiを実施。Aiを死因の判断材料の一つとして活用する方針で、飯村検視官は「死因をある程度絞り込めるだけでも効果は大きい」と話している。

 ◆医師「効率上がる」

 Aiは解剖医にとっても大きな武器となっている。Aiを導入している筑波メディカルセンター病院(つくば市天久保)で、司法解剖も行っている早川秀幸医師は「Aiで解剖の効率が上がる」と語る。

 早川医師は解剖を請け負う「筑波剖検センター」でセンター長を務め、昨年5月から司法解剖も行っている。昨年は28体、今年は10月末までに71体を解剖しているが、事件性のない遺体を解剖する行政解剖と兼務のため、負担は大きい。

 解剖は3時間以上かかることもあるが、死後CTの撮影は数分。早川医師は「解剖の代わりにはならないが、解剖の効率を上げられる」と語る。

 ただ、同病院では死後CTの専用機はなく、撮影できているのは「まだ1割程度」という。すでに20以上の都道府県で遺体専用のCT機が設置されているといい、放射線科の塩谷清司医師は「専用機があれば、もっと多く撮影できるはず」と話している。

 <メモ>死亡時画像診断(Ai) 検視と画像診断を組み合わせた英語「オートプシー・イメージング」の略。CTやMRIで断層撮影し、外見からはわからない遺体内部の損傷を透視する。医師で作家の海堂尊さんの小説「チーム・バチスタの栄光」で紹介され、一般にも知られ始めた。

(2012年12月3日 読売新聞)

2036荷主研究者:2012/12/09(日) 11:29:06

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/329211
2012年10月16日 00:25 西日本新聞
コニカミノルタヘルスケア、福岡市に新拠点 東京や大阪の業務を集約

 コニカミノルタの100%子会社で、医療機器企画・販売のコニカミノルタヘルスケア(東京)は15日、全国3カ所で担ってきた消耗品の受注や発送、顧客対応などの業務を集約した「新業務センター」を福岡市博多区博多駅東に新設した。業務の効率化とサービス向上が狙い。

野崎憲治社長

 同社はこれまで、同業務を東京都文京区▽大阪市西区▽福岡市博多区−の3カ所で実施してきたが、顧客情報の一元管理と販売力強化に向けて集約を検討。地震などの自然災害が比較的少なく、東京や大阪に比べて競合社が少なく優秀な人材を確保しやすいとの理由で福岡市に決めた。

 集約に伴い、これまで十数人体制だった福岡市の「九州CS(カスタマーサポート)センター」を移転し、新たに嘱託社員など約50人を採用。東京、大阪のセンターを閉鎖したことで賃料などで年間数百万円の経費削減につながるという。野崎憲治社長は「今後も積極的な採用を続け、九州に貢献したい」としている。

 同社は、エックス線や超音波を用いた医療用画像診断機器が主力商品。2012年3月期の売上高は約500億円。

=2012/10/16付 西日本新聞朝刊=

2037名無しさん:2012/12/12(水) 22:11:26
スキーが大人気だった昭和時代には整形外科がひそかな人気だった

スキー場で整形外科医はスキーを楽しみながら、怪我人が出たときにだけ
スキー場の診療所に戻った。

2038名無しさん:2012/12/17(月) 21:00:29
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/38786.html
医系議員でも民自に明暗- 維新は医師ら当選続出で“第2党”に

 16日に投開票が行われた衆院選では、医系議員でも自民党と民主党の明暗が分かれた。自民党で医師の鴨下一郎氏(元厚生労働副大臣)が7選を果たしたほか、新人でも医系議員の当選が相次いだ。一方、民主党では、医師で元厚労大臣政務官の岡本充功氏ら医系議員が軒並み落選した。

当確と報じられた候補者の名前の上にバラを付ける自民党の石破幹事長(16日、党本部)

 比例代表で第2党の議席を獲得した日本維新の会では、小選挙区選と比例選で医師などの当選が続出し、衆院での医系議員の数も、自民党に次ぐ“第2党”の座を占めた。また、みんなの党も、小選挙区に擁立した新人の医師が比例で復活当選を果たした。日本未来の党も、党副代表で医師の阿部知子氏が比例で議席を獲得した。

 報道各社が早々と自民党の優勢を伝える中、同党の開票センターでは石破茂幹事長が午後8時半すぎから、当選確実が報じられた鴨下氏ら候補者の名前の上にバラの花を飾った。その後も次々と「当確」を打ち、マスコミの要求に応えて写真撮影でポーズを取る余裕も見せた。

 数多くの医系議員が落選した民主党では、大勢が判明した16日深夜、党代表の野田佳彦首相が記者会見し、「政権与党の中で、一生懸命に働いてくれた同志、将来が嘱望されている有意な人材を数多く失ってしまった。痛恨の極み」と述べ、大敗の責任を取って党代表を辞任することを表明した。【編集部取材班】

 当選した主な医系議員は次の通り(敬称略)。

【自民党】
鴨下 一郎 前 医師
冨岡  勉 元 医師
三ツ林裕巳 新 医師
小松  裕 新 医師
今枝宗一郎 新 医師
勝沼 栄明 新 医師
新谷 正義 新 医師
赤枝 恒雄 新 医師
阿部 俊子 前 看護師
松本  純 前 薬剤師
渡嘉敷奈緒美 元 薬剤師

【日本維新の会】
宮沢 隆仁 新 医師
伊東 信久 新 医師
河野 正美 新 医師
今村 洋史 新 医師
西根 由佳 新 薬剤師

【みんなの党】
柏倉 祐司 新 医師
中島 克仁 新 医師

【日本未来の党】
阿部 知子 前 医師

【訂正】
【自民党】から「大隈 和英 新 医師」を削除しました。

2039名無しさん:2012/12/18(火) 21:23:15
http://www.47news.jp/feature/medical/2012/12/post-802.html
2012.12.18
女性医師8人に1人フリー
産科医療の現場に課題

 全国の分娩取り扱い病院で働く女性産婦人科医の8人に1人は、特定の常勤先がない「フリー」の医師であることが、日本産婦人科医会 の実態調査で分かった。
 フリー医師は勤務の日数や時間が少ないパートの身分。自らの妊娠や出産、育児を機に分娩業務を離れ、そのまま常勤先を持たなくなった人が多いとみられる。一方で産科医療の現場は、医師不足や分娩施設の減少など国民生活の不安に直結する問題を抱えている。同医会は「勤務医全体の就労環境改善のためにも、常勤先を持たない女性医師の再就職支援や再教育システムの促進が急務だ」としている。
 調査は、産婦人科勤務医の待遇改善などを目的に2007年から毎年実施。全国の分娩取り扱い病院1112施設にアンケートを郵送し、793施設から回答を得た。
 それによると、回答施設の常勤医師の総数は4751人。1施設当たり6・0人で、07年の4・5人から徐々に増えてきた。ただ、08年から集計している男女別データを分析すると、男性が横ばいなのに対し、女性は08年の1・5人から2・3人へと1・5倍に増加。現場での女性の存在が年々大きくなっていることが分かった。
 こうした状況の中、今回初めて設けた質問で、常勤以外にフリーの女性医師が数多くいることが判明。女性医師全体の12・7%、8人に1人を占め、特に東京、神奈川、千葉、愛知、大阪の大都市圏に集中していた。
 調査を担当した中井章人日本医大教授は「産婦人科は女性にとって最もきつい診療科。やむを得ない事情で離職した人が大半だろう。常勤に呼び戻すには、当直の軽減や時短勤務などの環境改善を進める必要がある」と話している。

2040名無しさん:2012/12/19(水) 01:54:04
http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/news/kyushu/post_934.shtml
「無医」状態が解消 八女市の辺春診療所 3日から診察開始
[更新日時]2012年12月07日

 地域に医師がいない状態が3年近く続いていた八女市立花町の辺春地区に1日、久留米市の社会医療法人「天神会」(古賀伸彦理事長)が辺春診療所を開設した。3日に診察を始める。


 診療所は、2011年3月に閉校した旧上辺春小学校の校舎の一部を改修した。秋吉循環器科内科医院(久留米市田主丸町)の元院長、秋吉俊則さん(72)が院長を務め、看護師と事務員が各1人常駐。診察や往診のほか、健康教室なども実施する。

 辺春地区は人口約2400人。10年3月に地域医療を担っていた個人の診療所が閉鎖したため、住民が署名集めなどを通じて新たな診療所の誘致を市に求めていた。

 1日の内覧会に参加した辺春地区の中村一範・区長会長(63)は「とにかくほっとしている。昔の小学校のように、診療所が地域の核として発展することを期待したい」と話した。

【写真説明】テープカットで完成を祝った辺春診療所

=2012/12/07付 西日本新聞朝刊=

2041名無しさん:2012/12/19(水) 17:45:45
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20121212rky00m040006000c.html
医師不足問題:県立と医師会病院統合も/沖縄
2012年12月12日

 【北部】「北部医療の発展を考えるシンポジウム」(名護市各種団体女性代表ネットワーク協議会主催)が2日、名護市の北部会館で開かれ、医療関係者が北部の医師不足解決に向けて議論した。県北部福祉保健所の宮里達也所長は「行政ではなく、一専門家としての意見」と断った上で、中長期的な解決策として県立北部病院と北部地区医師会病院の統合を提案した。同医師会の石川清和副会長も同調した。

 宮里所長は、県内の医師不足の解決策は「人材育成しかない」と強調。そのために琉球大学の機能強化や、医師が働きやすい環境の整備などが必要と説いた。

 北部における具体的な解決策として、病院統合のほか、琉大から産科医を派遣する制度をつくることを提案。「医療の課題は住民が一致した考えで行動しないと成功しない」と市民の意識向上を呼び掛けた。

 県立北部病院の病床は約300、医師会病院は約200ある。統合によって必要な医師数が少なくて済み、さまざまな病気を抱えた患者を1カ所で対応できるようになるという。研修医にとっても多くの医師から学ぶことができ、研修医同士の切磋琢磨(せっさたくま)も期待される。

 また、同じく登壇した名護療育園の泉川良範施設長は、北部で医師を育てる方法として(1)医学部進学希望者への奨励金支給(2)北部出身医師の組織を設立(3)北部出身医師に地元に帰るよう呼び掛けるキャンペーン−などを提案した。

(琉球新報)

2042名無しさん:2012/12/20(木) 01:03:10
http://www.med.or.jp/nichinews/n241220l.html
第1231号(平成24年12月20日)
医師の偏在

 医師の地域偏在,診療科偏在が問題になっている.その背景には複合的な要因があることが指摘されているが,医師の地域偏在については,平成十六年にスタートした新医師臨床研修制度が大きな要因となっている.研修医は大学を離れ,自らの自由意思により都市部の臨床研修病院に集中した.その結果,地域における医師配置のバランスが大きく崩れ,地方における医師不足が加速した.

 診療科偏在については,訴訟問題,診療科特有の労働環境の差異などが影響していると考えられている.

 日頃,クリニカルクラークシップとして医学部の六年生,また,研修協力病院として前期研修医を受け入れているが,これら若い世代の生の声を聞くと,ネットを中心とした溢れる情報の中で,医療を取り巻くさまざまな問題に不安を感じ,可能な限りリスクを回避し,現実的な行動を取ろうとしていることがよく分かる.

 医学部の定員増などにより,確実に医師の数は増加しているが,一方で医師の勤務形態,勤務先の多様化が進み,また,医療の高度化・複雑化,患者意識の多様化などにより,患者一人に対する医師の業務量は確実に増えているため,必ずしも常勤医として第一線で活躍している勤務医の負担軽減にはつながっていない.

 医師不足の現実は,必ずしも特定の診療科,地方に限ったことではない.医局の医師派遣機能が弱体化し,医師紹介業者を利用してリクルート活動をする医師が増えているが,医療機関側の費用負担は大きい.
(榮)

2043名無しさん:2012/12/21(金) 04:08:25
http://www.topnews.jp/2012/12/19/news/f1/others/fia/79205.html
元F1専属医、統括団体FIAに激怒
2012年12月19日(水)

長らくF1の専属医を務めてきたゲイリー・ハートスタイン医師が、F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)に怒りを燃やしている。

ジャン・トッド会長率いるFIAが、ハートスタイン医師との2013年以降の契約を更新しなかったことは、ハートスタイン医師が11月にツイッターで明かした。その際ハートスタイン医師は、「今回の決定に至った理由はわからないが、私には知らされないのだ」と話していた。

しかし、今週になってハートスタイン医師のトーンが変化している。8,000人のフォロワーがいるツイッターで、「(専門医を解雇されて)当然、ものすごく腹が立っている」とつぶやいたのだ。

「FIAからの回答を求める運動を起こすかもしれない。あるいは、あの仕事を取り戻すか、FIAの医療現場の現実を世間に知らしめる」

「これだけはわかってくれ。私には苦々しい思いも、悲しい思いもない。ただ怒りに燃えている。最悪だ」

「いつどのようにしてかはわからないが、暗雲が近づいてくるときが来る。嵐になるぞ!」

2044名無しさん:2012/12/22(土) 19:02:02
http://www.asahi.com/area/shizuoka/articles/TKY201212100401.html
小学生、研修医から応急手当て学ぶ 静岡
研修医から心肺蘇生の方法を学ぶ小学生=静岡市立城北小学校


 急に倒れたりした人への応急手当てを学ぶ講習会が10日、静岡市葵区の市立城北小学校であり、5〜6年生の約210人の子どもたちが、県立総合病院の研修医9人から学んだ。

 講習会ではまず、研修医が人工呼吸の方法や、自動体外式除細動器(AED)の操作方法を説明。その後、子どもたちが九つのグループに分かれ、人形を相手に人工呼吸をしたり、AEDを使ったりしていた。

 6年の藤波未来さん(11)は「突然倒れた人がいたら、周りの人と協力して命を救いたい」と話した。

2045とはずがたり:2012/12/23(日) 13:12:42
三ヶ日蜜柑をよろぴく♪
下の記事と比較して一ヶ月で成果でたのかね?

2012年12月22日7時30分
骨粗鬆症予防にミカン 黄色い色素が骨を増やす
http://www.asahi.com/science/update/1222/TKY201212220006.html

 【冨岡史穂】ミカンをよく食べると骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を予防できるらしいことが、果樹研究所の杉浦実主任研究員らの研究でわかった。ミカンを黄色くする色素であるβクリプトキサンチンが、骨を増やしたり、減少を抑えたりしていると考えられる。20日付米科学誌プロスワンで発表した。

 女性が閉経してホルモンのバランスが変わると、骨粗鬆症にかかりやすくなる。一方、杉浦さんらが温州ミカンの産地の一つ、浜松市の三ケ日町地域で行ってきた研究で、ミカンを多く食べる女性は患者が少ない傾向もわかっていた。

 そこで、この地域の閉経後の女性212人で、βクリプトキサンチンの血中濃度と骨粗鬆症の関連を調べたところ、ミカンを毎日4個食べることに相当する血中濃度の人は、ミカンを食べない日がある人よりも、骨粗鬆症にかかるリスクが92%低いことがわかった。

 果物などに含まれる色素の骨粗鬆症予防効果が明らかになったのは世界で初めてという。

2012年11月20日
ミカンを食べて健康で長生き 毎日3〜5個で効果
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/1342

 果樹研究所(本部・茨城県つくば市)の杉浦実主任研究員らは03年から、三ケ日ミカンで知られる静岡県の旧三ケ日町(浜松市)の住人約千人を対象に、βクリプトキサンチンの血中濃度と健康状態の関連を調べる疫学調査を行っている。

 調査からは、ミカンを毎日3〜5個食べている人は、肝機能障害や動脈硬化、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)といった病気の割合が少ないことが分かってきた。浜松市に合併する前の国勢調査では、三ケ日町に住む女性の平均寿命は静岡県の平均より1年余り長かった。

 ただ、今までの杉浦さんらの研究では「ミカンを食べることで病気が予防できる」とまでは言い切れない。

2048名無しさん:2012/12/28(金) 21:13:31
http://www.news-postseven.com/archives/20121227_161092.html
眼科医 女子大生合コン前に視力聞き処方箋なしカラコン配る
2012.12.27 16:00

「カラコン」「黒コン」──。瞳を大きく強調するカラーコンタクトは、付けまつげと共に、いまや“デカ目”メイクに欠かせない必須アイテム。量販店などで販売されている使い捨てのタイプから、眼科で処方してもらうタイプまで、種類も値段もさまざまだ。

 そんなカラコンをダシに、合コンで女子大生を釣ろうとする眼科医10+ 件がいたという。都内の私大に通うAさんは、大学の友人に誘われて医師たちが集まる合コンに参加した。

 当初、その合コンにはあまり乗り気で無かったAさんに、幹事をつとめる友人は「コンタクトの度数教えてくれる?」と聞いてきたそうだ。その理由を尋ねると、友人は「まだ秘密だけど、来て損はないから!」という。

「結局参加したんですが、行ってみたら男女4対4の合コンでした。こっちは皆女子大生。向こうは、30代の外科医と、30代の歯科医2人、そして40代の眼科医10+ 件。外科医は自慢話に終始し、歯医者はなにかにつけて『歯を矯正した方がいいよ』と失礼な発言。でも一番驚いたのは、眼科医でした」(Aさん)

 眼科医は突然、参加した女子の名前を「○○ちゃ〜ん」と順番に呼び、一人一人にプレゼントを渡しはじめたそうだ。

「その場で開けてびっくりしました。私の度数に合わせた黒コンだったんです。周りの3人は大はしゃぎで喜んでたんですが、私はドン引きしました。度数を聞いてきたのは、これで釣るためだったんだ……と。しかも、眼科医10+ 件がやっちゃダメなことですよね。目の検査もしていないのに」(同前)

 眼科医がプレゼントしたのは、レンズのふちに黒や焦げ茶のラインが入っているコンタクトで、市販の「カラコン」よりもナチュラルに黒目が大きくなるということで、女性からの人気も高いものだ。とはいえ、目に合わないコンタクトの使用や、誤った用法でおこるトラブルも後を絶たない。

「この1日使い捨てのコンタクトは普通のものより高いんです。だから、もらった友だちは喜んじゃって。その眼科医は、また別のタイプが欲しかったら次の合コンで持って来てあげるよ、とダシにしていました……。職業自慢より最低だなと思いました」

2049名無しさん:2012/12/29(土) 11:29:52
http://www.y-mainichi.co.jp/news/21584/
産婦人科5人体制に 八重山病院
2012年12月29日
内科医も1人着任、風船治療可能に

 県立八重山病院(松本廣嗣院長)にこのほど、内科医の田守唯一医師(39)=東京都出身=と産婦人科医の中上弘茂医師(40)=千葉県出身=が着任した。これで同院の産婦人科医は5人体制となった。内科医も増えたことで急性心筋梗塞治療法の「風船治療およびステント治療」が5年ぶりに行えるようになった。

 「風船治療およびステント治療」は狭くなった血管を広げて血流を良くする治療で、循環器系はこれまで2人体制で担当していたが、担当医師の1人が5年前に他の病院に異動となり、対応できなくなっていた。
 また、市内の民間病院では定期的な治療はできたが、急病患者には対応できず、宮古病院に搬送していた。
 今回、田守医師が着任したことで治療が可能となり、今年11月にはすでに1件の治療が行われた。
 また、産婦人科は5人体制となったが、来年度には2人の退職が決まっており、松本院長は「5人体制を維持できるよう、新たな医師確保に向けて準備を進めている」と述べた。

 田守医師は琉球大学医学部卒、国立国際医療研究センターなどで勤務。「これまで島外で行ってきた治療を島内でできるようにすることで、患者の負担を軽減したい。そのためにも微力ながら頑張っていきたい」と話した。
 中上医師は東邦大学医学部卒、上尾中央総合病院などで勤務。「大学では婦人科を専門にやっていたので、わざわざ沖縄本島までいかなくても、八重山病院で婦人科も利用してほしい」と述べた。

2050名無しさん:2012/12/30(日) 10:13:50
2012. 12. 27

第4回 医学部新設、是か非か 〜最終集計結果〜
圧倒的多数が「医学部新設は必要なし」
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/debate/201212/528423.html


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