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スーフィズムに関するHP

1045チバQ:2015/08/26(水) 22:05:31
http://mainichi.jp/select/news/20150827k0000m030101000c.html
ガザ:遠い復興、住民困窮 イスラエル・ハマス停戦1年
毎日新聞 2015年08月26日 21時47分

 パレスチナ自治区ガザ地区を舞台に、昨年7月から約50日間死闘を繰り広げたイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの停戦から、26日で1年を迎えた。死者2200人以上という過去最悪の犠牲を出したガザでは、イスラエルの封鎖政策や国際社会の支援不足で復興は遅々として進まず、同地を実効支配するハマスの新税が住民の困窮に拍車をかけている。1年前とほとんど変わらない荒廃した風景は、遠く険しい和平への道のりと重なる。【シュジャイヤ(パレスチナ自治区ガザ地区)で大治朋子】

 激戦地だったガザ北東部シュジャイヤ地区を10日夕に訪れると、若者らががれきの山から鋼鉄を取り出していた。住宅の再建に鋼鉄は欠かせないが、イスラエルは「テロに使われる」としてガザへの搬入を規制している。ムハンマド・アブシャラドさん(27)は「一日中作業して30シェケル(約900円)の収入。これで一家5人を養っている」と言う。アファフ・アブアジュワさん(43)一家の9人は自費で建てた仮設住宅で暮らす。月収3万円は食費に消える。「政府も国際社会も、誰も助けてくれない」と怒りをぶちまけた。

 戦闘で全半壊した住宅は計約1万6000戸。うち700戸弱の再建が最近始まったばかりだ。イスラエルの封鎖政策はハマスがガザを武力制圧した2007年に始まったが、復興の遅れには国際社会の無関心さも関係している。世界銀行によると、昨年10月にエジプトで開かれた復興会議では約35億ドル(約4200億円)の支援が約束されたが、今年4月までに実行されたのは3割にも満たない。

 疲弊した市民生活に追い打ちをかけたのは、ハマスが今年春に導入した「団結税」だ。バナナや肉など「ぜいたく品」約400種が対象で、収入は「ハマス政府」職員の給与に回される。ガザに搬入される物品にはヨルダン川西岸を支配するパレスチナ自治政府が課税しているため、ガザ市民にとっては事実上の「二重課税」に。「果物や肉の価格は2倍前後にはねあがった」(商店主)という。

 本格的な復興に平和は欠かせない。しかし、パレスチナの穏健派勢力が主導する自治政府でさえ、右派が支配するイスラエルのネタニヤフ政権を相手に、和平交渉の糸口さえ見いだせずにいるのが実情だ。

1046チバQ:2015/08/27(木) 20:25:35
http://mainichi.jp/select/news/20150827k0000e030183000c.html
レバノン:ゴミ処分問題、抗議デモに発展 政治混乱加速
毎日新聞 2015年08月27日 11時00分(最終更新 08月27日 11時01分)
 【カイロ秋山信一】レバノンでゴミ処分問題を契機とした政府への抗議デモが活発化している。同国は18以上の宗教・宗派が混在する「モザイク国家」で、公職を宗派ごとに配分するなど融和を重んじる政治が伝統だが、隣国シリアの内戦の影響で宗派対立が激化し、政界でも大統領の選任など重要課題で意思統一できない状況に陥っている。デモ隊は「決められない政治」を非難。批判を受けるサラーム首相も「政党の妨害」が原因だと指摘して辞任を示唆するなど、政治混乱が加速している。

 抗議デモは今月19日、首都ベイルート中心部で始まった。7月に国内最大規模のゴミ埋め立て地が使用期限を迎えて閉鎖されたが、政府は1カ月以上も新たな埋め立て地を確保できず、路上のゴミが放置される状況が続いた。デモを主導する市民団体は、ゴミの悪臭と政治腐敗にちなんで「臭うぞ」と題したキャンペーンを展開。22日夜には数千人規模に拡大した。

 デモ隊は首相の辞任を要求し、一部は暴徒化して警官隊と衝突。警官隊は放水や催涙ガスでデモ鎮圧を図り、100人以上が負傷した。大規模なデモは23日夜にも発生し、74人が負傷した。デモ隊側は、首相に反発する政治勢力がデモ隊に紛れて意図的に暴徒化した可能性を指摘し、暴力を非難。負傷者の増加を受けて24日のデモを中止したが、今後もデモを継続する構えだ。

 一方、サラーム首相は23日にテレビ演説し「過去数年の政府の失敗に対して、正当な基本的人権を求めているものだ」とデモ隊の行動に理解を示した。その上で「責任は全ての政党にある。私は過去に多くの妨害を受けてきたが、国民のために耐えてきた」として、ゴミ問題を含めた政府の機能不全の原因は政党にあると主張。27日に予定する閣議までに各政党の協力姿勢が見えなければ、辞任することも示唆した。

 ただ、シリア内戦を巡り、アサド政権側を支援するイスラム教シーア派勢力と、反体制派を支援するスンニ派勢力の対立は深刻で、国内問題にまで悪影響を及ぼしている。両派の対立が原因で、国民議会議員が選挙で決める大統領(国家元首)は1年以上も不在が続く。13年4月に首相に指名されたサラーム氏も組閣まで10カ月を要するなど、両派の利害調整に苦慮してきた。

 サラーム氏が辞任すれば、大統領と首相が不在という異常事態に陥り、政治空白を招いて治安や経済が悪化することも懸念される。

1047とはずがたり:2015/08/29(土) 11:58:21
英国籍ハッカー殺害を確認=「イスラム国」扇動工作担当―米軍
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/165/a390ef975f47311081ab0815a227afb2.html
(時事通信) 05:48

 【ワシントン時事】過激派組織「イスラム国」の掃討作戦を主導する米中央軍の報道官は28日、同組織のハッカーでインターネットを使って扇動工作を行っていた英国籍のジュネイド・フセイン容疑者について、米軍が24日にシリア北部ラッカで空爆を行い、殺害したことを確認した。記者団に語った。

 報道官によると、同容疑者は「ローンウルフ(一匹おおかみ)」と呼ばれる個人によるテロを実行するよう西側各国の支持者に訴えていた。今年5月に米国で起きたイスラム教の預言者ムハンマド風刺画展示会の襲撃事件の容疑者も、フセイン容疑者に言及していた。同容疑者はまた、約1300人の米軍・米政府関係者の個人情報を公開し、襲撃を呼び掛けていた。

1048チバQ:2015/08/29(土) 23:24:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150829-00000035-jij_afp-int
シリア、内戦で人口の約20%が国外脱出
AFP=時事 8月29日(土)18時28分配信
ギリシャ・ミティリニ郊外にある難民キャンプで、テントの外に座り込むシリア難民の一家(2015年8月25日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】4年半にわたる内戦が続いているシリアで、全人口の約半数が家を離れ、国外に脱出した人は内戦前の人口の20%近くに迫っている。


 内戦勃発時の人口が約2300万人だった同国では、少なくとも760万人が国内で避難し、400万人以上が難民化したという。

 国連(UN)の人道援助部門の責任者によると、シリア国内での援助活動は、とりわけ入域が困難な地域、および政府軍や反体制派双方が占領する地域で、引き続き兵士たちによって阻止されているという。一般市民約460万人がこのような地域で暮らしており、さらに42万2000人が包囲された状態の中での生活を強いられている。

 一方、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は今年7月、難民は過去10か月で100万人も増加したとし、年末までに427万人に達するとの予測を発表した。

 難民の大半は近隣諸国に脱出したが、就業機会の不足や不十分な人道援助により、多くの人々が欧州への移住を模索している。

 在英の非政府組織(NGO)シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)は、シリア内戦でこれまでに24万人以上が死亡したとしている。【翻訳編集】 AFPBB News

1049チバQ:2015/08/31(月) 21:01:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150831-00000009-jij-m_est
「イスラム国」がベル神殿破壊=世界遺産パルミラ遺跡の象徴―シリア
時事通信 8月31日(月)5時40分配信

 【カイロ時事】在英のシリア人権監視団の30日の声明によると、過激派組織「イスラム国」は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されたシリア中部パルミラ遺跡の象徴的な存在であるベル神殿の一部を破壊した。
 
 ベル神殿は、1〜2世紀ごろに建設された古代ローマ時代の遺構。破壊された日時や、どの程度損壊したかは明らかでない。イスラム教が広がる以前の多神教の神々を祭る神殿だったことから、標的となった可能性がある。
 同組織は23日、パルミラで約2000年前に建てられたバールシャミン神殿を破壊。パルミラ以外のシリアやイラクの支配地域でも、「イスラム教が禁じる多神教や偶像の崇拝につながる」と決め付け、世界遺産を含む文化財や歴史的建造物の破壊を繰り返している。
 こうした行為に対し、国際社会は「戦争犯罪であり、人類にとって大きな損失だ」(ユネスコのボコバ事務局長)と非難の声を強めてきた。
 ただ、「イスラム国」にとっては、国際的な反発が強まるほど各国の反社会的な過激分子に対して存在感をアピールできるという側面が強い。非難が繰り返される中で、行動をエスカレートさせているのが現状だ。

1050チバQ:2015/08/31(月) 21:23:03
http://www.afpbb.com/articles/-/3058948
IS、シリア反体制派と市街戦 首都中心部にかつてなく接近
2015年08月31日 21:03 発信地:ベイルート/レバノン
【8月31日 AFP】ドイツ・ボン(Bonn)で31日に開幕した国連気候変動枠組み条約(UN Framework Convention on Climate Change、UNFCCC)の作業部会で、年末に仏パリ(Paris)で開催される第21回締約国会議(COP21)の予算が不足しているとして、同条約の事務局長が懸念を表明した。

 国連気候変動枠組み条約のクリスティアーナ・フィゲレス(Christiana Figueres)事務局長は、10月に予定されている次回の作業部会および11月30日から12月11日まで開催されるCOP21パリ会議の予算が不足していると述べた。

 また同局長は「われわれは現在、既に日程が決まっている会議の開催費用で120万ユーロ(約1億6000万円)の赤字を抱えてしまっていることを、残念ながらお知らせしなければならない」と述べ、「それなりの立場にある参加国は相応の貢献をする」よう求めた。

 二酸化炭素の削減を定めた国際条約の締結を目指すCOP21パリ会議に先立ち、合意可能な枠組みの草案を作成するため、ボンで8月31日〜9月5日および10月19日〜23日の2度にわたって会合が開かれることになっている。(c)AFP

1051チバQ:2015/08/31(月) 21:23:55
http://www.sankei.com/world/news/150831/wor1508310037-n1.html
2015.8.31 19:30

エジプト 10月17日から議会選 シーシー政権への批判勢力不在 旧政権関係者の復権も

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8月30日、カイロで記者会見し、議会選の日程を発表するエジプトの選管当局者ら(AP)
 【カイロ=大内清】エジプトの選管当局は30日、延期されていた議会(公選議席568)選挙を10月17日から行うと発表した。2013年夏に起きた軍クーデター後の政治プロセスの総決算と位置づけられる。ただ、現時点でシーシー現政権に対する有力な批判勢力は現れておらず、実質的には政権にお墨付きを与えるだけの存在となる可能性がある。11年の政変で失脚したムバラク旧政権関係者らの復権がどこまで進むかも焦点だ。

 議会選は2段階に分かれ、国内27県のうち約半数は10月17日から、残りは11月21日から投票を行う。最終結果は年内に確定する見通しだ。また、シーシー大統領は28人程度の議員を自由に任命する権限を持つ。

 エジプトでは、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団主導のモルシー政権が倒れた13年のクーデター後、国防相だったシーシー氏が、政権移行に向けて憲法改正や大統領選、議会選を行う「行程表」を提示。改憲は14年1月に、大統領選は14年5月にそれぞれ実施されたが、今年3月に予定されていた議会選については、選挙法に不備があったとして先送りされていた。
 同国にはムバラク政権期、体制に連なる巨大与党が存在したが、11年の政変で解体。その後は、強力な大衆動員力を持つほぼ唯一の政治勢力だった同胞団などのイスラム勢力が議会の多数派を握った。

 しかし今回の選挙には、クーデター後に非合法化され、当局から強い圧迫を受ける同胞団は参加しない。議会で多数派を形成し得る有力政党は見当たらないのがエジプト政界の現状といえる。そんななか、多数の当選が見込まれるのは、シーシー政権やその後ろ盾である軍に近い人物や、それらと利害が一致する旧ムバラク政権の関係者らだ。

 こうした人々は、シーシー政権の強権的な手法を追認する、実質的な与党の役割を果たすようになる可能性が高い。憲法上、議会に強力な権限が与えられていないことも、そうした流れを生む要因となりそうだ。

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 一方、クーデター後のエジプトでは、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」系や同胞団系によるテロが相次いでいる。これらの反政府勢力は「シーシー政権に正統性はない」と主張しており、選挙妨害を目的としたテロなどを展開する恐れもある。

1052チバQ:2015/08/31(月) 21:59:44
http://mainichi.jp/select/news/20150831k0000e030170000c.html
シリア:IS、ベル神殿も破壊か…パルミラで最大規模
毎日新聞 2015年08月31日 11時33分(最終更新 08月31日 15時15分)
 【カイロ秋山信一】シリア内戦の戦況を調査している在英民間組織シリア人権観測所は30日、過激派組織「イスラム国」(IS)が実効支配下に置く中部パルミラで最も有名な古代遺跡ベル神殿の一部を破壊したと明らかにした。観測所は破壊の規模は不明だとしている。

 ベル神殿は1世紀の古代ローマ時代に建造され、パルミラに現存する最大規模の神殿として知られる。パルミラ遺跡を世界文化遺産に登録した国連教育科学文化機関(ユネスコ)からも「1世紀に建設された最も重要な宗教施設の一つ」と高く評価されている。

 ISは今月下旬、ベル神殿と同様に1世紀に建造されたパルミラのバールシャミン神殿を爆破したと報じられ、爆破時のものとされる画像もインターネット上で公開されていた。ISは今年5月、アサド政権が支配していたパルミラに侵攻した。ISはイラクやシリアで多神教や偶像崇拝に関連した遺跡を立て続けに破壊してきた経緯があり、遺跡の破壊や略奪、遺物の密売が懸念されていた。

1053とはずがたり:2015/09/03(木) 11:41:10
サウジにとっては自殺行為だけどサウジとISが融合すればすっきりするね。非民主的で残忍性を除けば親和性は結構高いと思われる。

モスクで自爆、28人死亡=「イスラム国」が犯行声明―イエメン
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/186/42d1f5cace6326a8c230ebfab193107d.html
(時事通信) 07:53

 【カイロ時事】AFP通信によると、イエメンの首都サヌアにあるイスラム教シーア派のモスク(イスラム礼拝所)で2日、自爆攻撃があり、少なくとも28人が死亡した。過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。

 同組織は、イエメンやイラク、サウジアラビアなどでシーア派を標的としたテロを繰り返している。

 イエメンでは、シーア派系武装組織「フーシ派」と、サウジに逃れたハディ大統領支持派による内戦が続く。権力の空白に乗じ、「イスラム国」や別のテロ組織「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」が勢力を拡大している。

1054名無しさん:2015/09/05(土) 16:28:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150905-00050040-yom-int
密航中に遭難死の母子3人、故郷シリアで葬儀
読売新聞 9月5日(土)11時37分配信

 【カイロ=溝田拓士】トルコメディアなどによると、欧州を目指して密航中に遭難し、トルコの海岸で遺体で見つかったシリア難民の幼い兄弟と母親の葬儀が4日、故郷のシリア北部アイン・アラブで営まれた。

 母子はクルド人で、遺体は同町の墓地に埋葬された。救助されて助かった父親のアブドラさんは葬儀で、「ただただ自分を責めている。一生かけて償う」と話したという。アブドラさんは葬儀に先立ち、トルコ・ドアン通信に、「暗い海でボートが沈む時、息子2人(の体)が両手からすり抜けてしまった」と遭難当時の様子を語った。

 亡くなった3人のうち、波打ち際にうつぶせで倒れていた弟アイランちゃん(3)の写真は欧米や中東のメディアで報じられ、難民の悲劇を象徴するものとして大きな反響を呼んだ。

1055とはずがたり:2015/09/06(日) 08:10:41

仏、シリア空爆を検討=難民急増で戦略見直し
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/178/54f41573ff813f5831d0a6e49ae13160.html
(時事通信) 00:17

 【パリ時事】フランス紙ルモンド(電子版)は5日、仏政府が過激組織「イスラム国」に対する空爆の対象範囲を、シリアまで拡大する方向で検討していると報じた。シリアから欧州に大量の難民が殺到している現状を踏まえ、移民問題の抜本的な解決には現地での武力攻撃が欠かせないとの判断に傾いたとみられる。

1056チバQ:2015/09/06(日) 19:06:36
http://www.afpbb.com/articles/-/3059506
IS、シリアでキリスト教徒15人解放 「ズィンミーの契約」結ぶ
2015年09月05日 12:59 発信地:ベイルート/レバノン
【9月5日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」は4日、シリア中部のホムス(Homs)県カルヤタイン(Al-Qaryatain)村で拉致し、拘束していたシリア人キリスト教徒少なくとも15人を解放した。在英の非政府組織(NGO)シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)が公表した。

 同監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表は、「カルヤタインで自宅軟禁されていたキリスト教徒15人が解放され、ファイルーザ(Fayrouzah)に到着した」と語った。

 ISは先月初旬、カルヤタイン村でキリスト教徒を含む少なくとも230人の民間人を拉致していた。アッシリア人権監視団(Assyrian Monitor for Human Rights)もキリスト教徒15人が4日午後にホムス(Homs)市の南東約5キロのファイルーザに到着したことを確認した。

 医療関係者によると、解放された人たちの健康状態は良いという。アブドル・ラフマン氏によると、人質はジズヤ(非イスラム教徒に課される人頭税)を支払った後に解放された。解放された人質には、今年5月にカルヤタインの修道院で拉致されISに拘束されているシリア人カトリックのジャック・ムラド(Jacques Mourad)神父は含まれていない。

 バチカン市国のフィデス(Fides)通信によると、ムラド神父と他のシリア人キリスト教徒は「安定した」状況におり、地元の宗教関係者が解放交渉を行っているという。

 15人の解放に先立ち、ISはカルヤタイン村のキリスト教徒らとの間で「ズィンミーの契約」に署名したと伝えられていた。ズィンミーの契約とはイスラム法治国家に居住する非イスラム教徒にイスラムを信仰しないことを認めるもの。

 IS支持者はインターネットにズィンミーの契約のコピーを公開し、ISの最高指導者のアブバクル・バグダディ(Abu Bakr al-Baghdadi)容疑者が、ISが一方的に樹立した「カリフ制国家」に暮らしているキリスト教徒の安全を保障したことを称賛した。しかし公開されたコピーによると、安全を保障する条件としてズィンミーの契約に一般的なジズヤの支払いとキリスト教徒のシンボルを表示しないことに加え、「ISへの敵対行為に参加しないこと」という項目が付けられていた。

 ISは今年3月にも、同国北東部ハサカ(Hasakeh)県で拉致したアッシリア系キリスト教徒19人を金銭と引き換えに解放している。(c)AFP

1057とはずがたり:2015/09/08(火) 06:48:37
中間層もインフラも壊滅、ガザは5年後に「居住不能」
U.N.:Gaza Could Be Uninhabitable in Five Years
ほとんどのガザ住民は国連の配給がなければ生きていけない
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/09/post-3894.php
2015年9月4日(金)17時00分

1058とはずがたり:2015/09/08(火) 13:15:44

「青い目のヤジディーをくれ」 捕らわれの10代女性が見たISの奴隷市場
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%80%8C%E9%9D%92%E3%81%84%E7%9B%AE%E3%81%AE%E3%83%A4%E3%82%B8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%92%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%80%8D-%E6%8D%95%E3%82%89%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%AE10%E4%BB%A3%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%8C%E8%A6%8B%E3%81%9Fis%E3%81%AE%E5%A5%B4%E9%9A%B7%E5%B8%82%E5%A0%B4/ar-AAdSJ2s#page=2
AFPBB News 5日前

【AFP=時事】誘拐、暴力、人身売買、レイプ。イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」が運営しているイラクの国際市場では、キリスト教徒や少数派ヤジディー教徒の女性たちが性奴隷として売られている──ISから逃れてきた10代の女性が1日、AFPに語った。

 ヤジディー教徒のジナンさん(18)がISの戦闘員たちに捕まり、人質となったのは2014年の初め。3か月後に脱走するまでの苦難をつづった著書「Daesh's Slave(ダーイシュの奴隷)」が今月4日に出版されるにあたり、仏パリ(Paris)を訪れた。「ダーイシュ」とはISのアラビア語での略語だ。ジナンさんはこの著書をフランスのジャーナリスト、ティエリ・オベルレ(Thierry Oberle)氏の協力を得て執筆した。

 ISがイラク北部のヤジディー教徒が暮らす土地を包囲する中で捕らわれの身となったジナンさんは何度か移動させられた末に2人の男に買われた。ジナンさんを買った男の一人は元警官、もう一人はイマームと呼ばれるイスラム教の指導者だった。ジナンさんはAFPに対し、自分や他の拘束されたヤジディー教徒たちが1軒の家に閉じ込められていた様子を語った。「拷問されました。私たちを強制的に改宗させようとしたんです。拒めば殴られ、灼熱(しゃくねつ)の中、野外で鎖につながれ、死んだネズミが入った水を無理やり飲まされました。電気を使って拷問すると脅されたこともありました」

「あの男たちは人間じゃない。彼らの頭の中には死、つまり殺すことしかない。常にドラッグを使っていて、誰に対しても復讐(ふくしゅう)しようとする。いつの日かISが全世界を支配すると言っていました」

 著書の中では、イラク北部の都市モスル(Mosul)での体験も描かれている。「大きな円柱が立ち並ぶ巨大な客間に連れて行かれた……そこには何十人もの女性が集められていた」「大声で笑いながら私たちを見て回る戦闘員たちに尻をつねられた」。一人の男が文句を言っているのが聞こえた。「あいつは胸がでかい。けど、俺が欲しいのは目が青くて肌が白いヤジディーだ。奴らが一番だろう。金は払うぜ」

■美しい女性は「取り置き」

 この「奴隷市」でジナンさんが見かけた人には、イラク人、シリア人、さらに国籍は分からなかったが欧米人もいたという。容姿が美しい女性は高官や湾岸諸国からの裕福な顧客のために「取り置き」された。ジナンさんは売り飛ばされると、他の女性たちと一緒に1軒の家に閉じ込められ、男たちがやって来ては立ち去る日々を過ごした。

 戦闘員たちが女性を買いにやって来るロビーでは商人たちが、奴隷の所有者と「家畜」の様子を調べる首長たちの間を仲介していた。ある業者はこう言った。「このブルネット(こげ茶色の髪)の娘、あんたのベレッタ(Beretta)の拳銃と交換するよ。現金なら150ドル(約1万8000円)。イラク・ディナールでもいいぞ」

 ジナンさんの2人の「所有者」たちは彼女がアラビア語を話せないと思い、ある夜、ジナンさんの前でまったく構うことなく話をしていた。その会話から、奴隷取引がビジネス同然に行われていることが分かった。ジナンさんの「所有者」の片方「アブ・オマル(Abou Omar)」という男が「1人の男が買える女は3人までだ。シリア、トルコ、あとは湾岸のある国から来た男は別だが」と言うと、もう片方の「アブ・アナス(Abou Anas)」という男が「商売にはいいことだ」と答えた。「サウジのバイヤーは、ISの構成員は持っていない輸送費や食費を持っているからな。彼は利益を出せるように割り当て数が多くなっているんだ」「いい取引だ。ISはムジャヒディン(戦闘員)を養うための利益を増やせるし、外国の同胞たちは満足するんだからな」

 盗んだ鍵の束を使い辛うじて脱出して夫の元へ戻り、今はイラクのクルド人自治区にあるヤジディー教徒の難民キャンプで暮らしているジナンさんは「故郷に帰れば私たちはまた虐殺されるでしょう。唯一の解決策は、国際的な保護の下、私たち(ヤジディー教徒)自身の地域を持つことしかありません」とAFPに語った。

【翻訳編集】AFPBB News

1059名無しさん:2015/09/09(水) 23:05:25
http://headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20150902-00002309-ted
ベネデッタ・ベルティ: ISISのような武装集団が勢力を伸ばす驚くべき理由
TED 9月2日(水)9時36分配信

この十年間 私は非国家的武装集団 ― すなわち テロリスト、反乱軍や市民兵といった 武装集団について調査してきました
このような集団の 非戦闘状態における 行いについて記録してします その目的は このような 暴力的集団への理解を深め 戦闘から
非暴力的な対立へと 移行するよう促す方法を 探ることです 私が作業する場所は 現場や政治の世界 そして図書館です
非国家的な武装集団を理解することこそ 進行中の多くの紛争を解決する鍵です 戦争のあり方が変わったからです
かつては国家間の戦いでした もはや そうではありません 現在の戦争は 国家と非国家的主体との衝突です
例を挙げると 216もの平和協定が 1975年から2011年までの間に 結ばれましたが その内 196件が 国家と非国家的主体間の協定です
ですから彼らを理解する必要があります 紛争解決を成功させるには その過程で彼らと関わり合うか 制圧しなければなりませんではどうやって?
このような組織の動機を 知る必要があります 彼らの戦い方や戦う理由は よくわかっていますが 非戦闘時の行動には 誰も注目しません
軍事行動と 非戦闘時の政策は 関連しています すべては表裏一体なのです 彼らの全体像を把握しない限り 制圧はおろか 理解などできません
今日の武装集団は複雑な組織です 暴力によりイスラエルと対峙する レバノンのヒズボラを 例にとってみます
1980年代初頭に組織されて以来 ヒズボラは政党や 社会福祉事業を行うネットワークや 軍事機構を立ち上げています
同様に イスラエルに対する 自爆テロで知られる パレスチナのハマスは 2007年以来 ガザ地区を 支配する組織でもあります
ですから 戦闘以外にも 多くのことに携わり 複数のタスクを並行して進めます 彼らは複数の通信手段を 確保しました
ラジオ局 テレビ放送 ウェブサイト それにソーシャルメディア などの提供です ここでお見せしているのは ISISが発行する雑誌で
人員募集のために 英語で印刷されたものです 武装集団は複合的な 資金調達手段を有しています 略奪するわけではなく 建築会社などの
収益が上がるビジネスを 展開しているのです このような活動が理解のカギとなります こういった活動を通じて
彼らは勢力を増し 資金力を得て さらにメンバーが増え 評判を高めていきます武装集団はこんなこともします
社会福祉事業に投資することで 人々との絆を深めていきます 学校の建設 病院の経営 職業訓練プログラムや 小規模ローンの提供も行っています
ヒズボラはその他のサービスも 提供しています 武装集団は国家よりも高い 評判を人々から得るために
国家が与えてくれないもの ― 安全や警備を提供します 戦争で疲弊したアフガニスタンでの タリバンの勃興 それにISISが勢力を 拡大し始めたことさえも
安全保障を提供しようとした 彼らの努力を鑑みれば 理解し得ることです これらの例では 残念ながら 安全を提供されたことで
住民は極めて大きな犠牲を 払うことになりました しかし 一般的には 社会福祉事業により 政府が放置していた統治の空白が埋まり
集団は基盤を強化し 力を高めていきます 例えば2006年の選挙において パレスチナのハマスが勝利したことは
彼らの社会活動を無視しては 理解できないことです西側諸国にとっては とりわけ 武装集団を理解することは困難です
暴力的な側面しか見ていないからです でも それでは彼らの強さや 戦略や長期的方針を 十分には理解できません

1060名無しさん:2015/09/09(水) 23:05:34
>>1059

これらの集団は複合的な組織です 政策の空白を埋めることで力を強化し 武力的にも政治的にも勢力を強め
武力闘争をする一方で 統治もしていますこのような組織がより複雑化し かつ 洗練されていくと 国家と逆の立場にいるものという
考えが薄れていきます 皆さんはヒズボラのような組織を どう思いますか? 国土の一部を管理し あらゆる職務を運営し ごみを収集し
下水道を管理する これは国家でしょうか? それとも反乱軍? いや もっと異なるもので 新しい何かでしょうか? ISISはどうでしょうか?
線引きは曖昧です 私たちが生きる世界には 国家や非国家や その中間があり 現在の中東のように 国家が弱体化するほど
非国家的主体が介入し 空白を埋めていきます これは政府にとって由々しき問題です 彼らに対抗するには 非軍事的なことに
投資を増やさねばならないからです 統治の空白を埋めることこそ 持続可能なアプローチの 中心になるはずです これは和解し
平和を築くためにも重要です 武装集団を より深く理解できれば 彼らの気持ちを動かし 暴力から非暴力へと誘う
より良い方法を見出すことが 出来るでしょう国家と非国家の間の この新しいタイプの戦いにおいて 軍事力では
多少の勝利は 得られるでしょうが 平和や安定は得られません このような目的を達成するには 彼らの力の源泉となった
安全保障の空白と 統治の空白を埋めるために 長期的な投資をする必要があるのですどうも有難うございました(拍手)

ISIS、ヒズボラにハマス。これらの3つの異なる集団は暴力で知られます。しかし、それは彼らの一側面に過ぎないと、
政策分析家のベネデッタ・ベルティは主張します。彼らは社会福祉事業、学校や病院の経営、さらには安全と警護を提供することによって、
弱体化した政府が放置した空白を埋め、人々の人気を勝ち取ろうとしています。これらの集団による広範囲な活動を理解することで、
暴力を終わらせるための新たな考えがもたらされるでしょう。 ( translated by Tomoyuki Suzuki , reviewed by Kazunori Akashi )

動画撮影日:2015年3月17日(火)

1061とはずがたり:2015/09/10(木) 05:20:04
ヨーロッパは今オスマン帝国を解体して自分らの好き勝手に線引きしちゃったツケを払わされてるのである。
難民受入の人道主義・寛容さはとても偉いと思うけど。

英がシリア初空爆、英国人戦闘員2人殺害 仏も攻撃開始へ
キャメロン英首相、「自衛行為のため」議会承認を経ずにシリアのISISをドローンで空爆
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/09/2-6.php
2015年9月8日(火)11時04分

[ロンドン/パリ 7日 ロイター] - 英国のキャメロン首相は7日、英空軍が8月にシリアで初めて無人機爆撃を行い、過激派組織「イスラム国」に参加する英国人戦闘員2人を殺害したと明らかにした。

英議会はシリアでの軍事攻撃を承認していないが、今回の空爆についてキャメロン首相は「自衛行為」と説明した。

英空軍はここ数カ月にわたり、隣国イラクの「イスラム国」に対し空爆を繰り返しているが、シリアでは無人機による情報収集活動しか行っていなかった。

一方、フランスのオランド大統領も7日の会見で、シリアの「イスラム国」に対する空爆を開始する考えを表明。「シリアからフランスをはじめとする複数の国に対する攻撃が計画されている証拠がある」などと述べた。

1062とはずがたり:2015/09/11(金) 16:45:47
う〜む。。
アサドの権力基盤の少数派は下野したら虐殺必至だし,自由シリアとISとアサドの3分割で安定化出来ないのかね?ISが支配で安定とは云えないのかも知れないけど。

ロシア軍、シリアで戦闘に参加 アサド政権支援=関係筋
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/09/post-3909.php
2015年9月10日(木)12時16分

欧米諸国がISIS掃討の空爆を開始したシリアにロシアは政府軍支援で参戦、内戦は泥沼化するのか──

[モスクワ/ベイルート/ワシントン 9日 ロイター] - ロシア軍が、内戦の続くシリアでアサド政権軍を支援するため、戦闘に加わったことが分かった。事情に詳しいレバノンの関係筋3人が明らかにした。

ロシア軍のシリア内戦への関与拡大は米国が懸念する事態。ただ、レバノンの関係筋によると、戦闘に参加しているロシア軍兵士は、今のところ少人数だという。

複数の米当局者は、ロシアが最近シリアに戦車揚陸艦2隻や輸送機などを派遣し、少数の海軍歩兵部隊も派遣されたと述べた。ロシア側の意図は不明だという。

しかし、米当局者の1人は、シリアのアサド大統領の拠点である港町ラタキア近郊で航空基地を整備しているのではないかとの見方を示した。この基地が出撃拠点となる可能性があり、米当局者もその可能性を否定しなかった。

一方、ケリー米国務長官は、ロシアのラブロフ外相にロシア軍のシリアでの動きに関する報道について懸念を伝達。内戦の悪化につながると強い警戒感を示した。

1063とはずがたり:2015/09/11(金) 16:47:24
道1本を挟んだ宗派抗争
An Alarming Sectarian Divide
Photographs by Stefano de Luigi
http://www.newsweekjapan.jp/picture/149333.php

レバノン北部トリポリのバーブ・タッバーネ地区。スンニ派が居住する同地区のシリア反体制派に対し、レバノン軍が砲撃した(14年10月)

 レバノン北部のトリポリは同国第2の都市であると同時に、宗派対立に翻弄されてきた貧困地域だ。人口約50万人のうち8割がイスラム教スンニ派、1割ほどがシーア派の分派アラウィ派に属している。
「シリア・ストリート」と呼ばれる道を挟み、一方のバーブ・タッバーネ地区にはスンニ派が、もう一方のジャバル・モフセン地区にはアラウィ派が居住する。通りに隣国シリアの名がつけられているのには理由がある。アサド政権(アラウィ派)との関係によって、トリポリは歴史的に分断されてきたからだ。

 最も大きな衝突が起きたのは、75年に始まったレバノン内戦時。シリア軍の支援を受けたアラウィ派がスンニ派民兵組織タウヒードと戦った。86年にはシリア軍がタウヒード兵を虐殺する事件が起き、両派に禍根を残した。

 その後も宗派抗争は断続的に勃発していたが、11年に始まったシリア内戦を機に激化している。アラウィ派は当然アサド政権を支援し、スンニ派は反体制派の味方に。先月にもアラウィ派地区のカフェで自爆テロが起き、シリアの反体制派が犯行声明を出した。トリポリでも「内戦」が起きているのだ。

Photographs by Stefano de Luigi?VII

<本誌2015年3月3日号掲載>

1064チバQ:2015/09/13(日) 10:35:56
http://www.sankei.com/world/news/150912/wor1509120034-n1.html
2015.9.12 22:15

エジプト内閣総辞職 汚職か、石油相に組閣指示





 エジプトのマハラブ首相は12日、内閣を総辞職した。シシ大統領はこれを了承し、イスマイル石油鉱物資源相に組閣を指示した。国営テレビなどが報じた。組閣には約1週間かかる見通しで、この間はマハラブ首相が政権を運営する。

 辞職理由は公表されていないが、エジプトでは最近、汚職容疑で農相が逮捕され、他の閣僚にも汚職が広がっているとの疑いが強まっていた。(共同)

1065チバQ:2015/09/14(月) 07:48:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150913-35070464-cnn-int
内戦のシリア、1060万人が住居失う 全人口の半分
CNN.co.jp 9月13日(日)15時24分配信

(CNN) 国連などは13日までに、内戦下にあるシリアで戦闘などに巻き込まれ、居住先を失った住民が約1060万人に達したと報告した。2011年の内戦開始前の総人口の約半数に当たる。

世界全体で同様の環境にある住民総数のうち、5人に1人がシリア人になる計算だという。シリアから逃れた住民数は国際社会では近年にない規模としている。

難民もしくは母国内で避難民となっている人数は全世界で約5950万人。国家人口を見た場合、世界で第24位の国に相当するという。

内乱を逃れ出国したシリア人の大多数は国連に難民登録した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によるとその数は約410万人。これら難民の4人に1人はトルコ、レバノンにヨルダンで手続きを済ませたという。
欧州に安住の地を求めるシリア人の数は過去1年で倍増した。多くはトルコなどの国を出て、亡命を求めるため欧州諸国へ向かった。

欧州での亡命を希望するシリア人の5人のうちの3人がドイツ、スウェーデンとセルビアにとどまっている。この他、比較的多数のシリア人がハンガリー、オーストリア、ブルガリア、オランダとデンマークでの亡命を望んでいる。

亡命の希望者が少ない欧州の国はラトビア、エストニア、リトアニア、スロバキアとアイスランドとなっている。

1066チバQ:2015/09/14(月) 20:49:57
http://www.sankei.com/world/news/150914/wor1509140026-n1.html
2015.9.14 19:56

エルサレムの「聖地」で衝突、催涙弾に投石…「訪問を妨害しようとした」

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13日、エルサレム旧市街で、イスラエル治安部隊側に抗議するパレスチナ人ら(AP)
 ロイター通信によると、東エルサレムにあるイスラム教とユダヤ教の聖地「ハラム・シャリーフ」(イスラエル側呼称「神殿の丘」)で13日、パレスチナ人とイスラエル治安部隊が衝突した。死者や重傷者は出ていないという。

 イスラエル側は、衝突はパレスチナ人の若者らが「神殿の丘への(ユダヤ教徒の)訪問を妨害しようとしたため」に起きたと説明。パレスチナ側は、イスラエルが聖地からパレスチナ人を閉め出そうとしていると強く反発している。

 治安部隊は催涙弾などを発射、パレスチナ人側は投石するなどした。13日はユダヤ教で新年を迎える日に当たることから、治安部隊が警戒を強めていた。(カイロ 大内清)

1067チバQ:2015/09/14(月) 20:51:40
http://www.sankei.com/world/news/150914/wor1509140018-n1.html
2015.9.14 14:57

エジプト軍、外国人観光客の車列を誤って銃撃 12人死亡、10人負傷 

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 ロイター通信などによると、エジプト内務省は14日、同国の警察と軍がエジプト西部の砂漠地帯で外国人観光客らを乗せた車列を誤って銃撃し、メキシコ人を含む12人が死亡、10人が負傷したと発表した。

 メキシコ外務省は死亡したメキシコ人は2人としている。

 軍や警察は当時、過激派を追跡中で、現場は立ち入り禁止区域だったという。エジプト当局は観光客らが同区域に入った原因を調べている。(共同)

1068チバQ:2015/09/19(土) 09:59:15
http://www.sankei.com/world/news/150918/wor1509180006-n1.html
2015.9.18 01:09

受難続きの「聖地」メッカ、今度はホテル火災で巡礼者ら1000人避難





 イスラム教最大の聖地、サウジアラビア西部メッカで17日、11階建てホテルの8階から出火、2人が負傷し、巡礼に訪れた宿泊客ら約千人が避難した。宿泊していたのは、アジアからの巡礼者だったとみられる。国営サウジ通信が報じた。

 メッカでは、11日にカーバ神殿がある聖モスクに向かってクレーンが倒れ、巡礼者ら少なくとも107人が死亡する事故が起きたばかり。今月下旬にイスラム教の大巡礼(ハッジ)が最高潮を迎え、数百万人が聖モスクなどを訪れる。巡礼者の圧死事故も多い。(共同)

1070とはずがたり:2015/09/23(水) 09:27:40

露、シリアに戦闘機・爆撃機28機 無人機も運用
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E9%9C%B2%E3%80%81%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AB%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F%E3%83%BB%E7%88%86%E6%92%83%E6%A9%9F28%E6%A9%9F-%E7%84%A1%E4%BA%BA%E6%A9%9F%E3%82%82%E9%81%8B%E7%94%A8/ar-AAeAgO2#page=2
AFPBB News 11 時間前

【AFP=時事】ロシアがシリア西部ラタキア(Latakia)の空軍基地に計28機の戦闘機と爆撃機を配備していると、匿名の米当局筋が21日、AFPに語った。既にシリア国内で無人機の運用を開始しているという。

 匿名を条件にAFPの取材に応じたある米当局者は、ラタキアの基地には「戦闘機と爆撃機、計28機が配備されている」と述べた。別の当局者もこの数字を確認し、さらに戦闘ヘリコプターと輸送ヘリコプター計20機が配備されているほか、シリア上空でロシアが無人機を運用していると明かした。

 この当局者らによると、ロシアが新たに配備したのはスホイ24(SU-24)戦闘爆撃機12機、スホイ25(SU-25)攻撃機12機、スホイ27(SU-27)戦闘機4機。

■在シリア露大使館に砲撃

 こうした中、ロシアは21日、シリアの首都ダマスカス(Damascus)にあるロシア大使館が前日、砲撃を受けたと発表し、「具体的な行動」を要求した。

 ロシア政府は、大使館の敷地内に20日、迫撃砲弾が着弾したと発表。被害はなかったとしつつ、この攻撃の責任はバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領に対抗する勢力と「外部の支援者ら」にあると非難した。

 ロシア外務省は声明で、「このテロ行為に対する明確な立場を国際社会を構成する全員が表明するのを待つ」「必要なのは、口先だけではない具体的な行動だ」と述べている。

 ダマスカスのロシア大使館は過去にも砲撃を受けており、今年5月には大使館近くへの着弾で1人が死亡。4月にも、敷地内に迫撃砲弾が着弾し、3人が負傷している。

 米国は、アサド大統領を支持するロシアがシリア政府軍との共同作戦に向けて戦闘準備を進めているとの懸念を強めているが、ロシア側は一連の対シリア支援は既存の防衛契約に基づくものだと主張している。

1071チバQ:2015/09/23(水) 22:20:42
http://www.afpbb.com/articles/-/3060909
トルコで「反テロ」集会、大統領支持派ら10万人参加
2015年09月21日 11:33 発信地:イスタンブール/トルコ
【9月21日 AFP】トルコのイスタンブール(Istanbul)で20日、「反テロ」集会が行われ、AFP記者の推定で10万人以上が参加した。 同国ではレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領がクルド人反政府勢力に対する大規模な作戦を推し進めている。

 集会の会場となったマルマラ海(Marmara Sea)に面した海岸にあるイエニカプ広場(Yenikapi Square)は、トルコ国旗を振る多くの参加者で埋まり、集会はエルドアン大統領の演説で最高潮に達した。

 赤を基調としたトルコ国旗が揺れ動く中に政党や政派のシンボルは見あたらなかったが、参加者の多くはエルドアン大統領率いるイスラム系の公正発展党(Justice and Development Party、AKP)に対する熱烈な支持を表明した。

 同党は6月の総選挙で獲得議席が過半数に達せず、連立政権の交渉も決裂したため、今後の出直し総選挙で巻き返しを狙っている。

 この選挙で大きな勝利を収めたのがクルド系政党の国民民主主義党(HDP)。AKPの票を奪い、初の国会議席を獲得した。

 17日には首都アンカラ(Ankara)で開かれた同様の集会に数千人が集まり、7月の停戦崩壊後の一連の攻撃で警官や兵士多数を殺害した、クルド人武装組織「クルド労働者党(Kurdistan Workers' Party、PKK)」を非難した。(c)AFP/Philippe ALFROY

1072チバQ:2015/09/23(水) 22:27:41
http://www.afpbb.com/articles/-/3060530
シリアの遺跡で「工業的規模」の略奪、ユネスコが警告
2015年09月16日 21:23 発信地:ソフィア/ブルガリア
【9月16日 AFP】国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)のイリナ・ボコバ(Irina Bokova)事務局長は16日、シリアの複数の古代遺跡が「工業的規模」の略奪にあっていると警告した。売り上げはイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」の資金源になっているという。

 ボコバ事務局長はブルガリアのソフィア(Sofia)で記者会見し、「衛星写真で、シリアの遺跡に数千か所の違法発掘の跡が見つかっている。工業的規模の略奪が行われている」と語り、「文化財の密売を抑えることが最優先だ。過激派の資金源になっているからだ」と述べた。

 民間の遺跡保護団体「シリア遺跡保護協会(Association for the Protection of Syrian Archaeology、APSA)」によると、4年に及ぶ内戦と、ISによる広い地域の支配により、遺跡や発掘現場900か所以上が略奪、損壊、あるいは破壊された。ISは、今年5月に掌握したシリア中部の古代遺跡パルミラ(Palmyra)では複数の塔墓を破壊している。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3060817

シリア政府軍、古代都市パルミラで空爆、20人死亡
2015年09月19日 12:22 発信地:ベイルート/レバノン
【9月19日 AFP】在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は、シリア政府軍の戦闘機が18日、同国の古代都市パルミラ(Palmyra)で少なくとも25回の空爆を行い、民間人8人とイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State, IS)」の戦闘員12人が死亡したと述べた。

 同監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表によると、空爆は今年5月21日に「パルミラがISに制圧されて以来、シリア軍機がパルミラの拠点に対して行った最も激しい攻撃だった」という。

 ISが古代遺跡で有名なパルミラを制圧して以来、大多数の住民は避難したため、現在同市には古くから住んでいる少数の人たちとISの家族しかいない。

 ISはこれまでに、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産に登録されているパルミラのベル神殿(Temple of Bel)や塔墓を爆破して破壊した。バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領派の部隊は激しい戦闘を展開中で、パルミラに近づきつつある。

 アブドル・ラフマン氏によると、「過去2日間で、政府軍はIS支配地域への空爆を激化させた」という。

 政府軍は17日にも、ISが支配し、「カリフ制国家」の首都と称するシリアのラッカ(Raqa)に空爆を行い、IS戦闘員と民間人の計18人が死亡した。

 また同監視団によると、政府軍は18日にも、イスラム過激派組織と提携関係にある組織「征服軍(Army of Conquest)」の拠点になっているイドリブ(Idlib)で空爆を行い、17人が死亡した。アブドル・ラフマン氏によると死者には女性4人が含まれている。(c)AFP

1073チバQ:2015/09/23(水) 22:28:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3060965
IS、シリアで同性愛者10人を殺害か 監視団体発表
2015年09月22日 17:11 発信地:ベイルート/レバノン
【9月22日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」は21日、シリア中部および北部で、大人9人、少年1人を同性愛者との理由により殺害した。監視団体が発表した。

 在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」によると、ISは同国中部ホムスのラスタン(Rastan)で、男性7人を「同性愛者だとして糾弾した後」、銃殺したという。

 同団体のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表はまた、同国北部アレッポ(Aleppo)のハレイタン(Hreitan)で、ISが男性2人と少年1人を、同じく同性愛者だとの理由で殺害したと述べている。

 ラフマン代表によると、今回の「処刑」は公開で行われたが、ISの戦闘員は殺害の様子を撮影したカメラを全て破壊したという。

 ISの支配地域では、同性愛と同じく、「魔術」の使用や、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)シリア大統領を支持することなどが「処刑」の対象となっている。(c)AFP

1074チバQ:2015/09/24(木) 00:47:44
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150923-OYT1T50072.html
イエメン大統領、半年ぶりに帰国
2015年09月23日 18時50分
 【カイロ=久保健一】イエメン国営通信によると、反政府武装勢力フーシの攻勢を受け、3月から国外に滞在していた同国のハディ大統領が22日、約半年ぶりに南部の主要都市アデンに戻った。


 大統領は、イスラム教の祝祭「犠牲祭」を過ごすためアデンに滞在した後、米ニューヨークで国連総会に出席する。

 サウジアラビアなど湾岸アラブ諸国の軍事支援を受け、ハディ政権は7月にアデンを奪還。今月中旬にはバハーハ首相と7閣僚がアデンに帰還した。サウジ軍などによる空爆が3月以降続いているが、首都サヌアを奪還するメドは立っていない。

1075とはずがたり:2015/09/25(金) 07:45:58
アメリカが訓練した
シリア反政府勢力の失敗
2015年09月24日(Thu)岡崎研究所
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5367

米国が訓練したシリア反政府勢力の失敗について、米ワシントン・ポスト紙のイグネイシャスが、8月20日付の同紙にて、米国はもっと首尾一貫したシリア戦略を持つべきだとオバマ政権を批判しています。

 すなわち、7月、米特殊部隊が訓練装備した「第30師団」と呼ばれるシリア穏健反政府勢力は、シリアで無様な失敗をおかした。今回の失敗には明白な、懸念される教訓がある。反政府勢力には充分な準備がなく、また敵対勢力に関する諜報も不十分だった。米国はトルコに頼り切りで、攻撃を受けた際の対応についても明確な計画を持っていなかった。最終的に米国は空からの支援を行ったが、それは遅きに失し役に立たなかった。

 昨年米議会は、CIAの秘密訓練計画とは別個に、50億ドルを付け「訓練・武装計画」を始めた。毎年5000名余を訓練する。この計画による最初のシリア反政府勢力がこの部隊だった。

 この計画は評価された。米国の訓練を受けた部隊は、過激派を排除するとともに、北部シリアに安全地帯を設け人道支援をすることになっている。他方、シリア介入に慎重な米大統領府からはもともと強い支持はなかった。

 7月12日、この部隊(54名)がシリアに入った直後、キリスでアルカイダ系のジャバト・アル・ヌスラの過激派(以下ヌスラ戦線)に攻撃された。司令官はヌスラ戦線が攻撃してくるとは考えなかったのである。

 ヌスラ戦線は同部隊を米国の手先だと考えている。7月29日には、部隊の7名が拉致され、31日にはアザズの同部隊本部が攻撃された。その後、更に少なくとも5名が拉致された。31日、米国は空爆で支援したが効果は殆どなかった。ヌスラ戦線は、ネット上で、新品のM16を奪ったと豪語している。

 この事例は、トルコとの共同対処の難しさを示している。部隊は主にアレポの北部地域のトルクメン系シリア人から構成されている。クルド人やラッカ近辺のスンニーも参加させるとの米国の考えは、トルコにより拒否された。

 1961年CIAはキューバのピッグズ湾に反政府勢力を上陸させたが、適切な計画、諜報、空からの支援や政治サポートを与えることに失敗した。1995年のエバンズ・トマスの著作 「The Very Best Men」には、見捨てられたキューバ工作員が浜辺からの無線で米責任者を罵倒するシーンがある。シリア人も同じ怒りを感じているだろう。米国はシリアに関して、もっと首尾一貫した戦略を持つべきである、と述べています。

出典:David Ignatius ‘Lessons from the Bay of Pigs in the Syrian 〝Division 30″debacle’(Washington Post, August 20, 2015)
https://www.washingtonpost.com/opinions/lessons-from-the-bay-of-pigs-in-the-syrian-division-30-debacle/2015/08/20/f561a29e-4775-11e5-8ab4-c73967a143d3_story.html

1076とはずがたり:2015/09/25(金) 07:46:24
>>1075-1076
* * *

 米国が訓練したシリア穏健反政府勢力「第30師団」の無様な「ヘマ」について、米国政府を批判する記事です。言葉は少ないですが、シリア介入に慎重な姿勢と首尾一貫性のない戦略を指摘するオバマ政策の批判となっています。

 今回の失敗を1961年の対キューバ侵攻の失敗になぞらえていることは、興味深いです。大統領の就任後4カ月、ケネディ大統領は前政権の政策を引き継ぎキューバに反政府部隊を送り込みましたが、種々の判断ミス、失策により同部隊を支援することが出来ず、この作戦は失敗しました。ケネディは自分の責任を認めるとともに、CIA指導部を更迭しました。しかし、その後、ケネディはリアリズムの姿勢を強めキューバ危機などで指導力を発揮したと言えます。同じリベラルでも、オバマはケネディとは違うように見えます。それとも、オバマも最後の1年余りで変わるのでしょうか。

 シリアの混乱が始まって早や5年になります。ISが勢力拡大を始めて1年になります。その間、アサドは国土の半分を支配下から失い、かつて鉄の安定を誇ったシリアは、今や深い内乱、分裂国家になってしまいました。更に、ISという過激な政治勢力が跋扈し、その力は北アフリカやアフガニスタンにまで伸びています。アサドを代替する力と品位を持つ勢力は全く育っておらず、誰と誰が戦っているのかさえ不明確になっています。他方で、筆舌に尽くしがたい人道悲劇は続いています。それに、周辺国はそれぞれの思惑で動いています。シリア問題はそう簡単には解決しないでしょう。

 今大事なことは、ISこそが大悪であるとして対処することではないでしょうか。アサドは既に充分に弱体化されています。アサドを倒せば、シリアはISが支配することになるでしょう。それこそ問題です。より現実主義的な対応が必要 になってきているようです。

 その意味で、幾つかの動きに注目したいと思います。8月11日、サウジの外相が訪露し、ラブロフ外相と会談しました。8月12日には、イラン外相のシリア訪問があり、8月17日には、同外相のロシア訪問がありました。外交的解決のためには、ロシア、トルコ、サウジ、イランなどをも巻き込んで行くことが不可欠です。

 日本も出来ることで貢献していくべきです。経済的貢献はもとより、政治的貢献も可能な時には果たしていくべきでしょう。

1077とはずがたり:2015/09/25(金) 08:10:28
アサドが衰退してるなら結構なことなんだけど,ロシアの介入はアサドが相当やばいということか・・。
ただアサド後の秩序が生まれないのが大問題で下手すると欧州が解体しそうだ・・。
イラクもシリアも,国家再建の為には日本の時みたいに官僚機構は温存して極一部のトップ以外はそのまま使えばよいのに。
というか,イラクもシリアもオスマントルコに返還すればクルド民族の統一もオスマントルコ内の自治区と云う形になって穏健化していいんじゃないの?

対IS戦争でロシアが外交攻勢 アサド政権の存続めぐり米も同調
ロシアがサウジとシリア高官の密会をセッティング
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5261?page=1
2015年08月14日(Fri)  佐々木伸 (星槎大学客員教授)

過激派組織「イスラム国」(IS)の暴力が吹き荒れるシリア情勢を鎮静化させるため、ロシアがこのところ新たな外交攻勢を活発化させ、米国、サウジアラビア、イランをも巻き込んだ水面下の動きが急速に加速している。
敵の高官秘密会談も仲介するロシア

 ロシアのこの動きは先月、長年の懸案だったイランの核合意が達成され、中東の大きな問題の1つが解決されたことで急浮上している。ロシアの外交攻勢の狙いは、ISや反政府勢力の軍事的な圧力に次第に追い詰められつつあるシリアのバッシャール・アサド政権の当面の存続と、シリアの内戦終結の際に発足する新政権にアサド大統領の影響力を残すことにある。

 ロシアはシリア内戦では、シーア派の盟主イランとともに、軍事援助などでアサド政権を長らく支え続けてきた。しかし、米国や欧州各国、サウジアラビア、トルコなどのスンニ派アラブ諸国はアサド政権の追放が内戦終結と、ポスト・アサドの移行政府発足の前提条件だと主張して対立してきた。

 だが、シリアの情勢は昨年来のISの台頭で激変。ISや他のイスラム過激派の方が、世界や周辺諸国にとってアサド政権よりも緊急の脅威であり、「アサド政権が崩壊して最も得をするのはISだ」(米紙)という認識が強まったためである。特にオバマ政権は昨年末から、シリアのアサド政権の存続も選択肢の1つ、との考えに傾斜していった。

 米アナリストらによると、米国は最近、アサド大統領が移行政府の一翼を担うというロシアの立場に大きく近づき、アサド大統領の退陣については強く要求することはしなくなった。ロシアは今月初めカタールで、シリア問題についての米、サウジアラビアによる3者高官会談を開催したが、ケリー国務長官はこの際、「アサド退陣」という要求を持ち出さなかった、とされる。

 ロシアがとりわけ力を入れているのは、サウジアラビアとの関係だ。サウジのジュベイル外相は11日、モスクワでロシアのラブロフ外相とシリア問題について突っ込んだやり取りをしている。しかもロシアは最近、アサド政権の打倒のために反政府勢力に莫大な軍事援助をしてきたサウジアラビアと、当のアサド政権の情報担当の高官の秘密会合もセットした。

1078とはずがたり:2015/09/25(金) 08:10:50
>>1077-1078
 ベイルートの情報筋などによると、ロシアは米国と、サウジアラビアとの3者会談の内容をシリアのモアレム外相に伝え、外相はシリアの盟友であるイランとの関係もあるオマーン当局者と会談。オマーンを通じてイランとサウジの高官会談を実現させ、サウジのアサド政権に対する姿勢を軟化させようと働きかけたものと見られている。

 米国はウクライナ問題でロシアに制裁を加えるなど対立を先鋭化させてきたが、シリアやイラクのISを速やかに壊滅させることではロシアと協力する姿勢を強め、またシリア問題の解決には、核合意を達成した地域大国イランの力に依存せざるを得ないことも認識しており、ロシアを中心にした舞台裏の外交工作がさらに活発化する公算が強い。

急速に衰えるアサド政権
いとこが逮捕される異常事態

 米国がロシアの外交攻勢に同調する姿勢を示しているのは、予想以上に進むアサド政権の弱体化が顕著になっているからだ。政権が倒れるようなことがあれば、さらなる混乱に乗じる形でISが勢力を拡大し、今以上に収拾がつかなくなることを嫌っているためだ。民衆から遊離した独裁政権だが、ISよりまだマシ、という考えがオバマ政権内に強まっていることの表れだろう。

 アサド政権はシリアでは少数派のアラウイ派(シーア派の一派)が政権基盤。しかし最近は政府軍の戦死者や脱走兵の増加で兵力不足が慢性化、アラウイ派からも兵士を徴募できなくなり、大統領自身が政府軍への参加を呼び掛けたほどだ。これに加えて、政権内部の権力闘争も露呈し、今月には大統領のいとこであり、民兵の指導者のスレイマニ・アサド氏が逮捕されるという異例の事件も起きている。

 アサド政権の生き残り戦略は、ダマスカスやシリア西部の地中海沿岸の一帯に戦力を集中して反政府勢力の攻勢を持ちこたえ、米欧や周辺諸国にISとの戦いが最優先課題であるように仕向け、政権の有用性をアピールして活路を見出すことにある。ロシアの外交攻勢に米国やサウジアラビアが同調するようになれば、この生き残り戦略のシナリオがうまくいくという計算があるようだ。

 そういう意味で、反政府連合の強力な一翼を担っていた国際テロ組織アルカイダの分派「ヌスラ戦線」が最近、トルコの軍事介入を理由に同連合から離脱したことは、アサド政権にとっては圧力が軽減し、プラスに働くかもしれない。

1079とはずがたり:2015/09/25(金) 08:37:11
サウジのアメリカへの不満は石油なんかみてても結構鬱積しているような。

武器とカネで急接近するサウジアラビアとロシア
サウジアラビアがロシア経済フォーラムに4年振りの参加
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5079
2015年06月19日(Fri)
小泉悠 (財団法人未来工学研究所客員研究員)

本稿を書いている現在、ロシアのサンクトペテルブルグでは例年通り「サンクトペテルブルグ国際経済フォーラム(SPIEF)」が開催されている。世界のビジネス界代表者が集まり、各種のカンファレンス、会談、見本市などが行われる一大イベントだ。

 昨年はウクライナ危機やこれに伴う対露経済制裁などで西側企業の参加が落ち込んだものの、依然として石油メジャーなどはロシアを重要パートナーと見なしており、経営トップが相次いでサンクトペテルブルグを訪問。プーチン大統領との会談も行われた。

 しかも、米国と欧州では対露関係にかなりの温度差が見られる。たとえば6月18日付『ブルームバーグ』は、今回のフォーラムへの参加者リストを分類した上で、米国企業の参加がウクライナ危機以前と比べて大幅に減少し、ロシアへの投資意欲が減退しているのに対して、欧州企業は依然としてロシア市場への関与を維持しようとしていることを指摘している。

 もともと米露の貿易額がそう大きくないのに対して欧州は依然としてロシアにとって最大のパートナーであり、欧州側にとってもロシアは第三位の貿易相手国である。政治・安全保障上の関係が悪化してもそう簡単に関係を断絶できる関係ではない、ということが見て取れよう。

4年振りにサウジアラビアが参加 国防相も?

 その陰で、今年の経済フォーラムにはサウジアラビアからの代表団が参加したことが注目される。同国がロシア経済フォーラムに参加するのは4年振りだ。

 サウジアラビアが長らく同フォーラムに参加してこなかったのは、2011年以降のシリア内戦によるところが大きい。イラン及びシリアと対立関係にあるサウジアラビアは、シリア内戦後、米国によるシリアへの軍事介入を支持し、アサド政権を支えるロシアに対しても支持を撤回するよう度々働きかけてきた。

 ところが今回、サウジアラビアは大規模な経済協力代表団を送り込むとともに、軍の代表団をモスクワ郊外のクビンカで開催されている軍事技術フォーラム「アルミヤ2015」にも送り込んだ。

 さらに6月17日、ロシアの有力経済紙『コメルサント』は、今回のフォーラムに合わせて国防相を務めるムハンマド・ベン・サルマン王子が訪問し、プーチン大統領とも会談する予定であるというサウジアラビア関係筋の談話を掲載した。以下、その一部を抜粋して紹介しよう。

(引用)

 セルゲイ・ストローカン、イワン・サルフォノフ「根本的な意義を持つ訪問:サウジアラビアのムハンマド・ベン・サルマン王子がロシアとの関係を解凍するためにやって来る」『コメルサント』2015年6月17日

 サウジアラビア外交筋が本紙に明らかにしたところによると、サルマン国王の息子で国防大臣のムハンマド・ベン・サルマン王子がロシアを訪問する。サウジ政府内で第3位の同王子の訪問は、シリアに対する立場を巡る対立によって凍結状態にある両国関係を打破することを目的としたものだ。

 本紙の情報提供者が述べたところによると、サンクトペテルブルグでのフォーラムでは、ロシア連邦大統領ウラジミール・プーチンと王子との会談が準備されている。リヤドとワシントンが緊密な関係を持ち、サウジアラビアがロシアに対する制裁の鍵となる同盟国であることを考えれば、ムハンマド王子を長とするサウジアラビア代表団の訪問は、フォーラムにおけるセンセーションの一つである。

1080とはずがたり:2015/09/25(金) 08:37:22

 上記のサウジアラビア外交筋によると、サウジアラビア国防相のサンクトペテルブルグ訪問は木曜日に始まる。また、本紙の情報提供者は、サンクトペテルブルグ国際経済フォーラム(この枠内ではロシアとサウジアラビアの特別ビジネス・フォーラムも実施される)にはもう一人のサウジアラビア指導部高官であるアデル・アル・ジュベイル外相が参加する可能性もあるとした。クレムリン筋の高官は、サウジアラビアの代表者がフォーラムにおけるウラジミール・プーチンの演説に出席することになっていることを認めた。同人によると、その後、ムハンマド・ベン・サルマン王子はプーチン氏と個人的に会見することになっているという。

(中略)

サウジ王家はこの11年間でどれだけ若返ったか

 1月23日夜、サウジアラビアのアブドラ・イブン・アブドル・アジズ・アス・サウード国王が91歳で崩御した。OPEC最大の石油産出国であるこの王国の新たな長となったのは、79歳のサルマン・イブン・アブドル・アジズ・アス・サウード氏である。

 「王子のサンクトペテルブルグ訪問は特別の意義を持つ出来事だ。第一に、これは今年1月にサルマン新国王が即位してから初めて、リヤドの高官が行うロシア訪問である。第二に、これはシリア紛争を巡る双方の厳しい対立が生じて以降、4年に渡って断絶していたサウジアラビア政府代表団の初のロシア訪問である。これまでモスクワがダマスカスを支援し、これに反対するリヤドがバシャール・アサドの退位を働きかけてきた状況下では、両国は様々な側面でバリケードを築いていた。しかし今日、氷は溶けてきたようだ」???『イスラムの聖地における21世紀のサウジアラビア』の著者である中東学者コンスタンチン・ドゥダレフは本紙にこのように話した。

(中略)

世界最大の武器輸入国になったサウジアラビア

 HISジェーンズが行った調査によると、サウジアラビアは2014年にインドを抜いて世界最大の武器輸入国になった。

 ロシアとサウジアラビアのビジネス・フォーラムでは、安全保障、インフラ建設、電力、銀行間協力、観光、石油化学、石油業務に関する問題が話し合われる。また、サウジアラビア代表団の訪問においては、核の平和利用、宇宙開発、ロシアのGLONASS衛星航法システムの利用に関する政府間協定への調印が予定されている。このほか、両国の関係閣僚は、農業分野及び住宅建設・サービスに関する相互理解覚え書きにも調印する。

 象徴的なことに、ムハンマド・ベン・サルマン王子とその関係者は、今週ロシアを訪問するリヤドからの唯一の代表団というわけではない。サウジアラビア軍代表団は、クビンカで開催されている国際軍事技術フォーラム「アルミヤ2015」を訪れている。

 タス通信がサウジアラビア代表団関係者の談話として伝えたところによると、軍人達はロシアの作戦・戦術ミサイル・コンプレクス「イスカンデル-E」の購入について話し合う意向である。「ロスオボロンエクスポルト」(訳註:ロシアの国営武器輸出公社)は、この件について何もコメントしていない。

 しかし、幾つかの情報筋によると、サウジアラビアは事実上、このコンプレクスの見込み顧客リストに載っている。理屈の上では、この契約に調印することに対する障害は存在していない。「イスカンデル」コンプレクスは外国の発注者に対して輸出が許可された製品のリストに掲載されているためである。

(中略)

 本紙の情報源によると、リヤドへの「イスカンデル」供与に関する決断は近いうちに下されるであろうとのことだ。製造元である機械製作設計局(KBM)はロシア国防省の発注をこなしており(2020年までに120コンプレクスが配備される)、したがって外国からの発注を履行できるのは2016-2017年以降になる。「現在、サウジアラビアには真剣な意図があると理解している」と軍事技術当局(訳註:武器輸出行政を監督する軍技術協力庁を指す)の関係筋は本紙に語った。

(引用終わり)

1081とはずがたり:2015/09/25(金) 08:37:48
>>1079-1081
 以上のように、サウジアラビアは西側から経済制裁を受け、投資先としての信頼度が低下しているロシアに経済協力を梃子として急接近しようとしている。さらにサウジアラビアがもう一つの梃子としようとしているのがロシア製武器の輸入だ。

 サウジアラビアがロシア製兵器を購入するという話はこれが最初ではない。たとえば2008年には、サウジアラビアは、T-90戦車、BMP-3歩兵戦闘車、ブーク-M2防空システム、ヘリコプターなどをロシアから大量に輸入する意向を見せていた。これは当時、イランの核開発問題を巡ってロシアにイラン支援を手控えさせる「餌」であったと考えられる。

 さらに2013年には、サウジアラビア情報庁長官のバンダル王子がモスクワを訪問し、100億ドルもの武器購入を持ちかけたとの情報が報じられている。これは当時のロシアの年間武器輸出総額にも相当する莫大な金額だ。当時、間近に迫っていたと見られるシリア空爆を巡り、ここでもロシアがシリア支援から手を引かせる意図があったと言われる。

 ただ、これらの武器輸出話は結果的にどれも実現しなかった。ロシアにしてみれば、イランやシリアは中東におけるロシアの影響力を確保するための重要前哨拠点であり、武器輸出の利益程度で見捨てられる相手ではなかったためである。一方、サウジアラビアにしてみても、ロシアの武器やロシアとの協力関係そのものを欲しているわけではなく、あくまでも同国の対中東戦略としてロシアの立場を自国に都合の良いように変化させることが主眼であった。

では今回、サウジアラビアが武器輸出を含む大掛かりな経済協力でロシアに接近した背景は何だろうか。第一に考えられるのは、イランの核開発に関する枠組み合意が今年3月に成立したことであろう。これによって「悪の枢軸」であったイランが、西側との関係正常化を果たす可能性が出て来てしまった。

 第二に、シリア情勢が挙げられる。サウジアラビアはシリア攻撃がロシアの仲介で空振りに終わった後の2013年11月、内定していた国連安全保障理事会の非常任理事国入りを辞退するという前代未聞の行動によって、攻撃を見送った米国に強烈な不満を表明した。さらに近年では、「イスラム国(IS)」の台頭によってアサド政権の退陣論が下火になってしまったこともサウジアラビアの不満の種だ。

サウジアラビアの対露接近は成功するか?

 このようにしてみると、サウジアラビアの対露接近の基本的な構図は変化していない。イランとシリアという宿敵に対するロシアの支援と煮え切らない西側(特に米国)への不満がその根底にあるということになる。こうした中でサウジアラビアが米国のロシア包囲網を抜けるかのようなそぶりを見せるとともに、ロシアの歓心を買うことでシリア・イラン情勢を有利に導きたいというのが思惑であろう。

 ロシアとしても、「西側の包囲網などは幻想だ」という従来の立場を強化するとともに、関係強化によって原油価格の下落という状況を打破することを狙っていると見られる。

 ただし、前述のようにロシアはイランやシリアに戦略的利害を有しており、サウジアラビアとは根本的な隔たりを抱えている。ただし、一時期は劣勢と見られたISが再び勢力を盛り返し、シリアのアサド政権にロシアが見切りをつけるならば話は別である。

 ムハンマド王子は本当にロシアを訪問するのか、そしてそこでいかなる合意が成立するのかは、今後の中東秩序を巡る一つの試金石とも考えられよう。

※追記

本稿の脱稿後、ムハンマド王子はロシアを訪問した。

1082チバQ:2015/09/26(土) 08:30:54
http://www.sankei.com/world/news/150924/wor1509240056-n1.html
2015.9.24 22:52

メッカで繰り返される巡礼事故 急ぐ群衆、無秩序に サウジ国王にとって「大きな痛手」

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24日、サウジアラビア西部メッカ近郊で起きた事故の現場に集まった救急隊員や巡礼者たち(AP)
 イスラム教最大の聖地、サウジアラビア西部メッカへの大巡礼で、またも大勢が犠牲となる圧死事故が起きた。交通機関が未発達で大巡礼が苦難の旅だった時代、巡礼者は多くても数万人だったという。その頃と同じ空間に航空機を利用して数百万人が殺到。先を急ぐ群衆は時に無秩序に陥り、事故を誘発する。

 現場となった「ミナの谷」では2000年代に3度も同様の事故が起きた。巡礼最後の儀式を行おうと、大勢が一斉に集中するためだ。06年に360人以上が死亡した事故では、数十万人が長さ数百メートルの橋に集中。その多くが路上に手荷物を放置したため、つまずいて転倒する人が続出して混乱が拡大した。

 当局は事故防止に力を注ぎ、巡礼経路の拡張や、群衆管理に資金を投入してきた。それでも事故が繰り返されたことは、「二大聖地(メッカとメディナ)の守護者」との尊称を持つサウジのサルマン国王にとって大きな痛手だ。(共同)

1083とはずがたり:2015/09/28(月) 07:50:55

仏軍がシリア初空爆=「イスラム国」訓練施設狙う
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%BB%8F%E8%BB%8D%E3%81%8C%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%88%9D%E7%A9%BA%E7%88%86%EF%BC%9D%E3%80%8C%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E5%9B%BD%E3%80%8D%E8%A8%93%E7%B7%B4%E6%96%BD%E8%A8%AD%E7%8B%99%E3%81%86/ar-AAePXKH
時事通信 9 時間前

 【パリ時事】フランス大統領府は27日、仏空軍がシリアで空爆を行ったと発表した。訪米中のオランド大統領は、空爆ではシリア東部にあるイスラム過激派組織「イスラム国」の訓練施設を狙ったと明らかにした上で「目的は達成した」と述べた。仏軍はイラクで既に空爆を実施しているが、シリアでは初めて。

 オランド大統領は、軍用機6機が空爆に参加し、民間人への被害はなかったと説明。「必要に応じてさらなる攻撃を実施する」とも語った。大統領府は、声明で「『イスラム国』が突き付けるテロの脅威と戦うとフランスは固く誓った。フランスの安全保障が危機にさらされれば、常に戦う」と宣言している。

 仏政府内では従来「シリアのアサド政権と戦う『イスラム国』を攻撃すれば、結果的にアサド政権を利する」として、シリア空爆に慎重な姿勢が強かった。しかし、同組織支配地から逃れたシリア難民が欧州に殺到する事態を受けて、方針を転換。オランド大統領は9月に入って、シリア空爆に踏み切る考えを表明していた。

1084とはずがたり:2015/09/28(月) 08:07:13
今回はバーターが成立したと云う事か。アサドは気に喰わないけどISの方が酷いからなぁ。。

シリア:6カ月間の部分停戦で合意 政権側と反体制派
毎日新聞 2015年09月26日 20時20分
http://mainichi.jp/select/news/20150927k0000m030056000c.html

 【カイロ秋山信一】内戦が続くシリアで、アサド政権側と反体制派が西部ザバダニなど3カ所で6カ月間の局地的な停戦に入ることで合意した。政権側に加勢するレバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラの指導者ナスララ師が、25日に明らかにした。ザバダニなどの停戦を巡っては、アサド政権の後ろ盾であるイランがシリア反体制派との直接交渉に乗り出しており、停滞するシリアの包括的和平協議に一石を投じる動きとして注目されていた。

 ヒズボラ系のメディアによると、一時停戦はザバダニと北西部イドリブ県の二つの村が対象。政権側が攻勢を強めるザバダニから反体制派戦闘員の退避を認める一方、反体制派は包囲するイドリブ県の村からシーア派住民の避難を容認する。ロイター通信によると、双方は、アサド政権が拘束する反体制派メンバー約500人の釈放でも合意した。

1085チバQ:2015/09/29(火) 00:02:19
http://www.sankei.com/world/news/150924/wor1509240054-n1.html
2015.9.24 22:49

プーチン政権、イラン、シリアの「大連合」の形成呼びかけ アサド政権救済しつつ「善玉」演出

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(1/2ページ)
 【モスクワ=遠藤良介】ロシアのプーチン政権は、米国の主導するイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に対するシリアでの空爆が「非効率的だ」と批判し、自らの支援する同国アサド政権やイランなどを加えた「大連合」の形成を訴えている。プーチン露大統領が近く、国連総会の演説で構想を説明する見通しで、ロシア自身が本格派兵に踏み切るとの観測もある。ロシアは、弱体化したアサド政権を救援しつつ、対イスラム国の協調をまとめる「善玉」を演じて国際的孤立を脱却する思惑だ。

 欧米や中東のメディアによると、ロシアは9月、戦車や戦闘機、高射ミサイル砲複合体を兵員とともにシリアへ送り込んだとみられている。シリア北西部ラタキアと近郊で、民間空港の修復やシリア空軍基地の滑走路拡張も進めている。

 アサド政権はシリアの4分の1程度しか掌握しておらず、ロシアは軍事的テコ入れで劣勢を挽回させたい考えだ。ロシアが関与を深めることで、米国など有志連合やシリア反体制派が、アサド政権側を攻撃するのを困難にする意図もある。

 プーチン大統領は「シリア政府軍の積極的な参加なくしてテロリストは排撃できない」とし、「テロとの戦いに現実的に貢献できる全ての勢力」が結集するべきだと発言してきた。米主導の有志連合に、シリアやイラクの政府軍、イラン、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラなどを加える構想とみられる。

 ロシアは、シーア派大国イランや同派を基盤とするアサド政権との関係を中東政策の基軸としており、アサド政権の倒壊を避けようと躍起だ。プーチン政権は同時に、対イスラム国を旗印とする仲介外交をまとめ、ウクライナ危機で発動された対露制裁の緩和といった見返りを狙っている。

 ただ、米国や有志連合のスンニ派諸国は、アサド政権こそがシリア内戦の原因だと考えており、ロシアとの隔たりはなお大きい。ロシアがアサド政権側で独自参戦する可能性も指摘されているが、その場合はスンニ派諸国との関係が決定的に悪化する恐れがある。

1086チバQ:2015/09/29(火) 00:02:42
450 :チバQ :2015/09/28(月) 23:58:24
http://www.sankei.com/world/news/150928/wor1509280064-n1.html
2015.9.28 22:39

露のアサド政権支援の狙いは…外相会談で米が探り イラン、イラクとの「大連合」を警戒

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(1/2ページ)

27日、米ニューヨークで会談するケリー米国務長官(左)とロシアのラブロフ外相(タス=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】ケリー米国務長官とロシアのラブロフ外相は27日、国連総会で滞在中のニューヨークで会談し、シリアやウクライナの情勢を協議した。米側はシリアのアサド政権を支援するロシアの動きを警戒。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討作戦のためロシアがシリア、イラン、イラクと情報共有する計画の意図をただすとともに、一致点を探ったもようだ。

 ケリー氏にとり外相会談は、28日に予定されるオバマ米大統領とロシアのプーチン大統領の首脳会談を前にシリアへの軍事支援を強めるロシア側の意図を探る狙いがある。アサド政権の退陣を目指す米政府は、ロシアが軍事支援で同政権を温存させ、中東での影響力強化のためイラン、イラクを含めた「大連合」を形成することを警戒している。

 会談に先立ちラブロフ氏とともに記者団の取材に応じたケリー氏は、情報共有計画に関し「まだ調整はできていない。前に進めるやり方に懸念がある」と不快感を表明した。

 米国務省高官によると、会談では、シリア内戦を終結させるだけでなく政権移行の可能性を協議した。

 ただ、情報共有計画に関しては「シリアやイラクにおけるロシアの意図を理解する初期段階にある」(同高官)とし、米露首脳会談で踏み込んだ議論が行われる見通しだ。オバマ氏はプーチン氏にアサド政権の危険性を訴え、同政権支援を通じた「大連合」を牽制(けんせい)するとみられる。

 また、ケリー氏は外相会談で、ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力が今秋、一方的に独自選挙の実施を計画している問題に関し、和平合意に違反するとして懸念を表明した。露側にウクライナ東部の停戦継続や、重火器を早急に撤去することも求めた。

1087とはずがたり:2015/09/29(火) 17:23:01
イラン人犠牲者226人に=大統領がサウジ批判―メッカ圧死事故
時事通信社 2015年9月29日 06時07分 (2015年9月29日 17時08分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20150929/Jiji_20150929X423.html

 【カイロ時事】国営イラン通信は28日、サウジアラビアのイスラム教聖地メッカ近郊で24日に起きた巡礼者圧死事故で、イラン人の死者が226人に達したと報じた。全体ではこれまでに、少なくとも20カ国以上の769人が命を落としたとされるが、イラン人が突出して多い。
 イラン国民の間では、事故を防げなかったサウジに対する反感が高まっている。ロウハニ大統領は28日の国連総会での演説で、サウジは「無能だ」と厳しく批判した。

1088とはずがたり:2015/09/29(火) 19:12:18
イラン人犠牲者226人に=大統領がサウジ批判―メッカ圧死事故
時事通信社 2015年9月29日 06時07分 (2015年9月29日 17時08分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20150929/Jiji_20150929X423.html

 【カイロ時事】国営イラン通信は28日、サウジアラビアのイスラム教聖地メッカ近郊で24日に起きた巡礼者圧死事故で、イラン人の死者が226人に達したと報じた。全体ではこれまでに、少なくとも20カ国以上の769人が命を落としたとされるが、イラン人が突出して多い。
 イラン国民の間では、事故を防げなかったサウジに対する反感が高まっている。ロウハニ大統領は28日の国連総会での演説で、サウジは「無能だ」と厳しく批判した。

1089とはずがたり:2015/09/30(水) 00:36:52
制裁下でもウクライナに侵掠続けてシリアでも軍事行動開始とは腐っても大国のロシア,結構カネあるな。。

ロシア大統領、シリア空爆を検討と表明 「国際法の規範内で」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%80%81%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%A9%BA%E7%88%86%E3%82%92%E6%A4%9C%E8%A8%8E%E3%81%A8%E8%A1%A8%E6%98%8E-%E3%80%8C%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%B3%95%E3%81%AE%E8%A6%8F%E7%AF%84%E5%86%85%E3%81%A7%E3%80%8D/ar-AAeTC7f#page=2
AFPBB News 14 時間前

【AFP=時事】(一部更新)ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は28日、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」との戦闘を続けるシリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権を支援するため、同国での空爆の実施を検討していることを明らかにした。

 プーチン大統領は米ニューヨーク(New York)の国連本部で記者団に対し、「現在、検討しているところだ。われわれは、いかなる可能性も除外しない。だが、実際に行動を起こすのであれば、国際的な法律の規範を完全に尊重する形でしか行わない」と述べた。

 プーチン大統領は、この「規範」に従った空爆を行うためには、当事国の政府の要請、または国連安保理(UN Security Council)決議での承認が必要と指摘した。米国主導の有志連合がシリアで実施している空爆は、この「規範」を満たしていないことになる。

 一方でプーチン大統領は、シリアに地上部隊を投入する可能性については否定した。

【翻訳編集】AFPBB News

1090とはずがたり:2015/10/01(木) 19:51:13
ロシアはクリミア併合とウクライナ東部進駐する自国とシリアに対するアメリカの"内政干渉"を等置することでどっちもどっち論に引きずり込もうとしている様に見える。更にはシリア難民はEUを解体の瀬戸際に追い込んでいる(というかシェンゲン協定の部分的無効化で既に一部変質させている)しISの残虐性以外も事態は結構深刻である。

2015年 10月 1日 13:24
ロシアがシリア空爆開始、米国務長官「危険な行為」
http://jp.reuters.com/article/2015/10/01/mideast-crisis-russia-syria-us-idJPKCN0RU2ZE20151001

[モスクワ/ワシントン 30日 ロイター] - ロシアは30日、シリアで過激派組織「イスラム国」に対する空爆作戦を開始した。ロシアの中東地域での軍事介入としては過去数十年で最大規模となる。一方、シリアの反体制派組織は、空爆で民間人36人が犠牲になったとしている。

ロシアのメディアによると、同国国防省は、イスラム国の拠点8カ所を空爆したと明らかにした。山岳地帯の司令拠点などが空爆されたという。

米国務省は、イラクの首都バグダッドのロシア外交官が空爆開始予定の1時間前に米国に空爆計画を通知し、米機がシリア空域を避けるべきだと伝えたと明らかにした。米当局者によると、ケリー米国務長官はロシアのラブロフ外相に対し、ロシアによる空爆は危険な行為だとの考えを電話で伝えた。

米ホワイトハウスのアーネスト報道官は、ロシアがシリアのアサド大統領への支援を「強めている」との見解を示した。

カーター米国防長官は、ロシアの空爆場所にイスラム国の拠点がなかったとみられると述べた。また、空域での衝突を避けるため「可能な限り早く」ロシア軍当局者と協議するよう米軍当局に指示した。

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は訪問先の米国で、欧米の戦闘機との偶発的衝突を避けるための適切な対応がロシア側からなかったとして懸念を示した。

1091名無しさん:2015/10/04(日) 10:21:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2015100400025&amp;j4
「イスラム国」が犯行声明=バングラの邦人殺害

 【ダッカAFP=時事】バングラデシュ北西部ランプル地区で3日、日本人男性のホシ・クニオさんが武装集団に銃撃され死亡した事件で、過激派組織「イスラム国」がツイッター上に犯行声明を出した。米テロ組織監視団体SITEが明らかにした。
 バングラデシュでは9月28日にもイタリア人が射殺されており、同組織が犯行を名乗り出た。カマル計画相は相次ぐ外国人殺害について、事態を深刻に受け止めるとともに、「無実の人々を殺害し、国内に不安定さを生み出すのが狙いだ」と非難した。(2015/10/04-06:47)

1092とはずがたり:2015/10/04(日) 12:27:58

ロシアのシリア空爆、対象は全ての反体制派 専門家ら指摘
2015年10月02日 14:37 発信地:ベイルート/レバノン
http://www.afpbb.com/articles/-/3062004?ctm_campaign=latest_pickup

http://tohazugatali.we b.fc2.com/int_poli/img_e17c4b0d0d585524e5dd778f3d2cf6a0187117.jpg
ロシアのシリア空爆、対象は全ての反体制派 専門家ら指摘 写真拡大 ×シリア領内でロシア軍が行った空爆や、各勢力が支配する地域を示した図。(c)AFP

【10月2日 AFP】ロシアがシリアで開始した空爆について、専門家らは、最も大きな被害を受けたのは同国政府とイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」の両者に対抗する反体制派勢力であり、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領をあらゆる敵から守るというロシア政府の決意を示しているとの見解を示している。

 また、ロシア政府の攻撃目標からは、アサド大統領を救うため、それが過激派であろうとなかろうと、全ての反体制派集団を攻撃する意図が読み取れると、専門家や監視団体は指摘している。

「ロシアがシリアに介入したのは、ダーイシュ(Daesh、ISのアラビア語名の略称)だけでなく、テロリストとみなす全ての集団を攻撃するためであり、これには湾岸君主国とトルコが支持する組織も含まれる」と、シリア専門家のファブリス・バランシュ(Fabrice Balanche)氏は説明する。

 ワシントン近東政策研究所(Washington Institute for Near East Policy)に寄稿した分析記事の中で同氏は「ロシアの空爆の第1波は、アサド政権のアラウィ(Alawite)派中核地域を脅かしている反体制派の地域に集中していたとみられる。これは、ロシアが対テロリスト闘争よりもシリア内戦での主導権の獲得に重点を置いていることを示している」と指摘している。アラウィ派とは、アサド一族が属するシーア派(Shiite)の一派。

 ロシア軍がここ2日間で実施した空爆の標的は、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系の武装組織「アルヌスラ戦線(Al-Nusra Front)」や、強力なイスラム系反体制武装組織「アフラル・シャーム(Ahrar al-Sham)」、そしてより小規模の穏健派勢力が掌握している地域だった。これら穏健派勢力には、米国やアラブ諸国から直接支援を受けているものも含まれる。

 空爆は北西部のイドリブ(Idlib)県、沿岸部のラタキア(Latakia)県、中部のホムス(Homs)県とハマ(Hama)県で実施されたが、これら地域はいずれもISの活動地域とはされていない。

1093とはずがたり:2015/10/04(日) 18:24:40
英仏露がシリア国内を空爆する事態になっている。。

2015年 09月 8日 16:52
英がシリア初空爆、英国人戦闘員2人殺害 仏も攻撃開始へ
http://jp.reuters.com/article/2015/09/08/mideast-uk-fr-syria-idJPKCN0R804O20150908?rpc=188

[ロンドン/パリ 7日 ロイター] - 英国のキャメロン首相は7日、英空軍が8月にシリアで初めて無人機爆撃を行い、過激派組織「イスラム国」に参加する英国人戦闘員2人を殺害したと明らかにした。

英議会はシリアでの軍事攻撃を承認していないが、今回の空爆についてキャメロン首相は「自衛行為」と説明した。

英空軍はここ数カ月にわたり、隣国イラクの「イスラム国」に対し空爆を繰り返しているが、シリアでは無人機による情報収集活動しか行っていなかった。

一方、フランスのオランド大統領も7日の会見で、シリアの「イスラム国」に対する空爆を開始する考えを表明。「シリアからフランスをはじめとする複数の国に対する攻撃が計画されている証拠がある」などと述べた。

1094チバQ:2015/10/04(日) 19:28:04
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151004/k10010258101000.html
UAEで議会選挙 民主化には程遠く
10月4日 8時13分

UAEで議会選挙 民主化には程遠く
中東のUAE=アラブ首長国連邦で、議会に当たる連邦国民評議会の選挙が行われましたが、有権者は国民全体の4分の1以下にとどまるなど、依然として民主化には程遠い状況となっています。
アブダビやドバイなど絶対君主制を敷く7つの首長国で構成されるUAEでは、3日、議会に当たる連邦国民評議会の選挙が行われました。評議会は、国内問題の調査や検討などを行う諮問機関で、2006年に初めて行われて以来3回目となる今回の選挙では、40議席のうち、投票で選ばれる20議席を巡って、330人が立候補しました。
UAE政府は、国民に対し、民主化の一環だとして、投票への積極的な参加を呼びかけましたが、有権者は、それぞれの首長国によって選任されることになっており、今回は合わせて22万人余りと、4年前の前回よりおよそ9万人増えたものの、国民全体の4分の1以下にとどまりました。
UAEは、原油価格の下落による影響や、イエメン情勢への対応など国内外の課題を抱えていますが、立法権のない評議会は政府が決めた政策に変更を加えることが難しく、依然として民主化には程遠い状況となっています。

1095名無しさん:2015/10/04(日) 23:02:11
>>1091

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151004-00000008-reut-asia
バングラデシュ邦人射殺「イスラム国」が声明、さらなる攻撃も予告
ロイター 10月4日(日)12時34分配信

[ダッカ 3日 ロイター] - 過激派組織「イスラム国」は3日、バングラデシュ北部ランプルで日本人男性が射殺された事件で、犯行声明を発表し、さらなる攻撃を予告した。

警察は、60代の日本人男性ホシ・クニオさんが殺害された事件に関与した疑いで4人を拘束したと明らかにした。同国では先月29日にもイタリア出身の男性がバイクに乗った男らに射殺され、「イスラム国」が犯行声明を発表していた。

バングラデシュの内相は、3日の犯行声明発表前にロイターに対し、ホシさんの殺害について「覆面をしてバイクに乗った男3人による犯行で、拳銃が使われた」と述べ、イタリア人男性の射殺と動機が同じだった可能性があるとの見方を示した。

1096チバQ:2015/10/05(月) 01:22:25
http://www.sankei.com/world/news/151004/wor1510040038-n1.html
2015.10.4 20:42

アフガンの「国境なき医師団」“誤爆”で治安部隊の能力不足露呈

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炎上する緊急医療援助団体「国境なき医師団」の病院=3日、アフガニスタン北部クンドゥズ(同医師団提供・AP=共同)
 【ニューデリー=岩田智雄】アフガニスタン北部クンドゥズで、国際医療支援団体「国境なき医師団」(MSF)が活動していた施設が米軍に誤爆された可能性がある事件で、MSFは4日までに死者が19人、負傷者が37人に上ったと明らかにした。事件は撤収計画を進める米軍と、治安維持能力の不足が指摘されるアフガン治安部隊の課題を改めて浮き彫りにした。

 MSFは、「すべての指標が、空爆は(米軍主導の)国際部隊によって行われたことを示している」と非難し、クンドゥズからの撤収を決めた。アフガン大統領府は3日、駐留米軍司令官がガニ大統領に謝罪したと発表したが、その後、謝罪ではなく「弔意の表明」だったと訂正した。

 アフガンでは昨年末、米軍主導の北大西洋条約機構(NATO)が戦闘任務を終えた。今年からアフガン治安部隊への「確固たる支援」任務に移行したが、治安部隊はイスラム原理主義勢力タリバンに一時、クンドゥズの制圧を許した。

 タリバンはカブールでもテロ攻撃を強めており、米軍は今回、タリバンを押し返すためクンドゥズへの連続空爆を余儀なくされた。

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」も活動を拡大しようとする中、米国は今年3月、ガニ大統領の求めに応じてアフガンからの撤収ペースを遅らせることを決めたものの、ガニ政権はクンドゥズをタリバンの攻勢で失いかける失態を受け、タリバン掃討での米軍依存をさらに高める可能性がある。

 カブール大のコヒスタニ教授は産経新聞の電話取材に、誤爆の原因は「誤情報か、アフガン治安部隊と米軍の調整ミスだろう」と推測し、「アフガン側の問題は強力な空軍力がないことだ」と指摘している。

1097チバQ:2015/10/05(月) 01:36:25
http://www.afpbb.com/articles/-/3061971
ハッジ圧死事故、いまだ数百人の安否不明 死者990人超の恐れも
2015年10月02日 10:33 発信地:ドバイ/アラブ首長国連邦
【10月2日 AFP】サウジアラビア西部にあるイスラム教の聖地メッカ(Mecca)近郊で、大巡礼「ハッジ(Hajj)」の最中に発生した圧死事故は、発生から1週間が経過した現在も600人以上の安否が不明となったままだ。また、犠牲者の各出身国が発表した死者数を集計すると、サウジアラビアが発表した総数をはるかに上回っている。

 メッカの近郊ミナ(Mina)で9月24日、悪魔に投石する儀式を行っていた巡礼者らが犠牲になったこの事故について、サウジアラビアは、死者769人、負傷者934人と発表。しかし行方不明者数と、自国民の中に犠牲者がいたかどうかについては言及していない。

 死者の出身国は23か国に上り、各国の犠牲者数(大半が公式発表)を集計すると、死者は990人を超える。さらに、600人以上の安否が不明とされている。

 なぜこのようなずれがあるかは明らかになっていない。サウジアラビア保健省にコメントを求めたものの、今のところ回答は得られていない。

 中でも多くの犠牲者を出したのはイランで、9月30日の時点では死者239人と伝えられていたが、翌10月1日になってその数は464人と、ほぼ2倍に増加。イランはこの事故の責任はサウジアラビアにあるとして謝罪を要求するとともに、同国が遺体を帰国させる努力を阻害していると非難している。

■各国の死者・不明者の数

 各国の当局やメディアが伝えた死者と行方不明者は以下の通り。死者数は合計995人、不明者は計636人となっている。

・イラン:死者464人
・エジプト:死者124人、不明者72人
・ナイジェリア:死者64人、不明者244人
・マリ:死者60人
・インドネシア:死者59人、不明者74人
・インド:死者51人、不明者63人
・パキスタン:死者46人、不明者40人以上
・ニジェール:死者22人
・カメルーン:死者20人
・コートジボワール:死者14人、不明者77人
・チャド:死者11人
・アルジェリア:死者11人
・セネガル:死者10人
・モロッコ:死者10人、不明者29人
・ソマリア:死者8人(メディア報道より)
・ガーナ:死者5人、不明者21人
・リビア:死者4人、不明者16人
・タンザニア:死者4人
・ケニア:死者3人
・チュニジア:死者2人
・ブルキナファソ:死者1人
・ブルンジ:死者1人
・オランダ:死者1人
・ベニン:死者が出たものの詳細な数は不明

(c)AFP

1098とはずがたり:2015/10/05(月) 20:54:17
第n次露土戦争だ。因縁のクリミアの主権はトルコにあると主張しようw

トルコ、領空侵犯の露戦闘機を迎撃 所属不明機の「嫌がらせ」も
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%80%81%E9%A0%98%E7%A9%BA%E4%BE%B5%E7%8A%AF%E3%81%AE%E9%9C%B2%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F%E3%82%92%E8%BF%8E%E6%92%83-%E6%89%80%E5%B1%9E%E4%B8%8D%E6%98%8E%E6%A9%9F%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%AB%8C%E3%81%8C%E3%82%89%E3%81%9B%E3%80%8D%E3%82%82/ar-AAf7gdQ#page=2
AFPBB News 21 分前

【AFP=時事】(一部更新)トルコ外務省は5日声明を発表し、ロシアの戦闘機1機が3日、シリア国境付近のトルコ領空を侵犯し、トルコ空軍のF16戦闘機が迎撃してロシア機をトルコ領空外に引き返させていたことを明らかにした。

 トルコ外務省の声明によると、トルコ政府はこの件でトルコ駐在のロシア大使を呼び「強く抗議」して再発防止を申し入れ、仮に同様の事態が再発し「望ましくない事態」が発生すればその責任はロシアにあると伝えた。

 トルコ外務省によると、ロシア機は3日午後0時8分(日本時間同6時8分)、トルコ南部ハタイ(Hatay)県ヤイラダギ(Yayladagi)の南の領空を侵犯した。付近をパトロール中だったトルコ空軍のF16戦闘機2機が迎撃し、ロシア機はトルコ領空を出てシリア領空に入ったという。

■領空侵犯の翌日にはミグ29が「嫌がらせ」

 またトルコ軍は5日、領空侵犯があった翌日の4日に所属不明のミグ29(MiG-29)戦闘機1機がトルコ空軍のF16戦闘機2機に計5分40秒にわたって「嫌がらせ」を行ったと発表した。

 トルコ軍機がロシア軍機を迎撃したことを受けてトルコのアフメト・ダウトオール(Ahmet Davutoglu)首相は5日、同国のテレビ局ハベルトルコ(Haber Turk)で「トルコ軍に与えられている命令は明確だ。たとえ空を飛ぶ鳥だったとしても(領空侵犯すれば)迎撃される」と述べ、何者によるものであれ領空侵犯があればトルコ軍は交戦規則に従って対処すると警告した。

【翻訳編集】AFPBB News

1099名無しさん:2015/10/06(火) 23:28:40
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151006/k10010260311000.html
日本の議員団がイラク訪問
10月6日 7時29分

過激派組織IS=イスラミックステートの台頭など混乱が続くイラクを日本の議員団が訪れ、イラク国内で避難生活を送る人たちに対して、人道支援を拡充する方針を伝えました。
ことし2月に発足した超党派の日本イラク友好議員連盟のメンバーは、5日、イラクの首都バグダッドを訪れ、ジャファリ外相などと会談しました。
会長を務める自民党の小池百合子議員は、安倍総理大臣が国連総会でシリアとイラクの難民などへの支援を増やすと表明したことを受けて、ISによって住む場所を追われたイラク国内の避難民に対し、人道支援を拡充する方針を伝えました。
これに対し、ジャファリ外相は、こうした人道支援に加え日本の支援でイラク警察が今月から隣国ヨルダンで爆発物処理の研修を受け始めたことに謝意を示しました。
会談のあと、小池議員は「1日も早くこの地域が安定するように、お互い力を尽くしていこうと伝えた」と話していました。
イラクでは、政府や議会内での宗派対立が、ISに対する作戦を進めるうえで障害になっているため、日本政府は来月、イラクの主要な政治勢力の議員たちを日本に招き、宗派間の和解や政治の安定に向けた対話を促すことにしています。

1100チバQ:2015/10/07(水) 22:55:53
http://www.sankei.com/world/news/151007/wor1510070055-n1.html
2015.10.7 22:18

イラン最高指導者、米国との対話は「禁止」 対米改善求める世論と逆行






会談を終え、イランのロウハニ大統領(右)と握手する安倍首相=27日、ニューヨーク(代表撮影・共同)
 イランの最高指導者ハメネイ師は7日、革命防衛隊の幹部を前にした演説で「米国と対話することに利益はなく、禁じられている」と述べ、対米関係を改善させる可能性を明確に否定した。同師の事務所が明らかにした。

 イラン核問題で欧米などと最終合意したことで、長く敵対してきた米国との対話に国民の期待が高まる中、対話外交を掲げるロウハニ政権が対米関係の改善に踏み切るのを禁じた形だ。

 ハメネイ師は、対話を行えば米国による文化、経済、安全保障面での影響がイランに広がるとして警戒感を表明。核協議の中でも米国がイランの国益を害する試みを行ったと非難した。

 イランのザリフ外相は先月28日、国連総会が開かれたニューヨークでオバマ米大統領と握手。国内では保守強硬派が猛反発する一方、リベラル層の支持が高まっている。ハメネイ師は握手について直接言及せず、演説は対米関係の一定の改善を求める世論に逆行する形となった。(テヘラン 共同)

1101とはずがたり:2015/10/08(木) 11:56:56

カスピ海からミサイル発射=シリア攻撃、一気に拡大―ロシア
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-151007X935.html
10月07日 22:33時事通信

ロシアのショイグ国防相は7日、ロシア海軍がカスピ海から巡航ミサイル26発を発射し、シリア領内の過激派組織「イスラム国」の11拠点を攻撃したと明らかにした。写真はショイグ氏から報告を受けるプーチン大統領【EPA=時事】

 【モスクワ時事】ロシアのショイグ国防相は7日、ロシア海軍の4隻が同日朝にカスピ海から巡航ミサイル26発を発射し、シリア領内の過激派組織「イスラム国」の11拠点を攻撃したと明らかにした。南部ソチで、プーチン大統領に報告する様子を国営テレビが伝えた。

 これまでの空爆作戦から軍事行動を一気に拡大させた。

 ロシアは9月30日、同組織と戦うアサド政権を支援する名目で、シリア西部ラタキアの空港を拠点に空爆を開始。プーチン大統領は「地上作戦は行わない」と説明しているが、海軍も参戦させたことで、ロシアの「対テロ」作戦は新たな段階に入った。

 ショイグ国防相は、ミサイルは約1500キロ離れたカスピ海上から発射され、同組織の拠点を完全に破壊したと説明。「民間人の死傷者はいない」と主張した。プーチン大統領は「軍事産業と部隊の優秀さを示した」と評価した。ミサイルは、シリア作戦で協力するイラン、イラク上空を通過した。

1102とはずがたり:2015/10/08(木) 15:41:51
ロシアのシリア空爆、「9割以上は穏健派が対象」 米政府
AFPBB News 8 時間前
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%A9%BA%E7%88%86%E3%80%81%E3%80%8C9%E5%89%B2%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%AF%E7%A9%8F%E5%81%A5%E6%B4%BE%E3%81%8C%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E3%80%8D-%E7%B1%B3%E6%94%BF%E5%BA%9C/ar-AAfdiZn#page=2

【AFP=時事】米国務省は7日、ロシア軍がシリア領内でこれまでに行った空爆などの軍事攻撃の「90%以上」が、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」や国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系の過激派組織ではなく、穏健派の反体制派を対象としていたと発表した。

 国務省のジョン・カービー(John Kirby)報道官は「われわれが見てきた攻撃の90%以上は、ISIL(ISの別称)やアルカイダ系テロリストに対するものではなかった」と述べ、「攻撃対象は主に、シリアのより良い未来を願い、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領の政権維持を望まない反体制派組織だった」と語った。

 内戦が続くシリアで露軍が行う空爆の影響について、米当局が具体的数字を挙げたのは初めて。ロシア政府は、シリアで行う空爆の対象はISなどの「テロ集団」だと主張している。一方、穏健な反体制派を支援する米政府は、ロシアの行動は火に油を注ぐものでしかなく、アサド政権を利するものだと主張し続けている。

【翻訳編集】AFPBB News

1105とはずがたり:2015/10/08(木) 20:04:13
アラブはサウジ@スンニ派vsイラン@シーア派の2大勢力に収斂されてきてるからこの2派の勢力圏争いを確定させれば紛争は終熄,少なくとも収束するんちゃうの?

印度とパキスタンの争うカシミールみたいになる可能性があるけど住民の多数派に応じてスンニ派とシーア派の勢力圏分けるしかないんちゃうか。

1106名無しさん:2015/10/09(金) 00:37:12
ヨーロッパ列強の帝国支配に帰結する難民問題を、
イスラームとヨーロッパのはざまで受け止め続けるトルコ。。。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&amp;k=2015100800432
トルコ大統領、難民「知らんぷり」と欧州批判=早大、名誉博士号授与

 トルコのエルドアン大統領は8日、東京都内の早稲田大で講演し、地中海などを通じて欧州に殺到する難民問題について、「(欧州は)あまり門戸を開いていない。地中海で誰が死んでも知らんぷりを決め込んでいる」と述べ、欧州の対策が不十分だと批判した。
 大統領は、シリアとイラク両国からの難民をトルコが220万人受け入れ、78億ドル(約9350億円)の難民対策を実施したと説明。その上で「世界はこの半分しか難民対策に(費用を)掛けていない」と指摘し、世界全体で取り組むべき問題だと訴えた。ロシアが開始したシリア空爆には言及しなかった。
 日本との経済連携協定(EPA)交渉に関しては「一刻も早く終え、まとまることを望んでいる」と期待した。
 早大はこの日、大統領に名誉博士学位を授与。日本とトルコの関係強化やトルコの国際的地位向上に対する大統領の功績を評価した。 (時事)(2015/10/08-12:25)

1107チバQ:2015/10/10(土) 22:32:04
http://mainichi.jp/select/news/20151011k0000m040049000c.html
トルコ:首都アンカラで爆発 テロ断定、86人死亡
毎日新聞 2015年10月10日 21時07分(最終更新 10月10日 21時55分)

 【エルサレム支局】トルコの首都アンカラで10日午前(日本時間同日午後)、連続して2回の爆発があり、当局は少なくとも86人が死亡し、126人が負傷したと発表した。ロイター通信などが伝えた。日本人が巻き込まれたとの情報はない。エルドアン大統領は「国の平和と団結を狙った」テロと断定し、強く非難した。自爆テロの可能性もあるとみて、地元当局が調べている。

 アンカラでのテロは極めてまれ。爆発があったのは、中心部のアンカラ駅に近い高架下付近。現場では、左派系の団体が、7月以降に激化したトルコ軍による反政府武装組織クルド労働者党(PKK)への攻撃に抗議するデモ行進を計画し、数百人が集まっていた。

 エルドアン大統領は声明で「テロに対しては、団結と意志の強さが重要だ」とし「社会に亀裂をもたらすことを目的とした攻撃だ」と批判した。

 トルコでは7月に南東部スルチで過激派組織「イスラム国」(IS)支持者とみられる男による自爆テロがあり、クルド人ら32人が死亡。PKKは治安当局による取り締まりが不十分だったとして、警察官への報復攻撃を始めた。

 これを受けて軍は、シリア国内のIS拠点とイラク北部のPKK拠点に対する空爆を開始し、国内での双方に対する取り締まりを強化していた。

1108チバQ:2015/10/10(土) 22:36:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-35071763-cnn-int
虐待通報のインド人家政婦に右腕切断の処罰、サウジの家庭
CNN.co.jp 10月10日(土)15時53分配信

ニューデリー(CNN) サウジアラビアの首都リヤドの家庭で家事手伝いとして働いていたインド人女性(58)が虐待を地元警察に通報した後、雇い主が女性の右腕を切り落とす冷酷な仕打ちを行っていたことが10日までにわかった。

女性の姉妹がCNNに明らかにした。先月30日に起きた事件発覚後、インド政府はサウジ政府に抗議の意思を伝え、雇用主を殺人未遂罪で訴追することを要求。また、第3者による事件捜査の着手も要請した。

CNNはニューデリー駐在のサウジ大使に電話でコメントを求めたが回答はなく、正式な面会手続きを取るよう求められた。

女性はリヤドの病院で手当てを受けている。

インドのタミルナド州に居住する姉妹によると、被害者は3カ月前からリヤドの民家で働き始めた。しかし、給料は支払われず、十分な食事も与えられない劣悪な労働環境を強いられていたという。
サウジ内での家事手伝いの過酷な労働条件はこれまでも再三批判の対象となってきた。先月にはニューデリー駐在のサウジ外交官によるネパール人女性の家事手伝い2人に対する性的暴行や集団強姦(ごうかん)への関与の疑惑も浮上。この外交官は出国していた。

また、インドネシア政府は今年、サウジを含む21カ国に家政婦として自国の女性を送ることを禁止。サウジ内では今年、殺人罪に問われたインドネシア人家政婦2人が斬首刑に処されていた。人権団体は殺人罪の立件の根拠を疑問視していた。

スリランカ政府も自国の女性がサウジ内で家事手伝いとして働く人数を制限している。この措置は、サウジ内で当時17歳のスリランカ人女性が雇い主の乳児殺害の罪で斬首刑を受けた後、打ち出されていた。

1109チバQ:2015/10/10(土) 22:36:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00000020-jij-m_est
メッカ圧死、死者1358人に=過去最悪に匹敵―AFP集計
時事通信 10月10日(土)6時17分配信

 【カイロ時事】サウジアラビアのイスラム教聖地メッカ近郊で9月24日に起きた巡礼者圧死事故で、AFP通信は9日、犠牲者出身国での発表や報道に基づき、死者が1358人に達したと報じた。
 
 メッカ巡礼をめぐっては、約1400人が死亡した1990年の事故が過去最悪とみられている。9月の事故はこれに匹敵する規模となった。
 AFPによれば、犠牲者の出身国は約30カ国に及ぶ。イランが464人で最も多く、エジプト165人、インドネシア120人となっている。

1110名無しさん:2015/10/11(日) 00:17:19
http://mainichi.jp/select/news/20151011k0000m030061000c.html
チュニジア:「対話解決、世界に示す」イスラム政党党首
毎日新聞 2015年10月10日 23時07分

 【カイロ秋山信一】チュニジアでイスラム政党と世俗政党の対立解消に貢献した「国民対話カルテット」のノーベル平和賞受賞が決まったことを受け、同国の主要イスラム政党アンナハダ(再生)のガンヌーシ党首は9日、声明を発表し「栄誉は4団体だけでなく、穏健なイスラム主義者と穏健な世俗主義者にも与えられた。チュニジアは対話で問題解決できることを世界に教えた」と述べた。

 4団体が主導した国民対話では、当時与党だったアンナハダの譲歩が成功の鍵となった経緯がある。

 ガンヌーシ氏は声明で、国民対話開始直前の2013年夏に世俗派の主要政党ニダチュニスのカイドセブシ党首(現大統領)とパリで会談し、対話による緊張緩和で合意したことが「国民対話の大きな成果につながった」と自身を含めた政治指導者の貢献を強調。「世界はイスラム主義と反イスラム主義の争いに直面している」と指摘し、チュニジアが対立解消の模範になるとの見方を示した。

 チュニジア同様、民主化要求運動「アラブの春」で独裁政権が倒れたアラブ諸国では、独裁政権に弾圧されていたイスラム政党が積極的に政治参画し、議会で議席を伸ばした。しかし、自由や人権の解釈、イスラム教の位置付けなどを巡って、政教分離主義の世俗派と対立。エジプトやリビアでは、イスラム政党と世俗政党の双方とも対話に消極的で、政治混乱が深刻化する要因となった。

 チュニジアのアンナハダも11年の革命後に初めて行われた制憲議会選挙で第1党になったが、世俗政党と連立を組み、大統領職も世俗派に委ねるなど、当初から融和的な姿勢を見せた。野党指導者の暗殺を契機にした与野党対立の解消に向けた国民対話でも、実務者中心の暫定政権への移行を受け入れるなど譲歩し、交渉が妥結した。

1111名無しさん:2015/10/11(日) 10:56:24
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151006-OYT1T50027.html
「イスラム国」、古代ローマ遺跡「凱旋門」破壊
2015年10月06日 10時16分
 【ダマスカス=久保健一】シリア文化省のマアムーン・アブドルカリーム文化財博物館局長は5日、読売新聞の取材に対し、同国中部の古代遺跡パルミラの「凱旋がいせん門」がイスラム過激派組織「イスラム国」に破壊されたことを明らかにした。

 破壊日時は不明。局長は「『イスラム国』は、イスラム教とまったく関係のない無軌道な破壊を繰り返している」と批判した。

 凱旋門はパルミラが古代ローマに支配されていた約2000年前に建設された代表的遺構。「イスラム国」は今年5月にパルミラを制圧し、「ベル神殿」などの代表的建築物を破壊した。

 局長は、「イスラム国」が非イスラム教の遺跡に加え、イスラム教の異なる宗派の文化・歴史遺産の破壊を加速していることに強い懸念を示した。特に、「イスラム神秘主義」について、「シリアの『イスラム国』支配地域にある(神秘主義と関係が深い)聖廟せいびょうの9割が破壊された」と述べた。

2015年10月06日 10時16分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

1112名無しさん:2015/10/12(月) 11:18:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151011-00000044-jij-m_est
聖地めぐり対立激化=イスラエルとパレスチナ衝突―指導部は対応苦慮
時事通信 10月11日(日)14時55分配信

 【エルサレム時事】エルサレム旧市街の聖地をめぐる対立から、ユダヤ人とパレスチナ人の衝突や襲撃事件が拡大している。
 イスラエルとパレスチナ双方の指導者は沈静化を図るが、それぞれ内部事情を抱え、有効な手だてを打てていない。
 対立悪化は、ユダヤ教が新年を迎えた9月中旬、旧市街にあるイスラム教聖地ハラム・アッシャリフ(ユダヤ教呼称「神殿の丘」)で起きたパレスチナ人とイスラエル治安当局との衝突がきっかけだった。同地はユダヤ教の聖地でもあり、パレスチナ側は現在禁じられているユダヤ人による礼拝をイスラエルが認め、聖地の「現状」を変えようとしていると警戒。イスラエル側は「宗教を利用した扇動」と非難している。
 10月初旬、ヨルダン川西岸とエルサレムで、パレスチナ人がユダヤ人を殺害する事件が起きると、触発される形で、イスラエルの抑圧に対するパレスチナ人の怒りが爆発。全土に混乱が広がった。西岸などでは連日、石や火炎瓶を投げるパレスチナ人の若者に対し、イスラエル軍が実弾や催涙ガスで応戦。エルサレムや他の都市でも、イスラエル治安当局者らを狙ったパレスチナ人による刺傷事件が相次いでいる。
 9日には、パレスチナ自治区ガザの住民が、「エルサレムやヨルダン川西岸との連帯」を示すためとして、イスラエルとの境界フェンス越しに投石するなどして「参戦」。ガザからイスラエルへのロケット弾攻撃と、イスラエル軍による報復空爆も小規模ながら行われている。
 一連の暴力の応酬で、これまでにユダヤ人4人、パレスチナ人20人以上が死亡した。
 ネタニヤフ首相は8日の記者会見で「大半の犯行は組織立ったものではない」と指摘。犯罪行為への厳しい措置と治安確保を約束しつつ、新たなユダヤ人入植地建設の凍結や、国会議員の聖地入場を一時禁じるなど沈静化に努めている。しかし、ユダヤ人入植者や政権内の極右勢力の反発は強い。
 一方、パレスチナ自治政府のアッバス議長も「(混乱)激化は望まない」と断言。だが、イスラム原理主義組織ハマスのガザ地区最高幹部ハニヤ氏は「新たなインティファーダ(対イスラエル民衆蜂起)」を呼び掛けており、対立がエスカレートして収拾不能な事態に陥る恐れもある。

1113チバQ:2015/10/12(月) 12:11:05
http://www.sankei.com/world/news/151011/wor1510110042-n1.html
2015.10.11 23:52
【トルコ爆発】
死者95人に…11月の出直し総選挙、治安・安保が重要争点に

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トルコの首都アンカラで起きた爆発に抗議し、平和を訴える人々=10日、イスタンブール(AP=共同)
 【カイロ=大内清】トルコの首都アンカラで10日に起きた同国史上最悪規模のテロを受け、11月に予定される出直し総選挙では治安や安全保障が重要争点になるのは確実だ。イスラム系の第1党、公正発展党(AKP)を率いるダウトオール首相は10日、犯行声明が確認されていない段階にもかかわらず、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」やクルド武装勢力、極左組織が関与した可能性を示唆。これらの組織の掃討・取り締まりを進める政府の「強い姿勢」をアピールする狙いとみられる。

 首相府は10日、テロの死者が少なくとも95人、負傷者が246人に達したと発表した。犯行は自爆テロとみられ、現地メディアは、実行犯の1人は25〜30歳くらいの男とみられると伝えたが、背後関係は不明だ。

 トルコでは6月の総選挙で少数民族クルド人系の左派、人民民主党(HDP)が躍進し、AKPを過半数割れに追い込んだ。

 その後の連立交渉が難航する中、トルコ政府は7月、イスラム国と、非合法武装組織「クルド労働者党(PKK)」との戦闘を開始した。それまで和平協議を続けてきたPKKに対して強硬路線に転じたのは、連立交渉が不調に終わって出直し総選挙が実施されるのを見越し、PKKと近い関係にあるとされるHDPを切り崩す狙いもあったからだと指摘される。

 出直し選でHDPが現在の80議席を維持し、AKPが再び過半数割れとなれば、改憲を目指すAKP出身のエルドアン大統領がレームダック(死に体)に陥るとの見方もある。それだけに、AKPの焦りは小さくない。

 そんな中で発生した今回のテロでは、HDPを含むクルド系や左派系の集会が標的となった。「テロとの戦い」を旗印にしてきた政府側としては、イスラム国やPKKが関与しているか否かにかかわらず、事件を求心力回復につなげたい思惑があるとみられる。

 他方、最大都市イスタンブールなどでは事件後、クルド人らによる反AKPデモも起きており、政局の行方は混とんとしている。

1114チバQ:2015/10/12(月) 12:15:25
http://www.sankei.com/world/news/151011/wor1510110004-n1.html
2015.10.11 00:23
【トルコ爆発】
クルド系の反政府感情増幅も 「われわれはマフィアのように振る舞う国家と対峙している」

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10日、トルコ・アンカラの爆発現場に横たわるけがをした男性(ゲッティ=共同)
 【カイロ=大内清】トルコの首都アンカラで10日、少数民族クルド人系を含む左派の集会を狙ったとみられる大規模テロが発生した。背後関係は不明だが、事件の発生を防げなかったとして政府に対するクルド人勢力の対立感情が強まる可能性もあり、トルコ国内の政治・社会情勢はいっそう複雑さを増している。

 「われわれはマフィアのように振る舞う国家と対峙(たいじ)している」

 集会に参加していたクルド系左派、人民民主党(HDP)のデミルタシュ共同党首は10日、記者団にこう語り、事件の責任は政府にあるとの考えを示した。

 HDPは6月の総選挙でクルド系として初めて法定得票率10%を達成して80議席を獲得した。しかし、トルコ国内ではクルド人が影響力を強めることに反感を持つ層も多い。

 政府が7月、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への空爆に乗じて始めた、クルド労働者党(PKK)に対する掃討作戦も、11月の出直し選を前に、PKKと近い関係にあるとされるHDPに揺さぶりをかける狙いがあると指摘される。

 デミルタシュ氏の発言は、こうした状況にあるクルド勢力のいらだちを代弁したものだといえる。

 一方でPKKは10日、出直し選までの期間は「すべての敵対行為を停止する」と発表した。今回のテロを受けて何らかの報復攻撃などに乗り出せば、トルコ国内でのクルド人への風当たりがますます強まりかねないとの懸念があるためだ。

 ただ、PKKを「テロリスト」とみなす政府側の態度に変化はないとみられ、クルド勢力側との相互不信も根強い。出直し選に向けてクルド人系や左派を標的とした同様のテロや妨害が相次げば、クルド側の報復感情が強まる恐れもある。

1115とはずがたり:2015/10/13(火) 17:18:21
米国防総省、シリア反体制派訓練計画を縮小へ
http://jp.wsj.com/articles/SB12615368566651014092404581284470503942168?mod=trending_now_2
By GORDON LUBOLD AND ADAM ENTOUS
2015 年 10 月 10 日 16:24 JST

 【ロンドン】米国防総省は過激派組織「イスラム国(IS)」との戦いの一環として実施してきたシリア国内の反体制派訓練計画を見直す。同省によると、ISと戦うことができる軍隊を一から作る計画を中止し、入念な身辺検査を受けたシリア反体制派の指揮官への武器や装備の直接供与を強化する。

 ロシアによるシリア空爆や地上部隊の派遣によってシリアの戦地の状況が複雑になるなか、穏健な反体制派で構成する部隊を訓練することが難しくなった。

 国防総省高官は訓練の規模が縮小されると述べた。シリア国内で既にISと戦っている組織の指揮官への支援実施に軸足を移す。

 国防総省は一時期、米国主導の空爆の効果を高めるため、少規模の反体制派組織に対して空爆の誘導法について訓練することを検討していた。高官は反体制派組織が地上から空爆を誘導する訓練を受けることはないと述べた。

 国防総省のピーター・クック報道官は声明を発表、数日以内に開始する新たな取り組みの下での反体制派の動きを見守ると述べた。報道官は装備供与や能力付与に集中することで、シリアでのISとの戦いでこれまでに達成した成果を強化できると述べた。

 ロンドン訪問中のカーター米国防長官は英国のファロン国防相との共同記者会見で、これまでの取り組みに「満足していなかった」と述べ、「プログラムを改善する方法を検討してきた」ことを明らかにした。

1116名無しさん:2015/10/13(火) 21:06:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151013-00000062-jij-m_est
イラン国会、核合意を承認=履行へ大きな一歩
時事通信 10月13日(火)15時57分配信

 【テヘラン時事】イラン国会は13日、同国政府と欧米など6カ国によるイラン核問題の最終合意をめぐる決議案を賛成多数で承認した。
 国営イラン通信が伝えた。国会承認は合意履行への大きな一歩となる。
 国会決議を審査する護憲評議会が承認を覆さなければ、7月の最終合意に盛り込まれた核開発の大幅な制限や、欧米の対イラン経済制裁解除といった措置が実現に向け動きだす。
 採決では、賛成が161票だったのに対し、反対59票、棄権13票だった。国会では合意に懐疑的な保守強硬派が反対し続けたものの、賛成票が大きく上回った。
 国際社会との関係改善を進めるロウハニ政権の外交姿勢に対する支持の強さが浮き彫りとなった形だ。
 最終合意をめぐっては、米議会でも反対論が根強く、履行が危ぶまれた。ただ、米国では最終的に不承認決議案が採決されず、イラン側の対応が焦点となっていた。

1117チバQ:2015/10/13(火) 21:17:54
http://www.sankei.com/world/news/151013/wor1510130033-n1.html
2015.10.13 20:17
【トルコ自爆テロ】
「テロ阻止できなかった」と各地でスト 葬儀が反政府デモに転化も 政治対立強まる

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12日、トルコ・イスタンブールで、アンカラで発生した自爆テロに抗議し、警官隊と衝突してバリケードを燃やすデモ隊メンバーら(AP)
 【カイロ=大内清】トルコからの報道によると、同国の最大都市イスタンブールなど各地で12日、労組などが呼び掛けたデモやストライキがあり、参加者は、首都アンカラで少なくとも97人が死亡した10日の自爆テロを阻止できなかったとしてエルドアン政権を非難した。最大野党の共和人民党(CHP)や少数民族クルド人系の左派、人民民主党(HDP)もこれに乗じて政府や与党、公正発展党(AKP)への攻勢を強めており、11月1日の出直し総選挙を前に政治対立が深まっている。

 一方、AKPを率いる同国のダウトオール首相は12日、地元テレビ局とのインタビューで、テロはイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による可能性が高いと指摘。自爆犯2人の身元や背後関係の捜査を進めていると強調した。

 ただ今回の事件ではイスラム国が存在を誇示するために出す犯行声明などは確認されておらず、イスラム国犯行説の真偽はなおも不明のままだ。

 トルコ各地では12日、テロの犠牲者らの葬儀も行われた。一部では葬儀が反政府デモに転化し、参加者らは「エルドアンは殺人者だ」などと非難した。

 トルコ政府は隣国シリアの内戦当初から反体制派を支援してきたが、それがイスラム国の台頭やトルコへの浸透を手助けしたとも指摘される。デモ隊の反政府感情はそうした事情を背景としており、野党からは外交・安全保障政策の転換を求める声も強まっている。

1118チバQ:2015/10/13(火) 21:28:41
http://www.afpbb.com/articles/-/3062907
「シリア民主軍」結成、宗教・民族越えた「挙国一致の軍事力」
2015年10月12日 20:24 発信地:ベイルート/レバノン
【10月12日 AFP】シリアのクルド人民兵部隊「クルド人民防衛部隊(Kurdish People's Protection Units、YPG)」と、これまでにも同部隊と共に戦ってきた複数のアラブ系反政府勢力などが正式な同盟関係を結び、「シリア民主軍(Syrian Democratic Forces)」という新たな組織を結成した。YPGがインターネットに声明を掲載して発表した。

 声明では、「わが国シリアが直面している予断を許さない現状、また軍事・政治の両前線における急展開を鑑みると、クルド系、アラブ系、シリア語系、その他あらゆる勢力が結集した挙国一致の軍事力が必要だ」と訴えている。

 新組織には、アラブ系主導の組織「ユーフラテスの火山(Burkan al-Furat)」をはじめ、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」との戦いでYPGを支援してきたシリアの複数の反政府勢力が含まれている他、アラブ系部族やシリア語系キリスト教徒らのグループも参加している。

 米国はすでに、シリア北部の各地における対IS戦でYPGと連携している。米主導の有志国連合は、ISに対する空爆という形で、地上でISと戦っているクルド人部隊を支援している。

 一方でシリアの隣国トルコはYPGの勢力拡大に不安を抱いている。トルコはYPGを非合法のクルド人武装組織「クルド労働者党(Kurdistan Workers' Party、PKK)」の一派とみなしている。

 さらに、米国とシリアのクルド人勢力が連携を強めていることで、以前から米軍による空爆支援と武器の提供を受けようと働き掛けを続けてきたクルド人勢力以外のシリア反政府勢力の間に怒りが広がっている。

 クルド人勢力はシリア政府から何年も抑圧を受けてきたにもかかわらず慎重な姿勢を貫いていた。反体制蜂起が始まった2011年3月以降も政権に対し武器を取ることを拒否しつつ、クルド系が大部分を占める地域の自治の確立を優先してきたという経緯から、シリア反政府派の多くはクルド人勢力に不信の目を向けている。(c)AFP

1119とはずがたり:2015/10/14(水) 02:13:38
ロシアはイスラームをスンニ派vsシーア派に色分けをして両者の対立を抜き差しならないものにするのが最適戦略なんだな。ロシアの差し金とは思えないけどここんとこその対立がはっきりしてきては居る。

さて冷泉氏の「ロシアのシリア介入に対して激怒」が正しいのか,「基盤が弱く、道徳的に破綻している体制を最後の最後まで支援するというロシアの姿勢からは、政府内部では戦略的思考がほとんど働いていない状態が続いている」>>461-462のPaul Stronski氏の見立てが正しいのか,誰だったかみつからないけどプーチンは気にくわないけど利用出来ると考えているのか,今後が楽しみである。
一応プーチンはシリアとサウジを和解させようともしたらしい>>1077。。更に米ロが手打ちするという論調もちらほら。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代冷泉彰彦
オバマ政権が見透かす、シリア情勢に介入したロシアの「動機」
2015年10月08日(木)18時25分
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/10/post-776.php

 ロシアはシリア領内での空爆を拡大する一方で、カスピ海上の艦船から巡航ミサイル攻撃を行ったと発表、4隻の艦船から26発のミサイルを発射して、11カ所の標的に着弾したということです。さらには「ロシア義勇兵」による地上戦介入も示唆するなど、ロシアのシリア領内での活動は、どんどんエスカレートしているように見えます。

 これについて、オバマ政権は「ロシアはISILをターゲットにしていると主張しているが、アメリカの支援している反アサド勢力にまで攻撃を加えており、見過ごすことはできない」と不快感を表明しています。

 一方、プーチン大統領は「攻撃対象はあくまでISILとアルカイダ系の武装勢力に限定している」と主張しています。そればかりか、アメリカに対して何度も「シリア領内での反テロ共同作戦をやろう」と持ちかけているのです。

 この提案に対してオバマ大統領は、批判を加えつつ「米軍の直接介入は行わない」という従来の立場を崩していません。またアシュトン・カーター米国防長官も、「ロシアから共同作戦への誘いが来ているが、時期尚早だと返答した」と話しています。

 ロシアがシリア情勢に介入するのは、一見すると歴史的な理由があるように見えます。何よりも、東西冷戦の時代には「イスラエルを支援するアメリカと西欧」に対抗して「ソ連はアラブ勢力を支援する」という構図がありました。特に「アラブ連合共和国」を構成していたシリアは、60年代後半にはソ連との軍事的な関係を密にしていたのです。

 また、当時の関係を反映してシリアの地中海沿岸の都市タルトゥースに、ロシアは海軍の補給基地を保有しており、その使用についてアサド政権に便宜を図ってもらっているという関係もあります。

 そう考えると、ロシアのシリア領内での利権、そしてアサド大統領との先代の時代を含めた長い関係は、アメリカや西欧の利害とは、そしてイスラエルの利害とは厳しく対立するものだと言えます。

 それにも関わらず、オバマ政権は動きません。こうした一連の「オバマの軍事外交」については、アメリカの野党・共和党からは「弱腰」だという批判が続いています。そもそも「反アサド勢力への援助を真剣に行わなかった」こと、そして「アサド政権が反政府勢力に対してサリン攻撃を行った」際に「ロシアの仲介でサリンの廃棄をする」という「甘い」取引に乗ったこと、これに加えて「ロシアやシリアに近いイランとの核交渉」で合意に至ったこと、こうした流れの「全てが弱腰だ」というのです。

1120とはずがたり:2015/10/14(水) 02:14:00
>>1119-1120
 では、本当にオバマは弱腰なのでしょうか? 個人的にセンチメンタルな平和主義に傾斜しているとか、イラクやアフガニスタンとの戦争に疲れた世論に迎合しているのでしょうか? そして、アメリカはオバマという「弱腰な大統領」によって「世界の警察官」から完全に降りてしまったのでしょうか?

 私は違うと思います。オバマ政権は「ロシアの動機」を見抜いています。ロシアがシリアの領内で異常なまでに活動をエスカレートさせている背景には、原油価格とルーブル安の問題がある、それがオバマ政権の見方です。

 産油国ロシアは、国際的なエネルギー価格の低迷に苦しんでいます。中国経済のスローダウンなどを受けて再び歴史的な安値圏にある原油価格は、あらためてロシア経済を追いつめており、通貨のルーブルも1ドルが60〜70ルーブルと下落しています。

 そんな中で、仮にシリア情勢が緊迫化すれば、中東全体に戦火が及ぶことも考えられ、原油価格が上昇する可能性があります。悪く言えば、そのような情勢を作り出すためには、シリア情勢が「混沌化すればするほど」良いわけです。

 ちなみに、ロシアが原油価格の下落要因となりかねない「イラン核合意」に乗った背景には、イランの核開発がなくなれば西欧の「ミサイル防衛構想」がスローダウンするという思惑からであって、いずれにしても「原油の高値誘導」がロシアにとっての国益だという構図に変化はありません。

 対するオバマの姿勢は一貫しています。自国内ではシェールガスの開発を進める一方で原発の新規建設を許可するなど、エネルギーの多様化を進めて中東の石油への依存度を下げ、原油安誘導政策を続けてロシアを追いつめているのです。

 オバマ政権としては、ロシアのシリア介入に対して激怒しながらも、シリアを舞台にした(あるいはウクライナも加えた)「米ロ代理戦争」をエスカレートさせる気は「さらさらない」のです。その計算には根拠があり、「弱腰」という批判は当たらないと思います。

1121とはずがたり:2015/10/14(水) 02:17:12
>>1050
記事中身はこっちですね。

IS、シリア反体制派と市街戦 首都中心部にかつてなく接近
http://www.afpbb.com/articles/-/3058948
2015年08月31日 21:03 発信地:ベイルート/レバノン

【8月31日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」は30日、シリアの首都ダマスカス(Damascus)の近くで反体制勢力と市街戦を行った。ISはダマスカス中心部にかつてなく近づいている。

?在英の非政府組織(NGO)シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、市街戦があったのはダマスカス南部のカダム(Qadam)区アサリ(Asali)。カダム区は1年前に政府軍と反体制勢力が停戦を結んで以来、比較的平穏だったという。同監視団は、この市街戦で戦闘員15人が死亡したが死亡者が属していた勢力の内訳は不明だとしている。

?同監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表は、ISは2014年7月から拠点にしていた隣接する地区から前進してきたと述べた。シリア軍当局者はAFPに戦闘があった事実を認め、武装勢力同士で戦ったのは「実に喜ばしい」が、ISが政府支配地に進もうとするならば対応を取る用意があると述べた。(c)AFP

1122とはずがたり:2015/10/14(水) 02:21:43
8月の時点でダマスカス近郊にISが侵攻し,アサドのいとこが逮捕される>>1078など政権は不安定化,ロシアの介入が無かったら崩壊してたかもね。

シリア政府軍がダマスカス近郊を空爆、82人死亡
http://www.afpbb.com/articles/-/3057456
2015年08月17日 08:25 発信地:ベイルート/レバノン

【8月17日 AFP】シリア政府軍が16日、首都ダマスカス(Damascus)郊外の反体制派が掌握する町の市場を空爆し、少なくとも82人が死亡した。政府側の攻撃によるものとしては、内戦状態になって以降、最大規模の死者が出た。

?反体制派の拠点ドゥマ(Douma)の町への一連の攻撃により、複数の仮設診療所では医師らが押し寄せる負傷者の手当てに追われ、血まみれの床には多くの遺体が並べられた。

?シリアの反体制派「シリア国民連合」(Syrian National Coalition、SNC)の代表は、攻撃を「虐殺」と呼び、彼らが「免罪されることはない」と誓った。

?在英の非政府組織(NGO)シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、政府軍機はドゥマに対し、少なくとも10回の空爆を行い、その大半は市場を攻撃したという。

?さらに、少なくとも250人が負傷し、死者の大半は民間人で、その数は増える見込みだとした。(c)AFP/Sara Hussein

1123とはずがたり:2015/10/14(水) 02:23:33
シリア大統領のいとこ、軍幹部殺害の疑いで逮捕 車のトラブルで逆上
http://www.cnn.co.jp/world/35068754.html
2015.08.12 Wed posted at 09:58 JST

(CNN) シリア当局は12日までに、アサド大統領のいとこに当たる男を、車の運転中のトラブルで逆上し空軍幹部を射殺した疑いで逮捕した。
シリアTVによると、スレイマン・ヒラル・アサド容疑者は西部の港湾都市ラタキア郊外の農場で10日夕に逮捕された。身柄は当局に引き渡され、立件に向けた捜査が進められている。
シリア人権監視団(本部・ロンドン)によれば、同容疑者は6日、ラタキア中心部の交差点で、ハッサン・シャイフ空軍大佐を子どもたちの目の前で撃ったとされる。
報道によると、同大佐はアサド大統領の支持母体であるイスラム教アラウィ派の出身だった。今回の事件を受けてラタキアのアラウィ派は反発を強め、スレイマン・ヒラル・アサド容疑者の処刑を要求しているという。
シリアでは4年以上に及ぶ内戦でアサド政権が揺らいでいる。内戦の死者は数十万人に上り、都市は破壊されて大量の難民が国外に流出している。

1125とはずがたり:2015/10/15(木) 10:22:57
IS、ナンバー2の死亡認める 米軍が空爆で殺害
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/is%E3%80%81%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC2%E3%81%AE%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E8%AA%8D%E3%82%81%E3%82%8B-%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E3%81%8C%E7%A9%BA%E7%88%86%E3%81%A7%E6%AE%BA%E5%AE%B3/ar-AAfpOx3
AFPBB News 13 時間前

【AFP=時事】イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」は13日、同組織ナンバー2のアブ・ムタズ・クラシ(Abu Mutaz al-Qurashi)容疑者が米当局によって殺害されたことを認める音声声明を、過激派系ウェブサイトで公開した。

 クラシ容疑者の本名はファディル・アフマド・ハヤリ(Fadhil Ahmad al-Hayali)。声明では、死亡時の状況は明らかにされていないが、米ホワイトハウス(White House)は今年8月の発表で、同月18日にイラク北部モスル(Mosul)近郊で米軍が行った空爆で同容疑者が死亡したと発表していた。

【翻訳編集】AFPBB News

1126とはずがたり:2015/10/15(木) 19:31:13
イスラエルが考え出した新たな「拷問」
Israeli Doctors Will Refuse to Force-Feed Prisoners
「ハンストは自爆テロ」と、食べない囚人に無理やり食べさせる法案を審議中だが
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/07/post-3742.php
2015年7月1日(水)18時43分
アリス・ミリケン

正義を イスラエルの刑務所に収監されたパレスチナ人 Nir Elias-REUTERS
 イスラエルで今、囚人たちに強制的に食べ物を摂らせる法案が審議されている。狙いはハンガーストライキを阻止することだ。

 一見、人命を救う行為ともいえそうだが、パレスチナ囚人協会のカドゥラ・ファレスは猛反発。イスラエルは囚人たちに残された最後の非暴力的抗議手段を奪うつもりだと、ワシントン・ポスト紙に語った。医師たちも、非人道的で倫理に反するとして、法が執行されても従わないと声を上げている。

 法案が成立すれば、こうなる──。

 囚人が死に瀕していたり、自らの体に致命的なダメージを及ぼしていると判断された場合、医師が囚人に強制的に食べさせる。過去の例だと、鼻に入れたチューブで食物を流し込むのが一般的だ。

行政拘束vs.ハンストによる釈放
 今年4月には、パレスチナ人の囚人300人近くが参加する大規模なハンストが始まった。イスラエル政府の「行政拘束」に抗議するためだ。行政拘束とは、裁判も起訴状も、ときには説明すらなく、国家にとって危険だと見なされた人物を逮捕・拘束できる制度。

 ハンストを行う有名なパレスチナ人の一人がハデル・アドナンだ。この5年で9回、行政拘束により収監され、7月12日には55日間のハンストの末に釈放される予定だ。前回は2012年2月、66日間のハンストを経て釈放されている。

 アドナンはハンストによる衰弱で何度も入院しているが、強制的な食物投与をされたことはこれまで一度もなかった。

 今回の法案に対し、イスラエルとヨルダン川西岸の人権運動家たちは拷問と同じだと非難。アメリカを本拠とする「人権のための医師団」は、イスラエル議会に法案否決を呼びかけ、「医療従事者を人権侵害と拷問の手先にするな」という声明を出した。

 だが、イスラエルのギラド・エルダン国内治安相は、法案は政府にとって必要な対抗手段だと主張する。「囚人たちはハンストという自爆テロでイスラエル国家に脅かしている。我々は脅迫を容認しないし、囚人を刑務所で死なせもしない」

 法案は採択までに、イスラエル議会であと2度の審議を通過しなければならない。

1127チバQ:2015/10/15(木) 22:11:44
http://www.sankei.com/world/news/151015/wor1510150032-n1.html
2015.10.15 20:07

17日からエジプト議会選、翼賛体制構築か イスラム原理主義組織は参加許されず

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(1/2ページ)
 【カイロ=大内清】2013年夏のクーデター以後で初のエジプト議会(定数596、公選議席568)選挙が17日から始まる。強権的な手法も目立つシーシー現政権を支持する勢力が大多数を占めるのは間違いない情勢だが、政権にとっては対外的に「民主化」をアピールし正統性を高める意味合いがある。中東情勢が流動化する中、国際社会が、急速な民主化よりも地域大国エジプトの安定が重要との認識に傾いていることも、政権の“翼賛体制”構築に自信を与えている。

 約半数の選挙区の在外投票が17日から、国内投票が18日から行われる。残りの選挙区は11月21日から投票が行われ、最終結果は11月下旬〜12月上旬ごろに確定する見通しだ。

 エジプトでは大統領が強力な権限を持ち、議会の影響力は限定的だ。今回の選挙では、13年に排除されたモルシー前大統領の出身母体であるイスラム原理主義組織ムスリム同胞団も組織参加が許されていない。ただ、議会選が一定の重要性を持つと受け止められているのは、クーデターを経て誕生したシーシー政権が正統性を回復したか否かの判断材料とみられるためだ。

 欧米各国はクーデター後、人権や民主主義の観点からエジプトを批判。その一方で、本音では、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が勢力を拡大する中で地域大国エジプトが不安定化することは、国際秩序への脅威になりかねないと懸念してきた。

 このため国際社会には、クーデター後に定められた民主化への「行程表」の最終段階である議会選が円滑に実施されれば、より積極的に同国との関係構築を進められるとの期待がある。政権側も、議会選を通じて安定性をアピールし、国際社会からの支援獲得などにつなげる考えとみられる。

1128とはずがたり:2015/10/17(土) 17:40:41
トルコ、領空で無人機を撃墜…「露軍の可能性」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151017-OYT1T50054.html?from=yrank_ycont
2015年10月17日 10時35分

 【カイロ=久保健一】トルコ軍は16日、同国軍機がシリアとの国境から約3キロ・メートルのトルコ領空で無人機1機を撃墜したことを明らかにした。


 ロイター通信は米政府当局者の話として、この無人機が、シリアで空爆作戦を行っているロシア軍の航空機である可能性が高いと報じた。露国防省当局者は、作戦が「計画通りに」続いているとし、領空侵犯を否定した。

 露軍は今月上旬、軍用機でトルコ領空を2度にわたって侵犯。トルコはロシアに抗議していた。

2015年10月17日 10時35分

露、トルコ領空侵犯認める…悪天候によると釈明
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151006-OYT1T50043.html?from=yartcl_popin
2015年10月06日 16時44分

 【モスクワ=田村雄】インターファクス通信によると、ロシア国防省の報道担当コナシェンコフ少将は5日、露軍機が3日にトルコ領空を侵犯したことを認めた。

 同省によると、露戦闘機「Su―30」が、シリアのラタキア近郊フメイミーム飛行場に、トルコ国境がある北方から着陸しようとした際、「数秒間」の領空侵犯があったという。同少将は、悪天候によるものだと釈明し、再発防止策を取ると約束した。

 領空侵犯を巡っては、トルコ外務省や北大西洋条約機構(NATO)がロシアに強く抗議していた。ロシア側には、速やかに釈明することで、露軍のシリア空爆に対する反発を緩和する狙いがある模様だ。

2015年10月06日 16時44分

1129とはずがたり:2015/10/17(土) 17:41:42
米駐留延長、オバマ氏の決断歓迎…アフガン政府
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151016-OYT1T50031.html?from=ytop_ylist
2015年10月16日 13時57分

 【ワシントン=今井隆、イスラマバード=丸山修】オバマ米大統領が15日、アフガニスタン駐留米軍を2016年末までに撤収させる計画を見直し、17年以降も5500人を駐留させる新たな方針を発表したのを受け、アフガニスタン大統領府は同日、「アフガン政府は国民を代表してオバマ大統領の決断を歓迎する」との声明を出した。

 オバマ氏が方針転換したのは、アフガンの旧支配勢力タリバンの攻勢などで同国の治安情勢が悪化したためだ。オバマ氏はホワイトハウスでの記者会見で、「アフガンが再び米国を攻撃するテロリストの安住の地となることは許さない」と決意を示した上で、アフガンの治安は劣悪だと強調し、米国民の理解を求めた。

 米政府の新たな計画では、16年中は現在の9800人規模をおおむね維持し、17年以降は5500人に縮小した上で首都カブールと郊外のバグラム空軍基地、ジャララバード、カンダハルを拠点に活動する。

2015年10月16日 13時57分

1130チバQ:2015/10/18(日) 20:51:26
http://www.sankei.com/world/news/151017/wor1510170005-n1.html
2015.10.17 00:36

ヨルダン川西岸・ユダヤ教聖地に放火 パレスチナ人の犯行 報復の連鎖で対立激化の恐れ

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 【カイロ=大内清】ロイター通信などによると、ヨルダン川西岸ナブルスにあるユダヤ教の聖地「ヨセフの墓」が16日、パレスチナ人による放火を受けた。被害の程度は不明だが、イスラエル側を刺激することは間違いなく、報復の連鎖による対立の激化につながる恐れがある。

 パレスチナでは16日を「革命の金曜日」と呼び、イスラエルに対する闘争を呼び掛ける動きが拡大。この日は、ヘブロンやベツレヘムなどの西岸各地やガザ地区でイスラエルに対する抗議デモが発生したほか、西岸のユダヤ人入植地で、報道カメラマンを装ったパレスチナ人の男がイスラエル兵を刺して射殺される事件も起きた。

 イスラエルとパレスチナの双方が“首都”と主張する東エルサレムや西岸各地では9月以降、パレスチナ人によるイスラエル人襲撃や治安当局との衝突が頻発しており、今月だけでパレスチナ人は30人以上が、イスラエル人は7人が死亡している。

 1987〜93年と2000〜05年に次ぐ、第3次インティファーダ(反イスラエル闘争)につながるとの見方も出る中、イスラエルのネタニヤフ首相は「テロに対してあらゆる措置を取る」と強調。15日にはエルサレム市内に治安部隊を大規模展開するなど警戒を強めていた。

1131チバQ:2015/10/18(日) 21:22:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201510/CK2015101802000110.html
シシ政権弾圧で同胞団過激化か エジプト国会選投票始まる

2015年10月18日 朝刊


 【カイロ=中村禎一郎】エジプト国会選挙の国外在住者投票が十七日始まった。選挙からイスラム主義組織ムスリム同胞団の候補者は排除され、軍の支持が厚いシシ政権の事実上の信任投票となる。同じ中東の民主化運動「アラブの春」を体験したチュニジアでは、宗教色の薄い世俗派とイスラム主義勢力の融和を仲介した民間団体のノーベル平和賞受賞が決まったが、エジプトでは弾圧対象のイスラム主義勢力に過激化の兆しが見え始めている。
 「選挙は茶番。クーデター後の選挙にも、政権にも正統性はない」
 同胞団の若手メンバーの男性(23)は、そう訴える。同胞団出身のモルシ政権が軍のクーデターで崩壊した二〇一三年以降、募るのは現政権への不信感だ。
 男性は今、エジプト東部シナイ半島で活動する過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic  State)の支持者だ。
 当局に拘束された同胞団幹部の多くは、刑務所で拷問を受けているとの情報がある。同胞団の活動は禁止され、モルシ元大統領には六月、イスラム主義者に刑務所襲撃を指示して治安部隊に死者が出たなどとして死刑判決が言い渡された。
 男性は最近、シナイ半島でISが治安部隊を攻撃したとの話を聞くたび「うれしい気持ちになる」と率直に打ち明ける。ISについて「彼らはイスラムの敵と戦っている。自分は今、同胞団メンバーとしての役割があるが、そうでなければいつでもISに参加する準備がある」と言い切った。
 反政権勢力を排除して行われる今回の選挙の焦点は投票率だ。低迷すればシシ氏の求心力が問われかねない。過去の選挙結果などから、同胞団のメンバーや支持者は人口の一割強、一千万人以上と推測される。
 在外投票に続く国内投票は、全国の選挙区を二つに分け最初は十八、十九の両日、次は十一月二十二、二十三日に行われる。同胞団は棄権を呼びかけている。
<「アラブの春」とエジプト政治> 中東の民主化運動「アラブの春」を受けて、軍の支持を受けたムバラク独裁政権が2011年に崩壊。その後、イスラム主義組織ムスリム同胞団出身のモルシ氏が選挙で大統領に就任したが、13年、軍による事実上のクーデターで倒れた。昨年の選挙で初当選したシシ大統領は同胞団を弾圧。ムバラク元大統領と同じ軍出身で、軍政回帰が指摘されている。

1132チバQ:2015/10/20(火) 20:46:59
http://www.sankei.com/world/news/151020/wor1510200018-n1.html
2015.10.20 10:53
【移民ショック】
トルコ首相、EUに新たな資金要求 総選挙ひかえ譲歩狙う






19日、クロアチアとスロベニアの国境地帯で雨の中、越境できるのを待つ移民ら(ゲッティ=共同)
 トルコのダウトオール首相は19日、地元のテレビ番組で、シリア難民問題に取り組むため、欧州連合(EU)に対し、新たな資金支援を要求する方針を示した。トルコは11月1日に総選挙を控えており、ダウトオール氏には国民に強気の姿勢を示すとともに、EU側から譲歩を引き出す狙いもあるもようだ。ロイター通信が報じた。

 ダウトオール氏は18日、ドイツのメルケル首相と会談。欧州の難民問題でトルコとEUの協力強化を約束する一方、メルケル氏は、停滞するトルコのEU加盟交渉を支持する方針を示した。

 ダウトオール氏は19日の番組で、トルコが現在EUに要請している30億ユーロ(約4056億円)の難民支援は「第1段階」にすぎず、「要請の必要性は増すだろう」と強調した。

 EU首脳会議は先週、欧州へ流入する難民や移民を抑制するためトルコと協力を強化する行動計画を承認した。だが、トルコは計画に反発していた。(共同)

1133チバQ:2015/10/21(水) 23:26:33
http://www.sankei.com/world/news/151021/wor1510210077-n1.html
2015.10.21 21:44
【イラン核合意】
最高指導者のハメネイ師が合意承認 IAEAの追及終了条件に、履行開始へ






イランの最高指導者ハメネイ師(ゲッティ=共同)
 イランの最高指導者ハメネイ師は21日、ロウハニ大統領に宛てた書簡で欧米など6カ国との核合意を承認した。国営イラン放送が伝えた。近くロウハニ師の命令で合意履行が始まる見通し。ハメネイ師は同時に、一部の履行には国際原子力機関(IAEA)がイランによる核の軍事転用疑惑の追及を終えることが条件だとした。

 7月の最終合意後、ハメネイ師が公に合意を承認するのは初めて。保守強硬派の一部に批判がくすぶる中、指導部が一体となって対イラン制裁の解除に向かえるよう、世論を統一する狙いがあるとみられる。

 最終合意は米、イラン両国の議会が審査を終え、今月18日に発効した。(共同)

1134チバQ:2015/10/21(水) 23:28:20
http://www.sankei.com/world/news/151021/wor1510210062-n1.html
2015.10.21 19:43
【シリア情勢】
アサド大統領が電撃訪露 プーチン氏に「空爆作戦」で謝意、内戦拡大後初会談か

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20日、モスクワでの首脳会談で握手するシリアのアサド大統領(左)とロシアのプーチン大統領(ロイター)
 【モスクワ=黒川信雄】シリアのアサド大統領が20日、モスクワを電撃訪問し、プーチン露大統領と会談した。露大統領府が21日、明らかにした。アサド氏の外国訪問は2011年にシリアで内戦が拡大して以降では初めてとみられる。

 アサド氏は、シリア領内で空爆作戦を開始したロシアに謝意を表明。プーチン氏は、「軍事行動だけでなく、政治プロセスでも貢献する用意がある」と表明し、「他の大国や地域各国との緊密な連携」を通じ、問題が解決しうるとの見方を示した。米国やサウジアラビア、イランなどを交えた政治対話を主導する意思を示したものとみられる。

 アサド政権を支持するロシアは9月末、シリア領内でイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への空爆作戦を開始。しかし欧米は、ロシアがイスラム国以外の反体制派を攻撃していると批判している。首脳会談を公表した背景には、両国の緊密な関係を内外に示すことで欧米を牽制(けんせい)する狙いもあるとみられる。

1135チバQ:2015/10/22(木) 01:07:22
http://www.sankei.com/world/news/151022/wor1510220003-n1.html
2015.10.22 00:09
【シリア情勢】
プーチン・アサド電撃会談の思惑は…押しの一手で米を対話引き込み






ロシアのプーチン大統領(ロイター)
 シリアでの空爆作戦を続けるロシアは、同国のアサド政権を強化し、シリア内戦の和平交渉で主導権を握ることを目指している。プーチン露大統領とアサド大統領の会談は、この方向性に揺らぎがないことを内外に示した。ウクライナ危機以降、国際的な孤立を深めていたプーチン政権は、「力」を誇示することで米国などを「対話」に引き込む戦略を描く。米国との間で署名された覚書も、それに向けた一歩だと受け止められている。

 ウクライナ危機を受けて凍結状態にあった米露関係は今年夏、ロシアがシリアへの武器供与を強化して動き始めた。9月末にはニューヨークでの米露首脳会談が実現。アサド政権をめぐる溝が埋まらないと分かるや、ロシアはすかさずシリア空爆に踏み切った。

 この後、米国はロシアとの接触に冷淡だったが、ロシアやイランの支援でアサド政権軍が攻勢をかけると変化が出てきた。ケリー米国務長官は19日、内戦の政治的解決に向けた米露とサウジアラビア、トルコ、ヨルダンの対話を提唱した。

 こうした流れの中で行われたプーチン、アサド両氏の会談は、シリア反体制派を支援する米欧や中東諸国に対し、ロシアの強硬姿勢を改めて見せつけた。

 プーチン氏は会談で、シリア内戦の終結には「政治プロセス」が必要だと強調。ただ、米国なども「政治プロセス」の必要性では同意しつつ、そこに含めるシリアの「反体制派」については全く異なる見解だ。

 ロシアは空爆対象はイスラム国だとしているが、実際は反体制派を攻撃していると非難されている。「押しの一手」で突き進むロシアの動きが、内戦終結への建設的対話につながるかは全くの未知数だ。(モスクワ 遠藤良介)

1136名無しさん:2015/10/25(日) 08:33:12
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151025-00055638-playboyz-pol
ヨルダンのキャンプで見たシリア難民の絶望「私たちは世界から無視され忘れられている」
週プレNEWS 10月25日(日)6時0分配信

内戦が泥沼化するシリアから大量の難民がヨーロッパへ押し寄せ、現在、欧州諸国ばかりでなく、遠く離れたアメリカや日本への受け入れも強く求められている。

隣国ヨルダンの難民キャンプに通うフォトジャーナリスト、安田菜津紀(なつき)氏が、避難生活の実情を報告する。

***

石畳が続く静かな路地裏、シルクロードの時代が蘇(よみがえ)ったかのような活気ある市場とパンの香り、「ようこそ!」と駆け寄って出迎えてくれた子供たち。

そんな穏やかな光景が、私の脳裏に浮かぶ最後のシリアの姿だ。2009年まで何度も通っていた、首都ダマスカス。あの時はまだ、ここが熾烈(しれつ)な戦火にのみ込まれることなど想像さえできなかった――。

2013年から訪れている、南側の隣国ヨルダン。ここにはすでに100万人を超える人々がシリアから避難してきているとされる。元々とは人口600万人ほどの小さな国だが、現在は国内で暮らす人々のうち、およそ7人に1人がシリア難民という状態が続いている。

地平線まで続く乾いた大地。雲ひとつない真っ青な空から、痛いほどの日差しが照りつける。シリアとの国境から約15㎞、ヨルダン北部の町、ザータリにある国内最大の難民キャンプでは、6万人を想定してつくられた敷地に8万人を超える人々がテントやプレハブでの暮らしを続けていた。一歩外に出れば、視界を覆うほどの砂埃(すなぼこり)が舞い、人々は顔をしかめる。





朝になると国連の配給テントの前に、ホブスと呼ばれるパンの袋を受け取ろうと人々が列を作る。ところが、ようやく手にしたそのパンを、テント脇の小路で即座に売りに出す親子がいた。

「突然家を焼け出されて、貯金を持ち出す暇もなかったんです」

4歳の息子を連れた父親、バーシルさんは深いため息をつく。

「ここでは自由に出入りすることも、外で働くことも許されていません。だからこうして自分たちの食べ物を削って、貯金のある人に売るんです。いつか帰れる日のために、少しでも現金が欲しい」

仕事を探すことさえできず、ただただ帰る日をあてもなく待ち続ける日々。まるで檻(おり)の中で暮らしているようだとバーシルさんは嘆く。そして、キャンプは中心地から離れるほどに生活環境が過酷になる。

「共同トイレはドアさえ取りつけられずに放置されたままだ。女性はとても使えずテントの横に穴を掘る。そこから汚水が道端に流れ出す。水を汲むためには重い容器を抱えて何往復もしなきゃいけない。40℃近い暑さのなか、水源まで何百mも。そんな環境でどうやって子供たちを育てていけっていうんだ?」



難民たちが身を寄せるのはキャンプだけではない。大型ショッピングモールが軒を連ねる、ヨルダンの首都アンマン。ビルの谷間にある小さな病院の一角が、シリア人のための病棟となっていた。傷つき運ばれてくる大人たちの中には、政府軍と闘い続ける兵士の姿も交じっている。

「ケガさえ治れば俺たち、何度でも闘いに戻ってやるよ」

若い兵士たちは口々にそう訴える。

「こっちでは毎日死んだように生きなければならないだろ? シリアに帰ったら死ぬのは一度だ」

労働が許されない状況で、工場などに紛れ込んで不法に仕事を得ようと試みる者もいる。しかし、そこでは「仕事をシリア人に奪われている」「おまえたちが国を汚している」と心ない言葉を投げかけられる。大量の難民流入に不満を持つヨルダンの人々がいることを、兵士たちは肌で感じてきたのだ。こうして「居場所」を得られない彼らの生きる選択肢は限られていく。

1137名無しさん:2015/10/25(日) 08:33:30
>>1136

病院の2階にある一室で、9歳の少女、アミナちゃんと出会った。腕には点滴、片方の足はギプスで固定され、上から下まで包帯で覆われていた。戦車の砲撃に巻き込まれ、大ケガを負ったのだ。

点滴を刺し替えにやって来る看護師たちの姿を見た瞬間、アミナちゃんの表情がゆがむ。だが、どんなに泣いても叫んでも、彼女のそばに寄り添うはずの両親の姿はない。

「お父さんとお母さん、まだシリアにいるの」

泣きやんだ彼女が、かすれるような声でぽつりぽつりと話してくれた。

一家がシリアから国境地帯に逃れてきた時、重傷のアミナちゃんだけが入国を許され、ケガをしていない両親はその許可を得ることができなかったのだという。ひとつの家族が国境で引き裂かれてしまったのだ。こうして少女はたったひとり、重いケガと、両親のいない不安と闘い続けている。

大量の難民が流入し続けているヨルダンは今、受け入れの限界に達しようとしている。そして欧州への大量流入は、シリア周辺国がそうした状況にあることの裏返しだ。家族をとりわけ大切にするシリアの人々だからこそ、危険を冒してでも一家全員で逃れる道を探る。そんな彼らの声に世界はどれほど耳を傾けてきただろうか。

傷ついた兵士たちの治療に当たっていたシリア人の医師が、こう語ってくれたことがある。

「私たちを最も苦しめてきたのは、アサド政権でもイスラム国でもなく、世界から無視されている、忘れ去られているという感覚なんです」

難民を追い詰めているのは戦火だけではない。彼らの「居場所」を築くことで、さらなる犠牲を減らすことはできるはずだ。



●撮影・文/安田菜津紀(やすだ・なつき)
1987年生まれ。フォトジャーナリスト。東南アジア、中東、アフリカ、東日本大震災の被災地を中心に、貧困や災害の現場を歩き、記録している。共著に『ファインダー越しの3・11』(原書房)など

1138チバQ:2015/10/25(日) 12:48:51
http://www.sankei.com/world/news/151025/wor1510250018-n1.html
2015.10.25 12:12

トルコ大使館前で乱闘 在外投票当日、負傷者出る騒ぎに






トルコ大使館前で在外投票に集まった人たちが乱闘。警察官や機動隊員が出動する騒ぎとなった=25日、東京都渋谷区神宮前(鈴木健児撮影)
 東京都渋谷区のトルコ大使館で25日、トルコの総選挙の在外投票を行うために集まっていた群衆の中で乱闘があり、警視庁によると3人が負傷して病院に搬送された。もみ合いは断続的に起きており、警視庁は現場に機動隊員を配置すると共に、周囲を交通規制するなどして警戒している。

 警視庁によると、トルコ大使館では同日、来月のトルコ総選挙を受け、在日の有権者の在外投票を午前9時から実施予定だった。午前7時ごろから500人以上の人々が集まり、直後にそのうちの一部が殴り合いを始めたとみられる。

 現場にはトルコ人とクルド人のグループがそれぞれ居合わせていたとみられ、警視庁は詳しい状況を調べている。負傷した3人のけがの程度は不明だが、他にも乱闘に巻き込まれた人がいた可能性があるという。

1139チバQ:2015/10/25(日) 14:39:18
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151025/k10010281831000.html
トルコ大使館前 在外投票に集まった人が乱闘騒ぎ
10月25日 11時12分

トルコ大使館前 在外投票に集まった人が乱闘騒ぎ
25日午前、来月1日に実施されるトルコの総選挙の在外投票を行うため、東京・渋谷区のトルコ大使館に集まった人たちの間で乱闘騒ぎがあり、けが人が出ています。クルド系トルコ人のグループとトルコ人のグループの間で対立が起きたとみられ、その後も小競り合いが幾度か続いていることから、警視庁が警戒を強めています。
来月1日に実施されるトルコの総選挙を前に、東京・渋谷区のトルコ大使館では、日本国内で暮らす有権者のために、25日午前9時から「在外投票」が行われています。
警視庁によりますと、25日午前7時ごろ、在外投票の開始を待つため、大使館前に集まっていた人たちの間で乱闘騒ぎがあり、少なくとも3人がけがをして病院で手当てを受けているということです。
警視庁の調べでは、クルド系トルコ人のグループとトルコ人のグループの間で対立が起きたとみられますが、詳しい原因は、分かっていないということです。
トルコ大使館の前では、その後、午前11時前にも集まった人たちが殴り合うなど、小競り合いが幾度か続いています。
トルコ大使館には、在外投票を行うため、その後も続々と大勢の人たちが訪れていて、警視庁は、周囲を交通規制するとともに、機動隊員を動員して騒ぎが拡大しないよう、警戒を強めています。
「10人ぐらいでけんか」
トルコ大使館の前で騒ぎを目撃したというクルド人の男性は、「午前6時ごろ、大使館前に来たらトルコ人のグループがいっぱい来ていた。駐車場近くでけんかになっていて、警察官が何人も駆けつけていた。けんかは若い人たち10人ぐらいで、3、4人がけがをして病院に運ばれたと思う。争いのために大使館に来た訳ではないのでやめてほしい」と話していました。
在外投票に訪れた35歳のトルコ人の男性は、「朝6時ごろから大使館の近くにいたが、クルド系の人がトルコ人の悪口を大声で言っていた。最初はみんな無視していたが、次第に乱闘が起き、自分も巻き込まれて、顔にけがをした。こんないざこざが起きて悲しいです」と話していました。
トルコ総選挙とは
トルコの総選挙は来月1日に投票が行われる予定です。
トルコでは2002年から13年間にわたりAKP=公正発展党が過半数の議席をおさえ、単独政権を維持してきましたが、ことし6月に行われた総選挙ではクルド系の政党に票を奪われる形で議席を減らし、過半数を獲得することができず、野党との連立協議も決裂しました。
このため、AKPによる単独政権を目指すエルドアン大統領は大統領権限で再選挙の実施を決めました。
トルコでの投票に先立って東京にあるトルコ大使館では、25日、日本で暮らす有権者のための在外投票が行われていたということです。
独自の国家持たないクルド人
トルコには、イラクやシリアなどにまたがって暮らす独自の国家を持たない民族、クルド人が住んでいます。
トルコでは、クルド人武装組織が分離独立をかかげて長年、活動を続けていて、政府と対立しているほか、ことし6月に行われた総選挙ではクルド系の政党が大きく躍進しました。
トルコのエルドアン政権は、隣国イラク北部のクルド人武装組織への大規模な軍事作戦を始めたほか、シリアでもクルド人武装組織を攻撃したと伝えられています。
また、クルド系勢力を抑えようと、来月、選挙をやり直すことを決めていて、トルコ各地ではクルド系の住民による政府への抗議デモなどが相次いでいました。

1140名無しさん:2015/10/25(日) 15:12:52
サイクス・ピコ体制の爪痕が東京にも。。。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20151025-00000016-jnn-soci
東京のトルコ大使館前でトルコ人とクルド人が大乱闘
TBS系(JNN) 10月25日(日)12時13分配信
 総選挙の在外投票が行われていた東京・渋谷区のトルコ大使館前でトルコ人とクルド人が乱闘になり、12人がけがをしました。

 「トルコ人とクルド人が争っています」(記者)

 乱闘があった渋谷区のトルコ大使館では、総選挙の在外投票が行われていて、午前7時ごろにはトルコ人やクルド人などあわせて100人ほどが現場にいましたが、何らかの原因で一部でトラブルとなったということです。

 「友達が2人、車の前にいたの。急に5人か6人ぐらいが、あの2人を殴った。俺も車の中から出て、またあっちからいっぱい人来て殴られた」(殴られたと話す自称クルド人)

 集まった人は最大で600人ほどになり、午前中であわせて4回の乱闘騒ぎが起きました。この騒ぎで、トルコ人とクルド人あわせて10人がけがをし、原宿署の警察官2人も棒で頭を殴られるなどしてけがをしました。

 トルコ人とクルド人の対立が続くトルコでは、今年6月の総選挙でクルド系の政党が躍進し、過半数割れに追い込まれた与党の連立交渉が不調に終わり、25日は出直し総選挙の在外投票日でした。(25日13:50)
最終更新:10月25日(日)14時7分

1141チバQ:2015/10/25(日) 15:28:04
http://www.sankei.com/world/news/151022/wor1510220037-n1.html
2015.10.22 20:36

東エルサレムの聖地めぐり、ユネスコ舞台に外交戦

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18日、イスラエル・エルサレムのユダヤ教聖地「嘆きの壁」を訪れた米ニューヨーク市のデブラシオ市長(AP)
 【カイロ=大内清】東エルサレムにあるイスラム、ユダヤ両宗教の聖地をめぐり、国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)での外交戦が続いている。

 ユネスコ執行委員会は21日、イスラエルが、イスラム教の聖地アルアクサ・モスクでのパレスチナ人の礼拝を制限しているなどとする決議を採択。一方でアラブ諸国は、ユダヤ人が神聖視する「嘆きの壁」が、近接する同モスク一帯の「不可分な一部」であるとの文言を盛り込むことを求めたが、決議では削除された。

 東エルサレム旧市街では9月以降、同モスク一帯の「ハラム・シャリーフ」(イスラエル側呼称「神殿の丘」)からイスラム教徒が閉め出されていると反発するパレスチナ人の若者らと、イスラエル治安当局との衝突が激化している。

 そんな中、アルジェリアやエジプト、クウェートなどアラブ諸国が今回の決議の原案を起草。パレスチナ自治政府やアラブ諸国は今後も、ユネスコなどの国連機関を舞台にイスラエルへの非難を発信する考えだ。

 一方、イスラエルは、嘆きの壁がアルアクサ・モスクの一部とされれば、ユダヤ人礼拝者の排除につながると反発。決議採択を受けて同国政府高官は「誰もが自由に礼拝できる現状を維持している」と主張した。

1142チバQ:2015/10/25(日) 15:29:05
http://www.sankei.com/world/news/151022/wor1510220031-n1.html
2015.10.23 11:00

「“焼いてしまえ”とヒトラーにホロコーストを助言したのはパレスチナ人」 ネタニヤフ・イスラエル首相発言が物議

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21日、ベルリンで記者会見するイスラエルのネタニヤフ首相(ゲッティ=共同)
 【カイロ=大内清】イスラエルのネタニヤフ首相が、第二次大戦中のナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)は、ヒトラーに面会したパレスチナ人の宗教指導者が進言したために起きたものだったと発言し、物議をかもしている。

 イスラエルからの報道によると、ネタニヤフ氏は20日、ユダヤ人団体の会合で講演し、1941年にパレスチナ人宗教指導者と面会したヒトラーは当時、「ユダヤ人を皆殺しにする意思はなく、追い出したいだけだった」と主張。しかし、宗教指導者がヒトラーにユダヤ人追放策のデメリットを説明し、「焼いてしまえ」と助言した-と指摘した。

 この発言の直後からネット上などでは、「不正確で、ヒトラーの責任を軽視する発言だ」との批判が続出。パレスチナ自治政府のアッバス議長は、発言は「歴史がいかにゆがめられ、利用されるかを示すものだ」と非難した。

 これに対しネタニヤフ氏は21日、「ヒトラーを免罪する意図はなかった」と釈明したが、一方で「(ユダヤ人を虐殺するよう)ヒトラーを促した宗教指導者の役割も無視することはできない」とも強調した。

 ヒトラーは宗教指導者との面会前の39年、世界大戦の勃発と「欧州のユダヤ人種の絶滅」に言及した演説を行っている。

1143名無しさん:2015/10/25(日) 20:10:24
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20151025-00000025-ann-soci
トルコ人とクルド系、都心で大乱闘 国旗が原因か
テレビ朝日系(ANN) 10月25日(日)16時30分配信
 25日午前7時ごろ、東京・渋谷区のトルコ大使館前で、来月に行われるトルコ総選挙の在外投票のために集まったトルコ人とクルド系トルコ人の間で乱闘が起きました。警視庁によりますと、投票に来ていたトルコ人の男性がトルコの国旗を車に付けていたところ、クルド系トルコ人の男性にその国旗を奪われたことが発端とみられているということです。現場には当時、約100人が集まっていましたが、数十人が路上で殴る蹴るなどを始めました。乱闘はいったん収まったものの、午前11時ごろにも発生し、少なくとも男性10人が顔や手の骨を折るなどのけがをして病院で手当てを受けています。投票は午後9時まで続けられるため、警視庁は、周囲を交通規制するとともに機動隊員を動員して警戒を強めています。
最終更新:10月25日(日)16時30分


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