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国際関係・安全保障論

1■とはずがたり:2003/01/22(水) 12:15
経済畑出身の私の鬼門,外交・安全保障を考える。
適宜,憲法談義・世界経済等もこちらで。

5320とはずがたり:2022/03/14(月) 20:38:30
>ロシア軍は航空優勢確保のための爆撃をひと通り実施しただけで、なぜか全く不徹底なまま「航空優勢を確保した」と判断、なんとまだ地対空ミサイルなどがたくさん残っているウクライナ本土に対し、ヘリコプターや輸送機を突っ込ませ陸軍を送り込む「空挺降下作戦」を実行してしまったのです。…ウクライナが巧妙に地対空ミサイルを隠蔽し、見事な「死んだふり」にロシア空軍がまんまと引っかかったという点はほぼ間違いないと思われますが、なぜロシア空軍の作戦がここまで杜撰だったのかは、さらなる調査が必要となるでしょう。

>ロシア空軍は旧ソ連崩壊後、比較的小規模な武装組織や、比較的小国のジョージアを相手に戦ってきたものの、組織だった高度な防空システムを有する相手との戦いはウクライナが初めてです。…ウクライナでは地対空ミサイルを避けるため、非常に低い高度を飛んでいるロシア空軍機が多く目撃されています。低い高度はたしかに長射程の地対空ミサイルに狙われにくくなる利点がありますが、その一方で地上の機関砲や携帯型地対空ミサイルの射程に入ってしまう欠点があり、これもまた非常に危険です。 機関砲弾は、命中しても即座に墜落とは限らないので地対空ミサイルよりは脅威ではないものの、被弾すれば何かが壊れ修理が必要ですから、整備に時間を要し部品在庫も消費、稼働率を確実に下げるので、すでにかなりの機が飛行不可能になっている可能性もあります。

>高く飛ぶと長射程地対空ミサイルでほぼ撃墜される、低空を飛ぶと消耗を強いられる。この厳しい状況にあってロシア空軍は7日目までに、さらに飛行機2機、ヘリコプター2機を失いました。最初の5日間に比べると損害が激減しており、ほとんど活動していないという見方もできます。

ロシア空軍に不可解行動 ウクライナの空で大損害を被るのも当然な「定石」軽視とは?
3/5(土) 6:22配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d1d228271152ac03002c8f2b6dd52d274470b03

 2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻を契機とする戦争も、同3月3日でいよいよ第2週目に入りました。

 この1週間の動きや錯綜するさまざまな情報などから、ロシアのプーチン大統領は、早ければ開戦から2日のうちに勝利しウクライナを併合、大ロシアを再興するという甘い見積もりで戦争に踏み切ったのではないか、という見方が強まりつつあります。

 プーチン大統領の思惑はどうあれ、実際にロシア軍は「土台の腐った納屋などひと蹴りで倒壊させられる」と言わんばかりの速攻作戦を実行しました。ところがウクライナ軍による頑強な抵抗にあい、わずか1週間で自軍に2000人とも6000人ともされる死傷者を出してしまう大失敗を招いてしまいました。

 両国の軍事力は防衛費で比較すると、ロシア10に対しウクライナは1。単純に考えれば勝負にさえならない差があるにもかかわらず、なぜロシアは多数の犠牲者を出しつつ、当初の作戦を遂行できていないのでしょうか。

 その理由のひとつは、戦争の常識を無視したロシア軍の不可解な作戦行動にありそうです。

 ロシア軍が大損害を被った主要な原因のひとつに、航空優勢を得られなかったという点が挙げられます。「航空優勢」とは「ある空間において、ある時間内、味方の航空活動において大規模な妨害を受けることがなく、また敵国の航空活動を困難とさせた状態」を意味し、「制空権」という言葉でも知られます。

 航空機は非常に速く、山や海にもさえぎられることがなく、爆弾や物資、人間を好きな場所へ即座に運ぶことができます。よって航空機を自由に使える場合は非常に有利に作戦を行うことができ、また逆に相手に使われると大変な不利となります。

 航空優勢の確保が戦争の勝敗を決めてしまうことも珍しくなく、開戦時は航空優勢を確保するための作戦がほぼ必ず実施されます。より具体的に言うならば、敵航空機を離陸させないための飛行場への爆撃、そしてレーダーや地対空ミサイルなど敵防空システムの破壊です。

5321とはずがたり:2022/03/14(月) 20:38:52
>>5320-5321
航空優勢を確保しないとどうなるか ロシア軍の実例
S-300長射程地対空ミサイル。射程100km以上。ウクライナ上空はほぼこのミサイルの支配下にあると推測される。ロシア、ウクライナ両国とも保有(関 賢太郎撮影)。

 ところがロシアによるウクライナ侵攻では、不思議なことが起こります。ロシア軍は航空優勢確保のための爆撃をひと通り実施しただけで、なぜか全く不徹底なまま「航空優勢を確保した」と判断、なんとまだ地対空ミサイルなどがたくさん残っているウクライナ本土に対し、ヘリコプターや輸送機を突っ込ませ陸軍を送り込む「空挺降下作戦」を実行してしまったのです。

 その結末は大変、無残なものでした。ウクライナ軍は最初の5日間で、ロシア空軍の飛行機29機、ヘリコプター29機を撃墜したと発表(→ゼレンスキーの大本営発表は結構信用ならないけどこのウ軍発表は正しいのか??)。この数字にはエンジン4基を搭載し兵員輸送にも使われるイリューシンIl-76大型輸送機が2機含まれており、最悪この2機だけで200人から400人のロシア兵が死亡した可能性があります。また、降下した空挺部隊が敵中に孤立したまま撃破されるといった事態も、少なからずあったようです。

 ウクライナが巧妙に地対空ミサイルを隠蔽し、見事な「死んだふり」にロシア空軍がまんまと引っかかったという点はほぼ間違いないと思われますが、なぜロシア空軍の作戦がここまで杜撰だったのかは、さらなる調査が必要となるでしょう。

 これはあくまでも筆者(関 賢太郎:航空軍事評論家)の推測ですが、ウクライナ軍が保有する地対空ミサイルはほぼ旧ソ連製のものであり、ロシア空軍は旧ソ連製地対空ミサイルの怖さを甘く見ていたのではないでしょうか。

 旧ソ連製地対空ミサイルはベトナム戦争で、中東戦争で、湾岸戦争で、ユーゴスラビア戦争で、常に西側諸国空軍を苦しめてきました。これが恐ろしくて仕方がないアメリカ空軍などは、地対空ミサイルを破壊するための専門部隊まで保有しており、たとえば三沢基地(青森県)に駐留する第35戦闘航空団がそれです。アメリカは戦争において徹底的に航空優勢の確保を行ってきましたが、それでもなおユーゴスラビア戦争では、ステルス戦闘機F-117が旧ソ連製地対空ミサイルに待ち伏せされ落とされています。

身をもって知る 実は優秀だった自国ロシアの対空火器
防空網潰しの要となるはずだったSu-34戦闘爆撃機。レーダー電波源へと誘導されるKh-31ミサイルを搭載する。露軍機が少なくとも1機、撃墜されている(関 賢太郎撮影)。

 一方ロシア空軍は旧ソ連崩壊後、比較的小規模な武装組織や、比較的小国のジョージアを相手に戦ってきたものの、組織だった高度な防空システムを有する相手との戦いはウクライナが初めてです。

 ウクライナでは地対空ミサイルを避けるため、非常に低い高度を飛んでいるロシア空軍機が多く目撃されています。低い高度はたしかに長射程の地対空ミサイルに狙われにくくなる利点がありますが、その一方で地上の機関砲や携帯型地対空ミサイルの射程に入ってしまう欠点があり、これもまた非常に危険です。

 機関砲弾は、命中しても即座に墜落とは限らないので地対空ミサイルよりは脅威ではないものの、被弾すれば何かが壊れ修理が必要ですから、整備に時間を要し部品在庫も消費、稼働率を確実に下げるので、すでにかなりの機が飛行不可能になっている可能性もあります。

 高く飛ぶと長射程地対空ミサイルでほぼ撃墜される、低空を飛ぶと消耗を強いられる。この厳しい状況にあってロシア空軍は7日目までに、さらに飛行機2機、ヘリコプター2機を失いました。最初の5日間に比べると損害が激減しており、ほとんど活動していないという見方もできます。

 そうだとして、「活動していない」のか「活動できない」のかは不明ですが、いずれにせよ今後ロシア空軍は大きな変革が必要となるはずです。しかも間違いなくやってくる経済制裁の影響下にあって、それは苦難の道のりとなるでしょう。

関 賢太郎(航空軍事評論家)

5322とはずがたり:2022/03/14(月) 20:47:48
ウクライナ侵攻、プーチンの攻撃性のウラにある切羽詰まった国内事情とは
今のロシアを巡る動きは、旧関東軍と国際的に孤立した戦前の日本にも似ている
2022.3.4(金)
岩田 太郎
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69112



 ネベンジャ国連大使をはじめ、ロシア側の外交官や報道官の現在の心境も、石射([国際]連盟が1932年3〜6月に派遣したリットン調査団の聞き取り調査に対応した外交官の石射猪太郎(いしいいたろう))のそれに近いものではないだろうか。ウクライナ人が「ネオナチのウクライナ政府」から解放されることを望み、ロシア軍を歓迎するとの物語は子供にもバレる虚構であり、「ロシア軍の蛮行で苦しむウクライナ人というのは、西側の嘘だ」と苦しい弁明をするしかない。

 ちなみに、ロシアが言うように、ナチスに傾倒するテロリスト・ヘイトグループである数千人規模の「アゾフ連隊」がウクライナ内務省のお墨付きの下に蛮行を働いたのは事実である。だが、そのためにウクライナ全土を侵略し、2000人を超える非戦闘員を殺害し、あまつさえ核兵器使用をチラつかせるというのは、つじつまが合わないだけでなく、つり合いがとれていない。

 ロシアには、隣国を侵略併合しなければならないほどの、別の切羽詰まった事情があると考えるのが妥当であろう。

民生用技術や非エネルギー産業が脆弱なロシア
 思えば、わが国が満洲や中国北部、中部方面での戦争に深入りし、ついには破滅的な結果をもたらした大東亜戦争に突入していく原因や過程には、内地の政治不全や不景気、経済格差の拡大、資源の欠乏などの国内問題が背景として存在した。わが軍部や指導者たちは、抑え切れなくなった国内矛盾の解決を侵略に求めたのである。

 対するロシアのプーチン大統領は、米国をリーダーとする北大西洋条約機構(NATO)との境界が緩衝地帯であるウクライナを超えて自国に迫ることを安全保障上容認できず、止むなく自存自衛に立ち上がったとされる。その行動は、力ずくによる旧ソビエト連邦帝国の版図の回復、ひいては現在の協調的な国際秩序の変更を意味する。

 しかし、大国として国際秩序の改変を意図しているにもかかわらず、かえってロシアの小国的な脆弱性が露呈してしまった。…ロシア国民自身が、自国通貨であるルーブルをまるで信用していないため、日常的に「敵国」の通貨である米ドルをため込んでいる。ロシアの力を信頼していない証である。ロシア国民は自国経済のファンダメンタルズ、すなわち国力が弱いことを見抜いているからだ。


 プーチン政権の基盤は、原油輸出などエネルギー収入で大規模な「バラマキ」を実施できるため国民の支持が高く、一見盤石である。にもかかわらず、政策において産業構造にバランスをとることに失敗している。

 ロシアは本当に不思議な国だ。核兵器や極超音速ミサイル、ステルス戦闘機など極めて高い兵器開発能力や世界一流のハッカー養成力がありながら、民生用技術や非エネルギー産業がからっきし弱い。そうした中、コロナ禍で悪化した失業率や供給面での問題の改善は足踏み状態だ。

 国際通貨基金(IMF)が発表した国内総生産(GDP)番付では2021年に、世界10位の韓国に次ぐ11位と、経済力・国力の勢いに欠ける。プーチン大統領はついに、従来の公約であった「GDPランキング世界第5位以内」の目標を取り下げてしまった。

 大統領は固定資本の増強も掲げたが、[クリミア侵攻以来の制裁で]国内外のマネーを呼び込むことができず、非原料・非エネルギー商品の輸出を2020年から10年で70%以上増やす目標の達成も危うい。続投が最長2036年まで可能となったプーチン氏であるが、支持率は最盛期と比較すると低落気味だ。軍備の面でも、通常兵力では米国に敵わないため、核兵器でバランスをようやく保つという歪(いびつ)な構造となっている。



懸念されるプーチンと習近平の暴走
 だが、ロシア指導部には米国や西欧の金融制裁が、核兵器使用と同じ意味に受け止められたのだ。戦前の日本が米国による原油の禁輸で一番痛いところを突かれたことをきっかけに、国力がはるかに上回る米国を相手とする戦争に突入した歴史と似ていなくもない。戦前の日本と違い、ロシアは全世界を破滅させられる核兵器を保有しているため、偶発事件などによるプーチン氏の暴走が懸念される。

 さらに心配なのが、経済力をつける面ではロシアよりはるかにうまくやっている中国だ。戦前の日本の失敗に学び、国力が米国を完全に上回るまでは米国に牙を剥かないという、元最高指導者・鄧小平の「韜光養晦(とうこうようかい)」の教えが守り切れなくなるリスクが大きいからだ。

 中国共産党は、都市戸籍と農村戸籍の区別により作り出した階級搾取で肥え太った独占支配階級であり、国営企業による非効率な経済構造が、習近平国家主席の経済指導の現実からの乖離(かいり)で悪化する兆しが見られる。



5323とはずがたり:2022/03/14(月) 21:00:48
>戦車の装甲が比較的薄く弱点である上方を狙い撃ちできる「トップアタック機能」もあります。

>弾頭には、ロシア軍戦車が装備している爆発反応装甲(小さな爆薬ブロックを貼り付け、被弾するとブロックが爆発して敵弾の威力を減殺する)に有効とされるタンデム弾頭(主弾頭の前に小型の副弾頭を配置し、副弾頭が爆発反応装甲などの増加装甲を無力化した後に主弾頭が戦車の装甲を貫通する)を装備しています。

>「ジャベリン」などの携帯対戦車火器でロシア軍戦車の前進を食い止めているような印象を与えています。とはいえ、SNSは情報宣伝戦の一端であることに注意する必要があります。

>SNS上に撃破されたロシア軍戦車の映像が投稿されても、戦車の開発生産国でもあるはずのウクライナ軍戦車の姿がほとんど見られないことは気になります。もっとも、開戦前からウクライナ国防省が秘密保持のため、「ウクライナ軍の動きをSNSに投稿しないで」と呼び掛けていたことが功を奏しているのかもしれません。

>しかし実戦は、ゲームや映画のようにノロノロと動く戦車をボタンひとつで遠くから撃破できる射的ではありません。携帯対戦車火器を扱うには技術と体力と強いメンタルが必要です。

ウクライナの守護天使「聖ジャベリン」のリアル 対戦車ミサイルでの戦いかたとは?
2022.03.11 月刊PANZER編集部
https://trafficnews.jp/post/116465

対戦車ミサイル「ジャベリン」が、ウクライナの守護天使として信仰を集めています。もちろん半ば冗談のネットミームですが、一方で戦場ではかなり頼りになるのも事実。どのような兵器で、どのように運用されるものなのでしょうか。

対戦車ミサイル「ジャベリン」が信仰の対象に
 2022年3月9日(水)現在、ロシアから侵攻されているウクライナは強い抵抗を見せているようですが、事態は予断を許しません。そのようななか、ウクライナを守護する「聖ジャベリン」なるインターネットミーム(インターネットを通じて拡散する行動、コンセプト、メディアのこと)が登場しました。そのイメージは、ウクライナ国旗を背景に聖母が「ジャベリン」対戦車ミサイルを手に持つというもので、ロシア軍の進撃を阻止する象徴になっているようです。

「ジャベリン」とはアメリカ製対戦車ミサイルFGM-148のことです。照準装置や引き金の付いた発射機とミサイル弾体を収納した発射筒で構成され、発射機は何回でも使用できます。ウクライナ軍の善戦を示すように、SNSでは撃破されたロシア軍戦車や装甲車の映像が多く投稿され、「ジャベリン」などの携帯対戦車火器でロシア軍戦車の前進を食い止めているような印象を与えています。とはいえ、SNSは情報宣伝戦の一端であることに注意する必要があります。

「ジャベリン」は三脚で地上設置して使った場合で最大有効射程4000m、歩兵が携帯する場合の射程は2500mとされています。目標をロックオンすると熱線画像イメージ(熱を発する物体を画像化する)をミサイルが記憶するので、発射したら誘導し続ける必要はなく、その場を逃げ出せる「撃ちっ放し」が可能。メーカーのロッキード・マーチンおよびレイセオンは、ロックオンした目標に対する命中率は95%とPRしています。戦車の装甲が比較的薄く弱点である上方を狙い撃ちできる「トップアタック機能」もあります。

 弾頭には、ロシア軍戦車が装備している爆発反応装甲(小さな爆薬ブロックを貼り付け、被弾するとブロックが爆発して敵弾の威力を減殺する)に有効とされるタンデム弾頭(主弾頭の前に小型の副弾頭を配置し、副弾頭が爆発反応装甲などの増加装甲を無力化した後に主弾頭が戦車の装甲を貫通する)を装備しています。

 さらに発射機には目標の画像とGPSによる位置情報を他ユニットと共有できるネットワーク機能もあるので、携帯用偵察監視システムとしても使えます。

5324とはずがたり:2022/03/14(月) 21:01:14
>>5323-5324
 まさに「守護天使」と呼ぶにふさわしい高性能というべきでしょう。ウクライナは2021年末現在で発射機377基、ミサイルを1200発保有しているとされていますが、追加援助されていますのでもっと増えているかもしれません。

「ジャベリン」があれば戦車は怖くない…とはいえないワケ
 しかし対機甲戦闘においては、敵戦車と対等に戦うには戦車が必要、というのが基本です。本来、携帯対戦車火器は歩兵が敵戦車と遭遇したときに使う防戦用です。

 戦車が「走(エンジンと履帯)」「攻(主砲や機銃)」「守(装甲)」の3要素を備えているのに対して、携帯対戦車火器を持った歩兵は「攻」だけ突出しており、「走」は2本足、「守」はヘルメットに防弾チョッキという具合で、対機甲戦闘で歩兵側が主導権を握るなど望むべくもありません。

 にもかかわらず、SNS上に撃破されたロシア軍戦車の映像が投稿されても、戦車の開発生産国でもあるはずのウクライナ軍戦車の姿がほとんど見られないことは気になります。もっとも、開戦前からウクライナ国防省が秘密保持のため、「ウクライナ軍の動きをSNSに投稿しないで」と呼び掛けていたことが功を奏しているのかもしれません。

 陣地に立て籠もって手元に「ジャベリン」があれば、迫りくるロシア軍戦車を狙い撃ちできるような気がします。しかし実戦は、ゲームや映画のようにノロノロと動く戦車をボタンひとつで遠くから撃破できる射的ではありません。携帯対戦車火器を扱うには技術と体力と強いメンタルが必要です。

 アメリカ軍では「ジャベリン」を扱うのに、ジョージア州フォートベニングの歩兵学校で2週間、教育を受けます。シミュレーターでみっちり射撃訓練し、一定の技量に達しなければ実弾を撃たせてもらうことさえできません。

「ジャベリン」の発射機とミサイルを収めた発射筒1発の組合せは22.3kgにもなり、再装填用ミサイル発射筒単体で15.9kgの重さがあります。これを2名で運用する体力が必要です。

「ジャベリン」を撃つにもハートが必要…なぜ?
「ジャベリン」はまた、高価でもあります。アメリカ軍の2021年予算年度での調達価格はひと組59万3203ドル(約6820万円)、ミサイル1発は17万5203ドル(約2000万円)となっています。

 高価なので、訓練における実弾射撃の機会は限られているそうです。その貴重な機会で高級車1台ぶんをぶっ放すわけですから、射手には相応の度胸が必要になりそうです。とはいえ前述した「強いメンタルが必要」というのは、高価格に怖気づかないということではありません。

 対戦車ミサイルは、戦車が最も警戒している脅威です。ゲームのように敵戦車がなんの援護もなく単独で突っ込んでくることはほとんど無く、無人機(ドローン)など偵察手段を駆使して少しでも対戦車ミサイル存在の兆候があれば、砲撃や空爆で徹底的にたたいてきます。ほかの戦車とも連携しますし、援護の敵歩兵が迫っているかもしれません。

 こちらが撃てば、すぐに居場所がバレて反撃を受けます。撃ちっ放しできるといっても、100%命中して確実に撃破できる保証はなく、重い機材を抱えて徒歩で退避しなければならないかもしれません。身を守るものはせいぜいヘルメットや防弾チョッキ程度です。ウクライナでも、「ジャベリン」を抱えながら斃れた歩兵は多いと思われます。このようなプレッシャーのなかで敵戦車に立ち向かうのですから、相応のメンタルが求められるというわけです。

 対機甲戦闘では戦車に戦車で対抗できない時点で、対等の戦闘にはなりえません。対戦車ミサイルを抱えた歩兵に戦車の代わりはできませんので、過剰な期待は禁物です。「ジャベリン」を「守護天使」と表現したのは、ウクライナの困難な状況を言い得て妙だと思います。

【了】

5325とはずがたり:2022/03/14(月) 21:09:06
個人的にはNATO不加盟の確約とクリミアの事実上の割譲とドネツク・ルハンスクの事実上の独立は認めた上でロシアの不法行為に対して厳しい経済制裁は続行ぐらいが落とし所ではないかと思ってるけどロシアがウクライナに勝てないと思い知らないとなかなか難しい。(もう思い知ったかな?)

一方でウクライナも,ロシア経済圏を脱けて西側経済圏と一緒にやっていく代償としてクリミアやドンバスでのロシア軍の跳梁に対して報復することを我慢しなくてはならない。

この上で平和維持軍を国際社会が出して衝突を防ぐ必要がありそう。個人的には侵掠の愚と挑発の愚を悟ったロシアとウクライナが戦争止めるきっかけになるなら独立や割譲認めても已むを得ないんじゃ無いかと思うけど国際社会が原理的に認めることこそが出来ないであろうしな。

2022年3月14日7:38 午前3時間前更新
ロシア・ウクライナ交渉が進展、数日内に成果も 双方が言及
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-progress-idJPKCN2LA0MH

[13日 ロイター] - ロシアとウクライナの当局者らは13日、ウクライナ紛争を巡る交渉でこれまで最も進展があったとの認識を示し、数日内に何らかの成果が出る可能性に言及した。


3月13日、 ロシアとウクライナの当局者らは、ウクライナ紛争を巡る交渉 でこれまで最も進展があったとの認識を示し、数日内に何らかの成果が出る可能性に言及した。写真は7日、ベラルーシで記者団の取材に答えるロシア側交渉官のレオニド・スルツキー氏。提供写真(2022年 ロイター)
これとは別に、シャーマン米国務副長官は、ロシアはウクライナでの停戦について具体的協議を進めるのに前向きな兆しを見せていると指摘。

ウクライナ側の交渉官であるポドリャク大統領顧問はインターネットに投稿した動画で「われわれは原則的にいかなる譲歩もしない。ロシアは今やこれを理解している。ロシアは既に、建設的に話し始めている」と述べた。

「まさに数日内に何らかの成果を出せると考えている」と述べた。

ロシア通信(RIA)によると、ロシア側交渉官のレオニド・スルツキー氏は交渉で大きな進展があったと発言。

「私の個人的な期待としては、この進展が強まり、数日内に双方の共通の見解、文書の署名につながるかもしれない」と語った。

双方とも、どの範囲での合意が見込めるかについて明らかにしなかった。

5326とはずがたり:2022/03/14(月) 22:02:58
2022年3月14日7:28 午前1時間前更新
ロシア海軍、ウクライナの黒海沿岸を封鎖=英国防省
https://jp.reuters.com/article/russia-black-sea-idJPKCN2LA0M9
ロイター編集

5327とはずがたり:2022/03/15(火) 11:43:40
>>5320-5321
>ウクライナ軍善戦の理由を考察する
>なぜロシア軍の航空活動は低調なのか
>(1)精密誘導兵器の不足…特に、防空システムを破壊するための「ARM」(anti-radiation missile:対レーダーミサイル)は、撃ち尽くしてでも投入し、ウクライナの防空網を破壊するために使用するべき弾種ですが、2月24日に首都キーウで「S-300」防空ミサイルに迎撃されてからは、確実な投入実績の確認はされていません
>(2)ロシア軍防空システムから誤射を受ける可能性…捕虜となったロシア兵から得られた情報では、ロシア軍の通信が極めて貧弱で、部隊が混乱に陥っている様子
>(3)ロシア軍の練度不足
>(4)戦闘捜索救難が困難…撃墜されたロシア軍パイロットが脱出に成功した場合でも、「CSAR」(Combat Search and Rescue:戦闘捜索救難)を行おうとすれば、ウクライナ側の迎撃、もっと言えば、MANPADSによる待ち伏せを受けることになります。
>(5)アメリカによる情報提供…アメリカは、今回の戦闘が始まる前から、ほぼリアルタイムの情報をウクライナ側に提供していることを明らかにしています。

航空作戦の常識と乖離、ロシア空軍の活動が異常に低調なのはなぜか?
3/7(月) 11:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7606fab3029ae1eabb48609dca09878609eae4ed
JBpress
 (数多 久遠:小説家・軍事評論家、元幹部自衛官)

 ロシアがウクライナに侵攻を開始して10日以上が経過しました。開戦前、私を含む軍事専門家の誰もが、ウクライナ上空の航空優勢はロシアのものになると予測していました。ウクライナの航空活動はもって数日、早ければ数時間で終了するだろうと予想されていたのです。ところが、ウクライナ空軍は、現在でも活動を継続しています。

 もちろん、状況は苦しいようです。ウクライナ政府はNATOに飛行禁止空域の設定を求め、MANPADS(携帯式防空ミサイルシステム)より強力な対空兵器の供与も求めています。真偽の怪しい「キエフの幽霊」(防空戦で多数のロシア軍機を撃墜したとされるウクライナ空軍のパイロット)の噂を否定しないのも、戦意高揚のためでしょう。

 それでも現在までのところ、ウクライナ航空戦は、ウクライナ側にとって奇跡と呼んでいい状況が続いています。そこで以下では、これまでのウクライナ航空戦を概括し、ウクライナ軍善戦の理由を考察することで、今後の展望を提示したいと思います。

■ ロシア空軍の活動は低調

 3月6日現在、ウクライナ側の発表によるロシア軍の航空、防空戦力の損失は次の通りです。

 ・航空機:44機
・ヘリ:48機
・UAV(無人航空機):4機
・防空システム:21台

 ロシア軍は、ウクライナ周辺に500機の戦闘機/戦闘爆撃機、50機の戦略爆撃機を集めていました。損耗率としては、地上で侵攻しているロシア軍と同程度の損害を受けていると考えて良さそうですが、航空戦力は高価です。かなりのダメージを受けていると言ってよいでしょう。

 しかし、ロシア軍の思考に立てば、航空優勢の確保は、地上での戦局を有利にするために必須のはずです。損害が出ても、ウクライナ空軍を排除するOCA(Offensive counter air:攻勢対航空)、中でも防空網を破壊するSEAD/DEAD(Suppression/Destruction of Enemy Air Defence)は、最優先で完遂すべき作戦だったはずです。それができていれば、UAVの「バイラクタルTB2」によって多数の車両を破壊されることはなかったに違いありません。実際、上記戦果の内、航空機6機、ヘリ3機は、最新データが更新された24時間以内の数字です。無理を押して攻撃をしかけた結果です。

 しかしロシア軍の航空活動は、成功していないだけでなく、実施しようとする動きも見られません。これは、湾岸戦争以降の航空作戦の常識からかけ離れています。

 戦闘の開始から、つぶさに状況を見守っていた私は、開戦当日の時点で、このことを奇妙だと感じ、以下のようにツイートしていました。

 海外の専門家も同様に感じたようで「ミステリアスだ」と報じる記事もありました。それくらい、異常なことなのです。ウクライナ空軍の抵抗が頑強だというだけでなく、まるでロシア空軍に積極的な攻撃の意思がないようにさえ見えました。

■ 活動が低調な理由、5つの可能性

 なぜロシア軍の航空活動は低調なのか。その原因として、いくつかの可能性が指摘されています。ここでは以下の5つの可能性を取り上げます。どれも、短期間に改善できる見込みは低く、ロシア軍が活動を活発化させればさらに被害が拡大し、撃墜される可能性が高まるでしょう。

5328とはずがたり:2022/03/15(火) 11:43:58
 (1)精密誘導兵器の不足

 ロシア軍に「PGM」(precision guided munition、精密誘導兵器)が不足しているのはほぼ間違いありません。特に、防空システムを破壊するための「ARM」(anti-radiation missile:対レーダーミサイル)は、撃ち尽くしてでも投入し、ウクライナの防空網を破壊するために使用するべき弾種ですが、2月24日に首都キーウで「S-300」防空ミサイルに迎撃されてからは、確実な投入実績の確認はされていません。ウクライナ側は「SAM」(地対空ミサイル)用のレーダーだけでなく、警戒管制レーダーさえ運用しているようです。

 そうした状況から、ロシア空軍はウクライナ国内に侵攻しても、中高高度を攻撃できるSAMによる迎撃を恐れ、低高度を飛行せざるをえなくなっています。結果的に、欧米諸国が多数供給した安価なMANPADSに撃墜されることさえ多発しています。

 (2)ロシア軍防空システムから誤射を受ける可能性

 ロシア軍防空システムからの誤射の可能性ははっきりしませんが、捕虜となったロシア兵から得られた情報では、ロシア軍の通信が極めて貧弱で、部隊が混乱に陥っている様子です。防空システムからの誤射は、十分にありえる状態なのでしょう。

 ウクライナ側の事案ですが、キーウ上空でウクライナ軍のSu-27戦闘機がウクライナ側の防空システムによって撃墜されています。ロシア側で同様の事象が発生する可能性は高いと言えます。

 (3)ロシア軍の練度不足

 練度不足自体は、ロシア軍の飛行訓練の少なさが確認されているため間違いありません。ですが、それがどれだけ航空作戦が低調な理由に結びついているかどうかは不明です。

 とはいえ、基本的な空戦機動などはできるとしても、組織的な防空が行われている空域に対して、多数機を協同させて侵攻する「ストライクパッケージ」の編成、運用ができないという可能性は高く、損害を受けるだけでなく、ロシア空軍の実力が露見することを恐れているとする分析も出ています。

 (4)戦闘捜索救難が困難

 航空作戦は、基本的にウクライナ領内、それもウクライナ側支配地域内で発生しています。そのため、撃墜されたロシア軍パイロットが脱出に成功した場合でも、「CSAR」(Combat Search and Rescue:戦闘捜索救難)を行おうとすれば、ウクライナ側の迎撃、もっと言えば、MANPADSによる待ち伏せを受けることになります。

 実際、パイロットを救出するために強行侵入したヘリが、撃墜されています。救出される可能性が低いとなれば、パイロットが尻込みをしても不思議ではありません。

 (5)アメリカによる情報提供

 アメリカは、今回の戦闘が始まる前から、ほぼリアルタイムの情報をウクライナ側に提供していることを明らかにしています。ポーランド上空を飛行するAWACS(早期警戒管制機)が得た情報を、ウクライナの防空に活かしているようです。

 開戦初日の2月24日に、キーウ北西にあるホストメリ/アントノフ空港をヘリ部隊が急襲し、占拠しました。そこに、キーウとゼレンスキー大統領を襲撃するため、18機もの大型輸送機IL-76がロシア北方のプスコフから離陸し向かっていました。ウクライナ空軍は、これを迎撃し2機のIL-76を撃墜したため、首都キーウ急襲作戦は、ヘリで急襲した部隊だけで行う結果となり、最終的に全滅しています。これは、AWACSからの情報による迎撃だったと思われます。

 ただし、AWACSをはじめとした米軍機は、開戦後はウクライナ上空に入っておらず、ドニエプル川以東の監視能力は限定的です。

■ NATOに求める「飛行禁止空域」設定、武器供与

 ウクライナ側の損害は発表されていませんが、ロシア側の損害をはるかに上回っていることは確実です。ウクライナ側は飛行場の写真を何件か公開していますが、ロシアが強行奪取しようとしたホストメリを除けば、被害の少ない基地を広報の意図で公開したものばかりです。

 そのため、ウクライナ側の本当の被害程度はよく分かりませんが、EU諸国から航空機の機体供与を求めていることに加え、3月5日にウクライナ・NATO間の協議で焦点になった飛行禁止空域設定をウクライナ上空に求めていることから考えても、かなり苦しい状況が伺えます。さすがに余力はあまりないのでしょう。航空機自体はかなりの機数が残っているとの情報もありますが、損傷の修復ができず、ミサイル・弾薬や燃料が枯渇しかけているようです。

 この飛行禁止空域は、3月3日あたりからウクライナのクレーバ外相の発言に見られており、NATOがウクライナ上空に飛行禁止空域を設けるというものです。「禁止」と言葉で言うことは簡単ですが、NATOが禁止を唱え、ロシアがそれに違反すれば、NATOがそれを防ぐという措置になります。つまり、これは実質的にNATOの参戦となるもので、現状ではNATOが認めるはずのないものです。

5329とはずがたり:2022/03/15(火) 11:44:25
>>5327-5329
 3月5日にNATOが明確に拒絶したため、今後、ウクライナ側の要望は航空機や防空システムの供与を求める方向にシフトするでしょう。4日の時点で、この話題は現在協議のテーブル上にあり、クレーバ外相がMANPADSではなくもっと強力な防空システムを要求していることが明らかになっています。ただし、アメリカ世論では飛行禁止空域設定に対する賛成が多く、今後事態を急変させる決定が行われる可能性は否定できません。

■ 必要とされる高度な防空システム

 しかし強力な防空システムの供与を受けても、ウクライナ側が使用できなくては意味がありません。そのため、ウクライナが使用した経験のあるロシア系の防空システムを、東欧のNATO諸国から供与を受ける形となるでしょう。

 MANPADSよりも強力な防空システムと言っても多種多様です。ウクライナ側は、「パンツィーリ」などの近距離用防空システムを多数鹵獲(ろかく)していますが、ウクライナ側の兵器として使用を試みている形跡は多くありません。「ブーク」などの中距離に対応できる防空システムは軍の基地に運び込み、使用準備をしているようです。その原因は、恐らくSAM運用経験のある兵が不足していることにあると思われます。

 ウクライナ側の防空システムは最大限稼働させているはずですし、被害を受けた部隊では、兵が死傷してしまっています。兵器が高度化しているため、民間人を動員した郷土防空隊などではMANPADS以外の高度な対空兵器は運用できません。この点を考えれば、筆者は、S-300のようななるべく高度な防空システムの供与を受けるべきだと考えています。

 もちろん、高度な防空システムは東欧諸国にとっても虎の子であり、供与を渋る可能性が高いですが、高度な防空システムほど、一度戦闘準備を整えてしまえば、コンソールについて操作する人員の他は装備に給油だけすれば運用を継続できます。特にS-300は弾道ミサイルやARMさえ迎撃できるため、ほぼ固定のままでも運用継続が可能です。

 または、ブークのような、車両1両でも戦闘ができる自己完結性の高いシステムでも良いかもしれません。予備弾の搭載車両などは郷土防衛隊でも支援することができます。

■ ウクライナ航空戦の今後の展開は? 

 ウクライナ航空戦は今後どうなるのでしょうか。現時点ではまだウクライナ中央部でも、ウクライナの航空機が活動できているようです。また、SAMが防空火網を敷いているため、バイラクタルTB2の運用も可能になっています。

 しかし、各地の飛行場で燃料タンクや弾薬庫の破壊されており、継戦能力は徐々に低下しています。航空機も機体故障が多いのか、稼働機数は低下しているようです。ウクライナ中央部ではSAMに防空を頼ることになり、エアカバーの届かない場所では、ロシア軍航空攻撃の被害が増えるでしょう。EU諸国からどれだけの防空火器が供与されるかにかかっています。

 最新情報では、ウクライナが運用可能なロシア製戦闘機を東欧諸国が供与し、その補填として、アメリカが東欧諸国にF-16などの米国製戦闘機を供与する、言わば玉突き供与案も出ています。これが実現すれば、航空優勢はさらにウクライナ側に有利となる可能性があります。

 ウクライナ西部では、少々状況が違います。かなり機微な情報だったので、その後の情報が途絶え、真偽がいまだに怪しい状態ですが、ポーランドが機体をウクライナに供与するだけでなく基地をウクライナに提供するという情報が流れています。ポーランド領内基地での供与されたウクライナ機が活動しているとしたら、ポーランドからの義勇兵が、供与機を運用している可能性もあります。またこれが実現していなかったとしても、ロシア側は警戒を強いられているはずです。

 結果的に、ポーランドに近いウクライナ西部は、今後もロシア側の航空活動は少なく、航空優勢はウクライナにある状態が続くでしょう。

 なお、このポーランド側が実態的にウクライナ西部にエアカバーを敷き、ロシアの航空活動からリヴィウなどの都市を守っているという事実が、ウクライナ側が飛行禁止空域設置をNATOに要望している背景にあると思われます。「ウクライナ西部だけでなく全土の空域を守ってくれ」ということなのでしょう。

 しかし残念ながら、アメリカ世論に賛同が多くともNATOにそれはできないでしょう。ロシアが核の使用に踏み切れば、対抗策として出てくるかもしれませんが、そのような事態は想像することさえ辛いものです。

数多 久遠

5330とはずがたり:2022/03/17(木) 17:05:10

これから血の滲む思いで停戦の妥協を纏めなきゃならないタイミング的にバイデンお得意の失言ちゃうの??

>ジェン・サキ大統領報道官は後に、大統領は公式に宣言したのではなく、ウクライナで起きている「野蛮な」暴力の映像を目にして、自分の心で感じていることを口にしたのだと説明した。

バイデン氏、プーチン氏を初めて「戦争犯罪人」と ロシア反発
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc6ead82dc02ce0c8d701549d69a91bc9f611296
3/17(木) 12:06配信
BBC News

ジョー・バイデン米大統領は16日、ウクライナ侵攻を続けるロシアのウラジーミル・プーチン大統領を「戦争犯罪人」と呼んだ。ロシア側はこれに猛反発しており、外交上の緊張関係が悪化するとみられている。

バイデン氏はホワイトハウスで記者から、「これまで目にしてきたことを踏まえて、プーチンを戦争犯罪人と呼ぶ用意はありますか」と問われた。大統領は一度は「いいや」と答えたものの、「私が言うかどうかの質問ですか?」と聞き返し、その上で「ああ、彼は戦争犯罪人だと思う」と述べた。原稿が用意されていたわけではなく、その場での発言だった様子。

バイデン氏がプーチン氏をこのような表現で非難するのは初めて。ジェン・サキ大統領報道官は後に、大統領は公式に宣言したのではなく、ウクライナで起きている「野蛮な」暴力の映像を目にして、自分の心で感じていることを口にしたのだと説明した。

サキ報道官は、戦争犯罪の認定は国務省による別の法的手続きがあり、それは現在進行中だと述べた。

大統領の公式ツイッターアカウントは、「プーチンは恐ろしい破壊と恐怖をウクライナにもたらしている。集合住宅や産院を爆破している。これは非道な残虐行為だ。世界全体への暴虐だ」と強い調子で非難した。

一方でロシア政府は、バイデン氏の発言を「許しがたい表現」だと猛反発している。ロシア政府のドミトリー・ペスコフ報道官は、国営タス通信に対して、「国家首脳によるこのような表現は、容認しがたく許しがたいものだと考える。とりわけ、世界中で何十万人もの人を爆弾で殺してきた国の首脳の発言としては」と批判した。

■ゼレンスキー氏は米議会でビデオ演説

これに先立ち、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は米連邦議会に対して、オンラインで演説した。アメリカが空襲された1941年の真珠湾攻撃や2011年9月11日の米同時多発攻撃に言及した上で、ウクライナ各地の凄惨な被害状況を映像で示した。大統領は、ウクライナ上空に飛行禁止区域を設定するようアメリカにあらためて要求し、もしそれが無理なら、防空システムや戦闘機を供与するよう求めた。

ゼレンスキー氏は英語で、バイデン氏を名指しし、「あなたには世界のリーダーになってもらいたい。世界のリーダーになるとは、平和のリーダーになることです」と促した。

アメリカをはじめ北大西洋条約機構(NATO)加盟各国は、ウクライナ上空に飛行禁止区域を設定した場合、それを侵犯するロシア機をNATO機が攻撃しなくてはならない事態につながり得るとして、一貫して拒否している。

ポーランド政府は今月初め、保有するミグ29戦闘機全機をウクライナに供与するため米軍に引き渡すと提案したものの、米政府はこれを却下した。米政府は戦闘機や殺傷力の高い攻撃兵器を、NATOがウクライナに提供すれば、NATO加盟国が戦争に巻き込まれる事態につながると懸念している。

しかし、ゼレンスキー大統領の議会演説から数時間後、ホワイトハウスは8億ドル(約950億円)規模の武器の追加供与を発表。アメリカのウクライナ支援はこれで10億ドルに達した。追加供与される武器には、携帯型地対空ミサイル「スティンガー」800基、対戦車ミサイル「ジャヴェリン」2000基、AT4携行対戦車システム6000基、戦術ドローンシステム100基、グレネードランチャー100門のほか、ライフル銃5000丁や機関銃400丁、ショットガン400兆、砲弾、ボディアーマー(全身防護服)2万5000個、ヘルメット2万5000個などが含まれる。

5331とはずがたり:2022/03/17(木) 17:05:27
>>5330
■プーチン氏は「裏切り者」罵倒

この日にはプーチン大統領がテレビ演説で、西側がうそでもってロシアを分断しようとしていると非難し、欧米に感化されたロシア国内の「裏切り者」を罵倒した。

プーチン氏は、国や組織を内部から攪乱(かくらん)しようとする者を意味する「第5列」という表現を繰り返し使い、「(西側は)もちろんいわゆる第5列、裏切り者たちを頼りにする。ここで金を稼ぐものの、実際には向こうに住む連中だ。住むとは地理的な意味ではなく、考え方、隷属(れいぞく)的な考え方という意味だ」と述べた。

プーチン氏はさらに、「誰でも、特にロシアの人たちは常に、真の愛国者と、くずや裏切り者を区別できる。そのような国内のくずや裏切り者は、たまたま口に飛び込んだハエのように、吐き捨てれば済むだけのことだ」とも述べ、こうした社会の「自浄」はロシアを強くすると話した。

続けてプーチン氏は、西側が「ロシアの破壊」を目標に、ロシア国内の内紛を引き起こそうとしていると非難した。

ロシアに詳しいアナリストやジャーナリストの多くは、プーチン氏のこの演説内容を不安視している。

政治アナリストのタティアナ・スタノワヤ氏は米紙ニューヨーク・タイムズに対し、プーチン大統領はロシア当局に「西側的な生活様式に共感するあらゆる者を」摘発するよう合図したのだと話した。

かつてプーチン政権に仕えた後、プーチン氏を激しく批判するようになったミハイル・カシヤノフ元ロシア首相はツイッターで、プーチン氏が「ロシア破壊の行動を激化させている」と非難。「独裁政権を支持しない全員を徹底的に抑圧するつもりだ」と書いた。

(英語記事 Ukraine conflict: Biden brands Putin a 'war criminal')

5332とはずがたり:2022/03/17(木) 18:02:15
ロシアがこれ以上の進軍は諦めて停戦なるかな・・固唾を飲んで見守るしかない。面的に奪われたのヘルソン州ぐらいだし今の侭なら殆ど勝者のウクライナが有利に,有利と迄は行かなくともロシアの無理な要求を或る程度はねのけて,講和を結べそう。

個人的には東ドンバス・東ルガンスク・クリミアはロシアの影響圏下に置くのは已む無しに思う。詰まりミンスク合意の前に戻せと云う事である。クリミア撤退迄は求めないけど,クリミア侵攻直後の制裁もまた残ると云う形かな。

ウクライナ侵攻後[この言い方も2014クリミア侵攻はウクライナ侵攻ではないのかってなるから可怪しいのかも知れないが。。2022ウクライナ侵攻後,か]の経済制裁は徐々に緩和か。

2022年3月17日5:02 午後25分前更新
ウクライナでロシア軍の動きがほぼ停止=英国防省情報当局
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-britain-intelligence-idJPKCN2LE0QL?feedType=RSS&feedName=special20
ロイター編集

英国防省の情報当局は17日、ウクライナに侵攻中のロシア軍の動きがここ数日、陸・海・空の全てでほぼ止まっているとの見解を示した。写真はキエフ市内、17日撮影、提供:State Emergency Service of Ukraine(2022年 ロイター)

[ロンドン 17日 ロイター] - 英国防省の情報当局は17日、ウクライナに侵攻中のロシア軍の動きがここ数日、陸・海・空の全てでほぼ止まっているとの見解を示した。ロシア軍は甚大な損失を被り続けているという。

同省は、ウクライナ側の抵抗は依然激しく、よく連携が取れていると分析。全ての主要都市を含め、ウクライナの領土の大半は引き続きウクライナの統治下にあると指摘した。

5333とはずがたり:2022/03/18(金) 16:31:07
>米紙ニューヨーク・タイムズは「米海兵隊が太平洋戦争の際に硫黄島の戦いの36日間で約7000人を失ったのに対し、プーチン大統領の軍隊は20日間でそれ以上の兵隊を失っている」とする米情報当局の推計を伝えた。

ロシアのミサイル1000発超 米高官「足踏み、後方支援に問題」
https://mainichi.jp/articles/20220318/k00/00m/030/102000c
毎日新聞 2022/3/18 11:34(最終更新 3/18 11:34) 1145文字

 ロシアによる侵攻が続くウクライナの情勢について米国防総省高官は17日、記者団に対し、ロシアが侵攻開始以降、ウクライナに撃ち込んだミサイルが1000発を超えたと明らかにした。欧米メディアはロシア軍の死者が約7000人に達したとする西側当局者の見方を報じている。露軍は被害の拡大を避けるため、遠距離からの砲撃や空爆を強化する傾向にある。

 米国防総省高官は、露軍の進軍が全体的に足踏み状態にあるとして「明らかにウクライナ軍の抵抗への準備ができていなかった」と指摘。燃料や食料の補給などの後方支援の計画が当初から適切に立案されておらず、現在も態勢の立て直しができていないと分析した。高官は「侵攻から3週間が経過しても後方支援の問題を抱えているのは極めて異常だ」と言及。露軍は兵員や物資の補給をウクライナ外から調達する検討も始めていると指摘した。

 英国防省も17日、露軍の進軍が全ての前線で総じて失速しているとの見方を示した。「露軍はこの数日、陸海空で最小限の前進しかできておらず、重大な損失を被り続けている」と分析した。

 米紙ニューヨーク・タイムズは「米海兵隊が太平洋戦争の際に硫黄島の戦いの36日間で約7000人を失ったのに対し、プーチン大統領の軍隊は20日間でそれ以上の兵隊を失っている」とする米情報当局の推計を伝えた。英紙ガーディアンは侵攻した露軍が装備の約10%を失ったとの見方を報じている。

 砲撃による民間人の被害は増え続けている。ウクライナメディアによると、北東部ハリコフ郊外のメリファでは17日、露軍による砲撃で学校などが被害を受け、21人が死亡、25人が負傷した。首都キエフでも同日、砲撃による火災が相次ぎ、少なくとも2人が死亡した。

 露軍の包囲が2週間以上も続く南東部マリウポリでは、砲撃を受けた劇場での救出活動が続いている。米CNNによると約130人が救出されたが、死傷者数などは明らかになっていない。劇場の地下には防空壕(ごう)があり、住民の避難場所になっていた。CNNは地元の元州知事の話として、劇場には砲撃時に約1300人がいたと報じているが、詳細は不明。ロシア側は砲撃を否定している。

 マリウポリ市議会は17日、市内に今も35万人以上が取り残されていると明らかにし「1日平均で50〜100個の爆弾が航空機から落とされている」と指摘した。市内の住宅の約8割が被害を受け、そのうち約3割は修復できない状態にあるとの見方を示した。

 オンライン形式で続くロシアとウクライナの停戦協議は、目立った成果が公表されていない。ウクライナ側代表のポドリャク大統領府長官顧問は17日、ツイッターに「交渉は複雑で、両国の立場は異なっている」と投稿した。【鈴木一生(ワシントン)、日下部元美】

5334とはずがたり:2022/03/18(金) 16:59:54

ロシアがこれ以上の進軍は諦めて停戦なるかな・・固唾を飲んで見守るしかない。面的に奪われたのヘルソン州ぐらいだし今の侭なら殆ど勝者のウクライナが有利に,有利と迄は行かなくともロシアの無理な要求を或る程度はねのけて,講和を結べそう。

ずっと牽強付会だったロシアなんでこんな中途半端に停戦に応じるのはにわかには信じがたいけど判断力が残っていれば戦況見通しのミスに気付いて賢明な判断を下せる筈。

何処迄妥協出来るのかねえ…ミンスク合意+NATO非加盟位で手を打てれば良いんだけど,ヘルソン州制圧で作戦終了したとも思えるし同州位は追加で要求?

トルコやイスラエルや独仏中辺りが平和維持軍として軍事境界線に展開してウクライナ軍とロシア軍を引き離すとして,東ドネツク・東ルガンスク・クリミアに加えてヘルソンへのロシア軍の駐留を認め,領土問題は棚上げ,経済制裁も段階的に解除とこの辺が落とし所か。

「数日のうちに停戦に至る」ウクライナ代表団トップが見解
[2022/03/17 12:59]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000248347.html

 ロシアとの停戦協議を巡り、ウクライナ代表団のトップが「数日のうちに停戦に至る」との見解を示しました。協議が一定の進展を得た可能性があります。

 ウクライナのポドリャク大統領府顧問は16日、自身のツイッターに停戦協議について、アメリカメディアのインタビューに応じる動画を投稿しました。

 インタビューで「ロシアの態度は大きく軟化した」と述べ、ロシアは使用する予定だった資源を使い果たしたとして、「数日のうちに停戦に至ると確信している」と答えました。

 また、ゼレンスキー大統領とプーチン大統領が調印できる文書の作成も進めているとして、「それが戦争を終わらせる唯一の選択肢だ」と首脳会談の必要性を強調しました。

2022年3月17日5:02 午後6時間前更新
ウクライナでロシア軍の動きがほぼ停止=英国防省情報当局
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-britain-intelligence-idJPKCN2LE0QL?feedType=RSS&feedName=special20
ロイター編集

[ロンドン 17日 ロイター] - 英国防省の情報当局は17日、ウクライナに侵攻中のロシア軍の動きがここ数日、陸・海・空の全てでほぼ止まっているとの見解を示した。ロシア軍は甚大な損失を被り続けているという。

同省は、ウクライナ側の抵抗は依然激しく、よく連携が取れていると分析。全ての主要都市を含め、ウクライナの領土の大半は引き続きウクライナの統治下にあると指摘した。

5335とはずがたり:2022/03/18(金) 17:07:24
昨日は>>5332の様に思ってたので>>5330みたいなバイデンの失言か,みたいに思ったけど,>>5333に拠ると

>露軍は被害の拡大を避けるため、遠距離からの砲撃や空爆を強化する傾向にある。

とあり,

>オンライン形式で続くロシアとウクライナの停戦協議は、目立った成果が公表されていない。ウクライナ側代表のポドリャク大統領府長官顧問は17日、ツイッターに「交渉は複雑で、両国の立場は異なっている」と投稿した。

ともあり,>>5325で期待した交渉は進展してない様子。

寧ろアメリカの危機感は以下のように高まっている(必ずしもバイデンの失言ではない)のかも。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220318/k10013538521000.html
米国防情報局「ロシアが核抑止力への依存強める可能性」
アメリカ国防総省の情報機関、国防情報局は17日、議会下院に提出した報告書でロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関する分析を明らかにしました。

それによりますと、今回、ロシアはウクライナや旧ソビエトの国々の勢力圏を取り戻そうと決意し、それが侵攻の原動力になっていると指摘しています。

そして、侵攻の初期にウクライナ側の抵抗で大きな損失を出したものの、今後は「ウクライナ政府が都合のよい条件を示すまで、より殺傷能力の高い戦力を使い前進することを決意しているようだ」としています。

一方で「ロシアはウクライナに勝利すれば旧ソビエトの国々の多くがより近づいてくるだろうと計算しているようだが、軍事的に後退したり、作戦が長引いたりした場合は逆効果になるだろう」と分析しています。

さらにプーチン大統領が先月、核戦力を念頭に抑止力を特別警戒態勢に引き上げるよう命じたのは「脅しを意図したものだ」としたうえで、侵攻が長引いて兵力が消耗し、経済制裁で兵器の生産能力も脅かされるなどして通常戦力が弱まった場合は「西側諸国や国内外に力を誇示するため、核抑止力への依存を強める可能性がある」と指摘しました。

ICRC 人道危機深刻化に懸念「マリウポリでの支援活動不能」
ICRC=赤十字国際委員会のペーター・マウラー総裁は17日、ウクライナの首都キエフからオンラインで記者会見し、東部のマリウポリについて、支援活動が全くできない状況になっているとして、人道危機が深刻化している現状に強い懸念を示しました。

この中でマウラー総裁は「マリウポリには30人から40人のスタッフが残っていたが、市内での活動が全くできなくなった」と述べ、ICRCのスタッフたちがいったん街を離れ、支援活動の中断を余儀なくされていることを明らかにしました。

そのうえで「戦闘に加わっていない人たちは自宅にいようと、移動中であろうと、どこにいても守られなければならない。支援を受けられるようにすることは国際人道法のもとで義務づけられている」と述べ、ロシアとウクライナの双方に支援の受け入れに向けた合意を急ぐよう呼びかけました。

5336とはずがたり:2022/03/19(土) 19:43:33

https://twitter.com/paramilipic/status/1418039567886655493
ぱらみり(ファイザーブースト状態)
@paramilipic
2021年7月22日
ちょっと前までは艦艇向けRWSもミサイル搭載型高速哨戒艇もイスラエルがシェアを握ってた感じだったんだけど、今はトルコが強くなってきている

もっとも二カ国は不仲なように見えて早い時期から軍事交流を進めてきた仲で、軍事を含めたイスラエルの産業が直接製造から高度化した受け皿になったのかも

トルコの強みはイスラエルだと直接売り込みが難しいような国や地域・組織にも行ける点かも

トルコは高速艇だけでなく大型の水上戦闘艦を国産化する計画(MILGEM)が進行中でアダ級コルベットが就役済み、イスタンブール級フリゲートが建造中、最終的に防空駆逐艦(TF2000)を建造する予定。揚陸艦(アナドル級)、補助艦艇も建造中。もともと地域で有力な海軍力だったがより強化国産化が進む。

5337とはずがたり:2022/03/19(土) 19:58:55
どうやら大国間で対等にやり合う時の武器の様で,対ウクライナにロシアがなりふり構って居られなくなった感じ?

ロシア国防相の発表だから嘘では無さそう。ウクライナに恐怖を与える心算が自国の苦境を露呈してないか?

https://twitter.com/jpg2t785/status/1505082413851979777
mssn65
@jpg2t785
ロシア国防相、キンジャール極超音速ミサイルをウクライナに使用したと発表。

午後4:23 ・ 2022年3月19日

https://twitter.com/JackpotShooter1/status/1505086767262990337
しん????
@JackpotShooter1

・マッハ5
・撃墜はほぼ不可能
・アメリカを30分で横断できる
・ロシアは核弾頭を積めるタイプも持っている
ざっとこんな感じです

午後4:40 ・ 2022年3月19日・

https://twitter.com/MrR_IRIAM/status/1505092706003210241
Mr.R@茨城のオタク
@MrR_IRIAM

そんなもんウクライナみたいな言っては失礼だけど中小国家に使う兵器じゃないぞ……

午後5:03 ・ 2022年3月19日

5338とはずがたり:2022/03/19(土) 20:21:13

極超音速ミサイルを使用 ウクライナ西部を攻撃―ロシア軍
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031900409&g=int
2022年03月19日17時19分
ロシア軍のミグ31戦闘機に搭載された極超音速弾道ミサイル「キンジャール」=2018年5月撮影(EPA時事)

ロシア軍のミグ31戦闘機に搭載された極超音速弾道ミサイル「キンジャール」=2018年5月撮影(EPA時事)

 【クラクフ(ポーランド)時事】ロシア国防省は19日、極超音速ミサイル「キンジャール」でウクライナ西部イワノフランコフスク州の地下軍事施設を破壊したと発表した。ロシア通信によると、ウクライナでの軍事作戦で極超音速ミサイルが使用されたのは初めて。

ロシア軍、ミサイル演習 ウクライナ情勢緊迫の中

 戦局の停滞が伝えられる中、ロシア軍は最新鋭の極超音速兵器を投入した。国防省報道官は、ウクライナ軍のミサイルと弾薬を貯蔵していた地下軍事施設にキンジャールを撃ち込み、破壊したと明らかにした。キンジャールは空中発射型で、射程は2000〜3000キロ。

5339とはずがたり:2022/03/20(日) 23:30:41


そこで防衛ラインと云うよりは陸軍の定石で,敵の反撃の被害を最低限にする為に最低限必須の行動らしい。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1399200577/1700
1700 名前:とはずがたり[] 投稿日:2022/03/19(土) 19:52:13
どうやらロシア軍がキエフの北方で防衛ラインを引いて守りに入っているらしい

https://twitter.com/noitarepootra/status/1505189618559627266
戦史の探求
@noitarepootra
これは陸軍畑でない方の誤認ですね。
地上部隊は作戦的攻勢時にも進んだらどこかで戦術的停止と再編が必ず起きるので、そこで野戦築城/陣地構築を毎回すぐにするように叩き込まれます

米海兵隊ではSAFE(security, automatic weapons, fields of fire, entrenchment)の標語で昔覚えさせていたものです

5340とはずがたり:2022/03/22(火) 20:41:40

ロシア滅茶苦茶やな。。

統制乱れるロシア軍、戦場の最高指揮官はだれ? 米国は確認できず
2022.03.22 Tue posted at 13:35 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35185184.html

(CNN) ロシアがウクライナでの戦争を率いる軍の指揮官を指名しているのかどうか、米国は確認できていないことが分かった。事情に詳しい複数の情報筋が明らかにした。現旧当局者は、ロシアの攻撃が拙劣で無秩序なように見えるのはこれが主因である可能性が高いとしている。

米国防当局者2人によると、全戦域を統括する最高指揮官がウクライナ国内や周辺にいない中、異なるロシア軍管区から来てウクライナ各地に展開する部隊は、互いの活動を調整するどころか、むしろリソースを奪い合っているように見えるという。

情報筋らは、ウクライナ全土でロシアの攻勢に参加する各部隊は連携が取れておらず、包括的な作戦設計なしに独立して行動しているように見受けられると指摘する。

ロシア軍は通信面でも大きな問題を抱えているように見える。兵士と指揮官が民間の携帯電話などセキュリティーの確保されていない手段を使って会話する場合もあるため、通信が傍受されやすく、ウクライナ軍が反撃の標的を定める助けになっている。

これら全てが要因となり、ちぐはぐで時に混乱した作戦が展開され、欧米の当局者を驚かせる状況になっているという。

過去にはロシアがこの種の情報を公開した例もあったが、国防省はウクライナでの作戦を統括する最高指揮官について言及しておらず、CNNのコメント要請にも応じなかった。

ロシアがひそかに最高指揮官を指名した可能性はあるものの、米欧州陸軍のハートリング元司令官によれば、戦闘の状況を見れば彼が「無能」なことがうかがえるという。

今回の侵攻はロシアの高級将校の死者が異常に多いことも特徴となっている。

ウクライナは最初の3週間でロシア軍の将官5人を殺害したと主張。CNNはこの主張について独自に確認していないが、デビッド・ペトレイアス退役陸軍大将は20日のCNNの番組で、将官が1人でも死亡するのは異例なことだと指摘した。

ロシアの地方国営テレビ「GTRKコストロマ」の17日の報道によれば、ロシアのエリート空挺(くうてい)部隊の指揮官であるセルゲイ・スハレフ大佐も死亡した。

ペトレイアス氏は「要するに、ロシアの指揮統制は崩壊したということだ」と指摘している。

5341とはずがたり:2022/03/24(木) 01:30:58

ベラルーシ軍、「近く」ウクライナ参戦の可能性 米・NATO当局者
https://www.cnn.co.jp/world/35185216.html
2022.03.23 Wed posted at 09:24 JST

ワシントン(CNN) 米国と北大西洋条約機構(NATO)はベラルーシが「近く」ロシアの対ウクライナ戦争に加わる可能性があるとみている。複数の当局者がCNNに明らかにした。すでに参戦に向けた措置を取っているという。

NATO軍当局者の1人は21日、ベラルーシ参戦の可能性はますます高まっていると指摘。「(ロシア大統領の)プーチン氏は支援を必要としている。何でも助けになる」と説明した。

ベラルーシ反体制派の情報筋は、数千人規模の戦闘部隊が早ければ数日内にウクライナに入る準備が整っていると明らかにした。

これとは別にNATO情報当局の高官は、ベラルーシ政府が「ウクライナへの攻勢を正当化するための環境づくりを進めている」とのNATOの分析に言及した。

ロシアはウクライナ攻撃の一部をベラルーシ領から開始しており、先月の侵攻開始の前には「演習」と称してロシア兵数千人がベラルーシに集結していた。米欧の制裁ではロシアに加え、ルカシェンコ大統領を含むベラルーシの当局者も対象となっている。

ベラルーシは先月、ロシア軍と核兵器の恒久的な受け入れを認める憲法改正を行った。ただ、米当局者はCNNに対し、ロシアが核兵器を移動させたり移動の準備をしたりしている証拠はまだ見られないと強調している。

情報筋らは、ベラルーシが現在ウクライナでの戦闘に参加していることを示す情報はないと強調。米国防当局高官は、国防総省では「ベラルーシがウクライナ侵入を準備していたり、そのような合意をしたりした兆候」を確認していないとしている。

5342とはずがたり:2022/03/24(木) 17:00:13

ウクライナ周辺国に相次ぐドローン侵入、戦争飛び火の懸念に判断迫られるNATO
2022.03.18 Fri posted at 11:08 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35185072.html

(CNN) 1機のドローン(無人機)が先週、ウクライナ西部の国境を560キロ以上も越えて、北大西洋条約機構(NATO)加盟国のクロアチアに墜落した。クロアチア当局者によると、このドローンは爆弾を搭載していた。ウクライナ軍のものだったのか、ロシア軍のものだったのかは分かっていない。

ウクライナ南部のルーマニアでは、別のドローンが領空に侵入。15日にはウクライナ軍が、ポーランド領空を経由してウクライナに再侵入したロシアのドローンを撃墜したと発表した。

この3機のドローンは、ロシアがウクライナで行っている戦争がNATO加盟国にまで飛び火しかねないとの懸念を増大させた。たとえ意図的ではなかったとしても、加盟国で事態が起きた場合にどう対応すべきかの判断をNATOは迫られている。

NATO加盟国へのドローン侵入について米国防当局者は、ほとんど偶発的だったようだとの見方を示した。ロシア軍のウクライナ侵攻が始まって以来、米軍は誤算リスクを低減し、意図しない軍事衝突を防ぐため、ロシアとの間に衝突回避ホットラインを確立している。米軍はこの回線を「1日に1〜2回」テストしているが、これまでのところ、必要とするには至っていないと国防当局者は説明した。

一方、NATOが衝突回避ホットライン経由や書簡経由で試みているロシアとの接触はうまくいかず、ロシアの意図をめぐって懸念が強まっている。NATO本部で記者会見した当局者は16日、「もちろん接触は試みている」「だがそのためには双方のコミュニケーションが必要だ」と語った。

ロシアが先の週末に精密誘導ミサイルで攻撃したウクライナ西部リビウの軍事演習場は、ポーランドとの国境から16キロほどしか離れていなかった。その前日にロシア当局者は、欧米からウクライナに兵器を輸送する車両は攻撃対象になると警告していた。

米軍は衝突がエスカレートする事態を避けるため、監視ツールやセンサーを配備して、ロシアやベラルーシから発射されるミサイルのレーダー放射や赤外線信号を検知できるようにしている。米当局者によれば、この情報を分析することで針路を予測して追跡を続けることができ、発射が意図的だったのか、偶発的だったのかも判断できるという。

米国とNATOはウクライナ国内でのドローン偵察飛行は中止したが、米軍は国境付近で偵察ドローンや偵察機U―2を飛行させ、上空の衛星も利用している。NATOも定期的にウクライナ付近で早期警戒管制機(AWACS)を飛行させている。ポーランドには、飛翔(ひしょう)体がNATO領空に侵入した場合に備え、地対空誘導弾「パトリオット」が配備されている。

戦略国際問題研究所のトム・カラコ氏は、「あまりにたくさんのドローンが飛び交っているので、誰もが不安な思いで事態を見守っている」「ロシアがここでやっていることの大きさを考えれば、そうした事態が起きてもおかしくない」と指摘した。

5343とはずがたり:2022/03/24(木) 19:32:23
空権どころかロシアの黒海の制海権も危うくなってきた。
ウクライナ,地対地ミサイルで船舶を撃沈したらしくて,色々変幻自在すぎる。米英の特務機関みたいなのが暗躍中?

https://twitter.com/uwemon/status/1506931914254733320
研究者「」@1copyからのRT-PCR
@uwemon
しかし今ここしかないと言う時と場所に弾道ミサイル撃ち込んだな…北に向けていたらベラルーシとロシアを直接攻撃出来る

https://twitter.com/hms_compassrose/status/1506928304837718017
Compass Rose
@hms_compassrose

教訓:敵の攻撃を受ける可能性のある港で、停泊状況がはっきりわかる広報動画を撮影してはいけません。よく覚えておきましょう。

https://twitter.com/uwemon/status/1506936327937626118
研究者「」@1copyからのRT-PCR
@uwemon
って言うか2日前に堂々と揚陸を広報していたのね…これが全部吹っ飛んだという

https://twitter.com/uwemon/status/1506925345706221571
研究者「」@1copyからのRT-PCR
@uwemon
多分この一戦でウクライナは負けはしなくなったのだと思う。南側が劣勢だったのは海路を使った補給が生きていたからだ。ロシア軍部が受けた衝撃は計り知れない。地対地ミサイルで停泊している船舶を撃沈するというのは誰も想像しなかった戦法で一ノ谷の逆落としの様な戦い方で象徴的だ

ロシア軍の揚陸艦を破壊とウクライナ国防省 南東部ベルジャンシクの港で
3/24(木) 19:06配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb41b4b406ae8a18cec660ec0647513df2312156
ABEMA TIMES
ロシア軍の揚陸艦を破壊とウクライナ国防省

 ウクライナの国防省は、南東部のベルジャンシクの港で、ウクライナ海軍がロシア軍の揚陸艦を破壊したと明らかにした。CNNは映像を見る限り、二次的な爆発が起き、大きな火災が発生しているように見えると報じている。

 ベルジャンシクはマリウポリの西側に位置し、ロシア軍が侵攻し、制圧したとされている。(ANNニュース)

5344とはずがたり:2022/03/25(金) 12:07:35
>国連総会では今月2日にも、ロシアを非難し軍の即時撤退などを求める決議が141か国の賛成で採択されていて、今回もほぼ同じ数の国が賛成する一方で、反対は前回と同じ5か国、棄権は前回より3か国増えました。

>市民や民間施設の保護などを求める一方でロシアを名指しで非難しない内容の南アフリカが提出した決議案について採決を行うかどうかの投票が行われ、欧米など67か国が反対して廃案になりましたが、ロシアを始め中国やブラジルなど50か国が賛成し、ロシアとの関係に配慮する国が依然として多いことも浮き彫りになりました。

国連総会 ウクライナの人道状況改善求める決議案を採択
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220325/k10013550381000.html

ニューヨークの国連本部の総会議場では24日、前日に続いてウクライナの人道状況の改善を求めるフランスなどが提出した決議案をめぐる緊急特別会合が開かれました。

決議案は、ロシアがもたらした悲惨な人道状況に遺憾の意を示したうえで、敵対行為の即時停止のほか、市民や民間施設の保護、それに人道支援の安全確保などを求めています。

会合では2日間で合わせておよそ70か国が演説を行ったあと決議案の採決が行われ、
▽欧米や日本など合わせて140か国が賛成し、
▽ロシアなど5か国が反対、
▽中国やインドなど38か国は棄権して、
投票した国の3分の2以上の賛成で採択されました。

国連総会では今月2日にも、ロシアを非難し軍の即時撤退などを求める決議が141か国の賛成で採択されていて、今回もほぼ同じ数の国が賛成する一方で、反対は前回と同じ5か国、棄権は前回より3か国増えました。

また、この日の会合では、市民や民間施設の保護などを求める一方でロシアを名指しで非難しない内容の南アフリカが提出した決議案について採決を行うかどうかの投票が行われ、欧米など67か国が反対して廃案になりましたが、ロシアを始め中国やブラジルなど50か国が賛成し、ロシアとの関係に配慮する国が依然として多いことも浮き彫りになりました。

5345とはずがたり:2022/03/25(金) 16:25:44

ロシア産の兵器の信用が失われるのはいいこんだな,

「やられメカ」の悪夢再び ロシア戦車T-72がウクライナにやられまくっているワケ
2022.03.25 竹内 修(軍事ジャーナリスト)
https://trafficnews.jp/post/116944/

5346とはずがたり:2022/03/26(土) 10:28:56
化学兵器使用ならNATO介入も ロシアに警告―ポーランド大統領
2022年03月13日22時32分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031300481


 【クラクフ時事】ポーランドのドゥダ大統領は13日、ロシア軍が侵攻したウクライナで仮に化学兵器が使用されれば、北大西洋条約機構(NATO)が「何をすべきか真剣に考えなければならない」と述べ、ウクライナの戦闘に直接介入しないとするNATOの方針転換もあり得るとの見解を示した。英BBC放送のインタビューで語った。
ロシア軍ミサイルで35人死亡 ポーランド国境付近―停戦模索、市長拉致に抗議・ウクライナ

 ドゥダ氏はロシアのプーチン大統領について「政治的には、彼は既に戦争に敗れた。軍事的にも勝利はしていない」と指摘。ロシアが戦局打開や攻撃強化の口実にするため化学兵器を使用する可能性に関し、「現在の困難な状況では彼は何でも使うことができると思う。大量破壊兵器を使用すれば全てを変えるゲームチェンジャーになる」と強調した。

5347とはずがたり:2022/03/26(土) 10:38:21

米、対ロ制裁強化へ 軍民両用技術が対象に
https://jp.wsj.com/articles/u-s-to-sanction-companies-providing-technology-for-russian-military-intelligence-services-11648255030
By Vivian Salama and Ian Talley
2022 年 3 月 26 日 09:55 JST 更新

 【ワシントン】バイデン米政権は軍事・諜報関連のモノやサービスを提供するロシア企業を対象とした制裁を準備している。米政府関係者が明らかにした。兵器拡散に使用される軍民両用部品が制裁品目に含まれる。

 米財務省による制裁は来週にも発表される可能性がある。米国と同盟国はロシアのウクライナ侵攻を受けて、さまざまな経済セクターを標的とした制裁措置を講じている。バイデン大統領はロシア政府を利する有害な対外活動に関係する団体や個人との取引を阻止・禁止する大統領令に署名しており、新たな制裁はこの一環として実施される。

 米政府関係者の話やウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した文書によると、ロシアの防衛産業は西側を含め国際的な主要技術に大きく依存 している。新たな制裁は軍民両用品目の生産・購入を担うロシアの調達ネットワークを構成する企業を狙ったものだ。...
全文記事を読むには

5348とはずがたり:2022/03/26(土) 11:09:58
あんだけ航空優勢とれてないのが失敗って云われてるのに,まだ取ろうとしてないの?相手が一定強いとその能力がないのか?NATOの支援で寧ろウが対空防衛に関して優勢?
>ウクライナ周辺で早期警戒管制機を飛ばしたり、空から地上部隊の動きを逐次監視したりしている様子はない

>英情報筋や国防関係者の話を総合すると、ウクライナ国境に近いポーランド上空ではNATOの早期警戒管制機が常時飛行。ロシア機の飛行情報だけなく、側方監視レーダーを使い、ウクライナ領内のロシア地上部隊の動きを詳細に把握している。これらの情報はロシアの前線部隊と後方司令部との間で交わされる通信傍受情報とともにウクライナ軍と共有されている。


NATOが戦域情報提供 ロシア軍の動き逐次把握―ウクライナ
2022年03月26日07時19分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032500944&g=ukr

 【ロンドン時事】ロシアのウクライナ侵攻開始から1カ月が経過し、ロシアが描いた「短期圧勝」のシナリオはウクライナの予想外の抵抗で崩れ去った。ウクライナの善戦の背景には、対戦車ミサイルなど米欧からの先端兵器の供与に加え、北大西洋条約機構(NATO)が戦域情報の逐次共有を特徴とする「戦術指揮通信システム」をウクライナに提供していることがあるようだ。
 英情報筋や国防関係者の話を総合すると、ウクライナ国境に近いポーランド上空ではNATOの早期警戒管制機が常時飛行。ロシア機の飛行情報だけなく、側方監視レーダーを使い、ウクライナ領内のロシア地上部隊の動きを詳細に把握している。これらの情報はロシアの前線部隊と後方司令部との間で交わされる通信傍受情報とともにウクライナ軍と共有されている。
 情報筋は「ロシアのどの部隊がどちらの方向に移動中で、戦車が何両あって、補給部隊はどこに位置しているかなど、戦域での情報がリアルタイムでウクライナ軍に提供される」と説明。ウクライナ軍の司令部はそれを基に「ロシア軍の動きを分析して適切な標的を割り出し、作戦を組み立てる」ことが可能だという。
 NATOはウクライナへの直接の軍事介入を避けつつ、実質的には戦闘の行方を左右する戦術指揮で深く関与していると言えそうだ。
 これに対し、ロシア軍が全戦域の状況を把握した上で作戦の指揮を行っている形跡は乏しい。ウクライナ周辺で早期警戒管制機を飛ばしたり、空から地上部隊の動きを逐次監視したりしている様子はないという。
 英国防省筋は「ロシアが刻々と変化する戦域情報をどう把握し、どうやって作戦を組み立てているのか不明だ」と首をひねる。情報筋は「ロシア地上部隊の兵士の多くは自分に課せられた任務の意味や、何のためにウクライナで戦っているのか分かっていないのではないか。各部隊はバラバラに目の前にいる敵と戦っているように思える」と述べた。

5349とはずがたり:2022/03/26(土) 11:12:56
キエフ攻略・傀儡政権樹立の断念を大本営発表的にドンバスの解放に集中と発表した感じかな。

https://twitter.com/takano_r/status/1507533233830993922
高野遼 / Ryo Takano
@takano_r
注目を集めている、ロシア連邦軍参謀本部、セルゲイ・ルドスコイ作戦本部長のスピーチ。今後は「東部ドンバスに集中する」という趣旨。戦線を縮小させるサインにもみえるが、まだ真意はわからない。
以下、概要。

2月24日以降のロシア軍による特別軍事作戦の主な目的は、8年にわたりウクライナ政府による大量殺害にさらされているドネツク人民共和国(DPR)とルガンスク人民共和国(LPR)の人々を支援することだ。
これは政治的手段では難しく、軍事支援しか不可能だった。

作戦は二つあった。
一つは、ドネツクとルガンスクの領域に限定した作戦。ただ、これではウクライナ政府からの支援を許してしまう。そこで、非武装化と非ナチ化をともなうウクライナ全土作戦の実施が選ばれた。



ウクライナ軍の軍事インフラ、装備、兵員にダメージを与え、ドネツクとルガンスクを完全に解放するまで支援を許さないことが目的だった。
作戦は順調に進み、今後はドンバスの完全解放という主要な目的に集中することになるだろう。



西側諸国は、ウクライナにジャベリンやスティンガーなどの武器を提供してきた。これは大きな間違いだ。紛争を長引かせ、犠牲者を増やし、だが作戦の結果には影響を及ぼすことができない。
彼らの本当の目的は、ウクライナ支援ではなく、最後の1人まで軍事衝突を長期化させることだ。

…作戦の第1段階の主な目的は達成された。
ウクライナ軍の戦闘力は大幅に低下し、我々は「ドンバスの解放」という主要目標の達成に集中できるようになった。

ロシア、ウクライナ南東部攻略に注力 各地で苦戦、軌道修正か
2022年03月26日09時23分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032600182&g=ukr

 【ワルシャワ、ワシントン時事】ロシア国防省は25日、ウクライナ侵攻作戦について「第1段階の主な目的は達成された」として、ウクライナ南東部の親ロシア派武装勢力の支配地域拡大に重心を移す方針を示した。侵攻開始から1カ月が過ぎる中、首都キエフを攻略する計画から軌道修正した可能性を示唆した。
 ロシアは短期間でのキエフ制圧を狙っていたとされるが、ウクライナ軍の徹底抗戦で攻略できずにいる。そのため、ロシアが併合した南部クリミア半島と親ロ派が実効支配する東部ドンバス地方をつなぐ南東部の掌握を優先させ、南東部の要衝マリウポリへの攻撃を激化させているとの見方が広がっていた。
 ロシア国防省によると、軍参謀本部の作戦担当幹部は、第1段階の主な目的が達成されたと述べた上で、「ウクライナ軍の戦闘能力は著しく低下しており、ドンバスの解放という主要目標の達成に主な力を集中させることが可能になった」と主張した。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220326/k10013552581000.html
米国防総省高官 “ロシア軍 東部地域での軍事作戦を強化”
アメリカ国防総省の高官は25日、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシア軍について、首都キエフに向けて前進する兆候が見られないとしたうえで、親ロシア派の武装勢力が影響力を持つ東部地域で軍事作戦を強化しているとの見方を示しました。
この地域では、地上での激しい戦闘や集中的な空爆が行われていて、この高官はウクライナ側との停戦交渉で、より実質的な利益を確保できるようにすることなどがねらいだと指摘しました。
一方、ロシア軍が戦力を強化するため、ジョージアの一部地域に駐留するロシア軍部隊をウクライナに投入する兆候が見られると明らかにしました。

仏 マクロン大統領 マリウポリからの市民避難 支援の方針
フランスのマクロン大統領は25日、ロシア軍が攻勢を強めているウクライナ東部の要衝、マリウポリから市民の避難を支援する人道的な作戦をトルコ、ギリシャとともに行う方針を明らかにしました。
今後、48時間から72時間以内にプーチン大統領とも会談を行って詳細を詰めたいとしています。
マクロン大統領は「数日後には実行できるように態勢を整えているところだ。最も緊急を要することであり、私たちの義務だ」と述べ、できるだけ早く実現したいという考えを示しました。

ロシア軍「ウクライナ東部に注力」 苦戦で目標修正か
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR25E270V20C22A3000000/
2022年3月26日 3:49 (2022年3月26日 5:38更新)

5350とはずがたり:2022/03/26(土) 14:02:31
ソ連製兵器のポンコツぶりはこれ迄の地域紛争等で露見してこなかったのか??
兵器産業に比較優位持ちすぎのロシアであるが今後,エネルギーや農産物と並んで貴重な外貨獲得手段の一つのロシア製兵器への信頼感が失われて不得意な民生品への移行などを強いられるなら長期的には可成りプラスなんじゃが。

ロシアミサイル、最大6割が失敗か ウクライナ侵攻で―米当局分析
2022年03月25日14時11分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032500800&g=int

 【ワシントン・ロイター時事】ロシアがウクライナ侵攻で使用している精密誘導ミサイルの一部について、失敗率が最大60%に上っていると米当局が分析していることが明らかになった。複数の米当局者がロイター通信に語った。この情報は、ウクライナ空軍の無力化などロシアが基本的な目標を達成できていない理由の説明になり得る。
 3人の米当局者は、ロシアのミサイル失敗率は日によって変わり、ミサイルの種類にもよるが、時には50%を超えることがあると指摘。うち2人によると、最大60%に達し、1人の当局者によれば、空中発射巡航ミサイルでは20〜60%という。

5351とはずがたり:2022/03/26(土) 14:09:36
永世中立のスイスやオーストリアが経済制裁に参加し,永世仲悪いトルコとギリシャが(フランスと)共同で派兵する世界線。

確かに世界は変わってしまった。
とまれ長電話を終えて行動に移そうとしているフランスの行動を歓迎したい。

マリウポリ脱出作戦実施へ 仏大統領
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032600180&g=int
2022年03月26日06時29分

 【パリ時事】フランスのマクロン大統領は25日、ロシア軍が包囲するウクライナ南東部のマリウポリから市民を脱出させるための「人道的作戦」を数日以内に実施すると明らかにした。ブリュッセルで行われた記者会見で述べた。

「ソ連回帰」恐れ、脱出続々 言論自由「絵空事」、徴兵拒む若者―ロシアとベラルーシ

 マクロン氏は「トルコ、ギリシャと協力し、マリウポリからの脱出を望むすべての人々を避難させる」と強調。ロシアのプーチン大統領と48〜72時間以内に会談し、条件を整えると説明した。

5352とはずがたり:2022/03/26(土) 17:04:05
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220326/k10013552581000.html
中国とインド 外相会談 即時停戦の重要性で一致

中国の王毅外相は25日、訪問先のインドの首都ニューデリーでジャイシャンカル外相と会談しました。両外相の対面での会談は、2020年6月に係争地帯のインド北部ラダック地方で双方の軍に死傷者が出る衝突が起きて以降、初めてです。
会談では、ウクライナ情勢について意見が交わされ、インド外務省によりますと、両外相は即時停戦や外交と対話に戻ることの重要性で一致しました。

5353とはずがたり:2022/03/26(土) 18:03:34
ロシア軍の現場大混乱してそうやなぁ。。また将官の戦死者が出てる様だ。キエフ方面から撤退or潰走もそろそろ始まるんちゃうか。

ロシア軍将官7人死亡、1人解任 西側当局
https://www.afpbb.com/articles/-/3397062
2022年3月26日 14:27

損傷したロシア軍の戦車。ウクライナ・キエフで。ウクライナ軍提供(2022年3月20日撮影)。(c)AFP PHOTO /Press service of the Ukrainian Ground Forces

ウクライナのハリコフ付近で、対戦車ミサイル「ジャベリン」を構えるウクライナ兵(2022年3月23日撮影)。(c)Sergey BOBOK / AFP

損傷したロシア軍の戦車。ウクライナ・キエフで。ウクライナ軍提供(2022年3月20日撮影)。(c)AFP PHOTO /Press service of the Ukrainian Ground Forces

ウクライナ南部ミコライウでロシア軍に爆撃された士官学校付近で塹壕(ざんごう)に向かって走るウクライナ兵(2022年3月19日撮影)。(c)BULENT KILIC / AFP

ウクライナ南部ミコライウでロシア軍に爆撃された士官学校付近に集まったウクライナ兵(2022年3月19日撮影)。(c)BULENT KILIC / AFP

ウクライナの首都キエフで爆発後に立ち上る煙(2022年3月18日撮影)。(c)FADEL SENNA / AFP

ウクライナの首都キエフ北方で爆撃による煙が立ち上る中、検問所で警備を行うウクライナ兵(2022年3月19日撮影)。(c)Aris Messinis / AFP

【3月26日 AFP】西側諸国の当局者は25日、ウクライナでの戦闘でこれまでにロシア軍将官7人が死亡し、1人が司令官を解任されたと明らかにした。

 新たに死者として加わったのは、ロシア南部軍管区第49諸兵科連合軍の司令官、ヤコフ・レザンツェフ(Yakov Rezanstev)中将。


 一方、今週突然解任された司令官は、第6諸兵科連合軍のウラジスラフ・イェルショフ(Vlaislav Yershov)将軍と判明した。1か月に及んでいるウクライナ侵攻における多大な損失と戦略ミスの責任を取らされたと報じられている。

 この他、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がウクライナに派遣したチェチェン(Chechen)共和国特殊部隊のマゴメッド・トゥシャエフ(Magomed Tushae)将軍も戦死したとされる。

 この1か月で戦死したとされるロシア軍の兵卒と将校の数は、西側諸国の関係者に衝撃を与えている。

 ロシア軍が多くの戦死者を出している原因の一つは、通信などの問題で将校らが暗号化されていない回線を使用し、ウクライナ軍に傍受されたことが挙げられる。

 ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)は25日、ウクライナ侵攻で自軍の兵士1351人が死亡したと発表したが、西側諸国の推計はこの4〜5倍となっている。

 また、ウクライナに展開するロシア軍の大隊戦術群115〜120個のうち約20個は「戦闘力を失った」とみられている。

 西側当局者の一人は「侵攻開始から1か月でロシア部隊の6分の1程度が戦闘力を失った。非常に驚くべき数字だ」と述べた。

 さらにロシア陸軍の第37自動車化狙撃旅団の司令官について、「部隊に大損害をもたらした」として、部下に戦車でひかれて殺害されたと主張した。「ロシア軍が抱える士気の問題」の表れだという。(c)AFP

5354とはずがたり:2022/03/27(日) 09:34:01
>>5350
ロシア産兵器の信頼性を徹底的に失わせる戦いにしたい。

「やられメカ」の悪夢再び ロシア戦車T-72がウクライナにやられまくっているワケ
2022.03.25 竹内 修(軍事ジャーナリスト)
https://trafficnews.jp/post/116944/

5355とはずがたり:2022/03/27(日) 09:36:07
ウクライナ軍「独創的な防空態勢」で善戦…米欧提供の兵器、機動的に運用
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220325-OYT1T50117/
2022/03/25 07:51

 【ブリュッセル=畠山朋子、横堀裕也】ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、両国軍による制空権争いが激化している。爆撃機や巡航ミサイルで攻撃するロシアに対し、ウクライナは限られた防空兵器を効率的に運用するなどして善戦している。長期戦も見据え、ウクライナ側はより射程の長い地対空ミサイルの供与などを求めており、米欧が要望に応えられるかが今後のカギを握る。

 米国防総省高官は、制空権を巡って両軍が激しく争っており、「ロシアが優位には立っていない」との見方を示す。ウクライナ軍の善戦の理由は「独創的な防空態勢」だと分析する。

 ウクライナ軍は、迎撃ミサイル「パトリオット」など高度な装備は保有していないが、米欧が提供する携行型の地対空ミサイル「スティンガー」や旧ソ連製の移動式の長距離防空ミサイルを組み合わせ、機動的な動きで、露軍機などに打撃を与えている。

 ベルギー王立士官学校のヨハン・ギャロン教授は「ウクライナは、防空関連の装備をロシアに破壊されないよう、適切なタイミングでのみ地対空ミサイルなどを使用し、使用しない時は露軍機から見えない位置に隠すなど、被害を最小限にしながら効率的に運用している」と指摘する。

 ただ、ウクライナが長期戦でどこまで持ちこたえられるかは見通せない。米国防総省高官によると、露軍機は撃墜を恐れ、ウクライナ上空での飛行を避ける傾向にある。西部リビウ州の軍施設を狙った13日の攻撃は、露上空の爆撃機から長距離巡航ミサイルが使われたことが確認された。露軍はウクライナ国境周辺からのミサイル攻撃を多用している。包囲されたウクライナ南東部マリウポリでは、空爆やミサイル攻撃で壊滅的な被害を受けた。

 ゼレンスキー大統領は、飛行禁止区域を設定すべきだと再三にわたって主張しているが、北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長は24日、NATO首脳会議開幕前に記者団に対し、「ロシアの戦闘機を撃ち落とすことになる」と語り、改めて難色を示した。

 こうした中で、ウクライナ側が求めるのが、より射程の長い地対空ミサイル「S300」だ。旧ソ連時代から開発され、ウクライナ軍でも独自に運用が可能で、所有するスロバキアが供与に前向きな姿勢を示している。米国がスロバキアに代替の地対空ミサイルを提供する案が検討されている。ただ、調整が続いており、24日のNATO首脳会議でも結論は出なかった。

 また、「限定的な飛行禁止区域」を設定すべきだとの声もあがる。交戦の意思がないことをロシア側に明示し、民間人を退避させることに主眼を置いた措置で、米国では元米軍幹部や元政府高官らが公開書簡の形で、バイデン政権に設定を要求している。

5356とはずがたり:2022/03/27(日) 09:51:16
焦点は東部戦線・南部戦線になってきた。

ロシア軍の死傷者・捕虜は3〜4万人か 侵攻1カ月 NATO推計
3/24(木) 6:48配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc3b43905f0109e2ef5123fa829ff6a80c323a99
毎日新聞

 ウクライナに侵攻したロシア軍の死傷者や捕虜などの人的損失は3万〜4万人に達するとの推計を北大西洋条約機構(NATO)軍当局者が23日、明らかにした。米CNNなどが伝えた。露軍の侵攻開始から24日で1カ月。ウクライナ軍の激しい抵抗を前に露軍の被害は増大している。都市部への遠距離攻撃が増え、民間人の被害が拡大している。

 CNNなどによると、NATO軍当局者は公開情報やウクライナ軍の発表などから侵攻1カ月間のロシア軍の死者を7000〜1万5000人と推計。負傷者や捕虜などを含めた人的損失はその数倍に上るとの見方を示した。

 AP通信はアフガニスタン侵攻による旧ソ連軍の死者が「10年間で約1万5000人だった」ことに言及し、露軍の損害がそれを大幅に上回るペースであることを指摘している。

 各地の前線で膠着(こうちゃく)状態が続く中、ウクライナ軍が反撃に出ている首都キエフ近郊では23日も激しい戦闘が続いた。

 CNNによると、キエフ北西のイルピンの市長は、市内の約8割をウクライナ軍が支配下に収めたと明かした。地元メディアは周辺の露軍部隊をウクライナ軍が包囲しようとしているとの地元当局者の見方も報道した。

 米国防総省高官は23日、記者団に対し、キエフに東側から接近していた露軍部隊がウクライナ軍の反撃を受けて数十キロ後退したと明らかにした。22日時点ではキエフ中心部まで20〜30キロの位置に迫ったが、現在は北東55キロの地点に移動したという。一方で別のロシア軍部隊はキエフ中心部から北西15〜20キロの位置にとどまっている。ただ、この部隊もざんごうを掘るなど防御的な構えを見せているといい、中心部へ「前進しようとしていない」と分析した。

 地元メディアによると、露軍の激しい攻撃が続く北東部ハリコフの市長は、これまでに砲撃などで住宅約1000棟が被害を受けたことを明らかにした。1日に露軍のミサイル攻撃があった市中心部のハリコフ州庁舎では24人の遺体が見つかったという。

 露軍の包囲により人道危機が続く南東部マリウポリについては、ウクライナのベレシチューク副首相が23日、ポーランドメディアの取材に「プーチン大統領の命令の下、露軍によってほぼ完全に破壊された」との認識を示し、「水、暖房、通信、食事、全てがない。1日に3000人から4000人が徒歩で避難を試みているが、10〜20キロを歩かなければならない」と、住民への支援を改めて呼びかけた。

 マリウポリにはまだ約10万人の住民が取り残されているとみられる。防衛に当たるウクライナの部隊は「10分に1度」のペースで砲撃されていると訴えており、市内の民間人の死者は約3000人に達するとの見方も出ている。【パリ久野華代、ワシントン鈴木一生】

5357とはずがたり:2022/03/27(日) 11:15:16
3/7の記事。へりの搭乗者は流石に亡くなっただろうと思うと陰鬱だが,こういうの3週間程経って真偽みたいななのはマスコミがちゃんと検証してるのかな??

ロシア軍ヘリコプターを撃墜 ウクライナ軍が映像を公開
3/7(月) 10:56配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/17957ffd72b57f1e85e9827d437d1cfc1a5737eb
AP通信

キーウ、ウクライナ、3月7日(AP)― ウクライナ軍参謀本部は3月4日、自軍のミサイルが、ロシア軍戦闘ヘリコプターを撃墜する瞬間を捉えた映像を公開した。
 この映像がいつ、どこで撮影されたかは不明だが、地上から発射されたミサイルが離陸直後のロシア軍ヘリコプターに命中。ヘリは火の玉となって墜落、炎上する様子が捉えられている。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

5358とはずがたり:2022/03/27(日) 12:16:04

この辺の失言癖は安定のバイデンの通常運転やなw

バイデン氏「プーチン氏は権力の座にいられない」…米政府釈明「体制転換ではない」
3/27(日) 5:27配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/eab6a3ac964b037518dd8c3c1241868f2eb60511
読売新聞オンライン

ワルシャワで演説するバイデン米大統領(26日、ロイター)

 【ワルシャワ=横堀裕也】米国のバイデン大統領は26日、ワルシャワで演説し、ロシアのプーチン大統領を「独裁者」と呼んで厳しく批判した上で、「ロシアはウクライナで勝利を手にすることはない。自由を求める人々は、失望と暗闇に満ちた世界を拒むからだ」と訴えた。「民主主義と自由、可能性に根付いた明るい未来が訪れるだろう」とも述べ、「この男(プーチン氏)は権力の座にはいられない」と結んだ。

 プーチン体制の転換を求めたとも受け取れる発言に対し、米ホワイトハウス関係者は「プーチンによる他国への力の行使が許されるべきではない、というのが大統領の発言の趣旨だった。体制転換について語ったものではない」と米メディアへの釈明に追われた。

 バイデン氏の発言について、ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官はロイター通信に対し、「ロシアの大統領はロシア国民が選出しており、バイデンが決めるものではない」と述べた。

5359とはずがたり:2022/03/27(日) 22:29:13
ロシア想定以上の苦戦 ミサイル攻撃強化 大統領が兵士鼓舞も
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220327/k10013554751000.html
2022年3月27日 19時29分

ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍は、西部リビウの軍施設をミサイルで攻撃するなど遠距離からの攻撃を強化しているとみられます。
一方、プーチン大統領は27日、前線の兵士を鼓舞するメッセージを発表し、想定以上の苦戦を強いられるなか、兵士の士気が低下しないか神経をとがらせている様子もうかがえます。

ロシア国防省の27日の発表によりますと、ロシア軍は、ウクライナ西部の主要都市、リビウ近郊にあるウクライナ軍の燃料施設や市内の軍の修理工場を26日、ミサイルで攻撃したほか、首都キエフ近郊にあるウクライナ軍の対空ミサイルシステムにもミサイル攻撃を行ったということです。

リビウの地元当局は、一連のミサイル攻撃で合わせて7人がけがをしたと発表しました。

またロイター通信などはリビウ市長の話として、こうしたミサイルはロシアが8年前に一方的に併合し、リビウからおよそ900キロ離れた黒海沿岸のクリミアの軍港都市セバストポリから発射されたと伝えています。

イギリス国防省は「ロシア軍は、人口密集地を含むウクライナ全土の標的に対し、空軍の戦力とミサイルによる攻撃を続けている」として、ミサイルなどを使った遠距離からの攻撃を強化していると26日、分析しました。
ロシア軍は現在、ウクライナ東部の親ロシア派の武装勢力が影響力をもつ地域での軍事作戦に重点を置く方針を示し、東部の要衝マリウポリの全域を掌握することを目指しています。

これについてアメリカのシンクタンク「戦争研究所」は26日「ロシア軍は比較的近い将来、マリウポリを掌握する可能性があるが、激しい戦闘が続き、ロシア軍も大きな被害を受けている」としたうえで、マリウポリの攻防が、ウクライナ東部の今後の戦局を左右するという見方を示しました。

一方、ロシアのプーチン大統領は27日、ウクライナの前線にも派遣されている大統領直属の準軍事組織、国家親衛隊の記念日にあわせてメッセージを出しました。

この中で、プーチン大統領は「ウクライナでの作戦に参加している兵士に特に伝えたい。確かに、現実の戦闘の状況にはリスクの上昇が伴う。このような状況で、勇敢に、プロとして、最も複雑な任務を解決しているあなた方を、国全体が誇りに思っている」と述べ、前線の兵士を鼓舞しました。

ロシアは、今回の軍事侵攻で当初の想定以上の苦戦を強いられているとみられていて、プーチン大統領が、兵士の士気が低下しないか神経をとがらせている様子もうかがえます。

5360とはずがたり:2022/03/28(月) 19:34:53
海自カレーを2年間食べ続けた事務官に停職4日間の処分「規律違反を深く反省」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6010114.html
28日 18時48分
支給対象外の“海自カレー”を2年間食べ続けた防衛事務官に停職処分が下りました。

防衛省は、海上自衛隊・第23航空隊に所属する40代の男性事務官を停職4日の懲戒処分にしたと発表しました。理由として2017年4月から19年3月の2年間にわたり、食事支給の対象外だったにも関わらず毎週金曜日にカレーライスを食べ続けたことを挙げています。

食事が無料で支給されるのは艦艇の乗組員や学生らに限られていて、支給対象外であることを認識していた隊員5人も停職処分を受けたということです。

海上幕僚監部によりますと、男性事務官は「規律違反を犯してしまったことを深く反省し、申し訳ないと思っている」と話しているということです。

海上自衛隊では毎週金曜日にカレーを食べる習慣があり、“海自カレー”としてPRに力を入れています。

5361とはずがたり:2022/03/29(火) 12:52:08
ロシア,色々やっちまってるなぁ。。

ロシア軍が最新兵器を惜しげもなく投入したため、欧米側が門外不出の秘密を知ることに…“おとりミサイル”も発見か
3/28(月) 18:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f7cee3c534414c832bf5b0261b02cb9e3afe02d
FNNプライムオンライン

ウクライナ侵攻作戦で、劣勢を伝えられるロシア軍が最新兵器を惜しげもなく投入したため欧米側がその門外不出の秘密を知ることになった。
(@UAWeapons)はツイッターで23日、戦場に遺棄されていたロシア軍のコンテナの写真を次のようなコメントと共に公開した。

「ウクライナ軍はキエフ近くで奇妙なコンテナを発見し、その正体を解明した。それはロシア軍の電子戦システム1RL257Krasukha-4の指揮命令所で、早期警戒管制機のレーダーや偵察衛星のレーダーを混乱させるためのものだった」

そのコンテナは擬装のため草木で覆われてはいたが、慌てて退却したためかぞんざいに地表に放り出されていた。

この電子戦システムはウクライナ軍のドローンに対しても使われていると考えられていたが、その実体は不明だったので、すぐに米軍に引き渡されて陸路ドイツのラムスタイン空軍基地に運ばれた後、米本土へ空輸されるという。

ロシア軍の「囮(おとり)」兵器
同様に米軍がロシアの最新兵器を入手した例は他にもある。

3月5日、爆弾処理の専門家の組織CAT-UXOを名乗る組織がツイッターに写真を掲載して次のように情報提供を求めた。

「これはウクライナで発見された正体不明の兵器です。これに関して別の画像や技術的情報、さらには用途が分かれば教えてください」 

それは、長さ約40センチの尾翼のついた白い筒型の物体で、今回のロシア軍のウクライナ侵攻が始まって以来、戦場でしばしば発見されるようになり軍事専門家の間で注目されていた。

やがてニューヨーク・タイムズ紙電子版が14日、米国の情報関係者の話としてこの物体はロシアのイスカンデルM型短距離を迎撃させず目標に命中させるよう補助する「囮」兵器だと明らかにした。

通常、発射されたミサイルはレーダーで補足し、自動追尾のミサイルで迎撃する。これに対して攻撃側は、追尾をかわして目標に命中させるためにPENAID(侵入を助ける)と呼ばれる兵器の開発が進んでいることは知られていたが、大陸間弾道弾のような大型ミサイルのためのものと考えられ、短距離ミサイルに装備されていることが分かったのは今回が初めてだという。

ニューヨーク・タイムズ紙が引用した米国の情報関係者によれば、このPENAIDの「囮」はイスカンデルM型ミサイル弾頭に組み込まれており、ミサイルが目標に向かって飛行中に敵側のレーダーに補足されたことを探知すると発射され、迎撃システムを混乱させる電波を発射したり熱源を露出して赤外線誘導の迎撃ミサイルを迷わせるという。

ロシア軍の“極超音速ミサイルの不発弾”
さらに、今回の作戦で初めて登場したロシア軍の極超音速ミサイルの不発弾も米国が入手したと考えられる報道があった。

3月9日ウクライナ当局は一枚の写真を次のようなコメントと共に公表していた。

「Kramatorskで発見された短距離極超音速弾道ミサイルの不発弾」

それは、ロシア軍が攻撃機の胴体下に抱かせて飛行する写真の極超音速ミサイルに似た形状の物体で、元の形をとどめて林の中に横たわっているものだった。

これが極超音速ミサイルだとすれば、西側にとって貴重な情報を提供するものだが、なぜかその後このミサイルについてウクライナ当局の追加の説明がないばかりか、この写真を公表したウェブページにもアクセスできなくなってしまった。

もしかしたら、すでにドイツ経由で空輸され米国の技術者たちがバラバラに分解してその秘密を探っているのかもしれない。

【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】

5362とはずがたり:2022/03/31(木) 10:14:34

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220331/k10013559861000.html

ジョージア南オセチア自治州 親ロシア派トップ ロシア編入の意向

ロシア南部と国境を接するジョージアにある南オセチア自治州の親ロシア派のトップは30日、ビデオ声明を出し「ロシアとの統合がわれわれの戦略的な目標だ」と述べ、ロシアへの編入を目指す意向を明らかにしました。南オセチアはジョージア北部にありウクライナ東部の親ロシア派と同じように分離独立を主張しています。
ジョージアは旧ソビエトからの独立後、NATO=北大西洋条約機構への加盟を目指していますが、これに強く反発するロシアは2008年にロシア系住民の保護を理由に軍事侵攻し南オセチアの独立を一方的に承認したうえで軍を駐留させています。ウクライナ国防省はこの駐留部隊の一部がウクライナに派兵されたとしています。ジョージア政府が「南オセチアはロシアに占領されている」と訴える中、この地域のトップは「われわれは歴史的な祖国、ロシアの一部となる」と主張していて、欧米とロシアとの新たな火種になることも懸念されます。

米国防総省 “ロシア軍 キエフ周辺の地上部隊の20%弱を再配置”

アメリカ国防総省のカービー報道官は30日、記者会見でロシア軍が首都キエフ周辺に展開していた地上部隊のうち全体の20%弱を再配置し始めたとする分析を明らかにしました。これらの部隊の一部に加えて北部のチェルニヒウや北東部スムイに展開していた部隊の一部はウクライナと国境を接するベラルーシに移動したということです。ただカービー報道官はいずれの部隊もロシア国内の駐屯地に戻っていないとして、部隊の再編成や補給を行ったうえでウクライナの別の場所で任務につく可能性があるという見方を重ねて示しました。そして「現時点でわれわれはロシア軍が撤退し事態を沈静化させようとする証拠を何も見ていない」と指摘しました。
またロシアが軍事作戦の重点を置く方針を示しているウクライナ東部についてロシアの民間軍事会社「ワグネル」の武装警備員およそ1000人が展開しているほか、空爆が優先的に行われているという分析を示したうえで支配地域を拡大しようとする動きだと指摘しました。キエフについても依然として空爆や砲撃は続いているとして、今も大きな脅威にさらされているという認識を示しました。
英国防省 “ロシア軍 多大な損失でベラルーシやロシアに後退か”
イギリス国防省は30日、戦況の分析を公表しロシア軍は多大な損失を受けたため部隊の再編成と補給のためにベラルーシやロシアに後退することを余儀なくされているとの見方を示しました。また地上での作戦能力の低下を補うため大規模な砲撃やミサイル攻撃を続けるとみられるとしています。そして「ウクライナ東部のドネツクとルガンスクに重点を置くのは、複数の方面からの攻勢を維持するのが困難であると暗に認めているのだろう」と指摘しています。

ベラルーシ 国内で軍事演習開始

ベラルーシ国防省は29日、国内で軍事演習を始めたと発表しました。演習は以前から計画していたものだということですが、29日から2日間にわたって軍全体を指揮する部隊と後方支援を行う部隊との連携を確認したということです。ベラルーシはウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアと同盟関係にあり、侵攻に先立ってロシアは合同軍事演習を行うとして3万人もの部隊をベラルーシに集結させました。その部隊が先月24日以降、国境をこえてウクライナに侵攻したとアメリカ国防総省は分析しています。このためロシア軍がウクライナ軍の抵抗を受けて苦戦を強いられている今、ベラルーシが軍事演習で部隊を動かしウクライナ侵攻に加わるのではないかという警戒感も広がりそうです。
ロシア軍についてイギリス国防省は30日「大きな損傷を受けたロシア軍の部隊が態勢を立て直すためにベラルーシやロシアへ撤収している」と指摘していますが、アメリカ国防総省は現時点ではベラルーシ軍が国境付近へ移動するようなウクライナ侵攻に加わる兆候はないとしています。

5363とはずがたり:2022/03/31(木) 10:50:37

[深層NEWS]ウクライナは電力と電波の維持に成功、ロシアの偽情報発信も「読まれている」
2022/03/31 00:17
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220330-OYT1T50410/

 慶応大の土屋大洋教授と廣瀬陽子教授が30日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、ロシアのウクライナ侵攻における情報戦について議論した。
キエフ周辺への空爆継続、停戦協議に露大統領報道官「まだまだ長い交渉が必要」

 土屋氏は、ウクライナの情報戦略について、「2014年に電波を遮断されて南部クリミアを奪われた反省から、今回は電力と電波を維持することに成功している」と分析。廣瀬氏はロシアの情報戦の展開を、「サイバー攻撃が限定的な影響しか与えられておらず、偽情報の発信のやり方も(ウクライナ側に)読まれている」と指摘した。

5364とはずがたり:2022/03/31(木) 10:51:19
戦費のしかかるロシア、犠牲増え続けるウクライナ 歩み寄りの行方は
https://www.asahi.com/articles/ASQ3Z6JDXQ3ZUHBI025.html
2022年3月30日 22時44分

 ロシアのウクライナ侵攻をめぐってトルコのイスタンブールで29日に行われた停戦協議で、ロシア側が首都キエフなどへの攻撃を「劇的に減らす」との考えを示し、侵攻開始から1カ月余りで事態はようやく停戦に向かって動き始めた。両国が歩み寄った背景は何だったのか。

 「我々の方からは、緊張緩和に向けて二つの歩み寄りを行う」

 協議終了後、ロシア代表団を率いたメジンスキー大統領補佐官は記者団にそう話した。隣に並んだフォミン国防次官は、ウクライナの首都キエフや北部チェルニヒウへの攻撃を「劇的に減らす」方針を表明。それを受けて再びメジンスキー氏が口を開き、ウクライナが求める同国のゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大統領の会談の可能性に言及した。

 ウクライナはこの日、自国の軍事的中立化についての条約案を提示した。中立化そのものについては、ロシアの侵攻後、ウクライナのゼレンスキー大統領が早くから受け入れを示唆していたが、ロシアは一気に動いた。

 「ドンバス(ウクライナ東部)で集団虐殺が行われている」(プーチン大統領)などと根拠にとぼしい主張で侵攻に踏み切ったロシアは当初、明らかにウクライナに全面降伏を求めていた。しかし、今回の協議では政権転覆を意味する「非ナチ化」など中立化以外の主要な要求には前進は見られなかった模様だ。

ロシア軍、装甲車2300台失う

 ロシアは追い込まれていた。ウクライナ軍の激しい抵抗にキエフ制圧作戦は行き詰まり、一部の部隊は3月下旬に入って後退。ウクライナは28日、激戦が続く近郊イルピンの「解放」を宣言した。

 ウクライナ側の発表ではロシ…

5365とはずがたり:2022/03/31(木) 21:58:10
【現地は今】キエフの1か月 ロシア軍“苦戦”の理由は
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220326/k10013552511000.html
2022年3月26日 8時40分

…ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻が始まってから1か月。
家族を国外に避難させ、みずからは首都キエフにとどまっているゲラ・トゥラベリーゼさん(50歳)がオンラインインタビューで今の状況を説明しました(取材は現地時間の3月24日)。

Q キエフ市内、今の状況は?
「今のところ一部のスーパーなどは営業しているので食料を確保できていますが、この状況が続けばいつまでもつかわかりません。市民は状況がよくならないことに疲れている様子です」

Q ロシア軍の攻撃は?
「自宅から2キロほどの場所で、きのうロシア軍が住宅街に向けて砲撃を行い、ガスのパイプも破壊され、多くの人たちが住む場所を失いました」
「侵攻後数週間は住宅街がねらわれることはありませんでした。ロシア軍の攻撃は日に日に近づいています。爆発音やロケット攻撃の音が毎晩夜通し聞こえます。キエフは安全だと思っていましたが、そうではなくなったようです」…

キエフをめぐる 1か月の攻防戦

ロシア軍は侵攻開始直後からキエフへの攻勢を強めてきました。

主にベラルーシを経由して南下し、キエフへ向かったとみられるロシア軍。

アメリカ国防総省の高官は当時「彼ら(=ロシア軍)は、ウクライナ政府を崩壊させ、自分たちの統治方法を確立するつもりだと考えられる」と指摘していました。

侵攻開始から約2週間後、ロシア軍はキエフ中心部から約15キロまで近づきます(アメリカ国防総省高官分析)。

最新の戦況については、キエフ北東方向から中心部まで20〜30キロにいたロシア軍部隊が、約55キロの位置まで後退しているとみられます(アメリカ国防総省高官分析)。

イギリス国防省は、キエフ北東のロシア軍部隊が物資不足や士気低下といった深刻な問題に直面しているとしています。

ウクライナ軍がキエフ近郊の複数の町で反撃に転じ、北西のブチャやイルピンではロシア軍を包囲できる状況にあるとしています。

→侵攻開始からの全戦況地図はこちら
https://www3.nhk.or.jp/news/special/ukraine/

プーチン大統領の“誤算”
こうした状況から、この1か月はプーチン大統領の「誤算」がかいま見え、それを象徴するのがキエフをめぐる攻防だったと言えます。

(1) ウクライナ側の抵抗
(2) ロシア軍の準備不足
(3) ロシア軍の士気低下
(4) 通信内容も傍受される
(5) 戦力分散で膠着状態

この5つの要因から、「誤算」を詳しく読み解きます。

5366とはずがたり:2022/03/31(木) 21:58:28
>>5365
ウクライナ側の抵抗
アメリカのメディアは、ウクライナ軍が機動性のある小規模な部隊を構成し、戦力的に優位なロシア軍に対して待ち伏せや夜間の攻撃を仕掛けていると伝えています。

ウクライナ側にはアメリカなどの西側諸国から
▽戦車などの装甲を貫通する対戦車ミサイル「ジャベリン」
▽ヘリコプターや戦闘機などを撃墜できる携帯型の地対空ミサイル「スティンガー」
といった兵器が供与されているといいます。
強力なミサイルを標的に向けて自動で誘導する精密兵器で、兵士が肩に担いで発射できる機動性も兼ね備えています。

都市部の戦闘では防衛する側が敵の侵入を待ち伏せすることができるため有利になるとアメリカの軍事専門家は指摘していて、ウクライナ側が供与された兵器を活用して効果的に侵攻を食い止めているとみられます。

ロシア軍の準備不足
ロシア軍の部隊は侵攻開始直後から、燃料や食料など作戦を遂行するのに必要となる物資の不足に悩まされ、進軍の遅れにつながっていると指摘されています。

アメリカ国防総省は、短期戦になると見込んだロシア軍が物資補給について適切な計画を立てていなかったと分析していて、現地では防寒具も不足し、一部の兵士が凍傷に苦しむなど戦闘ができない状態になっている兆候があるとしています。

ウクライナ側はロシア軍の前線部隊に補給を行う車両にも攻撃を仕掛けていて、ロシア軍の物資の不足は今も続き、部隊前進の停滞を招く一因になっているとみられます。

ロシア軍の士気低下
アメリカ国防総省によりますと、前線に送られた一部の兵士は、あくまでも“演習に参加するだけ”で戦闘に加わることを知らされておらず、ウクライナ側の抵抗に直面し、士気が低下しているとの情報もあるということです。

通信内容も傍受される
長期間に及ぶ侵攻を想定していなかったロシア軍は、広大なウクライナ領域をカバーできる通信環境を整えることができなかったと、アメリカメディアは当局者などの話として伝えています。

機密情報のやりとりも専用の無線通信システムではなく一般のシステムを使わざるをえなくなり、ウクライナ軍に通信内容を傍受されているとみられるということです。

戦力分散で膠着状態
ロシア軍が首都キエフや第2の都市ハリコフなど複数都市を同時に制圧しようとした結果、戦力が分散し、いずれの地域でも膠着(こうちゃく)状態に陥ったとの分析も専門家から出ています。

「ロシア軍 適切に計画立てたとは思えない」
「ロシアは第2次世界大戦以来、これほど大規模な作戦を行ったことがなく、作戦の規模に対して適切に計画を立てたとは思えない」
ロシア軍が予想以上に苦戦しているとみられることについて、アメリカ国防総省の高官はこう指摘します。

ウクライナへの侵攻当初は“圧倒的優勢”と思われていた、軍事大国ロシア。しかし現実はそのとおりにはなっていません。
それどころかウクライナは対戦車砲などの武器を最大限に活用し、多大な犠牲を払いながらも抵抗を続けています。

一方で、ロシア軍は「第5世代」と呼ばれる最新鋭の戦闘機や爆撃機など、強大な戦力を温存しているといいます。そして状況によっては核兵器を使用する可能性も排除しない姿勢を示しています。
ロシア軍とウクライナ軍による戦局は、予断を許さない状況が続いています。

5367とはずがたり:2022/03/31(木) 21:58:45

https://twitter.com/RyoriSake/status/1508945487931527169
龍鯉酒・魚もマキマさんも美味しくなるやつ
@RyoriSake

普通に英語の報道はbillionって書いてます。
なおbillionの桁数が英米で違うというのも昔のこと、今は「10億」で統一してます。

https://twitter.com/IkuyaKozuka/status/1508845558810652675
小塚 郁也 KOZUKA Ikuya
@IkuyaKozuka
管見では、湾岸戦争での米軍戦費が約611億ドル、イラク戦争でのそれが月額約40~50億ドルであった。よって、この記事のウクライナでの露軍戦費日額70億ドルとか、200億~250億ドルと言う数字は明らかに過大である。恐らくbillionとmillionの単位を混同、又は誤認したのだろう。

戦費試算「1日最大3兆円」、高価な長距離精密誘導弾使用にプーチン氏激怒か…「支持失う前に金欠に」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220329-OYT1T50223/
2022/03/30 07:55

 ロシアのウクライナ侵攻が長期化し、戦費がプーチン政権の重荷になり始めている。米欧などによる経済制裁で国家財政が苦しくなり、戦闘機の補修やミサイルなど兵器の補給にも制裁の影響が及んでいる模様だ。

高級車や宝飾品、ロシアにぜいたく品19品目禁輸…4月5日から
ロシアのプーチン大統領(ロイター)
 露国防省によると、セルゲイ・ショイグ国防相は25日、アントン・シルアノフ財務相と会談し、軍予算の増額について協議した。


 ロシアはウクライナ侵攻の戦費を公表していないが、巨費に上るとの指摘が相次いでいる。

 英国の調査研究機関などは今月上旬、ロシアの戦費に関し「最初の4日間は1日あたり70億ドル(約8610億円)だった。5日目以降は200億〜250億ドル(約2兆4600億〜3兆750億円)に膨らんだ」と試算した。露政府の歳入は年間で25兆ルーブル(約31兆2500億円)程度だ。

 ロシアの調査報道専門メディア「インサイダー」によると、ロシア軍が26日に発射した52発のミサイルの総額は推計3億4000万ドル(約418億円)だった。プーチン大統領は、ロシア軍が6日にウクライナ中部の空港に高価な長距離精密誘導弾8発を撃ち込んだことに激怒したとも報道された。

 北大西洋条約機構(NATO)のジェームス・スタブリディス元欧州連合軍最高司令官は今月中旬、米通信社への寄稿で、プーチン氏は「国民の支持を失う前に金欠になるだろう」と皮肉った。

5368とはずがたり:2022/03/31(木) 22:12:08
ウクライナ側が提案する新たな安全保障の枠組み
https://twitter.com/toshi_1004/status/1509156460374405122
・ウクライナが攻撃を受けたら三日以内に協議
・軍備支援・空域閉鎖を行う義務を負う

ウクライナ 新たな安全保障の枠組み提案 ロシアの判断が焦点に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220330/k10013559681000.html
2022年3月30日 20時27分

ロシアとウクライナとの停戦交渉を受けて、ウクライナ側は今後NATO=北大西洋条約機構の加盟を断念する代わりとなる新たな安全保障の枠組みについて関係国と具体的な調整に入りたい考えです。一方、ロシア側はウクライナ側の提案を受けて対案を提示するとしていて、プーチン大統領の判断が焦点となります。

ロシアとウクライナが29日、トルコのイスタンブールで行った停戦交渉でウクライナ側はNATO=北大西洋条約機構の加盟を断念する代わりとなる新たな安全保障の枠組みについてロシア側に提案しました。

ウクライナ側によりますと、枠組みにはアメリカ、イギリス、ポーランド、トルコなどのほかロシアや中国も含まれる可能性があるとしていて、これが受け入れられるなら国内に外国の軍事基地を設けないなどの「中立化」に応じるとしています。

この提案をめぐりウクライナ側の代表団は今後2週間かけて安全保障の枠組みに入る可能性がある関係国との間で協議を始めるなど、具体的な調整に入りたい考えです。

これに対してロシア代表団のトップ、メジンスキー大統領補佐官は「ウクライナの提案を検討し対案を出す用意がある」としています。

一方ロシア国防省は首都キエフ周辺などで軍事作戦を大幅に縮小すると発表しましたが東部での軍事作戦は継続する方針で、コナシェンコフ報道官は30日、ドネツク州でウクライナ軍の燃料施設などをミサイルで破壊したと明らかにしました。

ロシアとしては戦闘を継続しながらウクライナとの交渉に臨む考えで、安全保障の枠組みなどをめぐりプーチン大統領がどのような判断を行うかが焦点となります。

5369とはずがたり:2022/04/01(金) 12:01:23
欧州本気ですなぁ〜>特定の脅威が発覚したための措置ではないという

欧州の露外交官を多数追放 スパイ網寸断狙う
特定の脅威が発覚したための措置ではないという
By Laurence Norman
2022 年 3 月 31 日 07:24 JST
https://jp.wsj.com/articles/europes-expulsion-of-russian-officials-aims-to-disrupt-alleged-spy-networks-11648679016

 欧州諸国が29日、計43人のロシア外交官を国外追放としたことは、ロシアが域内で展開するスパイ網を寸断することを狙った取り組みの一環だ。特定の脅威が発覚したための措置ではないという。内情に詳しい関係筋が明らかにした。

 欧州ではロシアによるウクライナ侵攻以降、ロシアのスパイ網を連携して排除する動きが広がっており、向こう数日間にさらに国外追放措置が続く可能性がある。欧州のある外交幹部はこう明かす。

 ベルギー、オランダ、アイルランド、チェコの欧州連合(EU)加盟4カ国は29日、ロシア外交官ら計43人を国外追放としたと明らかにした。内訳はベルギーが21人、オランダが17人、アイルランドが4人、チェコが1人。

 これら4カ国の政府はそれぞれが公表した声明文で、国外追放となった人物はスパイ行為や工作活動を通じて国家安全保障上の脅威をもたらしていると説明した。それ以上の詳細は控えており、氏名も明らかにしていない。

...

5370とはずがたり:2022/04/01(金) 17:55:27
2022年4月1日12:31 午後5時間前更新
ウクライナの防衛力、近く向上 米英から最新鋭兵器=駐日大使
https://jp.reuters.com/article/ukraine-tokyo-presser-idJPKCN2LT30U
ロイター編集

 4月1日、ウクライナのコルスンスキー駐日大使(写真)は会見で、米国と英国から「最新鋭」の兵器が提供されると述べ、ロシアの攻撃に対する防衛能力が高まるとの認識を示した。1日撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)

[東京 1日 ロイター] - ウクライナのコルスンスキー駐日大使は1日の会見で、米国と英国から「最新鋭」の兵器が提供されると述べ、ロシアの攻撃に対する防衛能力が高まるとの認識を示した。

「ロシアは空軍、戦闘機、ミサイルで依然優位に立っている」とし、「領土と領空を防衛するための最新鋭の兵器が米英から届き始める見込だ」と述べた。

ロシアが巡航ミサイルで攻撃してくる場合、ウクライナ軍は発射地点に到達できないため、ミサイルを迎撃する必要があると指摘し、「従ってこうした最新鋭の兵器が必要だ」と語った。

5371とはずがたり:2022/04/01(金) 17:57:02
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220401/k10013562051000.html
イギリス国防相 ロシア軍の動き「過去に同じような戦略の変化」

イギリスのウォレス国防相は3月31日、イギリスメディアとのインタビューで、ロシア軍が軍事作戦の重点をウクライナ東部に移すとしていることについて「過去にも同じような戦略の変化があった。こうした場合には、民間人や民間人の居住地域への攻撃が増えるなど、いつも状況は悪化する。ロシア軍は、南東部に移動し、何ができるのか探ろうとしている」などと述べ、国際社会が引き続き結束していくことが必要だと指摘しました。

また、この日はイギリスやアメリカなど各国がウクライナに対する支援について話し合うオンラインの会合が行われ、さらなる軍事的な支援を続けていくことで一致したとしています。

一方、イギリス軍のトップ、ラダキン参謀長は3月31日、シンクタンクの講演で、マリウポリなどでは厳しい状況が続くという見方を示したうえで「プーチン大統領はあらゆる面で敗北している。先見の明があるとわれわれに信じさせようとしたが、それにはほど遠い状況で、数々の壊滅的な誤算によって、自分自身を傷つけた。プーチン大統領は、1か月前に比べ弱い存在になっているが、逆に、NATOはかつてないほど強く結束している」と強調しました。

5372とはずがたり:2022/04/02(土) 18:36:24
黒海の危険な浮流機雷がロシアの仕業と考えられるこれだけの理由
4/2(土) 11:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa85a5efd59c786df712fdf0d939f7a9d452d543
JBpress
ボスポラス海峡を通航して黒海に向かうトルコ海軍の機雷掃海艇(資料写真、2022年3月26日、写真:ロイター/アフロ)

 (数多 久遠:小説家・軍事評論家、元幹部自衛官)

5373とはずがたり:2022/04/02(土) 18:37:16
陽動や牽制の可能性が高いのだろうけど親露勢力総動員の様相。

https://twitter.com/kuon_amata/status/1510156464773808130
数多久遠 新刊『航空自衛隊 副官 怜於奈3』1月14日発売
@kuon_amata
ロシアがトランスニストリア(沿ドニエストル)で動員を始めたらしい。

オデーサ方面を背後から突くつもりかもしれない。
(ただし、モルドバへの牽制意図の可能性も)

5374とはずがたり:2022/04/02(土) 18:41:00

此処かな?>ノボバフムティフカ
https://google.co.jp/maps/place/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A+%E3%80%9285483+%E3%83%89%E3%83%8D%E3%83%84%E3%82%AF+Novohrodivka/@48.2106009,37.2948989,13z/data=!3m1!4b1!4m13!1m7!3m6!1s0x40e0909500919a2d:0x36335efdc5856f84!2z44Km44Kv44Op44Kk44OKIOODieODjeODhOOCrw!3b1!8m2!3d48.015883!4d37.80285!3m4!1s0x40de3aa4084cd22b:0xf41b1fb212144194!8m2!3d48.2045408!4d37.3367786?hl=ja

ルガンスクに較べて出遅れてたドネツクだけどロシア軍が押し始めてるのかも。マリウポリも陥落寸前のようだ。

それに対してアメリカ軍は戦車の供与,東部への移送を,イギリスはの遠距離砲と対艦システムを供与するようだ。

https://twitter.com/olivenews/status/1510178420088446979
The daily olivenews
@olivenews
ロシア国防省、ノボバフムティフカ付近でウクライナ軍第25空挺突撃旅団の退却部隊と戦闘
ウクライナでの特別軍事作戦について別の報告書を提出。コナシェンコフ少将によると現在、ドネツク北西にあるノボバフムティフカ地区で戦闘が行われており殆どの領域がロシア軍によって掃討されているという。

https://twitter.com/olivenews/status/1509942189601615872
The daily olivenews
@olivenews
現在、マウリポリ市の国家親衛隊の拠点は制圧され、ウクライナ軍は3ヶ所の拠点を残すのみとなっている。包囲の輪は日々狭まっている。既に制空権はなくVKSの下にある。つまりヘリ等で浸入・逃亡すると撃墜される。アゾフ海ではロシア軍が補給を開始している。これらはショイグ国防相報告とおりである。

https://twitter.com/olivenews/status/1510154870900232192
The daily olivenews
@olivenews
ロンドン、4月2日。/TASS/。英国がキーウに約束した英国の遠距離砲と対艦システムは、ウクライナに引き渡された場合、ロシア軍の合法的な標的になるだろう、と英国のロシア大使アンドレイ・ケリンはインタビューでTASSに語った。
午後4:19 ・ 2022年4月2日・Twitter Web App

https://twitter.com/tohazugatali1/status/1510184753856593921
とはずがたり
@tohazugatali1
アメリカが焦点の(というか決戦地となりそうな)ウ東部戦線へ旧ソ連製戦車の移送を行うと云うNYタイムスの記事はこれか。陰鬱だがドネツクでの決着が停戦には必要なのか。何国提供の戦車なのか,何台送るか等は機密のようだ。

5375とはずがたり:2022/04/02(土) 18:43:18
警告か?

【動画】米兵が本紙記者に銃口 那覇軍港警備訓練の取材中に
https://ryukyushimpo.jp/movie/entry-1495053.html
2022年4月1日 10:32
米兵 那覇軍港 銃
mail_share

 在沖米陸軍は31日夕、米軍那覇港湾施設(那覇軍港)で基地警備訓練を実施した。銃を携帯し武装した兵士が軍港内の倉庫を警戒する様子などが、国道331号沿いから確認された。基地フェンスの

5376とはずがたり:2022/04/02(土) 20:58:30

腐った鯛扱いは流石に失礼だけど嘗ての栄光の大英帝国の片鱗は可成り残ってて軍事的なプレゼンスは高いねえ。

英、ミサイル6000基を追加供与 ウクライナ支援倍増
2022年03月24日10時17分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032400416&g=int

 【ロンドン時事】英政府は23日、ロシアの侵攻下にあるウクライナに対し、対戦車用を含むミサイル6000基と2500万ポンド(約40億円)の追加軍事支援を行うと発表した。英国は既に4000基を超える対戦車兵器を提供しており、支援を大幅に拡大させる。
ウクライナに装備品引き渡し 岸防衛相

 ジョンソン首相が24日、ブリュッセルで開かれる北大西洋条約機構(NATO)など一連の首脳会合で表明する。各国にも支援強化を呼び掛ける。

5377とはずがたり:2022/04/02(土) 23:25:56
ウクライナ、29日に露と4度目停戦協議 「中立化の用意ある」
3/28(月) 6:37配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6bb873c2675dfe989ab149503f847aaf12765b1
毎日新聞
ウクライナのゼレンスキー大統領(左)と、ロシアのプーチン大統領=いずれも代表撮影

 ロシアによるウクライナへの侵攻を巡る停戦協議について、インタファクス・ウクライナ通信などは28日までに、トルコ・イスタンブールで29日から4度目となる対面での交渉が実施されると明らかにした。ロシア側代表のメジンスキー大統領補佐官は29〜30日の日程としている。

【写真】病院に爆撃、そこには妊婦が…戦地は今

 2月28日に始まった対面での停戦協議は3月7日までベラルーシで開かれ、その後はオンライン形式で断続的に続いた。トルコでは10日にも両国の外相会談が行われた。

 トルコ政府によると、同国のエルドアン大統領は27日、ロシアのプーチン大統領と電話協議し、停戦実現や人道状況改善の必要性を訴えた。

 一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は27日のロシア独立系記者らとのインタビューで、停戦協議のテーマの一つである「ウクライナの中立化」の受け入れについて「用意ができている」と語った。ウニアン通信が伝えた。北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念する代わりに、米国などの関係国が安全を保障する枠組みについて拘束力の強い条約が必要だと強調。中立化には「国民投票が必要」ともしており、最終判断まで時間がかかる可能性がある。

 ウクライナでは27〜28日も戦闘が続いた。ウニアン通信によると、1986年に事故が起きた北部チェルノブイリ原発周辺の立ち入り制限区域内では、砲撃により約30カ所で火災が発生。計1万ヘクタール以上の森林が燃え、放射線量上昇の可能性も指摘されている。ウクライナ軍は27日、ロシア軍が「原発のすぐそばに多くの砲弾を輸送、保管している」と発表。鋼鉄製シェルターで覆われた4号機に被害が及ぶ懸念も示した。

 一方、同原発職員が住むスラブチチの市長は28日、スラブチチを支配下に置いていたロシア軍が撤収したと発表した。ロイター通信が伝えた。【岩佐淳士(ブリュッセル)、畠山哲郎】

5378とはずがたり:2022/04/02(土) 23:28:23
クリミア・タタール人指導者、ウクライナ・ロシア和平協議におけるクリミア関連提案を批判
https://www.ukrinform.jp/rubric-ato/3443319-kurimiatataru-ren-zhi-dao-zheukurainaroshia-he-ping-xie-yiniokerukurimia-guan-lian-ti-anwo-pi-pan.html
29.03.2022 21:32

クリミアの先住民族クリミア・タタール人の代議機関「メジュリス」のチュバロフ代表は29日、ウクライナ・ロシア和平協議において将来の合意案における、今後15年間クリミアに関する協議を行うという提案を批判した。
チュバロフ・メジュリス代表がフェイスブック・アカウントにコメントした。

チュバロフ氏は、「クリミアの地位に関してプーチンやその他のロシアのギャングたちと15年間の『協議期間』について合意しようとしている者には皆、速やかにロシアの軍艦の後に続くことが提案されている」と書き込んだ。

同氏は、2014年、ウクライナ政権はクリミアを守るための機会も力も政治的意思もなく、ロシアはクリミアを短期間で占領してしまったと指摘した。

その上で同氏は、「そのため、クリミア・タタール人も民族的ウクライナ人も、ウクライナ軍の行動がなかったために、ロシア軍に対抗することができなかった。しかし、現在、ロシア連邦のクリミア占領8年目にして、状況は全く異なっている。ウクライナ軍とウクライナ政治的ネイションは、ウクライナ領を1メートルたりと譲歩することを誰にも許さない。クリミアもドンバスもだ」と書き込んだ。

これに先立ち、29日、トルコのイスタンブルにて、ウクライナとロシアの和平協議が開催された。ウクライナ側は、現在協議されている和平合意案では、クリミアとセヴァストーポリ、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域は未解決のままとなると説明している。

ポドリャク宇大統領府長官顧問は、クリミア問題につき、「私たちは、ウクライナとロシアの立場を確認し、15年間にわたり、クリミアとセヴァストーポリの地位に関する二国間協議を実施することを提案している」と発言した。ポドリャク氏は、ロシア側には、ウクライナとロシアは、その15年間は、クリミア問題解決のために軍事力・武力を使うことはないと定めることが提案されているとも発言した。

さらに同氏は、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域(CADLR)問題は、さらに別の項目となり、同項目は、ウクライナとロシアの大統領間の協議において話し合われなければならないと報告した。

5379ウクライナ危機を前に傍観を決め込むゴキブリ陸自:2022/04/03(日) 10:55:28
陸自の爆音ヘリがオナニー飛行訓練を繰り返している。
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反米・極右の長州閥、安倍が核戦力を有するロシアと手を結んで在日米軍を追い出そうと企み、プーチン大統領に「返還される北方領土には米軍基地を置きません」と直接 伝えた時もダンマリを決め込んで国益や国の安全保障よりも自己保身に血眼になり、陸幕長に昇格した反米・極左のポンコツ東大卒ゴキブリ野郎。
.
東支那海の日本側EEZ内で支那人が勝手に天然ガスを採掘しても追い払う様子なし。
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「今日のウクライナ危機は明日の日本の危機」であるにも拘わらず、義勇兵として実戦を経験し 見聞を広めようという意欲ゼロ。
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こんなことでは日本が周辺の共産主義国家から侵略されても何処の国も義勇兵を送ってくれない。
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オナニー飛行訓練を繰り返すだけの陸自。 コイツらの何処が「命懸けで国を守ります」なのか。

5380とはずがたり:2022/04/03(日) 16:59:18
ウクライナ軍東部戦線で攻勢 ロシア軍装備弾薬残して敗走
3/29(火) 17:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a712cfa1cacee887b55cbe125df12cd799d9271
AP通信

トロスティアネッツ、ウクライナ、3月29日(AP)― ウクライナ軍は、3月1日にロシア軍の手に落ちた同国東部のトロスティアネッツを、ロシア軍から奪い返した。
 AP通信の記者は3月28日、ロシア軍の敗走を喜ぶ市民のそばを、勝ち誇った兵士を満載して走るウクライナ軍の戦闘車両とは対象的に、放棄された陣地に散乱する破壊された戦車や自走砲、軍用車両、さらに遺棄された無数の弾薬箱などを目撃した。
 複数の住民の証言では、ウクライナ軍の激しい攻撃を受けたロシア軍が敗走したという。
 ウクライナ軍は各地の戦線でロシア軍を押し戻しており、米の軍事専門家は、ロシア軍の前進は止まったようだと指摘。その上で、ロシア軍は侵攻作戦の重点を、首都キーウ周辺の地上戦から、東部ドンバス地方の防衛戦に置き換えたのではないかと推測している。
 親ロシア派武装勢力が実効支配するドンバス地方では、2014年のロシアによるクリミア半島併合以降今日まで、ウクライナ軍との武力衝突が続いている。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

5381とはずがたり:2022/04/03(日) 18:16:06
ウクライナ軍 森に潜伏“ロシア軍拠点”一斉攻撃…ドローン映像公開[2022/03/16 13:20]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000248123.html

5382とはずがたり:2022/04/03(日) 18:18:37

戦役初期,ロシアが制空権取り損ねた第一報

2022.03.5
ウクライナの防空システムは健在、ロシアは過去24時間で5機の航空機を失う
ロシア軍は過去24時間でSu-34を含む5機の航空機を失い、まだウクライナ軍の防空システムが健在であることが確認された。
https://grandfleet.info/european-region/ukraines-air-defense-system-is-alive-russia-has-lost-five-aircraft-in-the-last-24-hours/

5383とはずがたり:2022/04/03(日) 18:31:01
「ロシア軍がウクライナで白リン弾を使用」は誤報、実際には9M22Sクラスターテルミット焼夷ロケット弾
https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20220325-00288216
JSF軍事/生き物ライター
3/25(金) 6:11

5384とはずがたり:2022/04/03(日) 18:31:59
威力発揮するウクライナ軍の対戦車ミサイル「ジャベリン」 ロシア装甲車の弱点突く
Mar 1 2022
https://newsphere.jp/world-report/20220301-3/2/
United States Army / Wikimedia Commons

◆ロシアのほぼすべての装甲車両に有効
 対装甲車で強力な性能を誇るジャベリンは、過去20年間でアメリカ軍およびその同盟国20ヶ国ほどに配備された。現在ウクライナ国内にも多くが導入されており、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は同国の安全保障理事会の場で2月28日、ウクライナ軍が一部のNATO加盟国を上回る数のジャベリンを保有していると認めた。ユーロ・ニュースによるとアメリカは今年1月末、ウクライナに300発のジャベリンミサイルを提供したほか、昨年10月にもジャベリンミサイル180発とランチャー30基を提供している。

 米シンクタンクのランド研究所の防衛アナリストはジャベリンの効果について、「ジャベリンはおそらく、ロシアのほぼすべての装甲車両に対して相当な効果を発揮します。(戦車などの)対重装甲車においては、ウクライナに存在し兵士個人が携行可能なミサイルシステムとしておそらく最大の攻撃能力を持ちます」と説明している(ユーロ・ニュース)。

 ウクライナ国防省は3月1日朝までに、ロシア戦車198台、その他の装甲戦闘車両846台、航空機29機、ヘリ29機を破壊したと報告している。すべてがジャベリンによるものではないが、戦局を相当有利に変化させたとみて間違いないだろう。

◆完全無欠ではないが、高い効果
 ただし、ロシア軍のしばしの足止めに成功したジャベリンも、完全無欠の兵器というわけではない。ユーロ・ニュースは「ジャベリンは驚異的な兵器と呼ぶにはほど遠い」とも指摘する。車両への搭載または歩兵による携行の形で使用することになるが、ウクライナ中東部には広大な平原が広がる。強力な装甲車破壊能力を備えているとはいえ、身を隠す場所がなければ直ちにロシア軍の標的となってしまう。また、基本的には戦車や航空機などのサポートを受けながら展開することになるため、いくら個人で携帯可能といえど、実際には機動性に幾分かの制限がかかる。ミサイル自体が非常に高価であることも課題だ。

 しかし、非常に限られた兵力をもってロシアの侵攻を足止めする意味では、効率に優れた選択肢となっている。米ナショナル・インタレスト誌はジャベリンの立ち位置について、攻撃の完全阻止ではなくペースダウンを誘発するツールとなるだろうと述べている。ロシア側の攻撃コストを上げるうえで有効な手段となりそうだ。

5385とはずがたり:2022/04/03(日) 19:09:05
アブラモビッチ氏とウクライナ交渉団に毒物か 関係筋明かす
3/29(火) 5:04配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f9af68e5eec4cc8a4769b713a8bb87154935d61
AFP=時事
イングランド・プレミアリーグ、チェルシーのオーナーでロシア人富豪のロマン・アブラモビッチ氏(2016年8月15日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は28日、関係者の話として、ロシア人富豪ロマン・アブラモビッチ(Roman Abramovich)氏とウクライナの交渉代表団が、両国間の停戦交渉を妨害しようとするロシアの強硬派により毒を盛られた疑いがあると報じた。AFPが取材した関係筋も、同紙の報道を事実と認めた。

【写真】ロシアとウクライナが開いた協議の様子

 ウクライナ侵攻をめぐり、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)に圧力をかけることを目的とした西側諸国の制裁を受けているアブラモビッチ氏は、各地で行われる両国間の交渉に参加していると報じられている。

 関係者がウォールストリート・ジャーナル紙に語ったところによると、ウクライナの首都キエフでの協議後、アブラモビッチ氏と少なくとも2人のウクライナ代表者が、目の充血や痛み、涙目、顔や手の皮膚の剥離などの症状を訴えた。その後回復し、命に別条はないとされている。実行者の正体は不明だが、被害者は停戦交渉を妨害しようとするロシアの強硬派による犯行を主張しているという。

 同紙の取材に応じた英検証サイト「ベリングキャット(Bellingcat)」研究員のクリスト・グロゼフ(Christo Grozev)氏は、「殺害の意図はなく、単なる警告」だったとの見方を示した。同氏は、2020年にロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏が神経剤による毒殺未遂に遭った事件について、ロシア政府の工作員が実行したとの調査結果を出している。

 グロゼフ氏はアブラモビッチ氏の被害の様子を捉えた画像は見たものの、毒物検出のためのサンプル採取は間に合わなかったという。グロゼフ氏はツイッター(Twitter)への投稿で、被害に遭った3人は「症状が出るまでの数時間、チョコレートと水しか口にしていなかった」と説明している。【翻訳編集】 AFPBB News

5386とはずがたり:2022/04/03(日) 19:23:25
アブラモビッチ氏とウクライナ交渉団に毒物か 関係筋明かす
3/29(火) 5:04配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f9af68e5eec4cc8a4769b713a8bb87154935d61
AFP=時事

【AFP=時事】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は28日、関係者の話として、ロシア人富豪ロマン・アブラモビッチ(Roman Abramovich)氏とウクライナの交渉代表団が、両国間の停戦交渉を妨害しようとするロシアの強硬派により毒を盛られた疑いがあると報じた。AFPが取材した関係筋も、同紙の報道を事実と認めた。

 ウクライナ侵攻をめぐり、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)に圧力をかけることを目的とした西側諸国の制裁を受けているアブラモビッチ氏は、各地で行われる両国間の交渉に参加していると報じられている。

 関係者がウォールストリート・ジャーナル紙に語ったところによると、ウクライナの首都キエフでの協議後、アブラモビッチ氏と少なくとも2人のウクライナ代表者が、目の充血や痛み、涙目、顔や手の皮膚の剥離などの症状を訴えた。その後回復し、命に別条はないとされている。実行者の正体は不明だが、被害者は停戦交渉を妨害しようとするロシアの強硬派による犯行を主張しているという。

 同紙の取材に応じた英検証サイト「ベリングキャット(Bellingcat)」研究員のクリスト・グロゼフ(Christo Grozev)氏は、「殺害の意図はなく、単なる警告」だったとの見方を示した。同氏は、2020年にロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏が神経剤による毒殺未遂に遭った事件について、ロシア政府の工作員が実行したとの調査結果を出している。

 グロゼフ氏はアブラモビッチ氏の被害の様子を捉えた画像は見たものの、毒物検出のためのサンプル採取は間に合わなかったという。グロゼフ氏はツイッター(Twitter)への投稿で、被害に遭った3人は「症状が出るまでの数時間、チョコレートと水しか口にしていなかった」と説明している。【翻訳編集】 AFPBB News

5387とはずがたり:2022/04/03(日) 20:11:38
ロシアとウクライナ 停戦交渉で一定の譲歩示すも停戦は不透明
2022年3月30日 6時32分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220330/k10013558561000.html
ロシアとウクライナは29日、停戦交渉を行い、ウクライナ側はNATO=北大西洋条約機構への加盟に代わる関係国との新たな安全保障の枠組みを提案しました。一方、ロシア側も首都キエフ周辺などで軍事作戦を大幅に縮小すると述べ、双方は一定の譲歩を示した形ですが、具体的な停戦に結び付くかは依然、不透明なままです。

ウクライナで激しい戦闘が続く中、ロシアとウクライナの双方の代表団による対面形式の停戦交渉がトルコのイスタンブールで29日、行われました。

協議はおよそ3時間半行われ、ウクライナ代表団の関係者は交渉に進展があったとしたうえで「新たな安全保障の枠組みについてロシア側と議論した」と述べ、NATO=北大西洋条約機構への加盟に代わる新たな安全保障の枠組みについて協議したことを明らかにしました。

ウクライナ側によりますと、新たな安全保障の枠組みにはアメリカやイギリス、カナダ、ポーランドやトルコなどが含まれる可能性があるということで、これが受け入れられるなら「中立化」に応じるとしています。

「中立化」には領土内に外国の軍事基地を設けないことなどが含まれているということで、ロシア側の要求に対しウクライナ側が一定の譲歩を示した形です。

これに対しロシア側も「会談は建設的だった」と評価したうえでロシア国防省のフォミン次官は「首都キエフ周辺と北部のチェルニヒウでの軍事作戦を大幅に縮小することを決めた」と述べ、信頼醸成の措置としてキエフ周辺などでの軍事作戦を大幅に縮小するとしています。

またウクライナ側が求めてきた首脳どうしの会談についても「外相レベルでの承認があって初めて可能となる」と述べました。

ただウクライナ側によりますと、ロシアが一方的に併合した南部クリミアの主権の問題は、今後、15年間、協議することになるとするなど、最も難航するとみられる領土主権の問題は、停戦交渉では事実上、棚上げした形にもなっています。

またロシアのショイグ国防相は29日、今後は東部での軍事作戦に重点を置く姿勢を示し、深刻な人道危機が続く東部マリウポリなどでは、引き続き激しい戦闘が続くとみられます。

今回の停戦交渉では双方が一定の譲歩を見せ、ロシア側はウクライナ側の提案をプーチン大統領に報告するとしていますが、今後、具体的な停戦に結び付くかは依然、不透明なままです。

ゼレンスキー大統領 “前向きな合図も言葉を信じる理由ない”
ウクライナのゼレンスキー大統領は29日、公開したビデオメッセージの中で、ロシアとの停戦交渉について「前向きな合図といえるが、この国を破壊しようとする力の代表者の言葉を信じる理由はない」と述べました。また、ロシア軍が首都キエフ周辺などで軍事作戦を大幅に縮小すると決めたとしたことについて「ロシア軍は攻撃を加える態勢を維持しているので、われわれの防衛態勢も維持したままだ」と述べ、停戦交渉の行方について、慎重な見方を示しました。

アメリカ国防総省「本当の撤退ではなく再配置だ」
アメリカ国防総省のカービー報道官は29日、記者会見で、ロシア軍の首都キエフ周辺での動きについて、小規模の部隊が離れたとする一方で「これは本当の撤退ではなく再配置だ」と述べ、撤退が行われているとは捉えていないという姿勢を強調しました。

そのうえで「われわれは、ほかの地域への大規模な攻勢を警戒する必要がある。ロシア軍は目標としていたキエフの制圧に失敗したが、キエフへの脅威が終わったわけではなく、今もキエフを含むウクライナ国内でロシア軍は大規模な残虐行為を行うことができる。実際にきょうもキエフに対する空爆が続いたのを確認している」と述べました。

交渉で話し合われたとみられる内容は
29日に行われたロシアとウクライナの停戦交渉では、以下の内容が話し合われたとみられます。

5388とはずがたり:2022/04/03(日) 20:12:06
>>5387
NATO加盟に代わる集団的安全保障の枠組み
まずロシアが求めてきたウクライナの「中立化」についてです。

ウクライナ側によりますとNATO=北大西洋条約機構への加盟に代わり、新たな集団的な安全保障の枠組みを提案したということです。

この枠組みについて、ウクライナ側はアメリカやイギリス、ドイツ、フランスのほか、中国、ロシアカナダ、イスラエル、ポーランドトルコなどが含まれる可能性があるとしています。

そのうえで、この枠組みによって自国の安全が確保できれば「非核の地位」と、NATO加盟を断念する「中立化」を受け入れるとしています。

「中立化」には、ウクライナ国内に外国の軍事基地を設置しないことや、外国の部隊を駐留させないこと軍事演習などを行う場合は、関係国との同意を条件とすることも含まれるとしています。

一方、ロシア側はこの提案について検討する考えを示しました。

そのうえで、関係国からウクライナの安全が守られる対象地域について、南部クリミアと親ロシア派の武装勢力が事実上、支配しているウクライナ東部の地域は、対象外になると説明しています。

「中立化」をめぐるウクライナ側の提案について、今後、合意に向かうかが注目されます。

南部クリミア・ウクライナ東部の主権
次にロシアが8年前に一方的に併合した南部クリミアの主権について、ウクライナ側は、今後、15年間、協議を続けるとしていて、この間、領土問題の解決のために、武力は行使しないとする提案をしました。

また、親ロシア派の武装勢力が事実上、支配しているウクライナ東部の主権問題についても今後、首脳どうしで話し合う項目だとしています。

この点についてロシア側は、クリミアが自国の領土だと強固に主張しているほか東部地域の独立をすでに承認しており、ウクライナ側としては、今回の停戦交渉では、最も解決が困難な主権をめぐる問題を、事実上、棚上げした形です。

キエフ周辺などで軍事作戦を大幅に縮小
また停戦交渉に関連してロシア側は首都キエフ周辺と北部のチェルニヒウでの軍事作戦を大幅に縮小することを決めたとしています。

ロシア側はこれは停戦ではなく、信頼醸成措置だとしています。

また、ロシア国防省は、ウクライナ東部に軍事作戦の重点を置く方針を示しています。

そのほか
このほかロシア側は、ウクライナがEU=ヨーロッパ連合に加盟することは否定しないとしています。

ウクライナ側が求めてきた首脳会談についてもロシア側は、まずは、外相レベルで合意内容が承認できたら、首脳会談を実施することが可能だとしています。

また合意内容についてウクライナ側は、憲法を改正する必要があることなどから国民投票を行って民意を問うことが必要だとしています。

またそのためには停戦やロシア軍の撤退が必要だとしています。

5389とはずがたり:2022/04/03(日) 20:17:45
自ら基地局を破壊し暗号化できない、携帯使えなくなり民間人の携帯を奪う......ロシア軍「情報」ダダ漏れ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/03/post-98398_2.php
THE UKRAINIANS ARE LISTENING
2022年3月29日(火)16時25分
ジャック・デッチ(フォーリン・ポリシー誌記者)、エイミー・マッキノン(フォーリン・ポリシー誌記者)

5390とはずがたり:2022/04/03(日) 20:18:11
ロシア軍、市街地砲爆撃を継続 英国防省見通し―専門家「化学兵器使用」警告
2022年03月21日05時59分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032100120&g=int
【図解】ウクライナ
【図解】ウクライナ

20日、ウクライナの首都キエフで、ロシア軍のミサイル攻撃を受けて炎上する建物(EPA時事)
20日、ウクライナの首都キエフ近郊で、破壊されたロシア軍の戦車(ウクライナ軍提供)(AFP時事)
20日、キエフ近郊でロケット弾の発射準備をするウクライナ兵士(AFP時事)

 【ロンドン時事】英国防省は20日、ウクライナに侵攻したロシア軍に関し「既にかなりの程度に達した自軍の損害を抑えるため、重火力を使った市街地への攻撃支援を続ける可能性が高い」とする見通しを明らかにした。南東部マリウポリなど複数の都市が引き続き無差別の砲撃や爆撃にさらされる恐れがある。
<ウクライナ情勢 最新ニュース>

 国防省は、ロシア軍が過去1週間、東部の複数の都市の掌握で限定的な進捗(しんちょく)しか達成できなかったと分析。「その代わり市街地への無差別な砲撃を増やし、広範囲の破壊と多数の民間人死傷者が生じている」と指摘した。
 20日付の英紙サンデー・エクスプレスによると、ロシアの軍事政策に詳しいユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)のマーク・ガレオッティ名誉教授は「プーチン(ロシア大統領)はウクライナ側に対する有利な交渉材料を必要としている。今週(攻撃を)エスカレートさせるとみておくべきで、そこには化学兵器の使用が含まれるかもしれない」と警告した。

5391とはずがたり:2022/04/03(日) 20:35:45
よく判らないけど家族や親戚はウクライナに沢山居て危険な目にあっててそれをウクライナやアメリカのせいにしてるのかね?
>特筆されていたのはロシア軍のエフゲニー・イリン少将の態度だ。
>会談が終了する際、米国の駐在武官の1人が、ウクライナにルーツを持つイリン氏の家族について「何気なく尋ねた」ところ、「冷静だった同氏の顔色は突然紅潮し、動揺した表情を浮かべた」という。文書によると、イリン氏は質問に対し、自身がドニプロペトロフスクで生まれたと回答。その後家族とドネツクに移り、現地の学校に通ったと述べた。
>続いてイリン氏はウクライナの現在の状況について、「悲惨であり、自分もそのことで大変に意気消沈している」と付け加えた。そのまま握手を交わすことなく立ち去ったと、文書は伝えている。

ロシアの将軍、米国防当局者との希少な直接会談で感情「爆発」 CNN EXCLUSIVE
2022.03.24 Thu posted at 16:30 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35185333.html

ロシア軍の士気面の問題「暴露」か、米ロ国防当局者の会談

(CNN) ロシアと米国の軍当局者が直接顔を合わせる希少な会談が先週行われ、普段は冷静なロシア側の将軍が感情を「爆発」させる一幕があった。米軍が会談内容をまとめた非公開文書をCNNが確認した。出席した米国側は、ロシア軍が士気の面でより大きな問題を抱えていることを「暴露する瞬間」だったとの見方を示している。

文書には、会談に同席した米国の駐在武官2人の見方やその場で見聞きしたことに対する印象が記されている。ここには、当該のロシア人将軍の振る舞いについて明確な説明となるような記載はない。機密に関わる会談の文書を軍や諜報(ちょうほう)機関が公にすることは決してない。当局者らがそれらを精査し、相手側の思考や意図についての手がかりを探ろうとするためだ。

今回の会談は、モスクワにあるロシア国防省で行われた。2月24日のロシアによるウクライナ侵攻以来、ロシアと米国の国防当局者が対面で話し合う珍しい機会となった。文書は会談が緊張感に包まれたものだったと説明。ロシア側には明らかにストレスを感じている兆候が見られたとした。

特筆されていたのはロシア軍のエフゲニー・イリン少将の態度だ。同氏はロシア軍参謀本部の幹部として、長く米国の当局者の対応に当たってきた。

会談が終了する際、米国の駐在武官の1人が、ウクライナにルーツを持つイリン氏の家族について「何気なく尋ねた」ところ、「冷静だった同氏の顔色は突然紅潮し、動揺した表情を浮かべた」という。文書によると、イリン氏は質問に対し、自身がドニプロペトロフスクで生まれたと回答。その後家族とドネツクに移り、現地の学校に通ったと述べた。

続いてイリン氏はウクライナの現在の状況について、「悲惨であり、自分もそのことで大変に意気消沈している」と付け加えた。そのまま握手を交わすことなく立ち去ったと、文書は伝えている。

米国側が感じたところによれば、イリン氏は何とか思いとどまり、自身の家族への残虐行為について米国とウクライナを非難するのをこらえた様子だったという。米国側がそのような結論に至った具体的な理由は不明だが、武官の1人は「燃えるような彼の眼差しと、狼狽(ろうばい)した様子を見て背筋が凍った」と述べた。

文書によれば、両武官とも、ロシア側が公式の会談でこれほど感情を爆発させたのは見たことがないと報告している。

こうした要約からは、イリン氏が上記の反応を示した正確な理由は分からない。それでも駐在武官2人は、ロシア軍の士気に関する問題を示唆している可能性があると分析。それが「前線の兵士に限ったものでないのは明らかだ」と結論付けている。

また米国側は、会談の最中からイリン氏は冷静さを失い始めていたとも報告。きっかけは米国側がウクライナの状況を危機と呼んだ場面で、この時同氏はすかさずこの表現を「修正、撤回させた」としている。

会談中、どんな代償を払ってでも勝つというロシアの戦略から逸脱する見解をイリン氏が示すことはなかった。米側の2人は、こうした同氏の様子から「明らかに現状を嘆いているものの、怒りのやり場がどこにもない。ロシア政府が掲げる言説に沿って行動するしかない」のがうかがえたと語った。

文書はまた、この会談が戦争に対するロシア側の姿勢の硬化や、ロシア軍将校が他に選択肢がないため命令の実行に迫られている様子を強調するものとなった可能性について、米国側は軽視しないとも記述した。

この会談が開かれた理由や背景は不明。CNNは会談内容を伝える追加の文書が存在するのかどうか把握していない。今回の文書には当該の駐在武官らの氏名は含まれておらず、CNNは両者を特定できていない。米国防総省並びに米国務省はコメントを控えた。CNNはロシア国防省にコメントを求めている。

5392とはずがたり:2022/04/03(日) 20:38:37
長々とロシアの狙いは最初から東部,全く失敗してないって書いてる人(例えばこれhttps://twitter.com/KanAugust/status/1510457099213582343 )いるけどなんなん!?
褒めたいなら首都急襲・傀儡政権の樹立には失敗したけど着実にプランBに移行しててぬかりない位にしておけば良いのに。

ロシアに肯定的な人って基本的に皆,ロシアが無謬という評価で気持ち悪い。

【解説】 ロシア軍幹部「第一段階」完了と 侵攻は予定通り進んでいないのか?
2022年3月26日
ポール・アダムズ、BBCニュース
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-60884574

A man walks past a fire after a shelling, as Russia"s attack on Ukraine continues, in Kharkiv, Ukraine March 25, 2022
画像提供,REUTERS
画像説明,
ロシア軍の砲撃が連日続く北東部ハルキウ(25日)

ロシア軍は計画の変更を余儀なくされているのか? ウクライナに対する政府の野心そのものを、縮小するとか?

断定するにはおそらく時期尚早だが、ロシア軍の言い分の重点は明らかに変わった。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が「特別軍事作戦」と呼ぶウクライナ軍事侵攻の開始から1カ月たった25日、ロシア軍のセルゲイ・ルドスコイ第1参謀次長はモスクワで記者会見し、作戦の「第一段階」はほぼ完了したと発表した。

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ルドスコイ将軍は、ロシア軍は今後「ドンバスの完全解放」に注力していくと述べた。ドンバスとは、ウクライナ東部でロシアが後押しする分離派が実効支配する地域のこと。

ロシア軍は、一方的な独立宣言をロシア政府が承認した「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」と、ドンバス地域でもウクライナが支配する地域との境界線を、さらに西へ移動させようとするものとみられる。

5393とはずがたり:2022/04/03(日) 20:43:44
ウクライナにチェチェンの“残虐部隊”投入 プーチン氏に忠誠を誓う“カディロフツィ”【報道1930】
20日 15時00分
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6008699.htm?1648803151500

「勢いを失っている」そうイギリス国防省が分析したロシア軍。そんな状況の中、ロシア側に新たな勢力が加わった。その勢力こそ“チェチェンの独裁者”と言われるカディロフ首長とその私兵、カディロフツィ・・・拷問や暗殺を繰り返してきた残虐なプーチン大統領の“親衛隊”ともいえる部隊である。

■「KGB出身者も持て余す汚れ仕事を担う集団」

ウクライナでの軍事作戦が続くさなかの今月15日、プーチン大統領の最側近であるパトルシェフ・ロシア安全保障会議書記がチェチェン共和国を訪れた。出迎えたのは、チェチェン共和国のトップ、カディロフ首長だ。果たしてどんな人物か・・・。ロシアの安全保障に詳しい兵頭慎治氏に聞いた。

防衛省防衛研究所 兵頭慎治 政策研究部長
「チェチェン共和国はかつてロシアからの分離独立を求めていて、イスラム系の大統領がいた。これを2度の紛争を経て制圧した。その後ロシア寄りの傀儡政権ができた。それを率いているのがカディロフという人で、行政のトップということで“くび長”首長という肩書。プーチン大統領に絶対の忠誠心を誓っているので大統領は名乗らない。その見返りとしてロシアから得る資金は国家予算の8割。そして、2万人の私兵(=カディロフツィ)を使って力ずくでチェチェンを統治している。イスラム系の分離主義者たちが今もいるわけですから、このカディロフツィたちは、誘拐・拷問・殺害などかなり残忍な行為に及ぶこともある」

さらに、このカディロフ首長とカディロフツィは、チェチェンの統治だけにとどまらず、プーチン大統領のためなら何でもやる集団と考えたほうがいいという。2006年のロシアの元スパイ、リトビネンコ毒殺事件や、チェチェン紛争での人権侵害を告発し、プーチン批判で知られた女性ジャーナリストの銃殺事件など数々の謎の事件でも、カディロフツィの存在が浮上している。
今回のウクライナ侵攻においても、ゼレンスキー大統領の暗殺未遂に関与していたといわれる。
パトルシェフ・ロシア安全保障会議書記がチェチェンを訪れたことは、ウクライナへの本格参入を示唆していると兵頭氏は言う。

防衛省防衛研究所 兵頭慎治 政策研究部長
「(今回チェチェンに赴いた)パトルシェフは、プーチン大統領が全幅の信頼を寄せる唯一の人物で、ウクライナ侵攻の決定にも深く関与している。このパトルシェフって人は元KBG の“ドン”で、プーチン氏からすれば“師匠”みたいな人物。このパトルシェフを通じてカディロフそしてカディロフツィにプーチン氏の意向が伝わって動いている」

このカディロフツィが今ウクライナに投入されるということは、単に軍の頭数を増やすというより特別な意味を持つと兵頭氏は言う。

防衛省防衛研究所 兵頭慎治 政策研究部長
「これは軍事的作戦だけではなく、ゼレンスキー政権打倒という政治的オペレーションにもかかわってくる。その工作もカディロフツィならやる力がある。(中略)政治的な工作活動も含め手段を問わない人たちなんです。おそらくキエフに投入して、最終的にはゼレンスキー政権を追い込む」

それにしてもパトルシェフ氏が元KBG の“ドン”であるなら、難しい局面では元KGBを使えばいいと思うが、なぜカディロフツィなのだろうか・・・。

防衛省防衛研究所 兵頭慎治 政策研究部長
「旧KGBの工作員も、変死事件や政治工作活動は国内外でやっているんですが、その人たちでも手に負えないようなところを、カディロフツィに委託するのです」

つまり、プーチン政権の“汚れ仕事”を一手に引き受けることで成長したのが、カディロフ首長とカディロフツィなのだというのだ。そのカダロフ首長は、今回ウクライナ領内で撮影したとみられる動画をインターネットに投稿、カメラに向かってこう言っている。
「私たちを探す必要はない。私たちがお前を探し出すからだ」

5394とはずがたり:2022/04/03(日) 20:43:59
>>5393
■「戦争にもマナーがある。これはギャングを送り込むようなものだ」

カディロフツィが、ウクライナの侵攻に加わることを日本の制服組のトップにいた河野克俊氏はどう思うか聞いた。

河野克俊 前統合幕僚長
「今回の侵攻は、ロシアの安全保障を確保するっていうのが大名目ですよね。でも、このカディロフツィは、暗殺などダーティーなことをやる集団。(中略)戦争にも、最低限守らなきゃいけないマナーがあるはず。それがもう何か知らんけどギャングを送り込むような形にしてるっていうのは、もう異常だと思います」

これによってウクライナ人の怒りは一層増すだろうと河野氏は結んだ。
さらに朝日新聞の峯村氏はこう言う。

朝日新聞社 峯村健司 編集委員
「プーチンの焦りだと思う。カディロフツィ投入は最後の手段。斬首作戦にしても、ウクライナのゼレンスキー政権には、ロシア寄りのスパイが入っていて簡単にできるだろうと思っていた。ところがイギリスやアメリカの軍事顧問や特殊部隊が守っていることで、それができないことへの焦りだと思う」

さらに峯村氏は、この“チェチェン”がキーワードだという。

■「チェチェンの成功体験がプーチン氏の原動力」

朝日新聞社 峯村健司 編集委員
「ロシアに長く勤務していたアメリカ政府の幹部が言っていた。やはりチェチェンの成功体験がプーチン氏のいちばんの原動力になっていると。チェチェン紛争を制圧したことで権力を掌握したプーチン氏は、その成功体験があるから、戦争を勝たなければいけない。今回の侵攻も次の24年の大統領選を圧勝したいがために仕掛けた。だから負けるわけにはいかない・・」

チェチェン紛争は1994〜96年と1999〜2009年の2回にわたって行われた。99年からの戦いはプーチン氏が大統領になって間髪おかずに始めた戦争だ。この時、ロシアはチェチェンの街を徹底的に破壊。首都・グロズヌイは、廃墟と瓦礫だけの死の街と化した。しかし、現在のグロズヌイの街は、近代的インフラが整備され、高層ビルが建ち並び、ヨーロッパ最大ともいわれるモスクまである美しい都市に変わっている。
空爆などで完全に破壊し、その後の傀儡政権に資本を投入することで、現代的な街の繁栄を築ける。プーチン氏の成功体験の象徴ともいえる現実が、ここにあるのだというのだ。
さらにプーチン氏はチェチェン制圧によってロシア国内で支持を集め、その後今に至る強大な権力を掌握していった・・・
ウクライナ侵攻でも同じことがあるのだろうか?

防衛省防衛研究所 兵頭慎治 政策研究部長
「チェチェンの時と同じ成功が今回のウクライナでも起こるかというと大きく疑問が残る。(中略)これだけ広範囲に破壊しておいて、この後チェチェンみたいに復興するからといってロシア国内で支持を得るというわけにはいかない。ウクライナ全土でこれだけの攻撃をした“やり過ぎ感”っていうのは、むしろ国内で今、反発が始まって、反プーチン的な動きも高まっている。やっぱりやり過ぎによる逆効果だと思います」

(BS-TBS 『報道1930』 3月17日放送より)

5395とはずがたり:2022/04/03(日) 20:45:35
マリウポリの市街戦 至近距離からロシア軍車両を撃破
https://www.yomiuri.co.jp/stream/3/19057/1/

【ワシントン=田島大志、ニューヨーク=寺口亮一】米国防総省高官は22日、ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍が南東部マリウポリに対し、南側のアゾフ海の艦艇から攻撃を始めたことを記者団に明らかにした。マリウポリを巡っては、ロシアによる21日早朝までの投降要求をウクライナが拒否しており、ロシアが攻撃を強めている可能性がある。民間人の被害拡大が懸念される。AP通信は23日、マリウポイで、ウクライナ軍がロシアの戦車などを撃破したとする映像を配信した。ウクライナ国家親衛隊が19日頃に提供した。銃声が聞こえる中、車両への砲撃が続き、やがて車両が炎上したほか、複数の兵士が接近していく光景などが映っている。AP通信は、「ロシア軍の戦車を含む重装備を破壊している」と説明している。AP通信はまた、露軍によるマリウポリ包囲が続いて攻防戦が激しいことを「建物の破壊と双方の市民を含む死傷者数の多さは、(第2次世界大戦中にドイツが攻め、ソ連が守り切った)レニングラード(現・サンクトペテルブルク)の包囲戦と比べられている」と表現している:映像AP通信、Viral Press 2022年3月23日公開

5396とはずがたり:2022/04/03(日) 20:49:26
プーチンの暴走を止められないバイデン氏 背景にある「ウクライナ疑惑」とは?
3/28(月) 7:15配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/34a1638688020850ffdc998241bbb74502be5598
マネーポストWEB

 ロシアがウクライナへの軍事侵攻を強行した経緯については、両国の間で起きてきたことを様々な角度から検証する必要があるだろう。ロシアとウクライナの間には過去に何があったのか、経営コンサルタントの大前研一氏が解説する。

 * * *
 ロシアは、日本と同様に年金制度の維持に四苦八苦している。ロシアの平均寿命は73.2歳(男性68.2歳、女性78.0歳/2019年)と先進国の中では短いが、近年は高齢化が進み、2018年に年金支給開始年齢を引き上げる改革を行なった。これに国民が猛反発してロシア全土で反政府デモが巻き起こり、プーチン大統領の支持率は急落した。

 年金改革を断行せざるを得なかった背景の1つが2014年のウクライナ南部・クリミア半島併合だった。併合によってロシアが年金を肩代わりしなければならなくなり、ただでさえ重荷だった年金負担がさらに増えてしまったのである。

 したがって、もしロシアがゼレンスキー政権を倒したとしても、ウクライナ全土は言うに及ばず、プーチン大統領が独立国家として承認した親露派分離勢力の「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」がある東部ドンバス地域の2州だけでも併合したら、ロシアの年金制度は破綻しかねない。この2州の人口はクリミア半島の3倍(約700万人)にも達するからだ。ドンバス地域は、2008年にロシアのジョージア侵攻で誕生したアブハジアと南オセチアのように、ロシアやシリアなど少数の国だけが承認する「国家」になる可能性が高い。

 そもそもプーチン大統領はウクライナを併合しようとしていたわけではない。「ミンスク合意」の履行を求めていたのである。…

 ところが、2019年に就任したゼレンスキー大統領は「ミンスク合意」を履行しなかった。しかも、支持率が当初の80%から30%に急落したため、挽回策としてEU(欧州連合)や米欧の軍事同盟NATO(北大西洋条約機構)への加盟を画策した。その結果、プーチン大統領の堪忍袋の緒が切れたのである。

 むろん、どんな理由であれ、軍事侵攻を強行したプーチン大統領の暴挙は絶対に許されない。しかし、そのトリガーを引いたのはゼレンスキー大統領なのだ。つまり“ロシア脳”からすると、反露・親米欧のゼレンスキー大統領を追放して「ミンスク合意」を履行する政権に交代させなければ、ドンバス地域のロシア系住民、ひいてはロシア本国の安全保障も危うくなる、という危機感から侵攻に踏み切ったのである。

 それに対し、ゼレンスキー大統領は(とは補遺:ロシアに宥和的な姿勢だったのに侵攻を受けて)徹底抗戦を宣言。先頭に立って国民を鼓舞する勇姿が連日報じられ、支持率も90%に急回復した。(→凄い基本的な所を意図的に無視しているのか大前研一悪質である。)

 しかし、その後被害が拡大したため、ゼレンスキー大統領はNATO加盟を断念する考えを示唆し、ロシアが要求する「中立化」に歩み寄る姿勢も見せている。…

“脛に傷”持つバイデンの悪手
 一方、プーチン大統領を「人殺しの独裁者」などとこれまでの経緯を棚に上げて非難しているのが、アメリカのバイデン大統領だ。しかし、そもそもバイデン氏は「ウクライナ疑惑」で脛に傷持つ身であり、ウクライナ問題で冷静な判断ができない政治家の筆頭であることを忘れてはならない。

「ウクライナ疑惑」とは、バイデン氏がオバマ政権の副大統領だった当時、次男のハンター氏がウクライナのエネルギー企業の取締役に就任して高額の報酬を受け取り、その見返りに父親(バイデン氏)の政治力を使って、同企業の不正疑惑を捜査していた検事総長を解任させたというものだ。

 2020年の米大統領選挙に先立ち、当時のトランプ大統領がこの疑惑を調査するようゼレンスキー大統領に要請したことが発覚して大問題となったが、結局、疑惑は解消されないまま今日に至っている。その“借り”があるウクライナに一貫して肩入れしてきたのがバイデン大統領なのである。

 ところが、バイデン大統領は2021年12月に「ウクライナで戦いが起きても、米軍は派遣しない」と表明した。このあまりにも拙速かつ弱腰な姿勢を見たプーチン大統領は、ウクライナに侵攻してもアメリカ(=NATO)は軍事介入しないと確信したに違いない。

【プロフィール】
大前研一(おおまえ・けんいち)/1943年生まれ。マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社長、本社ディレクター等を経て、1994年退社。現在、ビジネス・ブレークスルー代表取締役会長、ビジネス・ブレークスルー大学学長などを務める。最新刊『日本の論点2022〜23』(プレジデント社)。ほかに小学館新書『稼ぎ続ける力 「定年消滅」時代の新しい仕事論』等、著書多数。

※週刊ポスト2022年4月8・15日号

5397とはずがたり:2022/04/03(日) 20:57:45

ウクライナは可成りレベルの高い情報を得て行動してるような所もあって,影の主役は英米の特殊部隊や情報機関の暗躍だと思われる。

プーチン大統領は大誤算…米英最強「特殊部隊」がウクライナ侵攻前から現地潜入し暗躍
公開日:2022/03/29 06:00 更新日:2022/03/29 11:55
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/303106

読み違え、大苦戦(ロシアのプーチン大統領) (C)ロイター/Sputnik/Kremlin
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 ウクライナに侵攻するロシア軍の苦戦が伝えられている。当初は数日間で首都キエフ陥落のシナリオを描いていたというが、プーチン大統領の思惑通りにいかなかった理由のひとつは、ウクライナの兵力を読み違えたことだ。

 侵攻したロシア軍は20万人規模とされる。対するウクライナ側は陸軍14万5000人に空挺隊などを加えても15万人程度が限界で、地上戦の兵力で圧倒するロシアが断然優位とみられていた。

 しかし、ウクライナは2014年のロシアによるクリミア侵攻を機に徴兵制を復活。訓練済みの予備役兵は100万人近くいる。ゼレンスキー大統領が18〜60歳の男性の国外退避を禁じたこともあり、実際の“兵力”はロシア軍が投入した20万人を大きく上回るのだ。


軍服を着ず、民間人になりすまし
米「デルタフォース」「シールズ」、英陸軍特殊空挺部隊「SAS」も既に潜入(バイデン米大統領とジョンソン英首相=左)/(C)ロイター
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 もうひとつの誤算が英米の特殊部隊の暗躍だ。ウクライナ国内には、米陸軍特殊部隊「デルタフォース」や、11年にアルカイダ指導者のウサマ・ビンラディンを射殺して注目を集めた米海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」が潜入しているとみられる。

 さらには、世界最強の呼び声も高い英陸軍特殊空挺部隊「SAS」も現地に送り込まれているという。一説には、SAS隊員1人で1個中隊(200人)に相当する戦力を持つといわれる。まさに一騎当千の精鋭部隊だ。

 英紙ミラーなどによると、ロシア侵攻前に100人以上のSAS隊員がウクライナ入り。民間義勇兵に紛れて潜り込んでいる隊員や、民間軍事会社に雇われて戦闘に加わったSASの退役軍人もいるという。


「米英のチームはロシア侵攻に備えて昨年末から現地入りし、ウクライナ軍に武器の使い方や警護の訓練をしていたようです。今もウクライナ国内にとどまり、何らかの活動をしている可能性が高い。英米は公式には派兵していないため、ウクライナ国内にいる特殊部隊は軍服を着ておらず、民間人になりすましているはずです。秘密作戦の指揮を執っているのは米CIAで、英国の諜報機関MI6がサポートしている。通信傍受などにも協力しているでしょう」(軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏)

 英紙タイムズは26日、ロシア軍将官に7人目の死者が出たと報じた。将官の戦死が異常に多いのは、狙い撃ちにしているせいなのか。

 米英の特殊部隊は、ドローンを使った暗殺の実績も豊富だ。

 旧ソ連のスパイだったプーチン大統領が特殊部隊の恐ろしさを知らないはずがないが、その実力は想定以上だったのかもしれない。

5398とはずがたり:2022/04/03(日) 21:07:05

ロシア兵300人、脱走か
ジョージアからの援軍
https://nordot.app/882832467089375232
2022/4/2 20:50 (JST)
c 一般社団法人共同通信社

 【ロンドン共同】1日付英紙タイムズは、ウクライナに侵攻したロシア軍が隣国ジョージア(旧グルジア)から援軍として派遣したロシア軍兵士のうち、約300人が脱走したと伝えた。ヒッチハイクをするなどして元の任地に戻ったとされ、今回の侵攻での「初の大規模な反乱」とみられると報じた。

 ロシア側は、ジョージアからの独立を主張する親ロ派支配地域の南オセチアに駐留する自国軍兵士ら約1200人と、アブハジアに駐留する約800人を派遣。約300人が持ち場を離れ南オセチアに戻ったとされる。

 ロシア軍はジョージアの両地域に計約1万人の兵士を駐留させていたとみられている。


共同通信

5399とはずがたり:2022/04/03(日) 21:07:53
無差別爆撃続くもなお抵抗 ウクライナ第2の都市
3/27(日) 18:25配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/94b9a0703c06c3472ef72eb5f753ba4e99099c45
AFP=時事

【AFP=時事】ロケット弾にミサイル、砲弾──。ウクライナ北東部の第2の都市ハリコフ(Kharkiv)では、ロシア軍による包囲下、砲爆撃がやむことはない。もはや無差別攻撃が日常と化している。

「もちろん怖いです。途切れることなく落ちてくるんですから」。家路を急ぐニコライさんは言った。「ビールを2、3本買いに出た」帰りだという。この地区では2時間前、支援物資を受け取ろうと郵便局の前に並んでいた6人をロケット弾が直撃した。

 市民が外出するのは物資の調達や犬の散歩の時だけだ。ラブラドルレトリバーの老犬を連れたアンナ・コリニチェンコ(Anna Kolinichenko)さん(50)は、疲れた様子で「私はハリコフ生まれ。どこにも行くところがありません」と語った。

 空襲警報が鳴っても、わざわざ地下室に下りることもなくなった。「爆弾が落ちてきたら、どうせ死ぬんだから」

■「毎日が花火」

 ロシアとの国境から約40キロ、三つの川の合流地点に位置するハリコフの人口は150万人超。多くがロシア語話者だ。

 地元当局によると、先週は1日に砲弾44発とロケット弾140発が降り注いだ。黒海(Black Sea)からミサイル2発も飛んできた。

 イーホル・テレホフ(Igor Terekhov)市長は、毎日「無差別爆撃があり、複数の死者が出ている」と話した。

 検問所に立つ警官は「ハリコフでは今、毎日が花火大会です」と、無表情に語った。

 侵攻初日の先月24日、ロシア軍は市内に空挺(くうてい)部隊を降下させ、外縁部にも侵入したが、やがて北部と東部の市外へと押し戻された。その後は、昼夜を問わず、市北部と東部を中心に砲撃を加えている。

 市中心部の庁舎や治安当局の施設は、長距離ミサイルの標的となっている。防空設備は侵攻初期に破壊され、市は空爆に対して無防備な状態となっている。

 市街戦が繰り広げられた自由広場(Freedom Square)では、3週間以上が経過した今も、がれきと化した庁舎跡で救助隊員が犠牲者の捜索を続けている。これまでに20人以上の遺体が収容された。

 市当局によると、ロシア軍に破壊された建物は1143棟に上り、うち998棟が一戸建て住宅や集合住宅だ。立像や記念碑の周囲には、空爆から守るため土のうが積み上げられている。

■「破壊工作員がいた」

 今は市街戦は起きていないが、コリニチェンコさんは「ここに破壊工作員がたくさんいた」と話す。

 ハリコフは、テレホフ市長も認めるように「ロシアに兄弟や友人を持つ住民が住む街」だ。ロシア側はそうした親密なつながりに付け込んで武器や戦闘員を市内に投入した。

 市内には即席のバリケードや対戦車障害物が点在する。ロシアへの不信感は根強い。閑散とした通りをパトカーが巡回し、不審車両は直ちに停止させられ、検査される。夜間は、狙撃手が不審者を見つけたら発砲するよう命じられている。

 地下深くの秘密の場所で取材に応じたテレホフ市長は「今の状況は非常に厳しい」と認めた。「それでもわれわれは団結し、戦っている」 【翻訳編集】 AFPBB News

5400とはずがたり:2022/04/03(日) 21:08:13
ウクライナ軍がヘルソン奪還作戦 「再び係争地に」 米高官
https://www.afpbb.com/articles/-/3397035?utm_source=yahoo&utm_medium=news&cx_from=yahoo&cx_position=r2&cx_rss=afp&cx_id=3397165
2022年3月26日 7:22 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
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ウクライナ軍がヘルソン奪還作戦 「再び係争地に」 米高官? ?
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ウクライナ南部ヘルソンの飛行場で、破壊されたロシア軍のヘリコプターを捉えた衛星写真。マクサー・テクノロジーズ提供(2022年3月16日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Satellite image c2022 Maxar Technologies
ウクライナ南部ヘルソンの飛行場で、破壊されたロシア軍のヘリコプターを捉えた衛星写真。マクサー・テクノロジーズ提供(2022年3月16日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Satellite image c2022 Maxar Technologies
ウクライナ南部ヘルソンの飛行場に展開したロシア軍部隊を捉えた衛星写真。マクサー・テクノロジーズ提供(2022年3月16日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Satellite image c2022 Maxar Technologies
ウクライナ南部ヘルソンの空軍基地で、ロシア軍部隊を狙った空爆とされる攻撃があった後、立ち上る煙を捉えた衛星写真。プラネット・ラブズ提供(2022年3月15日撮影、同16日公開、資料写真)。(c)AFP PHOTO / PLANET LABS PBC
【3月26日 AFP】ウクライナに侵攻したロシア軍が制圧した唯一の主要都市である南部ヘルソン(Kherson)について、米国防総省高官は25日、ウクライナ軍が奪還に向けた反攻を開始し、再び「係争地」になっていることを明らかにした。

 匿名を条件に報道陣の取材に応じた高官は、「ウクライナ軍はヘルソン奪還を試みており、ヘルソンはすでに再び係争地になったと言える」と説明。現在、どの軍がヘルソンを掌握しているかは確認できないものの、ロシアの支配は弱まっているもようだと述べた。


 ヘルソンはドニエプル(Dnieper)川の河口に位置する要衝都市。ウクライナ軍が奪還した場合、南部ミコライウ(Mykolaiv)周辺のロシア軍は、両市を守るウクライナ軍に挟まれる形になるという。

 米国防総省によると、首都キエフの北西でも「非常に激しい戦闘」が繰り広げられており、ウクライナ軍が同市郊外のブチャ(Bucha)とイルピン(Irpin)からのロシア軍追放を試みている。

 高官はまた、ロシアがジョージアの分離独立派地域でウクライナに派遣する部隊を動員していることを示す情報があると述べた。(c)AFP

5401とはずがたり:2022/04/03(日) 21:08:42
ロシア軍の犠牲が予想以上、キエフ攻略手詰まり…将官の戦死7人目
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220327-OYT1T50055/
2022/03/27 14:25

 ロシア国防省が25日、ウクライナ侵攻作戦の重心を、東部の親露派支配地域の拡大に移す方針を表明したのは、ウクライナ軍の激しい抵抗で自軍の犠牲が予想以上に膨らみ、首都キエフを早々に陥落させる当初のもくろみも外れたためだ。露軍が手詰まり状態を打破するため、生物・化学兵器に手を出す危険性は高まっている。

 露軍参謀本部の幹部は25日の記者会見で、2月24日にウクライナに全面侵攻したのは、親露派武装集団が実効支配する地域を拡大するためだったと説明した。プーチン政権は侵攻当初、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の退陣と、ウクライナの「非武装化」実現を強調していたが、軌道修正した。

 プーチン大統領も今月18日のクリミア併合8年の式典で、侵攻目的について、親露派地域の「解放」にだけ言及していた。

 侵攻目的を表向き下方修正したのは、戦力面でウクライナを圧倒しているはずの露軍が苦戦しているためだ。英紙ザ・タイムズは26日、南部ヘルソン近郊で露軍のヤコフ・レザンツェフ中将が戦死したと伝えた。露軍将官の戦死は7人目で、指揮命令系統に混乱が生じている可能性がある。

 ロシア軍がシリアやリビアなどから外国人戦闘員をかき集め、ミサイルや爆撃機を使った攻撃手法を多用しているのは、自国の犠牲者を増やしたくないという事情がある。

 露国防省が「東部重視」の方針転換を発表したことについて、米政策研究機関「戦争研究所」は25日、「国内世論対策」だとの見方を示した。ロシア軍は、キエフなど大都市の攻略に手こずる一方、東部では比較的順調に制圧地域を拡大している。東部での軍事作戦の「成果」を国民に示し、他地域での苦戦ぶりから目をそらさせる意図とみられる。

5402とはずがたり:2022/04/03(日) 21:27:44

女性スナイパー“クロヒョウ”拘束 40人殺害…異色の経歴[2022/04/01 10:16]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000250062.html

 銃を抱え、カメラを見つめる女性。“クロヒョウ”を意味する「バギラ」と呼ばれるスナイパーです。

 ウクライナ国防省は、「親ロシア派武装組織のスナイパーである『バギラ』を捕らえた」と、ツイッターに投稿しました。

 彼女の名は、イリーナ・スタリコワ(41)。これまでに、ウクライナ兵や民間人など、少なくとも40人を殺害したとされています。

 負傷して、森の中に1人取り残されたところをウクライナ軍に捕らえられたスタリコワは、ロシア軍に見捨てられたと主張しています。

 イリーナ・スタリコワ:「仲間は、私を捨てた。私が死ぬことを期待して、置き去りにすることを決めた」

 2人の娘を持つスタリコワは、ハンドボールの元選手で、かつて「マザー・ゼニア」という名のシスターだったという、異色の経歴の持ち主としても知られています。

 スタリコワは、ウクライナ側の調査に対し、協力的な姿勢を示しているということです。

(「グッド!モーニング」2022年4月1日放送分より)

5403とはずがたり:2022/04/03(日) 21:30:09
反米拗らせてロシア無謬に酔う日本人の親ロシア連中は村長夫妻殺害もネオナチとかのせいにするのかね?

6つの州で合わせて11の村の首長がロシア軍に拘束か キーウ州では遺体で発見も
https://news.yahoo.co.jp/articles/974dfc71e791f16d9bc3656e728f52d29cbf925f
4/3(日) 20:03配信
ABEMA TIMES

 ウクライナのベレシュチュク副首相は「3日時点で、キーウ、ヘルソン、ハルキウ、ザポリージャ、ミコライウ、ドネツクの6つの州で、合わせて11の村の首長がロシア軍に拘束されている」と会見で述べた。

【映像】プーチン大統領、甲状腺に病気か?がん専門医が訪問

 国際赤十字委員会に通報し、拘束されたほかの民間人も含めて、拘束場所や健康状態を知らせるよう求めているという。ウクライナ政府は民間人の解放の交渉をロシア兵との捕虜交換の対象に加えているとしている。

 ロシア軍から奪還されたキーウ州のモティジン村では先月23日に拉致されたスヘンコ村長と夫の遺体が見つかったという。(ANNニュース)

5404とはずがたり:2022/04/03(日) 21:36:16
国連決議の直後、激怒したウクライナ大使 亀裂浮かんだ12分
有料会員記事ウクライナ情勢
https://www.asahi.com/articles/ASQ3V5F35Q3VUHBI00R.html
ニューヨーク=藤原学思2022年3月26日 17時00分

5405とはずがたり:2022/04/03(日) 21:59:58
OSCE監視団員、砲撃で死亡 ウクライナ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022030300837&g=int
2022年03月03日14時45分

ロシア軍の砲撃を受けたウクライナ北東部ハリコフ中心部=1日(AFP時事)
ロシア軍の砲撃を受けたウクライナ北東部ハリコフ中心部=1日(AFP時事)


 【ウィーンAFP時事】欧州安保協力機構(OSCE)は2日、OSCEのウクライナ特別監視団(SMM)のウクライナ人メンバー1人が1日に北東部ハリコフで砲撃を受けて死亡したと発表した。
<ウクライナ情勢 最新ニュース>

 ハリコフはロシア軍による激しい砲撃にさらされている。OSCEは声明で「都市部に対する砲撃が強まっていることを強く非難する」とし、ロシア側に即時停戦を重ねて求めた。

5406とはずがたり:2022/04/03(日) 22:36:10

米陸軍試作のカノン砲、70キロ先の目標に命中 実験映像公開
https://www.cnn.co.jp/usa/35164439.html
2020.12.26 Sat posted at 11:35 JST

米陸軍試作のカノン砲、70キロ先の目標に命中

(CNN) 米陸軍はこのほど、試作段階のカノン砲で43マイル(約70キロ)先の目標に精密誘導弾を命中させる実験に成功した。この時の映像も公開している。

実験はアリゾナ州にある陸軍のユマ試験場で実施された。飛翔(ひしょう)体として用いられたのは誘導砲弾「エクスカリバー」で、拡張射程カノン砲(ERCA)の試作機から発射された。

実験の結果、カノン砲の射程が今年3月の前回実験から3マイル延伸したことが示された。

当局者によると、陸軍の目標は2023年までにカノン砲の分野で優位性を獲得することだという。

長距離精密火力(LRPF)機能横断チームのジョン・ラファティー准将は今回の実験について「カノン砲で70キロ先に正確に到達するという目標に向け、陸軍の能力ギャップを埋める大きな前進となる」としている。

5407とはずがたり:2022/04/03(日) 23:28:19

ウクライナが低空飛行のヘリでロシア領深く侵入して攻撃したならロシアの対空砲火罔がらがらだったということだし,ロシアの現場猫案件wかもしかするとロシア反政府テロかも!?

ロシア、国内の燃料貯蔵庫をウクライナが攻撃と非難
2022年4月1日
https://www.bbc.com/japanese/60950332

https://twitter.com/hms_compassrose/status/1510054414064623617
Compass Rose
@hms_compassrose
ダニロフ・ウクライナ国家安全保障会議書記は「ベルゴロドを攻撃したのは我々のヘリではない。おそらく現地の武装勢力、ベルゴロド人民共和国とかなんとかのヘリだよ」ときっついジョークをかましている
午前9:40 ・ 2022年4月2日・TweetDeck

https://twitter.com/rennstars/status/1509797538354073600
星崎連維@C100申込済
@rennstars
えっ、ちょっ、ロシア君? ロシア君??? ヘリで? Mi-24で? ウクライナのヘリで国境をブチ抜かれてベルゴロドの石油施設を「空襲」されたの??? 弾道ミサイルとかじゃなくて???? き、貴国の防空網はファッキンウェットペーパーバッグなの????? ホントに?????

そりゃ普通は最初は「フェイクやろいやまさかそんなアッハッハ現場猫案件だろどうせまた」って思うよ……前線に近い国境越えの上空あっさり低速のヘリで抜かれて「第二次大戦以来初のソ連/ロシア領土直接空襲」とか言われてるの???

5408ウクライナ危機を前に傍観を決め込むゴキブリ陸自:2022/04/05(火) 11:20:31
>>5379
.
.
>2022/04/03(日)19:17:24 IP:122.130.*(mesh.ad.jp)No.1321120+

>共産党か社民党支持者か?
>飛行機は飛ばした時間が熟練度の基準になってるし、
飛ばすことに意味があるんだろ。
>将軍様マンセー!とか言って、
凧を揚げたりレーザーポインターとか照射しちゃだめだぞw



>2022/04/05(火)11:13:03

>飛行機は飛ばした時間が熟練度の基準になってるし、
>飛ばすことに意味があるんだろ。
.
.
それがオナニーだっつってんだよ。
.
反米・極右の長州閥、安倍が核戦力を有するロシアと手を結んで在日米軍を追い出そうと企み、プーチン大統領に「返還される北方領土には米軍基地を置きません」と直接 伝えた時もダンマリを決め込んで国益や国の安全保障を蔑ろにし、ひたすらオナニー飛行訓練三昧だったゴキブリ陸自ww
.
オナニー飛行訓練なんか繰り返したって在日米軍を追い出した後にロシア軍に攻め込まれたら ひとたまりもねえ。
.
なぜゴキブリ安倍の誤判断に唯々諾々と追従したのかってんだよ、馬鹿たれ!

5409とはずがたり:2022/04/06(水) 12:22:32

ロシア軍の蛮行が明らかになるにつれてポーランドに続きチェコでもウクライナに戦車を提供する動き。
キーフなどで撤退するロシア軍を追撃出来なかった火力不足のウクライナには朗報か。
戦力バランスすれば停戦の気運も高まると期待したい。

ウクライナにチェコが戦車提供 侵攻後で外国初
https://jp.wsj.com/articles/ukraine-quietly-receives-tanks-from-czech-republic-to-support-war-effort-11649173190
By Drew Hinshaw and Yaroslav Trofimov
2022 年 4 月 6 日 00:40 JST
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 東欧チェコが古いソビエト連邦(ソ連)製戦車をウクライナ軍に提供し、軍備のはるかに整ったロシア軍との戦闘を支援している。チェコとスロバキアの3人の当局者が明らかにした。

 2月24日のロシアによるウクライナ侵攻後、外国がウクライナに戦車を提供したのはこれが初めて。チェコと、ウクライナと国境を接するスロバキアは、ウクライナ軍装備の修理に軍事産業拠点を開放することも検討している。

 オープンソース情報ブログのオリックス(Oryx)によると、ウクライナはロシア軍から戦車176両、自走砲34両などを奪った。これらの兵器のほか、ウクライナ軍自体の戦車や戦闘用車両の多くは修理が必要だ。

 ウクライナでは兵器を修理する防衛産業拠点がロシア軍の標的となって破壊されており、その意味でもチェコとスロバキアの協力は貴重だとみられる。...

国境付近に戦車 ウクライナに提供か ポーランド軍車両が運搬
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e5%9b%bd%e5%a2%83%e4%bb%98%e8%bf%91%e3%81%ab%e6%88%a6%e8%bb%8a-%e3%82%a6%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%81%ab%e6%8f%90%e4%be%9b%e3%81%8b-%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e8%bb%8d%e8%bb%8a%e4%b8%a1%e3%81%8c%e9%81%8b%e6%90%ac/ar-AAVQp80?ocid=st
FNNプライムオンライン 2022/04/04 23:57

FNNは、ポーランドの国境付近で、旧ソ連製とみられる戦車が運ばれる様子を撮影した。

ウクライナに提供される可能性がある。

FNNは3日、ウクライナと国境を接するポーランドのメディカで、複数の戦車がポーランド軍の車両で運ばれる様子を撮影した。

その形から、ポーランド軍が所有する旧ソ連製のT-72M1とみられる。

ワシントンポストなどは、ウクライナ軍を支援するため、アメリカ政府がNATO(北大西洋条約機構)各国を通じて旧ソ連製の戦車を提供すると報じていて、今回撮影した戦車もウクライナ軍に提供される可能性がある。

T-72M1は、ウクライナ軍が使い慣れている戦車と操作方法がほぼ同じで、即戦力になるとみられる。

5410栃木の田舎ッペはゴキブリ偽善者:2022/04/06(水) 16:30:48
>自衛隊が訓練しかできないのは9条の所為だろうが。
>文句を言うなら国会議員の売国奴に言え。
>あいつらが駅前に来たら「売国奴死ね!」とか言って包丁持って突進しろw
>SPに撃たれるかも知れないけどw
.
.
.
⛩️憲法9条を持ち出して煙に巻こうとするな、反米・極右のゴキブリ野郎!

⛩️オマエは何時になったら『核戦力を有するロシアと手を結んで在日米軍を追い出そうと企み、プーチン大統領に「返還される北方領土には米軍基地を置きません」と直接 伝えた』政治家に唯々諾々として盲従し 己の立身出世を優先した陸自のゴキブリ野郎の非を認めるのか?

⛩️理屈で説いても素直に非を認めず屁理屈を捏ねるから、人間以下の下等生物すなわち陸自は『ゴキブリ野郎』の巣窟、田舎の不良の掃き溜め、無様な大敗を喫した負け犬JAPの残党、と馬鹿にされるのだ。
.
⛩️すると茂木敏光の衆院栃木5区に巣食うゴキブリ以下の大馬鹿三太郎が本件について早速コメントを寄せ、2022年4月6日(水)正午前に大叶鉱山でサプライズ大発破を轟かせた。
.
.
>『アナタは生意気な態度を取りやすい。敵をつくるかも』
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.
⛩️グラグラ人工大地震よりサプライズ大発破の方が増しだろうってか?

⛩️本スレで『反米・極右のゴキブリ安倍』と馬鹿にされた安倍ちゃんは、一々その程度のことで 一般国民に噛みつくような小者ではないw そんな小者だったら長きに亘り日本国の総理大臣なんか務まらなかった。

⛩️安倍ちゃんに胡麻を摺る茂木敏光の衆院栃木5区に巣食うゴキブリ以下の大馬鹿三太郎が 「日本国の元総理大臣をゴキブリ呼ばわりするとは無礼千万!」と、馬鹿丸出し、偽善者丸出しのコメントを寄越して来ただけの話だ。
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.
⛩️栃木5区(栃木県佐野市)出身の山猿 田中正造が愛読した『マタイによる福音書』(口語訳)の一節を読め。衆院栃木5区に巣食うゴキブリ以下の偽善者丸出しの大馬鹿三太郎のことが書かれてある。
.
.
>マタイ23:27 Wikisource
偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたは白く塗った墓に似ている。外側は美しく見えるが、内側は死人の骨や、あらゆる不潔なものでいっぱいである。

>マタイ23:28 Wikisource
このようにあなたがたも、外側は人に正しく見えるが、内側は偽善と不法とでいっぱいである。

>マタイ23:6 Wikisource
また、宴会の上座、会堂の上席を好み、
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>マタイ23:7 Wikisource
広場であいさつされることや、人々から先生と呼ばれることを好んでいる。

>マタイ23:33 Wikisource
へびよ、まむしの子らよ、どうして偽善な律法学者、パリサイ人たちは地獄の刑罰をのがれることができようか。
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⛩️大物の安倍ちゃんは『ゴキブリ』呼ばわりされるくらい屁の河童、全く気にしてなんかいないのに、安倍ちゃんの周りにいる小心者の胡麻摺り茶坊主どもが上を下への大騒ぎをしている。

⛩️「獨協医大に入院中の隣人を病死に見せ掛けて殺すぞ!」という脅しも寄越す。

⛩️4人も総理大臣を出している隣の群馬とは対照的に、総理大臣を一人も出したことのない栃木の田舎ッペは 所詮この程度のゴキブリ偽善者どもなのだwww

⛩️ポンコツ東大卒の国賊ポン銀・財務官僚や三井財閥と癒着して、『国策デフレ』、出鱈目『量的金融緩和』を強行し 昭和末期にGDPで世界の1割を占める世界第2位の経済大国だった日本を大いに没落させ、あまつさえ正常財メーカーの慶応閥カネボウを無理矢理 経営破綻させた清和会の行状は別途 問われるべき問題だ。

5411栃木5区の田舎ッペ:2022/04/07(木) 11:03:04
今日もオナニー飛行訓練三昧で現実逃避を繰り返すゴキブリ陸自
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『核戦力を有するロシアと手を結んで在日米軍を追い出そうと企み、プーチン大統領に「返還される北方領土には米軍基地を置きません」と直接 伝えた』政治家に唯々諾々として盲従し 己の立身出世を優先した陸自のゴキブリ野郎の非を一体いつになったら認めるのか?
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茂木敏光の栃木5区(栃木県佐野市)の大馬鹿三太郎、吉沢慎太郎。 佐野市内外の児童を栃木県佐野市の山奥に集めて 科学的に完全否定された『葛生原人』が実在するかのように『くずう原人まつり』を協賛。 唯物無神論、進化論を吹き込んでいる。 こんな大馬鹿三太郎が栃木県教育委員で、茂木敏光の栃木5区で跳梁跋扈している。
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一方的に好意を寄せた栃木5区外の男性に目を付け、栃木県佐野市のメス山猿と交尾させようと何十年も執拗に付き纏うクズ野郎。
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こんなのが栃木県教育委員だぜ。 茂木敏光の栃木5区は狂ってる。

5412とはずがたり:2022/04/07(木) 15:16:29
プーチン大統領の娘も…米国が「史上最大級の制裁」
https://news.livedoor.com/article/detail/21963869/
2022年4月7日 13時51分 テレ朝news

■プーチン大統領の娘も“制裁対象”

 頬に手を当て、何かを見つめる金髪女性。マリヤ・ボロンツォワ氏です。

 一方、眼鏡を掛け、オンライン会議に出席するこの女性は、カテリーナ・ティホノワ氏です。

 2人は共に、プーチン大統領の娘とされています。

 ウクライナの首都キーウの近郊で、多数の民間人の遺体が見つかったことを受け、アメリカのバイデン政権が日本時間の6日夜、ロシアに対する「史上最大級の制裁」を発表しました。

 この2人や、ラブロフ外相の家族を新たに制裁の対象に加え、資産を凍結します。

 さらに、ロシア最大手「ズベルバンク」や主要な国営企業についても資産を凍結し、アメリカ企業との取引を禁止します。

 アメリカ・ホワイトハウスの声明:「プーチン政権に経済的な代償を負わせる。ロシアを経済、金融、科学技術の各方面から、さらに孤立させる」

■NATO会合「戦争数年にわたる可能性」

 一方、6日から始まったNATO(北大西洋条約機構)の外相会合では、ウクライナでの戦争が数年にわたる可能性もあるとして、兵器の提供など、ウクライナへの追加支援について協議されている模様です。

 7日には、日本の外務大臣として初めて、林大臣が参加します。

 NATO・ストルテンベルグ事務総長:「日本とNATOは、地理的には離れていますが、同じ価値観、同じ課題を共有しているため、緊密に協力する必要があります」

 会合では、ロシアに加え、中国の脅威についても話し合われる予定です。

(「グッド!モーニング」2022年4月7日放送分より)

5413とはずがたり:2022/04/08(金) 00:37:36
NATO首脳会議 ウクライナへ追加の軍事支援で合意
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220324/k10013550491000.html
2022年3月24日 23時24分

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって1か月となる24日、NATO=北大西洋条約機構の首脳会議がベルギーの首都ブリュッセルで行われ、ロシアが生物・化学兵器などを使用するおそれもあるなか、ウクライナに追加の軍事支援を行うことで合意しました。

NATOの首脳会議は、アメリカのバイデン大統領など加盟30か国の首脳が出席して日本時間の24日夜ブリュッセルにある本部で行われました。

この中では、ウクライナのゼレンスキー大統領が事前に収録した演説が流され、「NATOが持っている戦闘機や戦車の1%を提供してほしいと求めてきたが、明確な返事がない。制限のない軍事支援が必要だ」と訴えました。

会議のあとNATOは声明を発表し、ウクライナに追加の軍事支援を行うことで合意したことを明らかにしました。

具体的にはロシアが生物・化学兵器などを使用するおそれもあるとして、こうした攻撃から人々を守るための装備品などが含まれるとしています。

また、ヨーロッパ東部のルーマニア、スロバキア、ハンガリー、それにブルガリアの合わせて4か国にNATOの多国籍部隊を配置することを確認したほか、より長期的に態勢を強化するための検討を行っていくとしています。

会見を行ったストルテンベルグ事務総長は、「各国が結束していることが確認された」と述べ、加盟国が連携してロシアの脅威に対抗していく姿勢を強調しました。

5414とはずがたり:2022/04/08(金) 00:51:56

「ウクライナ占領」でもロシアを待ち受ける泥沼
https://news.yahoo.co.jp/articles/568132c63a90f48343667b950e68ac171441b4b8
3/27(日) 7:30配信
Forbes JAPAN

2月末にウクライナに侵攻したロシア軍の進軍ペースは、観測筋が想定していたよりも遅くなっている。ロシア軍は病院のような民間施設も標的にしているとみられ、その残虐さによって国際社会から広範な非難も浴びている。

ウクライナ軍は欧米諸国からの武器などを供与されているが、仮にロシアがこの侵攻に「成功」してウクライナを事実上の占領下に置いたとしても、ソ連やロシアの占領者としての過去の実績からみて、そうした占領状態を維持できるかは疑問視されている。

ロシアがこの戦争に勝っても、ウクライナ軍は「抵抗軍」として戦闘を続けると専門家は予想している。占領者ロシアはウクライナ国内に、反抗する武装勢力を抱え込むことになるということだ。こうした武装勢力は正規軍に比べ縛られるルールが少なく、機敏で、ゲリラ戦法をとることが多い。そのため、伝統的な軍部隊が見つけ出して抑え込むのも難しくなる。

こうした反抗勢力の鎮圧を目的とする「対反乱作戦(COIN)」で、ソ連やロシアの軍隊が過去に散々な結果だったことは、よく引用されるランド研究所の論文でも示されている。たとえば1992年のアフガニスタン占領失敗は、対反乱作戦の専門家であるアンソニー・ジェームズ・ジョーズによって「大国がどうしてゲリラとの戦争に勝てないかを示す教科書的な研究事例」に挙げられているほどだ。

ロシアが対反乱作戦に繰り返し失敗している要因のひとつとして、ランド研究所は「鉄拳(iron fist)」アプローチとも言われる軍事力頼みのやり方を挙げている。1994年にチェチェン共和国の独立派武装勢力をつぶそうとした際も、ロシアの軍隊は戦略や装備、士気の問題に直面しただけでなく、地元住民の支持もまったく得られず、鎮圧に失敗した。ロシア側はそもそも、武装勢力から民心が離れるように住民の不満点を改善することなどに関心を払っていなかった。

ランド研究所の研究によれば、軍事力だけに頼った対反乱作戦が成功した事例は過去にほとんどなく、通常は非軍事手段も用いたほうがはるかに効果的だった。脅迫や集団的懲罰、汚職、略奪なども対反乱作戦の成功を妨げる要因として挙げられており、もちろん外国からの反抗勢力への支援が戦いを複雑にすることもある。

点数化したランキングも

1960年代から70年代にかけて南ベトナム、カンボジア、ラオスの政権とともに現地の共産勢力と戦った米軍は、対反乱作戦の手際はロシア以上にまずかったと評価されている。世界でもっとも高い能力をもつ米軍ですら、東南アジアのゲリラに対応して制圧することはできず、1975年に敗退した。

歴史的に、対反乱作戦のやり方が巧みだったとされるのは英国だ。大英帝国の植民地だった国に関係したものだけでなく、北アイルランドでの紛争でもその手並みは比較的すぐれていたとみられている。

英国も大半のケースで武力に訴えているが、少なくとも1948年に当時のマラヤ連邦(現マレーシア)で起きた共産主義者の蜂起や、1969年から99年まで北アイルランドでアイルランド共和軍(IRA)が繰り広げた反政府活動では、戦闘手段と非軍事手段を組み合わせ、最終的により望ましい結果をもたらしている。

ランド研究所は武力行使のほか民衆の支持や政府改革なども考慮して過去59件の対反乱作戦の巧拙を評価し、点数化したランキングを発表している。一部を紹介しておこう(最高は15点、最低はマイナス11点)。

米国
・南ベトナム(1960〜75年):マイナス11点
・カンボジア(1967〜75年):マイナス7点
・ラオス(1959〜75年):マイナス5点

ロシア/ソ連
・チェチェン(1994〜96年):マイナス6点
・アフガニスタン(1978〜92年):マイナス3点

英国
・オマーン(1957〜59年):3点
・北アイルランド(1969〜99年):8点
・ギリシャ(1945〜49年):10点
・マラヤ連邦(1948〜55年):11点

Katharina Buchholz

5415とはずがたり:2022/04/08(金) 01:10:58
“市民殺害に関与の可能性” ロシア兵1600人余の名簿公開
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220405/k10013568611000.html
2022年4月5日 19時04分

ウクライナの首都近郊の町で、ロシア軍の撤退後、多くの市民の遺体が見つかったことを受けて、ウクライナ政府は、市民の殺害に関与した可能性があるロシア兵1600人余りの名簿を公開しました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は日本時間の5日夜、国連の会合で演説する予定で、ロシア軍の行為を戦争犯罪として追及するよう、国際社会に訴えるものとみられます。

ウクライナの首都キーウ、ロシア語でキエフの北西の町ブチャでは、今月、ロシア軍が撤退したあと、多くの市民の遺体が路上などで見つかりました。

ウクライナで警察を管轄する内務省の高官は、5日、NHKのインタビューに応じ、これまでに400人以上の遺体が見つかったことを明らかにし、「虐殺」だとロシア軍を非難しました。その上で、「氷山の一角にすぎない」と述べ国際社会の協力も得ながら、戦争犯罪の証拠を集めていく考えを強調しました。

こうした中、ウクライナ国防省の情報総局は、ブチャでの戦争犯罪に関与した可能性があるロシア兵1600人余りの名簿を4日、公式ホームページで公開しました。

名簿には、氏名や階級、それに生年月日などが記載され、戦争犯罪に関わったロシア軍の兵士を今後特定し、厳しく追及していく姿勢を示しています。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、日本時間の5日夜11時から開かれる国連の安全保障理事会の会合で、オンラインの演説を行う予定です。

2月にロシアの軍事侵攻が始まったあと、ゼレンスキー大統領が国連で演説するのは今回が初めてで、大統領はみずからも訪れたブチャの惨状を明らかにするとともに、ロシア軍の行為を戦争犯罪として追及するよう、国際社会に訴えるものとみられます。

これに対しロシア側は、軍の関与を否定し、ウクライナ側の自作自演だと主張しており、安保理の会合でも各国の非難に反発するとみられます。

5416とはずがたり:2022/04/08(金) 01:31:22
今は急速に和平への期待が遠のいていくが一寸期待持てそうだった時期のツイート。
ドンバスとクリミアは棚上げにするしかない感じで,なんならマリウポリもウクライナが死守した形で停戦持ち込めるってとこから虐殺発覚でもう行くとこ迄行くしか無くなった様だ。。
アメリカも今回の侵掠を奇禍にか,計算通りか,虐殺を機にかはなんとも云えないけどここんとこ凄い量の支援を主導しているように見える。

とは云へロシアをクリミアとドンバスから完全に排除は難しいだろうし,NATO非加盟・東ドンバス・クリミアの領土問題棚上げ・制裁は継続・新たなる安全保障の枠組みでウクライナの安全を保障あたりで停戦が矢張り落とし所になるのではないか?
東ドンバスの境界を今戦闘で決めてるとこという理解。

https://twitter.com/maxseddon/status/1508774654940520448
max seddon
@maxseddon
Russia’s deputy defense minister says Moscow has decided to “fundamentally cut back military activity in the direction of Kyiv and Chernigiv” in order to “increase mutual trust for future negotiations to agree and sign a peace deal with Ukraine.”

https://twitter.com/anadoluagency/status/1508773521161347072
ANADOLU AGENCY
@anadoluagency
#BREAKING Russia pledges to significantly decrease military activities on Kyiv, northern Ukrainian city of Chernihiv after latest round of Russia-Ukraine peace talks in Istanbul

5417とはずがたり:2022/04/08(金) 09:41:47
>>5416
今ではこんな雰囲気。

停戦交渉で非難の応酬 合意機運しぼむ―ロシアとウクライナ
2022年04月08日07時09分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040800292&g=int

 【イスタンブール時事】ロシアによるウクライナ侵攻の停戦交渉をめぐり、ロシアのラブロフ外相は7日、ウクライナ側がイスタンブールでの協議の際に示した態度を翻したと非難した。タス通信などが伝えた。一方、ウクライナのポドリャク大統領府顧問はロシアに「メディアでの敵対的行動」の抑制を要求し、非難の応酬となっている。
「集団殺害」で停戦遠のく ロシア軍関与、一層濃厚に―ウクライナは裁判要求

 双方とも交渉そのものは継続する意向だが、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊で多数の民間人が殺害されたことが発覚して以降、合意形成に向けた機運はしぼんでいる。
 ラブロフ氏は、ウクライナが作成した合意草案を問題視。草案で、ウクライナがロシアに求める「安全の保証」の適用対象外として南部クリミア半島を明記していないことなどを「受け入れられない」と主張した。ラブロフ氏は、ロシアが実効支配するクリミア半島や、親ロ派武装勢力が一部を占拠する東部ドンバス地方の帰属については交渉に応じないという立場を強調。首脳会談での協議に持ち込もうと模索するウクライナ側を強くけん制した。
 これに対し、ポドリャク氏は、ロシア側にウクライナでの「残虐行為」の責任があるとし、「ウクライナへの憎悪を助長してきた」と強調。対話の用意があるなら、態度を改める必要があると訴えた。

5418とはずがたり:2022/04/09(土) 07:56:12
> これまで肩に担げる対戦車兵器「ジャベリン」などが提供されてきましたが、新たにチェコからは旧ソ連製の戦車が運ばれました。西側から戦車が送られるのは初めてのことです。
> アメリカ国防総省・カービー報道官:「我々はすでにスイッチブレード無人機を100機送った」
> スイッチブレード、別名「カミカゼドローン」とも呼ばれる最新兵器です。大きさはリュックサックに入る程度で、持ち運びも可能。戦車や軍用車両など、攻撃目標に対してミサイルのように自ら突っ込み破壊します。

点と線を結んでキーフに攻め込み占領するフェーズから東部南部で占領域を面的にロシア領化するフェーズに移行しそうな訳だからこの一ヶ月の成功体験が通用しなくなると思って切り換える必要がありそう。NATOもより攻撃性の高いものをちゃんと理解して送っている様だ。

ロシアが占領した点と線の図
https://twitter.com/kamilkazani/status/1511528452834222081

NATO「戦争の重大局面にいる」 新たな“兵器支援”実施へ 日本も会合に
https://news.yahoo.co.jp/articles/8311a71f870c763397f7e95f869ec5b83d318dfc
4/7(木) 17:43配信
テレビ朝日系(ANN)
All Nippon NewsNetwork(ANN)

 NATO(北大西洋条約機構)の外相会合2日目の7日は、日本や韓国、オーストラリアなどアジア太平洋地域のパートナーも加わり、「拡大」する形で行われます。

 NATO・ストルテンベルグ事務総長:「日本とNATOは地理的に離れていますが、同じ価値観、同じ課題を共有しているため緊密に協力する必要がある」

 ロシアによるウクライナ侵攻が長期化する可能性を念頭に、外相会合では兵器の提供など、ウクライナへの追加支援が話し合われる見通しです。

 ウクライナへの軍事支援は新たな段階に入っています。

 これまで肩に担げる対戦車兵器「ジャベリン」などが提供されてきましたが、新たにチェコからは旧ソ連製の戦車が運ばれました。西側から戦車が送られるのは初めてのことです。

 さらに…。

 アメリカ国防総省・カービー報道官:「我々はすでにスイッチブレード無人機を100機送った」

 スイッチブレード、別名「カミカゼドローン」とも呼ばれる最新兵器です。大きさはリュックサックに入る程度で、持ち運びも可能。戦車や軍用車両など、攻撃目標に対してミサイルのように自ら突っ込み破壊します。

 アメリカ国防総省・カービー報道官「もちろんウクライナは勝てる。彼(プーチン大統領)がやってきたことを見れば、プーチン大統領は戦略的な目標を何一つ達成できていない。キーウ(キエフ)も陥落できていなければ政府の転覆もできていない」

 ロシア軍が侵攻した当初は、数日で首都が陥落するとみられていました。

 ところが、今やロシアはウクライナ東部に集中するとして、キーウ周辺からは軍を引いています。

 ただ、NATOのストルテンベルグ事務総長は…。

 NATO・ストルテンベルグ事務総長:「今、戦争の重大局面にいる。ウクライナ全域を制圧し、国際秩序を書き換えようというプーチン大統領の野心に変化は見られない。(戦争の)長期化に備えなければならない」

5419とはずがたり:2022/04/10(日) 20:46:16

まあフィンランドとかは気が気じゃないだろうしな。ロシアがどんな圧力掛けるかが鍵か。

フィンランドとスウェーデン、NATOに近く加盟か
2022.04.10 Sun posted at 16:45 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35186104.html

(CNN) 北欧のフィンランドとスウェーデンが、北大西洋条約機構(NATO)の加入に近く踏み切る可能性が出て来た。

複数のNATO当局者は10日までにCNNの取材に応じ、両国の加盟に関する議論はロシアによるウクライナ侵攻以降、極めて重大な意味合いを帯びるようになったと明かした。

米国務省の複数の高官は、この問題は先週開かれたNATO外相会議でも取り上げられたとした。フィンランドとスウェーデンの両国外相もこの会議に加わっていたという。

NATO当局者は、両国の加盟問題の議論が出てきたことはウクライナへの侵攻がNATOの同盟関係を再活性化させたり、一体感を強めたりするだけの結果をもたらしたことを意味すると指摘。ロシアのプーチン大統領が侵攻で狙っていたNATO拡大の阻止とはまさに正反対の事態が到来したことになるとした。

プーチン氏は侵攻前、ロシアの安全保障を脅かすとしてNATOによる東方への拡大や新規加盟の中止を要求。NATOは侵攻を受け、ウクライナへの支援を強化し、新規加盟国を迎え入れることを準備する状況になっている。

フィンランドの元首相はCNNの取材に、スウェーデンを含めた2国のNATO加盟に関する国内世論はウクライナ戦争が続くにつれ、顕著な変質を見せたと説明。

フィンランドのマリン首相は8日、同国国会は「今後の数週間内」にNATO加入の問題を話し合う見通しとし、「夏の盛り前」には道筋をつけると述べた。

スウェーデンのアンデション首相は先月末、地元テレビ局との会見で、NATO入りの可能性を否定しなかった。同国は現在、安全保障政策の分析を進め、5月末までにはまとめる予定となっている。スウェーデン政府当局者はCNNの取材に、この分析結果を受け、政府の立場を明らかにするとした。

フィンランド政府当局者は、同国はNATOの集団防衛の保障をやたらに求めて加盟を願っているわけではないと主張。むしろ、ロシアのウクライナ侵攻はフィンランドに根本的な問題の再考を強いる結果になったとし、ロシアとの関係は以前と同様のものにはなり得ないと強く認識しているとした。

一方、ロシアはスウェーデンとフィンランドがNATOに合流するのなら、状況の均衡の再調整に迫られるだろうと牽制(けんせい)。ペスコフ大統領報道官は英スカイニュースとの会見で7日、NATOと対峙(たいじ)する同国の西方圏の安全保障の態勢をより高度な水準にせざるを得ないと強調した。

フィンランドは長大な国境線をロシアとの間に持つ。一部のNATO加盟国の間では同国がNATOの保護下に入る前、ロシアが攻撃に踏み切る可能性も取り沙汰されている。

NATOのストルテンベルグ事務総長は、スウェーデンとフィンランドが決断したのなら加盟は容易だろうとの見解を表明。両国は長年、NATOと共に働いてきており、軍の相互運用や軍に対する民主的な統制などの問題でNATOの基準に合致していると述べた。


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