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1■とはずがたり:2002/11/04(月) 22:01
新規購入を検討するスレ

143とはずがたり:2004/06/02(水) 03:06
どうもややこしかった書換・追記型DVDの歴史がよく纏まってます。
日本では劣性のDVD+R/RWからの視点で書かれてます。自分も迷った挙げ句+R/RWを買ったくちなんですが…。

http://home10.highway.ne.jp/yokohama/dvdplus/DVDhistory.html
書換え・追記型DVDの歴史

歴史と言うよりは、DVD-RW誕生の経緯です。当サイトのBBSで、 Xさんの投稿が大変良く、簡潔に纏まっていたので、 許可を得て紹介しています。Xさん有難うございます。 そして突っ込みさんも情報有難うございます。
1996年(DVD-RW が話にも無かった頃、DVD 規格が正式に発足した頃)には、既に(現在の)DVD-RAM vs DVD+RW(の前身) の対立が有りました。DVD-RAM 規格の策定が予想外に難航した背景がここにあります。

ソニー、フィリップス、松下、東芝、日立は DVD-RAM WG に所属しており、DVD-RAM を規格化する際には:
 
「PD の延長線上(松下・東芝 / DVD-ROM 非互換)」  
「CD-RW の延長線上(ソニー・フィリップス / DVD-ROM 互換)」
ということで大もめになりました。
結局、中途半端な規格を日立がまとめ、それが DVD-RAM になりました。 この時、ソニーとフィリップスは一応賛成し、同時に DVD+RW の前身を提唱したのです。

ところが DVD-RAM が規格化された1997年、これが通常の DVD-ROMドライブで読めないことに少なからず批判が起き、 一部のメーカーがソニーとフィリップスに賛同しました。
DVD-RAMでは「ウォブル・ランドグルーブ記録方式」を採用していて、データを記録するトラック(グルーブ)とトラックの間の壁 (ランド)にもデータが書き込まれるが、DVD-ROMドライブやDVDプレーヤーではトラックのデータしか読まないようになっている為、 読取は物理的に不可能です。
この時表立って賛同した各社が、DVD+RW Alliance の中核を成す企業です。
しかも、これらの企業以外にも(CD を作り上げた実績を持つソニー・フィリップスが推進し、 しかも CD-R/RW の実績を作り上げたヤマハ・リコーが支持した DVD+RW 規格に)打診する企業は少なくなく、 DVD-RAM 陣営はかなり慌てました。

そこで、(表向きは)批判を回避するため(裏向きは DVD+RW に対抗するため) 「DVD-ROM 互換の ReWritable メディアが必要」という認識が DVD Forum 内で出てきたわけです。

そこで折良く、パイオニアが DVD-RW を提唱(1997年)しました。
DVD+RW(の前身案)を DVD-RAM WG で蹴った DVD Forum は、DVD+RW(の前身)を受け入れる(受け入れられる)訳が無く、 後発の DVD-RW を1999年、正式に DVD Forum で策定した、というわけです。DVD-R の延長線上、という形式で。 書き換え型として DVD-RAM が有るにも関わらず。
「DVD-RWのすべて」 ( オーム社 ) によると、 DVD-RWの採決でIBM以外の投票が済んだ時点で賛否半々。 (東芝・日立・松下のSD陣営系が反対の中心)
最後のIBMの賛成票でDVD-RWはDVD規格として採用された事になっています。
( 突っ込みさんの投稿より )

ちなみに、DVDフォーラム内での-RW vs RAMの対立は未だに続いています。

144とはずがたり:2004/06/02(水) 03:10

http://home10.highway.ne.jp/yokohama/dvdplus/about_dvdplus.html
DVD+RW/+Rとは
規格推進団体
DVD+RWアライアンスによって規格が作成されています

DVDビデオやDVD-ROMなどの規格は、DVDフォーラムが作ってきましたが、書き換え型DVDになって、 DVD+RWアライアンスが加わり、規格が乱立しました。

書込み・書換えDVD規格として、DVD-R/RW・DVD-RAMなどを推進する規格化団体である「DVDフォーラム」 と言うのがあります。しかしこれは、コンテンツ保護や参加企業の利益などを重点に置き、 従来のDVDとの互換性を軽視したものでした。
DVD+RWは、これに対抗する形で生まれた規格で、業界団体の「DVD+RWアライアンス」 (2001年3月22日結成)が規格を策定していて、DVD機器との互換性やユーザーの利便性を重視した規格策定を行っています。


DVDフォーラムにはApple Computer、日立、NEC、Pioneer、Samsung、シャープなどが参加していて、 DVD+RWアライアンスDell Computer、Hewlett-Packard(HP)、Philips、Ricoh、ソニー、Thomson Multimedia、 ヤマハ、マイクロソフトなどが参加しています。

日本ではDVDフォーラム陣営が優勢ですが、欧米などではDVD+RWアライアンス陣が優勢だそうです。
しかし、DVD+RWアライアンスのDellとHPの2社で世界のPC市場の3割を占めています。 その上DVD-R/RWは採用しないと断言しています。 そしてこの2社は今積極的にDVD+RWに力を入れていて、その影響でかつてのCD-RWと同じように格安DVD+RWドライブが日本に入って来はじめています。
さらに、マイクロソフトも次世代OSであるLonghornでDVD+RWとDVD+MRWを正式サポートすると表明しているのも追い風となっています。
DVD+RW/+Rは独自規格か
それは気にする必要はありません

DVDフォーラム系(-R/-RW/RAM)は、DVD-RAMデータ記録に必要な基本部分など、一部が国際規格化しています。 それに引き換え、DVD+RWアライアンスは複数の企業により制定された独自規格です。
DVDフォーラム系支持者の中には、国際規格を強調する人が一部いるようですが、 私たちユーザーは、国際規格などは無視しても良いでしょう。私たちの周りで、ごく普通に皆が使っているもので、 国際規格になっていないものなど、たくさんあるのですから。 マイクロソフトWindowsも独自規格です。それについて皆さんは不安を感じますか?
互換性が高く、使いかってが良くて、メディアの入手が困難でなければ、それで良いのではないでしょうか。

余談ですが、PDなどはECMA規格「ECMA-240」として承認され、その後国際規格として承認されたと思いますが、 そんなに普及したとは言えません。

145とはずがたり:2004/06/02(水) 03:11

DVD+RW/+RはDVDフォーラムで承認されていないが・・・
承認はDVD+RWアライアンスで行っています

DVDフォーラムの承認は必要ありません。再生用DVDは「DVDフォーラム」で承認していますが、 記録型で「DVDフォーラム」が承認を担当しているのは-R/-RW/RAMのみで、 +R/+RWは「DVD+RWアライアンス」が承認を担当しているからです。 つまりDVD+RW/+Rは「DVD+RWアライアンス」 公認フォーマットなのです。
これは単に、 2つの企業団体が自分たちの規格をデファクト・スタンダードにしようと競争しているだけなので、 どの陣営が承認を担当してもなんら問題はありません。
大手家電ショップなどで、『DVDフォーラムで承認されていないので、 DVDプレーヤーでの再生は保証されていない』と言うような事を書いている事もありますが、 これは大きな間違いです。 互換性の問題は、+R/+RWだけでなく-R/-RWも同じくらいあります。 それに、「DVDフォーラム」で承認されているDVD-RAMやビデオレコーディングで書き込まれたDVD-RWなどは、 DVD-Video規格に違反しているフォーマットなので、意図してそれらのフォーマットに対応しない限り、 基本的にはDVDプレーヤーでは再生できません。
従って、「DVDフォーラム」 での承認は再生を保証するものではありません。
日本でのシェアが低いけど
新しい規格だからです

DVD+RWアライアンスは2001年3月22日結成され、日本では対応ドライブが2001年9月に発売されました。 +R規格にいたっては2002年1月に規格の正式バージョンがアナウンスされ、 日本ではリコーが同年4月に初めて対応ドライブを発売しています。
2000年5月に発行されたDVD-R Ver.2.0 for General規格や、同年9月に発行されたDVD-RW Ver.1.1と比べると、 DVD+RW/+Rはとても新しい規格と言えます。その為、早くに書き換え・ 追記型DVDのブームが訪れた日本では、DVD+R規格が発表された時には既にDVD-Rが大きなシェアを誇っていました。
それを考えると、DVD+RW/+Rは短期間で急激にシェアを広げています。
ただ残念なのは、規格が新しすぎて2002年のワールドカップによるDVDビデオレコーダの需要拡大時期に、 同規格のビデオレコーダの投入が間に合わなかった事です。
海外でのシェアは
逆に欧米など、最近やっと書換え型DVDのブームが始まった地域では、DVD+RWのシェアが圧倒的に高いようです。

日本の事しか見ていない人たちは、この図をみても「ひと月の統計など信じられない」と言うかも知れません。 しかし、世界PC市場の熾烈な首位争いを繰り広げているHPと DELLの両社がDVD+RW採用を決めているし、 「DVD±RWは採用しない」とまで言って、頑なにDVD-RWを入れるのを拒否しています。 それから、書換え型DVD標準搭載のPCも急速に増えてきている現状で、DVDフォーラム系が世界市場で急激に伸びると考られるのは楽観的すぎます。
DVD-Burnerニュース では、2002年9月時点でDVD+RW/+Rドライブは40%だったそうです。
2003年7月のCDfreaksニュースでは、 DVD+RW/+Rドライブのシェアが56.4%、DVD±R/±RWドライブが38.5%だそうです。 ( PC標準搭載のドライブが増えてきているのかも ) DVD-RAMは家電で50%と高い支持を得ていますが、PC用ドライブとしてのシェアはたったの1%。 DVD-R/RWドライブも3.8%だそうです。
2003年4月発表の米NPD ( Media Metrixの測定事業向けの技術開発も手がけた未公開の市場調査会社 ) の調査では、メディア販売シェアが+RW/+Rで54.2%、-R/RWで41.8、RAMが4%。家電機器のシェアは+RW/+Rが29.9%、 -R/RWが1.3%、RAMが68.8%でした。 ( RAMレコーダーのシェアが高いのに、メディアの販売が極端に低いのは、 アメリカでの書換え型DVD家電の市場が極端に小さい? )
更に同社の調査によると、2003年7月のアメリカでのDVDメディア販売シェアは、 DVD+RW/+Rが55%、DVD-R/RWが44%、RAMが1%だったそうです。更に現在 ( 2003年 )、サンタクララ・コンサルティングによるとメーカー標準DVDドライブの2/3が、 ( ±RWドライブは含まない ) DVD+RW/+Rドライブを採用しているそうです。 ( 参考資料www.quicktiming.org、 Computer News )

146とはずがたり:2004/06/02(水) 03:11

日本での最近の動向
そして、ここに来て日本のメーカーもDVD+RWに参入し始めました。世界で圧倒的なシェアを誇るDELLやHPに採用されると、出荷台数が何倍にも跳ね上がります。 日本企業が世界市場に目を向けないはずがありません。
あと、OS、ワープロ、インターネットブラウザなど、様々な分野で競合他社を退けてトップシェアに躍り出たマイクロソフトの、 強引な経営戦略と実績を散々見せられた今、マイクロソフトのMt.Reinier(書込みエラー防止機能)の採用を拒否したDVDフォーラムが、 巨人マイクロソフトを叩きのめして、トップシェアを取れるだろうと思う人はまずいないでしょう。
但し可能性が全然ない訳ではありません。今後のDVDフォーラムの動きによっては状況が変わるかも知れません。 だけど現状ではDVD+RWアライアンスが世界を制する可能性が高いでしょう。
そして、PC業界では世界規格がそのまま日本規格になると考えて良いでしょう。

DVDフォーラム支持者たちが何と言おうと、当のDVDフォーラム参加企業が上記3社を過小評価していません。
DVD+RWアライアンスの勝利を盲目的に信じるべきではありませんが、DVDフォーラムを過大評価するのべきでもありません。 両陣営参加企業の立場、思惑、実績などを考慮し、正しく評価するべきです。
再生互換性は高いか
書き換え型ではダントツ。ライトワンス型では-Rとほぼ互角です

DVD+RWの反射率はDVDの2層目と同じくらいです。その為、DVDプレーヤー側からは物理的に「1層目が無いDVD」 と同じに見えます。本来DVDは1層目も2層目も普通に読めるのですが、2層目しか無いDVD-videoなど本来ないので、 1層目相当の反射率を持つデータが見つからなければメディアが認識されないようにファームウェアを組んであるプレーヤーも存在します。 2001年以前のプレステ2 ( PS2 ) がこれにあたります。
DVD+RW規格には、DVD-Rのような高い反射率を持ったライトワンスの規格が存在していませんでしたが、 この問題を解決する為に、2002年1月にDVD+R規格が成立し、DVD+RW陣営にもライトワンス規格製品が登場しました。

DVDプレーヤーの中には、開発時点で現存するメディアのみに対応しているものも少なくありません。 その為、DVD+RW企画が誕生する前に開発されたプレーヤーの中には、 DVD+RWメディアを受け付けないものもあります。
もっともこの問題はDVD-R/RWにも言える事で、初期のDVDプレーヤーでは-R/RWも+R/+RWも再生出来ないものがあります。
+R/+RWでは、これらのプレーヤーに対して、メディアIDを「DVD-ROM」 のIDに書き換えると言う裏ワザにより対処する事ができます。( この裏ワザを使えないドライブもあります ) つまり、DVDプレーヤーに対して「これはDVD-ROMですよ」と思わせる事により、再生が可能になります。 (-R/RWではメディアIDの変更は出来ません)
DVD-Rと+R、どちらが読込み・再生互換性が高いのか
2001年以上前のDVDプレーヤーではDVD-Rが一番。現行プレーヤーではDVD+Rが一番です。
-R/RWは読込み・再生できなくて+R/+RWは読込み・再生するDVD機器もありますし、その逆もあります。 したがって、どちらが互換性が高いかは一概に言えませんが、 DVDRhelpの調べによると、 DVD+Rの互換率は84%でDVD-Rの互換率が88%、 そしてDVD+RWの互換率は70%でDVD-RWの互換率が69%です。 誤差を計算に入れると、互換性は殆ど互角です。(選んだ再生機器により互換率が変わる為)
2002年夏のIntellikey Labsの調査では、 1997年から2002年夏発売までのDVDプレーヤーでの互換率は、 +Rが一番高いとなっています。 その後それに対抗する形で、パイオニアから発表された独自調査結果では+Rと-Rの互換率は互角となっています。

147とはずがたり:2004/06/02(水) 03:12

DVDプレーヤーでの再生互換率
( 97〜02年発売DVDプレーヤー100台で検証 )

Intellikey Labs調べパイオニア調べ
+R90%78%
-R77%78%
+RW72%63%
-RW66%58%
参考資料:hardware center、 米パイオニア

但し、メディアIDを変更してROM化したものも含めると、+R/+RWの再生互換性はかなり高く、 DVD-R/RWを遥かに凌いでいるようです。
後、最近 ( 2003年夏&nbp;) の雑誌での再生テストでは、 +Rは現行DVDプレーヤーでの再生の問題は無いようですし、 現行DVD-ROMドライブでの読取り問題も無いようです。
今後、2001年以前のDVD機器が一般家庭から姿を消すに伴い、+Rの再生互換率は上昇します。

あと、DVD+RW/+Rはロスレスリンキング技術により、+Rへの追記に於いてもDVD-Video規格で義務付けられている 「ディスク上に途切れることの無いデータ」での書き込みを実現しています。 その為、32Kバイトまでの隙間を許しているDVD-Rでの追記記録では、DVD機器での読取り・再生は保障されていませんが ( * ) 、 DVD+RではDVDプレーヤーで再生ができます。( DVD+R規格が再生できるプレーヤーに限ります。 再生できるプレーヤーは「プレーヤー互換リスト」や 「ドライブ互換リスト」で確かめて下さい )

( * ) ゼロリンク、つまりDVD-RW版のロスレスリンキングはリストリクテッドオーバーライトでは標準でサポートされていますが、 この書込みモードを使うのはDVD-RWや一気書きのDVD-Rのみです。-Rでの追記やパケット・ライトではインクリメンタル ( 追記 ) レコーディングが使用されており、 DVD機器での読取り・再生は保障外となります。

そして、自動ファイナライズ&自動ボーダー解除機能が規格に盛込まれていますので、 機種に依存せずに+RWの追記・書換えが出来て、そのままプレーヤーなどで読み込ませる事が出来ます。 それに比べて、DVD-RWではQuickGrow機能などをドライブがサポートしていないと書換えなどが行えません。
VRフォーマットでは、DVD-VRは互換性が低く、対応DVDプレーヤーでしか再生できない為、 最近ではPC用DVD-RWドライブからDVD-RWディスクにDVD+VRフォーマットで焼くソフトも出始めていますが、 DVDビデオレコーダでは操作性の悪いDVD-Video方式で焼くか、 互換性を犠牲にしてDVD-VRで焼くしかありません。それに比べ+RWでは、 互換性と操作性に優れたDVD+VRを使えます。

148とはずがたり:2004/06/02(水) 03:12

将来性は?
DVDフォーラムは国際デファクト・スタンダードの前に苦戦を強いられています

上記のシェアの項でも述べましたが、DELLとHPと言う2台PCメーカーに加え、昨年(2002年)にはマイクロソフトも「DVD+RWアライアンス」に参入し、 Mt.Rainier対応DVD+RW/+Rドライブの対応に意欲的です。(Mt.Rainierはソニーやマイクロソフトなどが中心となって生まれた規格だから)
マイクロソフトのMt.Rainierを採用せず、DRT-DMと言う独自規格を打出したDVDフォーラムが、 どの程度マイクロソフトのサポートを受けられるか疑問です。 このまま行けば、PC業界ではDVD+RW/+R以外は淘汰されると思って良いでしょう。
DVD-R/RWは日本国内で優勢ですが(2003年4月時点)、世界を相手にしている上記3社と比べると市場規模(利益)が全然違います。
その為、DVDフォーラム系企業も2002年末からDVD±RWに相次いで参入しています。
かつてNECのPC98がそうだったように、日本でのシェアが高くても、世界で認められなければ日本市場からも撤退せざるを得なくなります。
現に、ソニー、サムスン、プレクスター、パイオニア、NEC、日立LGなどは、マイクロソフト下でのDVD+RW/+Rデファクト・ スタンダード化の波は避けられないと見ているようです。
ソニーが今、DVDデュアルレコーダを投入する理由
書き込み型DVDの標準争いに新展開(英語)
PC-OEM専業メーカーやLSIを開発しているメーカーが、口を揃えて「DVD+RWアライアンスが優勢」と話している
DVD+RWの利点

後発ゆえに技術的に大変優れているそうです。
DVD+RWは、フォーマット構成がDVD-ROMと互換性が高く、多くのDVDプレーヤーで再生できる点を強みとしています。 初期のプレーヤーの中には再生出来ないものもありますが、メディアIDを書き換える事により再生可能になるのは、 +RW/+Rの物理特性、データフォーマットの互換性が非常に高い為です。 プレーヤー互換リストを見てもらえば分かりますが、 ○印 が付いているBookタイプ ( メディア種判別 ) で弾いている機種はありますが、 ×印、つまり物理特性やデータフォーマットのレベルで読取れないプレーヤーは殆どありません


メディアに対して事前にフォーマット作業を行う必要がないのも嬉しい仕様です。 (フォーマットはバックグラウンドで行われます)
あと前項でも述べましたが、VRフォーマットで+RWメディアに直接追記をしたものを、 DVDプレーヤーで再生できるのは大きな利点です。
そして、書き込み速度が速いのも魅力の一つです。DVD-Rが4倍速、-RWが2倍速の時に+Rは8倍速、+RWが4倍速でした。 DVD+RWアライアンスは規格策定手順がDVDフォーラムよりシンプルな為、高速化が容易であるそうです。

DVD+RWの欠点

後発であると言う事は、利点ばかりでなく欠点にもなります。
未知のメディアに対応できない古いプレーヤーの場合、後発であるDVD+RWを認識できないものは多いようです。 (但し、メディアIDを変更すれば、殆どの場合は読めるようになります)
あと、DVD-RAM機器では、今年 ( 2003年 ) の夏以降の松下製品以外ではROM化しないと再生できないものが多いようです。

メディアの価格は、同じメーカの同一レベルの製品では-R/-RWと殆ど同じになりましたので、 欠点では無くなりました。
しかし、激安・粗悪メディアはまだまだ少ない状態です。 ( ユーザーにとって良い事なのかどうかはわかりませんが )

さらに詳しい特徴は、下記のASCII24を参照してください。
http://ascii24.com/news/db/ad/ricoh_002/629352-000.html

149とはずがたり:2004/06/02(水) 03:14
>>143-149
以上
【DVD+R/RWふぁんさんのページより】
http://home10.highway.ne.jp/yokohama/dvdplus/

151とはずがたり:2004/06/04(金) 19:00
世界最速めざし、新スパコン開発に着手 東大・IBM
http://www.asahi.com/science/update/0531/002.html

 銀河系はどんな風に今の姿を形作ったか――。膨大な計算が必要で解けなかった問題の解決を目指して、東京大学などの研究チームが超高速コンピューターGRAPE−DRの開発を始めた。天文計算で現在世界最速の東大のコンピューターGRAPE6の能力を08年までに約30倍高めるのが目標。計算速度は、世界一になる見込みだ。

 東大を中心に情報通信研究機構、国立天文台、理化学研究所、IBM、NTTコミュニケーションズがチームを作る。今年度の文部科学省の科学技術振興調整費から最大3億円が支出される。

 1024個の演算装置を組み込んだ集積回路を2000個以上、並列につなぐ。200万個の演算装置が同時に動き、1秒間に2000兆回の計算ができる。演算装置を増やした分、回路の構成に工夫を加えてメモリーや制御に使う集積回路を減らし、大型化を避けて省電力に成功した。

 GRAPE−DRは、天文関係の計算が得意だったGRAPE6の特徴を引き継いだ上で、遺伝子やたんぱく質の解析に必要な計算もできるようにする。

 多分野の計算が可能なスーパーコンピューターでは、海洋研究開発機構(横浜市)の地球シミュレーターが1秒間に40兆回の計算能力を持ち、世界最速。アメリカが1年以内に世界最速の奪還を目指すスパコンの開発計画を発表し競争が激化している。GRAPE−DRの計算能力は特定分野に限られるものの、速度は地球シミュレーターの50倍になる。

(05/31 17:24)

152とはずがたり:2004/06/07(月) 22:01
解体してしまえ!

懸念よぶ、マイクロソフトの「ダブルクリックや長押しに関する特許」 (Hotwired)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/patent.html?d=07hotwiredi02&cat=8&typ=t

 米マイクロソフト社が4月に取得した『パーム』サイズの小型パソコンシリーズに関する特許が、知的所有権の専門家の間で懸念を呼んでいる。マイクロソフト社がこの特許を利用し、携帯端末メーカー各社にライセンス料を請求するおそれがあるというのだ。

 この特許は、マイクロソフト社が「押す時間によってアプリケーションの異なる機能が実行されるハードウェアボタン」と呼ぶ技術を対象とするもので、4月27日(米国時間)に米特許商標庁の認可を受けた。マイクロソフト社によると、この技術は同社のパームサイズのパソコンをはじめとするハンドヘルド・コンピューター向けに開発されたという。ハンドヘルド機では、ファイルを開く、プログラムを起動するといった操作にボタンが使われている。

 マイクロソフト社は特許出願書類の中で、今回特許を認められたこの技術の目的は、ボタンのダブルクリックや長押しでもアプリケーションを実行できるようにし、操作を簡略化することだと説明している。

 ところが、この特許の文言は、特許商標庁に批判的な人々の間で非難の的となっている。企業が過度に広範囲な特許やすでに普及している技術の特許を取得するケースが増えており、この特許もその一例だというのが、批判派の見解だ。

 不可解な特許に抗議するサイト『ファイト・ザ・パテント・コム』の開設者、ブランドン・シャルトン氏は「特許商標庁はいったい何を考えていたのだろう?」と疑問を口にする。「このような特許が今ごろになって出願され、認可されたことには驚くしかない。ダブルクリックが斬新で珍しかったのは10年から15年前のことだ」

 マイクロソフト社がこの特許を出願したのは2002年7月だ。しかし、この特許の出願書類には、1999年に出願されたものの後に取り下げられた古い特許の内容も一部含まれている。

 マイクロソフト社は電子メールで、この特許に含まれる技術の使用者に対し、ライセンス料請求を検討するつもりだと述べている。ただし、同社は請求対象となる可能性のある相手の具体名を明かすことは避け、「当社は毎週、数多くの特許を取得している。そのため、どの製品が特許を侵害しているか、あるいはしていないのか、といったことを事前に推測することはない」と説明した。

 『公的特許財団』のダン・ラビチャー代表は、マイクロソフト社が特許侵害の訴訟を起こすと決断した場合、同社の弁護士は申し立ての正当性を証明するのに苦労するだろうと話す。その理由は、この特許にあいまいな用語が使われているためだという。

 ラビチャー代表が障害の1つに挙げるのは、この特許が「リソースの限られたコンピューティング機器」に使用されているアプリケーション・ボタンのみに適用される点だ。「リソースの限られたコンピューティング機器」の定義が明記されていないため、どのような機器がこの分類に当てはまるかが不明確なのだ。

 一方、米シュグルー・マイアン法律事務所のパートナー、フランク・バーンスタイン氏は、この特許を一通り読んでみた印象では、特許商標庁の審査官はハンドヘルド機の『パーム3』のような先行技術を調べるなど、マイクロソフト社の特許申請内容を十分に調査したうえで、特許を承認したようだと話している。

 「この特許は考えなしに取得された、あるいは考えなしに認められたとみなすようなものではないというのが、私の直感的な印象だ」とバーンスタイン氏は語る。

 バーンスタイン氏によると、特許が一見、何年も前から使われてきた技術について述べているように感じられることは珍しくないという。ボタンのダブルクリックや長押しに関するマイクロソフト社の特許も例外ではない。

 しかし、バーンスタイン氏は同時に、マイクロソフト社の特許が特定種類の機器を特定の目的に使い、特定の状況でダブルクリックや長押しを用いる場合にしか適用されないことに、注意する必要があると指摘した。

 さらに、バーンスタイン氏によると、そもそもマイクロソフト社がこの特許を行使しない可能性もあるという。同じような知的所有権の所有者から訴訟を起こされないよう、自己防衛のためだけに特許を使用するつもりかもしれない。

 もちろん、バーンスタイン氏はマイクロソフト社が違う作戦に出る可能性も否定しない。

 「マイクロソフト社がポケットPCの事業に今後より力を入れるつもりであれば、この特許を攻撃的に行使する可能性もある」とバーンスタイン氏は語った。

[日本語版:米井香織/長谷 睦]

153香川県民:2004/06/08(火) 00:17
COMPUTEX TAIPEI 2004レポートリンク集
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/link/comp04.htm

154香川県民:2004/06/08(火) 00:45
世界最大のHDDメーカーとはいえ経営は決して順調とは言えないようです。
しかし世界に先駆けて100GB/プラッタのHDDを製品化するなどの高い技術力に期待したいものです。

[WSJ] Seagate、新製品11種発表へ。初の1インチHDDも
Seagateが来週発表する11種の新製品には、携帯音楽プレーヤー向けの5Gバイト1インチHDDや、400時間分のTV番組を録画できるビデオレコーダ向け大容量HDDなどが含まれる。
http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0406/07/news046.html

ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)

世界最大のHDDメーカーSeagate Technologyは、非常に競争の激しい業界の新たな一角へと手を伸ばそうとしている。
同社は来週、11種の新製品を発表する予定だ。その中には携帯音楽プレーヤーやデジカメなどのコンシューマー向け携帯型デバイスを対象とした初のHDDが含まれる。
関係者は、この前例のない製品発表は、Seagateの技術力の幅広さを示す意図があるとしている。

「これにより、Seagateは業界で最も広範な製品とソリューションを有する地位に立つことになる」と同社のマーケティング担当責任者ジェフ・ローバッカ氏。
同氏によると、これら新製品により、年間220億ドル規模のHDDビジネスのうち、同社がカバーする範囲は現在の70%から95%に拡大するという。

またこれら製品は、HDD市場が企業のデータセンター、従来のデスクトップPC、ノートPC、コンシューマー向けエンターテインメントデバイス(ゲーム機、ビデオレコーダ、携帯機器など)という明確なセグメントに分かれていることを示すものでもあるとローバッカ氏は語る。新製品の中には、出荷が来年初頭以降になるものもある見込みだ。

Seagateにとってこれまでと最も異なる動きは、携帯音楽プレーヤー向け1インチHDDの投入だ。
このHDDは容量5Gバイトで、約2500曲を格納できると製品マーケティングディレクターのジェニファー・ブラッドフィールド氏は語る。

これまでSeagateは、ノートPCで使われる2.5インチHDDよりも小さな製品は製造していなかった。だが同社は、急速な成長を遂げているコンシューマー市場に進出しようとしている。
市場調査によると、1インチHDDの出荷台数は今年は推定800万台だが、来年は2000万台に拡大する見通しだと同社関係者は話している。1インチHDDでライバルとなるのは、日本の日立、それから米Corniceと中国のGS Magicstorという新規参入2社。
ほかのコンシューマー製品として、Seagateはデジカメ向け1インチHDDと、アナログTV番組を400時間分録画できる、パーソナルビデオレコーダ向け大容量HDDを投入する。

このほかデスクトップ・ノートPC、企業向けコンピュータストレージ用の新製品も発表される。
Seagateはここ数カ月、過剰在庫と価格の急落で経営が苦しい状態にある。1〜3月期の純利益は前年同期比9%減、先週には年内に約3000人の従業員を削減する計画を明らかにした(6月3日の記事参照)。

155とはずがたり:2004/06/08(火) 01:00
HDDの世界シェアはこんな感じか?
1.Seagate Technology 30%?
2.Maxtor 20〜30%?
3.Westearn Digital 20%?
?.日立製作所 ?%
撤退:Quantum,IBM

家電製品への搭載が一巡したらメモリみたいに市況製品に成り下がって,寡占化が進み市場が安定というコースでしょうか?

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20061790,00.htm
Seagateは、HDD市場全体での世界シェアが35%、エンタープライズ市場に至ってはそのシェアが58%にのぼる。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0322/wd.htm
Western Digitalは現在、PC用の3.5インチのIDE HDDでは24.7%のシェアを持ち、Seagate、Maxtorに続いて世界3位という。


苦境に陥るハードディスク業界--需要の好転も焼け石に水か
2004/05/28 16:45
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20068922,00.htm

 新たに発表された調査レポートによると、ハードディスク(HDD)メーカー各社の努力は空回りしているという。

 投資銀行Credit Suisse First Boston(CSFB)が米国時間27日に発表したレポートによると、成功するのが難しいことで有名な同業界は、現在もお定まりの値下げ競争を続け、利益見通しも芳しくないなかで行き詰まり状態にあるという。

 「HDDの需要は堅調だが、エンタープライズ向けを筆頭に極端な価格競争が陥っており、このせいで第2四半期の利益のほとんどが消えてしまった」と、CSFBは同レポートに記している。

 CSFBの投資判断では、MaxtorとSeagate Technologyが「neutral(中立)」、Western Digitalが「outperform(優秀)」となっている。「Western DigitalはデスクトップPC向けの製品に品揃えを絞り込んでおり、エンタープライズ向け製品の市場における価格下落からは、それほど直接的な影響を受けないことから、同業界のなかで最も魅力的な投資先となっている」(同レポート)

 MaxtorとSeagateの両社からは、この件に関するコメントは得られなかった。

 エンタープライズ向けのHDDとは、EMCやHewlett-Packard(HP)、IBMなどが製造するデータストレージ機器や、強力なサーバに搭載されるものを指す。

 調査会社TrendFocusのバイスプレジデントJohn Donovanも、CSFBのレポートと同じ意見だ。「彼らは過去の過ちを繰り返しているに過ぎない。単に生産過剰なのだ」(Donovan)

 Donovanの予想によると、この第2四半期には赤字を計上するHDDメーカーも出るが、しかし今年後半には状況が改善するという。

 昨年、業界筋はHDD市場について楽観的な見方をしていた。殊に音楽プレイヤーのような家電機器を中心に、HDDに対する需要が増大するとの予測が出されていた。また、QuantumによるMaxtorへのHDD事業の売却や、日立製作所によるIBMのHDD部門買収により、HDDメーカーの数も減少した。

 HDDの需要は堅調なようだ。たとえば、Maxtorでは2003年第1四半期に1240万だった出荷台数が、今年第1四半期には1360万台へと上昇したという。

 だが、Maxtor最高経営責任者(CEO)のPaul Tufanoは、前四半期について、「デスクトップ向け製品については、流通チャネルで在庫がだぶつき、エンタープライズ向けの市場では値下げ競争が激しかったことから、厳しい四半期となった」と語った。Maxtorは、同期の純利益が920万ドルとなり、前年同期の2740万ドルから大幅に減少したと報告していた。

 CSFBは、HDD業界の見通し改善の鍵を握るのは、メーカー間の吸収合併がさらに進むことだと示唆。「今後さらにメーカー間の整理統合が進み、新製品が投入され、あるいは年末にかけて需要が増大することが、現在の状況を改善する最良の手段になると、われわれは見ている」(同レポート)

156とはずがたり:2004/06/08(火) 01:06
http://www.marubeni.co.jp/useful/word/17.html
Q:丸紅グループの取り組みは?
A:金属資源部門軽金属ユニットや、事業会社の丸紅メタルがHDD素材・加工資材流通分野では世界的な大手として活躍しています。

 HDD関連業界では再編淘汰(とうた)と寡占化が進んでいます。最終製品のHDDメーカーは、世界シェア3割を占める●Seagate社をはじめ●Maxtor、●Western Digitalなど7社。ブランクと呼ばれるアルミ円板製造では、世界で●神戸製鋼と●古河電工の2社であるほか、ブランクを研削・メッキ・研磨する専業の基板メーカーは最大手である●東洋鋼鈑と中国●Kaifa社の2社のみです。またヘッドメーカーとしては●TDKが世界最大手です。
 大手商社でこの分野に取り組んでいるのは当社のみで、金属資源部門軽金属ユニットが東洋鋼鈑と合弁でマレーシアにアルミ基板工場を設立しており、世界需要の15%を取り扱っています。また、丸紅メタルが超精密研磨のためのパッド(研磨布)やスラリー(研磨材)を取り扱っており、この分野でも世界的に高いシェアを誇っています。

158香川県民:2004/06/08(火) 01:13
確かMaxtorがQuantumを買収→そのためFIREBALLという製品名が残っている。
一方、IBMが日立に吸収されHGSTに組織名を変更。

だったと思います。

159とはずがたり:2004/06/08(火) 01:26
>>154-159まとめ

【■HDDのメーカー別世界シェア】
================================
メーカー 2003年  2002年
--------------------------------
Seag  28.9%  29.5%
Maxt  21.2%  23.4%
West  17.2%  14.3%
HGST  16.5%  16.8%
東芝  5.8%  5.0%
富士  4.4%  3.9%
Sams  5.7%  5.4%
その他 0.5%  0.1%
=================================
出典:TrendFOCUS社

Seag: Seagate Technology
Maxt: Maxtor (Quantum買収)
West: Western Digital
HGST: Hitachi GST (日立がIBMからHDD部門買収)
東芝: 東芝
富士: 富士通
Sams: Samsung Electronics (韓)

160とはずがたり:2004/06/08(火) 01:33
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/490-496
ちなみに【半導体世界シェア】はここ。

161とはずがたり:2004/06/08(火) 11:54
>>77  自主開発に拘ってきたサン、AMD製MPU採用
>>122 米サン、マイクロソフトと和解 包括提携

>>61 富士通、AMDとフラッシュメモリ新会社
>>129 パフォーマンスでPentium Mと肩を並べたEfficeon 富士通で製造される90ナノメートルプロセスを採用する第2世代Efficeonは2004年に登場する予定

>富士通とサンは20年にわたり提携関係にある。

富士通と米サン、次世代UNIXサーバーを共同開発でコスト削減図る
04/06/02 13:44

  <東京 2日 ロイター>  米コンピューター・サーバー大手サン・マイクロシステムズ <SUNW.O> と次世代UNIXサーバーを共同開発すると発表した富士通 <6702.T> の黒川博昭社長は、会見し、共同開発で効率化を図り、コストダウンに取り組むと述べた。両社は共同開発したサーバーを2006年半ばに販売する。

 富士通は、自社のあきる野テクノロジセンターで微細な回路線幅の90ナノ(10億分の1)メートルを使ったサーバー向けプロセッサを開発する。サンは「ソラリス」などのOSソフト開発で強みを発揮しており、両社で次世代サーバーを共同開発する。富士通とサンは20年にわたり提携関係にある。ただ、富士通は今回の共同開発によるコスト削減効果について具体的な数値は公表しなかった。

 共同開発するサーバーは、富士通の「プライムパワー」、サンの「サンファイアー」の次世代機となり、ブランドを統一するが、製造は両社がそれぞれ分担する。次世代サーバー向けプロセッサでは、富士通は、一段と微細な回路線幅65ナノメートルを採用する三重県の半導体工場も活用する予定。富士通の黒川社長は「UNIXサーバーで競合する米IBM <IBM.N> や米ヒューレット・パッカード(HP) <HPQ.N> への優位性を維持していく」としたうえで、「これまでの顧客に加え、新規顧客も獲得する」と述べた。

 富士通によると、世界のUNIXサーバー市場は2003年で約50万台あり、サンの「ソラリス」は63%とトップシェアを持っている。富士通では、2006年に向けてUNIXサーバー市場全体の台数は若干減少する可能性があるが、富士通としては全世界で展開して台数を増やしていく計画。

162とはずがたり:2004/06/10(木) 02:43
「日の丸半導体」回復加速、設備投資上乗せ デジタル家電・パソコン好調
http://www.asahi.com/money/kaisetsu/TKY200402160043.html

 半導体市場の回復が鮮明になり、国内製造各社の工場はフル稼働状態だ。デジタル家電市場の急拡大と世界的なパソコン需要の持ち直しで、04年はさらに高成長が見込まれる。ただ、半導体産業は4年周期で好不況を繰り返す「シリコンサイクル」がネック。01年の前回不況時に撤退や業界再編を迫られた国内大手は、いかに収益を高め、不況期に備えられるかが、真の「日の丸半導体」復活の試金石になる。

 米調査会社のアイサプライによれば、03年の世界の半導体売上高は前年比約14%増の1783億ドルで、3年ぶりの高成長になる見込みだ。さらに04年は同17%増の2088億ドルになると予想する。

 市況を引っ張るのはデジタル家電だ。薄型テレビやDVD(デジタル多用途ディスク)録画再生機、携帯電話などの市場が急拡大し、制御する高性能なシステムLSI(大規模集積回路)の需要も急増。また、世界のパソコン市場も03年、3年ぶりの2ケタ成長になりそうで、パソコン用が主力のメモリー・DRAMも市況が好転した。

 「必死で生産能力を増強しても、需要がさらにその上を行く」。半導体大手メーカーの役員は、工場をフル稼働させても供給不足ぎみの現状が心配だ。デジタル家電用の半導体は昨秋ごろから需給が逼迫(ひっ・ぱく)。デジタルカメラでは、半導体の調達が遅れて出荷できないメーカーまで出た。

 半導体のシリコンサイクルは90年代、波の振幅が縮まり、業界では「シリコンサイクルは消滅した」とも言われた。だが、IT(情報技術)バブルが崩壊した01年に世界の半導体売上高が前年比約30%減と、かつてない「深い谷」だった反動もあり、03年から再び成長サイクルが現れた。

 80年代のシリコンサイクルが4年周期だったのは、米国の大統領選挙に合わせて現職が景気刺激策をとるからだ、という定説があった。04年には米大統領選がある。しかも、半導体を引っ張る柱、デジタル家電も、薄型テレビなどが売れるアテネ五輪という「ヤマ場」。業界では「04年の高成長は間違いない」と強気な見方が支配的だ。

 国内最大手の東芝は昨年12月、03年度から4年間の設備投資の当初計画3500億円に500億円上乗せし、三重県四日市市の新棟稼働を1年前倒しの05年度後半にした。デジタルカメラのメモリーカードやカメラ付き携帯電話に内蔵するフラッシュメモリーの需要増に対応するためだ。

 NECの子会社「NECエレクトロニクス」も03年度の設備投資額を年度途中に20%増額。04年度も600億円を投じて東芝と同様の最先端設備を導入し、同年度後半から量産態勢に入る。

 だが、各社が05年〜06年には増産態勢を整えると、供給過剰に陥り、サイクルが下降期に入ると見られている。ITバブルが崩壊した01年度、大手各社は軒並み過去最大の赤字を計上した。主力製品だったDRAMの価格は暴落し、各社は次々と撤退。DRAM専業の国内メーカーは、02年度中にNECと日立製作所の共同出資会社「エルピーダメモリ」1社に集約された。

 今度の下降期でも、競争力が弱い企業は撤退に追い込まれかねない。このため、台湾など海外メーカーへの生産委託を増やすなど、不況期に生産調整しやすい態勢づくりが始まっている。

 DRAMから撤退した大手各社が、こぞってデジタル家電用のシステムLSI事業に軸足を移したのも、DRAMほど市況の変動に左右されないためだ。家電メーカーの仕様に合わせた「オーダーメード」製品なので、DRAMに比べれば受注や価格が極端に落ち込む心配がない。

 だが、「体力づくり」には不安もある。海外のライバルの設備投資計画は04年、日本勢を大きく上回る。世界最大手の米インテルが36億〜40億ドル(4千億円前後)。日本企業を抜いて世界2位に躍進する韓国サムスン電子は、インテルをしのぐ5千億円強を投じる。

 インテルはパソコンのCPU(中央演算処理装置)、サムスンはDRAMで世界シェア首位の強みも持つ。好況期に入り、両社は日本企業以上に収益をあげそうだ。

 アイサプライ日本法人の豊崎禎久社長は「好況期にこそ自社製品を再評価し、得意分野に事業を絞り込んで効率性を高めなければ、海外勢との差は広がる一方だ」と、今後さらに再編が必要だと指摘する。

(02/16)

163とはずがたり:2004/06/10(木) 02:44
エルピーダメモリ、広島に世界最大のDRAM工場検討
http://www.asahi.com/business/update/0609/078.html

 国内唯一のDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)専業メーカーであるエルピーダメモリが新工場建設を検討している。実現すれば、生産能力は約300ミリウエハーで月間6万枚と、世界最大規模のDRAM工場になる。

 広島県東広島市にある子会社「広島エルピーダメモリ」の敷地内に新工場を建設し、05年中にも量産体制に入り、順次拡大、数年かけて月産6万枚体制を築く計画だ。総投資額は約5000億円。回路線幅が90ナノメートルの超微細加工技術でメモリー容量1ギガビットの最先端DRAMを生産し、薄型テレビや携帯電話向けなどの需要拡大に対応する。

 DRAMはパソコン用メモリーの主力製品で、80年代後半には国内メーカーが世界シェアの約9割を占めたが、その後韓国サムスン電子など海外勢に追い抜かれた。エルピーダメモリは国内メーカーが次々と撤退する中で日立製作所とNECが共同出資して99年に設立した。 (06/09 11:31)

165とはずがたり:2004/06/15(火) 14:12
4大サーバメーカってIBM・Sun Microsystems・HPと後1社は何処だ?

AMDのOpteron、1年目の通信簿は「二重マル」
John G. Spooner (CNET News.com)
2004/04/23 12:40 Trackback (1)
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20065642,00.htm

 長らく2番手に甘んじてきたAdvanced Micro Devices(AMD)だが、サーバ向けのOpteronチップでついに勝ち馬に乗れたようだ。

 ちょうど1年前の4月22日に64ビットOpteronプロセッサを発売したAMDは、大手サーバメーカー各社に製品が採用され、収支も黒字化し、強豪Intelに製品計画を見直させるほどの影響力を持つようにさえなった。

 「AMDにとって、Opteronは一流メーカーになるための切符だった」とMercury Researchの主任アナリスト、Dean McCarronは述べている。「Opteronによって、AMDはサーバ分野への進出の際に必要だった強みを手にしたが、この分野はIT関連市場のなかでも最も参入が難しいとされているところだ。さらにOpteronのおかげで、AMDの収支も改善した」(同氏)

 Opteronの売上は、競合するIntelのXeronチップの売上にはまだ遠く及ばない。しかし、だからといってAMDが達成したものが小さいという訳ではない。とりわけMicrosoftが切り開いていなかった分野に進出するという賭に出たことを考えると、AMDが成し遂げたことがらは高く評価されるものだろう。

 Intelは、Hewlett-Packard(HP)と協力しながら、何年間もかけて64ビットItaniumチップを開発した。これに対してAMDは、顧客にとってより重要なのはソフトウェアの互換性とシステムの価格だと考え、全てのPCプロセッサのベースとなっているx86アーキテクチャに手を加えることにした。

 その結果、Opteronは32ビットと64ビットの両方のソフトウェアを動かせるプロセッサとなり、顧客は現行のソフトウェアを使い続けながら、将来64ビットソフトウェアに移行できるようになった。一方、IntelのItaniumは32ビットソフトウェアをうまく稼動できないため、企業がItaniumチップに移行する場合はハードウェアとソフトウェアも入れ替えなければならなかった(32ビットから64ビットに移行すると、主に利用できるメモリ量が大幅に増えるため、サーバの性能が向上する。)

 Opteronが機能するためには、Hypertransportと呼ばれるチップ間のデータ通信技術など他の開発作業が必要となることから、AMDの判断は当初かなりリスクが高いと思われていた。

 しかし、Opteronは発売直後から勢いを得た。IBMは直ちに、同社サーバのあるモデルにOpteronを採用すると発表し、まもなくSun MicrosystemsやHPも相次いでOpteronサーバの発売計画を発表した。これでAMDは、4大サーバメーカーのうち3社に採用されるという大成功を収めた。企業や大学などさまざまな顧客が、ビジネスプロセスや製品開発、研究などの目的でOpteronサーバを導入し始めている。

 さらにIntelさえもが、AMDに関心を寄せている。Intelは今年に入って、独自の64ビット対応x86チップを提供すると発表した。最初のバージョンとなる64ビット対応Xeonプロセッサ(開発コード名「Nocona」)は年内に発売される予定。Noconaは64ビットだけでなく32ビットのソフトウェアも稼動できるという。

 Microprocessor Reportは、先頃明らかにしたある分析のなかで、IntelはNocona製品の開発に、AMDの発表した64ビットチップに関する設計仕様や設計例を利用したと結論付けている。インテルのある広報担当者は、Noconaが設計の段階からx86およびMicrosoftの64ビット版Windowsとの互換性を持つよう考えられており、両者のチップがよく似ているのもそのためだという。IBMをはじめとするほとんどのサーバメーカーでは、Opteron搭載マシンとNoconaサーバを同時に提供することになるという。

166とはずがたり:2004/06/15(火) 14:12
インテル、64ビット対応「Nocona」チップを6月中に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040615-00000005-cnet-sci

 Intelのチップとしては、初めて32ビットと64ビットの両ソフトウェアに対応する「Nocona」が、6月末にデビューすると見られており、同社が自らに課した第2四半期中という発売期限になんとか間に合うことになりそうだ。

 Intelは、2月に発表した同チップで、ますます人気の高まるAdvanced Micro Devices(AMD)のOpteronプロセッサに対する反撃を開始する。サーバ市場向けとして初の32/64ビットチップであるOpteronは、2003年4月に登場し、これまでにIBM、Hewlett-Packard(HP)、Sun Microsystemsのマシンに採用されている。

 IntelはNoconaに関してコメントしていないが、同社に詳しい情報筋は、Noconaのサーバ用の2プロセッサバージョンが6月28日に登場することを明らかにした。また他のバージョンも続いて登場の予定。

 Microprocessor Reportの編集長Kevin Krewellは、2月に登場したデスクトッププロセッサのPrescottとベースが同じであるため、Noconaは3.4〜3.6GHzで動作する可能性が高い、と話している。

 「これはPrescottの信頼性を多少高めたバージョンにすぎない」(Krewell)

 IntelとAMDの最新チップは32ビットソフトウェアにしか対応しておらず、データは32ビット単位でしか処理されない。これらのチップにとって最大の制約の1つは、メモリを4Gバイトまでしか扱えない点だ。ハイエンドマシンでも1Gバイト程度のメモリしか搭載しておらず、4Gバイトを搭載するのは数年後になると思われるデスクトップでは、この点は問題はならないが、しかしサーバメーカー各社はメモリの制限に不満を訴えてきていた。

 NoconaとOpteronの32/64ビット機能はほぼ同じものだ。Microprocessor Reportのアナリスト、Tom Halfhillは、IntelがAMDの技術を一部模倣したとまで断言している。Intelが借りたか、借りないかは別として、同社はAMDに対して、使用料を支払わなくてよいライセンス契約になっている。

 それでも、両チップがまったく同じというわけではない。Opteronには、メモリコントローラと、HyperTransportを通じた他のコンポーネントへのリンクも搭載されている。AMDによると、これらの機能を併用すればパフォーマンスが10〜15%向上するという。 

 対照的に、Intelのサーバチップは、ハイパースレディングというAMDのチップにない技術を搭載しており、1基のプロセッサで2つのアプリケーションを同時に実行できる。

167とはずがたり:2004/06/15(火) 14:15
AMDが弱かったサーバ分野に切り込めただけではなく,Intelを二番でのやり口である「模倣者」にせしめたというのは大きいですねぇ。

>>165 Noconaが設計の段階からx86およびMicrosoftの64ビット版Windowsとの互換性を持つよう考えられており、両者のチップがよく似ているのもそのためだという。
>>166 NoconaとOpteronの32/64ビット機能はほぼ同じものだ。Microprocessor Reportのアナリスト、Tom Halfhillは、IntelがAMDの技術を一部模倣したとまで断言している。Intelが借りたか、借りないかは別として、同社はAMDに対して、使用料を支払わなくてよいライセンス契約になっている。

168とはずがたり:2004/06/15(火) 14:23
あと1社はDellか?

デル、AMD Opteronプロセッサの広告をはずす
Matt Loney (ZDNet UK)
2004/03/26 19:10 Trackback (0)
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20065116,00.htm

 Dellは、自社のウェブサイトに掲載していたAMD Opteronプロセッサの広告を取りやめた。同社はこの広告について、同サイトのプライベートエリアでだけ掲載されるはずのものだったと説明した。

 この広告掲載で、DellがAMD製プロセッサ搭載サーバの販売を間もなく開始するという噂が広まったのを受け、同社は現地時間24日にこの広告をウェブサイトからはずした。

 Dell UKの広報担当者は、自社のシステムに搭載するAMDプロセッサに関して、同社の方針は変わっていないと述べ、同社がワークステーションのPrecisioやPowerEdgeサーバをはじめとする、IntelのXeonプロセッサをベースとした64ビットの拡張システムを開発したことに言及した。さらに同担当者は、「我々は引き続き、OpteronをはじめとするAMDの技術や、これらの製品に対する顧客の需要を評価・追跡していく」と述べた。また、AMDの関係筋は24日、両社の間でAMDプロセッサを搭載するコンピュータの製造に関する取り決めはなかったと述べている。

 問題の広告が掲載されていた「Dell Software and Peripheral Web」サイトはオンライン販売の窓口で、顧客が自らの業務上の具体的なニーズに合わせて、Dellやサードパーティの製品を購入できるようになっているとDellの広報担当は説明し、現在このウェブサイトでは5万種類を超える製品が提供されていると付け加えた。

 同担当者は、DellがAMD Opteronに関する広告の誤った掲載を取りやめたと述べ、さらに「この広告は、Software and Peripheralの膨大な製品リストの一部である、特定の顧客向けの『Premier Page』に掲載されるはずだった」と語った。なお、同社はその顧客の身元に関する情報は明らかにしなかった。

 同社はしばしば、顧客の大企業を喜ばせるために変わった要求に応えている、と同担当者は述べている。こうした顧客はDellの購買力を利用して、あらゆる種類の製品を手に入れているが、そうした品揃えのなかにはAMDのプロセッサもあるという。

 したがって、Opteronの広告掲載は、Dellが研究所内での評価目的に利用するものの他に、少なくともいくらかのAMDプロセッサを購入しなければならないことを示しているのかもしれない。

 Dellは、まもなく登場するIntelの64ビット版Xeonプロセッサ(開発コード名「Nocona」)を搭載したサーバを、今年後半に発売することを明らかにしている。Intelによると、このXeonチップの初期バージョンは、第2四半期に登場する予定だという。

169とはずがたり:2004/06/15(火) 14:25
IBM、Opteron搭載ワークステーションを発表へ
John G Spooner (CNET News.com)
2004/03/16 12:20 Trackback (1)
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20064890,00.htm

 IBMは米国時間16日に、Advanced Micro Devices(AMD)のOpteronチップ搭載ワークステーションを発表する。「IntelliStation A Pro」と呼ばれるこの64ビット対応マシンは、大容量のファイルやエンジニアリング用データを扱う顧客向けに設計された製品で、同社では5月の出荷開始を予定している。ワークステーションは金融モデリングやコンピュータアニメーションなど用途で利用されるハイエンドのデスクトップマシン。

 IBMのIntelliStation製品担当ディレクター、Bob Lenardによると、64ビット対応のCADやエンジニアリング解析ソフトウェアを利用して、製品をつくりたいと考える企業にとって、Opteronチップは優れた性能を手頃な価格で提供するものだという。なお、IBMが初めてOpteronワークステーションの発売計画に言及したのは昨年のことだった。

 Opteronチップは、32ビットソフトウェアや、これまで主にハイエンドのUnixマシンで使われていた64ビットソフトウェアを動かすことができる。64ビットに移行する大きなメリットの1つは、コンピュータが現行の32ビットマシンの制限である4Gバイト以上のRAMを利用できるようになることだ。

 「我々はこれまで、とりわけWindowsやLinux分野での64ビットコンピュータの処理能力に対するニーズに注目していた」(Lenard)

 たとえば、コンピュータで生成した製品モデルの中には、全体を表示すると4Gバイトのメモリを使いきってしまうものもある。したがって、IntelliStation A Proと16GバイトのRAMへのステップアップは理にかなったものだ、と同氏は説明している。

 IBMは、IntelliStation A Proに対する需要にかなりの手応えを感じており、低価格のLinux搭載ハードウェアへの移行を考えているUnixマシンのユーザーや、低価格の32ビットハードウェアから機能の勝る64ビット製品へのステップアップを希望する顧客が、同製品を購入するのではないかとしている。

 IntelliStation A Proの価格は約2600ドルからとなる。しかしLenardによると、顧客が発注するのは、メモリを大量に増設し、ハードディスクを追加、さらに高性能のグラフィックスカードを搭載した、5000〜8000ドルの価格帯に収まるマシンになりそうだという。

 顧客は、MicrosoftのWindows XPもしくはRed Hatの64ビット版Linuxを搭載したマシンを選べる。64ビットバージョンのOpteron対応Windowsはまだ完成していないため、Windowsの顧客は最初は32ビット版を使い、後から64版にアップグレードする必要がある。Opteron対応の64ビット版Windows XPは今年後半の登場予定だ。

 なお、IBMではOpteron搭載のIntelliStation A Proとインテル製チップを搭載したIntelliStations M ProおよびIntelliStation Z Proを平行して販売することになる。同社はまた今後登場予定の64ビット版Xeonを搭載したワークステーションも発売を計画している。

170とはずがたり:2004/06/15(火) 14:26
HP、ついにOpteronサーバを発表--AMDとの長期提携も
Stephen Shankland(CNET News.com)
2004/02/25 10:01 Trackback (1)
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20064491,00.htm

 Hewlett-Packard(HP)は24日(米国時間)、Advanced Micro Devices(AMD)のOpteronチップを採用したサーバ3機種を発表し、またAMDとの間で長期提携契約を結んだことも明らかにした。しかし、HPはこの動きについて、IntelのItaniumプロセッサ搭載サーバをないがしろにするものではないと強く主張している。

 HPは、今回の発表で、IBM、Sun Microsystemsに続き、大手サーバメーカー4社のなかで3番目にAMDのプロセッサを採用したことになる。AMDは数年前から、Intelが独占していたプロセッサ市場に進出し、シェアを獲得してきている。HPは予想されていた通り、Opteronを2基および4基搭載したサーバを発表した。また同社は、第3四半期末までに薄型のデュアルOpteron搭載ブレードサーバを発売することも計画しているという。

 Opteronは、Intelが今後投入するPentiumやXeonなどと同じく、広く普及している32ビットの「x86」プロセッサアーキテクチャに64ビット機能拡張を追加し、32ビットプロセッサが抱えるメモリ容量4Gバイトの障壁を克服している。

 しかし、新サーバを発表した電話会議のなかで、HPの幹部はかなりの時間を割いて、同社が64ビットのXeonやOpteronプロセッサを採用したことによって、Intelの64ビットサーバ用プロセッサItaniumに対する同社の取り組みが弱まることにはならないと説明した。ItaniumはもともとHPが開発を始めたチップで、同社はその後Intelと共同で開発を進めてきた。

 「2つのアーキテクチャは、相互に見事に補完し合っている。我々のIntegrity(HPのItaniumベースのサーバ製品)への取り組みは変わらない。逆に、実はこうした取り組みは今日の発表で強化される」と、HPのEnterprise Storage and ServersグループのシニアバイスプレジデントScott Stallardは語った。

 64ビットのx86チップがItaniumを補完するという主張には、懐疑的な意見もある。

 「x86拡張は、HPにとって必ずしも悪いことではない。HPはこの市場で、トップではないにしても上位につけている。だが、x86チップを拡張しても、特にItaniumに役立つことはないと思う」と、IlluminataのアナリストGordon Haffは述べている。「もちろん、Itaniumは現在でも、高性能コンピューティング分野においては、(x86チップよりも)優れた選択肢だ。だが、もう少し多くのメモリとスピードが欲しいだけの人々にとっては、x86拡張のほうがより自然な選択肢なのは間違いない」(Haff)

 AMDとHPは、両社の提携の具体的内容は明らかにしなかった。しかし、HPの業界標準サーバマーケティング担当バイスプレジデント、Paul Millerは、この提携は数年間に渡るもので、HPは数百万ドルを投資することになると述べている。この提携は「我々のエンジニアが密接に協力し合い、次世代技術の定義を始めるための基盤となる」とMillerは説明している。

171とはずがたり:2004/06/15(火) 14:47
HPから新たに4機種のOpteronサーバが登場
Stephen Shankland (CNET News.com)
2004/04/20 11:05 Trackback (0)
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20065563,00.htm

 Hewlett-Packard(HP)が、Advanced Micro Devices(AMD)プロセッサシリーズ第2弾となるOpteronサーバ4機種を発売し、同チップをハイパフォーマンスの技術計算処理用シリーズに採用した。

 ProLiant DL585は最大64Gバイトのメモリが搭載可能で、価格は1.6GHzのチップを2基と2Gバイトのメモリを搭載したモデルが8299ドル、また4基の2.2GHzチップと4Gバイトのメモリを搭載したモデルが2万2396ドルとなっている。同マシンは、HPが2月にデビューさせたデュアルプロセッサ搭載のDL145に続くOpteronサーバで、単体での利用に加え、技術計算用の「クラスタ」システムとしても利用可能になった。

 AMDはOpteronプロセッサにより、IBM、HP、Sun Microsystemsという上位4社中3社のサーバメーカーが繰り広げる戦いの第一線に躍り出た。同プロセッサは、IntelのXeonやAMDのAthlonといった「x86」チップ用に書かれたソフトウェアを動かすことができるが、同時に高機能で4Gバイト以上のメモリも利用できる64ビット機能にも対応している。

 Opteronは発売から1年が経過しようとしているが、Intelも、x86シリーズ向けの自社オリジナル64ビット拡張機能でAMD製64ビットチップの後を追っている。Intelの64ビット対応機能は、今四半期中に登場するXeonプロセッサ(開発コード名「Nocona」)でデビューの予定。64ビット版x86チップには、Intelのハイエンド64ビットプロセッサであるItaniumと多少競合する部分がある。同チップの開発はもともとHPが始めたもので、同社は現在でもItaniumをサポートしている。なお、同チップでは現状x86ソフトウェアをうまく動かせていない。

 x86チップの64ビット機能拡張を活用するにはソフトウェアを書き直す必要があるが、そのサポート体制も徐々に整いつつある。EMCの子会社で、1台のサーバ上で複数のオペレーティングシステムを同時に動作可能にするソフトを開発するVMwareは19日、18カ月以内に同社の製品が64ビット機能をサポートすると発表した。VMwareはさらに、ワークステーション製品向けの試験版をこれに先行して提供するとも付け加えた。

 何年も前からx86チップの採用を避け、自社製UltraSparcモデルを採用してきたSunは、x86サーバ市場での差別化を狙ってOpteronを採用している。Sunは先週、共同創業者であるAndy Bechtolsheimが設立し、Opteronサーバに特化する新興企業のKealia買収を完了している。

 BechtolsheimはSunに戻り、社員番号1番の名札を取り戻し、またSunのネットワークシステム部門責任者に新たに就任したJohn Fowlerの元で、シニア・バイスプレジデント兼チーフアーキテクトとして働き始めている。

172とはずがたり:2004/06/15(火) 14:57

●サーバ部門ではSunのソラリスやUnixに後れをとるMSはOpteron対応を決めた。

●サーバ部門ではIntelとHPが共同でItaniumを開発,これはハイエンドな64bitソフトウエア専用。

●x86チップ用ソフトを動かしながら64bitのソフトウエアも動かせる様である。(同時に使えると言う事かね?またx86チップ用ソフトでも4G以上のメモリを使えるようになると云うことなのか?)


Microsoft はこの日、AMD (NYSE:AMD) から発売予定の『Opteron』『Athlon 64』各プロセッサをネイ ティブにサポートする、64ビットバージョンの『Windows XP』と『Windows Server 2003』OS を開発中だ と発表した。…(Intel)社は2008年 か2009年まで、64ビットのデスクトッププロセッサの開発は不要だとし、代わりに高価で利益率の高い64ビット『Itanium』プロセッサを大型マシン向けに推進していく計画だった。
しかし、同社最強のビジネスパートナーMicrosoftが、AMD の新型チップをサポートする決断をした ことにより、IntelはAMDの後を追うという慣れないポジションに置かれる可能性が出てきた。Microsoft は UNIX の企業向け市場を狙っており、より安価なx86アーキテクチャで優位につきたいと考えている。(>>52)

 Intelは、Hewlett-Packard(HP)と協力しながら、何年間もかけて64ビットItaniumチップを開発した。これに対してAMDは、顧客にとってより重要なのはソフトウェアの互換性とシステムの価格だと考え、全てのPCプロセッサのベースとなっているx86アーキテクチャに手を加えることにした。 (>>165)

32ビットから64ビットに移行すると、主に利用できるメモリ量が大幅に増えるため、サーバの性能が向上する。(>>165

IntelとAMDの最新チップは32ビットソフトウェアにしか対応しておらず、データは32ビット単位でしか処理されない。これらのチップにとって最大の制約の1つは、メモリを4Gバイトまでしか扱えない点だ。ハイエンドマシンでも1Gバイト程度のメモリしか搭載しておらず、4Gバイトを搭載するのは数年後になると思われるデスクトップでは、この点は問題はならないが、しかしサーバメーカー各社はメモリの制限に不満を訴えてきていた。(>>166)

Opteronチップは、32ビットソフトウェアや、これまで主にハイエンドのUnixマシンで使われていた64ビットソフトウェアを動かすことができる。64ビットに移行する大きなメリットの1つは、コンピュータが現行の32ビットマシンの制限である4Gバイト以上のRAMを利用できるようになることだ。 (>>169)

ItaniumはもともとHPが開発を始めたチップで、同社はその後Intelと共同で開発を進めてきた。 (>>170)

Opteron…プロセッサは、IntelのXeonやAMDのAthlonといった「x86」チップ用に書かれたソフトウェアを動かすことができるが、同時に高機能で4Gバイト以上のメモリも利用できる64ビット機能にも対応している。 (>>171)

174香川県民:2004/06/19(土) 22:01
自分でPCを組みたいと思い立って早数ヶ月、現在手元にあるのは懸賞で当たったケースのみ。
新チップセットや新ソケットのCPUが登場したので計画の練り直しが必要かも知れません。

LGA775対応Pentium 4とマザーが一斉にフライングで登場
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20040619/etc_lga775.html
RADEON系のPCI Expressビデオカードも発売に、中堅クラスのX600 PRO
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20040619/etc_x600pro.html

正式発表を待たず、LGA775対応の新型Pentium 4とi915/i925チップセット搭載マザーボードが一斉にアキバで出回り始めた。

夕方時点で確認できているのは、CPUがPentium 4 540(3.20GHz/FSB 800MHz/1MB Cache)で実売価格は35,000円前後。i915/i925搭載のマザーボードは、GIGABYTEから7種類、MSIから2種類、ABITから2種類、ASUSから3種類、Albatronから2種類で実売価格は約19,000円〜約35,000円程度。

175とはずがたり:2004/06/19(土) 22:04
いいですねぇ>懸賞で当たったケース

当方は最近モニタも入手しまして,あとはケースさえあれば昔つかってた部品組み合わせてサブ機が完成します…。

176とはずがたり:2004/06/20(日) 06:08

Mini-ITXマザーの「EPIA」が最高速更新、先進のセキュリティ機能も搭載
2004/5/6
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/05/06/007.html

VIA Technologiesは、17cm×17cmのMini-ITXフォームファクタを採用するマザーボード「EPIA」シリーズで、同社製CPUのC3 1.2GHzをオンボード搭載した「EPIA MII 12000」を発表した。

EPIAシリーズに搭載されるCPUは「EPIA MII 10000」などで採用されているC3 1GHzが最も高速だったが、今回それをさらに上回る1.2GHz版の搭載製品が登場した格好。CPUコアはC5P Nehemiahで、高速なAES暗号/復号機能を実現する「PadLock Advanced Encryption Engine(ACE)」をEPIAシリーズとしては初めて実装したとされている。同社によると、PadLock ACEはAESの暗号化または復号を、毎秒12.8ギガビットの速度で連続して行えるという。

その他のオンボード機能やインタフェース群は、従来のEPIA MIIシリーズの仕様を継承する。背面にCardBus対応PCカードスロットおよびCFスロットが用意されているのが最大の特徴で、メモリーカードや無線LANカードを手軽に利用することができる。チップセットにはCLE266を搭載、MPEG-2デコードアクセラレータ内蔵のグラフィック機能および5.1chサウンド機能をオンボードで備えるほか、IEEE1394端子、USB2.0×2ポート、LANポート、ビデオ出力端子などを装備している。


VIA、バックパネルなしのMini-ITXマザーボード「EPIA MS」発表
2004/6/18
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/06/18/013.html

バックパネルのない「EPIA MS」(COMPUTEX TAIPEI 2004にて展示されたもの)

VIA Technologiesは、COMPUTEX TAIPEI 2004で展示したMini-ITXマザーボード「EPIA MS」を正式に発表した。各種コネクタが配置されるバックパネルをなくし、さらに小型の筐体にも組み込むことが可能となっている。

通常のマザーボードでは、主要な入出力端子のほとんどがバックパネルに装備されているが、EPIA MSでは背面に備わっているのはVGA出力、LANポート、CFスロットのみとなっている。そのほか、PS/2、シリアル、USB 2.0、アナログオーディオ、S/PDIF、TV出力といった端子はボード上のピンヘッダとして搭載されている。

CPUとしてはファンレスのEden 800MHz/1GHzのほか、さらに速度が必要な場合はC3 1.2GHzを組み合わせることができるとされている。チップセットはCLE266+VT8237、拡張スロットとしてはCFのほかPCIスロット1本を利用できる。また、AES暗号/復号を高速に行うPadLock機能も搭載している。

同社Embedded Platform DivisionのSteven S. Lee氏は「VIA EPIA MSは急速に発展するパーソナルエレクトロニクス市場の需要を満たす」とコメントし、情報家電などでPCのフル機能が必要される分野に向けた製品であることをアピールしている。

177香川県民:2004/06/21(月) 23:04
>>175
ちなみに
http://www.owltech.co.jp/products/pc_case/103sltII/103sltI400I.html
が当たりました。
外観は平凡ですが、ファンや電源は結構いい製品らしいです。


それからPGA478からLGA775への移行を考えると、915/925チップセットでAGPやPGA478をサポートする
ある意味「ゲテモノマザー」とも言える製品が出てくれるとありがたいのですが
メーカーとしては造りたくないんでしょうねぇ・・。

178とはずがたり:2004/06/21(月) 23:35
おお,owltechじゃないですか!
俺のメイン機もowlのアルミ製です。結構良い品だと気に入ってます。

柔軟なマザーの方がいろいろな組み合わせを遊べていいですけどねぇ,技術革新が早くて結局は全替えしてしまう気が…。

183香川県民:2004/06/25(金) 22:22
PCが起動しなくなるなどの重大な不具合が発見され925X/915チップセットを採用したマザーボードが回収へ。
新プラットフォームのチップセットは出だしから躓いた格好になった。
Intelは逝ってる。

ICH6シリーズに重大な不具合
〜MSIがIntel 925X/915マザーを回収
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0625/msi.htm

エム・エス・アイ・コンピュータ・ジャパン株式会社は25日、22日に発表されたIntel 925X/915 Expressシリーズで採用されているICH6/Rの一部に重大な不具合があることが判明したと発表した。

同社を始め、いくつかのメーカーはすでにICH6搭載マザーボードを出荷開始しており、秋葉原の店頭でも販売が開始されていた。

不具合の内容については明かされていないが、同社は不具合品の交換をアナウンスしており、ソフトウェアアップデートでは対応できない不具合と推定される。また、標準チップであるICH6の不具合であることから他社製マザーボードについても同様に不具合があるものと思われる。

同社の台湾本社とIntelとで現在協議がもたれており、詳細内容については28日にホームページ上で公表される予定。

□エム・エス・アイ・コンピュータ・ジャパンのホームページ
http://www.msi-computer.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.msi-computer.co.jp/company/press/?ID=100
□関連記事
【6月22日】インテル、Intel 925X/915とLGA775 Pentium 4を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0622/intel1.htm
【6月19日】LGA775対応Pentium 4とマザーが一斉にフライングで登場(AKIBA)
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20040619/etc_lga775.html

184とはずがたり:2004/06/26(土) 14:56
>>182
何社だ?
>世界市場の9割を米2社が占める
どういう市場構造でしょう。
>国内シェアも現在2社合計で約10%から30%以上に引き上げたい

ルーター:国際競争力強化へ日立とNECが合弁
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040626k0000m020024000c.html

 日立製作所とNECは25日、インターネットでのデータ送受信を制御する「ルーター」などの高速通信機器を開発・販売する合弁会社を10月1日に設立すると発表した。

 ルーターは外部と内部のネットワークをつなぎ、不正なアクセスを防止するなどの機能を持つ。今後の通信機器事業の中核とされるが、世界市場の9割を米2社が占めるため、国内2社で技術を結集して国際競争力の強化を目指す。06年度に単年度黒字化し、国内シェアも現在2社合計で約10%から30%以上に引き上げたい考えだ。

 出資比率は日立60%、NEC40%。社員数は約350人で、社長は日立が派遣する。経済産業省も安全保障などの面から通信事業を重要視し、同社の次世代高速通信機器の技術開発に補助金を出す方針だ。
毎日新聞 2004年6月25日 18時57分

186とはずがたり:2004/06/26(土) 15:12
>>183
インテルも嘗ての様な絶対的な独占的供給者では無くなって多少準備不足で製品リリースするようになっている印象がありますね。

925X/915の正式発表の記事。DDR2とDDR1に対応と有るけどRIMMは最近どうなっちゃったんでしょうか?

インテル、Intel 925X/915とLGA775 Pentium 4を発表
〜この10年間における最も重要な革新の1つ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0622/intel1.htm
6月22日 発表

 インテル株式会社は22日、包括的なプラットフォーム変更をもたらすIntel 925X/915P/915G Expressチップセット、およびLGA 775パッケージを採用したPentium 4プロセッサ6製品を発表。同日、都内で発表会を行なった。

 チップセットはCOMPUTEX TAIPEI 2004の会場で、正式名称や主な仕様などが明らかにされていたが、今回正式に発表された。

●プロセッサ・ナンバー初採用のLGA775版Pentium 4

 Pentium 4の新製品は、Pentium 4 Extreme Edition(XE) 3.40GHzと、Pentium 4 560(3.60GHz)/550(3.40GHz)/540(3.20GHz)/530(3GHz)/520(2.80GHz)。Pentium 4 5xxシリーズはPentium 4として初めてプロセッサ・ナンバーを採用したもので、コアは従来のPrescottコアを継承する。

 いずれも新パッケージLGA 775を採用し、FSBは800MHz、L2キャッシュはPentium 4 5xxが1MB、Pentium 4 XEが512KBで、XEは2MBのL3キャッシュも搭載する。

 1,000個ロット時のOEM向け価格は、Pentium 4 XE 3.40GHzが114,200円、Pentium 4 560が72,820円、550が47,670円、540が31,780円、530が24,920円、520が20,350円。

●DDR2-533、PCI Expressに対応

 これまでIntel 925XはAlderwood、Intel 915P/GはGrantsdaleのコードネームで呼ばれてきた製品。両者の違いは、925Xにメモリのデータ転送を効率化する機能が搭載され、DDR2専用でECCメモリに対応する点、915G/PはDDR1にも対応する点、915Gに新しいビデオ機能が内蔵される点で、それ以外の仕様は共通となる。

 インテルでは今回のチップセットを「この10年間における最も重要なPCプラットフォームの革新の1つ」と位置づけており、広範な機能追加や新アーキテクチャへの対応が図られている。

 新アーキテクチャの1つは前述のLGA775への対応。LGA775は従来のパッケージより、マザーボードとの接続における電気特性を改善しており、より高い周波数のCPUに対応できる。

 なお、Intel 925X/915シリーズは従来のμPGA478にも対応しているほか、Intel 865シリーズなど従来のチップセットもLGA775ソケットを搭載可能で、CeBITやCOMPUTEXではそのようなマザーボードもすでに展示されている。

 メモリは新たにDDR2-533に対応。同社によれば、DDR2-533(CL 4-4-4)を搭載したIntel 925Xベースのシステムは、DDR-400(CL 3-3-3)搭載のIntel 875Pシステムと比較して、ベンチマーク上で10%前後メモリ性能が向上するという。

 もう1つの大きな変更が、PCI Expressへの対応。ビデオカード用にPCI Express x16スロット×1、インターフェイスカード用にPCI Express x1スロット×4を搭載できる。

 PCI Expressの利点はバス帯域幅の向上にあり、PCIのバス全体で上り/下り合計が133MB/secに対し、PCI Express x1はデバイスごとに上り/下りとも250MB/sec。AGP 8Xの上り/下り合計で2.1GB.secに対し、PCI Express x16は上り/下りとも4GB/secの帯域を持つ。

 一般のアナログTVの録画では1ストリームあたり40MB/sec程度の帯域を要求するが、1080iのハイビジョン映像の録画では200〜250MB/sec程度の帯域が必要となることから、同社ではハイビジョン録画や、複数ストリームを同時に扱うビデオ編集、複数のキャプチャカードによる同時録画などで効果を発揮するとしている。

(後略)

187とはずがたり:2004/06/26(土) 23:13
東芝:中国ノートPC市場でシェア急下降
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040626-00000008-scn-sci

 東芝は、中国市場におけるノートPC販売で不調が続いている。IDC(インターネット・データ・コーポレーション)の調査によれば、今年第1四半期(1−3月)の同社の販売シェアは前の期の12.1%から9.7%に低下した。その後、4−5月も低調であるという。24日付で南方都市報が伝えた。

 今年2月、東芝(中国)は二つの新型ノートPCの発売にあたり、販売ルートの調整を行った。それまで同社の中国における唯一の総合代理店で、中国最大のITサプライヤーである神州数碼(デジタルチャイナ)ではなく、新規の代理店2社と販売契約を締結。東芝(中国)と神州数碼の両社は、以前から不仲説が囁かれており、両社の完全な亀裂が決定的になったととらえられた。

 しかし、東芝(中国)は今年5月下旬から6月上旬にかけて、2月に発売した「TecraM2」の代理販売権で再び神州数碼と契約した。業界は、両社の関係修復よりも、東芝(中国)の背景にある台所事情を指摘している。

 神州数碼マーケティング部の周茜・総経理は、東芝(中国)が再び同社と接触してきた要因として「(東芝が)新規契約した翰林匯と佳杰科技の販売ルートは大都市市場に集中しているが、当社は中小都市まで販売網を有している」と述べる。

 中国のノートPC市場において、東芝は神州数碼との独占代理販売の下、1997年から2000年までの4年間はトップの座に君臨していた。しかし、その後は聯想(レノボ)、IBMに抜かれ、03年のシェアランキングでは3位。同社は現在、ハイテク製品の新機種リリースで巻き返しを図るが、「TecraM2」の販売価格は発売当初からすでに2000元以上値下がりしている。(編集担当:吉田雅史)

(サーチナ・中国情報局)
[6月26日9時16分更新]

188とはずがたり:2004/06/28(月) 19:21
CPUはAMDとは行かないのねん。

富士通とマイクロソフト、次世代サーバー開発で提携
http://www.asahi.com/business/update/0628/080.html

 富士通と米マイクロソフトは28日、インテルの新型CPU(中央演算処理装置)を搭載した次世代サーバーを共同開発すると発表した。マ社のサーバー用基本ソフト(OS)「ウィンドウズサーバー2003」を組み込んだ製品を05年前半に、次期OS「ロングホーンサーバー」搭載製品を07年に発売する。両社はシステム構築事業で提携しており、03年の同事業の富士通分の売上高は約3500億円。提携拡大で07年に8000億円を目指す。 (06/28 17:25)

189とはずがたり:2004/06/28(月) 19:37
富士通:MSと提携 次世代高性能サーバーを共同開発
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040629k0000m020020000c.html

 富士通の秋草直之会長と米マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)は28日、東京都内で記者会見し、両社の提携を強化して次世代の高性能サーバーを共同開発し、07年に発売すると発表した。新型基本ソフト(OS)にはマイクロソフトの「ロングホーン」を採用する。

 マイクロソフトの充実したソフトウエアを生かして次世代の高性能サーバーのシェアを広げたい富士通と、銀行や流通業界向けの大規模な基幹業務システム分野への本格参入を目指すマイクロソフトの狙いが一致した。また05年前半にも、パソコンで使われているOS「ウィンドウズ」を使った高性能サーバーを販売する予定。今回の提携強化で、富士通は03年に約3500億円だった提携分野の事業規模を、07年には約8000億円に引き上げたい考えだ。
毎日新聞 2004年6月28日 18時54分

190とはずがたり:2004/07/14(水) 11:15
ソースがソースだけにかまわんがちょっとMS寄りの記事なんちゃうノン?

MS排除勧告:狙いはソフト支配けん制か 業界「今さら」
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040714k0000m020130000c.html

 パソコンの基本ソフト(OS)で世界の9割以上のシェアを持つ「ウィンドウズ」。その販売元、米マイクロソフト(MS)に対し、公正取引委員会が13日、独占禁止法違反(拘束条件付き取引)の疑いで「排除勧告」をしたが、パソコン業界は「今さらのことで、市場への影響はない」(大手メーカー)と、冷静な見方が一般的だ。

 ウィンドウズのライセンス契約の中には、メーカー側の特許権技術がウィンドウズに使われている疑いが後に発生した場合も「メーカーは特許権侵害の主張をしない」とする項目(特許非係争条項)が盛り込まれている。公取委は、これを独禁法違反と判断した。

 MSの独占的地位に対し、欧州連合(EU)も独禁法違反で約5億ユーロ(約675億円)の巨額の制裁金を命じている。

 ただ、MSは今年初め、制限条項の削除を決めている。米司法省は先週、「削除も決まっており、問題ない」との見解を示した。MSはEUの決定取り消しを求めて提訴しており、日本の公取委に対しても「過去の契約での効力は限定的」と勧告を応諾せず、審判手続きに持ち込む構えだ。

 こうした情勢を承知の上で公取委が勧告に踏み切ったのは、圧倒的シェアを背景に、他のアプリケーションを「支配」できるMSをけん制する狙いが大きいと見られる。

 国内の一部メーカーからは「ウィンドウズ使用のパソコンでは、AV(音響・映像)機能などの自社特許が侵害される可能性がある」との強い懸念が出ていた。あるメーカー担当者は「特許争いを避けるためにソフト開発をMSに頼っていた部分があったことも事実。現状が改められれば、ソフト開発競争が促進される可能性はある」と指摘する。

 さらに、MSが次期OS「ロングホーン」の開発を進めていることもにらみ、機先を制する形で「日本のソフト開発競争力強化を側面支援する」(大手メーカー)との狙いが公取委にあるとの見方も出ている。
毎日新聞 2004年7月13日 23時22分

191とはずがたり:2004/07/14(水) 11:16
公取委:米MSに排除勧告 OS契約に特許訴訟封じ条項
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040714k0000m020066000c.html

 米国マイクロソフトがパソコンメーカーと結ぶOS(基本ソフト)のウィンドウズ使用契約で、特許侵害の恐れがあってもメーカーが訴訟を起こせない条項を盛り込んでいたとして、公正取引委員会は13日、独占禁止法違反(拘束条件付き取引)で排除勧告した。同社は勧告を拒否して争う見通しだ。同社のこうした条項を違法と認定したのは世界で初めて。

 公取委によると、同社は00年以降、東芝やソニーなど日本のメーカー15社とウィンドウズシリーズのMeや2000、XPの使用契約を締結した際、メーカー側が持つ特許がウィンドウズで使用されていても、訴訟を提起しないとする非係争条項を盛り込んだ。

 マイクロソフトは00年からウィンドウズに音楽や画像を見るAVソフトの「メディアプレーヤー」を組み込んだ。一方、日本のパソコンメーカーも画像圧縮やビデオ機能で新技術の開発をリードしてきた。非係争条項により、マイクロソフトやライセンス契約を受けた他メーカーに特許侵害を主張できなくなると懸念した日本のメーカーの一部は、ウィンドウズにより侵害されているAV機能の特許リストをマイクロソフト側に提示し、条項の削除や修正を強く求めたが、マイクロソフトは無回答や拒否の姿勢を示した。

 公取委は、ウィンドウズが市場の約95%を独占し、1年ごとに使用契約を結ぶメーカーは弱い立場にある▽新技術の開発コストが回収できないメーカーの開発意欲が損なわれる−−と問題視し、2月にマイクロソフトの日本法人(東京都渋谷区)を立ち入り検査した。

 マイクロソフトは8月以降の新規使用契約から非係争条項を削除する方針。しかし、「非係争条項は契約終了後も存続する」という規定があり、公取委は過去結ばれた契約も含め、規定を削除するよう勧告した。

 同社の非係争条項については欧州連合(EU)の欧州委員会も昨年11月、予備調査に着手している。
 ◇MS日本法人「押しつけない」

 マイクロソフト日本法人の平野高志執行役は13日記者会見を開き、「メーカーには特許侵害がないかどうかを十分確認してもらってから契約してもらっている。制約条項がない契約方法もあり、(条項の)押しつけはない。審判手続きなどを検討する」と述べ、法的に争う姿勢を見せた。
毎日新聞 2004年7月13日 20時06分

192magenta:2004/07/14(水) 20:15
IEのシェアが低下--1%の変化は何を示すのか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040714-00000012-cnet-sci

MicrosoftのInternet Explorer(IE)は、ウェブブラウザのチャンピオンとして長年ゆるぎない地位を保ってきたが、ここにきてその人気にかげりが見え始めたことが最新の調査で明らかになった。こんなことはもう何年もなかったことだ。

 データ分析会社のWebSideStoryが先ごろ発表したデータによると、IEの市場シェアはこの1カ月の間、確かに下降線をたどっているという。全米のインターネットユーザーのうち、6月4日時点でIEを利用していたのは95.48%だった。しかし、これが7月9日には94.16%と、1ヶ月で約1%強減少したことになる。

 WebSideStoryのあるアナリストは、IEのシェア低下の要因として、6月にセキュリティ上の欠陥が見つかったことに加え、Opera、Apple のSafari、そしてオープンソースのブラウザ開発プロジェクトMozilla FoundationがつくるFireFoxのような代替製品の人気が高まりつつあることを挙げた。

 「問題はこの変化が何を示しているのかだ。世の中が大きく変わることの前兆なのか。それとも、Microsoftのブラウザから他の製品に切り替える口実を探していたユーザーが、すでに数百万人もいたということなのか」と、WebSideStoryのGeoff Johnstonは述べている。

 WebSideStoryは、特にFireFoxのシェアが増加したとの結論に関し、それが「状況証拠」や「事例的な証拠」に基づくものであることを認めたが、それでもIEに関するこの数字からはさまざまな問題が持ち上がってくる。別のデータは、同時期にMozillaのシェアが3.54%から4.59%に伸びたことを示している。なお、この数字はMozillaの「Gecko」テクノロジーを利用して開発されたすべてのブラウザを含むものだ。

 シェアが1%変化したところで、大勢には全く影響はない。だが、WebSideStoryがブラウザのシェアに関する統計をとり始めた1999年以来、IEのシェアに初めて下降傾向が見られたことは注目に値する。

 その頃優勢だったNetscape Communicationsのブラウザを負かすために、Microsoftが積極的な戦略を展開していた1999年当時、IEウェブブラウザは絶頂期にあった。PCのオペレーティングシステム市場を独占するWindowsにIEを結びつけようとするMicrosoftの商慣習は、政府が同社を相手に起こした独占禁止法違反をめぐる訴訟の争点となった。Microsoftはその後、Netscapeの親会社にあたるTime Warnerに7億5000万ドルを支払うことで和解を成立させた。Time Warnerは、同社のAmerica Onlineサービスで、IEを7年間無償で利用できる権利を得ることで、この訴訟を取り下げた。

 Mozillaプロジェクトに参加する開発者らは、インターネットユーザーがFireFoxに乗り換えはじめている新しい証拠として、WebSideStoryのデータを歓迎している。Mozillaの広報担当を務めるBart Decremによると、2週前にFireFox 0.9.1という最新バージョンがリリースされて以来、Mozilla.orgサイトでは100件のダウンロードがあったという。

 この数字のなかには、Mozilla.org以外のミラーサイト等からのダウンロードは含まれておらず、実際のダウンロード数はもっと多くなるだろうと、Decremは語った。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

193とはずがたり:2004/07/15(木) 00:23
おお,素晴らしい>>192
まぁ1%ですけどね。

お薦めブラウザOperaスレです↓。IEに飽き足らない方は是非どうぞ。
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1037865862/l100

194とはずがたり:2004/07/20(火) 03:36
三洋電機 次世代光ディスク基幹部品 青色レーザー量産化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040720-00000017-san-bus_all
年度内、主導権争い参入
 三洋電機は十九日、次世代光ディスクの基幹部品である「青色レーザー」を今年度中にも量産化する方針を明らかにした。ポストDVDとして「ブルーレイディスク」と「HD−DVD」の規格争いが本格化する中、どちらの規格にも必要な青色レーザーの生産・販売態勢を築くことで、競争の行方にかかわらず利益を生み出す戦略だ。
 三洋は昨年、青色レーザーのサンプル出荷を開始し、今春には世界最高の百二十ミリワットの光出力を持つ青色レーザーの開発に成功した。今年から来年にかけてブルーレイ、HD−DVD両陣営の録画再生機の商品化が活発になるとみられており、青色レーザーの量産化に踏み切りたい意向だ。
 このため、三洋は次世代光ディスクを使った録再機の商品化を急がず、規格争いを見極めて判断する。青色レーザーの開発では日亜化学工業などが先行しているが、三洋も得意の電子デバイス(部品)分野で次世代光ディスクをめぐる主導権争いに本格参入する。
 高精細なハイビジョンを二時間以上録画・再生できる次世代光ディスクは、電機業界期待の大型商品だ。しかし、規格は東芝・NEC陣営のHD−DVDと、ソニーや松下電器産業、フィリップスなど日米欧韓十三社が推進するブルーレイ陣営の二つに分裂。ビデオの「VHS対ベータ」を思わせる主導権争いが本格化している。
 それぞれの規格には記憶容量や生産性に違いがあるとされるが、どちらの方式も基幹部品として青色レーザーを使う。青色発光ダイオード(LED)の技術を応用して作る同レーザーは、現行DVDの情報読み取りに使う赤色レーザーに比べて波長が短く、より精密に情報を読み取る。
 すでにブルーレイ普及をにらんでソニーと日亜化学工業は青色レーザーの関連特許の相互開放契約を結んだ。一方、今月末にブルーレイ録再機を発売する松下は、青色レーザーを外部調達によってまかなう予定だ。(産経新聞)
[7月20日2時56分更新]

195とはずがたり(1/3):2004/07/23(金) 01:23
開発担当者が語る『iPod』誕生秘話 (Hotwired)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/computer/apple.html?d=22hotwiredi01&amp;cat=8&amp;typ=t


 ベン・クナウス氏(33歳)は、米アップルコンピュータ社がMP3プレーヤーの開発を依頼した米ポータルプレーヤー社の元上級マネージャーだ。このMP3プレーヤーが、後に『iPod』(アイポッド)として爆発的な人気を博することになる。

 クナウス氏は、開発プロジェクトの打ち切りにつながりかねなかった技術的なミスなど、iPodの開発にまつわるエピソードと、iPodを極秘にするためにアップルがとった非常措置について、自らの体験をもとに語った。

 アップル社とのパイプ役を務めたクナウス氏は、2001年にポータルプレーヤー社を辞めた。クナウス氏によれば、iPodはもともとトニー・ファデル氏(写真)のアイディアだったという。ファデル氏はフリーランスのハードウェア専門家で、米ジェネラルマジック社や蘭フィリップス社のハンドヘルド機器開発に携わったこともある。

 「MP3プレーヤーと『ナップスター』のような有料音楽配信サービスを組み合わせて完全なものにし、これを核にして会社を設立するというのがファデル氏の構想だった。ビジネスのアイディアを持っていたのだ」と、クナウス氏は明かす。

 クナウス氏によれば、ファデル氏はフィリップス社を去り、自分のアイディアを売り込むために独立したという。ファデル氏は数社に売り込んだが、話に乗ってきたのはアップル社だけだった。

 アップル社は2001年初めにファデル氏を雇い入れ、約30人の社員からなるチームのリーダーにした。クナウス氏によると、デザイナー、プログラマー、ハードウェア・エンジニアらで構成された「典型的な工業デザインの開発チーム」だったという。ファデル氏は現在、アップル社の上級ディレクター(iPodおよび特別プロジェクト・グループ担当)を務めている。

 クナウス氏によると、ポータルプレーヤー社との初期の会合でファデル氏は、「このプロジェクトは、アップル社を造り変えることになる。10年後には、コンピューター事業ではなく、音楽事業になっているだろう」と述べたという。

 「ファデル氏は事業プロセスのアイディアを持っていた。アップル社は、ファデル氏が数年前に思いついたアイディアに基づき、自社を変革しつつある」と、クナウス氏は付け加える。

 クナウス氏によると、ファデル氏は、ポータルプレーヤー社が参考として用意したMP3プレーヤー2機種のデザイン――その1つはタバコ用ポケットに収まる程度の大きさ――についてよく知っていたという。参考デザインは未完成だったが、試作品はいくつか製作されていた。クナウス氏は、「かなり不格好だった。たくさんのボタンがあるFMラジオみたいだった。(インターフェースは)いかにもハードウェア専門の連中が作りそうな代物だった」と語る。

 だが、ファデル氏は有望なデザインだと考えたという。「ファデル氏は、これは製品になると考えた」とクナウス氏。

 「アップル社を惹きつけたのは、(ポータルプレーヤー社が)オペレーティング・システム(OS)を開発していたことだった。実際、それがセールスポイントだった。ポータルプレーヤー社はすでにハードウェアもソフトウェアも完成させており、一方、アップル社には時間の余裕がなかった」

196とはずがたり(2/3):2004/07/23(金) 01:24

 クナウス氏の話では、アップル社が電話してきたとき、参考デザインは8割がた完成していたという。たとえば、試作品は10曲以上のプレイリストをサポートしていなかった。「iPodの開発にかかった時間の大半は、ポータルプレーヤー社の製品を仕上げるのに費やされた」

 当時、ポータルプレーヤー社の参考デザインをベースにMP3プレーヤーを設計している顧客が12社あった。大半はティアックなどアジアのハードウェア・メーカーだったが、米IBM社も名を連ねていた。

 IBM社は、自社製の小型ハードディスク・ドライブを内蔵し、独自の円形画面と『ブルートゥース』ワイヤレス・ヘッドホンを特徴とする、黒の小型MP3プレーヤーを設計していた。「IBM社のデザインのほうがはるかに魅力的だった」とクナウス氏。

 だが、ポータルプレーヤー社はアップル社と独占契約を結んだ。「アップル社と交渉が始まった時点で、ほかのすべての顧客と手を切った」と、クナウス氏は語る。その後の8ヵ月間、米国に200人いるポータルプレーヤー社の従業員とインドで働く80人のエンジニアは、iPodにかかりきりだったという。

 アップル社は、自社の『AAC』(アドバンスト・オーディオ・コーディング)形式や米オーディブル(Audible)社のオーディオブック形式への対応、5バンドの音質調節用イコライザーなど、いくつかの機能を参考デザインに加えるよう求めた。

 アップル社はさらに、新しいインターフェースも求めたが、これについてはアップル社が約3ヵ月で設計したという。

 ファデル氏には事業プランがあったかもしれないが、iPodの形状や手触り、デザインを考えたのは、アップル社のスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)だった。

 「iPodに関して興味深いのは、最初からジョブズCEOが全力投球していた点だ。そういうプロジェクトはあまりない。ジョブズCEOはプロジェクトのあらゆる局面に深く関与していた」と、クナウス氏は言う。

 当初は、2、3週間に1度会議を開いていたが、iPodの試作品第1号が完成すると、ジョブズCEOは毎日口を出すようになった。

 「会議が繰り返され、ジョブズCEOは、好きな曲を聴くのに3回以上ボタン操作をしないといけないことにひどく気分を害していた。たびたびポータルプレーヤー社に注文がつけられた。『ジョブズCEOの考えでは、音量が十分でない、音質のシャープさが足りない、メニューの表示が遅い』といった具合だ。毎日、改善点についてジョブズCEOから一言あった」とクナウス氏。

 ジョブズCEOの個人的な事情に影響されることもあった、とクナウス氏は語る。たとえば、iPodは大半のMP3プレーヤーよりも音量が大きいが、これはジョブズCEOの耳が少し遠いからだという。「ジョブズCEOに聴き取れるよう音量が上げられた」とクナウス氏。

 アップル社のコピー防止機能の付いた音楽フォーマット『フェアプレイ』(FairPlay)に対応するようにという要求はなかったと、クナウス氏は指摘する。フェアプレイは、『iTunes(アイチューンズ)ミュージックストア』の開設にあわせて、第2世代のiPodに搭載された。

197とはずがたり(3/3):2004/07/23(金) 01:24

 「(デジタル著作権管理の問題)はいっさい話題に上らなかった。アップル社は、iTunesミュージックストアを展開する際にはデジタル著作権管理が売り上げに影響すると考えた。最初のiPodでは、とくにデジタル著作権管理を求めていなかった」

 クナウス氏によれば、iPodの(数タイプある)試作品はすべて、靴箱大の強化プラスチック製の箱に厳重に密封されたという。

 「どんな大きさのどういう製品が入っているかわからないように、開発されたボタンやスクリーンは箱のあちこちに置かれていた。スクロール・ホイールは横、スクリーンは上といったように、いつも調整ボタンは別々の場所に置かれていた――最終デザインを予測できないようにするためだ。わかるのはプラグの差し込み口だけだった」

 クナウス氏によれば、完成間際にiPodプロジェクトはご破算になりかけたという。テストの結果、電源を切ってもバッテリーの電力を消費することがわかったからだ。「3時間稼働すると動作しなくなり、電源が切れてしまう」とクナウス氏。

 「すでに生産ラインが組まれていた。緊迫した状況だった。3時間しか使えないMP3プレーヤーだと、8週間のあいだ思われていた」

 クナウス氏によると、最終的に問題は修復され、直後にアップル社はポータルプレーヤー社株を購入して、最大株主になったという。

 クナウス氏は、iPodが完成する間際までポータルプレーヤー社に残っていたが、発表の直前に辞職した。プロジェクトが成功するという自信がまったくなかったからだ。

 「辞めたのはおそらく間違いだっただろうが、人はそれぞれの時点で自分の考えにしたがって行動するしかない」とクナウス氏。

 現在、クナウス氏は米マイクロソフト社と契約している。

 アップル社、IBM社、ポータルプレーヤー社からコメントは得られていない。ただし、ポータルプレーヤー社は、クナウス氏が同社の上級マネージャーだったことは認めている。


[日本語版:矢倉美登里/高森郁哉]

198とはずがたり:2004/07/31(土) 01:26
駆動部分があって最も壊れやすいパーツの一つ,HDだが,磁気という発想の転換が必要ではないのか?

HD大容量化へ一歩、「強相関」素子を開発 産総研など
http://www.asahi.com/science/update/0730/001.html

 容量がけた違いに大きいハードディスク(HD)へつながる画期的な素子の開発に、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)や東京大、東北大などが成功した。「強相関」と呼ばれる状態の電子の磁気的性質をコントロールし、HDの読み出しヘッドに使う。実用化できれば、HDの容量が一気に10〜100倍になる可能性もあるという。30日発行の米科学誌サイエンスに発表する。

 HD上のデータは、小さな磁石として書き込まれており、ヘッド部分で磁石の向きを読み取り、データを解読している。HDの容量を大きくするには、HD上の磁石をさらに小さくして密度を高めればいいが、発生する磁力も弱くなり、読み出しヘッドの感度を高くする必要がある。

 産総研強相関電子技術研究センターの川崎雅司・研究チーム長らは、電子が持っている磁石の向きが完全にそろい、近くにある磁石の向きを極めて鋭敏に感じる強相関状態の電子を使う素子に着目。電子が持つ磁石の向きの乱れをなくす改良を加え、ヘッドの感度を示す「トンネル磁気抵抗率」を約3倍向上させる基礎実験に成功した。

 実験はマイナス263度程度という低温で行われているが、常温でも感度を高く保つ工夫はできるといい、将来はHDの容量を10〜100倍にできる可能性がある。

 強相関電子の研究は、同センターの十倉好紀センター長が96年、磁場をわずかに変えるだけで電気的・磁気的特性が変わるマンガン酸化物を見つけてから活発化した。通常の素材では電子はバラバラに動いているが、電子の数を増やしていくと、電子同士が互いに反発し、ほとんど立ち止まる寸前の状態になる。こうした強相関の状態では電子の磁気的性質が変わる。十倉氏は01年度朝日賞を受賞している。

 強相関電子物質研究は世界的に競争の激しい分野だが、日本はトップを走っている。

(07/30 05:59)

199とはずがたり:2004/08/08(日) 12:58
事故というものは不運が複数重なって発生するものですなぁ。(だから予見できても油断してる)

①先日よりPCが突然シャットダウンする症状に見舞われていた私はパソの側面の板を外して運用中だった。雨が降り込むおそれはあったが熱がパソ内にこもってシャットダウンしている恐れもあったし,強制シャットダウンするたびに板を外すのは面倒くさい作業であった
②最近は暑くて部屋が帰ってくると暑いというのが嫌で不在中も窓を開けっ放し,ゴキブリなどが入ってくるので網戸はしてた,であった。滅多に振り込むほどの雨は降らないし,網戸もあるし…。
③昨日,不在中に,凄いにわか雨が降ったらしく,部屋の中窓付近びちょびちょ。パソコンの内部にまで水が降り込む。

帰宅後惨事に気付いて水分をふき取りドライヤーで乾かした。(コード類の接続部分などに結構水分が入り込んでいた…)
更に一晩経ってもう乾いただろうとスイッチを入れると立ち上がるのだが途中までしかいかない。。_| ̄|○
どうもHDDの認識が変な様で,IDEコントローラーがやられたのかもしれぬ。。マザボ買い換え強いられるよかーん・゚・(ノД`)・゚・。
まぁHDDが壊れてなければ良いとしよう…。

200とはずがたり:2004/08/09(月) 03:19
どうやらBIOSの設定の記憶が水に浸かって変になったらしくBIOSを再設定したらしたら復活した。
我ながら良くやっているなぁw

201とはずがたり:2004/08/09(月) 04:13
コンパクトPC=統合型グラフィックチップが主流への流れは変わらないと云うことでしょうな。インテルつえ〜。
対象8社はIntel(37.7%),NVidia(23.2%),ATI(23.2%),VIA(8.9%)とあと4社か。

PC グラフィックス市場でもシェア拡大、Intel が首位
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040809-00000005-inet-sci

CPU 市場ですでに文句なしの王座にある Intel ( NASDAQ:INTL ) が、PC グラフィックス市場でも他社を圧倒しつつある。
グラフィックスおよびマルチメディア関連の調査/コンサルティング会社 JonPeddieResearch が3日に発表した四半期調査『Market Watch』によれば、Intel は2004年第2四半期、PC グラフィックス市場シェアを第1四半期の33.0%から37.7%に伸ばし、2位との差を拡大した。同調査は、2004年第2四半期中の PC グラフィックス機器出荷数や各メーカーの市場シェアなどを調べたものだ。調査対象には、デスクトップおよびノートパソコン向けの統合型チップセット、モバイル機器向けの非統合型モバイルプロセッサを含んでいる。Intel は統合型しか製造しておらず、非統合型に参入する計画は発表していない。
前回調査と同じく第2位につけた NVidia ( NASDAQ:NVDA ) の市場シェアは23.2%で、第1四半期 (27.2%) から4ポイント減らした。
ATITechnologies ( NASDAQ:ATYT ) は、前回の3位から順位を上げて NVidia と同率2位になったが、シェアそのものは第1四半期 (24.0%) より0.8ポイント落ちた。NVIDIA は、1個の価格が500ドル近いグラフィックスプロセッサ市場で ATI とトップ争いを続けている。両社は、デスクトップおよびノートパソコン、ワークステーション、セットトップボックス (STB)、デジタルテレビ向けプラットフォームに加え、ゲーム機市場でも競合関係にある。
今回の四半期調査によると、対象メーカー8社のうち、シェアを伸ばしたのは Intel を除くと VIATechnologies だけだった。VIA のシェアは、第1四半期 (7.8%) から1.1ポイント増の8.9%になっている。

202とはずがたり:2004/08/10(火) 13:33
今度はまたキーボードが突然ダウン。
古い奴を引っぱり出してきたが,キーが一箇所壊れてた筈だが異常がない。自然治癒力があるようだ…。

203香川県民:2004/08/14(土) 22:53
2万円台で購入可能なミドルレンジのビデオカードでこれだけの機能が使えるのはかなり魅力。
ATIがこれにどう対抗するのかという点も注目したいです。

NVIDIA、SLI対応のGeForce 6600GT
〜DOOM 3の1,600×1,200×32bitで42fps
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0814/nvidia.htm

米NVIDIAは12日(現地時間)、ミドルレンジ用ビデオチップ「GeForce 6600/6600GT」を発表した。「NV43」のコードネームで呼ばれていた製品で、GeForce 5750(NV39)の後継にあたる。
DirectX 9.0 Shader model 3.0をサポートし、UltraShadow IIなど上位機種GeForce 6800の仕様も継承している。また、現在注目のゲームタイトル「DOOM 3」を1,600×1,200×32bitの設定で、42fpsの高い品質で再生できるとしている。

上位機種の「GeForce 6600 GT」は8パイプライン、ビデオメモリは128MB GDDR3対応、SLIに対応しデュアル動作が可能。店頭予想価格は199ドル。
下位機種の「GeForce 6600」も8パイプライン、ビデオメモリは128MB DDR対応となり、SLIには対応しない。
主な共通の仕様は、128bitメモリインタフェース、メモリバンド幅16.0GB/sec、フルレートで40億texels/sec、3億7,500万/sec頂点、メモリデータレート1,000MHz、8ピクセル/クロック(ピーク)、RAMDACs 400MHzなど。

NVIDIAによれば、Albatron、AOpen、ASUS、Chaintech、エルザジャパン、Gigabyte、Leadtek、Prolinkなど多くのベンダーが搭載製品の出荷を予定している。

204香川県民:2004/08/14(土) 22:58
>>199-200
この時期は熱による不調が多く発生しますねぇ・・。
自分の知人もAthlon64+GeForce FX5900XT+HDD3台のマシンの側面の板を外して運用中です。

それはそうとケースが当たってから暫くやりくりして、ようやく5万円ほど溜まりました・・・(つд`)
自作PCを製作するという目標に達するにはまだまだ時間が掛かりそうです。

205とはずがたり:2004/08/16(月) 16:18
>>204
今は念のため側板を着けての運用です。今のところ問題ナシ。キーボードは相変わらず不調。

>Athlon64+GeForce FX5900XT+HDD3台のマシン
暑い夏になりそうですなぁ(笑) にわか雨にはくれぐれもご注意下さいとお伝え下され。

206とはずがたり:2004/08/16(月) 16:19
デル、中国の消費者向け低価格帯パソコン市場から撤退
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040816-00000252-reu-bus_all

 [香港 16日 ロイター] 世界最大のコンピューターメーカーの米デル<DELL.O>は16日、競争激化を理由に、中国の消費者向け低価格帯パソコン市場から撤退することを明らかにするとともに、今年の中国事業全体の成長目標を下方修正した。
 デルのアジア・太平洋部門のビル・アメリオ社長が、ロイター通信との電話インタビューで述べた。同社長は、「一部のライバル社が消費者向け事業で攻撃的に展開しようと決めたことが分かった」と語った。
 アメリオ社長は、「(競合他社は)低価格帯で攻撃を仕掛けることを決めた。従って、われわれは低価格帯から撤退し、より高価格帯の消費者向け事業にシフトする。そして、しばらくそこにとどまる」という。
 シフトの結果、デルは今年の同社の中国でのパソコン出荷台数伸び率を、中国パソコン市場全体の伸び率の「2倍近く」に下方修正した。デルはこれまで、中国でのパソコン出荷台数の伸び率目標を、中国パソコン市場全体の3倍としていた。(ロイター)
[8月16日13時2分更新]

207香川県民:2004/08/16(月) 16:47
Intelが発展途上国向けの廉価版CPU「Shelton」を投入する模様。

Cashless Intel Shelton takes on AMD Sempron
http://www.theinquirer.net/?article=17790

主な仕様と要約

東南アジア向けに投入される
Sheltonの位置付けはCeleronよりも下で非常に安価
90nmプロセスで製造、L2キャッシュ無し→Prescottのクロックの出ない選別落ち品?
このSheltonでAMDやVIAの廉価版CPUに対抗

209香川県民:2004/08/18(水) 01:50
従来の変換チップを介したS-ATAとネイティブに対応したS-ATAIIではどの程度体感差やベンチスコアの差があるのかという点も気になります。

Maxtor、ネイティブSATA対応の「DiamondMax 10」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0818/maxtor.htm

米Maxtorは16日(現地時間)、Serial ATA対応の3.5インチHDD「DiamondMax 10」シリーズの出荷を開始したと発表した。
価格はオープンプライス。

シングルチップ化されたネイティブSATA対応チップをベースに、ネイティブ・コマンド・キューイング(NCQ)などによる高速な処理を実現したという。

回転数は7,200rpm。80/120/160/200/250/300GBの各機種が用意される。バッファ容量は250/300GBが16MB、他機種は8MB。

Ultra ATA/133対応機種は第3四半期に発売予定。

210とはずがたり:2004/08/18(水) 17:48

ハイニックス半導体、中国の無錫市から工場建設の認可を取得
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040818-00000487-reu-bus_all

 [ソウル 18日 ロイター] 韓国のハイニックス半導体<000660.KS>は18日、中国江蘇省の無錫市から、欧州のSTマイクロエレクトロニクス<STM.PA>と共同で20億ドルの半導体工場を建設する認可を取得した、と発表した。
ハイニックスは先週、工場建設について債権者の合意を得ていた。中国での工場建設により、同社は中国で半導体市場を開拓し、報復関税の可能性による影響も緩和することができる。債権者は同社株の81%を保有している。
ハイニックスは当初、8億ドルを投じて8インチウエハーの生産ラインを構築する予定。その後、12億ドルを投資して12インチウエハーの生産ラインを構築する。
ハイニックスとSTマイクロはすでに、フラッシュメモリーの開発で提携している。
(ロイター) - 8月18日15時34分更新

212とはずがたり:2004/08/25(水) 16:56
実家の近所の家も落雷に遭い,テレビや電子レンジなどがオシャカになったそうな。

落雷、家電を直撃 精密化で弱さ、故障は昨年の5〜6倍
http://www.asahi.com/national/update/0825/013.html

 この夏、落雷で家電製品が故障する被害が各地で相次いでいる。異常な暑さが続いた影響で、平年より落雷の数が激増したのが主な原因だ。加えて、製品の精密度が増して落雷に弱くなったことや、ブロードバンドの普及で屋外からの回線に常時接続しているパソコンが急増し、雷の進入口になっていることも一因になっているようだ。

 松下電器産業によると、落雷によるファクスやテレビなどの修理依頼や問い合わせが、7月に昨年の約6倍にあたる約600件寄せられた。パロマでも同月、落雷による給湯器の故障が例年の5倍にのぼった。

 多発する落雷が故障を誘発している。全国で落雷を観測し、情報提供するフランクリン・ジャパン(神奈川県相模原市)によると、7月の全国の落雷数は、昨年の約1.6倍にあたる約166万回。月別にみると、ここ4年間で最多を記録した。

 大阪管区気象台によると、落雷が多いのは異常な暑さが原因という。太平洋高気圧が平年よりも広く日本上空に張り出しているため、気温の高い日が続き、太陽熱で暖められた空気が上昇気流となり、雷を発生させる積乱雲を形作るという。

 ただ、家電の故障が増えたのは、家電自体に問題があるとの指摘もある。落雷による社会的被害などを研究する東京大先端科学技術研究センターの妹尾堅一郎特任教授は「精密化が進み、わずかの電圧の変化でも不具合を起こす製品が増えた」と話す。

 複雑な機能を制御するマイコンを搭載した家電や、微弱な電圧で動くパソコンなどは、落雷による過電流の影響を受けやすい。ケーブルテレビの普及で屋外と家電を接続するアンテナ線も増え、これらも落雷による電流の進入口になっているという。

 妹尾さんは「落雷対策についてメーカーの意識はまだまだ低いのが現状。使用者が過電流を防ぐ装置を付けたり、コンセントや回線などを抜いたりするなどの自衛が大切だ」と指摘する。 (08/25 15:11)

213とはずがたり:2004/08/31(火) 14:49
三洋電機、次世代DVD規格の「HD DVD」陣営に参加へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040831-00000729-reu-bus_all

 [東京 31日 ロイター] 三洋電機<6764.T>は、主導権争いが続いている次世代DVD(デジタル多用途ディスク)規格について、NEC<6701.T>や東芝<6502.T>が提唱する「HD DVD」に参加する方針を決定した。広報担当者が、ロイター通信に述べた。三洋は、「HD DVD」が現行のDVDに関する技術を継承しているため、コスト負担も少なくてすむうえ、消費者にとって使い勝手もよいことから参加を決めたという。三洋は、2005年秋に国内で「HD DVD」方式に対応したプレーヤーを発売し、その後に米国でも発売する予定。さらにDVDレコーダー発売も計画している。

 次世代DVD規格を巡って、「HD DVD」陣営は、ソニー<6758.T>や松下電器産業<6752.T>などが推進する「ブルーレイ・ディスク」陣営と標準規格争いをしている。三洋は、光ピックアップなどの基幹部品で強みを発揮しており、「HD DVD」陣営にとっては技術やコストの面で競争力アップにつながる。三洋は、光ピックアップでは世界シェア4割を持っている。
(ロイター) - 8月31日14時36分更新

214magenta:2004/08/31(火) 22:22
はがきサイズのWindows PC「HagakiPC」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040901-00000093-myc-sci

長野県の三石印房は、はがきサイズで薄型・軽量重視のモバイルPC「HagakiPC」を開発した。同社では、大きさ135(W)×109(H)×18(D)mm、重さ約340gの試作品の開発に成功。今後はOEM提供などを予定しており、現在、提携先を模索中だ。価格は10万円以下が想定されるとのこと。

キーボードは装備しておらず、ソニー「VAIO type U」のように液晶一体型のタッチパネルで操作を行うスタイル。CPUはAMD Geode SC1200 266MHz、メモリは128MBを搭載。また、内蔵フラッシュメモリ128MBも搭載するほか、外部CFスロットも装備。OSは、外部スロットのCFカードやマイクロドライブ、または内蔵フラッシュメモリから起動できる。

インタフェースは、CFスロットのほか、ステレオヘッドフォン出力×1、USB1.1×1を本体上部に装備。ネットワーク用のモデム/LANポートは搭載していないが、CFスロットかUSB接続の機器を別途用意すれば利用できる。バッテリは市販ニッケル水素充電池4本を使用しており、3時間20分(2500mAhバッテリ使用時)の連続利用が可能。

OSは、Windows 95/98/2000/XP、Linuxなどに対応し、各OSのグラフィック/オーディオ/タッチパネルドライバ等が提供されるという。現在、製品化については未定だが、同社としては「PDAの代わりになる製品」としてアピールしていきたい考え。

(大塚実)

製品画像はこちら
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/08/31/006.html

今度の"U"は550g! - ソニー、タッチパネルの「VAIO type U」を発表
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/05/10/004.html

HagakiPC
http://www.hagakipc.jp/


(MYCOM PC WEB) - 8月31日21時9分更新

215magenta:2004/08/31(火) 22:47
スレ違いかもしれませんが…

夏休みの宿題でネット検索が過熱!「天気」は20倍
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040831-00000401-yom-soci

 夏休み最後の日曜日となった29日、インターネットの検索サイト「ヤフー・ジャパン」で、「夏休みの天気」「読書感想文」など、夏休みの宿題に絡むキーワードの検索が、大幅に増加したことが、サイトを運営するヤフーの調べで分かった。

 夏休み終盤になって宿題に取り組む小中学生らが、手がかりを見つけるために集中的に利用したとみられる。ヤフーでは、これらのキーワード検索は、31日にピークを迎えるとみている。

 検索件数や順位は明らかにされていないが、「夏休みの天気」の検索数は、8月1日と比べ約20倍、「読書感想文」は約4倍に増加し、いずれも月間最高を記録した。昨年の8月29日と比べて「夏休みの天気」は56%増、「読書感想文」が210%増で、ヤフーは「小中学生にインターネット検索が浸透していることを裏付けている」と分析している。

 「読書感想文」と組み合わせた検索では「世界の中心で、愛をさけぶ」「五体不満足」などのベストセラーが多かった。検索キーワードの中には「1日でできる自由研究」「簡単な自由研究」などもあった。
(読売新聞) - 8月31日3時9分更新

216香川県民:2004/08/31(火) 23:43
メインストリームにもL2が2MBのPrescottを採用したPen4 6xxシリーズを投入。
モデルナンバーの細分化はデュアルコア投入後のマーケティング戦略を変更するための布石か?

■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■
IntelがPentium 4 6xx(Prescott 2M)ファミリを2005年頭に投入
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0831/kaigai114.htm

●600番台のProcessor Numberが登場

 Intelは「Pentium 4 6xx」ファミリを、来年(2005年)早々に投入する。Pentium 4 6xxの正体は、90nm版Pentium 4(Prescott:プレスコット)のL2キャッシュ強化版「Prescott 2M」。Intelは、これまで高価格のPentium 4 Extreme Editionブランドだけで投入する計画だったPrescott 2Mを、Pentium 4 6xxとしてより広範囲に低価格帯にまで普及させる。

 Pentium 4 6xxはL2キャッシュが2MBに増量されたほか、「Enhanced Intel Speedstep Technology(EIST)」と呼ぶモバイル同様のSpeedStep技術も実装される。SpeedStepが実装されているためPentium M系に見えるかもしれないが、CPUコアはDothanコアではなくPrescottコアだ。

 今回のPentium 4 6xxファミリ投入には、これまでの新CPU投入と大きく異なる点がある。それは、Pentium 4 6xxがPentium 4 5xxを置き換えるものではない点。Intelは、Pentium 4 6xxを、現在のPentium 4 5xxファミリと平行して販売する。全く同じ価格帯に、Pentium 4 6xxとPentium 4 5xxが並ぶ。ただし、同じ価格帯では、Pentium 4 6xxの方が、動作周波数が低くなる。つまり、Intelは、同価格で、“高クロックだがL2キャッシュが1MB”のPentium 4 5xxと、“L2キャッシュが2MBだが低クロック”のPentium 4 6xxの選択肢を提供する。

 IntelのPentium 4 6xxでの新戦略は、2005年中盤のデュアルコアCPU「Smithfield(スミスフィールド)」での戦略が同種のものである可能性を強く示唆している。IntelはパフォーマンスCPUがデュアルコアに完全に置き換わるのではなく、デュアルコアとシングルコアの両ラインが平行して提供されると説明しているという。とすると、2005年前半はPrescott 2MとPrescottが同価格で提供され、2005年後半はSmithfieldとPrescott(Prescott 2M)/Cedarmillが同価格で提供されると推定される。

218香川県民:2004/09/03(金) 01:42
高スペックで上位に位置付けられるパーツも良いですが
こういう下位に位置付けられる製品の投入も重要ではないかと思いますな。

ATI RADEON X800SEの小売市場投入を決定
http://fcj.s18.xrea.com:8080/modules/news/article.php?storyid=1058

HKEPCによると、ATIは8月31日にOEMのみといわれていたRADEON X800シリーズの下位モデルRADEON X800SEを小売市場にも投入する決定をしたという。

ATIがRADEON X800SEの小売市場への投入を決めたのは現在のATIのラインナップで$299の部分に穴がいているため。NVIDIAは$299でGeForce 6800を投入している。
RADEON X800SEは8本のピクセルパイプラインと6つのバーテックスrシェーダ。コアクロックは425MHz。メモリインターフェイスは256bitで128MBのGDDR3を搭載する。メモリクロックは800MHz。

RADEON X800SEが投入されるのはAGPのみで、PCI Expressの$299はRADEON X700XTがカバーする。

219香川県民:2004/09/03(金) 01:47
発展途上国向けに投入されるShelton。
発表当初、このCPUの正体はPrescottコアの選別落ち品ではないかと伝えられていましたが
本当の正体はL2キャッシュを無くしたBaniasコアのPentiumMのようです。

Intel Shelton レビュー
http://fcj.s18.xrea.com:8080/modules/news/article.php?storyid=1055

HKEPCにIntelのSheltonサンプルボードのレビューが掲載された。Sheltonはセカンドキャッシュ無しのPrescottコアCPUとも言われていたが、正体は別物のようだ。

HKEPCが入手したSheltonのサンプルボードはD845GVSH。
Mini-ITX規格のマザーボードで、メモリスロット、IDEは一つづつ。FDDとPCI、オンボード上にサウンドとVGA、LANを搭載。
外部端子はPS2,USB 2.0x2,LAN,Sound,VGAのみで、シリアルとパラレルは無い。
搭載するチップデットはi845GV + ICH4。

220とはずがたり:2004/09/06(月) 21:33

最尖端指向のルネサスと正反対指向のミツミの意見の一致ですな。

ルネサステクノロジ、ミツミに北海道・千歳工場を売却
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040902-00000013-nkn-ind

ルネサステクノロジとミツミ電機は1日、ルネサスの千歳工場(北海道千歳市)をミツミに売却することで基本合意した。

古い生産プロセス工場の構造改革を進めるルネサスと、半導体事業の拡大を狙うミツミの思惑が一致した。

12月に譲渡予定で、金額は今後詰める。

千歳工場に勤務する約450人強の従業員は、2年間の出向扱い後に転籍する予定。

千歳工場はルネサスの100%子会社、ルネサス北日本セミコンダクタが所有し現在、汎用マイコンを6インチウエハーで月産1万4000枚(8インチ換算)でフル操業している。

プロセスルールは0・35―2マイクロメートル。

生産金額は110億円で(03年度実績)、適正利益を出しているという。

ただ中長期的にみると需要が減る見込みで、「どこかで閉鎖という案にしたくない」(伊藤達ルネサス社長)という考えから売却先を探していた。

221香川県民:2004/09/06(月) 23:01
不具合によって第三四半期に出せないようなので、第四四半期のOEM供給に多大な影響を及ぼすのは避けられないと思われます。
RADEON IGPシリーズはメモリやUSBの相性問題もありましたが、オンボードながら高いグラフィック処理能力を持つチップセットであり
田舎でPCショップを営む知人もえらく気に入っていたんですが・・・。

ATi 次期チップセットの投入を後退へ
http://www.septor.net/

ATiは、Q3中の投入を予定していた次期統合型チップセット2製品、RS400及びRS480をQ4のリリースへと後退させたようだ。
RS400はPentium 4プラットフォームをサポートする製品で、これまでにはI/O周りの不具合などから2度の改定作業が行われたと言われている。
また、RS480はK8プラットフォームに対応し、こちらもわずかながら問題を抱えていたという。
両製品はGMA 900相当の性能を持つグラフィックスコアを搭載し、RS400はデュアルチャネルDDR2-533/667とDDR400メモリをサポートする。
なお、これら2製品の後退に伴い、ALiではATiチップ向けに設計したM1573サウスブリッジの量産を延期しているようだ。

223とはずがたり:2004/09/20(月) 16:14
規格争いは消費者に混乱を招くだけだが,規格制定でしか儲からないのだから仕方がない。

次世代DVD規格争い激化 東芝などが新団体設立へ
http://www.asahi.com/business/update/0918/017.html

次世代DVDの2陣営
HD−DVD 東芝・NEC・三洋電機>>213・メモリーテック
ブルーレイディスク ソニー・松下電器産業・日立製作所・デル・サムスン電子・TDK

 高画質の映像を長時間録画できる次世代DVDの規格争いで、「HD―DVD」を作る東芝、NECなどの陣営が来年初めに独自の団体を発足させる。すでに対抗する「ブルーレイ・ディスク(BD)」のソニー、松下電器産業などの陣営が団体発足を決めており、ビデオテープやDVDレコーダーに続いて、規格をめぐって業界「真っ二つ」の様相だ。関連各社は、どちらの団体を選ぶかを迫られる。

 次世代DVDは、地上デジタル放送などの高画質映像を記録できるディスクとして期待される。だが、関連企業がBDとHD―DVDに分かれる構図になっている。

 ディスクの大きさは直径12センチで同じ。でも情報を読み書きする層を置く場所が異なり、互換性がない。容量はBDが勝るが、HD―DVDは現在のDVDと似た技術のため「製造コストを抑えられる」(東芝)とする。このまま普及段階に入ると、ビデオで起きたVHSとベータマックスのような争いになるとみられる。

 HD―DVD陣営はこれまで、現行DVDの規格を決めた世界的な標準化団体「DVDフォーラム」で規格を話し合ってきた。このフォーラムには対立陣営のソニー、松下などを含む世界の主要メーカー200社以上が加盟していて、陣営の色分けは、はっきりしていなかった。

 HD―DVDの新団体は近く関連する企業に呼びかけを始め、来年初めの発足後は、技術に関する情報交換などをする。すでに、東芝、NECのほか、三洋電機やディスク製造大手のメモリーテックなど約30社が集まる見込みだ。関与の度合いに応じて3段階のメンバー資格を設け、加入しやすくするという。

 これに対しBD陣営は規格を話し合う「BDファウンダーズ(BDF)」(13社)を02年に結成。今年10月にはBDFを発展させた「BDアソシエーション(BDA)」を発足させる予定だ。
(09/18 17:27)

225magenta:2004/09/21(火) 19:41
カナダの発明家、鼻で操作する「マウス」を開発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040921-00000002-wir-sci

カナダの発明家がこのほど、鼻とまぶたの動きで操作するコンピューター用ポインティングデバイスを http://synapse.vit.iit.nrc.ca/Nouse/index2.html 開発した。ハンズフリーになることで生産性向上が見込める作業や、身体障害者向けのデバイスとして期待される。

 名称は『ノウス』(Nouse)。「Nose as Mouse」(マウスとしての鼻)というフレーズを短縮した造語。カナダ学術研究会議(NRC)の情報技術研究所に所属するドミトリ・ゴロドニチ氏が発明した。

 システムは、コンピューターに接続されたカメラと、動作認識ソフトウェアで構成される。カメラから入力されたユーザーの顔の映像から、鼻の動きをソフトウェアが認識し、画面上のポインターの動きに変換。また、意図的なまばたき(2回連続したまばたきなど)やウインクが、マウスのクリックとなる。

 ノウスの研究論文は、科学雑誌『イメージ・アンド・ビジョン・コンピューティング』および『ニュー・サイエンティスト』に掲載されている。
(WIRED) - 9月21日18時0分更新

226とはずがたり:2004/09/22(水) 01:05
>>225
すげぇ。
友人の知り合いが足マウスを自作して使っているというのは聞いたことありますが。

227とはずがたり:2004/09/22(水) 01:18
>>223

2004年09月21日(火)
ソニー、次世代ゲーム機は「ブルーレイ」採用へ
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/keizai/20040921/JAPAN-157655.html

 [東京 21日 ロイター] ソニー<6758>のゲーム事業子会社であるソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の久多良木健社長兼グループCEOは、開発中の家庭用ゲーム機「プレイステーション2(PS2)」の次世代機について、次世代光ディスク規格である「ブルーレイ・ディスク」に対応させることを明らかにした。次世代機は、再生専用規格である「ブルーレイ・ディスクROM」を採用する。同社は、ソニー陣営が推進する「ブルーレイ・ディスク」をゲーム機にも採用して規格普及を後押しするほか、ゲームをプレイする以外の用途も拡大する。

 久多良木社長は、次世代ゲーム機で、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタル多用途ディスク)、ブルーレイ・ディスクROMの3つのフォーマットを採用する方針を明らかにした。これに伴い、デバイスも開発していくという。また、これまでの「プレイステーション」用ゲームソフトなどのライブラリーも使えるようにすることを検討している。

 一方、携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」について、久多良木社長は、「冬から販売する。しかし、今日は価格に関しては発表しない」と述べた。将来、「PSP」で映画、本、音楽などが楽しめるようになるという。久多良木社長は、携帯型ゲーム機市場をほぼ独占している任天堂<7974><7974>の「ゲームボーイアドバンス」と比較して「PSPでは、まったく新しい市場を狙いたい」との見解を示した。さらに、久多良木社長は、「『PSP』については、本体は整っており、あとはソフトの問題」としていた。「PSP」には、60社のゲームソフトメーカーが既にソフトを開発することで契約しており、さらに100社が契約を検討しているという。「PSP」用ゲームタイトルは現在、105タイトルを予定している。

228とはずがたり:2004/09/22(水) 01:50
>>227

新型PS2発表 任天堂追撃へPSポータブルも投入予定
http://www.asahi.com/business/update/0921/104.html

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)と任天堂の両大手ゲーム機メーカーが21日、相次いで年末商戦向けのゲーム機戦略を発表した。国内だけでなく海外でも両社は激突する立場。お互いの主力製品を強化しながら、低価格化も進めて火花を散らすことになりそうだ。

 SCEの久多良木健社長は同日都内で会見し、据え置き型ゲーム機「プレイステーション2」の新モデルを11月3日に発売すると発表した。基本性能は従来機と同じだが、厚さが約3分の1の2.8センチという薄型。体積は約4分の1、重さは半分弱となる。

 オンラインゲームに対応するため、ネットワークへの接続端子を標準装備した。オープン価格だが、現在の1万9800円(税別、希望小売価格)よりも安くなる見通し。

 一方、任天堂は新型の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」を12月2日に、税込み価格1万5000円で発売すると発表した。携帯型で圧倒的な強さをもつ同社は、年末商戦の主戦場を携帯型としたい考えで、二つの画面を搭載した新機種としては「幅広い年齢層が買いやすい額にとどめた」と自信をみせる。

 携帯型では任天堂に挑む立場のSCEは、年末に「プレイステーション・ポータブル(PSP)」を投入する予定。両社の全面対決が予想される中、任天堂は国内外での流通や宣伝準備のため、ライバルに先駆けて詳細を公表した格好だ。対するSCEの久多良木社長はこの日、価格や詳しい投入時期について言及を避けた。

 両社の激突の構図は、同時期に海外でも繰り広げられそうだ。年末商戦が日本より早く始まる北米では、任天堂が「DS」を11月21日、149.99ドルで発売する。SCEも新型プレステ2を日本より早く11月1日、北米では149ドル、欧州では149ユーロで発売。携帯型、据え置き型の違いはあるものの、両社は同じ価格帯で、世界中のゲームファンの奪い合いを演じることになる。

(09/21 22:50)

229香川県民:2004/09/23(木) 02:50
DOOM3というキラーコンテンツの存在が大きいんでしょうねぇ。

DOOM3がハイエンドAGP8xカードの販売に好影響

http://fcj.s18.xrea.com:8080/modules/news/article.php?storyid=1141
http://www.digitimes.com/news/a20040922A7055.html

DigiTimesによると、DOOM 3の影響でATI、NVIDIAともにハイエンドAGP8Xグラフィックカードの小売での需要が伸びているという。

ATIは追加でRADEON 9800シリーズ用に1400枚のウェハをTSMCに注文する計画。
ATIは11月に70,000個のRADEON 9800チップを出荷できる。RADEON 9800カードのターゲットは$170-200未満。

NVIDIAは第四四半期に低価格版のGeForce FX 5900シリーズを計画しているという。

230さむらい:2004/09/23(木) 04:29
パソコンを電源を入れたら、「BMS CPU.....Microcode OK AMIBIOS Power Management Ver.1.10 (C) Copyright 1998,American Megatrends Inc Invalid HIBERNATION partition / file...RUN HDPREPEZ... Drive not Ready Insert BOOT diskette in A:Press any key when ready」と表示されてWindowsが起動しません。どうしたらいいか分かる人はいませんか?

231とはずがたり:2004/09/23(木) 05:47
よくわかりませんがフロッピーディスクが入りっぱなしになってたりしませんか?

232さむらい:2004/09/23(木) 06:13
いや、フロッピーディスクはちゃんと出してますよ。2chのパソコン板でも相談してみました。そうしたらシステムインストールディスク(起動用)が必要なことが分かかりました。システムインストールディスクは普通の電気屋さんで売ってますか?

233さむらい:2004/09/23(木) 06:21
2chのパソコン板で相談したらシステムインストールディスク(起動用)は普通には売ってないと言われました。どうやら修理しないといけないようです。

234とはずがたり:2004/09/23(木) 06:37
ひょっとしたら起動ディスクをパソコン買ったときにつくったのでは?
もしくはウインドウズのCDロムが必要なんでしょうか?
お役に立てられなくてすみません。香川県民さんの方が俺より詳しいかとは思いますが。

235さむらい:2004/09/23(木) 06:58
>>234姉からのお下がりなんで買った時のことは分かりませんが、2chではシステムインストールディスク(起動用)は買った時についてると言われました。

236さむらい:2004/09/23(木) 07:01
>>234いえいえ、気にかけていただいただけで、本当に感謝しています。ありがとうございます。

237とはずがたり:2004/10/04(月) 21:23
>>223 >>227

米映画会社フォックス、次世代光ディスク規格「ブルーレイ」に参加
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041004-00000796-reu-ent

 [東京 4日 ロイター] 次世代光ディスク規格「ブルーレイ・ディスク」普及推進団体、ブルーレイ・ディスク・アソシエーションは、米映画会社の20世紀フォックスが「ブルーレイ」陣営に参加すると発表した。
 次世代光ディスク規格をめぐっては、ソニー<6758.T>や松下電器産業<6752.T>などが推進する「ブルーレイ」と東芝<6502.T>やNEC<6701.T>が推進する「HD DVD」が競合している。フォックスは、意思決定に参加するボードメンバーになった。規格競争では、多くの映像ソフトを持つ映画会社などを取り込んだ方が有利になるため、両陣営は、米ハリウッドの映画産業への働きかけを強めている。
(ロイター) - 10月4日20時13分更新

240さむらい:2004/10/06(水) 22:50
パソコンを修理に出したら初期化したんですけど、ADSLはもう一度接続しないといけないんですか?

241さむらい:2004/10/06(水) 23:34
2chのパソコン板で聞いたら「当たり前や」と言われました。初期化なんで全てチャラの状態のようです。


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