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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

643チバQ:2010/10/28(木) 23:06:37
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101028-OYT1T00197.htm
エコは票削る?米民主劣勢…保守「景気に悪い」

 【ワシントン=山田哲朗】オバマ米政権が政策の柱に掲げてきた地球温暖化対策が、11月2日に迫る中間選挙で、与党・民主党不利の状況を増幅させている。

 温暖化対策は選挙の隠れた争点と言えるが、保守派は経済への悪影響を追及しており、同対策を支持してきた民主党議員は防戦一方だ。選挙で共和党が躍進すれば、当面、温暖化対策が停滞するのは必至とみられる。

 オバマ大統領は、温暖化対策に消極的だったブッシュ前政権から一転、化石燃料依存からの脱却や、新たな環境産業の育成による雇用創出などを唱え、温暖化対策を進めてきた。

 昨年6月には、民主党が過半数を占める下院で、初めて温室効果ガスの大幅削減などを盛り込んだ温暖化対策法案を可決した。しかし、この問題では、産業界寄りの共和党議員だけでなく、石炭産出州選出の民主党議員ら身内にも反対勢力を抱えており、安定多数の60議席を割り込んだ上院では審議が頓挫し、包括法案の成立は絶望的だ。

 こうした流れを受けて中間選挙でも、「人間の活動が気候変動の原因とは断定できない」(共和党のサラ・ペイリン前アラスカ州知事)などと、温暖化否定論を蒸し返す論調が勢いを得ており、温暖化対策を推進してきた実績は候補者にとってセールスポイントどころか「弱点」にさえなっている。

 温暖化対策の先進地だったカリフォルニア州でも揺り戻しがみられる。同州は2006年に独自の地球温暖化解決法を制定したものの、中間選挙に合わせて同法の凍結が住民投票にかけられる。凍結解除の条件は「失業率が4四半期連続で5・5%を下回る」という厳しいもので、失業率が12%以上の同州で、この条件を満たす見通しは立たない。

 景気回復の遅れも政権の足を引っ張る。オバマ政権は今年、原発建設の資金調達に苦しむ電力会社を後押しするため、政府の債務保証枠を3倍に拡大した。しかし、電力大手コンステレーション・エナジーは今月、メリーランド州の原発建設計画から撤退する意向を表明した。安い石炭や天然ガスとの競合で支援を受けても採算が合わないためだ。

 地球温暖化対策の追い風で、二酸化炭素を排出しない原発業界は一時、「原子力ルネサンス」に沸いたが、現在は「もう誰も原子力ルネサンスという言葉は使わない」(電力会社)と様変わりした。オバマ政権は、もともと温暖化対策の支持をとりつけるための取引として原発推進を打ち出した。しかし、今やその原発推進さえままならない状況だ。

 逆に、環境保護団体からは、温暖化の懐疑派が議会運営の主導権を握ることになれば、「地球が平らだと思う船頭がコロンブスの航海を担うかのようだ」と懸念する声も出始めた。

 ◆オバマ政権の温暖化政策=オバマ大統領は、京都議定書からの離脱を表明したブッシュ前政権の政策を大きく転換。温室効果ガス削減を目指す温暖化対策法案には、2020年までに排出量を対05年比で17%削減する目標が盛り込まれた。しかし、産業界や石油・石炭の産地選出の議員らは強硬に反対している。

(2010年10月28日09時07分 読売新聞)

644チバQ:2010/10/28(木) 23:07:18
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_140324
 【ミシャウォーカー(インディアナ州)】11月2日の米中間選挙で、共和党はどの程度まで票を伸ばすのだろうか。選挙当日の全般的な行方を占うには、インディアナ州に目を向けるのが一番だろう。全米の中でも出口調査の結果が早めに報じられるほか、2006年の選挙で民主党が獲得した下院3議席をめぐる争いが拮抗(きっこう)しているからだ。

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Associated Press

米インディアナ州第2選挙区の共和党候補ジョー・ドネリー氏

 この注目の3区、インディアナ州第2、8、9選挙区すべてで共和党が勝利した場合は、共和・民主両党関係者も認めるとおり、全米規模で広がる共和党支持の波は本物ということになる。中間選挙まで約1週間となった今、民主党は正念場を迎えている。

 街頭世論調査やインタビューによると、問題の3区のうち第2、9区は基本的にデッドヒートが予想される。残りのインディアナ州西端をカバーする第8区は、「血の第8区」として知られ、頻繁に支配政党が入れ替わっているが、票は既に共和党のラリー・ブション氏に大きく傾いている。

 インディアナ州エバンズビル郊外出身の心臓外科医、ブション氏に対抗するのは、州議会議員で元検察官のトレント・ヴァン=ハーフテン氏だ。民主党は、保守的な農村地域の票獲得において、まじめな穏健派として知られるヴァン=ハーフテン氏に大きな期待をかけている。同氏は、第2区の共和党候補、ジョー・ドネリー氏と第9区の共和党候補、バロン・ヒル氏を支持している全米ライフル協会からさえもお墨付きを得ている。

 だが、3区の民主党候補者はいずれも、他の同党候補と同様に、強力な反民主党の向かい風を受けている。

 バラク・オバマ氏は08年の選挙でインディアナ州で辛くも勝利を収めたが、その気候変動と経済にかかわる断固とした政策(特に医療保険制度改革と景気対策)は、一部の郡で失業率が13%を上回っていることなどが影響し、州全体で共感を得るには至っていない。

 共和党のミッチ・ダニエルズ州知事の人気も、共和党候補への支持を増やす上で一役買っている。ダニエルズ州知事は、支出削減と人員合理化を断行し、インディアナを中西部で最も財政的に健全な州へと変貌させたことで、共和党の評価を押し上げた。

 共和党にとって最も厳しいレースが展開されているのが、ノートルダム大学キャンパスから自動車部品工場が集積するココモに至るまでの州北部をカバーする第2区だ。

 サウスベンド出身の民主党の現職下院議員ジョー・ドネリー氏は、06年の選挙でイラク戦争に対する不満の高まりに乗じて第2区で勝利を収めた。その2年後の選挙で再び立候補し、やすやすと再選を果たした。

 だが今回は手ごわい相手を迎えている。インディアナ州下院議員で保守的な福音主義キリスト教徒のジャッキー・ウォロースキー氏だ。同氏は、地元の茶会党グループ(保守系の草の根運動)や、共和党復活をもたらした1994年の選挙戦を主導したニュート・ギングリッチ氏、元アラスカ州知事のサラ・ペイリン氏、ジョン・ベイナー下院院内総務らからも支持を獲得している。

 ブルーミントンからオハイオ川にかけて放射状に広がる第9区でも、同様の戦いが繰り広げられている。ここでは、地元バスケットボールチームのかつてのスター選手、共和党の下院議員バロン・ヒル氏が現職続行をめざして争っている。

 ヒル氏に対抗するのは、地元の弁護士で海軍出身のトッド・ヤング氏だ。同氏は、社会保障制度改革と歳出削減を訴えている。ヒル氏は、昨年キャップ・アンド・トレード方式の温暖化防止法案を支持したことが響いて大敗を喫する公算が大きい。

 第8区については、共和党のブション氏の勝利がほぼ確実であることから、両党とも今月初めに既に戦い放棄している状態だ。

 だが、ほかの2区については、全米共和党選挙運動委員会(NRCC)は何としても勝ちに行く構えだ。ヒル氏の選挙区だけでも、既に宣伝広告費に65万ドル(約5320万円)を費やしており、必要とあらば、さらに32万ドルを投じる計画だ。

645チバQ:2010/10/29(金) 22:32:02
http://mainichi.jp/select/world/news/20101030k0000m030065000c.html
米中間選挙:アラスカ州共和党 現職対新人が異例の激戦
 米中間選挙(11月2日投票)のアラスカ州上院選で、保守系草の根運動ティーパーティー(茶会運動)の支援を受ける共和党公認の新人で弁護士のジョー・ミラー氏(43)に、今年8月の同党予備選で敗れた現職、リサ・マカウスキ氏(53)が党非公認のまま挑み、異例の激戦を繰り広げている。アラスカ州は共和党の強固な地盤。すでに民主党候補は大きく引き離されており、保守色を鮮明にする共和党新人と、同党穏健派の現職による事実上の一騎打ちとなっている。【アンカレジ(アラスカ州)で山科武司】

 「私の名前のつづりはMurkowskiです。間違えないでください」。選挙を目前に控え、マカウスキ氏はそんな選挙CMをテレビで繰り返し流している。同氏は共和党の公認候補ではないため、投票用紙に名前は印刷されない。有権者が正確にその名前を記載しなければ、投票は無効になる可能性がある。記名による投票で当選した上院議員は、全米で1954年以来、誰もいない。各種世論調査の平均値を出す政治ニュースサイト「リアル・クリア・ポリティクス」(29日現在)によると、マカウスキ氏はミラー氏を1ポイント差で追い上げている。

 今年8月の共和党予備選は当初、現職のマカウスキ氏が有利とされていた。だが08年の共和党副大統領候補で保守系に人気のサラ・ペイリン前同州知事(46)が、茶会運動と共闘してミラー氏を支援。ミラー氏は勢いに乗り、マカウスキ氏をわずかな差で追い落とした。

 だがマカウスキ氏は先月中旬、共和党の公認がないまま、本選への立候補を表明。人工妊娠中絶に理解を示すなど共和党穏健派として浮動票も取り込み、激しく追い上げている。マカウスキ氏の父フランク氏は元同州知事で、06年の知事選でペイリン氏に敗れた。マカウスキ家とペイリン氏との「骨肉の争い」としても、話題を集めている。

 「私は8年間、(上院議員として)アラスカ州を導いてきた。培った経験、職業倫理、アラスカへの愛情を今後も役立てる。ミラー氏にはその資格がない」。アンカレジ郊外で24日夜に行われた討論会で、マカウスキ氏はそう訴えた。陣営は同氏の名前を記した腕輪やボールペンを有権者に配布。集会では「ミッキーマウス・マーチ」のメロディーでつづりを歌う替え歌を披露した。

646チバQ:2010/10/29(金) 22:33:27
>>554>>616
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101029-OYT1T00832.htm
プロレスの何が悪い…上院選出馬のマクマホン氏
 【ワシントン=黒瀬悦成】米中間選挙で、共和党から上院選に出馬した世界最大のプロレス団体WWEのリンダ・マクマホン前最高経営責任者(CEO)(62)に、民主党が執拗(しつよう)な「プロレスたたき」広告を展開。


 マクマホン氏側は逆に、「プロレスの何が悪い」と反撃に出ている。

 マクマホン氏は、1980年代まで中小団体だったWWE(当時はWWF)を、夫で現CEOのビンス・マクマホン・ジュニア氏との二人三脚で成長させた。今では全米で毎週1400万人以上がWWEのテレビ中継を視聴しているという。

 上院選に東部コネティカット州から出馬したマクマホン氏のイメージを落とそうと、民主党のリチャード・ブルメンソール候補(64)の陣営はテレビ広告などで、「WWEの選手は違法な筋肉増強剤を使っている」「中継は女性レスラーのお色気が売り物の低俗番組」といったWWE攻撃を展開。怒ったビンスCEOの呼びかけで、会員制交流サイト「フェースブック」などには100万件以上、民主党広告に反論してWWEを擁護する書き込みが集まったという。

(2010年10月29日18時41分 読売新聞)

647チバQ:2010/10/29(金) 23:03:14
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010102901000180.html
ペイリン氏、次期大統領選に意欲 米保守派から絶大な人気


 米ネバダ州で演説するペイリン前アラスカ州知事=18日(AP=共同)
 【ワシントン共同】2008年米大統領選の共和党副大統領候補で、保守派から絶大な人気を誇るペイリン前アラスカ州知事(46)は28日、12年の次期大統領選出馬について、米テレビの情報番組とのインタビューで「ほかに誰もいないなら、私が出るべきだ」と述べて意欲を示した。

 ペイリン氏は以前から次期大統領選に共和党候補として挑戦することを示唆していたが、明確に語ったのは初めて。

 妊娠中絶や銃規制に断固反対する立場や、5人の子どもを育てる母親としての姿が保守派や女性の共感を呼ぶペイリン氏だが、ブッシュ前政権で上級顧問を務めたカール・ローブ氏は、英紙デーリー・テレグラフにペイリン氏の「実直さ」を疑問視し、大統領の責務を果たせる人物ではないと否定的な見方を示した。

 ペイリン氏は11月2日に迫った中間選挙で共和党躍進の原動力となっている草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」が好む保守政治家の筆頭格。

648チバQ:2010/10/29(金) 23:08:24
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101029/amr1010290009000-n1.htm
【米中間選挙】クリントン元大統領が応援奔走 過去の「繁栄を象徴」 (1/2ページ)
2010.10.29 00:08
 【ワシントン=犬塚陽介】米中間選挙を目前に控え、民主党のクリントン元大統領(64)が存在感を高めている。雇用不安などを背景にオバマ大統領の支持率が低迷する中、好景気にわいた1990年代の米国を象徴する大統領としてクリントン氏の人気が上昇。劣勢が予想される民主党の候補者がこぞってクリントン氏に応援演説を依頼しており、全米を奔走しながらオバマ政権への支持を訴えている。

 「今回投票しなければ、2年前の(オバマ大統領への)投票で込めたもののすべてが危険にさらされる。それを周囲の人々に伝えてほしい」

 クリントン氏は26日、オバマ大統領の地元イリノイ州で演説し、「変革」の芽を摘んではならないと述べ、民主党の支持者に投票を呼びかけた。

 AP通信によると、クリントン氏は今年に入って約70人の候補者応援のため、すでに100カ所以上で遊説。医療保険制度改革や総額約8千億ドルを投入した景気刺激策などオバマ政権の経済政策を擁護し、「変革」には時間がかかると強調した。

 98年には不倫スキャンダルが発覚し、2000年の大統領選に立候補した当時のアル・ゴア副大統領が距離を置くほど人気が低落したクリントン氏だが、退任から約10年で支持を復活させた。

 経済が好調だったクリントン時代に愛着を感じる支持層は多く、米紙ウォールストリート・ジャーナルとNBCテレビが先月実施した世論調査では、米国民の55%がクリントン氏を好意的に見ており、オバマ大統領を8ポイントも上回った。

 26日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、民主党員にとってクリントン氏は「平和と繁栄の時期の象徴であり、大統領時代には傷となったスキャンダルや政争が大目にみられている」と解説する。

 妻のヒラリー・クリントン国務長官が無党派層を中心に高い人気を保持していることも元大統領に応援依頼が相次ぐ要因になっている。

 しかし、劣勢が続くオバマ政権と同様、クリントン氏も1期目の1994年の中間選挙では共和党に上下両院で過半数を奪われる「歴史的大敗」を喫した。もっとも、その後の政策修正でクリントン氏は2期目の大統領選を制している。

 こうした経験から、クリントン氏は最近、オバマ大統領に電話で「大丈夫だ」とアドバイスをしたことを公表。ヒラリー氏が出馬した2008年大統領選の民主党予備選でオバマ氏を激しく批判して以来、ぎくしゃくしていた現元大統領の関係には“変化”が訪れている。

649チバQ:2010/10/30(土) 08:29:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010103002000049.html
“新旧”下院議長泣き笑い 米中間選挙
2010年10月30日 朝刊

 【ワシントン=岩田仲弘】11月2日に投票される米中間選挙で、野党共和党による連邦議会下院(定数435)の過半数獲得が有力になる中、与党民主党との勢いの差が“新旧”下院議長の動向にも表れている。

 四年前の中間選挙で与野党が逆転し、米史上初めて女性として三権の長に就任した民主党のナンシー・ペロシ下院議長(70)。大統領に緊急事態があった場合、職務代理の順位はバイデン副大統領(68)に次ぎ、「最も大統領に近づいた女性」でもある。

 だが、「大きな政府」の路線を進めるリベラル派の筆頭格としてオバマ大統領(49)とともに共和党からの批判のターゲットになり、民主党の中にペロシ氏と距離を置く候補者が続出している。ジョージア州選出のマーシャル下院議員(62)に至っては、テレビ広告で「マーシャルはペロシを支持しない」と堂々と訴えるが、ペロシ氏は「彼らに勝ってほしい」と党優先だ。

 共和党が下院を制した場合、議長就任が確実視されるのがオハイオ州選出のジョン・ベイナー院内総務(60)で、“抵抗勢力”の中心として、ペロシ氏とは対照的に選挙応援に引っ張りだこ。

 オバマ大統領はオハイオ州を特に重視し、今年は七回遊説、月末の最後の遊説先にも同州を選んだ。大統領が危機感を募らせるほど、ベイナー氏の知名度は上昇している。

 そのベイナー氏が若手議員の時代に薫陶を受けたのが保守派の重鎮、ニュート・ギングリッチ元下院議長(67)だ。

 ギングリッチ氏は一九九四年の中間選挙で、減税などを盛り込んだ公約「米国との契約」を発表。徹底して「小さな政府」を求める保守思想が共感を呼び、共和党を四十年ぶりに下院多数派に導いて議長に就任した。

 ベイナー氏ら共和党指導部は、当時の再現を狙い「米国との誓約」と題した公約を発表。存在感をあらためて発揮したギングリッチ氏は、二〇一二年の大統領選挙への出馬を真剣に検討している。

650チバQ:2010/10/30(土) 09:03:03
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2010/10/post-1755.php
度しがたい共和党の妄想
GOP 'Pledge to America' Looks Unlikely to Inspire

選挙での勝利は確実かもしれないが、金持ち減税と赤字削減を誓う「アメリカへの誓約」はあまりにお粗末

2010年10月28日(木)14時59分
ベン・アドラー、デービッド・グレアム

[2010年10月 6日号掲載]

 94年の中間選挙では、共和党の掲げた公約「アメリカとの契約」が同党の歴史的勝利に大きく貢献したと言われている。だが現実はもう少し複雑だ。民主党の牙城だった南部の票が94年に大挙して共和党へ流れた原因はいくつもある。そもそも中間選挙で政権政党が議席を減らすのは米政界の常識だ。

 当時の共和党は「契約」など書かずとも楽勝ペースだったし、もちろん契約の中身のほとんどは実現しなかった。アメリカでは権限が分散されていて、野党が上院で総議席数の5分の3(60議席)の安定多数を占め、事実上どんな法案を通すことができる場合でも、別な政党に属する大統領が拒否権を発動できるからだ。

 だが政治の世界では、具体的な政策目標の達成と政治的な成功は直接には結び付かない。そういう意味では、94年の「契約」は立派に成功だったと言える。

 ではアメリカの有権者は、9月23日に発表された共和党の「アメリカへの誓約」をどう考えるべきだろうか? かつての「契約」は、増税案の採択には5分の3の多数を必要とするなどの手続き的な内容がほとんどだったが、「誓約」の内容はもっと具体的だ。

 中には、グアンタナモのテロ容疑者収容施設を維持すべきだといった、やけに具体的で意図不明な項目もある。グアンタナモについては、既に外国人テロ容疑者の収容場所として不適当ということで超党派的な合意ができている。一度も有罪を宣告されていない容疑者を永遠に拘束し続けることなど、共和党員も本気で願ってはいないだろう。ましてや無党派系の有権者は望まない。

 政府への監視を強めるための立法手続きに関する提案が後に続く。例えば、政治ニュースサイト「ポリティコ」が指摘するように「議員なら誰でも歳出削減法案に対する修正を求めることができる」との項目は「およそ実現しそうもないスタンドプレー」であり、まあ大した害はない。

 だが、法案を議会で通す際に、それが合憲である具体的根拠の提出を求めるというのは穏やかではない。アメリカには法案の合憲性を判断する独立した司法という仕組みがある。それに輪を掛けて立法府の権限を制約しようというのは憲法違反であり、単なる提案としても危険過ぎ、司法権の侵害にも当たる。

 そして最大の疑問は、向こう10年間で4兆ドルの資金を連邦政府から取り戻すという部分だ。今年末に期限が切れる「ブッシュ減税」を恒久化した上で、小規模企業への減税も行い、それでいて財政赤字を減らし、一方で国家ミサイル防衛の予算は増やすというが、どうすればそんな芸当が可能なのか。

 それには裁量支出の制限などといった生易しいものではなく、もっと具体的かつ大胆な予算削減が必要だろう。共和党のシナリオでは、「初年度だけで1000億ドル」の削減が可能と言うが、そんな程度ではパンクしそうなほど肥大した他分野への支出を捻出することはできない。

651チバQ:2010/10/30(土) 09:03:25
負の側面には口をつぐむ
 都合の良いことに「誓約」にはどれだけ予算を削減すれば政府が救われ、どれほどの減税が納税者を助けるという数字は示されているが、減税や予算削減が政府にどれだけの犠牲を強いるかは書かれていない。ジョージ・W・ブッシュ前米大統領なら、きっとこう言ったことだろう。これぞ「ワシントン流数字のごまかし」だと。

 当然のことながら、「誓約」は左派に向けたものではない。リベラル派は当然のように、共和党の主張は昔も今も代わり映えしないと批判し、財政赤字の削減や解消を語る共和党が実際には赤字を増やしそうな提案をしていると非難するだろう。

 では、右派ならば新しい「誓約」に納得するだろうか。そうはいかない。保守系ブログサイト「レッドステイト」のエリック・エリクソンは、これは「ジョージ・マクレラン以来最大のワシントンの茶番劇だ」とこき下ろし、かつて南北戦争で自軍を動かそうとしないマクレラン司令官に対してエイブラハム・リンカーンが放った有名な言葉をもじって、共和党幹部のジョン・ベーナー下院院内総務やエリック・カンター下院院内幹事が「共和党を指導しないのなら、しばらく貸してほしいものだ」とかみついている。
 
 保守派の中で対極に位置する穏健派でブッシュのスピーチライターだったデービッド・フラムは、エリクソンの非難を笑い飛ばす。共和党の執行部は党の支持基盤をしっかり握っているから心配ない、とフラムは言う。だから、エリクソンを含む草の根保守派連合ティーパーティーが求めるような大変革には乗らない。年金給付を減らすようなことをして、高齢化しつつある白人支持層を失っては元も子もないからだ。

 要するに、偉そうな文言を並べた「誓約」には何の新味もなく、小さな政府を目指す方法も基本的に94年と同じで実効性はない、ということだ。実際、民主党以上に予算を膨張させたのは共和党政権だ。ちなみにエリクソンは、「11月の選挙では共和党に票を投じるが、『十年一日のごとし』の彼らにくみするものではない」と結んでいる。

 一方のフラムも、個々の問題への場当たり的対応ばかりで明確な政策課題を欠く「誓約」が気に入らない。「ティーパーティーの改革精神を保ちながら、国家が必要としていることにもっとうまく対処できる近代的な共和党の政策が見てみたい。心配なのは最悪のケースだ。共和党が議会で多数派を占め、極端な法案を葬るだけでなく、何でもかんでも片っ端から反対するような事態だ」

「党隠し」に走る身内も
「誓約」提案のうち、立法的な観点からみて一番混乱しているのは、オバマの医療保険制度改革法をほごにして、代わりに医療過誤訴訟における賠償額の制限を導入し、医療費の支払いに充てる専用の貯蓄口座を設け(一部は非課税扱いとする)、居住地以外の州でも医療保険に加入できるようにするなど、以前から共和党が唱えてきた雑多な仕組みを導入するというものだ。

 興味深いことに、「誓約」が挙げた提案にはオバマ改革の主要な条項の1つが残っている。既往症があっても、保険会社は保険加入を拒否してはならないという条項だ。しかし、オバマ改革に盛り込まれた保険加入の義務化と切り離したら、こんな条項に意味はない。もし若い人や健康な人の保険加入を義務化せずに、保険会社に既往症のある人の加入を引き受けさせれば保険料の上昇を招くだけだ。だが「誓約」にはこの難問への答えが用意されていない。あるのは「高リスク者の保険加入を増やし、再保険を充実させ、保険コストを減らす」という文言だけだ。

 共和党の現職議員は不人気で、「誓約」が痛罵している「傲慢で国民の現実を知らない自称エリートから成る政府」と同類と見られている。だから前アラスカ州知事のサラ・ペイリンは、共和党にはひとことも触れず、ひたすらティーパーティーの活動だけを売り込むビデオを作り、党幹部のひんしゅくを買ったのだった。
共和党の中には、「誓約」には社会保障費削減についての記述がなく、長期的な財政再建について十分に対処しようとしていないと批判する者も既に現れている。

 前向きで実現可能な提案を共和党が行おうとしても、課題や矛盾だらけになるのがオチ。ただ共和党にとって幸いなのは、そんな提案などしなくても、今秋の中間選挙では大勝できそうなことだ。

652チバQ:2010/10/30(土) 09:04:06
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2010/10/post-1759.php
母グマたちの乱はアメリカ政治を変えるか
Hear Them Glowl

子を守る母熊を自称する政治家が台頭しているが、ペイリンを筆頭とする彼女たちの主張は粗暴そのもの

2010年10月29日(金)16時47分
リサ・ミラー

[2010年10月 6日号掲載]

ママ・グリズリー[名詞]
①雌の大型ハイイログマ。北米に生息。大きく鋭い爪が特徴。
②アメリカの女性政治家の一種。その政治的な主張は......?

 一見すると、米政界の「ママ・グリズリー」の特徴は明快だ。サラ・ペイリン前アラスカ州知事の表現を借りれば、それは「常識」のある保守派女性のこと。ワシントンの悪い政策により子供たちが脅かされていると思えば、彼女たちは毅然と立ち上がる。肉食獣よろしく、敵と見なせば誰にでも襲い掛かり、ずたずたに引き裂く。

 ペイリンが「ママ・グリズリー」を自称し始めたのは、共和党副大統領候補として臨んだ08年大統領選のとき。1つの政治運動の呼称としてこの言葉を初めて用いたのは、今年5月に人工妊娠中絶反対派団体で行った講演だった。

 手応えをつかんだペイリン陣営は6月後半、「ママ・グリズリー」と題したインターネットCMを公開。「良くないことが起きていれば、母親には分かる」と訴え、仲間に加わるよう女性たちに呼び掛けた。このネットCMの視聴件数は、既に50万近くに到達した。

 そのうちにメディアは、11月の中間選挙でペイリンが支持する共和党の女性候補者たちをママ・グリズリーと呼び始めた。サウスカロライナ州知事選のニッキー・ヘイリー、ニューメキシコ州知事選のスザンナ・マルティネス、カリフォルニア州選出の上院議員を目指すカーリー・フィオリーナなどがそうだ。

 このほかにも、ネバダ州から上院選に立候補しているシャロン・アングル、ミネソタ州選出の現職下院議員ミシェル・バックマン、デラウェア州から上院議員を目指すクリスティン・オドネルなどがママ・グリズリーと呼ばれている(オドネルには子供はいない)。

 中間選挙を前に、ママ・グリズリーへの注目はますます高まっている。しかし、彼女たちはどういう政治を目指すのか。過激な主張は単なる選挙戦術にすぎないのではないかという見方が共和党内にもある。「(子供たちのために)国を取り戻したいと言うが、どこに取り戻すのかがはっきりしない」と、共和党の元下院議員コニー・モレラは言う。

財政規律を訴える割には
 母親としての不安に駆られて立ち上がったのだと言うのなら、これまで子供たちのためにどのような行動を取ってきたのか。自分の子供だけでなく、アメリカの子供たちと子供を持つ家族のために、何をしてきたのか。

 リベラル派が推し進めようとする政策に対し、ママ・グリズリーたちは子供たちのためとして、一部の例外を除いて冷ややかな態度を取ってきた。いま彼女たちは、オバマ政権の医療保険制度改革(低所得世帯の子供に医療保険を提供することも含まれている)を葬り去ろうと息巻いている。

 アングルは01年にネバダ州議会で、ドメスティックバイオレンスの加害者が被害者に近づくことを禁じる他州の命令の効力を州内で認めるための州法案に反対。ヘイリーは07年にサウスカロライナ州議会で、非行のリスクがある子供のための幼稚園設置に反対した。

 ペイリンはアラスカ州知事時代の08年、10代の母親の支援活動などに取り組む施設の予算を大幅に削減。バックマンは09年に下院で、連邦政府職員に4週間の有給育児休暇を認める法案に反対した。

 ペイリン、ヘイリー、バックマン、アングルはいずれも、この記事の取材に応じていない(彼女たちは概して、既存メディアを敵視している)。それでもこれまでの言動から判断すると、政府が家族の生活に介入することが子供を最も危険にさらすと、ママ・グリズリーたちは感じているらしい。

653チバQ:2010/10/30(土) 09:04:25
「大きな政府の触角が私たちの生活のあらゆる場所に入り込もうとしている」と、オドネルは保守派の政治集会で語った。「ワシントンの官僚と政治家は、私たちがどの電球やトイレを使い、どの車に乗るべきか指図しようとしている......あなたの10代の娘が中絶手術を受ける費用は提供するのに、学校の自動販売機で炭酸飲料を買うことは禁じようとする」

 小さな政府こそ、子供たちに幸せをもたらすと、ママ・グリズリーたちはきっぱり主張する。政府の財政出動や規制は市場の活力を奪い、雇用創出の足を引っ張ると考える。「家族を食べさせられなければ、自尊心が失われてしまう」と、アングルの友人でネバダ州ワシュー郡の共和党委員長を務めるハイジ・スミスは言う。

 ママ・グリズリーたちがとりわけ重んじるのは財政の規律だ。昔ながらの倹約の精神を説く。

 もっともヘイリー夫妻は、過去5年連続して税金の納入期限に遅れている。オドネルに至っては、学生ローンと住宅ローンの返済を怠ったことがあると、地元紙ニューズ・ジャーナルは書いている。しかも、2万ドルの選挙資金を私的に流用した上に、それを所得として申告せず脱税したと、独立系市民団体「ワシントンの責任と倫理のための市民」によって検察と連邦選挙委員会に告発されている。

 ママ・グリズリーたちは、「生まれる前の子供」ほど弱い存在はないとの理由で中絶に反対する。アングルはとりわけ過激な主張をしている。6月にラジオのインタビューで、父親にレイプされて妊娠した少女にも中絶を認めないのかと問われて、こう答えた。「過ちを2つ足しても、物事は正しくならない」。その少女は「レモン(のようなつらい状況)をレモネードに変える」よう努めるべきだと、アングルは言った。

 オドネルは、ここまで物事を単純化しない。以前、オドネルの姉妹が自分自身の命を救うために中絶の処置を受けざるを得なかったことがあった。2つの命のうちのどちらを救うかという選択になった場合は、「それぞれの家族の判断を尊重すべき」だと、オドネルは述べている。

マーケティングの道具?
 ママ・グリズリーたちは、先輩の女性政治家たちが訴えてきた男女同一賃金の徹底、育児休暇制度の普及、託児施設の整備などの論点にはほとんど関心を示さない。それでも彼女たちの大半は、「母親であること」が選挙運動の武器になると思っているようだ。

 ペイリンも最近の演説では、母親であることを前面に押し出している(もっとも少なくとも今のところ、いかなる選挙にも名乗りを上げていないのだが)。

 アングルの政治的な主張には、2人の子供の母親としての経験が強く反映されている。ポルノ規制はその典型だ。アングルは以前、コンビニエンスストアのコミック売り場の隣に公然とポルノ雑誌が陳列されていることを問題にし、司法当局に働き掛けて、ポルノ雑誌を見えない場所に隠すよう義務付けさせることに成功した。

 一方、ヘイリーは母親の立場より、ビジネスウーマンの立場を強調している。いまヘイリーが知事選で接戦を繰り広げているサウスカロライナ州は、選挙で当選して公職に就いている女性の数が全米で50位という州。母親であることをアピールし過ぎないほうが得策と考えたのだろう。

 最も迷走しているのは、オドネルだ。05年には、性差別を理由に勤務先の保守系シンクタン
クを告発し、700万ドルの損害賠償を求めた。右派政治家としては極めて異例の行動だ。ところがそれに先立つ98年には、妻は「しく(夫に)従う」べきであるという南部バプテスト連盟の方針を支持する発言をテレビでしている。

 ママ・グリズリー現象の本質は政治運動でもなければ、一貫した政治理念ですらない。政治や社会の現状に不満を抱く層に注目を引き寄せるためのマーケティングの道具とほぼ見なしていい。

 確かに、不満を感じ、怒りのはけ口を欲し、ワシントンを変えたがっている国民は多い。しかし、いまアメリカが直面している数々の問題は、粗暴なクマのような振る舞いによって解決できるほど単純ではない。

654チバQ:2010/10/31(日) 11:10:01
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010103101000064.html
米首都でリベラル派大集会 コメディアンが保守に対抗


 30日、米ワシントンでの集会で演説するジョン・スチュワート氏(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】米中間選挙が11月2日に迫る中、勢いづく保守派に対抗しようと人気コメディアンのジョン・スチュワート氏(47)が呼び掛けたリベラル派の大規模集会が30日、首都ワシントンで開かれた。政治集会ではなく「お笑いイベント」と位置付けたスチュワート氏は、特定の政治的立場を取ることを控え、得意の政治風刺ジョークで会場を沸かせた。

 ワシントンでは8月下旬、保守派論客でテレビ・ラジオの人気司会者グレン・ベック氏(46)が「栄誉の回復」と題した集会を主催、全米各地からオバマ政権に反発する草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」のメンバーが参加した。

 30日のリベラル派集会は「正気の回復」と名付けられ、極端な保守思想に傾倒する運動への批判をにじませた。

 民主党支持者や無党派層にファンが多いスチュワート氏は終盤のあいさつで、中傷合戦を繰り広げている与野党を念頭に「相手に反感を持ったとしても、敵対する必要はない」と訴えた。

 スチュワート氏はこの日の参加者を「10万人」と発表し、多様な人種の市民が集まったと強調した。

2010/10/31 09:09 【共同通信

655チバQ:2010/10/31(日) 11:18:29
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010103001000414.html
米中間選挙、非難合戦が過熱 最後の週末、裏工作も
 【ワシントン共同】米中間選挙は30日、来月2日の投開票日前最後の週末を迎え、民主、共和両党による非難合戦が熱を帯びた。保守強硬派のティーパーティー(茶会)の勢いを背に各地で民主党候補たたきを続ける共和党に対し、民主党陣営は共和党の無責任さを批判。南部フロリダ州では、劣勢の民主党上院選候補に対する裏工作が頓挫していたことも発覚した。

 「共和党が財政への責任を語ったら、もう笑うしかない」。バイデン副大統領は29日のアイオワ州の集会で巨額の財政赤字をつくったのは共和党政権と指摘。中間選挙で共和党が掲げる政策を「愚か」とまで言い放った。

 オバマ大統領は30日の国民向けビデオ演説で、選挙後に共和党と協力する必要性を強調したが、共和党幹部の無責任さをあげつらうことも忘れなかった。政権による超党派協力の要請も、現時点では選挙パフォーマンスの域を越えない。

 フロリダ州での工作を仕掛けたのはクリントン元大統領。ルビオ候補(共和党)優勢の状況をひっくり返そうと、最下位とされる旧知のミーク候補(民主党)に対し、選挙戦から退き、2位のクリスト候補(無所属)を支持する「2、3位連合」を持ち掛けていた。

2010/10/30 19:02 【共同通信

656チバQ:2010/10/31(日) 21:12:23
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101031/amr1010312059008-n1.htm
米中間選挙 将来への不安と怒り 二極化進む国民意識 (1/2ページ)
2010.10.31 20:57
 【ワシントン=渡辺浩生】中間選挙を直前に控えた米国を覆うのは、先行きの見えない経済状況や将来に対する怒りや不安だ。高失業率や住宅危機のあおりをまともに受けるミドルクラス(中間層)の苦悩は特に深く、オバマ政権の任期前半の経済政策に厳しい審判が下るのは間違いない。一方で、景気回復のため、政権により強い関与を求める声も少なくない。2年前の選挙で「融和」を説いたオバマ大統領だが、国民意識は二極化している。

 ■描けないドリーム

 大恐慌以来の経済危機は大半の米国民に影響を与え、ある調査では有権者の3人に2人は失業した人を身近に知っていると回答している。しかし、国民の不安は、現在の苦境よりも将来にある。米誌ニューズウィークの9月の世論調査によると、63%は現在の生活水準を維持できないと考えている。「『キャン・ドゥ(やればできる)』の国がそれを信じられなくなった」と同誌。6カ月以上の長期失業者は全失業者の4割以上を占める。

 オハイオ州クリーブランドの失業者、ブラッド・フォーロックさん(46)は「家が売れないので、職のある地域に移り住みたくても移れない」と嘆く。

 4人に1人は住宅価格の低下によって持ち家の担保割れを起こし、売却やローン借り換えを阻まれている。

 「失業と住宅危機は米国民の心理をかつてないほど悲観的にしている」と米シンクタンク「アメリカン・エンタープライズ研究所」のカーリン・ボウマン上級研究員は指摘する。

 ■二極化する国民

 クリーブランドでクリーニング業を営むリチャード・シャペンスキさん(63)は「無駄が多い景気対策に怒りを覚える」と声を震わせた。

 約8千億ドルを投じた大型景気対策は財政赤字を過去最大規模に膨らませたにもかかわらず、9%台後半に高止まりする失業率の改善に効果を発揮できず、今や政権の「経済失政」の象徴だ。

 経済だけではない。ルイジアナ州ニューオーリンズの高校教師、ウィルバート・ローリンズさん(38)は「結局、ワシントンの目はわれわれに届かない」と肩を落とした。大統領は「教育再興」を叫ぶが、職も夢も持てない黒人の若者が銃や麻薬に手を染めていくのが街の現実だからだ。

 一方で「政権のやり方を批判するだけの保守派の主張はもう聞きたくない」との声もある。10月30日に首都ワシントンで行われたリベラル派の集会は「正気の回復」と名付けられ、約20万人とされる参加者が茶会批判などに気勢をあげた。

 こうした状況を米ブルッキングス研究所のピエトロ・ニボラ上級研究員は「米国民の意識は以前にも増して二極化している」と描写した。

657チバQ:2010/11/01(月) 23:40:25
http://mainichi.jp/select/world/news/20101102k0000m030047000c.html
米中間選挙:勢い衰えぬ共和党 下院逆転が濃厚
 【ワシントン古本陽荘】2日に投開票される米中間選挙は、最終盤の世論調査でも共和党の勢いが衰えず、連邦議会下院での与野党逆転の可能性が濃厚だ。オバマ大統領が選挙期間中に指摘した、民主党員よりも共和党員の方が投票に意欲を示しているという「熱意のギャップ」を最後まで克服できなかった情勢となっている。

 調査会社ギャラップ社が10月31日に発表した世論調査(28〜31日実施)結果によると、有権者登録している人の投票予定先は、共和党が48%、民主党が44%と4ポイントの差。だが「実際に投票する」と答えた有権者の間だけで見ると、共和党55%、民主党40%とその差は15ポイントに大きく開いた。

 オバマ大統領は約1カ月前、民主党関係者の前で「我々にとっての大きな課題は、民主党員と共和党員との間にある『熱意のギャップ』をいかに縮めるかだ」と語ったが、課題の克服に失敗したことが浮き彫りになった。

 ◇無党派層も「オバマ離れ」
 一方、08年大統領選でオバマ氏を強く支持した無党派層の間でも「オバマ離れ」の傾向が進んでいる。「支持政党がない」と答えた無党派層で「投票する」と答えた人の投票予定先は、共和党が59%で、民主党の31%を28ポイントの大差で上回った。オバマ大統領は全米各地の大学を回り、若者票の掘り起こしに熱を入れてきたが、若者の低投票率が予想され、この戦略も奏功しなかったようだ。

 最後の日曜となった31日、オバマ大統領は最後の遊説先としてオハイオ州を選び、「経済不況の原因を作ったのは共和党」と鋭く批判した。知事選、上院選ともに苦戦するオハイオ州は最重点選挙区で、共和党が勝った場合、同州選出のベイナー下院院内総務が下院議長に就任する見通しとなっている。

 共和党関係者は31日、テレビ番組に相次いで出演。共和党知事協会会長のミシシッピ州のバーバー知事はNBCテレビで「共和党が勝てば、それはオバマ政権の政策が拒絶されたことを意味する」と言明し、選挙後に政策の大幅な見直しを求める考えを示した。

 中間選挙では任期6年、定数100の上院のうち37議席と、任期2年の下院全435議席が改選される。37州の知事選も同時に行われる。

毎日新聞 2010年11月1日 20時34分(最終更新 11月1日 21時32分)

658チバQ:2010/11/01(月) 23:58:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010110102000025.html?ref=rank
オバマ大統領 必死の遊説
2010年11月1日 朝刊

 【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)=岩田仲弘】米中間選挙は十一月二日の投票日を間近に控え、民主、共和両党ともラストスパートに入った。劣勢の民主党はオバマ大統領が三十日、最後の週末を利用してペンシルベニア、コネティカット、イリノイの各接戦州で相次ぎ遊説し、候補者のてこ入れを図った。

 三州とも二年前の大統領選ではいずれもオバマ大統領が勝利しており、議席減を最小限に抑えようという「守りの姿勢」が目立つ。

 大統領は特に、大統領当選の原動力となった若者票の掘り起こしを重視し、ペンシルベニア州ではフィラデルフィア市内のテンプル大学で演説。学生ら約千六百人(主催者発表)に、「厳しい選挙だ。ここにいる一人一人が投票し、家族、友人を投票所に連れて行ってほしい」と呼び掛けた。

 同大工学部二年のアレックス・ブラッチオさん(19)は演説後、「私が選挙人登録したのは、オバマ大統領に触発されたから。自分にとっては初めての選挙。友だちにも投票するよう呼び掛けたい」と興奮気味に話した。

 同大学院建築学専攻のクローディア・ケーシーさん(27)は「確かに、多くの人たちが政治の現状にいら立っているけど、今後の二年間で大統領は支持を回復すると思う」と、民主党の劣勢を認めつつ、大統領の今後の政権運営に期待感を示した。

 大統領はこの日、地元イリノイ州シカゴでも演説。知事選、上院選ともに大苦戦で、負ければ大統領にとって大打撃となるだけに、「それぞれの一票は今回の選挙のためだけではなく、経済再建や次世代がアメリカンドリームを再現するために必要なのだ」と必死に訴えた。

659名無しさん:2010/11/02(火) 01:26:05
大阪二区の公募が10/1-10/10で締め切られ、現在四人が選考に残っている。この中には郵政民営化で造反した左藤章氏も含まれている。
あまりにも短い公募期間に何かあると思ったら、ドロドロだった。川条しか前衆議院議員は、次期総選挙に立候補する意向を示しているが、
今回の左藤章公認への出来レースには、愛層を尽かし応募していない。
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/43998347a2f98aa8d2dcd5c3b1f134a6
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/f7295a03a54d72c9466a409b439ebe71
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/579decda4c44ce58fce61eb8a53474ec
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/6a27125a939e66ed40d7d6c5cc25cdce

660チバQ:2010/11/02(火) 20:54:48
http://mainichi.jp/select/world/news/20101102ddm007030097000c.html
米中間選挙:州知事と上院に立候補、最強女性元CEO2人は苦戦−−カリフォルニア
 【ロサンゼルス吉富裕倫】財政赤字に悩む米カリフォルニア州では、共和党から2人の大物ビジネスウーマンが州知事選と上院選に立候補。経営者の実績を背景に、女性票も取り込もうと必死だが、同州では民主党支持層が厚いだけに苦戦を強いられている。

 知事選を戦っているのは、インターネット競売会社「イーベイ」元CEO(最高経営責任者)のメグ・ホイットマン氏(54)。従業員30人だったイーベイを1万5000人の世界的な企業に育て上げた。テレビ宣伝などにかけた選挙費用は少なくとも1億6200万ドル(約130億円)といわれ、知事選の新記録。うち1億4200万ドル(約114億円)は自己資金で、政治家が選挙に投じた私費としては米史上最高額だ。

 上院選ではコンピューター機器大手メーカー「HP(ヒューレット・パッカード)」元CEOのカーリー・フィオリーナ氏(56)が出馬。不動産会社受付から大企業トップに上り詰めた異色の経歴の持ち主で、2人とも経済誌「フォーブス」の選ぶ「最強の女性」トップ10に選ばれている。民主党の対立候補は、知事選が、過去に知事を2期務めた男性のジェリー・ブラウン氏(72)、上院選が女性現職のベテラン、バーバラ・ボクサー氏(69)。ホイットマン、フィオリーナ両氏は既成政治の改革や雇用促進を訴える。

 しかしホイットマン氏は、不法移民に厳しい姿勢を訴えながら家事手伝いに不法移民の女性を雇っていたスキャンダルが発覚。また、フィオリーナ氏もCEO時代に約3万人のHP従業員を解雇し海外に工場移転したことなどを突かれた。ホイットマン氏は最新世論調査でブラウン氏に10%の差をつけられた。南カリフォルニア大学のジェーン・ジュン教授(政治学)は、「カリフォルニアでは女性が有権者の53%を占めるが、女性候補というだけでは進歩的で民主党支持者の多い女性票を獲得できない」と分析している。

661チバQ:2010/11/03(水) 10:53:49
http://www.afpbb.com/article/politics/2772139/6401272?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
連邦議員?銀幕復帰?シュワルツェネッガー知事の今後に注目
2010年11月02日 20:40 発信地:ロサンゼルス/米国

【11月2日 AFP】ボディビルチャンピオンからハリウッドの映画スター、そして米カリフォルニア(California)州知事へと転身したアーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)知事(63)の任期も、残すところわずかとなった。2日には米中間選挙と合わせて知事選が行われ、新たなカリフォルニア州知事が決まる。来年1月には、米国で最大の人口を持つ同州の知事職を退く。

 現在、世間の関心は、シュワルツェネッガー氏が次に何をするのかに集まっている。

 シュワルツェネッガー氏自身は前月、訪問先のモスクワ(Moscow)で、「映画の制作とか、本を書くとか、選択肢はいろいろある」と語りながらも、当面は知事職に専念するつもりだと強調した。

■連邦議員?オバマ政権で環境ポスト?

 知事を意味する「ガバナー」と出世作となった『ターミネーター(Terminator)』を掛け合わせて「ガバネーター」の愛称でも知られるシュワルツェネッガー氏は7年間、カリフォルニア州知事を務めた。

 2006年の知事選で、環境政策を訴えるなどリベラル寄りの姿勢を見せて再選を果たしたが、カリフォルニア州が抱える膨大な赤字を解消することはできず、最近では支持率が低下していた。

 それでも、シュワルツェネッガー氏が持つカリスマは依然として強力な輝きを放ち、セレブ政治家としての地位に揺るぎはない。

 シュワルツェネッガー氏が次回の総選挙に立候補し、米連邦議会入りを狙っているとの憶測も出ている。だが、自意識が強いシュワルツェネッガー氏が、大勢の連邦議員のひとりでいることに満足するだろうかと疑問視する向きもある。

 その一方では、同氏がオバマ政権でなんらかの環境関連のポストを得るのではないかとも噂されている。

■映画への復帰は?

 こうしたなかで、ただ1つ明らかなのは、シュワルツェネッガー氏がいくら国政への野望を抱こうと、2012年の大統領選に立候補することは不可能だということだ。

 米国憲法は、米国生まれでない人間が大統領候補になることを禁じている。シュワルツェネッガー氏は米国民ではあるが、オーストリア生まれであるため、米国で最高の地位にある米大統領職に就くことは、かなわないのだ。

 では、米映画界へのカムバックは、あり得るのだろうか。

 映画『トゥルーライズ(True Lies)』でシュワルツェネッガー氏と共演したトム・アーノルド(Tom Arnold)氏が前年、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に「ジェームズ・キャメロン(James Cameron)監督が撮っている映画に、ぼくとアーノルド(シュワルツェネッガー氏)が出ることになっていて、撮影はアーノルドが知事を辞めた翌日から始まると聞いている」と語ったことで、映画界復帰への期待が高まった。

■任期中は知事職に尽力

 だが、シュワルツェネッガー氏は、当面は政界に身を置くことを楽しんできた。カリフォルニア州での政治家としての栄光は多少失われたとはいえ、同氏は今でも外遊先ではスター政治家だ。

 今年初頭のインタビューで、知事引退後の計画について尋ねられたシュワルツェネッガー氏は、「(知事の)仕事を続けるのみだ。ゴールを超えるまで全力疾走するよ」と答えている。

 さらに、米テレビABCでも、次のように語っている。「(任期後の)来年や将来については、考えないことにしている。大切なのは現在だ。今、やるべきことがある。カリフォルニアに尽くすことだ」(c)AFP/Michael Thurston

662チバQ:2010/11/04(木) 12:23:38
http://mainichi.jp/select/world/news/20101104ddm007030091000c.html
米中間選挙:上院、注目選挙区は
 米中間選挙・上院選は激戦となったネバダ、ウェストバージニア両州で民主党が議席を死守し、非改選(同党系無所属も含む)も合わせて過半数の51議席を確保した。だがオバマ大統領の地元、イリノイ州で議席を奪われるなど、民主党は各地で厳しい戦いを強いられた。【ニューヨーク山科武司、ラスベガス(米ネバダ州)吉富裕倫】

 ◇HP元CEOが民主現職に苦杯−−カリフォルニア
 カリフォルニア州では、民主党現職のバーバラ・ボクサー候補(69)が女性同士の戦いを制して4選を決めた。共和党新人でコンピューター機器大手メーカー「ヒューレット・パッカード(HP)」元CEO(最高経営責任者)、カーリー・フィオリーナ候補(56)は及ばなかった。同州は失業率が12%と全米で3番目に高い。両候補は雇用対策を強調し、女性の浮動票をめぐり激しく争った。

 ◇民主院内総務、予想覆し勝利−−ネバダ
 ネバダ州では、民主党上院トップの院内総務、ハリー・リード候補(70)が、事前世論調査で優勢が伝えられていた共和党新人の女性、シャロン・アングル候補(61)に逆転勝ちした。同州は失業率、家屋の差し押さえ率が全米最悪。生活不安を背景に、「ティーパーティー」がアングル氏を支援した。同氏は勢いを伸ばしたが、不法移民対策の強化も提唱。地元紙によると、これに中南米系移民が反発したという。

 ◇共和系分裂選挙、現職が勝利宣言−−アラスカ
 共和党系の現職と新人が対決したアラスカ州では、共和党非公認で出馬した現職のリサ・マカウスキ候補(53)が、「ティーパーティー」の支援を受けた同党公認のジョー・ミラー候補(43)と大接戦を繰り広げた。

 マカウスキ氏は党公認でないため、投票用紙に名前が印刷されない。有権者が記名しなければならず不利だった。2日夜、マカウスキ氏は勝利宣言したが、ミラー陣営は記名の最終確認まで敗北を認めないという。同州選管は18日から疑問票について最終確認し確定には数週間かかりそう。

 ◇オバマ大統領の地元で議席失う−−イリノイ
 オバマ大統領の地元、イリノイ州では、共和党のマーク・カーク候補(51)が民主党のアレクシ・ジャヌーリアス候補(34)を破った。民主党はかつてオバマ大統領が得ていた議席を失うことになった。同州は上院選では長らく民主党の金城湯池だった。

663チバQ:2010/11/04(木) 12:25:15
http://mainichi.jp/select/world/news/20101104ddm007030088000c.html
米中間選挙:共和、知事も過半数に 大統領選に影響も 下院の区割り改定、有利
 【ワシントン小松健一】2日の米中間選挙は知事選でも共和党候補が躍進し、非改選も合わせると民主党を抑えて半数(25州)を超えることになった。知事は大統領選で州内の票を取りまとめる役割を担い、2年後のオバマ大統領の再選にも微妙な影響を与えそうだ。

 知事選は全米50州のうち37州で行われた。現有は共和党24州、民主党26州で両党が拮抗(きっこう)していた。今回、共和党候補は各地で民主党候補を降し、勢力を伸ばした。

 ニューメキシコ州では共和党のスサナ・マルティネス候補(51)が当選。女性ヒスパニック系としては全米初の知事となった。サウスカロライナ州では保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の支援を受けたインド系の共和党新人の女性、ニッキ・ヘイリー候補(38)が勝利した。

 また、アリゾナ州では不法移民摘発強化の州法を制定し、オバマ政権との対立を鮮明にしていた女性現職、ジャニス・ブリューワー候補(66)が再選を果たした。

 一方、2年後の大統領選を前に、米国では来年、10年に1度の国勢調査に基づき、下院議員選挙区の区割りが知事主導の下で実施される。多数派となった共和党知事が、下院選で大勝した共和党候補に有利に線引きするとみられる。

 オバマ大統領は08年の大統領選では、知事など地元有力者に頼る「トップダウン」方式の集票を避け、若者を中心とした草の根運動による「ボトムアップ」選挙を志向した。若者の熱意が薄れた今、知事選の敗北でトップダウン選挙の選択も難しくなったことは、オバマ大統領にとって痛手となりそうだ。

http://mainichi.jp/select/world/news/20101104ddm007030135000c.html
米国混迷・中間選挙:共和、新たな苦悩 「何でも反対」困難 茶会運動、一転離反も
 2日の米中間選挙で共和党が下院多数派に返り咲き、上院でも民主党に拮抗(きっこう)する勢力となった。2年後の大統領選に向け党派対立は激化するのか、それともオバマ政権と共和党が歩み寄るのか。米国の政治は予測のつかない混とんとした状況に入った。   ◇

 「今こそ、団結に向けて歩もう。ティーパーティーと共和党はより小さな政府を実現させようという共通の使命を持っている」。2年前の共和党副大統領候補、ペイリン前アラスカ州知事はこの日、保守系のFOXニュースに出演し宣言した。

 ペイリン氏は保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」を全米で盛り上げ、茶会運動の広告塔のような存在として脚光を浴びる。「団結」を強調したのは、共和党執行部が新たに共和党議員となる茶会運動推薦候補との距離の取り方に苦悩しているからだ。

 共和党執行部には94年の中間選挙で上下両院を民主党から奪いながらも、議会運営の足並みの乱れで2年後のクリントン大統領(民主党)の再選を阻止できなかったトラウマがある。「歴史を繰り返さないため、我々はよりスマートに議会を運営しなければならない」。上院のマコネル院内総務は今年夏ごろから下院のベイナー院内総務と頻繁に会い、下院奪還後の戦略について協議を重ねてきた。

 オバマ政権で成立した医療保険改革法の撤廃、政府支出の大幅削減、減税を柱とする「小さな政府」路線では共和党と茶会運動は合意している。だが現実には、下院では数の力で押し通せるが、民主党が過半数を維持している上院では民主党との協議が必要だ。

 中間選挙に勝ったものの、成果を出さなければ民主党と同様、追い風があっという間に逆風に変わる恐れがある。ベイナー氏は3日朝、医療保険改革法撤廃を改めて表明しながらも「その前に(医療保険改革の)新しい土台を築くことが重要だ」と述べ、民主党との交渉に含みを持たせた。

 オバマ政権の政策を軌道修正させるリーダーシップをどう発揮するか。政権の出方をうかがいながら、一定の妥協を視野に入れる局面も予想される。

 とはいえ、茶会運動の支援を受けたり、「反現職」ムードに乗った新人議員は「妥協」をワシントン政治の悪弊と見る傾向が強い。茶会運動系候補を束ねる現職のデミント上院議員は3日、ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)に寄稿し、「執行部は(茶会運動系議員の)哲学を取り入れるよりも、(議員の)買収をするだろう」と執行部をけん制した。下院のマッカーシー筆頭幹事長代理は不安な心情を吐露した。「新人議員たちはベテラン議員や党の方針に関心を払わないだろう。執行部が理解できないような力を振るうのではないだろうか」【ワシントン小松健一】

664チバQ:2010/11/04(木) 12:25:56
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20101104ddm003030055000c.html
クローズアップ2010:米中間選挙、民主大敗(その1) 変革の期待、霧散
 民主党の歴史的大敗となった米中間選挙で米国民は、オバマ大統領の政権運営に明確な「ノー」を突きつけた。国民融和を訴え、熱狂的な支持を得て登場したオバマ大統領だが、就任後2年足らずで期待はしぼみ、米国には大きな失望感や怒りが広がっている。オバマ政権と共和党議会指導部との対決はさらに先鋭化し、米国の政治は混迷を極めるとの指摘も出ている。【ワシントン古本陽荘】

 ◇医療保険改革、社会に亀裂
 「米国民は今夜、大統領に明確なメッセージを送った。それはチェンジ・コース(針路を変えろ)だ」

 下院議長への就任が確実視される共和党のべイナー下院院内総務は、共和党議席の大幅増が確定した2日深夜、オバマ大統領に政権運営の方向性を改めるよう要求した。

 これに対し大統領はべイナー氏に電話し「共和党と一致点を探り、米国民のために働くことを心待ちにしている」と低姿勢で伝えた。

 民主党大敗の原因が大統領のかじ取りにあったとしたら、どこで何を間違えたのか。

 10%近い水準で失業率は高止まりし、経済回復の実感もない。生活に苦しむ米国民は経済政策でオバマ大統領の指導力に期待を寄せたが、大統領が1期目の最優先課題に掲げたのは医療保険制度改革。今年3月の関連法成立時には「歴史的成果」だとして、政権内には高揚感が漂った。

 だが、ワシントン・ポスト紙の出口調査(暫定値)によると、今回の選挙の最重要課題を「経済」と答えた人は6割を超えたのに対し、「医療保険」と答えた人は約2割にとどまった。

 大統領支持率が明確に下がり始めたのは昨年夏。民主党議員らが医療保険改革の説明のため各地でタウンホール集会を開いた時期だ。保険料上昇につながると受け止められた改革に反対意見は根強く、市民らは議員らを突き上げた。医療保険改革でほぼ一色となったワシントン政界は、雇用対策や景気回復をなおざりにしている、と受け止められた。

 一方、保守派にとって、国民に加入を義務付ける医療保険改革は「社会主義化」の象徴と映った。保守派は当時既に、総額8000億ドル超の大型景気対策法について「雇用を生まない税金の無駄遣い」と反発。怒りの声は、「大きな政府」を批判し全米に広がった保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」のうねりに吸収され、オバマ政権を激しく揺さぶった。

 他方、リベラル派も離反した。医療保険改革では、目玉政策と言われた政府運営による公的保険が削除されたことに失望が広がった。さらにアフガニスタン戦争への米兵3万人の増派など保守派の意向を受け入れた政策の発表が相次ぎ、「裏切られた」との思いが深まった。

 ◇大統領再選へ正念場
 2012年の大統領選でのオバマ大統領の再選は危うくなったのか。過去の例は中間選挙の敗北と大統領再選は直接結びつかないことを示している。だが、党派対立が激化する中、再選の道筋には不透明感が漂う。

 「我々にとって唯一の最優先課題は、オバマ大統領を1期だけに終わらせることだ」

 共和党上院のマコネル院内総務は先週、そう語りオバマ政権の弱体化を至上命令とする考えを示した。

 しかし、過去には94年に下院で52議席減らしたクリントン大統領(民主)、82年に26議席減らしたレーガン大統領(共和)がともに2年後に再選を果たした。

 選挙後の米政界の行方について、見方は真っ二つに割れている。一つは「クリントン・モデル」。94年に大敗したクリントン大統領は、福祉政策を重視する姿勢を改め、雇用や消費者物価の安定に軸足を置く中道派に変容した。妥協を覚悟し、大統領の方から共和党に歩み寄る戦術で支持層を広げる手だ。

 もう一つは民主、共和両党が溝を埋められず対決姿勢を強め、大統領選まで混乱が続くという見方だ。バージニア大政治センターのラリー・サバト教授は「政争は激しくなり、法案は何も通らないだろう」と予測する。

 一方、調査会社ピュー・リサーチ・センターが先月25日に公表した調査では、オバマ大統領の「再選を望む」と回答したのは47%で、「望まない」の42%を上回った。クリントン、レーガン両氏とも同時期の調査で「望まない」が「望む」を上回り、オバマ大統領に対する期待が完全にしぼんだと判断するのは早計だ。

 共和党に強力な大統領候補がいないのもオバマ大統領には好材料。茶会運動が、共和党の候補選びにどう絡むかにも注目が集まりそうだ。

665チバQ:2010/11/04(木) 12:27:00
http://mainichi.jp/select/world/news/20101104ddm002030052000c.html
クローズアップ2010:米中間選挙、民主大敗(その2止) 核なき世界に陰り
 ◇揺らぐ「対話外交」 新START批准困難
 【ワシントン草野和彦】米中間選挙での共和党の躍進は、オバマ大統領の核軍縮・不拡散政策に深刻な影響を及ぼす可能性がある。ロシアと今年4月に調印した新戦略兵器削減条約(新START)を巡り、発効に必要な上院の批准に困難が予想されるためだ。新STARTは、大統領の「核兵器のない世界」構想の推進力であり、その停滞は、国際社会に協力を求めてイランや北朝鮮に核放棄を迫る説得力を、失いかねない恐れがある。

 上院(定数100)での批准には3分の2以上の67人の賛成が必要だが、民主党は改選前の59人(無所属2を含む)から議席を減らした。共和党内には核戦力低下などへの懸念も根強く、大統領は選挙前「5〜7人なら取り込めるが、20人は無理だ」と発言。選挙結果が反映される来年1月からの新会期前の批准を逃せば、批准の困難さは増す。

 大統領は、今年5月の核拡散防止条約再検討会議などで、新STARTを米国の核軍縮義務履行の象徴とアピールしてきた。その批准後には、核実験全面禁止条約の批准や、ロシアとの更なる核削減交渉などに取り組むと公言してきた。

 新STARTが批准されなければ、こうした政策が滞るだけではない。米シンクタンク・軍備管理協会のキンボール事務局長は「新STARTは控えめな核削減条約だ。それを批准できないでどうやって核不拡散を主導できるのか、という疑念を同盟国でさえ持ちかねない」と懸念する。

 一方、新たな下院外交委員長に共和党の強硬派、ロスレーティネン氏の名前が挙がるなど、米議会はタカ派色が強まるとみられ、大統領の「対話外交」にも異論を唱えると予想される。

 議会での共和党の影響力が強まることで、複雑な様相を見せることになるのは、アフガニスタン戦略だ。

 大統領が決定した米軍のアフガン増派について、積極的に支持したのは共和党だった。一方で共和党は、来年7月の米軍撤退開始という出口戦略には異議を唱えている。いずれにせよ大統領は、共和党に撤退開始を納得させ、また駐留長期化に伴う民主党の反発を抑える両方の意味で、来年夏までに一定の成果を出す必要がある。

 ただ外交全般に関する選挙の影響について専門家の分析は分かれる。大統領は再選に向けて国内問題に集中する必要があり新機軸を打ち出す余裕がないという見方や、国内の閉塞(へいそく)状態を打開するために外交に成果を見いだそうとするとの見方に加え、選挙結果にかかわらず外交方針を維持するとの推測もある。

 ◇日本、冷静に受け止め 前原氏「きずな変わらない」
 米中間選挙の結果について、日本政府は「日米関係にはあまり大きな影響はない」(外務省幹部)と冷静に受け止めている。躍進した共和党は伝統的に日米同盟を重視しており、オバマ政権の弱体化に伴う日米同盟への影響は限定的との見方が強いからだ。中国の積極的な海洋進出への警戒感から日米同盟を重視する姿勢が米政府内で強まっているとの判断もある。

 「選挙結果がどうなろうと、両国間のきずな、国際社会での協力は全く変わらない。これからもオバマ政権と日米関係の強化とグローバルな問題についての協力をしっかり進めていきたい」。前原誠司外相は3日、外務省内で記者団に対し、選挙結果が日米関係に与える影響は小さいとの見解を示した。

 現在の日米間の懸案は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題や在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)の裏付けとなる特別協定の改定交渉などだ。選挙結果が大きな影響を与えるとの見方は少ない一方で、「議会の突き上げで予算などの面で日本側に強く出ざるを得なくなるのでは」(日米外交筋)との意見もある。普天間問題と絡む在沖縄米海兵隊のグアム移転費などが米国議会で大幅に減額されれば、しわ寄せがきかねない。

 こうした観点から、日米関係に詳しい東京財団の渡部恒雄上席研究員は「対日政策の大きな変化はないだろうが、普天間問題など中途半端になっている問題について、日本の民主党政権が日米同盟重視の行動を起こすことが大事」と指摘する。

 ただ、共和党も含めた米国とのパイプが太い前原氏の外相就任や沖縄県・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を機に日米間の連携が深まっているのも事実だ。ハワイで10月27日夕(日本時間28日午後)に開かれた日米外相会談は、当初1時間を想定していたが、「米側が終わりの時間は気にしなくていいからじっくりやろうとの姿勢だった」(同行筋)ことから、約2時間に延長。クリントン長官が日本側の随行員数十人を握手して見送るなど、米側の「配慮」がうかがえる。【西田進一郎】

666チバQ:2010/11/04(木) 12:27:23
◇条約の審議やり直しも−−露
 ロシアでは4月に米国との間で調印した新戦略兵器削減条約の議会での批准が確実視されているが、核軍縮に積極的なオバマ大統領率いる米民主党の中間選挙での大敗を受け、条約の早期発効に懐疑的な見方が浮上している。ロシア下院のコサチョフ国際問題委員長は3日、「米上院で核軍縮条約が批准されるチャンスが大幅に低下する」と述べ、ロシア下院で批准審議をやり直す方針を示した。一方、米民主党がかろうじて上院で過半数を維持したことに期待する向きもある。ロシア上院のマルゲロフ国際問題委員長は「米議会と同時期に批准する」との方針を掲げており、今後の米議会の動向を注視する構えだ。【モスクワ大前仁】

 ◇人民元批判の拡大懸念−−中
 中国は、人民元切り上げを促す中国に対する制裁法案などが米議会で次々に審議され、来年初めで調整されている胡錦濤国家主席の訪米に向けて、圧力が強まることを懸念している模様だ。

 中国主要メディアは中間選挙期間中に「突然、中国バッシング(たたき)が始まった」(新華社)などと報道。自分の対立候補と中国とのつながりを批判する選挙戦術が、党派を問わず広がったことに注目していた。不況下の米国では「中国に仕事を奪われている」との批判が票につながりやすい状況が生まれている。「中国たたき」を続けた候補が当選したかなど、中国は結果を詳細に分析し、対米外交の練り直しを進めるとみられる。【北京・浦松丈二】

 ◇大統領への幻滅と分析−−英
 英国のメディアは、民主党の大敗を「ホープ(希望)」と「チェンジ(変革)」を掲げて就任したオバマ大統領への幻滅と絡めて報じている。

 BBC放送のワシントン特派員は、2年前の大統領選を振り返り「(米世論はオバマ氏)個人やその政策ではなく、変革の概念など抽象的な言葉を支持しただけだったのではないか」と分析した上で、米国の有権者は「当時の強い希望から一転、強い不安を覚えている」と伝えている。保守系デーリー・テレグラフ紙(電子版)は「弱い経済と(大統領への)幻滅」と分析。リベラル系ガーディアン紙(同)は選挙結果が「オバマ氏の無敵のオーラを取り去った」と指摘している。【ロンドン笠原敏彦】

 ◇政権の求心力低下を憂慮−−韓
 韓国メディアは3日、米民主党が「最悪の惨敗」(聯合ニュース)を喫したと報じ、オバマ政権の外交政策にも影響を与える可能性があると展望する。

 聯合ニュースは「過去、米政府は中間選挙を境に対外政策を変化させてきた」と指摘。健保政策など内政での失点を外交で取り返そうとするため、「対北朝鮮制裁より協議に重点を置き、(米政府内に)6カ国協議に積極的に参加する雰囲気が出てくる可能性がある」と分析した。また、「主要20カ国・地域(G20)」首脳会議を11日から主催する韓国は、世界経済を巡る困難な協議で米国の指導力発揮を期待してきただけにオバマ政権の求心力低下を憂慮しているとみられる。【ソウル大澤文護】

667チバQ:2010/11/04(木) 20:44:52
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101103/amr1011032052022-n1.htm
【米中間選挙】最激戦区で民主上院トップが辛勝 反オバマで苦戦 影響力低下は必至
2010.11.3 20:52

 【ラスベガス(米ネバダ州)=犬塚陽介】中間選挙の上院選で最大の激戦区として注目されたネバダ州の上院選は、民主党のハリー・リード上院院内総務が茶会の支援を受けたシャロン・アングル候補を辛くも退けた。民主党の上院トップとしてオバマ政権の医療保険制度改革を主導してきたリード院内総務は「反オバマ政権」のうねりで苦戦を強いられ、影響力の低下は避けられない情勢だ。

 複数の米メディアが当確を伝えた2日、リード氏は数百人の支持者を前に「ネバダ州民は(茶会がもたらす)恐怖よりも希望を選んだ」と勝利を宣言した。

 ネバダ州では世界的な不況でカジノなどの娯楽・観光業や建設業が失速し、失業率は全米最高の14・4%。4年前との比較で3・2倍に跳ね上がった。

 土壇場での逆転劇にリード陣営幹部のスティーブン・クウォン氏(70)は「リード氏の長年の実績」を勝因にあげたが、上院の議席減で院内総務の交代案も浮上している。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/101103/amr1011031243011-n1.htm
【米中間選挙】03年以来の黒人議員誕生へ 共和、下院のスコット氏
2010.11.3 12:39

2日、支持者と抱き合って喜ぶ南部サウスカロライナ州から下院選に出馬、勝利した共和党の黒人候補、ティム・スコット氏(AP) 米メディアによると、2日投開票の中間選挙で、南部サウスカロライナ州から下院選に出馬した共和党の黒人候補、ティム・スコット氏(45)が勝利した。共和党は、ワッツ下院議員(オクラホマ州)が引退した2003年以降、連邦上下両院に黒人議員が一人もいなかった。(共同)

668チバQ:2010/11/04(木) 20:47:14
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101104/amr1011042036012-n1.htm
【米中間選挙】ティーパーティーは諸刃の剣? 共和党躍進の原動力も重点地区で敗退 (1/2ページ)
2010.11.4 20:31

 【ラスベガス(米ネバダ州)=犬塚陽介】米中間選挙で、オバマ政権の経済政策に反発するティーパーティー(茶会)の支持を受けた多くの共和党候補が当選を果たした。米メディアの調査では実際に投票した有権者の4割が茶会に賛同、共和党の躍進を支えたことが数字からも裏付けられたが、ネバダ州など共和党が重点選挙区としたところでは相次いで敗退した。極端な主張で無党派層が離反、“もろ刃の剣”となったのではとの指摘も出ている。

 米メディアの3日までの集計を総合すると、中間選挙で茶会が支援を表明した候補者のうち、上院で5人、下院で20〜25人が当選した。

 全米で実施された出口調査によると、有権者の8割が経済問題を選挙戦の最大争点ととらえ、約4割が財政支出の削減などを訴える茶会への支持を表明した。

 茶会の影響力について次期下院議長への就任が有力視されている共和党のベイナー下院院内総務も、「(茶会を支持した有権者は)支出削減と雇用創出を求めている」と分析し、茶会の主張を共和党として吸収することは可能との認識を示した。

 一方、上院選の茶会系共和党候補はネバダ、デラウェア、コロラド、カリフォルニアの4州で敗退。この4議席を確保していれば、定数100の上院で共和党は半数に達することができていた。

 特に民主党のリード上院院内総務の地盤であるネバダ州とバイデン副大統領の就任で空席となったデラウェア州は、共和党の議席獲得が有力視された選挙区だった。

 しかし、選挙戦が進む中で茶会系の候補者の主張に違和感を覚える無党派層が距離を置く現象もみられていた。

 リード院内総務の陣営幹部も「移民問題などで極端な主張を掲げる茶会の候補者が出てきたことで、ごく一般的な有権者が民主支持に傾いたのは間違いない。共和党の穏健派が出ていれば、結果は違っていたかもしれない」と勝因を解説する。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、茶会が議会での勢力を確実なものにするためには「選挙で示した(反体制の)エネルギーを政策に結びつける課題に直面している」と分析、無党派層にも受け入れやすい政策への軌道修正が必要との認識を示した。

669チバQ:2010/11/05(金) 22:50:48
http://mainichi.jp/select/world/news/20101106k0000m030115000c.html
米大統領選:候補者選び本格化 「予備軍」すでに活動開始
 【ワシントン古本陽荘】米中間選挙が民主党の大敗に終わったことを受け、共和党内で2012年大統領選の候補者選びが本格化し始めた。各党が大統領候補を選ぶ予備選・党員集会まで1年以上あるが、意欲を持つ「候補者予備軍」はすでに中間選挙中に知名度アップのため、選挙応援で各地を回っていたというのが実態だ。

 オバマ大統領とハッカビー前アーカンソー州知事(08年大統領選候補)が対戦した場合、ハッカビー氏の勝利。大統領とペイリン前アラスカ州知事(08年副大統領候補)の対戦では大統領が再選−−。

 米CNNテレビは4日、世論調査に基づく「架空の大統領選」の対戦結果を発表した。

 中間選挙では、前回の大統領選に名乗りを上げたハッカビー氏やロムニー前マサチューセッツ州知事らが各地の共和党候補の応援に駆け付ける姿が目に付いた。

 各地で旋風を巻き起こした「大きな政府」に反対する保守系の草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」がどう絡むかも注目されている。その象徴的な存在となっているペイリン氏は、中間選挙の予備選段階から、共和党指導部の推す候補に対抗した茶会系の新人候補の応援に回った。抜群の知名度で各地の議員や知事に「貸し」を作り、大統領選に向けた足場を作った。

 ただ、茶会運動関係者の間で、ペイリン氏を大統領候補として推す声は意外にもそう強くはない。ある指導者は「運動の支援は助かるが、本気で大統領になると思われたら心配」と語る。ペイリン氏は副大統領候補時、ロシア情勢について聞かれ「彼らは我々の隣人。アラスカからは実際にロシアが見えるのよ」と答えるなど資質を疑う声が上がっていたからだ。

 茶会運動の中では、財政規律重視派のニュージャージー州のクリスティー知事、インディアナ州のペンス下院議員、サウスカロライナ州のデミント上院議員らの名前が挙がる。

 他には、ブッシュ前大統領の弟のジェブ・ブッシュ前フロリダ州知事の名前も取りざたされたが、本人は否定している。

 民主党内ではオバマ大統領の再選を阻もうとの動きはないが、クリントン国務長官に期待する声は消えていない。

670名無しさん:2010/11/07(日) 17:28:28
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101106-OYT1T00634.htm
民主ペロシ氏、業績後退させぬと院内総務立候補
 【ワシントン=小川聡】ナンシー・ペロシ米下院議長は5日、中間選挙の結果、所属する民主党が来年1月招集の新議会で少数党に転落するのにともない、下院民主党トップの院内総務に立候補すると発表した。

 リベラル色の強いペロシ氏が民主党下院トップにとどまる見通しとなったことで、「わずかにあった超党派による協力の可能性がゼロになった」(ジャーナリストのクリス・ネルソン氏)との見方も浮上。政治的波紋が広がっている。

 ペロシ氏は声明で、「我々の素晴らしい業績を後退させるつもりはない」と述べ、新議会ではオバマ政権下で達成された医療保険制度改革や金融規制改革、社会保障、高齢者向け公的保険などを擁護していく決意を表明。共和党への対抗意識をうかがわせた。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、ペロシ氏の院内総務選出は「ほぼ間違いない」と報じている。民主党内では財政支出拡大を嫌う保守穏健派が中間選挙で大きく後退し、議員団のリベラル色が今まで以上に強まっているという。

(2010年11月6日19時19分 読売新聞)

671名無しさん:2010/11/07(日) 17:29:29
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201011060204.html
茶会と主流派が主導権争い 共和党、民主も党内抗争 '10/11/6

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 【ワシントン共同】米中間選挙で野党共和党躍進の原動力となった草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」に近い同党のミシェル・バックマン下院議員(ミネソタ州選出)は6日までに、下院の同党指導部ポストである議員総会会長を目指すと宣言した。党指導部は別の議員を会長に推しており、早くも党内で主流派と茶会系との主導権争いが始まった。

 一方の民主党では、ペロシ下院議長が5日、下院の同党議員を率いる院内総務に立候補。だが中間選挙の下院選で同党が歴史的大敗を喫した責任を問う声も強く、指導部から身を引くよう主張する議員との間で党内抗争に発展する可能性も浮上。両党ともに党指導部の新体制選びが今後を占う試金石となる。

 バックマン氏は、地球温暖化は「でっち上げ」と言い放ったり、オバマ大統領のアジア歴訪について米社会で流れるうわさを受け売りし「1日当たり2億ドル(約160億円)の血税が使われている」と発言して注目を集めている人物。

 米メディアによると、下院選で当選した茶会系の共和党候補は20〜25人。2年後の大統領選で政権奪還を目指す共和党指導部が、議会で一定の影響力を持つことになる茶会系勢力とどこまで協力関係を築けるかが焦点となっている。

 バックマン氏は7月、ほかの下院議員20人以上と「茶会議員連盟」を結成しており、茶会の事実上の指導者の一人。だが共和党下院トップのベイナー同党院内総務ら党指導部はヘンサリング下院議員(テキサス州)を支持している。

 米議会の今会期は今年末に事実上終了。来年1月には、今回の中間選挙の結果を反映した新会期(2年間)が始まる。

672チバQ:2010/11/11(木) 21:53:13
>>645
http://mainichi.jp/select/world/news/20101112k0000m030098000c.html
米中間選挙:勝者未決定のアラスカ州「記名票」の開票作業
 【ワシントン古本陽荘】現職と新人の共和党系候補による接戦で勝者が決まっていない米アラスカ州の連邦上院議員選(2日投開票)で、印刷されていなかった候補者名を記入した投票用紙の開票作業が10日、始まった。

 投票用紙に共和党候補として名前が印刷されていたのは保守系草の根運動「ティーパーティー」の支援を受けた新人の弁護士、ジョー・ミラー氏。これに対し、予備選で敗れた現職のリサ・マカウスキ上院議員が公認なしで立候補していた。公認候補ではないため、投票用紙に名前を書き込んでもらわねばならないというハンディを背負ったが、開票の結果、ミラー氏の8万1195票に対し、マカウスキ氏の名前が多いとみられる「記名票」が9万2528票と上回っていた。

 地元紙の報道によると、10日に記名票を約8000票開票した段階で、約98%がマカウスキ氏の名前を記していた。記名票で当選すれば1954年以来の快挙となる。

 ただ、ミラー氏は9日、「スペルを間違えたらすべて無効票」にするよう求める訴えを連邦地裁に起こしており、最終決着まで時間がかかる事態も想定される。

673名無しさん:2010/11/14(日) 12:07:14
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201011130402.html

「運命を共有」雇用増へアジア重視 オバマ米大統領演説
2010年11月14日1時41分

 「我々は運命を共有している」――。オバマ米大統領は13日の横浜市での演説で、アジア・太平洋地域との経済関係の深化に全力を注ぐ姿勢を示した。「米国にとって、これは雇用(創出)戦略だ」として、アジアへの輸出拡大を通じて、雇用情勢を改善する考えを前面に掲げた。オバマ氏のアジア重視は、2日の米中間選挙で歴史的な敗北を喫した苦境の裏返しでもある。

■輸出狙い「内需」促す――「対米輸出、繁栄の道ではない」

 オバマ大統領は13日朝、日本経団連によるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連行事「CEOサミット」で演説し、アジアの経済界に輸出増に向けた意欲を直接話した。

 大統領は、米国が今後5年で輸出を倍増させる「国家輸出戦略」を進めていることを説明。「それが、今週アジアを訪れた理由の大きな部分だ。この地域で、輸出を増やすことに米国は大きな機会を見いだしている」と指摘。中国やインドなどの新興国の存在で、世界経済を引っ張るアジア地域を重視していることを率直に語った。

 米国がここまで輸出増にこだわるのは、金融危機以降の米経済は、以前のように「米国人の旺盛な消費」に経済のエンジン役を期待できなくなっているからだ。米国の失業率は9.6%と高水準が続く。米国民は住宅価値の下落に伴う逆資産効果と、借金の返済に苦しんでいる。実質国内総生産(GDP)は5四半期連続でプラス成長を記録しているものの、GDPの7割を占める個人消費は力強さを欠いたままだ。

 それだけに、オバマ大統領は「今後は、どの国も、米国への輸出が繁栄への道だと、思うべきではない」と訴え、中国や日本などの輸出国に、内需拡大に注力するよう強く促した。危機を招いた世界経済のバランスの悪さを改善すると同時に、中国などの内需が拡大すれば、米国からの輸出が増えるとの期待がにじむ。

 さらに、大統領は「輸出が10億ドル増えるごとに、米国では5千人分の雇用が支えられる」と説明。輸出増で、雇用情勢を改善させたい考えをあらわにした。APECや、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加に力を入れている理由も、「米国で新たな雇用を生み出す機会を失いたくない」からだという。

 米国民の間では、雇用・経済問題が最大の関心事だ。雇用情勢がなかなか好転しないことが、中間選挙での大きな敗北につながっている。大統領の「アジア重視」「輸出増の訴え」は、自らを取り巻く厳しい政治状況を映し出すものといえそうだ。(尾形聡彦)

674チバQ:2010/11/18(木) 21:02:36
http://mainichi.jp/select/world/news/20101118dde007030015000c.html
米下院:ペロシ氏、院内総務内定 対抗馬に大勝−−民主指導部
 【ワシントン古本陽荘】米下院民主党の指導部を決める選挙が17日に行われ、ペロシ下院議長(70)が、少数派に転落する来年1月の新議会で民主党下院トップの院内総務に就任することが内定した。対抗馬に大勝したものの、党内に不満分子がいることを内外に示し、民主党の分断ぶりを印象づけた。

 ペロシ議長に対しては、党内保守派から中間選挙で60議席以上減らした責任を問う声が消えず、シューラー下院議員(38)が立候補。ペロシ議長が150対43で勝利し、下院民主党トップの立場を維持した。

 記者会見したペロシ議長は、なぜ指導部にとどまるのか聞かれ「私が有能な指導者で、医療保険制度改革や金融市場改革など実績を上げてきたからだ」と強調した。

 ペロシ氏に不満を持つ保守派は、中間選挙の結果、大きく勢力が後退。保守系議連のメンバーは54人から26人に縮小する見通し。ペロシ氏が自らの基盤であるリベラル派の政策を推進するのではないかと危機感を募らせている。

 シューラー氏は選挙後、記者団に「我々の意見を伝えるためで、勝つための選挙ではなかった。中間選挙で米国民は中道寄りの政策を求めていることを示した」と語り、ペロシ氏をけん制した。

 指導部の選挙に先立ち、選挙の12月8日までの延期を求める動議が出されたが、反対129、賛成68で否決された。延期に賛成した議員にはリベラル派も含まれており、中間選挙敗北の総括が済まないまま、強引に指導部選挙に踏み切ったペロシ議長の姿勢にも不満の声が出ている。

675チバQ:2010/11/18(木) 21:03:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010111800328
アラスカ上院選は共和現職=「手書き候補」56年ぶり勝利−米中間選挙
 【ワシントン時事】米中間選挙の上院選で最後まで結果が判明していなかったアラスカ州は、共和党の現職マカウスキ氏の当選が確実になった。米メディアが17日、一斉に報じた。
 マカウスキ氏は党予備選で保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」が支持する新人に敗北。本選出馬を強行したが、投票用紙に候補者名が印刷される期限に間に合わず、有権者が自分で記入しなければならない方式が取られた。
 氏名の表記を間違うと無効とされ、不利なこの方式の候補が上院選で勝つのは56年ぶり。マカウスキ氏は同日、支持者に「歴史をつくった」と勝利宣言した。(2010/11/18-11:48)

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676チバQ:2010/11/19(金) 12:27:36
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2010/11/post-219.php
オバマだけでなくペイリンも「負けた」中間選挙
2010年11月05日(金)13時36分
 前回のエントリの時点では開票途中だった中間選挙ですが、その後の推移を見ますと、予想に反して上院内総務のハリー・リード候補(民主、ネバダ)が議席を守った一方で、下院では61議席を上乗せした共和党が予想以上の圧勝となるなど、様々なドラマが生まれています。いずれにしても、その共和党を勝利を牽引したのは保守ポピュリズムの「ティーパーティー」だった、表面的にはそう見えます。また解説として間違ってはいないと思います。ですが、その「ティーパーティー」の大姉御であるサラ・ペイリンに関しては、決して「勝利」とは言えない、そんな見方も可能です。それどころか、今回の選挙を契機にして、ペイリン自身が大統領候補に擬せられる動きは、下火になってゆく可能性も出てきたように思うのです。

 確かにケンタッキー州の「リバタリアン(政府極小主義者)」ランド・ポール候補や、三つ巴の戦いを制して圧勝したフロリダのマルコ・ルビオ候補など「ティーパーティー系」の上院議員はかなり当選しています。知事や下院を入れると、それは旋風と言ってよく、その推薦人としてペイリンの力もあったとは言えるでしょう。ですが、ペイリン個人の戦いということになると、今回の選挙結果によってかなり疑問符がついた、そこには3つの理由があります。

 まず1つめは、自分の「お膝元」であるアラスカ州での意外な苦戦です。ペイリンの作戦は順調に見えました。穏健保守の現職上院議員であるリサ・ムコウスキー女史を「潰す」ために、軍人出身で「ティーパーティー直系」のジョー・ミラーという新人を擁立、共和党予備選でムコウスキーを破ったのです。実はその背景には、ペイリン女史がアラスカ州知事になった際に、現職知事だったムコウスキー議員の父親と熾烈な予備選を戦った経緯があり、その遺恨が今回の予備選の泥仕合になったのですが、何と予備選の結果を不服としたムコウスキー候補は「非公認候補」として上院議員選挙に出てきたのです。

 実は、非公認のために「投票用紙に候補者名が印刷されない」という条件でしか立候補できず、そのために支持者には「手書き(ライトイン)」投票を呼びかけるという苦しい選挙になったのですが、本稿の時点でムコウスキー候補が41%に対してミラー候補は34%と大差がついています。手書き投票に関しては州法によって再集計をしなくてはならないので、結果が出るのは来週に持ち越すようですが、ペイリンとしては地元で負けるとなると、これは痛い敗北と言わざるを得ません。

677チバQ:2010/11/19(金) 12:27:50

 2点目は、ペイリン人気にあやかった「ティーパーティー系女性候補」が上院で「勝てる選挙」を2つも落としたということです。1人は、私も予測を誤ったネバダ州で、リード院内総務への「刺客」として放ったはずのシャロン・アングル候補は出口調査でも把握できなかった大差(50%対45%)で敗北しています。もう1人はデラウェアのクリス・オドネル候補で、こちらは予想通りの大敗でした。この2人の敗因ですが、まず「候補者の資質」が有権者に疑問視されたこと、そして「女性票が全くダメだった」ことが挙げられます。共和党はペイリン人気に幻惑されたことで、勝てる候補を選ぶことができずにこの2議席を失ったと言っても良いでしょう。そして、この2人の惨敗のイメージは、否が応でもペイリンの資質への疑問という動きへと連なって行く、私はそのように見ています。

 ちなみに、サウス・カロライナ州で「ティーパーティー系」女性知事を目指した、ニッキ・ヘイリー候補はしっかり勝っています。ただ、彼女の場合は「初のインド系女性知事」というユニークさもさることながら、演説も上手で切れ味の良いイメージで勝ってきており、資質という点ではアングル、オドネルの2人とは違いますし、ペイリンとも似て非なるところがあります。というよりも、ヘイリー候補がペイリンの推薦を上手く引き出して勝ったという見方が正しいでしょう。

 今回の中間選挙でペイリンが「公式に推薦」した候補は、64人中当選したのは半数に過ぎなかったという報道もあります。仮にそうであるならば、結局のところ「極端な保守でなくては予備選に勝てない。極端な保守では本選に勝てない」というここ数年の共和党が陥っているジレンマの中で、ペイリン人気というのはあくまで「予備選限定」だった、そんな辛口の見方も可能です。

 3点目はもっと重要な話です。選挙結果は確かに衝撃的ですが、ではこの後の政局は衝撃的に推移するのかというと、どうも違うようなのです。「ティーパーティー」系の候補たちは「医療保険改革の全面撤回」であるとか「一切の公的資金注入の禁止」などという、それこそ過激な公約を掲げて当選してきました。ですが、そもそもそんなことは実現不可能なのです。そうした過激な行動ではなく、実現可能性のあるような穏健で現実的な意思決定に収束してゆく、選挙戦が終わって出てきた政局の雰囲気はそんなムードが支配しています。そんな中、彼らが「集票パワーの根源」にしてきた「怒りのエネルギー」は一晩で沈静化しています。

 例えば恐らくは下院議長に就任して年明け以降の新議会を主導してゆくであろう、ジョン・ベイナー共和党下院院内総務などは、投開票の進む中で行った勝利宣言のトーンは極めて落ち着いたもので、少数党として「大声で反対」をしていたのとは、全く違う「政治への責任感」が感じられました。こうしたムードを受けて、オバマ大統領は3日の水曜日には会見を開いて率直に敗北の責任を認めるとともに、対話の姿勢、妥協の姿勢を見せています。

 もしもペイリンに「野望」があるのであれば、オバマやベイナーというような「当事者」と同じように、ここでトーンを下げて実務的な合意形成の輪に入るべきでしょう。しかし、そうした動きにはならないように思います。それはペイリンに役職が無いからだからではありません。あくまで政界の「噛ませ犬」として、オバマ就任直後の2年間にひたすら反ホワイトハウスの絶叫姿勢を続けて、中間選挙での共和党の躍進に貢献した、その先のストーリーが続かない、見えないからです。

 そのペイリンは「勝利の勢いを駆って」ということでしょうか、選挙の2日後の11月4日には「大統領候補への野心」を匂わせるウェブビデオを発表しています。選挙での勝利を誇示しつつ、最後は「グリズリーの雄叫び」で終わるビデオは「いかにもペイリン」というイメージですが、慌てて発表したところを見ると、周囲が「賞味期限」を意識し始めているという見方もできそうです。「ペイリン大統領候補構想」なるものが「まぼろし」であったことに気づくことで、共和党は意外に早い時期に、真剣に次世代のリーダーシップを探し始めるのかもしれません。

678チバQ:2010/12/13(月) 23:48:42
>>261>>436とか
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010121300018
次期大統領選出馬せず=ブルームバーグNY市長
 【ワシントン時事】米ニューヨークのブルームバーグ市長は12日のNBCテレビの番組で、2012年の次期大統領選に出馬する考えがないことを強調した。
 ブルームバーグ氏は「大統領選には出馬しない。市長として高い評価を得て去りたい」と述べた。(2010/12/13-06:13)

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679チバQ:2010/12/14(火) 22:53:38
http://www.cnn.co.jp/usa/30001216.html
米で超党派グループ結成 ブルームバーグNY市長などが参加
2010.12.14 Tue posted at: 13:52 JST

ワシントン(CNN) 米国で民主党と共和党の二極化が深刻化するなか、無所属のブルームバーグ・ニューヨーク市長らを中心とする超党派グループ「No Labels」が13日、ニューヨークで結成された。選挙制度改革など国内の政治問題を検討する各種委員会を設置し、党派を超えた共通の利益を見いだしたいとしている。

メンバーにはブルームバーグ氏に加え、インディアナ州選出のエバン・バイ上院議員(民主党)、コネティカット州選出のジョー・リーバーマン上院議員(無所属)、共和党員ながら今年の中間選挙で無所属として上院選に立候補したチャーリー・クリスト・フロリダ州知事などの政治家のほか、コラムニストや政治コンサルタントなどがいる。

2012年の次期大統領選への出馬が取りざたされるブルームバーグ氏が参加していることで、同グループの結成は無所属候補の存在感を高めるための動きではないかとみる向きもある。ただ、当のブルームバーグ氏は12日のテレビ番組で、出馬の意向を否定している。

米国では中間選挙後、政党の垣根を越えて物事を進められる政治リーダーが求められるようになった。USAトゥデイ紙とギャロップが先月行った調査によると、47%の国民が、信条にこだわるより妥協して物事を進めるほうが重要だと答えている。

また、選挙登録に関する統計によると、自分を無党派層と考える人は全国平均で約4分の1に達するとされ、アラスカ、コネティカット、アイオワ、マサチューセッツ、ニュージャージー、ロードアイランドの各州では無党派層の数が民主・共和両党の支持者より多いという。

680とはずがたり:2010/12/15(水) 19:53:33

6割以上が「オバマは弱い指導者」=野党に譲歩、民主支持者離反―米調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101215-00000076-jij-int
時事通信 12月15日(水)14時39分配信

 【ワシントン時事】米世論調査会社ゾグビーが14日に発表した調査結果によると、オバマ大統領を「弱い指導者」と見ている人が63%に上り、「強い指導者」と考える19%の3倍以上となった。
 与党民主党支持者の間で「強い指導者」(41%)と「弱い指導者」(35%)の評価が分かれたのが要因。共和党支持者は88%が「弱い指導者」と見なし、「強い指導者」との回答はわずか2%だった。
 調査は、大型減税延長をめぐり、大統領が共和党に大きく譲歩した直後の8〜10日に全米の有権者1914人を対象に行われた。
 ゾクビー社は「大統領は共和党に簡単に屈したと民主党支持者は考えており、(野党の協力を得なければならない)ホワイトハウスにとって悩ましい状況」と分析している。

最終更新:12月15日(水)14時44分

681とはずがたり:2010/12/15(水) 21:05:53

「優良な不法移民に永住権」 オバマ氏肝いり法案に暗雲
http://www.asahi.com/international/update/1211/TKY201012110182.html
2010年12月12日21時24分

 【ロサンゼルス=堀内隆】オバマ米大統領と民主党が進める新移民法案の行く手に暗雲が立ちこめている。「優良な不法移民」に永住権を与える同法案は8日に下院で可決されたが、共和党の反対で上院での可決の見通しは立っていない。中間選挙の結果を反映した来年1月からの議会では、下院の過半数を共和党に奪われる。年内に可決できなければ、オバマ政権下で移民制度改革が実現する可能性はかなり低くなる。 

 正式名称の頭文字を取って「DREAM(夢)法」と呼ばれる。対象は16歳までに米国に入り、高卒か同等の学歴を持つ不法移民で、幼少時に親に連れられて入国したなど本人に不法滞在の責任を問えない場合だ。最低2年間、大学に通うか米軍に入隊し、かつ罪を犯さないなど「素行善良」であれば永住権を申請することができる。

 下院本会議で8日に可決され、9日に上院で採決されるはずだったが、共和党の反対で可決に必要な票数を確保する見通しが立たず、13日以降に先送りになった。

 オバマ氏はもともと、対象を限らず、不法移民一般に条件つきで合法滞在への道を開く包括的な移民制度改革を目指していた。しかし、医療保険制度改革などオバマ氏が手がけた他の政策をめぐって共和党の反オバマ色が濃くなり、手つかずのままに。代わりに「当面の策」として浮上したのが今回の法案だ。

 2年前の大統領選でオバマ氏の当選を後押ししたヒスパニック(中南米系)の支持をつなぎとめるため、オバマ氏は2年後の大統領選までに移民問題で一定の成果を上げる必要がある。今回の法案は包括改革と違い「優良な不法移民」だけが対象で、不法移民の取り締まり強化を訴える共和党にも受け入れられやすいとの読みがあった。

 オバマ政権は反対派の説得に手を尽くしたが、下院では共和党のほぼ全員が反対に回った。来年1月に始まる新会期では民主党に代わり共和党が下院の過半数を占める。カリフォルニア州で移民問題を専門にするジェシカ・ボバディーヤ弁護士は「年内がこの法律を成立させられる最後の機会だ」と話す。

 ■対象の移民「事業起こす夢、かなえたい」

 この法律ができれば対象になる不法移民の一人、カリフォルニア州のペドロ・ラミレスさん(22)は「僕らは米国の一部。この国で学び、身につけた技能をこの国で生かす機会が欲しい」と話した。

 両親とメキシコから来たのは3歳半の時。生まれた街の名も覚えていない。「僕はずっとここ(米国)で育ってきた」

 高校生の時に、進路を両親に相談した。「軍に入ろうかな」。軍は不法移民を受け入れない。自分を米国人と思いこんでいたラミレスさんは初めて、一家全員が不法移民だと両親から知らされた。

 軍をあきらめカリフォルニア州立大フレズノ校へ。政治学と農業経済学を学び、学生会長にも選ばれた。不法移民と知っているのは周囲の数人だけだったが、今年11月に大学新聞に匿名のメールが送られ、紙面で暴露された。「強制送還されるのでは」とおびえたが、「DREAM法」を支持する学内集会に参加を求められ、意を決して出た。

 「不法移民の父が果たせなかった、事業を起こす夢を実現させたい。MBA(経営学修士)を取ってワイナリーを持つのが目標」とラミレスさんは話すが、現状では不法移民に合法就労の道はない。ボバディーヤ弁護士は「彼のように、高等教育を受けたのに仕事に就けない不法移民はたくさんいる。米国にとっても大きな損失だ」と語った。

682チバQ:2010/12/22(水) 23:38:00
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101222/amr1012222110009-n1.htm
共和党に有利?大統領選に影響も 下院議員の割り当て変更 (1/2ページ)
2010.12.22 21:08
 【ワシントン=佐々木類】21日発表された米国の国勢調査結果は、2012年の大統領選で再選を目指すオバマ大統領の選挙戦略に影響を与えそうだ。人口の増減に伴い、各州に割り当てられる下院の議席数(定数435)が見直され、大統領選を決定付ける選挙人の数に変動が生じるためだ。

 調査によると、人口が増えたのは、08年の大統領選で共和党候補だったマケイン上院議員が制したテキサス、アリゾナ州など伝統的に同党支持者が多い地域。

 人口増に伴う下院の議席割り当ては、人口が最も増えたテキサス州が4議席増やし36議席。フロリダ州が2議席増の27議席。このほか、アリゾナ、ジョージアなど6州が1議席ずつ議席数を増やした。

 逆に、「オバマ州」(米紙ロールコール)と呼ばれる州のうち、ニューヨークとオハイオ両州が、2議席減らし、27議席と16議席になった。マサチューセッツ、ペンシルベニア、ミシガン州など、民主党支持者の多い北東部や五大湖周辺のラストベルト(さび付いた帯)が議席減と、全体で10州が議席を減らした。

 国勢調査結果に基づく下院議員の割当数が、大統領選に影響を与えるとされるのは、各州の選挙人の数が、上院議員2人と下院議員の数をもとに算出されるからだ。

 大統領選で実動部隊となる下院議員の数が増えれば、それだけ支持票の掘り起こしや選挙資金集めを有利に展開できる。

 国勢調査結果を受けて下院議員の数が増減するだけでなく、各州では知事が主導して下院の選挙区割りを進める。州知事は、自分の所属政党が有利になるよう区割りを進めるとされ、11月の中間選挙の知事選で躍進した共和党がこの点でも有利とみられている。

 ギブズ大統領報道官は20日の記者会見で、国勢調査結果を見越して「議席割り当ての増減が、大統領選に劇的な影響を与えるとは思わない」と懸念の払拭に努めた。だが、主要メディアは「共和党の地盤が強い州が政治的影響力を増すだろう」(ワシントン・ポスト)などと伝えている。

683チバQ:2010/12/22(水) 23:38:34
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101222-OYT1T00350.htm?from=navr
全米人口3億人を突破…ヒスパニック流入?


. 【ワシントン=黒瀬悦成】米商務省国勢調査局は21日、2010年の国勢調査の結果を発表した。


 4月1日現在の全米の人口は3億874万5538人で、10年ごとに実施される同調査で初めて3億人を突破した。00年の前回調査(2億8142万1906人)に比べ9・7%増。ヒスパニック(中南米系)などの移民の流入が要因とみられる。

 全米50州中、人口の伸び率が最高だったのは、ネバダで35・1%。アリゾナが24・6%で続いた。一方、「自動車の街」と呼ばれるデトロイトを擁するミシガンは0・6%減で、50州中、唯一減少した。人口が最多の州はカリフォルニアで3725万3956人。

 国勢調査の結果は、大統領選の選挙人や下院(定数435)の州ごとの議席配分を見直す際の指標となる。今回の調査では、共和党が強い南部で人口が増え、民主党の地盤である北東部で減っており、12年の大統領選などの選挙では、共和党に有利な議席配分となることが確実となった。

(2010年12月22日20時30分 読売新聞)

684チバQ:2010/12/24(金) 22:45:36
http://mainichi.jp/select/today/news/20101225k0000m030011000c.html
米国:勢い取り戻すオバマ大統領 「実利型」鮮明に
2010年12月24日 17時41分

 【ワシントン古本陽荘】11月の中間選挙で大敗し、求心力を失ったかとみられたオバマ大統領が22日に休会した議会で、米露の新戦略兵器削減条約(新START)の批准承認など公約を次々と達成し勢いを取り戻してきた。共和党の一定の議員から協力を得ながら成果を上げる「実利型大統領」を目指す姿勢がはっきりしてきた。

 「ワシントンの多くの人は中間選挙の後、党派対立が激化して足踏み状態に陥ると予想していた。しかし、実際には米国民にとって進展の時期となった」

 22日に記者会見したオバマ大統領はそう語り、超党派協力が結果を生んだとの考えを強調した。

 新START批准、同性愛者の米軍への勤務制限の撤廃、ブッシュ政権時代の減税措置の延長など、オバマ大統領が公約として掲げてきた課題が会期末になり実現した。いずれも一時は達成困難とみられた案件だ。

 大統領は共和党議員を説得。政権側が強気の姿勢で臨んだのは、世論調査でこれら重要政策について国民が高い支持を示していたからだ。両党の対立が先鋭化するなか、政権側は「オバマ大統領こそが国民世論に近い常識的な立場」との印象付けを狙った。

 米CNNテレビが22日に公表した世論調査では、会期末における重要案件への対応についてオバマ大統領の仕事ぶりを「評価する」と答えた有権者は56%で、議会共和党(42%)、議会民主党(44%)を上回る結果が出ており、大統領の姿勢が評価されていることが裏付けられている。

 来月開会する新議会の下院では与党の民主党が少数党に転落。政策実現のためには、共和党から協力を得る必要性がますます高まる。今後は政策ごとに、協力を得られそうな共和党議員との関係を重視する一方、民主党議員と距離を置く場面が出てきそうだ。

685チバQ:2010/12/24(金) 22:59:20
http://www.asahi.com/international/update/1223/TKY201012230384.html
核なき世界、なお遠く 揺らぐオバマ政権、課題は山積(1/2ページ)2010年12月24日0時16分
 「この条約で我々はより安全になる」。米上院が新START批准を承認してまもない22日午後。米ホワイトハウスでの記者会見冒頭、オバマ大統領は誇らしげに語った。

 「核兵器のない世界を目指す」とチェコ・プラハで世界に表明してから、約1年8カ月。START1が提唱から発効まで10年以上要したのに比べ、オバマ氏は、自ら主導した条約をかなりのスピードで批准にこぎつけた。

 「米国では安全保障分野では与野党が協力する、という力強いシグナルを世界に送った」。オバマ氏は、野党共和党の穏健派長老で「核なき世界」路線で協調を保ってきたルーガー上院議員の名前を挙げ、核軍縮など安全保障政策では超党派で一致する米国の指導力の強さも強調した。

 しかし、実際にはオバマ氏の足元は揺らいでいる。

 共和党が大勝した11月の中間選挙を受けて、共和党主流派はオバマ政権への対決姿勢を強めた。上院トップのマコネル院内総務らは、新STARTが米国のミサイル防衛(MD)システムを縛りかねないと反対。審議終盤で、条文修正決議を9回も提出して批准承認に抵抗した。

 22日の採決で、賛成票は共和党の13を含む71。可決要件である出席議員の3分の2相当(67票)を、4票上回っただけ。START1では93人と圧倒的多数が賛成していたのに比べ、反対が多い。大統領は、クリントン国務長官と共に休暇を先延ばしにして、自ら電話で説得にあたり、必要な票を議会閉会直前にやっと確保した。

 一方、「核超大国」である米ロ両国は、核不拡散条約(NPT)で義務づけられた核軍縮義務を、新条約で一応果たす形だ。だが、履行されても、米ロ合わせて3千発以上の核弾頭が配備される。弾頭数の計算に保管分を含まず、爆撃機1機を一つの核弾頭と数えるなど、「核ゼロ」にはほど遠い。最低限の宿題をこなした段階に過ぎない。

 このため、オバマ政権は、次の一歩として、非核保有国の多くから期待される包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期批准や、米ロの戦略核をさらに減らし、戦術核や未配備の核の削減交渉にも入る意向を示している。

 ただ、米国内の政争は、そこにも影を投げかける。

 1月に始まる新議会で、共和党は上下両院で議席を増やす。だが、新STARTを支持したルーガー氏に代表される同党穏健派は、保守強硬派の「ティーパーティー(茶会)」から標的にされ、党内基盤は弱まるばかりだ。一方で茶会の精神的支柱、ペイリン・元アラスカ州知事は「米国を弱体化する」と核軍縮に公然と反対。12年大統領選を視野に、共和党が核政策で対決姿勢を強めるのは確実だ。

 北朝鮮やイランの核開発問題の解決や、核テロ対策、中国やインドなど、ほかの核保有国に対する軍縮努力の要請など、「核なき世界」に向けて米国が取り組むべき課題も山積している。オバマ氏はそのために、国内政治との相克をどう乗り越えるのか。(ワシントン=望月洋嗣)

686チバQ:2010/12/24(金) 23:00:22
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101223/amr1012232026013-n1.htm
オバマ米大統領の1年、対立から妥協へ 内憂外患続く (1/2ページ)
2010.12.23 20:22

22日、ワシントンで同性愛者の軍務禁止規定撤廃法案に署名するオバマ大統領(中央)(ロイター) 【ワシントン=佐々木類】オバマ大統領の今年1年が終わろうとしている。11月の中間選挙で民主党の歴史的な敗北を喫しながらも、ここにきて公約を着実に実現しつつある。だが、来年は下院で共和党が多数派の「ねじれ議会」となる。2012年の大統領選に向け、景気回復策や財政再建など課題が山積しており、政権運営はこれからが正念場だ。

 ■対立から妥協へ

 米大統領は22日の記者会見で、「ブッシュ減税」を2年延長する包括減税法や、同性愛者の軍務禁止規定撤廃法案の可決などを強調し、「過去数十年で最も生産的だった」と自賛した。同時に「来年は厳しい戦いが続く。だが、党派対立を乗り越えた超党派協力の機運が生まれている」と語り、ねじれ議会という現実を踏まえ、とりわけ財政再建をめぐる審議への協力を共和党に求めた。

 大統領は中間選以前は、次期下院議長に内定した共和党のベイナー院内総務らを相手に、個人攻撃に血道を挙げたこともあった。だが、選挙後は身内の民主党からも反発を招くほど、妥協を重ねる現実主義者ぶりをみせた。

 特に、ブッシュ減税では、上下両院で多数派だった民主党の数を頼りに党派対立に傾きがちだった政治手法を転換。共和党の主張を取り入れ、自身の公約であった富裕層への打ち切りを取り下げ、「すべての所得層で2年間延長」という妥協で決着させる変わり身の早さをみせた。

 一方、年内の批准が危ぶまれていたロシアとの新核軍縮条約(新START)は、正面突破で上院での批准承認を勝ち取り、土壇場で公約を実現させた。

 ■内向き志向?

 就任2年目となった今年は、失業率が高止まりし、景気対策への激しい批判を浴びるなど、イバラの道の連続だったといえる。来年は大統領選に向け、政権浮揚をいかに図るかという観点が、今後打ち出す施策に反映されることになる。

 だが、内政、外交ともに大きな懸案が立ちはだかる。内政では、09年に過去最大の1・4兆ドルに上る赤字を記録した財政の再建、金融規制改革、不法移民対策など共和党との妥協点が難しい案件がめじろ押しだ。総額1500億ドル以上の巨費を投入した追加雇用対策も、顕著な効果を挙げていない。「内向き志向」は今後も続くとみられる。

 外交では、来月19日に訪米する中国の胡錦濤国家主席との間で、中国の人民元問題や人権、不透明な軍拡に加え、韓国を砲撃し核開発を続ける北朝鮮に対する働きかけをめぐり、どこまで中国側から言質をとることができるかが焦点だ。

 来年7月から米軍撤退が開始される予定のアフガニスタン情勢や、来年中の完全撤退を打ち出したイラク情勢、イランの核問題も引き続き重大な懸案だ。米国は、来秋ハワイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の議長国。景気回復への特効薬を見いだせない中、オバマ大統領は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)での成果を狙い、外交攻勢を仕掛ける可能性もある。

687チバQ:2011/01/03(月) 18:32:34
http://www.asahi.com/international/update/1228/TKY201012280140.html
炭酸飲料は肥満のもと? NYソーダ戦争、市長VS業界2011年1月2日11時26分

. 【ニューヨーク=田中光】肥満の原因とされる砂糖入り炭酸飲料などの消費量を抑えて、医療費を抑制しよう――。ニューヨークのブルームバーグ市長が、そんな試みを打ち出した。一方、飲料業界は「無用な干渉でしかない」と猛反発し、「ソーダ戦争」の様相を呈している。

 市の提案は、月当たりの世帯収入が2400ドル(約20万円、4人家族の場合)未満の低所得者層に配られる米政府の食糧クーポン券で、炭酸飲料などの砂糖入り清涼飲料水を買えなくするというもの。市によると、人口当たりの糖尿病患者は、低所得者が住む地域では、高所得者層地域の4倍。1日に1回以上炭酸飲料を飲む人が38%以上いる地域は、クーポン券利用者が多い地域と重なり、肥満率が30%以上に達するという。

 このため市長は、クーポン券で炭酸飲料を買えなくすれば、より栄養価が高い食料品にお金がまわるようになり、肥満や糖尿病を抑えられると訴えている。

 これに対し、米国飲料協会は「砂糖入り飲料水のカロリーだけが特別なわけではない」として、狙い撃ちに反発するコメントを発表。「恵まれない人たちにとって不公平な措置だ」と主張し、一歩も引かない考えだ。

 バーなどの屋内施設からたばこを追放し、ファストフード店にカロリー表示を義務づけるなど、次々と健康政策を打ち出してきたブルームバーグ市長にとって、肥満対策は負けられない戦いだ。

 しかし、飲料業界は大きな政治力を持っており、今後、市の提案が米政府に認められるかどうかは、不透明だ。

 買い物客の8割前後が、クーポン券利用者だというブルックリン区のスーパーで働くスタンリー・パンフィールさん(27)は「市長の考えは面白いかもしれないけど、どっちにせよ、みんなソーダを買うよ」と効果に懐疑的だ。
.

688チバQ:2011/01/04(火) 20:02:31
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110104-OYT1T00289.htm
シュワちゃん退任、中央政界?映画界復帰?




. 【ロサンゼルス=西島太郎】米カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事(63)(共和党)は3日、2期約7年の任期を終えて退任した。


 今後は講演や自叙伝の執筆などを行う予定だが、映画「ターミネーター」の主演などで知られる元有名俳優だけに、ハリウッド復帰や中央政界への進出なども取りざたされている。

 シュワルツェネッガー氏は2003年10月、グレイ・デービス前知事に対するリコール運動に伴う選挙に共和党から出馬。「民主党の牙城」と言われる加州ながら、抜群の知名度を生かして知事に初当選した。

 就任後は、地球温暖化対策に消極的だった当時のブッシュ政権に反して、先進的な環境対策に取り組んだ。しかし、06年11月の再選後、巨額赤字に苦しむ州財政を立て直せず、直近の支持率は20%台で低迷。同氏は、2日付ロサンゼルス・タイムズ紙が掲載したインタビューでも、「早期に別の方策を模索するべきだった」と悔やんだ。

(2011年1月4日13時31分 読売新聞)

689チバQ:2011/01/04(火) 20:36:35
http://sankei.jp.msn.com/world/america/110104/amr1101041834012-n1.htm
米大統領首席補佐官に金融大手幹部が浮上
2011.1.4 18:33
 【ワシントン=佐々木類】5日に始まる新議会を前に、ホワイトハウスの人事刷新を検討中のオバマ米大統領が、大統領首席補佐官に金融大手JPモルガン・チェース幹部で、元商務長官のウィリアム・デーリー氏を起用する人事を検討中であることが分かった。米メディアのブルームバーグが3日報じた。

 金融規制改革をめぐりウォール街を中心に金融業界との溝が深まっていたオバマ政権は、業界に通じた人材の起用で関係を修復させる必要があるとの判断に傾いているようだ。

 デーリー氏はクリントン政権で商務長官。オバマ大統領の出身地、シカゴのデーリー市長は実兄。

 オバマ政権発足から首席補佐官を務めていたラーム・エマニュエル氏は、今春のシカゴ市長選に出馬するためすでに辞任しており、現在は暫定的に、白人の父親と日系人の母親を持つピート・ラウス上級顧問が後任を務めている。

690チバQ:2011/01/05(水) 23:05:03
http://sankei.jp.msn.com/world/america/110105/amr1101051850011-n1.htm
苦労人ベイナーvs試練のオバマ 米「ねじれ議会」で対決 (1/2ページ)
2011.1.5 18:49

4日、議会ビルに到着した下院新議長に選出されたジョン・ベイナー共和党院内総務(ロイター) 【ワシントン=佐々木類】5日にスタートする米新議会は、下院で共和党が多数派の「ねじれ」議会となり、オバマ大統領にとって新たな試練の幕開けとなる。ジョン・ベイナー共和党院内総務(61)は同日、正式に下院新議長に選出され、医療保険改革法の廃止など2012年の大統領選をにらんで対決姿勢を強めるとみられる。「ベイナーvsオバマ」の対決の行方は、来年の大統領選を左右する気配だ。

 米議会の顔として急浮上したベイナー氏は、オハイオ州選出で当選10回。1949年に同州で生まれ、12人兄弟の2番目。8歳のときすでに家業の居酒屋を手伝ったとされ、苦学して大学を卒業後、同州下院議員を経て連邦下院議員に当選した。たたき上げの「苦労人」として知られる。

 ニュート・ギングリッチ元共和党下院議長に師事して頭角を現したが、99年の中間選挙で敗北後は無役となり、政治家としても辛酸をなめた。

 そんなベイナー氏は昨年11月3日、中間選挙で勝利した後の記者会見で、職探しに苦労した自身の生い立ちに触れ、涙を流したことも。米メディアからは「泣き虫ベイナー」と揶(や)揄(ゆ)されたが、「大きな政府」を志向するオバマ政権の巨額財政支出を真っ向から批判して骨太なところをみせた。

 オバマ氏の決めぜりふ「イエス・ウィー・キャン」(われわれはできる)に対抗し、「ヘル、ノー・ユー・キャント」(まさか! できやしないよ)が口ぐせだ。

 象徴的なのは、昨夏、オバマ氏と繰り広げた「アリ論争」だ。ベイナー氏がオバマ政権の金融規制策を「核兵器でアリを殺すようなものだ」と批判し、「未曾有の金融危機をアリに例えるとは何事か」と大統領を熱くさせた。

 ベイナー氏は5日、下院議長として、大統領と議会民主党に対話を呼びかけるという。だが、議長就任決定後の昨年11月17日、ベイナー氏は「経済の自由、個人の自由という価値観を擁護する」と明言。5日の提案を額面通り受け止める議会関係者は少ない。

 「次世代にわたって雇用を創出し、競争力のある経済を構築するのがわれわれの仕事だ」。オバマ大統領は4日、休養先のハワイからワシントンに戻る途中、大統領専用機内で記者団に新議会を乗り切る意欲をみせた。同時に、「われわれがすべきことは景気回復だ。ベイナー氏も理解してくれるだろう」と共和党の協力に期待感を込めた。

 超党派政治は2008年の大統領選で訴えたオバマ大統領の公約の柱。だが、政権前半の2年間は、医療保険改革で、よくいえばリーダーシップの発揮、悪くいえば強引な政治手法で対立が激化した。大統領にとり実現したくてもできない“鬼門”となっていた。

 ただ、頭が痛いのは、政策実現のために共和党との妥協を重ねて中道寄りにシフトすればするほど、自身の支持基盤である民主党リベラル派からの反発を招きかねないことだ。

 オバマ氏は休暇中、今でも米国民の人気が高い故レーガン元大統領の自伝を読破した。1982年の中間選挙で敗北した後、大統領再選を果たしたレーガン氏に「再選戦略の糸口を探っている」(政府関係者)との見方も出ている。

691チバQ:2011/01/06(木) 22:32:50
http://sankei.jp.msn.com/world/china/110106/chn1101061742003-n1.htm
米国議会、対中姿勢より厳しく 主要ポストに強硬派続々 (1/2ページ)
2011.1.6 17:36

5日、ワシントンで就任式に参加するベイナー新下院議長(AP) 5日に開幕した米国新議会で、下院の中国への姿勢がこれまでより大幅に批判的になることが確実となってきた。昨年11月の米中間選挙で下院の圧倒的多数を占めた共和党が外交委員会でも主導権を握り、中国関連の課題を審議する同委員会の主要ポストに中国の人権抑圧や軍拡、不公正貿易などを非難してきた有力議員が次々と就任したからだ。(ワシントン 古森義久)

 5日からの第112議会の外交政策面では中国関連テーマの頻繁な審議が確実視される。その審議では、まず外交委員会が主体となり、下院全体の声となる。これまでは与党の民主党が多数党として委員長や小委員長ポストをすべて占め、オバマ政権への姿勢も抑制してきた。ところが共和党が下院を制したことで外交委員会も同党議員が運営することになった。

 まず、委員長にはキューバ出身で共産主義のカストロ政権への批判で知られるイリアナ・ロスレイティネン議員(フロリダ州)が就任した。中国の人権弾圧にも遠慮のない非難を表明してきた同議員は委員長就任が決まった際にも「無法国家や独裁国家の責任を追及し、同盟諸国との連携を強める」との声明を出し、中国への批判を明確にした。

 今後は、法案や決議案の提出、公聴会のテーマや証人の選択、行政府の予算への決定権など、すべての面で主導権を発揮できるため、同議員らの批判的意見がオバマ外交に対しても議会全体の意向としてぶつけられることになる。

 ロスレイティネン議員は外交委員会の副委員長に、中国の軍拡を批判し、台湾海峡の軍事均衡のために台湾の軍事力強化を求めてきた共和党のエルトン・ギャレグリー議員(カリフォルニア州)を任命した。同議員は昨年11月、台湾訪問から帰るとすぐ、台湾へのF16戦闘機の追加供与を提案する声明を出した。

 中国や日本についての具体的案件を審議する同外交委の東アジア・太平洋・地球環境小委員会では、中国の貿易規制や人権弾圧を非難し、オバマ政権の対応についても軟弱だと批判してきた共和党のドナルド・マンズロ議員(イリノイ州)が小委員長に就任した。同議員は、安全保障面でも同盟国との連帯強化を説く。

 さらに、人権問題を扱うアフリカ・地球規模保健・人権小委員会小委員長には同じ共和党のクリス・スミス議員(ニュージャージー州)が、監視・調査小委員会小委員長にはデーナ・ローラバッカー議員(カリフォルニア州)がそれぞれ就任した。

 スミス議員は議会全体でも中国の人権弾圧を最も活発に非難してきた実績があり、中国側のハッカー攻撃の標的にもなった。ローラバッカー議員も、中国共産党首脳たちのチベットや法輪功の弾圧を非難して「殺害者」と呼ぶほどの対中強硬派として知られている。

692チバQ:2011/01/07(金) 23:53:39
http://mainichi.jp/select/world/news/20110107ddm007030047000c.html
米国:ホワイトハウス刷新本格化 首席補佐官焦点に 「身内固め」批判かわす
 【ワシントン古本陽荘】米ホワイトハウスの主要ポストの人事刷新が本格化してきた。5日、来月上旬に辞任する意向を表明したギブス大統領報道官の交代は想定されてはいたものの、大統領側近の一人だっただけに今回の一連の人事が大規模なものになることを印象づけた。

 昨年11月の中間選挙での大敗を受け、オバマ大統領が人事刷新を行うとの観測は早くから出ていた。08年大統領選時からの側近で周囲を固めたことが国民意識からの隔たりを招いたとの分析があったためだ。

 焦点はシカゴ市長選出馬のため辞任したエマニュエル前首席補佐官の後任人事だ。上級顧問だったピート・ラウス氏が暫定的に就いており、そのまま指名されるとの見方もあったが、シカゴ市のデーリー市長の弟で、クリントン政権で商務長官を務めたウィリアム・デーリー氏の名前が浮上。金融大手JPモルガン・チェースの中西部支部会長の職にあり、オバマ政権との関係が悪いビジネス界との橋渡し役を期待する声もある。

 一方、昨年末に退任したサマーズ国家経済会議(NEC)委員長の後任人事は7日に発表される予定だが、米メディアはクリントン政権で同職にあったジーン・スパーリング財務省顧問が最有力と伝えている。

 ホワイトハウスの日常的な顔となるギブス氏の後任にはバートン副報道官やバイデン副大統領のコミュニケーション・ディレクターで元タイム誌ワシントン支局長のジェイ・カーネイ氏らの名前が挙がっている。

693チバQ:2011/01/07(金) 23:54:01
http://mainichi.jp/select/world/news/20110107ddm007030045000c.html
米国:下院「茶会」にらみ 共和党、主張見つつの運営に
 【ワシントン古本陽荘】5日の米議会で、下院で多数党となった野党・共和党のジョン・ベイナー氏(61)が下院議長に就任した。連邦政府の役割縮小を求める保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の意向を受け、憲法重視の姿勢を示す下院規則改正に着手したが、「1000億ドル(約8・3兆円)の歳出削減」などの実質的な公約実現は困難とみられている。オバマ大統領や上院で多数党の民主党指導部との政策協議抜きでは成果を見込めないが、安易に妥協すれば茶会運動から突き上げられる可能性があり、難しい議会運営を強いられることになる。

 べイナー議長は就任あいさつで、「まずは規則改正から始めよう。透明性や説明責任、憲法重視の姿勢を新たにするもので、下院の運営方法を変えることになる」と提案した。

 直後に可決された下院の新規則では、提出される法案に憲法上のどの条文を根拠としたか明記することが義務付けられた。

 実は、この憲法規定は、昨年11月の中間選挙前、茶会運動の全国組織「フリーダム・ワークス」が掲げた10提案の第1項目だ。「小さな政府」の実現のため「憲法上、規定がない権限を連邦政府から取り上げる」というのが茶会運動の基本政策。

 茶会運動の主張を重視し議会運営を進めるとのべイナー議長の決意表明だったと言える。さらに、下院では史上初めて議場で憲法全文を読み上げる行事を6日に予定している。

 ただ、こうした意思表示は象徴的なものに過ぎず、茶会運動が目指してきた連邦政府の極端な権限縮小の実現は容易ではない。

 共和党が中間選挙の公約として掲げた「少なくとも1000億ドルの年間歳出削減」は、もともと具体的な提案ではなく、早くも共和党内で目標の下方修正の動きが出ている。

 オバマ大統領の最優先課題、医療保険制度改革法についても、共和党は廃止法案を提出し12日に下院で採決する予定。だが、上院で否決され廃案になるのは織り込み済みで、茶会運動に姿勢を示すパフォーマンスに過ぎない。関連予算を凍結することで医療保険改革を骨抜きにすることを検討しているが、オバマ政権側はすでに改革の意義を国民に売り込むキャンペーンに乗り出しており、成算があるわけではない。

694チバQ:2011/01/09(日) 11:19:44
アリゾナで銃撃事件 死者6人、下院議員らが重体
2011.01.09 Sun posted at: 09:44 JST
(CNN) 警察と政府当局者らによると、米アリゾナ州トゥーソンの食品スーパー前で8日、男が銃を乱射し、連邦地裁判事ら6人が死亡、連邦下院の民主党女性議員、ガブリエル・ギフォーズさん(40)ら12人が負傷した。現場では当時、ギフォーズ議員が支持者らと集会を開いていた。

オバマ米大統領によると、死者の中には同州の連邦地裁のジョン・ロール判事が含まれている。また当局によると、9歳の少女も病院で死亡が確認された。

病院の担当医によると、ギフォーズ議員は弾丸1発が頭部を貫通して重傷を負い、手術を受けた。

容疑者は22歳の男とされ、連邦議会警察によればすでに拘束された。

警察は警戒措置として、一部の連邦当局者らの自宅、事務所の安全を確保し、下院議員らに注意を呼び掛けた。オバマ大統領の指示により、米連邦捜査局(FBI)のチームが現場へ向かっている。

ギフォーズ議員は2006年に初当選。昨年の中間選挙では、保守派の草の根市民運動、ティーパーティー(茶会)の候補者と激しく争った。
.
http://www.cnn.co.jp/usa/30001449.html

695チバQ:2011/01/09(日) 11:22:12
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110109ddm008030115000c.html
米国:オバマ政権、経済界と関係重視 「中道」人事次々 浮揚狙い、路線変更鮮明に
 【ワシントン斉藤信宏】オバマ米大統領が、ホワイトハウスの経済チームの顔ぶれを大幅に入れ替えた背景には、人心一新を図ることで経済政策の路線変更を米国民に印象付け、政権浮揚を図りたいとの狙いがある。経済チーム以外でも、大統領首席補佐官に金融大手JPモルガン・チェースの現職幹部、ウィリアム・デーリー氏を起用するなど、経済界との関係修復にも配慮。昨年12月のブッシュ減税の延長(包括減税法案)での野党・共和党との妥協に続き、リベラル路線から中道路線へと軌道修正する姿勢を鮮明にした。

 サマーズ氏の後任の国家経済会議(NEC)委員長に決まったジーン・スパーリング氏(52)は、クリントン政権時代の96年から00年までNEC委員長を務めた経験があり、今回は再登板。現在、ガイトナー財務長官の顧問を務めているが、08年の大統領予備選では、民主党でオバマ大統領の対抗馬だったヒラリー・クリントン氏(現国務長官)の経済アドバイザーとして、経済政策立案にも関わった。ウォール街にも太い人脈を持つとされている。

 下院で野党・共和党が多数を占め、議会対策に頭が痛いオバマ大統領にとって、ブッシュ減税の延長で野党との交渉をまとめあげたスパーリング氏の評価は高い。7日、メリーランド州の窓ガラス工場でスパーリング氏の起用を発表した大統領は、「クリントン政権下で赤字だった財政を黒字に転換させた功績を評価した。素晴らしい仕事をしてくれるはずだ」と強い期待を表明した。

 7日までに決まった経済チームの新たな顔ぶれでは、ジェイコブ・ルー行政管理予算局(OMB)長官も、クリントン政権下で98〜01年にOMB長官を務め、財政の黒字転換を果たした実績を持つ。

 米国では、雇用改善の遅れで政府の経済政策に対する国民の不満が高まっている。また、オバマ政権が打ち出した医療改革や金融規制改革などに対して、経済界から「ビジネスに悪影響をもたらす」と反対意見が噴出し、政権と経済界の関係も悪化した。これらの要因が重なり、昨年11月の議会中間選挙では、与党・民主党が敗北。野党・共和党が財政再建を求める動きを強める中、オバマ大統領は民主党リベラル派と決別し、中道路線にかじを切って共和党と協調せざるを得なくなった。

 また、クリントン元大統領時代の経済スタッフを積極的に起用したことは、94年の中間選挙での敗北後に支持率を回復して96年に再選を果たしたクリントン氏の親ビジネス路線を踏襲することで、1年10カ月後の大統領選再選に結び付けたいとの思惑もありそうだ。

696チバQ:2011/01/10(月) 14:06:54
http://www.asahi.com/international/update/0109/TKY201101090281.html
穏健派政治家への凶弾なぜ 銃規制論も 米アリゾナ(1/2ページ)2011年1月10日0時50分
 【トゥーソン(米アリゾナ州)=田中光】米国西部アリゾナ州トゥーソンで8日に起きた銃撃事件は、銃社会・米国でも異例の、政治家を狙ったものだった。政治的背景があるのか、なぜ銃を――動機はまだ不明だが、衝撃の波紋が広がった。

 事件があったのは、同州選出のガブリエル・ギフォーズ下院議員(40)=民主党=の政治集会。現場となった郊外の大型スーパーの敷地は一転して混乱状態に陥った。「一瞬、何が起きたのか分からなかった」。現場にいた目撃者たちは米メディアに語った。

 オバマ政権が登場した2009年から民主党と共和党の与野党対立は激化傾向にある。そうした中で、ギフォーズ議員は、穏健派だっただけに、地元の支持者らは「なぜ」と問い続けた。

 米国で賛否が揺れた医療改革法の議論が過熱していた09年8月、ギフォーズ議員の地元集会では銃が持ち込まれるという騒動があった。法案が下院で通過した昨年3月には、地元事務所の窓が割られる事件も起きた。

 アリゾナ州では昨年、不法移民を取り締まる州法が強化され、米国社会でも論争が起きた。ギフォーズ議員は反対論者として知られるが、今回の事件との関連はまだ分かっていない。

 重体となったギフォーズ議員の地元事務所前には数百人の支持者たちが駆けつけた。「暴力は許せない」「よくなって」。様々なメッセージを書き込んだ手製のプラカードが無数のろうそくに照らされていた。

 議員を支持する男性(28)は、「彼女は有権者の声に耳を傾けようとし、身近な存在だった。衝撃とともに怒りがこみあげてくる」と話した。選挙運動を手伝ってきたというリジー・グリフィンさん(65)は「保守とリベラルの政治対立がどんどん激しくなるなか、彼女は標的になるような存在から最も遠い。事件を機に、米国政治を考え直さないといけない」。

 捜査当局の調べでは、ジャレッド・ロフナー容疑者(22)は精神的な問題があったとされながら、銃を入手していた。ノーマ・マケイさん(56)は、「アリゾナ州ではその人物の背景に関係なく銃が簡単に手にできるようになった。銃の購入方法を見直すべきだ」と話した。

 AP通信などによると、同容疑者は現場近くに両親と同居。昨年12月、動画投稿サイト「ユーチューブ」で「軍隊の新兵」と名乗り、愛読書にヒトラーの「我が闘争」などを挙げていた。事件直前、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「マイスペース」の自身のページに「さようなら友人たち」「僕に怒らないでください」などと書き込んでいたという。

697チバQ:2011/01/10(月) 16:57:35
http://www.afpbb.com/article/politics/2782044/6649627?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
過激化した米政治風土、米議員銃撃でペイリン陣営が矢面に
2011年01月10日 15:39 発信地:ワシントンD.C./米国
【1月10日 AFP】米アリゾナ(Arizona)州で8日起きた、民主党のガブリエル・ギフォーズ(Gabrielle Giffords)下院議員(40)ら20人が死傷した銃乱射事件をめぐり、政治風土の過激化が引き起こした事件だとする批判や反省の声が米国内で広がっている。

 保守・リベラルの立場を問わず、政治家もコメンテーターらもこぞってこの事件を取り上げ、背景に扇動的な保守派によってたきつけられた情熱があったのか、それとも錯乱した精神異常者による事件だったのか、激論が交わされている。

■標的に十字線――「ペイリン流政治」が批判の矢面に

 リベラル派は、サラ・ペイリン(Sarah Palin)元アラスカ(Alaska)州知事の選挙事務所が前年11月の中間選挙の際、接戦が予想される選挙区にライフルの「照準線」を記した米国地図をウェブ上で公開していたとして、非難している。ギフォーズ議員の選挙区にも「照準線」が合わせられていた。

 また、ペイリン氏の政治スローガン「Don't Retreat, Reload(撤退せずに再装填しろ)」も批判を浴びている。

「これらは、精神的に不安定な人びとが(銃の乱射などについて)容認される行動だと思いこみかねない、中毒性の表現だ」と、民主党上院ナンバー2のディック・ダービン(Dick Durbin)議員は米CNNテレビの番組「State of the Union」のインタビューに語った。

 これに対し、やはり同番組に出演した共和党のラマー・アレクサンダー(Lamar Alexander)下院議員(テネシー州選出)は、「まるでペイリン氏に責任があるかのような物言いだ」と反論。その上で、政治論議はもう少していねいな言葉で行われるべきだと論じた。「われわれは落ち着いて、トーンダウンして、相手にもその考え方にも敬意を払わなければならない。移民や税金、医療保険制度改革法などの難しい議題でもそうすべきだ。感情をあおるようなことはできるだけ避けよう」

 一方、ペイリン陣営で選挙運動にたずさわったレベッカ・マンソール(Rebecca Mansour)氏も、ラジオ番組に出演。「われわれは事件とは全く無関係だ。地図に十字線を入れるのはよくある手法で、照準器のつもりなんてこれっぽっちもなかった」と反論した。

698チバQ:2011/01/10(月) 16:58:17
■ギフォーズ氏、過去に何度も脅迫

 アリゾナ州は伝統的に保守党の地盤。同州南東部のギフォーズ氏の選挙区も前年の中間選挙で接戦区の1つとなったが、ギフォーズ氏が辛くも勝利し、3期目の議席を獲得した。

 ギフォーズ氏は、不法移民の取り締まりを強化するアリゾナ州移民法に強く反対していたほか、オバマ政権の医療保険改革法案に賛成票を投じたことで、保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」から標的とされていた。

 選挙期間中に何度も脅迫を受けただけでなく、医療保険改革法案が下院で採決された直後の2010年3月には、ギフォーズ氏の事務所のガラスドアが何者かに割られるという事件が発生。また、2009年8月にもギフォーズ氏の選挙集会に銃を持った男が入り込み、強制排除される事件があった。

 しかし、ギフォーズ氏は「わたしはグロック9mm(拳銃)を持っているし、撃つのもうまいのよ」と脅迫を取り合わなかったという。

■過激化した政治風土の「中毒症状」が背景か

 アリゾナ州の緩い銃規制に反対する民主党支持者のピマ(Pima)郡保安官、クラレンス・ダップニク(Clarence Dupnik)氏は、政治家に対する脅迫は珍しいことではないが、近年は敵意や被害妄想、政府への不信が高まっていると指摘する。「24時間365日、休みなく公衆をあおり続ければ、人々への影響は避けられない。まず感化されるのは情緒不安定な人々だ」

 こうした指摘に、事件の起きた地元トゥーソン(Tucson)でティーパーティー運動を立ち上げたアリソン・ミラー(Allyson Miller)氏は、ニュースサイトTPMの取材に「とんでもない事件だ」と関連を否定。反ティーパーティー派について「選挙と関連があるに違いないとの結論に飛びついている」と批判した。

 ただ、ギフォーズ氏と同じアリゾナ州選出の民主党のラウル・グリハルバ(Raul Grijalva)下院議員は、政治風土の中毒症状が長く続きすぎたことが、8日の銃撃事件の背景にあるとの見方を示している。同議員は、「この怪物を育てることに力を貸した人々は、冷静になって考え、こうした中毒症状が米国の政治制度を脅かしているのだということに気づいて欲しい」と呼びかけている。(c)AFP/Jim Mannion

699名無しさん:2011/01/10(月) 17:12:56
河嶋海科〜昼間から公園のベンチでイケメンと抱き合いながら濃厚キスの光景を
一般人にフォーカスされる。。。事務所サイドは、完全否定〜
だが、数枚の写真で認めざるを得ないか?まだ〜子供なのに、体は、大人の女を
感じさせる。。。http://speed01.heteml.jp/

700チバQ:2011/01/11(火) 20:52:27
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110111-OYT1T00316.htm
「偏屈・偏見の中心地に」保安官嘆く…銃乱射

 【トゥーソン(米アリゾナ州南部)=西島太郎】トゥーソン近郊で8日起きた乱射事件で、ジャレド・ロフナー容疑者(22)は具体的動機を供述していないが、保守派とリベラル派の対立が深まる地域の政治環境が影響しているのではないかという指摘が出ている。


 銃撃されたガブリエル・ギフォーズ下院議員(40)は、昨年11月の中間選挙で、僅差で3選を果たした。民主党に属しながら、銃所持の権利は擁護するなど、元々保守勢力の強いアリゾナ南部の事情に配慮した「バランス感覚」で支持を獲得していた。

 それでも、中間選挙では、草の根保守の「茶会運動」が後押しする対立陣営の激しい攻撃を受けた。共和党のサラ・ペイリン前アラスカ州知事は、ギフォーズ氏を「落選させたい議員」の一人に挙げ、地図上で同議員の選挙区に銃の照準マークを付けてみせた。

 ギフォーズ氏の相手候補陣営は、「M16(自動小銃)でギフォーズを追い出せ」とインターネット上で盛んに呼びかけていたという。

 昨年春、保守派が反対する医療保険制度改革法案が議会を通過した前後には、ギフォーズ氏の事務所が荒らされる事件もあった。

 こうした風潮がロフナー容疑者にも影響を与えたとの見方が出ている。地元有力紙アリゾナ・デイリー・スターは9日、「ここ数か月、何か恐ろしいことが起こるような兆候があった」と指摘。地元保安官も8日の記者会見で、「アリゾナは偏屈・偏見の中心地となってしまった」と嘆いた。

 広がる分断。9日、ギフォーズ議員の回復を祈って事務所を訪れた大学生キャシー・ルイスさん(21)は、「アメリカは厳しい経済情勢から抜け出せないでいる。政治的争いの溝を埋めて、今こそ国民が一致団結する時だと思う」と訴えていた。

(2011年1月11日10時49分 読売新聞)

701チバQ:2011/01/14(金) 22:10:42
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-18995820110113
オバマ大統領が国民に結束訴え、米乱射追悼式で演説
2011年 01月 13日 15:37 JST
 [トゥーソン(米アリゾナ州) 12日 ロイター] オバマ米大統領は12日、6人が死亡した銃乱射事件が起きた米アリゾナ州トゥーソンで追悼式に出席し、「この悲劇を非難をぶつけ合う政争の具にしてはならない」と、結束の必要性を訴えた。
 オバマ大統領は追悼式に集まった1万人以上を前に演説。犯人が銃を乱射するに至った理由は誰にも分からないと述べ、事件を単純に解決するために、米国民は非難をなすり付け合うべきではないと強調した。

 この事件では、ガブリエル・ギフォーズ下院議員(40)の対話集会に集まっていた連邦判事や少女ら6人を殺害した上、同議員らにも発砲し負傷させたとして殺人罪などでジャレド・ロフナー容疑者(22)が訴追された。

 犠牲者の中には、米同時多発攻撃が起きた2001年9月11日に生まれたクリスティーナ・テイラー・グリーンさん(9)も含まれていた。

 演説の中でオバマ大統領は、政治に興味があったというクリスティーナさんを引き合いに出し、「彼女の期待に応えたい。われわれの民主主義は彼女が想像するものと同じくらい、立派なものでなければならない」と呼びかけた。

 オバマ大統領は追悼式に先立ち、頭部を撃たれ重体のギフォーズ議員らが入院する病院を訪問。議員の様子については「彼女は目を開けた。彼女はわれわれが応援していることを分かっている」と述べた。

702名無しさん:2011/01/21(金) 22:19:07
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201101210046.html
米カリフォルニア州知事、財政の非常事態を宣言
2011年1月21日
 [サンフランシスコ 20日 ロイター] 米カリフォルニア州のブラウン知事は20日、州財政をめぐり非常事態を宣言し、州議会議員に対し、254億ドルにのぼる財政不足への対応を求めた。

 今月退任したシュワルツェネッガー前知事も先月、同様に非常事態を宣言していたが、州議会の過半数を占める民主党議員は、共和党出身の前知事が出した非常事態宣言への対応を拒否。民主党出身のブラウン知事の就任を待って予算問題に取り組む方針を示していた。

 ブラウン知事はすでに、125億ドルの支出削減と増税延長での歳入増による財政健全化計画を議会に提示。3月までの計画実行を望むとしていた。

 知事の非常事態宣言を受け、議員には財政問題への対応に45日間が与えられる。

 ブラウン知事は議会に対し、年末に期限切れを迎える増税措置の延長について有権者に問う特別選挙を6月に実施するための法案を支持することも求めている。

 ブラウン知事(72)は、1970年代から80年代にかけて2期にわたりカリフォルニア州知事を務めた。

703名無しさん:2011/01/25(火) 22:17:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110125/amr11012521500129-n1.htm
ホワイトハウスで反米ソング 米政権が大恥
2011.1.25 21:47
 【ワシントン=佐々木類】中国の胡錦濤国家主席を招いて19日夜、ホワイトハウスで行われた公式晩(ばん)餐(さん)会で、国際的な中国人男性ピアニスト、ラン・ラン(郎朗)氏(28)が演奏した曲が、反米宣伝映画の主題曲だったと分かり、米国内で波紋を広げている。

 ラン・ラン氏は、中国生まれでニューヨーク在住。演奏したのは、朝鮮戦争(1950〜53年)を舞台にした中国共産党の反米映画「上甘嶺(じょうかんれい)」(56年)の主題曲「わが祖国」だ。

 「わが祖国」は中国人に広く知られており、共産党が数十年の間、反米宣伝曲として利用してきた。映画は、中国人民解放軍「義勇軍」と米軍の激戦の様子を残虐に描いている。

 米CBSニュースによると、ラン・ラン氏は、この曲を選んだ理由について、晩餐会の前に収録した香港のフェニックステレビに、「この曲をホワイトハウスの晩餐会で演奏することは、中国人にとって大変な誇りになると思った」と語っていた。

 だが、演奏後に波紋が広がると「子供のころから好きな曲の一つだった。メロディーが美しいという以外の選曲理由はない」とのコメントを出した。

 演目などは通常、ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)のスタッフが事前にチェックするはずだが、ギブズ大統領報道官はコメントを避けている。

 一方、米メディアによると、中国系ブログには「米国人は曲に酔っていた。本当に間抜けだ」といった書き込みがあふれている。

704チバQ:2011/01/28(金) 22:45:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110128/amr11012812390038-n1.htm
元首席補佐官の出馬認める シカゴ市長選で州最高裁
2011.1.28 12:39
 米イリノイ州の最高裁は27日、2月22日の同州シカゴ市長選で最有力候補となっているエマニュエル元大統領首席補佐官(民主党)について、同市での居住実績がなく立候補は認められないとした今月24日の州高裁の判断を覆し、出馬資格を認めた。米メディアが伝えた。

 シカゴ市長選の立候補には、選挙前の1年間、同市に居住することが必要で、エマニュエル氏は昨年10月まで首都ワシントンで首席補佐官を務めていた間もシカゴに自宅を維持し居住の実態があったと主張していた。

 一審はこれを認めたが、州高裁が認めなかったためエマニュエル氏側が上訴していた。(共同)

705チバQ:2011/01/28(金) 22:56:01
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-19254620110128
カーニー副大統領補佐官、次期大統領報道官に就任へ
2011年 01月 28日 10:09 JST
 [ワシントン 27日 ロイター] 米ホワイトハウスのギブズ大統領報道官は27日、自身の後任にジェイ・カーニー副大統領補佐官(報道担当)が就任することを明らかにした。
 ギブズ報道官は、先に辞任を表明。今後は2012年のオバマ大統領再選に向け、政権外部からアドバイザーとして活動するとしている。数週間以内に引き継ぎを行うという。

 カーニー氏は、元タイム誌記者。記者時代は、ホワイトハウスや政治、議会を主にカバーした。同じホワイトハウス詰め記者だったABCニュースのクレア・シップマン氏と結婚している。副大統領補佐官としては、2009年の就任以来、失言の目立つバイデン副大統領の印象改善に尽力してきた。

706チバQ:2011/01/30(日) 21:21:59
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110127-OHT1T00331.htm
「サンドイッチで歯痛めた」…大統領目指した大物議員が珍提訴
 米大統領選の民主党指名争いに2度出馬したこともあるベテラン議員のデニス・クシニッチ下院議員(64)が、サンドイッチに入っていたオリーブの種をかんで歯を痛めたとして、連邦議会で営業する食堂運営会社を相手取り15万ドル(約1230万円)の損害賠償を求め、提訴した。26日、複数の米メディアが報じた。

 訴状などによると、クシニッチ氏は2008年4月17日、ロングワース議員会館に入っている食堂でサンドイッチを購入。具材のひとつだったオリーブに種が残っていたため、歯を痛めた。同氏側は「有害なサンドイッチ」で口腔(こうくう)外科手術など複数回の治療が必要となり「痛みに苦しみ、楽しみを奪われた」として損害賠償を求めた。同議員の事務所では「プライベートな問題なのでコメントできない」としている。

 クシニッチ氏は96年に初当選。民主党左派として知られ、イラク戦争に反対した。2006年に大統領選への立候補を表明したが、支持が広がらず、2008年1月に撤退。オバマ大統領の支持に回った。

(2011年1月28日06時02分 スポーツ報知)

707チバQ:2011/02/01(火) 22:32:54
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110201-OYT1T00883.htm
駐中国米大使が辞表、共和党から大統領選出馬か

 【ワシントン=黒瀬悦成】複数の米メディアは1月31日、ジョン・ハンツマン駐中国米大使(50)がオバマ大統領に辞表を提出したと報じた。

 同大使は2012年の大統領選に共和党から立候補を目指す見通し。ハンツマン氏は元ユタ州知事で、09年に中国大使に指名された。移民受け入れや同性愛者の権利などに寛容な穏健派として知られる。

 大統領は、先に同氏について、「私と一緒に素晴らしい仕事をした。共和党の予備選でも有力候補となると確信している」と冗談交じりに発言した。こうした大統領との関係の近さは、共和党内で反発を呼びかねない。末日生聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の信徒であるため、キリスト教保守派から支持を得にくいとの見方もある。

(2011年2月1日21時54分 読売新聞)

708チバQ:2011/02/02(水) 00:27:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110120/amr11012020450069-n1.htm
やはり影の主役だった!駐中国大使
2011.1.20 20:43
 【ワシントン=佐々木類】オバマ米大統領は19日の米中共同記者会見で、米代表団の一人として目の前に座るハンツマン駐中国大使(50)について、「何であれ、彼が将来やろうとしていることは成功するだろう」と述べ、記者会見場が笑いに包まれた。

 米記者から「ハンツマン大使が2012年の大統領選に出馬するかもしれないがどう思うか」と聞かれ、とっさに答えたものだ。

 ハンツマン氏は共和党穏健派の元ユタ州知事。超党派人事の目玉として駐中国大使に起用され、来年の大統領選出馬が取り沙汰されている。

 オバマ氏は「中国大使として頑張ってくれることが、彼にとって共和党予備選に大いに役立つと思う」と付け加え、ハンツマン氏の大統領選出馬は織り込み済みとの見方もある。

http://www.afpbb.com/article/politics/2784076/6759807?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
駐中国米大使が辞任へ、大統領選出馬の準備か
2011年02月01日 11:54 発信地:ワシントンD.C./米国

【2月1日 AFP】米国のジョン・ハンツマン(Jon Huntsman)駐中国大使は1月31日、4月末での辞任を願い出る書簡をバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領に提出した。ロバート・ギブズ(Robert Gibbs)米大統領報道官が31日、記者会見で明らかにした。

 オバマ大統領は2009年、元ユタ(Utah)州知事で共和党・穏健派のハンツマン氏を駐中国大使という重要ポストに起用。2012年の大統領選で自身のライバルとなりうる政敵を味方に取り入れた政治手腕が評価された。

 ホワイトハウスによると、ハンツマン氏は以前から、2011年前半にも辞任する意志を複数の高官に語っており、12年の大統領選で再選を目指すオバマ大統領の対抗馬として立候補する狙いがあるのではとも取りざたされている。

 だが、ギブズ報道官は、ハンツマン氏の政治的意図に関する質問は回避し、「ホワイトハウス内の何人かと話しをしたが、ハンツマン氏の今後について知る者はいなかった」とのみ答えた。

 ハンツマン氏は前年末、米誌ニューズウィーク(Newsweek)とのインタビューでワシントンD.C.(Washington D.C.)に自宅を購入したことを明かし、自分の政治人生において、まだ1つやり遂げることがあると述べたことから、同氏の大統領選出馬への観測が一気に高まった。(c)AFP/Stephen Collinson

709チバQ:2011/02/13(日) 12:48:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110211/amr11021117560009-n1.htm
不出馬表明相次ぐ 知日派の米大物議員ら
2011.2.11 17:52
 米議会で数少ない知日派の一人、ジム・ウェブ上院議員(民主党)や中国軍の動向に詳しいジョン・カイル上院議員(共和党)らベテラン議員の引退表明が相次いでいる。

 ウェブ氏はアジア外交や安全保障に詳しく、日米同盟深化を議会側から米政府に働きかけることへの期待が高かっただけに、日本側には「残念だ」(藤崎一郎駐米大使)との声が広がっている。ウェブ氏は10日、「熟慮の末、民間に戻ることに決めた。2012年の上院選に出馬しない」との声明を発表した。詳しい理由は明かさなかった。

 ウェブ氏は、バージニア州選出の元海軍長官で上院外交委員会東アジア・太平洋小委員長。オバマ大統領に近く、アジア関係の外交指南役とされる。

 一方、10日にはアリゾナ州選出のカイル院内幹事が来年の上院選に出馬しないと表明した。カイル氏はウェブ氏と並んで、中国の軍拡に懸念を示す中国ウォッチャーでもあった。上院では両氏を含め、元副大統領候補のジョー・リーバーマン氏ら計5人が不出馬を表明している。(ワシントン 佐々木類)

710チバQ:2011/02/13(日) 22:49:28
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4649239.html
米大統領選、共和党の候補者選び難航
 アメリカでは来年、大統領選挙が行われます。その予備選挙のスタートまで1年を切ったにもかかわらず、ホワイトハウス奪還を狙う野党・共和党では、いまだに誰も正式な出馬表明をしないなど、候補者選びが遅れています。

 来年の共和党の大統領候補になり得る人物を品定めしようと、ワシントン市内のホテルには共和党の活動家およそ1万人が集まりました。

 「国民の雇用を回復するためには理屈を重ねてもダメなんです。新しい大統領が必要なのです」(共和党 ロムニー前マサチューセッツ州知事)

 この時期恒例の保守系の会議には、前回の予備選にも出馬したロムニー氏ら大統領選に意欲を示す共和党の面々が相次いで登場しました。

 「オバマ政権は雇用や中小企業に対峙し、官僚や財政支出と増税に熱心なのです」(共和党 ギングリッジ元下院議長)

 去年、中間選挙で大勝し勢いに乗る共和党ですが、通常なら有力候補者がほぼ出揃う季節になりながら、今回はいまだに誰も正式な出馬表明をしないというスローペース。取り沙汰される候補者は、このイベントには出なかったペイリン前アラスカ州知事らを含め、なお10人以上にのぼります。

 「ロムニーは保守でありながら穏健派や無党派もひきつける中道だと思います。彼はホワイトハウスを共和党に取り戻す最適な候補でしょう」
 「ペイリンはもちろん候補となるでしょうが両極端に分かれますよね。彼女をすごく好きか本当に嫌いか」(共和党員)

 そもそも、現職のオバマ大統領に対抗できる強い候補がなかなかいないうえに、共和党内でティーパーティの力が強くなり党内の対立が深くなったことから、何を言っても保守派・穏健派のどちらかから批判されてしまうという状況が、先陣を切って立候補表明することを躊躇(ちゅうちょ)させているのです。

 共和党の候補者選びの遅れは、いわゆる「右バネ」が強く働くようになった共和党を一つにとりまとめることがいかに難しいかを示すものになっています。(13日16:26)

711チバQ:2011/02/14(月) 21:34:06
http://mainichi.jp/select/today/news/20110215k0000m030043000c.html
米国:共和党、本命不在 大統領選の候補者選び本格化
2011年2月14日 19時33分

 【ワシントン古本陽荘】来年の米大統領選挙の共和党の候補者選びが本格化してきた。ワシントンで10〜12日に行われた保守系団体の集会には出馬に意欲を示す「候補者予備軍」の多くが参加し、全米各地から集まった共和党支持者らに自らを売り込んだ。本命不在と言われる中、予備選への立候補者は乱立しそうな様相で、候補者一本化までの道のりは平たんでない。

 CPACと呼ばれる保守系団体が集まる年次総会の初日の基調講演を務めたのは、ミネソタ州選出のバックマン下院議員。「オバマ大統領を1期だけの大統領に終わらせよう」と呼びかけると、立ち上がった聴衆から拍手と喝采を浴びた。

 バックマン氏は、昨年の中間選挙で共和党躍進の原動力となった保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」と連携する下院の議連会長。ペイリン前アラスカ州知事が出馬しない場合、茶会運動の支持を受け立候補するのではないかとみられている。

 茶会運動が目指す「連邦政府の役割縮小による財政削減」の総論については、共和党内に異論はない。だが「人工妊娠中絶反対」など社会的な保守課題については党内に温度差がある。さらに、CPACで最も意見対立が露呈したのが安全保障政策だった。ボルトン元国連大使が「強いアメリカ」を目指し国防費削減に反対したのに対し、ポール下院議員は、アフガニスタンなどにとどまらず世界的な駐留米軍の撤退を求め、学生支持者らから大きな拍手を浴びた。

 前回大統領選にも名乗りを上げたロムニー前マサチューセッツ州知事は知名度も資金力もあるが、知事時代に手掛けた医療保険改革が、共和党支持者が反発するオバマ政権の同改革の参考モデルだったことが「致命傷」との声がある。CPACの演説では、その釈明をしなかった。

 一方、確実に評価を高めたのがダニエルズ・インディアナ州知事だ。露骨なオバマ政権批判はさけ、ユーモアを交えた演説を行い、「インテリ層から茶会運動まで幅広く支持を集められる共和党候補は他にいない」(オハイオ州の茶会運動指導者)などの声が聞かれた。

 前回より各候補者の立候補表明はかなり遅くなる見通し。早く手を挙げればそれだけ選挙資金がかかるという理由に加え、CPACに欠席したペイリン氏が出馬するかどうかを見極めたいとの判断もあるようだ。

712チバQ:2011/02/20(日) 19:14:24
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2011/02/post-1961.php
観光大国を悩ますビザ地獄
America's Looming Tourism Crisis

PR下手と煩雑なビザ取得手続きがアメリカの「巨大輸出産業」の足かせに

2011年02月10日(木)13時43分
マーサ・ホワイト
アメリカ離れ? アメリカを訪れる外国人観光客は2000年に比べて240万人減った Brendan McDermid-Reuters
[2011年1月12日号掲載]

 歩道にたむろして通行の邪魔! くだらない写真を撮って喜んで、ばかみたい! けちけちしていて、チップもろくに払わない!

 観光客の悪口を言うのは自由だが、アメリカにとって外国からの観光客は欠かせない存在だ。外国人観光客相手の旅行産業は、単に大きなビジネスというだけでなく、巨大な「輸出産業」でもある。国際観光による収入は、旅行先の国にとって観光サービスの「輸出」と見なせる。

 09年、外国人観光客がアメリカに落とした金は1200億ドル。観光業が総輸出高に占める割合は8%で、サービス部門の総輸出高に占める割合は24%に達している。観光業はアメリカが貿易黒字を計上している産業の1つで、09年は210億ドルの輸出超過だった。

 しかし、いまアメリカの観光産業は危機の瀬戸際に立たされている。世界の観光客が訪れる旅行先のうち、アメリカが占める割合が下落傾向にあるのだ。全米旅行協会によると、09年のシェアは00年の7割足らずの水準に落ち込んだ。この9年間で、アメリカを訪れる外国人観光客の数が240万人減った計算になる。

 アメリカの観光産業が抱える問題の1つは、マーケティングだ。州や都市レベルはともかくとして、外国人観光客の呼び込みに努める全国レベルのPR機関がこれまでなかった。

 それでも、10年3月に新しい法律が成立し、ようやく観光振興公社という半官半民の組織が設立されることになった。

「世界の人々はアメリカに対して、保護主義的で、傲慢で、もてなしが悪いという印象を持っている。そのイメージを変えなくてはならない」と、同公社の理事長を務めるダイヤモンド・リゾーツ・インターナショナルのスティーブン・クルーベック会長兼CEOは言う。「アメリカを売り込むためのマーケティングを活性化する必要がある」

ビザ面談まで3カ月待ち
 旅行で訪れる土地に何を求めるかは、国民性によってまちまちだ。観光振興公社は、売り込み先に合わせたマーケティングを行わなければならない。例えば中国市場に対してはアメリカの文化をアピールし、ブラジル市場に対してはエンターテインメントとナイトライフを強調する必要があるかもしれない。

 マーケティングは確かに骨の折れる仕事だが、観光振興公社にとって最大の課題はほかにある。せっかく外国人観光客がアメリカを訪れる気になっても、あまりに不便なビザ発給システムが大きな障害になるのだ。

 現在、アメリカがビザを免除している国は36カ国。それ以外の国の国民は、アメリカに入国するためにビザの取得が義務付けられている。しかも9.11テロ以降、ビザ取得には多大な時間と労力とコストが掛かるようになった。観光旅行をしたいだけなのに、個人面談まで受けなくてはならない。

713チバQ:2011/02/20(日) 19:14:43
 850万平方キロの広大な国土を持つブラジルに、アメリカのビザ発給手続きを受けられる大使館・領事館は何と4カ所しかない。しかも、申請してから面談にこぎ着けるまでに、ひどい場合は3カ月かかる。

 全米旅行協会の試算によれば、アメリカ大使館がある首都ブラジリアから3000キロ余り離れたマナウスに暮らす一家がアメリカに旅行しようと思えば、ビザ取得のために2600ドルもの費用が掛かる。その上、面談の後、ビザが発給されるまでに2、3週間待たされる。

 アメリカの観光産業にとって手痛いのは、特に有力な市場として期待される中国、ブラジル、チリ、アルゼンチン、インドがビザ免除国でないことだ。

 国土安全保障省と国務省がビザ免除国を決める際に基準にしているのは、ビザ申請の却下率だ。これまではその国の国民の却下率が3%以下であることが前提条件とされていたが、07年の法律により基準の緩和が決まった。ほかの基準をすべて満たしていることが条件だが、却下率が10%以下であればよしとされたのである。

 中国は16%、インドは29%なので差し当たり対象外だが、ブラジルは7%。全米旅行協会は、ブラジルがビザ免除国になることを期待している。ホテル大手マリオット・インターナショナルのメリッサ・フローリッチ・フラッド副社長(政府関係担当)によると、ビザの状況が改善すれば、アメリカを訪れるブラジル人観光客は2.2倍に増えるだろうという。

テロ対策との両立が課題
 問題は、07年の法律により、ビザ免除国を追加する前提として新たな出入国記録管理システムの導入が必要になること。アメリカ出国時に渡航者の指紋などの生体認証記録を採取するシステムが導入されるまでは、ビザ免除国を増やせないのだ。

 ところがコスト面の問題が不安視され、この新システムはまだ導入に至っていない。しかも人権団体は、プライバシー侵害だとして生体認証記録の採取に反対している。

 観光振興公社も全米旅行協会も、ビジネスのためにテロ対策を犠牲にしているとは思われたくない。ビザ手続きの簡素化を訴えていく上では、慎重に振る舞わなくてはならない。

 技術的には、指紋読み取り装置とセットでテレビ会議システムを導入すれば、領事が遠隔地の人を面談してビザを発給できるようになる。ただし、この種のシステムを整備するには莫大な費用が掛かるし、試験プログラムを始めるだけでも議会の承認が必要だ。

 ハードルは高い。だがこの問題を克服すれば、2015年には外国人観光客が09年に比べて2790万人増加し、観光収入が1000億ドル以上増える可能性があると、米商務省は試算している。あっさり諦めるには、あまりに大きな金額だ。

(Slate.com特約)

714チバQ:2011/02/24(木) 00:17:40
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110223-OYT1T00941.htm
オバマ大統領元首席補佐官、シカゴ市長選で圧勝

 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ米大統領の地元であるイリノイ州シカゴで22日、任期満了に伴う市長選が行われ、大統領の首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル氏(51)が勝利した。

 同氏は、選挙戦で大統領との親密な関係をアピールし、対立候補に大差をつけて圧勝。大統領は地元での人気の根強さを印象づけた形だ。

 大統領は同日、「ラームは素晴らしい市長になるだろう」との声明を出し、当選を祝福した。

(2011年2月23日23時47分 読売新聞)

715チバQ:2011/02/24(木) 23:57:55
http://www.asahi.com/showbiz/enews/RTR201102240048.html
G・クルーニーが政界入り否定、女性関係と薬物が理由2011年2月24日15時19分

 [ロサンゼルス 23日 ロイター] 選挙戦の裏側を描く映画「The Ides of March(原題)」で監督を務め、大統領候補者を演じる米俳優ジョージ・クルーニー(49)が、実生活で政界入りする可能性をあらためて否定した。

 クルーニーは、スーダンでの人道的活動に関する米ニューズウィーク誌の記事で、「政治ができるような正しい生活はしてこなかった」とコメント。「多くの女性と関係を持ちすぎたし、薬物も使いすぎている。それが事実だ」と語った。

 2006年に映画「シリアナ」で米アカデミー助演男優賞を獲得したクルーニーは、2007年に共和党のミッチ・マコネル氏の対抗馬として米上院議員に立候補することを提案された際も、同様の返答をしていた。

 スーダンのダルフール紛争に世界中の人の注意を向ける活動などを行い、2008年に国連の平和大使に任命されたクルーニーは、自身の使命について「妻や子どもたちが殺されるかもしれないという不安を抱えるこの地域の男性たちの声を広めることだ」と語った。

716チバQ:2011/03/07(月) 00:38:49
>>669とか
http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2011030502000187.html
「婚外子を美化」発言が波紋 米ハッカビー前知事また失言
2011年3月5日 夕刊

 【ニューヨーク=加藤美喜】来年の米大統領選に共和党候補として出馬が取り沙汰されている牧師のマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事が、今年のアカデミー賞主演女優賞に輝いたナタリー・ポートマンさん(29)について、シングルマザーであることを「鼻にかけている」などと発言し物議を醸している。

 ポートマンさんは先月27日、映画「ブラック・スワン」で同賞主演女優賞を受賞。授賞式には妊娠7カ月のマタニティードレス姿で登場した。ハッカビー氏は翌28日、米ラジオでポートマンさんを名指しし「彼女のようなハリウッドの若手女優たちは『私たちは結婚していないけど子どもを産むし、それで何も問題ない』と鼻にかけている」などと批判。続けて、シングルマザーの多くは貧しく無教養で、仕事に就けない現状があるなどと言い「婚外子を美化するのは不幸なことだ」とも述べた。

 ただ、ポートマンさんは子どもの父親で、バレリーナを演じた受賞作品での振付師と婚約しており、近く結婚予定。米メディアやツイッター上でハッカビー発言は的外れだとの批判が沸騰した。反響を受け、ハッカビー氏は4日、「多くのシングルマザーが職に就けないという統計上の現実を指摘したまでで、ポートマンさんを攻撃するものではない」と釈明に追われた。

 ハッカビー氏は先月末、オバマ大統領を「ケニア育ち」などと事実に反する発言をし、批判を受けている。

717チバQ:2011/03/07(月) 22:37:40
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201103040683.html
米、歳出削減で攻防 オバマ政権と共和党、暫定予算巡り2011年3月5日1時39分
 【ワシントン=尾形聡彦】米国の財政再建をどう進めるか。2011会計年度(10年10月〜11年9月)の暫定予算を巡り、オバマ米政権と野党共和党の攻防が激しさを増している。3日には米ホワイトハウスがさらなる歳出削減に応じる意向を示したが、暫定予算が切れる18日までに合意できなければ、連邦政府機関が1995年以来の「閉鎖」に追い込まれかねない。

■期限延長し妥協点探る

 「我々はすでに(双方の意見の隔たりの)中間地点近くまで譲歩しており、さらに前進する用意がある。共通理解を得るのが大事だ」

 米ホワイトハウスで3日午後、テレビカメラや写真撮影なしの記者会見に応じたスパーリング米国家経済会議(NEC)議長は、言葉を選びながらこう訴えた。

 直後の同日夕、バイデン副大統領は米議会に出向き、上下両院の幹部と会談。「政府閉鎖」が現実味を帯びるなか、オバマ政権の調整が本格化したことを印象づけた。

 対立が深刻化したのは、昨年11月の米中間選挙で下院を制した共和党が、公約だった「歳出の即時カット」に動き出したためだ。

 オバマ大統領が提案した11会計年度の政策的経費の歳出総額は1兆1283億ドル(約93兆円)。米議会は昨年末、これより約410億ドル少ない水準の暫定予算を設定した。

 だが、共和党はさらなる歳出削減を求め、多数派を占める米下院で2月、国内事業や対外援助の削減などにより、暫定予算をさらに約600億ドル削減する法案を可決した。

 大統領提案と比べると、政策的経費は約1千億ドル(約8.2兆円)削減されることになる。米上院を制する民主党は「景気に悪影響が出る」と猛反発して対立が深まった。

 昨年末に決めた暫定予算の期限である3月4日までに上下両院が折り合わなければ、その後の予算を執行できない「政府閉鎖」に陥る可能性があった。与野党はとりあえず、歳出削減額を40億ドル積み増す暫定予算の2週間延長で合意。18日までの「延長戦」に突入している。

 スパーリングNEC議長は3日の記者会見で、オバマ大統領がすでに譲歩した約450億ドルの削減に加えて、さらに65億ドルをカットする用意があることを表明した。双方の「痛み分け」で、事態を収拾したい考えがにじむ。

718チバQ:2011/03/07(月) 22:38:03
■政府閉鎖の懸念なお

 とはいえ、今後2週間で与野党協議が決着するかどうかは分からない。

 共和党の顔であるベイナー下院議長は2日の記者会見で「米国民は我々に歳出カットを求めている。だから我々はそれを実現しようとしているのだ」と強調。大幅削減を訴え続ける構えだ。

 米国でこれだけ歳出削減論議が過熱しているのは、巨額の財政赤字が背景にある。08年秋の金融危機後の景気底割れを防ぐため、オバマ政権は09年初めに総額7870億ドル(約65兆円)の史上最大の景気対策を打ち出した。

 このため、09会計年度の米財政赤字は過去最大の約1.4兆ドルに膨れあがった。10会計年度は景気回復もあって赤字額が約1.3兆ドルまで改善したが、11会計年度には減税延長などの影響で約1.6兆ドルに達し、過去最悪を更新する見通しだ。

 オバマ政権側は歳出削減に前向きな姿勢を見せるが、共和党の求める1千億ドルの削減は「やりすぎで、景気にかえってマイナスだ」(オバマ政権高官)との見方が根強い。1千億ドル削減が実行されれば、米国内総生産(GDP)成長率は4〜6月期から2四半期にわたり、年率換算で1.5〜2.0%幅押し下げられるとの試算もある。

 ただ、オバマ政権側は3日の記者会見で、実際にカットする事業内容については何度聞かれても「とにかく見ていて欲しい」(高官)というばかりで明らかにされなかった。削減される事業が表に出れば、身内の民主党議員から反発が出て、共和党との溝が埋まらなくなることを懸念しているとみられる。

 米国では過去に、与野党対立で「政府閉鎖」に陥ったことがある。95年の民主党のクリントン政権時代のことだ。財政赤字削減を求める共和党との対立で、暫定予算が期限切れとなり、連邦政府機関の一部閉鎖や、多くの国立公園の閉鎖、連邦職員の給料の遅配などが起こった。このときは共和党側に批判が集まり、結局、政権への歩み寄りを迫られた経緯がある。

 それだけに共和党も「米国民は政府閉鎖を求めていない」(ベイナー下院議長)と慎重だ。景気回復と財政再建をにらみながら、与野党がどの水準の歳出削減で折り合うかが今後の焦点になる。
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719チバQ:2011/03/08(火) 23:37:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110308/amr11030822540012-n1.htm
本命不在…動きにぶい共和党候補 2012年米大統領選
2011.3.8 22:50 (1/2ページ)

 【ワシントン=佐々木類】2012年の大統領選に向けた党指名獲得の緒戦、アイオワ州党員集会まで1年を切ったが、共和党は“本命不在”で候補の動きが鈍い。長引いた不景気で先立つ選挙資金集めに苦労しているほか、医療保険改革などオバマ政権の一連の改革をめぐり、共和党内で保守派と穏健派の二極化が進み、立ち位置が難しくなっているためだ。

 「オバマ大統領になってからガソリン代が2倍以上になった。今の政権に強い経済回復は期待できない。オバマ氏の再選を断固阻止しなければならない」

 保守派草の根運動「ティーパーティー」の連邦下院議員連盟代表、バックマン氏(共和党)は6日、NBCテレビに出演し、オバマ政権をこき下ろした。

 バックマン氏はミネソタ州選出の当選3回で、大統領選出馬が取り沙汰される1人。政権を「ゴロツキ政権」と呼ぶなど歯にきぬ着せぬ発言が売りだ。失速気味のペイリン前アラスカ州知事の出馬見送りが噂される中、にわかに注目を集めるが、過激発言ゆえに支持に広がりは見られない。

 大統領選は民主、共和両党の候補者指名争い(予備選)と本選挙の2本立て。

 共和党で正式に立候補表明した人物はまだいない。茶会の台頭を受け、徹底した「反オバマ」と「小さな政府」路線を叫ぶ右派と、政権との妥協も排除しない穏健派の二極化が党内で進み、指名獲得に必要な双方からの支持が集めにくいという事情がある。

 そうした中、ギングリッチ元下院議長(67)が共和党予備選に向け、献金を募るウェブサイトを開設し、一歩前に出た。共和党が躍進した1994年の中間選挙を主導して知名度は抜群だが、新鮮味に欠けるうえに、女性問題を抱えていることが難点だ。先月の集会では「同性婚はダメなのに浮気はいいのか」と会場の学生に詰め寄られた。

 このほか、08年の大統領選で党指名を争ったロムニー前マサチューセッツ州知事とハッカビー前アーカンソー州知事や、州財政再建で発揮した指導力に評価が高いインディアナ州のダニエル知事、4月末に退任するハンツマン駐中国大使らの名が挙がる。

 選挙分析に定評のある政治評論家、チャーリー・クック氏は、「失業率が9%以上なら、ペイリン氏はともかく、共和党候補にも十分勝機がある」と述べ、失業率の動向が選挙戦の鍵を握るとの見方を示した。

720チバQ:2011/03/08(火) 23:43:53
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-19872520110308
米富豪トランプ氏が大統領選出馬に関心、6月に是非判断へ
2011年 03月 8日 14:16 JST
 [デモイン(米アイオワ州) 7日 ロイター] 米富豪のドナルド・トランプ氏の側近が7日、米大統領選挙の予備選が全米で最初に行われるアイオワ州で保守系の会合に出席し、2012年の大統領選に同氏が出馬するとの観測について、「アイオワについてよく学び、トランプ氏に報告したい」と慎重な姿勢を示した。
 アイオワ州ウォーキーで開催された保守系会合には、ギングリッチ元米下院議長ら共和党の大統領候補と目される5人が参加。この会合に、トランプ氏の関連企業で副社長を務めるマイケル・コーエン氏も出席した。

 トランプ氏は先月、ワシントンで開かれた保守系の集会でスピーチし、次期大統領選に出馬するのではとの憶測が広まっている。しかし、共和党内では懐疑的な見方が大勢を占めている。

 コーエン氏は「大統領選に関心がある者なら、最初に立ち寄る場所はアイオワだということはよく分かっている」と話し、同州についてよく研究した上で、トランプ氏が6月に出馬の是非を決められるよう報告したいと語った。

721とはずがたり(1/4):2011/03/18(金) 10:58:10

クリントン国務長官「1期で引退」 大統領選出馬も否定
http://www.asahi.com/international/update/0318/TKY201103170575.html
2011年3月18日1時42分

 【ワシントン=村山祐介】副大統領、国務長官、国防長官、どれも受けません――。クリントン米国務長官は16日、オバマ大統領が来年の大統領選で再選されても入閣する考えはないことを明言した。訪問先のカイロでCNNのインタビューに答えた。

 クリントン氏はオバマ政権2期目で国務長官を続けるか問われ、「ノー」と即答。国防長官や副大統領への就任、自らの大統領選出馬についても否定した。理由として「息をつく暇もないほどの歴史のまっただ中にいる」と現在の業務の充実ぶりを挙げ、「もっとやりがいのある仕事は想像もつかない」と話した。

722チバQ:2011/03/22(火) 20:56:39
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011032201000208.html
米大統領選に“初名乗り” 前ミネソタ州知事が検討委
2011年3月22日 10時48分

 7日、米アイオワ州の集会で発言するティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事(ロイター=共同)


 【ワシントン共同】米共和党のティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事(50)は21日、2012年11月の次期大統領選への立候補をにらみ、必要な支持や資金を得られるかを探る検討委員会を立ち上げると発表した。正式な出馬表明ではないが、立候補に意欲を示す政治家ら10人以上が様子見を続ける中、具体的な動きで最初に名乗りを上げた格好だ。

 民主党のオバマ大統領が再選を目指す次期大統領選への出馬を正式表明した人物はまだおらず、今後ほかの政治家らも動きを加速させそうだ。

 ポーレンティー氏は連邦政府の役割や歳出規模の抑制を目指す保守派。伝統的に民主党地盤のミネソタ州で2003年から今年1月まで知事を務め、増税なしに州の財政赤字を43億ドル(約3500億円)削減した。米専門家の間では有力候補として頭角を現す可能性があるとの見方もある。

 同氏はインターネットの交流サイト「フェイスブック」に21日、検討委の発足を宣言する動画声明を掲載し「米国を再建しよう」と訴えた。

 ほかに大統領選への出馬が取り沙汰されているのは、ロムニー前マサチューセッツ州知事、ギングリッチ元下院議長、今春に退任するハンツマン駐中国大使ら。

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724チバQ:2011/04/07(木) 00:18:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011040600478
民主全国委員長に女性議員=12年再選へ異例の起用−米大統領
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は5日、2012年の次期大統領選に向け、与党民主党の国政選挙を取り仕切る全国委員長にフロリダ州選出の女性下院議員デビー・ワッサーマンシュルツ氏(44)を指名した。近く承認される。米メディアが一斉に報じた。
 フロリダ州は大統領選の勝敗を左右する「スイング・ステート(揺れる州)」と呼ばれる激戦区。全国委員長への女性の起用は異例で、前回大統領選勝利の要因となった女性票獲得を再び狙う大統領陣営の戦略の一環ともみられる。
 ワッサーマンシュルツ氏は当選4回。これまでテレビの討論番組にたびたび登場し、知名度が高いことが強みだ。(2011/04/06-14:24

725チバQ:2011/04/07(木) 00:29:15
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011040601000136.html
民主委員長が米上院選出馬 鍵握るバージニア州
2011年4月6日 09時43分

 米民主党のティム・ケーン氏(右)とオバマ大統領=2009年3月25日(ロイター=共同)


 【ワシントン共同】米民主党のティム・ケーン全国委員長は5日、2012年秋の大統領選挙と同時に行われる南部バージニア州の連邦上院議員選挙に出馬すると表明した。

 同州は08年大統領選でオバマ大統領が勝利したが、歴史的に共和党色も強い州。1期のみで引退するウェッブ民主党上院議員の後の空席をめぐり民主、共和のどちらが勝つかは、大統領選の結果にも影響するのは間違いなく「オバマ再選」に向け同州が鍵を握る可能性もある。

 共和党から名乗りを上げているのはジョージ・アレン元同州知事。前同州知事のケーン氏はオバマ大統領の盟友として知られ、08年大統領選では有力な副大統領候補の一人と目された。アレン、ケーン両氏が共和、民主両党の候補となれば、州内で知名度の高い知事経験者同士の選挙戦となり激戦は必至。

 党全国委員長は大統領選や上下両院議員選を組織面で率いる要職。オバマ大統領は5日、ケーン氏の後任に、フロリダ州選出の女性下院議員デビー・ワッサーマンシュルツ氏を選んだ。

 アレン氏は共和党内で将来の有力な大統領候補とも嘱望されたが、06年上院選では選挙運動中の人種差別的な失言がたたり、ウェッブ氏に小差で敗れた。

726チバQ:2011/04/10(日) 23:14:00
http://www.asahi.com/international/update/0409/TKY201104090531.html
政府閉鎖まで1時間…オバマ氏と下院議長、土壇場の合意2011年4月10日3時23分
8日夜、予算を巡り合意に達したあと演説するオバマ大統領=ロイター
 米政府が約15年ぶりの「政府閉鎖」に直面する瀬戸際だった8日夜、米オバマ政権・民主党と野党・共和党との間で歳出カットを巡る大枠合意が成立し、閉鎖が回避された。交渉に携わった複数の米政府高官はオバマ大統領と共和党のベイナー下院議長の間の攻防を朝日新聞に明かした。

 「これは歳出削減のための法案だ。社会問題を議論するための法案ではない」

 オバマ大統領は7日夜、ホワイトハウスにベイナー下院議長らを招いたトップ会談でそう訴えた。米国内で激しく意見が対立する中絶問題を絡ませるのではなく、純粋に歳出カットを議論すべきだという主張だ。

 2011会計年度予算の歳出カットを巡る与野党の議論には懸案が拡大していた。共和党側は女性向けガン検診などの助成費3億ドルの削減を要求。「助成費用が中絶に転用されている」というのが理由だった。「中絶」を巡る議論は、米世論を真っ二つに分ける大きな課題だ。予算カット交渉が、社会問題を巡る激論に変質するおそれが強まっていたが、大統領の言葉が流れを食い止めたという。

 7日夜のトップ会談で、与野党間では合意に向けた道筋が見えていたが、8日朝に事態が一変。共和党側の事務方の間で前夜より大きな歳出削減幅を求めたり、中絶問題を重視したりする声が再び強まったという。背景には、昨年11月の中間選挙で共和党躍進の原動力となった草の根保守「ティーパーティー」(茶会)の存在があったとみられる。歳出の大幅カット、中絶反対など、保守派内でもより強硬なグループを形成するだけに、その意向が強くにじんだとみられる。

 オバマ大統領は8日午前、ベイナー議長に電話を入れ、「スタッフは大事だが、これは我々の問題だ。昨夜の議論が交渉に反映されるべきだ」と訴え、流れを引き戻した。結局、歳出削減は大統領の当初提案と比べて785億ドル減と大きな幅にする一方、助成費削減は盛り込まれなかった。合意成立は、政府閉鎖に陥る約1時間前だった。(ワシントン=尾形聡彦、伊藤宏)

727女の子との付き合いビギナーのビギナーズラック:2011/04/11(月) 19:28:11
X#k(gAaH, speak.ginzamoonlight.com, 女の子との付き合いビギナーのビギナーズラック, http://speak.ginzamoonlight.com/saitama/32.html

728チバQ:2011/04/12(火) 19:53:12
>>710
http://www.asahi.com/international/update/0412/TKY201104120416.html
前マサチューセッツ州知事、米大統領の予備選に名乗り
2011年4月12日19時4分

 共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が11日、来年の米大統領選の同党予備選に向け、選挙資金やスタッフを集め、支持を探るための検討委員会を立ち上げた。正式な立候補表明はしていないが、予備選に向けて事実上、活動を始めたことになる。

 ロムニー氏は2003年から1期4年、マサチューセッツ州知事を務め、前回08年の大統領選では、マケイン上院議員と同党の候補指名を争った。次期大統領選をめぐる米メディアの世論調査でも、同党の候補としてトップグループに名を連ねる。

 検討委を設立したのはポーレンティー前ミネソタ州知事に続き、主要候補では2人目。(ワシントン=伊藤宏)

729チバQ:2011/04/14(木) 00:22:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000098-jij-int
不動産王トランプ氏が支持率トップ=共和党候補者競争に波乱―米大統領選
時事通信 4月13日(水)16時46分配信

 【ワシントン時事】米CNNテレビが12日発表した世論調査結果によると、共和党支持者を対象に2012年の大統領選候補として誰を支持するか尋ねたところ、不動産王のドナルド・トランプ氏が19%で、ハッカビー前アーカンソー州知事と並ぶトップとなった。
 調査は9、10両日に全米の385人を対象に行われた。トランプ氏の支持率は3月中旬の前回調査では10%(5位)。急速に支持を増やし、低調な候補者指名競争をかき回しつつある。
 3位は12%のペイリン前アラスカ州知事。ギングリッチ元下院議長とロムニー前マサチューセッツ州知事が11%で4位だった。

730チバQ:2011/04/15(金) 23:57:32
http://www.asahi.com/international/update/0414/TKY201104140185.html
アジア上級部長に知日派ラッセル氏 ホワイトハウス2011年4月14日15時14分
 米政府当局者は13日、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のアジア上級部長ジェフリー・ベーダー氏が15日付で退任し、同日本・朝鮮部長ダニエル・ラッセル氏が昇格することを明らかにした。オバマ政権1期目後半のアジア政策の要は、知中派から知日派に交代することになった。

 ラッセル氏は職業外交官で、2005年〜08年、在大阪・神戸米国総領事を務め、その後、国務省日本部長に就任。オバマ政権発足とともに09年からNSC日本・朝鮮部長に起用され、日韓両国との外交に加え、北朝鮮の核問題を巡る6者協議も担当してきた。

 東京の米大使館や名古屋の領事館、在ソウルの米大使館にも勤務経験があり、滑らかな日本語を話す。

 一方、ベーダー氏は著名な中国専門家。退任後はかつて在籍していた米シンクタンクに戻るとの見方が出ている。

 オバマ政権内でアジア外交に絡む主要ポストでは、グレッグソン国防次官補が3月末に退任、スタインバーグ国務副長官も退任が決まるなど入れ替えが進んでいる。(ワシントン=村山祐介)

731チバQ:2011/04/17(日) 23:11:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000565-san-int
クリントン長官、歴代最高の外遊40回 大統領選出馬待望論が再燃
産経新聞 4月16日(土)21時34分配信

 【ワシントン=犬塚陽介】内政に重点を置くオバマ米大統領に代わる米外交の顔として、クリントン国務長官が精力的に外遊を重ねている。就任2年で計40回、165日間に達する外遊は、ブッシュ前政権下のライス長官を超えて歴代最高を記録。17日にも訪日し、菅直人首相らと東日本大震災の支援などについて協議する。メディアへの露出の高さから支持率も政権内でトップを維持。長官自身は強く否定しているが、大統領選への出馬待望論も再燃している。

 国務長官は外遊の多さや交渉の重圧、時差との戦いなどから「最も激務な閣僚」とされるが、63歳になるクリントン長官の多忙さは際立っている。

 米誌ピープルによると、長官は過去15カ月で計80カ国を訪問、1075時間を移動の機内で過ごした。先月中旬には、わずか7日間でワシントン→パリ→カイロ→チュニス(チュニジア)→ワシントン→パリ→ワシントンを行き来。月末にはロンドンから深夜に帰国し、数時間後には米議会の公聴会で証言に立った。今回も13〜15日にベルリンで北大西洋条約機構(NATO)外相理事会に出席し、16日からの訪韓を経て訪日する。

 クリントン長官は唐辛子が大好物。外遊に持ち歩くバッグに肌の乾燥を防ぐミネラルウオーターのスプレーとともに瓶詰の唐辛子を忍ばせ、激務を乗り切っているという。

 「大統領は内政に比べて外交への関心が低い」(外交筋)との指摘もあり、特にリビア情勢ではクリントン長官が前面に出る場面が少なくない。メディアへの露出の多さと連動するように支持率も上昇している。

 米ギャラップ社の世論調査によると、3月のクリントン長官の支持率は、就任後最高の66%。同じ調査でオバマ大統領の支持率は54%、ゲーツ国防長官は52%、バイデン副大統領は46%。党派間対立が国民の批判を生んでいる内政問題に関与しなくて済むことも高支持率につながっている。

 大統領選への出馬も取り沙汰され始めたが、クリントン長官は先月16日、米CNNのインタビューにオバマ政権1期目満了で国務長官を退くことを表明。2016年の大統領選出馬も強く否定し、女性や子供の権利を支援する活動に力を入れる意向を示した。

 だが、CNNのインタビューを担当し、クリントン夫妻を20年以上にわたって取材してきたウルフ・ブリッツァー記者は、発言後に考えを変えるのは個人の自由であり、長官も「そうするのではないかと怪しんでいる」と語っている。

732チバQ:2011/04/18(月) 23:50:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110418/amr11041818290008-n1.htm
米大統領選 オバマ再選のカギ握る4人衆
2011.4.18 18:28 (1/2ページ)
 【ワシントン=佐々木類】2012年米大統領選への出馬を正式表明したオバマ大統領。14日には地元シカゴで資金集め集会を相次いで開催、本格的な再選運動に乗り出した。経済政策の不評など、前回とは異なる問題を抱える今回の選挙戦のカギを握るのは、前大統領次席補佐官のジム・メッシーナ選対委員長(41)ら平均年齢43・5歳という若さが売り物の“4人衆”だ。

 ■滑り出し順調

 2期目を狙う今回は、現職有利の強みがあるとはいえ、前回08年選挙と違って清新さを売り物にできないうえ、有権者の最大の関心事である経済を好転させる特効薬はなく、景気回復頼みという側面がある。

 米ギャラップ社が15日発表した世論調査では、オバマ大統領の支持率は過去最低に並ぶ41%まで下落、不支持率は50%で、大敗を喫した昨秋の中間選挙直前のレベルまで逆戻りした。

 同社は「失業率は改善しつつあるが、景気回復のペースは緩慢で、原油価格高騰も一因」と分析する。

 肝心の資金集めだが、14日は学生料金44ドルの若者向け集会から法定上限の3万5800ドルの夕食会を開いた。この日だけで約200万ドル集めたとみられ、滑り出しはまずまずとみられる。

 オバマ陣営は前回選挙で、米大統領選史上最高の約7億5千万ドル(約630億円)を集めており、今回は10億ドルが目標。フェイスブックなどソーシャルネットワーク(SNS)を駆使してボランティアを組織化する集票・集金作戦を今回も展開する。

 ■オバマ「4人衆」

 選対本部の司令塔はメッシーナ氏のほか、参謀役のデービッド・アクセルロッド元大統領上級顧問(56)、ジュリアナ・スムート(43)、ジェニファー・ディロン(34)両副委員長だ。

 メッシーナ氏はモンタナ州選出のマークス・ボーカス上院議員スタッフとして活動。ボーカス氏の難敵だった対立候補を攻撃するネガティブ・キャンペーンの成功で頭角を現し、前回大統領選でオバマ選対に移籍した。

 シカゴ・トリビューン紙元政治担当記者のアクセルロッド氏は「ふくろう博士」のニックネーム通り、オバマ大統領の知恵袋。選対では若いメッシーナ氏のもり立て役だ。

 一方、2人の女性選対副委員長は「金と票」集めのプロで、前回大統領選での実績が買われて選対本部入りした。

 スムート氏は、前回選挙で民主党有力上院議員の資金調達担当者をオバマ氏に紹介するなど、多くの助言を行ったとされる。

 選対本部で最年少のディロン氏は前回選挙で、1300万人分の電子メールアドレスを集めて多数のボランティア獲得に成功した。

 盤石の体制を整えたといえそうだが、メッシーナ氏は米メディアに「今回は現職で知名度もあり、08年選挙と置かれた状況は違う。勢いだけでは勝てない。違った戦い方を考えていかねばらない」と語っている。

733片言丸:2011/04/21(木) 11:57:01
米国:共和党の大統領選候補にトランプ氏急浮上
2011年4月21日 11時4分 更新:4月21日 11時11分
http://mainichi.jp/select/today/news/20110421k0000e030030000c.html

 【ワシントン古本陽荘】来年予定の米大統領選に向けた共和党の候補者選びで、不動産王として知られる実業家、ドナルド・トランプ氏(64)への注目が集まっている。同党からは誰も正式に立候補を表明しておらず、いわば本命不在。そんな中、トランプ氏は「オバマ大統領は米国生まれではなく、大統領資格はない」などと「バーサー(birther)」と呼ばれる陰謀論を展開し物議を醸しながらも、各種世論調査で支持率を伸ばしているのだ。

 トランプ氏は、19日のABCテレビの番組で「(オバマ氏の)市民権には本物の疑惑がある」と大統領に出生証明書を示すよう要求。「ハワイ生まれの証明があり問題ない」と反論した司会者に、「あなたは取り込まれている」とかみついた。

 トランプ氏は、ニューヨークのトランプ・タワーなどを所有し、フォーブス誌(電子版)によると総資産額は27億ドル(約2227億円)。娯楽番組のレギュラーを務め、米国民の間では芸能人的存在として広く知られる。

 2月に「大統領選に出馬するかは6月までに決める」と宣言。当時は冷ややかに受け止められたが、オバマ氏の「出生地問題」を取り上げ、テレビでの露出が急増。CNNテレビが12日に発表した共和党の候補者に関する世論調査では、ハッカビー前アーカンソー州知事と同率の19%でトップに立った。

 支持率上昇を受け、20日のウォールストリート・ジャーナル紙は「トランプ氏の出馬の検討が本格化している」と報道。19日のニューヨーク・タイムズ紙も「なぜトランプ人気か」と題するコラムを掲載したうえで、トランプ氏の発言の誇張ぶりなどを批判した。

 一方、共和党内にはトランプ氏の言動が党全体の信頼を失墜させるとの懸念も出ている。ブッシュ前大統領の上級顧問だったローブ氏が「ジョーク(冗談)の候補者」と呼び、「出生地問題」を取り上げたことは致命的な戦略ミスだとして批判した。

734チバQ:2011/04/24(日) 18:24:54
http://www.asahi.com/international/update/0423/TKY201104230088.html
「反体制派に軍事支援を」マケイン米上院議員リビア訪問2011年4月23日10時21分
. 米共和党の重鎮、マケイン上院議員が22日、内戦状態になっているリビアの東部ベンガジを訪問し、反体制派の「国民評議会」幹部と会談した。マケイン氏は会談後の会見で「(米国を含む同盟諸国は)反体制派にあらゆる軍事支援をするべきだ」と述べ、米オバマ政権にさらなる軍事介入を求めた。

 マケイン氏は、オバマ政権がリビアに攻撃能力がある無人偵察機の投入を決めたことを評価。同国西部ミスラタでカダフィ政府軍の攻撃により多数の死者が出ていることを挙げ、北大西洋条約機構(NATO)に「政府軍に対する空爆を強めるべきだ」と求めた。

 さらに、反体制派と国際テロ組織アルカイダは無関係だとしたうえで、「すべての国、特に米国は国民評議会がリビア国民の声を代表している(組織だ)と承認するべきだ」と強調。リビア問題への深入りに慎重なオバマ政権との違いを際だたせた。

 同評議会をリビアの代表として承認したフランスのサルコジ大統領もベンガジ訪問の意向を示している。(ベンガジ=奥寺淳)
.
http://www.cnn.co.jp/world/30002532.html
リビア訪問し軍事介入拡大を主張、マケイン米上院議員
2011.04.23 Sat posted at: 14:16 JST
ベンガジ(CNN) 内戦状態にあるリビア情勢で、米議会の重鎮で2008年米大統領選の共和党指名候補だったマケイン上院議員が22日、リビア東部のベンガジを訪問し、カダフィ政権打倒の戦いを続ける反体制派組織「国民評議会」幹部らと会談した。

同議員は会見し、米地上部隊の派遣には反対しながらも反体制派とカダフィ派の戦闘が膠着(こうちゃく)状態にあることを踏まえ、欧米諸国は反体制派に武器を供給し、訓練強化に当たるべきだと軍事介入の拡大を求めた。

リビア騒乱が始まった今年2月以降、マケイン議員は同国を訪れた最高位の米高官となっている。米上院軍事委員会のメンバーでもある同議員は、外交や軍事政策で一定の影響力を持っている。

オバマ大統領は21日、無人武装偵察機「プレデター」のリビアへの投入を発表しているが、地上部隊の派遣は一貫して否定、対リビア軍事行動では北大西洋条約機構(NATO)に指揮権も移譲している。オバマ政権は20日、リビアの反体制派勢力に最大で2500万ドル相当の非軍事支援を実施することも発表している。

マケイン議員は会見で、プレデター投入はNATOの軍事作戦を補強するとしながらも、戦況の手詰まり状態を打破するには十分な措置ではないとの認識を示した。米国のリビア政策の目標については、リビアとの関係が深い欧州諸国と協力してカダフィ大佐を退任させ、リビア国民自らによる政権樹立を実現することだと強調した。

735チバQ:2011/04/27(水) 12:03:12
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011042701000247.html
米大統領選にポール氏出馬の動き 共和党、検討委立ち上げ
2011年4月27日 11時00分

 アイオワ州デモインで26日、演説した共和党のロン・ポール下院議員(AP=共同)


 【ワシントン共同】米共和党のロン・ポール下院議員(75)=テキサス州選出=は26日、アイオワ州デモインで演説し、来年の大統領選への立候補に向け、必要な支持や資金を得られるかを探る検討委員会を立ち上げると発表した。正式な出馬表明ではないが、立候補に備えた動きとなる。

 本命視はされていないが、小さな政府を主張するリバタリアン(自由至上主義者)として知られるポール氏は、草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」など一部から熱狂的な支持を集め、知名度は高い。 出馬すれば「旋風」を起こす可能性があるとして米メディアは注目。過去に1988年と2008年の大統領選に挑戦したことがある。

 民主党は現職のオバマ大統領が再選出馬を表明済み。共和党で正式な出馬表明をした候補はまだいない。

736名無しさん:2011/04/29(金) 00:18:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110428/amr11042821110013-n1.htm
米大統領選 注目集めるトランプ氏 共和党のエースかジョーカーか
2011.4.28 21:08
 【ワシントン=佐々木類】2012年の米大統領選に向け、「不動産王」のドナルド・トランプ氏が共和党から立候補する意欲を示し、にわかに注目を集めている。有力候補が正式な立候補表明のタイミングを見極めきれない中、同党候補者選びの前哨戦で盛り上げ役となっているが、冷ややかな見方もある。

 「こんな愚かなことに割く時間はない」

 オバマ大統領は27日、ハワイ州が発行した出生証明書の原本コピーを公表した後、ホワイトハウスで記者団にこう語った。父親がケニア人のオバマ大統領の出生地疑惑を言い立てているトランプ氏への反証だ。トランプ氏は同日、大統領に出生証明書を公表させるという「重要なことを成し遂げた」と自賛した。

 米CBSテレビの世論調査結果(21日)だと、オバマ大統領が米国以外の生まれと考えている人は全体の25%で、共和党支持者だと45%に上る。こうした誤解を利用して出生地疑惑をあおり一定の支持を集めたトランプ氏だが、オバマ陣営の明確な反証で論争に終止符が打たれた形だ。

 「トランプ氏が大統領選に立候補する? 冗談はやめてくれ」

 ブッシュ前政権で大統領上級顧問だったカール・ローブ氏が最近、FOXテレビに出演し、メディアの寵児(ちょうじ)となっているトランプ氏をこうこき下ろした。一方のトランプ氏は、「ローブ氏こそ恥を知るべきだ。だれのせいでオバマ政権になってしまったのか」と怪気炎を上げ、オバマ政権の誕生は前政権の失政といわんばかりに反撃した。

 トランプ氏は不動産業のほか、テレビ番組での「お前はクビだ!」の決めゼリフで人気だが、政治経験は未知数だ。ただ、景気低迷の中で好業績を挙げる最高経営責任者(CEO)としての実績が、有権者の目を引いてもいるようだ。

 オバマ大統領は今年、米電子機器大手アップル社のジョブズCEO、インターネット交流サイト「フェイスブック」のザッカーバーグCEOと会談。IT企業のCEO人気にあやかる戦略を前面に押し出したもので、CEOへの注目度を選挙戦に利用するトランプ氏に対抗した格好だ。

 もっとも、トランプ氏に注目が集まるのは、ロムニー前マサチューセッツ州知事といった共和党の有力候補が出馬表明を行うまでとの冷めた見方もある。

737チバQ:2011/05/05(木) 00:00:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110504/amr11050419290007-n1.htm
ハンツマン前駐中国大使が出馬準備 来年の米大統領選にらみ
2011.5.4 19:28
 ロイター通信によると、ジョン・ハンツマン前駐中国米大使は3日、献金の窓口となる政治活動委員会を設立した。来年11月の大統領選の共和党予備選をにらんだ動きで、出馬するかどうかを近く正式に判断する見通し。

 ハンツマン氏はユタ州知事も務めた共和党穏健派で、オバマ大統領が駐中国大使に任命した。オバマ政権の重要大使ポストに就いた後、野党共和党の大統領候補になるのは難しいとの指摘もある。1月に辞表を提出、4月末に大使を退任し、北京から米国に戻っていた。

 共和党保守強硬派のリック・サントラム元上院議員も3日、党予備選に向け支持や集金力を探る検討委員会の立ち上げを発表した。正式な出馬表明ではないが、事実上選挙活動を始めた格好。

 民主党は現職のオバマ大統領が出馬を表明済み。共和党で正式な出馬表明をした人はまだいない。(共同)

738チバQ:2011/05/06(金) 20:22:11
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011050601000338.html
野党共和党、主役不在で始動 米大統領選へ初討論会
2011年5月6日 12時44分

 【ワシントン共同】2012年11月の米大統領選に向け、野党共和党の初の候補者討論会が5日、南部サウスカロライナ州グリーンビルで行われた。既に再選出馬を表明した民主党のオバマ大統領に対し、共和党からの正式な出馬表明はまだなく、世論調査で高い支持を集める候補予定者はそろって出席を見合わせ。主役不在の低調な論戦スタートとなった。

 出席者は、出馬に向け検討委員会を設置したポーレンティー前ミネソタ州知事と、草の根保守運動「ティーパーティー」の強い支持を受けるポール下院議員ら5人。オバマ大統領に対する歯切れの良い批判を展開したサントラム元上院議員が高い評価を受けた。

 世論調査でトップを争うロムニー前マサチューセッツ州知事や、ハッカビー前アーカンソー州知事、08年の副大統領候補で高い人気を誇るペイリン前アラスカ州知事らは欠席した。

 ハッカビー氏は最近のインタビューで、与野党とも党内予備選が長期化した08年の「マラソン選挙」の反省から、夏までは出馬を決定しないと述べている。

 選挙戦の皮切りとなる来年2月のアイオワ州党員集会まで約9カ月。米紙ワシントン・ポストはこの時期になっても主要候補が定まらない現状が共和党の「乱れぶりと不安定さ」を示していると指摘した。

739チバQ:2011/05/07(土) 23:35:58
http://www.cnn.co.jp/usa/30002672.html
大統領選への出馬改めて示唆、ジュリアーニ元NY市長
2011.05.07 Sat posted at: 16:03 JST

ワシントン(CNN) ニューヨーク市のルドルフ・ジュリアーニ元市長は6日、2012年の米大統領選に関連し、出馬する可能性があることを改めて示唆した。ワシントンの記者協会である「ナショナル・プレスクラブ」で行われた共和党系の弁護士組織の会合で述べた。

元市長は次期大統領選での去就に関する質問に対し、出馬の可能性を考慮するのは確実としながらも、現段階では最終結論に至っていないと述べた。12年大統領選では、共和党が政権を奪回するのが最大の目標ともした。

ジュリアーニ氏はニューヨーク市長として2001年の米同時多発テロ事件に遭遇、現場となった世界貿易センタービルなどでの救援活動で指導力を発揮し、評価を高めた。08年の米大統領選にも共和党から出馬し当初は本命視されていた、途中で撤退していた。12年の大統領選についても出馬を検討する考えをこれまで示していた。

次期大統領選では、共和党の有力候補としてハッカビー前アーカンソー州知事、ロムニー前マサチューセッツ州知事、ペイリン前アラスカ州知事や「不動産王」として知られるドナルド・トランプ氏らの名前が浮上している。

741トリーバーチ:2011/05/11(水) 17:15:29
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742杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2011/05/12(木) 21:38:23
ギングリッチ元下院議長、大統領選出馬を正式表明
http://www.asahi.com/international/update/0512/TKY201105120430.html
2011年5月12日17時46分

 米共和党のニュート・ギングリッチ元下院議長(67)は11日、来年の米大統領選に立候補する考えを正式に表明した。民主党のオバマ大統領はすでに再選出馬を表明しているが、共和党の主要候補が正式表明したのは初めて。
 ギングリッチ氏は1978年に下院に初当選し、94年の中間選挙で「保守革命」を掲げて共和党を大勝に導き、下院議長に就いた。予算案をめぐって、クリントン元大統領と激しく対立し、政府閉鎖に追い込んだこともある。ただ、こうした強硬な姿勢が世論の反発を招いたこともあってクリントン氏の再選を許し、98年には中間選挙で共和党が敗北した責任をとって下院議長を辞任した。
 最近はFOXテレビのコメンテーターを務めるなど、保守派の論客として知られている。共和党の大統領候補を聞く各種世論調査では、上位の4〜5位につけている。(ワシントン=伊藤宏)


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