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Tohazugatali Medical Review
1971
:
名無しさん
:2012/10/17(水) 15:06:12
>森口氏はここ三年間に英文だけで約三十編の論文著者となっており「量産のため、手早くネットから調達したようだ」と研究者の間でささやかれている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012101702000098.html
森口氏 巧妙に業績作り 身内雑誌に論文、写真はネット転用?
2012年10月17日 朝刊
森口氏が論文に用いた卵子の写真(上)。下の写真が米国医療機関のホームページの写真
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/images/PK2012101702100056_size0.jpg
iPS細胞をテーマに虚偽の研究をした森口尚史氏(48)は、「ハーバード大客員講師」などの肩書を作り出すだけでなく、専門家の評価を避けながら、巧みな手段で業績作りに励んだ。自分が編集長の英文学術誌に論文を掲載していた。一方で、論文に添える写真はネット上から得た疑いもある。
学術誌は「アカデミック・コラボレーションズ・フォー・シック・チルドレン」。森口氏の雇い主でもある東京大医学部付属病院の三原誠助教が中心となって二〇〇九年に創刊し、一〇年から森口氏が編集責任者になった。森口氏は同年、二種類の化学物質を用いてiPS細胞を作ったという、本当なら重大な成果となる論文を、この雑誌に掲載した。
一流の学術誌は同じ分野の専門家による査読がある。だが三原助教は創刊にあたって「科学的知見からの十分な検討がなされていなくとも、アイデアの新しい研究成果を公表する」と編集方針を記している。
福田恵一・慶応大教授(循環器内科)は「重要な発見だったら高水準の学術誌に投稿するべきだ」。また医学論文に詳しい専門家は「査読が甘くニュース誌のようなもの。この雑誌で発表しても研究者の業績とは普通はみなされない」と話している。
また今年七月、英国の一流科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した論文で、卵子の写真が、米国の医療機関のホームページに掲載されている写真と酷似していることも分かった。この写真は画像検索で簡単に見つかる。森口氏はここ三年間に英文だけで約三十編の論文著者となっており「量産のため、手早くネットから調達したようだ」と研究者の間でささやかれている。
一流誌の投稿欄などに短い報告を頻繁に出してハクを付け、長い論文は自分が編集する雑誌に載せる。学会では目立たないポスター発表。そしてマスコミに報道させて虚像をつくり出すという戦略が垣間見える。
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