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スーフィズムに関するHP

1046チバQ:2015/08/27(木) 20:25:35
http://mainichi.jp/select/news/20150827k0000e030183000c.html
レバノン:ゴミ処分問題、抗議デモに発展 政治混乱加速
毎日新聞 2015年08月27日 11時00分(最終更新 08月27日 11時01分)
 【カイロ秋山信一】レバノンでゴミ処分問題を契機とした政府への抗議デモが活発化している。同国は18以上の宗教・宗派が混在する「モザイク国家」で、公職を宗派ごとに配分するなど融和を重んじる政治が伝統だが、隣国シリアの内戦の影響で宗派対立が激化し、政界でも大統領の選任など重要課題で意思統一できない状況に陥っている。デモ隊は「決められない政治」を非難。批判を受けるサラーム首相も「政党の妨害」が原因だと指摘して辞任を示唆するなど、政治混乱が加速している。

 抗議デモは今月19日、首都ベイルート中心部で始まった。7月に国内最大規模のゴミ埋め立て地が使用期限を迎えて閉鎖されたが、政府は1カ月以上も新たな埋め立て地を確保できず、路上のゴミが放置される状況が続いた。デモを主導する市民団体は、ゴミの悪臭と政治腐敗にちなんで「臭うぞ」と題したキャンペーンを展開。22日夜には数千人規模に拡大した。

 デモ隊は首相の辞任を要求し、一部は暴徒化して警官隊と衝突。警官隊は放水や催涙ガスでデモ鎮圧を図り、100人以上が負傷した。大規模なデモは23日夜にも発生し、74人が負傷した。デモ隊側は、首相に反発する政治勢力がデモ隊に紛れて意図的に暴徒化した可能性を指摘し、暴力を非難。負傷者の増加を受けて24日のデモを中止したが、今後もデモを継続する構えだ。

 一方、サラーム首相は23日にテレビ演説し「過去数年の政府の失敗に対して、正当な基本的人権を求めているものだ」とデモ隊の行動に理解を示した。その上で「責任は全ての政党にある。私は過去に多くの妨害を受けてきたが、国民のために耐えてきた」として、ゴミ問題を含めた政府の機能不全の原因は政党にあると主張。27日に予定する閣議までに各政党の協力姿勢が見えなければ、辞任することも示唆した。

 ただ、シリア内戦を巡り、アサド政権側を支援するイスラム教シーア派勢力と、反体制派を支援するスンニ派勢力の対立は深刻で、国内問題にまで悪影響を及ぼしている。両派の対立が原因で、国民議会議員が選挙で決める大統領(国家元首)は1年以上も不在が続く。13年4月に首相に指名されたサラーム氏も組閣まで10カ月を要するなど、両派の利害調整に苦慮してきた。

 サラーム氏が辞任すれば、大統領と首相が不在という異常事態に陥り、政治空白を招いて治安や経済が悪化することも懸念される。


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